1 :
名無しさんだよもん:
梓 「あ、あたしの胸がぁ!」
千鶴「あらまっ平ねぇ、梓ちゃん」
梓 「じぃ〜」
千鶴「な、何?」
梓 「千鶴ねえも男になったの?」
その後、虐殺
2さんだお〜
3 :
うんこ:02/03/06 15:11 ID:MRw3cZ+7
うんこ!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜このスレッドは以後彰を愛する会が占有します〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
5 :
月宮あゆ:02/03/06 15:13 ID:7+YA7fs1
呼んだ?
>>2 ありがとう。
あまりにも(´・ω・‘)なスレなので、2GETする気にならなかったのよ。
誰かが書き込むまで何回か更新しながら見てた。
やっと書き込める(w
女の大志…(汗
「和美!801の頂点を目指すわよっ!」
………怖すぎ。
彰タン…(*゚−゚)
9 :
名無しさんだよもん:02/03/06 18:43 ID:Npprg/OE
雅史もあれ女属性だろう…。
それわたしのことですか?
一昨日も栞さんの尿道をずたずたに突き破って来ましたけど・・
東鳩キャラみんな男にしたら、まんまボーイズゲーとして成立しそうだ。
フルバってそれっぽくないか。
坂下が男ならなおカコ(・∀・)イイ!
(・∀・)ホレルゼ!
七瀬が女だったら…ああ恐ろしい
真琴が男だったら!…美汐たんが喜んで引き取りに来るな
16 :
京大繭:02/03/06 21:26 ID:eG33aXzs
それ以前に毎夜続くイタズラでぶち切れた祐一に叩き出されるかと(w
勝平タン…
祐介とさおりんそれぞれ性転換して、
さおりんにやられちゃう祐介とか
「……雪積もってるぞ」同い年ぐらいの男の子が私の顔をのぞきこむようにして立っていた。
「そりゃあ、二時間も待ってたし…」私がそういやみっぽく言うと、
「マジか、まだ二時くらいだと思ってた」彼は時計を見上げて答えた。
(それでも一時間の遅刻…)
「じゃ、手出して。遅れたお詫び、それと祐子との再会のお祝い」
そう言って彼は缶コーヒーを私に手渡した。「七年ぶりの再会が缶コーヒー一本なの?」
「そうか…そんなに経つんだな。…じゃあさ、祐子は俺の名前覚えてるか?」
「…次郎」「違う」「花子!」「俺、男の子…」「覚えてるよ、なゆき、でしょ?」
「正解」彼はどことなく照れくさそうに微笑んだ。「じゃ、行こうか。なゆき」
とりあえず、相沢祐子(♀)と水瀬なゆき(♂)でKanonの冒頭を。
しかし、1よ、お主は何をしたかったんだ? ッテ、カキコンデルオレモ、ナニヲシタカッタンダロ?
高槻なら萌え。
22 :
TS万歳:02/03/07 23:18 ID:Uhoh9xga
設定の性別を反転するのではなくて反転してしまったことに萌えるタイプと見た
23 :
京大繭:02/03/08 01:24 ID:7t4k9gz9
分かっていらっしゃる
24 :
1:02/03/08 14:59 ID:UWLqLbdj
>>23 何を、と言われても
>>22さんの言う通りです
あと七瀬みたいな男っぽい女キャラが好きなもので
男TSさせたら大抵そういうキャラになりそう、と思っているのもあります
25 :
1:02/03/08 15:00 ID:UWLqLbdj
極めて個人的な意見を言わせてもらえば
良 ス レ の 予 感 。
大志なら萌え
>>26 貴方の感じてる感情は精神的疾患の一種よ。
治す方法は私が知ってるわ。私に任せて。
29 :
TS万歳:02/03/08 23:19 ID:jSccZf3V
たとえば、
謎ジャムの効果で女性化
芹香先輩の魔法の暴走で女性化
朝起きたら女性化
こんなSS結構ありますよねぇ?
30 :
1:02/03/09 00:29 ID:cCE5URZE
>>29 特にKANONでは異常に数が多いですね
一つのジャンルになるくらいに…………
>>29 昔読んだやつで、あゆが謎ぢゃむの効果で男になって、名雪とあんなことや
こんなことを・・・っていうのがありました。
それがなんか印象に残ってる。
32 :
名無しさんだよもん:02/03/09 18:03 ID:cCE5URZE
>>30 性転換祐一ものは祐一の性格が変わりすぎてる(女化してる)のが
多いのがなぁ…
つーか、漏れは性転換浩平萌えですが。
(いたずら好きで割と面倒見がいいっての、結構良くない?)
香里を男にしたら北川は死んでるな
35 :
TS万歳:02/03/09 19:15 ID:WgMxH4oz
女性化した北川が、香里にいじめられながらやられちゃうのは
それはそれで…イイ(・人・)
age
あゆ「うぐぅ…ボクのちんちんが無くなっちゃったよぅ」
38 :
名無しさんだよもん:02/03/10 04:16 ID:WF7tcBED
天沢郁未→性転換→高槻
39 :
名無しさんだよもん:02/03/11 00:21 ID:oGGHMlqE
血仙蟲の暴走で少女化してしまう御堂を痛切に希望。
例によって崩壊した肉の中で裸で気を失っていて、更に例によって記憶喪失で、
もっと例によって蝉丸達に庇護されて幸せな日々を過ごしたりとか
記憶が甦りかけて葛藤したりとか、それでも蝉丸とのフラグが立ってしまって
感感俺俺とかぐぉ〜〜〜〜っとかなんとか。
ああ、御堂か。そいつは盲点だったね。
ふと、性別反転痕を想像してみる…
アンジェリク?
楓がクラヴィスでー、梓はゼフェル、千鶴がリュミエールで初音がマルセルってこと?
>>42 千鶴はルヴァな気も(ボケてるから)。
で、柳川がロザリアってことで(w
44 :
TS万歳:02/03/11 20:51 ID:AmBer6O6
むむむ。やはり葉鍵キャラでTSって無理があるのカナ
しいて言えば、祐介くらいなのカナ
サブキャラならいっぱい良いのがいるなー
雅史とか彰とか柳川とか
高槻も…ううむ…まあ女だし…
氷上たん・・・(;´Д`)ハァハァ
高槻「あははは、見ろ。先の部分を入れたぞ」
Cクラスの少年「うぅ…」
高槻「だがまだまだだ」
高槻「ほら、入ってゆくだろ。見えるだろ」
高槻「ずぶずぶと入れてゆくぞ」
高槻「見ろ、私のあそこに入ってゆくぞ」
高槻「信じられるか。私のような今、初めて会ったばかりの女のナニだぞ」
高槻「いいのか、おまえは。そんなどこの輩ともわからない女に入れてるんだぞ」
高槻「とても大事なところを、入れようとしてるんだぞ」
高槻「くおぉ…」
高槻「ほら、入れた!」
高槻「根本まで入れたぁっ!」
Cクラスの少年「んああぁっ…!」
…うわぁ
高槻「うおお、すごい…」
高槻「ほら、おまえの骨盤と私の尻が密着している。おまえのモノはどこにいった?」
高槻「そうか、私の膣の中かっ!」
高槻「見えないと思ったら、そんなところに隠れていたのかぁっ!」
高槻「あんなでかいものが私のあそこに入っているのかっ!」
高槻「見ろ、隙間もないっ!」
高槻「ぶっすりと刺さっているぞっ!」
高槻「苦しげに突き入れたおまえのモノが刺さっているっ!」
高槻「ぐああぁっ……すごい事実だ…!」
高槻「いいのか、おまえは!?」
高槻「今初めて会ったような女とセックスしてるんだぞっ!」
高槻「いいのかっ!」
高槻「とても大切な部分じゃないのか、そこはっ!」
高槻「そんな部分を簡単に入れてしまっていいのかっ!」
高槻「それとも私のことが好きなのかっ!?」
高槻「違うだろっ!」
高槻「殴られたりして、嫌いだろっ!」
高槻「そんな女に入れてるんだぞっ!」
高槻「そんな女に快楽を与えてしまっているんだぞっ!」
高槻「これ以上ない快楽だっ!」
高槻「おまえの可愛い顔もそれを助長しているっ!
高槻「おまえのような男とセックスしている事実が私を興奮させているっ!」
高槻「いいのかっ!」
高槻「それでいいのかっ!」
高槻「何が悲しくておまえは私のようなゲスとセックスしているっ!」
高槻「悔しくないのかっ!」
高槻「惨めじゃないのかっ!」
高槻「ぐああぁっ…!」
久瀬が激しくグラインドを始める。
しまった、最後の行の久瀬を高槻に書き換え忘れた
51 :
名無しさんだよもん:02/03/11 21:38 ID:tOYmFhxb
_∧
\__―__
\  ̄―
/ ⌒\
/ ̄ \ ―(\_ ミヽ
/∧ミ) 丿 三(ヽ ヽ>ヽ_ヽ __
/ ハ| /\ ̄ヽ〜()>― v〃二ノ )
/< > (((( ) ()―_Vっ ∧
/ 厂フ / し▲δヽ \ \〜ヽ)
/( | ‖(⌒))))‖ ‖ | | )\
| 乂| ‖ < ⌒>へっ ―_/_ へ 彡⌒――フυ―γ
|/ | ‖/\ ((__(ミ勹‖ /\ヽへ(( (( 彡=ソ
| | ‖ へ \\し| ∧ \ ̄ ̄― ̄―へ―ソ
貴様等は何かを忘れている…………
そう…オーラ力だ!!!!!!!!!!!!!!!!
男になったみさき先輩は常人の20倍の筋力を有します。
この間、ふざけて浩平にじゃれついたら首がへし折れて天地逆を向いていました。
>>49 不覚にも勃ってしまった
どうしたらいいんだ………
55 :
名無しさんだよもん:02/03/12 18:11 ID:iOmbOoVA
往人を女に
>>54 「何が悲しくておまえはこのようなレスとセックスしているっ!」
>>55 ルックス的にはそうとうイケそうな気がするのは俺だけか?
柳川の女化を想像……いいかも( ;´Д`)ハァハァ
どれもこれも、やっぱ絵が欲しいとこだな…。
「観鈴・・・!そんなことはどうでもいいんだよっ…!
つべこべ言わず・・・出せよっ・・・!ラーメンライスっ・・・!」
「ククク・・・出しますとも。この観鈴ちん。ことラーメンライスに限り
虚偽は一切言わぬ。出す・・・!出すが・・・
今回まだその時と場所の指定まではしていない・・・
その事をどうか往人さんも思い出していただきたい・・・」
「え・・・?」
「つまり・・・観鈴ちんがその気になれば・・・
ラーメンライスは一ヶ月後、二ヶ月後ということも
可能だろう・・・ということ・・・!」
女住人と観鈴少年として妄想すると
とてもいい感じだ( ;´Д`)ハァハァ
ちょいとすれた感じの慢性的腹ぺこキャラがいいようにおちょくられてる感じで……
女往人と観鈴少年……。
あの、すっげー萌えなんですけど。
往人が住人になってるのを誰もつっこんでくれないYO(w
あげげ
観鈴少年の一人称が「観鈴ちん」だったら萎えだな。
68 :
京大繭:02/03/15 12:03 ID:OMIl6zQ8
一人称がなんだろーが男には萌えません。
>>68 ということは女高槻には萌えるのかと小一時(略)
女久瀬→ちょいと口うるさい規律好きのめがねっ娘の生徒会役員(むしろ委員長?)
男佐祐理→代議士の息子…親父の権威をかさに着てやりたい放題?
男舞→夜、校内に忍び込み窓ガラスを割りまくるが、男佐祐理と友人の為教師たちは手が出せない!?
女久瀬「ちょっと、川澄くんっ! あなた、またガラス割ったでしょ」
男舞「ぽんぽこたぬきさん…」
女久瀬「ふん、先生たちがなにも言わないからって、許されるわけじゃないんだからねっ!」
男佐祐理「あははー、なんかうざいですねー。舞、ういつ犯っちゃう?」
男舞「はちみつくまさん…」
女久瀬「ちょっと!? なによあなたたちっ、いやぁぁぁぁ…っ!」
リンカーンわしょーーいっ!!
こんなネタしか思い浮かばない…
ついでにagoるか
良い職人様が迷い込みますように
今話題の人気アイドルYUKIとRIN
YUKIのマネージャーでありながらもYUKIに
慕情にも似た感情を抱いている篠塚
あー、女性向だわ。
で、YUKIには世間には秘密の恋人がいて、ADやりながら少しでもYUKIの身近にいたいと思ってるけなげな娘なんだが
RINに寝取られてしまうわけだ(;´Д`)ハァハァ
無理矢理がいいなー(;´Д`)ハァハァ
篠塚は篠塚で、YUKIから恋人を遠ざけようと思って
恋人に毎週会いに行って欲求不満を解消してあげるわけですね(;´Д`)ハァハァ
これは…寝取りゲーじゃなくて、寝取られゲー
いや、寝取りされゲーか。
むしろ監禁ッ
YUKIに近づくのを快く思わない篠塚に車に監禁されてレイープ(;´Д`)ハァハァ
逃げたくても拘束されてて、しかも、精神状態悪化で鍵がかかってなくても逃げられなくなってるの
ゲーム内容が全然違う方向に…。
元・特殊部隊の人(銀髪・女)が、ハァハァ言ってる男に向かって
「あなたが感じている感情は精神疾患の〜」って言って
いきり立ったアレにナニしてくれるのって萌えませんか?
お前だけだ?
そりゃ失礼しました。
>>78 んなこたーない
俺も萌えるぞ(w
…しかし、微妙にいやらしい設定になりそうだ
旧軍で特殊部隊任務のほかに隊員の性欲処理係もやらされていて
無意識にハァハァしてる男を見ると反応してしまうまでまわされつづけてたとか
ふゆを乗せたBMWはどんどん郊外へ走っていった。
「あの、……どこへ行くんですか?」
「もう少し先です」
ふゆの心配は何処吹く風、といった風に篠塚は答えた。
五分ほど車は停まった。
「…何もないですよ」
「………」
篠塚はシートに気だるくもたれかかったまま、答えない。
「篠塚さん?」
諦めの様とも、決心の様とも取れない表情で篠塚は身体を起こすと
二人のシートベルトを解除し
「失礼」
と軽く言いふゆに口付けた。
「っ!んーーーーっ!」
ふゆの口内を時に乱暴に、時に優しく篠塚の舌が蠢く。
「なっ…何するんですか!」
口を開放されたふゆは目に涙をためて言った。
「私だってこんな事はしたくありません」
「だったら…」
「あまり逢瀬に精を出されると困る、と言ったでしょう?」
ふゆは酷く驚いた表情を見せた。
「でも…だからって」
「申し訳ありません」
そう言うと篠塚はまた口を口で塞いだ。
「んん!」
ブラウスのボタンを器用に外していき下着の上部から篠塚の指が侵入する。
指が乳首に触れたとたん、ふゆは身体に電気が走ったような錯覚を覚えた。
篠塚は口を離し、さもすまなさそうに
「不本意ですが一服盛らせていただきました」
とだけ言うとブラジャーをたくしあげ、胸の突起に吸い付いた。
「ひぅ!」
鋭い嬌声をあげ、ふゆの身体が跳ねる。
篠塚は一向に気にせず口に含んだまま、舐めあげ、軽く歯をたて、強く吸う。
「うあぁぁぁぁ……うくっ……あぅあっ」
その一つ一つにふゆは過剰な反応をする。
「ううっ………いやぁっ…だめぇっ」
車の軋む音と、ふゆの声は、冷気を含んだ外気に消えていった。
「………本当に申し訳ありませんでした」
「………」
ふゆは何も答えなかった。
構わずに篠塚は喋り続けた。
「私だって他人の罪悪感につけ込むような事はしたくありませんでした」
「勇輝さんはあなたのものです」
「ですが、YUKIを望んでいる人は何万人といます」
「ですから勇輝さんの仕事に支障をきたさない程度に付き合ってください」
「勇輝さんに憤りを感じたら、私を呼びつけてお殴り下さい」
「勇輝さんに疑問を関したら、私を呼びつけて何時間でも愚痴をお聞かせください」
「次のコンサートが終われば勇輝さんも少しは自由になります」
「それまでの辛抱です」
この様な言葉がふゆの頭には入った。
車が家の前に止まると、ふゆはドアを開けのろのろと出て行った。
ふゆが家に入ったのを見届けると篠塚は紙巻に火をつけ、それを吸った。
ため息を一つつくと、車の天井を見上げ独り言を言い始めた。
「純潔だけは守ってくださいよ……でないと勇輝さんが悲しみます」
「私のクローンでも作ってガードマンにしたいですよ……」
「まあ、まっぴらごめんでしょうけどね」
自嘲気味の笑いを発し、篠塚はアクセルを踏み込んだ。
…ってこんな感じかな?
一応、ふゆ=冬弥ってことで…
最高だっ、まさしく神だっ! 神よっっっ!
( ;´Д`)ハァハァ
つか、純血ということはふゆは舌技手技で逝ったわけですな
むむ、誤字発見。純潔ですな
しかし
純血でも意味は通りそうだ
86 :
地獄車:02/03/16 03:22 ID:2cn82z0O
素晴らしい。
最近は良いスレが多いね。
あげっ!
「ふむ。君はアの発音がいいね」
などといって、ゆきのあごに手を添える緒方姉。
…確かに萌えるぞ、性転換ほわるば。
>>88 確かにそれは萌えるな
しかし、それだとまじアンは怖いな
男がでかくなったりちっさくなったり…………う〜む
あと、凸の男Verも引くような気がする
まじアンか…。
お姉さま方には受けそうだが…。
小学生→中学生→高校生→青年
91 :
親切な人:02/03/16 22:47 ID:CRRBSB/A
「マルチはかしこいなあ」
「オウヨーーー」
魔法で性転換させられて、今までとは逆に
スフィー(♂)やリアン(♂)や結花(♂)にパンパンされまくる健太郎(♀)……笑える。
そういやまじアンのアンソロで、スフィーが女性客ゲットのためにリアンを男の子にしてたな。
みどりさんにスキンシップされて下腹部に変化が……
リアン(♂)「(真っ赤)あ、あの…姉さん?」
スフィー「あー、それ別に気にしなくていいよー。健康な男の子の証拠だから!」
>>89 美青年からショタまで変化するスフィー(♂)…ツインシグナルを思い出したよ。
あと鬼神童子ZENKI。
ずんずんぱんぱんされたあげく、どれも総て中出しされるのか(w
96 :
TS万歳:02/03/17 00:15 ID:AfM4F4aT
はっ!!、まじアンTSネタっていけそうでそうなぁ。
女耕一と楓少年のえちしーんのラストのふきふき……
みょうにエロエロな気がする。
初めてのエッチで放心中の楓少年、女耕一、自分の中に出されたものを始末する前に楓少年のペニスをふきふき……結果二発目が発射( ;´Д`)ハァハァ
まあ、ショタ受けに違いはないが、こういうお姉さんタイプも良いのぅ
……梓もいいぞぃ!!
こんなスレが何時の間にか立っていたのか…。
全然気が付かなかった。
>49高槻ネタと>72-82の姓転換ほわるば一連がイイね。
てか、ふ、ふゆ萌え〜
雫の性転換をちょっと考えてみた…
「狂気の夜 生徒会室にこだまするオス奴隷の叫び声」
……やめておこう
100げっっっと!
101 :
名無しさんだよもん:02/03/17 03:22 ID:N2y1fCCf
香奈子(♂)「セックス・・・」
ただの変態だなこれは・・・
>>100 それをいったら琴音(♂)は強制中出しじゃないのか?
雫の奴はとりあえず長瀬祐子ちゃんがいれば…
100じゃなくて
>>101だったよ
自分にレスしてどうするんだか……鬱田氏能
男千鶴に夜這いかけられたあげく殺されるのか……
次郎えもんも女侍としたら、すげぇ、長い年月を掛けて復讐したあげくに怨敵に自分たちの子供を孕ませてるのか( ;´Д`)ハァハァ
106 :
名無しさんだよもん:02/03/17 04:15 ID:J2VSSSRO
はいはい
びっくりしましたよ
よかったね
満足か?
来栖川姉妹なんか恐ろしいな。
年中タンクトップの筋肉男に黒髪長髪ヲタク・・・・
((((((;;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
伝説の地下ファイター・セバス子の恐怖!>108
ようは、20年後のアジャコングか?
男琴音「ごめん。浩子さんを誘惑してました」
…え!?
からからから…
涼しげな音をさせて、エコーズの扉を開く。
「ゆき?」
出迎えてくれたのは、いつも通りの、あきらの気の抜けた声。
「どうしたの、ゆき。顔色悪いけど」
「ちょっと夢見が悪かっただけ」
「そんなレベルじゃないってば。薬、もらってこようか?」
無神経というほどではないが、あきらはあまり気のきくほうじゃない。聞かれたくない
というサインを送っているつもりだったが、気付かなかったようだ。
「……勇輝君と何かあったの?」
そして彼女は予想通りの問いを口にした。
「別に」
わたしは、できるだけそっけなく答える。
そう。勇輝との間になんて、何もなかった。何もなかったんだから。
からからから…
「ほら、お客さん」
「あ、うん…」
店の奥のほうでは、目を閉じて音楽に聞き入っている女マスター。あの分だと、あきら
しか今接客に回る人間はいないはずだ。
……
「勇輝がアイドルになったときに……覚悟してたはず、だったんだけどな……」
誰にも聞かれないように、呟いた。
112 :
111:02/03/17 11:02 ID:SGCMkqiI
魔がさして書きなぐってしまった。SSは難しいのぅ。
>80-82氏の命名設定をパクっております。すまーそ&かんーしゃ。
SSわしょーい!!
114 :
名無しさんだよもん:02/03/17 12:38 ID:FNDS/rGH
あの・・・いまさらだけど・・・・TSってなんの略?
ツインシグナルじゃないの?
>>111 ゆきじゃなくてふゆなんでは?と突っ込んでみるテスト。
ていうか、ふ、ふゆ萌え〜。
ううう、おしい、おしすぎる。
ふゆが驚異的萌えキャラだというのに、このスレでしか通用しないなんて…
ううう、ひろめてぇーーーっ!
>>114 トランスセクシャル。性転換。
痕はなんか良いかも…。フルバみたいになりそうな気もするが。
猪名川由宇が萌え及び燃えといった、主に男子特有の事象に強く共感を示すのは
彼女は実はかつて健全な熱血オタク少年(当時の名前:由太)で、特殊な病気により
肉体が女の子になってしまったからと提言してみるテスト。
さらに、詠美は少年時代の彼女を知っていると妄想してみるテスト。
「バーロー!元男じゃなくて、女の子が萌えを語るからいいんじゃないかボケナス!」と
おっしゃる方、そちらも大変ごもっとも思います。すんません。
むしろ、男になってしまった由宇がちゃん様を押し倒す展開が見たいぞ( ;´Д`)ハァハァ
122 :
名無しさんだよもん:02/03/18 00:05 ID:PNGfzsbo
>>121 まさにこのスレの流れを体現したかのようなSS群が…!!
ふゆの出番希望〜!
ていうか、ふ、ふゆ萌え〜!!
123 :
名無しさんだよもん:02/03/18 00:53 ID:WXqJI0Ni
女柳川について考察。
名前は祐美、祐香などか。眼鏡をかけた知的かつ妖艶な美女。もちろん爆乳(笑)。女性なので暴走はしないが、エルクゥとしては千鶴よりも強く手がつけられない。
一見まじめを装っているが、実はバイセクシャルの性格破綻者で、可愛ければ男でも女でもオールオッケイ。一応現在の恋人は年下のギタリスト志望の青年だが、毎晩祐美(仮)に搾られているのですっかりやつれてバイトも休みがち。
なんかなちゅ2の柴崎彩音みたいになってきたな…(苦笑)
で、最初の被害者は日吉かおる。梓(男)ラブらぶなかわいい後輩だが、
ほもっ気のない梓は困り顔。
従姉の耕一(女、それ程でもないが巨乳。名前変えないと)に頼み込み、
お部屋に進入してきたかおるを追っ払おうとするが……
耕一(女)は、魅惑の天然系お姉さんかなー
Yシャツ一枚で寝てて、で、起こしに来た純情少年梓をたじたじさせたりするのよ
125 :
111:02/03/18 01:28 ID:mXqT/Q2L
うわぁ、勇輝とゆきってどんなカップルだ。激しくスマソ。
読むときに脳内変換してくれると漏れ的にハッピー。
吊ってくる。
仕事の終わったばかりの丸ペンを、ことりと机の端に置く。
「終わっ…たぁ…」
そしてわたしは、描き上がったばかりの原稿の上に突っ伏したい衝動を抑えて、へろへ
ろと椅子に座ったままで脱力した。
いやー、今回ばかりは危ないかと思った。締め切りまで4日、白紙の原稿が12枚。そ
んな状況から、我ながらよくココまで漕ぎ着けたものだと思う。
「せーんどーぉちん」
そんなわたし、千堂かずきの首に、背後から腕が抱きついてくる。
「手、あいた? だったらこっち手伝ってよ」
「やだ。修羅場モード明けで疲れてるんだから」
「そんなこと言わずにさぁ」
「やだったら、やだ」
腕をほどいて、振り返る。部屋のまんなか、ちゃぶだいを囲んで、玲をはじめとする四
人の男の子がそれぞれの原稿を前にわいのわいのやっている。
「大体、なんでわたしの家にいるの、みんな」
「今回のコピー本、まだできてないから」
『ふゆちゃんラブラブ』と書かれた表紙をぺらぺらと見せながら、一人。
「だったら別にうちに来なくてもいいでしょ」
「だって会場近いし」
「コス抱えて長距離電車乗んの、結構大変なんだよー」
「あ、心配しなくてもこみパの翌日にはいなくなるからだいじょーぶ」
……こみパ後も泊り込むつもりかいっ!
と、つっこみたい気持ちはあったけど、疲れるだけだと分かってしまっていたから諦め
た。何のためらいも罪悪感もなしに「うん」とか言われたら、そうでなくても消耗しきっ
たこの脳みそがどんな反応を起こすか、考えるだにあほらしい。
「……大体、女の子の部屋に男4人がいきなり押しかけるってのは、世間的にあまりに非
常識だと思うんだけど」
どうやらその辺りの認識について、彼らとわたし&世間との間には、深くて広い溝があ
るらしい。
もし。もしも。わたしは想像する。
この場にいる全員の性別がまったくの逆だったとしたら。わたしが男で、彼等がそれぞ
れかわいい美少女キャラだったら。はたして彼等、いや彼女達は変わらずにこの部屋にお
しかけて、こうやって大騒ぎをしていただろうか。それとも、人並みの自制心を働かせて
くれただろうか。
……
わかっている。わかっているんだ。こんなこと、考えるだけ無駄だって。
誰が男だろうと、誰が女だろうと、この連中はこの連中なんだって。
「立川のお姉さんが攻めで、せんどーちんが受けだろ」
「えーっ、そこは逆のほうが萌えるだろー」
「ダメダメ、せんどーちんには九品仏さんっていう本命がいるんだから」
……っていうか、ひとが暗い気分に浸ってる間に……
「あんたたち誰をネタに百合本描いてるかぁっ!」
そして今日も。
はなはだ近所迷惑ながら、にぎやかに我が家の夜は更けてゆく。
……しくしく。
以上、便乗でーす。
でも、芳賀怜子シナリオ本編とほとんど変わらないでーす。
ラヴを混ぜようと思ってましたが挫折しまーした。
ばんざーいっ! ばんざーい!
布教ageだぁぁぁっ!
職人様ありがとぉぉぉぉぅっ!
TS版痕…
楓ちゃんは耽美小説に出てきそうなミステリアスな美少年かな。
この世の者ならざる雰囲気の。なんか萌えるかも。
初音は、人なつっこい金髪くせっ毛の美少年。
千鶴は、クールだけど実はお茶目でおっちょこちょいな美青年実業家……
梓は純情熱血スポーツ少年。
エルクゥの性質がネックにはなるが……まあいいか。
……むむ、千鶴男は結構スケベだな。
朝、女性(女耕一ね)の寝室に入ってくるし、ラストちょい前に夜這いかけてくるし
創竜伝をなんとなく思い出してしまった。キャラの感じは合わないけど。
御堂(女)
「悪」に憧れる女。
故に、服は黒や灰色などを好む。
目はタレ目。器量は良いほうなのだが、だらしない素振りなので悪く見える。
人前では無理に猫背になっている。理由は「かっこいいから」だそうだ。
不健康な生活ばかり送っているため、目の下にはいつもクマができている。
髪は伸ばしっぱなしでボサボサ。言うなれば貞子といったところか?
「悪」に憧れているため、行動も悪っぽい。
子供達が頑張って作った砂のお城を踏み潰したり、空き缶を平気でポイ捨てするし、
野良猫を捕まえて油性マジックで額に「肉」の字を書いたりとやりたい放題である。
しかし恋愛事には疎く、好きな人にはっきりと自分の思いを伝えたり、優しくしたりせず、
徹底的に追いかけて、嫌がらせをする…極端な「好きな人にいぢわるをするタイプ」である。
そのため、恋愛経験は皆無。処女である。
と、言うよりか…こんな女を抱く男がこの世にいるかも微妙だが…
134 :
名無しさんだよもん:02/03/18 21:22 ID:8PjLV3/J
ちょっと待って、名前がこんがらがってきた 仮名決めちまおう
男性陣の場合
冬弥 = ふゆ
彰 =あきら
祐一 = 佑子 だよな
祐介は佑子だとかぶるから祐美でどうだ?
祐一はどっかのSSであった祐(ゆう)の方がなじみがあっていいな。
浩之と浩平もかぶっているがどうする?
耕一なんか女性名にしようがないぞ。
まあ、便宜名なら女耕一とかみたいに書いた方が分かりやすい
動けなかった。
ただ、セットの陰に隠れて、震えていた。
それでも、わたしは消えてしまった訳じゃなくて、そこにいる。
灯りの消えたステージに立つ二人のそばにいる。だから。
「俺、あいつと寝たよ」
彼の声が、少し震えて聞こえるその声が、聞こえてしまう。
「ふゆと寝た」
自分に確認するように繰り返す、彼の声。
たぶん、この瞬間に何か大事なものが壊れてしまったのを、彼も分かっていたのだろう。
とても大事な、失いたくなんてなかったものを、それでも振り捨ててしまった自覚。
それがどれだけの痛みを伴うことなのか。
鈍い音。彼の上体が少し揺らいだ。
勇輝が彼に殴りかかったのだと、すぐには気付かなかった。
「なんで…」
嗚咽まじりの声。
「なんで、そんなこと言うんだよ…っ!」
長い間、隣にいるつもりでいた。
勇輝のことは、それなりに知っているつもりでいた。
けれど、彼のこんな声なんて、聞いたことがなかった。
女耕一。
漢字を残すのは不可能だから、「いちこ」とひっくり返すのはどうか。
字面は「市子」とか、いっそのこと「苺」とか。
…別人だヨ…
>>133 実は、人前では悪ぶってるけど、人の見てないところでは優しい女の子。ってーのなら、萌えるなー。
高架橋下で捨て猫とかにミルクやってるのよ
あと、水恐怖症で、水を飲むときは目をつぶって鼻をふさいで飲み、雨が降るとがたがた震えてその場から動けなくなって、
プールとか海みたいな大量の水が出てくるともう泣き出してしまい手が着けられなくなるなら……
ぐっ……はぁぁっ( ;´Д`)ハァハァたまらん
うおっ、ふゆのSSだ( ;´Д`)ハァハァ
やはり、ふゆは萌えますなー。
ちと、高架橋下の猫と、実はいい人の女御堂ねたでSSやってみまする。
設定は誰彼と大幅にちがうけど……
むしろ違うもの( ;´Д`)ハァハァ
141 :
名無しさんだよもん:02/03/18 23:52 ID:uZG5gYnF
女耕一。
「コウ」というのはどうか?
まあ語感的に男名前なんだろうが、女でもなんとか使えそうな感じかと。
女御堂…
なんか漢・七瀬と真琴を合体させて(これは別スレだ)身なりを汚くした感じだ(w
>「悪」に憧れる女、悪の部分を乙女に置き換えればそのまま(藁
やはり蝉丸(♀)をライバルか仇敵としてつけ狙うのだろうか?
実はいい人なのは大賛成。ハカロワ路線ですな。
ていうか強化兵の設定はどこへ(笑
うをを〜!!ふゆのSSだ〜〜〜!!しかも修羅場かい〜〜!!(w
なんか他のTS系はそれほどでもないのになんかふゆだけは異常に( ;´Д`)ハァハァ
ていうか、ふ、ふゆ萌えぇぇぇ〜〜〜!!!
>>141 一(はじめ)でいいと思うんだがなぁ>耕一
>>143 あ、それ悪くないかも。
女性陣の名前はどんなかね。梓、楓はそのままでも男性名になると思うけど。
>>144 千鶴は千(せん)でいいのでは?
初音はどうしたらいいのか分からん、誰か頼む
なら、初(はじめ)という手が。
『なゆき…』
『わたしには、奇跡は起こせないけど…』
『でも、なゆきの側にいることだけはできる』
『約束するよ』
『なゆきが、悲しい時には、わたしがなぐさめてあげる』
『楽しい時には、一緒に笑ってあげる』
『白い雪に覆われる冬も…』
『街中に桜の舞う春も…』
『静かな夏も…』
『目の覚めるような紅葉に囲まれた秋も…』
『そして、また、雪が降り始めても…』
『わたしは、ずっとここにいるよ』
『もう、どこにも行かない』
『わたしは…』
『なゆきのことが、本当に好きみたいだから』
はいいんだが、その前に
なゆき「俺、親父がいなかったからずっとお袋と二人っきりで……」
なゆき「俺、もう笑えねぇよ」
どんなマザコンだよ
ちと嫌な話だが、秋子さんも男化しておくと良いかも知れず。
うっ、嫌な顔するなよ、俺だって嫌なんだから……
で、どんなんかというと、男気あふれた親父さんで、マンガ読んだせいもあるけど、むさしの剣の親父みたいな感じ。
これぞ漢という感じの親父。
萌じゃなくて燃え方面の話になるけどなー
>>148 耕一(一と書いて「はじめ」)と被るんで違う方が良いな
初音のままでもそれほど問題ないような
「アサはまだかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
何度となく繰り返した問いを
何度となく叫ぶ。
私―柳川裕子―は悩まされていた。
夜が来ると、どうしても「男」が欲しくなる忌々しい体に。
男根を招き入れ、精を受け止めろという忌々しい体に。
体の芯が熱くなってくる。
自分の指を性器に突きいれかき回せ、と体がねだる。
爪を立てた腕には血が滲んでいる。
『なにもそこまでして我慢をする事はないじゃない』
何を馬鹿な事を。
『我慢をして何になるの?』
卑しい言葉が、あさましい喘ぎ声が口から漏れるのが嫌なだけだ。
『どうせ、お前の記憶には無いでしょう?』
自慰をした後の記憶が無くなるのは確かだ…だがしかし
『ならば問題は無いだろう。快楽に身をゆだねるだけ』
朝になって気がつくと着ていた服はひどく乱れて
誰のものとも知れない体液が身体を汚している。
こんな耐えがたい事があろうか。
『自慰をするだけならばいいでしょう』
ふざけるなっ!
意識を失えば身体はキサマに乗っ取られるだろう!
『朝まで何時間あると思ってるの』
っ………
『それまで耐えられるの?』
『少しだけでも楽になる方法をとりなさい』
『少し触るだけ』
体の奥から響いてくる声に乗っ取られたかの様に
ストッキングをずらし、スカートを捲くる。
「……あ……ああ」
砂漠を歩いていた人間がオアシスを見つけたような声が口から漏れる。
ぐっしょりと湿って、形がはっきりと確認できそうな下着に指をはわせ
「ああああああああああああああああああああああああッ!」
「ッ!?」
部屋の隅から聞こえた叫び声に我に帰る。
貴美……か。
「うあああああああああああああああああああああ!!」
「ま…待ってて……今…いくから…」
力の入らない膝を無理矢理伸ばし、テーブルに手をついてやっと立つ。
足に未練がましく絡まったストッキングを脱ぎ捨てる。
「いやあああああああああああああああああああああ!」
部屋の隅までの5mがやけに長く感じる。
ふらふらとした足取りで貴美の前に立つ。
「ああああああああああああああああああああ!」
頭を抱えて絶叫している彼女の前に座り抱きしめる。
「……わたしは、ここに、いるよ」
「や、柳川さん…私、私……」
「吉川はどこにもいないよ」
「ああぅ…いぃあえぇ」
「ここにいるのは私だけだから安心して」
寝息を立て始めた貴美を起こさないようにバスルームに行く。
サー、と静かな音をたてて蛇口から流れる水を飲む。
「っ…はぁはぁはぁはぁはぁはぁ……」
…貴美……ありがとう。
『無駄よ』
頭に響く声が聞こえたと同時に
どくん、と心臓の音が一つ、際立って大きく響いた。
「うくっ……いやあああああああ!」
その場でどすんと尻餅をつく。
「はぁっはぁっはぁっはぁっはぁっ」
発情した犬のような声を上げて倒れ、胸をかきむしる。
『無駄だっていってるでしょ』
どくん
「はぁぅ………うぁぁ!」
スカートを捲くりあげ、下着に指を触れる。
「ひあぁ!?」
心地よい痺れが体を襲う。
「いぁっ!きひゃっ!あひゃあ!」
何度か指の腹でなぞっただけで、すっかり―まあ元からであったが―出来上がっていた。
『それだけじゃ物足りないでしょう?』
頭が危険信号を発している。
が、そんなことはどうだっていい。
下着に無造作に手をいれる
「あえぇ……いひぃ!くぅはっ!ぃえっ!」
自分の意思とは無関係―実際はどうか判らないが―に動く指が
中で乱暴に暴れ、膨らんだ肉芽をさわり、快感を身体に刷り込んでいく。
『こっちの手がお留守ね』
浴室のタイルを掻いていた左手がシャツの下から侵入し
乳首を軽く触った。
「うあっ!」
駄目だ。
駄目だ。駄目だ。駄目だ。駄目だ。駄目だ。駄目だ。駄目だ。駄目だ。駄目だ。駄目だ。
頭は、そう思っていた。
だが、私の身体は頭を無視して勝手に動いていた。
肉体は精神の檻である。
誰が言ったか知らないが見事な言葉だ……そう思った。
「んん!うくぅ!はぁぁっぁぁぁぁぁぁぁ!」
一度火が付いた身体は
「ふぅああ!いやっ!んぐう!うひゃあ!」
もはや止める術はなかった。
「いひゅあ!あっ!いやっ!ああああああああああああああああ!」
『ったく…今日はいやに抵抗したわね…』
呆気なく絶頂に導かれた私は
自分の意思の弱さを呪っていた。
『次回からもっと素直になりなさい。どうせ最後にはこっちが勝つんだから』
段々と視界がぼんやりしてくる。
………またか。
気付いたら朝になっているのだろう。
精液で汚れた肉体で、私は私に発見される。
「あああああああああああああああああああああああ!」
また部屋の隅から貴美の絶叫が聞こえてきた。
薄れていく意識の中で、私は「地獄」という言葉を連想した。
( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ
( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ
( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ
しかも、鬼の方の裕子は男の精を絞り尽くす魔性の女タイプ( ;´Д`)ハァハァ
鎖に縛られ薬物で無理矢理勃たせてむさぼるのね( ;´Д`)ハァハァ
良い、よすぎるぅ( ;´Д`)ハァハァ
>>153 ~
>>156 キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
神っ、降臨!!!
裕子たん ハアハア(´Д`)
このスレの物凄い展開の広がりを感じる。
とりあえず今は
ゆ、裕子━━━━━━!!!!
あげておく
はるかってTSさせても、ほとんど変化なさそうだな、男になって行動力がやや広がるぐらいで。
あとは、死んだ兄さんが妹に置き換えられるぐらいかな? 「かなた」って名前をデッチあげて。
というわけで、「遥」視点で人物紹介オープニング風SSを書いてみる。
朝か、直射日光がまぶたを通して容赦なく入り込んでくる。
「ほらぁ、もう朝だよ、起きてよっ、遥」
めんどうくさいな。もう大学生なんだから、ちょっとやそっと遅れてもたいしたことないだろうが。
「ほんとは起きてるんでしょ、早く起きないとっ、私も恥ずかしいんだからねっ」
なら、わざわざ起こしに来ないで欲しい。そう思って、薄目を開けると一面の青空が広がっていた。
「もう、みんな見てるよっ、くしゅ、公園のベンチで寝るなんて普通じゃないよ」
俺にぶつぶつ文句を言っているのは『七瀬あきら』小学生以来の幼なじみだ。
「なら、そのベンチまでわざわざ起こしに来たお前はなんだ」
「遥が昨日むりやり連れてきたんだよっ、たまには外に出ようかって、人の都合も聞かずに……」
「春の野宿って、なんか気持ちいいだろ」
「よくないよっ、くしゅ、おかげでこっちは風邪気味になっちゃったよっ」
文句が出始めるとずっと続くのがあきらの悪い所だ。
「電話もしないで、遥は家でなんにも言われないの? 私、親にいいわけするの大変だったんだよ」
「ん、うちは放任主義だからな」
このまま文句を聞き続けるのも疲れるので、あきらを置いて適当に歩き出した。
「あっ、待ってよ、朝ご飯食べないと、エコーズ近くだから、行こ? 顔も洗わないと」
お腹がすいているのは確かだが、それよりもこういう時のあきらに抵抗しても説教が続くだけだ。ここは大人しく従うことにした。
喫茶店エコーズの扉を開けると、この時間にしては珍しく照明が淡く光を放っていた。
カウンターの向こうで長瀬さんがグラスを磨いている。
「あ、長瀬さん、おはよう」
長瀬さんはたれ目がちだが、いわゆる清楚な感じの美人。あきらはこの人の姪で、つまり、ここは長瀬さんとあきらのテリトリーというわけだ。
「おばさん、ちょっと厨房使いますね」
あきらが長瀬さんに断って、長瀬さんがそれに無言でうなずくと奥の厨房に入った。
向こうから、包丁の音が聞こえてしばらくすると、コーヒーの香りが漂ってきた。
「はい。遥はいまだに育ち盛りなんだから、たっぷり食べないと」
そうやって、差し出されたのは辞書ほどの分厚さのトーストにトマトジュースをたっぷり染み込ませて、カリカリに焼き上げたフレンチトースト。
これは食いでがある。
「ん、うまい、けどコレって20分ほど時間かかるんじゃなかったっけ」
「あっ、それは秘密があるんだ。企業秘密なんだけどね」
ふーん、なら別にいいや。
「美咲さん、こういうの気に入ってくれるかなぁ」
美咲さんは俺達の一つ上の先輩であきらが密かに心に思っている人である。
あきら本人は隠しているつもりだけど、こいつはいかにも「乙女」ッて感じの言動を無意識にしてしまう癖がある。
美咲さんがいると露骨に明るい顔になったり、いないところでは窓の外を物憂げに見てため息をついたり、これで気がつかない方がどうかしている。
女だからまだいいものの、これで男だったらこの一昔前の少女漫画な世界についていける奴がいるだろうか。まあ、それも楽しそうだからいいけど。
「美咲さんなら嫌いなモノでもちゃんと食べてくれるから大丈夫だろ」
「もうっ、どうしてそうトゲのある言い方をするかなぁ」
そんなこんなで、顔を洗ったり、服を着替えたり、あきらにセクハラしたりで身支度を整えると店を出た。
>>149
>なゆき「俺、親父がいなかったからずっとお袋と二人っきりで……」
>なゆき「俺、もう笑えねぇよ」
間に、
なゆき「俺、早く大人になって・・・働いて・・・お袋に楽させてやりたくて・・・」
ってなの入れると良い感じかも。
>あきらにセクハラしたりで
(・∀・)イイ!
微妙ではすまないほど( ;´Д`)ハァハァ( ;´Д`)ハァハァ
こっちの設定で出した方が売れたかも知れないといってみる。
そして、大学までの道を二人で走っていた。
俺は、よくサイクリングに出て体力つけてるからいいけど、これ以上ないほど文系で、しかも、女のあきらはかなりつらそうだ。
「歩いたほうがいいんじゃないか?」
「だめだよっ…、一限目の授業…っ、はあっ…、もう間に合わないよ…っ、エコーズで遥がのんびりしてたからっ…」
「別に必修科目じゃないし、いいだろ。遅れたら今日は自主休講ってことで」
「……っ、そんなこと言ってるとっ…、本当に…留年しちゃうよっ。はあっ、遥…っ、私の後輩になっちゃうよっ、それでもいいの…っ?」
本当にあきらはキマジメだ。毎日、授業にちゃんと出てノートも取っているのに、要領が悪いのか成績はパッとしない。
美咲さんのことといい、まったく報われない奴だ。
「それは、遥の飲み込みが早いだけだよ、やれば私なんかよりできるのにもったいないよ」
ぱたぱたぱたぱた
たわいもない会話をしてると、曲がり角の向こうから聞き慣れた足音がきた。
その足音をできる限り、こちら側に引きつけてから、一気にブレーキをかけて身をひいた。
「…………!!」
目の前で、一人の少女が思いっきり前に飛び出してズッこけた。これ以上ないほど派手な転び方である。
「あっ、大丈夫? ふゆ」
あきらがとっさに、うつ伏せになったまま動かない少女を介抱する。
この少女、藤井ふゆとは物心つくか、つかないか、という頃からの幼なじみだ。当然、風呂には一緒に入ったことがある。
どういうわけか、俺はふゆとよくぶつかる。最初のうちは俺の不注意だったわけだが、そのうち面白くなってわざとぶつかるようになった。
そうなると向こうも心得たもので対策を立ててくるようになった。
今回のように、力負けしないように全力で当たったり、逆にすかそうとしたりするのだが、それがいつも裏目に出てしまうのだ。
ある意味、こいつもあきらと同じく報われない奴かも知れない。
でも、俺はこの少女に心から感謝している。
萌える展開、萌えるキャラ。
後ろめたい背徳感がいい意味で刺激もする。
やっぱあれか? 原田に足りないのは萌えか?
きらいな理由も、原田のゲームのコンセプトも理解は出来るけど、やっぱ、大衆向け作品にそれがないのはまずいよなー
ふゆのWAが出たら、やりまくって感涙してるのに
俺には妹がいた。
誰からも愛されるような子で、両親からの愛を独占していた。俺もそんな両親に負けないほど「かなた」をいとしく思った。
「かなた」は俺の後をついていく感じでテニスを始めた。いったん覚え始めると、あとはぐんぐん技術を吸収していって、中学に上がる頃には男の俺を上回っていた。
別に悔しくはなかった。一歩一歩、俺が教えたテニスを通してスーパースターになっていくのを見ているのは、なんだか気持ちがよかった。
「かなた」も、そんな俺の心の内を知ってか、ますますテニスに打ち込んでいった。本当に俺にはもったいない妹だった。
だけど、「かなた」は死んでしまった。
事故死だった。
涙は出なかった。親は泣いていた。俺も泣くべきだと思った。
なんか、水族館の分厚いガラスから外を見ているようだった。
すごい耳鳴りのような、振動のような、わけのわからない感覚。
このまま、どっか遠くへ飛ばされそうな、そんな予感。
ふゆが手を握ってくれた。ふゆの手は冷たくて、俺の火照った体に気持ちよかった。
ふゆは黙って、俺の手を握って、俺の目をみつめて、俺を支えてくれた。
もし、あのとき彼女がいなかったら、俺はどうなっていたんだろう。
今、ふゆには彼氏がいる。森川勇輝、俺達の高校からの同級生だ。
俺は、それでいいと思う。俺とふゆの関係は男とか女とか以前の、もっと原始的なものだ。だからこそ、全力で文字通り激突したり、馬鹿をやったりできるんだ。
でも、勇輝はアイドルだ。それも、人気絶好調でライブのチケットも簡単に手に入らない。ふゆもエコーズのバイトやらでやっと会えるぐらいだ。
勇輝はふゆのことを本気で愛してる。ふゆもそうだ。俺は幼なじみとして、お前達を応援しなければならない。あの時、手を握ってくれたお返しをしなきゃな。
むう……なんか後半はONEちっくになってしまいました。
つーか、気をつけないと「遥=浩平」になってしまうのをどうにか修正しながら書いてました。
しかし、オープニング風SSとは言え、ここまで盛り上がりがないのもなんだかなぁ……
どちらかというと、個人的にははるかはボクというタイプだと思ってたけど、違和感ないや
勇輝の方が「ボク」といってそうだし。
男長森を驚かすために、裸で寝ている女折原萌え。
つうかよくよく考えたら結構なやつらが名雪と化すな
>>171 激しくワラタ
…つーか折角の長編なTSホワルバ読んでなんかせつねえ気持ちに
なってたのに、突然のONEの一発ネタ!!笑ったけど複雑な気分〜(w
考えてみれば、葉鍵どちらに偏らせるでもなく立ち上がったスレで、SSが今のところ葉優勢ってのも珍しいな。
とりあえずイイ! としか考えてなかったから気付かなかった。
大志が女で、和樹にせまったらどうなるんだろう・・・
男大志は見た目はカコイイのでたぶん女でもカワイイだろう。
となるとコスプレなんか和樹好みな物で攻めてくるだろう。
瑞希と3人でハアハア(´Д`)
やべ・・・萌えてきた・・・
しかし、そのときは和樹も女になっている罠。
あれか、レズ美少女ものを書かせるために襲いかかるわけだな、
もしくは、同人に打ち込む同志の姿は女の吾輩の心さえも揺り動かすとかいって襲いかかってくるわけだ。
で、どっから取り出したそのディルどーってな具合に女和樹貞操の危機に、いつものごとく男瑞希登場
「なにしとるかぁーっ!」と女大志をぶっ飛ばしてる……っと。
しばしばSSであるシチュエーション
「久瀬があの手この手で佐祐理さんを嫁にしようとする。しかも佐祐理さんが好きなん
じゃなくて、佐祐理さんの父親の権力が目的」
というのは許せないと思うが、性別転換して
「久瀬(女)があの手この手で倉田(男)の嫁になろうとする」
だと、たとえ
「倉田(男)を愛してるんじゃなくて玉の輿が目的」
でも、なんとなく許せてしまうのは何故だろう。
男が自分の力でのし上がらずに、既存の権力に取り憑いて成り上がろうとする行為を、おおくの男達は「女々しい」とか、「情けない」
つーて、男らしくないから嫌うってやつだろ。
しかし、女の場合、玉の輿に乗るのは立派なのし上がりの方法だから、許せるのだろう。
>>70 に、女久瀬ネタがあったな。
輪姦されてるけど
一瞬の、一瞬だけの、意識の暗転。
頬が痛かった。そしてそれと関係なく、胸が痛かった。
そして何より、わたしの頬を張った彼女の手のひらが、何より痛々しかった。
「私の、先輩への気持ち、知ってたのに!」
喉の奥から、血のかたまりのように吐き出される言葉。
「応援してくれてると思ってた、ふゆは味方だと思ってた、なのに!」
応援、してたよ。
味方だったかは自信ないけど、けれど応援していた。
傷ついてほしくなかったから。誰にも、痛みに苦しんで欲しくなんてなかったから。
「なのに、友達の顔して! ずっと騙してた!
信用してる私を見て、ずっと笑ってた!」
不思議と、いいわけは思い浮かばなかった。
どんなに言い繕ったって、事実は変わらない。
わたしは裏切ったんだ。
あきらと、勇輝を。
夜の公園。
痛む頬から手を離して、わたしはあきらを見る。
倒れ込んでしまっているわたしの位置からは、彼女は夜空を背負っているように見える。
深い紺色の空。薄く曇ったその中、寂しげに、いくつかの星が健気に光を放っている。
そして、わたしは。
そう、わたしは……
「行ってよ」
小さな声。
「え…っ」
「行ってよ。先輩、ふゆを待ってるんだから。
あんまり待たせるわけにもいかないから」
震えている声。
……わたしは、立ち上がった。
あきらに、近づいて。
そして、抱きついた。
彼女は驚きもなにもしなかった。
「ごめん、ね…」
耳元で囁く。
きっと、これは、何よりも不誠実な選択肢。
許されるはずもなく、許せるはずもなく、そして許されたいわけでもない。
それを知っていながら、わたしは、そう言った。
わたしも傷つかなくてはいけないのに。
あきらに刻んだ傷痕の分、勇輝に与える創傷の分、傷つかなくてはいけないのに。
わたしは、逃げる。
だって……わたしが傷つけば、先輩も傷つく。
あの優しいひとは、傷ついてしまう。
そう自分にいいわけをして。
わたしは、あきらを抱きしめる。
あぁ、そうだ。
心の中で納得する。
わたしは、ただ、こうしていたかったんだ。
柔らかくそして暖かく包み込む、あの時間のなかに、いつまでもいたかった。
裏切りの代償を支払う覚悟も無しに。
ただただ我儘に、貪欲に。幸せでいたかった。
「ずるいよ…」
涙まじりのあきらの呟きは、どこまでも正確で。
そして、わたしは、そのことを喜んですらいた。
というわけで、またもふゆ萌えによる駄文。しかも、YUKI&RIN編と似たような構図。
美咲先輩シナリオにおける冬弥の選択を拒否してるのはご愛嬌。冬弥ほど強くないと思うんよ、ふゆ。
ふ、ふゆだぁぁぁぁぁぁっ!
わしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉいっ!
しかし、なんつーか、ふゆって押しに弱すぎる気がするな。
自分からというより、RINとか先輩に強引に押し切られて抵抗する間もなく撃沈
で、情事のあと激しく自己嫌悪してるんだけど、浮気相手に引かれていく自分も見つけてしまったりして……で、また自己嫌悪か(w
何にしても萌え(///▽///)
…あきらに萌え始めてしまっている漏れは、逝ってよしですか。
>184
あんたはこれだけのSSを書いておきながら何故美咲「先輩」と言うのか
細かい事を小一時間問い(略
痕の初音バットエンドルートで、精通前の初音に延々犯去れた挙句、初発射で一発妊娠ってのに萌えそう。
誰かSS書いてくれ〜
「お姉ちゃんをかえせ」ってやつですな( ;´Д`)ハァハァ
葉鍵板のお絵かき掲示板でも何かやってる模様……
って、HN違うけどひょっとして最萌決勝のあの方?
>>191 ぬう、見てきたけどなんのことなのかわからぬ。PicBBS版も見たのだけど
>>192 おそらく、5482の絵のことではないかと思われ。
あるようで意外と少ないTS浩之ちゃん(w
初音バッドがどんな話だったか忘れた…
鬱だ痕やりなおそう(前向き)
すげぇ。スレタイであんまり期待してなかったが、読んだら萌えスレだった。
ふ、ふゆワショーイ!
196 :
名無しさんだよもん:02/03/22 17:12 ID:olbFfmSt
あああっっ!!ちょっと目を離していたスキにふゆSSが!!不覚!
ふゆ修羅場、あきら編面白えええ!!
ていうか、ふ、ふゆ萌ええええぇぇぇぇ〜〜〜(絶叫!!)!!!!
ふ……ふゆのCGきぼんぬ。
悔しいが、スキルのない漏れには描けぬ。
しかし、クレクレ君に身を堕としてでも、欲しいものは欲しい。
くそう萌える。
しかし中々に難しい注文ですな。
俺は絵描く環境ないから描いてもうぷできんが、
相当の妄想力と絵心とふゆへの愛がないと・・・。
とかいいつつ俺もホスィ…と言ってみて神の降臨を待ち望む(w
せめて、ふゆイメージだけでも構築してみるとか( ;´Д`)ハァハァ
201 :
200の友人:02/03/23 02:00 ID:0a09QVlM
相変わらずの冴えよのぅ…今から絶叫が聞こえるようぢゃ…
>>200 うをををををををををっ!(・∀・)イイ!イイ!イイゾヲヲヲヲッ!
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっっっっっ!!!!!!!
ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっっ!!!!!!!!
あ、ロングなのか……
個人的にショートだと思ってたんだが
まあそれはさておき
うおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
ふゆ、萌えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!
す、すまん、寝てしまって反応が遅れた…
>>200よ、ありがとう、君は英雄だ!(感涙)
七瀬…留美の方を反転させると
無理して男っぽく振舞おうとする、女の子っぽい男の転校生で、前の学校の制服を男らしいという理由で着続けている。常に真の漢を目指している。
が、女浩平とぶつかった時、弾きとばされるくらい弱い。前の学校での部活はバレエとか。
女浩平に漢っぽく鍛えてもらおうとするが……、広瀬(男)にいじめられて泣いてしまったり。
性格まで完全に反転してしまった……
「いいかげんにしやがれえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーっっ!!!!」
そう叫んでいた。
七瀬が。
気づいたとき、七瀬は
私以上に息を荒げて立ち尽くしていたのだ。
シナリオまで逆転してしまった……
ショタの気はない気でいたのだが……すまん、元が七瀬という点もあるが
男七瀬に萌えてしまった……
そして、女折原……こいつも( ;´Д`)ハァハァ
>>206 確かに性格まで反転させないと本編と見分けがつかないからなあ。
あ、七瀬さん、ここで血の味はちょっとまずいんじゃ…
(残酷なシーンが続きますが、略)
それはそれとして、元バレエ部か…とりあえずダンスは上手そう。
煤けたタキシードで一年間女浩平を待ちつづける七瀬…なんか男前だ(w
>>207 …女浩平はお姫様のような王子様に胸をキュンとさせるのか?
*由綺と冬弥反転
「…な、見ろよ…」
由樹の腕の中で冬代が笑ったのと、由樹が手の甲に
何か冷たいものを感じたのは、ほとんど一緒だった。
「あ、雪…」
「ああ…」
クリスマスの時とは比べ物にならない、小さな季節外れの雪片だった。
その儚いものに包まれた二人は、決して、お互いを離そうとはしなかった。
「なあ、冬代…」
自分の胸の中から目を細め雪の降る空を眺めている冬代に、
由樹も上空を見上げて、優しく囁いた。
「なに…?」
冬代が微笑みながら由樹に顔を向ける。
「あのアルバムの中のタンバリンさ…」
「タンバリン…?」
「あのタンバリン、俺が叩いてるんだ…」
「由樹君が…?」
「ああ…。冬代の為に、特別に入れてもらったんだ…。
頑張って練習したんだぜ…?」
「そうなの…」
「ああ…」
そう言って由樹はまた冬代を胸元まで引き寄せた。
もう、二人が離れることは、おそらく無い。
幾多の苦難を二人は乗り越えたのだから。
どこかで、ただ静かに、音楽が流れていた。
そしてそれきり、由樹と冬代は何も言わなかった。
……この冬最後の雪に包まれて、二人は互いのぬくもりを伝えあった……。
澪編
「……」
…むにゃむにゃ。
どうしてこの人はこんなに安らかに寝ることができるんだろう?
未だに穏やかな寝息を立てる上月くんの寝顔を眺めて、私は苦笑した。
安心しきった表情で、規則正しい呼吸音に合わせて、身体か微かに揺れている。
あまりにも無垢な姿だった。
(…誰もいない夜の教室で、女性とふたりっきりだってのに)
日溜りの中で昼寝をする猫のように、幸せそうに目を細める。
「一応私は女の子なんだからね…」
>>211 できればTS冬弥は「ふゆ」称が嬉しいとか言ってみるも貴重なあまあま系マンセー!!
>>213 来たア!!来た来た!!右上のはあきらですか!?
俺のイメージとちょい違うがオッケイ!!というか今更ながら
>>200萌え〜!!
そして今度は女折原に期待(鬼かw
>>213 あきら(・∀・)イイ!イイ!イイゾヲヲヲヲッ!
( ノ゚Д゚)おはよう
ていうか、ふ、ふゆ萌え〜。
>>212 折原萌え(w
あ、折原(女)の名前はみさおでどうだろうといってみるテスト
故・折原(弟)が浩平。
>>212 激しく萌え。
つーか、漏れの場合女折原はおねーさんちっくなイメージがあるのだが
どうよ?
>>217 さすがに混乱すると思われ。
操と耕平とかならともかく。
女折原はおねーさんちっく...( ;´Д`)ハァハァ
『別にいちいち来なくてもいいよ。どうせ誰もチェックしないし』
『毎週の金は入るんだから、文句ないだろ』
それが、藤井ふゆのが引き受けた家庭教師先の男の子が最初の週に言ったことば。
そして彼はそれから予想されるようないいかげんな生徒ではなく、本当に家庭教師など
必要としていなかったという驚き。
なぜそれが判ったあとも、わたしは彼のところを訪れ続けたのか…
それは自分でもわからなかったけど、とにかく、家庭教師のバイトは続けられていた。
「ラジオ、聞いていいか?」
「え?」
考え事をしていた。我に返る。
「ごめんなさい、何?」
「…いいけどさ…ラジオ、聞いていいか?」
ちらりと目を落としたところ、ノートの上に羅列された数式は、彼が問題集のそのペー
ジを制覇したことを主張してきた。
やることはやったぞ、文句あるか…と、こういう主張。
「……どうぞ」
ちょっとためいきをつく演技。情けないことに、それには慣れている。
彼は「やりっ」と嬉しそうに声をあげると、リモコンで部屋の端のオーディオのスイッ
チを入れる。一瞬のぞいた、少年らしい顔。
一瞬だけ遅れて、聞き覚えのある声がスピーカーから流れてきた。
『あ…』
YUKIの新曲。
知ってる。あぁ…わたしは、この声をよく知っている。
「やっぱ、藤井さんもYUKI好きなんだ?」
少し浮かれた声。
「え…あ、うん」
好き。好き…だと、思う。
自分のこころがよくわからなくなりはじめた今。
だからその言葉にすがりつきたいと思う。わたしは、勇輝が、好き。
「ふぅん」
なんとなく嬉しそうな…違う、誇らしげな表情。
曲が終わる。
「…藤井さん…泣いてる?」
言われて、目元に指をあててみた。
本当だ。濡れている。
「あ、あはは…どうしたんだろね。何でもないから、大丈夫」
「あぁ、切ない系だからなー、YUKIの歌」
ひょい、とハンカチが渡される。
「……藤井さんも、あっさり騙されるのかぁ」
「騙されるって?」
「YUKIのファンって、YUKIのこと全然分かってないんだよ。
あんな風に辛い恋愛を耐え抜いて貫き通す、なんて強いヤツじゃない。
むしろ女に泣かれたら、その場は笑いながら去ってくタイプ」
ずきり。心の中で何かがうずく。
「そのへんも知らないで、キャーキャー騒いで。馬鹿みたいだよな。
で、藤井さんもそういう連中と一緒かなと思うと少し残念だった」
「……」
違うよ。
わたしは、知ってる。勇輝がそういうひとだって、知ってる。
、、、、、、、、、、、
だから裏切ろうとしてる。
「……」
ふぅ、とためいきひとつ。今度は演技じゃない。それでもやもやを振り切った。
「次。89ページからその章の最後まで。それで今日は最後にしましょ」
「げ、まじで?」
「文句いわない」
ちょっと笑って、わたしは生徒を問題集の海の中へと押しやった。
しばらくぶりに来てみたら、すごいことに。
とりあえず気後れしながら家庭教師編リリース。
ていうか
>>80-82のひと、再臨してくれると個人的に嬉しい。
では>187の指摘を受けつつ、回線切って首吊ってその状態で自分を小一時間問い詰めしる。
キタ――――――――――(゚∀゚)―――――――――――!!!
イイ! ふゆの凄くイイィ!!!
何気に感化されたので一つ
温かい、温かい感触
外は寒い、だけど布団の中は温かい
暗闇の中で目が覚めた
ぎゅっと自分にしがみついてくるものがある
「……………………ん」
輝く金髪を持った少年
日に日に出きる事がなくなっていく少年
だけど今は、無邪気な寝顔を見せる
「誠…………」
胸が、せつなくなった
たまらずに誠を抱きしめる
少しの間、いやどれくらい抱きしめていたのだろうか
「………………………祐那、苦しいよ」
「へっ!? あ、起こしちゃった?」
強く抱きしめていたせいか誠が起きてしまった
私の胸元に顔をうずめながら上目ずかいでこちらを見上げている
不意に誠の目線が下がり、硬直する
「――――――っ!」
2個ほどボタンが外れ胸元が少しはだけて私の、その、胸の谷間とかが見えていた
慌てて誠を離してボタンをとめる
その直後、肩に痛みが走る
「………ま、誠?」
誠が私の両肩に手をつき息を荒げながら私に覆い被さっていた
「ちょっ、むぐぅ」
反論しかけた私の唇を強引に塞ぎ、止めたばかりの私のボタンに手をかける
叫ぼうとしても唇はふさがれ小さいとはいえ男の子の力で押さえつけられている
…………動けない
唇はすぐに離れたが、服を脱がされるという事に恐怖を感じた
おもわず目をぎゅっと閉じる
今まで誰にも体はもちろん唇も許した事はなく
このままだと体も…………そう思った時
パタッ パタッ
頬に温かいものが落ちてきた
そろそろと目を開く
誠は――――――泣いていた
私のパジャマのボタンはもう長い間着ている為か緩く、簡単に外せる
それが誠には外せなかった
ただ泣きながらボタンに手をかけて、懸命に指を動かす
だけどボタンは外れない
何故か、私も涙が出た
恐怖の為ではなく、どうしようもないほどの哀しみの涙
両手で誠の手を掴むと
誠はビクッとして今気付いたかのような顔で私の顔を見た
なんていう情けない顔だろうか
誠の顔は悔しさと哀しみに歪み、涙で濡れていた
胸を押すと今まで動かなかったはずなのに誠は簡単に後ろへ倒れた
変わりに今度は私が上体を起こして寝転がった誠を上から見下ろす
怒られると思ったのだろう、おびえた瞳でこちらを見上げていた
しばらくそのままでみつめあった後、誠に手を伸ばした
上体を起こさせて向かい合って座る形にする
そしてそのまま誠を……抱きしめた
始めは動かなかった誠もそろそろと私の背中に手を回す
温かい、お互いの体温を感じあいながら無言で抱き合う
「誠………」
先に口を開いたのは私の方だった
「良いよ…………こんな事でお前が元の元気な誠に戻ってくれるのなら」
そう言って抱きしめあう状態から向かい合い、お互いの顔が見える状態へ体を動かす
じっと誠の目を見つめる
「誠の……したいようにして」
パジャマのボタンを全部外して、自分から軽い口付け
セカンドキスは涙の味がした
軽い衝撃と共に再びベットに横になる
そのあとは誠の体温を感じた
………さすがにこのスレでこれ以降は書くのはまずそうなので自粛します
駄文スマソ
ま、待て! 自粛はいらん、いらんぞぉっ! (…少なくとも漏れは)
このスレでは自粛禁止令を発したいくらいです、はい。
( ;´Д`)ハァハァ
しかし萌える( ;´Д`)ハァハァ
無性に萌える(♯´Д`♯)ハァハァ
ふゆシリーズ、男性陣の名前があんまり出てないな。
篠塚、勇輝/YUKI、RIN、遥…の四人。あ、意外と出てた。
男美咲さんと、男マナだけか、出番はあったのに名前出なかったのって。
そしてなにげに出番のおおい、あきらw
「はぁ…」
もぐもぐもぐ。ごはんを食べる。
色んな理由で、とにかく私は気落ちしていた。
「まずいなら食うなよ」
「残念ながら、おいしいから食べる」
もぐもぐもぐ。
そう、この朝食は美味しいのだ。
この柏木家の次男、『梓』(女の子みたいな名前だ)の手による家庭料理。ごはん、お
しんこ、魚の切り身、おひたし、なめこ汁……ごくごく普通の軽い和食を、文句なしの美
味にしたてあげる。言うに易く行うに難い典型例だが、彼はそれを実行してしまうタイプ
なのだ。
そして、当然、仮にも女であるところのこの私にとって、それはちょっとした屈辱とい
うか、まぁ自尊心を傷つけられることがらだったりする。一人暮らしの大学生活のせいで、
どうにも朝食というのは手抜きの癖が……こほん。
「悔しいなぁ…」
「泣きそうになりながら食うなって。変なヤツだな」
変でけっこう。だから、なめこ汁おかわりさせてください。
「……」
三杯目の椀を受け取る。と、わずかに梓の視線が宙を泳いでいるのに気付いた。
「……どしたの?」
「いや、そのさ……今朝、ごめんな」
「その件は忘れてってば。おあいこってさっき言ったでしょうが」
「……まぁ、そうだけどさ」
「責任感強いのはいいことだけど、あんま引きずられるといつまでも恥ずかしいし」
「……わかった」
「あ、学校行っていいよ。後片付けくらいはしとくから」
「いや、もう少し余裕あるから。待ってる」
「主夫の鑑だねぇ」
「そんなんじゃねぇよ」
233 :
232:02/03/26 02:38 ID:NNgT0Zuv
女耕一の性格を模索するために、ちょびっと殴り書き。
ふゆって書き易いキャラしてたんだなぁとか少し思う。
楓編を書こうかどうか、ちょいと迷っていたり。
>>232 >変でけっこう。だから、なめこ汁おかわりさせてください。
これ好きだなぁ、俺
237 :
TS万歳:02/03/26 03:53 ID:1RHPshgx
セイベツハンテンダケって言うネタを考えたんですが、
うまくまとまらない…
238 :
TS万歳:02/03/26 03:54 ID:1RHPshgx
「そういえば、さっきの炒飯は誰が作ったの?」
昼飯後、ふと気になったことを、みんなに聞いてみた。
「え?梓おねえちゃんじゃないの?」
「いや、あたしは作ってないよ。初音じゃないの?」
じゃあ、楓ちゃんかな?
「私は作ってませんけど…」
ってことは…
「私が作りましたよ」
と、千鶴さんがにこやかに笑って答えた。
「え〜〜!!」
「なによ、私が作ったらいけないの?」
「あたりまえでしょ!!千鶴姉。前作ったきのこ料理でみんながどうなったか覚えて…」
「そういえば、さっきの炒飯にもきのこ入ってた…」
サーっと、皆が青ざめる。
「ちょっと、またあのきのこをいれたんですか!?」
「耕一さん、ひどいですよ。いくらなんでも同じものはいれませんよ」
「じゃあ、何のきのこをいれたんですか?」
「庭にあったのを少々」
「少々じゃないっ!!なんで、千鶴姉はそんなもん入れるんだよ!!」
「ちょっと隠し味に良いかな〜と」
「まあ、とりあえず、落ち着け梓、とにかく今のところはおかしいところは無いか?」
「特に以上はないかな?」
「大丈夫です」
「私も無いよ」
「じゃあ、しばらく様子見かな」
239 :
TS万歳:02/03/26 03:54 ID:1RHPshgx
「あ」
「どうした?初音ちゃん」
「ちょっと…」
顔を少し赤らめて、席を立とうとする。
「あ、ごめん」
トイレのようだった。
「じゃあ、とりあえず、何とも無かったということかな?」
「そうみたいだね。とりあえず、あたしはこの後、学校に用事があるから」
「部活動か?」
「そうそう、ちょっとミーティングがあってね」
「そら、ごくろーさん」
「私は、また戻って仕事です…」
と千鶴さん。
わざわざ戻ってきて料理するなんて、仕事の方は忙しくないのだろうか?
「ご苦労様です」
俺はどうするかなぁ?
「楓ちゃんはどうするの?」
「私は学校の課題があるので」
「手伝おうか?」
「大丈夫です。」
断られてしまった。
「んじゃま、俺も部屋でのんびりしますかねぇ」
昼寝でもしてるかねぇ。
240 :
TS万歳:02/03/26 03:54 ID:1RHPshgx
そうして、食卓を皆が去って数分後のことだった
「き、きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
初音ちゃんの悲鳴が、柏木家に響き渡った。
「な、なんだ!!」
声がしたのは。先ほど初音ちゃんが、去っていったトイレの方向だった
すぐさま、俺はその方向へ
「どうした、初音ちゃんっ!!」
「あ、あ、おにいちゃんっ!あの、あの…」
「なに?虫でも出た?」
「え、あ……」
「それとも誰か覗いてたとか?」
「あっ、そうちょっと虫が出てきて驚いちゃって」
「あ、そっか、大丈夫?」
「うん、もういなくなったみたい。」
「そっか、じゃあ、俺は部屋に戻ってるから、なんかあったら呼んでよ。」
「うん、ありがとうおにいちゃん。」
恥ずかしそうな初音ちゃんの声を聴きつつ、部屋に戻ろうとした。
241 :
TS万歳:02/03/26 03:59 ID:1RHPshgx
ふと廊下の先を見ると、楓ちゃんが扉を開けてこっちを見ている。
「どうしたの楓ちゃん?」
「あ、あの耕一さんちょっといいですか?」
なにやら、不安げに楓ちゃんは聞いてきた。
「ん?なんだい?」
「…ちょっと部屋に来てもらえますか?」
「ん、いいけどどうしたの?」
「姉さんの料理の所為かどうか分からないんですが…」
「え?なにか症状が?」
「梓姉さんは出かけちゃいましたし…、相談できるの耕一さんだけなんです」
「どうしたの?今回は性格が変わってしまってるようには思えないけど」
「……ぇてきたんです」
「え?」
「おちんちんがはえてきちゃったんです」
「えええ!!」
242 :
TS万歳:02/03/26 04:07 ID:1RHPshgx
ああ、これ以上がうまく…
男の鬼の衝動がとか、
初音(男)と、楓(男)が耕一(女)に襲い掛かるとか
妙な展開が…書けませんでした!!
232は、223までのふゆシリーズのひとなのか?
似てるような似てないような文章だから確信持てない。
とりあえずどちらにせよイイ!ので、楓編激しくキボンヌ。
あ、でもふゆ編も引き続き… ダメ?
>>242 うああ、自粛禁止令発令だー。
せめて、せめて耕一が反転するまで(ハァハァ
だれも、反転した北川&香里の話をしないのは何故だ。
冷たくあしらわれながらも健気に男香里を慕い続ける北川。萌えないか?
モエマセンカ、ソウデスカ…
>>245 ・・・萌える・・・
でもって、(男)舞に女っぽい陰湿な苛めを・・それがばれて益々嫌われて・・・
チャイムがきんこんかんこん、と大きく鳴り響く。昼食の時間を告げる鐘だ。
――弁当を作ってきていないから、今日も学食か。あんまり健康には良くなさそうなんだけどな。
僕は自分の斜め後ろで机に突っ伏してぐーぐー眠っている友人の名前を呼ぶ。当然一緒に学食に行く為だ。
「水瀬ー、一緒に学食……」
と、呼んだ時である。目の前に、薄い茶色の髪の色の癖っ毛の女の子が立つのを僕は確認した。
またか。彼女は北川潤。クラスメイトの女の子だ。
「あのさ、美坂くん、――お昼、どうするの?」
へら、と少し軽薄そうではあるけれど、明るくて可愛らしい笑顔を浮かべながら、彼女は僕の前に立った。
「学食、行くつもりなんだけど」
それを聞くと、明るい笑顔がより一層明るくなる。かと思えば顔を赤くし、もじもじと身体を捩らせる。
まったくいつも通りだ。一体彼女は何がしたいんだろう。
「何? 用無いんだったら僕は行くよ。昼休みは時間あんまりないんだから」
冷たく云って、僕は彼女の横を通り抜けようとした――のだが。
何やら決心したような表情で、彼女は僕の腕を掴む。女の力にしては、信じられないくらい、強く。
僕は振り向いて、彼女の顔を凝視する。自分より一回り小柄な潤だから、上から見下ろす形になる。
少し震える唇で、潤は、殆ど囁くような大きさで呟いた。
「……あのね、わたし、お弁当作ってきたんだけど、弟がいらないっていうから、1つ、余っちゃって」
僕の机に、お弁当箱が2つ並べられる。1つは大きく、もう1つは小さい。
明らかに僕用に作られたお弁当だった。――そもそも彼女には弟なんていない。
僕の正面にちょこんと座り、彼女は少し俯き加減に、僕に問う。
「……迷惑、だったかな」
「いや。まあ、弁当代も浮くから有り難いと云えば有り難い」
彼女といる時間が、今の僕にとって、苦痛でしかないという事実を除けば、だが。
僕がぱくぱくとお弁当を食べるのを彼女は嬉しそうに眺める。自分は殆ど弁当に手を付けずに。
「美坂くん、部活入らないの? 美坂くん運動神経も良いから、陸上部にでも入ったら格好いいとおもうんだけどな」
「美坂くんってどんな食べ物が好きなの? 甘いものとかは、あんまり、好きじゃないかな?」
「美坂くんって、どんな音楽聴くの? やっぱり洋楽とか、ロックとか聴くの?」
「あの、今週の日曜日にね、商店街で雪祭りがあるじゃない。……だから、あの」
本当に、嬉しそうに喋る。
「興味ない」
あんまりうるさかったので、僕は蚊を殺すような冷たい顔で、彼女にそう言い放った。
「……えっ、――と……」
途端に、悲しそうな顔をする。そして、途端に彼女は沈黙した。
その顔があまりに不愉快に思えたので、僕は聞こえよがしに大きく溜息を吐くと、
「うるさい。――言葉通りだよ」
そして、もう一度小さく溜息を吐く。
――何度痛い目を見させればいいのだろう。僕に執拗く迫ってきては、つらい思いをして。
――僕と一緒にいて、何が楽しいんだ。
「ごちそうさま」
無機質にそう云うと、僕は立ち上がる。彼女とこれ以上同じ空間にいるのが、どうしようもなくつらかったから。
鞄に教科書その他を突っ込む。その様子を見た潤は、少し顔を青くして云う。
「あんまり、美味しくなかった、かな……ごめんね……」
「ああ。そんなに美味しくなかったよ。もうあんなの食べさせないでくれ」
僕は執拗く話しかけてくる潤をいつものように乱暴に手で払うと、足早にすたすたと教室を後にした。
こういう場合に、僕は決して振り返らない。
振り返って彼女が僕の顔を見たら、僕が彼女の泣き顔を見たら――今まで張ってきた意地が潰れてしまいそうだから。
僕は小さく肩を竦めると、凍える廊下をすたすたと歩いていった。
「美坂くん、午後の授業は――」
背中の向こうから、彼女の叫び声が聞こえる。少々の罪悪感を覚えながらも、僕は彼女の声を無視した。
玄関を出て、誰もいない事を確認すると――誰にも聞こえないくらいの大きさで、僕は呟いた。
「……美味しかったよ、お弁当」
家で、弟はどうしているだろうか。
もう、弟なんて呼ぶつもりはなかったけれど――それでも矢っ張り、気にかかる。
あの子の事がある限り――僕は、彼女の想いに答えてあげる事は出来ないんだ。
僕はもう一つ、大きな溜息を吐いた。
け、健気じゃぁぁぁぁぁぁ……
続きを激しく希望する!
うおおおおお、神が、神がぁぁぁっっっ
北川に萌えてしまった……
「んあっ…、だめ…だよっ…!沙織ちゃん、そんなにっ…!強すぎるっ…!」
「はぁっ…!はぁっ…!、だって祐君のなか、気持ちよくて、んっ…!あっ…!なにか出ちゃいそうっ」
「ひぅっっ…!沙織っ…ちゃんのがっ…!奥にっ…!」
「あ、出ちゃうっ…!、出ちゃうっ…!」
255 :
名無しさんだよもん:02/03/26 23:11 ID:1xcyArzT
>253
この場合は祐ちゃん(仮名)が沙織君(仮名)にフキフキされるのだろうか?
いや、祐ちゃん(仮名)が沙織君(仮名)の○○○○をふきふきするという選択肢も
257 :
名無しさんだよもん:02/03/26 23:17 ID:5sskUhBd
258 :
TS万歳:02/03/26 23:31 ID:1RHPshgx
すみません。
耕一反転より、祐介反転の方がしっくり着てしまいました
住井や南も……反転させたらいい感じかも知れない
極めて少女漫画的展開になりそうだけど(♯´Д`♯)ハァハァ
>>247-249 すげえ…こんなの即興で作ってしまうとは。
北川萌えええええぇぇぇぇ!!!(♯´Д`♯)ハァハァ
261 :
名無しさんだよもん:02/03/27 07:35 ID:ekyGqyY0
ううむ、女耕一じゃ朝立ちはありえんから……やっぱはしたない寝姿でも見られたのか?
朝立ちの代わりに乳でも見られたんかな。
格好だってパンツにシャツ一枚という何とも無防備な格好で……って、無防備すぎやん
例え従兄弟でも、男四人いる家でする格好じゃないよ(♯´Д`♯)ハァハァ
>>262 それは確かに、起こしに来た男千鶴さんの前でふとんから出られないよ。
のんきに夢判断されてる間も気が気でないよ。
っていうか男千鶴さん。あんた、絶対わざと動かないでいるだろ。
年下の従姉妹の寝顔を見る&ちょっと無防備な下着姿を見るのが目的だろ。いーやそうに違いない。
うらやましいぞ漏れに代われ。
264 :
名無しさんだよもん:02/03/27 15:00 ID:GpF5Wb1U
156から。
「ああああああああああああああ!!」
ガバッ!!
私は跳ね起きた。
呼吸が速い。心臓がどきどきする。寝汗が気持ち悪い。のどが渇く。
「うーー……またかぁ」
ふう。
最近、いっつもこの夢を見る。私が……その……とんっっっでもなくイヤらしいことをする夢。
私の体の奥底から聞こえる声。それに抵抗して抵抗して抵抗して……
最後にはイカされてしまう。そして目が覚める。
「ちょっとはしたないよなぁ……」
それとも、私ほんとに欲求不満なのかな。まだ処女なのに。
こんな姿、従兄弟の四兄弟たちには、ちょっと見せられない。
私がこの柏木本家の門(まさに門、純和風の邸宅だ)をたたいてから、欲望の激しさは鰻登りにあがっている。
そのうち我慢できなくなるんじゃないかと思うと、すごく怖い。
ふう。
いつまでもこうしていたって仕方がないので、愛液を吸って重くなったナプキン(最近の自衛策)を片づけて、それからシャワーを使わせてもらおう。
そう思って立ち上がったときだった。
265 :
名無しさんだよもん:02/03/27 15:00 ID:GpF5Wb1U
「はじめさん、どうしました?」
「きゃあっ!!」
障子を通って差し込む柔らかな朝日の中に、鶴丸さんの影があった。私はあわてて布団の中に潜り込む。今の格好はパンツとTシャツだけなのだ。(ブラは寝苦しいのでつけない)
「あっ、失礼。なんだか叫び声が聞こえたので、心配になってちょっと様子を見に来たのですが……大丈夫ですか?」
「あっ、いえいえぜんぜんなんでも大丈夫ですはい」
「そ、そうですか。それならよかった。おはようございます、はじめさん」
「おはようございます」
柏木鶴丸さん。若干23歳にして、鶴来屋ふくむ柏木グループの会長を務めている、四兄弟の長男さん。
先月亡くなった私の……父の代わりに、今一生懸命勉強している。
しっかり者で面倒見がよくて頼れる、密かに私のあこがれのお兄ちゃんだ。
「あと、梓がもうすぐ朝食ができるといってましたよ」
「はーい、すぐ行きます。あ、鶴丸さん」
「はい?」
「お風呂場借りてもいい? ちょっと汗流したいの」
「ええどうぞ」
「ありがと♪」
鶴丸さんが去った後、私は下着の替えを持ち、浴衣を着てお風呂場に向かった。
266 :
名無しさんだよもん:02/03/27 15:01 ID:GpF5Wb1U
「ったく、兄貴はほんとにはじめを呼んだのか? せっかくの飯が冷めちまうだろうが」
俺はいつまでたってもこないはじめを呼びに、あいつの部屋へ足早に歩いていた。
障子を音たてて引きあけるとともに言ってやった。
「おいこら、はじめ! いい加減起きろ……って、あいつ布団も上げやしねぇ」
はじめはいなかった。とりあえず起きてはいるみたいだ。
「しょうがねえなまったく……」
俺はぶつぶつ言いながらも布団を上げようとした。が、途中でやめた。
湿っていたからだ。
「なんだあいつ、寝汗かく方なのか?」
知らず顔を近づけた。そのとたん、ぷん、と香る女のにおい。
ドキッとした。いい匂いだ。あいつの……はじめの体臭だ。……顔を近づけ、胸一杯に吸い込む。
甘い。
なんていい匂いなんだろう。男所帯の中では、ついぞかいだことのないにおい。
そこで、はっとした。
なにやってんだおれ。変態かよ!? しっかりしろ柏木梓!
布団のこともそこそこに、前屈みになりながらその部屋を出ようとした。
267 :
名無しさんだよもん:02/03/27 15:02 ID:GpF5Wb1U
「あれ、どしたの」
中庭に面した縁側にでると、湯上がりのはじめがいた。ほこほこしてやがる。
「はじめを起こしに来たんだよ。いいねえ、暇な大学生は。楓なんか大飯食らってさっさといっちまったよ。はじめも早く来な」
「むっ。なによ、暇な大学生って。失礼な」
「朝っぱらから風呂に入ってるのにか? どの口がいうんだよ?」
「この口ですぅーー」
などといっている間にも時間は過ぎていく。
「いいから早く飯食おうぜ。先に行って待ってるからな」
「わかった」
268 :
名無しさんだよもん:02/03/27 15:03 ID:GpF5Wb1U
パサッ
……なんか落ちた。
パンツだ。
一瞬の間にはじめが拾い上げた。
「……見た?」
もちろん見たに決まってる。
そしてしゃがんだはじめの視線の真ん前には、さっきからの大勃起。
「あー……ごめん」
「……いいよ。男の子だもんね、そうなっちゃうよね」
そういってはじめは、隠そうとする俺の手を払ってまじまじと見つめてきた。
見られれば見られるほどに堅くなる。
ひとしきり観察した後、はじめは言った。
「うん、これでおあいこ。さ、ご飯食べよう」
「あ、ああ」
そして232へ。
はじめ「私……ほんとにエッチになっちゃったんだ……」
269 :
名無しさんだよもん:02/03/27 15:04 ID:GpF5Wb1U
長くてスマソ
ハジメチャン(・∀・)イイ!
ハジメチャン(・∀・)エッチ!
ムシロアズサクン(・∀・)エッチ!
273 :
名無しさんだよもん:02/03/27 16:19 ID:wbzLb9zr
ageとく
なんかほのぼのエッチだ。
てっきり風呂の戸を開けた途端素っ裸のはじめちんと遭遇かと思ったよ
はじめたん……えろえろっすね。
生理用品つけたり……。
KANONのあの二人を変換してみた。
倉田 祐佐(ゆうすけ)
川澄 舞人(まいと)
舞人「ねこ」
祐佐「ふははは〜、そうか舞人、猫が好きなんだな〜」
イヤだ、こんな高校生。
スマソ、脳内補完失敗。佐祐理さんは大志みたいになってしまうし。
方向性を変えて、男舞は無口で無愛想で、他の人からはちょっと付き合いにくい昔の不良みたいなやつと思われてるけど、実は小動物が好きだったりする、話してみると、相変わらず無口だけどしゃれも分かるやつだったとか。
で、男さゆりんは、男舞が実はいいやつということを理解してる親友で、やたらと明るく人なつっこいお人好し。
……相変わらず、少女マンガに出てきそうな設定だ。
すまん、悪気はないんだが、鶴丸で笑ってしまった
このままTS痕が補完されて逝くのか(♯´Д`♯)ハァハァ
最高だぁぁぁぁぁぁぁっ!
ねえ、と友人である住井麻森がわたしに話しかけてくる。
ぶるぶると身体を震わせながら机に突っ伏していたわたしは、気怠げに彼女を見上げた。
二学期も半ば、あと一月ほどで終了する、というそんなある日の事。
「あのね、面白い企画を考えてるんだよ」
そう云って彼女は笑う。――いつもの事だ。彼女は暇を潰す為なら何だってする今時の女子高生。
もう少し化粧ッ気があれば、クラスのどの男子も放っておかないくらい可愛い顔をしているのに、
どうやら当人はまったくそういう気持ちはないらしい。
「ほら、七瀬君が転校してきた事もあるしね、例の企画をまたやろうかと思うのよ」
そう云って麻森は、少し顔を赤くして微笑む。こういう顔をしている時の彼女は、常に何かを企んでいるものなのだ。
長い付き合いだから、まあある程度は判る訳で。
「取り敢えず今日、今、この瞬間から企画は始まるわ」
びしっ、と人差し指を立てたポーズを決めると、彼女はにへら、と笑った。
「はい、じゃあこれ」
麻森はそう云ってわたしに何やら書かれた紙を渡す。わたしはそれに気怠げに目を通す。……案の定であった。
「クラス男子人気投票(本年度第二回!!)」
「男子には絶対知らせちゃ駄目だよっ♪」
「期日は今日から三日間♪ 奮って参加してね♪」
「見たら次の女子に回してね♪」
……わたしは小さく溜息を吐きながら、麻森の顔を見る。
「前回は長森が一位だったんだよね……またやるの?」
幼馴染みの長森の顔を思い浮かべる。……あんなのの何処が良いか、わたしにはさっぱり判らない。
そりゃあパーツは悪くないし、人当たりは良いし、優しいけど……それだけじゃないか。
そう質問するや否や、きんこんかんこん、とチャイムが鳴り響いてしまう。
「勿論。それじゃあ、後でねっ」
そう云って、麻森は自分の席に帰っていってしまった。
六時間目の気怠い授業を受けながら、わたしは紙に書かれている「見たら次の人に回してね♪」の文字に気付き、
自分の目の前に座っている七瀬くんに、無意識のうちに紙を渡す。
……って、駄目じゃない! 男子厳禁じゃ…… しかし、もう遅い。
七瀬くんは、回された紙を目を丸くして眺めると、何やら落ち着かない様子で溜息を吐きだした。
わたしはしまったなあ、と思いながら、残りの授業を受ける事にした。
相変わらず彼は、もじもじと身体を揺らしながら、落ち着かない様子だった。
そりゃあそうだ。クラスで一番人気の男子になれば、この子が目指している「漢」になにより近付くという事だから。
この子の正体を知るわたしや長森から云わせれば、この子が「漢」なんてバカらしくてへそで茶が沸きそうだけど。
「行かないわよ。面倒だし寒いもん」
「あの、折原さん、ちょっと廊下に来て欲しいんだけど……って、何で判ったの?」
「君の考える事くらい簡単に判るよ。……判った。行くわよ」
わたしは溜息を吐いて、彼に付いていく事にした。
「順位、出るでしょうね。ずらーっと、もうそりゃあ盛大に」
「や、やっぱり順位とか出るのかな、って何で質問先回り……」
「だから君の考えなんて簡単に判るんだよ」
彼はひどく不思議そうな顔でわたしを見つめる。手を後ろに組んで恥ずかしそうにしている様は、とても「漢」には見えない。
七瀬くん。ほんの一週間程前に引っ越してきた男の子である。
転校して顔を教室に出した瞬間に女子生徒から黄色い悲鳴があがる程の綺麗な顔をした男の子である。
「七瀬です。これから一年間、よろしくお願いします」
そう云って爽やかに笑う姿は――その朝、わたしや長森に見せた顔とはまったく違うものだった。
わたしと衝突した瞬間、わたしにはじき飛ばされるくらいの体力の無さ。
高々女の力で吹き飛ばされただけなのに、「痛くて立ち上がれないよ……」とのたまう根性の無さ。
本当の彼はそんななのに、クラスでは全く違う風に振る舞っている。爽やかで優しい好青年を演じようとしているのだ。
「あー……知らなければ良かったよ……こんなの知ったら、僕、どうしたら良いんだろ」
人前では「オレ」という彼は、しかしわたしの前でだけは「僕」という。多分、これが素なのだろう。
「用、それだけ? 廊下で二人っきりでこうしていると誤解されちゃうから、わたし早く教室に戻りたいんだけど」
「あー……う、うん」
何やら、現在の順位はどうのこうのと聞きたそうな顔をしたけれど、わたしは黙殺した。
「七瀬くんと何話してたの、おりはらーっ」
麻森や中崎さんが、教室に戻るや否やわたしに質問を浴びせかける。
彼女らはわたしらの行動1つ1つをいちいち観察してやがるのだ。
「オレと付き合ってくれないか、って」
わたしは気持ち悪い「しな」を作り、顔を赤らめながらそんな事を云う。
「そ、そんな事言ってないよっ」
そう云うや否や、七瀬くんは信じられないくらい顔を赤くして教室に飛び込んできたのだった。
うわ、中途半端に終わったなw。即興だから勘弁。
TS痕最高マンセー!!
アズサたん……ハァハァ
『オレは、魔物を討つ者だから……』
優「あれ、昨日の夜お会いしましたよね……?」
舞人「……」
優「覚えて、ないですか?昨日の、あれ私なんです」
舞人「……」
優「三年生だったんだ…、ってはいとかいいえとかでもいいから何かしゃべって欲しいんですけど……」
舞人「はい」
優「そ、そうじゃなくて、」
祐佐「舞人、ゴメンお待たせ、ってあれ珍しいな。舞人が人といるなんて。友達?」
優「あ、実は全校公認のカップルだったりするんです」
舞人「……」
祐佐「ほほ〜、舞人、僕にも秘密にしてたのか。なるほどね〜」
優「って、否定しないから信じちゃったじゃないですか」
舞人「……違う」
優「ああ、もう。遅いですよ」
祐佐「はは、面白いね。あ、これからさお弁当なんだけど一緒にどう?えっと……」
優「あ、優です。相沢優」
祐佐「そっか、優さん」
ちょっと優に無理ありすぎ?それにしても少女漫画ちっくだ……。
祐一と真琴の絡みは難しいな。
割と性別が絡んでくる。秋子さんや名雪が祐一を窘めるのも真琴が女だからって部分あるようだし。
ばさっ……
ボロ布を翻したのは、一人の少年だった。
「お前だけは許さない……」
といわれても、私は目の前の男の子に見覚えがない。
「あの、人違いじゃないかな?」
「覚悟!」
こっちの言い分を聞かずに突進してきた。
ぽこっ、ぺちっ、ぽこっ、ぺちっ!
「……全然痛くないんだけど」
「うるさい……腹が減って力がでねぇんだよ」
あんたはドラゴンボールの主人公か。
「っていうか君、こうすると手が届かないじゃん」
「あぅーっ……」
頭に手を置かれて押さえられた少年は手をじたばたさせるが、リーチの差で届かない。
そして少年はふらついて、倒れてしまった。
「気を……失ってるの?」
気がつくと、周りには人だかりが。
倒れてる少年と、立っている私。
周りの視線は、襲われた私を白い目で見ているような気がする。
「ちょっと待って。被害者は私よ!」
なんかこのまま男真琴を放置して、一人で帰ってしまいそうな気がする。
>>282 ああ、ちゃんとした性格になってる。
自分がさっき投げ出してしまったのに。
祐佐がイイ性格してますね。
>>283 誠は放って置けないほどの美少年……なのか(w
>>279 ええ、ですね。七瀬君と折原さん。
触発されて、書いてみた。
クリスマスイベントです。
「ねえ、折原さん、今日暇かな……」
「あ、暇だけど……」
「そ、そうなんだ。じゃ、一緒に行きたいところがあるんだけどいいかな」
「そうなの、いいわね。じゃ、行きましょうか」
はぁ、麻森に捕まっちゃってすっかり遅くなっちゃた。
七瀬君、待たせちゃったなぁ……。
「遅いよっ、折原さん」
「ごめん、麻森さんたちから抜け出してくるのに苦労しちゃって……」
七瀬君はさっさと歩き始める。わたしは七瀬君についていく。
「でも、折原さんにしては1時間の遅刻はマシな方かもしれないね」
七瀬君は振り返ってそんなことを言ってくる。
「そうかしら。そうかも……、しれないわね」
「でも、やっぱり1時間は遅すぎだよ。帰っちゃっおうかと思ったくらいだよ」
「帰ってたら、七瀬君の家に電話掛けてたわよ」
「本当に?だったら結局一緒だね」
よくわからないけど、七瀬君、嬉しそう。
「ここだよ、折原さん」
「七瀬君、すごいよ、見てっ」
「うん、凄いね」
「それにしても凄い人だねっ…」
「そりゃ、今日は特別な日だし」
「急がないと座れないね」
「ごめんね、私が遅れてきちゃったばっかりに……」
すごく寂しそうな七瀬君に私は謝るしかなかった。
「ううん、いいんだよ」
「でも、私が時間どおりに来てれば……、それに凄く高そうなお店だったし」
「いんだよ、本当に。予約はしてたけど、お金払ってたわけじゃないし。
それに知り合いに頼んで無理に入れてもらったから、文句も言えないし。
あ、折原さんが悪いわけじゃなくて、もっと時間に余裕を見ておかなかった、僕が……」
慌てて弁解する七瀬君、全部遅れて来た私が悪いのに……。
「ねえ、行きましょう」
「えっ、えっ」
私は七瀬君の手を引っ張って歩き出す。
このまま立ってても虚しいだけだし。
「やっぱり冬はラーメンね。それも体の心から温まるキムラーメンよね」
ね、七瀬君。
ここのラーメン美味しいのよね。ちょっとキムチ臭くなっちゃうけど。
でも、やっぱりキムチ沢山の方が美味しいしね」
わたしは七瀬君の丼にキムチを載せてあげる。
う〜ん、もっと載せた方がいいわね。追加。
「うん、おいしい」
やっぱり、寒いときにはここのキムチラーメンよね。
えっ……
「七瀬君……もしかして泣いてる?」
「泣いてないよ」
「でも、涙」
「泣いてなんかいないよ」
そういいながらも七瀬君は店から出て走り出す。
一目散に走り去ったとなると、追いつくのは無理かも……。
と思ったら通りの先で、こっちの方を窺っている七瀬君の姿が小さくあった。
私の姿を見つけると、また文字通り一目算に走り去っていく。
「まったく、なんなのかしら」
仕方なく付き合うことにする。
妙な追いかけっこを続け、辿りつた先は、高台の公園だった。
「ねえ、七瀬君っ」
広場の中央に佇む七瀬君のもとへと駆け寄る。
「どうしたの、一体……」
「……」
「そんなにあのラーメン美味しくなかった?」
「ううん、美味しかったよ」
「じゃ、どうしてそんなに泣きそうな顔してるの?」
「今日はクリスマスだろっ」
「えっ、あ、そうっだったわね」
「そうだった?」
「君にとってはそれだけのことなのかもしれないけど、ぼ、僕によってはすごく大切な夜だったんだよ。
クリスマスだよ、クリスマス!!
すごくたのしみだったのに……」
「あそこのラーメン美味しいし」
「で、でも、いくら美味しくてもクリスマスにラーメン屋は……」
「そうかしら……?」
「そうだよっ」
「誘ってOKもらったとき嬉しかったんだよ。
なんだかんだいっても、僕のこと気に掛けてくれてるって
他の誘いを断ってまで……。
僕、キムチラーメン食べるために、みんなの誘い断ったんだっ……
ばかだよね……」
「そんなこと言わないで」
「で、でも、やっと、女の子と過ごせると思ったのにっ…。
だ…大好きな女の子とっ…ふたりきりで過ごせるってっ……」
「……」
「七瀬君…」
「ぅ…」
「どこか行こうか」
「もうこんな時間じゃどこもやってないよ」
七瀬君……。
「ね、踊りましょう」
「え?」
「ほら、手出しなさいよ」
「……」
「で、どうするのよ」
「……」
七瀬君は私の背中に一方の手を回す、そしてステップを踏み出す。
「あ、そっちじゃないよ、こっち」
「こ、こうっ?」
「そ、そうだよ」
そうね、私はもっと七瀬君のことを……。
だって、私は七瀬君のお姫様なんだものね。
ただ手を取り合って踊りつづけるふたり。
ごちんッ!
「七瀬君…痛いわよ…」
ナイスな攻撃ね。
「わざとじゃないっ!折原さんののステップが間違ってるんだよっ!」
「ん、こうかしら…?」
ごちんッ!
「いたっ!やりかえすことないじゃないかっ…!」
「いや、そんなつもりじゃ…」
ごちんッ!
痛すぎる。
「なにやってるんだろうね、僕たち!」
「そりゃ、ダンスでしょ」
「そ、そうだね…ダンスだよね…」
「うん、ダンスね」
ふたりの息が合ってくると、頭突きの回数も減ってくる。
「いいかんじね」
「うんっ…」
「七瀬君…」
「うん…?」
七瀬君が私の顔に口を寄せてくる。
「あ……」
私はすこしびっくりしたけど、じっとしていた。
唇が、唇に触れた。
「七瀬君…」
「うん…」
キムチ臭い、と言おうとしたが、やめておいた。
また七瀬君を悲しませるのがオチだ。
とにかく、最初のキスの感想はそんな感じだった。
キムチ臭い。
私もか。
なんか書いていて非常に痒かったんですが、体が。
話が穴だらけなのは無視してください。
これのためについさっきONEをインストールして、
しかも便利な小道具とか持ってないので文章は手打ちだし。
とりあえず、男七瀬も女折原も名前決まってないけど、
このふたりはお互いに苗字なので一安心、と。
折原(女)×七瀬(漢)萌えええぇぇええ!!!!
>>285-290 北川萌ええええぇぇぇぇぇぇえ!!!
>>292 そして、そして、はじめさーーーああん!!好っきやあああああ!!
>>294 ついでに、ていうか、ふ、ふゆ萌えー!(さすがにもうしつこいかw)
楓くんは艶のある黒髪を、男の子にしては少し長めに伸ばした、美少年といって差し支
えのない容姿をしている。
美形揃いの柏木本家の四兄弟の中でも、鶴丸さんと一番似ているかも知れない。
ただ、鶴丸さんよりも、柔らかさといった物には欠けているのだけれど。
「……あの」
そんな事を考えている間に、目の前の楓くんが困ったように私を見上げていた。
「あ、ああ。何か用かな、楓くん?」
我ながら焦ってるなー、という声で取り繕ってみた。
楓くんは、心の奥まで見透かすような黒瞳で私を不思議そうに見ると、改めて口を開い
た。
「その、はじめさんは、前世って……信じますか?」
前世、と。
楓くんの口からは、多分一番似合わない言葉。
「前世……って、あれ? リーインカーネションとか、輪廻転生とかの?」
私の質問に、コクンと頷いてくれる。その仕草が、少しだけ子供っぽくて、可愛く感じ
た。
「夢……見るんです。ずっと前から」
楓くんは、遠い場所を見るような目で、そう呟いた。
整った顔立ちと、白い肌が妙に艶めいて。
私は知らず、トクン、と。
鼓動が一つ。
高く、鳴った。
「―――夢?」
もう一度、頷く。
「ずっと昔の事です。正確な時代は分かりませんけど……そこで僕は一人の女性と出逢う
んです」
夜色の瞳が、私を見つめる。
私は何故だか、その瞳から目を離す事が出来ずにいる。
早まった心臓の鼓動は、まだビートを刻み続けている。
「―――そこで出逢う女性は、貴女なんです。……はじめさん」
楓くんは、そう言って私の手を取った。
冷たい指先。
それが何故だか、とても懐かしかった。
今二つ萌えず。
女じろうえもんと男エディフィルの悲恋話を先に作るとか(♯´Д`♯)ハァハァ
憎んでた敵の男を愛してしまったあげく、その人が殺されてしまうのよ(♯´Д`♯)ハァハァ
女侍な分、元のじろうえもんより執念深そうでいいなー。
しかし、今日は(♯´Д`♯)ハァハァしまくりやでー
しまった…すげえ良スレだなこれ…
ごんっ!
「いてぇ!」
それはそう叫んだ。
真琴…?
「なっ、何してるのよこんな夜中にっ」
「あっ…えっと…そのっ」
「真琴の向かってたのって、あたしの部屋だよね?」
「ああ…その、眠れなくて暇だったから…遊んでもらおうかな、って…」
「こんな真夜中に?」
「うん…」
「じゃあ、この手に持っているものはなに?」
真琴が持っていたのは、袋入りの中華そば。
「お腹が空いたから…一緒に食べようと思って…」
相変わらず、真琴って嘘が下手だ。
たぶん、あたしの顔にでもかけようと思ってたんだろう。
「じゃあ、食べよっか。ちょっとあたしもお腹すいてたところだから」
「へ…ほ、ホントかよ?」
「ほら、貸して。生のままじゃ食べれないよ」
「どうするんだ?」
「焼きそば、作ってあげるから」
「ほら、出来たよ真琴」
「う…うん」
あたしと真琴と、二人分のお皿をテーブルに置いて、あたしは席についた。
「ほら、青のり」
「うん…」
「食べようよ」
「うん…」
もちろん、あたしはそんなにお腹が空いているわけではなかった。でも、顔にかけられたり、真琴がちょっと食べて棄ててしまうよりは食べたほうがいいと思った。
それに、真琴には、何より触れ合いが大事だと思った。
なんで、あたしを嫌っているのかはわからないけど、どうせ第一印象なんてその後の付き合いですぐ変わってしまうものだから。
「おいしい?」
「うん…」
「おかわり、まだあるからね」
「そんなに食べられねぇよ…」
「じゃあ、お腹空いたなんて言わないでよ…」
「うん…でも焼きそばは…好きだから…食べたくなるんだよ」
ばつが悪そうにめをそらす真琴。
ちょっと可愛いかもしれない…おっと。
「じゃあ、肉まん買うの止めて、焼きそばにしたら?」
「あの近くで、美味しい焼きそばのお店、知ってるよ。持ち帰りもできるの」
「肉まんは…もっと好きだから」
さすがに、好物は譲れないみたい。
「そっか、じゃあしょうがないね。ま、焼きそばくらいならいくらでも作れるから、いつでも言ってね」
「うん…」
「でも、これ食べたら…しばらくいらないと思う…」
ほんとは大してお腹は空いてなかったらしく、真琴の箸の進みは遅い。
「さて、作っちゃった分は二人で食べちゃわないとね」
「ゆうも頑張れよ」
「ええ、食べるわよ」
…あしたの体重計、ちょっと心配だけど。
祐一>ゆう(祐) 真琴はそのままで。
祐一のキャラはお姉さん系ですんなりまとまったけど、真琴のキャラがまだちょっと掴めないね。
跳ね髪系ショタあたりだと思うが。
しかし…萌えるシーンじゃないね。ちょっと失敗。
眠れない。
久しぶりに満腹感を味わったというのに、目が冴えて眠れない。
隣に鈴がいるから?
