前スレ落ちてたんで立てときました
レス数980か990で24時間放置するとdat逝きだったような
>>イチモツ!
女 \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
性 ../::::::::::::::::::::::::、::::::::::::::::::::::::::::::
い 声 レ ヽ:::::::::::::::::::::::::ヽ、,:::::::::::::::::::::::::
ま 優 ズ 〉∧i i゙i .|l, 、ヽ斗l' ヽ::::::::::::::
せ な じ /`トl、{.ヽ.l!、 イ℃)ヽ,i::::::::::::
ん ん ゃ >! (℃}`ヽ ヽ!"´´ ヽ l,:::::::::::
!!!! か な l 、 "/// ////// u |:::::::::
い i /// ヽ ._....-- 、. !::::::::
v-"!、u . .r‐''''"゛ l .il:::::::::
.、., i=@.、 ,,/ヽl::::::::`-..、'!、 /・/ l::::::::
! ./ `'".!::::::::::::::::::::`''!-ii=--;;'''".ノ |:::::::::
″ !:::::::::::::::::::::::::::::::::`"''ァ'"゛'., ー''│:::::
ハァハァ ,!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/]、,/ l::::::::
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iヽ,∧/i,7::::::::::::::::::::::::::::/ / ,l'l ,,i'!:::::::
┌, ‐''''ヽr‐┐:::::::::::::::/ __ /ノ |, \, ./ |::::::
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.,! 〈::./ .r'"'!ッ'"._ l'"´ =''゙/ !::::::
.:!. u -'" リ゙ .,iヘ,フ" ,, - ,,,7_,レ ,! /::::::::
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.゙'、ヽ_,,,..i''|′.l ./ ./ ''''ー′ l /::::::::::::
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10 :
sage:2010/06/20(日) 23:10:10 ID:GAiPBP+L
男なんて要らないのです
偉い人にはそれが分からんのですよ
相変わらずうりょっちはあいぽんラブだな
スフィアSSの人達はどっか行っちゃったのか…
今月も投下してくれてたろ確か
気長に待とうぜ
前スレに投下されてたじゃん
ぽっと頭の中に浮かんだんで書いてみました。
豊崎×寿です。
名前のところを変えればいろいろできると思います。
朝食
ピピピピピ………
聞き慣れない音で目を覚ます。
混沌とした意識の中で目覚まし時計を探す。
「あった…」
時刻は7時。
目覚ましを止め、ベッドを出る。
「うぅん………あ、そっか」
伸びをしてから自分の姿にようやく気づく。
俗にいう生まれた時の姿。
床に脱ぎ捨てられた下着やらなにやらを適当に着ていく。
「いやぁ、若さゆえってやつかなぁ」
視線の先にはベッドの中ではまだ、すやすやと寝息を立てて寝ている彼女の姿。
目覚まし時計の音で起きなかったのは耳が慣れたせいなのか、昨日の疲れによるものなのか。
前者だったら新しい目覚まし時計をプレゼントしてあげよう。
後者だったら………謝らなきゃなのかな、と考える。
カーテンを開けると日光が部屋に差し込んでくる。
朝の身支度を整えて、朝食の準備を始めようとしたその時、
「ん…んう」
背後でかすかに声が聞こえた。
振り返るとベッドの上で女の子座りで目をこすっている彼女の姿。
「おはよう」
「お…はよう…」
まだ彼女は意識がしっかりしていないようだ。
普段の彼女には見られない様子が見れてちょっぴり得した気分。
が、そんなことよりも、もっと衝撃的な事実が。
彼女が寝た時の姿は生まれた時の姿。
すなわち起きた時も生まれた時の姿である。
そんな彼女の姿に見とれていた。
「ん?…どうしたの?………あっ」
彼女は自分の姿に気づくと瞬く間にベッドのシーツに身をくるんだ。
そんな姿を見てついつい顔がにやけてしまう。
「あ、あきちゃん、ほらそっち向いてて…」
顔を真っ赤にして、遠まわしに服を着たいということを伝える。
その様子はあまりに可愛らしく、それでいて官能的で私の神経を刺激する。
シーツがはだけないようにしっかりと握り締めながらベッドを降りる。
私は脊髄反射で行動していた。
昨晩彼女の着ていた服を一瞬で回収する。
「あ、あきちゃん!」
「なぁに?」
それを見た彼女が片手でそれを取り返そうと奮闘する。
「返してよ、あきちゃん!」
「あのね、みなちゃん、私お腹すいちゃった」
「会話になってないよ!」
「だから、みなちゃんを食べたいなぁって」
「へ?」
「えいやぁ!」
彼女の服をテーブルの上に置き、空いた両手で彼女をつかんでベッドに倒れこんだ。
状況的に言うと私が彼女の上に馬乗り状態。
「あ、あきちゃん!」
「ん、なぁに?」
「今日はお買い物に…」
「これが終わったら」
「朝一番の映画を…」
「ブルーレイ買ったげる、DVDじゃないよブルーレイだよブルーレイ」
「そうじゃなくて!」
「みなちゃん!」
「は、はい!?」
「いただきます!」
その後、半日かけて朝食を食べ、半日かけて許してもらいました。
もうすぐ夏ですね。
そうめんが食べたいです。
そんなこんなで衝動的になって書いてみました。
最後にただ今、寿×高垣を創作中です。
レッツタイピング!
>>21 GJGJGJGJ
ディナーも同じメニューですね、わかります
安心の美菜子受けブランド
あやみなも期待して待ってるよ!
いろいろと推敲しまして完成しました。
寿×高垣です。
若干のライブネタバレがあります。
新婚旅行は時間旅行
ライブ後のステージが私は大好きだ。
1人で舞台に立ち、まぶたを閉じる。
さっきまでの熱気がほどよく冷めて、不思議な感覚が心地よい。
頭の中には今日の映像が鮮明に映っている。
上手に出来たところ、ちょっぴり失敗してしまったところ。
今日1日のあらゆることが頭の中を流れてゆく。
「とおく〜とおくへと〜」
失敗したところを反省の意味もこめて動きの確認する。
「伸ばした手にふれたんだ〜」
声のしたほうを振り返る。
「あやひちゃん」
「やっぱりここにいた」
あやひちゃん。
私より背が低くて小動物みたいな可愛らしい先輩。
でもすっごく頼りになって1人の声優、1人の人として尊敬し続けている。
「みなちゃん、今日のライブどうだった?」
「今日もすっごく楽しかった。でも…ちょっぴり失敗しちゃった」
「そっか、じゃあ次はがんばろ」
「うん」
「なんて私が言えた立場じゃないけどね」
彼女はえへへと申し訳なさそうに笑う。
「そんなことないよ、あやひちゃんはリーダーなんだから」
「一番年上なだけだよ」
唇を尖らせて不満をアピールする。
そんな彼女を見ていると自然と笑顔になってしまう。
「ふふふ」
「えへへ」
彼女の笑顔を見ていると心が温かくなる。
「さ、そろそろ戻ろう。風邪ひいちゃうよ」
「うん」
私より身長の低い彼女。
私の前を歩く彼女の背中はとても小さい。
年下の私が言うのも変な感じだが素直に「愛おしい」と思えた。
「えいっ」
背後から肩越しに抱きしめた。
「ひゃっ」
かわいらしい声で驚く。
後ろを振り向くことなく言葉を続ける。
「なぁに、みなちゃん?」
「なんとなく」
「答えになってないよ〜」
「え〜と、じゃあ…あやひちゃんをぎゅってしたくなったから」
「もう、なにそれ」
「あやひちゃん」
「なぁに?」
「………」
「…みなちゃん?」
「あったかい」
「みなちゃんもあったかいよ」
私の手を彼女の手が優しく包む。
彼女に触れられると心が安らいでいくのがわかる。
いつまでもこうしていたいと思う。
「あ………」
彼女の手を振りほどき抱きしめるのをやめた。
「どうしたの?」
当然の質問だと思う。
「だってこうしてると、またあきちゃんとはるちゃんに何か言われるもん」
雑誌の取材でメンバーの中で結婚するなら誰?という質問に私はあやひちゃんと答えた。
あやひちゃんは私と答えてくれた。
それ以来、はるちゃんとあきちゃんは私たち二人を見るたびに「ご両人」とか「旅行のほうはどちらへ?」などといいからかってくる。
あやひちゃんは「もう、またそんなこと言って」と笑顔で流しているが私はそうもいかない。
もちろんふざけているのはわかっているが私の心はもやもやする。
それが表情に表れているのかわからないが、その度にあやひちゃんは「気にしなくていいよ」と優しく声をかけてくれる。
今日もそう言ってくれるものだと思っていた。
「じゃあ言われないとこならいいよね」
「ひっさしぶりだな〜みなちゃんの部屋」
「そうかなぁ?」
「そうだよ、それにみなちゃん全然呼んでくれないんだもん」
「それは、あやひちゃん忙しそうだったから、迷惑かなって」
「そんなことないよ、もっともっとみなちゃんとおしゃべりしたいんだよ〜」
あやひちゃんは拗ねたように口を尖らせる。
「じゃあ今日はいっぱいおしゃべりしよう」
「うん!今日だけじゃなくてこれからもだからね」
「うん!あ、そうだあやひちゃんあのね…」
部屋には二人だけだが私は彼女の耳元でささやいた。
こういうのは雰囲気が大事だと思ったから。
「えぇ!?それは…恥ずかしいよ…」
「だめ…かな?」
瞳をじっと見つめ語りかける。
「ずるいよぉ…みなちゃん」
「…だめ?」
「………じゃあ…今日だけだからね」
彼女の性格上、断れないことはわかっていたが卑怯な手を使ってしまったことを申し訳なく思った。
しかしそれ以上にうれしかった。
「どう…かな?」
再び部屋に戻ってきた彼女は制服姿に変身していた。
「かわいい!かわいいよ!あやひちゃん!」
私は夜にもかかわらずつい大きな声を出してしまった。
着ている制服はライブで使用したもの。
でもライブの時よりは少しスカートの丈を短くしたり、着崩したりで可愛さレベルはそうとうなものになっている。
私も同じデザインの制服に身を包んでいる。
「いいよぉ無理にお世辞使わなくても…」
「お世辞じゃないよ!かわいいよ!それでいてセクシー!」
「わ、わかったから、もう…そんなに言われたら恥ずかしいよ…」
顔を伏せてスカートの先をもじもじといじる姿に熱暴走しかける。
「ほら、早く早く」
腰掛けていたベッドを軽くたたいて彼女をとなりに座らせる。
「う、うん」
彼女はまだ落ち着かない様子。
「こうしてると高校時代に戻ったみたい」
「もし私たちが同級生だったら、こういう感じだったのかなぁ」
「うんうん、そうかも」
「あ、でも…」
「ん?」
「私は、地味だから…みなちゃんに気づかれずに3年間が終わっちゃう…かな」
彼女は苦笑を見せる。
「そんなことない!それに…」
「みな…ちゃん」
「それに…こうやって出会えた…」
彼女の手をきつく握り締める。
「だから…絶対に出会える」
「…うん…出会える」
彼女も手を握り返してくる。
「そしたら、いっぱいメールしたり、いっぱいかたりっちしよ」
「かたりっちってなに?」
「かたりっちはかたりっちだよ」
「だからかたりっちって………」
二人だけの時間を二人だけで紡ぐ。
二人だけの方法で。
日本決勝トーナメントおめでとう!!!!!
