ありがとうございます!
伊福部さん始めまして、僕も瓦の学校に行っていました!理由は親父の言う事を聞かないので無理矢理行かされました。
親父は、守さんと中学が同期で、元々農家をやっていて農家では飯が食べていけないので、三十才の時に岩見製瓦に仕事に行きました。
その時に守さんがいて一人前の瓦職人になれと言われて、今があります。
僕は、まだまだ瓦の事はわかりませんが、屋根を地面から見て、バランスが取れていたら良いと思っています! 伊福部さん頑張って下さい!
天帝思想は神仙思想から生まれた理念だそうです。
中国では天帝は月や北極星と同じ存在で、古代太陰暦のときの月が暦の中心だったことから
政の中心的存在である天帝を月と見ていたようですね。
古代建造物や古墳などからも多数の鳥の副葬品などか発見されていることから
鳥が古代人と密接な関係があったことがわかります。
天と地を結ぶ使者としてその象徴的な存在と見ていたのかも知れませんね。
日本と西洋の建築物の見た目の違いは建築素材です。
西洋に全く森林が無かったわけでもなく木材を手に入れる方法が無かった訳でもない。
今は酸性雨などで木が枯れてしまった大地でも、かつては森林であった。
紀元前2700年ごろに建設されたピラミッド、古代エジプト文明が西洋にあたえた
影響が少なからずあったのでしょうね。
古代エジプトでは死後の世界に安泰と永続の理想を求めたことからも、石材が長く形を変えずに
ある姿を見て、不死や永続と結びつけるに至ったのかも知れないですね。
中国にも石材建築は存在しますが、日本のように森林に覆われた国ではなく広大な国土を持ち
石材も木材もどちらも入手出来たにも関わらず木材を選んでいます。
石材建築でも柱や梁や屋根など特徴的な部分は木材を基本にしています。
壊れやすく傷みやすい部分もあり建て替えや修理が比較的短い期間で行わなければ
ならないこともあるのに古代建築物に使われたのは、そのサイクルが自然に基づいていて
それが自然を身近に感じられることだと考えられます。
自然と人間との一体化が潜在意識の中にあったのでしょうね。
話が脱線してしまいましたね。
雑談で申し訳ないです。
では、また。
941 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/25(水) 17:24:41
天帝思想って、運命論みたいな思想ですか?
942 :
瓦職人しんちゃん:2006/10/26(木) 22:04:54
伊福部さんに聞きたい事があるんですが? お寺の陸棟の反り増しの位置は、どうやって決めているんですか?
943 :
伊福部:2006/10/27(金) 10:55:25
え!!!!!!! おいらですか???????
本職の本葺き職人さんにお答えするとは。。心苦しいですけど。。。。
僕は、御寺の陸棟をイメージするときは、「向拝の軒の曲線」を観ます。
反り増しの位置ですが、拝拝の曲線の拡大比率と地反りを参考にしてます。
ついでに書きますが、
隅棟は、隅木の曲線を参考にしています。
実際、棟を施工してみると。 思ったよりも曲線が強くなる気がします。
岐阜の川島先生ですと、反りの増す要素は 大棟は段数の二割増。
支障。。いや、師匠京都徳舛先生は概ね 棟全長の100分の1 ということを聞きました。
あまり、下地に逆らわない(腕がそんなにあるわけじゃない)という考え方でやってます。
944 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/27(金) 11:04:58
945 :
瓦職人しんちゃん:2006/10/27(金) 12:53:44
ありがとうございます!!今度お寺の仕事があれば、是非、参考にさせてください!
ちなみに、僕の大棟の反り増しの付け方は、 軒反りを見て台熨の反りにするんですが、 地面から見るとどうしても緩く見えるので地面から見て二分の糸をたるまし、 軒の反りに合うようにします。
増しの作り方は、前長の3分1から熨勾配を変えていく ( 大工さんから聞いたはなしでは、破風板の反り増しは、3分の1からと聞きました)
割り熨から勾配を変えていき段数が上がるにつれて、二枚づつ減らします。
反りがきつくなってきたら三枚づつ増やしていきます。
こんなやり方は、どうですか?