…そうかもしれない。
幾ら鈴がテレビを観ているからといって、やっぱり異性といると緊張する。
でも、仕方ないよね。自分でここで寝るって言っちゃったから。
低い唸りの音でわたしは目が覚めた。
なにかエンジン音のような気もする。
それは、このへんぴな町では、あまりに違和感を感じる。
徐々に音は大きくなって、やがて…
どーーーーーんっ!!
「それはないでしょっ」
わたしは思わず飛び起きる。
「あー、また父さんバイクで納屋に突っ込んだみたいだ…」
「それって交通事故って言うんじゃ…」
しかもあのバイク、ハーレーダビットソンだったし…。
「こりゃあ、またお酒のんでるなぁ…」
「それ、飲酒運転って…」
「ま、よくあることだし」
「へ、平和な町だね…」
「起こして悪かったね。寝てて構わないから」
「いいの?」
「父さんにはぼくから言っておくよ」
「だ、大丈夫?」
「大丈夫だって」
すでにエンジン音はやんでいる。
どたどたと鈴は部屋を出て行った。
きっと出迎えに行ったんだろうけど。
とりあえず、ここは鈴を信じるしかないよね。…ちょっと不安だけど。
「おかえり」
鈴の声がする。
「あのさ、今、友達が来てるんだ。帰る家が無いから泊めてあげてほしいんだけど」
どたどた…
「却下」
…やっぱり鈴じゃダメだったのかな。それより鈴のお父さん、意外と若い。
「うわ、ちょっと待って父さん」
「問答無用や。こんな若い姉ちゃん、泊める気か鈴は」
「がお…」
ごんっ。
「その口癖直しぃって、いくら言うたらわかるんや!」
随分と賑やかになっちゃった。
「でもさ…この人、寝るところ無いんだよ」
「それに、いい人だと思う」
「新聞勧誘、笑顔で追っ払ったしさぁ…」
「や○ざの押し売りが来ても、そうしてくれるって…」
そんな事言ってない。
「…姉ちゃん」
…わたしの事か。
「鈴とはどういう関係や」
ふるふるふる、とお父さんの後ろで首を振る鈴。正直に言うなってことかな。
さっさっさ…
手で文字を書いている。
く…ら…す…め…い…と
「クラスメイト」
わたしはそのまま声に出して読んだ。
「クラスメイト? にしては、いやに大人びとるやんか?ん?」
さっさっさ…
また鈴が文字を書いている。
も…え…な…い…で…ね
「萌えないでね」
「萌えるかっ!」
鈴が後ろで両手をあわせて謝っている。どうやら今のは彼の判断ミスだったみたい。
事態はますます悪化しているように思えた。
「まぁ、度胸はあるんやな。その辺は嫌いやないわ」
「この期に及んで、隠れたり、こそこそ逃げ出したりする奴なんかよりはな」
「そうだそうだ。ぼくもそう思う。父さんも萌えるよね」
「萌えるかっ!」
AIRがほとんど無かったんで作ってみたけど、いまいちやりにくいな…
転換往人の性格が良く分からん…呼び捨てか、それとも君付けか…。
これ書いておいてあれだが、最萌はなぎーだったりするw
乱筆スマソ
目を覚ました次郎衛門が最初に確認したのは、鎧と衣服を脱がされ、手当てされたらし
い己の身体だった。胸のふくらみも下肢を隠す袴も、何もかもが脱がされていたのだ。代
わりにさらしのような物で、ぐるぐるに巻かれている。
だが問題なのは、己の身体を見た者がいるという事実だった。
と、庵の入り口に気配を感じた。
何者かが、ここにやってきたのだ。そしてそれは恐らく、自分を救った者なのだろう事
は既に思い至っていた。
意識を鋭く保ち、入り口を睨みつける。
そこに姿を現したのは、見なれぬ装束に身を包んだ男だった。
涼やかな顔立ちをしたその青年は、鎧も身につけずにこの戦場近くにいるのだろうか。
一瞬そのような事を考えたが、すぐに脳裏から振り払う。
「貴様がオレを救ったのか」
よくよく見てみれば、その装束は『鬼』の一族が身に纏っていた装束だった。
そうと気付いた瞬間、次郎衛門が顔を朱に染めて語気を荒げる。
「き、貴様っ! み……見たの、か?」
傍らに膝をついたその青年は、次郎衛門の言葉の意味が理解できないかのように、軽く
首をかしげてみせる。
「お、オレの身体を見たのか、と聞いているんだっ」
その言葉に、青年は頷いた。
途端、次郎衛門は自分の顔が紅潮するのが分かった。
「なぜ雌が雄の格好をしているのだ?」
青年が静かに、本当に理解できぬという声で問う。
その声の静かさが、次郎衛門の怒りを静めた。
理由はわからない。確かに、自分の裸身を見られた。だが、この青年は自分の命を救っ
たのだ。
それだけは、確かな事。
「……女のままでは、この時代は虐げられ踏み躙られるだけだからだ」
この青年が自分の言葉を全て理解できるとは、思えない。だというのに、次郎衛門は答
えていた。
「オレは武家の生まれではない。農家の次女として生まれた。……ただの禄食みとして、
嫁にやられるのは我慢がならなかった。並の男よりオレは剣が使える。だから、男の格好
をして、男の名を名乗って、討伐隊に志願した」
だというのに、他の仲間達は皆、死んでいった。自分の目の前で。
命の儚さなど理解していると思っていた。だが、ああも簡単に散らされる命は、恐ろし
かった。
並の敵ならば、戦えただろう。
けれども、この青年の仲間達は、次元が違っていた。
人の敵う相手ではなかったのかも知れない。
それほどまでに。
戦場は、戦場と呼ぶ事もできない程に、圧倒的な実力差を見せ付けられた。
「確かにお前は強かった。他の獲物に比べても」
青年は反芻するように、目を閉じる。
薄い青みがかった瞳が細く開かれたまぶたから、のぞく。
まるで心の奥まで、読み取るかのように。
「何より、お前は美しかった。戦場で戦うお前には、美があった」
青年はそれだけを言うと、立ちあがる。
「人がもしもただの獲物では無いのならば、我らと共存する事も可能なのやも知れぬ」
シャン、と鈴のような音を立てて、服を整える。
「……待て」
次郎衛門が、庵を出て行こうとする青年を止めた。
「お前の名を聞いていない」
「…………エディフェルだ。ジローエモン」
青年――エディフェルの言葉に、次郎衛門は首を振った。
「違う。私の本当の名は、芙蓉、だ」
「……フヨー?」
「ふ・よ・う。芙蓉」
もう一度、音毎に区切りながら、発音してみせる。
「……フヨウ」
エディフェルが、多少たどたどしげながらも、発音してみせる。その音に、芙蓉は微笑んでみせた。
女版次郎衛門の本名が思いつかないので、適当に命名してみたり。
女版次郎衛門は次美がよいと思われ。
次美→次ぐ身
の語感から、なにが何でも子をなしそう。
性別転換した時点で、元の設定も変える必要性出てくるしね……
こいつは敵だ。と思っている相手に抱かれて屈辱を感じているはずなのに、心のどこかでは、その敵であるはずのエディフィルに心惹かれていく芙蓉萌え(♯´Д`♯)ハァハァ
ってことは、エディフィル死んでリネットに代わったとき、男じろうえもんのとき以上に相手に面影を求めそうだ……
逆に男リネットの感情は原作より更に複雑になりそう
身代わり……だしねぇ……相当のお人好しかなー。
尊敬する兄の愛た女。そして、「共存できる」という兄の意志を共に引き継げるパートナー
をを、以外と、長い年月さえ掛ければ「エディフィルの意志を引き継ぐ」という同じ目的を持った仲間同士として、そして、唯一の理解者ということで深い絆は生まれそうだ。
星がきれいな夜だった。
雲ひとつなく。街の灯りにかきけされることもなく。星は星として力強く輝く。
都会に住んでいるから、そう思えただけかもしれない。
別に、この町に来てこれが初めての夜というわけでもないのに。
これまで、こんな風に空を見たことなんてなかった。
人口湖を背に、一人の少年が立っている。
抱きしめれば折れてしまいそうな、華奢な体。
少女と見まごうばかりの、整った顔立ち。
そして、瞳の奥の光を濁らせる、癒えることのない深い……痕。
「楓くん」
私は、彼の名を呼んだ。
彼は振り返った。
「来て……くれたんですね」
「来たくなかったけど」
むりやり、笑顔を浮かべる。
「もう、引き返せないの?」
「はい。僕の中のエルクゥは、もうすぐ完全に目覚めます」
あぁ、それはなんて残酷な言葉だろう。
鈴を鳴らすようなか細い声で、彼は、自分の死刑宣告を読み上げたのだ。
「わかってたんです。貴女に近づけば、すぐにこういうことになるって」
自嘲するように、楓くんは目を伏せた。
「“芙蓉”に近づけば、エディフェルの目覚めが近づく。だから……」
「後悔、してる?」
私は楓くんの隣に立って、人口湖を見やった。
「私は、してる。
母さんの葬式に出るんじゃなかった。この町に来るんじゃなかった。楓くんに話し掛けるんじゃなかった。
もしひとつでも違う道を選んでいれば、こんなことにはならなかったかもしれない」
「僕は、してません」
即答だった。
「……全てを貴女に明かしたあの時、僕は、本当に嬉しかったんです。
貴女を想うこの心を、殺し去るべきだったこの心を、生かし伝えることができた。
そして貴女はそれを受け止めてくれた。本当に幸せだったんです」
だから、たとえどんな犠牲を払うことになっても、もう充分なのだと。
「死ぬ、かもしれないんだよ?」
「はい。でも、それも……」
「私は、嫌」
「……」
「私は、そんなに物分りよくない。幸せになったなら、これからも幸せでいたい。死んでほしくない」
「……」
しばらく、楓くんは何も言わなかった。
だから、私も何も言わなかった。
私の目は、夜の湖に向けられたまま。だから、彼の表情は見えない。
……蝉の鳴き声だけが、夜の世界に反響する……
“狩猟者”エルクゥの遺伝子は、男女で異なる形で発現する。
共通しているのは、人間をはるかに越えた異能力を振るう力を得ること。
生命を“狩る”ことへの嗜好、いや強迫を得ること。
男性の場合、とくに後者が強くあらわれる。それはほとんどの場合本人の自我を破壊し、危険極まりない一匹の獣を生み出す。
エルクゥの男には、二種類がいる。力を制御出来る者と、出来ない者。
遺伝子の覚醒が進めば、いつか、その帰路がやってくる。
だから。ならば、せめて、今。
「勝ち取って」
私は懇願した。
「悲しい夢は、もう見たくない」
彼は答えなかった。
そして私は、エルクゥの力を解き放つ。
細胞の組成が変化し、自重が数倍に跳ね上がる。重力場の軋みが、周囲の光景を陽炎じみたかたちに歪める。
女のエルクゥは、よほどの事がなければその力を制御できる。この私のように。
そして、殺気を、楓くんに、叩きつける。
彼の中の鬼を呼び起こすために。
それを彼が制御できるかを見極めるために。
そして、もし、彼が制御に失敗したときに……
……彼を、殺すために。
心を凍らせろと。
抜け殻の心になれと。そう、理性は叫ぶ。
やらなければならないことがそこにあるのだから。ためらうことは許されないのだから。
けれど、それでも。
私は、涙を止められない。
楓くんの気配が変わる。
小枝のようだった腕が、内側から爆発するように膨れ上がる。
筋肉が、骨格が、シルエットごと変貌してゆく。
そう、これが男のエルクゥが本性をあらわした姿。そして……
「勝ち取って」
涙声で、私は呟いた。
「悲しい夢は、もう見たくない」
そう、そしてそれ以上に。
夢で終わってさえくれない悲しい現実なんて、絶対に願い下げだった。
長ッ!
なんか久々に来たらスレがムチャクチャ盛況になっている。
とりあえず、予告めいたことを言ってた反転痕、楓編のシチュ。笑覧あれ。
なお、名前や設定は、ここまでに出てきた反転痕シリーズからそのままパク。
しかし職人さん増えたな。素晴らしい。
寒い。
とことん寒い。
というか凍える。
何故かといえば、今が冬だから。
さらに雪が降っているから。
ついでに、二時間ほどこうして待ちぼうけをくらっているから。
町並みは既に白く染まり、道行く人々の足も心なしか速い。
……あの子、わたしのこと忘れちゃったんじゃないでしょうね……
そんな疑念が、頭をかすめた時だった。
「雪……積もってるぞ」
どこかのんびりした声。
「どこかの誰かが、待ち合わせに思いっきり遅れて来たからね」
できるだけイヤミに聞こえるように返す。
「ああ。ほれ、遅れた分のお詫び」
ひょい、と缶を投げてよこす。
受け取ってラベルを見る。
「……おしるこドリンク……」
「あったまるぞ」
普通、こういう場合って、コーヒーとか紅茶とかを渡すものだと思う……
「そんじゃ、行くか。親父、夕飯作って待ってるはずだし」
彼はさっさと歩き出す。
「あ、ちょっと、待ってよ……」
「ん? …あぁ、悪ぃ」
振り返ると、彼はわたしの頭の雪を払う。
「ひゃっ」
雪のひとひらが、鼻の頭にのっかった。
「よし。それじゃ改めて、行くぞ」
ひょい、とわたしの荷物を肩に担いで、言った。
「うん…」
旅行用大型ボストンバッグ。もちろん、中身はぎっしり詰まってる。
「……重くない?」
「別に。陸上やってるから」
こともなげに、彼はそう答え、そして歩き出す。
そしてまた、唐突に立ち止まった。
「そういや……お前、俺の名前、覚えてるか?」
顔だけで振り返っての問い。
「風来のゆきだるま二世号」
「人間の名前か、それ?」
「高橋名人」
「確かにそれは人間だけどな」
「藤田浩之」
「……何かが激しく違うような気がする」
ふぅ、と彼はためいきをついて、「もういい」とばかりに歩みを再開した。
くすりと笑って、わたしは小走りで彼に追いつく。
「怒った?」
「別に」
ひと目でわかるくらいにふてくされて、彼は答える。
わたしは彼の前、数歩のところまで走っていくと、振り返った。
「またしばらくよろしくね、雪弥」
「…ふん」
雪弥はそっぽを向いた。
寒さのせいだろうか。その頬は、ほんの少しだけ、赤く染まっていた。
不意に書きたくなったので勢いで書きなぐってみた。
男名雪の名前とか、女祐一の性格とか、ガイシュツしてたらスマソ。
あ、そういえば私、今日会う生徒の資料みてなかったんだ。
どんな子だろう。
そこには『観月真央』高校三年生、とだけ記されてあった。
あれ?高校三年生?
……これはちょっと私の出した条件と違う。
だいたい誰が好き好んでこの時期の高三の勉強を見ようって言うんだろう。
…まあ、この時期からなんて、あまり大学行く気がないのかもしれないけど。
「まいっか」
私は呟いた。条件もいいし、あまりにもダメそうだったら断わったっていい。
そう思って私は足を向けた。
ピンポーン……
ピンポーン…………
「あれ、おかしいな、いないのかしら……」
今日面接があるって言うのは伝わってるはずなんだけど。
ピンポーン……
出直すしかないのかな。
そう思って外へ出ようとすると、
ドンッ
誰かにぶつかった衝撃を感じた。
「いっ、て……」
「だ、大丈夫?」
私は無事だったけど、私にぶつかった男の子はちょっとよろけたみたいだ。
私はちょっと心配になって、その顔を見た。
「あ、あの時の……」
そのぶつかった相手というのは、この間定期を拾ってくれた男の子だった。
「はい……?」
どうやらあの時のことは覚えていないらしい。
「あ、いえ、大丈夫かなって」
「ああ、大丈夫です。……じゃ」
そういうとその男の子は、ポケットから鍵を取り出して、その家に入っていこうとした。
「あ、あの」
再び声をかけると、その男の子は振り向いた。
きっと真央君の弟さんか何かなんだろうけど、高校生なんだ……
「何か……?」
「あ、えっと、ここのおうちの方?」
「そうですけど……」
なんだか凄く警戒されてる気がする……。
「おうちの人に何か聞いてないかな?あの私今日家庭教師の面接に来たんだけど……」
「家庭教師?少しまっててください。ってっきり男の人がくるんだと思ってた」
そういうと男の子は、鍵を空けて中へ入っていった。
促されるままに、私は真央君についていった。
「内容は簡単。週一回金曜日にえっと……?」
「藤井。藤井ふゆ」
「藤井さんか、藤井さんは金曜日にきてくれればいい。時間は書いてあるとおりだから」」
通されたのは、真央君の部屋だった。父母同伴の面接って言うのはどうなったんだろう……?
「でも、別にこなくっても構わない。その場合でもそこに書いてある給料は支払う。……どーせ払うのは俺じゃないし」
「質問は?」
「えっと、親御さんは?」
私が聞くと、真央君は不思議そうな顔をした。
「何で」
何でって言われても……。一応は、真央君の学力のほうを預かる身だし、いろいろ会って聞いたりとか、
「会っても無駄だよ。どうせ父さんも母さんも藤井さんのこと、監視役くらいにしか思ってないんだから」
監視役?それってどういう意味なんだろう……
「んじゃ、そーゆーわけで。お疲れ様。出口はあっち」
一方的に会話を終わらせると、真央君は私を押し出すように部屋の戸へ向かわせた。
「うん、お疲れ様……って、そうじゃなくて!」
「何?まだなにかあるの?」
「もっと細かいところとか。それにほら、今日の分の勉強とかあるし、」
「何?藤井さんて勉強とか好きなほう?あんましそうは見えないけど……」
いや、確かにそういわれれば好きってわけでもないんだけど……。
「それに今日は俺疲れちゃった。終わりにしよ?何か会ったら次の時に聞くからさ、藤井先生?」
なんだかホントに今日は何もする気ないって感じね……。
「うん、わかった。じゃあ今日は帰るね。……でも、私は来週もちゃんときますからね」
「もう、勝手にすればいいだろ?ほらほら。バイバイ」
そうして、私は追い出されてしまった。
……なんだか、すごい子だな〜。やっていけるのかしら?
部屋に戻ると、留守電ランプが点滅している。
『どうも、家庭教師斡旋センターのものです。今回はOKしていただいてありがとうございます』
あれ、私まだ返事してないのに……、真央君かな、やったの。
『あとこれは親御さんからの伝言なんですが、生徒さんが勉強のほうに熱心でないようなら、こちらのほうまでご一報ください』
……なるほど、監視役、か。それもあながち間違いじゃないのかもしれないわね。
私が断わっても、別の監視役がつくだけ、か……。別に適当でもいいって言ってたし、引き受けよっかな。
プチ即興。
変なとこあったら見逃して。
逝っちゃってハァハァしてる男楓を、ふきふきの変わりに
口で清めてあげる女耕一……ハァハァ
性別を反転させるだけであっという間にボーイズゲー風に(w
逆にボーイズゲーを性別反転させたらギャルゲー風になるのか?
スレ違いなのでsage
>>331 自分レスになってますじょ?
ふゆたーーーーんっ!!!
あとまおたーーーーーんっ!!!
ふゆキタ━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!!
ていうか、もう、ふ、ふゆ萌ぇええええぇぇぇ!!!!!!!ぐはああっっっっつ!!(鼻血)
ふと思ったんだけど・・・主人公だけ反転ってのはあり?
335 :
名無しさんだよもん:02/03/28 17:05 ID:ml//T4va
>>334 大有りでしょうキミぃ!
ていうか何故全キャラ反転するパターンばかりなのかと思っていたところだよ
(それはそれですごくいいのだが)
>>331 あーもー100%誤解受けそうなミス。
全ては身内の共用端末でコテハンカキコなんぞやらかした私のチョンボです。
しかもクッキー消去忘れるというオマケ付き。
というわけで、お騒がせしました。以後トリップ替えて出直します……
||
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ ノ
∪∪
337 :
身内:02/03/28 17:10 ID:bCDffIm8
>>331 >>336 自分レスの下手人です。
不用意なサクラ根性で、萌虚仮氏および住人各位に
大変な御迷惑を掛けてしまいました。
謹んで陳謝します。
ちょっとまとめてみた。
タイトルは非常にいいかげん。スマソ。
ざっとしか見てないので漏れもあるかもしれない。重ねてスマソ。
しかし改めて見ると強いな、ふゆ。
エディフェルの穏やかな声は、芙蓉の敵愾心を刺激することがない。それが芙蓉には逆
に不愉快だった。人間を狩りたてる、芙蓉たちの側からすれば明確な敵であるはずにも関
わらず、エディフェルは芙蓉を傷つけることがない。いや、そもそもずっといる訳でもな
いのだ。
傷が癒えるまでの間、時折ふらりとやって来ては食糧と燃料、果ては薬草の類を運んで
くる。来たら来たで、芙蓉の国の事を聴き入るのである。実に不思議そうに、野の草花や
人間について問うエディフェルに、時には苛立ち、時には呆れ、時に―――本当に少ない
けれど―――笑いながら芙蓉は語ってみせた。
“次朗衛門”として生きていくために身に付けた、男としての知識が役に立っていた。
「エディフェル。お前達は、なぜ我らを殺すのだ」
だが、そう問い掛けた時、エディフェルはかすかに表情を曇らせて「そういう文化なの
だ」と答えた。獲物を求めて星々の海を渡る“えるくぅ”という一族は、知性を持つ生命
体を見つける都度、こうやって狩りという名のゲームを行うのだ、と。そう口にした。
それを聞いた刹那、芙蓉――いや、次朗衛門の血が逆流した。
怒り、だろう。それは。
「……では、貴様らはただ、手慰みに我らを殺したのか。目的らしい目的ももたず、無為
に我らを殺しに現れた、と? ふざけるのも大概にしろっ!」
突如激昂した芙蓉に戸惑うように、エディフェルが腰を引いた。
それほどまでに、芙蓉の怒りの形相は凄まじかった。
「こんな……っ、こんな輩に仲間は殺されたというのかっ! そんな……そんな無残な事
があるかっ!」
殴りかかろうとして、足をもつれさせる。床に倒れた芙蓉は、そのままダン!と拳を床
に叩きつける。
幾度も、幾度も。
皮が裂け、血が流れる事も厭わずに。
エディフェルがようやく自失から回復した時には、床は芙蓉の拳は赤く染まっていた。
「何をしている。傷に障る」
かすかに慌てた色を声に乗せて、エディフェルが芙蓉の手を止めた。だがその手を振り
払い、芙蓉は再びエディフェルの身体を殴り、壁を殴り、地面を蹴りつけた。
芙蓉の半狂乱の激発が収まった頃には、芙蓉は肩で息をする程に、疲れ果てていた。
「……フヨウ」
髪を振り乱し、呆然と息を荒げる芙蓉を前に、エディフェルが声をかける。
「……なぜ、助けた」
芙蓉は、ぽつりと呟いた。
「これが貴様らにとってただの遊戯であるなら、獲物のはずの私をなぜ助けた! そんな
に私が惨めに見えたか!? ふざけるな! 私を侮辱するなよ!!」
膝をついたまま、床を見つめて、怒鳴る。
肩が震えていた。それは怒りのためか。衰弱していた体が、暴れる意志について行けな
かったのか。それは分からない。
だが、エディフェルに理解できたのは、この“芙蓉”という雌が自分にとって、非常に
難解な、けれど惹かれる物を持つ存在だという事だけだった。
怒りで己を見るその眼光は、弱った獲物などとは思えない威圧感すら放っている。
エディフェルは知らず、芙蓉の腕を掴み、引き寄せていた。
「……何をっ、ん、むっ……!」
塞がれたのは、自分の身体に触れようとしたエディフェルを拒絶しようとした芙蓉の
唇。
塞いだのは、そんな彼女を膂力に物を言わせて黙らせた、エディフェルの唇だった。
片腕で芙蓉の身体を引き寄せ、離れようと身をよじる彼女を、壁に押し付ける。現実的
に、たとえ芙蓉が男だったとしても、エディフェルの膂力に逆らう事は出来なかったろ
う。それでも芙蓉の片方の自由な腕が、エディフェルを引き離そうと、彼の身体を殴りつ
ける。
だが、そんな物など蚊に刺された程にも感じないのか、エディフェルは舌で芙蓉の口腔
へと侵攻を始めた。
硬く食いしばった歯が、最後の拒絶の意思を示している。それを感じると、エディフェ
ルは抱きしめていた腕の力を少しだけ強めた。
一瞬、息が詰まったのだろう。かすかに開いた歯の間に、素早くエディフェルの舌が滑
り込む。軟体動物のようなそれは、一瞬の遅滞もなく、芙蓉の口腔を征服した。
ちょっと性急だな。
ふゆ関係も、いい具合の修羅場加減で個人的に好き
346 :
図書館の風景:02/03/28 22:16 ID:orxOESk0
「俺、今度橋本先輩と付き合う事にしたんだ」
保志(やすし)がそんな事を言ったのは、数日前の学校からの帰り道の事。その時はまた保志お得意の大法螺だと思って気にも留めてなかった。
なにしろ、3年生の橋本先輩と言えば容姿端麗、成績優秀。学校中の男どもが密かに憧れている東鳩高校のマドンナだ。保志とじゃ釣り合うはずがない。
ところが、それからしばらくして、保志と橋本先輩が連れ立って下校して行くのを見かけてしまった。なぜだか身を隠してしまったあたしの前で、
楽しそうに談笑しながら歩いて行く二人。あたしは、保志があんな風に笑うところを見た事がなかった。いつも、ケンカばかりしてたから。
(…なんだろ、この気持ち…)
なぜか、そんな二人を見ているのが辛くなって、あたしは逃げるようにその場を離れた。
それからまた何日か過ぎたお昼休みの事。あたしは珍しく図書室なんかに来ていた。ちょっと前までなら、燈人や雅美、
それに保志も加えた4人で駄弁っていたものだけど、保志はこのところ顔を見せないし、あたしも残る3人で駄弁る気にならなかったのだ。
図書室にはあたし以外誰もいなかった。雑誌の棚から適当なのを選んでぼ〜っと眺めていた時、奥の図書準備室から物音がした。
最初は司書の人が何か作業をしているのかな?と思って気にも留めなかったんだけど、そのうち物音に混じって人の声がし始めた。
「…め…こんな…ろで」
「…いいじゃん、先輩…って」
その声にあたしははっとなった。保志と橋本先輩の声だ。寄りによって二人がいる場所に来てしまうなんて…あたしは天を呪いたくなった。
(でも、あの二人、こんな所で何をしてるんだろう…?)
そう思った時、気がつくとあたしは図書準備室の前に立っていた。中の物音はまだ続いている。
(…って、何をする気なわけ?あたし…)
理性ではいけない、見ちゃいけない、と思いつつも、あたしは図書準備室に足を踏み入れた。二人は奥の方にいるらしい。
(何やってんのよ…これじゃただの覗き魔じゃない…だいたい、あの二人が何をしてるかなんてあたしには関係ないはずじゃ…)
そう思いながら、理性に反してあたしは足を運び続ける。やがて、二人がいる近くにまできたあたしは、そっと本棚の影からその向こう側を覗いた。
347 :
図書館の風景:02/03/28 22:20 ID:orxOESk0
(…!?)そこであたしが見たのは、とんでもない光景だった。まず目に入ったのは、橋本先輩の後ろ姿。
でも、普通の格好じゃない。横に立っている保志がスカートを捲り上げていて、その手が先輩のお尻をまさぐっている。
あたしは、顔にかあっと血がのぼるのを感じた。二人はもうそんなところまで進んでるんだ…一瞬そう思った。
いたたまれなくなってその場を立ち去ろうとした時、先輩の弱々しい声が聞こえた。
「だっ…だめよ、長岡君…こんな所で…それに、私たちまだ…んっ…!」
演技ではなく、明らかに脅えた声音。それを最後まで言わせず、保志が言う。
「へへっ…いいじゃん、先輩。俺達付き合ってんだからさ」
目をぎゅっとつぶって耐える先輩のお尻を、保志が触り続ける。調子に乗って保志が先輩のショーツの中にまで
指を潜り込ませようとしてるのを見て、あたしの中で何かが切れた。とっさに手に当たった何かを掴み本棚の影から歩み出る。その音に二人が振り返った。
「ひ、浩子っ!?おまえ…」
驚いている保志に最後まで言わせず、あたしは手にした何かを振りかぶった。
「このっ、ドスケベ保志ーっ!!」
ごち。
やたらと痛そうな音がして、保志が床に倒れる。われに返って、あたしは手にした得物を見た。
百科事典。
「あ…」
あたしは、百科事典と床に倒れたまま動かない保志を交互に見た。ふと顔を上げると、橋本先輩と目が合う。
「…」
「…」
無言で見詰め合うあたしと先輩。その時、「うぅ…」と保志がうめき声をあげた。目を覚ましたわけではなかったようだが、金縛りを解くには十分だった。
「あ、あの、ごめんなさいっ!!」
先輩は真っ赤な顔になると、なぜか謝って走り去って行った。
「…えっと…どうしよう、これ…」
一人残されたあたしは、ちょっと途方に暮れた思いで倒れている保志を見下ろした。
A.保健室に連れて行く
B.放っておく
C.コンクリってどこに行ったら買えるんだろう
…なんだこれわ(汗)。しかもオチてないし…すみません、吊ってきます…
>344
燃えでもいいのか?
は、橋本がぁぁぁぁぁっ!!!!
で、次にあったときは恥ずかしそうに逃げて行くわけだな(♯´Д`♯)ハァハァ
それにしても保志めぇぇぇぇっ!!
……そしてふと思う。
TS東鳩での脇役男たちは、異常に萌える設定なんじゃないかと……
白衣の女技師長瀬とか、イメチェンして男前になった男あかりに告白しようとして阻止されるやつ(名前忘れた)とか
そして女雅史エンドにはそこはかとなく百合の香り(♯´Д`♯)ハァハァ
わたし達……、ずっと、友達よね……?
あかりとのエッチシーンで最初ダメだったの、TS版だと痛すぎてダメだったという感じだろうか。
何となくそれで男あかりと顔が合わせ辛くなるんだけど、いろいろあってついに……という感じで。
>>346-347 保志という名前はうまいねー。先輩萌えるねー。
しかし保志エンドはすごいな。童貞捨てたいからって動機で主人公を強襲。
つーかただの犯罪者だ。
>>349 良い。つーか燃え大歓迎。同志求む。
>>350 矢島か。萌えそうなのでちょっと書いてみようかと思ってみる。
今日も、あんまり調子がよくない。
「疲れたなぁ…」
口癖になりはじめているその言葉。
放課後の教室。部活だなんだと人は急速に減っていく。
かくいうあたしにしたところで、別にここにいる理由はとくにない。
単に、ほかにやることがあるわけでもないというだけだ。
「……帰ろ」
机につっぷしているのにも飽きて、顔を上げる。
と……目の前に、知った顔があった。
「藤田さん、大丈夫?」
「んあ?」
「具合悪いの?」
「あぁ……だいじょぶ、別に病気ってわけじゃないから」
軽く頭を振る。胸の中のもやもやは消えなかったけど、少しすっきりした。
「で、何か用事?」
「うん…」
照れたように、もじもじした態度を見せる矢島さん。
テニス部所属、かつ次期部長確実、というどことなくヒロイン気質の女の子。
男子連中の中で人気はあるものの、とくに恋愛関係で噂になったことはない……と、以前保志が言っていた。
「あのね…聞きたいことがあるんだけど」
「うん」
歯切れが悪い。どちらかというと社交的な彼女にしては珍しいことに。
「藤田さんと神岸くんって、つきあってるの?」
「……へ?」
思わずまぬけな声が漏れる。
「ほら、毎日いっしょに通学してくるし、お弁当も一緒みたいだし…」
「それは…」
確かに、そうだけど。
けれど別に、あたしにとって燈人はそういう対象じゃない。
……そうだよ。そんな対象じゃ、ない。
「違うよ。たんに、幼なじみってだけ」
「ほんと?」
「ホント」
だからどうしたの、という顔を作って見せる。
矢島さんはほっとしたような声で、
「だったらさ、その……彼、紹介してくれないかな…?」
目を伏せて、そんなことを言ってきた。
「へ?」
「あの、その……以前から、彼、ちょっと気になってたんだけど、最近、その、いきなりかっこよくなって…」
「……」
「クラスでも結構人気なんだよ、最近の彼。でもみんな、藤田さんがいるからって遠慮して…」
ははぁ……それで、遠慮のないのがこうしてアプローチをかけてきた、と。
からくりはわかった。
……あんなのんびりした男のどこがいいんだろうとか、そんな疑問はあるけど。
「ね、お願い、藤田さん。付き合ってないなら、いいでしょ」
顔の前で手のひらを合わせ、拝むようにする矢島さん。
「……」
あたしは、しばらくその顔を見ていた。
そして口を開いたとき、自分でも予想していなかった答えを洩らす。
「いいよ」
「ほんとに?」
「別に、あいつが誰と付き合おうと関係ないし」
本心? 強がり?
……自分でもよく判らなかった。
書いてみた。
このあと、「あかりはあいつにはやれねぇ!(誤)」の選択肢を選んでらぶらぶモードに入る。
あるいは本当に紹介してしまってゲームオーバー、女雅史とちょっと妖しい関係になるか。
最近ここは盛況だなあ・・・。
職人さん方の魂を感じるですよ、ハイ。
橋本先輩萌える〜。
そういや神岸燈人ってどう読めばいいんだろ?
358 :
図書館の風景書いた奴:02/03/29 00:51 ID:LoKz/h92
>燈人
え〜、「あきひと」「あきと」どっちでもお好きなようにお読みください。
では「あかり」とおんなじ字数の「あきと」で俺脳内補完完了〜。
>>353 >童貞捨てたいからって動機で主人公を強襲。
たいていのエロゲの主人公ってそんな感じじゃないか?
そしてふと思う。
女浩之は男レミィがステイツで経験済みだと思って足りするんだな、で、実は両方とも初めてだから手間取ると……
って、りおなんかもっとすごいことになりそうだ( ;´Д`)ハァハァ
琴音なんか、下手したら、スマタですまそうとした女浩之に挿入したあげくの中出しか( ;´Д`)ハァハァ
超先生っ! あーたのシナリオはTSだと妙に萌えるぞっ!!
361 :
349:02/03/29 01:29 ID:6LULcyrX
ただいま燃えシチュのためにTS痕のシナリオ再構成中。
だが元々の痕が手元にない。
誰かどっかにうぷしてくれんか?
だめなら記憶を元にやるからいいけど。
記憶をもとにやりなさい(w
363 :
349:02/03/29 01:38 ID:6LULcyrX
了解だ。
364 :
名無しさんだよもん:02/03/29 02:09 ID:OZzs12zp
>>361 頼む!
初音バッドエンドルートを〜〜〜!!!
その為にも女じろうえもんと男エディフェル・リネットの話を完結させないと( ;´Д`)ハァハァ
エルクゥーにとっちゃ、自分たちを滅ぼした女侍に復讐し、なおかつ子孫を孕ませるという目的になって、何とも萌えるシチュエーション( ;´Д`)ハァハァ
>>366 スバラ(・∀・)シイイ!!
朝から良いもの見れた・・・。
369 :
名無しさんだよもん:02/03/29 09:21 ID:cQuQ+KuM
>>366 (iд⊂)
初音ちゃん(くん?)萌え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!
372 :
:02/03/29 10:15 ID:kyz9fWvy
もし、あゆが男の子だったら更に萌える。俺の場合は。
ヘタすると犯してしまうかもしれん。
373 :
名無しさんだよもん:02/03/29 10:47 ID:A+iz4hvO
>>372 /⌒\
( )
|~~~~~~|
〃┏━━ 、
| ノノソハ))) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(\リリ ´∀`)リ < うぐぅ、呼んだ?
(ニE(#つo⊂#) \______
/__ωつ´°゜・
(_f_)_f_) ピュッピュッ
374 :
名無しさんだよもん:02/03/29 10:49 ID:kyz9fWvy
ぐっ、超先生がおまけシナリオに性別反転ネタさえやっていれば……っ!
性別反転……っ!
それだけで……っ!
超先生はTS神となり、彼処まで貶められることもなかったのに……っ!
と、思う私はRR患者でしょうか……?
従兄弟の実家で、隣には従兄弟やその父親がいるかも知れないと言うのに、男あゆを連れ込んでエッチするんですか、女ゆういちは(♯´Д`♯)ハァハァ
他のんもそうだけど、女ゆういちって大胆?
>>375 お前が今感じている感情は精神的疾患の一種だ。
直し方は俺は知らない。俺に任せるな。
そうしてたらそうしたで、痕知らないTS愛好者たちをも敵に回していたかと(藁
>>377 それはそれで面白そうだけど、葉鍵板でTSアンチ運動が起きそうだから、言わなかったことにしておこう。
だとしても、よくある琴音SSの「念動力で浩之とエッチ」つーネタが、かなり陵辱チックに出来そうで(♯´Д`♯)ハァハァ だよ。
古き良き超能力ジュブナイルの18禁は、個人的に最萌えだし(♯´Д`♯)ハァハァ
電波と違って、精神が壊れる訳じゃないのが良いのぅ
>>366
かっ!神よ〜〜〜〜〜!!
私はこれを待っていた〜〜〜!!!
366に栄光あれ〜〜〜〜!!
380 :
名無しさんだよもん:02/03/29 19:34 ID:gU99K1IW
恐ろしいスレだ…。
盛り上がる時間帯に規則性がない…w
>>366は神
お姉ちゃんを返せっ…!!ぐはあ!!
381 :
お約束の風景:02/03/29 20:08 ID:til8XWED
次の授業は移動教室だって事をすっかり忘れて駄弁っていたあたしは、慌てて廊下を走っていた。
このペースなら何とか間に合うかな?と思って、斜め後ろを遅れて走っている燈人の様子を見ようと
した途端、その燈人が叫んだ。
「危ない、浩子ちゃん!前、前っ!!」
「え?…きゃっ!?」
どかんっ!
前に注意を向け直す暇もなかった。あたしは角から出てきた男子生徒に大激突。気がつくと床に
仰向けにひっくり返っていた。視界いっぱいに天井のパネルが見えている。
「浩子ちゃん、大丈夫っ!?」
動転しているのか、あたしを心配してはいるようだけど何をして言いのかわからず、おろおろしている
燈人。その時、視界の端に一人の男子生徒が現れた。
「ソーリー、大丈夫かい?」
どうやら、あたしの激突した相手らしい。でも、その容姿としゃべり方ですぐに誰だか分かった。
レナード・宮内君。クラスメートではないけどあたしも彼の事は知っていた。なにしろ、日米ハーフで
190センチを超える長身に金髪碧眼。それでいて剣道部に在籍し、顔もカッコイイ…となれば、女子が
放っておくはずがない。
「うん…大丈夫。こっちこそごめんね」
こっちからも謝って、あたしは宮内君が差し伸べてきた手を握ろうとした。が、宮内君の反応がおかしい。
何か、心ここにあらずって言う雰囲気。どうしたのかなって思った時、燈人が真っ赤な顔で叫んだ。
「ひ、浩子ちゃん、スカート、スカート直してっ!」
「…え?」
あたしは自分の下半身の方を見て…そして、悲鳴を上げた。
「きゃあああぁぁぁぁぁっっ!!??」
382 :
お約束の風景:02/03/29 20:09 ID:til8XWED
「浩子ちゃん…まだ、怒ってる?」
「…別に怒ってないよ」
授業中、燈人の問いかけにあたしは答えた。我ながら不愛想な返事だったかな…と思って燈人を
見ると、やっぱり怒られたようにシュンとしてる。相変わらず犬ちっくなヤツめ…
あたしは燈人から視線を外し、さっきの事を考えた。…怒りではなく、恥ずかしさで顔が火照ってくる。
そう、転んだ時に豪快にスカートが捲くれたのに気づかなくて、宮内君に思いっきりパンツを見られて
しまったのだ。
まぁ、見られたのは良いとして(ホントは良くないけど)、その…寄りによって、今日はいてたパンツが…
近所のスーパーで売ってた3枚500円のやつだって言うのが…(泣)。
親から仕送りしてもらってるとは言え、女の子の一人暮らしは楽じゃない。そういう見えないところで節約
を心がけなくちゃいけないのはわかってるんだけど…見られるんだったらもっと可愛いのはいとくんだった
…って、なに考えてんだろあたしは。
(それにしても、宮内君ってば結構純情なのね)
あたしのパンツに目を取られ、あたしが悲鳴を上げた時は「ソーリー!」を連呼しながら真っ赤な顔で
走り去って行った宮内君。その事を思い出したら、笑いが込み上げてきた。それに、角でぶつかる事から
始まる出会いって、ちょっとマンガみたいで良いかもしれない。
また会う機会があったら、どんな顔であたしを見るのかなぁ、彼…
…またもオチてないし、少し萌えが足りないような。すみません。吊ってきます。
>>381-382 浩子×燈人くんでハァハァ(´Д`)
燈人くんが可愛いなぁ。
>>366 ・・・・・・一介の梓描きさん?
はじめお姉ちゃんのオパーイ(・∀・)タワワチチ!
あー……
梓シナリオだと、男梓は女柳川に「お前よりはじめの方が何万倍もいい」とか言うわけだ(うろ覚え)
そりゃそうだろうなー
で、縛られた男梓(薬でびんびん)が、同じく身動きとれないはじめと無理矢理にやらされてまうわけだ
ををを、良いなー(♯´Д`♯)ハァハァ
>>383 …つーか速攻でばれてるし。
まぁ梓スレ住人さん相手だとしかたないですか(w
>>384 拘束されて柳川裕子さんにおくちで奉仕されて射精しちゃうものの
初Hははじめとという願いを貫き通す梓君…いかん、それはそれで萌えてしまう!
あ、梓萌えー?
んでイメージとしては
はじめさんはぐーたら大学生。タッパ結構あるものの(170前後くらい?)運動はそれほどでもないタイプ。
ていうか
梓・楓・初音君はフ○バの夾・由希・紅葉にイメージが被って来た…
鶴丸さんは……あーや?
387 :
名無しさんだよもん:02/03/29 20:57 ID:BoOTTdom
>>386 いや、鶴丸さんはグレさんで決定でしょ。
梓は男でも女でも萌えですな(♯´Д`♯)ハァハァ
しかしなんだ、人格入れ替えネタを性別反転バージョンでやると、
はじめは「男体の神秘を研究」とかいって逃走し、男梓は男梓で……はじめを追いかけるの途中でやめて、物陰で女体の神秘を研究してそうで話が進まない(///▽///)
で、はじめははじめで、風呂で鶴丸の背中流してたりしてハァハァ(´Д`;三;´Д`)ハァハァ
いかん、はじめちんが淫乱お姉さんになってしまふ
……もしかして、瀬○○悟さん?
391 :
お約束の風景書いた奴:02/03/29 21:39 ID:til8XWED
>389
どこかで見たとか言う以前にまんまじゃないかっ!!(w
茜を性転換させたら外見だけは あーや になると言ってみるテスト。
性格は はとり だけど。
スンマセン、男ニ萌エテシマイマシタ
コレカラハ少女マンガモチャント読ミマツ
801ハ嫌ダケド、美形オ兄サンニモ、コレカラハ萌エマス
>>393 まさか覚醒夜でこんな本出すとは(違ウ
でも、出たら買うな
ほしいよー
流石にコピ本でも今からじゃ無理です
「梓!本気で怒るぞ!?大体身長は私の方が高いんだから仕方ないだろ!」
「ーっ!悪かったな陸上やってる割に身長低くて!
でもな鶴兄ぃ、足の長さも(検閲済)も俺の方が上だっ!」
梓が朝っぱらからやらしいことペラペラと暴露してるーっ!
「座高の差と身長の差と比べてもたった3センチしか変わらないだろ!」
「(検閲済)は勃起時で9センチも上だ!」
「な!?お、お前いつの間にそんなに…!?」
「ふふーん。鶴兄ぃの頭の中はいつのデータが入って
るか知らないけど、こっちはまだまだ成長期なんだ」
「わ、私だって、ちょっとは…」
「…ちょっと二人とも、はじめお姉ちゃん、さっきから
呆れて見てるょぅ…」
両手で小鍋を持った初音ちゃんが、困った顔で言う。
「あ…」
二人は同時に俺の顔を見て、顔を赤らめた。
…朝っぱらから従姉妹の前で猥談兄弟…
>>400 そ、そうか。反転すると梓君は巨根で鶴丸さんは短小になるのか…。
スンマセン、ココ天国デツカ?
楽園ハココデイインデツカ?
コウナッタラ、最後マデ逝キ憑ク所存デツ。
404 :
349:02/03/29 23:33 ID:X3ayZmgw
9センチ差はいくら何でもかわいそうと思われ(w
夜になると、血が騒ぐ。
これがエディフェルが私に分け与えた“えるくぅ”の血の為せる業だという事は、理解できていた。
何よりも、身体が疼く。
もはや私の身体は、エディフェルのそれに馴染んでいる。
獣欲ともいえる、劣情が私の『人間だった』部分を浸食しているのだ。
だというのに、私はそれを悦んでいる。
「――なんて、浅ましい」
未だ、癒えぬ傷を抱え、庵に独居する。
時折訪れるエディフェルを――彼ら“鬼”を憎んでいる筈なのに、私は身体を開くのだ。あの男に。
愛、という感情なのだろうか。
彼の美しい黒髪が好きだ。
彼の夜色の瞳が好きだ。
彼の穏やかな声が好きだ。
だが―――彼は憎むべき『鬼』なのだ。
そして、我が身も最早忌むべき鬼の血を受け、彼らと同じモノへと変質を始めている。
夜毎訪れる衝動は、最早ヒトの領域を超えている。
狂気とも呼べる、それは。
私は、己の身体を抱きしめて、身震いする。
―――私は一体、どうなってしまったのだろうか。
>>400 いくら兄弟でも、息子のサイズまで知ってるのは、嫌な家族だなと思った。
>>400 最後の一文修正し忘れてる…
二人は同時に俺の顔を見て、顔を赤らめた。
↓
二人は同時に赤面した私の顔を見て、同じく顔を赤く染めた。
ってとこかな。
これ考えてたらCG塗る手が震えて作業になりませんでした。
つーかしっかり計ってるなよ、お前ら。
409 :
風景シリーズ(?)作者:02/03/29 23:49 ID:til8XWED
鶴丸さんへの禁句は、
「短小」「包茎」「偽善者」
となるわけだな……。
チヅラー諸君。ちょっと狩られてみないか?
>>401 保志くん、(;´Д`)ハァハァ
神降臨率が最萌えレベルという気がするが、気のせいだろうか
シカモみんなリビドー押さえてません、非常に良いことだと思います。
TS葉鍵に栄光アレっ! ばんざーいっっ!
ぐおおお、口惜しや!366が見れん!何故Forbiddenなんだ‥
>>412 ただのサーバエラーだ!
朝方や昼間なら楽に見れるぞ!
>>413 サンクス!明日が楽しみだハァハァ(;´Д`)
415 :
反転楓:02/03/30 00:30 ID:fj1zmdt6
「……楓くん」
我ながら、なんて声だろう、と思った。
淫蕩に溶けきった声。
どこからこんな声を出しているのか、と。自分ですら思う。
楓くんはどう思うだろう。ちらりと、そんな事が脳裏をかすめた。
「あ……」
頬を赤らめて、後ずさる楓くん。私はそんな彼を逃さないように、ベッドの上で、にじり寄る。彼の背が壁につき、後退は止まった。
白い肌だから、なおさらに思うのだろう。真っ赤になった彼の頬が、とても可愛らしく感じた。
「……緊張、してる?」
掠れたような声で、尋ねた。
楓くんは暫く沈黙して、一つ頷いた。
「はじめて……ですから」
うん。そうだろうと、思う。ストイックな感じがする楓くんは、やっぱり女の子慣れはしていないんだろう。ずっと思っていたし、それはその通りだった。
「大丈夫だから。私に任せて」
最初は、キスから。
ついばむように、唇を重ねる。
最初は軽く。段々と、大胆に。
「……っぷ………む………あ」
漏れる吐息が、どちらの声か分からなくなる程に。
すう、と離れると、二人の唇の間に輝く糸が引いた。
荒い息をつきながら、ぼんやりとした顔で私を見つめる楓くん。その表情に、ゾクゾクとした何かが背中をかけ上ってくる。
「どう? 初めてのキスは」
だから、尋ねてみた。
ぐーたらしてそうながら強気っぽい浩子に(;´Д`)ハァハァ…したり
エルクゥの血で強制的に発情しつつも抵抗する芙蓉たんがそこはかとなくエロ(・∀・)イイ!!
とか思ったり…
…やっぱ強気系婦女子は萌えるっす…
>>412 いつも使わせて貰ってる半角虹板用のをちょっと借りたんですけど
ここんところどうも不安定みたいです。
BBS2はログ流れるの早いし…自作絵用の良いあぷろだないもんかなぁ…
>>401 来た来たァァ!!俺脳内保志君&浩子像にぴったしだあ!…いやまじですげえ。
浩子たん、(;´Д`)ハァハァ
418 :
401:02/03/30 00:37 ID:3DiLxSAn
橙人も描きたかったが・・・。
男でイメチェンして急にカッコ良くなるってどんな髪型だ?
>>415 つ……続きを……
挿絵なら描きますから……
>>418 いっそ、メガネからコンタクトというのは、どうでしょ。
ぐりぐりの瓶底メガネから、コンタクトでさわやかさんに。……いよいよ少女漫画か(w
421 :
401:02/03/30 00:43 ID:3DiLxSAn
>>418 漢字がチガウヨー(;´Д`)>>燈人
422 :
401:02/03/30 00:46 ID:3DiLxSAn
>>420 それ良いですね。
じゃあ使用前、使用後と二通り?
423 :
反転楓2:02/03/30 00:55 ID:fj1zmdt6
「……あ」
真っ赤になって、視線を逸らす。
目を合わせてくれないのは、再会した時からずっとそうだったけれど、今のそれは違う。そう思うと、私の口元には笑みが浮かぶ。
「ね。どんなだった」
コツン、とおでこを楓くんのおでこに当てて、じっと瞳を見つめる。
真っ赤になったまま、あちこちに視線を彷徨わせる彼を見て、私は本当に笑いが堪えきれなくなった。
「気持ち良かった? それとも……気持ち悪かった……かな」
けど、表情には出さずに、尋ねてみる。勿論、少し傷ついた表情も忘れない。
途端に楓くんの表情が変わる。
「あ、あのっ。そ、そんな事……ない……です。……気持ち……良かった……です」
最後はほとんど囁くような小さな声で。
恥ずかしさで真っ赤になってるのに、それでも私を慰めようとする彼。
「……そっか。気持ち、良かったんだ」
ニマーっと笑いが堪えきれず、知らず頬に浮かんだ。
「……あ」
そんな私の表情を見て、楓くんが呆れたような声をあげた。
「ひどい……です。からかったんですか?」
「うん。あんまり楓くんが可愛い反応するから、つい、ね。ごめんなさい」
ん、と唇を重ねて楓くんの答えを消した。
424 :
415:02/03/30 01:01 ID:fj1zmdt6
萌え死ぬって……こういうことを言うんだね……
ハァハァ(´Д`;三;´Д`)ハァハァハァハァ(´Д`;三;´Д`)ハァハァハァハァ(´Д`;三;´Д`)ハァハァハァハァ(´Д`;三;´Д`)ハァハァ
>>401 ぐはっ!この保志&浩子は見事だ!
二人のイメージはこれに固定されました。
427 :
反転楓3:02/03/30 01:45 ID:SXox+Lrp
ワイシャツのボタンを外すと、薄い胸板が露わになった。
「細い身体ね」
少年期特有の細い体つき。鎖骨が妙に色っぽく見える。
「あ……あんまり、鍛えてないから……」
恥ずかしげに服で隠そうとする手を押さえ、私は楓くんの胸板にキスの雨を降らせる。白い肌に、赤い跡をつけていく。
「あ……はじめ……さんっ」
ビクビクと震える楓くん。高めの声が、跳ねる。
「私、楓くんの身体の線って、好きだよ……」
胸がドキドキいっているのが分かる。私の鼓動も、楓くんの鼓動も。
「……ね?」
密着して、胸を押しつける。
真っ赤になった楓くんが、コクンと頷いた。
ベッドの上に横たわった楓くんの身体。ワイシャツは皺だらけになって、肩をはだけさせていた。
荒い呼吸。私を見つめる目尻には涙が浮かんでいる。
だけど、私も同じだった。私自身には何もしていない筈なのに、今も私の最奥は熱く解け始めている。
「ね。……服、脱がせてくれる?」
私は、だからこそ、わざとそう言った。
楓くんの手が震えながら、私のブラウスのボタンを外す。
その辿々しい手つきが、妙に嗜虐心を刺激した。
どこまでやって良いのでしょう。このスレ。
428 :
風景シリーズ(?)作者:02/03/30 01:49 ID:0vsuOl/O
いくところまでいってください。
現在、自粛禁止令発令中! くりかえすっ。現在、自粛禁止令発令中!
