葉鍵鬼ごっこ　第十回

葉鍵キャラ100名を超える人間達が、とあるリゾートアイランド建設予定地に招待された。
そこで一つのイベントが行われる。

「葉鍵鬼ごっこ」。

逃げる参加者。追撃する鬼。
広い島をまるまる一つ占拠しての
壮大な鬼ごっこが幕を上げ、そして今閉じた。

幾多の物語があった。仲間、鬼、逃げ手、あらゆる人が出会い、そして別れ。
鬼ごっこは終わっても物語はまだまだ終わらない。

関連サイト

葉鍵鬼ごっこ過去ログ編集サイト
http://hakaoni.fc2web.com/
葉鍵鬼ごっこ過去ログ編纂サイトVer.2
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Domino/5154/

葉鍵鬼ごっこ議論･感想板
http://jbbs.shitaraba.com/game/5200/

前スレ
葉鍵鬼ごっこ　第九回(dat落ち）
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1085056337/l50
ルールなどは>>2-10を参照。

・鶴来屋主催のイベントです。フィールドは鶴来屋リゾートアイランド予定地まるまる使います。
・見事最後まで逃げ切れた方には……まだ未定ですが、素晴らしい賞品を用意する予定です。
・同時に、最も多く捕まえた方にもすてきな賞品があります。鬼になっても諦めずに頑張りましょう。

ルールです。
・単純な鬼ごっこです。鬼に捕まった人は鬼になります。
・鬼になった人は目印のために、こちらが用意したたすきをつけてください。
・鬼ごっこをする範囲はこの島に限ります。島から出てしまうと失格となるので気を付けましょう。
・特殊な力を持っている人に関しては特に力を制限しません。後ほど詳しく述べます。
・他の参加者が容易に立ち入れない場所――たとえば湖の底などにずっと留まっていることも禁止です。

・病弱者（郁美・シュン・ユズハ・栞・さいかetc）は「ナースコール」所持で参加します。何かあったらすぐに連絡してください。
・食料は、民家や自然の中から手に入れるか、四台出ている屋台から購入してください。
・屋台を中心に半径100メートル以内での交戦を禁じます。
・鬼は、捕まえた人一人あたり一万円を換金することができます。
・屋台で武器を手に入れることもできますが、強力すぎる武器は売ってません。悪しからず。
・キャラの追加はこれ以上受け付けません。
・管理人＝水瀬秋子、足立さん及び長瀬一族

能力者に関してです。
・一般人に直接危害を加えてしまう能力→不可。失格です。
・不可視の力・仙命樹など、自分だけに効く能力→可（割とグレーゾーン）。節度を守ってご使用ください。
・飛行・潜水→制限あり。これもあんまり使い過ぎると集中砲火される恐れがあります。
・特例として、同程度の自衛能力を有する相手のみ使用可とします。例えば私が梓を全力で襲っても、これはOKとなります。

　　| ＿
　　|　M ヽ
　　|从 ﾘ）〉
　　|ﾟ ヮﾟﾉ|　＜ 以上が主なルールです。守らない人は慈悲なく容赦なく万遍なく狩るので気を付けてくださいね♪
　　⊂)} i !
　　|_/ヽ|」

感想・意見・議論用にこちらをご利用ください。

葉鍵鬼ごっこ感想・討論スレ4（dat落ち）
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1073291066/
葉鍵鬼ごっこ感想・討論スレ3
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1068/10686/1068659677.html
葉鍵鬼ごっこ感想・討論スレ2
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1052/10528/1052876752.html
葉鍵鬼ごっこ感想・討論スレ
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1049/10497/1049719489.html

過去ログ
葉鍵鬼ごっこ　第八回(dat落ち）
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1068642663/
葉鍵鬼ごっこ　第七回
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1058/10580/1058064126.html
葉鍵鬼ごっこ　第六回
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1053/10536/1053679772.html
葉鍵鬼ごっこ　第五回
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1050/10503/1050336619.html
葉鍵鬼ごっこ　第四回
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1049/10493/1049379351.html
葉鍵鬼ごっこ　第三回
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1048/10488/1048872418.html
葉鍵鬼ごっこ　第二回
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1048/10484/1048426200.html
葉鍵鬼ごっこ
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1047/10478/1047869873.html

乙

全参加者一覧
fils：
（【ティリア･フレイ】、【サラ･フリート】、【エリア･ノース】）

雫：
【長瀬祐介】, 【月島瑠璃子】 , 【藍原瑞穂】
【新城沙織】, 【太田香奈子】、【月島拓也】

痕：
【柏木楓】 【柳川祐也】 【柏木梓】【日吉かおり】
【ダリエリ】【柏木耕一】【柏木千鶴】
【柏木初音】【相田響子】【小出由美子】
【阿部貴之】

TH：
【岡田メグミ】、【松本リカ】、【吉井ユカリ】、【藤田浩之】、【長岡志保】
【来栖川芹香】【来栖川綾香】
【保科智子】【坂下好恵】、【神岸あかり】
【雛山理緒】、【しんょうさおり】【宮内レミィ】
【マルチ】【セリオ】【神岸ひかり】,【佐藤雅史】
【田沢圭子】【姫川琴音】、【松原葵】、【垣本】、【矢島】

WA：
【藤井冬弥】【森川由綺】、【河島はるか】 【緒方理奈】　
【緒方英二】【澤倉美咲】、【七瀬彰】
【観月マナ】【篠塚弥生】

こみパ：
【猪名川由宇】【大庭詠美】【立川郁美】【御影すばる】
【高瀬瑞希】【九品仏大志】【牧村南】【風見鈴香】
【千堂和樹】、【長谷部彩】、【桜井あさひ】
【縦王子鶴彦】、【横蔵院蔕麿】【立川雄蔵】
【塚本千紗】【芳賀玲子】【澤田真紀子】

NW：
【ユンナ】【城戸芳晴】【コリン】

まじアン：
【江藤結花】【宮田健太郎】【牧部なつみ】
【スフィー】【リアン】【高倉みどり】

誰彼：
【岩切花枝】【砧夕霧】【桑島高子】 【坂神蝉丸】
【三井寺月代】【杜若きよみ（白）】【杜若きよみ（黒）】
【石原麗子】【御堂】【光岡悟】

ABYSS：
【ビル･オークランド】

うたわれ：
【ハクオロ】【エルルゥ】【カミュ】【ベナウィ】
【トウカ】【ゲンジマル】
【アルルゥ】【ユズハ】【ウルトリィ】）【ヌワンギ】
【ハウエンクア】【ドリィ】【グラァ】【オボロ】
【クーヤ】【サクヤ】【ディー】【ニウェ】
(【カルラ】【クロウ】【デリホウライ】

Routes：
【リサ･ヴィクセン】【醍醐】【伏見ゆかり】【立田七海】
【湯浅皐月】【梶原夕菜】【エディ】【那須宗一】【伊藤】

同棲：
【山田まさき】【皆瀬まなみ】

MOON.：
【名倉友里】【天沢郁未】【名倉由依】
（【鹿沼葉子】【A棟巡回員】【巳間晴香】
【少年】【高槻】【巳間良祐】

ONE：
【柚木詩子】【折原浩平】【長森瑞佳】
【川名みさき】【氷上シュン】【深山雪見】
【七瀬留美】【清水なつき】【里村茜】【上月澪】
【椎名繭】【住井護】【広瀬真希】

Kanon：
【相沢祐一】【美坂香里】【川澄舞】【久瀬】【北川潤】
【美坂栞】【月宮あゆ】【水瀬名雪】
【沢渡真琴】【天野美汐】【倉田佐祐理】


AIR：
【神尾観鈴】みちる【遠野美凪】【柳也】【裏葉】
【神尾晴子】【しのさいか】【橘敬介】【しのまいか】
【霧島佳乃】【霧島聖】【神奈】【国崎往人】

その他のキャラ

屋台：
零号屋台：ショップ屋ねーちゃん（NW）
壱号屋台：ルミラ、アレイ（NW 出張ショップ屋屋台バージョン支店「デュラル軒」一号車）
弐号屋台：メイフィア、たま、フランソワーズ（NW 同二号車）
参号屋台：イビル、エビル（NW 同三号車）

管理：
長瀬源一郎（雫）、長瀬源三郎、足立（痕）、長瀬源四郎、長瀬源五郎（TH）、フランク長瀬（WA）、
長瀬源之助（まじアン）、長瀬源次郎（Routes）、水瀬秋子（Kanon）

支援：
アレックス･グロリア、篁（Routes）

その他：
ジョン･オークランド（ABYSS）、チキナロ（うたわれ）

おっと、先に立てられたか。
まあいい。とりあえず即死回避。

一本書くか…

実は割りと好きですよ支援。

このスレ初めて見たけど、同棲キャラや清水なつきまで出てるのか。
なんかすげぇ。

とりあえず会費

回避

保守

鬼ごっこ、選択、学園とリレー系スレがほとんど圧縮の犠牲になったな。
どこも即死回避で忙しそうだ。とりあえず書き込み。

即死回避のお手伝い

ラインは二日で30だったか？

回避回避

あげ

回避〜。昨日の夜はアク禁で書き込めなんだ。

しつこいようだけど、前の落ちたし作品も来てないみたいだから
現在地確認やります。（無視してもかまいません）
５６０：立川雄三　３日９ー１２時　郁美が元気にやってるのを見た後、何処かへ去る

５９４：長瀬祐介、神岸ひかり　３日夜　川近くの小屋　祐介、ひかりが溺れてると勘違いをして助けようとして逆に助けられる

５９５：芳賀玲子　３日昼前　湖のほとり　いとっぷにカメコのマナーを注意した後、撮影させる

６１３：阿部貴之、伊藤　３日４時（雨）　耕一、瑞穂組と写真トレードの約束をする（多分この設定回収無理）

６５１：ヌワンギ　３日夜遅く　トウカの目に触れないよう浩平によって何処かに捨てられる

６５５：日吉かおり、江藤結花　３日昼過ぎ　キャンプ場　宗一、梓、はるかの帰りを待つ

６５８：篠塚弥生、相田響子　４日朝　別荘　岡田、松本を鬼にした後、何処かに

６７０：神尾晴子　４日朝　市街地外れガレージ付一軒屋　就寝

６８３：七瀬彰、澤倉美咲、しんじょうさおり　４日朝　小屋　名雪、理緒が去った後、邪魔者がいなくなったと（彰は）喜ぶ

６９０：御影すばる　４日早朝　高子、夕霧と再開する為、行動を起こし逆にすれ違う

６９６：柏木初音、保科智子、坂下好恵、川名みさき、神岸あかり、氷上シュン　４日昼　駅宿
　　　　初音、楓と仲直りも勝負は続行。他五人は近くの川でまったりと

６９７：縦王子鶴彦、横蔵院蔕麿　２日夜　超ダンジョンでサクヤと別れる

６９９：立田七海、森川由綺、河島はるか、柏木梓　４日明け方（小雨）　海岸近くの森　由綺は七海の傍に。はるか、梓かキャンプ場のかおり、結花の元へ　

閉会式前はどこまで書けばいいものか……

７０１：エディ、橘敬介　３日夜遅く　ペンション　鬼ごっこ参加の為にペンションから発つ

７０２：緒方英二、緒方理奈、三井寺月代、霧島佳乃、霧島聖　４日日の出（雨上がり）　緒方兄妹、月代は柳也に転がされ、霧島姉妹は人形GET

７０７：巳間晴香、千堂和樹、岡田メグミ、松本リカ、吉井ユカリ、藤田浩之、長岡志保、長谷部彩、桜井あさひ、杜若きよみ（白）４日１０時　森の一角の別荘
　　　　前７人はゲームを諦めまったりと。和樹、志保がバツゲームで屋台を探しに。その近くに彩たち３人が

７０８：水瀬名雪、雛山理緒　４日１１時　森　祐一踏んづけた後、何処かに

７２９：来栖川芹香、藤井冬弥　４日朝　森　冬弥、宗一に勝負を挑むも返り討ち。芹香かはその介抱

７４３：柏木耕一、藍原瑞穂、カミュ、グラァ、ドリィ、杜若きよみ（黒）　４日昼　山間部谷　耕一、カミュを捕まえるも胸を揉んでるところをを瑞穂に見つかり岩の下敷き。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その場面を見なかったきよみ達にはなにがなんだか

７４４：佐藤雅史、遠野美凪、新城沙織、皆瀬まなみ　４日午後二時　駅舎　雅史、繭から七瀬への手紙所持。駅舎にはその七瀬もいる。

７４７：那須宗一、来栖川綾香、柳也、裏葉　４日朝　宗一、綾香VS柳也、裏葉決着。その後綾香、柳也、裏葉は就寝

７４９：田沢圭子　４日午後一時　平地の一軒家　ハクオロ達を見送った後、雅史を探しにいく

７５８：御堂　美坂香里・セリオ・太田香奈子・澤田真紀子　相沢祐一・天沢郁未・名倉由依・川澄舞　久瀬・オボロ・月島拓也
　　　　４日昼過ぎ　森の中　他の逃げ手を求めて、それぞれ別の方向に

７６１：天野美汐・沢渡真琴・姫川琴音・松原葵・月島瑠璃子　ベナウィ　七瀬留美・倉田佐祐理・垣本・矢島・清（略) 4日昼過ぎ　駅舎
　　　　真琴と瑠璃子、リサに声援。他のメンバーはまったりと

７６２：砧夕霧、桑島高子、ダリエリ　４日昼　すばるを探してる最中

また名無しに！？
７６３：ウルトリィ、国崎往人、高瀬瑞希、九品仏大志、鹿沼葉子、神奈、A棟巡回員、ビル・オークランド
　　　　４日午後　商店街外　往人、大志女子４人にボコ。そのころ巡回員とビルは脇役どうし交流を深めていた

７６６：宮内レミィ、しのまいか、岩切花枝、トウカ　４日午後　山中の道　トウカは休憩。他３人はDの帰りを待っている

７６７：住井護、北川潤　４日午後　湖畔沿い屋台　香里に金にならない鉄屑掴まされた事が分かり借金返済の為、逃げ手を追う
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（しかしゲーム終了。この後トラップ解除のタダ働きをさせられると予想される）

７６８：醍醐　４日午後　山中　蝉丸に撒かれる

７７０：牧村南、風見鈴香、高倉みどり、ハウエンクア　４日午後　マンションの一室　一緒に昼食

７７１：坂神蝉丸、リサ・ヴィクセン　４日午後　山頂近くの岸　決着。その後リサは就寝

７７５（END):みちる、しのさいか、椎名繭、立川郁美、柳川祐也、名倉友里、小出由美子、城戸芳晴、コリン、深山雪見、広瀬真希、塚本千紗、宮田健太郎、牧部なつみ、山田まさき、巳間良祐
　　　　　　　４日午後　ホテル　鬼ごっこ決着。優勝者みちる

EP2：D、ゲンジマル、神尾観鈴、折原浩平、長森瑞佳、スフィー、伏見ゆかり　４日午後　山中の道
　　　浩平、観鈴を捕まえ鬼での優勝。Dはゲンジマルを無視して家族の元へ

EP3:柚木詩子、里村茜、上月澪、美坂栞、月宮あゆ、マルチ　４日午後　湖畔沿い屋台　茜達三人はシュインでホテルに。
　　あゆ、マルチ、クーヤの３人は無銭飲食の弁償に魔法筒を他の参加者に配りに
　　栞は何かに再戦を誓ってホテルに

EP4:デリホウライ、高槻、クロウ、カルラ、猪名川由宇、大庭詠美、クーヤ、湯浅皐月、梶原夕菜　４日午後　ペンション
　　クロウのみホテルに行き由宇、詠美はクーヤに漫画を見せ、あとはペンションの片付け

EP5:ハクオロ、アルルゥ、エルルゥ、ユズハ、光岡悟、少年、柏木楓、観月マナ、クーヤ　４日午後　商店街一角　
　　クーヤの持ってきた魔法筒で全員ホテルに。クーヤは引き続き筒配りに

EP6:石原麗子、ティリア・フレイ、サラ・フリート、ニウェ、ユンナ　４日午後　超ダンジョン
　　ニウェ半日間の空中遊泳の後ユンナにぶち当たり超ダンジョンの天井を破ってサラ、ティリアの上に墜落。麗子は４人を治療してホテルに送った後リアン、エリアを探しに
　　
　　ちなみに７５６：リアン、エリア・ノース　４日０時から　暗い。腹減った。咽渇いた。体力的にも精神的にもかなりマズイ

なーのだ、なーのだ、保守なーのだー♪

あと２！

ほ

　　| ＿
　　|　M ヽ
　　|从 ﾘ）〉
　　|ﾟ ヮﾟﾉ|　♪
　　⊂)} i !
　　|_/ヽ|」

D書き手さんはいないのかな。結構好きな話が多かったのだが。

びっくりするほど寂れてるな・・・なんか雑談のネタない？

まぁ少し待て。
テストという名の６連コンボが終われば話も書こう。

雑談のネタか……
おまいら最初は誰が優勝すると予想してた？

>>33
鍵キャラ

>>33
ベナウィ、宗一、大神'S辺りかな。
まさかＤがああも早く鬼になるとは思わなんだが。

ビル。
初代ロワみたくネタが無くて放置されるかと。

鍵の幼女系キャラ。

>37
当たったじゃん。オメデトウ。

ありがとう

そして>>34も一応オメデトウ。

話切れるのはえーなオイｗ

所詮鬼ごっこ、っていうところはあるからね。
800話近くもかけるほどの題材ではなかったかも。
もう少し人数が少なくて、600話ほどで終わらせたら……って思うことはある。

まあ、それでも書き手も読み手も良くやったと思うよ。自分も含めて。
いろんなネタ出しをして、なんとかマンネリを回避しようとしていたし。
よくこういうの思いつくなぁ、って思うことも何度かあった。
それに、致命的に荒れることはなかったしね。

なんだったら人気投票でもやるか？　一週間ほどダラダラと。

仮に（仮にだぞ）第二回をやるとしたら先手必勝で100人〆切程度がいいかな。
正直160人はキツかった気がする。
人気投票やるなら
<<ハクオロ>>
に一票入れとこう。何を隠そう俺が優勝させようとしてたのはこいつだった。

人数は確かに絞らないと辛いだろうね。
蔵もでたし、天いなとか時期的にギリギリだったのも入るようになるだろうから、
参加作品を追加するならキャラ数自体全体的に抑え目にする必要もある。
始まった頃、皆、半分ネタでとりあえず登場キャラを増やすことばっかりで後先考えてなかったんじゃないか
ってのもあったからその辺考えることになるんじゃないか。…ビルとか。

で、<<Dチーム>>に一票。
目立ったキャラには残らずアンチがついて総叩きになった感がある鬼ごっこで
評価が安定していた希少なキャラ（勿論アンチはいるだろうけど）
久瀬Tが複数の書き手によってアンチの出る隙を与えなかったとするなら
アンチの出る雰囲気を作らなかった、というところか。書き手は上手かったと思う。

<<リサ>>
強化されることも踏み台にされることもなく最後まで逃げた。
最後の話も俺はあれでいいかと。

第二回か…
今回の設定を引き継ぐとしたら是非栞のリベンジは見てみたいきもするがw

2回目ねえ…どうもあのスレを見ているとこのままで終わらせてほしいなと思ったりしてしまう。
いろいろあったけど安心して最後まで見られたリレー小説なんてもう珍しいし。

まあ俺も本気じゃない。
二匹目の泥鰌がどうなるかはあのスレを見れば誰にでもわかるしな。

じゃあ、第二回開催は明後日ってことでＦＡ？

一人でオナニーして無駄にスレ数を稼ぎたければどうぞ。

当分鬼ごっこ系統はもういいや…おなかいっぱい。
正直言っちゃうと、ゾリオンも鬼ごっこと似たような感じがしたので食指が動かなかった。
書き手としてだけじゃなくて、読み手としても。

好きなキャラは、一人だと難しいな。
突出して誰か好きってわけじゃなく、満遍なく好きなキャラが多かった。
嫌いになったキャラもあまりいなかったし。

あえて一番を選ぶなら、<<倉田佐祐理>>。ハイテンション時が楽しすぎる。
ラストで茜に勝利したのも嬉しかった。

次いで選んでいくなら、<<ハクオロ>>。きめる時はきめるし、安定して好きだった。
結構色々な書き手が手を出していたけど、変にキャラが崩されることもなかったし。
次いで、<<佐藤雅史>>。ザ癒し系。なにげに頼りになる男。
三人娘書き手が育てたキャラの中では、彼が一番好きだったな。

まー<<D>>かな。
ここまでネタをやりまくられたら文句は言えない。
漏れのかき氷はレミィ派。

他の連中が強化によって活躍するのに対し、弱体化させて活躍させる方式も珍しかった。

で、ＥＰ７や閉会式は書かないのか？

続編やるなら（まああくまで冗談だが）ペア制の鬼ごっことか。
要はバトルロワイヤル2のペア首輪みたいなもんで片方が捕まったら両方アウト。
ただこれだと100組作ると総勢200人。とても書ききれるもんじゃない罠。

>>53
＞要はバトルロワイヤル2のペア首輪みたいなもんで片方が捕まったら両方アウト
映画はその設定でおおコケしたけどな（正直つまらなすぎ、内容もバトロワじゃないし）

好きなキャラは<<雪ちゃん>>かなあの祐一の書き手が居なければ活躍できたのに（極悪人設定がどう生きるか楽しみだった）

>>54
話題は逸れてしまうがつまらなかったのは単純に話がつまらなかっただけのような気がするがね


最後に星を挙げた<<浩平チーム>>が好きかな

＞ペア制の鬼ごっこ
言えやしない……そのものズバリなもの考えてて東鳩２が出て半年くらい経ったら
スレ立ててやろうとか考えてたなんて言えやしないよ……

<<岩切さん>>が好きです。鬼ごっこが進むに連れていいキャラに成長してくれたと思う。
最初のvsゲンジマルがずーっと放置されてた時はどうなるかと思ったが（ｗ
それ以降はよかった。

<<栞>>
色々あったが序盤のこいつは確かに輝いていた。
出来れば強者の合間をかいくぐって優勝戦線に食い込むぐらいの活躍を見たかった……

ここの栞は最高だったな

俺は大志と瑞希のペアの絡みがけっこー好きだった。
つーか、このスレの他作品間ペアはどれも素晴らしかったと思う。

>56
＞ペア制の鬼ごっこ

面白いんでね？
東鳩２出てからという細心さが気に入った。

俺は七瀬と矢島のコンビがなんか好きやったわぁ

＞ペア制の鬼ごっこ

きっと特定の書き手専用ペア同士が並列して進行するだけになってしまうと思われ。

そこで我慢出来るなら少なくともスタロワぐらいのはできあがるね

元から「全員同じくらい仲良く活躍する」なんてのは不可能だからな。

まあね。誰が活躍して、誰が空気になるか。それもリレーの面白いところだし。程度はあるけどね。

そんなわけで、VSアルルゥチームで見せ場があった雪ちゃんは、まだましかと。
残念だったのは、智代チームかな。
結構期待してたんだけど、みさき先輩意外はいまいち見せ場を作れなかった。

>>65
香里に目を付けられたのが運の尽きでしたね。
やっぱりカノンの問題の書き手は駄目駄目だな。

逆に書き手が変わった久瀬と、七瀬の相方さゆりん、暴走栞とあゆ、まこみしは良かったけど（美汐×ベナウは唐突過ぎたけど）

<<岩切花枝>>に一票(最萌かよ
冬弥チームとの戦闘やゲンジマルとの再戦はＧＪだったと、書き手さんに称賛を送りたい。

ベナウィ×美汐は………
あの展開みた瞬間に、「ベナウィは長編ＳＳになると女子高生とクロスオーバーカップリングするのか！？」と思っちまった。
学園の前例があったし。

学園の前例があったというか学園しか前例がないんだがな。

しかしさすがにあれは突然すぎだと思ったな。
最初何が起きたかわからなかった。何か伏線があったんじゃないかと思って過去ログ漁っちまったよ。
あの時は。

ＭＶＰは雅史に送りたい。正直逃げ手でも鬼でもないのにここまで応援したくなったキャラはいなかった。

異作品カップルは思ったよりは少なかったな。やはり極限状況ではないせいか。

はっきりとラブラブなのが、ベナウィ&美汐に、ダリエリ&夕霧。それからD&レミィもかな。
微妙なのが往人&ウルトリィぐらいか。ハクオロと美凪、シュンとあかりとかもちょっといい雰囲気だったけど。
光岡は結局片思いで終わってしまったのだろうか……

異作品ではないが、柳也と裏葉はほんっとうにラブラブだったな。読んでるこっちが照れるほど。
後、定番といえば定番だが、浩平と瑞佳も良かった。

浩平チームは和気藹々としてて結構好きだったな。
祐一チームがこの空気を出せなかったのが残念だ。
というか、このリレーにおける祐一のキャラクターが最後までわからなかった。
急に計算高くなったり、爽やかになったり、黒くなったり、我侭になったり、壊れたりで、統一してないし。
舞もなんか空気だし、由依苛めも不愉快だったし、郁未もVS編集長を除けば短気な馬鹿だったし。
件の書き手だけじゃなくて、全体的に悔いが残る結果かな。
他のKANONキャラは、名雪を除けば、ある程度はフォローしたりリカバリーしたりしていたんだけど。

あ…まあ、祐一は鬼ごっこが開始された時点で既に腫れ物だったしな
みんな適度に敬遠したんだろ

それで果敢に挑んだ人材がアレだった……と。

まああれだ。今回はクロスカップルというよりはクロスペア、トリオあたりが量産されたな。
高いのは愛情値じゃなくて友情値みたいな。

祐一の書き手は最後まで駄目だったな（あれは中身はdendか？）

カプじゃないけど、さゆりんを巡る冬鳩脇役二人とか、岡田軍団＋雅史、葉子さん、神奈、A練巡官員（以外とこのチームは話が面白かった）
などと言った男女混合チームから、女子のみ、男子のみ、というチームまで様々だったからな。

柳也と裏葉はのラブラブ話は初めて読んだ。

　私の名はＤ。オンカミヤムカイの哲学史にして汝らに崇められうたわれるものウィツァルネミテア、その分身だ。
　尚、今まで延々『哲学士』と名乗ってきたが今し方うたわれるもの本編のテキストを確認してみたら『哲学史』となっていた。
　正直人である私に対して『元オンカミヤムカイの哲学史』という説明はおかしいと思うのだが、本編は本編。尊重せねばなるまい。
　今までのことは忘れて哲学史Ｄと認識してくれ。

　さて、今の私はというと――

「……いろいろあったな……」
　レミィらの元へと戻る道中、小高い丘の山頂に陣取り、吹き抜ける薫風を身に浴びながら物思いに耽っていた。
「その、貴方様。そろそろお戻りにならなくてよろしいのでしょうか」
　何か聞こえたか。……気のせいだな。
「そんなご無体な……」

　想えば――我は何故このような茶番に出ようなどと考えたのか。
　そうだ、確か最初は――何か、厄介な問題を抱えていたとか神奈に説明した気がするな。

「……………………」

　まあいい。今更そんな問題は些末なことだ。現在（いま）私がここにいる。それだけで充分だな。

　神奈か……。
　最初に私が出会った者。星の記憶を受け継ぐ真白き翼、翼人一族の末裔。
　だが所詮小娘。50点というところだったな。
　確かこのころは私もこの茶番、逃げ手として逃げ切ろうと考えていたのだったな……
　そのため翼を持つあの者と協力しようと考えたはいいが、結果が――

　……あの小娘。
　うぐぅうぐぅと泣きながらブッ飛んできた暑苦しい格好をしたあの小娘。
　反射的にあの小娘を受け止めてしまった故に開始早々鬼になってしまった。
　……冷静になって考えてみれば情けないことこの上ない捕まり方だな（というか『捕まえた』のだが）
　まぁ結果としてその場で神奈も捕獲。幸先が良いのか悪いのかよくわからないスタートを切ったわけだな。
　……結果的に判断すればあれで良かったのだろうな。

　そして……島の上空を飛行することしばし。私はレミィと出会っ……
　……ああ、そうだ。そういえば。考えてみればレミィは当初、私を
　射って
　殺して
　灼いて
　喰おうと
　していたのだったな……

「……………」
　何なんだ私は？

　いや、まあいいまあいい。縁は異なもの味なものと言うではないか。こういう出会いだってあるさ、きっと。
　……ああ、きっと。
　そこで当然激怒した私。レミィにオンヴィタイカヤン光線を放ったのだが、失敗。
　なんとまああの娘はオンカミヤリューの法力の源たる我が羽を残さずむしり取ってやがったのだったな。
　……だが、あれでよかったのかもしれん。
　まだまだ頭は固かったが、判断力だけは残されていた当時の私はそこでレミィと組むという選択をしてくれた。
　人間万事塞翁が馬。
　本当に人の幸不幸などわからないものだ……

　そして次に……ある日、森の中、ょぅι゛ょに出会った。
　我が娘しのまいか……。
　ふ……あの頃はあんな小娘にさえも手こずらされたのだったな……
　人さらいだの変態だのペドフィリアだのSM愛好者などと罵られたのもまたよい思い出だ。
　……よい思い出か？
　いや、過ぎ去れば全てが思い出に変わる。我が娘と過ごした日々が悪い思い出なわけがない。
　そう、翌朝我がゴールデンボールを蹴られたことすらよい思い出……
　……さすがにこればかりは無くしたい思い出だな。

　その後の朝食……お互いのことをつらつらと話したのだったな……
　確か、まいかは姉を捜していると……
　………………
「しまったぁ！　完ッッ璧に忘れていた！！！」
　そういえばそうだ！　当初の予定ではあいつの姉を捜すというのも目的の一つだったではないか！
　その後のゴタゴタでこの上なく完璧に失念していた！　しかももう企画も終わっているぞ！
　ど、どうする！？　いや、どうすると言っても……

「………………ま、いいか」
　考えてみれば当人すら忘れていることだ。私が気にする必要もあるまい。
　なにせアレの姉だ。どこかで誰かと健やかに過ごしていることだろう。

　……そして、我が家。
　あの我らの家の看板……そう、あれを作ったのもこの時だったな。
『D&Maika&Helen's House』
「……ふ」
　あの頃からだったか。私の中に形容しがたい感情が沸き上がり始めたのか。
　それは当時の私には……いや、おそらく今でもはっきりと何であるのかはわからないが……
　何か、とても、大切なものだということだけはわかる。
　そう、おそらくこれが……
　……いや、やめておこう。言葉にしてしまうと価値が薄れてしまう気がする。
　この心の暖かさがそのまま答えでよさそうだ。

　その後……路傍で栞の連れの男を捕らえ、我らが向かったのは海。
『海岸線及びその周辺を中心とした策的行動』……を名目にして遊びほうけていた。
　わはは、我ながらなんという馬鹿な言い訳だ。もう少し素直になればよかったものを。
　ま、それらも全てひっくるめて私だ……当時の私がいなくば今の私もない。自分を嘲るのもほどほどにしておこう。

　そしてエビル・イビルらと出会って昼食。レミィが気合を入れてなにかを買い込んだかと思えば……大量の遊具。
　今思えばこの四日間、よくもまぁレミィの財布は底をつかなかったものだ。確か実家が貿易商を営んでいるとか言っていたかもしれんが……まあいい。
　とにかくその後我らは泳いだりバレーしたり考えてみれば鬼ごっことは程遠いことをしていたわけだ。
　そういえばかき氷のシロップのかけ方を巡って一悶着も起こしたな。
　今以て考えてもやはりレミィのやり方だけはわからない。シロップの上に氷をかけるなど……どう考えてもただ混ざりにくいだけではないか。
　まいかの方式……シロップ・氷・シロップ・氷は祭りなどに見られる豪華仕様だと考えれば合点も行くが……
　やはりレミィ方式だけは譲ることはできないな。あれは確実に変だ。

　……話がズレたな。
　とはいえこの後我らは完璧に寝こけてしまったからな……
　途中何か妙なことが起きた気もするが、思い出そうとするとこめかみが妙に痛みだす。
　うーむ……まあいいか。おそらく大したことではないのだろう。

　そう、そして私は目覚めた……というよりもまいかに起こされた。
　気の強いあいつが泣きそうな顔をしているから何事かと思えば……新手の禍日神（ヌグィソムカミ）が我らに迫ってきていたのだ。
　さすがの私もあれには心胆寒からしめられた。
　何せ目に見えるほど凄まじい闘気をまといつつお互い延々とあっちむいてホイをしているのだ。
　だがしかし……そう。だがしかし。我は退くわけにはいかなかった。
　そこには我が妻と娘（？）がいたのだ。退けるわけがなかった。
　そう。そして我は力を依然力を失っている状態にも関わらず、勇猛果敢に連中に飛びかかり……
「………………」
　……返り討ちにあった。
　いや、勘違いするな。最終的には一応参加者だったらしい連中を私は捕まえたのだ。
　殴り飛ばされて気絶はしたものの、鬼としての責務は果たした。
　だからあれは所謂『試合に勝って勝負に負けた』というもの……
　……ダメじゃん。

