1日目
2月某日、新たな実験体がやってきた。
まだ年端もいかぬ少女だ。
睡眠薬が効いて眠っている。
日本人なので、日本語の話せる私が世話係となった。
とりあえずの資料を記しておく。
氏名 姫川琴音
年齢 16歳
血液型 B型
特殊能力 念動力
備考 先天性色素異常(アルビノ) 単相
実年齢より年下に見えるのは、東洋人だからだろう。
人種に似合わぬ銀髪は、染髪等ではなくアルビノ体故のようだ。
資料に添えてある顔写真を見ると、瞳も真紅のようだ。
自然発生の単相のようだが、外見に異常は見当たらない。
眠っている内に、着替えと機器の装着をしておく。
セーラー服は構造がよく判らず、脱がすのに少々手間取った。
全裸にしてから眺めたり触れたり舐めたりと役得を味わってから、実験体用
の白衣を着せ、脳波・脈拍計測機を頭に巻く。
寝顔を見ていると襲ってしまいそうだったので、作業を終えるとすぐに部屋
を出た。
ニュー速で宣伝している馬鹿がいますが、止めてください。
po kki - no ama mi
「 ポッキ ー の 甘 味」
371 :
:02/02/21 19:26 ID:3iOfaXf7
なんだ、このスレわ
372 :
:02/02/21 19:53 ID:og/gfJTO
ニ+からきますた。
/:::::::: ー==・==一 ;;;;;;;\
/:::::::::: ー==・==一 ;;;;;;;;;;ヽ
/::::::: __ ___ ;;;;;;; ヽ
l:::::::::/:::::::::ヽ /:::::::::::::::::ヽ ;;;;;;;;l
|::::::/::::::::::::::ヽ /::::::::::::::::::::::::ヽ ;;;;;;| おまいら死ぬべさ。
|::::::|:::::::::::::::::| ー──===============──一 |:::::::::::::::::::::::::::::| ;;;;|
|:::::::ヽ:::::::::::/ ヽ:::::::::::::::::::::::::/ ;;;;;;|
ヽ:::::::: ̄ ̄ ヽ:::::::::::::::::ノ ;;;;;/
ヽ.:::::::::::::::::::::::::::: , ̄ ̄ ̄ ;;;;;;ノ
\:::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;/
ちょっと思ったんだけど、
>>332-334の『俺』というのは浩平なんだろうか?
それとも日記ってくらいだから監禁だよもん自身なのだろうか?
と、今更言ってみるテスト。
>>368 頑張れ。シチェ的には監禁って言うより超能力実験なんだね。
俺も監禁したいけど文章力が無いから他の皆に期待するよ(;´Д`)ハァハァ
ニス+から来ました。
まあ危険な匂いのするスレで・・・
妄想ご苦労様です。
375 :
:02/02/21 20:48 ID:UnyyQvtT
犯人はエロゲ板工作員だ。
377 :
名無しさんだよもん:02/02/21 21:07 ID:MdA5qXQx
ニュー側ってのは
2日目
AM:07:00
監視カメラの映像を見ると、彼女は既に目覚めていた。
ノブの無い電子ロックの扉を調べたり、室内を歩き回っていた。
AM:07:30
朝食を持って室内に入ると、小声だが意外としっかりした口調で解放を要求
してきた。
しかしかなり怯えているようで、膝が震えている。
傷付けていない筈とはいえ、あまり丁重とは言えない手段で連れて来られた
のだから当然だ。
とりあえず室内の設備の説明をしたが、一応聞いてはいる様だった。
PM:00:00
昼食を持っていったが、予想通り朝食は食べていなかった。
慣れるまでは誰でもそうだ。
慣れるまで生きていられれば良いが。
拉致した目的を聞いて来たので、事実を教えてやると泣き出した。
彼女も他の異能者の例に漏れず、能力の為に不幸な目に遭って来たのだろう。
PM:02:00
最初の検査の時がやってきた。
とはいえ今日は身体測定だけだ。
研究室に連れて行くと、ここに来て初めて見る大勢の人間に怯える。
身長と座高、口内検診をしてから、服を脱がして体重を量る。
激しく抵抗をしてきたが、白衣のみで下着もない実験体服は脱がすのが楽だ。
胸囲と胴回りを測るのは苦労したが、分娩台に固定すると諦めたのか大人しく
なり、性交渉と妊娠の有無を調べるのは楽だった。
ちなみに処女だった。
血液と排泄物のサンプルを取り、部屋に戻す。
廊下を歩く間、ずっと泣いていた。
PM:06:00
夕食を持っていく。
泣き止んでいたようだが、私が入ると怯えて再び泣き出した。
会話は不可能なので、昼食の残りを持ってすぐに出た。
PM:07:30
自分の食事と入浴を終えてから、監視カメラで様子を確認する。
ベッドの上でうずくまり、寝ているのか起きているのか判らない。
食事は食べていないようだ。
PM:9:45
突然立ち上がると、備え付けの便器に座る。
確認できないが、音と座っていた時間から小用と推測できる。
その後は再びベッドに座り、動かなくなる。
それ以降変化無し。
AM:00:00頃、就寝により観察終了。
( ゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ
( ゚∀゚)ウヒャヒャヒャヒャ
久々にいいネタスレなんだから、このままそだって欲しいな
383 :
名無しさんだよもん:02/02/22 00:56 ID:gxnfXGZg
age
>>研究員A
研究施設監禁ネタの方向できましたか
「ブギーポップ」知ってる?
その作品の統和機構(うろ覚え)みたいな雰囲気出してくれればもっと萌れそう
現状のままではどうもイマイチ…
せっかくのネタにケチつけて済まん
俺も近いうちに載せるから萌えなければケチつけてくれ
385 :
研究員A:02/02/22 01:29 ID:U0JBmmSl
>>384 ブギーポップはアニメ版をちらっと見ただけ。
この後どうするかいまいちネタが思い付かないから、調べてみるわ。
して欲しい研究があったら書いてくれると助かる。
電流流してくれ
最終的には死ぬんだよね?
5日目
??時??分
静かな部屋に淫らな水音が響いている。ペニスの先端を覆う生温かい感触。茜が口を離す度に唾液が糸を引く。
初めのうちは先端に口をつけたり舌先で舐めたりするだけだったが、茜は徐々に俺のモノを深く咥え込んでいく。
茜の小さな口では俺のモノを根元まで咥え込む事は出来なかったが、それでも、茜の口の中は充分に気持ち良く、俺を絶頂に押し上げていく。
間もなく絶頂を迎えようかという時、何者かの声が俺を呼んでいる事に気がつく。俺はその声に呼び寄せられるように体を起こした…
午前4時
俺は茜の声で目を覚ました。どうやらトイレへ行きたくて俺を起こしたらしい。取り敢えずリードをつけてトイレへ連れて行った。
茜を部屋へ連れて戻ってもう1度寝ようと試みたが、興奮からか眠気は全く起きなかった。俺は茜に起こされるまで夢を見ていた。内容もハッキリと覚えている。
俺は無意識の内に自らのズボンの中に右手を入れていた。
午前8時
改めて起床。茜に洗面器で湯を汲んで与え、朝食の準備に向かう。
午前8時15分
朝食を与える。昨日の夕食に続き、少し残す。やはり食欲が無いようだ。
午前10時
音楽をかけてみる事にする。茜に好きな歌手等を聞いてみたが、答えは返ってこなかった。
午後0時
昼食を与える。やはり4分の1程残していた。
午後1時
茜をトイレに連れて行く。小さい方の様だった。
午後3時
おやつのワッフルを与えようと台所に向かう途中、茜の鞄を見つける。拉致した時に茜が持っていた物だが、すっかり忘れていた。
中にピンク色の小さな弁当箱を見つけた。蓋を開けると異臭が漂った。不意に茜の方に目をやると俺の手の中にある弁当箱を見つめて涙を流していた。
俺は気がつくと弁当箱の中身を口の中に放り込んでいた。5日前の物なので、当然腐敗している。茜は涙を流しながら俺の行動を不思議そうに見ていた。
午後4時
茜をトイレに連れて行く。また小さい方の様だった。
午後7時
夕食を与える。久しぶりに全部食べ切った。昼間、結局おやつのワッフルを与え忘れた事に気が付いた。
午後8時
風呂に入る事を勧めるが、応じず。茜にはパジャマと下着を与えて1人で風呂に向かった。
午後9時
風呂から上がり、茜が脱いだ服と下着を片付ける。俺は茜の下着に黄色いシミが有るのを発見した。
今朝はギリギリまで我慢して俺を起こしたのだろう。俺への気遣いなのだろうか…
午後10時
茜をトイレに連れて行く。今度は大きい方だった。
午前0時
茜が眠そうな顔をしているので歯ブラシを与える。歯を磨き終えた後、俺は茜にトイレへ行く事を勧めた。
午前1時
茜が眠る。
午後2時
眠気に襲われる。逆らう事無く眠る事にした。
本日の記録
朝食:納豆 白飯
昼食:焼き飯
おやつ:無し
夕食:メンチカツ 白飯 みそ汁
排尿:4回 排便:1回
入浴:無し
健康状態:食欲不振
服装:パジャマ上下 下着 首輪
あ゛ー、駄目だ。マンネリしてきました。なんとか打開策を考えないと。
>390=監禁だよもん様
私は結構好きですよ?
茜の心情が完全に推し量れる物で無い以上、
観察者(=だよもん氏)の感情を前に押し出すという手もありますが…
(↑私は反対だけど、積み重なったときに見えてくる何かを期待してるので)
>監禁だよもん氏
HPつくって作品のっけたりして下ちぃ
>390
夢の部分は恐らく願望が夢に現れた形かと推測。理性と欲望の葛藤という辺りにリアリティーを感じたり。
午後の弁当箱の描写は監禁だよもん氏が何故茜を拉致したのかの理由の伏線とも取れるし、茜の反応もイイ!
無理矢理系の監禁ものと又違った、新しいタイプの物で期待してます〜
夢=願望が暴発し急展開という手もありますが、この調子だと意外と茜が拉致した理由を理解してくれたりして(w
レベルがたけぇ・・・
398 :
氏ね:02/02/22 03:03 ID:LBB2yrqY
ひろゆ子を換金してるスレはここですか?
違います
ここは監禁だよもん氏を監禁してSSを書かせるスレです。
マンネリ化してきたからって無茶な行動に出たら茜がどうなるかわからないじゃないか!
夢で出てきたような事したら噛み千切られるかもしれないし、当分は現状を貫くことを進める。
強要すれば反撃を喰らうだろうな。
監禁って精神の弱体化を図って自分のペットにするのが目的かな?
監禁だよもん氏のSS中で主人公のじれったくなるような
茜への扱いがいい!。エロくなくても全然OKです。
無理かもしれんがこのままラブラブ路線を貫いてほしいにゃ。
処女を散らすときはぜひ合意の下で(爆)
405 :
地獄車:02/02/22 11:02 ID:k7EqBeto
…否。
かすかな希望と。
それを打ち砕かれる絶望を。
甘い共感など幻想であると思い知らせてやるがいい。
406 :
なか卯:02/02/22 12:44 ID:v1GXHl0/
やめなさい!!妄想はやめなさい!!
妄想なしで生きていけるか
>>407 シヴァ神に帰依して、サティアンで最終解脱すればそれも可能。
正大師まで上り詰めれば拉致監禁焼却処理も自由自在。
The bo kki si ma si ta
ザ ・勃 起 し ま し た
そうだな、芽生え始めた何かを問答無用で踏みにじるのが正しい監禁のありかただ。
って正しいわけねーけどさ。
よ〜しっ! パパも監禁SS書いちゃったぞ〜♪
取り合えず今から3レスぐらいで初日の分を投下しちゃうぞ〜♪
――――――――――――――――――――――――――――――
監禁調教SS―――『再生への過程』
―――大切な者を失ってちょうど一年が経った夕暮れだった。
その出逢いは運命だと私は信じるしかなかった…
そう信じるしか私には選択がなかった…
01/08/14 20:15
意識が戻ったのは、裏庭にある地下室へ連れ込んでから3時間程経過した時だった。
寝かせていたベットから億劫に上半身を起こし―――
数回のゆっくりとした瞬きのあと、大きく開かれた瞳に私の顔が映り込んだ。
「観鈴ちん、こんな時間でなんやけど…おはようさんやで〜♪」
何故か観鈴は私の笑顔に戸惑いを見せた。
「…あの、誰ですか? ここは何処なんですか?」
少し震える小声で観鈴はおかしな事を尋ねる。
「なにゆーとんねん、うちはあんたのお母さんや」
「で、ここは神尾の家の秘密の地下室やで…」
私はそう告げた後、観鈴が怖がってこの地下室に近づかなかった事を思い出した。
「…何を言ってるんですか? あなたが私の母だなんて?」
観鈴は声こそ変わらないが、暫く逢わない間に喋り方が変わっていた。
私はそれに少し苛立ちを感じた―――
「観鈴ちん、あんたどないしたんや…そんなけったいな喋り方して?」
「あ、あの…それに私は観鈴ってゆう名前じゃありません―――きゃっ?!」
私は発作的に観鈴の頬を殴っていた。
「なに寝ぼけた事ゆーとんねんっ?! あんたは観鈴やっ!」
観鈴が観鈴である事を否定するのは許しがたい発言だった。
俯き、頬を抑えながら小刻みに震える少女は私の大切な観鈴。
首元に一際目立つ十字架のチョーカーを付けた独特な制服に身を包む観鈴。
切り揃えた髪もすっかり伸びて、あの頃のロングポニーテールに戻った観鈴。
怯えた大きな瞳の観鈴、折れそうな細い首の観鈴、外で遊ぶ事が少ないので真っ白な手足の観鈴…
観鈴の顔、観鈴の声、観鈴の髪、観鈴の体、観鈴の香、観鈴、観鈴、観鈴…私の大切な観鈴!
「はぁ…堪忍やで、あんまり観鈴ちんが変なことゆーさかいはたいてもうたわ」
私は俯く観鈴の髪をそっと撫でた―――
「いやっ!」
―――その瞬間の拒絶。見開かれた観鈴の瞳に映るのは涙で歪んだ私。
「…私は観鈴って娘じゃありませんっ!」
澱んだ空気を震わす殴打の音…ベットに倒れ込む観鈴の身体。
また…私は観鈴を殴っていた。大切な私の観鈴を―――
「…どうやら観鈴ちんは暫く逢わんうちに、なんもかんも忘れてしもうたみたいやな?」
私はもう二度と大切な観鈴を失う訳にはいかなかった。
私が私である為に、観鈴が観鈴である為にも…観鈴の記憶を呼び覚ます事からすべきだと悟った。
「そやな…まずはそのけったいな喋り方から直していこか―――観鈴ちん?」
私はベットに伏せて肩を震わしてしゃくりあげている観鈴の身体を無理やり引き起こした。
「…やめて下さい、お願いですから私を家に帰して下さい…あぅっ?!」
観鈴はまだ記憶が混乱しているようだった…今度は軽く頬を叩いた。
「あぅっ!―――っとゆーんちゃうやろ?!」
もう一度、軽く頬を叩く。
「やめてっ…」
「そんなんゆーんちゃうやろっ?!」
もう一度、頬を叩く。
「痛いっ!」
「なんでそないにハキハキ喋るんや?!」
もう一度、頬を叩く。
「…ああっ!」
「なんでや?なんでやっ?!なんでや?なんでやっ?!なんでや?なんでやっ?!」
地下室に響く軽い殴打の音が、段々と鈍く大きくなってゆく―――手がじんじんと痺れてくる。
そして―――私はどれくらいの時間、大切な観鈴の頬を叩いたのだろう?
私の手は真っ赤に充血し、ほとんど感覚が無くなっていた。
私は肩で息をしながら、ふと…ぼんやりと観鈴の顔を見つめた。
「………うっ…ううっ…やめて…ぶたないで……ごめん…なさい…やめて…っ……」
私が頬を叩くのを止たのに、観鈴は息も絶え絶えに嗚咽を繰り返し訴えていた。
私の大切な観鈴の頬は赤黒く染まって腫れていた。
目尻からは涙が止めどもなくなく流れ、鼻からは透明な体液に朱色が混じりあっていた。
そして―――唇の端からは頬の色よりも紅い血が流れ出していた。
「…やめて…ごめんなさい…ゆるし…って…ううっ…もう…ぶたないで………ひっ?!」
私は半ば無意識に―――既に感覚を失った手で一際激しく観鈴の頬を殴った。
「ひっ!ちゃうやろっ?!―――がおやろ?!がおってゆわなアカンやろっ?!」
「……あっ…ああっ………が…がっ…がお……が…がおっ…が…お……が…がお………」
やっと観鈴の記憶が少しは戻ったようだった。
その言葉を聞いた私は嬉しくて泣いていた。
泣きながら優しく観鈴を抱きしめていた―――私の大切な観鈴を優しく抱きしめていた。
「………が…がお……がぁ…が…お……がお…が…がお……が…お…」
頬と頬をすり寄せる―――私の流す涙と、観鈴が流す涙が二人の合わさる頬を密着させる。
観鈴の頬は熱く脈打ち火照っていた。
私の大切な観鈴が生きていると確かに感じた。
その伝わる温もりが堪らなく狂おしい程に愛しかった。
「…が…がぉ……が…がお……がっ……が…がお……がおっ………」
私の耳元で繰り返し壊れた機械のように「がおがお」言い続ける観鈴がなだめるように頭を優しく撫でる。
今度は拒絶されない…手の感覚は最早まったく無いが、構わず観鈴の柔らかい髪を撫で続ける。
ずっとずっと…いつまでも撫で続ける。
これから少しずつでもいい、今度は時間が充分有るはず。
観鈴の記憶を―――観鈴が観鈴となるまで―――焦らずにゆっくり頑張ろう。
私はもう二度と大切な観鈴を手放さない。
絶対に…絶対に、私と観鈴はもう独りぼっちにはならない―――
――――――――――――――――――――――――――――――
…背景は察しの通り、観鈴を失ったあと精神的に立ち直れなかった晴子さんの物語です。
この後、更にネガティブ全開の観鈴ちん再生監禁調教が続きます。
久々のSSなので文法が多々おかしいかと自分でも思います―――乱文スマソ …m(__)m…
その点もひっくるめて、みなさまの感想及びご指摘をお待ちしております。
あーあー、単発シチュ、観鈴、茜、琴音の連載モノ、全部面白いわ。
三次元でやっちゃいけないことを妄想内で精巧に実行することの醍醐味を味合わされた感じ。
いや、自分、その手の破壊萌え属性はないんですけどね?
むしろこのスレ内少数派の「愛ある監禁」キボンヌっつーか。
物理的じゃなくて、精神的な独占というか。あああ。
葉鍵キャラ、広義の監禁(相互依存→二人だけのパラダイス)ネタ多いんで
正直ネタにしやすいな。特に麻枝シナリオ。あいつ不健全すぎだわ。実感。
3日目
朝、監視カメラの中の彼女の姿は昨夜と全く変わっていなかった。
私が顔を見せると酷く怯えるが、泣き出しはしなかった。
午前中は彼女の2日間のデータ解析をした。
彼女は感情が高ぶった時に強い念波を発するようだ。
特に身体測定の時は強烈で、念波遮断機がなければ研究室はかなり破壊され、
私達の命も危うかっただろう。
波形は強いがかなり不安定で、彼女の潜在能力は極めて高いが全く制御出来
ていないと推測される。
午後からは彼女の部屋に行き、簡単なテストをした。
カード当てや初歩的な念動力試験をしたが、なだめすかして同じテーブルに
座らせるのも一苦労で、極めて非協力的だった。
当然の事ながら、大した成果は得られなかった。
その後も特に変わった様子はなく、食事も一切取らなかった。
二人だけのパラダイスと言えばマナマn(略
4日目
3日目と大きな変化は無し。
テストの成績は悪く、食事も取らず、会話も不能。
明日も食べないなら栄養剤注射も考慮する必要があるだろう。
5日目
昼食と夕食を半分ほど食べた。
それ以外に大きな変化は無し。
6日目
朝食を半分ほど、昼食と夕食は8割ほど食べた。
食事に関してはまずは一安心といった所か。
今日はテストをしなかった。
7日目
初めてシャワーを浴びる。
シャワーと排便の時には監視カメラにタオルをかける許可を与えているが、
隠しカメラの映像はクリアだった。
個人的に録画しておく。
421 :
研究員A:02/02/22 22:42 ID:OEbO8xCg
う〜ん、監禁目的が陵辱でも飼育でもないから、どうもエロくならない。
相手が貴重なサンプルだからあまりキツイ拷問も出来んし、精神的能力の研究だから
なるべくストレスを与えないようにせにゃならんし。
結構制約多いかも。
>>386 電流責めは考えてるけど、殺すつもりはない。
いい感じにえろくなってきました
>>421 逆手にとって、過度のストレスをあたえた場合にどのような反応を示すか
という実験をさせてみては?
例えば1週間から2週間近く眠らせないとか
あと、琴音より優秀なサンプルの捕獲に成功して
気を使う必要が無くなるという事態を用意するってのもいいと思う
そうすれば、遠慮なく痛めつけられるし
あぅ―――放置…?
・
・
・
ヽ(。´Д⊂)゜。ウワァァァン!!!
425 :
名無ししゃん。:02/02/23 00:12 ID:t1xRbq5a
このスレ(・∀・)イイ!!
>>424 お前が感じて(以下略
それはさておき、現時点での連載3本立てのなかで一番「希望が無い」
展開が期待できそうなヨカン
希望のありそうな茜のも良いがハナッから絶望まっしぐらな観鈴のほうが・・・
やっぱ監禁される者に幸せなど不要!といってみるテスト
茜モノには歪んだ幸せを希望してみる。
>424
良い。
429 :
研究員A:02/02/23 00:26 ID:7NA3tem3
>>432 ふむふむ・・・
琴音本体は使い捨て、という方向性で行きますか。
それなら容赦なくエロエロに出来るかも。
観鈴ちんの場合は存在そのものが悲劇的だからなあ^^
構ってもらえるだけでも嬉しいと感じるにちがいない
ある意味監禁しやすいキャラかも^^
>>424 しょっぱなからガチンコでぶったたくのはこのスレでなかった展開。
あの、繭ものは途中からゴテゴテの芋虫にしちゃったけど。
あ。116さんも結局ぶつ切りか。
みんな切っちゃうなあ。縛ってみよう(笑)
いずれにせよ、今後に期待してます。
またお休みの日に書いてくださいw
>>424 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
だけど、ちょうど螺旋回廊やってたところなんで(・∀・)イイ!
狂気の晴子さん(;´Д`)ハァハァ
6日目
午前6時
茜に起こされて起床。トイレへ連れて行く。今更だが、俺の買い与えたパジャマは茜に良く似合っている。茜が気に入ってるかどうかは分らないが。
そういえば、茜の瞳はハッキリ見開いていて明らかに寝起きではなかった。今日もギリギリまで我慢していたのだろう。
午前6時30分
2度寝しようとしたが、眠くならなかったので少し早いが起きることにする。いつも通り茜に洗面器で湯を汲んで与え、洗面所に向かう。
顔を洗い終えて洗面器を片付け朝食の準備を始める
午前6時50分
朝食を与える。茜は残す事無く食事を食べた。
午前7時30分
茜に歯ブラシと着替えを与え俺は洗面所に着替えに行く。
午前9時
茜をトイレに連れて行く。小さい方だった。
午前11時
買い物に出掛ける。昼食と夕食のメニューを考えながら商品を選んでる内に俺はある事を思いつく。俺は直ぐに実行に移す事にした。買い物篭に材料を放り込んで行く。
薄力粉、強力粉、ドライイースト、卵、牛乳etc…
午後1時
軽めに昼食を与える。茜は何時もの半分くらいの量の食事に少し疑問を抱いていた様子だったが、直ぐに平らげた。
午後2時
俺は先ほど購入した材料を台所に並べて、茜を連れて来た。茜は並んでいる材料だけで何をするか理解したようだ。
俺は首輪のリードを台所の窓の格子にくくりつけ、準備を開始した。茜は興味を示しながらも警戒して俺の行動を見ている。下準備を終え、生地を焼き上げる。俺は焼きあがったワッフルの内1つを紙に包み茜に与えた。
茜は最初手の中のワッフルを不思議そうに眺めていたが、甘く芳ばしい香りに刺激されたのか直ぐにそれにかぶり付く。ひとくち、ふたくち…と食べて、あっという間に1つを食べ終えた。
俺は素直に嬉しかった。1人で作ったワッフルだったが、茜と一緒に作ったような錯覚さえ覚えた。
午後4時
茜をトイレに連れて行く。小さい方のようだった。
午後7時
夕食を与える。昼間2人で6人分のワッフルを食べた為にあまり腹が減って無かった。俺は無理矢理胃に流し込んだが、茜は流石に半分程残した。
午後7時30分
茜をトイレに連れて行く。今度は大きい方のようだった。
午後9時
風呂に入る事を勧めたが、応じず。俺は今日も洗髪だけしてやる事にした。2回目で少しは馴れていたが、やはり茜の長髪は洗い辛かった。
午後10時
茜をトイレに連れて行く。小さい方の様だった。俺は茜を部屋に連れて帰って風呂に向かった。
午前0時
朝早く起きたからか、早い時間に眠くなった。茜をパジャマに着替えさせ、歯磨きをさせる。
俺は茜にトイレへ行く事を勧めた。
午前1時
茜が眠る。俺の布団と茜の布団は充分離れているが、シャンプーの清潔な香りは俺の鼻まで届いて、俺は直ぐに心地よい眠りに誘われた…
本日の記録
朝食:トースト 牛乳
昼食:牛丼
おやつ:ワッフル(手作り
夕食:焼きそば
排尿:5回 排便:1回
入浴:無し(洗髪のみ
健康状態: 普通
服装:パジャマ上下 下着 首輪
監禁だよもんキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
監禁だよもん氏のは和みますなあ・・・。
ほのぼのマターリが(・∀・)イイ!!
>434-436
頑張れ〜やっぱりイイ!
つまりあれだな。ペットだな、茜は。こういう監禁も良いと思ってきた。
犯罪行為してる事を忘れさせられるくらいまったりしてるのはどうかと思うけど。
>>432 アルテイシアか!?
>>434-436 とてもいいです。やはり監禁本家♪
そろそろお風呂に入れてあげたいですね。
体拭いてあげたら?無理矢理・・・・・あ・・・いかんいかん
ちょっと想像しちゃった・・・・
あ。あと、
>茜は最初手の中のワッフルを不思議そうに眺めていたが
この部分が良かった。無理矢理拉致して監禁した癖に優しく接する「俺」に対しての戸惑いが滲み出てるYO。
>>434-436 (・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!
でももしもこのまま純愛路線に行ったらいやだな…。
築かれる信頼、しかし結局は裏切られ・・・というようなものを期待。
>434-436
歪んだ愛の形の表現が良いと思います・・・ある種の倫理が崩壊した純愛路線とか面白そうとテスト
監禁だよもん氏のSSすごいですね、新しく観鈴ちんと琴音ちゃんのSSも
でてきてこれからが楽しみ
>>434-436 私はこの調子でいいと思いますよ、普通陵辱パターンになってしまったら
逆に面白くない
ただ何の波もなくほのぼの路線をつき進んでしまうのも面白くないですけどね
それにしても茜は、いくら優しくしてもなかなか懐きそうにないですね
まあいきなり監禁されたわけだし、まして茜の性格を考えれば
かなり道のりは困難といわざるを得ないですね、いかにして正攻法でおとしていくか
その手腕に期待しています
毎度楽しみにしています皆さん頑張ってください
446 :
名無しさんだよもん:02/02/23 05:08 ID:QCcLsb5k
勝手な評論だとは承知の上で、特に目を惹いた下記の感想を述べてみる。
>監禁だよもん氏
>>148-149>>193-195>>301-303>>332-334>>387-389>>434-436 この板のニーズに合った正統派日誌スタイルで読み易くまとめられ、多くの読み手が引き込まれていったと考えられる。
この一連の流れのきっかけになったのも、その完成度の高いまとめかた(感情移入のし易さ)だと判断できる。
<茜>のキャラクター性を充分に把握した心理描写が、いわゆる<萌>を感じさせるポイントであると思う。
>研究員A氏
>>368>>378-379>>418>>420 研究の為の監禁という建前がある以上、本人の記述通りその制約がネックとなって書き辛い部分がかいま見れる。
しかし、今後の工夫によっては物語の流れが一変する可能性が楽しみではある。
氏の展開次第では一番エロい作品になるであろう。
>dbdb◆WizdbdbI氏
>>412-415 とても独創的なSS作品だと評価出来る。166氏と同一のテーマではあるものの、更に捻って完成度を高めている。
氏のタイトル通り<母>である<晴子>が<観鈴に似た少女>を<観鈴>へと再生していく過程は純粋な狂気であり、
圧倒的な負のイメージを終始に渡り読み手に与えている。
特に<晴子>の心理描写には脱帽する迫力があり、会話と一人称が上手に噛み合って効果的だと感じられた。
なんであれ<監禁>と<葉鍵>いう題材で、これ程の良作品を創作された諸氏の想像力に感服する。
特にdbdb◆WizdbdbI氏の発想には、正直言って驚きを隠せなかった。
以上、今後とも諸氏の創作活動に期待している。
気になったんだけど、>412-415で監禁されてるのは誰?
観鈴は死んでるから観鈴じゃないよね。
>観鈴は声こそ変わらないが、暫く逢わない間に喋り方が変わっていた。
ってとこが佐祐理さんかと思ったんだけど佐祐理さんの話し方じゃないし…
単純に観鈴に似てる人?
監禁だよもん氏のSSを読んで、シムピープルで住民にまともな
家を与えなかった自分が思い出された。
449 :
名無しさんだよもん:02/02/23 11:22 ID:mpGmyDWq
監禁だよもん氏の日記はすばらしい。特にトイレに行きまくるところが
素晴らしい。
450 :
age:02/02/23 12:07 ID:a9iZe8+3
◆ミントメール1通受信で1,250円◆
アメリカのミント社で運営している広告会社で、信頼ある会社です。
私は、今までこのような情報はすぐ削除してしまったんですが、ついつい、最後まで読んでしまいました。私もこの内容文を拝見しすぐ登録しました。
そしてサイト(掲示板)にこの内容を10箇所くらいかな?
残しました。そしてこれに関しては忘れてしまってたんですが
ある日家に外国から送金替が届きました。
これを銀行で為替してみたら驚くことに58200円になったんです。
それでこのサイトに入って私の会員数を確認してみたら
私の直接会員が16人で、その会員が集めた会員が43人だったんです。こんなに早く会員が増えるとは思いもしなかったんです。私はこの内容を10箇所くらいの掲示板に残しただけです。
やってみたい方は、早めに会員に登録したほうがいいと思います。早ければ早いほど上位の会員になって下位の会員より確実儲けるでしょう。登録して
損はないと思います。
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このサイトは、IT国アメリカのサイトです。
現在日本ではほとんど加入者がいない状態です。
アメリカ、韓国等では、200万人以上の会員が加入したらしいです。
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て載せておけばいいと思います。
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HPアドレスの末尾のID番号部分を、ミントメールより付与された自分のIDに必ず変
えて募集して下さい。
俺、研究員A氏のSSが大好き。
義務的?に拉致して検査を始めるんだけど、個人的にシャワーシーンを録画したりしてるところがオモシロイ!
愛に発展するのか!?
糞尿おもらしの里村に(;´Д`)ハゲシクボッキ!
「唐突だが、『MEM』をやった事があるだろうか?」監禁はこれを参考にして欲しい。
『MEM』は、アイルのゲーム。板違いだが監禁、陵辱はすばらしいゲームでアナル調教
乳の拡大調教など人体改造までおこなうという内容。
∧_∧
( ・∀・)
( )
| | |
(__)_)
毎度毎度、感想・意見その他有難う御座います。誠に勝手ながら本日より3日間監禁日記を休ませて頂きます。
>454
復帰待ってます。無理せず頑張ってください!
>1はこのスレを建てたときこのような展開になると思っていただろうか。
>1のために芹香の監禁SS書いてあげる人は居ないのか。
個人的には晴子SSがいい感じです。がんばってください。
457 :
名無しさんだよもん:02/02/24 01:47 ID:dxxAInFh
たまにはAGEとこう。
>>456 そもそも1は何処行った!?と、言ってみるテスト。
ミナサンアタタカイコメントヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノアリガトーデスー♪
>>426 はい、最初から最後まで希望もへったくれもないです(w
今後の展開は急加速でエスカレートしていくか、マターリと病んでいくかどっちか悩んでいます
>>433 はい、当方『螺旋回廊初回限定』で購入してるキティさんです(w
>>446 丁寧な評論頂きましてありがとうです♪
発想としては…女が少女を監禁するのはどうかな?
それと、観鈴に似た少女を観鈴にさせる調教物だと監禁に絡めにくい観鈴ネタも使えそう…
が、きっかけでしたね♪ 今後ともご指導下さいな♪
>>447 はい、その少女はただ単純に不幸な観鈴のそっくりさんです
当初は真琴かレミィを観鈴に仕立てようかと思っていましたが…それやると難度が上がって手に負えないので(w
少女の背景に付いては今後、うぷする予定です
>>454 本家が不在の間に寂れないよう、なんとか盛り上げておきますね(w
>>456 本当に
>>1はどこに逝ったんだろう…
>>1には戻ってきて自分で芹香監禁物をうぷして欲しいのだが(w
はい、ぶっこわれ晴子さんのぶっとび調教に期待してて下さい♪
>460
三日じゃ死なないから大丈夫。 代役立てたらまずいだろ?
<<マターリと病んでいく>>に一票。その方が狂気が綺麗で(・∀・)イイ!