起きててよかったです。
ということで寿×高垣でした。
どうだったでしょうか?
また新しいものを書いてみようと思います。
新スレ立ってたのかー、と軽い気持ちで開いたらニヤニヤが止まらないんだがどうしてくれる
36 :
名無しさん@秘密の花園:2010/07/19(月) 01:49:21 ID:oSf0KDl6
寿性格悪すぎて百合とかねえわ
ドS愛生×生意気美菜ちゃんの人はもう書かないのかしら
キモヲタは美人の真顔にビビる
39 :
名無しさん@秘密の花園:2010/07/31(土) 00:58:12 ID:0CTcfdgS
age
40 :
名無しさん@秘密の花園:2010/08/02(月) 13:48:25 ID:TA42WKsP
究極なサービス店の
博多濡れ妻に元アイドルが・・・・・
41 :
名無しさん@秘密の花園:2010/08/10(火) 02:22:09 ID:uD9MBYks
ほ
亀ひよ投下してた者ですが、佐藤聡美×日笠陽子で2レス借ります
しゃが→ひよの片思いチックなもんです
「…とまぁ、そんな男もいたわけよ」
「ふぅん、そうなんだ」
ぴかしゃはよく、昔付き合っていた男性の愚痴を私に言う。
曰く、同業者の友達でこんな話ができるのは私くらいらしい。
「しゅがには本当、何でも相談できるよー」
いつか、電話口でそんなことを言っていたのを思い出す。
あの時は、照れくさかったけど純粋に嬉しくて、「私でよかったら何でも聞くよ」なんて言った気がする。
でも、いつからだろう。
私にしかしてくれない特別なはずの話が、私を傷付けるだけの刃に変わってしまったのは。
「で、普通あんなことした奴がまた誘ってくるか?っていう。有り得なくない?」
こうして隣に座っていても、ぴかしゃが今考えているのはその人のことで。
私はただの、話を大人しく聞いてくれるよき相談者で。
それだけでも胸が締め付けられるみたいに痛いのに、さらに私を見て、こんなことを言う。
「で、しゅがは?」
少し期待するような、いたずらっぽい目。
あ、ぐさってきた。とどめを刺された気分。
「…だから私は、付き合ったこととかないってばぁ〜」
「あーもう、ほんと勿体ないよ」
残念そうに呟いて、大袈裟に溜め息をつく。
本当はしたくないのに、私は笑うしかない。
本当は、怒りたいし、泣きたいし、もうそんな話しないでよって言って、困らせてみたい。
でもそんなことも出来ない臆病者だから。
だから、ちょっとだけ。
「…あ。でも、ひどい人を好きになったことはあるなぁ」
「えっ、マジで!?」
「うん。全然私の気持ちに気づかないで、平気でほかの人の話とかするの」
「うわー…それ最悪だわ」
「でしょ?おまけに私に好きな人いないかとか、聞いてくるんだよ?」
「…最っ低野郎だね」
「うん。ほんと、最低野郎だ……」
ちょっとだけ、仕返ししてみたり。
以上です
失礼しました
GJ!前投下されてたやつも良かったけど、今回のも良かった
BSの銀河鉄道999特番でメインキャスト3人の同窓会トークがあったんだが
だいぶ前にこのスレで言われてた通り池田さんと野沢さんの仲が良すぎてホントに萌えてしまったw
上級者すぎw
>>47 私も1日目から見てて最終日の今日も見てるけど、確かに萌えたw
最近のうりょっちは百合度高いなぁ。
あいぽんへの愛は消えてしまったみたいだけど。
>>50 あいぽんは少し前にうりょ宅に行ったんだから安心しろ
何週か前のらりるれで楽しそうに話してたよ
ネギまOADのオーディオコメンタリーはまさかの藍ゆうだった。
OADにコメンタリーなんかついてんのか
31人でコメンタリーやったら伝説なのにw
おとボクラジオでまどかちゃんがかんちに言った「知ってるでしょー?」が可愛すぎる
かんちがよーくよーくまどかちゃんの事を知ってるってことですね
>>55 かんちとまどかは、姉妹のようにほんわかな二人と思いきや
たまにドキッとする発言するから参るな…いいぞ、もっとやれ!
Aice5はどの組み合わせでも大変美味しくいただけます
だからSSカモン!!
智ます好きだったなぁ
確か保管庫にもちょいちょいあるし
智ますも大好きだけどまど朱が少ないのがちょっと残念
まど朱好きな人って少ないのか…?
>>59 好きだぜー!
智ますがサムエロとツンデレを補給できるとしたら
まど朱は、初々しさともどかしさがつまってたように思う。
かんちがまどかに対してだけは、ちゃんづけで読んでることにも当時萌えた。
あれ?保管庫また見れなくなってる?
ほんとだ、なんでみれなかったんだろう
誰もいない隙に誰得カプ、寿美菜子×日笠陽子を投下させて頂きます
2レスほど
この子を見てると、私は二十五年間何をしてきたんだろうなぁって、考えてしまうことがある。
だって、私が高校出立ての時なんて、自分の将来像もまだ何も見えてなくて。
もし身近な大人に「助けて」なんて腕を掴まれたりしたら、は?ってなってたと思う。
なのに、
「…美菜子は平気なの?」
大の大人の私にしがみつかれながら、それでも尚堂々と立ってる十八歳の女の子。
とても、同じ地球の同じ国で育ってきた同じ生物には見えない。
「うん、すごく楽しみ」
ケロッとした笑顔で言うことは、数週間前の打ち合わせや、数時間前のリハーサルとなんら変わらない。
打ち合わせの時に「わー楽しみー!」なんて言っておいてリハでは足がガクガクだった私とは大違いだ。
「…あー……私なんてこうしてないと立ってるのも危ういよ」
「大丈夫だってー、ひよっちさん」
ぽんぽん、と頭を撫でられる。
う…これはかなりの屈辱。
「い、いつか絶対一人でステージまで行けるようになるんだからっ」
ますます子供っぽくそう言うと、笑っていた美菜子が急にキョトンとした。
不思議そうに私を見つめる。
「え、私なんか変なこと言ったっ?」
それとも前髪おかしい?と髪に手を当てると、ううんと首を横に振る美菜子。
「わかんないけど…なんか、それは嫌かも」
「え?」
「うん、嫌。一人で行けるようにならないで?」
「え、え、なんで?」
「…わかんない。けど、なんとなく」
早口でそう言って、しばらく綺麗な目で私を見つめる。
「わ、わかりました…」
その瞳に抗えなくて見上げながら小さく言うと、その頬がほんのり赤くなった。
と思ったら、いきなりステージまで強引に歩き出す。
「も、もう行くのっ!?」
「うん!しゅっぱーつ!」
突然、異様なテンションで腕を掲げる美菜子。
何がなんだかわからないけど。
これが噂の、寿ホールというやつなのだろうか。
以上
いつもひよっち関連ですみません
中堅声優のも書けたら書いてみたいんだがなんか難しくて
なばいとがまた燃料投下したな
>>66 GJ!!!!
何という俺得wwww
良かったです
好きだったサイトさんがどんどん閉鎖していってるぜ……(まりーな嬢のブログ参照)これは書き手からしたら怖いよな…
>>70 ナマモノはあらゆる二次創作の中でも群を抜いてデリケートだからねえ…
そういうのに理解があるからいい、とは言わないけど本来はひっそりとやるジャンルだし
好きなだけに難しい問題だわ
サイト減るのはいいが投下減るのがイヤだな
井上麻理奈のブログ見てもよくわからんのだけど
本人に同人誌が渡っちゃったから自主規制で閉鎖してるとこが多いってこと?
>>73 そういう事
行きつけのサイトが2件も閉鎖してマジでヘコんだ
閉鎖してなくても自粛して更新停止してるところもある
ほえーそういうもんかー
まぁ声優同人の存在を知った一般ファンが紛れ込む可能性とかもあるもんな
>>75 あとブログを見た声優仲間が自分の同人サイトを探したりね
色々な可能性があるからこそ細心の注意を払う必要がある
自分の同人誌が渡されたワケじゃないのに閉鎖って
自意識過剰すぎるだろ
たとえバレバレだとしても表向き許容していたとしても本人及び本人に話が飛びそうな関連者やファンにはひた隠しにしといた方がいい・・・本人に不快な思いをさせないため
サイト持ちや同人作りはすぐにでも逃げられるようにしておいた方がいい・・・本人及び事務所にブラック認定されるのを避けるため
いつ訴えられてもおかしくないことをしてる自覚を持つくらいはしておいていい
保管庫更新しねーの?
する人がいない
生糸はなぁ…同じ事務所声優からも冷ややかな目でみられてるんじゃねぇか? うぜぇって感じで
川澄能登も同じく
バカップルはそりゃ傍から見たらうざいわな
SS発掘したので、ちょっくら投下してみる。
うりょます。
------------------------------------------------------------
楽しそうにiPhoneを操作する横顔を見て、あたしはため息を漏らした。
――こうやって黙ってれば、普通にきれいな人なのになぁ〜……。
もったいないというか、残念というか。
まぁ、その部分が魅力でもあることは確かなので、仕方ないと言えば仕方ないのかもしれないけど。
それにしたって……。
「……ちょっと。人の顔見てため息つくのやめてよ」
「あ、すいません。ちょっとその、考え事をしてて……」
「なに、なんか悩み事? わたしでよければ相談にのるけど?」
いやいや、気持ちはありがたいんですけど、それだと相談というよりは苦情になってしまうんで。
――とは、さすがに言えない。
「いやぁ、ものすごい相談料取られそうなんで。遠慮しときます」
「む、失礼な」
「はは、冗談ですって。っていうか、そもそも悩み事って程の事じゃあ、」
「かわいいシール小娘の話なら、お皿2枚で聞いてあげるのに」
「って、結局取るんかい!!」
この間、ミッ○ィーちゃんボウル献上したばっかじゃないッスか!
1つじゃ足りませんでしたか、あれでも結構がんばってシール集めたんですけど! ねぇ!?
涙目でつかみかかったあたしの頭を、その人――浅野さんは、笑いながらポンポンと優しくたたいた。
地獄に仏のごときスマイル。
ただし、地獄を作ってるのも同じ人間だからタチが悪い。性質が悪い。
「ふふ、うそうそ。いつもありがとね、うりょっち」
うりょっちから貰ったお皿は、裏に『うりょっち』って名前書いて、大事によけて置いてあるからね。
……ずるい。
たまにしか見せてくれない、邪気の欠片もないような優しい笑顔でそんなこと言われたら、
「……ありがとうございます」
また、フェアが始まったらシールを集めてあげてもいいかなって思っちゃうじゃないですか。
「へんなの。なんでうりょっちがお礼言うの?」
ちょっとだけ熱くなってるあたしの頬には気づかないでいてくれているらしい。
浅野さんはくすくす笑っている。
「あれ、ホントだ」
「あ、わかった。『わたくし如き小娘に、浅野様のシールを集めさせて頂き有難う御座います』ってこと?」
「浅野さん!!」
どうしてそう、すぐ調子に乗るかなこの人は!
