翌朝、例によってわたし達では起こせずに秋子さんに起こされた名雪。
そしていつものように、糸目でいちごジャムにかぶりついたんだけど。
一口食べた途端に、なんとも言えないって感じの情けなさそうな表情になった。
どうしたのかな?それでしばしの沈黙の後、ようやく口を開く。
「お母さん、これなに?」
「あら、名雪のために作った特製いちご風ジャムよ。ちゃんと残さず食べてね」
「ふーん、いちご風ね。風ってなにかな?」
「あら、風は風よ」
「ふーん、そうなんだ」
一見穏やかな遣り取りだけど、二人の間にとてつもない緊張感が走る。
やだ、これ以上ここにいたくない。気絶寸前のあゆを抱え、真琴の手を引いて退散。
そして生まれてこの方初めて出すと言うほどのスピードで学校に向かう。
いやもう今なら世界が狙えそう。
500mほど死にものぐるいで走ってから、ようやくストップ。滅茶苦茶怖かった。
あの場にいたら、どんな勇者だって裸足で逃げ出すに違いない。
秋子さんが怖いのは当然として、名雪もおっかないよ。
普段はボケボケに見えても、やっぱり秋子さんの娘だよ。勘弁して。
再会した日に名雪の怒りが爆発しなくて本当に良かったよ。
ほんと、あやうくあの日がわたしの命日になるところだったんだ。
ところで、わたし本当にあの二人と血のつながりがあるんだろうか?疑問だ。
まあとりあえず虎口は脱したけど、真琴は震えが止まらず、あゆは泡を吹いている。
よく見たら真琴、狐耳と尻尾が出てるって。言葉も完全に退行してるよ。
「あぅー、あぅー、ああぅー」
あゆの方は幽体離脱してるし、おーい二人とも帰ってこいよ。
火曜日はこんな風に最悪に始まった。そう「風」にね。あーあ。
とにかく真琴をどうにかしないと、こんな姿を人に見られるのはやばすぎる。
あゆも放っておくわけにはいかないし。あーん、一体どうすればいいの?
まあしかし、世の中困っていると助けが来たりするもので。
「相沢さんどうされましたか?」
「あっ、天野さん実はこれこれこういうわけで」
良かった天野さんなら真琴の事情がわかっているから、話をしても大丈夫。
「わかりました。わたしにお任せ下さい」
天野さんは真琴を優しく抱きしめて、背中をさすりさすり。
「真琴、もう大丈夫ですよ。落ち着いて」
「あぅー」
すごい子供を宥めるお母さんみたい。真琴が見る見るうちに落ち着いていくよ。
じゃあこっちはもう大丈夫として、わたしの方はあゆを介抱するか。
でも幽体離脱なんて、どうやって直せばよいのよ?
「祐美わたしに任せる」
「そうですよ、祐美さん。霊感少女と名をはせた舞にお任せですよー」
ああ助かった、でも二人ともどこから出てきたの?まあこの際どうでも良いか。
舞はあゆを左手で抱きかかえて、額に右手をかざしている。気功?ハンドパワー?
そう言えば、舞って子供の頃不思議な力を持ってたっけ。
ところでどうして巫女装束の一弥君が後にいるんだろう?
などと考えているうちに、あゆの表情が見る間に穏やかになっていくわね。
やっぱ本物は違うわ。
「あははー、舞すごい、すごーい」
「別に大したこと無い」
いや、わたしも正直本当にすごいと思うよ。
「またまた舞ったら照れちゃって、このこのー」
「照れてない」
舞はわたしにあゆを手渡すと、佐祐理さんの頭をポカポカ。
なんかこの光景も見慣れてきたね。
そう思っているうちに、あゆが気が付いた。良かったよ。
「あれっ、祐美さん、ぼくどうしたのかな?」
「ああ別になんでもないからね。ちょっと気が遠くなっただけだから」
まあ思い出せないならその方がいいよ。
そうだ、真琴の方はどうなったかな?