>>460-461 3日間茜を放置する訳じゃないと思う。SS書くのを休むってだけで。
多分再開する時は7日目から再開すると思われ。
元々日刊連載ってのは無理があったんだし、充電期間って事で気長に待ってようYO
芹
香を監禁し
ようとした
>>1は、やは
りセバスチャンに
よって殺され、
うめられた
じ
ょ
↑そんなの縦じゃないよ!!ヽ(`Д´)ノ
>>452 正直、綾香・舞・佐祐理・美凪・梓あたりのそういう姿は
想像できない
舞はある程度想像できる
468 :
名無しさんだよもん:02/02/24 16:03 ID:Q3h53ZU9
age
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < 芹香様の監禁まだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| .佐賀みかん. |/
梓は本編で監禁されてるじゃないかw
471 :
名無しさんだよもん:02/02/24 21:42 ID:Q3h53ZU9
age
472 :
研究員A:02/02/24 22:43 ID:GQ2Ubo5B
30日目
姫川琴音が来て1ヶ月。
ここで一旦、今日までの実験や観察の結果をまとめておく。
現在まで確認された彼女の能力は念動力のみ。
判定は、出力A・持続B・制御E・精密性C
潜在能力はかなり高いと推測され、感情の高ぶり等により時折強く発現する
が、自分の意思での制御は出来す、1ヶ月に及ぶ訓練では、非協力的な態度を
差し引いても、改善の兆しは全く見られない。
現時点での彼女の兵器としての価値は低いと言わざるを得ない。
精神面では、あまり好ましい状況とはいえない。
ここに来た人間は大抵そうだが、彼女は特に頑なに心を閉ざしている。
私が話し掛ければ一応返事はするが、他の所員では近付いただけで怯える。
言葉の通じる人間が私一人であり、コミニュケーションの幅が狭いのも
悪影響を与えている可能性がある。
生活面では、今の所重大な問題は無い。
食事の量は少ないが、衰弱する程ではない。
睡眠は取れているようだ。
歯磨き、洗顔、シャワーは自ら積極的に行い、衛生面では極めて良好。
473 :
研究員A:02/02/24 22:44 ID:GQ2Ubo5B
自室で資料を記録し終えた所で、琴音の部屋を映すモニターが暗くなった。
彼女がトイレかシャワーの為に、レンズをタオルで隠したのだろう。
モニターを操作し映像を部屋の各所にある隠しカメラに切り替えると、彼女
の姿は部屋の隅にあるシャワー部近くにあった。
琴音にも私にも、毎日の楽しみである時間の始まりだ。
シャワーの水流操作のタッチパネルに仕込まれたカメラに、着衣を脱いだ
琴音が無防備に近付いてくる。
陶磁器の様に白い肌、まだ薄い胸の膨らみ、淡い朱色の小円、桜色の突起、
小さく深いへそ、小高い股間の丘、つつましげな繊毛。
ごく薄い上に肌の色に近い銀色の体毛は、監禁生活で処理していなくても
琴音の美しさを損なうことは無い。
若々しい肌で水流が跳ね始めると、私はたまらず膨張した欲望を握り締めた。
初日に触れた肌の滑らかさを、乳房の弾力を、股間の味の記憶が、
ブラウン管の映像に温もりを与える。
警備室の助平共も同じ映像を見ているだろうと思うと、この美しい姿を独占
出来ない苛立ちが湧くが、それすらも興奮材料の一つに過ぎない。
そして数分後、シャワーを終えた琴音がタッチパネル近付き、乳房が画面一杯
にアップになると同時に、私は欲望をティッシュに解き放った。
ごめん、なんか琴音が不憫で泣けてきた。
いくらなんでもかわいそうだよ、これは。
…だがそれがいい。
475 :
名無しさんだよもん:02/02/25 02:26 ID:KpV3KSJP
(´Д`; コトネチャンハァハァ
476 :
罪と罰:02/02/25 14:58 ID:+LEjAiB4
ああ、とうとうやっちまった…。
かったりーから、出来ればこんなことはやりたくなかったんだけど、
ほったらかしとくのは後々もっとかったりーことになる。
余計なことをやるのが大っ嫌いなオレとしては苦渋の選択だったが、ついに決断。
オレは。
志保を、監禁した。
詳しい経緯はかったりーから省略するが、毎日のウザい志保ちゃんニュースに
耐え兼ねたオレは、山奥の廃屋に志保を拉致って、手錠で拘束した。
これからどうするかは、まだ考えていない。志保の態度次第、だな。
477 :
罪と罰:02/02/25 14:58 ID:+LEjAiB4
どうやら、志保が目を覚ましたようだ。
「あれ、ここは…」
あたりを見回し、オレに気づく。
「あれ、ヒロ? なんでここに? っていうか、ここどこ?」
まあ、大体予想通りの質問。
「場所は秘密。それよりも、自分の状態を理解した方がいいと思うぜ」
「は?」
そういって、志保は自分の状況を確認する。
志保は右手首と左手首、右足首と左足首が手錠で拘束されている。
さらに、手首の手錠はベッドのパイプと交差する形で両手を拘束
しているため、移動は不可能。ベッドを引きずって歩く体力が
あれば話は別かもしれないが…まあ、そういった状況だ。
自分の状況に驚いたのだろう。志保はいきなり大声を上げてきた。
「ちょっと、これ何よ!? なんでいきなりこんなことに
なってんのよ!?」
オレは、志保のその様子を見て薄く笑う。
「ちょっとヒロ、笑ってないでこれ外しなさいよ!」
「バーカ。なんでオレが外すんだよ。それをやったのはオレなんだぜ」
「いったい何のつもりよ!?」
「おまえに反省を促すための…懲罰房、みたいなもんだな」
「なによ反省って! あたしが何を反省しなきゃなんないのよ!」
「あー、うっせぇ。おまえのそのキャンキャン声と『志保ちゃん
ニュース』とやらのくだらねぇデマでオレがどれだけストレスを
溜めてんのかわかってねぇだろ!」
「なに言ってんの? アンタだって毎回あたしのニュースを楽しみに
してたじゃない」
「勝手な解釈すんな! オレは毎回迷惑がってたんだぜ」
ああ、アホらしい。立場はオレが圧倒的に有利なんだから、
言い合いなんかしてどうするんだ。言い合いで勝てねーのが
わかってるから、オレはこういう手段に出たんだろうに。
478 :
罪と罰:02/02/25 15:00 ID:+LEjAiB4
「もういい。とりあえず、反省するまでお前はずっとそこに転がってろ」
「ふふーん。こんなところにちょっと閉じ込められたぐらいで
反省なんかしてやるもんですか。この志保ちゃんの忍耐力を
甘く見ないことね」
ああそうかい、オレはいったんここを離れるからな。
と言ってその場を離れようとすると。
「ちょ…ちょっと待ちなさいよ!」
「イヤだね。お前には付き合ってらんねー。一人で反省してな」
「あたしのバッグは!」
「…あ?」
予想外の言葉に、思わず立ち止まって振りかえる。
「あたしのバッグはどこにあんのよ?」
「ああ、ここにあるぜ。…渡さねーけどな」
「ケータイ! せめてケータイだけは置いてってよ」
ふーん。どうやら、ケータイがないと志保としては非常に困るらしい。
「そっか。なら、なおさら渡せねーな」
ケータイがないと困るってんなら、志保の反省を促すためにも
その方が都合がいい。
「じゃあな」
そういって、もう振り返らずにさっさとその場を離れた。
志保は後ろで何やら喚いていたようだが、オレにとってはどうでも
いいことだった。
479 :
ゾーナム:02/02/25 15:11 ID:+LEjAiB4
念のため、注釈。
PC版本編では当時の時代背景のせいで、志保はPHS所持で、浩之は非所持。
プレステ版でどうなってたかは知らない。
この話では、ふたりとも携帯を持ってることになってる。
志保監禁は…なにかスカッとするね!(藁
481 :
じごぐる:02/02/25 17:49 ID:XgcBYoBH
これまで以上に暴力的な展開が期待できそう。
楽しみだ。
31日目
琴音に他の能力が潜在していないか調べる為、感覚を制限する実験を行う。
嫌がる彼女に拘束マスクを取り付け、視界を完全に塞ぐ。
食事は私が食べさせてやったが、トイレへは手探りで辿り着けるようだ。
拘束初日、目立った成果無し。
32日目
24時間経過。
念動波は時折強く発信されるが、透視波等は検地されず。
ヒステリックな言動が多くなる。
33日目
48時間経過。
念動波に乱れが生じるが、他に変化は無し。
怒鳴り散らしたりマスクを剥がそうと暴れる。
34日目
72時間経過
念波は前日と変化無し。
泣き叫ぶことが多くなる。
35日目
96時間経過。
何故か念動波も検地されなくなる。
子供のように泣いたり、突然手が付けられない程暴れたりする。
危険な兆候が続く為、私が同室で24時間監視することにする。
36日目
120時間経過。
念動波は回復せず。
絶えず話し掛けて来るのは、琴音なりの正気を保つ努力だろう。
これほど多く彼女と話をしたのは初めてだ。
37日目
144時間経過。
前日と変化無し。
迷子の子供のように、私の服を掴んで離そうとしない。
トイレの時も私が部屋を出るのを拒み、就寝も一緒のベッドで寝る。
38日目
168時間経過。
前日と変化無し。
琴音の幼児退行が進む。
シャワーを浴びたいとねだってきたので、身体を洗ってやると喜んだ。
39日目
192時間経過。
前日と変化無し。
これ以上は成果を得られず、精神的にも危険と判断し、また私の理性も持ちそうに
無かったので、実験を終了し拘束を解く。
暗い部屋から徐々に慣らす。
視力を取り戻した琴音は、真っ先に顔を洗ってから、泣きながら私の胸を
叩き始めたが、耐えた事を誉めてやると胸に顔を埋めてきた。
あぁ・・・良い!! (・∀・)イイ!! よこのスレ!
なんてすばらしいんだ・・SSDを神のゲームと敬う俺には最高のスレだよ・・
監禁だよもん、研究員A、dbdb◆WizdbdbI、ゾーナム(敬称略)のみなさん。
皆様方が書くものは一人の冴えない男の生きがいです!
これからのこのスレの発展に期待しています。
40日目
琴音はまだ精神的に不安定なので、今日は休ませる事にした。
午前中、施設の中庭に連れ出すと、久々の外の空気で大分気分も良くなった
ようだ。
昼食は職員用食堂で食べようと思ったが、やはり私以外の人間は恐ろしい
らしく、結局彼女の部屋で食べた。
職員のメンバーは西洋人の男性が大半なので、彼女の目には巨大な異人種に
見えるそうだ。
午後からは別の仕事があったが、別れる時寂しそうにしていた気がする。
夕食も一緒に食べた。
夜、彼女は照明を点けたまま寝た。
暗闇が怖いのだろう。
486 :
狂牛:02/02/26 00:08 ID:ukaez2S2
監禁だよもんが神になってらっしゃる
研究員Aさんキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
最高!!
やっぱりシャワーはエロ気分で見てるのねW
他の人に見られることに独占欲から苛立っている所もすげぇリアルでオモロイ
拘束マスクで視界塞ぐのって自分で想像しただけでもキツそう・・・
琴音がどんどん幼児退化して無気力になっていくところが痛々しいけど、耐えた後の場面が(・∀・)イイ!!
監禁ネタなのになんでこんなに温かいんだろう。。。
ともかくご苦労様です。研究員AさんのSS大好きです。
488 :
狂牛:02/02/26 00:17 ID:Uv5Odp2i
飛んでいらっしゃる
50日目
ここ数日、私は暇さえあれば琴音の部屋のモニターを眺めている。
彼女と話がしたければ出向けば良いのだ。
私以外にコミニュケーションの出来る人間が居ない彼女は、拒みはしない。
だが彼女は実験体で、私は研究者。
その垣根を超えて深く係わるのが怖いのだ。
前回の実験以来、彼女は随分と友好的になった。
原因が私自身でも、私に依存した生活を送ることで、ここで頼る者が私以外
にいないと理解したのだろう。
訓練にも協力的になり、念動力も少しは制御できるようになってきた。
得る物の無かった実験だったが、その意味では大収穫といえよう。
しかし今だ彼女は、眠る時にも照明を消そうとしない。
彼女が負った心の傷は、決して浅くは無い。
いつものように彼女がシャワーを浴びる準備を始めると、私はモニターを
切った。
私以外の者に彼女の肌を見られるのが耐えられなかったのだ。
姫川琴音という少女は、私の中でどんどん大きな存在になりつつあった。
しかし明日の実験で、私はまた彼女に新たな傷を刻もうとしている。
7日目
午前6時30分
起床。ここ2・3日茜に起こされている為か早起きが身に付いたようだ。茜はまだ眠っている。
いつも以上に寒さを感じたので外を見てみると、雪が積もっていた。
午前7時
朝食の用意を始める。心なしか体が重い。部屋に戻ると茜は既に起きていた。茜も窓の外の雪に驚いている様子だ。
茜に着替えを用意してまた台所に戻った。
午前7時5分
茜をトイレに連れて行く。小用だった。
午前7時30分
朝食を与える。茜は直ぐに食べ終えたが、俺の方がなかなか箸が進まない。何とか全て口に運ぶ。
午前8時
どうやら、体が重いのは気のせいではないようだ。体温計で熱を計ってみると38度2分だった。
家に解熱剤が無かったので買いに行く事にした。
午前9時
薬局はまだ開店時間前だった。高熱で体がだるく、もう1度来た道を往復する気力が無かったので、開店時間まで待つ事にした。
午前11時
帰宅。部屋に帰ると茜の周りに水溜りが出来ていた。俺が帰ってくるまで我慢出来ずに漏らしてしまったらしい。
俺は着替え用の下着とスカートを用意して、洗面所で湯を搾って濡れタオルを作り、体の汚れた部分を綺麗にするように言って茜に与えた。
午後0時
昼食を作る気力が無かったので、薬局に行くついでに買ってきたコンビニの物を茜に与えた。
横で何も食べずに薬を飲む俺を・・・茜は少しでも心配してくれたのだろうか?
午後2時
薬が効いてきたのか少しマシになってきたようだ。俺は茜の服と下着の洗濯に取り掛かった。
午後3時
茜におやつを与える。何時もワッフルというのも飽きるかと思ったので、今日はドーナツを用意していた。
茜の好みはあまり知らないが、甘い物なら何でも嬉しそうに食べてくれるようだ。
午後4時
茜をトイレに連れて行く。また小さい方のようだった。
午後6時
何とか夕食を作れる位には元気が出てきたので、夕食の準備を始める。
午後7時30分
夕食を与える。薬の効果が切れて来たのか、食べる気力が沸かない。茜は全て食べたが、俺は殆ど残してしまった。夕食後再び薬を飲んだ。
午後8時
流石に何日間も風呂に入ってないからか、茜は体が痒そうだ。今日こそ風呂に入る事を勧めたが、応じなかった。
午後9時
俺は無理矢理茜を風呂に連れて行く事にした。茜は思った程は反抗しなかった。俺は脱衣所にリードを繋いでバスタオルを渡し、後ろを向いて服を脱いだ。
茜がバスタオルを着けたのを見計らって、リードを引いて浴場に入る。バスタオルを着けてはいるものの、茜の決して小さくない、むしろ大きいと言える胸は
充分に官能的で、俺の下半身を刺激するには充分だった。当然の事だがバスタオルが水に濡れると、茜の肌の色が透けて見える。
俺は成るべく茜の方を見ないようにした。同じ湯船に浸っているだけで充分なんだと自分に言い聞かせるように他所の方向ばかりに目をやっていた。
結局茜は湯船に浸かっただけだったが、久しぶりの風呂で充分リフレッシュ出来たように思う。
午後10時
茜をトイレに連れて行く。今度も小用のようだった。
午前0時
早く風邪を治す為に今日は早く寝る事にする。茜にパジャマと歯ブラシを与えて俺は洗面所に向かう。
一通り寝る準備を終えて俺は茜をトイレに連れて行った。茜が要求した訳ではなかったが、成るべく夜中や明け方にトイレに行きたくなるのを避ける為である。
午前1時
電気を消して布団に入ろうとした時、茜の方から小声ではあるがはっきりと『おやすみなさい』という声が聞こえてきた。
今晩は早く眠ろうと思っていたが、喜びと興奮でなかなか寝付けなかった。
本日の記録
朝食:目玉焼き 味噌汁 白米
昼食:サンドイッチ パン (コンビニで購入
おやつ:ドーナツ
夕食:焼き魚 味噌汁 白米 サラダ
排尿:5回 排便:0回
入浴:1回(湯船に浸かるのみ
健康状態: 普通
最終服装:パジャマ上下 下着 首輪
このスレは果たして1の意図通りに進んでいるのか…
> 490-492 監禁だよもん氏
復帰お疲れ様です〜 非日常と日常が入れ替わろうとしているようにも見えますし・・・イイ!
しかし・・・リアリティーがあるから凄い。無理矢理も茜には似合うけどこういったシュチュも合うとかテスト
頑張ってください!
>491-492
監禁だよもん氏フカ━━(゚∀゚)━━ツ!!
>>494 予定より1日早く帰ってこれました。お休みを頂いてスイマセン。
>>研究員A氏、dbdb◆WizdbdbI氏、罪と罰氏
頑張れ〜
497 :
名無しさんだよもん:02/02/26 02:48 ID:8ceBLkRi
あげ
sage進行だったのか、良いスレだったからAGEてみたんだけど。鬱だよ・・・
499 :
日本酒:02/02/26 03:43 ID:u5wYSR1/
続編期待sage。
>496
無理しないで、自分のペースで頑張ってください〜
501 :
養命酒:02/02/26 04:01 ID:H4WjHF5f
続編キボンヌsage
監禁だよもんキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
毎度お疲れ様です
監禁だよもん氏、前期試験の日に休むとはいったい・・・?
監禁するなら健康な子に限るな。
栞とか監禁したら数日で死にかねん。
気の強い娘がどんどん堕ちていくのが(・∀・)イイ!
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < 芹香様の監禁まだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \_________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| .佐賀みかん. |/
__________
______
|||| |||| ||||
||||/| |∧|||| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
||Φ|(゚|-|゚;)|Φ|| < ぐすん。。。
|||| |||| |||| \______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__________
∧⊂ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(゚Д゚;)ノ < 監禁しましたっ!
(| | \_______
〜| |
∪∪
クレクレ君逝って良し!
自分で監禁しろゴラァ!
貴様の熱きリヴィドゥを見せてみろ!
つーか見せてください!
みさき,繭,澪を監禁するのは心が痛むと言うのがあったがむしろ俺はそっちの方がいい。
必死にもがく姿は見ているだけでしみじみとした幸せを感じる。
51日目
姫川琴音は通常の生殖過程を経て生まれたのではなく、処女生殖、つまり
母親の卵子のみから生まれた単相である。
人間の単相は極めて珍しく、この研究所でも扱うのは彼女が初めてであり、
生殖能力の有無、能力との関連性等、様々な研究が必要だ。
その為にまず、彼女の卵子を取り出して調べる事となった。
排卵誘発剤を打ち、体温測定で排卵を確認して、確実にサンプルを取る準備
は整った。
研究室に連れて来られた琴音は、かなり怯えていた。
以前ここで行った身体測定は、恐怖と屈辱を彼女に刻んでいるのだろう。
分娩台の前に連れて行くと、琴音は悲鳴を上げて暴れ出したが、小柄な彼女
が何人もの男にかなう筈も無い。
私に助けを求めるが、その私が拘束具をはめると、絶望した顔と共に大人
しくなった。
下着を脱がされ股を大きく開いて固定され、無防備な琴音の性器がこの場の
人間全てに晒される。
まだ穢れを知らない性器に拡張器具が差し込まれ、ネジで広げられる。
涙を流し空ろな瞳で天井を見詰める琴音は、純潔の証の鮮血が流れても、
器具で体内を弄られている間も、小さな声でうめくだけだった。
部屋に連れ帰ると琴音はすぐに私を追い出し、ベッドの上で泣いていた。
食事を持っていっても私の顔を見ようともせず、一口も食べなかった。
それでも普段の習慣か、シャワーを浴びた。
それを見ながら私は、性器の桜色を思い浮かべて自慰をした。
最高に興奮し、最悪の後味だった。
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━!
>>511 研究員A氏! いいです! 最後の一行が全て現してます!
俺も頑張らないと! ってゆーか、みなさんコンスタンスによく書けますね?
正直、尊敬します
52日目
実験翌日。
私が部屋に入っても、琴音は拒絶も歓迎もしなかった。
どんなに私が憎くても、彼女には私しか会話の出来る人間は居ないのだ。
人間は群れで行動する生物だ。単独では生きて行けない。
私はその弱みにつけこんでいる。
私が話し掛けても、頷くくらいの返事しか返してこない。
能力開発訓練ははかどらず、最近は残さないようになっていた食事も半分近く
残した。
53日目
昨日と状況は全く変わらなかった。
無理に話題を作って話し掛けても、冷たい視線しか返して来ない。
54日目
今日も状況は変わらず。
1ヶ月以上かかって築き上げたものも、壊すのは簡単だった。
それとも彼女との間に何か築いたと思ったのは、私の幻想だったのか。
午前8時
起床。熱はどうやら完全にひいたようだ。茜の方を見るとまだ眠っていた。
午前8時15分
顔を洗って朝食の準備を始める。
午前8時45分
朝食が出来たので部屋に持っていったが、茜はまだ眠っていた。朝食が冷めるので茜を起こす事にする。
声を掛けると茜は上半身を起こしてなんとか目は開いたものの、ぼうぅっと俺のほうを見つめている。
茜が起きるのをじっと見た事は無かった為知らなかったが、どうやら寝起きが良い方では無いみたいだ。髪には寝癖が付いている。
俺が取り敢えず茜の前に朝食を置くと、茜は半開きの目のままそれを口に運び始めた。
午前10時
茜をトイレに連れて行く。大きい方だった。
午後0時
昼食を与える。茜は残さず食べた。
午後1時
茜をトイレに連れて行く。今度は小さい方だった。
午後3時
おやつを与える。茜の為に買ってきた蜂蜜練乳ワッフル。茜はそれを目を輝かせながら食べ始める。
俺の分も買ってきたのだが、茜が殆ど2個共食べた。それは一口食べて嫌に成る程甘かった…もしかしたら茜は味覚オンチなのかもしれない。
午後5時
昨日積もった雪はまだ殆ど残っていた。俺は外に出て手のひらで雪をすくって部屋に持って入り、茜の前にそれを差し出した。
茜は戸惑いながらも雪に触れて、はっきりと『つめたい』という声を発する。当たり前の反応なのだが、その当たり前の反応をする茜が愛しくて、
俺は無意識の内に自分の顔に茜の顔を引き寄せる。しかし、茜はハッキリと拒絶の意思を示し俺を突き放した。
午後7時
夕食を与える。しかし、茜の箸は思うように進まない。食事中も終始俯いている。結局半分程夕食を残した。
午後7時30分
茜をトイレに連れて行く。今度も小用だったようだ。
午後9時
風呂に入る事を勧めるが、応じない。俺は1人で風呂に入った。風呂の中で俺は夕方の事を思い出していた。
俺は茜に一方的に愛を押し付けている内に心が通じ合ってると錯覚してたのかもしれない。実際にはそんな事ある筈無いのに。
茜は俺に拉致されて無理矢理ここに連れてこられたのだ。俺に対しては殺意すら憶えているかもしれない。
一番直視したくなかった現実に気付かされた事で、俺の中で何かが外れてしまった…
午後10時
俺は風呂から出るなり茜を押し倒していた。
茜は手足を動かし俺から逃れようとするが、非力な茜では男である俺から逃れる事は出来ない。
泣き叫ぶ茜の口に俺は無理矢理自分の唇を重ねた。もう、こうなったら止められない。
右手と体全体で茜の体を押さえ込み、空いた左手で茜の服を脱がした。
いや、脱がしたというよりは破ったと言った方が適当だろう。俺は白い胸の中心のピンク色の突起に吸い付いた。
口の中で舌を動かし何度も何度も乳首を転がす。激しく抵抗していた茜も体力の限界が来たのか、次第に無抵抗になって行く…
俺は乳首から口を離し、茜のスカートを下着と共に剥ぎ取り足を開かせた。露になった茜の局部は薄いヘアに覆われている。
そのヘアを掻き分けると未だ穢れを知らない、ぴったりと閉じた性器が現れた。俺は動物のように性器にむさぼり付く。
俺は直ぐに小さな突起を探り当てて、そこを中心に茜の性器を舐めまわした。
そして、激しく勃起した自分の性器を茜の性器に当てがう。茜は最後の力を振り絞り抵抗を試みるが、俺は茜の体を掴み、一気に腰を押し込んだ。
壁を突き破るような感覚と共に俺のモノが全て茜の中に埋没する。結合分からは痛々しく血が流れ出している。
俺は自分の欲望の赴くままに激しく腰を動かした。茜は苦痛に泣き叫ぶ。抽出を繰り返す内に俺は徐々に限界に近付いていった。
今まで以上に激しく茜に自分のモノを打ち込む。そして俺は一際深く茜の性器を突き上げて、茜の中で絶頂を迎えた。
どく、どく・・と茜の中に精液が流れ込む感覚が伝わって来る。俺がペニスを引き抜くと、茜の性器からは赤色が混じった精液が流れ出した。
もう茜は抵抗しない。壊れたようにただ床に仰向けに倒れ、焦点の合わない目で天井を見ている。いや、壊れたのは茜じゃない。
俺はその夜、何度も何度も茜を犯し続けた…
本日の記録
朝食:トースト
昼食:白米 漬物 焼き魚
おやつ:蜂蜜練乳ワッフル
夕食:豚汁 白米 トンカツ キャベツ
排尿:2回? 排便:1回
入浴:無し
健康状態: 普通?
最終服装:首輪
↓は恐らく批判の嵐。と、言ってみるテスト
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━━( ゚)━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━━(゚∀゚)━━!!!!!
>517 監禁だよもん氏殿
抑えていた欲望の爆発・・・現実になりかけていた非現実がまた非現実にも逆戻り?
展開にリアリティーがありますね。エチシーンも本当に茜が欲しかったように見えますし(w
この後茜が心を閉ざすか、何故求めたのか理由を尋ねるのかちと楽しみ。
でも茜自身、自分を激しく求めるタイプの人を求めていたフシがあるから、展開次第でさらなる非日常が日常になりそうで期待〜無理せず頑張ってください!
エチシーン!!!!
521 :
速報:02/02/27 02:03 ID:xVudZYLD
522 :
名無しさんだよもん:02/02/27 02:03 ID:BjcFUKOj
葉鍵キャラをカキ-ンしたいんですが・・・
あ、ミスった。
案外
>>507が1だったりして(w
それにしてもこのスレのSSにはハァハァさせられる。俺は監禁の趣味があったのか?
>>523 男であるならば、誰だってこのスレには萌えるはずだ
ヤッチャッタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ッッッ!!!
>>514-516 監禁だよもん氏! 遂にやっちゃいましたか!(w
あ〜っ、監禁8日目にして茜やられちぃましたーーーーっ!
今後の展開は要注意ですな〜? どうゆう方向でくるか期待っ!
ボソ…大きく分けて道は3つ…さて、俺の予想は裏切られるのか?(w
527 :
名無しさんだよもん:02/02/27 02:15 ID:9Oc+dGww
>>職人さん達
あなたたちには敬意を表さずにはおれません。
これからもぜひがんばってください。一ファンより。
528 :
:02/02/27 02:55 ID:GxOLQa/9
529 :
地獄車:02/02/27 12:56 ID:rh4lKn7r
ははっ…最高の気分だ…
続きに、期待。
530 :
罪と罰:02/02/27 13:36 ID:jwW+i92Z
2時間後。様子を見にやってきたオレに、志保はすばやく反応した。
「ヒロ! ケータイ! ケータイは!?」
こいつ…。
「お前、ちっとも反省してねーな。何で最初に出てくる言葉が
ケータイなんだよ」
「反省したした! じゅーぶん反省した! だからケータイ!」
ちっとも反省してねぇ。
「そんなにこのケータイが大事なのかよ?」
うんうんっ、と首を大きく縦に振る志保。
「ケータイで何をするつもりなんだ?」
「もちろん、志保ちゃんネットワークの維持よっ。溜まったメールに
適切なレスしてあげないと」
『適当な』の間違いだろ、と思ったが、どうでもいいことなので流しておく。
大事なのは、このケータイが志保ちゃんネットワークの要(かなめ)らしい
ってことだ。
「てことは…このケータイさえぶっ壊れてくれば、お前のネットワークは崩壊。
もうオレはくだらないニュースを聞かされることがない…ってワケだな?」
その言葉を聞いて、しまった、という顔をする志保。
「そうかそうか。なら、もう別に反省してもらわなくてもいいぜ。
こいつを壊せばそれで終わりだ」
それを聞いて志保の顔が一気に青ざめる。
「やめてやめて! お願い、それだけは勘弁してっ! なんでもするからっ!」
531 :
罪と罰:02/02/27 13:37 ID:jwW+i92Z
なんでもする…?
その言葉で、俺はひとつの諦めとひとつの期待感が渦巻きはじめた。
諦めたのは…志保の反省。「なんでもする」なんて言う言葉を出す以上、
もう志保にとってネットワークとニュースは生命に等しいほどの価値が
あるということ。ならば、どれだけ反省を促そうとも、辞めさせることは
徒労に終わるだけだろう。もちろんケータイを壊せば一時的には
ネットワークは崩壊するだろうが、それは志保が新しいケータイを
契約するまでのごく短期間のこと。ならば、この場でケータイを壊しても、
志保に対する決定打にはならない。馬鹿な志保は気づいてないようだが。
そして期待したのは…取引内容。ネットワークがそれほどの重みを持つのなら、
それを脅しの材料としている今は、本当になんでもやれるかもしれない。
新規契約までの短期間ということに気づかれてないうちは。いや、もしかすると
それに気づいいて、それでも壊されたくないのかもしれない。短期間の崩壊すら
耐え難いほどに、志保がネットワークの存在に依存しているなら…!
そのことを一瞬で頭の中で計算し…いや…違うな。そんなこと、あの一言だけで
いきなり思い付くわけがない。それは後付けの記憶。実際にオレがそのとき
思ったのはひどく単純だ。
『ヤるか…?』
ただ、それだけ。
オレの中で、黒い欲望が沸き上がってくる。
落ち着け。
今までは、まあかろうじて、シャレで終わらせられる範囲だった。
だが、ここから先は。
覚悟。
決断。
そういったモノが必要だ。
オレは、もう後戻りの出来ない領域に踏み込もうとしているのだから──。
532 :
ゾーナム:02/02/27 13:38 ID:jwW+i92Z
>>480 ひたすら同意。
>>481 すまん、悪いが俺の構想ではこの後3話で一発犯って、
4話で話をまとめて終わる予定だ。元々単発ネタの
つもりだったから。暴力的な展開を期待しているんなら、
ここから先は誰か引き継いでくれないか?
「穴という穴に突っ込むモノを検討するスレ」の39で
発言しているとおりの話をじごぐるが書くとかいうのは
どうだろうか?
長期展開ネタは別キャラで温めているから、俺はそっちに
取り掛かりたい…。
>>511 研究員A・私的記録
組織の一員としての立場と、琴音に対する私情との間の葛藤…。
やはりこのあたりがポイントか。
>>517 監禁だよもん
いや、イイ。自然な流れだと思う。
というかこの二人、なんで毎日連載できるんだ…。
たぶん俺は隔日ぐらいが限界。
533 :
地獄車:02/02/27 13:43 ID:s9iEbrbB
あらら、残念(w
ここは地獄だ・・
と同時に天国だ
キタ.━━┓┏━┓┏━━━┓┏┓┏━━━━━┓┏━┓
┏━┛┃┏┛┃┏━┓┗┛┃┃┏━┓┏━┛┃┏┛
┃┏┓┃┗━┛┃┏┛┏┓┗┛┗┓┃┗━━┛┗┓
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┗┛┗┛┗━━┛┗┛┗━━┛┗┛┗━━┛┗━━!!
bo kki si ma si ta The Third
勃 起 し ま し た V
いいスレだ。
いやー、葉鍵ヲタで本当によかったよ。
>>531 まだヤるな浩之ー!
もっと壊してからやってくれー!と言ってみるテスト
9日目
午前8時
起床。茜は既に目を覚ましていた。と、言うより昨晩は一睡も出来なかったのだろう。
茜は俯いたまま、こちらを見ようともしない。
午前8時30分
朝食を与える。終始俯いたまま箸を進める。
午前10時
茜がトイレへ行きたそうに足を動かしている。俺はトイレへ行くことを進めたが、俯いたままで反応すら示さない。
午前11時
茜がその場で尿を漏らす。俺が替えの下着を持って行っても触れようともしない。
取り敢えず俺は床の尿を雑巾で拭き取った。
午後0時
昼食を与える。茜は朝食と同じように終始俯いたままそれを食べる。
起きてから1度も顔を上げない茜。俺自身茜にどう接して良いか分らなかった。
俺はこんな事がしたかったのだろうか?無理矢理茜を奪いたかったのだろうか?