「あはは、うそうそウソウソ」
……ダメだ。さっきからあたしがムキになるのを完全に面白がってるよ、この人。
それに乗っかって一喜一憂してるあたしもあたしだけども。
「もー……、そういうことばっか言ってるからですよ、浅野さん」
「あはは……、ん? ちょっと待って今の聞き流せない。なに? 言ってるから……、なに?」
「なんでもないでーす」
内心で舌を出しながら、真顔の追求から逃れる。
ふっふーん、あたしだってやられっぱなしじゃないですからねーだ。
「ちょっ、なんだよー!」
「『いい意味』ですって、いい意味イイ意味」
「嘘をつけー!!」
うろたえてぎゃあぎゃあ騒ぐ姿からは、大人の女性としての余裕とか威厳みたいなものは一切感じられない。
かわいいなぁとは思うけど、自分もそんな風になりたいかと問われると、……ちょっと微妙。
でもまあ、なんだかんだ言って結局のところは、
「あたしは、そういうところ含めて浅野さんのこと大好きですよー」
「誤魔化されるかー! “は”ってなんだ“は”ってー!!」
「これ以上はちょっと、自分の口からは……」
――今はまだ、冗談に混ぜた愛の告白。
「うりょっちぃ〜!!」
End.
------------------------------------------------------------
以上です。
あれ、このうりょもしかして騙されてry
いいと思います
GJ!
90 :
sage:2010/10/31(日) 01:28:07 ID:UEFIqN+8
誰か豊崎と日笠で書かんかな
↑スマンsageのとこ間違えた・・・
はブドラマCDのスタッフコメワロタ
畑さんと清水愛、ラブラブ沖縄旅行中
どんだけ〜
いぐちともこたんも、この前二人で温泉に行ってたな
うりょのノロケにウヒョ
今までに一度もあがってないCPでSS挑戦したいんだけど、なにかあるかな
あみ×かも
プルルルル、カチャ
かも「あ、大地さん。お疲れさまです。あのですね、三瓶由布子とあたしとで何か新作作れませんかね。」
プルルル、カチャ
あみ「あー、桜井カントク。おつかれちゃんすー。あのですね、ぺとー、あ、さんぺーゆーことあたしとでー、なんか新作作れませんかね」
ギャグ日とスイートバレリアンズの新シリーズが決まりましたとさ
あれ?二人絡んでないな
ミルキィホームズのコーデリア役の橘田いずみがなかなかの逸材のようだね。
ニコ生で宣伝するゲームの男キャラ会話飛ばしまくって画伯キャラに一人お熱だったいず様
スフィアのANNでの遙の発言「お泊まりの時はひとつのベッドで一緒に寝てる」この言葉から遙×美菜子のSSを誰かお願いします。自分には無理だった…
>>100 ほぼ確実にガチレズだけど一般人の彼女がいるみたいだな
blog見ればわかるよ
ガチ彼女?だとしたら堂々としてて気持ちいいな
橘田blogで時々話題に出てくるハニーってのは、少なくとも大親友 の女性のようだね。
クリスマスイヴも一緒に過ごしたようで。
とりあえず橘田さんは某ましまろ会のように餃子会を結成して欲しい。
プライベートで仲良い一般人の女性が発覚(?)するのは珍しいね
今まで百合的に話題になったのは植田佳奈が引っ掛けたメイドさんと大亀あすかの同居人ぐらいかな?
ハニーでblog検索したら成田ゆうこって名前が出てる記事があった。
んでググったら、成田ゆうこってアイドルみたいだね。
あけこのような、彼女彼女言ってるだけの普通の友達臭がするぜい
まあ親友百合って萌えるけど
わりとよくある名前だしな
>>108 まいたも一般女性の家(確か山梨とかだった気が)によく行くとか言ってなかったっけ?
レズじゃない女性声優なんていません、って言ったの誰だっけ?
何だそれすげえなww
遂にゆかりが孕ませたと聞いて
>>115 それはレズ声優スレのネタだろw
男なんていらねえんだよはナバだが
橘田さんの美人でかっこいい彼女を自慢したくてしょうがない感じがかわいい
ミルキィスレより転載。
橘田さんのガルフレ好きっぷりはまあ予想通りだが、
最終行のみもりとラジオの相方についてkwsk
三森すずこと新田恵海ってTPさくらとラブライブで共演してるんだっけか。
371 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2011/01/11(火) 07:21:00 ID:kwXCEOf9
ttp://blog.surpara.com/galkko/archive/2011/01/83781_2.html 橘田さんはあれだ、これ見て熱のこもり様にわろた
みころんとそらまるは本当に仲よさそうな感じするね
みもりはTPさくらのラジオの相方から慕われてる感が強い……って、スレ違いか
画伯と野中さんのss書いたけど発表の場がないことに気づいて泣けた
スフィアのss書いたけど発表の場がないことに気づいて泣けた
>>122>>123 ここはそのための場所なんじゃなイカ?
それか各々の百合スレがSS可ならそこか
確実に保管庫に保存してもらいたいなら、ここの方がいいとは思うが
読みたいよ!
発表ならここにドンとこいだぜ!
最近藍ゆうは下火なのかなあ…
けいおん関連は元気だけど
藍ぽんの露出が少ないし最近は絡みがないんじゃない?
ああ見えて画伯は八方美人だしw
藍ぽんは最近うりょっちのブログに登場してるね!
うりょの本命は相変わらずなっちゃんなんだろ?
>>129 ネギまの長編アニメ化が始まれば
画伯はヒートアップするさ。きっと。
画伯「アニソンぷらすをご覧の皆様こんばんわ。小林ゆうと申します」おじぎー
野中「野中藍と申します」右にならっておじぎー
色々宣伝したのち、
画伯「それではっ、ぅアニスォーンヌ!しゅっ、しゅしゅしゅしゅ」無駄にキレのある謎の動き
野中「…ゆうちゃん早くっ」合体ぷらす待ち
画伯「あ、すみません野中さんお待たせして。ブルァース!」シャキーン!
野中「ぷ、ぷらーす」しゃきーん
今月のナレーション福井ゆかり「あいぽん、ゆうちゃん、ありがとー」
こんなん見たいよテレ東さん
画伯の擬音w
東京駅新幹線ホーム―。
花澤「今日は新幹線で旅行だよ。でも、どこに行くんだっけ?」
戸松「香菜ちゃん、何言ってるの? 今日は明治村とモンキーパークを見に我が故郷・愛知県に行くんだよ」
(そう言って花澤の右腕を引っ張る)
花澤「そうだったよね!」
(頷く花澤。すると…)
竹達「ちょっと待ってよ、今日は私と香菜ちゃんは広島の竹原に行ってついでに本場のお好み焼きを食べる約束でしょう」
(そう言って花澤の左腕を引っ張る)
花澤「えっ…!」
竹達「先に香菜ちゃんと約束したのは私でしょ!」(花澤の右腕を強く引っ張る)
戸松「あんたこそ、途中からしゃしゃり出てきて何言ってるの!?」(花澤の左腕を強く引っ張る)
花澤「二人とも痛いよ…」
戸松「私の方が香菜ちゃんとの付き合いは長いのよ!」(更に強く引っ張る)
竹達「あんたより、私との絆の方が強いに決まっているじゃないの!」(こちらも更に強く引っ張る)
花澤「止めて! 私が真っ二つに裂けちゃうよ〜!!」
『ビリッ!』
ガバッ!(布団から飛び起きる花澤)
花澤「ハァハァ…すごく怖い夢だったわ……でも…そうだ、3人で明治村とモンキーパークを見た後で足を伸ばしてお好み焼きを食べに行けばいいのよ!」
細かい事はあんまり気にしない、それが花澤クオリティ―。
(おしまい)
大昔、能登スレで書いて、こっちにも転載された作品のセルフパロディです。
じゃれつく小清水と邪険にする三瓶
は定番になりすぎて誕生日verですら話題にもならなくなったな
サイガーはかわいい女の子大好きみたいだけど、百合なの?
え?何?本スレ落ちた?
あみぺに限らずこのスレ冬の時代だな
春はまだかのう
智ます読みたいなあ
誰もいない…
ここにいるぞ
145 :
名無しさん@秘密の花園:2011/02/26(土) 15:26:16.16 ID:p1yy9QwR
age
Aice5ちょっとだけ復ッ活ッ!から久しいけど
ちあKING×堀江さんは
わりとありなんじゃないかって思うんだ
ふむ、いいぞ話せ
ほっちゃんがぎゅってしてる写真は最高だったな
麻上洋子と吉田理保子が抱き合ってチュッ?!