　だが……勝負はともかく、この一件は私に大きな影響を与えた。
　そう、この頃から私はあの２人を……

【Ｄ　回想中】
【四日目午後　小高い丘】
【登場　【ディー】【ゲンジマル】】

新作乙。

うぬぅ、作品で語ってくるとは流石D書き手よ

フラグが立った端から潰されていった某リレーを見るとこれはこれでよかった気もする。
それに必要なのは数を増やす事じゃなくていかに過程をきっちり書くかだからな。

>>74
俺は何で彼がそんなに叩かれるかわからんのだが。
動かしにくいキャラをきちんと動かしてくれたわけだし。

Ｕ−1が何で叩かれるんですかべつに創作は自由でしょうって言ってるのと同レベルだな。
不快なものは不快なんだよ。

>>83
>動かしにくいキャラをきちんと動かしてくれたわけだし。
彼がそれを動かさなければならない義務はない。
もちろんそれは他の書き手・キャラにしても同じだ。
しかし彼の書いたものはつまらなかった。それだけでなく、他キャラを踏み台にするものが多かった。
だから不評を買った。

その辺グダグダ語り合うのならちゃんと自制利かせとけよ

何でもかんでもＵ−１Ｕ−１言う奴等が増えてきた今日、みなさんいかがお過ごしでしょうか？

>>74
「………………ま、いいか」
てシャレかと思っちゃったよ

>>87
？
>>84の事を言ってるんだとしたら筋違いだぞ。
アレはただ単に例えとして出してるだけなんだから

チミ達そんなことやり合う情熱があるなら半分くらいは印象に残ったエピソードとかに使いなさい

なぜか印象に残ってるのが脈絡も無く冒頭でいきなり吊られてた隊長
まぁ、あそこで吊られてたおかげで結構活躍(?)できた訳なんだが…

そういや各選手が参加した動機ってなんだったんだろう。
特にランキングに入った連中はそのへん説明つけないと願い叶えるもなにもなくなってしまう…

>>91
他作品を踏み台にしたかったから

いい加減その話題から離れろよ。

>>83
糞つまらない祐一SS書いてた作者さんですか？

職人叩くのやめようぜ。
そもそも、キャラ叩きにしろ他作品踏み台にしろ、大昔からあった手法だろ？
有名作品に喰われるのは当たり前のこと。

とりあえず俺が上手いと思ってるエピソードは「103：見守るもの」だな。
おそらくこの話が無かったらもっと荒れた展開になっていたころだろう。

>>96
職人？祐一書いてた奴は職人と呼べるほどのレベルはありません。
複線とリレー小説の意味も解らない香具師が参加したのがそもそもの間違い。
君みたいなU-1信者には解らないと思うけどｗ

みんな、反応しちゃダメだゾ。
キミとボクとの約束だ。

>>97
あんなゴミがいい？
作者さんですか？

もう少し聞き方があるだろうが21歳以上サンよ

上で散々貶されてる祐一書き手だけど、そもそも彼が何書いたか解らないのは俺だけか？
雪見とか楓とか御堂とか問題になった話は全部奴が書いたの？
誰かリストアップしてくれないか？

被害妄想なんじゃない？

そんなに祐一貶したいなら外部板行ってやれ。
ここは祐一だけのスレじゃない。

>>91
その隊長が醍醐の事なら吊るしたのはオタク縦・横ですよ、（あと前半いろんなキャラをはめた罠、作成したのは北・住地雷原ブラザーズ）

念のため保守

　　空を見上げる。そこには眩しい太陽が在るだけで、俺からは何も見えない。
　　けど、『２人』にはそこにいる『何か』が見えているのだろう。
　　だって、ほら。あんなに満ち足りた満面の笑顔で、両手を広げてる。

　　　　そして、
　　　　　　　　そこに、
　　　　　　　　　　　　翼が―――――

数刻前。

「もうこんな刻か」

着物姿の男が空を見上げる。
そこには透き通る空、もっと高く上らんとする太陽。その日差しが強く強く地面を照り付けていた。
幸い、彼の居る場所は生い茂る木の葉たちが程よく日差しを遮っている。
男――柳也は自分達の寄りかかる樹が創る影に感謝し、視線を下に落とした。
そこには己の右隣で眠る手が自分の右手に重ねられている。
その姿を辿ると寄りかかる妻の姿。まだ、夢の中らしく、規則正しい吐息が胸元にかかってくる。
正直、珍しい光景だった。彼の妻、裏葉はなんにせよ隙を見せることが非常に少ない。
先日のような傷を負った場合はともかく、朝、先に起きて彼女の寝顔を見たという記憶は柳也に無かった。

もう一度上を見上げる。青空の広がるその空には白い雲以外一点のかげりも無い。
無論、羽根の生えた少女なども飛んでいようはずも無い。

「午…三つといった所か」
影の位置や長さからおおよその時間を割り出す。

「正解。現在１２時２７分４７…８秒」
と、そこに声が割り込んだ。
「起きていたのか？」
「おかげさまで」
柳也が首を回すと、そこには違う木を背に座り込み、腕時計を眺めている青年。
どうやら独り眠らずに暇を持て余していたようだ。

さらにそこから幹沿いに丁度90度ほど廻った場所に長い黒髪の少女。こちらはまだ夢の中らしい、
肩をカクンと落とし、両腕をダランと両足の間に投げ出した状態のまま、スヤスヤと寝息を立てていた。

「もう少し、このままかな？」
青年――宗一が軽く破顔する。
柳也は目を伏せる事で黙ったまま同意した。

―――あれからきっかり１５分後、俺と柳也氏（こう呼ぶことになった）の気配につられたのか、
綾香、裏葉さん、共に目を覚ました。

「とりあえず、姉さんと合流したいけど、道判んないのよねー」

「大丈夫、通った道と位置なら全部頭に入ってるから。ま、あれからかなり経ってるし、
多分梓やはるかと合流して、みんなキャンプ場のほうじゃないか？　あそこなら最短ルートもわかるよ」

「ふーーん、そ？　姉さん一人で大丈夫だったかしらね。ま、ダウジングで何とかなるか」
なるのか？　さすが来栖川の娘。なんとも凄い姉妹だ。

「〜〜〜っん、で、これからどうするの？」

ん〜っと、猫のような声をあげながら、片腕を天に突き出すように伸ばす綾香。
肩のストレッチをしながらあとの二人に尋ねる。

「ああ、まずやらなければならない事が、一つ」「で、ありますね」

それに答える夫妻。どうやら彼らには鬼となって以降も何か目的があるみたいだな―――けど、

「ちょっと待ってくれ。それは急を要するのか？」

「まあ、早ければ早いにこしたことではございますね」「だな」

―――けれども。

「あー、悪いんだけど、その前にちょっとやってもらいたいコトがある。
一応、そちらの用事を教えてくれるか？　もし帰りがけに出来ることなら、こっちを後回しにしてもかまわない。
　ただしその後で、絶対、俺に付き合ってもらいたいんだけど」

そう、絶対に。この人たちのことはキライじゃないし、ある意味で尊敬すらしている。
けれども、この『お遊び』で俺が本気になった理由。
途中から少し『お遊び』そのものが理由に取って代わってしまってはいたけれど、
それでも、果たしてもらう必要がある―――

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――七海の涙の代償を。

「で、やるべき事ってなんなの？」
　綾香が二人にせかすように促す。すると、


　「俺たちが
　　　　　　　傷つけた小犬とその飼い主の少女に謝罪を」」
　「私たちが


おおっ、長台詞見事にハモったっ……じゃないっ。えーと、つまり、それは……

「して、宗一様のご予定とは？」
「都合はなるべく合わせるが」

そーゆーことだ。
―――なんつーのかな、うん。やっぱ、この人たちサイコーだ、ほんと。

「あー。もーいいや、それ。取りあえず、みんなのところに帰ろう」
誤魔化すように笑う。なんか、いい気分だった。

「？」「？」
不思議そうに首をかしげる二人にくるりと背を向け、歩き出す。

「なーに、テレてんのよ？」
そんな俺の前に回りこんでくる来栖川綾香。

「別に、そんなんじゃないってば」
「ふ〜ん、そ？」
うわ、意地悪く笑ってるし。なんか、すっごくヤな予感。こー、柳也氏に刀を向けられたときとは違うベクトルの。

「ん〜、コホンコホン」
ワザとらしい咳払いをする綾香――を訝しがっていると、こいつは妙に芝居がかった口調と流し目でのたまいやがった。


　　「悪いけど、今すぐ謝ってもらいたいんだな、こっちは。……オレ、ソーイチ♪」

「う゛……」

（……そーいえば）
あの二人を見つけたときにそんなことを言ったような気もしなくも無いとゆーか、あれだ。

（忘れてた……）

「ああ、なるほど。憶えております、つまり……」
「宗一、主の『用事』も俺達と同じだったってことか」

うが。なんか、すっげー微笑ましいものを見る目で見られてる！？　おとーさんとおかーさん、みたいな？

「だー！　もー、いいから、行くぞっ！　あと綾香！　俺はそんなに気障っぽく言ってねえ！！」
「言ってたって。そっくりよ。ねえ？」
「はい、まことに」「同意を求めんな！　そっちも答えんで下さい！」

なんやかんやでようやく移動開始。無闇に元気な三人を前に、どっと疲れが沸いてきた気がする。
―――まったく、俺一人だけ寝てないのは今更だけど理不尽だ、ちくしょ。

　同時刻。

「―――――――――――――――――！　お、落ちる！？」
「ええい！　動くでない！　そんなに落とされたいのなら、離してもよいのだぞ！」
「ゆったりとー、自然に身を任せるのだーマイ同ー士ー！。暴れると逆に危うくなるぞー！！」
「――――――っ！　お、お前、さっき、はっ何でっそん、なに…余裕がっあったん、だ!?　九品仏！！」
「………………………往人さん…………………………」(←ちょっと可哀想かも、と思い始めている)


空を飛ぶ影。
正確には両手両足を背中で一箇所に縛られて、吊るされている馬鹿が１人と、それを運ぶ２人の天使。

「ふむ、慣れてしまえば、なかなか有意義な体験だったな。そうは思わんか、マイ同士往人！！」
既に一度宙を舞い、今は地上をのんびり歩く大志が、空中に声をかける。
が、その声は必死に恐怖に耐える往人の耳にはもう届いていなかった。

「アンタね……あれだけのことされて、まだ反省してないわけ？」

手綱(両手を括ったロープ)を手にした瑞希が半眼で大志に告げる。

「まさか。いや、吾輩としたことが目的のためにエレガントでない手段を用いてしまうとは、全く嘆かわしい」
「どっか引っかかるのよね……アンタの言い方って……」

先だって、葉子のクマさんパンツを衆人の目に晒すといった破廉恥行為を企て、実行した二人。
説教と体罰(釘バット)、それらの罰を受けてなお彼らは(正確には「大志は」)ふてぶてしかった。
そこで女性陣は考えた。新たな刑罰――重力という地球の持つ多大なエネルギーを利用し、精神的にいたぶることを。

　【発案・葉子　協力(情報提供・他)・A棟巡回員】
　（葉子は語った。MINMES，ELPODの経験からくる精神的なダメージの効力を。）
　（A棟巡回員は語った。ユンナ、カミュの二人を追った時の話を。それはもう、切々と。）


高さ１０数メートルを支えるものはロープ２本。
それを握っているのは神奈とウルトリィの非力(と、思われる、普通は。……ふつーならな……)な女性二人。
縛られているため、落ちたら受身を取ることも不可能。……受身を取れる云々以前の高さではあるが。
神奈なぞ、今にも疲れた〜とでも言って手を滑らせそうな雰囲気がそこかしこにある。
事実、先程から往人はガクン、ガクンと己の身体が揺れるたびに耐えがたい恐怖にさらされていた。

幼い頃聞かされた遠い約束。
どこまでも、どこまでも高みへ。
その場所を目指した。
空を飛びたいと、ずっと願っていた、その夢が――――

「こんなかたちで叶ってどーするよ！　つーか違うだろこれは！」
国崎往人、だいぶ混乱してる様子。

「あー！　何度も言わせるでない！　落としてしまうぞ！　この益体なし！！」
いい加減イライラがたまってる神奈。
往人は今自分を吊るしているこの少女に会うために空に憧れていた事実を知らない。
一方。
「…………………………………………………」ブンブン(←甘い顔をしては駄目、と気持ちを新たにしたらしい)
口を利かないと決めたものの、先程から色々考えてしまい、頭の中でクルクルしているウルトリィ。
乙女心は複雑なご様子。

「なーんか、騒いでるわねー？」
「何か起こった時は、私が何とかしますので……」

此方は地上組。もしもの為に空を監視する葉子、繋がれた大志と、その監視の瑞希。ついでにもう一人いる。

「ふむ、しかしあのままでは少々危険かも知れんな。同士往人を少しなだめてみるとしよう」
言うが早いか何処からとも無く、トラメガを取り出す大志。
……トラメガ？　……今出来た僅かな隙に縄を抜けた模様。


「ｶﾁｯ ﾋﾟｰﾝ ｱ､ｱｰ､ｳﾑ マイ同士よ！！　男子たる ﾌｫｰﾝ もの、どっしり構えてナンボだぞ！
　　そう　ロ　リ　ロ　リ　するな！！！　ﾌｨｰﾝ ｶﾁｯ」

「ろ、ロリ！？」

ちなみにこの台詞、反応したのは瑞希ただ一人。
大志に声を掛けられた往人を始め、ウルト、神奈、葉子は「ロリ」という単語のもつ意味を理解することは無かった。
ちなみに、A棟巡回員、彼は「ロリ」が指す意味を知っていた。が「ろりろりする」本来の意味も理解していた。
（A棟のAはエリートの証しだっ　byA〜略）

「た、大志！　アンタ何言ってんのよ！　あ、え、でも、往人君って…そーなの？
　じゃあ、ウルトリィさんはって、あれ？　でも、それって今、全然関係ないし……」

「おいおい、嬢ちゃん、ろりろりってなな『恐怖などのために落ち着かず、興奮してる』って意味だぞ。
　あの兄さんは別に間違っちゃいないって」
やんわりと諭すA棟巡回員。本人、一応年上のゆとりと知識を示したつもり。
が、それは瑞希ではなく大志の餌として活用された。
「ブラボー。全くその通り。ククッ、無知は悪だぞ、マイシスター。かのソクラテスもそう言っておる」
手を打ち鳴らし、にやりと笑う。そしていつもの眼鏡を直す仕草。

「くっ……あ、アンタってヤツは……何か妙に強調してた上に、発音とかおかしかったくせにっ……」
「なーんのことやら、吾輩にはさっぱり分からんぞ？」
「――――――っ！！！　って、なに勝手に縄、外してんのよ！！」
「今ごろ気が付いたのか」
ほれ、とメガホンをちらつかせる大志。
「そーいえばって……ちっがーう！　まったくそんなモノいつから持ってたのよ」
「ふむ、由緒ただしきこのトラメガを捉まえて『そんなモノ』」
「由緒正しきぃ？　薄汚れた中古品にしか見え無いわよ……あ、名前書いてある……ね、ねごえ？」
「これは、ねごし、と読む。まあ、これに関してなら無知とは言うまいよ」
「っ！　だ、大体どこにそんなモノ持ってたのよ！　まったく、デタラメなヤツ！！」
「………………己のアイデンティティーが崩壊するぞ、まいしすたー瑞希」

空ではろりめく往人、それに怒る神奈、一人悶々とするウルト。
地上ではバットを振り回す瑞希、それをからかい、逃げる大志、溜め息をつく葉子。あともう一人いる。
彼らの珍道中はまだまだ続く。鬼ごっこは……どうするのやら。

帰り道。その道中、色々な話を聞いた。二人が大切にしている羽根の生えた少女のこと。
彼らの大事な主君。そして、彼らの大切な娘。かなり複雑な事情があるのだろう。
けれども、端々に見せるその優しげな表情がその少女と三人で『家族』であることを示していた。
俺が家族と聞いて頭に浮かぶ面々。姉さん、七海、皐月、ゆかり、リサ……ついでにエディと館長とじじいも。
なるほど、たしかに家族の定義に血の繋がりは必要なさそうだ。


程なくして、目指していたキャンプ場が見えてきた。


「朝飯までには捕まえて…だったか？　もー昼飯もおっわりだけどー」
開口一番、皮肉をいってくる柏木。
「で、どーすんのさ。朝と昼両方残してあるけど」
こいつもいーやつだ。
「両方食べる。他の人たちは？」

「緒方兄妹は獲物を求めてどっかに行ったらしいよ。霧島さんたちと三井寺さんがそー言ってた。
　あと、とーやが何時の間にか消えてたのと、それ探しに行った由綺も帰ってこない」
答えたのは柏木じゃなかった。振り返ると、はるかのぽーっとした顔。
「ん、おかえり。あの二人を捕まえたんだ？　やっぱり来栖川さん？」
「……ま、そーだよ。あいつが捕まえて、手繋いだままだったからそのまま２人まとめて」
「……ふーん、そ」
「そうゆうこと。ま、さすがエクストリームの女王、ってか」
「……世界ランキング一位、意外とほんとかな？」
俺の答えに何を感じたのか、相変わらずつかみ所の無い少女だ。
「あーそれね。そーいや忘れてた。ヤバイミッションやって最近ランキングから外されたんだ」
実はコレ、本当だったりする。(byアルルゥとあそぼ！！)

「ふーん、そーなんだ」
「そーなんだ」
ケラケラ笑いあう。
知り合って数日、こいつとはこの島での半分以上を共に過ごしてるんだよな。
少し、感慨深い。もっと長い間苦楽をともにすれば、彼女も家族になるのか？
それともこんな短い間でも家族になれる人たちはいるのだろうか？
なぜか、脳裏に会ったことの無い、羽根を生やした男と金髪の少女そして小さな女の子の姿が浮かんだ。

「ねえねえ、姉さんは？」
「三井寺さんと一緒に帰ってきた。今休憩中」
「あっちのテントだよ。かおりを結花と二人で『眠らせて』転がしたとこで雑魚寝してる」
眠らせて？　「まったく、かおりの奴がいるならいると一言……」…ま、色々あった様だ。
「ありがとっ、じゃ、ちょっと見てくるわね」
たたたーと素早く身をひるがえす綾香。猫みたいな奴。

「七海ちゃんや月代、あと佳乃ちゃんもそこで寝てるよ。結花もそこ。見張りしてる」
主に外敵ではなく日吉を、なんだろうな、やっぱ。
「聖さんはちょっと見回ってくるってさ。すぐ戻ると思うけど」
「そか。サンキュ」
でも、どうするか。七海が寝てるとすると―――

「そ〜いちさんっ」

ぎゅっと背中をつかむ感触。七海の感触。
振り返る。

「ただいま、七海」
「おかえりなさいっ」わんっ
嬉しそうに笑う少女と、その小さな胸の中、激しくしっぽを振る仔犬。
その姿に、さっきまで考えていた『家族』という言葉がよぎる。

「そうだ、七海。この人たちがさ、おまえにちょっと話したいことあるんだって。聞いてくれるか？」
「え、は、はい」
こくん、と頷く七海。
「では」
「ああ」
柳也裏葉夫妻がその言葉に応じる。

「それじゃ、柏木、はるか、ちょっと」
この二人にはちょっと退いててもらう。
「ん。わかった」
「へ？　どうしたのさ？」
「いいから、こっち」
はるかが柏木の手を牽いてくれた。
さて、七海はどう応じるだろう。
その答えは、『家族』の俺には何となく判っていた。

二人は七海に視線を合わせるように体勢を下げ、
そして、

「申し訳、ございませんでした」
「心から、お詫び申し上げる」

地に膝をつき、深々と頭を下げる。

それは、いわゆる『土下座』と呼ばれる行為。
ともすれば卑屈な行為ともとれるそれは、この二人の誠実さの故か、彼らの尊厳を損なうことは無く、
犬を抱いて呆ける七海に対して、非常に丁寧な、本当に心のこもった謝意を示していた。

支援いるかな？

「そ、そ〜いちさん、どうしよう？」
突然尾の行為に七海は少し混乱中。

「俺に聞いても答えはでない。七海、お前が今思ってる通り、口にすればそれでいいと思う」
そう。二人が謝っているのは七海、そしてそーいちだけだ。
それも俺に言われた謝ってるんじゃなくて、彼らは自分で決めて頭を下げている。
そこには俺の割り込む余分は無いんだ。

「は、はい。……え、えと、あたまあげて。その、そーいちはだいじょーぶだから」

「だってさ。二人とも顔あげてくれ。それで、許してくれるってさ」

「ありがとう」「ありがとうございます」

「じゃ、話も終わったとこで、飯にしよーか。すぐ用意するから待ってな」
「ん、手伝う」
結局、こいつらも見てたみたいだ。でも、その心遣いが少しありがたかった。

二人とも立ち上がり、空を見上げる。

そこに―――――



「勝負ありッッッッ　「柳也殿！！！　裏葉！！！！」　セットッッッ！！！」
島中に響くスピーカーからの声と、その声をも上書きする大きな叫びが空から降り注いだ。

――少し前。

「神奈様、あちらを」
「おおっ！　人がおるぞ！！」

空から広まったところにテントが張られた場所を見つけたウルトと神奈の二人。そこには数人の動く気配が見て取れた。
ちなみに往人は吊るされたままである。

「葉子殿、あちらの方向だ！！」
「了解しました。瑞希さん行きますよ」
「うん、わかりました。エートゥーさん、そっちお願いします」
「応。って、変な略し方はやめてくれ」
「はがごほごへぐはー」ズルズル
地上班の葉子、瑞希、A棟巡回員、そして二人に文字通り引きずられている大志。
その姿は蓑虫とか、そんなの。いわゆるぐるぐる巻きである。

上空の二人を追うように走る、と。
「柳也殿！！！　裏葉！！！！」
突如手を離し、舞い降りる神奈の姿が。それと同時に、
「勝負ありッッッッ！！！！　ゲーム・セットッッッ！！！」
島に響き渡る主催者の声。
「葉鍵鬼ごっこ、終了ッッッ！！！　優勝者…………みちる！！！！！」

その声に気をとられた葉子は神奈が手を離した後のフォローが遅れ、

ガサガサガサガサガサガサッ―――――――――！！！

往人はウルトリィに抱きかかえられるように近くの樹に落下した。

「痛……お、おい、大丈夫かウルト？」
「……さすがに羽根が痛いですね」
木の枝に引っかかった往人とウルトリィ。幸い大きな怪我は無いようである。
往人のロープは都合よく木に引っかかってほどけていた。
自由になった腕が、落ちないよう、互いの身体を支えている。

「何でそんな無茶な――――」
「前に、私が墜ちた時は助けてくださいましたから」
「―――――ッ」
言葉を無くす往人。
「これで、おあいこです」
「あいこじゃないだろ……おつりが沢山でる……」
うつむく往人、そこに優しい声がさらに続く。
「……ところで、反省、しましたか？」
「え？　今、それどころじゃ……」
「反省、しましたか？」
少し強く言う。
「あ、ああ、さすがに、な」
「なら、其れでいいです。あとは、落ちないようにしっかり支えて下さいませ」
「……ああ」
ぎゅっと少し強く捉まえる。

少しはなれた場所から笑い声が聞こえる。
丁度墜落したとき、鬼ごっこは終了したらしい。
「往人君、それと、お嬢さん。二人とも大丈夫かね」
偶然その場に居合わせた女性医師が彼らにそう教えてくれた。

　　空を見上げる。そこには眩しい太陽が在るだけで、俺からは何も見えない。
　　けど、『２人』にはそこにいる『何か』が見えているのだろう。
　　だって、ほら。あんなに満ち足りた満面の笑顔で、両手を広げてる。

　　　　そして、
　　　　　　　　そこに、
　　　　　　　　　　　　少女が―――

　　　　　　　　　　　　　　　―――舞い降りた。



重なるように手を拡げた二人の丁度真ん中あたりに飛び込む影――否。
彼女こそがあの二人の『大事な主君』『大切な娘』――神奈、神奈様―――神奈備命。

勢い良く突き飛ばされ３人揃って地面を転がる。
抱きしめた腕は皆が皆、二人を離さない。


「掴まえたぞっ！！　二人とも！！！」

そこには笑顔と笑い声が溢れていた。
自然、俺も笑う。
七海も、はるかも、柏木も。
テントから飛び出してきた来栖川姉妹も。
追いかけるように飛び出してきた金髪の女性も微笑んでいる。
何かを引きずってきた女の子と男も、そして引きずられる何かも。


笑顔が何処までも溢れるこの場所で、今、俺達の鬼ごっこは終了した。





【四日目午後　鬼ごっこ終了時　キャンプ場】
【登場【柳也】【裏葉】【鹿沼葉子】【神奈備命】【Ａ棟巡回員】【ウルトリィ】【国崎往人】【九品仏大志】【高瀬瑞希】
　　　【河島はるか】【那須宗一】【来栖川綾香】【来栖川芹香】【柏木梓】【立田七海】【霧島佳乃】【霧島聖】
　　　【日吉かおり】【江藤結花】『そーいち』】

【追伸【ビル・オークランド】A棟巡回員、例の情報提供時に彼を忘れる。そしてそのままその場に残された】

292話 空の夢　　339話 TOP SPEED　　376話 Sleeping Beauty（？）
393話 はい、おっけーです☆　　466話 胡桃割り　　649話 手を……
652話 雨傘　　659話 彼女を見た、その大気の下で　　694話 Attraction in the AIR
702話 CROSSING†(×)CHALLENGERS　　709話 まじっくあいてむ　　EP8話　家族の肖像

以上、12本書かせていただきました。m(_ _)m
他の方に比べて数が圧倒的に少ない＆最後のほうはスレどころか葉鍵板から離れてしまっていたので、
名乗るのもおこがましいかもしれませんが、この葉鍵鬼ごっこ、292話 空の夢が自分にとって
生涯初ＳＳだったりもしますし、記念と言うことで。

確かリサスレで、葉鍵鬼ごっこにてリサ活躍中、あれは面白いという話を聞いてここにきたのだったか。
最初は全作品プレイしてるからどの組み合わせでも書ける大丈夫、とか考えてましたけど、
結局ＡＩＲな面子ばかりって感じでした。雨傘以外にはＡＩＲなキャラが必ず一人はいるし。
どれもこれも長くて、短くサクっと読める作品が書けず、人数が多い状況は手も出せず、
と、色々反省することも多かったけれど、感想が貰えたり、
自分の張った伏線を後の作品でしっかり活かしてくれたことなどはとても嬉しかった。

それでは、感想くださった方々に心よりの感謝を。
あと、せっかくの感想、指摘が上手く活かせなかった点については謝罪を。
まとめてくれたver．2様、本当にご苦労様でした。
最後まで書き続けて、この作品を完成させてくださった(まだ終わってないとも言えますが)他の職人様方、
そして、このスレの皆々様、お疲れ様、そしてありがとうございました。

そういえばダリエリが還るのは閉会式の前と後のどちらになるんだろうか？

書く人次第。

長編エピローグ激しくＧＪ！！
だが涙が出る程惜しいッ！
聖の往人への呼称は「国崎君」ッッ！！

ho

本当に綺麗なエピローグでした。グッジョブです。

ほしゅ

つまんね

ハカオニもハカロワみたく本にして出してくれないかな・・・
激しくキボン。出たらぜってぇ買う。

↑戯言

ho

↑倒立しようとしている人

や、俺には武富士ダンス踊っとる人に見えた。

アレだな。犬プレイで放（ｒｙ

作品もきてないので参加者初出リストでもやります。
ロワでは高子ときよみ（白）がラストと当時では順当なところがのこりましたが
今回は少し（とてもではなく）面白い結果にもなったので（無視してもいいですよ）
１　美坂香里（０話）
２　御堂　（１話）
”　坂神蝉丸　”
４　高槻（３話）
”　巳間良祐　”
６　岩切花枝（４話）
７　藤田浩之（５話）
”　マルチ　”
”　クーヤ　”
”　サクヤ　”

１１　リサ・ヴィクセン（６話）
１２　柏木耕一（７話）
１３　三井寺月代（８話）
　”　河島はるか　”
１５　相沢祐一（９話）
　”　醍醐　　　”
１７　霧島聖（１０話）
　”　霧島佳乃　”
　”　柏木梓　”
　”　日吉かおり　”

２１　折原浩平（１１話）
　“　七瀬留美　 ”
２３　那須宗一 （１２話）
２４　北川潤（１３話）
　“　住井護　”
２６　長瀬祐介（１４話）
２７　国崎往人（１５話）
２８　河島はるか（１６話）
　”　三井寺月代　”
３０　広瀬真希（１７話）

３１　神奈備命（１９話）
　”　月宮あゆ　”
　”　ディー　”
３４　柏木楓（２０話）
　”　来栖川綾香　”
３６　カルラ（２１話）
３７　緒方理奈（２２話）
　”　森川由綺　”
３９　セリオ（２３話）
　”　柳川祐也　”

４１　スフィー（２４話）
　”　長森瑞佳　”
４３　裏葉（２５話）　
　”　柳也　”
４５　ビル・オークランド（２６話）
４６　縦王子鶴彦（２７話）
　”　横蔵院蔕麿　”
４８　皆瀬まなみ（２９話）
　”　山田まさき 　”
５０　美坂栞（３０話）

５１　岡田メグミ（３２話）
　”　松本リカ　”
　”　吉井ユカリ　”
５４　藍原瑞穂（３３話）
　”　太田香奈子　”
　”　砧夕霧 　”
５７　神尾観鈴（３４話）
　”　神岸ひかり （３５話）
５９　トウカ（３６話）
６０　伏見ゆかり（３７話）

　”　湯浅皐月　”
６２　天野美汐（３９話）
　”　月島拓也　”
　”　月島瑠璃子　”
６５　柏木初音（４０話）
６６　光岡悟（４２話）
６７　グラァ（４３話）　　　
　”　ドリィ　”
　”　芳賀玲子　”
７０　ウルトリィ（４６話）
７１　沢渡真琴（４７話）
　”　松原葵　　”
７３　天沢郁未（４８話）
７４　名倉由依（５１話）
７５　藤井冬弥（５２話）
７６　水瀬名雪（５３話）
７７　澤倉美咲（５４話）
　”　七瀬彰　　”
７９　川澄舞（５７話）
　”　来栖川芹香　”　

８１　江藤結花（５９話）
８２　ダリエリ（６０話）
８３　長岡志保 （６２話）
８４　新城沙織（６３話）
８５　九品仏大志（６４話）
　”　高瀬瑞希　　”　
８７　アルルゥ（６５話）
　”　カミュ　　”　
　”　ユズハ　　”　
９０　少年（６６話）

９１　上月澪（６７話）
　”　里村茜 　”　
９３　椎名繭（６８話）
９４　遠野美凪（７０話）
　”　ハクオロ　”　
　”　みちる　　”　
９７　しんじょうさおり（７１話）
９８　佐藤雅史（７２話）
９９　エリア･ノース（７４話）
　”　サラ･フリート　”　
　”　ティリア･フレイ　”　
１０２　深山雪見（７８話）
１０３　城戸芳晴（７９話）
１０４　柚木詩子（８１話）
１０５　宮内レミィ（８２話）
１０６　オボロ（８６話）
　”　　久瀬　　　”　　
１０８　坂下好恵（８８話）
　”　　宮田健太郎　”　　
１１０　伊藤（９０話）

１１１　石原麗子（９５話）
　”　　ヌワンギ　”　　
１１３　垣本（９６話）
　”　　矢島 　”　　
１１５　エルルゥ（９８話）
　”　　千堂和樹　　”　　
１１７　神尾晴子（９９話）
　”　　ベナウィ　　”　　
１１９　神岸あかり（１０２話）
　”　　氷上シュン　　”　　
１２１　緒方英二（１０５話）
１２２　コリン（１０７話）
１２３　高倉みどり（１０８話）
　”　　牧村南　　　　”　　
１２５　立田七海（１０９話）
１２６　小出由美子（１１０話）
１２７　クロウ（１１２話）
　”　　立川郁美　”　　
１２９　鹿沼葉子（１１３話）
　”　　塚本千紗　”　　

１３１　倉田佐祐理（１１６話）
　”　　雛山理緒
１３３　しのまいか（１１７話）
１３４　牧部なつみ（１１９話）
１３５　猪名川由宇（１２４話）
　”　　大庭詠美　　　”　　
　”　　姫川琴音　　　”　　
１３８　リアン （１２８話）
１３９　相田響子（１２９話）
　”　　篠塚弥生　”　　
１４１　長谷部彩（１３１話）
１４２　桑島高子（１３２話）
　”　　御影すばる　”　　
１４４　杜若きよみ(白)（１３３話）
１４５　ハウエンクア（１３７話）
１４６　風見鈴香（１４６話）
１４７　A棟巡回員（１４７話）
　”　　名倉友里　　　”　
１４９　澤田真紀子（１５２話）
　”　　デリホウライ　”　　
　”　　観月マナ　”　　
１５２　ゲンジマル（１５５話）
　”　　ニウェ 　　　　”　　
１５４　ユンナ（１５９話）
　”　　杜若きよみ(黒) ”　　
１５６　巳間晴香（１６６話）
１５７　しのさいか（１７２話）
１５８　阿部貴之（１７３話）
　”　　エディ　　　”　　
　”　　橘敬介　　　”　　

