【ネギま!】近衛木乃香・桜咲刹那百合専用スレ(3)
1 :
名無しさん@秘密の花園 :
2005/12/14(水) 21:21:04 ID:eQem25TO _ ,.'´ `ヽ γ'´ ̄ソへ i Lllノリリ)」〉 ((l√ノ川リ/ | l ^ヮ^ノ| i| ゚ヮ゚*レノリ ノ⊂||卯リつ?⊂广y/√つ ーく/_|〉┘ ^λ/r \ し'ノ /从_ト ミノ 新スレでもこのせつ。 限りなくこのせつ。果てしなくこのせつ。限界までのこのせつ。臨界点突破へのこのせつ。
2 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/14(水) 21:21:50 ID:eQem25TO
[各種データ] 麻帆良学園中等部3年A組13番 近衛 木乃香 1989年3月18日生 (辰年・うお座) AB型 好きなもの:占い&オカルト、料理 嫌いなもの:あんまりない 所属:占い研究会、図書館探検部 備考:学園長(関東魔法協会会長)の孫、関西呪術協会会長の娘(オヤジはゲンドウ) 声優:野中 藍 麻帆良学園中等部3年A組15番 桜咲 刹那 1989年1月17日生(巳年・山羊座) A型 好きな物: 剣の修行。木乃香お嬢様(? 嫌いな物: 曲がったこと おしゃべり 所属: 剣道部 備考:京都に伝わる神鳴流の使い手にして、陰陽道にも通じる剣士・烏族ハーフ 声優:小林 ゆう
3 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/14(水) 21:23:04 ID:eQem25TO
●このせつ名場面リスト● ・(4巻収録) 30・31・32時間目 ・(5巻収録) 42・43時間目 ・(6巻収録) 50・51・52時間目 ・(7巻収録) 62時間目 ・(8巻収録) 68・71時間目 ・(10巻収録) 86時間目 ●百合カップルリスト● ・近衛木乃香×桜咲刹那 ―――(以下、ある程度の百合フィルタが必要?)――― ・相坂さよ×朝倉和美 ・綾瀬夕映×宮崎のどか ・那波千鶴×雪広あやか ・長谷川千雨×Zazie Rainyday ・雪広あやか×神楽坂明日菜 ・夏美×千鶴(あやかも同時狙い) ・ハルナ×夕映&のどか (ハルナは二刀流) ・朝倉×千雨 ・亜子×まき絵
4 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/14(水) 21:23:44 ID:eQem25TO
5 :
ひみつの検疫さん :2024/12/28(土) 12:30:25 ID:MarkedRes
汚染を除去しました。
7 :
荒し&埋め要請 :2005/12/14(水) 21:30:51 ID:qwICCgIf
8 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/15(木) 00:13:32 ID:UwbYSFKR
9 :
分家熊野屋 :2005/12/15(木) 00:22:49 ID:FSehJxyr
新スレおめ 百合候補に美空×ココネはどう?
ザジちうスレではアキラとたつみーが百合ってていい感じなんだよな〜
刹那×明日菜はどうかな? エヴァ×刹那だとSMか。
聖なる空の下キボンヌ
せっちゃんは総受けですよ?
>11 ここは このせつスレ なので 残念ながら 中の人SS は 没られました >14 せっちゃんが唯一攻められそうなのが明日菜だから「せつアス」と言うジャンルが出来たんじゃないだろうか。 少なくとも攻め刹那を見たがっている人間もいるだろうし。
そういえば、誘い受けってどういう意味の用語? なんとなく「攻めと思わせておいて受け」ぐらいのイメージしかないけど
>17 『相手を受け入れる立場のキャラ (例えば女性)が、 あまり乗り気でないキャラ (例えばその気がなかったり臆病であったりする男性)を様々挑発したり誘惑したり…と云った感じの時に使われる言葉』 または 『 “精神的には攻めだけれど肉体的には受けである” 設定を、「誘い受け」 』 らしい。
難しいな…スレ的な実例きぼんぬ
21 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/16(金) 01:54:08 ID:fjSb1itG
このちゃんの誘い受け…いいですね。
>>15 このまま中の人SS投下しなかったら前スレで聖なるうpしてくれた人の行為の意味が・・・
と思うのは自分だけか?
>>16 にも書いてある通りそっちに投下きぼん
>22 頬を叩いて正気に戻してくれてありがとう。解った、そっちに行ってみる。 皆のアイド(ry)久しぶりに魂にイイの入ったぜ ……まっ、どうせ井戸の中の蛙だがwwww ナウ ローディング なのだよ諸君
24 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/16(金) 13:10:54 ID:WGQl+qCf
751 ◆K1z/mB9tDA イタイwwwwwwwwwwwwwwww
>24 うるせぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww痛いの承知wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww と言うかmeの恥をageる事によって公衆の面前に晒さすなwwwwwwwww ……あ、そういうプレ(ry) うはwwwwwwwwwwwwwwwwww俺イタスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww とまあVIP風にやった訳だが、別段何にも面白くない。
26 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/16(金) 13:25:35 ID:WGQl+qCf
ホントおもしろくない
ココは小説投下アリなの?流石に5レス以上消費するのはまずいだろ そんなに書きたいなら専用スレ立てろ、どうせ糞スレになるのがオチだが ま、其処まで栄えてるスレでも無いから小説みたいな燃料が無ければ 駄目なのかも知れないけどな(プ 俺?ああ、勿論書ける訳無いじゃん、書けたら逆に投稿してるさ。 ま、その辺り追及する奴は論点外れてるってことな。
知らんがな(´・ω・`)
30 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/16(金) 16:41:19 ID:MW53kUfo
>>28 そう落ち込むことはない
まぁ上の奴が言うように小説みたいなもんがないと栄えずに朽ちるだけだろうけど…
だからネタがあまり無い分、それを文にして投下してくれてる職人さん達がいてもいいんジャマイカと思ってる
俺はここの小説楽しめてるし…もちろんお前の小説も毎回楽しんで読んでる
だから、中の人ssキボン(´・ω・`)
中の人の小説は他でやれっているだろ
いる→言ってる
つーかもう751がウザイ
つか糞スレでもいいから立てるとすると
ネギまキャラ全体で百合にしたほうがいいのか。
>>27 の言うとおり単独でやって沈没するほうがいいのか。
だけど職人が増えれば後者でやっても問題なしか。
36 :
35 :2005/12/17(土) 11:13:52 ID:BtPRHDFZ
スマン、論点外した。 一回吊ってきますね。 で、結局751ってウザイの?
見れるなら前スレの勘違いっぷりを見てこい 真性リア厨丸出し
糞スレになった原因751
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / ,∨∨∨∨∨ ゴキャァ /::::::::::::::::::::::::::\ 〜 / / \ / | \\\ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ ◎ | / ,(・) (・) | \\\||:::::::::::::::::|_|_|_|_| / 〜 (6 ⊂⊃ .| _ \\ \;;;;;;;;;;ノ \,, ,,/ ヽ 〜プーン | ___l_,|. \ \\\( 6 *)─◎ ),・∵ 〜プーン ←キモヲタ | \__/ /__ \ 彡\ノ\ )))∴( o o)∴),∴ ・ゝ¨〜プーン \___/ \ \ |\ )))∵ 3 ∵>;、・∵ ' 〜 / _ ` ー一'´ ̄ / _{ ヽ;;_ \ ヽ ノ 〜 (___) / .| ゝ〉 〉 〉ノ_ \_キモキモメガキモヲタヲタニートハゲメガワロスVVVV | | | __|;、・∵:: ; うるせーエロデブキモヲタ百合ヲタども!! キモメガヲタクがぁ!!うはっはっは!! もっとか!!もっとかぁ!!!うはっはっはっは!!! キショ!キショ!きんもー☆wwwwwww うはははは!!百合ヲタキモメガヲタクは消えてなくなれ!!がはははは!! 汚いキモゴミヲタ男どもよ!!ここで遺伝子を絶やすのだ!!消えてなくなれ!! 糞キモ遺伝子!!!暗い部屋でチンポしごいてオナって死んで行け!!!!!!wwwwwwwwwww!! あぁー臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い!!本と臭ぇな氏ねよオイwww!! 消えろ!糞が!汚いメガネが!!ほらどうした!!気持ち悪いうぉえ!!ww!! マリみてで抜いて陵辱エロゲーで抜いてキモ同人誌で抜いて百合レズで抜いて妄想で抜いてゲハハ!!! 思い残す事は無いだろww弱虫め!!氏にさらせ!!低脳キモヲタメガネが!! 気持ち悪いわwww 気持ち悪岩♪ キモ岩♪ ほんとキモ岩♪ wwwwwwwwwwww!!!!!!!!!!! これでもか!!がはは!脳漿散らして死ねw内臓剥き出しにしてさっそく死ね!!!wwww!!! ああぁはは!!もう聞こえてねぇかwwwぐはははははははははwwwwwww!!! まるで腐ったミンチ状態wwwwwゲラゲラゲラゲラゲラゲゲゲゲゲララララブフォウオアwwwww
41 :
35 :2005/12/17(土) 13:09:09 ID:BtPRHDFZ
>>37 ビュワー持ってないんだorz
>>38 なるほど原因なんだな
>>39 既に存在かorz
じゃ立てるとしてもこのせつ専用スレしか無理なのね。
このスレが終罵とへと向かっていない事を祈る。
751の小説はいいんだがあのキャラは駄目だ
43 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/17(土) 18:01:51 ID:v18U6U2P
>42 人格を全否定された俺はどうすればいいのか。まあ事実だからどうしよもない事は俺が一番よく分かってる。 SSだけ落とせばいいのか? それとも完全に消えればいいのか? これはここの住人の意見に従う。 以上。とりあえず今日はここまで。
44 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/17(土) 18:05:55 ID:NJLdHbkQ
SSは期待していますのでお願いします。
完全に消える事はしなくていいと思う SSはいつも投下される度に楽しく読んでるので
刹那萌えスレ住人乙
つまりSSには賛否両論と。 あとは職人さんが決めることだね、続けるかどうかは。 ファンに激励されて書くも良し、アンチを気にして去るも良し。 ただ礼節は守って欲しい。 職人さんのさじ加減一つだから、作品だけじゃなくソコも意識してください、と。 読む人もこぅ、子を見守るようにおおらかな姿勢であると、みんなでマターリできるね。 なんだ、その、結局みんな、このせつ好きなんだからさ。
>44-47 ご意見ありがとう御座います。特に>47氏、参考になりました。 SSに関しては今まで同様、書ければ此処に落としたいと思います。アンチに関しては、コピペや言動が酷い場合は此方が沈む所存です。 私個人の軽率な発言で、住人の皆さんの気分を害した事、この場を借りて深くお詫び申し上げます。 コテをなくそうと思います。自分なりのケジメの付け方で。 では、以上になりましたが、之が私自身の心情であります。 繰り返しになりますが、一連の騒動で不快感を覚えた皆様には、心よりお詫び申し上げます。 今後このようなことが無いよう肝に銘じ、また誠意のある対応を心がけたく思います。 よりよいこのせつを執筆できるよう。
>>49 な・・・なにぃぃぃぃぃ!!
俺は未だ見てないぞコレ!
このちゃんの抱き枕でせっちゃんがハァハァ
でこのちゃんはせっちゃんの抱き枕で(ry
が直ぐ浮かんだぞゴルァ。
抱き枕はこの2人の物しか存在してないんだよなw
53 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/20(火) 18:44:11 ID:M4mopgYm
ああ抱き枕欲しいですね。けれど…買えない。
>51 ナカーマ 局留めにすることできるかなぁ? 家で使うときはカモフラージュ用にカバーつけて…
せっちゃんのが脱ぎかけなのは仕様ですか?
>55 着掛けだとオモタ このちゃんとの情事の後、頬を赤らめながらいそいそと。 ……駄目かな? 某スレに中の人SS落としました。相も変わらずグダグダですが。 前スレで聖なる空の下でを落としてくれた方、この場を借りて御礼とGJを。
>>54 カバーをつけたとしても家が狭いし妹たちと同じ部屋だからから即バレる…(´・ω・`)
>>56 それむっちゃええ(*´Д`)ハァハァ
中の人SS読んで来た
聖なる(ryをうpしたやつじゃないが、乙GJGJ!!!!!!!!!
>57 よし、まずは妹達を俺によこせ。 そして心置きなく抱き枕を使え。
木乃香 抱き枕→情事前(せっちゃんカモーンの体制) 刹那 抱き枕→情事後(頬を赤らめながらいそいそと) 瞬間的に閃いたんだけど どうだろう。
>>59 GJ!!!!!!!!!!!!!!
おk、脳内補完完了。
とりあえずメモ帳に適当に書きたくなった。
おまい、本当に有難う。
>>62 _です、若すぎて俺には_です。
何と言うか、幼稚すぎます。
だから勘弁orz
全然関係ないけど変なのできますた。 せっちゃんがエーミッタムしてます。 嫌な方はスルーしてください。
せつな「お嬢様、私のプレゼントはこれです。」ポン ちびせつな「おじょ〜さま〜こんにちは〜ふつつかものですがよろしくおねがいします〜」 このか「あ〜ん、なんでせっちゃんはウチの欲しいものがわかるん?」 せつな「私はいつもお嬢様のことを見てますから…」 このか「や〜ん、せっちゃんすきや〜♪ん〜」ぎゅ〜 せつな「お、お嬢様…恥ずかしい…です…」 このか「誰も見てへんから大丈夫やて♪…あ!そや!ウチもせっちゃんにプレゼントがあるんよ、ちょっと待っとってな。へへ♪」 シュル…シュル… せつな「…?お嬢様?あの…お体にリボンを巻いて何をしているんですか?」 このか「…ん…できたぁ!…はい…これがウチのプレゼントやよ♪」 せつな「…え?」 このか「だからぁ…ウチのクリスマスプレゼントはぁ…ウ・チ☆」 せつな「…おじょうさまの?…プレゼントは……おじょうさま…?」 このか「そーやよ。今からウチのココロもカラダもせっちゃんのモノやえ♪せっちゃんのすきなよーにしてもええんよ?」 せつな「!!………あ…………う…ぁ……」プチッ
このか「…ごめん、せっちゃん。冗談や♪ホントのプレゼントは…」 せつな「お嬢様ぁ!!!」ガバッ ドサッ このか「せっちゃん!?」 せつな「お嬢様!!お嬢様ぁ!!!」 シュル…シュル… このか「せっちゃんやめて!どないしたん!?」 せつな「ハァハァ…このちゃんは…ウチのモノや!だから…だから!!すきなよーにするんや!!」 このか「!?せっちゃん、違うんや!それは冗d…んんっ!?」 ちゅる…ぴちゃ…ちゅっ…ちゅぅ…れろぉ……ちゅるん…… このか「…ん…はぁ…はぁ…あかんよ…女の子同士で…こんなこと…あかんよ…ぉ…」 せつな「ハァハァ…このちゃん!このちゃん!!ハァハァ…ハァハァ…」 …………くちゅ このか「!そこはダメぇ!!」 せつな「ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア」 このか「いやあぁ〜〜〜ん!!!」 … 以下略
この×せつと見せかけて せつ×このか
>>63 そうか…(´・ω・`)
>>65-66 モエス&ワロスwwwww
せっちゃん完全にキャラが壊れてるwww
>>65-66 GJ!
王道のこのか→せつな
と見せ掛けて
“たが”が外れた、せつな→このか という事ですな
俺もそういうパターンは妄想するから“有り”だw
このせつ(*´д`*)ハァハァ
せつこの(*´д`*)ハァハァ
このせ(*´л`*)うっ!!
(´ー`)y─┛~~失礼
70 :
若き63 :2005/12/25(日) 16:20:50 ID:5u+CVwn+
>>65-66 GJですww
せっちゃんにテラモエスwww
プレゼント自分ってこのちゃんwwwww
>>68 駄文+見ても後悔しないなら上げしますが。
多分反対多数で駄目orz
ああ・・・職人さん光臨キボンヌ
とりあえず メリー・クリスマス。
そう言えばメリ熊。 そして俺ロンリーorz せっちゃんとこのちゃんは今日は一緒にうふふキャッキャなんでしょうね。 なーんて言ってみるテスツ。
>49の抱き枕、予約再開してるな。 あまりの人気に増産決定したのか。
増産キターww でも高くて俺にはカエナスorz
>75 期限までまだ時間はある。
すみません、駄文投下よろしいでしょうか? 0:00までに返事希望・・・ 内容はありきたりなこの×せつですがorz しかも何か展開無理矢理ですが
駄文ならだめ
>>78 ですよね、スレ汚すだけですし。
今日はこのくらいで寝てしまいますね。
>79 文章も寝かせて推敲して、駄文じゃないものに昇華させればいいじゃない
>>80 一応推敲して自分なりにいい物に仕上て見ましたが
雰囲気的に「駄文」って感じがして。
ほら、頭痛が痛いってのを通すくらいの雰囲気なんですよ
文法の間違いは直しているのにその雰囲気が取れないorz
>81 だからこそ一晩寝て時間おいてから見直すといいんじゃない?
>>82 そう言われてみれば確かに時間が1週間しかorz
とりあえず今日はもう寝ますね。
ん〜せっかく書いたのなら書き上げた勢いがある内に投下した方がいいと思うけどな〜 推敲しだすと、きりないし…俺は頭痛が痛くても平気だが… まあ…その…なんだ… このせつへの愛があればオールOKさ
85 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/27(火) 22:17:40 ID:itw5E0jc
レスが751っぽい
87 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/27(火) 23:01:47 ID:Kcb2XBlj
私は早く見てみたいです。勢いがあるのは良い事ではないでしょうか?期待しています。
>86 それが>80氏の事を指しているのだとすれば、>80氏は751ではないとだけ申し上げておきます。 後、>87に同意。結局皆このせつが好きなんですから。
89 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/28(水) 19:19:34 ID:PDtgLoc7
90 :
83 :2005/12/29(木) 22:18:11 ID:8q3dyAKV
じゃぁ一応投稿を 駄文なんか見たくないなんて人はスルーするなり投稿するなと叩くなり 好きなようにしてください、俺の責任は当然のコトですから。 この×せつ(後半若干せつこの?)表題 『言葉で表せないの』 津々と降りゆく雪が麻帆良学園の景観を、白く化粧していく。 一面銀世界と化した外では、バカピンクやバカイエロー他数名が雪合戦を楽しんでいる。 もう、年の瀬が近い時期の頃の話―――――。 ―――――――――――― 「うー寒〜い、木乃香〜なんか暖かい飲み物ちょ〜だ〜い」 「んもう、明日菜ったらホンマ寒がりやなぁ〜」 「しょうがないじゃない、雪降ってるしさぁ」 「今、ココア入れたるから待っててな」 朝の新聞配達を終え、中央のテーブルはガラステーブルから何時の間にかコタツに変わり そのコタツでぬくぬくと温まる明日菜。 おばさんくさいちゃんちゃんこまでしっかりと着込んでいる。 そう言えばもう一人のルームメイトであり担任のネギ・スプリングフィールドは 今日が丁度冬休みの当直で夜遅くまで帰らない、と朝出かける際に走り書きのメモを残して学校へ行っている。 勿論、カモもお供した。
91 :
83 :2005/12/29(木) 22:19:24 ID:8q3dyAKV
「あれぇ〜・・・?」 「ん?どしたの木乃香?」 「ん〜・・・ココア切らしてもうて」 「ええぇ!じゃぁ暖かい飲み物は・・・」 「お茶も無いしあとは冷たいのしか・・・・どうする明日菜?」 「うーん・・・じゃぁいいわ、別に」 「ほならウチが買ってこようか?」 「いいよ、いいからさ、無いならしょうがないよ」 「そうか?でも他にも切らしてるから序でに色々買ってきたいんやけど・・・」 うーんと悩む木乃香。それを見かねた明日菜は 「じゃぁ私が買ってくるからさ、書き出してくれる?」 「え・・?ええよ別に、こんな寒い日に行かんでも」 「いいのいいの!何時も木乃香には食事とか家事とかやってもらってるし」 「え〜・・・じゃぁ甘えさせてもらうわw」 「うん!で、何を買ってくればいいの?」 「ちょ待ってな」 台所からリビングに出てネギが残したメモの裏に丁寧な字で一つ一つ必要なモノを書いていく。 「ほな、こんな感じやけど・・・・」 「げっ・・・」 明日菜はその瞬間、体の芯まで凍りついた。 最初は料理酒から始まり、みりん、しょうゆ二本、バターと食品系が続き 最後には「灯油」の二文字。 どうせ5、6個くらいだと思った買い足し品は計15個という予想外の数字。 確実に死の香りがする。 特に、最後の二文字はやばい、脳内で危険信号がビービー点灯する、そんなの持ってくる術など、ない。
92 :
83 :2005/12/29(木) 22:20:46 ID:8q3dyAKV
「やっぱり・・・あかん?」 「う・・・・ううん!全然大丈夫から・・・・はは」 「声・・・うわずっとるよ?」 「ぇ?気のせい気のせいよ!」 明日菜は強がってみせる、引き受けてしまった手前、嫌と断れない。 とにかく「灯油」を含めた15品目を買いに出るとする。 無論、寮内の購買部では灯油は売ってないため外へ出る準備をする。 「じゃぁ気ぃつけてな?」 「うん、木乃香が一人になっちゃうけど・・・・」 「ああ〜それやったらせっちゃん呼ぶコトにするから」 「刹那さんを?」 「多分来てくれると思うんやけど・・・・」 「わかったわ、じゃぁ木乃香、行ってくるから」 「ほんま有難うな。」 「ううん、いいっていいって。」 笑いながら明日菜は外へと飛び出した。 しかし外に出た途端、その強烈な寒さに明日菜は直ぐ強張った顔になる。 木乃香はそんなことを知らず、鼻歌を歌いながら携帯を手に取る。 (今日はせっちゃんを驚かせてみよかな・・・・?) 木乃香は怪しげな笑みを浮かべ、何故か「恋人欄」から刹那へと電話を掛けた。 ――――――――― その連絡はほんの数分前だった。 最近自らはたるんでいると、自分を引き締める為に山へと入ったその矢先
93 :
83 :2005/12/29(木) 22:21:41 ID:8q3dyAKV
「助けて・・・ぇ、せっ・・・・ちゃぁ・・・ん」 苦しそうなお嬢様の声。 それを聞いた瞬間に携帯を投げ捨て、愛しい者が待つ場所へと急ぐ。 (おのれ・・・一体何者だ・・・お嬢様に手をだすなど・・・・断じて許さん!) 怒りに震えつつも寮へと光のような速さで現場へと向かう。 一方、当事者はと言うと 「ふふふ・・・慌てて来るんやろうな・・・せっちゃんw」 さっきの電話は当然作り物。 刹那が死ぬ思いで急いでいるというのに、そのお嬢様は寛いであくびを一つ。 と 「おじょうさまぁっ!」 ドアが開く音と風の音と何故か凄まじい爆音。 バーンという登場音がピッタリな感じ。 刹那はそのまま靴で部屋に上がりこむと根っころがるお嬢様を見て思考回路がストップする。 え?あれ?え、え、え?
94 :
83 :2005/12/29(木) 22:22:23 ID:8q3dyAKV
「・・・・・・・・あの?」 「遅いぃ〜せっちゃぁ〜ん」 「お・・・・襲われてたのでは・・・・?」 とりあえず状況整理だ状況整理、お嬢様から電話があって詰まったような声で 自分に対して助けを求めてその上何かを言いかけて切れて・・・・ そして結論、ああ、そっか、いたずら電話だったんだ、はめられたんだ、と 当然ながら刹那のような人間をからかったらその相手は一瞬でこの世から消されてしまうだろう。 しかし今回の相手は刹那が人生を掛けて護衛するべきお嬢様―――近衛 木乃香その人である。 無邪気に笑うその人を、自分が本当に好きなその人に、怒りをぶつけるなんてコトは刹那には出来る筈が無かった。 少し悲しみに暮れる刹那、そしてそんなコトを気にしないで笑う木乃香。 刹那はぼーぜんとその場に立ち尽くすしか選択肢が無かった。 突然に長い静寂が訪れた―――――。 この雰囲気はまずい、仕掛けた木乃香も俯いて反省の色を伺わせている。 刹那も、何か言わなければ、と思っても口は堅く重く、言葉なんて出やしなかった。 しかしその静寂を先に破ったのは木乃香だった。
95 :
83 :2005/12/29(木) 22:23:33 ID:8q3dyAKV
「せっちゃ・・んはウチに・・・腹・・・立て・・てる?」 泣きじゃくり、すすり声ながらも言葉にする木乃香。 「そんな訳ないじゃないですか!だって・・・そんなのありえません!」 刹那の目からも自然に涙が零れ落ちてくる。返事も喚く様に叫んでみせた。 次の瞬間には全身から力が抜けていき、刹那もその場にへたり込んでしまった。 もう泣くしか無かった。 泣いて泣いて―――これでもかというくらい泣いて――― 泣きつかれた頃に、唐突に木乃香が刹那へと近づいていく。 「なぁーせっちゃん・・・・ぐすっ・・・仲直りの・・・ひっ・・キス・・・せぇへん・・・?」 自然と木乃香からそういう台詞が出た。 もう木乃香自身も何を言ってるのか分からなくなっていた。 お互いのじりじりと縮まっていく、もう目の前にこのちゃんの顔がある。 うっとりとした眼、赤らんだ頬、何かを求める唇。 刹那はそれに応えるかのように―――――口付けをしてみせる。 二人を止めるものは何も無かった、刹那は優しく抱きかかえ二段ベットの下へこのちゃんを静かに下ろす。 どうやら明日菜はまだ、買い物から帰っては来る気配は無い――――――――。 ―――――――――――――
96 :
83 :2005/12/29(木) 22:25:06 ID:8q3dyAKV
「なぁ、せっちゃん・・・」 「何?このちゃん・・」 「ウチのこと・・・・好き?」 「勿論・・・・好きです」 「嫌いに・・・ならへん?」 「絶対に・・・・・なりません。」 そう言って確認のキスをする。 今日はもう何度目か、数え切れない程のキスをまた交わす―――― 麻帆良の冬は、ある部屋を除き、更に冷え込んで行く―――。 積雪が増し、豪雪で前の見えない明日菜は未だ、帰れそうにないようだ。 その後、刹那と木乃香が助けに行ったときの話は機会があればとしよう。 ―――――――――― レス消化の上にストーリー展開が無理矢理。 御免、俺は文才ないようなのでやっぱり駄目でしたorz 本当に皆、スマンorz
(;゚л゚)ゴクリ 835氏! 素直なGJ!! そんな謙遜することはないですよ! 自信を持って∩(^ω^)∩ 続きも次回作も待ってるよ(*´υ`)
99 :
名無しさん@秘密の花園 :2005/12/30(金) 01:40:21 ID:TlGjT1Ls
とてもいいですね。またこの先を楽しみに待っています。
101 :
83 :2005/12/30(金) 19:29:04 ID:6cDa1xhT
こんな感じの小説しか書けない私で良ければ 気が向いた時にでも投稿しますね。 良評価してくださった皆様へ対しここに感謝を致します。 次回作はもう少し甘々になればいいと思う今日この頃。 エチ表現はもう少し勉強して入れられれば入れていきたいと思いますorz
102 :
83 :2005/12/30(金) 20:59:36 ID:6cDa1xhT
しまった!泣くまでの経緯を書き忘れたっ! 何か変だなーとは思っていたがその辺りkwsk書き忘れた。 次回から気をつけたいと思います。 と、連レス本当にスマンorz
>>101 書かない俺よりは断然マシです…('A`)
次回作もwktkして待ってます
とにかくガンガレ!!!!
私は怖い 自分が怖い そしてお嬢様も怖い どうしてかって?……… 狂う いつ自分が狂うか いつ自分が我慢できなくなるか 怖い いつ自分が…… 私はこの前お嬢様を押し倒した どうして? 好きだから お嬢様は何もないように過ごしてるが 私はあれからお嬢様に近づけない
便乗してこちらも投下OKですか? >83 GJ!!!!!!!!!!
感想がGJばっか
107 :
83 :2005/12/31(土) 19:27:45 ID:G0AvjrUa
>>104 凄ぇ・・・短い中にも物凄い表現力が・・・・
こういうのが俺の作文に足らないんだ
次回作があったら頑張って表現豊かにします。
やっぱり表現力って重要っすね
あと構想もかな・・・・?
どっちも無い俺はorz
>>104 ずっと前お嬢様が好きですと言った
お嬢様はうちもと言った
そして私達は付き合っている
「私はお嬢様が好きで好きで狂っちゃいそうです」
そう言った
「いいよ?うちも狂うほどせっちゃんを愛してるから」
そう言って抱きついてキスされた
それから何日かして私はお嬢様を押し倒した
自分でも、お嬢様を押し倒す自分が怖かった
狂った
私は狂った
お嬢様を愛しすぎて
そして私を誘惑するお嬢様も怖かった
怖くて仕方なかった
押し倒した時
お嬢様は私の背中に手を回してきた
そしてはっとした私は逃げた
逃げた
逃げた
お嬢様から 自分から 現実から すべてから逃げたかった 怖くて怖くて 泣きそうになった するとお嬢様が 「うちもせっちゃん押し倒したいくい好き」 そういわれた でも私はどうすることも出来なくて…… 今度はお嬢様に押し倒された キスをする 深い とっても深いキスを もう狂ってしまったのかもしれない 私達は……
フリーと書いてあったので転載してしまった
どこかで見たことあると思ったらやっぱり転載か
112 :
83 :2006/01/01(日) 00:18:57 ID:Y1+gkRSV
年明けましたね・・・ このネタで一本かけるかな・・・? そして、あけましておめでとう。 このちゃんとせっちゃんが何時までも愛で包まれているように 此処に祈っておきます。
あけましておめでとうございます 今年もよいこのせつでありますように と挨拶はこの辺にして また変なのできますた 嫌な方はスルーお願いします
このか「せっちゃんは今好きな人、いーひんの?」 せつな「えっ…いえ…私は特にそーゆう男性は…」 アスナ「へ〜じゃあ、好きな女性はいるの?せっちゃん♪」 せつな「!?…え…アスナ……さん?」 まき絵「あー!せっちゃんのネコタマかわい〜♪」 裕奈 「この前の勝負服もカッコよかったよ、せっちゃん♪」 亜子 「あかんて、まき絵、裕奈。せっちゃん困ってるやん。」 裕奈 「せっちゃんは何着ても可愛いと思う。」 せつな「…えと……その………み、みなさん?」 このか「ん?どしたん?せっちゃん。」 せつな「お、お嬢様……あの……み、みなさんが……私のことをですね……その……せ、せっちゃんて……」 このか「ああ…それはウチがみんなに「せっちゃんて呼んで」って言うたからや♪その方がかわええと思うんよ♪」
龍宮 「…せっちゃん」 エヴァ「…せっちゃん」 ネギ 「せったん(;´Д`)ハァハァ」 せつな「……………あかん…」 このか「…?せっちゃん?」 せつな「あかん!ウチのこと「せっちゃん」て呼んでええんはこのちゃんだけや!!だから!……だから!…………」 (このかの服をチビっとだけ握って) せつな「………………だから………あかん」 このか「…」 せつな「こ、このちゃん…?」 このか「あ〜ん!!せっちゃんはホンマにかわええなぁ♪ん〜」(ぐりぐり〜) このか「ごめんな…ウチそんな事にも気付かんで…」 せつな「違う!このちゃんが謝る事ない!悪いんはウチの方や。ウチが勝手に…」 このか「ううん、せっちゃんは悪くないえ。ウチ、せっちゃんの言う事やったらなんでもきくから…なんでも言うてええんよ。」 せつな「…このちゃん…」 このか「…せっちゃん…」 … 以下バカップル
116 :
【豚】 :2006/01/01(日) 01:19:58 ID:w9y5sgpG
(´・ω・`) …
買ったとしても使いたくないなw
ウマー
120 :
【末吉】 :2006/01/01(日) 10:54:29 ID:+SjAY2i0
121 :
83 :2006/01/01(日) 19:30:40 ID:Y1+gkRSV
>>116 観賞用かorz
夫婦湯呑とは考えたな・・・・
つまりあの二人は「そういうこと」で公認って訳か
今更ですがorz
さて、どっちが夫なのかという(ry
123 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/01/01(日) 22:37:45 ID:47680J7A
基本的にはせっちゃんが夫であってほしいです。でもそんなシーンでは立場が逆転しそうな気がします。
124 :
83 :2006/01/01(日) 23:53:48 ID:Y1+gkRSV
所謂夜のお勤めは妻の方が(ry すまん、場の雰囲気悪くしたorz
125 :
83 :2006/01/01(日) 23:55:27 ID:Y1+gkRSV
連レスすまん。 そろそろ名無しに戻らせてもらいます。 ただそれだけorz ごめん、本当にレス無駄にした。
妻×夫
>>116 タオルとハチマキをおみやげに貰った。
持つべきモノはトモダチですね…( つД`)・.。
128 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/01/02(月) 16:22:08 ID:OIYpvpzN
オウエングッズは大麻帆良祭で買った
金さえない俺は負け組み…orz
春先の部屋の気温は、6時を過ぎたあたりから徐々に暖かくなりはじめていた。太陽の粒が空と世界を温めて行く。早朝のまどろみに包まれながら、背中を向けあった貴方の存在と呼吸を、耳に響かせた。 カチカチと時を刻む部屋の壁掛け時計と、ベランダに留まるスズメのさえずり声。どこか、一昔前のドラマのように風景だなと思いながら、気づかれないように苦笑いを薄く浮かべた。 腰あたりまでずれたシーツを手繰り寄せながら、ふと、感じるのだ。 嗚呼。世界は。こんなにも。 優しい。 夜。 体にこもった微弱な熱は、微かな残り香を残しながらじんわりと体温へと吸収されていったのだろうか。ぼんやりとした意識で考えながら、胸を抱きかかえるようにうずくまった。まだこの体に残っている残り香を、消さないように
「……せっちゃぁん」 コツン。 かかとで小突かれた足の裏。準じて発せられた呼ぶ声。嗚呼、何だ。と静かに吐くのは安著のため息。 お嬢様だってもうちゃんと起きてるんじゃないですか。 寝言のように呟く愛しい人の言葉。まぶたを閉じれば私と同じように笑顔を浮かべている木乃香お嬢様の顔が容易に思い浮かんだ。 面と向かって名前を呼ぶのが恥ずかしいからなんて青春の心。小声でささやき合うのは「寝言でした」と後で言い訳できるように。体育座りのように抱えていた手を解いて、足を伸ばした。布と肌が摩擦しあう独特の音。
コツン。 かかとで小突く相手の太もも。 「…このちゃん…」 小声で呼ぶ。臆病なのはお互い様と考えて、苦笑い抜きの笑顔で微笑んで見せた。 まあ、そうだとしても、ちょっとばかし卑怯なのは仕方がないから。そういうのは昨晩何度だって言った本心で 「愛してます」 プラスマイナス ゼロと言う事で。
3レス消化。詰めて2レスでいけたかも知れません。目汚し失礼。誤字脱字が多いのもこの場を借りて謝罪。そして長文失礼。 1月1日に投下すべき所をし忘れてました。何はともあれ、あけましておめでとうございます。
最近はこの二人の出番が無いな・・・ やはりヒロイン31人は多すぎだろ・・・ 一人くらい死でもいいじゃない? 人気が無い奴が死んでも痛くないし・・・ すみません・・・あくまで「このせつ」の出番が増える手段です
まて、さよの存在を忘れたか あの世界では死んでも幽霊として出てくる 不人気キャラのテコ入れとしては、有効かもしれん
>>134 乙乙GJ!!