151 :
名無しさん@秘密の花園:2011/03/15(火) 02:57:07.95 ID:SLo+kK4L
実在の人物でレズ妄想するのは倫理的に抵抗があるので
リアルガチビアン声優を紹介してください
こんな時に、需要のなさそうな俺得カプ投下
サトリナ×新井さとみん、新井さん視点
つれゲーの二人が可愛すぎた。キャラ崩壊もいいとこだがご勘弁を。
誘ったのは、彼女だった。
夕食時もとっくにすぎて、そろそろ子供は寝る時間。ちらりと見た窓の外は真っ暗闇になってた。
私の出身地も星はあんまり見えないけど、都内のここはもっと星が見えない気がする。
いつだったかぽろりとそんな事を言ったら、彼女はいつもの柔らかい笑顔で受け止めてくれた。
否定せずに、ほんわりと。それはまるで彼女の雰囲気そのままで、不覚にもどきりとしてしまったっけ。
そんな大人の時間に、彼女の性格そのまま現したような柔らかい雰囲気のお部屋で、私達は大人らしく、缶ビールやワイン、焼酎なんかを持ち寄って、ささやかな飲み会を開いてた。
毛足の長いマットが敷かれたお部屋の中の優しい色のソファの上。
手にしたビールをぐいっと一口。しゅわしゅわとした感触が喉の奥を通り抜ける。
次いでやってきた胃の中が火照るような感覚に、私は少しだけ目を細めようとして、ぺしり、と肩を打つ感触に眉を潜めた。
「さっとみん」
もぐもぐと背中あたりから聞こえるご機嫌な声に更に眉を潜める。
ちらりと視線をやれば、隣に足を投げ出したまま、私の背中とソファの間に顔を埋めたりなっちの姿。
元々白いほっぺたを桜色に染めたご機嫌な酔っ払いさんは、私の視線を見つけると、ふにゃりと可愛らしく口元を緩めた。
無防備な笑顔に、アルコールで刺激された胃の中以上に熱くなった胸の奥に気付かないふりをして、私は視線を戻す。
ソファの前にちょこんと置かれたテーブルの上には、ビールの缶と開封されたワインや焼酎の瓶、―――数種類。
明らかに用意したおつまみとは比例しない量のアルコール。仕事帰りにりなっちと一緒に買いに行った物だ。
誘ったのは、りなっちだった。
今日のお仕事も無事に終え、バッグにケータイやらお菓子やらをしまっていた私の元へとことこと近づいてきたりなっちは、「さとみん今日うちこない?」っていつものほんわか笑顔で誘ってくれた。
仕事終わりに居酒屋やご飯にはよく行ってたけれど、彼女の家へ誘われることは彼女との短くない付き合いの中でも、あまりないことで。
だから、嬉しくて嬉しくて、私は浮かれながら、そのお誘いを受けた。
背中で当の彼女が身じろぎをする感触。
衣擦れの音と、むぐむぐと言葉にまで昇格できなかった声が聞こえて。
私は、意識しないように精一杯“普通”を演じながら、彼女との距離を取るために少しだけ前屈みになる。
だけど、すぐに私の背中を追いかけるように柔らかい感触も移動して、私のささやかな抵抗は無駄に終わった。
りなっちはお酒が強いわけじゃないけれど、かといって極端に弱いわけでもない。
お互いに大人だから、自分の許容量は把握しているつもりだし、特にりなっちはしっかりしてるから、お酒の場での振舞い方がすごく上手くて、こんなにふにゃふにゃに酔っ払う姿は滅多に見られない。
本当に酔っちゃうのは信頼してる人の前だけだって、前に彼女から聞いたことがある。
その時は、その彼女から“信頼されている人”が羨ましくて、ちょっと、ほんのちょっとだけ嫉ましかったけど。
背中に感じる暖かい感触。
視線を隣へ移せば、もう少し警戒心を持てよ!って言いたくなるくらいに無防備に投げ出された、白い足。
りなっちにとって、私は、彼女の“信頼してる人”の枠に少しでも入り込めてるって解釈してもいいのかな。…そうだったら、いいなぁ。
(だって、)
だって、私は―――。
「さぁとみんっ」
甘ったるい声と共に、にゅっと白い腕が伸びてきた。
反応する間もなく、その白くてやらかいのは私のお腹の上で交差。
「りりり、りなっちっ」
彼女のいきなりの行動にどもった私を無視して、お腹の上で交差したのよりも、もっと柔らかくて暖かいモノが、今までよりもぴったりと背中にくっついた。
「なぁに考えてるの?」
むぐむぐと聞こえるくぐもった声。
素面でも十分に優しい甘い声は、アルコールのせいでその甘さに拍車がかかってて。
ただでさえ、彼女の声に弱い私の心臓を刺激する。
彼女が喋る度に暖かい感触が腰辺りを撫でていく。
それは彼女の柔らかい唇がそこにあるということを嫌という程私に意識させて。
耳の周りに集まる体温。
早まる鼓動を、止められない。
だれど、引き剥がすことなんて私にはできなくて。
やめて、と言葉にしようにも喉の奥が引き攣ってしまって。
私は、誤魔化せない程に早まった鼓動を、後ろの彼女に聞かれないことをただ願うしかなかった。
だって、りなっちは知らないのだ。
女友達のこんな他愛も無い接触で、誤魔化しきれないくらいに、私の心臓が早鐘を打つことを。
その笑顔を見ただけで、胸の奥が締め付けられることを。
何気なく話かけられただけで、たまらなく嬉しくなることを。
彼女は知らないのだ。
私が、彼女に抱いている感情が、友情以上のそれだって。
―――知らないのだ。
一つ小さく深呼吸して、私は口を開いた。
いつも通りの大きさで、いつも通りの強弱で、りなっちの仕事仲間の“さとみん”の声で。
「ビール飲んでんだよう。見たら分かるでしょ」
仕事柄、声を演じる事には慣れている。ましてや相手は酔っ払いだ。
感情がすぐに表情に出ると注意される私でも、顔さえ見せなければ、十分に対応できる。
自分に言い聞かせて、もう一度深呼吸。大丈夫。
未だに私の背中とソファの間でむぐむぐと私のお腹を離さないりなっちの仕草に一々びくりとしないように、必死で体を抑え付ける。
不自然な動きにならないように注意しながら、ビールを煽って、おつまみとアルコール類で散かったテーブルの隙間にかたんと置いた。
ちらり、と気づかれないように、背中にへばりつくりなっちを見やる。
私の腰に顔を埋めて。茶色いふわふわの髪の毛がちょっと乱れてた。
髪の隙間から顔出す小さな耳はほっぺと同じ桜色。
酔ったりなっちは可愛らしい。
普段のふわりとしながらもしっかりした彼女は、酔っ払うと、途端に子供のように無防備になるからだ。きゅうっと胸の奥が締め付けられる。
その茶色を優しく梳いて、可愛らしい耳のふちを優しく撫ぜたら、どんなに気持ち良いんだろう。
今の自分には決してできないと分かっているくせに、私はそう思うことを止められなかった。
この可愛らしい酔っ払いを好きになったのはいつからだったか。
正確には思い出せない。元々、明確な線引きでここから好き!という恋愛はしてなかったから。
ただ、初めて会った時から、彼女の仕事への姿勢がすごくすごく好きだったことは覚えてる。
関わった仕事の話をする真剣な横顔や、マイク前へ立つ後ろ姿が、かっこよくて。仕事への愛に溢れてて。
私にとっては、嫌なことから逃げた末に行き着いたこの世界だったから、そんな彼女の姿勢がとても眩しかった。
思えばもうその時から、私は彼女へ同僚や友人以上の感情を向けていたのかもしれない。
同じ職業なのに仕事が噛み合わなければ、二度と会えなくなることがザラなこの世界で、りなっちとの仕事は途切れることはなかった。
でも、それが幸運かと聞かれれば、素直に頷くことはできない。
大好きな彼女に会えるのは単純に嬉しい。嬉しいけれど、それは同時に、小さな痛みを伴った。
彼女は優しい。
それはりなっちの本質で、私はその優しさが大好きだ。
けれど、当たり前に、それは私だけに向けられるものではなくて。
気持ちを自覚した時から、彼女に告げようとは思わなかった。
あまり物怖じしない私でも、同性の友人に対して初めて抱いた感情を告げるのは、ただ、怖くて。
年齢を重ねてそれなりに改善されたと思っていた逃げ体質が頭を擡げた。
―――そのくせ、決して独り占めできない彼女の優しさを他人が受け取るのを見るのが辛いだなんて、いい歳して本当に勝手だ。
はふ、と溜息をついて、テーブルの上のビール缶を見やる。汗をかいた缶の足元には、小さな水溜りができていた。
もぞり、と背中で動く気配がしたと思ったら、数分ぶりに彼女の上半身が私の隣へ戻ってきた。
相変わらず白い肌を桜色に染めて、だけど、その表情はさっきまでのご機嫌なそれとは違ってた。
「ためいきついた」
舌っ足らずに吐き出されたそれに、うっと言葉が詰まる。
酔っ払いだと思って油断していた。密着した体から、伝わったのかもしれない。
動揺を押し隠して、私はにへらと笑って見せる。
「違うよう。…げっぷ!ビール飲んだからげっぷしたんだよっ」
「うそ」
はしゃぎ気味に放った言葉も空しく、りなっちに短く切り捨てられた。
怒ったような表情でじいっとこっちを見つめる視線に耐え切れず視線を逸らす。
純粋な真っ直ぐなそれに、自分の邪まな感情まで見透かされてしまいそうで怖かったから。
だって、単純だとか喋らない方がいいんじゃないだとか、友人たちに言われる私でも、これだけは分かってた。
この気持ちを知られたら、それは多分彼女との関係が終わることを意味するということを。
告白も離れることもできない逃げ腰な私が、彼女との関係を続けていくには、今のこの距離がベストなのだ。
「嘘じゃないよ」
若干声音が低くなったが、酔っ払い相手ならば及第点。
心の中でひっそり思って、どう話題を変えようか頭を回転させる。
ぐるぐると考えを巡らせていたら視界の隅に小さな茶色が入った。
ぽっちゃりした体に大きな瞳を持った虎模様。この部屋のもう一匹の小さな住人。
彼はこちらをちらりと一瞥すると、形の良い尻尾をくるりと振って、まるで興味なさげにぷいっと隣の部屋へ消えていった。
何度かこのお部屋にお邪魔したけれど、家主自慢の愛猫は一度も私に懐いてくれない。
撫でようと手をの伸ばしてもそっけなくするりと避けられるばかりで、一度もその柔らかそうな茶色に触ったことがなかった。
そんな私を見て、りなっちは「猫は警戒心強いから」なんて笑うけど、多分そうじゃない。
人間よりも何倍も敏感な彼は、きっと分かってるんだ。
大事な大事なご主人様に邪まな感情を抱いてるやつのことを。彼は誰よりも分かってるんだ。
不意に、肩に柔らかい感触と、甘い香り。
視線をやれば、小さな彼女の頭が私の肩にそっと乗っていて。
普段のじゃれ合いではあり得ない至近距離に、落ち着きを取り戻していた心臓が再び走り始めた。
「うそだ」
私にしか聞こえないような、小さな小さな声。
それは私の鼓膜を、酷く甘く、刺激した。
必死に返す言葉を探すけれど、どくりどくりと全身に鳴り響く鼓動が邪魔をする。
いつも考えていることをそのまま口に出してしまうくせに、今はそれもままならない。
するり、と肩に乗った彼女の頭が動いた。
離れる気になったのかと胸を撫で下ろしたら、柔らかいそれは離れるどころか、私の首筋に鼻先を埋めるように擦り寄ってきて。
直接触れる肌。彼女の熱がそこからダイレクトに伝わってくる。
全神経がそこに集中して、まるで体中で彼女を感じている錯覚に陥った。
あつい。あつい。火傷してしまいそうだ。
彼女の熱と、響く脈動に思考回路が奪われる。
「相変わらず、嘘つくの下手くそだねぇ、さとみんは」
彼女が声を発する度に首筋にかかる吐息。
その度にびくりと震えてしまう体をもうどうすることもできなくて。
奪われた思考回路の端を手繰りよせ、紡ぐべき言葉を必死に探した。
「う、嘘なんかっ、」
「ついてるよ」
上擦った私とは対照的に、りなっちはいつも通りの優しげな声音で言葉尻を攫っていく。
その“いつも通りの声”は、彼女にとってこの接触が友情以上の意味を持たないこと同義で。
友情以上の意味のないじゃれ合いに、心が掻き乱される自分が酷く滑稽だった。
「目、泳いでるもん」
小さく囁きながら、彼女の頬は猫のように静かに私の首筋を撫で上げる。
体が言うこと聞かない。筋肉へ命令を与える神経も全部彼女の感触を得るために総動員されているみたいだ。
「声だって、ぜんぜん違う」
彼女の頭が動く度に、ふわふわの髪の毛が頬をくすぐって。
甘い彼女の香りが私を包み込む。
「ね、さとみん」
私の首元で、柔らかな頬とつるりとした鼻筋の感触がゆるりと動く。
彼女の吐息も髪の毛も頬も鼻も、すべてが私から正常な思考回路を奪い去る。
「どうして、私がさとみんの事、分かっちゃうか、」
一層潜まる声。まるで内緒話みたいにこっそりと。
子供がずっと隠しもっていた大切なおもちゃの在り処を打ち明けるように、彼女は言葉を切って。
「ちゃあんと、わかってる?」
頭が痺れるような、甘い甘い声が、鼓膜を刺激した。
一瞬遅れて、すりすりと小さく動いていた彼女の頬が大きく動き、それまでとは明らかに違う柔らかなモノが、私の首筋へ押し付けられた。
それがなんなのか、鈍くなった頭でも、すぐに、分かった。
「わああああっ!!」
気付いたら、反射的に声を上げて、私はソファから立ち上がっていた。
停止していた思考回路が一気に動きだす。
心臓がこれまでにないほど大きく拍動して、警報音のように全身へ響き渡った。
(―――だって!)
だって、だってだって!今のは、今の感触は!
明らかに唇の感触だった。なんでどうして、そんなこと!