あの時俺は何より茜が欲しかった。茜との繋がりが欲しかった。茜が今ここで暮らしている(?)のも同じ理由からだと思う。
しかし、茜を求めれば求めるほど、愛を押し付ければ押し付けるほど茜は傷つき、俺を嫌う事になるのだ。
そんな事はとっくに分っている筈だった。だが、俺はやはり茜に嫌われる事に耐えることなんて出来そうになかった。
午後2時
夕食の買い物に出掛ける。一通り買い物を終えた帰り道、俺はある店の前で立ち止まる。
店の前ではためく『イチゴフェア』の旗。俺は茜のおやつにケーキを買っていく事にした。
こんな物で許して貰える訳は無いのだが…
午後3時
茜の前に買ってきたケーキを置く。白い生クリームに赤いイチゴが乗っているオーソドックスなケーキ。
無反応な茜の横で俺はその5〜6人用のケーキを切り分ける。俺は包丁を足元に置き、切り分けた茜の分を皿に乗せて茜の前に置いた。
その時…茜は俺が不用意に床に置いた包丁を拾い上げ、俺を睨みながら包丁を構える。不注意に気付いたときはもう遅かった。
厳しく俺の目を見つめる茜。しかし、茜はその場で立ち尽くすだけで全く動かない。そして俺も。
やがて、茜の瞳には涙が溜まってくる。と、同時に両手を脱力させ、包丁を足元に落下させた…
そして足元のケーキ拾い、両手で口の中に押し込む。何かを紛らわせるように夢中でケーキを頬張る茜。
俺は流れ出た涙を止めることが出来なかった。気がつけば俺は茜を抱いていた。拒むでもなく、夢中でケーキを食べる茜。
茜がケーキを食べ終わるまで俺は茜を抱き続けた…
午後4時
茜をトイレに連れて行く。小さい方のようだった。
午後7時
夕食を与える。茜は残す事無く、全てを胃の中に収めた。偶に顔を上げて…
午後8時
茜をトイレに連れて行く。今度も小用のようだった。
午後10時
茜に風呂に入る事を進めるが、応じず。俺は1人で風呂に入る事にした。
午前0時
茜にパジャマと歯ブラシを与え、俺は洗面所に向かう。そして、茜をトイレに連れて行く。
眠る準備を終え、俺は布団に入った。
午後1時
茜はもう熟睡している。昨晩は俺のせいで一睡も出来なかったからだろう。
俺は茜の寝顔を見ながらある決心をしていた。
本日の記録
朝食:白米 味噌汁 漬物
昼食:カツカレー
おやつ:イチゴケーキ
夕食:味噌汁 白米 野菜炒め
排尿:4回 排便:0回
入浴:無し
健康状態: 普通
最終服装:パジャマ上下 下着 首輪
監禁だよもんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
毎日同じ反応ですいません。
本気で上手い…感服いたします。はい。
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━━( ゚)━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━━(゚∀゚)━━!!!!!
本当にいいスレだ・・・
久々だよこんなの。
続きが気になる・・・・上手いよ」・・・・
>539-541
おお、監禁だよもん氏の降臨がいつもより早い。
しかし相変わらずスゴイなあ。これで毎日更新とは。
くう、めちゃめちゃ続きが気になるよう・・・。
547 :
京大繭:02/02/27 22:36 ID:twS+SRAT
どんな決心なんだろ…
解放はイヤン
正直、このスレがここまで伸びると思わなかった奴挙手きぼ〜ん
ハイ1!!
2-!
皆さん、あせらず自分のペースで作品を作ってくださいね。待ってますから。
日刊で読めるのが嬉しい……(感涙
>539-541 監禁だよもん氏殿
お疲れ様です!
包丁を手にした茜、でも刺せないという描写が結構きました・・・茜自身もきっと気が付いているのでしょう(w
ケーキを頬張り、抱いても拒絶しないあたりから・・・再び日常の逆転現象スタート?決心が気になる・・・
期待してます〜無理せず頑張ってください!
60日目
卵子摘出から十日。
琴音は少しずつ会話に応じてくれ始め、食事も残さないようになった。
まだ許してくれた訳ではないだろうが、それでも嬉しい。
61日目
午前中は中庭に連れ出した。
外の空気を吸うのは好きな様だが、他の所員が近付くと私の影に隠れる。
午後からの訓練は、少しだが進展があった。
62日目
採取した琴音の卵子を調べた結果、通常では受精しないことが判った。
人間には通常46本ある染色体が、琴音には半分の23本しかない、ある意味
人間とは別の存在なのだ。
生殖が不可能なのも当然かもしれない。
午後、訓練の途中で、琴音は一瞬だが笑顔を見せてくれた。
その可愛い顔を見ると、とても真実を伝える気になれない。
553 :
研究員A:02/02/28 01:32 ID:UunqcZru
感情の暴走は、監禁だよもんさんに先を越されましたか。
別のパターンを考えたら、純愛ルートに入ってしまいました。
鬼畜スキーには悪いけど、修正不可能かも。
>>553 ある意味純愛の方が救いようの無いラストを迎えられそうで期待。
ちょっと気になったんだけどこのスレの住人は何人くらい居るのかな?DOM含めて。
>>555 ×DOM ○ROM
俺は何を書いてるんだ全く。
>556
テキストにして保存している方も
いるはずだから あながち間違いではないと思われ(w
558 :
京大繭:02/02/28 02:20 ID:hNsXeJF4
>555
どきどきしながらROMってます、点呼3
__________________
___ /
/´∀`;::::\< 私もいます、はい。
/ メ /::::::::::| \__________________
| ./| /:::::|::::::|
| ||/::::::::|::::::|
今だ、ここでROMるんだ!
点呼5?でーす、職人の方、がんばってくださーい!
俺もなんか書いてみようかな……
スレタイトルがこんなんだから来る人は少なそうだが、リピート率が
異常に高いのではないだろうか。点呼6?7?
八番。聖タンを監禁したいねー。
564 :
地獄車:02/02/28 08:54 ID:FT+ouLfl
9番。
彼女たちにはどんな結末が待っているのだろう?
…楽しみだ。
10。創作意欲が掻き立てられる良スレ。
566 :
ゾーナム:02/02/28 11:07 ID:2jIQvfnr
点呼11。
>>538 誰かが引き継いでくれれば…。
12でつ。
観鈴ちん&晴子の続きは・・・?
個人的に1番期待しているのだが・・・
13
凄い居心地が良い…
14
志保監禁の引継ぎの人・登場に期待
15−。ROM。このスレに書き込むのは初めてだけどかなり(・∀・)イイ!
16
研究員A氏マンセー
10日目
午前8時
いつものように目を覚ます。茜は俺とほぼ同時に起きたようだ。
眠そうな目でこちらを見ている。
午前8時5分
茜をトイレに連れて行く。小さい方だった。部屋に戻り、茜に着替えとお湯を与える。
午前8時30分
朝食を与える。少し作りすぎてしまったのか、茜は3分の1程残した。
午前9時30分
買い物に出掛ける。買うものは…
午前11時
少し早い昼食を与える。
午後0時
茜を風呂場に連れて行く。俺がシャンプーを持ってくると茜は嫌がると言うよりは、不思議そうにそれを眺めている。
俺は茜の体が濡れないように気をつけながら茜の髪を1本1本、丹念に洗髪した。
午後1時
茜の髪をドライヤーで乾かし、先程購入した新品の服と下着を与えた。
やはり思った通り似合っている。と、思う。
午後1時15分
茜をトイレに連れて行く。大きい方、もしかしたら小用も同時だったかもしれない。
午後1時30分
茜を台所に連れて行く。前に購入したワッフルの材料はまだ残っていた。
下準備を終えて、ワッフルを焼き上げる。今日は色々トッピングを買ってきた。
焼きあがったワッフルを茜に手渡し前にトッピングを並べる。茜はその1つ1つをじっくり眺める。
しかし、茜はそのまま何も付けずにワッフルを口にした。目の前には甘そうな蜂蜜やチョコレート等が並んでいる。
だが、茜は何も付けずにそのワッフルを美味しそうに食べ終えた。俺は無言で部屋を出た…
午後2時15分
俺は電話機の前で立っていた。覚悟を決めて受話器を取る。ここは茜の居るべき場所じゃない。茜の事が好きだから…
午後2時30分
俺はワッフルを箱に詰めながら茜に自首した事を伝えた。え?と驚いた表情を見せる茜。
俺は茜に喋りかけた。ワッフル美味しかったか?とか、その服はどうか?等の他愛の無い会話。
茜は俺の問い掛けに大きな声では無いがハッキリと応える。普通の会話。
俺自身の事も話した。目から涙がこぼれるのが分ったが、気にせず会話を続ける。
茜自身の事も話してくれた。恋の話。茜の初恋は片思いだった事、そしてそれは実らなかったという事。
2度目の恋の相手は多少やり方が強引だったけど、茜の事をだれよりも愛してくれたという事。
俺は茜にその恋は実ったのかと聞いた。茜は首を振る。その相手はとてつもなく鈍感だったらしい。
間もなく警察がここに来る。全て終わったんだ。いや、まだ終っていない…
俺は包丁を取り出し自分の首にあてた。茜は驚いて俺の方へ来ようとする。
だが、茜は首輪に繋がれたまま。手を伸ばしても届かない場所に俺は居る。
せめてもの贖罪。俺は包丁を思い切り力を入れて引いた。鮮血が噴出すのが自分で分る。変な感覚だ。
不思議と痛みを感じない。薄れ行く意識。勢い良く噴出した鮮血は茜の所まで届いている。
俺は最後まで茜を汚してしまった事を申し訳なく感じた…
茜はワッフルの箱の中に手紙を見つける。
茜へ
こんな事をしてしまって本当に御免なさい。
多分この手紙を読んでいる頃には俺はもう死んでいるでしょう。
もし、読みたくなかったら読まずに燃やしてくれても結構です。
俺はあなたの事が好きでした。ある朝空き地で佇んでいるあなたに一目惚れしてしまいました。
恥ずかしい事ですが、こんな事をしてしまった理由はこれ以外にありません。
こんな事をしたら嫌われる事くらい分っているつもりでした。
でも、いざ嫌われみると、それは俺にとっては耐えがたい程の苦痛だったのです。
俺が自首する事を決めたのは昨夜でした。せめてもの贖罪に死ぬ事も決めました。
くだらない事ですが、食事は不味くなかったでしょうか?
服は気に入ってくれたでしょうか?
髪の毛の洗い方は乱暴では無かったですか?
もし、もし生まれ変わる事が出来たら、今度はこんな事せずに正面からあなたと喋る事が出来るようにします。
本当に御免なさい。
そして、
さようなら。本当に大好きだった人。
・・・
そして…17!
最後なのにエロくなくてスイマセン。
一先ず書き手から読み手に転向させて貰います。
576 :
京大繭:02/02/28 15:36 ID:hNsXeJF4
大変だ、監禁だよもん氏がセルフあぼーんしちゃったyo!!
…いや、楽しませていただきました。
ありがとうございます&お疲れさまでした。
おお〜結構居るね。
>>572-574 終わっちまった。本当に何もかも終わったって感じだ。
続編に期待。
578 :
:02/02/28 16:16 ID:hdJcjTy/
good job!----18
>>572-575 な・・・なにィーーーーッ!
終わってしまった・・・楽しみがひとつ減ってしまったYO。
どうすればいいんだ…
とりあえず>>監禁だよもん氏
おつかれさまでした&いいものをありがとうございました
監禁だよもん氏には失礼かもしれませんが・・・
続編とか、無理でしょうか?
茜のその後とか・・・ そんな私は19番
581 :
日本酒:02/02/28 18:22 ID:3qkCpxE5
ああ……終わってしまったのか……。
お疲れさまでした。
20ゲットずさー
ルートから外れすぎてシナリオの半分ぐらいで終わっちゃうバッドエンドみたいだ・・・
21ゲット!
監禁だよもん氏おつかれさまでした。
>>582 俺もそれに同意。
しかしだからこそ本物の監禁っぽくてすばらしい!
70日目
琴音の態度は、表面的には卵子摘出以前に戻った。
口下手なのは相変わらずで、他の所員には全く心を許さないが、私には
稀にはにかんだ笑顔を向けてくれる。
訓練も順調に進んでいる。
能力が高まれば琴音の価値も上がり、残酷な実験をせずに済む。
成果を出した私の権限も強くなり、琴音の待遇を良くする事も出来る。
琴音の才能は、私達二人にとって希望の光だ。
71日目
今日の訓練は、琴音に集中力が無かった。
理由を聞くと、私が琴音をどう思っているのか聞いてきた。
私は答えに詰まり、当り障りのない言い方しか出来なかった。
その後彼女は、一言も口を開かなかった。
部屋に戻ってからも、私は質問の答えを考えていた。
実験動物と思っているなら、こんなに悩む事はない。
欲情しているだけなら、とっくに犯しているだろう。
愛しているなら、こんな所に彼女を置いておける筈がない。
同情か庇護欲が近い気がするが、それだけではない。
思考が渦を巻き、その夜は眠れなかった。
72日目
突然、琴音の念動波が無くなった。
一切検知されなくなったのだ。
原因は不明。
琴音の体調は良く、精神状態も決して悪くない。
琴音自身も戸惑っている。
585 :
研究員A:02/02/28 19:37 ID:koy+ARqq
監禁だよもん氏、終わってしまいましたね。
楽しみにしていたので残念ですが、一昔前のジャンプみたいにだらだら続けず、終わるべき所で
終わらせるのも良いでしょう。
しかし、茜は再起不能ですね(w
こっちはもう少し続きます。
監禁だよもん様、お疲れさまでした。
エロくなくても全然おっけーだと思います。
感謝。NO.22かな?
>>レスくれた方々
今まで読んでくれて感謝です。
>>580 茜のその後だとスレ違いになっちゃいます。
>>585 引き際は心得ています。
こっちが茜にとってある意味最悪のENDになってしまったので琴音には幸せな未来を期待。
とか言ってみるテスト。
頑張って下さい。
(´・ω・`)ショボーン 監禁だよもん氏が退役された… (´・ω・`)ショボーン
でも、今までお疲れさまでした! 以前、どなたかが書いていたようにあなたが書かなければ誰も続かなかったでしょう
駄スレを良スレに変えたあなたの功績は大きいです・・・主人公の死によって締めくくる最後はある意味…見事でした♪
暫く充電してください…そして、次は―――(w
俺の作品も超スローペースですがちゃんと毎日少づつ書いてますよ〜♪(遅筆ショージキ(;´д`)スマソ...
ぶっこわれ晴子さんのどっぺる観鈴監禁再生調教?はちゃんと続きますので心待ちにしておいて下さい
みなさんが忘れられる寸前に投下できるかと思います(w
監禁マスター募集中! 有志よ立て!
一応、琴音と志保とどっぺる観鈴が現在監禁中です
…そんなわけで俺は.23 (兄さん)
長森メインで色々書いてみてるのですがなかなかエロくなりませぬ……皆さんレベル高すぎ(汗
>587 監禁だよもん氏殿
お疲れ様でした・・・自らの死をもっての決着・・・壮絶ながら、過去の日本人のケジメとしての自決を思い浮かべてしまいました。
茜の場合壊れる前に、それも一つの思い出として彼女の中に残るように思えます(w)ある意味茜の中には強さというものも残っていますから。
おそらく自決者と例の幼馴染の事を胸にまた空き地で誰かを待っているようにも取れますね。
あらためてお疲れ様でした。
>>589 無理にエロシュチュを絡めなくてもいいんじゃない?
俺の作品…たぶん最後までエロ無しだと思うし (´ー`)旦~~
要は<<葉鍵>><<監禁>>の2点…それをクリアしてたらOK♪
>>589 アドバイスどもー。
そうですなぁ……それなりにやってみますかなー。
監禁だよもん師おつかれさまでーした。茜萌えの私には刺激が強すぎましたー(笑
監禁中は詩子さんは気も狂わんばかりだったのかなー(w
監禁だよもんさん乙カレー
是非英気を養って次回作も期待したいです、はい。
個人的に今度は逝くとこまで逝ってるのを希望(w
80日目
琴音の念動力が無くなって1週間を超えた。
回復の見込みはない。
彼女には焦らないよう言っているが、私自身はかなり焦っている。
能力を無くした実験体には、回復させる為に様々な実験が行われるから。
真っ先に行われるのは、生命の危機を感じさせることで能力の最発動を促す
試験で、拷問や雪山への放置が主な方法だが、女性には強姦もよく行われる。
琴音の愛らしさに目を付けている者は多く、後者が選択される可能性が高い。
拷問だろうと何だろうと、琴音がこれ以上傷付くのに、私は耐えられない。
81日目
午前中、上司に呼び出され、琴音に能力回復の見込みがないのなら危機的試験
を行うと言われた。
思春期故の不安定さを主張し、1週間の猶予を貰ったが、その間に回復しな
ければ何らかの拷問が琴音に加えられる。
午後からの訓練の間、琴音に動揺を悟られないようにするのが辛かった。
82日目
期限まで6日。
今日からは一日中琴音に付くことにした。
午前中は中庭に出てリフレッシュを図り、午後からは新しい訓練を多く取り
入れて変化を付けた。
琴音は実に協力的だった。
夜は自室で琴音のデータを全て洗い直した。
83日目
期限まで5日。
午前中から訓練に取り掛かる。
合間に雑談やゲームでリラックスさせ、心理学的分析も交えて多角的に能力
回復を模索する。
分析の為、今夜も徹夜した。
84日目
期限まで4日。
やったことは前日とほぼ同じ。
焦りから気付かない内に休憩が減っていたが、琴音は良く付いて来てくれる。
だが今日も進展は無い。
徹夜3日目。糸口は見えない。
85日目
期限まで3日。
今日は変化を与える為、中庭や私の部屋で訓練をした。
徹夜の疲れからか、琴音に焦りを見抜かれてしまう。
動揺させないよう誤魔化したが、もう限界だ。
分析も行き詰まっている。
86日目
期限まで2日。
訓練を始める前に、琴音に全てを話した。
自分の運命を、彼女は意外と冷静に受け止め、逆に私を励ましてくれた。
訓練にも集中していたが、やはり進展は無い。
訓練を終える時、疲れと焦りで混乱したのか、私は思わず琴音を抱き締めた。
琴音は抵抗しなかった。
研究員A氏、乙です〜♪
何気にプラトニックラヴな展開になってきましたね?
ってコトはこのまま逝くと―――○○しちゃいますか?
それとも、救いなどなく鬼畜にダークに××されちゃいますか?
どっちにしろ、クライマックスが近いですね♪
頑張ってください♪
>>588 晴子さんSS楽しみに待ってます。
そんなわたしで 24。
25
このスレは葉鍵板のオアシスだよ・・・
>>594-596 イイ!けど激しく鬱な展開になりそうなヨカン。
それにしても…次回作か。
1の希望でも聞いて芹香でも監禁するか?wエロエロでw
また日記形式にするか、dbdb氏みたいにSS形式にするか…
色々考えときます。
601 :
研究員A:02/02/28 23:42 ID:qcIBufTV
忘れてた。26
このままだと救いはあるっぽい展開になるのですが、容赦ないバッドエンドルートも
思い付いたので書いときますか?
ゼヒ両方で!
>600
芹香(・∀・)イイ!!
>601
このスレ住人的には救いようの無い話の方が喜ぶ人多そう(w
604 :
名無しさんだよもん:02/03/01 01:30 ID:6qR+SRnS
たまには地上の空気を吸わせよう
遅まきながら。
監禁だよもん氏、お疲れ様。
606 :
名無しさんだよもん:02/03/01 02:18 ID:bh/IzLTt
>>600 綾香を監禁してくれ!!
獰猛な綾香を調教してくれ!!
七瀬でも可
だよもん氏の引き際が見事すぎ。良かったですわ。月並みな反応で申し訳ないがコレしか言えん。
しっかし……主人公痛いなあ……。
27人目かな。
>>601
出来たら両方でおながいします。
監禁だよもん氏、お疲れ様です。
続編を書くならば気長に待ってます。
このスレ本当イイ!ね。
漏れはROMだけどw
>>599 禿同
611 :
610:02/03/01 09:54 ID:wXsDkdp3
2連続でageちゃった
吊ろう…
612 :
地獄車:02/03/01 10:42 ID:D7caB/2N
なかなか残酷なエンドで、良かった。
お疲れさま、監禁だよもんさん。
数少ない趣味の一つが消えた・・・・ 監禁だよもん氏お疲れでした
ガカ〜リなROM28人目
七瀬監禁期待!!!!!!!!!!!!!!!!
615 :
地獄車:02/03/01 13:45 ID:wYR4no3a
これだけの人数がいるとは思わなかったな…
それだけ今の葉鍵板には何かが欠けていたということでしょう。
617 :
ゾーナム:02/03/01 14:03 ID:Trgw7hej
監禁だよもん、お疲れ。いいラストだった。
>2度目の恋の相手は多少やり方が強引だったけど、
>茜の事をだれよりも愛してくれたという事。
あれ、これって折原浩平のことでは…ない…ような…? う、うわあああ。
>>606,
>>614 俺が
>>532で言っている「温めてるネタ」に七瀬がいるぞ…ちょっと待っとれ。
志保、引継ぎがくるまで放置プレイ。その間に餓死しなきゃいいが(笑)。
618 :
614:02/03/01 14:26 ID:ECIArCAu
>>617 激しく期待!!!!!!!
待つべし!待つべし!!待つべし!!!
芹香と綾香をセットでおながいします
映画見てて思ったんだが
月あゆと舞のサイボーグ欲しい・・・・・・・
と言って見るテスト
87日目
期限まであと1日。
焦りだけが先走り、今日も何ら進展が無かった。
88日目
期限当日。
結局琴音の能力は回復しなかった。
私は無力だ。
89日目
明日、琴音に危機的状況試験が行われる。
一縷の望みをかけて訓練するが、何にもならなかった。
90日目
私情を挟む可能性が高いという理由で、私は補助スタッフに回された。
直接手を下さずに済む分、その方が私も良い。
抵抗する琴音を職員二人が両脇から抱え、地下実験室に連れて行く。
以前の実験室と違い、拷問器具の並ぶ薄暗いその部屋を見た瞬間、琴音の顔
から血の気が引いた。
呆然とした琴音の着衣を脱がし、後ろ手に手枷を付ける。
引き出すのは言葉でなく能力である為、舌を噛まない様に口枷もする。
この作業は事務的に行われたが、全裸の美少女を拘束する行為に、誰もが
歪んだ興奮で股間を膨らませていた。
私も例外ではなかった。
しかしこの場の大半の人間、特殊な趣味を高いレベルで持っていない者は、
すぐに自分の期待が的外れだった事に気付く。
開始された行為は、SMなどという平和な行為とは無縁の物だった。
生命に危険が無く、治癒可能な範囲で、相手に最大限の苦痛を与えるのだ。
普段はあまり開かない琴音の口から、身の毛のよだつような絶叫が、口枷の
隙間から溢れ出る。
その光景を私は直視することが出来なかったが、彼女の声を聴き続けるのを
自分への罰とし、耳を塞がなかった。
その行為が一瞬でも早く終わるように、琴音から僅かでも念動波が発せられ
ないか、モニターの波形を凝視する。
しかし琴音の脳波は、苦痛は表しても、特殊な念波は表さない。
そして感覚的には何十時間にも思える数時間後、ボロボロになった琴音に
傷の処置をしてから、私は彼女を部屋へ運んだ。
その晩、私は泣きながら琴音を看て過ごした。
93日目
少女の若い身体はあれほどのダメージでも、僅か3日で体力を取り戻したが、
それは全く幸いな事ではなかった。
この間も能力を回復する努力はしたが、徒労に終わった。
地下実験室、というより拷問室に連れて行かれる時、琴音は前回以上に激しく
抵抗したが、それも徒労でしかなかった。
私に助けを求める声は口枷で遮られ、前回以上の拷問が琴音に加えられた。
彼女の悲鳴を聞き続けて、私が発狂しなかったのは奇跡だろう。
96日目
肉体的苦痛は効果がないと判ったので、今回は精神的苦痛、つまり性的暴行
が加えられる事となった。
拷問室ではなく通常の実験室へ向かうと、琴音は抵抗しなかったが、分娩台
を見た瞬間狂ったように泣き叫び始めた。
抵抗空しく全裸で脚を開いて固定され、無防備になった琴音の性器に
ローションが塗り込められる。
白人男性の巨大な男根が差し込まれると、琴音は一度絶叫を上げたが、それ
からは大人しくなった。
妊娠の可能性が無い琴音は、容赦なく胎内に射精される。
何人もの男が入れ替わり覆い被さり、身体と心を汚す中、琴音は小声で
パパ、パパ、と呟いていた。
私が抱きかかえて部屋まで運び、シャワーで汚れを落とす間も、ずっと呟い
ていた。
98日目
琴音に二度目の陵辱が加えられた。
今回は拘束されず、その代わり前回以上の人数が加わった。
人形のように動かなくなった琴音は、大勢の男に徹底的に汚される。
部屋に連れ帰ると、琴音は私をパパと呼び始めた。
琴音の中で私はパパになったらしい。
もう痛いのは嫌だ、とか、おじさん達は嫌いだ、と言って泣いたが、シャワー
で身体を洗ってやったり、一緒に寝てやると、無邪気に笑って喜んだ。
99日目
一晩経っても、琴音の幼児退行は直らなかった。
まともな訓練は出来なかったが、ゲームをして遊んでやると喜んだ。
食事もシャワーも寝るのも一緒だった。
100日目
琴音の能力回復は絶望視され、彼女の今後について話し合われた。
能力を失った実験体は始末されるか、雑用職員として雇用するのが通例だ。
彼女の単相という特徴は価値が高いが、この研究所では専門外だ。
結局彼女は能力と遺伝子の因果関係の資料として始末は免れたが、通常の
職務は不可能とされ、研究員の慰安の任に就くのが検討された。
以前から女性の実験体に対する強姦が問題視されていたが、その予防に琴音
に性処理をさせようというのだ。
私が強固に反対し、今日の会議ではその案は決定しなかったが、ここでは人権
の蹂躙が日常的に行われてきたのだ。旗色は悪い。
私の決意は固まった。
部屋に入ると、琴音はベッドの隅に逃げて怯えたが、私だと気付くと笑顔で
駆け寄ってきた。
その無邪気な顔に、私への不審は一片も無い。
プレゼントをやるので目を瞑るよう言うと、琴音は歓喜の顔で従った。
素直な彼女を抱き締めると、私からの最初で最後の贈り物、大き目の拳銃を
懐から取り出すと、こめかみに銃口を押し付け引き金を引いた。
同じ様に額の上にも1発。
解剖調査してこれ以上琴音を辱めることが出来ないように、脳を完全に粉砕
する為だ。
弾丸の貫通した穴は無残だったが、狙い通り顔には傷一つつかなかった。
顔に付いた血を拭おうとしたが、私の手も血で濡れていた為、かえって広
がって琴音の頬を汚した。
やがて警備員が飛び込んできて何やら怒鳴り始めたが、どうでも良い。
琴音を強く抱き締め、こめかみに銃口を当てる。
焼けた銃口は熱かったが、引き金を引くと衝撃と共にそれも感じなくなった。
許してはくれないだろうけど、出来れば琴音に謝りたい。
でも、私と琴音の行き先は・・・
627 :
研究員A:02/03/01 23:07 ID:xHEtxkdB
見ての通りのバッドエンドルートです。
どうせハッピールート書き直すつもりだから、鬱の限界に挑戦しました。
私にはこれが限界。
いや…十分鬱になったんで…
ハッピーエンドルートを待ちマス。
>>627 激しく鬱鬱鬱鬱鬱…
もう1つの未来に期待。
一応次回作のプロローグっぽいもの描きました。
形式は日記+SS。キャラは病弱なあの子です。
でも出来が…
投下しようかどうか迷ってます。
『鬱』
これまでにこれほどいい響きの言葉があっただろうか。
世間ではそれほど良い評価をされていない「2ch」。そして「エロゲ業界」。
だが、莫迦にならなければ分からないものがある。
この「鬱」なる気持ちの高揚は、やはりここの世界だけでしょう。
だが、これは「感情」という人間を包んでくれるものと思います。
研究員A氏、監禁だよもん氏、また他の神々の職人さん。
これからのさらなる発展を願い、書き込みをしました。
頑張って下さい。
>627
すばらしい
見事な終幕 まんせー
鬱
632 :
京大繭:02/03/02 00:53 ID:yJXUsPV+
>626
監禁リョジョークの罪ってのはやっぱり氏んで償うしかないのね…(;´Д`)
ちゅーわけで、お疲れさまでした。
こっちを信じ切って笑顔で目を瞑ったとこに銃弾撃ち込むって
あまりにも嫌すぎる終わり方ですが、まあそれもまたおかし、と。
でもハッピーエンドルートにちょっと期待。
素晴らしい・・・んだけどね、鬱過ぎる。
結局私が言いたい事はですね、「救いようのないのはイヤン」って事なんですね。
>573
泣いた。
635 :
日本酒:02/03/02 05:12 ID:3nw6TPN6
>627
これはこれでハッピーエンドだと思うなあ……(w
最後は「パパ」を信じ切って死んでしまった琴音と、
自分なりとはいえ愛を貫いた職員。
悲劇こそが物語を作り出す……。
>>627 鬱です…
でも(;∀;)イイハナシダタヨ…
>>627 ハッピーエンドマンセー!!
二人そろって死ねるなんて主人公は幸せ者ですな。
俺はてっきり主人公だけ殺されて琴音だけが永遠に生き地獄状態かと思ってましたよ。
>>638 2つ目のURLまで見て最後ののURLが『葉鍵キャラの肉を食べよう』だと思った俺は逝って良しですか?
640 :
地獄車:02/03/02 11:05 ID:g5FrrKwr
>627
複雑だ。
マンセーと否定が同居。
俺も書くべきか。
>>639 「惨殺」の後にそれもつけときゃよかったな。(w
642 :
しのさいか@LV27エルフ ◆QyNqRxh2 :02/03/02 16:01 ID:zcjknKZ1
(飼育日記)
3/1(金)
-ジャラッ-
私が、朦朧とした意識の中から体を引き起こす顔に何かが巻きつけられたような感覚・・・
ご丁寧に口かせまで・・・
-ジャラッ-
-ジャラッ
体を動かすたびに私をおそう違和感。
さらには多少の嘔吐感と頭痛。
自分の体が自分のものでないかのような錯覚をうける。
-ジャラッ-
金属のこすれ合う音・・・
そして私の首に巻かれたもの・・・そこから延びる・・・鎖?
目隠し、口かせ、首輪、そして鎖・・・
そして途切れる直前の記憶。
・・・
-ドンッ-
「きゃ!」
そして何かが顔に押し当てられて・・・
「んー」
「んー」
・・・
そこで意識は暗闇に沈む・・・
・・・
私、そう私誘拐されたんだ・・・
何のために?
慎重に・・・精一杯の虚勢で表向きの冷静さを保った私は辺りに人の気配が無いか・・・
聴覚・嗅覚・・・
そして肌に当たる風の触覚から知ろうとする・・・
人のいる気配は無い・・・
643 :
しのさいか@LV27エルフ ◆QyNqRxh2 :02/03/02 16:01 ID:zcjknKZ1
(飼育日記)
「はあー」
安堵とともに吐き出した息とともに今度はどうしたものかと思案する・・・
とりあえず私はこの部屋を手探りで歩き回ってみることにした。
1時間ほどもかけて調べた結果わかったこと・・・
この部屋は正方形で畳で言うと6畳程度の広さしかないこと。
床は板張り、暖房は床暖房でしっかりしている。
部屋にはマットレスと携帯食が2.3食分、そしてお水・・・それだけしかないこと。
おトイレ・・・どうするんだろう?
ある意味それはとても怖いことだった・・・
食料が1日分程度から無いことからしても私を誘拐した主は、1日以内にこの部屋に帰ってくることは用意に想像できたんだけれど・・・
その日は目隠しや口かせをどうにか外そうとしたけれどどうにもなりそうにも無くて・・・
644 :
しのさいか@LV27エルフ ◆QyNqRxh2 :02/03/02 16:04 ID:zcjknKZ1
(飼育日記)
私はなれない暗闇に疲れた肢体を床に投げ出すと泥のように眠った・・・
これは誰の監禁SSでしょうか?
私自身は明確に誰と決めて書いているので・・・
次回くらいにはっきりしますが想像していただくのも楽しいかと・・・
ちなみに葉でなく鍵です。
高槻
646 :
名無しさんだよもん:02/03/02 16:18 ID:wAlfLQoZ
しのさいか監禁?
んなわけねーよな。長森かと思うがどうじゃろ。
この部屋、ドアはないのだろうか? あったらどんどん叩いたのだろうか?
暴れたり泣きわめいたりしない。ずいぶん冷静だ。誰だろう?
……俺の中のデータとは一致しないなぁ。誰彼とまじアンだったら守備範囲外だし……。
ここは無理に、セリオが敗北したせいで大損したブックメーカーが、
彼女を拉致監禁したと無茶を言ってみる。
648 :
しのさいか@LV27エルフ ◆QyNqRxh2 :02/03/02 17:01 ID:zcjknKZ1
一応ONEの瑞佳なんですけどね・・・
浩平が消えてよく分からない喪失感で半ば無気力状態な瑞佳です。
冷静というより・・・です。
649 :
親切な人:02/03/02 17:01 ID:5/5pAT/b
650 :
京大繭:02/03/02 17:05 ID:yJXUsPV+
情報がなさすぎるからよくわかりません。
でも「はあー」って言ってるからとりあえず長森ってことで。
…まぁ首輪がついてれば誰で(以下略
651 :
超暇な人 ◆/EIn1GX2 :02/03/02 17:07 ID:c+MuSSbs
監禁だよもん氏、エピローグないんですか?
652 :
名無しさんだよもん:02/03/02 17:15 ID:FJ6N6i7R
さゆりん監禁(萌え系)キボン!
自分じゃ書けないので誰か書いてください。
正直、クレ房でスマソ・・・
>>652 俺からも頼む!!さゆりんがピンチになるSSなんてめったに見ないんです!!
というか「汝,陵辱スレ」のやつしかみたことありまへん。
さゆりんを監禁なんていやだよお!いやだよお!