明けましておめでとうございます。今年もよろしく
>>136 出番が少なくなった分、そこらへんは妄想でカバーしたほうがいいと思うんだけど…
今は人目につかないところで二人っきりになってるはずだからな。
>>131-133 久々にGJ(AA略
今更ながらにコタツでぬくぬくする二人を思い浮かべのほほんとしてみる。
年越してもバカな俺はorz
今年ももう残り少なくなってきた。 というか、もう残り3時間を切ってきている。 現在、午後9時21分。 外では、止んだり降ったりの雪が、今年を名残惜しむかの様に降り続いている。 真っ暗の闇の中で、純白のコートがくるくると円を書き、回っている。 そしてその様子を眺めるは、『夕凪』を片手に持つ少女剣士――――。 回っていたコートが、動きを止めて剣士の方を見る。 そして剣士は分かっていたかのように、コートの少女へと近づいていく。 コートの少女はその優しい笑みで、剣士を包んでみせる。 同時に、自らで包んでみせる。 剣士はその暖かい胸の中で、今までに感じた事の無い、温もりを感じる。 ああ・・・このまま時が止まればいいのに・・・ 剣士は切ない気持ちながらも、少女の腕の中で儚き思いを馳せてみる。 応えるかのように少女はそれ以上に優しく抱いてみせる。 とくん・・とくんと、愛しき者の声が聞こえる。 少しずつ早まるその声は、剣士の心をその少女で溢れさせるには十分だった。 絶対に離れないと思う剣士。 絶対に離さないと思うその少女。
二人の思いはやがて、互いの目を見ることで分かり合えた。 元々無かったような二人の距離は、更に縮まっていく。 密接の二人の身体は、より互いを求めるかのように・・・・ そして二人は―――時を止める。 互いの気持ちは十分に分かっている、だが、あともう一歩が踏み出せない。 何故か・・・それは超えてはならない一線だと、無意味な理性が訴えかけてくる。 でも、気持ちは分かっている。 声にあらわせば、もう二度とこんな時間は来ないだろう。 今どちらかが声に出してしまえばこの一時は崩れ去ってしまうであろう。 均等に保たれつつも、そのギリギリの線上で、二人は今、見つめ合っている。 そして、再び距離が縮まる二人。 一線を越えてでも貴女と居たい、その気持ちが彼女達を突き動かしたのだろう。 重なるのは互いの気持ち。 触れ合うのは、彼女達の運命。 そして、より深く、互いを知るために、互いを求め、互いの想いを確かにしていく――――。 何時か―――鐘が聞こえた。 二人は同時に瞑っていた目を開ける。 去年は一緒に過ごせなかった冬なのに、今年は違う。 ちゃんとこの人と過ごせた。
剣士の様子が少しおかしい。 少女はどうしたいかと思った。 でも、目を見れば言いたいことなんて直ぐ分かる、勿論、互い違いになんてさせない。 少女は、先に問い掛けてみる。 「せーのでいおっか?」 「そうだね・・・このちゃん」 「「せーの」」 「「あけまして おめでとう!」」 この楽しい日々が・・・ずっと続きますように。 この素晴らしい日々が・・・永遠のものでありますように。 そして・・・・ 貴女と一緒に・・・ずっとずっと何処までも一緒で居られますように。 互いの手を握り、闇夜の空を見上げ、微かに光る星達に願いを込める。 今年は・・・いい年になればいいな。
144 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/01/03(火) 00:31:54 ID:OYIZ0FK5
年越しネタ一本書いてみました。 一応「刹那」とか「木乃香」とか使わないように努力してみましたが 逆に誰が誰だかわからなくなってしまったorz やっぱりこういう系統は私には不向きだったようで。 今年こそちゃんとしたやつが書ければ良いと思ってる。 頑張れ、俺。
と、言うか134氏GJな流れなのに何やってんだろ俺orz 今年も駄目なのだろうか。 134氏、流れぶった切ってスマンかったorz
147 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/01/03(火) 00:41:13 ID:OYIZ0FK5
そう言えば雪降ってたのに何時の間にか晴れてたorz 天気ごちゃ混ぜっておいおい・・・ やっぱり30分くらいでぱーっと書いた小説は駄目ですなorz
ここの職人は自分の小説に自信を持てない人ばかりですね
>>149 私は独学で学んでこつこつと書いてても
私自身で表現が足らないなって思うんですよ。
腰が低いのも相俟ってか余計に自信無さそうに見えてしまうのもありますが
でも投下するのはある程度の自信が無いと投下出来ない希ガス・・・?
151 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/01/03(火) 00:57:47 ID:OYIZ0FK5
>>149 そうですね。自信はほとんどありません。それでも誰かに読んでほしい!って思った時は書いていますね。
131です。感想とGJくれた方、ありがとう。原動力になります
>>141-143 GJ
三人称視点の小説で、中々雰囲気が出ていて好きです。
どちらかと言えば刹那よりの視点ですかね?
>>149 自分の小説に自信が持てない、というか、
俺の場合は大抵、書きたいと思っている物が自分の書ける能力の範疇を軽く超えてるから、それの歯がゆさと言うか
「何でもっといい表現ができないんだろう」と思って申し訳がなくなることが多数です。
きっと俺の書く能力がもっと有れば、頭の中に浮かんでる心象や風景や情景や情動をもっといい言葉(その定義が何であるのかと聞かれても困りますが)で表せるはずなのに、と。
でもまあ、今は書くことの楽しさがそのジレンマよりも先行してるから、筆は進むんですが(笑)
そこまでウジウジ苦悩してても、書き続けるのはきっとそれが一番の処方箋であると思っているのもあるし、
何よりこのせつってカップリングが好きだからだと思ってます。勿論、それを見て楽しんでくれる人がいるなら。とも。
需要がある限り続けると思います(苦笑)長い目で見てやって下さい。
あー、長文だらだらと失礼しました。
今このスレにいる職人さんの数は3になる訳ですね?
>>152 そうですね、私は「刹那視点」で書くことが多いので・・・・
今度は木乃香視点で書いてみようかね・・・・?
155 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/01/04(水) 01:14:29 ID:A6ioiWoI
>>154 このか中心でですね。素敵な作品が出来ることと期待しています。
156 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/01/04(水) 01:20:45 ID:A6ioiWoI
まだ途中ですが。 「お茶をお飲み下さい」 「ありがとう茶々丸さん」 「どうも」 茶々丸にすすめられアスナと刹那は修業の後、お茶を飲むことになった。しかしそれは媚薬入りのお茶。 「マスターこれで良いのですか?」 「ふふっ…楽しみだ」 さっきからどうも身体がおかしい。 刹那は自分の部屋に帰ってから不安になっていた。 「このもやもや感はいったい」 「せっちゃんどうしたん?」 遊びに来ていた木乃香に話しかけられる。 ドキドキドキドキドキドキドキドキ…。 「いえ…なんでもありません」 平常心を装ったものの…む、胸が苦しい。お嬢様の声を聞いただけだというのに。 「顔が紅いよ。熱があるの?」 「そんな事はありませんから!平気です」 そう言い僅かに目を逸らす。 「…お嬢様。今日は…もう眠りたいのでどうか自分のお部屋にお帰り下さいっ」そしてしばらくの沈黙。 「分かった。けど今日のせっちゃんなんか冷たいね」木乃香は当然のことながら怒っている。 「すみません。お嬢様」 身体が震えだし見送ることもままならず刹那はその場に崩れ落ちた。 部屋を出て廊下を歩きながら木乃香はなぜあれ程の拒否があったのか考えこむ。 「あっもしかして」 何か答えが見つかったようだ。 「アスナさん…少し我慢して下さいね」 キスシーン!!二人はそんな関係だったなんて。入れない…せっちゃんに泊めてもらおう。また来た道を戻る木乃香。
157 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/01/04(水) 01:31:47 ID:A6ioiWoI
続きです その頃、刹那は媚薬の影響で欲求を抑えられなくなっていた。 「…ああっ…体が熱い。このままではお嬢様を汚して…はぁ…いけないっ…こんなことをしては…」 コンコン 「せっちゃん泊めてや〜」 木乃香はいつもの癖で返事を待たずに入った。薄暗い。もう寝ているのだろうか? 「うっ…お嬢様…」 えっ?うちを呼んでいる。 「せっちゃんどうしたん?」 ベッドにかけよる木乃香。 「は…ああああお嬢様。なぜこちらに!」 刹那は慌てて身なりを整える。 「ちょっと帰れなくなって泊めてな」 「なっ!あのっ今日はちょっと…」 「うちは気にしないから安心してな。女の子だから痛い日もあるんやよね」 えっ?えーっ!そんな風に捉えられていたとは! しかし肯定も否定もできず真っ赤になって俯いた。 「ベッドは一つしかありませんから…どうぞ」 刹那は必要以上に壁際により後ろは見ないようにした。 「せっちゃんとまた添い寝やえ。何年ぶりやろ」 しかし木乃香に後ろからふわりと軽く抱きつかれて気が狂いそうになっていた。 どうしよう。口に出しては言えないようなコトをお嬢様にしたいだなんて! 「…スー…スー」 後ろから寝息が聞こえる。
158 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/01/04(水) 01:34:59 ID:A6ioiWoI
長くてすみません お嬢様すみません。どうしても我慢が出来ず。こんな意志の弱い私をお許し下さい。 刹那は心の中で何度も謝りながら気付かれぬように自らを弄ぶ。 「このちゃん…」 「せっちゃん好きやえ」 「はい…あ…っ!」 突然の囁きに慌てて振り向くと木乃香は全く眠ってなどいない。 「うちはずーっと起きてたんよ。せっちゃんが切なげな声をだしているから気になってもうて」 「申し訳ございませんお嬢様。想像とはいえこんなことをしてしまい」 「こんなことってどんなこと?教えて〜」 「それは…その…」 暗くてあまり表情は分からないものの頬に触れると、その熱から刹那の羞恥心がうかがえる。 「もう何も言わんでええよ。だから…」 「えっ?…っ…」 突然のキスに翻弄される。
長くても全然かまいませんよ!
>>158 楽しめれば長くても短くても全くかまいません。
このせつ分の摂取が出来て嬉しいです。続きに期待!!
っと。こちらもちと長くなると思うのですが、SS投下OK?
おk!おk!
何か続々と小説投下が・・・・ 文が下手な私は次回作の投稿自粛しますね。 乱投もまずいでしょうし・・・
あまり来てないうちに小説がいっぱい投下されてる…
まとめてですまないがどれもGJ!
>>161 全然大丈夫!
>>163 投下されるのをwktkして待ってます
私は好きな人がいる とっても好きな人 その人のことを考えない日なんてなかった 昔は私から避けていた 避けなければもっと好きになってしまう そう思ったから だから私は避けた でも修学旅行から私達の距離は縮まった そしてもっと好きになってしまった かなわぬ恋と知っているのに……… それなのに私は…… 愛してしまった あなたの笑顔が好き あなたの声が好き あなたの手が好き あなたの口が好き あなたの目が好き あなたの髪が好き もう言い切れないほどあなたが好き 女同士なのに 身分も違うのに 人間でもないのに それでも愛してしまった もしあなたと出会わなかったら私はどうなってたのだろう? 考えられない…… あなたがあっての私だから でも願ってしまう 恋になることを……
またまたフリーだから転載してしまいました……
このせつって需要無いのかな… テラヨミタス
「せっちゃん」 口元を綻ばせて笑うお嬢様を見るたびに、どこか、胸の奥の何処かが疼く。 柔い月光に晒された、女子寮の屋上。夜半の頃、12時を少し回った時間、秘密の密会。 シェイクスピアが書いたロミオとジュリエットのワンシーンみたいやね、といつだか木乃香お嬢様は笑ったっけ。 ――――そんなに綺麗な物でもないし、ましてや、お互いが持ち寄る感情は、そんなに純粋な物じゃあないのにと私は思ったのだけれど、――とにかく 私達が繰り返すこの行為が、いつしか習慣地味て来たのはいつ頃からだっただろう。 何となくそう思いを馳せて、其れまで身を預けていた屋上の手すりから離れた。 淡い月光が、平等に私達を照らし出す。抜け出す事の出来そうの無い習慣。病み付きになる甘い疼き。病的なまでに溢れ出す愛しさと想い。 そんな非日常のワンシーン。 「待った?」 微笑んで、こちらに駆け寄ってくる木乃香お嬢様に、いいえ、と短く返答を漏らす。 両手を広げる彼女に応えるように此方も両手を広げて、お互いの距離がゼロになると同じ位のタイミングで抱きすくめて。 背中に回した腕と、首に回された腕。 伝染する暖かさを、じんわりとしたぬくもりを。かみ締めるように感じながら、抱きしめた、之でもかと言うほどに、馬鹿みたいに、それだけを感じれるようにと。
「……せっちゃん?」 訝しげに訊くお嬢様の声も無視して、首筋に顔を埋めた。ひゃ。とこそばったそうな声を上げて、もう一度私の名前を呼んだ 「…………せっちゃん?」 それも、無視。首筋に口付けを一つ落として、少しだけ湿度を伴った暖かい首筋と、頬に触れてくるしめった髪に、訊く 「お風呂、入ったんですか?」 「うん」 気付いた?背中に聞こえる声 「湯冷めしますよ?」 バツの悪そうな返答に、少しだけ不機嫌そうな色を混ぜて、声に出す。 「それでもええよ」 相手といえば、臆面もなく、なんでもないような声。 「風邪でもひいたらどうするんですか!」 「看病してくれるやろ?」 抱き合ったままの体勢で、湯以外の何かの理由で、のぼせ上がったお嬢様は壮言するように、唄うように、こう云うのだ。 「ならええよ。少しでも、1日でも1時間でも1分でも1秒でも、せっちゃんと一緒におれるんなら」 一緒におれるんなら、ええんよ。 ――――――――どんなになってもこの言葉を告げ続けるのだろうか? ――――――――どんな瞬間でもこの言葉は与えられるのだろうか? ふとした瞬間に、私はそんな疑問を思い浮かべてしまう。 けれども、その答えはいつも――いつも笑って思考すら奪うキスをしてくる目の前の相手に、奪われてしまう。 抱すくめていた腕を解いて、数秒、みつめ合った。好きだと、愛してると、そう何度も、伝えながら。想いながら。 そして、それと同時に繰り返される、キス。顔中の全てに降り注がれるキス 唇が触れていない個所など何処にもないようにと。まるで――――これは自分のものだと云うように
「…んっ…――はっ……」 いつの間にか開かされた唇に、木乃香お嬢様の舌が忍び込んで来る。 「…っ お嬢、――さまぁっ…んんっ……」 「―――せっちゃん」 きっかけはなんだったんだろう? 思い出そうとしてもよく思い出せなかった。それは物凄く肝心な事のようであって、些細な事のようでもある。 けど 初めてキスをした後の瞬間は酷く覚えている。鮮やかなぐらいに。とても重なった唇の感触と、その暖かさ そして離れた瞬間に訪れた想い ―――――説明できない想い、言葉で、言い表せない想い。 胸が痛くて。酷く、痛くて。 切なさだけが全身を支配して、言葉を失った。 密会する事になったきっかけは、やはり思い出せない。 でも、キスした時の気持ちは覚えている。それから先の事も嫌になるくらいに鮮やかに憶えている。抵抗せずに呆然としていた私に、そんな私に、お嬢様はにっこりと、子供みたいに微笑って。微笑って、そして、言った。 ――――好きだ。って。 「好き」 「大好き」 「本当に、愛してる」 それらの言葉を告げられる度に、私は――桜咲 刹那は甘い疼きと共に自分自身を亡失して行く。 実直に伝わる言葉が嬉しければ嬉しいほど、私の中の非日常要素が膨らんでいって、そして。 そして私の中に入って来る。
それらを押し戻すことが出来ずに、それらを拒むことが出来ずに、私はゆっくりと、じんわりと、 近衛木乃香と言う存在に、侵されて行く。浸されて行く。 「――――っ……はっぁ」 その言葉と共に。唇が離れて、どうしようもなくもどかしい感情に襲われて そこで、やっと 嗚呼、と確信する。 ――何処まで行っても、私は私でしかないと。 どこまで曖昧になったとしても、どこまでぼやけてしまっても、確固たるものは一つしかないと。 とどのつまり、私も貴女が好きだって事。貴女が、木乃香お嬢様様が必要だって、事。 ―――――――息つく暇さえ与えずに、もう一度と、今度は私から口付けた。 「せっちゃ…? …ふぁっ」 夜半の月が、相変わらずの幽光と共に私達を照らしていた。甘い胸の疼きと、ざわつく心も、平等に。
4レス消化。長文失礼致しました。
>>163 わざわざ譲って戴いてすみませんでした。
投下の指示仰いでから1日と亀レスでしたが、此方はこれで当分の間打ち止めです。
突発で出来たら解りませんが(苦笑)何せ煮詰めなきゃ支離滅裂なものになる……(煮詰めても之とはよく言ったものですが)
では、
>>163 氏が投下されるのを楽しみにしております。ノシ
>>173 文章うまいし、このちゃんとせっちゃんラブラブだし
(*´ω`*)スバラスィ ...ハァハァ
す・・・凄! ウ( ゚д゚ )マー
私の出番なんて無いですよ。
>>173 氏のを見てもう一度出直すことにします。
下っ端は去るのみ・・・・ってなorz
このせつへの愛があればオールOKだ。
177 :
AMAM :2006/01/06(金) 22:45:12 ID:7um+eZ6U
お久しぶりです ちょっと長めで、まだ途中までですが投下おkですか?
ごめんなさい 自分のコテ失敗しました……orz
あの頃の私は、ただ一緒に眠ってくれる人がほしかったんだ。 ただ一緒に手をつないでれるひとがほしかったんだ。 バチンと乾いた音が部屋に響く。 「お前が悪いのよ!そうお前が!」 3才になるかならないかの少女をたたきながら女の人は言う。 少女の体は節々が変色していてやせ細っている。 「あんたが生まれてきたせいでお前の兄も、そして私も父さんも!どんな惨めな生活してるかわかってるの? そのあんたの背中のそれが何だか分かるの?そうだよあんたあんたのせいで何もかも!」 女の人は少女を蹴り続ける。少女は胃液を吐きながら泣き叫ぶ。 「あぁ……あんたのせいで床が汚れたでしょ!ほら早く拭きなさい」 少女……もとい刹那に雑巾を投げつけ女の人は去って行った。 げほげほと血を吐きながら刹那は床を拭き続ける。 そこを通りかかった刹那の兄は、見てみぬふりをして部屋に戻っていった。 あぁ誰も助けてくれない、味方は誰一人いないとそう思ったのかとめどない涙があふれていく。 顔がくしゃくしゃになりながらも床を拭き、涙と血を服の袖で拭く。 床を拭き終わると雑巾を直し、ソファがあるのにもかかわらず立つ。何をするわけでもなくただ立つのだ。 昔お母さんに言われたのだ。お前はくつろぐ資格なんて無いよ!立っとけば良いんだって…… それからだったか。刹那が座らなくなったのは…… 刹那の頼みのつなはお父さんだ。帰ってくればお母さんは刹那に何もせず、ちゃんとご飯だって食べさしてくれた。 それにお父さんだけは刹那を抱きしめ、頭をなでるような差別の無い人だったからだ。 もちろん帰ってきたら手を上げて喜びたいほどだったがでもしなかった。 もしそんな事でもしたら後でお母さんに何をされるか分かったもんじゃなかったからだ。
「ただいま」 ガラッと戸が開く音が鳴った。 刹那は心の中で助かったとため息をする。が、体は一cmmも動かさない。 「刹那ただいま……大丈夫だったか?」 お父さんは刹那の頭をなでながらかがみ、目線をあわせて聞いてくる。 刹那は何も言葉にせずうなづく。 「よかった……もし何かあったらすぐに言うんだぞ?分かったな?」 また何も言わずお父さんの目を見つめながらうなずいた。 それを見てお父さんは微笑むと立ち上がり手を出した。 「今日もまた何も食べさしてもらってないんだろ?さぁ無くなるうちに食べに行くぞ」 刹那はお父さんの手を握った。強く強く。 もう二度と離さないとそう思わせるような強さだったがお父さんは痛がらず刹那に顔を向けた。 「大丈夫。オレはずっとここに居るから。いつか二人でこの家、いやこの村を出ような?」 刹那が不安そうな顔をした時よく言う言葉。でも小さな刹那にはとても大事な言葉。 その言葉を言うたびに刹那はニコニコと年相応した笑顔を見せた。でもこの笑顔はお母さんの居ない所での事に限っていた。
ご飯の匂いがするとお腹がキュルッとかわいらしい音を立てた。 昨日の晩ぶりのご飯だ。のどから手が出そうになるほど刹那はご飯を欲した。 「いただきます」小声ながらも確かにそう言ってご飯に手をつける。 明日の朝も昼もご飯は食べれないと知っているため出来るだけ多く、腹持ちのいいものばかりを食べた。 そしてお母さんと一緒に居たら何をされるか分からない為、ご飯を食べ終わってもお父さんがご飯を食べ終わるのを待ち続けた。 お父さんはご馳走様というと立ち上がり、刹那を抱き上げた。 「明日は早いんだ。弁当頼んだよ」 「分かりました」 刹那はお母さんと目を合わせないためお父さんの胸に顔を埋める。 そして、今は刹那とお父さんの寝室へ行くのを待つ。 刹那をお母さんが虐待していると知ったお父さんは寝室からお母さんを追い出して刹那と寝ると言ったのが始まりだった。 お父さんは刹那を抱いたまま寝室に連れて行った。そして歌うのだ。子守唄を…… そして刹那が寝たと思ったらまた居間に戻り、お母さんともめるのだ。 もめる理由は何時も一緒で刹那のこと。 どうしてあの子を虐めるんだとお父さんが聞けばお母さんはあの子が悪い子だからだという。 そんなことがずっと続き、ついに今日決着がついた。お父さんが負けてしまったのだ。 お父さんとお母さんは離婚をしてしまうという事になった。刹那の面倒はなぜか刹那をけぎらっていたお母さんが引き取ることになった。
そしてその日の夜。お父さんは布団で寝ている刹那を起こした。 「すまん刹那。父さんと母さんは離婚することになった…… だがお前を母さんに取られたんだ。明日からはもう会うことは無い……」 お父さんは肩を落として自分に言い聞かせるよう言った。 「いやや!うちお父様と一緒に居るんや!約束したやん。一緒に村出るって……」 誰に対しても敬語を使うようにお母さんに言われていたのにそんな事は忘れ方言丸出しで叫ぶ。 いややいややとずっと言い続けた。 じたばた暴れる刹那をお父さんはそっと抱きしめた。 「ごめん…… 隙があれば、いつか必ずお前を助け出してやるから」 刹那は泣き疲れたのかお父さんの胸でいつのまにか眠りについた。 刹那が起きた時にはそこにはもうお父さんは居なかった。 お父さんの物はもう何もなかった。 その日から何時も以上に虐待された。 やせていた体も今は骨と皮しかない。 夜もご飯は食べさしてもらわなくてもうご飯を最後に食べた、お父さんが出て行った日から6日たった。 もう喋ることも立っていることもちゃんと出来なくなってきてしまっている。 あぁ自分は死ぬんだ。信じていたお父様も居なくなった。一緒に村を出るって言う約束も破られた。 刹那は自分の中から希望がなくなっていくのを他人事のように感じていた。 だがふと刹那は思った。そうだ逃げ出そう。行動に移さないで死ぬより移して動いたほうがいい!と 刹那はその日すぐに行動に出た。 震える足を押さえつけながら走った。器用に音を鳴らさず戸を開けたおかげでお母さんたちは気付いてない。 羽を広げて以来の外…… 刹那の羽根が白いと知る前はお母さんは刹那をとても可愛いがっていた。 そう2才6ヵ月になる前は…… 烏族は2才6ヵ月になるとやっと羽を広げる。その時に知ったのだ。自分は他の人と違い白い羽だと。 その時はお母さんもお兄ちゃんもそしてお父さんでさえもびっくりするような顔をした。 お父さんが少し考えさしてくれと席を立った瞬間、お母さんは変わった。 刹那を殴りこういったのだ。
「あんた……白い羽ってどういう意味か知ってる?白い羽の家族はどんな目にあうか知ってる?」 その日から刹那の日々は変わった。 ご飯はまともにもらえず。殴られ続けた。 外にも出してもらえず、一日中立たされた。 外にやっと出られた感激と、お母さんから逃げられた喜びで心の中がムズムズと、なんと言って良いか分からない感情が刹那に生まれた。 走るたんびに喜びがあふれていく。 「ははは」 枯れた声で笑う。体中が震えているのなんてお構いなしにただ走り続けた。 するとお父さんが刹那の前に立っていた。 「刹那……」 お父さんはポツリとつぶやくように言った。 刹那は6日ぶりにあったお父さんに感動にも似た思いを持ち。お父様に走って抱きついた。 「お前どうしたんだ?前会ったときよりやせたよな。もしかしてあれから何も食べさしてもらってないのか!?」 刹那がうなずくと、お父様は抱き上げお父さんの家へ連れて行ってくれた。 いっぱいのご飯を食べさしてもらった。最初のうちは久しぶりのご飯で体も受け付けなかったが今は何とかのどを通るようになった。 ご飯を食べながら逃げてきた事情やらを説明した。 「逃げてきたんだったら母さんはここに来るなぁ……」 お母さんの名前が出た瞬間刹那は身震いする。 それを見たお父さんはウインクして見せた。 「約束してた通り。二人で村を出よう」 そう言ってお父さんは家を出る準備をし始めた。 これからについても話をした。
ドンドン!ドンドンドン! 戸を叩く音が響く。 「刹那……もしこれが母さんだったら裏口から逃げろ。約束は覚えてるかい?生きるんだよ何があっても。いいね?」 刹那はうなずく。そして玄関の位置から見えないところに隠れ、息を潜める。 お父さんはゆっくりと戸をあけた。 「あんた刹那見てない?刹那が家に居ないのよ…… もし羽を見せながら村でも歩いて見なさい!私達は私達は……」 「おちつくんだ。私は見てないし刹那はそんな馬鹿な子じゃない一緒に探すから大丈夫だ」 そしてお母さんの背中を押していった。 刹那はお母さんが去ったのを見計らって裏口から出た。そしてかばんに入っている地図を取り出し村を出る為に走った。 途中に何度もこけ、細くて痣だらけの体に傷が増えていく。 それでも刹那は走った。 気がつくとそこはもう生まれ育った村でなく森だった。 ずっと走っていたため息が上がってしまっていたので休むことにした。でも、そうしている場合ではなくなった。 なぜなら足音が近づいてきたからだ。走って疲れた体が悲鳴を上げるのを無視し木にのぼり隠れる。 隠れながらもどんな奴が来たのか気になり木の陰からのぞいて見た。 そこには一人の男が剣を持って歩いていた。が、急に消えた。刹那は目をぱちぱちさせ、口をぽかんと開けていた。 「何してるんですか?」 すぐ後ろで聞こえた声にびっくりし、キャッと声を上げ木から落ちそうになる。 男の人は刹那の手を掴みバランスを保たせる。 「どうしたんですか?その怪我……」 男は刹那の体をまじまじと見つめる。 何で分かったか知らないが男の人はこう告げた。
「君は完璧な人間じゃないね……半妖かな?」 それを聴いた瞬間刹那はびくつき、そして木の上にかかわらず逃げようとする。 その刹那の手を掴み男の人は真剣に言った。 「大丈夫だよ。うちの奥さんはね、治癒が得意なんだ。だから君のその怪我を治して上げられる。」 「治癒……?」 「そう、怪我を治せる能力のことだよ……大丈夫。私にも君ぐらいの子供が居てね。だからただ見捨てられないだけなんだ。もし自分の子が君だったとしたらと考えてごらん?助けるだろう?」 刹那の頭をなでながら言う。 そして大丈夫だよといいながら刹那を抱きしめた。背中に手が回った瞬間刹那がびくっとする。 それでも男はただ大丈夫だと言うだけだった。
刹那は気付くと布団の中に居た。 今までお母さんにつけられた痣も、村から逃げ出す時についたかすり傷も跡形もなく消えていた。 ただ不満なのはこの骨と皮しかない体だ。そんな事を考えていると戸が開いた。 「子様。長がお呼びです。私に着いて来てください。」 女の人は刹那がうなずいたのを見ると90度回転し、刹那がついてこれるスピードで歩いた。そして刹那は何も言わず後を着いて行く。 女の人は一つの部屋の前で止まると障子を開け、正座をする。 「長…… 子様をお連れいたしました」 「君は外してくれ」 「かしこまりました」 女の人は一礼をし、きちんと障子を閉め、去っていった。 この変な雰囲気が気持ち悪いのかもぞもぞと動く。 「まだ、君の名前を聞いてなかったね?いや、まず私が名乗ろう。近衛詠春だ。で、君の名前は?」 「刹那…… 桜咲刹那。」 未だに刹那はもぞもぞと動きながら、自分はいったいどうなるのか考えていた。 それを見て詠春はくすっと笑う。 「大丈夫ですよ。ただ私は貴方のことが知りたいのと、貴方の未来についてを話したいだけです。」 「うちの……こと?」 「はい」 何処から出したのか分からないが、詠春はお茶とせんべいを出して刹那に差し出した。 「時間はあるんでゆっくり食べながら話しましょうか」 刹那は震える手でせんべいを貰い床に置き。お茶を貰ってすすり飲んだ。 その刹那のしぐさを見て詠春はにこっと笑うと、また喋り始めた。 「さぁ話してくれないかな?君の事。どうして傷だらけであんなところに居たのかを……」 刹那はつばを飲み込み、ひざに手を置き前のめりになる。 緊張で震える唇をゆっくり動かしてこういった。
「うちは化け物なんや……人でもないし、烏族でもない。白い羽やねんで?それにお母様には死ねば良いのにって言われたし、うちがお母様に殴られてるのに兄上は見て見ぬふりもした。ご飯だってちゃんと食べさして貰えなかった。」 刹那が口から言葉を出すたびに目が潤んでいく。 「うちなんて死ねばいいんや!だってうちが生まれたせいでお母様やお父様、兄上だって不幸になったんや!お母様とお父様は別れたし。うちの家には誰も近寄らんようになった!全てうちが……っ!!」 そこまで言った刹那を詠春が抱きしめる。そしてあやすように背中をなでる。 詠春の目は悲しみであふれていた。 三歳ぐらいの女の子をこんな風にしてしまうこの世がとてつもなく残酷だと―― 「大丈夫ですよ。私は貴方を化け物だと思っていませんし、死んでほしくなんてありません。私は貴方に生きてほしいです。だから落ち着いて……」 詠春は刹那が泣き止むまで背中をさすり続けた。 泣き止んだらからっぽになった湯飲みにお茶を入れ、刹那に薦めた。 刹那は泣き叫んで渇いたのどを潤す為に勧められたお茶を飲み、詠春の顔を覗き見た。 「刹那君これからどうするんですか?今の話だと家には戻れそうもありませんね…… あ、そうだ!神鳴流って道場で修業しませんか?それなら将来それでお金も稼げるし、自分の身を守ることが出来ます…… どうですか?」 刹那は首を縦に大きく振った。効果音にするとしたらコクコクだ。 「そうと決まれば宴です。すぐに神鳴流の長に連絡をいれ、明日からでも行けるようにしましょう。」 詠春がそういった瞬間障子が開き。いっぱいの女の人が御馳走を持って入ってきた。 刹那は目を輝かせ、見たことも食べたこともない食べ物を食べてみる。 おいしくてほっぺたが落ちそうになり、手を頬に置いて落ちないようにする。まぁ落ちないが。 そんな刹那をニコニコしてお酒を飲みながら詠春は見ていた。 「刹那君。ここの生活に慣れたらうちの娘…… 木乃香に会ってはくれませんか?」 刹那は何のことかと首をかしげ、ご馳走を食べながら詠春の方を見た。 詠春は一口お酒を喉へ流し込み、にこっと笑った。 「木乃香はこんな所にすんでるから、友達が居なくてね…… だから刹那君。君になってほしくてね。」 刹那は大きな声ではいと言い。まだ会えぬ友達のことを思った。
チュンチュンチュン。 鳥たちが鳴く声が聞こえる。 窓からカーテンを通して光が入る。目をつぶっているのにまぶしいなと思う。 ――あぁ久しぶりに見たなこの夢。中学生になってから一度も見てなかったはずなのだが。 ――何か頬がパリパリするな。泣いてしまったんだろうか。 寝返りをうち目を開ける。目の前にはお嬢様が居て、シーツに包まって規則正しい寝息を出す。 ――今の私に入るじゃないか。一緒に眠ってくれる人が…… 一緒に手をつないでくれる人が…… 私は一人で笑い、木乃香を愛おしく思う気持ちが強くなって、木乃香を優しく抱きしめた。 「ん?せっちゃんやっと置きたん?」 目をこすりながら焦点が定まっていない目で刹那を見る。 刹那は優しく木乃香の頭をなでる。なでた時に風に乗って木乃香のシャンプーの匂いが刹那の鼻孔をくすぐる。 「せっちゃんうなされて泣いてたけど大丈夫?何してもおきひんし、どうしようかな思ってせっちゃんの手握った時やったかな?急に笑ってうなされてるん止まってん……どんな夢見てたん?」 「小さい頃の夢です。でも大丈夫ですよ。お嬢様が私の目の前に居る限り。私の手を握ってくれる限り。私と一緒に寝てくれる限り…… そうしたらもう見ないと思いますし、もし見ても吹っ切られますから。」 「なんや『限り』多すぎて何が何だかわからへんな」 そう言って木乃香が笑うと刹那もつられて笑った。 ――あなたの笑顔がそこにある限り、私は大丈夫です。 ―END―
スレ汚しすみません…… 10レスも使ってしまってすいません。 しかもこのせつかなり少なくてすみません。 ふりが長くてすみません……。 ほんと、なんか謝ってばっかですみません …………orz
GJ!!一瞬転載かとおもったけど本人だったようでw
GJ!ラブラブのも好きだが、切ないのも割りと好きかも… だだ、個人的には「刹那」と書かずに「少女」で通した方が良かった気がします。
ところでおとんは結局どうなったん?
何時の間にか投下されててGJ! AM氏今後とも頑張って!
>>190 乙GJ!
こういう小説もいいけど
なんか読んでて辛かったかも…
とりあえず次回作にもwktk!
今読み終わって涙目になってる俺ガイル
>>191 すいません…… 分かりにくい事してしまって
>>193 多分お父さんはあの後お母さんと居ない刹那を探して、そしてまた一人暮らしか再婚?
>>195 刹那の幼初期を想像していたら書きたくなってしまって、後先考えず書いてしまったので後味悪い仕上がりになってしまいました。
これからは後先考えてやりますんで許してください。
198 :
195 :2006/01/09(月) 12:46:54 ID:rLgRgBVS
>>197 いえいえ
小説を書いて下さるだけで嬉しいので
AM氏が書きたいものを書いてくれればそれだけでおkです
さぁてそろそろ俺の出番ですか・・・・? と言ってやっぱり止めた。
>199にはどうやら美空の言動が書いてあるようだが、 空気過ぎて俺には読めない
全く以って関係ないが 桜咲木乃香 ってすごく綺麗な名前だとおもた
そっちの籍に入ってるってことは、 近衛の家を捨てて駆け落ちしたのか
周囲からの反対を押し切って駆け落ち。 そのまま押しかけ女房。
この流れでいくと木乃香が旦那って訳? 刹那=奥さんのイメージがあまり無かったからかなり新鮮だな。
どっちが、て訳でなく 近衛家の跡取りって枷を断たないと桜咲木乃香にはならないだろう、と。
桜咲木乃香なんだから刹那=夫、木乃香=嫁 の流れだと思う。
>202 その勢いでSS投下w
>>202 周囲からの反対を押し切って駆け落ちして
六畳一間のアパートで
すごく貧しくて、食べ物はパン屋からもらったパンの耳しかなくて
でも
刹那 「ごめん…このちゃん……ウチのせいで…」
木乃香「ううん、ウチせっちゃんがいてくれるだけで幸せなんや…他に何もいらへん…」
というSSを希望します
>>202 です。
>>210 素敵な設定ですが地むしろ刹那がバイトやら仕事頑張り、木乃香との生活を支えたいが為に
木乃香を(無意識に)一人にする展開にしそうな予感。で、すれ違い。そして和解。仲直りのベットイン。 失礼の分がうざい俺には到底(レス数長い・展開遅い)無理っぽいですwww
ミス。 素敵な設定ですが地の分がうざい俺には到底(レス数長い・展開遅い)無理っぽいですwww むしろ刹那がバイトやら仕事頑張り、木乃香との生活を支えたいが為に 木乃香を(無意識に)一人にする展開にしそうな予感。で、すれ違い。そして和解。仲直りのベットイン。 失礼
さっき刹那の誕生日プレゼントを考えていた木乃香が何かを思いついたように カモにホレ薬をもらいにいっていた件について あれは何だったのだろうか? 真相を知っているSS書きの皆さん 詳しく教えてください
アイデアはあるんだが、木乃香の京都弁がよくわからないんだよなぁ
ガセ京都弁なら自信があるのだが やはり本当の京都弁じゃないしなぁ。 役に立てそうもないorz
>>214 なんかの参考になれば、昔書いた小説を抜粋してみますた。
=================
ウチはせっちゃんに感謝しとるんよ。
修学旅行を過ぎて、改めて思ったん。
『ああ・・せっちゃんが居たから、今の自分が居るやなぁ。』って。
ホンマに感謝しとるんよ?
ううん、言葉じゃわからへんよね。
言葉じゃなくて、行動に移さな・・・・
あ・・・あかんあかん、ウチ・・・またせっちゃんに・・・
あ〜もうウチおかしくなったんかな、せっちゃんのコト考えるともう・・・・な?
え・・・?そうなん?せっちゃん。
ウチだけやと思ってたんやけど・・・・そうやったんやね。
でも・・・ホンマはいけないんやよね。
分かっとる、ウチもそういうのは、女の子同士であかん。って
それでも我慢できへんのは・・・・ウチだけなん?
うん・・・ええよ。
ウチもそうやって、さっき言うたやんw
ただ・・・・せっちゃん、コレだけは誓ってや。
『私、桜咲刹那は近衛木乃香のコトを一生好きで居る。』
出来る?せっちゃん。
それなら、証拠・・・というか証明・・・・シテ?
