1 :
代行者 :
03/03/03 16:47 ID:lW/y2aez
>>1 ちょっとあなた、勝手に書ける様になってからいきなりスレ立てないでよ。
3 :
代行者 :03/03/03 16:48 ID:lW/y2aez
4 :
代行者 :03/03/03 16:49 ID:lW/y2aez
5 :
代行者 :03/03/03 16:50 ID:lW/y2aez
6 :
代行者 :03/03/03 16:51 ID:lW/y2aez
主な登場人物 (一部抜粋、順不同) ニホンちゃん‥‥‥‥本編の主人公。可憐で弱気な美少女。 カンコ君‥‥‥‥‥‥ニホンちゃんになにかとちょっかいを出すが自滅する事多し。強きに従い弱きをいたぶる。 アメリー君‥‥‥‥‥クラスの番長。一番大好きの陽気な暴れん坊。 エリザベスちゃん‥‥権謀術数に長けたお嬢様。ちょっと嗜虐的なところがある。 ゲルマッハ君‥‥‥‥金髪碧眼の知性派。マイスター並みの器用な手をもつ。 アーリアちゃん‥‥‥ゲルマッハ君の双子の妹。暗殺者として養成された暗い過去を持つ。ニホンちゃんが大好き。 フランソワーズちゃん‥ワガママいっぱいのクラスの女王様。エリザベスちゃんとの仲は宿敵と書いて友と読む。 マカロニーノ君‥‥‥美女と美食をこよなく愛するプレイボーイ。 ロシアノビッチ君‥‥良家の御曹司のはずが、家が破産して今は貧乏暮らし。小学生なのに呑んだくれる日々。
7 :
代行者 :03/03/03 16:52 ID:lW/y2aez
チューゴ君‥‥‥‥‥クールで不気味な策士。クラスの不良的存在。
タイワンちゃん‥‥‥ニホンちゃんの親友。元気印の拳法娘。チューゴ君に絡まれて困っている。
アサヒちゃん‥‥‥‥ニホンちゃんを困らせることが好きな捏造娘。チューゴ君が好き。
ベトナちゃん‥‥‥‥昔アメリー君とけんかしたときの後遺症なのかどこか影のある少女。
フラメンコ先生‥‥‥五年地球組の担任。情熱的指導で子供たちを導く。
ウヨ君‥‥‥‥‥‥‥ニホンちゃんの弟。姉を心配しつつ見守っている。三年地球組。
ラスカちゃん‥‥‥‥アメリー君の義理の妹。幼さを色濃く残す無垢な少女。三年地球組。
ハプスブルク先生……三年地球組の担任。没落した旧家のお嬢様で、保母さんタイプ。
<丶`∀´>ここに詳しい登場人物紹介があるニダ
http://funshei.tripod.co.jp/about.htm
8 :
代行者 :03/03/03 16:52 ID:lW/y2aez
どうも皆さん初めまして。
当サイトは巨大匿名掲示板 2ch で大好評連載中の
連続小説ドラマ小説ニホンちゃんをまとめたサイトです。
元ネタはこちら
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=994719628&ls=100 さて、2ch からこちらにいらした方はともかく、「ちゆ12歳」など、
このサイトの元ネタを知らずにここに来た方には、まず知っておいてもらいたいことがあります。
このサイトにある100話以上小説ですが、驚くべき事に
その全てが(多少の脚色はあるものの)歴史的事実に基づいています。
とても信じられない? では、そんなあなたに質問です。
問題1 サクラのソメイヨシノはどの国が起源でしょうか?
問題2 寿司はどの国が起源でしょうか?
問題3 剣道はどの国が起源でしょうか?
答え 上記問題1、2、3ともに正解は韓国
9 :
代行者 :03/03/03 16:53 ID:lW/y2aez
嘘だと思いましたか? その通り、上記の答えは全て真っ赤な嘘です。
ただし、これを大まじめで主張している国があります。
それが韓国です。
言っておきますが個人がおかしな電波を飛ばしているのではありません。
韓国のマスコミなどが本気で言っているのです。
例えば剣道などは以下のサイトがとても詳しいです。
剣道の起源は韓国にあり!?
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/6963/ これらは氷山のほんの一角にすぎません。
韓国は知れば知るほど訳がわからなくなってくる謎の国です。
興味がわいたなら、2ch のハングル版を覗いてみればどうでしょう?
http://academy.2ch.net/korea/ 色々書いてきましたが、このサイトはそんな韓国に対して、
もう怒るのや呆れるのを通り越し、笑うしかねーYO! という立場に立っています。
読んでみればわかりますが、カンコ君に対する東海より深い愛情が感じ取れることでしょう。
それと一応最後に断っておきます。
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。
10 :
代行者 :03/03/03 17:01 ID:lW/y2aez
とりあえず立ててみますた。立てっぱなしで逃げますんで、地鎮祭よろ。
12 :
北極星 :03/03/03 17:43 ID:IDIcl6Jk
メゾン・イベリア――。 ユーロ街の下町にある年代物のアパートです。 赤屋根に白漆喰の壁、赤褐色の焼きレンガのアーチは、今日も瀟洒にして素朴なたたずまいを みせていました。だれかが「古時計が似合う」と形容したとおりに、つもる歳月に古びること なくむしろ懐のふかさを感じさせました。 ユーロ街の南端に近いこのあたりでは、よく晴れればすでに春眠暁を覚えぬ風情がただよい、 うららかに、またいささか怠惰に一日が過ぎゆくのでした。 「すう……くわああ…………ぐう………」 メゾン・イベリアの最上階の一室に規則的な寝息がひびきました。 昼下がりの広大なリビングはじつに野性味に溢れていました。 あちこちに読みっぱなしの古雑誌や新聞が散らかり、壁際にはワインの空き瓶やチーズやタコ スの空き箱が乱雑につまれています。脚が渦巻き状にまくれた安楽椅子の背中には脱いだまま の上着が何着もかけられていました。 チーク材のアンティークで統一されたインテリアは本来すっきりあかぬけた雰囲気をつたえる はずです。それが美意識にすぐれるもののそれを維持する手間を面倒くさがる主人のせいで、 山賊のねぐらのような様相を呈していました。
13 :
北極星 :03/03/03 17:44 ID:IDIcl6Jk
「うーー…………」 寝椅子でシェスタをむさぼる女主人が寝返りをうちました。 20代も後半にさしかかった凄艶な美女でした。ユーロ人には珍しい翡翠のような黒髪にか るいウェーブがかかり、寝乱れて情熱的な大きな目をかくしていました。 寝椅子から脚がはみだすほどの長身で、玻璃細工のように華奢なのですが、肩から腰にかけ てのラインは誰しも目を奪われるほど魅惑的です。 その寝顔は天使のように邪気がなく、清らかでした。彼女をしるすべての人を「黙っていれば 引く手あまたなのになあ」と嘆かせる美貌は大理石の彫刻を思わせるのでした。 「アネキ!! たいへんだよたいへんだっ!」 玄関のドアから痩せぎすの少女が飛びこんできました。 「すうーー……」 「起きてってば! たいへんなんだよ!!」 「うう〜〜ーー…………」 はげしく揺さぶられて、絶世の美女は不機嫌に眉をしかめました。やがてもぞもぞと身をおこ すと、しどけない風情で妹をまっすぐ見つめました。 「うーー、バスク? どうしたのそんなに息を切らせて……」 五年地球組担任・フラメンコ先生は、ふああ、とあくびと伸びを同時にしました。逆光を背に して、神の気まぐれのように見事なスタイルがうかびました。
14 :
北極星 :03/03/03 17:45 ID:IDIcl6Jk
「のんきに寝てる場合じゃないよ! いい? アネキよく聞きなよ?」
「んあーー……」
「いいかい? あのね……新スレが立ったんだ」
まだ寝ぼけている姉の細い肩をつかんで、バスクさんは恐ろしそうに声をひそめました。
「新スレが?」
「そうだよ!」
「それがどうしたの?」
「わかってないな! 前回1000を踏んだわけでもないのに勝手にスレを立てたんだよ!? 許
せないじゃないか!?」
「うん?」
フラメンコ先生は一瞬きょとんと妹の顔をみつめました。
「まったくなんて勝手なことをするんだろう! ルール違反もいいとこだよ!!
>>2-3 の
過去スレのリンクも張り直してるしさ? 削除依頼を出さなきゃ!」
「…………」
「アネキ、パソコン借りるよ! ところでそろそろ新しいの買いなよ。いまどきCPUが486なん
てどうかと思う」
「ふ……ふっ………」
「アネキ?」
義憤にかられるバスクさんをよそに、フラメンコ先生の肩がこきざみにふるえだしました。
「くっ…くくっ…………」
「え、え?」
「ぷはっ!」
ついにこらえきれなくなって笑いが爆発しました。
15 :
北極星 :03/03/03 17:46 ID:IDIcl6Jk
「あははははははははははは! ねえバスク、あんたってば同人板から来たのね? あそこは 1000getズサーしたものだけが次スレを立てられるという鉄の掟があるときくけど、あんたはあそ こで叩かれたことがあるのね?」 「そ、そうだよ! それがどうかした!?」 「あのね、かわいいバスクちゃん。いいこと教えてあ・げ・る」 フラメンコ先生は、歳の離れた妹のあごをつまんで上向かせました。 「な、なんだよ!?」 虚勢とはうらはらに、バスクさんの声には狼狽が忍び寄っていました。 そもそもこの10歳以上も年長の姉は苦手なのです。背が低くて少年のように痩せぎすで、いま だに小学生に間違われることもしばしばのバスクさんのコンプレックスを、この姉はまぶしく 照らすのです。 そのヴァイオレット色にけぶる瞳でのぞき込まれると、妹ながら背筋のぞくぞくするものがあ りました。 「あのね……ハン板では誰が次スレを立ててもいいのよ」 「え″っ?」 「同人板のルールはあくまでローカルルールにすぎないの。ハングル板ではそうではないのよ。 なのにあんなに怒っちゃって、ほんとうにあなたってばかわいいわ」 「あっ……う…………!」 熟柿のように、バスクさんはみるみる赤面していきました。長い指がバスクさんの頭をなでる と、照れが頂点にたっし、姉の手をふりはらってさけびました。 「ま、間違いはだれだってあるだろっ!! なのにあんなに大笑いしなくてもいいじゃないか ーー!! ちくしょー、サクラダファミリアのまえでデビルマンよろしくたたずんでやるーー ーーーッ!!」 目に涙をためて走り去ろうとした瞬間、 「待ちなさいバスク!!」 鞭のように厳しい叱声が彼女の足をくぎづけにしました。
16 :
北極星 :03/03/03 17:47 ID:IDIcl6Jk
「なっ……なに?」 こわごわ振り返ったバスクさんが見たものは、意外にもフラメンコ先生の笑顔でした。 「あのね、このお部屋もだいぶよごれちゃったでしょう? そろそろ足の踏み場もなくなって きちゃったわ。だからさ」 「……だから?」 「でかけるまえにお掃除してくれない?」 「うるさーーーい!! 自分でやれ。いっつもアタシに掃除させやがってーーーっ!! この 嫁き遅れ!!!」 「あら失敬な。相手を選んでるだけよ」 轟音とともに玄関が閉じられました。ドアがきしむほどの勢いで飛び出していったバスクさん のせいで、室内にはしばらく埃がただよっていました。 「つれないわね。ま、もうすこし散らかしたら我慢しきれなくなってお掃除してくれるわ」 フラメンコ先生は、テーブルに直接すわると、昨日の食べ残しのパエリアを一巻きして、口に 運びました。 「うん、美味い。ああ、そういえばお約束を忘れていたわ」 彼女はカメラ目線に向きなおると長い脚を組みました。 「ニホンちゃんもこれで17クール目。いろいろあったけどここまで続いてこれたのも一人ひと りの読者のおかげだわ。これからも萌えと諷刺とお笑いで国際情勢を語っていきたいものね。 それではみんなに……」 人差し指と中指が情熱的な唇に押しあてられました。 やがて音もなく投げキッスはどこかに飛んでいったのです。
17 :
北極星 :03/03/03 17:49 ID:IDIcl6Jk
ニホンちゃん史上最長の地鎮祭を敢行!
>>1 スレ立て乙
>>17 お疲れさまです。
もうそろそろ新スレ+地鎮祭ドラマを期待してましたが、
予想以上でした。
19 :
北極星 :03/03/03 18:23 ID:IDIcl6Jk
しまったこれ忘れてた。
>>1 スレ立てお疲れ様です。
>>18 ありがとうです。
美人の描写ってむずかしいですね。思い知りました(w
20 :
押得手君男 :03/03/03 18:58 ID:sBDwSHJH
地鎮祭ってなんですか?
>>20 じちんさいと読みます。上半身半裸になって、キムチをばら撒きながら車で移動しつつ、
「朝鮮労働党万歳!!朝鮮労働党万歳!!」と叫びながら民家に放火。
公園に突入し、子供達にもキムチをぶつけながらマンセーマンセー叫びつつ車を降りて行進します。
車を降りた後、チョゴリを着てパラパラを踊りながらキムチを撒いた後、
「チョゴリ切られた!チョゴリ切られた!顔はよく見えなかったけどニポンジンだった!」と叫びます。
そしてそれを二回繰り返した後、近くのマンションの全ての階でピンポンダッシュ。
屋上から「植民地支配の謝罪と賠償!植民地支配の謝罪と賠償!」と叫びながら飛び降り、
再び車に飛び乗った後、高速道路を51kmで走りながら、キムチをばら撒き、
料金所を突破します。そして高速道路を降りた後、自宅でキムチと共にキムチ汁を飲みます。
韓国で昔から続くお祭りです。
22 :
:03/03/03 19:15 ID:dnotRAxq
24 :
更科うどん :03/03/03 21:54 ID:6dOitL8j
『男という生き物』 マカロニーノ「なあアメリー、君はサウジちゃんと仲いいね」 アメリー 「まあね。生意気で手におえない所があるんだけど、それがまたカワイイ んだなこれが(てれてれ)」 マカロニーノ「あー。わかる、わかるよアミーコ! じゃあペルシャちゃんは?」 アメリー 「アイツはだめだ」 マカロニーノ「なんで?」 アメリー 「だって生意気で手におえないから」 更科うどんです。新スレ突入記念というわけで、景気づけに小ネタをひとつ。 サウジアラビアとイランでどうしてこうも対応が違うのだろう?
『匣の中の娘』
カンコ「キッチョム兄はニホンが好きニダね」
キッチョム「いかにも世間知らずなところがつけいりやすいニダ(ウェーハッハッハー)」
カンコ「その割にはこのあいだ家に招待したときにはすぐに帰られてしまったハセヨ?」
キッチョム「まあ仕方ないニダ」
カンコ「いつものキッチョム兄らしくないニダ。どうしたハセヨ?」
キッチョム「しゅごいマジックを魅せてもらって満足したニダ。箱の中にはニホンがぴったり入ったニダ<*`∀´> 」
カンコ「・・・なんだか羨ましいニダ<*`Д´>ハァハァ」
新スレおめでd
というわけで
>>24 に続き小ネタをば
加菜子タソ(*´Д`)ハァハァ
すいません、電波浴びっぱなしで書いてしまいました。猛省します。
27 :
& :03/03/04 02:04 ID:C71BT8XR
素晴らし過ぎる地鎮祭の激しく乙! フラメンコ先生の1ファンとして鮮烈に記憶させていただきますです いやホントにフラメンコ先生(´Д`)ハァハァ
28 :
『よかちょろ』 :03/03/04 04:19 ID:ANLomolb
「あきれるねぇ。姉さん、カンコが漢江の奇跡とか言ってるのを感心ちゃだめですよ。 ウチがお金を出したから。経済発展してるっていうのに、 反省なさい。姉さんが何も言わないから、ああいう風にカンコの奴がつけ上がるあがるんだよ」 「ウヨは、カンコ君がウリナラマンセーするのは、私が下手に出てるからとおっしゃるが、 ウヨだってよくない」 「なにを馬鹿な……」 「いいじゃありませんか。カンコ君が自分なりに考えて補償金を使って急成長したんだし。 自分が手にした金を自分で喜んで使っているのを、小言を言わなくても」 「なにを言ってるんだよ。カンコが自分ひとりの力で経済成長したと言いふらしてるのを 発展の手助けをした人が感心して褒める事がありますか」 「ほめたりはしないけど、たしかにカンコ君ちで漢江の奇跡と呼ばれた時がありました。 カンコ君が十年後には家とかたをならべるといいました。 そのときは、十年後。うふふ、いまだに十年後」 「なにを馬鹿なことを言ってんだよ」 よかちょろという馬鹿話でございます。 私も小ネタをば
29 :
園児一世 :03/03/04 05:27 ID:HS1mctBt
ニホンちゃん、本になったら買うのにな。どっかの出版社が出したらいいのに
30 :
ジーク・ニホン :03/03/04 09:38 ID:FLMkQiVR
>>29 >園児一世
>ニホンちゃん、本になったら買うのにな。どっかの出版社が出したらいいのに
ご自分で自費出版されたらどうですか?
31 :
:03/03/04 15:25 ID:zwLIJlrZ
出るわけない。 素人の文章をそのまま出版する編集者がいたらお目にかかりたいものだ。
32 :
:03/03/04 17:21 ID:hEKxGquP
33 :
:03/03/05 04:38 ID:yf6NCpRF
>>29 一般の流通ではまず無理だろ。
それこそ「コミケに逝け」としか・・・
34 :
:03/03/05 05:23 ID:kGtXMHLA
試しに自分で製本して、大阪鶴橋で露天でも開いて売ったら? 怖い、怖い。
35 :
c :03/03/05 05:27 ID:AloRjGaT
36 :
名無しさん :03/03/05 07:25 ID:PiPjLxFF
しかし5年地球組って問題児ばかりだな、まあ一人ブッちぎってるのがいるけど。 このクラスは学校が問題児を集めて作ったんだろうか。それでも皆仲がいい。一人 友達いないのがいるけど。
37 :
:03/03/05 11:10 ID:rqp5jt2E
38 :
:03/03/05 20:45 ID:pm0yNYEq
ニホンちゃん本にしても売れないんじゃないか? 宣伝すれば売れるかもしれないけど宣伝費用もないし 2CH内の浸透率はどれくらいなの?
39 :
:03/03/05 20:56 ID:rlN702JK
>>38 いや、俺は売れると見た。根拠は以下の通り。
ニホンちゃん本発売
↓
かの国から猛抗議
↓
(あまりの抗議の凄まじさに、全国で話題沸騰)
↓
法則発動
↓
バカ売れ
40 :
名無しさん :03/03/05 22:07 ID:0u1tETv/
41 :
:03/03/05 22:26 ID:kGtXMHLA
そろそろ、「ここは作品をアップする場所です。関係のない話は他所でやって ください。」とかいって、自治ヲタの皆さんが登場するはずなんですけど。 でてきませんねー。
では自治ヲタの代わりに世界一優秀な柳一族が登場してやるニダ プ 関係ない話はどっか他所でやれニダ プ
43 :
独り言 :03/03/05 22:51 ID:/MfUNmR1
日本ちゃん、漫画化大賞・・・2chで出来ないかなあ・・・。 ここは、やっぱり、鶴の一声(ひろゆき君のメルマガ)で特集してもらわん事にはねえ・・・。 って、それ以前に、ハングル住人以外には、理解できないネタが多すぎってのも考え物だねえ・・。
44 :
北極星 :03/03/05 23:05 ID:PbrsmziO
>漫画化 やっぱり地道に盛り上げていくのがいちばんの近道だと思うんですがどうでしょう。 ということであなたもレッツ作話!
45 :
:03/03/05 23:40 ID:oXii4gD0
以前、「よりぬき ニホンちゃん」と銘打って、今までのニホンちゃんの作品の中でも 秀作のものだけを集めた本を作ったら面白いかなぁと考えたことはあるけど、 著作権がどうにもならんなぁということで投げたことがある。
46 :
:03/03/05 23:46 ID:nFdVfxSZ
自分、気に入った話だけ抜き出してプリントアウトして簡単に製本したよ。 かなり厳選したつもりだが、それでも80p越えたーよ。 出版は難しいだろうから、個人で作って楽しむしかないだろ、現実的にゃ。 漫画化……で、誰が描くのかと小一時間……。
47 :
(`´) :03/03/06 00:03 ID:kSiYJFzD
ーツV(( / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ / ヾ |
>>28 を見て『アキレスと亀のパラドックス』を思い出したニダ!
i ( \ ,,/ ) | おかげで頭が痛くなったニダ謝罪と賠償をy(略
ヾ__i __ /( \
(__ヽ _,. ノ  ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ \//
丁 (
,く_ フフ
y_ _, ィ
49 :
:03/03/06 00:47 ID:GZ/6Q9vk
とりあえず角二に最近はやりの擬人化スレの一つとして絵師誘導のスレをたててみるとか
50 :
:03/03/06 12:41 ID:UM0bDTgR
なんかどこまでも他力本願なのな。 「オレが描いてやる!」というやつはいないのか。
51 :
超監督 :03/03/06 17:46 ID:+QJG/czU
例えば「私が描く」なんて言ったらブーイングの嵐&資金不足。 よって、他力本願。 ようはブーイングが怖いんだ。自分は。 (それから、うちの親の堪忍袋の尾が切れるかも)
52 :
SIkI :03/03/06 18:43 ID:jc8X5XIA
>>48 カンコ「ようやく分かったニダ、ウリがニホンに追いつけないわけが」
ニホン「そう どんな理由?」
カンコ「『アキレスと亀のパラドックス』ニダ、前を歩いている亀を抜かすことは
出来ないニダ」
ニホン「・・・・それで自分を納得させるのなら私は何も言わないけど・・・」
タイワン「ホント、バカンコはバカンコねえ、ニホンちゃんが亀のわけないじゃない
ウサギよウサギ 今もだんだん差がついてるのよ」
マレシア「ウサギじゃないよ馬だよ馬、今もモウレツに引き離されてるんだよ」
カンコ 「お前ら馬鹿な事言うんじゃないニダ!」
アメリー「みんな、ニホンちゃんを買いかぶりすぎだよ、」
カンコ 「アメリーの言うとうりニダ、おまいらは反省しる!」
アメリー「カンコが追いつけないのは、ニホンちゃんが速いんじゃなくて
カンコが転んでばかりだからダヨ」
みんな 「なっとく!!」
カンコ 「お・・おまいら、どっかいっちまえ〜〜〜〜ニダ!!!