天野さんの腕の中で安心しきっているよ。良かった。
「この子達はこうしてやると落ち着くんですよ」
ウンウンそうだね。アレッ?でも、この子達?達?確かにそう言ったよね。
天野さん真琴の他にも他にも妖狐に知り合いがいるのかな?
まあ他人の事情は詮索しないでおこう。必要が有ればそのうち話してくれるよね。
それでまあ二人とも落ち着いたから登校再開。遅刻はいやだからね。
ところで舞と佐祐理さんは相変わらず追いかけっこしてるよ。
「二人ともいい加減にしないと遅刻しちゃいますよ」
一応そう声をかけたんだけど聞こえてるかなー?
まあ思わぬ時間を取ったから、天野さんと学校へ急ぐ。
分かれ道で真琴達と別れた後は二人っきりだ。
でも前と違って随分仲良くなったから、気まずくはないね。
「あははー、祐美さんおいていくなんて酷いですよ」
「祐美薄情」
校門の直前で、追いついてきた両先輩に文句を言われた。わたしが悪いの?
幸い早めに家を出たせいで、騒動があってもどうにか遅刻しないで学校に着いた。
で名雪だが、もう2時間目が始まるのにまだ来ない。
あの後あの場所でなにがあったんだろう?一瞬そんなことが頭をかすめる。
うっでも、わたしは知らない、知りたくない、想像できない、想像もしたくない。
このまま名雪が登校してこなかったらどうしよう。
このままじゃあ家に帰りたくないよー!
ところで香里さんもお休みだ。北川君の話だと多分栞ちゃんが病気だかららしい。
看病の為らしいのだが、そう称して不埒な行為に及んでいたりしないだろうか?
まあ病気で弱っている可愛い妹の病状が悪化するようなことはしないと思いたいけど。
日頃の行いが行いだから、今一その疑いを捨てきれないのよね。
とは言えどのみち他人の家庭の事情には手出しできないから、香里さんを信じよう。
お昼休みになった、けど名雪はまだ来てないんですけど。
何か水瀬家の方向から謎の爆発音が聞こえてきた様な気もするけど。空耳だよね。
救急車とか消防とかパトカーのサイレンも、気のせいだよね。
ねっ、誰かそうだって言って……お願い。
まあとにかく御弁当だ。今日は特に約束がないから七瀬さんと一緒。
ちなみに北川君は佐祐理さんにさらって行かれた。
どうも今、佐祐理さんにとって彼が一番面白いおもちゃらしい。ご愁傷様です。
ところで舞は佐祐理さんのあの趣味をどう思っているんだろう。
おそらくは佐祐理さんが喜んでいればなんでもいいんだろう?
まあ舞のことだから、実はなにも考えて無いという可能性もあるな。
なんにしても、後で佐祐理さんから北川君の女装写真をもらっておかないとね。
それはさておき、うん今日のアスパラのベーコン巻は上手くできてるね。
あゆお手製の海苔を巻き込んだ卵焼きも美味しい。今日は焦げてないよ。
ぶりの照り焼きは真琴が焼いたもの。味が少し濃いかな?