================
連レス+駄文投下はホントスマンかったorz
「〜え」とかも使わないか木乃香
我慢できへんのは ↓ 我慢できひんのは と揺れてなかったっけ
京都人ですが、木乃香はそこまでガチ京都弁じゃない感じです。 218さんも書かれてますが、結構途中から話し方も変わってますし・・・ あと語尾が「〜なんよ」217さんのように「〜え」とかが多いような気がします。 あくまで自分の印象ですが、面と向かって告白する場合、 静留だと「うちは・・・・なつきのこと愛してます」ってそっと抱きしめる感じ。 木乃香は「知らんかった?うち・・・・・せっちゃんのことスゴイ好きなんよ?」 って真っ赤な顔して告白。 その後「なんか改めてゆーたら照れるなぁ」って恥ずかしそうに笑う感じです。 長文ごめんです。
>219 先生!シズル姐さんは抱きしめるだけじゃ済まさないと思います!
>>220 言える、というよりもそっと抱きしめて一気に(ry
今日は夢がこのせつだったので何か良い予感がします。
このかの「〜かえ?」って二次創作のSSでよく見るけど あれはやめてもらいたい・・・・・ もしかしてホントに言うのかな??
「〜かえ?」ってほうがこのちゃんの雰囲気でねぇ? あれ? 自分だけ?ww
「〜かえ?」とか言わないし
せっちゃんの誕生日記念でSS作ったんだが この流れで俺の駄文を投下してもいいものだろうか。 正直、木乃香の言葉遣いわからないから超適当になっちまったし・・・
>>225 いいんじゃまいか?
俺はとてもwktkしてますが。
228 :
225 :2006/01/17(火) 21:13:29 ID:Wye2RD7X
>>226 ,227
処女作な上に寝る前に即席で作ったようなもんだから
wktkなんてしないでくれ・・・
229 :
225 :2006/01/17(火) 21:15:40 ID:Wye2RD7X
1/6 明日は1月17日せっちゃんの誕生日。 せっちゃん自身ははきっと覚えてない…… だからウチはいつも通りに話しかけるんや。 授業が終わって、みんなが帰りだしてからウチはせっちゃんに話しかけた。 「せっちゃん。今日せっちゃんの部屋泊まりに行ってもええ?」 「え?別に構いませんが、今日は部活で帰りが遅くなってしまうんですよ。」 そう言うとせっちゃんは少し考える仕草をしてから 「6時ごろには帰れると思いますから、帰ったら迎えに行きますよ。それまでお嬢さまは自室で待っていてください。」 「せっちゃんの部屋で待ってようと思ったんやけどなぁ……」 「さすがに、お嬢さま一人でお待たせするなんてできませんよ!」 ひっそり忍び込んでようかと思ったけど、せっちゃんに怒られそうやし大人しく部屋で待ってようかな。 カモ君から貰わなあかんもんもあるしなぁ。
>>229 2/6
ピンポーン
「ハーイ」
予告通り6時ピッタリなんてせっちゃん時間に正確やなぁ。
思ったとおり扉の前には学校から直接ここに来たのか、カバンを持ったままのせっちゃんが立っとった。
「お嬢さま。お迎えに参りました。」
「じゃあ、せっちゃんの部屋いこかー!ウチが夕飯作ったげるえ。」
せっちゃんの部屋に着くまでずっと話してたんやけど、
せっちゃんウチのこと「このちゃん」って一度も呼んでくれへんかったなぁ……
せっちゃんの部屋に着いてすぐ、ウチが夕飯を作ろうとすると
「私も手伝います。お嬢さまだけに作っていただくなんて……」
「でも、せっちゃん部活で汗かいてるやろ?先にお風呂入ったほうがええよ?」
「しかし……」
「汗かいてそのままにしとると風邪ひいてまうよ?」
せっちゃんは渋々お風呂に行ってくれた。
ウチは今、せっちゃんの部屋のキッチンに一人で立っている。
今のうちにカモ君から貰った「睡眠促進薬」を使っとかんとな。
>>230 3/6
せっちゃんの料理に気づかれない程度に「睡眠促進薬」をかけたんやけど、
ほんまに少しだけやったから効果出ない気がするわ……
「ウチちょっとお風呂入ってくるから、その間お茶でも飲んで待っとってなぁ」
「あ、はい。ごゆっくり入ってきてください。」
ウチは薬を溶かしたお茶をせっちゃんに出してからお風呂へ行った。
さすがにお風呂から出る頃には薬効いてるやろ。
お風呂から出てみると、せっちゃんは立てた片ひざを抱えるようにして、うとうとしてた。
「せっちゃん!布団で寝ないと風邪ひくで。」
「……あ、申し訳ありません。寝てしまったようで……」
「ウチが手伝ったげるからちゃんとベッド入らんと。」
「すいません。お嬢さま……」
ウチはせっちゃんを支えてベッドに寝かせる。
これで今回の目標、半分ぐらい達成やな。
せっちゃん、寝ぼけたりしない限りいつもみたいにウチにベッド譲って床で寝てまいそうやからなぁ……
さてと、ウチも寝ようかな。
せっちゃんと一緒に寝るの何年ぶりやろ?
>>231 4/6
「う……ん…」
目を開けると目の前にこのちゃんの満面の笑顔があった。
昨日このちゃんがお風呂に入った少し後から記憶が無い……
まずは状況把握だ。
私はベッドに横になっている。
横にはこのちゃんが同じように横になっている。
とりあえず、衣服に乱れはない。
私が混乱しながら状況確認をしていると、おもむろにこのちゃんの腕が私の首に回されていた。
「な、この…お嬢さ…っんん!?」
いきなりこのちゃんにキスされた……
しかも何か口移しで口の中に入れられた。
口に入れられた物が飴であると気づいたときには、ポンっといい音がして私の体が小さくなった後だった。
>>232 5/6
「おはよ!せっちゃん。」
「な……お、お嬢さま…何するんですか!?」
「何ってキスやよ?ウチせっちゃんのこと好きやから。」
何気に凄いことサラッと言いすぎやで、このちゃん。
「私かて、このちゃんのこと好きやけど…ちっさくすることないやん……」
「何も言わないでちっさくしたんは堪忍な。
でも、せっちゃんちっさくしたんは、ウチからせっちゃんへのプレゼントなんやから!」
「お嬢さまから私へのプレゼント……?」
何だろ。私なんかがこのちゃんからプレゼント貰うような理由無いのに。
考えても私にはプレゼントを貰う理由が浮かばない。
「誕生日おめでとう!せっちゃん。」
「え?たん…じょう…び…?」
誕生日を最後に祝われたのは何年前だろう……
小さい頃、京都でこのちゃんに祝ってもらったのが最後だったかもしれない。
ここ数年は剣の稽古やこのちゃんの護衛に力を入れていたから、
誕生日のことなんて綺麗に忘れていた。
「やっぱせっちゃん覚えとらんかったん?今日はせっちゃんの誕生日やよ。
ネギ君には学校は休むって伝えてあるから、昔みたいに一緒にあそぼ?」
そう言うと、このちゃんも飴を舐めて私と同じぐらいの年齢の姿になってしまった。
>>234 6/6
今、私とこのちゃんはよく一緒に遊んだ頃の姿になっている。
見た目の年齢としては、小学校低学年ぐらいだ。
「私へのプレゼントというよりはお嬢さまの強い要望が込められているような気がしますが?」
「そ、そんなことあらへんよ?。」
今日は一方的過ぎてちょっと驚かされたから、少し皮肉を言っても罰は当たらないだろう。
何事も形から入るというのは、あながち間違っていないのかもしれない。
このちゃんまで小さくなってしまったから、一緒に遊んでいた頃に戻ったような気がしてくる。
今日一日は昔に戻って遊ぶのも悪くないかな。
何より、このちゃんが楽しそうだし。
「お嬢さま、遊び行きますえ」
「やん、お嬢さまなんて言わんといてー」
「ほな、このちゃん、行きますえ」
今だけは昔みたいに呼ぼう。
そのほうがこのちゃんは笑ってくれる気がするから。
私にとっては、このちゃんの笑顔こそがプレゼントなのかもしれない。
-end-
萌え〜
最後でレス番間違えちまったorz 俺抜けてるから誤字とか脱字がいっぱいありそうだ・・・ 駄文な上に長文の投下失礼しました
>>236 GJ!
初めてでこれだけ書ければすばらしいです。
次回作にも期待してます
>>236 お見事の一言。
処女作で此処まで書けるなら凄いと思われ。
ところで気になったのだがこのスレの過去SS格納庫みたいなのは無いのか?
昔のやつも幾つか読み返してみたいのだが。
無いなら作りたいんだ、がそんな技量無い俺には_orz
>>235 俺へのレスって考えちゃっていいのかな?
>>237-239 レスくれた方々ありがとうございます。
GJなんて言うことはあっても、
言われることは無いと思ってたよ。
エロイの書けない俺の駄文でも良ければ、
またネタが浮かんだ時に投下させて貰いたいと思います。
>>240 GJ!!だったよ(*´∀`*)
このちゃんの主体の前半が新鮮っす!(´υ`)
あんまりこのちゃん主体のSSないんだよな
描きにくいのかな?>このちゃん
>>240 亀レスだけどマジでGJ!二人ともモエス(*´Д`)
>>241 確かに
今まで読んできた小説のほとんどはせっちゃん主体が多かったかも
ナイトと姫様の恋物語はナイトの視点で描くのが多いからなぁ
このせつの純愛ものきぼんぬ
俺は少しシリアスなこのせつきぼんぬ
じゃあ俺はシリアスで純愛なこのせつきぼんぬ
こういう空気は読まなくていいんですよ
前スレまでの分htmlでまとめてみようと思うんだが需要ある?
250 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/01/21(土) 18:06:14 ID:WD1g4EsR
>>248 書いてもらえると有難い。
久々にこのせつ書いてみたが刹那があまりにも可愛そ過ぎる。
削除削除。
今は
>>248 氏の光臨を待つ。
>>248 書いて書いて!
>>252 テラ乙GJ!
ここのスレに何もしてやれない俺なんかより立派な仕事してますぜ
2chで唯一このスレだけ過去ログ持っている俺だが
>>252 GJ!
>>254-258 サンクス
レイアウトに関する指摘とかなかったから
このまま現行スレのまとめに取り掛かりたいと思います。
>>257-257 わざわざ有難うございます!
>>248 + +
∧_∧ +
(0゚・∀・)
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
まとめてくれた事に対してお礼しようと思ったのに
レス番微妙に間違えちまったorz
AM ◆NefofEqi5k氏
>>257-258 のまとめ本当に有難うございます。
>>252 >AM氏
乙d!
まとめに自分のが入っててテラハズカシス><;
>>257 ,
>>258 GJ!!
まさか俺の駄文まで混ざっているとは・・・
他の職人と並ぼうと思っても並べられないのに・・・・orz
「なぁ、せっちゃん」 「何ですか?、お嬢様」 「ちょっと付き合うてくれへん?」 「はい。喜んで!どこへ…ですか?」 「ウチ…最近シテなくて…たまってんや。せやから…もう我慢でけへん なぁ一緒にシヨ♪」 「え、えぇっ!?」 「どっか人気のないとこあらへんかなぁ?」 「ひ、人気のない場所…人気のない静かな場所…人気のない静かな落ち着ける場所…」 「そや☆エヴァちゃんの別荘いこか♪」 「お、お嬢様……////」 「あ〜すっきりしたわぁ♪ 魔法の練習するようになって魔法つかわわんと魔力が溜まってしもて… せやけど一人じゃあよう魔法もつかわれへんし… エヴァちゃんも溜めとくと体に悪…って、せっちゃん!? どしたん?そんながっかりした顔して???」
>>263 wモエワロス(*´д`*)モエワロスw
小便かとオモタ
>>265 最近してないって溜めすぎだろwwww
まとめスレってないよな
結局需要ってあるのか?
>まとめサイト管理人様 黒猫耳のタンゴ。あれ未完です。紛らわしいことして失礼しました。
あなたが居たから今の自分が居るは抜粋文なので完結してないです。 まぁ今更どうだって訳でもないですが。 せっちゃんの方も作ったけど個人で楽しんでおくと無駄な文をつけておく。
てか、某サイトのログよくもってたな
でも閉鎖した時「フリーですからどんどん貰って下さい」って書いてあったから仕方ないか
>>268 俺的には黒猫耳のタンゴの続き読みたいです
貴方の小説は好きだし、続きだけでも書いていただければ
まぁ、結局はこのせつへの愛があればオールOKなんだし
>>263 なぜだろう?
このかがそういう事言うと、すごく卑猥に聞こえるんだが…
せっちゃんが言うと……
>>270 意見ありがとうござます。続編の方、実は鋭意製作中です
途中経過の現時点でも、流れグダグダになってますが(笑)
出来次第投下してしまいたいと思います。その時は生暖かく見守ってやって下さい(苦笑)
そっちほっぽってバレンタインデーのネタに食いつく可能性大ですが。
このか「うーん、やっぱりここだけわかれへん」 刹那「お嬢様・・・」 このか「せっちゃん、もう一回おしえてくれへんかな?」 刹那「・・・お嬢様・・・」 このか「せっちゃん、せっちゃん!もぅ、せっちゃんきいてる?」 刹那「はっす、すみません!・・・」 このか「もーさっきからボーっとして、どうしたん?」 刹那「あ、あの・・・お嬢様、あの・・・可愛くて・・・」 このか「え?もうせっちゃんったらなに言っ」刹那「お、お嬢様っ!!」 このか「え?やっちょっとせっちゃ、ああっ」 みたいなたまには攻めな刹那希望したい
>>275 いいよな刹那攻めも
もちろん普段受けだからこそだけど
ていうか俺スレスト
皆はSの刹那とMの刹那、どっちがいい?
>>278 禿同。漏れもせっちゃんはMしかないと思う…
逆に、このちゃんは好奇心旺盛だから、Sじゃないかなぁ〜?
このちゃんって呼ぶのとお嬢様ってよぶのどっちがいいだろか このちゃん2割お嬢様8割くらいが俺は好きだけど
あぁ〜、それもある。現実的に、せっちゃんは このかのことを「お嬢様」と呼ぶからなぁ〜…
>>281 「お嬢様」だとストイックさがあっていいよな、いけませんお嬢様的な
「このちゃん」はたまに無意識に出る感じがぐっとくる
なんか、動揺しているときとかねぇ〜
>>282 ,283
あるあるw
それを楽しんでるこのちゃんも
なかなか(*´д`*)
せっちゃんは動揺しているのに、何故かこのちゃんは へらへら藁っている… そんな二人のやり取りがなんか和むんだよねぇ〜
>>277 せっちゃんは攻めることがあっても
いっぱいいっぱいになった故の暴走なキガス
しかもそれがこのちゃんの誘い受けだったりww
>>286 アリエールw
と言うかそのパターンの妄想はよくしておりますが何か?
(*´д`*)
やっぱり皆、常習犯だねぇ〜
エヘッ(*^∨^*)
290 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/01/28(土) 13:35:14 ID:vGOR98gB
誕生日プレゼントとかいってせっちゃんの前で下着を脱いでさしだすこのか せっちゃんはどんな反応を見せるだろか
>>291 せ「こ、このかお嬢さ、このちゃ、あわわ、とにかく服を着てください!!」
こ「まぁーまぁー、ええやないか、せっちゃん!」
せ「いや、よくありませんよ!と、兎に角、服を着てください!」
差し出しているのは 脱ぎたての下着か 脱ぎたての体か。
ヘルマン戦で刹那が偽木乃香に捕まる前のワンシーンでの刹那萌え 木乃香『一緒にお風呂入ろうと思おうてな〜』 刹那『このちゃん、何やってるのん!?』
296 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/01/28(土) 23:57:25 ID:vGOR98gB
このかみたいな彼女ホスィ(*´Д`)
>>295 どーでもいーがあんた、「金正日将軍の歌」
知ってるだろ?
299 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/01/29(日) 17:43:09 ID:aPnQALKv
職人さんの投下待ち
このか「う〜ん」 せつな「どうかされましたか?お嬢様。」 このか「えっとな…最近肩が凝ってるみたいなんよ。せっちゃんちょっと揉んでくれへん?」 せつな「わかりました。………こ、こうですか?」 …モミモミ… このか「……ん……や…ぁ……あん……」 せつな「お、終わりました…お嬢様。」 このか「……はぁ……はぁ……ん……せっちゃん、上手や…キモチよかったえ……」 せつな「そ、そうですか…有難うございます。」 このか「…あとな……ウチ…なんか…ココも凝ってきたみたいなんよ…揉んでくれへん?」 せつな「ええ!?…ソ…ソコですか…?」 みたいな誘い受けこのかを希望したい
>>302 禿同。
>>301 と続きをコピーして
貼り付けて、それを見ながら…
(*´Д`)ハァハァ!したい…
コノセツテキラジオが面白すぎる件について 誰かこのスレ用に百合ver.を作ってくれ つまりコノセツスレテキラジオ 面白くないな…
>>304 確かに、コノセツテキラジオは面白いですよね
でも、それをスレでやろうとすると、
歌にあわせた絵を見るたびに、ググッたり、
サイトに飛ばなければならないから大変だと思います…
画像用意しなくても文章だけでいいんじゃないか?
それでも、一週間に一回くらい、新ネタをだして それに対して、コメントする…みたくなるんじゃね?
今日注文した聖なる空の下でが届いたので早速聞いてみた 最高に百合百合なソングですな(*´Д`)
聖なるの歌詞ってこのせつのことまんま書いてるのに 歌としてあんまり違和感ないよな
PS2で某百合ゲーをやった 京都編に似てるせいか、あるキャラがガチこの刹だった ただ刹那の声が茶々丸‥‥orz
しかも主人公に惚れてる女の子がのどかの声だったりするんだよね 正確は正反対だけど
kwsk
>>312 ヒント:PS2で百合ゲーは1本しか無い。
いや俺が知るだけでも二本は確実にある
>>315 まあまあ。気になさらずに、人間、誰でも間違えますよ
だから、そんなに寂しいこと言わないでください
317 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/01(水) 13:44:42 ID:247yW4WZ
>>315 情報d!!
なんか怖そうだけど買ってみる
木乃香「せっちゃんせっちゃん!」 刹那「? はい、何でしょうか。木乃香お嬢様」 木乃香「I love you や〜」 刹那「………は… え、えっと…?」 木乃香「ウチはI love you せっちゃんは?」 刹那「…………」 木乃香「You like me?」 刹那「…………(フルフル)」 木乃香「You love me?」 刹那「………(フルフル)」 木乃香「………じゃあ?」 木乃香がそう言うと、刹那はまってましたと言わんばかりに笑って。 まるで悪戯を思いついた子供みたいに。まるで恋人に愛を囁くみたいに。耳元にふっ、と口を近づけて。 言う。 刹那「I need you」 ちゃうねん……1枚上手のせっちゃん書きたかっただけやねん…… 地の文とか考えずに台詞だけで申し訳ない。
何について話そうか? (候補) ・13巻の作者の「重大発表」 ・自作のノベル小説 ・このちゃんかせっちゃんの画像うp
コミック派だけど 最近このちゃん出番なくない? 木乃香よりアスナとのカラミが多杉だと思う 出番が減ると人気下がってくるから せっちゃんとのカラミがどんどん無くなってしまわないか? そうなると漏れは悲しいな;;
323 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/02(木) 23:25:36 ID:ANEhXA7i
>>318 うわあああああああああああああああああああ
イイ(・∀・)!!
せっちゃんに囁かれたい・・・ハァハァ
>321 このちゃんのぱくておー編にて活躍するはず
節分ネタのSS
>>326 Short Story
Side Story
が割かし多く使われる意味合い。
本当は S せっちゃん S 好きや の略だよ
>>328 いやいや
S せっちゃんと
S セックス
の略だろ。
>>331 いくらなんでもそれはないっしょ…(絶句)
>>301 このか「…ホラ、ウチのココ…見て……もうこんなになっとるんよ…」
せつな「あ………う……お、お嬢様…」
このか「せっちゃん……さわって…」
せつな「で、でも…」
このか「お願い…ウチ我慢できひん……さわって…ぇ……」
せつな「………わ、わかりました。」
………………ぴとっ
このか「ひゃっ!」
せつな「だ、大丈夫ですか!お嬢様!」
このか「あ…今のはちょっとびっくりしただけやから…続けて…」
せつな「……は、はい…」
…………
このか「あっ、んっ…あん…あふっ…はぁ、はぁ…んんっ、くぅ、ふぅ…ん…あぁん…」
せつな「はぁ……はぁ……お嬢様のココ……ピンク色で…すごく綺麗です…」
このか「やぁ…ん……そんなこと…言わんといて…ぇ…」
せつな「はぁ、はぁ、はぁ、私…なんか変な気持ちに…なって…!」
このか「んっ!ああっ!…せっちゃ…!…は、激し!…ふぁっ!…そんなにしたら……だ…だめっ…」
せつな「はぁはぁはぁ…やわらかくて…あったかくて…すごくキモチイイです……お嬢様の…お嬢様の!
耳たぶ
むしろ耳たぶのほうが萌える このかに耳たぶかまれて悶える刹那とかみたい
AMさん、GJです。
339 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/05(日) 20:12:15 ID:o3zYPBic
>>333 どんな耳たぶだよwwwww
でも萌えた
投票スレで、このせつが同じ順位だよ
>>341 そういう時は「そうです私が変なおじさんです」って言わないと
いやいや、「人に尋ねるときはまず自分から名乗るんだな」でしょ
でも、変なおじさんはないでしょ…
面白ければ、いいじゃん!
このせつぱくておーのとき出来れば一回躊躇してスカして欲しいな。 せっちゃんのスカカード見てみたい。
いつものクセでディープキスしちゃってとんでもないカードが出てきたり。
原作のながれからして、今後絶対このせつぱくておーあるよな バトルメインになってこのかも戦場に行くようになれば
わざとミスしてパクティオーしまくる二人
351 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/08(水) 09:08:57 ID:/53pbn7T
いい流れだw
わざとミスしていろんなところにパクティオーしまくる二人
ちょっ、おまっやばいって〜ww
話しがちょっとヤバイ方向へ傾いている件について…
板的にこんな感じでおk
いいのか…なら、何も言わないが…
>>356 何が不満なんだ?
このせつのエロいのが嫌なのか
359 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/09(木) 20:26:57 ID:0MCx1xSy
>>359 ちびせつなじゃん
でも可愛い(*´д`*)
そう言えばこのちゃんってちびせつなに会ったことあったっけ?
>>363 いえいえ滅相もない(´・ω・`)
拾いもんですよ
よって詳細も解らないですorz
ハチミツヒマワリ様んとこ
366 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/10(金) 01:00:57 ID:boVKWCF0
>>359 に追加
・このかの奪い合いをする刹那とちびせつな
・龍宮に萌えられてるちびせつな
拾いモノだけど、すごいお気に入り
>>366 100億光年の彼方から保存しますた
2枚目がテラツボス(*´д`*)
家宝にさせていただきますm(__)m
368 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/10(金) 20:30:59 ID:boVKWCF0
>>359 にお気に入り画像追加しました。
・龍宮にお姫様だっこされるせっちゃん
・トロ〜ンとしたこのせつ
・制服の全身刹那
・ネコ耳刹那
・このかに羽を撫でられてる刹那
・龍宮と刹那、フロ上がり?
どれもかわいいんで、刹那好きなら見て損は無いはず。
過疎っぽいので、みなさんもオススメ画像あれば貼ってってください!!(・∀・)
もーすぐバレンタインだし、小説も書けたらお願いしますね〜
>>368 パソコンはあるんですが、諸事情で回線を接続してるんです。
だからケータイ厨です。すいません。読みにくいですか?
画像すばらしいよありがとう 携帯でもいいんじゃないっすか
「初めてのぱくておーはチョコレート味」 というSSを希望します と思ったら、二人とも初めてじゃなかったorz
>>364 「初めてのきすはちょこれーと味」
なら季節物として行けるような気がするけれど。
季節もんの筆の載りっていいからなぁ(笑)
ぱくてぃーおーだったのに流れ豚切りってスマン。もうすぐ14日。
ノベル「はじめてのキスはちょこれーと味…」 2月13日…明日はバレンタインデー… 私、桜咲刹那は、いつもお世話になっているネギ先生と、 大好きなこのかお嬢様にチョコレートを差し上げたいと思った… しかし、私は料理が苦手なのである、どうしたらいいのか… せ「ハァ〜、バレンタインのチョコレート…どうしようかなぁ…」 せ「料理は苦手だし…だからって市販のチョコレートって訳にもなぁ…」 こ「どないしたん?せっちゃん、浮かない顔して…」 せ「お、お嬢様、どうして!?」 私は何時にもなく、動揺してしまった… だって、このかお嬢様のことを考えていたときに ご本人が目の前にいたのだから… こ「うん?もー放課後やさかい、一緒に帰ろ、思うてな」 こ「せっちゃんは何を考えてたん?」 せ「わ、私はそのぉ、修行の事をちょっと…」 また、適当なウソをついてしまった… もう、ウソはつくまいと思っていたのに… こ「ほかほか、ならええんよ。それより、一緒に帰らへん?」 せ「はい、わかりました。それでは一緒に行きましょう」 そういって、私はこのかお嬢様と一緒に教室を出た… 次回に続く…
>>374 の続き…
今、私はこのかお嬢様と一緒に帰路に着いている…
しかし、前はお嬢様と話すことさえ躊躇っていた私が
こうしてお嬢様と一緒におうちに帰れるようになるなんて…
これも、全てあの、ネギ先生のおかげなのだ…
だから、明日のバレンタインデーでは必ずネギ先生とこのかお嬢様に…
そんな事を考えていると…
こ「せっちゃん!明日はバレンタインやなぁ〜」
こ「せっちゃんは誰かにチョコをあげたりするん?」
せ「あ、私…ですか?私はいつもお世話になっているネギ先生と…」
こ「ふんふん、なるほろ〜。あれ、せっちゃん!」
せ「は、はい!何でしょうか?」
こ「今、せっちゃんは『ネギ先生と』ってゆーたよなぁ?」
こ「ネギ君の他には誰にあげるん?」
そこまで聞かれたとき、私は(しまった!)と思った…
しかし、時すでに遅し…このかお嬢様は私の真正面に立ち、
こちらを覗き込んでくる…また、気絶してしまいそうである…
そこで私は機転を利かせ、こう答えた…
せ「あ、そのぅアスナさんに上げようかな〜、なんて思っているんですが…」
こ「ふ〜ん、あ、そうや!せっちゃん!!」
こ「今日の夜、ウチの部屋で一緒にチョコを作らへん?」
せ「えっ、お、お嬢様の部屋でですか!?」
次回に続く…
>>375 の続き…
お嬢様の部屋で二人っきり?そんな状態になったら、
気絶してお嬢様にご迷惑をかけるのではないか?
そう思った私は残る理性を総動員して反論した…
せ「でも、ネギ先生やアスナさんもいらっしゃるんじゃないでしょうか?」
こ「あ、それなら心配いらへんよ」
こ「ネギ君はエヴァちゃんとこ泊まってくるらしいし、」
こ「アスナはいいんちょんち泊まってくるゆーとったさかい」
せ「い、いや、しかし…」
こ「せっちゃんはウチのこと、嫌いなん?」
そう言うと、このかお嬢様はウルウルした目でこちらを見つめてくる…
(これ以上この状態が続いたら絶対に気絶してしまう!)
後で起こる事態の想定も大事だが、
いまのこの状態を何とかしないとまた気絶してしまう!
そこで私はこう答えた…
せ「わ、わかりました。それでは一緒に作りましょう…」
と、私が言ったとたんに、このかお嬢様は顔色を変えて、
こ「ホンマに!?やった〜!!せっちゃんと一緒や!」
と喜ばれた…おそらくはめられたのだと、今気づいた…
しかし、まさか後でお嬢様とあんなことになってしまうとは…
このかお嬢様も、勿論私も思ってなどいなかった…
次回に続く…
期待
>>376 の続き…
こ「それじゃ、荷物を置いたらすぐにウチの部屋に来てや」
せ「わかりました…(鬱)すぐ、行きますので…」
こ「ん、じゃあ待っとるさかい♪」
刹那の部屋…
せ「はぁ、どうしよう…さっきは勢いであんなこと言ってしまったけれど、」
せ「いざお嬢様と二人っきりなんてことになったら絶対気絶してしまう…」
そんなことを思いながら着替えを済ませ、お嬢様の部屋に向かった…
効果音「ピンポ〜ン♪」
こ「あ、せっちゃんやな?はいは〜い、今あけるでぇ〜」
効果音「ガチャッ」
せ「こ、こんばんはお嬢様…」
こ「わぁー、せっちゃんの服、可愛いえ〜♪」
せ「そ、そう…ですか?(///)」
このかお嬢様に誉められた…それだけで今日は来て良かった…
そう思ってしまう…おそらく、今の私の顔は真っ赤になっているだろう…
そんなことを考えていると、このかお嬢様が…
こ「さあ、せっちゃん!入って、入って!」
と、少々強引に私を引っ張る。
そんなこんなで私はこのかお嬢様(とネギ先生とアスナさん)の部屋に入る…
次回に続く…
箱乙
>>378 の続き…
私は久しぶりにお嬢様の部屋に入った…
以前来た時と同じままの部屋だった…
こ「今日は徹夜になると思うから、コーヒー沸かしといたえ」
そう言いながらお嬢様は私にコーヒーの入ったカップを渡してくれた…
せ「あ、ありがとうございます…いただきます」
効果音「ズズゥー」
せ「あ、熱っ!フゥーフゥー」
こ「せっちゃんはせっかちやなぁ(笑い)」
そんなことを言いながらお嬢様は私を見つめている…
一点の曇りもないキレイな瞳…本当にキレイだなぁ…
ついつい、そんなことを考えてしまう…するとお嬢様が、
こ「さー、せっちゃん!そろそろチョコ、作ろか?」
今の今まで見つめていたお嬢様が突然話しかけてきたので
私はつい動揺してしまう…
せ「え、あっはい、そうですね!」
こ「うん?せっちゃんどうしたん、そんなに慌てて?」
せ「そ、それは…ちょっと考え事をしていたものでして…」
こ「ほかほか〜、よし!じゃ、ウチと一緒にチョコ作ろ?」
せ「はい、作りましょう!」
私とお嬢様は台所に行った…
次回に続く…
>>380 の続き…
こ「じゃあ、ウチは生クリームとチョコを湯煎で混ぜるさかい」
こ「せっちゃんは冷やす為の水をこの容器に入れてな」
せ「はい、わかりました…」
私はお嬢様に言われた通りに渡された容器に水を入れ始めた…
効果音「ジャー」
どうしたものか…このかお嬢様と作れば間違いなく
おいしいチョコレートができる筈…
しかし、一緒に作ってしまってはこのかお嬢様に
渡し辛くなる…どうやって渡そうかな〜?
そんな事を考えていると、チョコを味見していたこのかお嬢様が…
こ「あっ!せっちゃん、水、水!」
え、水?その瞬間、冷たい冷水が私の手にかかった…
せ「冷たっ!」
私は思わず容器から手を離してしまった…
そのとたん、容器が流しの下にぶつかり、中の水が思いっきり跳ねた…
その水で床がぬれてしまった…
せ「す、すいません!すぐに拭きますので!」
そう言って、私は布巾を取りに行こうとして床の水で足を滑らせてしまった…
私は受身を取ろうか迷ったが、どうせ水で滑ってしまうのでとりあえず
体に気を込めて痛みを最小限に食い止めようとした…
その時、お嬢様が私を受け止めようとした…
しかし、受け止めようとしたお嬢様も床の水で足を滑らせてしまった…
そして、私とお嬢様は重なるように床に倒れた…
その時、私とお嬢様は0距離で見詰め合っていた…
すなわち、キスしてしまっていた…
大阪弁さかい
>>381 の続き…
私とこのかお嬢様はキスしてしまっていた…
こんな状況であるにもかかわらず、何故か私は冷静だった…
理由はお嬢様が味見していたチョコの甘い香りだった…
もし、この甘い香りがなければおそらく私は気絶していただろう…
私が上の体勢だったので、とりあえずお嬢様の上から退いた…
せ「も、申し訳…ございません、お嬢様…」
お嬢様は何か考えたのか少し時間をおいてこう告げた…
こ「…せっちゃん…罰としてウチのお願い聞いてもらえるやろか?」
せ「な、何でしょう?お嬢様…」
私は、何を言われるのか少しびくつきながら待った…そして…
こ「罰としてもうこれからはウチの事を、『お嬢様』て呼ばないで…」
こ「これからは昔みたいに、『このちゃん』て呼んでくれる?」
…意外だった…しかし、いくらなんでも私とお嬢様とでは…
そこで、一応たずねてみた…
せ「しかし、何度も言うとおり私とお嬢様とでは身分が違いすぎます…」
せ「それに、私は半分…」
そこまで言ったとき、お嬢様が唇を重ねて私の言葉を遮った…
>>383 私はお嬢様にキスされていた…
数秒の静寂の後…お嬢様はゆっくりと私の唇から
自分の唇を離した…そして…
こ「そんなん、関係あらへん!ウチがいいてゆーんやから」
こ「それでいいんや!ウチはせっちゃんとは友達で居たいんや…」
うれしかった…本当にうれしかった…
せ「本当に…いいんですか?」
こ「うん、いいんや!」
ここまで言われたとき、私はこのちゃんに抱きついていた…
このちゃんは私をやさしく抱きしめてくれた…
せ「このちゃん…このちゃん!」
こ「せっちゃん…せっちゃん!」
そして、私たちはお互いを確かめるように、もう一度キスをした…
もう、そのときには涙でチョコの香りもわからなくなったいた…
〜Fin〜
駄ノベに付き合ってくれた皆さん、ありがとうございました!m(_ _)m
>>384 (*´д`*)b グッジョブ!!
大変萌えさせてもらいましたm(_ _)m
387 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/12(日) 02:58:36 ID:kNyO5qBl
>>385 GJGJGJGJGJGJGJ
季節ネタありがd!お疲れちゃ〜ん(´∀`)
また書いてね☆★
お褒めの言葉を授かり真に光栄です ありがとうございます また、機会があったら作らせてもらいます それではこれで…m(_ _)m
なんの話しをしようか?
ウルスラの制服着せられて恥ずかしくて顔を真っ赤にしているせっちゃんが見たい(帽子付き)
どうって…ぶかぶかじゃないの? せっちゃん、背小さいし…
393 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/13(月) 04:33:45 ID:Km7Tuj17
>>392 『どう』って剣道の『胴』?
アレはね、ぶかぶかぐらいでちょうどいいと思うよ。
胴打ちされるとき、すき間があれば、衝撃を吸収するからね。
逆に、デブの場合は衝撃がダイレクトに来るのよ。
そして、ある程度はサイズがあるみたいだよ。
面もコテも胴も。
絵的にはせっちゃんのカラダ細いから、胴も細めに書いた方がいいかも。
以上、元剣道部でした。寝起で頭動かんし、意味が違ったらスマソorz
>>393 >>392 は
>>391 へのレスじゃないのか
英子辺りの背の高い奴のウルスラ制服着せられたとかでさ
俺も元剣道部だが防具着用姿描くとなるとなんか色や柄とか考えだして困る
刹那だからシンプルなのが一番合うと思うけど
ところで刹那の胴着の色って学祭準備の時の上下紺でいいのかね?
おまいらが、せっちゃんとこのちゃんにしてもらいたい事って何? 漏れは一日だけでもいいから、一緒に買い物に行きたい… (エロ系はなし)
このせつの二人とはただゆっくりとお話できればそれでいい。
二人のラブラブぶりを目の前で見れるなら…
398 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/14(火) 08:01:25 ID:yWTLX/vR
とりあえずこのかと仲良くなって、二人でせっちゃんをからかいたい
399 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/14(火) 09:03:28 ID:+ze2rWKt
↓の人がキリ番ゲットして一言
近衛木乃伊・桜殺邪
__,...、
/. ̄: : : :.ヽ
-‐ y..:: : : : ;ェニ二,,_
/.: : :{l.: :: : :": : : : : : {
l: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
l: : : :ィ.: : :、.::l.ヽ:ハ:.λ: :L..._ノ⌒l
l: : / l:: : :l弋.ト-ナ‐v- V┌‐┐:/
l:./ l:: : :r'"ヽ {c..} }::}
l/. l:: : :l c }_,,( l: :l
l: : :ト‐┘ - ヽ:丶
>>400 サン、チョット体育館裏マデ来テクダサーイ
'i: : ヽ 人___, ヘ }: :}
ヽ: : !、 _,..ィ'":/
/´\ '┐r´ `"i __ /ヽ
/ \r‐「 ><._ ノ `7´ i
/\ /、 V´ ノqゝ >′jハ. _ノ
7´ ̄ / ゝ  ̄ ̄ ノ i  ̄ヽ
L..__,. i ``ヽ、 † ,r'´ ! )
/ r'´. ! |  ̄´j
何かいい画像、あったらどんどん載せてください
バレンタイン用にSS書いてたのに日付変わっちまったorz
>>403 全然構わん(・∀・)
完成したら投下汁!
