SARSの感染がこれほど急激に拡大したのは、1人で次々に何十人もの人に感染させた superspreader(中国では「毒王」)と呼ばれている人たちの存在が大きいと指摘されています。 次の英文はWhat Makes a Superspreader?と題する記事の一節です。
"We don't know how SARS spreads," says Dr. Balaji Sadasivan, Minister of State at Singapore's Ministry of Health, "but we have drawn the conclusion that some people don't seem to spread it to many people while others spread it to a lot." Worried health officials know that each of Asia's supercities is a single superspreader away from another outbreak.
>>946 俺は回答した者ではないが、有名な表現だよ、それ。 杉田敏のビジネス英会話でも出てきたことがあったと思う。 OALDから。 the last/final straw | the straw that breaks the camel's back: the last in a series of bad events, etc. that makes it impossible for you to accept a situation any longer
>>944 某サイトの解説・解答です。 名詞で動詞・形容詞・副詞を修飾したいときは、前置詞をつけて「前置詞+名詞」の形で 副詞句にするのが原則です(この場合の名詞の働きは「前置詞の目的語」と呼ばれます)。 たとえば、上の英文で言えば、to many peopleとto a lotは副詞句でspreadを修飾しています。 また、from another outbreakは副詞句でawayを修飾しています。
ところが、時間・距離・数量・様態を表わす名詞は、前置詞なしで、副詞の働きをすること があります。たとえば、All his life he lived in London.(生涯彼はロンドンで暮らした) のAll his lifeがこれです。「一生の間」ならfor all his lifeと言いそうですが、 この文ではforが付かずに、いきなりall his lifeが副詞の働きをしてlivedを修飾しています。 こういう働きをする名詞のことを「副詞的目的格」といいます。副詞的目的格は、動詞だけでなく、 形容詞や副詞を修飾することもあります。
>>951 [one trian] late/[three miles] wide/[two years] my senior/[Two dishes] later [three cucumber sandwiches] later/[God Almighty] anxious
[a single superspreader] away from another outbreak [ ]内の名詞句が後の語を修飾している。 [ ]内の名詞句「分」だけ〜だ、ということ。 問題の英文だと、「また別の発生から、a single superspreader分だけ、離れている」 ということになる。 そこから、「毒王が一人出れば、瞬く間にサーズが大発生しますよ」という意味合いになる。
>>953 a single superspreader 分しか離れていないからすぐ広まる ↓ サーズの大発生につながるというのは、少し抽象的で難しいものですね。
each of Asia's supercities is a single superspreaderここまでだけだと アジアの各大都市は一人の毒王である と今でも読んでしまいます。away fromを見て他の感染から離れて を訳に加えるように見えちゃいます。 アジアの各大都市は他の感染から一人の竜王「分」しか離れていない @ただこの分はいったいどこから訳に出てるのか A本番でこの形に気づけるかどうか が、少し不安です。 言われればなるほどと思いますが、本質的に理解できてないのかな・・・。
>>954 >少し不安です・・・ あ、それ、いきなり見ても、ワケわからないよ(笑 流れ説明。昨日の朝にね、ちんぽ氏(同志社)が、次の文が読めるか? って言って、なぞなぞ問題を出したのね↓。 なぞなぞ文; 「Many of the world is one harvest away from the starvation.」
Though you have your freedom to go in and out as you like , you have no more chance of getting away from me than if you were chained by the leg in a prison cell.
For half a century, America’s leaders have dreamed of erecting a shield above their nation to protect it from incoming ballistic missiles. Such a shield would help their country to recapture the sense of untouchability that its geography, weak neighbours and power inculcated and sustained―until the advent of “mutually assured destruction”. The habitual American faith in technology has helped to make the ambition seem feasible: if America can put a man on the moon, then why shouldn’t it “hit a bullet with a bullet”, as some like to characterise the task of shooting down a missile in space?
>>990 3〜5行目に関して、 until the advent of “mutually assured destruction”は、 直前のinculcated and sustainedにかかってますので、少し不味い訳し方ですね。 理想のミサイル防衛が出来れば、マッド理論からは、解放されるはずです。 (現実のミサイル防衛は非常に粗野なものですが。) それ以外は全く問題無いです。