後５人いますが省略します（過去ログみれば分るし）
１６１番目と１６２番目は巡回員やダリエリのような「それ出すかオイ」と、いうようなので
キャラが多すぎて忘れられてもしかたないとはいえこんな奴等よりも後になる残り３人の立場は（
（多分出てない事を忘れられていただけだとわ思いますけどね）

え−と・・・
ラストはたいへんに良かった。うん。。。。だけど・・・
どうにも他のキャラが気になるのでそこらへんを・・・
あ〜　ロワみたく続編でねぇかなぁ。

一番多く登場したキャラって誰だろ？

Dあたりか？なにげにリサもいろんなとこで顔出してる。
…一番少ないのはリアンで間違いないだろうが。

確かにDが５０話（EP8まで）でトップ。リサは２２話でそれ程でも。
･･･リアンは５話で一番少ない･･･

10倍か。
リアン、不遇なり。

リアンなんて糞みたいなキャラはどうでもいいや。

この間から変なのが混じってるな。

２位はリサで決まりか？
折原や美坂姉妹もけっこう出てた気がするが。

意外と出番の少ない霧島姉妹。

ゲンジマルもいろんなとこに顔出してるな。

短騎行動者はとり回しがいいのだろう

出番が多かったイメージのある奴をおおざっぱにしか数えてないが……
祐一45回、香里43回、浩平38回、御堂38回、茜30回、観鈴27回、佐祐理25回、ハクオロ25回。

ここらへんがトップグループかと。
当然、こいつらと同行していたキャラも出番は多いということになる。
っていうかリサの22回は全然たいしたことないな。

おっと忘れてた、栞も39回だ。かなり多い。

やはりKanon率が高かったんだねえ

まぁ、それは言うてやるな。

indexのgrepかけただけだけど、ちーちゃん29回か…思ってたよりも少ないな…

祐一がＤに匹敵する程か。
さすがはKanonの主人公というところか。

高槻が以外と出てないな。エピローグ含めても12回しか出番ないぞ。

>>167
ただDは、登場する話のほとんど全てで、その話の中の主人公だったけど、
祐一とかは脇役だったり、ちょっと出ただけっていう話も多いからな。
舞とかも登場した話数だけなら30回は超えてるだろうけど、無茶苦茶印象薄いし。
一概に、登場話数＝活躍度、とは言えないだろうね。

まぁ、祐一の話題は不穏なことになりかねないからこのくらいにしておくか。

>>169
確かに登場話数＝活躍度とはならないけど登場話数の少なさ＝活躍度の低さにはなる

正直、名雪はずいぶん影が薄かったなぁ

寝てたか、叩かれてたかの記憶しかないな。
アレも酷かった…。

印象の濃さと言えば楓や七瀬（漢）尾根三人娘＋観鈴ちん、雅史＆さおりん、痕の柳川ラブのコンビなんかも濃かった。

何で名雪はあんな扱いになったのやら…

一発の熱さ（濃さ）と言ったら垣本だな。

（ｒｙには敵わないのではないだろうか

>>175
何か問題でも？

>>178
名雪が嫌いか？

名雪はＵ−１作者に嫌われているからな

？？？
何故そこでU-1が出てくる。おまいU-1って言いたいだけちゃうんかと小一時間（ry

個人的に東鳩勢があんまり印象に残ってないんだよな。
浩之なんて主人公の中では今回最も目立ってない奴の一人ではなかろうか。
マルチや志保って何やってたっけ？あと坂下は何のために出てきたのか。

坂下（他３人）は香里作者に潰された被害者

>>176
復活の話が凸のやつとかぶったのは最高やった（ｗ

>>181
マルチは魔法筒配り。志保は浩之と一緒にいる。

>>181
言いたかっただけだ。

志保は浩之と一緒に葵組をハメようとしてたけど、
失敗に終わって、その後岡田組を援護してたんじゃない？

いや、的外れでもないだろう。
リレーＳＳはｕ−１作家で占められてるようなものだからな。

祐一や美坂姉妹を出しすぎて「Kanonキャラ出すぎ」と言われたから
名雪や真琴の出番を減らしたんだろ

>>181
んで、岡田組も鬼になったから鬼ごっこあきらめて、まったりする事にしたんだ

>>186
なるほど。

>>186
そういや真琴も出番少なかったな…
出番減らすなら祐一や美坂姉妹でいいだろうに…

>>189
美坂姉妹の方が作者に好かれてるんだよ。

好きというより動かしやすかったのかな？

ネタが多いからな。

>187
そりゃ、あんな風に鬼にさせられりゃあなぁ…

岡田組もそうだけど、智子組も鬼化の経緯をも少しどーにかしてくれてたらなぁって思った。
読み手側っつーか、個人的に残念だったよ。
あと、来栖川姉妹な。あれは酷い。酷過ぎる（ｗ；

智子組って一気に五人やられたもんな。
しかも相手は香里。
これもＵ−１作家だろうな、と思った。

そうそう。
岡田組はさ、寝首を掻かれても仕方ない様な隙を作ってしまったから
鬼にさせられたのは自業自得とも言えるけど。
智子組はなぁ…　登場した時点で包囲されてて全ての逃げ道を塞がれてたからな。
あんなんだったらどんなキャラでも鬼にできちまうなぁって、乾いた笑いが起こった物だよ。

それ以上に来栖川姉妹が（以下略

アレは全部通しを前提としてた初期じゃなければ完全にNG対象だったよな…

>>195
来栖川姉妹は確かにひどかったけどさ
香里とかの餌にされなかっただけマシだと思うぞ

智子組は本当に可哀相だよな…鬼になってからも放ったらかしだし。
かろうじてみさきと初音に見せ場があったくらいか。いいんちょ何にもしてねえｗ
岡田組はフォローがあったし来栖川姉妹もvs夫妻で出番があったからまだマシと言えるだろうが。

そういえば、いいんちょは北川住井との伏線、まだだったよな？

追記。
いいんちょ組は、坂下が香里に商品券握らせて、
その隙に太田さんにいいんちょがレモン汁喰らわせて、
そこから逃げればなんとかなったんじゃなかろうか。

いや、書いたのがアレじゃあ無理な話だけどさ

でも、正直、どうでもいいキャラだったから無問題。

まぁ何だ、思ってもそういう事はあまり書かない方がよいぞい。

じゃあ、リアンについて熱く語れよ。

それこそどうでもいいｷｬﾗじゃないかｗ
来栖川姉妹もいいんちょも人気あるキャラだから皆残念がってるのに。

リアンも然り、スフィーも然り、書き手にまじアンプレイ者が少なかったのが
悲運の原因だったかも知れないね。まじアンキャラは。

まじアン信者は空気読めてないな

香里の作者と祐一の作者は出てこないね（出てこれるわけ無いかｗ）

岡田組の鬼の話は、書いた香具師が岡田組を潰させるために書いた。とどっかのスレで言ってたな。
ホントはNG行きな作品なんだよな（コテハン入れないとやっぱ駄目だと痛感した）

香里チームと祐一チームは、久瀬チームやDチームと違って、
多数の人が書いていたと思うのだが、違うのか？
件の話とは違うが、俺も何回かは手を出してた。
特に初期の美坂姉妹は、書き手読み手全員が熱に浮かされていたってところも大きいしね。

後はまあ……智子チームは鬼になったのは比較的早かったしな。
時期的には鬼として活躍するチャンスもあるはずだったから、
出番がなかったのは香里のせいだけとは言いがたいかも。
個人的にはやはりどうしてもみさき先輩が使いにくかったな。好きなキャラだけに残念だけど…

おそらく、まともな人はなんでも書けたのだが
ちょっとヘボい人はそれこそ遭遇パートとか決着シーンだけに手を出していたんじゃないかと

>206
これの事かな…？
違ってたらシマン。
ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1049041815/773-777

多分それだろーね。
まぁ、潰し目的でNGってんなら他に即NG行きもあるだろ、という気もするが。
漏れがアンチだからかもしれんけど。

>香里チームと祐一チームは、久瀬チームやDチームと違って、
>多数の人が書いていたと思うのだが、違うのか？

久瀬は多分複数の固定書き手が書いてたと思われ。
祐一は４人組になって以降、あの書き手とそれを修正しようとする
書き手の複数ってとこじゃないか。結局祐一チーム自体がつぶれたけど。

思われも何も久瀬書き手は前スレで名乗り出てんだけどな。
１０人くらい書き手告白されてんのにそれについては全く触れず
名無し書き手への推定叩きがずっと続いてるのってのも変な話だな。
なんか嫌なもんずっとひきずってるみたいでイヤンな感じ。

>>211
粘着の自演

たしかにちょっと、智子組の話はしつこい感じが。
あの捕まえ方には不満はあるけど、時期的にはまだサドンデスが頻繁に行われてた時期だし、
あの後鬼として活躍する機会だってあったわけだからそこまで哀れには感じないな。

みさきはVSシュン＆あかりで、初音はVS楓で、坂本は葵を励ますシーンで
それぞれ見せ場もあったし。いいんちょはちょっとまあ、あれだけど。

>>211
人とはそういうものだからじゃないか。
第一無条件に叩かれるような人間は告白してないし。

以下勝手な予想

香里：けっこうバラバラ
栞：引っ張り合い
祐一：vsアイツ
岡田：だいぶ一人
久瀬：かなり一人
Ｄ：ほとんど一人

久瀬チーム好きだなぁ・・・
あの話読んで、月島の事好きになった。

だろ？

みんなよくやってくれた。けど、誰か一人を選ぶと言うのなら。
俺はＡＩＲ平安コンビ作者を支持しますｿﾞ

平安夫妻は俺も好きだったな。
あの二人に流れる穏やかな空気が良すぎ。

これも確か、複数の書き手で書かれてなかったけ。
このキャラの話だと特に「主の夢」と「手を……」が好きだけど、
確か書き手は違うと記憶している。
過去ログが読めないので確かではないんだけど。

逆に俺はどうもあの感じが馴染めないな。
嫌いではないし上手いとも思うのだが、どうもああいう雰囲気は好みじゃない。

俺はむしろ追いかける宗一綾香コンビが好きだった

Ｄ一家はいつもほのぼのしてていいな。
でもしのまいか・さいかって・・・誰？

Airに出てくる幼女姉妹。
妹はCG無し、姉はセリフすら無し。

「よく出れたな」な連中の一人だな。

CG無しは２人とも。
台詞ありも２人とも。

「かわいくて、おいしい」は名言だ。

顔なしキャラも許容されてるから斎藤は絶対来ると思ってた。

某同人のキャラが濃厚に出るから川口同様出てると何かを巻き起こしていたことは間違いない

それなりにｺﾞﾁｬｺﾞﾁｬ五月蝿いのがいたからねぇ

まあ斎藤なんかいなくても住井とか北川とか垣本が頑張っててくれたのでなんら問題はなかったな

俺が一番好きなのは問答無用で冬弥だな。
ヘタレさと実力の兼ね合いがよかった。結局由綺に振り回されるし。
あと結構耕一＆瑞穂も好きだ。
鬼ごっこそのものよりも、尻に敷かれるのは男の甲斐性みたいな感じがいい。
葉鍵主人公が基本的にヒロインを振り回してる奴らばかりなだけに、女に振り回されてる主人公見ると妙に落ち着くんだよなあ。
あっもちろんハクオロも好き。

男は進化の劣等種だからねぇ

なんだかんだ言って
結局祐一は目立ってたような気ガス

>>222.224
レスサンクス。
そうかぁ・・・てっきり美凪のお祭り後ＣＧのあの二人かとオモタ

>>231
まあ、駄目な見本って感じだね。

逆に良い意味で目立ってたのはD一家とリサだね。

まだいたか粘着

駄目でも糞でもヘタレでも
出番が多いのはそれはそれで羨ましい

ho

s

大志、瑞希、国崎、ウルトリィの4人は好きだった。どの話も面白かったし。
特に大志はいつもながらいい味を出してると思う。
いつの間にか忘れられてる千紗が哀れだが。

でも今回、こみパキャラはあんまり活躍しなかったな。
印象に残ったのは、大志と瑞希、それからせいぜい和樹ぐらいだ。
名雪レベルの放置キャラも多かったし。

正直名雪よりはひどくなかったような気はするが…
そういえば南さんとか彩は目立たなかったな。

てか、名雪の放置されっぷりは気に入らなかったなぁ。
こういうおっとり系は動かしにくいのかな。

他のKanonキャラが動いていたからって言ってるじゃねぇか
いつまでも引きずってるんじゃないわよ！

何でネカマ口調なんだｗ

某スレ風出番雑感

Kanon：作品別出演度ではおそらくナンバー１．特に前半は独壇場だった。

相沢祐一：◎　良い意味で目立った活躍はないが顔はよく見る。
月宮あゆ：○　元たい焼き亡者。様々なキャラで各所に出演。
水瀬名雪：△　何だかんだで動いてはいたと思う。他のKanonキャラががんばりすぎただけで。
美坂栞：◎　栞といえば鬼ごっことは言えないが、鬼ごっこといえば栞とは言えるかもしれない。捕まったあとも往生際が悪く策謀する。
川澄舞：△　祐一にくっついていたがそれだけともいえる。
沢渡真琴：△　個人的にはこいつも大した活躍はしていなかったように思える。
天野美汐：△　突然ベナウィとくっついていたがそれも含めて印象に残る活躍はイマイチない。
倉田佐祐理：○　珍しくやられ役で登場。三枚目として頑張っていた。
美坂香里：◎　復讐のチェイサー。前半は追跡者として縦横無尽の活躍。後半もそれなりに顔を見た。
北川潤：○　地雷コンビの片割れ。前半ほどではないが後半もそれなりの活躍。
久瀬：◎　男チームの首領（ドン）。前半は暴走気味だったが後半はそれなりに落ち着いた。

ところで鬼ごっこを前半・後半でわけるとしたらどのあたりで区切れると思う？
俺ぁとりあえず栞が捕まったあたりと認識してるんだが。

栞大暴走だったね。壊れすぎ・・・まぁ、面白かったからいいんだけど。

佐祐理さんが良い味出してた。七瀬とのコンビも良かった。

清水（以下略）は七瀬との面識はないんだ、PS版やってないから知らなかったよ。

舞が三角というのは納得いかないな。こいつは◎だろ。頻繁に顔出してたし。
名雪・美汐・真琴は△どころか×という気すらするな。

>>242
このなかじゃ、やられ役佐祐理が一番だったかねえ
北川もいつものように味出てたし
惜しかったのは真琴でリサと微妙に絡んでたのはよかった

名雪って、最初のうちは後に活躍しそうな雰囲気を匂わせてたのに
どんどん出番が減ってったな

考えてみれば香里って初音一行を捕まえて以降は無得点か。

>>242>>245
美汐は、拓也からの追撃にあきらめそうになった瑠璃子励ましたり
チームの中心になったり久瀬達とのバトルもあっただろうが
どこらへんが活躍度△や×なんだよ（いきなりベナウィとくっついたのは流れ無視の駄設定）

>>249
こうやって思い返そうとしても何も覚えてないぐらい何したか印象に残らないところ

しかし名雪なんかは寝てたって事が強烈に印象に残ってたりして
どっちが果たして不幸なのやら

>>251
いや、全然駄目だろ。結局何も動いてないんだから。
ぶっちゃけ常時寝てるような展開に持ってった奴は
名雪を潰そうとしてたとしか思えん。

まだ名雪の話題なのかよ。

他に目立たなかった奴なんかいくらでもいるんだし、名雪だけにいつまでもこだわらんでも。
今回は運が悪かった。そんだけ。

うたわれキャラは全体的によかった気がする。
そりゃもちろんニウェみたいのもいるが。

>>254
だね。MAはもちろん、こみパまで過半数は×だぜ？
具体的にはこんなかんじ。

大志　○　多分、こみパのエース。だが、◎かと言われると少し厳しい。
瑞希　○　やや大志に喰われがちだが、よい漫才（暴力系）を見せてくれた。
和樹　△　同人誌ネタは印象あったけど、結構放置されてるしこんなもんかと。
由宇　△　結構後まで生き残った割には、なにか活躍したか、という感じはない。特に後半は放置されてたし　
詠美　△　上に同じ。サクヤとの絡みは好きだったのだが、客観的にはこんなもんかと。
真紀子△　出番はあったが活躍したかって言われると……編集長の手腕・誤算は面白かったが
千紗　△　おめでとう。あなたの望みどおりウルトリィと往人はいい感じです。あなたの出番と引き換えに。
郁美　△　いい話は多いのだが、やはり悲しき被保護者か。
雄蔵　×　最後に登場したの、いつだっけ……
玲子　×　上に同じ。一発ネタとしては濃かったのだが。
彩　　 × 　現代若者〜やサクヤの日記は面白かったけど、流石に放置されすぎ。
あさひ×　上に同じ。このチームは属性がおとなしいのが三人集まったのが不幸かと。
南　　 × 　みどりと組んだのが運のつき。
鈴香　×　上に同じ。　
すばる×　ハカロワの無念は果たせませんでしたとさ。
縦　　×　多分異論はないだろう。　
横　　×　上に同じ。

まあ、サブキャラが多いせいもあるのだけどね。
東鳩なんかは、雅史、垣本、矢島、三人娘等のサブキャラがはりきって、
メインヒロイン陣がおとなしかったイメージがあるが。

ちなみに美汐チームは結構好きだったんだけどな……
やっぱり人によって、印象が違うんだろけど。

まこみしが△、名雪が×ならそんなもんだろうな。

THは確かに、サブキャラが目立ってたな。ひかりさんとかも。
全体的にはまあまあ活躍したんじゃないか？　雅史やセリオは◎級だし。

個人的には、
Kanon＞AIR＝ONE＞うたわれ>>（壁）>>TH＞MOON.＝痕＝誰彼＞雫
>>（壁）>>Routes＝WA＝こみパ>>まじあん
こんな感じ。

うたわれ好きにとっては嬉しい限りですが。

雫：全然出てこないキャラはいない。しかし先に立って行動するキャラもいない。

長瀬祐介：△　悪くはない。しかし栞ともすぐに別れたりで目立った活躍は無い。終盤は放置されていた。
新城沙織：△　前半は受難。雅史と合流してからやっと出番が増える。しかし具体的に何かをした、という印象は薄い。
藍原瑞穂：△　耕一と合流してからやや出番があった。それでも耕一のオマケという印象は拭えない。
月島瑠璃子：△　怪我がたたったか能動的な動きができず、目立てたイベントは兄との絡みのみ。
太田香奈子：○　香里と共に行動したため出番は多い。だがキャラが被っていることもあり存在感があるとは言いがたい。
月島拓也：◎　前半はイカれていたがそれゆえ存在感があった。後半も久瀬と行動をしたため出番を確保。やや喰われ気味だがそれでもなかなかの活躍。

誰彼の評価きぼん。

強化兵４人は活躍したな。
予想通り。
麗子先生は微妙。

そういえば国崎は結局千鶴さんの手料理を食べたのだろうか？
食べてたら死んでるな

せっかくみずきちの美味い飯にありつけてたのに地獄が待ってるのか…

えっと確か……一人捕まえたら一食だったよな。
往人は四人捕まえてたから四食分…………ｶﾞｸｶﾞｸ((((ﾟДﾟ))))ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

一食で最低でも十回分は死ぬりますしねぇ…、ちーちゃん料理。

>>256
そんなあなたに>>22>>24>>25>>26の現在地確認ちゃんと話数も書いてあります
・・しかし立川（兄）初登場１６５人中１６４番目、出番の数全６話（ドベ）だもんな〜

念のため保守。

雫は電波が禁止されたのが痛いな。
個人的にはいくらでも書きようはあるから解禁してもよかった気がするが…

記憶操れる代物だぞ電波は。

「鬼ごっこ」で使うには危険すぎる能力だよな。
ビーストマスター的な使い方は面白いと思ったよ。

>>265
なるほど。人間のリミッター解除してやれば、一般キャラでもエルクゥや強化兵、うたわれキャラと渡り合えるし、
そーゆーのはアリだったかもしれんね。

シミュレート。

瑠璃子「相沢ちゃん、がんばって！」
祐一「俺のこの手が真っ赤に燃える！　おらー！」
蝉丸「ぐはぁっ！」
祐一「甘いぜオッサン！」
御堂「ゲーック！」
祐一「そこだっ！」
岩切「なんだと！？」
祐一「見える！」
光岡「馬鹿な！」
祐一「クックックック」

名雪「祐一の覚醒と解放……U-1スレ住人が黙っちゃいませんな」


まあこれは極端だが似た現象は起きてたと思う。

>>270
渡り合えないよ、いくらなんでも。
電波は禁止でよかったと思う。
>>271みたいになること間違いなしだし、
実際、電波無しでもなってたし。
解禁だったら月島兄と一緒だった久瀬なんかどうなることか。

ho

しかも体は間違いなくボロボロ。
殺し合いならともかく鬼ごっこでそこまでやるのはどうかと思う。

祐一は作戦も小細工も何もなく素で御堂を雑魚にしたからな。

Ｕ−１様を馬鹿にしたらあきまへん！

ハカロワ７巻ＧＥＴ！

さいですか

現地点まで口唇したんですよ。
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Domino/5154/

>>279
毎度乙です。

ところで前スレの作者さんたちの作品告白こっちに甜菜するか？
>>125氏以外は全部前スレだし。なんか最近話題が微妙だし

>>280
頼む

まあ、微妙だったとは思わないけど、あると嬉しいね。
書き手ごとに、色々な特色があって面白かった。

249 名前：名無しさんだよもん 投稿日：04/07/10 04:14 ID:SQa5gc1N
それでは、自分の書いた話を告白させていただきます。

231話「High Speed Dance」　　　　257話「盾」　　　　　　　　　　　　　　　　　276話「根競べ」
308話「縁、あるいは因果応報」　　328話「二人は知らない」　　　　　　　　359話「竜虎演舞」
410話「乙女のピンチ」　　　　　　　　435話「久瀬、心の向こうに」　　　　　437話「戦え久瀬！何かのために！！」
463話「その嘘の価値は」　　　　　　473話「真夜中の大作戦」　　　　　　　480話「挟み撃ち？」
485話「コーヒーブレイク」　　　　　　495話「ホテルの攻防戦」　　　　　　　503話「誰のために鐘はなる？」
505話「忍び寄る影」　　　　　　　　　516話「狐の縁」　　　　　　　　　　　　　521話「鬼と力と情報と」
532-B 話「狩猟者の借り」　　　　　545話「原稿をめぐって」　　　　　　　　　552話「いつか、約束」
557話「耳を澄ませば」　　　　　　　559話「再会なるか？」　　　　　　　　　　563話「Silent Walk」　　　
567話「せめて抵抗を」　　　　　　　575話「迎撃、追撃」　　　　　　　　　　　　578話「最終局面」
585話「みんな集まれ灯台へ」　　　603話「レイニィ・レイニィ・センチメンタル」　　　610話「ブリッツ」

250 名前：名無しさんだよもん 投稿日：04/07/10 04:16 ID:SQa5gc1N
617話「黄昏の狂想曲」　　　　　　　622話「美女と野獣×２」　　　　　　　　　628話「主の夢」
637話「今、出来ること」　　　　　　　638話「お隣さんとの付き合い方」　　　640話「結束と裏切り」
642話「小さな森の木の上で」　　　644話「ひとまずの決着」　　　　　　　　648話「マナーは大切にね☆」
651話「飲み過ぎ注意報」　　　　　654話「嵐の前の静かな夜に」　　　　　　655話「世界最強の名の下に」
661話「Time Up」　　　　　　　　　　666話「御裾分け」　　　　　　　　　　　　　668話「おとーさんの怒り」
678話「不安と愚痴と」　　　　　　　682話「Lock ON」　　　　　　　　　　　　　　687話「月が沈む時」
688話「おさかな天国」　　　　　　　695話「続、負の遺産」　　　　　　　　　　　697話「サクヤの日記（三日目夕方まで）」
700話「親切の見返りは」　　　　　701話「サクヤの日記（三日目夕方から就寝まで）」　　　713話「希望の星に向かって」
719話「リスタートあゆ」　　　　　　　720話「地雷を踏んだらサヨウナラ」　　　722話「俺の屍を超えてゆけ」
725話「サヨナラ」　　　　　　　　　　738話「負け犬達の挽歌」　　　　　　　　　　754話「8分の1の確率」
761話「その思いが届けば」　　　　763話「せめて最後の援護を」　　　　　　　76４話「自分の力で」
765話「線が交わる時」　　　　　　　767話「勝負の傍らで」　　　　　　　　　　　　772話「もし、学んだことがあるのなら」

以上、66話です。

251 名前：名無しさんだよもん 投稿日：04/07/10 04:27 ID:SQa5gc1N
こうやって見ると、前半久瀬しか書いてないですね……
確かにあのころは暴走してました。申し訳ない。　それと、全感想を途中でやめてしまいもうしわけありません。

好きなキャラは、やはり自分が書いたキャラが中心となってしまうのですが、
久瀬、リサ、柳也夫妻、ハクオロチーム、七瀬＆佐祐理、浩平チーム、茜チームなどになります。
他の人がメインで書いてた中ではD、カルラ、三人娘、岩切などですね。
Dは、正直自分では手を出せないほど完成度が高かったです。

それでは、ひとまずこの辺で。拙作を読んでくださいました方、感想をつけて下さいました方、ありがとうございます。

257 名前：名無しさん＠そうだ選挙に行こう 投稿日：04/07/11 07:59 ID:StETtjV3
それじゃ俺も告白。

511「誤算」　　　　　　　　　　　　　520「chase!」　　　　　　　　　　　　　　 522「最悪の訪問者」　　　　　　　　　　　524「memories」
528「信念」　　　　　　　　　　　　　534「場外乱闘」　　　　　　　　　　　　 543「泣いた天使がもう笑った」　　　　　 544「家族の肖像」
546「侍魂」　　　　　　　　　　　　　554「人外 ２×２（ツーバイツー）」　　 583「かりそめの同盟」　　　　　　　　　　590「雨の日の過ごし方」
595「マナーは守りましょう☆」 　 608「brother and sister,and girls」 　 614「ターミ姉ちゃん」　　　　　　　　　　　616「kinoko」
621「運だめし」　　　　　　　　　　 633「質 vs 量」　　　　　　　　　　　　　 636「伏兵」　　　　　　　　　　　　　　　　　646「山猫と老戦士─襲撃─」
650「山猫と老戦士─終劇─」　 660「策士たちの庭」　　　　　　　　　　 665「二兎」　　　　　　　　　　　　　　　　　667「ホテルの攻防戦再び」
675「flying enemy」　　　　　　　　676「忘れられた男」　　　　　　　　　　 677「D-LIVE!!」　　　　　　　　　　　　　　 699「Mission」
705「HUNTER × HUNTER」　　　724「笑っている場合ではない」　　　　726「グッドナイト　スイートハーツ」　　　729「Trap & Magic」
743「お約束の結末」　　　　　　　746「Last Action Heroine」　　　　　　 749「Every time I speak your name」　752「真昼の遁走曲」

以上、計36話。
自分じゃ結構書いたなー、と思ってたけど>>249氏と比べたら全然ですな。
書いたキャラで印象に残ってるのは詩子、大志、緒方兄妹あたりかな。あんまり特定のチームを書いた意識はなかったけど
こうしてみるとそうとも言えず。前半はともかく後半はほとんど同じ面子だし。他にも何かと反省することしきりです、はい。

>>249さん乙でした。感想もらえたときは嬉しかったです。
盾、ホテルの攻防戦、Silent Walk、黄昏の狂想曲、主の夢、小さな森の木の上で、おとーさんの怒り、せめて最後の援護を
個人的にはこれらが特にお気に入り。

261 名前：名無しさん＠そうだ選挙に行こう 投稿日：04/07/11 13:30 ID:u1e7fneb
何個かエピローグ投下してからにしようかと思ったけど、ちょっと時間がなさそうなので告白。

029 過去からの便乗者　　　　　　　　　　　　044 所詮、鰯の頭　　　　　　　　　049 打算者二人
061 恋は盲目　　　　　　　　　　　　　　　　　　068 光る白衣が運の尽き　　　　　093 節操無しの野望
147 死に様があんまり似てるから　　　　　　166 穴の中にて　　　　　　　　　　190 まなみ、回想
235 奴は目覚めた　　　　　　　　　　　　　　　252 名倉友里、お前もか　　　　　269 薮鬼
278 こんな巳間良祐は嫌だ　　　　　　　　　320 管理者ﾏﾀｰﾘ　　　　　　　　　　345 大切な人
356 新たな出会い…のシチュエーション　　382 また、ふたり　　　　　　　　　414 唯一にして最悪の前科
439 砂浜の攻防　　　　　　　　　　　　　　　　488 薄暗闇の森の中で　　　　　　517 罪は一瞬、罰は一生
612 束の間の健康体　　　　　　　　　　　　　619 灰色の友情　　　　　　　　　　657 Fly High!
691 彼女が立つ、その屋上の上で

以上、25話。
途中から読む側に回りましたが、自分の書いたネタが繋がってたりすると嬉しかったですね。

272 名前：名無しさんだよもん 投稿日：04/07/14 22:06 ID:kfAOl2Cb
恥を忍んで告白致します。

8:みさきと智子　　　　　　　　　　　　　　　　199:岡田軍団　番外編「同士・佐藤雅史と云ふ者――」
21:眠れる森の…　　　　　　　　　　　　　　 202:さおりんが来る…！
23:迷コンビ誕生？　　　　　　　　　　　　　 226:眼下に見えるは…
32:岡田軍団　いきなりピンチ編（笑）　　　228:運命のコイン？
34:美しき浜辺にて　　　　　　　　　　　　　　240:観鈴ちん、また一人ぼっち…
40:子鬼、登場　　　　　　　　　　　　　　　　 262:「禍福はあざなえる縄の如し」
47:ポッキーの結ぶ友誼　　　　　　　　　　 289:森の小さな教会で――
50:流れ着いた落し物　　　　　　　　　　　　291:チキナロを探せ！(笑)
55:レモン銃　　　　　　　　　　　　　　　　　　302:岡田軍団　団長受難編（笑）
58:気まぐれが招いた物は…？　　　　　　316:誤報――
64:大志と瑞希　仕返し編？　　　　　　　　330:カルラの真意
72:岡田軍団　空腹編　　　　　　　　　　　　343:人、恋しくて…？
80:星空の『優しい鬼』　　　　　　　　　　　　379:岡田軍団　「明日に向かって走れ！」編
102:理由と権利　　　　　　　　　　　　　　　 383:宵闇の駅
118:再会――少女と子狐　　　　　　　　　 397:ストームトルーパー・葵
124:闇よりの帰還（笑）　　　　　　　　　　　412:穴の中のトワイライトゾーン
132:今度こそは…！　　　　　　　　　　　　 427:岡田軍団　「一難去ってもまだ一難！」編
143:鬼とオートマ―タ　　　　　　　　　　　　449:リスタート・Ｋ♪
154:雪見さん　復活の夜明け　　　　　　　456:雨の朝、再会はドラマチックに？
157:智子小隊　行動開始…！　　　　　　 464:岡田軍団　「ミッドナイト・ランナウェイ！」編
164:岡田軍団　希望の夜明け編　　　　　477:“盲亀の浮木”……？
170:怪人さんと屋台で朝食♪　　　　　　　483:岡田軍団　別離編　「別れの朝」
184:まだまだ負けません♪　　　　　　　　 504:「チームプレイ　ＶＳ　チームワーク」
188:俊足コンビ　地に帰還　　　　　　　　　510:妄想と情熱の間――
196:小隊長は、情熱派　　　　　　　　　　　535:ひかりの誤算　高槻の誤算

273 名前：名無しさんだよもん 投稿日：04/07/14 22:07 ID:kfAOl2Cb
538:レイニィ・レイニィ・メランコリック
569:エスコート・ナイト
572:兵士の策―― ――戦士の賭け
587:ロックンロール・マザーズ
601:ポスト・ボーイ
604:「友情」 「犠牲」 ――そして「誇り」
629:その笑顔の価値
634:イ・ケ・ナ・イ・♪ ルミラ様っ！ 「タダより高い物は無し」
656:終焉のノクターン
664:和みと言う名の鎮魂歌
673:睥睨するモノ――

計、６１本。
荒れを産んでしまった物、調子に乗って浮かれてしまい大恥かいた物、
キャラの性格を掴みきれずに「誰だよ、これ？」状態になってしまっている物…
誤字脱字も多いですね。何より殆どリレーしてないし…(；'A`)
ですが、良い経験になりました。
「寝る時間さえも惜しい！」と思えたのは、久し振りの快感でした。
読んで頂き、叱咤激励を下さった方々、本当にありがとう御座いました。
終盤戦は着いて行けずに脱落してしまい、申し訳ありませんでした。
そして、みちるﾀﾝおめでとう御座います！