などと御弁当を堪能。北川君も別に命まで取られるわけじゃないしね。
わたしは結構食い意地が張っているから、食べてる時は名雪のことも忘れていた。
午後も真面目にお勉強して、もう放課後だ。で名雪は結局欠席。
しょうちゃん以下の名雪捕獲部隊に事情を説明。わたしにできるのはこの程度だね。
だけど秋子さん、居眠り防止のはずが欠席。これじゃあ本末転倒ですよ。
例によって校門で合流したあゆと真琴とともに帰宅する。
家は別になんともなっていなかった。やはりあれは気のせいだったんだよね。
周りの家が何か綺麗になっている気もするけど。まるで新築みたいに。
お隣の奥さんは右手を吊っているとか、向かいのおじいちゃんが頭に包帯とか。
そんなの、ぜーんぶ偶然だよね。
と、そう言うことにしておこう。それがこの街で生き抜く秘訣だ。
で妙に真新しい家に入ったら、名雪は見事に寝こけていた。
「名雪ったら、また寝ちゃったのよ。本当にしょうがないわねー」
とにっこり微笑んで迎えてくれる秋子さん。
「あははそうですね」
「あぅー、なゆねえに困ったもんよね」
「そうだね。お姉ちゃんたらもう」
わたし達は3人で示し合わせたように大慌てでこう答えた。
まあ名雪の寝顔が安らかだから、いいんだろうきっと、多分……。
それで名雪は、少なくともわたしが寝るまで起きませんでした。
えー、今日は名雪が休んだ以外は平和な1日でした。と日記には書いておこう。
ところで、今のフレーズ大昔のCMにあったらしいね。
>>603 浩子は、いざという時の為に勝負下着を持ってはいるが、
初めての時は普通の下着で行為に及んでしまうに一票。
>>604 男を誘惑する為ではなく、隠れおしゃれの為に黒下着を着けているのに、
初音君を誘惑してしまって、戸惑いながらもリードしてあげる裕子さん
ハァハァ(´Д`;)
>>606-611 秋子さんばかりか名雪までアンタッチャブルな領域へ…
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>612 両方とも同意だ(;´Д`)ハァハァ
かずきの下着は縞パン(青系)がいいな。
長瀬ちゃんはちょっと背伸びして大人っぽいやつかも?
そういや明日でこのスレも2周年か。
新スレが立て続けにDAT落ちした事件は、まだ生々しい記憶だったりする。
615 :
名無しさんだよもん:04/03/05 19:37 ID:e+tuqCIP
Goodjob
水曜日、名雪が自分で起きてきた。えっと、あれは効果があったんだね。
しかも、テキパキと支度している。食事のペースもめちゃ速い。
なんだか別人28号だよ。
で、珍しく4人そろって歩いて登校である。ああこんな日がついに来たんだねー。
感慨に浸っていたらアッという間に学校に着いた。
周囲の生徒がみんな駆けだしていたけど。例の格言のせいだよね。
まあそこまではわたしも面倒見切れないし。
校門の前で美坂姉妹と出会う。栞ちゃんが元気そうで良かったよ。
でも香里さんが壊れた。
「そこにいるのは名雪。いいえそんなはずないわね、名雪がこんなに早く登校するなんて」
「香里酷いよ」
「こんなことあり得るわけないわ。あなた、名雪の偽物ね」
名雪をビシッと指さしそう決めつける香里さん。
いや気持ちはわかるけどね。わたしだってまだ信じられないし。
「うー、酷いよ。わたし本物の水瀬名雪だよー。そんなこと言うなんて極悪だよー」
名雪は怒っているらしいけど、今一歩迫力が感じられないわね。
もしかしてあの怒りは、いちご・猫関係限定なの?
「嘘をつきなさい。偽物の分際でわたしを騙そうたってそうはいかないわ」
「うー、違うのに」
「偽物の証拠にこの胸も作り物に決まっているわ」
「わっ、香里なにをするんだよー」
香里さんは制服の上から名雪の胸を揉みしだいている。大胆。
栞ちゃんは真っ赤の顔でてで顔を覆っている。でも指の隙間からチラチラ見ている。
「黙れ!偽物。この手触り本物っぽいけど、直に触ればわかるわ」
ああ、今度は制服の中に手を入れてる、香里さん公道でそれはまずいって。
「あ、ちょっと香里止めてよー。アン、アーン」
「おかしいわね、手触りまで名雪と同じ。なんて良くできた偽物なの」
「アン、だからさっきから本物、アン、だって言ってる。アーン!」
名雪のもだえっぷりかなり色っぽいわね。
密かに観賞した、お父さんの秘蔵AVコレクションに出てくる女優さんみたい。
それにしても香里さん、なんで名雪の胸の感触なんて知ってるの?
「うう、不潔です。こんな人お姉ちゃんじゃありません」
栞ちゃんの気持ちは良く分かるよ、わたしもさっきから他人のふりをしてる。
「香里、アーンそこは駄目。アーンすごい」
ちょっと名雪のあの恍惚の表情、外で見せてはやばいような。
わいせつ物陳列罪で捕まっちゃうよ。
「うりゃ、ここか?ここがいんかー?」
香里さんも完全に自分を見失っているし、目的を忘れてるって。
「あははー、これは是非記録して佐祐理コレクションに加えないといけませんね」
「名雪、演技が甘い。もっと声を色っぽく」
聞き覚えのある声が、っていつの間に現れたんですか先輩方?
