1 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:
現行のルールです。
1、結界により、各能力は使用不可、あるいは弱体化してます。
この結界は当分破壊できません。
2、各キャラはアイテムを一つずつと1日分の食料+水を配布してもらってます。
アイテム管理のために、例え話の中でアイテムの状態が変わっていなかったとしても、話の最後に、
【019 柏木千鶴 装備:トカレフ(残り弾数5)】
のようにアイテムを明記することを強く推奨します。
3、送信する前にかならずリロードをしてください。
かぶって投下すると読みにくくなり皆凹みます。
4、NG審議の対象となる可能性があるのは、致命的な矛盾、荒らし目的だろうSS、
あまりにもぞんざいな死、無意味な新キャラの追加、他、大多数が問題ありと表明した作品です。
なお新キャラについては、どうしても、という方はまず感想スレの方に上げるようにして下さい。
5、書き手の方はできるだけ実況スレをチェックするように心がけてください。
矛盾点、ルール抵触等の問題発生時に円滑な進行が出来なくなる恐れがあります。
【審議中の作品の題名】
【NGか通しか】
【その明確な理由】
NG駄スレ
落合ゲット
>1 ⊂⊃
乙です〜 (>∀<)つ三☆
1さん乙です。
蝉丸さんにエディさんが拠点としていた民家に誘われたが断った。
神岸に雛山理緒を弔うことが必要だと思ったからだ。
あの出来事を受け入れることで神岸は強くなれたと思う。
灯りを消したこの部屋は心を落ち着かせるにはちょうどよかった。
エゴのレプリカを充電し、俺は二人より先に休むことになった。
体は疲れていなかったが、精神は疲れ切っていた。
二人には申し分けなかったが、ここは休むことが優先だと判断し、眠ることにした。
それほど時間が経たないうちに目が覚めた。心身ともに十分に回復した。
春原にまだ寝ていてもいいと言われたが、その春原が重そうな瞼をしていたので、神岸と共に休ませた。
台所を見れば缶詰が一つあった。睡眠中に神岸が食べたのだろう。
エゴのレプリカはまだ充電している。前の充電時間では不充分だったから、明け方ごろまでは充電させるつもりだ。
俺はメモに目を通した。
あの後、情報交換をした。
互いに自己紹介をして、持ち得る情報を整理した。
その後に言われたことが俺の頭を駆け巡っている。
蝉丸さんに言われた、こんな状況でありながら灯りを付けていたことを。
エディさんに言われた、相手の様子をよく見ずに攻撃したことを。
二人に言われた、守ることの意味。
決して厳しい言葉ではなかったが、二人に叱られることで自分の甘さがよく分かった。
ある意味、俺はこのゲームを楽観視していたと思う。
エゴの戦いは殺し合いによく似ている。このゲームでも何度か感じたことだ。
エゴによる攻撃は相手の精神へダメージを与え、強いダメージを受けると廃人になる。
人としての活動ができなくなることと死との違いはあるのか?俺にはわからない。
だが、そのことは今は問題ではない。
考えるべきは自分のこと。エゴの戦いでの俺と殺し合いでの俺の違い。
エゴの世界。そこでの俺は圧倒的な力を持っていたことを実感していた。
春秋の話では、伝説的強さを誇った芝浦八重の亡くなったとされた後で、最高のマグニチュードを持っているのが自分らしかった。
そんな自分を狙い、たくさんの人間に襲われた。
それらを全て倒し、そのエゴを吸収。更に力を高めていく。
東日本最強のプロクシユーザー。いつの間にか、そんな言葉を当てはめられる自分がいた。
しかし、このゲームでは違う。
エゴは封じられ、俺はただの男子高校生でしかなくなった。
今まではそれを認めることができないでいた。心の中には信頼性の無い自信があった。
手にしたものはこのゲームで亡くした友で、これなら俺は大丈夫だと思い込んでいた。
実際には女子高生一人相手に負けてしまうような強さでしかないのに二人の少女を守っていたなんて。
いや、守ってはいない。寧ろ、俺は二人を殺すことを考えた弱い男だ。
調子に乗ってできもしないのに二人を守るなんて。
エディさんや蝉丸さんにたしなめられてようやく気付いた。今の自分に。