ぐるんぐるんと回転を始める頭では正常な答えは見つけられなくて。
混乱した頭は、一番慣れ親しんだ選択肢を私へ投げた。
つまりは、ここから退避せよ。
「ああああ、あたし、帰る!」
「え、ちょっと、」
「しゅ、終電なくなっちゃうし!」
バッグも上着も無造作にひっつかんで。
りなっちの不満げな声も聞かなかったふりをして、部屋のドアノブに手をかける。
「でも、まだでんしゃ、」
背中で彼女の声がしたけれど、どくりどくりと五月蝿い心臓の音でなにも聞こえない。私はなんにも聞こえない!
ひたすらに言い聞かせて、玄関へ。
「じゃあね!りなっち!」
パンプスも半分脱げたような状態で、転がるように外へ飛び出した。
玄関の扉が閉まる直前、部屋から玄関へ続く廊下で、彼女の愛猫がぺしり、と呆れたように尻尾を振ったのが一瞬だけ見えた気がした。
あとから考えればそこまで慌てることもないのに、むしろその方が怪しいのに、その時はもう無我夢中で、その場から逃げることしか頭になかった。
だから、玄関の扉へ消える私の背中に、彼女が呟いた言葉は、私には一つも聞こえていなかった。
「…いくじなし」
おわり
ここまでされたらもう気づけよと思わないでもない。
お目汚し失礼しましたー。
>>163 めちゃめちゃ焦らされましたww
ホントにいくじなしなんだからっ!
マジでGJ!
ほうほう!乙です!
書いてみたけど無理だったから、誰か悠木碧ちゃんと寿美菜子ちゃんのssを書いてください
同い年にしかできないことだって色々あると思うんだ
あお×みなってあんまり想像というか妄想思い付かないな
ただ、あなたのたった一言で、世界が、変わる。
***
アフレコ終わりの休憩スペース。
大きな窓の前におかれた白いテーブルと何脚かの椅子が日の光に照らされてキラキラしてた。
この場所には帰り支度をしてる人、スタッフさんたちと雑談に興じてる人、お昼ご飯を食べてる人様々だった。
私もその中の一人で、白い椅子に腰掛けて帰り支度をしていた。
午前中のこのお仕事で今日はもう上がりだったから、ランチでも行こうかなぁ、なんてぼんやり思ってたら、すとん、と隣に人の気配。
何の気なしにそちらを向くと、ここ数日私の頭を悩ませて止まないりなっちの姿があって。
胸の奥がびくりとするのを自覚する。
「お疲れさまー」
けれど、にこにこ笑顔の優しい声音に、思わずにへらと笑ってしまう。
彼女の笑顔は非常に感染力が高い。こんな複雑な心境の私も、頬が緩まずにはいられないもの。
数日前の夜。
りなっちの家での二人きりの飲み会で、彼女の行動に驚いて不自然に逃げてしまってから、今日が初めての顔合わせだった。
彼女に不審に思われてないか心配だったけれど、特にそれについて言及されず、いつも通りに仕事も終えた。
それは、つまりやっぱり“あれ”は私の意識しすぎで。
あの夜の行動は彼女にとってただのスキンシップだったって事で。
それが判明して、胸を撫で下ろしたのだけれど、それと同時に、少しだけ残念に思ってしまったのも、また事実だった。
―――もしかしたら。
もしかしたら、彼女も同じ気持ちなんじゃないか、なんて考えてしまっていたから。
今までの彼女との付き合いから、その可能性は限りなく零に等しいって分かってるくせに。
手にしていたペットボトルをくるりと回す。
重力に従って、半分くらい入っていた中身もゆっくり波打った。
分かっていた事だから、今更傷ついたりはしてないけど。
むしろ、今までの関係に変な傷が付かなくてよかったくらいだ。
でも、少しくらい虚無感に苛まれてしまうのも許してほしい。
「お疲れさま」
視線を微妙に外して応えたら、「今日も大変だったね」と優しい声。
「さとみん、やっぱ何か“降りて”きてるよね」
「えぇー」
「こう、動きも声もお芝居もさ、全部がなりきってたよ」
少しだけ弾んだ声の彼女。
その楽しげな声が向けられているのが自分だというだけでも嬉しいのに、私のお芝居まで褒めてくれて。
胸の中に蟠ってた虚無感が薄らいでいくのを感じる。
彼女のきっと意識なんてしていないような言葉だけで、気持ちが上向くなんて、我ながら単純だ。
同時に、それくらいで浮かれてしまうくらい隣の彼女の事が好きなのだと、再確認してしまう。
「私好きだなぁ。さとみんのお芝居」
「……なによぅ、りなっち。そんなに褒めてもなーんにもでませんよー」
何だか妙に照れくさくてちゃかしたら、楽しげな笑い声が耳に届く。
きっと私の大好きなふにゃふにゃ笑顔で笑ってるんだろうな、と思いながら、照れた気持ちを紛らわそうと手元のペットボトルをぐりぐりと弄った。
「でもさ、本当だよ。初めて会った時から、ずっと思ってるもん」
続いた笑みを含んだ優しい声。
すごくすごく嬉しけど、その何倍もくすぐったくなって、益々ペットボトル弄りを止められなくなった。
なんとか「ありがと」と小さく呟く事に成功して、ペットボトルの中でゆらゆら波打つ緑茶に視線を落とす。
りなっちの含んだような笑い声を最後に、私たちの間に沈黙が横たわる。
短くない付き合いから、それほど苦でもなくて。それは多分りなっちも。
無理に話題を作ろうとは思わず、ぼんやりとペットボトルを見つめてた。
そうしてるうちに、何人かのスタッフや共演者が挨拶をして休憩スペースを去って行った。
それに、挨拶を返したりしながら、大きな窓から降り注ぐ太陽の光のぽかぽかがとても気持ちが良いな、なんて思う。
ふと気付くと休憩スペースには二人だけになっていて、だけど、落ち着く時間だった。
彼女の笑顔も声も姿も、心も、私は皆好きだけれど、何よりも、こんな風に一緒にいてとても落ち着く、その雰囲気が大好きだった。
彼女の穏やかな優しい波長が、マイペースな私にはとても心地良かったから。
するり、と横から衣擦れの音。
ペットボトルをくるり、と回す。若草色の液体が、太陽の光を反射してきらりとした。
「好きだよ」
まるで何でもない事のように、私の芝居を好きだと言ったような声音で、その言葉は私の鼓膜を刺激した。
あまりにもいつもと変わらない声だったから、一瞬、何を言われたのか分からなかった。
何度か頭の中で反芻して、ようやく私は、その意味を理解して。
彼女の方へ、振り向いた。
こっちを見ていたりなっちと視線が交差する。
彼女は、いつもの笑顔を引っ込めてて、すごくすごく、真剣な顔をしていて。
まるで、マイク前に立って画面を見つめる時のように、まっすぐに私へ向けられる瞳に、今の言葉が、嘘やからかいから来る物じゃないと察する。
どくり、どくり、と心臓が走り出す。
言葉が出ない。
だって、それは、今の言葉は。
私が、ずっと彼女に対して持っていた感情と―――。
目の前のりなっちは、薄い唇をきゅっと噛んでから、ゆっくりゆっくり、動かし始めた。
「いつ、言ってくれるかな、って思ってたんだけどさ」
瞼を一瞬伏せて、ゆるりと持ち上げる。
黒目がちな瞳が私を心ごと射抜いてく。
「多分、さとみんと同じ意味で、私はさとみんが好きだよ」
それは、欲しかった言葉で。
だけど、諦めていた言葉で。
ぎゅう、と胸の奥が締め付けられるような感覚にかられる。
痛いくらいなのに、なぜだかすごくすごく甘くて、泣きたいくらい幸せな感覚だった。
「ば、ばれてた…の」
何を言えばいいのか分からなくて、零れ出たのはそんな言葉。
怖いくらいに真剣だったりなっちの顔が、瞬間、ほろりと崩れた。
「てたの。あれだけされたら、さすがに気付くよ」
「ええっ」
「差し入れとかも私だけ別だしさ、私の好きな物ばっかだし。あと、ずっと…まあ、色々だよ!」
最後は強引に切り上げて、りなっちはふにゃりと笑った。
りなっちに言われた事にはすごく心当たりがある。言えないからせめて、なんて思ってやっていた事だった。……のだけれど。そんなにあからさまだったのか。
頭の中に「あんたは分かり易いから」と苦笑いする友人達の顔が浮かんだ。
不意に、腕をそっと掴まれる感覚。
腕を見やると、りなっちの指。白くて細いそれは、小刻みに震えてて。
視線を上げれば、俯いたりなっちの旋毛が見えた。
「どうしよ。大丈夫だと思ったんだけどな」
「すごい緊張してたみたい」と、こてん、と私の肩に落ちてきた彼女の額。
笑おうとして失敗したような弱々しい声音。
迷子の子供みたいなそれに、胸の奥が切なく鳴いた。
あれだけ悩んでたくせに、あんなにも諦めていたくせに、私の体は考えるより先に動いてた。
震える小さな背中に、そっと手を回す。
「さとみん、全然言ってくれないんだもん」
「うん」
華奢な背中。
掌でそっと撫でると、彼女の震えがより直接伝わってくる。
掌も肩も全部熱い。彼女と触れている場所が、熱い。
「飲み会の時も帰っちゃうし」
「ごめん」
ぎゅ、と肩に押し付けられる力が強くなる。
縮まる距離に、彼女の心臓の音まで聞こえてきそう。
弱々しく吐かれる言葉。
じわりじわりと泣きたくなるくらい暖かいものが私の心を満たしてく。
私は、ここにきてやっと、彼女の“好き”の意味を理解し始めていた。
彼女が私に向けてくれている感情が、本当の本当に、私と、同じなんだと。
触れれば心が高鳴って、声を聞くと嬉しくなって。
彼女の笑顔が在るだけで、ただ幸せになる。
―――それと同じだと。
どうしよう。
嬉しくて、涙が出そうだ。
「ごめんじゃ、ないよぅ」
半分泣いてるみたいな声で、吐き出された言葉に、泣きそうになるのをぐっとこらえる。
私は、そっと周りを見渡して誰もいない事を確認すると、背中に置いているだけだった手を伸ばし、ぎゅっと彼女を抱き締めた。
背中と同じくらい華奢な肩。
こんな風に腕を回せる事にまた泣きそうになる。
これ以上ないくらいにぴったりくっついて、そっとふわふわの髪を撫でた。
伝えたい言葉は、たった、一つ。
「私も、りなっちが好き」
言いたくて言いたくて、だけど決して伝えられないと思っていた言葉。
こんな風に伝えられる日がくるなんて思ってなかった言葉。
きゅんと鳴く心。
熱くなる目頭に何とか抗って、もっとぎゅっとくっついた。
「……言わせちゃってごめん、ね」
「ほんと、だよぅ」
隠しようもなく泣いているだろう声音に苦笑して、髪の毛をゆっくりゆっくり撫で付けた。
泣きそうなくらい幸せなこの気持ちが、少しでも彼女に伝わればいいな、と思いながら。
あなたの、たった一言が、私の世界を変えるの。
泣きたいくらい、しあわせに。
おわり
お目汚し失礼しましたー
>>174 いえええええい超GJ!!!
もっと書いてくれてもいいんだからねっ!!
>>174 GJ。
じれったくなって佐藤さんから告白ですか。新井さんも幸せですな。
いちゃいちゃモードの2人も見たくなった。たとえば超電磁砲ごっこする2人とかw
>>174 小悪魔りなっちと正反対の幼な子のようなりなっち…どっちのりなっちも可愛いですね
良いお仕事でございます♪( ̄▽ ̄)b
>>174 前回に続いて超GJ!