しえん

274 名前：名無しさんだよもん 投稿日：04/07/15 00:32 ID:f3CWV4Im
では私も。

220 Another Morning, Another Way　222 Trap De もっと　　244 似ている、二人？
261b 悪女の条件(アナザー)　　　　277 Sci-Fi SERIO 　　　293 楓的姉妹認識
297 女と着替えと葛藤と　　　　　　307 童話的現実　　　　321 来栖川ラプソディ
335 散らばって散らばって　　　　　353 不可視の対決 with 主人公s　　408 誤解、再び
421 天然地雷投下娘・千紗　　　　　445 前世と現世の狭間でアイを叫んだけもの
460 どろんこあそび　　　　　　　　472 編集長の手腕　　　499 逆襲の編集長
523 女3人で姦しい。では4人では？　541 或る報告書
551 流れ同人作家旅情３編準拠：長谷部彩　　　　　　561 中盤の鬼は -DEAD OR ALIVE-
566 最終兵器彼女　　　　　　　　　584 まちあわせまちぶせ　631 非最終兵器彼女A
684 名探偵（？）河島はるかの事件簿[問題編]
686 名探偵（？）河島はるかの事件簿[解答編]
アナザー　Shiori unlimited

計27話　ラストは外部改訂スレに投下したものの、アナザー行。まとめサイトにはまだ載ってません。

リレー、というかSS自体ほとんど初めてなので、投下したもののずいぶんと改訂をやる羽目になった記憶があります。
悪女の条件やはるかの事件簿でさんざん叩かれましたし、他のモノにしても今見直して言葉が
足りなかったりする部分が多々見られるあたり、まだまだ未熟ですね。反省してます。
あと、捕獲鬼数はゼロ。こちらは予定通りでした。

275 名前：名無しさんだよもん 投稿日：04/07/15 01:12 ID:8jxCj7yN
じゃあ俺も書いた本数極少だけど告白。
俺みたいに序盤と中盤ちょこっとだけ書いて、そこで離脱した人はもうここにはいないのかな……いないか。
私事で長いこと離れてて、復帰するころには大分話が進んでいたからなぁ('A`)　書けない作品も結構あるし。
こんな半端な俺だが、晒すだけ晒してみよう。

016　054　071　084　（ここまで無題）　119 フェイク･トリック 　133 フォーリング･ダウン 　　

はるかと月代の話、美咲と彰の話×２、由綺とはるかたちの話、理奈となつみの話、きよみ（白）と彩の話と、
ここいら、133以外は全部ホワルバ絡みだ(；´Д｀)　
ここで一時期離脱し、しばらくしてから放置キャラサルベージに復帰。

394 兄弟の絆を分かつ閃光　　411 飯への扉 　418 現代的若者のコミュニケーション不全を表すサンプル×３
453 0.05秒の葛藤 　467 ファンサービスは、いつも笑顔で 　497 そして残すはただ１人 　525 賭けの宣告

と、ここいらへんを書いたところでまた離脱。以後、復帰できず。計１３本。少なすぎorz
もーちょっと書いてるかと思ったが……つーかうたわれとかが書けないのがけっこうきつかった('A`)

やっぱり美咲さんや彰、オガタリーナなどのホワルバキャラサルベージがメイン。
放置プレイ喰らってた霧島姉妹や、程良くピンチな楓ちゃんを覚醒させたりも。
ほんとは緒方兄妹は、この少し前で決着がついた美坂姉妹代わりに、引っかき回せれば面白いかな、
と思ってたけど、>>257氏に捕縛されるｗ　いや、まぁ、それはそれで。
以後、書くことはできなかったけど、こっそり楓ちゃん優勝しろと電波を送っておりました。

一番気に入っているのは、ほとんど鬼ごっこしていない418ｗ
ああ、後も一つ。みさき先輩のカレートラップで島真っ二つアナザー書きましたｗ

↑

277 名前：名無しさんだよもん 投稿日：04/07/15 01:50 ID:8jxCj7yN
ごめんなさい、もう一本あった。　533 布団の中の約束　
霧島姉妹絡みで、も一本書いていたの思いだした。計14+1本。

280 名前：名無しさんだよもん 投稿日：04/07/15 17:48 ID:kbMRIeCR
では自分も告白させていただきます。

「318悪女・美坂栞」「323霧島姉妹のお散歩」「358ｃ／ｖ川上とも子」
「395佐祐理の決意」「413相沢少年の事件簿」「482漢垣本誕生」
「512鬼ライダー詩子への道」
「542鬼ライダー詩子への道２〜師匠の娘と唐辛子手榴弾の哀歌と漢の嘆き〜」
「570リスタート・清（略）」「576”管理”室はいつも「殺します」のち「了承」〜友情篇〜」
「602聞いてオガタリーナ♪」「615マンイーター・水瀬名雪」
「627鬼ライダー詩子への道３ 〜観鈴の過去とバイクを探す旅〜」
「641マンイーターの後始末」「647中の人たくさん」
「663マルちゃんクーヤとあゆあゆ」
「670詩子タイフーン」「683望まざるして…」「690すばるを探して三千里」
「708相沢くんと水瀬さん達と」「737るみまんが七瀬」
「742塚本さんと国崎くん達よ〜塚本さんと夢の魔力〜」
「756麗子のおつかい」「760背景〜Background〜」
以上２４本。
アナザー：「ミナギロ！」

今見返すと、声優や人情晴子など一つのネタに固執してスベってます。
暴走して壊れまくったのも幾つか（特に初期）。
うーん、オマージュばかりで、自分でネタをあんまり考えていないような……
あと、知ったかぶりでいろいろ変なことも書いてます。
「どうしたらいいんだ」になっているのは恥ずい……
反省点が多すぎてどうすればいいんだ；

基本的に放置されていた人からネタを考えてましたが、個人的には詩子さん茜澪の三娘がお気に入り。
リレーＳＳなんて始めてで、良い経験になりました。何より楽しかった。ありがとうございました。
みちる優勝オメ！

302 名前：名無しさんだよもん 投稿日：04/07/18 17:32 ID:S92GOHeM
書き手報告行きます。

025 時を越えた出会い
053 木の上の眠り姫
062 洞窟探検開始
086 無題 （久瀬とオボロ）
123 サンクチュアリ(聖域)
204 つかの間の休戦協定
245 Crossed　Destiny
282 準備は万端！さあ行くぞ！
299 夏草の線路
315 捕虜はかく語りき
349 Never forget this time
386 明日への希望
391 マルちゃんとクーちゃんの大冒険
416 Ｓ島日吉
434 遅いよ！マルチ（量産型）さん！！
440 井戸の中からボワっと登場、チキナロさん

全部で１６話。書き手として参加できたのは中盤まででした。
204 つかの間の休戦協定 で、祐一が神奈を助けるために触れたのに鬼になってないことで論議を呼ばせたり、　
416 Ｓ島日吉ではブラックジョークだとしてもシリアスにしすぎ、かおり壊しすぎ、など、やや荒れる原因となってしまった話を書いてしまったのが今となっては反省しなくてはならないところです。
終盤の盛り上がる展開を書いてくださったほかの職人の皆さんに感謝を。お疲れ様でした。

一応
>>125

以上。
もし前スレの３２７以降に書き手さんの報告が有った場合は誰か補完ヨロ

ho

しかし鍵主人公３人が異能力ヒロインを仲間にしてたってのはある意味この鬼ごっこを象徴する出来事かもな。
悪い意味じゃなく実力不足を味方で補おうってのは面白かった。
その分、味方になった異能力ヒロインがあくまでおまけっぽかったのは出番が増える代償としては仕方ないのか？

正直どうでもいい連中だったから無問題だと思うが

確かにな。
異能力ヒロインを仲間にしようが惚れさせようが何しようが、元からどうでもいい連中だからな。

ま、この世界で重要なのは人気だしね。
そして次に重要なのはネタ、そして個性。
人気無しで個性無しじゃどうしようもない。

>>300
もともと格が違いすぎるんだよなぁ

またコレか

相変わらずここは作者じゃなくてキャラ優先で語るのな

釣られてやるの('A`)ﾏﾝﾄﾞｸｾ

作者優先で語ると、個人叩きが始まっちまう可能性があるしね……
キャラ優先の方が荒れにくいというのはあるかも。

まあ、せっかく前スレからサルベージしてもらっといて……っていうのもあるか。
とりあえずざっと読み返してみたけど、
色々なところに手を出して積極的に逃げ手を捕まえている書き手、
あくまで個々のグループを描くことに力を入れてる書き手、
色々なところに手を出すけど捕まえることはほとんどしない書き手、と色々なタイプがいるね。

なんだかんだいって、書き手のタイプの割合はバランスが良かったような気がする。

書き手ごとに逃げ手を捕まえてる人数ざっと数えてみたら、
かなりばらつきがあるんだな。多い人だと30人以上捕まえてて、
少ない人は5人も捕まえてない。
もちろん、書いた話数や時期によっても変わるんだけど。

ほす

「何をしている、久瀬、月島！　遅いぞ！！」
　湖畔から続く山道を走りながら、オボロは大分離れてしまった後方の仲間たちに向かって叫ぶ。
「いや、遅いといわれてもね……」
　答えて久瀬は、息も絶え絶えにうめいた。
「僕たちが君についていけるわけないだろう？」
「クッ……！」
　その言葉に、オボロは歯噛みした。
　頭では分かっている、こんな速度では二人がついて来れないことぐらい。

（だが、なんとしても逃げてを見つけないと……！！）
　三人、いや、せめて二人。
　それが、久瀬を優勝させるのに、最低限捕まえなくてはならない人数だ。
　是が非でも、これだけの逃げ手を見つけ、久瀬に捕まえさせる。
　絶対にだ。
　そうでなくては申し訳が立たぬ。

（俺が倒れていたせいで、久瀬が優勝できないなどと……そんな事を許せるものか！！）
　だからオボロは、目を覚まし、久瀬達から事情を聞いた後、
他のランカーチームから飛び出して走り続けているのだ。
（必ず、必ずだ―――！）

　だが、そんなオボロの思いを無視して時間は無為にすぎさりて、

ぴんぽんぱんぽーん♪

　無情にもゲームの終わりを告げる放送の音が鳴り響いた。

『―――会場は鶴来屋別館最上階大ホールになります。参加者の皆さま―――』
　金属的なHM−13の声に、三人はただ立ち尽くす。
『―――運営側からのお知らせでした』
　放送が終わった後も、三人は動かない。
　うなだれ、あるいは木にもたれ、あるいは空を見上げながら、
三者三様にゲームの終わりをかみ締める。

かなりの時間が経った後、オボロがうつむいたまま吐き出すように行った。
「すまん、久瀬。俺のせいで……」
「いや」
　久瀬は首をふる。
「そもそも、ここまでで出来すぎなぐらいだよ。
というより、能力を考えれば、君にポイントを集めるべきだったんだ」

「終わったことさ、二人とも」
　月島が、オボロと久瀬の肩に手をかけた。
「まあ、それなりに楽しめたよ。二人とも気を落とさずに……」
　不意に、月島は言葉を切った。
　それを不思議に思い久瀬は顔を上げる。と、月島が前をにらんでいた。
　その視線を追い、首をめぐらす。月島の視線の先で―――
「お疲れ様です。お三方」
　そう言って微笑えむ千鶴の姿があった。

「あなたは確か……千鶴さんですね？」
　開会式のときに、確かそのように自己紹介していた。
鶴来屋グループの会長であり、この大会の主催者でもあって……
「何のようだい？」
「悪いが、挨拶だけなら後にしてくれ」
　かなり冷たい仲間の返答に、久瀬は軽くおどろく。が、
（ああ、そういえば二人とも主催者側に拘束された経験があるんだな）
　おそらく、そのときに何か不愉快な目にあったのだろう。
　特に月島は電波を封じられたというし。
　いや、どちらが悪いかと問われたら、こちらだと答えるしかないのだが。

だが、千鶴は気を悪くした様子もなく少し苦笑してみせるだけだった。
「いえ、今放送にあったとおりですね、参加者の方が二は旅館にお戻りになるようお願いしています。
つきましては、そのお手伝いをするアイテムを配っている最中で……」
　そう言って、魔法瓶を差し出しかいつまんで説明する。
「退会式の方は、秋子さんがはりきっていまして。
邪魔をするのも割りと思い、私も配り歩いている最中です」
　幾人か、会いたい人もいますしね、と千鶴は付け加えた。

「そうですか。わざわざありがとうございます」
　そっぽを向く二人にかわり、久瀬は魔法瓶を受け取る。
「いえ、どうしまして。ところで月島さん……」
「……なんだい？」
「失礼なこといっちゃいますけど、あなたの事は少し強めに注意を払っていました
また、問題を起こすのではないかと」
「……だから電波を封じたんだろ？」
「まあ、そうですね。でも、それは杞憂だったようです。
三日目以降の月島さんには、なんの心配もいらなかった」
「それはどうも」
　なおもそっけなく返答する月島に、千鶴はほんの少しだけ笑みを深めた。

「そのお詫びというわけでもないですが……ここであったのも、何かの縁ですね。
ここから少し山を下ったあたりに、駅舎があることを知ってますか？」
「……？」
　けげんな顔をしながらも、三人はうなずく。
「そこに、瑠璃子さんがいます」
「―――！！」
「閉会式がはじまれば、ゆっくり話せるのは少し先になるでしょう。
よかったら、行ってみては―――」
「何をしてるんだ二人とも！！　おいてくよ！！」
　千鶴が言い終わるのを待たず、月島は走りはじめる。
「急いでくださいね。他の人がもうすでに、魔法瓶を届けているかもしれません」
　千鶴のその言葉を背に受けて。

　
―――それから、多少時計の針を進めた後、秋子のはりきる旅館にて。

「美凪……！！」
　そう叫んで、美凪に抱きつく優勝者の姿があった。

　美凪は飛びついてきたみちるを受け止めると、やさしく笑ってその頭を撫でる。
「みちる……良くがんばりましたね」
「うん！！　がんばったよ！！　自分の力で！」
「はい……きっとハクオロさんも喜んでます」
「うん……でもね、美凪。みちるが優勝できたのはね。
きっと美凪やオロがみちるのわがまま聞いてくれたからだよ」　　
　そう言って、みちるは美凪から体を離し、ペコリと一礼する。
「だから……うん、最後は自分だけでがんばったけど、
やっぱり優勝は二人のおかげだぞ！　あ、後、ほんのちょびっとだけDもかな」　
「そうですか……」
　そこで、く〜とかわいらしくみちるのお腹がなって、
それにあわせて美凪のお腹もちょっと大きく、く〜となった。

　二人は顔を見合わせて、ふき出した。
「お腹、すいちゃいました」
「お腹すいたぞ！　早く来い、オロ！」
　相談するまでもなく、ハクオロが来るまで食事をするつもりのない二人だった。

　その脇では―――
「うく〜」
　美凪たちを見て、悔しがる繭の姿が。
その繭の肩を、七瀬がポンポンと叩く。
「ほら、繭。あんたも優勝者を最後まで苦しめたんだから……
手紙、読んだわ。ありがとね」
「ん……おてがみ、うれしかった？」
「うれしかったわ」
「ほんと？」
「うん、ほんとよ」
　うなずく七瀬に、矢島が口を挟んだ。
「ほんとだぜ、繭ちゃん。マジで喜んでた。なんせ読みながら涙目になるぐらいだし」
「や、矢島……！！」
　ニヤニヤ笑う矢島に、清（略も同調する。
「うむ、あれぞまさに鬼の目にも涙というものか」
「そ、その事は言うなって言ったでしょうがぁぁぁっ！！」
　顔を真っ赤にしながら、拳を振り上げる七瀬であったが、
クイクイッと矢島と清（略に親指で繭の方を指され、
「ぐ……」
　と、うめいた後、真っ赤な顔のまま咳払いをした。
「と、とにかく、繭。ありがとね。ほら、佐藤君達にお礼言った？」
「うんっ！　あんがと、雅史お兄ちゃん！　沙織お姉ちゃん！！」
　繭にペコリと頭を下げられ、雅史と沙織は首を振る。

「たいしたことじゃなかったよ。うん、それだけ喜んでもらえたら十分、お釣りは来るかな」
「えへへ、そうだね。でも、良かった〜　ギリギリだけどゲームが終わる前に手紙をわたせて。
　色々あったけど、ミッションオールコンプリートだね！　雅史君！！」
「うんっ！」
　パァンと、小気味良くハイタッチの音が響いた。

私怨。
じゃなかった支援。

　さらに、ロビーの別の場所では。
「……なんだ、あんたここにいたんだ？」
　感動の再会にもかかわらず、思いのほか冷たい恋人の声に、まさきは少したじろいだ。
「あー……そういえば、俺達喧嘩別れしたんだっけ……」
「そうよ。まさか忘れてたの？」
「いや、なんか無茶苦茶前の事のような気がしてさ……
それに、冗談抜きでそれどころじゃなかったし」
「なによそれ？」
「いや……遭難したというかなんというか。マジで生命の危機だった……」
　まさきは遠い目でつぶやくと、まなみの手をしっかりと握った。
「でも、生きて帰れたら、一言お前に言いたかった。
―――愛してると」

　その言葉に、まなみの顔が赤くなる。
「よ、よしてよ、こんなところで……」
　そういいながら、そっぽを向くまなみさんであったが、やがてコホンと咳払いをして、右手を突き出した。
「ほら、これ」
　その手には、三枚の一万円札。
「え……これって？」
「鬼として稼いだのよ。ほら、ちょっとは生活の足しになるでしょ？
そう思って、頑張ったんだから」
「まなみ……」
　ギュッと、まなみの手を握り、その瞳を見つめる。
「そっか、ありがとな」
「うん……色々きつかったけど、いいよ、もう」
　いい感じに見つめ合う二人であったが―――

「ああ、まさき。この人が、お前がコスプレさせたがってた人か？」
　背後から、良祐に声をかけられまさきは硬直した。
「……コスプレ？」
「ああ、いや……なんでもないぞ？　その家に帰ってからそういうのもいいかな、というか……」
　眉をひそめるまなみに、冷や汗を流しながらごまかそうとするまさき。
だが、しかし空気を読まずに良祐は続ける。
「いや、なんでもないって事はないだろう？　昨日から屋上で何度も言ってたじゃないか。
4万円で買ったこカードマスターピーチのコスプレ服を恋人に着せるまでは、俺は死ねないって―――」
「ほう」
　ニッコリと、まなみは笑った。
「つまり、何？　私が性悪女と汚名を被りながら、生活のために必死に3万円稼いでいる間に」
「あ……あのな、まなみ……」
「あんたは、4万円無駄遣いをしたと」
「いや……それは……」
　再度、まなみはニッコリと笑った。
　
　この後、鶴来屋別館のロビーにて床に頭をこすりつける男の姿が数時間に渡って目撃されたが、
詳細な状況を報告するのはここでは割愛させてもらおう。それが慈悲というものである。

「ハァ……ハァ……ハァ……」
　荒い息をつきながら、月島は駅舎の扉に手をかけた。
「ハァ……ハ……瑠璃子！　いるのかい！？」
　なんとか呼吸を整え、扉を開く。が―――
「間に合わなかったみたいだな……」
　空の部屋を前に呆然とする月島の背に向けて、オボロは気まずそうに言った。
久瀬は二人についてこれず、少し遅れてしまっている。
「まあ……気を落とすな、月島。すぐ旅館であえるさ、な？」
「あぁ……そうだね……」
　そういいながらも、うなだれる月島。
困った顔をして、なおも慰めの言葉を続けるオボロ。
「とにかく、久瀬が来たら俺達も旅館に―――」


「わっ！！」


　背後からの声に、二人は飛び上がった。
「う、うわっ……！！」
「ぐっ……！！」
　それぞれに驚きの声をあげなら慌てて、背後を振り返る。
そこには―――

「遅いよ、お兄ちゃん」
　青空を背にして、微笑む瑠璃子の姿があった。

「る、瑠璃子……！　なんで……旅館の方に行ったんじゃ……？」
「お兄ちゃんを待ってたんだよ。七瀬ちゃんや美凪ちゃん達は先に行っちゃったけど」
「僕を……？　でもなんで僕が来るって……」

「メイドロボと言いましたか。主催側からのお使いの方が魔法瓶を渡しに来てくれた時に、柏木さんから連絡が入ったんです。
月島さん達がもうすぐ来るから、待ってみてはどうかと」
　物陰からそっと現れた美汐が、瑠璃子と同じようにクスクス笑いながら、
説明した。
「柏木からだと？」
「はい。ですから、何人かは先に旅館に行ってもらって、私達は残っていたんです」

　みちるが優勝したことを知った美凪達や、雅史達から繭の手紙を受け取った七瀬達は、
一刻も早く再会したいと先に行ってしまった。
　だが、美汐達は瑠璃子とともに駅舎に残って、月島達を待つことにしたのだ。

「って！　柏木の奴は俺らに急げって……！！　騙したのかよ、あいつ！！」
　思わずどなるオボロに、真琴があかんべーをする。
「ふふーんだ、だまされる方がバカなのよ」
「まったくです」
　音もなく現れたべナウィが、真琴に同調した。
「だいたい、考えてみれば分かることでしょう。仮にも主催者が、連絡手段を持たないはずがない。
私達が隠れていることに気付かないことといい、全く貴方は精進が足りません」
「べ、べナウィ……お前まで……！！　なぜここにお前がいる！？」
「万が一を考えてのことです」

　激昂するオボロから視線を外して、べナウィはチラリと月島兄妹の方を見た。
「まあ、杞憂に終わりそうですが」
「いや、だからなぜお前がこいつらと組んで―――」
「そんなことはどうでも良い」
　オボロをさえぎってべナウィは言った。その冷静な声に、ほんの少しだけ焦りが混じる、が―――
「少し静かにしたらどうですか？　この状況で五月蝿くするのは無粋と言うものでしょう」
　すぐに冷静な声音に戻り、オボロは黙るしかなかった。

　が、結局のところベナウィの気遣いはあまり意味がなかった。
　月島には、外野の声など聞こえてなかったのだから。
「瑠璃子……僕を待っててくれたのかい？」
「うん。今度はもう、逃げないよ」
　ためらいがちに、月島は瑠璃子の方に手を伸ばす。

「瑠璃子。すまなかった。僕は……」
　だが、瑠璃子はヒョイと月島の手をかわした。
「ダメだよ、お兄ちゃん。謝るのは私じゃないもの」
「あ……」
　月島は瑠璃子から視線を外し、葵の方をむいた。深く、頭をさげる。
「葵さん、だったね。すまなかった。電波なんかを使ってしまった僕を許して欲しい」
「あ、いえ！　いいんです。たいしたことはありませんでしたから……」
「こっちも、泥球とかぶつけてしまって、ごめんなさい」
　頭を下げられ慌てる葵と、頭を下げ返す琴音。
　瑠璃子はそんな様子を見てクスリと笑った。

　そっと、下げられた月島の頭に手を伸ばす。
「うん、良く出来ました。もう悪いことしちゃダメだよ、お兄ちゃん？」
「瑠璃子……ああ。もう悪いことはしないよ」
　優しく頭を撫でる瑠璃子の手が心地よくて、しばらく月島はその体勢でいた。


「やれやれ……さんざん大騒ぎした挙句仲直り、か」
　遅れて駅舎にたどり着いた久瀬は、頭を撫でられる月島を遠目からみながら、息をついた。
　額の汗をぬぐい、フゥ、と再度息をつく。
　昨日は寝ずに雨の中を走りまわされ、今日もまた駅舎まで全速力で走らされた。
「全く……はた迷惑な兄妹だよ」
　口ではそう言う久瀬であったが、その顔には笑みが浮かんでいた。
（おめでとう、月島さん）
　胸中でそう、つぶやく。

「でも良かったです。仲直りできて。やっぱり兄弟は仲良くないと」　
　背後からかけられた声に、久瀬は肩をすくめてため息まじりに返答した。
「まあ、そうだね。これ以上、振り回されるのも勘弁して欲しい」
「あはは……お疲れ様です。久瀬さんも仲直りに協力したんですよね」
「いや……僕は何もしてないよ。結局成り行きに任せただけだっていう気がするね。
そう……あの二人はどう転んでもああなってたと思うよ。
なにせこの島で三回巡りあうぐらい結ばれているわけだから」
「はい、やっぱり兄妹ですから。そういうのって、素敵だと思います」
「そうだね……白状すると、少し羨ましい。結局僕は、そういう縁には恵まれなかった」
　
　久瀬は静かに目を閉じ、心の中のわずかな羨望と悔いをかみ締めた。
　優勝できなかったことは別に構わない。それはオボロに言ったとおりだ。
　だが、できれば巡りあいたかった。ずっと探している人がいた。
　オボロは一度はユズハと出会えた。月島は三度瑠璃子に出会えた。
　
　だが、久瀬は―――

「縁、ですか……？　久瀬さんも、誰かを探していたんですか？」
「うん、まあ。叶う事なら、僕も倉田さんにあいたかったな……」
「ふぇ？　佐祐理にですか？」
「うん。倉田さんに」
「えっと……それは、佐祐理の事ですよね？」
「うん、だから倉田佐祐理さんだと―――」

　久瀬は空を見上げた。
眼鏡を取り、上着の裾で拭いて、かけなおし、大きく一つ深呼吸をして、
ゆっくりと振りむく。

「……倉田しゃん？」
「はい、倉田佐祐理です」
　頬に手をあて首をかしげ、ちょっと困った笑顔を見せる佐祐理。
「昨晩は失礼しました。月島さんと仰ってたお友達って、久瀬さんだったんですね〜」
「え、え、え……と、昨晩？」
「はい、うるさくしちゃってごめんなさい。あ、肉じゃが食べていただけましたか？」
「え……って、え？　いや、その！　ちょっと待ってプリーズ！！」

　久瀬は頭を抱え、なんとか混乱した頭を纏めようとする。
（え……と、つまりそれは、何か？　昨日、僕の隣に……）
　そういえば、佐祐理の後ろでこちらを睨んでいる男には見覚えがある。
　確か、垣本と言う名で、昨日、怒りに任せてオボロと二人でボコボコにしたような……
（ってことは、あのおいしい肉じゃがは、倉田さんの手料理……）

「なんでもっと味わなかったんだぁぁっ！？」
「ふぇっ……！！」
「い、いや、失礼」
　久瀬はコホンと咳払いをすると、多少平静な声で続けた。
「で、でも何故あなたがここに……」
「あ、月島さん達がいらっしゃるというので、挨拶だけでも仕様かなって思って。
七瀬さん達は先にいっちゃったんですけど。それで―――」
　佐祐理は首をかしげた。
「佐祐理に用というのは？」
「あ……いえ……えーと……」

　問われて、久瀬は言葉に詰まる。
　佐祐理と会ったら、どうするか。それを全く考えていなかったことに、今更ながら気付く。
（い、いや、違う……！！　望むものは分かってるはずだ！）
　本当は、分かってはいるのだ。自分が何をすべきなのか。
　だが―――

「あの〜？」
　佐祐理に、瞳を覗き込まれ、あわてて久瀬は視線をそらす。

（だ、だめだ……第一、急すぎるんだ。こんな状況じゃどうしようもないだろう！
何か適当な事を言って、お茶を濁すしか……）

　だが、そこで垣本が鼻をならした。
「ふん……下らない男だぜ！」
「な、なにぃ！！」
「お前の眼を見れば分かる！　腰抜けの目だ！！　所詮、この漢垣本の敵ではないようだな！！」
「ぐ……」

　言われて久瀬はうつむいた。
　確かにそうだ。ようやく巡ってきた唯一の機会。ここは逃げていい場面じゃない。
（思い出せ、今まで行動を共にし、出会ってきた男たちのことを……！）
　オボロ、月島、光岡、雄蔵、そしてこの垣本という男。
　みな、それぞれ問題のある人たちだったかもしれない。失敗も数多くしてきたのだろう。

―――でも、好きな人に素直に好きといえるまっすぐさというか、そういうものは、みんな持っていた。

　久瀬は顔を上げた。グッと拳を握り締め、佐祐理と視線を合わせる。
「倉田さん。僕はあなたに言いたい事があります」
「ふぇ？　言いたいことですか？」
「はい、実は―――」
　
　一度言葉を切ったあと、久瀬は続けた。

「川澄さんの件であなたに不愉快な思いをさせたことを、謝罪したくて―――」

　勇気を振り絞っても、ここら辺が限界の久瀬であった。

【終了直前〜終了1時間前後　駅舎および鶴来屋別館】
【【柏木千鶴】、【久瀬】、【オボロ】、【月島拓也】、【月島瑠璃子】、【松原葵】、【姫川琴音】、【沢渡真琴】、【天野美汐】、【ベナウィ】、
【七瀬留美】、【倉田佐祐理】、【矢島】、【垣本】、【清水なつき】、【椎名繭】、
【みちる】、【遠野美凪】、【佐藤雅史】、【新城沙織】、【山田まさき】、【皆瀬まなみ】、【巳間良祐】】
【キャラ多すぎ】

私怨サンクス。
長々とスマソ

ＧＧＧＧＧＧＧＧＧＧＧＧＧＪ！！！

非常によかった。
ありがとう。

最後が久瀬らしくてイイ！
GJ!

最高の出来です！！ありがとうございます！！

月島兄弟、繭の手紙、久瀬の佐祐理探し、それからまさきのコスプレの伏線を一気に解消したか。
一話に詰め込みすぎたせいで、個々がやや散漫になってしまった感があるが、上手にまとめたと思う。
っていうか、書いたのはおそらく久瀬書き手だとおもうが（違ったらごめん）、
この書き手は用意周到というか、伏線をうまく活用して綺麗にまとめるのがうまい気がする。
少し予定調和なところもあるけどね。

とりあえず久瀬とまさきに藁太。

GJ
久しぶりに久瀬らしい久瀬を見た

good job!