ビデオ撮影と、濡れ場の演技指導は女子高生としてどうかと思いますけど。
いやむしろ人として終わってるんじゃあ?
第一なんで二人ともバニースーツなんですか?舞は黒、佐祐理さんは赤。おいおい。
あーあ、名雪ほとんど裸。まだパンツだけは脱がされてないけど、乳首も丸見え。
香里さんも制服脱いで下着姿、二人とも寒くないのかな?
でどうして先生が出てこないんだろう?これでも生徒の自主性に任せるってわけ?
それただの無責任だよ。久瀬さん&生徒会が出てこない理由は想像が付くけどね。
この状況だとわたしが止めるべきなんだろうけどなー。
それにしても香里さんだけならともかく、佐祐理さんまで暴走してるもんね。
わたしじゃ絶対に止められないよ。
「全く校門の前でこんなことをしでかすとは、人として不出来でしょう」
突然は以後から不機嫌そうな天野さんの声が。
「天野さんコメントはいいから、出来たら止めて欲しいんだけど」
「無理です」
一言ですか?で天野さんはすたすたと校内に入っていく。
気が付いたら、名雪達の周りを倉田黒眼鏡隊が囲んでいる。
そうか、生徒以外の野次馬を近寄らせないようにしているんだ。
うんうんこれなら、名雪の痴態が公衆の面前に晒されることだけはないね。
じゃあわたしも教室に入ろう、遅刻しないようにね。我ながら薄情だと思うけど。
それで、まだ名残惜しげな栞ちゃんを引きずって校舎に入りました。
でも栞ちゃんも、結構好きねえ。
実はわたしもどさくさに紛れて栞ちゃんの胸を触っちゃいました。
今なら怖ーい香里さんの目が届かないからね。わたしって悪女?
「あらあら名雪、わたしはそんなぬるい演技しか出来ない娘に育てた覚えはありませんよ」
「ウウン、お母さん、わたし頑張るよ。アッ、アーン!」
「名雪ー、あんたの初めてはわたしの物よー!」
「お庭番の皆さん。北川君を絡ませますよー。衣装は十二単でお願いしますねー」
「佐祐理のセンス、嫌いじゃない」
「了承」
「あははー、久瀬さんも参加させましょうかねー」
背後から聞こえてくる声は空耳、もちろん空耳、断固空耳、絶対に空耳なのよー!
真琴達と別れてからで本当に良かった。教育上悪いから、うん。
そのあとわたしは真面目に授業を受けたよ。学生だから当然だよね。
ちなみに教室は空席が目立つ。もちろん?北川君の姿は見えないんだ。
なお名雪の早すぎる登校による一時的精神ショックで倒れた生徒が続出。
保健室は空前絶後の大忙しだったそうね。
また校門の前で野次馬していた連中もいたみたい。馬鹿ばっか。(星野ルリ風)
今日の教訓、人間自然が一番、名雪はやっぱり寝かしておいた方がいいわ。
それにしても、秋子さんって何者なんだろう?
今日のお昼は栞ちゃんと七瀬さん、天野さんと食べた。他の人は……知らない。
わたしには、学校の正門前でAVを撮るような知り合いなんていないわ。
さて前回のお礼にと、栞ちゃんの分はわたしが作ってきたんだけど。
鯖をカレー粉で炒めたものは不評。人類の敵ってなに?青身魚は駄目だったのかな?