次作も期待して良いのかな?良いんだよね?
179 :
名無しさん@秘密の花園:2011/04/07(木) 02:48:47.41 ID:VpVRz4TX
竹達花澤はまだー?
誰か豊崎×日笠と戸松×寿をお願いします
この2組はけっこうお泊り会やってるので
ちなみに戸松寿はお泊りのときは一緒のベッドで寝てるらしい
いいだしっぺのry
♪
☆
?
〆
で、SSはまだかね?
まだですー
ネタをください><
寿、悠木、早見が3人でデート
日笠が豊崎家にお泊り
橘田スレより転載。
これは評価せざるを得ない。
183 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 03:12:30.43 ID:A2EyFCWv0
>159
「いずさまはすぐ泣くんだから」って言われたのをきっかけに2年の月日をとびこえ
ハニーと恋人生活を送る一方でみころんへの想いに揺れ動くことになるのか…
もしくは引っ込んだ先で
「そろそろ乙さん勝つ頃だし戻ろう?みもりんもそらも心配してるよ?」
「うぇ〜ん!いや〜あんなところ戻りたくない〜!ここにいる〜!」
(うわぁ…)「でも最後、顔ぐらい出さないとお客さんも本気で心配しちゃうし…」
「うぅ…、じゃあみころんがキスしてくれたら行く…」
(えぇぇぇぇ?)「そ、そういうのはちょっと盛岡の家族に申し訳ないっていうか…なんか…」
「じゃあこのままお家かえる」
(ええっ?この格好のまま?絶対変なこと起こっちゃうよ、そんなことあったら大変だしえ〜い!)
ちゅー
「どっ、どうでしょう!?こここ、これでもも戻ってみる気になりましたでしょうか!?(〃〃)」
「みころんヒドい!わたし同情でキスなんてされたくないのに!!なんでそんなことするの!?」
(えええええええ!いったい私にどうしろと!?)
という我侭言い放題デスマッチが裏で繰り広げられてたのかもしれん
>>191 みころんというよりエルキュールだろこれw
193 :
名無しさん@秘密の花園:2011/06/03(金) 20:31:07.77 ID:tNUfElq1
194 :
名無しさん@秘密の花園:2011/07/16(土) 02:20:54.71 ID:TJc6O/a0
若手での妄想ssがもっとみたかったけどもうすっかり過疎っちゃったのな・・・悲しい
>>194 もはや受け手側が妄想する必要が無い状態というかなんというか……
196 :
名無しさん@秘密の花園:2011/07/19(火) 05:10:15.87 ID:7RtY6OfC
みんな百合百合してるからなぁ
現実百合が妄想百合の斜め上行っちゃってるから仕方ない
シチュとか書いてくれれば誰か書いてくれるかもしれないよー(棒
妄想、妄想♪
かもさん×みゆきちってあり?
各々が妄想できるカプなら何でもありっしょ
あいゆうの再燃ぶりったらないな
203 :
名無しさん@秘密の花園:2011/09/10(土) 13:01:21.04 ID:5GMBRz6Z
デブビッチこと竹達彩奈虚言伝説まとめ
・「男は嫌いです」発言
・百合演出で百合オタにアピール
・「20歳の時に女性声優とのポッキーゲームが初キス」と発言
・実際は2004年時点ですでに貫通
・13歳の時点で何人かと交際済みのビッチ
花澤も竹達も言動からしてふつーに男好きオーラ出してんのに、
百合演出も何もないっしょ
大体女友達でキャッキャしてたら、男ヲタは男の影ねーなって安心すんのかしら
日笠の真逆の感じって前から言われてたじゃん竹達は
竹達に百合オタ/百合スキーセンスは感じても百合オーラを感じなかったので
この騒動はどうでもいいけど、初ラジで一緒になってリア充爆発しろと言ってた
ぬーさんの立場は……
男がいるから百合じゃないとか言ってるのがもはや甘え
勝手に百合妄想させてもらってる立場なんだから
現実とごっちゃにしないようにな。
現実はスルーでいい
過去の男よりも今の女
むしろ今回の騒動でショックを受けた竹達が花澤に
「どうしよ香菜ちゃん…」と涙目ですり寄り
先に流出した経歴をもつ花澤が
「大丈夫だよ」
と竹達の心を優しくケア
声豚男避けにわざとダミー男バラす作戦
>>205 花澤が百合アピールをしだしたのは、プリクラ騒動後だから奴のせいで男性不信になった可能性はあるけどな。
彼女とイチャラブクリスマス過ごした人はどのくらいおるんやろうね
ガチが一人くらい潜んでそうだけど
まぁ表には出んよね
キタエリ×後藤(弱)
伊藤静もすっかり大人しくなっちゃったな
声優陣も入れ替わりが激しくて、能登まわりの百合関係が面白かった頃が懐かしい
あの頃が一番盛り上がってたな
2006、7年ごろが活発だった気がする
test
キタエリは男の影が強すぎてちょっと
最近はミルキィ周辺と悠木碧ぐらいしかめぼしい話題が無い
いぐちともこたんはいつでも安定しているけどw
キタエリの嫁って誰だろ……
マネージャーでしょ
前に他の人が作った奴の方が出来が良かったと思う
色々抜けてるっていうか、これだとごく一部のみだし
作成者の好きな声優を中心にした関係図ってだけだよね
枝葉を広げたらきりがないかもしれないけど…
作者の好きな声優の関係図でもかまわんが、
もう少し名前の誤字はどうにかならんかったのかと思うw
向こうのスレでは頑張って直していたよ
声優さんは百合百合しいのにここは過疎ってるな…
235 :
名無しさん@秘密の花園:2012/06/27(水) 22:53:10.36 ID:umrHBvba
236 :
名無しさん@秘密の花園:2012/12/01(土) 21:13:33.39 ID:PdYHcD9g
237 :
名無しさん@秘密の花園:2012/12/05(水) 22:12:07.52 ID:ztAG+HP2
238 :
名無しさん@秘密の花園:2012/12/05(水) 22:36:37.40 ID:b2Y0Uly/
↑だれかとめてこいや!!!!!
御前は営業なのバレバレだったから別にどうでもいい
そうだな
でもおめでとう
241 :
名無しさん@秘密の花園:2012/12/06(木) 00:11:56.66 ID:eIHdGylZ
御前は男に興味ないからとか言ってたユリ豚さん
これが現実だよ
いや御膳は男の方も興味ある言うてたやん
強がらなくていいよw
伊藤静に限らず声優なんてみんな男大好きに決まってるじゃんwwwww
結婚程度で妄想が終わるとでも思っているのか
えっ
>>244 あんま関係ないな
素直におめでとうってだけ
247 :
名無しさん@秘密の花園:2012/12/06(木) 06:30:44.17 ID:Q4v6k8GI
むしろなばが「家族」扱いな所に新たな百合の形を見出だした
さすがダーリン枠
>>247 だよな
営業だなんだと言ってる奴はそこがわかってない
百合豚必死すぎてワロタ
>>249 むしろ二人の友情が本物だったことがわかって暖かい気持ちになった
>>247 家族って最強の繋がりだろ…なばいと、ありがとう、なばいと。
253 :
名無しさん@秘密の花園:2012/12/08(土) 03:26:50.23 ID:KtINih/B
まぁ夜は男にズコズコされてるけど
どうでもいい
現実の話なら声優板の個スレいけ
お前ら虚しくないの?マジで
>>255 静の結婚のことをさしてるなら、妄想に支障はない。
結婚くらいで、裏切られたとか虚しくなったとか言うやつは逆にすげぇなぁって思ってる。
妄想と現実は別だろ。
むしろ偽装結婚ネタが自分の中で産まれて妄想がウハウハw
百合豚の思考回路は完全にキチガイだということがわかった
現実との区別つかないキチガイ乙w
相手が男だなんて書いてないけどね…
いやこれで相手が女だったらむしろ問題だろ
>>233 また昔みたいに百合声優創作がメインに戻るといいんだけど……
「本当にいいの?」
「うん……言いだしたのは私だし……それにマリーナもやってみたいんでしょう?」
井上麻里奈の傍には白い液体と包帯がおいてあった。
それは絵を描くための道具ではなく、石膏とギプスだった。
これから、日笠陽子は麻里奈によって石膏像にされようとしているのだ。
事の発端は、数日前麻里奈の部屋に遊びに来た陽子が下田麻美が置いていった週刊誌を見つけた事である。そこには石膏像にして固められた女性の写真が掲載されていた。
麻里奈と陽子はそれを見て、興味本位と悪戯心で自分たちも試してみようと思ってしまったのだ。
だが、肝心の石膏像にどちらがなるかで揉めた挙句、ジャンケンをして陽子が負けてしまったのである。
「でも、マリーナも凝り性というか何というか……」
「いや、よ〜こくん。あなたも相当なものでしょ?」
苦笑する麻里奈が見ている陽子は、全裸の格好で脚を広げて股間を開き綺麗な尻を床につけている。もっとも、股間の毛は「塗るのに邪魔だから」という理由で容赦なく剃り落したのは麻里奈であったのだが。
「じゃあやりますか……」
「おおーっ!」
麻里奈は横に用意されたバケツの水に、ギプスをゆっくりと浸して、少しずつ濡らしていく。
勿論、ギプスで人を巻くのは初めてのこと。
陽子は座ったまま、まずは胴体を巻かれていく。
後で収縮するということで、ちょっと余裕を持って巻かれていく。
ギプスが桃色の乳首を覆い隠すと、残念な胸の膨らみのシルエットも浮かび上がる。
お腹はまるでミイラみたいに包帯が巻かれていき、それから左右の手、続いて腕が、濡れたギプスに全て覆われていく。
「あっ……」
だんだんお腹のあたりの熱さが増してくる。
我慢できない程の熱さじゃないが、この熱が収まらなければ固まらないのだ。
次に、顔以外が包帯で巻かれた上半身を動かさないように注意して、ゆっくり立ち上がる。
足を少し開いて長時間経っていても楽なポーズで静止した。
そのまま足が巻かれていく。
腕のギプスが熱くなってきたし、お腹のギプスは冷え始めてきている。
ちょっと背中を反らしてみようと思っても、もう動けなかった。
足が巻き終わって、手も硬化してきた頃に、体中を触られて温度を確かめられた。
手と足の熱が冷めた頃、麻里奈は陽子に今度は溶いた石膏を塗り始めた。
ギプスで固められた上からまた石膏を塗られていく。
足から徐々に綺麗に、丁寧に体が塗られていく。足から脛、膝、細い腿と綺麗な脚が塗られた。
陽子の秘所の周りも穴を塞がない程度に丁寧に塗り潰された。
こちらは固まるまで少し時間がかかるけど、どうせギプスで動けないから壊れる心配はない。
やがて、腰も、胸も、細い手にも塗られていき、陽子の身体は首から下の全てが余す所なく、純白になった。
体中塗り終わられた頃、今度は顔に石膏が塗られる。
両眼の瞼や鼻の穴の入口、それに呼吸のために意図的に少し開けている口に石膏が垂れて塞がれないように気遣いながら、陽子の顔にムラがない様に綺麗に塗られていく。
髪も櫛で梳かす様に、丁寧に塗られ、純白の女性の顔立ちが出来上がっていく。
熱くなる石膏は、顔で感じるとやっぱりちょっとつらかった。
でも、乾いてしまうと今度はヒンヤリしていい感じだ。
そして数時間後……
「よーこ君が固まっちゃった……」
麻里奈が悪戯っぽく笑うと、陽子は瞬き1つ出来なくなった目の前にある鏡で完全に石膏像になった自分の身体を見る。
(何だか、石膏で固められた自分の方が美しく見えるのは気のせいであろうか?)