655 :
654:02/03/02 18:08 ID:HHuvIwBK
ごめん書き込んで思ったけどやっぱり見た かったりするなw
>>638 コースはあぼーんだけどな(藁
656 :
652@奈々氏:02/03/02 18:13 ID:FJ6N6i7R
「ほら、顔を上げて」
俺は傷だらけの彼女の方へと話し掛けた。
彼女は怯えた瞳でこちらを見上げている。
いや、正確には俺が手に持っている皮製の鞭を見ているのだろう。
俺は彼女の頬を優しく撫で上げる。
『んっ・・・』
涙目になる彼女。
「そんなに怯えなくても大丈夫だよ」
優しく話し掛ける俺に何も答えない。
仕方なく彼女の頬に鞭を這わせ、ペチペチと軽く叩く。
早く顔を上げなければ痛い思いをするという予告だと彼女は身をもって知っているので
怖々と顔を上げる
「今度からは早くしないと痛い思いをするぞ。判ったらもっと従順になれ」
『・・・』
「ほら、返事は?」
軽く彼女の唇を指でなぞる。
『・・・はい・・・』
____________________________________________________________
657 :
652@奈々氏:02/03/02 18:15 ID:FJ6N6i7R
_______________________________________
私はいつも通り学校へと向かっていた。唯一、私が私に戻れる場所へ。
いつもの風景を見ながら今日は何をしようなどとどうでも良い事を考えながら歩いていた。
そしていつも通り私の親友との待ち合わせ場所へと着いた。
昨日の晩に降った雪の為か車などは走ってはいなかったので降ったままの雪が足に付きちょっと冷たかった。
私は家を早めに出て来た事に少し後悔した。彼女との待ち合わせ時間までにはまだ時間が有る。
昨日、父に卒業後の話をされた。私は卒業後、結婚をさせられる事になった。
なんでも父がよくしてもらっている方の息子が私を気に入ったとか・・・。
結局は父の為に身売りに出される様なものだ。見ず知らずの相手と結婚する。
しかも自分の意思とは関係無く相手に気に入られる様にしろと。これを身売りと言わずなんであろうか?
私は残された学校生活の中しか自由は無くなってしまった。
そう考えると早く学校へと行きたくて仕方が無かったが、約束の時間前に来てもやる事もなく
ただ昨日の父の言葉が頭の中に過るだけだった。
ふと気がつくと向こうから車が走ってくる。私は道の端へと避けた。
しかし車は私の前でとまり数人の大きめの男が出で来て私の側へとよってきた。
「倉田、佐祐理さんですね?」
私の前に立った男はそう言ってきた。
『ふぇ?そうですけど、佐祐理がどうかしましたか?』
どうしても言葉にする一人称は佐祐理になってしまう。
私が不思議そうに答えると。
「失礼」
そう言うと男が動いた。
その瞬間に息が詰まる感触が来た。そして徐々に感覚も無くなり体が動かなくなった。
今日このスレに気づいたが…スバラシイ
660 :
652@奈々氏:02/03/02 20:03 ID:FJ6N6i7R
>>648 あああ……。
天にまします我等が神よ。長森瑞佳にあなたの恩寵あらんことを。
>>656-657 始まったか…嬉しいやら辛いやら…(藁)
(・∀・)デモガンバッテ!
663 :
京大繭:02/03/02 21:25 ID:yJXUsPV+
>660
続けてくださいいつまでも。
664 :
652@奈々氏:02/03/02 22:04 ID:FJ6N6i7R
___________________________________________________________________________________________________
「ご苦労だったな」
俺がそう言うと男達は俺に一礼をし、部屋から出て行く。
俺は目の前に横たわった彼女を見て、ついため息をついてしまう。写真では見ていたが直で見るとなんとも・・・
「まったく、可愛いすぎだぜ」
仕事とは言えこの娘を傷つけるのは気が引けるな・・・
(と、私情はこれ位にしておかないと。)
俺は彼女の両手両足を鎖で繋いだ。両方とも金属で出来ていて手と足を繋ぐ事も可能な枷だ。そして最後に首輪を付けた。
「ま、可愛い娘は何と付けても可愛いって言うしな」
俺は彼女を繋ぎ終えると自室からしか入れない飼育用の部屋へと向かう。部屋はかび臭く薄暗い。
まさみ彼女の様な娘を監禁するにはうってつけの場所だ。臭いや暗さはあえてそれっぽくして監禁した者に自分の立場を
早く思い知らせる為でもある。彼女を石畳で出来た床に寝せ俺は鉄格子の鍵を閉めた。
「さて、ゆっくり観察でもするか」
俺は部屋に戻りベットに横になると壁に向かってリモコンでスイッチを入れる。そうすると壁一面に彼女の居る部屋が映る。
あの部屋は自室から全て見える様になっている。トイレもシャワーも自室側の壁に作っているのはその為だ。
「たっぷり楽しませてもらいますか・・・」
そして俺は彼女の意識が戻るのを愉しみにしながら待った。
665 :
652@奈々氏:02/03/02 22:04 ID:FJ6N6i7R
____________________________________________
____________________________________________
徐々に体に冷たさを感じはじめた。下腹部に痛みを感じて体を抱え込む。
ジャラリ、ジャラリ。
体が動いた時に金属の触れ合う感触がした。しかしそんな事より今の状態を確かめる方先だった。
徐々に目が慣れてくる。天井には葉だか電球が一個、薄暗く光っている。痛みを訴える体を無理やり動かしながら部屋を一瞥する。
壁にはシャワーにトイレ、そしてパイプベッド。逆の壁には怪しげな鎖が付いている。
私は立とうと思い体を起こそうとしたが思うように体が動かない。
ジャラリ、ジャラリ。
またあの音がした。何かと思い音のした私は腕を見る。そこには鎖が付いていて腕と足が繋がれている。
(あぁ、これじゃ立てないよね・・・)
コツ、コツ、コツ、コツ
私は音のする方を見た。そこには鉄格子があり、鉄格子の向うから音が聞こえる。その音は鉄格子の前で止まる。
666 :
652@奈々氏:02/03/02 22:08 ID:FJ6N6i7R
「お目覚めですかな、お嬢様?」
音の主が私に向かって話し掛けてくる。声を聴く分には男だと思う。男はそう言うと鉄格子の扉を開け部屋の中に入ってくる。
男は私の前に屈み顔を覗いてくる。暗がりの部屋の中でみた男の顔は女の私から見ても綺麗でどこと無くワイルドな感じだ。一言で言うならカッコイイ。
男の事など特に興味が無い私が見てもそう思えるのだから実際は誰が見てもそう思うのだろう。でも私はその男の顔より眼の方に気を取られた。
鋭く、そして澄んでいる瞳。
『佐祐理はどうしてこんなところに居るんですか』
私は男に聞いた。正直、自分の馬鹿さ加減に嫌気がさした。こんな所に居るのはこの男が私を誘拐したからだ。判ってはいたが認めたくなかった。
まだ誘拐されたと判らない以上はまだ望みがあるかもしれないのだから・・・。
「率直に言うと君は誘拐されてここに連れて来られた。こちらの要求が飲めない場合は佐祐理さん、君を帰す事は出来ない」
しかしその好虐的な瞳で放たれた言葉は私は唯一の望みさえ失われた。
その男の瞳にはハッキリと帰すつもりは無いと書かれているようなものだ・・・。
667 :
京大繭:02/03/02 22:13 ID:yJXUsPV+
私、幸せです。
私もです。
670 :
652@奈々氏:02/03/02 22:24 ID:FJ6N6i7R
今書いてるのって、高校時代に授業中に書いてたやつなんだんだよな・・・。
もっともさゆりんの視点と男の視点でなんて分けていなかったし、こんな最初の
誘拐のシーンなんてのもなかったから今書いてるわけよ。
でも、最近は書物をやってなかったから全然思いつかねぇ・・・
俺もです。
673 :
牛:02/03/02 22:45 ID:ou8Z+dlE
すげ
>>651 エピローグ的な物を書こうとするとスレ違いになってしまいます。
この下に次書こうと思ってる話のプロローグ的な物を書き込みます。
目を覚ますと俺は見知らぬ場所に居た。何も無い狭い部屋。
そして、俺の目の前には見知らぬ少女が横たわっている…
『もうやめて…もう、やめてください…』
少女は全身を震わせながら俺に訴える。
少女の服は無残に引き裂かれ、その白い肌が露出し、口と太股の辺りには血が伝って流れている。
『お願い…です…』
こういう事は珍しい事ではなかった。
目を覚ますと精液まみれの女が倒れているなんて事も良くある。
全てオレがやった事だ。俺の中に居るオレが…
それにしても、ここは何処なんだろう?窓の外を見回すと、見知らぬ景色が広がっていた。
『何処なんだ…』
少女は俺の独り言にも敏感に反応し体全体を震わせる。
見るところ、少女の年齢は16・7歳、体は華奢で肌は白く、どう見ても元気の良い少女には見えなかった。
俺は怒りを覚えた。自分自身への怒りであり、そうでないもの。
俺の中のもう1人のオレへの怒り。もう一つの人格への怒り。
いや、「もう一つの」という表現は相応しくないかもしれない。
もしかしたら俺とオレ以外の「おれ」も俺の中には居るかもしれない。それは全て俺であり、俺で無い。
だから俺はオレをどうする事も出来ない。今回の場合も俺が警察に電話すれば直ぐに解決する事である。
少女は親の元に帰れるだろうし、オレは逮捕されるだろう。
しかし、そんな事出来る筈が無かった。オレは俺なのである。逮捕されるのは俺でもある。
鞄の中身からオレの意図は読めた。
どうやらここでこの少女を監禁しようとしているらしい。
俺は外へ出て辺りを調べてみた。幸い近くにコンビニ等生活に必要な施設はあった。
オレもここで生活しようとしているのだろうから、当然と言えば当然なのだが。
外を見に行っている間中家のドアは開けっ放しだったが、少女が逃げ出す事はなかった。
「ぜぇぜぇ」と肩で息をしながら涙も枯れた目で天井を見つめている…
オレに暴行されたからだけではなく、元々体が弱いのだろう。
俺は少女の物と思われる鞄を見つけた。拾い上げて中身を調べる。
中身は…教科書、ノート、筆記用具、財布、生徒手帳etc…
俺は少女の物と思われる生徒手帳を開いた。
「美坂栞」…それが少女の名前らしい。
677 :
652@奈々氏:02/03/02 23:52 ID:FJ6N6i7R
お、しおりんでヤラレタ。
漏れもさゆりん、しおりんで倉田姉妹にしようとしたのに
毒スレマンセー!
期待大!
栞は死なないように気をつけて〜(藁
セーブした所からやり直す
87日目
期限前日。
原因が判らないと対処のしようが無い。
能力を無くす前日から、琴音の様子は変だった。
その時問われた質問。
その答えはもう出ているが、それを口に出す資格は、私には無い。
朝、琴音は私の部屋に行きたいと言い出した。
清潔だが入れ物でしかないこの部屋より、散らかっているが人間の生活する
部屋である私の個室の方が、琴音は好きらしい。
今日は訓練をせず、琴音とゆっくり話をすることにした。
どんな訓練も全く効果が無かったのだ。もはや琴音の心を少しでも理解する
しか方法が無い。
好きな音楽、好きな食べ物、将来動物学者になりたい事。
家族の事、学校の事・・・
琴音が語った人生は、私の予想以上に能力と遺伝異常で破壊されていた。
ここに拉致されて来た事すら、琴音にとっては生涯続く破局の一つでしか
なかったのだ。
どこにいようと、奇異の目に包まれた孤独が続くだけ。そうだと思っていた。
だが、私は必要以上に琴音の中に踏み込んでしまった。
ここまで話して、琴音はもう一度私にあの質問をした。
私が琴音の事をどう思っているか。
言える訳が無い。琴音の自由を奪い、誰よりも琴音を辱めたのは、私自身なの
だから。
琴音だけではない。
良心と知的好奇心を天秤にかけ、悪魔に魂を売る選択をし、多くの能力者を
実験動物として扱ってきた私が、琴音を愛しているなど・・・言ってしまった。
その想いは、能力が無くても、戻らなくても変わらないか。
今更隠しても仕方なく、そう聞かれると素直に変わらないと答えた。
それを聞くと、琴音は涙を流した。
今まで琴音は、誰からも愛されたことが無かったから。
どんな相手でも、どんな状況でも、愛していると言われた事が無かったから。
泣きながら微笑む琴音を抱き寄せると、一瞬身体を硬直させるが抱き返して
くれる。
唇に私が口を近づけるのと、琴音が目を瞑るのは、ほぼ同時だった。
一度離れてもう一度唇を合わせ、思わず私が舌を入れても、琴音は抵抗しな
かった。
ベッドの上に寝かせ、身体に触れても。
白衣と下着しか着ていない、着るものがない琴音は、すぐに生まれたままの
姿になった。
恥ずかしがるのでカーテンを閉めたが、琴音の白い肌は薄闇でもくっきりと
浮かび上がった。
細い身体、小さな胸、銀色の体毛。全てが愛しい。
私も邪魔な着衣を脱ぎ捨て、体重をかけずに琴音の上に乗り、また唇を重ねる。
まだ慣れていない彼女は私に口の中を一方的に弄られるが、それでも舌を必死
で舌を絡め返そうとしてくれる。
十分に琴音の舌を味わってから、小さいが美しい胸へ口を移す。
夢にまで見た琴音の乳房の味は、想像以上に美味だった。
大きさにコンプレックスを持っているようだったので、私がどれだけこの
乳房に魅了されているか伝える為に、執拗に責める。
舐め、吸い、揉み、撫で、弾く。
気が付くと、琴音の息はすっかり荒くなっていた。
股間の隙間に指をやると、じっとりと湿り気を帯びている。
琴音が私の愛撫で感じているのが嬉しくて、その証の部分を何度も擦ると、
薄い銀毛は指の動きの邪魔にならず、新たな蜜で更に湿り気が増す。
割れ目の中の小さな突起を探し出し指先で転がすと、琴音は甘い声で鳴き、
突起が固く膨らむにつれその声も甲高くなっていく。
堪らなくなり琴音の脚を押し広げるが、琴音は一瞬で怯えた表情になり、手で
大事な部分を隠した。
身体検査や卵子摘出の時の恐怖が、琴音に残っているのか。
だが抱き締めて頭を撫でると、琴音は徐々に硬直を解いてくれた。
琴音の手を取り剛直を握らせると、触っているうちに、琴音もこれが危険な
物ではないと判ってくれたようだ。
一緒に位置合わせをして、腰を進める。
いくら慎重に進んでも、琴音の顔は苦痛に歪む。
処女膜が破られていても、琴音は正真正銘の処女なのだ。
それでも私が最奥に達すると、健気に微笑んでくれた。
熱く狭い琴音の中は、全身が融けそうなほど気持ち良かった。
長く持ちそうに無いが、今の場合それは都合が良い。
行き来する私の動きを遮るように、琴音がしがみ付いてくる。
それを抱き返し、全身を擦り付けるように動く。
琴音の乳首が、私の胸を擦る。
琴音が私を呼び、唇を突き出す。
唇で答え、腰を小刻みに振る。
そして込み上げたものを、躊躇うことなく琴音の中に吐き出した。
行為が終わった後も、私達は長い間抱き合っていた。
やがて琴音が、自分は子供が産めないのだろう、と言う。
薄々気付いていたが、私が胎内に射精した事で確信したらしい。
自分の迂闊さを責めながらも、私は真実を話した。
聞き終えると、琴音は無理に笑顔を作りながら、遠慮せずに好きな人と愛し
合えるから良い、と言った。
けどその目は、涙を抑えられていなかった。
てな訳で、ハッピーエンドルートです。
判りづらいかもしれませんが、前回の琴音心中エンドとは並行世界で、
>>596からの続きです。
あっちがどん底だった分、こっちは激甘にしてみました。
>>研究員A氏
おつかれ〜
しかしこれをハッピーと取るかは人次第と言うか。
俺はどうしても最終的にどうなったか、を考えてしまう人間なので
結ばれた次の日にバッドルートと同じ展開があったと想像すると…ヒィィ(;´Д`)
まあその辺は脳内補完で何とかするとして、とにかくゆっくり休んでください。
88日目
期限当日。
朝になると、何故か琴音の能力が戻っていた。
理由は判らないが、私達は手を取り合って喜んだ。
これで琴音の当面の危機は去った。
能力回復の証拠となるデータを収集し、上司に提出するのに丸一日かかった。
どういう訳か琴音は以前以上に能力を制御出来るようになっていたのだ。
その変化を計測するのに手間取ったが、全く苦にはならない作業だ。
その日の夕食は、私の部屋で回復祝いのパーティをした。
ろくな料理は用意できなかったが、それでも二人で何かをやり遂げた祝いは
楽しかった。
パーティの後、また琴音を抱いた。
昨日と変わって琴音はあまり痛がらず、それ以外の反応を敏感に示してくれた。
二度目の琴音の肢体は素晴らしく、私は何度も抱いた。
二度目よりも三度目は、三度目よりも四度目は素晴らしかった。
五度目は琴音も一緒に絶頂を迎えてくれ、私は生涯最高の満足を得た。
結局その晩は、体液で濡れたまま抱き合って眠った。
89日目
朝、朝食を用意した琴音が起こしてくれた。
最高の目覚めだ。
一緒に朝食を食べてから、午前中は事後報告をして、午後からは琴音の能力
検査をした。
琴音は以前とは別人のように、自在に能力を操るようになっていた。
難解なテストも難なくクリアしていく琴音に、私は夢中になってデータを
取り続けた。
夕食後は、また琴音を抱いた。
性に不慣れな彼女を連日求めるのはまずいかと思ったが、琴音は嫌な顔
一つせず受け入れてくれた。
昨夜よりも敏感に反応し、歓喜に震える琴音の肢体を、私は夢中になって
抱いた。
深夜、何故か目が覚めると、琴音は私の手をしっかり握って眠っていた。
可愛い寝顔に見惚れていると、琴音は「パパ」と寝言で言った。
琴音の父親は、自分の遺伝子を受け継いでいない琴音を娘と認めず、全く
愛情を注がなかった筈。
だとすると、彼女が幸福そうな寝顔で呼ぶパパとは、私のことか?
助平なパパで申し訳ないが、琴音の飢えていた愛情を精一杯注ごうと決意し、
頬に口付けして眠った。
>>684 終わりと思ったようですが、この通りもう少し続いたり(w
あと1、2回で終了の予定です。
あと1,2回で終了の予定。
688 :
684:02/03/03 03:14 ID:S3YEmAbo
旅に出ます。
>>683 一本目の話ってハッピーエンドじゃなかったんですか・・・?
監禁だよもん氏復活マンセー!
毒を頼みますよ!
1日目
午後6時30分
俺は取り敢えずコンビニに食事を買いに行く事にした。
俺の分と栞という少女の分のカップラーメンだけ購入して家に帰る。
午後7時
俺が帰宅すると栞は部屋の隅で小さくなって震えていた。
栞の脅え方は尋常じゃなかった。オレは栞に余程酷い事をしたのだろう。
『今、カップラーメン作るから。体、大丈夫か?』
俺はヤカンを火にかけながら栞に話し掛ける。
栞に体を労わる言葉を掛けたのは、先程まで栞の体を傷つけていた人物である。
『大丈夫なわけ、ないです…こんな事してそんな…』
栞は泣きながら俺に訴える。俺は少しドキっとした。白い肌に、大きな目。肩までで揃えた茶色の髪。
美人というよりは可愛いタイプの顔立ちで、俺のタイプの女の子だった。
俺は無意味な事だと思いながらも栞に俺の別の人格の事を話した。
話そうという気になれたのは多分、栞が死んだ妹に何処となく似ているからだろう。
俺の話を聞いても栞は理解出来ない様子だった。無理もない。俺とオレは見た目も声も同じなのだ。
「シュゥゥゥゥゥ」とヤカンから湯気が立つ。
火を止めてカップラーメンの蓋を開こうとした時、急に激しい頭痛に襲われ、意識が遠退いて行った…
オレが目を覚ました時、目の前には沸騰したお湯と2つのカップラーメンがあった。
丁度腹が減っているので食べる事にする。2つの内1つにお湯を注いで部屋へと持っていく。
部屋には昼間オレが拉致ってきた少女が座っていた。オレは良い事を思いついた。
『おい、お前食べたいのか?』
少女は「はい」とも「いいえ」とも応えない。オレは腹が立って少女の頬を思いっきり殴った。
『っひぃ…!!』
少女の口から血が流れる。
『食べたいのか?』
オレは同じ質問を繰り返す。
『た、たべたい、食べたいです…』
『そうか…』
少女の言葉を聞いてオレはヤカンを持ち上げ、少女の体に熱湯を注いだ。
『っいやぁ!!』
少女は飛び跳ねるようにしてのた打ち回る。
『あつい…あついよぉ…おねぇちゃん…』
少女は耐え切れず服を脱ぎ始めた。露になった肌は真っ赤に染まっている。
その様子が面白くて、オレはもう1度少女に熱湯を注ぐ。
『いぁっっ…!』
熱湯がかかった部分が赤く染まる。元々肌が白いので変化が顕著に分る。
少女は遂に下着も脱ぎ捨てて、何も身に付けていない状態になった。
じっくり少女の体を眺めてみるが、胸も小さく、未発達な部分が多い。
『あつい、です…おねがいやめて…』
オレは這いつくばり苦しむ少女を眺めながらカップラーメンを食べ始めた。
こうやって啜るカップラーメンはいつもの何倍も美味い。
いつの間にか少女は気絶していた。体が弱そうだったので殺さないように気を付けるつもりだったが、
この調子だと数日で殺してしまいそうだ。
別にそうなったとしても全く問題は無い。また別の女を拉致してくれば良いだけだ。
カップラーメンも食べ終わったので、そろそろ叩き起こして犯そうと思った時、激しい頭痛に襲われた…
目を覚ますと栞が全裸で横たわっていた。
全身が火傷で真っ赤に染まっている。どうやら気絶しているようだ。
俺は取り敢えず水と氷で栞の体を冷やし、体を毛布でくるんでやった。
午後8時
栞が目を覚ます。俺はもう1度湯を沸かして栞の分のカップラーメンを作った。
しかし、栞は脅えてそれに触れようともしない。
午後9時
栞がその場で尿を漏らす。火傷した部分が沁みて激しく痛むのだろうか、栞は苦悶の声をあげている。
午後11時
栞は気絶するように眠った。
午前1時
俺は眠ろうと床に着いたが、オレへの怒りから中々眠ることが出来なかった。
栞の体は華奢で、どう見ても体の強い少女には見えない。
そんな人間をこんな場所に監禁してこんな事をするオレの精神が理解出来なかった。
最も、自分の都合の為にオレの罪を見て見ぬふりする俺も同罪なのだが…
>>683 乙彼様。
俺は激甘でもこっちの方が良いですね。
前のもハッピーエンドと言えばハッピーエンドなんでしょうが、鬱過ぎました。
だが、それもいいw
バッドエンドルートまんせ〜と思ってしまった俺はどうすればいいんだ。
というか監禁だよもんさんも研究員Aさんもマジ上手いわ・・・
個人的には救い無しの破綻し倒した話を是非(w
>>696 ニヤソ…そろそろ落せそうです
救いも希望もない破綻しまくったぶっこわれ晴子たんが
明日から泊まり込みで仕事して帰ってきたら最終推敲
投下予定は月曜の夜を見込んでいますので、今暫くお待ちを…
作品をなかなか投下出来ぬ思いから、恥ずかしくてROMってましたが
茜と琴音が終わり、志保が現状放置(w 瑞佳と佐祐理と栞が始まりましたね
しかし…休む間もなく、監禁だよもん氏が再開されてるし(汗
二重人格な電波主人公だし…よく連載できますね正直、敬服致します…m(__)m…
698 :
:02/03/03 13:57 ID:tiJGU14h
bokki sima sita episode U
ボッキ しま した エピソード ツー
神が帰ってきた。
監禁だよもん氏、2重人格者でくるとは予想外でしたよ。
栞たん(;´Д`)ハァハァ。
研究員A氏のハッピーエンドルートも(・∀・)イイ!!
700 :
ゾーナム:02/03/03 17:23 ID:9SDF1EkR
あああああ。むかつく。このスレでの連載レス番号を全部まとめて
「ご案内」ってカキコしようとしてたのに。「本文が長すぎます」
エラーがでまくり。全然書き込めねぇ。
701 :
ゾーナム:02/03/03 17:24 ID:9SDF1EkR
702 :
ゾーナム:02/03/03 17:27 ID:9SDF1EkR
703 :
ゾーナム:02/03/03 17:28 ID:9SDF1EkR
704 :
ゾーナム:02/03/03 17:29 ID:9SDF1EkR
705 :
ご案内:02/03/03 17:31 ID:9SDF1EkR
初めてこのスレに来た人にご案内いたします。
スレ住人の人数を点呼中です。最終点呼は
>>613の28人です。
ROMさんも、ぜひ点呼ぐらいには参加くださいませ。
>>701-704はこのスレ内での連載監禁リストです。かちゅ〜しゃでの
閲覧推奨です。
レス番ミスなどがありましたら、容赦なくご指摘ください。
>>701-705 乙カレー。
纏められて読みやすくなったね。特に研究員A氏のルート分岐が。
更なるスレの発展を祈ります。クレクレクソの漏れにとって日刊連載程嬉しいものは無いw
707 :
名無しさんだよもん:02/03/03 17:51 ID:AZfobJGl
はーいROM29人目です。
どなたかこれらをまとめて読めるようにしたらいいんではないでしょうか。
まあ私で良かったらやらせてもらいますよ。
708 :
:02/03/03 18:32 ID:rxKQ65f8
点呼30
N から来たので板の雰囲気がまだわかりません
以後は沈黙ROMに徹します
ROM31。自分で書き、納得できるできならばここに載せます。
多分次スレ突入以後
32ー。
ROMのままになるのが濃厚。
下手にSSなんぞ書くと超先生を笑えなくなるし。
711 :
名無しさんだよもん:02/03/03 20:25 ID:yrPcy6zg
32ですよー。
いかん。良すぎる。此処は聖地だー!!!
712 :
名無しさんだよもん:02/03/03 20:29 ID:yrPcy6zg
点呼33番
芹香監禁ネタを思いついたんですけど・・・。
いや、俺が書くとスレ汚しになるな・・・。
俺もしばらくROMに徹させていただきます。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!しばらく(と言っても2日間だけど)
来てなかったんですが監禁だよもん氏2作目に入ってるんですね
で、感想としては
>>695に並び
>>691で勃った(藁)
もともとしおりんかなり好きなんで 今後の展開激しく期待してます
34か?
ハゲしくボキさせてもらった
35だよもん。
ここに感化されて何か書いてみようかとオモタけど、難しいね。
これまで萌えシチュしか書いたことないからなぁ……。
監禁SSを書くとしても、ハートフルなものになってしまうと思われ(藁
>>712氏他
勇気を出してLet's監禁!
少しでも多くの作品が読めれば俺のようなクレクレクソは喜びます。
717 :
713:02/03/03 20:57 ID:jRnm0ANt
日刊だと毎晩の楽しみになるし多いほうがいいよ
人間として堕ちていってる気がするけど(藁
点呼してたのか、36だよもん
37人目。
いいもの読ませてもらい感謝感激
32が二人いるYO!
てなわけで38飛ばしの39!職人さんに番号そのまま捧ぐ。
40人目。
俺も暫くはROMのみの予定
721 :
ゾーナム:02/03/03 22:01 ID:9SDF1EkR
となると、
>>720が39人目だから、俺が40人目なのかな。
監禁好き、現段階だけでもこんなにいるのか……
皆さん病んでいらっしゃる(藁
724 :
712:02/03/03 22:45 ID:yrPcy6zg
711はマイブラザー。
たまに、兄弟で見せてもらっているんで数に入れさせてもらってます。
120日目
琴音と出会って4ヶ月。
もはや彼女は、私の全てと言って良い存在となっていた。
日中は琴音の能力の研究をする。
琴音の底無しの能力は、毎日新しい発見を見せてくれ、私は夢中になって彼女
の可能性を探る。
子供のようにはしゃぐ私に、琴音も喜んで能力を見せてくれる。
夜は別の面で琴音の探求をして過ごす。
琴音は抱く度にどんどん美しく素晴らしくなっていき、私は毎晩夢中に
なって琴音を求めた。
抱く度に開発されていく琴音も、思う存分私に甘えてくれる。
私と愛し合ったあの日以来、琴音は一度も拘束室に戻らず、私の個室で同棲
生活を送っているが、誰も文句は言わない。
今や琴音は、研究所史上最大の超能力者となっていた。
ただ一人琴音が心を許す私は、所内での発言力をどんどん高め、今や彼女に対
する権限の全てを握っていた。
もはや琴音が意に反して拘束されることも、非道な実験をされることも無い。
121日目
今日の試験は、どの程度の物を変形させられるか試した。
直径5センチの鉄棒は、容易く蝶々結びになった。
巨大なH鋼は縦からペシャンコになり、コンクリート製テトラポッドは一瞬で
砂に帰った。
誰もが琴音の能力に戦慄し、私だけが恍惚を感じた。
試験の後の琴音に疲れた様子はなく、頭を撫でてやると喜んだ。
122日目
今日の昼食は、気分を変えて所員食堂で食べた。
最近の琴音は、以前のように他人を恐れたりはしないが、関心を示す事も無い。
今や琴音は、人間をはるかに超えた能力を持っているのだ。
私以外の所員は、自分より身体が大きくても、小動物か羽虫程度にしか見え
ないのだろう。
所員達も、琴音に近付こうとしない。
琴音を孤独にしてきた畏怖の目。いくらそれを浴びても、私からの愛する視線
があれば、琴音は気にしなかった。
123日目
今日の試験で、琴音の新たな能力が判った。
念波遮断装置が無効化できるのだ。
念波の周波数をめまぐるしく変えて、遮断装置の効果をすり抜ける。
これで何者も、琴音を縛る事は出来なくなった。
檻に入れる事の出来ない猛獣が、普通に歩き回るようなものだ。
彼女がその気になれば、いつどんな時でも目障りな者を肉塊に変えられる。
その晩、私は可愛い猛獣を背後から抱いた。
私の腕の中で琴音は、子猫の様に鳴いた。
728 :
研究員A:02/03/03 23:30 ID:XAShurIG
次回最終回。
駄文を読んでくれた方々に感謝。
ROMの41です。
41
ROMです……。
最強のサイキッカーというのは、ある意味琴音の価値観からすれば究極の不幸な気もする。
ROM43
狂った晴子に期待大。
>>727 >その晩、私は可愛い猛獣を背後から抱いた。
>私の腕の中で琴音は、子猫の様に鳴いた。
まさかこのスレでこんな萌えに出会うとは。
最終回楽しみです…でも読むのが怖いかも。
ROM44?
点呼参加してなかったか・・・
じゃあ45人目?ある意味このスレは今の葉鍵板の数少ない良心だ(w
個人的には男が女に監禁されるのも観たかったり・・・(;´Д`)ハァハァ
ま、少数派だろうけど・・・
46人目かな?能力全開の琴音の方が怖いなァ、と
47人目、でいいのか? とりあえずこの版は(;´Д`)ハァハァ
自分も前に監禁モノ書いた事があるが、ェッチくない上に面白くなった。
この版の職人さん達に敬意を表しながらROMってマス。
21歳未満だけど点呼だけはさせて。
48人目。
>>737 21歳未満ってアンタ…
そういえば点呼参加してなかった49人目。
50人以上は居そうだw
1はまさかこんな良スレになるとは思ってもみなかっただろうNE。
2日目
午前7時
起床。栞の方に目をやると、俯いて口を開けたまま泣いていた。
「絶望の表情」という形容がピッタリと当てはまるような表情だった。
俺が目を覚ました事を確認すると、栞は大きく体を震わせて俺に訴える。
『やめ、て、ください…おねがい、やめて…』
最悪の目覚めだ…
午前7時30分
取り敢えず朝食にする。俺はコンビニで2人分のパンを購入して帰った。
午前8時
朝食をとる。栞にもコンビニのパンを与えたが、全く手を付ける事はなかった。
午前10時
栞の火傷は思ったよりも重症のようだ。時折苦痛で表情を歪めて唸っている。
俺は見ていられなくなって、薬局を探しに出かけた。
午前11時
1時間程歩いてやっと薬局を発見した。火傷用の薬を購入して帰路につく。
丁度腹も減ってきたので、いつものコンビニで昼食を買って帰ることにした。
午後0時
家に着くと栞が毛布にも包まらずに座っていた。
今日は温かいとは言え、まだ3月。しかも栞は全裸である。
暖房器具も無いこの部屋で全裸で座るなんて事したら、頑丈な俺でも風邪をひくだろう。
何故毛布に包まらないのか問おうとした時、部屋全体が異臭に包まれている事に気がついた。
俺は「はっ」として毛布を捲る。その下には予想通り栞の排出物があった。
栞は声を上げて泣き出した。この少女にとって、自分の便を見られる恥ずかしさはどれ程のものかは分らない。
俺は何も言わずにそれをティッシュで拭き取り、俺の毛布を栞に与えた。
午後0時30分
昼食。コンビニで買ってきた弁当を食べる。栞には朝のパンをもう1度与えてみたが、食べる気配は無かった。
午後1時
先程購入した薬を取り出し蓋を開けてそれを指につけ、栞の体に塗る。
最初栞は俺が手を触れると大きく震えたが、それが薬と分かると抵抗せずに受け入れた。
『…っつ!!』
薬が沁みるのか、栞は時折苦悶の表情を浮かべる。
『痛いか?』
『だ、だひじょうぶ、です…』
栞は目に涙を溜めて応える。冷たそうな見た目と違い、栞の体は熱が有るんじゃないかと思う程温かい。
『よし、終わった。服は…もう乾いているみたいだな、取り敢えず着ろよ』
俺は服を拾って栞に手渡した。栞はそれを身につける。
栞は服を着終えて少しの間俯いた後、静かに口を開いた。
『昨日の事なんですが…』
『え?』
『その、もう1人の自分が居るって…』
栞は先程までの脅えた様子は全く無く、落ち着いた様子で俺に喋り掛けてくる。
『なんとなくわかる気がします。その、目とか…違うんです…』
目の前の少女の言葉に俺は驚いた。
俺自身でさえ、オレの存在を納得出来るまでに長い時間を費やしたのだ。
しかし、栞の言葉に偽りは無いだろう。こうやって普通に俺に語り掛けてくるのが何よりの証拠だ。
『私は…どうなってしまうんでしょうか?』
『それは……俺にも分らない』
有る意味、俺もここに監禁されているようなものである。
『それより、そのパン食べろよ。お腹減ってるだろ?』
『私は少食なので大丈夫です』
『少食ったって…じゃあ、他に何か欲しいものは無い?』
『もし良かったら…』
俺は栞に頼まれた物を買いに出かけた。あの少女の考えている事は良く分らない。
それだけに、栞とコミュニケーションを取る事が出来るというのは大きいだろう。
午後1時
コンビニから帰る。栞は俺が買ってきたアイスクリームを美味しそうに食べた。
こんな寒い部屋で…
午後2時
栞が俺に話し掛けてくる。トイレへ行きたいらしい。俺は栞の首に嵌められた首輪を解いてやった。
逃げ出さないように一応トイレまで付いて行く。音から判断すると、恐らく小用だったと思う。
午後6時
夕食を買いにコンビニへ出かける。一応栞にも希望を聞いたが、
『何でも良いです』
という答えしか返ってこなかった。
午後6時30分
夕食にする。コンビニで温めてもらった弁当はまだ少し温かい。
栞にも同じ物を買ってきたが、半分も食べなかった。本当に少食だ…
午後7時
栞をトイレに連れて行く。また小用だったようだ。
午後9時
小さな家ではあるが一応風呂場はあった。俺は湯船には湯を張らずシャワーで済ませる事にした。
栞にも奨めてみたが、
『私はいいです』
という事だった。
午後11時
栞をトイレに連れて行く。今度も小用のようだった。
午前0時
いつの間にか栞は眠っていた。俺は栞にそっと毛布を掛ける。栞の寝顔は本当に可愛い。
しかし、栞がこんな短時間に俺の二重人格を認める事が出来るとは思わなかった。
栞は俺に友好的に話し掛けてくるが、栞を解放しないのは俺のエゴだという事に気付いているのだろうか?