431 :
401:02/03/30 01:54 ID:3DiLxSAn
>>431 たしかにメガネのほうが良いかも……(w
ぐはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!(萌死
434 :
349:02/03/30 02:06 ID:wVfWQBQi
「柏木鶴丸、23歳独身。つい先日叔父が車ごと崖から転落して死亡。現在柏木グループ会長。帝王学を学びつつある……か」
私がお茶を持ってデスクに近づくと、長瀬さんはたばこを灰皿にねじ込みながらそう言った。
「どう思うね、柳川君」
「どう、とはどういうことですか?」
お茶をおくと、おーありがと、といってすする。
「なに、ちょいと君の見解を聞きたいだけさ。彼の祖父のことは君も知っているだろう」
もちろんだ。
「ええ、柏木耕平ですね。柏木グループを一代で築き上げ、地場産業を大いに盛り上げた。
政官財の各方面に太いパイプを持ち、県知事くらいは簡単に首をとばすことのできる実力者だった」
「そうだ。この人に限らず、昔から柏木家はこの地域に根を張ってきた家系だ。その家のものが、二度も同じ手口で……おっと、同じ状況で死んでいる。どうもな……」
私は隣のいすを引っ張ってきて腰掛けた。
「それで、鶴丸ですか。相続問題がらみだと?」
「その線もないわけではない。ま、時系列順にちょっと整理してみようじゃないか」
「はい。まず耕平は今から10年前に死亡しています。死因は老衰とのことです。
次に耕平の長男、耕介は、三年後に死亡しています。これは自動車で崖から転落したもので、夫婦ともに遺体の損傷が激しく、凄惨な事故であったようです。
そして先日、耕介の弟で実質的に鶴来屋を切り盛りしていた政臣が死亡。兄と同じく自動車で崖から転落。こちらの遺体も損傷が激しいものでした」
435 :
349:02/03/30 02:08 ID:wVfWQBQi
「まず最初に耕介の事故だ。当時、これは自殺ではないかと騒がれたものさ。
彼は人はよかったが商才がなかった。跡継ぎとしての耕平からのプレッシャーは相当なものだったろう。
だがやがて耕平は耕介に見切りをつけ、政臣に期待を寄せるようになった。
が、二人は折り合いが悪くてな、しかるべき女性と結婚を迫られた政臣は、当時の恋人と駆け落ちをしてしまう。
その後耕介に鶴丸が生まれた。するとどうなるか判るか?」
「耕平は鶴丸に期待を寄せるわけですか」
「そのとおり」
知っている。知っているとも。私だってあの家に住んでいたことがあるのだ。
妾の子として。
柏木耕平はなにが何でも跡継ぎがほしかった。鬼の血を制御できない兄弟しか生まれなかったからだ。
だから弟がでていったあと、母を迎えて私を生ませた。
しかし鶴丸が生まれると、彼は鶴丸に夢中になった。
小学一年の時に柏木の家を母とともに出たが、別棟で暮らしていた私と違って、彼はいつもあの男のそばにいさせられていたような気がする。
利発な子だった記憶があるが、あの男のそばにいる限りその顔は堅かった。
そんな彼がかわいそうで、耕平の目を盗んでは、よく一緒に遊んでいた。
私と遊ぶとき。五年ほど年の離れた弟たちと遊ぶとき。
つるまるくんは笑顔になった。
436 :
349:02/03/30 02:09 ID:wVfWQBQi
「彼は耕平に帝王学をたたき込まれたわけだ。人の上に立つ教育だ。
それがその後の彼にどういう影響を与えたか……
たとえば今、政臣の娘であるはじめさんがあの家にいるようだが、君はどう思う。
彼が上に立つためだけに肉親を排除できる男だと思うかね」
「……こないだの様子をみた限りでは、そのようには見えません。ただ……」
「ただ?」
長瀬さんは、鋭い目を向けてきた。
「得体の知れないところがあります。つかみ所がないというか……」
「私も同意見だ。だが刑事たるもの、何事も疑ってかからねばならん。
耕平が亡くなったのが彼が中学生の時。耕介夫婦が亡くなったのが高校生の時。
政臣氏が亡くなったのが大学卒業直前。俺の想像が正しいとすれば」
たばこをかみながら。腕を組んで。
「こいつはとんでもない怪物かもしれん」
長瀬さんはそううなった。
437 :
349:02/03/30 02:10 ID:wVfWQBQi
どうよ?
燃えられる?
ちなみに絵師のみなさんマンセー!!
むしろ、これを痕2と称したい。
同じ設定、同じ展開でも、反転しただけでこうも新鮮( ;´Д`)ハァハァ
女刑事柳川萌( ;´Д`)ハァハァ
長瀬は反転してないのかい?
440 :
反転楓4:02/03/30 02:16 ID:SXox+Lrp
「……あ」
ぴた、と楓くんの手が止まる。
はだけた胸元から、ブラが見えているのだ。
「どうしたの?」
わざと、何気なく問いかけてみたりして。
「い、いえっ……なんでも無いですからっ」
なんだか妙に真剣な表情で、またボタンを外し始める。
私は口元に浮かぶ笑みを隠す事なく、楓くんにされるがままになる。
おへその辺りで、手が止まった。
そこから先はスカートの中になる。
そこに触れて良いのかどうか、まだ逡巡している様子の楓くんに、私は微笑んだ。
「どうしたの……?」
耳元で、囁くようにして。
楓くんは、硬直したように背筋を伸ばしてベッドの上に座っていた。
「あ、あの……」
「脱がせて……って、お願いしたよね?」
私の言葉に、楓くんの喉が鳴った。
ゆっくりとベッドの上で、仰向けに横たわる。
自然、胸元のボタンが全て外されたブラウスは開き、私の上半身が外気に晒された。
「あ」と楓くんの呟きが漏れたような気がする。
「……ね?」
スカートを脱がせやすいように、軽く腰を浮かせて。
そんな私に覆い被さるように、楓くんの身体が乗ってくる。
「あの……どうしたら……」
けれど、スカートの脱がせ方なんて知らないから、困ったように私に尋ねてくる。その顔がとても可愛らしくて、私はもう一度、苦笑いを浮かべてしまった。
「ん。こうやってね……」
腰の横にあるホックを外して、ジッパーを下ろす。
私のストッキングに包まれたショーツが見えたのだろう。ぴたり、と楓くんの手が止まってしまった。
>>437 燃えられる。というか、鶴丸と柳川に直接的な面識(一方的?)がある分、
萌えな気も。
>>439 俺は
>>434-436 で長瀬刑事はちょいとくたびれたコートを着た
カコイイ三十代後半の女性刑事さんとして読んでましたが、何か?
女浩平×七瀬で「絆を求める」と郁未×相田君になると言ってみるテスト。
TSMOON.……想像したくねぇ(w
はじめさんは処女なんだろうか非処女なんだろうか(;´Д`)ドキドキ
TSMOON……例の女高槻……( ;´Д`)ハァハァ
すまん、
>>401 萌えたよ……
保志……
……そーいやそんな名の力士がいたな(w
どっかに処女って出てた。ああ、梓が起こしに来たときだ
うひ、大胆なはじめたん
>>447 そうか楓君にリードしてるものの只の耳年増さんで
内心はやっぱ心臓バクバクの経験無しお姉さんかぁ…ハァハァ(´Д`;三;´Д`)ハァハァ
年上の強がり?
わお!
そういえば千鶴さんもそんな感じだったよね。
わーい!!!!
挿入して(させられて?)はじめたんの破瓜の血に気づいて戸惑うかえでタンが今から見物だーよ
「え、ぁ……血? あの、は、初めて……なん、ですか?」
「あぅっ、だ、だいじょうぶ。大丈夫だから……、楓君の好きなように動いていいから……」
ってなかんじでしょうか、うう、下手なことしないで職人様に任せよう( ;´Д`)ハァハァ
>>450 そして戸惑う楓きゅんが塔矢アキラ似の美少年だと考えると…(;´Д`)ハァハァ
アキラで思い出したけど、あの某囲碁オタクの霊の性別は千年の間になくなってしまった、という設定なんだそうだ。
というか、いつの間にかそういう設定に変えられていたというか。
それはともかく、性別をなくした神奈備命……ってどうなんだろうか。
相手が男だと女になり、女だと男になる。そんな都合がいい設定だったらうらやましいなー
455 :
名無しさんだよもん:02/03/30 04:42 ID:5ccV6eNf
違う。
う〜む、よくわからん。
もしかして考えてるキャラ自体が違うのかな?
457 :
名無しさんだよもん:02/03/30 04:55 ID:iKtQQUo3
>>431 イメチェン前がコンタクトでイメチェン後がメガネってのはどうでしょう。
ってそれで納得するのはメガネ属性値が高い俺だけですか。
ちうかこのスレ神降臨しすぎ
>>457 当方に眼鏡属性はないけど同感
めがね掛けた方が大人っぽいので。
「眼鏡かけてみたんだけど、どうかな?」
なんというか、起きたらこの状況、ここはパライソ?
459 :
名無しさんだよもん:02/03/30 07:12 ID:iKtQQUo3
>>458 で、実は伊達メガネだったり。
「浩子ちゃんがこういうの好きって聞いたから…」
や、やべ、鼻血出てきた。
460 :
名無しさんだよもん:02/03/30 07:13 ID:38QNcIIJ
『眼鏡を取ったら美少女』パターンが王道だと思うけど、
フェチな人向けにはそっちの方がイイよなぁ
462 :
名無しさんだよもん:02/03/30 07:50 ID:iKtQQUo3
この場合『美少年』なわけですかね?
大体眼鏡って言えば委員長じゃんYo!
464 :
名無しさんだよもん:02/03/30 08:05 ID:iKtQQUo3
…うぐぁっ、いいんちぇリオですか
そういや性別反転保科智子はみないねぇ
来栖川姉妹もな
466 :
名無しさんだよもん:02/03/30 08:09 ID:5ccV6eNf
綾香マンセーーーーー!!!
男綾香って
・長い腰まである黒髪
・アメリカ帰り(だっけ?)の御曹司
・エクストリーム優勝の実績
嫁に貰ってくれ。
性転換通の俺から言わせてもらえば今、性転換通の間での最新流行はやっぱり、
男坂下、これだね。
坂下恵。これが通の萌え方。
男坂下ってのは筋肉が多めに入ってる。そん代わり学生服。これ最強。
しかしこれに萌えると次から他の住人にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、男マルチにでも萌えてなさいってこった。
今更なネタでスマソ
469 :
名無しさんだよもん:02/03/30 08:30 ID:iKtQQUo3
>>
読み方はさかしためぐむでいいのですか?
男でもめぐみって読む人がいるので、そのままめぐみで
ちょっと軽薄そうな天才格闘家、男綾香。
硬派一徹、武道一筋の努力型、男坂下。
天賦の才に勝つために命を削る猛特訓をして、それでも最後は負けてしまう坂下に燃え。
了解であります。
で、男綾香と死闘を演じるわけですか。
…確かに萌えるかも。これで俺もマークされますな
473 :
おれ:02/03/30 08:39 ID:5ccV6eNf
俺も!
坂下って、男泣きとか血涙が似合いそうだ
何気にここのスレは葉が強いな。
そうすると、男葵もセットで付いて来るんだが…
男葵、なんかKOFのシンゴを連想する・・・。
小兵で、エクストリーム最強の綾香を目指す漢……シカモ天賦の才あり……
479 :
名無しさんだよもん:02/03/30 08:49 ID:iKtQQUo3
そして男綾香をサポートする男セリオ。
「綾香様、息が上がってますよ」
「まだまだっ!」
とか言ってたりするんでしょうか。
で、坂下は坂下で男葵と特訓してるとか。
どうよ
480 :
名無しさんだよもん:02/03/30 08:50 ID:n4Wntfw9
見た目は弱そうな童顔のチビだが
いざ戦うとメチャ強いと。
やはり男葵vs.男坂下では
浩子「(男)葵さぁあああああああぁぁぁぁぁんーーーーーーーーー」
坂下「まだ、立てあがってるくるとは!
ならこれで……」
男葵「崩拳ッ!」
坂下「ガァッ……」
というまんまマンガノリになってしまう、と
で
男葵「浩子ぉぉぉぉーーーー!!
俺・・・俺、勝ったよ!!」
浩子「葵、さん……」
とかって夕暮れのお堂で抱き合ったりしちゃうんだろうちくしょう!!
裏山椎名ー
俺の脳内では、浩子は「葵くん」と呼ぶ設定になっています(・∀・)
女浩之の性格からすると
後輩の葵は「クン」付けで呼びそうだ。
カタカナ、これ重要。
つか、浩子が
「葵クンは強い、葵クンは強い、葵クンは強ーーい!!」
とか言ってくれるんだろ。
これはもう百人力さね
今更ですまんが、燈人は
イメチェン前、目が隠れるように髪を伸ばしている
イメチェン後、髪を切ってさっぱり
とか考えていたんだがどうか
488 :
反転楓5:02/03/30 09:35 ID:n6Nf8+YV
ブラウスも、スカートも結局自分で脱いだ。
ブラとショーツはまだ着けたまま。
状況に酔って、なんだかぼうっとしてしまっているけれど。
「……楓くんも、脱いで」
私は、そう言って楓くんの身体に触れる。
けど、目の前の楓くんは、緊張でガチガチに固まっていた。
私は少し、ため息をついて。
「分かった。じゃあ……私が脱がすね」
体勢を入れ替えると、私が上になる。
もう上半身は、前をはだけてしまっているから、簡単。カチコチに固まっている楓くんに苦笑いしながら、私は喉を、鎖骨を、胸を、肩を、キスして、舐めて、愛撫しながら服を脱がしていく。
時折、ピクンと震える楓くんの身体の反応が、私の身体の奥を熱くする。
形のいい唇から漏れる吐息が、艶めかしいと思った。
手はどんどん下へと降りていって、指が金属に触れた。
「……あっ、そ、そこはっ」
陶然としていた楓くんの表情が、はっとした物へ変わる。
「や……っはじめっ……さんっ……んむ……っ」
唇を塞いで、舌を差しこむ。楓くんの小さな舌を引き出して、絡めて。
我ながら、よくこんな真似ができる物だと頭の片隅で思いながら、でも楓くんの反応が嬉しくてさらに激しくしていく。
その間に、私の指は楓くんのズボンのベルトを外し、ジッパーを下ろしていた。
トランクスの下で、熱く硬い物が窮屈そうにしているのが、分かった。経験済みの友達から聞いた話だとか、本やネットで見聞きした話が頭に蘇る。
男の人の性器は、女の人のそれとはまるで違っているって事や。
興奮すると、こうなるって事。
そりゃ梓がそうなっている所だとかは、見た事もあるけれど。でも子供の頃に一緒にお風呂に入った時に見たアレが、こんな風になるなんて信じられないのだ。
でも。
―――楓くんのモノ。すごい……硬くなってる……?
そう思っただけで、身体が震えた。羞恥だとか、欲情だとか。そんな物がないまぜになって私の身体を支配している。そう思えた。
489 :
488:02/03/30 09:38 ID:n6Nf8+YV
止めるなら、今です。
>>467 でもそうなると、男綾香は手加減ありとはいえ、浩子ちゃんに一発かまされる訳ですな。
それとも、浩子だからかわせなくなったとか?
駄目だ・・・っ!!
俺は・・・っ!
ここで止めろと言うことが出来ない・・・っ!
……さすが土曜日。こんな時間でもガシガシとスレが伸びる……
委員長が反転するとなると、やっぱり、「ツバメをしている」とか噂される訳だろうか。
智(いいんちょ)「母親やっちゅーとるやろが」
浩子「わーかってるってば。みんなにはナイショにしてあげるから」
智「だーかーらー」
なんか、実に良いコンビな気も。
スラムダンクの801本を思い出した(;´Д`)
楓クンハァハァ
496 :
名無しさんだよもん:02/03/30 12:28 ID:d+WuRC68
>>482 元の葵ちゃんからして、呼び方は「浩子」にはならないと言ってみるテスト。
ageちった、スマ
「できれば色なんて変わんないで、いつまでも覚えていたいよなー」
「それはいいかもしれないけど、これからも思い出はふえていくのよ? 持ちきれなくなるわよ」
「楽しいじゃんか。 山ほど思い出引きずって、このさき生きていくんだぜ? おやつたっぷりの遠足みたいなもんだ」
「歩けなくなってもしらないわよ」
「歩いてみせるさ。 …でも、重くなったらおまえも少し持てよな」
「バーカ」
そう言ったら、保志は不意に校舎に向かい出した…。
と思ったら、振り向いて、
「♪さくらぁのは〜ながぁ、さーきみだれぇ。 …覚えてるか?」
499 :
498:02/03/30 12:35 ID:1cSpIwuW
PS版志保エンドをTS、うろ覚えスマソ。
これに
>>401の二人を当てはめると…(・∀・)イイ!
うーん、熱い…。
ついでに、MOON.キャラのTSを妄想してしまった…
少年→少女とかはかなり萌えかも。
巳間兄妹→巳間姉弟とかもいい感じ。
だけど高槻は……
まさか………女王……様……?
厨な質問ですまんが TS って一体何じゃらほい?
しかし >401 の絵は(;´Д`)ハァハァできるです。男なのに……
もしかして、最燃で某キャラを支援していた方だったりします?
>>502 過去ログにあったような気もするが、トランスセックス(性転換)の略。
>>504 ――――――――(;゚Д゚)――――――――!!!
……あ、あきらもキボーンキボーンキボーン
彰はもとから女顔だし、そのまま変えずに脳内補完してますが、何か?
7レスぶんぐらいになったけど、東鳩のマルチシナリオの冒頭の出逢いの部分を書き換えた…。
でもあまり変える場所が無くて殆ど変化ない…。文章も殆ど原作まんまだし。
今日明日あたりでマルチシナリオの主要部分を全部変換させてみようかな。PS版だから18禁シーンはないが。
取り敢えず冒頭部分を投下。長レスすまん。
510 :
1/7:02/03/30 16:07 ID:/h1XKTD9
教室へ戻る途中、カフェオレを飲みながら階段を上っていると…、
「――っとっとっと」
よろよろと、危なっかしげな足取りで階段を上っている男子生徒がいた。
重たそうなダンボール二つ、上下に重ねて運んでいる。足元がよく見えないのか、つま先で一歩ずつ確認しながらゆっくりと上っていた。
なんか、危なっかしいわね。
そう思った矢先、
――カクンッ!
「あっ!」
まるで見計らった様に、その男子生徒は足をつまずかせ、体勢を崩した。
「あっ、わっ、あわわわわっ…」
必死でバランスを取ろうとはしていたが、最後はやっぱりこらえきれず、後ろへ落下した。
「うわわわわ〜〜〜〜〜〜っっっ」
大きく両手を回しながら倒れてくる男子生徒。あたしはダッシュで駆け寄って彼を受け止める。
「あわわわわ〜〜〜っっっ」
「よっと!」
ぽすぅ!
ごとん、ごとん、ごとん…。
ふたつの段ボール箱が重たい音をさせながら階段を転がり落ちていった。男子生徒の方はなんとか無事、あたしが両手で受け止めていた。
511 :
2/7:02/03/30 16:08 ID:/h1XKTD9
「ふぅ…」
取り敢えずはセーフ、と。なんとなくこうなる予感がして、予め注意を払っていたのが幸いした。
そうでもなきゃそう都合よく、
「あわわわ〜〜〜〜〜っっっ」
こんないいタイミングで、
「落ちるよぅ〜〜〜〜〜〜〜っっっ」
受け止められるわけが、
「もう駄目ぇ〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ」
…って、ねえ。
「いつまで落ちてんのよ」
「…えっ…あっ、あれ!?」
あたしの腕の中で、両手で顔を覆っていた男子生徒が、大きな目をパチパチッと瞬かせた。きょとんとした表情で顔を上げる。
目の前にあるあたしの顔を『……』と3秒ばほど見つめると、
「はわわわっ!」
慌ててあたしから飛び退いた。
「すっ、すすす、すみませんっ!」
開口一番、どもりながら謝った。
「ぼっ、ぼぼ、僕ってばホントにドジで、いつもいつも失敗ばかりして、その上人様にまでご迷惑を――」
「まあまあ、少し落ち着きなさいよ」
あたしが言うと、男子生徒は、
「あっ、は、はいっ!」
頷いて、ごくっと息を飲み込んだ。
512 :
TS万歳:02/03/30 16:09 ID:733eBBb+
設定自体の性別を変えるのと
設定上の性別は同じで、話の中で性別が変わるのでは
大きく違うと思うんですが…
いままで後者がTSだと思ってましたが、その辺はどうなんでしょう?
513 :
3/7:02/03/30 16:09 ID:/h1XKTD9
「…………」
「どう? 落ち着いた?」
「は、はい」
「ま、とにかく、怪我がなくてよかったわ。運良くあたしがいて助かったわね」
「あっ、どうもありがとうございましたっ!」
ペコッとおじぎをする。
「…あれっ?」
その深々と下げた頭を見て気がついた。
「キミの、その耳のところ…」
見ると、その子の耳には白い大きな金属製の飾りのようなものがついていた。大きなヘッドホンという感じで、頭の後ろまで突き出ている。
「それ、なに?」
「あ、これですか? 一応はセンサーになってるんです」
男子生徒はにっこり微笑んで答えた。
「セ、センサぁ〜?」
「はい、でも本当は人間の方と見間違われないために付けられているそうです」
「人間と見間違われないため…? もしかして、今うちの学校で試験中の新型執事ロボって…」
「はい。僕の事だと思います」
男子生徒は、にっこり笑ってそう言った。
「すみません、自己紹介が遅くなってしまいました。僕、この度皆さんと一緒にお勉強させて頂くことになりました、汎用アンドロイドの『HBX-12型』といいます。残り一週間という短い期間ですが、どうかよろしくお願いします」
そう言って、再び深々と頭を下げた。
そう、やっぱりこの子がそうなのね。
514 :
4/7:02/03/30 16:10 ID:/h1XKTD9
「HB…何?」
「HBX-12型です。それが僕のテストナンバーです。もし呼びにくいようでしたら、簡単にマルチとお呼び下さい」
「マルチくん…?」
「はい。開発者の方々からはそう呼ばれてるんです。なんでもゆくゆくは僕の商品名になるらしいです」
執事ロボ――マルチくんは、屈託のない笑顔で言った。
「あの、もしよろしければそちらのお名前も教えて頂けませんでしょうか?」
「え? あたしの?」
「はい」
「2年B組、藤田浩子」
「浩子さんですかー。素敵なお名前ですねー」
「そう?」
「はい、素敵ですー」
…う−ん。
マルチくんって、執事ロボなのにお世辞も言ったりできるのね。さすが新型。
まあ、相手に名前を尋ねられたら必ずそう返すようにプログラムされてるのかも。
515 :
5/7:02/03/30 16:11 ID:/h1XKTD9
「ふ〜ん…」
あたしはマジマジとマルチくんを観察した。
「へえ…」
「……」
「ははあ…」
「あ、あの、何か?」
「いや、流石は最新型よねーと思って。ホント、よく出来てるわ。全然人間と見分けがつかないわね」
「そう言って貰えると嬉しいです。現座右のロボット技術の粋を集め、可能な限り人間に近いメイドロボを作ろうというのが僕の開発コンセプトらしいですから」
「ふ〜ん、なるほどね。うん、確かに人間そっくり」
「ありがとうございます!」
「はあ〜。技術の進歩ってやつは凄いのねぇ」
あたしはしみじみと感嘆の息を漏らした。
耳の飾り(センサーだっけ)がないと、本当に人間と区別がつかないわ。
もしかして。執事ロボと偽って実は普通の男の子が飾りをつけてるだけなんじゃないか。
なんて疑ってしまいたくなるほど。なるほど、最新型ね。
「でも階段から転げ落ちるなんて結構ドジな最新型よね、キミ」
ちょっとからかい口調で言うと、マルチくんは苦笑を浮かべた。
「…はい、そうなんです。僕、最新型のくせに何故か失敗が多くて…。これじゃ、開発者の方々に申し訳ないです」
だけど、マルチくんはそこで落ち込まずに、
「ですが、そのぶん一生懸命頑張って、駄目なところは努力で補いたいと思います」
にっこり微笑んでそう言った。
うーん、前向きに生きるロボットね。
516 :
6/7:02/03/30 16:12 ID:/h1XKTD9
「あっ!」
その時、突然マルチくんが大きな声を上げた.
「どうしたの?」
「そういえば僕、お仕事の途中でした。その箱をコピー室まで持っていかないと」
そう言うと、マルチくんは慌てて床に転がった段ボール箱の前に行き、うんしょっ、とそれを持ち上げた。
どさっ、ともう1個の上に重ねると、二段になったそれをいっぺんい持とうとする。
「う〜んっ」
歯を食い縛って力を入れるマルチくん。その肩をあたしはポンと叩いた。
「なんでしょう?」
「…ほらっ、どいて」
「えっ?」
「こんなのいっぺんに運んだら、またさっきの二の舞よ。ほら」
そう言って、あたしは二つ重なったダンボールのうち、上の箱を持ち上げた。
「あっ…」
B4のコピー用紙が詰まった箱だった。2箱同時となると、女のあたしじゃちょっと無理だけど、1箱ならなんとかなる。
「コピー室よね?」
「そ、そんな、悪いです。僕がやります。人間の方がロボットの手伝いをするなんて、おかしいです」
「でも、マルチくんは困ってるでしょ? 困っている相手を助けるのは、人間なら当然よ」
「え?」
「さ、行きましょ」
「あっ、浩子さんっ!」
517 :
7/7:02/03/30 16:12 ID:/h1XKTD9
ちょっと重かったけど、あたしはマルチくんと一緒にコピー室まで段ボール箱を運んだ。
「…あの、本当にありがとうございました。危ないところを助けていただいたばかりか、荷物まで運んでいただいて…」
「あはは、いいのよ、このぐらい」
まあ正直、ちょっと腕が疲れたけどね。
「これじゃ立場が逆ですね」
「え?」
「僕は人間の皆さんのお役に立つために作られたロボットなのに…」
「ま、ロボットっていってもやっぱり得手不得手はあるんでしょ。マルチくんは小柄だから力仕事には向いてないのよ。そのぶん得意なことで皆の役に立てばいいじゃない。得意なことは何?」
「得意というわけじゃないですけど、お掃除は大好きです!」
「そう。だったらそういうので頑張ったらいいんじゃない?」
「あ、はいっ、そうですね!」
マルチくんはにっこり微笑んで頷いた。
キーンコーンカーンコーン…。
その時、授業開始のチャイムが鳴った。
「あっ、授業始まっちゃった。じゃあね、マルチくん。またね!」
「はい、浩子さん。またお会いしましょう」
あたしは手を振ってマルチくんと別れた。そっか、あれが来栖川の最新執事ロボか。
「……」
それにしてもマルチくんって、何だかへんなロボットよね。
ちなみに、MをBにした理由は「バトラー(執事)」から。
元々のMも確か「メイド」の略号でしたよね?
どなたか
月島兄妹〜月島姉弟について考察してくだちい。
大病院にひきとられ、奥様が若いツバメをとっかえひっかえしているのに
刺激されて弟を襲ってしまう月島(姉)とかな!!
すみません。浩子下さい………。
ふと、セバスのせいで執事のバトラーじゃなくてオーラバトラーとかのバトラーかとおもーた
(´-`)。oO(HBX-12マルチにもやっぱり生えてるのかな)
セバスはやっぱり執事じゃないとするとメイドなんだろうか
ロボットの精機能……雌雄どうあれ、ついてたらサクセロイドなきがする……
……下手すっとバイブみたいなもんで処女喪失の浩子タンハァハァ(´Д`;三;´Д`)ハァハァ
セバス「あらま、どうしましょ」
>>525 でも声優は変わらずに大林隆之介っぽくてイヤだ。セバスの場合
浩子×男芹香(芹哉)を書いてみた。
終盤の”直前”のシーン。5レスくらい。
私は先輩を抱き締めて、その柔らかい髪を撫でた。
いい香りがする。
先輩も私を抱きしめ返してくる。
「……」
私のことを心から信頼している感じ。
……先輩。
なんて可愛いの。
私の中で、愛おしさが溢れ出した。
私のことを好きだと言う先輩。
私だって好きだ。
好き。
あんな薬を飲まなくても、気持ちは同じ。
先輩のこと、どうしてこんなに好きなのかしら。
私は考えてみる。
−綺麗だから?
もちろんそう。
−ちょっと変なコだから?
それで最初に興味を持ったのも、確か。
でも、それだけじゃない。
憧れと親しさが混同したような気持ちがあって、
それに、守ってあげたくなるような愛おしさがあって、
そして、つい、甘えたくなるようなところもある。
好きになるとところがいっぱいありすぎて、はっきりこうだとは答えられない。
それほど好き。
「……」
だから、こうしているのも当然、嬉しいに決まっている。
決まっているけど…。
けど…。
「ねえ、先輩」
私は囁くように言う。
「…わ、私、嬉しいけど…、すごく嬉しいんだけど。
…でも、これは、ちょっと違うような気がするの」
「……」
先輩はちょっと分らない顔をした。
「…だって、今の先輩の私に対する『好き』って気持ち、それって、単に薬のせいなんでしょう?」
「……」
「だったら、薬の効果が消えたら、その瞬間、酔いが覚めるみたいに、私のこと、好きでもなんでもなくなっちゃうの?」
「……」
「それって、なんだか寂しいな」
私は自分の正直な気持ちを語った。
「そんなんじゃない。やっぱり。私が訊きたいのは、そうゆう好きじゃないの」
「……」
「私は好き」
「……」
「私はこんな薬がなくたって、ずっと前から先輩のこと大好きだった」
「……」
「だから、できれば、『薬を飲んでない先輩』とこうしていたかったな」
「……」
すると先輩は、しばらく考えた後、今度は私の耳元で囁いた。
「−えっ?せ、先輩も、私のこと前から好きだったの?本当?」
…こくん。
小さく、でもはっきりとうなずく先輩。
「先輩……」
私の中に感動が満ちてくる。
だけど、それも束の間、先輩は『大切なお友達ですから』と続けた。
高まった感情が萎える。
「…な、なんだ。…ふ、ふふ。先輩の言う好きって、そうゆう意味の好きなのね。…そう。何を勘違いしてるのかしら、私」
私は乾いた笑いをして、がっくりすると、先輩は小さな声で、ぽそぽそと訊いてきた。
「…えっ?私の言う好きはどうゆう意味ですかって?
そうね、先輩の言ってるような『友だち』って意味じゃないの。
何が違うかっていうと、え〜と、こうして抱っこしたりしたくなるような関係っていうか。
…え?今もしてますって…?そ、そうですね。
じゃ、じゃあ、あと、キスしたりとかかしら。…えっ!?
−せ、先輩もしたいの!?」
…こくん。
先輩はうなずいた。
「私とキスしたいの?」
…こくん。
「…私の言うキスって、挨拶で交わすみたいなキスじゃないですよ?
もっと深い関係の…。男のヒトと女のヒトのキスのことですよ。解ってますか?」
…こくん。
先輩は、ほんのり頬を赤く染めてうなづいた。
「…本当にいいの?」
…こくん
「して、いいの?」
…こくん
「じゃ、じゃあ…」
私は先輩の両頬に手を当てた。
少し柔らかく、でもやっぱり男の子っぽいほっぺただった。
「芹哉…」
私は囁く。
「……」
だ真っ直ぐな瞳が、私を見つめている。
私たちは顔を寄せ、そっと唇を重ねた。
「……」
「……」
軽く触れ合うだけのキス。
だけど、痺れるようなキスだった。
先輩との、初めてのキスだった。
4レスで終わってしまった。
あまり、男芹香が男っぽくならない。難しい。
続きはどうするかなあ。書くと延々と18禁になるよなぁ、と。
自粛禁止令がっ( ;´Д`)ハァハァ
男せりか、十分大丈夫と思うけどなー……。
もとより台詞は「……」だし
533 :
509:02/03/30 17:41 ID:2vW2yN9B
続けて、廊下の掃除シーンと、マルチと犬の会話シーンも変換してみた。
合わせて7レスぐらい…。
少し長いけど、大丈夫かな?
もし問題があるようなら、これ以上ここに書くのはやめるけど。
一年の廊下の前で、両手にモップを持って掃除してる男子生徒を見かけた。あの大きな耳の飾り。
見間違うはずもない、執事ロボのマルチくんだ。一生懸命、床をゴシゴシやっている。
「や、マルチくん」
あたしは声をかけた。
「あっ、浩子さん」
あたしの顔を見ると。マルチくんはぱっと顔を綻ばせ、小走りに駆け寄ってきた。
「いま、お帰りですか?」
「まあね。キミはまだ掃除が終わらないの?」
「はい」
「ご苦労さま。ところで、その他の人達はどうしたの? 見当たらないけど…」
「いません」
「いない?」
「はい、皆さんお忙しいそうで、先に帰られました」
「先に帰った、って…」
なんなのよ。ロボットだからって。皆に掃除を押し付けられたっていうの?
仕方ないわね。
こんな広い廊下を一人でなんて、真面目にやってたら日が暮れちゃうわ。
いっちょ、手伝ってあげますか。
「ね、マルチくん。あたしにもモップ貸して」
あたしは手を出して言った。
「はい?」
「あたしも一緒にやってあげる」
「…一緒にって、お掃除をですか?」
「うん。二人でやれば早く終わるでしょ?」
「あ、はい、そうですね。じゃあ、二人で一緒にやりましょう」
あたしはマルチくんからモップを受け取り、バケツの水に浸し、水を絞る。これでよし…と。
「担当区域はどっからどこまで?」
「はい、ここから――」
マルチくんはたたたっと廊下を走って行き、15メートルほど向こうで立ち止まると、
「――ここまででーす!」
と、笑顔で手を振った。
…うわ、こりゃ結構な面積があるわ。
「でも、こっち側の半分は終わってますから。あとはこっち側の半分だけでーす」
オーバーなジェスチャーを交えて言う。それを聞いて安心した。
「よーし、わかったわ。…よっと」
あたしは、ぺたんっ、とモップを床に叩きつけた。んじゃ、始めますか。
「うりゃああぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
体重を乗せて、一気にモップを滑らせる。
「す、凄いっ! 気合いが入ってますっ!」
「そうよ。掃除は何より気合いが肝心。チンタラやってたらいつまで経っても終わらないわよ」
「なるほどー」
「ほらっ、マルチくん、キミも気合いを入れて! 速攻で片をつけるわよ!」
「はっ、はい」
「よしっ、このあたしについてきなさぁーい!」
「わかりましたっ!」
「ぜーはーぜーはー…」
「ふぅ、はぁ、ふぅ、はぁ…」
「…ど、どう、マルチくん? あっと言う間に終わったでしょ?」
「…は、はい、凄いです。ほんとにあっと言う間に終わっちゃいました」
「ぜーはーぜーはー…」
「ふぅ、はぁ、ふぅ、はぁ…」
「…い、息が切れた」
「ぼ、僕はモーターが熱くなっちゃいました…」
「…ちょっときつかった?」
「いえ、ちっとも。とっても楽しかったです。誰かと一生にお掃除するのってこんなに楽しいものなんですね。僕、知りませんでした」
にっこり笑顔を浮かべるマルチくん。
「そう」
思わずあたしもつられて微笑んでしまう。
「でも、浩子さんがこんなにお掃除好きな方だとは知りませんでした。実は僕もお掃除大好きなんですよー」
「…は? 掃除好き? あたしが?」
「はい」
なに言ってんの。
「そんなわけないでしょ。好きなんかじゃないわ。掃除なんて面倒くさいだけよ」
「そうなんですか? だって、一緒にお掃除なさりたいなんて言われるもので、てっきいり僕、浩子さんもお掃除が好きなのかと…」
「……」
しばらくぽかんと口を開いてから、あたしは、
「あのねー、マルチくん…」
息を吐きながら言った。
「あたしは別に、掃除が好きだから一緒にやってたわけじゃないのよ? 一人で掃除してるマルチくんが大変そうだったから、手伝ってあげたの」
「えっ、手伝うって、僕をですか…?」
キョトンとした顔で聞くマルチくん。
「そう」
あたしは頷いた。
「じゃ、じゃあ、僕、またまた浩子さんにご迷惑をおかけしてたんですか…」
「いや、迷惑って、そんな…」
「すっ、すみませ〜〜〜〜〜んっ」
「な、何?」
「ほ、本来なら、ロボットであるこの僕がお手伝いしなきゃならない立場なのにっ! ひ、浩子さんにはこれでもう2回目の迷惑ですっ!」
そう言うとマルチくんは『すみません、すみません』とペコペコ頭を下げ始めた。
「そんな大袈裟な。いいじゃないのよ、あたしが勝手にやった事なんだから」
「…で、でも」
「あたしが通りかかってラッキーだった程度に思っておきなさいよ」
「…浩子さん」
「よし。道具片付けて、さっさと終わりましょ」
あたしはそう言ってじゃばじゃばとモップをバケツに突っ込んだ。
「…ううっ、ありがとうございます」
「マルチくん?」
「初めて出会った時といい、浩子さんってとっても親切な方なんですね」
「親切? あたしが?」
「はい」
「うーん、まあ、相手によるけどね」
「?」
「例えば、マルチくんみたいな素直ないい子には、ついつい親切にしたくなるのよ」
「え、いい子? 僕が…ですか?」
「うん。とってもいい子よ? ほらほら、よしよし。いーこいーこ」
あたしはそう言ってマルチくんの頭を撫でた。
「ひ、浩子さん」
マルチくんは、ぽっと赤くなった。
「僕、浩子さんみたいな、こんな親切な方にお会いしたの、生まれて初めてです」
「や、やめてよ。大体マルチくん、キミって生まれてどれくらいになるの?」
「はい、丁度2週間になります」
「なーんだ。じゃあ、まだ生まれたてのホヤホヤね」
「はい、ホヤホヤです」
「って事は、まだ赤ん坊みたいなものよね」
「はぁ、そうかもしれませんねぇ」
540 :
犬1/2:02/03/30 17:46 ID:2vW2yN9B
3時間目の休み時間、渡り廊下でマルチくんを見かけた。
「犬さん、犬さん、こんにちは」
「わんっ」
「日向ぼっこはお好きですか?」
「わんっ」
いっ、犬と喋ってる!?
ま、まさか、ホントに言葉が通じてる――わけないか。何となく雰囲気で話してるだけよね。
しかし、あの子もとことん律儀ね。犬相手に敬語なんか使っちゃって。
いや、でもまあ、機械で出来たマルチくんにすれば、犬も人間も自分達ロボットとは違う『生き物』だし、違いなんて無いのかもしれない。
マルチくんは、犬に懐から取り出したクッキーをあげている。
「おいしいですか?」
「わんっ」
「そうですかぁ。良かったです」
「……」
がつがつ。
「…ねえ、犬さん」
「わんっ」
「おいしいって、どういう気持ちですか?」
「くぅ〜ん」
「僕、犬さんが羨ましいですー」
541 :
犬2/2:02/03/30 17:47 ID:2vW2yN9B
おいしいがわからない、か。
「……」
ロボットって、いったいどんな気持ちなんだろう?
あたし達人間の事を見て、どんな気持ちでいるんだろう?
「……」
バカみたい。
ロボットなんてプログラム通りに動いてるんだし、気持ちも何もないわよね。
そもそも、心なんてものは…。
「……」
マルチくんには…あるような気がするな…。
「そういえばですねー、犬さん」
「わんっ」
「おーい、マルチくん」
「?」
声に気付き、マルチくんはこっちを見た。同時に、きちゃない犬があたしの足元に駆け寄ってきた。
「あっ、浩子さん! こんにちはー」
「や。今日も元気そうね」
「はいっ! 今日も元気ですっ!」
その後、チャイムが鳴る1分前まであたしはマルチくんと何気ないお喋りをした。
マルチくんはいつも通り、明るく素直で前向きな、とてもいいコだった。
542 :
509:02/03/30 17:48 ID:2vW2yN9B
犬の方は行数増えるから結構省略しました。
そして書いているうちに浩子に惚れそうになるワナ。
またしても長文失礼。
浩子さんカコイイ!!
544 :
509:02/03/30 17:54 ID:i0rdfzxo
…というか、マルチが性別変換しても殆どセリフ変わらないのはどういう事か。
あまり変える気はないからいいんだけど。
はあ。本当は某シーンの変換を書こうと思って始めたんだけどなあ。何か全部変換しちゃいそう…。
ここのSSに葉が多いのは、単に男キャラの総数が違うからだと思われ
……でも、いいSSが多いな。
つーわけで神の多いこのスレが繁栄することを祈る。
女セバスはメイド長でちっちゃいけどパワフルなおばあちゃん希望。
>>545 いやでも、SSとかを書いてみて、葉の方が性転換したあとでも動かしやすい印象がある。
多分、キャラ立ての仕方のせいだろうと。鍵はより女性的な要素でキャラを作ってるのに対して、葉はもっと広い意味でのキャラ立て…ギャルゲーの記号から離れたキャラ立てをしてるから動かしやすいんではないかと思ったり。
他の人がどう考えてるかは知らないが。
妖しい部室での、奇妙な口づけだったけど、そんなことはどうでもよかった。
−先輩とキスしてるんだ。
それだけで私の頭は真っ白になっていく。
白く…白く…どんどん真っ白に…。
「………………」
−って、これは行き過ぎじゃない!?
そう思ったとき−。
め、目がまわる〜。
足腰から力が抜けていく。
ど、どうしたって言うの!?
「一体〜〜〜〜〜!?」
次の瞬間、私は部室の壁に倒れこんでしまたった。
・
・
・
・
・
・
目の前には、少し困った顔の先輩。
心配そうに私を見ている。
「…え?…大丈夫ですか…って?な、なにか…大丈夫じゃないみたい。
さっきから、体が痺れて全然動かないの…」
そのとき、先輩が申し訳なさそうな顔で言った。
「……」
「…え?さっきの薬?実は一口飲むだけで十分な効果があったの?
…これからはそうゆうことは先に言ってほしいわ…。
私、一瓶飲んじゃったんだけど、こっれてヤバいの?」
やっぱ、ヤバいみたい。
私の肉体には、思いっきり変な効果が現れていた。
まず、全身。…ぴくりとも動かない。
かろうじて、声を出すことはできるみたいだけど、腕はおろか、指先さえも満足に動かない。
そして、もうひとつの問題が…。
それは…。
「…うううっ」
情けなかった。
なぜなら−。
私の…あそこが、びっしょりと濡れてしまっている…。
そうやらホレ薬は一種の強力な媚薬だったみたいで、私はその10回分を飲んでしまい、私の下半身をおかしくしてしまったみたいだ。
「……」
「せ、先輩、そんなに見つめないで下さい」
「……」
恥ずかしそうに目を逸らす先輩。
椅子に座っている、私の体は動かない。
隠そうとしても、私のスカートまで濡れてしまっていてはどうしようもない。
「……」
先輩は対処に困っれいるのか、さっきから赤らんだ表情でモジモジしている。
その困った仕草が可愛くて…。
「せ、先輩。そんなに意識されると、わ、私……、あぁぁぁ…」
私のあそこが激しく疼く。もう私の頭も…。
「せ、先輩…。どうにかして……」
「……」
その瞬間、さらに顔を赤らめ、困る先輩。
え、ええっ。何か勘違いしてない?
私はただ解毒剤みたいなのはないのって、そうゆう意味で言ったのに。
「せ、先輩っ」
先輩がかちゃかちゃとベルトを外し、ズボンを脱ぐ。
「ぁぁぁぁぁぁ」
憧れの先輩のその姿に私のあそこは更に濡れていく。
先輩は私の目の前にひざまずき、すでにぐしょぐしょに濡れてしまっている私のパンティを降ろしていく。
私は抵抗することも出来ずに先輩にされるがままになるしかなかった。
私のあそことパンティにわずかに糸が張られるのを、先輩は無表情に、赤らんだ顔をしながら手を動かす。
私のあそこが先輩の目に晒される。
否が応にもその次の行為を連想し、私のあそこは止まることをしらず、恥ずかしい液を分泌し続ける。
ぬるぬる…っ。
「あぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
先輩はどこからか、妖しいオイルのようなものを持ち出してきて、それをそっと私のあそこに塗りつける。
「ぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「……」
ぬるぬるぬる…。
先輩がゆっくりと指を動かし始める。
「せ、先輩っ!あぁ、ぁぁぁぁ」
先輩の薬に頭を犯された私にはもう抗する気力は残ってなかった。
ぬるぬるぬる…。
「せ、先輩っ、何を塗ってるのっ!?」
唯一自由に動く口を動かし、そう訊いた。
すると先輩は、ぽそぽそと、いつもの囁くような声で答えた。
「……」
「えっ?…気持ちよくなる魔法の媚薬です……っ?ただのローションとかじゃないの?」
先輩は、違います…と言った。
ぬるぬるぬる…。
優しくソフトに手を動かす先輩。
すごく集中してやってる。
先輩の指は私のあそこのまわりにその液体を塗りつけるように這っていく。
でも、わたしのあそこから出る液でその液体は流れているな感じもする。
私のあそこがどんどんぐしょぐしょになていくのは、最初の薬のせいなのか、
先輩のその液体のせいなのか、それとも先輩に触られているせいなのかどんどんわからなくなっていく。
ぬるぬるぬる…。
ぬるぬるぬる…。
「………」
いきなりの行為に最初はちょっと戸惑ったけど、その一生懸命な手つきと、
心配そうな表情を見ていると、次第に先輩が本気でやっているということに気付いた。
そう。
先輩は私を心配して、魔法の媚薬(本当?)を塗って、慰めてくれようとしている。
自分のせいだという自責の念からかもしれないけど、凄くまじめにやってくれている。
それに気がついた私はそんな先輩の好意をそのまま甘んじて受けることにした。
先輩は、なんとかして私の昂ぶりを静めようとしている。
「せ、先輩…」
切ない声を吐きながら私は言った。
顔をあげて、私を見る先輩。
私は恥ずかしさに気が遠くなりそうになりながらも、先輩に頼み込む。
「先輩、これをどうにかしようとするなら……そんな手つきじゃだめ。
…も…もっと強く激しくやってくれないと」
最後の方は先輩の声並に小さい声だったかもしれない。
先輩はしばらくこっちを見つめ返してから、やがて、コクンとうなずいた。
ぬるぬるぬるぬるぬるぬる…。
私に言われた通りに手の動きを早めると、先輩は、これでいいですか、と訊いてきた。
「せ、先輩……わ、私のもっとき、気持ちいいところを触って……」
「……」
先輩はまた困ったような表情をする。
先輩……、どこをどうしたらわからないんだな。
私は羞恥心を振りはらって、先輩に私の触って欲しいところを伝える。
「せ、先輩……。も、もっと上の、そ、ひゃんっ、そこ、あ、ぁ」
先輩の指がそこに辿り着くと、私の体は今まで感じたことのない感覚に襲われる。
「……」
少し不安げな先輩に私は、
「せ、先輩。だ、大丈夫から続けて」
と伝える。
先輩の指が私のあそこの上で跳ね回る。
そのたびに私の体に痺れるような快感が疾る。
先輩にしてもらうごとに、どんどん私のなかの快感が高まっていく。
けど、そのたびに快感の天井も上がっていくような、
どうしようもない焦燥感に肉体を焦がされる。
「……」
先輩の目が、どうですか、と訊いてくる。
「あ、せ、先輩……、き、気持ちいい」
と、私は答える。
だけど、もう、私は先輩の優しい愛撫には我慢できなくなっている。
解決法はわかる。
でも、こんな形で先輩と、という感情が私を押し留めていた。
けど、もう私の頭はあの薬と先輩の愛撫でもうダメになりそうだった。
思わず私の口から懇願の言葉が出る。
「ああ、もう……先輩……して」
オレが助けを求めると、先輩は、
「………」
どうすればいいのかわからず、困ってしまう。
「せ、先輩のそ、それでして」
先輩は私の視線の先にある、自分の体に気付き、顔を赤らめる。
少し悩んでから、やがて、コクンとうなづいた。
先輩は重そうにしながらも、私の体を椅子から下ろし床に寝させる。
先輩は一枚一枚丁寧に服を脱いで、先輩はゆっくりとオレに覆い被さる。
先輩のソレが私の視線に入ってくる。
それはとても凶暴な様相をしていた。
そういえば、先輩も一口だけどあの薬を飲んだんだ。
先輩が私にぐっと近づいてくる。
「あ、あ、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
先輩と繋がった。
私の瞳から水滴がこぼれる。
痛いというよりも、先輩と一緒になれて嬉しいから、だと思う。
でも、そんな私を見て先輩は、私の顔を心配そうに覗き込む。
「だ、大丈夫です、せ、先輩……」
私は気合をいれて、腕に力をこめる。あっ、なんとか手のヒジから上の部分の自由が戻った。
さっそく私は、動ける範囲で手を延ばし、先輩を抱きしめる。
しばらくして先輩がゆっくりと動き始める。
私と先輩の接合部から少し恥ずかしい水音が聞こえる。
「せ、先輩……」
「……」
先輩は何も言わずに、もしかして言ってるのかもしれないけど、
私にさえ聞き取れない声で、ゆっくりと私を気遣うように体を動かす。
でも、そんな動きでさえ、薬で(?)高まってしまっている私には十分な快感を与えてくる。
「あぁぁ、せ、先輩、も、もっと……」
私の言葉に答えてか、先輩の動きが激しいものになってくる。
「……浩子さんっ」
先輩の声が、いつにもまして強く耳に届いた。
「先輩、好きっ、大好きっ」
愛の言葉を上げかけると、先輩はきゅっと私の手を握って応えてきた。
高まるふたりの愛欲。
快感が徐々に押し寄せてきた。
わずかに力を取り戻した首から上を動かし、先輩の首筋にキスをする。
体の自由が徐々に回復していく。
先輩の腰の律動に合わせて、私の腰もだんだんと動いてくる。
まぎれもなく、私は初体験。
なのに、どうしてこんなに感じているんだろう。
媚薬のせいでこんなに感度がましているの?
それとももともとエッチな体なの?
それとも先輩への愛が、苦痛も快楽に変えているの?
それらすべてが重なっているのかもしれない。
「…ああっ…ああっ…ああっ…ああっ…」
「先輩っ、先輩っ」
ふたりのピッチが上がる。
快楽の頂点へと向かって、お互いの秘部を擦りあう。
しびれる快感が徐々に一点に向かって集中していく。
これまでのじわじわと押し寄せていたはずの快楽が、突然、急激に加速した。
「せ、先輩、わたし、もう、だめっ」
その瞬間、先輩は私からあれを引き抜いた。
ずるりと蜜の糸を生き、膣から抜け出た瞬間、先端部分から白濁した粘液が噴出した。
びゅっ!びゅびゅっ!びゅっ!
私の体に、長く尾を引いた飛沫が降りかかった。
ハデに飛び散った白濁の飛沫は、私の顔にまで届いた。
その粘液が私に付着するたびに、私は快楽に浸りながら、先輩の熱い想いを感じるようだった。
先輩自身は、最後の液を吐き出して、ひくっひくっと脈打っていた。
大きさは、それでもやっといつものサイズに戻った程度で、まだ勃起したままだった。
そのとき、ぞくっと快感が走った。
達したばかりで鋭敏に鳴ったあそこに先輩の指がぬるぬると這っていた。
「せ、先輩っ」
「藤田さん」
先輩はいとおしげに私のあそこをいじっていた。
「せ、先輩、ちょっと…」
すぐに手を離すように言いかけたが、
「……」
先輩があまりにもいじらしく触っているので、そのまま好きにさせることにした。
私は、先輩の指がもたらす刺激に、ぶるぶると腰を震わせながら耐えた。
ふと、先輩と目が合った。
「…先輩。好き。
私の恋人になってほしい…です」
高まった気持ちを抑えきれずに、告白すると、先輩は迷わず、「はい、私でよければ」、と答えてくれた。
その瞬間、ふたりは正式な恋人同士になった。
綺麗な先輩。
優しい先輩。
可愛い先輩。
私の大好きな先輩。
強く抱き合いながら、長い口づけを交わし、ふたりはお互いの愛を感じあった。
「……」
「先輩は私が好き?」
…こくん
「私も。…私も、先輩のこと、世界中の誰よりも好き。
えっ、先輩も?そう……」
私の頭を先輩がよしよしと撫でてくれる。
たしかな愛を感じる。
私の中の先輩。
先輩の中の私。
ふたりがお互いに一番大切な存在同士であることは間違いなかった。
………だけど。
わずかに不安な気持ちもあった。
先輩は、独占資本主義が生んだ巨大なコンツェルン、来栖川グループの御曹司である。
私みたいなサラリーマン家庭の子供とは、生まれも違えば、育ちも違う。
住み次元が違う。
ただのお友だちならいざ知らず、それが男女の恋になった場合…。
いずれふたりの前には想像もつかないほどの多くの障害が、立ちふさがるような気がした。
う〜ん、最後まで先輩が男っぽくないような。
つーか、自分の筆力では無理でした。
しかし、ただの18禁SSになったような。女性視点の。
>>548-560 ご馳走様でした。
というか……この路線でどんどんやってくださいというか。
ああ、葉鍵住人でよかった……
TS好きでよかった……
こちそうさまでつ( ;´Д`)ハァハァ
女浩平&男七瀬は女浩平が突然「抱いて」とか言い出す。
そして慌てふためく男七瀬。誰かその一連の場面のSSを頼む!!