陽子はそんなことをぼんやりと考えながら力を加えてみるが、全く動くことができなかった。
「ありがとう陽子……あなたは私のものよ」
そうして麻里奈は陽子にもたれかかる様に抱きしめ、陽子の口にキスをした。
そして、麻里奈はキスを止めると、今度で覆われた陽子の胸を掴む。
陽子の身体を凄まじい快楽が襲ってきた。瞬き1つ出来ない身体では抗う事もできず、石膏で覆われているのに、胸を掴まれた感覚を感じずにはいられなかった。
『ああああああぁぁぁぁぁ!!』
小さく口を開けたため声は出たが、言葉は出なかった。そして、陽子は丸一日石膏像として麻里奈から愛撫されつづけることになった……。
翌日、
「石膏を外すのが、こんなに大変だったなんて……、しかも飲み食いもおしっこで出来ないなんて」
午前中かけてすっかり石膏を落とした陽子は麻里奈にブツブツ文句を言ってみる。
「でも、よーこ君もそんな意思表示はしなかったでしょ?」
「だって、体が動かないんだもの!」
「そうでしたっけ、あははは……」
陽子は半分は嘘はついていた。口が空いている以上、言葉にはならなくても声を出せば、麻里奈だって喉の渇きや尿意を察してくれるはずで、実際にその備えは用意していたのだ。
でも、あの時間、陽子は確かに麻里奈の所有する石膏像に身も心もなりきってしまっていて、空腹も喉の渇きも尿意すらすっかり忘れてしまっていたのだ。
(その代わり、解放された後の反動はすごく、長時間トイレに籠った後で、2人前の昼ご飯を麻里奈に奢らせたのだが……)
キスされて舌を口の中に入れられたり、胸を揉まれたり、あそこを含めて全身をくまなく触られたり、自分の意思で動ける状態にあったら、絶対に羞恥心で拒否してしまう行動を思いのままにされて快感に溺れる自分が確かにいたのであった。
「マリーナ、今度は私がやってあげようか。結構、楽しかったよ」
「えーっ、じゃあ、今度はゆかちとか香菜でやってみない……あっ、里菜ちゃんだったらよーこ君と違っておっぱい柔らかそうだし」
「私と里菜だったら、大して変りないじゃん!」
そう言って、陽子は麻里奈を軽く小突く真似をしていた。
(FIN)
なかなかマニアックなネタ乙
ラブライブ!の声優界隈はどうなんだろうね
百合的に
269 :
ゆみのじょ:2013/09/12(木) 00:19:39.98 ID:vkdvbSaC
最近、のじょさんの様子がおかしい。
気付いたのは数週間ほど前のことだった。
私たち二人の看板番組である『まよなかデリバリー』の収録を終えて、さあ帰ろうとしたとき。
お互いにその後仕事がない日は、いつもなら真っ先に駆け寄って「いっしょに帰ろ、ゆーみん!なんなら泊まってく?」などと言ってくるのじょさんが、
「お先に失礼します」と大人しい挨拶を残してスタジオを早足に出ていった。
なにか急な仕事でも入ったのか(収録後仕事の場合は前もって連絡をくれるのじょさんだからよけいに気になった)とのじょさんのマネージャーに訊ねるも、
答えはノーだった。その時はそれで終わって、私も後に引きずることはなかったのだが、次の日現場で会ってものじょさんの態度はそれまでとは少し違っていて、
それはまた次の現場でもそのまた次の収録でも変わらなかった。
さすがの私も、少し落ち着かなかった。
いつも「ゆーみん!」とまるで飼い主にじゃれつく子犬みたいに尻尾を振って飛び付いてくるのを私は冷たくあしらっていたけども、いざそれがパタリと止んでしまうと。
……寂しかった。
「私なにかしたかなあ」
ラジオの収録はいつも通り。だけど目は合わせてくれないし、なんとかのじょさんをつかまえようにもふと気付くといなくなっていて聞くに聞けない。
『まよデリ』収録中に「最近私のこと避けてない?」と訊ねるのももちろんできるはずなかった。
リスナーにも心配をかけてしまうし、なにより私がのじょさんとそんな状態だなんてせめてラジオの中では忘れていたかった。
270 :
ゆみのじょ:2013/09/12(木) 00:29:46.20 ID:vkdvbSaC
「ゆみたさん、ためいきついてどうかしました?」
私ははっと顔を上げた。
しまった、今は仕事中なのだった。
私は慌てて事務所の後輩である東山奈央ちゃんに笑顔を向ける。
「ううん、なんでもないなんでもない!」
『きんいろモザイク』で共演中の奈央ちゃんは、そんな私を見てさらに「でも」と心配そうな顔をした。
「ゆみたさん、最近ずっとそんな顔してません?」
「そんな顔って?」
「そんな顔って……ええと、そんな顔です!」
「いやいやわかんないから!」
「とにかく一回鏡見てください!」
奈央ちゃんはそう言うと、私と同じく大きいカバンからポーチを、さらにそのポーチから手鏡を取り出して私に押し付けるように手渡した。
「ありがとう……」
言いながら鏡を覗き込んだ。
そこには冴えない顔をした私が写っていた。
奈央ちゃんの言う「そんな顔」と言うのは、思ったよりもっとひどかった。
「私、ひどい顔してる」
「はい……あっ、いえひどいというか!」
「いいよいいよ、ひどいんだし」
頷いた後慌ててフォローしてくれようとする奈央ちゃんに思わず苦笑しながら、私は奈央ちゃんに手鏡を返した。
「こんなんじゃだめだめだね私」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫になりたい」
「はあ」
「大丈夫になってくる」
こうやっていつまでも悩んでいたって仕方ないのだ。
自分のひどい顔がなにより私に思い知らせた。
だって、私がそんな顔をしているのはのじょさんのせいで、そんなのじょさんとちゃんと話さなきゃこの顔だってどうしようもないのだから。
271 :
ゆみのじょ:2013/09/12(木) 00:35:41.57 ID:vkdvbSaC
◆
仕事を終えてすぐに、私はのじょさんに連絡をいれた。
奈央ちゃん、そして西ちゃんやまなみん、種ちゃんの後押しも受けて(奈央ちゃん以外のRhodanthe*のメンバーもみんな私を心配してくれていたのだと知って泣きそうになった)。
幸い次の収録はなかったから、私はそのままメールで指定したお店へと向かった。
最後にのじょさんとご飯をしたお店。
話したいから今日そこで待ってるなんて内容のメールを私は送っていた。
正直、不安だった。
スケジュールの都合もあるだろうし、何時間だって待つつもりでいた。
だけどもしのじょさんが来なかったら。
お店に着いて、一番奥の席に座って待っている間もずっとそんなことを考えては気持ちが沈んでいった。
水やジュースで時間を潰して、気が付くと二時間くらいが経過していた。
いまだにのじょさんが来る気配はないし、携帯にも連絡はない。
それでも私はその席を動かなかった。動けなかった。
時間は過ぎていく。
三時間、四時間――
そこで私はとうとう立ち上がった。
のじょさんは来ない。
私と話をするのすら嫌になってしまったのだろうか。
そんな考えばかりが頭をよぎって、それを振り切るかのように会計を済ませ外に出た。
夜はすっかり更けていて、冷たい風が私を通り過ぎていく。私は一瞬立ち止まったあとすぐに駅へと歩き出して。
「……あっ」
思わず声に出していた。
誰かが走ってくるのが見えた。
間違えるはずもなかった。のじょさんだ。
272 :
ゆみのじょ:2013/09/12(木) 00:39:31.33 ID:vkdvbSaC
「のじょさん!」
私が呼ぶと、こちらに向かってきていたのじょさんがびくりと立ち止まった。
駆け寄ろうとすると、のじょさんは突然回れ右をした。
「ちょっと!」
なんで逃げるの!?と声に出すまでもなく、私はのじょさんに追いついた。
もうのじょさんにはほとんど体力が残っていなかったらしい。
追いついて、腕を掴む。
「っ、ゆーみん!」
「……もう……っ、逃げないでよ……っ」
ほんともうこの子は。
久しぶりに感じたのじょさんの体温は熱い。
それでも私はもう離さないとばかりに手に力を込めた。
「ゆーみん、痛い……」
「あっ、ごめん」
「もう逃げないから離して」
「それはいや」
「痛いんだって」
「絶対いや」
私だってずっと痛かった。
ずっとずっと痛かった。
のじょさんが隣にいてくれなくて寂しくて心細くて、胸の奥がずっと痛かった。
「ゆーみん?」
「……のじょさん、来ないかと思った」
「……私だってもうゆーみんいないと思ってた」
「それでも来たの?」
「……ゆーみん優しいし」
どうして「優しいし」と繋がるのかはわからないけども、のじょさんがちゃんと来てくれたことが、ただそれだけで嬉しくて安堵して、「ありがと、来てくれて」とあまりに素直に言葉にしていた。
「ゆーみん怒ってないの?」
「怒るわけないじゃん。のじょさん来てくれたのに」
当然の如く答えると、のじょさんは「もう……」とためいきにも似た声を発して、とん、と私の肩に額をのせた。
「やっぱりゆーみん優しすぎるって……」
「えっ、なにのじょさん?どうしたの?」
「頑張って離れようとした私がバカみたいじゃん」
「え、なにそれ、どういう」
のじょさんは、「だってこれ以上ゆーみんといるとさ」と少しつっかえつっかえになりながら話してくれた。
273 :
ゆみのじょ:2013/09/12(木) 00:41:40.24 ID:vkdvbSaC
のじょさんが、私が他の子と話しているのが嫌だってこと。
そんなふうにだんだん独占欲が強くなってくる自分が怖くなったこと。
もしかして重すぎると私に嫌われるんじゃないかと思ったこと。
だから私から離れようとしたのだと。
全部聞き終わったあとの私の第一声は「バカじゃないの」だった。
「うん」
「そんなんで私避けてたの?」
「うん」
「嫌いになったわけでもないのに?」
「むしろ好きすぎて」
「私の気持ち考えた?」
「……考えてませんでした」
ほんっとバカだわのじょさんは。
のじょさんが重いなんてそんなのはすでに知ってるし、だいたい私がそんなことでのじょさんを嫌うはずなんてないのに。
「まあでも……のじょさんに避けられて一つわかった」
「なに?私が好きだってこと?」
「自意識過剰!」
「えー」
「否定はしないけどね」
ぱっとのじょさんが顔をあげ、目が合いそうになって私は慌てて逸らした。
やっぱりたまにのじょさんに素直になるのはなんだか照れ臭い。
「ゆーみんがデレた!ゆみデレ!」
「あーはいはい」
のじょさんがわざとらしく私に抱きついてきて、これはきっとのじょさんも照れているのだとわかった。
だけどようやくいつもののじょさんがすぐ近くに感じられる。
それが嬉しくて、口ではのじょさんをあしらいながらも少しの間だけのじょさんの体温に自分の体を預けてやろうと思った。
以上
ナマモノSSはほぼ初めてだったのでいろいろ至らない点もあると思いますが
大目に見てやってください
これからも公式ゆみのじょが楽しみ
GJ!
