● 英文の訳し方 Vol. 5 ● 『 魔 都 の 群 盲 』

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1夢☆吉

”輝く星に命を与えるためには、我々は胸に混沌を抱かねばならない。”

解釈系質問を載せると、解説コメントがつくかも、
出題に答えると、ティアラがもらえるかも、です

前スレ : 第4巻:愛の金網デスマッチ編
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/kouri/1192771349/l50

2大学への名無しさん:2008/02/14(木) 19:27:27 ID:9cjEWPVd0
2げt
3大学への名無しさん:2008/02/14(木) 19:36:02 ID:OOhBK/z0O
スレタイと1のいってる事が理解できない俺はバカなのか?
4夢☆吉:2008/02/14(木) 19:46:01 ID:GAuxapVg0
>>3

充分、クレバーっす
5ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/02/14(木) 20:01:38 ID:4Kv7Ws++0
どうぞこのスレでもよろしゅう(´ノω`)
6腹詮索:2008/02/14(木) 20:05:28 ID:IPouVOJ90
おねがいします
7Love of Life:2008/02/15(金) 01:20:38 ID:bH//teNXO
I'll go for a swim even though the water is freezing.

I'll go for a swim even if the water is freezing.

I'd go for a swim even if the water were freezing.

問、上記3文の意味の違いを説明して下さい。
8腹詮索:2008/02/15(金) 01:36:22 ID:0mG0iVOD0
水が凍っているけどいくで
水が凍ってようともいで
水が凍りかけてたけれども泳ぎに行ってたものだ

どうでしょか、これは質問かなそれとも問題かな?
9大学への名無しさん:2008/02/15(金) 06:04:56 ID:n26grYiC0
>>7

たとえ凍っていようが泳ぎに行く

凍っているかどうかどっちかわからなくても泳ぎに行く

凍っていても、多分泳ぎに行くだろう、自分の性格なら

??
10大学への名無しさん:2008/02/15(金) 07:09:45 ID:BuEoV6+XO
三つ目の文は仮定法にしたかったとみた
11夢☆吉:2008/02/15(金) 08:27:29 ID:MSFBQRFa0
>>7
なにこれ、安藤貞夫とか江川泰一郎とかですかw

上:凍っていることを知っている
中:凍っている可能性が高いことを知っている
下:凍ってい・な・い・ことを知っている

という前提条件の差じゃないかなあ。
上二つは仮定法現在、下が仮定法過去かなあ
12夢☆吉:2008/02/15(金) 09:42:52 ID:MSFBQRFa0
へ?誰か前スレ埋めちゃったの?
チョーサーの解説聞けないじゃんorz

ま、こっちでもっぺんやりゃいいか。
13前スレ990:2008/02/15(金) 11:28:23 ID:lVmg2p1g0
前スレの990番の英文ですが、
993番さんが完訳です。
couldにsubjunctiveな意味合いが込められていることが理解できていますし、
またorders of magnitudeがfasterを修飾する副詞的対格であることも理解できています。
そして、日本語も滑らかで、すっきりしています。相当な実力の持ち主であるように思われます。

そして、whomの先行詞についてなんですが、意味的にはgenerationsでいいんですが、
each of whom could speak to his immediate neighbours in the chainにおいて、
whomにgenerationsを当てはめますと、each=each generationになり、後のhisと辻褄が合わなく
なります(itsにならないといけない)。したがって、whomはEnglishmenということになります。
主文で言及されております「鎖のつながり」上にこれまでに存在した全英国人が、年齢別に(もっと言えば、
生年月日別に)、順番に並んでいる、ということです。
が、as以下で子と親の関係が描かれているので、日本語にするときは「世代」でいいと思います。

なお、his immediate neighbours in the chainに関しては、色のグラデーションを思い浮かべてもらうと、
想像がつきやすいように思います。

最後になりましたが、寸評を入れるのが遅れたことをお詫び申し上げます。
14前スレ990:2008/02/15(金) 11:32:29 ID:lVmg2p1g0
出典は、Richard DawkinsのThe Selfish Geneです。
http://www.rubinghscience.org/memetics/dawkinsmemes.html
15亀頭さん:2008/02/15(金) 11:46:26 ID:uIFYMkSj0
>>13
解説ありがとうございます。
先行詞の問題も解決でき納得できました。
それにしても>>993さんの訳は模範解答のようですごいと思います。
まだまだ未熟な自分にはいい刺激になります。
このスレでも果敢に挑戦するのでお願いします。
16前スレ990:2008/02/15(金) 11:55:15 ID:lVmg2p1g0
@I'll go for a swim even though the water is freezing.
→factual

AI'll go for a swim even if the water is freezing.
→non-factual

BI'd go for a swim even if the water were freezing.
→counter-factual

@は、「事実的」です。つまり、「水が凍っている」という事実がすでに
分かっていて、それにもかかわらず、泳ぎに行く、ということです。

Aは、「非事実的」です。つまり、「水が凍っているかどうか分からない」こと
が前提で、たとえ凍っているとしても、泳ぎに行く、ということです。

Bは、「反事実的」です。つまり、「水が凍っていないこと」が事実として存在し、
その事実に反することを叙想した上で、その叙想が仮に事実であっても、つまり、
氷が凍っているとしても、泳ぎに行く、ということです。

これらは、even thoughでは、事実的な事柄が導入され、
even ifでは、非・反事実的な事柄が導入されることを、
示す例文なんですが、それぞれの語・句は共起する語・句や
言語的・非言語的コンテクストの影響を受けるので、
絶対的な基準ではありません。ただ全体的な傾向として、
とりわけeven thoughにおいては、上記の特徴が見られることが
多いようです。
17亀頭さん:2008/02/15(金) 12:00:21 ID:uIFYMkSj0
>>7
(実際にそうであるが)たとえ水が凍るように冷たくても泳ぎに行くだろう。

(実際にそうではないが)たとえ水が凍るように冷たくても泳ぎに行くだろう。

(実際にそうではないが)たとえ水が凍るように冷たくても泳ぎに行ったのに。

いつもは同じように訳してたからこうやって改めて問われると分からないもんだ。
お願いします。
18夢☆吉:2008/02/15(金) 14:58:42 ID:MSFBQRFa0
>>16
>>17
解答と解説が被って、タッチの差で順が逆転してますなあw

しかし、immediate neighbours が鎖の輪っかの隣同士で、
グラディエーションの色帯で考えてゆく、ってのは難所だね。
19夢☆吉:2008/02/15(金) 15:23:47 ID:MSFBQRFa0
(2008/慶応・理工)

Some scientists refer to the body as a "project" or "subject," a system
that can be divided and dissected down to the molecular level.
Body parts are extracted like a mineral , harvested like a crop , or mined
like a resource.
Cells , embryos , and tissue are frozen , banked , marketed , bought , or
sold.
Umbilical cords , whose stem cells are useful for therapeutic purposes ,
are described as a "hot clinical property."

再生医療は今年のヤマテーマですので、公立2次を来月受けられる方も、単語だけ
チェック要です。
stem cell幹細胞、embryo胚、tissue体の「組織」、corpse死体、transplantation移植
vector遺伝子の運び屋、あたりの単語はシス単になくとも必須です。
20腹詮索:2008/02/15(金) 16:28:35 ID:0mG0iVOD0
>>19
科学者の中には身体は分子レベルに分けられ解剖することの出来る組織であり
目的であり、壮大な計画であるという人もいる。
各部位はミネラルのように抽出され、穀物のように収穫されまた資源のように
埋蔵される細胞、胚そしてからだの組織は冷凍され、銀行にあずけられ、市場にだされ
売買される。幹細胞に付随する臍帯かん細胞は移植手術に重宝され「最先端の医学的財産」
と書かれている。
おねがいします。
21腹詮索:2008/02/15(金) 16:43:15 ID:0mG0iVOD0
>>16
解説ありがとうございます
22亀頭さん:2008/02/15(金) 17:26:33 ID:uIFYMkSj0
>>16
非常に参考になりました。
奥が深いですね。
解説ありがとうございました。
23夢☆吉:2008/02/15(金) 18:58:35 ID:MSFBQRFa0
>>20
subjectは 研究材料ですね。日本語では「丸太」って呼ばれる。
mineは、I-me-my-mineのmineで、多義語。石炭を「掘る」だね。
therapeutic purpose治療目的。もち、ここでは他人への移植目的でOK。

「一部の」科学者が言及しているので、ちょっとビックリするような
極論が「can」なんでしょうね。
人間の体は「事業」であり「研究材料」であって、ばらして、分子レベル
までみじん切りにして使える系統だとまで言う学者がいる。

完成品は使えないが、部品取りには格好の宝の山だ、というわけです。

おつかれさまでした
24大学への名無しさん:2008/02/15(金) 19:04:40 ID:bbf4YlcDO
科学者の中には、からだを「計画」だとか、「目的」として見なすものもいて、からだは、分子レベルに分解され、解剖されうる。

からだの各部はミネラルのように抽出され、穀物のように収穫され、資源のように埋められる。

細胞 胚 からだの組織はこおらされ、貯蔵され、市場に出され、売買される。

その幹細胞が治療学目的で役に立つへその緒は、「熱い診療の財産」と言われている。


理系の単語は、全くお手上でした。臍帯とか無理や。
最後の"hot clinical property"は「熱く」「冷静」と掛けてあるんでしょうか。
25夢☆吉:2008/02/15(金) 19:23:14 ID:MSFBQRFa0
>>24

熱く、と冷凍、掛けてあるのかもしれないすね。
今一番注目の、流行の先を行く、と訳してもいいっすね。
エンブリオ、ウンビリカルは語句註ありますので心配要りませんが
全体に語彙はきついですね。ただ、例年の理工の難しさを思うと
今年は少し穏やか、かも・・・。

おつかれさまでした
26腹詮索:2008/02/15(金) 19:27:41 ID:0mG0iVOD0
>>23
ありがとうございました
学部別に使われる単語、話題に準じた読書も必須ですね
叩きのめされるのが怖いですがいろんな大学の問題していこうとおもいます
ちんぽさん、がんばれ
2724:2008/02/15(金) 19:52:40 ID:OSawYHce0
>>25
frozenの方ではなく、clinical「冷静な」のほうです。

mineの訳まちがってましたね。
地雷⇒埋めると勘違いしてました。

今週末は青山を受けに行きます。
安全策をとっていないので、浪人の危機に瀕しております。(;^ω^)
28夢☆吉:2008/02/15(金) 21:54:53 ID:/yGd2q980
>>26
専問用語はキリがないけどね〜
母集団の割りに的中率が低いんで。
Z会のリンガメタリカとか、専問用語拾ってるように見えるけど
領域ごとでみると実際、全然足らないもんね。
キリがない・・・。

>>27
clinical に「冷静な」って意味があったとは知りませんでした。
青学、毎年短い下線部和訳出るよなあ。あれ、かなりむづいよ。
同点で当落線上にいる受験生を振り分けるためだね、きっと。
不明部分を綺麗な日本語で粉飾できた者の勝ちでしょう。

祈・御健闘!


29大学への名無しさん:2008/02/15(金) 22:56:27 ID:lVmg2p1g0
英文投下
先進西洋諸国の人々が、他の文化に固有の活動・行動をどのように見るか、です。
★と★の間を訳してください。(解答は明日になると思います。)

This emphasis has often led Western observers to misinterpret ritual behaviour in cultures
other than their own. Nobody has ever had any difficulty in understanding, for example,
the behaviour of a man who is hoeing a field and planting millet in it. This is a perfectly
straightforward, practical thing to do; nothing is standing for anything else and there is
nothing ritual or symbolic about it. But when, after he has planted his millet, the man
goes off to a rain-maker, a ritual expert who, for payment, manipulates some special magical
equipment and makes the appropriate incantations so that rain may fall, the Westerner is
inclined to be puzzled. He sees that this is somehow a different kind of activity from
the more ‘practical’ operations of digging, planting and weeding. ★But he finds it hard
to see the point of it, to understand how anybody could possibly suppose that such childish
‘magic’ could possibly work. He tends to explain such behaviour by reference to a belief
in some kind of supernatural forces, and often he imputes to the culture concerned a clearly-marked
distinction between the ‘natural’ and the ‘supernatural’.★ But most peoples do not divide
the universe into two distinct and mutually exclusive spheres labelled ‘natural’ and ‘supernatural’,
as Westerners do.

*This emphasis:(一番最初)
現代の西洋では、複雑な科学技術に依存しているが故に、実用的・科学的なことが重視されていること。
30大学への名無しさん:2008/02/16(土) 08:51:33 ID:YOhBCh+b0
>>29


「そんな子供だましの手品が本当にまともに機能しているかどうかを皆がどんな風に
想定できようか?ということの説明は、西洋人にとっては、その観点からは見出しが
たい。
西洋人は超自然力の類を信用することに言及してそのような態度を説明したがるが、
それはしばしば、自然現象と超自然現象を明確に区別したがる西洋の文化的土壌の
せいなのだ。」

culture concerned の文脈判断がむづかしいです
おねがいします
31大学への名無しさん:2008/02/16(土) 12:50:07 ID:lixXF24/0
>>30
@But he finds(V) it(仮O) hard(C)
[to see the point of it](真O),
[to understand how anybody could possibly suppose that ... ](真O)
*to understand ... は、to see ... を具体的に言い換えたものです。
*the point of it→「それが持つ意味」。itは、直接的には前文のthisを受けます。
で、そのthisは、the man goes off to a rain-maker, ... rain may fallの内容を
受けます。つまり、itは、「(西洋人の考えでは、実用的行為と区別された)儀式的行為」
になります。

A2文目は問題無しです。
32大学への名無しさん:2008/02/16(土) 13:04:11 ID:lixXF24/0
>>30
B問題の3文目ですが、先ずは次の和訳と解説について検討していただきたいと思います。

『あるいはまた、そのような振る舞いは、「自然的な」ものと「超自然的な」ものを峻別する、
そういう文化によるものだと考えてみたりもする。』

*he imputes to the culture ... : impute A to Bで「AをBのせいにする」。ここでは前述の
such behaviourがAに当たるが、省略されており、the culture以下がBに当たる。

*concerned以下はthe cultureを修飾する形容詞語句で、直訳すると「〜のはっきりと示された
違いに関係する(当該の)文化」となる。a clearly-marked distinction(はっきりと示された違い)
という名詞表現を、「明確に区別すること」という動詞表現としてとらえると、全体で「〜を明確に
区別する、そういう文化」といった意味が見えてくるであろう。

>>30さんは、果たしてこんな説明が満足行くもののように思えるでしょうか?
33大学への名無しさん:2008/02/16(土) 13:21:43 ID:lixXF24/0
>>30
これは当然間違いです。

「〜に関係する」はconcerningであり、concernedではありません。
concernedは、party concerned(=当事者、訴訟関係者)のように、
単独で後置修飾することのできる名詞です。

そして、imputeは、impute sth to sb/sthの形で、
to say, often unfairly, that sb/sth is responsible for sth or has a particular quality
の意味です。つまり、attributeと近い語義を持つ単語であり、
ここでは、「sb/sthには、sthの性質がある」ということです。

そして、ここでは、直接目的語が長いので、impute to sb/sth sthという風に
要素の移動が起きています。つまり、空所化補充などではないのです。

よって、第3文の訳は、
「西洋人は、(不当にも)件の文化には『自然的な』ものと『超自然的な』ものとの間に
明瞭な区別があるとすることが、よくある」、
ということになります。
34大学への名無しさん:2008/02/16(土) 13:43:31 ID:lixXF24/0
>>32に書き込んだ説明は、僕自身が作り出したものではありません。
>>29に書き込んだ英文はZ会の問題として出題された英文であり、>>32
説明はそれに対する解答・解説として旬報に記載されています。

Z会の問題は、予備校の講師に委託して作られており、予備校講師の中には
大学の教授でさえ圧倒してしまうほどの能力を持った人たちがいます。

また、どんなに優れた翻訳家でも一冊洋書を訳せば、どこか誤訳が出てきます。

しかし、受験生が相手の参考書・問題集では話が別です。誤ったことを受験生に
教え、受験生がそれを信じ、結果試験で失敗するに至ったとしたら、それは
単なる「誤訳」どころの話ではありません。他者の一生を左右する問題です。
ましてや高いお金を取って、信用性を売りにしているわけですから、この手の
間違いは許されるべきではないでしょう。分からなければ、問題として出題する
べきではないのです。

とまあZ会をやってた当時凄く騙された気分になって、そのときの憤りが今になって
出てしまったのですが。醜い愚痴と化してしまったことを深くお詫び申し上げます。
35大学への名無しさん:2008/02/16(土) 13:49:00 ID:lixXF24/0
>>29
一応試訳です。
偉そうなことを言っておきながら、誤訳があるかもしれませんので、
ご注意を。

このように実用的・科学的な行動に重きを置いていることで、西洋の傍観者たちは
自分たちの文化以外の文化における儀式的振る舞いを誤って解釈することにしばしば
陥ってしまう。例えば、田を鍬で耕しそこに穀物を植えている人物の振る舞いを
理解するのにいささかでも苦労したことのある者はいないだろう。これはどう見ても
額面通りに受け取れる、実用的な行為である。他のことを表していることなど何一つなく、
儀式的・象徴的なところも全くない。しかし、穀物を植えた後、その人物が、雨降らし、
つまり、お金と引き換えに、何らかの特別な魔法の道具を操り、適当な呪文を唱え、雨が
降るようにする儀式の玄人、のところへ行くと、西洋人はおしなべて困惑する。これは、
ともかく、掘る・植える・雑草を除去するというより『実用的な』作業とは一線を画す類の
行動である、ということは分かる。しかし、その意味が分かるのには、そんな子供染みた
『魔法』が一体全体どうして機能すると誰がよくも思えるのか理解するのには、困難を覚える。
結果、多くの場合、何らかの類の超自然的な力への信仰があると言ってその手の振る舞いを
説明し、そしてしばしば、件の文化には『自然的な』ものと『超自然的な』ものとの間に
明瞭な区別があるとする。しかし、ほとんどの民族は、西洋人とは違い、宇宙を、『自然的』・
『超自然的』というラベルの貼られた、境界が明確で相互に排他的な二つの領域に、分断する
ような真似はしない。
36大学への名無しさん:2008/02/16(土) 13:50:57 ID:lixXF24/0
>>33
訂正
後置修飾することのできる×名詞→○過去分詞
37大学への名無しさん:2008/02/16(土) 13:59:14 ID:YOhBCh+b0
>>31-33

なるほど、第一文のmagicはritualをさしていたのですね。
ここが、まず、わからなかったですね〜

あと、impute の目的語が直後にないので、concerned distinctionとして
勝手にくっつけて、目的語に仕立て上げて読んだのも痛かったです。

思うに、自分で読んでいて文脈が通りにくい、と感じた最大の原因は、
しょっぱなのritual を読み飛ばして、「雨降らし機」に目がいって
しまったことです。
考えてみれば、「雨降らし機」は実体の有無は問わないんですね。
ritualに実体がある・・・・。

concerned の語法は、辞書にもなかったし、知りませんでした。
過去分詞という認識でした。

まことに詳しい解説、ありがとうございました。
38大学への名無しさん:2008/02/16(土) 14:17:32 ID:YOhBCh+b0
>>36
あ、過去分詞による後置、はそれで良かったのね。

>>35
京大の教養の哲学科教科書に、西洋文化と東洋文化の違いは
西洋→コギト
東洋→精霊信仰

というのがありました。(それが西田系なんでしょうか?)

コギトとはデカルトのアレです。
精霊信仰とは、木の股をみて女人を連想するようなこと。

ところが、西洋にも例外的に「森に住む妖精」というのがあり、
それをどう説明するか?というような矛盾が残るようです。

私の誤謬は、雨降らせ機に例外的「妖精」を見たことにあったわけです。
感覚読書の悪いくせです。反省。
39大学への名無しさん:2008/02/16(土) 15:17:47 ID:lixXF24/0
>>38
a rain-makerは、decision-makerと一緒で、「人」ですね。

それと、ここでの対立は、「現代的な観点から見た」西洋文化VS後進国の文化です。
現代の西洋人は、世界の様々な民族の文化に目をやると、依然神頼み的な行為をしている
のに直面し、なんて馬鹿げているんだ、と思い込みます。で、実用的な(自然の法則に従った)
ものと超自然的なものとに分けた上で、それぞれを分析しようとするんですが、英文の筆者は、
畑を耕すのも、呪術に頼るのも、実は分かれているんではなくて、1つの連なった行為
として考えるのが妥当だ、と言っているみたいですね。
40大学への名無しさん:2008/02/16(土) 15:36:04 ID:YOhBCh+b0

ああ、それ、magical equipmentの方です。

ゆわゆるMilletの「晩鐘」ですね
41大学への名無しさん:2008/02/16(土) 15:40:25 ID:lixXF24/0
>>40
それは失礼しました。
42通りすがり:2008/02/17(日) 13:41:15 ID:liSXpDk60
40さんの意味がよくわからないけど、a rain-makerは「人」だと思う。

Milletの「晩鐘」はirrelevantでは?
43大学への名無しさん:2008/02/17(日) 15:20:42 ID:tvHoEQaf0

44大学への名無しさん:2008/02/17(日) 15:33:35 ID:tvHoEQaf0


Ours is an age when various elements try to plead with us to indulge ourselves.
For example, the easiest emotions for an advertiser to stimulate are those related
to our hunger for prestige and pleasure in outdoing somebody else.
As often as not the individual is invited to see himself, not as equal with others,
but as the focus of attention and envy.
The perfect consumer for the advertiser is the individual who is so suggestible that
he can be kept continuously engaged in indulging his own ego.
45大学への名無しさん:2008/02/17(日) 15:50:32 ID:tvHoEQaf0


He was proud of a glass eye that had been made for him by the greatest artist in Paris.
"You need $ 5000, " he quoted.
"I'll give it to you if you can guess which of my eyes is the glass one."
"It's the left one, of course," I snapped.
"It's the only one with a glint of human kindness in it."
46大学への名無しさん:2008/02/17(日) 16:48:13 ID:H1sThp0q0
>>44
我々の時代は様々な事柄が我々に対して自堕落になるよう誘惑しようとする時代である。
例えば、広告会社が刺激するのに最も容易な情操は、他者を出し抜くことに随伴する
威信と愉悦への我々の渇望と関連する情操である。個人は、大抵の場合、自身を他者と
同等ではなく、注目と羨望の的として見なすよう誘引される。広告会社にとっての
完璧な顧客とは、自身のエゴに迎合し切りの状態にすることができるほどに扇情されやすい
個人である。
47大学への名無しさん:2008/02/17(日) 17:01:16 ID:H1sThp0q0
>>45
彼は、パリ随一の芸術家に作ってもらったガラス細工の目を、自慢にしていた。
「『5000ドルだ』って言われたんだ」と彼は言った。
「どっちの目がガラスの目なのか、当てることができたら、君にくれてやるよ」
「左に決まってるだろ」と、私はばっさり切り捨てた。
「人間らしいやさしさが煌いているのは左だけだからだ」
4844-45:2008/02/17(日) 17:38:04 ID:tvHoEQaf0
>>46
すげ〜。降参。

>>47
グッドセンス。降参。

44はハリー・オーバーストリート教授の評論・成熟なる心より。
45はマーク・トゥエインの小説より。

正解が出るとは・・・・・・


・・・・・思わなかったorz
49腹詮索:2008/02/17(日) 18:34:29 ID:stF1ylxe0
As often as not the individual is invited to see himself, not as equal with others,
but as the focus of attention and envy.
最初のnotはなにを打ち消しているのでしょうか?
50大学への名無しさん:2008/02/17(日) 18:36:48 ID:vufuD47u0
as often as not

しばしばっていう意味の慣用句
辞書に載ってるでしょ
51腹詮索:2008/02/17(日) 18:42:13 ID:stF1ylxe0
>>50
ありがとうございます
as ofen asでしばしばとおもってましたorz
52阿修羅童子:2008/02/18(月) 14:22:02 ID:zRiRHI4Z0
>>51
コナン君に続いて、不肖・興福寺も、as often as not は「初耳」でした。
このリズムで「しばしば」は、more often than not というのを、総解英文法
で覚えた記憶あり。英辞郎も含めて、早速調べたら・・・

as often as・・・・・・何々するたびに。その都度。

as often as not・・・・・100回あれば50回の頻度で(確率50%)。

more often than not・・・・100回あれば51回以上の頻度で。(>51%)。


知るは一時の恥というが、as often as 以外は、文法問題集以外で
使われている一般英文を見たことがないです。
53阿修羅童子:2008/02/18(月) 14:36:21 ID:zRiRHI4Z0
(2008/慶応・文)

Unwritten languages , relying on such mnemonics(記憶術)allows people
to accumulate and recall large bodies of everyday or esoteric(秘伝の)
knowledge.
Such knowledge tends , for efficiency , to be socially distributed.
People who command restricted or privileged bodies of knowledge in such
societies are not librarians or web-masters , but shamans and storytellers.
Once societies make the transition to letters , writing may come to
seem indispensable to them.
54大学への名無しさん:2008/02/18(月) 14:58:15 ID:d3rdFIC40
>>53
文頭のForは故意に省いてあるのですか?
55阿修羅童子:2008/02/18(月) 16:08:40 ID:zRiRHI4Z0
>>54前文を略したので、接続詞の要をなさないと思って、省きました。
すみません
56腹詮索:2008/02/18(月) 16:12:10 ID:VzQLUqqu0
>>53
一応、forがあるとして訳して見ます
表記するという機能をもたない言語にとってはこのような人に秘伝の知識や
膨大な日常における知識を思い出させ、蓄えさせるための記憶術に頼るのだ
このような知識は効率的に社会に分配される傾向にある。このような社会における
知識の塊を制限したり特別扱いにする人々は図書館書士でもウェブマスターでもなく
シャーマンであり語り部なのだ。一度、文書にすることに移行すれば、彼らにとって
書くことはだぶん欠くことのできないものになると思われる。

読んでいてキングの「痩せ行く男」を思い出しました。
おねがいします。
57阿修羅童子:2008/02/18(月) 16:23:47 ID:zRiRHI4Z0
>>56
ごめん、前置詞ですね。私の読み違いでした。
For unwritten languages,。。。。で。

command の語義決定が、むずかしいですね。
「自由に操る」という感じだと思うのですが、違うかな?

あと、ウェブマスターって、ウェブ管理者?かなあ。
ウェブの日本語がわからない・・・。日本ではアメリカのウェブ
と違うものをウェブと呼んでいるらしいんだが・・・。
知ってる?
乙。
58腹詮索:2008/02/18(月) 16:35:32 ID:VzQLUqqu0
commandは「命令する」と捉えて制限する、特別扱いにするの「する」に
内包する形で訳しました、カタカナ英語をそのまま使うか、きっちり訳するか
いつも悩みます。ウェブマスターはわかりません、マスターは製作者かな?
59阿修羅童子:2008/02/18(月) 17:00:38 ID:zRiRHI4Z0
>>58
日本語では「する」だよねw。
最近の入試には、よくwebって出るなあ。
ブログ、とどう違うのかも、よく知らないんだけどw
60大学への名無しさん:2008/02/18(月) 23:24:50 ID:JYVKHMvL0
>>52
I eat breakfast as often as not.
⇒私は朝食を摂らないのと同じくらい摂る
⇒摂る回数=取らない回数

I eat breakfast more often than not.
⇒私は朝食を摂らないより摂る
⇒取る回数>取らない回数

ということですね。知らなかった。毎度、勉強になります。
61阿修羅童子:2008/02/19(火) 14:06:21 ID:L5k+DY2J0
勉強になりますねえ、お互い・・。

慶応の経済は、さすがになかなか良質ですねえ。
2008で結構気に入った評論文。

(*→)Like milk and bread , banana is said to be a key product that is
regularly bought by consumers and one whose price they are thought to
notice.(←*)
Supermarkets compete with each other by offering low price in key products.
The idea is that a customer who has entered store A because its bananas
are cheaper than store B may stay there to buy other , not key , products ,
even if they are not cheaper than at store B.

* they の指示内容を取り違えないことでしょうか。
日本でも、ティッシュや玉子が目玉商品にされやすいですが、スーパー自体の商品
戦略は、毒ギョーザ以降ドラスティックに変わりそうですね。
62腹詮索:2008/02/19(火) 16:00:05 ID:/a/1NjFx0
>>61
牛乳やパン、バナナのような消費者が日常的に買って消費者がその値段に注目
するとかんがえられるものは主力商品といわれる。
whoseに悩まされました。主力商品よりもいい表現ありそうなのですが・・・
おねがいします。
63腹詮索:2008/02/19(火) 16:17:56 ID:/a/1NjFx0
あー目玉商品って書いてくれてた。
最悪
64阿修羅童子:2008/02/19(火) 16:20:07 ID:L5k+DY2J0
>>62
あれ?
ミルクやパンのように、バナナも。。。。じゃないかな?

肝心のone whose price they・・・のところは、全くその通りと思います。

「主力商品」;確かに日本語にしにくいね。店全体の値段をイメージさせる
戦略という意味でのキーなんだけど、これだけを買って帰られても、店は
儲からない。マクドが、キー商品のハンバーガーを原価で売って利益はジュース
やポテトで稼ぐとか、風邪薬の安売りにつられて店に入った病人が、病院受診
を薦められて、処方箋をもらってもういっぺん来いと言われることとか・・・・

客に感づかれ難い儲けのしくみの「キー」になる商品だよね。
65腹詮索:2008/02/19(火) 16:44:15 ID:/a/1NjFx0
>>64
ありがとうございました、コンマを見落としてました
しかし、薬局と病院のマッチポンプこわいですねえ

                  
66阿修羅童子:2008/02/19(火) 16:55:46 ID:L5k+DY2J0
マッチポンプww
67阿修羅童子:2008/02/19(火) 23:36:10 ID:I8XxJrIr0
(2008/ 立教・文)
分詞構文やら慣用句やら満載。基礎英文精講の例題のような、
正統派受験英文。芸術家とは時代の思想を表徴する中心的存在であって・・・

Great artists' clear vision destroys the popular fashions that are the
substitute for thinking in any era.
Once safely dead and made holy by history and myth , their artistic and
spiritual truths can be cautiously approached , digested and integrated.
But significant , living artists are a threat to our aesthetic , psychological
and financial situation.
Who wants a Cezanne or van Gogh in their rough workmen's clothes pushing
their way into an elegant auction house to question what is going on with
multi-million dollar prices for paintings they could only sell in their lifetimes
for a very small amount of money , if they could sell them at all?
68腹詮索:2008/02/20(水) 01:56:20 ID:ORA5sKqp0
>>67
偉大な芸術家の明確なビジョンはいつの時代においても思想の表れである人気のある
はやりものを打ち砕く。
一度、歴史や神話によって安楽死しまた神聖化されたその芸術性と精神的真実は
慎重に吟味され、要約され統合される。しかし重要なのは我々の審美眼や心理的にまた
財政的な問題に脅かされてる現存する芸術家たちである。
だれがセザンヌやゴッホの作業着のスケッチに
もし彼らが売ることができたとしても彼らが生きているときには微々たる金額に
しかならない絵に何百万ドルもの値段をつけに上品な競売場にいくのか?

わかるようでわからない訳になってしまいました
おねがいします

69大学への名無しさん:2008/02/20(水) 04:46:43 ID:I/skdJrY0
偉大な芸術家は、その明確なビジョンが時代の思想の主流とぶつかるものである。
死後、神格化されれば、その芸術性も理解される。しかしながら、生存中の芸術家は、
私たちにとって脅威なのである。
上品な競売会場にやってきた、野暮な作業服を着たセザンヌやゴッホが、「たとえ売っても、
少しの金にしかならなかった私の絵に、何百万ドルもの値段をつけて、何をしているのだ」
と言ってほしい人はいない。
70阿修羅童子:2008/02/20(水) 07:01:35 ID:SeDgdjBN0
>>68
苦労の跡がしのばれます。
一番最初に、英文から距離をおいて、「著者が何の話をしたがっているか?」
を予想します。訳文から推察すると、その提要はもうお分かりですね。

”偉大な芸術家は生存中はなかなか理解されないものだ、”風のこと。

もう一つ、オークションという語が出てきますので、
経年後の値打ち高騰を目論んで今のうちに安く仕入れておきたいとか、
こいつはハズレだから俺は降りるぜ、とかを、鑑定眼にからめて論じる。

”変な油絵を絵描きが道端で1万円で売っているが、もしかすると掘り出し物か?”

これが、審美的・心理的・お金的に「threatスレット」
71阿修羅童子:2008/02/20(水) 08:33:54 ID:UUWP2nYv0
なが〜い慣用句が間に挟まって、文の構造を見えにくくしています。
頻出文句を復習兼ねて拾ってみます

fashion ;the way なんかと同じで「様式」でしょ。スタイル。やりかた。ありかた。
dead and made holy;分詞構文のBeing 省略でしょう。
significant ; 独立分詞構文の主語省略かな。「strictly , 。。。」なんかと同じ語法か。

threat to 〜;〜に対する脅威・〜を脅かす存在
「a」Cezanne;セザンヌという人物、セザンヌ家の人、セザンヌのような人、セザンヌの絵・作品

人 in 〜clothes ; 〜な服を着た人。映画の Men in black (clothes)とか。

S want 人 to do 〜;「S は人に〜して欲しいと思ってる。」
          I want you to try it.
We want a Cezanne to question 内容節

push one's way into 〜;〜に割り込む。割って入る
what is going on with 〜;〜は一体どうなっておるのか。〜ってどういうことなんだ。

paintings (whichやthat) [they could only sell , if they could sell]

たとえ売れても、〜で売るだけになるであろうトコロノ絵 

at all 条件節 ;「そもそも〜か」「仮に〜したとしても」

in one's lifetime ; 〜の生涯で、生きているうちに、目の黒いうちに
   目の黒いうちに、ってのは佐々木の「和文英訳の修業」にあったです
72阿修羅童子:2008/02/20(水) 08:55:39 ID:UUWP2nYv0
>>68
safely dead 安楽死ぬああ???本人が何も知らず無事に死んでいく、くらいかなあ。

あと、オークションに行くのはセザンヌ・ゴッホであって、
我々じゃないな。want 人 to do〜の5文型っぽい構造をもっぺん洗いなおそうや。

>>69
うまいっすね。
ここでいう「a」Cezanne, 「a」van Gogh は、実物というより
現代の芸術家も含めたgreat artists の比喩だと解しております。

生前理解されなかった画家、後世で評価された画家、貧乏を省みなかった信念の画家。
ゴッホは、売れる絵を描いているつもりだったらしいですが。浮世絵パクッたりして
ジャポニズム風を意識したりは、やはり、あざとい。
73阿修羅童子:2008/02/20(水) 09:18:34 ID:3zKWgW2p0
重要なのは、今(生きて)活動している芸術家達が、我々の審美眼にとっても、
心理的状況においても、投資価値を論ずるにおいても、脅威となることである。

絵の具で汚れた前掛けをつけたままのセザンヌやらゴッホやらが、こぎれいなオークション
会場に割り込んできて、生きてる時には二束三文で買い叩かれるだけのわしらの絵に、なんで
数億円の指し値が飛び交うんだ?、なんて光景は見たくないだろう。

・・・としてみました。
74阿修羅童子:2008/02/20(水) 10:46:19 ID:MSjEpWi00
ジミー大西の絵を見て、才能を認めるか、ハッタリだとして切り捨てるか。
もし、百年後、評価されていたら、今切り捨てた者の鑑識眼は後年、節穴と
呼ばれよう。
逆に、べた褒めした絵が、後年くさされるようなことになっても、節穴さん。
このプレッシャーがスレトン、脅威。

同時代の前衛芸術を、リアルタイムに評価するのは至難のワザ。
「最初」に評価するのは勇気がいる。が、当たれば、評論家としての
腕も上がる。ここがバクチ。時代の思潮の「先」にいるのか、「脇」に
いるのか、この違いを判定するには、思潮の全景に通じておく要があるからね。

知り合いのプロの洋画家が嘆いていた。何度か個展をひらいても、基本的に
絵は一枚も売れないものらしい。ところが、大丸なんかで企画の催し物
として出品すると、見知らぬ客がふらっと入ってきて、ろくに絵も見ずに
端から端まで一括で全部購入数千万円ポン、なんてことがあるらしい。
ムカッときながら、笑顔で領収証を切るんだそうな。
7569:2008/02/20(水) 12:21:35 ID:I/skdJrY0
>>74
よく分からなかったのは、
(1)a threatの内容、(2)significantの働き、(3)Cezanneの前のaの働き
の3点でした。ごまかして訳しました。

阿修羅童子さんの解説を読んで、(1)は理解できました。なるほど。勉強になります。

(2)はbeingの省略かなとも思ったのですが、その意味上の主語がよくわかりませんでした。
(a)主文全体(独立分詞構文)、(b)主文の主語のいずれかだと思いましたが(a)と考えた場合、
文全体の意味がよく理解できなかったわけです。(b)なら、いっそartistsに形容詞「significant, living」が
かかっていると考えればいいように思いました。

(3)については、(A)multi-million dollar prices、(B)a very small amountということですが、
現実は(A)なのか、(B)なのか?(A)が現実だとするなら、in their life timesの間に数億円で売れている
わけですから、(B)の意味がとれなくなるような気がしました。仮定法だとすると、「二束三文で売れること」
のほうにむしろ価値を置いているような場合で、「(本来なら)そんなに(アホみたいな)値段になるべきでないわしの絵」
ということ?

たしかに (B)のほうを現実だと考えると、(A)も(B)も現実で意味がとれるような気がします。(B)も仮定法ではなく、
単なる条件ということです。「ゴッホのように、生前では、売れたとしても二束三文にしかならなかった絵」ということです。
(A)のほうも実際の話です。ただ、その場合はa Cezanne or van Goghはgreat artistsの比喩だとしても、生存している芸術家は
含まないような気がします。

ただ、そう解すると、死んだはずの画家がオークション会場に割り込む、ということが反現実になるので、
wantsに違和感を覚えます。would likeのように仮定法っぽくなるような気がします。(3)については、
未だによくわからないというのが正直なところです。

>>68
失礼を承知で書くと、「訳」に若干こだわりすぎのような気がします。私は、意味が分かってから
訳すことにしています。訳してから意味を考えることが苦手だからです。
その結果、意味がわからないところはごまかしたり、いっそ訳さなかったりするわけですが(苦笑
7669:2008/02/20(水) 12:47:40 ID:I/skdJrY0
もしかすると、「paintings」は「a Cezanne or van Gogh」が描いたものではないということですかね。
売れない画家である自称ゴッホが、オークション会場にやってきてイチャモンをつけるということなら、
すっきりするような気がします。
77阿修羅童子:2008/02/20(水) 13:21:33 ID:T+LGUYms0
>>75
*significant, living が並列された形容詞の可能性も考えたんだけど、
significant artists っていう主語だと、これから論じるべき意義を
最初から含有した感じになっちゃうんでどうかな?っておもうねえ。
論文の作法としての話なんだけど・・・
△あの女装してるッぽい男は、実は男性だ。
○あの女、実は男性だ。

主語に結論を彫りこまない作法、ってかな。

*(3)
そんなに論理的に文章を考えるくせが普段からついてないんで、
貴殿の解説読んで、ひっくり返りますねえ。なるほどいえてるね〜。
うかつながら、if に対する帰結の範囲なんて、考えてもいなかったですwww
文章上も、文意上もね。
ただ、
すべて架空のたとえ話だと思っているんですが。セザンヌ・ゴッホも含め。
自称セザンヌも、日本のセザンヌも、あり。

「生前には売れない前衛画家の一部が後年高い評価をうける。
→なんだよ、どうして同時代に正当な評価をくれなかったんだい?
という事態は、過去にはあったが、今後あってはいけないよ、」という啓蒙文。

美学芸術学的な意味でも、お金で芸術に投資・育成していく意味でも。
こう書くと
先に自分(読み手)の結論ありきで強引、という感じがしますかね?wwww

78阿修羅童子:2008/02/20(水) 13:28:09 ID:T+LGUYms0
>>76
被ってて、>>77投稿後に拝見したんだけど、paintingsは、現代の絵画
だと思ってるんですが。絵の具よけの前掛けをしてる、ってあるから
あくまで、現在の売れない前衛。
もちろん、ただのハッタリ前衛も含む。
玉石混交のなかのセザンヌ的ゴッホ的人材を架空でオークションに行かせてる。
って感じだとおもうけどね〜
79大学への名無しさん:2008/02/20(水) 15:21:45 ID:/WKPFg430
前々スレあたりでちょこちょこ書き込みしてました。
受験生ではないので遠慮してましたが、何となくまた訳してみます。

ちょっと出遅れましたが
>>67
偉大な芸術家の透徹したビジョンは、どのような時代であれ思考の代用品として存在する大衆的な流行を粉砕する。
いったん死んで安全圏に置かれ、歴史と神話によって神聖なものとされると、
彼らの芸術的・精神的な真実は慎重に接近し、吟味し、総合することも可能になる。
しかし、重要な現役の芸術家たちが重要である所以は、彼らがわれわれの美的・心理学的・経済的状況への脅威であることによる。
セザンヌやファン・ゴッホのような人が、粗野な作業着に身を包んで立派なオークションハウスに強引に入場し、
存命中に売ることができたとしても二束三文でしか売れなかった絵画に、いったいどういうわけで何百万ドルもの価格が支払われているのか問い質すなどということを、
誰がしてほしいと思っているだろうか?

最後の文は、「偉大な芸術家というのはわれわれの認識を脅かす存在なのであって、
金で絵画の価値を計るような俗っぽい存在ではない(死後にそうなるのはしょうがないんだけど←第2文前半)」
というようなことをいいたいんだろうなと思ったので、それとうまくつながるように、
But〜の文はちょっと「意訳」っぽくしてみました。
80阿修羅童子:2008/02/20(水) 16:01:50 ID:qsAcj9PU0
>>79

そろり拝読。最後はそののりで、このあと、評論は、
「収入のないことを度外視して創作に打ち込むのは、恋愛関係における
相方への献身と同じようなもので・・・、」と続きます。

>総合することも可能になる
→統合されることも可能になる

という受身形のほうがいいかもしれませんね。

乙っす
81腹詮索:2008/02/20(水) 16:31:54 ID:ORA5sKqp0
思ったとおり、惨憺たる結果でした。ありがとうございました。
この問題、むずかしかったです、下線部説明は正解でしたが、設問は2問しか
あたりませんでした。いまもういちど読み返してますがなかなか文意がよみとれませんでした
全体的に能力不足ですね。
82腹詮索:2008/02/20(水) 16:55:46 ID:ORA5sKqp0
>>75
ご指摘ありがとうございます、確かにそうですねあくまで入試ですので
早く文章を処理すること、大意を汲み取ることが肝要なのかもしれませんね
上記の問題も設問にはあまり関わってないようですし
83阿修羅童子:2008/02/20(水) 20:21:31 ID:SHUmm86y0

かなりむずかしいねw、立教の英語。

痩せゆく男、どこの本屋にも置いてないな。
店員曰くマイナー文春文庫らしい。
84腹詮索:2008/02/20(水) 21:02:05 ID:ORA5sKqp0
>>83
映画はおもしろいですよ、阿修羅さんに触発されて「キャリー」みました
すべての中学校で上映すればどうでしょう(無理か)スペイせく26歳びっくりです
85阿修羅童子:2008/02/20(水) 21:19:41 ID:SHUmm86y0

おー、キャリーか。デ・パルマのデビュー作。
やふ〜の映画板のベストテンにも必ず顔をだすよね。
あの子、26歳なん?へ〜ww
8669:2008/02/21(木) 00:54:37 ID:gfyjCgvv0
みなさんの訳を読んで、ようやくわかりました(多分)。

a Cezanne or van Gogh:これは阿修羅童子さんのご指摘どおり、現在の芸術家ということ
だと思います。つまり(a) living artistのことです。

paintings:これは、本物のゴッホなどが描いた絵のこと。生前は二束三文でしか売れなかったのに、
現在ではオークションで何億もの値段がつく絵のこと。

⇒汚れた作業服のままでオークションに割ってきて「何億円もの値段をつけて、何をしているのよ?
オマエら本当に審美眼はあるのか?その絵は、たとえ売れたとしても、生前中は二束三文にしか
ならなかったんだぜ?」と自称ゴッホの現役の芸術家が主張しても、誰も聞きたくはないでしょう。

こう考えると、直前の文である「living artists are a threat to our aesthetic ,
psychological and financial situation.」を比ゆ的に説明している文だということで、
スッキリします。

また、「a Cezanne or van Gogh」が単数で、they, theirが複数であることも説明がつきます。

仮に「a Cezanne or van Gogh」自身が描いた「paitings」だと考えると矛盾が生じます。つまり、
自分たちの絵に何億円もの値段がついているのだから、文句を言う必要はないわけです。また、自分の絵に今
何億円もの値段がついているのですから、「生前中は二束三文にしかならない絵」という文句が意味不明ということ
になってしまいます。

significantの意味も>>79さんの訳を読んで、何となく意味がつかめました。

以上、粘着失礼しました。
87腹詮索:2008/02/21(木) 01:11:38 ID:ppPv6D7M0
恥ずかしながら69さんの上記の説明でやっと問題文の要点に納得しました
現存している芸術家がなぜ脅威になるのかよくわからなかったものですから
8869:2008/02/21(木) 01:14:50 ID:gfyjCgvv0
>>87
そこは、たしかに難しかったですね。69では私もわかっていません。
>>70の阿修羅童子さんの解説を読んでやっとわかりました。
89腹詮索:2008/02/21(木) 01:17:27 ID:ppPv6D7M0
つまり真の芸術家は大衆に迎合しないKYであるとまとめてもいいですか
9069:2008/02/21(木) 01:25:47 ID:gfyjCgvv0
逆に、今KYな人は死後、真の芸術家として評価されるかもしれないとまとめてもいいかもしれません。
9169:2008/02/21(木) 01:30:15 ID:gfyjCgvv0
ところで、「Not a star was to be seen last night.」のような「受動」と「可能」の両方を含んだ
英文を日本語にするとき、意外に苦労します。日本語の助動詞「れる」「られる」には「受動」と「可能」
の両方の意味があるからです。

(1)昨夜は、星ひとつ見られ(受動)られる(可能)ことができなかった。(×)

とするわけにはいきません。そこで、

(2)昨夜は、星ひとつ見られる(受動)ことができなかった(可能)。
(3)昨夜は、星ひとつ見られる(受動)ことが可能ではなかった(可能)。

のようにする人が多いのでしょう。「可能」を助動詞以外で表現するわけです。
思うに、英文が受動態になっているのは、能動態にすると、

People/You/We were 〜

のように、あまり意味のない主語を書く必要があり、冗長になるからではないでしょうか。
ところが、日本語の場合は受動態にするまでもなく、主語を書く必要がそもそもないわけです。
ですから、私はいっそのこと「受動」の部分は日本語にしないことにしています。

(4)昨夜は、星ひとつ見ることができなかった。

主語を言っていないので、英文が「受動」になっているニュアンスは充分訳出されている
ように思います。

>>79さんの「彼らの芸術的・精神的な真実は慎重に接近し、吟味し、総合することも可能になる」
の部分はそういうことだと思います。「は」を「を」にしてもいいように思いますが、日本語の「は」は、
必ずしも主語を示すわけではなかったりします。


なんか、めんどくさいことばかり書いてすいません。
92腹詮索:2008/02/21(木) 01:33:11 ID:ppPv6D7M0
>>90
なーるほど、この立教の問題どうしても訳しきりたいのでみなさん
おねがいします。眠れないのですくやしくて
93阿修羅童子:2008/02/21(木) 08:21:22 ID:g1jfObIN0
>>91
paintings が「誰の」絵をさしているかは、貴殿の言うとおり、やはり[a]Cezanne and Goghだね。
どんな絵にもあてはまるわけじゃない、確かに。

あと、can be integrated の受身形を、受身形で訳さなくていいかどうかについては
俺は、夜の星の例文とは別の意味で、受身形にこだわったほうが良いと思って、>>79
にコメント入れさせてもらった。

たとえば、キリスト教は本来偶像崇拝を禁じている。
→しかし権威付けと布教のためにリアルな絵画での偶像再現が人気化。
→科学と理性の発達で神の否定がブームになってから、細密画がすたれた。
→代わりに、心の再現が絵画の新潮流となった(印象派)
→対象から受ける感情を絵で表現する(キュビズム)
→対象を限定しない心象を表現(シュール)

これって、後付けなんだよね。今後の予測も入ってこない。
全然別の見方をする人もいるだろうし、今後また、ルネッサンスが入るかも知れない。

can be ではあるけれど、can はありえない論だとおもうねんね。

能動態にすると積極的支持で読んだ感じが出てしまうでしょ。
著者は、自分の言動に読者からの反論が予測される場合、
わざと受身形で書いて、自分の逃げ場を用意しておくもんだろうからね。
その意志をくめば、ここは「受動態」で訳すべきだと考えています。

94阿修羅童子:2008/02/21(木) 08:48:03 ID:g1jfObIN0
>>92
あ〜、今、出先なんで、全文アップできねえなあ。
東進のサイトからひっぱてきたんだが、あっこ
登録が面倒でね・・・。
立教、たしか、端から端までこんな調子の文だった
ような気がするw
9579:2008/02/21(木) 11:41:00 ID:+rX8hyFB0
どもども、コメントありがとうございます。
件の部分は>>91さんのご推察どおりの理由でああいうふうに訳しました。
integrateを「総合」とか「統合」とか一語で訳しちゃって意味が伝わるのかと言うことも含めて実は結構悩みました。

>>93で阿修羅さんがおっしゃっていることも十分わかっているつもりです。
ただ、「〜真実は〜統合されることも可能になる」は日本語としてやや不自然なのも事実。

いっそ「彼らの〜真実に〜辻褄の合った説明を与えることもできる」とかいうふうに、
完全に能動的に訳そうとも思いましたが、そこまで本文の構文を崩してしまっていいのだろうかということもあり、
>>79のような形に落ち着きました。
9669:2008/02/21(木) 12:44:29 ID:gfyjCgvv0
すいません、みなさんのレスを読んでまた粘着したくなりました(苦笑

>能動態にすると積極的支持で読んだ感じが出てしまうでしょ。
>著者は、自分の言動に読者からの反論が予測される場合、
>わざと受身形で書いて、自分の逃げ場を用意しておくもんだろうからね。

たしかにそうですね。「受動」にする理由は91で書いたような単純なものだけでも
ないですね。

ただ、79さんの訳を読んで私はさほど違和感を覚えませんでした。阿修羅童子さんの
レスを読んで改めて読み直すと、

>>79
>こと【も】可能になる。

の辺りに「逃げ場」が訳出されているような気がします。仮にこれを「〜ができる」とすると、
書き手の意思からずれるような気がしました。

以上、反論というわけではなく、私的な感想ということで。
97阿修羅童子:2008/02/21(木) 13:30:53 ID:g1jfObIN0
>>95>>96
そういわれてみて、訳文を再読させていただくと、たしかに、
>こと「も」可能になる。の「も」に、逃げ場がありますね。w

>>95訳の、「辻褄の合った説明ができる」という案、これ、いいじゃないすか。
近づいて-消化して-組み立て直す、というプロセスが日本語1個にみんな
入ってくるし。

勉強になりました。
98アトラス:2008/02/21(木) 14:10:53 ID:UkE9i2WkO
筆者は、
1文目で、great artistsが社会に与える革新的な影響について述べる。

2文目で、great artistsが死んで歳月を経て神聖化されれば、
彼らの芸術性や精神性はやがて社会に受け入れられる、と言う。

3文目では、しかし、great artistsは、生きているうちは、1文目で述べたように、
芸術面でも精神面でも、新機軸を打ち出すので、やはりstatus quoにとって脅威である、
と主張する。

つまり、3文目は、1文目で表明した命題を、2文目の内容を踏まえた上で、
さらに展開させる役割を果たしている。
99アトラス:2008/02/21(木) 14:28:36 ID:UkE9i2WkO
そして、4文目は3文目を具体的に例証しようとする。

という風に考えると、a Cezanne or van Goghは、セザンヌやゴッホのような人、
つまり、significant, living artists(潜在的な意義を有する、現存する芸術家)、
ということになる。
そして、後ろのtheyは、couldという叙想法過去(つまり、内容は現在)が用いられていることを
斟酌すると、a Cezanne or van Goghを受ける。
よって、paintingsは、彼らが描いた絵画ということだから、本物のセザンヌやゴッホが
描いたものではなく、significant, living artistsが描いたもの、である。
100アトラス:2008/02/21(木) 14:42:22 ID:UkE9i2WkO
後は、question what is going on with multi-million dollar prices for paintingsを
どう処理するか。
forの根本義が『対応』にあることを考えれば、そんなに難しいことではない。
つまり、multi-million dollar pricesは、paintingsに、『対応』している、ということだ。
言い換えれば、将来大物になるであろう芸術家からすれば、『本来なら』、
自分たちが書いた絵画に、『割り当てられる』べき「何百万ドルという価格」ということ、
である。
101アトラス:2008/02/21(木) 14:47:46 ID:UkE9i2WkO
よって、問題の部分は、
本来なら(彼らからすれば)自分たちの絵画に『つけられる』べき「お金」の行方
に関して、何が起こっているのか、疑問を投げ掛ける(難癖をつける)、ということになる。
102阿修羅童子:2008/02/21(木) 14:54:34 ID:g1jfObIN0
>>99
叙想法って、昔、森一郎がそう呼んでた。
逸記の汎論でしたっけ?

significant をartists に掛かる形容詞だととると、
そもそも、コンマを挿入する必要がないのでは?

形容詞だと、どうしても、significant に貴殿の言われるとおり
「潜在的な」を込めないと文章が成り立たない。

「たいせつな貴方は、私にはたいせつな人なのよ。」

みたいな文になちゃう・・・。

But(being) significant , living artists...

という 懸垂分詞構文は、一般的ではないという判断で?
103アトラス:2008/02/21(木) 14:57:11 ID:UkE9i2WkO
4文目に関して、ついでに言っておくと、
構造は、
want 人 to・・・ではなく、
want 人 ーingである。

ex)I don't want you coming home so late.

to question以下は、pushingにかかる。
意味は「目的」だが、「結果」で訳しても、問題無いだろう。
104アトラス:2008/02/21(木) 15:12:44 ID:UkE9i2WkO
>>102
前から名詞にかかる形容詞を二つ並べる時、
andでつなぐ方法と、コンマでつなぐ方法がありますが、
andだと重くなるので、コンマが使われるケースの方が多い感があります。

また、上でも述べました通り、
3文目は、1文目の命題を踏襲しています。
そして、greatの代わりに、significantが用いられているのは、
何も同じ語句を繰り返すと文章が単調になるから、という理由からだけではありません。
greatだと、すでに大成してしまっている印象を与えてしまうからです。
105阿修羅童子:2008/02/21(木) 15:13:02 ID:g1jfObIN0
>>101

本来割り当てられるべき、
という主張が前提なら、
「疑問」は投げかけられないでしょ?

生前に割り当てられるべき、
なのに、
死んでから割り当てられる不当への「疑問」。

さらに、そこには、芸術家自身も気がつかない、非芸術の部分、
つまり、需給関係によって値段が決まるという financial
な面が欠かせません。

今生きている画家は、死ぬまでに絵を量産しうる、
しかし、死んだ画家の絵はマーケット流通量が有限。
死んでから評価されるということには、本業以外に
希少価値という需給評価が入ってくる。
このことには、生きている画家は気がつかない。
需給から言えば、描けばかくほど単価は下がる。
(リトグラフが好例)
106アトラス:2008/02/21(木) 15:19:38 ID:UkE9i2WkO
>>104続き
一方で、
significantは今でこそ「重要だ」という語義が主流になっていますが、
本来は、「何らかの意義を秘めている」という語義です。
これらのことを考慮した上で、significantを筆者は使ったのだと思われます。
107アトラス:2008/02/21(木) 15:32:25 ID:UkE9i2WkO
>>105
4文目は、3文目の具体例です。
つまり、本物のセザンヌやゴッホや、過去の大芸術家を
話題にしているわけではありません。

今生きている芸術家は、とりわけ自信過剰な類の芸術家は、
自分が造り出した絵画こそ、最も価値があると思っているはずです。
なのに、その絵画に高値がつけられることはない。
他の絵画に高値がつけられる。
したがって、本来なら、自分の絵画につけられるべき(だと彼らが思っている)高値が
他のところに行ってしまうのを防ぐために、オークションの会場に足を運ぶのです。
108阿修羅童子:2008/02/21(木) 15:42:41 ID:g1jfObIN0
>>106
なるほど〜。
>>107
おもしろい。

ただ、それなら、
自称・セザンヌ、自称・ゴッホも
論に含まれてしまいます。
著者は、後生に評価される運命の芸術家に
悔しい科白を吐かせたくはナイと言っています。

本人の自己評価の正当性で無く、
同時代人の評価の妥当性を論じたいのでは?
109アトラス:2008/02/21(木) 16:39:41 ID:UkE9i2WkO
今東進に登録して、立教の問題を読みました。
で、4文目は皮肉になっていますね。
同時代の人間の誰が、a Cezanne or van Gogh ... at allのような事態を、
欲しがるのか?(同時代の人間はそんなことは望まない)、
ということですね。
そして、筆者は、同時代の人間から評価されない将来の大家に、
肩入れをしている。

ということは、forは『対応』だと思います。
革新的な思想を持った、将来の(=時代が追いついた時の)大家が描いた絵画に、
同時代の人間が評価しない故に、
『対応』するべき高値(=正当な値段)がつかない。
110アトラス:2008/02/21(木) 16:51:27 ID:UkE9i2WkO
>>109(続き)
そういう不当な評価に対して、将来の大家は
難癖(←同時代の人間からの視点)をつけに行くが、
同時代の人間は皆、保守的な故に、そんなことは迷惑以外の何物でもない、
ということですね。

次の段落で、
「芸術家は、苦難から傑作を産み出すのだから、
苦しみ抜いた方がいい」ということを主張する人たちを、
ナンセンスだと切り捨てていることからも、
Whoで始まる文章が、同時代の人間の視点から書かれており、
且つ、それを筆者が皮肉っている、ということが、
分かります。
111阿修羅童子:2008/02/21(木) 17:08:30 ID:g1jfObIN0
えっと?皮肉ってましたっけ?
金銭に拘泥しない芸術家の矜持と、
芸術に対する鑑識眼への啓蒙、
って感じだったと思いましたが・・・
今夜もういっぺん、前後読み直しますわw


112アトラス:2008/02/21(木) 17:17:37 ID:UkE9i2WkO
それと、significantのところについては、
発言を撤回します。

書き込まれた英文だけを見ていると、
並列にしか見えませんでしたが、
東進の問題文を見ますと、前の段落で、
their timeless significanceという語句があります。
これを考慮すれば、
But significant, ...は、分詞構文です。(或いは、自由付加詞。)
意味は、『逆接』です。
「生きている芸術家は、
時代に関係なく重要ではあるけれども、
同時代の人間のstatus quoにとって、脅威であることに変わりはない」、
ということですね。

前後関係を確認するべきでした。
113腹詮索:2008/02/21(木) 17:22:01 ID:ppPv6D7M0
変革をもたらす芸術家は同時代のひとびとに恐れられ、それゆえに無視され
その価値をみいだされることはなかった。
上記された文の前の段落をまとめてみましたがどうですか
あまりにもハイレベルの解釈教室に唖然としております。ときどきでいいので
ぼくレベルまでおりてくださいね本日は立教の文にこだわりたい
ほんとうに眠れなかったのです。
114アトラス:2008/02/21(木) 17:36:49 ID:UkE9i2WkO
>>113
色々と議論したいんですが、
IDを見てもらっても分かるように、
携帯からなんですよ。(一番最後が、0でなく、O。)
携帯の契約がパケット単位になっているので、
書き込めば書き込むほど、お金がかかってしまいます。
結構書き込んだので、恐らく、五百円から千円くらいのロスが
出ているものと思われます。
早く規制解除されないかな…。
115腹詮索:2008/02/21(木) 17:41:17 ID:ppPv6D7M0
>>114
ほんとだ、失礼しました、無理なさらないでくださいね
規制多いですね、ちんぽさんもまた規制かな?是非合格していただきたいのですが
116阿修羅童子:2008/02/21(木) 17:44:35 ID:g1jfObIN0
>>113
よっしゃ、ゆっくり逐語訳していこうぜ。
最後に、標題つける設問あったように思ったんで
それを確定しよう。

>>114
ケータイ!それは気づきませんでした。
配慮が足りませんでした、申し訳ない!
やっぱ、和訳は文脈がないといかんですね。
乙です。特に、指w
117腹詮索:2008/02/21(木) 18:01:50 ID:ppPv6D7M0
>>116
ありがとうございます
エッセイのタイトルはハと二は即消去してイとロで迷いましたが
永遠の真実なんて求めてないだろ、ということでイにして轟沈ですね。
118アトラス:2008/02/21(木) 22:11:32 ID:UkE9i2WkO
色々と考えてみましたが、
significant, living artistsは、やはり、並列の方が良さそうです。

英文の初めの方に目をやりますと、
どうも筆者は、芸術家全てを持ち上げてはいないです。

芸術家の中にも、物質な事柄ばかりに心を奪われてしまう者や、
新機軸を打ち出さずに時代の流れに迎合する者が、
どうやら存在するみたいです。

また、アートディーラーは、感情を強く打ち出す芸術家を嫌う、
とも言っています。

そして、真の芸術家は自らの時代の先を行き、
同時代の人間が恐れをなすのは、そのような真の芸術家です。
119阿修羅童子:2008/02/21(木) 22:19:32 ID:2TlhWNmw0
(2008・立教・文)
タイトルはまっぺん読み込んでから決めよう
とりあえず、冒頭からちょっとだけ直訳で。

1)Despite the common humanity linking all people, artists are
a different breed.