では今度はキャベツをカレー粉で茹でてこようかな。楽しみに待っててね栞ちゃん。
そうそう、3時間目からはクラス全員がちゃんと授業を受けてたわね。
もちろん居眠りをする人なんてないわよ。
放課後、クラスの誰かが陸上部員に拉致されていった。ご苦労様。
もちろん本当は誰だか知ってるけど、今日だけは知らないことに決定。
騒動はこりごりだから。
ずっと前からここにいるけど、もう2周年か。早いな。
相変わらず、ここの住人は優しい。そう思った。
んじゃ、これからもがんばれみんな。
自分は見ました。車の中で弥生さんに愛を奪われたふゆを。
自分は見ました。梓くんと一緒に裕子さんに辱められるはじめさんを。
自分は見ました。聖先生にはしたないと叱られる往穂を。
自分は見ました。屋上でいとおしげに瑠璃くんとキスをする祐子を。
自分は見ました。九品仏とアンビバレンツな関係を持ったかずきを。
自分は見ました。半纏を着込んで戦うどこか間抜けな少女たちを。
自分は見ました。ちちばんどに難儀し悶える蝉音を。
自分は見ました。悲しすぎる状況の中ででえにしと結ばれた牟祢を。
自分は見ました。人と触れ合うにはあまりに痛みすぎる体をもった朱鷺乃を。
自分は、見ました。
浩子を。
さつきを。
ハクオロさんを。
郁巳を。
ひろみを。
ゆうを。
渚を。
数え切れないほどの世界を。
数え切れないほどの萌えを。
数え切れないほどの笑いを。
数え切れないほどの感謝と、
数え切れないほどの感動とともに。
この、反転スレッドで。
今まで、ありがとうございました。
そして、これからも。
2周年、おめでとうございます。
623 :
元380:04/03/07 00:00 ID:nwtptHUo
…ということで2周年おめでとうございますの気持ちを文にしたわけなんですが…
本当はSS書きたかったんですけど、時間がなくてw
ということで、これからものんびりがんばっていきましょーか。
3年目になっても回線吊って首切ってきます。
1.長瀬ちゃんの場合
「ふふ……大胆にレース入ってるなんて長瀬ちゃん、大人〜」
「瑠璃くん、一々講評しながら脱がせちゃ恥ずかしいよ〜……」
2.はじめさんの場合
「そういえば、はじめさんはあまり派手な下着は持ってないんですか?」
「うーん……わざわざ外を飾り立てるよりも、中身の素材で勝負したいな、って」
「なるほど……でも、せっかくの素材を引き立てる方法を知っておいても損はしないと思いますよ?
まあ、そんなところがはじめさんらしくて私は好きですけど」
「つ、鶴丸さんったら……」
3.浩子の場合
「ご、ごめんね燈人……今日こんなことになるなんて思ってなくて……」
「大丈夫だよ、浩子ちゃんはそのままでも十分可愛いから」
4.ふゆの場合
「そういえば、ふゆってああ見えても下着の好みは派手めなのな」
「そうそう、この間スカート捲ったら紫のハーフバックだったよ。人は見かけによらないねぇ」
「俺のときは黒のレース……って、兄貴何やってんだよ!」
「人のことが言えるか、弟よ」
「わーっ! さっきから聞いてれば二人ともなんの話してるんですかっ!(泣)」
(この間は赤のシースルーだったことは……言わないほうが彼女のためですね)
5.さつきの場合
「へー、いつも白のコットンばっかりのさつきにしちゃ、頑張ってるじゃん」
「た、たまには気分変えたっていいじゃない……」
「まぁ、そうまでして誘われちゃあ期待に応えないわけにはいかないなぁ(にやり)」
「ちょっ、待ってスフィー、そういう意味じゃ……やっ、あぁんっ!」
6.かずきの場合
「かずき……いつも思うんだけど、縞のショーツばっかりってのは一部のオタクを喜ばせるだけよ?」
「うーん……瑞希の言うことももっともなんだけどね……
なんとなく、そういう感性ってわかっちゃうんだよなぁ……」
「だめよそれじゃ。今からでも遅くないから、ちゃんとした下着を選べるように……」
「でも、瑞希もこの前コスに響くからってTバックを物色してたよね?」
「え……あ、あれは必要に迫られたんだから仕方ないじゃない! 不可抗力よ!(慌)」
萌虚仮さんに続けてみる。
7.ひろみの場合
「七瀬く〜ん 一つ聞いてもいいかな?」
「なんです、折原さん?」
「どんな下着着てるの?」
「…へ?」
「ブリーフ? それともトランクス? まさかビキニパンツだったりする?
