英文の訳し方6 『テーマ別入試英文総点検』 

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924大学への名無しさん:2008/12/11(木) 20:58:53 ID:lZJ9+dHP0
I had an accident at a job site.
It was pretty simple ; when a pickup truck, even a Dodge Ram with all
the bells and whistles, argues with a twelve-story crane, the pickup
is going to lose every time. The right side of my skull only cracked.
The left side was slammed so hard against the Ram's doorpost that it
fractured in three places. Or maybe it was five. My memory is better
than it used to be , but it's still a long way from what it once was.
The doctors called what happened to my head a contracoup injury , and
that kind of thing often does more damage than the original hit.

*contracoup injury(コントラクー・インジュリー)打撲した部分の反対側に
脳挫傷を起こす外傷機転。これに対し、打撲直下の脳挫傷はcoup injury
(クー・インジュリ)と呼ぶ。
925大学への名無しさん:2008/12/11(木) 22:36:36 ID:VYpv8gql0
It was pretty simple ; when a pickup truck, even a Dodge Ram with all
the bells and whistles, argues with a twelve-story crane, the pickup
is going to lose every time.

それは単純な事故だった、トラックに乗ってるときにそのトラックはクラクションと警笛がなってるDodge Ram
だったのに12階建てのクレーンとぶつかってトラックはいまにも落ちそうだった
926大学への名無しさん:2008/12/11(木) 22:43:47 ID:VYpv8gql0
 My memory is better
than it used to be , but it's still a long way from what it once was.

記憶は以前よりもよくなったが、直前の記憶というものを思い出すのには
時間がかかる

おねがいしま〜す
927大学への名無しさん:2008/12/11(木) 22:51:22 ID:Zjv32HJV0
>>926
記憶は以前よりもましなったが、かつての(一番よかったときの)記憶力になるまでにはまだまだ時間がかかる。
とかはダメ??

たぶん事故にあって記憶力が悪くなってリハビリ中に出てきたことばだと解釈
928大学への名無しさん:2008/12/11(木) 23:33:49 ID:VYpv8gql0
>>927
な〜る、わかったこのused to beは事故を起こした時のことをいってるのかな
そのときにくらべて記憶はよくなってるけど以前の状態(事故前)までには
時間がかかるということか乙
929大学への名無しさん:2008/12/12(金) 21:02:10 ID:TvM5Jrh70
>>925-8
毎度ごくろうさんす。スティーブン・キングの新作『Duma Key』からです。

「truck argues with a crane」
ここ現在形なんで、要注意。一般論をしゃべっているっぽい。
argue with は「議論する」だから、運転手とクレーン操縦者との議論でしょうね。
だから、あとの「lose」は、win/lose の「負ける」でしょ。argue との呼応。
多分、主人公はトラックの荷台でクレーンのフックに鋼材やらコンクリやらを引っ掛ける
作業の最中にクレーンに当てられたんじゃないかな。

used to be のところの判断はおっしゃるとおりだと思われます。
最後のoriginal hit とは、直接打撲した部分の脳挫傷(coup injury)のことでしょう。

まちがってるかも知れないが、一応試訳。
仕事先で事故に遭ってしまった。な〜に、至極単純な話よ。
ピックアップトラックと12階建てクレーンが喧嘩すりゃ、たといドッジ・ラム
みたく警笛完全装備でも、トラックが負けるに決まってらあな。右の頭骸骨は
ヒビが入っただけで済んだんだが、左はラムのドア柱で強打したもんで、3箇所
折れちまった。いや、5箇所だっけか。以前よりは戻ってきたっていっても、まだ
まだ俺の記憶は本調子じゃない。医者は俺の怪我をコントラクーだと言っていたが、
その手のやつはクーよりも大概ダメージがきついものらしい。
930大学への名無しさん:2008/12/12(金) 21:30:59 ID:S1/OXJbr0
>>929
素直に議論としとけばよかった
前後があれば素直にできていたかな
でもキングを原書でなんてすごいなあ
931大学への名無しさん:2008/12/13(土) 18:57:33 ID:cP2sxdGf0

It results not so much from choices made , as from choices neglected ;
not from malignant intention , but from failure to take into account
the full consequence of our actions.