蝉丸さんは本物の軍人で、エディさんは世界最高のエージェントのナビ。
格が違うと、正直に思った。エゴの世界での自分のような強さが彼らにはあった。
みっともなくて、とても自分について語るなんてできなかった。
彼らならきっとこのゲームを終わらせてくれる。その強さが彼らにはある。
思えば、今の自分は修二に似ている。
修二は強くは無かった。心の中に常に葛藤があったから。そんな修二がしていたこと。
「誰かがやらなければならないことだ」
今になってようやく、あの言葉が理解できた。
今思えば、エゴの力で簡単に人を殺せるのだ。芝浦八重を「殺した」浅見邦博のように。
もし、あの世界で修二がいなければ、このゲームのようになっていただろう。
では、このゲームに、修二が居れば…。
エディさんや蝉丸さんとの情報交換での一番の収穫。
これを手にしたときから感じていたもの。
それが分かった。
今の自分がやらなければならないこと。
(ならば、俺が修二になろう)
それが、答え。今までのPKではない。修二に、このゲームに必要なPKになるんだ。
【084 松浦亮 修二のエゴのレプリカ(充電中、残り二発)】
【024 神岸あかり 所持品 無し[睡眠中]】
【047 春原芽衣 きよみの銃の予備弾丸6発 筆記用具(情報交換で得られたことが追記)
黒うさぎの絵皿 木彫りの熊 水風船2コ 予備食料の缶詰が残り2つ[睡眠中]】
【亮は純粋にPKとして動くつもり。アビスボートへは向かわない?】
【深夜】
NGです。
14 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 16:52 ID:LBbFN64C
微妙に亮のキャラが違うような気もするが、可もなく不可もなくかな。
15 :
■誘導■:04/07/11 18:47 ID:jUmT0/nb
16 :
醍醐出撃:04/07/12 00:16 ID:VLJ5+FKx
ラストリゾートが復旧した青白いホールの中。
その中のとある一室にに篁と醍醐はいた。
「のぅ醍醐よ、このゲームの流れどう読む?」
「――流れ……ですか?」
一瞬の躊躇。
醍醐は正直に答えるべきか迷った。
「そうだ、なに遠慮なく答えてくれ」
「はっ。正直に申し上げます所、このゲームに乗った者達の多くが死に、那須宗一がここに責めてくるのも時間の問題かと……」
このゲームに乗って序盤活躍していた者はもう誰も生きてはいない。
今現在でさえ5人以上殺して生きているいるのも1人、もしくは2人であった。
恐らくこの流れから行くとこの殺し屋も長くはないだろう。
この島で殺すと言う事はすなわち殺される事であると同じ事なのであった。
そうなると有利なのは手を取り合った平和主義者達だ。
そして、その中には宗一みたいな正義面して責めてくる奴もいるだろう。
「ふむ。やはりそう思うか、私も同じ意見だ。――そこで尋ねるが、やはり宗一と一戦交えたいか?」
「はっ……い、いえ……」
このホールから出て参加したくない訳がない。
馬鹿らしい催しではあるが強い奴、見てみたい奴なら沢山居た。
現に醍醐はこの島に入ってから体中が煮えたぎっていた。
元々前線で戦っていくタイプであって、安全な場所から流れを見ていくタイプではない。
特に浅からぬ因縁の那須宗一が目の前にいるならば尚更だった。
それを押さえるのはただ任務という2文字からである。
17 :
醍醐出撃:04/07/12 00:17 ID:VLJ5+FKx
「ククク……なに、私も久しぶりにこの身体の血が煮えたぎっているのだよ――ここまで煮えたぎったのはあの日以来の事だ」
あの日――クソガキに苦汁をなめさせられた日である。
「醍醐、このゲームと――那須宗一と遊んでみる気はないか?なに、雌ギツネの件がようやく知れわたったらしくてな外野が五月蠅いのだよ。そこで、その突如空いた1枠に代わりに入って貰いたいのだ」
「――俺が雌ギツネの代わり……ですか」
正直気にくわない。
主催者側の参加者。
要はリサと同じ蝙蝠だ。
それに、なによりあの雌ギツネの代わりというのが気にくわない。
それに雌ギツネの枠が空いたならあの最初に殺した月島という奴の枠はどうなるんだ?