946 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/27(金) 15:40:34
947 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/28(土) 09:50:00
》946
中国の屋根構造ですか?
948 :
伊福部:2006/10/28(土) 11:05:44
>>945 この箇所
割り熨から勾配を変えていき段数が上がるにつれて、二枚づつ減らします。
反りがきつくなってきたら三枚づつ増やしていきます。
こんなやり方は、どうですか?
ちょっと意味がわかりません。 増やす。減らすというのはどういうことですか?
949 :
瓦職人しんちゃん:2006/10/28(土) 12:42:15
浦和さんコメントありがとうございます!
僕は21期生で瓦の学校にはいり、勉強してました。
バンドもやっていたので、よく先生にやる気あんのか!と怒られました。
今では友達も出来、日々精進しながら瓦を葺いてる毎日です。
950 :
瓦職人しんちゃん:2006/10/28(土) 13:01:58
伊福部さん解りにくいコメントですいませんでした!頭では解っているんですが、文章にすると難しいです。
大棟の反り増しなんですが、台熨と肌熨は同じ勾配で積んでいき、割り熨から勾配を変えていくんですが、大棟の熨の枚数が40枚とすると前長の3分の1なので鬼際から13枚目の熨から勾配変えていき、次の段は11枚目から勾配を変えていきます。
あとは、段数事に2枚づつ減らしていきます。
地面から棟を見て反りがきつくなってきたら、こんどは、3枚づつ棟の中間の方に熨を増やします。
解っていただけたでしょうか? 文章が下手ですいません
951 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/28(土) 19:46:43
反り元を2枚ずつ移動すると言うことですね?
952 :
瓦職人しんちゃん:2006/10/28(土) 20:30:01
その通りです! よかった
953 :
瓦職人しんちゃん:2006/10/28(土) 20:34:52
一枚づつやと、ネコが出やすいので二枚づつ反り元を移動させると教えてられました。
954 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/28(土) 21:01:23
通常、熨斗勾配というと 棟に対して熨斗の前後の勾配、傾きを指すようです
反り元の位置を変えると言う事は、上の段になる程鬼際に移動しつつ左右の傾きも強くなる
と言う意味で 熨斗の勾配を変えると表現されたのですね?
955 :
瓦職人しんちゃん:2006/10/28(土) 22:16:14
そうなんです! 解っていただいてありがとうございます!
本当、文章に表すのは難しいです
956 :
一瓦屋:2006/10/29(日) 10:36:18
良い流れの中ですが 失礼します。 書け無くなると困りますので
>>902 に書いたのは私が通常の(関西では棒積みと言うのですか?)の積み方を私なりに解釈したまでです
私は目地積みを否定したつもりはありません、 実際に確かめる事も出来ませんが
同時施工して150年〜160年持ったら どちらが長持ちしたなんて余り意味は無いと思います
>>903 氏流の書き方をすれば 「じゃ棒積みの民家は皆耐久性が低いんだ。。」 となってしまいます
○か×か という考え方だけでは無いと思うのですが
>>913 氏には世間という物を教えて頂きました重ねてお礼申し上げます
また
>>923 さん気づかせて頂きありがとうございます
伊福部氏との全瓦連でのやり取りが取り上げられていましたが、 当時の伊福部氏の書き方では
伝統を守ろうとする余り「こうしなければ駄目だ」 という押し付けの様な感じがしていました
それはゴッドジーラ氏も感じた事だと思います(全瓦連NO928)
>しかし、伊福部にはもっと自己顕示欲を抑えた形でここに参加して貰いたいと思い「クギ」の意味も含ませたつもりです
過去レスを見て判断して頂くなら投稿のナンバーも気をつけて見て下さい、 削除、修正されてるところもあるようですから
その後伊福部氏には色々教えて頂き、私の中ではネット上の友人であるという認識ですが、これも勝手な解釈だったかな?