>>404 誰も居ないうちにひっそり投下しようと思ったら人が居た
お言葉に甘えて1日遅れのバレンタインSS投下します!
1/5 今日は大切な人にチョコレートをあげる特別な日。 ウチも、ちゃんと昨日の夜に作ったチョコを持って登校しとる。 中学校にあがってから毎年用意しとったけど、渡すことのできへんかったチョコレート…… 話しかけるだけで逃げられてもうた去年までとは違う。 今年こそはせっちゃんにチョコレートを渡すんや! 修学旅行から帰ってからせっちゃんはウチらと一緒に登校するようになっとった。 一緒に行く約束をしてる訳でもないのに せっちゃんは毎日同じ場所でウチとアスナが来るのを待っててくれる。 けど、今日はいつもの場所にせっちゃんがおらんかった。 「あれ?刹那さん居ないみたい。」 「ほんとや。ウチらがあんまり来るの遅かったから先行ってもうたんかなー?」 「しょ、しょうがないじゃない!まさか時計が遅れてるなんて思わなかったんだから!」 「まぁまぁ。今日はバイト無かったんやし良かったやん。そのうえ遅刻もしないで済みそうやし。」 朝ご飯食べながら何となくつけたテレビの時間見て急いで出てきたんやけど、 さすがにせっちゃん待っててくれへんかったかぁ……
>>406 2/5
教室に着いたウチは真っ先にせっちゃんの姿を探した。
せっちゃんの席……誰も座っとらん……
よく一緒に居る龍宮さんのところ……せっちゃんはおらんかったけど龍宮さんと目が合った。
龍宮さんは徐に立ち上がるとウチの方へ歩いてきた。
「近衛さん、ちょっといいか?」
「ウチも龍宮さんに聞きたいことあるんやけど……ええ?」
「ああ。たぶん私が話したい事と近衛さんが聞きたいことは一緒だよ。」
「せっちゃんの事……?」
「やはりな。その刹那なんだが、昨日の夜から体調を崩してしまっていてな、朝起きたら熱があったみたいなんだ。それで、今朝は無理やり寝かしつけてきたんだが……」
「せっちゃん熱なん!?ちゃんと寝とるやろか……」
「しばらくは寝てるだろうが、起きたら寮を抜け出して学校へ来てしまうかもしれない……そこで、近衛さんにお願いなんだが聞いてもらえるかな?」
「なに?」
「刹那は近衛さんの姿が見えてないと落ち着けない体質のようだから今日一日看病してやってくれないかな?近衛さんが看病してくれれば無理したりはしないはずだから。」
「願ったり叶ったりってやつや!アスナー!ウチ早退するえ。」
「ちょ、このか!?」
せっちゃんが熱出しとったなんて……急いで寮に戻らな!
せっちゃん待っとってな〜
「行っちゃった……刹那さんのことになると見境無くなるわね……このか」
「その点は刹那も同じだな。あいつもお嬢様の事になると見境が無い。」
>>407 3/5
おじいちゃんに事情話して借りた寮のマスターキーを使ってウチはせっちゃんの部屋に入った。
「せっちゃーん……?」
起きてたときの事を考えて一応声をかけてみる。
返事は無かった、ちゃんと寝てるみたいやね。
部屋の奥へ進むと二段ベッドの下で寝息を立ててるせっちゃんが居った。
寝顔は小さい頃から変わらへんなぁ……
小さい頃一緒に遊んだこと……
溺れてるウチを助けようとしてくれたこと……
ウチを避けていたこと……
修学旅行で助けてくれたこと……
他にもいろんなせっちゃんとの思い出をせっちゃんの寝顔を見ながら思い出す。
せっちゃんに避けられていたことがウチにとって今現在で一番辛かった記憶。
気が付くとウチは無意識でせっちゃんの手を握っていた。
そして心の中で願う。
もう、ウチから逃げんといて……
もう、ウチの前から居なくならんといて……
と。
「おじょう……さ…ま…?」
>>408 4/5
「あ、ごめんなせっちゃん。起こしてもうた?」
「いえ、自然に目が覚めただけですからお気になさらないでください。それより、何故お嬢様が私の部屋に?」
「龍宮さんにせっちゃんが熱出して寝てるから看病してあげてって言われたんよ。」
「龍宮に……?ですが、まだ授業中のはずでは?」
「熱出して苦しんでるせっちゃん放って授業受けるなんてウチにはできひんもん。せっちゃん、顔真っ赤やけどやっぱ熱辛いん?」
「い、いえ……私は大丈夫です……」
「それに、せっちゃんに今日どうしても渡したい物があったから来たんやえ。学校が終わるまでなんて待ってられへんかったんや。」
「渡したい物、ですか?」
今日って何の日だったっけ、とか呟いてるせっちゃんを尻目にウチはカバンに入れて来たチョコを取りに行く。
「これ、貰ってくれへん?」
「……?開けてもいいですか?」
「ええよー。」
今日がバレンタインって知ってれば中身がチョコってすぐ分かりそうなんやけど……
イベント事に疎いのもせっちゃんらしくてええんやけどな。
でも、ラッピングの中身のチョコを見たら気づいちゃったみたいや。
「あー!!」
「ど、どうしたん。急に大声出して。」
「す、すいませんお嬢様。今日がバレンタインだということを今の今まで忘れていました。」
「やっぱせっちゃん忘れてたんやねー」
「覚えていれば私もお嬢様にチョコ用意できたのに……」
「覚えててもせっちゃん熱でダウンしてたんやない?」
「そ、そうでした……」
せっちゃんが用意して無くてもウチは貰うつもりやけどね。
>>409 5/5
「まぁ、ウチのチョコ食べてみてや。」
「あ、はい。頂きますね。」
せっちゃんがチョコを食べたのを確認してからウチは言う。
「あとな、熱が下がるおまじないや。」
「え?」
キョトンとした顔でウチのことを見るせっちゃんにウチはキスをする。
「むぐ!?んん゛ー」
せっちゃんがかなり驚いてたけど気にしない。
少しだけ開いていた唇に舌を滑り込ませて口の中に残っているチョコの味を味わう。
本当はいつまでもキスしてたかったんやけどそうもいかへんからなぁ……
「ごちそうさま。せっちゃんのチョコ甘かったえ。」
「こ、こ、こ、このちゃん!!」
「嫌やった?」
せっちゃんは真っ赤な顔で俯いて
「いえ、むしろ嬉しかったのですが……って、そうじゃなくて風邪がうつってしまいます!」
「せっちゃんの風邪ならウチは大歓迎やえ。」
次の日、お約束のようにウチも熱出して二人して学校休んだんは別の話や。
-end-
ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!!!
>>405-410 キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
(・∀・)イイ!!良いよ!!!
最近不足気味なこのちゃん分を摂取できますた(*´д`*)ハァハァ
数少ない木乃香メインのSS有り難うございますm(__)m
いや〜、久々の名作だよ…コレは
414 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/15(水) 10:42:07 ID:su6HwW2Q
>>405-410 あまーーーーーーーーーーーーーーーい!!!
気が向いたらまた書いてください
さて、バレンタインも終わったし普通のノベルかSSでも 書き込みましょう!
メインがセツコノじゃないとダメですよね?他キャラ目線、セツナ中心 ちらセツコノなら思いついたんですけど… やっぱ闇に葬るか…苦
418 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/16(木) 17:29:30 ID:lH9zUY00
え〜っと・・・ 龍宮×刹那のエロ系SSは、どのスレに投下すればいいのか教えてください
>>418 エロの度合いにもよるが、どうみても18禁な作品はエロパロのネギまスレ
ギリギリ18禁未満だと思えるなら漫画サロンのちうザジスレなんかがいいと思う。
もしくはエロパロ版の百合カプスレというのも一つの手ではある。
どっちにしろ一旦注意書き程度はしておいたほうがいいよ。
「せっちゃん 好きや。大好きや。」 目の前で笑顔でそう言うコノカにセツナも自然と笑みがこぼれた。 今まで戦いしか頭の中になかったセツナにコノカは笑顔を取り戻させた。 思わずぎゅっと抱き締めるセツナにコノカは少し顔を赤らめ、 「愛してる せっちゃん」 と、耳元でささやいた。 「このちゃん うちも・・・」 セツナの言葉にコノカはそっと目を閉じ、ほんの少し唇をすぼめる。 高鳴る胸の鼓動を抑えつつ、セツナはゆっくりとコノカへと近付いた。
「・・・・・・・・!!!」 触れたか触れないかわからないまま、セツナは現実へと引き戻された。 「・・・・・コノカお嬢様・・・」 消えてしまった夢の中のコノカへと呼びかける。 セツナはあまりに自分本位な夢に呆れ、そして自分が守るべき相手、 主人を性の対象としてしまったことに落ち込んでいた。 『私はお嬢様になんてコトを・・・。 こんな自分に都合の良い夢を見てしまうなんて・・・』 今まで恋愛対象として見なかったわけではない。 しかし、自分の望みがどんなに困難なことで叶うはずがないこともわかっていた。
「随分と幸せそうな夢だったじゃないか。なァ?セツナ」 「・・・・・・っ!!」 突然後ろから響いた声にセツナは身を強張らせた。 振り返らなくても声の主が誰かわかっていた。 「・・・エヴァンジェリンさん・・・貴方、私の夢を・・・」 「別荘(ココ)を貸してやってるんだ。それ位良かろう?」 ニヤリと悪びれもなく笑ったエヴァンジェリンの顔に、セツナは身じろいだ。 最近では修行の為にエヴァンジェリンの別荘を貸してもらうコトも増えた。 少し休もうと壁に寄りかかって、ウトウトしていた自分の甘さに悔やんだ。 「夢の中でなきゃ主人(コノカ)を抱けぬか、哀れだのぅ。 半妖であるコトをお嬢様に受け入れられて気が緩んだか? 肝心なコトを忘れているようだなぁ?ん?」 エヴァンジェリンの言葉に何も言い返すことができず、 胸の奥がチクチクと痛み出すのをじっと堪えた。 「お前がコノカと結ばれるコトはない。半妖である上、お前は女だ。 そうであろう?それともお嬢様の為に女を捨てるか?」 エヴァンジェリンに心の中を見透かされたようで顔が火照り、膝がガグガグした。 耳が痛くなるほど熱くなっている。 「私はっ・・・私は結ばれようなどと思っていません。 お嬢様をお守りできるだけで充分です。」 セツナはそれだけ言うとペタッとその場へ崩れ落ちてしまった。 目にはうっすらと涙が溜まっていた。 「ほぅ?ではお前はコノカのコトを愛してはおらぬのだな?」 尖った牙を口元から覗かせながらエヴァンジェリンは言い放った。 セツナは目を見開きエヴァンジェリンを見上げる。 「では私が頂いても構わぬだろう。お前より私のがお嬢様を守ってやれる。 幸せにさせてやれるぞ。クックック」 エヴァンジェリンは小さな赤い舌で唇を拭い、喉の奥で笑いながら セツナを見下ろした。 「私はっ・・・お嬢様を愛しています。コノカお嬢様を愛しています! 誰にも譲れません。私がコノカお嬢様をお守りします。」 2人はじっとお互いを見つめ、辺りは静寂に包まれた。
「・・・せっちゃん?」 「・・・!!!」 セツナが振り返った先には戸惑いの色を隠せないコノカが立っていた。 『どこから聞かれてしまった!?』 「お嬢様っ・・・申し訳ありません!!」 恥ずかしさのあまり逃げ出したくなるのを抑え、セツナは立ち上がり コノカへ頭を下げる。 『お嬢様に嫌われてしまう・・お嬢様は私のコト気持ち悪いって思うに違いない・・。 あぁ、お嬢様への気持ちは胸の中に秘めておくはずだったのに・・・』 ぎゅっと目を閉じ、セツナは涙を堪えた。下げた頭の中では後悔する 思いでいっぱいになり、堪えたはずの涙は次々に下へ零れ落ちた。 『私はいつからこんなに弱くなってしまったのだろう。』 今までほとんど涙を見せなかったセツナは自分の弱さに胸が痛んだ。
「せっちゃん・・・泣かんといて」 コノカはセツナの前へ立ち、そっと頬に触れた。 セツナは下げている頭をゆっくり上げると、目の前には微笑むコノカがいた。 「せっちゃん 好きや。大好きや」 照れたような笑顔をセツナに向け、コノカはそう言った。 あまりに唐突なコノカの言葉にセツナは驚き、目を丸くする。 セツナの中で時間が止まった。 「愛してる せっちゃん」 頬を少し赤らめ、コノカはセツナを見つめる。 今まで締め付けていた胸の痛みが消え、痛みの代わりに胸が温かくなるのを セツナは感じていた。 「私も愛してます。お嬢様」 もう自分の気持ちを胸の中へしまっておこうなどとセツナは思わなかった。 体中に温かい気持ちが満ち溢れ、セツナは笑みを浮かべた。 不意にコノカの顔が近付いて来て、抵抗する間もなく唇が触れた。 「・・・このちゃん!?」 破裂しそうな位、心臓が高鳴った。 セツナは自分の唇にそっと指で触れ、感触を確かめる。 『夢・・・じゃない・・・今、お嬢様の唇・・・が触れ・・・』 「はわわ・・せっちゃん うちのちゅーいややった? うわぁ、泣かんといてぇー」 すっかり涙もろくなってしまったセツナの瞳から、止まったはずの涙が 一粒零れ落ちた。 「嬉し涙です。お嬢様」 赤く目を染めたセツナはそう言ってニッコリ微笑んだ。
「宜しかったんですか?マスター」 「何がだ?茶々丸」 数メートル先にいるコノカとセツナを見つめながら、 エヴァンジェリンは茶々丸に聞き返す。心なしか少し不機嫌そうだ。 「その・・マスターはセツナさんをお気に召していらっしゃったようでしたので・・」 「・・・フン、セツナか。・・・まぁ、良い。あいつとなら痛みも分かち合えるかと 思ったんだが・・・」 ふと、遠い目をしてエヴァンジェリンは過去を見つめる。 思えば長い長い過去には辛い思い出しかなかった。 「私が幸せを求めても無駄だったな。セツナには幸せになる権利がある。」 「マスター・・・その・・・私で宜しければ・・・」 モジモジと茶々丸がエヴァンジェリンへとにじり寄る。 ずっと大きな茶々丸が、エヴァンジェリンの前では不思議と小さく見えた。 「あぁ、いらんいらん。お前にはハカセがいるだろう?」 「ソウトモ。ゴ主人!俺様ガイルゼ!俺様ノコト使ッテモイイゼ!」 下から小さなチャチャゼロが見上げる。 「お前もいらんな。人形の世話になるほど遊び相手に困ってはおらぬ。」 鬱っとおしそうにエヴァンジェリンは手を振った。 「そうだな、坊やがもう少し大きくなるのを気長に待つか。なぁに、待つのには もうすっかり慣れておる。私には時間がいくらでもあるからな」 さっきよりは少しだけ優しい瞳(め)でエヴァンジェリンは 茶々丸とチャチャゼロ、そして楽しそうに笑うコノカとセツナを見つめた。 −END−
スミマセン。いっぱい使っちゃいました・・・・。 お目汚しすみませんでした。(っていうか。返事聞く前に投下しちゃってスミマセン) エヴァ&セツナ大好きなんでどうしてもエヴァ中心になっちゃいました。 出直してきますです・・・。
428 :
418 :2006/02/16(木) 21:11:37 ID:lH9zUY00
>>427 禿同。漏れもエヴァと刹那、木乃香は好き…
やはり、こう考えるのは漏れだけではなかった
>>411-414 レスどうもっす。
また気が向いたら投下しに来ます。
きっかけが無いとSS書けないので
次はホワイトデーか木乃香の誕生日とかになりそうですが・・・
リアルが忙しい関係でまとめサイトの更新が滞りがちでゴメンナサイ。
なるべく土日には更新するようにします。
忙しいのにSS作ってるとか自分ダメだ・・・orz
GJ書き忘れた。
>>427 GJ
萌えさせていただきました。
次回作を勝手にwktkして待ってます。
>>427 いい仕事しましたね〜(某鑑定テレビの鑑定士のマネ)
>>433 本当ですか!?そうだったんだ…漏れの周りの「ネギま!」仲間は、
亜子とか千雨のファンが多くて…それが本当なら、うれしいなぁ
>>427 GJ!!
このせつにエヴァは無理がなくてすんなり受け入れられます
読んで面白いですし
自分もこのせつエヴァ好きです(*´д`*)ハァハァ
また投下してください
>>431 忙しい中有り難うございますm(__)m
>>406-410 の続きのホワイトデーが読めたら最高です(*´д`*)ハァハァ
ノベルかSSの載っけをキボーン
437 :
えヴぁらヴ :2006/02/17(金) 08:12:46 ID:FmFJdWTi
バレンタインネタはもう遅すぎますよね?苦笑
バレンタインSSかいた人たちへ 是非ホワイトデーにも
>>439 了解でーす!及ばずながら、頑張らせてもらいます
441 :
えヴぁらヴ :2006/02/18(土) 01:10:07 ID:6uvsPjzX
バレンタイン編 投下までもうしばらくかかりそうです;へ; スミマセン
ポエム書いてみました。本当はSSになるつもりだったんですけど……。 吐いた白い息は、ウチの生きている証。 指先が冷たいのは寒い証拠。 その手を握ってくれるのは……せっちゃん。 白くて細い指でウチの手をやさしく包んでくれる。 ――冷たいけれど……とっても温かい。 今日もせっちゃんの笑顔が見れた。 せっちゃんの笑顔は、ウチの生きる糧。 一緒に笑ってくれるのは、幸せな証拠。 今までの空いた時間を埋める様にずっと一緒におる。 ――今日も、明日も……これからもずっと。 帰り際、せっちゃんとバイバイのキス。 もちろん、アスナにも内緒。 照れるせっちゃんがとても愛しい。 その目を見ていると、体が溶けてしまいそう。 せっちゃんの薄いピンクの唇がウチの心を満たしてくれる。 正に魔性の唇や。
ウチが見えなくなるまで手を振ってくれる。 さっきまで一緒にいたのに、また会いたくなる。 明日が待ち遠しくなる。 また笑ってくれるかな? また一緒にいれるかな? 今日の記憶が思い出になるのは寂しいけど、 明日もせっちゃんに会える事がとっても嬉しい。 その前に、夢の中でもせっちゃんに会うんや。 1日で2回も会えるなんて、ウチは幸せモンや。 お布団からお日様の匂いがする。 明日もええ天気やといいな。 目を瞑って、明日に繋ごう。 そこにはせっちゃんの新しい笑顔が待ってるはずや。 ――それじゃあ おやすみなさい。 以上です。 改行使いすぎですね……。ごめんなさい。
いいよいいよGJです ちょっと依存症っぽいこのかが素敵 ただこのままダーク系に走れそうな感じもする
>>444 スターヴォ−ズで言う、「暗黒面」に落ちると言う事?
>>443 このか、もはやせっちゃん中毒だな
亜砂とせっちゃんが仲良く話してるところを目撃して嫉妬のあまり自分の腕切ったりしそう
>>445 アスナ「刹那さん、ちょっと剣道の練習付き合ってくれない?」
せつな「あ、はい。いいですよ、アスナさん。」
このか「!(アスナ…ウチのせっちゃんを盗るやなんて…絶対に許さへん…)」
みたいにせっちゃんへの愛が強すぎるが故に歪んでいくってことじゃね?
<<443 365日24時間せっちゃんの事考えているこのかがたまりません(*´∀`*)
やはり、百合に限るなぁ〜
何を今更…
大変遅くなったのですが・・・今から投下します。 まだ途中なので小出しにします・・・汗汗
登校した時から気付いてはいた。 何となくいつもと違う空気と、校舎内に漂うほのかな甘い香り。 しかし、ソレだと言うコトに私は今の今までわからなかった。 「お早う セツナ。丁度良い所に来たな。」 教室に入る手前で呼び止められた。振り返ると両手にいっぱいの紙袋を握った 龍宮がいた。中にはリボンでラッピングされた小箱がいくつも入っていた。 『・・・?龍宮は今日誕生日だったのだろうか?』 「いくつかもらってやってくれ。私一人では処分しきれん」 色とりどりの包装紙に包まれた小箱を紙袋と共に渡された。 「気持ちは有難いが、こうチョコレートばかりもらっても早々食べれるもんじゃないよな?」 「ちょこれーと?」 まぬけな顔をして聞き返していたに違いない。龍宮は呆れた顔をして私を見返す。 「世間に疎いにも程があるな。おい セツナ。今日はバレンタインデーだぞ?」 「!!・・・バレンタインデー!!??」 今まで全くと言って良い程、関係のないイベントの名を出され、私はようやく納得した。 ・・・と、それと同時に自分がしてしまった失敗に気付き慌てふためいた。 『・・・用意していない・・・』 「その顔だとお前の大事なお嬢様に渡すチョコを用意してなかったな」 自分の身体に纏わりつく甘い香りに脳が刺激される。 不覚だった。コノカお嬢様はこういうイベント事が大好きなのだ。 私が忘れていたことを知ったらどんなにガッカリするだろう。 『あ・・・!!』
ふと思いついた考えに、身体が素早く反応した。 くるっと向きを変えて教室の中へ呼びかける。 「アスナさんっ!!」 呼んだ人物は教室の中におらず、代わりにいいんちょさんの声が返ってきた。 「お早うございます 桜咲さん。アスナさんなら今頃職員室の前をウロウロしておりますわ。 高畑先生にチョコを渡すんだとかハリキッて出て行きましたが、きっと放課後まで 渡せないままですのよ。毎年そうなんですの。 私?もちろんネギ先生にお渡ししますとも!ネギ先生には・・・・・・」 喋り続けるいいんちょさんの声は途中から耳に届かなかった。 頼りの綱を切られてしまい、しばらく呆然と立ち尽くしていたが、やがて金髪の 後姿が頭の中に浮かんだ。 『彼女なら・・・!!』 予鈴が鳴っているのも気にせず、私は廊下を走り出した。 「ちょっと!桜咲さん!?予鈴が鳴ってますのよ?どこに行かれますの!?あぁっ!! 廊下を走ってはいけませんわよー!!」 後ろからいいんちょさんが叫んでいたが振り返らなかった。 後は龍宮が何とかしてくれるだろう。また1つ彼女に貸しを作ってしまった。
屋上へと続く狭い階段を上り、鉄の扉を開けるとまだまだ春には程遠い冷たい風が 頬に突き刺さった。 『こんな寒い中屋上にいるのだろうか・・・』 「・・・くしゅん」 ふと小さなくしゃみが聞こえ、目を向けると長い金色の髪を風になびかせた彼女がいた。 「大丈夫ですか?マスター」 主人を心配そうに見つめる茶々丸も一緒だ。 「ズズ・・・さすがにこの時期は寒いな」 鼻をすすりながら答える少女は、私の気配を察しこちらを向いた。 「セツナじゃないか。どうした?こんな所に何の用だ?もうHRが始まっているであろう?」 以前と比べれば幾分柔らかくなった瞳で、私を不思議そうに見つめる。 「エヴァンジェリンさん。西洋にいた貴女に伺いたいことがありまして・・・あのっ・・・その・・・」 勢いで来てしまったものの、彼女を前にして私は質問を投げかけるのを躊躇った。 柄にもないことを口にするのはいささか恥ずかしい。 「なんだ?申してみろ」 じっと大きな瞳で見つめられる。 私は彼女のこの瞳(め)が苦手だった。苦手・・・というよりむしろ、好んでいるが上に 見つめられると平常心を保てなくなってしまうのだ。 そんな私を彼女はいつも楽しんでいるようで、いつもなかなか目を逸らしてくれない。
「・・・コノカお嬢様に、どのようなチョコをお渡しすれば良いのでしょうか」 「はぁ?チョコ!?」 彼女は裏返った声で聞き返した。 「マスター、今日はバレンタインデーですのでその件かと・・・」 茶々丸の言葉に小首をかしげ上を見上げる。 彼女は考える時俯かず、上を見上げるのだ。なんとも彼女らしい仕草である。 「バレンタインデーだと?やれやれ 日本人どもは何か勘違いをしているようだが、 西洋ではバレンタインデーにチョコなど渡さぬぞ。」 思いもよらない言葉が返ってきて、私の頭はしばらく停止した。 「・・・では私はどうすれば・・・」 「まぁ、その、あれだ。お前のお嬢様ならお前からなら何をもらっても喜ぶだろう」 『この人も苦手分野なのか・・・』 それにしても八方塞がりだ。忘れていた上に、チョコは本来渡すものではないという 事実を知り、どう動いて良いかわからない。 「あの・・・僭越ながら、意見を言わせて頂きますと、手作りチョコが喜ばれるのでは ないかと・・・」 と、突然意外な人の口から意見が発せられた。 「茶々丸さん!本当に?!」 「はい。最近では初心者でも簡単に作れるセットなども売っているようです。」 手作りなどという選択は私の中で今までまったく思いつきもしなかった。 『そうか、手作りか・・・。はっ!!』 「で・・・でもお嬢様はお料理が上手で私の手作りチョコなどは・・・」 「コノカさんはセツナさんの手作りでしたらきっとお喜びになられると思います」 茶々丸さんにそう分析されて、私は少し焦ってしまった。 『茶々丸さんにまで私の気持ちはバレてるのか・・・』 「マスター。キッチンをお借りしても宜しいでしょうか。」 「好きにしろ」 あまり興味なさそうにこちらを見た。 「ありがとうございます。エヴァンジェリンさん!茶々丸さん!」 とりあえず、何を渡すかは決まった。それだけでも私はほっと胸を撫で下ろしたのだった。
「茶々丸は買い出しか?」 「はい。・・・エヴァンジェリンさん、キッチンまで貸して頂いてすみません。」 茶々丸さんが一人で買い出しに出掛けたので、エヴァンジェリンさんと一足先に 彼女の家へ向かうことにした。 「セツナ、授業は平気なのか?」 「・・・良い・・・とは言えませんけれど、仕方ないです。 バ・・・バレンタインデーは今日だけ・・・で・・・すし・・・」 ドモリながら答える私を「クックッ」と押し殺したような笑い声でエヴァンジェリンさんは見つめる。 「柄でもないコト言わんほうが良いのではないか?」 「・・・・・・。」 目にうっすら涙を溜めながら私のコトを見てニヤニヤ笑う彼女に、私はただただ顔を 赤くするばかりだった。
458 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/21(火) 23:17:27 ID:mbvKitk4
「・・・・で?何を使うんだ?」 「オ前ワカッテンノカ?」 茶々丸さんが来る前に準備をしようとキッチンへ立つ私にエヴァンジェリンさん(とチャチャゼロ) が後ろから声を投げかける。 「えーーーっと。・・・私もよくわからないのですが、多分ボウルと・・・泡立て器・・・?は必要・・・ でしょうか???」 「私に聞くな」 「ケケケ ゴ機嫌ナナメダナ 御主人」 逆に尋ねられたエヴァンジェリンさんは少々不機嫌だ。 『うーーーーーん』 悩みこんだ私を見て、見るに見かねたのか座っていたソファから彼女がキッチンへとやってきた。 「これとーこれと・・・これもいるか?」 「コレモ使ウノカ?」 端から戸棚を開けては色々な道具を取り出し並べ始めた。キッチンはたちまち調理用具で いっぱいになってしまった。 『本当にこれ全部使うのかな・・・』 エヴァンジェリンさんが出したモノなので、さすがにこれは口に出せなかった。 彼女なりに手伝おうと思ってくれているのであろう。慣れない手つきで棚を探る彼女に後ろから 「ありがとうございます。エヴァンジェリンさん」 と、そっと声をかけた。 「そう何度も礼を言うなっ!」 私の方を向かずに彼女は答えた。 礼を言われ慣れていないのだろうか、後ろから見てもわかる程、耳を赤くして照れていた。 「ウケケ 照レンナヨ」
「マスター、これらは何に使うおつもりだったのですか?」 茶々丸さんはキッチンに入るなりそう言った。 キッチンの中は調理器具でごった返している。 「・・・・・・・・」 エヴァンジェリンさんは黙って俯いている。何も言い返さないなんていつもの彼女と違い 私は少しだけ驚いた。 「ヤッパリ出シ過ギダゼ ケケケ」 「姉さん、マスターも一生懸命頑張ったのですから・・・」 茶々丸さんはテキパキと不必要な道具を片付け始めた。 ご機嫌斜めなエヴァンジェリンさんは二階の自室へと行ってしまった。 「エヴァンジェリンさん すごく怒っていませんか?大丈夫でしょうか。」 「平気ダゼ。スグ機嫌直ルダロ。御主人ヘソ曲ガリダカラナ」 チャチャゼロが言い終わると同時にクッションが飛んできた。 (ボスッ・・・)と鈍い音がして、机の上にいたチャチャゼロはクッションと共に床へ落ちた。 クッションが飛んできた階段へ目を向けると、顔を赤くして毛を逆立てたエヴァンジェリンさんが ドスドスと足音を響かせて上へ上がって行った。 「あぁ、姉さん。」 「イテテテテ」 茶々丸さんはチャチャゼロを抱き上げると私の耳元で囁いた。 「マスターは地獄耳なのです」 「ウケケケ」 エヴァンジェリンさんには悪いけれど、彼女たち3人の組み合わせはどうにも可笑しい。 私はこらえきれなくなって声を立てて笑ってしまった。 二階の彼女は今頃クシャミをしているだろうか。
「セツナさん お上手ですね。とても初めてとは思えない手付きです。」 「お菓子作りは初めてです。料理とかは多少作りますが。」 初めて挑戦するお菓子作り(・・・と言っても固めるだけのチョコだけど)は意外と楽しかった。 甘い香りに包まれてキッチンに立つのもなかなか良い。 甘い匂いに誘われてエヴァンジェリンさんも上から降りてきた。 チャチャゼロの読みはなかなか当たっている。 「いい匂いがするな。まだ出来んのか?」 湯せんにかけて溶かしているチョコを覗きながら彼女は鼻を動かした。 「火力が足りんのではないか?火よ灯れ(アールデスカット)」 「!!あつっ!!」 突然炎は大きくなり、あっという間にチョコは溶けたが・・・。 「マスター!火力が強すぎます!!」 「オイオイ、キャンプファイヤーカヨ」 チョコからは何やら香しい香りがしてくる・・・。 茶々丸さんが急いで火から離して様子を見た。隣では口をへの字に曲げたエヴァンジェリンさんが チョコを見ていた。 「あぁ・・・少しコゲてしまったようですね・・・。でも、これ位なら大丈夫だと思われます。 セツナさん手は火傷していませんか?」 「私は大丈夫です。」 『チョコさえ無事ならば良いのだが・・・』 先ほどよりも若干黒くなってしまったチョコを全員で見つめていた。 しばし重い空気が4人の間を流れる。 「・・・あとはチョコを型に流して冷ますだけです。急がないと固まってしまいます。」 沈黙を破ったのは茶々丸さんだった。 ハート型の容器に急いでチョコを流し込む。 コゲ臭い気はしたが、チョコの甘い香りが空気を含んで伝わってくる。 無事とわかってかエヴァンジェリンさんはソファで寝息をたてた。 『手伝ってくれているのはわかるんだけどなぁ・・・』 彼女の寝顔を見てそう感じていたのは私だけではなく、やれやれといった顔で 2人の従者は顔を見合わせていた。 何はともあれ後少しだ。お嬢様の為の私の初めての手作りチョコ。 お嬢様は本当に喜んでくれるだろうか・・・。コゲ甘臭いチョコに少し不安を覚える。
「わぁっ。」 冷蔵庫から出したチョコは可愛くハート型に固まって、キレイに光を反射させていた。 「キレイに出来て良かったですね。」 茶々丸さんも隣で喜んでいる。 私の声で目を覚ましてしまったのか、エヴァンジェリンさんが目を擦りながらこちらへ向かってくる。 「出来たのか?」 「あとは飾りつけだけです。」 そう言って茶々丸さんが取り出したのはホワイトチョコのペンシルだった。 「これで名前を書くんですか?」 「はい」 と、茶々丸さんが言い終わらないうちに横からにゅっと手が伸びてきた。 「私にもやらせろ」 エヴァンジェリンさんはチョコとペンシルを鷲掴みにすると 「絶対こっちを見るなよ」 とだけ言い、何やらゴソゴソやり始めた。 触らぬ神に祟りナシ。彼女が真剣にやってる間に私も終わらせてしまおう。
「コノカお嬢様・・・・・・・”嬢”・・・はどうしましょう?」 「”コノちゃん”デイイダロ」 『・・・・なぜチャチャゼロが呼び方を知ってるんだ???』 疑問を感じつつ、”コノちゃん”とチョコにペンシルで文字を刻む。 エヴァンジェリンさんのことを気にしてか、上手く書けたのを確認すると 茶々丸さんは急いでラッピングしてくれた。 なんだかとても疲れた。こんなにチョコを作るのは体力が必要なものなのか・・・。 今まで無縁だったイベントにつくづく感心させられた。 『エヴァンジェリンさんは何してるのだろう?ネギ先生にでもあげるのかな?』 後ろからこっそり覗こうとした私を寸前の所で彼女は止め、ギロッと睨み付ける。 「まだ見るな!」 「ヤレヤレ 困ッタ御主人ダゼ」 仕方なしにソファへ腰掛け、茶々丸さんが入れてくれた紅茶を飲んだ。 慣れない作業をしているのはエヴァンジェリンさんも私と一緒で、不慣れな手付きでペンシルと格闘している。 しばらくたって、やっと終わったのかいそいそとラッピングを始め、ふうっとため息をついて満足げに唇を引き上げる。 彼女なりに上出来だったのだろう。鼻歌混じで冷蔵庫へとチョコをしまった。 彼女は誰にチョコを渡すつもりなのだろうか?
そして夕方・・・ 「お・・・お嬢様、ちょっと宜しいでしょうか。」 緊張しながらもコノカお嬢様の部屋へと尋ねた。もちろん手には昼間作ったチョコの包み紙を持っている。 「せっちゃ〜ん!待っとったで〜今日せっちゃん学校休むんやもん。寂しかったわぁ。」 部屋に入るなり飛びついてくるお嬢様に私の胸は高鳴った。 結局あの後、慣れない作業に疲れた私はエヴァンジェリンさんの家で休ませてもらった。 学校は朝から休んだことになってしまった。 「アスナさんたち・・・は・・・?」 「みんなおらんよ。あ〜〜〜もしかしてチョコ!?せっちゃんそれチョコやないの!?」 私の手にしている紙袋をお嬢様は目ざとく見つけピョンピョン跳ねて喜んでいる。 「バレンタイン?覚えておってくれたんや〜なんや嬉しいわぁ。せっちゃん大好きや〜」 満面の笑みで私を見つめるお嬢様に、私も微笑み返した。 『やっぱり作って良かった』 「あ、でもちょっとコゲてしまって・・・苦いかもしれないのですが・・・」 ガサガサと包みを開けるお嬢様の口にあの甘コゲチョコが入る前にそう告げた。 「せっちゃんが作ったん!?」 お嬢様は目を丸くして驚いている。 今まで手作りのお菓子をあげたことなんてない。あげるのももらうのももちろんお互い初めてだ。 「ええ。茶々丸さんに教わったんです。」 チョコに書かれた「コノちゃん」の白字をしげしげ見つめ、お嬢様は口の中にそっと押し入れた。
「・・・やっぱり苦い・・・ですか?」 目の前のお嬢様の顔に釘付けになる。ハラハラしながらお嬢様の口が開くのをじっと待つ。 「甘いやん。せっちゃんの味がするわ〜 甘くておいしいえ」 ニッコリとそう告げるお嬢様の口からはホノカにチョコの甘い香りが漂った。 チョコの香りに気を取られているうちに、気がつくとお嬢様の唇が私に近づいてきていた。 柔らかいお嬢様の唇が触れた後、香りよりもさらに甘い舌が滑り込まれた。 「お・・・お嬢様!?!?」 「甘かったやろ?」 そう言って微笑むお嬢様はちょっぴり子悪魔のようでとても可愛らしかった。 ほんのり苦味が残るチョコはお嬢様の魔法で甘い甘いチョコに変身していた。 「ホワイトデー待っとってな」 「はい」 今夜は甘い香りに包まれて大好きな人と眠りに就きたい。 −END−
続き??? 翌朝、自室へ戻るとドアノブに見たことがある紙袋がかかっていた。 「!?」 リボンを解いて包装紙を開けると・・・ 「SETSUNA」 白字で書かれたチョコ 「ホワイトデー期待して待ってるからな」 彼女の声が聞こえた気がした。 −今度こそEND− 超スレ使いまくってゴメンナサイ。 っていうか、これはセツコノとジャンル違うかも・・・。
とりあえずおつかれさまです! 今から読んでくる
>>465 激しくGJ!