(お茶の水女大)
932大学への名無しさん:2008/12/13(土) 20:54:14 ID:xWnZRRh20
>>931
 それは用意された選択肢からというよりもその他の放置された選択肢
からによって得られた結果である、つまり強く意図されたものではなく我々の行動
によるすべての結果を考慮することに失敗したことによる
933大学への名無しさん:2008/12/14(日) 08:38:27 ID:EHbcwA4i0
>>932
前後がないので訳しにくかったとおもいますが、構文は合っています。
choices made
choices neglected
この後置修飾による名詞化の解釈が非常にむずかしいわけです。
>放置された選択肢→つまり、採用されていない選択肢ということですね。

能動的に訳した以下の文を参照ください
《解答》
それは、選択を行ったからというよりも、むしろ選択を怠ったために生じている。
つまり、悪意を込めてわざとしたから起こったのではなく、
われわれの行為の結果に配慮をしてこなかったせいで起こったのである。
934大学への名無しさん:2008/12/14(日) 19:36:41 ID:gQb/ZOhc0
>>933
サンキュウ
935大学への名無しさん:2008/12/14(日) 20:40:41 ID:EHbcwA4i0

I was fortunate in having grown up in a home where reading aloud on
winter evenings was a favorite occupation.
Of all books read , none left a more lasting pleasure than William
Bartram's 'Travels' , and (→) I have taken no trip into Bartram country
in succeeding years without giving attention to his trails.(←)
Sometimes I have discovered a plant or some form of animal life in the
exact locality where Bartram first recorded it.
                             (京 大)

頻出構文ではありますが、「no 〜 without 〜ing」の訳し方が焦点です。
W.Bartram ; アメリカの博物学の第一人者。

936大学への名無しさん:2008/12/14(日) 21:12:49 ID:O50Sxkzh0
私は、ここ何年も、バートラム氏の村へ旅行に行く時には必ず
彼の山道に心配りをしてきた。

構文も気になるけど、succeeding yearsとtrailはこれでいいんだろうか
筆者はBartram氏とその手記のファンである、と解釈
937大学への名無しさん:2008/12/14(日) 21:24:22 ID:gQb/ZOhc0
私は何年もバートラムの故郷に行くときは彼の足跡をたどってきた
平凡社の百科事典ほしくて価格を調べてぶっとんだ
938大学への名無しさん:2008/12/14(日) 22:05:07 ID:EHbcwA4i0
>>936
success の2番目の意味に、「後任になる、後を継ぐ」があります。
幼少時に読んで→成人してから足跡をたどった、ということです。
したがって、「in succeeding years=後年になって」です。
山道の件ですが、バートラムはテキサスのサボテンとかですww
乙。

>>937
>何年も→後年
>足跡をたどってきた→ドンピシャです。

むかし、百科事典は富山の薬売りみたいな人が家々に売りに来た。
無理をして月賦で買うのが中流家庭の仲間入りみたいな時代だったが、
平凡社のは破格で、分冊で部分買いがせいぜいだったな。乙。
939大学への名無しさん:2008/12/14(日) 23:45:54 ID:O50Sxkzh0
>>938
あぁ、それならin〜の意味がしっくりくる。それより、何で山道なんて書いたんだろう、俺
・・・バートラム、ググったら結構出てきた。綺麗だな
乙です
940大学への名無しさん:2008/12/15(月) 21:31:33 ID:ar7y2sOR0
バートラムといえば、バードフルです。
来年はどこかの大学にきっと出るであろう話題です。

(TIMES ONLINE Oct,2006)
Bird flu (鳥インフルエンザ)に関する次の文を読んで、問に答えよう

The pathogen(病原体) appears to latch(くっつく) on to receptors in the
lower lung. This part of the body is relatively inaccessible ― which
may explain why , even though the virus is endemic(固有の) in poultry(鶏),
human infection is so rare. Human flu , in contrast , hooks on to receptors
in the upper respiratory tract , meaning that coughs and sneezes disperse
the virus easily.
Scientists have warned that H5N1 could mutate and begin to favour receptors
in the upper tract , which would raise the threat(脅威の) level.