564 :
まとめ:02/03/30 21:58 ID:b6N9BG/E
565 :
まとめ:02/03/30 22:03 ID:UZa0iNmo
566 :
まとめ:02/03/30 22:04 ID:ZaAVUU8O
567 :
まとめ:02/03/30 22:05 ID:wIP0fWY7
568 :
まとめ:02/03/30 22:07 ID:wIP0fWY7
スンマセン長ぇ…。
ひとまずまとめてみました。
間違いがあったら指摘よろ。
569 :
545:02/03/30 22:09 ID:EIHzyr7h
>>547 ああ、なるほど。
確かに、そう言われれば納得できる。
逆の性別の立場にしたときに、
シナリオと関係ない部分でのキャラの特徴を、巧く引継ぎ易いのかもしれない。
一応SS書きだし、やってみるかな……
まとめ職人さん、ありがとう。すげぇわかりやすいっす。
571 :
547+:02/03/30 22:14 ID:dKM+Z39l
期待sage
今日は男芹香SSで疲れたのであとはお任せ、と。
というか、これを書くためにHDDを増設して、
PC版ToHeartをインストールまでしてしまったヨ
>>547 あ、同意。
「そのキャラ独特の部分」をキャラ自身に持たせる(鍵)かシチュエーションにある程度委ねるか(葉)の差もあるかなとか個人的に思ってるけど。
少なくとも、このスレの前のほうでいくつかふゆ書いたときは、それを気にしてた。
>>565 ……ありゃ。
>>328ははじめのつもりで描いてたんですが……
どうも楓(♂)に見えてしまったようで(滅
574 :
まとめ:02/03/30 22:25 ID:wIP0fWY7
>>573 うああああぁぁぁ!!
なんというミスをぉぉぉぉ!!
すみません…吊ってきます…。
575 :
545:02/03/30 22:47 ID:EIHzyr7h
あれ?
控え室にいない。
おかしいな、どこ行ってるんだろ。
その辺を一通り探してみたけど、彼達の姿はどこにもなかった。
先に帰っちゃったか、次の仕事場に移っちゃったのかなぁ……。
とか思ってたら、ちょうど向こう側から背の高い女の人が歩いてきた。
「やあ、勤労少女。今日もお疲れさま」
「あ、英奈さん。彼と一緒じゃなかったんですか?」
「アイツ? あれに何か用事?」
「いえ、用事ってものでもないんですけど…」
とりあえずわたしは、彼に挨拶してから帰るつもりで探していたと告げた。
「へぇ……。ますますご苦労さま。ふゆはいつもそんな風にまめやかなのかしら?」
「別に自分ではそんな特別には……」
「ふぅん……」
英奈さんはじっとわたしを見た。
「最近いないタイプの女の子だよね、ふゆって。
なるほどねぇ、弟が気に入るわけだ」
「そんなことは……」
あの日のことを思い出し、わたしはちょっと居心地が悪くなる。
「だけど、それはそれでつらいの……」
わたしの顔を、見つめつづけている。
「そう……とても…つらい……」
「はあ……」
576 :
545:02/03/30 22:48 ID:EIHzyr7h
わたしの顔を通して何かを見つめるみたいに、英奈さんの眼差しは一瞬ひどく虚ろで、完全にわたしと彼のことを見透かしてるみたいに感じられた。
「ん? ああ、アイツだったわね?
向こうにいるわ。あの、さっきまで仕事してたスタジオに残ってる」
「え? スタジオに? まだ仕事が残ってたんですか?」
「まあ、残ってるっていえば残っているかなぁ。すごく大きい仕事が……」
何やってるんだろう……わたし。
まだ仕事の終わってないあのひとを残して、わたしだけが戻ってきてたんだ。
「YUKIも一緒よ」
勇輝も一緒?
わたしは不意に胸騒ぎに襲われた。
「どうかしたのかな、キミは?」
「い、いえ……。とにかく行ってみます」
と、わたしが英奈さんの横をすり抜けようとした、その瞬間──、
パシンッ……!
577 :
545:02/03/30 22:49 ID:EIHzyr7h
強く弾けるような音が頬を響かせて、やがて痺れるみたいな鋭いい痛みが湧き上がってきた。
「うううっ…!」
たまらずわたしは身を縮め、壁に寄りかかる。
すれ違いざまに英奈さんの鋭い張りがわたしの顔を叩いたんだ。
「え……英奈さん……?」
どうしてこんな……?
だけど英奈さんは背を向けたまま、振り返ってはくれない。
「アイツと一緒にいたいんでしょ。覚悟はしてなきゃ……」
「英奈さん……?」
わたしは痛みをこらえて、辛うじて立ち上がる。
「行きなさい。そうするんでしょう?」
「英奈さん……? わたしたちのこと……」
「喋ってる場合? 行きなさい。傷害罪で捕まりたくはないからね」
英奈さんの背中は静かに揺れていた。
「言っておいてあげるけど、変な口出しはしてはいけない。
君のしなくちゃいけないのは、そんなことじゃない……」
そう言いながら、英奈さんはそのまま向こう側に歩いてゆく。
勇輝のこと、彼のこと、英奈さん自身のこと……。
わたしには言いたいことがいっぱいあったけど、わたしの足もまた、既に走り出していた。
「今は……行きます……!」
わたしの背後から、
「つらい仕事だけどね……」
そんな言葉が、聞こえてきた。
578 :
545:02/03/30 22:50 ID:EIHzyr7h
つーわけでほわるば修羅場寸前です。
……英二さんはまだ誰もやってないよね?
ふゆだ! 久々だよ!
ま、まんせー! ぶらぼー! はらしょー!
(…572と545-578は同じ人?)
580 :
545:02/03/30 23:00 ID:EIHzyr7h
すまぬ……572さんとは別人。
英二さん以外の名前は既出のを使いました。
ふゆ、萌えるね!
581 :
579:02/03/30 23:04 ID:lE4r0Gzb
>>580 いや、全然すまなくないが…
…ふゆ職人、何人いるんだ一体…気になってきたぞ。
安定したクオリティが恐ろしい。
反転痕は、書き味がそれぞれ明らかに違うから競作っぽくて判りやすいんだが(4人くらいかな)
ところで、瑠璃子&拓也ってTSだとどんな名前になるのだろうか?
あんまりTSには向かない名前だよなあ…TS向きのシチュなのに。
瑠璃(美少年)と拓巳(ボーイッシュ)とか。
……ダメか。
レミィ→レミ汚
ズボンを脱がし、トランクス一枚になった楓くんは、すごく気まずそうな表情をしていた。まあ、冷静な頭で考えてみれば、ものすごく半端で情けない格好なのだし。
それは理解できる。
でもまあ。
それは冷静な思考ができる場合だけであって、今みたいに熱に浮かされたような状態の私には、そんな事は一切関係無いのだ。
もう一度唇を重ねて、唾液を流し込みながら舌を絡める。
荒い息遣いを感じながら、私は楓くんの身体を撫で回す。
組み伏せた楓くんの身体。線の細い身体は、微妙なバランスでもって綺麗に傾いている。そして指先がトランクスの中へと滑り込んだ。
「……っ! や……っはじめさんっ……!」
悲鳴のような声をあげる楓くん。だけど、それを全てキスで封じて、私の手は彼のソレに触れた。
―――すごく、熱い。
触れる指に反応して、ピクンピクンと震えるソレを、恐る恐る覗き見る。
うっすらとピンクに染まった白い肌の楓くん。だけど、それだけは楓くんの身体の一部とは思えない程浅黒く、ごつごつとした物体に見えた。
「すご……」
知らず、呟く。
「……っと、確か……」
友達から聞いた話や本で読んだ話を思い出しながら、楓くんの大事なモノを握りしめた。
「ふぁっ……!」
途端、楓くんの唇から高い悲鳴が漏れた。
「ご、ごめんなさいっ! 痛かった……?」
私は慌てて握っていた力を弱める。
すると、楓くんはフルフルと首を横に振った。
「ち、違うんです……。その……すごく気持ちよくて……」
涙目になりながら、私を見る楓くん。
すごく、愛しい。
「うん……。じゃあ、感じて……」
もう一度、握る指に力を込める。
ドクンドクンと、律動を感じるソコを、最初はゆっくりと上下に擦る。
「あ……あ、ああ、ああああ」
楓くんがビクビクと震えながら、叫ぶ。
その叫びを聞く度に、私の足の付け根は熱くなる。
「やっ、はじめさんっ、ダメ……やめっんー!」
思いっきりキスをしながら、彼のそれを擦る。
先端から漏れてきた液を手の平や指先にまぶして、ぬるぬるとした潤滑液代わりに、さらに手の速度を速めた。
時折、強弱をコントロールして、単調にならないように気をつけて。
―――我ながら、凄い事をしてるなぁ、と思いながら。
それでも、真っ赤になって涙を流して、感じている楓くんの姿が愛しくて、可愛くて。
「あっ、む……んぱっ……やっ、だ、ダメぇっ……あ、はぁっ……!」
身体を捻って私の手から逃げ出そうとする楓くん。
それを逃さないように、私は身体をぴったりとくっつけて、楓くんの快楽を刺激する。
「っぷっあ、や、やぁ……だ、ダメですっ! イっちゃいます……っ!」
ゾクゾクと、背筋を上るのは、背徳の快楽だろうか。
楓くんの泣き出す寸前みたいな顔を見ると、私はもっともっと、彼からその表情を、その声を、引き出したいと思ってしまうのだ。
「イってイイよ……」
耳たぶを甘噛みして、キスの雨を降らせて。
楓くんのあそこが、いよいよもってビクビクと震える。
「で……出ちゃいますっ! あ、ああああああああああっ!」
ピン、と身体が伸びる。
一瞬、私の手が握っていた楓くんのおち○ちんが、大きくなったかと思うと、白い粘着質の液体が勢いよく飛び出す。
それが射精という現象で、出てきたのが精液だ、なんて事は知っている。
ただ、男の人の射精する瞬間なんて、当然見た事なんか無い訳で。
私は知らず、マジマジとその瞬間に見入ってしまう。
飛び散った楓くんの精液は、シーツの上と、一部は壁に付着した。
鼻をつく、栗の花のような臭い。
本当に、この臭いなんだなぁ、なんて場違いな事を考えながら。
私は、私の手で射精したこの少年が、とても愛しい人なのだという事を実感していた。
はぁはぁと、荒い息をついて涙目で、私を見る。
その表情は絶頂を感じた直後の自失も相まって、ひどく扇情的な表情に見えた。
耳年増にしては、実地も案外いけたりなんかしたり。
ぐはぁ……(萌え死
590 :
349:02/03/31 00:29 ID:bO0HhafP
ちょいと質問。
痕にでてくる耕一の同級生、なんて名前だっけ?
雨月山の鬼のことを調べてる眼鏡っこ。
楓くんに萌えているのか、はじめちゃんに萌えているのか、シチュ自体にハァハァなのか、自分がよくわかりません!
精神的疾患の一種ですか? 蝉丸(女)は鎮め方を知ってますか?
592 :
349:02/03/31 00:40 ID:bO0HhafP
すまん、調べたら判った。小出由美子だ。
ぐはあ、物凄い勢いでスレが伸びてるな・・・。
全部読んで来てるが、どれもこれも鼻血レベルの珠玉のデキだ…。
思わず保存してしまったよ。
そして久々のふ、ふゆ萌え〜〜!!
ふゆ〜
楓くん〜〜
はじめちゃん〜〜
英奈さん〜〜〜
こうしてヒトは堕ちていくのですね。
595 :
雫その1:02/03/31 02:03 ID:a0s5sza4
私が取りあえず教室に戻ろうとして、階段の入り口の方へと振り返ったときだった。
「!」
私のすぐ後ろに、一人の男子生徒が立っていた。
彼の存在に全く気がついていなかった私は、声こそ出さなかったものの、心臓が飛び出るくらいに驚いた。
その人は驚いた私を見ると、目を細めてくすくすと笑った。
「いけない、いけない、驚かせちゃったよ」
その人はそう言いながらもくすくす笑いを続けた。
私はその笑い方を見て、ふと、あの日の太田くんに似ているなと思った。
知っている人だった。
月島瑠璃。
去年、私と同じクラスだった人だ。
同じクラスだったけど、私はただの一度も月島くんと会話したことがなかった。
「…月島くん、いつからそこに居たの?」
「去年」
「え?」
私は思わず眉をひそめた。
「去年から…だよ、長瀬祐子さん」
そんな彼のわけのわからない返答に言葉を詰まらせつつも、意識は私の名前を覚えていてくれたという一点に集中していた。
月島くんはとても綺麗な人だ。去年のクラスの中でも…、いや学年全体で見ても、群を抜くほどの美男子だった。
テレビCMに出ているモデルより、繊細に作られたフランス人形より、私はそこに存在する月島くんのほうがはるかに綺麗に思えた。
近づき難いほどの美男子で、そのうえ、いつも本を読んでいる、とても大人しい男の子だった。
古い文学小説風に言うならば、深窓の御曹司といったところだろう。
だから私は話をしたことがなかった。
私だけじゃなく、クラス中の女子生徒が、月島くんには声を掛け辛そうだった。
その月島くんが私の名前を知っていた。フルネームで。
私は少しだけ嬉しかった。
596 :
雫その2:02/03/31 02:04 ID:a0s5sza4
「…去年って、1年前の去年?」
「そう。去年の今もここにいたと思うよ。雨が降ってなければね」
月島くんはそう言って、またくすくすと笑った。
私もつられて微笑んだ。
意外だった。月島くんがこんな冗談を言うなんて。
「晴れた日はよく届くから」
月島くんはいきなりそう言うと、子供のように無邪気に微笑んで、すっ、と空を見上げた。
白い両手を太陽にかざす。強い風が吹き抜けた。
「ラジオとおんなじだよ」
「え?なにが?」
「晴れた日はよく聞こえるのに、ザーザーと雨の降る日は雑音ばかりがザーザー聞こえるでしょ?」
「ラジオ?」
「どっちも同じザーザーだけど、ラジオのザーザーは雨音のザーザーじゃないよね。雨粒がラジオの電波の粒を吸い込んで、一緒に下水を流れていくから、上手く家まで届かないんだ。だから雨の日は、マンホールの蓋を開けて地下に潜ればよく聞こえると思うよ」
「月島くん、それってなんの話?」
「電波の話だよ」
「電波?」
「うん。僕、ここで毎日、電波を集めているんだ。普通の電波を集めるときは金属のアンテナを使うけど…」
何を言っているのかさっぱりわからない。ラジオ?電波?アンテナ?
「でも、僕の電波は金属のアンテナじゃ集められないから、身体を使う。僕がアンテナになるんだ」
597 :
雫その3:02/03/31 02:05 ID:a0s5sza4
「つまり月島くんは、屋上で電波を集めてたんだ」
言ってる意味こそよく理解できなかったけど、不思議と私は、彼が本当の話をしているのだということを信じて疑わなかった。
ましてや、私のことをからかっているなんて発想はこれっぽっちも浮かばなかった。
「…うん。アンテナは高いとこに置かなきゃいけないでしょ?BSアンテナとかも建物の一番高いとこに置くもんね。だから僕も、学校で一番高いところに来なきゃいけないんだ」
そう言ってまたくすくす笑い出す月島くんの目は、やっぱりあの日の太田くんの目によく似ていた。
精神に障害をきたして「壊れた」者の目。
狂気という世界の扉を「開いた」者の目だ。
私にはわかる。
いま、目の前にいる月島くんはかつて私が知っていた頃の月島くんではない。
彼は…、いまここにいる彼は「扉を開いてしまった月島くん」だ。
…それにしても、いったいどうして、月島くんが?
「長瀬さんも…僕とおんなじだよね?」
「え?」
月島くんが突然そんな事を言いだしたので、私は心を読まれたのかと思ってドキッとした。だが彼は別に私の心を読んだわけじゃなかった。
「長瀬さんもできるんでしょ?」
「え、私が?なにを?」
「電波の受信」
月島くんは、その綺麗な澄んだ瞳で私を見つめた。
「私にはないよ。そんなちから…」
月島くんに話を合わせてもよかったが、」それは彼を馬鹿にする行為のように思えた。
だから私は、正直に答えた。
598 :
雫その4:02/03/31 02:07 ID:a0s5sza4
「月島くんと同じじゃなくて残念だけど…」
「ううん、あるよ。長瀬さんには。僕よりずっと強いちからが」
彼はそう言いながら、そっと私の手を握り、それを自分の胸元の高さまで持っていった。
白く、柔らかく、そしてちょっとだけつめたい月島くんの手が、私の手を弱弱しく握っていた。
「今もそうだよ。僕の集めた電気の粒が、どんどん、どんどん、長瀬さんに流れ込んでいくでしょ。ね?」
月島くんは小首をかしげて、目を細めた。
ドクン。ドクン。ドクン…。
私の心臓が早鐘のように高鳴った。
不思議な気分だった。身体の芯が熱くなり、全身の肌がうっすらと汗ばむ。脳にチクチクと刺激が走り、視界が弾むように揺れた。
それは本当に彼の言うように、電気の粒が私の中に流れ込んでくるかのようだった。
私は緊張しているの?
私は興奮しているの?
私はこんなにも、月島くんのことを意識していたの?
二人の後ろで、風がヒューッと、つむじを巻いた。
風に舞った月島くんの髪が、さらさらと私の頬に触れた。細く、柔らかな髪が…。
風が通り抜けたあと、不思議なことに、私の鼓動は嘘のようにおさまっていた。
599 :
雫その5:02/03/31 02:08 ID:a0s5sza4
僅かな沈黙が訪れる。
時間が止まっているような気がした。また、いつものあの感覚だ。
色のない無声映画のような世界。
「ね?」
月島くんはそう言うと、握っていた私の両手をゆっくりと解放した。
その瞬間、世界がもとに戻っていくのを感じた。
「わかったでしょ?」
「…やっぱり、よくわからないよ」
「いいよ、きっとそのうち気付くから」
「気付くって、電気の粒の話?」
「電波の力…すごく才能あるよ」
月島くんは、なにやらそんなわけの解らないことを口にした。
「え?才能?何の?」
「だから、そのうち、教えてあげる」
無邪気に微笑んだ。
近寄り難いほどに綺麗だった月島くん。
テレビCMに出ているモデルより、繊細に作られたフランス人形より、ずっと、ずっと、綺麗だった。
「そういえば…、長瀬さんと長瀬先生って親戚だったんだね。僕、知らなかった」
月島くんは唐突にそんな話題を振った。
「やっぱり、聞いてたんだ」
「聞いてたんじゃないよ。届いたんだ。電波が」
どうやら月島くんは、私と叔母との会話の一部始終を聞いていたみたいだ。
どうしよう。大切な話を聞かれてしまった。
「あの…、月島くん」
「瑠璃でいいよ。長瀬ちゃん」
いままで「長瀬さん」だったのが「長瀬ちゃん」になった。でも、今の月島くんになら、そういう呼ばれ方の方がしっくりくるように思えた。
600 :
雫その6:02/03/31 02:09 ID:a0s5sza4
「瑠璃くん、さっき聞いた…いや、受信したことは誰にも言わないで欲しいんだけど」
「長瀬先生との会話のこと?」
「うん」
瑠璃くんはフフフと笑った。
「そうだよね、極秘調査だもんね」
やっぱり瑠璃くんは、全てを聞い…受信していたみたいだ。
「う、うん。だから、なんだけど」
「私、口の軽いほうじゃないよ」
「そうだと思う。約束ね」
「うん、いいよ」
そのとき、午後の授業の開始を告げるチャイムが鳴った。午後1時だ。
「もう時間だ。じゃあ、約束だよ」
「うん、約束」
瑠璃くんがすっと小指を差しだした。
「?」
「指切り。しないの?」
「あ、ああ」
まるで汚れを知らない子供のようだ。
私の知らない一年間、いったい彼に何があったのだろう?
叔母には悪いが、私は、太田くんのこと以上に彼のことを知りたいと思った。
私の指が細い瑠璃くんの小指に絡む。
誰もいない昼休みの屋上。
二人は指切りを交わし、私はその場を後にした。
…というわけで雫やってみたんですが…
すいません、出来が悪いうえに長くて…吊ってきていいですか?
吊っちゃだめです。
祐子がかなり萌え、瑠璃もいいけど。
604 :
401:02/03/31 02:45 ID:Q6E2tzIg
がさごそ…。
わたしは神尾家の冷蔵庫をあさっていた。
居候という身で少々体裁が悪いけど、空腹には勝てっこない。
「おい、なにしとるんじゃ、姉ちゃん」
背後で声がした。振り返らなくても分かる。鈴の父さんだ。
「しまった、見つかっちゃった」
「あほう。どこの世界に夜中に電気つけて冷蔵庫をあさる奴がおるんや」
「でも、こそこそとするよりマシだと思ったから」
それに、電気をつけた方が圧倒的に探しやすいし。
「そうやな。確かに言えとる。せやけど、あさられるのが好きっちゅうわけでもあらへん」
「うん。それは一理ある」
「せやったら、その手を止めんかいボケェ!」
鈴の父さんが怒鳴る。理由はすぐわかった。さっきの会話中もわたしの左手は冷蔵庫をごそごそと探していたから。
もぐもぐ…。
わたしは鈴の父さんの出したつまみのスルメを噛んでいた。その向かいで彼は酒を飲んでいる。
本当ならもっとたまる物が良かったけど、この際贅沢は言ってられない。
「ワシは晴彦や。年甲斐の無い呼ばれ方されたら嫌やからな。名前で呼びや」
「それでおじさん、炭水化物が欲しいんだけど」
「何聞いてたんじゃボケェ!そないな呼び方せえへんように遠まわしに忠告したやろうが!」
「でも、お兄さん、は無理があると思う…」
「そんなん最初っからわかっとる。晴彦さん、と呼びや」
「晴彦さん」
「何や」
「炭水化物が欲しいな」
「これしかあらへん、贅沢言うなや」
これ以上言っても無理らしい。
「なあ姉ちゃん」
突然晴彦さんが呼んだ。
「あんた、この町の人間とはちゃうな」
「そうだけど」
「どっから来たんや」
「前は東北の方にいました。あちこちを旅してるんです」
「…なんや、旅人かいな」
晴彦さんが、ちょっと嫌な顔をする。
「まさか、電○少年ちゅう番組のまわしもんとちゃうか」
「違います!」
「さよか。ならええわ」
「それにしても姉ちゃん…」
「はい?」
「旅しとる割には、足細いな」
「はぁ」
「それに、胸もいい」
それはセクハラ発言だと思う。もしかしたら賠償金がふんだくれるかもしれない。
「旅人言うたらもっとがっしりしとると思うとったんやけど…まったく、姉ちゃんも隅におけねぇな」
(弁護士も呼んで、証言のときに嘘でも涙を流せば…うん、結構いけるかもしれない)
「それよか姉ちゃん」
(セクハラに関する訴訟ならわたしに勝算がある…)
「ワシの酒を注いでくれや、な〜ええやろ、な」
「抗議します!」
「……」
「いえ、なんでもないです…」
とくとくと晴彦さんのグラスに注ぐ。その時、彼の手がわたしの腰に触れた。
「ひゃうっ!」
思わずわたしは一升瓶を落としてしまった。それも気にせず、彼は手の動きをやめない。
「姉ちゃん、結構敏感やな。それにしてもほんまにいい体しとる、ワシも嫌いやないで」
「や…やめて、下さい」
「なんや、えっちぃ声出しとったら説得力あらへん」
そう言ってわたしの胸に手を伸ばそうとした刹那、わたしは法術を使って顔面に一升瓶を叩き込んだ。
「た、助かったぁ…」
ほっとため息をつき、その場を立ち去ることにした。
わたしが台所を出ると、ばったり鈴に会った。
「あ…」
鈴が気まずい顔をする。
「あ、あのさ、さっきから台所で騒がしかったから…それで、その、ご、ごめん往穂さん、今の見てた」
「それなら気にしなくていいから」
わたしは無理に笑顔をつくって答える。
「でも、父さんにビンをぶつけたの面白かったよ」
「そう?」
「うん。あ、じゃあぼくも寝るね。おやすみ、往穂さん」
そそくさと出て行く鈴。
「それにしてもあれが面白かったなんて…」
もしかしたら、さっきのを晴彦さんとコンビを組んで漫才をやればがっぽりもうかってウッハウハになるかもしれない。
「って、それはダメっ!」
思わず声に出して自分の妄想を否定する。いくらお金が儲かるとしても自分が穢れるのはとても賛成できない。
「はぁ、馬鹿なこと考えてないで、もう寝よう…」
神尾家の夜はもう明け始めていた。
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
晴子→晴彦がエロ親父だ(w
まとめを見ると、葉の勢いは凄いなぁ。
書いてみたいが、葉のゲームはほとんど手をつけてないのが痛い。
今度改めてやり直してみるかな。
トイウカエアハ オレダケカ・・・
611 :
雫その1:02/03/31 04:37 ID:N6nARhpG
真っ赤な太陽に溶け込むように、ぽつんと黒い人影がたっていた。
私はゆっくりと、人影に近づいた。
彼は最初から、じっとこっちを見ていた。まるで私の来訪を始めから知っていたかのように。
吹き上げる冷たい風が、彼の細い髪をなびかせている。
そして…。
そして、やっぱり。瑠璃くんは口元だけの微笑みで私を迎えた。
夕焼け空。
灼熱の溶鉱炉からすくい上げたような太陽が、コンクリートの床の上に私たちの影をくっきりと映し出している。
照射角の低い陽射しが落とす二人の影は、互いの足元から長く伸びて、やがてその先端は溶け合うように重なり合った。
溶鉱炉の中の金属が、飴色になって溶け落ちるような赤。火花の赤。線香花火の赤。
綺麗で、鈍い赤。
この空の色は、瑠璃くんに似ている。
少年のようなあどけなさと、どろりとした狂気の二面性を持つ、そんな瑠璃くんに。
瑠璃くんは端の金網にもたれて私を見ていた。
彼は風に乱れる細い髪を片手で押さえ、ゆっくり目を細めると、優しく微笑んで言った。
「やっと、来てくれた」
私は立ち止まる。
「…来てくれたって。…私が?」
「うん。ずっと呼んでたんだよ」
全てが赤で彩られた世界。瑠璃くんの髪も、肌も、制服も、目も、鼻も、口も、爪も…。
綺麗で、鈍い赤。
「…呼んでた?」
「うん。今もね、…僕はここだよ、ここにいるから早く来てって、長瀬ちゃんを呼んでたよ」
幼児のような無垢な笑いを浮かべて、瑠璃くんはそんな事を言った。
612 :
雫その2:02/03/31 04:38 ID:N6nARhpG
「ちゃんと、届いた?」
「え?なにが?」
「電波」
「でんぱ…?あ、ああ、例の電波のこと…」
昼間の瑠璃くんとの会話を思い出した。
「電波でメッセージを送ってたんだ。…ちゃんと、届いた?」
「メッセージを…」
瑠璃くんは笑顔のまま、そう言った。
本気なのか、からかっているのか、私にはそれさえも判らない。
「…ゴメン、私には何も届かなかった。ここへ来たのは、ただの偶然なの」
私は正直にそう答えた。
「瑠璃くん。昼間も言ったけど、私は電波を感じたりとか、そんなちから持ってないよ」
私は何だか申し訳ない気持ちになった。
瑠璃くんに対して奇妙な仲間意識のようなものを感じていた私は、彼と同じ世界を共有できないことが悔しかった。
たとえそれが、彼の内面だけに存在する幻想であったとしても。
私は伏せていた目を上げ、瑠璃くんを見た。
それでもなお、彼の目は優しかった。
私の中にあるどろどろとしたものすべてを、みんなまとめて覆い隠してくれそうな、深い深い夜の海のような瞳。
「でも、長瀬ちゃんが来てくれたってことは、届いてたってことだよ」
瑠璃くんはそう言った。
「…だったら、そうなのかも知れないね」
私もそう思いたい。
私がここへ来たのは、瑠璃くんの不思議な誘いによってなのだと…
613 :
雫その3:02/03/31 04:39 ID:N6nARhpG
瑠璃くんはもたれていた金網から身体を起こし、くすりと微笑むと、ゆっくり私のそばへと歩み寄ってきた。
「すぐだよ。きっとそのうち、君にもわかるようになるから…」
「!」
彼はささやくようにそう言いながら、スッと私に身体を重ね、その細い両腕で私の頭を抱え込んだ。
ひんやりと冷たい彼の手が、私の後頭部を優しく撫でる。
瑠璃くんのいきなりの行動に、私は戸惑いを隠せなかった。
瑠璃くんは胸に私の顔を埋めさせ、そのまま動かなくなった。
瑠璃くんの愛らしい顔。少し指を伸ばせば、その唇に触れることもできる。
時間がゆっくりと過ぎていく。
風になびいたさらさらの細い髪が、悪戯げに私の頬をくすぐった。
押し当てられた儚げな胸から、規則正しい彼の鼓動が、波紋のように伝わる。
熱くほてった私の身体とは対照的に、冷たい寒風に吹かれてしまった瑠璃くんの身体は、すっかり冷え切ってしまっていた。
「…瑠璃くんの身体、冷たいよ」
「長瀬ちゃんはあったかい…」
熱いお湯に氷を浮かべ、二つの対立するエネルギーがゆっくりと混ざっていくような感覚…。
心地いい香りがし、私は、まどろむように安らいでいく自分に気付く。
瑠璃くん…。
614 :
雫その4:02/03/31 04:40 ID:N6nARhpG
「感じて…」
彼は息がかかるくらいに顔を近づけると、そうささやいた。
吐息が首筋にかかる。
「…え?」
「電気の粒を…。空気中にいっぱい漂ってる不思議な電気の粒を…。僕がアンテナになるから…」
「る、瑠璃くん…?」
そのとき、ぐにゃりと世界が揺れたような気がした。
突然、私の心臓が、ドクンドクント早鐘のように高鳴り、決壊したダムのような勢いで血液が体中を駆け巡った。
「な、なに…。どうしたの…?」
脳にチクチクと刺激が走る。例の電気の粒が流れるような感覚…。
身体中にたくさんの熱い何かが集まってくるような奇妙な感覚を覚え、私の肌はじっとりと汗ばんだ。
自分の身体が熱い。炎のように熱い。
逆に瑠璃くんの身体は、一際冷たく感じる。まるで氷のようだ。
「何もかもが、真っ赤…」
瑠璃くんが空を見上げている。
脳に走っていた電流が、チクチクを越えて、ズキズキになった。
身体中が汗ばみ、嘔吐感がこみ上げる。
「る、瑠璃くん…、なんだか、私…」
だけど、瑠璃くんは空を見続けていた。
「夕焼けの赤。…溶鉱炉の中の金属が、飴色になって溶け落ちるような赤。…火花の赤。…線香花火の赤。…綺麗で、鈍い赤。」
「…私、気分が…」
「…そして、…爆弾の炎の赤」
「瑠璃くん、なにを…」
「…世界を燃やしつくし、壊しつくす、新型の爆弾。…その炎。綺麗で、鈍い赤。」
「…る、瑠璃くん」
「真っ赤な赤。逃げまどう人々。熱く、熱く、死にそうなほど熱く…」
「!」
「人々の身体は腐り落ち…。耳が、指が、ボロボロと崩れていく。いたい、苦しい、人々は泣いている。」
615 :
雫その5:02/03/31 04:41 ID:N6nARhpG
あるものが私の脳裏をかすめ、その次の瞬間、私は息を飲んだ。
奇妙な光景だった。
瑠璃くんは、私を抱きしめたまま、まっすぐ空の一点を見つめ、奇妙な言葉を口にしている。
奇妙?何を言っているの、これは…。
「熱く、痛く、苦しく、それでも人々は、我先にと、他人を蹴り落とし、引きずり合い…。同じ、手足のもげた腐った身体の人々が…」
これは私の世界だ。
ねっとりとした夢。授業中に見る妄想。
白いノートのページに描かれた地球。…私の地球。
私の地球を破壊する爆弾。…世界を燃やしつくし、壊しつくす、新型の爆弾。
なぜ…?
なぜ、瑠璃くんが?
私の世界の妄想を…?
私の脳を刺激する電気の量が、どっと増えたような気がした。
身体がしびれる。眉間の辺りが熱くなる。
「るるるる…りりりり…くくくく…」
私の視界が、壊れた8ミリフィルムのように揺れだした。
私は無我夢中で瑠璃くんの身体を引き寄せ、彼の胸に顔を埋めた。
冷たいものが私の頬を濡らす。
いつのまにか、私の目から涙が溢れていた。
やがて私は意識を失った。
…またやってしまった…
もう少し書いたら辞めるから、お願いだから石は投げないでね(涙)
(…長いし、エチくないし…)
投げないから続きを早く。
・・・お願い辞めないで・・・
>>604 ひ、浩子おおおぉぉぉぉーーーー〜〜!!!!萌えええーーー!!
>>618 はじめちゃんぱっつんぱっつん!?萌えええーーーー!!!!
620 :
雫その1:02/03/31 11:06 ID:DXw7rQqq
片頬が冷たい。
でも、もう片方の頬は暖かかった。
…いつのまにか、私は眠ってしまっていたようだ。
だが、その眠りもいま、ゆっくりとした速度で退いていっている。
私は、少しずつ瞼を開いた。
霞んだ視界の中に、人影が浮かび上がる。
誰だろう。
私はその人に膝まくらされて、横になっていた。
やがてぼやけていた焦点が合い、その人影が瑠璃くんだということに気付く。
片頬に感じた暖かさは彼の膝の暖かさであり、もう片方に感じた冷たさは、頬に重ねられた彼の手の冷たさだった。
彼は、じっと私の顔をのぞき込んでいた。
「…瑠璃くん?」
「…おはよう」
瑠璃くんは、小さな声でそう言った。
私は糸に引かれるように、ゆっくりと上半身を起こした。
頭が重い。まるで、眠りすぎた頭を無理矢理に持ち上げたときのように。
「…私は?」
空がすっかり暗くなっていた。
月が出ていた。真円を描いた満月だ。
金網越しに、街の明かりが見える。
「夜だ…」
そんな判りきったことを口走り、私は軽く頭を左右に振った。
ズキンと鈍い痛みが走った。
辺りの様子から察するに、どうやら私は、随分長い時間気を失っていたらしい。
瑠璃くんはその間、ずっと側についていてくれたのだろうか?
じゃあ、あんな夢を見たのも、彼が側にいたせいなのだろうか…。
621 :
雫その2:02/03/31 11:07 ID:DXw7rQqq
…夢。
うずくまって小さく震える瑠璃くん…。
頬を伝う涙の雫…。
水面に広がる光の波紋…。
「瑠璃くん…泣いてた…」
私の口がひとりでに、そう呟いていた。
「…悲しそうに、泣いてたよ」
あれは夢だった。私が見た夢だ。それは間違いない。
…でも。
「誰が瑠璃くんを泣かせたの?何がそんなに悲しかったの?」
私は瑠璃くんの顔を見つめて、そう聞いた。
問いつめたところで、瑠璃くんには答えられようはずもない質問。
事実、彼はなにやら困った顔で私を見つめている。
でも、私はあれを素直に夢だと認めることができなかった。
「瑠璃くん、誰が君をこんなにしたの?どうして君ははこんなになったの?」
私はそっと彼の頬に触れた。掌で木目細やかな肌を撫でる。
「誰かが君を傷つけた…。そうでしょ?」
ぼんやりと視界が滲む。
あれ?どうしたんだろう?
「…長瀬ちゃん。どうしたの?悲しいの?」
瑠璃くんは泣きそうな顔で、私を見つめていた。
「泣かないで。…長瀬ちゃん。」
泣く?私が?…どうして?だって、泣いていたのは君だよ、瑠璃くん…。
瑠璃くんは、私の頭を優しく撫でた。
変だよ。おかしいよ。…だって、まるっきり逆じゃない。
私の目からこぼれたもの。
…それは、雫。
涙の雫だった。
622 :
雫その3:02/03/31 11:08 ID:DXw7rQqq
月が真円を描いている。…満月だ。
ほのかな月の明かりに照らされて、私と瑠璃くんの身体は、青白い炎のように輝いて見えた。
足元には、月光に照らされた二人の影がくっきりと浮かんでいる。
その光景は…、なぜか、とても神秘的に思えた。
私は、瑠璃くんの胸の中にいた。
彼は薄く目を閉じ、じっと黙ったまま、私の頭を抱きしめていた。
安らかな呼吸音。心臓の鼓動。ゆったりとした胸の動き。体温。吐息。
それら全て…瑠璃くんがここにいるという確かな存在感が、私をまどろむような安らぎへと誘う。
まるで幼い頃、父親に抱かれている時のような安心感に包まれていく。
「…瑠璃くん」
暖かいその胸に顔を埋めたまま、私はそっと彼に呼びかけた。
瑠璃くんはゆっくりと私を見る。
「…どうして、私なの?」
私がそう口に出しても、瑠璃くんの身体はぴくりとも反応を示さなかった。
「…私たち、去年は同じクラスだったけど、学年が上がってからは、お互い、なんの接点もなかったよね。…いや、去年だって、君は私のことなんて、ぜんぜん知らないと思ってた。」
近づき難いほどの美男子で、そのうえ、いつも本を読んでいる、とても大人しい男の子。
古い文学小説風に言うならば、まさに深窓の御曹司と呼ぶにふさわしい男の子。
クラス中の女子生徒の憧れの人。
だから私は、彼に声を掛けたことすらなかった。
「…電波のメッセージ、…どうして、私に送ったの?私じゃなきゃいけない理由でもあったの?」
私は、彼の胸から顔を起こした。
それは、心の片隅にあった小さな疑問。
ほんのさっきまでは、どんな答えが返ってこようと、別に構わなかった。
私と瑠璃くんには、そんな事自体、なんの意味もないと思っていた。
だけど、今は。…今は、違う。
その疑問は、私の中で、瑠璃くんに対する想いと共に徐々に膨らんでいき、やがて無視できないほど大きくなっていた。
623 :
雫その4:02/03/31 11:09 ID:DXw7rQqq
瑠璃くんは、どうしてこんなに私に優しいの?
私だから?私だから、優しくしてくれるの?
それとも…。
問い詰めずにはいられなかった。
瑠璃くんは、相変わらずのけだるそうな微笑みを浮かべている。
僅かな沈黙のあと、彼はゆっくりと口を開いた。
「…長瀬ちゃんが」
「え?」
「長瀬ちゃんが…僕を…呼んだんだよ」
「…私が?」
私は二、三、瞬きをする。
「…毎日、毎日、助けて、助けてって…、僕を呼んでたから」
「なんのこと…?」
瑠璃くんは、ぎゅっと私を抱きしめた。
「…消えちゃう、消えちゃうって、子供みたいに泣いてたよ。それが電波になって、僕に伝わってきたんだ」
「…消えちゃうって、私が?」
「毎日、毎日…。僕に届いてた」
「……」
消えそう?私が?いったい何が消えそうなの?
毎日?泣いてた?何が悲しくて?
…だけど、本当は答えなんかとっくに解ってる。それは、私自身が一番よく知っている。
私という存在そのものが、現実世界から消えそうになっていたんだ。
毎日、毎日、同じ時間が同じ映像で繰り返されているような…そんな奇妙な感覚。
繰り返される、なんの変わり映えもしないくだらない毎日。
やがていつの頃からか私は、この退屈な世界から音と色彩が失われてしまっている事に気付く。
そんな中で、私は一人ぼっちで泣いていた。
消えちゃう、消えちゃうって、子供みたいに泣いていた。
そして、…見知らぬ誰かに、助けを求めていた。
624 :
雫その5:02/03/31 11:10 ID:DXw7rQqq
「だから、助けてあげようって思った」
瑠璃くんのひんやりと冷たい手が、私の背中を優しく撫でる。
「僕が助けてあげる。長瀬ちゃんを助けてあげるよ」
「瑠璃くん…」
「だから、もう泣かないで…、ね?」
瑠璃くんはそう言って、私の顔をのぞき込んだ。
焦点の合わない、月夜の湖のような目。
精神の「壊れた」者の目。
「…不思議だね。瑠璃くんは、私のことなら何でも知ってるんだ…」
ほんの数時間前、会話を交わしただけの仲なのに。
「…君には私の声が届くんだね」
そして私にも、君の声が届いたんだ。
うずくまって小さく震える瑠璃くん…。
頬を伝う涙の雫…。
水面に広がる光の波紋…。
あれは瑠璃くんの心の世界。
心の声。
「…私と瑠璃くんは、おんなじだって言ったよね。それって、今ならなんとなくわかる気がする…」
瑠璃くんはずっと微笑んだまま、私を見ていた。
「…瑠璃くん。私を助けてよ。私も、君を助けてあげるから…」
「…うん」
黄色い月明りが私たちを照らしていた。
二人はオブジェクトのように抱き合ったまま、お互いの息づかいを感じていた。
文才が欲しい…SS書きになれるくらいの文才が…
ばかやろうっ
_ _ .' , . ∧_∧
∧ _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ ' ( )
, -'' ̄ __――=', ・,‘ r⌒> _/ /
>>625 / -―  ̄ ̄  ̄"'" . ’ | y'⌒ ⌒i ええっ
/ ノ | / ノ |
/ , イ ) , ー' /´ヾ_ノ
/ _, \ / , ノ
| / \ `、 / / /
j / ヽ | / / ,'
/ ノ { | / /| |
/ / | (_ !、_/ / 〉
`、_〉 ー‐‐` |_/
お前、それで文才が無いと抜かすのかっ!!
俺の身にもなって考えてみろっ!!
ハァハァ(;´Д`) ハァハァ(;´Д`) 瑠璃たん……
>>625 つーか、一人称と名前入れ替えてるだけなのに文才とか言うなよ暇人...
超先生のデキスギ並に悲壮感を感じる...鬱だ詩嚢。
「あれ? 英奈さんのそのネックレス…」
前にどこかで見たデザインのような…?
「え? ええ、これ?ええ。うん…」
なんだか、いつもの英奈さんらしくなく歯切れが悪い。
「まあ、ちょっと良いデザインかなって。ええ。まあ、こういうのもたまにはね…」
たまにはって、いつもつけてるよね。
もしかしたら週刊誌に騒がれるみたいな男性からの贈り物だったり…。
って、男性って。
そういえばそうだ、思い出した。
これと同じものを、理玖(りく)くんがつけてたっけ。
「ああ、お揃いなんですね」
「えっ? ええ…」
英奈さんはちょっと困ったみたいに笑ってわたしの方を見る
「ええ、まあ。まあね。う、うん。ね。あははは…」
そして英奈さんはわたしの頭に手をやり、くしゃくしゃと乱暴に掻きむしる。
照れてるのかしら…?
だんだん痛くなってきた。
ていうか、痛い痛い痛い…。
ホワイトアルバムより
英二さんとの日常会話を変換…
理奈嬢がいままで出てなかったようなので(チェックが甘いかも)
勝手に命名…
この名前だとホワイトデーに「栗田雅夫」でクッキーをくれそうなんで…
630 :
545:02/03/31 12:51 ID:XczArrUH
最萌戦のときに書いた自分の理奈SSを弄ってふゆSSにしようかな……
>>629さん
「理玖」の名前使わせてもらいます〜。
(1/6)
朝の、ささやかな静かさが室内を満たす。
小さく耳を傾けると、もぞもぞとシーツを動かす音がする。
ちらり、と目を開けて横を見てみる。
「……」
すー、と彼女が寝息を立てている。
シーツに包まったその姿は、……かわいい。
――軽く、見つめてみる。
「おはよう」
起こさないように声をかけて、ベッドから抜け出そうとした。
……腕を、引っ張られている。
「……ふゆちゃん、おはよう」
どうやら、もう起きていたらしい。
彼女はにこりと笑って、シーツから顔だけを出す。
「ごめん、起こしちゃったかな?」
「じっと見られてたから……」
微笑んでいる。
小さく引っ張っていた手を離して、呟く。
ちょっとだけ、視線を逸らして。
「え……えと、先に部屋から出てくれる?」
「う、うん。いいけど」
こころなしか、動揺しているようだ。
「もう一回寝るわけじゃないから、安心して」
表情に気づいたのか、彼女はそんなことを言う。
判った、と答えて着替えを取ってドアへと向かう。
その途中、なんとなく、振り向いてみた。
(2/6)
ふゆと視線と合った。
シーツから抜け出そうとしているところだったようだ。
ふたりとも、動きが止まる。
とりあえず謝る。
「あ、えーと。……ごめん」
僕が恥ずかしそうに言うと、
「理玖くんの……えっち」
「い、いや。いきなりだったんで」
慌てて、外へと出た。
ドアの外に出ると、衣擦れの音がかすかに聞こえた。
軽く伸びをしながら、ふゆちゃんが出てくるのを待った。
しばらくすると、ドアが音を立てて開く。
「理玖くん、どう……かな?」
部屋のなかにあった着替えから選んだのだろう。
やっぱり恥ずかしそうにしている。
ドアから小さく顔を出して、伺うようにこっちを見る。
「あ……その、なんと言うか」
「似合わない?」
「似合う……けど」
と、言うか抱きしめたい。
大きめの白いワイシャツだけを、肌の上から着ていた。
「あ、その……可愛いよ。ものすごく」
照れたように言うと、
ふゆちゃんは、顔を真っ赤にした。
(3/6)
そのままの格好で朝食にした。
ごく普通のトーストと珈琲。
ジャムやバターを用意しているうちに、ふゆちゃんを座らせる。
彼女は椅子に座って、トーストをくわえたまま、こっちのほうを見上げた。
「……はむ」
なにか言いたげな目。
眠そうな瞳が、かすかに揺れる。
食べながら、なにかを見ている。
「えっと……何を見てるの?」
聞いてみる。
ふゆちゃんは小さく珈琲のカップに口をつけてから、答えた。
「うん。やっぱり……あなたは格好いい」
真顔で、そんな台詞を言ってくる。
こっちは、その言葉に困ったように笑う。
……照れ隠しだけど。
そんな考えに気づいているのだろうか。
微笑みながら、真っ直ぐにこっちを見ている。
その口から、言葉が漏れる。
「好き……」
ささやくように。
恋する乙女の表情で。
熱を込めて。
軽く、こっちの目を覗き込むように。
(4/6)
顔が赤くなるのは、自分でも判った。
何度も言われてきた言葉。
それでも、慣れることがない。
――見とれてしまう。
向けられる微笑みに、
動くことすら出来ない。
「理玖くん?」
「あ……うん」
反応が面白かったのか、彼女は珈琲を手に、不思議そうな顔をする。
照れているのだと気づいて、やわらかく笑う。
カーテンの隙間から差し込む光に、目を細める。
ふゆちゃんが席を立って、窓の方へと向かう。
趣味のいい白のカーテンを、一気に引きあける。
「わあっ」
声を上げる彼女。
はしゃぐその姿は、子供のよう。
「ねえ……後で海に行かない?」
外に見える景色は、澄みきった青。
なるほど。
目を奪われるほどに綺麗な海。
昇り始めた太陽のオレンジと対象的に、一面の青。
水着のことを訊くと、用意があるらしい。
楽しそうに外を見る彼女は、可愛かった。
同じように揺れる波間を見ていると、なぜか嬉しくなった。
(5/6)
海岸に出ると、人はいない。
なんとなく、独り占めしたような気分で見回す。
静かな波の音。
近寄ってくる足音が、その狭間で砂を踏む。
「気持ちいい……」
風に、彼女の髪が流れる。
うん、と素直に頷く。
水着の彼女が、焼ける砂を歩く。
地平線の彼方まで、なにもない場所。
世界に、二人っきりになったような感覚。
いつの間にか、となりに並んだ理奈ちゃんを見ると、彼女もこっちを見た。
どうやら、同じことを考えていたらしい。
顔を見合わせてしまった。
広がる海へと無理やりに目を向ける。
青が目に飛び込んできた。
誤魔化したのは、あっさりと見破られている。
くすっ、と彼女は小さく笑いを漏らす。
耐え切れなくなって、それに続くように笑い始める。
しばらく笑って、ようやく収まってきた。
ふゆちゃんを見ると、少し、目に涙を浮かべていた。
「……もうっ」
ちょっとだけ、拗ねたようにこっちを見る。
そのまま後ろを向いて、軽く伸びをする。
「うーん」
強く、白い光にその影が映える。
――ほんの少しだけ、彼女が儚げに見えた。
(6/6)
「ほらっ、ふゆちゃん……泳ぐよ」
「……うん」
眩しそうに跳ねる光を眺めていた、彼女。
焼ける砂を気にもせず、ずっと。
静かに、彼女に近づく。
そのまま抱きしめた。
一瞬。
彼女は驚いたようだが、すぐに力を抜いた。
ふゆちゃんは、抱きしめた腕に手をやる。
優しく、触れるように。
「……行こうか」
「……うん」
僕の言葉に応えて、歩き出す。
本当に、楽しそうに。
彼女は、輝くような笑みを浮かべた。
こんな感じでどうかな?
しまった……一箇所直し忘れた……吊ってきます。
「姉さん。帰ってる?」
学校から帰宅した高校2年生の月島瑠亥は、玄関先で一つ年上の姉、
拓美の靴見つけ姉の名を呼んだのだが返事が無かった。
瑠亥は訝しんだ表情で自室に歩みを進めると、自室のドアが僅かに開いて
いるのに気付いた。
姉さんだな、全く―――――――
「姉さん、僕の部屋に黙って入らないでって言って――――――っっ」
瑠亥が自室駆け寄り開きかけのドアを勢い良く開けると、瑠亥の衣服が
散乱した部屋の中で自粛の耽る姉拓美の姿をハケーンした。
どろりとした瞳、恍惚の表情の拓美タン
刺激的な光景に思わず色々なモノを張りあがらせてしまう瑠亥キュン
どうなるルリルリ!どうするタッキー!!続かない(了
文才以前にエロ小説読んだこと無いのでシュチュエーションやら
どーしたものか?いいや、吊ってきますDEATHの。
640 :
名無しさんだよもん:02/03/31 13:21 ID:JKy9vjVb
このスレ(・∀・)イイ!
641 :
640:02/03/31 13:24 ID:JKy9vjVb
スマソ アゲテモータ
一部のキャラをそのままにするとどうかな?とか思ったり。
WAで主人公女なら、緒方兄妹がそのままで、美咲さんと彰もそのまま、
その他のキャラが反転とかだと。
彰がすでに美咲さんと付き合ってるという設定にするとか…
理奈に由綺(男)を取られそうだと思うふゆ(仮名)…って無さそう。
>>604 敬意を表されちゃったよ、どうしたらいいんだろう
むしろこっちが敬意を表したいくらいです
浩子ちゃんが……あんなことに……。自分でSS書いておいてナンだけど。
>>631 ふゆはいっぱりイイ!
えと、新作
浩子と男綾香の馴れ初め、で
今回は非18禁で
いつものように公園を通っていると、
「うええええぇぇぇぇ…」
木の前で、小さな男の子が泣いていた。
「いったいどうしたの?」
その女の子の頭を優しく撫でながら尋ねる。
「うええぇぇぇ…、うええぇぇぇ…」
「泣いてちゃ分らないわよ?」
「うええぇぇぇ…、た、たすけ…」
「助け?」
「たすけぇ…」
段々と落ち着いてきたのか男の子の声が落ち着いてくる。
「助けって、なんの助けかしら?」
「…ねこ」
「猫? 猫の助け? なんのこと?」
私が首をかしげていると、頭の上で、ニャアと猫の泣き声がした。
見上げると、高さ3メートルほどの木の枝に、白黒ブチの猫が乗っていた。
どうやら木に登ったきり、降りられなくなったらしい。
「たすけぇ…」
「たすけって、太助? ああ、猫の太助ね」
オレはひとり納得し、うなずいた。
「あれ、キミの猫?」
「うっ、うっ、ひっく…」
目もとをこすりながら、男の子はコクンとうなずいた。
「お姉ちゃん、太助を助けてあげて…」
制服の端をつかんですがる男の子に、私は、
「え、ええ…」
と、あいまいな返事と笑顔で答えた。
もう一度、木の上の猫を見上げる。
「ちょっと難しそうよね…」
ハシゴは見当たらないし、木に登るわけもいかないし。
まさかこの服でよじ登るわけにもいかないし、それに枝もないから無理そう。
「しかたないわね」
私は木のたもとに立って木に手をかける。
「っ……」
木を揺らして、落ちてきたところをキャッチしようとも思ったけど、
私がぬらした程度じゃ、この木は微動だにしない。当然よね。
「はあ〜〜〜」
どうしたらいいのかしら……。私が途方にくれていると…
「なあ」
アイスクリームをなめている見知らぬ男子高生に声をかけられた。
隣の西音寺学院――通称寺学の制服ね。
び、美形だわ。
「なあ、手伝ってやろうか?」
「はい?」
「一人じゃ大変だろ、手伝ってやるよ」
「あ、はい。お願いします」
「ほら、これ持っててくれるか」
寺学の男の子のはそう言って男の子にアイスを渡すと、
「じゃ、登れよ」
私にいきなり命令する。
「わ、私にこの木に登れって言うの?」
「そんなんじゃないよ、ほら、オレが土台になってやるから…」
「ああ、そうゆうことね」
その寺学の男の子が中腰で木につかまる。
私は靴を脱いで、その体に足をかける。
その男の子の体はほっそりとしていて、少し不安だったけど足を掛けてもびくともしない。
見た目よりがっしりとしているような感じ。
しかし、ちゃんと私が登りやすいように体勢を微妙に変えてくれる。
私も別に凄いやせてる方じゃないのに、そんなことを意にも介さないといった感じで土台になってくれてる。
「よいしょ」
私はおばさんくさい声を出しながら、その男の子の肩に立つ。
ブチ猫は今のところ大人しくしてくれてる。
「そのままじーと、しててね」
私はそんなことを呟きながら、手を伸ばす。
ちょっと届かないみたい。
「もう少し、上にしたほうがいいみたいだな」
そう言ってその男の子がもっと高い位置まで体を持ち上げてくれる。
どうして、彼、私の状況が分るのかしら?