2)They spend a lifetime as representatives of mankind's search
for meaning, truth and beauty, translating into art their feelings
and observations of the world that non-artists barely notice.

すべての人をつないでいる共通の人間性にもかかわらず、芸術家は
異なる人種である。(共通の人間性にてつながっているにもかかわらず、
芸術家というものは、ちょっと我々とは異なる人種である。)

彼らは、非芸術家がほとんど察知できない世界に対する彼の感性と観察
を芸術に変換することで、人類が意味と真実と美を探究することの代理人
として生涯を費やす。

that の先行詞はthe world か、their feelings and observations か、
という点ですかね、問題は。
120アトラス:2008/02/21(木) 22:24:25 ID:UkE9i2WkO
>>118続き
よって、
同時代の審美的、精神的、経済的状況に脅威を与える存在
として、適格性があるのは、
「現存する芸術家」ではなく、
「現存する『本物』の芸術家」でなけなりません。

significantを分詞構文、或いは自由付加詞という形で
独立させてしまいますと(逆接、順接、条件、いずれにしても)、
status quoに脅威を与えられなくなる、
と思われます。

他の皆さんはどのように解釈なさるのか、
分かりませんが、
僕の解釈は、【並列】ということにします。
121阿修羅童子:2008/02/21(木) 22:24:41 ID:2TlhWNmw0
>>118
被っっちゃたね、かんにん。
そういや、そんなことも書いてあったなあ。

とりあえず、全文、検討しましょう。少しずつ・・。

ケータイ恐縮!
122アトラス:2008/02/21(木) 22:27:38 ID:UkE9i2WkO
>>121
こちらこそ、すみません。
123阿修羅童子:2008/02/21(木) 22:31:17 ID:2TlhWNmw0
3)While art's importance to civilization is well recognized,
you can't eat art, sleep on it, or keep the rain off with it.

文明への芸術の重要性はよく認識されているのに、芸術で腹を満たす事も、
芸術を枕に寝ることも、芸術で雨をしのぐことも、できない。
124腹詮索:2008/02/21(木) 22:37:36 ID:ppPv6D7M0
>>123ここまでは十分理解できる英文です
ゆっくりどうぞ、たのしみ!
125阿修羅童子:2008/02/21(木) 22:51:04 ID:2TlhWNmw0

4)This essentially poetic, spiritual basis of art and humanity's
lack of artistic understanding set artists apart from the rest of
the world.

この本質的に詞的で精神的な芸術の根幹と、人類の芸術理解の欠如とが、
芸術家達を世界のなかで孤立させている。

apart from the rest 他と切り離して、という副詞句
126腹詮索:2008/02/21(木) 23:08:20 ID:ppPv6D7M0
>>125
このpoeticから迷走がはじまりましたね、なぜ急に詩がでてくるのかと
あとhumanityを人間性と訳して芸術家は人間性が欠落してるだから孤立する
と深みにはまっていったのです。
127阿修羅童子:2008/02/21(木) 23:30:35 ID:TWOK/YV/0

5)In extreme cases , such separateness can result in isolation,
conflict, and death.

6)In a more pleasant scenario, artists may be elevated to culture
heroes if fortunate and their work supports the positive or negative
beliefs of the leaders of society.

極端な場合、そのような隔絶は、孤立と葛藤の末に、死に至らしめることにも
なりかねない。

より快いシナリオでは、芸術家は、幸運なら文化ヒーローに押し上げられて、
彼らの作品は、社会のリーダーの正負両面の信任を味方につけることになる。

*negative belief をサポートすることがmore pleasant に含まれることの
意味が疑問ですが・・・。
128阿修羅童子:2008/02/21(木) 23:37:25 ID:jCc3Yk530
>>126
humanity って、まず、「人・人類」って訳さないとあかんねんね。
ところが、1)のhumanity は、迷って迷って、仕方なく「人間性」と
しました。
こころの中ではhumanity=人、なんだけど・・・。ここは、突っ込まれるかもな(汗。
12969:2008/02/21(木) 23:40:47 ID:gfyjCgvv0
>>127
negative beliefというのは、ナチスで評価された芸術のようなことではないでしょうか。
pleasantというのはartistsにとってということですから、6)との比較だと思います。
130腹詮索:2008/02/21(木) 23:41:04 ID:ppPv6D7M0
>>127ここらへんは問題ないですね、社会と接点があるということで
より良いシナリオと表現してるのかな
13169:2008/02/21(木) 23:54:55 ID:gfyjCgvv0
訂正
>>129
×6)との比較だと思います。
○5)との比較だと思います。

芸術家は孤立するものである
⇒5)極端な場合、その孤立によって【芸術家は】死ぬこともある。
⇒6)、好ましい場合としては、【芸術家】の作品が指導者の信念のサポータなることもある。

こんな感じ。
132阿修羅童子:2008/02/21(木) 23:55:32 ID:b32zFaaN0

7)A profound, poetic society, spiritually developed and humanistic,
may recognize an artist like Michelangero or Leonardo da Vinci.

深遠で詞的な社会は、精神的に発達し人道的であって、芸術家とは、
ミケランジェロやダ・ヴィンチのようなひとを指すものだと認識している。

*昨日のお二人もちょっと言及していたし、今日もアトラスさんが
言うように、この著者、形容詞2連発コンマはさみ、が、文の癖だね。
タイプしていて気がついた。やっぱ、「significant, living〜」 は
「重要で、生きている〜」
だわ。

チャングムみたいで悪いが、いいとこで、つづきは明日にしましょう。
おかしいところ、明日拝聴w

みなさま、詮ちゃんも、お疲れ様です。
立教は、徹底的に読みつぶしたる。
133阿修羅童子:2008/02/22(金) 00:00:56 ID:b32zFaaN0
>>130
そうだろう、そうだろう。

>>131
おお、いいねえ。
ナチの芸術、確かに世界中のネガティヴをサポートしそう。
気がつかなかった・・。
134腹詮索:2008/02/22(金) 00:09:37 ID:aHxpqI2L0
おつかれさまです、ここからまたなにいってんの?となるのです
ありがとうございました
13569:2008/02/22(金) 00:17:46 ID:ySjECgsT0
よければ、続きをやりますがどうでしょうか。失礼になるかな?
136腹詮索:2008/02/22(金) 00:24:35 ID:aHxpqI2L0
すこしでもはやくよみすすめたいです僕は!!
13769:2008/02/22(金) 00:33:49 ID:ySjECgsT0
ところで、significantについてはアトラスさんの解釈で、すごく腑に落ちました。
特に>>104はなるほどと思いました。

しかし、「paintings they could 〜」の「they」についての解釈は違うように思います。

>>107
>今生きている芸術家は、とりわけ自信過剰な類の芸術家は、
>自分が造り出した絵画こそ、最も価値があると思っているはずです。
>なのに、その絵画に高値がつけられることはない。
>他の絵画に高値がつけられる。
>したがって、本来なら、自分の絵画につけられるべき(だと彼らが思っている)高値が
>他のところに行ってしまうのを防ぐために、オークションの会場に足を運ぶのです。

このように解するからこそ、「they」を「今生きている芸術家」と考えることはできないのでは?
「paintings they could only sell in their lifetimes for a very small amount of money」の部分を
「they=今生きている芸術家」として訳してみます。couldはアトラスさんの言うように「仮定法」にします。

(A)私が生きている間は、二束三文でしか売れないであろう私の絵

どうでしょうか?おかしくないですか?直前のforを

, if they could sell them at all?

13869:2008/02/22(金) 00:35:53 ID:ySjECgsT0
すいません、まちがって「書き込む」を押してしまいました(汗
>>137は無視してください。そのうち書き込むかもしれませんが。

>>136
では、やれるところまでやってみます。内容に意味不明な部分があれば聞いてください。

ちなみに、登録会員にならなくても、ここで見れちゃいます。
http://www.toshin.com/sokuho/univ.php?univname=%CE%A9%B6%B5%C2%E7%B3%D8&gakkaname=&gakubuname=%CA%B8&housikiname=
13969:2008/02/22(金) 00:39:12 ID:ySjECgsT0
8)If the leaders lack moral values and think only of material things, then artists with those characteristics
will gain fame and riches.

指導者が道徳的価値観に欠け、即物的なことしか考えない人であった場合は、
そんな特質を持った芸術家が名声と富を手に入れるだろう。
14069:2008/02/22(金) 00:41:51 ID:ySjECgsT0
9) It is also true that great artists can arise naturally, independent of social climate.

偉大な芸術家は、社会的な風潮に無関係に、頭角を現すように生まれついていることも、また真実である。
141腹詮索:2008/02/22(金) 00:47:44 ID:aHxpqI2L0
>>140
climateを天候、気候と訳してしまいました、転じて社会の空気と読みました。
問題ございません
14269:2008/02/22(金) 00:52:04 ID:ySjECgsT0
>>141
私は、「わからない部分」が出てきたら、その「分からない部分」に固執しないで、逆に
「分かっていること」を確認するようにしています。

この場合、「social climate」はたしかに面食らうのですが、「climate」はともかく、「social」と
あるので、それまで述べられてきた「社会のリーダーの思想をサポート」や「社会から隔離」との関連から、

⇒そういったsocialなclimateとは関係なく、偉大な芸術家はariseするのだ

と意味をとりました。
14369:2008/02/22(金) 00:57:09 ID:ySjECgsT0
10)In most cases, artists walk through life in a middle-of-the-road existence,
always facing financial ruin.

たいていの場合、芸術家は生涯を通じてa middle-of-the-road existence(*)出歩き、
常に経済的破滅に直面している。

(*)は意味がわかりませんでしたが、あえて辞書は調べませんでした。受験生も熟語として
暗記していた人はほとんどいなかったと思います。always以下に書いてあることとおそらく同内容
なのだということが感じられれば充分ではないでしょうか。

おそらく「道半ば」ということですから、「ゴールにたどり着いていない」「成功途上」といった
ところでしょう。ですから、finanncial的に苦しいわけです。
14469:2008/02/22(金) 01:00:48 ID:ySjECgsT0
11) Or they follow the fasshions of the day, turning out products to meet art market demand.

あるいは(逆に)、時の流行に迎合し、アート市場の需要にあった製品を作るのです。
14569:2008/02/22(金) 01:05:24 ID:ySjECgsT0
12)A well known New York art dealer once said, "If Rembrandt walked into my gallery today, I couldn't give him a show.

よく知られたニューヨークのアートディーラーが、「もしレンブラントが私のギャラリーに
入ってきても、私は彼にチャンスを与えることはできないでしょう」と言ったことがあります。
14669:2008/02/22(金) 01:10:07 ID:ySjECgsT0
13) The "reasoning" behind this absurd statement was that the dealer already had too many artists
-the common excuse for not taking on serious artists.

このふざけた話の「理由」は、そのディーラーはすでに抱えきれないほどの芸術家を扱っていたというものです。
(それは、重要な芸術家を見逃した際に、よく使われるいい訳ですが)
14769:2008/02/22(金) 01:15:43 ID:ySjECgsT0
14) To which we might reply, "Yes, you have too many artists. Too many awful artists.
Make room for some good ones."

それに対して、私たちは以下のように反応するかもしれませんね。「たしかに、君が抱えてる芸術家の
数は多すぎる。ひどい芸術家が多すぎるということだけどね。(ひどくない)いい芸術家にも空きを作りなよ」
148腹詮索:2008/02/22(金) 01:23:10 ID:aHxpqI2L0
middle-of-the-road はいわゆる社会のど真ん中を生きていると解釈してました
でもそうするとお金にこまるという文章とつじつまがあいません、よくわかりました。

13)のthe common excuseが全くわかりませんでしたなるほど、そういう意味でしたか
14969:2008/02/22(金) 01:26:22 ID:ySjECgsT0
147の「To which」は関係代名詞の継続用法の一種です。先行詞は前の文の内容(理由の部分)です。
本来なら、「 〜 on serious artists, to which 〜」と前の文に「,」で続けるべきですが、このように
ピリオドで切る場合もあります。これは知らないと、やや戸惑ったかもしれません。
150腹詮索:2008/02/22(金) 01:31:59 ID:aHxpqI2L0
>>149
とまどいました、とまどった、なるほどその理由にたいして我々はこう返事するかも・・
ですね
15169:2008/02/22(金) 01:34:43 ID:ySjECgsT0
>>148
>middle-of-the-road はいわゆる社会のど真ん中を生きていると解釈してました

「分からない部分」が出てきた時に、「思い出そう」としたり、「この分からない部分を明確にしなきゃ(汗」
と頑張ってしまうと、たいてい解釈を間違えます。

繰り返しになりますが、私は「分からない部分」はそのままにしておきます。数学の「x」のような感じで、
「middle-of-the-road」とそのままにするわけです。つまり「未知数」として閉じ込めておくわけです。

「よく分かっていない」ということだけをしっかり確認して、あとは「分かっている部分」に意識を集中します。
その「分かっている部分」を「移行」したり「掛けたり割ったり」するわけです。

そうすれば、最終的に「x=〜」と答えがでてきたり、あるいはその「x」に無関係に答えが出たりします。
15269:2008/02/22(金) 01:35:39 ID:ySjECgsT0
15)The dealer's other reason was that Rembrandt was too"hot", expressing intense feelings in his work, while the dealer
only echibited-and could only accept psychologically-the "cold" art of simple popular painting.

ディーラーのもうひとつの理由はレンブラントが、自分の作品に強い感情を込める、
あまりに「熱い」芸術家だが、そのディーラーは、シンプルで人気のある絵の「クールな感じ」
しか展示しないし、心理的に受け付けないというものでした。
15369:2008/02/22(金) 01:39:44 ID:ySjECgsT0
16)There is no doubt that the genuine artist is ahead of his or her time.
Most humanity is at least a generation behind the gratest artists.

天才的芸術家というものは時代を先取りしているということは疑いようがない。
人間は少なくとも一世代は偉大な芸術家に遅れを取っているのだ。
15469:2008/02/22(金) 01:53:58 ID:ySjECgsT0
17)The irony and horror, of course, is that, with amazing regularity,
thise bringers of truth are condemned or ignored by their contemporaries
out of fear or ignorance-fear of the insights and changes the artist is bearer of,
and ignorance of their timeless significance.

当然、皮肉なことで恐ろしいことでもあるのだが、驚くほど決まって(=驚くほど必ず)、
真実をもたらす人たち(=芸術家)は、同時代の人たちから非難されたり、無視されたりする。
それは恐れや無知によるものである。芸術家がそれのbearerである洞察や変化に対する恐れ(1)、
芸術家の時代を超えた重要性に対する無知ということである(2)。

(1)は先行詞the insights and changesで、the artist is bearer ofが接触節です。
changesを動詞と考えても上手くつながらないこと、is bearer ofの目的語がないことから
気がつきたいところです。「be bearer of 〜」の意味は、やはりほとんどの受験生は知らないのでは
ないでしょうか。私も今知りました。それでも「芸術家が〜な洞察や変化」という構造がわかれば、
90%以上わかったようなものでしょう。

(2)timelessはpricelessのようなことでしょう。
15569:2008/02/22(金) 01:56:00 ID:ySjECgsT0
Great 〜 at all

省略
15669:2008/02/22(金) 02:02:37 ID:ySjECgsT0
18)One sometimes hears the shameful nonsense that it is better for artists to suffer
because it forces them to work and to produce better work.

芸術家にとっては苦労するほうがいいのさ、だって、そうすることで頑張ってよりよい作品が作れるから、
という恥ずかしいほど意味不明なことを聞くことがある。

19)As if the artist were an extremely strange creature that doesn't feel the way
"real" human beings do

まるで、「本当の」人間が感じるようには感じることができない、極端に奇妙な生き物なのが
芸術家であるかのように。
15769:2008/02/22(金) 02:08:22 ID:ySjECgsT0
20)Artists who happen to be poor, like van Gogh, produce in spite of the terrible strain
of not knowing where the next dollar is coming from, not because of it.

ゴッホのような、たまたま貧しい芸術家も、明日の収入さえ知らない「にもかかわらず」創作するのであって、
明日の収入を知らない「ことを理由に」創作するのではない。
15869:2008/02/22(金) 02:12:18 ID:ySjECgsT0
まだまだありますね。ここまでにします。少し飽きてきました。すいません。

これまでで、あるいはこれ以降で不明な点があれば聞いてください。
またやる気が出てくるかもしれません。
159腹詮索:2008/02/22(金) 02:20:05 ID:aHxpqI2L0
17)が一番理解できなかった段落ですbringerが芸術家なのかあ。
恐れと無知をそれぞれどういったものかを説明しているのですね
16069:2008/02/22(金) 02:29:09 ID:ySjECgsT0
>>159
そこは、冒頭の

They spend a lifetime as representatives of mankind's search
for meaning,【truth】 and beauty, translating into art their feelings
and observations of the world that non-artists barely notice.

とも関わってきます。「artist」は普通の人とは違う、ということが終止述べられているわけですが、
その違いがどこにあるのかについて、この著者は「私たちの代わりに真実を追究する」と考えているわけです。

その「真実」が、時代に合わないために非難されたりすることもあるわけです。皮肉なことに。

>>117ともかかわりますね(失礼)
161腹詮索:2008/02/22(金) 02:30:40 ID:aHxpqI2L0
such a questionのところですね、非常に不明瞭です
おつかれさまでした
16269:2008/02/22(金) 02:53:03 ID:ySjECgsT0
>>107
>今生きている芸術家は、とりわけ自信過剰な類の芸術家は、
>自分が造り出した絵画こそ、最も価値があると思っているはずです。
>なのに、その絵画に高値がつけられることはない。
>他の絵画に高値がつけられる。
>したがって、本来なら、自分の絵画につけられるべき(だと彼らが思っている)高値が
>他のところに行ってしまうのを防ぐために、オークションの会場に足を運ぶのです。

その解釈からは、「they」を「今生きている芸術家」と考えることはできないはずです。だって、
そう解すると「その絵画に高値がつけられることはない」どころか、何百万ドルもの値段がついている
ことになりませんか?

「multi-million dollar prices for paintings they could only sell in their lifetimes for a very small amount of money」
の部分を 「they=今生きている芸術家」として訳してみます。couldはアトラスさんの言うように「仮定法」にします。

⇒私が生きている間は、二束三文でしか売れないであろう私の絵に対応する何百万ドル

どうでしょうか?おかしくないですか?「二束三文でしか売れない」のですか?それとも
「何百万ドルもの値段がついている」のですか?一体どちらなのでしょうか?

アトラスさんの解釈は、

⇒what is going on with a very small amount of money for paintings they could only sell
in their lifetimes for multi-million dollar prices 〜

という英文に対する解釈だと思います。

そもそもオークションに二束三文の作品が出品されると考えるのがおかしい気がします。
しかもelegantなオークションハウスなのですから。したがって、ここのtheyは「死後、その作品が
高値で取引されるようになった画家」と考えるしかないのです。
163阿修羅童子:2008/02/22(金) 08:38:40 ID:CIhFwkdH0
やあやあ、おふたりとも、おつかれ〜
夜の弱い私には、この、以心伝心が助かる〜

7)8)為政者にひいきされた芸術派はヒーローになれるが、
焚書こうじゅうに遭った芸術派浮かばれなくなる。芸術の正当な評価
がなされない怖さですね。
10)
middle-of-the-road :中道。周囲に惑わされない芸術家の「わが道を行く」精神
ってこってすね。これが、「魔都の群盲」です。

17)これは、難所ですねえ。
with amazing regularity は、うまく捉えてある。名詞化表現。
by which we should be regularly amazed かな。
164阿修羅童子:2008/02/22(金) 09:32:41 ID:CIhFwkdH0

ここまでの総括は、キーワード「bearerベアラー」ってことね。
165アトラス:2008/02/22(金) 11:26:46 ID:AtgMwv8FO
>>162
そもそも、paintingsがオークションに出品されている、
という前提がおかしい。
what is going on with multi-million dollar prices for paintings they could sell ...
において、中心となっているのは、what is going on with multi-million dollar prices。
withは『対象』を表す。
つまり、「multi-million dollar pricesに関して[を巡って]、何が起こっているのか」、ということ。

for以下は、multi-million dollar pricesを
具体的に説明するために、付け足されたようなもの。
166アトラス:2008/02/22(金) 11:43:37 ID:AtgMwv8FO
>>165続き
英文の筆者が言うように、同時代の人間は本物の芸術家を評価しない。
それ故に、彼らの描いた絵は「たとえ売れるにしても、
生きているうちは、二束三文でしか売れない」という事態が生じる。
そんな絵に『対応』する(あくまで、「対応する」であって、
実際にその高値がつけられるわけではない)
何百万ドルの値段に関して、一体どのような展開がなされているのか、
その成り行きに、彼らは、疑問を呈する、ということです。

焦点が何処に当たっているかを考えれば、
for以下が付け足しであることが分かると思います。
167アトラス:2008/02/22(金) 12:05:23 ID:AtgMwv8FO
オークション会場において、問題となっているのは、
あくまで、『お金(或いは、値段)』。

そして、そのお金は、本来なら、
同時代の人間からの評価が低い故にオークションに
出品することさえ出来なかった彼ら本物の芸術家が描いた絵画に、
割り当てられるべき『お金』だ、
ということ。

それと、
they=a Cezanne or van Goghであり、
そして、a Cezanne or van Gogh=significant, living artistsです。
よって、「今生きている芸術家」ではなく、
「本物の(=genuine=significant)、今生きている芸術家」です。
168アトラス:2008/02/22(金) 12:12:51 ID:AtgMwv8FO
正直、>>107では、説明の仕方、例え方が悪かったと思います。

また、途中で意見が変わったりしているところもあります。

そういうわけで、こちらの意図が伝わらなかったところもあります。

そのことにつきましては、お詫び申し上げたいと思います。
169阿修羅童子:2008/02/22(金) 12:20:17 ID:CIhFwkdH0
アトラスさん、
主張はよく伝わっております。
ご安心下さい。
携帯電話が、恐縮で恐縮でw
170阿修羅童子:2008/02/22(金) 12:40:57 ID:CIhFwkdH0
とりあえず、最後まで読んでしまいます。すみません。

21)Think of all ill, homesick, 55-year-old Gauguin dying on a tropical
  island, the last painting on his easel, a snow-covered cottage
  last turned upside down at a sale of studio contents and sold as a
  waterfall by a clever art dealer.

考えてもみたまえ。病気をし、帰郷にあこがれつつも、55歳で熱帯の孤島で死んだ
ゴーギャンのことを。彼のアトリエのイーゼルに立っていた遺作「雪の日の小屋」の絵。
ガレージ・セールで上下ひっくり返されて、利にさとい画商が「滝」の絵だ、と言って、
売りとばしたんだぜ。

*「Think of all〜」〜のことを考えて見てごらん。



171阿修羅童子:2008/02/22(金) 13:12:31 ID:CIhFwkdH0
22)
Was Gauguin better off as an artist and human being because of
his suffering?
Not likely.
ゴーギャンはその病をしたからといって、芸術家として、あるいは、人
として裕福であったか?
そんなはずはない。(* be better off 裕福・幸せである)

23)
Would any comfortable middle to upper-middle to upper class
individual or family want to trade places with him?
Not likely.
快適に暮らしている中流から上流の個人・家族で、彼の立場に代わって
みたいというひとがいるだろうか?
あるはずはなかろう。
172阿修羅童子:2008/02/22(金) 13:25:48 ID:CIhFwkdH0
ちょっと、犬の散歩に行ってきます。
173阿修羅童子:2008/02/22(金) 14:40:21 ID:CIhFwkdH0
24)
Such a question can just as well be asked of the men and women throughout
history who devote their lives to the search for, and expression of,
the timeless truth by which humanity must live if we are to remain and humane.
25)
In a world concerned with financial issues, power, prestige, keeping up
with appearances and the conversations of life, what kind of people are
these artists?
26)
They are willing to go off in a completely different direction in order to
express the poetry in their souls that echoes the poetry they see in the
common things of daily life and the endless spaces between the stars.
27)
These magnificent artists do not, cannot―could not― live by bread alone.
28)
They seek a clue, a link , a unity with the greatness of life, of
nature and of man through forms and images in paint and stone as true
as the world itself.
29)
What an attractive, rewarding and dangerous task this is.
174阿修羅童子:2008/02/22(金) 14:44:53 ID:CIhFwkdH0
設問【本文のタイトルにふさわしいのはどれか?】

イ。芸術史と経済史の間の対比(パラレル、平行な関係)
ロ。芸術家は真理を希求する
ハ。人が病む真の理由
ニ。偉大なる画家(ペインター)の生涯
175アトラス:2008/02/22(金) 16:32:34 ID:AtgMwv8FO
http://www.jessieevans.com/essays/essay008.html

検索したら、原文が出てきました。
176アトラス:2008/02/22(金) 16:44:41 ID:AtgMwv8FO
じゃあ、答えは『二』になるのか…。
177阿修羅童子:2008/02/22(金) 16:52:28 ID:CIhFwkdH0
>>175
おおっと、ドン・グレイ(誰よ?)の
『芸術家の人生』(The Artist' Life)というタイトルですねえ。
しかも、原文から中抜きしてあるwwww

イ。は「パラレルな関係」と言いがたいので×
ハ。は、真っ先に×

残るはロか?ニか?東進はロ。を正解に推している。
芸術論ではあるけれど、出てくるのは画家オンリー。
中抜きはしてあるけど、基本ほぼ原文どおり。
原文タイトルは「芸術家の人生」。

178アトラス:2008/02/22(金) 17:00:58 ID:AtgMwv8FO
僕も『ロ』だと思ったんですが…。

芸術家の人生、と言えば、
まあ確にそうですが、
文章全体の調子からして、
真理探求に重点が置かれていると、
思ったんですが…。

eternalにしても、timelessという語がありますし。

まだまだ読解力が足りないですね、僕は。
179阿修羅童子:2008/02/22(金) 17:07:02 ID:CIhFwkdH0

ロでいいと思いますが・・・。
180腹詮索:2008/02/22(金) 17:08:16 ID:aHxpqI2L0
24)このような質問は世の男女に生涯を通して人間愛によって時を超越した
  真理を求め、表現し、ささげましたかと尋ねるようなものだ

阿修羅さん、69さん アトラスさんおつかれさまです
答えもろ二じゃないですか。
181腹詮索:2008/02/22(金) 17:20:31 ID:aHxpqI2L0
26)
お金、権力、名声にかかわる世界では人生の体裁や世間話に躍起になり
そんな世界にいる芸術家は一体どんな芸術家なのか。
182阿修羅童子:2008/02/22(金) 17:32:45 ID:CIhFwkdH0
24)
このような疑問は、我々が人間的にあり続けたいのならその人間に必須たる
時代を問わぬ真理を希求し、表現することに全生涯をささげる男女に、いつの
時代にも要求されるべき疑問である。

can just as well好都合である、〜するほうが良い
ask of 人;人に要求する

直訳するとこんなかな。

(ニ)が×の理由はもともとないし、原文タイトルが「これ」だからと言わ
れると誰も反論できないけど・・・・。
全く文章を読めずに、雰囲気だけで(ニ)にマルをつけた人と、
苦労して読んで、(ロ)を選ぶには真理追求の内容に踏み込んでいないから
あえて(ニ)にした人、2通りが出てきてしまうねえ。
後者の苦労が報われなくないかなあ・・・。
183腹詮索:2008/02/22(金) 17:32:57 ID:aHxpqI2L0
タイプミスです、上記訳は25になります

26)
彼らはすすんで己の魂の詩を表現するため、完全にちがった道を降りる
その魂の詩とは日常の生活にふつうに見られるものであり、星と星の間の
無限の空間にこだまするものなのだ

27)偉大な芸術家はパンのみによって生きてはいないし、生きることも、また
 生きてもこられなかったであろう。
184阿修羅童子:2008/02/22(金) 17:38:18 ID:CIhFwkdH0
25)
お金、権力、名声、人生のこのようなうわべとしきたりを追いかける世界に
おいては、いったい誰がそのような芸術家たり得よう?
185腹詮索:2008/02/22(金) 17:43:13 ID:aHxpqI2L0
>>182
むずかしい、いってることもむずかしい
ありがとうございます
186阿修羅童子:2008/02/22(金) 17:59:03 ID:CIhFwkdH0
26)
彼らは、自分の魂のなかの詩を表現するに当たっては、凡人とはまったく
異なった方向へと積極的にハズレてゆく。それは、ありきたりの日常事物に
こだまするとおぼしき詩であって、宇宙の果てまで響きあってゆくのだ。

だいぶちがうかなあ?that 以下が雰囲気訳w
187腹詮索:2008/02/22(金) 17:59:45 ID:aHxpqI2L0
27)
彼らは素晴らしい人生、自然、formや絵画のイメージをとおして人間などにたいする
ヒント、関係、そして一体感を求めてそして世界その物と同じ真実に一石を投じる。

formとstoneの意味がはっきりいってつかめません

28)芸術家とはなんと魅力的でやりがいのあるそして危険な仕事なのか 

つかれました、ぼくのわがままお許しください

188腹詮索:2008/02/22(金) 18:03:17 ID:aHxpqI2L0
>>186
前置詞がinですので内から外へとgo offすると読んでみました
189大学への名無しさん:2008/02/22(金) 18:08:01 ID:imV7NjMD0
190阿修羅童子:2008/02/22(金) 18:18:52 ID:CIhFwkdH0
>>188
ああ、そうかもしれませんね。

stone は彫刻の石でしょ。form の意味、わかりますよね。
191腹詮索:2008/02/22(金) 18:29:58 ID:aHxpqI2L0
>>190
構図ですね
世界そのものを絵画、彫刻などでその真理を表現するということかな
192阿修羅童子:2008/02/22(金) 18:54:01 ID:CIhFwkdH0
27)
偉大な芸術家は、パンのみで生きているのでなく、
生きていけるのでもなく、たぶん、生きていけない
だろう。

28)彼らは、絵や彫塑の形やイメージを通して、
人生、自然、そして人間についての偉大さへの
糸口、連結、一体化を求めている。世界そのもの
と同じくらいの真実の。

as true as のtrueの係り手が特定できてないんですが、
とりあえず・・・。
193阿修羅童子:2008/02/22(金) 18:55:26 ID:CIhFwkdH0

最後の文は、コナン君の言うとおりですね。
194阿修羅童子:2008/02/22(金) 19:07:09 ID:CIhFwkdH0

the greatness (of life),(of nature) and (of man) / through 〜

「松、竹、and 梅」、だね。ご丁寧に全部にオブつき。
195腹詮索:2008/02/22(金) 19:16:34 ID:aHxpqI2L0
>>194
ありがとうございました、おつかれさまでした
196阿修羅童子:2008/02/22(金) 19:26:02 ID:CIhFwkdH0
>>195
おつかれさまでした。
19724について:2008/02/23(土) 01:13:15 ID:UaC6c18C0
Such a question can just as well be asked of the men and women throughout
history who devote their lives to the search for, and expression of,
the timeless truth by which humanity must live if we are to remain and humane.

「just as well」は副詞ですから、とりあえず後回しにすると、「Such a question can (just as well) be asked of 〜」
の部分は「そのような質問は〜に対してされうる」という意味です。「ask 人 O ⇒ ask O of 人」を受動態にしているわけです。

「of 〜」以下の意味は、「時代を超えた真実の探求・表現に人生をささげた人たち」ということです。

「by which humanity must live if we are to remain sane and humane」は「the timeless truth」を説明しています。
「もし正気で人間的であるつもりがあるなら、人間はそれによって生きる必要がある(そういう真実)」ということです。

つまり、一般の人はthe timeless truthを探求するために人生を捧げたりはしないわけです。そういったことに人生を捧げるのは
一部の人です。しかし、the timeless truthというのは、一部の人だけに必要なものではなく、人間一般に必要なことだ、ということです。
そう思わないのはinsaneだよ、ということです。

ところが、やはり一般の人はそんな探求をする人に対して傍観者だったりします。だから、探求者に対して「Such a question」をするわけです。
この「Such a question」は「22)のような質問」です。「そんな探求をして楽しいの?」
ということです。

「just as well」ですが、これは「may as well」と同じことで「同等比較」でしょう。比較の対象は「as of great artists」ということ。
22)23)で、artistsに対するquestionについて述べてきたわけですが、「そのような質問は、(ちょうど同じくらいwellに)〜にもされるのだ」
ということでしょう。「well」はこの場合「頻繁に」ということでよかろうと思います。

⇒同じような質問は、今までも探求者や表現者に対しても同じようにされてきた。時代を超えた真実の探求者・表現者たちに対しても。
しかし、彼らが探求したり表現してきた真実は、われわれにとっても(もし正気で人間的でありたいなら)生きていく上で必要とすべき
真実であるのに。
198腹詮索:2008/02/23(土) 01:52:34 ID:zNEYGHPO0
>>197
乙です。
この文章を訳せとされたらどうしようもなかったです
設問が意外とやさしいことに気づきました、あせらず読めるところに
集中すればいいようなきがします
19969:2008/02/23(土) 02:10:28 ID:UaC6c18C0
>>198
その通りだと思います。

桂三枝の落語で、理屈っぽい息子に昔話をするというのがあって、

父:昔々〜
子:父さん、「昔々」っていつのこと?
父:そうだなあ、室町時代のころかなあ。で、昔々あるところに〜
子:父さん、「あるところ」ってどこ?
父:う〜ん、大阪の堺辺りだろうな。で、昔々あるところに、おじいさんと〜
子:おじいさんの名前は〜
父:黙って、聞け!

というのがありました。英語も、わからないことばかり気にしていると全体が見えなくなってしまいます。
200腹詮索:2008/02/23(土) 20:32:26 ID:zNEYGHPO0
>>199
了解しました
201阿修羅童子:2008/02/23(土) 20:40:22 ID:1cJXGrln0
せやな。
クセのある文に振り回される義理は、ない、っちゅうこっちゃな。
社会も国語も線形代数もあるのに、時間足らんようになる。

Baily Farm was little farmstead , with ancient wooden barn and
low-gabled farm-house , lying just one field removed from the
edge of the wood.

(D.H.Lawrence , The Fox)

【問題】
ベイリー農場の家屋・納屋は、森とどのような位置関係にあるか?
202腹詮索:2008/02/23(土) 21:00:17 ID:zNEYGHPO0
>>201
森の端っこからワンフィールド離れたところいある
ワンフィールドが曲者なのかな、今日三ノ宮ジュンクで参考書をいろいろみる
シス単はいいですねえ、とくに多義語のセクションがいいですね
203阿修羅:2008/02/23(土) 21:04:41 ID:1cJXGrln0
>>202
はやっ。正解。畑1個離れた。曲者じゃなくて、ふつうの畑。

シス単の多義語ええな。なんやかやゆうて、あれ、よう出来てんなあ。
204腹詮索:2008/02/23(土) 21:40:04 ID:zNEYGHPO0
>>203
ありがとうございました、正直阿修羅さん推薦図書めぐりでした。
佐々木先生の英作文の修行が平積み、日栄社の長文も売れてるようでした
205阿修羅:2008/02/24(日) 07:52:18 ID:xPAA7uq40
>>204
修業が平積み?そんなに売れる本じゃないでしょうにwww
受験勉強記念品ってことね。が、前半の500例文は、和訳練習
にも使える。


だれかが、私を尾行しているようだ・・・・。
Shall I stop, making the stills on display outside the cinema my excuse?


*「Shall I 〜?」:〜してみようかなァ。//〜してあげましょうか?
* make O an excuse : Oを言い訳にする、Oを口実にする。(SVOC)
206腹詮索:2008/02/24(日) 12:36:14 ID:NziLRoFz0
>>205
映画館の外のディスプレイのまねでもして止まってみようかなあ。

うーむ、これぐらいしか思い浮かびません
おねがいします。
207阿修羅:2008/02/24(日) 13:40:50 ID:hECBailN0
>>206
こたえ;

誰かが私を尾行しているようだ・・・。

映画館の外のディスプレイを「口実にして」止まってみようかなあ。
→映画館の前のスチル写真を眺めるふりをして、止まってやろうかなあ。

・・・でした。ふつう絶対こうは訳せないよねwww
make・ the stills ・my excuse :スチル写真を・私の言い訳・にスル
208阿修羅:2008/02/24(日) 13:48:08 ID:hECBailN0

I turned and found young man hungrily listening to my words.
He was leaning on the rail with his chin on his arms and the brim of
his Panama hat drawn down to conceal his eyes.

                      (R.H.Davis , The Spy)

* brim : 帽子の「つば」
209腹詮索:2008/02/24(日) 14:25:42 ID:NziLRoFz0
>>208
私は、若者が私の話をものすごく聞きたがっているのがわかった。
彼は頬づえをして手すりによりかかりそしてパナマハット(ハバナ?)をまぶかに
かぶり目をかくした。

スティールカメラのスティールの意味がやっとわかりました、静止画という意味ですね
盗み撮りだと思ってました。おねがいします
210大学への名無しさん:2008/02/24(日) 14:43:48 ID:2lqCpuIT0
>>208
振り返ると若い男が熱心に私の言葉を聴いていた。
彼は腕の上に顎を置き、柵にもたれていて、
パナマ帽のつばが顔にかかり彼の眼を隠していた。
211阿修羅:2008/02/24(日) 18:54:14 ID:Oxxdov660
>>209
find (young man) listening 男が聞いている事に気づく。

聞きたがっている、ってのは間違いなくそうなんだけど、
少なくとも、もう既に、盗み聞きはしていたでしょうね。

with brim drawn down

draw down 〜を引きずりおろす。の過去分詞。引きずり降ろされている。
振り返って見た時には、既に、顔は隠された状態だったでしょうね。
パナマ帽もハバナ帽も同じものみたいですが、パナマというと帽子、
ハバナというと「葉巻」かな?印象は。
212阿修羅:2008/02/24(日) 19:10:25 ID:Z+i0/kVq0
>>210

>つばが顔にかかり

目元を隠すためにツバが引きずり降ろされている、
ですから、意図的に、というニュアンスと思います。
パナマ帽のツバを降ろして眼を隠して、でしょうか。

柵か手すりの上辺に両腕を置いて、そこにアゴをのせて、
その事によって、もたれかかっているという状況でしょうが、
その両腕を組んでいるのか、頬杖なのかは、不明です。
213阿修羅:2008/02/24(日) 19:48:10 ID:3xJoLN+G0

>>208 のハーディング・デービスの文、変だな〜って思って
載っけました。見知らぬ男が、後ろで盗み聞きをしていた、
ってシーンなんですが。

手すりか何かにアゴ乗っけている奴をパッと見て、
「hungrily listen」かどうかを瞬時に察知できるかよ、って。

ふつうは、その前に「俺の話を、聞いていたのかどうか不審に思う」
とか「おいお前、聞いていたのか?」とかじゃない?

少なくとも、hungrily には見えね〜だろ。

まあ、見ず知らずの小説に文句垂れてちゃ世話ないんだが。
214大学への名無しさん:2008/02/24(日) 20:11:44 ID:2lqCpuIT0
>手すりか何かにアゴ乗っけている奴をパッと見て、
>「hungrily listen」かどうかを瞬時に察知できるかよ、って。


まったく同感です
しかも眼も隠れてるんだから何処見てるかも分からないし
215腹詮索:2008/02/24(日) 20:17:13 ID:NziLRoFz0
>>211
ありがとうございました
216阿修羅:2008/02/24(日) 20:41:47 ID:3xJoLN+G0
>>214
そうそう。どこ見てるかもワカランのにな〜
怪しげなマヌケ、ってポジションw
ごくろうさまでした。

>>215
ごくろうさまでした。
217大学への名無しさん:2008/02/24(日) 22:44:34 ID:gyzEfSOJO
質問です。

We would not say,though,they have science.
218阿修羅:2008/02/25(月) 08:35:09 ID:UXol+cAN0
>>217

though が、But とちょっと雰囲気がちがうのは、
後ろの文節に対して「〜とはいえ」である点やな。

我々は、彼らが科学を持っているとは、言いたくない
彼らが科学を持っているとはいえ。

やから、
「彼らが科学を持っているっていっても、俺達から見たらそれは科学とは言えないよ。」
とか、
「あいつらの科学は、とても科学と呼べる代物じゃないしィ。」

・・・・くらいでしょうか。
219阿修羅:2008/02/25(月) 14:30:46 ID:UXol+cAN0
国立も実質、今日明日が最後ですね・・・。

When I removed into the country, it was to occupy an old-fashioned
farm-house, which had no piazza ― a deficiency the more regretted,
because not only did I like piazzas, as somehow combining the coziness
of in-doors with the freedom of out-doors, and it is so pleasant to
inspect your thermometer there, but the country round about was such
a picture, that in berry time no boy climbs hill or crosses vale
without coming upon easels planted in every nook, and sun-burnt painters
painting there.
A very paradise of painters.

                      (H.Melville , The Piazza)

* remove 転居する、occupy 住む・陣取る、piazza;テラス・ベランダ、
regret;〜を残念におもう
the more〜because・・・;・・・だから尚のこと〜だ。
coziness;快適さ、round about 四方八方、berry;イチゴ類、
come upon〜;〜に出会う、nook; 隅


メルヴィルは鯨漁船の漁師上がりで、近所に住んでいたホーソーンに
小説の書き方を習った。やっと出来上がった処女作「白鯨」を見た
ホーソーンはその難解さに頭を抱え込んだといわれる。
220腹詮索:2008/02/25(月) 17:01:46 ID:JxSjEvNf0
>>219
わたしが田舎に引っ越したときテラスのない古い農場に住むことになった
後悔したのはわたしがいくばくかドアの中の快適さとドアのそとの自由さが
入り混じっている、そして体温をはかるに最適な場所のみならずテラスのまわりの
いなかの景色、苺つみの時期にかならず丘をのぼり谷を横切る少年がそこかしこに
イーゼルや日焼けをした画家にでくわすような景色がみられなゆえにテラスがないこと
にがっかりしているのだ。そういうところは画家にとって天国なのだ

自分の体温というところがあやしい
おねがいします
221阿修羅:2008/02/25(月) 17:37:27 ID:UXol+cAN0
>>220
詮ちゃんは、なかなか「叙情的」な文体だなあ。
構文もよく取れてるわw
一行目も、うまくまとめてる。
中核、
the more regretted 尚いっそうガッカリ
because だから
not only like 好きなだけでなく
but be でもある

難所はサーモメーター。
your 「いわゆる、君の言うところの、例の」
thermometer 温度計、体温計

@テラスで温度計を調べるのが楽しい
Aテラスで体温を測るのが楽しい

正岡子規なら、濡れ縁で体温測るのが楽しみだったかも知れんなあ。
おれは、メルビルが漁師だから、外の温度を測るのが楽しいヤツ
なんじゃないかと思っているのですが、
「どちらにしても、それなりに・突・飛」ですよねw

難文読解、まことに大したもんだ。
これなら、英標の練習問題クラスも楽勝だな。
「モービー・ディック」はパスで。
222腹詮索:2008/02/25(月) 19:07:05 ID:JxSjEvNf0
>>221
ありがとうございました
確かに突飛ですねえ、英標、現在練習問題63までやってますがいつおわるやら
メルヴィルも死後評価される作家になったようですね立教文つながりか、偶然か
乙です。
223阿修羅:2008/02/25(月) 22:04:16 ID:6kA8vROn0
>>222
英標の練習問題といえば、ハーディーの小説で
「とっさに反応できるほど機敏じゃないが、動けないわけでは
ない程度の痩せた男・・云々」って感じの問題があったはず。
あの文はむずかしい。
高3の春に勇気を出して買ったが、ほとんど出来ずに捨ててしまった本
なので、trauma からか、英標だけは今も買う気がしないです。
表紙を見ただけで(昔は赤い表紙だったが・・・)バージニアウルフの
怖い顔写真が透けてみえますw
ただ、大学に入ると古い文献も渉猟せねばなりませんし、受験には古い
かも知れませんが、教養人をめざすなら、あれは必修でしょうね。

是非、最後までやり遂げてくださいw
224腹詮索:2008/02/25(月) 22:30:14 ID:JxSjEvNf0
>>223
いま手元にあるのは82年に出された4訂目のものです(叔父のものらしい)
バージニアの写真もありません、阿修羅さんご指摘の問題は練習問題の94ですね
まだまだ先ですねがんばります。
225大学への名無しさん:2008/02/26(火) 11:20:57 ID:uqOEApO70
やっと解除されたぜ

生焼きプリン、許すまじ
226阿修羅:2008/02/26(火) 13:47:15 ID:i5rkEDgS0
国立2次から、単語・語法関係で気になるところを拾っていきましょう。

@ The beginnings of Algebra I found far more difficult, perhaps as
a result of bad teaching.(08, 九大)

A We face a global deadlock.(08, 九大)
   ヘッドロックかと思ったら、デッドロック

B Humanity has become a geological force.(08,九大)
  また出た。ヒューマニティーを、人間「性」と訳さない習慣を。

C Working out could help your mind as well as your body keep in shape.(08,九大)
イン・シェイプってところ・・・。

D Humans saved energy by shrinking their digestive organs, effectively
trading brains for guts. (08, 東京医歯)

  これ、ちょっとムズ。テニスラケットのガットって羊の腸で出来てるんだっけか?
  shrink 縮める
227阿修羅:2008/02/26(火) 14:27:04 ID:i5rkEDgS0

E The only sandals Rothman's stocked were a narrow feminine pair,
but they seemed to fit right into Einstein's careless appearance.
(08,岡大)
228腹詮索:2008/02/26(火) 17:46:24 ID:I1onfQEu0
>>226
@代数を学ぶにおいてそれがものすごく難しいと感じるのはへたくそな教え方
 の結果である

A我々は世界的いきづまりに瀕している

B人類は地球を動かす力を得てきている

C体を動かすことは体と同様に精神を良い状態にしておく助けになる

D人間は消化器官を縮めることによってエネルギーを貯めており効率的に
 脳と腸の働きを交換している

おねがいします
 
229腹詮索:2008/02/26(火) 17:55:49 ID:I1onfQEu0
Eロスマンがおいていた唯一のサンダルは限りなく女性物であった、しかし
 それは着の身着のままのアインシュタインにとってはものすごく合っている
 ようにみえた

narrowってむずいですね、せまいとかnarrow escapeしか知りません
230阿修羅:2008/02/26(火) 18:16:35 ID:i5rkEDgS0

narrow だから、ハバが狭いって意味なんですかね。

いまだに良くわからないのは、5.の、「脳と腸のトレード」。
「脳を、腸と、交換する」ってのもなw
慣用句かと思って探したですが、そんなんないようです。
腸から栄養が脳にゆき、脳から消化管運動の命令が行く、という
サイクルの事かな?

今年の英文読解はどこも、ゆとり、すぎ。
そのかわり、英作文とかはパワーアップしてるな。
6年前の中教審で人文系は「暗記」より「表現」に力を入れる、
としていたので、入試問題がすべてその方向にシフトしている。
良い方向である反面、対策しにくい方向でもあります。
231阿修羅:2008/02/26(火) 18:20:58 ID:i5rkEDgS0
あ、Bは「地球の地質を変える力」のニュアンスですね。
他は、もちろん、申し分ないです。
着のみ着のままOK
232大学への名無しさん:2008/02/26(火) 18:54:12 ID:JpEezA4Y0
>>230
腸が縮む代わりに脳の容積が増したとか?
233腹詮索:2008/02/26(火) 19:28:41 ID:I1onfQEu0
>>231
ありがとうございました、医科大学なので生物学の知識があったほうがいいのかな
脳に供給するエネルギーを腸に振り分けることができるということか
まあ、深みにはまらず次にいきましょう
234阿修羅:2008/02/26(火) 21:20:00 ID:2f/lvyLT0
>>232
おもしろいな〜、それ〜。

ただね、私が悩んでいたのは、
「trade 脳 for 腸」のfor なんですが、
脳をトレードで放出して、腸を得る。
に、なるんじゃないかと思っているんです。
確かに、人間の脳のエネルギー比率が猿より高いという
前文を受けているのですが、脳の増大が先で、それに伴って
需要が増えてきた筈なんで・・・。


>>233
そうだよな〜。私もやはり、上の理由で、
腸を優先するようになった、と読めるんですよね〜
よくわからんです。



235阿修羅:2008/02/27(水) 14:08:36 ID:VJOxWnBe0

F The energies of conquest were not merely more efficient
  technologies.
          (2008, 阪大。アメリカ植民とインデアンの話)

  「not merely」は熟語として暗記しておかないと、わけわからなくなる。


G Most of us genuinely try to be honest and considerate and to
  communicate , but we sometimes end up in knots anyway.
                 (08, 神戸大。外国人との会話で。)

   knot は「紐の結び目。ノッチとか言うよね。」なので、、、、。
   快刀乱麻を断つ、の乱麻、とか
236阿修羅:2008/02/27(水) 15:16:55 ID:VJOxWnBe0

H Why invest the time and money to make things yourself?

 (08, 北大。手編みの自作セーターがブームになっていることを受けて。)

主語we とかyou が省略されている模様。make yourself ってのも注意。
237腹詮索:2008/02/27(水) 16:58:05 ID:R3O92ATe0
F征服のエネルギーは単にテクノロジーをさらに効率的にするだけではない

G我々のほとんどは心から正直に、思慮深く、人と交わろうと試みている
 しかし、ときどきややこしい結果におわってしまう

Hなぜ、自分で(セーター)をつくるのに時間と金を投資するのか

おねがいします
238阿修羅:2008/02/27(水) 18:10:35 ID:VJOxWnBe0
>>237
7)征服のエネルギーは単により効率的な技術だけではなかった。になるとおもいます。

8)ややこしやww正解

9)けっこうです。このyourself は「自分で」、「自分に」の両方ありえますね。

おつかれさまでした。
239腹詮索:2008/02/27(水) 18:44:02 ID:R3O92ATe0
>>238
ありがとうございました
そろそろ英標にもそんなんわかるわけないやんという英文が
でてきました(それまでも十分むずいけれど)
240阿修羅童子:2008/02/28(木) 14:30:08 ID:5tiWOfqt0
今回3度目のオスカーを手にした名優・ダニエル・デイ・ルイスの父親は
入試の頻出出典として知られる詩人・作家で、まさに親子鷹と言えましょう。

Now much of the concern of the modern physical scientist , atoms ,
electrons, atomic nuclei, electron-waves, etc., is essentially
not of a nature to be directly known to sight , touch or hearing.

These 'things' are as far from being objects of direct sense-perception
as anything imaged by the most fantastic of artists.

今や物理学者の関心事の大半を占める原子・電子・原子核・電磁波などは、
見たり触ったり聞いたりして直に感知できる性質のものとは本質的に異なる。

これらの「もの」は芸術家のなかで最も空想たくましいような人たちが想像
するものと同様に、直接知覚される対象とは遠く隔たっている。
241阿修羅童子:2008/02/28(木) 14:51:02 ID:5tiWOfqt0

If the latter justifies himself by the coherence of the communicated
ideas to which his patterns give rise , where is he resembling and
where is he differing from the physicist whose view of the universe
is a deliberately woven structure of ideas which also radically
diverges from sense-perception?

          ( Cecil Day Lewis : The Poet's Way of Knowledge )

* coherence=co + here (いっしょに・ここに・いること)
* give rise to〜を引き起こす
* physics物理学:physicist物理学者 / physical身体の:physician内科の医者
* deliberately 慎重に・良く考えて・入念に
* weave-wove-woven : ハタを織る、小説を編み上げる、ボクシングで頭を振る(sway)

基本構造は単純な疑問文、where〜?
242大学への名無しさん:2008/02/28(木) 16:33:58 ID:AQaGHegC0
>>240-241
ところで、原子や、電子、原子核、電子波などといった、現代の物理学者が意識を
傾注するものの多くは、基本的に、視覚や、触覚、或いは聴覚には直接伝わらない類の
ものである。

これら「事物」は、芸術家の中で最も芸術的な者によって心像化される何物にも負けず
劣らず同程度に、直接的な感覚知覚の対象であることから、離れている。

伝達される観念群の一貫性は芸術家自身の趣向によって生み出されるが、もし芸術家が
そのような一貫性によって自己を正当化するというならば、物理学者の宇宙哲学が観念群を
細緻の注意を払って編みこみ一つ筋を通したものであり、そしてその筋が、芸術家の趣向同様、
感覚知覚から甚だしく乖離している以上、芸術家は、物理学者と、どの点で似ていて、どの点で
異なっているのか?

whichの先行詞が、viewなのか、structureなのか、悩みましたが、if節との相対性を
考慮した結果、structureにしました。でもあまり自信ないですね。
243腹詮索:2008/02/28(木) 18:04:25 ID:yi7KQ8hl0
>>241
もし後半の部分が芸術家が生み出す伝達の首尾一貫した考えにより正当化された
ものならば、知覚とは根本的に別れている丹念に細かく構築された宇宙の見方
をする物理学者とどこが似ていてどこが異なっているのだろうか

物理学者と芸術家の結果として表現できるものの形は違うが、その仮定、発想の
根本においてはいっしょだろうといいたいのかな、間違っていたら訂正おねがいします
むずーい。
244阿修羅童子:2008/02/28(木) 18:15:50 ID:5tiWOfqt0
>>242
よく練られた訳です。
構造・論旨ともそのとおりです。
「もし〜だとするならば、〜は〜といえるだろうか?」

参考までに。
communicated idea とは、芸術は、絵や演劇、音楽などを通じて
思想を伝えるというニュアンスです。物理学者の数式に相当します。
coherence と weave
give rise と diverge
his pattern と sense-perception

この対照から、his pattern は芸術家の感覚・想像の原形、というようなもの。

which の先行詞はstructure でまちがいなく、リンゴが木から落ちること
から、E=mc2までの過程を連想させます。

お気付きのとおり、先週の立教のからみで、
似たような内容の評論を探してきましたw
おつかれさまでした。


245阿修羅童子:2008/02/28(木) 19:03:44 ID:5tiWOfqt0
>>243
「後半の部分」のところは「後者」(=「芸術家」)ですね。
わかりにくかったかも知れませんが、3文はつながっていて、
「後者」はartists ということになります。
ですので、
もし、芸術家が、彼自身を、正当化する、ならば、という風になります。

文意はよくとれていますし、御指摘のように
結論として両者は同じだ、ということを言っています。

多分、先週立教の評論を苦労して通読したので、
芸術論は、もう何が来ても文意が取れるように
なったのではないですかww

良い訳文でした。おつかれさま。
246阿修羅童子:2008/02/28(木) 19:17:59 ID:5tiWOfqt0
(参考)
もし、今述べたような芸術家が、彼の想像の原形が生み出すさまざまな
観念を一貫して伝達しようとすることで自らの芸術を意義あらしむるもの
にしているのだとすれば、
その芸術家は、これもまた、感覚認知からは根源的に離脱した諸観念の
入念に編み上げられた構造体に帰する宇宙観をもつ物理学者とは、
いかなる点で似、いかなる点で相違するというのであろうか?

要するに、似てる、って言ってるわけですね〜
セシル・ルイスは「詩人」ですね。
247腹詮索:2008/02/28(木) 19:19:25 ID:yi7KQ8hl0
>>245
ありがとうございました、後者ですね、反省
デイ=ルイス、ゲイっぽくみえたなあ。
248阿修羅童子:2008/02/28(木) 19:34:58 ID:5tiWOfqt0

『存在の耐えられない軽さ』っていう文学カルトな名作ムービー
が、ええ味出しているんですが、退屈かもしれんね。
249阿修羅童子:2008/02/29(金) 08:44:20 ID:jctSFLJb0

【no time】@時間がない状況 / A一度も経験がない状況

1)It is no time for dreaming.
2)I lost no time in going.
3)(There is) No time like the present.
4)(There is) No time to lose.
5)What may be done at any time is done at no time.