ももんがさんは初期からの全瓦連の掲示板で頑張っておられた人、尊敬する一人です
ゴッドジーラさんとはあの時のみで、余り知りませんが、 ゴッドジーラ = ゴジラ なら
自らゴジラと名乗れる人はひょっとしてあの方かも?? えっ聞いてみろですって、 そんな恐ろしい事出来ませんよ!
↑ >> 本当、文章に表すのは難しいです の通り他意は無いつもりですが、気分を害された方には申し訳ありませんでした
良い書き込みが続いているようなので皆さんで盛り上げていって下さい
>>636 さんの様な事を言われないように
失礼しました
957 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/29(日) 14:26:43
質問でしゅが?くどい??>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1>1
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958 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/29(日) 14:57:04
あーあ。
荒れちゃった。f^_^;
959 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/29(日) 16:00:09
変な奴が出まかせ書いてるからかな?
960 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/29(日) 16:12:48
》950
熨斗勾配を変えて鬼元に持って行くのは賛成。
でも、反りが強くなったからといって中央に戻すやり方には賛成できない。
それだと、出鱈目な曲線で法則になっていない。
反り元を変化させるならば、反り元支点が上まで斜め一直線に通らなくてはいかんのではないか?
961 :
瓦職人しんちゃん:2006/10/29(日) 16:51:25
やり方は、人それぞれなので、結果綺麗になっていれば良いんじゃないですか?僕は、お客サンからの目線を考えて何時も瓦を施工しています!
↑
なら最初から人に聞くな
963 :
瓦職人しんちゃん:2006/10/30(月) 07:56:41
すいませんでした!
まだ、試行錯誤でやっていますので、失礼なコメントを書いてしまいました。
964 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/30(月) 07:57:48
965 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/30(月) 07:59:02
>956
このところ?
伊福部氏との全瓦連でのやり取りが取り上げられていましたが、 当時の伊福部氏の書き方では
伝統を守ろうとする余り「こうしなければ駄目だ」 という押し付けの様な感じがしていました
それはゴッドジーラ氏も感じた事だと思います(全瓦連NO928)
>しかし、伊福部にはもっと自己顕示欲を抑えた形でここに参加して貰いたいと思い「クギ」の意味も含ませたつもりです
過去レスを見て判断して頂くなら投稿のナンバーも気をつけて見て下さい、 削除、修正されてるところもあるようですから
966 :
伊福部:2006/10/30(月) 19:44:14
ご無沙汰してました。
昨夜は消防団の特別点検での種目「ポンプ車操法」のあとは、例により伊勢崎に繰り出し。。
おっぱ○パブなるもので遊んでおりました。。。ふうう。。
さて、しんちゃん返事が遅くなりました。 ゴメソです。
しんちゃんの手法ですが。
T(親方)瓦店で 「 真反り、長刀返し 」 といわれる手法です。
大棟の反りもとの支点を真反りから、徐々に長刀反りに変化させていく高度な手法ですね。
同様に、「長刀。真反り返し」 という技法もありますわ。
ということで、僕もしんちゃんへのお返事は >960 さんと同じ考えです。
僕は自分の仕事ですと熨斗勾配も一段目から鬼元は強くしていきます。もちろん、甍があれば甍からです。。。
(地や、向拝が基準のために、どこからという箇所はありません。)
で、この手法 「 真反り。長刀返し 」 ですと、
最終的に長刀反りのように鬼元に反りの支点が移動して行きますよね。
ところが、
しんちゃんは、反りが強くなった場合 「また 中央部に戻る」 と書きました。
だとしますと
「 真反り 長刀返し 」 という手法では成り立たなくなってきます。
おそらく。 >650さんもそれが言いたかったのだと思います。
あとは、感じた点ですと。。。。
熨斗を二枚ずつ勾配を変えなくてもいい気がします。
半目 あるいは一枚ずつ変えていってもいいのかなと思います。
それにより、強くなった場合。
また中央方向に熨斗勾配の支点が移動しなくなるかもしれませんよね。
僕の意見はそんなところです。
では、またんご。
967 :
伊福部:2006/10/30(月) 19:52:15
追記。
剣道の言葉に 「守破離」という言葉があります。
「守」は、師の教えをまもる時期。 そして、師の価値観まで身に着けると
師は、 「自分の考えでやってみろ! 」という時期に来ます。
それが「破」です。 「破」は、 師の教えを破り、工夫して自分の考えを導入する時期。
最後に 師からも何からもとらわれずに自分の剣の世界を作り上げる 自由な境地が 「離」です。
ちょうど、しんちゃんは 「破」 の時期なのでしょうね。 がんばってください!!