今日は運良くオレが出てこなかったが、オレが出てくるとまた痛い目に遭わされるに違いない。
俺が俺でいる間は、出来る限り優しく栞に接する。それだけが俺に出来る事。
午前1時
そろそろ眠ろうかと思った時、俺は激しい頭痛に襲われた…
真っ暗な部屋。取り敢えずオレは電気をつける。腕時計を確認するとオレは24時間以上眠っていた事が分かった。
見ると少女は毛布に包まって眠っていた。オレは腹が立って毛布ごと少女を蹴飛ばした。
『おい、コラ!!』
『げぇふっ!?』
少女は「ケホケホ」と咳をしながら慌てて起き上がる。
『何でオレが毛布無しで、お前が毛布被ってるんだよ?』
『ご、ごめんなさい…』
涙を流して少女が謝る。最高の目覚めだ。
『お前には先ず自分の立場を分らせる必要がありそうだな…』
オレはポケットからカッターナイフを取り出した。拉致した時に少女の鞄に入っていた物。
オレはカッターの刃を出しながら少女に語りかける。
『お前はこれで…こういう事しようとしていたんじゃないのか?』
オレは少女の二の腕辺りにカッターを宛がった。見る見るうちに少女の顔が青ざめていく。
とても良い表情だ。
『ち、ちがいます!やめて下さい』
少女の言葉を無視して俺はカッターを手前に引いた。
『痛っ!!』
カッターの後を真っ直ぐ綺麗な線が走り、「じわっ」っと鮮やかな血が浮かんでくる。
少女の目からは涙が零れる。
『でもね、こんなんじゃ何度やっても死ねないよ?試してみる?』
オレは今度は少女の太股の辺りでカッターを走らせた。
『いたいっ!!痛いですっ!!』
少女は声を上げる。オレは邪魔な服を脱がして少女を全裸にさせた。
そして、今度は少女の背中辺りにカッターを走らせる。
『ひぃぃっ!!い…や…』
『大丈夫、大丈夫。こんなものじゃ死なないから。』
オレは面白くなってどんどん少女の体を切り刻んでいく。
胸を、腹を、頬を、尻を…
その度に少女は悲痛の叫びをあげる。
『ひ、たい…おねがひです…いたい…』
気が付けば少女の体には数え切れない程の傷が出来ていた。
その無数の傷から血が流れ出し、少女は全身血だらけになっている。
面白くて仕方が無かったが、これ以上やると本当に死んでしまいそうだったので、カッターをポケットに直した。
午前2時
オレは急に眠気に襲われた。横に血まみれの少女が居て気分が良くなったからかもしれない。
布団を被って目を瞑る。
『ひぐ、ひぐ…』
少女の泣き声が聞こえてくる。今日は良い夢が見れそうだ…
>>728 乙彼様〜
次回最終回ですか、既に幸せを手にした琴音が最後にどうなるか期待。
それにしても、まさか50人以上も居るとは思わなかった。
>>739 >1はまさかこんな良スレになるとは思ってもみなかっただろうNE。
この上なく同意。
今度のは凄いなぁ・・・
748 :
京大繭:02/03/04 17:34 ID:oVWpA5/n
わあ、監禁だよもん氏がパワーアップしてる…
>>740-745の事ね。
漏れは今回の栞の奴の方が好きだな。ひたすら栞を虐めて下さい。何故か性的な物よりエロく感じる。
茜の時はちょっとドキドキする程度だったけど、自分の好きなキャラの場合、
かなり興奮状態デス(;´Д`)ハァハァ
何だか殺されそうな勢いですが。
あ、オレで50人目か?
監禁だよもん氏に敬礼(^_^)/
>>監禁だよもん氏
シオリチャンカワイソウ…デモ(・∀・)イイ! と思う漏れは最低なのか?(藁)
俺も栞ちゃんを逃がしてあげればイイのにねー
名作のヨカーン…
漏れも興奮してきた…
よ〜っし、ぶっこわれ晴子たんファンのみなさま、たいへん長らくお待たせ致しました!
只今より、危ない晴子たんとどっぺる観鈴ちんの監禁調教SS…『再生への過程』の続編を投下します!
今回の投下分は前編の流れをそのまま汲んでいますので、
>>412からご面倒でも一度読み返されるコトを推奨いたします
なにせ遅筆な為、9日振りの連載になりますので(ショージキ(;´д`)スマソ... )読み返された方がご理解して頂きやすいと思われます
―――それでは3レス分、投下開始!
01/08/15 18:30
夏の盛りなので、この時間でも夕日と呼ぶには眩し過ぎる程に太陽が輝いていた。
私は台所で調理した観鈴の食事を膳に載せ、裏庭の地下室への扉を鍵を廻して開けた。
鉄製の分厚く重い扉を引くと、その先には薄暗い螺旋階段が一回り、下へと緩やかに伸びている。
この地下室が何時なんの為に神尾の家に造られたか、私は憶えていない。
ただ、今は観鈴の部屋として使っている―――何故?
それが、何故なのか…私は憶えていない。
私は何故…観鈴を閉じ込めているのだろう?
そんな些細な事はどうでもいい―――私は軽く頭を振り、観鈴の部屋の扉を鍵を廻して開いた。
「観鈴ちん、晩御飯やで〜♪」
私は顔に満面の笑みを浮べ、つとめて明るい口調で観鈴に話しかけた。
「………」
観鈴は昼からずっとベットの背もたれに上半身を預けたまま呆然としていた…まるで人形の様だった。
昨夜は観鈴の為にとはいえ、酷い仕打ちをした…それを思い返すと私の胸に後悔の鈍い痛みが広がる。
観鈴の頬は赤黒く痛々しい程に腫れており、口を開くのも苦しそうだった。
その為か朝も昼も食事を摂っていなかった…しかし、このままでは観鈴の身体が壊れてしまう。
観鈴が衰弱してゆく様など―――私はもう見たくない…もう二度と見るに耐えられない。
「まだ、ちょっとホッペが痛むかもしれへんけど、ちゃんと御飯は食べよな?」
私はサイドテーブルに膳を置き、観鈴の傍にゆっくりと腰掛けた。
そして、優しく観鈴の腫れた頬に手を添える―――観鈴は拒絶しなかった…いや、反応しなかった。
私が頬を撫でても、慈しむように髪を梳いても、観鈴はなんの反応も示してくれなかった。
昨夜、あの後―――放心状態の観鈴と一緒に浴室で身体を清め、長い亜麻色の髪も丁寧に洗った。
また、観鈴と一緒に同じ湯船に浸かれるなんて…夢のようだった。
私は観鈴の身体を後ろ抱きにして、その白く華奢な肩越しに何度も繰り返しその喜びを伝えた。
観鈴が戻ってきてくれた喜びを…これからずっと一緒に居られる喜びを…何度も…何度も…
観鈴はずっと黙っていたが、私の思いの深さを知ってか…静かに涙を流してくれた。
そんな観鈴が堪らなく愛しくて、私も泣いていた―――
「ほ〜らっ♪ 観鈴ちんの大好きな、お母さん特製あっまあまの卵焼きやで〜♪」
私は少しでも食べやすいようにと、指先で卵焼きの温度を測ってから箸で摘み、観鈴の口元にそっと寄せた。
「ほら? 丁度、食べ頃やで? 人肌の温もりやで?」
私が心配そうに覗き込んでも、観鈴は口を開かない。
「ちゃんと食べなあかん…食べな夏バテしてまうで?」
勿論、この地下室は一日中、空調を効かせてあるので外よりも断然快適である。
それに観鈴はこう見えて身体が丈夫で、夏バテはおろか風邪すらあまり罹ったことがない。
そう―――私は一度も、観鈴が病に苦しむ姿を見たことなどなかった。
観鈴が病に苦しみ、倒れたことなど―――私は知らない。
―――そんな記憶など私には無い。
「あっ?!…痛たたぁ〜っ! う〜っ、観鈴ちんが困らせるから…お母さんごっつ頭痛がしたやんか!」
私は目を閉じ頭を振り、頭痛を引き起こした記憶の靄を払う…背筋には嫌な汗が流れていた。
「………怒らないで」
私は震える観鈴の言葉を聞き驚いて目を開く。
「怒らないで―――困らせないから…怒らないで」
観鈴は身体全体を小刻みに震わせながら、涙を浮べて私にそう哀願していた。
「…怒ってなんかあらへん、怒ってへんよ…観鈴」
私はそう言いながら優しく観鈴の頭を撫でてやる。
やはり、昨夜はやり過ぎだった…観鈴はすっかり私に怯えてしまっている。
私の胸に激しく後悔の思いが渦巻く…だがそれを、今は顔に出してはいけない。
「だから…ほら、ちゃんと御飯食べよな?」
私は改めて観鈴の口元に卵焼きをそっと寄せた。
今…私に必要なのは観鈴に食事を摂らせることなのだ。
「…あぅっ」
観鈴は頬が痛むのか、少し顔を引きつらせながらも小さく口を開く。
「…どや? あっまあまやろ?」
小さな一切れの卵焼きを、観鈴は苦労して咀嚼していた。
観鈴は何も言ってくれなかったが、ゆっくりとでもちゃんと食べてくれるだけで、私は幸せだった。
そんな些細な事で―――私は幸せを感じられる程に、弱い人間なのだ。
01/08/15 20:00
「観鈴…昨夜は堪忍やで?」
観鈴の長い食事が終わり、私はそっと呟いた。
「………」
観鈴は私に顔も向けず黙ったまま俯いている。
「お母さんが悪かったわ…だから、もう拗ねんといてーな?」
俯いたままの観鈴の顔を覗き込むように私は顔を寄せる。
「………」
焦点の合わない観鈴の大きな瞳が、私の顔を映し込む。
「堪忍したってや…なっ?―――観鈴ちん?」
私は観鈴の手に手を重ね哀願を繰り返し、根気よくその大きな瞳を見詰め続けた。
そのまま数分経過し―――やっと、観鈴の小さな口が開いた。
「………私はこれからどうなるのですか?」
観鈴の瞳の焦点が、私の瞳にぴたりと定まる。
「…?」
私は暫くの間、観鈴の言葉が理解できなかった。
呆然とした間抜けな私の顔が、眉根を寄せた観鈴の大きな瞳に映り込んでいた。
「…なにゆーてんのや?…どないもこないもあれへんやろ?」
そう言いながら…今度は私の焦点が、観鈴の顔の後ろへとずれてゆく。
「二人でまた一緒に暮らすんや…一緒に二人の幸せな時間を取り戻すんや」
観鈴の顔に焦点が定まらない…私はもどかしさを感じながらも、ゆっくりと思いを言葉に託して紡ぎだす。
「二人の夏も始まったばかりや…観鈴とお母さん、約束したやろ?…一緒に海へ行こって?」
「…秋になったら観鈴と一緒に、山の紅葉を観に行くんや」
「…冬が来たら観鈴と一緒に、ごっつい雪だるまさん作ろな?」
「そして、春が訪れたら―――」
「嫌っ!!!」
観鈴が耳を両手で塞ぎ叫んだ…私を拒絶する叫びだった―――私は目の前が真っ暗になった。
その後、私はどうしたのだろう? ―――気が付けば真っ暗な自室に戻って泣いていた。
―――私は壁際にうずくまり、まるで観鈴のように泣いていた。
―――以上が今回分です。
ハイテンションでぶっこわれ度がエスカレートしていくプロットと、
マターリと病んで狂気が滲みでるようなプロットの2つがあったのですが…
後者を希望された声がありましたので、マターリ方向に決めさせて頂きました。
みなさまのご意見、ご感想等をお待ちしております。
それらは書き手の大切な糧です(感想を貰って喜ばない書き手はいませんw)
次回作への意欲を奮いたたせるエネルギーとなりますので、つまらない文でもお願い致しますね♪
勿論、全ての書き手にお願い致しますよ? 期待されるとみんな頑張れますから♪
>>728 HappyEndルートなんですよね…確か?
なんだか、こっちの方が有る意味救われない終り方しそうな気がするのですが?(lll゚д゚)…
琴音が暴走してイッツ・ジェノサイド・パーティ♪w((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
最終回にそんな期待してしまう俺って逝ってよしですか?(w
>>746 二重人格サイコさんマンセー♪ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ
けっこう過激な方向が強くなってきましたね…熱湯折檻→リッパープレイ→???
体力のない栞たんがどこまで保つか…楽しみです♪
そして…まともな人格と外道な人格の今後の展開にも期待してます♪
129日目
突然所長に呼び出され、琴音を処分すると告げられた。
人間の手に負えない存在は、利用できない、利用価値が無いそうだ。
無論抗議するが、既に決定した事だと一蹴された。
冗談ではない!
こいつも研究者の端くれだと言うのに、自分より強大な者には向き合う勇気
もないのか。
琴音がどれほど貴重な存在か、その腐った脳では理解出来ないのか。
思わず掴みかかるが、警備員に取り押さえられる。
床に引き倒されても抵抗したが、突然衝撃が走った。
スタンガン。
このままでは琴音が消え私の元を琴音が私の琴音ことね・・・
気が付くと、拘束室に居た。
どのくらい気絶していたのか。
この部屋には窓も時計も無いが、もう夜になっている気がする。
急いで琴音に危機を知らせないと。
いかに琴音が強大な超能力者でも、彼女は念動力しか持たない。
透視も読心術も無いのだ。
不意を衝かれたり、食事に薬を盛られたりすれば、結果は普通の少女と変わ
らない。
急がないと。
琴音は私の為にあれだけの破壊力を発揮したのだ。
私だって彼女への想いがあれば、この電子ロック扉くらい、10pの複合板
くらい破れる筈だ。
琴音が危ないのだ。今すぐ行かないと。私があの娘を守らないと。
全力で叩けば破れる。
痛くは無い。
血が出ても、肉が見えても、骨が折れても叩ける。
急がないと。
どのくらい経ったか、無駄な努力を諦めた時、自分が泣いているのに気付いた。
琴音を失うのが怖くて、自分の無力さが情けなくて泣いていた。
何も出来ない。叫ぶしかない。
私は叫んだ。
力の限り、声の続く限り、声が続かなくなっても、血を吐いても。
頭がおかしくなりそうだ。
やっとキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!! キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
ついにキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!! キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
基地外キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!! キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
いいです! すごく、いいです! そんな感想しか書けない自分に鬱です!
晴子たんの基地外さ加減が、都合のいい記憶の喪失で表現されてて美しい!
待たされただけ(藁)あって読み応えたっぷりのボリュームに、ただただ感謝です!
待っててよかった・・・このスレ最高! 晴子たん最狂! >1万歳! ここの作家陣は神!
dbdbさん、続編もひたすら待ち続けますので頑張って下さい! 遅くても構いませんから!
>>dbdb ◆WizdbdbI氏
久の投稿、お疲れ様でした
漏れとしては前者が良かったのですがまぁこの際どうでもいいですw
今後は日刊になることに期待してます〜(笑
764 :
763:02/03/04 23:22 ID:LwP8tjXa
>>760落し終わられましたか?
割り込んだかと思って反省していたのですが?
落し終わったなら、これがハッピーエンドなんですよね?
恐ろしいハッピーエンドだ・・・まさに幸せの終わりでしょうか?
でも、研究員の最後の狂気の表現はかなりキてます!
長期連載お疲れ様でした! 一住人として、できれば新作・・・期待してます!
>>764そうですね(藁
130日目
どのくらい時間が経ったか判らない。
数分のようにも、数時間のようにも感じられる。
拘束室はただ白く静かで、何の音かは判らないが、低い妙な音がずっと聞こ
えていた。
頭がおかしくなりそうだ。
私はこんな部屋に何ヶ月も、琴音を一人で置いていたのか?
その時突然、照明が消えた。
辺りが暗闇になってから、さっきから聞こえていた音が私の独り言だったのに
気付いた。
自分の掌も見えない、完全な闇だった。
一切の光が、電子ロックの作動灯も消えている。
期待を込めて扉を押すと、あれだけ強固だった障害があっさり開いた。
拘束室の外も、状況は変わらなかった。
停電時に作動する筈の非常灯も点いておらず、完全な闇の中、どこからか怒号
だけが聞こえてくる。
その中に、一発の銃声も混じった。
何だか判らないけど、琴音の元に行かないと。
手探りで数歩進むと、私を呼ぶ声が聞こえた。
一番聞きたかった声、琴音の声が。
その姿は全く見えないけど、軽い足音は迷わず私の元へ進んでくる。
闇の中に伸ばした手の先に温かい物が触れると、それを抱き寄せた。
この手触り、大きさ、匂い。間違えるはずが無い。琴音だ。
私の琴音がここにいる。確かに生きて存在してくれている。可愛い顔が見れ
ないのが残念だけどここにいる。
確信した後も、強く抱いたり撫で回したりして、琴音の存在を確かめた。
しばらくなすがままになってから、琴音は私の手を取り、傷付いているのに
気付くと腕を掴み、外に出ようと言って歩き出した。
闇の中で一切迷わず、しっかりした足取りで。
どうやっているのか聞くと、手探りで歩いているそうだ。
念動力で手探り!
しばらく歩くと、廊下の向こうから銃声が響き、閃光が断続的に走った。
明らかにこっちを狙っているが、銃弾は私達にかすりもしない。
そして発砲の閃光の中、暗視ゴーグルを付けた警備員の首が真後ろを向く
のが見え、静かになった。
首の骨が砕ける音は、銃声で聞こえなかった。聞きたくも無かったが。
外に出ると、夜の闇は青く薄まっていた。
全てが影で構成された世界でも、琴音の白い肌と銀髪は自ら輝くように
浮かび上がり、私に笑顔を向けてくれる。
季節は初夏でも山奥の明け方は冷えたが、寄り添っていればそれも感じない。
所内は暗くて気付かなかったが、私達の背後には十数人の人影が後を付いて
来ていた。
実験体として監禁されていた超能力者達だ。
彼らは解放された喜びを口にするでもなく、ただ後ろを付いて来ている。
玄関前の敷地を抜けて、威圧するように大きな門を押すと、見かけによらず
軽く開いた。
門をくぐって脱出したという実感を得たのか、手の傷がいきなり疼き始めた。
心配する琴音には無理矢理笑顔を見せたが、脂汗は隠せない。
すると琴音の瞳が急に鋭くなり、研究所の方を見て
潰しちゃいましょう
と言うと同時に、何かが砕ける音が響いた。
音だけが数秒鳴り響いてから、白亜の建造物は上から崩壊し始め、轟音と土煙
の中に消えた。
土煙が晴れると、山中に似合わない4階建て建造物は、言葉通りぺしゃんこ
に潰れていた。
あの巨大な建物が一瞬で・・・
目の前で同僚達が圧死したというのに、気が付くと私は笑っていた。
私の手は自業自得だが、奴らは琴音を殺そうとしたのだ。同情は沸かない。
しかし琴音の力は、私の予想を、人知を遥かに越えていたのだ。
素晴らしい、素晴らし過ぎる!
私は手の痛みも忘れて、琴音を強く抱いた。
ふと、周囲の超能力者が何故言葉を発しないか気付いた。
琴音を恐れているのだ。
同種だというのに、同種だからこそ、助けてくれた感謝より、強大な力への
恐怖が勝っているのだ。
彼らから向けられる視線は、一般人と同じ畏怖のものだった。
しかし琴音は気にしないし、私も気にしない。
世界中の誰もが恐れても、私は琴音を恐れないから。
私は琴音の心も身体も能力も、全てを愛しているから。
冷ややかな視線の中で、私と琴音は満たされた気持ちで抱き合い、唇を重ねた。
完
これで完全終了です。
二人だけの歪んだ幸せですが、一応まともなハッピーエンドではないでしょうか。
>>765 書いてる途中でわざと間を空けて、リアルタイムの方にフェイントかけてみました(w
あれで終わるのも数ある可能性の一つということで、毒を求める人は後のを脳内削除してください。
771 :
名無しさんだよもん:02/03/05 00:27 ID:UeDTxsrl
研究員Aさん。問題ないです。むしろ、私好みで最高にいい感じです。
それにしても、バットエンドのあとのハッピーエンドは効きますわ。
>>770 お疲れさまでした〜
次回作も期待しております.
遅れましたが、分岐もあって判りづらい私の話を纏めてくれたゾーナム氏には感謝します。
ありがとうございます。
監禁だよもん氏の新作は、きっついのは苦手ですが、先が読めなくて楽しみです。
dbdb ◆WizdbdbI氏の話も、ある意味一番突っ走っていて良いです。
マナマナENDみたいだ…面白かったです。
類は友を呼ぶ
職人は職人を呼ぶ
神は神を呼ぶ
>>感想くれた方々
今回のは栞萌えには辛いかもしれませんね。
今後の展開には我慢して下さいとしか言えません。
>>759dbdb ◆WizdbdbI氏
乙彼様〜
痛い。晴子の気持ちも分るだけに。
でも良かったです。続きに期待。
>>770研究員A氏
途中の所で終わっていたら完全にBADエンドですね。
ハピーエンドルートは心が暖まりました。2人だけの幸せってのはイイ!
何を持って幸せとするかは2人の自由ですからね。
長期に渡る連載乙彼様でした。次回作にも期待w
そしてそのまま777ゲトー!
おおっ!
>>756 dbdb ◆WizdbdbI 氏の復活だ!待ってた甲斐があったぜ!
晴子の壊れっぷりに期待大です。
不謹慎ながらも観鈴似の子には不幸になって欲しいものです(w
779 :
日本酒:02/03/05 02:02 ID:En0QMA1g
ハッピーエンドルートの方が怖いです(w
ハッピーエンドルートの琴音はもはや正気ではないという意味で最高に怖いw
あの危うさが琴音の魅力ではないかと思い始めてしまった。
本編もあのくらいキてたら……(*´Д`)
監禁という時点で真っ当な最後ってのは有り得ないんだろうなあ。
ハッピーと言いつつもどこか歪んでるし(w
でもその後味の悪さが心地良いね。
783 :
763:02/03/05 10:20 ID:v4/zN32E
>>研究員A氏
うぐぉぉ、割り込み漏れも焦りましたw
作品の方の感想としては
>>780と
>>781を混ぜた感じ&若干
>>781が強めな感じです
ワカリ辛い感想スマソw あと長期に渡りお疲れさんです
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < 美汐たんは〜? ねぇ、誰か〜
\_/⊂ ⊂_ ) \_________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| .佐賀みかん. |/
785 :
名無しさんだよもん:02/03/05 16:06 ID:FNY5Eoa0
ここのSS職人さんは全員、いつもこんなこと考えて生きてるのか? 特にdbdb氏が怖ぇ((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
でも、そんな職人の作品に萌える漏れの方がヤヴァイ・・・みんなもけっこう病んでるよ? それって鬱に馴れ過ぎw
>>785 煽ってるのか そうでないのか…
まぁ漏れは変態だけどさ(藁
>>監禁だよもん氏
今後の展開……というと、達磨さんになっちゃったりとか、腹掻っ捌かれたりとかですか?
<(;゚Д゚)>ヒィィィィィィッ
昔、そんなSS読んで、鬱になったデス。
>>785は別に煽るつもりはないんじゃないか、と言ってみるテスト
達磨さんにする前に紙ヤスリでゴシゴシして塩を塗り塗りとか
手ごろな大きさに折った鉛筆を口に入れてパンチとか(シュトロハイム(藁
あとはソフトなところで洗面台or湯船でゴボゴボとかやってほしいですねぇ
>>監禁だよもん氏
殺さぬよう、生かさぬようギリギリの一線で書き続けてくださいw
>>788 シンジャウYOw
SS入れると日刊連載出来そうに無い…執筆速度のみがとりえだったのにw
何とか2日に1回のペースは保ちますので宜しくお願いします。
>784
美汐ネタ、イイ(・∀・)
真琴エンド後で真琴と祐一に監禁され……
ってなネタを思いついたが遅筆だしなぁ……
点呼がしばらく開いちゃってはっきりとは分からんが・・・・51?
イイ!\(´▽`)ノ
研究員A殿!スゲェす。
なんつーか、BADエンド&GOODエンドっつうか、BADエンド&MADエンドって感じで・・・・(w
つーか、兄妹スレの陵辱スレが落ちて鬱だ。ver.2立てるべきか?
>>791 遅筆でも全然かまわないので、書いてください。
>793
ごめんなさい。正直、自分怠惰でした…
これからスレ立て相談所逝こうと思います。
>>研究員A氏
俺的には前者がハッピーで後者がバッドエンドという気がしますね・・・
でもそれもまた(・∀・)イイ!!
>>791 真琴エンド後、帰ってこない真琴にすっかり腑抜けた祐一。
自分を見てくれないと名雪プンスカプン。
真琴をどうにかしてやりたいものの行方不明だし。
じゃこうなったのは誰の所為? …天野美汐か?(゚Д゚)ソレダ
責任転嫁と思い込みで始まる監禁物語。近日公開。俺の脳内シアターで。
漏れも点呼しとくか、52
もともとそういう傾向のあった美汐が「あの子」を見た瞬間
暴走して…というのはどうでしょう?
これ以上
>>800を取られてたまるかァ!
美汐タンは攻め?受け?それともリョウホウ?(;´Д`)ハァハァ
あああ!遅かった!800が…
↑そして801を取ってしまうワナ
あ、書かなくてもいいですぜ(w
美汐タン(・∀・)イイ!
出来れば受けキボンヌw
そろそろ栞にクスリを注射してみようと言ってみるテスト。
痛みもひいて栞もハッピー!
…もちろんどんどん壊れていきますが。
瑞希やあかり等は真っ白で何もない、狭い部屋に監禁してみるのが
ハァハァ…
あんなかわいい子でもストレスで発狂するのかなあ…ハァハァ…
午前7時
何事も無かったように目が覚めた。昨夜の頭痛は気のせいで、俺はあのまま眠ったのでは無いかという
淡い期待は、目の前に倒れる栞を見て砕け散った。
「酷い」なんて言葉では表せない。体中を何かで切り刻まれ、衣服を全て剥ぎ取られ、ぐったりしている。
「最悪の状態」さえ連想させられたが、栞の胸に耳を着けると、まだハッキリと脈打つ心臓の音が聞こえてきた。
取り敢えず俺は毛布を被せてやった。
午前7時30分
俺はコンビニに消毒薬を買いに行った。この時間では薬局はまだ開いていないだろう。
家に帰ると栞は目を覚ましていた。
『消毒薬買ってきた。直ぐに消毒してやるからな…』
俺は言いながら袋から消毒液を取り出した。
『沁みるだろうけど…手を出して』
栞は黙って俺の前に手を出す。俺は消毒液を直接栞の腕に吹き付けていく。
『っ…!』
栞は顔を歪める。
『痛いか?』
『少し、沁みます…』
全身に傷があった為、栞に服を着せずに手当てをする。
そうするとやはり、俺も男なのでどうしても色々な部分に目が行ってしまう。
そうすると、男なのでどうしても勃起してしまう。俺は、そんな自分が嫌で仕方がなかった。
全身の消毒を終え、俺は栞に話し掛けた。
『終わったぞ。早く服を着ろ、風邪ひくぞ』
俺の言葉を受けて栞は素早く服を身に着ける。
『ありがとう御座います…』
きっと本心であろう栞の感謝の言葉が俺の胸に突き刺さる。
『えっと……すいません、何て呼べばいいでしょうか?』
『何でも良い…』
俺は栞に名前を教えなかった。それも俺のエゴだ。
『じゃあ…そうですね、おじさん』
『……俺は未だ21だ』
『すいません。じゃあ、お兄さん』
『え…?』
俺は栞の言葉にドキっとした。只でさえ死んだ妹に似ている栞。
『駄目ですか…?』
『いや、別に良い。』
だが、栞がそう呼びたいのなら別に構わなかった。
『えっと…お兄さん、トイレに行きたいです。』
俺は栞をトイレに連れて行った。小用だったようだ。
午前8時
コンビニに朝食を買いに行く。俺は2人分のパンと牛乳を買って帰った。
2人で並んでパンを食べている時、突然栞が両手で顔を覆った。顔色もどんどん悪くなっていく。
『す、すいません…出来れば、ビニール袋か何か……ぅえ!!』
全て言い終える前に限界に達し、栞は胃の中の物を吐き出してしまった。
『けぇほっ…けほ…す、すいません、すいません…』
直ぐに部屋中に酸の匂いが充満する。栞は未だ苦しそうに顔を覆っている。
『だっ、大丈夫か?我慢する事無い、吐きたいだけ吐け』
『っぅえぇぇぇぇ…』
栞が更に胃の中の物を吐き出す。俺は栞の背中を擦った。
『はぁ、はぁ…ごめんなさい』
『謝る事無い、無理矢理食べさせた俺が悪かった。』
栞が「別に良いです」と断ったのに、俺が無理矢理食べさせたのだ。
取り敢えず俺は栞の背中を擦り続ける。しかし、その時突然の頭痛が俺を襲った。
『くっ、こんな時に…』
オレが目を覚ますと、強烈な匂いが鼻に飛び込んできた。視覚で捉えなくても分る酸の匂い…
目の前では少女が俯いて顔を覆っている。良く見ると、少女のものと見られる嘔吐物は、床だけでなく、
オレの服にも付着していた。
『おまえ…』
オレは怒りに任せて、思い切り少女の腹を蹴飛ばした。
『がぁっ!…っ』
少女は腹を抱えて自分の嘔吐物の上を転がる。
オレは倒れた少女の髪を掴んで、オレの顔の高さまで持ち上げた。
『汚いなぁ…部屋で吐いちゃ駄目だよ…』
『ご、こめん、なさい…』
オレはそのまま少女の顔を床に押し付けた。
『食えよ!』
『え…?』
少女の声が裏返る。
『お前が吐いた物だろ?だったらお前がもう1度食え』
『うぇ…おねぇちゃん…』
うめくような声を上げながら、少女は自分が嘔吐した物を再び口に含んだ。
しかし、直ぐに耐え切れなくなってそれを吐き出す。
『おら!!飲み込めよ!!』
オレは少女の顔をぐりぐりと床に押し付ける。
『む、けぇほ、無理です…自分でちゃんと掃除しますから、許して下さい…』
『なんだと!?』
オレは、そろそろ部屋に充満する嘔吐物の匂いに耐えられなくなっている自分に気付いた。
やや不本意だが、少女の条件を飲む事にした。
『じゃあ、オレが帰ってくるまでに綺麗にしておけよ』
オレは掃除用具を用意して部屋を出た。
午前10時
コンビニで時間を潰す事にする。その間オレは、絶えずどうやって少女を虐めようか考えていた。
午後0時
オレは昼食を買って帰った。まだ匂いが残っていたので、取り敢えず少女の顔を殴った。
午後2時
少女がその場で尿を漏らす。掃除用具を与えているので、自分で処理するだろう。
午後7時
コンビニに夕食を買いに行く。勿論1人分の…
午後8時
また少女が尿を漏らした。
午後10時
色々少女の虐め方を考えたが、今日は溜まった性欲を発散させる事にした。
服は全て脱がさず、下着だけ脱がせて足を開かせる。
『今日は、良く自分で掃除したな。ご褒美だ。』
オレはトランクスを脱ぎ捨てて、勃起したペニスを少女の秘部に宛がった。
2・3度ペニスで少女の性器を撫でてから、いきなり腰を押し込む。
『いぁ……』
全く準備をしていなかった少女の性器は、オレの侵入を激しく拒む。
オレは少女の腰を掴んで一気に貫いた。
『痛っ…!』
少女の悲鳴と共に、ペニスが全て埋没する。少女の性器は痛いくらいにオレを締め付けてきた。
オレは、最初から激しく腰を動かした。
『いぃ!!やぁっ!!痛い…痛い……です…』
『オレは気持ち良いけど?』
少女の体を抱き起こして、オレの上に少女の体が乗る形にする。
オレは少女の尻を掴んで力任せに上下に動かした。
『あ゛あ゛……』
少女の腰の動きに合わせて俺もペニスを突き上げる。
『はぁ…はぁ…気持ち良くなってきた?』
『い、痛いです…いやぁっ…』
少女の目から大粒の涙が零れる。オレは更に抽出の速度を上げていく。
部屋全体が少女の腰の動きに合わせて軋む。
『お前が激しく動くから、部屋が壊れそうだよ…』
『ち、違うっ…あなたが無理矢理…』
オレは反論する少女の乳首を思い切り捻った。
『ぎぁっ…!』
少女は首を振り回して痛みを表現する。オレは更に強く少女の乳首を捻った。
『部屋が振動しているのは誰のせいだ?』
『わ、わたし…ですっ!私が…激しく腰を動かしているから…れす…』
オレは少女の乳首から指を離し、ラストスパートとばかりに可能な限り激しく少女の腰を動かした。
『はぁ…お前がこんなに激しく腰を動かすから、もうイキそうだ』
『……』
もう少女は声も出ないという様子だ。
『イクぞっ…全部膣内に出すぞ…』
オレは最後に一際深く少女を突いて、少女の中に全てを吐き出した。
どく、どく…と大量の精液が少女の性器に注ぎ込まれて行く。
『はぁ、はぁ…どうだ?オレのご褒美は気に入ってくれたか?』
オレの問い掛けに少女は応えない。既に少女は気を失っていた。
午後11時
シャワーを浴びる。ペニスに付いた精液を洗い流した。
午後11時30分
オレが部屋へ戻ると少女は気が付き、服を着ていた。
勝手な事をした少女を殴ろうとした時、激しい頭痛に襲われた…
俺が目覚めたとき、もう既に外は真っ暗だった。確か、頭痛に襲われる前…
『栞っ!!』
俺の目に飛び込んできた少女は、顔色も戻り、嘔吐物も綺麗に片付いていた。
『お兄さん。元に戻ったんですね…』
少女は笑顔で俺に言う。見るところ、新しい傷はどこにも見当たらない。
『オレに…何もされなかったのか…?』
『はい、特には…』
本当にそうだろうか?オレが栞を前にして何もしないという事は考え辛かった。
『本当か…?』
『はい』
俺の目を見てはっきりと頷く。俺は栞の言う事を信じる事にした。
栞が何もされていないと言うのならそれで良い。問い詰めても何も変わらない。
俺は無言で立ち上がった。
『どうしたんですか…?』
『コンビニでアイスクリーム買ってくる』
『わぁ、嬉しいです〜』
午後11時45分
俺はコンビニへ向かった。
どうして…栞は俺に解放を求めないのだろうか?