>「ホワイトデー期待して待ってるからな」
ホワイトデーSS期待して待ってます
>>465 GJそして乙!
半エヴァ刹のような気がしなくもないが
このせつへの愛を感じたから無問題だ。
ホワイトデーwktk
レスありがとうございます!どうも自分はエヴァ×セツっぽいので、次回から他スレに異動します… お目汚し失礼しましたm(__)m
>>469 話を盛り上げると言う点では他のキャラを使うという行為は
誰もがやっている…別にメインが「このせつ」であれば
エヴァを使っても構わない…と、思うのだが?
だから、別のスレに逝く必要はまったくないし、
また、ホワイトデーにもSSを作って欲しい…
おまいのSSを見て次回作も見たくなった…
楽しみにしているから是非ホワイトデーも作ってくれ…
ヨロ&乙…
>>469 移動する前にずっと気になってた事を訊かせてくれ。
何故にセツナとかコノカとかカタカナなん?
>>471 なんとなく・・・です(苦笑
最初はひらがなで書くのですが、なんとなくイヤで
カタカナに変えちゃってます。
SSは投下しませんが、これからも見に来ます。
「あの‥お嬢様‥‥」
「ん〜、何や?せっちゃん♪」
478 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/23(木) 20:10:15 ID:8yGDOzZy
ウンコクウカ?( ゚∀゚)つ●⊂(゚∀゚ )センキュウ〜♪
>>478 「くだらんネタをageるヤツは斬る!!」
480 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/23(木) 22:10:23 ID:1qGLSEcq
「あの…ホワイトデー期待していいですか?」
「何がほしいんえ?」
482 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/02/23(木) 22:50:48 ID:1qGLSEcq
「お嬢様の心がつまっているなら何でもいいです。でも少しお願いが…」
「なんや?まずsageてから言うてぇな^^」
「少しだけ…今日だけ、私がお嬢様に甘えてもいいでしょうか?」
「も…もちろんやえ♪」 (せっちゃん…上目遣い可愛すぎや///)
「あ、ありがとうごさいます…おじょ…こ、このちゃん!」 (泣き&ぎゅっと抱く)
「せっちゃんは甘えんぼさんやなぁ〜♪」
「今日だけは…私も甘えさせてもらえたらなぁ…と思いまして…(///)」 「やっぱりだめ…ですか?」
「せっちゃん・・・いつもウチのこと守ってくれてありがとな。 ウチはせっちゃんがそばにいてくれるだけで安心できるんよ?」 (優しく頭をなでる)
「ありがとう…このちゃん…私みたいなものにそのような言葉を…」
「こんな時までそんなコト云わんといて… せっちゃんはせっちゃんや♪」
「このちゃん…キス…しても、いい…?(///)」
なにこのリレー小説
>>493 '::i::::::::::::::::::::::::::::::/:::/!::ll::::::::::|:::| <::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!彡
,'::i!:::::::i!:::::::::::::::::l:|!:::;' |::! l:::::::::|::::l ミ::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ヶく
l::!l::::::::l!:::::::::il:::::i!l,l:::! .l:|. l::::::::|l::::! ミ::::::::::::::::::::::::::::::::,i::::::::
l:l.l:::::::l!:::::::::jl!::::l.| l::! |:l l::::::|!l:::! ミ::::::::::::::::::::::::::::/::l::::::
|:! l:::::::l::::::::::ll:::::!.| |:l |! l!::::| !::l 〉 ::::::::::::::::::::::::j!::::l!::::
|! .|::::::il:::::::::l::i`` ! `丶、l! l!:::| l::! ミ:::::::::::::::::::::::;' l!:::::l::::
! l:::::|:ト::::::|:::ト、-、_ ヽ、!、」 |」 ミ:::::::::::::::::::::,' .!::::i!::
l::::l::l:ヽ;l:::::i.丶 !::丶、ヽ ,. -── l::l::::::::::::::::j! l::::ハ!
貴 li::l::l:::::::::::::i!. ヽヘ::::::,ヘ -_ l::レ'´`ヽ:ソ l::::!.l:
流 |:l:l::!:::::::::::::|i  ̄ '"!::::: ̄`テ=-、 ,i::ト ト } |:::!. l!
様 l::l!:l:::::::::::::iハ , 丶:::::;ノ_ ,イ:::,!ノ レ'ノ |::!
れ l::::l!::::::::::::::l ヽ / j::::i! / |::l
: ヽl |:::::::::::::|. ヽ. !丶=‐-、 /`ー:,':::,'< |::!
を ヽl:::::::::::::| 丶. ヽ'´ } / /::/ 丶、 |:l
l:::::::::::::l `i、ヽ、 _/ ,. ‐''´ /::/ `丶、 l:l
切 l:::::::::::::l \ l `ー-- ''"´ /::/ 丶
l::::::::::::::! ヽ ! /::/ ヽ
る
な
:
「せっちゃん、大胆やな♪…はい、ええよ」 (´ε`) .oO(ふふふ…舌いれたるわ)
「で、では逝きます…(///)」
「スゥ〜〜ん………んん゙!?ん゙〜〜〜!!」
「プハッ!フゥ…フフ、せっちゃん、気持ち良かったやろ?」
「あれ?せっちゃんどうしたんや?・・・腰が抜けてしもうたん?」
「はぁ・・・はぁ・・・あ♥」
「お、お嬢様…?私…もうだめです…(///)」
「あっ、何すんのん!?」(ふふふ、作戦通りやね…)
リレーがいい感じだから投下しない方がいいのかな…
こんな流れどうでもいいからさっさと投下してくれ
「せっちゃんは1つだけ願いが叶うんやったら何がええ?」 今日コノカお嬢さまに突然そんなコトを聞かれた。 胸の中でいつも願っていた。私の決して叶わない願い事・・・。
>>506 「・・・ちゃん?・・・せっちゃん?」
「なっ・・・何でしょう、お嬢様」
「もぉーっ!!何でしょうじゃあらへんで!願い事聞いとったやんかー!」
ぷーっと頬を膨らませてポカポカと軽くコブシを私へと当てる。
時々見せる子供っぽいお嬢様の姿がとても愛おしい。
「すみません」と謝りつつも私は顔がほころんでしまう。
「急に言われても・・・思いつきませんね。お嬢様は何が宜しいんですか?」
「うち?うちはなぁ、せっちゃんと結婚することや!」
満面の笑みでお嬢様は私を見た。
「嬉しいです。お嬢様」
胸にチクンと痛みが走る。
私はちゃんと笑顔で言えているだろうか。お嬢様に怪しまれていないだろうか。
>>507 何度目のため息だろう。いつ止まぬかわからないため息をまた一つ吐いた。
「ため息吐くと幸せが逃げるんえ」
悩みゴトを抱え込んでしまう私に、隣でお嬢様はそう言ってくれた。
今、そのお嬢様は隣にはいない。
独りになりたくて・・・独りで考えたくて放課後一人で教室を出た。
『結婚・・・』
キスを交わしたあの日から、お嬢様への気持ちが増すと同時に、悩みゴトも増えた。
叶わぬ願いと巡り回る悩み。原因は私が女だと言うコト。
毎晩願いながら眠りに就いた。
『私を男の子にして下さい。』
毎朝目覚めては落胆した。
口に出さない分、願いは強く、そして大きくなった。
「お嬢様・・・申し訳ありません・・・」
誰にも負けないと思っていた。人一倍努力して手に入れた力。
お嬢様をお守りすると誓ったのに、自分の力の無さに悔し涙を流す日もあった。
お嬢様と二人で出掛けると、幾度となくナンパ目的とわかる声を掛けられた。
私は女として産まれた事を呪った。
男として産まれていれば、お嬢様と二人で歩いていても声を掛けられることはなかっただろう。
外見で敵を威圧することも出来たのかもしれない。
しかし・・・私は女の身体に産まれてきてしまった・・・。
>>508 気が付くと見慣れた家の前に佇んでいた。
「?セツナか 何の用だ?」
振り向くと家の主、エヴァンジェリンさんと茶々丸さんがいた。
「・・・っ!!」
気が付くと私の瞳(め)からは涙が溢れて止め処なく流れていた。
オロオロするエヴァンジェリンさんに連れられ、家の中で茶々丸さんが入れてくれた
紅茶を飲むと、涙はようやく止まってくれた。
私は・・・この人たちに弱いのかもしれない。
気が緩んだのか、悩み事を全て打ち明けた。私よりもずっとずっと長く生きている彼女なら
何か諭してくれると思っていたのだ。
エヴァンジェリンさんは全て聞き終えるとゆっくり頷いて、戸棚の中から小さな小瓶を持ち出した。
「何と交換するか?」
ニヤ〜っと口に端を持ち上げ、彼女は言った。
「えっ・・・!?」
「数時間だが性転換できる魔法薬だ」
「次の日曜、私に付き合え」
ポカンと口を開けている私に、勝手に条件を提示して薬を無理やり飲まされた。
気管に詰まってゴホゴホと咽る私は次第に意識が遠くなり、ソファへと倒れこんだ・・・。
『何が起こるのだ・・・ろう・・・』
そこで記憶は切断されていた。
目を覚ますとエヴァンジェリンさんはソファに寝転んで絵本を読んでいた。 ソファから起き上がると気配に気付いたのか彼女が顔を向けた。 「なかなか似合うじゃないか」 ニヤニヤしながら私を見つめる。記憶を辿ってみてようやく自分に起こった事態を思い出す。 「く・・・薬っ!?」 「ほぅ、声まで変わるのか。立ってみろ」 言われるままに立ち上がると、目線がいつもより高い気がした。茶々丸さんより少し低いくらいだ。 ふと視線の先にある窓を見て私は心臓が跳ね上がった。正確に言えば、窓に写った自分の姿を見て・・・だ。 これが・・・自分なのだろうか?まったく別人のような姿に、シゲシゲと見入った。 唯一、細い眉と釣り目が以前の面影がある位だ。 「なかなか美少年だな。近衛 木乃香も喜ぶであろう。なぁ?」 丁度その時、ドアがゆっくりと開いた。 「こっ・・・このちゃん!?」 そこにいたのは紛れもない、コノカお嬢様だった。 「えっ・・・誰や?うちの知り合いかえ?」 きょとんとしてお嬢様は私を見上げる。 『そうか・・・この身長差だとお嬢様は私を見上げるのか・・・』 「私です、お嬢様。セツナです」 ニッコリと微笑むがお嬢様は硬い表情を崩さない。 「せ・・・っちゃん・・・?」 口には出して私の名を呼ぶものの、いつものように笑顔を私に向けてはくれない。 「これが私の願い事です。お嬢様と普通の恋人同士になりたかったんです!」 びくっとお嬢様の身体は強張った。 「い・・・いやや。大きい声出さんといて・・・」 目にはうっすら涙が溜まっている。 『な・・・ぜ・・・?』 「普通の恋人ってなんや?うちは・・・うちは今までのせっちゃんが好きなんや。 男とか女とか関係あらへん。うちはせっちゃんが好きなんや!」 お嬢様はポロポロと涙を零し始めた。 「お嬢様・・・」 お嬢様の泣き顔に胸がズキズキと痛んだ。全て自分の独り善がりだったのだ。 『お嬢様はっ・・・お嬢様はありのままの私で良いと言ってくれたのに・・・』
>>510 「ごめ・・・ごめんな、このちゃん・・・」
気が付くと私は元に戻っていた。
後で聞いた話によると、今回の魔法薬はエヴァンジェリンさんの試薬で姿は
数時間もモタナイこと、そして涙と共に元に戻ってしまうことがわかった。
エヴァンジェリンさんは魔法薬の弱点の多さに困っていたが、私にはもう関係なかった。
今までの・・・女の子の私をお嬢様は好きだと言ってくれた。
悩み事は今までより少し減った。ナンパされても良いではないか。
私がお嬢様を守ってあげれば良いのだ。
隣でニッコリ微笑むお嬢様が何よりも愛おしかった。
「あっ・・・流れ星や!」
夜空を見上げてお嬢様が声を上げる。
手を組み、目をぎゅっと瞑ってなにやらブツブツ言っている。
「・・・何をお願いしたんですか?」
お嬢様は片目を開けて、私を見た。ウインクした目がとても可愛い。
えへへ と笑った後、お嬢様は人差し指を口に当てた。
「《せっちゃんとず〜っと一緒にいられますように!》って言ったんや!
お星様とせっちゃんとうちだけの秘密や!」
−END−
すみません。立ち去るつもりだったのですが、ネタが浮かんだので
投下しました。おヒサしエヴァラヴです。どしてもこの3人のSSになってしまう・・・。
GJ!
>>506-511 星に願いを…
イイ!これはイイ!!
男装モノとか男性化モノはいくつか読んだけど、
『せっちゃんはせっちゃんのままだから好き』
ってのは初体験でした。
いや、なんかマジで興奮気味っす。
GJ
朝起きたらこんなにイイSSが… 最高の目覚めをくれたID:xZ7np3BWよ… ありがとう!
>>511 です。皆さんレス有難うございました><!
また浮かんだら投下しに来ます。
いつもエヴァにゃん出てくるし、セツナ中心で申し訳ないです。
見覚えがあるが、いいんじゃない?時間もあいてるだろうし。
確かに、別のところでは見たが、このスレではまだだったな…GJ
523 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/01(水) 20:33:43 ID:GVLREdg9
聖なる空の下でのmp3ってない?
書き込みがないから別の話しをしようか?
525 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/02(木) 05:49:54 ID:TIYoJH/e
糞漫画の糞キャラスレ
526 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/03(金) 19:44:46 ID:9EyN2et9
もーそろそろホワイトデーだけど、バレンタインにSSを作ってくれた人達は もー準備できてますか〜?ホワイトデーのSSの…
まだ10日もあるのに急かすなよ SS書くのも楽じゃないんだからさ
前日になってから書き始める自分は全く用意してなかったり・・・ むしろダークでちょいエロなの書こうと思ったら途中で止まっちまった(´・ω・`)
どこらへんまでなら許されるのかな?ちょいエロは… 漏れもバレンタインにSS作ったんだけどね… やっぱりやっていいのは“ディープキス”までかな?
おれも書いたけど下手で投下なんてできる代物じゃ…orz
>>529 うん、それ以上いくとエロパロ行きになっちゃうよな
ちょっと聞きたいんだけど、しばらく出張で遠くに行かなくちゃ行けなくて でも、そこからじゃ書き込めない場合、皆より先にホワイトデーのSSを投下する事は 許されることかな?
了解…少しずつ投下するので評価の方、ヨロです
SS「木乃香のホワイトデー」 明日は特別な日…ホワイトデー… この前のバレンタインデーに、 うちはせっちゃんにチョコレートをもらってもうた せやからお返しとして、うちがせっちゃんに美味しい お菓子を作ってあげるんや 3月13日、朝 「あ、お嬢様…おはようございます」 「おはようせっちゃん!今日も一日がんばろうな」 「ところでせっちゃん、明日は何の日か覚えとる?」 「え、明日ですか?う〜ん…何かありましたっけ?」 「あ、いいんよたいしたことやないから…」 ほんとは覚えていてほしかったんやけどなぁ… だけど、せっちゃんはイベントとかには疎いし… 渡しといて自分のことは忘れとる…せっちゃんらしいといえば…らしいかなぁ? でも、忘れているんやったら渡したときに驚いてくれるやろな♪
3月13日、夕方 「ほなせっちゃん、また明日な♪」 「はい、また明日」 そー言ってうちはせっちゃんと別れて自分の部屋に向かった 「さーて、今日は徹夜でお菓子を作るで〜!」 うちは自分の部屋に帰ってきた… ネギ君は宿直で帰って来いへんから、今日は明日菜と二人やな 明日菜は高畑先生にお菓子をあげるとゆーとったなぁ… 「ね〜木乃香〜これどーすればいいの?」 「あ、それ?それはもうちょっと多めに小麦粉を入れてかき混ぜるんよ」 「ありがと、木乃香!」 そんなこんなで明日菜と一緒にお菓子を作って… そして、おいしそうなのができた…あとはこれをせっちゃんに渡すだけや 3月14日、早朝 「それじゃ木乃香〜、私新聞配達してそのまま学校に行くから〜」 「う〜ん、いってらっしゃ〜い…ムニャムニャ」 うちはもう少し起きるの遅くてもええかな?まだ3時くらいやし… そんなことをボーっとした頭で考えとった…
3月14日、朝 頭が痛い…ボーっとしとったのは寝ぼけやなくて風邪だったみたいや… 熱が38℃もある…いくらなんでもこの熱じゃ学校には行けへんなぁ… でも、それやとせっちゃんにお菓子を渡せなくなる… せっかく作ったのに…どないしよう… うちの意識は闇に沈んでいった… 3月14日、夕方 …うちは昔の思い出の中にいた… …小さい頃のうちとせっちゃんが遊んどる夢や… …一緒にマリを突いとる… …途中でマリが遠くに飛ぶ… …それをせっちゃんが拾いに行く… …そして、そのまませっちゃんが居なくなるんや… …どんなに呼びかけても戻って来いへん… せっちゃん!せっちゃん!戻ってきて!どーして居なくなってまうの!? …うちは何度も呼びかけた…そやのに、戻って来いへん… せっちゃん…せっちゃん…せっちゃん… …うちはただただ泣くだけやった… …そんなうちの手を暖かい誰かの手が握り締めてくれた… あれ?この手は…どーしてやろ?うちはこの人を知っとる… うちの意識は現実に引き戻された…
「…嬢様!………お嬢様!……香お嬢様!」 誰かがうちのことを呼んどる? この人はさっきうちの手を握り締めてくれた人や… 少しずつ目が慣れてきた… 「…乃香お嬢様!木乃香お嬢様!」 「あれ?せっちゃん…?」 「お嬢様…良かった…風邪は大丈夫ですか?」 「何で…せっちゃんがここに居るん?」 「あ、その…今日はいつもの場所に来られなかったので… 学校でアスナさんに聞いたら『何か今朝はボーっとしてたわよ…木乃香…』 と言ってましたので…」 ほかほか〜、それで来てくれたんか…良かった せっちゃんが戻ってきてくれて… 「それで、アスナさんに鍵を借りて急いでここに来たら、 お嬢様がうなされていたので手を握っていたのですが… すいません…でも、こうしなきゃいけないと思いまして…」 そうか、やっぱりあの手はせっちゃんの手ぇやったんか… 「あ、それで今日は…ホワイトデーなのでお菓子を作ってきたのですが…」 そう言ってせっちゃんは可愛らしい紙に包まれた小さい箱を手渡してくれた…
「せっちゃん、ちゃんと覚えとったん!?」 「いえ、昨日の夜に龍宮に言われまして…それで…」 「でも、これはせっちゃんが作ってくれたんやろ?1ヶ月の間に、 2回もせっちゃんのお菓子を食べられるなんて…うちは幸せ者やなぁ…」 「お嬢様…」 「早速、食べてみてもええ?」 「どうぞ…美味しいかは分かりませんが…」 せっちゃんが作ってくれたんやから、美味しいのは当たり前やないか そんな風に思いながらせっちゃんが作ってきてくれたクッキーを食べる… 「せっちゃん、コレすごく美味しいえ♪」 「ありがとうございます、お嬢様」 「うちも昨日の夜にお菓子を作っとったんよ」 うちは昨日作っておいたお菓子の入った箱をせっちゃんに渡した… 「お嬢様…よろしいのですか?私などがいただいても…」 「うちはせっちゃんに食べてもらうために作ったんやえ…さ、食べてみて…」 そう言って食べるのを促した… 「美味しいですお嬢様…」 「ほかほか〜、それは良かった…」 そう言ってうちとせっちゃんはまじまじと見詰め合った…
「それと、これはお見舞いに来てくれたお礼♪」 うちはそー言ってせっちゃんの唇を自分の唇でふさいだ… せっちゃんは一瞬何が起きたか分からないような顔をしていたけど すぐに我に返ったみたいで、うちから離れようとした でも、それはうちが許さない…うちはせっちゃんの背中に手を回して抱き合った… しばらくそのままにしておったけど、うちが苦しくなってきたので手と唇を離した… しばらく余韻に浸っていたうちとせっちゃんやけど先にこの静寂を切ったのはうちやった 「…どーやったせっちゃん…うちのお礼は?」 「…そ、その…嬉しいのですが…あっいえ、でもやっぱりそのぅ女の子同士で…“キス”をするのは…」 そんなふうに返事に困ってるせっちゃんを見とると本当にいとおしくなってくる… そして、うちはもう一度、今度は舌を入れるいわゆる“大人のキス”をした… せっちゃんは今度はすんなりと受け入れてくれた… うちの唾液がせっちゃんの小さい口の中にコクコクと音をたてて少しずつ入っていった… うちがキスをやめて舌を離すと、2人の間に銀色の橋がかかる… そして、すぐに消えてしもうた…
うちはせっちゃんに思いを伝えた… 「せっちゃん…うちはせっちゃんのことが大好きやえ…」 そしたらせっちゃんは… 「お嬢様…私もお嬢様のことが大好きです…だから、私はもう思いを隠したりはしません…このちゃん…うちも大好きやよ!」 そしてうちとせっちゃんはゆっくりと抱きしめあった… 今日、うちとせっちゃんはお互いを確かめ合えたと思う… 3月15日、朝 その日、風邪が悪化したうちと、うちの風邪がうつってしもうたせっちゃんはそろって学校を休んでしもうた♪ 〜Fin〜
すいません…7レスも使っちゃって… こんな下手なSSですけどもしよろしかったら 今後の改善のための参考させてもらいたいので 評価をお願いしますm(_ _)m
おおお疲れ様です 日付ついてるのがなんか新鮮でした、ちょっと早いホワイトデーSSごちそうあまでいた! せっちゃん中毒っぽいこのかがいい感じでした
543 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/04(土) 16:25:32 ID:HzIO/S/X
>>541 乙です!! つ旦~
このかにキスされてアタフタするせっちゃん萌え〜
贅沢言うなら、せっちゃんが
『お嬢さまの風邪、私が引き受けます』とか言ってキスしても(ry
>>542 &
>>543 貴重な評価をありがとうございます m(_ _)m
なるほど…少しせっちゃんの視点を入れても良いかも知れませんね…
また、暇なときにでも投下しに来ますのでその時も是非、評価の方をお願いします
>>541 GJでした!甘くてよかったです。ちょっと気になったのが、大人のキス。唾液コクコク飲み込むかな?とw
すいません…
>>529 と
>>530 の話を見てつい…(^^;)
元々作ってあったSSにその部分を足して投下したのですが…
これからはもうちょっと爽やか系のSSを作るように心がけます…m(_ _)m
>>546 GJ&乙です。
自分もバレンタインSSで風邪ネタ使ってたんでちょっとビックリしました。
風邪ネタで萌えるのは自分だけじゃないんだなってw
>>529-530 レスさんくすです。かなり参考になりました。
ここに投下するの前提で作ってるんで
エロパロ行きにならない程度に抑えたいと思います。
っていうか、ダーク系ってこのスレじゃ需要無いかな・・・?
確かに…やはりこのスレはダーク系よりも百合やラブコメなどの方が受けがいいのではないでしょうか? 自分も一度別のスレでダーク系を書いて失敗した事があるので…(^^;) やはりスレの趣旨に合わせることが重要ですよね…
最初はせつこの書きたいなって思って書き始めてたんですが 最近読んでたダーク系のこのせつの影響か刹那が暴走気味になってしまって・・・ 需要無いようなら投下はやめときます。
是非、百合ORラブコメ系のSSの投下をヨロしくお願いしますm(_ _)m
ダーク系もありだとおもいます! 明日ナと仲良くしてるせっちゃんをみてこのかが嫉妬でどうこう とか
同室だったころから明日菜はすでに木乃香のペット 祖父からネギという玩具を与えられて さらに父から刹那もプレゼント カモは相棒
黒いだけならたいていおもしろくなるからいいけど、 誰かが死んだり、精神が壊れて『うわぁ・・・』って思っちゃう話はイヤだなぁ
俺はスカトロ以外はなんでもバッチコーイ状態ですよ
最初に一筆入れとけばいいじゃない? 嫌な人はスルーすればいいわけだし
>>556 それがもっともだけど、大抵スルーできない奴がいるんだよね。
このスレの住人あんまうるさくないから平気じゃね?
ねえ、何かイイこのせつの絵…ない?
ザジとちうならあるがなぁ
>>562 この組み合わせはなんか問題あるのか?!スレチって事か?
>>565 スマン、ザジちう画が萌ツボすぎて我を忘れてたんだよw
消えるわ、悪かった
567 :
黒薔薇姫 :2006/03/07(火) 00:21:19 ID:ONpBb1cN
>>566 いや、そっちの住人なんで、過敏に反応しちまったw
ホワイトデーSS書きたいんだけど、
自分が貰う事ばっか考えててどうもせっちゃんの気分になれんわ〜苦笑
ホワイトデー抜きにしてもそろそろ甘セツ書きたいのに思い浮かばねぇ・・・
仕事暇だから書きたいのに・・・
568 :
567 :2006/03/07(火) 00:22:01 ID:ONpBb1cN
ぐっは〜 最悪。名前消してないし・・・ 吊ってくる(鬱
つーかさー、バレンタインSSとかホワイトデーSSって大抵上げる側視点が多くない?
あげる側のイベントだからじゃね? ホワイトデーSS33じゃなくても投下OKかな
571 :
567 :2006/03/07(火) 19:48:21 ID:ONpBb1cN
ざわめく教室へ入るとせっちゃんは龍宮さんと話していた。 「おはよう、せっちゃん」 「おはようございます。お嬢様」 うちは笑顔で声を掛けたけど、せっちゃんはうちに顔を向けてくれへん。 「あんな、今日・・・」 「今、龍宮と仕事の話をしているので」 感情を持たない冷たい声。龍宮さんはうちに申し訳なさそうな顔を向けた。 「あぁ、ごめんな、せっちゃん」 居心地の悪さにうちはその場を後にした。 この所、せっちゃんはうちと距離を置いている。最初は気にも留めない些細な変化やった。 今まではうちとアスナとせっちゃんと常に3人一緒やった。時にはのどかやゆえ、ハルナもいたけど、3人のうち誰かが欠けることはなかった。 何日か前からせっちゃんはうちらから離れて龍宮さんや茶々丸さん、日によって一緒にいる相手は 違うけれど、うちらと一緒に行動はしなくなった。 うちに覚えはあらへんし、アスナと何かあったんかと思うてた。でも、せっちゃんはうちがいなければアスナとは喋った。 『うちがなんかしてしもうたんやろか』 アスナに相談してみたけれど、気にし過ぎだと言われた。 『ほんまに気にしすぎなんやろか・・・』
572 :
2 :2006/03/07(火) 19:49:11 ID:ONpBb1cN
>>571 放課後、せっちゃんは早々に教室を出て行った。うちは後姿を見送ることしかできんかった。
「近衛さん」
「龍宮さん!?ど・・・どないしたん?」
意外な相手から声を掛けられ、うちは少し驚いた。
「はい。」
そっと手渡されたのは部屋の鍵やった。
「えっ・・・!?」
「・・・大丈夫」
うちの目線に腰を落としてニッコリと微笑んだ。龍宮さんが立ち去った後、うちはもう1度鍵を見つめた。
『・・・せっちゃん』
うちは鍵を握り締め、寮へと向かった。
龍宮さんとせっちゃんの部屋の前でうちは立ち止まり、ドアを見つめた。
1つ大きく深呼吸をして鍵を差し込む。せっちゃんはまだ帰ってきとらん。
「お邪魔するえ」
ガランとした誰もいない部屋の中へうちは脚を踏み入れる。
引き寄せられるように真っ白なシーツが掛かるベッドへと腰を下ろした。
「せっちゃんの匂いや・・・」
懐かしい香りに胸が締め付けられた。
「せっちゃん・・・」
うちは浅い眠りの中へ引きずり込まれていった。
573 :
3 :2006/03/07(火) 19:50:20 ID:ONpBb1cN
>>572 「せっちゃん・・・どこ行くん?・・・うちを置いてかんで!!」
せっちゃんの後姿が段々とうちから離れて行く。どんなに叫んでもせっちゃんは振り向かない。
追いかけようともがいても、うちの身体は前に進まない。二人の距離は広がるばかりやった。
「せっちゃんっ!!」
「せっちゃん!!」
悪夢にうなされ、うちは飛び起きた。
目の前には目を丸くしてうちを見るせっちゃんがおった。
「こ・・・のちゃん?」
何日ぶりかに2人の視線が交わった。うちは思わず抱きついて、腕をキツク背中へ回した。
涙がポロポロ零れて、せっちゃんの制服を濡らした。
「せ・・・っちゃ・・・・・・うちの・・・こと・・・きら・・・にな・・・た?」
しゃくり上げながら問いかける。
「ち・・・違います!」
せっちゃんはそう言うのと同時に、うちの身体を引き剥がした。
うちの両肩に手をあて、哀しそうな目でうちのことを見ている。
「私は・・・お嬢様のことが・・・好きです」
せっちゃんはうな垂れて言った。うちはまだ涙が止まらない瞳でせっちゃんを見つめる。
「お嬢様と一緒にいると・・・私は・・・壊れてしまいそうで・・・。
自分の感情が抑えられなくなって・・・お嬢様を壊してしまいそうで・・・」
俯いて見えなかったけれど、涙が2〜3粒二人の間に落ちた。
「・・・壊れてもええんよ。うちがせっちゃん受け止めたるえ」
うちの言葉にせっちゃんは顔を上げた。ゆっくりと涙が頬を伝った。
「このちゃん!」
574 :
4 :2006/03/07(火) 19:50:54 ID:ONpBb1cN
>>573 今度はせっちゃんがうちを強く抱き締め、ベッドへと雪崩れ込んだ。
ぶつけたようなキスを交わし、うちは身体から力が抜けるのを感じた。
それから後のことはあまり覚えとらん。
朝、目が覚めると隣で小さな寝息を立てるせっちゃんがおった。
二人とも服を着ていないのに気付き、うちは慌ててベッドの中へと潜り込んだ。
「せっちゃん。愛しとるえ。」
うちはそっと口付けをした。
〜END〜
575 :
おまけ :2006/03/07(火) 19:51:51 ID:ONpBb1cN
>>574 龍宮「今日はココで寝かして貰うよ」
アスナ「龍宮さん なかなか粋なことするじゃない!」
龍宮「まぁな」
ネギ「あれ?2人とも随分楽しそうですね。何かいいことあったんですか?」
アスナ&龍宮「お子様は知らなくてもいい(のよ)(コトだ)」
勝手に投下しときました。
このか目線初めてなんで、ちょっと京都弁おかしいです。ご勘弁を・・・
>>575 いやいや、アンタかなりの才能があるよ!できればホワイトデーSSも作ってみてくれないか?m(_ _)mヨロ
流石たつみー
これはいいこのせつですね(;゚∀゚)=3
>>575 GJ!!
ちょっと滅入っていたので癒された
>>575 さんGJ!!これは良作だ〜
つぅか、たつみーカッコイイよたつみー
>>575 GJ!!
ただ鍵渡す龍宮の口調が榊さんぽかったと思ったのは俺だけ?
みなさんレスdクスです。
セツコノはスランプ中で、とりあえず書いてみた・・・みたいなSSだったので
うれしいです。
>>581 さん
榊さん???どなたでしょう?
たつみーはあくまでもさりげなさを出したかったので
セリフはかなりカットした結果だったのですが・・・おかしかったでしょうか。
本当は「大丈夫だから・・・」にする予定でした。
あいうえお作文仕事中に作ったので投下しときますw
これは夢でしょうか、
のばらのように可憐なお嬢様と
えデンの園に立っています。
このまま二人で
のんびりと暮らしたい・・・
かわることない、二人の愛と共に・・・。
吊ってきます・・・
ここからあいうえお作文を発表する流れになると予想
せつ「失礼します。お呼びですか?お嬢様」 この「あー、せっちゃん。あのな、明日菜おらんからお願いがあるんや」 せつ「なんでしょうか」 この「あのな…耳そーじ、してくれへん?」 せつ「耳そうじですか?わかりました」 この「えへへー♥ せっちゃんのひざまくらや」 せつ「それでは始めますね」 この「やさしゅう…してな♥」 せつ「え?あ、はい」 この「あ、入ってきとる…あうっ!」 せつ「!すみません、痛かったですか?」 この「だ、大丈夫や。でも、ゆっくりな」 せつ「はい」 この「…あ、そう、そこや」 せつ「ここですか?」 この「あ…そんな風に擦られると……はぁー、ええわー♥」 せつ「これでいいんですね?」 この「せ、せっちゃん、激しすぎや!そんなんされたらウチ、もう!」 せつ「す、すみません」 この「ダメ!もうダメや!あぁ!あああっ♥!」 せつ「お、お嬢様…」 この「ふわあー、気持ちよかったえ♥ せっちゃん上手やなー」 せつ「いえ、その…」 この「ほな せっちゃん、今度はこっちの穴してくれへん♥」 せつ「あ、はい」
明日菜「コラーっ!! 二人とも何やってんのよ!!」 せつ「あ、明日菜さん?!」 この「あ おかえりーアスナ」 せつ「なにって、その、耳そうじですが…」 明日菜「へ? なんだ、耳そうじ?」 この「なんやアスナ、なんか変なことでも想像してたん?」 せつ「え?変なコトって?」 この「まったくアスナはスケベさんなんやから〜」
流れを読まずに投下。 反省はしていない。
むしろ上等
アスナwww
誤爆してきた (´・ω・`)
目撃してきた(・∀・)
592 :
続き :2006/03/09(木) 14:19:19 ID:Vo2q0T0K
この「じゃあ今度はウチがしたるな♥」 せつ「え?私は…」 この「ウチにされるんじゃ不満なん?」 せつ「いえ、その…では、お願いします」 この「はー♥ せっちゃんのこんなとこじっくり見るの、初めてや」 せつ「あの…汚いですからあまり見ないで下さい…」 この「そんなことない、せっちゃんの中キレイやで♥」 せつ「そ、そんな…」 この「じゃ、いくで」 せつ「あ!その…」 この「どしたん?」 せつ「…痛くしないでください」 この「あーん♥ せっちゃんカワエエなー」 せつ「あ!」 この「ほら、先っちょ入ったで」 せつ「ちょっと、怖いです…」 この「これでどうやろ。せっちゃん、気持ちええ?」 せつ「はい…とっても気持ちいいです」 この「こうしたらどうや?」 せつ「ああ!そんなかき回さないで!」 この「やーん、ちょっと苛めとうなってまう♥」 せつ「こ、このちゃん!」 この「ごめんなー。これでどうや?」 せつ「あ!も、もうちょっと、奥に…」 この「ここかえ?」 せつ「はっ、あ!そこ、です」 この「ん…しっかり食いついとる♥」 せつ「このちゃん…」 この「あ、出る!外に出すで、せっちゃん!」 せつ「ん…」 この「…ほら、こんな出ちゃったで♥」 せつ「お、お嬢様、見せなくていいですから…」
593 :
続き :2006/03/09(木) 14:19:58 ID:Vo2q0T0K
明日菜「あんた達、ワザとやってるでしょ?」 この「なんのことやー?」 せつ「え?何がですか?」 この「そか、アスナも耳そーじして欲しかったんやね♥」 明日菜「なっ!私はちが」 この「遠慮せんでええんよ〜♥」 明日菜「あぁっ!このかダメぇ!そこは!あっ、いや、お願いもっと優し…あああーっ!!」 せつ「あ、そういうことですか…(////)」
誤爆先がある程度似たようなスレなので助かった。 もし無関係なスレに誤爆してたら、と思うと (((( ゜Д゜)))ガクガクブルブル
「続き」の文字がなかったら誤爆だと気付かなかったかもなw まぁとにかく、GJです!萌えつきた
2ヶ所で見るとおなかイパーイな上に胃薬が必要だなw
好きだと言う事 愛していると言う事。 守りたいと言う事 大切だと言う事。 共に居たいと、願う事は罪ですか? / 烙印のように捺された、背中の翼。それは貴女と同等の位置にはいれないという、何よりの証明で。 護りたいと思えば思うほど、貴女の行為全てが危なっかしく思えて、どんどんと擁護になって行く。 助けを求められた時には一番に駆けつけたいと思えば思うほど、傍にいなければ、と強迫にも似た観念に責められて。 泥沼にはまって行く私は、凄く惨めで。 それでも離れたくとも、離れられなくて。それでも放したくとも、放せなくて。 まるで、雁字搦めの私。 いっそこの身と心さえもこの底なし沼に浸かって永劫浮かび上がったこなければいい。 / 「どうして。ですか――」 思考が追いつかずに、口から言葉が出た。どうして。何故、こんな事になっているのだろう。 周りは本の海で。否、むしろ――之を海というのもおこがましい。之は死海じゃないか。 まるで無機質。まるで無機物。温かみが無い、床に散らばった大量の蔵書。 「あはは……せっちゃん、怪我、あらへん?」 目の前には困ったように笑うお嬢様が居て。 まるで愚鈍な私を慰めるみたいに。まるで自分の身など省みていない様子で。 「木乃香お嬢様ッ! なん―……なんで!」 スローモーションで蘇る、つい5分前の映像。 (省略されました・・全てを読むにはワッフルワッフルと書き込んでください)
ワッフルワッフル
ワッフルワッフル
ワッフルワッフル
601 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/09(木) 23:45:17 ID:9Sdw1Ibw
ワッフルワッフル
なにこの流れ ワッフルワッフル
ワッフルワッフル
ワッフルワッフル それはそれとして、甘いのとエロいのとSSのアイデアがあるんだが、 どっちのほうが需要あるだろうか?