あれは、最初から予定内だったのか?
――まぁ、そんな事は飼い犬の俺には関係ない事か。
「なに、そう悪い条件でもないのだろう。那須宗一と思う存分やれるのだからの。まぁ此処にいてもその内戦えるが戦場で戦いたいと思うじゃろ……それに此処は邪魔が入って興が削げる。――どうだ狂犬・醍醐よ?」
「はっ!」
そうだ、俺は狂犬だ。
主が戦えと言えば戦うだけ。
それに、総帥が言う通りあのクソガキと同じ舞台に立てるのならまんざら悪い話でもない。
18 :
醍醐出撃:04/07/12 00:18 ID:VLJ5+FKx
その答えを聞いて篁は指を鳴らす。
すると、扉が開いて一人の兵士がバックを持って現れた。
「では、これが支給の武器となる。――使い方は解るな。」
バックを開けるとそこには多少のショックでは壊れない箱に覆われた注射器があった。
醍醐の勘が恐らくこれは、宗一との戦いで使ったあの薬なのだろうと知らせていた。
使うと、理性が飛び文字通りの狂犬になる。
そのある意味因縁深い物をみて醍醐は息をのんだ。
なるべく使いたくない。
今度こそは宗一との戦いを意識がある内で思い切りやりたかった。
「――はっ、では。」
醍醐が礼をして、大きな扉から出ていく。
それを篁は見送った後、側に来た兵士に告げた。
「――もし、醍醐があれを使うようなら例のボタンを押せ。」
「はっ!」
一般の兵士には逆らう権利など無い。
言われたら行動するだけであった。
19 :
醍醐出撃:04/07/12 00:20 ID:VLJ5+FKx
例のボタン――それは篁用に作られたラストリゾートのスイッチ。
「まだ未完成といえどもこの島内なら人一人分ぐらい覆えよう。――後、この事は醍醐にそして外部に漏れないように細工しておけ」
ラストリゾートの遠隔操作。
今回のラストリゾートはこの建物全体に瞬時に覆える程の効果範囲の拡大、小さな島であれば何処でも展開できる遠隔操作という補強がされていた。
欠点はエネルギーの消費量が激しいのと、本格的に展開したら起動時間が短い事だけの無敵の装置である。
それの、試験運用。
醍醐はうってつけの駒であった。
そして、最狂の矛と最強の盾を持った狂犬が野に放たれたのだった。
【篁 草薙の剣】
【醍醐 特殊警棒 注射器の入った箱】
20 :
名無しさんだよもん:04/07/12 01:10 ID:spJuG1uK
NG。
理由は(r
感想スレの方で指摘がありましたので修正させて頂きます
>ラストリゾートが復旧した青白いホールの中。
を
ミルトの特攻でラストリゾートが復旧せず、未だ仄暗いホールの中。
に変更お願いします
あと、時間軸は【午前1時頃】という事でお願いします
23 :
名無しさんだよもん:04/07/12 04:13 ID:aHZY7MLW
このスレさっさと埋めようぜ
人を頼るな。やりたきゃ勝手にやれ。
何でNG確定が分かってるような作品投下するんだろうねぇ
判りにくいので変更します。
>>12の
【亮は純粋にPKとして動くつもり。アビスボートへは向かわない?】
を
【亮は対主催者を蝉丸たちに任せて自分はPKとして動くつもり。アビスボートへは向かわない?】
【あかり・芽衣はどう動くかは不明】
に変更します。
神様は死んだ
悪魔は去った
太古より巣喰いし
狂える地虫の嬌声も
今は、はるか
郷愁の彼向へと消去り
盛衰の於母影を
ただ君の
切々たる胸中深くに
残すのみ
神も悪魔も
降立たぬ荒野に
我々はいる
おお、34が通った。