ウリも前から消えふせるニダ!!!」
みんな 「ウェーハッハッハー」
osimai
53 :
:03/03/06 19:01 ID:UM0bDTgR
54 :
:03/03/06 22:14 ID:EbaBAmPH
>>45 とりあえず、どこか専用のスレでも作って秀作を聞いて、でその後その話の作者さんに
著作権放棄をしてもらえば良いのでわ。例えば三毛さんみたいに大量に書いてるコテハンが
放棄してくれれば全シリーズの放棄も夢ではないかも。
PDF化して、「これを印刷すれば本になる!」みたいなものを作っても良いだろうし。
とりあえず、今度から1に「このスレッドに投稿された作品の著作権は放棄されたものとする」
みたいな文を入れるべきかもね。法律には詳しくないんで専門家ぷりーず(W
55 :
:03/03/07 00:05 ID:U+bkNZ7t
>>54 別に著作権放棄しなくても、
「専用のサイトを作って責任の所在をはっきりさせ、
アドレスを本スレに掲載すればお話を自由に使ってOK」
とか書いておけば充分。あと、「作者もここに書き込んだ
時点でこの条件に同意したものとみなす」とか。
……と言うか、「やってやる!」ってヤツもいないのに
こんなこと議論しても空しいだけだよなあ。
56 :
:03/03/07 00:24 ID:LS+6jvaZ
たしかにムナシヒ。 みんなイラストなりストーリーなりアップしようよ。
57 :
初参加 :03/03/07 00:31 ID:HwrEm+nx
晴れ晴れとした朝日が、今日も、学校に降り注いでいます。 (´ー`)ノ「皆、おっはよー!」 いつもと変わらず、登校してきたニホンちゃん。 しかし、教室に入るになり、ニホンちゃんは、そのただならぬ雰囲気に気づきました。 (*゚Д゚)ノ「いい加減、出しなよ!さもないとぶつよ」 メアリー君が、大勢のお友達と一緒に、誰かの机を囲んでいました。何だか、メアリー君は、ひどく怒っています。 よくみれば、机を囲まれているのは、フセイン君でした。フセイン君は、以前、クエートちゃんを苛めた事で、問題になった男の子です。そのフセイン君の机を囲っているのは、ユーロ班の男の子たちでした。 また、アメリー君の怒声が飛びました。 (*゚Д゚)ノ「君が、またイジメをしようと思って、机の中にバットを隠してるのは知ってるんだよ」 (*・∀・)ノ「言い掛かりだよ!何か証拠あんの」 (*゚Д゚)ノ「だったら、机の引き出しを開けてご覧。バットが隠してある筈だよ」 (*・∀・)ノ「どうして、君に、僕の引き出しの中を見せなきゃいけないのさ!」 どうやら、フセイン君が武器を隠し持っていると、メアリー君を疑っている様です。 周りを取り囲んでいるユーロ班の子たちも、メアリー君に賛同の声を上げました。 (`-´)「おい、フセイン君。アメリー君の言う通りだぞ。引き出しを開けないのなら、ぶたれたって仕方がないぞ」 (*・∀・)ノ「そんなの傲慢だよ」 頑固なフセイン君。遂に、メアリー君は、拳を振り上げました。 (*゚Д゚)ノ「ようし!ぶん殴ってやる。そして、君が、毎日売りさばいている“セキユ”とかいう美味しい水も没収してやる」 このやり取りを傍観していたニホンちゃんは、ハラハラ・・・。一体、どうなる事でしょうか。
58 :
初参加 :03/03/07 00:32 ID:HwrEm+nx
( ゚ Д゚)「ちょっと待った!」 ユーロ班の男の子たちが、フセイン君に詰め寄る中、突然、割って入る子達がいました。 ロシアノビッチ君、フランソワーズちゃん、ゲルマッハ君、そして、この取り合わせには珍しく、チューゴ君の姿がありました。 ( ゚ Д゚)「証拠もないのに、殴るのは間違ってるよ」 振り上げたメアリー君の拳をつかんだゲルマッハ君。 < `∀´>「乱暴なのは、メアリーの方だよ」 珍しく、まともな事をいうチューゴ君。 ( ゚Д゚)ノ「メアリー君は、そうやって、フセイン君の“セキユ”を取りたいだけなんだろ」 メアリー君の痛い所を付く、ロシアノビッチ君。 (+_+)「メアリー君。まずは、皆で話し合おうよ」 メアリー君とフセイン君の間に割って入るフランソワーズちゃん。 この思わぬ横槍を切っ掛けに、フセイン君側とアメリー君側に分かれて、大論争が起こりました。 それを黙って、もじもじと眺めているニホンちゃん。 その存在に気づいたフセイン君は、ニホンちゃんに声を掛けました。 (*・∀・)ノ「ねえ、ニホンちゃん!君は、僕の味方だよね」 名指しされて、オドオドするニホンちゃん。 (´-`)「ええ・・でも、メアリー君とはお友達だし・・」 (*゚Д゚)ノ「そう、ニホンちゃんは僕の味方だ」 (´-`)「でも、私、暴力嫌いだし・・・」 いつも優柔不断なニホンちゃん。その態度に、皆からブーイングが上がりました。 (*゚Д゚)ノ(*・∀・)ノ「ニホンちゃんは、どっちの味方なの!!」 ・゚・(ノД`)・゚・「一応、メアリーちゃんに味方だけど・・・ああ、分かんないよぉ・・・」 とうとう、ニホンちゃんは、泣き出してしまいましたとさ。 【キャスト説明】 メアリー君(アメリカ)。フセイン君(サダム・フセイン)。 ユーロ班(欧州)。ロシアノビッチ君(ロシア)。フランソワーズちゃん(フランス)。ゲルマッハ君(ドイツ)。 【元ネタ】 イラクに言い掛かりを付けて、強引に軍事制圧をもくろむアメリカ。それに対し、日和見的な態度を取る日本政府を物語化してみました。 細かい事は抜きで、時事ネタを物語化・擬人化して、ニホンちゃんを永遠に続けましょうや。 それにしても、ニホンちゃん辞書を読んでも、何の擬人化なのか、元ネタは何なのか、良く分からんものが多すぎ・・。
それより、ニホンちゃんを補完してる管理人さんは、ファンクラブを作って欲しい。そして、皆で、オフ会しましょうや。
『逆転しない裁判』 「ですから、わたくしたちといたしましては、イラクの自助努力を評価するべきと思いますの」 ∧∧∧ < 異 > < あ議 > ( ゚ぺ)ノ .< り !! > デスワ ξ~ー~(0L0 ) イラクニモ ゴブノタマシイ!! ┌‐────┐/|☆ / . ∨∨∨ / ⊆( ノ L |アメリー .| ̄ ̄ ̄\ イラク→ (´_ゝ`)フーン/ ̄ ̄/ ̄ ̄/ ├───‐─┴───────────────‐──┐ │イラクのやっていることは法廷引き延ばし戦術だ! | └───────────────────────┘ 逆転裁判真っ青なアメリー君の物言いにイラク君の弁護団、フランワーズちゃんにゲルマッハ君は色をなしました。 「だまらっしゃい! 第一、アメリーは早急すぎますわ」 フラメンコ先生やカナディアン君(ほとんど目立たないが)も交えて喧々囂々の議論。 判事役のコクレン先生はどうしたらいいものやらと困り果て、そんなこんなでニホンちゃんを証人喚問。 _ (;^▽^) < 「ずばりニホンちゃんは何も考えていない」> (0L0 ) ノi イ  ̄ <「ぅぅん、そんなことないよ!」  ̄| L シドロモドロ ムテイケン(・A・)イクナイ 見事に看破されてしまったニホンちゃん。 もうダメダメですが、アサヒちゃんの手前で本音なんかいえっこない罠。あれやこれやと言い繕います。 (T▽T)<「とりあえずトル子ちゃんに資金援助しまつ」 マタカヨ!! 「・・・・・・・・」>(゚ぺ ξ~ー~(0L0 ) いとふゆ
>>57-58 同じネタで作話してみました。
微妙にニホンちゃんの態度が違うのは、まあ解釈の違いということで。
『おまけの裁判AA』
<#`Д´>O < 「ウリの出番がないニダ!!」
Oー、 //|
\ (;;V;;) / ビリビリ
) ヽ \
 ̄ ̄ ̄ ̄ , ⌒ヽ !!
スコン! d`・._.・´b
|ll __(⌒人⌒)__
|l┌‐┐l|/ \⌒/ \
┌‐────┐l|{三:::})ヽ ∨ /,|
|コクレン . | l|┴-┴|l | TTTTУTTTTl |
├───‐─┴────────────────────┐
│カンコ君! |
|法廷侮辱罪でタイ━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━ホ!!!!!です. |
└─────────────────────────‐┘
62 :
名無しさん :03/03/07 04:16 ID:R60x66NH
今昔の話読んできたけどカンリョーさん可哀想過ぎる。
63 :
名無しさん :03/03/07 17:54 ID:M3lre8JV
>カンリョーさん ・・・・誰?
64 :
こち鶴 :03/03/07 19:11 ID:Foe/zovW
>>63 両津勘吉→Kankichi Ryotu
→カンキチ リョーツ→カンリョーさん
>>57-59 ちょっとあなた!初参加だからって勝手にキャラの名前変えないでヨ!
最後にゃアメリーちゃんって性別までかわってるじゃない!(w
(最初に主なキャラ紹介もありますので、参考にされては如何か?)
66 :
sage :03/03/07 19:45 ID:Tu8ojno5
「フセイン君」ってのもちょっとどうかと。
イラクちゃん家のフセイン父さん、ってあたりが妥当だと思うが。
ニホンちゃん家のジミンパパさんみたいに。
>>64 それ何話?
67 :
:03/03/07 19:50 ID:KXeJJvbk
つーか、キャラクタの設定無視ってのは困るんじゃないの?
68 :
66 :03/03/07 19:50 ID:Tu8ojno5
ageてしまった。 初心者まるだしです。すいません。
誰ものってきてくれないニダ・・・(ノД`)・・・ かといって自作自演する勇気もないニダ・・・ その上、アメリーちゃんじゃなくメアリーちゃんだったニダ・・・鬱・・・
70 :
:03/03/07 22:38 ID:6iFsgRdy
>>69 >>65 のツッコミに同感だったもんで
「む、漏れ的には……」と言う気も起きなかった罠。
作品うpしてくれるのは嬉しいが、せめて基本設定だけは踏襲してほしいよな、やっぱり。
71 :
ー :03/03/07 23:02 ID:HwrEm+nx
今日も、カンコ君は、一人で公園で遊んでいます。
おや、向こうから、何やら大勢の一団が歩いてきます。
先頭を行くはニホンちゃん。その後をアメリー、エリザベス、ゲルマッハ・・・な、何と、今までの登場人物が全員続いています!
カンコ君「な、何だニダ!?どうしたニダ?」
ニホンちゃんを筆頭とする一行は、カンコ君を見つけると呼びかけました。
ニホンちゃん「カンコ君、あなたもいらっしゃい!これから嘆願活動に行くわよ!」
カンコ君「嘆願活動って何だニダ?」
ニホンちゃん「決まってるじゃない!2chの雑誌『2chプラス』に、ニホンちゃんを連載してくれる様に、ひろゆき君に嘆願するのよ!」
アメリー君「ニホンちゃんのお話投稿用掲示板を設けてもらったり、採用者への特典を考えてもらったり、打ち合わせの為のオフ会を重ねたりも、しなくちゃならないからね」
カンコ君「よし、それなら、ウリも参加するダニ!」
さあ、皆でひろゆき君に嘆願だ!
[email protected]
>>69 では御期待に答えて。
>>65 む、俺的にも基本設定を無視するのは問題だが
すみません。名前を間違えちまいました。 さあ、皆で、ひろゆき君に嘆願しましょう。 全体像が分かっていない私は、見当違いの嘆願を送ってしまいそうなので、自粛しまふ。
74 :
:03/03/08 22:01 ID:iR4wUpt0
でもひろゆきは嫌韓廚きらいだからな つかおれも嫌韓厨嫌いだけどここだけは例外的に好き
75 :
(・−・) :03/03/08 22:15 ID:vFz9rtLM
一度設定&公式HPに目を通してから、清書するってのはどうかしらん?
76 :
:03/03/08 23:22 ID:MjT3GkJR
>74 な〜にカンコ君が活躍する話を今の倍くらい書けば嫌韓とは思われないですよ しかしそんなにカンコ君ネタがあるのかどうかは保証できませんが
77 :
さげ ◆M07W0FnNEs :03/03/08 23:48 ID:AJxnkTzM
>74 嫌韓と嫌韓厨を混同しちゃいけませんね(笑)。 ここの職人さんはほぼ全員が嫌韓であって「厨」はおりませんが、何か?
78 :
* :03/03/08 23:53 ID:7yiEPAt0
<<75 そうだね、シリーズとして長く続いてるしある程度設定が固まってる所は あるもんね。キャラ名とかは、 スレの冒頭から公式HPに飛べたよね?自分は公式HPでニホンちゃん知ったよ
79 :
あ :03/03/09 00:32 ID:WrcfHyQo
むしろ本当の意味での親韓だ
┌───────────────────┐ │連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 │ │ / │ │ にゃ〜ん__/ , i i ヽ. 先 │ │ ,く / f ! i、 / | / i │ │ \ツ i || | V >┼─| 生 │ │ ! ||丶ゝ __ !/ . │ │ 丶ゝ( ~.,,、フ ( 授 │ │ あう" _ _ ソ) ヽr'" ( ( ヽ │ │ ツ〜'"ン ((ヽ ゝ く、)/'ハ、 業 │ │ ミ ̄/ ゝ ` ー-< "(、,ノ| . │ │○ V / r ヽ /⌒ヽ | は │ │ Y/ / | ヽ Σ(// \| │ │ !| |_ ノ !\ | | k( ノ \ .? │ │.2 ゝ __ `ー-!へ|/-Y . │ │ ),, ー-- ノハ、 \ . │ │点 、_ "" ,ノ~ \ \ . │ │ へヽ >ー─┐ ) \ │ └───────────────────┘
81 :
名無しさん :03/03/09 02:10 ID:03f4o7Na
あのカンコ君の奇天烈ぶり・・・。ところで僕も話書いていいですか?
82 :
:03/03/09 02:31 ID:Jb/aQlVZ
あの〜、例えばですけど「ニホンちゃん」をラジオドラマ化して web上で公開〜、なんて案を前々から考えていたんですが、このスレの 皆さんはどう思われるでしょうか? 作品では無いのでsageで質問。
84 :
(・−・) :03/03/09 03:30 ID:xflQl46F
えへへ、むかしむかし同○誌で大もうけした人たちが自分の話を 大枚はたいてラジオCDにして妄想を現実化させたそうですー。 こっちはそんなお金ないよねーw。 えへへ、関係ないのでサゲ。
85 :
名無しさん :03/03/09 04:36 ID:03f4o7Na
>>82さん ありがとうございます、81です。他のHPでは別の名で書いてますが2ちゃんね るではこの名で書かせてもらいます。では
86 :
名無しさん :03/03/09 05:10 ID:03f4o7Na
その1 今日は地球組で野球大会、男組と女組に分かれての親善試合です。オーダーは 男組 1番 セカンド マレーシア 女組 1番 キャッチャー タイワン 2番 センター ゲルマッハ 2番 ショート ベトナ 3番 ライト チューゴ 3番 ピッチャー ニホン 4番 ピッチャー アメリー 4番 センター アーリア 5番 ファースト ロシアノビッチ 5番 サード キューバ 6番 ショート モンゴル 6番 ファースト フランソワーズ 7番 キャッチャーイン堂 7番 ライト インドネシア 8番 サード マカロニーノ 8番 セカンド トル子 9番 レフト カナディアン 9番 レフト エリザベス あれ、我らがカンコ君ベンチです。どうやらいつものラフプレイや没収試合のせいで皆から 出してもらえないようです。 さあプレイボールです。ピンクのユニフォームの女性陣、ニホンちゃんが振りかぶります。 打者に背を向けて投げる独特のフォームから繰り出される速球と七色の変化球の前に重量打線 を誇る男性陣を三振の山を築いています。 打ってはニホンちゃん、足を振り子にしてクリーンヒットです。そして盗塁、もう大活躍で す。 初めはたかをくくっていた黒いユニフォームの男性陣、次第に焦りはじめます。なにせ5回 で三振が二桁になってしまったのですから。 「あの投げ方も打法もウリの朴利ニダ!」とカンコ君が叫びますが誰も聞いてません。ロシア ノビッチ君の酔いも醒め男性陣何とかニホンちゃんを攻略しようとします。
87 :
名無しさん :03/03/09 05:22 ID:03f4o7Na
その2 どうやらニホンちゃんは小柄で非力な為ボールが軽い様です。それに気付いた 男性陣ストレートに狙いをさだめ一発攻勢をかけます。連打の女性陣と長打の男 性陣、勝負は白熱したものとなり最終回に入りました。 9回裏4対3で迎えた男性陣最後の攻撃、ツーアウト満塁の絶好のチャンスで す。ここでむかえるバッターは 「ウリニダ!」 なんと、カンコ君です!確かベンチなのに? 「僕の打順なのに・・・。」 可哀想にカナディアン君、忘れ去られてます。しかし誰も気付かないまま最後 の勝負です。 カンコ君、たちまちツーナッシングと追い込まれます。あと一級コールが場内 に響きます。さあニホンちゃん最後の一級か? カンコ君思いっきり振った!打球はぐんぐんのびていきます。 「入った!」 誰もがそう思いました。
88 :
名無しさん :03/03/09 05:38 ID:03f4o7Na
その3 しかし、アーリアちゃんフエンスによじ登りボールを取ってしまいました。 試合終了です。 勝った女性陣ニホンちゃんのいるマウンドへ向かいます。勝利を讃え合って ます。 「アイゴー!謝罪汁!」 主審を務めていたフラメンコ先生、カンコ君をなだめようとします。その時 カンコ君の持っていたバットが折れていることに気づきました。そしてそのバ ットの芯がスーパーボールであることも! 親善試合とは思えない行為に怒ったフラメンコ先生、没収試合を宣告しまし た。当然男性陣の負けです。 「てんめええええええええええええええええ!!!!!!」 必死にやった試合が没収された男性陣、カンコ君に殺到します。皆手にバッ トやらトンボやら持ってます。 「アアアアアイイイイイイイイゴオオオオオオオオオオ!!!!!」 グラウンドがカンコ君の血で紅になっていきます。そんなありふれた夕暮れ で楽しい試合はおわりました。 以上です。あと「一級」は「一球」です。駄作申し訳ありませんでした。
89 :
名無しさん :03/03/09 06:11 ID:03f4o7Na
ちなみに元ネタはニホンちゃんのトルネードと振り子の他はありません。近鉄 とオリックスが好きなので使わせてもらいました。
90 :
:03/03/09 10:54 ID:q0qG9sNN
うあああ、画像掲示板に荒らしが来てるニダ! ウリナラからの攻撃ニカ?
91 :
:03/03/09 12:59 ID:wc2rh1u/
カンコ君以外全員常識人というところが絶妙な設定でいいですね。
92 :
ナナッシィ :03/03/09 14:05 ID:knbcsvVS
『最低な男』 風雲急を告げる地球小学校。 どうにもきな臭い雰囲気が、校舎全体に漂っています。 そんな一触即発の空気の中、それでもあくまでマイペースな少年が一人。 「おい、アメリー!いい加減ブラジャーとの話し合いに応じるニダ! そんでブラジャーを悪者扱いするの止めて、ラジコンを東池の上飛ばすの止めて、 重たい油もご飯も提供して、ウリを二回も自転車で轢いたことも賠償するニダ!」 体育館の裏では、カンコ君が口角に泡を飛ばしながらアメリー君に食って掛かってました。 どうにも当事者の一人であるという自覚が足りないようです。 体育館の壁に寄りかかり、腕を組みながら黙って聞いていたアメリー君、 最近いろいろとお疲れ気味で心底不機嫌な様子ですが、仕方なく応えました。 「・・・・どの辺を一番強調したいのかは敢えて突っ込まんが、そりゃ無理な相談だな」 「なじぇニダ?」 「そもそも、あいつが俺との約束を破ったのが悪い。花火で遊ぶなんて半万年早い」 「ニダニダ、それについてはケンチャナヨ、心配は無用ニダ♪」 能天気な笑顔を浮かべるカンコ君を、アメリー君は訝しげな表情で見返しました。 それに気付かないまま、ことさら嬉しそうな調子でカンコ君は続けます。 「ブラジャーの花火はニホンに向けてあるニダ、ウリ達には関係ないニダヨ」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「むしろウリは、ブラジャーが花火武装してもいいと思ってるスミダ! いつかニホンがウリナラを侵略してきた時には、宗主兄弟で返り討ちにしてやるハセヨ! まさに、ウリが作った小説どおりのシナリオニダ!ウリナラマンセ〜〜〜!」
93 :
ナナッシィ :03/03/09 14:08 ID:kz+CIc9v
アメリー君は組んでいた腕を解くと、軽い頭痛に襲われたかのように左手を額に当て、 それからゆっくり、カンコ君の耳にも聞こえるような大きなため息をついて、一言。 「・・・・・・・・・・・・・・・・お前、馬鹿か?というか馬鹿だお前」 一瞬、理解不能になりポカンとしていたカンコ君、猛然と反論をしようとしましたが、 やおら体育館の壁から背を離して、自分に向き直ったアメリー君に見据えられ、 蛇に睨まれた蛙の如く、冷や汗をかきながら口ごもってしまいました。 それでも何事か言葉を発しようと口をパクつかせるカンコ君に対し、アメリー君は静かに続けます。 「いいか、あいつが花火をちゃんと扱えるわけねえだろ。ありゃ素人にはお勧めできない代物だ。 もし暴発でもしたら、お前の部屋も一緒にあぼーん間違いないな。お前はそれでも良いのか?」 「え・・・・」 「大体、キッチョムがファビョ〜ンしたら、花火をお前に向かって撃ってくる可能性もあるぞ、 というかむしろその確率の方が高いな。お前の部屋にも俺の番犬がいるわけだし」 「え・・・・」 「・・・・そうだな、それも困るから・・・・うちの犬達そろそろ返してもらってもいいか?」 「しょ、しょんな〜〜」 先程の勢いは何処へやら、今にも泣き出しそうな表情のカンコ君。 アメリー君はその胸倉を乱暴に引き寄せて顔を近づけると、カンコ君の細い目を睨みこみながら、 「それともう一つ。あいつに伝えとけ・・・・ ニホンちゃんに指一本でも触れてみろ、宣戦布告とみなすってな・・・・・・・・返事!」 「サ、サー、イエッサー!アメリーマンセー!」 「分かったら、とっととお前の馬鹿兄貴止めて来い!お前が主導的役割を担うんじゃねえのか!?」 「アイゴ〜〜!! ブ、ブラジャ〜、花火で瀬戸際外交は止めるニダ〜〜!!」 思い切りお尻を蹴り上げられて、涙を飛び散らしながらカンコ君は走り去りました。 その後ろ姿を見つめながら、アメリー君は背後に感じる気配に声をかけました。
94 :
ナナッシィ :03/03/09 14:09 ID:kz+CIc9v
「・・・・ったく、あのバカはどうしようもないな・・・・・・君もそう思うだろ?」 しかし、返事はありません。不思議に思って振り返り、体育館の陰に歩み寄るアメリー君。 その角を覗き見ると、両膝を抱えてしゃがみ込んでいるニホンちゃんの姿がありました。 「・・・・ヒック、カンコ君・・・・ひどいよ・・・・ヒック・・・」 アメリー君は、顔を両腕にうずめてしゃくり上げているニホンちゃんを見下ろしながら、 軽く息を吐き、ニホンちゃんの前に自分も片膝をついてしゃがみました。 びくりと体を震わせ、おずおずとその濡れた顔を上げたニホンちゃん。 そんな彼女の涙を拭うように、アメリー君は優しくニホンちゃんの頬を撫でました。 「泣かないで、ニホンちゃん・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・グス・・・・・・・うん・・・・」 「大丈夫、君の事は、俺が絶対に守るから・・・・」 「・・・・・・・・・・・アメリー・・・・君・・・・・・・・・・・」 穏やかな笑みを浮かべながら、アメリー君はニホンちゃんに顔を近づけてゆきます。 ニホンちゃんは潤んだ瞳で、アメリー君の瞳に映る自分の姿をぼうっと見つめていました。 霞がかる思考とは反比例に、頬は自然と紅潮していき、胸が早鐘のように鳴り響きます。 お互いの吐息が鼻先にかかる所まで近づいたところで、アメリー君が口を開きました。 「・・・・・・・・・・・だから・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だから?」 「イラクとの喧嘩、応援してよ」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・返事は?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい」
95 :
ナナッシィ :03/03/09 14:11 ID:kz+CIc9v
(おまけ) 「きょーうは、ウーヨくんとあーそーぼ♪」 元気に道を行くラスカちゃん、ふと地面を見ると、自分の影が異常に大きいのに気がつきました。 あれ?と可愛らしく小首を傾げて立ち止まり、何気なく後ろを振り向くと、 すぐ背後には奇妙なパーマにと丸いサングラス、更に白いマスクを口元にかけた いかにも怪しげな男がハァハァ言いながら立っていました。 「あ、あの〜な、なにか用・・・ですか?」 「ね、ねぇ、ウリ・・・じゃなく、ぼ、僕と一緒に遊ばないニダ・・・じゃなく遊ばないかい?」 ラスカちゃんは目をぱちくりさせた後、少し考え込むような仕草をして言いました。 「ラスカ、知らないおじさんについてっちゃダメって、おにいちゃんに言われたから・・・」 「お、お、お、おじさん!? ウリはまだおじさんじゃないニダ〜〜〜〜!!!」 「きゃ〜〜〜!おじさんこわ〜〜い!!」 いきなりファビョったおじさんに驚いたラスカちゃんは、一目散に逃げ出しました。 「シッパル!人質作戦失敗ニダ・・・・・」 おしまい。
96 :
ナナッシィ :03/03/09 14:12 ID:kz+CIc9v
97 :
^ :03/03/09 14:57 ID:iOjiBMFu
>>74 ひろゆき君は、本当は、嫌韓厨嫌いじゃないよ。
だって、ハングル板のトップの壁紙、毎回、バリバリの嫌韓じゃん。
マスコミ板のトップの壁紙だって、W杯の時のマスコミの偏見報道(韓国の暗部を片っ端からカットした問題ね)を皮肉るものだし。
極東板の壁紙見る限り、ひろゆき君が右傾化している事も明白だしね。
それに、『ハングル板』を特別扱いしてるしね。何しろ、どんなに人口が増えても人大杉(人多過ぎ)にならず、避難所まで設けてるし。チャットコーナーには、『ニホン』ちゃん用のチャットまであるじゃん。
ぢぢ様が登場した時、ひろゆき君はロムしてた見たいだから、あれからハングル板に関心持つ様になったんじゃない?
98 :
:03/03/09 16:07 ID:uJjzy1Aw
>>94 最後のオチに笑・・・えねぇ(;´Д`)。がんがれニホンちゃん!