私は下に視線を向ける。
交錯する視線。
私と彼の目が合う。
彼は上を見ている…。
えっ、えっ。
「み、見ないで〜〜」
私は必死にスカートを押さえる。
「わ、う、動くな〜〜」
「見ないで、見ないで〜」
「分ったみないから、目をつむるから、じっとしてくれ」
「わ、ほ、本当?」
「もうつむったから安心してくれ」
彼を見ると確かに眼をつむっている。
私は力が抜ける。
あ、猫、忘れてた。
猫はいくぶん、警戒してるみたいだけど、逃げ出しはしなかったみたい…、良かった。
胸を撫で下ろす。
「は〜い、大人しくしててね」
ブチ猫はちょっと警戒してるみたいだけど、私の手から逃げ出そうとはしなかった。
私の胸に温もりを感じる。
「いい子ね、もう良いわよ、下してくれる」
「了解」
私は地面に戻ってくる。
「ふぅ〜〜」
「ご苦労さん」
「どうも、ありがとうね」
「たすけーっ!」
と駆け寄ってくる男の子に猫を渡す。
「ありがとう、お姉ちゃん」
「どういたしまして」
さっきまでの泣き顔はどこへやら、女の子はブチ猫を抱いて、そのままどこかへ走り去っていった。
「おいおい、オレにはお礼なし?」
男の子に返してもらったアイスを舐めながら寺学の子がぐちる。
「私の……見た報いよね」
私のただ見するなんて……。
「しかたないじゃないか、そうしないと」
「……」
「ごめんなさい、お詫び言ってはなんだけど、これやるよ」
「お詫びが食べかけのアイス?」
「そもそれうまいからな。まあ、それじゃ、そうゆうことでな」
その男の子は手を振って去っていく。
「変なヤツ」
溶けかけのアイスをなめる。
ぺろ。
「あ、美味しい」
――これって、間接キスよね?
うわっ、私、名前も知らない行きずりの男と間接キスしちゃったの!?
ま、いっか。
美形だし。
まあ、見られちゃったのと差し引きはプラスよね。
さ、帰ろっかな。
見られて焦る浩子が書きたかっただけかも
う〜ん、この二人反転すると似てきて書き難い。
あと、549-559で男芹香を芹哉(せりや)って命名したのは失敗。
男綾香が綾哉(あやや)になってしまうワナ
今回は男綾香の名前がでないから良かったものの
651 :
545:02/03/31 13:59 ID:XczArrUH
>>650 お疲れさま〜
変えるべき名前が難しいね。やっぱり。
男から女はそれほど悩まないけど……
女から男だと、少し無理な名前になるし
652 :
640:02/03/31 14:14 ID:JKy9vjVb
夕暮れの教室。
私は後輩の琴音クンと向かい合っていた。
「藤田さん……」
「琴音クン……」
彼は私の肩に手をのせて、ゆっくり引き寄せた。
二人の唇が刻一刻と近づいていく。
そして、彼とぎこちないキスを交わした。
琴音クンは緊張のあまり、微かに震えてる。
……可愛い。
「いいですか……?」
躊躇いがちに聞いてくる琴音クンに私は無言で頷いた。
「藤田、さん」
琴音クンが震える手を制服に伸ばした。
琴音クンの手が私の胸に触れる。
「!」
さわさわと服の上から揉むというよりもさする。
さわさわ――
ぎこちない動き。だけど、いい。
「ん……」
首筋を這う舌。
「んんっ」
制服をめくり、琴音クンの右手が素肌に触れる。
おなかを手の平でなぞり、胸へ。
ブラの中へ手をもぐりこませる。
653 :
640:02/03/31 14:17 ID:JKy9vjVb
書いては見たが、これは琴音じゃなーーーい。
やめとこう。
自主規制、と。
お眼汚しすまんかった。
どうしてこんなに職人が集まってるんだここはー!!
この職人密度、最萌以上だぞ。
しかもどのSSもCGも凄く(・∀・)イイ!!
>>604ハ神デツカ、ゴチソウサマデスタ。
>>547-559 綾香カコイイ!!
確かに浩之と綾香って元から似てるのかも。
655 :
545:02/03/31 14:29 ID:XczArrUH
>>654 萌えは更なる萌えを呼ぶ、と言うことで。
まだまだ神が増えそうな予感。
…あかん、読むだけで満たされてしまってSS書く気がしない。
うああ、そのために痕を再インスト&フルコンプしたのに。
反転「できすぎ」でも書くか?
マジ質問ですいません。「できすぎ」ってなんですか?
659 :
625:02/03/31 16:12 ID:Sg6CM0TR
>>627 正直、悪かった。もうすぐ辞めるから許してくれ。
660 :
1:02/03/31 16:26 ID:GBwW3zzK
なんつうかえらいにぎわってきたなこのスレ……
職人さん及び絵描きさんたちに感謝
661 :
折原浩平:02/03/31 16:38 ID:/4XLCu7D
いやむしろ、反転「柏木家の食卓」を656に依頼したい。
ちなみに「できすぎ」というのは、星新一のショートショートのタイトル。
まったく同じ内容のサブストーリーが痕に突っ込まれていたという、盗作大家超先生の名前を世に知らしめた作品でもある。
662 :
661:02/03/31 16:38 ID:/4XLCu7D
なぜ折原浩平。
脳内で名無しに変換してくれると嬉しい。
「朝ー、朝だぞー、朝飯食って学校行くぞー」
……今日は日曜。
……これだとカノソじゃん。
むしろ、朝起こしに来る男瑞佳を驚かせようといろいろ試したりする女折原見てみたい( ;´Д`)ハァハァ
某TSサイトみたいにはしたない格好で布団に潜り込んでいたりするのよ( ;´Д`)ハァハァ
>>627 丸写しだったのか……気付かなかった。ちゃんと読め私。
でも萌えたからいいや。それでいいや。
>>642 あきらが岬くんと付き合っている設定の方が個人的には萌え萌えです。
>>664 「うわああっ! な、な、な、何で裸なんだよ、ばかばかっ、ばかぁっ浩平子(仮)!」
「……わたしのね、生まれたままの姿を、長森に見て貰いたいな、って思って……」
「ば……ばか、ばかばかっ、早く、早く服着ろよ、は、早くっ!」
「……ねえ、見たんだよね? わたしの裸、見たんだよね?」
「み、み、み、見てない見てない見てない見てないっっ! オレは見てないから早く早くじゅんびじゅじゅじゅじゅじゅんびっ」
「……そんなにそこふくらまして……嘘吐きっ! わたしを視線で汚したのねっ、長森っ!」
「せ、せ、せ、生理現象っ生理現象だぁぁっ」
……駄目だ、文才無えや俺
荒い息を吐きながら、いまだ射精の余韻に浸っている楓くんを抱きしめながら、私はモゾモゾと下半身を動かしていた。
なんというか、まあ、ぶっちゃけた話、興奮してしまっているのだ。私も。
楓くんがイった直後に、私も軽く精神的な絶頂を迎えた。ただ、心だけじゃ足りない。体もイきたい。
「……ね、楓くん……」
私はくっついていた体を離すと、楓くんの前に座る。
汗で頬に張り付いた黒髪を梳きながら、楓くんがフラフラと体を起こす。
色白で、日本人形のような艶めいた顔立ちが、今は薄紅色に染まり、熱に浮かされた表情を浮かべている。
さっきから鳴りつづけている心臓の音が、さらに一つ、高く鳴った。
「私にも……して」
ゆっくりと、足を開いて。
まだ下着を着けたままだけど、それはとても淫猥な行為で。
私は、どうしてしまったのだろう、という冷静な理性の質問など思考の隅に追いやって、どこからか湧き上がってくる淫蕩に身を沈める。
桜色に染まった自分の体が、熱を持つ。
楓くんが、どこかぼんやりとした表情で、私ににじり寄ってくる。
恐る恐るといった態で、私の胸に手を伸ばし、触れた。
「あ……」
吐息が、漏れる。
触れられた刹那、まるで電流でも流れたかのように、体が震えた。
自分で触った事はあっても、女友達に悪戯に触れられた事はあっても、男の人にこうやって触られた事は無い。ましてや、今、触れているのは楓くんだ。
たぷたぷと、質感を確かめるような触り方。
まだ、どうやって触れたらよいのかが、わからないのだろう。
「さわって……」
鼓動を感じてほしくて、私は言いながら肩の力を抜いた。
ふに、と。
楓くんの指がブラ越しに、私の胸に食い込んだ。感触を確かめるように、ふに、ふに、と優しくというより、どこまで力を入れていいのか分からないという感じで。
「もっと力を込めてくれて、いいよ」
焦れったさを隠して、私はさも経験豊富という顔で、促す。
ちら、と上目遣いで私の顔を窺い、楓くんの指が少し大胆に動き始めた。
全体を包み込むようにして、先端へと向けて絞るように。緩急をつけて、揉む。
「っあ、はっ、ああっ、ん……っ、いいっ……よぉっ……!」
“楓くんに触られている”、という事実が、私を昂ぶらせる。
胸を揉みしだかれているだけなのに、ビクビクと体が痙攣する。
楓くんの手が、ブラの下に潜り込むまで、それほど時間はかからなかった。
先端をつまみ、指先でつぶすように、力を込める。
ぎゅう、と胸がつぶされたかと思うと、急に赤ちゃんにでも触れるような優しい手つきで、さするように触れる。
その度に、私は喘ぐ。
「……すごい、柔らかいです」
楓くんが、顔を赤らめたままで、そう褒めてくれる。
「ん……うれ……しぃっ……ああ、はぁ……もっと強く……んっ」
まるで私の急所を初めから知っているかのように、楓くんのたどたどしい手つきが、どんどん私を追い詰めていく。
「や……くる……んっ……なにかぁ……くるのぉ……っ」
涙を流して、快楽に浸る。
もう、何がなんだかわからなくなっていた。胸をもまれているだけ。それだけのはずなのに。
「や……胸だけ……でっ……っちゃう……イっちゃうぅぅ」
舌を突き出して、楓くんを求める。
楓くんもキスでそれに答えてくれる。
「はじめさんっ……ん……可愛いです……んむっ……イって下さい。ほら!」
ギュウ、と乳首を潰すように楓くんが指先に力を込めた。
「や、あ、あああ、ああああああああ!」
ビクビクと体が絶頂で震える。
涙と涎を流しながら、私は荒い息をついてベッドに転がった。
楓くんの視線が、私の顔に向けられているのに気が付いて、照れ笑いを浮かべた。
冬弥がそのままで、あきら(女)と付き合っている岬さん(男)を寝取るノカー!?
そして最終日、あきら(女)にばれて刺される冬弥…ハァハァ
割り込みスマソ
>>366のはじめ像という事で、はじめさんは“たぷたぷ”“ふにふに”になりました(w
あと、感度良好という事で。
>>669 反転楓7は繋がってるので、問題なしですわ
>>640が激しくイイ! ので思わず書いてしまいました。
シチュパクしてしまって、むかつかせたらすんまそん。
……夕暮れの教室で、アタシは後輩の琴音クンと向かい合っていた。
「藤田さん……」
「琴音クン……」
カレは僅かにアタシから視線をそらして、その男性とは思えないほど美しくて長い睫毛をわななかせている。
沈黙が2人を包み込む、超能力を使った後遺症がまだ抜け切っていないせいだろうか、若干の荒い息遣いのカレ。
はだけた学生服とワイシャツの下で、さわれば折れてしまいそうなほどの華奢な肩、
女性のようなふくらみこそ無いものの、滑らかな曲線を描く胸が、ゆっくり上下していた。
アタシは、彼がいとおしくてたまらなくなって、その肩に手をのせてゆっくり引き寄せた。
アタシの唇を、カレにすこしづつ近づけていく。そして、カレとアタシはぎこちないキスを交わした。
「あ……藤田さん……」
琴音クンは緊張のあまり、微かに震えてる。
……可愛い。
「藤田さん……ボク……」
躊躇いがちに、言葉を途切れさせながら潤ませた瞳をこちらに向ける琴音クンに、アタシは頷いてみせる。
「いいよ、琴音クンとなら、私……」
その言葉を聞いて琴音クンが震える手をアタシの制服に伸ばした。
カレの柔らかなてのひらが私の胸にそっと触れる。
「ん! あ、ああ……琴音クン、落ち着いて」
その言葉に応えるように、カレがさわさわと服の上から揉む、というよりもさするてのひらを動かす。
さわさわ――さわさわ……。ぎこちない動きだったけど、それが、イイ!(・∀・)/
「ん……」
アタシもお返しとばかりにカレの胸に手を添える。
>>666-667 Hな体のはじめたん(;´Д`)ハァハァ
後半積極的な楓くん(;´Д`)ハァハァ
…このスレで何度萌死んだことか。
今、ふと思ったんだが…
弥生さんのキャラが反転したら…
百合ではなく……薔薇になるのか……
弥生さん最萌の漏れには……かなり…複雑なのだが……(;´Д`)
限りなくビジュアル系少女マンガでんな
まあ、ここに来てからそっちでも大丈夫になってしまったけど……
と、いうかなんというか、Airのエッチシーンはすごいことになること請け合い
さゆりん×舞もなー
妄想する主人公が女になってるから、JUNE風に妄想する訳ですな
しかし、高校生になって父親と風呂に入る男というのは、かなり厭。
考え方変えてみれば?
よくある「親父、背中ながしてやろーか?」「おお、すまんな」ってなかんじの
古き良き人情ものに置き換えると割と違和感ない。
うおっ、あげてしまった。
鶴丸「はじめさん……私を殺してください」
やっぱり、その後勘違い自殺やら殺人になるのだろうか……
>>665 浩平子(仮)がなんかヒットした。笑いまくり。腹イテエ〜…!!
しかしココ数日このスレは盛況で何よりですな。
初期の頃はまだ静かだったからこんなことになるとは思わなんだ。
とりあえず職人さん方マンセー(;´Д`)
680 :
雫その1:02/04/01 00:20 ID:evOEOMDz
瑠璃くんは、ぽふっと、ほこりっぽい体操用のマットの上に、私を寝ころがせた。
窓から射し込む月明かりでキラキラと輝くほこりを肺いっぱいに吸い込んで、
私たちは熱い口づけを交わした。
瑠璃くんの指先が、私の制服のスカーフをゆっくりとほどく。
シュルリと音を立てて襟元から滑りぬけたスカーフが、ひらひらと二人の間に舞い落ちた。
瑠璃くんが、私を見つめている。私の心臓が、激しく高鳴った。
「…る…瑠璃くん…す…好きだよ」
それは私が初めて言葉にした、瑠璃くんへの愛の言葉だった。
瑠璃くんは目を細めると、ゆったりとした微笑みでそれに応えた。
彼の指先が私の胸元に伸び、制服の丸いボタンに触れる。
ぷつ、ぷつ、ぷつ。三つのボタンが外れた。
私の肌が体育用具室の冷たい空気に触れて、ぶるっと震える。
瑠璃くんの手のひらが、私の胸に圧迫をかける。
柔らかく、冷たいそれは、すっぽりと私の胸を包み込んだ。
「あっ…」
「…ごめん。痛かった?」
自分の心臓の高鳴りを聞きながら、私はゆっくりと首を横に振る。
「…ううん…きもち…いいよ…」
私の恥ずかしい部分が熱く湿っていく。
瑠璃くんは、私のブラジャーの端を掴むと、ぐいっとそれを上にめくりあげた。
ほのかに月光を浴びながら露になった、白い乳房。
彼は唇を寄せ、それに口づける。
唇でくわえ、舌の先端で舐めるうちに私の感覚は変わっていた。
…勃起している。それが自分でも理解できた。
681 :
雫その2:02/04/01 00:21 ID:evOEOMDz
瑠璃くんの右手が、私の乳房を鷲掴みにして、優しく揉み上げる。
「…んっ」声が漏れてしまう。
そのまましばらく、瑠璃くんは私の胸を揉んだり、吸ったりし続けながら、
その手で優しく私の髪を撫でてくれた。
その不思議な安心感に包まれて、小さく震えていた私の身体から、徐々に緊張感が消えていった。
彼は、私の太股を滑らせながらスカートを脱ぎ捨てた。
そして、私を抱きしめると、下着の中に指を滑り込ませてくる。
「あっ…!」
身体がぴくりと動く。
それを確かめるように、瑠璃くんの指が、じっとりと潤った私のあそこに沿って、ゆっくりと這っていく…
熱く、熱く、潤っていく。身体が、震える。
彼は、ぐっしょりと水を吸って重くなった下着に手をかけると、するすると下ろしていく。
制服の上着とソックスだけを纏ったあられもない姿に、思わず羞恥心がこみ上げる。
「長瀬ちゃん…綺麗だよ…」
そう呟くと、彼は私のあそこに唇を寄せ、ちゅぷりと舌を這わせた。
「…あっ…あっ…ああっ!」
下半身がびくっ、と震える。ちゅぷちゅぷと音を立てて、瑠璃くんが私の恥ずかしいところを舐め続けた。
舌が割れ目に沿って上下し、その度に唾液と愛液が混ざり合う。
尖らせた舌先が、膣に差し込まれる。
「…っ!」
ピクピクと身体が痙攣する。でも、瑠璃くんの舌はさらに水音を立てながら、
さらにその上に移動して、包皮に包まれた突起に達した。
ペロリ、と舌が突起を舐め上げた、その瞬間。
「…ふあっ…ふああっ!」
私の身体が今までにないくらい激しくビクンと震えた。
すいません、もうすぐ終わりますから
もうちょっとだけ皆さん我慢してください…
>>678 で、やっちまって打ちひしがれてるはじめちんを女柳川が強襲するわけですな。
つか、性別反転してるからクライマックスの展開がまるで違うものになるのー( ;´Д`)ハァハァ
ん? 鶴丸は自分が世間を騒がしている連続殺人犯だと思い込んでて、でも、はじめは夢の中で真実を見てるから違うとわかってるんだけど、鶴丸の剣幕に押されてやっちまうとかかな。
「鶴丸さん……あなたを殺します」
になるのかー???
>>683 もし本筋のシナリオ通りだと鶴丸さん、完全覚醒する可能性も。
女柳川を八裂きにして川に捨てる鶴丸さん萌え(^_^;
>>625 元の文そのままで名前と人称だけ変えるのではなく、
一度読み通してから、同じ内容でも自分の文で書くと案外変化したりすると思う。
横に元のシナリオ見えるようにして文章練りながら書くとか。
だいたいの流れを覚えてから見ないで書くとか。
それから、
SS書きに必要なのは文才よりも……キャラやゲームへの愛だと思う。
……ただの戯言だから気にしないでくれ。
687 :
625:02/04/01 02:56 ID:3QG77HYD
>>685-686 御進言ありがとうございます。しばらく休んで考えてみます。
またいつか面白いものが書けるようになったら来ますので、
それまであのSSは忘れてくださいね(w
皆さん本当にすいませんでした。
反転いいんちょは
やはり巨根ですか?
(・∀・)イイ!
しかも浩子に縛られたり…
逆に縛られたり?
くわーっ!(`□´)
覚醒夜から帰ってきたらなんだか凄い事に!
萌えつきて死にそうです!
楓きゅんに(;´Д`)ハァハァ…
エルクゥは、制御が利かないのが男でなく女のほうだって事にすればそれで良いような?
>>692 設定いじってしまうよりもそのままの設定で
新たに鶴丸さんシナリオを妄想してみるのも楽しいかも、と言ってみるテスト。
やっぱり鶴丸さんは制御が完全ではなく狂気に犯されていくようなシナリオがかっこいいかも・・・。
楓くんはSSであったような前世の記憶に後押しされて覚醒してしまう、と言うパターンかな?
他に初音は未覚醒で、梓は過去の事件で制御済み、かな。
694 :
1:02/04/01 10:23 ID:HRSUxAGc
痕でもりあがっているところすまんが
MOON.で郁巳と少年の絡みを逆転したら結構なリョジューク話になると思うのは俺だけか?
原作では郁巳が誘って、少年が乗ったわけだが
逆なら、男の郁巳が少年押し倒して、少年は流されるわけだし
あ、ちょっとマテよ
そういや過去の記憶で男を押し倒してた場面があった筈……
完全なリョジュークじゃん………
>>47-49 こういうのもあるし……
元からそのパターンが多いと思う。
できれば萌えるSSを読みたいが……
>>692 確かにそれやると、シチュがそのまんま転用できるんだけどさー。
逆にそのまんま転用だから、こぉ、萌えが変化せんのよ。
ドカッ!
「あいたたたたた……」
前を見ないで歩いていたら、誰かにぶつかったらしい。反動でしりもちをつくあたし。
すっ
「……」
痛みに耐えていたあたしの前に、静かに手が差し出される。見上げると、物静かな瞳をした少年が無言のままあたしを見下ろしていた。
「あ、どうもすいません……」
怒ってるのかな、とも思ったけど、そういうわけでもないらしい。あたしがおずおずと差し出された手をつかむと、優しく引っ張り上げてくれた。
「……」
「え? 怪我はないかって? ええ、大丈夫です」
「……」
「あ、はい! 気をつけます」
じゃ(言ったかどうかはわからなかったけどそんな雰囲気)、と去って行く少年。
あたしは彼の不思議な雰囲気にのまれてしまっていたのか、燈人が声をかけてくるまでぼうっとしていた。
「浩子ちゃん、来栖川先輩知らないの?」
「くるすがわ? いや、知らないけど」
首を傾げるあたしに、「しょうがないなぁ」とでも言いたげに説明する燈人。……なんかムカツク。
さっきの人はあたし達の先輩で、財閥の御曹司なんだという事だった。それであんなに不思議な空気だったのかな。
「あの……さ、浩子ちゃん?」
物思いにふけっていたあたしに、なんだかおずおずと燈人が声をかけてきた。
「ん? なに?」
「浩子ちゃんは……その……ああいう人が好きなのかな?」
「好きって言うか……やっぱり格好いいと思うよ? あの綺麗な目とか。クール&ビューティって感じ? 女の子なら誰でも格好いいと思うんじゃない?」
今ひとつ何を意図したのかわからない質問に、適当に答えるあたし。
すると燈人は、
「そう……なんだ」
と、なにか妙に納得したように黙り込んでしまった。
燈人がメガネをやめてコンタクトにし、妙にまっすぐあたしの顔をのぞき込んだのは、それから二日後のことだった。
ざっとOP近辺を書いてみるテスト。余裕があったら分岐直前くらいまで何とかしたいなぁ。
浩子、いいね。
頑張ってくださいな。期待してますよ〜
700 :
名無しさんだよもん:02/04/01 16:15 ID:peFXw6Xr
700ゲトズザー!!!
701 :
700:02/04/01 16:15 ID:peFXw6Xr
ageチマッタスマソ
(1/5)
夕日に染まる、委員長の凛々しい横顔が見えて、急いで走って近づく。
すぐさま声を掛けた。
「やっ、委員長」
「藤田……さん」
振り向いた委員長は、いつもと同じように警戒した目を向けてきた。
わたしは、開き直ったくらいの覚悟で、無理に笑顔を作って言った。
「途中まで一緒に帰らない?」
すると、委員長は少し考えてから、
「まあ、……ええけどな」
意外にも、そんなOKの言葉が返ってきた。
「え」
予想外の返事にわたしはポカンと口を開け、間抜けな表情で委員長の顔を見つめた。
「だから、一緒に帰る、言うとるやんか」
委員長がじれったそうに言う。
「…え、あ、うん」
わたしはうなずくと、慌てて委員長の横に並び、坂道を歩き出した。
ふぅ。
これはいったい、どういう風の吹き回しなんだろう?
まさか……
委員長って、人の意表を突くことに生き甲斐を感じてんじゃないだろうか……。
などと思いつつ横顔を覗き込む。
(2/5)
今日はなんだか……いつもの憮然とした表情の中にも、
わずかに晴れ晴れとしたさわやかなものが混じっているような気がした。
今日は……なにかいいことでもあったのかな?
電信柱のひと区間ほど歩いた辺で、これまた珍しく、
「……あのな、今日一緒に帰る言うたんはな、ちょっと訊きたいことがあったからなんや」
そんなふうに委員長の方から話し掛けてきた。
「……えと、訊きたいことって……わたしに?」
「うん」
委員長はコクンとうなずいた。
「なに、訊きたいことって?」
わたしが訊くと、委員長はなにやら言いにくそうに、視線を空中に漂わせた。
いつもはっきりと喋る委員長らしくない。
「……もしかしたら、べつに、藤田さんにはなんの関係もないことかもしれんけどな……」
「だから、なにかしら?」
「……なあ、藤田さん。……お前さん、あいつらになにか言うたか?」
委員長はわたしの目を覗き込むようにして言った。
「あいつら……?」
多分、例の不良3人組のことだろう。
すぐにそう気付いたけど、わたしはしらじらしくとぼけてみた。
「なんのことかな?」
すると委員長は、薄く瞼を閉じた。
ふっ、とクールに笑い、
「とぼけたかて、ようわかるわ。やっぱそうやねんな」
と、言った。
「あいつらに、私に謝るように仕向けたんか?」
目を細めて、見透かしたような目を向ける。
(3/5)
これじゃ、とぼけてもしょうがなさそう。
「……うーん、休み時間に呼び出して、それに近いことを少々」
言葉に出来るようなことだけじゃ済ましてないのは……内緒。
わたしは降参してそれだけ言った。
「……あのひとたち、なにか言ってきたの?」
聞いてみた。
「さっきなぁ、3人そろって俺のとこ来たんや。
あのこと、ゴメンなさいって泣きながら謝っていきよったよ」
「そう……」
ふぅん、あのひとたち、ちゃんと約束通り謝ったのか……。
あんなことする馬鹿な連中だけど、取りあえずは、感心。
「……中には約1名ほど、あんまり気乗りせんみたいなヤツもおったけどな」
ははあ、それは、十中八九、岡田のことね。
あの男、あのときだって、最後までぶつぶつと文句言ってたから。
「なんにせよ、あの連中が自分らで反省して、謝りにくるとは到底思えへん。
どうせ、藤田さんの差し金やとは思うたけど……、やっぱそのまんまやったわ」
委員長は、はぁ……と、わざとらしくため息をついてみせた。
「前にもはっきりと言うたやろ?
余計なことはせんといてって。……せやのに、お前さんは」
女の子なんだから、と委員長がため息混じりにつぶやいた。
「ま、まぁ、いいじゃない」
わたしは笑ってごまかした。
「それに、わたしが言わなくても、もともと、あのひとたちは委員長に謝ろうとしてたみたいよ」
「……そうなん?」
「ええ」
ちょびっと良すぎる解釈だけど、まあ、嘘も方便。
朝、目を覚ました私は、問答無用で隣の部屋へと入ると、ベッドの上で惰眠を貪る少年の脳天に一撃をかました。
「……痛いー」
目を潤ませながら、少年が目を開く。その不満げな言葉に私は、ちっちっち、と指を振って見せた。
「朝は『おはよう』、でしょ? 雪彦」
「うう。おはよう、ゆう」
私の指摘を受けて、不承不承言い直しているのは、水瀬雪彦。私――相沢ゆうが下宿させてもらっている水瀬家の長男で、同い年の従兄弟である。
なぜ、私がこんな真似をしているのかと言えば、雪彦の信じられない低血圧のせいだ。
朝、こいつが起きられないなんて事を言うから、私が起こしてあげているのだ。
ただ、年頃の女の子によるベタ甘のモーニングコール、なんて物を期待していた雪彦の予想に反して、私の起こし方は直接的な物だった。
まあ、拳骨である。
というか、雪彦はちょっとやそっとじゃ起きやしないのだ。
だから、物理的攻撃が一番手っ取り早い起こし方なのである。
「だからって、毎朝毎朝ゲンコツは、痛いよ」
「うるさいわね。こっちだって乙女の柔肌を痛めてるのよ。責任取りなさいよ」
まだ抗議をしてくる雪彦に、私は手早く言い返すと、手の甲を見せる。
真っ赤になった私の手を見て、雪彦が眉をひそめた。
「ねえ、ゆう。起こしてくれるのはありがたいんだけど、痛くないの?」
「痛いわよ」
「だったら、もうちょっと別の方法を模索してみる気はない?」
「別の手段となると、武器の使用とかになるけど良いの? 無事な朝を迎えられなくなるわよ?」
「武器?」
「武器」
トンファーとか、バットとか。
顔を真っ青にして、雪彦が少し後ずさる。
「ねえ。それって、凶器って言わない?」
「そうとも言うわね」
重々しく頷いた私に、雪彦は本当に情けない顔になった。
(4/5)
「やっぱり、あのひとたちも、あんな大人げないことして、後味が悪かったのよ」
「ふんっ、当り前やな」
委員長が、そんなふうに鼻を鳴らして怒りの言葉を漏らしたので、わたしは思わず吹き出しそうになってしまった。
以前、ノートの落書きなんて『全然気にしてない』とか言ってたくせに……。
なーんだ、じつはやっぱり怒ってたんじゃない。
わたしは気付かれないように、ふふふと笑った。
こんな本音をぽろりと漏らしてしまうのも、きっと、心に余裕が出てきた証拠だと思う。
例の3人組が謝りにきたおかげで、少しは気分も軽くなり、心の壁も甘くなってきたのかもしれない。
見ると、その表情は明るいし、昨日までの委員長とはなんだか違って見えた。
今こうしてあらためて見ると……。
委員長って、表面上は結構クールを装ってるけど、じつは意外に感情の起伏が激しい男のひとだったんだ。
そんなことに、いまさらのように気付く。
怒ったり、落ち込んだり、こんなふうに晴れ晴れしたり、押さえてるようでも、意外にそれが顔に出てる。
クールに徹し切れない激しい男って感じだ。
そう思うと、なんだか委員長に対し、途端に親近感がわいてきた。
「……うふふ」
「?」
気が強くて、負けず嫌いで、自分自身にさえも素直になれない委員長。
ノートに落書きされて泣きそうになってたくせに、自分は落ち込んでないぞって思い込もうとする。
強がりに慣れすぎてるのかもしれない。
(5/5)
厄介な性格してるわね、ホント。
あのとき、涙ぐんだ赤い目を見てなけりゃ、わたしもこんな委員長の本当の姿を知らなかっただろうし。
「ま、なんにしても良かったじゃない。これでもう連中も、あんなくだらないイタズラはしないでしょ」
わたしが言うと、委員長は、
「是非そうしてもらいたいわ。これ以上あんな低レベルなことに付き合わされたら、しんどくてかなわん」
フンッと息を吐きながら、そう言った。
……そうそう、そうやって、少しずつでも本音を口にしたほうがいいと思う。
「ねぇ、委員長。せっかくだし、このままどっか喫茶店でも寄っていかない?」
わたしは笑顔で言った。
「と、突然、なに言い出すねん」
「いいじゃない、どうせ帰る途中なんだし〜」
そう言うと、委員長は少し考えて、
「今日はもう時間ないからあかん」
そう言った。
「せめて、あともう少し早い時間なら、ちょっとぐらい付き合うたってもよかったのにな」
「そうなの?」
……なんだ。
こんなことなら、意味もなく学校内をぶらつかないで、すぐに出てくればよかった。
「また今度、時間に余裕があるとき付き合うたるわ」
「ホントに? よし、約束してよ!」
「ただし、こっちのおごりやで」
「え……、いいの……」
「女の子誘ったんや。常識やろ?」
「まあ、わかったわよ。 ……けど、こうしてわたしのお誘いを受けるってことは、少なからず、わたしに気があるっ
て取ってもいいのかしら?」
「アホ、調子にのるなっちゅうねん!」
言葉とは逆に、委員長の頬は、真っ赤になった。
708 :
705:02/04/01 17:01 ID:m563K2g1
以上。
浩子を書きたかっただけですが……。
名前出てないし……
ちなみに個人的には委員長は保科智(さとる)あたりがいいんじゃないかと。
>>702 あ、委員長だ。よかった、書いてるところ被らないで。
ということで、男委員長SS,3レス分。
私がスーパーから出た瞬間、鼻の頭に水滴を感じた。
「家まで持ってくれるかな」
傘を持たずに来たことを後悔しながら私は走り出した。
「失敗、失敗」
私はやっぱり傘を買うべきだったと後悔しながら、足で水を跳ね上げながら家路をひた走る。
公園に入る。もう少しで家に着く、と思った瞬間、公園のベンチ座っている見知った人影を見つけた。
「…っ!い、委員長、傘もささずに何やってるのよ」
「あ、あぁ、藤田さんやないか、来てくれたんやな」
「来てくれた、ってこんな雨の中どうしたのよ」
「藤田さんを待てたに決まってるやないか」
「待ってるって、電話…とか、家に直接きてくれるとか」
「どちらもオレよう知らんし」
「そうよねって、でも、わざわざこんな雨の中……」
そう言った瞬間私は、委員長のその表情に気付いてしまった。
「どう、したの、委員長?」
私が聞いた瞬間に委員長の表情が歪む。
「オレ……、神戸の友人の話したよな」
私が頷くと、委員長は話を続ける。
「昨日、その二人とは別の友人と電話したんや。で、ショックなこと判明してな。
その、二人つきおうてるらしいんや。
オレがこっちに引っ越してきてすぐにな、中学のときからお互いに好きだったらしいんやけど…。
しかも、オレに遠慮して言ってくれなかったんよ。
昨日まで全然知らんかった……」
委員長…。
委員長は雨を降らせる厚い雲を見上げながら口を開く。
「オレ何のために、何のために…。
友だちもつくらんと…、勉強ばっかりしておったんやろうな。
何のために帰ろうとしてんやろうな。
全部意味なかったと思うと……」
委員長の頬に涙が伝ってる。
雨に混ざりながら委員長は涙を流し続ける。
「何のために、何のために…」
私はそんな委員長を抱きしめる。
「ふ、藤田さん……」
委員長は戸惑ったような声をあげる。
お互いの雨に塗れた服の感覚は不快だけど、直接お互いの体温を感じる。
「藤田さん……」
委員長は声を上げずに泣きつづける。
私はそんな委員長を抱きしめ続けた。
委員長が収まったころ私は切り出す。
「ねえ、私の家にいこうよ。このままじゃ、二人とも風邪ひいちゃうし」
「そうやな。ちょっとお邪魔させてもらうわ」
「じゃ、行きましょうか」
私は地面に放置したままのスーパーのビニール袋を持とうとする。
「オレが持ってやるよ」
「え、でも……。じゃ、お願いするね」
「と、ウチどっちや」
「あ、こっちこっち」
「じゃ、行くか」
「うん……えっ」
手を捕まれる。
委員長は今どんな表情をしてるんだろうな、そんなことを思いながら私は委員長に手を引っ張られるように家へと走った。
なにか、まだ微妙に寸止め気味?
委員長の名前は智樹(ともき)で考えてたけど、
智(さとる)の方が分かりやすいんでそっちに統一ってことで。
>>715 でも実は委員長の名前を言う機会がほとんど無いワナ。
えちぃシーンとエンディングくらいか……
しかし……、被らなくて良かったです。
あと書けそうなのは……理緒が「理央」で読みは同じ「りお」
新聞配達の純情な勤労少年、雛山理央の、浩子に対する淡い恋心……とか。
>>716 男委員長のえちぃシーンはこれから書こうかどうか…
男理緒はそんな感じでいいかと。
そういや、まだ出てない男レミィは家では「ヘンリー」って呼ばれてそうだ。
(1/5)
軽く走りながら、あたりを見回す。
寒さには慣れているから、時間との勝負だけが問題だ。
朝の冷たい風に負けないように、家々を目指してひた走る。
時折、ドジな自分が悲しくもなるけれど……
「えぇっと、佐竹さん佐竹さん……っと」
あれ?
この辺りのはずなんだけど、どこにあるのかさっぱり。
あと数件で終わるのに、道にあるのは見覚えのある家がひとつ。
表札には、藤田……浩子。
……う。
どきどきと心臓が音を立てて鳴る。
しまった。いつの間にやら藤田さんの家の前だったんだ。
はやく新聞を届けないといけないのに、目指す家は全く見当たらない。
そうか。
「ここで勇気を出して、藤田さんに尋ねてみればいいんだ……」
玄関前で、一人でつぶやく。
そうすれば佐竹さんの家も解るし、藤田さんと偶然に話すチャンスになるかも。
でも、変な男だって思われちゃうかも……
あくまで、偶然を装っていればいいんだ。
そんな思考が頭の中を走り回る。
しっかりしろ、雛山理央。
そんなんじゃあ、告白なんて夢のまた夢だ。
自分に言い聞かせる。
(2/5)
自分に言い聞かせて、チャイムを鳴らす。
ピンポーンピンポーン、とまずは二回。
出てこない。
少し慌てて、もう一回。
だんだんパニックに陥ってきて、何も考えずにチャイムのボタンを押し続けていた。
ふと、我に返る。
これじゃ……嫌われてしまうんじゃないだろうか。
焦った。……ものすごく焦った。
と、いきなりドアが開いた。
「どちら様?」
気が付くと、藤田浩子さんが、目の前にいた。
「あのっ! 教えてくださいっ」
挨拶も言わずに、いきなり口走っていた。
「は?」
藤田さんはポカン、とした様子で口を開けている。
「あの……、この辺りに住んでいる佐竹さんのお宅をご存知ありませんか?」
いや、だから僕の言いたいのはそんなことじゃないのに。
「佐竹さん?」
そう言いながら、彼女はこちらの制服姿に気付いたらしい。
「あっ! 藤田さん!?」
とっくに気付いてたのに、無理に今更気付いたかのように振舞っておく。
……名前知ってることを不審に思われたみたいだ。
(3/5)
「あの……キミって、どこかで見た気がするんだけど……」
言いかけを遮る。
慌てているのが自分ではっきりと解る。
「え〜っと、ごめんなさいっ」
呆然としている藤田さんの顔を見ていられなくて、背を向けて逃げ出した。
ガタンッ!!
痛たた……。
ダッシュした先には、閉まったドアが悠然と存在していた。
「あの……大丈夫?」
藤田さんの心配している声が聞こえる……
「うぅっ、またやっちゃった……」
同じような経験が脳裏をよぎる。
何も、藤田さんの前でやらなくてもいいじゃないか……
僕のバカ……
「ねぇ、キミって……一年生よね? どこかで見た気がするんだけど……」
仕方ないか……
「あのっ、僕は1−Dの雛山理央っていいます」
恥ずかしさと、やっと挨拶できたと言う安心で苦笑を浮かべながら応えた。
「ふぅん。1−Dの理央くんね……。わたしは……」
「知ってます……。でも、ここが藤田さんの家だなんて……僕、驚いてしまって」
「でも、なんでわたしのこと知ってるの?」
「それは……その……。なぜか知ってるんです」
(4/5)
「ふふっ『なぜか』ねぇ……」
藤田さんが苦笑した。
「あの……ごめんなさい。まだ寝てたんですよね」
藤田さんがパジャマ姿で玄関に立っている。
かわいい。
けど……申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
「このくらい、別に構わないわよ。それに、この時間なら普通はみんな起きてるんじゃない?」
「そうですね……そうですよねっ!」
そんなフォローが嬉しくて、明るく答える。
「で、佐竹さんがどうとか……」
「あ、はい。……解りますか?」
「それなら……この家から右隣に3軒よ」
「よかったぁ」
ほっ、と安堵の息を吐く。
「でも、なんでこんな朝から佐竹さんの家を訪ねるのかしら?」
「新聞配達なんです」
感心したような顔。すぐに、不思議そうな顔に変わる。
「でも、いま七時半よ?」
「う……。今日から新しい配達区域の担当になったんですが……僕、方向音痴なんです……」
「夜明け前から探してたの?」
「うん」
即答する。
「じゃ、早く届けたほうがいいわね」
「はいっ。じゃ、行ってきま〜す」
「ええ」
(5/5)
今度はぶつからずにドアを開けて出て行く。
出てから気が付いて、慌てて玄関に戻る。
「あのさ……教えてくれてありがとう!」
お礼を言っておかないと。
「いいわよ。そのくらい」
「では、行ってきま〜す」
笑って見送る藤田さんの顔を、いつまでも見とれてるわけにもいかないので、今度こそ出て行く。
と、もう一回だけ戻る。
「あのぉ……。左隣に何軒目でしたっけ?」
「右に3軒よ」
「あはは……右でした右でした」
「まったく。しっかりと覚えなさいよ」
にっこり、と笑いかけてくる。
「ごめん〜。じゃ、行ってきま〜す」
「右に3軒よ」
追加でもう一回言ってくれる。
「は〜い」
大きく返事して、ドアを閉める。
藤田浩子さん。
やっぱり、優しくて綺麗な女の子だな……。
「いつか、告白できるといいなぁ」
そんな独り言をつぶやきながら、僕は、急いで走り出した。
はい、男理緒です〜
初めて会ったときの逆視点。
藤田浩子へのあこがれ……って感じで。
そのみちるの姿を見て、私の中でなにかが疼いた。
やっちゃう
やっちゃう
やっちゃう
みちるくんかっ(w
なんか、これだけでかなり萌えたよ
駅舎のなかに引込まれて・・( ;´Д`)ハァハァ
みちるを連れ込んで……。
いたいけなみちる……。
つまりは
国崎往子「お姉さんが教えてあげるわ……」
みちる「にゅ……」
ってことか……
>>718 あ、あった。スマソ
宮内レナード、なんか……悪くない、というかいい。
と委員長SSの続き。今回もまた寸止め。
委員長の
「さぁ、レディーファーストや。先にシャワー浴びとけや」
と言う声に、私はお客が先だと言ったけど、結局は押し切られてしまう。
熱いシャワーを浴びて、私は新しい服に着替えた。
さっぱりしてリビングに戻ると、学生服とシャツを脱いで、Tシャツとズボンという出で立ちの委員長が立ちながらテレビを眺めていた。
「お、あがったんか」
「う、うん……」
「あ、そうか……」
微妙な沈黙の時間が流れる。
私はその沈黙を断ち切るように委員長にシャワーを勧める。
「あ、そうそう、早くシャワー浴びて。
委員長寒そうで、風邪ひいちゃいそうだし。
私、着替えにお父さんの服持ってくるから」
「ほな、入らせてもらうかって……、藤田さんの……その……ご両親は?」
突然、神妙になった委員長が聞いてくる。
そんな委員長がおかしくて、私は少し噴き出してしまう。
「大丈夫よ、ウチは両方とも仕事でめったに帰ってこないから」
「そか、じゃ、ちょっと服が乾くまで失礼させてもらうで」
「あ、そういえば、委員長お腹すいてる?」
「ん〜、そういや何も食べておらへん」
「じゃ、何か作っておくね」
「あ、ええんか、おおきに、期待しとるで」
「もう、簡単なものしかつくらないけどね」
「それで、ええって」
「じゃ、フロ借りるで」
そう行って委員長はバスルームに向かった。
私もお父さんの部屋から、委員長の着れそうな服を物色する。
ジャーーーーーーーー
シャワーの音が聞こえる。
委員長がシャワーを浴びている音が……。
「い、委員長、ここに服置いておくから……」
「おおきに……………」
バスルームで反響した委員長の言葉が聞こえる。
私は急いで服を乾燥機に入れて、そそくさとキッチンに戻る。
私は頬に手をあてる。
ふぅ、あ、私、顔熱い……。
私はそのことを意識しないように、冷蔵庫を漁り始める。
お父さんの服を着た委員長がリビングに戻ってくる。
「あ〜、え〜湯だったで」
「って、シャワーだけどしょ」
「あ、そうやったか。まあ、ええやないか。うまそうな匂いやないか」
「チャーハンとスープだけだけどね」
「いや、十分や。藤田さまさまやで」
本当に嬉しそうに委員長は私の作ったチャーハンを食べる、というより平らげる。
私はおもわず、自分の分も半分上げてしまった。
「あ〜、満足や。藤田さんのメシが食えるなんて……」
「どういたしまして…」
と、乾燥機の電子的な音が聞こえる。
「あ、服乾いたみたい……」
「そっか……」
「……」
そう、服が乾いたら、委員長は帰るのよね……。
「じゃ、オレ着替えてくるで」
さっきまでの珍しくはしゃぐような委員長はうって変わって、いつもの委員長に戻っている。
そんな委員長の後姿を見送ったあと、私は食器を流しで水に浸す。
玄関で委員長を見送る。
「駅まで送らなくて、大丈夫?」
私は一緒に行こうかと尋ねる。
「大丈夫や、ここからだったらすぐ、知ってる道にでれるさかい」
「そう……」
「あ、藤田さんのメシ、本当にうまかったで」
「ありがと……」
「……」
「……」
「ほな、オレ帰るから、あ、傘借りてくで……。明日返すから……、っ」
「あ……」
私は思わず、彼の袖をつかんでしまっていた。
「なぁ」
「……」
「……」
カタンと傘が傘立てに突き立つ音がする。
「なあ、藤田さん……泊まってっても、ええか」
私はただ俯いて……頷くことしかできなかった。
なんか、こっぱずかしい展開に。Boy's Beとか思い出したり。
ということで、脳内設定では浩子は一通り料理ができる。
橙人の方がうまいけど(w
あと、エセ関西弁は勘弁して
私の委員長ももエセ関西弁です……
それほど気にせずにさらっと流してくれると嬉しい。
浩平子(w)「麻森、答え見せて」
麻森「ん、こうでしょ」
A.うーろんがましい
先生「七瀬、0点」
つーか、萌えるのが多すぎ。
ふゆと浩子とはじめに、
柏木四兄弟に橙人にえとせとらえとせとら……全員に萌えろってことか……
>>735 激しく同意。
ふゆ、可愛すぎ。冬弥だとひたすらに女々しい男だったのに……
楓くんは、ショタッ気全開な気もしますが、それがまた良しということで。
萌えるならショタもまた良し。
いいスレだよ……
ふゆに関して言えば、ネーミングが秀逸。
「冬」でも「真冬」でもなく「ふゆ」
…センスって、こういうトコに如実にあらわれるやね。
Σ(´Д`;) 萌えーーーーー!
ううむ、もっといっぱいのシチュを読みたい……いっそ書くか!?(マテ
神な皆さんゴチです。
「ひーーーろーーーこーーーちゃーーん!!」
「うるさーーい! 朝っぱらから大声で呼ぶんじゃないって言ってるでしょーーっ!?」
「でーーーもーーー、そろそろー、時間だー、よーー!!」
う、時計を見ると、確かにちょっと厳しい時間。あたしはまだ鈍い頭で削れる手順を計算しつつ、玄関前で子犬のようにうろうろしているだろう幼馴染みに声をかけた。
「入って待ってて!」
「はーーーーーい」
ガチャリ、と鍵の開く音がした。
……たまに思うのだけど、ひとり暮らししている女の家の合い鍵を、幼馴染みとは言え男の子が持っているという事実に少しは危機感を覚えた方がいいのだろうか。
……今日は、髪は拭くだけにしよう。
などと考えながら身支度をすませて階段を下りる。
「あ、浩子ちゃん。朝ご飯出来てるよ」
確かに、パンの焼ける香ばしい匂いが漂ってきていた。……便利なヤツめ。
「え? なにが?」
いけない、声に出てた。
「なんでもない。髪洗ったら食べるから」
「うん」
屈託のない笑顔で微笑む燈人。……コイツ相手に今さら警戒もないか。
コイツの名前は神岸燈人。同い年の16才、高校二年生の幼馴染みで、家が近所だったせいかお互いに物心つく前からのつきあいで、一緒にお風呂に入った事もある関係。
……言うと面白いくらい慌てるけど。
あたしの両親は共働きで、同じ職場で働いていたのだけど、会社が移転するときに楽に仕事が出来るように会社の近くにマンションを借りてそこに引っ越していってしまった。
あたしは、『近くに通える高校がない』という理由で今の家に残っている。
……女の子の一人暮らしと言う事で、『何かあったときのために』神岸さんに合い鍵を預かって貰っている。
「あ、美味しそー」
洗面所で軽く洗った髪をぱたぱたとタオルで叩きながらキッチンにはいると、こんがり焼けたパンと、スクランブル・エッグ、スティックサラダが手際よく並べられていた。
「いただきまーす」
手を合わせて椅子に座り、はくはくと食べる。やっぱり美味しい。
こういうシンプルな料理をあたしの家の材料で作って、あたしが食べて美味しいというのは……コイツはあたしより料理がうまいと言う事なんだよね……。
なんか中途半端でスマヌ。
743 :
にゃっ、先に書かれた(涙):02/04/01 22:55 ID:eGp8zaOF
男の子委員長の話。ただし、浩子と委員長の立ち位置が逆ですが(謎)。
やっぱり燈人クンは初夜では浩子さんに勃起しないんでしょうか…?
んで、浩子さんがキレると。
痛すぎで出来ずに・・
その後よそよそしく・・
ってのがログに有ったような。
いや、浩子さんが燈人クン相手に濡れない、という状況かと。(w
痛すぎに一票。>浩子×燈人
「わたしたちは……近すぎたのかもしれないね」
浩子がささやく。
「そんなこと、ないよ……」
涙をこらえる燈人。
その姿を見て、目を伏せてつぶやく浩子。
「……出てって」
「え?」
「出てって……お願いだから」
強い口調に、逆らえずに出て行く燈人。
後に残された浩子は、唇をかみ締めていた……
痛すぎだと…他のキャラの時に浩子たんがエロエロなのと矛盾が…(w
あ、緊張して濡れない→痛すぎ、ならいいのか。
……こんな感じ?