>>268 今更だけど、ジョル鹿
あと、ぱいちゃんとえみつんによるくっすん争奪
>>274 今更ながら乙。
最近のじょさんがゆーみんのこと好きすぎて、なんか、もうね。
>>264 石膏プレイ、エロいです
全裸よりエロく感じるのはなぜだろう
>>269 ゆみのじょ、最高っす
胸がキュンってなるSS最高!!
職人さん達GJでした
これからも、どんどんSS投下してくれたら嬉しいです
「はー、さっぱりしたー」
今日はうちにゆーみんが泊まりに来ていた。
最後の仕事が同じだったのをいいことに、私がゆーみんを半ば強引に誘ったのだ。(
ゆーみんも、最初は「えー」と乗り気ではない声を出していたけれど家に着けばそんなことを忘れたようにいっしょにノゾフィス丼を作って食べたりしてすっかりゆったりモードなんだからいいよね?)
「あ、おかえりー」
「ゆーみんも早く入っちゃいなよ、冷めちゃうよ」
「のじょさんが長風呂だったしなー」
「えっ、そんな長かった!?」
「うん」
確かに、いつもより体が火照っているような気がする。けど、ゆーみんがいるから仕方ないんだよこれは。いろいろお風呂でこれからなにしようかとか考えたりしてさ。
「ごめんゆーみん!ごめん!」
「いやいいけど」
「今日は妹もいないからつい」
「ちょっと、私の存在忘れてたの!?」
むしろ超意識してましたから。
意識しすぎて考え込みすぎて数十分も……と、時計を見て一時間は当たり前のように過ぎていることに気が付いた。
確かにこれはゆーみんに文句言われても仕方がないわ……。
「まあまあいいからいいから」
「いや良くないから!適当すぎだから!」
「ほら入る入るー山本家のお風呂は最高だから!」
「まったくのじょさんはー」と言いながら脱衣場に向かうゆーみんに「タオルは置いてあるの使ってー」と声を掛けて私はやれやれと、とりあえず狭いベッドに腰掛けた。
この間ゆーみんが泊まりに来てくれたときに一緒に眠ったところ。
それはなんだかふわふわしてちょっぴり恥ずかしいような嬉しいような。
そんな気持ちを思い出して、私はひとり笑ってしまったのをまた恥ずかしくなり、「お腹減ったなー」なんてダイエット中にも関わらず冷蔵庫を開けた。
「あ、ポッキー」
そうして一番最初に目に入ったのは、赤いパッケージ。
ゆーみんにまたポッキーゲームしたいって言ったら怒るかなあ。どうかなあ。でもこんな時間にポッキーかじっちゃったらまた太っちゃうしなあ。そんな葛藤を数十秒間繰り広げたあと、結局私は「これ以上ゆーみんを怒らせないでおこう」という結論に達した。
もちろんゆーみんが本気で怒ってるわけないということは充分わかっているんだけど、今日は自分の中でなにかブレーキをかけなきゃいけないような気がしていた。
ゆーみん早く上がって来ないかなあなんて思いながらテレビを見ていること数十分。
音がして、お風呂上がりで髪を丁寧にタオルで拭いながらゆーみんが現れた。
ふっと鼻先をかすめるいい匂い。
私と同じシャンプー使ったはずなのに。
そうして着替えはもちろん私が普段着ているもので、サイズこそそんなに変わらないけどもなんだかまったく違うもののように思えた。
それに少し上気した頬。
「のじょさんお風呂ありがと」と言って私の隣に座ったゆーみんに、私は柄にもなく顔に上がった熱を見られないように思い切り体をゆーみんから背けた。
「え、なに?のじょさん」
「ゆーみんだめっ」
「なにが?」
「だめなんだって!私!なんかわかんないけど!」
うそ。だってこの前だって同じような状況だったじゃん?ていうかべつにゆーみんのハダカ見たわけでもないのに私なにこんな動揺しちゃって。まるで今まで踏んでいたブレーキを踏み込んでしまったみたい。
「はあ?ちょっとのじょさん大丈夫?」
「大丈夫じゃないけど大丈夫だからっ」
ゆーみんが私に触れようとしたのを、私は思わず思い切りその手を払いのけてしまっていた。
今までもちろんこんなことはなくてむしろ私からよくゆーみんに触れていっていたのに、なにこれなにこれ、よく少女漫画であるようなシチュ。
「のじょさん?」
「あっ、ごめんゆーみん!違うくてえっとさ」
私、まさかゆーみんに欲情しちゃってたりする?
そんなこともちろんゆーみんには言えないし。
「いや、いいけど……のじょさん大丈夫?なんか顔真っ赤じゃない?」
「そんなことないそんなことない!ていうかゆーみんもう寝ない?」
「寝ない?って早くない?」
「だって明日も早いし」
「のじょさん明日仕事ないからーって言って私誘ったんじゃん」
「それは、そうだけど」
「それに髪も乾ききってないしさ」
確かに、ゆーみんの髪から水は滴り落ちはせずともうっすら湿っている。
ドライヤーあるよ、と言いかけて、ゆーみんが「まだ寝たくない」と私に伝えてきているのだと気付いた。
私だってほんとは寝たくない。だって夜はまだまだこれからなんだよ。だけどこんな私が今のゆーみんを前にしていつまで冷静を装えるか、わかったもんじゃない。
もっともおとなしく寝たからと言ってこの気持ちがおさまるかっていったらきっと答えはノーだろうけど。
「ゆーみーん……」
「うわっ、なに今度は!」
「もう私酔いそう」
「なによお酒飲んだ?」
「違うってばー!ゆーみんに酔いそうなのー」
「のじょさんはまたそう言って……誰得よ」
「私得」
「あーはいはい」
観念してゆーみんに寄り掛かる。ゆーみんの匂い。それと一緒にうちのシャンプーの匂いもして、なんだかすごくドキドキする。
お風呂上がりで少し熱いゆーみんの体温がよけいに私の心拍数をあげているのかもしれなかった。
「ゆーみん、私さ、今かなり変な気分なの」
「変って?のじょさんいつも変じゃないの?」
「さすがにひどい」
「ごめんごめん。で?」
「……ゆーみんによくじょーしてる」
言ってしまった。返事はなかった。どうしようこれ。なにか言った方がいい?いいよね?冗談だよ、とか。
体を起こそうとすると、不意にゆーみんの指先が私の手に触れて弱い力で引き止めた。
「欲情って?」
そして、問う。私はゆーみんが今どんな顔してるのかわからなくて、ただ声がいつもどおりなことだけには気付いていて逆にそれが不安だった。
私もだから、「だからさー」といつもの調子で言って、頭を巡らせた。
だから、だから――
「……欲情って、ゆーみんとポッキーゲームしたい欲」
そうして必死に頭を巡らせた結果がそれだった。「ポッキーゲーム?」というゆーみんの声はちゃんと驚きが混じっていて、そこでやっと私はゆーみんの顔を見ることができた。
「だってゆーみん、ラジオ以来やってくんないじゃん?」
「ていうかポッキーゲームならべつに欲情って」
「さてはゆーみん、ヘンなこと考えてたな」
「のじょさんじゃないんだから」
「あっ、考えてたなー」
今度はゆーみんがふっと私から顔を逸らす番。
そのせいでゆーみんの表情はちょっとよくわからなかった。
それからゆーみんは唐突に「する?」と言った。主語もなしに。
「するって?」
「だからさ、ポッキーゲーム」
予想外の言葉に私は「は?」とも「へ?」とも「え?」ともつかない声を発してぽかんとゆーみんを見た。
「ポッキーあるの?」
「あるけど、冷蔵庫」
「あーほんとだあったあった。ポッキーって普通冷蔵庫に冷やす?」
「冷やさない?いや冷やさないか」
「自分でやっといて」
「だってチョコ溶けたら嫌だなあって」
「まあ暑いとね」
ちょっと待ってちょっと待って。熱くて溶けそうなのはまず私だから。ゆーみん、急になに言い出してんの。なにポッキー持ってさも当たり前みたいに開けてくわえて「ん」と私にもう一方差し出して。
「ほんとにやるの?」
「やりたいんでしょ」
ポッキーをくわえたままゆーみんが答える。
確かに、やりたいけどさ。でも……。
「のじょさん早くしてよー」
ゆーみんがさらに急かしてくる。それで私の中でなにかがプツンと切れた。
もう知らない!全部ゆーみんのせいだから!
「ゆーみん、絶対口離さないでよ」
そう言ってポッキーにかじりつくと、ゆーみんも負けじと食べ進めてきた。今日のゆーみんはなんだかすごく積極的だ。だから私はそんなゆーみんを威嚇するつもりで最後の一口をいこうとして。
触れた。
確かに、ゆーみんと私の。
てっきりゆーみんから折ってくると思っていたから、ゆーみんとキスしてしまったこともあって私はひどく慌ててしまって、だけどそれは言葉にならなかった。耳まで焼けてるように熱い。それはゆーみんも同じくで、お互いがお互いに引っ張られるように見つめあった。
「……ゆーみん」
「真夜中のテンションなのかな、これ」
ゆーみんは言い訳するように呟いて、私に言った。
「もう一回、やる?」
それとも――
私は答えないで、ゆーみんの熱に身を任せる。
ほんとに全部、ゆーみんのせいだ。明日になって恥ずかしがったって、私は知らないよ。
おわり
こまごま投下してしまってすみません
まよデリリスナー増えろ
はいっ増えます!
>>289 GJです
このスレからまよデリリスナーになりました
ポッキーがなくなるまでいやなくなっても続けるんですね
293 :
名無しさん@秘密の花園:2013/11/21(木) 00:37:35.02 ID:NM7eN7U2
a
294 :
名無しさん@秘密の花園:2013/11/30(土) 01:55:06.54 ID:WNjiH47g
あ
誰かSS投下してくれないかな
できれば「ヤンデレのじょさん」か闇澤紗千香でお願いします
最近はツンデレゆーみんが熱い
三澤さんと上坂さんが初詣に着物で行って、
誰もいないところでツーショット写真をとったり、
誰もいないところでおみくじを開封したり、
誰もいないところで出店のたこやきを食べたり。
298 :
名無しさん@秘密の花園:2014/01/06(月) 06:30:42.74 ID:WuxPSJSC
あ
皆様はキルミーペアとかあんまり興味ないのかな。
キルミーラジオは声優ラジオで一番好きだった
アニメ終わっても二人でしれっと花火大会行ってたりと本当に仲良くてたまらん二人だった
>>300 お。ひとがいた。
よかったよねキルミーラジオ。
百合って言うのかはよくわからんけども、微笑ましい程仲良しで大好きだった。
スマでギャンのヘッドと副ヘッドってやっぱ全く需要無いのかな…
もう見てるかどうかわからんけど
最近の騒動でまよでり知ってSS読んで癒されました
作者さんありがとう
ディ×ニーランドとかで本気百合婚して伝説になろうとする
女性声優はいつ現れるかのう?お祝いで全財産挙げても
いいくらい
とあるBDをみて、赤崎上坂の可能性を感じた。
百合本が好き天使アヤネルと癒し系かやのん
競演も多いし、一番百合婚して欲しい
茅野さん、お姉さん的ポジションになると素敵だね。