それにしても最近の半島のネタ速度の凄まじさは一体……。
ネタなりなんなりしてくらさい。
韓国の旅 思いを劇に 3月9日(-@∀@)朝日新聞朝刊28面三河欄
豊橋・桜丘中歴史・笑い織り込み交流訴え
(-@∀@)<韓国の中学校との交流を続けている私立桜丘中学校(豊橋市南牛川2丁目)の
2年生が8月、同校の芸術祭で、昨年の韓国への修学旅行などで
学び感じたことをミュージカル風の劇にして演じた。
昨年はワールドカップ(W杯)の共同開催もあり、日韓関係が深まった年。
歴史を踏まえ、未来志向の交流を広げようと訴えた。
日本人の鈴花と韓国人のキムが、日本に植民地支配されていた時代の
韓国にタイムスリップする。
抗日運動家らを収容した刑務所や皇民化教育の場面を通して、
韓国の歴史や人々の思いを紹介。
また、伝統音楽や舞踊を盛り込んだり、セリフにもアドリブを交えて
笑いを誘ったりして、肩の凝らない舞台となった。
同校は5年前に韓国への修学旅行を始めた。
出発前に古代から近代の日韓関係を学び、
元従軍慰安婦の話を聞いたり、植民地時代の処刑場跡を訪ねたりしている。
3年前からはソウル市の清澤(チョンダン)中学校の生徒との相互訪問も始まり、
電子メールで交流を深めている生徒もいる。
「韓国の人は僕らを温かく受け入れてくれた。
将来はもっといい関係を作りたい」と、キム役を務めた杉田弘夢さん(14)。
「そのためには歴史を理解することが必要であることを伝えたかった。」と話した。
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1047012814/l50 http://school2.2ch.net/test/read.cgi/ojyuken/1039698412/l50 http://ueno.cool.ne.jp/saku_tan/
100 :
:03/03/10 06:06 ID:tJU+8kML
>>99 おいおい、俺の母校じゃないかYO!(禿鬱) まぁ、俺がいた時からDQN高で有名だったが、 それでも学校挙げてこんな事やってるようなとこじゃなかった時ハズなのに・・・
101 :
七志野 :03/03/10 06:07 ID:EOdIbjg6
植民地支配の時代っていつだ? 三韓時代に人質とってたって頃かな。
「カイコ花火で大騒ぎ」 ニホンちゃんが池のそばを散歩していると、キッチョムくんが声をかけてきました。 「おいニホン!」 「なーに?」 「明日、ウリはカイコ花火をするニダ。きれいな花火だけどニホンは見ちゃ駄目ニダ」 カイコ花火というのはチューゴ君がつくっていた花火です。形がカイコの作るマユの ようなのでカイコ花火と呼ばれています。 「へ、へえ……。ちゃんとバケツを用意してやってね」 ニホンちゃんは、(´-`).。oO(そんな昔の花火、火がつくのかな) などと思いながら、その 場を去りました。 次の日。 「うわああああああああ大変だよおおおおおおおお」 奇声を張り上げて日之本家へかけ込んできたのは、カンコくん……ではありません。 ニホンちゃんの親戚の一人、ドキュソちゃんです。 ヒッキーというわけでもないのに学校をさぼりがちなドキュソちゃん、別に勉強がぜんぜん できなくても欠片も気にしない彼女ですが、今は顔面蒼白、目が血走っています。 「ど、どうしたのドキュソちゃん!?」 「ニホンちゃん、ウヨくん、いいからはやくこっちに来て!」 あまりの剣幕に、ニホンちゃんとウヨくんは大慌てでドキュソちゃんについていきます。 連れていかれた先は、日本池。震える指で、ドキュソちゃんは対岸を指しています。 そこにはキッチョムくんが、カイコ花火に火をつけているところでした。
カイコ花火は火が入ると二三秒、薄い色の煙を上げているだけでしたが、突然思い出した ように赤黄青とカラフルな色のスモークを撒き散らしながら飛びあがり、30センチほど先の 日本池にぽちゃんと落ちました。 とそこで、キッチョムくんがニホンちゃんたちに気づいたようです。 「何を見てるニダ。あっち行くニダ」 キッチョムくんはそう言うと、後片付けもそこそこに、家の中に隠れてしまいました。 「……で、何が大変なの?」 ニホンちゃんが不思議そうな顔でドキュソちゃんの顔を見ました。 「何を言っているのニホンちゃん!? キッチョムの野郎が花火を使っていたわ! アメリーくんとの約束違反だわ!! あの花火でウチを攻撃して火事にするつもりなのよ!その練習に違いないわああ恐ろしい!!」 ニホンちゃんは目をむいてつっかかってくるドキュソちゃんに多少引きながら、言います。 「でも、カイコ花火をウチまで飛ばすのはどう考えても無理だし、あれくらいの花火私も年に 何度もやってるし、アメリーくんもカイコ花火までは禁止してないし、それに昨日、ちゃんと 花火やるって教えてもらったから……」
「いやああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 突然叫ぶドキュソちゃん。おもわずニホンちゃんとウヨくんは耳を抑えました。 「知っていたの!? 知っていてわたしには教えてくれなかったの!? なんてことニホンちゃん はもうキッチョムの手先なのねカイコ花火だって花火には違いないのにロケット花火と区別する なんておかしいわいますぐキッチョムの家を攻撃するべきなのよイーグルに爆弾をしばりつけて 特攻させるのよやられる前にやれだわ氏ぬのはイヤ氏ぬのはイヤ氏ぬのはイヤ氏のはイヤ 氏ぬのはイヤ氏ぬのはイヤ氏ぬのはイヤァァァァァァァァァァァ!!」 どうやらドキュソちゃんはちょっと古いネタでトリップしてしまったようです。 ニホンちゃんは((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル状態です。 「ねえ武士……あなたドキュソちゃんと仲いいんでしょ? なんとかしてよ」 「い、嫌だよ。別に仲がいいわけじゃないよ、勝手に慕われてるだけなんだから」 ウヨくんもあまり関わりたくないようです。 二人はなおも壊れたラジカセのように同じことを繰り返すドキュソちゃんを見て、ため息をつきました。
107 :
:03/03/10 15:07 ID:1cwTfRHP
108 :
:03/03/10 15:27 ID:AnoGuE8F
109 :
:03/03/10 20:05 ID:2h2rLm8U
前からちらほらでてるけど、アメリーが人を説得する時なぜか吉野家調になるのが面白い
ネタが殺伐としてきたんで、シンタローおじさんの ネッスィ−捜索の話誰か書いてくれないかなぁ
111 :
= :03/03/10 22:51 ID:e9ednU0T
何で、話をsageで書く訳? ねえ、もういっそう、ニホンちゃんは、ハングル板から移転すべきじゃない? ニホンちゃん関係のHP作ってる人同士で、移転先設けてほしいね。
112 :
:03/03/10 23:15 ID:P1HWTMhz
このスレはいつからクレクレ厨ばっかりになったんだ?
>>106 オチはどこだ!(つげ義春風に)
>>111 別に本スレ自体はハン板から移転する必要はないと思うけど…
それ以外のネタとかを置けるように僕も個人鯖を立ててみますた。
http://copper.plala.jp/~nihontan/index.html 借り物のスペースだと50MBまでとか制限があるからね。
特別大した物は置いてないけど、とりあえず掲示板CGIとかは動くようでス。
まだ立って数日。テスト&整備中なので、何を置くかは考え中ですが、
こういうのがあれば便利!と提案して頂ければ、気分次第で対応したり対応しなかったりします (←どっちや)
114 :
JY :03/03/12 00:50 ID:1unTHpQr
otukaresamadesita!
115 :
:03/03/12 03:14 ID:ePRh5Mv5
>97 ちょっと遅レスだがひろゆきは厨が嫌いなんだと思われ 思想まではわからんが
ひさびさに良いネタみつけたので貼ってみます。
博物館の謎 今日はエリザベスちゃんの家にある博物館にみんなで社会見学です。 グレブリ博物館(和名ダイエー博物館)には世界町じゅうから珍しいものが集められています。 ニホン「わーすごいすごい!タイワンちゃん見て、ミイラがある」 タイワン「ぎゃー」 こういうもの大好きなニホンちゃん、目を輝かせっぱなしです。 フラメンコ「こらこら、静かにしなさい!」 大声チャンピオンは彼女でした。 ニホン・タイワン「はぁーぃ…」 香ばしい人たちを見てみましょう。 チューゴ「ようするにこれはエリザベス家先祖の泥棒市場アルな」 売ってません。 チューゴ「…ん?カンコ、どうしたアルか」 カンコ「????」 カンコ君、しきりに辺りを駈けずりまわり不審そうに見回しています。 カンコ「ウリナラの展示はどこニダ!?ニホン家とチューゴ家の展示があんなにあるのに、ウリの 家の展示があれっぽちなわけないハセヨ!?」 指差す隅にはガラスケース2つほどの立ち寄る者もない展示。 ホコリが舞って殺伐としていますが、たしかに小さく「カンコ家」とプレートがあります。
カンコ「まあいいニダ!!」パシャパシャパシャ
おもむろにフラッシュをたいて写真を撮り始めるカンコ君。
ニホン「カンコ君…カメラ持込はダメだと思う…」
きいちゃいません。
カンコ「噂は本当のようニダね!」
ニホン「うわさって?」
カンコ「この博物館の地下には、数えきれないウリナラの珍品がまだ眠っているという噂ニダ!」
一同「はぁ?」
カンコ「10年後には別館としてカンコ館が増築されて日の目を見るニダ!!!」
一同「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ????」
みんなポカンとしています。
ニホン「ねえ、エリザベスちゃん、あれ本当?」
エリザベス「さあ…?初耳ですわ」
ソースは旅行記スレより
http://korea.hanmir.com/ktj.cgi?url= http://www.towen.com/europe/c07.html
119 :
名無しさん :03/03/13 05:50 ID:77kOUxZo
「竹取物語」 今回の演劇会、5年地球組は何をやろうか、学級会で話し合いがおこなわれていました。 「まあ最近何かとギスギスしてるしここは癒されるやつにしょうや」 ロシアノビッチ君の言葉に一同大きく頷きました。そりゃあこれだけ個性派が集まれば衝 突も起こるでしょう。 「じゃあ竹取物語なんてどう?ニホンちゃんとこの古いお話だけど」 そう言って席を立ったのはタイワンちゃんです。心なしニホンちゃんのほうを見てていま す。 「それでいい?」 誰も反対しません。一人何か言いたそうですがタイワンちゃんとアーリアちゃんの剣のよ うな視線の前に凍りついています。かくして5年地球組版竹取物語、開幕です。
120 :
名無しさん :03/03/13 06:02 ID:77kOUxZo
まずお爺ちゃんことタイワンちゃん、竹から生まれたニホンちゃん、じゃなかった竹取姫 を家に引き取ります。アーリアちゃんことお婆ちゃんも大喜びです。あれ、お婆ちゃん姫を 自分の懐に引き寄せました。それをお爺ちゃんが奪います。あらあら、この夫婦大丈夫なん ですかねえ。 美しく成長した姫に五人の貴公子達が求婚します。 「HEY姫、この鼠の遊園地をあげるから僕の妻に」 BACOOOOOM じぱ 「姫、可愛いい猫をあげよう、そして私と一緒になるアル」 CRASH だぼべきしぼ 「よお姫さん、美味い酒あるから俺となろうぜ」 JE
121 :
よっち :03/03/13 06:29 ID:85hunDkY
>>117 先日図書館で偶然、朝鮮文化の図鑑を発見、パラパラ、、、数分後、、、
はぁ、、、こりゃパクリも捏造もしたがるわけだ、何となく納得しますた。
あっ、でも高麗青磁や李朝白磁 だ け はすごく綺麗でした、ええ、
なまじ他が??なだけに。
122 :
ん :03/03/13 06:58 ID:RBUiwWB5
「ニホンはウリに謝罪と賠償シル!!」 「どうしたの。カンコ君」 いつものように、いきなり火病を爆発させるカンコ君に対し、 ニホンちゃんは内心でため息をつきつつ、理由を聞いてみました。 「ニホンからもらったDVDレコーダーが壊れて録画した番組が見られなくないニダ」 「え〜、そうなの。うちでは壊れたこと無いんだけど」 DVDレコーダーは、AVマニアのニホンちゃんが作っている製品の中でもご自慢の一品です。 「壊れたニダ。謝罪シル。反省シル。賠償シル」 まるで壊れたレコードのように繰り返すカンコ君にあきれながらも、ニホンちゃんは調べてみることにしました。 「ちゃんと録画できてるし、見ることも出来るよ」 ニホンちゃんは自分の持ってきたDVD−RAMのメディアを持ってきて録画と再生を試してみました。 「ホントニダ。でもこれだと見られないニダよ」 確かに、カンコ君のメディアは再生できませんでした。 「とにかく、レコーダーは問題ないからね。とりあえず、これを使ってよ」 ニホンちゃんは、カンコ君に自家製のメディアをあげました。 「これで見られるなら良いニダよ」 ケンチャナヨが信条のカンコ君はあっさりと許してくれました。 カンコ君は突発的に怒りますが、すぐに収まるのです。すぐに別の件で火病るのはご愛敬です。 家に帰ったニホンちゃんは、早速メディアを調べてみることにしました。 「たしかに、これは見られないわね」 CD-Rならドライブによって見ることが出来たりしましたが、このDVD−RAMのメディアは ニホンちゃんご自慢の超高級DVDドライブでも見ることが出来ませんでした。 そこで、業務用検査機を使って調べてみました。 「うわっ、エラーが多すぎ。これじゃあ、見られないよ」 エラー数のグラフを見ると、外周部でエラーが多発していることがわかりました。 「このメディアってタイワンちゃんのところのよね。ちょっと抗議しなくちゃ」 ニホンちゃんはタイワンちゃんちに電話をすることにしました。
123 :
ん :03/03/13 06:58 ID:RBUiwWB5
「あら。ニホンちゃん。こんばんは〜」
「こんばんは。タイワンちゃん。ところでちょっと言いたいことがあるんだけど」
「何?また、カンコのバカが何かやらかしたの?」
「ううん。今日はカンコ君じゃなくてタイワンちゃんだよ。あんまり粗悪なDVDのメディア
作らないでよね。今日、カンコ君にそれが原因で怒られたんだよ」
「あー、それね。ごめん。でも、DVD−RAMには交代領域があるからちょっとくらい
適当に作っても大丈夫でしょ。ほら、ケンチャナヨって言うし」
「もー、タイワンちゃんまでカンコ君みたいなこと言わないでよ。その機能は、万が一のバックアップのためで
それを当てにしてメディアを作られたらたまらないよ。それに、読めなくなったりして、最初にクレームが
来るのはドライブ作っているうちなんだよ」
「うん、もうちょっと丁寧に作るから。ごめんね、ニホンちゃん」
「わかってくれればいいよ。じゃあね。タイワンちゃん」
電話を切ったあとも、タイワンちゃんに悪気はないんだろうけど、またクレーム来るんだろうなあと
ちょっと憂鬱になるニホンちゃんでした。
オチ無し。
はじめて作った作品なので、駄文でつまらなくてもご容赦ください。
元ネタは下記です。
http://www.zdnet.co.jp/news/0303/11/nj00_dvdmedia.html タイワンちゃんは好きなんですが、こういうところの手抜きってどうかな〜と。
まあ、日本も戦前は粗悪品で悪名高いので、あまり人のことは言えないんですけどね。
124 :
名無しさん :03/03/13 15:46 ID:WSE8eis0
119,120の作者です。急にキーボードの調子がおかしくなり中断していました。 再開させて頂きます。
125 :
名無しさん :03/03/13 16:00 ID:WSE8eis0
「よお姫さん、美味い酒あるから俺と一緒になろうぜ」 JET ざご 「愛しい姫よ、僕の限りない愛を」 ZAAK めちゃ 哀れ五人の貴公子のうち四人はお爺ちゃんとお婆ちゃんの一撃でKOされて しまいました。 「全く持って来いつった物くらい持って来いっての」 「捨てて来い」 四公子、侍女達に引きずられ庭に捨てられます。 「全く愚かですこと」 「ちゃんと約束の物持ってきてから告白しなさいな」 侍女に扮したエリザベスちゃんとフランソワーズちゃんのびているアメリー 君、チューゴ君、ロシアノビッチ君、マカロニーノ君を放り捨てます。あのお、 いくらなんでも共演者は大事に扱いましょうね。 「僕もいるのに・・・」 あ、カナディアン君もいました。けど誰も忘れてました。
126 :
名無しさん :03/03/13 16:21 ID:WSE8eis0
話は進み姫が月へと帰る日となりました。侍女達も護衛の侍に扮するバラ雄 君やマレーシア君、宮女のインドネシアちゃん、フィンランちゃんも心配そう です。 「ニホンちゃん、いや姫は誰にも渡さないわ」 「そう、姫は私だけのものだ」 お爺ちゃんとお婆ちゃん、目がメラメラと燃えています。しかも互いに睨み 合っているから火花まで散っています。 「姫、行ってしまうのですか」 帝ことゲルマッハ君がお聞きになられます。姫は哀しそうに頷きます。 「・・・そうですか」 やがて満月が紫の夜空の中心に位置します。淡い黄金色の光が辺りを照らし ます。 月から牛車を中心とした一団が現われます。そして姫の屋敷の庭に降りて来 ました。 「姫、お迎えに参りました」 車の中から十二単を美しく着飾った女性が現われました。トル子ちゃんです。 「姫、いかないで!」 「行かないでくれ」 お爺ちゃんとお婆ちゃんが姫の単の袖を掴み必死に引き留めます。目に涙す ら浮かんでいます。 「・・・御免なさい」 姫は哀しそうに言いました。そしてゆっくりと二人の方を振り向き言いまし た。 「お父さん、お母さん、今まで育ててくれて有難う」 その黒く澄んだ瞳からも涙がながれています。三人は最後に強く抱きしめ合 うと別れを告げ姫は月からの使者達に連れられ天へと上って行きます。見えな くなるまでこちらを見ながら。
127 :
名無しさん :03/03/13 16:35 ID:WSE8eis0
カーテンコールです。お爺ちゃんとお婆ちゃんにボコられた公子達から始まり 侍女、宮女、侍、使者、帝、そしてお爺ちゃんとお婆ちゃんが出てきます。 最後に姫の登場です。見事主役を演じきった十二単の小柄な女の子に場内割れ んばかりの拍手です。舞台は大成功でした。 舞台は大好評のうちに終わりました。これで学校一の問題児集団と思われてい た五年地球組もいささか評判を上向けたようです。なおこの劇、最初の竹を斧で 伐る時「アイゴー」と音がしたのがひそかな話題となりました。 元ネタは「守って守護月天」の竹取姫のお話です。効果音は車田正美先生と藤 田和日朗先生のものです。なんか前半と後半で話の雰囲気が変わっちゃいました。 中断したりして申し訳ありません。
>127 事前にメモ帳などに書いて保存してから、投稿することをお勧めする。
>>127 むむ、『守って・・・』を元ネタとするとは、おぬし只者ではござらぬな!
・・・まあ、それはさておき、作話お疲れ様です。楽しませていただける作品でした。
ただ、幾つか気付いたことがありますので少々。
まず、あまり必然性のない百合系の描写は、極力避けた方が良いかと思われます。
この手の描写は、好き嫌いがとんでもなくはっきりするんですよ。
読者の方に必要以上に嫌悪感を抱かれては、
折角の作品もちゃんと読んでもらえないかもしれませんし、
できれば、より多くの読者の方に楽しんでもらいたいですよね。
あと、投稿時間を見たところ、もしかして作りながら投稿してませんか?
一度全体を作り終えてから、何度か細部の見直しをして、
それからまとめてうpするのをオススメします。
途中で割り込んだり、割り込まれたりするのはお互いに気まずいですからね。
参考までに、僕はアウトルックのメッセージの作成・下書きなんかをオフラインで使ってます。
ウィンドウの大きさを調節して、1レス分の文字量や改行位置を判断してます。
それで後はコピぺするだけです。ただ半角が保存のたび全角になるのが鬱ですが。
最後に、これは僕の主義もあって恐縮なんですけど、
特に理由も伏線もなく、カンコ君をひどい目にあわせるのは避けましょう。
僕がそれをやる際には、何らかの形でそれに関わるソースを用意するよう心がけています。
何の意味もなくカンコ君を虐待してたら、「チョン氏ね」言うだけの嫌韓厨と同じですから。
というわけで、カンコ君を苛めるネタを日々探している僕がいるわけで(w
文章そのものは、とても丁寧な表現を使っておられるので好感が持てました。
できればこれからの作話中、上記のことを僅かでも心に置いていただければと思います。
それでは、今後のご活躍を期待しております。
130 :
読者代表 :03/03/14 00:05 ID:2pxiuq9m
>129 評論厨ウゼェ USBコードでクビつって氏ね
131 :
:03/03/14 00:14 ID:JPRzb13T
>>130 ひとりでウザがってろ。折れは別に気にもならん。
あと勝手に読者代表を名乗るな。おまえなんか代表に選んだ覚えはねえ。
132 :
:03/03/14 00:16 ID:+gOQLu0m
餅つく
134 :
:03/03/14 00:41 ID:qN8Xpgre
自分も別に129氏は気にならんね。 話作ったことある者としては、直して欲しいところは指摘してほしいもんだ。 書き方だってマイルドだしいいんじゃネーノ? 「竹取物語」ネタの名無しさん 今度は是非とも実際にあったネタでお話読んでみたいっす。 文章読みやすいし、描写もいい感じなんで期待してまっす。
135 :
一読者 :03/03/14 00:41 ID:GbKC6B10
>>地鎮祭 すんません、無粋な疑問ですが・・・ 「パエリアをひと巻き」ってとこ。 ごはんをどうやって巻くのですか? 想像つかないので教えて下さい。
136 :
よっち :03/03/14 00:57 ID:gomrP4ia
>>122 氏
おー久々のタイワンちゃんネタだヤホーィ
タイワンちゃんファンとしては嬉しい限りです。
個人的には善い面、悪い面併せてタイワンちゃんにもっとスポットを当てて
頂きたいなーと思ってましたので、カンコくん達が率先して何かやらかすせ
いもありますが(W
>>127 >>129 ええと、正直申しますと、この作品はつまらなかったというのが私見です。
題材を竹取翁の話に求めているのはともかくとして、韓国ネタではありませんし
ましてや国際情勢・歴史の絡みですらもありません。
これではキャラ萌えでとりあえず書いてみましたとしか思えませんです。
批判ばかりではアレなので・・・
『勝手にかぐや姫』
貴公子たちの求婚に、ナヨタケノニホン姫は条件をだしますた。
「世にも素敵な贈り物をくれた人とケコーンしまつ」
「民主主義をプレゼントするYO!」
「おれっちは社会主義を」
「天皇制ですが、何か?」
「ニホンにはチュウゴ文化を」
「国風文化ですが、何か?」
「ウリは仏教を」
「(くだらないけど)一応受け取りますが、八百万の神様たちがいますので・・・」
「アイゴー」
「もうみんな甲斐性ないんだからっ!」
あきれたニホン姫は月に帰ってしまいましたとさ。
いとふゆ
ニホン「ココは一つ、モチついて いくわよウヨ!」 ウヨ 「OK」 ニホン「はい」 ウヨ 「ヤ!」 ニホン「はい」 ウヨ 「ヤ!」 カンコ「ニホン 何してるニダ」 ニホン「もちついてるとこよ」 カンコ「なんだ、ニホンにもモチがあるニダカ、まあ、劣等なニホンが作ったモチなど ウリナラのモチの足下にも及ばないニダ 」 ニホン むかむか カンコ「まあ一口・・・・」 ニホン「あっカンコ君 まって!」 カンコ「ウルサイ 差別をしるな ウリが味見をしてやるんだから、感謝しる ぱく」 ニホン「あ〜〜〜〜」 カンコ「ぐっぐっっっ・・・・・・!!!!!」 ニホン「あ〜あ〜 うちのモチは喉につまっちゃったりするのよねぇ」 カンコ「・・・・・・!!!!」 ニホン「何カンコ君? 聞き取れないんだけど」 カンコ「・・・・・・・・・・!!!!」 ニホン「もっと食べたいの?」 カンコ ブン!ブン!ブン! ニホン「なあに? 首を横に振って、私って劣ってるからわかんな〜い(w」 カンコ「Q〜〜〜〜〜〜」 ウヨ 「あっ赤くなった」 カンコ「〜〜〜〜〜〜」 ウヨ 「今度は青くなった」 カンコ「、、、、、、、」 ウヨ 「動かなくなっちゃった まっ静かになっていいか」
139 :
& :03/03/14 01:07 ID:DG7fNhxS
「ぱられるわぁるど2」 最近鼻息の荒いアメリー君、今日もテンションが高いです。 「お前だけは黙ってついて来ると思ってたぜ」 「そうもいかないわよ。家に反対の子がいるし、 世間様にも了解を得なきゃ」 ここでエリザベスちゃんの物言いが入ります。 「それじゃ、おれは行くぜ」 もう我慢ならないというのか飼い犬を沢山引き連れて、 今にも中東班へ殴り込みそうです。 そこを追い掛けて止めようとするエリザベスちゃん。 「お待ちなさいよ」 近くを通りかかったニホンちゃんはそれを聞きながら 深〜い溜息をついています。 と、それを陰からじっと見つめるぐるぐる@メガネの女の子。 そう、アサヒちゃんです。その手元には何やらメモ帳と鉛筆が。 『アメリー・エリザベスに亀裂。孤立化のアメリー。 ただ追従するニホンの情けなさ』 メモ帳にはアメリーとエリザベスとのやり取りの速記と その後にこの一文があったのでした。
140 :
& :03/03/14 01:11 ID:DG7fNhxS
朝日新聞13日夕刊の素粒子から。 恐ろしいことに「」の中は原文ママです。 ところでこの手のネタだと外伝向きでしょうか? 進歩的知識人のご意見求むw
141 :
:03/03/14 01:16 ID:qN8Xpgre
>>140 いや、普通にココでいいんじゃないかと。
142 :
:03/03/14 01:18 ID:kPqrSv3Y
ここのところ、マヂで機嫌悪いから、なんでも言うぞ 百合ネタやりたいなら、虹板にいけ、このヴォケが!
ここらへんではっきりしておきたいが、アーリア−ニホン−タイワンの百合っぽい描写はどうでしょう?