>>748 むー、上手く言えないけどちと違うような。自分でもひねってみるよ。
こう、手探りで、
「ぴたっ」と合うキャラと文を探すのは難しいね。
単純に逆転させるだけだと、あまりにも……もったいない。
やっぱり、女御堂も最後はブランカになってグッバイごはんなのかな……
浩子「私たち、友達よね」
雅巳「私…、友達だけじゃいやなの…」
…こういう展開なら大丈夫か(w
>>755 書いてくれる方いませんか?(w
いや、実際、読んでみたいんだけど……。
夕焼けに染まる学校の屋上で、あたしは手すりにもたれかかって景色を見つめていた。
いや、正確に言うと、何かを明確に見ていたわけじゃない。ただ、そうしていないと涙がこぼれそうだったから。
その時、背後で気配がした。慌てて振り返ったあたしの目に飛び込んできたのは、眼鏡を掛けた、理知的な表情の男の子。
「委員…長…?」
「ここにおったんか、藤田さん」
委 員長…あたしの学年の学年委員長で、隣の席の住人でもある保科智(ほしな さとる)君は、優しく微笑むと、あたしの横に立った。
「どうして…ここに?」
あたしが聞くと、委員長は顔を曇らせて答えた。
「その…見てしもうたんや。藤田さんのノートを…」
「あ…」
見られてしまったんだ。あのノートを。
「全然気づかんかった…まさかあないな事になっとったとは…藤田さん?」
もう、我慢するのも限界だった。視界がぼやけ、花の奥につんとしたものを感じる。と、思う間もなく、両目から涙があふれて、あたしの頬を伝った。
「うっ…えっく…ぐすっ…うああ・・・」
一度泣いてしまうと、もうそれを止める事はできなかった。あたしは、委員長の胸にすがって泣き続けた。
事の始まりは、2年生に進級した直後の事。席替えであたしの隣に委員長が来てからの事だった。
それまであたしは委員長の事を良く知らなかったのだが、クラス委員に選出されると、軽快な関西弁で
挨拶をしたのが印象に残った。見た目はまじめで堅そうな彼だが、結構話せる性格らしい。
そして、あたしがより委員長に近づくきっかけになったのは、ある日の英語の授業の時だった。その前の
晩、電話で雅美とお喋りをしていて、予習を忘れていたあたしは、先生に目を付けられて当てられて
しまった。その時、答えに窮したあたしの前に、ノートを差し出してくれたのが委員長だった。
思わぬ相手に助けられたあたしは、それをきっかけに良く委員長と話をするようになった。そうしてみると、
委員長は外見に似合わず、話も上手で面白い人だった。あたしたち東京の人間が抱く関西人のイメージ、
その良いところを取り出すと委員長になるような感じ。
保志に話を聞いてみると、委員長は女子にも人気があるそうだ。明るく社交的で、成績の割に優等生
ぶったところもないから、それも肯ける。
そうやって、あたしは少しづつ委員長と仲良くなり、学校の帰りにゲーセンに寄ったり、ヤクドナルドで勉強
を教えてもらったりするようになった。ただ、ヤクドナルドを「ヤック」と呼ぶか「ヤクド」と呼ぶかでは妥協がな
かったけど…
そう、仲の良い友達…燈人や保志、雅美と言った昔からの友達と同じ。この時点では、あたしは委員長を
そう言う友達の一人だと思ってた。でも、そう言う見方をしない人もいるんだって事に、あたしは気づか
なかった。
最初は、身近の細々とした物が無くなったり、上履きが隠されたり、そういう事件から始まった。この時も
まだ、あたしは「つまらない悪戯をする奴がいるな」程度に思って気にも留めていなかったのだが、
既に見えない敵はあたしを追い込もうと罠を張り巡らせていた。
ある日から、クラスメイト達の態度が変わった。女子は急にあたしを避けるようになり、男子はなぜか
ニヤニヤと笑いながらあたしを見るようになった。その理由が分からなかったあたしに、保志がとんでもない
事を教えてくれた。
「藤田浩子は援助交際をしている」
「藤田浩子は一人暮らしが寂しいので、言えば誰でも泊めてくれるらしい」
「藤田浩子は1年生の男子を家に連れ込んでは可愛がっているそうだ」
あたしに関するそんな噂が流れているのだと言う。もちろん事実無根だ。確かにあたしは一人暮らしで、
その気安さから比較的遅い時間まで繁華街にいる事もあるし、仲の良い後輩の男の子がいるのも事実だ。
でも、そんないやらしい事をした覚えは断じてない。
でも、噂と言うのは恐い物で、あたしはそれを信じた同級生達の冷たい視線をあびた。男子から卑猥な
言葉でからかわれた事もある。幸い、燈人、保志、雅美、それに委員長などはあたしのことを信じてくれた
から、クラスで完全に孤立する事は免れた。そうでなければ、耐えられなかったかもしれない。
そんな噂を立てられても学校に来るあたしに、敵はとうとう直接的な行動に出た。
その日、放課後に葵くんと部活の話をして教室に帰ってきたあたしは、自分の机の上にノートが
投げ出されているのを見て首を傾げた。確かに鞄にしまっておいたはずなのに…ともかくそれを元に
戻そうとして、あたしの身体は凍り付いた。
「援交女」
「泥棒猫」
「学校に来んな」
単純で…幼稚で…それだけに、剥き出しの悪意をあたしに叩き付けてくる落書きの数々。
「な、何よ、これ…」
目の前が暗くなり、足ががくがくと震えた。怖くて、悲しくて、悔しかった。わからない。どうして、
あたしがこんなひどい事をされなくちゃいけないの?
あたしはノートをそのままに教室を逃げ出し…ふと気がつくと、屋上にいたのだった。そして、
委員長に出会った。
いつのまにか、辺りはすっかり暗くなっていた。委員長の胸に顔を預けて泣いているうちに、あたしは
どうにか落ち着きを取り戻す事ができた。委員長に支えられるようにして教室に戻ったあたしは、例の
ノートを鞄にしまい、帰り支度を整えた。
「ほんまに大丈夫なんか?」
帰り道、何度も尋ねてくる委員長に、あたしは大丈夫、と答えた。
嘘だ。本当は、凄く心細かった。委員長がそばにいてくれる事が、とても嬉しかった。だから、分かれ道
まできた時に…すごく切なくなった。
「…じゃあね、委員長」
「ほなな」
委員長の後ろ姿が角の向こうに消えるまで、あたしはずっとそこで見送っていた。
それから何日かして、あたしへのイジメを主導していた人が分かった。同じクラスメイトの岡田さん。
委員長と保志、雅美が手分けして情報を集め、突き止めてくれたのだ。岡田さんは委員長の事がずっと
好きで、彼と仲良くしていたあたしに嫉妬して、今回の一件になったらしい。
それを聞いたあたしは、もう岡田さんを責める事はしなかった。保志には甘いんじゃないか、って言われた
けど、あたしには岡田さんの気持ちがちょっとだけわかってしまったのだ。
だって…委員長はそれだけ…カッコ良くて、素敵な男の子だから…
岡田さんがあたしに謝罪して、イジメは収まった。数日後、あたしは久々に明るい気持ちで街に出ていた。駅前の広場に来た時、あたしは凄くかっこ良い男の子を見掛けた。
それが、眼鏡を外しておしゃれをした委員長だと気がついたのは、何分か経った後の事だった。あたしは
委員長に話し掛けた。
「委員長」
「わっ!?な、なんや…藤田さんかいな」
「どうしたの?そんなにおしゃれしちゃって」
あたしの質問に、委員長は意外な事情を話してくれた。両親が離婚して、委員長は、仕事でこっちに
引っ越したお父さんに引き取られた事。今日は、久しぶりにお母さんがやってきて会う事のできる日
なので、そのために出かけてきた事。
「そ、そうなんだ…ごめん、悪い事聞いちゃったね」
あたしが謝ると、委員長は慌てたように首を振った。
「そ、そないな事はあらへん。こっちこそ、変な話してもうて済まんかった」
あたしはくすっと笑い、委員長の顔を見つめた。
「でも、ちょっと意外だったかな。委員長でもそういう風におしゃれをする事があるんだなって。それに、
眼鏡を外した方がかっこいいかもしれないよ。ずっとコンタクトにしたら?」
委員長は赤くなった。
「ひ、人をからかうモンやないで。それに、コンタクトはめんどくさくてかなわんさかい、余り付けたくないんや」
照れたようにまくしたてる委員長を、あたしはちょっと可愛いと思った。
「ふふ、ごめんね。それじゃあ、感動の対面を邪魔したくないから、あたしこれで行くね」
「あ、あぁ…またな」
委員長と別れ、あたしはまた歩き出した。委員長の意外な素顔を知る事ができて、ちょっとラッキーな日だった。
その時は、そう思ってたんだけど…
数日後、あたしは夜の公園にいた。どうしても、委員長に会いたかった。彼が学習塾の帰りにここを通る
事は知っていた。
やがて、雨が降り始めた。あたしは、傘を持っていなかった。でも、傘を取りに行けば、その間に委員長が
ここを通り過ぎてしまうかもしれない。あたしは全身びしょぬれになりながらもずっとそこで待ち続けた。
どれくらい待っただろう…冷たい春の雨に打たれ、身体の感覚を無くしかけていたあたしの肩を委員長が揺すぶった。
「藤田さん!?何してるんや、こないな所で!」
「…いいん…ちょ…」
あたしは涙を浮かべた。それは、雨に混じって委員長には分からなかったみたいだけど。
「ともかく、せやな…僕の家まで来てや」
委員長に促され、あたしは彼の家に行く事になった。
濡れた制服を脱いで、熱いシャワーを浴びると、あたしはようやく人心地つく事ができた。お風呂場から
出たあたしの着替えとして用意されていたのは、委員長のYシャツだった。お父さんと二人暮らしだから、
女物の服なんてないのだろう。
あたしは、とりあえずパンツだけドライヤーで乾かし、その上からYシャツを羽織った。ちゃんと洗濯してある
やつなんだろうけど、なんとなく委員長の匂いがするような気がした。
男物だから、やっぱりちょっとサイズが大きい。前かがみになったら、胸とか見えてしまうかもしれない。
足もほとんど剥き出しになっているし…少し恥ずかしかったが、あたしは脱衣所を出てリビングに向かった。
そこでは、委員長が熱いココアを用意して待っていてくれた。
「委員長…お風呂ありがとう」
「ええって。まぁ、ココアでも飲んでや」
あたしは委員長の向かいに座り、ココアを一口飲んだ。
「…それで、あんな所で何しとったんや」
委員長が言った。あたしは、それには答えず、逆に質問を返した。それが、この雨の中、あたしが委員長
を待ち続けた理由なのだ。
「委員長…神戸に帰っちゃうって…本当?」
委員長の動きが止まった。
「何で…知ってるんや?」
「偶然…職員室で立ち聞きしちゃって…そっか、やっぱりそうなんだ」
あたしは床に目を落とした。その話を聞いたのは、全くの偶然だった。たまたま職員室の前を通った時、
先生達が話しているのを聞いてしまったのだ。
「実は、この間母さんが上京してきたのは、父さんと寄りを戻す相談やったんや…それがまとまって…
ちょうど父さんのこっちへの赴任も終わりそうなんや。そうしたら、僕は…」
話してる最中から、立ち上がってこっちに背を向ける委員長。その後ろ姿を見ていて、あたしの中で何か
が弾けた。あたしは、委員長の背中に抱き付いた。
「ふ、藤田さん?」
委員長の戸惑ったような声。あたしと彼を隔てているのは、薄いYシャツの生地一枚。でも、そのわずかな
隔てさえもなくしてしまいたい。この街と神戸とで離れ離れになってしまうなんて耐えられない。そうなって
しまうかもしれないと分かった時、気づいたんだ。あたしは、この人が…
「好き」
あたしは決定的な一言を言った。
「あなたの事が好き。大好きなの。嫌だよ…離れ離れになるなんて」
「…僕かて…そうや」
振り返った委員長が、あたしの事を抱きしめてくれた。
「藤田さんと離れるなんて…嫌や」
何よりも嬉しい一言。でも、それはどうしようもない事。それは、委員長の両親が決めた事で…しかも、
喜ぶべき事柄なのだから。
それなら…せめて最後に思い出をください。
あたしは、ちょっと背伸びして、目を閉じた。委員長も…分かってくれたらしい。そっと彼の顔が近づいて
くる気配がして…あたしの額に当たるひんやりした固いもの。きっと、眼鏡のフレームだろう。そして、あたし
の唇に委員長のそれが重ねられる、熱くて柔らかい感触。
「ん…」
二人しかいない部屋の中で、寄り添うあたしと委員長。やがて、微かな衣擦れの音と共に、あたしの
羽織っていたYシャツが床に落ちた。
…すいません、ほんの出来心で、「はだかYシャツの浩子」書いてみたかっただけなんです。その理由
付けをしていたら無駄に長くなってしまいました。しかも寸止めだし…すいません、吊ってきます…
>>757-763 立場逆ってのも(・∀・)イイ!
はだY浩子たんでハァハァ(;´Д`)
雅巳たんは元の雅史と顔も口調も性格もそのまんまの好青年系ボーイッシュ美少女、
てのはどうだろう。
いや、主人公陣がちゃんと女の娘してるからここらでボーイッシュっ娘も欲しいなぁ…なんて。
智クンに縛られて(;´Д`)ハァハァさせられる浩子タン萌え・・・
密かにここでTS主人公総裸Yシャツ(もしくは裸エプロン)化計画を推進してみる。
他にも袈裟っ娘とか、パンツくわえさせられスカートたくし上げとか、喪服(和洋両方)とか……etc
いろいろ試したいオリジナルTSシチュはあるけど、ひとまず裸Yシャツで( ;´Д`)ハァハァ
しかし、思い付くものがわちの中ではすっかりイタズラっ娘になってしまった浩平子(仮)が学校帰りに男長森を夕食に招待、
で、のこのこやってきたところ、「先にお風呂はいってくる」とか「のぞいちゃダメよ」とかいうてそわそわさせて、出てきたかと思えば裸Yシャツ(パンツあり)というこれまたはしたない格好。
で、わいわい一悶着あってようやく料理作り始めたかと思ったら、今度は裸エプロンな浩平子( ;´Д`)ハァハァ
すんません、こんなんばっか( ;´Д`)ハァハァ
逝ってきます……
>>757-763 ちょっと待てよ、冷静に考えれば岡田達も男になってる訳で…
漢前な保科に惚れこんだホモ不良三人が近づいてくる女子に対して嫉妬…
うわなんか鬼畜な展開が浮かんできたよハァハァ(;´Д`)
「女はイヤぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ、こ、こしがぁぁぁぁぁぁぁっ!」
浩子にさわられただけで腰砕けのホモ三人組
ホモへの偏見ですな……
>>769 完全TS化した場合の話でいいんでない。
それはそれ、これはこれで。
771 :
769:02/04/02 01:35 ID:z9Jvo3GQ
しかし何というか、例の三人組が女だったとしても、岡田とかの男友達に言って浩子襲わせそうで( ;´Д`)ハァハァ
「あんた、援交やってるんだって? 俺達にも犯らしてくんない」とかいうて体育館裏へ( ;´Д`)ハァハァ
あまちゃんなんで、危機一髪のところで委員チョが駆けつけるとかもいいけどね。
原作TS化シチュが一通りでそろったら、そういうオリジナル路線いくんかのぅ
「はぁ、なんでダメなんだろう」
わたしは深いため息をついた。
わざわざ炎天下の中汗水たらして人形劇をしたのに、今日の収入もゼロ。
女の子が一生懸命に人形を動かす姿を見ればみんなこぞってお金を置いていったのに。
「大体、この町の人間は見る目がなさ過ぎるわよ、本当に」
無理やり理由をつけて納得させる。こうでもしないと汗で濡れた服や髪に申し訳ない。
ぶつぶつと文句を言いながら駅に戻ると、そこには満(みちる)の姿があった。
相変わらず顔をテカらせながら、シャボン玉に挑戦している。
これはちょうど良かった。
この鬱憤はあの子で晴らそうっと。
「相変わらずだね、満」
わたしが声をかけると、満も気づいたようでこちらを向いた。
「ん?むぅ〜、国崎往穂…」
妙な警戒心付きだ。
「何の用だよっ」
「別に。自分の家に戻るのに用事があるわけないでしょ」
「むぅ…」
「それにしても相変わらず進歩はないみたいね」
わざと皮肉っぽく言う。
「そ、そんなことないもん」
「じゃあ、どう進歩したの?」
「ふんっだ、お前なんかには教えてやらないよーだ」
性格も相変わらずナマイキね…。
満はわたしの事を無視してストローを液に浸している。そのストローが口にいった瞬間…
「はい大きく息を吸って!」
ずずっ…ぶふっ!
あ、ひっかかっちゃった。
「こらーっ、国崎往穂ーー!」
「ごめんね、本当に吸うとは思わなくて」
「うう…口の中がぬるぬるする…」
「よかったじゃない、これで満もカエルさんの仲間ね」
「嬉しくなんかないやい!」
そう叫んだ満は足元にある小石やら何やらをわたしに向かって投げつけた。
「えいえいえいえい!」
「わ、ちょっとやめなさい、ねえ満、冗談だってば」
「うるさいうるさーいっ!」
満の投げる石をよけていると、足元にストローが転がってきた。
「あ……」
満はしまった、という表情でわたしを見る。それもそうだろう、ストローを取られてはシャボン玉はできない。
「…ねえ、返せよ、俺のストロー」
頬を膨らませながら解放を要求する満。
その少年の姿に、わたしの頭の中で誰かがささやく。それは…
やっちゃう
やっちゃう
やっちゃう
そうよね、やって良い事と悪い事ははっきり教えなくちゃね。
「いいわよ、返してあげる。こっちに来て」
「うん…」
バツの悪い顔をしながら、それでも素直にこちらに来る満。
「ほらぁ、ちゃんと来たんだから返せよぅ」
「その前に…」
わたしは素早く満の両手をつかみ、自由を奪う。
「な、なにすんだよ、国崎往穂!」
「ちょっと駅舎に寄ってもらうってこと!」
「うぅ、放せ放せ放せ−!」
じたばたと手を上下に振る満。
しかし、いくら男の子とはいえ、まだ子供の満にわたしの手から脱出などできない。
「放せーっ、このへんたいゆうかいまー!」
「その呼び方はやめなさいって言ったでしょ!」
ずるずると駅舎に満を連れて行く。その間、満は3度わたしの事を変態誘拐魔と叫んでいた。
「さてと、ここなら外からは見えないわね」
「うう…俺はきっとこれからてごめにされちゃうんだ…。罪もない少年を痛めつけるんだ…」
どこからそんな単語を覚えたのか、最近の子供は恐ろしい。
「そんなことないわ、お仕置きだけよ。さ、おしりを出して」
「うぬ…」
満は渋い顔をして抵抗する。
「それとも、もうちょっと過激なやつがいいのかな?」
「わ、分かったよ…」
ちょっと不満そうな顔をしながらも、素直に従う。このあたりが子供らしくてかわいい。
わたしはちょっと悪戯心に軽くつねってみる。
「ぐっ…痛てっ!」
うふふ、なんだかその顔もいいわ。
と、不意に部屋のドアが開けられた。
驚いて振り向くと、ぼーっと立ち尽くす遠野君がいた。
その姿を確認するやいなや、満はそそくさと遠野君の後ろに隠れた。
「ねえ、国崎往穂はへんたいゆうかいまだから、とっとと帰ろ。あんな奴ほっといて」
まだ言われていた。
「……」
「……」
いやな空気が流れる。
「……邪魔だったか?」
「完全な誤解だから」
「……ショタコン?」
「違うってば!」
しかも心なしか遠野君の顔が赤いし…。
「いや……他人の趣味にまでは介入しないから大丈夫」
「だから、違うって!」
「ぎゃはは、いい気味だ国崎往穂」
遠野君の後ろで満がにやけていた。
>>725-727に触発されたんで、ちょっと書いてみた。
でも、女往人を壊しすぎた気が…しかも萌えじゃないし…
吊ってくるか…
>>763 でもなぜか漏れの脳内では智君は久川ボイスそのままで変換される罠w
いやこれはこれで萌えだが。
779 :
688:02/04/02 03:39 ID:pN03O7Lt
>反転いいんちょは
>やはり巨根ですか?
これを
何の気なしに書き込んだ。
その後たった一日で凄いことに
(・∀・)イイ!
780 :
349:02/04/02 03:48 ID:BL1UUBDq
四兄弟の家にやってきたはじめは、彼らと過ごすうち、奇怪な事件に巻き込まれる。
一日目、四兄弟と親睦を図る。
梓、楓、初音を送り出した後、ゴシップ雑誌のライター兼カメラマンの男に絡まれるが、適当にあしらう。
つい先日事故で死んだはじめの父の件について、長瀬と柳川(女)に嫌疑を掛けられる鶴丸。
梓の後輩日吉薫とのごたごた。惨殺事件の悪夢を見る。
日吉を巻き込んだ公園での惨殺事件発生。
犯人が自分ではないかと疑い、はじめは現場に出かける。
そこであのライターにまたあう(長瀬と柳川にも)。
被害者と昨日会っていたというネタをリークし、代わりに現場がはじめの見た夢の通りかどうかを聞く。
その後偶然出会った大学の同級生小出由美子に次郎衛門関係の話を聞く。
二度目の悪夢。ライター巻き込まれ。はじめの見ている夢は柳川のもの。柳川は鬼の後を追う。
鶴丸に、昨夜の鬼の痕をみる。イヤな予感に取り込まれるはじめ。
そんな折り、事前に鶴丸からことの次第を聞かされていた楓は、自分たちが鬼の一族であることを話す。
はじめを呼んだわけは、鬼を制御できなくなった四兄弟を殺すために呼ばれたとのこと。
はじめも自覚することによって鬼の力に目覚め始める。芙蓉としての記憶も徐々に。
はじめはひどく葛藤する。鶴丸との思い出がよみがえる。
目を覚ますと枕元に見覚えのある太刀が。鬼狩りとしての意志が芽生える。
最後は鶴丸を呼びだして対決。佳境に入ったところで鶴丸の頭に矢が刺さる。
戦闘の後に鶴丸絶命。柳川が現れ、鶴丸の首を抱いて号泣。はじめは夢を共有していた相手だと悟る。
呆然としたまま帰宅。部屋の机の上に手紙を発見するはじめ。
鶴丸からの手紙だった。鶴丸の部屋の引き出しの中に、渡したい物があるから、と。
それは預けていたままの宝物だった。と、それに備えられていた手紙。
「あなたを、許します」
781 :
349:02/04/02 03:49 ID:BL1UUBDq
鶴丸さんシナリオ。
疲れた……
ご意見あったらよろ
782 :
前編:02/04/02 04:16 ID:nq6rgIQL
少し雨足が強い木曜日。憂鬱に暗い店内をぼうっと眺めながら、わたしは皿磨きに精を出していた。
まあ、精を出す程仕事がある訳じゃないけど。
この時間帯にはお客さんも少ない。従って仕事もさほど多くない。
真っ白なエプロンを締め直しながら、わたしは軽い仕草で天井を見上げた。
少し煤けた天井。今度掃除しないといけないな……わたしは息を吐きながらそう思う。
さて、わたしがこうやってエコーズでバイトしていると、大抵の場合は友人であるあきらがやって来て、
二人でつまらない事を話しながらなんやかんやでバイトをこなすのだけど、今日は彼女は休み。
おかげで退屈に仕事をしてなくちゃいけない……。寂しい訳ではない、と思う。
いや、岬さんの事となるとすぐムキになる可愛いあきらをからかう事が、今のわたしの最大の娯楽の一つであるから、
ああ、寂しいと言えば寂しいのかも知れない。
と、結局寂しいが為に一人溜息を吐こうとした時、からん、と扉が開かれた音が聞こえてきた。
「いらっしゃいませー……って、遙か」
「よ、ふゆ」
都合が良かった。この退屈を紛らわすには丁度良い男が現れた。
「暇なのか? ふゆ」
短髪と爽やかな……爽やか? な笑顔で、彼はわたしに微笑みかける。
まあ幼馴染みで気が知れている相手だ、この笑顔で心動かされる事なんで有り得やしない。
「うん、割とね。お客さんもほら、見てのとおり」
閑散とした店内を見渡しながら、わたしは溜息を吐いた。
ああ、今、この瞬間に皿磨きも終わってしまった。もう本当にする事がない。
店内にモップでもかけようかな? それとも天井の掃除を?
「どう? 最近。なんか面白い事あった?」
そんな考え事をしながら、わたしは彼に話を振る。暇つぶしには丁度いい相手だ。
尋ねると、少し悩んだような顔を見せて、遙は指をくるくるさせて考える。
「ううん……あ」
そして、思い出したかのように手を叩く。そして満面の笑顔。彼にしては珍しい程明るい笑顔だった。
「あきらがね、子供生まれたって」
783 :
前編:02/04/02 04:19 ID:nq6rgIQL
「へえ」
ああ、仕事してないと落ち着かないこの性質はどういう事なんだろう。ああ。こんな勤勉な方じゃなかったのに。
働きづめだったからね……ううん……働き癖がついちゃったのか。
わたしは彼の言葉を聞き流し、考え事を続けながら、遙にコーヒーを出して受け答えする。
「だから子供一人貰っちゃったよ。可愛いよー」
わたしは溜息を吐きながら彼の話を吟味する。
「そりゃあすごいね。あきらが子供……」
そして、理解する。
「……へ?」
「あきらが子供産んだ? で遙が貰った? ……双子?」
い、いや、双子とかそんな事はどうでも良い! 問題は!
「五つ子だってさ」
五つ子かどうかだ、って、違う、ちちちち違う! 相手は誰、相手は、相手は誰なのっ!
「相手? ……ああ、岬さんのとらしいよ」
……ほんとうに?え、……ええ………? ああ、眩暈が、眩暈がする……
……わ、わたしだって、まだ、勇輝と、その、してないのに、……あきらに、先を越されるなんて……
あ、あの、引っ込み思案で、男の子とまともにしゃべれないような、あきらが……岬さんと……
そ、そんな……ねえ、ねえ嘘だって言ってよっ……
ああ、本気で、頭痛が……わたしが知らないところで、ふたりがくっついてたなんてっ……
って、10ヶ月も前からくっついてた事になるのね……10かげつもまえに先を越されてたの……
ししし、信じてたのに……
「ふゆ?大丈夫」
大丈夫じゃないよぅ……
からん。誰かが入ってくる音が聞こえる。
ぼんやりとした視界に映ったのは友人のあきらの顔であるような気がした。
(前編とは書いたが続くかどうかは微妙)
>>781 太刀とか矢はいらない気がしたり……。
個人的には、惨殺事件は自分の仕業なんじゃないかと思い込んだ鶴丸がはじめを裏山につれていき、そこで、自分が完全に鬼に取り込まれてしまう前に殺してくれと頼み込む。
だが、夢で犯人は鶴丸ではないこと、また、柳川が柏木4兄妹を狙っていることなどを知っていたはじめは拒否する。だが、鶴丸は自分が実際に鬼の衝動に駆られるぎりぎりのところまで追いつめられており、もう保たないと言う。
そして、そう語る鶴丸の瞳は赤く変わり、肩をつかむ手の力も比較にならないほど強くなってゆく、殺されると言う本能的恐怖を感じた瞬間、はじめの鬼としての部分が鶴丸に致命的一撃をくわえていた。
って、うわ、救いようがない( ;´Д`)ハァハァ
>>785 そっちの展開の方がいいかと
「私を…殺してください」
「弟達のことよろしくおねがいします」
>>784 ……ノーブラ( ;´Д`)ハァハァ
そりゃあセクハラもされるさぁー
http://bbs2.lib.net/upload4/data/OB000755.gif グータラ女子大生はーちゃん&イけてる女刑事裕子さん。
残暑のグータラ女子大生って言うとダボT+キュロット+サンダルってイメージが。
そんな適当な格好でタリーと街をぶらつくはーちゃん萌え。
うーん設定ですか…原作を考えると
柳川さんは敵であるべきじゃないか、という事、賢治=母の賢子の死因が色々と疑わしいことがミステリとしての肝になっていること事、
前世云々は千鶴=鶴丸シナリオに絡めるべきじゃないかなという事から以下のような妄想を膨らましていたり。
長らく柏木本家で四兄弟の面倒を見てきた母、賢子が急死(原因は鶴丸の暴走か…それとも賢子自身の鬼の為か?)。
その葬儀に参列する為、はじめは本家を訪れる。
一方で柏木本家の長男、鶴丸は鬼の制御に限界が来ており、
抑えることがこのままできなければ、自殺するしかないという状態まで追い詰められていた。
葬儀にはじめを呼んだ理由には、いざという時に自分を殺して貰う為、という目的もあった。
そうして法事も一段落ついた頃、はじめは夜な夜な自分が男の精を求め徘徊し、貪り尽くした挙句虐殺・監禁する夢を見る
(その中に梓の後輩の日吉薫君も…)。そして夢同様に現実で起きる事件。
鶴丸は自分を殺して貰う為に呼んだはじめが女ながら鬼を制御できないのではないかと疑い始める。
第2、第3の事件が起こる度、それを阻止&はじめであるかどうか確認しようと自ら鬼を制御しきれなくなる危険を犯してまで現場に向かう鶴丸。
しかしその度鬼は制御不能状態に近づき、犯人がはじめであるかどうかの確認すらできないまま、鶴丸は疑惑と焦燥を深めて行く。
そしてその事件の陰にいる女ながら鬼を抑える事のできなかった傍流の女、裕子。
その存在を薄々ながら感じつつもはじめは自分が事件を犯したのではないかと思い始めるのであった…
みたいな。ラストの方もいくつか考えてはいるんだけど、まだ上手く纏めきれませんね。
賢子の死因をどっちに持って行くかでぜんぜん変わってきそうだし…。
個人的な妄想はどんどん膨らんで行きます(w
SS職人さんたちがどういった設定を使ったりストーリー展開をしてくのかが楽しみであります…
うわ、めっちゃ長文になってしまってた。すんまそん。
ああ、それと妄想といえば…
このスレのふゆたんSSのどれかはこっそりb○akerさんが書いた物だったりしないかと妄想してみるテスト。
>>788 ゆ、ゆ、裕子さんになら殺されても本望デス
>788
祐子さんのジオン将校コスきぼんぬ!!!!!!
と。
786>>
「弟達のことよろしくおねがいします」
と言ってもその意味する所は「暴走したらヤっちゃって」って事でわ……
あずさ辺りは簡単に制御不能になりそうだし。
このスレは萌えすぎます。
一気に読んじゃいました。
えっちシーンは女の子の側から書いているので新鮮な感じ。
でも、普通のシーンのうまい組み合わせがすごくいい。
どなたかONEの茜シナリオ、やってみませんか?
>>784&
>>788 あなたたちは神です、萌えすぎ。
***kerさん、このスレを教えてくれてありがとぉ。ほんとに一本書いてたりして。
委員長のために自分の部屋に布団をひく。
さすがに胸が高鳴る。
「え〜と…」
私は深呼吸をして、リビングに戻る。
ぼぅ〜〜、と委員長がテレビの画面を眺めている。
「準備、できたよ」
私の声にびくっ、としたように委員長が振り返った。
「あ、あぁ、そか、ほな……」
「うん……」
私たちは黙って、私の部屋に向かう。
だけど、部屋に着いた後は、二人でなんでもない話をした。
学校の話や、家族の話、そんな話をした。
ふと、会話が途切れる。
がさりと、委員長が動く気配がする。
私は身を凍らせてしまう。
予想通りというか、委員長が私の目の前に立っている。
「ええか?」
短い問い。でも、とても重たい問い。
「うん……」
私は自分でも信じられないくらいか細い声で応えることしかできなかった。
委員長が顔を近づけてきて、私も近づける。
「んっ」
あとで、思い返せばあれがファーストキスだったんだけど、そんなキスもすぐにフレンチキスになっていく。
「むっ」
委員長の舌が私の口の中に入ってくる……。しかも、あ、委員長の手が私の胸に……。
私はパニクって何がなんだか分らなくなってくる。
でも、委員長は楽しそうに、私のカラダを口とか手とかでいじる。
「やぁぁ……」
私はパニクったまま、思わずベッドの端の方に逃げてしまう。
「いやなんか」
心外そうに委員長が聞いてくる。
「あ、そんなことないよ。ただ、なんとなく……」
「なんとなくで逃げられちゃ、かなわんな……、そや」
そう言って委員長は部屋に置いてあるタオルを取る?
タオルをどうするんだろ?
「いやいやをする子は、こうやで」
って……、えっ、えっ?
私の手はあっという間に、ベッドに縛り付けられてしまった。
な、なんてこと……
「な、何てことするのよ、委員長っ」
「ええやんか、大丈夫優しくしてやるさかい……」
「だったら外してよ」
「ええから、こうでもせえへんと、藤田さんに逃げられてしまうそうやし」
「で、でも……」
私の反論には委員長はもう答えてくれず、私の首筋にキスをしてくる。
「んっ」
くすぐったいような、そうでもないような不思議な感触。
その感触に私が身をすくませている間に、委員長の手が私のパジャマにかかる。
ひとつ、またひとつと私のパジャマのボタンが外されていく。
委員長は楽しそうに、私は不安に襲われながら委員長の指先に視線が集中する。
「綺麗な胸やな…」
委員長がぼそっと言う。
かなり恥ずかしい。多分私の顔は真っ赤だと思う。
私の露わになった胸に委員長が口づけする。
「んっ」
それに私は少し痺れるような感じがした。
委員長は手も使って、私の胸を弄る。
「っ、んっ、んっ」
私は胸を手で隠そうとした…けど、手を縛り付けられてるのを忘れていた。
何分もそうしていられると私のだんだんヘンになりそうになってくる。
「い、委員長……」
委員長はキスをしてくる。なんとなく、安心できる…かも…って、何か下半身の方がもぞもぞする。
私がそっちを見ると私のパジャマがおろされてて、もうほとんどはだけているパジャマと、パンティ一枚しか私は身にまとっていない……。
そして委員長の指が最後の一枚にかかる。
「やぁ…っ」
委員長にまたキスをされる。何かごまかされているような気もするけど……。
委員長が私から離れると、私は委員長にほとんど全身を見られてしまう。
「い、いいんちょ……」
委員長の指が私のアソコに触れる。
「ひゃんっ」
委員長はそのまま、私の足を持って、そのまま足を広げさせられる。
「や、止めて、委員長っ…」
「いやや、オレ藤田さんの全部見たいんや」
「や、やめてぇ……」
私は恥ずかしさに目をつむる。
でも、瞼に映るのは私のを見つめる委員長の姿。
それに耐えられずに目を開けて、瞳に映るのも私のを見つめる委員長の姿。
「やぁ…………」
私は恥ずかしくて恥ずかしくて……。
「突然大人しくなるんやな」
そう言って委員長が私のアソコに指を這わせる。
「っ……」
気持ちいい…… かも……。
委員長の指使いはだんだんと大胆になってくる。
委員長に触られるたびに、私の中が高まってくるのを感じる。
「藤田さん……、こんなに濡れとるで」
それも委員長の言葉で引き戻されそうになった。
言われなくても…私のアソコは…言われた通りの状況になってしまっているのは分ってる…でも。
「い、言わないでよ、そんなこと」
「でも、本当のことやし」
言わないでよ、恥ずかしい…。
私がそう思っていても、委員長はわざわざ事細かに私がどんな状況なのか説明してくれる。
その一言一言が私を委員長の愛撫と同じくらい私を責め立てる。
「もう、頃合やろうか……」
委員長がそんあことを呟いたのが聞こえた。
委員長が服を脱ぎ始める。
私はそんな委員長を見つめることしかできなかった。
そして私と同じように、委員長は一糸まとわぬ姿になる。
男の人の…ちゃんと…見たのは初めてだった。
って言うか、大きい……ような気がする。入るの?あれが?私のアソコに。
ちょっとそれはあまりにも暴力的じゃない?
「な、するで」
委員長は眼鏡を外しながら、そう言った。
「ちょっと、まっ……」
私はさすがに躊躇して、止めようとする。
けど、委員長は手に持った眼鏡を…なぜか…私にかけた。
「な、何?」
「いや、似合うかと思うてな」
委員長の眼鏡には乱視とかは入ってないみたいで、多少見づらいけど委員長の顔も見えないというもほどものではなかった。
私が眼鏡に気をとられてると、突然下半身に痛みが走る。
「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
「スマンな、痛かったやろ」
私はさすがにちょっと泣いてしまうけど、首は左右に振っておく。
「ウソつかなくて、ええよ」
委員長は私と繋がったまま、私を抱きしめる。
委員長が動いた瞬間はちょっと痛かったけど、しばらく委員長に抱かれてると、痛みも徐々に和らいできた。
多分、私の気をそらすために、委員長は眼鏡を私にかけたんだろうな…。
そんなことを朧に思いながらレンズ越しに委員長の顔を見つめる。
「もう、痛とうないか?」
「うん……」
「表情も柔らかくなったようやしな。なあ、動いて大丈夫そうか?」
委員長は私を気遣って聞いてくる。
「うん、たぶん……でも、最初はゆっくりお願い……」
「分こうとる……」
委員長が私から身を引き剥がすようにカラダを動かす。
体内を這いずるような異物感は消えなかったけど、それが委員長のものだと思うことでそんなにイヤな感じはしなかった。
「っ…、っ…」
委員長がカラダを動かすたびに、少しずつだけど異物感は消えてくる。
それでも、委員長の……が私のナカに入るところを見てしまうと何か不思議な感じがしてくる。
委員長の指が私のあそこを探り始める。
「ひゃぁ……」
委員長にいじられながら、されると…、私のなかに今まで感じたことのない感覚が湧き上がってくる。
「ふっ、ふっ…」
委員長の動きがだんだんリズミカルになってくる。
その動きが私の何かの周期と合わさるのか、だんだんと私の中の昂ぶりも増えてくる。
「ふぁぁぁぁ、い、委員長……」
私の口から自分でも信じられない声が出てくる。
委員長はそんな私を見て笑う、嬉しそうに。
「やぁぁぁ、あぁっ、あっ、んっ…」
いつもだったら絶対出さない声は止まらない。
でも、そんな声を出すと、なにか凄く委員長の…を感じてしまう。
「あぁぁぁ、ぁぁぁ」
委員長も何か必死な表情になってくる。
「なぁ、ふ、藤田さん……オレ……もう……」
「い、委員長……わ、私…も気持ちいい……」
私もなにかカラダが自分のものじゃないような、ヘンな感じに支配されてくる。
「…ふ、ふじ……ひ、浩子……」
名前を呼ばれるだけで、それだけで私は……。
「さ、智っ、智っ」
「浩子っ、浩子っ」
「智っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
私は全身が跳んだ。
委員長は必死に私から自分のものを引き抜く。
「あっ」
私の体に委員長のが降りかかる。
お腹だけじゃなくて、胸、もっと上にの顔にまでそれは飛んで来る。
あ、眼鏡かけてて良かった、とかそんなつまらないことを考えながら、その委員長の熱い飛沫を全身で感じていた。
委員長えろしーんデシタ。
ということで、「大きい」「眼鏡」「縛り」は盛り込んでみた。
委員長がとても強引なヒトになってしまったな、と。
貴様らっ…ふざけるなっ…ふざけるなっ…!
おいらを…おいらを萌え殺す気かっ…!
805 :
804:02/04/02 09:46 ID:4uzrLPU0
sage忘れた…吊ってくる…
いい職人が増えたな……
へたれSS書きの私も、多少は呼び水になったのかな……
b○aker氏は某ソフトの感想を書くのに時間のほとんどを割いていると思う。
ただ、ふゆSSを書いてくれるなら非常に読みたいんだが……
だいぶキャラが固まってきましたね。
ふゆ=受け身的正統派ヒロイン
浩子=行動的正統派ヒロイン
浩平子(仮)=子悪魔いたずらっ娘
はじめ=ぐーたら女子大生
往子=無頼派食いしん坊娘
ゆう=世話好きぶっきらぼう娘
って感じでしょうか?
うん。いいね〜。
そんな感じ。
……浩平子(仮)は「浩美」か「浩」くらいしか思いつかん。
最終的には職人諸氏の自由なんだが……
ある程度は名前の統合させておいたほうがいいと思う。
冬弥の「ふゆ」あたりは、
完全に名前のイメージから萌えが始まって、SSで補完されている感じもするし。
>>788 いっそのこと、男の場合は兄弟でガチンコ勝負とかやれば大丈夫だけど
女は時として(情ゆえに?)暴走することもある、とかのほうがいいかも。
鬼子母神みたいな感じで。
812 :
808:02/04/02 10:15 ID:FxGLz2hW
あ、IDがTS……(w
>>813 ひろみ……うん。いいと思う。
そうすると……瑞佳も考えるべきかな。
瑞佳……瑞希は既にいるし、瑞人(みずと)……だと男あかりの燈人と同パターンか。
これから出かけるので、誰かいい名前を頼む……
瑞佳は佳を入れ替えるとしても…
無理して”みずる”と”みずた”くらいしかないけど…、ルは七瀬ル美で使いそうだし。
いっそのこと、佳瑞で”よしみ”は女っぽすぎる。
ならそのまま”よしみず”って読んでしまうのはどうだろ。
瑞鶴と書いて「みつる」とか言ってみる。
……いかん、こりゃ女性名だ(w
そろそろ登場人物一覧とかホスィ…
>>794-801 萌えます、萌え過ぎです。
そして風呂場で第2ラウンド(;´Д`)ハァハァ
どこかにこの辺のシチュ描いてくれる浩子絵師は居らんですか( ´Д`;三 ;´Д`)ハァハァ
822 :
名無しさんだよもん:02/04/02 13:30 ID:MFzt1YwU
>>788 柳川刑事は、むしろぺたの方向で逝っていただきたい!(ピカッ)
グラマンよりスレッダーな方がヨサゲカナー。
てか、カコよすぎです。漏れの上司に激烈キボンヌ。
823 :
sage:02/04/02 13:30 ID:rUhPuxPx
おいおい、なんなんだよこのスレは
オレ内部萌えキャラランキングTOP3が全部入れ替わっちまったぞ!?
特に「ふゆ」!
もはや“萌えキャラ”永世王者の風格すら漂ってますヨ!
第2回最萌トーナメントがあるなら「藤井ふゆ」は絶対にエントリーさせねば
「北川」や「浩子」や「はじめ」もイイ!スゴクイイッ!( ;´Д`)ハァハァ
反転させると貧相なのは鶴丸だけのような気がする・・・
梓は別格としても楓クンも初音クンもビッグマラー(藁
鶴丸、大ピ〜ンチ!
824 :
822:02/04/02 13:32 ID:MFzt1YwU
ageちまったスマソ。
柳川刑事に、ジシュしてタイーホされてくる。
このスレマジで最強。
紹介してくれた某吸血鬼サイトの管理人に多謝
826 :
504:02/04/02 14:33 ID:FfO85gO/
>>826 妖しいおねーさんはじめ萌えー
とか言いつつ、楓少年にドキドキしたのは秘密ですたい…
うわー。
またーりしつつも確実な萌えがココにある
長髪なのも短髪なのも、はじめたん( ;´Д`)ハァハァ
ふゆいいなー、激萌えじゃよー。
しかし葉のヘタレ王冬弥のおもかげはみじんもないなぁ(w
830 :
名無しさんだよもん:02/04/02 18:09 ID:ep5KRkqx
>>829 受身で流されやすいという性格は、女なら萌えだが男は萎えであろう
831 :
名無しさんだよもん:02/04/02 18:10 ID:mbhDFhqI
831は武羅蔵
小動物的な男はヘタレ以外の何物でもないけど
小動物的美少女は……萌え以外の何物でもない……だよね……
度が過ぎると美少女だろうが萎えるけどね
初音シナリオは「はじめお姉ちゃんをかえせよぅ」よりも
はじめが「初音クンを返してよぉ・・・」の方が萌えると思うがどうか?
あと、ageると831みたいな厨が混入するんでsage進行ヨロ
>>821 まだ続き書かないとダメか(w
気が向いたらってことで、いやそりゃ続きは考えてはいたけど…
>>822 断固反対したい
あの裕子の豊かな胸……イイ!
個人的にはあまりにも受け受けしい美少女には萎える。
程度次第だけど。
ふゆ萌えの説明のために、冬弥を貶めるな〜、といってみるテスト。
当方WA信者です。
あ、このスレは大好きです。ただいまふゆSS書き中……。
「分かってるのか……!?」
ばん、と理雄君が床に雑誌を叩きつけた。
その必死の形相と、どことなく芝居じみた仕草がやけに哀しかった。
ぺらぺらとページがめくられる、そこに書かれているのは誹謗とか、
中傷の、人を切り刻んで死に至らしめる言葉の刃だ。
「見ろよこれ……! こんな事書かれるんだぞ!
どこそこで食事したとか! いついつまで部屋にいたとか!
一挙手一投足、監視されるんだぞ!? それで少しでも弱味を
見せたら、こいつらお前のこと、ズタズタにするんだぞ!
それ、分かってるのか!? 俺、俺――お前のこと、好きだから……
そういうの、耐えられない……」
理雄くんは、
「いいよ、俺……一人は、さ。慣れてるから……」
ハハ、と力なく笑ってパイプ椅子に座る。
……覚悟していると言えるのかどうか、それは分からない。
でも、一つだけ確かなことがあって――私はそっと理雄くんの手を握った。
「どうなるか……なんて、わたしにはよく分からないけど――。
理雄くんが傍にいてくれるなら、それでいいから……」
――彼を一人にさせたくない。ただそれだけの理由で、私は最大級の我侭を言った。
「馬鹿……お前、馬鹿だよ……」
「うん。そうだね……」
「それに、勇輝のことだって――」
彼の名前を聞いた瞬間、心臓に楔を打ち込まれたようだった。
勇輝の屈託のない笑顔が脳裏に浮かび、握り締めた手が震える。
「うん……」
ふと気付くと目尻に涙が溜まっていた。
「覚悟、してる――」
その言葉を言う間に随分な間が空いたように思う。
理雄くんが私の肩にそっと手を回す、彼の唇が顔に近付いて――。
目尻の涙を、ぺろりと掬い取られた。
ベッドに転がったまま、なんとなしに二人で向かい合った。
すごく気恥ずかしい。
それは本当。
でも、もっと見つめたい。
それも本当。
「……ね。もう、満足しちゃった……?」
荒い呼吸のまま、楓くんは首を横に振った。そろそろと、手が私の身体に触れる。
「……欲しい、です。はじめさんが」
楓くんの夜色の瞳が、私を見つめる。
私は、コクン、と頷いた。
「いいよ。楓くんの初めて―――私が貰っちゃうから」
840 :
839:02/04/02 19:59 ID:VorQaGys
反転楓、いくつめか、もうわかんなくなってしまった。
正式濡れ場に入れるには、ちょっと半端なシーンなので、単品で。
>>826 やーん。イメージ通りです(^x^)
リアルタイムで神に出会った…幸せだ。
842 :
563:02/04/02 20:30 ID:ekx5/u7c
ずっとTS浩平&七瀬のえちシーンが見たいと思ってたけど、
>>443を見てはっとした。一回目も二回目も、どっちも
MOON.の郁未×相田君だ! なんてこった!!
>>820 とりあえず今までの流れを考慮しながらまとめてみました
◆ONE
折原浩平 → ひろみ
住井護 → 麻森
長森瑞佳 → 佳瑞 瑞鶴(不確定)
◆Kanon
相沢祐一 → ゆう
水瀬名雪 → なゆき 雪弥 雪彦
沢渡真琴 → 誠
倉田佐祐理 → 祐佐
川澄舞 → 舞人
北川潤 → 潤
◆AIR
国崎往人 → 往子
神尾観鈴 → 鈴
神尾晴子 → 晴彦
みちる → 満
◆雫
長瀬祐介 → 祐子
月島瑠璃子 → 瑠璃
月島拓也 → 拓美
◆痕
柏木耕一 → はじめ
柏木千鶴 → 鶴丸
柏木梓 → 梓
柏木楓 → 楓
柏木初音 → 初音
柏木賢治 → 賢子
柳川祐也 → 裕子
阿部貴之 → 貴美
日吉かおり → かおる
次郎衛門 → 芙蓉
エルクゥはそのまま
◆To Heart
藤田浩之 → 浩子
神岸あかり → 燈人
長岡志保 → 保志
佐藤雅史 → 雅美
来栖川芹香 → 芹哉(男綾香と合わせる必要あり?)
来栖川綾香 → 綾哉(不確定)
宮内レミィ → レナード
保科智子 → 智
松原葵 → 葵
姫川琴音 → 琴音
雛山理緒 → 理央
HMX-12マルチ → HBX-12マルチ
坂下恵 → 恵
来栖川姉妹は……ちょっと燈人と被るけど芹人、綾人にするのはどうだろう?
まあ、合わせるとするのなら、の話なんだが……
◆WHITE ALBUM
藤井冬弥 → ふゆ
森川由綺 → 勇輝(芸名YUKI)
緒方理奈 → 理玖 理雄(芸名RIN)
緒方英二 → 英奈
七瀬彰 → あきら
河島はるか → 遥
はるかの兄 → かなた(妹)
澤倉美咲 → 岬
観月マナ → 真央
◆こみっくパ〜ティ〜
千堂和樹 → かずき
芳賀玲子 → 玲
猪名川由宇 → 由太(不確定)
以上
抜けや間違いがあったら指摘してくだされ
読み方も「あきと」を考慮して……せりひと、あやひと……なら。
う……割り込みスマソ。
>>845 それでいいかと
来栖川兄弟SSの続きを書くことがあったら、そっちに統一しときますので
>>843 乙彼〜。
そういや読み仮名あった方が良かったかも、と今更思ったり
>>847 なんかその読み方は天上人を連想してしまうので……遠慮したいな、と
女性名を男の名前にしようとすると、
一文字にするのが一番簡単だけど……多くなるとマズイか。
臨機応変に考えてくださいな。
逆に男性名を女の名前にするときは、
既出の「子」「美」以外を使えればいい名前になりそうだ。
そう考えるとやはり「ふゆ」は名前にセンスが感じられる。
命名者に感謝。
>>850 んー、判りました。
とりあえず漢字はそれでおっけーということで。
読み方は各自の脳内で……w
最後まで私を覆っていたショーツを脱ぐ。
とろり、と銀色の糸が『わたし』とショーツの間で光った。
「すごく―――濡れてます」
「やだ。恥ずかしいから、言わないで」
マジマジと、恥ずかしそうに顔を赤らめてるのに、私のあそこを見入っている楓くんに、言い返す。
ドキドキと、胸の鼓動が限界まで早まっていた。
楓くんの初めてを貰っちゃう、なんて言ったは良い物の。
私だって、初めてなのだ。
―――女は度胸、よ。
友達の言葉を思い出す。
何よりも。
裸の私を前にギンギンに硬くなっている楓くんのモノを見て、私はそんな事どうでも良くなっていた。
楓くんが、欲しい。
……そう、思う。
私は仰向けに横になると、そろそろと足を開く。さっきもやった姿勢だけど、ショーツがある無しじゃあ、全然違った。
自分でも凝視する事なんて、ほとんど無い場所を、他人に見せているのだ。
それも、できるだけいやらしく。
「……ね、どう、かな?」
楓くんが固まっていた。だから、わざとそう聞いてみる。
「…………あ」
ごくん、と唾を飲み込む喉仏の動き。
「綺麗、かな?」
ぱっくりと、指で開いてみせた。途端、とろりと暖かい雫がこぼれ落ちてくる。
私は相当、興奮しているんだろう。こんな真似をしてるんだから。
「ここ……、分かるかな。ここに楓くんのモノを挿れるの」
開いて膣口を見えるようにする。
内臓に直接繋がっている場所。何より、人に晒す事など、本来あり得ない場所を見せている――という事実が、私を昂ぶらせた。膣口から次から次へと、雫が溢れ出してくる。どんどん、淫猥な言葉を口にする。楓くんの呼吸が、どんどん荒くなってくる。
「楓くんの硬くなったおち○ちんを、私のここに入れて、突き回すの。楓くんの白いのを、中に出すの。ねえ、出したくない? 私の膣(なか)に出したくない?」
「出したい、です。はじめさんの膣に出したいです。入れたいです。突き回したいです……!」
叫んだかと思うと、楓くんの身体が飛びかかってきた。
太ももを掴まれて、ぐっと広げられる。その力は、華奢な体つきの楓くんが、やっぱり男の人なのだと思わせるには十分だった。
腰が前に出る。けれど、楓くんのモノが私の中にはなかなか入ってはこない。
「っく。……ど、してっ!」
「……焦らないで。ほら、こうして……」
必死な顔つきをする楓くん。その顔立ちは、普段の玲瓏とした雰囲気ではなく、男のそれだった。
私は楓くんのモノに手を添えると、膣口へと導く。
「そう。そのまま、突き入れて…………っああああああああ!」
ずぶうう!
そんな音が聞こえたような気がした。
来栖川兄弟の名前は「芹彦」「綾彦」でどうでしょう。
「っ――――っはぁ」
楓くんが、唇を噛みしめながら、私の上に乗った。
その体温を感じる余裕も、私には無い。
ズキズキと、体内で傷口が血液の流れに合わせて痛みを叫んでいる。
私は、多分泣いていると思う。
「……すごい。気持ち……いい……です」
けれど、顔の上では、楓くんがうっとりとした声で、私を感じている。
初めてだから、処女膜を突き破る時の感触も「そういうもの」と思っているのかも知れない。
「動くだけで、イっちゃいそうです……っ」
ビクビクと痙攣する楓くんの身体。
それでも、耐えきれずに楓くんの腰は動き出した。
ゆるゆると、引いて、再び前に。
動こうとした所で、楓くんの表情が変わった。
「あっ、あっ、ああっ」
高い叫びと共に、私の奥で熱いモノが広がる感触。
フルフルと震える楓くんのお尻。
唾液を口の端から垂らしながら、楓くんの表情が射精の快楽に酔っているのが、見て取れた。
つまり、入れてすぐに中出しされた、という事か。
「……ご、ゴメンなさい……」
楓くんがハッとしたように、私の顔を見た。
余程、私の表情が不機嫌そうに見えたのか、楓くんがしどろもどろに謝り始める。
「はじめさんの中が、すごく気持ち良くて、ぬるぬるなのにビクビク蠢いていて、あの、我慢できなくて……」
……ため息が、出た。
こっちが痛みを我慢して、必死に声を抑えていたっていうのに。
「…………楓くん」
「は、はいっ」
私の声に、すぐに返事をする。
「こういうのは、二人で気持ちよくなるものだよ。どっちか片方だけが良いってのは、最低だと思うの」
「は、はい……」
びくびくと、怯えた猫のような表情をする楓くん。
カチ、と。
どこかでスイッチが入ったような気がした。
「だから、責任をとってもらうわよ」
「へ? せ、責任?」
「そう。責任っ」
力を入れて、ぎゅっと締め付けては緩める、なんて事を繰り返す。
まだ中にあったそれは、すぐに硬度を取り戻した。
「う、うぁぁ……は、はじめ……さん……っ」
「私が満足するまで、頑張ってね。楓くんっ」
ぐい、と。
私から腰を打ち付けた。
「っあ、あああっ」
「ふぅ……っんっくっ!」
痛みなんてものは、何処かへと消えていた。私の中にあるのは、楓くんと繋がっている場所から生み出される快楽と、私を感じて快楽を得ている楓くんを見る事で得る精神的な悦楽だった。
「ほら、動いてっ」
「っく……だ、ダメです……イっちゃい……ますっ」
「何度イってでも、私を満足させてくれれば良いわよ。ほらっ」
いつの間にか、私は楓くんを下にしていた。
俗に言う騎乗位って奴。勿論、週刊誌で知った言葉だけど。
楓くんが口の端から涎を垂らし、涙を流し、悦楽に声をあげる様を見下ろしながら、私は腰を上下させる。
じゅぷじゅぷと、水音が響くのが、いやらしい。
「っは、あああっ、イイっ、イイのっ」
「あっあっぁっあっあっ、だ、ダメです、はじめさん。それ以上されたらっ」
「ほら、イってよ。ねえ、イって! 楓くんのイク時の顔を見せてっ!」
「や、ダメ、ダメ、イく、イっちゃう。イっちゃいますぅぅぅっ」
どくどくどくっ。
私の中。奥深くで熱いモノが弾けるのが分かる。
「っくぅっ」
それだけで、私の背筋をゾクゾクと立ちのぼるのは、絶頂の悦楽。
だけど、足りない。
これだけじゃ、足りない。
まだ、足りない。
>>855 おお。それもいいかも。
547-559氏の意見待ちかな。
「っはぁ……はぁ……」
私の中で、少し硬度を失いながらも、まだ硬いそれを奮い立たせるために、私はまた上下移動を始める。
「ねえ。こんなんじゃ、まだ足りないよぉ……。楓くん、まだ……まだなのぉ……」
「は……じめ……さんっ……んあっ……そんなされたら……またぁぁぁぁ」
半分くらい柔らかいままの状態で、また射精する。
にゅぽん、という感触。
「ん……あ」
抜けてしまったのだという事が分かった。
「まだ、よ。楓くん」
「はじめさん……」
手で楓くんのモノを握り、しごく。
私の液と楓くんの液が混じり合って、じゅぷじゅぷと音を立てる。その潤滑がさらに快楽を生む。
「や、やぁっ。ダメですっ、イっちゃいますっ」
ぎゅじゅぷぅっ!