栞はああ言っていたが、今日も恐らくオレに酷い目にあわされたのだろう。
只、もし栞に解放を要求されても…
午前0時
栞は美味しそうにバニラアイスを食べ、そのまま床に寝転んだ。
俺はそっと毛布を被せる。やっと安心できたかのように、栞は眠りについた。
本当に可愛い栞の寝顔。もし、栞に解放を要求されたらどうすれば良いんだ…
同情でない、新しい栞に対する感情が、俺の中に生まれつつあった。
午前1時
毛布無しで眠るのは少し寒かったが、何とか眠りにつく事が出来た。
3日目は以上です。
毎回虐めるwのもあれなので、今回は軽めです。
あと、改行制限引っかかるので名前の所に3日目と入れてみました。
普通にヤるのも新鮮でいいYO!勃起したYO!
>>監禁だよもん氏
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
たたた勃ちました!
今回は長いですねw
琴音ネタには多くの感想、ありがとうございます。
次回作は初音の予定。
>>監禁だよもん氏
栞が何を思っているのか、この先が期待。
激しく…キタァ─wwwヘ√レvv\(゚∀゚)/wwwヘ√レvv~─── ツー・ツー・ツー
監禁調教SSの先導者、監禁だよもん氏に敬礼っ!
いつもいつも…よくこれだけのネタが書けますね?
お漏らしフェチリズムを一貫している点に…ああっ!―――惹かれます!
嘔吐の描写、エロシュチュのポイントを押えた構成、栞のキャラ性の理解度…
諦観している主人公の心に生まれた新たな感情を匂わせつつの引き際…
これらの点は、書き手として勉強になりました…ありがとうございます。
>>770 研究員A氏
ぶっこわれ琴音ちん…(・∀・)イイ!
やはり、監禁→調教→壊れるの定義は不変だ!(w
最後に向けて、勢いのある展開の仕方には思わず唸ってしまいました。
特に
>>766からの状況描写は素晴らしく表現されて読み手に伝わり易いと思いました。
次は…誰を監禁されます?しちゃいます?(w
>>『再生への過程』の感想を書いてくれた方々
色々な感想やご意見、遅くなりましたが…ありがとうございます♪
一応、全11章(1章が3レス)の構成なので…結構、先は長いです(w
でも、プロットをしっかり練って立ててあるので、気長に待って頂ければ(略)
しかし…俺のSSって、AIRをクリアされてない方にはワケが解らないでしょうね?
そのへんはご了承下さい…(;´д`)スマソ...
>>監禁だよもん氏
素敵です。栞の言動に関する記述やお兄さんの心情描写等、
読んでて引っかかるところがなく、とても自然にハァハァしました。
今回は軽め…ということは…次回は…<(;゚Д゚)>ヒィィィィィィッ
>>dbdb ◆WizdbdbI 氏
期待してます。AIRじゃ晴子さん一番好きなんで…
AIR編で無力感にさいなまれるあたりが…(・∀・)イイ!
やる事がない俺は、ボーっとテレビを見ていた。
普段こういう時はベッドに座るか寝転がるかしているが、今は先客が居る
ので、寄り掛かって。
クソくだらないバラエティ番組は暇潰しにもならず、長く同じ体勢をした
疲れを取る為に背を伸ばして深呼吸をすると、ベッドを占領している奴から
の臭いが鼻を衝く。
俺自身がそいつの体内にぶちまけた、精液の臭いが。
振り返ると、そいつは背を向けて寝ていた。一糸纏わぬ姿で。
子供っぽい曲線の腰に掛かる、長い亜麻色の髪。
裸の背中なら当然目を引く尻も小さく、女らしさからは程遠い。が、見た目
と精液臭さのアンバランスが何ともそそる。
不意に手を伸ばして尻に触れると、一瞬きゅっと締まるが、それからは撫で
回しても反応しない。
「初音」
そいつの名を呼びながら、ベッドの上に乗り、顔をこっちに向けさせる。
身体と同じく、顔も幼い。整った顔立ちだが、美人というより可愛いと
言った方が良いだろう。
顔を近づけても、垂れ気味の大きな瞳は焦点を合わせず、ただ空を見ている。
唇を重ねても、口の中に舌を差し込んでも、初音は人形のように動かない。
一方的なキスをしながら、両手で胸を弄る。僅かな肉は、女の乳房という
より只の脂肪に思えるが、それでもその柔らかい手触りは俺を昂ぶらせる。
初音の口腔内を存分に弄ってから、口を心臓の上の胸に移し、右手は股間
に回す。
無毛の秘裂は、精液でどろっとしていた。自分から出たモノでも不快だ。
一旦ティッシュで拭いてから、改めて細い一本線の割れ目をなぞる。
初音の身体は、どこもかしこもガキ臭く色気が無い。実年齢を知らない奴
は、こいつを見れば間違いなく小学生と思うだろう。
特殊な趣味がない奴は興味を示さない、だがある奴には堪らない身体。
俺にその趣味は無いと思っていたが、どうやら間違いだったようだ。
初音の未熟な肢体を弄り回す度に、俺のナニは、朝から何度も犯ったのに、
興奮ではち切れそうな程勃起していく。
足首を掴んで股を開いても、初音は反応しない。
度重なる陵辱で心を閉ざし、無表情になった顔は、なまじ可愛いだけに
痛々しく・・・滑稽だ。
可笑しさが腹の底から沸き起こる。
「初音」
細い顎を掴み、正面を向かせる。
「つまらない演技は止めろよ」
言いながら、身体を初音の股の間に入れ、
「お前は自分で思っているよりずっと強く・・・」
ナニの先で割れ目を探り、進入孔に狙いを付け、
「そして、”女”だ」
そして、腰を前に進める。
きつい抵抗。だが単純に孔が小さいだけではなく、女体故の締まりも大きい。
「くふっ・・・」
初音の被る無表情の仮面の隙間から、呻き声が漏れる。
既に何度も出して飢えていない俺は、ゆっくりと動く。それは長く楽しみ
たい為でも、初音に苦痛を与えない為でもない。
「どんどん濡れてくるな・・・スケベな女だ」
その言葉通り初音の性器は、残っていた精液だけでなく、湧き出る蜜液で
ヌメリが強くなっていく。
初音の瞳から、涙が一筋流れる。
笑いながらそれを舐め取り、俺は優しく緩急を付けて、射精する為でなく、
初音に快楽を、最大の屈辱を与える為に動く。
そう、初音は俺に犯されて感じていた。つい先日まで処女だった小娘が、
望まぬ相手にレイプされて快楽を得ているのだ。
常識では有り得ない事だが、それだけに初音の屈辱は、心を閉ざしたく
なる程に大きい。
だが初音は、その幼い見た目と性格から受ける印象とは違い、容易く屈し
ない強さを内に秘めていた。
だが正気を保っているからこそ、初音の苦痛はいつまでも続く。
結合部からじゅぷじゅぷと水音が立ち始めると、俺は徐々に腰の速度を
速めていく。
初音の頬は紅潮し、荒くなった息を何とか抑えようとしている。
豆粒のように小さい乳首が勃起し、平らに近い胸の上で跳ねるのが卑猥だ。
その光景を見れなくなるのは残念だが、あえて初音を反転させ、犬のよう
に背後から犯す。
結合部を撫でてやると、気持ち良さそうに膣がきゅっきゅっと締まる。
俺に顔を見られなくなって油断したのか、小さな喘ぎ声まで漏らす。
乳首も弄ってやると、喘ぎ声が少し高くなる。
俺に顔を見せないで、初音はどんどん高まっていた。
もしかしたら俺の姿が見えないことを良い事に、他の男、耕一お兄ちゃん
とやらに抱かれていると自己暗示をかけているのかも。
「あはぁ・・・」
そう考えている間にも、初音の鳴き声はどんどん甘くなっていく。
俺もそろそろ頂点が見えてきたので、腰の動きを早める。
初音が手でシーツを、膣でナニを握り締める。
締まる!
「最高だぜ、初音」
「・・・!」
耳元で囁くと、誰に抱かれているか思い出し、初音が声にならない悲鳴を
上げる。
しかし一度上り詰め始めると、途中では止まらない。
「あっ・・・ああああぁぁぁ・・・」
絶望の悲鳴と歓喜の嬌声が混じり、初音の口から溢れ出す。
一人で奏でる、美しい合唱。
その声を聞きながら、俺は初音の膣内に欲望をぶちまける。
何度も射精したのに、何度かに分けて大量に注ぎ込む。
「こういち・・・お兄ちゃん・・・」
初音の痛々しい呟きも、俺には心地良かった。
行為が終わった後、初音は手足を投げ出し、涙を流す空ろな目で天井を
見ていた。
犯した後は、いつもこんな感じだ。
俺の中に残った良心も、いつもこの姿を見てようやく痛み出す。
一度痛み出すと、すぐに強烈な激痛となる。
この娘を拉致したのは、こんな事をする為では無かった筈だ。
初音を見ていられず、目を逸らしてテレビをつける。
痛みを忘れる為に、クソくだらないバラエティ番組に意識を集中させた。
てな訳で、新作です。
今度は分岐無しの完全陵辱モノの予定。
>819-822
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
やったー、新作だー。
今回は研究員では無いんですよね。
あとまだ琴音だと思って「あれ?」と思ったのは内緒。
>>819-822研究員A氏
すげぇ、もう復活してる!!しかもロリっ子侮辱モノだw
ぷにぷに感が存分に伝わっきますw今後に大期待。
>>感想くれた方&読んでくれた方
物を食べながら読んでいる方がいらっしゃいましたら申し訳ありませんw
勿論
>>806-807の事です。これも「お漏らし」系なのかなぁ…
>>826 思いっきり誤字ってた
○伝わってきます ×伝わっきます
相変わらずお二方とも素晴らしい。
監禁だよもんさんは以前にも増してキレまくってますな(w
研究員Aさんの新作はエロ重視で非常にヽ(`Д´)ノ ボッキアゲ
あー誰か男が女に監禁されるの書いてくれないですかね(w
もういい・・・もういいだろぉ!良いよ!良いんだよ!
病弱っ娘&ロリっ娘だよ!ツボだよ!病弱な少女をあえて虐める!
それはスバラシイ。虐めはスバラシイ。欲情する幼女!スバラシイ。ゲロだよ!良い!
完全にツボだぁ!ゲロマンセー!
>829
あ、忘れてた(w
いやもうちょっと長編で読みたいなあと。
M的快楽を擽るようなもの凄いのを(w
むー、やはり難しいもんなんでしょうか?
832 :
地獄車:02/03/07 12:24 ID:tiO/rHBh
そろそろ黙って見てられない気分。
>784
どうなってもかまわない、という覚悟が、君にあるのなら。
檻という形なすもの 囚われている
心臓が止まるような責めが あること知ってる
遭うたびに与えてくれた 『美味いエサ』さえ
今ではあきらめてる もう逃げることはない
いつまでも尽きることのない欲望は
どこからくるの? どこかに眠っているのかな
ああ 窓の外広がる世界では
無数の光輝く
今ひとつだけ知ったことがある
ここからは出られない
そっと目を閉じれば鼓動が聴こえる
私が生きてる証
扉のきしむ音におびえて
震えながら寝よう この場所で
傷ついて傷つけられて 疲れてもまだ
息が出来ないほどの責めに 堕ちていく私
行く手に待つのが暗闇の世界なら
きっと濁った瞳は元に戻らない
ああ なにか今 雫流れていく
涸れ果てたはずの涙
強くて弱く熱く冷たい 人の心が宿る
消えたはずの感情が蘇る
私が生きてる証
戻った心 大事に包み
強く生きて行こう これからは
834 :
ゾーナム:02/03/07 13:11 ID:ZVejw0+a
>>833 以上、オガリナ監禁短編HappyEnd。2番はシナリオスキップが激しいので、
大量に脳内補完すること。
(´-`).。oO(妊娠スレなら、『私が生きてる証』は『私が孕んでる証』で決定…)
(´-`).。oO(文字数が合わないからやらないけどね…)
(´-`).。oO(次は『汝、陵辱スレ』でPOWDER SNOWかな…)
(´-`).。oO(♪精液が上から〜 ビチャビチャ、降ってくる〜♪)
(´-`).。oO(…やらないってば)
(´-`).。oO(♪嬉しそうに 胸の谷間 挟むペニスがぁ〜♪)
(´-`).。oO(…だから、やらないってば)
>>806 や、やられた…! 栞が葉鍵最強の妹キャラになるために
足りなかった一言が、その一言が出てしまった…!(笑)
…そろそろ次スレのテンプレを考える時期だな。
俺はギャンブルが好きだ。
一か八かの勝負に身を置いている時、生きているという実感を得られる、
金そのものよりもスリルを求めるタイプだ。
当然麻雀は高い手ばかり狙い、競馬は大穴を狙う。
その結果として、まあありがちだが、サラ金に借金が出来た。
その返済方法として選んだのも、一種の賭けだった。
借金の返済期限まで2週間となったある日、早朝から一軒の家の玄関
を見張っていた。
かなり広い敷地の、和風の豪邸だ。高い塀が道の角から角まで続いている。
その一端に車を止めて、威圧するように高い門を凝視している。
その家の持ち主は柏木。大旅館、鶴来屋の会長だ。
去年当主が急死して、その姪だか娘だかが今の主の筈だが、その辺はどう
でも良い。
重要なのはこの家が金持ちな事、それと弱みを持っている事だ。
この温泉街は、去年の夏に連続殺人事件があり、客足が遠のいている。
その上鶴来屋は前会長の謎の死もあり、二重のイメージダウンだ。これ
以上のスキャンダル、例えば会長家族の誘拐事件の発覚など、何としても
避けたいだろう。
という訳で、俺は手頃な獲物が家から出てくるのを待っていた。
日本の身代金誘拐事件は成功し犯人が金を得た例が無い、というのが通説
だが、それは世間に表に出た、つまり警察に通報された事例では無い、とい
う意味だろう。
表に出ない、つまり犯人の指示通り家族が通報しなかった場合を含めれば、
どういう結果になっているのか。それは当事者だけにしか判らない。
これは俺の空想で、実は全ての誘拐事件は例外なく通報され、失敗して
いるのかもしれない。
あるいは柏木家はスキャンダルを恐れず、通報するかもしれない。
あるいは柏木家の人間は、一昔前の漫画の金持ちのように常に護衛付きで
行動しているかもしれない。
それ以前に、柏木家には誘拐するのに適当な女子供が居ない可能性もある。
・・・それが一番間抜けだな。
だが俺の恐れは、門から出てきた人物を見て一蹴された。
子供、しかも女の子だ。おそらく小中学生だろう。
学校に行くのだろう。一人で歩いている。
理想的な獲物だ。
俺はすぐに車を出し、あらかじめ目を付けていた拉致地点に先回りした。
高い塀の家が並ぶ、数十メートルの並び。それが勝負の場所だ。
塀のおかげで近隣の家から見られる事は無いが、通行人が居れば失敗だ。
それ以前にあの娘がここを通らなければ話にならない・・・が、通った。
頭頂から跳ねたくせっ毛で、間違える心配は無い。
車中から出ず一端やり過ごし、後ろから近付く。
通行人は居ない。
無防備な、小さな背中。
深呼吸をしてから、背後から抱き付き、クロロホルムを染み込ませた
ハンカチを口に当てる。
女の子はしばらくジタバタしたが、すぐに動かなくなった。
もう一度周囲を確認してから、車に連れ込み走り去る。
田舎の住宅街は、数分走っただけで人里離れた山道に来られた。
道端に車を泊めて、拉致した娘の確認をする。
改めて女の子の寝顔を見て、その可愛さに思わず息を飲んだ。
整った童顔。白い綺麗な肌。亜麻色の長髪の先端の赤いリボンが似合う。
だが、見惚れるのは後だ。
まずはこの娘が柏木家の人間だという確証が欲しい。
万が一人違いだった場合は、この場に放置する。シーツに包めば凍死する
事もあるまい。
身体検査をする時、不覚にもどきどきしてしまった。ロリコンじゃある
まいし。
上着の内ポケットから、生徒手帳を見つけた。
氏名は柏木初音。良かった、当たりだ。
〇〇高校1年・・・嘘だぁ!
背格好といい顔立ちといい、どう見ても小学生だ。
動揺を抑えて、携帯電話の類を探す。最近の機種は、居場所を伝える機能
があるらしいのでやっかいだが、この娘は持っていないようだ。
カバンは中をざっと見ただけで、その場に放置する事にした。
手足をガムテープで縛り、クロロホルム入りハンカチを当てて口元を縛る。
クロロホルムの扱いなど知らないので、念の為に拉致に使った物より薄い
分量にしたが、途中で目覚めたり死んだりしないか心配だ。
安眠用の目隠しをして、後部座席に寝かせてシーツを被せる。
幸運にも初音が目が覚める前に、誰にも見られずに作業を終えると、家へ
向かって車を走らせた。
もう後戻りは出来ない。
ややこしいのでハンドルを前から使ってるのと一本化しました。
初音ネタの続きです。
見ての通り前回の場面から時間をさかのぼっています。
>>835-837 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
やはり拉致の基本はハンカチとクロロホルムですよね?
もがく獲物が突然スッと落ちる感覚が(・∀・)イイ!
>〇〇高校1年・・・嘘だぁ!
ワラタ
午前8時
起床。俺が目を覚ますと栞は既に起きていた。
俺は顔を洗って、コンビニへ朝食を買いに出かけた。
午前8時30分
昨日と同じように2人で並んで朝食を食べる。
『食べても大丈夫か?』
『はい、もうすっかり良くなりました』
栞は笑顔でパンを口に含む。この少女が監禁されているという事を忘れさせるような笑顔。
見るところ本当に顔色は良いようだ。
『そういえば、着替えが必要だよな…』
服も汚れているが、下着はもっと汚れているだろう。
『大丈夫ですよ、お気に入りですから』
『そういう問題じゃない』
呆れるような応えが返ってくる。本当に栞は何を考えているか分らない。
『食べ終わったら探しに行ってくる』
『本当に、何もかもすいません』
俺はあまりにも呑気な栞に溜め息が出そうになった。
本当に本当に、何を考えているのだか…
『あの、お兄さん…』
『ん?』
『トイレ行きたいです』
もう、栞の気持ちを考えるのは辞める事にした。
現状は俺にとって都合が良いのだし、栞にも何か考えが有るのだろう。
俺は栞をトイレに連れて行った。大きい方と小さい方両方だったと思う。
午前10時
俺は栞の服を買いに出かけた。30分くらい歩いた所で大手スーパーを発見する。
衣料品のコーナーで栞に似合いそうな服を探す。しかし、俺はある事に気が付いた。
『ん…栞の服のサイズ聞いてなかった…』
俺は仕方無しに感覚だけでサイズを選ぶ事にした。記憶の中から栞の体の大きさを探す。
俺は何とか服と下着を購入して帰路についた。
午後0時
帰る途中にコンビニに寄り弁当を買う。家に到着した時は既に正午過ぎだった。
『お兄さーん!』
帰るなり栞が大きな声で俺を呼ぶ。俺は焦って部屋に向かった。
『どうした!?』
『トイレ…もう我慢の限界です、ここでしちゃいますよ?』
何事かと思い、焦った自分が馬鹿らしくなった。
取り敢えず、ここで漏らされるのは困るので栞をトイレに連れて行った。
昼食。朝食と同じように、2人で並んで食べる。
『それが買ってきた服ですか?』
栞が部屋の隅に置かれた袋を指差して言う。
『ああ。でも、サイズが分らなかった』
俺は言いながらその袋を栞に手渡す。
『開けてもいいですか?』
『ああ』
栞は袋からトレーナーを取り出し、今着ている服の上からそれを身につけた。
『………』
『ぶかぶかだな…』
『ぶかぶかですね…』
トレーナーはかなり大きくて、栞の手の先がやっと袖から出るか出ないかの大きさだった。
しかも、悲しい位に似合っていない。
『代りの物を買ってこようか?』
『いえ、これがいいです。気に入りました。』
本気で気に入っているとは思えなかったが、栞がこれで良いと言うので買い替えには行かなかった。
栞は続いてスカートと下着を取り出す。
『着替えてみるので、お兄さんは少しの間部屋から出て下さい。』
『でも、俺はもう何回か栞の裸見てるぞ?』
『そういう事言う人、嫌いです』
栞のペースに巻き込まれて、ついふざけてしまう。俺は栞の言う通り部屋を出た。
部屋へ戻ると栞は俺の買ってきた服に着替えていた。
トレーナーだけでなく、スカートも大き過ぎる。しかも、本当に嫌になる位似合っていなかった…
午後2時
栞と楽しく会話している時、俺は突然現実に引き戻された。
いつものように頭痛に襲われたのだ…
オレが目覚めると、少女は見慣れない服を着ていた。大きすぎるトレーナーに、大きすぎるスカート。
しかも、全く少女に似合っていない。
『なんだその服は』
『え…これは…』
オレは少女の服を掴んで左右に引き裂こうとした。
『だめです!!』
が、少女は両手で思い切りオレの腕を振り払う。
『痛っ…貴様!』
初めて少女がオレに反抗をみせた。オレは怒り狂って少女の顔面を殴った。
直ぐに真っ赤な血が鼻から零れる。
『殺すぞ、早く脱げ!!』
『いや、です!これだけは駄目です!』
少女は身に着けている変な服に執着する。こうなると意地でも脱がせたくなる。
オレは今度はスカートに手を延ばした。
『何でもしますから、これだけはやめて下さい』
少女は足をじたばたさせる。オレは立ち上がって少女を体重をかけて踏みつけた。
『がはぁっ!』
少女は大きく目を見開いて腹をかかえる。
『脱がないと殺すぞ…』
『な、何を言われても…脱ぎません』
『なんだと!』
オレは何度も何度も少女を踏みつけた。だが、服を脱ぐ様子は無い。
『ふん、そんなにその変な服が大事なのか?』
『変じゃ…ない、です。おきにいり…です…』
『そうか。じゃあ、脱げないようにしてやるよ。』
オレは、オレの鞄から釘と金槌を取り出した。家庭大工用の金槌に、全長1cm程の釘。
少女はそれを見てもイマイチ状況が理解出来ない様子だった。
『オレは優しいだろ?その服を脱げないようにしてやるんだぜ?』
少女の顔がだんだん恐怖の色に染まって行く。オレの大好きな瞬間だ。
オレは釘を少女の腕の辺りに宛がって、金槌を振り下ろした。
『ぎやぁ!!!!!!!!!!』
トレーナーを貫き、少女の腕に釘が突き刺さる。オレは無言でもう片方の腕に釘を打ち込んだ。
『がっ!!!!!!!』
釘を打ち込んだ周りが、じわっと赤く染まる。釘を打ち込むのは咄嗟の思いつきだったが、中々楽しい。
今度は背中、今度は足、と釘を打ち込んでいく。
『あぐっ…あぐっ…』
あぐあぐ…と口を開けて苦しむ少女の体には無数の釘が突き刺さっていた。
『どうだ?こうすると服が脱げないだろ?』
オレは少女に笑いかける。最高の笑顔で。少女も最高の顔で応えてくれる。生気を無くした絶望の顔。
オレは満足して部屋を出た。
午後4時
コンビニへ向かう。何か拷問に使えそうな道具は無いかと棚を眺める。
と、その時、ふっと体中の力が抜けて気が遠くなっていった…
俺はコンビニで目が覚めた。目の前の棚には文房具が並んでいる。
俺は急いで家に戻った。
『栞!』
部屋に戻ると栞は俺の方へ首を向ける。
『お兄…さん』
一瞬いつも通りの栞に見えたが、良く見ると栞の体には無数の釘が刺さっていた。
『お、おい…栞…』
体が震えるのが自分で分る。
『服、よごしちゃいました…血って中々とれないですよね、ごめんなさい』
『そんな服なんてどうでもいいよ!』
俺は怒鳴りつけていた。栞は俯いてしまう。
悪いのは栞じゃないのに…
『取り敢えず、全部抜き取るぞ。痛いだろうけど我慢しろよ』
指が震えて中々釘が掴めない。ようやく釘の頭の部分を掴んで引き抜く。
『うぁっ!』
『我慢しろ、早く抜く方がいい』
『わかってます』
栞は涙声で応える。
数分後、ようやく栞の体に刺さっていた釘を全て抜き終える。恐らく30本以上…
『次は消毒だ』
『我慢します』
『服を脱がないと消毒出来ないだろ』
『恥ずかしいです』
と、言いながらも栞は服を脱いでいく。白い肢体のあちこちに赤い水溜りが出来ている。
栞は消毒液を吹きかけると栞は顔を顰めたが、動かずに耐え抜いた。
俺は栞の横に金槌と新しい釘を発見する。俺はそれを持って立ち上がった。
『服、着ておけよ』
俺は栞にそう言って部屋を後にした。
廊下で手の中の釘と金槌を見つめる。俺は無数の釘の中から1つを掴んで腕にあて、金槌を打ち込んだ。
『痛っ…』
激痛と共に傷口から血が流れる。こんな事をしても何にもならないのは分っている。
だが、今はこうしないと気が済まない気分だった。
午後6時
栞をトイレに連れて行く。小さい方だったようだ。
午後7時
コンビニで夕食を買ってくる。いつも半分も食べないが、栞にも同じ物を買ってきた。
『うーん、いつもコンビニの物ばかりじゃ健康に悪いですよ?』
栞は口に人差し指を当てながら言う。
『でも、俺料理とか全く出来ないし…』
『じゃあ、今度私が作ります』
栞は曇りの無い笑顔で「よし、がんばろう」と、1人で頷く。
俺はそんな栞を理解出来なかった。
『栞…』
―お前はここに監禁されているんだぞ?
『なんですか?』
『いや、なんでもない』
だが、その先を言う事は出来なかった。上手く言い表す事は出来ないが、栞とのこの関係を壊したく無かったのかもしれない。
午後9時
栞をトイレに連れて行く。また小さい方のようだった。
午後10時
栞が眠りにつく。俺は栞の寝顔に見惚れている自分に気が付いて、少し恥ずかしくなった。
俺は確信を持てた。俺は栞の事が好きだ。今まで出会った誰よりも。
だからこそ、栞を逃がしてやらなければならない。そんな事は分ってる。筈なんだ…
午後11時
悩んでいると急に眠気に襲われた。俺は逆らう事無く瞼を閉じた。
4日目は以上です。
>>835-837早朝妄想R氏
今回は金目的の誘拐ですね。
初音はぷにぷに好きにはたまらんw
もういい?
いいみたいだね。
ぶかぶかトレーナー&釘打ち萌え〜
栞たんがかわいそう。だが興奮する漏れは病んでいるんだろうか。
どうか最後は幸せな記憶を・・・
ハードな展開にビクビク。続きが気になるですよ!
何?この良スレ。どこに眠ってたんだ。
>>840-846 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!
イイです! 流石スレの神!
>>844 ここは読んでるだけで辛かったです、でもボッキする漏れは変態なのだろうか
く、釘打ち!?痛みを想像するだけで…<(;゚Д゚)>ヒィィィィィィッ
萌えれない漏れはまだまだ修行が足りないようだ…
縄や木馬には萌えるんだがw
汝、陵辱スレも復活したことだし、これからが楽しみだ。
高速道路を使って3時間半、家に着いて運び込む時、通行人に見られた。
距離があったし、全身をシーツに包んでいたので、人間と確証されては
いないと思うが、警察の聞き込みがあれば真っ先に言われるだろう。
まあそれが無くても、クロロホルム入手ルートやら高速道路の記録やら、
警察が介入すれば即見付かるだろう。だが、何が起きても人質は殺さない
つもりなのだから、逮捕が早いか遅いかの違いしかない。
どうせ捕まるなら早い方が、俺にもこの娘にも良い。
部屋に運び込み、ベッドの上でシーツの梱包を解き、目隠しと猿轡を外す
が、悪いが手足は縛ったままにさせてもらう。
顔を見られるのはまずいとも思うが、この誘拐は表沙汰にならないという
前提で計画しているのだから、住所の特定さえされなければ良い。
緊張と興奮で食欲は無かったが、カップラーメンを食べる。
大人しそうな娘だが、もし暴れるようなら、これからずっと監視しなけれ
ばならないのだ。食事は取れる時に取っておこう。
しかし、見れば見る程可愛い娘だが、見れば見る程高校生とは信じられない。
高校の生徒手帳の顔写真は間違いなくこの娘だ。
と、手帳の中に写真が2枚挟まっているのに気付いた。
1枚は女4人で仲良く写っている写真。1人は初音だ。
4人全員、かなりレベルが高い。歳の差があるので姉妹かもしれないが、
初音の例を見れば見た目の年齢は当てにならないので、友人かもしれない。
もう1枚は、二十歳くらいの男とのツーショット写真だ。
兄妹にしか見えないが、恋人同士かも。初音の満面の笑顔が、この男との
仲の良さを感じさせる。
と、こんな事をしている暇は無い。警察に捜索願を出される前に、脅迫
電話を入れておかないと。
この為だけに契約したプリペイド式携帯電話。アドレスには鶴来屋の電話
番号しか入っていない。
『はい、ありがとうございます。鶴来屋です』
受付嬢だろう、若い女が出た。
「会長さんはいらっしゃいますでしょうか?」
この時点では、丁寧な言葉使いを演じる。
『あのう、どのようなご用件でしょうか?』
「失礼しました。私は〇〇高校の伊藤と申しますが、柏木初音さんの件で
お話があるのですが」
無論名乗った名前は適当だ。小学生の時虐めていた奴を使った。
『はあ・・・判りました。お繋ぎしますので、少々お待ちください』
不審に思っている様だが、取り次いでくれるようだ。
『もしもし、柏木です』
若干の待機音の後、予想外に若い女が出た。
美しい声。初音の持っていた写真の、黒髪の美人を思い出す。
「会長さんですか?」
『そうですが・・・初音がどうかしましたか?』
「あの娘は預かっている」
『・・・っ!』
息を飲む気配。
「今は無事だが、今後はあんたの態度次第だ」
なるべく悪人っぽく言う。我ながらなかなかの演技だ。
『何が・・・お望みですか?』
「話が早いな。1千5百万で良い」
借金を返すには1千2百万あれば良いが、値切り交渉対策だ。
『そんなお金、すぐには・・・』
「早く用意できれば初音も早く帰れる。あ、勿論警察には通報するなよ。
まあ最も、通報できる訳無いだろうが」
『え?』
「あんたの旅館、いろいろあって大変なんだろ? これ以上のスキャンダル
はやばいんじゃないの? 会長の娘が誘拐なんて世間に知れたら・・・」
『初音は妹です』
背筋の凍るような、冷たい声。
「こほん・・・まあとにかく、早めに用意しろ。また電話する」
逃げるように電話を切った。
もう一度、写真を見直す。
4人姉妹(?)の、右端に写っている女性。彼女がそうだと思ったが、
電話の最後の方の冷たい声は、写真の中の温かい笑顔とはあまり結びつか
なかった。
「う・・・ん」
写真に見入っていると、初音が微かに動き出した。目覚める様だ。
思ったより早い。やはりクロロホルムが薄かったか。
薄目を開けた初音は、しばらくボーっと俺の顔を見ていたが、すぐに跳ね
起きる。
「えっ・・・え? 誰? ここ、どこ?」
俺から離れて壁際に逃げる仕草が、小動物みたいだ。
「柏木初音ちゃん、だね?」
判りきった事を、なるべく穏やかに聞く。
「は・・・はい」
素直に答えてくれる。
「まずはっきりさせておきたいのは、君が逃げ出したりしなければ、危害を
加えるつもりはない」
信じるかどうか判らないが、一方的に宣言しておく。
「時がくれば、何があっても、君は無事家に帰れる」
「え? え?」
混乱した初音は、理解しているかどうか。
うわあああ、かなりハードだなぁ。思わず目を背けたくなっちゃうよ。
でも止められません(;´Д`)ハァハァ
「とりあえずこれだけは覚えておいてくれ。何か質問は?」
「え? えっと、あの・・・」
上目遣いに見る仕草が可愛い。
「わたし、誘拐されたの?」
怯えてはいるが、はっきりした口調。
「そうだ」
「何でっ・・・ですか?」
「お金目的だよ。恥ずかしいけど、俺は結構な額の借金があってね」
教えてやると、大きな瞳に涙が浮かぶ。
「大丈夫。絶対帰してあげるから」
「ホントに?」
半べそをかきながら問う。見かけだけでなく中身も子供っぽい娘だ。
「ああ。お金が手に入っても入らなくても、家まで送ってあげるよ」
「いつ?」
「それは君のお姉さん次第だな。まあそんなに長くはならない」
どうせ2週間で金が取れなければ、破滅なのだ。
ヤクザに始末されるよりは、自首して服役した方が良い。その時の量刑を
減らす為にも、初音には危害を加えられない。
「ホントに帰してくれる?」
「ああ、約束する」
なるべく優しい笑顔を装って言うと、初音も泣き止んでくれた。
「ご飯、食べる? 君のお弁当だけど」
なんだかんだやっている内に、時刻は正午を回っている。
「うん」
持ってきておいた弁当箱を差し出すと、初音は素直に受け取り、食べ出した。
こんな状況でも食えるとは、意外と度胸のある娘なのか、鈍いだけなのか、
少しでも俺を信用してくれたのか。
べそをかきながらも弁当を口に運ぶ初音を見ていると、自首云々抜きに
絶対にこの娘に危害を加えないと誓った。加えられないと思った。
この時は、本気でそう思っていた。
僕も釘打ちは・・・(´Д`;
そこまでされても主人公を恨まない栞は、何を思っているのか・・・
862 :
地獄車:02/03/08 16:24 ID:0snDwDQw
おそらくは…帰る場所がないのだろう。ふふ。
>>863 自分で爪はがしヒィィィー
現実にこういうことが起きているとなると無駄に心が痛む漏れは
まだ救いがあると言えなくも無いのではなかろうか。
……職神さんに対抗すべく漏れも舞監禁ネタを考えたは良いのだが……
漏れの舞、kiss大好き人間に成り下がっちゃったyo(´Д`;
ゲロ甘はすれ違いっぽいので辞めとこ。。。
職神さん方、これからも頑張って下さい。マジ尊敬してます。
>>644 投下キボン!!もしくは投下先情スレ情報キボン!!