問題;元来ヒト同士の感染が少ないはずの鳥インフルエンザが、将来、感染爆発を
   危惧されている理由を、日本語で説明せよ。
941大学への名無しさん:2008/12/15(月) 23:07:43 ID:TJ8/XtDl0
>>940
本来鳥ウィルスは受容しにくい肺に付着するのだが
人は咳、くしゃみを介して上部の器官に受容しやすくなってるため

オリジナル問題乙
>>938





942大学への名無しさん:2008/12/16(火) 20:57:42 ID:YQXTgTEM0
>>941
おいおい、ちゃうでw
鳥・フルと、ヒト・フルは別個のウイルスよ、今のところ。

「(鳥フルの)病原体は肺下葉のレセプターにくっついているようだ。
この部位は比較的アクセスしにくい部位だ。そのことが人への感染が
稀な理由だ。たとえ、鶏固有の病気であることを割り引いて考慮してもだ。
これとは対照的に、ヒト・フルは「のど(上気道)のレセプタに引っかか
っているので、咳・クシャミでウイルスが飛び散り易いのだ。学者たちは
鳥・フルがいずれヒト・フルに化ける(mutate変異する)だろう、と警告
している。ヒト・フルに化けると、のどに住み着くようになるから、流行の
危険性が増えるだろう。」

答え:今は肺の奥底に住むために飛沫感染しにくい鳥インフルエンザウイルスが、
今後、ヒト・インフルエンザウイルスに変異して上気道に住むようになる恐れが
あると目されているから。

* even though 〜
鳥の病気だからヒトに感染しにくいのは当然であるという理由があるのだと
しても。

* 「レセプタ」、「アクセス」はもう漢字にしなくても、十分外来語として通用
していると思います。

*ウイルスは毎年少しずつ変異してゆきます。ワクチンは予想を元に毎夏作成され
ていますが、予想が外れると大流行に見舞われます。
とにかく受験生は帽子・めがね・マスク・うがいを。

943大学への名無しさん:2008/12/16(火) 21:48:27 ID:YQXTgTEM0
(奈良女子大)《難》

 From the beginning, so far back as he could remember, he had believed
that he would one day write great books ; had believed it from no conceit
in him but simply (* 1→) because he clung so tenaciously to ambition that
it had become, again, and again, almost realized in the intensity of his
dreams of it (←).
He had known that this achievement of his would take a long time, that he
must meet with many difficulties, that he must starve and despair and be
born again, but, (* 2→) never at any moment, until now, had he, in his
heart of hearts, doubted that that great book was in front of him (←).

*conceit:思い上がり・うぬぼれ
*cling:しがみつく
*tenaciously固執して・しっかりくっついて

こんなムヅイのやって、今の入試に役に立つんだろうか?ww
944大学への名無しさん:2008/12/16(火) 22:33:40 ID:Lv8nEipn0
(*1)ギヴアップorz

(*2)彼は、今の今まで決して、それほど偉大な本が彼の前に
立ちはだかるなどとは、心底疑ったことはなかった。

*1 "so to"、"so to do that→too~to do" ??? そもそもtenaciouslyが形容詞じゃないから
これは見当違いだろうな。自分でも何言ってんのか分からない...
945大学への名無しさん:2008/12/17(水) 00:03:05 ID:FQltJjnv0
>>943
1]彼は夢に向かって必死に取り組んできたので彼ののぞみは幾度となく
 彼の強烈な夢の中で実現されてきた、だから・・・

2]彼は決してどんなときでも心の奥底で眼前に最高の作品がある
 ということを疑りはしなかった

偶然とはいえ昨日ようつべで空耳アワーをみて、関連で辛島みどりの
サイレンスナイトを聞いてますた、ぐぐってみると彼女は奈良女子卒だったw
はっきりいって奈良女、お茶の水の問題はむずい
946大学への名無しさん:2008/12/17(水) 07:42:49 ID:XOTqWUsF0
>>944
to ambition の ambition は無冠詞のくせに「名詞」なんですよね、これが。
誤植じゃないんだけれど、他動詞もあるからここを「to 不定詞」と読むのも
無理はない。ambition を、他動詞として、that 節をその目的格だとすると
that の中の完了形とそぐわないでしょ。
「実現しそうな状況を望む」ならいいけど、「実現しちゃったを望む」は変。
cling to ambition 野望にしがみつく
so 〜ly that「あまりにも〜に(しがみついた)ので、that 以下した。」(単なるソーザット構文)