乙でーす。
これだけのボリュームを一気にまとめ上げ話を作れたことに感服です。

これで伏線は全部解消されたかな？

旅館に帰ってからのエピソードもあるのかな？

>>333
まだ全部解消されてない。
といってもこれ以上回収するのは無理かと。
覚えている書き手はいなさそうだし。

写真撮影とかどうやっても回収できそうに無いしな。
閉会式書きたい人が居たらもう書いちゃって良いのかも。

ほし

＞覚えている書き手はいなさそうだし。
きっついな…結構伏線回収話楽しみにしてたんだがな

保守代わりにEPにでてない又はホテルに着いてないキャラを。
はっきり言って影が薄いのばかりなので無視したかったら>>335>>336
５６０：立川雄三　３日９ー１２時　郁美が元気にやってるのを見た後、何処かへ去る

５９４：長瀬祐介、神岸ひかり　３日夜　川近くの小屋　祐介、ひかりが溺れてると勘違いをして助けようとして逆に助けられる

５９５：芳賀玲子　３日昼前　湖のほとり　いとっぷにカメコのマナーを注意した後、撮影させる

６１３：阿部貴之、伊藤　３日４時（雨）　耕一、瑞穂組と写真トレードの約束をする（多分この設定回収無理）

６５１：ヌワンギ　３日夜遅く　トウカの目に触れないよう浩平によって何処かに捨てられる

６５８：篠塚弥生、相田響子　４日朝　別荘　岡田、松本を鬼にした後、何処かに

６７０：神尾晴子　４日朝　市街地外れガレージ付一軒屋　就寝

６８３：七瀬彰、澤倉美咲、しんじょうさおり　４日朝　小屋　名雪、理緒が去った後、邪魔者がいなくなったと（彰は）喜ぶ

６９０：御影すばる　４日早朝　高子、夕霧と再開する為、行動を起こし逆にすれ違う

６９６：柏木初音、保科智子、坂下好恵、川名みさき、神岸あかり、氷上シュン　４日昼　駅宿
　　　　初音、楓と仲直りも勝負は続行。他五人は近くの川でまったりと

６９７：縦王子鶴彦、横蔵院蔕麿　２日夜　超ダンジョンでサクヤと別れる

７０１：エディ、橘敬介　３日夜遅く　ペンション　鬼ごっこ参加の為にペンションから発つ

７０７：巳間晴香、千堂和樹、岡田メグミ、松本リカ、吉井ユカリ、藤田浩之、長岡志保、長谷部彩、桜井あさひ、杜若きよみ（白）４日１０時　森の一角の別荘
　　　　前７人はゲームを諦めまったりと。和樹、志保がバツゲームで屋台を探しに。その近くに彩たち３人が

７０８：水瀬名雪、雛山理緒　４日１１時　森　祐一踏んづけた後、何処かに

７４３：柏木耕一、藍原瑞穂、カミュ、グラァ、ドリィ、杜若きよみ（黒）　４日昼　山間部谷　耕一、カミュを捕まえるも胸を揉んでるところをを瑞穂に見つかり岩の下敷き。その場面を見なかったきよみ達にはなにがなんだか

７４９：田沢圭子　４日午後一時　平地の一軒家　ハクオロ達を見送った後、雅史を探しにいく

７５６：リアン、エリア・ノース　４日０時から　暗い。腹減った。咽渇いた。体力的にも精神的にもかなりマズイ

７５８：御堂　美坂香里・セリオ・太田香奈子・澤田真紀子　相沢祐一・天沢郁未・名倉由依・川澄舞　４日昼過ぎ　森の中　他の逃げ手を求めて、それぞれ別の方向に

７６２：砧夕霧、桑島高子、ダリエリ　４日昼　すばるを探してる最中

７６６：宮内レミィ、しのまいか、岩切花枝、トウカ　４日午後　山中の道　トウカは休憩。他３人はDの帰りを待っている

７６７：住井護、北川潤　４日午後　湖畔沿い屋台　香里に金にならない鉄屑掴まされた事が分かり借金返済の為、逃げ手を追う（しかしゲーム終了。この後トラップ解除のタダ働きをさせられると予想される）

７６８：醍醐　４日午後　山中　蝉丸に撒かれる

７７０：牧村南、風見鈴香、高倉みどり、ハウエンクア　４日午後　マンションの一室　一緒に昼食

７７１：坂神蝉丸、リサ・ヴィクセン　４日午後　山頂近くの岸　決着。その後リサは就寝

ちなみにEP8：来栖川芹香は藤井冬弥と一緒に居た。そこに森川由崎が来たと言う事は･･･鬼ごっこ又開始？

>>338
いくつかは回収する予定っす。一応ネタは用意してます。
でも正直言っていつ書けるか分からないから、
書きたい人がいるなら閉会式まで進めてもらってもいいんじゃないかと。
辻褄があうなら、閉会式前にあったこととして挿話するのもありだと思うし……ありっすよね？

って、ごめんなさい。アゲちゃいました。

>>341
別に問題はないと思いますよ。もう本編は終わっていますんで時間的なことはある程度融通効くと思います。
書いてくださる方がまだおられるんでしたら歓迎すると思います。
こっちは気長に待っていますんで。

>>339-340
ビルは？

>>344
>>124

ネタはあれども・・・
A,エディと敬介、晴子と再会する。ひょんなことから覗きをしてた事がばれ２人ともボコ
B、阿部といとっぷリサを発見。撮影しようとしたが気付かれリサにちょっと過激に理由を聞かれる羽目に
　真相を知って呆れるリサに千鶴さん近づく。３人に魔法筒を渡した彼女の顔は正に鬼であった・・・
C,さおりも寝つき本当に２人きりになったと喜ぶ彰。しかし従兄弟の祐介（ひかりさんも）は来るは、
　乱入した玲子＋カメコと化した縦横に女顔ということでコスプレさせられた挙句写真とられるは
　恐慌状態に陥ったヌワンギが突っ込んでくるわ・・・

何か似たようなのしか思い浮かばない（文才もないし・・・

>>346
そんな風に愚痴らないで普通に書いて欲しかった……！
どれも面白そうです……。



特にＣ。

だね。
どれもいい感じじゃないか。

「今思い返すとあの時の私は凄まじかったな……」

　諸君、久しいな。
　私の名はＤ。汝ら小さき者に崇められうたわれるものウィツァルネミテア、その分身だ。
　同時にオンカミヤムカイの哲学『史』でもある。『士』ではないぞ？　無論、『者』でもない。

　現在の私は先ほどに引き続き、丘の頂で思い出に浸っているところだ。

　この企画の三日目――すなわち昨日。昨日はまさしく激動の一日であった――

　私はまいかに花火をさせてやりたい一心で……空蝉との同化を図ろうとしたわけだが……

「切り札を屋台に買いに行き、ついでに栞を拾って、途中で勝手に消えて……」

　そして……

「…………」

「どしたのでぃー？　いきなりだまりこんで」
　……あの時の私はこの世のものとは思えぬほどクサイ台詞を口走っていたためあまり思い出したくないのだ……
「素直なのは大切なことだヨ」
　それはそうだが……他でもない空蝉の前で、まさか『愛する者』だのとのたまったり、挙句大泣きしたりしたのだ。
　これから私はあいつの前でどんな顔をすればいいんだろう……」
「ふつーでいいんじゃない？」
「そうだヨ。ハクオロさん、いい人なんでショ？」
　いい人というか、人がいいというか……まあそれはそうなんだが、その、何というか、私の気持ちの問題で……
「それともでぃー、あのときのせりふはうそだったの？」
「ウウッ……非道いヨＤ、ワタシ達の気持ちを弄んだんだネ」
　あ、う、無論そういうわけではないのだが……
「ならいいじゃん」
「ネ♪」
　…………まあいい、続きだ。

　確かあの後帰路についたのだが、道中探知機に反応があったのだったな。
　念のため付近を探索してみたのだが、どうも姿が見えない。だがここで役に立ったのが
「まいかが見つけたんだよね」
　そういうわけだ。あの女、なかなか巧みに身を隠していたが低弾道の視線についてを失念していたようだな。
　我らでは見つけることかなわなかった獲物だがお前の手柄で見つけたのだったな。
「えっへん」
　見つかった女は何やらわけのわからないことを言っていたが無問題（モーマンタイ）。
　難なく我は女のおっぱいを掴むことに成功した。
　あのおっぱいもなかなかの業物ではあったが、85点というところだったな。
「Hmm...Ｄにしてはやけに点数が低いネ。あの人、たぶんワタシと同じくらいだったよ」
　ああ。確かに巨大さではお前を１cm上回っていたが歳のせいか形が今一歩であったからな。若干マイナス点だ。
「いろいろこだわりがあるんだねぇ」
　無論だ。ただデカイのが好きなだけならば牧場のホルスタインにでも欲情していればよいのだからな。
　……私は何を糞真面目に語っているのだろう。
　ええい、次行くぞ。次。

　ええと、その後は……
「ふきふき？」
　ああそうだ。お前にふきふきを敢行したのだったな。……失敗したが。
「ねぇねぇでぃー、だからふきふきって何なの？」
　レクリエーションのようなものだと言っただろうが。
「もとめているのはもっとぐたいせいをおびたせつめいだよ」
　とは言われてもな……言葉では難しい。実際やらねば説明しにくいものなのだが……
「じつえんできないの？」
　ああ。ちょっと今は外という場所的にもお前の年齢的にも私が完膚なきまでに犯罪者扱いをされてしまうからな。
「むー……」
　……わかったわかった。それじゃああと10年経ったら見せてやる。それでいいか？
「……ま、だきょうしてあげるよ」
　そうか。そらよかった。

　……ん？　なんだか今私はとんでもないことを約束してしまった気がするが……
　ま、いいか。

　この頃からだったな……私が奇妙な夢を繰り返し見るようになったのは。
　なにぶん夢というものは目を覚ますと霧散してしまうゆえにイマイチ覚えてはいないのだが……随分とアホらしい夢を見ていた気がする。
　……う、なぜだろう。なんだか息が苦しくなってきた……
　次の話題に行こう……

　そしてとうとう今日という日が訪れ、朝に目を覚ますと２人はいなかった……確か洗濯物に行ってたのだったな
「うん、そうだよ」
「思ったより時間かかっちゃったけどネ」
　というわけで暇つぶしに庭先を掃除していたら……
「えらいじゃん」
　ハウエンクアの奴がどこからともなくやって来たのだったな。
「Who is that?」
　旧い部下だ。まあ追い返す理由もないから茶を奢ってやったのだが、何やら様子がおかしかったな。
　私がお前たちのことを軽く説明してやると突然大泣きしだして……相変わらずわからない奴だ。
「けど、そんなひとどこにもいなかったよ？」
　うむ。お前たちが戻ってきたと思ったらいつの間にやら消えていた。
　つくづくわからない奴だったな。

　その後は息抜き……じゃなかった。探索を兼ねて湖で釣りをしていたのだったな。
　予定では湖に近づく参加者を待ち伏せるつもりだったのだが、まぁどこかの間抜けが自ら釣り針に掛かってくれた。
「五月蝿い黙れ。誰が間抜けか」
　お前のことに決まってるだろうが岩切。
　……まぁ、少々手こずらされた上に突然の乱入者に飛び蹴り喰らったり苦労させられたが、意外に成長していた
「ふっふっふっふ……みずのじゅっほう！」
　……のおかげもあり、どうにかこうにか捕まえることに成功したのだったな。
　そして75点。
「殺すぞこのムッツリスケベ」

　その後は異常な体調に悩まされながらも現れ出でたバイク娘を巡って他の大量の鬼どもと追撃戦を繰り広げるわけだが……
「……ふぅ。いい加減に疲れたな」
　回想というのも思いのほかしんどいものだ。
「喉が渇いたな……茶が欲しいところではあるが……」
「ハイ、お茶」
「む、すまんな」
　レミィから水筒入りの茶を受け取り、ゴクゴクゴク……
「ところでな、レミィ」
「What?」
　喉を潤しながら、尋ねてみる。
「……どのあたりから聞いていた」
「『………………ま、いいか』あたりからカナ？」
「…………」
「でぃー、地の文までぜんぶこえにだしてたよ。そりゃのどもかわくよね」
「…………どうやってここまで来た」
「某がご案内申し上げました」
　お前かゲンジマル……
「貴方様はしばらく動きそうになかった上に某のことはガン無視なさってましたからな。ま、ささやかな仕返しということで。フオッフオッフオッ」
「…………」

「で、これからどうするのだ俗物」
　などとＤが黙っていると、岩切が何やら唇の端を歪めつつ彼に近寄ってきた。
「俗物とはご挨拶だな、岩切」
「フフフ、お前の回想録は聞かせてもらった。お前、俗物以外の何者でもないだろうが」
「う……」
　言い返せないＤ。
「……だがまぁそんなのは最初からわかっていたことだ。今更どうとも思わんさ。
　で、本当にこれからどうするのだＤ？　先ほどの放送によると六時から何やら式が催されるようだが」
「私は帰るが」
「では私もついていこう。今更歩いて戻るのもかったるい」
「…………」
「……なんだその『お邪魔虫め』とでも言いたげな顔は」
「そんなことはないが……ああ、そういえばお前と一緒にいたエヴェンクルガの小娘はどうした」
　先ほどまで岩切に背負われていたトウカの姿がなかった。それに答えたのはゲンジマル。
「ウンケイの娘は一足先に仲間の下へ戻りました。どうにか歩ける程度には回復したようで。まったく、鍛え方が足りませんな」
「……まあいい。では我等も戻るとしよう。レミィ、まいか。お前たちも準備はいいな」
「Sure」
「いつでもオッケ」
「では……飛ぶぞ」
　Ｄはゆっくりと右手を掲げ、
「ハッ！！！」
　気合と共に光が瞬いた。

　そして一瞬の浮遊感の後、岩切がゆっくりと目を開くとそこにはホテルの正門が。
　しかし……
「……Ｄ、何処だ？」
　Ｄらの姿が無い。己の傍らに佇むのはゲンジマルのみだ。
「Ｄ？」
「おそらく我らは先に帰らされたのでしょう」
　ゲンジマルは一人、髭を弄りながら納得するように呟いた。
「まったく、唯我なところは変わっておりませんな」

「さあ、着いたぞ」
　そしてこちらはＤ．邪魔者は先にホテルに送り届け、家族のみで戻ってきた。
　目の前にはあの看板が掲げられている。
「ここが、我等の巡り着く場所だ」



【Ｄ一行　Houseへ帰還】
【登場　【ディー】【宮内レミィ】【しのまいか】【岩切花枝】【ゲンジマル】】

ﾄﾃﾓ(ﾟ∀ﾟ)ｲｲ!!

いったいＤはこの鬼ごっこでどれだけ株を上げたんだ？

>>346
と、言う訳でこのネタ捨てていきます。
どなたか文才と時間のある優しいお方。（もしよければ）拾っていってください

>>355
はげしく良キャラだよな。

誰彼：強化兵s.こいつらがかなり強い。他はイマイチ。

坂神蝉丸：○　さすがの主人公。東奔西走で色々な奴等と戦う。特に長期の追撃戦でがんばった。
三井寺月代：△　他キャラとの絡みも悪くはないのだがどうも落ち着けない。
桑島高子：×　ぶっちゃけ空気寸前。かろうじて他のメンバーのオマケで出番。
砧夕霧：×　凸属性を捨てたためキャラは安定したが、その分（略のようなインパクトを与えることができず。
石原麗子：△　能力が高すぎて使いづらかったのか出番も戦闘も少ない。
杜若きよみ（白）：×　とろろご飯。
杜若きよみ（黒）：△　女王様。終盤で微妙なキャラが立った。
御堂：◎　偉大なる狂言回しの噛ませ犬。貧乏クジを引くことが多かったが出番は多く、こいつがいなければ鬼ごっこは回らなかっただろう。
岩切花枝：○　途中放置され気味だったがいったん回り始めるといい感じに活躍。最後はＤと組んだ。
光岡悟：△　知名度が他の強化兵らに劣るせいかやや放置率が高かった。ユズハとの関係もイマイチ生かせず。最後は大追撃戦を演じる。

Ｄ一家ｲｲ

同意。

こうやって、後を振り返られると感慨があるな。
ずいぶん色々やってきたんだなぁって。
Dはオリキャラなのは確かだが、一発キャラに終わらず、常に鬼ごっこの中で一貫していたのが良かった。

個人的には岩切との一戦が一番好きだったかな。

>>358
ほぼ同意。月代も終盤は完璧に放置されてたしね……

まあDに限ってはキャラが一貫しているというのは当たり前かもしれないんだがな。
ところでそろそろ閉会式の開会かな？

まあ、その辺はおれらが言うことじゃないだろ。
焦らせてもあれだし。

待つよ

閉会式かぁ……
優勝賞品の案が何回か出てるけど、結局書く奴にネタがあるかどうかだからなぁ。

願い事一つとした場合、何人かはネタがあるかな。

みちるは「美凪が幸せであるように」ってのが言いそうなんだが、それだと漠然としすぎてるしなあ。
「美凪とハクオロがずっと一緒に居られるように」とか言い出したらエライことになるな。

「第二回開催！」
　……ベタすぎるな。

「百億万円よこせ！」
　……そんなみちるは嫌だ。

「みちるとせっくすしたい！」
　……それは俺だ。

つ［第二回開催］にｲﾋﾟｮｰｳ

俺もそれ考えてた＞第二回

もう少し言い方を変えればいいかも。

葉鍵鬼ごっこ、第二幕〜今度は冬のリゾートアイランド〜

鬼ごっこにおいても、平和な時との落差があると悲劇が引き立つってのはあるよね
「オレの好きにドラマ撮らせてくれるならホームコメディ作って
視聴者が慣れ親しんだ人々が最後の数話でどんどん死んでいく話にする
それが一番効く」みたいな事をS・キングも言ってたとか
『屍鬼』なんかもそうだし

えーと……それは、リアル鬼ごっこをやりたいと、そういう事でよろしいか？

>>368-370
そしてハカロワの二の舞

別にやんなくても、みちるに言わせればいいだけだし。

まあ、今まで付き合ってきたキャラ達がどんなエピローグを迎えるのかは興味があるが、
鬼ごっこ自体は食傷気味だしな。もう、ネタも出し尽くしたし。

これ以上は税務署じゃないと搾れないだろうな。

みちるの願いはSS書き手に任せるとして鬼側の優勝報酬はチームで分けられる様に
賞金３億

お前は小学生か

>>377
・・・から７４０話にでてた被害総額とその事で危うく暗礁の乗り上げたリゾート計画の運営資金
　　　さらに秋子さんが頑張ってるであろう閉会式の準備金。（事実上の鬼の優勝と主催者特権で押し通した）
　　　柏木千鶴３０歳の結婚資金、（謎ジャムで了承を得た）水瀬家の生活費、税金、ヴァファリンの優しさ意外のもう半分
　　　等その他諸々を引いてさらになんとなくで９０％カットして
　　　
　　　総額４９６円（ハニー・ビーのホットケーキ未満）ということで

（・・これは３７７も含めて千鶴さんの年齢以外冗談です。本気にしないでください
　私はほとぼりが冷めるまでアテネに１、２年程逃亡します。あの偽善、貧乳、毒料理の３重苦（３９？W）の鬼から）



　
　　| ＿
　　|　M ヽ
　　|从 ﾘ）〉
　　|ﾟ ヮﾟﾉ|　・・・・
　　⊂)} i !
　　|_/ヽ|」


（・・・・エ、エイエソ行き・・・・）　

……冬原氏の御冥福を祈る(-人-)ﾅﾑﾅﾑ

面白かったっス。ここまで。

今日も書けなかったよ♪
ﾊﾟﾊﾟﾔﾊﾟﾔ♪

保守

保守がわりにエピローグがみたいキャラとか、リクエストしてみるか？　

エピローグの出てないキャラは>>339-340にリストがあるぞ。
参考までに。

エピローグというかすべてが終わって帰った後の栞の行く末が気になる

ho←倒立開始

エピローグ楽しみにしてる。

おしまい？

>>346のＢ希望。偽善・貧乳・年増・毒料理の４９（四重苦）の犠牲者の道連れは多い方が言い

そろそろ閉会式に行くか…

賞品はまあ書く奴任せやね

　HMX-13ことセリオは落ち込んでいた。
足取りが重くなるという、ある種貴重な体験を味わっている最中であった。

　二日目までは、順調だった。
だが、三日目以降ポイントはなし。その責任の大部分は、セリオにある。
　三日目は柳也達との勝負に敗れてしまった。
四日目はあろうことかじゃんけんに勝利して、ポイントを自分が横取りしてしまった。

　それでも、詩子をめぐるチェイスを終え、他のチームと別れて逃げ手を捜しているときは、まだ希望が持てた。
　今度こそ香里にポイントを獲得させる。今度こそ汚名を返上できると希望を持てていた。
　それに、今まで香里よりポイントの高い鬼とは出会わなかった。
このまま同点一位を取れる確率だって少なくはなかった。

　だが、無情にも主催からの放送は、ゲームの終わりと鬼部門の優勝者の名を告げた。
　
―――折原浩平。香里とは別の者の名を。

　そして、セリオは香里達と共にトボトボと鶴来屋別館へと歩いているわけである。
（私は駄目なロボットです……）
　そんな思考に囚われながら。

　この状態が適切でないとは、判断できていた。
自分の沈鬱な思考を表にだせば、チームの空気も悪くなるだろうという事は理解できる。
「まあ、入賞は硬いんじゃない？」
「そうね。賞金もそれなりに出るというし、楽しみだわ」
　そう言って、互いにフォローする香里達に自分も参加するべきだった。

　明るく笑顔をふりまくことは、苦手だ。その能力に関しては、セリオの姉であるHMX-12マルチにはるか遠く及ばない。
だが、ポーカーフェースを保つことに関しては、自信があった。
故に、セリオは表情を動かさないまま、旅館へと歩を進めていたのだが―――

「あ〜あ、もう疲れちゃったわ」
　不意に香里はそうつぶやくと、荷物を投げ出して道路わきのガードレールにどさっと腰掛けた。
「旅館までテクテク行けなんて冗談じゃないわよ、全く」
「香里様……？」
「しばらく休まないと歩けないわ、私」
「お疲れなのは分かりますが、ここから旅館までの距離は、そう遠くは―――」
「私は、咽喉が渇いちゃったわね」
　戸惑うセリオをさえぎって、今後は香奈子がそういった。

「香里が休んでるなら、私、さっきの屋台まで何か飲み物でも買いにいこうかな」
　いいわよね、と問う香奈子に、セリオはさらに困惑した声を出す。
「それならば、私が走って買いに言ったほうが早いのでは……」
「香奈子、ゆっくりでいいわ。私は休みたいんだから。できたらストレートのアイスティーでも買って来て」
「はいはい、オーケー。真紀子さんはどうします？」

　香奈子の問いに、真紀子は苦笑を浮かべた。
　それは、なんというか、しょうがないなぁという感じで……
「そうね、自分で選びたいからご一緒するわ。私も少し歩きたい気分だしね」


　香奈子と真紀子が屋台の方へ逆戻りして、その場にセリオと香里しかいなくなってから、
しばらくの間沈黙し、やがて香里の方がため息をついた。
次いで気まずいような、照れたような、そんな苦笑を浮かべ、
「いくらなんでも、わざとらしすぎたわね」
と、肩をすくめて言った。
「……はい、私にも今の行動は、不自然のように思えました」
「まあ、そうよね。小細工がすぎたわ。名雪あたりだったら素直に言うんだろうけど」
　こっちに座りなさいと、自分の隣を叩きながら、香里は続ける。
「―――セリオが落ち込んでるようだから、しばらく二人きりにしてって」

　再度の束の間の沈黙の後、セリオは問うた。
「私は、落胆しているように見えましたか？」
「見えないとでも思ったの？」
「見せないように、努力していたつもりです」
「なら、それ失敗しているわ」
「失敗していましたか」
「表情がずっと、全く動かないんだもの。セリオは普段から無表情だけど、ここまでではないわ」
「……理解しました。確かにそれは盲点だった」
　香里の隣に腰掛けながら、セリオはうなだれる。

「まさかと思うけど、じゃんけんに勝っちゃった事を悔やんでるんじゃないわよね？」
「それも後悔の一つです」
「あのね……そんなの完全に運じゃない？」
「じゃんけん自体は完全に均等確率な決定手段ですが、
その前後で香里様がポイントを獲得する手段はあったと考えています」
「それって……久瀬君や月島さんの提案にごねまっくたりとか、じゃんけんで後だししたりとか？」
「はい」
「まあ、そりゃそういう選択肢もあったんでしょうけどね……反則ギリギリだけど」

　香里は髪をかきあげた。
「セリオはやっぱり、どうしても優勝したかったんだ？」　
「……はい、したかったです」
　セリオはコクンとうなずいた。
「設定した目標が達成できるのは嬉しいことです。私は、このチームで優勝したかった」

　ややあって、今度はセリオが質問した。
「……香里様は違ったのですか？」
「詩子さんを追っている時にも答えたけど、もちろんしたかったわ。
最初は栞の事で頭が一杯で、その後はちょっと気が抜けちゃってたけど、
セリオの言うとおり、私もこのチームで優勝したかった。途中からそんな気になったわ。
なんだかセリオと真紀子さんに乗せられた感じもあるけどね」
　でもね、と香里は付け加える。
「それだけが私の目標じゃなかったわ。
そうね、考えてみれば私の目標はまだ達成されていないわよ？」


「ちょっとバレバレかしら？」
　屋台へと戻る道にて、香奈子はポツリとつぶやいた。
真紀子がそれに、肩をすくめて答える。
「ちょっとどころではないわ。もし仕事でこんなプロットを渡されたら、間違いなく没にしてるわね」
「ああ、真紀子さんって漫画の編集長でしたっけ……
でも、とっさのアドリブじゃあれが限界ですよ。
香里の奴、セリオと二人きりにして、って小声で言っただけで突然あれだったんだし。
今頃、気まずい思いしてるんじゃないかな、二人とも」
「それは自己責任ね。まあ、なんとかするでしょう」
「そうだといいですけど。あーあ、でも面倒くさいわね。屋台まで歩いて戻ってこなくちゃならないなんて」
「あなたのアドリブで一番文句を言いたい所はそこなのよね……」

　二人はうんざりした顔で、先に続く道を見た。
　疲れているのは嘘ではない。本当ならさっさと旅館に行って休みたい。
なのに、特に欲しくもない飲み物のために、それなりに遠い湖畔の屋台のところまで歩かなくてはならないのだ。
屋台が移動、もしくは撤収している可能性だってあるというのに。

「んー……やっぱり何か買ってこないと格好がつかないかなぁ？」
「しばらく時間がたったら、適当な理由をみつけて戻ってもいいとも思うけどね」
　そうぼやく二人であったが、結局屋台まで歩く必要はなかった。
　この直後、道の向こうから歩いてきたマルチと出会うことになったからだ。


「へぇ……魔法瓶か。便利なもんね」
「私はこのゲームで色々な常識が崩れたような気がするわ……」
　マルチから事情を聞き、興味深そうに魔法瓶をいじくる香奈子に、頭をかかえて編集長は答える。
（まあ、この子も私から見れば常識外の存在なんだけど）
　目の前で嬉しそうに笑うこの小柄な少女も、セリオと同じメイドロボらしい。
セリオさんは、大切なお友達です、と言っていた。
　もっとも共通点は耳のセンサーだけで、容姿、与える印象等は180度違うものだが。

「でも助かったわ。ありがとう、マルチさん」
「はい！　お役に立ててうれしいです！」
「うん、ありがとう。よしよし」
「はにゃ〜ん」
　香奈子に頭をなでられて、ふにゃっとした表情を見せるマルチ。
セリオじゃありえない事だ。

「じゃあ、これもって香里達の所まで戻りましょうか？　それとももうちょっと時間を置いたほうがいいのかな？」
「えっと……かおりさんですか？」
　香奈子のその言葉に、ふとマルチが顔を上げた。
「それって、栞さんのお姉さんの、香里さんですか？」
　一瞬顔を見合わせる香奈子と真紀子。ややあって、香奈子が答えた。

「そうだけど……なんで知ってるの？」
「あ、はい。あゆさんに聞いたんです」
「あゆって……あのへんな羽のついたリュック持ってた子？」
「ああ、あの最終兵器を栞さんに渡してしまった子ね。でも、何故管理者のあなたがあゆさんと？」
「あ、いえ。わたしも参加者です。さっきまであゆさんとクーヤさんとご一緒させても羅ってたんですけど、
屋台でお金なしで食べちゃったせいで、お手伝いをしなくちゃならなくなっちゃいまして……」
だから、手分けしてこの魔法瓶を配り歩いているのだと言う。

　無銭飲食のことを聞いて、真紀子がわずかに顔をしかめた。
「ふーん……今度は無銭飲食か。あゆさんも相変わらずいい加減ね……」
「そ……そんなこと無いです！！」
呆れたような真紀子の声に、マルチがムッとした顔を見せた。
「あゆさんは、いい加減な人じゃないですっ！」
「……そうかしら？　あまり素行が良いとはいえないと思うけど？」
　小柄なマルチに攻め寄られ、やや戸惑う真紀子であったがとりあえず言い返してみる。

「そんなことないです！　あゆさん、最終兵器を栞さんに渡しちゃったこと、ずっと気にしてました！
気にしてて、ずっと弁償したい、って言ってたんですよ！」
「そうなの……？」
「はい！　だから、がんばってポイントを稼ごうとしてたのに、　
エネルギー切れになっちゃったわたしを、クーヤさんと一緒に面倒を見てくれたんですっ！
結局ポイントを取る事はできなかったけど、お金だってちゃんと栞ちゃんに返してました！
お金を持たないで食べちゃったのだって、北川さん達が逃げちゃったからですし……！
だ、だからあゆさん、いい加減じゃないです！」
「…………」
　一気にまくしたてて、ハァハァと荒い息をつくマルチを前にして、気まずそうに香奈子と真紀子は顔を見合わせる。

　理屈で言えば、真紀子達の行動に非はない。
　昨夜だって、別にあゆを責め立てたわけではないし。
　それでも、そいういう理屈を超えて、ある種の罪悪感めいたものが胸の内に沸いてきた事は否めなかった。

　ペコリと二人は頭を下げた。
「……そう、それならば、失礼なことを言ったのは私のようね。ごめんなさい」
「そうね。私も謝るわ」
「あ……いえ、こっちも言いすぎちゃってごめんなさいっ。でも、あの……」
　おずおずと真紀子達を見上げながら、マルチは続ける。
「香里さんにも、あゆさんのこと、教えてあげてほしいです」
「ええ、分かったわ。ちゃんと伝えるわね……いえ、そうね」
　真紀子はチラリといたずらっぽく笑った。
「どうせだったら、彼女にも少しきまりの悪い思いをしてもらいましょう。
マルチさん、良かったら少し時間を割いてついて来てもらえる？　あなたの友達もいることだしね」


「……目的がまだ達成できていない、ですか？」
「ええ、そうよ」
　眉をひそめ小首をかしげるセリオに、香里はうなずいた。
「それはどういう意味なのでしょうか？」
「言葉どおりよ。まだ残ってることがあるってこと」
「………」　
　沈黙するセリオ。
　しばらく考えこんだ後、自信がなさそうに問う。
「……目的は鬼部門の優勝ではないのですか？」
「それも目的の一つね。でも、それ以外」
「……では、栞様をこらしめる事でしょうか？」
「それは二日目に終わったわ。今日は、あいつが勝手に喧嘩をふっかけてきただけよ」
「……では……えっと……」
　窮するセリオに、香里はいたずらっぽく笑った。

「あら、忘れちゃった？　私ちゃんと口にして言ったわよ。 結構、忘れっぽいのね」
「記憶力には自信があります。香里様の問い方が適当ではないと予想します」
　多少ムッとした顔を見せるセリオに、
「あら、そう？　じゃあこれならどうかしら？」
　と、香里は答え、
ムニュッと、セリオの頬をつまんで引っ張った。
「……なにふるんでふか？　やめてくらはい」
　間抜けな声で抗議するセリオ。香里はそれを無視して
「どう？　思い出した？」
　と、問う。

「このこふどふと、ひまのとひにどんなひんがかんけひが……」
　そこでセリオは言葉を切った。以前にもこんなことが無かったか？
　そう、あれは昨日の夜。柳也との一戦に敗れ、負傷した後のこと―――

『あのね、セリオ。そりゃポイントはほしいけどね。
倒れてる人を放っておくほど必死ってわけじゃないから』

『で、どうするの、香里。また『妹』を探す？』
『……正直言って、今は関わりたくないわ。それより逃げ手を探すほうが先よ』
『意外ね。もう少し『妹』さんに拘りがあると思ってたけど』
『――――事情が変わりましたから。早く終わらせてセリオに正式な検査を受けさせないと』

「思い出したようね」
　セリオの目を見て、その頬から手を離しながら香里が言った。
「私の検査―――」
「そう。ほら、私ちゃんと口にして言ったでしょ？」
「それは……確かに……」
「あなたに一刻も早く検査を受けて欲しいがために、頑張っててたのに、
忘れちゃうなんてちょっとショックだわ」
「……お言葉ですが香里様」
　憮然とした表情をセリオは浮かべた。

「ついさきほどまでは、間違いなく香里様もその目標を忘れてました」
「ま―――まあ、それはあの栞の馬鹿にあてられたってことで」
「それに、今の回りくどい質問の方法も意地が悪いように感じました」
「そう？　ま、まあ、とにかく」　
　ぴっと香里は指をたてる。

「ついさきほどまでは、間違いなく香里様もその目標を忘れてました」
「ま―――まあ、それはあの栞の馬鹿にあてられたってことで」
「それに、今の回りくどい質問の方法も意地が悪いように感じました」
「そう？　ま、まあ、とにかく」　
　ぴっと香里は指をたてる。

「あなたがさっさと正式な検査を受けて、全快してもらわないと目標は達成されないの。だから―――」
　一度言葉を切り、少し目をそらして香里は続ける。
「元気を出しなさい、セリオ。そうしないと私が困るわ」

　セリオはようやく認識した。
―――この人は、この一言を言うそれだけのために、わざわざ下手糞な芝居して、今まで長々と回りくどく話し続けたのだ―――

スッと、セリオの胸の内が軽くなった。
　何か、暖かいものが沸いてくる―――

「……香里様。一つお願いがありますが、右手をあげてもらえますか？」
「え、こう？」
「はい。それから右手の手のひらを私の頭の上に乗せてください」
「……？　これでいいの？」
「結構です。そのまま、手のひらを左右に動かして下さい」
「ん……いいけど……」

　首をかしげながら、香里は黙ってセリオの注文した動作を続け、セリオもまた黙ったままその行為を受け入れる。

「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「……えーと、セリオ……」
「…………はにゃーん」

「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「……えーと、セリオ……」
「…………はにゃーん」

　ビクゥッと、香里が飛び上がった。セリオの肩を掴んで揺らす。
「ちょ、ちょっと！　セリオ、本当に大丈夫なの！？　真面目に急いで検査を受けた方が……！」
「……きまぐれで言ってみただけです。そこまで過剰な反応をされると不本意です」
　セリオは憮然とした表情を見せたが、それでもわずかに表情を緩めた。
「ですが、元気が出ました。ありがとうございます」
「そ、そう……ならいいけど……」

　と、そこに、
「セリオさーん」
　と、遠くから呼びかける少女の声が響いた。
　二人が首をめぐらした先、少し遠くに、こちらに戻ってくる香奈子と真紀子、
そしてその真ん中で大きく手を振る小柄な少女の姿が見える。
「……マルチさん？」
　ポツリとつぶやくセリオに香里が聞いた。　
「あの子もメイドロボ？　知り合いなの？」
「はい、私の姉妹ロボットであり、大切な友達でもあります」
「へぇ、姉妹か」
　少し顔をゆがめて笑う。
「どっかの誰かと違って、かわいい妹さんね」
　
　だが、セリオは首を振った。
「いえ、マルチさんの方が、私の姉にあたります」
　すました顔で付け加える。
「どこかの誰かと違って、素直でかわいい姉ですね」
「……言ったわね！　このっ！」
　香里はセリオの頭をコツンと小突くと、
二人はともにクスリと笑って、マルチ達の方へ大きく手を振った。

【登場　【セリオ】【美坂香里】【大田香奈子】【澤田真紀子】【マルチ】】　

GJ！
原作を超えたな

ようやく書けました。書くの遅くなったなぁ……orz
閉会式は他の人に任せます……

セリオが……っ。
あのセリオが………っっ！ｗ

ほ

…「ウザイから消えろ」まぁ自覚はしてますが、それで消えるぐらいなら此処にはいない訳で･･神経逆撫、過去最大の迷惑で送る、参加者登場話リスト（９月８日現在EP11まで）
無視したかったら無視してください