甘
漢なら甘エロ!!
608 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/10(金) 00:47:36 ID:m4fPMwuB
甘エロッフル甘エロッフル
609 :
正汁 :2006/03/10(金) 00:52:10 ID:bKMK5XPx
do pyu!
異常に進んでると思ったら何この流れwwwww _ ∩ ( ゚∀゚)彡 ワッフル!わっふる! ⊂彡 _ ∩ ( ゚∀゚)彡 甘エロ!あまえろ! ⊂彡
ワッフル甘エロワッフル甘エロ!
甘エロが出来れば苦労しない・・・ エロい方向で
某所で読むのがめんどくさい文章を書くなと言われた(笑) 読みにくいと言う神話ってまだあったのか……
>>597 焦らし杉w
いい加減に書いて!m(_ _)m
615 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/10(金) 23:20:03 ID:1TpFcFq9
>>613 このせつならどんな文章でも読むぞ。
まぁせつこのでも読むんだがな
616 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/10(金) 23:25:22 ID:ZPtzUC+h
空気変わったな せっかくいい感じだったのに
>>597 の続きがまだだけど、
自分のダークを目指して意味不明になった物を投下してしまおう・・・
1/6 もうすぐネギ先生のHRが終わり下校の時間になる。 しかし、HRの内容が全く頭に入らないぐらい私には気になることがある。 それは体育の授業で着替えるときにこのちゃんの首の付け根辺りに見えた絆創膏。 昨日はあんなもの貼ってなかったはずなのに…… あの絆創膏を見た瞬間何故か嫌な気分になった。 絆創膏の真相を究明すればスッキリするかもしれない…… HRが終わりクラスの皆が教室から出て行く中私はこのちゃんに声をかける。 「このかお嬢様」 「なんや、せっちゃん?」 「少しお聞きしたいことがあるので、私の部屋でお茶でもいかがですか?」 「せっちゃんの部屋で?ええよー」 「そういえば、アスナさんは?」 いつも、このちゃんの隣に居るアスナさんが教室内に居ないことに気づいたので聞いてみる。 「アスナなら久々に部活に出るとか言ってHR終わってすぐに美術室向かって走ってったえ」 「そうでしたか……では直接私の部屋へ行きますか?」 「そやね。ウチの部屋帰ってもあんま意味あらへんし」 下校中このちゃんはアスナさんに私の部屋へ寄ることを連絡していた。 このちゃんと二人っきりで下校してるというのに、私の中のモヤモヤした嫌な気持ちは消えなかった……
>>619 2/6
部屋に着き、このちゃんには適当にくつろいでいてもらっている。
その間に私はお茶と茶菓子の用意をしている。
用意したお茶と茶菓子をテーブルに置き、私はテーブルを挟むようなかたちでこのちゃんの正面に座る。
そして今の心境を抜け出すためにこのちゃんに質問する。
「お嬢様、先ほど言った私が聞きたいことなのですが……」
「そや、せっちゃんウチに聞きたいことってなんだったん?」
「体育の時に少し見えてしまったのですが……首の辺りに絆創膏貼ってますよね?それ、どうされたんですか……?」
「あ、これのこと?」
そう言うとこのちゃんは襟のところを少し捲って私に絆創膏を見せてくれた。
学校で見たときは気が付かなかったが、よく見ると絆創膏のガーゼの部分に血が滲んでいた。
それを見て私は何故か安心した……このちゃんが怪我をしているというのに……
しかし、このちゃんが続ける言葉によってまた私に嫌な感情が生まれる。
「昨日もエヴァちゃんに魔法教えてもらいに行ってたんやけど、魔力を補充せなあかんから血吸わせてくれって言われてな」
「血を……?」
私の中の嫌な感情の正体が分かった……これは嫉妬だ。
首に絆創膏が貼られているのを見てこのちゃんが誰かのモノになってしまった証印があるんじゃないかと思ったんだ……
だから、血が滲んでいるのを見て怪我をして絆創膏を貼っていると思って安心したんだ……
しかし吸血鬼の吸血行為は性交の隠喩であると聞いたことがある……
そこまで考えて私の思考は停止してしまった。
「ネギ君も授業料としてエヴァちゃんに血あげてるって話やったからええかなって」
話の途中から俯いていた私の様子がおかしいことに気づき、このちゃんが近づいてくる。
「せっちゃんどうしっひゃっ!?」
>>620 3/6
私の顔を覗き込もうとしたこのちゃんの腕を引っ張る。
そして、倒れこんで来たところを抱きしめる。
「ちょっ、せっちゃんホンマにどうしたん?」
「このちゃん……ウチ……エヴァンジェリンさんに嫉妬してもうた……」
「え?」
このちゃんの耳元でそれだけ囁いて絆創膏を剥がす。
「っ!」
勢い良く剥がした為、小さな悲鳴が上がる。
エヴァンジェリンさんがこのちゃんにつけた痕が露になる。
その痕に私は唇を落とす。
まだ皮が張っておらず赤くなっている部分に軽く歯を立て、そこから沸いてくる紅い蜜を舐める。
美味しいと感じたのは私が化け物だからなのか、それとも対象がこのちゃんだからなのか……
「ぅんっ……せっ、ちゃん……いたい……」
嫌がっているとは思えない、甘い抗議の声……私はその声を無視して一心不乱に蜜を啜り続けていた。
いつの間にかこのちゃんは小さい子をあやす様に私の頭を撫でていてくれた。
段々と冷静さが戻ってくる……同時に停止していた思考も少しずつ動き出す……
私はいったい何をしているのだろう……私は血を吸う鬼ではないというのに……
「お嬢様……申し訳ありませっん゛!?」
私の中に生まれる後悔の念から今の行動に対する謝罪をしようとした矢先、私の口はこのちゃんの唇によって塞がれていた。
私の言葉を遮る優しいキス……
>>621 4/6
正直、あんなことをした私にキスなんてするこのちゃんの気持ちがわからない……
「謝らんといて……ウチ、せっちゃんが焼きもち妬いてくれて嬉しいんよ?」
「え……?」
「ウチ、せっちゃんの事好きやから……」
このちゃんのその言葉は私が小さい頃から聞きたかった言葉。
勇気が持てなくてずっと聞けなかった言葉。
「ホントはな心配だったんよ……最近は昔みたいに一緒に居てくれるけど、ウチの護衛が仕事やから仕方なく側におるんやないかって」
段々とこのちゃんの表情が曇っていく。
このちゃんにはいつも笑っていて貰いたい。
だから、このちゃんの不安を吹き飛ばす為にも自分の気持ちを言葉にする。
「私も……いえ、私はお嬢様のことが好きです」
私はこのちゃんを押し倒す。
このちゃんは私の行動に少しだけ驚いているようだった。
「お嬢様を不安にさせるぐらいなら、私はもう自分を抑えません」
そして口付ける。
さっき、このちゃんからして貰ったような触れるだけのキスじゃない。
本能の赴くままにこのちゃんの唇を味わう。
このちゃんは私の貪るようなキスを拒絶せずに受け止めてくれた……
5/6 朝日の眩しさと頭を撫でられる感覚で目を覚ます。 「あっせっちゃん、おはよ」 「おはよ…ございます……」 私は一度うっすらと開けた目をそのまま閉じる。 正直、頭を撫でられるのがこんなにいいものだと思わなかった。 「また寝るん?もう朝やから起きなあかんよ」 「いえ……お嬢様に頭を撫でられるのが気持ちよかったものでつい……もう少しこのままで居てもいいですか?」 「ええよ、何やせっちゃん意外と甘えんぼさんなんやね」 そう言いながらこのちゃんは私の頭を撫で続けてくれる。 目を閉じたまま昨日のことを思い出す…… 私は今までこのちゃんには知られたくなかった自分の醜い部分…… 嫉妬心や独占欲を全てさらけ出してこのちゃんを求めた。 このちゃんはそんな私を受け入れてくれた……そして、このちゃんも私と同じ気持ちだと知ることができた。 いつの間にか撫でてくれていた手が止まっている。どうしたんだろ…… 目を開けると第二ボタンまで外して若干肌を露出させている私の首元にこのちゃんは見入っている。 「せっちゃん、肌白いから目立つなぁ」 苦笑しながらこのちゃんは言う。たぶん、昨日付けられた赤い証の事だろう。 シャツの下にも私がこのちゃんに想われている証は無数に存在する。
6/6 このちゃんは私の首の辺りを擦りながら言葉を続ける。 「首のこれは隠せへんよね……いっそ学校休まへん?」 「サボる……ということですか……?」 「そうやえ!このまま学校行ったらハルナと和美ちゃんのネタにされてまうよ?」 「そ、それは遠慮したいですね……」 目をギラギラ輝かせてるハルナさんと朝倉さんの姿が容易に想像できた。 怖い…怖過ぎる…… 「そやろ?それにせっちゃんいつも忙しそうやから今日はゆっくり休んどき」 このちゃんが撫でるのを再開してくれる。 撫でられる気持ちよさが私を夢の世界へと誘う…… 後日、首の痕は消えていたのに一緒に休んだという理由からハルナさんと朝倉さんのターゲットにされてしまった。 あの二人からは逃げられない運命だったのかもしれない…… そして、あの日からこのちゃんに頭を撫でてもらうのが私の日課になったのは余談です。 -end-
以上、駄文でした。後半レス番付け忘れちまった・・・orz あと、空気読まないでゴメンナサイ。 ワッフルワッフル
ダークつーか甘いじゃないか。GJ。 ところで、明日菜とネギはどこ行ったん? ワッフルワッフル
>>625 乙&GJ!正直、ダーク系って聞いたからどんな事態になるのかと思っていたら、
こんなに甘いヤシだったとは…今回のキーワードは“嫉妬”と“想い”とゆーところですかね?
甘〜〜い!!
>>625 さん、甘すぎるよ〜!!gjだよ〜!!
やっぱこのせつは甘甘がイイね〜
このちゃんに頭撫でられたり、キスマーク付けられるせっちゃん、ウラヤマシス
ワッフルワッフル
全然ダークじゃないやん!w いいねぇ♪GJ!!
>>626 刹那の部屋のつもりで書いてたんだけど分かりにくかったかな・・・
>>619-624 周辺キャラの動き
刹那&木乃香→学校終了と共に寮の刹那の部屋へ
明日菜&龍宮→各部活へ
ネギ→仕事
ついでにおまけを2レスほど
>>622 1/2
side:ネギ&明日菜
「あれ、アスナさんだけですか?このかさんは……?」
「このかなら刹那さんとこ寄るって連絡あったわよ」
「そうだったんですか。それじゃあ夕飯どうしましょうか?」
「いつ帰ってくるかわからないからとりあえず私が作ろうと思うんだけど」
「……あ、アスナさんが……ですか……?」
「ちょっと、その反応は何よ?だいいち他に誰が作るっていうのよ!?」
「ぼ、僕が作りますから!アスナさんはできるの待っててください!!」
「あ、姐さん、オレっちも兄貴が作ったほうがいいと思うぜ……」
何故か必死に自分が夕飯を作ると明日菜を説得するネギの声が聞こえ、後にこの世のモノとは思えない悲鳴が聞こえたらしい。
side:龍宮
部活中に学園長から仕事の依頼メールが来ていたため、私は相棒の刹那に連絡しようとした。
電話をかけるも無応答。携帯にメールを送るも返信無し。
刹那のことだから心配する必要は無いとは思うが……
しかたない……今日は一人で片付けてくるか。
もう少しで日付が変わる。
いつもより遅くなってしまったな……
む……
何故刹那と私の二人部屋から二人分の気配がするんだ?
一人は刹那だとしてもう一人は……こんな時間にあいつと一緒に居るとすればあいつのお嬢様ぐらいか。
それで連絡が付かなかった訳か。
今日は実家で寝るとしようかな。
今部屋に入るほど私は無神経ではないからね。
>>624 2/2
side:木乃香
木乃香が部屋に戻るとカモがぐったりした様子で倒れている。
明日菜とネギはまだ学校から帰っていないようだ。
「カモ君どないしたん?」
「こ、このか姐さんか……実はな、アスナの姐さんが夕飯作るって言ってよ……兄貴も説得したんだけど押し切られちまってな……」
「それでカモ君そんなにぐったりしとったんか……ごめんなカモ君、今度からせっちゃんとこ行くときはご飯用意してから行くようにするから安心してええよ」
「助かるぜ……このかの姐さん……」
side:刹那
「なぁ刹那」
「なんだ?龍宮」
「最近、午後の授業になると凄く幸せそうな顔してないか?昼休みに何かあるのか?」
「気のせいじゃないか?毎日屋上でお嬢様の手作り弁当食べてその後にいい子いい子なんてされてるわけないじゃないか」
「ほほぅ」
「あっ……」
「良かったな。刹那」
「あ、ああ……」
恥ずかしさで真っ赤になる刹那。そしてそんな彼女の前にはニヤニヤと笑う龍宮が居る。
「あ、あの……龍宮、このことは他言無用で頼む」
「そうだなぁ……今度あんみつを奢ってくれ。それで手を打とう」
各部屋でそんなやりとりがあったとか無かったとか。
>>626-630 レスサンクスです。
本当はもっと暗くてどろどろなエロ話にする予定が
途中から続きが浮かばなくなって気づけば甘めな内容に・・・ってのが真相だったり。
>>627 キーワードが無いと書けない自分の性分を見破られた!?Σ(゚Д゚;)
仰る通り今回のキーワードは「嫉妬」でした。
「想い」はおまけみたいな感じかもしれないっす。
>>サイドver. 隊長、相変わらずカッコイイっすwwwww
ちょっとちょっと、今日が何の日か分かってるよね?皆…誰かSS投下しなよ…楽しみにしてたのに…漏れ
そ、そんなぁ〜さようなら…漏れの楽しみ…(T○T)ノシ
>>638 そんなおまぃにSSを・・・と言いたいけどネタが浮かばん
毎月13〜15日はこのせつの日 だよな
14日はどーするの?ハルナの日?
… このか「ん〜アカンなー。ココもスカや。」 せつな「…はぁはぁ…私…もう…ダメ……」 このか「…じゃあ…もうコ・コしかあらへんな♪」 せつな「!ソ、ソコだけは…だ、だめです!」 このか「ん〜…あ、でもココやったら仮契約やなくて本契約になってしまうかもしれへんな〜♪」 せつな「あ、あの…お、お嬢様?…き、聞いてます?」 このか「ま、ええか♪ん〜」 せつな「!ちょ…まっ……ダメぇ………あぁん!!」 …という名のワッフルワッフル
ワッフルワッフルと書き込んだ人。今頃すまない。あれは実に出来心だったんだ。 続きなんて考えちゃ居ない。突発だったんだ。本当にすまない。続きは皆の心の中にあるんだ。 そう言えば今日はホワイトデーだったな。 間に合うかどうかは解らない、だが今からでも遅くないやってみようと思う。 間に合わなかったらこのレスは綺麗さっぱり忘れてやって下さい。 じゃあ。 バンッザイ このせつ! ノシ
>>643 間に合わなくても気にしない。
15日はこのかの日だからな
じゃあどちらかと言えば木乃香主体のSSが多くなるわけか…
即興ですまないが、ホワイトデーSS2レス投下しますね
647 :
1/2 :2006/03/14(火) 23:54:05 ID:lHIe1rwF
「せっちゃん、これ、バレンタインのお返しな」 「・・なんですか、これ?バナナみたいな形ですが、キャンディではないですよね?」 「ああこれな、上の口やなくて下の口で舐めるキャンデーなんよ〜」 「・・え?」 「こうするんよ・・ん・・ほら、せっちゃんもこっち側を咥えてな」 「こ、このちゃん?女同士で、そんな・・ひゃあ!」 「ダメや、このちゃん!!」 自分の大声に目が醒めた。 「え・・夢?」 私は・・ 私はなんて夢を・・ 自己嫌悪に涙が出てくる。 トゥルルルル 部屋の電話が鳴っている。一呼吸おいてから受話器を取った。 「はい、桜咲ですが」 「もしもし?せっちゃん?」 「お、お嬢様?! はい、そうです」 先ほどの夢・・ 動揺が隠せず、思わず声が上ずってしまった。 「なあせっちゃん、上と下、どっちがええ?」 「え?」 上と、下・・ 「それは、その、上で・・」 「上な?ほなほな、5分後に屋上に来てな〜」
648 :
2/2 :2006/03/14(火) 23:55:19 ID:lHIe1rwF
満点の星空が広がる下、テーブルに大きな箱が置かれていた。 「フタ、開けてみてな」 隣に座るお嬢様に促されて蓋を開ける。 「これは!」 「せっちゃん、ウチのこと助けてくれてありがとな」 夜空に見立てた黒いチョコレートケーキに、お嬢様を抱いて飛ぶ私の姿が白く描かれてた。 「あんときのせっちゃん、ほれぼれするほどかっこ良かったんやで」 そういって見つめるお嬢様の姿が、涙でにじんで見えなくなった。 「ありがとな、このちゃん。あの時助けられたんは、このちゃんやのうて私の方や」 思わずお嬢様に抱きついてしまった。 抱き返してくるお嬢様の腕が心地よかった。 どちらからともなく唇を重ねる。 今夜、私たちはあの夜よりも、もっと近くにいる―― 「なんや、食べるのもったいのうなってもうたな」 唇を離したお嬢様は、ケーキを見て微笑んだ。 「そういえばお嬢様」 唐突に、電話での会話を思い出した。 「上と下って訊かれましたが、下はなんだったのですか?」 「ああ、下はな・・」 お嬢様が満面の笑みを浮かべて答える。 「せっちゃんの下の口に合いそうなものを用意してたんや」 「・・え?」
って、終わりかよ! でもGJ
>>646-648 こ、これはさり気なく甘エロ!?
GJっす
自分も1レスだけ投下
また日付変わっちまった・・・orz
私は今、とある計画を立てている…… 今日はホワイトデー。 バレンタインの時はバレンタインを忘れて、その上熱を出してこのちゃんにチョコを用意できなかった…… しかし今回はそんな失態はしない。 放課後、四葉さんに教わりながら作った出来立てのクッキーを持ってこのちゃん達の部屋へ。 呼び鈴を鳴らしてしばし待つ。 「はーい!あ、せっちゃん、いらっしゃい」 「こんばんわ、お嬢様。今日はホワイトデーなのでこの前のお返しを、と思いまして」 「クッキー?美味しそうやなぁ。ありがとう、せっちゃん」 このちゃんは笑顔で私のクッキーを受け取ってくれた。 「あ、ウチからもホワイトデーのプレゼントや。ホワイトデーと言ったらキャンデーが王道やからなー」 どこからともなくこのちゃんはあめ玉を取り出した。 「せっちゃん、あーん」 玄関先のため少し恥ずかしかったがこのちゃんに押し切られる形であめ玉が口の中に放り込まれる。 「刹那さんダメッ!」 ポンッ!という音と共に聞こえたいつもよりも高いアスナさんの声。 ま、またですか…… 部屋の奥には私と同じように小さくなったアスナさんと普段通りのネギ先生が居た。 「あーん、せっちゃんやっぱりかわええなー」 そして、私はこのちゃんに抱っこされる形で部屋の中へと連れて行かれる。 と、とりあえず本番は四日後だ……
γ ´ ̄ソζ⌒ヽ l ノリ√ヽヾ)リ| ヽd| ゚ -゚ノlo /<フつ,、,、`、ヘ_ く/_.i Ll( ))」゚>゚ し'| (l ゚ ヮ゚ノ| ノ., '´ y`ヽ ー|__|_三|_.| . . `|_*|′
>>652 はお嬢様の髪を直してるせっちゃんに見える。
タタタタタ 軽いリズムを刻む足音・・・これは・・・私の知っている・・・ 「せっちゃ〜〜〜ん♪」 満面の笑みで走ってくるのは私の愛しのコノカお嬢様である。 「お嬢様。なんでしょう」 お嬢様の笑みにつられ、私も微笑む。お嬢様のおかげで私も学園内で笑みを浮かべることも随分増えた。クラスメイトからも話しかけられることも増えた。みんなお嬢様のおかげだ。 「せっちゃん!あ〜ん」 お嬢様が大きなお口を開けられるのを見て、私もぽか〜んと口を開けてみる。 「ハイ^^購買部で売ってた飴ちゃんや♪甘いやろ♪うちこれ大好きなんよ」 お嬢様の肌のような白い飴玉を口の中に放り込まれた。 「ふむっ・・・う・・・・・・・・」 突然の出来事に、私はビックリ。お嬢様の質問に答えられないまま、口の中で飴玉が体温に溶かされていく。とろっとしたミルクの甘い香りに舌がとろけそうになる頃、ようやく私は口を開いた。 「甘くて美味しいです、お嬢様」 にっこり微笑んで口を結ぶと、お嬢様は顔をそっと私に近づけた。驚きに目を見開いたまま、お嬢様の唇と私のそれが触れる。 柔らかい唇の中から小さな舌が出てきて、私の中へ入ってくる。 「・・・むぅっ・・・んっ・・・」 口の中に広がる甘い飴玉と、お嬢様の舌に私はうっとりと目を閉じる。飴玉が消えて無くなる頃、ようやくお嬢様は唇を離してくれた。 「ふぅ、ん。あまぁい^^ 白くて柔らかくってあまぁ〜くって、まるでせっちゃんのようやな^^」 「う?・・・えっ・・・!?」 状況が把握できない私は間抜けな声をあげる。 「うち、癖になりそうや♪」 お嬢様の手には飴玉が入っていたであろう、赤い小箱があった。 赤いパッケージには舌をペロっと出した女の子のイラストが描かれていた。 『ミ○キー は せっちゃんの 味〜 ♪』 〜END〜 ミ○キーって食べ始めると止まらなくなるよね・・・ 久しぶりだったのでショートで突発ネタやってみましたw
ミッキーはせっちゃんの味
このちゃん誕生日おめでとう
659 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/18(土) 15:26:07 ID:6pMveBvW
今日はこのちゃんの誕生日! 誰かのss期待age
木乃香、誕生日おめでとう!!
あと二時間きっちまった… 俺に文才があれば…
話の希望みたいなものがあれば職人さんたちも書きやすいのでは?
誕生日だから書けとかもうね・・・
バレンタイン、ホワイトデー、誕生日 盆と正月がいっぺんに来たような感じで・・・ こうポンポンあってもネタ尽きるわw
ごめんねこのちゃん ちゃんと書こうとしてたけど間に合わなかったんだよ・・・ ってことで木乃香誕生日SS一日遅れだけど6レス分投下
>>651 カモさんの年齢詐称薬でいたずらするこのちゃんを小さなアスナさんがお説教する、という何とも珍妙な光景が広がっていた。
何故かネギ先生とカモさん、そしてこのちゃんと一緒に居た私も巻き添えを食らってしまった。
「かわええからええやん……」
私の気持ちを知ってか知らずか、このちゃんはそんな事を言いながら小さくなった私を抱きかかえて頬擦りしたりする。
アスナさんのお説教の間、嬉しい反面恥ずかしくもあった……
今日はそんな事があったホワイトデーから3日後の17日。
そして明日は特別な日。その上、ちょうどいい事に土曜日だった。
最近、このちゃんは私の部屋へ泊まりに来たいと言ってくれる。
そのため、龍宮が実家の龍宮神社に泊まって、私一人になるような日にはこのちゃんを部屋に誘っている。
龍宮には前もって他の部屋に泊まってくれと頼んである。
だから今日、私がこのちゃんを部屋に誘うのもいつも通り。別に特別な事じゃない。
自分にそう言い聞かせる。
このちゃんは明日が何の日なのかちゃんと自覚してるはずだから……
少しでもこのちゃんを驚かせるために……
授業が終わって帰り支度をしているこのちゃんにいつも通りに話しかける。
「お嬢様。今夜私の部屋に泊まりにきませんか?龍宮は今日から実家に戻るとの事なので……」
「それホンマなん!?もちろん行くえ!少し準備せなあかん事があるから7時にはせっちゃんの部屋行くな」
このちゃんは快くOKしてくれた。
これで私が二ヶ月前から練ってきた計画の下準備は終了だ。
>>666 今日は17日やから、明日はウチの誕生日。
せっちゃんはちゃんと覚えとってくれたかなぁ……
何も起きないまま今日一日分の授業が終わって、もうちょっとで下校って時の出来事や。
誕生日当日やないから当然といえば当然やなって一人で納得しながら帰り支度をしてると
せっちゃんが話しかけてきてウチを部屋に誘ってくれた。
もちろん即答でOKや。
今は寮の部屋で泊まりに行く為の準備をしとる。
ウチはアスナとネギ君とカモ君の為に夕飯を作っとる真っ最中や。
そういえば、明日がウチの誕生日やってちゃんと分かってて誘ってくれたんかな……
作りながらさっきのせっちゃんの態度を思い出してみる。
いつも通りやった気がする……
せっちゃん忘れてもうたんかな……
せっちゃんがウチの誕生日忘れてるかもって考えたら少し哀しくなってきてもうた……
あんま悪い方に考えたらあかんな……
もし、忘れとったらちゃんと覚えててもらえばええだけやないか!
ウチは思考を切り替える。
このあと、せっちゃんとこ行くのにウチが沈んでたらせっちゃんに心配されてまう……
>>667 7時を過ぎたというのにこのちゃんはまだ来ない。
何かあったのだろうか……迎えに行くべきだろうか……
ピンポーン
来客を知らせる音がする。
きっとこのちゃんだろう。
ドアを開けると予想通りこのちゃんが立っていた。
「ごめんなぁ、せっちゃん。ちょっと遅くなってもうた」
良かった……ただ遅れてただけで……
「とりあえず、中へどうぞ」
私はこのちゃんを部屋の中へ招き入れた。
その後、私とこのちゃんの二人は夕飯を食べたり、お風呂へ入ったり、他愛もない話をしたりして楽しい時間を過ごした。
もう少しで10時か……そろそろ寝ないと朝起きるのが辛くなってしまうな。
「お嬢様。そろそろ寝ませんか?少し眠気が……」
「もう寝るん?でも、眠くなってもうたんやったら仕方あらへんなぁ」
今夜の早寝だけは譲れない。明日はこのちゃんにも早朝に起きていただきたいから。
ちょっと残念そうだったけど、このちゃんは了承してくれた。
一眠りして目が覚める。外はまだ日が昇っておらず真っ暗だ。隣には私に寄り添うように寝ているこのちゃんが居る。
部屋のわずかな灯りによって照らされているこのちゃんの寝顔は凄く幸せそうで……ずっと見て居たかったけど、起こさなければ……
「お嬢様、起きてください」
>>668 「このちゃーん、どこですかぁー?」
せっちゃんがウチの事を『このちゃん』って呼びながら探してる。
出てったら隠れんぼにならへんから、ウチは物陰に隠れながらせっちゃんをこっそり見とる。
──……おじょ……ま……お嬢様、起きてください。
どこからともなく声が聞こえて、ウチは現実世界に引き戻されてもうた。
「ん……せっちゃん……?」
「おはようございます。お嬢様」
せっちゃんは『おはよう』って言うとるけど外真っ暗やん……
「お嬢様にお見せしたいものがあるのでついて来ていただけますか?そのままですと寒いと思いますので何か上着を羽織ってください」
何やよう分からんけど、せっちゃんが言うんやからきっとええモン見せてくれるはずやな。
ウチは上着を羽織ってせっちゃんの後について寮の外に出た。
やっぱり外は真っ暗で明かりといえば外灯の灯りぐらいしかあらへん。
寮からある程度離れた所まで来ると、せっちゃんはキョロキョロしながら辺りを探り始めた。
「ここまで来れば平気ですかね……お嬢様、失礼します」
「ひゃ!?」
ウチの背中と膝の後ろに回されるせっちゃんの腕。何が何だか分からないで居るとせっちゃんの後ろからバサッという音が聞こえた。
「危ないのであまり動かないでくださいね」
ウチは今、白い翼を生やしたウチだけの天使にお姫様だっこされとる……
>>669 このちゃんをだっこしたまま、私は世界樹まで羽ばたいてきた。
他の木からずば抜けて高い世界樹の枝にこのちゃんを降ろして私自身も隣に座る。
翼は邪魔になるので目的地に着いた時に閉まった。
「ここから見える日の出はとても綺麗なんですよ」
「ウチに見せたいモンってそれやったんかぁ」
「ええ。お嬢様にも是非見ていただきたくて……」
東の方から少しずつ空が明るくなってくる。
麻帆良全体を照らしながら昇っていく太陽を見つめているこのちゃんに私はお祝いの言葉を告げる。
「お嬢様、お誕生日おめでとうございます。ここからの景色が私からお嬢様へのプレゼントです」
「あ……」
「私にしか用意できない特別なプレゼントを渡したくて……やはり物のほうが良かったでしょうか……?」
「ううん。こんな綺麗な光景、せっちゃんに連れてきてもらわんかったら見れへんもん!ホンマにありがとな、せっちゃん」
「お嬢様に喜んでいただけて私も嬉しいですよ」
「ホンマの事言うとな、せっちゃんウチの誕生日忘れてるんだろうなぁって思ってたんよ」」
「そんなことありえませんよ。他の日の事は忘れたとしても、私の大切なお嬢様がお生まれになった日は絶対に忘れません!」
「でも、去年も一昨年もウチの事避けてたから……」
「あ、あの時は……陰からひっそりとお嬢様を守るって決めていたから……」
「あ、ごめんな、いじわる言って。だからそんなに落ち込まんといて……」
あの時期の事を言われると私はこのちゃんに頭が上がらない……
「でもな、もしせっちゃんが忘れとった時はウチのお願い一個聞いて貰うつもりやったんやけどなー」
「お願い……ですか?私にできることなら何でも叶えますよ?今日はお嬢様の誕生日なのですから遠慮なさらずに言ってください」
「今日だけ……ううん、今日からまた『このちゃん』って呼んで欲しいんや……あと、敬語も止めてくれると嬉しいなぁ」
>>670 「さ、さすがに、そのような言葉遣いでお嬢様と話すことは……」
やっぱダメやったかな……
今まで何度訂正してもせっちゃんはウチのことを『お嬢様』って呼ぶ。
ウチは昔みたいに『このちゃん』って呼ばれたいんやけど……
「ですが、お嬢様の……いえ、このちゃんからのお願いですし努力はします」
あ、呼び方変えてくれた……
「ただし、二人きりの時だけですよ」
「それでもええよ!」
せっちゃんは照れくさそうに笑っとった。
言葉遣いは敬語のままやったけど、こんな綺麗な景色が見れて……
その上せっちゃんが『このちゃん』って呼んでくれただけでウチは満足や。
ウチは感謝の気持ちを込めて隣に座るせっちゃんに抱きついてキスをする。
「こ、このちゃん危ないですよ!」
真っ赤な顔したせっちゃんに怒られてもうた……
「でも落っこちてもせっちゃんが助けてくれるやろ?」
「た、たしかにそうですが……しかし万が一の事があったら大変ですし……」
「せっちゃんは心配性やなー」
ホントは、いつも心配してくれることに感謝しとるんよ……
ずっとウチを守ってくれててありがとな、せっちゃん。
-end-
うは〜 GJ!! 個人的にせっちゃんはいつまでも敬語でいてほしいw とにかくGJ!お疲れ様
SS書くのは職人さん次第だから
良いネタが浮かんだ時に投下すればいいのでは?
と、自分は思ってます。
>>672 書き込む前に更新したらもうレスがついてる!?
お早いレスさんくすです。
自分も木乃香が敬語止めて欲しいっていくらお願いしても
刹那の言葉遣いは変わらないだろうなって思ってますよw
675 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/19(日) 08:43:53 ID:1MSinFsK
>>673 乙〜! つ旦~
せっちゃんと一緒に世界樹から見る朝日 price less
せっちゃんとこのちゃんの愛 price less
てか最近のこのちゃんよく喋るな〜 こんな娘だったっけ?
このかに限らずとも、一巻からキャラ変わった子はわんさかいるさ…
このちゃんはせっちゃんを最大限生かしてくれる最高のキャラですよ
680 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/24(金) 14:08:09 ID:m0XnqLbz
このちゃんはせっちゃんを最大限イカせてくれる最高のキャラですよ
681 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/24(金) 14:31:23 ID:r8Tt1OHQ
ところで、「YYYY」って実在すんのかね
682 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/24(金) 19:33:02 ID:Swrq3++U
私だけでしょうか〜?
>>681 の意味がわからない
「なぁなぁ、せっちゃん」 「はい、何でしょう?」 「せっちゃん、ウチのこと好き?」 「バボラァーッ?!はっ、は…、 …はい。」 「ほんま〜?うれしいわぁ〜^^」 「………(照)」 「ウチもせっちゃんだ〜い好きやえ♪ びってしてて凛々しいトコとか、ウチのこと必ず守ってくれるトコ」 「……………っ(照照照照)」 「…せっちゃんは…ウチの好きなトコなんて…あるん?」 「とっ、当然です! (弱い所触ると『ひぅっ』って洩らす声はかなりやばい!それから夜中にこっそりちゅーすると熟睡してる癖に唇はむはむされるのは悶え死ぬ… あと笑顔も最高に萌え!!!) 私はお嬢様の笑顔が、大好きです」 「や〜ん、そないキリってした顔で言われると照れるわぁ〜」 お目汚し失礼
684 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/26(日) 18:47:07 ID:f1kqpkYX
685 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/27(月) 00:08:40 ID:D4Pz2msq
なんで来てんだこの塩豚野郎
686 :
桜色の中で :2006/03/28(火) 22:46:29 ID:PWjExHJm
『・・・雪?』 ある晴れた春の日、上から落ちてきたその白い物体に刹那は首を傾げた。 「わぁ、せっちゃん桜やぁ。うち桜大好きなんえ。キレイやなぁ」 木乃香の声につられ、上を見上げるとそこは淡い桜色の空が広がっていた。 うっとりと桜を見上げる木乃香に刹那は笑みを漏らした。 『お嬢様の方がお綺麗です』 口に出して言えない自分の、心の中でそっと呟いた。 「ふふ」 木乃香は小さな笑い声と共に、おもむろに刹那の頬へ手を延ばしそっと触れた。 「お・・・お嬢様!?」 「ほっぺたに花びらついとるえ^^」 頬から離れた木乃香の手には小さなピンク色の花びらが1枚摘まれていた。 「・・・?せっちゃんほっぺが桜みたいにピンクや〜」 木乃香は刹那を見てクスクスと笑った。 刹那は何も言い返せないまま、口を開け目をぱちくりしている。 「せっちゃんは桜みたいやなー。ほっぺもくちびるもピンク色でキレイやんね」 「そ・・・そんな、滅相もありません。お嬢様の方がお綺麗です!」 慌てて刹那が否定する。 そんな刹那に木乃香はニッコリと微笑みかける。 「せっちゃんが桜みたいやから、うち桜好きなんえ。せっちゃんの名前も"桜咲"やし。 あ!うち今すっごくいいこと思いついたわー!ねね!せっちゃん聞きたいかえ?^^」 「・・・は・・・はい」 刹那は動揺を隠せないまま返事をする。 ゆっくりと近づく木乃香にどぎまぎしてすっかり落ち着きをなくしていた。 「うち、せっちゃんと結婚するえ^^そしたらうちは桜咲 木乃香や♪ だ〜い好きな桜とず〜っと一緒や♪せっちゃんともず〜っと一緒や!^^」
桜吹雪の中で眩暈がするような錯覚を覚えた いい余韻に浸れたGJ!!