個人的には百合もショタもだいじゃうぶだが、この三角関係には必然性がないです。
むしろ歴史的にいえばアーリア×タイワンのほうが必然性が高いし、それよりはむしろチューゴ
との関係のほうが深いといえます。
わざわざ801ネタで勝負するなら、よほどおげふぃんにするか、
もしくは文学作品にまで昇華しないと面白くないかと。
後者はよほどの修練が必要だし、前者に至っては板違いだヴォケといいたくなります。
>>127 >>137 の続きなのですが、「月天」はあまり詳しくないので頓珍漢な意見かもしれませんが、
元ネタ・配役・シナリオの必然性が大いに気になり、作中劇という状況すらどうかと考えてしまいました。
状況設定なら「バレンタインデーのお返し」というのでも通用するので、
作話のしようによっては月天を元ネタにする必要すらないとおもいます。
(竹取ネタは確か既出だったかと記憶してますので、よほどシナリオを練らないとというのもあります)
きつい言い方で気分を悪くされたかと思いますが、朴李が悪いという訳ではなく(自分は何度もやってます)
>>127 さんにはもっとよい話が書けるのではとおもっているのでこれからも精進して戴きたいです。
長文さむそん
144 :
あ :03/03/14 07:45 ID:2uHy9xr2
143は巧いことを言うね 特に最後の一行相手をかついで荒れを防いでいる
こーゆー時のタメの補完スレだろうに、まったく機能してないよね・・・・・・。
>143さんの感想で前半についてはほっとけって感じなんですが、むしろ後半の方はおんなじ意見です。 キャスティングに理由がないのは寂しい気がします。ネタのふりどころじゃないですか! 元ネタがわかんないからキャスティングの意味が理解できず⇒面白沸点がわからず損した気分! アイゴー!作者謝罪シルって感じ。トーシロにもやさしい玄人さんであって欲しいです。 やな言い方で気分を悪くされたかと思いますが、月天が悪いという訳ではないです。 残念かな話の肝が伝わらないことはたくさんあります。(モー娘。なら分かり合えたのですが・・・) 今日がだめでもケチョンナヨ、明日がだめでもケチョンナヨ。ドンドン、ガバちょんドンガバちょん。 「143さんはすごくオットコ前な感想を書くニダ」><`∀´*> ナンデ?(^▽^;) ポッ
147 :
ん :03/03/14 23:05 ID:1qBkQ5C0
せっかくの時事ネタと言うことで、自分も作ってみました。 アメリー君は自分に素直。思ったことを隠せない。でも、理想と現実だいぶ違うから夢から覚めなさい。 ゲルマッハ君は少しお利口さん。アメリー君より少しはお利口。それでもまだまだ夢見がちだから、大人になりなさい。 フランソワちゃんはだいぶお利口。ゲルマッハ君よりいくらかクール。そこまで現実わかっているなら、もうひとがんばりです。 エリザベスちゃんは正解に近い。もっとも限りなく正解に近い。でも、身内に反対も多いので、油断は禁物です。 国連安保理での論議で、今後のイラク情勢は大きく左右されます。まるで、二つのタワーのように・・・ メヒコ君は中途半端。態度としては中途半端。武力行使も良いけど、ちょっと待った方が。そんなの微妙すぎ。 ニホンちゃんは卑屈すぎです。自分に自信がない証拠です。戦争は決して怖くなーい。勇気を持ってください。 カンコ君とキッチョム君は、火病れば良いってもんじゃないことを、肝に銘じておいてください。人類の敵ですよ。 いろんな国々見てきたけれど、最後に私が言いたいことは、戦争のネタで笑いを取るのはよくないことですよ。 あらゆる意味で、もうダメぽ・・・ レスしてから吊ってきます。 >136 感想ありがとうございます。 この板の人はタイワンちゃん好きが多いですよね。自分ももちろんタイワンちゃん好きです。 ニホンちゃんの話は、前から書きたいと思ってましたが、ZDNetの記事を見て電波が届いたので 書いちゃいました。カンコ君ばかりを悪者にするのもよくないですし、少しはバランスを取った方が良いかなと。 現実の女性もそうですけど、やっぱり欠点も多少あった方が魅力が引き立つと思いませんか。 まあ、光学メディアをケンチャナヨで作るのはちょっと遠慮して欲しいですが。
148 :
さげ ◆M07W0FnNEs :03/03/14 23:32 ID:P+fysJKW
……だから議論は補完スレでやれと……
149 :
:03/03/14 23:50 ID:jQSWJDI6
>>147 あれ、このフレーズどこかで……元ネタなんだっけ?
うわ思い出せなくて気持ち悪ぃ。
150 :
超監督 :03/03/14 23:52 ID:l50c8Nfh
タイワン×ニホンの起源が良く分からないんですが。 それよりもアメリー×ニホンを推奨した方が。 (今の情勢じゃあちとキツイかなぁ…)
151 :
/ :03/03/14 23:57 ID:5MLCA5jz
152 :
* :03/03/15 00:00 ID:u/Nwgk8o
ギャハハハハハハ 最初みたとき、小説じゃねーぞゴルァと思ったけど よくよく読んでみたらツボにはまった、プ でもマジな個人的意見として吉野家を筆頭にしたテンプレネタは少々イヤかも 小ネタでたまにあるのならいいと思うけど、、ねぇ
153 :
。 :03/03/15 00:01 ID:NeQrK9fU
154 :
149 :03/03/15 00:05 ID:MzeIRS0h
155 :
名無しさん :03/03/15 02:57 ID:NANipBKR
「朴おじさん」 今でもあまり裕福とは言えないカンコ家ですが少し前は地球町でも最も貧しい 家の一つに数えられていました。家長は訳の分からないことばかり言い、家の者 も遊んでばかりいました。キッチョム家のほうが豊かだったくらいです。 そんななかカンコ家の行く末を憂慮する人がいました。ニホン家でニッテイさ んの下勉学に励んだ経験のある朴おじさんです。 朴おじさんは家長を隠居させ自ら家長になると次々と家の建て直し案を打ち出 しました。家を奇麗にし庭を整え痩せ細っていた番犬に餌をやり訓練し鍛えなお しました。そして家の者が皆忌み嫌うニホン家をつきあいを始め会社の経営にも ニホン家のやり方を導入しました。 このやり方に反対する家の人はたくさんいました。特に弟のヨンサムおじさん やデジュンおじさんとは真っ向から対立しました。
156 :
名無しさん :03/03/15 03:14 ID:NANipBKR
それに対し朴おじさんは強行策で挑みました。反対する者に睨みをきかし、時 には部屋に閉じ込めたりしました。ですがその人達の意見も出来る限り聞こうと 努力もしました。 そんなおじさんを悪く言う人達がいました。キッチョム家の者とニホン家のサ ヨックおじさん、アサヒちゃん、そしてシャカイちゃんです。サヨックおじさん は自分がペンネームを使って書いた同人誌で朴おじさんを中傷し、一方でキッチ ョムけをほうぼうで礼賛しました。アサヒちゃんもです。シャカイちゃんに至っ てはまるで汚い物を見る様な態度でした。 それでも朴おじさんは働きました。質素な食事で着古しの服を着、自分の懐に は一銭もいれませんでした。 そして最期は自分が信頼していた部下に殴られその傷がもとで死にました。死 ぬ時に「私にはどうということはない」と言い残して。 おじさんの死後カンコ家の経営は軌道にのりなんとかやっていけるようにはな りました。色々とトラブルを巻き起こしていますが運動大会やシューキュー大会 も開けるようになりました(もっともシューキューはニホン家との共催ですが)。 キッチョム家は食べ物にも事欠くようになり今までカンコ家を中傷していたサヨ ックおじさんもアサヒちゃんもシャカイ改めシャミンちゃんも何時の間にかカン コ家の味方の顔をしております。まあ真意は知れたものですが。
157 :
名無しさん :03/03/15 03:25 ID:NANipBKR
朴おじさんは正しかったのです。それはかって対立したヨンサムおじさんやデ ジュンおじさんも認めていることです。今では皆朴おじさんを懐かしんでおりま す。 カンコ君も朴おじさんのことはよく憶えています。厳格で口やかましいおじさ んでしたがカンコ君を一番可愛がってくれ褒めてくれたのもおじさんでした。 ニホンちゃんとはじめて会ったのもおじさんに連れられニホン家を訪れた時 でした。ニッテイお爺さんの後ろでおどおどと隠れてこちらを見ているいる淡 い赤の和服に紅の袴を身につけた長い黒髪の小さな女の子を見た時の感覚をカ ンコ君は今でも憶えています。 実はカンコ君の最も尊敬する人は朴おじさんなのです。おじさんの果たせな かったウリナラの統一と雄飛をカンコ君は必ずや果たそうと密かに思っている のです。
158 :
名無しさん :03/03/15 03:35 ID:NANipBKR
韓国近代化の父と言われる朴大統領を書いてみました。サヨックおじさんの 同人誌は「世界」で当時の編集長安江良介がT・K生というペンネームを使っ て書いたと言われる「韓国からの通信」です。僕も読んだ事がありますが事実 を捻じ曲げたアジビラです。アサヒちゃんやシャカイちゃんは当時の偏向報道 を皮肉って書きました。 「竹取物語」ですが「月天」のどのキャラをニホンちゃんにあてたかという と・・・特にあててないです。あの話に案を得て書かせてもらいました。以上 駄文申し訳ありません。
159 :
* :03/03/15 04:05 ID:5Ze+4VTM
おー 今回はいい感じでないですか? これからも、この調子でうp頑張ってほすぃよぅ。
160 :
:03/03/15 04:11 ID:GRX/EeLH
あのさ、「○○家」って言い方やめない? あくまでニホンちゃんやカンコくんが国家の擬人化なんだから、キャラが弱まるよ。 あとおじさんとかいって唐突に個人名が登場するのもどうかな。 なんの比喩にもなってないし、そもそも擬人化という世界観に反すると思うんだけど。
161 :
:03/03/15 04:21 ID:bXKquoi3
>>160 それはどうよ?
必要があればそれを出すのはいいとおもうけど。
この話はカンコ君=韓国国民ちゅう位置づけだろ。
まあ、朴おじさんじゃなくてまんまカンコパパにしたほうがよかったかも。
じゃあ今はなんでといわれても「方針が変わったニダ、ケンチャナヨ」
で済ませればいいんだしw
162 :
:03/03/15 05:23 ID:HPSeFcnX
それ以前に、メモ帳なりWORDなりに書いてからコピペしたほうがいいと思われ。 他の人が作品うpしようとしても、できないのでは。 話ぶち切るわけにいかないしさ。 前回も指摘されたのに、何だってまた繰り返すの?
163 :
^ :03/03/15 05:37 ID:bQcXL8d+
まぁまぁそういうやり方がわかんない場合もあるかもわからないし 三度目の正直ってことで、次来た時本気で注意すればいいんでない?
164 :
163 :03/03/15 06:07 ID:JZ8dMkrh
(上のレス訂正)次来た時>>次も同じミスをした時 あああ、、、自分も人の事とやかく言えないよ、、、ショボン。
165 :
:03/03/15 12:44 ID:GRX/EeLH
>この話はカンコ君=韓国国民ちゅう位置づけだろ。
まあ
>>155-157 はそういう設定なんだろうけど、あくまでニホンちゃんは
国家そのものを擬人化するストーリーでしょう。
「家=国家」にしたらキャラが弱まるんだよ。
作者にとっては書きやすいだろうけど、結局世界観を薄める行為にしか
ならないと思う。
166 :
:03/03/15 15:15 ID:kSko0pa0
>>165 あんた、以前も総督府で似たようなこと言ってなかったか?
作家さんたちのやりやすいようにやってもらえばいいじゃん。
無駄に縛ってどうするよ。個人の好みを押しつけるなよ。
167 :
:03/03/15 17:19 ID:GRX/EeLH
設定無視は困るって話だよー。キャラが国の擬人化じゃなかったの? でもまあいいや。そういうストーリーは無視すればいいだけの話だしね。 「○○家」とかいってるストーリーにかぎって、実在の事件をそのまま なぞってるだけの何の工夫もない凡作だしね。
168 :
:03/03/15 17:23 ID:kSko0pa0
>>167 んで?あんたの主張に賛同するレスが一向に付いてないのは、あんたの主張
が的はずれだという証明じゃないの?
>「○○家」とかいってるストーリーにかぎって、実在の事件をそのまま
>なぞってるだけの何の工夫もない凡作だしね。
そう思ってるんだったら、そういう言葉使わないで、良作を自ら書いてくれ。
あんたみたいな香具師を「設定厨」って言うんだよ。
それと、これ以上の議論は補完スレのほうでやろうや。作者さんたちの迷惑に
なるし。
169 :
:03/03/15 17:39 ID:GRX/EeLH
わざわざ「激しく同意」とかレスしなくても、
>>160 に同意の人はいっぱいいると
思うよー。「何の工夫もない凡作」はほとんどスルーされてるじゃん。
>良作を自ら書いてくれ
そうだね。文句があるなら自分で書かなきゃ始まらないわ。その点は同意。
170 :
kody :03/03/15 19:09 ID:m1at8GOi
>169 あなたと160のIDが同じなのはどちてなのかな? 自分が書き込んだものにレス返すなんて、ずいぶん 変わった趣味をお持ちのようだ169は・・・。
171 :
みゃみゃ :03/03/15 19:10 ID:qrYyCqJV
「持ちつ持たれつ?」 今日も元気なカンコ君、調子の外れた歌(?)を歌いながらニホンちゃんの玄関に来ました。 「ニホン!さっさと開けるニダ!」 インターホンがあるのに、乱暴に扉を叩くカンコ君。 「な・・・何?」 いつも「謝罪と賠償を・・・」と言われ続けてるニホンちゃん、ちょっと警戒して扉を少しだけ開けました。 「これを見るニダ!」 「きゃぁっ!」 扉を無理矢理こじ開け、目の前に突きつけられた新聞に驚いたニホンちゃん。 何の事か分からず新聞を見てみると・・・ ”カンコ君のモニター、アメリー君の専門誌が最高選好製品に選定” と、大きく書かれていました。 「どうだ!凄いニダ!ウリナラの技術は世界一ニダ!」 「うん・・・そう書いてるね・・・」 アメリー君の出してる専門誌で、カンコ君の事が褒められてるのでびっくりのニホンちゃん。 「ふ〜ん・・・凄いんだね!」 思わず、素直にカンコ君の技術に感心しちゃいました。 でも、カンコ君はその言葉を待っていたのです。 「そうニダ!ウリナラの方がニホンより凄いニダ!」 顔を真っ赤にして、舞い上がるカンコ君。
172 :
みゃみゃ :03/03/15 19:11 ID:qrYyCqJV
つづきです。 「ニホンはウリには敵わないニダ!」 「ウリの方が凄いから、竹島パンツはウリものニダ!」 「東海はウリの海ニダ!」 ちょっと火病が入って暴走を続けるカンコ君。 ”そうニダ!”から暴走を予測したニホンちゃんは無視して新聞を読んでます。 その間もカンコ君の火病は悪化して・・・ 「ニホンはウリに謝罪シル!」 「ニホンはウリにもっと賠償シル!」 と、いつもの展開。 その間も黙々とカンコ君の持ってきた新聞を読んでたニホンちゃん。 ちょっと気になる記事に目が止まりました。 「ねぇねぇ。こんな事書いてるよ?」 そこには、 ”チューゴ君の技術力がカンコ君を猛追” と、書かれてました。 「ケンチャ・・・」 胸を反らして、何かを言おうとしたカンコ君。 何故か周囲を怯えるように見渡します。 いつどこでチューゴ君の目が光ってるか分かりません。 キッチョム兄さんの事もあって、最近ちょっとチューゴ君が気になるカンコ君。 何度も確認して、誰もいない事を確認すると、 「ケン・・・」 「あれ?」 カンコ君の勢いを削ぐニホンちゃんの声。
173 :
みゃみゃ :03/03/15 19:12 ID:qrYyCqJV
さらにつづきです。 言おうと思ったのを止められたカンコ君が、顔を真っ赤にして怒ろうとしたその時。 「カンコ君のモニターって、私の所の部品使ってるんだね」 ニホンちゃんの明るい声に赤から青へと変化するカンコ君。 「へぇ・・・DDRメモリーもそうなんだぁ」 青から白へと変わるカンコ君に気付かないニホンちゃん。 とうとう止めの一言を・・・ 「”先駆けて”いるニホンと”追撃”するチューゴ君だって♪」 真っ白になって、固まってしまったカンコ君。 何も言えず、動けず・・・ 何か様子がおかしいカンコ君にやっと気付いたニホンちゃんが 「どうしたの?」 と、声をかけた瞬間。 「返すニダ!」 そう言うが早いか、ニホンちゃんの読んでた新聞を奪い取り逃げ去るカンコ君。 遠く離れるカンコ君の悲しい叫びを聞きながら 「本当に凄いと思っただけなのに・・・変なカンコ君」 と、呟きました。 後にはカンコ君の 「アアァァイグォォォ〜〜!!」 の声が烏の鳴き声に混じってアジア町に響いていました。 と、ニホンちゃんの家の外から隠れて一部始終を見ていたチューゴ君。 腕を組んで思案すると 「そうアルか。ニホンの技術さえ手に出来れば・・・」 と、呟き冷ややかな笑みを浮かべました。
174 :
kody :03/03/15 19:12 ID:m1at8GOi
あー、もしかして169は自分が書いた160の意見に賛成の人がいるという意味だったのかな? そうだったらスマソ
175 :
みゃみゃ :03/03/15 19:15 ID:qrYyCqJV
以前からガイドライン外れのお話でスレが荒れたり叩きがあったりしましたよね。
まぁ、本スレで禁止というのは賛成なのですが、そういう人を叩いて追い出してしまっては
ニホンちゃんが小さくまとまり広まらない原因にもなりましょう。
そこで、ガイドライン外れの話を書きたい人や、ガイドライン整備の議論をするための場として
自宅サーバーの掲示板に、本スレで禁止のスレやとかを立てときました。
他にも、ニホンちゃん関連のプロジェクト立ち上げや、雑談用にご自由に使ってください。
http://copper.plala.jp/~nihontan/index.html (安全性向上のため、本日80GBハードディスク×2台ミラーリングに整備しなおしますた)
177 :
:03/03/15 21:18 ID:+WHS/UvJ
178 :
:03/03/15 22:10 ID:bXKquoi3
>>172 ウリナラマンセー→アイゴーの基本路線が楽しめますたありがd
折角の経済ネタなので火病に入る前にもう少し強烈に煽っておいたほうがもうすこしよくオチたと思わないでもない
179 :
みゃみゃ :03/03/15 22:33 ID:qrYyCqJV
>>177 さん&
>>178 さん
楽しんで頂けたようで、ちょっと安心してます^^
>火病に入る前にもう少し強烈に煽っておいたほうが
そうですね、読み返すとちょっと後悔が・・・
次回はもう少し練ってから書いて見ますね!
180 :
名無しさん :03/03/16 06:39 ID:GhJOA9Dg
「ある晴れた日に」 あるお昼休みのことです。白いアオザイに身を包んだベトナちゃんは一人芝生の上で 左脚を寝かせ右足を立て佇んでいました。 今までいろんなことがありました。ニッテイさんとの出会い、フランソワーズちゃん の家からの決別と家の中の争い、アメリー家の介入とカンコ君との確執、そして腕の怪 我、チューゴ君との喧嘩・・・。苦難や不幸が彼女を次々と襲いました。それにより彼 女は多くの大切なものを失い、心も身体も傷つきました。 (けど私はいきている) そうです、彼女はそれ等を全て乗り越えたのです。 (そして今の私には) 後ろから彼女を呼ぶ声がします。ニホンちゃんの高く澄んだ声です。ニホンちゃんだけでは ありません。クラスの皆、かって彼女といざこざのあった子も皆彼女を呼んでいます。 「待って、今行くわ」 ベトナちゃんは立ち上がり皆のほうへ駆けて行きました。青い空が何処までも澄んでいました。
(フフフ、オレがイラクとキッチョム2人を同時に相手するのをいやがってるだって? まぁ、そう思ってもらっていてかまわないよ。 あまり目立ちすぎても良くないしな。 だが、出来ないってんじゃないぜ。 フフフ、やらないんだよ。 だってよ、もったい ねぇじゃねぇか、いさかいのタネが2つ一緒にかたづいちまうなんてよ。) (争いごとがぜーんぶかたづいちまったら、どうすんだよ。 やるのは一つづつ、ウチ の商売にもかかわってくるしな。 イラクのやつのところが終わっても、火種はちょっ とだけ残しとくのさ。 キッチョムの野郎をやっている間に、火がくすぶってくるよう にな・・・フフフ) (アンポリ決議か、まぁどっちだっていいぜ。町内の同意が得られてからやるなら、目 立たないしな。逆に無いなら、町内の同意よりオレの意思が優先されると宣言したこと になるからな・・・まぁもうじき、・・・もうじきだ。) ※アメリー君の一人言って前にもやった気がするけど、気にしないでね。 最近書き込んで無いけど、せめて1スレ1ネタUpという気もちで〜
>>171 心理描写や表情描写がよく書けていて(・∀・)イイ!
展開もお見事!ホントに初心者ですかぁ?(w
>>180 ,181
こういう短いのもたまにはいいかもね。
余韻を残しつつ、読者に考えさせるって意味でも。
コレばっかりだと、イヤになっちゃうけど・・・
184 :
北極星 :03/03/16 19:38 ID:rbC9IWa2
>>135 遅レスになりますが。
>「パエリアをひと巻き」ってとこ。
>ごはんをどうやって巻くのですか?