５１、D　【019】082^089^101^117^161^187^198^218^233^251^265^290^310^326^348^
389^403^407^429^441^443^452^462^469^490^493^494^496^515^537^662^689^698^704^710^715^724^727^728^731^734^745^748^755^766^769^775^ep2^ep7^e10

４６、相沢祐一009^018^048^091^092^104^204【210】281^285^313^346^353^364^
369^409^413^423^428^433^444^447^472^474^504^506^521^600^604^635^674^679^695^708^712^715^724^727^728^733^735^750^751^753^754^758

4５、天沢郁未048^091^092【104】193^245^252^281^285^313^346^353^364^369^
409^413^423^428^433^444^447^472^474^504^506^521^600^604^635^674^679^695^708^712^715^724^727^728^731^746^750^751^753^754^758

４３、美坂香里000^030【031】051^063^080^106^140^144^156^207^244^284^301^
315^322^332^357^359^364^365^369^371^435^437^499^523^548^584^610^631^647^715^724^727^728^733^735^751^753^754^758^e11

４１、北川潤：住井護013^083^097【106】121^149^185^196^223^255^273^311^337^
354^362^363^375^405^446^466^479^491^536^555^562^576^596^599^611^632^669^711^716^718^730^733^735^738^753^754^758

　　　宮内レミィ082【089】101^161^187^198^218^233^251^265^290^310^326^348^
389^403^407^429^452^462^490^493^494^496^515^537^662^689^698^704^710^715^724^727^728^733^735^750^759^766^e10

４０、しのまいか117【161】187^198^218^233^251^265^290^310^326^348^389^403^
407^429^452^462^490^493^494^496^515^537^662^689^698^704^710^715^724^727^728^731^734^745^748^759^766^e10
　　　
３９、川澄舞057^075^123^136^148^264^275^335【351】413^423^428^433^444^447^
472^474^504^506^521^600^604^635^674^679^695^708^712^715^724^727^728^733^735^750^751^753^754^758

３８、折原浩平011【036】056^127^135^162^182^201^215^229^234^236^239^246^
327^330^473^485^518^534^565^609^647^651^660^661^670^715^724^727^728^746^751^759^766^769^775^ep2
　　　
御堂【001】002^007^022^031^038^066^090^143^248^376^385^392^450^487^
509^533^568^572^607^682^688^692^693^698^704^710^715^724^727^728^731^746^750^751^753^754^758

３７、美坂栞030^049^233^249^256^258^260^318^333^359^364^365【369】371^430^
434^441^443^446^479^491^536^555^596^599^611^632^669^711^716^718^730^733^735^738^753^ep3

　　　セリオ023^143【144】156^207^244^277^301^315^322^332^357^359^361^368^
370^384^399^401^437^499^523^548^584^610^631^715^724^727^728^733^735^738^753^754^758^e11

３６、名倉由依051^147【252】281^285^313^346^353^364^369^409^413^428^433^
444^447^472^474^504^506^521^600^604^635^674^679^695^708^712^715^724^727^728^753^754^758

３５、長森瑞佳024【135】162^182^201^215^229^234^236^239^246^327^330^473^485
518^534^565^609^647^651^660^661^670^715^724^727^728^746^751^759^766^769^775^ep2

３４、スフィー024【135】162^182^201^215^234^236^239^246^327^330^473^485^518^
534^565^609^647^651^660^661^670^715^724^727^728^746^751^759^766^769^775^ep2
　　　オボロ086【257】308^314^329^359^361^368^370^384^399^401^437^463^485^
505^521^526^529^531^559^575^578^638^648^666^715^724^727^728^753^754^758 ^ep9
３３、トウカ【036】056^127^135^162^182^201^215^234^236^239^246^327^330^473^
485^518^534^565^609^647^651^660^661^670^715^724^727^728^746^751^766^769

神尾観鈴034^035^080^184^240^250^290^310^348^358^374^456^522^535^558
585^587^627^651^660^661^670^672^677^724^727^746^751^759^766^769【775】ep2

久瀬086^193【245】257^308^314^329^359^364^435^437^463^485^505^521^
526^529^531^559^575^577^578^638^648^666^715^724^727^728^753^754^758^ep9
七瀬留美【011】028^041^044^092^104^128^223^246^272^322^332^404^410^427^
464^585^587^592^594^617^622^638^648^666^695^713^720^722^737^739^761^ep9

３２、柚木詩子081^111^151^162^168^189^237^313^393^398^468^512^542^585^587
^627^651^660^661^670^672^677^724^727^746^750^751^753【754】758^767^ep3
　　
３１、伏見ゆかり037^100^208【234】236^239^246^327^330^473^485^518^534^565^
609^647^651^660^661^670^715^724^727^728^746^751^759^766^769^775^ep2
　　　坂神蝉丸【001】002^005^017^021^042^076^090^141^142^160^171^175^247^261
^294^303^400^420^465^528^556^607^665^688^692^693^757^761^768^771

太田香奈子033【207】244^277^301^315^322^332^357^359^368^372^435^437^
499^523^548^584^610^631^715^724^727^728^733^735^751^753^754^758^e11
３０、上月澪：里村茜067^078^081^111^151^162^168^189^237^313^393^398^468^
512^542^585^587^627^651^660^661^695^713^720【722】737^739^761^767^ep3

２９、国崎往人【015】025^046^048^091^263^304^339^406^421^480^495^498^511^562
^576^579^633^659^667^671^681^687^709^732^752^760^763^ep8
　　
月島拓也039【087】206^314^329^397^431^435^437^463^485^505^521^526^529^
531^559^575^578^638^666^715^724^727^728^753^754^758^ ep9
　　岩切花枝004^050^181^324^334^419^422^539^556^626^636^642^682^688^692^
698^704【710】715^724^727^728^731^734^745^748^759^766^e10

２７、ウルトリィ【046】048^295^304^339^376^406^421^480^495^498^511^562^576^
579^633^659^667^671^681^687^709^732^752^760^763^ep8
　　　ユズハ065^266^268^283^284^300^317^344^384^399^401^437^463^544^560^
565^616【637】640^667^668^752^760^763^765^772^ep5

　　　 那須宗一012^069^094^115^142^160【171】175^247^261^294^303^400^438^
470^516^574^586^655^684^686^699^702^706^729^747^ep8

２６、倉田佐祐理【116】259^358^374^376^395^471^475^482^542^597^605^606^617^
622^638^648^666^695^713^720^722^737^739^761^ep9
　　姫川琴音124^125^192^275^325^335^351^500^503^505^516^559^575^577^578【580】581^678^695^713^720^722^737^739^761^ep9
　　　
みちる070^145^263^299^378^402^458^463^469^490^493^603^620^639^644^
654^668^700^717^725^748^755^764^774^775^ep9
２５、ハクオロ070^145^263^299^378^402^458^463^469^490^493^603^620^639^
644^654^668^700^717^725^741^749^765【772】ep5
　　　
沢渡真琴047^118^289^352^367^442^500^503^505^516^559^575^578【580】581^647^678^695^713^720^722^737^739^761^ep9
　　　柏木楓020^139^191^200^293^342^360^445^525^583^665^674^679^682^688^
692^693^696^732^752^760^763^765【772】ep5
　　　
清水なつき174^232^271^279^340^345【389】471^475^482^542^570^617^622^
638^648^666^695^713^720^722^737^739^761^ep9
２４、柏木耕一007^059^060^165^270^336^342^360^476^501^514【521】527^531^553
^567^613^672^677^705^714^723^736^743
　　　
光岡悟042【076】090^107^209^268^283^284^300^384^401^437^463^485^554^
589^591^607^752^760^763^765^772^ep5
　　　皆瀬まなみ029^044【045】061^093^190^221^412^477^480^495^562^576^612^
616^637^640^667^671^700^717^725^744^ep9

　　　松原葵047^118^289^352^397^442^500^503^505^516^559^575【578】580^581^
678^695^713^720^722^737^739^761^ep9
　　　矢島096【097】180^185^223^322^332^404^410^427^464^585^587^592^594^
617^622^638^648^666^695^713^761^ep9

月宮あゆ【019】037^112^120^325^335^351^413^423^428^433^468^502^548^
566^611^613^642^663^719^738^753^767^ep3
２３、カルラ021^058^224^225^280^295^304^327^330^376^378^458^510^564^568^
572^605^606^630^646【650】764^ep4

　　　しのさいか172^216^224^225^280^295^304^327^330^378^458^510^564^568^
572^605^606^630^646【650】764^774^775
　　　広瀬真希【017】028^041^044^092^104^184^356^488^520^540^549^562^576^
612^616^637^640^667^671^700^773^775
　　　
藤井冬弥052^134^194^248^254^255^274^286^328【331】390^396^408^461^
501^626^636^684^686^699^706^722^729
　　　月島瑠璃子039^087^118^289^442^500^503^505^516^559^575^578【580】581^
678^695^713^720^722^737^739^761^ep9
　　　
２２、遠野美凪070^145^263^299^378^402^458^463^469^490^493^603^620^639^644
^654^668^700^717【725】744^ep9
　　　深山雪見078^154^241^313^338【444】447^520^540^549^562^576^612^616^
637^640^667^668^738^742^773^775
　　　
　　　小出由美子110^205^347【467】481^589^591^618^620^639^644^645^653^654^
668^671^673^680^691^700^773^775
　　　 神奈019【065】204^211^250^276^377^414^439^460^517^585^587^592^628^
675^694^732^752^760^763^ep8

　　リサ・ヴィクセン006^126^167^197^231^339^392^450^470^516^526^531^548^
583^665^688^692^693^757^761^768【771】

　　　アルルゥ065^266^317^344^384^399^401^463^544^560^565^616^637【640】
667^668^752^760^763^765^772^ep5
　　　天野美汐039^087^118^289^442^500^503^505^516^559^575^577【578】580^
581^678^695^713^737^739^761^ep9

　　　佐藤雅史072^164^199^302^379^410^427^464【483】538^601^624^625^634^
673^680^690^700^717^725^744^ep9
２１、カミュ065^266^317^344^384^399^401^463^544^560^565^616^637^640^675^
694^705^714^723^736【743】

　　　柳也：裏葉025^163^276^292^417^466^507^557^584588^610^628^649^684^
686^699^702^706^729【747】ep8
　　　九品仏大志：高瀬瑞希064^228^366^480^495^498【511】562^576^633^653^667^
671^681^687^709^732^752^760^763^ep8

　　　来栖川綾香020^139^191^200^264^321^355^440^477^486【491】536^555^684^
686^699^702^706^729^747^ep8
　　　藍原瑞穂033^207^336^342^360^476^501^514【521】527^531^553^567^613^
672^677^705^714^723^736^743
　　　
澤田真紀子152^297^472【494】^499^523^548^584^610^631^715^724^727^728^
733^735^738^753^754^758^e11
２０、岡田メグミ：松本リカ：吉井ユカリ032^072^164^199^302^379^410^427^464^483^
504^569^600【604】629^643^656【658】664^707
　　　
立川郁美112^319^426^480^495^498^511^519^544^560^565^569^600^604^630
^646【650】764^774^775

　　塚本千紗【113】227^263^304^339^406^421^480^495^498^511^562^576^579^633
^659^667^742^773^775
　　柳川祐也023^143^144^269^382^532^554^589^591^618^620^639^644^654^671
^681【685】687^773^775
　　　
垣本096【097】180^185^223^381^471^475^482^542^570^617^622^638^648^
666^695^713^761^ep9
１９、柏木初音040^055^157^185^196^291^338^343【357】364^445^525^557^623^
682^688^692^693^696
　　　
川名みさき008^040^055^157^185^196^291^338^343【357】364^445^525^557
563^623^682^688^696
　　　来栖川芹香057^075^123^136^148^321^355^440^477^486【491】536^555^684^
686^699^702^729^ep8

ユンナ159^213^288^373^387^388^436^484^513^543^544^560^565^616^637^
640^675【694】ep6
　　　クロウ112^319^426^480^495^498^511^519^544^560^565^569^600^604^630
^646【650】764^ep4
　　　
ベナウィ099^169^376^468^502^512^542^585^587^627^651^660^661^695【713】
737^739^761^ep9
１８、柏木梓010^027^059^282^305^416^449^520^540^549^562^576^579【633】
^684^686^699^ep8
　　　
名倉友里147^252^414^439^532^554^589^591^618^620^639^644^654^671^
681【687】773^775
　　　保科智子008^040^055^157^185^196^291^338^343【357】364^445^525^557
^623^682^688^696

　　　　　　藤田浩之005^138^148^200^264^275^325^335^351^500【503】530^629^643
^656^658^664^707
１７、猪名川由宇：大庭詠美124^125^192^275^325^335^351^415^500^503^545^552^
630^646【650】764^ep4
　　　
緒方英二105^122^150^178^183^220^394^467^497【524】598^602^608^684^686
699^702
緒方理奈【022】119^126^167^219^349^394^467^497^524^598^602^608^684^686
699^702

　　鹿沼葉子【113】163^276^377^414^439^517^585^628^675^676^694^732^752^760^
763^ep8
　　森川由綺【022】084^109^274^286^328^331^390^396^408^461^501^626^636^684
^686^699
　　　
伊藤【090】100^115^142^160^165^192^195^225^242^350^424^432^459^550^595
^613
　　新城沙織【063】202^260^267^455^538^601^625^634^673^680^690^700^717^725
^744^ep9
　　　
巳間良祐003^049【233】249^262^278^315^323^382^540^614^619^657^691^773
^775^ep9
１６、長岡志保062^124^192^275^325^335^351^500【503】530^629^643^656^658^664
^707
ダリエリ060^165^270^336^380^451^481^514^617【622】638^680^681^685^690
^762
田沢圭子174^232^271^279^340^345【389】471^475^482^542^570^703^726^741
^749　　　
城戸芳晴079^347【467】481^589^591^618^620^639^644^645^653^668^700^773
^775

クーヤ005^138^148^200^264^391^448^508【582】^663^719^738^753^767^ep3
^ep5
サクヤ005^138^148^200^264^275^335^351^500^503^545【552】697^701^764
^ep4
　　　山田まさし029^044【045】061^093^190^235^345^356^488^619^657^691^773^
775^ep9
　　　ゲンジマル155^206【245】419^422^539^546^646^650^759^766^769^775^ep2^
ep7^e10
マルチ005^138^148^200^264^391^448^508【582】^663^719^738^753^767^ep3
^e11
１５、神尾晴子099^169^376^468^502^512^542^585^587^627^651^660【661】670^
751
　　　少年066^154^241^313【346】457^528^652^703^726^741^749^765^772^ep5
　　　日吉かおり010^027^058^305^416^449^520^540^549^562^576^579^621【655】ep8
　　　A棟巡回員^414【439】517^585^628^675^676^694^732^752^760^763^
ep8
醍醐009^018^052^134^194【248】309^457^483^590^720^722^757^761^768
　　　エルルゥ098【227】263^299^391^402^538^601^603^726^741^749^765^772^ep5

１４、江藤結花059^282^305^416^449^520^540^549^562^576^579^621【655】ep8
　　　河島はるか016^084^287【303】438^470^516^574^586^655^684^686^699^ep8
　　　
砧夕霧033^207^336^380^425^478^518^534^617【622】638^680^690^762
　　　霧島佳乃010^323^453^487^509^533^598^602【608】684^686^699^702^ep8
　　　
三井寺月代016^084^287【303】420^453^487^509^533^608^684^686^699^702^
　　　水瀬名雪053^061【093】177^188^190^212^328^497^573^615^641^683^708

　　　宮田健太郎088【120】312^520^540^549^616^637^640^667^671^700^773^775
　　　神岸ひかり035^080^184^262^367^456^522^535^558^585^587^592^593【594】
　　　
湯浅皐月037^100^208^225^242^306^432^459^553【567】697^701^764^ep4
　　　ハウエンクア137【221】412^477^480^495^562^576^579^633^659^689^721^770

１３、杜若きよみ（黒）159^288^373^387^388^436【484】546^705^714^723^736^743
　　　巳間晴香166^210^222^307^353^421^460【506】561^643^656^664^707
　　　
坂下好恵088^120^343【357】364^445^525^557^623^678^682^688^696
　　　コリン107【209】268^373^387^388^571^645^653^668^700^773^775

　　　立田七海【109】274^286^396^408^461^501^626^636^684^686^699^ep8
　　　椎名繭068^170^269【382】474^522^535^624^675^764^774^775^ep9

１２、神岸あかり：氷上シュン102^226^316^383^386^507^557【563】623^682^688^696
　　　霧島聖010^323^453^487【509】533^608^684^686^699^702^ep8　　　

桑島高子132^296^425^478^518^534^617【622】638^680^690^762
　　　千堂和樹098^222^307^353^421^460【506】561^643^656^664^707　　　

長谷部彩131^133^150^183^220【394】^418^500^503^551^701^707
　　　牧部なつみ119【520】540^549^616^637^640^667^671^700^773^775
　　　
牧村南108^130^153^217^243^253^325^335【473】590^721^770

　　　観月マナ152^309【457】528^652^703^726^741^749^765^772^ep5
　　　高槻003^068^170^269【382】474^522^535^624^675^764^ep4
　　　
ヌワンギ095^272^322【332】342^379^478^518^534^565^609^647
１１、杜若きよみ（白）133^150^183^220【394】^418^500^503^551^701^707　　

高倉みどり108^130^153^217^243^253^325^335【473】590^770
　　　長瀬祐介014^202^260^318^333^359^368^431【501】593^594
　　　
雛山理緒【116】177^188^212^328^497^573^615^641^683^708
　　　縦王子鶴彦：横蔵院蔕麿027^058【219】325^335^415^500^503^545^552^697　　　
　　　
ビル・オークランド026【037】298^342^358^379^478^518^534^760^763
　　　梶原夕菜176^242^306^432^459^553【567】697^701^764^ep4　
　　　
デリホウライ152^376【385】510^564^568^572^646^650^764^ep4
　　　グリィ：ドラァ043^158【308】^436^484^546^705^714^723^736^743　　　

ニウェ155【206】245^417^466^513^528^554^589^591^ep6
１０、石原麗子095^272^322【332】341^380^451^582^756^ep6
　　　
風見鈴香146^153^217^243^253^325^335【473】590^770
　９、桜井あさひ188【349】394^418^500^503^551^701^707
　　　
七瀬彰054^071^328^411【497】573^615^641^683

　御影すばる132^296^402^403^425^478^518【534】690
　　　ティリア・フレイ074^085^214^316^356【454】536^756^ep6　

８、エディ：橘敬介173^350【377】414^520^540^549^701
　　　澤倉美咲054^071【328】497^573^615^641^683

　　　篠塚弥生：相田響子129^179【406】408^614^643^656^658
　　　阿部貴之173【350】424^432^459^550^595^613

　　　サラ・フリート074^085^214【356】454^536^756^ep6
　７、しんじょうさおり071【328】497^573^615^641^683　

６、芳賀玲子043^158【308】^436^484^595　　　
　　　立川雄蔵186【257】308^314^528^560
　
　　エリア・ノース074【085】230^448^508^756
　５、リアン128【230】448^508^756

私怨？
ううん支援

ＧＪ！
ご苦労様です〜。

……しかし、グリィとドラァはいただけない。

ドラドラドラドラドラドラドラドラドラララララァ―――ッッ！！

げんこつグリグリ。

『黒きよ様のムチで叩かれるのは、この僕だ〜〜！！』ｘ２

hosyu

念のため

誰を書こう…

耕一キボンヌ

ほす

とりゃ

生き残ったか……
とりあえずGJ。

しかし、続きを書く人はいるのだろうか？

のんびりと

ゆったりと。

まったりと

埋め立てにはまだ早い・・・

みんながﾏﾀｰﾘとしてるときに 長谷部彩タンが猛毒電波を展開してしまい 機器系統に大ダメージ！

この１レス






























スレに刻め！

保守

あげ

さげ

まげ

影

はげ

したらばの方、消滅？

生きてる生きてる。

でもこの状況で本スレ落ちたらどうしようかな。
立て直す価値があるのかどうか。
せめて今挙がっている話はログに収録して欲しいけど……

ま、気長に行こうや

うむ。

さて、俺の手元には「Phantom」と、「Mindead blood」の二つのソフトが積まれている。

前者はリメイクだが、最初にプレイした時の衝撃は物凄かった。
またあの衝撃を味わえると思うと、心が震える。

後者はどのレビューページを覗いても、中々の良作として紹介されていた。
抜きゲーとしてもそこそこ優秀らしいし、年甲斐もなく頑張れそうだ。

さて、今週の週末、どちらのソフトからてをつけるか、迷うところだ。
そこで俺は――――

学園ソドムを手に取った。

このレスの秒数に任せた。

・0を除く2の倍数　……　週末に一本書く。
・0を除く4の倍数　……　次のレスのリクエストに答えて週末に一本書く。
・0を除く10の倍数　……　週末に一本書く。来週末にも一本書く。
・0を除く20の倍数　……　上記の条件を全てクリアしながら、バレバレの自作自演でスレを盛り上げる。
・0を除く60の倍数　……　紙媒体ｷﾀｰ
・0　……　今月中に、授賞式まで終わらせる。
・素数　……　誰かの新作を待ちながら、Phantomをプレイ。　
・上記の条件に該当しない数　……　誰かの新作を待ちながら、Mindead　bloodをプレイ。

頼む、0だけは勘弁してくれ。できれば20の倍数もできれば勘弁してくれ。　　　　　　　　　

てなわけで、抜きまくりながら新作を待ちます。
新作　щ(゜ロ゜щ) カモン!!!!!

しょーがないなー博之ちゃんわ

＞・0を除く60の倍数　……　紙媒体ｷﾀｰ
わろたw

もう少しお待ちを

待つわ。私待つわ。

>>454
そのレス見て気が付いたｗ

紙媒体か…
まぁ二匹目のドジョウは無理だらうな

本にすると何冊ぐらいになるんだろう。

話数だけならハカロワよりほんの少し少なめなぐらいだが、
一つ一つの話はこっちの方が短いのかな？　
まあ、ハカロワは出版の際にかなりの修正加筆があったのだが。
だいたい5巻ぐらいか。

清（略　VS　田（略　とか挿絵でみたいかも。

書き手がほとんど消えたっぽいから加筆修正は厳しいだろうなぁ。

まあ、ただでさえ長すぎた感があるから加筆はいらないと思うけどね。

あんまり名場面を作るような企画でもなかったから、
特別に欲しい挿絵ってのもあんまりないけど、
しいて言うなら、垣本とダリエリの鼻血を浴びる吊るされた佐祐理さんとか、
上半身裸でDの魔の手から逃げる岩切とか、見て見たいなぁと妄想。

ロワとは目的も目指した方向性も違うからな。無理してロワと同じ道を歩む必要はあるまい。
鬼ごっこは鬼ごっこで時々思い出される程度にマターリとやってればいいじゃないか。

紙媒体なんて目指さんでええ

それより早く閉会式書いてくれ

うーむ。ここまで来たからには最後までしめて欲しいものだが……

いかん、どうにも他力本願だね。

みちるがどういう望みを言うかが難しいから、手を出し難いんじゃない？
閉会式パーティーではっちゃける他キャラの話とかならまだしも…

ある意味全体のひとつのオチになるからなぁ…
上手くまとめたいものではあるが、上手いものが思い当たらない…

今だにひっそりと伏線回収話を待っているのだが…。
そう言われると閉会式もどうなるんだろうか？

俺も複線回収を待っているけどここまで停滞してしまうと・・・・

いや、もう残された伏線も大事なものはないっしょ？

残念ながら俺の書ける範囲で解消できそうは複線はもはやないのだが…
他の書き手諸氏はまだなにがしかの回収話を書く予定はあるのだろうか。

http://www.geocities.jp/hakaoni_2nd/

更新＆半移転しました。
詳しくはindexをご参照ください。
尚、次スレを立てるときのテンプレには上のURLをお願いします。

おっつー、いつもありがとん。
先日geocitiesにつながらないことがあったんだが、そのせいだったのか。

みちるの願い事はなんとかなりそうかな。何人かの願い事も一応考えはある。
むぅ、そろそろ頑張るかぁ。

ただ待ってるのも芸がないから軽くネタを振ってみるか。

書き手やキャラ主導ではだいぶ語られてるが、話主導はあんましなかった。
つーわけで聞いてみる。

印象に残ってる話は何がある？

俺はとりあえず475:『垣本』かな。
なんというか無茶苦茶なノリが。

んー、俺は『662 DreamWalker』かな。
とにかく笑って、今でも時々思い出す、葉鍵おっぱい占い。

あれはﾜﾛﾀねｗ
Ｄ関連の物はどれも秀逸だと思う。

617『黄昏の狂想曲』
文学的な表現で滅茶苦茶アホなこと書いてるそのギャップにﾜﾛﾀよ。

念のため。
好きな話は…「D・ブースト」かな。

　心地よい闇にたゆたうリサを邪魔したのは、不機嫌そうな声と肩を揺すぶられる感覚だった。
「nm――mmnnn―――」
　わずかに目を開け、瞳に差し込んできた西日に顔をしかめ、
それでも眠りの甘い誘惑に抗しながら意識から闇を振り払ったリサが見たものは……
「ようやく起きやがったか」　
　とんでもなく不機嫌そうな表情を浮かべる御堂の顔だった。

「―――――！？」
　寝起きに、悪人面ランキング本命間違いなし（対抗馬、高槻。次点、雄蔵）の御堂のドアップである。
しかもその顔に浮かぶのは苦虫を噛み潰したような、とんでもないしかめ面。
とっさに悲鳴を抑えたリサは、己の胆力を誇っていい。
まあ、ニッコリと微笑まれたらそれはそれでアレなわけであるが……

　一瞬で塵と消えたあの甘美な睡魔を名残惜しく思いながら、
（まあ、目覚ましとしては覿面ね）
　そう、リサは自分を慰めた。
「……ハイ、ミスタ御堂。グッドモーニング……って時間でもない、かな」
眠る前の状況を思い出し、問う。
「鬼ごっこは、まだ途中？」

　御堂はギリリと歯を鳴らし、
「終わったぜ、ついさっきな」
　そう、答えた。


　ランカーズの元を飛び出してから、御堂はずっとがむしゃらに走りながら逃げ手を捜していた。
何がなんでも1ポイントもぎり取る。今度こそ逃がさない。強化兵の名に賭けて。
これ以上、負けっぱなしでいられるものか……！！

　……だが、時の流れは誰にも平等で、誰にも慈悲を持たなくて。
　鳴り響くチャイムの下、無念の雄叫びを上げる御堂の目に映ったのは、
木々の裏に隠れ、安らかな顔で眠るリサの姿だった。


「終わったぜ、ついさっきな」
「そう……優勝したのは、誰？」
「知るか。名前を聞いたこともねぇ奴だ」
　厳密には、これは嘘である。
　鬼部門の優勝者、折原浩平とはつい数時間前、顔をあわせてる。
（あの良く食ってそうなガキが優勝だと……！　ふざけんじゃねぇっ！）
　浩平の顔を思い出し、再度御堂は歯をかみ合わせる。あんな奴に俺は負けたのか？
　もっとも、あの湖畔に居合わせた高ランキング者の誰に負けたとしても、御堂は納得できなかっただろうが……
　
　だが、優勝者の名にも不満はある。
「そんなことはどうでもいい！　てめぇ、何襷つけてやがる！　まさか蝉丸の奴に負けたんじゃねぇだろうな！！」
　リサは眉をひそめ、次いでため息をついてうなずいた。
「そのまさか」
「くそったれが……！！」
　ここに至り、御堂の表情にはもはや殺気さえ浮かんでいた。

「……よりによって、あいつにだと！　なにやってやがる！
おい、お前は俺から二度も逃げやがったんだぞ！！　そのお前が蝉丸の奴に負けたんじゃ、俺は……！！」
「……一応、頑張ったわ」
「頑張ったじゃねぇ！！　ちゃんと逃げやがれ！！」

　理不尽な御堂の責め文句に、リサは肩をすくめた。
「Sorry、御堂。ご期待にそえなくて」
　次いで、ポツリと付け加える。
「でも良かったわね」
「あ？　良かっただ？」
「ええ、良いことよ」
「なにが良いんだ！？」
　詰め寄る御堂に、リサはクスリと笑って、怒りに真っ赤になる御堂の顔を指さした。

「そこまで、本気で怒れるってことは、そこまで本気で鬼ごっこを楽しめたって証拠。
それって、良いこと。違う？」
「――――！！」
　御堂は言葉に詰まった。
　確かに、鬼ごっこなどどうでも良いと思っていた。
　そう、確か、蝉丸との決闘の場を手に入れる、ただそれだけのために逃げ手を狩っていたはずだった。
　だが、いつの間にか俺は―――　

「そうですね。ここまで楽しんでいただけたのなら、主催としても本望です」
　横手から、不意に声をかけられ、御堂はとっさに声のほうにトリモチ銃の銃口を向けた。
　その御堂を尻目に、リサが声をかける。
「ハイ、千鶴」
「はい、リサさん、御堂さん。お疲れ様でした。お楽しみいただけたようで幸いです」
　音もなく現れニッコリと微笑む千鶴に、御堂は慌てて声をかける。　

「オイ、ちょっとまて、俺はな―――」
　千鶴は真顔に戻って、御堂の声をさえぎった。
「御堂さん。最初に私とかわした約束を覚えているでしょうか」
「あ、当たり前だろ……」
「優勝こそかないませんでしたが、あなたの獲得したポイント数は非常に高いと言えます。
もし、希望するのでしたら、蝉丸さんとの決闘の場を設けさせてもらいます。
もし、本当に希望するのでしたら、ですが」
「…………」

　御堂は黙り、空を見上げた。
　しばらくの間をあかた後、ポツリと言う。
「一つだけ聞かせろ。俺は、奴に、勝ったのか？」
　
　だが、千鶴はクスリと笑うと、首を振った。
「残念ですが、その質問には答えられません」
「……なんだと？」
「授賞式までの、機密事項ですから。ですが―――」
　山の下のほうを、指差す。
「参加者同士で、教えあうのは自由です。放送で言ったとおり、参加者の方々には旅館に集まるようおねがいしています。
もう蝉丸さんは旅館に来ているかもしれませんよ―――」
　そう言った時には、既に御堂は旅館の方に駆け出していた。
「チッ」
　忌々しげな舌打ちだけ残して、千鶴が魔法瓶のことを告ぐ間もなく。
　

　その後、鶴来屋別館にて―――

「ゲーゲッゲッゲ！　なんだ蝉丸、六ポイントぽっちか！　強化兵の名が泣くぜ！！」
「ぬ……そういう貴様は何ポイント取ったのだ？」
「ククク、驚きやがれ！　七ポイントよ！！」
「たかが一ポイント差ではないか！」
「ケッ、一ポイント差だろうがなんだろうが勝ちは勝ちよ！　やはりこの俺こそが最強の強化兵みてぇだな！！」　
「フン、負け犬どもが良く吠える……」
「な、なんだと、岩切！！」
「忘れたのか？　この鬼ごっこは逃げ手こそが主役。
最終日まで逃げ切った私と、初日で捕まった貴様らとでは、格が違いすぎるな」
「うるせぇぞ七十五点！！」
「裸体をさらすなどという恥知らずな真似をしてまで逃げたいとは思わんな！」
「ぬわっ……なんでお前らがそんなことを知っているんだぁっ！？」
「まったく騒がしい。大人気ないとは思わんのか、お前ら？」
「お前が一番のヘタレだろうが、光岡！！」
「全くだ、話にならねぇぜ！！」
「うむ……流石に落胆したぞ、悟ちん……」
「フッ、何とでも言うがいい。俺は真の愛を見つけたのだ……」

とか、そんな会話が強化兵達の間で交わされたとかなんとか。

【登場　御堂、リサ・ヴィクセン・柏木千鶴・坂上蝉丸、岩切花枝、光岡悟】

うん、なんていうか、派手なところがないからあんま小洒落たコメントはつけられないけど、良作だと思う。
落ち着いた雰囲気だし、御堂の伏線…というか背景も処理された。
ま、さすがに方向性的に決闘させんのは憚られるしねぇ。

どうでもいいが、始まった頃は俺は絶対ヌワンギが活躍すると思ってた

┌──＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿──┐
│　　＼..　　２ＣＨﾊﾞﾆﾗ　　ｱｲｽたっぷり、うまさ大満足age！！.　　／　 │
│　　／.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　　＼　.│
│　　＼　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿　　　.　＿　　　 ＿＿＿　.　. ／ 　│
│　　／.　　∧＿∧　　　　　 |　　　　　 |　＿＿|　|＿　 | 　　　　 |　　＼.....│
│　　＼. 　（　´∀｀）　　　　　￣|　|￣￣　|　　　　　　|　￣| 　|￣ 　　.／....│
│　　／. 　（　　　　）　　　 　|￣　 ￣￣|　￣￣|　 |￣　|￣　　￣|　　＼　 │
│　　＼.　 ｜ ｜　| 　　　　　￣|　|￣￣　　 　/　/　　　￣| 　|￣　.　.／. ..│
│　　／.　 （_＿）＿）　　　　　　|　￣￣|　　　/　/　　　|￣　　 ￣ |　 ＼　 │
│　　＼　　　　　　 　　　　　　　￣￣￣　 　　￣　　　　￣￣￣￣ 　.／.　.│
│　　／.　希望小売価格<税別>１００円　種類別ﾗｸﾄｱｲｽ　　　　　..＼　..│
│　　＼..　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.. .│
└──￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣──┘

ほ

し

☆

それはヒトデですっ！

これまでのゲーム展開をクラナドメンバーが見てたりして。

何言ってるの？

言ってみただけだよ。悪かった。

ま、今更真に受ける奴もいないだろうがな。

物事は始めるより続けるより何より、終わらせることが一番難しいのだなあ。
なんか冗談でなく閉会式までもう一年くらいかかりそうだ。

>>485
そういやヌワンギにも伏線あったんだよな。
…ものすごく酔狂で上手い人なら回収できるかもしれない。

まあマジレスすればあと一月以内には終わるわけだが。

えーと、何ゆえに？

根拠なんか無いだろ。
本当に一月で終わったら神扱いしてもらえるとか思って書き込んだんじゃないか？

ふーん、そんなもんか。
まあ、やる気のある人がいることはいいことだ。それだけは幸いだな。

この流しやカマドはそのまま流用してもいいだろ

ゴメン誤爆

やる気がある、のか？
>>497はおもいっきり他力本願に見えるんだが。

ねんのため

そして保守ゥ国

age

うむ

まあ、しばらくは保守かな。

　 ＿＿＿_　＿＿＿_　 ＿_/＿　　 ー　|　ヽ
　　＿|＿　　　　|、 　 　 ／_ｌ＿　　￣￣|￣
　 　 人　 　　 　| ヽ.　／ | . |　｣　　├　 |
　 ／　 ＼　　　 | 　 　 　 　 |　 　 ⊥!ノ　＼_/

そろそろ？

itiou

む

か

き

て

は

い

な

い

yo

！

?