2のほうですが、「立ちはだかる」と訳す心情はよくわかります。
直前で、「困難だし、生まれ変わらないとだめだ」とまで言っているのですからw
ここで、冷静に文章を眺めてみて下さい。入試英文ではしばしば見られる事ですが、
「上段の抽象的文章を、下段で具体的に述べ直している!」だけだ、と気がつくはず。
下段の「in front of him」が、上段の「realized」に照応していると演繹的に判断
すれば訳に確信が持てるはずです。

タイムの文章は言葉足らずなので読みにくい。
入試の英文は、照応を考えて読まねばならぬのが面倒。


947大学への名無しさん:2008/12/17(水) 08:01:57 ID:XOTqWUsF0
>>945
そうですか、からしまみどりは奈良か。
で、訳はふたつとも、文意によく沿っています。
ただ、もし、入試の実物答案だとしたら、以下に注意。

1。「his dreams of it」の [of it] の訳出が抜けているな。
  じつは、採点者はこういうところの減点を楽しみにしているww
  「偉大な本を書いてやるぞという彼の夢」とでもすべし。

2.採点官は、どこを採点しようとしているか?
  ズバリ「he had doubted」と「book was」の時制の捕らえ方でしょう。
  そこで、
  >最高の作品があるということ
  →最高の作品をすでに手中に納めているということ

   という解釈に書き直されるほうがベターです。
   野望の当初から、もうノーベル文学賞もらう気になってたわけだねww

おふたりとも、まことにご苦労様でした。 

948大学への名無しさん:2008/12/17(水) 08:15:35 ID:XOTqWUsF0
(全訳)
思い出せる限りでは最初から、彼はいつか偉大な本を書くと信じていた。
自らのうぬぼれから信じたのではなく、その野望にあまりにも固執していた
せいで、ついには、偉大な本を書くという夢が心にはっきり焼き付いて
ほとんど実現できたかのようになってしまったのだった。
やりとげるには長い時間を要するだろうし、多くの困難もあるだろう。
飢え、絶望し、生まれ変わらねばならぬだろう。それはみなわかっていた。
しかし、今日にいたるまで、心の奥で、その偉大な本はもう自分の眼前に
あるのだとということを決して疑わなかったのだ。

* in the intensity of his dream 彼の夢の強さの中で、という部分は
上記のように意訳してあります。参考になさってください。
949944:2008/12/17(水) 13:24:53 ID:e0hV9j2v0
>>XOTqWUsF0
添削ありがとうございます。基本に忠実になって、問題に臨む姿勢を
教えられる問題でした

あぁ、冷静になる訓練しないといけんな、こりゃ。それにしても、
奈良女子大の問題って良問と(悪問ではない)難問が多い
数学や化学の問題解いてると特にそう思う
950大学への名無しさん:2008/12/17(水) 14:52:52 ID:XOTqWUsF0
このレベルの英文で冷静になるのは誰にとっても無理ですよww
ただ、お茶大と奈良女の問題は教育色が濃いので、地味に日々の
演習をこなすには向いていると思います。物理も、力学は駄目だ
けれど音波、光波、熱は練られた良問多し。力学は駄目だけどね
951大学への名無しさん:2008/12/17(水) 19:46:19 ID:GN+VboQw0
>>947
こちらこそご苦労様です
時制がへんだなあとおもったけどそういうことか
952大学への名無しさん:2008/12/18(木) 22:36:21 ID:SOBQu/1y0
そろそろ来年あたりどこかで出題されそうな、『The Glass Castle』
(Jeannette Walls, 2005)の冒頭部いってみよう。
主人公がタクシーの窓から外を眺める形で幼少時の母を回想するスタイルで
綴られています。Dumpster は、街角にある大型ゴミ収集箱の商標名です。