ちょっと見せてよ」
「え、な、何言ってるんですか折原さん!? 冗談にも程が…
あ、待って、そんな所に手をかけないで!(悲鳴」
麻森「うわ…白昼堂々逆セクハラだよ」
佳瑞「…俺、あいつの幼馴染みやめようかな(´Д`)」
…あれ?(w
ひろみの下着は意外と可愛い系(プリントパンツとか)だったらいいかも。
627 :
元380:04/03/08 05:37 ID:xNMJaMT6
>>625 お帰りなさい。ずっと待ってました。ということで勝手に続けてみる。
8.蝉枝の場合
「…………」
ゆさっ
「どうした、月弥?」
ゆさゆさ
「…な、なんでもないでもないよっ!?」
「そうか?それならいいが」
たゆん
(絶対なんにも着けてない〜っ!(泣))
「そ、それじゃ僕、夕貴のとこに行ってくるね」
「…む、ちょっと待て。髪が撥ねているぞ」
「え?どこどこ?」
「こっちに来い。直してやる」
「え、あ…」
ふわっ
(蝉枝の匂い…なんか、あったかい…)
「男と言えども、身嗜みには気を付けねばな」
「…………」
628 :
名無しさんだよもん:04/03/08 23:03 ID:oTNgeMQw
保守
629 :
名無しさんだよもん:04/03/08 23:05 ID:jV1otfZs
9.反転うたわれの場合
〜戦闘中〜
ハクオロ「はあぁぁぁっ!!」
ゆさゆさ
オボロ「殺ァ――――――――――ッ!!」
たゆんたゆん
クロウ「うおぉりゃあぁぁぁ!!」
ぶるるん
トウカ、出血多量(鼻血)につき戦闘不能
ベナウィ「…聖上達には今後、胸に布を巻きつけて固定してから戦場に出てもらいます」
女ベナウィの胸は控え目?
それとも、裕子さんや蝉枝よろしく無駄な巨乳をうざったく思ってる?
やっと葉鍵板(つか、ネットに)帰ってコレタ――ヾ(≧▽≦)ノ――!!!
で、早速便乗してみる。
10.往穂の場合
「暑ぃ……暑いよぉ……なんでこんなに暑いんだよぉ…」
「往穂さん、黒いシャツ着ているからすごく暑そう。」
「『暑そう』じゃなくて『暑い』んだよ…」
「往穂さん、汗ビッショリ。」
「ぁぁ……ベトベトして気持ち悪ぃよぉ…」
「お父さんのシャツだったらあるけど、着る?」
「あ、ああ。頼む……」
シャワーを借りて、まっさらな白いシャツに着替える往穂
「……暑ぃ……暑いよぉ……な(略
「往穂さん、さっきと同じ事言ってる」
「ああもお! シャワーも浴びて着替えもしたのに、まぁた汗ダクになっちゃったじゃないのよ!(怒)」
「うわっ! 八つ当たりは良くないと思――――あ。」
「? どうした? なに赤くなって…………………あ。」
(みーんみんみんみんみんみん……)
「――――――――――――――見えた?」
「うん、お父さんのシャツ、汗で透け透け…にはは(ポカッ!)
(おそらくノーブラ派の)往穂がいつも黒いシャツを着ているのは、こういう理由からなのです(嘘)
ネットから隔離されている間、色々あったんですね…
超先生の件、今さっき知ってショック……遅ればせながら御冥福をお祈りします(ー人ー)
反転関連のネタだと……何なのデスか、あの『♂スイッチ』とかいう物体は?