すいません、どうしたわけかパエリアとパスタをごっちゃにしてました。(恥
というわけで、あの部分は「パエリアをひとすくい」と脳内修正しておいてください。
185 :
一読者 :03/03/17 03:48 ID:C4GUR3HC
>>184 さま
了解です。ありがとうございます。
「最後のおこげをフォークでひと巻き・・・」
って感じかな、とも思ったのですが(^^;
186 :
& :03/03/17 17:17 ID:io8P8Ny4
「じちんさいバージョンX」 ニホンちゃんが神棚のある部屋で地鎮祭の練習をしています。 緋色の袴に白衣、長い髪を檀紙と水引纏めた姿はいつもより凛々しくて アーリアちゃんやタイワンちゃんが見たら惚れ直す事受け合いです。 板の間に正座をして精神を静めていたニホンちゃんは息を整えてから 玉串を手に立ち上がります。そっとそれを持った腕を伸ばしてから。 「ヨクアラッタジャガイモヲナベデジュウブンムス。 サメタラジャガイモヲツブシ、コレニコーンスタ−チヲカラメ、 ソレヲナンドモヒヤシタリムシタリシテクリカエシ サラニコーンスターチヲカラメテコメツブジョウニスル。 ソウシテデキガッタモノヲピラフヤバターライスニシテ オイシクイタダキマス。ソノママムシテゴハンニシテモタブンウマー」 隠れて聞いていたウヨくんが襖ごと派手にコケて板の間に転がり込んできます。 何故かアーリアちゃんやタイワンちゃんも一緒にコケているようですが 転んだ拍子に頭でも打ったのか額を抑えながら立ち上がったウヨくんが聞きます。 「姉さん、その地鎮祭の祝詞は何なの?」
187 :
& :03/03/17 17:17 ID:io8P8Ny4
小首をかしげてニホンちゃんは答えます。 「あのね、キッチョムくん家の主食らしいの。ジャガイモ米とかいうらしいんだけど」 「ジャガイモ米??」 「うん。ニホン家だと宝米って言うんだけど、ここでの地鎮祭でならコロッケよりも しっくり来るんじゃないかなぁ、って思ったの」 見ると小さな御飯茶碗にそれらしい物が盛ってあります。 アーリアちゃんとタイワンちゃんが近寄って恐る恐る摘んで口に運びます。 「…なぁ、タイワン。栄養価はコーンスターチが加わっている分高いと思うが 蒸したのをそのままバターでも付けて食べた方が労力が無駄にならないんじゃないか?」 「だね。それに、言っちゃぁ難だけどあまり美味しくないよ」 それを聞いていたウヨ君が続けます。 「ほら、あんまり評判よくないよ。採用される訳ないよ。もう止めようよ」 ジャガイモが主食(偏見)のアーリアちゃんや美食家のタイワンちゃんにも 不評だったのが少しショックだったのか困ったようにニホンちゃんは答えます。 「うん…じゃあ、これは仕舞っておくね。せっかくレシピまで引っ張り出して きたんだけどなぁ。でもホントはあんまり食べたいとは思わないし」 と、ここで床下から「アイゴー!!」という叫び声と誰かが駆け出す音が したのは抜群に黙殺です。 片付けようとしたニホンちゃんがふと、ウヨ君たちに振り向いて。 「あのね、他にもあと、トウモロコシ米ってのもあるんだけど」 ホッとしていたウヨ君とアーリアちゃんとタイワンちゃんが盛大にコケたのも 抜群に秘密です。
188 :
& :03/03/17 17:24 ID:io8P8Ny4
&です。今回はかのブラックワイドショーで取り上げられた “ジャガイモ米”がネタです。 たまたま、と言いますか地鎮祭のコロッケのレシピにジャガイモが ありますのでそれに絡めてみました。 実際、作っているところの映像を見ましたがわざわざ作る手間隙を考えたら そのまま食べた方がいいと思うのですけれども。 宝米:www.hotel-story.ne.jp/concierge/vol9/magazine/index03.html トウモロコシ米地鎮祭はレシピが発見出来なかったので無期延期ということで(笑
189 :
7 :03/03/18 00:10 ID:tYINOtah
だ か ら 話作る時は、sageるなよ。
191 :
みゃみゃ :03/03/18 11:35 ID:YMkpvcPD
「ほんとに大丈夫?」 最近、キッチョム君が 「テポドン花火撃つニダ!ウェーハッハッハ」 と、不気味な笑い声を挙げては脅すので怖くなったニホンちゃん。 アメリー君とカンコ君を夕方の公園に呼び出してちょっと相談。 「ねぇねぇ、本当に使うかな?」 アメリー君に頼りっきりのニホンちゃん、今にも泣き出しそうです。 「う〜ん・・・どうかな?でもなぁ・・・今、俺も忙しいんだよなぁ・・・」 イスラム班のイラク君に決闘を申し込んだばかりのアメリー君、「大丈夫だよ!2対1でも相手になってやる!」 と、強気な発言はしたものの実際にそうなるとちょっと尻込みしてしまいます。 「兄さんがテポドン花火使っても、ウリには関係ないニダ!」 キッチョム兄さんに色々と迷惑かけられても文句の言えないカンコ君、ニホンちゃんの困った顔が見れてちょっと嬉しそう。 相変わらず歪んだ愛情表現しか出来ないのが、まだまだ子供と自分で言ってるみたいですね。 「ちょっと前もカイコ花火使ったし・・・どうしよう?」 飛んで来た花火を消す事が出来ないニホンちゃんにとっては大問題。 シシローおじさんが何か決まりを作ろうと頑張ってるけど、「その前に使われたら・・・」と考えると夜も寝れません。 まぁ、決まりを作っても花火を消す事は出来ないんですけどね。 「じゃぁさぁ、今度の決闘で僕を応援してよ」 イラク君の事で頭が一杯のアメリー君、ちょっと話題を逸らせます。 「ニホンちゃんの応援があったら早く片付くと思うんだよね!その後で守ってあげるから」 何故か頬が赤らんでるアメリー君、何やら想像してるみたい。 「湾岸決闘の時のニホンちゃん可愛かったしね〜」 前にイラク君と決闘した時のニホンちゃんのチアガール姿を想像してるみたいですね。 「う〜ん・・・でも〜・・・」 町内が今回の決闘を批判的なのでちょっと悩んでる日本ちゃん。 チアガールの衣装代も結構高いのでお小遣いの事を心配していると
192 :
みゃみゃ :03/03/18 11:36 ID:YMkpvcPD
つづきです。 「任せるニダ!ウリが応援するニダ!」 突然叫びに似た声をあげるカンコ君。 アメリー君の背中をバシバシ叩いて一人で盛り上がってます。 「痛た・・・って、お前の応援?」 予想もしていなかったカンコ君の申し出に驚くアメリー君。 「ウリが応援したら半万人力ニダ!ウリナラマンセー!!」 アメリー君の手を取ると、万歳して喜んでます。 「でもなぁ・・・」 カンコ君に振り回されるアメリー君の表情がちょっと曇ります。 「ベトナちゃんの件もあったしなぁ・・・」 「うぐっ・・・」 アメリー君の呟きに固まるカンコ君。 「まぁ、イラクが謝るかも知れないし・・・その時になったら・・・な?」 固まったカンコ君の手を引き剥がし、神妙な顔つきで立ち去るアメリー君。 「カンコの応援か・・・大丈夫か?」 何やら一人呟きながら家路を急ぎます。 その背中に 「ちょっと〜!花火はどうするのよ〜!!」 と、ニホンちゃんの悲鳴に似た訴えが・・・ すると、 「あぁ、テポドン花火だろ?ちゃんと飛ぶかも疑わしいよ。カンコの方がヤバイんじゃないか?」 と、実にお気楽な返答。 「失敗したらキッチョムとカンコの家無くなるだけだしね〜」 その言葉を聞いたカンコ君。 「それは困るニダ!!」 顔を真っ青にして叫ぶと、 「アイゴ〜!ご飯分けるからウリにだけは使っちゃダメニダ〜!」 猛スピードで家に帰って行きました。
193 :
みゃみゃ :03/03/18 11:37 ID:YMkpvcPD
結局、何の結論も出ないまま取り残されたニホンちゃん。 「はぁ・・・どうしたらいいんだろ・・・」 夕闇迫る公園で立ち尽くすニホンちゃん。 泣きそうになるのを必死に耐えてます。 公園の植え込みから隠れてその光景を見ていたウヨ君。 「姉さんは俺が絶対守ってみせる!!」 熱い思いを真っ赤に燃える夕日に固く誓うのでした・・・
194 :
みゃみゃ :03/03/18 11:38 ID:YMkpvcPD
保全sage
総督府のほうに作品をうpしてみました。 御意見御感想などもあちらでどうぞ〜。
197 :
Siki :03/03/19 22:37 ID:Km9hREgs
『祀られし者』 「アイゴー ニホンのチョッパリめウリの家の敷地のジンジャーなんて物を建てて ウリナラを侮辱しるにもほどがあるニダ こんな物は叩き壊してやるニダ!!」 ガン!ガン!ガン!ガン! 「火もつけてやるニダ!!」ぼっ!! 「ちょっと!カンコ君、何してるの?」 「ニホンは勝手にジンジャー建てて、それを無理やりウリに拝ませウリナラの誇りを酷く傷つけたニダ だから手始めに、コレを打ち壊したニダ! うりぃぃいぃいぃぃぃー、壊しただけではウリの恨がおさまらないニダ! こうしてやるニダ!!」 カンコ君は瓦礫と化したジンジャーを踏みつけます 「ウリ! ウリ! あちゃ熱っ熱」 先ほどまで燻っていた物を踏みつければ当然こうなります 「あついニダ!!! アイゴー瓦礫になってもウリを苦しめるきニダか 」 「・・・・・・カンコ君」
198 :
Siki :03/03/19 22:37 ID:Km9hREgs
「何だニダ!!いまウリはいそがしいニダ」 「カンコ君が取り壊したジンジャーにはカンコ君のご先祖様のダンクンさんも祀ってあったのよ」 「・・・・・・・・・・< #゚Д゚ >・・・・・・・・・」 ニホンちゃんの一言にカンコ君 いつもの決め台詞を言うのも忘れるほど 固まっちゃいました。 おしまい 元ネタ >京城神社が建てられましたが、その氏子総代は朝鮮人でした。 >また御祭神はというと、天照大神、明治天皇、プラス朝鮮国魂神です。 >国魂神というのは国土の神様のことで、 >そういう御神名をつけて朝鮮の国土神をお祭りしたんですね。 >これは、大和朝廷が出雲を支配下においたら、出雲の神様を祭ったのと同じで、 >朝鮮には朝鮮の国土神があるのだから、 >朝鮮人は檀君や朝鮮の神々を祭ってそれでよろしいということなんです。
199 :
. :03/03/19 23:26 ID:jaMvkPLM
>199 それって「藩神」って概念じゃなかったですか? どっかの本で読んだような気がするんですけど、えろおぼえで・・・
200 :
世界が平和でありますように :03/03/20 04:01 ID:O9FeWpEY
アメリー君がいつ自分の家に花火を打ちこんでくるか気がきではないフセイン 小父さんはイラク君に門の前で見張っているように命じました。 イラク君は、ヘルメットをかぶって家の前に座っていました。頼りにして いたアラブ班の他の家は固く門を閉ざし、目を合わせようともしてくれません。 「イラク君」 鈴の音のような澄んだ声がしました。振り向くとそこにはさくら色の長着を 上品にまとった女の子が伏目がちに立っていました。 「ニホンちゃんか。どうしたの?ここはもう、危ないから近づかない方がいいよ」 どこか修行僧のようなあきらめきった笑顔を浮かべながらイラク君はいいました。 「あ、あのね、今日はね、大事なお話があって来たの。」 最初は俯いて言い出しにくそうでしたが、やっと決心したのか、たどたどしくなり ながらもニホンちゃんはそう言いました。 「フセイン小父さんを家から追い出せ、だろう?」 ニホンちゃんは驚いたようにイラク君を見ました。イラク君は自分の家を見上げて います。 「あの小父さんがやったことが全て正しいとも思ってない。だけど、全てが間違い だとも思えない。」 イラク君はニホンちゃんを正面から見つめました。その視線があまりにも真摯で、 ニホンちゃんは少しドキドキしてしまいました。 「小父さんは小父さんなりにこの家のことを考えていたんだと思う。そりゃあ、」 苦笑を浮かべながらイラク君は続けます。 「ペルシャの家に喧嘩を売ったり、アメリーとの喧嘩に負けそうになって我が家の 特産品を近所にばら撒いたり滅茶苦茶なところもあるけどね。」 ニホンちゃんはどう答えていいのかわかりません。
201 :
世界が平和でありますように2 :03/03/20 04:02 ID:O9FeWpEY
「ごめん、一人で喋りすぎた。」 イラク君はニホンちゃんの様子少し照れたようにヘルメットを目深に被りなおしました。 「それで、答えの方は・・・」 ニホンちゃんは絶望的な面持ちでこの“説得工作”の結末を聞き出そうとしました。 「さっきも言っただろう?ここはもうじき危なくなるから、早く家に帰るんだ」 イラク君はぶっきらぼうにそう言いとアメリー君のものとは比べ物にならない 貧相な花火を構えました。 「ごめん。ごめんね」 ニホンちゃんはそれしか言うことが出来ず、駆け出していきました。 イラク家からほど近いクウェート家。 「うん。いいんだ。そんな、泣くことないじゃないか。キミはよく頑張ったよ。あとは 僕に任せてくれ。じゃあ。」 アメリー君は優しげな声で携帯電話に話かけています。そして、それを見つめる冷めた 目線の主はエリザベスちゃんでした。 「随分とまあ、お優しいこと」 通話を終えたアメリー君に氷点下の声色で言いました。 「彼女にはまだ、色々とやってもらうことがある。ここで萎縮されたらたまらないからな」 傲然とそう言い放つアメリー君。その顔に浮かんでいるものはさながら六六六体の悪魔を 六六六小隊率いた大隊長のそれでした。 「最低ね」 エリザベスちゃんは吐き捨てるようにそう言いました。
202 :
世界が平和でありますように3 :03/03/20 04:05 ID:O9FeWpEY
エリザベスちゃんは吐き捨てるようにそう言いました。 「その最低な奴に付き従うお前な何なんだろうな」 エリザベスちゃんはあまりの怒りに一瞬、気が遠くなりましたが、そこは落ちぶれても 名門の出、鉄の理性で抑えつけます。 「勘違いしないで頂戴。あなたの家とわたしの家は利害をともにしているだけ。 でなければ誰が」 アメリー君はいきなり椅子から立ち上がるとエリザベスちゃんの赤みがかった金髪を そっと撫でました。 「利に聡い人間は嫌いじゃないよ。リズ」 そう、耳元でささやきました。 「な、なにを」 エリザベスちゃんはいきなりのことで気が動転しています。 「番犬の様子を見てくる。この暑さでまいってなければいいけど」 そういうと、クウェート家の門に待たせている犬たちのところへと 向かっていきました。
203 :
あ :03/03/20 11:19 ID:Ay0bTd6+
本当に小学生かアメリー!?
204 :
_ :03/03/20 12:09 ID:jT2z4tA1
アメリーは二面性があるyo
205 :
:03/03/20 15:22 ID:aRnk+Vls
>>204 それはニホンちゃんも同じ事。
ニホンママがブチ切れた時を想像してみようw
206 :
超監督 :03/03/20 15:24 ID:4FswRhXp
アメリーらしくてイインジャネーノ?
207 :
:03/03/20 16:59 ID:a4H/4an0
黒ニホンちゃんもいいものだ。
208 :
Siki :03/03/21 23:54 ID:sQKrLhAe
『主催者』 「ふふ〜ん」 「アレ姉さん、ご機嫌だね」 「そうなのよ、ウヨ聞いてよ、アジア町やアフリカ町のみんなが 私が主催するお茶会が一番いいんだって、 アメリー君やイーユー町の子は、お前らごときが発言すんんじゃねえって オーラが出てて、発言しづらいけど ニホンちゃんがホストの時は、にほんちゃんから、どうぞ発言してくださいって オーラが出てるから、のびのびと発言ができていいって だから、いつもお茶会の主催者はニホンちゃんがやってくれるといいな〜だって そんなこといってくれたのよ」 「ふ〜ん」(ただたんに舐められてるだけじゃなきゃいいけど・・・」 「ウヨ、話聞いてる?」 「うっうん、よかったね 姉さん」 おしまい 解説・発展途上国にとっては会議のホスト国は日本が一番いいそうです
>>208 「国際会議で、インド(ロシアという説もあり)を黙らせるか、
日本に喋らせたら議長国としては成功」
という話も聞いた事がありまつ・・・。
必要な事はちゃんと発言しようねニホンちゃん・・・(泣)。
210 :
:03/03/22 21:23 ID:XC4pLPfF
/ノ 0ヽ
_|___|_
ヽ(# ゚ぺ)ノ 下がってろウジ虫ども! 。
| 个 | 地球組番長のアメリー軍曹様が210getする!
ノ| ̄ ̄ヽ
∪⌒∪
>>191-194 腐れウヨはママのオパーイでもしゃぶってろ!
>>197-199 神の加護は俺様にしかないんだよスットコドッコイ!
>>200-202 俺様に逆らったら人間便器の刑だからな!
>>208-209 カネだけだしゃいいんだよ糞JAP!
211 :
:03/03/22 22:59 ID:WZ2qSUs3
>>208 Λ_Λ
<♯`Д´> ウリの方がいいに決まってるニダ!ニホンなんかダメダメニダ!
(つ つ
| | |
〈__フ__フ
212 :
名無しさん :03/03/22 23:40 ID:oNOw6Q6o
「自爆」 >>208、211 それを家の外から聞いていた影が、そう我等がヒーローカンコ君です。ニホンちゃんが好かれる のがこのうえなく腹の立つ彼のこと、すぐに火病を起こしちゃいました。 「ニダーッ!なぜニホンばかりちやほやされてウリは人気ないニダ!ニホンの陰謀にだ!謝(略」 としばらく喚いてましたがウリナラ脳にふと考えが湧きました。 「そうだ、ウリもお茶会を開くニダ、そしてウリナラ半万年の栄光を知らしめニホンをウリの・・・」 そう言うと自分の家へ飛んで帰りました。 次の日、クラスの皆はニホンちゃん家でお茶会を開くことになりました。放課後、さあ行こうとしたその時 「待つニダ、お茶会はウリの家でやるニダ!」 ニダッと参上です。 「ウリナラの食べ物はニホンのより美味いニダ、麦茶も出るニダよ、それに半万年の歴史があるニダ!」 最初は一同呆気に取られてましたがまずアメリー君が言いました。 「けどカンコ君の家って・・・」 「汚いし」 「マナー悪いし」 「物無くなるし」 「狭いし」 「遊ぶとカンコ君卑怯なことばかりするし」 「家の人怖いし」 「大体隣は大丈夫なの?」 「うっ・・・」 カンコ君全く言い返せません。やっぱり今までが今までですから。 「行こ、ニホンちゃん」 タイワンちゃんとインドネシアちゃんが言うと皆ニホンちゃんを連れて出て行ってしまいました。教室には カンコ君一人残されました。ひゅうと寒風が入ってきました。 「アイ・・・・ゴ・・・・・ォ・・・・・・」 とぼとぼと帰るカンコ君、しかし家の郵便箱入れにニホンちゃんからの招待状があり喜びを隠しすっ飛んで行っちゃいました。 朴利です、すいません。「主催者」とかの国の評判を見て書きました。ちなみにベトナちゃんの話の題名はオペラ「蝶々夫人」の アリアからです。
アサヒ「建築屋さんの丸投げは良くないと思います!」
ニホン「ごめん。丸投げってどういう意味なの?アサヒちゃんの喋る事って難しい言葉多いから。
お願いだけど教えてくれない?」
アサヒ「小さな会社に全部まかせっきりにすることって意味」
ニホン「へー、あ、わかったぁ!アフガン君やイラク君の時アサヒちゃんがやってたことだぁ」
アサヒ「・・・・」
ニホン「え?当たってるんじゃないの?」
アサヒ「終わった後はちゃんと行ってるわよ・・」
【責任放棄】イラクから逃げ出すマスコミ【ヘタレ】
http://society.2ch.net/test/read.cgi/mass/1048046803/l50 他の国はちゃんと行ってるのにねぇ。
214 :
大洞商会 :03/03/24 22:23 ID:1cCR6hFm
『名の由来』 「私の名前はね、マルコポーロさんが『東方見聞録』って本に書いた黄金の・・・」 「姉さん 姉さん」 「なに?ウヨ」 「姉さんの名前の由来は、『東方見聞録』じゃないからね」 「えっ? だって私の名前はマルコさんか見聞録で黄金でモンゴル君で・・・」 「それが直接的な理由じゃないよ」 「はぇ?モンゴル君は元君でハンで カンコ君はペクチョンでキッチョム君はヤンバンで・・・ あやややゃゃゃゃ?????」 「姉さん、大丈夫?」 おしまい 解説・JAPANの由来は日本がシナ風に訛ったものだそうです
216 :
& :03/03/25 02:38 ID:1g4OJqAy
>>214 そういえばスペインにはハポンちゃんがいるんでしたねぇw
217 :
名無しさん :03/03/25 11:15 ID:mbudYpV1
「どうしようもない奴」 ある日ニホンちゃんの家でアジア班、アメリカ班の多くのメンバーが集まりお茶会を開いてました。 集団で発言力を持つEU班に対抗しようという意図と飼い犬や商売上の繋がりを深めようという目的か らです。当初はオージー君がニホンちゃんに呼びかけ二人でやろうと考えていたのですが例によってア メリー君とチューゴ君が乱入しニホンちゃんと三人で主に取り仕切っているのが現状です。カンコ君も いるしメヒコ君等南米班の人もいます。 ニホンちゃん家のオオサカの間で皆それぞれの意見や考え方を述べます。壁新聞の記事にしようと取 材しているアサヒちゃんも何時になく真面目です。いつもこうならいいのですが。 話が終わりさあ記念撮影という時窓の下からニホン家の亜細亜再侵略を許すな、とか古臭いシュプレ ヒコールが聞こえてきます。一同首をかしげて覗いて見るとサヨックおじさんが喚いてました。 「何、あれ」 「阿呆アルか」 「おじさん・・・」 「馬鹿ニダねえ」 カンコ君ですか言っちゃいました。アサヒちゃんも呆れ果ててます。そこへウヨ君がボロボロのキッ チョム君を引き摺って現われました。 「痴れ者、こいつが全て吐いたぞ。お茶会を潰す為にやったんだな!」 サヨックおじさん逃げようとしますが捕まり袋叩きにされました。気を取り直した一同写真を取り直 しお茶会は無事終了です。あれアサヒちゃん、アメリー君とチューゴ君の間にいるニホンちゃんをやけ に可愛く撮ってません? 元ネタは95年のAPEC大阪会議とそれに抗議してた隣の大学の左翼団体です。この団体後ろに北 寄りの学者や弁護士がいて酷かったんですよね。あの朝日ですら歓迎していたのに。にしても最近下火 だったAPECやARFが北の問題でまた活性化するとは。あの国は本当にどうし様もないですね。
218 :
:03/03/25 11:17 ID:doZBWXtp
>>214 唐・宋代の「ジッポン/ジーボン」が訛ったもの、でしたっけ?
未だに昔日(せきじつ)とか過日(かじつ)とかの読みで使ってるし。
219 :
:03/03/25 23:57 ID:w7KDG7zt
「日・本・国」の現地読み「ジー・バン・ゴー」が元だと聞いています。 まぁ文字が同じなんだから読み方くらいそっちの好きかってやってくれという感じです。 それで国号まで左右されるのはちと困りますが。
220 :
:03/03/26 05:42 ID:RUL4ZzrN
ねぇ・・・マジで半虹ニホンちゃんのスレがあるんだけどさ。
221 :
:03/03/26 12:48 ID:DxsvSnLi
222 :
_ :03/03/26 13:43 ID:E/LvsQDW
リンクは貼るな。 っつーかこっちにわざわざ持ってくんなよそんなスレの話
223 :
:03/03/26 16:38 ID:G0M1DCO7
今更だけど、ニホンママって技術・芸術文化の担当だったよね。 でも外見的に“清楚な鈴鹿御前”てイメージあるんだけど 出番が少ないのはやっぱり使い辛いから?
224 :
大洞 :03/03/26 17:50 ID:uj0GxcCn
>>218 >>219 ヨミ 「他にも野蛮な国、野蛮がジャパンになった、なんて説もあるそうです
そんなのがジャパンの由来だったらナンカやですよね」
サンケイ「これが日本じゃなくて韓国だったら話のなかにもりこんだんだけどね」
カンコ 「アイゴー 差別ニダ ヤッパリ チョパーリは差別みんじょくニダ
反省しる!」
ヨミ 「やあね、差別なんかしてないわよ」
カンコ 「ニダ」
ヨミ 「えこひいきヨ(笑」
カンコ 「あいごーーーー!」
225 :
:03/03/26 22:57 ID:TAdcCnWj
226 :
hin :03/03/28 00:04 ID:y+VfaHXO
保守sage 今日は、テポドン花火を打つんですかね?。
227 :
:03/03/28 00:40 ID:oqbDTmqF
>>224 しつこくスマソ。
上海逝った時、「ジプンニン(日本人)」と呼ばれますた。
なんとなく「あ〜ジャパンの起源が残ってる」
と密かに感動。
228 :
名無しさん :03/03/29 14:46 ID:yQUz9Ap9
『暗殺術」 マーシャルアーツ、蟷螂拳、コマンドサンボ、グレーシー柔術等地球町には実践的というには多少 物騒な「殺人拳」と呼ばれる格闘技があります。その中でも紫苑ちゃんの『猛者怒暗黒拳』とべトナ ちゃんの『べトコン流暗殺拳』は三大暗殺拳と呼ばれ怖れられています。もう一つは遠い昔に廃れて しまい今ではその存在すら伝説となっています。 ある日の放課後紫苑ちゃんとべトナちゃんが些細なことで言い合いになりました。普段は大人しい 二人ですが割と強情なことでも知られています。口調こそ穏やかでしたが双方引かずやがて一触即発 の状況になりました。 「こ、これはまずい」 その場にいた地球組の面々真っ青になりました。喧嘩では出鱈目に強いアメリー君もチューゴ君も 動けません。フランソワーズちゃんもです。三人共『べトコン流暗殺拳』の凄まじさは身をもって知 っています。エジプト君やサウジちゃんは紫苑ちゃんを見て動けなくなりました。『猛者怒』、それ は中東班では死を意味する名だったのです。 二人はゆっくりと構えをとります。紫苑ちゃんのそれは獅子の様でベトナちゃんのは黒豹の様です。 場を冷たく、刺すような殺気が支配します。 「あ、あうあう、どうしよう。」 ニホンちゃんもいつも仲良しの二人の何時にない殺気にあたふたしています。その時彼女の脳裏に 懐かしい声が語りかけてきました。 (さくら、今こそあの術を使え) (その声は!?) 二人が動こうとしたその時です。二人へ向けて何かが飛んできました。 「むうっ!?」 二人共手刀でそれを落とします。それは雷を帯びた苦無でした。 「誰だっ!?」 その場の一同苦無の飛んできた方へ顔を向けます。 そこには黒の超長ランに身を包んだ黒髪の少女がいました。彼女も凄まじい殺気を放っています。その気の あまり顔がよく見えない程です。 さあ彼女は一体誰なのか!?つづく 元ネタはモサドとべトコン、そして忍者です。黒装束ではなく学ランなのは車田正美先生の名作「風魔の小次郎」からで す。飛鳥武蔵ですね。彼は忍ではありませんが。ちなみに苦無は「サムライスピリッツ」です。
アメリー「俺さ、ニホンちゃんとこのニュース番組見てるんだ。」 ニホン「え?何で? わたしんちのニュース見ても貴方には何も関係無いでしょう?」 アメリー「そうなんだけどさ、こっちは毎日毎日戦争報道ばっかりなんだ。 もう戦争なんかいいんだよ。CNNって知ってるだろ?」 ニホン「ああ、有名だよね。CNN。」 アメリー「CNNに新しいスポンサーがついたんだけど、何処だと思う?」 私「その口振りから言うと、あんまり穏やかじゃなさそうだね。」 アメリー「そう!そうなんだよ! 知ってるかい? CNNの新しいスポンサーはアメリカ海軍さ!」 ニホン「本当?」 アメリー「じゃあ CNN 見てみろよ。番組の前後に【この番組はアメリカ海軍の提供です】って文字が出るぜ。」 ニホン「大変そうだね。でも何でわたしんちのニュース番組見るの?」 アメリー「そっちのニュースはどっから見ても平和そのものじゃないか! お前だってテロの対象だろう? 何でこんなに平和なんだよ!」 ニホン「え? つまり?」 アメリー「お花が咲いたとか! アザラシのタマちゃんが出たとか! タマちゃんが住民票とっただとか! 桜前線北上中とか!! どうでもいいじゃねえかそんな事!!」 ニホン「あー、そう言えばあんまり意識した事なかったなー。」 アメリー「それはお前らの国が平和だからだよ! 何だよ!! 何がタマちゃんだよ!! うちのマスコミはクソったれだ!!」 ニホン「お花かー、そういえばもうすぐ花見だね。」 アメリー「花見!? 花見って花見て酒飲んで踊る奴か!? くっそーーーー!!!! 日本は何でそんな平和なんだ!! チクショウ!! クソがっ!! 花が咲いたなんてどうでもいいじゃねえか!! 何でいちいちニュースで報道するんだよ!!! チクショウ!! 平和だ!!! タマちゃんがっ!!」 ニホン「あははは……」 ニホンちゃんは笑うしかありませんでした。
230 :
229 :03/03/29 21:56 ID:vpIhnDEt
なんか停滞していますので、某スレからコピペ。 一部文章をニホンちゃん向けに改変してあります。
>229 どこのスレ? やっぱイラク情勢か?