I was sitting in a taxi, (*1→) wondering if I had overdressed for
the evening, when I looked out the window and saw Mom rooting through
a Dumpster.(←)
It was just after dark. A blustery(ぴゅうぴゅう) March wind whipped(むち打つ)
the steam coming out of the manholes, and people hurried along the sidewalks
with their collars turned up(上に折り返す). I was stuck in traffic two blocks
from the party where I was heading. Mam stood fifteen feet away. She had tied
rags(ぼろ) around her shoulders to keep out the spring chill(冷気) and was
picking through the trash(ごみ) while her dog, a black-and-white terrier mix,
played at her feet.
(*2→) Mom's gestures were all familiar ― the way she tilted her head
and thrust out(突き出す) her lower lip when studying items of potential
value that she'd hoisted(引き上げる) out of the Dumpster, the way her
eyes widened with childish glee(喜び) when she found something she liked.
(←)

953大学への名無しさん:2008/12/18(木) 23:12:24 ID:CMHKaTK/0
1)私が窓の外でダンプスターにすっかり根付いた母を見たとき、
今夜私が着込んでたらなあと思いながら、

2)母の仕草はどれもこれも知っていた。
ゴミに秘められた価値を見出すときに、彼女が頭を凍らせて下唇を突き出すところも、
好きなものを見つけた時に子供のように喜んで目を見開くところも全て知っていた。


おかんホームレス?tilt分からんかった。
954大学への名無しさん:2008/12/18(木) 23:34:55 ID:6u65fOcv0
(*1)今晩は着飾っていたらどうだったろうかと思いながらも
その時窓の外を眺めたら、母親がダンプスターの至る所を漁っているのを見た。

(*2)ダンプスターから引き上げた潜在的価値のある物を見つめている時に、
頭を傾け下唇を突き出しすあの動作、
気に入った何かを見つけた時に、子供っぽい喜びと共に目を広げるあの動作など、
母の身振りは親しみ深かった。

*1wondering if~の構文を断定できない自分が情けない。違和感というかなんというか
この文章だけで流れをイメージしたら、異様な光景が浮かび上がってくる。なにがあったんだろう
955大学への名無しさん:2008/12/18(木) 23:53:46 ID:ZUVtRiLE0
1)今夜のために厚着してたほうがよかったのになあなあと考えながら・・・

2)studying items of potential
value that she'd hoisted out of the Dumpster

このstudyingは拾い物の価値を目利きしながらとやってみた

よろしくどうぞ
956大学への名無しさん:2008/12/19(金) 07:11:10 ID:hs+KQClH0
乙です
957大学への名無しさん:2008/12/19(金) 07:28:20 ID:hs+KQClH0
>>953
root through は「引っ掻き回す」ですね
tilt 傾ける・かしげる。チルト・ハンドルとかもう日本語になってます。
そうです、おかんはホームレスだったんです。
そして「私」は著名なニュースコメンテーターをしています。
>>954
ホームレス中学生のニューヨーク版だと思ってください。
ただし、こちらの文章は格調高いです。
ワンダーイフは成功した今の自分と回想の中の母との対比から・・・。
>>955
>目利き
いいですね。「品定め」「選別」「嗅ぎ分け」などでもいいでしょうね。
958大学への名無しさん:2008/12/19(金) 13:50:02 ID:ZsXIYcYS0
とすると、
1は、
その夜私は着飾りすぎだったかもしれないと思いながら、かな?
普通の服を着て出てきただけだが、母からみたら上等すぎ
959大学への名無しさん:2008/12/19(金) 22:43:56 ID:EEM7SeIW0

夜会に向かうタクシーの車内で、ちょっと派手すぎたかしらと思いながら
ふと車窓に目をやると、ママがダンプスターを漁っていた。夜の帳が降りた
ばかりの頃だった。三月の強い風がマンホールから立ち昇る湯気柱をしならせ、
人々が上着の襟を立てて歩道を急いでいた。私のタクシーは、向かっている先の
パーティーの2街区手前で渋滞をくらっていた。ママは4メートルほど離れた
ところに立っていた。彼女は春の冷気をよけるためにぼろぎれを肩掛けにして
結わえ、足元にブチの愛犬をじゃれさせながらゴミを漁っていたのだ。ママの
しぐさはすべてお馴染みのものだった。ダンプスターから引きずり出した金目の
物を品定めする際に首をかしげて下唇を突き出す仕草といい、お気に入りを探し
当てたときに子供が見せるうれしそうなくりくり目といい。