参考6)I wonder if it is not the time.
250阿修羅童子:2008/02/29(金) 08:50:47 ID:jctSFLJb0


(7)Toni was growing up fast. It seemed no time since she and the
confused little seven-year-old had arrived here.

                            (08, 東大)
251大学への名無しさん:2008/02/29(金) 13:48:04 ID:AmLGvyDv0

252腹詮索:2008/02/29(金) 17:17:10 ID:9wMNfiZb0
>>249
@夢見てる時間などない
Aいつでもいけるぞ(?)
Bこんなことはいままでなかった
C失うべき時間などない
Dいつでもやれるであろうことがやれたためしはない
Eその時期ではないのではなかろうか
Fトニは大人になるのが早かった。ここに7歳のときにきてから手がかかること
 がなかったように思えた。

おねがいします
253阿修羅童子:2008/02/29(金) 18:35:37 ID:jctSFLJb0
>>252
1○です。夢みたいなこと言ってる場合かよ、オイ。のニュアンス。

2おしいっす。行くことにおいて0時間を失なった。
「わたしは時機を逸せず行った。速攻で行った」

3これはむずい。現在のような時間はない、の意味から、
 「今こそ、その時だ。機は熟した。今がチャンスだ。」

4直訳は○なんですが。
  ここでは「ぐずぐずしてる場合じゃない。/一刻を争う。」です。

5◎ここのタイムは、そのとおりで、時間ではなく、
 一回、二回の「回」すね。

6これも難問。直訳:「その時ではない、ということを疑う]

 (−)×(−)=(+)で、「wonder if 否定節=全体として肯定」

と、いう公式があるようですよ。
「(今が)潮時だと思う。/今こそ、その時期だと思う。」になります。

254阿修羅童子:2008/02/29(金) 18:39:03 ID:jctSFLJb0
7)
ロマン派叙情詩人の詮ちゃんらしい訳で、思わず唸った。
東大の用意した選択肢「昨日のことのように思えた」よりも、

            「ええ」な。
255腹詮索:2008/02/29(金) 20:56:24 ID:9wMNfiZb0
>>254
ありがとうございました
否定と否定で肯定になるパターンがイライラするんですよね
ところで実際Fの解釈はどんなものでしょうか
256阿修羅童子:2008/02/29(金) 21:36:21 ID:Sj4pktwj0
ああ、7)ですか。
トニーはすぐ大きくなった。彼女(母)と、混乱気味の幼い7歳とが
ここに来たのは、ついこの間のことのように思えた。
じゃないですかね。お父さん死んだんで、街から漁村に引っ越してきた
みたいな書き出しで・・・。
257阿修羅童子:2008/02/29(金) 21:45:59 ID:Sj4pktwj0
では、以上の予備問題を踏まえて、本題に移ります。
期末テスト勉の合間に考えてみましょう。
次の no time をどう処理すべきか。
interpreter 通訳、と絡めて考えると、意味がとおり易いかと。

著者のレッシング女史は、昨年末、ノーベル文学賞を受賞しました。
彼女、まだ生きていたのか!というので話題に。88歳ですから。
258大学への名無しさん:2008/02/29(金) 21:46:25 ID:KEgH9eOU0

259阿修羅童子:2008/02/29(金) 22:03:20 ID:Sj4pktwj0

Yesterday , we split the atom.
We assaulted the colossal citadel of power , the tiny unit of the
substance of the universe.
And because of this , the great dream and the great nightmare of
centuries of human thought have taken flesh and walk beside us all,
day and night.
Artists are the traditional interpreters of dreams and nightmares,
and this is no time to turn our backs on our chosen responsibilities,
which is what we should be doing if we refused to stare in the deep
anxieties , terrors and hopes of human beings everywhere.

                        (Doris May Lessing)

* colossal citadel 巨大な要塞
* stare 凝視する
* terror 恐怖

受験英語で名文が味わえるというのは、幸せなことです。
受験数学や受験物理では、何も味わえるところまで行かないのですから。
260阿修羅童子:2008/02/29(金) 22:40:49 ID:Sj4pktwj0
旧約聖書では冒頭いきなり神さんがアダムをポンと登場させます。
で、アダムのあばら骨を1本抜き取って、イブを作ります。
なんか怪しげな蛇が出てきて、りんごの果実を食べるとええで、って
そそのかします。りんごを食うなと忠告していた神さんが、それで
怒って、そこから彼らの逃亡の旅がスタートします。split atom は
禁断のりんご、chosen responsibilities はその辺の事情、に近い気
がします。妄想ですが。
261腹詮索:2008/02/29(金) 23:31:32 ID:9wMNfiZb0
>>259
昨日、我々は原子を分裂させた(核分裂の意か?)我々はこの宇宙にあるちっぽけな
物質で巨大な要塞の力を得て強烈な攻撃をした。
そしてこれのせいでこの世紀における人類の思想の偉大なる夢と悪夢は恐怖に
とりつかれ昼夜をとわず我々と共にある
芸術家とは夢と悪夢の伝統的な通訳者であり我々がいたるところにいる人間の深き不安と
恐怖、希望にたいして凝視することを拒絶するならば我々が選んだ何をすべきかという責任
に対して背を向ける余裕などないのだ。

ちょっとややこしいかな、おねがいします
262阿修羅童子:2008/03/01(土) 08:47:31 ID:GZUBURo50
>>261
パソコンの河豚ワイで遅くなっちゃいましたすみません
で、
Yesterday、ときて、ノー・タイムって言ってるから

>余裕などないのだ。
で、すごく良いんですが、もう一歩突っ込んで、
「猶予などないのだ。」としてみてはいかがでしょうか。

あと、colossal citadel と tiny unit は言い換えの同格でしょうね。

take flesh 肉を身につける、は「現実化」「迫真」ってことでしょう。

最後の文の仮定法過去は、構文も文意もグッドですね。大変けっこうです。
263阿修羅童子:2008/03/01(土) 09:04:58 ID:GZUBURo50

人類はついに原子を割かつところまで来た。
力の巨大要塞である宇宙物質の最小単位にまで切り込んだ。
ということは、綿々たる人類思想の夢、悪夢が生身を纏って
日夜われらとともに歩むわけだ。
芸術家とは元来、この夢と悪夢の通訳者としてありつづけてきた。
が、もはや、われわれが採択した責務に背を向ける猶予はないのだ。
世界中の人々が、深い不安と恐怖、希望をもってそれを凝視する、
という事を厭うなら別だが。

と、してみました。


2チャンやりすぎて、パソコン壊れた・・・。
264大学への名無しさん:2008/03/01(土) 13:07:54 ID:ps/DK9u20
>>259
第四文。

芸術家は、伝統的に、夢と悪夢の媒体であり、
それ故に、今この瞬間こそ、我々の自負する役目と真向から対峙するべき時である。
しかし、もし世界各地の人々が抱く深い懸念・恐怖・希望から、我々芸術家が
目をそらすというのなら、我々はまさに、自ら課した役目から逃避していること
になろう。
265腹詮索:2008/03/01(土) 16:59:45 ID:5X82KfQm0
>>265
ありがとうございました、内容、語彙の意味の難しい文でした
が、同格のところは読み取れないといけませんね
パソコン、無事だといいのですが
266阿修羅童子:2008/03/02(日) 11:14:47 ID:RbzPZHXH0

H Many questions remain to be answered , and not all the answers
collected to date will stand the test of time.

                        (08, 東京工業大学)
267阿修羅童子:2008/03/02(日) 11:30:49 ID:RbzPZHXH0

I(難)However, nowhere has a ban been taken as far as in the country
of Bhutan : in late 2004 , the sale of all tobacco products became
illegal , and in early 2005 , smoking was banned entirely.
Time will only tell if other nations follow this path.

(08 , 北大)

* 「nowhere」 は「×now+here」今ここ、ではなくて、
 「no+where」どこもナイ。誤読が多い注意単語。

* 「ban」(bans、banning、banned)禁止・禁止する・アク禁。
  smoking ban [禁煙法・禁煙令]

* as far as in 〜「〜の範囲内で一番遠い所まで」→「〜じゅうで(に)」
268阿修羅童子:2008/03/02(日) 11:42:21 ID:RbzPZHXH0

J上とそっくりな、難文。

 The numbers graduating were nowhere near as large as today ;
about 10 a year in the first half of the 15th century , rising to
30 by 1500.

       (04 , 青学大・下線部和訳・ある名門大学の歴史の話で。)
269大学への名無しさん:2008/03/02(日) 11:58:57 ID:igMOt5Yc0
>>266-267

多くの疑問が依然、未解決のままであり、
今日に至るまでに集められた答えの全てが、
必ずしも時の裁きを潜り抜けるわけではないだろう。

しかしながら、禁止が、ブータンほど徹底して導入されたところはない。
2004年の暮れ頃には、あらゆるタバコ製品の販売が違法となり、
2005年初頭には、喫煙が全面的に禁止された。
他国がこれに追随するかどうかは、時にしか分からない。

the Agentive Senseのtimeですな。
270大学への名無しさん:2008/03/02(日) 12:07:37 ID:igMOt5Yc0
>>268
卒業する人の人数は今日の多さにはかすりもしない程度の人数だった。
15世紀前半は、1年つき10人程度で、1500年までには30人へと増えた。
271阿修羅童子:2008/03/02(日) 12:54:12 ID:XCPoxu530
>>269

collected : 「集められた」
コレクターが、欲しい欲しいと切望してやっとそれを手に入れると、
コレクター心が「落ち着く」ことから、「落ち着いた」という
ニュアンスが出て来るみたいです。

「もう答えが出ている、とされている答え」も、全部が全部、時の試練を
超えるわけじゃない。というニュアンスのようです。

[nowhere as〜 as]の語法は、
全くそのとおりかと思います。
見慣れていないと、no の範囲が怪しくなります。

time の語法も、これくらい見ておけば、
collected でしょうかしらw
272腹詮索:2008/03/02(日) 15:52:55 ID:ZPzjqbaL0
>>266
H答えられるべき問題が残っている、そしてデータを収集したからといって
 すべての問題が時の試練に耐えうるわけではない。
I、Jは上記の答えをみて納得ですがなぜby 1500と表記するのかわかりません
15thでいいとおもうのですが

おねがいします
273阿修羅童子:2008/03/02(日) 17:09:17 ID:vPDA9G8n0
>>272

パソコンの画面が遂にほぼ真っ黒なので
短く書かせていただきます

15th は1400年〜1499年でしょ?
だから、1500年までに、とするか、
貴君の意図なら16thとされねばならぬのでは?

HはそれでOKだとおもいますよ。
ことしの英語長文で一番ムズかったのは北大でしょうね。
「ban」という単語知らなかったら一切読めない。
知ってる子いるか?
274腹詮索:2008/03/02(日) 19:13:06 ID:ZPzjqbaL0
>>273
ああ、わかりました。
ありがとうございました
275大学への名無しさん:2008/03/03(月) 09:19:48 ID:mePFfonR0
>>273
自分が持ってる単語集(DUO ターゲット1900)にも
banはちゃんと出てますよ
北大受けるレベルの人はみんな知っているかと
276阿修羅:2008/03/03(月) 14:22:50 ID:MRJrl4Fk0

みんな知っていますか

そうですか
よかった
277阿修羅:2008/03/03(月) 14:38:07 ID:MRJrl4Fk0
船出してすぐ嵐に遭遇し船は沈没目前。乗員総出でポンプ室で船内の排水
作業に全力を挙げていた。私の真横で、船長が遭難合図の号砲を撃った。
その轟音のため、私はそのまま、失神してしまったようだ。

As ▼ this was a time when everybody had his own life to think
of , nobody minded me , or what was become of me ;▼ but another
man stepped up to the pump , and thrusting me aside with his foot ,
let me lie , thinking I had been dead ; and ▼it was a great
while before I came to myself. ▼

                (Daniel Defoe , Robinson Crusoe)


* it was a great while before 〜は、先週の東大パターンですね。
278腹詮索:2008/03/03(月) 15:36:54 ID:nuvNIMyD0
>>277
みんなが自分の命のことを考えていたときだったので誰も私に気づかず
また私に何が起こったのかも関心がなかった、しかしまたべつの男がポンプ室
に上がってきて私が死んでると思ったのか足で私を横のほうに動かした
私が気づくまえにかなりの時間がたっていた。

2行目の「but」は、しかしでいいのか少し考えました
ロビンソンクルーソーは中学のときに読みかけてそして挫折しました
フライデーしかおぼえてません おねがいします

279阿修羅:2008/03/03(月) 22:10:46 ID:OTymPyl90
>>278
ロビンソン・クルーソー、確かに読みにくいです。
貴君の指摘どおり、「but」を逆接で訳すと、前後が合いません。
「not , but 」っぽくいくしかないかと思います。
nobody minded : but another
の呼応と考えて、「誰も気にしないばかりか、別の男なぞは
俺が死んでいると早合点しやがって、」みたいな。
ところが、notの文節は、冒頭の「As」(〜なので)に対する
帰結ですので、but と呼応させるのにも無理が生じます。
(上の▼で、Asを外したのはそのためだったんです。)

訳の方は、問題箇所はそれでOKです。
thrust me , let me lie が難しい。
クルーソーは、多分、その場で失神してへたり込んだ。
壁に背をもたれて足を延ばして座る格好。
ここで、クルーソーの上体を、男が足で蹴った。
ドサッっとクルーソーは床に横臥させられた。
・・・・だと、思います。

あと、最後の文ですが、
「私が気づいたのは、だいぶ経ってからだった。」
とした方が自然です。before を直訳しない。
先週の東大でsince を直訳しなかったのと同じです。


結局、「but」 が、すっきりしませんねw
ごくろうさまでした
280大学への名無しさん:2008/03/04(火) 01:00:00 ID:K92A4xx+0
another manが「私」のところにやって来て「私」を足で蹴るまで、「私」は気を失っていたわけです。
つまり、another manのおかげで意識を取り戻したということ。

⇒だれも私のところに来なかった(ので私は気を失っていた)but 一人の男がやって来て、私を蹴飛ばした。
ようやく私は意識を取り戻した

ということでは?

281阿修羅:2008/03/04(火) 07:50:58 ID:wsJob5qs0
>>280
なるほど、
そうですね。

but は、最後の文節に掛かってくるわけですか。

それで合点がいきました。
ご親切様。
282阿修羅:2008/03/04(火) 08:47:43 ID:wsJob5qs0

関係副詞というのかどうか良く知りませんが、
「〜するとき〜する」という文体は、意味をとるのがやっかい。
たとえば、アフリカの未開集落における原始共産社会では・・・・

In a situation of simple distribution such as occurs when an animal
is killed in a hunt , do the hunters fall on the carcass and cut it
to pieces , the largest piece to the strongest man?
This is hardly ever the case.
The beast is normally divided according to recognized principles ,
and the worst parts may even be kept by the hunters.

* carcass (獣の)死体
* be the case = be true
283大学への名無しさん:2008/03/04(火) 11:20:00 ID:K92A4xx+0
>>281
最後の文節にかかっているわけでもないと思う。

As this was a time when everybody had his own life to think
of , nobody minded me , or what was become of me
(みんな自分の命を守るために精一杯だったので、だれも私のことも、
私がどうなったかも気にしなかった)

この文の後に、「but 〜」が続くわけですから、「しかし、私は叫び続けた」のように、
その内容と逆接になると予想されます。その後「another man」と来るわけです。

これは「everybody」「nobody」に対応していて、「everybodyやnobodyとは別のひとり」という
こと。つまり、「but 〜」の内容は「他のひとりが、私のことをmindした」ということになります。

そこで読み進めると、たしかに「私のところに近づいて」います。「私が死んでいると考えて」います。
「私を足で横に倒して」います。つまり、「死んでいるかどうかさえ気にもしていないevrybody(nobody)」、
したがって、私のところに近づいたりもしないであろうeverybodyとは「逆」の行動をしているわけです。

その後の文節にかかっているわけではないと思います。
284阿修羅:2008/03/04(火) 13:42:57 ID:wsJob5qs0
>>283
everybody のとった行動も、another man のとった行動も、他覚的には
「同じ」です。「おい、お前大丈夫か?しっかりしろ。」と体を揺すぶって
私の安否を心配してくれたわけではないです。ですから、彼らの間には
「but」は成立しないでしょう?
つまり、自分も「含めて」誰もが、自分のことしか眼中にない。そこは並立。

>>280 で指摘されている「but」が面白い意見だと申し上げた理由は、
a great while を「蹴られてから正気に戻るまでの時間」だと
思い込んでいたんですが、「失神してから蹴られて覚醒するまで」
という貴殿の判断に、ハッとしたからですよ。
その判断だと、「意図せざる結果として」another man は、自分を
助けてくれたことになるので、最後の文節で初めて「but」が生きてくる。
そういう意味で申し上げたわけです。

英文を左から右に読んでいくせいか、読み終わった部分が「時間的に先」、
という意識が抜けきれず、たとえば同時に起こったことが書いてあっても
後ろに書いてある事は「後に起こったことだろう」、という先入観が入る。
その誤謬を、ちょっと自省しておったところです。




285腹詮索:2008/03/04(火) 18:39:37 ID:c2iaRcBU0
>>282
動物が狩りでしとめられたという単純な分配の状況が起こった場合、ハンターは
死体のうえにのってそしてバラバラに切り分けておおきな部分を一番の勇者に渡す
だろうか。そんなことはほとんどないのである。獲物はほとんど認められている原理原則
によって普通分けられるのである、そしていちばんおいしくない部分はハンターが所持
するらしいのだ
>>279ありがとうございました、「but」の意見も両方ともなるほどとうなずく
ばかりでした。
>>282においては最後のmay even beが訳しにくいところです
おねがいします

286阿修羅:2008/03/04(火) 22:17:19 ID:Av1Ezpir0
>>285
前半はうまく訳しましたね。
この場合のwhen は「仮想された場合」。仮定法に近いですね。
, the largest piece to the strongest man は、以前にも出てきた
パターンで、
@ , with the largest piece going to の、with やgoingの省略か、
Athe largest piece going to の独立分詞構文のgoing 省略か
です。
日本語で言えば、2chのレス文に良く見られる文体ですよね。

may even be 難しいでしょ。貴君はmay は織り込み済みだけど、
「even」の訳が飛んでまっせw

>おいしくない部分はハンターが所持するらしいのだ。
→おいしくない部分をハンターが所持すること「すら」ありうる。

いつもいつもハンターが耳や豚足っつうんじゃハンターも怒るよな。
ハンターの功績といえども、場合によっては、ハンターが遠慮する
こともありえる、という「even」みたいですよ。
期末が済んだら、even と as を探してくるわw

ごくろうさまでした
287腹詮索:2008/03/04(火) 22:53:52 ID:c2iaRcBU0
>>286
ありがとうございます「even」訳し切れなかったです
こういうのが致命傷なんですよね
288大学への名無しさん:2008/03/05(水) 04:25:29 ID:ual9YPhb0
>>284
>その判断だと、「意図せざる結果として」another man は、自分を
>助けてくれたことになるので、最後の文節で初めて「but」が生きてくる。
>そういう意味で申し上げたわけです。

たしかに、最後まで読まないと、よくわかりませんね。

ただ、私は「another man」に引っかかりました。「なぜ a manではないの?」ということです。
そこで、その英文を読み返したわけです。その結果、「everybodyやnobodyとは他の〜」という
意味であることに気がつきました。

そう考えると、「but」の意味も明確になりました。(another man以外の)everybodyは、私が「死んでいる」のか
「生きている」のか気にも留めていません。おそらく、「私」から離れたところにいるのでしょう。
しかし(but)、another manだけが違ったわけです。私の近くに来て、私が「死んでいる」と判断して
私を蹴ったわけです。

つまり、私が「but」の意味を理解したのは「another」の解釈からであって、最後の文節を解釈したからでは
ないわけです。英語を左から右への時系列で素直に読んでいった結果だったりするわけです。

このスレは良スレだと思います。ただ、時々「英文」自体から離れたところで、解釈が進んでいるように
思われることがあります。背景知識も大切ですが、それが解釈の妨げになることもあります。
「英語」をしっかり読むことです。

生意気書いてすいません。
289大学への名無しさん:2008/03/05(水) 12:14:05 ID:WYZihJJ40
>>197
>Such a question can just as well be asked of the men and women throughout
>history who devote their lives to the search for, and expression of,
>the timeless truth by which humanity must live if we are to remain sane and humane.

>「just as well」ですが、これは「may as well」と同じことで「同等比較」でしょう。比較の対象は「as of great artists」ということ。
>22)23)で、artistsに対するquestionについて述べてきたわけですが、「そのような質問は、(ちょうど同じくらいwellに)〜にもされるのだ」
>ということでしょう。「well」はこの場合「頻繁に」ということでよかろうと思います。

wellに「頻度」の意味はない。「頻度」の意味が無いのに、勝手読みするから、

>同じような質問は、今までも探求者や表現者に対しても同じようにされてきた。

のように、現在時制であるcanの訳語に、「〜されてきた」などという訳語を当ててしまう
ことになる。
290大学への名無しさん:2008/03/05(水) 12:16:32 ID:WYZihJJ40
>>197
ここでのwellは、can/could/may/mightと共起して、with good reasonの意味。

直訳すれば、

そのような疑問は、芸術家に対してと『まさに同じ程度に正当に』、
我々人間が、正気で人道的でありたいのなら、よってかかって生活しなければならない
時代を超越した真理の探求と表現に、自己の人生を献上する人々に対しても普遍的に
投げかけることが『できる』。

となる。

つまり、such a questionは、芸術家以外の求道者には、今まで投げかけられてこなかったわけで、
それ故に、芸術家と同じような形で色褪せない真理を探求し表現しているのだから、投げかけられて
『当然』だ、ということ。

wellが、with good reasonであることは、原文でjustifiablyが使用されていることからも明らか。

「英語」を『しっかり』読みましょう。
291大学への名無しさん:2008/03/05(水) 12:29:17 ID:ual9YPhb0
>>290
その問題は大学入試ですね。ですから、「原文」を知っているかどうかは問われないはずです。
やはり、入試問題の「英文」をしっかり読むべきです。

>>197で言いたかったのは、24)について「can just as well」を熟語のように解説されているの見たからです。
ここは(just as well)が(副詞)の「同等比較」であることが理解できていれば、さほど悩むことなく読めます。
全体の意味を取った上で、「では、何との比較だろうか?」「wellの意味は?」と考えていけはよいわけです。

場合によっては考えなくてもいいような気もします。ですから、「well」の解釈については断定的な書き方をしていない
つもりです。それは「そこに拘ると全体の意味を見失うよ」ということが言いたかったからです。

生意気言ってすいません。
292大学への名無しさん:2008/03/05(水) 14:26:47 ID:WYZihJJ40
>>291
あなたが生意気言っているとは思わないよ。
実際、あなたの英語力は相当のものだと思う。

ロビンソン・クルーソーに関しては、
あなたの解釈が正解だと思う。

誰もが「私」の『存在』(生死関係無しに)など眼中になかったのに、
another manは、「蹴る」という物理的行為からも分かるように
(存在しないものは蹴れない)、「私」の『存在』に、安否を気遣っているか
どうかはともかく(恐らく気遣ってないだろう)、少なくとも気付いてはいた。

そして、その「気付いていたこと」が、
nobody minded me , or what was become of meと『逆接』の関係にある。

wellに関しては、詮索さんが鵜呑みにしているような印象があったから、
指摘しておきたかっただけ。>>288の文体を見たとき、>>>197と同じような
文体のだったから、丁度良い機会だと思ってね。前回はアク禁の最中で、
また携帯から打つのも面倒だったから。

詮索さんにはもう少し懐疑的になって欲しいと思う。
もちろん、僕自身の発言も含めてのことだが。

因みに、僕は阿修羅さんじゃないよ。念のため。
293阿修羅:2008/03/05(水) 15:48:36 ID:jY1BlVPG0
>>288
イギリス文学専門の翻訳者達が、ロビンソン当該部分「AS〜:but〜」を
どう訳したか?
今しがた本屋で見てきたものを掲げます。
(細かいトコ略。)

【新潮版】
「しかし、誰もが自分の命のことで精いっぱいだから私に構ってくれる者はなく、
ほかの者がポンプについて、私を足で横によけた。私はそのまま放置された。
かなりたってから正気に戻った。」

【岩波版】「誰もが自分の命のことに精いっぱいのこととて、・・・・、
それどころか、ポンプについた他の男などは、私を足でよけて放置するという
有様だった。かなり経ってから正気に戻った。」

【福音館版】「だが、誰もが・・・・・構ってくれなかった。知らない誰かが
代わってポンプにつき、私を足で・・・。わたしはそのまま放置された。かなり経って
から正気に戻った。」


貴君が言うところの「英文から離れていない」のはどれだい?

294阿修羅:2008/03/05(水) 16:25:03 ID:jY1BlVPG0
>>291
> 「can just as well」を熟語のように解説されているのを見たからです

>>182 で、私が「熟語」として註をつけたことに対してなのかな?

でも、俺の訳文は「このような疑問は、・・ささげる男女に、いつの時代にも
要求されるべき疑問である。」
としている。
as well の比較対象を「芸術家」と限定しない、つまり、
比較対象が「明記されない通念」だとして、熟語扱いにしたんだが・・・。
295阿修羅:2008/03/05(水) 16:40:25 ID:jY1BlVPG0
>>292

ロビンソン漂流記の文では文頭の「As」との整合性を問題にしています。
Asは「誰もが自分の命の事を考える状況「なので」、」としか訳せない。
another man も、例外じゃないわけです。mind me してくれたわけじゃない
ので、but は AS〜の直前文とはやはりそぐわないですよw

ただ、「蹴られて正気に戻った」と読めば、「but」が整合する。
これは納得がいきますがね・・・。


 
296大学への名無しさん:2008/03/05(水) 17:34:04 ID:WYZihJJ40
>>295
僕の考え方では、
mind meの実態は、what was become of meだと思います。

よって、
no body minded me, or what was become of meは、
『私のことなど、誰も気にかけなかった、もっと言えば、私がどうなったかなど
まるで気にしなかった』、
ということになります。

で、この『私がどうなったか、気にしなかった』というのは、「心配しているか否か」
という次元で気にしなかったのではなく、『私』という存在そのものが眼中になかった
んだと思います。(every man for himselfの状況だから当然でしょう。)

そして、そのような存在すら認識されなかった境遇にあったにもかかわらず、
しかし、別の男は違った。彼は飛び込んできて、邪魔だから蹴飛ばして、
そのまま放置した。彼は『私』が死んだと思っていたのだ。

つまり、『死んだと思える』ということは、たとえ一瞬であれ、『私』の肉体が
そこに存在していた、ということは認識できていたことの証左となっています。

この意味で逆接になっているのでは、というのが僕の考えです。
『存在』を認識されていなかった状況と、『存在』を認識されるようになった状況との
対比です。
297大学への名無しさん:2008/03/05(水) 17:42:38 ID:WYZihJJ40
新潮と福音館で、文頭に逆接語があるのは、それより前のセンテンスと、
ディスコースマーカーによって明示されてはいないものの、逆接の関係にあり、
日本語ではそれを、明示しているだけだと思います。

つまり、
In a word, I was so surprised, that I fell down in a Swoon.のように、
【人が気絶すれば助けるのが当然なのに、】しかし、事態が事態だけに、
誰も私のことなど、気にかけなかった、
ということだと思います。
298大学への名無しさん:2008/03/05(水) 17:56:13 ID:WYZihJJ40
ただbutに関しては、迷いもあります。
新潮と福音館は、訳を省き、
岩波は、moreoverのような意味で捉えている。

逆接というのは、+対−、或いは−対+、という構図の場合に
用いられる。
しかし、問題文は、僕のように無理矢理解釈しないと、対立構造にはならない。
(普通に読めば、−と−が重なっている。だから、岩波は「それどころか」にしたのだろう。)

で、英語を読めば、結構古い英語だ。
(例えば、I that was able to do nothing beforeのように、代名詞に関係詞をかけている。)

ということは、butは単なる逆接ではなく、何か別の用法なのかも知れない。
僕は正直、昔の英語の文法なんて全く知らないから、その際は僕の解釈は
間違いだ、ということになります。
299阿修羅:2008/03/05(水) 17:59:15 ID:Oh3Xg3MA0
>>297
>助けるのが当然なのに、しかし・・・
→そうでしょ。だったら、
>>296
>心配しているか否かの次元でなく、存在の認識の有無・・・
→じゃないってことでしょ。

あと、another はeverybody の他、じゃなくて、
自分の他、じゃないでしょうか?
自分がポンプ排水できなくなっていたので、傍にいた
他の人が私をどけて排水作業を交代した。
もち、その間も私はずっと「存在」無視されていたわけですよね?
300大学への名無しさん:2008/03/05(水) 18:02:24 ID:WYZihJJ40
ただbutが、
In a word, I was so surprised, that I fell down in a Swoon.
と、
and it was a great while before I came to my self.
とを、
対比させているということはないと思います。

少し離れすぎていますし、このように考えると、セミコロンで
並列させている意味がなくなるように思います。

あくまで僕の考えですが。
301阿修羅:2008/03/05(水) 18:11:31 ID:lyavcTqX0
>>298
被りました、すみません。
おっしゃるとおり、300年前の英文で
著者は「自分の事ばかり」延々と述べています。
状況を読者に伝えるという配慮もクソもないですね。

もともと別の文節を話題にしているので、but は、
貴殿のいつもの論理的な解説には「値しない」文
かもしれませんねw
302阿修羅:2008/03/05(水) 18:17:24 ID:Jfn/aQt50
>>300

あれ?>>280 は貴殿の意見じゃないのですか?
斬新だと思ってきのうそう書いたんだが・・・。
こんらんしてきましたよ
303大学への名無しさん:2008/03/05(水) 18:18:01 ID:WYZihJJ40
しかし、悩みますね。
butではなく、andで考えてみると、直前直後の文のつながりが決定的に悪くなる感じがする。
やっぱり、「ところが」というマーカーを用いないと、『しっくり』こない。

しかし、何故butでないと駄目なのか、を論理的に説明できない。

弱ったな。もともと頭悪いからなあ。数学・化学・物理・生物・地学は
大の苦手だったし。論理的に物事を考えられない欠点がこういう時に、
顔をのぞかせるんだよな。

困りました。

>>301
こちらこそ、申し訳ありません。
304大学への名無しさん:2008/03/05(水) 18:23:27 ID:WYZihJJ40
>>302
>>280=>>288=>>291は、多分>>197さんだと思いますよ。
そして文体から判断するに、上智の問題でthrowing stoneを
a stone's throw=a very short distance awayの亜種だと
解釈された方だと思います。
305阿修羅:2008/03/05(水) 18:34:31 ID:Jfn/aQt50
>>304
あ、そうなの?
ごめんなさい。やっとのみこめたw

>>303
>and だと「しっくりこない」

確かにそうですね。ついさっきまで、
ここは「順接がくるべし」と思っていたのですが、
「:and」じゃ「nobody minded me」と言った舌の根も乾かぬ内に
「thrusting me」という付帯状況を述べることが、
完全に矛盾するわwwww

実は、
306腹詮索:2008/03/05(水) 18:54:03 ID:znf7oGcy0
おお、ものすごい議論がなされてますねえ、懐疑的になったほうがいいと思う
というご意見は勉強、研究するうえにおいてという意味だと思うのですが
そこまでの実力がそなわっていないというのが実情です。ただここで鍛えられた
おかげで「but]に違和感を感じたのは収穫だったと思います。
しかし、みなさんの一語にかける情熱というか研究心には頭がさがります
阿修羅さんにいたっては本屋にいって3つの訳語を確認されている、尊敬以外の
言葉がみつかりません。
307阿修羅:2008/03/05(水) 19:09:27 ID:Jfn/aQt50
>>306
ああ、詮ちゃん、最初に「but」考え込んだっ、て言ってたから、
英標の成果もろに出てるとおもうぞw

>本屋に行って3つ

正確には5冊w
ポプラ社、岩波少年、版もチェック済み。
ポプラ社なんか「前後ごとカット」されてた。
岩波少年も抄訳。
308大学への名無しさん:2008/03/05(水) 21:01:02 ID:ibFRpEkG0
>>277
it was a great while before I came to myself. この文章は

「かなり経ってから正気に戻った」って訳すんですね

「正気に戻るまでは最高だった」って訳してしまいました
気を失っているうちは何も感じず最高だったが、正気に戻ると現実は最悪の状況だった
なんて感じかなあって・・・
皆さん難しそうなことを議論してるところ低レベルな感想スマソ


309大学への名無しさん:2008/03/05(水) 21:12:57 ID:3NsiDCAa0
>>308
とおりがかりで今たまたまろむっていたものだが、その訳もありうるとおも。

こまかな文脈がわからないが、発想が豊かでその訳なかなかおもしろい
310阿修羅:2008/03/06(木) 13:57:40 ID:bGaCIMtb0

春季集中*EVENとAS【 even(1)】

If the civilization is stable and tradition bound , the variety
of choices presenting themselves are limited and the range of
possible individual conflicts narrow.
Even then they are not lacking.

                (Our Inner Conflicts , 慶応大)

* conflict 心の葛藤
以前、真珠貝と海砂のconflict の文(阪大)と、内容的には似ています。

* present oneself 現れる、出る
311腹詮索:2008/03/06(木) 19:36:47 ID:pOeX8hAZ0
>>310
もし、文明が安定して伝統が束縛されてるならそれによって現れる選択の
多様性は限界があり、個人の心の葛藤の可能性の幅はせばまる。
それらが、欠けてなくとも

正直最後の「they」が確定できませんでした おねがいします
>>309 確かに
312阿修羅:2008/03/06(木) 22:18:15 ID:mPkwMWdq0
>>311
最後の一行がむずかしいのは「lack」のせいですよね。
他動詞も自動詞もあるのですが、自動詞の場合は進行形
で使うという約束があります。

他動詞: We lack 物。
自動詞: 物 is lacking。

最後の一行を普通に読むと、
「Even then 彼らは欠いてない。」という風に、目的語が既知なので
省略されている形の他動詞lack と読むのが流れかな。
「they」はココに出てきてない誰かか?一般人のゼイ(people)か?
とすれば、問題はないですし。

ところが、他に可能性のある「they」は文中に何かないでしょうか?
文頭で「they」が来たときに、反射で「彼ら」と読んでしまうクセが
あるのはよく指摘されることです。「they=それら(物の複数形)」も
あるのにね。
可能性があるのは「choices」「conflicts」の2つですね。
313阿修羅:2008/03/06(木) 22:27:17 ID:mPkwMWdq0
可能性のある[they] に、他動詞lack、自動詞lack、を当てはめると・・・

people are not lacking「人々は*を欠いていない。」か「人々は欠けていない。」

choices are not lacking「選択は*を欠いていない。」か「選択は欠けていない。」

conflicts are not lacking「葛藤は*を欠いていない。」か「葛藤は欠けていない。」
314阿修羅:2008/03/06(木) 22:54:14 ID:mPkwMWdq0

考えたら、他動詞のlack って、進行形にする必要ないよねえ。
lack だけで進行中だから。

だから、be lacking は自動詞だと考えた方が妥当。

あと、「EVEN THEN」

そのときでさえ、そんな場合ですら。
315阿修羅:2008/03/06(木) 23:01:39 ID:mPkwMWdq0

>>313では、第一文はそのとおりで、ちゃんと並列の省略関係も
把握されていて良くできた訳です。

もし文明が安定し・伝統が固定されているなら
選択の多様性は制限され・葛藤の起伏は小さくなる
Even then (そんな場合ですら)
「彼らは欠けない」
「選択は欠けない」
「葛藤は欠けない」
316阿修羅:2008/03/06(木) 23:03:46 ID:mPkwMWdq0

>>313では、第一文はそのとおりで、ちゃんと並列の省略関係も
把握されていて良くできた訳です。

もし文明が安定し・伝統が固定されているなら
選択の多様性は制限され・葛藤の起伏は小さくなる
Even then (そんな場合ですら)
「彼らは欠けない」
「選択は欠けない」
「葛藤は欠けない」
どれがしっくりくるか?

そんな場合ですら、葛藤はなくならないのだ。
ですね。
317阿修羅:2008/03/06(木) 23:12:15 ID:mPkwMWdq0
even now 今でさえ
even when 〜〜する時でさえ

even then もこの感じでしょうかね。
ただし、then は前文に書かれた内容の時と場合をさす。
というのが、注意点ですか。
318腹詮索:2008/03/06(木) 23:25:36 ID:pOeX8hAZ0
>>317
ものすごく論理的な説明ありがとうございます
しかしわかりにくい英文だなあ、慶応むずいなあ
319大学への名無しさん:2008/03/07(金) 01:09:51 ID:Fy4CZLCP0
>>310
文明が安定しており、伝統がしっかりと根づいている場合、存在する選択肢の種類は限定されており、
個人が持ちうる葛藤の幅は狭い。そんな場合でも、それらがない、というわけではない。

boundが訳しづらいですね。
bind「結びつける」「縛りつける」の過去分詞なわけですが、伝統が「何に」結び付けられているのか、
というのが明示されていない。もちろん文脈から「人々の考え方」とかそういうものだろうと推測はできるわけですが、
どう訳出するのか、となると結構困る。
少し悩んだ結果、上記のようになりました。

あと、possibleも結構訳しづらい。上記の訳では少しごまかしてます。

>>311
第1文、「それによって」が余分ではないでしょうか。
「Aならば、B」という本文の構造に「それによって」が入り込む余地がないように思えるのですが。
また、「それによって」が「現れる」にかかっているようにしか読めないのですが、日本語としてやや変では?
320腹詮索:2008/03/07(金) 01:55:45 ID:4+Ez6lbB0
>>319
たしかに「それによって」は余分だとは思うのですが受験生であるので洗練された
訳出よりも理解の深度を示したほうがいい(とりわけ評論文など)と思いまして
書いてみました、文明が安定し、伝統がしっかりとあるから、それゆえに現れる
(存在する)選択の可能性・・・という意味ですので変な日本語とはおもわないのですが
ご意見ありがとうございます
321阿修羅:2008/03/07(金) 08:12:38 ID:9ufHYEE20

>>320>>319
present themselves : たしかに、If節ですでに条件が提示されているので、
          これは「くどい」よね〜。くどいのを承知で入れるか、
          日本語をすっきりさせる為に、さらっと流すか。  

bound : stable と「似た意味で「言い直し」」という了解があるから、
   「何に」バインドしてるのかが書いてないわけですよね。あいまいだね。

range of possible individual conflicts :
解答例では「想定される・個人の・心の葛藤・の範囲」となっています。
possible range というべきものですね。

ご両人とも、お疲れ様でした。さる「入試難問集」の「特選難問」の
「最難問」の一節でした。英文の著者は心理学者です。いかにも、ですねw      
322阿修羅:2008/03/07(金) 08:37:07 ID:9ufHYEE20
春季集中*EVENとAS 【 even (2)】(not even〜 , much less〜)

Her father was suffering from an attack of gout.
She knocked at her father's chamber-door.
"Come in ." was always answered in a hearty voice from the inside.
"Papa , will you not come downstairs this evening?" She spoke distinctly.

"Piph-ph-ph. ★ I can't bear even a handkerchief upon this deuced toe
of mine , much less a stocking or slipper.  I shan't get up till
tomorrow. ★"

            ( Thomas Hardy , A Pair Of Blue Eyes )

* attack of gout : 痛風(つうふう)発作。足の親指の関節炎で激痛。
         heart attack 狭心症、brain attack 脳卒中、
         Mars attack 火星人襲来 

323ウヒョーーーー(。A。)ーーーー!!!:2008/03/07(金) 12:25:53 ID:rSutCxDH0
>>322
俺のこの糞ったれ足指は、ハンカチが乗っただけでも耐えられないんだ。
ストッキングやスリッパどころじゃないんだ。起き上がるのは明日になってからだな。

お願いします。
324阿修羅:2008/03/07(金) 14:26:44 ID:9ufHYEE20
>>323

元気があって、大変結構かと思います。
しいて言えば、
ストッキングを日本語にしてほしかったですねw
足袋とかw
325阿修羅:2008/03/07(金) 14:46:30 ID:9ufHYEE20


  春期集中*EVENとAS 【 even(3)】

An Englishman is accustomed to expressing his thoughts
more or less directly ― even bluntly― allowing for
considerations of time , place and person.
326ウヒョーーーー(。A。)ーーーー!!!:2008/03/07(金) 15:38:02 ID:rSutCxDH0
>>325
英国人は、時間・場所・人物という検討事項を計算に入れた上で、
自分の考えを、多かれ少なかれ直接的に―露骨にさえ―、表明する
ことに慣れている。

お願いします。
327腹詮索:2008/03/07(金) 16:12:53 ID:4+Ez6lbB0
>>325
イギリス人というものは多少なりとも直接的に(いくぶん乱暴に)時間、場所
人物を考慮することを鑑みながら自分の考えを表現することになれている。

考慮することを鑑みながらという言葉はおかしいですね
考慮することをみとめつつ・・としておきます
おねがいします
328阿修羅:2008/03/07(金) 21:50:53 ID:amPlZZtE0
>>326

この文、@ズケズケ言う。
    A空気を読みながら。

を、繋いでいるのですが、常識的には@とAは「相反」内容ですので、
いかに日本語らしく整合性のある和文にするのかが難所です。

>計算に入れたうえで

考えましたね〜。相反する@とAを矛盾なく、そして、
accustomed が生かせる訳です。どこか、皮肉っぽく揶揄
するニュアンスも伝わってきます。

・・・降参です。おつかれさまでした。また、挑戦ください。
329阿修羅:2008/03/07(金) 22:05:42 ID:amPlZZtE0
>327
場の空気を読むなら、ズケズケじゃなくて、控えめに発言するのが筋。
だけど、イギリス人はそうじゃない。それどころか(even)ぶっきらぼう
ですらある。そこが、ふつうと違うよ。
・・・・っていう主張を盛り込めばいいんですね。

>考慮することをみとめつつ

そう、正解です。
ちなみに手元の模範解答ではココを、
「考慮すべきところは考慮しながら、」と訳してあります。
ですので、最初の案「考慮することを鑑みながら」を、単に
「鑑みながら」だけにしても、すっきりした良い訳になると思います。

even は(いくぶん乱暴に)→(乱暴とすら言えるくらいに)
としたほうが良いようにおもいます。

おつかれさまでした。どんどんいきましょう。
330腹詮索:2008/03/07(金) 22:27:37 ID:4+Ez6lbB0
>>329
ありがとうございました。
文章に含まれているであろう皮肉、したたかさを考慮にいれないで
訳してしまいました。英標にはいやになるくらい「イギリス人は・・」
という文章があるというのに、乙です
331阿修羅:2008/03/07(金) 22:47:41 ID:amPlZZtE0
英標、イギリス人気質多かったな、確かにw

汽車のコンパートメントに乗り合わせると
見知らぬもの同士が語り始める・・、とかなw
332阿修羅:2008/03/07(金) 23:05:54 ID:fjc3EkZk0
   春期集中*EVENとAS 【 even(4) 】

誰もが、そしてどの民族もが、歴史を持ち、たいせつに育んできた。

Each generation will look into the future for compensation for the
present ― into the past , too.
For even the past can become a compensatory Utopia , indistinguishable
from the earthly paradises of the future , except by the fact that the
heroes have historical names and flourished between known dates.


むずかしいので、私は寝ます。おやすみなさいまし。
333ウヒョーーーー(。A。)ーーーー!!!:2008/03/07(金) 23:59:56 ID:rSutCxDH0
>>332
それぞれの世代は、現在の物足りなさを補うために、未来に―過去にも―見入るのだろう。
というのは、未来はおろか、過去さえもが、補完的なユートピアとなり得るからだ。
過去を未来という現世の楽園から差別化できるのは、英雄たちが既に歴史と化した名前を持ち、
既に知られた時代の狭間で活躍した、という事実によってだけである。

うーん。よく分からないですね。過去と未来とを隔てるのは、既定か未定かだ、ということだとは
思うんですが、具体例も何も無いので分からないですね。また、何故未来や過去が楽園やユートピア
なのか、ということに関しても、説明されていないので、すっきりしないですね。

お願いします。
334腹詮索:2008/03/08(土) 06:34:18 ID:gwsAiiX20
>>332
各世代は現在の補償として未来を見据え、また過去に対しても同様である。
過去でさえ未来のこの世の楽園と区別ができない補償となるユートピアに
なることができる、英雄たちが我々が知っている時代にだけ歴史に名を刻み
栄華を誇ったという事実をのぞいては。

くどいなあ、意味が伝わらないなあ、おねがいします
335大学への名無しさん:2008/03/08(土) 07:22:52 ID:BbeC7tKb0
>>332
各々の世代は、現在をより良くするために、未来を覗くのだろう ーもちろん過去もー
過去に目を向けるという事は、(現在が、)より良いユートピアになる可能性が出てくる。
未来の地上の楽園という見地から見れば、(理想のユートピアに必要なものを)区別する事が出来る。
偉人らは、歴史に残る名と、歴史に残る繁栄を結び付けて
真実を推測し、いくつもの時代を解明したのだから…。

まったくの検討はずれかもしれませんが、
よ…よろしくお願いします。
336阿修羅:2008/03/08(土) 08:43:43 ID:WMcJBvjg0
>>333
前後の文脈は不明です。出典も不明ですので、掲示された4行英文の中だけで
「意味」を想像して頂くしかないです。で、そのハンデをものともせずに、
大変出来の良い訳文です。look (into the future) for compensation は、
look for 〜「補うものを探す(未来の中に)」「未来に償いを求める」など
の方が良いかも知れません。

>既定か未定かだ

まさに、本英文の根本思想はそこにあると、私も想像します。
過去→現在→未来、という一元的な時間軸を否定している、といいますか・・・。
輪廻転生。時間の流れは一本道でなく、輪を形成してスパイラルに繋がって
いるという視点が見え隠れします。

>何故未来や過去がユートピアなのか?

未来にユートピアを勝手に期待したり、過去にユートピアと呼べる時代が
なかったかどうかを探したり、ということが「現代人」は、出来る。
期待しても実現しないかもしれないし、探してもなかったかもしれない。
・・・というようなことをチラッと考えたりしていたのですが・・・。

お疲れ様でした。大変良い訳文でした。


337大学への名無しさん:2008/03/08(土) 08:51:01 ID:HEZrPHR80
「世代」を「個人」に置き換えるとわかると思う。現在受験で苦しんでいる人は、
「大学生になったら合コンしまくるぞ」と「未来」に思いを馳せて、現在の苦しみを
補完したりする。これは普通。

しかし、中には「中学校の時は学年トップだったのになあ、あの頃はよかった」とか
「小学校の時は、こんなに苦しまないで毎日が楽しかったのになあ」と過去に理想郷を
求める人もいる。
338阿修羅:2008/03/08(土) 08:58:28 ID:WMcJBvjg0
>>334
distinguish A from B by C : AとBとをCによって区別する。

not distinguish A from B except by C : AとBはCによってしか区別できない。

Cが両者の唯一の相違点である、という語法です。

したがって、>「英雄たちが〜事実を除いては」の一節は、「区別」に
掛かるように訳文を練り直したほうが、採点者へのアピールは高いでしょう。
もちろん、そうすると、日本語が長くなって係り結びが変になるから、と考えて
わざと、文を区切ったんだということは、私にもわかります。しかし、上の
>>333ウヒョ〜さんは、「差別化できるのは・・・だけだ。」という風に
構文が明確になるような訳の工夫をされています。
詮ちゃんは「歴史に名を刻む」「栄華を誇る」というような「名訳語」をひねり
出せる才能があるわけだから、そこら辺をもっと生かせると、ウヒョ〜さんを
超える日が近いと、期待しています。がんばって。
339阿修羅:2008/03/08(土) 09:03:45 ID:WMcJBvjg0
>>337
そうですね。私が考えていたのは。
父「お前、がんばって東大に行けよ。」
子「だって、おれ、親父の子だぜ。無理だぜ。」
父「なに言ってるんだ。うちは昔は、徳川家につながる名門の家だったんだぞ。」

というときの父親が求める理想郷を想定しておりました、ハイ。
340阿修羅:2008/03/08(土) 09:18:23 ID:WMcJBvjg0
>>335

貴殿の解釈、実は私も同じこと考えたです。
時間軸に沿うという発想に意味はなく、
相対的な自己と他者、に「歴史の意味」を求める、って解釈。

自己と他者、現在と未来、過去、こういった既成概念を疑ってかかるといいますか・・・。

ポストモダン。

この英文、思考訓練の場(2)からパクッてきた英文なのですが
いつも強気解説の多田正行も、この文章だけは自信なし。でしたね。

「heroes 〜」を「一応、名だたる英雄たち、と訳したが、他の解釈が
あるかもしれない」と結んであります。

面白い文でした。おつかれさまでした。
では、おとなしく仕事に行ってきます。

341大学への名無しさん:2008/03/08(土) 09:38:39 ID:HEZrPHR80
>>339
なるほど。たしかに、それはわかりやすいです。

>>334
少し気になるので、あえて心を鬼にして書きます。

訳してから意味を取る癖がついているような気がします。それは悪い傾向だと思う。
それは日本語に直してから、意味を考えるということだから、結局「日本語の処理」を
していることになる。

意味がわかるから訳せるのであって、その逆は絶対にない。「意味がわかるまで訳さない」
という勇気も必要かと。そうすると、スレッドのタイトルからずれるので難しいところだが。

学生時代に一度だけ、予備校の模試の採点のバイトをしたことがあります。意味がわかって訳している答案と
意味がわからないままに訳している答案の違いは、一目瞭然でした。私の記憶では、美辞麗句を並べている答案ほど
わかっていないことが多かったです。問題作成者もそのような部分、つまり意味の取りにくい部分を選んで
出題しているわけです。

阿修羅さんの回答も、「訳」が正しいかどうかではなく、実は「解釈」の正否を解説されているのです。阿修羅さんは
優しいので、多少オブラートに包んだ表現になっていますが。


以上は、私の勘違いかもしれませんので、その場合は笑って見過ごしてください。
342腹詮索:2008/03/08(土) 13:18:14 ID:gwsAiiX20
>>341
まったくそのとおりのご指摘ありがとうございます
この英文においても「compensation」の意味が理解できていないまま
訳文を進行させてますね、しっかり解釈できてから訳文提出してみたいと思います
>>338ありがとうございました、やさしく育てていただいて感謝してます
343阿修羅:2008/03/08(土) 20:24:39 ID:h1G0iYoG0
>>341
>訳してから意味を取る

正論。
これから模試を受けてゆく受験生は、記述であれ、正誤選択であれ、
「日本語的に予測のつく」問題は出ないと覚悟すべし。
even , as , still , than に注意。あと、複数の時制が絡んだ文。

>>342
ガチガチの逐語直訳主義も一法かと。
後ろから、後ろから、長廻しの日本語で。
早稲田の正誤のダミー文を見抜く近道かもね。


344阿修羅:2008/03/08(土) 20:48:05 ID:E1NAyBYJ0
 春期集中*EVENとAS 【 as(1) 】

Mr Obama's aides yesterday suggested that Wisconsin ― which contains
few of the black voters who have boosted him elsewhere and was not a
caucus contest of the type he has usually won― should have been natural
Clinton territory.
★ One described it as a "no excuses primary " for her.
She sought to shift voter's attention away from the excitement and
euphoria surrounding Mr Obama ★, saying : "This election is not about
me or my opponent. It's about you. Your lives , your dreams , your
future."

                         (タイム、Feb.2008 )

* aide :側近、boost :後押しする、caucus :党員集会、primary: 予備選挙
euphoria :
ユーフォーリア。多幸感。ハピネスと異なるのは、苦痛からの離脱時に感じる
安堵感に近いもの。マラソンのランナーズ・ハイとか。
345腹詮索:2008/03/08(土) 21:24:13 ID:gwsAiiX20
>>344
これは彼女(ヒラリー)にとって待ったなしの予備選挙と書いてるところもある。
彼女は投票者の注意をオバマ氏を取り巻く興奮と高揚感から移行しようとした
「この選挙は私やオバマ氏の選挙ではなくみなさんの夢、未来の選挙なのです」
といいながら。

がんばっていきまっしょい、おねがいします
346:2008/03/08(土) 21:52:06 ID:nySj8dvv0
>>344
オバマ氏の側近が昨日、示唆したところによると、ウィスコンシンは―これまで他州で
オバマ候補を持ち上げてきた黒人の有権者がほとんど存在せず、オバマ候補が普通、
勝ち取ってきたタイプの選挙集会ではなかった故に―本来はクリントン候補の縄張り
であるはずだった。
ある人は、(ウィスコンシンを)クリントン候補にとって「言い訳の出来ない選挙区」と評した。
クリントン候補は、オバマ候補を取り巻く興奮と熱狂から有権者の注目をそらそうとして、言った。
「この選挙は、私のことでも、私の対戦相手のことでもない。あなた自身のことだ。主役は、
あなたの生活、あなたの夢、あなたの未来なのよ。」
347:2008/03/08(土) 22:05:38 ID:nySj8dvv0
訂正
×「ある人」→○「ある側近」、または「側近の1人」
348阿修羅:2008/03/08(土) 22:23:26 ID:5aVqZOCy0
>>345
おっ、気合はいっとるなw

前文にウィスコンシンはヒラリーの地盤とあるね。
describe A as B : AをBと形容する。AをBと表現する。
「待ったなし」な。なるほどそうだね。ではなぜ、待ったなし?
最後だから?票が大きいから?ちがうよね。
前文にあるのは、黒人が少なくてヒラリーが勝って当然の土地柄
だと思われるからですよね。そこでもし負けたら、
no excuses :言い訳なし、弁解不能、許されない、問答無用。
ここでは、excuse の意味合いを込めて訳した方がよさげでしょうね。
aide(側近)の誰かが、言ったんだろうね。
ある者は、そこは彼女にとって「いいわけの利かない予備選」だ、という
ような言い方をした。

あと、>注意を〜から移行→注意を〜から「そらす、そらせる」じゃね?

文意は全て取れているので、これまでだと「OK」の一語で済むところ
でしたが、やはり受験を意識して「減点撲滅・採点者迎合」で細かく
いきまっしょいw・・・・まったりと

ごくろうさま。


349阿修羅:2008/03/08(土) 22:37:30 ID:5aVqZOCy0
>>346-7
おっと、被りましたw(私は、タイプがひどくのろいのでwwww)

私も、Oneは、側近の一人だと、思います。

まったくの模範解答、ごくろうさまでしたw

350大学への名無しさん:2008/03/09(日) 00:35:26 ID:cVtciEX90
>>340
ありがとうございます。
まだまだ拙いので皆さんを見習って頑張っていきたいでっしょい
351腹詮索:2008/03/09(日) 01:52:24 ID:1dxoTy9p0
>>348
日本語が足りてないんですね
ありがとうございました
352阿修羅:2008/03/09(日) 11:45:37 ID:3Lhh7Idc0
春期集中*EVENとAS 【 as(2) 】

アリスは身長がちっちゃくなっていた。パイプをくわえた怪しいイモ虫
が出てきて・・。

The Caterpillar remarked, "One side will make you grow taller,
and the other side will make you grow shorter."

"One side of what? The other side of what?" thought Alice to herself.

"Of the mushroom," said the Caterpillar , just as if she had asked it aloud.

Alice remained looking thoughtfully at the mushroom for a minute ,
trying to make out which were the two sides of it ; and as it was
perfectly round , she found this a very difficult question.
However , at last she stretched her arms round it as far as they
would go , and broke off a bit of the edge with each hand.

"And now which is which?"


ご存知、アリスと芋虫のシーンです。
4行目の、「said the Caterpillar , just as if she had asked it aloud」
を、どうするか?

353阿修羅:2008/03/09(日) 12:00:16 ID:3Lhh7Idc0

すみません。原典は、
「片方を食べると大きくなり、片方を食べると小さくなるよ。」
「片方って何の?もう片方って?」アリスは自問した。
芋虫は、そう言ったきり、草の中に消えた。(・・・に、続いて、)
「マッシュルームのさ。」said the Caterpillar, just as if she had asked・・・
ですね。
はしょると、だめですね(汗
354腹詮索:2008/03/09(日) 12:45:37 ID:1dxoTy9p0
>>352
「マッシュルームのさ」と彼女が声に出して尋ねようかとするのと同時に
芋虫は言った。
アリスはマッシュルームのどっちがどっちなのか理解しようとしばらくじっくりと、
見続けた、でもそれは完全に丸っこかったのでものすごい難問だと彼女は理解した
しかし、とうとう彼女はマッシュルームを抱えるように伸ばせるだけ腕を伸ばした
そして、両方の手で(えーとわかりません、イメージできません)
「これで今、どっちがどっちなの?」

おねがいします
355:2008/03/09(日) 12:55:21 ID:mxfxDwA50
>>354
1.芋虫は人間の表情から心理を読み取る能力がある。
2.芋虫はテレパシーの使い手である。

どっちが正解なんでしょう?
356阿修羅:2008/03/09(日) 12:59:49 ID:VB0ctGJk0
>>354
昼のラーメン食ってる間に、速攻ですね。
ポイント3個
@just as if she had asked it aloud
Aas far as they would go
Bbrake off * with each hand

ポイントAは、そのとおりで正解です。
「they=arms 」が取れたのでグッド。

ポイントBは、延ばしたそれぞれの手で、マッシュルームの「ヘリ」を
ちょっと千切り取った。マッシュルームの大きさがわからないのだが
たぶん、今のアリスにとっては、太い杉の木くらいあるんだろうね。たぶん。
357阿修羅:2008/03/09(日) 13:04:21 ID:VB0ctGJk0
>>354
また、被りましたww
で、
核心ヒントが出ちゃったね。

>>341のとおり、
>訳してから意味をとる
と、誤訳する。

丁度いい例だと思います。
英文を正確に読むと、
アリスが何も喋っていないということに
気が付くはず。
そういうことですよね。
358:2008/03/09(日) 13:08:32 ID:mxfxDwA50
>>354
and broke off a bit of the edge with each hand

それぞれの手で、端っこをちょっぴりむしりとった

And now which is which?