690 :
月明かり :2006/03/30(木) 23:46:23 ID:7ZyYgt22
1 いつからだろう? 気づけばあなたのこと意識して 声をかけるだけでも勇気が要るようになった 今夜アスナとネギ君がエヴァンジェリンさんの所に行く、と聞いたのは今日の夕方のこと。 一人にするのは心配だから今夜このかの部屋に泊まってくれないかという頼みに、最初難色を示した私をアスナさんは訝った。 私は単なるお嬢様の護衛でありそれ以上でも以下でもない。 最近身分違いである自分などがお嬢様と親密になりすぎた様に思う。 だから同じ部屋には泊まれないが、部屋の外で寝ずの番なら任せてほしい、前と同じように陰から御守りしたいのだ、という意を伝えた。 アスナさんは複雑な表情を浮かべたが、そう言っておくとだけ言い、その場を去った。 わかっていた。お嬢様への気持ちが何なのか。 同じ部屋、しかも2人きりで眠って自分を抑える自信などまるでなかった。 理性が飛んで、いつお嬢様を汚してしまうかわからないから。
691 :
月明かり :2006/03/30(木) 23:48:20 ID:7ZyYgt22
2 夕飯後、アスナさんとネギ先生が部屋を出る。その後に部屋の外、即ちドアの前に座り朝を待つ。 こんな感じでいいだろう。 予定通り、アスナさん達2人は部屋を出た。 「なぁ〜せっちゃん、いっしょ寝よ?」 「いえ、私は外に居ますので」 「え〜寂しいわぁ〜、昔はよういっしょ寝てたやろ?」 「私はお嬢様の護衛、ですから」 渋るお嬢様をベッドに寝かせ、御辞儀すると私は部屋を後にした。 夕凪を握り締めながら、長い夜を思いため息が出る。 ―私は…一体何をしている…? 静かだった。 部屋の中の時計の秒針の音さえ容易に聞き取れる。 そんな風に、何時間か経った時だった。ガタンと大きな音が部屋から響いた。 すぐさま部屋に入り、お嬢様の名を呼ぶ。が、すぐに微笑した。
692 :
月明かり :2006/03/30(木) 23:49:44 ID:7ZyYgt22
3 「…寝相、悪いなぁ」 見ればお嬢様がベッドから転げ落ちている。全く、これが本当に近衛家の令嬢か? とにかく、このままだと風邪を引く。抱え上げて自分もベッドに乗り、そっ、と寝かした。 落っこちた当人は変わらず熟睡している。 ふ、と笑みを浮かべた時だった。 「せ…っちゃん…」 「?!」 驚いて目を見開いてしまった。 確かにお嬢様は眠っている。意識はあるまい。 「お嬢様?」 勿論反応はない。 「…お嬢様」 ゆっくり、顔を近づける。 「……この、ちゃん」 髪の匂いといっしょに、お嬢様の香りが自分の中に入ってくるのがわかった。
693 :
月明かり :2006/03/30(木) 23:51:46 ID:7ZyYgt22
4 寝息を立てて眠るお嬢様の口を、そっと、唇で塞ぐ。 「ん…」 少し息苦しいのだろう。微かに声が洩れる。 唇を離す。 月明かりがお嬢様を朧気に浮かばている。 幻想的とも言える空間の中で、これは夢か幻なのではないかとも思った。 しかし、不思議な位頭は冴えていた。 どこかぼんやりとした焦点の目で、やはりお嬢様は綺麗、だと思った。 指に滑る黒髪も、桜色の頬も、細い腰も、すべて。 だから、だから… 「―好きです」 「あなたが― 好き、です…」 声は、少し震えていた。 聞こえる筈のない告白。今までもこれからも、届けるつもりなどない、想い。 青白く浮かぶシーツに滴がひとつ、ふたつ、落ちていった。 end
694 :
月明かり :2006/03/30(木) 23:55:17 ID:7ZyYgt22
スレ汚しな駄文すいません。。。 気に入らない方はスルーで
696 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/31(金) 16:06:02 ID:zF4XJ9KD
せっちゃんとこのちゃんの立場逆転てどう思いますか?
書き込めてないかも。二重になってたらスマソ
>>694 トキメキをありがとう!切ない気分に浸れたよ〜
>>696 萌え系かギャグ系ならむしろお願いします!!
個人的に、オリキャラとブラックは苦手ですね・・・
699 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/03/31(金) 21:41:29 ID:L7PSnWG7
>>698 690-693は需要があるが694にはないと思う
───きゃーっ! どこからとも無く、このちゃんの悲鳴が聞こえた気がする。 段々と落ち着かなくなり居ても立っても居られなくなった私はこのちゃん達の部屋へ向かって走り出す。 不安に押しつぶされそうになりながら、チャイムも鳴らさずにドアを開ける。 「……お嬢様!大丈夫ですか!?」 部屋の中には満面の笑みのこのちゃんが…… え、えっと……? 「せっちゃんどこ探してもおらんかったから最後の手段使ってもうた」 笑いながら言うこのちゃんを見たら不安はどこかへ吹っ飛んでしまった。 「探していたということは、私に何か用ですか?」 「一緒にお茶したいなぁって思って探してたんよ」 そのままお茶とお菓子をいただき、私は自分の部屋へ帰った。 -数時間後- ───きゃーっ! 「お嬢様!?今参ります!!」 どこからとも無く聞こえる悲鳴を感知し、刹那は部屋を飛び出していく。 「今日何度目だったかな、刹那が飛び出していくのは……あいつのお嬢様への愛は恐ろしいな……」 部屋に残された彼女のルームメイトは、呆れながら開けっ放しのドアを眺めていた。
むしゃくしゃして書いた今は反省している 狼少年ばりに刹那を呼びまくる木乃香を書きたかっただけなんですorz
ほんと?携帯厨の上ピクトしかうぷろだ知らないんだよ
>>707 はパソ?
PCから見られません
PC閲覧が不許可の場合があります
許可されていてもpm7〜am4はPCから閲覧できません
こことかどうなんだろ?
ttp://mu.skr.jp/
>>706 一枚目・・・せっちゃんかわいいよせっちゃん
二枚目・・・見れないうんこ
どこにうpしようが関係ないがピクトだけはやめとけ あとPC許可あるやつは忘れずにな
これが噂の春厨
>>713 まぁまぁ、うpしてくれるだけいいじゃん
715 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/04/06(木) 20:11:08 ID:fO3h3Cvd
全く関係ないけど 学園長にお見合いをさせられる木乃香 断り切れずに渋々お見合いの席に行くと なぜか相手の席には刹那が座っていて… というSSを希望します
希望希望言う奴すげー増えたよな 下手でも書いたことなくても自分でかいてみればいいのに
そうだねー じゃあそろそろ投下しようかな 午後暇だし でもお見合いネタはちと自分的に無理があるのでパス
じゃあおれが書く
じゃあおれも書く
少し書いてみたんだけどなんで見合いの相手がせっちゃんなのかの理由付けができない… おれに文才はないみたいだ
パンツ脱いで待ってます
「せっちゃん、せっちゃん、春やなー」 「気持ちが良いですね、お嬢様」 「そや! せっかくやし、お花見せーへん?」 「いいですね、お供します」 「ほな、せっちゃんパンツ脱いで♪」 「は?」 「脱いだら、そこ座ってな」 「あの、意味がよくわからないのですが、何故下着を?」 「せやから、お花見やろ? せっちゃんのお花、見よーと思て」 「……」 「……」 「ああ、偽者か(斬)」 「せっちゃーん!!」
723 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/04/09(日) 23:40:55 ID:qrYBzcxD
724 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/04/10(月) 12:46:33 ID:La/L5IxQ
>>715 「せっちゃん、せっちゃん、春やなー」
「気持ちが良いですね、お嬢様」
「そや! せっかくやし、お見合いせーへん?」
「いいですね、お供します」
「ほな、せっちゃんパンツ脱いで♪」
「は?」
「脱いだら、そこ座ってな」
「あの、意味がよくわからないのですが、何故下着を?」
「せやから、お見合いやろ? せっちゃんと貝殻、見せ合おー思て」
「……」
「……」
「ああ、偽者か(斬)」
「せっちゃーん!!」
726 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/04/10(月) 19:03:31 ID:ldaQKal8
「せっちゃーん、明日お花見行かへん?」 「お花見ですか、良いですねー、ぜひ行きましょう」 「せっちゃ〜ん、電車ギュウギュウやー」 「うぅ、子供連ればっかり… これはきっとみんなお花見に行くんでしょう」 「せっちゃん、誰かの手がウチのお尻に〜」 「お、お嬢様!! 誰だ!!お嬢様に破廉恥な事をする不届き者は!!」 「着いたはええけど場所があらへん〜」 「うぅー、人・人・人!! あーーもぅ!!折角のお嬢様との花見が!!」 「腰下ろす所もあらへん… せっちゃん、帰ろか…」 「(ううっ…)仕方ないですね、これじゃあ」 「お帰りー木乃香、刹那さん」 「お花見はどうでしたか、綺麗でしたか?」 「さっきまでテレビで花見中継やっててね、とても綺麗だったわよー」 「僕とアスナさんも弁当持って行きたかったですよー」 「花見以前の問題や…」 「弁当持って出かけた私たちより家でテレビで見ていたアスナさんたちのほうが桜を楽しめたなんて」 「理不尽や…」 「全くです…」 「「……ぅう(泣」」
ここで大阪とこのちゃんを並べてせっちゃんをテスト
つまり、「さあせっちゃん、本物はどっちだ!」だURYYYYYYYY
ちゃうねん。 うちは木乃香じゃなくて大阪じゃなくて春日歩やねん。
,. -──- 、 ,,/:::::::::::::::::::::::::::ヽ ,/'/,、::::::::::;::::::::::::::r、〈ヽ. i/ /'゙/:::::::::;ハ::::ト:::::ヽ,ヾ ヾ;、 ! ´,':;:::/|:ム 、';::|ヽ::;:::', ゙ i | !'レ'‐l' `リーi| i::| ,' ,r‐rヘ, l ── ──-|:| 〉、_ しまったー , ‐'" ,ヘヽ >'゙| |:ヽ、/ ,/ ヽ / ゙ Yi゙:::::l l::::::〈,_/i ヽ \ あたしネギまではエヴァンゲリオンやったんやー '" , ‐'!::::::i:':.、 i二コ ,/!:::::::::l \ /''ヾ''|::::::l""''`i‐--‐''゙/`''|::::::::;、i`ヽ, ヽ ちょっと時々ごっちゃになるねん イ `!i;::::i. |‐ -/ i:::::;i:|/´`"ヽ ゙, '" ||!ヽ:l、_,. |~゙`/ i::::/'リ ゙;ヽ ! わかってるねんで?バカにしたあかん ``''ー-、.,_ ー-、! ` <_ i, / ,.i''|/ / _,.ノ ```'''| `''*‐''" / ,.-─''''""
732 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/04/11(火) 14:24:35 ID:4ZFKA1QQ
? 西友の人の話?
ピクト使うなっつってんだろ糞携帯厨が 見てほしいならピタ使え
1 カーテン越しに淡い月光がそそがれる部屋で、すうすうと寝息が聞こえる。 「せっちゃん・・・」 狭いベッドに二人並び、眠る少女たち。 いや、正確には熟睡しているものが一人、眠っていないものが一人だが。 「・・・よう、寝とるなぁ」 隣で眠る少女を起こさすよう、このかはそっと呟く。 このかが刹那の部屋に泊まりに来るのは、今回が初めてではなかった。 刹那と同室の龍宮は、実家が忙しくなり、向こうで泊まることが多くなると、 このかが、刹那の部屋に度々お邪魔するようになっていった。 はじめは、戸惑い、遠慮もしていた刹那であったが、このかに甘い刹那である。 昔のように一緒に眠りたい、というお嬢様たっての希望を受け入れないわけにもいかず、 今宵も枕を並べ、眠ることとなった。
2 「・・・・・・」 そろりと刹那を起こさぬよう身動きし、彼女の顔をそっと見る。 安らかな寝息をたてる刹那は、とても凄腕の剣士には見えない、ごく普通の少女であった。 (可愛えなあ・・・) 心の中でそう呟く。 結んでいた髪は解かれ、彼女の頬にかかっている。 『お嬢様の髪はとても綺麗』 と以前言われたことがあったが、 こうして見ると なかなかどうして彼女のだって綺麗だ。 きっと、大人になったら美人になるんだろうな、と思いを馳せる。 「ん・・・」 ピクリと刹那が動いた。 気配を感じて、起きてしまったのかもしれない。 特に悪いことをしていたわけでもないのに、どうして鼓動が早まるのだろう。 しばらく息を潜めていると、再びすうすうと寝息が聞こえてきた。 ほっと胸をなでおろすと同時に、もう自分も寝なければ と考える。
瞼を閉じ、静寂に身をまかせる。 闇の世界の訪れは――――――― ――まだ来ない。 目が冴えてしまったようだ。 はあ、とため息をつき、再び目を開ける。ちら、と彼女を横目にして。 (・・・ウチ、どないしたんやろ?) 刹那のことがやけに気になる。 なんだか今宵の自分はおかしいな、と不思議に思う。 原因は何だ、と考えようとしたが止めた。 これ以上、起きていては明日の朝に障る。 睡眠不足の自分を見れば、刹那に心配をかけてしまうし、 ひょっとしたら、もう一緒に寝てくれなくなるかもしれない。 目を閉じる。 本当にもう寝なければ。 隣で眠る体温が気になったが、二度と瞼を開けなかった。 おわり
この→せつ という感じで書いてみました。 お目汚し失礼。
744 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/04/17(月) 13:26:36 ID:PxLTgd+b
>>737 まぁいいじゃない。かわいいし。
>>742 妄想が止まらんがな
今日は14巻の発売日!!記念age
746 :
744 :2006/04/17(月) 23:33:40 ID:PxLTgd+b
>>745 そうなのか‥‥ごめん知らなかった(´・ω・`)
今日たまたま本屋に行ったら『本日発売!』みたいに書かれててさ
って、言い訳はどうでもいいや。
またネタが増えただろうし、ssやイラストなどお願いしますね(はぁと)>>職人さんたち
>>746 お願いしますとか言われるとうぜえって思う
749 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/04/19(水) 14:18:14 ID:n+uI8WQZ
o(^-^)o
>>737 ピクト使ったからってそんな怒る程か?見たけりゃ携帯からアクセスすりゃ見れんじゃん。そりゃちょっとめんどいけどさ
面倒だからってせっかくうぷしてくれてんの叩いてたら益々過疎る気がするよ… まぁピクトは面倒だが
ピクトでうpされても見れるのはニートか携帯厨ぐらいじゃん 面倒とかいう問題じゃないだろ あ、うpしてるのもニートか携帯厨かw そんなんだったらうpしなくていいよwwwwwwwwwwwww
なるほどねぇ。 んじゃスレチだし次から正常な流れで
設定すればパソが見れるし… ってか過剰反応しすぎ 他のスレでこんなん言われないで?
>>755 ピクトはPC制限かかってるのも知らんのか
そんなことよりお前ら
せっちゃんとこのちゃんの新婚生活妄想しないか?
>>755 ニートか携帯厨乙wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
よーし、パパ最近の刹那が全然このちゃんと絡んでないから、講談社焼き討ちしてきちゃうぞー!
>>756 このか:進路を決めるのまだまだウチ考えられへんの
おじいちゃん、就職はイヤやわ〜♪
刹那:このかお嬢様あなたをお嫁にできれば満足
いつだって陰で支えます〜♪
双方の要望を汲んだ結果新婚生活突入
いまさらだけど課外授業のドラマCD最高ですね
>>761 く わ し く
まだ一時間目のしか持ってないや(´・ω・`)
このかのトラックは最高に萌えたけど(*´Д`)
たった数秒だけど 媚薬っぽいのにあてられて弱った刹那が浴場で欲情したこのちゃんに襲われる このか「せっちゃ〜んみつけた〜♪」 せつな「あっ、こ、このちゃ」 このか「せっちゃんっ好き、好きや〜♪」 せつな「あっあっこのちゃっやめ、あぁっ」 みたいな流れ
>>764 この15秒にはゲームをこえる価値がありますわ
まじで
もう40回くらいループさせてる
発情したこのかがもうやb
公式でもそこまできたか! これは仮契約だか本契約だかのときにはどこまで行ってしまうのか!!
本編でもどこまでスポットがあたるか でもまぁさりげないこのせつ場面が好きだったりもする自分 8巻64時間目P7とか妄想爆発
一緒の画面にいてくれればそれだけで楽しいこのせつ。 しかしバトル方面に話が展開するとそれが減る。 だからバトルイラネ。いや、一緒にいてくれればいいけど。
バトル方面こそこのせつ活躍しそうじゃない? 二人は確実にパートナーだし、このちゃん主権握ってどこでもかしこでもパクティオー連発したり
何回聴いてももうニヤニヤするほかないなw
ネギに発情?何を言っているんだね君は このちゃんの間違いじゃないか
>>773 うpした部分の前の部分での話な。
大浴場の水が全部媚薬に替わって、湯気だけでも効果でちゃうくらい。
ネギとアスナが探索中にせっちゃん発見。「力が入らない」
状況確認の会話中に「あ・・・ネギ先生♥…は!私は何を!!」
頭を冷やすと言って湯をかぶり一層媚薬の効果で動けなくなる。
「刹那さんはここで休んでいてください。行きましょう、アスナさん」
以降うp分。
>>774 説明ありがたいが内容は分かってるんだ
信じたくないだけなんだorz
>>770 あなたは最高です
こんな時にぶっ壊れたPCは最低です
明日ネットカフェ行ってきます
新作アニメはこのせつ分がいい感じらしい そしてえろいと はやくみてー
しかしもはやネギまキャラに見えない罠
779 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/04/24(月) 14:09:13 ID:exYHCLBD
たまにはageときますね
>>737 、
>>753 自分でネタもうpしねぇくせに、ちっちゃい事で他人にグダグダ文句言ってんじゃねぇよクソ厨房が。
>>777 海水浴シーンで、このちゃんがクイ込みのキツい水着を着てやたらお尻を強調するポーズをしているのを見たせっちゃんが「お嬢様いけません!」とか言いながら視姦しまくっているという内容のアニメ。次の単行本の付録に付くらしい。
ひどい亀レス
>>781 いい事言った。毎度の事だがピクトだろうとうぷしてくれてる人に文句つけんなって感じだよ
いまひどい自演を見た
これからピタにすればいいがな ピクトのままだったら救いようがない
よっしゃ、じゃあこのせつ語るか! やっぱこのちゃんはちょっと強引くらいにせっちゃんにエロエロしてくれればいいと思う
そして恥じらうせっちゃん♪(*´Д`)
フッフッフ‥‥桜咲さんから受け臭がするわ!!!!!
このちゃんのパンチラが見たい なんかイイのない?
>>790 せっちゃん、そんなストレートに言わんでも
ココって厨房とか消防も居るの?
このちゃんのパンチラがないならせっちゃんがめくればいいじゃない
>>792 厨臭さ溢れる発言や文体多いよな
実年齢はしらんが
SSやイラストなどのネタが投下されるたびにイチャモンつけてくるヤツがいる。 多分同一人物の荒らしだと思われるので、スレ住人はコイツをスルーして、投下されたネタを有効に利用してスレを盛り上げていくのが得策だと思う。
GJの言い方も厨臭いの多くなってきたよな スルーできるかどうか
>>795 感謝の気持ちに厨も何も無いと思うんだが。
むしろ、ノーコメントでスルーされる方がキツいんじゃない?
>>796 見てて痛々しいんだよな
もう少し落ち着けって思ってる
800 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/04/28(金) 22:08:53 ID:+CSw+MhU
超が頭いいのはネギまの最終話に刹那を男にして、木乃香と結婚させるという前振りだ
百合だからいい
おいおい 超が頭良いのは物語の終わりに憲法改訂案出して同姓結婚を許可させるためだろ? そしてヤングマガジンで連載開始するこのせつ新婚生活
次からテンプレにピタのURL記載しときゃ良くね? で、ピクトは禁止の方向なのか?このスレは
>>804 ピクトは不便だからピタにしないか、てこと。
テンプレに入れとけば便利かもね。
違うネ! 超が頭良いのは女同士でも子供を作れる方法を開発するためアルヨ そして始まる2-A総百合生活
807 :
801 :2006/04/30(日) 00:15:10 ID:/PsXdDbL
>>802 すまん。あるスレに浸ってたら性転換してもいいんじゃないかと思い始めてしまっていた
>>806 今現在の科学技術で体外受精にすれば出来ると思われ
但し、其れだと女しか生まれてこない罠
しかも法律で認められるかどうか解らない
だが、法を無視すればせっちゃんとこのちゃんの間の子が(ry
>>808 xとxだもんな
まぁ女の子のほうが俺的にはいいけどw
いつ来てもここの奴らは頭の中ピンク色だなぁw
どーせ21禁だしww
誰かSS作ってくれYO!最近、コレクションが寂しいし…|||OTL|||
コレクションとかお前
ドラッグ→Wrodに貼り付け→『魔法先生ネギま!』 のフォルダの中の『SSコレクション』に保存 ↑をやってますが…何か?
ちょろっとダークで良いなら投下するけど、如何でしょうか?
是非ともヨロです!o(_ _o)
817 :
815 :2006/04/30(日) 20:41:28 ID:JWQh1PSS
了解、投下しますけど少し時間掛かるかも。
818 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/04/30(日) 20:48:51 ID:M0ZESxe8
どんなに時間がかかっても待ち続けます!
スマソ…さげ忘れました…m(_ _)m
私は、何もかもに絶望していた。 絶望しきって、生きる価値を、自分が自分である確証も。 全てを、私は見出せなくなっていたんだ。 当時の私は、そんな絶望の淵に佇んでいた。 ―だって、私は、半分妖怪で、其れも禁忌の存在だったから― 何があっても動じぬ心、絶望においての、副産物を手に入れた。 ―自分が解らない、故に、全てを無にする、唯一無二の心― 其の時から、早くも数年立ってしまった。 今や、私の秘密を知る友人も、魔法を知る先生も、私を求めてくれる人も、出来た。 私は、私を求めてくれる、彼女を命に代えても、護る。 彼女は私がそう云うと、とたんに… 「あかんよ!そんな事までして、せっちゃんに護ってくれても、残されたウチは、如何すれば良いん!?」 と、物凄い勢いに圧倒されてしまう。 勿論、私は圧倒されながらも、宥めるぐらいしか出来なくて。
彼女は、私に笑いかけてくれる、只それだけでも幸せだというのに。 私は、彼女を、心の奥底から、好きになり、求めるように成ってしまった。 ―元々、拾ってくれた恩を返していたにも関わらず、だ― 私は、今は完全に避けられない状況にあると言うこと。 ―麻帆良に来てから一年目に、気付いていたんだ― 相手も、私も、好きと言うこと。 両思いだってことを。 其れでも只、少しでも拒絶するしかなかった。 ―彼女は汚れてはならない、私と、穢れているものと、関わってはいけない― しかし彼女は、私が引いた一線を軽く、しかも軽快に飛び越えてきた。 ―私への拒絶の対象である翼を「天使の羽」と称した、彼女だからこそ― 私の理性も知らずに、軽くこう言った。 「せっちゃんが護ってくれるなら、ウチはウチの全てを預けたる」 …だから、私の理性は、軽く吹っ飛んでしまった。 其れでも、私に関わってくれる彼女に、感謝しよう。 全てに於いてありがとう、と。
822 :
815 :2006/04/30(日) 20:54:40 ID:JWQh1PSS
と、此れで終了です。お目汚し申し訳ないです。
このちゃんの事を想うせっちゃんの気持ちがヒシヒシと伝わってくる作品ですよ!! 中々ない作風なので今度SSを作るときに取り入れさせてもらってもいいですか? (書き方とゆーかそんなところを…)
824 :
815 :2006/04/30(日) 21:14:12 ID:JWQh1PSS
>>823 構いませんよ、へたれな書き方でよければー。
とはいえ、其処まで褒めていただけると恐縮です。
いやいや、うまい人の作風を取り入れて自分の作品の出来を高めるのはとてもいい事だと思うんですが。 中には、真似されるのを極端に嫌がる人も居ますからね…キチンと許可を取るとゆーことをしないと。 …と、まあ個人的な話はナシにして、作品の出来は僕なんかよりも全然いいです! 寧ろ何処かのサイトに載せられた事もあるのでは?って思ってしまいましたよ(藁)
826 :
815 :2006/04/30(日) 21:27:19 ID:JWQh1PSS
>>825 まあ、研究は良い事です。時にはそう云う人も居るでしょう。
因みに、サイトは持ってます。(爆)更に投稿経験もあります。(藁)
思ったとおりΣ(・∀・ ) やはりサイト餅の方でしたか…通りで作品に貫禄がありましたよ〜(藁) ちなみに、どのような内容のサイトなんですか?(もし、ヨロしければ教えてください)
828 :
815 :2006/04/30(日) 21:34:01 ID:JWQh1PSS
とりあえず、このせつ、せつこののSSを中心のサイトですよー。 何処かで見かけられたこともあるかもです…ね。(藁)
な〜る…このせつ&せつこのSSが中心のサイトですか。 一番好きなのは『百合』ですか?(オイオイ) ちなみに、僕は餅『百合』万々歳(マンマンセー)ですけど…
830 :
815 :2006/04/30(日) 21:57:31 ID:JWQh1PSS
そうです。百合中心なのは私も百合万々歳だからですけどね。 多分何処からは見たことあるとおも。 ダークokなら此処にSS転載するのですけどね(藁)
>>552 ↑でも「ダーク系もありだとおもいます!」とゆー発言が出てますし、いいんじゃないんでしょうか?
なにより、このスレでは百合であれば、ダーク系でも評価されてますし…
久々にレス数が多いから何事かと思ったら・・・
>>815 さんGJです。
刹那が烏族とのハーフなことを気にする流れの作品、
自分はかなり好きです。
転載について個人的な意見なのですが
このせつへの愛があれば何でも有りでは?
ただ、ダークなのが苦手な人も居るので
始めに一筆したほうが良いという意見があった気がします。
833 :
815 :2006/04/30(日) 22:09:48 ID:JWQh1PSS
何なら、軽くダークなものでも転載投下しますか…。(藁) 時間掛かりますけど、多分作品が解れば我がサイトにも逝きやすいだろうし。
またまたお願いします!o(_ _o)
836 :
815 :2006/04/30(日) 22:32:23 ID:JWQh1PSS
えーっと、大体曲を基にしたSSって投下ok? 歌詞とか所々に入ってたりするのだけど…。
>>835 別に構いませんよ?思想の自由は基本的人権の中の一つなので…
>>836 連稿スマソです…m(_ _)m
曲ってゆーと『聖なる空の下で』とかですか?
餅、おkですよ〜(藁)
>>837 うんそうだね
>>836 いいんじゃね?もろパクリじゃなければ
オリジナルの描写が伺えるならいいと思うが
840 :
815 :2006/04/30(日) 22:45:16 ID:JWQh1PSS
いや『聖なる空の下で』でなく、普通の女性ヴォーカリストの曲とか。 ネギまに関わらない曲は可能なのかと。 可能なら投下、不可能なら投下不能と。
餅、可能ですよ。(自分にはそんなことが出来ないのでぜひ見てみたいです)
842 :
815 :2006/04/30(日) 22:49:42 ID:JWQh1PSS
連続投稿スマソ…。
>>839 の意見を聞いて、投下します。
もろって事じゃないんで。
――言葉を交わす事が苦手な君は何時も置手紙―― 最近、おじーちゃんの計らいでウチとせっちゃんは、一緒に住むようになった。 何時もとは違う朝と部屋と同居人…。 『少し…幸せなのかもなぁ』 とも思ってしまう、最近。 只、一つを除いて、幸せだった。 せっちゃん―― ウチの幼馴染で、親友で、ウチに魔法の世界を教えてくれた…大切な人。 抱きしめたいくらい、大好きな人。 その人は、既に学校へ行ってしまっている。何でも朝練らしい。 そして、何時も朝目覚めると、机の上には置手紙。 『――お嬢様宛 今日も朝早くから朝練がありますので先に学校へ行って参ります。 お体を壊さずに学校へ来てくださいね、学校で待っています。 では、また後で。 刹那より 追伸…今日も夜は仕事故に遅くなります。お先に夕食も済ませてください。 一人分だけで良いですよ。ご心配せずに、私は必ず帰りますから…――』
最近、何時もそうだ。仕事と朝練のおかげで学校以外でまともに話す事もできない。 『――家事をしてくれるだけでもありがたいですから』 とも書いてあった時もあった。 欲求不満…なのかもしれない。 「せっちゃ……っ…」 こうして、時々泣いてしまう。触れられない、声も余り聞けない。 そうした思いが溢れて、泣いてしまう。 「…っ…あ、かん、はよ行かな…っ…」 泣きながらも、着替える。 何も食べずに、学校まで来てしまった。 「おはよう…ってわっ…木乃香大丈夫!?」 と、アスナに驚かれてしまった。相当酷い顔をしていたのだろう。 「…へーきや」 無理矢理笑顔を作って、心配を和らげようとする。 「…そ、そう…無理、しないでね?」 アスナも必要以上に干渉しない。 「うん、解っとる…」 少しだけ、ほんの少しだけ頷くと、アスナは心配そうな顔。
「……………」 無言で、その場を離れるアスナが向った先はやっぱりせっちゃん。 既に公認とされているウチとせっちゃんの仲。 それ故にどちらかが不調であれば学級全員に広まる、心配。 「…お嬢様」 変な事でもしない限り、いろんな事が出来る。 時間さえ、無ければいいとこの時は思う。 末期、なのかもしれない。 「せっちゃ…ん!!」 ぎゅうっ…と抱きしめる。公認であればこれくらいは人前で簡単にできる。 「………………………………」 無言で、抱きしめ返してくれる。それも少しだけ。 「…すみません、淋しい思いをさせてしまって、やはり私は――」 絶対、その先は言わせはしない。 「心配せんとき、ウチは平気やないけど、ずっと待っとるから…」
ずっとずっと、帰って来るのを、待っているから。 「けど、今度から置手紙もいらんから、な」 帰る場所に、置く手紙など、不要だから。
847 :
815 :2006/04/30(日) 23:16:25 ID:JWQh1PSS
と、此れで終了です。 お目汚し本当に申し訳ないです。
お目汚しって、嫌みですね〜(藁) そんなにうまいのに… それにしても、参考にしている小説などはありますか? 見ていると、作風が小説に似ていたので…
849 :
815 :2006/04/30(日) 23:27:51 ID:JWQh1PSS
>>848 参照にしている小説は、無いですねー。
大体、文章が浮かんだ時に曲を参照にして書いているので。
…そろそろコテ名乗った方がいいかな…(藁)
特定しました!(・∀・)9m
いつもwktkしながら
>>815 さんの次回作を待ってたりします。
これからも頑張ってください。
もう少しお話ししていたいところですけど、そろそろ寝ないと明日の授業にひびくので落ちます…ノシ
連稿スマソです…o(_ _o)
>>815 さんの次回作、僕も楽しみにしているので
是非、また投稿してください。ヨロです!
>>849 曲は分からんがGJ
悪いがコテを名乗る意味が分からない
SS書きなら独自の作風で分からせればいいじゃないか
854 :
815 :2006/04/30(日) 23:34:36 ID:JWQh1PSS
>>850 みっかっちゃった!?(さ○ま?)
そう云っていただけると有り難いです。
>>851 お疲れ様でしたノシ
855 :
815 :2006/04/30(日) 23:44:16 ID:JWQh1PSS
>>852 了解ですノシ
>>853 お褒めに預かり光栄です。
そう云う考えもありますね、納得です。
助言ありがとうございます。
基本的にはROM人なんで
>>815 さんの作品にまともなレスしたのは今回が初めてですが
作品の影響受けまくりでした。
曲をモチーフにした作品を読んだ後に
初めてその曲を聞くと、みんなこのせつに聞こえてしまう・・・
良い例がカルマの坂かもしれない・・
857 :
815 :2006/05/01(月) 00:02:31 ID:JWQh1PSS
>>856 そうなんですか、此れはまたレスして頂きありがとうございます。
作品は大体「せつこの(orこのせつ)だ!」と思ったら、即書くので
曲がかなり反映されてるのですよね…。
カルマの坂は前世としたらこれは、と思ったので書いてみた物ですよ。
大体、せっちゃんを「男の子」とするのは少し引けましたけど。
歌詞を聴けば「剣を盗んだ」とか、繋がるものが非常に多かったんです。
ですから、此れはぴったりはまるな、と思って…って語りすぎだ。(藁)
読んだことがあると思ったら某所の方でしたか。 サイトの作品もすべて読ませていただいております。 これからも頑張ってください。
859 :
815 :2006/05/01(月) 01:22:58 ID:f7whfky9
>>858 いや、どうもです。某所の管理人です(藁)
どうも痛みの籠もったものばかりで申し訳ないです。
これからも頑張っていきます。
そんな貴方に甘エロをリク
861 :
815 :2006/05/01(月) 01:44:09 ID:f7whfky9
>>860 そんな貴方のリク、受けましょう(藁)
今日の日付が変わる前に降下します。
wktKでお待ちしてます!!
863 :
815 :2006/05/01(月) 02:28:42 ID:f7whfky9
864 :
815 :2006/05/01(月) 03:58:48 ID:e+SyWFO+
連レススマソ…。 リクのSSが出来たんで報告までに。 んでは私は眠ります…ノシ
865 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/05/01(月) 20:27:50 ID:EiPsugFX
「せっちゃん。幸せ、って。歩いてこうへんね……」 お嬢様の唐突な発言に、一寸。私の部屋の中に流れていた空気が止まった。 「え?」 相手の意図が掴めずに、思わず出てきた心情をそのまま吐露した。 振り向こうにも、背中合わせの為に首だけしか動かせない。 木乃香お嬢様の表情が見えないから、一体どう言う気持ちで言ったのか、一体私にどう返答して欲しいのかがよく解らなくて。 もう一度、え? と問うた。 「幸せって、歩いて、こうへんね」 テープレコーダーですか。コチンと来る。貴方は何が言いたんですか、私に何を言って欲しいんですか。 「……はぁ」 浅くため息をつく。こんなのは毎度のことだから、慣れてしまったのだけれどさ。 「せっちゃん。幸せって、「歩いてこない。ですか?」 蓄音機みたいに、メトロノームみたいに。 「うん」 温かみの篭もらない相槌が木乃香お嬢様から打たれた。心の中で一人打ちひしがれる。 「幸せは歩いてこない」つられるように、私もそう言って。 そこで、あ。と、声を漏らした。行き着いた、一つの回答。 ――――そう言うこと、ですか? 首の角度を落として、口元に手を持ってきて。くすりと微笑んだ。 そうして二人して、同じようなタイミングで。 「「幸せは歩いてこうへんよね(来ないですね)」」 もう一度発言するお嬢様に、当たり前ですよ。とぶっきらぼうに返して、 背中合わせの、彼女の背に上体を、さっきよりもちょっとだけ重く預けた。 少しあけた窓から、相変わらずな春の陽気と、春先に吹く北風が部屋に舞い込んできている。 ……本当に子供っぽいですねお嬢様。と、微笑んで。背中越しに木乃香お嬢様が微笑む音を聞き届けて。 ――そうだ。幸せは歩いてなんか来る訳がない。 ココにもう、確かにあるんだから。
下げ忘れてた……
軽めの短め。
>>864 氏の間継ぎとしてでもお楽しみください。
ご指摘ご指南お待ちしております。
>>865 間繋ぎとはまた謙虚な…。僕はこうゆう雰囲気すごい好きですね。
僕も即興だけど刹那視点投下させてもらいます!
想いを伝えることは、自分勝手な独り善がりではないだろうか
『好きだ』とか『一緒に居たい』とか、聴いて欲しい言葉なら沢山…たくさんある。
でも、きっとそれはあなたを戸惑わせるだろう。
私は只の護衛としてお嬢様の傍にいただけに過ぎないのだから
でも、それでも、いつかは知って欲しいと思った。
私があなたを好きだ、と云う事を―
868 :
815 :2006/05/01(月) 21:34:11 ID:ZCn8uaOs
ども。 そろそろ投下しようと思います。 余り期待はしないよに。
869 :
最高の結界 :2006/05/01(月) 21:37:45 ID:ZCn8uaOs
抑えきれへんこの想い。 ウチのこと、もっと知って欲しいのに。 だから、ウチは… ソーマの杯二号機(媚薬を作ってしまう杯)の暴走から二日後、せっちゃんとウチの間には何かが遮っていた。 せっちゃんは、ウチが近寄ると赤くなってもうて、避けるようになった…ウチは、せっちゃんに何かしたんか? 「なぁ、アスナ」 ウチの隣の席のアスナを通して、訊く事にした。 「ん?何よ木乃香」 素直に聞いてくれそうなアスナ、せっちゃんもこんな風になってくれたら嬉しいのやけど、高望みなんかな? 「せっちゃんに伝言頼みたいんよー、ええ?」 「何よ、改まって、大体刹那さんに直接……そっか、で、伝言って?」 何かアスナから尤もな事を言われかけたような気がしたけど、其れができひんから、言うてるのに。 「ウチ、せっちゃんに酷い事でもしたんかなー、て、酷い事言うたのかなー…て…」 自分でも、声が小さくなっていくのが解る、悲しいのがあふれ出してきて、泣きそうになるぐらい。 「ん、解った、今、訊いてきちゃうから」 力強くアスナが頷けば、少し前の席で待機しているせっちゃんに、アスナが声をかけてた…。 アスナやせっちゃんは、何、言ってるんやろうか。 ……アスナは伝言だけ、なんやろうか……?