960954:2008/12/19(金) 23:17:33 ID:OUhXqgOR0
>>957
納得しました。言われてみると、解釈できました
ありがとうございます

英語の小説はどうも慣れない。すんなりと頭に落ちてくれない
・・・経験量が少ないだけだな
961大学への名無しさん:2008/12/20(土) 18:18:47 ID:q2qFIfE20

In figure skating, there are always tears. That's half the reason they
call the area where skaters wait for their marks the Kiss "n" Cry.
And there's usually a lot more crying than kissing. But the 2007 world
championship, which confirmed a dramatic castward shift in skating's
power balance, was an even wetter Worlds than most.
There was more spontaneous emotion among the winners, and (*1) there will
continue to be more as the sport heads to Vancouver's 2010 Olympics.(←)
That's because skaters can no longer absolutely expect a certain result.
They cannot prepare their body language or their victory speech in advance,
(*2) because there is no understood and accepted pecking order (←).
You must skate, and skate well, ― or you will lose.
(*3) When skaters do perform, and do win, they are drained to exhaustion
with no defense against overwhelming feelings (←).

                  (S.Milton, 'Figure Skating Today')
962大学への名無しさん:2008/12/20(土) 19:21:17 ID:SYQRIyuM0
1)2010年のバンクーバーオリンピックにむかうスポーツとして
 さらに涙あふれるところとなるだろう

2)なぜなら彼ら(彼女たちは)順位に対してよくわからないまま受け入れたのだから

3)スケーターが演技し勝利を手にするとき彼らは高まる感情にたいして
 抑えることができないほどに疲労困憊になるのだ

the KISS n CRY がよくわからない涙のキスかな

>>957
963大学への名無しさん:2008/12/20(土) 20:06:18 ID:y7kGWXS70
1)2010年のバンクーバーオリンピックでこのスポーツにはまた、よりいっそう素直な感情が沸き起こることになるだろう。

2)なぜなら皆に受け入れられ、理解される演技力の順番というものが存在しないからだ。

3)スケーターが演技し、勝利するとき、圧倒する感情に対して無防備で、すっかり疲れきってしまうのである。
964大学への名無しさん:2008/12/20(土) 20:24:16 ID:Lo5MsZBZ0
>>962
横だが、
1)は、will continue to be more (spontaneous)/ as (the skating) heads・・・

2)は、there is no (understood and accepted) [pecking order]

じゃね?
965大学への名無しさん:2008/12/20(土) 20:28:13 ID:5UXZkJiW0
1、(フィギュアスケートは今までよりも)2010年のバンクーバーオリンピックまで
スポーツの目玉として続く事だろう。

2、なぜなら、万人に理解され、受け入れられる、演技の順序などないからだ。

3、選手が演技を行い、勝利した時、押し寄せる圧倒的な感情に抗うすべなく
枯れ果てるまで涙を流すのだ。

直訳だとなんだか変な感じなんで意訳してます。
わからないからって日本語で誤魔化してるわけじゃないんだからねっ///
ところで二文目は
「半分は一文目(フィギュアスケートには涙が常につき物だ、かな?)のようなわけで
選手達が演技の結果を待つ場所をthe Kiss"n"Cryと呼ぶのだ」
でいいのでしょうか?"n"を挟んで大文字だし、業界用語くさくて泣きそう

それにしても、難しい・・・などと思う俺はもう色々とダメかもしれない
('A`)死にたくなっちゃうなー♪
966大学への名無しさん:2008/12/20(土) 20:59:28 ID:Lo5MsZBZ0
>>963>>965
as the sport heads to 〜の[as]は、”時間の経過とともに、〜するにつれて、”
の方だと思うよ。だって、直前にmore〜という表現があるからそのほうが文脈
が整うような気する。

pecking order 「つつき順」ってのは、熟語としてはむずいな。
体育会系の1年奴隷、4年神様みたいな年功序列主義だよね。
フィギアの世界にそんなもの存在しない、
って言ってるんだね。前田明もよく吼えてた。