勢いよく腰を降ろして、突き立ったモノを飲み込んだ。
「んああああああっ」
入れた勢いで、絶頂が来る。
ビクビクと中が震え、楓くんの表情がまた必死なモノに変わる。
「あ、だ、ダメぇぇっ」
イキそうだっただけあって、すぐにそれは果てる。
ぶじゅっ、と音を立てて中から溢れ出したモノが膣口から漏れだしてくる。
「っふぅぅ」
息を吐くと、繰り返しの絶頂に脳が灼かれた。
「っああああああああああっ!」
ビクンと、身体が仰向けに倒れた。
はあはあ、と荒い息。
二人とも、起きあがれない。
そう、思ったのに。
「……はじめ、さん」
楓くんが起きあがった。
股間からたれる楓くんのモノ。
それを見て、楓くんが凄く荒い息を吐いた。
「すごく、いやらしいです。はじめさん」
「ん……やだぁ……」
「はじめてとは、思えませんよね」
「……っえ?」
びく、と身体が震えた。
「これ、血ですよね」
楓くんが指し示したのは、白いシーツの上にたれたピンク色の染み。多分、私の血と、楓くんの精液の混じり合ったもの。
「はじめさん……経験豊富って顔をしてたのに、初めてだったんですね……」
「あ、あはは……」
腰が立たないまま、私は苦笑いをする。
逆に楓くんが、妙に意地悪な笑顔を浮かべた。
「嘘をついた人には、お仕置きです。反対を向いて下さい」
「え?」
楓くんはそういうと、私を俯せにした。
「やっ、な、なにを……」
四つん這いにすると、お尻を高く掲げるような格好にさせられる。
「すごく、やらしいです。やらしいはじめさんには、もっともっとやらしい事をします」
そう言うと、楓くんの指が私のあそこに触れた。
「んあっ……何……するのぉ……?」
「こう、しますっ」
ずぶぅっっ
「ん、あああああああああっ!!!!」
シーツに顔を押しつけて、叫んだ。
後背位、という奴だ。雑誌で仕入れた記憶が、そう叫ぶ。だけど、そんな事はどうでも良かった。
「やあっ、深いぃぃっ! 深いのぉぉぉっ」
楓くんの、大きいモノが私の奥を突いた。
さっきの騎乗位でも感じたけど、こっちはもっと感じる。
楓くんの姿が見えなくて、誰だか分からない人に犯されているという風に感じるからだろうか。
「くっ、いいですよっ、はじめさんっ!」
「やああああっ、ダメ、ダメ、ダメぇぇぇ。イイのぉ、これイイのぉっ!」
パン、パン、と楓くんの腰と私のお尻が叩き合う音が部屋中に響く。
私の喘ぎ声が、私自身の耳を覆う。
「っ、な、中に出しますっ!」
「出して、出してぇぇぇぇぇんああああああああああああああっ!」
最後に、一番深い所に突き刺され、私は絶叫した。
863 :
862:02/04/02 21:13 ID:VorQaGys
ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)
えろえろーん萌えー、ハァハァ(;´Д`)
>>863 いや、こちらこそ申し訳ない。
長文は……このスレに限っては、
そんな文句を言うほど心の狭いヤツはいないと思う。
つーか、萌え。
(1/2)
英奈さんと通路を歩きながら、世間話でもしてみる。
少し薄暗い通路には、人が来る様子も無い。
「英奈さんって……小説とか読んだりします」
話を振ってみた。
格好いいけど、謎の多い美人さんだから……結構話題に困
る。
なんか……じっと見られているみたい。
「な、なんでしょうか……?」
スッ、と細められた英奈さんの目。
かすかに面白いものを見たような顔でささやいてくる。
「ふぅん……。キミは『a』の発音、綺麗なんだ」
「は……?」
「うん。その『a』よ。頭蓋骨が整ってるのかな」
うんうんと頷きながら、顔から目を離さない。
すぅっと手が伸びて、わたしのあごに触れる。
「いいわね」
「え、と……」
発音が綺麗だと褒められても、わたしはどういう反応を見
せればいいんだろう……
ちょっぴり困った。
手はそのままで、英奈さんはかまわず続ける。
「そう……くちびるの形もいい……」
「あ、あの……」
どこか異様な雰囲気を漂わせてきた。
その微笑みが少しだけ近づいてきた気がする。
「ほら……少し試してみましょうか……」
「えとその……わたし」
背の高さも、英奈さんのほうが高い。
(2/2)
いつの間にか頭の後ろにもう片方の手をやられて、逃げら
れない。
だんだんと近づいてくる……整ったその顔。
薄くルージュを引いていて、妖艶とすら言える。
小さく笑っていた顔が、知らぬ間に真剣な顔になっていた
。
眼前に迫る。
一瞬で、わたしの唇は奪われてしまった。
そのまま舌が入ってくる。
これは気持ちいいこと、体のどこかが訴えている。
いけないことなんだ、と頭のなかから叫んでいる。
それでも、逃げられそうにないみたい。
英奈さんの吐く息が、わたしの顔にかかる。
そのたびに、力が抜けていく。
音を立てて舌を吸い尽くす英奈さん。
それに体が勝手に反応して応えてしまう。
何秒そうしていたか。
時間なんてわからないほどだった。
舌の感触が消える。
「はぁはぁ……っ」
わたしは、どうにか息を吐き出す。
やっと離れた英奈さんがペロリ、と濡れた唇を舐めていた
……。
名前出てないけど……一応ふゆSSね。
もしかしたら英奈SSかも。
男綾香の名前、「綾哉」と書いて「りょうや」と読めるんじゃないかな、と言ってみるテスト。
次のはじめさんはふきふきだろうか……
はじめたんマンセー!ふきふきマンセー!!このスレマンセー!!!
瑞佳は「みずか」をひっくり返して「かずみ」、漢字は「和巳」というのを提案してみます。
浩平はひっくり返して「平浩」「へいこう」からフランスっぽく「h」を落として「えいこ」
漢字は「詠子」というのはどうでしょう。
>866-867 萌え。ってか何やってるんですか英二さん。男のままならセクハラだ。
>872
男のままなら英二×冬弥ですが何か。
いやそれでも良いか…(良くない)
>>871 浩平は候補で既に「ひろみ」が出てるからなぁ……
まわりの判断次第かな。
和巳は「猪名川でいこう!!」内のミニシナリオで、
千堂和樹の別キャラ「四堂和巳」がいたはず。
難しいところだな……
>>844 >>717の意見も踏まえて、
宮内レミィ → レナード・クリストファー・ヘンリー・宮内
としては如何か。
家族はヘンリーと呼び、外ではレナードとか。
で、
ジョージ宮内 →ジェシー宮内
マイケル宮内 →メアリー宮内
シンディ宮内 →シドニー宮内
を提案してみる。
宮内あやめは思いつかんかった。
服がない。
そう気づいたのは、朝になってパジャマから着替えようとした時の事だった。最近いろいろ忙しくて、
なかなか洗濯する時間が取れなかったせいで、昨日まとめて洗濯してしまったのだが、どうやら
もう代わりの服がなかったらしい。
おまけに、今朝になってから少し曇りがちで、洗濯物は生乾きだ。しかし、他に着るものがない
のだから、この中から比較的ましな服を探して着るしかなさそうだ。
と言うわけで、私がここ10日分以上の洗濯物の山から着られそうな服を引っ張り出そうとしていると、
スフィーが声を掛けてきた。
「ん?何やってんだ、さつき」
「見れば分かるでしょ、服を探してるのよ」
私は答えた。スフィー…魔法世界グエンディーナからやってきたとか言う触れ込みの魔法使いの少年だ。
外見は、今のところ12、3歳と言うところだろうか。しかし、それは先日、出会い頭に事故死させた私を
生き返らせるために、大きな魔法を使って魔力を消費しすぎたからで、本当はもっと大人なんだぞ、
と本人は主張している。
それ以来うちの居候になったスフィーだが、やたらとご飯は食べるわ、男の癖にゴキ○リを見て悲鳴を
あげるわ…世話するのも大変だ。
まぁ、お店を手伝ってくれるので、それはそれで助かっているのだけど…と思っていると、比較的良く
乾いた服が見つかった。白のなんの飾りもないTシャツと、青色のロングスカートの組み合わせだ。
すると、スフィーがその服に文句を付けてきた。
「またそういう服か?お店やってる人間にしては愛想がないんじゃないか?」
「良いじゃない。うちは骨董品屋よ。派手な服を着てたら目立っちゃうじゃないの」
私は反論した。私の家は「五月雨堂」と言う骨董品のお店を営んでいる。当然店内に並んでいるのは、
作られてから幾年月を経た古いものばかりで、これで派手な服を着ていたら浮いてしょうがない。
余談だけど、私の「さつき」と言う名前はこの店の名前に由来する。大事な娘に店と同じ名前を付ける
か?普通…と、私がここにいない両親に不満を抱いていると、スフィーが言った。
「要は、地味目で、それでいて華があって、と言う服があれば良いんだよな?」
そんな都合の良い服があるだろうか?と私は思ったが、あんまりスフィーが自身ありげな態度なので、
ついうっかりと肯いてしまった。
「まぁ、あればの話だけど」
「よし、任せとけ」
私の返事を聞くなり、スフィーは呪文を唱え始めた。
「す、スフィー!?何をする気よ!!」
私が慌てて聞くと、スフィーはにやりと笑って答えた。
「なに、魔法でさつきを着替えさせるだけさ。えいっ!!」
私が抗議するより早く、スフィーの手から迸った光が、私の身体を捉えていた。
眩しい光が収まり、恐る恐る目を開けてみる。どうやら、無事だったようだ。スフィーが満足げに笑っていた。
「良く似合ってるぞ、さつき」
「そう?…って、どんな服なのよ?」
私はお店の片隅にあるアンティークの鏡台の前に立って、自分の姿を見た。そして…固まった。
黒いロングのワンピースにエプロンドレスの組み合わせ、頭にはフリルのついたカチューシャ。手にはモップ。
どこから見てもメイド服以外の何物でもなかった。
「な、な、な、何よこれはぁっ!?」
絶叫する私に、スフィーが言った。
「いや、動きやすくて、おとなしいデザインで、それでいて華があるって言ったらやっぱコレ…でっ!?」
最後まで言わせる前に、私の振るったモップがスフィーの頭に直撃した。激痛に頭を抱えてうずくまる
スフィー。その彼を睨み付けて私は叫んだ。
「何考えてるのよ!うちは骨董品屋であってイメクラじゃないのよ!すぐに戻しなさい、すぐにっ!!」
すると、スフィーはぶるぶると首を横に振って言った。
「む、無理だよ。その魔法は一度使ったら半日は解除できないんだ」
「…げ…」
私は絶句した。こ、この格好で半日接客するなんて…今日は臨時休業にしてしまおうか、と考えた時、
お客さんがやってきてしまった。
「い、いらっしゃいませ」
仕方なくメイド服姿で店に出ると、お客さんは一瞬硬直した。そりゃそうよね…と私が心の中で血涙を
流していると、再起動したお客さんはこほん、と咳払いをして気持ちを落ち着けたあと、お皿について
質問してきた。
「え〜っと、こちらは古伊万里焼の皿でして、特徴としては…」
私が説明している間、よく見るとお客さんは落ち着かない様子で、私と皿を交互に見ていた。しかも、
だんだん私を見ている間隔が長くなってくる。
「…以上です。なにか御質問は?」
最後に聞くと、お客さんは真っ赤な顔で「いや、十分」と答え、そのお皿をお買い上げになった。
「今後もひいきにさせてもらうよ」
そう言うと、お客さんはお店を出ていった。それと入れ替わるようにして、別のお客さんが入ってくる。
どうやら、今日は忙しい日なのかもしれない…と思ったが、皆さん、品物よりも私の方が気になるようである。
男って生き物は…本当に…(泣)。
結局、着替える暇なんてないまま、一日が過ぎた。今日の客の入りは過去最高で、売上も結構なもの
だったけど、喜んで良いものかどうかとても複雑だ。
「まぁ、いいじゃん。儲かったんなら」
スフィーは気軽に言ってくれる。私が文句を言おうとした時、スフィーは先手を打ってとんでもない提案を
してきた。
「でさ、これからもいろんな服に着替えてお店に出てみたらどうかな。他にもいろいろあるけど」
そう言ってスフィーが見せてきたリストには、「セーラー服」だの「巫女さん」だの「スクール水着」だのと
言った嫌すぎる意見が並んでいた。
「さぁ、日替わり萌えコスプレでお客さんゲットだぜ!!」
能天気な声で叫ぶスフィーに、私は思わず怒鳴っていた。
「やかましい!このエロフェチガキっ!!」
はぁ…私が平穏な日常を取り戻せるのはいつ…(涙)
なんかスフィーが嫌な子供になってしまった。すいません、吊ってきます…
なお、健太郎はどう考えても女の子の名前にできないので適当に付けております。ご了承ください。
スフィーは魔法を使いすぎると女の子になっちゃう男の子とか……ダメ?
>>877-881 (・∀・)イイ!
スフィーが悪戯っ子っぽくていい感じだと思います。
で、Hシーンではさつきたんがズンズンパンパンですか??(;´Д`)ハァハァ
SSは書けんが反転した日吉かおり=かおるを想像してみる
かおる「女はイヤァァァァァ!」
鬱出汁脳。
>>882 「俺は、男だ〜」
といいながら涙目でわめくおにゃのこスフィー萌ぇ〜(w
>884
それで、
なんとなくどきどきしながら部屋の中をうかがうはじめたん萌えw
>>887 再萌のときの職人が放浪した挙句、ここに集まってるのでわ?
あの素晴らしい萌えをもう一度……
だ、誰か裸エプロンな女浩平タンを( ;´Д`)ハァハァ
をを!なるほど、女けんたろがコスプレするわけですか
しかしそうなると魔法で縮むのもさつきのほうがしっくりくるか!?
ドレスイベントとか男がやってもなんだしなあ
グエンディーナ組は名前いじらなくてもいいかな?
スフィー→スフィロス(笑)とか考えてたけど変なイメージが付きそうだし
反転すると“結花”の嫉妬イベントが恐ろしい事になりそうだが・・・
蹴りの達人VSとらレベル魔法使い、どっちかが死にそう(;^^
891 :
862:02/04/02 23:34 ID:VorQaGys
>>788 とりあえず、裕子さんで何か書きたいとか思ったけど、あの人の日常って想像つかないなぁ。
>>887 後ろから、ですね。バックの絵はアングルが難しいので、私には描けません。ので、描ける人は純粋に尊敬します。
なんというか、はじめさんが普通に淫乱ってるのが、良いのか悪いのか。(エルクゥのスイッチオンで淫乱化はしてるのですが)
当初は、もうちょっと、情緒あるものにするつもりだったのに……
…これは、気のせい。
私は、何も失ってなんかない。
きっと、疲れてるからだ。
こんな喪失感は、きっと…。
篠塚さんは再び私の下半身に顔を近づけ、やわらかく舌を突き出す。
彼の顔の下で、それは再び湿った音を立てる。
何も失ってなんかいない…。
篠塚さんを愛してなんかいない…。
愛してなんかいない。
愛してなんかいない。
愛してなんかいない。
愛してなんかいない。
愛してなんかいない…。
…心なんか、求めてない…。
そして私は静かに喘ぎ、何度目かの絶頂を彼の下で迎える。
ヘタレ改変スマソ。ふゆと弥生さんです。弥生さん男の場合の下の名前って?
弥生のままでもあんまり不都合かんじないがなぁ
暦繋がりで葉月とかか?
いっそ、スタッフも性転換させてしまったら……!?
モロモロの理由で全スタッフにお仕置きされる超先生(女)とか。
…ごめん、嘘です。
>>895 いや、萌えるぞ。
パクリもRRも感感俺俺も♀超先生なら許せる気がする。
逆に♂いたるとか♂323とかはイヤだなぁ。
>>892 弥彦……とか。どっかの糞餓鬼を思いだしてしまいそうですが。
898 :
jo:02/04/03 00:14 ID:czfIrbLs
このスレ伸びるの早すぎ……
>>892 弥生さんは弥生のままで良いような。こういう名前の男もいるし。
というか、この人のイメージはこの名前と直結してるから、TSさせても
「弥生」のままです。私的には。
……女シェンムー
……女原田
……さ。さいこうだねハァハァ(゜Д゜;三;゜Д゜)ハァハァ
いっそのこと、萌えるスペックとリンクでもしとく?
あっちはコテハンを萌えキャラ化してるし
>>892 弥生さんは弥生さんで……
わざわざ変える必要は無いと思う。
>>901 このいい流れが変な方向に行かないといいけど……
このスレはこのスレで良いんじゃないの?
個人的に今の雰囲気結構好きだし
それはそれとして、もう次スレのことを考える頃なんだね……
はやすぎっ!!
わしょーい!!!
905 :
朝の風景:02/04/03 00:57 ID:eWARMPKQ
>>740から。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「大丈夫? そろそろ間に合うから、ゆっくり行こうか?」
歩調を緩める燈人に答える余裕は今のあたしにはない。
結局、なんやかやと手間取ったあたしのせいで遅刻寸前になってしまい、通学路の途中にある公園まで全力疾走してきたからだ。
うう、……食べてすぐ走ったから少し気持ち悪い……。
そんな気分にとどめを刺すような声が聞こえてきた。
「げ、ヒロと燈人じゃねーか! ってことは遅刻か!?」
……朝っぱらから失礼なコイツは、長岡保志(ながおかともし)。
騒々しくて軽薄なヤツなんだけど、不思議とそんなにイヤミがない。
あたしや燈人とは中学からのつきあいで、ここにもう一人昔からの親友をくわえると『わてら陽気なカルテット』になる……知らないか、こんなの。
もう少しあたしに元気があればツッコミの一つや二ついれて黙らせるんだけど、あいにく今日は調子が出ない。
「うるさいわね。時計見なさいよ、時計」
「を、ホントだ。これは……奇跡?」
んな安っぽい奇跡があってたまるもんですか。
「そうだよ、今日は僕が迎えに行ったんだから」
アンタも余計なことを言うな、燈人。
「オマエ……女として恥ずかしくないのか? 普通幼馴染みの女の子って言ったら朝起こしに行ったりかいがいしく弁当詰めたりするもんじゃん? それがどーよ? オマエと来たら……」
前言撤回。やっぱやなヤツだ、コイツ。
保志が今ひとつ掴めてないかな。根気無くて細切れスマヌ。
公園を散歩していたら、遥に会った。
さっきから動いていなかった所をみると、日向ぼっこでもしていたらしい。
相変わらずぽーっとしてるのね、まったくもう…しかも一人で…
いや、別に誰かと一緒にいればいいってものでもないんだけど。…誰かと一緒?
その時、一つの疑問が私の頭の中に生まれた。
「ねえ、私、時々気になってたんだけど」
「なに?」
「遥って、今、好きな人とかっているの?」
「ん?気になるの?」
「え、いや、あの、気になるっていうか、何かなっていうか…その…」
いけない。このままでは遥のペースでごまかされちゃう。
「なんか、ほら、そういうのって訊いてみたいなって思うときあるでしょ。時々」
「んー…」
首を傾げる遥。
「あ、ないなら別にいいよ?」
そうよね。やっぱり遥は恋愛とかそんな次元に生きてる奴じゃないもんね、だいいち…
「どう思う?」
遥の声が私を現実に引き戻した。
「え?」
「だから、ふゆはどう思う?」
「な、何が?」
「いると思う?そういう人?」
えっ?まさか…遥に?そんなこと…でも、本当に?
「いる…とか…?ひょっとして?」
「ひょっとして?」
「あ、なんでもないなんでもない。でも、いるの?」
「いるよ」
「そ、そう…」
自分で聞いておきながらどうかとは思うけど、私はとても動揺した。
そりゃあ私だって勇輝にそういう気持ちを持ってたんだから、遥が誰かにそういう気持ちになったっておかしくないはずなのに、でも…。
「聞きたい?」
「い、いや…」
ど、どうしよう。聞きたいけど怖い、怖いけど聞きたい、怖い聞きたい怖い聞きたい…
気がついたらワケも分からず話を逸らそうとしている私がいた。
「ね、ねえ、あのさ、そういうのって、ほら、個人の問題だしさ…」
「ふゆ」
「いくら付き合い長いっていってもやっぱりプライベートはプライベートとして…え?何?」
「だから、ふゆだって」
「…何が?」
「好きな人」
「へ、へえ…」
な、ななななに言ってるのよ遥ごまかすにしたって他の誰かの名前だっていいじゃないどうしてそこでわたしの名前が出てくるのそれになんでさっきからわたしの目をじっとみつめてるのおねがいだからそんなに見ないで胸がすごくどきどきしてるようっ…!
「あと、勇輝かな」
…。
「…な、なんだ。そういう好き、か。あ、あはははははっ」
日本全国のふゆSS描きの皆さんすいません。
ふゆを壊してしまいました(w
ところで
>>782-783は吸血鬼のヒトじゃなかろうかと妄想してみるテスト。
……後編は?
>908
いやいや、萌えです
ふゆマンセー(><)/
さて、そろそろ次スレの話でもし始めるかね
やっぱり次スレってたてる……よな、こんなに流行だしたし
で、スレの名前は変更するのか?
面倒なら今のスレに2つけりゃすむんだがな
よ、読みきれん…
ガイドスレすら欲しくなってくるぞ。
>911
スレタイトルは変に凝らなくても良いんで無いかな?
Part2で十分、関連スレもここだけでいいと思う。
2以降に
>>843-846あたりを載せとく位でどうだろう?
男弥生さんの名前、そのままが良いという人が大勢を占めてますな。
確かに、弥彦や弥太はアレだし。
しかし、ここは独断で男弥生さんの名前は 弥 七 に決定したい。
「お待ち下さい、藤井さん」
そういって、篠塚さんが私を呼び止めた。
「勇輝さんからのプレゼントをお受け取り下さい」
そう言われ、渡された包み。
篠塚さんが車で走り出し、見えなくなった所でその包みを開けてみる。
その中に入っていたのは、赤い風車だった。
勇輝が、これを?
勇輝と、風を受けて滑らかに回りだした風車に繋がりが見出せず、困惑した。
…はい、勿論嘘ですというかこの先が書けませんでしたすいませんでしたはい。
はい、しかもうろ覚えで情景描写も適当ですはい。
バレンタインイベントはふゆが渡す側になる訳で、これがどういう状況かも考えて
なかったりしますが。
しかしそうすると、このスレ的にはふゆはバレンタインデーに勇輝にプレゼントを
渡した後、二人きりになった所で弥生さんにプレゼントを渡すのかな?
…いや、そのままだとちょっと駄目か。
風車かよっ(爆
思いつきで申し訳ないイが
「寿弥」で、「としや」はどですかねん?
>>859 来栖川芹彦、綾彦にケッテイ?燈人がいるしね。
>>869 でもそれだと芹哉も訓読みしないとバランスがとれない……。芹哉キンヤはゴロが良くないので。
>>566 女英二さんにかなり萌え、というか奪われてしまうふゆにも萌えだが
>>876 宮内あやめは…、あやめ⇒菖蒲⇒菖(しょう)とか
>>877 魔法少年……
もう次スレか。
一日に100レス以上使ってれば、そりゃあっと言うまに使い切るよな……。
>>913 同意
弥生→生弥(いくや)
などと考えてみたり・・・。
秋夫:「了解(1秒)」
「もう、アザになっちゃったじゃないの」
「ああ、すまんな、あまりにも藤田さんがかわゆうてな」
「ば、ばか……」
さすがにすれてしまって、手首が少し赤くなってしまってる。
明日、橙人とか雅美とかにばれないといいけど。
保志にばれたら……、考えたくないな。
「それにしても、藤田さん……、体汚れてしもうたな」
「っ……」
そういえば、あそこのあたりは言うに及ばす、その……委員長の……が体についてるし、汗はたくさんかいたしで。
「そ、そうね。じゃ、シャワー浴びなおそうかな…。
委員長は、シャワーいいの」
「一緒に浴びさせてくれるん?」
「っ……」
私は枕を委員長に投げつける。
「な、わけないでしょ。先に入るかって聞いてるの」
「なんや、つまらん、藤田さんがさきでええよ。レディーファーストや」
「……、そうさせてもらうわ」
確かに私の惨状には、委員長の言葉が嬉しい。
「じゃ、また先にシャワー浴びさせてもらうから」
私はこっそりとティッシュで体についた体液を拭ってパジャマを羽織る。
お湯が皮膚を伝って、肌についた残り香を洗い流していく。
最中にはかえって心地良い香りではあるんだけど、やっぱりさっぱりするとそれはそれで気持ちいい。
それにしても、委員長としちゃったんだ。
思わず思い出してしまう。
「や、やだ」
熱いシャワーが冷たく感じるくらい恥ずかしさで血液が沸騰する。
結構、委員長にはむちゃなことをやられたような気がする。
縛られたり、眼鏡かけさせられたり、委員長にあんな格好させられたり……。
「そ、それは……どうでもいいのよ」
誰に言ったのか、自分でもよく分らないけど、そんな言葉が口から飛び出る。
「洗お……」
シャワーを浴びただけでも結構すっきりしたけど、やっぱりちゃんとボディーソープで……。
ボディーソープを手にとって肩あたりにつけて泡立てる。
「オレが洗ってやろか」
「っ!」
いつの間にか浴室のドアから委員長が入ってくる。
全然気付かなかった。
「藤田さんは慎み深いから遠慮ばっかりするけどな、オレは藤田さんを手助けしだいだけなんや。
せやかい、な」
「ちょ、ちょっと……、入って……、ふぁ、む、胸……触らないで……」
「何言うてるんや、さっきまであんなに触らせてくれとたっていうのに。
それに藤田さんの胸柔らこうて気持ちええで」
「は、恥ずかしい、から……、そ、あぁ……」
「そのままのすべすべした感じもええけど、ボディーソープのもええな……」
「な、何、オヤジ臭いこと言ってるのよ……」
そうは言うけど、本当にそのまま触られるよりも、こっちの方が……って。
委員長は私の抗弁を聞いてるのか、聞いてないのか、ボディーソープをたくさん手に溜めてる。
「な、何してるの?」
「もちろん、こうするために決まってるやないか」
「ひゃっ」
シャワーと委員長とに火照った体と、ボディーソープの温度差が私の体を走る。
「や、やめ……、ひゃぁっ、んっ」
私の体に委員長のボディーソープ付きの手が這い回る。
胸を触っていたと思った手が、脇腹を通って背中を撫でまわし、お尻をもまれる。
「やぁ、い、いいんちょ……、ぁぁ」
委員長は私の耳をかぷっと噛み付く。その間も委員長の手は私の全身を撫でまわす。
委員長の体が私に密着して、私の胸が委員長の胸板に押しつぶされる。
そのまま委員長が動くと、私の胸がその委員長の動きに合わせて変形する。
「なんや、藤田さん……もう、乳首固くなっとるやんか」
私は恥ずかしさにかたまってしまう。
そんな私にかまわず、委員長の手は相変わらず私の体を弄ぶように動き回る。
「んんっ、あ、んんんん、あぁぁぁ」
胸の先端を摘まれたり、胸全体を揉まれたりしてるうちに、私の中にさっきの行為の感覚が甦ってきた。
あ、私の中に火が点いてしまったのが分る。
私のそんな内面の動きが分るのか委員長の指が、今回はまだ触れていなかった私のあそこに触ってくる。
「んんんっ、やぁ、ぁぁ、ぁ」
委員長にあそこをかき混ぜられてる、だんだんと足に力が入ってこなくなる。
「ぁぁぁぁぁ」
私は浴室壁にもたれかかったけど、捕まるところもない壁では私は自分の体を支えることもできずに、床にへたりこんでしまう。
「藤田さん……」
委員長は私の名前を呟くと後ろから私を責め続ける。
私はうつ伏せになってその愛撫を受け入れる。
私がどんな格好で委員長にされちゃってるか、考えるだけで恥ずかしいけど、もう私はただ委員長にされるだけでいい、としか思えなくなってきた。
「あ、ぁぁ、ぁ、ぁ」
頭の中が白く、お風呂のお湯にのぼせるより強力に、何も考えられなくなってくる。
そして、委員長の指がお尻に触れたことの意味にも気づけなかった。
「………」
委員長が何かを言ってる。でも、私は委員長がなんて言ってるのか聞き取る気力もなかった。
私は何も考えずに頷く。
「っ……」
その瞬間に私はさすがにはっきりと意識を取り戻した。
お尻への異物感に。
「や、やぁ、な、何してるの、委員長……」
「何って……、なあ」
「なあ、じゃないわよ…」
「でも、ええか?って聞いたら頷いたし」
「え、ウソっ?」
「なあ、ええやないか……」
「よ、良くないっ、っ………やぁ、やぁぁぁぁぁぁ」
私のお尻に委員長の指が入ってくる。
「あんま、力入れへん方がええと思うで。一応、ボディソープはつけとるけど」
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
私の意思はさすがに、ソレを拒んでいるはずなのに、委員長の指はどんどん私の中に入ってくる。
ボディーソープのせいなのか、それとも……。
私はあそこと一緒にお尻もいじられて、おかしくなってしまう。
嫌なはずなのに、委員長にあそこをいじられるのが気持ちいいせいで、お尻の方が気持ちいいんだと感じてしまいそうになる。
「あぁ、やぁぁ、委員長……やめてよ………、ん」
気持ちいい……私……、お尻弄られながら気持ちいいと思ってる
や、そんなところ……、やぁ
もう、委員長……、私……、限界……
私はそんなことを思ってた。もしかしてどのくらいかは口に出てたかもしれないけど、もう分らない。
委員長が私の後ろに立ってるのは分った。
そして……
「委員長、いくで」
「あ、あ、あ、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
私のナカがイッパイになっていく。
委員長の熱いのが私のナカをイッパイにする。
「あ、ぁ、ぁ………」
委員長がゆっくりと動くたびに、私のあそこがキューとなる。
それに、その度に私の胸が床にこすれる。痛いはずなのに、こうなるとそれさえも気持ちよく感じてしまう。
「ほら、もっとお尻をあげるんや……」
そう言われて私はもっと恥ずかしい格好をさせられる。
そう言えば……
「こっちも、可愛がってやらんとな」
その言葉と同時に、委員長は私のお尻に入れてた指を動かす。
「や、やぁぁぁぁぁ」
「ふ、藤田さ……、そんなに締め付けんといて……」
私の体全体が、委員長の指一本の動きに反応してしまう。
「あぁ、やぁぁ、んっ、そんなや、やめて……」
体の二つの洞を同時にかき回されるたびに意識がとびそうになる。
「藤田さん……、お尻いじられるたびに、気持ちよさそうやな」
「あ、う、き、気持ちいい……から………」
「から……なんや?」
委員長が私の奥深くに委員長のものを押し付けながら聞いてくる。
「……はぁ、やぁぁぁ、も、もっと………、もっと…………ぁ、し、して……」
「……」
委員長は何も言わずに、激しく私を責め立てる。
「や、ぁぁ、ぁぁ、ぁぁ、ぁぁ、ぁぁ」
もう私の意識は断続的に飛んでた。
「さ、智〜」
「浩子、浩子、浩子〜〜」
「あ、ぁぁぁっぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
真っ白になった。
背中に委員長の体液が降り注ぐのを感じる。
「ふぇ〜〜〜〜」
委員長が私に上からのしかかってくる。
私はその心地よい重みと共に睡魔に堕とされていった。
目が覚めると私はベッドにいた。
目の前には寝息を立てる委員長の顔。そして委員長の腕枕。
布団の中の二人はお互い裸のままだった。
委員長が私の体を拭いてここまで運んでくれたんだろう。
っ、ふ、拭いて!
う、委員長に体拭かれちゃったの、私……。
まあ、何をいまさらって感じだけど。
あ、また眠くなってきた。
「おやすみなさい、智」
私は智にキスをして、智に身を寄せて眠りに落ちていった。
朝っぱらから何を書いてるんだ、自分。とか思ってしまった。
これで本当に終りってことで。
海に行くシーンとかも考えたけど、まあ、なくていいかと。男委員長に水着着てもあんまり面白くないし。
このあと、二人で学校に遅刻するシーンとかも考
>>928 途中で切れてた。
『えたけど……。』だけなんだけど。
さて、本当に次スレ考えないといけなくしてしまったような気がする。
朝っぱらからなんてモノが出てくるかっっ!!
これから出勤だってのに、どうすればいいんだ…
規格外の萌えとは、こういうことを言うんだろうな…
警察学校を卒業すると、すぐに所轄の刑事課に配属になった。成績最優秀ということで、いきなりの配属である。無論同期からは、女のくせに、といった陰口は叩かれた。
だが、そんなもの私には、なんら痛痒を与えはしない。この結果は私の能力によるものだし、そもそも私は他人の評価に一喜一憂する趣味もない。
交通課の婦警になる気はなかったから、この配属は満足している。訓練時代、私は教官に対して常に、刑事になりたい、と希望していた。
―――交通課を馬鹿にするわけじゃないけれど、警官になるなら刑事だと思う。我ながら、少々俗っぽい発想だとは思うが。
けれど、私はまだ現場に連れていかれた事がない。
地方都市では、暴力団対策以外で刑事課が出張るような事件はそうそう起きはしないのだ、と。その頃には私も理解していた。
「ねえ、柳川さん」
配属された課には、私の他にも女性の刑事がいた。女性、といっても随分と歳をくった中年の人。他人をからかう事が至上の喜びとでも言いたげに、初対面の時から私はからかわれている。
「はい。なんですか、長瀬さん」
自分のお茶を煎れて、席へと戻った私を呼び止めた長瀬さんが、その人だ。
中年の人の良い小母さん然とした女性だけれども、課では叩き上げの課長にすら一目置かれているからには、一癖も二癖もあるのだろう事は想像に難くない。
「私、これから聞き込みに行くけど、貴女もいらっしゃい」
だから、そう言われた時も、私は「何かあるのかしら」という警戒心の方が強くて、素直に喜べずにいる。
「何してるの。ほら、用意して」
立ち止まったまま、反応を選んでいる私を見ながら、長瀬さんはテキパキと自分の用意を済ませてしまった。
「あ、は、はい!」
私も外回りようにショルダーバッグを手に取り、警察手帳が入っていることを確かめた。
携帯電話も放り込むと、急いでローファーに履き替える。
「いいかしら?」
「はい。いつでも」
長瀬さんに答えると、私は立ち上がった。
“捜査に、参加できる”
そう思うだけで、元来無感動な自分の胸にも、柄にない期待が湧き上がるのを感じた。
932 :
931:02/04/03 12:11 ID:DPr4F8TS
なんか新人さんの時の柳川さんを書いてみたくなったものの、警察の新人が
どんな風に仕事してるのかはわからなかったので、テキトーに書いてみた。
もうこんなにスレ伸びてる…
それはそれとして、
>>931燃え〜。
裕子(祐子?)さんカコイイ!!
ふと思うのだが、アトラクナクアで性転換するとホモゲームに……
そして姉様(銀)と兄様(初音)のあんなことこんなことも……
板違いネタスマソ
第一スレ「葉鍵のキャラを性転換させたらどんな感じ?」
続くスレ「葉鍵のキャラを性転換させたらこんな感じ!」
…ごめんなさいうそですつってきます。
「性転換」という言葉を使ってるけど
どっちかというと「性別逆転」といった方が正しくない?
「性転換」っていうのは元男(女)が後天的な原因で女(男)に変わる
(crowdの「Xchange」みたいに)ものだけど
このスレのSSは最初から男(女)になってる別世界での話だから。
いっそのこと「性別反転」と言ってみるテスト
セイベツハンテンタケ(w
>>935 ナイス!<<935>>の案に1票。
>>936 確かにスレ立てた1の思惑から外れているとは思うけど今更こだわる必要は無いと思われ
ところで誰も柏木家の食卓ネタやらないのかな?
一応今書いてみてるけど初SSだからちょいとドキドキですよ!?
>>942 雅美かわいいっ!
ところで、b○○ker氏は既に投稿されているそうです。
どれだろ……やっぱり、あれかな……?
そろそろ次スレの相談しなくていいの?
>>944 もう始まってますぜ
じゃあ次スレの名前の候補は
葉鍵キャラを性転換させたらどんなかんじ? その2
葉鍵キャラを性転換させたらどんなかんじ!
葉鍵キャラを性別反転させたらどんなかんじ?
葉鍵キャラをTSさせたらどんなかんじ?
くらいかね
他に候補ある?
946 :
504:02/04/03 18:10 ID:ffJjK0ZB
>935で出た「葉鍵のキャラを性転換させたらこんな感じ!」
に一票。
>>945 >935と>937の合わせ技で
葉鍵キャラを性別反転させたらこんな感じ!
はどうかな。
>936の言うように性転換はニュアンスが違う気がする。
>>947の
葉鍵キャラを性別反転させたらこんな感じ!
に一票
>>947 ああ、そういや確かにそんな感じがするねぇ
変な名前でスレ立ててスマソ
じゃあ「葉鍵キャラを性別反転させたらこんな感じ!」で良いかな
よいと思われ
うわー。もう2スレ目ですかー(^^
>942
雅美メラモエ( ;´Д`)ハァハァ
これより勝手に埋め立て性別反転キャラ最萌え投票を行います。
というわけで、<<ふゆ>>にいぴょ〜う。
>942
>レミィ
なんか「らっしゃい」とか言い出しそうな顔ですのぅ(笑)
>雅史
千恵美姉さんといっても通じるかもしれませんねー。
いたずらっ娘のく<折原ひろみ>>も捨てがたい
が、ここは耳年増おねぇさんの<<柏木はじめ>>に一票
>>953 それじゃあ勝手に便乗します。
てなわけで、<<はじめさん@ショートヘアバージョン>>にいぴょーう。
埋め立て企画参加ー。
<<浩子>>に一票!
なんていうかレミィ…ホスト(笑
2,3日前まで700前後だったのにもう次スレ…凄い勢いですなw
埋め立て投票にのって、最高のネーミング<<ふゆ>>に1票で。
やっぱり<<ふゆ>>でしょう!
デビュー作の弥生さんとの絡みは最高でした。
はじめちゃん、浩子・・・、楓君もいいが、やはり<<ふゆ>>で。
あーでも、あの浩子イラストハゲシク萌えまひた。
何て酷なTS最萌え投票……き、きびしすぎる……
しかし、選ぼう。女浩平く<折原ひろみ>>に一票っ!
え〜、では<<浩子>>に一票。
「お姉ちゃんを返せ」でも、
「初音君を返せ」でもどっちでもいいから
<<初音君>>に一票
<<浩子タン>>(*´Д`)ハァハァ
反転☆柏木家の食卓・の前
「違う!指の添え方はそうじゃないって言ってるだろ」
梓の容赦ない叱咤が飛ぶ。
「・・・だってこんな風に指曲げたら押さえにくいじゃない」
私、柏木一(はじめ)は二十歳にもなって料理のひとつもできないのでは女としての沽券にかかわると一念発起、柏木家の料理長である梓に教えを請う事にしたんだけど・・・
包丁を持った私の手つきを見るなり「料理の前に刃物の使い方がなってない」と言われ、渋々包丁の使い方から習うことになってしまった。
しかも梓ってばかなりスパルタ教育で普段に輪をかけてきつい事を言ってくる。
もっとも梓に言わせれば「鶴来屋の板長に比べれば天使の接待」らしいんだけどさ。
「なによ、ちょっと料理が出来るからって偉そうに。大体梓は〜〜〜」
「ほらほら、よそ見しない!」
「横からそんなにごちゃごちゃ言われたら誰だって、あッ!」
言い返そうとわき見したのがまずかった。
あいたたた、そんなに深くは無いけど左の人差し指をすっぱり切ってしまった。
「ほ〜ら言わんこっちゃない。人の言うことは素直に聞いとくもんだぜ」
く、くやしい〜!
確かに梓の言う通りになっちゃったけど、だからこそ余計に釈然としない物を感じる。
あまりにくやしかったから涙目で睨みつけてやった。
「な、なんだよ、自業自得だろ?ま、まあちょっとは言い過ぎたかもしれないけどさ」
「・・・うぅぅ〜」
「そんなに睨むなよ・・・。ちょっと待ってろ、絆創膏持ってきてやっから」
そう言うと梓は逃げるように台所から出て行ってしまった。
「おや?はじめちゃんどうしたの?台所にいるなんて珍しいね」
梓と入れ違いになるように鶴丸さんがやってきた。
鶴丸さんは普段土日でも滅多に休まないらしいけど、今日は珍しく休みを取ったそうだ。
「あ〜、それってひどいですよ鶴丸さん。何で私が台所にいるのが珍しいんですか」
分かってはいるけど一応反論してみる。
隆山に来て3日で私のぐうたらぶりはばれてしまっているけど、やっぱり憧れの人の前ではいい格好したいのが乙女心だから。
なにより料理を習おうと思った理由の半分ぐらいは、鶴丸さんが原因でもあるんだし。
「ああ、すまない。そういうつもりじゃなかったんだが・・・。それでなにしてるの?あ、もしかして指切ったのかな?」
とっさに手は後ろに隠したんだけど、シンクに血がついていたからあっさりばれてしまう。
「え!?あ、いや、そんな大した事じゃないですから」
うう、梓にみっともないところを見られてもそんなに気にならないのに、鶴丸さんにばれるのはなんかすっごく恥ずかしい。
「だめだめ、ほっといて化膿でもしたらたいへんだよ。いいからケガ見せて」
いつもの微笑を浮かべた鶴丸さんが私の手を取る。
ちょっと気恥ずかしかったけど、せっかく鶴丸さんが診てくれるんだしここは素直に従うことにした。
「ふ〜ん、深くは無いけどちょっと大きく切ってるね。痛くないかい?このままじゃなかなか血が止まらないと思うよ」
「あ、その、そんなに痛くはないから・・・あ、いや、ぜんぜん痛くないって訳じゃなくて普通に痛いって言うか」
なんか変に緊張しちゃって何を言ってるのか自分でもよく分からない。
すると鶴丸さんは
「じゃ、少しいいかな?」
と言って怪我をした私の指をぱくっと咥えてしまった。
「え?あの、鶴丸さん?」
いきなりだったんで反応できなかったけど、これってその、鶴丸さんが私の指を吸ってるんだよね・・・
って、ええ!?
「あ!あのっ!鶴丸さん!?そんな事までしてもらわなくてもへ、平気ですから!」
もともと緊張していたところに、さらに混乱まで加わって私はもうパニック寸前。
でも鶴丸さんは平然としながら続ける。
「これぐらいなら2、3分で止まると思うからちょっとのあいだ我慢してもらえるかな?あ、ひょっとして嫌だった?そうならすぐに止めるけど」
「そんな、ぜんぜん嫌なわけないです!鶴丸さんの方が嫌じゃないんならずっとこのままで平気です!」
緊張のあまりとんでもないことを口走っているような気もするけどとりあえず言いたいことは伝わったみたい。
鶴丸さんは微笑んでうなずくとゆっくり優しく私の指先を吸い始めた。
あっ・・・指先に感じる鶴丸さんの舌がなんか気持ちいい。
別にそういうつもりでしてもらってるわけじゃないのに、なんだか変に興奮するみたいで・・・
そうして私はそのまま鶴丸さんと向かい合って動けなくなった。
「悪りぃ悪りぃはじめ、ちょっと遅くなっちまった、って鶴兄ぃ!なにやってんだよ!」
血がのぼってぼうっとしていた頭がいきなり覚める。
声のしたほうを振り返ると救急箱を抱えて仁王立ちの梓がいた。
「ん?見ての通り切り傷の応急処置だが。他のなんに見えるのかな?」
私の指を咥えたまま、何事も無かったかのようにさらりと流す鶴丸さん。
「そそそ、そうよ!べべ、別にやましい事なんてこれっぽっちも無いんだから!」
一方の私は秘め事を目撃されたように別の意味で頭に血が上ってしどろもどろになってしまう。
「だ、だからってなにも咥えたりしなくてもいいだろ!大体オレがいたんだからオレが手当てするのがスジじゃないか!」
「ふ〜ん、つまり梓ははじめちゃんの指を舐めたり咥えたりしゃぶったりしたかったと」
吼える梓に対しからかうように冷静に返す鶴丸さん。
「!?なッ!ばッ!だッ誰もそんな事言ってねえだろ!だいたいはじめの指咥えてんのは鶴兄ぃじゃないか!」
「うん、小さな傷の止血にはコレが一番いいからね。ん、もう大丈夫みたいだよ、はじめちゃん」
最後に“ちゅっ”とひと吸いされ指が開放される。
そうして今にも飛び掛りそうな梓の視線を軽くかわすと鶴丸さんは台所から出て行った。
でも私は指先から意思を吸い取られてしまったかのように、ぼんやりと鶴丸さんの去った後を見続けてしまった。
「・・・ぉぃ・・おい、はじめ!聞てんのか?おい!」
はっと気が付くと絆創膏を手にした梓が目の前で手を振っている。
「ったく、はじめもか?あのコマシ兄ぃ、ホント見境無いから気をつけろよ」
その顔には憤懣やる方無しという感じの表情がうかんでいた。
「え?気をつけろって何を?」
放心していたせいで話の内容が飲み込めず問い返す。
「だから鶴兄ぃだよ。ウチまで押しかけて来た女も一人や二人じゃないんだぜ?ほら、手ぇかせよ。ちょっとしみるけど我慢しろよ」
梓は私の手を取ると切り傷に消毒をしながら続ける。
「まあ確かに鶴兄ぃはルックスも良いし、いきなりとはいえ鶴来屋の会長になっちまったからな。世間様から見りゃあ満点なんだろうけどさ。・・・はじめには、その、そんな外面に惑わされて欲しくないって言うか・・・・・」
最後はほとんどつぶやく様な感じでしゃべりながら梓が絆創膏を巻いてくれた。
なんか最後の方は小声でよく聞き取れなかったけど、要するに鶴丸さんはとてもモテるらしい。
そっか、そうだよね。
私にとっては昔から「憧れのお兄さん」だったからホテルの会長職とかどうでもいいんだけど、他から見れば王子様って感じだよね、鶴丸さん。
そう考えると急にさっきまでのぼせ上がっていた自分が恥ずかしくなった。
鶴丸さんにとって私は身内なわけで、異性として見てたらあんな自然に指なんか咥えられないか。
私自身、何かが飛びぬけて人よりも優れてるわけじゃないし、従妹じゃなかったら見向きもされないんだろうなあ。
そういう風に考えて一気にブルーになりかけたけど、そんな私に梓が話しかけてきた。
「ああ、でもまあそんなに気にするほどでもないと思うぞ。鶴兄ぃは意識してモーションかけた事無いみたいだし、押しかけて来たのも全部追っ払っちまったからな。それに普段はどっちかっていうと女性を避けてるし・・・」
梓が言った事が本当かどうかは分からない。
それは分からなかったけど、私を気遣ったくれたのはなんとなく分かった。
「で、どうする?今日はもう練習やめとくか?」
ははっ、現金なものだよね、梓に気遣ってもらってるって分かるとなんか急に元気が出てきちゃった。
「・・・やるわよ。指先をちょっと切ったぐらいでやめる訳無いじゃない。こっちにいるあいだに梓が泣いて謝るぐらいの腕前になってあげるわよ」
その私の台詞が意外だったのだろうか、梓は一瞬きょとんとした後いつもの調子に戻ってニヤリと笑った。
「はっ、よく言うぜ。まあ言うだけなら誰にでもできるからな」
「ふん、みてらっしゃい。土下座ぐらいじゃ済まさないからね!」
そういって顔を見合わせて私と梓は声を上げて笑った。
うん、やっぱりこっちの方が私らしいかな。
一人ぼっちだった私がようやく再会できた家族とふれあった、そんな一日だった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スマソ、承前にあたる部分なんでロクに萌え要素が入れられなかった。
性別以外にも設定変えまくりでダブルスマソ。
そんでもって「はじめお姉さん」が耳年増じゃないのがトリプルスマソ
しかしこれだけだとシリアス路線だよなあ。
「食卓」のキモはギャグなんだからこれじゃだめだな。
しかも無駄に長いし。
「ココをこうすれば良くなる」みたいな指摘ヨロ〜
ハァ〜!
しかもこっちの旧スレはすでに埋め立て投票所の罠?
うわあ〜んスマソカルテット完成!
あ、食卓SS書いといてなんだけど投票は<<ふゆ>>に(笑)
ホワルバ内容は知ってるけどやってないからSSが書けない罠。
ガビ〜ソ!
当方、《来栖川芹哉》に一票。
<<浩子>>たんに一票。強気な女の子萌え〜
既に書き込みは950を越え、このスレは役割を終えた。
おそらくここは沈み続け、そしてこのまま消えてゆくのだろう。
その前に伝えておきたい事があるんだ。
94ジュッ!さん、あんたのSS、萌えたz
えろえろ度MAXな<<はじめ>>たんに!
楓クンも含めて萌え萌えよーっ!
このスレに出会えた自分は幸せだったと真剣に思う今日この頃、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
<<楓>>くんに一票入れておこうかの。
はじめと二人初々しくも実にえろいカップルじゃわい。
〈長瀬祐子〉に一票です。
雫シリーズ書いてた人早く帰ってきて下さい(笑)
<<七瀬あきら>>。
……いや、あんまSSに出てきてないけどね。ふゆに抱きつかれてるシーン大好き。
やはり<<ふゆ>>しかいないでしょう(w
楓くんに1票と言わず、自分の持ち票全て(笑)
982 :
名無しさんだよもん:02/04/04 10:32 ID:HOYPC79y
<<ふゆ>>に俺の全財産とあふれんばかりの愛を(w
983 :
スマソ:02/04/04 10:38 ID:HOYPC79y
そしてsage忘れた漏れに狂おしいばかりの鉄拳制裁を(w
えっと、<<七瀬あきら>>に、わたしの持ちうるすべての愛と夢を込めて一票投じますw。
いつかこいつ主役のエロを書きたいものですヽ(´ー`)ノ
考えた名前がここまで浸透してくれたのと
初エロSS…つーか初SSがこれだったんで
<<ふゆ>>に一票
ウソでも「神」って言ってくれてありがとう
<<ふゆ>>に連続多重厨で(w
>>985 いえいえ、このスレここまで育ったのもあなたのおかげでしょう
よってあなたは神です
>>985 それなら「あなたを神です」という事でワショーイします。
>>985 否!むしろ自らを誇っていいでしょう。
これから「ふゆの父」コテでどうすか?
ハァ〜!
ふゆ萌え。
だがそれ以上に<<浩子>>に萌えている!!
985は神だけど。
このスレを爆発させた
>>985ワショーイ
各キャラ非常に悩むが、
<<ふゆ>> に一票〜
<<裕子>> ボソッ
994 :
名無しさんだよもん:02/04/04 20:25 ID:Dt1xPWQ1
ワショーイ
995 :
名無しさんだよもん:02/04/04 20:27 ID:ooTe5FxP
<<ふゆ>>でワショーイ
さんざん迷ったが……<<ふゆ>>に一票。
998 :
名無しさんだよもん:02/04/04 20:41 ID:zqDNLaHJ
1000
999
<<浩子>>萌え
1000 :
名無しさんだよもん:02/04/04 20:43 ID:zqDNLaHJ
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。