「それでね、梓お姉ちゃんは千鶴お姉ちゃんを亀姉って呼ぶようになったの」
「ははは・・・」
監禁開始から数時間。俺と初音は、なごやかに談笑していた。
写真をネタに、家族の話題が中心となった。
やはり黒髪の女が、鶴来屋会長の千鶴だった。
元気で料理が得意な次女の梓と、きまぐれだけど優しい三女の楓。
そして、従兄で千鶴の恋人でもある、耕一お兄ちゃん。
にこやかな初音は、第3者が見れば拉致された被害者には見えないだろう。
だが俺には、笑顔の中に見え隠れする怯えが痛々しい。
初音は怯えに耐えて、無理矢理明るく話しかけているのだ。
不安を忘れる為か、友好的に振舞うことで、俺が危害を加える気になら
ない様にする為か。
容姿も言動も幼く見えるけど、芯は驚くほど強い娘だ。
ふと、初音の仕草が落ち着かないのに気付く。
「トイレ、大丈夫?」
「うん、行きたい」
声をかけてやると、顔を赤くして頷いた。
「でも・・・」
初音は、自分の足に巻かれたガムテープを見る。これでは歩けない。
「大丈夫。運んであげるよ」
「ひっ・・・」
身を乗り出すと、初音が恐怖で身を縮める。
「大丈夫・・・」
優しく、ゆっくりと初音に近付き、そっと抱き上げる。
軽い。
トイレまで運び、スリッパを履かせると、便座に座れる体勢に下ろす。
「こっから先は、一人で出来るね?」
「うん・・・ありがとう」
不自由なのは俺のせいだというのに、初音はお礼を言う。
「じゃあ、終わったら声をかけてね」
「うん」
扉を閉めると、初音は内側から鍵を閉めるが、鍵は壊してある。
それでもしばらく待っていると、水を流す音の後、自分から扉を開けた。
再び抱き上げる時は、俺が抱きやすい体勢を取ってくれた。
夕食の用意をしている間も、初音は大人しくテレビを見ていた。
レトルトのカレーライスだが、初音は不自由な手で旨そうに食べる。
初音が食事をしている間に、二度目の脅迫電話をすることにした。
初音の目の前では、誘拐犯の面を見せたくなく、廊下に出る。
「ちょっと、電話してくる」
「うん・・・」
どこにかけるかは言わなかったが、初音は気付いている様だった。
「もしもし、先程電話した伊藤ですが」
『初音は無事なんですか!?』
今度は受付嬢を介さず、千鶴に繋がった。
「ああ、今は夕食を食べている。それより警察には知らせてないだろうな?」
『ええ、もちろんです』
これは信じるしかない。
「金は?」
『用意していますが、すぐには・・・』
「頑張って用意しろ。早ければ早い程、初音が無事に帰れる可能性が増す」
『くっ・・・』
「それより連絡の窓口を一本化したい。あんた、携帯電話は持っているか?」
『ええ』
「番号を教えろ。そっちの方が業務に支障が出なくて良いだろう?」
『はい』
これでいつでも、千鶴に直接電話が繋がるようになった。
部屋に戻ると、初音はさっきからカレーに手を付けていなかった。
「千鶴お姉ちゃん、何て?」
暗い顔で聞く。
「ああ、すぐに帰れるようになるよ」
慰めのつもりだが、初音の顔は暗いままだ。
「わたしの為に、みんなに迷惑かかるね」
何を言ってるんだか。迷惑を掛けてるのは俺だ。
こんな時でも、この娘は自分以外の者の心配をしているのか。
無言でカレーを食べ始めると、初音もつられて口にし始めた。
その日の夜、初音はベッドに、俺は床に布団を引いて寝た。
夜半ごろ布団に入ったが、疲れている筈なのになかなか眠れない。
それは初音も同じ様だった。
それでもうとうとし始めた頃、初音の泣き声が聞こえた。
悲しげにすすり泣く声が、いつまでも耳に響いた。
>>863 うえぇ(´Д`;
実在DQNは徹底して駆除して欲しい。
>>早朝妄想R氏
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!
怯えているのに必死に耐えている初音たんに(*´Д`*)ハァハァハァハァハァハァハァハァです(藁
お疲れ様です
>>864 舞たん監禁激しくキボンヌ!
大量にキタァ─wwwヘ√レvv\(゚∀゚)/wwwヘ√レvv~─── ツー・ツー・ツー
なんですかこの量の監禁SSはっ?! いったいどうしたらこんなに書けるのですかっ?!
>>監禁だよもん氏
栞たんの身体がボロボロになって逝く…でも、心はまだ壊れていませんね?
それが壊れる時が真の恐怖…ウグゥ…(-w-;)
>>研究員A改め早朝妄想R氏
拉致監禁…どこから男の歯車は狂いだすのか?…なにが原因になったのか?
それがもうじき解りますね? …蛇足ですが、千鶴と男の最初の会話が笑えました(w
もう・・・・・・・・・・・・
どうすればいいんだ。
どうすれば
874 :
864:02/03/09 00:53 ID:M5wdgQ1u
>>871に言われたので本当にやってみる。
「佐祐理はどうなったの……?」
唇が切れているために多少辿々しいながらも、舞は尋ねた。
俺は正直に答える。
「頸椎損傷、意識不明の重体だってさ。」
「──!」
その言葉に、舞は肩を強張らせた。それを聞いた舞の心境がどのような物であったか、
俺にはそれが容易に想像できた。
──何故なら、俺も同じ心境だったから。
「もしかしたら、佐祐理さんはもう──」
わざと口に出して言うと、舞は哀しそうな目を俺に向けた。
佐祐理さん云々それ自体よりも、そんなことを口にした俺に対しての物だろうか。
「だからこそ、俺は──」
そう言って、ベッドに四肢を縛り付けられた舞の、墨を流したような綺麗な黒髪を撫で、
「舞には、そうなって欲しくないから。」
「……嫌。」
しかし舞は、身体をよじって俺を拒もうとする。彼女の嫌がることはしたくないので、
直ぐに舞から身体を離した。
「飯、食ってないだろ。何か持ってくるよ」
決まりが悪くなった俺はそう言って部屋を後にした。
家の構造は舞を連れ込んだ昨夜の内に大体は覚えていたので、迷うことなく
キッチンへ向かう。そして冷蔵庫を開けると──
「…………。」
875 :
864:02/03/09 00:55 ID:M5wdgQ1u
入っていたのは大量の納豆と漬け物。冷凍庫の中からは冷凍の牛丼の具が見付かった。
「舞らしいと言うか何と言うか……。」
俺は失笑を洩らした。
「……いらない。」
腕の縛めを解き、納豆ご飯を渡してやったのだが、舞はそう言って手を付けなかった。
何でだよ、と俺が不満げに問うても、同じくいらないから、と返ってくるだけ。
「……怒ってるのか?」
そう聞くと、顔に痣を作った舞は小さく頷いた。
「そうか……そうだよな。」
その痣を作ったのは俺。こうして舞に不自由をさせているのも、他ならぬ俺なのだから。
俺は部屋の隅の、やたらとデカい不思議な形をしている縫いぐるみを見やった。その縫い
ぐるみは所々に赤黒い染みを付けていた。──佐祐理さんの血だった。
「今すぐ分かれとは言わないけれど、いつかきっと分かる日が来るから。だから──」
俺は言葉に詰まった。
だから──それまで耐えてくれ、か? エゴも良いところだ、と我ながら思う。だったら、そのエゴに気付いていながらも舞を
自由にしてやらない俺は何だ、とも。
876 :
864:02/03/09 00:55 ID:M5wdgQ1u
舞の誕生日だったあの夜、舞へのプレゼントを佐祐理さんの血で染めたあの夜、俺は舞を
監禁した。これ以上、舞が魔物と戦わないようにする為だ。
あの惨状に気が動転していた為か。それとも舞から得られた数少ない証言から類推したのか、
或いは両方か──どちらにしても根拠は希薄だが──俺は『魔物を倒せば舞を失う』と言う
そんな結論に到達していた。
佐祐理さんが居なくなり、魔物を倒してしまえば、俺と舞との接点は無くなってしまう。
そう感じていた俺は、それが何よりも恐かった。
──今日で終わらせる、終わりにする。
そう決心した舞を見るのが嫌だった。これ以上大切な人を失いたくなかった。
けれど、舞の決心は堅く、俺がどんな言葉を掛けても揺るぎもしなかった。どんな罵声を
浴びせても、いかにも聞き慣れてますと言った感じで、それが嫌で──瞬間、何かが弾けた。
──何でこれ以上戦おうとするんだ。
──俺の気持ちが分からないのか。
気付くと、そんな意味の言葉を連呼し、舞を殴りつけていた。何度も何度も、舞が魔物と
戦わなくなるまで、殴り続けていた。
877 :
864:02/03/09 00:59 ID:M5wdgQ1u
はぁ。。。駄目だコリャ。確かに監禁と言えばそうだけど。。。
スマソ、871よ。期待に応えることあたはざるなり、って感じだわ、ホント。色んな意味で。
お目汚しとこのスレの水準大幅低下スマソ。
取り敢えず嫌で無ければ続き書くかも知れないけど。。。駄目臭い。
漏れの頭デフォルトで萌え設定になってる。
>>864 いやいや、イイ!って、(・∀・)イイ!ってw
ハードな連載の一方でマターリとした萌え系統もイイ!って。
俺は好きだよ、こういうの。
それに水準低下させてること無いと思うけどなぁ
>>878や、その辺どうよ?(藁)
取り敢えず続きキボンヌなんでw
879 :
878:02/03/09 03:24 ID:yuXL+lt1
880 :
報復:02/03/09 12:18 ID:Vg+5eSdx
むせ返るような血の匂い。
飛び散った骨や肉片、そして脳髄。
凄惨な光景を意に介する風もなく、彼はあたかも買い物をするかのように、無造作に
並べられている武器を品定めしてゆく。
尤も、十数人の台湾マフィアを肉隗に変えたのはこの男なのだが。
彼は、大きな木箱に目を留めた。
次の瞬間、薄紙を破るかのように木箱を手でぶち抜く。
正確には、人間の手より三回りは大きく、その爪は肉食動物よりも鋭い。
狩猟者としての本能がそいつに引き寄せられたのか。
彼の手が、男根を模したような形状をしている物に引き寄せられてゆく。
RPG7。
対戦車ロケット砲の最高傑作であり、有効射程は1500メートル以上。
数百メートル離れた装甲車を軽く吹き飛ばしてしまう威力を秘める兵器であった。
数分後。
目的のモノを手に入れた彼は船底に潜り込んでいた。
彼の手が、人間のものから、狩猟者のそれへと変化してゆく。
「むんっ!!」
声と同時に、彼の鋭い爪が暗闇の中で一閃する。
大波を喰らったかのように、船がぐらりと大きく揺れた。
爪に引き裂かれ、大きく口を開けた船底から潮水が轟音を立てて侵入してくる。
暫くするとこの船は転覆、沈没するだろう。
彼はきびすを返し、自分の乗って来たモーターボートに戻るべく走り出した。
881 :
報復:02/03/09 12:19 ID:Vg+5eSdx
鶴来屋の社員用通用門にて。
一人の女性が立っていた。
微風にもさらりとなびき、夜の闇にも溶け込むかのような黒髪。
ビジネススーツに包まれた、ほっそりとした肢体。
ややたれ目がちではあるが、凛とした表情を浮かべる整った顔。
日本的な美人であった。
程なくして、『彼女』は静かに滑り込んできたリムジンに乗る。
「それでは、自宅までお願いします」
優しい声で『彼女』は、運転席の男に話し掛ける。
同時に運転手は車をゆっくりと発進させた。
彼にとっては、この一時が『彼女』と二人きりでいられる唯一の時間であった。
『彼女』が仕事の間は必ず社の重役が同伴するからである。
まして、会長には意中の男性がいるとの噂が流れている今、彼が心穏やかでいられる筈がない。
彼は『彼女』との距離が遥かに遠いことを否が応でも痛感させられていた。
自分は専属の運転手以上でも以下でもないという事実を。
しかし、帰宅するこの一時は、彼にも『彼女』を独占する権利がつかの間とはいえ
与えられるのである。
もはやこの時間だけが彼の生きがいになっていると言っても過言ではなかった。
『彼女』を乗せてた車は国道を離れ、閑静な住宅街へと進む。
年齢には不相応な『鶴来屋会長』という激務。
その激務から解放される空間が彼女を待っている。
家には、3人の妹、そして『彼女』を暖かく包む男が居るのである。
帰りを待つ者達のことを思うと、『彼女』の顔も自然とほころぶ。
だが、帰路についている車を狙う影があることは知る由もなかった。
882 :
報復:02/03/09 12:20 ID:Vg+5eSdx
ドドーーン!!
その轟音は夜のしじまを引き裂き、ひなびた温泉町一杯に轟いた。
RPG7対戦車ロケット砲から発射されたロケット弾はその尾部から黄色い噴射炎を
吐き出しつつ、『彼女』が同乗しているリムジンの運転席に最短距離のコースを辿って到達した。
運転手の胸元に着弾したロケット弾の弾頭は、彼の頚骨を砕くと同時に、内包された
指向性爆薬を爆発させた。
その高温高圧の噴射炎は大型のガスバーナーよろしく、運転手の首を完全に焼き切り
その頭と胴体をいともあっけなく切断する。
同時に火薬を包んだ破片が、散弾のように一斉に飛び散った。
無数の鉄片は容赦なく運転手の肉体をえぐり、その骨や内臓を原形を留めぬまでに破壊する。
彼には、痛みを感じる暇など全くなかった。
『彼女』と永遠の別れを告げる暇も。
弾頭の破片は運転手の肉体を切り裂いただけでは飽き足らず、車内一杯に拡散する。
被弾したリムジンは、打ち上げられた野球ボールのように空高く舞い上がった。
だが、それで彼の目的が達せられたわけではない。
彼の目は、リムジンが空に放り上げられるまでのほんの一瞬の間に、リアガラスを
薄紙のように破り、空高く舞い上がった車よりも高く跳躍した一つの影を捉えていた。
同時に彼は肩に抱えていた発射筒を投げ捨て、その影を追う。
彼が空に消えた後の地面には、大型動物の足跡を髣髴とさせる大きな凹みが出来ていた。
883 :
報復:02/03/09 12:22 ID:Vg+5eSdx
「っ!!」
原形を留めぬまでに破壊された車を眼下にし、『彼女』は悲痛な声を漏らす。
いかに狩猟者としての力を有する『彼女』とはいえ、近距離から放たれる銃弾ならともかく
数百メートルも離れたところから突然飛来してくるロケット弾の存在を察知することなど出来ない。
ロケット弾が着弾し、爆発するまでのほんの一瞬の間のうちに空中に逃れるのが精一杯であった。
だが、『彼女』を襲ったのはロケット弾だけではなかった。
ズシッ!!
全身に走る鈍い衝撃。
『彼女』は数十メートル上空から一瞬にして地面にまで到達する。
必死で着地の体制をとろうとするものの、無駄な努力であった。
地面にしたたか打ち付けられた彼女の背中に飛び降りてくる『何か』。
「かはっ!!」
衝撃と激痛に因るショックで、彼女は昏倒した。
「う…」
木のフローリングに締め切られたカーテン。どうやらここはマンションの一室らしい。
「お目覚めかね?」
意識を取り戻した『彼女』に声が掛けられる。
「あなたは…? 確か警察の」
彼女…柏木千鶴にとっては見覚えのある顔だった。
「覚えてくださっていて光栄の至りだ」
千鶴の乗っていたリムジンを襲った張本人が口を開く。
柳川裕也。彼の名前である。
「これは一体どういうことです!?」
千鶴は立ち上がろうとするが、手足を拘束する重々しい鎖のせいで身動きが取れない。
そんな千鶴を勝ち誇ったような表情で見下ろす柳川はおもむろに口を開く。
「俺はお前の従兄に殺されかけた…」
その言葉を聞いた千鶴に、あの夜の出来事が鮮明に甦る。
884 :
報復:02/03/09 12:23 ID:Vg+5eSdx
「じゃあ…あなたがあの時の…」
「そう。お前と同族の人間…いや、狩猟者だ」
柳川は続ける。
「お前は知らないだろうが、俺の母親はお前の父親の妾だった」
「…」
「お前に復讐を誓う理由としては充分過ぎるだろう」
そう言いつつ、柳川は白い錠剤を千鶴の眼前に持ってゆく。
「吉川ってヤクザの置き土産で悪いが…飲め」
だが、千鶴は頑として口を開かない。
「ふん。それくらいでないと張り合いがないからな」
柳川は千鶴の唇を無理矢理開き、口中に錠剤を押し込む。
いかに千鶴とはいえ、鬼の力を解放していない今は男の力に抗う術などない。
だが。
何かを吹きつけるような音と共に、唾液にまみれ、溶けかけた錠剤が柳川の額に当たる。
そして千鶴は鋭い目つきで柳川を睨む。
「くっ…ははははっ!!」
突如笑い出す柳川。
「はははっ! 本当にお前は芯の強い女だ。それでこそ復讐のし甲斐があるってものだ」
柳川は続ける。
「この錠剤は水溶性でな。水に溶かして注射しても抜群の効き目なんだ。もう既に…」
柳川が顎をしゃくる。
はっと息を飲んだ千鶴は慌てて柳川が向いている箇所…左の二の腕の辺り…を確かめる。
そこには小さな痕があった。
「そろそろ効き目が現れる頃合だ…いいかげんに諦めるんだな」
柳川の手が、千鶴のスーツに伸ばされた。
クッキー残したまんま、スレを上げてしまいました。スイマセン。
続きはいずれ・・・。
>>863 まったく…。こういうスレで妄想を発散させておけば、現実に
やる必要もなかろうに。愚かな。
>>878 いや、俺なんか萌え系統が好きどころか、萌え監禁で話を書き溜め
してるところなんだが(笑)。バイトが忙しくて、ちっとも書き溜めが
増えない間に、「先にやられたかーっ!?」ってとこ。ま、それはともかく。
>>864よ、水準低下ってことはない。続きを書いてくれ。
うわ、この時間帯に投下があるとは思ってなかった…。
間抜けなレスになってしまった。
またキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
まさかこの人までもが━(゚∀゚)━
柳川はちーちゃんの叔父サンだよ
ちーちゃんのじっちゃんの妾の子だから
柳川はちーちゃんの叔父サンだよ
ちーちゃんのじっちゃんの妾の子だから
萌え監禁って、考えてる人多いんだね。
まぁ、漏れも浩平が長森を監禁するぬるいSSををせっせこ書いてるんだけど(w
浩平は本編でも夜の学校であんなことやってるんだから、あまり違和感がなかったりして。
>880-884
こ、これは激しく期待ですよ、奥さん!
柳川はこの手の話に使いやすそうだね。
舞の自宅の立地は、かなりの好条件だった。
水瀬家からも商店街からもさほど離れていなかったし、何よりも一戸建ての家に舞が一人暮らし
と言うのが、理由はあまり考えたくは無いが特に好都合だった。
舞はあれから食事に手を付けていない。食欲が湧かないのだろうか。ともかく、あのままじゃ舞が
栄養失調に陥るのも時間の問題だった。俺は商店街のコンビニでエネルギー源になると言う謳い文句
のゼリー状のスポーツドリンクを二、三つ買い、それを舞に与えようと部屋のノブを回した。
「──!」
舞は四肢を縄で固定されたベッドの上で、はっとした表情で俺を見た。目には涙が滲んでいた。
と同時に、鼻腔を突く異臭。そう言えば、トイレのことをすっかり忘れていた。
「これじゃ、保護者失格だよな……。」
自嘲気味にそう小さく呟き、買い物袋をその場に落とすとベッドに歩み寄った。舞は俯き、無言の
まま首を振り続けている。
「ごめんな、舞。今度からは気を付けるから──」
「やめて……。」
シーツを剥ぎ取ろうとすると、そこで初めて舞は口を開いた。声が震えていた。
しまった、下着を取り替えるのが先だったか。
「悪い、舞っ。」
そう言ってそそくさと退散したは良いのだが──。
「着替えは何処だ……。」
もしかしたら、舞の部屋にあったのかも知れない。が、今戻るのもばつが悪いような気がして
風呂場を覗いてみる──変質者みたいで何だな──と、乾いたパジャマと下着一式が見付かった。
匂いを嗅いでみる──言っておくが俺は正常だ──と、ほぼ無臭だった。
これで着替えは何とかなったな。
俺はそれに加えて手近にあったタオル数枚を取ると、舞の部屋に戻った。
剥ぎ取ったシーツのパンゲア大陸の大きさが、舞がどれだけ尿を我慢していたのかを示していた。
舞がこうして涙を流している理由も分かろうというものだ。
下着を、大きく濡らしてしまった制服ごと取り替えようとしたのだが、当然の如く舞は身をよじり
反抗したので、それは出来なかった。
反抗している間中、舞は赤く腫れぼったい眼で俺を睨み続けていた。……当然か。こうしてその場に
排尿してしまったそもそもの原因は俺にあるのだから。
「今度からは本当に気を付けるから。」
俺は精一杯の謝罪の気持ちを口にした。
しかし、舞は俺を冷ややかな眼を向け続けていた。
「許してくれないのか?」
絞り出したような情けない声で訊ねると、舞は小さく頷いた。
「……どうしても、許してくれない?」
また頷いた。
「次からは絶対に気を付けるからさ、なあ、舞?許してくれよ、なあっ。」
「……駄目。」
瞬間、かっとなった。
「何で、何でだよ!何で許してくれないんだよ!俺は、お前の為にこうして世話してやってるんだからな!
そりゃ確かにトイレの事に気付かなかったのは悪かったさ!でも次からは気を付けるって、そう言って
るんだ。それなのに、何で許してくれない!何で俺の思いを分かってくれない、分かろうとしない!」
「あぅっ!」
早口でそう捲し立て、俺は舞の腹部を殴りつけると舞の身体がびくん、と撥ねた。
げほげほと咳き込む舞を見て、俺は、はっとなる。どう見たって、悪いのは俺じゃないか。それなのに、
何故俺は舞を殴った、舞を傷つけた。何の為に舞を監禁した?舞と俺との、両者の幸せの為じゃないのか?
何故それを忘れて舞を責めた。何故、俺は……!
居た堪まれなくなって、「今日は一緒の部屋で寝るから、トイレに行きたい時はいつでも起こせよ。」
それだけを言って、俺は部屋を後にした。──が、結局例のスポーツドリンクを渡しはぐっていたことに
気付き、情けなくも直ぐさまUターンして戻った。
本日のお目汚し完了。
>>878 ゾーナム氏
ありがとう。取り敢えず真に受けて本当に投下しちゃったよ(w
>>880-884 キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
千鶴ちん、ぴんちっ!
>>892 見せれ。
多分漏れのよかは好評だろうから。
どうも、53人目です(笑)。
きちんと読んでなかった、
>>301から一気に補完したけど………凄まじいなぁ。
思わず、自分も書きたくなるではないか(藁
899 :
878:02/03/09 22:10 ID:gdt42Yd6
>ジコマン君よ、漏れは君のファンになってしまった様だ(藁)
900 :
早朝妄想R:02/03/09 22:54 ID:Mi2fnrDe
夢を見ていた。
懐かしいような、悪夢のような、よく判らない夢だ。
内容は、起きたら忘れてしまった。
『ですから、会社の幹部の説得に・・・』
「あんた会長だろう? そんな事に手間取ってちゃ駄目だぜ」
誘拐2日目、3度目の脅迫電話は、昼少し前にかけた。
「それとも妹より、会社での体面の方が大事か?」
『そんな筈ないでしょう!』
予想外の、強い反応。
これは使えるかも。
「そうだろうな。あんなに可愛い妹だ」
『なっ・・・!』
いやらしい口調の演技をすると、千鶴は面白いくらいに動揺を示す。
「ほんと。俺は大丈夫でも、仲間の理性が持つか心配だ」
ちなみに、俺は単独犯だ。
『やめて! 初音には手を出さないで!』
「ああ、手を出さないよ。少なくとも1週間はね。それまでに用意しろ」
用件は伝えたので、一方的に切る。
携帯の電源を切ってから、俺は自分の言葉に動揺し始めた。
犯す? 初音を?
901 :
早朝妄想R:02/03/09 22:56 ID:Mi2fnrDe
「えいっ・・・このっ・・・」
部屋に戻ると、初音はTVゲームに熱中して、俺の方を向かない。
いや、熱中している演技をしているのか。
無邪気な子供を装う事で、俺が心変わりして危害を加える事を防止して
いるのかもしれない。
それを差し引いても、初音はアクションゲームが下手くそで、一生懸命
頑張る姿は微笑ましい。
こんな娘を傷付けられる筈が無い。
不吉な思考を振り払って、俺は昼食の用意を始めた。
昼食後、俺は近所のスーパーに買い物に出た。
初音を一人にするのは逃げ出さないか不安だが、素直なあの娘を信じる
事にした。
事前に10日は監禁生活を送れる食料は用意してあるが、レトルトや
インスタントばかりでは、初音が可哀想だ。
「ト・・・トイレっ、早く」
買い物を終えて帰ると、初音が切羽詰っていた。
「ああ。待ってな」
また抱き上げようと思ったが止めて、足を自由にしてやる事にした。
隠し場所からハサミを取ってくると、初音の表情がこわばる。
「ん? 大丈夫だって」
気を利かせて、急いで初音の足を掴む。
しかしそれが拙かった。
「ひっ・・・! あっ、あああぁっ」
悲鳴と共に、初音のスカートに染みが広がる。
「うっ・・・うわあぁぁんっ!」
大声で泣き出す頃には、溢れ出した液体は床に水溜りを作った。
902 :
早朝妄想R:02/03/09 22:57 ID:Mi2fnrDe
「あっちゃぁ・・・」
あまりの事態に、言葉が出ない。
「ひっく・・・ごめっ・・・ごめんなさい」
しゃくり上げながら、初音が謝る。
「俺こそごめんね。すぐ連れて行けば良かった」
液体が手に付くのにも構わず、足のガムテープをハサミで切り、剥がす。
「ほら立って」
尿の池に座り込む初音を立たせ、手も自由にしてやる。
「まだトイレ、行きたい?」
「ひっく・・・ううん」
「全部出ちゃったか」
「ごめんなさい」
「良いって。それよりそっちで服脱いで、ついでにシャワー浴びてきな。
着替えは用意しておくから」
浴室は、監禁部屋から直接行ける。
「うん」
足跡が付くのを気にしながら初音は脱衣所に行き、アコーディオンカーテン
の向こうに消えた。
「汚れたのは洗濯機の中に放り込んどいて」
「うん」
返事と共に、服を脱ぐ衣擦れの音が聞こえる。
やがて浴室の中に入る気配の後、初音はシャワーを浴び始めた。
「ふう・・・」
それを確認した後、俺は緊張を解いて座り込んだ。
女の子のお漏らし。
生まれて初めて見たそれのインパクトは強烈だった。
その上カーテンの向こうとはいえ、監禁されているのに無防備に服を脱ぐ
初音に、異常なほどどきどきしてしまう。
903 :
早朝妄想R:02/03/09 22:58 ID:Mi2fnrDe
床に作られた水溜りと、風呂場へ続く足跡。立ち上る臭気。
ハサミに視線を落とすと、それを持った手にも液体は付いていた。
初音の体内から流れ出た、美しい薄黄色の液体。
不意に口の中に広がった塩味で、手に付いた尿を舐める自分に気付いた。
「な、何やってるんだ!?」
我に帰った俺は、ティッシュで手を拭き後片付けを始めた。
しかし口の中に残る後味は微塵も不快ではなく 床を拭く間、ナニは痛い
くらいに勃起していた。
もたもた後片付けしている内に、シャワーが止み浴室の扉が開く音がした。
「あれぇ、着替えは?」
初音の声がする。
「あ、ごめん。ちょっと待って」
「うん」
返事と共に、初音の気配は再び浴室に戻る。
着替えを用意する時になって、先程買い物に行った時に下着も買えば
良かったと後悔した。
タンスから出したジャージを持って脱衣所に行くと、浴室の扉に初音の
影が浮かんでいた。
プラスチックの半透明板越しにはシルエットもぼやけているが、肌の色だけ
が生々しく映っている。
思わず生唾を飲んで魅入るが、着替えを置いて逃げるように出たが、ナニ
は再び完全に硬化してしまった。
「もう良いよ」
「うん」
声を掛けると、初音は脱衣所に出て身体を拭き、着替え始める。
その音すらも、今の俺には十分刺激的だ。
904 :
早朝妄想R:02/03/09 22:59 ID:Mi2fnrDe
俺のジャージは当然初音には大き過ぎたが、ダボダボの服を着ても初音は
やっぱり可愛かった。
濡れた髪、微かなシャンプーの匂い。すっきりした初音の笑顔。
俺がいつも履いている、ずり落ちそうに大きなズボンの下には、初音は
何も履いていない・・・
そう思うと頭がおかしくなりそうだ。
結局その日は一晩中その事が頭から離れず、ナニの起立を初音から隠す
のに苦労した。
夜も初音の寝息が気になって、なかなか眠れなかった。
>>561 お見事。
……と書き込むのもこれが最後。
本当にこのイベントでは楽しませて頂きました。
<<全ての参加者>>に心からの感謝と賞賛を。
うわ、下げ忘れた!
吊ります。
誤爆した……
みんな凄い。早いよ。
俺はペース落ちてきたw今日は落せそうにない…
それにいつの間にか900超えてるし。
>>感想くれた方々
釘打ちではちょっと温いかなと思ったんですが、満足して頂いたようで何よりです。
次のネタまだ決まってなかったり。どの程度で死ぬかが分らないからなぁw
>>現実で監禁実行していた馬鹿
逝って良し。このスレ読んで実行する馬鹿が現れない事を祈ります。
>>早朝妄想R氏
う〜ん、萌えるw
実は痕未プレイだけど、このSS読んで初音に萌えました。
>>864氏
これまた萌えるwイイ!
ジコマンでもなんでもないです。それはむしろ俺w
>>甘えん坊将軍氏
前記の通り痕未プレイなんですよね。
なので、エロシチェにならないとコメント出来ないw
次回その辺を期待します。
>>監禁だよもん氏
痕は名作だからやってみては?
監禁もあるしw
今日は監禁だよもん氏の投下はないのか…
まぁ祭り終わったばっかりだしなぁ
トーナメント目的で葉鍵板に来てたのに、このスレが原因で撤退できない・・・
何気におもらしって監禁のデフォですか?(w
>894-895
漏れも(・∀・)イイ!!と思うよ。
もっと先が読みたい。
>909
俺も痕はプレイして欲しいですわ。
葉鍵で唯一監禁に近いものがあるゲームだし。
あ、そういえば柳川って監禁には持ってこいなキャラなんだな。
今朝も夢を見た。
身の毛のよだつ様な、だが最高に気分の良い夢だ。
阿鼻叫喚の地獄の中、俺は高笑いをしていた。
目が覚めると、寝汗をびっしょりと流していた。
心臓と肺が警報を鳴らし、少し吐き気までする。
夢の内容は覚えていないが、ある一つのものだけが脳に焼き付いていた。
血の赤。
「大丈夫? すごくうなされてたよ」
ベッドで寝ていたリネットが、声を掛けてきた。
その口調と表情は、誘拐犯の俺を本気で心配している。
「ああ、平気だ」
優しいというか、お人良しというか。この娘は昔からこうだ。
……何か違和感があるような。
その日は、理性との戦いだった。
この部屋での自由を得た初音は、昨日汚した服を洗濯機で洗う。
その間俺はテレビの前に座っていたが、ほとんど初音の後ろ姿を見ていた。
俺の貸したジャージは全く似合っていないが、それがかえって初音本来の
可愛らしさを強調している。
可愛い顔が恥辱と快楽に染まるのを見たい
俺には丁度良いサイズだが、初音には全く合わず、それがこの娘の体の
小ささを物語っている。
その小さい身体を、思いっきり弄びたい。
脱水が終わってから、初音は俺から見えないように下着を干していたが、
一瞬だけ白い小さな布が見えた。
初音の下半身を直に包んでいた、昨日は尿をたっぷり吸った布が。
初音の手に掛かれば、粗末な材料も立派な昼食となった。
テーブルで向かい合っての食事中、初音は何かと話題を作って話し掛けて
くれたが、俺は緩い襟首から見える肌が気になった。
俺はどうしてしまったんだ?