870 :
最高の結界 :2006/05/01(月) 21:38:39 ID:ZCn8uaOs
「えっ?お嬢様が私に酷い事をしたか、ですか?」 驚いた、お嬢様があの事件の記憶が無い事が。 明日菜さんから聞いたお嬢様の伝言は、きっちり受理したのだが…。 「刹那さんはあの後如何したの?私とネギがソーマの杯を追いかけた後」 「そ、其れがですね…」 言えない、言える訳が無い『お嬢様に襲われてしまった』等と、言える筈も無い。 「お、お嬢様に捕まりまして…その”お風呂中を走りまわさせて、疲れてしまった”と言うか…」 とっさに出た嘘に、明日菜さんはきょとんとして… 「そ、其れなら木乃香に其れを直接言えば良いんじゃない?」 さらりと其の言葉を言ってしまう明日菜さんに、少し苦笑して… 「其れが出来れば苦労も、お嬢様を悲しめる事も無いでしょうけど…」 ちらりとお嬢様を見れば、今にも泣きそうな顔、意を決して、私は… 「解りました、事情を説明しに行って参ります」 明日菜さんに頷いて、私は席を立って、お嬢様の元へ向う…。
871 :
最高の結界 :2006/05/01(月) 21:41:15 ID:ZCn8uaOs
アスナとせっちゃんが同時にウチへ向ってくる。 せっちゃんはあんなに避けてたのに、何をアスナに言われたんか? 「お嬢様、少しお話があるので、放課後にでも、屋上に来ていただけないでしょうか?」 …余りにも聞こうとした話やなかったから、少し何を言っているか解らないと言う顔になってるかもしれん。 「え?放課後に、屋上…?」 「そうです」 聞こえた声の断片を、小さく声にすれば、せっちゃんは頷いて答えてくれた。 「んじゃ、そろそろ授業だし、刹那さんも席につこう?ね?」 と、アスナはせっちゃんを席に戻して、前を向く。 「ありがとな、アスナ」 「いいのよ、別に気にしなくても」 何時もの事でしょ、と笑うアスナと反比例するように、せっちゃんは何を言おうとしているのか、悩んでた。 せっちゃんは、ウチに何を切り出すのか…ウチには皆目検討も付かんかった。
872 :
最高の結界 :2006/05/01(月) 21:42:38 ID:ZCn8uaOs
放課後になるまで、さほど時間はかからなかった。 とはいえ、先程受けた授業が、今日最後の授業だったから、という理由付きだが。 ネギ先生によるホームルームが終われば、教室内と外は、一段と騒がしくなる。 お嬢様との約束を果たすべく、教室を出て、屋上へと続く階段を登る。 既に、屋上にはお嬢様の影。 「お早いですね、お嬢様」 苦笑しながらも、其の影に近寄る。 「お嬢様…?」 反応の無いお嬢様に、一瞬”恐れ”を覚える。 「…せっちゃん、ウチな、せっちゃんが横に居らんと寂しいんよ、アスナやネギ君でもない、せっちゃんが」 寂しげな声に、私はドキッとする。 お嬢様が、こんなに弱弱しかったんだ、と、再び思い返す。 「…お嬢様…私は…」 「ええんよ、如何しても横に居れん時は、其れでも…理由だけは、知っておきたいんよ」 涙ぐむお嬢様に、私は何も言えなくなる。 「……今回の事に付いて、無礼をお許しを願います、私は、お嬢様を嫌ってなどおりません、寧ろ、嫌う事など出来ないでしょう。 私は、お嬢様の事を、心から愛してしまった、本来主従の関係である事も、同姓である事も、関わらず、です」 本心を告げ、お嬢様の様子を伺う…、お嬢様の、答えは…?
873 :
最高の結界 :2006/05/01(月) 21:43:32 ID:ZCn8uaOs
「ウチも、ウチもせっちゃんの事、大好きえ…」 ウチの様子を見るせっちゃんに、思わず抱きつく。 「…っ!?お嬢様…?!」 困った様な声に、ウチは思わず笑ってまう。 「…せっちゃん、ウチな、ほんとに寂びしかったんよ?」 「も、申し訳ございません…私は…」 少し意地悪を言って、せっちゃんを困らせてみる。ウチは、せっちゃんと居るのが、一番幸せだと思う。 「せっちゃん、もうウチから避けんといて…ウチはせっちゃんと一緒に居たい」 抱き締める手に力を入れて、せっちゃんの暖かみを密着して、感じる。 赤くなって困っているせっちゃんが、とても可愛らしく感じる、何時もは格好よく、ウチを守ってくれるせっちゃんとはまた違うせっちゃん。 「お嬢様、聴いて下さい、私は…あのソーマの杯2号機の暴走している際、お嬢様に…」 「…うん、解らない振りしとったけど、せっちゃんの事、襲ってもーた…」 意外そうな顔をするせっちゃん、其れから、困って、赤くなって。百面相してる。 混乱しとるのまる解りで、とても面白い。 「おっお、おお、お、おっ?!」 多分お嬢様、とか覚えていたのですか、とか、言いたいと思うけど、混乱しすぎて言葉も出てない。 そんなせっちゃんの唇を、ウチの唇で塞いでみた。 「…っ!?」 驚くせっちゃんも、また面白い、けど、次第に赤くなって…
874 :
最高の結界 :2006/05/01(月) 21:44:17 ID:ZCn8uaOs
お嬢様の全てを受け入れられるような、そんな気持ち。 「んっ…」 キスをしてきたお嬢様にはビックリはしたが、そんな意地悪なお嬢様も悪くない。 もどかしく声を出してきたお嬢様に、ドッキリさせてみようと思った。 「……………んぅ…」 お嬢様の口内に、舌を捻じ込む。感触はとても言葉に表せない程、気持ちが良い。 「んっ!?………ん…ぅ…ぁ…ふ…」 一瞬、驚くお嬢様に、少しだけ笑ってしまう。しかし其処は矢張りお嬢様、驚くだけでなく、順応し、私の舌にお嬢様の舌が絡んでくる。 こんなテクニック、何処で覚えたのか、と言うぐらいに、気持ちが良くなって行く。 苦しくなって唇を離せば、お嬢様は笑って… 「せっちゃん、大胆やなー」 って、其れはお嬢様じゃないですか、と言いたかったが、そんな反撃の余地無く、再び塞がれる唇…矢張り、お嬢様は、大胆で意地悪だ。 また舌を絡めたりするのかな、と思っている間にも、唇は離れる…。 「…んっ…お嬢様の方が大胆だと思いますけど…」 息が出来るようになって、言葉で反撃する。 「ウチのせっちゃんやって、自慢できるぐらいにしとかななー♪」 上機嫌なお嬢様を、只見つめるしか、私には出来なかった。 私(ウチ)が居て、お嬢様(せっちゃん)が居て、幸福だと思えるこの状況(時)に、邪魔を出来る人が、居るだろうか(居るんやろか)?
875 :
815 :2006/05/01(月) 21:46:09 ID:ZCn8uaOs
っと、これで終了です。 かなりのレス消化、すみませんでした。
>>868-875 GJ!
もっと大胆なカラミが見たい気もしましたが
止め方が絶妙ですね。早くディープな続きをw
877 :
815 :2006/05/01(月) 22:09:46 ID:ZCn8uaOs
>>876 GJありがとうございます。
大胆なからみだと、18禁へ送ってしまうような内容になってしまうので、此れぐらいに…。
と言うか、此れくらいで許してください(実はエロが苦手です)
まあここ21禁だけどな 夜更かししない偉い子とかも居るが とにかくGJ 萌えた
879 :
860 :2006/05/02(火) 07:26:41 ID:VFHpxvZE
リクっときながら遅レスでごめんなさい いやもう、GJです!せっちゃんから舌入れてくるとはw ディープなのが駄目でしたら次は甘々な方向でw糖尿になるくらいの
880 :
815 :2006/05/02(火) 17:25:00 ID:UVrGIiqU
>>878 流石に其れならエロパロの方に投下した方が良いというのが前に出ていたのを見ていたので。
いやいや、GJどうもです。
萌えるまででしたか、それは良かったです。
>>879 いえいえ、大丈夫ですよ。
いや、兎に角GJありがとうです。
せっちゃんはリバだと思う私としては、此れも一つの形だと思うのです。
甘々ですか…、出来れば日付が変わる頃、間に合わなければ明日の夕方に投下します。
…が、頑張る頑張らないの問題じゃないですからね
882 :
815 :2006/05/02(火) 20:16:29 ID:UVrGIiqU
>>881 えっ、エネルギーですか!?
GJありがとうございます。
久々に来たら随分流れが変わったなー ピクト叩きの後はコテ作品投下祭かー
SSの題材にするものがないこの時期、ココまでハイレヴェルなSSを作ってくれた
>>815 は偉い!
885 :
815 :2006/05/03(水) 23:13:17 ID:D7W2yN3O
約束の甘々ですが、時間の関係により作業がはかどらないので、
投下できる時に投下する事をお詫び申し上げます。
>>884 絶賛ありがとうございます。
全然ハイレヴェルではないですよ、色々と欠けてる所がありますから。
この流れのまま神絵師も降臨してくれたら最高だな
>>885 氏
寺GJです
止まった時計が私に何かを伝えようとしている。 あの日に止まってしまった時計。 そうあの日。 「せっちゃん…… やろ?」 さっきの入学式であなたはこっちをちらちらと見ておられた。 それなのに私は目をそらした所為か、あなたの声は少し震えておられる。 「はい。久しぶりですねお嬢様。」 「お嬢様やなんて、そんな呼び方せんといて。昔みたいに「すいません。ですが、従者が主君にたいしてそのような事は許されません。」 あなたの目を見ながら話すと泣いてしまいそうだったから、あなたの手を見る。 見た手は軽く小刻みに揺れていた。 「では、失礼します。」 お辞儀をし、その場を離れた。 あの場にずっと居たら、きっとお嬢様の顔を見てしまっていたから。 そしてあなたに冷たくしてしまった事で泣いてしまう。 昔からやさしいあなただから、そんな事をしてしまってはへんに心配させてしまっていただろう。 そんなの、絶対駄目だ。 あなたから見えない位置まで行くと私はお嬢様の方を見た。 そこには顔を押さえているお嬢様がいた。 軽く聞こえるあなたの泣き声。
あぁ、結局私はお嬢様を悲しめてしまっているじゃないか。 すぐにでも駆けつけて抱きしめてしまいたい。慰めてあげたい。 だが理性がギリギリのところでそれを止める。 私はこれ以上お嬢様を見ていられなくなり、お嬢様を式紙に任せ帰った。 自室のドアを開けたとたんに涙が溢れてきた。 手元にあった時計を壁に投げつける。 何にイラついたというわけではないが、私は泣いた。 声を上げて泣いた。頭に浮かぶはあなたの泣いてる姿。子供の頃の約束。 ――いつまでも一緒やで?約束や――た あなたのそばであなたを守るなど、私には出来ぬ気がした。 仕方の無いことだと言い聞かすがこの気持ちはどうしようもなかった。 愛する人を裏切った。 あなたの傷をどうすればと思うけど、その思いをあなたにどうする事も出来ない。 一番近くに居たはずなのに、一番あなたの事知っていた筈なのに。 何が足りたいのか解っていたあなたの笑顔を見れば解ってた筈なのに それなのに私は大事なものを失くしていた。
あなたとの距離をとって一年経った。 相変わらずあなたは喋りかけてくるけど、私はお辞儀してかわしていた。 だけどある日。雨が降り続いている日だった。 天気予報で雨が降ると知っていたのに、なぜか傘を持ってきていなかった。 雨宿りする気にもなれず、雨を浴びていた。 冷たい。 いっその事この突き刺すような雨で私を――― ポツポツポツ 傘が水を弾く音。 よく見ると私はお嬢様の差した傘に入っていた。 何故あなたは傘を差すの。 よく見ると、呼吸が乱れている。走ってここに来たのですか。
よく見ると、私が入った所為で、はみ出したあなたの肩が濡れてしまっている。 冷たい。 冷たい。 痛い。 いたいよぉ。 言えない言葉を心に閉まって、いつも黙っていた。 だけど、体は素直でいつの間にか私は泣いていた。 あなたに泣いてるのを気付かれて、顔をそらす。 それなのにどうしてあなたは私を抱きしめてくれたの 不思議だね。こんなにも広い世界の中であなたと出会えたのに。 私は、その壊れそうな愛を積み上げていた。 そんな自分が嫌いだ。大嫌いだ。
お久しぶりです皆さん。 815氏さんに影響され、曲を基にしたSSを書いてみました。 歌詞の部分がかなり入りすぎてます。 わかる人は、こんなふうにしてしまってすいません。アルバムにしか入ってないんであの歌手が好きな人以外知らないと思いますが。 わからない人は、私のコテに注目です。 『AM〜』っていう歌を歌ってる人たちの歌です。 815氏。前々からサイトに行かせてもらっていました。 ROM派な自分にはここであえて本当に光栄です。 それでは頑張ってください
歌が分からない俺でも、これだけは分かる。 こ れ は い い このスレ見てるとこのせつ書きたくなって仕方ないw
>>AM氏 久しぶりの投下乙&GJ 『AM〜』で始まる曲はHYしか知らんがな(´・ω・`) できれば後日談もお願いします
このせつない想いが溢れてくる。 シリアスな過去があってこそのこのせつだとあらためて思った。
895 :
815 :2006/05/05(金) 20:21:55 ID:OGtztYWn
AMさんGJです。 と言うか私のサイトに来られてる方って結構居る事に驚きを隠せません。 私にはAMさんの題材の曲はわかりませんが、凄く、良い曲なんでしょうね。 此れは私も頑張らなくては成らないな、と再び再発見できてよかったです。 お互いに頑張りましょう!
896 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/05/07(日) 17:20:17 ID:UqqqRAGH
あれ、過疎化?
谷間
898 :
815 :2006/05/07(日) 21:57:12 ID:DSTBOnWR
やっと書き上げ完了したので、投下します。 しかし、皆さんから見ると甘々ではないかも知れません、ご容赦を。
ウチは、ウチの意志で、ウチの居場所を、探しとる、アスナやなく、他の… 修学旅行以来、ウチとせっちゃんの仲は、朝倉さんによって公認となっとった。 勿論、ウチのおじーちゃんにも話が通ってて、一人部屋のせっちゃんの部屋に、ウチが引っ越す事に成った。 時刻は、夕方…、5時を過ぎた所。部活には部活担当先生に部活を休む事を告げて学校から真っ直ぐ帰って、荷物をまとめて… 「んー、料理が出来る人が居なくなっちゃうね」 「ええよー、ちゃんとウチが作ったるから」 一緒に帰ってきて、一緒に荷物をまとめてくれたアスナの心配を、すっきりと解決して、にこっと笑ってみせる。 ん、其れなら良いんだけど、とすんなり了承して呟くアスナに、まとめた荷物を持って「またな」と告げて せっちゃんの、せっちゃんとウチの部屋に向う。 こんこん、とドアをノックして、中で待機しているであろうせっちゃんを呼ぶ。 「あ、はい、少々お待ち下さい」 ドアの向こうから、せっちゃんの声がする。 荷物を少しだけ横に置いて、待つ事数分、がちゃという音と共にドアが開いた。 「お待たせしました、お嬢様」 何時もの、制服姿ではないせっちゃんにちょっと赤くなってしもうて…。 「えっ…と、に、似合いませんか?」 ぱぱっと腕を上げるせっちゃんの服は、黒のバーカーにジーンズ姿。 傍から見たら男の子とも勘違いできるような気がする、そんな格好。 「え、いや似合い過ぎて見とれてただけえ?」
「いや、見とれないでくださいよ」 そう言い、苦笑しながらも、ウチの荷物をひょいっと持って部屋に入っていって、ウチもせっちゃんについていく様に入る。 流石にアスナと居た部屋とは違って、一人部屋の為にちょっと狭く感じる。 多分殆どを収納に持ってかれてるだけで、同じぐらいの広さなんだろうと思う。 しかも、結構綺麗に使われている。 「へぇー、此処が今日からウチの部屋にもなるんな…」 きょろきょろと見回していると、せっちゃんは恥ずかしそうに頬を掻いて…。 「そうですね…、殆ど間取りは同じだとと思うので、支障は無いと思います、只…」 と一瞬、せっちゃんが言葉に詰まる何でだろうと首を傾げとれば 「只、ベットが一人分しかないのですよ、布団も、此処には置いていないようで…」 赤くなりながら、ウチにそう告げて、何か問題でもあるん? 「私は、お嬢様と一緒に寝る事は…えと、嫌ではないですけど、その、立場上問題が…」 「…此処では立場とか関係ないえ?」 ぎゅっ、と背中から抱き締めてみる、良く見れば、ウチとの数センチの身長差。 「で、ですが、私とお嬢様は従者と主君、いわば許されない立場であって…」 「許されなくったってええ、元々ウチもせっちゃんも同姓やし、其れくらい解る 其れでもウチはせっちゃんのせっちゃんと一緒に居る事を選ぶ、せっちゃんと一緒じゃなきゃ、嫌やっ…」 自然と、ウチの腕に力が籠もってしまうのが解る、其れでも離したくない、せっちゃんの温度。 「……おじょう…さま……?」 困っているせっちゃんの声、困らしてしまっても、ウチはウチである限り、せっちゃんが好き。 ウチが狂ってしまっても、壊れてしまっても其れはせっちゃんが消えたりしてしまった時。
其れくらいウチはせっちゃんに依存しているのが修学旅行のときに、よぉく解った。 「お嬢様…っ!!!」 身体を捻ってウチと向き合う状態になると、痛いくらいにせっちゃんはウチを抱き締めて…えっ? 「ちょっ…せっちゃ…」 「私もっ、私もお嬢様と居る事を、私の意志で、選びたいと思います…」 ウチの言葉を遮ってでも、せっちゃんは言葉を続ける。 「しかし私は従者、其れに同姓、更には半分妖怪であるというハードルを…越えてまで私を…っ… “私の事を好きでいてくれてありがとうございます”」 通じた、ウチの言葉が、せっちゃんに届いた。 「ほならな…ウチも一緒にベットに寝て、ええ?」 「私で宜しければ、お嬢様の意志のままに。」 ウチは、せっちゃんと言う居る場所を見つけて、ほっとした気がした。 「あ、この部屋にいるだけでも“このちゃん”って呼んでな?」 「え゛っ!?」 なんて、せっちゃんが赤くなって驚くのを、ちょっと愉しみながら… ウチとせっちゃんは窓からの明かりが照明になる位まで、抱き締め続けてた。 「ち、ちょっと木乃香ーっ!!ご飯作りに来るんじゃなかったのーっ!?」 とアスナが乱入してくるのはまた別のお話…。
902 :
815 :2006/05/07(日) 22:11:35 ID:DSTBOnWR
と、これで終了です。 リクをしてくれた方、ならびに待っていてくれた皆様に謝罪を。 待たせてしまって本当に申し訳ありませんでした。
>>815 氏
...でも、何でHPにうpしないんですか?w
905 :
815 :2006/05/07(日) 23:08:13 ID:DSTBOnWR
906 :
まとめの人 :2006/05/08(月) 01:13:07 ID:8mm4BmkH
>>899-901 GJ!
SSの場面が頭に浮かんできましたよ!
このせつサイコオオオオオオオオオ
それはさて置き
最近SSが結構投下されてるのでHTMLにまとめようと思うのですが
>>815 さんは作品投下時はコテで投下されますか?
コテ投下の予定ならまとめ時に分けようかと思うのですが、どうでしょう?
>>901 GJ!お待ちしてました!815氏の作風は愛が伝わってくるから好きでつ
多分、同居してからの日常を書いたら更に甘々になると思いますw
そして俺も誤字が分からなかった・・・orz
908 :
815 :2006/05/08(月) 02:33:28 ID:Q4F7wbL8
>>906 GJありがとうございます。
私が考えている情景が浮かんでよかったです。
あぁ、何か興奮しているようですね…。
えーっと、そうですね、私のHPを知っているならそちらの名前にしていただいても。
解らなければこの番号で良いですよ。
>>907 GJありがとうございます、伝わる愛ですか…好きと言われると原動力になりますよ。
同居の所は書こうと思っているのですけど、今しばらくお待ちください。
若しかしたら愉しむのところかな、とか思ったりしています。
909 :
まとめの人 :2006/05/08(月) 03:01:17 ID:8mm4BmkH
>>815 ついさっきまでテンションがおかしかったんですが
連休が終わりだと思ったらテンション下がってきた・・・orz
実は
>>850 ,856は自分だったりします。
HNでも可、ということならHNで分けさせていただきたいと思います。
910 :
815 :2006/05/08(月) 03:11:02 ID:Q4F7wbL8
>>909 成る程、連休だったからテンションがあがってたんですね。
まぁ、何に関しても終わりはありますよ。
序でにリンクしてくれれば万々(ry
兎に角了解致しました。
911 :
まとめの人 :2006/05/08(月) 03:23:04 ID:8mm4BmkH
>>815 そんな事言ったら本当にリンク張らせて貰っちゃいますよ?w
誤字の話が出てたので・・・
今までにSSを投下されたSS作者の方々へ
まとめの方で誤字脱字が気になるようでしたらご報告ください。
できる限り修正いたします。
912 :
815 :2006/05/08(月) 03:35:13 ID:Q4F7wbL8
>>911 マジですかw宜しくお願いします(藁)
…結局誤字は何処なんだろう…。
誤字分からないか 間違えるやつも多いからよく見る文字だが同じ性の意の「どうせい」は「同性」 同姓だと同じ名字の意味になるんだよ
このせつ同棲生活♪イイ! ギャグ気味でもいいから続きのラブラブ生活が読んでみたいのは俺だけ。。。
917 :
815 :2006/05/09(火) 19:12:51 ID:k2tVORwj
>>913 あぁ、ありがとうございます、以後気をつけます。
>>914 リクとして受け取ります。(藁)
918 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/05/09(火) 21:28:00 ID:ERGcSWlN
914さん!君だけではない!俺も、読みたーい(\^A^/)
このスレ最初からよーく読んで見てくれ。 コテについては前スレから議論されまくって今までずっとコテは存在しなかった。 いや、コテにすると叩かれたわけだ。 いつからこんな流れになった?
(\^A^/)
藁とか(ぁとか気持ち悪い顔文字を使う奴が増えたんだろう 21歳以上の奴は何人居るんだろうな、学校に〜とか言ってる奴もいるし HPの掲示板で話せよって書き方多い
まぁまぁ、不快ならスルーしなさい
確かに
>>918 の顔文字は気になったけど
>>919 いや、AM氏は同じぐらいに出てきたのに叩かれてないが
>>921 思ったけど21禁じゃなくてもよくないか?
言うほどエロいのないわけだし、ちうとザジんとこのがよっぽどだと思う。
次スレは漫画サロンにでも…
別にこのままでいいじゃないか、21禁じゃ駄目な理由もないだろ 漫画サロンにいったらきっとすぐ寂れるぞ
>>923 同じくらい出てきた?何の話?
以前はコテ禁止スレっぽかったって話をしてるわけだ
その頃コテで書いてて叩かれた人はかわいそうだなと、それも時代の流れかね
まとめサイトを作るのであればAM氏だけを特別扱いするのはどうなのよって話
HPネタとか正直いらない チラシ裏でやってろ
てなわけでスルーすんわ
なんかウチ悪いコトしたんかなぁ・・・・
あぁしたさ、たくさんね
俺も最初からいるけど、なんていうかね。 馴れ合いとかやってもいいけど、程度をわかってほしいっていうか。 うざいって言われたらすぐに理解してくれっていうか。 ちなみに漫サロ行ったら→漫キャラ池 漫画キャラ板行ったら→どっちかのスレでやれ。重複すんなヴォケ で、終了だと思うが。
マロンへ行ったらザジちうに呑み込まれる悪寒
せっちゃんてば、そんな意地はらんと…えろえろしたるから、正常な流れに戻そうやー?
ザジちうの方にこういう奴らが来るのが嫌だ 名前出してる時点で終わりだけどさ
このか「………ん…」 せつな「お嬢様?」 このか「……せ……せ……」 せつな「?」 このか「せっちゃわああああん!!!!!」 せつな「お、お嬢様!!如何されました!?」 このか「ん?あ、今のはクシャミやえ。」 せつな「ええっ!?…そ、そうですか……」 …特に意味はないスマソ
バカスww
>>933 すごいくしゃみだな、オイwww
パック中なのに顔がニヤけまくったじゃねぇかwwwwゴルァ
>>925 まとめサイトでコテの人だけ分けてるわけですが
これは、SSのレスだけをまとめてくださった方が分けてたのが理由です。
実際、コテを名乗っている方の作品が読みたい人にとっては
分けてあるほうが分かり易いと思って分けました。
個人的に意見ですが、コテを名乗るから叩かれる、というのではなく
コテを名乗った人の対応が全てだと思いますよ。
>>933 GJ!和んだw
なぜ過疎なのか教えてくれ ↓
GWと休載で谷間だから
原作の展開などとっくに関心無くなってるがな。このせついつまで放置する気だか。
その分新期アニメでこのせつ補給だな
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |次でボケて! | |______| `∧ ∧ ‖ (゜д゜)‖ / づΦ
( ´w`)<この節はこのせつばかりでナンチテ
_, ,_ パーン
( ‘д‘)
⊂彡☆))w`)←
>>943 今さらアニメ見たけど、後半辺りからこのせつ出ててイイね〜
ただ、ゆえとネギたちのグダグタは見ててキツかったな
まあアニメ最大の見所は火葬ですが
946 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/05/18(木) 21:44:46 ID:cJpwgY8R
そうかそうか
947 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/05/20(土) 12:53:00 ID:LERkQVSL
アニメ再放送って本当か?
>>947 今更だね。確か夏頃から
詳しくはググれ
950 :
948 :2006/05/20(土) 13:47:03 ID:eCN/J4Hh
951 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/05/21(日) 12:05:13 ID:yXMqK3jz
age
SS投下してしまいます。ほのぼの。↓
953 :
てのひら :2006/05/21(日) 21:09:49 ID:9CY5bOwi
「手相を見てあげるえ」 ある日の授業後。 ネギ先生からの用事を済ませ、教室に残った私とお嬢様。 2人だけの教室でお嬢様はふと私の手をとった。 手相にはあまり興味のない私だけれども、お嬢様が見て下さるのなら話は別だ。 どのような結果が下されるのだろう? 私は緊張しつつ、お嬢様を伺うと、 「・・・・・・」 お嬢様は難しい顔で、何か考えているようだ。 私の手相はそんなに悪いものだろうか、と心配になる。 「せっちゃん、ごめんな・・・」 私が困惑しているとお嬢様はポツリと呟き、私の手の平をさすりだした。 どうやら、手相の話をしているのではないらしい。 「ウチのせいで・・・」 お嬢様は、私の手にできた硬いタコを見たのだろう。 神鳴流剣士として厳しく修行をおこなっている身は、年頃の少女相当にふさわしくない。 身体つきは筋肉でしぼられ、手の平のタコが消えることはない。服の下には、切り傷もある。 お嬢様はそれを知って、悲しくなったのだろう。 自分のせいで、私の身体が傷ついていると・・・。
954 :
てのひら :2006/05/21(日) 21:11:05 ID:9CY5bOwi
「お嬢様のせいではありません」 私は、悲しい目で沈んでいるお嬢様の手を握り、しっかりとした声でいった。 涙で潤んだ瞳が向けられる。 「私が自ら望んで行っていることです。お嬢様は何も悪くありません。それに・・・」 私はお嬢様の目を見つめていう。 剣士としての決意・信念。 これだけは他の何にも譲ることはできない。 「お嬢様をお守りすることは、私の誇りなのです」 すっと気持ちが引き締まる。 私は、今どのような顔をしているのだろうか? きっと、善い表情をしていると思う。なぜなら、とても穏やかな気持ちになっているから。 「せっちゃん・・・」 お嬢様は一瞬驚いた表情をしたけれども、私の本心を知ってか困った風にクスリと笑った。 それを見て、ほっと安心する。 お嬢様が悲しむ顔など見たくない。
955 :
てのひら :2006/05/21(日) 21:11:43 ID:9CY5bOwi
「さっきは、ありぃがとう」 帰り道、お嬢様は嬉しそうに私に話しかける。 「お礼を言われるようなことでは・・・」 思うままを口にする。 そう、お礼を言われることではない。あれは私の本心なのだから。 「そないなことない。嬉しかったし、格好もよかったえ」 「そ、そうですか・・・」 照れたように言うお嬢様。顔が少し赤い。 そのようなことを言われると、だんだん私も恥ずかしくなってくる。 そしてお嬢様は、私にとどめとも思える発言をする。 「せっちゃんにしては、えらい積極的やったね。しっかり手まで握ってもうて・・・」 「!!」 ぼっと顔が赤くなる。 先程の行動。 お嬢様の心配を取り除くため、無意識におこなったことだが、 意識すると途端に恥ずかしくなった。 お嬢様の手を包んで、誓いを述べる私。 気持ちが伝わるよう、少しだけ力をこめて。 近距離で見つめ合う。 お嬢様の瞳に私が映る――
956 :
てのひら :2006/05/21(日) 21:12:48 ID:9CY5bOwi
「・・・だからね、一つお願いがあるんやけど・・・」 私が回想に浸っていると、現実の声が降りかかる。 「な、何でしょうか?」 声がうわずってしまう。 冷静を保とうとするが、うまくいかない。 人知れず、深呼吸。 落ち着かなければ。 私が落ち着きを取り戻したのと、 お嬢様のお願いは、ちょうど同じタイミングであった。 「・・・さっきの、もう一回してえな?」 「はい?」 間の抜けた私とは違って、お嬢様は はにかんでいる。 「うん。 だから、さっきウチに言うてくれた言葉。 せっちゃん、いつも恥ずかしがってばかりやし・・・。 たまには、せっちゃんからええ事、言われたいんよ。あ、もちろん手ぇは握ってな♪」 頬を染めつつも、嬉しそうなお嬢様。 私は卒倒しそうになる。 期待に、2つの目が輝いている。
957 :
てのひら :2006/05/21(日) 21:13:30 ID:9CY5bOwi
「む、無理です・・・///」 「ええ! 何で〜な〜・・・」 予想通り、むっとされてしまった。 お嬢様はさらに追い討ちをかける。 「も〜、さっきのホンマ嬉しかったんえ!“私の誇りです” って、真剣な目で・・・」 「お、お嬢様っ・・・」 「ウチからはいつもやけど、せっちゃんから、こないな近くに・・・」 「お嬢様―――!」 恥ずかしくて、気絶してしまいそう。 頭から、湯気が出てるんじゃないだろうか? 「な、せっちゃん、だから言うて? ホラ恥ずかしがらんと・・・」 「・・・・・・っ///」 それは、ある日の帰り道のこと。
958 :
てのひら :2006/05/21(日) 21:15:08 ID:9CY5bOwi
>>てのひら ときめきをありがとう でも、眠くて上手く感想書けないや ごめんね
全体的な評価では、かなり好みでつ。それだけに木乃香の言葉遣いが怪しかったのが残念 次回作に期待出来るSS、でつね。ガンガッテ書いて欲すい・・・ 乙でした
ネタバレ やっと刹那と木乃香が合流。 「お嬢様は私が命を換えてもお守りいたします」と刹那 あえてその言葉を無視し、木乃香はネギに黒い言葉を
赤松が今更このせつ読者に媚びだしてもなあ てのひらGJ なんか和んだ
963 :
sage :2006/05/22(月) 14:35:25 ID:GraSN32I
>961 何話の話?
>>965 陰ながら応援してます
Д・`)|
つ|
967 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/05/23(火) 21:42:15 ID:NogjbnG4
もう1000イきそうだ
>>967 せ「このちゃん、もうイっちゃうの?」
こ「せ・・・せっちゃん、イかせて!イかせてぇぇぇぇえええ!!!!」
こ「はふぅ、1000 げとぉや〜!」
せ「お嬢様 気が早すぎます」
969 :
名無しさん@秘密の花園 :2006/05/24(水) 04:05:50 ID:HIvTOaBy
SSいきます。 7巻、54時間目の1コマから妄想(チョコレートの惚れ薬)。 日本語の怪しい部分はご容赦ください。
1 ネギが、まほネットを使って取り寄せたチョコレートは惚れ薬であったが、 そのことを このかが知るはずもなく。 同室の2名が出かけている今、絶好の機会とばかりに掃除にかかる。 ロフトへ足を踏み入れると、目の着く場所にある美味しそうなチョコレート。 そのまま一粒 口に入れ、ふんふんと鼻歌交じりに掃除を続けた。 掃除が一段落すると、遠慮がちにたたかれるノック音がした。 「今、開けるえ〜」 開けなくてもだいたい予想はつく。 扉の向こうにいる人物はこう言うだろう。 「お嬢様、今、よろしいですか?」 本音を言えば、その堅苦しい言葉使いも直して欲しいのだけれど、 それをいうと彼女が困ってしまうから、黙っている。 ガチャリとノブを回し、扉を開けると予想的中。 「お嬢様、今、よろしいですか?」 ええよ〜、と返事をして刹那を部屋に招き入れた。すると、我が身に不思議な現象がおこる。 (・・・アレ?) どきどきと心臓が激しく高鳴る。 (何やろ・・・?) 考えてみても分からない。ただ、刹那を見るとどきどきは強くなる。 「・・・お嬢様?」 刹那に不審がられ、このかは我に返る。 「ああ、スマン せっちゃん。何でもないえ・・・」 その“何でもない”が、取り除かれることはないのだが。 内心を悟られぬよう、このかはお茶を用意する。
2 「・・・そして、これは長から。近衛家に関する書物です」 「・・・ああ、うん・・・」 刹那の用事にもぼんやりと。 湯呑みをすすり、気のない返事ばかりのこのか。 「お嬢様? どこか具合が悪いのですか?」 心配そうに刹那に顔を覗かれる。 どきどきが治まることはない。同時に、ある欲求が身体の中を駆け巡る。 つつつと刹那に近づき、そのまま とさりと抱きついた。 「おっ、お嬢様っ! な、何を・・・!」 「うん・・・」 焦る刹那をそのままに、このかは腰にまわす腕に力をこめる。 「・・・っ!」 刹那の身体が強張る。 緊張しているのは明白だが、放してやろうという気はない。 そのまま彼女に身をあずけ、大きく息を吸い込む。 落ち着く。 この場所はとても落ち着く。 どきどきと、刹那の心臓の音が聞こえてきて嬉しくなる。 何かを確かめるように顔を上へ向けると、目が合った。
3 「・・・う・・・ぁ・・・」 予想はしていたが、ここまで顔が紅いとは。 回していた腕を解き、そろそろと刹那の頬へ手をふれる。 「・・・・・・」 口づけたいと思う。年頃の好奇心からではなく、ただ刹那と。 すっと顔を近づけると、何をされるか分かってか、きつく目を瞑られた。 「嫌なん?」 ずるい台詞だと我ながら思った。 彼女が否定するはずはない。いや、出来ないと知っているのに。 だから、本音が知りたくなる。 自分だけが望んでいることなのか、お互いそうなのか。 黙っている刹那に多少の不満を覚えつつも、このかは次なる行動に移る。 口づけはやめた。 代わりに、彼女の首筋に顔を埋める。 いいにおい。 結った髪が自分の頬にあたっている。そのせいなのか、はたまた刹那自身の香りか。 分からないが、どちらでもいいと思う。 誘われるままに軽くそこを吸うと、ひゃっとした声と、震える身体。 ごちんと、理性が砕かれる。 「せっちゃん」 血が、体内を廻る。 「せっちゃん・・・」 何かが、このかを押す。
4 真っ赤な顔で固まっている刹那を、ゆっくりと床に押し倒した。 そのまま馬乗りになる。 止まれと儚い理性がささやくが、その声が届くことはない。 (せっちゃんが、いけないんよ・・・) 酷くむちゃくちゃな論理が展開されているが、そうでもしないと落ち着かない。 壊れたロボットのように、うんともすんとも言わない刹那を見ると、さすがに不安になる。 「・・・こ、の・・・ちゃ・・・ん」 絞りだされた声に、不安が薄らぐ。 今にも泣き出しそうな顔。でも、刹那の手はこのかに伸ばされていて。 「せっちゃん・・・」 嬉しくなって、微笑んだ。 身体を重ね合わせるかのように、姿勢を崩す。 2人の距離が限りなく近づく、と。 ――ガチャ 「・・・あ」 同室の2名が帰ってきた。 「ああ〜ん♪ せっちゃん、好き好き好きや〜!」 「ああっ!ネギ先生、アスナさんッ、助けてくださいっ!!」 おわり
お目汚し失礼。
>>975 最後、原作に繋げるのは無理矢理感があったけど
表現が生々しくて 萌 え た
ごちそうさまでした〜
なぜだ!なぜそこで帰ってくるんだあああ!!
第二ラウンドは大浴場での大欲情で。
ワロスww
>>978 オヤジ乙wwwでも読みたいww
で、そろそろ次スレでも 建 て な い か ?
せっちゃん萌