やれやれだぜ

そろそろか？

まだまだ

いよいよか？

もうちょい

なにを待ってるんだか…

新作だろ？

閉会式だよ。

オチが思いうかばん…う〜む…

正直、続きを書こうとしている書き手がいることにびっくりだ。がんがれ。

age

ねんのため

今危ないんだってね。

最近圧縮基準がワカラン

1300

保守

てりゃ

今週末sage

！？

ＯＫ、ちょっと自分を追い込もう。このままじゃいくらたっても書き始めない。
今週末に一本書く。

賞品は、逃げ手、鬼上位陣に、順位に応じた賞金。
プラス、逃げ手3位までと鬼1位は、各自ひとつずつお願いを言うことが出来る。
お願いは、主催者および他の参加者が可能な限りかなえなくてはならない。


こんな感じでよかですか？

ええですよ。
気長にお待ちしてます。

「やーっと会えましたよ、リサさん！！　風呂上りですか！　セクシーっす！」

客室でシャワーを浴び、酷使した足にテーピングを巻いて一息ついたあと、
ロビーに戻ったリサを待っていたのは、そんな歓声とシャッターを切る音だった。

「確か……伊藤君？　宗一のクラスメートの」
「イエース！　二度と戻らぬ輝く時をこの一枚に刻み込む！！　
時と記憶の彫刻師のいとっぷでーす！！」
　戸惑いながら確認するリサに、いとっぷは様々なアングルからせわしなくシャッターを切りながら答える。
その後ろで、貴之がぼそっとつぶやいた。
「……やたらハイテンションだね」
「と　う　ぜ　ん　っすよ！！
何百話ぶりの登場かと思ってるんすか！？
メモリアルアルバムを作る計画を全く進んでないし！！　
あ、目線はこちらでおねがいします―――
耕一さん達との約束もどうせ覚えられないし！！
回収不可能な伏線とか失礼千万なこと言われるし！！」
　激しくまくし立てながら、ファインダーをのぞくその目は揺るがない。
「まあ、良かったです！　せめてリサさんだけでもこうやって取ることが出来て！
耕一さんにも申し開きが立つってもんです！　あの人も欲求不満でしょうからね！
身近にいる女性はバストがないか、フェロモンがないか、両方ともないかって言う悲惨な状況らしいし！
少し表情が固いですね、申少し頬を緩めてくれるとありがたいです―――
ああでも、被写体がいいと、なんかこう背景まで輝いて見えますね！！
貧乳地味眼鏡にフィルムを無駄遣いしたときには、このいとっぷ泣きそうでしたよ！！
―――んー、やっぱり表情がちょっと硬いなぁ。もうちょっとスマイルおねがいできますか？
いや、そんなふうに口を引きつらせるんじゃなくて、こうニッコリと―――え？　後ろ？」
　　口を引きつらせていとっぷの後ろを指差すリサを見て、いとっぷはようやくファインダーから目を離し、後ろを振り向いた。

　数々の修羅場を潜り抜けたリサでさえ、目をそむけたるような惨劇の後、
顔に青筋を立てた千鶴がリサに言った。
「参加者の方々も大分戻ってきたので、あちらで秋子さんが、成績優秀者に対して
受賞品および授賞式の説明をします。リサさんも参加してください」
「……ええ、わかったわ」
「それから―――」
　　ものすごく低い声を出す。
「そんな脂肪の塊二つで勝ったと思わないでくださいね」
　それだけ言うと、千鶴はいといっぷの襟首をつかみズルズルと引きずり、
「あーもう、楓が3位になっただけでも腹が立つというのに……！
そもそも、瑞穂さん。耕一さんはどこにいったんですか？　隠しているとためにならないですよ？」
「知らないですよ、この旅館についてからいつのまにかどっか行っちゃいましたし……」
　瑞穂とそんな会話を交わしながら立ち去った。

　脂肪の塊はちょっとひどいなぁ、とリサは思った。


　秋子から授賞式と賞品の説明を受けたリサは、軽くため息をついた。
　賞品の内容は、逃げ手、鬼部門共に、上位陣に対して順位に応じた賞金である。
　リサの順位は逃げ手の5位である。それなりに高額な賞金が出たのだが……
　あいにく、彼女の狙いは賞金ではなかった。経済的なことに関してはリサは余剰過ぎるほど恵まれている。
賞金は辞退して閉会式のパーティ費用に回すように言ったため、出る料理がちょっとゴージャスになるはずだった。

　彼女のおしいと思ったのは、副賞の方である。
　願い事を一つだけかなえてもらう権利。それが副賞だった。
　願い事は、主催者および他の参加者全員が可能な限り全力でかなえなくてはならない。

　対象となるのは、逃げ手3位、2位、優勝者、及び鬼の優勝者。
おしくもリサは手が届かなかった。

（後数十分がんばれば、ミルトもらえたのに）
　それぐらい僅差だったそうである。　
まあ、あの高性能AIつきの宗一の愛車が、主人との別れを嘆いて
リサもろとも崖に突っ込まれてもたまらないので、ある程度乗ったら返却はしていただろうが―――
　と、手に入れられなかったあのスーパーカーを惜しんでいるリサの腕を、誰かが後ろから軽くひっぱった。

「ん……？」
　振り返った先には、昨夜一緒にすごした、少女の姿が。
「ハイ、楓。3位おめでとう」
「はい……リサさんも、5位おめでとうございます」
　それから、おずおずといった。
「あの、少し時間がありますか？」
「……？　ええ、大丈夫」
「あの、少し相談したいことが……」
　
　そこで、辺りを見回し、人目があることを嫌ったのか、
「すいません……ついてきてください」
　そういって、リサの腕をひっぱり、ぐんぐんを廊下を歩いていった。

　楓は限りなく小さな声でそう言って、顔を赤くして続く言葉をためらった後、
意を決しったように顔上げて、言った。


「デートに誘うというのは、どう思いますか……！！」
　

「…………」
「…………」
　凪の時間なのに、なぜか風が二人の間を、ちょっと吹いた。

　ややあって、リサが口を開く
「……どうって？」
「その、図々しいとか厚かましいとか思われないでしょうか?　嫌がられたりしないかな、とか。
周りの人も、必死だな、って思うかもしれないですし。
姉さんや、初音も嫌がるかもしれないし、
特に千鶴姉さんは……ちょっと怖いし……
こうい―――あの人だって、嫌に思うかもしれないし……」
　再び赤くなってうつむいてしまう楓を前に、リサは、ああそういうことか、と得心した。
　先ほどの千鶴のせいで、具体的な情報まで把握できてしまった。

（まったく、こんなキュートな子がいるのに、私のサイン？）
呆れながら、あの精悍で、でもどこか間の抜けた愛嬌のある顔を思い出す。
　リサはクスリと笑うと、言った。

「それは、女の意地の話？」
「……覚えてたんですか？」
「もちろん」
「そうですか……あの、どう思いますか」　
「ノープロブレムよ、もちろん。保証するわ、楓さん。
キュートな子にデートに誘われて、嫌がる人なんていないってね」
「キュートなんて……私は……胸だってちっちゃいし」

目を伏せる楓の両肩を、リサは軽く掴んでまっすぐ目を合わせた。
「いい、楓さん。あなたはウイナー。自分の願いを勝ち取る権利を、自分の力で手に入れた。
なら、胸を張って。誰にも遠慮することなんてないわ。堂々と欲しいものをゲットしなさい。
こういうときに遠慮するのは、今まで頑張ってきた自分への裏切り、違う？」
「…………」
「攻めるときは攻める。チャンスから目を背けたらNG。なんだってそう。
特に、自分の力でゲットしたチャンスからは、ね」

　リサのかみ締めるかのように楓は少し沈黙した後、はっきりとした声で答えた。
「……はい。分かりました」
　楓はペコリと頭を下げる。
「ありがとうございます。リサさん。私……ちゃんとお願い事言います」

（ごめんね、千鶴）
どういたしましてと返しながら、胸の中でリサは謝る。
（でも、やっぱり、負けちゃった身としては、ウイナーに誇りを持って欲しいし。
そうじゃなきゃフェアじゃないじゃない？）

　それじゃ戻りましょうか、と声をかけようとしてリサは上を見上げた。
　上の階の扉が開いて、非常階段に誰かが二人入ってきたのだ。
　降りてくると思ったが、二人は下のリサ達に気がつかないまま、その場で言葉を交わしはじめた。　　


「……鬼ごっこももう終わりだな」
　非常階段の柵にもたれかかったダリエリがポツリとつぶやいた一言に、
耕一は一度歯を食いしばった後、
「……そうだな」
　と押し殺した声で答えた。

　しばらくの沈黙の後、今度は耕一が言った。
「……なあ、ダリー。本当にいいのか？」
「いいも悪いもない。最初からの取り決めだ」
「そりゃそうだけどさ……！！」
「この大会の間だけヨークから体を与えられる。弱体化したヨークではそれが限界。
最初から分かっていたことだ。今更、何を迷う？」

　フっと、ダリエリは赤く染まる空をみつめ、笑った。
「短い間だが十分に楽しめた。できすぎなぐらいだ、いっちゃん。
お前という友を得て、石原麗子と柳川祐也、二度も強敵と勝負する機会を得た。十分ではないか」
「得たものは……失うものはそれだけじゃない。そうだろ？」
「…………夕霧さんか」
「どうするんだ？　かわいい娘とお近づきになりたいとか、この大会でいい思い出を作ろうとか、
そういう程度じゃないだろ？　俺と違ってさ！」
「…………」

　ダリエリの沈黙の前に、しばらく経った後、耕一は目を伏せた。
「悪ぃ……こんなこと言ったってどうしようもないよな」
「いや、いい。悪いのは俺だ。その程度で終わらせるべきだったのだ
……いや、違う。その程度で終わらせる」
「ダリー……」
「閉会式が終わるまでは、俺は彼女の側にいる。そのあとは黙って消えよう。
彼女もまた、俺がその程度の男だった思えるように、黙ってな」

　だが、耕一は首を振った。顔を上げまっすぐダリエリの目を見る。
「……それはダメだ、ダリー」
「駄目、だと？」
「ちゃんと言うんだ。例え、夕霧さんを悲しませる事になったとしても、ちゃんと。
本気で好きだって。消えなくちゃならないって分かっていても、本気で好きになったって」
「しかし、それは……」
「そうしなきゃ、俺はお前を許さない。ダチとして、生涯の宿敵として、お前を許さないからな」

　ダリエリは目を瞑り、しばし沈黙した後、笑った。
「分かった。そうしよう」
　そして、手を差し出し、付け加える。　
「お前と友になれて、良かった」
「俺もだ……寂しくなるよ、ダリー」
　夕日の下で、握手が交わされた。
　二人の下で、非常階段の扉が開いて閉じたことには、気付かなかった。


ホテルの中に戻って、廊下をずんずん進んで、やがて手近な長いすが見つかると、
楓はその上に身を投げ出すように座った。うつむき、手で顔を覆う。

　リサはその隣に座り、楓の小さな肩に手を回し、抱き寄せた。
そうして、しばらくそのままでいた後、そっとリサが言った。
「お願い事、決まったのね？」
　楓は、顔を覆ったまま、一度だけコクンとうなずく。
「そう」
　リサはそういうと、励ますように楓の肩を叩き、立ち上がった。
　チラリと腕時計に目を走らせる。

　閉会式が始まるまで、後30分。それまでに―――
（ほんの少しだけ、おせっかいできそうね）
　口の中でそうつぶやき、もう一度楓の肩を叩くと、彼女を残してロビーへと足を向けた。

【閉会式30分前】
【リサ・ヴィクセン、柏木楓、柏木千鶴、柏木耕一、ダリエリ、藍原瑞穂、伊藤、阿部貴之】

すいません、コピペミス。

547の冒頭に、


　楓の手に引っ張られて、ついた先はホテルの壁面に備え付けられた非常階段だった。
　太陽が、一日の最後の光を差している。
　よほど人には聞かれたくない話なのだろうか、あちこちを見回す楓に、苦笑半分戸惑い半分の顔でリサは声をかけた。
「それで、楓さん。相談って？」
「……あ！　はい。えと」
　声をかけられて、楓は猫のように飛び上がると、やがて限りなく小さな声で続けた。
「すいません……相談できる人、ほかにいなくて……私、ずっと一人で逃げてたから……」
「ん」
「その……どう思うのか、教えて欲しくて……」
「うん」
「あの……おねがいごとのことなんですけど……」


を付け足してください。

乙！
ＧＪです！

＋　新作ｷﾀﾜｧ！　＋

内容、タイミングから見て>>542さんか？
ＧＪ！！

これって実に47日と３時間ぶりの新作なんだな…

　散歩に出てきた森の中。
　今という時がずっと続けばいい、そんな時は確かにあるもので…
「風が出てきたね。美咲さん、寒くない？」
「ありがとう、彰君。大丈夫、日差しも暖かいし…」
「私もー。お兄ちゃんは？大丈夫？」
「あはは…うん、大丈夫」
こんな些細な事で幸せを感じて…
「ほら、おいで。ゆっくりと歩けば良いから」
「う、うん。わかった」
「足元に気をつけてね」
この島で初めてのゆったりとした時間を過ごして…
「「「いただきます（まーす）」」」
雛山さんから借りた缶切（何でも生活の必需品とか）で皆で缶詰を食べる。
本当、時が止まればいいと思う。
「御飯…」
「ごめんね…帰ったら皆で一緒に食べましょう？ね、彰君」
「え？うん…」
「にゃ〜ぉ、はぐはぐはぐ…」
そう、そんな事はありえなくて…

「葉鍵鬼ごっこ、終了ッッッ！！！優勝者…………みちる！！！！！」

　僕の永遠は唐突に終わりを告げる。

「……っぅ」
来栖川さんには大丈夫って言ったけど…まだ、痛むな…
ふぅ…、と息を吐いて大木の根元に座り込む。
遠くで終わりを告げる声が聞こえた。
「終わっちゃったね…冬弥君、大丈夫？」
「由綺…」　迎えに、来てくれたのか…
「ああ…七海ちゃんは？」
「他の人達と一緒。そーいちも、ね」　「そっか」
　………………
「あれ？あの人…美咲先輩…？」
本当だ。美咲さんに彰、知らない女の子もいる。
手を振って由綺が駆けていく。…彰、か。

「冬弥」
「よ。…彰」
…たし。たしたしたしたしたしたし…
彰の頭を軽く叩く。それはもう何度でも。
「ちょっ、ちょっと冬弥、やめてよ」
「由綺に俺の居場所、教えたろ？…お返しだ」
…たしたしたしたしたしたしたしたし…
「や、やめてよ〜…」

「それで冬弥達は？」
情報交換。なんていうか…色々あったんだね、冬弥。
「まあな、彰は？…なんだ、全然鬼ごっこしてないじゃない」
そう、僕達は人を追ったり追いかけたりは全くしていなかったわけで…
曖昧に笑って答える。
「…………」
ふと、冬弥が美咲さんを見る…何だよ、冬弥。そんなにじっと見たりして…
「私、飲み物持って来るね」　と美咲さんが立ち上がり
「あ、僕が…」　と答えようとした瞬間、
冬弥が…笑ったような気がした。

冬弥は勢いよく立ち上がると美咲さんの手をとって（あああっ！）走り出す。

　あまりのことにあっけにとられてしまって…少ししてから
ふと由綺に目を移す。これはヤバイ、かも…
「………」　由綺…笑ってる…
その笑みの意味を考える間もなく
「冬弥君、待ちなさい〜！！」
冬弥を追いかけていく由綺。

　…追いかけて…？
（なんだ、全然鬼ごっこしてないじゃない）

「…ははは…」
「…お兄ちゃん？」
「…うん。行こう。冬弥を追いかけないと」
「……うんっ！！」

　僕が望んだ永遠は終わりを告げた。
　でも、泡のように浮かび上がる幸せは、きっとなくならない。
　さあ、行こう。僕達の鬼ごっこ、僕達の永遠（日常）へ。

【　四日目午後　鬼ごっこ終了時　森　】
【　七瀬彰　澤倉美咲　しんじょうさおり　藤井冬弥　森川由綺　『太助』　】

ウホッ！いい冬弥…。

自演乙。

さて、困った…妹はこの状況を楽しんでいる。俺は、何をするべきだろう？
立川雄蔵はその場に立ち尽くしていた。
傘に雨が当たってはじける。雨音以外には何も聞こえない。
世界が急に閉じてしまった、そんな気がした。
「ふふ…いかんな。こんなことでは」
向きを変えたその時、視界に地面に散らばる家具が見えた。
「何だ…？」
家具のほとんどはボロボロに壊れている。誰かが、壊したのか？
見ると、縄で体を縛られた男も横たわっていた。気絶しているようだが…
「おい、起きろ。大丈夫か？」
「…うっ…」
その男、目覚めるなり後方に飛びずさり震えている。
縄で縛られているのに大した男だ。
「来るなぁ！！来るな来るなくるなくるなクル…」
何も言う事が出来ない。男はしばらく喚いていたが、
力尽きたのか、そのまま気絶してしまった。
…仕方がない、俺は男を背負うと再び歩き出した。

前に進むのに必死だった。振り返る暇なんてなかった。
でも体が覚えている。これは小さい頃の懐かしい記憶…
自分を背負ってくれた人は確かにいたのだ、と。
精一杯頭を動かして見上げた先にはエルルゥの頭があった。
（エ、エルルゥ…？）
（ふふ…ヌワンギ、起きた？ほら、見て。空がこんなに青いよ）
恥ずかしかった。すぐに背中から降りたかった。
でも、それ以上に安心があって…眠たくなった。
（……ふふ、おやすみ、ヌワンギ……）

「エルルゥ…」
「む、起きたか。洞窟がすぐそこに見える。あそこで休むぞ」
実際に聞こえた声は随分と低くて…
「……………」
前を見てヌワンギは石になった。

今晩は、皆さん。エリア・ノースです。
いきなりですみませんが、私達、もう、ダメです。
「…………」
隣のリアンちゃんはさっきから何も言わなくなりました。
ああ…天使の歌声が聞こえてくるようです…
「てめぇは…この……畜生…飯…」
歌声にしては随分乱暴ですね。もしかして…人？
「あ……」
駄目です。もう、大声が出せません。やっぱり私達…

…？明かり？…どうして？
見るとリアンちゃんがインスタントビジョン…のできそこない、を作り出していました。
でも、その力はあまりに弱く…消えていく光を前に
私は無我夢中でリアンちゃんの唇に吸い付いていました。
…そうです、昔から良くある魔力の譲渡法…明かりも少しだけ強くなって…
（（お願い、気付いて！！））
薄れ行く意識の中で聞いた音は、こちらにかけてくる足音だったと…思います。

「…あ…」
「む、起きたか。水だけでは辛かろう。飯を用意してある、食べておけ」
よく…わかりません。助かったのでしょうか…
「あの…ありがとうございます…」
「礼を言われる必要はない。弱った者を助けるのは当然のことだ」
周りを見渡すとエリアさんも既に起きているようです。すぐそこには外の景色が…
相手の人は…男の人…二人…

御飯を食べながら皆で情報交換。ああ…生き返ります。
「全く…意識のない、あんた達の為にわざわざこの俺様が水を飲ませてやったんだぜ。
　…チッ、エルルゥの為にとっておいたのによぉ」
「……え？」
意識の無い私達に水を飲ませた？もしかして、それは…
見るとヌワンギさん（という方らしいです）がニヤニヤしています。
まさか、まさか、まさか……
私の顔が瞬時に赤くなります。駄目です、何も話すことが出来ません。
気力を振り絞って隣を見るとエリアさんも顔を真っ赤にしています。
ただ、何か震えているようですが…
「まあ………む？」
雄蔵さん（という方らしいです）が外に目を向けます。なに…？
「逃げ手か！よっしゃっ！もらっ…ぐぇ！！」
「…郁美…？」
「ちょっ、おっさん！！はなせ！首が…」
「…そうか…」
「てめっ、やめろ！締まる、締まるんだって…」
「…………」
「く、首が、息が、やめ……ぐ……」
（あ………）

どうしましょう…この人、息してません…
「呼吸停止か、対処法は俺が知っている。大丈夫だ、俺に任せろ」
…いや、そもそもこれは貴方が…
雄蔵さんは素早く気道を確保、額と顎に手を添えます。…手慣れてますね…
そして二人の口が近づいていって…

「ぎあああああああああああああああっっ！！！！」

地面を揺るがすような大声と共に
私達の鬼ごっこの終わりを告げる放送が聞こえました。


…ちなみに麗子さんが大声を聞きつけてやって来たのは、この、すぐ後の事…

【　鬼ごっこ終了時　超ダンジョン入口　】
【　立川雄蔵　ヌワンギ　エリア　リアン　石原麗子　】

後放置されてた奴は誰がいたか…

　EP12で他にホテルに帰ってきた筈なのは
砧夕霧・桑島高子（ダリエリがいるから。結局すばるとは再会できずか。）
杜若きよみ（黒）グリィ、ドラァ、カミュ（耕一、瑞穂がいるから。
黒きよとユンナとかすっかりMとなったグリドラとオボロの再会とか
面白そう。カミュは確か耕一に思いっきり胸揉まれた・・・


　 | ＿
　|　M ヽ
　|从 ﾘ）〉
　|ﾟ ヮﾟﾉ| 　ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・
+ﾐ⊂)} i !
　|_/ヽ|」
　|'　　

ヒーーー！！

和樹、彩、晴香、浩之辺りなんかかなり放置されてるな。

どうでもいい

まあ、三人娘はなんだかんだいって好きだったんで、エピローグきぼんぬ……
といっても、さっさと閉会式終わらせて欲しいってのも本音だけどな。

各感想。
>楓の願い
正直ちょっといとっぷが浮いてる感があるが….
リサ相変わらずかっこいい。後、シリアスな耕一がちょっと新鮮。

>泡沫の永遠
WAはいまいち活躍できなかったな…全体的にあまり印象に残ってなかったりする。
彰は美咲とせっかく同行できたのに、あんまりいいイベントもなかったしね。
悪い意味で完結しちゃったのかな。ごめん、あんまりこの作品の感想になってないね。

>生と死を司る接吻
どいつもこいつも不幸だ、としかいいようが…
とりあえずサルベージ乙。
麗子は強すぎた事が、
雄蔵は郁美以外のことに目的を見出せなかった事が、
エリア、リアンはマイナー同士くっついた事が、
ヌワンギはヌワンギな事が、それぞれの敗因か。

>>568
５９４：長瀬祐介、神岸ひかり　３日夜　川近くの小屋　祐介、ひかりが溺れてると勘違いをして助けようとして逆に助けられる
５９５：芳賀玲子　３日昼前　湖のほとり　いとっぷにカメコのマナーを注意した後、撮影させる
６５８：篠塚弥生、相田響子　４日朝　別荘　岡田、松本を鬼にした後、何処かに
６７０：神尾晴子　４日朝　市街地外れガレージ付一軒屋　就寝
６９０：御影すばる　４日早朝　高子、夕霧と再開する為、行動を起こし逆にすれ違う
６９６：柏木初音、保科智子、坂下好恵、川名みさき、神岸あかり、氷上シュン　４日昼　駅宿
　　　　初音、楓と仲直りも勝負は続行。他五人は近くの川でまったりと
６９７：縦王子鶴彦、横蔵院蔕麿　２日夜　超ダンジョンでサクヤと別れる

７０１：エディ、橘敬介　３日夜遅く　ペンション　鬼ごっこ参加の為にペンションから発つ
７０７：巳間晴香、千堂和樹、岡田メグミ、松本リカ、吉井ユカリ、藤田浩之、長岡志保、長谷部彩、桜井あさひ、杜若きよみ（白）４日１０時　森の一角の別荘
　　　　前７人はゲームを諦めまったりと。和樹、志保がバツゲームで屋台を探しに。その近くに彩たち３人が
７０８：水瀬名雪、雛山理緒　４日１１時　森　祐一踏んづけた後、何処かに
７４９：田沢圭子　４日午後一時　平地の一軒家　ハクオロ達を見送った後、雅史を探しにいく
７５８：相沢祐一・天沢郁未・名倉由依・川澄舞　４日昼過ぎ　森の中　他の逃げ手を求める
７６７：住井護、北川潤　４日午後　湖畔沿い屋台　香里に金にならない鉄屑掴まされた事が分かり借金返済の為、逃げ手を追う（しかしゲーム終了。この後トラップ解除のタダ働きをさせられると予想される）
７６８：醍醐　４日午後　山中　蝉丸に撒かれる
７７０：牧村南、風見鈴香、高倉みどり、ハウエンクア　４日午後　マンションの一室　一緒に昼食

ログとＴさんの年齢を更新しました。

http://www.geocities.jp/hakaoni_2nd/

ヴァーツーさん、乙！

うぐぅ

この流れは・・・ふむ次の新作はよくて一ヶ月半後か

>>574
おっつー、です。
もうTさんに狩られてこの世にいないかもしれないけれど。

>>577
年内に終了は…無理か…

>>578
そりゃ不可能、無事完結できたら御の字だし
まあ気楽に待とう。普通のSSだって続きが出るの２ヶ月かかるのもザラだし
・・・これがリレーSSだってコトは考えずに・・・

それならば、保守ネタがわりに。

時間で考えた場合の、逃げ手順位。だいたい同時刻につかまった場合には、（ベナウィとユンナ等）
物語上で遅かったほうが順位が上と考える。

１位　みちる　　２位　観鈴　　３位　楓　　4位　ハクオロ　　５位　リサ
６位　詩子　　　７位　カミュ（四日目　昼）　　8位　岩切　（四日目昼前）
9位　美凪　（四日目11時前）　
10位　澪　（ベナウィ鬼化のわりとすぐ後）　10位　茜　（ベナウィ鬼化のわりとすぐ後）
12位　ベナウィ （四日目　10時ごろ）　　13位　ユンナ　（四日目　10時前後）
14位　柳也　（四日目　早朝）　　15位　裏葉　（四日目　早朝）
16位　柳川　（四日目　日の出）　　17位　友里　（四日目　日の出前）
18位　岡田　（三日目夜〜四日目日の出）　　18 位　松本　（三日目夜〜四日目日の出）
20位　由宇　（四日目　午前3時）

ちなみに物語上の順位はこれ。20位までね。

１位　みちる　　２位　観鈴　　３位　楓　　4位　ハクオロ　　５位　リサ
６位　詩子　　　7位　柳也　　8位　裏葉　 9位　カミュ　　　10位　美凪
11位　澪　　　　11位　茜　　13位　ベナウィ　1４位　岩切　　15位　ユンナ
1６位　柳川　　　1７位　友里　　1８位　岡田　　1８位　松本　　20位　晴子　（三日目夜）

まあ、あまり上の場合と変わらない。柳也と裏葉が時間でみるとかなりランクダウンして、
岩切がランクアップするぐらいか。

つttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Domino/5154/surv.html

>>580-581
それ８回か９回にやってたよ全キャラ分。まぁ流れたけど

>>572
＞彰は美咲とせっかく同行できたのに、あんまりいいイベントもなかったしね。
結局、彰って美咲さん以外の方がいいんじゃね？　と思ったよ。

美咲と同行できた時点で、彰の目的は終わってしまっているし、
美咲も自分から何か目的を提示するようなキャラではない。
さらに、二人とも積極的に獲物を追いかけるようなキャラではない。
そんなわけで動かしにくかったのかあなぁと。
ピロが擬人化してたけど、あまり効果もなかったし。

といってもこれは結果論で、
例えば美咲の前でかっこつけるために彰が奮闘するという展開とかもありえたから、
結局運がなかったのかな。

運が無くても運があっても（美咲と同行）それを生かせないのも彰らしいけどな〜

初音や佳乃とくっついてる方が活躍できてる気がするのは気のせいだろう。

気のせいだ。気のせいにしておけ、頼むから。

初音は分るが何で佳乃？

選択スレだったかな？

選択だね。結構評判の良かった話。

リレー系スレってある程度住人が被ってる感があるような気がしてたけどそうでもなかったんだね。

だが私は柳川と初音のほうが……

ああ、あの一番好感度が低い。

そういえば初音もイマイチだったな。
柳川はそれでもまだ見せ場のひとつふたつあったが。

柳川とダリエリの対決は良かったな。友里との関係もまあそれなりに良かった。

どうでもいいが、俺はこのスレのおかげてタイピングモナーに一時期はまった。
神にはなれたが、あの女には勝てなかった。

　　　　　　　＿　 ＿_ 　　 　　
　　　　　　　／　　｀/　 　　￣ヽ、
　　　　　　／　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　／／　　,　　　　　 、 、 、 ヽヽ.
　　　　　/ /|　/　// |　| | 　| | | | 　|| | 　 　　　　
　　　　|/　|　|　|_|ノ|　| |ヽ !⊥|_|　|| | | |
　　　 　 Ｗレレ, 、V V　⊥丶 l、 V|/レ'　|　 　
　　　 　　 | |　|=・=j　 -=・=j | 　|　 | | |　
　　　 　　 | |　!￣'、_,　　 ￣　| 　|　| | 　|　
　　　 　 　 | |　＼　 　 　　 ,.| 　!　　| | .|　
　　　 　　 ヽ | 　 /｀　 Ｔ　　/　/　 /レレ′　
　　　 　 　　ヽ|,,/　 ,-|Т￣/,〃´´ヽ、 　　
　　　　　　　 　／￣/7￣ヽ、　 　 　 ヽ　　 　
　　　 　　　　/　 //｀´|　 　 ヽ 　 　 　　

保守AGE

「―――――――――――――――」

　西の海が赤く染まる。
　太陽は一日の活動を追え、夜の眠りにつこうとしている。

「―――――――――――――――」

　Ｄは己の邸宅――――として使っていた洞穴の上に立ち、その光景を静かに眺めていた。

　微風が凪ぐ。
　頬を撫でる。
　マントがはためく。
　心地よい。
　数瞬、目を閉じる。

「―――――――――――――――」

　やがて世界は赤から紫へ。
　紫から紺へ。
　紺から黒へ。

　徐々に徐々にその色を濃くしていく。

　それでもＤは、純白の―――――ここ数日の活動で、ところどころ薄汚れていたりほつれたりもしているのだが――――――
　外套を頭からすっぽりかぶり、微動だにもせず、その光景を眺めていた。

「………………………………」

　やがて太陽の赤みを夜の黒みが覆いはじめたころ、不意に後ろでガサリと藪がなった。
　無論Ｄが気づかぬはずはないが、Ｄはなお視線を動かさず、太陽が沈んだ水平線を眺めていた。

「Ｄ様」

　後ろから己の名を呼ばれる。Ｄは沈黙を持ってこれに応える。

「もうすぐ６時になります。至急鶴来屋別館までお越しください」
「わかった」

　必要最低限の知らせに、必要最低限の返答。
　これで用事はすんだ

「では」

　ので、運営がコントロールするHM-13は、この場を後にしようとした。
　――――――だが

「待て」

　不意にその背を、Ｄの声が止めた。

「はい、なんでしょう？」

　無機質なままの表情で、13型は再度Ｄに向き直る。

「私はお前にひとつ問う」
「はい」

　こちらもほとんど感情を出さない表情で、Ｄが問う。

「汝は、夢とはなんだと思う？」

「いずれの意味合いでしょうか」

「どれでも構わん」

「――――――」

　13は、一拍間を空け

「ひとつとしては、主として睡眠時に見る、ある程度の一貫性を持った幻覚体験。
　ひとつとしては、自分の中で将来実現させたいと思い描いている願い――――――といったところでしょうか」