こんな子供……実年齢はともかく見た目は幼女に、こんなにも性衝動を
感じてしまうなんて。
落ち着け。どう見ても胸はまっ平らだし、腰付きだってガキそのものだ。
平らな胸には、可愛い乳首が付いているだろう。
くびれていない腰の手触りは、どんなに心地良いだろう。
どんなに堪えても、初音を滅茶苦茶にしたい衝動は消えなかった。
無邪気にゲームをする初音は、その背中を見ながら俺がこんな欲望を
抱いているとは想像もしていないだろう。
やがて初音は、トイレに行きたいと言い出した。
トイレのすぐ横は玄関だ。いかに初音がお人良しとはいえ、いやだからこそ
姉達に迷惑を掛けない為に、隙があれば逃げ出すだろう。
それでも昨日までと違って手足が自由でも、俺が付いて行けば初音は
不審な素振りを一切見せなかった。
個室に入り、壊れているとは知らずに鍵を掛ける。
恥ずかしくてなかなか言い出せず、我慢していたのだろう。初音はかなり
の勢いで液体を噴出させ始めた。
その音を聞いた瞬間、俺の理性は敗北した。
ノブを捻ると、壊しておいた鍵は無抵抗に開く。
「え?」
予想もしなかった事態に、思考が停止したのだろう。便座に座った初音は、
俺が乱入しても大した反応はしなかった。
ズボンは足元に下げられ、白い下腹部が剥き出しになっている。
俺はそこに飛びかかり、初音の足の間に顔を突っ込んだ。
股間の谷間から透明な液体が噴出する様子が、はっきりと目に焼きつく。
「きゃあああああああっ!」
そうまでされてようやく、初音は悲鳴を上げた。
俺を押し退けようとするが、力では圧倒的に及ばない。
手で股間を隠そうとするが、尿の奔流に邪魔されてそれも叶わない。
初音の股間には、意外というか見た目通りというか、一本の陰毛も生えて
いなかった。
ぴったり閉じた割れ目からの奔流は、まだ勢いを失っていない。
「やだっ! やめてよぉっ!」
更に顔を近づけて神秘的な光景を凝視すると、初音は更に抵抗し、飛び
散った飛沫が顔に掛かる。
その中の一滴が唇に付くと、俺は躊躇わず奔流の中に口を入れ、液体を
飲み始めた。
美味い!
「やあっ! 汚いっ!」
俺のあまりの行動に、初音はなりふり構わず暴れ出し、口から外れた流れ
が顔を叩くが、それすらも心地良い。
やがて初音の中に貯まっていた美酒も底をつき、徐々に勢いを失っていく。
奔流が小川になり、最後の雫が流れ落ちる様を、俺は名残惜しく見守る。
その頃には初音も暴れるのを止め、俺の頭を押しながら泣いていた。
「ひっく……酷い……酷いよぉ」
哀れな泣き声が、俺を少しだけ正気を取り戻す。
俺の顔や手、初音の下半身は、尿でびっしょり濡れていた。
このままにするのは可哀想だ。
「汚れちゃったな。洗わないと」
ズボンを下ろしたままの初音を抱き上げる。
「あっ……」
疲れ果てたのか、初音の抵抗は弱い。
てな訳で、飲尿初挑戦です(w
お食事中の方は済みませんでした。
>>早朝妄想Rさそヲツカレー、いやぁ今回はボッキした(藁)
もっと激しく陵辱してあげてくださいw
あと 「やだっ! やめてよぉっ!」 の一行に完敗 あ、乾杯
午前8時
『おはようございます、もう8時ですよ』
目を覚ますと同時に飛び込んでくる少女の笑顔。
それは、そこに有る筈の無い顔。
『佐織…』
俺は目の前の少女の名前を呼ぶ。
だが、少女は人差し指を口にあてて不思議そうな顔でこっちを見ている。
『私の名前忘れちゃったんですか?お兄さん。さおりじゃなくて栞ですよ』
『栞…』
少女の言葉で俺は現実に戻った。目の前にあるのは紛れも無く栞の顔だった。
『そうです、栞です』
『そんな事はわかってる。ちょっとからかってみただけだ』
『う…そんな事する人、嫌いです』
俺はありもしない事を言って笑ってみせた。
『朝ご飯、買ってくる』
午前8時30分
朝食を買いに行く。栞が体に良くないというコンビニ物だが、俺はコンビニ物でもバランスを考えて
食べれば別に問題は無いと思う。最も、バランスなんて考えた事等無いが…
午前10時
栞をトイレに連れて行く。小さい方のようだった。
午後0時
『昼ご飯買いに行くけど、何かリクエストあるか?』
『またコンビニ物ですか?体に良くないですよ』
やはり言われた。
『でも、俺はアイスクリームばかり食べる方が体に良くないと思うぞ』
『どうして分ったんですか?私のリクエスト』
『バニラだろ?』
『当りです』
俺にはコンビニ物は良くないと注意する一方、栞は1日1食必ずアイスクリームだけを食べる。
それ以外の食事の時でも1人前の半分も食べない。こっちの方が体に良くないと思うが…
午後0時30分
並んで昼食を食べる。今の状況を忘れさせるような和やかなランチ。
だが、栞の首輪にはしっかりと首輪がはめられていた。
―首輪、苦しくないか?
俺は心の中だけで呟く。
『美味いか?』
口に出すのは、どうでも良い言葉。
『美味しいです。食べますか?』
『じゃあ貰おうか』
俺がそう言うと、栞はスプーンで1口すくって俺の顔の前に差し出した。
口を開けてスプーンごとそれを食べる。
『どうですか?』
『冷たいな』
『アイスクリームですからね』
栞は笑う。つられて俺も。だが、俺は急に漠然とした不安に襲われた。
『栞、ちょっとトイレ行ってくる』
『食事中にトイレへ行くの…』
栞が言い終える前に俺は部屋を出た。そして、行きたくもないのにトイレに篭る。
俺の不安は的中した。意識が薄れていく…
目が覚めるとトイレの中だった。しかし、特に尿意も便意も無い。
オレは立ち上がって部屋へ戻った。
『あ、お兄さん。食事中にトイレへ行くのは行儀悪いですよ』
部屋では少女が呑気にアイスクリームを食べていた。
『それは悪かったな…』
『それに、人の話を最後まで…きゃっ!』
ぐだぐだオレに意見する少女の頬を殴り飛ばした。
『オレはお前の話なんて聞きたくない。それに、オレはいつからお前の「お兄さん」になったんだ?』
『あ…すいません、すいません』
オレが部屋へ入ったとき、少女は見たことも無い顔をしていたが、やっと何時もの表情に戻った。
『監禁されてる部屋で呑気にアイスクリーム食うとは、おめでてーな』
『ごめんなさい』
『そんなにアイス好きか?』
少女は俯いて応えない。オレはアイスクリームのカップを掴んで少女の頭の上で握り潰した。
『アイス、好きなのか?』
『はい……』
『そうか、じゃあちょっと待ってろ』
オレは部屋を出てコンビニに向かった。買えるだけの氷を買って家に戻る。
そして、風呂に氷を積めて水を張る。
『来い!』
オレは少女の首輪にリードをつけて風呂場に連れて行った。
『脱げよ、風呂入るんだからな』
少女は素直にあの変な服を脱ぎ始めた。やはり、まだ幼い体つきだ。
全裸になった少女を湯船の前に連れて行く。湯船に張られている氷水を見て少女の体が大きく震えた。
『寒いのが好きなお前に、特別に用意してやったんだぞ。入れよ』
少女はオレの命令に従わない。オレは思いっきり少女を突き飛ばした。
『きゃっ…』
「ざぶん!」
少女は頭から氷風呂に落ちる。
『ああー、ああー…』
出ようとする少女を手で押さえ込む。少女が暴れるのでオレにも氷水が掛かってしまった。
『大人しくしろ!!』
オレは少女の乳首を思いっきりひねり上げた。
『ぎゃああああ……』
悲鳴の後に少女が大人しくなる。体全体を大きく震わせて、焦点の合わない目で天井を見つめている。
『あ…あう…』
オレはズボンのチャックを下ろしてペニスを出し、少女の顔の前に差し出す。
『舐めろ。』
『あう……え…?』
震えながらも、なんとかオレの方を向く。
『寒いのと舐めるのが好きなんだろ?』
『う…あ…』
少女は無表情のまま泣き出した。良いカオだ。
『早く舐めろ!』
再び乳首を捻り上げる。
『あうぅぅぅぅ…』
少女は目を閉じて首を振る。目じりから涙が零れる。
オレが手を離すと少女はオレのモノをしゃぶり始めた。
口の中が適度に冷たくて気持ち良い。
『痛っ!』
突然ペニスに痛みが走った。この少女にとって男のモノをくわえるのは始めての経験だろう。
だが、オレはそんな理由で許すほど優しくない。
『歯を立てるな!』
オレは少女の口からペニスを引き抜いて、少女の口の辺りを思いっきり殴った。
『がっ…!』
少女の前歯が2本程飛ぶ。折れた前歯は氷水に沈み、歯ぐきからは大量の血が流れ出し、少女の上半身を真っ赤に染めていた。
『そのままで良いからもう1度しゃぶれ』
少女は黙ってオレのモノを咥える。普段と違う変な感覚。少女の口から血が流れ出す感覚。
『ああ…良いぞ』
オレは少女の頭を掴んで前後に動かす。オレのペニスは少女の血で真っ赤に染まっていた。
そして、少女の上半身も、湯船の氷水も。
『もうイキそうだ…』
確実に絶頂が近付いていた。俺は激しく少女の頭を動かす。
そして、少女の喉奥まで届く様に自らも腰を振る。
『う…イクぞ、全部飲み込めよ』
オレは少女の顔を引き寄せて、少女の口の中に全てを吐き出した。
どく、どく、どく…と、少女の口に精液を注ぎこんでいく。
少女はオレに言われた通り、自分の血が混ざった精液を飲み込んでいく。
オレは少女の口の中で充分余韻を楽しんだ後、ペニスを引き抜いた。
『良くあんな大量の精液全部飲めたな、やっぱり好きなだけあるな』
少女はやはり焦点の合わない瞳で天井を見ている。震える事も忘れたように固まって…
口元からは赤色が混じった精液が零れている。
オレは満足して風呂場を後にした。ビールでも飲みながら少女を眺めようとコンビニに向かう。
だが、その途中でオレは頭痛に襲われた…
目覚めた場所は一瞬、何処かと思ったが、それは家からコンビニの間の道路だった。
俺は全力疾走で家に戻った。
『栞!』
名前を呼びながら扉を開けたが、返事は返ってこない。部屋に少女は居なかった。
『栞ー!』
大声で名前を呼ぶ。しかし、返事は返ってこない。
『栞…栞!』
俺は栞を探した。そして…
『栞!!』
『…あ…おにい…さ…ん……』
栞は風呂場に居た。血の海で全身を震わせている。
『栞…』
俺は栞を抱き上げて部屋へ運んだ。そして、服も着せずに毛布で包む。
『もうふ…よごれちゃいますよ…』
『栞…』
―お兄ちゃん…
少女が血の海で倒れてる。
―お兄ちゃん、痛いよ…
悲しい記憶。少女の向こうに男が倒れている。
男は何者かに殴られたのか、顔の形が無くなっている。
何者か…?
じゃあ、俺の拳が激しく痛むのは何故なんだ?
もう嫌だ…こんなもの、こんなもの見たくない…!
『おに…いさん?』
『栞!』
俺は毛布の上がら栞を抱き締めた。恐らく、栞の為でない。
自分自身の恐怖を紛らわす為に栞に助けを求めて…
俺はそのまま栞を抱き続けた…
午後4時
栞をトイレに連れて行く。小さい方のようだった。
午後7時
コンビニで買ってきた物を並べての夕食。
『口の傷大丈夫か?食べられるか?』
『はい、なんとか…』
栞は前歯2本が折れていた。オレに思い切り殴られたのだろう…
『栞…』
『なんですか?』
栞は上目遣いに俺の目を見る。
『どうして…どうして俺に逃がしてくれと言わないんだ?』
『……』
『どうしてこんな酷い目に遭わされて笑っていられるんだ?』
『…そんな事、言える筈無いです』
暫しの沈黙の後、栞の口が開く。
『私が家に帰ったらお兄さんは警察に捕まっちゃいます』
『お兄さんは悪くないのに、捕まっちゃったら可哀相です』
栞の口から出てきたのは意外な言葉。
『何言ってるんだよ、お前…このままだと…』
『私は良いんです、どうせもう長く生きられないですから』
『え…?』
一瞬栞の言葉の意味が良くわからなかった。
『私は小さい頃から病弱で、大人になれない人間なんです』
俺は言葉を失った。もしかしたら、震えていたかもしれない。
『どうせ居なくなる人間ですから…』
『……か』
『え?』
『馬鹿かお前は!』
俺は栞の胸倉を掴んでいた。
『生きる事を諦めてどうするんだよ?病気だって頑張れば…』
栞は黙って首を左右に振る。
『奇跡でも起こらない限り無理です…』
『だったら、もう長く生きられないんだったら…お前を必要としてくれる人間の元に帰りたいと思わないのか?』
俺は泣いている自分に気が付いた。
『私を必要としてくれている人なんて何処にもいません、お姉ちゃんだって…』
『そんな訳無いだろ!誰にも必要とされない人間なんて居る筈無い…現に、ここにお前を必要としている人間が1人居る…』
俯いていた栞がふいに顔をあげて笑顔を見せる。
『お兄さんは優しいです、やっぱり。だから、私は帰れません』
栞の笑顔が崩れていく。俺は栞を抱き締めた。腕の中で震える栞。いや、震えているのは俺か…
優しいのは俺じゃない。栞だ。でも、優しすぎる…突き放すのは、俺の役目だ…
午後9時
栞をトイレに連れて行く。小さい方だったと思う。
午後11時
いつの間にか栞は眠っていた。俺の膝の上に頭を乗せて。
もう迷う事は無い。今の俺なら…
今回は以上。
>>915-918 飲尿マンセー!
やりたいとは思わないけどw
>>痕
やはりプレイした方が良いみたいですね。
アンソロやら同人誌で設定とかは知ってるんですけど。
寒いのと舐めるのが好きって凄い理屈だな……
だが、それが(・∀・)イイ
931 :
920:02/03/10 18:51 ID:HWMD8n/C
早朝妄想R氏に続いて監禁だよもん氏の投下も先に読めるなんて(多分)漏れマンセー(゚∀゚)
>>監禁だよもん氏
栞はやっぱりお兄さんのことが好きだったんですね
でも栞の健気さにチョト鬱にナテキタ…
お兄さんはもう元には戻れないんですか?
あと佐織…キニナル…(゚д゚)?
932 :
920:02/03/10 18:52 ID:HWMD8n/C
933 :
名無しさんだよもん:02/03/10 20:22 ID:mIcfJHAg
このスレはイイ!
しかし奈々氏さんのさゆりんはどうなったの?
続きをきぼん〜
拙い時期に新スレ移行だな…
沈んだようなので感想。
もうラスト間近って感じで残念。
同意は少ないだろうけど全く救い様の無い展開をキボーン
>>937さん、その辺りどう?
作者が書きたいことを書けばそれでいい。
とりあえず、次スレタイトル案でも、
葉鍵キャラを監禁したいんですが・・・#地下2階
・・・ベタですまそ。
最近過去スレ見てて
>>197見たときなんかワラタ
今ではこのスレの神なのになw
で、次スレタイトル「監禁だよもん楽しいなっ☆」
立てるのは誰か分かる? 貴方ですよ?(藁
>>938に一票
スレが進むごとに地下に進んでいくというのがおもしろいw
>>923-925 新にスレ移行するまで落ち着きそうに無いね。でも漏れは流れに反して感想を書くよ。
フェラ好きの俺は大満足。勃起しました。
ところで、ここの作品群を保存して印刷してる奴居る?俺はしてるw
スーツの襟元を掴んだ柳川に対し、千鶴は憎悪の念を露にする。
「やめなさい…あなたは刑事でしょう…」
「刑事? 僕がかね? くくくっ…残念ながら、僕はもう刑事などではない」
薄ら笑いを浮かべつつ、柳川は千鶴に話し掛ける。
「僕は以前、貴之を守る為に吉川を殺した。薬のバイヤーをしているヤクザを殺すことは
警察官の職務だとあの時は信じて疑わなかったんだ。だがそれは言い訳に過ぎなかった。
…吉川以上の犯罪…つまり殺人を犯した自分に対するな。しかし、だ。
僕は狩猟者なんだ。人間じゃない。理性なんかに従うことなどありはしない。
そう思った瞬間、ずいぶん楽になったよ。もう鬱陶しい社会の規範や法律などには
縛られなくて済むからな。だから僕は躊躇わない。僕を『鬼』として産んだ柏木に対し復讐することを」
もはや話し合いの余地など残されてはいないことを知り、愕然とする千鶴。
何故なら、自分の前にいる男は人間ではないからだ。
『獣』と同様、『鬼』に言葉や理を尽くしても全く意味がない事は、自分の血と闘いながら
無残な最期を迎えた父の姿を見続けていた彼女自身が一番よく知っている。
『ならば…』
自分も鬼の力を覚醒させて目の前の『鬼』と戦うしかない。
しかし。
柳川に打たれた薬のせいか、身体の方は全く反応しない。
それどころか、身体中から力が抜けてゆくような感覚に襲われる。
全身の神経が下半身のある一点に集中したようにも。
「さすがに普通の人間に比べると、多少効果が現れる時間も遅くなるようだな。
大量に投与したんだが…」
実験用のモルモットを見るような目つきで一人ごちる柳川。
事実、今の千鶴は柳川に一方的に嬲られる肉人形でしかなった。
944 :
報復:02/03/11 02:08 ID:D7uq5Q/f
ビリッ!!
小気味良い音と共に、千鶴のビジネススーツが衣服から単なる布切れへと成り下がった。
慎ましやかとはいえ、その双丘はブラウスの上からでもこんもりと膨らんでいるのがわかる。
千鶴は、何とか両手両足の枷から逃れようとしていたが、いくら身体を動かそうとしても
じゃらじゃらと鎖が重々しい音を立てるだけであった。
鬼の力を発揮する事ができれば、鎖を引きちぎるなり、手枷足枷を強引にねじ切るなり
するのは造作のないことではあるが、薬を投与されたとあっては無理な相談である。
柳川は、千鶴のブラウスのボタンをひとつひとつ、ゆっくりと外してゆく。
もう、千鶴の胸を他人の目から守る物は白いブラジャーしか残されていない。
その千鶴の下半身に伸ばされる柳川の手。
今度はスカートのホックを外し、ファスナーを下げる。
下着姿になった千鶴を、柳川は満足そうに見つめる。
しかし、柳川はそれ以上千鶴の上半身に手を伸ばす様子はない。
「…?」
衣服を脱がされてゆく恥辱に震えていた千鶴に与えられる一瞬の安らぎ。
ほっとした千鶴を再度絶望のふちに叩き込むかのように、柳川の手が下半身に伸ばされる。
『絶対に無事ではすまない』
やはり今までは心のどこかで、自分は助かると一縷の望みを抱いていたのだろう。
だが、その望みは完全に絶たれてしまったことを再認識せざるを得なかった。
想像以上に美しい肉体だ。
しなやかな肢体、白い皮膚に映える長い黒髪、端整な顔立ち。
裸体を見せ付けられ、俺の分身が下半身で激しく脈打つのがはっきりわかる。
そして俺は目的を果たすべく、千鶴の股間を包む下着を剥ぎ取った。
彼女の秘部と下着を繋ぐように、無色透明の愛液が糸を引く。
「感じていたのか…? 服を脱がされているにも関わらず」
怒りなのか、それとも羞恥心からなのか、千鶴の顔が紅くなる。
945 :
報復:02/03/11 02:09 ID:D7uq5Q/f
「さて…本番と行こうか」
俺がゆっくりと手元の鎖を引っ張ると、天井の滑車が廻りだし、千鶴の両手両足を
拘束している鎖が上へと引き上げられる。
「あ…!!!」
両手が万歳をしているかのように上げられた。
「くくくくっ。まさにお手上げだな」
先ほどとは一変した驚愕の表情を浮かべ、顔色もさっと青くなる。
俺の軽口は耳には入っていないようだ。
彼女の両手が上がりきるのと同時に、両足首の枷から伸びる鎖も天井へと巻き上げられ始める。
両足を左右に大きく広げられ、股間を隠す術もなく、全てを俺の前に晒す千鶴。
秘裂からはとめどなく愛液が溢れ続けている。
ぽとぽとと垂れる液体が床に染みを作る。
「ううッ…!!!」
両手両足を吊られ関節が痛むのだろう。呻き声を上げている。
「今すぐ楽にしてやるぞ」
俺は、千鶴の臀部を掴んだ。
外見から想像していた以上にキメの細かい肌で、しっとりと手の平に吸い付いてくるような感触がする。
少女の面影が残ってはいるが、肉付きのほうもさすがに年頃の女性に相応しいものだった。
もうそろそろ頃合だろう。
俺は一気にペニスを千鶴の膣奥へと侵入させた。
『!?』
破瓜の感触がしない。
この女…非処女だったのか…?
惜しい気がしないでもないが、別に俺の目的が変わるわけではない。
むしろこの女の処女を奪った人間が、後で身を焦がさんばかりの悔恨に打ち震えるのを
想像するのも一興だ。
946 :
報復:02/03/11 02:10 ID:D7uq5Q/f
俺が腰を動かしても、千鶴は唇を噛み必死で声を上げまいとしている。
だが、いかに理性を総動員しても、肉体の方は正直だ。
千鶴の呼吸は徐々に早まり、膣内の肉ヒダも俺のペニスを包み込むようにうねっている。
「…ッ…ぁ…」
時折混じる喘ぎ声。
嫌悪感を抱いている男に抱かれるのみならず、その男に感じさせられている二重の屈辱を
与えられているのである。
腰の動きを早め、千鶴の膣奥にペニスをゴツゴツと乱暴に打ち付けた。
両足が思い切り開かれているぶん、俺のペニスは膣内を余すところなく蹂躙する。
本来なら苦痛に顔を歪めるところだろうが、例の薬の効果か、千鶴の喘ぎ声が
段々甲高い嬌声へと変わり始める。
「あっ…はああっ!!! …くふうっ…」
「おいおい。レイプ紛いの真似をされて感じてるのか?」
「うううっ…」
俺が揶揄すると、千鶴はぽろぽろと涙をこぼす。
その瞬間。彼女の口許から真っ赤な鮮血が垂れる。
「おっと、舌をかまれて死なれても困るな」
俺はすかさずポケットからボールギャグを取り出し、千鶴の口に嵌め込む。
「うむっ…んむうううっ〜〜〜!!!」
快楽に溺れる喘ぎ声が聞こえなくなるのは残念だが、復讐の目的が無くなるよりはマシだ。
精が続く限り、俺は千鶴を犯し続ける。
それが俺にできる、柏木家に対しての唯一の復讐。
膣内の肉ヒダが一際大きくうねり、俺のペニスに射精を促す。
俺は千鶴の子宮口にペニスを押し付け、精を放つ。
「うっ、ううううから〜〜っ!!!」
幼子がイヤイヤをするように首を振り、悲痛な声を漏らす千鶴。
「ははははっ! 上手くいけば鬼の子供ができるかもしれないな。…俺のような」
射精した直後にも関わらず、俺のペニスは萎えることなく硬度を保っている。
このぶんだと当分は愉しめそうだ。
俺は、目から理性という名の光を失いつつある千鶴の瞳を見て、腰の動きを再開させた。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
この構成が(・∀・)イイ!
とりあえず、ここでおしまいです。
>>942 txtでまとめてフォルダにしまってあるだけですが、何かw
950超えた…明日来たらもうスレが終わってるかもしれない。
ホント1は(以下略
>>甘えん坊将軍氏
イイ!っていうか凄いです。凄い。エロい。
もうおしまいなんですの?残念。
>>感想くれた方々&読んでくれた方々
救い様の無い展開をキボンって声も挙がってるようですが、鬼畜になりきれるか疑問。
今回の栞モノは鬼畜オンリーにしようと思っていたのにこの有様ですし。
いっその事、研究員A氏みたいにBADとHAPPY両方書こうか…
>>940 カンベンして下さいw
っていうか、本当に職人でも何でも無いので期待はしないで。
自分の脳内妄想を書き連ねてるだけなんで。
もう少しそれを伝えられる文章力があれば…
>>942 俺も自分が書いたの以外保存してますが何かw?
>950
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
マジでここで終わり?陵辱の宴はここから始まるってとこじゃないですか(w・
モチベーションが続くなら是非続ききぼーんです。
>951
漏れもどうせなら徹底的に鬼畜になりきって( ゚д゚)ホスィ・・・
あ、でも好きなように書いてください。あくまでも個人的な希望なので。
次スレでは綾香様キボンヌ
プライドの高い女が徐々に従順になっていく様にハァハァしたい
「下着、冷たくないか?」
「……少し。」
「取り替えるか?」
「……うん。」
俺は両腕を残して縛めを解いてやる。
「……これじゃ着替えづらい。」
「良いんだよ、じゃないとお前はまた学校に行こうとするだろ。」
舞は諦めたように深く溜息を吐いた。まだ俺の気持ちが完全に伝わった訳では無さそうだ。哀しい。
「じゃ、終わったら言ってくれよな」
念のために舞の両腕に繋がるロープの端を持ったまま部屋の外で待った。
するっ、するっ、しゅっ。
衣擦れの音。
舞が俺の直ぐ後ろで下着を取り替えていると思うと、俺は居ても立っても居られない衝動に駆られた。
事実、俺の息子は緊張して律儀に気を付けの姿勢を取っていた。
──これだけ甲斐甲斐しく世話してやってるんだから、少しくらいの役得はあったって……。
息子は俺にそう耳打ちする。
──駄目だ駄目だっ!舞は親友だぞ、親友を無理矢理押し倒そうなんてっ!
──いや……もしかしたら舞もそれを望んでるんじゃないのか?
──俺が舞に友情以上の感情を抱いているのと同様に、舞だって俺のことを……。
──でも、確証が無いだろ。とにかく、絶対に駄目だ。
俺は苦労しつつ、やがて舞が「終わった」と小さく呟くのが聞こえるまでの間、反抗的な態度をとる
愚息をなだめていた。
俺が部屋にはいると、シーツが床にこんもりと丸められていた。中に濡れたパンツとスカートが入って
いるらしい。……と言う事は……。
舞は上半身は制服をきちんと着込んでいるが下半身はパンツ一枚と言う、ある意味せっくすあぴぃるが
全裸以上に強いのでは無いかと思える格好だった。
俺の視線に気付いたのか、舞は縛られた両手で不自由そうに下半身を隠した。
……はっきり言ってメチャメチャそそるぞ、そのポーズは。そう思った次の瞬間にはなだめることに成功
した筈の愚息がまたも鎌首をもたげて来る。
俺はそれを舞に悟られないようにするために、直ぐさま丸まったシーツを抱え部屋を出ると、浴室脇の
洗濯機に放り込んだ。
そこで自分の愚かさに気が付いた。俺は全速力で舞の部屋へと戻る。殆ど減速も無しにノブを回した為に
手首を少し痛めたが、構わず俺はドアを押した。
舞は雪崩れ込むように部屋に入ってきた俺を見て、ビクッ、となった。
舞は、ベッドに腰を下ろしていた。
「良かった……。」
俺は独り言ちた。
「……どうしたの?」
そんな俺を不思議そうに見つめる舞。
──安心したんだよ。お前が逃げ出さなかったことがさ。俺の気持ち、分かってくれたんだなって。
そう唇は音を刻んだが、声は発せられなかった。嗚咽が漏れていた。
今日のお目汚し完了。
つーかマターリしすぎたから次辺りで壊します。
つーか引っ張る価値も無さそうなんで新スレ前に終わらせたい。
つーかある意味生き恥晒し。
つーかある意味じゃなくて生き恥晒し。
パンドラの巣にペルソナも仲魔も無しに飛び込んでる気分。
>早朝妄想R氏
必死に堪えてる初音ちゃんとアブノーマルな自分に驚いている伊藤(仮)に萌え。
>監禁だよもん氏
栞が、栞が、栞が、栞が、栞が、栞が、栞が、栞が、栞があああぁぁぁーーーーっ!
(↑ウチの姉貴が読んで泣いてました)
取り敢えず自分はBAD方面希望。
>報復氏
そう言えば最萌トーナメントの優勝者って千鶴さんなんだよね。
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハ...ぶしっ。
>>940 漏れも監禁だよもん氏が神に一票。
と言うか客観的に見ても主観的に見ても漏れ以外は神っつー気がしてウトゥ。
つーか漏れに文才ぷりーづ。
957 :
名無しさんだよもん:02/03/11 20:21 ID:WoOK5hUC
>>954-955 爆発寸前の祐一萌え。次回あたり壊れそう。
と、思ってたら
>>956で自ら公言してらっしゃる。
正直、ジコマン君氏の姉貴萌える。
あー、やっちまった。スマソ
>>956 >>954-955キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!
イイ!ですね、いつも通り自分を卑下してますがw 漏れは応援してます。あと
>反抗的な態度をとる愚息
この一行になんかワラタ
最近BAD系のEDは漏れにはキツイ事に気付いた。
よってジコマン君氏のマターリ系に萌えなんで引っ張って続けて欲しいに一票。
つーかペルソナ1のラスボス強すぎ
暇あったら監禁イラスト書きたいんだけど、ここはイラストでもOK?
アプロダとか有りますか?
監禁だよもん氏はハピENDとバッドENDの中間辺りなのが絶妙だと思うのだがどうか?
963 :
名無しさんだよもん:02/03/12 00:13 ID:XeI+05fA
新スレどうする?
問題は誰が立てるかだな。
次スレの1さんは「sage進行」と「ネタ」表記を忘れず。
監禁事件の直後だしね。
>970
自爆か?
973 :
なか卯:02/03/12 15:04 ID:OuSliplE
鬱死
974 :
鈴木宗男:02/03/12 15:24 ID:s8GXzzsN
とにかくですね、私の言いたいのはですね「このスレはsage進行」と
言う事なのです。私はですね言うなれば昔の政治家なので
このような勘違いをされてしまうのではないかと、考えておるわけです
付け加えて言わせてもらえば、私の言いたいのはですね
「
>>969の小学生栞は萌える」と
言う事なのです。
975 :
968:02/03/12 16:26 ID:cG3D0EyM
ジーザス!! 制約の多いアプロダでしたか。ちょっと探してまいります。
>>969 監禁だよもん殿
光を失いかけた瞳が何とも・・・文章も絵も書けるとは、凄いですね・・・
茜たんも(以下略)
頼もしい勇者達の巣窟ですぜ
いい加減、次スレ立てないとまずいって。
【タイトル】
葉鍵キャラを監禁したいんですが…… #地下2階
【煽り】
特にしのさいかちゃんを拉致監禁したいです。
いつも隣に居させたいです。
食事は与えます。雪印の牛乳も与えます。
出来る限り自由も与えるつもりです。
どうすれば拉致できるか教えて下さい。
※※ 注意 ※※
あくまでネタスレです。現実の世界では決して拉致監禁しないでください。
sage進行『必須』です。『推奨』ではなく『必須』です。
前スレ
葉鍵キャラを監禁したいんですが・・・
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1013795579/ こんな感じでいいか? いいなら、俺が立てるぞ。
>977
おながいします
>>970-975 ロリ厳禁でしたか、すいません。
っていうか、ロリのつもりで書いたんじゃ無いんだけどなぁw
どうしてもあんな絵しか描けん。やっぱ慣れない事はするもんじゃないな。
982 :
:02/03/12 20:41 ID:ZymGqQNc
sage
今日付けでうちの姉貴が栞フェチだった事に気付く。とこっそり前スレに書いてみるテスト。
>ジコマン君
女性がKanonって事自体意外とか言ってみるテスト
>>984 うちの姉は真琴派の上、俺のPCでやったから佐祐理エンドを最初に見たと言ってみるテスト。
ところで志保はどうなったんだ
埋め立てに参加してみるテスト
残り10レスだけどそれはさておき
>>985 うちの姉貴はKanon(全年齢対象版)で彼氏に振られたと暴露してみるテスト。
>>990 どういうことなのか、さしさわりのない範囲で教えて欲しい、
と言ってみるテスト。
>>991禿しく同意と言ってみるテスト。故に埋め立て禁止な罠。
このスレはジコマン君の姉貴の秘密を暴露するスレになりました
姉貴の秘密
・XX型ヘテロ接合子
・二足歩行
・エロゲに理解あり
・栞フェチ
・監禁好き
・本人は晴子似とかほざいてる
・聖になって往人を監禁したがってる
取り敢えず今日はカノアニ見るからもう寝るわ。と結局何も答えぬまま逃げてみるテスト。
願わくば埋め立てられていますように。
1000盗った奴は髪。
1000はジコマン君の姉貴に捧げる。
10000000!
>>994 晴子似の真偽を確かめたい…(w
そして………998!
999!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すいません、1000取らせて頂きますね
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。