232 :
:03/03/30 17:08 ID:5nsL5dzH
誰だ、軍板に書いた香具師は? 賠償としてSSうp汁 588 :名無し三等兵 mail sage :03/03/30 13:21 ID:??? アメリー「ダメだよ、いくらキミでも売らないよ」 ニホン「じゃ、いいもん。自分で作るもん」 いつもの流れになるんじゃないの?
233 :
:03/03/30 18:59 ID:jk98qZ+N
234 :
匿名 :03/03/30 20:36 ID:+NGxybhT
「経済」 ニホンちゃんは今お小遣いの前借りのし過ぎで深刻な財政難に陥っています。 「はぁぁぁ・・・お小遣い足りなくなっちゃった・・・。また前借りかぁぁぁ・・・もう借金いくらになってるか忘れちゃった・・・」 「ニホンちゃん、暗い顔してるね。君らしくないよ。悩みがあったらこのマカロニーノに相談してごらん。 わかった!ボクのお店のブランド品が欲しいんでしょ?」 「違うよぅ、借金が返せないんだよぅ・・・」 その会話を聞いてゲルマッハ君は、 「ニホンちゃん、大丈夫。 マカロニーノのヤツも昔は今のニホンちゃんみたいに万年赤字体質ですごい借金背負ってただろ。 でももう返済しちゃったじゃないか。マカロニーノみたいな遊び人にも出来たことなんだから、 勤勉でコツコツと貯金を積み重ねてきた君ならあっという間だ。」 「・・・ゲルマッハ君ひどいよ、ボクのこと遊び人だなんて・・・」 「他にもいただろ?頂上会議に出てるお友達で借金の山返済したの。えーっと、誰だっけ?」 「僕だよカナディアンだよ・・・」 いつの間にかそこにいたカナディアン君がボソッと言いました。 「あ、わ、忘れちゃってたよ。ごめん。」 危機的な台所事情を立て直した経験があるにもかかわらず、相変わらず存在感がありません。
235 :
匿名 :03/03/30 20:37 ID:+NGxybhT
<続き> 「ところでゲルマッハ君、人のお小遣いのことを心配をしている余裕なんてあって?」 「そうよ!ユーロ町で一番お金持ちなのにあの赤字は何ナノ?」 そうです。フランソワーズちゃんとエリザベスちゃんが言うように、 ゲルマッハ君の懐は赤字続きなのでお小遣いの前借りを始めつつあるのです。 ユーロ町では、借金は嫌われているのでゲルマッハ君はお金のことに関しては肩身が狭くなってきています。 しかもゲルマッハ君とアーリアちゃんの家はユーロ町一のお金持ちで、 ユーロ町内で一番偉くなろうとしているのでなおさらです。 「そ、それは、その・・・」 いつもは冷静で論理的なゲルマッハ君もそのことについては反論もできません。 「・・え、えと、あ、そうだ!アーリアとゴミ拾いのボランティアの時間だ。 時間に遅れたらアーリアに殺されちゃう!み、みんな、また今度! 僕たちみたいに環境を大切にしような!お小遣いより環境が大事だからね! ♪なんでもかんでも大増税、消費税に環境税〜」 ゲルマッハ君は顔を真っ赤にして増税の歌を歌いながら去っていきました。
236 :
匿名 :03/03/30 20:37 ID:+NGxybhT
<続き> 「ゲルマッハ君・・・」 「変な人ねぇ・・・そういえばゲルマッハ君のご家族にはお仕事をしていない方がたくさんいるそうよ。 これだからお金が足りなくなるのよ。」 「あら、フランソワーズちゃん、あなたのご家族だって同じじゃありませんこと?」 痛いところをエリザベスちゃんに突かれてフランソワーズちゃんは必死になって取り繕おうとします。 「え?え?・・・あ、そ、それはマカロニーノ君のご家族だって同じだし・・・ あ、あとほら!フラメンコ先生のご家族!ただでさえ失業率の問題児と・・・」 「・・・へぇーえ、誰が失業率の問題児だって?」 「だからそれはフラメンコ先・・・、あら、皆さん?」 ニホンちゃんたちが恐怖に引きつった顔でおずおずと後ずさりし、そして逃げ出しました。 なぜなら何も知らないフランソワーズちゃんの後ろに・・・ 「アメリー君のみならずわたしまで敵に回す気・・・?」 「フ、フ、フラメンコ先生ぃぃ!」 「担任の陰口なんていい度胸してるわね・・・」 「ち、違いますこと!これは・・・」 「・・・教育には体罰もやむをえないわ・・・フ、フ・・・」 「ひぃぃぃぃぃぃ!暴力反対ぃぃぃ!戦争反対ぃぃぃ!ユーロの主流は左派中道ぅぅぅ!平和ぁぁぁ!」 次の瞬間、フランソワーズちゃんはTGVより高速で星になりました。 「アイゴォォーーーーー!!ってこれはネタが違うでしょおおおおお!なんでわたくしなんですのーーー!!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (注釈!)フランスとスペインは失業率でもめたりしてません。
デジカメロケット01 そもそものきっかけはキッチョム君がみんなに連絡せずに花火を打ち上げたことでした。 花火は打ち上げるときに周囲の家を驚かさないように予め打ち上げる日を回覧板で連絡しておくのが通例です。 しかし、キッチョム君はその予告無しでいきなり発射したのです。 キッチョム君が打ち上げた花火は、なんと日本池と日ノ本家を通り越して太平池まで飛んでいきました。 前々から「キッチョムのヤツが何かしているらしい」とアメリー君から噂を聞いていたニホンちゃんですが、 いきなり発射するとまでは思っていなかったようです。 翌日、学校が終わるとニホンちゃんはキッチョム君と話をするべくカンコ家へ向かいました。 「あ……あの、キッチョム君、なんでいきなり私の家に向かって花火を打ったの?」 「あれは花火じゃないニダ!」 「え!?」 「あれはウリの技術の粋を凝らして作り上げた自作のペットボトルロケットニダ。さてはニホン、ウリの技術がうらやましくなったニダか?」 「そ、そうなの。今度からは打ち上げるときには前もっておしえてね〜(汗)」 家に飛び帰るやいなや、ニホンちゃんはアメリー君に電話しました。アメリー君はデジカメを積んだペットボトルロケットを多く打ち上げ、 ご近所であやしい行動を起こしている者がいないかのぞき見をしています(あまり誉められたことではありませんが……) おかげでアメリー君はキッチョム君が打った花火の情報を一番多くつかんでいたのです。 「アメリー君、キッチョム君が『あれはペットボトルロケットだ』って言っていたけどそんなこと無いよね?」 「ああ、こっちでもずっとトレースしていたけれど。あいつが打った花火は間違いなく太平池に落ちている」
デジカメロケット02 やりとりをかわす内にニホンちゃんには有る考えが生まれてきました。現状ではどうしてもこういったことを知るにはアメリー君に一々 教えてもらわなければなりません。これは非常に手間ですし、電話代もかかります。何とか自分でこういったことを調べるわけにはいかないのか? 他の家ではよその家をこっそり調べるのにペットボトルロケットの一番上にデジタルカメラを組み合わせた物を打ち上げて調べます。 幸いニホンちゃん自身ペットボトルロケットを打ち上げるだけの実力もありますし、他の家の様子を(こっそり)調べるのに使うカメラなら 去年の誕生日に親戚のカメラ屋をやっている観音おじさんと二光おじさんがくれた最新鋭デジタルカメラがあります。 これを搭載すれば何とかなるでしょう。その日からニホンちゃんの徹夜が始まりました。 誰にも知られたくないため真夜中に作業をするしかなかったのです。 「ふわ〜ぁ 流石に眠いよぉ……」 「ニホンちゃん、どうしたの?」 あまりに眠そうなニホンちゃんに気が付いてアサヒちゃんが声をかけます。 「まえにキッチョム君が花火を打ったでしょ? その対策を……」 はっと口をつぐみますが時遅し、アサヒちゃんはその言葉をしっかり聞いてしまいました 「一発だけなら誤射かもしれないじゃない! そうやってニホンは再軍備の道をすすむののね!! グングツの音が聞こえる〜!!!」 そういって走り去ってしまいました。きっと明日の壁新聞の記事にするつもりなのでしょう 「どうしよう……」 自分のミスに茫然自失するニホンちゃんに後ろから声をかけた存在が居ました 「姉さん。僕に任せてよ」 「ウヨ・・・・・・」
その晩からニホンちゃんが作業をするときにはウヨ君が見張りをするようになりました。おかげで無理に徹夜をする必要もなくなり着々と作業は 進みました。おかげでペットボトルロケットの搭載機械制作時間としては驚異的な3週間で一応の完成を見たのです。 しかし、その間にいろいろなことがありました。カメラを乗せるペットボトルロケットの2回連続失敗をしたのはキッチョム君が花火をうったのと同じ 5週間前。2回連続のペットボトルロケットの失敗にニホンママからのお小遣いも減らされてかなり厳しい状態でした。 しかし、どうにか新型ペットボトルロケットも完成を見、十分実用の域に足したとニホンちゃんは確信を持てるようになりました。 リュー君の住む離れの一室、種子島の間の縁側から何時もペットボトルロケットを打ち上げるニホンちゃん。ここでペットボトルロケットを打ち上げる ときにはリュー君にも前もって話をしてから打ち上げるのですが今回は様子が何時もと違います 「種子島の間を通っちゃだめだって!?」 「お願い、どうしてもこのペットボトルロケットの中身は秘密にしたいの。無茶だって分かっているけど協力して」 「う〜ん。何とかならない? ここを通れないとなるとボクもかなり不便だから……」 「じゃあ、通行許可証を作るからそれをウヨに見せて。それで通れるように話をしておくから」 普段はペットボトルロケットをアサヒちゃんやリュー君、他にも誰にでも見せていたニホンちゃんですが今回ばかりはあまりに異例です。 それもそのはず。アメリー君がイスラム組のイラク家と喧嘩を初めてしまい、その余波地球町全体に不穏な空気を生み出していたのです。 ここ1〜2週間、キッチョム君と色々有ったニホンちゃんも例外ではありません。アメリー君からキッチョム君がまた花火の準備をしている らしいとの噂が伝わってきたのです。しかし、ニホンちゃんの頭はペットボトルロケットの打ち上げで精一杯。キッチョム君の方にまで気が回りません ましてや失敗するわけには行かないのです
デジカメロケット04 「姉さん……うん。俺がしっかりしなきゃ」 なにやら決意したウヨ君、どこかへ電話しているようです。 「あ、おじさん? ウヨです……お隣さん家のあの話は聞いていると思いますが……ええ、今度姉さんがペットボトルロケットを打ち上げるので 見張って欲しいのです……ありがとうございます!! お願いします」 そんなこんなで打ち上げ当日 本当は打ち上げ日自体も内緒のはずでしたがいつの間に広まったのか打ち上げ日も時間もばれています。 アジア町の各家から双眼鏡でこちらを覗いている気配があります。 「やっぱりアサヒからもれたのかなぁ」 「ウヨ! そこの噴射用の水注入ホース取って! 今から圧力かけるから注意して!!」 ウヨ君のつぶやきもどこへやら。すでにニホンちゃんの目は職人のそれになっています。デジカメを打ち上げるよりペットボトルロケットを 無事打ち上げることの方に気が向いてしまっているようです 「カウントダウン!!」 「10……9……8……7……6……5……4……3……2……1……0!」 「リフトオフ!!」 「サブタンクからの水供給終了、切り離し!」 「切り離し!!」 「デジタルカメラカバー部分離!」 「分離!!」 「第一メインタンク水供給終了、切り離し!」 「切り離し! 引き続き軌道修正、極軌道へ入ります……トランスポンダからの信号受信、軌道投入……完了!!!」
デジカメロケット05 「……ふぅっ」 汗びっしょりになりその場に倒れ込むニホンちゃん。失敗が許されないのはどのペットボトルロケットでも同じなのですが、特に今回は大変だったようです ふと、隣のカンコ家を見てみるとキッチョム君の部屋から横断幕が出ていました。 「『ウリとニホンの間でお互いに脅すような行動はしない』って約束を破ったニダァァァァァァァァァァァァァァァッ! ウリの衛星打ち上げるニダァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!」 アメリー君がイラク家と喧嘩を始めてからずっと引きこもりが続くキッチョム君。今回の事件にも姿を見せませんでした 「キッチョムのやつ! 姉さん、対策立てないと!」 慌ててウヨはニホンちゃんに声を掛けますがニホンちゃんはデジタルカメラから送られてくる映像を凝視したままです。 「う〜ん、写真はまぁまぁだけどロケットの制御がまだまだ……か。この方面でアメリー君に勝つにはもっと打ち上げないと……」 どうやらニホンちゃん、衛星技術の向上に余念がないようです 〜余談〜 キッチョム君が打ち上げた花火ですが、本来ロケットにはきちんとした 速度定義があり、一定以上の速度に達しないとロケットとは言えません。 キッチョム君が打ち上げた自称:ロケットはその速度に達していないので “ロケット”とはとうてい言えないのです。 もちろんキッチョム君が打ち上げた自称:ペットボトルロケットの名前は 「手歩丼」です
去年の夏に続いて2作目の投稿となる焔星です 元ネタは情報衛星打ち上げ&H2A5号機発射です なお、作中に出てくる「観音おじさんと二光おじさん」は 観音おじさん=¢anon 二光おじさん=nikom です。不用意にキャラを増やして申し訳ありません。 願わくばご笑納くださいますようお願いします
去年の夏に続いて2作目の投稿となる焔星です 元ネタは情報衛星打ち上げ&H2A5号機発射です 誤字を一カ所発見(汗) 誤)ウリの衛星打ち上げるニダァ 正)ウリも衛星打ち上げるニダァ なお、作中に出てくる「観音おじさんと二光おじさん」は 観音おじさん=¢anon 二光おじさん=nikom です。不用意にキャラを増やして申し訳ありません。
誤字な上に二重投稿…… もうしわけないです……
245 :
名無しさん :03/03/31 09:50 ID:YuzVcLS3
「あ、これハンバーガーだね」 「これは春巻アル」 「我が家のステーキですわね」 今日はべトナちゃんの家でパーティーですアメリー君、チューゴ君、フランソワーズちゃんが テーブルに上の料理を見て一言。 「美味しかったから使わせさてもらったの。アレンジさせてもらったわ」 実は彼女料理上手なのです。 「美味しい、べトナちゃんってお料理上手いのね」 「ありがとう、今度はニホンちゃん家のお刺身をとりいれてみたいのだけど」 そう言うと両手をニホンちゃんの小さな頬へすっと近寄せます。 「御免なさい、お刺身はあたしが教えてもらう約束なの」タイワンちゃんがニホンちゃんを抱き寄せます。 「何言っての、あたしんところよ」インドネシアちゃんが奪い取ります。 「おい、それは私のほうだ」アーリアちゃんが参戦です。 「馬鹿いいなさいよ、先約があるわ」トル子ちゃん、奇襲成功です。 「ああら、わたくしの家でのお茶会の約束が。ね、ニホンちゃん」 エリザベスちゃん、凄い力でもぎ取ります。 「貴女みたいな味音痴が笑わせますわね」 フランソワーズちゃん、胸でニホンちゃんがもがいてますよ。 七人娘、ニホンちゃんをめぐって火花がバチバチ飛んでいます。キューバ ちゃんも何時になく怖い目です。 女の子達だけではありません。アメリー君やチューゴ君といった大きい家の子もプレイボーイ のマカロニーノ君もお祖父さんの代から日之本家が好きなイン堂君、タイラン君、マレーシア君 にパラ雄君といった面々もニホンちゃんを狙っているのです。 会場、急に雰囲気がデルザー軍団のようになってしまいました。ニホンちゃんだけ状況がわか らず頭に?マークをつけてます。しかしこの殺伐とした状況を打開できる人物が一人だけいまし た。そう、彼です。 「ニダ(一発ででたよ)−ッ!べトナ、刺身はウリナラの料理ニダ!」 「まあだそんなこといってんのかこのバカンコ!」 「アアアアアイイイイイイゴゴゴゴゴゴオオオオオオ!!!!」 カンコ君、例よって袋にされちゃいました。けどこれでパーティーは元の和やかな状況にもどりました。 元ネタは「世界不思議発見」のベトナム特集です。それにしても僕が書くと百合になっちゃいますね。すいません。
247 :
名無しさん :03/03/31 16:54 ID:4hQy/GTo
217 「カンコ君ですか」を「カンコ君ですら」に訂正 245のタイトルは「ニホンちゃん争奪パーティー!?」 です。デルザー軍団は仮面ライダーストロンガーの後半の敵で幹部同士極めて仲が悪いので有名でした。 ちなみにこのストロンガーは百目タイタンVSゼネラルシャドウとかう内ゲバがかの国並に凄かったです。 以上ニホンちゃんには関係ないですがあげときます。
248 :
名無しさん :03/04/01 01:13 ID:Ji6zOi/Y
「隠し球」 「あ〜ん、またやられちゃった」 放課後、地球組女の子チームは野球の練習をしていました。重点はニホンちゃんの盗塁への対処です。 実はこの日の試合で男組はニホンちゃんのフォームの大きさに目をつけ機動戦をかけてきたのです。 試合にこそ勝ちましたがランナーにことごとく走られたニホンちゃんの牽制とクイックを改良すべ く女組全員で練習となったのです。 「駄目よ、注意が足りない。それじゃあまた走られるわよ」 ランナー役を務めるキューバちゃんが言いました。彼女、スポーツは天才的なのです。 「ニホンちゃんはサウスポーでしょ。だから一塁には有利だから安心していこうよ。あたしもいるし」 バッテリーを組むちゃんもいいます。女組いい雰囲気で練習していますね。 ですがそれを木の陰から盗み見る者が一人、やっぱりカンコ君でした。 「ふっふっふっ、そうだったニダか、ニホンの弱点は盗塁ニダか」 またニダニダと笑います。 「今度の大会が楽しみニダ。ホームスチールを決めてウリがヒーローになるニダ。そしてしゃ(略」 カンコ君が一人悦に入ってる間に次の大会となりました。決勝で五年地球組の男組と女組が激突です。 前回通り機動戦を仕掛ける男組、ですがニホンちゃんの素早い牽制球と巧みなクイックに封じられてし まいます。切り札のクーロイ君とパツキン君を投入しますがそれでも攻略できません。試合は女組有利の まま進んでいきます。 1対0の9回裏、ツーアウトでもう博打で出した代打カンコ君がなんと二塁打を打ちました。カンコ君 ベース上でおおはしゃぎです。 「さーー、走るニダ」 すすす、とリードを広げます。それを見て男組一同まさか、と思います。 「タッチ」 セカンドのトル子ちゃんがタッチします。そう、彼女隠し球してたのです。で試合終了です。 「な、何ニダ、何が起こったニダ」 カンコ君全く解かってません。予想通りの成り行きに男性陣 「なんちゅうプレーをしとるんじゃあ〜」 と怒る気も失せちゃいました。どっとはらい 元ネタは名作「キャットルーキー」の12巻位でトルネードのフォームの大きさが指摘されていたのと星野監督 の怒りのぼやきです。ニホンちゃんがサウスポーなのはピンクレデイーですね。
249 :
名無しさん :03/04/01 01:16 ID:Ji6zOi/Y
「バッテリーを組むちゃん」を「バッテリーを組むタイワンちゃん」に。すいません、 また誤字でした。
>233 失礼なのは承知の上でお頼みします。 あちこち探したんですが、件のニホン君スレがどうしても見つかりません。 どうか教えてくれませんか?
最近ニホンちゃんの存在を知って
読み始めた新参者です
ところで、公式(?)サイトになっているような
http://funshei.tripod.co.jp/ こちらのサイトですが、もう更新はされていないのでしょうか??