drain を排水=枯れるまで泣く、と訳すセンスは買えるww
drain to exhaust 完全消耗させる、残らず吐き出す、という熟語だな

二文目の解釈は完璧に合ってると思うよ。
"n" は、「and」 の略だな。2チャンの'oaz' とか、'ry)'みたいな。

967大学への名無しさん:2008/12/21(日) 10:19:29 ID:xxQUiC0z0

フィギュアスケートは涙であふれている。判定待ちを『キッスか泣きか』
と選手が呼ぶのは半ばそのせいである。そしてそれは大抵、泣きだ。
2007年度の選手権では劇的な主役交代が確定し、例年よりもことさら涙が多かった。
優勝者達はたくまざる感情を抱いたが、2010年バンクーバー五輪に向けて、さらに
気を引き締めていることだろう。今のフィギュアで絶対的に確かな結果を期待する
ことはもはや不可能だからだ。
優勝経験者が有利だという社会認識がない以上、選手達にはボデーランゲッジや
スピーチを競技前に用意することができなくなっている。
練習あるのみ、滑り込め、さもなくば負ける。
演技し、勝ったが最後、彼らは抗し難い感情に立ち向かうすべなく疲れきって
しまうのである。

(安藤美姫選手が勝った翌年、新人の浅田真央とキム・ヨナが優勝した現状を
受けての評論です。ちょっとわかりにくかったかも知れません)

構文の復習:
there will continue to be ・・→ 今後も・・であり続けるだろう

乙です。
968962:2008/12/21(日) 13:28:20 ID:u+LXK6530
>>966
>>967
採点をまつ場所ってキスクラといわれるらしい
業界用語だったんだね乙
969965:2008/12/21(日) 19:41:56 ID:a6Bnacxe0
勉強不足が身にしみる

出題してくださった方、解説してくださった方
970大学への名無しさん:2008/12/22(月) 14:22:05 ID:7ozdZ3Q20
かつてニュージーランドに生息し、5百年前に絶滅したとされるダチョウ科
の大型鳥’モア moa ’に関する説明文です。(2008年度入試問題より。)


The biggest of the moa(モア)s , which weighed around 500 pounds or more ,
was once celebrated(記念された) as the tallest bird that ever existed.
That claim(主張), however, is not as secure(安心) as it might seem.
▼ In the past many of the skeletons(骨格) put together by museums and,
doubtless, by collectors who wished to sell record-breaking finds to
museums , contained vertebrae(脊椎骨) from several individuals so that
the reassembled(再組立てされた) skeleton was considerably taller than
any moa had been in life. ▼ 

各予備校の講評では標準難度扱いですが、結構意味が取りづらいとおも
971大学への名無しさん:2008/12/22(月) 14:58:07 ID:OpcY9GU30
過去、多くのモアの骨が
数名の個人から提供された脊椎骨を含め
美術館や、記録破りの発見物を
美術館に売りつけたいと思っていたに違いない
収集家によって集まり
そして再組み立てされた骨格は
かつて生きていたどのモアよりも、かなり背の高いものとなった

つまり、昔、美術館や個人からの提供でモア骨が集められて
できあがったモア骨格はかつて生きていたどのモアよりも大きいものとなった
って事?
972962:2008/12/22(月) 18:49:29 ID:u3dBo7i40
sell record-breakingは破格の値段ではないのかな
後、collectors who wished to sell record-breaking finds toと
なってるけどcollectorsが複数なのにfindsとなってますが
これはおkですか
973大学への名無しさん
>>971
前文がなければ、貴君の訳は正しい。しかし、ここは
「世界一大きいモアの標本とされているものが、実はニセモノっぽい。」
という文を受けている。これがむづかしい。
ズバリいうと、貴君は「individual」を誤訳しています。再考要。

>>972
結局は破格値で売りたいのですが、ここのrecord-break とは
前文の「biggest」に照応しています。これまでになく「大きな」
化石を持ち込みたいと。もしあなたが偽・インディージョーンズなら
どうします?ひたすら探す?それとも名案ある?
あと、collectors は複数ですから、find は動詞ではない、
とピンときますかね?
record-breaking は動名詞も形容詞もあり得ます。
スラッシュをどこに入れるかですね。