で、どっちがどっちなの?

nowは、「今」ではないですね。
359:2008/03/09(日) 13:10:00 ID:mxfxDwA50
>>357
こちらこそ、申し訳ございません。
360腹詮索:2008/03/09(日) 13:27:14 ID:1dxoTy9p0
>>358
nowは「さあ」というニュアンスかな?
361阿修羅:2008/03/09(日) 13:42:18 ID:VB0ctGJk0
>>360
そうそう。
now ;
(時と関係なく間投詞的に、)
さて、ところで、さあ、まあ、これ等

千切って見比べてはみたものの、はて?
でしょうね。きょろきょろ両手のかけらを見比べてるんでしょうね。

just as if 〜は仮定法で、
前文の、「何の片側?」という自問を声に出してさっき言ったかの如くに。
→まるで、自分の心の中の疑問が芋虫に聞こえていたかのように。
→まるでアリスの心を見透かしているかのように。
といった感じの訳になると思いますよ。
362:2008/03/09(日) 13:47:52 ID:mxfxDwA50
そうですね。

例えば、now what?に至ってはイディオム化しておりまして、
1.used when you are annoyed because sb is always asking questions or interrupting you
2.used to say that you do not know what to do next in a particular situation
となっております。
363阿修羅:2008/03/09(日) 13:58:36 ID:VB0ctGJk0

>彼女が声に出して尋ねようかとするのと同時に

微妙な感情の「揺れ」が入った日本語ですね。
合っているのか、ちょっと違うのか、だいぶ悩んだんですが、
as if は「実現していない」んだよね。
声を出す、という行為が「実際にはなかった」という事実を重視すべきかと。

つか、そこをもう一歩、突っ込んで訳した、と言われると返す言葉がないが・・・・。

アリスの解釈やりだすと、とにかく揉めるんだよねw
364腹詮索:2008/03/09(日) 14:13:08 ID:1dxoTy9p0
まるで彼女が声を出して尋ねたかのようにかな
それぐらい絶妙のタイミングで芋虫が答えたということでしょうか
365:2008/03/09(日) 14:29:23 ID:mxfxDwA50
>>364
thought Alice to herself
just as if she had asked it aloud

やっぱり文脈で考えるべきだろうね。
絶妙のタイミングと言えば、その通りだろう。

心の中で思った次の瞬間に、芋虫がそれに対応する返答をしたのだから。
366:2008/03/09(日) 15:08:39 ID:mxfxDwA50
英文投下。

The next moment a hideous, grinding screech, as of some monstrous machine running without oil,
burst from the big telescreen at the end of the room. It was a noise that set one's teeth on edge
and bristled the hair at the back of one's neck. The Hate had started.

*telescreen: 「テレスクリーン」
映像や音楽を配信する機能だけでなく、周囲にいる人々を監視する能力までもが備わっている、秀逸な装置。

*the Hate: the Two Minutes Hate 「二分間憎悪」
特定の人物や国家を憎悪の対象とすることで、党員の結束力を強化することを目的とした
2分間のイベント。人物は、Emmanuel Goldsteinで固定されているが、国家は、その時々の
同盟関係に応じて、Eurasiaの場合と、Eastasiaの場合とがある。
367腹詮索:2008/03/09(日) 16:20:01 ID:1dxoTy9p0
>>366
次の瞬間、
何か油の切れた巨大な機械が動いてるときのひどく、キーキーとした音が
部屋の隅にあるビッグテレスクリーンから突然響いた。
それは気分を害し首の後ろの髪の毛が逆立つような騒音であった
二分間憎悪が始まった。





単語は難しいが検討はつけることができた、「room]はなにか巨大な空間
なのかもしれませんがはっきりとはわかりませんでした
おねがいします
368大学への名無しさん:2008/03/09(日) 17:20:24 ID:Y3N7WA3vO
質問があります

Sheなどが含まれていた場合は前の文脈、文章から人名が分かっていても「彼女」と訳してもOKなのでしょうか

解答速報で彼女と訳されていたのでいいのかなと。
もしその「She」がどの女の人物か分からなかった場合「彼女」と訳してもごまかせるということでOK…?
設問にSheを明らかにして訳せ
とか無い限りいいのかな

お願いします。
369阿修羅:2008/03/09(日) 18:24:14 ID:wjV+R/qC0
>>366-367
実は、「as +前置詞」の例文をここのところ随分探していたのですが、
グーグル先生に聞いても、ひとつも見つからなかったんですよねww

>>368
原則的に、入試の採点は「部分点の集合体」ですので、代名詞が人や物
であれば、明確に訳すべきであるとおもいます。
たとえば、
the Nature (自然の女神)という単語は、she(彼女)、で受けますが、
これを「彼女」と訳文した答案を「−2点」とされた例を聞いたことが
あります。


370大学への名無しさん:2008/03/09(日) 18:36:42 ID:mxfxDwA50
>>367
ここでのasは、「様態」のasです。
が、まあ、詮索さんの訳でも大丈夫だと思います。

「様態」のasは、前置詞の前につけられることがよくあります。
前出の名詞が省略されていると考えても、或いは名詞と前置詞の間に挿入されたと考えても、
どちらでもいいでしょう。
(ここでは、screechとas of some monstrous machineとの間に、カンマが入っているので、
省略のように感じられます。)

「前置詞の前につけられることがよくあります」と言いましたが、最近の傾向としてはあまり
無いように感じられます。

roomについてですが、大き目のホールみたいですね。
注釈が足りなかったことをお詫び申し上げます。
(ですから、endは、入り口から見た「奥」ということになります。)
371:2008/03/09(日) 19:03:05 ID:mxfxDwA50
同じパターンのas ofをもう1つ。

像が盛りのため暴れだし、クーリーを1人殺した。
インド帝国警察官の「私」は、ライフルを手に、象の行方を追う。
しかし、やっとの思いで象を発見した時、像はすでに落ち着きを取り戻していた。
ところが、後を振り返ると、ビルマ人の野次馬が大量にいた。彼らは皆、
象が撃たれるところを見たがっている。「私」は、『白人』の代表として、
『原住民』の前で無様な姿をさらすわけにはいかない。
目に見えない心理的圧力の中、「私」は象を撃つことを決意する。

There was only one alternative. I shoved the cartridges into the magazine
and lay down on the road to get a better aim. The crowd grew very still,
and a deep, low, happy sigh, as of people who see the theatre curtain go up at last,
breathed from innumerable throats. They were going to have their bit of fun after all.
The rifle was a beautiful German thing with cross-hair sights. I did not then know that
in shooting an elephant one would shoot to cut an imaginary bar running from ear-hole to ear-hole.
I ought, therefore, as the elephant was sideways on, to have aimed straight at his ear-hole;
actually I aimed several inches in front of this, thinking the brain would be further forward.
[Shooting an Elephant]

因みに、>>366の英文はNineteen Eighty-Fourからのものです。
372368:2008/03/09(日) 19:12:16 ID:Y3N7WA3vO
>>369
ありがとうございます
文脈にもよるかもしれませんがより明確な訳ができるよう心がけることを頭にいれておきます
彼女は最終手段にとっておくことにします。
373:2008/03/09(日) 19:23:14 ID:mxfxDwA50
>>366
一応、試訳です。

次の瞬間、鉄が擦り切れるような、おぞましい甲高い音が、潤滑油が無い状態で動いている、何か巨大な機械から
発せられるような音が、部屋の奥の大きなテレスクリーンから暴発した。それは、人の歯を浮かせ、身の毛を
よだたせる音だった。二分間憎悪がついに始まった。
374大学への名無しさん:2008/03/09(日) 20:18:11 ID:3pJ1I5/u0
>>371
こうなったら象を撃つしかなかった。弾丸を弾倉に押し込めて、狙いを固めるため横になった。
背後の群集はますます寡黙になり、まるで待ちに待った劇場の緞帳が上がるのを見る民衆
がそうするような、深く、低音で、楽しげなため息を無数の喉から発していた。
群集にとっては結局単なる見世物の楽しみにすぎないのだ。
このライフルはドイツ物でcross-hair sights?付きだ。
象撃ちでは、象の耳孔と耳孔を結ぶ仮想ラインを撃ち切るつもりで望めばうまく倒せる
らしいのだが、私はそのことをその時まで知らなかった。
だもので、象が真横を向いたときにあわせて、象の耳孔に正対して標的を合わせねばなら
なかった。
実際には、耳孔の数インチ鼻側を狙って。多分、象の脳は耳孔のもう少し鼻寄りにあるだろうから。


二者択一の状況が不明ですが、自分が象を撃つしか許されない状況
か何かだと想像して上のような訳にしました。象を撃つのに慣れて
ない様子なので、誰か別の人が撃つという心積もりだったのではな
いでしょうか?急にお鉢が廻ってきた感じ。おねがいします。
375大学への名無しさん:2008/03/09(日) 21:06:32 ID:QVfP5Rno0
>>374
cross-hair sights

たぶん、十字カーソル入りの照準器だろ?
376:2008/03/09(日) 21:16:39 ID:mxfxDwA50
>>374
*their bit of fun: 「彼らに割り当てられた楽しみ」
bitは、ここでは、a part of sth largerの意味で、
an amount of sth that is thought to be normal or acceptable for one person
という意味のshareに近いです。
ex)
I’ve had my share of luck in the past.
I’ve done my share of worrying for one day!

*after allは、ここでは、used when you are explaining sth, or giving a reason
の意味です。They were going to have their bit of funが、群衆が静かに興奮している
様子の理由であることを示しています。
ex)He should have paid. He suggested it, after all.

*cross-hair sightsは、中を覗き込むと十字の照準が見えるようになっている照準器だと
思われます(多分)。

*one would shoot to cut ... :ここでのwillはused for stating what is generally true
の意味です。be supposed toに近いです。
ex)
If it’s made of wood it will float.
Engines won’t run without lubricants.
377腹詮索:2008/03/09(日) 21:35:06 ID:1dxoTy9p0
>>370
ありがとうございました
378:2008/03/09(日) 21:40:16 ID:mxfxDwA50
>>374
*the elephant was sideways on: ここでのonは、used to show that sth continues
の意味で、このonがあるおかげで、象がsideways(=with one side facing forwards)
の姿勢を保っていることが分かります。(つまり、動作ではありません。)

二者択一についてですが、また説明不足でした。前置きのところで述べたように、
「私」が象を見つけたとき、すでに象は落ち着きを取り戻していました。よって、
無駄な殺生はしたくないとの気持ちから、「私」は、象はとりあえず撃たずに、
『適当な距離まで近寄ってみて、象が暴れだしたら撃つ、もし何も起こらなければ
象使いが戻ってくるまで様子を見る』という作戦を思いつきました。しかし、
「私」は銃の腕に乏しく、もし上記の作戦を決行して、象が猛然と襲ってきたら、
太刀打ちできそうにありません。あっという間に象に踏み潰され、「現地人」の目の
前で醜態をさらすことになるでしょう。

しかし、「白人」の「私」にとって、このような醜態をさらし、「現地人」の笑いもの
になることは絶対に許されないことです。(不良の集団の番長が、下っ端たちの目の前で、
敵前逃亡できないのと似たような感じだと思います。)そして、許されないが故に、今いる
場所から撃ってしまえばいい、という結論に達しました。

ここは、作者が帝国主義の(作者なりの)本性に気付いた場面でもあります。

注釈不足お詫び申し上げます。
379:2008/03/09(日) 21:49:30 ID:mxfxDwA50
>>374
で、肝心のas ofのところは全然大丈夫です。
「まるで〜するような」と、うまく訳せていると思います。

なお、Shooting an Elephantを含めて、George Orwellの作品は
一部の国で、public domainに入ってますので、ぐぐると
ネット上で見れます。前後関係を詳しく知りたい人はどうぞ。
380374:2008/03/09(日) 21:57:06 ID:qRN6UJXh0
>>375-8
な、なるほどー   勉強になりました
イギリス領インド時代の話でしたか
ていねいなせつめいで、ありがとうございました
またおねがいします

381:2008/03/09(日) 22:01:38 ID:mxfxDwA50
>>371
一応、試訳です。

代わりの選択肢は1つしかなかった。私は弾薬を弾倉に押し込み、狙いをつけ易いように、地面の上に身を伏せた。
群衆は静まりかえり、劇場の幕がついに上がるのを目にする人々が洩らすような、深くて低い、至福の吐息が、
数え切れないほど多くのノドから洩れ出た。やっと楽しみが回ってきたのだ。ライフルは美しいドイツ製で、
十字形照準内臓の照準器が付いていた。私は当時、象を撃つに当たって、一本の棒が耳の穴から耳の穴へと
通っているのを想定して、それを切り裂くように撃つとされていることを、知らなかった。それ故に、本来なら、
象が横向きの姿勢を保っていたので、その耳の穴をまっすぐに狙うべきだったのに、実際は耳の穴よりも
数インチ前を狙った。脳味噌は耳の穴よりさらに前にあると思っていたからだ。
382大学への名無しさん:2008/03/10(月) 09:20:16 ID:LcWdT83K0
亀レスなのでスルーも可です
>>344 
オバマ候補の側近は、昨日(この様に)述べた。
ウィスコンシン州については―
少数の黒人有権者が存在し、彼(オバマ候補)を後押ししていた、他の選挙区や
彼がいつも勝利を収めていた種類の(タイプの)
党員集会演説とは勝手が違う ―クリントン候補指示の選挙区だと認識しておいた方が良いだろうと‥。
☆オバマ候補の側近は、その事(相手の選挙区だという事)と
クリントン候補にとっては「負けられない選挙」の1つだという事を同時に示した。
(それに対し)クリントン候補は、有権者の注目をそらしたかった、オバマ候補を取り巻く、勢いや、政治に対する期待感から。
☆(演説でクリントン候補はこの様に)述べている:「この選挙は、私や他の候補者のためにあるのではありません。あなた あなたの人生 あなたの夢 あなたの未来のためにあるのです。」
>>352
そのイモ虫は言った、「片方は、君を大きくして もう片方は、君を小さくしてしまう」
「何の片方?もう片方って何?」アリスは、自分に問いかけた。(自問した)
「マッシュルームの事さ。」とイモ虫は言った、アリスが声を出して、それ(自問した事)を、尋ねようとした まさにその瞬間に。
アリスは、そのまま考え込んで、ちょっとの間マッシュルームを見ていた、
(そして)、その両方のマッシュルームを、見分けられないか試みていた
マッシュルームは、完全に丸くて
、アリスは これは(見分ける事は)とても難しい問題だと気付いた。
だが、ついにアリスはそれ(マッシュルーム)の辺りに両腕を伸ばした、
それらは(マッシュルームは)、遠くに行ってしまった、
それぞれの手で端っこをちょっとちぎったのと同時に。
「さあさあ、どっちがどっちかな?」
よろしくお願いします。
383大学への名無しさん:2008/03/10(月) 10:48:47 ID:sMEzhr9I0
>>382
訂正です
アリスのas far as の前後あたりを
腕をいっぱいに伸ばしてやっとマッシュルームに届いて端をちぎった
という感じにです。
アリスが小さくなっていた事を忘れてました…orz
384阿修羅:2008/03/10(月) 14:30:18 ID:DGCGWOfz0
>>382
亀であろうがウサギであろうが、
訳例がいっぱい出てくるのは、私には楽しみであります。
>認識しておいたほうが良いだろう
should have been は「〜であるハズだ」「〜だったハズだ」が
英文法的なルーティンです。もちろん、文脈的にも、貴殿の訳
で全く良いのですが、「ハズだから負けられない」という強い
根拠、という点も、含みに入っておるべきかと感じました。

アリス。
just as は「タッチの差で同時」ですね。
as if は「まるで〜かのような」という仮定。
この2個の合成。
>>354腹詮索君の判断と同じく、「声に出してそれをいま尋ねようとした瞬間」は、
just を表現されたものと思います。その事はきのうからよく理解
しているつもりなのですが、アリスが声に出して聞こうとしたのか
どうかが、英文の字面だけから出てくるのかどうか、そこが疑問です。
アリスに意思があったかどうかを確定する要素の有無というのでしょうか。

状況的には全く自然なので、その意味では異論はないのですが、
どうしても、ひっかかってくるんですよね〜。
385阿修羅:2008/03/10(月) 14:38:34 ID:DGCGWOfz0
>>381
なるほどね〜。対訳で英文と訳文を読み返しているうちにわかってきたのですが、
その論からいけば、狙撃手は、「耳のあな間同士の「棒の断面」を狙わなければならないのに」という
風に書いてあるわけですね。細かいところを読み飛ばすと、オウエルの言いたがって
いることの真意が、ちゃんと読み取れない、精緻な小説ですねえww
こりゃ、おもろいわww象撃ち、初めのころにも一回でたことあるよねww。
鉄砲の音がしたけど云々、みたいなやつ。



また、晩にでも来ます。
386大学への名無しさん:2008/03/10(月) 16:39:48 ID:OEjJhAz60
>>384
ありがとうございます。
should have been の訳、勉強になりました。
初めは「すべきだ」の方で、訳していたのですが
それまでの訳の雰囲気から考えるとどうしようか悩みました
確かに
「すべきだ」のほうが、アドイス(注意)や力強さ、自分が関係者で勝ちたいという意識を含んだ訳になり
「認識」だと力強さが欠け、自分が関係者ではない様なニュアンスに
なってしまうなあと思いました。
アリスの方ですが、ご指摘を受け自分でも
「声を出して尋ねようとしたその瞬間」という訳が
英文の活字からでは読み取れないかもしれないと思いました。
「それはちょうど、仮定の中(心の中)で、アリスが声を出してイモ虫に質問した時だった」
という感じの方が適していそうな気がします。
アリスは実際に声を出そうとはしていない
出そうとする意思はなかった もしくは、
心の中で質問したら間髪入れずに答えられてしまったから、考える暇もなかった
自信ありません…
ん〜深いですが、面白いです。
387大学への名無しさん:2008/03/10(月) 17:03:25 ID:OEjJhAz60
連投すみません
個人的には、鏡は人の心を写すと言われるので
鏡の中の住人も鏡と同じく心を写す(住人から見ると写される)
だから、わかったのか?何て思ったりします。
また、住人にも個性があり
心は写さずに、左右の逆だけ写す住人もいるのか?とか
388阿修羅:2008/03/10(月) 22:05:03 ID:2bh7VS8Z0
>>386-7
貴殿は文章を書くのが、なかなかうまいねえ。

>左右の逆だけ写す

なるほどねえ。
いろいろな登場人物がいても、そいつらって結局すべて、
創作者である作家自身。アリスも、芋虫も、ハンプティー
ダンプティーも。
アリスの考えは、口にしなくても芋虫には当然わかってる。
さらには、アリスも芋虫も、この物語の結末さえも既に
知っているわけです。どちらもキャロルですから。

いかにそのことを読者に悟らせないように読ませるか。
作者自身の影をいかに抜いてみせるか。
そこが作家の力量です。
それを、読者側から言えば、
読者は「作者の影の存在」に気づいたとしても、
見て見ぬ振りができるかどうか、でしょうね。

>心の中で質問したら間髪・・・、考える暇もなかった

そう、それはそのまま、読者に考える暇をあたえない、ってことでもありますね。

389大学への名無しさん:2008/03/11(火) 12:24:05 ID:HGrsJk6G0
なかなか深いですね。

ただ、普通に読んでいれば「作家」は意識されないのがたいていの小説はではないでしょうか。
それを意識化したのがメタフィクションと呼ばれる難解な小説だったりします。

アリスは普通に楽しい小説だと思う。
390阿修羅:2008/03/11(火) 13:44:15 ID:0tcOpTcO0
>>389
メタ・フィクションね。
「V。」とかね。




391阿修羅:2008/03/11(火) 13:56:23 ID:0tcOpTcO0
春期集中*EVENとAS 【 as(3) 】(not so much as その1)

船の出航前に顔見知りたちが続々やってきてテーブルで談笑している。

A little man who was bent as some trees are by a gale on one side of
them had slipped in.
He shook hands with Helen.
"You are still rheumatic?" asked Helen.
"Once rheumatic , always rheumatic , I fear ," he replied.
"To some extent it depends on the weather , though not so much as
people are apt to think."

               ( Virginia Woolf , The Voyage Out )
392sign:2008/03/11(火) 17:03:36 ID:hmaHpFj50
>>391
側面に受ける強烈な旋風によって木々が曲げられている、
そんな曲がり方をした姿勢の小さな男が、すっと入ってきた。
彼はヘレンと握手を交わした。
「まだリュウマチなの?」とヘレンは訊いた。
「リュウマチはね、一度捕らえた獲物は放さないものなんだよ」と彼は答えた。
「天候次第なんだ、ある程度はね。もっとも、皆が思いがちなほど左右されるわけじゃあないが」
393阿修羅:2008/03/11(火) 19:14:16 ID:0tcOpTcO0
>>392

そうですね。
そのとおりですね。
ごくろうさまでした。
394阿修羅:2008/03/11(火) 19:26:11 ID:0tcOpTcO0
春期集中*EVENとAS【as(4)】not so much as その2

@ Few people were not so much dazzled by him as to be desirous
 of gratifying whatever wishes he expressed.

A The clouds do not so much seem to blot out as to destroy
  the mountains.
395腹詮索:2008/03/11(火) 23:25:41 ID:kcERb0/00
>>394
@訳せそうで訳せませんでした、倒置かな
Aその雲は覆うというよりは山々を破壊するように見えた。

おねがいします
396大学への名無しさん:2008/03/12(水) 00:13:01 ID:EewuCdCi0
>>394
彼が表明した望みなら何でも満たしてあげたいと思うほどに、彼に目が無かった人はほぼ皆無であった。

雲は、山を覆い隠すというよりは、破壊するようである。
397大学への名無しさん:2008/03/12(水) 00:15:06 ID:36M1Cz3h0
>>395
(1)He is not so tall as Tom.
⇒HeとTomをtallについて比較
⇒彼はトムほどtallではない。

(2)He is not so much tall as big.
⇒tallとkindを(muchについて?)比較
⇒彼はtallというよりむしろbigである。

(3)He is not SO tall AS TO touch the ceiling.
⇒tallの程度を表す表現の否定
=He is not tall ENOUGH TO touch the ceiling.
⇒彼は天井に触れるほどはtallではない。
398397:2008/03/12(水) 00:20:06 ID:36M1Cz3h0
>>394のAは(3)のパターンだと思ったが、

The clouds do not so much seem to blot out as (they seem )to destroy
the mountains.

ということ?だとしたら、みなさんの訳のほうが正しいですね。失礼しました。
399腹詮索:2008/03/12(水) 00:22:32 ID:ADyMm3MW0
>>
400396:2008/03/12(水) 00:26:05 ID:EewuCdCi0
ああ、間違えた。

『彼に魅了されていなかった人はほとんどいなかった』
つまり、
『ほぼ誰もが彼に魅了されていた』

よって、
『ほぼ誰もが彼に惹かれていて、彼が表明する望みは何でも叶えてあげたいと思うほどだった。』
401腹詮索:2008/03/12(水) 00:27:39 ID:ADyMm3MW0
>>397
彼が表したどんな望みでも十分にかなえるほど彼に幻惑された人はほとんど
いなかった

ヒントありがとうございます
402阿修羅:2008/03/12(水) 07:06:15 ID:Nam2qOuI0
>>395>>401
主語のfew を一旦置いておいて、>>397さんの(3)例文を借りて
考えますと、「not so much 幻惑さる as to 叶えてやりたい」
は「叶えてやりたいほどには幻惑されナイ」ですので、さらに主語few
をつけると、

「約0人が、叶えてやりたいほどには幻惑されない。」ですので、
>>401の文は、(幻惑された人)→幻惑されなかった人、に変えるとOKです。
dazzle を幻惑、と訳されたのは超グッドですよ。

>>396>>400
そのとおりです。正解。
前文には、彼が魅力的な青年であったと書かれているのですが、
文法だけで結論を出す目的で、当該文のみを抜書きしました。

>>397-398
なるほど、そういう判断も成り立ちますね。
雲があんまりにも厚く垂れ込めてきたので、という
前文を意図的にはずしたのですが、構文だけでは
解釈が確定しないものだったかしれません。
403腹詮索:2008/03/12(水) 07:50:47 ID:ADyMm3MW0
>>402
ありがとうございました
マイナスとマイナスですね
404大学への名無しさん:2008/03/12(水) 08:19:57 ID:vIXjdXnU0
>>394
Aその雲は、見えなくする様な事をしない、その山々を壊す様なことも。
この様な解釈は間違いでしょうか。
よろしくお願いします
405阿修羅:2008/03/12(水) 09:09:49 ID:1TJiUWf10
>>403
二重否定と言うそうです。

>>404
(霧が急速に拡がって雲となり、あっという間に山に被ってきた。)
The clouds do not seem to blot out the mountains.
その雲は、山を消し去るようには見えない。

当該文の前半時点で「blot out は否定されている。」っていう判断
までは、異論がないと思われます。

not 【so (much 消す)as (壊す)】=not so much 消す、not as 壊す

という否定の範囲ということですね。

>>394で2個並べたのは、
@「幻惑される」「言いなりになる」
A「見えなくする」「破壊」

どちらも、比較が「事実の大小」でなく「印象の色味」の違い
を叙情的に比べた文。

という意味あいでした。Aの文では、考えようによっては
「blot out」の方が「destroy」より「きつい」と判断・可
なわけです。

だから・・・・、
>>404 訳も充分ありえる、と思います。
が、このへんの文法判断は、英語科専攻の旅人さんが
詳しいはずなので、保留ということで・・・・、すみません(汗。
406旅人さんではないですが、:2008/03/12(水) 09:48:15 ID:36M1Cz3h0
最初読んだ印象としては、destroyするほどblot outはしているようではない、
ということだと思いました(>>397の(3))。

ただ、blot outとdestroyの目的語がthe mountainsだとすると、程度を示すdestroyに
目的語を置いて共通関係にするのは奇妙な気がします。

やはり、>>395.>>396さんの解釈が正しいのだと思います。

ちなみに「so much A as B」は「A=△、B=○」ということです。つまり、
Bに比べるとAは負けているけれど、全否定ではなく△ということです。それを訳すと
「Aというよりは、むしろB」ということになります。

「not A BUT B」と比較するとわかりやすいように思います。この場合は「A=×、B=○」
ということで、Aが全否定される点が異なりますが、構造的には似ています。「not so much A BUT B」
と書く場合もあるそうです(ジーニアス)。

The clouds do not seem to blot out but to destroy the mountains.

これなら、「その雲は覆うのではなく、山を破壊するように思える」と一義的に解釈できます。
これと同じような感覚で読めば、やはり>>395,>>396さんの解釈が自然だと思います。

>>404の解釈にするには、
The clouds do not so much seem to blot out OR to destroy the mountains.
とする必要があると思われます。ASとなっている以上>>404の解釈は無理では?
407大学への名無しさん:2008/03/12(水) 10:16:46 ID:OFj0y6vI0
>>405
ありがとうございます、勉強になります。
blot > destroy (覆う確率 > 壊す確率)
という様な解釈に対して
自分は
not blot<not destroy (覆えない確率 < 壊せない確率)
という様な解釈で捉えているみたいです。
「覆えないのだから、勿論 壊すことなんて…」
という感じです。
意味は同じ(多分?)でも微妙な違い(会話の場合、話者の雰囲気など)
の方に関わってくるのかと考えると………、難しいです
正にcloudな(もわもわしたものが頭を覆う様な)問題で混乱します
408くどいです〜:2008/03/12(水) 10:26:38 ID:36M1Cz3h0
「He is not so tall as Neko Hiroshi.」とした場合は、実質的には「彼も猫ひろしもtallではない」
ということになります。

ただ、この場合は「Neko Hiroshi」が背が低いということが前提とされているだけであって、
HeがNeko Hiroshiよりも背が低いことにはかわりありません。文の形式的意味は、
⇒Heは(tallの度合いにおいて)Neko Hiroshiに負けている
ということです。その比較の対象のNeko Hiroshiのtallの度合いが一般的基準からは低いので、
実質的には、「両方低い」ということになるわけです。

問題の文の場合
⇒to blotは(nuchの度合いにおいて)to destroyに負けている
ということです。このmuchは難しいですが、「I don't like cats very MUCH.:それほど好きではない」
のようなものだと思います。まさに「程度」を意味するのでしょう。
⇒destroyするほどblot outはしていない
ということです。Neko Hiroshiと違って「destroy」に一般的な程度の弱さは含まれません。
ですから、やはり>>404の解釈は無理のような気がします。
409404:2008/03/12(水) 10:31:08 ID:OFj0y6vI0
>>406
なるほど〜、ありがとうございます。
ASというよりORで解釈してるのか...orz
勉強しなおします
410続くどいです〜:2008/03/12(水) 10:34:23 ID:36M1Cz3h0
「I don't like cats so much as dogs.」を「私は猫がそれほど好きではない、勿論犬なんて」
とすることはないということです。

ちなみに、ORというのは「NOT A OR B:AでもBでもない」ということです。
411阿修羅:2008/03/12(水) 10:44:36 ID:Uqszyvob0
>>406
理路整然と論を展開できる「説明力」に、頭がさがります。

次に掲示しようとしていた、↓の文、正訳も併記しますが、
貴殿の「論」では、この文のas 以下の否定を、どのように
解釈されますか?よかったら、教えてください。

【 as(5) 】 not so much as その3

A department does not know so much as some of its servants.


(部署は、そこで働く数名のスタッフの事すら知らない。)
コンラッドの『密偵』の一節。警察で働く主人公が、こういって
上司への不満を漏らすくだり。

not so much as 〜=not even 〜

という公式があるそうです。
「数名のスタッフ程も充分に知らない」が転じて上の訳と思われます。

これを、「充分に知らないが数名くらいなら知っている」と読むことが
出来てしまうのではないか?という疑問に対しては、>>406論から、
説明できましょうか?
412阿修羅:2008/03/12(水) 10:49:34 ID:Uqszyvob0
疑問を整理して、私からの質問に換えてみますと

質問:

not so much as A では、Aは否定されるのに、なぜ

not so much A as B では、Bは否定されないのか?


ややこしい話をしてすみません。
413大学への名無しさん:2008/03/12(水) 10:56:32 ID:36M1Cz3h0
>>411
「not so much as 〜」の場合は「not so much A as B」と若干異なるように思います。
つまりこの場合は「much」自体が「A」といういことです。

not so much (A) as B:Bほど(A)ではない
not so (much) as B:Bほどmuchではない

「Bほどmuchではない」ということですから、「Bより少ない」ということになって、
「数人のスタッフのことを知っているよりも少ないことしか知らない」ということになり、
結果、「数人のスタッフのことすら知らない」となるわけです。

A department does not know so much
⇒それほど多くのことを知らない
as some of its servants.
⇒数人の部下のことほども
414阿修羅:2008/03/12(水) 11:06:05 ID:Uqszyvob0
>>413

なかなか説明が、うまいなあ。感心。

not は much を否定するんだね。
Bを否定しているわけじゃないんだ。

よくわかりました。おおきにです。
415阿修羅もくどいが:2008/03/12(水) 11:21:02 ID:Uqszyvob0

>>408の>「猫ひろしの背は低い」が「前提」になっている

これが核心的説明だね。AS以下の比較物の「強さ」をみれば、
否定の範囲はある程度絞れてくるね、確かに。
416大学への名無しさん:2008/03/12(水) 11:30:53 ID:36M1Cz3h0
そうですね。「not SO MUCH AS 〜」の場合、慣用的に「〜」の部分には量的・質的に
少ない・低いものが来るということで、「〜さえもnot」という訳になるのでしょう。

その結果「not SO MUCH AS 〜=not EVEN 〜」という公式が成立すると。
417大学への名無しさん:2008/03/12(水) 12:11:09 ID:5qGKxoW90
ありがとうございます、勉強になりました。
...φ(..)メモメモ
418阿修羅:2008/03/12(水) 20:33:24 ID:6Ew/d9zR0
春期集中*EVENとAS 【as(6)】 not so much as その4

Sometime in Pirates of the Caribbean: At World's End , perhaps at the
moment when the entire principal cast has been pointlessly drenched
in water for the millionth time , you may feel the need for a consoling
thought.
Dou you think Depp plans it all out , or just makes it up as he goes along?
If you asked this question of the screenwriters , the answer would be
different.
★ For their film is not so much thought out as strung together― colorful
incident upon colorful incident , but without logic , gathering suspense or
any attempt to establish emotional connections between audience and actors.★
Maybe they should have called it Pirates of the Caribbean: At Wit's End.

(タイム、2007年5月号)

* drenched 水浸しになって、* console 慰める
* plan out 立案する、* go along 賛成してついて行く
419腹詮索:2008/03/12(水) 22:50:17 ID:ADyMm3MW0
>>418
この映画には練り上げられたものどころかつなぎ合わせたものしかない
つまり派手な場面の上塗りであり論理性もなくサスペンスをかき集めまた
俳優と観客の間に感情的な関係をつくりあげようといろいろ試してるだけである
これはもうパイレーツオブカリビア、知恵無しとよばれるべきであろう

Piratesをピラテスと読んでしまい、Caribbeanをカリビーンと読んでAt World's End で
気づきました。はずかしい
おねがいしますwithoutはlogicのみだとおもうのですが・・


420|A゚):2008/03/12(水) 23:11:49 ID:EewuCdCi0
>>418
「カリビアンの海賊たち〜地の果てで〜」のどこかで、恐らくは主要な出演者全員が
またもや徒にずぶ濡れになってしまうシーンで、あなたは不憫に思う必要性を感じること
になるかもしれない。

デップの演技は事前に計算してのものなのか、それとも流れの中でのアドリブなのか、
さあ、どっちだ?この質問を脚本家に訊けば、違う答えが返ってくるだろう。

というのは、彼らの映画は、周到に練られたものというよりは、つぎはぎされたもの
だからだ。華美な出来事に華美な出来事が次々と展開されるが、しかしそこには、一貫性も、
募るサスペンス感も、或いは聴衆と俳優との間に感情的なつながりを築き上げようとする
試みも、存在しない。

恐らくは、出演者を含む製作関係者たちは題名を「カリビアンの海賊たち〜知恵の果てで〜」と
した方が良かったのかもしれない。
421阿修羅:2008/03/13(木) 08:12:08 ID:ZGeYsVNH0
>>419
but without logic が、挿入的に使われているのですが、
直後の、「any」attempt のany は、without any という
否定の係り結び、ともとれます。>>420さん訳は、そこを
明確にされていますね。「俳優と客だけ」で構成されて
いることを「つぎはぎ」と呼んでいる可能性もあって、
それなら、文意的には、without logic は前文つけたし、
で終結している可能性もありますね。

肝心の、not so much as は、もう、完璧にたどれそうですね。
カリビーンww


>>420
「練られた物じゃない」に対する根拠説明からいくと、
without logic
以下は、logic の同格で、
without が すべてに掛かっている、
と読めますね。
冒頭の「不憫」とも照応しますしね。 


ご両人とも、お疲れ様でした。

422阿修羅:2008/03/13(木) 14:22:06 ID:ZGeYsVNH0
春期集中*EVENとAS 【 as(7) 】 as far as

It is about as far away from my house
as you can get and still be in Osaka.

大阪のどの辺をさしているのでしょうか?
423大学への名無しさん:2008/03/13(木) 18:10:56 ID:XeSi2KuX0
こざと辺だったりして…
すみません、スルーして下さい。
424腹詮索:2008/03/13(木) 19:47:52 ID:1kwLKsfo0
>>422
だめだあ、日本語になりません
あなたがgetして大阪にまだいるぐらいまで私の家からはなれている?
425腹詮索:2008/03/13(木) 19:55:01 ID:1kwLKsfo0
>>421
亀になりました
やはり、withoutはみなに係るのですね
ありがとうございました
426| (゚A゚):2008/03/13(木) 21:11:16 ID:vOsqLNlm0
>>422
それは私の家から、およそ、たどり着けるだけ、そして依然、大阪の領域内にいれるだけ、
離れたところにある。

能勢町か、或いは岬町か・・・。
427大学への名無しさん:2008/03/13(木) 21:44:15 ID:JGA/2Jc10
      l,~゚''┐
   广'i、 .~h,,,ト          ,r
   .゚L ゙L ._,,r''''"゙゙゙゙'┐     ,! }  .,r-,      .[`゙L,,、   _、        _、
: ,,,_,,L ゙‐'’,,,r冖'''L ゙|  .,,,,,,,,,r°¬'r,..\ ゙ヽ,   .ィ¬┘ ^.,]   .[`゚i、      [`゚i、    .,r-
: k,、 _、 广  ,r-" ,}  |__、 ,r―i、.゚|,. .゚i、 ゙l 、.゙¬┐ .广    ゙.l 〔      ゙l 〔    .ヘ≡i、
   ̄^゙l、゙l   .ヘ--″   j´.,ノ  .| │ .ヘr"   .ィ¬┘ ^.,]   .] |       ] |      ゙ヽ .ヽ
     .゙l ト.        .,j´,ノ   .| |      ¬┐ .广     | .|   ,r-,  | .|      ゙l ゙l
     .ヒ .〔       .゚・'″   ,i´.,i´     .,,r'''''" ゙l,    ゙l  |   } .,「  ゙l  |  ,r-,  トr"
      ゙L ゙L         ,v,,,,r" ,,i´      .〔 r'''l .,.゙\   ゙l  |  _} .,「   ヽ ゙ヽ_} .,「
      .゙l, .]           ゙l,,_ .,x┘       |、ヘ〃.|゙\ '   ゙ヽ'''ーー" .,/    ゙┐"゚ ,,i
       ~゛                     ゚ヘ--r″ ゙゚″   ゚'――-'"      ゚''''
428|゚) ... ...:2008/03/13(木) 22:10:13 ID:vOsqLNlm0
・・・。
429阿修羅:2008/03/13(木) 22:11:33 ID:CpO5WA390
>>423
銀のティアラ3冠進呈。5冠集めると金のティア(ry

>>424
さすが学級委員長。それで合ってるよ、びっくり。
get の自動詞は@=reach, A=become で、ここではリーチでしょう。

as far as you can get=as far as possible 可能な限り遠く(熟語みたいなもの)
だけど、
you can (get and still be)
you can (reach )and (still be in Osaka)

和歌山めざして必死で逃げたけど、紀ノ川の手前で大阪府警に捕まった、
ちゅうんかな。
それは自宅から出来るだけ離れているがまだ大阪のなかに(で)いる(ある)。

>>426
正解です。関西ローカルになちゃいましたねw
ところで、about as far as のabout は「〜迄」という意味では
なかったでしょうか?「およそ、だいたい」の方ですか?
ずっと、あいまいなままで来ているのですが、距離のas far as には
前に良くこのabout がくっついていますよね。
430腹詮索:2008/03/13(木) 22:22:33 ID:1kwLKsfo0
>>429
基本動詞の徹底理解必要ですね
ありがとうございました
431大学への名無しさん:2008/03/14(金) 00:23:00 ID:hQ1eqjD10
>>429
銀のティアラありがとうございます。
完全に勘違いしました(;'A`)
432阿修羅:2008/03/14(金) 08:09:56 ID:+4wxWRxu0
春期集中*EVENとAS 【 as (8)】 as far as

I think the essence of wisdom is emancipation , as far as possible ,
from the tyranny of the here and the now.
We cannot help the egoism of our senses.
But it is possible to make a continual approach towards impartiality,
on the one hand , by knowing things somewhat remote in time and space,
and, on the other hand , by giving to such things their due weight
in our feelings.

                          (B.Russell)

* emancipation from〜と far from〜がひとつのfrom で兼用されていて、
このfrom 起点から、towards〜を目指す形で照応している。
emancipation解放、impartiality部分的でないこと=偏りのなさ・普遍・公平

* 「the形容詞」「the副詞」を名詞で訳す。例「the poor」貧乏・貧乏な人々
433腹詮索:2008/03/14(金) 16:41:23 ID:c0BIJb3/0
私は知恵の本質は、いまここにある支配からできるだけ遠くに解放されている
ことだと思う。我々は意識的にエゴイストにならざるを得ない。
しかし、片方で時間的、空間的にいくぶん離れて物事を知ること、また片方で
そのような物事を我々の感情の重石にすることによって偏りのない知恵にむかって
絶え間ないアプローチをすることが可能になる。

「知恵」よりも「知識」のほうがいいのかも
such thingは俯瞰して物事を知ることなのか
theirはなにを指しているのか
ご教授ください、おねがいします
434|A゚):2008/03/14(金) 18:13:23 ID:Va1bFMK50
>>432
思うに、知恵の真髄は、自己が存在する場所・時代の強大な影響力から、
出来る限り遠くへと、解放されることであろう。我々の五感の持つ偏向は
どこまでもへばり憑いてくる。しかし、方や時空において幾分離れた事物を
知ることで、方や自己の情緒内にてそのような事物に然る可き価値を与える
ことで、均整の取れた見地へと弛まず接近し続けることは可能である。
435:2008/03/14(金) 18:20:27 ID:Va1bFMK50
「五感の持つ偏向」よりも、
「五感が自己中心的であること(は避けられない)」の方がいいかな。
436大学への名無しさん:2008/03/14(金) 20:41:26 ID:9uagJs8E0
>>432
私は考える、知恵の本質は、可能な限り、
ここの人々 現在いきる人々を独裁から、解放することであると。
我々は、意識の中の利己主義から逃れられない。
しかし、それは(=独裁から解放させること)
(我々が)公平に向けて働きかけを続れば、可能性が出てくる。
だが、方や(=片手では)、時間と場所が離れている事を知っている
そして、方や(=もう一方の手では)、彼ら(=利己主義者)のそのような体制(=独裁)に働きかけをしている、
重点を置くべきであるは、我々の気持ちである。
かなり自信ありません、よろしくお願いします。
437阿修羅:2008/03/14(金) 21:47:14 ID:NLY9dFT90
>>433
日本語として自然で、大変説得力のある訳文です。感心。
推敲として考えてみて頂きたい箇所。
@tyranny of the here and the now>今ここにある支配。
今ココに何か別の実体支配が存在する、という風に読めるのだけど、
「今ココ」が支配そのものである、という訳の可能性はどうでしょう。
今ココという縛りによって支配される事、=ego. of our senses で言い換え。
というような・・・。
あと、ウィズダムは「知恵」でOK。「思慮分別」でもOK。

Agiving (to such things) their due weight(in our feelings)
>物事を我々の感情の重石にする事によって
→(そんな物事に)適正な重さを配分する(感情の中で)

their はsuch things' ですね。物事一個一個に適正と判断される重さを、ギブする。
such things は、ご指摘のとおり俯瞰して眺めた時に見えてくる物事という含意が
such にありますね。

全体に良く練られた訳文ですので、推敲としてちょっと参考になさってください。

438阿修羅:2008/03/14(金) 21:53:21 ID:NLY9dFT90
>>434-435
>五感の持つ偏向

なかなか普通では思いつかない名訳語ですね。
>>434 訳のままで、全く申し分ないかと思われます。
てか、うまいですね。
439阿修羅:2008/03/14(金) 22:19:53 ID:NLY9dFT90
>>436
文章の意味を繰り返し繰り返し考えて、真意を汲み取ろうと
試行錯誤されたということが訳文からも大変良く判りますし、
普段からそのような姿勢で解釈を試みておられるのは、国語
現代文学習にも応用が効く立体的なやりかたで、非常に良い
ことだとおもいます。

>人々を独裁から解放すること

emancipation (from the tyranny) of the here amd the now
で、読まれましたか。う〜ん、すごいなあ。
tyranny は専制政治、暴君の行い、として単独でも意味が取れるから
その読みもいけることはいけるねえ。

でも、次の「意識の利己主義が避けられない」という第2文との整合性
はどうでしょう?その場の感覚の暴走とか、そういったものをコントロール
する事がウイズダムだって言う論で、つながっていくべき部分じゃないかな?

440阿修羅:2008/03/14(金) 22:26:55 ID:NLY9dFT90
つづき。

「it is possible to 不定詞」

という言い回しは、大変よく出てくる言い回しで

真っ先に、[it] は「to 不定詞」の仮の主語、と

とるほうがいいんじゃないかしら?
441阿修羅:2008/03/14(金) 22:48:36 ID:NLY9dFT90
make A by B

とあれば、BによってAを作る。だよねえ。

作るのは誰?
もちろん、我々。

remote (in time and space) 時間・空間において離れている、
が、things をウシロから修飾してる。
時間・空間において離れている物事をknowする事、って読むのは
どうだろう。だって、英文の1行目に、同じ事を既に述べている
から、この第3文は、第1文を詳しく説明しなおしている、って
考えてもいいでしょう?
442阿修羅:2008/03/14(金) 23:06:32 ID:B/pnaQ2S0
>利己主義者のそのような独裁に働きかけている、
重点を置くべきは、我々の気持ちである。

give の目的語はtheir due weight ですよね。
しかも、dueって難しいですよねえ。

feelings という最後の単語見たときに、
あれ?さっきも似たような単語出てきたぞ、って思いません?

そう、sense ですよ。ということは、この部分、上の、egoism of our
senses のところに対応した意見を述べようとしているんじゃないですか?

egoism は特定の利己主義者を指しているのではなく
誰の心にもある利己心、というふうに捕らえてみてはどうでしょう?
第一、ニ文で述べられている、「利己心という専制」。
これに対して、時間・空間を離れて冷静に気持ちの配分をやり直す。
これがdue じゃないでしょうか?
443阿修羅:2008/03/14(金) 23:36:33 ID:a/X6Gadt0

(1)知恵とは独裁からの解放だ。
(2)独裁とは感覚から生まれるエゴのことだ。
(3)じゃあ、感覚のエゴに囚われない様にするにはどうしたらよいのか。

というようなネタの進み方だということは良く理解されておられるので、
>>436 の5行目、「・・・可能性がでてくる。」までは違和感がありません。
ただ、
「by 〜ing :〜によって」という日本語訳になっていないので、
最後の3行が「ウィズダム」の方法論というまとまりに収まり
きれていない感じが残ってしまいませんかねえ?

444阿修羅:2008/03/14(金) 23:52:02 ID:a/X6Gadt0
時間的現在・空間的現在というものの専制から出来るだけ離れて解き放たれる
こと。これが知恵の本質。
我々は、感覚から生まれる利己心を避ける事が出来ないものだが、
普遍性に向かって絶えざる接近をする事は可能である。
次の、2つの方法によって。
離れて物を見る事。
そしてそのうえで、
感覚の配分を整え直すこと。

木を見て森を見ず、にならないようにしようということですかね

445腹詮索:2008/03/15(土) 00:41:11 ID:E/SV6us80
ありがとうございました
客観視することにより己の立ち居地を確認し普遍または真理に近づくことが
エゴイズムに陥らない方法というのは理解できるのですが感覚の配分の意味が
理解できません。
>>437なるほどhere and now自体が専制の正体ですか、だからそのあとのremote in time and space
が効いてくるのですね、しかしラッセルちゃんはなるほどと思わせる内容もあれば
なにいってんだろということもありますねえ、もちろん自分の能力不足なのですが。
446passer-by:2008/03/15(土) 07:35:23 ID:LcXK2fN80
>>445
>感覚の配分の意味が理解できません。

該当部分である「by giving to such things their due weight in our feelings」の「such things」は
「things somewhat remote in time and space」のことです。

我々は「the tyranny of the here and the now」に支配されているというのが著者の考えですが、それを
言い換えると、「time andspace」について「the here and the now」に「weight」を過剰に与えすぎている
ということ。

そこで、「time and space」について、「things somewhat remote in time and space」に対しても
「due wight」を与えよ、と言っているわけです。

「the tyranny of the here and the now」を言い換えたのが「the egoism of our【senses】」です。
「in our【feelings】」の意味もその点を考えればわかると思います。
つまり「独裁」と言っても、現実の政治形態のことを言っているのではもちろんなく、あくまで
私たちの考え方、志向性、気の持ちようについて言っているわけです。
447阿修羅:2008/03/15(土) 08:10:43 ID:X2TaVNXs0
>>446
同意。
ウェイトの掛け方、ですね。
448大学への名無しさん:2008/03/15(土) 08:12:38 ID:0pLimOza0
>>439-434
とても詳しい解説、ありがとうございます(_ _)
正確に内容を理解し 力にしていきたいと思います。
449阿修羅:2008/03/15(土) 08:34:55 ID:X2TaVNXs0
>>448
乙。
450阿修羅:2008/03/15(土) 08:47:04 ID:X2TaVNXs0
春期集中*EVENとAS 【 as(9) 】 so long as 「〜する限りは」


The artist must himself be sincere.
Only so long as he obeys an impulse to express the thing he sees ,
reaching into the unconquered spaces of life , is he protected
against falsehood.

(愛知学院大学)


きのうのラッセルの主張とよく似ています。
Only を含む文は、「〜だけ・ある」でいくか、
「〜しか・ない」でいくか。
どちらかというと、後者のほうが説得力があるかも
知れませんね。
451大学への名無しさん:2008/03/15(土) 12:51:21 ID:kxBEkBhr0
>>450
芸術家はすべからく誠実でなければならない。
見たことを表現したいという衝動に従い、
うつしよの未踏の領域を追い求めることだけが
芸術家を偽りのものから守ることが出来るのだ
452腹詮索:2008/03/15(土) 14:09:35 ID:E/SV6us80
>>446
解説ありがとうございます
人間はどうしてもエゴにはしってしまうもの
意識的に俯瞰する(バランスを考える)ことによりバランスをとる
ということでしょうか
453腹詮索:2008/03/15(土) 14:19:48 ID:E/SV6us80
>>450
芸術家は自身に誠実であらねばならない
見たことを表現したい衝動に従うことだけが
芸術家を人生(生命)の侵さざる領域にまで届かせることができ
それが彼を偽りから守るのだ
onlyの領域がどこまでなのか
おねがいします
454阿修羅:2008/03/15(土) 19:34:45 ID:DplrGRon0
>>451
そのとおりです。
追い求める限り、とかでも良いかと
思われます。お疲れ様でした。

>>453
reaching はobey と併走するので、
つまり、
(・・・・ 、reaching)を
(・・・・with reaching)と置き換えてみれば、

オンリーはライフまで掛かることになります。
「・・・届かせる限り、偽りから守る。」
という文言になります。
難しい文です。お疲れ様でした。
455腹詮索:2008/03/15(土) 21:45:32 ID:E/SV6us80
>>454
ありがとうございました
456Quinn:2008/03/17(月) 12:33:59 ID:75kT2mh20
But there were several points that escaped general notice. To begin with,
Franco was not strictly comparable with Hitler or Mussolini. His rising was
a military mutiny backed up by the aristocracy and the Church, and in the main,
especially at the beginning, it was an attempt not so much to impose Fascism
as to restore feudalism. This meant that Franco had against him not only
the working class but also various sections of the liberal bourgeoisie ―
the very people who are the supporters of Fascism when it appears in a more modern form.
457見学志願:2008/03/17(月) 13:56:24 ID:MEDc4T050
>>456
横入りですが、ちょっとチャレンジいいですか?

「しかし、全体批評を逃している点がいくつかあった。
まず、フランコはヒトラーやムソリーニとは厳密には比較
できない点。フランコのrisingは、貴族・教会を黒幕とした
軍事暴動であり、主に、特に初期には、ファシズムを押し
つけるというよりも、封建制度を復活させようとしたもの
だった。
つまり、フランコは(彼に反対して?彼ってだれか?)
労働者階級だけでなく、さまざまな自由派ブルジョア層を
敵に回したということだ???。
そういった人たちとは、より現代的な形式で現れるならば
ファシズムと呼んでもよいファシズムの擁護者といえる、
まさにそのような人たちだった。」

支離滅裂です。よろしくおねがいします。
when 以下もよくわかりません。


458大学への名無しさん:2008/03/17(月) 18:35:35 ID:EJ8JPI2T0
しかし、一般通達(将官通達?)から漏れた点もいくつかあった。
まず、フランコは厳密に言えばヒトラーやムッソリーニに比すべき人物ではなかった。
彼の反乱は貴族と教会に支援された軍の蜂起であり、
概して―とりわけ反乱の初期には―ファシズムを押し付けようというものというよりは
封建制を復古しようとするものであった。
このことが意味するのは、労働者階級だけでなく自由主義的なブルジョワジーにおける多様な階層もまた
フランコに敵対する勢力だったということだ―彼らはまさにファシズムがより近代的な形態
をとって現れる際のファシズムの支持層であったのだが
459Quinn:2008/03/17(月) 21:07:25 ID:75kT2mh20
>>457
再帰代名詞(reflexive pronoun)は、次に二つの条件を満たしている場合に、
使用できます。

@再帰代名詞はとその先行詞は、同一の単文内にある。
A先行詞は、再帰代名詞の左側にある。

例えば、
He thinks too much of himself.(彼は自分のことを高く評価しすぎだ)
He aimed the gun at himself.(彼は自分に銃を向けた)
は、上記の二つの条件を満たしています。
460Quinn:2008/03/17(月) 21:09:58 ID:75kT2mh20
>>457
しかし、前置詞句が「場所」を表し、動詞が「静止動詞」(verbs of rest)である場合は、
人称代名詞の単一形が用いられます。

Have you any money on you?(お金の持ち合わせがありますか)
She had her fiancé beside her.(彼女はそばに婚約者をはべらせていた)
I placed the book in front of me.(私はその本を自分の前に置いた)
John saw a snake near him.(ジョンはそばにヘビがいるのを見た)
We have the whole day before us.(これからまる一日ある)

本文では、対峙しているという位置関係を表すagainstと、
haveという静止動詞が用いられているので、himという
人称代名詞の単一形になっています。(himはフランコを受けます。)
461Quinn:2008/03/17(月) 21:35:07 ID:75kT2mh20
*when it appears in a more modern formは、
「ファシズムがより現代的な形態で現れる際には」ということです。
ここでの「現代的な」というのは「洗練された」という意味に近いです。
in a more modern formというのは、
具体的には、イタリアやドイツのファシズムのことです。
(ドイツのナチズムはファシズムではないとする人たちもいますが。)

*general: affecting all or most people, places or things
ex)
books of general interest (= of interest to most people)
The bad weather has been fairly general (= has affected most areas).

*notice:
the fact of sb paying attention to sb/sth or knowing about sth
ex)
It will not have escaped your notice that there have been some major changes in the company.
(会社に主要な変化が幾つかあったということに、あなたが気付かなかったわけがない)
【ここでのwill+完了形は、発話時までに出来事が完了しているだろうという主語の「確信」
を表している。未来指示性はない。通常の未来完了形と見分けるポイントとしては、「基準時」
があるかないか。】

*escape: to be forgotten or not noticed
ex)Her name escapes me (= I can’t remember it).
462腹詮索:2008/03/17(月) 21:44:03 ID:GuEwkdRb0
>>460
わかりやすい解説ありがとうございます
訳せるけど、なぜそうなるかなかなか説明できません
463Quinn:2008/03/17(月) 21:47:05 ID:75kT2mh20
>>457
rising:
a situation in which a group of people protest against, and try to get rid of,
a government, a leader, etc.
[synonym→revolt, uprising]

rise:
to begin to fight against your ruler or government or against a foreign army
ex)
He called on the people to rise up against the invaders.

「支離滅裂です」としている割には、そんなに誤りが多いわけではありません(少しだけです)。
恐らく、背景知識が足りない故に英文の内容が理解出来ていないだけでしょう。
(何の説明も無しに、コンテクストから切り取った英文を出した僕に責任があるのですが。)

で、出題のポイントであった、not so much ... as ... のところはきちんと理解できていますので、
課題はクリアできた、ということになると思います。

お疲れ様でした。
464Quinn:2008/03/17(月) 21:53:04 ID:75kT2mh20
>>458
>一般通達(将官通達?)
>>461を参照して下さい。

それ以外は全く問題ありません。
文脈から無造作に切り取られた英文が
相手だったことを考えると、立派だと思います。
(上の誤りも文脈不足によるものでしょう。不手際をお許し下さい。)
465Quinn:2008/03/17(月) 21:57:32 ID:75kT2mh20
>>456
試訳です。

しかし、人々が見過ごした点が幾つかあった。第一に、フランコは、ヒトラー、或いはムッソリーニと、
厳密には同列で比べることが出来なかった。フランコの蜂起は、貴族階級や教会の後ろ楯を受けた軍事叛乱であり、
主として、とりわけ初期の時点では、ファシズムを強行導入しようとしたというよりは封建制度を復活させようとした
ものであった。このことが意味したのは、フランコが、労働者階級だけでなく、諸派に分かれる自由主義的な資産家階級
―ファシズムがより現代的な形態で現れる時にファシズムを支持するまさにそのような人々―をも敵に回していた、
ということである。
466Quinn:2008/03/17(月) 22:08:25 ID:75kT2mh20
>>462
「場所」の前置詞句でも、動詞が「運動の動詞」の場合は、
人称代名詞の単一形と再帰形の両方が許容されるみたいです。

I pulled the covers over me/myself.(カバーを体の上に引き寄せた)
Draw it away from you/yourself.(それを自分から引き離しなさい)
I tied the rope around me/myself.(ロープを体に結わえ付けた)
I drove the flies away from me/myself.(蠅を自分から追い払った)
467見学志願:2008/03/17(月) 22:19:39 ID:zhRjvK7R0
>>459-463
よくわかりました。
general notice という使われかたの訳には、ぜんぜん気がつきませんでした。
when 前後は、ヒトラー・ムソリーニが上に出ていた事を考えればよかったのですね。

文法的な文や、general notice的な文がまた出てくるのを、期待しています。
ていねいな解説ありがとうございました。
468Quinn:2008/03/17(月) 22:33:54 ID:75kT2mh20
寒風が吹く中、男女が二人いる。
女は地下鉄に乗らないといけないと言い、その場を立ち去る。
男はそれを追いかける。

He followed irresolutely for a little distance, half a pace behind her.
They did not speak again. She did not actually try to shake him off,
but walked at just such a speed as to prevent his keeping abreast of her.
He had made up his mind that he would accompany her as far as the Tube station,
but suddenly this process of trailing along in the cold seemed pointless and unbearable.
He was overwhelmed by a desire not so much to get away from Julia as to get back
to the Chestnut Tree Café, which had never seemed so attractive as at this moment.
He had a nostalgic vision of his corner table, with the newspaper and the chessboard
and the everflowing gin. Above all, it would be warm in there.