(↑CAGEのエロゲ『大好きな先生にHなおねだりしちゃうおませな(以下略』の恐るべきシステムw)
―――――ここの住人のアレな妄想を具現化した理想のアイテムじゃんヽ(*´ー`)ノ(←お前だけだろ)
それより…帰還早々450KB突破してますねw
ハガレンネタでテンプレネタ考えてたのですけど、詰まり気味です…(葉鍵の反転術士w)
「理解・分解・再構築」とか「禁忌の技(人体練成)」とかは使えるんだけど…等価交換ネタが思いつかないっす
テンプレの基本部分を用意しつつ、回線吊って首持ってかれてきます…
634 :
てんぷれ:04/03/10 17:55 ID:U0MSWZdU
―――体は女に出来ている。
血潮は電波で 心は乙女。
幾たびの濡れ場を越えて全敗。
ただの一度も逃走はなく、
ただの一度も( A )されない。
彼の者は常に独り 反転のスレで性欲に酔う。
故に、元ネタに意味はなく。
その体は、きっと女に出来ていた。
―――――――――
問1 これは誰のことでしょう?
問2 ( A )に入る単語は何でしょう?
正解者には長瀬ちゃんプレゼント。ただし拓美さんから奪ってきてください(w
祐美ちゃん話の続きマダー?チンチン(AA略
>>632 そ、そうだったのカー!納得納得(ヲイ
でも、たとえ透けなくても汗で張り付いたシャツなんて
十分すぎるほど破壊力がありますぜ往穂さん。
今日はやけに男の見物人が集まるな、と思ってたら
連中の視線は人形じゃない場所に釘付けになってたりして。
>>635 回答1 七瀬留美
回答2 (´A`)マンドクセ
>>635 お、なかなかナイスなテンプレ。
次スレはこれでいけるか?
…で、
回答1 柳川裕子さん
回答2 ノーマル扱い
と言ってみるテスト。 回答2が単語じゃない気もするがw
保守カキコ。
ところで、今、何キロバイトあるんですか?
ギコナビでスレの容量表示する方法わからなくて…
641 :
名無しさんだよもん:04/03/14 21:37 ID:PsXgx+u8
保守保守
>640
456KB (466069Byte)
残り容量微妙だな…次スレは650あたり?
さて、昨日はホワイトデーだったわけだが、
反転ヒロイン達も各々男性陣から三倍返しを貰っているんでしょうな。
…そりゃもう色々な形でw
テンプレは
>>635のでいいのかな?
他に案ある人いる?
それでいいと思います。
立てるのは>650あたりでいいかな?
…というわけで誰か頼んだ。
そういや、ディーはまだ性別反転ネタないな。
弥生さんを銀髪にしたみたいな感じ?
で、マントの下は体の線出まくりタイツスーツなわけでして。
まさに極悪ガード不可。
しかも網タイツ。
「今さらどんなツラして会いに来たんや、敬(けい)」
「母親が自分の子どもに会うのに、どんな顔もないでしょう。晴彦」
「ケッ、何ぬかしとんねん。だいたい、さっきの顔は、母親の顔やなかったで」
「──どういうこと」
「舌なめずりした売女の顔や。鈴は郁(いく)兄貴によう似てきたからな。
アンタがあれだけの真似をして手に入れた郁兄貴に…っと。
相変わらず手ェ早いな」
「取り消しなさい」
「今の言葉は取り消せても、事実は消えへんからな。同じこっちゃで。
あれから何人の男を食ったんや。そのバケモノじみた若さと幼児体型を
維持するために」
「取り消しなさい」
「だけど、残念やったな。アンタ好みの鈴は、もう他の女のもんや。
アンタと違う、下品で、女らしうなくて、口下手の、いい女にな。ムチプリやで」
「……取り消しなさい」
…えろい。GJだ。
そっか、反転すると子供産んで押しつけてdズラした事になるのか。
そりゃ売女扱いされても仕方ないな。
↓新スレよろしく
650 :
名無しさんだよもん:04/03/20 22:30 ID:LsiPJpnH
新スレ?まだ早いだろうがゴルァ
↑次スレヨロ
容量の問題だよ。
650は逃げたっぽい?
>>648 バケモノじみた若さと幼児体型の母親…八神くんの家庭の事じょ(ry
敬の葉鍵らしからぬストレートな悪女っぷりがナイス。
次スレは「その9」?
普通に「その9」でいいってw
で、誰が立てるよ?
660でいいんじゃね?