それから、一瓦屋さん。
あの。Aチャンネルの特徴で、名前を名乗ると攻撃の対象となりますが。
そんな場合は 、 スルーするのも一考です。 (笑
ぼくも適当な発言はスルーしてるでしょ。
一瓦屋さんもナナシバンで参加するのも手かもです。
968 :
瓦職人しんちゃん:2006/10/30(月) 20:25:10
伊福部さんありがとうございます! 僕は、まだ理論とか、あまり分かりません親父に、こーやるんじゃー的に教えられてきたので、他の瓦屋さんの施工のやり方が知りたかったんです。また、解らない事があったら質問しても いいでしょうか?
969 :
960:2006/10/30(月) 21:37:00
瓦職人しんちゃんへ
社寺は原理法則の上に在ります。
真ん中に反り点が戻らない棟が積めるようになれば
名作の域に到達するはず。
しかし熨斗勾配は、肌から変化させねばいかんと感じる。
970 :
瓦職人しんちゃん:2006/10/30(月) 22:00:27
わかりました! ありがとうございます!
今度お寺の仕事があれば、皆さんの意見を頭に置いて、考えながら仕事していきます。
971 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/31(火) 17:37:53
》957
ひょっとして。。。。一瓦屋氏がくどい。。。。
って、書きたかったとか。。。。今わかった!
972 :
伊福部:2006/10/31(火) 18:48:39
しんちゃんへ
質問はかまいませんが。あと少しで終わりそう。。。。
僕がスレ立ててもいいでしょうか?
「 寺の瓦は 俺にも聞け(笑)」 いかが??
973 :
伊福部:2006/10/31(火) 19:10:36
寺の瓦は 俺にも聞け(笑
立ち上げた・・・ っまいっか。どうなることやら。。
974 :
伊福部:2006/10/31(火) 19:12:52
975 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/31(火) 19:31:15
976 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/31(火) 20:36:37
次はどこが荒らされるのか?
噂では、栃〇県の瓦サイトに出没中
977 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/31(火) 20:44:45
》975
あれだけ伊福部氏こと、「かんかんのう」氏が毎日カキコミすれば管理人が対応疲れするよ(笑)。
978 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/10/31(火) 20:45:57
伊福部カキコミ対策本部を設置だな。
979 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/11/01(水) 12:49:34
甍さんは、何処へいったんですか? 寺の話聞きたいのに。
980
甍(いらか)氏がいないんなら
このスレに価値はないな
981 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/11/01(水) 16:46:24
スレ主自体本葺き職人じゃねーのに何を聞けとww
982 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/11/01(水) 18:46:39
出てこい! 甍サーン
貴方は、凄い職人です。
頑張って下さい。
983 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/11/01(水) 21:11:28
984 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/11/01(水) 21:21:32
↑
瓦連での発言の筋道は通ってると思う。
985 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/11/01(水) 21:56:17
寺の葺き方は俺らに聞け!
986 :
伊福部:2006/11/01(水) 22:08:23
↑うまい!
987 :
名無しさん@京都板じゃないよ:2006/11/02(木) 00:01:33
いくら書いても、
瓦連の連中が的確な回答をするはずもないのに、笑。
988 :
名無しさん@京都板じゃないよ:
伊福部氏の全瓦連のCOMMENTですが、今後が見物だ(笑)
誰が逆に攻め返すか?
まさか、ゴットジーラが出たりして。(笑)