*everflowing gin:
the Chestnut Tree Caféでは、グラスのジンが空になると、
店員が何の注文も呼びかけも無しにグラスに「勝利ジン(victory gin)」
を注いでくれる。(小説のこの段階では。)everflowingは
それを比喩的に表したもの。

解答・解説は明日の予定です。
469見学志願:2008/03/17(月) 23:35:28 ID:suMjmw3n0
>>468
彼は彼女のあとをちょっとためらいながら半歩遅れでついて行った。
もうしゃべることなどなかった。
彼女は、実際には、彼を振りほどこうとするつもりじゃなかったけれど
彼が横に並ぶのを阻むような速さで歩いた。
彼は、地下鉄の駅に着くまでは彼女にくっついて行きたいと決心してい
たけれど、あんなに寒い中での追っかけが不意に意味もなく耐え難いもの
に感じられた。
チェスナッツ・カフェに戻りたいからという理由でジュリアから逃れたかった
たのではなかった。この時がくるまでは、カフェのほうが良いなどとは思った
ことなどなかったカフェだ。
男はいつものコーナーテーブルを懐かしく思い起こしていた。新聞とチェス盤
、そして、空になる間のなかったジントニック・・・。
そこでは、それが何よりも気持ちを暖めてくれたものだった。
470大学への名無しさん:2008/03/18(火) 08:44:29 ID:SJdBIDor0
>>468
もうジュリアのことから開放されたい、そして、バー『栃の木』に戻りたい、
という想いが湧いてきた。今ほどあそこが魅力的に思えることはなかった。
新聞、チェス盤、勝利ジン。お決まりの角テーブルが脳裏に浮かぶ。
あんなに暖かいところは他にないだろうに。
471Quinn:2008/03/18(火) 13:07:22 ID:HcMe15/e0
>>469
*a desire not so much to V1 as to V2
→『V2したいほどには、V1したくない気持ち』
→『V1したいというよりは、V2したいという気持ち』
to V2とto V1を比較して、to V1はto V2ほどではない(to V1<to V2)、ということです。

*この時がくるまでは、カフェのほうが良い
which had never seemed so attractive as at this momentにおいて、
比較されているのは、at this momentとneverです。
カフェの違う時期(或いは、その時々・瞬間)を比較しています。
同一物内の比較であり、カフェと他のものとを比較しているわけではないです。

*Above all, it would be warm in there
『カフェがこの瞬間ほど魅力的に思えたことがなかった』ことの理由として、
いつもテーブルやら何やらが挙げられ、そしてそういった安堵をもたらしてくれるアイテムが
存在することに加えて、何よりも『そこは暖かいだろう』ということです。

つまり、先ず精神的な面での理由を挙げ、その後にin the coldに引っ掛けて、
物理的な面での理由を挙げています。こうすることで、少し落ちがあるように
感じられます。(高尚な理由を挙げた後に、低俗な理由を挙げた、ということです。)
472Quinn:2008/03/18(火) 13:10:09 ID:HcMe15/e0
>>469
その他はよく出来ています。

一つ前の英文では出来ていたno so much A as Bが、
今回はクリアできなかったのが、少し残念です。

お疲れ様でした。
473Quinn:2008/03/18(火) 13:20:02 ID:HcMe15/e0
>>470
>・・・開放されたい、・・・戻りたい
英文が、a desire as much to get away from ... as to get back to ...という
形ならこの訳なりますが、notという否定語が入ってますので、少し不味いです。

>あんなに暖かいところは他にないだろうに
少し強すぎるような気がします。原文は比較などは使用しておらず、普通のセンテンス
なので。僕としては構わないと思いますが、大学の教官の中にはかなり訳にこだわりを
もっている人も少なからずいるので、あまり冒険し過ぎるのは少し不味いと思います。

他は大丈夫です。
474Quinn:2008/03/18(火) 13:24:06 ID:HcMe15/e0
>>468
一応、試訳です。

彼は、少しの距離、心残りがあるかのように、彼女から半歩遅れてついていった。
二人が再び話すことはなかった。彼女は実際、彼を振り解こうとはしなかったが、
彼が横に並ぶのを丁度不可能にするくらいの速度で歩いた。彼は、地下鉄の駅まで、
彼女にくっついて行こうと思っていたが、不意に、寒い中このようにとぼとぼと
後を追って行くことが無意味で耐え難いように思えた。ジュリアから離れたい
というよりは、『栗の樹カフェ』に戻りたいという気持ちに圧倒された。この瞬間ほど、
『栗の樹カフェ』が魅力的に思えたことはこれまでになかった。彼の心中には、
いつもの隅っこのテーブルの映像が郷愁を帯びて浮かんでいた。新聞、チェスボード、
とめどなく溢れるジンもだ。何より、カフェの中は暖かいだろう。
475腹詮索:2008/03/18(火) 16:47:39 ID:uQND1eDO0
>>466
追記ありがとうございます
>>474
イギリスの小説だとおもいますが出典を時間があればおねがいします
しかし、適切な問題文をすぐに出せるのはすごいですね
476Quinn:2008/03/18(火) 17:10:37 ID:HcMe15/e0
>>475
>>456がHomage to Catalonia(Penguin Modern Classics 2003)の199ページ、
>>468がNineteen Eighty-Four(Penguin Modern Classics 2004)の306ページです。

Orwellの作品が、ウェブで無料で公開されているところがあり、そこではgoogle
のサイト内検索が出来るんです。それを利用しているだけです。だから全然大した
こと無いです。
477腹詮索:2008/03/18(火) 17:30:20 ID:uQND1eDO0
>>476
速レス乙です
オーウェルですか
彼の作品は政治色が強いらしいので受験などではでないでしょうね
またよろしくおねがいします
478見学志願:2008/03/18(火) 21:55:41 ID:UwFVTESX0
>>471>>472
なるほどです。細かなところも含めて
いろいろ考えさせられました。
またよろしくお願いします。
479阿修羅童子:2008/03/19(水) 11:35:49 ID:AHi+Haen0
春期集中*EVENとAS 【 as(10) 】   so long as

Historically , Chinese society was relaxed about male homosexuality ,
which was tolerated so long as it didn't interfere with the Confucian
duty to raise a family.
Although an imperial decree was issued (likely under the influence of
Christian missionaries) banning homosexuality in 1740 , it was not
until the advent of the communists that gays and lesbians were driven
underground.
But as China's economy opened to the world , a law banning sodomy was
dropped in 1997 , and in 2001 homosexuality was removed from the
country's official list of mental illnesses.

                       (TIME , Jan. 2008)

1740年といえば、清朝隆盛期・乾隆帝の時代。イエズス会は既に明朝から
布教あり。儒教が静粛されるのは孫文・辛亥革命以降。1978年・ケ小平の
改革解放により市場経済導入、2001年・悲願のWTO加入を果たした。
それよりも、毒ギョーザは今どうなっているのか。
480大学への名無しさん:2008/03/19(水) 13:54:06 ID:HZ0iW+y+0
>>479
歴史的に中国社会はホモセクシュアルに寛容で孔子的家族扶養の障害にならなければ大目に見た。
そのため、カトリックの影響だかで1740年にホモ禁止勅令が出たのに、ゲイ、レズの地下潜伏は共産党出現までなかった。
が、経済開放が進むにつれて1997年男色禁止令は解除となり、2001年ホモは国の公式な精神疾患リストからも外された。
481阿修羅童子:2008/03/19(水) 16:36:51 ID:hFaupjmh0
>>480
そんなかんじです。
Confucian duty :儒教で言うところの「礼」だろうと思います。
ので、
「儒教的に一家の名声を貶めない限りは、」くらいかとおもいますよ。

おつかれさまでした。
482阿修羅童子:2008/03/19(水) 17:14:17 ID:FSjvgbtm0
春期集中*EVENとAS 【 as (11) 】 it is as much as 〜「〜が上限」

Most children do not like to hear stories about when they were younger.
To them , their littleness , helplessness , and clumsiness is not cute,
but humiliating , and they want to be reminded of it as little as possible.
They don't mind , once in a while , if we don't overdo it , our telling
them that they were very nice when they were little , but that is about as
much about it as they want to hear.


* that is about [as](much about it)[as](they want to hear)
 that is about [as]    (far) [as] (you can get)
483見学志願:2008/03/19(水) 21:08:17 ID:nxvqq2Tv0
>>482
たいていの子供たちはより幼かった頃にまつわる話を聞きたがらない。
小さい事、弱いこと、不器用である事はキュートじゃなく、かえって恥ずかしいことであり、
子供たちはできるだけ思い出したくないのである。
ときどきであって、親がそれを言い過ぎない場合ならば、幼い頃に子供達がとても良い子であったと
言って聞かせることに子供は無頓着になるが、子供が聞きたがるほどじゅうぶん幼い頃についてである(??)。


(とくに最後が自信なしです)
484腹詮索:2008/03/19(水) 21:59:19 ID:qvG/h+pr0
>>482
they don't mindより
我々が子供たちが幼いころに大変いい子だったと話すことをそれが子供たちが
聞きたいと思う範囲で言いすぎにならないならば子供たちはときどき
ではあるが気に留めない。

おねがいします
485| (゚A゚):2008/03/19(水) 22:51:05 ID:R2AR5nFf0
>>482
ほとんどの子供は、自分が今より幼かった頃の話など聞きたがらない。子供にとっては、
自分が小さかったことや、なすがままの存在であったこと、そして何をするにしても
不器用であったことは、愛くるしいことではなく、屈辱的なことであり、そんなことは、
出来る限り、思い起こさして欲しくない。度が過ぎなければ、小さかった頃凄く素敵だった、
と言っても子供は嫌がらないことが時折あるが、子供が幼少の頃について聞きたいのは、
大体そこまでである。
486阿修羅童子:2008/03/20(木) 06:56:03 ID:LiE5dNdX0
>>483
難問でした。
once in a while(時に)は、not mind が(時に)、でしょうね。

It(This,That) is as much as A. (それがAする上限だ、それ以上は無理だ。)

→無頓着になるが、「子供が聞きたがるのはそこまでである。」
about it の「it」は、直前の「小さい頃ナイスだった」という話を指してます。

おつかれさまでした。比較の対象がむずかしいですねえ。
487阿修羅童子:2008/03/20(木) 07:04:30 ID:NJBT6DUS0
>>484
文意は全くそのとおりです。比較範囲の処理もそのとおり明解。

英語の文節に従って、[, but] の前で一旦切って、but 以下で
前節を受ける形にしたほうが尚精巧です。つまり、

「・・気に留めない。しかし、聞きたがるのはナイスという部分までである。」

こうしたほうが忠実です。
おつかれさまでした。難問でした。

 
488阿修羅童子:2008/03/20(木) 07:10:08 ID:YARw1Nd20
>>485

そのとおりです。

ご指摘の如く、
It (This,That) is as much as A.は、

「Aできるのはソレ(ココ、ソコ)までだ」というまとめかたが

綺麗につながりますね。

申し分ないです。おつかれさまでした。
489阿修羅童子:2008/03/20(木) 07:42:31 ID:YARw1Nd20
春期集中*EVENとAS 【 as(12) 】   否定とAS

見本
@ He is , as he said , not a genius. 

A He is not , as he said , a genius.

B I'd go with you if I were free , but as it is , I can't.

C As Europeans go , the English are not intellectual.
490阿修羅童子:2008/03/20(木) 07:53:07 ID:YARw1Nd20
見本の訳;

@彼は、自分でも言ってるように、天才じゃない。

A彼は、自分では天才だと言うが、天才じゃない。

Bヒマならば君と一緒に行きたい。しかし、ヒマじゃないので行けないわ。

C欧州人にしては、英国人は知的じゃない。

(×一般欧州人のように、知的じゃない)
(○一般欧州人は賢いのに、英国人は賢くない)
491阿修羅童子:2008/03/20(木) 08:07:50 ID:YARw1Nd20

難問題;次の 「as usual 」をどう訳すか?

Mr. James stood in the doorway and looked at Jane , making the effort
to look at her , and not , as usual , averting his eyes.


* avert (vt.)嫌なものから目をそらせる

順接なら「様態」で、逆接(前に否定語)なら「譲歩」で。
ノットの後にわざわざ挿入して入れてくる、という著者の意図をくむ
のが読み取りの微妙なところです。
492阿修羅童子:2008/03/20(木) 08:08:02 ID:YARw1Nd20

難問題;次の 「as usual 」をどう訳すか?

Mr. James stood in the doorway and looked at Jane , making the effort
to look at her , and not , as usual , averting his eyes.


* avert (vt.)嫌なものから目をそらせる

順接なら「様態」で、逆接(前に否定語)なら「譲歩」で。
ノットの後にわざわざ挿入して入れてくる、という著者の意図をくむ
のが読み取りの微妙なところです。
493腹詮索:2008/03/20(木) 10:50:06 ID:Ra8yWV6P0
>>492
ジェームス氏は出口に立ちジェーンをみた、何とか彼女を見ようとしたが
彼女はいつものようには目を合わさず、彼の目をさけた。

台風のような夜でした
おねがいします
494腹詮索:2008/03/20(木) 10:51:13 ID:Ra8yWV6P0
>>487
ありがとうございました
495阿修羅童子:2008/03/20(木) 11:52:56 ID:YARw1Nd20
>>493
台風のような夜でしたな。

not averting his eyes: 「ない・避ける」→ 「避けない」

as usual :これ、熟語で「いつものように」と一元暗記はキ・ケ・ン
>>489-490 のパターンです。

[not , as usual , do] : いつもはこうだのに、今は〜しない
496Gibreel:2008/03/20(木) 11:56:57 ID:XLBgyzZt0
>>492
ジェームズ氏は敷居のところに立ち、彼女を見た。
努めて彼女を見ようとし、いつもとは異なり、(彼女から)目をそらすことはしなかった。
497Gibreel:2008/03/20(木) 12:00:17 ID:XLBgyzZt0
>>496
間違えた。
「彼女」じゃなくて、「ジェーン」だ。
498阿修羅童子:2008/03/20(木) 12:01:59 ID:YARw1Nd20

making the effort :なんとか頑張ってみた
not avert his eyes : 自分の目線をそらさない
as usual : いつもは・・・だのに(譲歩)

「ジェームズ氏は戸口に立ってジェーンの方を見た。
 なんとかがんばって、見た。
 いつもなら目をそらせてしまうのに、そらさないで。」

>>493 : avert する主語は、あくまで、ジェームズ氏のほうです。
ジェームスがジェームスの目線を(彼女から)そらす、そらさない、です。

めちゃむずい問題だと思いました。ジェームスは普段はシャイなんだね。
499阿修羅童子:2008/03/20(木) 12:07:00 ID:YARw1Nd20
>>496
わっ、かぶってすみません。

そのとおり正解です。
>いつもとは異なり・・

なかなか明確にそう断定するのには勇気がいりますね。
as usual は「いつものようにそうする」というのが、こびりついてしまって・・・。

立派に御名答です。
500腹詮索:2008/03/20(木) 12:13:48 ID:Ra8yWV6P0
averting his eyes は彼が目をそらさないと言う意味ですね?
こういうのむずかしいですね、彼の視線をそらすと思ってしまいました
「not」がavertingにかかるなら「as usual」がいつもと違ってと否定的に
なるのでしょうか。
おねがいします
501阿修羅童子:2008/03/20(木) 12:23:30 ID:YARw1Nd20
>>500
そういうことです。納得しがたいでしょうが、effort とありますから、
文脈的にも、「いつもと違って、今は、無理をしている状況」でしょう。

ヒントのつもりで、
>>490に見本を置いたのは、そのためです。

別の例文が出ても、間違えないか?と言われたら、無理でしょうね。
ごっつい難しい。

ASは、EVENと、なんとなく似ている。
というのが春期シリーズ一連の、趣旨です。
502腹詮索:2008/03/20(木) 12:45:16 ID:Ra8yWV6P0
>>501
なるほど、文脈をだどればそうとれますね納得。
ありがとうございました
503Gibreel:2008/03/20(木) 13:48:54 ID:XLBgyzZt0
>>500
As usual at that hour, the place was deserted.
(その時間はいつもそうなのだが、そこは閑散としていた。)
上のasを接続詞と見做すか、それとも関係詞と捉えるかは、人によって異なりますが、
どちらにせよ、it(接続詞の場合はここではit is省略)、或いはasが後の節の内容を
受けていることに変わりはありません。

このことに基づいて考えると、
@He is , as he said , not a genius.においては、asの受ける内容が、
not a geniusとなり、
AHe is not , as he said , a genius.においては、asの受ける内容が、
a geniusとなります。

つまり、@のas he saidは、as he said (he was) not a geniusであり、
Aのas he saidは、as he said (he was) a geniusとなります。

後は、復元したas節の内容と、主節との内容を比べ、
両者が一致するのであれば、「〜ように」と訳し、
一致しないのであれば、「〜ように"は"」、或いは「〜とは異なり」と訳します。

ただas節がセンテンスの一番後ろに生起している場合は、asの支配する内容が
どの範囲なのかを、周囲のコンテクストを考慮した上で、決定するようにしなければなりません。
また、英米人が必ずしも正しい使い方をするとは限らないので、その際も、コンテクストに基づいて
判断しなければなりません。
504Gibreel:2008/03/20(木) 14:06:05 ID:XLBgyzZt0
>>503の補足例文

The animals now also learned that Snowball had never - as many of them had believed hitherto -
received the order of ‘Animal Hero, First Class.’ This was merely a legend which had been spread
some time after the Battle of the Cowshed by Snowball himself.
【動物たちは今また―彼らの多くがこれまで信じていたのとは異なり―スノウボールが「動物英雄・第一等」
の勲位を受賞していなかったことを知った。これは、牛小屋の戦いの少し後、スノウボール自身によって
広められた伝説に過ぎなかったのだ。(軍の表彰体系を知らないので、Animal Hero, First Classの訳は
適当です。)】

And in rebuilding it they could not this time, as before, make use of the fallen stones.
This time the stones had vanished too.
【それを(=風車)を再建するに当たって、今回は、この前とは異なり、崩れて落ちてしまった石を
利用することは不可能だった。今回は石も消し飛んでしまったのだ。】
505阿修羅童子:2008/03/20(木) 14:11:01 ID:YARw1Nd20
>>503
関係詞と見ると案外意味が取りやすいですね。
アバウトに which で置き換えて読むような。
506阿修羅童子:2008/03/20(木) 14:13:19 ID:YARw1Nd20
>>504
たしかに、パターンが良く似てるわw
507腹詮索:2008/03/20(木) 14:26:37 ID:Ra8yWV6P0
>>504
as(they could)beforeで主節と一致していないので以前とは異なり・・・
でいいのですね。丁寧解説ありがとうございます
508阿修羅童子:2008/03/21(金) 22:52:43 ID:PGmmqDqt0

おかげさまで、愚娘が昨日、第一志望の大学に
無事現役合格させて頂きました。皆様大変ありが
とうございました。

私がオッサンのくせに受験板英語系スレを覗き始めたのは、
頭の弱い娘に「本屋で適当な問題集とセンターの青本を買ってきて
欲しい。」と頼まれたからです。

中学レベルが妥当だろうと考えて、「英文法のトリセツ」なるものが
よさそうかと思い、これを買って帰ったのですが、失敗でした。
(たしかに、ちゃんと読んでみれば稀に見るクソ本です)
509阿修羅童子:2008/03/21(金) 23:12:40 ID:E3P+CAjW0

スレの参考書案内は、思いのほか正確で、やはり
先輩諸氏が各自のレベル別に推奨されている本と
プランが、現実的で間違いがないようです。

私はそれらを多いに参考にさせていただき、数ヶ月かけて
1冊の手製・構文単語帳を作って娘に持たせました。

「これは良くできている。」と喜んでくれたのですが、
センター英語の結果はなんと「88点」でした。
510阿修羅童子:2008/03/21(金) 23:18:16 ID:E3P+CAjW0

下に、こんど高3になる愚息がいるのですが、
二の舞を踏んで欲しくはないですねww
511腹詮索:2008/03/21(金) 23:49:53 ID:4xVCwf5h0
大変おめでとうございます
「合格」っていいですよね
512大学への名無しさん:2008/03/22(土) 02:05:30 ID:EeAxF6sR0
513阿修羅童子:2008/03/22(土) 08:11:27 ID:mnBZMAk+0
>>511
おおきにデス。
詮ちゃんも、がんばれ。
514阿修羅童子:2008/03/24(月) 23:35:10 ID:RXOkRwot0

 Clearly any real body must have extension in four directions:
it must have Length , Breadth , Thickness , and Duration.
We incline to overlook this fact.
There are really four dimensions , three which we call the three
planes of Space , and a fourth , Time.
There is no difference between Time and any of the three dimentions
of Space except that our consciousness moves along it.

                 ( H.G.Wells, The Time Machine )
515阿修羅童子:2008/03/24(月) 23:54:43 ID:RXOkRwot0
学校での我が子の扱いに関して、教師達(they)と対立している
ある母親の手記。

They seem to be as far from understanding me as ever.
Still , even at the risk of upsetting these good people ,
I must question their assumption , because it is largely
not true.

(津田塾)
516腹詮索:2008/03/25(火) 10:14:11 ID:hgzBtmJY0
明らかに、実際の体は4つの方向性の内に伸張するものを持っているに違いない
つまり、身体は「長さ」「幅」「厚さ」「継続時間」を持ってるに違いないのである。
我々はこの事実を見逃しがちだ。実際4つの次元があり3つは我々が空間における
3平面と呼んでるものであり、そして4つ目は時間のことである
時間とそれと共に流れている我々の意識を除く空間の3つの次元に違いはないのである。

「direction」と「Space]の訳がしっくりしません。

>>515
教師たちは相変わらず私を全くといっていいほど理解してないように思えた。
いまだに、この善良な人々がupsettingな危険をおかしているといえども
わたしは彼らの思い込みに疑念を抱くのである、なぜならば大部分が事実では
ないからである。

「upsetting」がわからなかったです「怒る」とか「おおばん狂わせ」では
おかしいですし。

おねがいします
517阿修羅童子:2008/03/25(火) 14:34:33 ID:SnnCodPa0
>>516
数学のXYZ軸の図を描くときのアレが
extension in directions ですね。3次元は縦横奥の3方向に伸びる。
で、目に見えない4次元目の軸が、「Time」で、これは、僕ら自身が
そこに乗っかって一緒に移動するから、気がつきにくい、と述べている
のですね。

real body は、実体、とか、実物の立体、とか訳せばいいと思います。
それは、3次元体なんですね。机とか椅子とかのことです。

難しいですね。タイムマシンの冒頭でタイムスリップの原理が説明される
くだりです。

下段の津田塾、ここのupsetting 、実は「怒る」です。
「この善良な人達(教師たち)を怒らせてでも(even)、
私は異議を唱えねばならない」です。

訳例はまた、夜にでも。すみません。


518阿修羅童子:2008/03/25(火) 21:34:59 ID:i+qfEABo0

>空間における3平面と呼んでいる、はその訳のとおりですね。

except that〜:「〜という点を除けば、」
という条件節になっています。

以上の部分以外は、良く文意が取れています。OKです。
519阿修羅童子:2008/03/25(火) 21:54:12 ID:i+qfEABo0
(タイムマシン)
どんな物体であれ4軸方向への伸張を持っているという
ことは、はっきりしている。長さ・巾・高さ、そして持続時間だ。
我々はこの事実を見過ごしがちだ。
実際には4つの次元が存在していて、うち3つは我々が空間の3面と
称しているものであり、4つめが、時間なのだ。
我々の意識が時間に沿って動いているということ以外には、時間と
すべての空間の3次元とには相違点はないのだ。

(津田)
彼らは相変わらず私のことを理解していない様子だった。
けれどもやはり、こうした善意の人々を怒らせるという危険
を冒してでも、わたしには彼らの憶測には異議を唱えなければ
ならない。なぜなら、その憶測は真実とは大きく異なるからである。
520阿修羅童子:2008/03/25(火) 22:05:00 ID:Lt/6ANLv0

Almost all taxis in Tokyo have introduced a ban on smoking.
One passenger says she is happy to be free from the smell of
cigarettes in taxis.
Meanwhile , a taxi driver says his company has advised him to
pull over and ask passengers to get out of the car if they
insist on smoking , while he waits.

                  (茅ヶ崎英語会・初級)
521腹詮索:2008/03/25(火) 22:07:15 ID:hgzBtmJY0
at the risk of が(危険なこと、いやなことを承知で)という意味
と理解できていませんでしたね。

欧米のSF作家は基本、物理学、数学を修めてますよね
段々と(合格した後)勉強したくなりました
訳ありがとうございました
522阿修羅童子:2008/03/25(火) 22:24:05 ID:Lt/6ANLv0
俺の一般予想だけど、
合格したら、


絶対、勉強以外のことがしたくなる
と、思うなwwww

時間ありすぎてwww

おつかれさまでした。
523腹詮索:2008/03/25(火) 22:38:04 ID:hgzBtmJY0
>>520
東京のほとんどのタクシーはタバコ禁止だと発表した
ある乗客は彼女がタクシーのなかのタバコのにおいから解放されて
幸せと言った。
しばらくして運転手がいうには会社からもしお客さんがタバコ吸いたいといえば
車を止めて車の外にでていってもらうようにアドバイスされるらしくその間
彼は待っているのだ。

おねがいします
524腹詮索:2008/03/25(火) 22:53:40 ID:hgzBtmJY0
>>522
確かに、ゲームしまくりたいとおもうのですが
「力の5000題」とか見ちゃうんですよねえ。
525阿修羅童子:2008/03/26(水) 08:46:24 ID:7OvLTJBq0
>>523
>タバコ禁止だと発表した
タバコ禁止を導入した

>その間彼は待っているのだ。
その間彼は待っておくよう、アドバイスされた。

最後の一節も、会社からのアドバイスの部分に繰り込むほうがよいようです。
茅ヶ崎英語会の文はTOEIC用なんで口語文が多く、この文の最後のよう
な、つけたし文節が、どこに掛かるかのかが文語文のように厳格でないですから、
案外むずかしいです。それでも、間接話法をうまくキャッチできているので、
文脈が完璧に取れていて大変OKでした。

>>524
>力の5000題

お〜、なつかしー。俺も、俺の息子も、これで勉強したわ。
理科に載ってる、ヴィアトール中学の食塩水の溶解度の問題、
あれが名作難問でな。
今の洛星だな。

>ゲーム

いや、女・車・金、になると思うよwww

526阿修羅童子:2008/03/26(水) 09:31:04 ID:7OvLTJBq0

解答)「東京のタクシーは車内全面禁煙を導入した。
ある乗客は、タバコ臭から解放されて良かったと言う。
運転手はというと、社の方から、客がタバコを吸いたい
という場合には停車して外で吸ってもらい、その間運転手
は中で待っておくように指導されているそうだ。」

527阿修羅童子:2008/03/26(水) 09:40:13 ID:7OvLTJBq0

Inever overhear any conversation between her and her mother
in which I have any inclination to take part , and I feel my
isolation even more painfully when I am with them than when
I retire to my study.


* ここでのstudy は「書斎」なんですが、この比較級、かなり難問
です。大した事は述べていないんだけど・・・。
前に、ソローの森の生活?かなんかの文が出ていて、あれを思い出した。
528腹詮索:2008/03/26(水) 11:53:31 ID:YZQoK8WE0
>>527
私はいっしょに話てみたいなあとおもうような彼女と母親の会話を小耳に
挟んだことがない、また私は書斎に引き下がったときよりも彼女らといるとき
のほうがさらにつよく孤独を感じるのです。

なんかわかるなあ
>>525 ありがとうございました 女、物理 数学でいきたいなあ

529阿修羅童子:2008/03/26(水) 22:08:12 ID:UqGahbW/0
>>528

そのとおり、正解です。
一人でいるときの方が孤独じゃない、
って感覚は、私もよくわかります。

案外、さみしがりやの人ほど
そうなんじゃないですかね。

おつかれさまでした
530腹詮索:2008/03/27(木) 00:20:02 ID:yEAAlyb00
>>529
ありがとうございました
531大学への名無しさん:2008/03/27(木) 23:19:56 ID:SwLoz0e80
532阿修羅童子:2008/03/28(金) 22:16:53 ID:qRTKK2qB0

I'm too nostalgic to make my movies digitally.
I'm the last person in Hollywood who cuts his film on film.
I still love cutting on film.
I feel like I should call myself "handmade productions."
For me , sadly , it's the inevitable medium.
I think that certainly it's right around the corner.

( S.Spielberg , Time , Mar.2006 )
533腹詮索:2008/03/28(金) 22:53:09 ID:WmgrLfuR0
>>532
僕は映画をデジタル化にするにはあまりにも懐古趣味的なんだ
僕はハリウッドで映画を切り貼りするさいごの人間さ
ぼくは映画を切り貼りするのがすきなんだ
ぼくは自分のことを「手作り職人」って呼びたいんだよ
でも悲しいことに、デジタルは避けられない手段なんだ
確実にもうそこまで来てると思う。

お願いします


534阿修羅童子:2008/03/28(金) 23:37:37 ID:lqhKiSQc0
>>533

too〜 to 不定詞は、「〜過ぎて〜出来ない」とした方がすっきりするかも。
二行目以降は完璧です。接続が滑らかで良い出来です。

口語文は、このように接続詞をこちらで適当に加えながら読むと
日本語らしくなりますね。

おつかれさまでした
535腹詮索:2008/03/29(土) 00:51:27 ID:n5nOuGKz0
ありがとうございました
536阿修羅童子:2008/03/30(日) 21:46:25 ID:wmL4/bkc0

Every housekeeper must be an economist.
Wise shopping , in order to get one's money's worth ,
making the purchases go as far as possible , balancing
the budget , and even saving something , are tasks that
require managerial skill.

要は、家計を預かる主婦道を説いたものですが、
make 〜 go という言い回しが、let などと同じ用法になっていて
勉強ポイントと言えるでしょう。
537Abraham Lincoln:2008/03/30(日) 22:31:37 ID:Oi6OY/mU0
Four score and seven years ago our fathers brought forth on this continent,
a new nation, conceived in Liberty, and dedicated to the proposition that
all men are created equal.
Now we are engaged in a great civil war, testing whether that nation or any
nation so conceived and so dedicated, can long endure. We are met on a great
battle-field of that war. We have come to dedicate a portion of that field,
as a final resting place for those who here gave their lives that that nation
might live. It is altogether fitting and proper that we should do this.
But, in a larger sense, we can not dedicate --- we can not consecrate
--- we can not hallow --- this ground. The brave men, living and dead,
who struggled here, have consecrated it, far above our poor power to add or
detract. The world will little note, nor long remember what we say here,
but it can never forget what they did here. It is for us the living, rather,
to be dedicated here to the unfinished work which they who fought here have
thus far so nobly advanced. It is rather for us to be here dedicated
to the great task remaining before us --- that from these honored dead
we take increased devotion to that cause for which they gave the last full
measure of devotion --- that we here highly resolve that these dead shall
not have died in vain–that this nation, under God, shall have a new birth of
freedom --- and that government of the people, by the people, for the people,
shall not perish from the earth.
538腹詮索:2008/03/30(日) 23:08:48 ID:nTGkNmqs0
>>536
すべからく主婦というものは経済学者に違いない。賢い買い物とは
お金の価値に見合ったものを得るためにできるだけバランスのとれた予算を組み
また、なにかを蓄えるときでさえそうするのであり、それは経営的手腕が必要と
される仕事なのだ。

頭でわかってても訳する時はむずかしいですね
おねがいします
539腹詮索:2008/03/31(月) 00:37:13 ID:mvS2+ID60
We have come to dedicate a portion of that field,
as a final resting place for those who here gave their lives that that nation
might live.

ゲディスバーグの演説ですが上記の部分のthat thatの部分は関係代名詞と形容詞で
いいですよね?
540ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/03/31(月) 04:31:34 ID:X4qPF+vG0
前のthatは接続詞かな。


おひさです(´・ω・`)
541腹詮索:2008/03/31(月) 10:17:53 ID:mvS2+ID60
我々はこの戦場の一部分を捧げるためにきた、
その戦場とは彼らが命を捧げそしてあの国家が生きていけるように
彼らの休息の場所として

我々はあの国家が永らえるように命をささげたひとのための休息場所として
の戦場の一部分になるためにきた。
mightってむずかしいですね、いろいろな意味ありますし。
ちんぽさんおかえり
またおしえてください
542Tom Wood:2008/03/31(月) 11:33:40 ID:okgJ/hkL0
>>536
家計を預かる者は皆、経済学者でなければならない。
自分が支払った分を回収するために賢く買い物をすること、
購入したものをできるだけ長持ちさせること、
収支の帳尻を合わせること、
その上で幾らか貯蓄を残すことまでもすること、
これらは全て、経営技術を要する作業である。
543Tom Wood:2008/03/31(月) 13:26:32 ID:okgJ/hkL0
>>537
87年前、我々の祖先は、自由の下に考案され、万人は平等な存在として創造されているという命題に
献身する、新しい国家を、この大陸に出現させた。
現在、我々は大市民戦争に従事しており、祖先が築いた国家が、或いは前述のように考案され、献身する
国家が、永らえられるかどうかを試している。我々が対峙しているのは、その戦乱の大戦場であり、我々は
その戦場の一部を、祖先が築いた国家が存命するようにこの大地で命を投じた者たちのための永眠の終着点
として、充てるようになった。我々のこのような行動は全くもって適切で正当であるが、しかし広義においては、
我々はこの戦地を捧げることはできない―神聖化もできないし、神格化もできない。戦地を神の域にまで高めた
のは、現在の生死に関係なく、この大地で尽力してきた勇者たちであり、我々の貧しい力では高めることも
貶めることも到底できない。世界は、我々がこの大地で言うことに、ほとんど気にかけないであろうし、また
長く記憶に留めることもないであろう。しかし、勇者たちがこの大地で成し遂げたことを、世界が忘れることはできない。
むしろ、この大地で戦った勇者たちが、こんなにも先へと、こんなにも気高く、押し進めてくれた未完の過程に、
この大地で献身すること、これが生きる我々のするべきことである。むしろ、我々の前に残存する偉大なる任務―
つまり、我々は、これら勇猛な死者から、彼らが最後の最後まで力の限りを振り絞って献身した大義に対するさらなる献身
を、引き継ぐこと、我々は、これらの死者が結果的に無駄死にしたということにならないように、この国が神の下自由
を新たに誕生せしめるように、そして、人々が自らを自らのために統治する体制が地上から消え去ることのないように、
ここに高く決意すること―この任務にこの大地において献身することが、我々のすべきことである。

幾つか分からないところがあったが、
中でも最後のshallが三つ続いているのに、
ダッシュの種類が異なっているところが分からなかった。
shallとダッシュのどちらを優先させるべきなのか。
(最終的には、shallを優先させたが。)
544阿修羅童子:2008/03/31(月) 13:44:04 ID:HeI0Mk790
>>538
かめ謝
>経済学者に違いない
→経済学者であるべきだ。
のほうでしょうね。間違いとか、じゃなくて、つながり的に。

make the purchases go as far as possible
→買ったものを出来るだけ長持ちさせて

>何かを蓄えるときでさえそうする
→何がしかを蓄えること「すら」する
(収支のバランス、という前文を受けての「even」なんだね)

おつかれさまでした。これ、かなりの難文でした。

545阿修羅童子:2008/03/31(月) 13:49:00 ID:HeI0Mk790
>>540

よう、なつかしいなあ。

>>542
そのとおりです。
>支払った分を回収
ミナミの帝王みたいだなw
価格に見合う物を賢く買う
くらいでよいかもww
546腹詮索:2008/03/31(月) 14:02:05 ID:mvS2+ID60
>>544
書き込んだ後、ing,ingでかかれてあるので箇条書きのような表現に
なるのではと思いましたが、時遅しでした。ありがとうございました
547Tom Wood:2008/03/31(月) 14:39:32 ID:okgJ/hkL0
548阿修羅:2008/03/31(月) 22:24:40 ID:kQFzrIsw0

ほんとだね。
for those who here gave their lives that this nation might live
になってるね。
おいらの手持ちの本にも最後のthat 3連発の部分が「音読推奨」として
掲載されているが、それを見る限り>>537 と同じだな。

演説原稿は速記文を起こしたものもあるので、出典によって
多少の違いがあるんだよね。
549阿修羅:2008/04/01(火) 22:10:34 ID:4oYHwxZ80

 The eagle-eyed worker was using a backhoe to dig up potting soil in
central Ireland last week when he spotted the leather-bound book.
Experts called to the site were amazed to find an ancient Psalter Book
of Psalms lying in the mud. About 20 pages long and written in Latin ,
the book has been dated to between A.D. 800 and 1000.
 "It is not so much the fragments themselves but what they represent
that is of such staggering importance," said Pat Wallace , director of
the National Museum of Ireland in Dublin.
                   (National Geographic, July, 2006)

* not so much 〜but〜 は、春期集中で既出事項。

* what 以下は難しいです。be of such 〜の語法も要チェック。 
550腹詮索:2008/04/01(火) 23:56:14 ID:koHicf+l0
"It is not so much the fragments themselves but what they represent
that is of such staggering importance," said Pat Wallace , director of
the National Museum of Ireland in Dublin.

”その詩篇は聖書のなかのたんなる一部分ではなくむしろそれ自体がとてつもない
重要さを表しているのだ”とPatは言った。

the book has been dated to between A.D. 800 and 1000.
これはAD80OからBC1000の日付がされていたでよろしいでしょうか
おねがいします
551腹詮索:2008/04/02(水) 00:18:24 ID:IjLgQYgK0
>>550
すみません上記の英文のthatの品詞というか意味合いがいまいち理解できておりません
どなたでもいいのでご教授おねがいします
552阿修羅:2008/04/02(水) 08:04:59 ID:SoA/vakV0
>>550-551

眼の利く職人が先週、アイルランド中部にて植木用の土を鍬で掘り起こし
ていたところ、皮装丁された本を発見した。
その場に呼び集められた専門家達は、泥土の中に眠っていた古い旧約聖書の
『詩篇』が発見されたことに目を丸くした。
20ページばかりのラテン語で記載されており、紀元800〜1000 年頃のもの
と同定されている。(date to 〜: 日付を確定する)
ダブリンにあるアイルランド国立博物館のパット・ウォレス氏は、
「抄編が見つかったという事以上に、そこに書かれている内容が驚異的に
重要なんだ。」と述べている。


that は関係代名詞でwhat が先行詞だろうと思う。

553阿修羅:2008/04/02(水) 08:09:50 ID:SoA/vakV0
訂正;

find 〜lying
「詩篇」が、泥土の中に眠っていたのを発見して、驚いた

5文型で見れば、こうかな?
554阿修羅:2008/04/02(水) 08:31:25 ID:DWQOfCbQ0

I do not believe that fear , as an element in education , can be dispensed
with ; but I am sure that it ought not to be the main element ; and when it
predominates so much as to preclude love and confidence on the part of the
child to those who should be the unreservedly trusted advisers of after years,
and perhaps to seal up the fountains of frank and spontaneous communicativeness
in the child's nature , it is an evil for which a large abatement must be made
from the benefits , moral and intellectual , which may flow from any other part
of the education.
                          (J.S.Mill , Autobiography)
555ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/02(水) 09:36:11 ID:Z7CXbJYP0
ミルか(´・ω・`)

わたしは教育における要素として恐怖というものを無しで済ますことができるとはおもっていない。
しかしながら、恐怖は主なる要素となるべきでない。
数年来の信用の置ける助言者になるべき人に対し、
子供の側で愛や自信をけしさってしまうほど、もしくは子供の本質の素直さや自主的な
意思疎通をおそらく封印してしまうほど恐怖に支配されたとき、
残りの教育の多くの部分が道徳や知能面などの利益、それらは教育のほかの側面から生まれるもの
だが、から作られなければならないという理由で、恐怖は悪になる。

ながいです!
556大学への名無しさん:2008/04/02(水) 09:50:53 ID:65JU3cMn0
>>555
相変わらず日本語が下手だなw
頭悪すぎ
557ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/02(水) 09:51:37 ID:Z7CXbJYP0
あ、解答はおそめでおねがいします(´・ω・`) 詮索さんたちのためにも。
ちなみに、of after yearsのofがよくわからなかった。

でかけてきます(>_<)ノシ
558大学への名無しさん:2008/04/02(水) 09:56:51 ID:wIcYUHIu0
(子供たちが得た)道徳的、知識的な利益の多くを(恐怖を)軽減するために費やさねばならなくなる。
恐怖は、そういった害悪になるのである。
というのも、(子供たちが得た)利益というのは教育の他の部分(恐怖とは別の部分)からあふれでるものだろうから。
559V:2008/04/02(水) 14:46:41 ID:ahT5+Hng0
>>554
恐怖を、教育の一要素として、省くことが出来る、とは思わない。
しかし、恐怖が主要素であるべきでないことは、確信している。
そして、後々惜しみなく信頼される助言者となるべき者たちに対して
子供が愛情と信頼とを抱くのを妨害するほどに、また恐らくは、
子供の性質の中にある、泉のように涌いてくる、素直に自発的に
他者と交わろうとする気持ちを封印するほどに、恐怖が支配的な
潮流となる場合、恐怖は悪であり、その悪のために、教育の恐怖
以外の部分から生じる恩恵は―道徳的な恩恵も知性的な恩恵も―
大幅に減却されなければならない。
560V:2008/04/02(水) 15:01:49 ID:ahT5+Hng0
>>551
it is ... thatの分裂文です。

「そんなにも驚愕させるほどに重要なのは、
断片そのものというよりは、断片の中身なんだ」
561腹詮索:2008/04/02(水) 17:00:10 ID:IjLgQYgK0
>>552
>>560
ありがとうございます
強調構文であるならばisの主語はどうなっちゃうのでしょうか
関係代名詞であるとおもうのですが
>>554
ミルの自伝に関しては、よく分からない日本語になってしまったため
書くのはやめておきます。長くてしらない単語ばかりでしたので。
ちんぽさん乙です。
it is an evil for which のforがどこからひっぱられてきた前置詞か
わかりませんでした
562V:2008/04/02(水) 21:00:27 ID:ahT5+Hng0
>>561
主語が二つ以上ある場合、通常、動詞はpluralになりますが、
とりわけ会話などinformalな場面では、直前の主語に引きずられて、
singularになることがあります(直前の主語がsingularならば)。
これはネイティブが言ってたことで、大学の授業でこのことに関する
クイズが出されたとき、クラスの皆が間違えてました(僕も含めて)。

しかし、主語が二つ以上ある場合、それらが1つのまとまり
として捉えられている場合を除いては、動詞はpluralにする
のが普通であり、singularにするのを好ましく思わない人たちも
いるみたいです。

それに、thatを関係詞と捉えると意味をなさなくなると思いますが。
563阿修羅:2008/04/02(水) 21:02:11 ID:VxAynRwn0

love and confidence to those who should be
the unreservedly trusted advisers of after years

後年の、全幅の信頼を置くべき忠告者に対する、愛と信。


a large abatement must be made from the benefits (for an evil)
その悪の為に、利益が大きく損なわれる

must は蓋然性。can と同じでしょうね。
564阿修羅:2008/04/02(水) 21:16:12 ID:VxAynRwn0
>>555>>557
abatement軽減・排除、は、前節のpreclude の言い直し表現じゃないですかね?
そうすると、
wine is made from grapes のように、恐怖を軽減することが道徳・知性の果実
によって出来る、というような意味合いだとおもいます。

of after years こういうのおかしいかなあ?
おかしいような気もするなあww
いちおう、解答では「後年の」となってるんでww納得ください。
565阿修羅:2008/04/02(水) 21:18:17 ID:VxAynRwn0
>詮作さんたちのためにも

ちんちんは、妙にやさしいとこ、あんなあ。
566阿修羅:2008/04/02(水) 21:27:46 ID:VxAynRwn0
>>558
う〜ん、考えましたねえ。

スパルタ式軍国教育、恐いから従う。
道徳と知性によって、あるべき姿を自ら掴む。

この2つの「綱引き」「接点を探る」といった文意なんでしょうね。

で、恐怖から得たものであっても、知性で得たものであっても、
南から登るか、北から登るか、の方法論の違いでしかないような気も
するんですよねw
567阿修羅:2008/04/02(水) 21:34:07 ID:VxAynRwn0
>>559

なるほど。

一応解答では、
教育に恐怖が持ち込まれると、道徳や知性から得た恩恵が大きく損なわれる。
のような訳になっています。
568阿修羅:2008/04/02(水) 21:43:36 ID:VxAynRwn0
>>561>>562

ふ〜ん、これ、it that なのかあ。

見つかった本が、themselves、と複数形で表現されているから、
it の単数扱いと合わないとは思っていたんだけど・・・。

ナショグラの文、どこも虫食いのように、意味不明なところがあるwwww

慣れたらスラスラ読めるもんなんかなあ??
569腹詮索:2008/04/02(水) 22:01:22 ID:IjLgQYgK0
>>562
うーん、ちょっと僕の能力不足でもうひとつ飲み込めていません
ありがとうございました
570ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/03(木) 08:04:39 ID:jyUXa/X10
>>564
ありがとです(´・ω・`)

571558:2008/04/03(木) 08:40:21 ID:uovHPDCI0
「it is an evil for which a large abatement」の部分のforは「a large abatement for an evil」と考えて、
「evil」に対する「軽減」と考えるのが素直だと私は思う。

a large abatementがbenefitから作られる⇒benefitが軽減される

という解釈には違和感がある。for an evilで理由を表すというのも強引に思われる。
動詞の「abate」の意味を考えても、目的語にbenefitが来ることはないと思う。
abateされるのはan evilと考えるのが自然な読みのような気がするがどうでしょうか。

それから、「after years」のafterは形容詞だと思う。
572V:2008/04/03(木) 12:21:29 ID:0f3ZZpwP0
@The committee, while concluding that there is no "sound" way of making outright grants
to individual, flood victims, specifically recommended that the state raise and disburse:

¶$2,280,000 of indirect aid to the victims of the flood, mostly by the abatement of taxes
on property damaged 50% or more, also by providing about 300 temporary homes,
low-interest mortgage and low-rental housing facilities. ...


AThe Housing (Rural Workers) Amendment Act, The Housing (Financial Provisions) Act
and The Housing (Scotland) Act, offered State aid in the abatement of overcrowding,
all designed to stimulate local and private initiative in a program of "Tory Socialism."


BThese include the reduction in the legal immunities and rights of trade unions,
rejection of formal incomes policy, and the tripartite style of decisionmaking,
according priority to the abatement of inflation, even with unemployment
at over three million, privatization of state industries and services, changes
in the framework in which many public services are carried out, interventions
in local government structure and imposition of far-reaching controls
over its finance, changes in the welfare state, and open hostility to
the civil service and large parts of the public sector.
573V:2008/04/03(木) 12:23:25 ID:0f3ZZpwP0
CLegal action seeking abatement of a public nuisance may be taken
by the relevant local authority, or authorities if the odour spreads into several areas,
in their own name(s), as is permitted by s.222 of the Local Government Act 1972,
or via a relator action, with the consent of the Attorney General.


DIndeed the Department of the Environment issued in 1976 a code of practice aimed
at the prevention and abatement of smells from animal wastes which states that
'in any proceedings brought because of an alleged odour nuisance it may be
a relevant consideration if the company has adhered to the code of practice to the best of its ability'.


EIf polluters are required to hold tradable permits (allowing them to emit defined amounts of greenhouse gases),
the market will, in theory, put a price on carbon. Over time, emissions trading may lead to an abatement in the level
of greenhouse gases without large job losses or high costs to industry and consumers.
574V:2008/04/03(木) 12:50:22 ID:0f3ZZpwP0
>>571
the abatement of taxes
the abatement of overcrowding
the abatement of inflation
abatement of a public nuisance
abatement of smells
an abatement in the level of greenhouse gases

abatementの対象となる名詞は、@〜Dのように、ofを用いる。
或いは、Eのように、inを用いて、「範囲内での減少」という形か、
問題文のように、fromを用いて、「〜から差し引く」という形になる。

forでは対象にはならない。

問題文は、実質的に、
(the evil) must make a large abatement from the benefits ... ということ。
このmakeは、to cause sth to exist, happen or be doneの意味で、
「作る」ではない。

それと、afterが形容詞ということは、皆分かっていると思う。
僕が「後々」としたのは、
「後年の・・・助言者となるべき人々」よりも
「後々・・・助言者となるべき人々」という風に、
日本語の次元では、英語のまま形容詞として名詞にかけるよりも、
副詞にして動詞にかけた方が語感が良いように感じられたから。
575V:2008/04/03(木) 13:05:57 ID:0f3ZZpwP0
訂正
×(the evil) must make a large abatement from the benefits ...

〇(for the evil) people [educators] must make a large abatement from the benefits ...
576阿修羅:2008/04/03(木) 14:26:28 ID:aGUxInwe0

>>571-575

>>564で、「恐怖を軽減することが果実によって出来る」としたのだけれど、
ワインと葡萄の熟語から外れて、
be made / from として、from を基点にすれば、fear がbenefits を軽減する
とも読めると思うんですね。

fear と moral and intellectual benefits の綱引き、という文意であれば
あらかたOKじゃないのかなあ?
577V:2008/04/03(木) 15:57:35 ID:0f3ZZpwP0
>>576
>fear と moral and intellectual benefits の綱引き、という文意であれば
>あらかたOKじゃないのかなあ?

「教育における、fearとその他の要素とのせめぎ合い、陣地の奪い合い」、
つまり、「fearの占める割合が大きくなれば、他の要素の占める割合が小さくなり、
筆者はそのような事態に反対している(一方でfearの占有率が0になることにも反対している)」
という視点から英文を訳したつもりですが・・・。

上の意見表明もその視点から行ったつもりです。
578腹詮索:2008/04/03(木) 19:14:43 ID:QSl2L6Q20
'in any proceedings brought because of an alleged odour nuisance it may be
a relevant consideration if the company has adhered to the code of practice to the best of its ability'.
この部分だけ簡単な訳いただけたらと思います
579阿修羅:2008/04/03(木) 21:13:13 ID:ek/kWfw40
>>577
いや、全くそのとおり。
580V:2008/04/03(木) 21:33:02 ID:0f3ZZpwP0
>>578
悪臭被害の申し立てにより起される如何なる訴訟においても、
当該企業が最善を尽くして行動基準に従っている場合、
その事実は有効な検討事項となり得る。

BNCから取った文例で、文脈が分からないこと、
そして、法律の用語に余り明るくないこと、
以上二つの理由から、上記の日本語訳が
正しいとは保証できません。

因みに、
@AEはTIMEからの引用で、
BCDはBNCからの引用です。
581V:2008/04/03(木) 21:43:00 ID:0f3ZZpwP0
>>579
>>576において、>>571-575ってなってあるんで、
僕にも向けられたレスだと思って>>577を書き込んだんですが、
>>579を見ると何か違うみたいですね・・・。

僕の理解の仕方が悪かったのか・・・。
582腹詮索:2008/04/03(木) 22:06:00 ID:QSl2L6Q20
>>580
ありがとうございました
法律関係、金融関係と専門用語ありますと辞書見ただけでは
わかりにくいですね
583阿修羅:2008/04/03(木) 22:10:18 ID:HbG//Reb0
>>581
ちがわないですよw

問題集の解答も、貴殿の回答も、
文意に違いがないので、
あとは英文の字面のとり方しだいで、
なるほど、いろいろな読み方が出来て
面白いなあ、と思っていたところです。

584阿修羅:2008/04/03(木) 22:34:48 ID:HbG//Reb0

Simple-minded souls always want music to have a meaning , and the
more concrete it is the better they like it.
The more the music reminds them of a train , a storm , a funeral,
or any other familiar conception the more expressive it appears to
be to them.
But, musicians often like to say that all music has only a purely
musical meaning.
(徳島大学)

* only は、否定的に訳す(〜しかナイ)方が、日本語的になじみが
良いようです。
585ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/03(木) 23:13:54 ID:jyUXa/X10
単純なヤツは常に音楽に意味をもとめる。
その意味が具体的になればなるほどヤツらはその音楽を好きになる。
電車、嵐、葬儀や、あらゆる家族に関係のある概念を想起させる曲であればあるほど、
彼らにとっては魅力的なのだ。
でも音楽家は、あらゆる音楽というものは単に音楽としての意味しか持ってないんだよってよく言うもんだ。


Simple-minded soulsは雰囲気で訳してみますたw

586腹詮索:2008/04/03(木) 23:43:19 ID:QSl2L6Q20
>>585
the more expressive it appears to
be to them.

表現過剰となって彼らの前に出現する
と訳してみたのですが

おねがいします
587阿修羅:2008/04/04(金) 07:40:12 ID:6fqQ8rfp0
>>585
さすがによく読めるなあw
文法的にも、一点の曇りすらないですね。
ディスコース・マーカー「But,」 を意識すれば、
simple-minded souls は、ご指摘のとおり
musical artists と対極にある面々、
つまり、「群盲」ということになります。

ちん、にはこのレベルでは易しすぎたかww
おつかれさまでしたな
588阿修羅:2008/04/04(金) 07:51:30 ID:6fqQ8rfp0
>>586

more expressive だけならば、たしかにその訳もアリだね。
ただ、直前の文では、
「the more , the better」とあるから、
条件→帰結、の展開上、more expressiveの部分もこれを受けて、

「群盲にとって良い方向」で訳すほうが、流れが自然なんじゃ
ないですかね?

音楽家から見れば、表現過剰。
私らにすれば、わかり易い曲が良い曲。
これの、対比。

去年のいつだったか、コナン君、「the 比較級、the比較級」を
見抜けなかったことが1回あったよなあw
・・・よう覚えてるやろ(笑
589阿修羅:2008/04/04(金) 08:51:48 ID:6fqQ8rfp0

There are few that will trouble themselves to examine minutely
a blossom that they have seen and neglected from their childhood ;
and yet , if they would but question such flowers , and converse
with them , they would often be surprised to find extreme beauty
where it had long been overlooked.
(子供の頃から見慣れながらずっと無視してきた路傍の花を、わざわざ
足をとめてまで見守る人は少ない。もし、ちょっと問いかけて話をする気
になってみれば、長年見過ごしてきたところに究極の美を見つけて驚く
ことだろう。) 
★ A very common flower adds generosity to beauty.
It gives joy to the poor , the rude , and to the multitudes who
could have no flowers were Nature to charge a price for her
blossoms. ★

(大阪府立大)

* 「were Nature 以下」は、仮定法の倒置。
590大学への名無しさん:2008/04/04(金) 13:58:59 ID:1hpjwHQe0
>>589
ありふれた花は、美に一般性を加える。

その一般性は、貧者、怠惰者、そして
もし自然が拝観料を取るのならば
見ることが出来なくなってしまうような
民衆に、喜びをもたらしている。

generosityがむずかしいです。
591腹詮索:2008/04/04(金) 16:48:39 ID:3A8t9Y330
>>589
よく知られた花は美しさに寛大さを加味している。
えー、以下の文、悩んでいる時に>>590さんの訳が目に入り
投了しました。
>>588
ありがとうございました
592阿修羅:2008/04/04(金) 21:47:39 ID:sFVDLc/E0
>>590
generosity は、手前の辞書では「気前の良さ」「寛大」とあります。
また、
rude は「粗野な」となっています。

>拝観料、
は、うまいですね。そのニュアンスでOKです。

>>591
common〜は「ありふれた〜」「よく目にする〜」といったニュアンス
のほうがピッタリきます。なぜなら、前文で「無視してきた」とあるから
です。

ご両人、おつかれさまでした。
593阿修羅:2008/04/04(金) 21:54:41 ID:sFVDLc/E0
訳例)
路傍の花には美に加えて寛大さが備わっている。その寛大さは、貧しく粗野な者達に、
あるいは、女神がその所有する花に値札をつければ手折る事の憚られるような大衆に、
喜びを与えているのだ。

594@株主 ☆ちんぽ(同志社法の良心):2008/04/04(金) 22:55:55 ID:77vg9m+T0
>>587
恐縮です(´・ω・`)
595ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/04(金) 22:58:04 ID:77vg9m+T0
Nature で女神なのか〜。初めて知った。
596阿修羅:2008/04/04(金) 23:02:19 ID:1icu1k6d0

Presence(存在、の大文字) で「もののけ」ってのも、あるなあw
597ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/04(金) 23:29:24 ID:77vg9m+T0
メモりますた。

598腹詮索:2008/04/05(土) 00:48:58 ID:A9PMARYL0
>>592
ありがとうございました
やっぱ、ちんぽさんすごいなあ
599阿修羅:2008/04/05(土) 08:43:02 ID:QmrDk+br0
なーに、詮ちゃんも高2でここまで読めればおつりが来るさw
ほとんどの和訳受験参考書は読了し終えたと思って、可。

英文解釈難問集(学生社)
思考訓練の場としての英文解釈(正・続)
誤訳の構造(あづま)
英文の読み方(岩波)
ライジング英文解釈(桐原)
幸福論(ラッセル)
おれじゃないけど、1984(オーウェル)

半年で、抄読し終えたと思っていいね。

さすがに、チラ裏ネタも尽きたですよwww
600大学への名無しさん:2008/04/05(土) 08:46:19 ID:YeJQo2f/0
わかっているのかもしれないが、generousityは後半のIt gives joy to the poor 〜 for herの部分の先取り。
つまり、お金も取らずに楽しみを与えるということ。「寛大さ」よりも「気前のよさ」のほうがいいと思う。
601阿修羅:2008/04/05(土) 08:54:08 ID:QmrDk+br0

Only the wisest know that fools they are, and this realization
of unwisdom is the supreme sensation , for it puts one in one's
place and displays the wonder of life as nothing else can.