　極めて辞書的な意味で答えた。

「なるほど」

　Ｄもまた、まったく感心した様子もなく頷く。

「それはそれで正しいのだろうな」

「それで」

　意味を解せない13型が言葉を続ける

「ご用は以上でよろしいでしょうか？」

「――――――ではもうひとつ質問だ」

「はい」

「今、この世界が現実であるという保障はあるか？」

「――――――？
　申し訳ございません。質問の意味がわかりかねます。
　もう一度、言葉を変えてお願いします」

「………………………………」

　Ｄは、何かを自分の中から掻き出すように、

「………………………………」

　無言のまま、数回。中空に両手を躍らせた。

「………………………………」

　しかし結局適当な言葉を見つけることはできずに、

「……………………いや、すまない」

「自動人形であるお前に話しても詮無きことだったな。
　第一まだ私の中でも形になっていないものだ。答えられぬのも無理はない」

　そのままこの話題は打ち切ることにした。

「ご苦労。引き止めて悪かったな。行くがいい」

「はい。では失礼します」

　一礼し、13型は何処かへと消えていった。

「………………………………」

　Ｄはやはり無言のまま数分間、今度は真上――――空の中心を眺めていたが、

「…………ふう」

　やがて一息吐くと、音も無く大きく跳躍。再度洞穴へと舞い戻った。

「あ、Ｄ, Are you finished？」
「そろそろろくじだよ。いかなきゃ」
　中では、荷物の整理を終えた二人が待っていた。

「………………そうだな」
　Ｄはゆっくりと歩み寄り、二人の頭にポンと手を乗せ、

「………………いこうか」
「？」



　一夜の夢が、終わりを迎える。



【ディー・レミィ・まいか　ホテルへ】
【登場　【ディー】【宮内レミィ】【しのまいか】】
【閉会式開始直後】

間違えた

【閉会式開始直後】 →【閉会式開始直前】

『皆様！　グラスを片手にお持ち下さい！
ほんっっっっっっっっっっとうに！　大変長らくお待たせいたしました！！　
これより本大会の閉会式を開始します！』

　鶴来屋別館のパーティーホール、そのステージ上で、とある二人を除いた参加者全員とスタッフ達の前にして千鶴は言った。
　パーティーは立食形式。テーブルには和洋折衷中華を含めた料理が並び、食欲を掻き立てる。
参加者の中には、この四日間ろくに食事を取れなかったものもいる。そういうひとたちを、前に、長い祝辞でごちそうをおあずけするのは酷というものだろう。
　
だから千鶴は、
『四日目の間、皆様本当にお疲れ様でした！！　様々なことがありましたが、まずは無事にこの大会が終了したことを祝したいと思います！！ 乾杯！！』
そう短く言葉をまとめ、マイクを通してホール中に通るステージ上の千鶴の声に、みなもそれに負けぬ声で
「乾杯！！」
　と叫び、グラス同士がぶつかる音が、ホール中で鳴りひびいた。


　しばしの歓談と食事の後、この閉会式のメインイベントである授賞式が開始される。

『さて、皆様！　このゲームの勝利者達に対して、受賞を行ないたいと思います。
対象となるのは、逃げ手部門上位20位、及び鬼部門上位5位となります。
おしくもこの枠に入れなかった方々。　非常に残念ではありますが、まずは拍手で勝利者達を称えてください！』

　オボロはそれを聞いてちっと舌打ちした。
「鬼は5位までか。随分厳しくないか？」
「鬼はボーナスとして一人捕まえるごとに1万円貰っているからね。妥当じゃないかな」
　苦笑いを浮かべて答える久瀬に、オボロは憮然とした様子を見せる。
「ま、それなりに贅沢はできたけどな……」
「そうだぜ、若大将。見入りがあるだけマシってもんだ」
　同じテーブルについていたクロウが口を挟んだ。
「俺なんて21位だぜ？　しかも20位の嬢ちゃんとは数秒の差だしな」
「では、20位の人とほぼ同時に捕まったのかい？」
「ああ、そうだぜ―――」
　久瀬の問いにクロウが答えたかけたとき、千鶴の声がホールに響いた。

『では、まず逃げ手20位から16位までの方！　
猪名川由宇さん、岡田メグミさん、松本リカさん、名倉友里さん、柳川祐也さん、ステージにおあがり下さい！』
　その声に応じ、拍手の中を5人の男女がステージにあがった。

『まずは、由宇さん。20位おめでとうございます！』
『まあ、あんまり活躍しとらんし、恐縮やねんけどな』
賞金を受け取りながら、由宇は苦笑いを浮かべる。
『縦と横に襲われたときに助けてもらったんはサクヤやし、
教会で助けてくれたんはねこっちゃと瑠理子はんらしいしな。まあ、仲間にめぐまれたってことにしとくわ。
なかには、一緒に逃げとったのに、あえて鬼になってポイントをとろうとしたやつもおるけどな』

「うわあ、ひどい人がいるなぁ」
「全くだ。ひでえ奴がいたもんだぜ。なあ志保？」
「ホント、最低ね。ねえヒロ？」
　あきれたような声を出す雅史の横で、足を蹴りあう浩之と志保。
「ん？　どうしたの？　二人とも」
「いーや、なんでもないぜ。ほれ、次は松本と岡田だ。お前が面倒見たんだろ？」
「あ、いや面倒って言うか……」
　言葉を濁す雅史の視線の向こうのステージ上で、今度は岡田と松本が前にでた。

『続きまして、19位の岡田さんと、18位の松本さんです！　おめでとうございます！』
『えへへ〜　岡田より私の方が順位上なんだよねぇ』
『完全に運でしょうが！！　あいつらが後に触ったってだけじゃん！』
『日頃の行いが出ちゃったねぇ』
『どの口が言うんだ、どの口がぁ？』
『わたし日頃からいい子だもーん。ヤッホー、雅史君、吉井、見てる〜？　わたし達やったよぉー』
　
　真っ赤になって怒鳴る岡田と、それを軽くいなしながらブンブンと大きく手を振る松本に、
吉井は顔を赤くしながら隣の雅史にささやいた。
「ああもう、恥ずかしいなぁ、あいつら。
でもありがとう、雅史君。ああやってあいつらがステージにあがれたのも、雅史君のおかげだよ」
「ううん、お礼を言うのは僕の方だよ」
「雅史君の方？」
「うん……自分でもね、この鬼ごっこで結構がんばれたって思うんだ。
みんなでピンチを切り抜けたりとか、
醍醐さんに立ち向かったときとか、
エルルゥさんや繭さんの手紙を届けてあげたりとか―――
うん、僕なりにがんばれたって思う。そしてね、そんなふうに積極的になれたのは……」
　松本に手を振り返しながら、雅史は言った。
「やっぱり、君達と一緒にいて、君達からガッツをもらえたからだなって、思う。
だから、ありがとう」
「そっか」
　吉井はチラリと微笑んだ後、
「それさ、松本にも言ってやって。きっと喜ぶから」
　そう言って、吉井もまた松本達のほうに手を振り返した。

　次に前にでたのは友里と柳川である。
『17位、友里さん！　16位、柳川さん！　おめでとうございます！』
『あら残念。結局、私あんたに負けちゃってたのね』
『たいした差でもないだろうけどな。　まあ、お互い三日目はきつかったな』
『そのぶん四日目はのんびりしちゃったけどね。あ、あんたは違ったかしら？』
『ある意味では今日のほうが疲れたかもな……』　
　友里に茶々入れをされながら、小一時間どころではなく由美子から問い詰められ続けられたのである。
閉会式が始まる時間を今か今かと一番待っていたのは自分かもしれないな、と柳川はため息混じりに思った。
『ところで、是非この機会に聞きたいことがあるのだが』
『聞きたいこと、ですか？』　
『ウィツアルテネミアとかいうのか？　あの化け物は結局なんだったんだ？
由美子が言うには、屋台で購入した仮面を使ったそうだが』
『はぁ……マジックアイテムや超ダンジョン、魔方陣等の魔法方面の企画、作成、実施の責任は、
全て長瀬さんに一任していたので……いえ、あなたの上司ではなく、あちらの長瀬源之助さんです』
　そういって、千鶴が手で指し示した先、和服姿の老人にホール中の視線が突き刺さった。

「はい、確かに私が用意しましたが……」
　突然注目を浴びて、多少戸惑う源之助であったが、朗らかな笑みを浮かべた。
「極められた魔法技術と創意工夫を込めた、アイテムとギミック、そしてフィールド。お楽しみいただけましたかな？」

　しばらくの沈黙の後、数人の虚ろな笑い声がわきあがった。
「は、ははは、は、ああ、楽しんだぜ……たっぷりとな……」
「そうね……ぜひともお礼をしなくちゃ……」
「あはは……わたし、今だったらどんな大魔法も使えそうですよ……あははは……」
「クスクス、奇遇ですねぇ、リアンさん。私も今そんな感じなんですよ。攻撃魔法限定ですけど」
「うむうむ。あの化け物の一撃による空中遊泳。まことに愉快であったわ」
　サラ、ティリア、リアン、エリア、二ウェ。五人は幽鬼のようにおぼつかない足取りで、源之助に向かって歩を進める。
「あれから、全く出番がなくなってしまってのぅ……」
「あはは、二ウェさんなんていいほうですよ……私なんて五話ですよ。傑作ですよね、あははは」
「クスクス、あのダンジョンで食べた蝙蝠。おいしかったなぁ」
「岩の寝床なんか、最高だったよな。なあ、ティリア？」
「ええ、数々のトラップのおかげで退屈もしなったしね……」

「ああ、いやトラップは私ではないというか……あの、会長？」
　ジリジリと後退しながら、困ったように千鶴を見る源之助。
　その源之助に、千鶴はにっこりと笑うと、言った。
『みなさん。源之助さんにお礼をしたいのならば、外でお願いしますね♪』

―――その後、
「まあ、本当に人気があるのなら、ダンジョンなんかすぐに出られるんですけどね」
　外から聞こえてくる爆音に耳を傾けながら、どこかの腹黒病弱娘がつぶやいたとか。

【閉会式　開始】
【鶴来屋別館　パーティーホール】
【北川と住井を除く全員】

補足

逃げ手の順位は、>>580準拠で書きました。
前スレにもっとちゃんとした順位があったらしいけど、読むことができないので。
賞金は適当ということで、ひとつ。

201 名前：名無しさんだよもん[] 投稿日：04/06/27(日) 22:48 ID:nwE8jQNM
か、完全に出遅れた！まーさか、せっせこ間違いだらけのリスト作ってる時は自分の他に１人しか
来なかったから事情に行ってる間に終わるとわ思わなっかた。間、優勝も決まったし（逃げ手も、千鶴さん
が主催者特権使わなきゃ鬼も）誰も見ないだろうけど逃げ手ランキングまずは２０位から１１位まで
　２０：柳川祐也（ダリエリ）
　１９：名倉友里（高瀬瑞希）
　”　：岡田メグミ（相田響子）
　１７：吉井ユカリ（相田響子）
　１６：霧島佳乃（三井寺月代）
　１５：裏葉（来栖川綾香）
　１４：柳也（裏葉）
　１３：ユンナ（A棟巡回員）
　１２：岩切花枝（ディー）
　１１：ベナウィ（松原葵）
　

203 名前：名無しさんだよもん[] 投稿日：04/06/27(日) 23:15 ID:nwE8jQNM
な、何故名無しに？ま、兎に角、栄えあるTOP10いきます、と
　”：里村茜（倉田佐祐理）
　９：上月澪（沢渡真琴）
　８：遠野美凪（皆瀬まなみ）
　７：カミュ（柏木耕一）
　６：柚木詩子（セリオ）
　５：リサ･ヴィクセン（坂神蝉丸）残った５人の中で絶対優勝すると思ったんだが
　４：ハクオロ（アルルゥ）３番目くらいに優勝すると思ってた（つーかエルルゥに捕まると思った）
　３：柏木楓（観月マナ）てかリサが駄目ならこっちが優勝すると思ってた
　２：神尾観鈴（折原浩平）鍵は実力者が３人残って結局全滅。葉はAIRのみ（しかもずっと守られていた２人）が残って・ヘッ？と思ったもんだ。
　　　　　　　　　　　　　しかも鬼の優勝の浩平は他の鬼と比べると捕まえた数は運としか思えないしな
　優勝：みちる
ま、何ヶ月も停滞してるよりか優勝が決まった方が目出度い事は確かだけどね。

212 名前：訳あって改名[] 投稿日：04/06/28(月) 12:45 ID:Fo+uTB7G
ええいつも変わらずですが鬼の方のランキングもいって見たいと思います。別にいいという方は無視していいです。
　１：柏木千鶴１０（坂神蝉丸、御堂、七瀬留美、月宮鮎、国崎往人
　　　　　　　　　　月島拓也、倉田佐祐理、エリア・ノース、山田まさき、皆瀬まなみ）
　２：折原浩平　９（トウカ、長森瑞佳、スフィー、伏見ゆかり、牧村南
　　　　　　　　　　風見鈴香、高倉みどり、神尾晴子、神尾観鈴）
　３：ディー　　８（神奈、宮内レミィ、しのまいか、巳間良祐、清（略）
　　　　　　　　　　田沢圭子、澤田真紀子、岩切花枝）
　”：美坂香里　８（新城沙織、住井護、北川潤、セリオ、ヌワンギ
　　　　　　　　　　美坂栞＜川名みさき、柏木初音、保科智子、坂下好恵の誰か２人＞）
　５：御堂　　　７（緒方理奈、森川由綺、美坂香里、塚本千紗、醍醐
　　　　　　　　　　デリホウライ、霧島聖）
　”：天沢郁未　７（ゲンジマル、名倉由依、少年、千堂和樹、巳間晴香
　　　　　　　　　　深山雪見、吉井ユカリ）
　７：坂神蝉丸　６（広瀬真希、光岡悟、伊藤、那須宗一、三井寺月代
　　　　　　　　　　リサ･ヴィクセン）
　”：久瀬　　　６（オボロ、立川雄蔵、グリィ、ドラァ、藍原瑞穂
　　　　　　　　　　天野美汐）
　”：緒方理奈　６（縦王子鶴彦、横蔵院蔕麿、桜井あさひ、小出由美子
　　　　　　　　　　城戸芳晴、緒方英二）
１０：国崎往人　４（ウルトリィ、篠塚弥生、高瀬瑞希、九品仏大志）
　”：月宮あゆ　４（ディー、ビル・オークランド、宮田健太郎、川澄舞）

以上TOP10の発表。それより下は次の機会に（やる意味あるのか？）

一応こんなかんじみたいです。
別に今更なんで気にしなくていいですよ。
>>608さんお疲れ様です。

うたわれるもの：発売後初めての本格的な大規模リレー参戦のおかげか、全体的にかなりの活躍。

トゥスクル組：他キャラのサポート・保護を担当することが多し。組んだキャラによって活躍に差が。
ハクオロ　◎　滅茶苦茶目立った活躍みたいなものはないが、常に渋くいぶし銀の存在感。
エルルゥ　△　悪くはない。だが後半は怪我をして動けなかったため、出番は少ない。
アルルゥ　△　まとまってはいたが、主に関わった連中が原作キャラだったためか、どうも小ぢんまり。ムックルもイマイチ。
ウルトリィ　○　国崎やこみパコンビとのチームがなかなか。千紗の犠牲の甲斐があった。
カミュ　△　いまひとつ。ムツミに変身したりもしたが、活躍したのは最後の大捕り物ぐらいか。
トウカ　◎　浩平チームの用心棒兼ムードメーカー。なかなか存在感があった。
オボロ　◎　久瀬・オボロ・月島の男チーム三柱の一人。切り込み担当。
ドリィ　△　玲子との関係は一発ネタとしては良。ただし一発は一発。
グラァ　△　終盤の奴隷化宣言でどうにか少し株を上げた。
カルラ　◎　さいかを連れて東奔西走。お子様抱えた孤高の戦士。
ベナウィ　○　前に出ることは少ないが晴子を渋くサポート。まさに懐刀。
クロウ　△　被保護キャラとの組み合わせとして郁美との関係は悪くはなかったのだが……他の連中の陰にかすんだ感じ。
ユズハ　△　悪くはない。しかし光岡との関係もあまり発展させることはできず。それ以外は寝てたし。

Dはなんだかしらないけど、ちょっと微妙な雰囲気を出してきたね。
まあ、この段階では評価できないけど、ちょっと何が書きたいのか分からなかったかも。

あとは、ようやく閉会式が開始か。とりあえず乙。
逃げ手20人の表彰はちょっと手を広げすぎだと思うが、頑張ってくれ。
今回は三人娘の伏線が回収されたのが良かったかな。

全部終わる頃には全ての複線が回収できてるといいな…。

Dは序盤の頃は活躍してたが、
その後、イマイチ伸び悩み続けた印象。

>>607
ニウェ、同じく殴られた筈の光岡は直ぐ復活してたぞ？やっぱ人気だな人気（え？）

や、みっちゃんもみっちゃんでﾋﾞﾐｮｰ…

超ダンジョンに関してはマルチ、クーヤも怒る資格はありそうだな。
最後の最後にあゆと絡んでちょっとイベントがあったのが救いか。

結局「多様性とクラスター化は成熟社会の常」でチームわけされた、
来栖川姉妹、浩之、クーヤ、サクヤ、マルチ、舞のうち、
誰が勝ち組で、誰が負け組みだったんだろう…

舞？
祐一と組めたし。

あの組に入った時点で負け組みだろ…

まあ、そこまでは言わないけど、あんまり印象には残ってないな。
せいぜい人形クジぐらいかも。常に郁未と突っ込んでただけみたいな。

特にランカーズ戦になってからは、人数が多すぎて
一人の人間に活躍を絞るのは難しかっただろうし。

>>618
勝ち組はいないな負け組は前述の様に舞と後浩之。他は見せ場もあったし

前にも出てたけど、東鳩はメインキャラがおとなしくて、
サブキャラが活躍したってかんじだからな。垣本はおろか矢島までキャラがたってたし。

垣本はおろかって、こいつあかりシナリオのフラグ用アイテムの矢島と違って
原作では雅史と一緒に「じゃーな」って言うか綾香シナリオの最後にチョロと
出て来るだけの没個性どころかグラフィックがあるだけの唯の背景じゃん。
何でコイツが活躍してんのか今もって謎なんだけど（それとも自分が知らないだけで
何かあるのコイツ？）

先にサブが暴走した分、メインについては抑えられてしまったかも。

>>624
たとえどのような方法であっても、
サブキャラやマイナーキャラがオリジナルの性格を与えられて活躍することに、
どうしても抵抗を覚えるっていう人って、やっぱり結構いるのかな？
後学のために聞いておきたいとこではあるな。

>>625
ある作品のキャラが大人数活躍しているから、その作品の残りのキャラの活躍を抑える、
みたいな調整は、少なくとも自分はあんまりしなかったな。そこまで計画的ではないかも。
残りの逃げ手や鬼ランカーが、葉と鍵で偏らないようにするとか、その程度の事は少しは考えてたけど。

＞サブキャラやマイナーキャラがオリジナルの性格を与えられて活躍することに、
＞どうしても抵抗を覚えるっていう人って、やっぱり結構いるのかな？

度合いにも寄るだろ。
面白ければ許すって人から、
こんなところで鬼ごっこやってる事自体が原作への冒涜。と言う人まで。

オリキャラって許せない人はほんと許せないらしいからな。
個人的には既存のキャラさえ大事にしていれば、問題ないんだけど。
他のキャラを踏み台にすると、ＮＧになる確率が高くなる。

＞こんなところで鬼ごっこやってる事自体が原作への冒涜。と言う人まで。

某スレや某総合スレを併せて見るに、殺し合いよりはまだ敷居が低いようだ。

一つだけ言えるのは、この議論しても何も得れる物は無いってことだけかな。
答えなんかねえもん。

保守にはなるぜｗ

>628
＞他のキャラを踏み台にすると、ＮＧになる確率が高くなる。
つまり、アレとかソレとかコレですな…？ｗ；

そういやアフターLFって設定なんだよな、これって。

東鳩はセリオだけ目立って批判されてた他はお前等結構スルーしてたぞ

>>633
また懐かしいことを…

念のため

hosyu

１０００スレ突破記念火気庫ヽ( ´∀`)ノ　ﾎﾞｯ

星

星を見ていた。

伝説のクソゲー『星を見るひと』

　　| ＿
　|　M ヽ
　|从 ﾘ）〉
　|ﾟ ヮﾟﾉ| 　＜…誰もいない、閉会式の料理を作るなら今の内･･･
　⊂)} i !
　|_/ヽ|」
　|'

　　（　　　　　　　　　ﾉ
　　　　　＿　 (　　　　）ﾉ　　 ）
　　 　 '´　M ヽ　 (ﾟДﾟ )　　　
　　　 ! ﾉ从 ﾘ）〉 ・　( ﾟДﾟ)　
　　　 |ｌゝ´ヮﾉ|　( ﾟДﾟ) ●　
　　　ﾉ⊂)ｌ介つ￣ヽ二フ
　　く/_/_!L_ﾉつ
　　　　　　ヽ.)　　

あけおめ保守。

東鳩2に鬼ごっこネタ

？

保守SAGE・・・と言うか、誰か千鶴さんを止めて〜！
このままじゃ、160人以上の葉鍵キャラの命が〜！！ｗ

このまま葉鍵的バイオハザードに移行ですか？ｗ；（違

超遅ればせながら、日用プログラムで、
鬼ごっこやバトロワ系用の簡易エンカウントシステムを作ってるんだ。
柔軟性はばっちりなんでバイオハザードで使うか？（ｗ

ギャグならいいんだけど、鬼ごっこをふまえたまま
シリアスな感じになったら個人的に辛いですわお兄さまっ

それ以前に150人以上をシリアスに動かすのは無理ってもんだろう

圧縮っていつなん？

恐ろしい事言うなよ（自分はそう言って危機の時何も出来ずに死ぬタイプ）

さて、今度の休みにでも一本書くか。

期待してるよ。

なら保守っとこか

あ、俺も

俺俺

感感・・逆じゃん！！

うぐぅ

↑元鯛焼き亡者

　　　　　　　＿　 ＿_ 　　 　　
　　　　　　　／　　｀/　 　　￣ヽ、
　　　　　　／　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　／／　　,　　　　　 、 、 、 ヽヽ.
　　　　　/ /|　/　// |　| | 　| | | | 　|| | 　 　　　　
　　　　|/　|　|　|_|ノ|　| |ヽ !⊥|_|　|| | | |
　　　 　 Ｗレレ, 、V V　⊥丶 l、 V|/レ'　|　 　
　　　 　　 | |　|=・=j　 -=・=j | 　|　 | | |　
　　　 　　 | |　!￣'、_,　　 ￣　| 　|　| | 　|　
　　　 　 　 | |　＼　 　 　　 ,.| 　!　　| | .|　
　　　 　　 ヽ | 　 /｀　 Ｔ　　/　/　 /レレ′　
　　　 　 　　ヽ|,,/　 ,-|Т￣/,〃´´ヽ、 　　
　　　　　　　 　／￣/7￣ヽ、　 　 　 ヽ　　 　
　　　 　　　　/　 //｀´|　 　 ヽ 　 　 　　

↑元でも何でもなく腹黒自称病弱娘

言葉どおりよ

そんな事言うお姉ちゃん、亜空間にばら撒かれて下さい

ポン！

８５点。合格だ。

黙れペド

>>653はどうした？

ンなモン信じるだけ無駄だって

１位　みちる
２位　観鈴
３位　楓
４位　ハクオロ
５位　リサ

６位　詩子
７位　カミュ
８位　岩切
９位　美凪
10位　澪
10位　茜

12位　ベナウィ
13位　ユンナ
14位　柳也
15位　裏葉

＝表彰式は今はここまで終了、か？＝

16位　柳川
17位　友里
18位　岡田
18位　松本
20位　由宇

うん、そう

あげ

あと一歩なの。完結させないとスケブの裏から射殺するの。

なんでそこでロワ�U澪なんだよw

ttp://anime.powerbean.jp/AIR/chara/shino.html
さいかってこんなビジュアルだったんだな。

むしろロワ�U風子で。

ヒトデ･･････取っちゃいますよ？

鬼栞vsロワ澪

>>674
おいそれは碁会だ。俺はちゃんと鬼ごっこ編集サイトの所のセリフを使ったんだ
（ロワ２なんて失敗作見てもいないし）

最後の方でこのスレ見なくなってたんだけど、
鬼ごっこ(ゲームは)ついに終わったんだな。皆さんお疲れ様です
今を思えばディー人気(？)もこれから始まったんだなぁ、本当に長くなったもんだ。

ＥＰ書く方頑張って下さいﾉｼ

>>680
>>本当に長くなったもんだ。
ＥＰ書く方頑張って下さいﾉｼ

･･･「それ」が居ないから長くなったし何時まで経っても終らないんですよ
（優勝者決まったのどの位前だっけなぁ）

>>681
最後の方のDAT落ちとかで一気に人いなくなったみたいだしね
EPと言えば最後の有終の美を飾るモノで欲しいのだが、神を呼ぶ為に一度ageてみる？

自分の経験からしてこのスレ見て
「まだあったんだ･･･」って思う人多いだろうから

>>682
当時の感想だと「DAT落ちとかで一気に人いなくなった」じゃなくて
「人居なくなったからDAT落ちした」なんですよね

うーん。
ユンナもベナウィも平安夫妻もほとんど触れてなかったからなぁ。
このへん担当…っていっちゃ語弊があるけど、よく書いてた人に戻ってきてもらいたい。

>>684
戻ってきてもらいたいんなら取り敢えずＡＧＥとこ
ＰＳユンナは今源之助さんボコってる最中の筈

ネタ喪失はややつらいが

維持

age

念のため

確かに

最近読み返してるけど面白い。
当時は知らないキャラの話はスルーしてたけど、ちょっと勿体無かったな。

うたわれとRoutesは葉鍵板においての初めての大規模リレー参戦だったからなぁ

圧縮、まだか？

これ読んでうたわれ買ったぐらいだし俺

道順は違うが鬼ごっこでディーがレミィに矢で射られてなかったら、
学園スレであんなに人気が出ることも無く、そして俺もディー萌えでうたわれ買うことはなかっただろう

向こうの荒れ放題が気になって宣伝してきたけど、
今の学園スレにはもうあの頃の学園スレの人はいないんだろうか。悲しいぜ

『――――それでは気にせず参りましょう。
　続いて15位から11位までの方々！　裏葉さん、柳也さん、ユンナさん、ベナウィさん！　そして里村茜さん！
　ステージまでお越しください！』

　外からの喧騒を余所に、というか完璧無視しつつ、千鶴は進行を続けた。
　他の連中もわざわざ係わり合いにはなりたくないので、拍手でもってそれを支持する。


『まずは裏葉さんと柳也さんです！　名実共にアベック入賞、おめでとうございます！』
　千鶴の言葉とともに、壇上の平安夫妻に手渡せるのはひとつの熨斗袋。
　このあたりは運営側も気を利かせたようで、二人分の賞金も既にひとつにまとめてあるようだ。
　壇上の二人の装束は当たり前のごとく時代錯誤だが、この場では誰もそんなことは気にしない。
『……………………』
　仏頂面のまま、柳也がそれを受け取る。
『ほほほ、いかがしましたか柳也様。ご尊顔が赤うございますよ』
『…………悪いな。こういう場は慣れていないのでな』　
　俯いたままの柳也だが、裏葉は気にした様子も無くにっこりと微笑んだ。

「…………嬉しそうですね」
　そう呟いたのは鹿沼葉子。会場の一角で、神奈と並んで壇上の光景を眺めている。
「ん？　む……余は笑っていたか？」
「ええ、とても。幸せそうに」
「そ、そうか」
　葉子に指摘され、慌てて緩んだ頬を引き締める神奈。
「ま、まあ配下の者らが成果を出したのだ。主として、それを喜ばしく思うのは当然のことであろう」
　コホンと咳払いしつつ、どうにか威厳を保とうとする。
「そうですね。私もそう思います」
　からかうこともなく、葉子は心底それに同意する。
「…………ああ」
　改めて、神奈は壇上の二人を仰ぎ見た。
「本当に…………よかった…………。二人とも…………」

『さてそれでは続きまして、13位！　ユンナさん、ステージへどうぞ！！』
　その声と同時に会場中からうなるように電波が発信された。

　ゆ〜ん、ゆ〜〜ん、ゆ〜〜〜〜ん………

　数人が何事かとあたりを見回すが、なんのことはない。
　アルルゥご一行様がユンナの名を呼んでいるのだ。
　サランラップは必要ありません。

『はいはい、わかったから』
　ユンナは形のよい眉を八の字に、苦笑しながらも呼び声に手を振って応える。
　ややあって電波ゆんゆんも落ち着きを取り戻し、壇上のユンナを拍手が喝采した。

『それではこちらが賞金になります！』
　手渡されるのは、先ほどの平安夫妻と同じ熨斗袋。
　大して嬉しそうでもなく、ユンナは受け取った。
『ありがとう』
『それでは、今大会に関するユンナさんの思い出など、一言どうぞ！』
　千鶴に促されるユンナだが、一瞬、その表情が何とも言えない感じに曇った。
『まあ……思い出したいような出したくないような、微妙な想い出だけど………。ま、それなりに有意義だったわ。
　できれば……私に関する全データは抹消しといてもらえないかしら？』
『それは、ダメです』
『でしょうね』

『それではまだまだ行きますよ！　続いて12位！　ベナウィさん、どうぞ！！！』
『失礼します』
　呼び声と同時にしっかりとした足取りで壇上へと上がるベナウィ。
　さすがにシシェは連れていないが、愛槍は携えたままだ。
　とはいえ今更そんなのは瑣末なこと。誰も気にはしない。
『ではこちらが賞金になります！　ベナウィさん、賞金の使い道などは何かお考えですか？』
『國庫へ返還します。当然のことです。私がここにいるのは民あってのもの。
　その結果得たものは民、つまり國へと返すのは当然のことです』
『はい、役人の鑑のようなお答えありがとうございました！　それでは今大会に関して一言どうぞ！』
『よい仲間ができました。よい思い出ができました。最後まで守りきれなかったことは残念でしたが、得たものは多かったです』
『そう言っていただけると私共も尽力した甲斐があります。それではベナウィさん、お疲れ様でした！』
『では』

『さて、お次は………里村茜さん！　壇上へおあがりください！』
　拍手に包まれ、続いて出てきたのはおさげ少女里村茜。
『……………………』
　しかしその表情は何か腑に落ちない様子だった。
　なにを気にしているのか、察した千鶴は続けて説明する。
『11位の里村さんと10位の上月さんは捕まった時間にほとんど差はありませんでしたが、ビデオ判定の結果里村さんの方が一瞬早かったと結果がでました！
　残念でしたが、どうぞご了承願います！』
　ここまで聞いて、ようやく茜の表情が晴れる。
『あ……なるほど』
『そういうわけで、こちらが里村さんへの賞金になります！　どうぞお納めください！』
『ありがとうございます……』
　受け取った茜は早速袋を開け、中身の額面を確認する。
　そしてそれを山葉堂のワッフルの値段で割ると、満足そうな、しかし近しい者しか判別できそうにない程度に笑みを浮かべた。
『では里村さん、なにか一言どうぞ』
『…………ワッフル？』
『はい？』
『あ、と、す、すみません』
　慌てて我に返り、改めてマイクを手に取ると
『……正直、私がここまでやって来れるとは思いませんでした。
　私と一緒に頑張った方々。私をここまで導いてくださった方々。すべての人に感謝します……』
　といった感じに、無難にまとめた。
『はい、ありがとうございましたー！』


『さて、まだまだ授賞式は続きますよ！
　続いては10位から６位までの方々です！』


【閉会式（授賞式）　続行中】
【鶴来屋別館パーティーホール】
【北川、住井、サラ、ティリア、リアン、エリア、ニウェ、源之助以外全員】

参考までに。
次の受賞連中は

10位　澪
９位　美凪
８位　岩切
７位　カミュ
６位　詩子

となるはずです。

こんな時間に乙。

3年前のガキの使いを思い出した

ガキの使い？

http://www.geocities.jp/hakaoni_2nd/

甲信しました。

>704
お疲れ様でございますっ

>>704
乙であります。

念のため

み

.　　　|　　. '´ ￣ ヽ
.　　　|　　[(〈（（ ((i　i
.　　　|　　从ﾟヮ^,!)ﾉ　みゅー
.　　　|　　 |⊂f )
.　　　|　　 |とﾞ､〉
.　　　| -- |
.　　　| 文 |
　　 ,.'|---.| ヽ
　　rv|　　 | ）)〉
　　ﾚ |　　 |｀ﾉV　　最高の乙女　七瀬留美が華麗に保守するは！
　　(（|　　 ⊂ ）)

戦績　逃げて　１６３/１６５
　　　鬼　捕獲数３人