まとめてあるような、良いサイトが他にあるようでしたら
教えていただけませんでしょうかm(_ _)m
252 :
:03/04/01 18:38 ID:wTv8gy1b
>250 向こうは21禁なので、アドレスをここに貼ると不快に思う人が居ますから検索のヒントだけお教えします。 ここだと思う板で「国際情勢」を検索してください。
253 :
:03/04/01 19:01 ID:fGuFdznb
>>250 滅入る嵐を見る人で無いと2chを検索するのは難しい。
>>251 管理人さんは多忙のため長いこと更新が止まってる。
まあ、1000話越しているので更新は難しいとおもう。
これを気に、ニホンちゃんベストみたいなものを作ったほうがいいかとも思ったりする。
「男同士の秘密」 「息子よ、がんばっているか?」 「うわっ!」 アメリー君がびっくりして振り返ると、彼のお父さんが立っていました。 現在イラク君との喧嘩の真っ最中。 最近では、不意をついて捨て身のパンチを放ってくるので、気の休まるときがありません。 「なんだダディか・・・。あんな野郎ヒトヒネリだと思ってたのに、野郎しぶとくてさ・・・。」 いつものアメリー君らしからぬ弱気な態度です。 「だいぶ滅入っているな・・・そう思って、今日はパパ、秘密兵器を持ってきたぞ。」 そういって、ジュラルミンケースから取り出したものを見て、アメリー君はびっくり仰天。 「だ、ダディ! それは・・・!」 と同時に、目をぎらぎらと輝かせました。
なんとそれは、金髪でボインのお姉さんがあられもない姿で映っている、 アメリーパパご秘蔵の、子供には禁じられた激しくハアハアな本だったのです。 「マミィに見つからないように持ち出すのは骨が折れたが・・・。 あのイラクのクソガキを叩き潰すためだったら、協力は惜しまないぞ。ふっふっふ・・・。」 パパの恐ろしげな呟きを聞いているのやらいないのやら、アメリー君はお姉さんの西瓜のようなオッパイに釘付け。 「こ、これは・・・これはああ・・・っ! オトーサマ!」 お蝶婦人の如く不自然に目を輝かせたアメリー君は、その視線のままパパの肩を抱きました。 「オトーサマ! お・・・お主もワルよのう・・・」 「いやいや、私などとてもお代官様には・・・」 『ふっふっふっふっふ・・・。』 二人は顔を見合わせ、いやらしくほくそ笑みました。
・・・その時、後ろから背筋が凍り付くような殺気が近づいてきました。 「なんだっ! イラクめ、感づいたかっ!」 アメリー君はあわてて振り返りましたが、そこにいたのは、にっくきグリーンベレーの男ではありませんでした。 「アメリー君・・・疲れてるだろうと思って・・・せっかくサンドイッチ作ってきてあげたのに・・・」 男の劣情に心底呆れ返り、ハラワタが煮えくり返ったニホンちゃんが立っていました。 「ニホンちゃん・・・いや、その、あれは、なんだ、その・・・僕じゃないんだ、だから、えと、その・・・」 アメリー君は必死で弁解の言葉を探しますが、焼け石に水。現場をばっちり押さえられています。 「ニホンちゃん! その・・・あの、誤解だよ!」 「アメリー君の・・・ぶわかあああああああああ!」 ばっちーん! アメリー君を思いっきりひっぱたくと、ニホンちゃんは走っていってしまいました。
翌日、学校にて。 「ねえ・・・にほんちゃあ〜ん・・・機嫌なおしてよ〜。」 「ふんっ! 昼のパンより夜の"オカズ"の方がいいんでしょ!」 「今度の喧嘩に、どうしても君の支援が必要なんだよ〜。」 「ボインの金髪姐ちゃんに経済支援してもらえば!」 アメリー君が必死でゴマを擂っていますが、ニホンちゃんはそっぽを向いています。 「もう、アメリー君とはサコクしちゃうんだから!」 「そんなあ〜。カイコクしてくださいYO〜。」 それから1週間、ニホンちゃんは口をきいてくれなかったそうです。 一方そのころ、パパは、ニホンちゃんが全部ばらしてしまったため、 ママによってエッチな本の査察を受け、国連決議なしで空爆されていたということです。
259 :
fff :03/04/02 17:47 ID:mzJheElx
あれ?まとめたサイトの更新止まってるの? なんで? 拉致されたのか? いつも更新を頼りにしてたのに・・・ 更新再開してくれ〜
260 :
& :03/04/02 18:57 ID:FfEQixsL
「ニホンちゃんのロケットの行方」 つい先日、ニホンちゃんは新しいペットボトルロケットの打ち上げに成功しました。 普段なら、打ち上げの様子もその行方も全面公開してしたのですが、 物が物だけにほとんどを内緒にしていました。 全てが無事に終わったのでっほっとしていたニホンちゃんでしたが、 そんな安穏とした時間は案の定長続きしません。 「やい! ニホン、ウリナラの頭上を勝手に飛ぶなニダ!」 興奮状態で語尾がおかしいのはいつものようにカンコ君です。 「ええ!? どうして知ってるの??」 軌道は内緒なのに…、と驚きを隠せないニホンちゃんです。 カンコ君はひっくり返らんばかりに胸を反らせて言い放ちます。 「ウリの情報収集能力を甘く見てはいかんニダ! ウリは何でもお見通しニダ!」 どん!、と胸を叩いた拍子にポケットから一枚の紙がひらりと地面に落ちます。 「ニダッ!」 「? これなぁに?」 慌てるカンコくんを尻目に足元の紙を拾ったニホンちゃんは それに目をやります。 「…アメリー君のとこの回覧板? え、なんで載ってるの?」 「そ、そうニダ。天汁地汁人が汁! ニホンの悪行は隠すことは出来ないのニダ!」 取り直したように言うカンコ君。 「ふぇぇ、せっかく頑張って内緒にしてたのにぃぃ」 今までの苦労が水の泡になったのに涙目のニホンちゃんです。 自分で全く苦労せず一矢報いたのに満足したのか追い打ちを掛けるカンコ君ですが。 「ニダハハハ! 今日はいい夢が」
261 :
& :03/04/02 18:57 ID:FfEQixsL
途中で言葉を止めたカンコ君ですが、その理由はいつの間にかニホンちゃんの後ろに 立っていた人物が、彼女の手のアメリー君ちのお空広報を取ってしげしげと眺めていたからです。 それはウヨくんでもアサヒちゃんでもなく、すらりとした長身を和服に包み、 その上から油で汚れた白衣というやや(?)ちぐはぐな姿のニホンママさんでした。 「お、お母さん…」 白磁よりも白く淡い肌に伏目がちの眉をわずかにひそめ、方頬に手を当てて 片手にした紙を見ていました。ニホンちゃんよりも長い黒髪をアップにして 頭の後ろで纏めて髪留めで止めているニホンママさんは、誰とはなしに静かに言います。 「あらあら、アメリー君にも困ったものねぇ。せっかく家の人にも内緒にしてたのに」 小さな口から独り言のように漏れた声は、とても困ったようには 聞こえません。習い性なのか笑顔のままなのですが、その声を聞いた途端、 ニホンちゃんは顔を真っ青にしてしまいました。その場の空気も 凍り付いてしまったかのようです。
262 :
& :03/04/02 18:58 ID:FfEQixsL
「お、お母さん。それはアメリー君のとこで前からやっていた事だから…」 何故か慌てて言うニホンちゃんにニホンママさんはにっこりと笑って、 そしてやや低目の落ち着いた声で答えます。 「そうね、仕方の無いことだものね。じゃ、先にママは帰りますね。 さくらもご飯までには帰っていらっしゃいね」 そう言うとニホンママさんは滑るような足取りで硬直したまま動かない カンコ君に近づいて手にしていた紙を彼のポケットに入れます。 「あんまり、このようなものを落としてはいけませんよ。それじゃあね」 顔を近づけてカンコ君の頬をゆっくりと片手で撫でて言い、 そのまま去っていきました。その足音も聞こえなくなるとカンコ君は 膝をついて崩れ落ちます。 「…こ、恐かったニダ…」 ほんのちょっと失禁してしまったのですがいつの間にか居なくなった ニホンちゃんにもバレる事もなく、最期の名誉を守る事が出来たのでした。 放心したかのようにとぼとぼと足取りも遅く家へ帰るカンコ君は、 物陰でニホンちゃん以上に顔を真っ青にして、腰を抜かして 抱き合ったままガタガタと震えるウヨ君とアサヒちゃんには気付く事もありませんでした。 その夜、アメリー君は長く艶やかな黒髪を振り乱し、鬼女の面をつけ薙刀を持った 和服姿の長身の女性に追い回されるという夢にうなされるのでした。 後にこの体験を元に「地獄の女じぇいそん」を彼が語るのは、また別の話。
263 :
& :03/04/02 19:03 ID:FfEQixsL
&です。情報収集衛星の軌道がよりにもよって NASAにバラされてしまったというお話です。 個人的にニッテイさんの血はニホンママさんの方が 色濃く受け継いでいるような気がしますので このようになりました。いつかフラメンコ先生と ニホンママのガチンコを書いてみたい&でした。 ネタのソースはこちら↓ headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030401-00000106-kyodo-soci
264 :
:03/04/02 19:16 ID:Y+vAKnGe
ttp://www.sacj.org/openbbs/ ↑ここなんか詳しいんで読んでもらえれば解ると思いますが、サテライト・ウォッチングに詳しい人なら別に驚く事じゃないです。
現場のNASDAや製作した三菱の人たちも予想していたはずです。
分からなかったのは官僚・政治家・マスコミだけで。
265 :
:03/04/02 19:50 ID:p24mPGI2
>264 > 分からなかったのは官僚・政治家・マスコミだけで。 263作者モナー。 …ハングル板名物ニホンちゃんもおちぶれたものだ。サイトが更新されないのも無理は無い。
266 :
& :03/04/02 20:14 ID:FfEQixsL
>>264 詳細に感謝
>>265 >サテライト・ウォッチングに詳しい人
残念ながら“詳しくない人”なのですけれどw
267 :
:03/04/02 21:27 ID:uc8w5aF6
268 :
数字の人 ◆389954xa8. :03/04/03 13:56 ID:+n0Xs4y8
ふと気になったこと 「ワーグナーの音楽を愛するゲルマンスキー君」 という表現がありますが、ワーグナーはイギリスの作曲家だったのでは? ですから、打倒なのは、ベートーヴェンとか、隣国のマーラーだとか・・・ 駄文スマソ
269 :
名無しさん :03/04/03 17:35 ID:SrzxnFbr
「常任戦隊 コクレンジャー」 コクレンも色々と人が増え戦隊のメンバーを増やすことになりました。とりあえずイン堂君、エジプト君、ブジリー君、 そしてかって戦隊と争ったゲルマッハ兄妹を入れて10人となりました。けどもう一人欲しいと皆思ってました。 「誰がいいかなあ・・・」 そこへ名乗りをあげる者が現われました。その名も高きカンコ君です。 「ニダッハッハッハ、だとしたらウリしかいないニダな」 「あのなあ・・・」 一同とりあえず張り倒して言い聞かせようとしたその時です。何処からか笛の音が聴こえてきます。 「笛!?誰だっ!」 見れば丘の上に誰かがいます。黒と金の軍服とマントに身を包んだ少女がいました。 「それはニッテイさんの弟カイグンさんの服・・・君は一体!?」 イン堂君の問いに答えず丘から飛び降りてきました。美しいちょうの様に軽やかな動きです。 「チョッパーリニダか、ウリナラ半万年のテコンドー受けてみるニダ」 早速ネリチャギを浴びせます。謎の少女それを手で受け投げ飛ばします。 「チャージアップ!」 少女の軍服が銀になります。 「超電子大車輪キーック!」 「アイゴーーーーーーーッ!」 カンコ君どっかにとんでっちゃいました。それを見届けると少女も何処かへ消えました。 「あれは・・・」 報告を聞いたコクレン司令にもその少女が誰か解りません。 「誰なんでしょ?」 司令の秘書ニホンちゃんも首を傾げています。さて謎の軍服少女の正体は何者か!?
270 :
名無しさん :03/04/03 17:41 ID:SrzxnFbr
以前あったコクレンジャーを朴利しちゃいました。僕的には アメリ=レッド チューゴ=ブルー ロシアノ=イエロー エリザベス=ピンク フランソワ=ホワイト イン堂=パープル ブジリー=グリーン エジプト=バイオレッド ゲルマッハ、アーリア=ブラック ニホン=シルバー というとこでしょうか?追加メンバーは候補国から選びました。色はある程度 つじつまあわせです。ニホンちゃんはガオシルバーです。ついでにストロンガー も入れました。
271 :
一読者 :03/04/03 18:05 ID:KHjWxfsd
>>268 リヒャルト・ワーグナー(ドイツ語読みならヴァーグナー)は
ドイツを代表する作曲家です。
大学院の私の指導教授の専門はワーグナー(特にドイツオペラ)研究です。
ワーグナーの音楽はそのドイツ主義的・反ユダヤ的性格から
ヒトラーが好んでいたともいわれています。
よってゲルマンスキー(=ゲルマッハ)君が好んでもおかしくはありませんよ。
272 :
バコバコ ◆7f5i4D4uDI :03/04/03 18:23 ID:98z4R4zc
>>268 >>271 ドイツ(当時はドイツなんて国家はなかったが)から英国に
帰化したのならヘンデルですわな。
>270 満漢全席のチューゴがイエローで、氷の国のロシアがブルー のほうが合っているような気がする。
274 :
名無し :03/04/03 19:19 ID:MOu3j5bd
「ニホンちゃん」まだあったんだ。ちょっと嬉しい。作家さんがんばってね。
>>271 ヒトラーがらみで、イスラエルでは演奏禁止でしたね。数年前、音楽には罪は無い
から解禁しろって話を読んだけど今はどうなんでしょ?
>>273 黄色は皇帝の色だから中国でしょ。
しかし、春だから若年層が多いのかな?色々と世の中の事を知ってからじゃないと
ハン板は辞めておいた方が良いと思うのですが。
275 :
名無しさん :03/04/03 23:43 ID:TAvgDMUx
「暗殺術U・風魔のニホンちゃん」 紫苑ちゃんとべトナちゃんの間に入ってきた学ランの少女、強烈な気を放ったまま無言で立っています。 「何者・・・」 少女は尚黙っています。 「そう、喋らないつもりね。じゃあいいわ」 「どのみち邪魔するの?だったら相手になるわ」 二人が襲いかかってきます。それでも少女は動きません。 「ガシュルルルルルルルルルルウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥッッッッッッ!!!!」 紫苑ちゃんが両手の爪で引き裂きにかかります。爪が少女を直撃しました。 「!!」 しかしそれは移し身でした。木がそこにありました。 紫苑ちゃんの影から少女が出てきました。横に薙ぎ払われる少女の太刀を紫苑ちゃんジャンプでかわします。 その背を空中から何かが襲いかかります。焼けつく様な激痛が走ります。 紫苑ちゃんは倒れました。そこへべトナちゃんが迫ります。 「・・・死んで」 疾風の様な素早さで的確に急所を狙います。少女はそれを手で巧みにガードします。 「むっ!?」 少女の身体が4つに分かれました。べトナちゃんをぐるりと囲みます。 「これは・・・」 前の一体がべトナちゃんを掴みました。そのまま天高く飛び上がり頭から急降下します。 べトナちゃんもゆっくりと地に倒れます。それを見届けると少女はようやく口を開きました。 「闇に滅せよ」 そう言い残すと少女は煙の中へ消えていきました。 「あれは一体・・・」 「そうだ、二人は!?」 皆が慌てて駆け寄ります。すると二人共起き上がってきました。 「よかった、無事で」 何時の間にか桜色の着物に緋色の袴のニホンちゃんが二人の側にいました。 「御免ね、迷惑かけて」 「御免なさい」 二人はニホンちゃんに手を取られ仲直りをしました。こうして二人の喧嘩は幸い最悪の事態だけは避けられたのです。 尚あの学ラン少女がだれだったのか、今だに謎のままです。 おわり
276 :
名無しさん :03/04/03 23:59 ID:TAvgDMUx
「暗殺術」終わりです。設定ではニホンちゃんが幼い頃ニッテイさんに忍術を教えられていてそれが危急の時 に出されたといことで。術は「サムスピ」の服部半蔵です。 ちなみにチューゴ君が何故ブルーかというと彼の国の象徴である龍、すなわち青龍と彼のクールな性格を表わ したのです。アメリー君はリーダーなのと国旗の一色、ロシアノビッチ君はロシアの大地=黄、エリザベスちゃ んとフランソワーズちゃんはヒロインだから、イン堂君は神秘性、ブジリー君はジャングル、エジプト君は太陽、 ゲルマッハ君とアーリアちゃんは国旗の色からです。
277 :
数字の人 ◆389954xa8. :03/04/04 00:48 ID:fGOF8043
>>271-272 なるほど。
クラ板住人としたことが恥ずかしい!!
死んでお詫びします。
ガクリ
278 :
えーと確認したいんだけど :03/04/04 01:26 ID:IeQfELbH
ニホンちゃんの基本理念って「萌え”で”風刺」だよね? 最近「擬人化萌え」なだけでちっとも風刺が入ってない作品が多すぎて萎え。
279 :
:03/04/04 07:18 ID:W8J5n5wx
>>278 >このサイトにある1000話以上ある小説ですが、驚くべき事に
>その全てが(多少の脚色はあるものの)歴史的事実に基づいています。
公式(?)でもこう言ってますしね。
280 :
数字の人 ◆389954xa8. :03/04/04 13:05 ID:qeXKXqt4
281 :
名無しさん :03/04/04 16:30 ID:iAIBoKOF
「オージーくんの憂鬱」 影の薄いオージー君ですが彼の家はオセアニアではリーダーであり牧場を持つ資産家なのです。運動会も開かれたことがあります。 実は彼には好きな人がいます。ニホンちゃんです。家のほうでも彼女の家と交際をふかめようという考えがあり彼女をいつも家に誘っていま す。ニホンちゃんも彼の家の庭で羊やカンガルーと遊んだりステーキを食べたりするのが大好きなのです。オージー君はそんな彼女を見るたび 楽しい気持ちになります。 ですが彼にはライバルが沢山います。ニホンちゃんを呼ぶとタイワンちゃんやインドネシアちゃんが来ます。それだけでなく彼と彼女が二人だけで話しをしたり遊んだりするのを快く思わないアメリー君やチューゴ君も家に来ます。オージー君はこの二人を内心疎ま しく思っています。ニホンちゃんにちょっかいを出すカンコ君は池にいるサメの餌にしてやろうと考えています。 そんなオージー君の不倶戴天の敵、それはマレーシア君と彼の愛犬マハティールです。オージー君がニホンちゃんに話しかけようとするとい つも横槍をいれ彼女に言い寄っているのです。少なくともオージー君にはそう見えます。 「どうしたらいいダスかねえ〜」 無二の親友ニュージー君とラムチャップを食べながら相談です。 「彼女と定期的にお茶会やったら?EU班みたいに」 ニュージー君が提案します。 「それはいいダスね」 ということでニホンちゃんとアジア、オセアニア班のメンバーで定期的にお茶会を開くことにこぎつけました。ウヨ君だけでなくニホンパパやママにも働きかけた のが正解でした。 「上手くいったダス、これでニホンちゃんはおらのもんダス」 しかし好事魔多し、話を聞きつけたアメリー君とチューゴ君が強引に参加し本来は彼が座る予定だったニホンちゃんの隣の席は二人に取られちゃいました。 それだけではありません。宿敵マレーシア君がアジア班だけでお茶会をやろうとニホンちゃんに説いているのです。幸いニホンちゃんはあまり乗り気ではありませんが。 「なんでこうなるダス〜〜」 鬱になったオージー君、腹いせにニホンちゃんにいつもちょっかいを出しているカンコ君をサメの餌にしてやろうと思案中です。 おわり
282 :
名無しさん :03/04/04 16:35 ID:iAIBoKOF
元ネタは最近下火だったけど北朝鮮の核問題でまた活性化したAPECの結成時です。 最初はオーストラリアが日本と一緒にやるつもりが米中が入ってしまいオーストラリア の影が薄くなっちゃいました。マレーシア君がニホンちゃんに働きかけてるのはEAE Cです。こちらは日本だけでなく米中も反対していましたね。
283 :
:03/04/04 16:55 ID:mXkvNf1V
>>281-282 基本的な質問で申し訳ないが、オージー君=オーストラリア+ニュージーランドではなかったのか?
284 :
:03/04/04 17:35 ID:U937MnKw
>>283 最初から通読しる!
ニュージー君が別にいるダスよ。
285 :
:03/04/04 17:39 ID:U937MnKw
286 :
:03/04/04 17:43 ID:mXkvNf1V
>>284 1話から読破しているのだが、ニュージー君というのは今回初めて見たような気もする。
もし見落としていたら、勉強不足な漏れに何話に出ていたか教えてホスィ。
オージー君より目立たないキャラ作っても升がないと思うし、同じ英連邦だし。
287 :
:03/04/04 17:47 ID:mXkvNf1V
ちなみにグクッたうえに、うらてらすも検索したが、ニュージー君というのは見つからなかった。 損ahooでもだめだった。
288 :
:03/04/04 18:02 ID:+ldMm8Jk
>>285 多分、「ニュージー君」は認識間違いかと思われ。
少なくとも第1話〜第1000話には出てないみたいだからね。
個人的にはニュージーランドがいないっていう方が気になるけど……
あと、
>>281 はおもしろかったですw
289 :
:03/04/04 18:17 ID:mXkvNf1V
>>288 悪くはないんだが、面白くなかった。
オチにパンチがないのと、無闇にカンコ君を虐待するようなくだりが気に掛かった。
(それからニュージー君の必要性もね)
「なんでウリを招待しないニダ!」
「そんなの、必要(NIES)がないからに決まってるダス」
「アイゴー」
とか、いぢめようもあるでしょうに。
ネタの目の付け所とオージー君を主役に据えたところは、目から鱗。
>>285 というかちゃんと1話から読んだのかと小一時間(略
藻前様にも1話から読み直しを勧めてみる。
290 :
NZが一般的だが実は乳国 :03/04/04 18:28 ID:1d/1NRdJ
やはりニュージー君は乳児なのか?
291 :
名無しさん :03/04/04 21:31 ID:iAIBoKOF
ニュージー君は新キャラです。オージー君の相棒的存在で書きました。5年地球組です。 280作者より。
292 :
:03/04/04 21:50 ID:+ldMm8Jk
あ、やっぱり新キャラだったのねw 激変する世界情勢を鑑みて、 私もニュージー君の登場を(個人的に)希望します。
ニュージー君 実は映画作成(特撮)ではアメリー君と並ぶ腕 ものによってはアメリー君より良い物を作る 密かにニホンママの映画作成技術を尊敬し、勉強しているらしい ってのはどうでしょう?
『がんがれ!エリザベス!』 「おはよう、ニホンさん」 「あ、エリザベスちゃん、おはよ・・・あれっ?どうしたの、そのたんこぶ?」 「ええ、これね・・・アメリーが間違えて投げた石がぶつかったの・・・」 「うわぁ痛そう・・・大丈夫?」 「あまり大丈夫じゃないけど、あの状況下じゃ仕方ないわ。 わざとじゃないって分かってるし。よく言うでしょ? 『一発だけなら誤射かもしれない』って」 「(違う・・・それは、限りなく違うよ・・・エリザベスちゃん・・・) ところで、喧嘩・・・まだ続きそう? アメリー君はじめ『すぐ終わる』って言ってたけど」 「ま、まあ一応計画通りには進んではいるのよ、計画通りに・・・」 「・・・無理しなくてもいいよ、エリザベスちゃん・・・ここだけの話にするから・・・」 「・・・そうね・・・今回は少々予定外のことが起こっている気もしないでもない・・・かしら?」 「ゴルァ! トル子! ドサクサ紛れに何イラクん家忍び込んでやがるんだ!? お前もしや・・・」 「や、やだな〜アメリー君・・・私の家に飛び火しないようにしてるだけだよ〜」 「・・・お前、俺達が庭通る許可くれなかったクセに、随分といい度胸してんな? ちょいとツラ貸してもらおうか。お前とのこれからの付き合い方について小一時間(ry)」 「ちょ、ちょっと・・・いたい、いた〜い、いたぁ〜〜い! ぼーりょくはんたーい! ニホンちゃ〜ん、た〜す〜け〜て〜!」 「・・・ああいうのとか?」 「それもあるけど・・・目標と違うところに石がぶつかることも多いし、 イラクがもう少し早く降参するという予想も外れたわ。何か、不思議な力でも働いてるような・・・」 「『あらー』のご加護・・・ってやつかな?」 「ニホンさん・・・それを私が認められるわけ無いでしょ? 多分もっと違う何か・・・」
「ちょっとバカンコ! ニホンちゃんの箱使って、あんたのまずい梨売るのやめてよ! 紛らわしい!」 「な、何を言うニダ! ウリナラの梨は町内最高品質ニダ! 美味い梨を食ったタイワンは、むしろウリに感謝してしかるべきニダ!」 「・・・だったら、なんでニホンちゃんの箱使うのよ・・・? 第一、それじゃニホンちゃんちの梨が美味い、っていう評判になるだけだよ?」 「・・・・・・・・シッパ〜〜〜ル!! 気付かなかったニダ! 急いでウリはニホンに謝罪と賠償・・・」 「するのはあんたの方! つーか、まずいの! もうあんたからは梨買わないからね!」 「アイゴ〜〜! こうなったのも全部ニホンの・・・」 「せいじゃなくて、自業自得だっちゅーの!!」 「・・・・・・・・あれのせいかしら・・・・・・・」 「・・・・だ、大丈夫だよ・・・カンコ君喧嘩に参加するの、お家の人に反対されてるらしいから」 「そう・・・それは、久しぶりにいい知らせね・・・」 「・・・気苦労が絶えないね、エリザベスちゃん・・・喧嘩始める前からずっと・・・」 「フフ・・・そうね、この件でNATO班は空中分解寸前だし、コクレン校長は頼りにならない。 フラメンコ先生は焚付けるだけしといて、『子供の喧嘩に教師はでしゃばらない』だって・・・ 私がクラスの協力を得る努力をしても、アメリーは私抜きでも喧嘩始めるなんて言い出すし・・・ 本当に、ニホンさんの応援がどれだけ私の支えになっていることか・・・心から感謝してるわ・・・」 「そ、そんな・・・私はこれぐらいのことしか(いろいろな理由で)できないから・・・」 「謙遜しないで。それに、この喧嘩が終わった後も、貴方には協力してもらうことが山程あるのよ」 「うん・・・それについてなんだけど・・・」
「言いたいことは分かっているわ。 イラクの更生には、やっぱりコクレン校長先生に中心となってもらおうと思うの。 アメリーは『俺が調教してやる!』なんて言ってたけど、これだけは絶対に譲れないわ。 (第一、一度彼を裏切ったアメリーが、どの面下げてイラクを更生させるつもりなのかしら?)」 「よかった・・・それならフランソワーズちゃん達も参加できるよね」 「え、ええ、実はもうフランソワーズとは話がついてはいるのよね・・・ (あの子、私をダシにしてアメリーと仲直りしようとしてるのがみえみえなんだけど・・・)」 「・・・? エリザベスちゃん?」 「あ、なんでもない、こっちの話よ・・・もし良かったら、近い内に私の家にいらっしゃらない? これからの事について、貴方と話し合っておきたいのだけど・・・」 「うん! そういう事なら喜んで! ついでにフランソワーズちゃんやゲルマッハ君達ともお話していきたいな♪」 「(・・・ハァ・・・ま、この子はこういう子だものね・・・)」 「え〜ん、え〜ん」 「わかったなトル子? もうでしゃばってくるんじゃないぞ? ついでにお前んちの庭通るけど、もう文句いうんじゃないぞ?」 「ア〜〜メ〜〜リ〜〜〜! そこにいたニダか〜〜〜!」 「(あーもーうっとうしーなー)なんだよカンコ?」 「朗報ニダ! とうとうウリは町内の平和のために、喧嘩に参加する事を決めたニダヨ! アボジやオモニは渋い顔してたニダが、親友が苦戦しているのに見て見ぬふりはできないニダ!」 「・・・・・・・・マジか?」 「マ〜ジマジッニダ☆」 「やべぇこうしちゃいられねえ! エリザベース! 一気にイラクの部屋突入するぞ!(タタタタタ)」 「ムムッ、アメリーの奴、ウリが参戦すると聞いて勇気とやる気半万倍ニダね、結構結構ニダ!」 おしまい(オチなくてスマソ)。
>ナナッスィさん いや、良く出来ている話だと思いますよ。最近ものぐさで見てなかった ニュースにも目を向けられましたしね(w 現在米英地上部隊はバクダッド方位の方向で部隊を展開させ、 イラク側は市街戦を意図し主力をバクダット市街に入れているとか。 最終的に戦争にゃ勝てるでしょうが、どれだけの期間と金がかかり、 イラク一般市民に犠牲が出るかを考えると聊か欝ですね。 レニングラードやベトナムの二の舞にならにゃ良いのですが・・・・。
299 :
ヒットラーのしっぽ :03/04/05 04:11 ID:ebTZhc7w
『獣の数は?』1 「というわけでウリナラも喧嘩に参加するために犬を送るニダ。これでウリも戦勝家ニダ。 ウリナラマンセー!」カンコくんご機嫌です。 「(まあ、無いよりマシだろう)手伝ってくれるのなら歓迎するが、 どれくらい送ってくれるんだ?」苦笑いしながらアメリーくんがたずねます。 「ええっと、たしか666匹ニダ!」 「!」 途端にアメリーくんとエリザベスちゃんの顔が蒼白になりました。
300 :
ヒットラーのしっぽ :03/04/05 04:13 ID:ebTZhc7w
『獣の数は?』2 「(二人ともどうしたの……)あ!」 どうやらニホンちゃんは気づいたようです。 「ニダニダ。感激のあまり声も出ないニダね。アメリーはウリに感謝汁!」 カンコくん状況が判っていないようです。 「カ〜ン〜コ〜!」 「何ニダ! お礼なら誠心誠意に心を込めて言うニダよ。」 「てめー、ケンカ売ってんのか!」 アメリーくんがいきなりカンコくんの胸倉をつかんで叫びました。 「ど、どうしたニダ!? エリザベス止めるニダ」 「冗談じゃないわ!」 思いっきり拒否されてしまいました。 「あ、ちょ、ちょっとアメリーくん、落ち着いて」 「うるさい!」 取り付く暇もありません。
301 :
ヒットラーのしっぽ :03/04/05 04:14 ID:ebTZhc7w
『獣の数は?』3
「苦しいニダ。ニホン!何とかしろニダ!」
「え、ええっと、とりあえず謝ったほうが良いんじゃないの」
「何を謝るニダ!」
「たしか、アメリーくんの家の宗教では666は悪魔とか獣とかの数字でとっても不吉なんでしょ?」
「あ! そういえば、そうだったニダ! 気づかなかったニダ。」
やっと理由がわかったようです。
「偶然666になっただけニダ。ケンチャナヨ〜」
さすがウリナラミンジョクだけあって、素直に謝らないようです。
「ゴルァ!ニホンちゃんでも知ってるのに、うちと同じ宗教のお前が知らないわけ無いだろうが! 俺をバカにしてんのか!」
「ぐ、偶然なっただけニダ!」
「(まあ、カンコくんのことだから、何の考えも無しにやったんだろうけど……)」
まあ、いつまでも二人を見物していても仕方が無いのでニホンちゃんは家に帰ることにしました。
「俺様直々にシメてやる!」
「アイゴー!」
元ネタは
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_04/2t2003040409.html 韓国イラク派兵…不気味な数字と符合
「666」人だったです。
これで、「あの法則」が発動して、イラクが勝つ可能性も出てきたかな?