* 「〜, for ・・」とあれば、「〜だ。というのも・・・だからだ。」
と読む。
602阿修羅:2008/04/05(土) 09:07:09 ID:QmrDk+br0
>>600
そうだな。ちなみに多田は、ここのgenerosityを、「いっぱいあること」
と訳しています。
603ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/05(土) 09:25:33 ID:cWjcsDqi0
賢い人だけが、自分たちが愚か者だということを知っている。
そしてこのことに気づくことはものすごいことなのだ。
というのも、そのことで自分をみつめ、人生の不思議をみることになるからだが、
それは他のもので代用がきくものでもないのだ。

最後のほうは自信ないです(´ ω`)
604大学への名無しさん:2008/04/05(土) 15:09:48 ID:YeJQo2f/0
多田氏の「いっぱいあること」も後半部分を意識した訳だということ。

だから、その点に触れないと解説としては不充分だと思う。
605大学への名無しさん:2008/04/05(土) 15:20:54 ID:lBIGk/PF0
>>601
自分が愚かだとわかっている人がもっとも賢い。
この自分の愚かさの認識にまさる感覚はない。なぜならそれはなにものにもまして
自分の身の程をわきまえさせ、人生の不可思議さをあらわしているからだ。
606腹詮索:2008/04/05(土) 17:03:54 ID:A9PMARYL0
>>601
賢人だけが自分がおろかものだと知っている
自分がおろかだと気づくことはものすごい衝撃なのだ、というのも
それは己のあるべき場所に己を置き、ほかのなにものにもできない
人生の不思議さをみせているからである。

おねがいします
ミルがでたときwikiで調べてみたのですがなんと、ラッセルの名づけ親だそうで
おねがいします
607大学への名無しさん:2008/04/05(土) 17:31:33 ID:bORyNpY/0
>>604
そんなこと言い出したらきりがないよ。

ずっとこのスレをロムってきたが、
阿修羅の採点はかなり甘め。

例えば、>>584の英文でconceptionという語があるが、
これに「概念」という訳語を機械的に当てはめることを
多田は辛辣に批判している。次の引用は多田の言葉。

・・・「概念」とは、「多くの観念の中から共通した要素を抜き出し、
それを総合して生み出した、普遍的な観念」の意で、高度にabstractな
ものである。ここでは正反対に、極めてconcreteなものを指している(そう
ちゃんと書いてある)。trainやstormやfuneralなどという極めてvividで
concreteなイメージ(images)と「概念」(例えば、「正義」とか「愛」とか)が
どうして並列されることができようか?!こんなひどい並列をやってのけて
何の矛盾も感じないのは、まさにsingle-minded soulsであり、seriously
lacking in their thinking abilityであろう。any other familiar conception
は、例えば、「滝」とか「荒れ狂う海」とか、「日光のさんさんと降り注ぐ草原」とかの、
具体的な場面のイメージである。・・・

多田がこのように批判しているにもかかわらず、阿修羅は>>585が「概念」と
訳していることには全く言及していない。(ついでに言えば、familiarを「家族に
関係のある」と訳すという前代未聞の失態にも、阿修羅は言及していない。)

阿修羅のこのような激甘な態度は、私の推測するところでは恐らく、このスレの
調和と平穏を保つためであろう。

よって、「解説不足だ」というあなたの批判は言い出したら
収集がつかなくなる類のものだ。
608ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/05(土) 19:00:13 ID:cWjcsDqi0
以上は高度に発達したルー語である。

609大学への名無しさん:2008/04/05(土) 21:01:04 ID:YeJQo2f/0
>>607
>阿修羅のこのような激甘な態度は、私の推測するところでは恐らく、このスレの
>調和と平穏を保つためであろう。

たしかにそういう意図があるのかもしれない。無償で出題と解説を続ける阿修羅氏には敬意を払いたい。
ただ、受験板であることを考えると、甘すぎるのも少々問題だと思う。ちんぽ氏のようなOBには実害はないものの、
現役生には多少厳しく解説するべきだと思う。
610ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/05(土) 21:40:10 ID:cWjcsDqi0
阿修羅さんひとりじゃなくて、自覚ある人が善意で補っていけばいいじゃない。

611阿修羅:2008/04/05(土) 21:42:53 ID:RLuoBAtu0
>>603
>賢い人だけが→「最も」賢い人だけが、のほうが文がきゅっと締まると
おもいます。「最も」と、そうでない奴、の境目がどこにあるのか?という
論理の甘さが気になる英文ですがねw

>>605
>身の程をわきまえさせ、
こういう日本語がすんなり出てくると、カチッとはまった和訳が出来て、
楽になりますね。普段からの読書量の多さを匂わせます。
冒頭のOnlyは訳漏れ?意図的にさらっと流した?
簡潔明瞭を優先されたのかも知れませんね
612阿修羅:2008/04/05(土) 21:52:44 ID:RLuoBAtu0
>>606
>己のあるべき場所にに己を置き、・・・・みせている

主語it は「this realization」だから、「己を置かせ」と、
すべきかと思うんだけど、「みせている」の部分に「置き」が
掛かるのなら、その日本語のままでも無生物主語はよいのだろうか?
ちょっと迷いますねw

ラッセルの家は政治家かなんかだから、きっとミルとも親交があったのかもね。
倫理の教科書では、ベンサムと並ぶ最重要人物だね、ミルは。
613阿修羅:2008/04/05(土) 22:04:10 ID:RLuoBAtu0
>>607
なるほど〜。familiar は身近な、とかそんな意味でしょうね。
conception に関しては、確かにそんな解説が載っていましたねw

大学行ってる子や、受験が終わって下宿も決まった子が、
これからココで巾をきかして頂けることを多いに期待しています。
昔いたQちゃんも、旅人さんも、もう卒業か院だろうしね。
貴殿も、私に遠慮することなく、2チャンらしくもっとハデに突っ込んで
頂きたいものですww
614阿修羅:2008/04/05(土) 22:15:05 ID:RLuoBAtu0
>>609
問題集の解答を手元に置きながら、
ここの回答群を拝見すると、
印刷物の解答のほうが下手に思えることも
多々あってねw

文法事項とか、細かいところは、正直2チャンのほうがもともと
詳しいしww
615阿修羅:2008/04/05(土) 22:21:08 ID:RLuoBAtu0
>>610
そうだよ、そうしておくれよ。


616腹詮索:2008/04/05(土) 22:27:06 ID:A9PMARYL0
>>613

ありがとうございました。
先輩諸氏、きびしい問題、厳しい指導おねがいいたします。
617阿修羅:2008/04/06(日) 07:45:06 ID:OZBBCHS80

A sense of crowding can appear under highly varied conditions and at
different scales. Two persons in one room can constitute a crowd.
Imagine a shy person practicing the piano in the corner of a large room.
Someone enters to watch. Immediately the pianist feels spatial constraint.
Even one more person can seem one too many. From being the sole subject
in command of space , the pianist , under the gaze of another , becomes
one object among many in the room. The pianist stops playing and leaves.

                       (2003 , 関西学院大学)

* 文意を掴むのが難しい文です。
subject が object になる、というところが、論旨のキモです。
Even one more person が、その転換点となることを考慮して
読んで見てください。
618ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/06(日) 08:04:03 ID:KqFeI79o0
>>611
どうもです(>_<)

>>617
圧迫感はさまざまな状況でことなった規模であらわれうる。ひとつの部屋に2人の人がいても圧迫感をつくりうる。
広い部屋の隅っこででシャイなやつがピアノの練習をしてるとこを想像しよう。
誰かがそのへやに見物しに入ってきた。すぐにその演奏者はなにか抑圧を感じる。
1人の人でさえ、とても多くのように感じるのだ。
空間を支配してる主役の状態から、観察下におかれることで、その演奏者は部屋にあるおおくの対象のうちのひとつ
ということになってしまう。
そして、そいつは演奏をやめ、でていっちまうのだ。
619腹詮索:2008/04/06(日) 11:31:21 ID:e0VD1lhk0
From being the sole subject
in command of space , the pianist , under the gaze of another , becomes
one object among many in the room.
おもいのままに空間を使っている主観的な状態から、他人に見つめられる状況下
のピアニストはその部屋のあまたある客観的な存在になるのだ。

おねがいします
620阿修羅:2008/04/06(日) 13:56:27 ID:NI0Plr/S0
>>618
難しい論文ですが、なかなか良く意味がとれています。
ほとんどつっこむところはないのですが・・・。

crowding 「混雑」、でどうでしょうか。
圧迫感とイコールではありますが・・・。

>部屋にある多くの対象
部屋にいる大勢の中の一人の客体、
では、どうでしょうか。
おつかれさまでした
621阿修羅:2008/04/06(日) 14:03:31 ID:NI0Plr/S0
>>619

まことに結構です。

in command of という熟語が、
入試時の設問でした。

慶応かどこかで、今年も出ていましたね。
622大学への名無しさん:2008/04/06(日) 14:15:01 ID:bCv+gyna0
person can seem TO one too manyでは?

623腹詮索:2008/04/06(日) 14:25:47 ID:e0VD1lhk0
>>621
ありがとうございました
Beatlesの「Nowhere man」という曲で「at your command」が「きみのおもいのまま」
と訳されてました
624ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/06(日) 18:29:01 ID:KqFeI79o0
>>620
ありがとです(>_<)

ひとつ疑問ですが、部屋にはピアノの奏者と入ってきた人の計2人だから、ほかの物体(家具とか)
のなかのうちの1つとしかみなされなくなるって意味だと思ったんだけど違うのかな?
625阿修羅:2008/04/06(日) 20:13:33 ID:8boeT3o20
>>622
ここは、私も、何度も誤植じゃないかと疑ったのですが、
one too many「副詞句:余計で・邪魔で」とのことです。
seem one too many 余計だと感じられる。と、読めるらしい。

>>623
そうか。ビートルズ聞くのか・・・w

>>624
確かに、2人(自分以外はたった1人)であるのに、many が
2回も使われています。しかし、他の物体は「gaze」しないので、
論旨の「crowding」からは、除外されると見るべきでしょう。
「部屋の中でその他大勢の客体の1つとなる」という訳例があてがわれて
います。(赤本ですので、あくまでも参考例です)

626阿修羅:2008/04/06(日) 20:21:52 ID:8boeT3o20

あと、crowding は「窮屈さ」という訳例が挙げられています。
本文は、論文の書き出し1パラ分だけでしたので、わかりにくかった
と思いますが、論文の全体の要旨は、
「crowding とは、自分の身の置き所が狭い、ということでなく、
周囲の監視の目が厳しいとか、干渉されることの煩わしさのこと
である」というような内容です。
社会学・心理学方面の文のようです。

極端に接続詞がない英文ですので、そのことで、非常に読みづらい
と感じました。
627大学への名無しさん:2008/04/06(日) 21:03:54 ID:bCv+gyna0
>>625
>他の物体は「gaze」しないので、

gazeするのは入室者の「another」で、そのgszeの対象がobject。
ということは、かりにamong manyのmanyを「2人」と解釈すると、anotherはgazeすると同時に
gazeされるobjectになる。これはおかしいと思う。

ここはちんぽが正しいと思う。
628阿修羅:2008/04/06(日) 21:27:06 ID:3ni7W+ch0
>>627

>anoyher は gaze すると同時にgaze されるobject になる

そう、2人とも、お互いにobject になる。
another の人も、部屋に入室する前には、sole subject であった。
部屋に入室してピアノマンをgaze する。
ピアノマンは楽譜を見ているが、another の視線は感じる。
another はanother で「邪魔をしちゃいけないな。」と気をつかうかも
知れないし、「俺に構わず続けろよ」と声をかける用意をしている
かもしれない。お互いにcrowdingな状態。
空間的にはcrowdじゃなくとも、心理的にはcrowding.

その意味では、sole 以外は「many」 である、という風に解せる。
629大学への名無しさん:2008/04/06(日) 21:34:35 ID:bCv+gyna0
>>628

う〜ん、そうかなあ?
>a shy person practicing the piano
この記述を読めば、crowdingに感じるのはピアノマンに限定するほうが素直だと思うよ。
630阿修羅:2008/04/06(日) 22:01:07 ID:55EjATJ00
>>629
出題時にもコメントしたのだけれど、
sole subject が、one object among many に転換するのは、
even one more person の存在だ、と言っている。

シャイな奴なら、他の1人がいるだけでも、
図太いやつでも、周囲に3〜4人いれば、
phygiological にはconstrainされる、
って感じじゃないか?

赤本解答者の読みでは、そうとれる。
(赤本が正しい、というわけじゃないけれど・・・ね。)
631阿修羅:2008/04/06(日) 22:02:44 ID:55EjATJ00
phygiological→physiologicalすま
632阿修羅:2008/04/06(日) 22:06:26 ID:55EjATJ00
再訂正かんにん
physiological →psychological
633大学への名無しさん:2008/04/06(日) 22:16:54 ID:bCv+gyna0
一人でいるときは、a shy personは
⇒the sole【subject】《in command of space》
それがanotherの登場によって、
⇒one【object】《among many in the room》

つまり、ひとりなら部屋のsubjectとして《空間を支配できる》。引きこもりを考えればよいかもしれない。
ところが誰か他人がひとり入ってくると、見られることで《空間の一部になってしまう》ということでしょう。

最初のmanyと後のmanyは違うでしょ。
634阿修羅:2008/04/06(日) 22:30:26 ID:6WgPukEJ0
>>633

その論理で「crowding」を、どう定義できるんだ?

空間の一部になることは、spatial にはcrowd かも知れないが、
そんなことは自明の理であって、わざわざ評論すべき事じゃないだろw

そもそも、crowding は「見られる事」で感じるものなのか?
自分に注目が集まる事が「crowding」なのか?

相手の期待に応えなきゃいけない、という妄想的義務感や、
相手の指示に従わねばならなくなるんじゃないかという敗北感などの、
「こちらの勝手な思い込み」が、その本質だろ?ふつ〜
635大学への名無しさん:2008/04/06(日) 22:37:27 ID:bCv+gyna0
>そもそも、crowding は「見られる事」で感じるものなのか?
問題の英文にはそう書いているよ。

>相手の期待に応えなきゃいけない、という妄想的義務感や、
>相手の指示に従わねばならなくなるんじゃないかという敗北感などの、
>「こちらの勝手な思い込み」が、その本質だろ?ふつ〜
それがふつ〜かどうかは知らないけど、少なくとも問題の英文からそこまで読み取るのは
解釈過剰ですよ。入試問題を解く上で厳に慎むべきこと。
636大学への名無しさん:2008/04/06(日) 23:01:48 ID:bCv+gyna0
落ち着いて読めば、おそらく赤本の解答もむしろちんぽの解釈に近いと思うよ。
637阿修羅:2008/04/07(月) 08:02:07 ID:MxEr8/Sv0
>>636
>解釈過剰ですよ

きみもそう思うか?w
おれ、中学生時代から、よくそう言われてきたわww

>ちんぽの解釈に近い

>>620で、’ちんちん良く読めてる’って、最初から申し上げている。
あとのmany が「2人」をさしているかどうかの検証でね・・。

赤本の解説が良いと思ってるわけじゃ全然ないのですがね。
ひとつの訳案を例示したってわけで。



おつかれさまでした。



638阿修羅:2008/04/07(月) 08:14:58 ID:MxEr8/Sv0

I have a dream that one day , down in Alabama , with its vicious
racists , with its governor having his lips dripping with the words
of 'interposition' and 'nullification' ― one day right there in
Alabama little black boys and black girls will be able to join
hands with little white boys and white girls as sisters and brothers.

    (Martin Luther King , Jr. 1963 ワシントン大行進演説)


* down in Alabama の「down」は、訳さなくても良い単語っぽい。
639大学への名無しさん:2008/04/07(月) 09:30:45 ID:vVratp3s0
>おれ、中学生時代から、よくそう言われてきたわww

「絶対、自分の間違いを認めないよね」とも言われませんでしたか?

無償で出題と解説をしてくださる阿修羅さんには頭が下がる。それでもたまに「?」と思うことがある。
そこで、それを指摘するとたいていの場合依怙地になって反論される。

最初は私も>>627で「〜と思う」軽く指摘したつもり。正直、しっかり読めば後半のmanyにone more personを含めるのは
間違いであることは、すぐに気がつくはず。
赤本の「部屋の中でその他大勢の客体の1つとなる」というのは、まさにちんぽや>>633の解釈でしょ?
なぜわからないのですか?

>>610
>阿修羅さんひとりじゃなくて、自覚ある人が善意で補っていけばいいじゃない。
>>615
>>>610
>そうだよ、そうしておくれよ。

こう書いているけど、本心はどうだか。
640大学への名無しさん:2008/04/07(月) 12:58:28 ID:wtpBj6kX0
>>543

>人々が自らを自らのために統治する体制
→誤

(正)人民の人民による人民のための政治。
641阿修羅:2008/04/07(月) 14:00:13 ID:MxEr8/Sv0
>>639
昨日も書いたけど、
部屋に他人が入ってくる前と、入ってきた後で
変化するものは何なんだよ?
誰か人が入ってきた瞬間に、それまで置いてあった
家具がobject のひとつに変わるとでも言うのかww

>後半のmany にone more person を含めるのは間違い

many は「me and others」だよ。
individual が、複数になることで、society が始まる、
って言いたいわけや。

>こう書いているけど、本心はどうだか

俺を挑発しても無駄骨やで






642大学への名無しさん:2008/04/07(月) 14:52:58 ID:uzM3yFTb0
one object among many は sole subject と対照的に使われているのだろうが、
人が大勢いるという感覚を論じる文脈のなかでで many を使っているのだから、
単に数多くの「もの」のうちの一つというよりは、「大勢の人たち」のなかで
注目をあびる客体という意味だと思う。そもそもその広い部屋のなかにそれほどたくさんの「もの」があるのかな?
普通だったら among others でいいのではないか。そうしないで among many にしたのは
やはり大勢の人たちの中で注目をあびなながらピアノを弾く者という意味だと思う。
643腹詮索:2008/04/07(月) 15:06:45 ID:KrWk1b670
>>638
わたしには夢があります、いつの日かアラバマで最低の人種差別主義者と
知事の口から「干渉」と「無効」という言葉がもれることを、そして、いつの日か
アラバマの黒人の少年少女が白人の少年少女と共に兄弟のように手を携える
ことを!!

干渉、無効はもっといい訳がありそうですが・・・
おねがいします
644ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/07(月) 15:20:53 ID:2tVlQxGO0
わたしには夢がある。悪意に満ちた人種差別主義者や、(黒人への?)干渉・拒絶のことばを
もらすチンカス知事のいるこのアラバマで、そう、いつのひかこのアラバマで黒人の男の子や女の子
が白人の男の子や女の子と兄弟として手をつなげることを。

>>643
vicious radcistsとgovernorがつながれてるから、governorも黒人にとって悪い人の例としてあげてると
おもうんで、それがわかるような訳出のほうがいいかな、と。



こまかいことを気にする人がこのスレでもわいてますね(´・ω・`)
645腹詮索:2008/04/07(月) 15:50:18 ID:KrWk1b670
>>643
頭のなかでは知事にたいしていいイメージはもってなかったのですが
訳してみるとそうなってませんね、レイシスト、知事がアラバマにかかるのですか
干渉、無効がどちらかにとってどういいのかわかりませんね。早く訳みたいですね
646大学への名無しさん:2008/04/07(月) 15:53:09 ID:uzM3yFTb0
わたしには夢がある。悪意にみちた人種差別主義者や州知事が口を開けば
やれ「州権優位説」だの「連邦法効力の拒否」だのといった言説を言いつのるこのアラバマにおいてさえ、
いつの日にか、幼い黒人の少年と黒人の少女が白人の少年と白人の少女とともに
兄弟姉妹のように手に手をとりあえる日が来ることを。
647訂正します:2008/04/07(月) 17:59:43 ID:uzM3yFTb0
having his lips の主語は州知事だけですね。
わたしには夢がある。悪意にみちた人種差別主義者がおり、
口をひらけばやれ「州権優位説」だの「連邦法無効」だのといった言説を言いつのる
州知事のいるこのアラバマにおいてさえ、いつの日にか、
幼い黒人の少年と黒人の少女が白人の少年と白人の少女とともに
兄弟姉妹のように手に手をとりあえる日が来るという夢が。
648阿修羅:2008/04/07(月) 19:26:48 ID:MxEr8/Sv0
>>643
ちん氏の指摘どおり、with 〜は「譲歩」になると思います。
そのためには、知事の「干渉」「連邦法無効化」が、
キングの運動のネガティヴであると予想することが必要です。
アラバマが過去に奴隷州であった事なども知っておいたほうが
その予想の一助になるやしれませんね。
649阿修羅:2008/04/07(月) 19:31:18 ID:MxEr8/Sv0
>>644
そのとおりです。
知事がどっちの味方として登場しているかの
予想が、そこの並列で判断できたのは、さすが法学部w
キングはこの翌年だかに暗殺されます。
650阿修羅:2008/04/07(月) 19:38:49 ID:MxEr8/Sv0
>>647
>このアラバマにおいて「さえ」
譲歩を明確にされたのは、グッドジョブ。

州権優位説・・連邦制独自の言葉でしょうが、良くご存知でしたねえ。
連邦法無効(取り消し)・・同上。

down in Alabama・・・ よく、こんな風にdown 〜が使われますが、
このdown って、本来何なんでしょうね?首都から見て下り?
「ちょっとその」くらいの合いの手?

651阿修羅:2008/04/07(月) 19:47:08 ID:MxEr8/Sv0
私には夢がある。あのアラバマ―悪意に満ちた人種差別主義者がはびこり、
知事が干渉と無効化を口にするような、そのアラバマにすら、いつの日か
・・・手をつなぐ日が来ることを。
652腹詮索:2008/04/07(月) 20:02:03 ID:KrWk1b670
>>651
なるほど、withをそういうふうに捕らえることができるのですか
そんなひとがいるこのアラバマでさえ・・。
そういえば「アラバマ物語」ってあったなあ、見てませんが
653大学への名無しさん:2008/04/07(月) 22:26:26 ID:KrWk1b670
>>651
おくれました
ありがとうございました
654阿修羅:2008/04/07(月) 22:58:02 ID:wpUdOpQX0
>>652
おう、グレゴリーペックやろw
我が谷は緑なりき、とか、若草物語とか、
古き良きアメリカな。
淀川長春のせかい
655ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/08(火) 07:20:53 ID:v34bNxR+0
>>649
ありがとうでした(>_<)

ペックはまだローマの休日でしかみたことないな(´・ω・`)
今度ツタヤでさがしてみよっと。
656阿修羅:2008/04/08(火) 08:50:53 ID:zc0iDhvJ0
『イッツ・ローム。』ですね、・・・ほろり。

さてと。

Therefore the peculiar soft assurance of a girl like Constance Reid
fascinated him. She was so much more mistress of herself in that
outer world of chaos than he was master of himself.
Nevertheless he too was a rebel : rebelling even against his class.
Or perhaps rebel is too strong a word ; far too strong. He was only
caught in the general , popular recoil of the young against convention
and against any sort of real authority.

* Constance Reid 23歳の女主人公。とある貴族に嫁いだが、新婚早々ダンナ
は第一次大戦に応召され、下半身不随で帰還する。
657本当のことを話そう:2008/04/08(火) 11:03:13 ID:L60HBZJb0
たしかに細かいことを気にしすぎかもしれないが、理解力のある人が読めば、
後半の「many」に入室者を含めないのは明らか。

以前立教か何かのの問題で「Significant」が「分詞構文だ」と阿修羅氏が主張していた。
私は単なる形容詞の限定用法の並列だと思って、それを指摘したのだが、「そうすると、
結論を先回りして述べていることになりうんたらかんたら〜」と言って「これは分詞構文である」と
言い張っていた。

正直、阿修羅氏の理論が独特過ぎて意味不明だったのだが、(あるいは意味不明だったので)スルーしていた。
ところが、その問題を詳しく訳していく段階で、「この著者は形容詞の並列がくせだわ。やはりSiginificantは
分詞構文ではなく、形容詞の並列だわ」とあっさり前言を撤回したのだ。無責任すぎ。

English板ならともかく、大学受験板で参考書にも書いていない独自の解説を無責任に語るのはどうだろうか。
結局、単なる自己満足な自己実現の手段になっているだけのような気もする。

ちんぽ氏も来年また慶応を受けるのなら別だが、現役生ではないんだよね?なんで和訳に参加しているのか?
これも単なる自己満足な自己実現のため?>>555で出題の直後に回答しておきながら、

>あ、解答はおそめでおねがいします(´・ω・`) 詮索さんたちのためにも。

は白々しい。本当なら回答を控えるのが筋のはず。阿修羅氏がそれを指摘しないのは、コテハンの回答者を
減らしたくないからだろう。結局、現役生は腹氏だけ。果たして腹氏にとって、役に立つスレになっているのだろうか。

阿修羅氏の採点が劇甘という指摘があったが、この人は自分に対しても甘いし、解説の内容自体も甘すぎる。
本当に英語が読めてるのか疑問だよ。
658訂正します:2008/04/08(火) 14:19:45 ID:HjdZ8DGf0
Two persons in one room can constitute a crowd って書いてあるのにな
自分以外の人がいるだけで大勢の人がいることになりうるってことでしょ。
これそんなに理解力のない読み方ですか?
659大学への名無しさん:2008/04/08(火) 15:15:43 ID:4MuLetzk0
>>657
腹詮索 is a third-year high school student, which indicates that he has enough intelligence
to decide whether the present thread is beneficial or harmful to the improvement
of his linguistic skills. Participation in this thread is neither compulsory nor mandatory,
and no one who has left a message or messages here is prevented from getting away from
this thread, never to return again: that is, 腹詮索 is given the liberty to simply ignore this thread
whenever he likes to.

The issue of the usefulness of the present thread to 腹詮索, therefore, is irrelevant to the subject
of 阿修羅's knowledge of English, which in my conjecture you crave to condemn for its alleged insufficiency.

If you want to point out mistakes and errors 阿修羅 makes, you should do so every time they occur.
And on those occasions, you are strongly advised to fill in the blank of 名前 with a string of characters
which manifestly identifies you.
660腹詮索:2008/04/08(火) 18:40:12 ID:9I0nJrlC0
>>656
それゆえ、奇妙でやわらかいassuranceのコンスタンス レイドのような少女は
彼を魅了したのだ。
彼女はその混沌とした世界のそとでは夫が主人である以上にむしろ女主人であった
にもかかわらず彼は非常に反抗的であったまた彼の階級に対してさえ反抗的で
あったのだ。それは反抗というには言葉の意味が強すぎる、つまり反抗というには
程遠いものであった。彼は単に広い意味でよくある若者の因習やある種の現実の権威に
たいする反動に捕らわれてるにすぎなかった

assuranceの意味が確定できませんでした
女主人のところもある世界では夫よりも権勢をふるうという意味だと
思うのですが、つぎのneverthelessに意味がつながらないし

おおねがいします
661腹詮索:2008/04/08(火) 18:51:45 ID:9I0nJrlC0
>>657
ご指導、ご指摘おねがいします
>>659
おっっしゃるとおりです
好きでここに来てるのです、旅人さんかな?
>>656
イッツ ロームってなんだろ、本のタイトルかなあと思って検索
したのですが、わからない。ちんぽさんのレスをみてやっとわかりました
662阿修羅:2008/04/08(火) 22:55:19 ID:z6K7X1u/0
>>657
>後半のmany に入室者を含めないのはあきらか

入室者を含めなければ、ここで主張されている「crowding」が
成りたたないでしょ?
たった一人の他人が自分に注目するだけですら、人は「混雑感」を
感じるものだ、って英文は主張している。
その時、人は、「あいさつの一つもしておかなきゃだめだろうか?」
とか「なにか自分の演奏にケチをつけるんじゃないだろうか?」とか、
同時にいっぱいの観念にとらわれるものなんだよ。もちろん、他人は
他人で、そいつの自我の範疇で、自身の観念に捕らわれている。
この、観念と観念とのぶつかり合いに折り合いをつける必要性が生じる
瞬間、subject がobject に転換するんだ。

どんなに物が多くて部屋が窮屈でも、たとえ部屋が二畳一間で横に
なれなくても、それは著者の言う「crowding」じゃない。
他者の観念によって自己の観念が相対化されることを恐れる気持ち
こそが「crowding」なんだよ。


663阿修羅:2008/04/08(火) 23:15:04 ID:sEd6Q1zg0
>果たして、腹氏にとって役に立つスレになっているのだろうか

笑わせるなよ。「スレは誰かの役に立つべきである」という前提
が何処にあるんだ?単なるお前の妄想だろ?

俺が詮ちゃんに出鱈目を垂れて、そのせいで、将来詮ちゃんが俺を恨む
ようなことがあれば、俺は喜んで恨まれてやるよ。

>本当に英語が読めているのか疑問だよ?

だよな。

664阿修羅:2008/04/08(火) 23:42:43 ID:a+lhSImk0
>>660
>コンスタンス・レイドのような少女は彼を魅了した
「魅了した」の主語は「assurance」だね。
前文がないからassurance の訳語が決定できなかったよなあ、すまん。
ここでは、「あつかましさ」みたいな意味になります。

「それゆえ、コンスタンス・リードのような若い女性がもつ、風変わりで
静謐なあつかましさは、彼を魅了した。」くらいです。

彼が彼自身の主人であるよりももっと、彼女は彼女自身の女主人であった。
これむづいな。夫より権勢をふるう、という意味合いとは、ちょっと違って、
混沌とした外の世界では夫の意見よりも自分の我を通す事を優先した、
って意味合いですね。

Nevertheless 以下はバッチリOKです。

チャタレー夫人の恋人っていう小説です。
665大学への名無しさん:2008/04/09(水) 10:20:25 ID:MicxwXmP0
腹詮索もちんぽスレだと態度が豹変するんだなw
今時丁寧な高校生かと思ってのでびっくりしたよ
666大学への名無しさん:2008/04/09(水) 10:34:14 ID:MicxwXmP0
>>659
言ってることは正論だが、まず自分から名前を言ってみたら良いんじゃね?
あとどうして英文で書いたの?
667腹詮索:2008/04/09(水) 18:33:26 ID:vKHoyusL0
>>664
チャたれー夫人ですか、わいせつ云々で問題になったという
時は経っても入試にはでないでしょうねえ
Neverthelessを間においた前節と後節の文脈の流れがよくわかりませんでした
いつもありがとうございます
668阿修羅:2008/04/09(水) 20:21:38 ID:xo4mj7k40
どうもチベットの件で、今回の聖火リレーへの猛抗議が各国で喧しい。

The Olympic flame wasn't part of the ancient games , and the torch relay
didn't become a fixture in the modern Olympics until the 1936 Berlin Games,
when it was part of the Nazi pageantry that promoted Hitler's beliefs
of Aryan supremacy in the world of sports.

                       (TIME, Apr.09, 2008)

* Aryan アーリア人。もとは中央アジアにいた連中。西へ進んでゲルマン人に
なり、東に進んでインド人となる。ヒトラーは、ゲルマンこそアーリアであり、
世界征服に足る民族である、と偏執していた。
中国には「中華思想(中国こそ世界の花)」というものがあり、どうもこうした
きな臭さがオリンピックには常に付きまとうものです。
669腹詮索:2008/04/09(水) 21:03:54 ID:vKHoyusL0
>>668
オリンピックの聖火は古代オリンピックではなかったそして聖火リレー
はヒトラーのアーリア人種がスポーツにおいて秀でているという考え
を促進するためのナチの式典ともなった1936年のベルリンオリンピック
まで近代オリンピックの定番ではなかった

世界史においてドイツ人とそうではないインド辺りの人間が同じアーリア人
であるのが不思議だったことがあります。
supremacyはボーンシリーズで調べたことがあります。
おねがいします
670阿修羅:2008/04/09(水) 21:24:19 ID:xo4mj7k40
>>669
not〜until 正解です。

ドイツ人のあの鍵鼻が、どうもインドメタルカレーのマイルド
な雰囲気と一致しづらいよな。ボーン・スプレマシの次が、
アルティマだから、スpレマシーのほうが低いのかのうww

毒餃子に聖火デモ。絶対何か起こるだろうよ・・・こわいな。
671大学への名無しさん:2008/04/09(水) 23:09:05 ID:4bcR/FGT0
実のところ詮索さんは現役生でもなんでもない。
スレ盛り上げ要員として阿修羅さんが創作したキャラの1つ。
このスレ眺めてると、そんな気すらしてくるから困るw
672阿修羅:2008/04/10(木) 08:20:05 ID:b0hsWlk40
>>671
ほんとですねえw

俺にも京都の私学に通う新高校三年生の息子がいるが、詮索君には
とても敵わないだろうと思う。英語以前に国語力の段階で勝てない
だろう。
彼は登場当初から「これ見よがしにわざと間違えて」訳文を書いて
寄越すという得意技がある。もちろん、突っ込みどころを用意する
という配慮からなんだろうが、俺のような旧世代から見ると、コミュ
二ケーションの主導権を握るのが実に巧みな人だと、改めて感心する。

それは、ちんぽさんにも言えることだが、レスを呼び込むのが非常に
うまい。リアルとバーチャルの狭間を感じさせない計算が天性に備わって
いるのでしょう。

残念ながら、とてもじゃないが俺に>創作、できる自演キャラじゃ
ないですよw
673阿修羅:2008/04/10(木) 13:51:30 ID:b0hsWlk40

In a showdown that has been building for a decade , Toyota and GM began
this year nearly neck and neck as the world's biggest carmakers by global
sales. Against expectations , GM just about clung to the top spot by a
margin of only a few thousand cars.
Most people in the industry believe that Toyota will nose ahead in 2008,
but without much fanfare : Japanese companies don't mind being No 1 but,
for cultural reasons , are bashful about broadcasting it to the world.

                (NY.Times , April 10 , 2008)

* cling しがみつく。
* bashful 内気なはにかみ屋で
674大学への名無しさん:2008/04/10(木) 18:37:03 ID:mOPoDzSM0
ものすごい直感的な訳ですが

十年間続くトヨタとGMの争いは、国際的な売り上げに起因して世界で最も大きい自動車メーカー
として、今年ほとんど両者が並ぶ形になった。
予想に反し、GMはかろうじてトップにしがみついたが、その差はたった車数千台分の売り上げの差だ。
業界関係者の多くはトヨタが2008年にGMを一歩ぬくと思っている。
しかしトヨタは展覧会をあまりひらかない。
なぜなら日本の会社はNo1であることを第一にしないが、文化的な理由で、No1であることを世界に配信するには
あまり気が進まない感じないからなのだ。


最後のほうかなり微妙でつ。
最初のbuildingの訳もわかんないんです(>_<)
675ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/10(木) 18:37:30 ID:mOPoDzSM0
おっと、名前ぬけてた(´・ω・`)
676腹詮索:2008/04/10(木) 19:11:06 ID:fI0I9J0V0
>>673
10年間にも及んでいる対決において今年トヨタとGMは世界的な売り上げによる
世界最大の自動車会社としてほとんど並び始めた
期待に反してGMはたった2,3000台のマージン代金のぶんだけ、なんとか
トップにしがみついてる状態である
この業界のほとんどのひとは2008年にはトヨタが盛大なファンファーレもなく
鼻先ひとつぶんトップにたつと信じている。つまり日本企業は文化的理由によって
ナンバー1になることを気にも留めないのではなくそのことが世界に伝えられるのが
恥ずかしいのである

阿修羅さん「これみよがし」は間違いです、マジで間違えてるのですw
2chに間違えた訳を出すわけがない、何かあると深読みされたのですw
もちろん阿修羅さんと僕は同一人物ではありませんw
後、スレチなのはわかりますが、本日王子動物園の象の諏訪子が亡くなりました
それで、諏訪子の亡骸はどのように扱われるのか疑問がわきました
埋めることはできないだろうし、焼くといってもそんな巨大焼却炉はないだろうし
まさか、解体して・・本当に悩んでいます。動物園に電話するのも気が引けます
皆さんどうお考えですか、おねがいします。
677ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/10(木) 19:23:11 ID:mOPoDzSM0
スワコ死んだのか。
六甲あたりにでも埋めれ(土葬)ばいいんじゃね?って思ったが、検索したら・・↓
【引用:通常は外部の動物用焼却場で「火葬」され、骨も残らず全て灰になります。
大型動物の場合は、搬出・焼却に無理があるため残念ながら「解体」せざる得ない状況にあります。 】


どころで、あそこの動物園ってまだカピバラ触れる広場あるのかな。カピバラめっちゃ好きなんだけど。

>>676
ファンファーレかw
ファンフェア(なんだそれ)と見間違えたうえにとんだ誤訳を(´ノω`)

678腹詮索:2008/04/10(木) 19:29:23 ID:fI0I9J0V0
>>677
あーやっぱり、あるのですか専用施設が、諏訪子は象ですから解体でしょうねえ
ありがとうございました。カピバラの広場のことはわかりませんです
十年以上もいってませんので。
679ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/10(木) 20:14:02 ID:mOPoDzSM0
神戸新聞の夕刊にでっかくのってたのか。いまみて気づいた。

俺も長いこと行ってないな。ものすごい過疎ってそう。w
680ひつまぶし:2008/04/10(木) 20:18:01 ID:/Hw2T7nC0
>>673
十年に及び積みあがってきた対決の中、世界最大級の車メーカーによる売り上げ世界一を
決める今年の戦いは、首の皮一枚とも言える差で始まった。
大方の予想に反し、(去年は)GMがたった数千台の差でなんとか世界一の地位にしがみついた。
車業界の大部分の人は、2008年はトヨタが鼻先の差で勝ち、だが大げさには騒がないだろうと思っている。
日本の会社はナンバーワンになることは問題ないが、文化的な理由で、ナンバーワンになったことを
大げさに世界に喧伝するようなことには躊躇いがある。

681阿修羅:2008/04/10(木) 21:09:17 ID:pGtGbQCY0
>>674
build はふつ〜に建てるでええんちゃう?
「by」global sales ってところなんですが、
腕を掴む、ってときなんかに、「by」hand って言うじゃん?
あの、by だとおもっているんですが・・。

fanfare は、僕もファン・フェアーだと思って、fare から辞書引き始め
たです。あほでしたわ
682阿修羅:2008/04/10(木) 21:24:47 ID:pGtGbQCY0
>>676
>マージン代金、
ってのもな。卸じゃなくって、メーカーだからなあw
by a margin of 〜:〜差で。

王子公園の動物園?小学校の遠足で行ったことあるわ。
ヒトデを触らせてくれるプールみたいなのもあったよなあ?
屋上かなんかに。

683阿修羅:2008/04/10(木) 21:41:31 ID:pGtGbQCY0
>>680
「ひまつぶし」と書いてはるとおもったら、
うなぎのごはんの方でしたかww

neck and neck は競馬で首が並ぶ様子ですよねえ。
首の皮って、「薄い」ことの象徴なんでしょうか、おもしろいねえ。

this year はおっしゃるとおり、去年は、になると思います。
会計年度が3月までなので、先月までの集計が「2007年度」に
なるのだとおもいます。


お3方とも、まことにおつかれさまでした。
諏訪子に合掌
684腹詮索:2008/04/10(木) 21:52:51 ID:fI0I9J0V0
>>682
by a margin of 〜知らなかったです
ヒトデですか、あったかなあって、阿修羅さんとは時代が・・・
ありがとうございました
685大学への名無しさん:2008/04/10(木) 21:54:45 ID:/Hw2T7nC0
>>683
首の皮一枚ってのは意訳しすぎですかねw
トヨタ→愛知→ひつまぶしと連想しました

アメリカの会計年度は確か10月からだった気がしたので
どこまでの時期の集計か良く分からなかったのですが・・・

Japanese companies don't mind being No 1 but,
for cultural reasons , are bashful about broadcasting it to the world.
この部分の訳が少し自信無かったのですが私の解釈で良いのでしょうか?
686阿修羅:2008/04/10(木) 22:13:36 ID:s2yhPQLM0
>>684
いけね。すまの水族館がオーバーラップしてた。
象は死期が近づくと、自ら墓場に出向くというけれど、
動物園育ちは気の毒でしたね。

>>685
not but は定形的には「〜じゃなくって〜だ。」みたいになると
おもうのですが、
貴殿の訳で、全く違和感ありませんよ。

アメリカの会計10月からでしたね。
最近株やらないんで。
ラマダン9月とか、細かくカレンダーに書いて
覚えてたのに・・・w

愛知といえば、ひつまぶし、なんですか?
へ〜。くいだおれ人形の落札者が気になります
687cancer:2008/04/10(木) 22:14:47 ID:7j8DTG3O0
>>685
内容的には、

一番であること自体は、内心悪い気はしないのだが、
一番であることを言いふらすのには、気が引ける。

ということになると思います。

因みに、出題者ではありません。
688大学への名無しさん:2008/04/10(木) 22:18:13 ID:/Hw2T7nC0
>>686
ありがとうございました

名古屋で食べたひつまぶし美味しかったですよ
うな重とはまた違って
689大学への名無しさん:2008/04/10(木) 22:21:28 ID:/Hw2T7nC0
>>687
わざわざありがとうございます
690阿修羅:2008/04/11(金) 08:40:25 ID:YMmxTIWZ0

Brain Gym is an educational kinesiology programme designed to improve
kiddywink performance. It's essentially a series of simple exercises
lumbered with names that make you want to steer a barbed wire bus into
its creator's face.
One manoeuvre , in which you massage the muscles round the jaw , is
called the "energy yawn." Another involves activating your "brain buttons"
by forming a "C" shape with one hand and pressing it either side of
the collarbone while simultaneously touching your stomach with the
other hand.

                  (The Guardian , April 7, 2008)

*kinesiology 運動学
*kiddywink 子供のウィンク症、チック症と呼ばれるね
*barbed wire 有棘鉄線
*collarbone 鎖骨
日本のラジオ体操同様、イギリスの学校に導入されている
ブレイン・ジムと呼ばれる情緒改善体操の非科学性を批判
しています。
691大学への名無しさん:2008/04/11(金) 11:42:36 ID:g/yW3GI70
>>672
>彼は登場当初から「これ見よがしにわざと間違えて」訳文を書いて
>寄越すという得意技がある。もちろん、突っ込みどころを用意する
>という配慮からなんだろうが、俺のような旧世代から見ると、コミュ
>二ケーションの主導権を握るのが実に巧みな人だと、改めて感心する。

そりゃそうだろう。あれだけ凄まじい二重人格の持ち主なんだから。

ちんぽの立てたスレ(今はもう削除されている)で、
別の同志社大生と思われる人物と腹詮索が物凄く醜い罵り合いを
展開していたんだけど、それは見なかったの?

腹詮索は偏見と誇大妄想の塊。
精神が分裂していて、まともな人間じゃない。

それにしてもちんぽのスレ削除して欲しくなかった。
阿修羅があれを見たら絶対に引くのにな。
阿修羅が腹詮索と同類の人間でなければ、の話だけど。
692腹詮索:2008/04/11(金) 19:48:03 ID:pcs3uTCf0
>>690
ブレインジムはチック症行動を改善するためにデザインされた教育的運動プログラムである
それは本質的に有刺鉄線のついたバスを運転して相手の顔に突っ込みたくなる
ような名前を切り分けた一連の単純なエクササイズである
あるひとつの運動は下あごのまわりの筋肉をマッサージするもので「元気の出るあくび」
と呼ばれる。もうひとつの運動は片方の手で「C」の形をつくりそしてそれをもう一方の
鎖骨にあてながら同時にもう片方の手でおなかを触ることによって「脳みそボタン」を
活性化させるものに関連している。
「lambered」が難しいです、それと脳みそボタン運動がどんなものかイメージ
できませんでした。
おねがいします
片方の
693阿修羅:2008/04/11(金) 22:21:17 ID:IyC+SGnP0
>>692
>名前を切りわけた
体育の前の準備運動って連続してなくて、コーチの合図で
「ハイ、屈伸」「次、首廻し」・・・っていう風に、一つ一つの
動作に、運動名がついてるんで、それに準じて想像すれば、
lumber with name :名前を付けて切り取った、くらいでよくね?

Cの字、っていうとオソマツ君の「シェー」を第一に思い浮かべる
と思うが、頭の上を越して対側の鎖骨絶対触れないので、除外。
単に、右手で左の鎖骨を押さえ、左手でおなかをさする動作みたい。
(ググれば出るが、バカバカしいのでその用にあらずですよ。)

訳としては良くできているし、十分文意がとれています。さすがです。

「運動が脳を刺激する」という迷信を著者が批判するのはもっとも
なことで、大脳生理学では説明され得ない妄信です。足ツボやヨガ
やらは「経絡」と呼ばれる東洋独自の仮想神経論を基に構築された
もので、これを子供の教育現場でさももっともらしく指導する危険
を牽制しているわけです。
694腹詮索:2008/04/11(金) 23:06:04 ID:pcs3uTCf0
>>693
ありがとうございました「運動が脳を刺激する」って迷信のたぐいだったのですか
知らなかったです。「シェー」っていうのは叔父の写真でみたことがあります

695阿修羅:2008/04/12(土) 13:32:46 ID:tT2IOKZA0
叔父さん古いなwてくまくまやこん

 American Airlines grounded hundreds more flights Friday as the
inspection-related mess frustrated passengers and hurt an industry
already bleeding cash thanks to high fuel costs.
Lawmakers were asking questions and some fed-up air travelers headed
for trains. Others gave the airlines a pass , saying the companies
were doing the best they could. 
"If somebody's got a choice between being in a plane crash and being
late , is there a choice ?"

                    (TIME , Apr. 11 , 2008)

* mess 混乱、しっちゃかめっちゃか
* lawmaker 国会議員
* fed-up 業を煮やした
* head for 〜に向かって進む

飛行機ネタでground とあれば、着陸のことかと思ってしまうのですが、
辞書をひくと、「離陸しない」「地面に留まる」という訳もあります。
696腹詮索:2008/04/12(土) 18:39:10 ID:RRBmyYiy0
>>695
American Airlines は金曜日、査察関係によってイライラのたまった乗客
を混乱させたり、燃料の高騰のおかげで航空産業が湯水のごとく現金を
使うせいで何百という飛行が離陸しなかった。
国会議員たちはどういうことかと質問し、なかには飛行機にうんざりして
鉄道に向かうものもいた。その他の議員は会社はできるかぎりのことはしている
といってエアラインパスをわたした
「もし、だれかが飛行機に乗ってるときに、飛行機の事故にあったり、飛行機がおくれたりして
選択をせまられたとき、そこに選択というものはあるのかい?」

正直、全体の内容から訳をあとずけしてる感は否めないのですが
おねがいします
697ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/12(土) 19:05:44 ID:fWtxx2xF0
訳してみるか(´・ω・`)

アメリカン航空は、検査に関係する混乱で乗客がいらだったり、すでに燃料高騰のせいで出費がかさんでる
傾いた業界のせいで、数百に上る便に金曜日欠航がでた。
国会議員たちは状況をきいたり、業を煮やした乗客は電車へとむかった。
いっぽうで、会社はよくやっている、と航空会社の対応を認めたものもいた。
もしだれかが飛行機事故と、遅刻を選択したとすると、どっちを選ぶだろう。

最後の文の意味がよくわからなかった。
Others〜は前にかかれている批判的な態度をとるひとと、反対の立場の人の例だとおもう。

〜-related ってのは、〜に関係のある って訳す。

698大学への名無しさん:2008/04/12(土) 21:12:34 ID:Nv9U6UIX0
>>695
アメリカン航空は金曜日、査察関連の混乱が、乗客に多大なストレスを与え、高い燃料コストのため
すでに損失を出している業界に追い討ちをかける中、さらに数百のフライトを見送った。
代議員は事態の経緯の説明を求めており、旅客の中にはうんざりして列車に向かう者もいた。
別の人々は、航空会社は最善を尽くしているとして、アメリカン航空の決定を問題視しなかった。
「墜落事故に遭うことと遅れること、どちらかを選ぶとしたら、当然決まっているだろう?」
699ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/13(日) 20:23:53 ID:5o+lv1l+0
(´∀`∩)↑age↑
700阿修羅:2008/04/14(月) 08:07:09 ID:khSsBfGp0
>>696
親戚の叔父さんが急逝して、レスが遅れてしまいました。
すみませんでした。叔父さんは、西宮の元高校教師で、私が
大学に受かったときに、合格祝いに亀井勝一郎の著作を数点
手渡してくれた碩学でした。正直、なんだこれ?と思った
ものですが、その本の良さを理解できたのは、ずっと後のこと
です。
701阿修羅:2008/04/14(月) 08:25:02 ID:khSsBfGp0
>>696
どれが本文の主動詞で、as 以下がどこまでなのか?よくわからない
文章ですよね。こうなったら、貴君の言うとおり、文節ごとの日本語を
抜き書きして文意が通るように作文する、という方法で良いと思いますよ。

その方法によれば・・・・・・、
金曜日に、たくさんの飛行機がなかなか飛ばなかった(遅れたんでしょうね)
整備か何かの安全上の検査の為に、飛ばせなかった
ただでさえ燃料費高騰で血を流す航空業界に、傷をつけた

なるほど、安全性確保と経営コストの綱引きの話かな?って方向で
文章をまとめればいいのでしょうね。
その展開でいくと、
>湯水のごとく現金を使うせいで、
の文節は、industry を修飾すると限定したほうがよさそうですよ。

後半は、大変良いと思います。

702阿修羅:2008/04/14(月) 08:34:47 ID:khSsBfGp0
>>697
as 以下が、欠航の理由だとすると、
ちょっと日本語の通りがギクシャクしねえ?
欠航の直接の理由は検査関連、整備関連で、
その結果がfrustrate とhurt になると思うねんけど。

後半はまさにその通りだと思います。others の解釈も
その通りだとおもいます。

>>699
落ちずに済んで、たすかりました。
703阿修羅:2008/04/14(月) 08:40:13 ID:khSsBfGp0
>>698

うまいっすね。
as は、態様ということでしょうね。

春休み以降、as とか、even とか、still とかを
意識して文章をあさってきたつもりですが、
やはり、このあたりが一番迷うところだと感じます。

お三方とも、大変お疲れ様でした。
704腹詮索:2008/04/14(月) 20:08:48 ID:1MUO1WTq0
>>700
ご愁傷さまです
inspectionを機器の点検とすると、最後の、事故にあう事と遅れることの
どちらがよいかというのもうなずけますね、テロ関係のinspectionと
認識してました
Othersは単にその他のひとなのか、その他の国会議員なのかうらみがのこります
(伊藤風)beingは動名詞ですね。
 ありがとうございました
705ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/14(月) 20:19:27 ID:OJD3Tp3I0
>>700
ご愁傷様です(>_<)

hurtは形容詞かなっておもったんだけど、hurt-hurt-hurtと変化することわすれてました(´・ω・`)
ありがとでした。
706阿修羅:2008/04/14(月) 22:08:34 ID:aKLEd8N60
>>704
これはこれは、お悔やみのお言葉を頂戴し、まことに恐れ入ります。

>Others が単にその他の人なのか・・・
よいではありませぬか。ラフ&マニーでゆきましょう。

>>705
お悔やみを頂戴し、まことに恐れ入ります。

ちなみに「お悔やみ」は、英語で「condolence」と言うそうです。

707阿修羅:2008/04/15(火) 14:15:02 ID:kCq1VTZC0

”While many are worrying about filling their gas tanks , many others around
the world are struggling to fill their stomachs. In just two months , rice prices
have skyrocketed to near historical levels.”
 The issue is also fueling a rising debate over how much the rising prices
can be blamed on ethanol production. The basic argument is that because ethanol
comes from corn , the push to replace some traditional fuels with ethanol has
created a new demand for corn that has thrown off world food prices.
Jean Ziegler , the U.N. reporter , has called using food crops to create ethanol
"a crime against humanity."

                (CNN headline , April 15 , 2008)
708ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/15(火) 16:54:41 ID:VhU0xeAG0
ガソリンタンクを満たすことに気にかける人が多くいる一方で、世界中には胃袋をみたすために必死になってる
人が多くいる。たった2ヶ月で、穀物の価格は空前の値段にまで跳ね上がった。
その問題は穀物価格の上昇がエタノールの生産にどれほど影響があるかについての議論にも
火をつけている。
主な論議は、コーンからエタノールが作られるという理由で、伝統的な燃料をエタノールで代替することを
推し進めることが、世界の食料価格とは別にコーンの新たな需要を作り出しているということだ。
国連記者(?)のJean Zieglerはエタノールをつくるのに食べ物を使うというのは、「人道に反する罪」と呼び批判している。


7行目のthrow offのところはけっこう考えました(´・ω・`)

condolenceですか。メモっときます(>_<)
709腹詮索:2008/04/15(火) 21:26:49 ID:IYsE9yVk0
 The basic argument is that because ethanol
comes from corn , the push to replace some traditional fuels with ethanol has
created a new demand for corn that has thrown off world food prices.

基本的な議論はエタノールがコーンからつくられることが原因で、エタノールが今まで
つかわれてきた燃料にとってかわることを推し進めることがコーンの新しい需要をつくり
それが世界の食料価格のバランスを崩すということだ
おねがいします、「that」の先行詞長いなあ
710阿修羅:2008/04/15(火) 21:56:48 ID:cuerq7pR0
>>708
ちんぽさんとは2箇所読みが違うのです、ちょっと聞いてもーていい?

@>「穀物価格の上昇がエタノールの生産にどれほど影響があるか」
ここ、be blamed on 〜に基づいて非難される=〜のせいにされる、と
とって、
「穀物価格の上昇がエタノール生産のせいだとどこまで言えるか」
だと思っていたのですが・・・。

A>「世界の食料価格とは別に」
throw off に、〜を混乱させる・〜を狼狽させる、とあるんで、
「世界の食料価格を混乱させた新しいトウモロコシ需要」じゃね?

わからんけど、一応、オッサンの意見。

711阿修羅:2008/04/15(火) 22:08:26 ID:cuerq7pR0
>>709
非制限的に書いたんだね。
おれもそうとったんだがなあ。

原油高→代替エタノール人気→トウモロコシ作付け拡大→米・小麦縮小
→価格急騰

ところが、5〜6年前から、この思惑が先物取引で一人歩きして、
トウモロコシの高値期待で春先に予約すると、思わぬ豊作のせいで
だぶついて、秋に大損こいた奴がいたで。
ダイヤをデ・ビアスが握っているように、穀物はカーギル社が握っている
から、必ずしも、エタノール人気で価格が動いたわけじゃないだろうね。
この手の議論は、あくまで「思惑による価格操作」の範疇なんだろうね。
712腹詮索:2008/04/15(火) 22:58:18 ID:IYsE9yVk0
>>711
つまり以前からとうもろこしは世界の食料価格に影響を与えてきた
ということですね、エタノール関係以外に昔から・・
ありがとうございました
713大学への名無しさん:2008/04/15(火) 23:11:01 ID:cuerq7pR0
そうそう、そうだね
714阿修羅:2008/04/16(水) 15:29:01 ID:3MhPNoCA0
昨今デンマークでは、マホメットの風刺漫画を描いた漫画家に対する
暗殺計画が発覚し、ムスリム過激派が逮捕された。これを受けて、
各新聞社は一斉に、抗議と牽制の意味での風刺漫画の再掲載を行った。

Denmark was awash with cartoons this week , as 17 newspapers republished
controversial caricatures of the Prophet Mohammed to protest an alleged
plot to murder a cartoonist.
With the arrests and the renewed printing of the caricatures , particularly
the most controversial one , Westergaard's depiction of the Prophet Mohammed
with a bomb in his turban , the question also rose whether new anti-Danish
protests would sweep the Middle East and Pakistan.

                     (The Gurdian ,April 15, 2008)
* awash 水浸しで
* allege 断固主張する
* arrest 逮捕
* depiction 描写
* Danish デンマーク人



715腹詮索:2008/04/16(水) 16:43:56 ID:Ni34KI3c0
>>714
デンマークは今週、漫画であふれかえった、というのも17の新聞で漫画の作者
に対する断固たる殺人計画に反対するために論争となった預言者マホメットの風刺画を
再掲載したからである。逮捕や風刺画の再掲載とともにとりわけ最も論争の的になったのは
ターバンのなかに爆弾をかくしてるマホメットをかいたウエスタガードの描写であり、中東や
パキスタンにおいて新しい反デンマーク人運動がひろまるかどうかという問題がまた別に起こっている

「sweep」ははじめわからなかったです
第二文の述語動詞は「rose」でいいでしょうか
おねがいします
716阿修羅:2008/04/16(水) 22:25:10 ID:UL4jAr+D0
>>715

大変結構です。
sweep が難しいですね。
「一掃する」ととると、new と矛盾するので、やはり
「一気に広まる」というイメージで良いかと、わたしも
思っています。
第二文の本動詞はそのとおりrose でしょうね。
なお、
controversialは、 「物議を醸している」という訳語がピッタリかも。

時事英文も、読んでみるとなかなか面白いですね。
おつかれでした。
717V.:2008/04/16(水) 22:39:18 ID:dh2X4/X40
>>715
allege:
to state sth as a fact but without giving proof

It is alleged that he mistreated the prisoners.
He is alleged to have mistreated the prisoners.


the alleged attacker / victim / killer (= that sb says is one)
the alleged attack / offence / incident (= that sb says has happened)

crimes allegedly committed during the war

「存在したとされる殺人計画・殺人計画容疑・殺人を計画した疑い」
「断固たる」は不味いと思います。
718阿修羅:2008/04/16(水) 22:45:48 ID:UL4jAr+D0
>>717
allegeって、そうなんですか。

辞書に主張、とあったんで、
当局側(警察側)の主張か?と
思っていたんですが・・。

なるほど〜
719V.:2008/04/16(水) 23:20:01 ID:dh2X4/X40
>>562
で言ったことは、例えば、
Tom and I were playing in the field when the incident occurred.
のwereがIに引きずられてwasになることがある(もちろん正しくはないですが)、
ということであり、
It is not so much the fragments themselves but what they represent
that is of such staggering importance, ...
がisなのもwhat they representに引きずられたものだと説明したんですが、
間違っていました。

ある文法書のcleft sentenceの項を読んでおりますと、
「that(which/who)はitを受けていると、英語の母語話者には
感じられているだ。その証拠として、it is you who is ... のように、
数が一致しない例が多々ある」というような記述がありました。

学校でit is ... that ... を強調構文として習う時、
it is ... that ... を取り除くと文が成立するため、
it is ... that ... がまるで実体が無いかのように取り扱われるのですが、
実際にはそうではないようです。次の例を見てください。
720V.:2008/04/16(水) 23:20:58 ID:dh2X4/X40
Does Mary want a bicycle?

1. No, it's a car that Mary wants.
2. No, it's a car.

この例のようにitは先行情報を受けており、
that以下はその先行情報を改めて明示しています。

pseudo-cleft sentenceで書き直しますと、
What Mary wants is a car.になりますが、
このこともitには実体があることの証明になっています。

よって、National Geographicの分裂文もthatがitを
受けているためにisになっているものと思われます。
擬似分裂文を用いますと、
What is of such staggering importance is
not so much the fragments themselves but what they represent.
となります。

全ての分裂文におけるthatの先行詞がitを受けているわけではないと思いますが、
そう感じられる場合もたくさんあるということだと思います。

誤りを吹聴したことをお詫び申し上げるとともに、
ここに訂正をさせていただく次第でございます。
721V.:2008/04/16(水) 23:29:50 ID:dh2X4/X40
また英英辞典でcleft sentenceを調べますと、次のような定義が出てきます。

a sentence that begins with ‘it’ or ‘that’ and has a following clause, for example,
‘it is you that I love’, or ‘that is my mother you’re insulting’

後の例文でyou're insultingがかかっているのはmy motherではなく、文頭のthatです。
the person you're insulting is my motherに近い意味です。(あくまで「近い」です。)
722腹詮索:2008/04/16(水) 23:33:27 ID:O9JKTXNf0
>>717
つまり、確証のない殺人予告という意味合いですね
ありがとうございます
>>716
ありがとうございます
イスラムは偶像崇拝は禁止ゆえマホメットを具体的に描写することは禁止されている
ようで、マホメットを主人公とした映画でもマホメットの姿は現れずカメラ目線が
マホメットの目線であるように表現されてるようです
723V.:2008/04/16(水) 23:37:54 ID:dh2X4/X40
>>718
>>714ってTimeの英文ですよね?

いきなりthe arrestsが出てきて「脈絡が無いな〜、
よし前後の文脈を探そう」と思い、Guardian内を
必死になって這いずりまわったんですが、全然
見つかりませんでした。

仕方無くぐぐって見ましたら、Timeの記事でした。
724V.:2008/04/16(水) 23:45:05 ID:dh2X4/X40
訂正
>>719感じられているだ→「だ」不要

>>720
thatの先行詞がitを受けているわけではない→
thatの先行詞がitであるわけではない
725阿修羅:2008/04/17(木) 08:10:41 ID:o7gg7T0P0
>>723
え?ガーディアンから拾ってきたんですが・・・。
ライターは同じかも知れません。

全文をここに書くと長すぎるので、日本語で背景説明を加えて
段落を「はしょって」います。当該文だと、the arrest って何よ?
ってことになるので、脈絡がないな・・・とは思いながらw

「抄読」は原著には失礼な話なんですが、一応、気になる文の
気になる箇所を取り上げて目を慣らしたい、という趣旨なので
ご勘弁を。

分裂文の文法解説、難しいねえww
726阿修羅:2008/04/17(木) 08:16:26 ID:o7gg7T0P0
>>722

そうだったね。マホメットは絵に描いちゃいけないんだよな。
そういえば、日本でも、首相のパローデー画はあふれているけど、
ヒロヒトの似顔絵は見たことないな。
727大学への名無しさん:2008/04/18(金) 13:47:09 ID:bPwqaFyn0
最近ちょっとさぼってる?
問題がとぎれてるみたいよ。
728阿修羅:2008/04/18(金) 14:40:01 ID:+WmpAMOb0
朝から生理痛がひどくて・・・・

On August 8 , the organizers of the Beijin Olympics will attempt to
shrug off human rights controversies and dazzle the world a spectacular
opening ceremony at "bird's nest" stadium in Beijin.
But on the same day 500 miles to the east , an even more astonishing
extravaganza will be taking place inside an even bigger stadium for
the fourth day running.
This one , however , will be watched by only a handful of foreigners.
▼ North Korea's so-called "mass games", also known as the Arirang
festival, is perhaps the world's most jaw dropping human-created attraction.
For understandable reasons ― not least the country's appalling human rights
record― it is also one of the least visited by western tourists. ▼
729腹詮索:2008/04/18(金) 20:53:14 ID:1Tq1D0nZ0
For understandable reasons ― not least the country's appalling human rights
record― it is also one of the least visited by western tourists

理解できる理由として国が人権を訴える最後の記録であり
西洋人が訪れることがほとんどないもののひとつであるからである

「jaw dropping」は想像しても訳がでてきませんでしたが、調べると
なるほどとおもいました、つばが落ちるという感じですかね
おねがいします、地震であまり眠れてません

730阿修羅:2008/04/18(金) 22:15:59 ID:nYqpjtCy0
>>729
jaw dropping は、当然私もハズしました。まめにこういう慣用句
も覚えてゆきたいねw

前文の「most」jaw dropping に対しての、the 「least」 visited なので、
ここはその照応を意識すべきでしょうね。

それと、以前に、
last but not least 「大事な事を言い忘れていたが」
という挿入慣用句が出たことがありましたが、
本文のnot least も、「特に」というような断りの修辞で
良いと思います。

human rights record むずいな。あのマスゲームが人権を訴える記録か、
というと、なあ・・・??
俺は、人権の歴史、と取ったんだけど・・・。
北朝鮮の所謂マス・ゲームはアリラン祭としても知られるが、たぶん
世界一仰天の人柱アトラクションだ。特に彼の国家の恐ろしい人権の
歴史からと思しく、西洋人旅行者が世界一少ない祭典の一つでもある
のだ。ところで、地震なんてあったかい??興福寺は揺れてなかったが・・。

731腹詮索:2008/04/18(金) 22:52:21 ID:1Tq1D0nZ0
>>730
なるほど歴史かあ、記録の意味合いとも合致してぴったりの訳ですね
明け方に地震ありまして、もう一回ぐらい小さなのがありそうですね
ありがとうございました
732大学への名無しさん:2008/04/18(金) 22:58:34 ID:rVOk9RhL0
もうさ、メアド交換して二人でやれよ
733 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:2008/04/18(金) 23:21:52 ID:0/gLFxA/0 BE:299319293-2BP(7818)
   彡川川川三三三ミ〜
   川|川/  \|〜 プゥ〜ン
  ‖|‖ ◎---◎|〜     
  川川‖    3  ヽ〜     
  川川    ∴)д(∴)〜      
  川川      〜 /〜 カタカタカタ
  川川‖    〜 /‖ _____
 川川川川___/‖  |  | ̄ ̄\ \
   /       \__|  |    | ̄ ̄|
  /  \___      |  |    |__|
  | \      |つ   |__|__/ /
  /     ̄ ̄  | ̄ ̄ ̄ ̄|  〔 ̄ ̄〕
 |       | ̄
734大学への名無しさん:2008/04/18(金) 23:31:00 ID:tGtwBizp0
>>727
一日あいたくらいでがたがたぬかしてんじゃねーよ
735大学への名無しさん:2008/04/19(土) 01:46:05 ID:TBPWCJ1U0
>>733
ちんぽの姿そのままだなw
お前もそろそろこのスレから卒業しろよ

受験生のスレで下手糞な訳を大学生が披露してどうするんだよ
736大学への名無しさん:2008/04/19(土) 02:44:50 ID:IgJWcCfVO
ちんぽって、
やたらとダウン症の連中を嫌ってるが、
何か恨みでもあるのか?
それとも本人自身がダウン症だからか?
後者だと同族嫌悪になるなw
737阿修羅:2008/04/19(土) 08:19:13 ID:YwZE/0Z30
>>732
>もうさ、メアド交換して二人でやれよ

おまい浅墓やのうw

腹詮索君はリアル複数人物で、
阿修羅と称する奴も俺の知る限り
ここに最低2人いるねんよ

ま、どうでもいいことやけど

>>736
へ〜、ちんちん、ダウン症が嫌いなのかw

あいつら、けっこう可愛いけどな。
こっちの話を全然聞いてない孤高が
カイやな

738阿修羅:2008/04/19(土) 21:07:47 ID:4aRbRo3c0

She had consented to go away , to leave her home.
Was that wise?
She tried to weigh each side of the question.
In her home anyway she had shelter and food ; she had those whom she
had known all her life about her.
Of course she had to work hard , both in the house and at business.
What would they say of her in the Stores when they found out that she
had run away with a fellow?
Say she was a fool , perhaps.

                      (James Joyce , Eveline)
739大学への名無しさん:2008/04/19(土) 22:09:25 ID:U6Z9Lu0Q0
彼女は行く事に同意した。家を出て行くことに同意した。それが賢明だったのだろうか?
その疑問の両面を比べようとした。
彼女の家庭では、どうあっても、住居と食事は持っていた。そして、彼女の人生の全ての
期間において彼女が知り尽くしている人たちと一緒にいた。
もちろん、家でも職場でも、彼女は一生懸命働かねばならなかった。
彼女がヤツと逃げたことを彼らが知れば店の連中はなんて言うのだろうか?
たぶん、バカな女だと罵るだろう。



どうでしょうか。
740大学への名無しさん:2008/04/19(土) 22:56:30 ID:ZrK0wcb10
>>739
1つだけ言及するとすれば、次のAに注目。

she had [those whom she had known <@all her life>] <Aabout her>.
@の副詞要素は直前のhad knownを修飾。
Aの副詞要素は離れているhadを修飾。

意味は、She wore a shawl about her shoulders.のaboutとほぼ同じ。
741腹詮索:2008/04/20(日) 00:16:28 ID:j1qcsQ1g0
she had those whom she
had known all her life about her

つまり、彼女には彼女の生きてる間で知っている人々が(彼女のまわりに)いた
>>740さんの意見を参考にしたのですがよくわかりません
おねがいします
742阿修羅:2008/04/20(日) 07:39:57 ID:RAoP8tIa0
>>739>>741

>>740さんの解析どおりです。
She had 〜about her.
彼女は〜を近くに持つ。

know 〜 all her life 「ずっと幼い頃から馴染む」くらいですね。

例)彼女は立ち去ることに、つまり、家を捨てる事に同意した。
それでよかったのか。問題の各側面を、天秤にかけていた。うちに
いればとりあえず寝食には困らないし、「生来よく見知った人達
が周囲にいた」し。むろん、家事もきつい、店でも忙しい。
男と駆け落ちしたなんてことが知られれば、店ではなんと言われよう。
おそらく馬鹿だと。

このような、いくつかのショートストーリーを後年、ダブリンの人々、
として纏めています。文庫でも複数出ていますし、大変現代的で
若い人にピッタリの、ジョイスのベストノベルです。
743腹詮索:2008/04/20(日) 08:38:45 ID:j1qcsQ1g0
>>742
>>740
ありがとうございました
目的語、副詞句などカッコで閉じられてもいやにならなくなりました
薬袋の影響かな?
ジョイスの作品でも読みやすいものがあるのですね。

744阿修羅:2008/04/20(日) 14:45:06 ID:1lRH3VbA0
どケチのレンマン叔父さんは、唯一の趣味であるメロン栽培に
大金をつぎ込んでいた。専用の職人を雇って、金属の網をはり
めぐらせた巨大温室に、多数の上等種メロンをぶら下げていた。
その叔父の財産目当てで、私は叔父に近づいた。

It used to strike me sometimes that old Lenman was just like one of his
own melons ― the pale-fleshed English kind.
His life , apathetic and motionless , hung in a net of gold , in an equable
warm ventilated atmosphere , high above sordid earthly worries.
The cardinal rule of his existence was not to let himself be 'worried'.
Well , I tried to see if I couldn't reach him through his vanity.
I flattered him , feigned a passionate interest in his melons.
And he was taken in , and used to discourse on them by the hour.

                 (Edith Wharton , The Bottled Door)
745腹詮索:2008/04/20(日) 19:23:28 ID:j1qcsQ1g0
>>744
レンマンおじさんは、青白くよく実った英国種のメロンをわたしに時々
ぶつけたものでした。
彼の人生は何事にも無関心で、ものぐさで、金の網にしがみつき、空気を
入れ替えて暖かさを均一に保ち、浅ましき地球上の悩みよりも遥か高みにいた
彼の存在の基本となるルールは不安にならないことであった。
さて、わたしは彼の虚栄心をくすぐることができないかどうかためした
私は世辞をいい、メロンについてものすごく関心があるふりをした
そして彼は引き込まれて、何時間もメロンについて話したものであった

わからないところは推測ごまかし読みをしております
おねがいします
746大学への名無しさん:2008/04/20(日) 19:57:14 ID:d3wE19qZ0
年老いたレーンマンはちょうど彼自身が作っているメロンの一つに似ていると時々私はそう
膝を打ったものであった。青くみずみずしい英国種のメロンだ。
彼の毎日は、無感情で表情少なげであり、金の網の中で均一な暖気が入るよう空調され、むさくる
しい地上の心労から離れた頭上高くで(メロンみたいに)ぶら下がっていた。
彼はいつも、自分から心労を背負い込まないようにするのをルールとしていた。
そこで私は、彼の虚栄心を通じて彼に到達できないならば会ってみようと思った(?)。
私はレーマンが作ったメロンを、あからさまに誉めるフリをしてレーマンを得意がらせた。
すると彼はまんまとひっかかって、いつものように時間決めで(?)メロンのことを論じた。


》数箇所不明ですが、よろしくおねがいします



747大学への名無しさん:2008/04/20(日) 20:07:16 ID:d3wE19qZ0
アンカー漏れ
>>746>>744です

>>745
先を越されていたとは気づきませんでした。おまけに、[ try to see if ]のところ、腹さんの訳を見て
やっと意味がわかりました。自分の訳引っ込めたいですwwww
748阿修羅:2008/04/20(日) 21:32:55 ID:RMmOPYDS0
>>745
お?メロンぶつけたか?ストライク・・・・w
It strikes me that 〜:〜だと思いつく、〜だと思い浮かぶ。
>金の網にしがみつき
ここの部分は、メロン栽培のメロンに喩えているぶぶんですね。

5行目以降の訳文はすごくうまいです。

>>746-747
seeはここでは「会う」じゃないほうですね。

>時間決めで
これも典型熟語で、「何時間も、いつまでも」の意味ですね。

他は良いと思われます。


749阿修羅:2008/04/20(日) 21:46:32 ID:yYCHqlt30
訳例)
レンマン爺さんは彼自身のメロンと同じだと、よく思ったものだ。
肉厚の青白いイングリッシュ種だ。
彼の生命は、感情もなく動かないで、金の網にぶら下がっていた。
一定のあったかさをもらい、つまらぬ地上の心配をよそに、高いところから。
彼の基本ルールは、自分自身を心配させないことであった。
だもんで、私は彼の虚栄心につけ込めないか、試してみた。
私は彼のメロンにたいそう興味を持ったふりをして彼を釣った。
彼はうまくのせられて、それこそ何時間もメロンの話をしていた。
750腹詮索:2008/04/21(月) 00:52:11 ID:lh5TK+vj0
>>748
おお、なんという恥ずかしい間違いを・・
少し笑った後に、泣いちゃいました
あったなあ、そんな構文w、そうかんがえれば「just like」の意味も
かわっていたなあ。
ありがとうございました
751阿修羅:2008/04/21(月) 14:43:11 ID:7HnCrkS+0

The Academy is too large and too vulgar.
Whenever I have gone there , there have been either so many people
that I have not been able to see the pictures , which was dreadful,
or so many pictures that I have not been able to see the people ,
which was worse.

           (Oscar Wilde , The Picture of Dorian Gray)
752腹詮索:2008/04/21(月) 17:16:24 ID:lh5TK+vj0
>>751
そのアカデミーは大きすぎてまた下品すぎた
そこにいったときはいつでもあまりにも人がいすぎて絵画をみることが
できなくておそろしくまたあまりにも絵画がありすぎて人々をみることができなくて
最悪であった。

なぜ(dreadful)なのか謎であります
ワイルドといえば幸福の王子がよかったなあ
おねがいします
753阿修羅:2008/04/21(月) 21:45:26 ID:4lBEjEiz0
>>752

「幸福の王子は、物を欲しがってダダをこねたりしないものなの。」

>なぜdreadfulなのか

う〜ん、絵画と鑑賞者の数のバランスが悪い、と言いたそうですね。
百貨店の特設ギャラリーくらいが丁度いいんでしょう、たぶん。

訳は良くできていますね。
ごくろうさまでした。
754腹詮索:2008/04/21(月) 22:14:12 ID:lh5TK+vj0
>>753
ありがとうございました

「ワイルドといえば幸福の王子がよかったなあ 」というのは
幸福の王子は感動したなあと言う意味です。言葉たらずでもうしわけありません。
「ナルニア国物語」原文で読んでみましたが決して簡単ではありませんでした
755阿修羅:2008/04/21(月) 22:36:35 ID:fm5UGFg60
原文で?・・・・さぞ読みにくいだろうに。
ファンタジーならとくに・・・
756阿修羅:2008/04/22(火) 22:17:49 ID:PjuDkWZ90
彼は悩んだ挙句、彼女からもらったお金を
封筒に入れて彼女に返そうとしていた。
She fixed him a moment , and he thought she was going to break out
tormentedly , pleadingly : " For God's sake , tell me what is in it!"
But she checked this impulse ― another was stronger.
She pocketed the money ― the crudity of the alternative was comical
― and swept out of the room with the desperate concession :
"You may tell him any horror you like !"

                      (H.James , The Pupil)

ヘンリー・ジェイムスは日本の夏目漱石と同時代の文豪で、
彼の兄も有名な哲学者であり、漱石とは親密な仲であった由です。
「― another was stronger」の部分が、ディスコース・マーカーです。
757大学への名無しさん:2008/04/23(水) 09:54:40 ID:33jQGf7O0
>>756
彼女は彼をちょっと引き留めた。そして苦悩とも懇願ともとれる表情で突然叫びだすかに思えた。
「後生だから、その中に何が入っているのか教えて頂戴。」とでも言わんばかりに。
だが彼女はその衝動を抑えた。別の気持ちの方が強くなったのだ。
彼女はその金をポケットにしまいこんだ。一転して態度を変えるその品のなさが滑稽であった。そして
やけをおこして部屋からさっと出て行った。
「ほんとうに嫌な人ね。」

                    ・・・よろしくお願いします
758大学への名無しさん:2008/04/23(水) 11:38:51 ID:wGlE39y20
>>756
彼女は一瞬、彼を見つめた。彼は思った。彼女が「夫が何を考えているのか、
言ってみなさいよ!」と悲痛に、懇願するように大声を張り上げそうだな、と。
しかし、彼女はこの突発的な感情を押し殺した―別の思いの方が強かったからだ。
彼女は突き出したお金をポケットに戻し―大声を出す代わりに取ったこの行動は
ぎこちなく、それがおかしかった―そして、投げやりな、譲歩できるギリギリのところ
に位置する言葉を吐いて、部屋からさっと出て行った。
「夫には言いたいこと言っていいから!」

onegaishimasu。
759腹詮索:2008/04/23(水) 17:03:16 ID:v59y2e5K0
彼女は彼を立ち止まらせた、そして彼は彼女が「たのむから、中身が何なのか
教えて」といきなり引きつって懇願するのではと考えた
だがしかし彼女はその衝動を抑えた、というのは他の衝動が強かったからだ
彼女はお金をポケットにしまった、その滑稽な選択はおかしかった、そして
「お好きな様に彼にいっていいから」と捨て鉢にいって部屋をでた

むずかしいですね、desperate concessionなんて絶望てきな譲歩ってなにかなあ
と悩みました、おねがいします
760腹詮索:2008/04/23(水) 17:06:34 ID:v59y2e5K0
この他の衝動とは何だったのでしょうか
やはり、お金を叩きつけるよりかはお金が大切だから懐に入れておきたい
という気持ちでしょうか、それならcomical の意味が理解できるのですが
761阿修羅:2008/04/23(水) 19:38:03 ID:Sq+HyU3Y0
>>757
貧乏青年が家庭教師宅でバイト料を断るシーンなんですが、
前文がなくてわかりにくかったですね、すみません。

for God's sake お願い、以外に、なんてこった、冗談じゃないぞ、などあり。
crudity 粗雑・がさつ
desperate concession 必死の譲歩
horror嫌味
でしょうか。
焦点のanother was stronger は、そのとおり、正解です。
762阿修羅:2008/04/23(水) 19:45:28 ID:Sq+HyU3Y0
>>758
ほう、文脈を辿られましたか。本来はこちらで書くべきでしたが、
まとまらなくて・・・。
what is in it のit はおっしゃるとおり、darlin's mind です。
the alternativeが難しいですが、そのとおりanotherを受けていますね。

horror も、結局、そういうことです。
763阿修羅:2008/04/23(水) 19:52:40 ID:Sq+HyU3Y0
>>759-760
前後不明でわけがわかりにくかったですね、すみません

少し前に、彼女は彼の眼を見据えた、という文があって、
一応ここのfix は「目・心をじっと見る」の方でした。

訳文としてはほぼそのとおりですが、
alternative was comical の部分はanother was stronger を受けた
訳を意識すべきかと思います。
764阿修羅:2008/04/23(水) 20:00:16 ID:Sq+HyU3Y0
彼女は彼を一瞬見据えた。苦しんですがるようにこう言いそうだった。
「なんてことよ、あの人の気持ちって何よ?」
しかし彼女はその気持ちを押さえた。別の感情が強くなってきたのだ。
お金をポッケに押し込み(がさつに変わるのが滑稽だが)、精一杯譲歩
して部屋を後にした。「好きなように言っておいてくれればいいわ。」
765阿修羅:2008/04/23(水) 20:02:41 ID:Sq+HyU3Y0
ジェームズは本当に難解です。
766腹詮索:2008/04/23(水) 20:36:37 ID:v59y2e5K0
>>763
ありがとうございました
いや、今回はとくにむずかしかったのですが、阿修羅さんの抽出される文章
にはいつもつづきを読みたいという気持ちにさせられます
767阿修羅:2008/04/23(水) 21:43:47 ID:YIAu8b0e0
のせるのがうまいな。あしたの宿題かいておこう。

(2008/首都大学・法)

At one time I was collecting coincidence stories, and a friend of mine
remarked: 'So,after all,you do believe in mysteries?' But I do not.
Coincidences are sometimes amazing, but there is nothing mysterious about
them: they are bound to happen according to the very logical and unmysterious
laws of probability. Some of these must coincide with other, unforeseen,
events, whereupon they create a good story but no mystery.
A simple example which has happened to all of us. We have not thought of
Matthew Brown for thirty-two years―not since we left school. Then, walking
along Regent Street, suddenly and inexplicably we think of this half-forgotten
figure of our childhood. And a minute later who do we meet face to face?
Matthew Brown.
I dismiss the rationalizing explanation, which is that we may have caught a
glimpse of him before we became consciously aware of his presence. I accept
that it was pure coincidence.
▼ But we think of so many people in the course of a day that once in a blue
moon such curious coincidences are bound to happen. ▼ 

「青い月」って何か?ただそれだけの為に、こ〜んなに長い前置きになっちゃったw
768腹詮索:2008/04/24(木) 18:16:59 ID:LJ7dxWHI0
>>767
しかし、我々は日々を生きてる多くのひとが一度はそのようなめったにない奇妙な
偶然が起こるべくして起きると考えている。

うーん、むずかしいです「that」は接続かな
首都大はくび大と言われてるらしいですね、気持ちわるーw
おねがいします
769大学への名無しさん:2008/04/24(木) 20:00:43 ID:vJGNVCkL0
>>768

She let out a strange, piercing laugh―a laugh that was so bitter, so triumphant,
so full of smoldering, contradictory impulses, that I scarcely knew what to make of it.

二つ目のthatと同じthatです。
770腹詮索:2008/04/24(木) 21:26:03 ID:LJ7dxWHI0
>>769
ありがとうございます
彼女は奇妙な、甲高い笑い声を発した、その衝動に相反するようにその笑い声はせつなく、勝ち誇ったようで
鬱屈に満ち溢れていた、その笑い声がどういったものからくるのかほとんど
わからなかった。
継続用法かな?


771大学への名無しさん:2008/04/24(木) 22:12:54 ID:vJGNVCkL0
>>770
so ... thatの相関表現です。
首都大学東京の問題文も同じです。
772阿修羅:2008/04/24(木) 22:24:17 ID:6iML5A6H0
>>768
once in a blue moon : めったにみられない

我々は一日の内に非常にたくさんのひとのことを想うので、
そのようにめったに起こらない珍妙な偶然も、起こるべくして
起こるのである。

くらいだろ?
首ダイ、ってのは縁起がようないなあ、確かに。
ただ、都立大の頃から、英語も数学もレベルが高いでっせw
773腹詮索:2008/04/24(木) 22:43:39 ID:LJ7dxWHI0
>>771
>>772
Oh,no なんとso..that構文とは
つい、語句と語句の距離がはなれてしまうと見失ってしまう
悪い癖があるのです、実力不足です、こういうのよくあるなあ。
ありがとうございました

笑い声が衝動に反して...すぎるので、わたしはほとんど....
774大学への名無しさん:2008/04/25(金) 22:56:00 ID:h8OKjYrc0

Miss Smith, Clorinda Smith, desired not to die on a wet day.
Her speculations on the possibilities of one's demise were
quite ingenuous and had their mirth, but she shrunk from that
figure of her dim little soul ― and it was only dimly that
she could figure it at all ― approaching the pathways of the
boundless in a damp, bedraggled condition. "But the rain
couldn't harm your spirit," declared her comforting friends.
"Why not ?" asked Clorinda.
"If there is a ghost of me , why not a ghost of the rain ?"

                       (A.Coppard) 
775ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/25(金) 23:20:47 ID:dxft+6Pl0
最近レベルがあがってないですか(・ω・)
776腹詮索:2008/04/26(土) 00:43:57 ID:3l5lpjUS0
>>774
ミススミス、クロリンダスミスは湿気のある日に死にたくはなかった
彼女の死の可能性についての推測は全く持って純粋で陽気なものであった
でも、彼女は彼女の消えそうな小さな命の形に縮みあがった、そしてぬれた状況のなか
湿った、ただっ広い小道にちかづくと、彼女が理解できたのは薄暗さだけであった
「でも、雨はあなたの心を傷つけないわ」と彼女の親友は言い切った
「なぜ?」とクロリンダ。
「もし、私の幽霊がいれば、雨の幽霊もいるでしょ?」

あえて、ファンタジー、幻想小説の難しさを突きつけてくれる阿修羅さんに
感謝です。コッパードの作品は2,3読んだことがあります。あまり日本では
知られていない作家ですのであまり翻訳もされていないらしいですが、いつの日か原書で読んでみたい
と思ってます。
おねがいします



777大学への名無しさん:2008/04/26(土) 02:17:19 ID:sNtODZEd0
777
778阿修羅:2008/04/26(土) 08:43:13 ID:wxgJgzP/0
>>775
そんなこと言わんと、おとこは黙って訳すんやww
>>776
>彼女の死の可能性
こういう名詞表現は、意訳したほうが通りがいいで。
「彼女が抱いている昇天するときのイメージ」、とか
「死ぬときはどんな風に天にのぼるのだろう、という彼女の期待」とか。

あと、it was only dimly that〜のところは、
「〜」ということはぼんやりとしかわからなかった、
だろうね。

天使のように昇天できると思っていたのに、ぬかるみの小径を
延々と歩くので、なんか思っていたのと違うぞ。雨の日に死ぬ
のはごめんだな、ってことだね。

後半の会話は、うまいね。

>>777
冬のソナタ・・・ツーや。

779阿修羅:2008/04/26(土) 08:55:52 ID:wxgJgzP/0
スミスさんちのクロりんだ姉は、雨の日には死にたくないな、と思った。
死ぬときはこう、という彼女なりの無邪気で陽気なイメージがあったのに、
延々つづくぬかるみの小経を歩いていくうちに、ぼんやりとしかわからない
けれど、翳ったちっぽけな自分の人魂をみて、のけぞってしまった。
「雨はあなたの魂を傷つけたりしないわよ。」ともだちははっきりそういった。
「そうかしら?・・・・、」「私に魂があるのなら、雨にだってあるでしょ?」
780V.:2008/04/26(土) 13:22:20 ID:DFpU8d7k0
最近(と言ってももう一ヶ月前くらいの話だが)、
「英文解釈考」「英文をいかに読むか」「思考訓練の場としての英文解釈1・2」
を購入。各英文の中には自分の好きな作家・思想家による英文も混じっていて、
英文・解答解説ともに興味深く読ませてもらう。すると中には原文と異なるものが
あることを発見する。特に「解釈考」は出典が明記されている英文であっても
原文書き換え(単語が1つ違っている、等のものも含めて)が施されていることが
他と比較して多い。

しかし、一番面白かったのは「解釈考」のそのような書き換え英文がそのまま「思考訓練」
に記載されていることだ。ある英文は英文だけでなく出典名まで変えられている(theとan
の違いだけだが)のだが、その出典名の書き換えまで同じの英文が「解釈考」と「思考訓練2」
の両方に載っていた。出版年は「思考訓練2」よりも「解釈考」の方が先である。ということは、
多田は佐々木から盗用したことにならないか。

他にも「いか英」で記載されている英文が全く一緒の長さのままで「思考訓練」で幾つか見つかった。
こちらについては原文を知らないので書き換えが施されているのかどうか分からないが、全く同じ
長さの同じ英文を別々の筆者がそれぞれ原書から抜き出すなんて起こり得ることなのか。入試で
使われた英文なら納得するが、これらの英文は作家名が明記されているだけで入試で使用された
との情報は一切付記されていない。なお、出版年は「いか英」の方が「思考訓練」よりもずっと早い。

結論。多田には、一部に過ぎないことは確かだが、盗用の疑いがある。
781腹詮索:2008/04/26(土) 13:26:40 ID:3l5lpjUS0
>>778
やはり、死後の世界に対する撞着でしたか
英文からそこまで判断する材料が見当たらず逐語訳になってしまいましたね
ありがとうございました
782腹詮索:2008/04/26(土) 14:49:13 ID:3l5lpjUS0
>>780
興味深いはなしです。
その同じ英文の訳、解釈も同一に近いものなのでしょうか
あえて同じ英文を意図的に使用することにより他の学者との差異化を図った
のではないかと思います。学者にありがちな矜持を示すエピソードになりそうですね
783阿修羅:2008/04/26(土) 17:46:56 ID:wxgJgzP/0
>>780

オリオン添削の問題の出題者は、大学の教官で、
大学の先生が模範解答とともにオリオン編集部
に毎月持ち込んでいたと、当時旬報に書いてあった。
多田氏は学生の答案の添削者の一人であって、
出題者ではないという風に聞いている。
思考訓練は、旬報をほぼそのまま編集したもの
なので、多田氏に瑕疵はないのではないか。
東大朱牟田教室から持ち込まれていたのなら
いかによむか、の文がまるまる転用されていても
おかしくはないな。
解釈考の転用は(もしあるとすれば)佐々木が許さ
ないだろうから、これについては疑問だねえ。
784腹詮索:2008/04/26(土) 18:17:45 ID:3l5lpjUS0
確か、英標の(51)が解釈教室に載ってるらしいです
大名古屋スレでみました
後、軍隊が田舎町を行進するみたいな文章も英標と解釈考にあったような
785ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/26(土) 18:21:47 ID:RWkGjPWO0
一部しか読まずにレスするけど、ポレポレと透視図はかなり例題がかぶっている。
786V.:2008/04/26(土) 20:58:08 ID:rtbi3Wsi0
>>783
そうなんですか〜。「思考訓練」の英文は全て多田が自分で読んだ
原書から取ってきたものだと思ってました。それなら仕方無いですね。

「解釈考」の方なんですが、P60にオーウェルの【Shooting an Elephant】
からの引用があるんですけど、それが原文では一人称なのが「解釈考」では
三人称になってたり、単語が少し違うものになってたりしてるんですね。

〔原文〕
I shoved the cartridges into the magazine and lay down
on the road to get a better aim. The crowd grew very still,
and a deep, low, happy sigh, as of people who see the theatre
curtain go up at last, breathed from innumerable throats.

〔解釈考〕
When he shoved the cartridges into the magazine and lay down
on the road to get a better aim [at the elephant], the spectators
behind him grew very still, and a deep, low, happy sigh, as of
people who see the theatre curtain go up at last, escaped
from innumerable throats.

これらの書き換えに加えて、「解釈考」の出典の表記が
【Shooting the Elephant】となっており、theとanが間違ってしまってます。
787V.:2008/04/26(土) 20:59:20 ID:rtbi3Wsi0
この書き換えられた「解釈考」の英文が「思考訓練2」のP211に
そのまま記載されています。(と言っても、「不定冠詞のas」の補足説明
のために用いられている英文であって、問題文ではありませんが。
因みに、「不定冠詞のas」というのは現代英文法講義の言葉です。)
英文だけでなく、「思考訓練2」の出典の表記もtheとanを間違ってます。

これだけならただの偶然かも知れないんですが、
「思考訓練2」の同じP211で「不定冠詞のas」の更なる補足として、
多田は、He shivered, as with cold, in spite of himself.という
Theodore Dreiserの【An American Tragedy】からの引用を
出しているんですが、これが「解釈考」のP62に載っているのと全く
同じなんです。

以上のことから、多田は「思考訓練2」の編纂に当たって、
佐々木の「解釈考」を少し参照したのかな、と思うに至ったわけです。
(ただそれだけのことなんですが・・・。)

「解釈考」も「思考訓練」も全て隈なく読んだわけではないので、
探せば同じような「かぶり」が見つかるかもしれません。

因みに、【Shooting an Elephant】の原文の方は、以前このスレに
書き込んだことがありますね。
788V.:2008/04/26(土) 21:06:56 ID:rtbi3Wsi0
>>784
動物園のやつですね。
僕は「英標」は持ってないので「英標」のことは分からないんですが、
その英文は「解釈教室」と「英いか」に載ってますね。東大で出された
ことがあるみたいです。ただ「解釈教室」の方は、what節の働きを説明
するために提示された英文に過ぎないので、後の方は省かれてます。

軍隊のは確か、Ernest HemingwayのA Farewell to Armsが出典でしたね。
789腹詮索:2008/04/26(土) 21:32:30 ID:3l5lpjUS0
>>788
そうです、へミングウェイでした。
余談ですがへミングウェイの「6文字」の小説、びっくりしました。
文才というものに触れた気がしました
790V.:2008/04/26(土) 21:40:28 ID:rtbi3Wsi0
>>785
透視図は持ってるけど、ポレポレは持ってないな〜。
でもかぶっているということは、西きょうじは透視図を
ぱくっているんかな?

この前gooのサイトで代ゼミTVネットの無料体験版
聴いてみたんだけど、西きょうじの読解の「プロセス」
を重視して読む方法論が、伊藤和夫の読解方と酷似
していると思った。「意識」→「無意識」の論理も伊藤
和夫が言ってたことじゃん!って思った。

まあ、それだけ伊藤和夫の影響力が大きいだけなのかも
しれないが。(いやまあ透視図とは関係ないですが・・・。)
791阿修羅:2008/04/26(土) 21:57:55 ID:twpJl84C0
>>787
ほ〜、ミステリアスですねえ。

思考訓練・正編は1975年頃上梓
解釈考が1977年上梓
思考訓練・続編(現行の第2巻)は1982年頃。

どうやら、2巻の解説では解釈考をパクッてるっぽいね。
どうして表に出なかったか?
思考訓練は市販されていなかったからやね。
オリオンの客が旬報の広告見て申し込んでいただけだったから。

しかし現状、両者ともISDN付きで市販されている以上、
被っている、じゃなくて、パクッている、になるな。
大学人ならば、「絶対」に許されない。
少なくとも巻末にreferenceを明記すべきでしょ。
両者ともが人気書籍でない事が揉めていない理由ですかね
792ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/26(土) 22:00:36 ID:RWkGjPWO0
>両者ともが人気書籍でない

たしかに。w

793がんばる男:2008/04/26(土) 22:31:32 ID:tZakGGsCO
ちんぽ同志社スレから逃げんなよ。粘着にレスしてやれよ
794大学への名無しさん:2008/04/27(日) 02:10:37 ID:FKOaI+/70
>>790
>西きょうじは透視図をぱくって
透視図(1994年1月)よりポレポレ(1993年9月)の方が先に刊行されてるから無理。
年度が離れてるわけでもなし、単に当時の入試問題から良問を探して採ったら、
かぶってました、ってだけかと。


思考訓練はかなりクロっぽいけど、サイドリーダーとか共通のリライトされた本から
英文を採ってたとか可能性はないのだろうか?
795阿修羅:2008/04/27(日) 08:53:02 ID:LpmRX1m30

Minnie bakes oaten cakes , Minnie brews ale , all because
her Johnny's coming home from sea.
And she glows like a rose , who was so pale.
And " Are you sure the church clock goes? " says she.

                    (C.G.Rossetti)
796大学への名無しさん:2008/04/27(日) 10:16:02 ID:TTSv2l510
>>795
ミニーはオートミールのケーキを焼き、エールを醸造した。
それもすべて彼女のジョニーが海から家に帰ってくるからだ。
あんなに青白かった彼女の顔色は今やバラのように紅潮している。
「教会の時計はホントに動いているのかしら?」と彼女は尋ねた。



待ちきれなくて時間の進むのが遅く感じるということでしょうか?
797腹詮索:2008/04/27(日) 11:05:59 ID:sf1awpq90
Are you sure the church clock goes? " says she.

「教会の時計が何時になってるかみて」と彼女は言った
おねがいします
798阿修羅:2008/04/27(日) 12:32:52 ID:tHKDsENq0
>>796
府立大学英文・安藤先生の訳によりますと、
「ホントに」→「ちゃんと」
それ以外は、安藤先生とほぼ同じ訳文です。
詩心がありますねw
>待ちきれなくて
そういう解釈も良いですね。
再会にあたって、2人に出来ていた時間の溝、
共有できなくて取り戻したい2人の時間、
そういう思いが「教会の時計は今も動いているの?」
に込められているような気がします。

>>797
なるほど、そういう気持ちもよくわかりますね。
sureには確かめる気持ちがありますからね。
やさしい若い女性の、はやる心情がはんえいされていますね。
799大学への名無しさん:2008/04/27(日) 12:45:13 ID:TTSv2l510
>>798
ありがとうございました

私はもっぱら英語のニュースを読んで勉強していますが
小説も良いものですね
単語が難しくて辞書なしに読めないのが痛いですが・・・
oaten cakes なんてのもネイティブにしたらなんてこと無い単語なのでしょうが
私は分かりませんでした
800腹詮索:2008/04/27(日) 13:00:43 ID:sf1awpq90
>>798
ありがとうございました
新緑の季節にエゲレスの詩、散文、おしゃれですねえ
   
Minnie bakes oaten cakes
はじめはミニーベイクスはケーキをoatenしたと考え
oatenはeatの古語だと勝手な思い込みをしてしまいました
 


801V.:2008/04/27(日) 14:27:15 ID:Tq8SiK+M0
>>794
そうなんですか。
ポレポレの方が先だったとは全然知りませんでした。
やっぱり持ってない本について、イメージだけで、言及するのは不味かったですね。

西先生に謝罪しないといけないな。(実物を見たことはないですが。)
802ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/27(日) 16:25:00 ID:Tp8jd7ER0
2008東大前期

Sometimes I catch myself envying intensely those monolinguals who were born, grew up, have lived all
their adult life in one language.
★I miss the feeling of comfort, of certainity, of control I imagine they have, unaware as they usually are
that it could be otherwise.★


間違い探しの問題だったけど、間違いの部分は修正して正確な形に戻してある。
ちなみに間違い探しの問題自体はあまり難しくなかった。

803ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/27(日) 16:26:49 ID:Tp8jd7ER0
書き忘れ。
作者は3ヶ国語に通じるいわゆるトリリンガル。
804腹詮索:2008/04/27(日) 18:19:40 ID:sf1awpq90
>>802
モノリンガルの人間が持ってるとおもう快適さ、確かさ、コントロールする感覚
が私にはない、彼らが普段気づかないなにか別のものがあるのかもしれない

おねがいします、ひとつもしらない単語がないのに・・・
東大英語の良さ、むずかしさとはなんでしょうね
805ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/27(日) 19:18:21 ID:Tp8jd7ER0
自分の解釈はもうちょっとたってから書きます。
解答ないからあってるかどうかあいまいですが、勘弁を(・ω・)
806大学への名無しさん:2008/04/27(日) 19:41:53 ID:TTSv2l510
>>802
私は、彼らが持っているであろう快適で、確実で、支配的な感覚を持つことが出来なくて残念に思う。
なのに大抵の場合彼らは気付いていないのだ、そういう感覚を持つことが出来ないことも有り得るいうことを。
807やってみました。:2008/04/27(日) 20:06:53 ID:A5RDTLDS0
>>802
私は、母国語しか喋れない人たちが感じるであろう快適さ・確実性・管理という感覚が
自分にないことを寂しく思う。彼らはいつもそうなのであるが、私にはその感覚が逆だ
ろうということに気づけないでいる。

難しいです。it が何をさすのか、教えてください。
それと、unaware の主語は、Iですよねえ?
808ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/27(日) 20:45:58 ID:Tp8jd7ER0
モノリンガルの人がもっているであろう安らぎの感覚、アイデンティティ、支配感というものをわたしは
もっていない。
しかしかれらは、それ(上記の感覚)がちがったものであるかもしれないことに一般的に気付いていない。

certainityは自分流に訳してみました(・ω・)
unaware〜はasの用法だとおもう。

>>804
最後の文の意味はおそらく自分の境遇をなげいて、その感覚があたりまえだとおもうなよって感じで
言ってるんだと思う。

>>806
おkとおもう。

>>807
unawareの主語はそのあとのtheyだな。Iだと形容詞のunawareを使うにはamがいるはず。
809やってみました。:2008/04/27(日) 20:59:52 ID:A5RDTLDS0
>>807
theyが主語でしたか。
ありがとうございました。

構文語法スレで以前チンポさんに回答もらったときは単語1個とへんな絵文字だけでしたww
それ以来、ずいぶんそっけないひとなのだとおもっていました
810腹詮索:2008/04/27(日) 21:01:16 ID:sf1awpq90
>>808
ありがとうございます
つまり、筆者は鳥リンガルである自分の不安定さを嘆いている
他の人間は多言語をあやつる人間をうらやましく思ってるけれども
そうじゃないんだと
最後のところむずかしいですね
811ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/04/27(日) 21:20:44 ID:Tp8jd7ER0
最後の文の間違い探しがit couldのあとについてるnotをとりのぞくと代ゼミの解答にあったんだけど
、notを取り除かずに最後の一文のotherwiseを副詞として訳せば、「さもなければそれがなかったで
あろうこと」となるとかんがえて、最後の間違い探しはかなり迷った。
812阿修羅:2008/04/28(月) 14:13:55 ID:BsdqJfAP0

In neutral cultures , working relationships are usually business-like
and all about achieving goals.
The brain checks emotions because these are believed to confuse the
issues. The assumption is that people should resemble machines in
order to operate more efficiently.
But in other cultures , business is a human affair and all kinds of
emotions are considered appropriate. ▼ Loud laughter , banging
your fist on the table or leaving a conference room in anger during
negotiation is all part of business. ▼

                       (早大・基幹創造)
813腹詮索:2008/04/28(月) 16:38:42 ID:Y9oD7DZY0
>>812
大きな声でわらったり、テーブルにこぶしをうちつけたり、また交渉の途中で
怒りながら会議室からでていったり、これ全てビシネスなのですよ。
neutral culture が訳しずらいですね、ビジネスという世界の一般的な常識
という意味か単に場面、様相、やり方見かたという意味か

おねがいします

814阿修羅:2008/04/28(月) 22:17:34 ID:7YOdeq4R0
>>813

訳としてはそんなところでしょう。
be all part of 〜:〜の一部である、かな。

neutral は、non-emotional と言えそうですね。
冷徹、淡々、割り切り、さばさば、金銭化。
少なくとも我が国では反感を買う文化でしょう。
しかし、
安倍元首相が北朝鮮で啖呵を切ったのが、日本国内向け
のパーフォーマンスに過ぎなかったことは、ネゴ後進国
のつらさを思い知らされます。ゴールとは落としどころを
予測する事前情報の正確さの事であって、neutralとは、
ある意味strategic に建設された結果であるべきなんです
よね。
815大学への名無しさん:2008/04/28(月) 22:39:53 ID:Y9oD7DZY0
>>814
be all part of確認しました、これもビジネスの内さという感じですかね
a part ofにはならないのですね。
国内の大学においても、例えば法学部ネゴ学科とか経済学部ディベート学科
とかあってもいいですね、色んなお金目的のわけわからん学部学科増やすよりも

ありがとうございました


816阿修羅:2008/04/29(火) 08:32:32 ID:qPo4iA810
たしかに、
明海大学・不動産学部とか、ふざけてんなあ。
4年かけて宅建免許とか、痛すぎ。

He heard Lord Boyle say something about a brandy ,
and smiled as his sister roundly told him that his
nose was already too bulbous from drink.

          (C. Coulter , Night Fire)
817腹詮索:2008/04/29(火) 11:15:25 ID:3R4EehhN0
>>816
彼はボイル卿がブランデーについてなにかいってるのを聞いた
そして彼の姉が酒を飲んでるおかげでぶたっぱなになりすぎだろと
彼に厳しくいってるのがおかしかった。

「roundly」は彼のまわりを歩きながらかとおもいましたが、
調べてみると厳しく非難するというニュアンスがあるようで
確かに自分の周りを歩きながらなにか言われると責められてるイメージが
ありますね、おねがいします。
818阿修羅:2008/04/29(火) 12:58:11 ID:rCHzykBm0
>>817
そう、意外にもroundly tell 「ののしる。」
丸く言う、にひっかかってしまうなあ。

bulbous nose from drink もそのとおりで、酒好きのせいで赤鼻。
from は起因・由来でしょうな。

ハーレクイン・シリーズなのだけれど、
あれで結構売れるものらしいw
819腹詮索:2008/04/29(火) 14:37:48 ID:3R4EehhN0
>>818
これハーれクイーンロマンスですか
阿修羅さん範囲広いなあ
伝説の漢文の参考書でポルノ漢文ってのがあったらしいですが・・
ありがとうございました
820阿修羅:2008/04/29(火) 20:37:44 ID:WHPolFa10
>>819
ああ、阪大の加地先生がZ会から出していた本だな。
1年前、古文研究法の小西甚一氏が亡くなった時に
加地先生の名前も出てた。今もどこかの予備校に
出張講義に出ているらしい。わかりやすい爺さん講師
として人気があるらしいが、予備校生にはもったいないな。
821腹詮索:2008/04/29(火) 21:23:57 ID:3R4EehhN0
>>820
 島崎藤村『夜明け前』(岩波文庫)
 佐々木高政『和文英訳の修業』(文建書房)
 松尾聰『古文解釈のための国文法入門』(研究社出版)

二畳庵主人の血肉となった本らしいです。
『漢文法基礎』オークションで結構なお値段でした
822阿修羅:2008/04/30(水) 21:45:18 ID:fyijXJfB0

ヤフオクといえばおととし、高木の解析概論初版本を落札したでェ。
第一刷でなかったのが残念だが、お宝w。第二版も所持ww

<April Fools' Day Facts: Behind the laughs>

Fictional humor is slowly giving way to factual absurdities in popular
culture, experts say.
One needs to look no further than the Ig Nobel Prizes awarded every year
for scientific research.
This year's Ig Nobel Prize for medicine went to researchers who published
an article on sword swallowing and its side effects, no less.

                    (NatioGra.,Mar28, 2008)

去年日本人女性が、牛糞からバニラ香を抽出して、イグ・ノーベル賞を
受賞しています。Ig=ignoble:不名誉な
823腹詮索:2008/04/30(水) 23:50:45 ID:JTQpCKjH0
>>822
架空のユーモアは、ある種一般的な文化においてゆっくりと現実に存在する
でたらめにとってかわりつつあると専門家は言っている。
科学的な調査のための毎年のイグノーベル賞以外に見る必要があるものはない
今年の薬品におけるイグノーベル賞は剣を飲み込みそして剣の端の効果の論文を
発行した研究者たちだった、no lessがわかりません

おねがいします

824腹詮索:2008/05/01(木) 01:18:45 ID:Ri7v4HqT0
no less

「そんなものが多い」かな?
825阿修羅:2008/05/01(木) 13:48:08 ID:rxFFQ2Bn0
>>823-824

side effect:副作用

....,no less やはり。(それを下回らない、という意味の挿入句ですね)

give way to はそのとおり正解です。

がんばろう
826腹詮索:2008/05/01(木) 16:24:25 ID:Ri7v4HqT0
>>825
ありがとうございました
副作用か・・
この「やはり」ってなにか皮肉めいた意味をこめてるのでしょうか
827阿修羅:2008/05/01(木) 22:12:43 ID:HX9LbpVh0
>>826
「やはり」
今年のイグ・ノーベル賞も、やはり、例年どおりのおバカだった、
のニュアンスでしょう。例年にたがわず、と言う意味での
no less でしょうね。
828大学への名無しさん:2008/05/01(木) 23:42:37 ID:iQx09zY80
For the moment, what we can see in Reagan is a vision of America,
of America's future, at once so simple and deep as to incur every
motion from elation to terror.

この文の比較級が何と何を比べているのかがわからないのです。
どなたかごきょうじゅを
829ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/05/01(木) 23:51:59 ID:tOuQ84Ds0
so〜as to・・・
・・・するくらいとても〜
喜びから恐怖まであらゆる感情を引き起こすほど、単純であるが深い

比較級というのか・・?
830阿修羅:2008/05/02(金) 23:40:02 ID:0vZNSCMO0
進行上、次に行ってもようございましょうか?

All his years in America, Bonasera had trusted in law and order.
And he had prospered thereby. Now, though his brain smoked with
hatred, though wild vision of buying a gun and killing the two young
men jangled the very bones of his skull, Bonasera turned to his
wife and explained to her, " They have made fools of us. For justice
we must go on our knees to Don Corleone."

                  (Mario Puzo, The Godfather)
831ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/05/03(土) 00:15:46 ID:26fs71hs0
アメリカでボナセラは法と秩序を信じていた。そのおかげで彼は成功していた。
だが、いま彼の頭は憎しみと、銃を買って自分の頭をかき乱す二人の若者を殺すことにいっぱいである。
そうであったが、ボナセラは妻のほうをむき、彼女に説明した。
「彼らはわたしたちを足蹴にする。正義のため(事態を判断してもらいに?)にコルレオーネに懇願しに行かなければならない」、と。

2つめのthoughはどう訳せばいいのかわからなかったから無視りました(´・ω・‘)
832ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/05/03(土) 00:16:53 ID:26fs71hs0
ゴッドファーザーまだ映画みてないのでみてみたいです(>_<)
833腹詮索:2008/05/03(土) 00:26:14 ID:BBK9gVLb0
>>830
アメリカに長年いて、ボナセラはその法と秩序を信頼してきた
そして、その結果彼は財を築きあげてきた。いま、彼の頭の中は憎しみで
充満し、銃を買い、彼の頭をいらつかせるふたりの若者を殺そうという野蛮な
企みを思索していた、ボナセラは妻にむかってこういった「やつらは、私たちを
ばかにした、正義のために私たちはドン・コルレオネに跪かなければならん」

ゴッドファーザーまだみてませんが、映画名言集などで心に残っているのが
「汚い世界から逃れたくて日のあたる、上の世界をめざしたが、どうしたことだ
上に行けばいくほど腐っている」です。古今東西変わらないことなのでしょう。
おねがいしますドン・阿修羅
834阿修羅:2008/05/03(土) 09:21:29 ID:lw17Cv4W0
>>831-832
ゴッドファーザーをまだ見ていないですか?う〜む、それは人生の損失
というべきであります。
真面目なイタリア移民のボナセラ氏が、2人のアメリカ人チンピラに自分の
愛娘をなぶり殺しにされます。しかも裁判ではチンピラ達に軽い罪が下され、
チンピラとその家族は法廷で勝ち誇ったようにボナセラ夫妻に冷笑を投げかけます。
ボナセラ氏は移民であることの耐え難い無念を抱き、ドンに私刑を依頼します。
「どうして警察なんかに任せたんだ?どうして最初から私のところに相談に
来なかった?君は親友じゃないか?」こう返事するドンの恐さが、このハナシ
の全てを物語ります。

though 憎しみが脳内にのろしを上げ、
though 銃を買って2人を殺す構想が彼の頭蓋骨を打ち鳴らした、

make fools of us 犯人も裁判官も(移民である)我々をバカにしている
For justice 正しい制裁を加える為に、

といった感じになります。映画パート1の冒頭シーンです。
つか、映画知ってると、本読み易いですよww
835阿修羅:2008/05/03(土) 09:32:58 ID:lw17Cv4W0
>>833
>「上に行けば行くほど腐っている。」

そう。警察とマフィアの癒着、ワイロ。上院議員との関係。
マフィア同士の縄張り争い。破綻してゆく家族関係。
ゴッドファーザーは東ローマ帝国対オスマン帝国を縮図にした
ミニ世界史であります。

映画ではパート2の評価が非常に高く、パート2がパート1を凌いだ
稀有な例と言われています。
836腹詮索:2008/05/03(土) 13:08:05 ID:BBK9gVLb0
>>834
ありがとうございました
パート1だけでも借りてみようかなGWですし。
いまは「蝿の王」を見てます
837ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/05/03(土) 13:45:13 ID:26fs71hs0
>>834
ありがとでした。


以前はまってたネトゲでベルゼブブっていう敵がいたけど、見た目が巨大なハチだった。
838大学への名無しさん:2008/05/03(土) 20:51:00 ID:Q8lr+mk70
ベルゼブブって魔王の名前じゃなかったっけ?
839阿修羅:2008/05/03(土) 21:02:03 ID:69F0EV6X0

Carlo took off his glasses and looked sinister.
Dean made a profile shot and looked coyly around.
I took a straight picture that made me look like
a thirty-year-old Italian who'd kill anybody who
said anything against his mother.
This picture Carlo and Dean neatly cut down the
middle with a razor and saved a half each in their
wallets.

           (Jack Kerouac, On the Road)
840ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/05/03(土) 22:22:37 ID:26fs71hs0
>>838
蝿の王様で、悪魔だよ。

萌え萌え悪魔辞典にものってた。最初の10ページくらいしかみてないからその範囲でのってるはず。

>>839
カルロはメガネをはずすと意地が悪そうにみえた。
ディーンはプロフィール写真を撮って、恥ずかしそうにまわりをみわたした。
わたしは普通の写真をとったが、それは母親の悪口を言ったやつはだれでも殺しかねない30歳のイタリア人のように
わたしを写していた。
この写真はカルロとディーンでかみそりをつかって丁寧に半分のところで切り、おたがいの財布に
それぞれ半分ずつしまった。
841阿修羅:2008/05/03(土) 22:41:13 ID:69F0EV6X0
>>840
お、いいねえ。
細かいシチュエーションが良く解せない英文でしょ、路上。

すごい雰囲気でてるよ、ケルアックの。
842腹詮索:2008/05/03(土) 23:02:16 ID:BBK9gVLb0
>>839
カルロが眼鏡をとると悪そうにみえた
ディーンは横顔の写真をとると、それははにかんだように見えた
俺は真正面の写真をとりそれはじぶんの母親になんかいってるやつらを
殺すかもしれない30代のイタリア男にみえた
カルロとディーンはこの写真をきれいに半分に切り、半分ずつ
お互いの財布にしまった。
「around」がよくわかりませんでした
This pictureは「わたしの真正面の写真」でいいのでしょうか
ビート世代の小説「路上」読んでみたく、新訳を買おうとおもったら
高すぎて買えませんでした、全集って余りうれないから高いのかなあ
おねがいします
843伊藤伊織:2008/05/04(日) 02:52:24 ID:tY2RwldJ0
ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・                                  ごめんなさい・・・
                           ごめんなさい・・・                             ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・                                         ごめんなさい・・・
                                                 ごめんなさい・・・                          ごめんなさい・・・
                                               ごめんなさい・・・                              ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・                                                                               ごめんなさい・・・
                                               ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・
844伊藤伊織:2008/05/04(日) 03:22:52 ID:kFWYBX9g0
ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・                                                                ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・
845阿修羅:2008/05/04(日) 07:04:34 ID:kHjLsSTm0
>>842
雰囲気以外、よくワカランだろ?ww
look around 見廻す。はにかんで周囲を見る。
けれど、カルロのlookは「〜に見える」と補語をとっているんで。
だから、ディーンも「まわりに対して、はにかんでいるように見えた」
と、補語で訳すべきでしょうね。

あと、straight は、profile に呼応したもので「正面から撮った」という
意味でしょう。

ところで、写真を撮った現場でスグに2つに切る、ということは
ポラロイドで撮ったとしか考えられない。ポラロイドなら、カミソリ
でないと千切れないからね。で、This picture がどの写真かよくわからないね。
カルロとディーンが一緒に写った写真なら、ふつう写真は切らない。
別々に1枚ずつ撮ればいいから。だから、this picture=私の正面像写真
を切って、2人で持った、ということでしょうね。
割符みたいなものか?
自分の顔の真ん中で写真切られる、というのも気持ちわるいがね。
846阿修羅:2008/05/04(日) 07:10:53 ID:ZHyvnmOt0
あと、
anything のところは、ちんぽさんみたく、
ちょっとでも自分の母親の悪口を言うヤツは皆殺し、
のニュアンスでしょうね。
アメリカ人から見たイタリア人像が「母親思い」なのか、
「マザコン野郎」なのかは知らないけど、文ではそういう
暗黙の了解があるかのように取れるね・・。
847阿修羅:2008/05/04(日) 07:25:48 ID:ZHyvnmOt0
ポラロイドフィルムがこの夏で生産中止になります。
デジカメに押されて無理なからぬ事だと思いますが、
撮ったばかりなのに既にセピア色、というあの敗北感
が好きだったのに、残念です。
あと、
フィルムカセットは、1カセットに10枚分セットされている
のですが、既存の銀塩フィルムは一巻き24とか36枚撮り。
ポラはダース単位じゃないんだよね。
この、アメリカの匂いも良かったのに・・。
848伊藤伊織:2008/05/04(日) 08:07:29 ID:nmF8IPpT0
ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・                                             ごめんなさい・・・
                                ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・                                                         ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・                            ごめんなさい・・・                                  ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・

ごめんなさい・・・                                      ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・                                                      ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・
                                   ごめんなさい・・・                                     ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・
                                          ごめんなさい・・・
849伊藤伊織:2008/05/04(日) 08:07:47 ID:JBLhaYyC0
ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・                                               ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・
850ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/05/04(日) 12:36:50 ID:Hmu+Wvuh0
>>841
ありがとでした〜。
10年くらい前にとったポラロイド写真、見る影もなく色あせてます(´・ω・`)

ちなみにこの荒らしはスクリプト荒らしで、ニュース速報板と大学受験板で書き込み行為を行ってる
みたいです(・ω・)
851腹詮索:2008/05/04(日) 13:38:29 ID:DLEcB3Cd0
>>845
>>846
ありがとうございました
「anything」にはそういう意味がやはりあったのですね
ポラロイドとった後に端っこつまんでうちわのように扇ぐのもみられなく
なるのですね、子供がみたら好奇心のわく機械なのに。
「蝿の王」見終わりました、原作をよむともっと作品に深みがでるかも
「GOD FATHER」見ます。

852阿修羅:2008/05/04(日) 21:23:07 ID:T49f1T1o0
恋人に先立たれてトラウマとなった私は、恋人の面影を残すある少女に夢中に
なった挙句、その少女の恋人を殺してしまった。私の生い立ちを語ると・・・。

He, mon cher petit papa, took me out boating and biking , taught me
to swim and dive and water-ski, read to me Don Quixote and Les Miserables,
and I adored and respected him and felt glad for him whenever I overheared
the servants discuss his various lady-friends, beautiful and kind beings
who made much of me and cooed and shed precious tears over my cheerful
motherlessness.

                    (Vladimir Nabokov , Lolita)
mon cher petit papa
親愛なる小さなパパ

coo 優しい言葉を掛ける
shed 涙を流す

チャリでマイカルシネマの前を通ると、梨木果歩の西の魔女がこの夏、
ロードショーと。いつかジブリがやるんじゃないかと思っていたが、
なんと実写。絶対こけると予想。
853阿修羅:2008/05/04(日) 21:28:10 ID:T49f1T1o0
>>850
スクリプト嵐、タチわるいね。
>>851
わしもハエ、かりて見ますわ。
854腹詮索:2008/05/04(日) 23:56:31 ID:DLEcB3Cd0
>>852
ハーイ、小さなパパ、ボートやサイクリングにつれてってよ
泳ぎや、飛び込み、水上スキーを教えてよ、ドンキホーテやレミゼラブルを
読んでよ。それから私は彼に憧れ、尊敬し、綺麗でわたしに良くしてくれて
おかあさんがいないのに私が明るいことにやさしく声をかけて綺麗な涙をながす彼の女友達に
ついて召使たちが話してるのを耳にすすといつもうれしいの。

ナボコフの「ロリータ」ちんぽさん向きですね
西の魔女役のおばあさんが「Buck to the future」に出てるそうですが
みなさんわかりますか?僕は確認してませんがマーティとパパが出会う
カフェにウェイトレス役ででてたようなきがするのです
おねがいします


855阿修羅:2008/05/05(月) 07:34:47 ID:E7oqyfmI0
>>854
あれ?なんで命令文なんだw
主語{He}=petit papa があるのに。

>おかあさんがいないのに私が明るいこと

・・・・これは、Good job。

>いつもうれしいの

・・・偏執オヤジの獄中手記なんで、「いつも喜んだものさ、ゲフォ。」
ってかんじかな。

そうか、バックツーザフュチャ出てたのか?
カフェのウェイトレス・・・
デローリアンが突っ込んだ納屋の農夫のおかみさん役じゃ
ないか?
856腹詮索:2008/05/05(月) 13:36:05 ID:ynGFn3sU0
>>855
「He」が「Hi」に見えちゃったですw
獄中手記ですか、するとおっさんが自分の父親について
書いてるのかな。

ああ、そうか松の木の家のおかみさんか、そうかも
ありがとうございました。
857阿修羅:2008/05/06(火) 21:58:44 ID:rLXy45Cb0

▼ At home he often took her into his confidence. ▼
This was what she liked the most, when, after supper, while her parents
watched TV in the parlor, he would come into her room, where she was
doing her homework, and lie down on her bed and start talking, telling
her who among his friends was a good first sacker(一塁手), or which one
of the girls in his class tried to get him to dance with her at the school
party, just talking and ▼ sometimes even asking her opinion on something
like if she thought he should let his hair grow long like that idiot Peter
Noskin, who couldn't even make the team as a right fielder(右翼手). ▼

                        (Stuart Dybek)
858腹詮索:2008/05/07(水) 01:06:27 ID:yjoOcLPt0
>>857
家の中で、彼はよく彼女に秘密を打ち明けた。

時たま、彼女にチームのライトにもなれないアホのピーターノスキンのように
髪の毛を伸ばしたほうがいいかなあなんてことを尋ねることさえあった。

「GOD FATHER」見ました。最後のドアを閉めるシーンとキートンの不安な
表情がコルレオーネファミリーの行く末を暗示するすばらしく、雄弁なカット
でした。

おねがいします
859阿修羅:2008/05/07(水) 14:47:19 ID:g2Kk/+QK0
>>858
take 〜into confidence
make the team as〜
2熟語とも、そのとおりですね。
訳文も申し分ありませんね

最後のドアを閉めるシーン、確かに無言で、eloquentですね。
守るべきものは家族なのか、仲間なのか、名誉なのか。
面子の為に全てを排他してゆく孤独さは、レベルは違えども
我々にもあるし、なにかそれを擁護してくれるようでもありますね。

おつかれさまでした
860腹詮索:2008/05/07(水) 18:22:35 ID:yjoOcLPt0
>>859
ありがとうございました
861阿修羅:2008/05/07(水) 21:13:57 ID:LjhcOmkm0

Sleep debt is defined as the difference between the amount of sleep
you need and the amount you actually get.
So if you need 8 hours of sleep per night and get 7, you acquire 1
hour of sleep dept for that night.
Casually speaking, say experts, if you feel tired during the day,
you probably have some sleep dept.

問い;「sleep debt」 とは簡単に言えば何のことでしょうか?

(2008, 法政大)                   
862ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/05/07(水) 21:48:53 ID:w8YsrHjO0
実際の睡眠時間から、必要睡眠時間をひいたときの負の値。

旅行いってますた(・ω・)
863阿修羅:2008/05/07(水) 22:04:43 ID:LjhcOmkm0
>>862

旅行かァ、いいなあ〜。
天気良かったしィ。
睡眠不足だろw
864ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/05/07(水) 22:23:55 ID:w8YsrHjO0
宮島にいったんだけど、鹿が気持ちよさそうにねてました(´・ω・`)

睡眠時間は平均して6時間くらいですヽ(´ω`)ノ
865大学への名無しさん:2008/05/07(水) 22:28:16 ID:v8oBmJ4W0
睡眠の借金
866阿修羅:2008/05/07(水) 22:29:00 ID:LjhcOmkm0
ほう、宮島・・・よさげ。
GWっちゅう感じがするのう〜

当、興福寺の鹿は、一律に凶暴
867ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/05/07(水) 22:33:53 ID:w8YsrHjO0
奈良の鹿は凶暴ですね。
しかせんべいをかうと何匹にもかこまれる・・。

宮島はエサあたえるのも禁止でしかせんもたぶん売ってなかったと思います(´・ω・`)
ものすごいおとなしかった。

868阿修羅:2008/05/08(木) 22:00:42 ID:tTUm94lA0
>>865
>睡眠の借金
ま、そうなんですが、寝貯め、の反対。
単に、睡眠不足でいいと思います。

>>867
腕ごとかぶられる、まじ恐い・・。
869阿修羅:2008/05/11(日) 11:09:06 ID:ooKrKDeL0


We avoid classification.
We do not deny it.
But when a man is classified something is lost.
The majority of mankind live on paper currency: they use terms
which are merely good for so much reality, they never see actual
coinage.
The majority not only have no language to express anything save
generalized man: they are for the most part unaware of themselves
as anything but generalized men.
They are first of all government officials, or pillars of the church,
or trade uniosists, or poets, or unemployed: this cataloguing is
not only satisfactory to other people for practical purposes, it is
sufficient to themselves for their 'life of the spirit.'

                         (T.S. Eliot)

はぁ、・・・・むづかしい
870腹詮索:2008/05/11(日) 12:53:40 ID:WYdI/aUD0
>>869
我々は分類をさけている。
我々はそれを否定していない。
人はなにかに分類されたときにその存在を失う。
人類の大部分は紙幣のうえで生きている、つまり彼らは単にかなり現実的に
良いものとしてその用語を使う、彼らは決してコインをみることはない。
大多数の人々は一般化された人間を救うような表現をもつ言語をもっていないのみならず
つまり、彼らの大部分は自分が一般化された人間以外のなにものでもないことにさえ
気づいていない。彼らは第一に政府の役人であり、教会の柱であり詩人であり
失業者である、つまり、この区分は意味ある目標にむかう他の人々を満足させる
のみならず、彼らの「日々を生きるこころ」にとっても十分なものなのである。

おねがいします

871ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/05/11(日) 13:16:56 ID:Up+YT0vh0
人の多くは紙幣をつかって生活する。かれらは現実では大いに役に立つそのお金をつかうが、
そのお金の実際の価値(10円玉は銅何グラムだ、とか)を理解しない。
大多数は一般化された人を個々にあらわすものを表現することばをもたないばかりか、彼らはほとんど
自分自身を一般化されたものとほどとおいものであると気づかない。
彼らはまず始めに政府の役人であったり、教会の柱であったり、貿易業労働組合員(?)であったり、
詩人であったり、失業者であったりする。
このようなカテゴライズはそれらの職種以外の人が実際の目標にするのに役立つし、
彼らじしんの精神的にも充足するものである。


(・ω・)
872阿修羅:2008/05/11(日) 13:40:10 ID:ooKrKDeL0
>>870
随分しっかりとした文章です。感心です。
class とあれば、「社会的な階級」のほうだと思います。「身分」とかの。
階級化を避ける。されど、階級化を否定しない。
>意味ある目標
実際的な目的、とかのほうがわかりやすくね?
>日々を生きるこころ
こういうのうまいな、毎回。
訳文はほぼそのままで通用すると思います。
詩人エリオットの小説の一節ですが、よく訳せています。降参です。
873阿修羅:2008/05/11(日) 13:51:57 ID:ooKrKDeL0
>>871
term のところは、意訳ですね。文意はそのとおりでしょう。
訳文に関しては、さすがハーディー同志社、降参です。

政府の役人から無職まで降順に書いてあって、詩人が無職の
一歩手前にあるところが、イギリス人(生まれはアメリカらしい)
らしいアイロニーですよね。

一万円、5千円、百円、と貨幣には階級があって、我々は価値観を
そういったものに置き換えることで実際の生活の便に供している。
しかし、職業や人生にそれを当てはめることに意味があるのかどうか、
といったことを述べたものだと思います。
874腹詮索:2008/05/11(日) 19:58:59 ID:WYdI/aUD0
>>872
ありがとうございました
イギリスが階級社会であることを考慮すると「通貨」の部分が
より納得できますね。しかし、おえらい翻訳の先生方はこの部分を
どう訳されてるのか興味がわきます。
875阿修羅:2008/05/11(日) 20:45:02 ID:ul0CIzyL0
>>874
ミュージカル「キャッツ」の原作本以外は、絶版ですね。
大学の図書館くらいにしか、置いてないでしょう。
しかし、なんともむづかしいですね。
876@株主 ☆ちんぽ(同志社法の良心):2008/05/12(月) 12:18:18 ID:AnhIgFGA0
ありがとうございました(´・ω・`)

たしかに分類より階級わけのがしっくりきますね。
内容も理解できました。
877阿修羅:2008/05/13(火) 08:05:20 ID:xE7ulwj50

The girl's suicide was part of an expanding string of similar deaths
that experts say have been encouraged by Internet suicide sites since
last summer.

                (CNN.asia , April, 2008)
878ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/05/13(火) 15:02:03 ID:8CrJOGcc0
その女性の自殺は、専門家が言う去年夏以来のインターネット上の自殺サイトの影響を受けた
同様の死の延長の一部であった。

硫化水素のことかな?
香川大学生が2人も硫化水素で死んでるみたいですね(・ω・) AERAにのってた。
879腹詮索:2008/05/13(火) 19:04:05 ID:Thi0Mo+m0
>>877
stringは調べなければ正確には訳出できなかったです。
お疲れ様です。
880阿修羅:2008/05/13(火) 22:40:53 ID:JdJR6dNC0
>>878
御推察どおり、硫化水素です。
stringは連鎖反応、の意味だと思ったんだけど・・・。
拡大するまねっこ死の連鎖の一部、とか。
二重関係詞(って言うんだったっけ?)の件は、その通りと思います。

しかし、香川大ってのは自殺したくなるほど暗いんだろうか?

>>879
拡張する弦、のイメージかも知れませんが,
string of 〜は熟語で「一連の〜」というのが、定番だったような・・。

おつかれさまでした
なかなか、ネタ文が見当たらなくってww

881@株主 ☆ちんぽ(同志社法の良心):2008/05/13(火) 22:46:33 ID:8CrJOGcc0
ありがとうでした。
stringは連鎖っていみでしたか。 辞書みずに推測でつくろって訳してました(´・ω・`)

香川大・・聞いただけでものすごい田舎にあるという想像してしまうんだけど、やっぱりそのひとに
目的というものがなければ、環境的に娯楽もあまりないだろうから絶望に陥りやすいのかな。
882腹詮索:2008/05/13(火) 23:00:39 ID:Thi0Mo+m0
>>880
ありがとうございました
無理なさらぬように
883大学への名無しさん:2008/05/13(火) 23:03:59 ID:47s/D9QZO
この場合のencouragedは助長された、感化されたくらいでいいのかな?
884阿修羅:2008/05/13(火) 23:10:30 ID:JdJR6dNC0
>>881
おへんろ、とか楽しそうやけどなw
journey to the death とでも訳すんかな?

>>882
がむばりますw
885阿修羅:2008/05/13(火) 23:12:07 ID:JdJR6dNC0
>>883
そうそう、感化、がベストマッチでしょうね。
886大学への名無しさん:2008/05/17(土) 08:08:43 ID:/lVJWdVWO
And there are creative or constructive impulses ,
which aim at bring into the world or making available for use the kind of goods in which there is no privacy and no possesion
887大学への名無しさん:2008/05/17(土) 09:08:28 ID:IbNRWQRa0
>>886
そして、そこには創造的で建設的な動機が内包されている。すなわち、
世界中に行き渡ることを目指し、隠し事も独占もないような善の供覧
をも指向している。

aim at bringing into じゃないでしょうか?
おねがいします
888V.:2008/05/17(土) 10:37:27 ID:fihCnSA00
>>886
>And there are creative or constructive impulses,
>which aim at [bringing <φ> into the world] or [making <φ> available for use]
>the kind of goods in which there is no privacy and no possession.

そして創造的な、或いは建設的な衝動が存在し、そのような衝動は、私有できない類の財
(知性的・精神的な財)を世界にもたらすこと、或いは利用できるようにすることに向かっている。

※φは共通の目的語が入ることを示しているだけであり、空所を示しているわけではない。
889V.:2008/05/17(土) 11:00:49 ID:fihCnSA00
We may distinguish two sorts of goods, and two corresponding sorts of impulses.
There are goods in regard to which individual possession is possible, and there are goods
in which all can share alike. The food and clothing of one man is not the food and clothing of another;
if the supply is insufficient, what one man has is obtained at the expense of some other man.
This applies to material goods generally, and therefore to the greater part of the present economic life
of the world. On the other hand, mental and spiritual goods do not belong to one man to the exclusion
of another. If one man knows a science, that does not prevent others from knowing it; on the contrary,
it helps them to acquire the knowledge. If one man is a great artist or poet, that does not prevent others
from painting pictures or writing poems, but helps to create the atmosphere in which such things are possible.
If one man is full of good-will toward others, that does not mean that there is less good-will to be shared
among the rest; the more good-will one man has, the more he is likely to create among others.
In such matters there is no possession, because there is not a definite amount to be shared;
any increase anywhere tends to produce an increase everywhere.

There are two kinds of impulses, corresponding to the two kinds of goods. There are possessive impulses,
which aim at acquiring or retaining private goods that cannot be shared; these center in the impulse of property.
And there are creative or constructive impulses, which aim at bringing into the world or making available for use
the kind of goods in which there is no privacy and no possession.

財は2種類ある。
1つは所有が個人に限定される物質的な財
であり、共有は困難である。
もう1つは所有が個人に限定されない知性的・
精神的な財であり、共有に際限は無い。
これに応じて、衝動にも占有欲と創造欲という
2種類の衝動が存在する。
890V.:2008/05/17(土) 11:06:15 ID:fihCnSA00
でも問題出したの僕じゃないですよ。
ぐぐったら出てきただけです。
昔の一橋の要約問題みたいですね。

それにしても、知的財産の権利が重要視される現代にあっては、
取り様によっては余り好ましい内容の英文ではないですね。
891大学への名無しさん:2008/05/17(土) 22:47:28 ID:/lVJWdVWO
大正解。
892腹詮索:2008/05/18(日) 11:20:36 ID:ltru+/zr0
IF it suggests a savage ceremony or a rite of atonement it also
suggests the futility od such gestures.For what possible atonement
is the fight waged if it must shortly be waged again... if it must shortly be waged again...again?
The boxing match is the very image,the more terrifying for being so stylized
,of mankind's collective aggression ;its ongoing historical madness.

第一文の「it」はボクシング、ファイトを表してます。キャロルオーツの
「オンボクシング」という本ですが自分には難しすぎます。この英文の訳は
大変ですので、要約、抄訳をおねがいいたします。
893腹詮索:2008/05/18(日) 11:22:30 ID:ltru+/zr0
>>892
2行目「od」は「of」です。
失礼しました
894阿修羅:2008/05/18(日) 12:08:56 ID:+MuvV+Ch0
>>892-3
もしボクシングが、野蛮な儀式もしくは贖罪の儀式を暗示するというのなら
それはまたそんな挙動が無益であることをも示唆する。
すぐにまた再戦が行われるはずなのに、いったい何の贖罪の為に闘うというのだろう?
すぐにまたやるのにだよ?
ボクシングの試合とは、そういった形式ばったところがもっとぞっとさせるのだが、
ちょうど人類の集合的敵意といったイメージなのだ。歴史上今も進行中の狂気、とでも
いえようか。・・・くらいか?

最近はプロレスやボクシングよりもサッカーやバトミントンの中継に
そのようなイメージが被ります。仮面の下に隠されたダークな闘争本能、
=ジェノサイド願望、のあぶり出しですね。

895V.:2008/05/18(日) 12:35:23 ID:wTPtziHn0
>>892
もしそれが和解の獰猛な式典、或いは祭式を示唆しているのだとすれば、それはまたそのような行為が
不毛であることをも示唆している。戦いがすぐまたなされることが避けられないのだとしたら、そんな不可避
が何度も何度も続くのだとしたら、一体どのような和解の可能性のために、戦いはなされるのか?
ボクシングの試合は、人類の攻撃性の総体を、人類の狂気の現在も続く歴史を、まさに具現化したもの
であり、その具現化は、戦いが時を置かずして何度も繰り返されるようになっているが故に、それだけ一層
恐ろしい。

最初のorをどう処理するか(of atonementをどう処理するか)、迷いました。
後の内容から両方にかけましたが、前の内容次第ではriteにしかかからないかも知れないです。

>>894
お久し振りです。
896腹詮索:2008/05/18(日) 12:54:34 ID:ltru+/zr0
>>894
ありがとうございました、オーツの文章は日本語にしてもわかりにくいですが
興味深い内容があります。自分が力いっぱい訳してみてわからないところ
また心動かされた部分があれば英文投下してみたいとおもいます。
897腹詮索:2008/05/18(日) 13:14:11 ID:ltru+/zr0
>>895
Vさん、ありがとうございました
この文の前文では他のスポーツとボクシングを対比させてます。
「野球やフットボールはプレイするがボクシングをプレイするとはいわない。」
ボクシングと他のスポーツに一線をひいております。
898阿修羅:2008/05/18(日) 20:05:52 ID:Lok6vE3h0
>>895
ところで、卒後はどうしてるんだい?
就職?
願わくは、今もホームセンターの兄ちゃん、をやっていて欲しいがww

>>896
原書を自分から読んでゆく、というのは大したものですなあ。
ペンギンのリライト版で妥協する受験生も多いだろうに。
願わくは、将来の松岡正剛を目指して欲しいが。
899腹詮索:2008/05/18(日) 21:09:58 ID:ltru+/zr0
>>898
正剛ちゃんの千冊なんとか見てますが、書評ながすぎて目が疲れます。
阿修羅さんが書いたほうが間違いなく本は売れます。
僕の一方的な見方ですが、ファインマンのイメージが阿修羅さんと重なります。
900V.:2008/05/18(日) 21:28:12 ID:wTPtziHn0
>>898
ちょっと体調を崩して今は自宅で静養しています。
具体的には腸の左側に痛みがあって便通に乱れがあります。
病院が嫌いなので家でおとなしくすることで状態が回復してくれれば、
と思ってたんですが、少し前は腸の左側に限定さていた痛みが
今では左の足や腕にも広がってきているので、結構やばいです。
このままでは仕方無いので病院で検査してもらう覚悟を決めたんですが、
正直悪い予感しかしないです。

ホームセンターは卒論の提出で追い込まれてしまったときに辞めました。
去年の11月末のことですね。

ということで、阿修羅さんも詮索さんも健康には気をつけてくださいね。
体調が悪いと何もできなくなりますから。
901阿修羅:2008/05/18(日) 21:46:43 ID:Lok6vE3h0

チベット問題が喧しいので、名作『チベットの七年(H.Harrer)』より、
ヒマラヤ越えのシーンでも。(センターレベル英文)

There was practically no water.
★ We suffered so much from thirst that on one occasion I made a bad
mistake, which might have had disastrous consequences. ★
Coming across a small pool, I threw myself down and without taking
any precautions began to drink the water in mighty gulps. The results
were awful. ★ It turned out that this was one of those pools in which
water buffaloes are accustomed to wallow in the hot weather, and which
contain more mire than water. ★
I had a violent attack of coughing followed by vomiting, and it was
long before I recovered from my horrid refreshment.

【語句】gulp ゴクゴク飲む事、wallow 動物が水浴びをする、mire 沼地、
    horrid つらい

この後、命からがらチベットに逃げ込んだ主人公達は、ひょんなことから
ダライラマ少年の家庭教師係を頼まれます。帝王教育を受ける少年と逃亡
軍人との奇妙で穏やかな日々は、中国による突然の軍事侵攻により終わり
を告げます。B・ピットの映画がこれまた泣かせる・・・。
902腹詮索:2008/05/18(日) 21:48:42 ID:ltru+/zr0
>>900
心よりVさんのご回復を願わずにはいられません

おつらいときに御気遣いくださりありがとうございます
903阿修羅:2008/05/18(日) 21:54:38 ID:Lok6vE3h0
>>899
そうか?がんばるわ。今わまだ200字詰め900円台だから弱小だけどね。

>>900
ほう?俺の予感だと、それは悪い病気じゃなさそうだな。
体調は潮の満ち欠けと一緒で、引き潮の時には思いっきり
遊ぶことだね。ゆっくり静養されたい。
904腹詮索:2008/05/18(日) 22:21:38 ID:ltru+/zr0
>>901
我々は私がおかしたミスのせいでものすごくのどが渇いていて、へたしたら
そのせいで最悪な結果になってしまったかもしれなかった。

これらのみずたまりのひとつは水牛が暑い日に行水しに良くきてるところで
水というよりは沼地に近かった。

ナルニアみてます。あのクローゼットはりんごの木で作られていたっけ。
まあ、おもいっきりキリスト教ですね、おねがいします。
905阿修羅:2008/05/19(月) 07:55:53 ID:h/pT4ib20
>>904
so 〜that〜だから、
「あまりにもすごく喉が渇いていたので、」
「ミスを犯した」
という因果のほうがよさげっす。

it turned out that〜
あとで〜だということがわかった

りんごの木は禁断の象徴
アップルコンピュータとかも。
906大学への名無しさん:2008/05/19(月) 08:07:48 ID:1SECu39PO
↑英作スレで添削してください。


五割ないらしいんで死にたいです
907腹詮索:2008/05/19(月) 21:39:12 ID:Jb7QDvbl0
>>905
ありがとうございました
フリーチベット!
908V.:2008/05/20(火) 17:53:19 ID:qh0xYv3d0
最近、有益そうな辞書のサイトを発見したんでURLを貼っときます。
(すでにご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが・・・。)

http://dictionary.reference.com/
909大学への名無しさん:2008/05/22(木) 21:19:12 ID:cI16WpjBO
誰か次の文を訳してもらえませんか?

He peers eagerly back into the twilight out of which he has come,
in the hope that its faint beams will illuminate the obscurity into which he is going;
and,conversely,his hopes and anxieties about the path that lies ahead quicken his insight into what lies behind.

文頭のHeはmodern manのことで、この前には現代人の歴史に対する考え方について書いてあります。
この文はそれに続く比喩みたいな感じの文です。
何となくは分かるんですけど、うまく訳せないんでどなたかお願いします。
910阿修羅:2008/05/22(木) 22:42:36 ID:Bgfjupiw0
>>909

彼は己が来し方からこもれ出る薄明かりを、振り返って熱心に透かし見る。
そのかすかな光が、これから先、己が進むべきおぼろげな世界を照らして
くれるんじゃないかと希望して。あるいはこの先に横たわる小径について
彼が抱いている希望と不安とが、逆に彼の過去への洞察を鋭くさせることも
期待されよう。

911腹詮索:2008/05/22(木) 23:04:56 ID:Wv484aHL0
>>909
温故知新
912大学への名無しさん:2008/05/22(木) 23:30:10 ID:cI16WpjBO
>>910
ありがとうございます
なんだか翻訳っぽくてすごいです…(^_^;)
小径ってpathの訳で、小道って意味でいいんですよね?

それと、できれば受験生でも書けそうなもう少し柔らかい訳で書いてもらえないでしょうか?
913阿修羅:2008/05/23(金) 08:30:54 ID:fr08Ll1M0
>>912
come out of〜=come from〜と置き換えたらいいと思うんですね。
彼は,自分が来た所から発せられる薄明かりを、熱心に顧みる。

で、次のin 以下は、分詞構文でbeing が省略されている、と考えても
いいし、副詞句と考えてもいいと思います。
薄明かりのかすかな光線は、
彼が進もうとしている(goは進む、実行する、成る、等複数訳ありそう)
ところのおぼろげさを照らすであろうという希望の中で(中において)、

セミコロンは、「つまり、すなわち、」だけれど、順接で訳すとコンバース
が生きないので、文意に合うように日本語でごまかす。

パースはそのとおり小さい道。小径という漢字を使うと、ほこりっぽくなくて
落ち着いた雰囲気が出るかなとおもって・・・。
あざといかな?







914大学への名無しさん:2008/05/23(金) 22:49:20 ID:YkK5iQZrO
>>913
細かい説明ありがとうございますm(_ _)m
とてもよくわかりました
915大学への名無しさん:2008/05/23(金) 23:21:49 ID:pGUT0ANE0
aaaaaa
916大学への名無しさん:2008/05/27(火) 20:16:59 ID:uTeeH6aw0
>>909
これ河合の解釈のテキストの文じゃね?
917阿修羅:2008/05/27(火) 22:35:03 ID:hUzVZpyp0

 All my life I'd been deciding that specific things had no intrinsic
value―that things like money, honesty, strength, love, information,
wisdom, even life, are not valuable in themselves, but only with
reference to certain ends― and yet I'd never considered generalizing
from those specific instances.
 But one instance was added to another, and another to that, and suddenly
the total realization was effected―nothing is valuable in itself;
the value of everything is attributed to it, assigned to it, from outside,
by people.

(京大)

物事の価値ってなんでしょう?例えウソでも、100回くらい言いつづけて
いくと、やがて周囲はそれをマコトだと思うようになるし、当初ウソだと
知りながらウソを塗り重ねてきた当人すら、いつの間にかマコトだと思う
ようになるものです。特殊な例の寄せ集めが、ある程度の閾値に達したとき
ブレークスルーを起こすもんなんですね。無理と無駄と無茶をしない人には
決して真実は見えてこないものです。
918腹詮索:2008/05/28(水) 00:22:13 ID:DFLugMwj0
>>917
わたしの今までの人生において私は具体的なものには本質的に価値がないと
決めてきた、金、誠実さ、強さ 愛 情報 賢さ 命でさえそれ自体に価値は
なくそれを明確な目的にすることのみ価値があるのだ、その目的とは私はまだ
それら具体的なものから一般化することを考えたことはないのだが
しかし、ひとつの事柄はもうひとつのものに付け加えられそしてまた他のものへ
加えられてそして、突然全ての結実したものがが現れる、それ自体に価値はなく
あらゆるものの価値とは一歩はなれた距離の人々によって認められ、割り当て
られたものなのだ。

おねがいします、価値というものはあらゆる事象、要素の絡みつきによって
決定されるということでしょうか、おねがいします

919阿修羅:2008/05/28(水) 05:44:17 ID:boiF88TE0
>>918
なかなかよくわかって読めているようですねえ〜。
第二文はそのとおり。そのままでOK。
第一文の最後のところ、
>その目的とは私はまだそれら具体的なものから一般化することを・・。
→certain ends は前文をうけている。そしてand yet以下はdecidingと照応。
consider とdecide が似た意味の単語だということから照応・並列・逆説
などの構造を「予想」するべし。and yet 以下はcertain ends の説明ではない
でしょう。
「(金や誠実さなどの)具体的なものから(価値を)一般化する事を、考えていなかった。」

つまり、お金にはおいしい物を食べれる価値があり、誠実さには女にもてる
価値があり、・・・・といった個別の事情のなかから普遍的な意味を探る
のは無意味だし思想的でない、と著者はず〜と思っていた。
しか〜し、最近、「普遍的真理とは、身の廻りの日常の出来事のなかから
見つける事が出来る。日常のなかに探さなければならない。」事に気がついた、
って言ってるわけです。「行動哲学」ですね。
920腹詮索:2008/05/28(水) 18:27:13 ID:DFLugMwj0
>>919
短い文の中にでも「構造」を意識することですね
ありがとうございました
921ちんぽ(同志社法の良心)@株主 ★:2008/05/28(水) 20:19:49 ID:DeY0HtfL0
論点がずれると思うけど、もの・ことはすべてあるコンテクストの中においてのみ価値をもつ
という考えをみた(たしか哲学者だったけど失念)。

たとえば金槌も釘があってこそ金槌として価値があるし、存在もしうるのだろう、という考え(´・ω・`)

なかなか魅かれるものがあった。
922大学への名無しさん:2008/05/28(水) 23:42:50 ID:+HxKzuJH0
>the value of everything is attributed to it, assigned to it, from outside,
>by people.

全体の雰囲気はちんぽ氏の書いているようなことだろうと思う。ただ、上のitは何を指すのだろうか?
何度か読んだがよくわからなかった。

googleで検索してようやくわかった。it=nothingですね。原文(?)ではnothingがイタリックになっているので
比較的わかりやすい。
923腹詮索:2008/05/29(木) 00:10:01 ID:AGaWrUm70
>>922
「value」だと思ってた
924大学への名無しさん:2008/05/29(木) 00:14:03 ID:7P4ir1Gb0
>>922>>923
everythingだと思いますよ。
925大学への名無しさん:2008/05/29(木) 00:21:42 ID:W2Ew6Azc0
valueとeverythingならitselfになる。仮にitselfだとしても意味が取れないと思います。

926訂正:2008/05/29(木) 00:25:50 ID:W2Ew6Azc0
valueならitselfになる。仮にitselfだとしても意味が取れないと思います。

everythingなら、the value is attributed to everythingになるのでは?


927腹詮索:2008/05/29(木) 00:39:31 ID:AGaWrUm70
ひょっとして「it」は「itself」とすべきなんじゃないかな。
928大学への名無しさん:2008/05/29(木) 00:49:06 ID:W2Ew6Azc0
itselfとすると、

⇒「価値」がそれ自身(=「価値」)にattributeされる

という意味になる。つまり自己完結的に価値が備わっていることになり、from outside, by people
との整合が取れなくなると思うけど。
929大学への名無しさん:2008/05/29(木) 01:17:47 ID:7P4ir1Gb0
itはeverything。
「あらゆる物事の価値は、人々によって外側から、それぞれの物事に付属させられ、それぞれの物事に割与えられる」

>>926
nothingと考えると、
内と外の対比が理解出来ていないことになる。
つまり、前文と該当文とが対比されていることに気付けていないことになる。
というより、普通に読んでたらnothingなんて出てくるはずがない。

the value is attributed to everythingはおかしい。
物事のvalueは何処から来るかについて語っているのに、
いきなりvalueとだけ文頭にポンと持ってこられても読者は面喰らうだけ。
「物事の価値は(人々によって)物事に与えられる」とするのが自然。というより、当然。

>>927
valueと考えると、
価値は価値に与えられるとなるので無理。能動態に直してみても「価値を価値に与える」はおかしい。
物事に価値を与える主体は内的要素かそれとも外的要素かを議論している文脈であることを考えなければならない。
これも普通に読んでいたら頭に浮かぶような読みではない。
930腹詮索:2008/05/29(木) 01:28:38 ID:AGaWrUm70
「everything」ですね
あらゆるものの価値は人々によって(あらゆるものに)属させられ、割り当てられる
ということですね乙です
931腹詮索:2008/05/29(木) 01:36:55 ID:AGaWrUm70
>>929
いちおう、物事の価値は人々によって価値として付属させられる、と感じたもので
「value」かなと思いました。
932大学への名無しさん:2008/05/29(木) 01:50:48 ID:W2Ew6Azc0
>>929
「the value of everything is attributed to nothing」
=「あらゆるものの価値は何事にもattributeされない」

ということではなく、「すべてのものの価値というのは、人間によって外側から、
"nothing"にattributeされる」という意味だと思うけど。

nothingをemptinessで置き換えると理解できると思うよ。おそらく入試問題でもnothingは
イタリックになっていると思う。

>いきなりvalueとだけ文頭にポンと持ってこられても〜

それはthe value of everythingだからitの判断材料にはならないよ。
933大学への名無しさん:2008/05/29(木) 12:28:14 ID:7P4ir1Gb0
>>932
Nothing is intrinsically valuable;
the value of everything is attributed to it, assigned to it from outside the thing itself, by people.

「すべてのものの価値というのは、人間によって外側から、 "nothing"にattributeされる」
と解釈するのだとしたら、セミコロンの前にあるnothing is intrinsically valuableはどう解釈するの?

nothingのnoが、isを否定するのではなく、thingを否定する、というんだったら、
nothing is intrinsically valuableは、「nothingは本質的に(内在的に)価値がある」となる。
こんな解釈で文脈が成立すると思いますか?

たとえ、nothing is intrinsically valuableでは、nothingのnoは動詞句否定で、
次の文では、nothingのnoはthingを否定していると考えても、文脈は成立しない。

文脈では、物事の価値が、『内側』から生じるものなのか、それとも『外側』から生じるのか、
が問題となっているのに、何故nothing自体に価値が有る・無いの問題になるのか。
934大学への名無しさん:2008/05/29(木) 12:32:34 ID:7P4ir1Gb0
>>932
@"specific things had no intrinsic value"と決め付けていたが、
A個々の事例から"specific things had no intrinsic value"という
一般化(=過剰な普遍化)をしようとは考えなかった。
しかし、B事例が1つまた1つと重なってゆくにつれて、突如として全体の認識
(=個々の事例を貫く抽象則)が帰納的に浮かびあがった。
Cそれが、「物事は、何一つとして、本質的な(内在的な)価値を持たない」。
D物事の価値は内側から生じるのではなく、人々によって外側から与えられるのだ。

つまり、ここでは話し手が、自分の直感(=決め付け)に過ぎなかったもの(=何の裏付けもなく、
ただそう思っていただけ)を自ら能動的に普遍化したのではなく、個々の事例が積み重なっていくうちに
その直感が自ずと(=自分は何もしないで、受動的に)証明された、というその過程・経過を振り返っている
のだから、問題文の前半と後半とで違った内容になるはずがない。

イタリックになっているのは、『何一つとして〜ない』を強調するため。
つまり、『例外は絶対に無い』と強く言うため。
935阿修羅:2008/05/29(木) 13:48:08 ID:+lVW1BlY0
亀で乗り遅れてしまいました。、
深く考えてなかったので、上で「it」は何?って書いてあるのを
見て、唸ってしまいました。
「value」だと思ってた。
確かにvalue だとすれば、it ではなくitselfと書かれてないと
だめだなあ・・。
文全体の前後は、「ある朝、自殺を決意した著者がそれを思い留まる
過程で、存在価値とは何か、を思索する」みたいな内容でした。
936大学への名無しさん:2008/05/29(木) 16:01:55 ID:czyRGbc60
itはeverythingでしょ
それ以外には考えられない

全てのものの価値はそれによって起因されるものであり、割り当てられるものである。
それらは全て外的に与えられるものである、人々の手に拠って。

937大学への名無しさん:2008/05/29(木) 17:39:22 ID:wwsqz6VA0
The cover of the book was put on it.という文を読んで、「it = the book」というのは
不自然だと思う。それなら、The cover was put on the book.とすればよい。
それと同様に、everything=itはおかしいと思う。

nothingをある種実体化して捕らえていると考えれば、意味は>>936と同じになる。

'nothing' is valuable in itself;the value of everything is attributed to it, assigned to it,
from outside, by people.

ものそれ自体には価値のあるものは'何もない'。すべての物の価値というのはは、外部から、人によって、
【その何もないところ】に付与され、与えられたものなのだ。
938大学への名無しさん:2008/05/29(木) 19:10:33 ID:wwsqz6VA0
>>934
解釈については、あなたの書かれているとおりだと思います。失礼かもしれないけど、
阿修羅さんの解釈は間違っていないのかもしれないが、少し甘い気がする。
最初が過去完了進行形で始まっていることも、934を読めばよく理解できる。

ただ、itをeverythingにするのには抵抗があった。937で書いたような形式的な理由だけど。
たしかに、意味的にはeverythingだろうけど、と思って原文らしきものを見たら、「なんだ、nothingのことか」
と私は腑に落ちた。

it=nothingとしても解釈は934さんと同じだと思う。noがthingを否定するのか、
isを否定するのかはこの際関係ないと思う。私の解釈がどちらなのかわかりません。

適当に文を作ってみました。

Nobody is respectable by nature. Respects are given to him or her by others.」

上の文で「him or her = Nobody」だとしても、「誰にも敬意は払われない」という意味には
ならないと思う。

関係ないけど、レインマンの「誰が一塁主なんだ」を思い出した。
939腹詮索:2008/05/29(木) 19:16:38 ID:AGaWrUm70
>>938
"Who is first base man?"でしたっけ
940大学への名無しさん:2008/05/29(木) 22:09:15 ID:7P4ir1Gb0
>>938
たとえば、瓶のフタについて語っている文脈だとして、
次のようにフタの付け方について言及したとする。そのような場合、
The lids of the metal jars can be attached to them by a machine,
but the attachment of lids to the wooden jars requires manual labour.
とした方が、The lids can be attached to the metal jars by a machine, ...
とするよりも、情報の伝達がスムーズだと思う。

同様に問題文においても、物事に価値が有るか無いかが問題となっているのではなく、
物事に価値は有るということが前提になっていて(少なくともこのスレに書き込まれた範囲内では)、
その『物事に備わっている価値』が、果たして、内側から生じるものなのか、それとも外側から
生じるものなのか、が問題となっているのだから、the value is attributed to everythingとした
のでは情報の流れがスムーズではない。情報の流れをスムーズにさせるためには、主語の位置
において(=文頭において)、the value of everythingというように、それまでの情報を話題化し、
意味を明確にするための代名詞を軽く置いた後で、次の情報につなげた方が、効果的だろう。
941大学への名無しさん:2008/05/29(木) 22:11:08 ID:7P4ir1Gb0
>>938
Nobody is respectable by nature. Respects are given to him or her by others.
についてだが、この場合のnobodyのnoはisを否定する動詞句否定であり、bodyは否定されていない。
him or herはnobodyの否定されていない部分を受ける(或いは、発話の状況から人を指していること
は明白である)。これは、No one is respectable ... とすると、より一層明白で、him or herは明らかに
oneを受けている。よって、「him or her=nobody」という図式は成立しえない。

「him or her=nobody」という図式を成立させたいのなら、
nobodyはa person of no importance or influenceと解釈しなければならないが、
それでは文意が成立しない。nobodyはno person; not anyoneの意味。

同様に問題文においても、it=nothingと考えるのであれば、
そのnothingは@something that has no existenceAsomething that has no quantitative value; zero
Bone that has no substance or importance; a nonentityなどの意味になり、それでは文脈は成立しない。
この問題文では、nothingは、not anything; no single thingの意味である。
942阿修羅:2008/05/29(木) 23:42:44 ID:utLpUL1M0

おまいら若いもんは頭がいいなあ。
参考までに、表三郎氏によるこの部分の構造分析として
次のように一行だけ言及されている。

「なお、it はeverythingを受けており、outside は
everything の「外」という意味。」

表三郎がどういう人か知らないし、専門が英語かどうかも
知りませんが、とにかく彼の日本語はへた、ということには
どこからも異論はないでしょう。
943大学への名無しさん:2008/05/30(金) 04:43:26 ID:CGHmLGYj0
944大学への名無しさん:2008/05/30(金) 10:39:03 ID:XcQl878E0
>>942
it=everythingと書いてあるのに、表三郎さんの日本語が下手すぎて理解できなかったということ?
それを読まずにit=valueだと思い込んでいたということですか?

その誤読を前提に出題し(>>917)、回答していた(>>919)ということですか?
少し無責任だと思う。
945阿修羅:2008/05/30(金) 14:03:44 ID:Wy0EyFmS0

>>944

>it=everything と書いてあるのに

それは、表さんの読み。
当該英文著者の真意を表氏が汲んで読んでいるのかどうかとは別問題だね。

>少し無責任

誰に?誰か困る人いんの?
946大学への名無しさん:2008/05/30(金) 16:18:15 ID:RJP9OBds0
English板でやればいいのに。大学受験板で、

>誰か困る人いんの?

は、やはり無責任だと思うよ。
947腹詮索:2008/05/30(金) 17:10:38 ID:Nib9CUBF0
Curiously, this has been a problem because it has denied to the envious the easy solution of attributing Japan's rise to brute force or to imperialism rather than to intelligent management.
948腹詮索:2008/05/30(金) 17:22:07 ID:Nib9CUBF0
>>947
すみません、この文の前文は「大国というものは人気がない、支持されない
イギリスしかりアメリカしかり、そしていま日本もそうなるであろう
というのは2つの要因があるからだとひとつは余りにも急速に力をつけたこと
もうひとつの複雑な要因はそれをきわめて平和的に推し進めてきたことである」
となってます。
日本が賢明な経営というよりも暴力、帝国主義に属するような簡単な解決方法
を拒否してきたことが問題であると訳すとすっきりしません
ご指導を!
949腹詮索:2008/05/30(金) 17:27:05 ID:Nib9CUBF0
この文は
http://homepage3.nifty.com/ryk-mas/2002-Yoyakukenkyu.html
の1番の問題です。コピペすると長すぎてできないとエラーがでました
すみません
950大学への名無しさん:2008/05/30(金) 17:43:56 ID:EWgpNodZ0
>>947


不思議なことに、このことは問題である。なぜならば、その事実は、嫉妬する者達に対して、
日本の勃興の原因を、知的な管理手法よりも野蛮的な暴力や帝国主義に帰するという
簡単な解決手段を否定するからである。

つまり日本に嫉妬する人たちは日本を非難する手段として
「日本は帝国主義的な乱暴なやり方で成功した」って言うことが簡単な手法な訳だ。
しかし、実際は日本は平和的に勃興した訳で、このことが複雑な感情を催し
ややこしいって言いたいんじゃないかな?


以上が俺の解釈
951腹詮索:2008/05/30(金) 23:02:51 ID:Nib9CUBF0
>>950
なるほど、文脈すっきりしますね
the enviousのtheプラス形容詞で名詞化されるのですね
ありがとうございました
952阿修羅:2008/05/31(土) 08:16:26 ID:zAFY4UrO0
>>950
>以上が俺の

「俺」って誰?上のどの子なん?

>日本の勃興の原因を

きれいな訳文だと思うけど、ポジティブな事象の場合は
「原因」とするより、「要因」とか「秘訣」とかにした
ほうが日本語的には自然だね。
逆に「原因」を使うなら、「勃興」のほうをネガティヴ
に代えて、「成り上がり」とかにするとか。

953大学への名無しさん:2008/05/31(土) 09:56:19 ID:azTEGeCi0
>>952
たまーに名無しで書き込む者ですが何か?
自信が無いので私なりの解釈ですと付け加えただけです

>>944とか>>946では無いですよw
954腹詮索:2008/06/01(日) 09:45:23 ID:3PH0gg/B0
You should note that <I>proverbs</I> are seldom used in ordinary speech or writing. Although the native
speaker knows the meaning of most English proverbs, he will actually use one rarely, and
only when he is wanting to be humorous, or by referring to the proverb in an indirect
way (for example by quoting only half of it), or introducing it by saying like 'you
know what they say,...' or 'As the old saying goes,...' The reason is this. English proverbs are phrases or
sentences containing advice, warning or truth. Although they are expressed in striking language, in their
meanings they are rather obvious remarks to make about human experience. They are thought of as the
sort of remark that would be made by someone who is rather dull,
someone who cannot express in his own words what he thinks or feels, but who has to borrow a proverb
from the language to do this.A proverb, a cliche, and a hackneyed phrase are all the sort of expressions that someone who wants to
express himself clearly,carefully and honestly will try to avoid.

注 cliche:expression that has been too much used
hackneyed phrase:repeated too often

1981 一橋大学
諺を使う上においての注意事項らしいのですが、ことわざを使う人間はいくぶん
まぬけで、自分の言葉をもってないとおもわれる、避けたほうが良いという解釈でよろしいでしょうか
抄訳おねがいいたします
955大学への名無しさん:2008/06/01(日) 11:57:03 ID:x24+TmK20
>>954
いいと思うよ。

最後の2行を訳してみました。
ことわざは、いくぶんまぬけで、自分の言葉では考えていることや感じていることを表現することができず、
(自分の考えていることや感じていることを表現するためには)ことわざを借りなければならない人が使う類のものだと
考えられている。

A proverb, a cliche, and a hackneyed phraseというのはすべて、自分のことを明確に、
身長に、誠実に表現したいと思っている人にとっては、避けたい表現なのである。
956大学への名無しさん:2008/06/01(日) 11:57:11 ID:sW1zH/vA0
>>954
その解釈で大丈夫だと思います。

@英語では通常、諺が用いられることは滅多にない。
Aというのは、諺は人間の経験についての当たり前のことを感銘的な言葉で表したものに
過ぎず、それ故に自分の言葉を持たない者が頼りにする表現手段とされているから、である。
B従って、諺は明晰な表現を目指す者からは敬遠される言葉である。

@最初にテーマが来て、A次にそのテーマを裏付ける理由が来て、
B最後にそのテーマを違う表現で再度述べ、締めくくる。
paragraph writingの手法を用いて書かれた典型的な文章ですね。

ところで、今年は子年ですが、子年のダービーは着外の無い馬が来る
という言い伝えがあるらしい。
今年の出走メンバーを見ると、着外が無いのはサクセスブロッケンと
アドマイヤコマンド。どちらかが勝てば、上記のジンクスは本物というわけか。
957腹詮索:2008/06/01(日) 12:30:37 ID:3PH0gg/B0
>>955
ありがとうございました、日本人の感覚と全く違いますね
道理で連中は議論やユーモアにおいてリードするわけですね
>>956
詳細に教えてくださりありがとうございます
striking languageが難所でした、感銘的な表現とはすばらしい訳だとおもいます
ダービーをとれるようお祈り申し上げます。

958大学への名無しさん:2008/06/01(日) 22:01:46 ID:45zkTXc80
ジンクス破れたり
959阿修羅:2008/06/05(木) 14:10:09 ID:0xJi58G70

Two greyhounds, in running down the same hare, have sometimes
the appearance of acting in some sort of concert.
Each turns her towards his companion, or endeavours to intercept
her when his companion turns her towards himself.
This, however, is not the effect of any contract, but of the
accidental concurrence of their passions in the same object at
that particular time.
Nobody ever saw a dog make a fair and deliberate exchange of
one bone for another with another dog.

             (Adam Smith, The Wealth of Nations)

労働や資本の分配を効率的に行うことが国富の発展につながる、という
ような論を、産業革命・機械化綿工業に絡めて述べたものです。
960腹詮索:2008/06/05(木) 15:26:47 ID:oeem/o5Q0
My local newspaper recently ran a feature article headlined, "The Great American Bag Race,"
which I found both interesting and amusing in ways that neither the author nor the editor probably
intended. The subject was the relative merits of paper and plastic grocery bags; the discussion
included the reasons why many customers and grocers vehemently prefer one or the other, and the
fierce economic competition between manufacturers of both.
Just a few years ago, practically all grocery stores in this country routinely stuffed a customer's
groceries into paper bags. In the early Eighties, plastic bags began to replace them in some places.
By the time I sat down to write this, the two competitors were running neck and neck, with roughly
equal numbers of paper and plastic bags in use. The article I mentioned reached no clear conclusion
about which kind of bag was better overall, but it made clear that both kinds of bags contribute to
the problems of resource consumption and solid waste disposal. The difference between them in terms
of environmental impact is one of degree---- and, when you come right down to it, pretty trivial.
Ironically, neither the author nor anyone quoted in the article even hinted that there might be
another option that offers much more significant advantages over either kind of bag.

要約問題なのですが、最後のIronicallyからが少しややこしくて
皮肉にも、両方のバックよりもよりよい選択があるかもしれないことをほのめかしてることさえ
その記事から著者もほかのだれも引用しようとしない。
と、訳してみたのですが、どうでしょうか
おねがいします。
961大学への名無しさん:2008/06/05(木) 15:50:22 ID:mWLqpTVT0
>>960
neither A nor B=S
(A=the author / B=anyone quoted in the article)

even hinted=V
962腹詮索:2008/06/05(木) 16:04:19 ID:oeem/o5Q0
>>961
著者もその記事を引用した人たちも・・・ほのめかさなかった。
かな?ありがとうございます。quotedが動詞じゃなく準動詞なのですね
963大学への名無しさん:2008/06/05(木) 16:09:08 ID:mWLqpTVT0
>>960
レジ袋として優れているのは、紙袋かそれともポリ袋か。
地元の新聞でこの主題を扱った特集記事が掲載された。
その記事はどちらが優れているかの判断は下さず、
両者ともに環境に負荷を与えるという消極的な結論であった。
両者を超える積極的なアイデアは結局出てこなかったのである。

欠点を批判して終わるだけでは駄目で、
建設的な解決策をきちんと提示しろ、ということでしょうか。

>>962
「記事を書いた人も、その記事で引用された人も、・・・仄めかすことさえしなかった」です。
quoteを辞書で調べると分かりますよ。

>>959
その問題、昔のスレで出てましたねw
多分2か3辺りだった記憶があります。

herがあの動物だと理解できるかが鍵ですね。
カジノでも想像すれば、連想し易いと思います。
964大学への名無しさん:2008/06/05(木) 16:17:57 ID:mWLqpTVT0
>>963
訂正
真中辺り
×人→○人たち

>>960の英文で難所なのは、one of degreeだと思います。(個人的には。)
one=a differenceですが、このoneの使い方に気付けない人が
結構いるように思います。(勝手に思っているだけで、何の根拠も無いですが。)
965腹詮索:2008/06/05(木) 16:37:00 ID:oeem/o5Q0
>>959
同じのウサギをおいかけてる2匹グレイハウンドはときたま、協力してるような
行動をとるときがある。おのおのが仲間のほうにうさちゃんを向かわせようとしたり
仲間ががうさちゃんを自分のほうにむけようとしてうさちゃんの進路方向を
邪魔しようとこころみたり、でもこれは別に契約したから起こったことではなく
ある特別な瞬間に同じ獲物をとろうとする本能の偶然の一致なのである。
だれがいままでに犬が他の犬に公平にしようとして故意にひとつの骨を他の何かと
交換するのをみたことがあるだろうか。

修業とは出直しの連続なり、このごろとみにそうおもいます
おねがいします。
966腹詮索:2008/06/05(木) 16:48:36 ID:oeem/o5Q0
>>964
僕はこのone of degreeは一度程度という意味合いだとおもいます。
紙袋使おうが、ポリ袋つかおうが環境に対する影響は微々たるものだと
言う意味合いで使ったのでは。
967大学への名無しさん:2008/06/05(木) 18:37:21 ID:mWLqpTVT0
>>966
環境に与える衝撃という観点から考えた場合の両者の違いは、程度の違いである
―そして、両者の差異にまさに至れば、それは全く取るに足らないことである。

『紙袋使おうが、ポリ袋つかおうが環境に対する影響は微々たるものだ』
この解釈は成立しません。前文のboth kinds of bags contribute to the problems
of resource consumption and solid waste disposalと矛盾するからです。

この文の内容から、紙袋もポリ袋も「同様に」環境に悪影響を与えていることが分かります。
しかし、優劣をつけるためには「同じ」ではいけません。「違い」を探さなければなりません。
そこで考え至ったのが、程度の違い。同じように、環境を劣化させているといっても、
程度の違いは確かに存在するわけです。

もっとも、その違いも、危機に瀕している地球環境のことを考えれば、五十歩百歩ですが。

それに、「一度程度」という意味合いを出すのであれば、
A paper bag and a plastic bag is only a grain apart from each other
in terms of environmental impact.という風にするしかないと思いますが。
968腹詮索:2008/06/05(木) 18:54:49 ID:oeem/o5Q0
>>967
ほんとだ、辻褄が速攻であわないwそれに一度ならone degreeですね。
でも、oneはenvironmental impactじゃあないかな?
969大学への名無しさん:2008/06/05(木) 19:30:52 ID:54K/mQP70
>>968
主語がThe differenceだから、そう考えると

The difference = environment impact

となる。「違い=インパクト」というのは奇妙では?
970阿修羅:2008/06/05(木) 19:37:00 ID:0xJi58G70
>>968
このone は特定のものをさす代名詞かや?
しいていえば、one degree という意味合いじゃないの?

>>965
率直に、うまい訳文だなあw
971腹詮索:2008/06/05(木) 20:17:40 ID:oeem/o5Q0
>>969
>>970
すいません、ちょっとわからなくなってしまいました
紙袋とポリ袋の環境に影響する見地からの違いはone of degreeである。

国富論乙です
972大学への名無しさん:2008/06/05(木) 20:28:27 ID:54K/mQP70
「違い=impact」と解釈すると、

(1)紙袋=大きいダメージ、ビニール袋=大きいダメージ
(2)紙袋=大きいダメージ、ビニール袋=小さいダメージ

とすると、(1)の場合はdifferenceがないので問題はないが、(2)の場合には問題になる、
といった解釈になる。「The differenceがimpact」というのはおかしいと思うよ。

「question of degree:程度問題」と英辞朗にもあるし、967さんの書いているように、「程度の違い」が
正解だと思う。

それから、その英文は環境問題はメインテーマではないですね。「紙袋とビニール袋の優劣」について述べているだけ。
973大学への名無しさん:2008/06/05(木) 20:47:23 ID:mWLqpTVT0
>>971
The whole distinction of privacy and publicity, however,
as long as we confine ourselves to sensations, is one of
degree, not of kind. No two people, there is good empirical
reason to think, ever have exactly similar sensations related
to the same physical object at the same moment; on the other
hand, even the most private sensation has correlations which
would theoretically enable another observer to infer it.
(The Analysis of Mind / Bertrand Russell)

こっちの方が分かり易いかな。
ここでは、one=a distinction。

>>972
環境問題がメインでないことは、詮索さんも理解されていると思いますが・・・。
974大学への名無しさん:2008/06/05(木) 20:48:49 ID:mWLqpTVT0
しまった・・・。
sageるのを忘れてた・・・。
975腹詮索:2008/06/05(木) 21:18:25 ID:oeem/o5Q0
>>973
しかし、プライバシーとパブリシティーを大きく区別するのは
我々の感覚を確認する限り、程度の差であり、種類の違いではない

かな?
976大学への名無しさん:2008/06/05(木) 22:56:09 ID:mWLqpTVT0
>>975
大体そんなところです。

しかしながら、私と公の弁別そのものは、感覚に焦点を絞る限りでは、程度の弁別であり、種類の弁別ではない。
二人の人間が―このように考えるのに十分な実証的理由がある―同じ物体に関して同じ瞬間に全く同種の感覚
を感じることは決してない。一方で、最も私的な感覚にさえ相関関係が存在し、その関係によってもう1人の人物
はその感覚を推測することが理論上可能になる。

前後の文脈に関しては、http://books.google.co.jp/で検索・参照して下さい。
ここでのprivacyやpublicityを上手く言い表している日本語が思い浮かばないので。

one of 名詞の形で、oneが前出の名詞を受ける例はまた他にも探しておきます。
977大学への名無しさん:2008/06/05(木) 23:17:11 ID:mWLqpTVT0
>>975
Little, however, as people are accustomed to a doctrine like that of
Von Humboldt, and surprising as it may be to them to find so high
a value attached to individuality, the question, one must nevertheless
think, can only be one of degree.
(On Liberty / John Stuart Mill)

The women, then, according to Socrates, are to be trained and educated
exactly like the men. For the woman is just as capable of music and gymnastic
as the man; and like him, she displays marked ability for a variety of pursuits
--- the only difference being one of degree, not of kind, caused by the fact
that the woman is weaker than the man.
(The Republic / Plato)

下の方は翻訳のようですが、下の方が分かり易いと思います。
978腹詮索:2008/06/06(金) 03:16:00 ID:oMKhaOId0
>>977
寝てしまった。
ソクラテスちゃんによれば女性は男のように訓練、教育されるべきである。
彼女らは音楽、体操の能力があり、色んなところでそのすばらしい能力を
発揮する。ただ唯一違うのは男よりも弱いということに起因する、種類ではなく
程度の問題なのである。
979腹詮索:2008/06/06(金) 03:26:58 ID:oMKhaOId0
下のoneはabilityですね
上はdoctrineかな?うまく訳せないです
980大学への名無しさん:2008/06/06(金) 11:06:46 ID:2nLOr4Zd0
(しかしながら、)人はVHのような教義になじんでいないし、個人にそれほどの価値が
付与されているのを知れば、驚くであろうが、それでもわかっておくべきことは、
その問題は程度の問題にすぎないということである。

上はquestionで、下はdifferenceでしょう。


以下のことは腹詮索さんも理解されていることかもしれませんが…

>>960のone of degreeのoneについて、>>963さんの「one = difference」という解釈に対して、
腹詮索さんが(二度)異を唱えたわけです。おそらく阿修羅さんも。

そこで、963さんが「one of degree」の他の例を挙げたのが、>>>973>>977です。
つまりレスの流れから考えれば、この例文は、「one of degree」が「一度程度」でも「one degree」でもない
ということを示すためのものです。

やはり、960のoneはdifferenceなのでは?
981腹詮索:2008/06/06(金) 17:26:38 ID:oMKhaOId0
>>980
なるほど、分かりやすい例文をかいていただけると
自分のミスがよくわかりますね、ありがとうございました。
982阿修羅:2008/06/06(金) 19:40:26 ID:/poNJcYF0
>>980
とすると、「one」は代名詞、ということになるんだねえ?

同一文の中で、主語を代名詞に置き換えて補語として用いている、
ってことになる。

difference が前文のなかにあって、別文でone が代名詞として
使われているのなら納得いき易いんだが・・・。
983大学への名無しさん:2008/06/06(金) 21:55:36 ID:xb2hE8IN0
>>977
一応、試訳を付けておきます。

しかしながら、人々がVHの抱くような信条にほとんど慣れていないとは言え、
また人々にとって自立性にそんなにも高い価値が付加されていることに気付くことが
確かに驚きであるとは言え、それでもなお人が思わないわけにはいかないことは、
その問題が程度の問題でしかあり得ない、ということである。

とすると、ソクラテスによれば、女性は、男性と丁度同じように、肉体・精神の鍛錬を
施すことが出来る、ということになる。というのは、女性は、男性と全く同程度に、音楽
や体育をこなせるからである。また女性は、男性同様、様々な職業に対して、目立った
能力を示すからである。唯一の違いは、種類の違いではなく、程度の違いであり、
女性は男性よりも力が弱いという事実に起因するものである。

>>981
代名詞oneのこのような使い方は一定レベル以上の問題集をやってれば、
どこかで出くわすと思われますので、その時に確認していただければいいかと存じます。
984阿修羅