>>297 いや、久々にテンポのいい話を読ませていただきました。
トル子ちゃんとカンコ君のギャグ部分の折り込み方はさすがだなと思いました。
ただ、会話の連続する話は、誰がどのカギカッコを話しているのかがわかりづらいので、
適度に地の文を挿入して、話している人間とその状況説明を織り込んだ方がいいかモナー。
相手が読みやすいような文を書くというのはなかなか難しいです。俺もいつも悩むわけですが(笑)。
>>293 ニュージー君・・・
オージー君とキャラがかぶるのがつらいところ。国旗まで似てますし。
因みに、彼はオージー君や羽合おじさんと並んで大道芸が得意だそうです。
が、最近急速に腕を上げているニホンちゃんにみんな舌を巻いているとか。
303 :
:03/04/05 07:40 ID:Ufpqd86t
ガイシュツかもしれないけど、画像掲示板に又、変なのを貼りに来てるね しつこい香具師らだねぇ、まったく・・・
304 :
匿名 :03/04/05 16:43 ID:o/QKnKFv
「風邪」 今アジア町を中心に市内で風邪が流行しています。 最初は中華アパートで発生したのですが、あっという間にアパートの近所に拡大。 しかも相当たちの悪い風邪らしく、症状が悪化して肺炎で入院する人が増えてきています。 学校に来ている子供たちも例外ではなく、チューゴ君とホンコンちゃんが入院してしまいました。 入院までは行きませんが、その風邪で欠席する子供たちは増え続け、 少なくともべトナちゃんとタイワンちゃん、 そしてアジア町から遠く離れているはずのカナディアン君がお休みしています。 学校はそうした事態を受け、保健室が風邪の流行地域への外出の自粛、マスクの着用などを呼びかけました。 「保健室から注意があった中華アパート、私のお家のすぐ近くなんだよね。怖いなぁ。大丈夫かなぁ?」 ニホンちゃんのお家は中華アパートの目と鼻の先なので特に今回の流行風邪には用心深くなってます。 「あ、カンコ君。カンコ君のお家も中華アパートのお隣さんだよね。お互い用心しなくちゃいけないね。」 「うるさいニダ!そんなこと言われなくてもわかってるニダ!」 被害妄想が強いカンコ君。マスク着用の上、極端な厚着、おまけに漢方薬をバッグに大量につめこんで教室に入ってきました。 「この前、発病する前のタイワンがウチに来たニダ。その時もしかしたらウリにうつったかもしれないニダ。 だから風邪の予防には用心深いニダ。」 (うつってから予防するなんて意味ないだろ)、と近くで聞いていた人たちは思いましたが口には出しません。 「ウリの体はほかの図太くて単純な連中と違ってデリケートニダ。 だからこれくらいの重装備じゃなきゃ風邪がうつってしまうニダ。」 (どこがデリケートなんだ。体が丈夫なことだけが取り柄だろ。) いつもの虚言・妄言に突っ込む者はなく、チャイムが鳴って授業が始まりました。
305 :
匿名 :03/04/05 16:44 ID:o/QKnKFv
しかし、カンコ君は厚着をしてきたので、暑くて暑くて汗が出てしまいます。 「カンコ君、厚着やめたら?」 「うるさいニダ!ニホンと違ってウリはデリケートだからこれくらい厚着してちょうどいいニダ!」 見栄っ張りも相変わらずです。 そして、汗ぐっしょりのまま厚着しているものだから・・・ 「ゴホ、ゴホ!」 「だから脱いだほうがいいって言ったのに・・・」 「カアック、トエトエトエ!」 「きゃ!こんなところで痰吐かないでよ!」 「風邪を引いてしまったニダ!だからウリは帰るニダ!」 まだ授業があるのにカンコ君はさっさと帰る支度をしました。しかし・・・ 「馬鹿なカンコが風邪を引くわけない。」 「仮病に違いない。セキと痰は演技だ!」 「学校をはや引きしたいだけだ。」 「カンコだけ帰ろうとするなんてずるいぞ!」 周りの人たちはそう言って信じてくれません。 「アイゴー!なんでみんな信じてくれないニダ!」 「そ、そうだみんな。保健室から体温計を持ってきてカンコ君の熱を測ってみたらどうかな? それで熱があったらみんな納得するでしょう?」 ニホンちゃんの提案に、 「ニホンちゃんが言うなら仕方ない。」 「カンコ、ニホンちゃんに感謝しろよ。」 「ニホンちゃんは優しいなぁ。」 次々とこのような声が聞かれます。カンコ君への対応と正反対です。
306 :
匿名 :03/04/05 16:45 ID:o/QKnKFv
そして、クラスメイトが体温計を取りに行っている間・・・ 「カアック トエトエトエトエ!」 「カンコ君汚いよぅ。」 「痰を吐くのはやめろ!」 「ニホンちゃんに迷惑がかかるだろう?」 非難轟々です。 「セキと痰が止まらないニダ。こうなったらウリナラ半万年の歴史の秘伝の風邪治療法で症状を鎮める ニダ。」 そう言ってカンコ君はバッグから液体の入った牛乳瓶と何かの壷を取り出しました。 「この壷の中の唐辛子を牛乳瓶の焼酎に色が変わるくらい入れるニダ。そしてそれを飲み干して寝るニダ。」 「カンコ君、未成年なのにお酒飲んじゃダメだよぅ・・・」 そしてカンコ君が唐辛子焼酎を飲み終えた頃、クラスメイトが体温計を持ってきてくれました。 「あ、体温計。カンコ君、熱計ってね。」 「ふん!こんなことしなくてもいいのに!ウリは風邪だと言ってるのに!」 ぶつぶつ文句を言いながらカンコ君は熱を測り始めました。 「もうそろそろニダ。えーっと熱は・・・ほら!ウリの熱は38度線を越えてるニダ!風邪だと証明されたからウリは帰るニダ!」 しかし・・・ 「唐辛子焼酎なんて飲めば誰だって体温が上がるぞ!」 「本当は熱なんてないんだろう? だから一時的に体温をあげるために意図的にこんなものを飲んだに違いない!」 結局誰もカンコ君が風邪をひいているなんて信じませんでした。 「仕方ない、学校で直すニダ。ウリナラ秘伝の唐辛子焼酎を飲んだあとは寝るだけニダ!」 カンコ君は帰ることをあきらめてその場で寝てしまいました。そして、授業が始まっても誰もカンコ君を起こしませんでした。
307 :
匿名 :03/04/05 16:46 ID:o/QKnKFv
「カンコ君!また居眠りしてる!」
「ムニャムニャ・・・あ、フラメンコ先生・・・アンニョンハセヨ・・・」
「おはようじゃないでしょ!あ、酒臭い!未成年なのにお酒飲んだのね!
ちょっと来なさい!」
そしてカンコ君は生活指導室に連れて行かれてしまいました。
「アイゴーー!ウリは風邪を引いただけなのになんでこんな目にあうニダー!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
言うまでもなくSARSネタです。世界中で猛威を振るっているSARSですが、
韓国では、任川空港を経由して台湾に向かった台湾人がSARSに感染したことがわかり、
保健当局が同乗した韓国人に感染確認作業をしているとのことです。(朝鮮日報)
また、韓国では風邪を治す民間療法の一つに焼酎に唐辛子をいれて飲んで寝るというのがあるそうです。
http://jangjw.hp.infoseek.co.jp/essays/essay20010211.htm なんかSARSと関係あるようでない話になってしまいましたが、ケンチャナヨということで・・・(^ ^;)
「中華アパートの感染症」 最近の地球町小学校では、二つの大きなニュースが話題になっています。 一つは、アメリー君&エリザベスちゃん対イラク君の大喧嘩。 もう一つは、中華アパートを襲った正体不明のウイルスによる風邪のことです。 「・・・やっぱり、マスクをつけた人多いなあ・・・」 教室に入ったニホンちゃんがクラス全体を見渡しながら、一人つぶやきました。 かく言うニホンちゃんも、先生やママの言い付けどおりマスクをしています。 そのニホンちゃんに、タイワンちゃんが声をかけてきました。 「ニホンちゃん、おはよう!」 「あれ? タイワンちゃん、もう大丈夫なの?」 「ん〜、少し熱はあるけど、だいじょーぶい! いつも心に太陽があるからね!」 「ハハハ(・・・ま、病は気からって言うからね・・・)」 苦笑いを浮かべたニホンちゃんに対し、 僅かに笑みを曇らせたタイワンちゃんは少し寂しそうに言いました。 「でも、ベトナちゃんとシンガ君はきょうもお休みだって」 「そう・・・やっぱり、近所でよく遊んでいたからかな・・・早く良くなるといいね・・・」 「うん、そうだね・・・」 ちなみに、カナディアン君も家のベッドでまだ苦しんでいるのですが・・・・。
「それより気になるのは・・・」 タイワンちゃんは、ゆっくりと顔を後ろに向けました。 それにつられて、ニホンちゃんはその視線の先に目を向けます。 そこには、熱にうなされ、寒気に震えながら、机に突っ伏しているチューゴ君の姿がありました。 隣のカンコ君が、コソーリとニホンちゃん寄りに机を動かそうとしていましたが、 チューゴ君が咳をする度に慌てて元に戻し、動かして戻しを繰り返しています。 「・・・あいつ、どう見てもまだ感染してるよね? 迷惑だから休んでてくれればいいのに」 「タイワンちゃん・・・そんな言い方しなくても・・・」 その時、始業チャイムが鳴り、フラメンコ先生が教室に入ってきました。 生徒達が慌しく席につくのを確認してから、先生は口を開きました。 「はーい、おはようございます・・・さて、きょうは皆さんに大事なお話があります」 教室が僅かにざわめいたのを、フラメンコ先生はパンパンと手を打って静めました。 「知っての通り、今中華アパートが発生源と思われる感染症が学校全体に流行しています。 現在保健の先生と調査中ですが、どうやら『ころなういるす』という病原体が原因と思われます。 これは『いんふるえんざ』程ではありませんが、感染性がとても強い病原体です。 そこで、大変残念なことですが、治療法が確立するまで皆さんにはもう暫く、 中華アパートに行くのはなるべく控えるようにしてもらいたいと思います、わかりましたか?」 その言葉に、クラス全体が再びざわめき始めました。 ですが、そこに静寂をもたらしたのは、今度はフラメンコ先生ではありませんでした。 「い・・・ゴホ・・・異議ありアル!!」
それは、普段は何事にもクールに構え、目立つ行動は控えるチューゴ君でした。 おもむろに立ち上がったチューゴ君に、クラス全員の視線が集中します。 「そんな話が出るのは・・・中華アパートの状況を正確に把握してないからアル・・・グ・・・ 見ての通り・・・朕が元気に・・・・ゴホゴホ!・・・学校に来ているのが・・・何よりの証拠アル! 中華アパートに遊びに来るのに何の・・・・・・何の問題も・・・・ゴホゴホゴホ!」 咳き込みながら、必死の形相で再考を訴えるチューゴ君。 それに対し、フラメンコ先生は優しく、それでいて強い視線を返しながら言いました。 「チューゴ君、あなたの気持ちは十分にわかっているけどね、 みんなが今どんな格好しているか見える? この病気で学校に来れなくなった子もいるのよ? こんな言い方したくないけど、貴方がこの病気にかかった事をすぐに報告をしてくれたら、 学校全体に波及するような大事になることは、ある程度防げたと思うの。 それに、今の貴方の姿に、何の説得力もありません。一時間目が終わったら帰宅しなさい」 「・・・・・グッ・・・・」 忌々しげな視線を先生に向けながらも、唇を噛んでチューゴ君は席につきました。 それを見届けると、静まり返った生徒達に向き直り、フラメンコ先生は努めて明るく言いました。 「それじゃー、一時間目の授業を始めまーす」 一時間目が終り、鞄を抱えてふらつきながら、 チューゴ君はニホンちゃんの席に近づいて来ました。 「ニホンも・・・ゴホ・・・朕の家を避けるアルか・・・?」 「うん・・お母さんにも言われてるし・・・普通に遊びに行くのはちょっと・・・ お大事にね、チューゴ君・・・何か私でできることがあったら言ってね・・・」 「・・・じゃあ、一つ頼まれてくれないアルか?」 「・・・・・?」
「ゴホ!・・・ゴホ!ゴホ!・・・・ゴホ・・・・」 中華アパートでは、今日も学校をお休みした香ちゃんが自室のベッドに横たわっていました。 しかし、絶えず咳き込み、眠ることもままならず、意識も朦朧としています。 その香ちゃんの耳にノックする音が聞こえ、ぼんやりとドアの方に目を向けました。 「ただいまアル・・・香・・・気分はどうアルか?」 「あ、チューゴ兄さん・・・うん・・・もう大・・・ゴホゴホ!・・・」 心配そうに顔を覗き込んだ兄に対し、香ちゃんは無理に体を起こそうとするも、 気力に体がついていかないことを露呈するだけでした。 そんな香ちゃんの体を、チューゴ君はゆっくりとベッドに横たえました。 「・・・無理しなくていいアルヨ、そのまま寝ているアル・・・ゴホ!」 「ごめんね・・・・兄さん・・・私のせいで・・・」 「まあ・・・もとは朕から・・・いや、ところで、今日は香に土産があるアルヨ、待ってるヨロシ」 と言って、チューゴ君はふらつきドア横の壁にぶつかったりしながら、部屋の外に出て行きました。 何だろうと思ってドアの向こうに視線を向けると、チューゴ君が息を切らせながら 両手いっぱいの大きさの段ボール箱を抱えて入ってきました。それも一つや二つではありません。 数分後には、香ちゃんの部屋いっぱいに、段ボール箱が積まれてしまいました。 ようやく一段落ついて、ベッドの側に座り込んだチューゴ君に、香ちゃんは聞きました。 「・・・・・・・これは?」 「ハァハァ、ニ、ニホンの家のヤ○ルトアル、病原菌に良く効くとネットにあったアルヨ。 これを飲んで早く治すヨロシ・・・・お前には・・・ゴホ・・・元気でいてもらわないと困るアルヨ・・・」 「・・・・・・・・」
香ちゃんは少々眉をひそめました。正直言って、ヤク○トを飲んで病気が治るとは思えません。 しかし、目の前で肩で息をしているチューゴ君の姿とその真剣な表情を見ていると、 もしかしたら本当に効くんじゃないかという気持ちも生まれてきます。 何より普段冷たい感じの兄が、自分のために一生懸命用意してくれた事が嬉しくてたまりません。 「・・・・・謝謝、兄さん・・・でも、こんなに一人じゃ飲めないヨ・・・兄さんも一緒に飲も?」 「あ・・・ああ・・・」 チューゴ君は赤らんだ顔を、少しだけ縦に動かしました。 (おまけ) カンコ「みんなビクビクし過ぎニダ!ちゃんと予防対策をしておけば こんなウイルスケンチャナヨニダ!」 ニホン「・・・・・・それがわかっているのに、何でカンコ君はウイルスにやられてるの?」 カンコ「どういう意味ニダ?」 ニホン「・・・・・・・・・・・・・コンピューターウイルス」 カンコ「アイゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」 おしまい。
314 :
名無し :03/04/06 14:54 ID:J2uEFD1x
「舞台祝典劇 ニーベルングの指輪」 音楽に造詣が深く多くの音楽家を出しているゲルマッハ家ですがなかでもワーグナーさんは有名な人です。数々の楽劇の脚本、作曲、 指揮、演出を手がけた同じゲルマッハ家のベートーベンさんと並び称される大音楽家です。地球町でワーグナーさんの曲を好きな人は 沢山います。 ですがこの人は女好きで浪費家、厚かましくて自信過剰と人間的にはすごく問題のある人でした。特に紫苑ちゃんのご先祖が大嫌い で悪口を言ったり書いたりしていました。お世話になっていたというのに。 後にワーグナーさんの曲を何よりも愛する人がゲルマッハ家に現われました。ナッチお祖父さんです。強烈なカリスマと政治力、 そして偏見を併せ持つこの人はとりわけ紫苑ちゃんの家の人を虐めました。その状況たるや同盟者であるニッテイさんが言葉を 失ない紫苑家の人達を匿う程でした。 そういうことがあった為紫苑ちゃんはワーグナーさんの曲が大嫌いでした。家では絶対にかけませんでした。ゲルマッハ家の音楽を やる人達がかってナッチお祖父さんの庇護を受けていたのも嫌でした。 しかしこっそりと聴くうちにいい曲が多いとわかってきたので自分の家でもワーグナーさんの曲をかけてみることにしました。 「じゃああの曲だ」 ゲルマッハ君はワーグナーさんの代表作「ニーベルングの指輪」を上演しようと思いました。15時間もかかる大作でおいそれとは 上演出来ません。しかし5年地球組の皆がゲルマッハ君の下へ馳せ参じました。 アメ「任せろよ」 チュ「力を貸すアル」 ロシ「助けてやるぜ」 エリ「暇だから来ましたわ」 フラ「仕方ないですわね」 マカ「芸術は任せてよ」 タイワン「期待してて」 べト「来たわ」 カナ「僕もいるよ」 ネシア「友達だし」 タイ「力仕事なら」 トル「古い付き合いだし」 マレ「色々あるけど」 カン「来たニダ」 ニホン「さあ、頑張りましょう」 ゲル「皆・・・」 アーリア「有難う・・・」二人は思わず涙を流しました。 4日間、15時間に渡る上演は無事終了しました。最後のカーテンコールとなり地球組が全員で出てきました。 最後に紫苑ちゃんが出てきました。そして一言「素晴らしかったわ」と言いゲルマッハ君、アーリアちゃんと涙を流して抱擁しあいました。
315 :
名無しさん :03/04/06 14:58 ID:J2uEFD1x
以前ワーグナーの曲について言われていたので書いてみました。イスラエルでようやく ワーグナーが解禁になった様ですし。小学生がワーグナーわお上演できるかは置いといて。 ワーグナーの作品って無茶苦茶長いんですよね、マイスタージンガーなんか5時間ぐらいあるし。
>>313 すっげぇイイ!!
普段冷たいヤシの優しい一面を見ると和む。
がんがれ!!
>>314 がんばれマイスターシンガー!!
317 :
_ :03/04/06 16:24 ID:li1ekYJv
あるときアメリーくんがニホンちゃんちにやってきました。 アメリー「おーいニホンちゃん、きみもこれから理事会に参加してよ これまで十分会費も払ってんだし。今ちょうどやってるから来てよ」 ニホン「あの・・・私、いま普段着だし・・・バッグもブランド品じゃないし・・ 家の中も片付いてないし・・・」 アメリー「なにいってんだよ、ただの会合だよ。普段着でいいんだよ。 家ん中なんて関係ないんだよ。チューゴくんなんか毎回汚ったねぇ カッコできてるし反対ばっかでなにもしてねーぜ」 ニホン「それに・・・会費、今より値上げされたらキツイし・・・」 アメリー「関係ないって。きみより払ってんのオレしかいないし、そのオレ だってずっと滞納してたんだぜ。会費もここで話し合えばいいだろ?」 ニホン「うーん・・・それにアメリーくんの意見にばっかり賛成するって悪口 いわれるのもちょっと・・・」 アメリー「そりゃ賛成してくれたらうれしいけど、だれに賛成するかはニホン ちゃんが決めりゃいいことなんだけど・・・」 ニホン「それに・・・理事会で決めても、最近みんな守らなくなっちゃったし・・・」 アメリー「どうしたの?ニホンちゃん。いつも理事会の決まりを守ろうって みんなに言ってたのニホンちゃんのほうじゃない。ニホンちゃんが入って 直してみんなに守らせればいいんじゃないの。変なの。」 どうやらニホンちゃんは理事会のことをとても立派な家の立派な子じゃないと 参加してはいけない特別な会のように勝手に思っているようです。 長いことサヨックおじさんにそう教えられてきたのです。 じつは、サヨックおじさんはニホンちゃんがどんな子になっても邪魔するつもり なのですが、そんなことニホンちゃんは知らずに信じています。 なりたい子はいっぱいいるのに・・・そうあの子も・・・ カンコ「ハックション!!だれかウリのうわさしてるニカ?ウリは人気ものニダ」
320 :
:03/04/06 20:31 ID:7R1Hnsrn
321 :
:03/04/07 02:35 ID:rr9/IlcZ
カナディアンくん…どうしてこういう星回りなんだろう
322 :
:03/04/07 20:31 ID:qrxY1T4y
>>268 >>271 >>272 そういえば、ワーグナーのパトロンはバイエルン国王ルートビヒ2世・・・(ボソッ
・・・ってその手のネタも厳禁だってば。
スマソ、スルーしてください。
323 :
名無しさん :03/04/07 23:27 ID:rc9N3BXk
実はニホンちゃんとウヨ君、にーちゃんのお兄さん出そうかなと考えてます。 ニホンちゃんのたおやめぶりとウヨ君のますらおぶり、でにーちゃんの頭脳 を全て併せ持つキャラ、言うならニッテイさんの生まれ変わりみたいな凄い 人を。ニホンちゃんが廃れてるという方もおられますしニホンちゃんもウヨ 君もブラコンの気があるし。よろしければご意見お願いします。名前もどう しようかな、設定は6年位かな?もしくはニホンちゃんの双子のお兄さん? どうしようか、出そうか今思案中です。
324 :
:03/04/07 23:50 ID:3F8KXYm2
>>323 マジレスだが
止めといた方がいいと思いますよ
新キャラにはそれなりに意味を持たせねば、受け容れられませんし
元ねたがあるなら別ですが…
325 :
:03/04/07 23:51 ID:JfQwJhyN
訳のわからないキャラ増やすな。出す必然性も無いだろ。 っていうか総督府の補完・議論用スレ逝けよ。
>>323 申し訳ありませんが、ご容赦願いたいと思います。
ニホンちゃんは長女というところに意味があるのです。
5年生で、他のクラスのひとたちと同じ年齢であることにも意味があるのです。
そのあたりを根本的に変えてしまう恐れがあります。
いままでニホンちゃんを書いてきたものの一人としてお願いいたします。
ただ、先におっしゃっていただいたことには感謝します。
327 :
:03/04/08 00:14 ID:UD0PSKib
『箸』 さて、ニホンちゃんがプレゼントした箸がなぜか大受け。 カンボ君をはじめとしてアジア班の子供たち、自分の使うクーポン券のなかに感謝の気持ちとして箸を書き込むことにしました。 できたよできたよと寄ってたかって見せられて、なんて言っていいのもやらうれしはずかしのニホンちゃんですが、場の空気を嫁ないカンコ君登場。 「金をばらまいて箸を描かせるなんてニホンは恥知らずニダ」 「えーなんでそんなの言いがかりじゃないの」 ニホンちゃんにはそんな下心はありませんが、見る人によってはそう見える罠。ちょっとショボン。 そして調子に乗るカンコ君が畳みかけます。 「しかも不吉ニダ」 「不吉ってなによ」 カンコ君はさも自慢げに言いました。 「ハシは落ちるものと決まってるニダ!」 ウェーハッハッハと笑うカンコ君に、(いや、それはカンコ君の家だけの話だよ・・・)とは決して口にしない分別のあるニホンちゃんでした。 いとふゆ
『おまけのはなし:アメリー不思議ハッケソ』 ☆。:.+: .. :. <丶`∀´> アメリーjのなかにある / ̄ヽ/,― 、\ o。。。 奇妙なピラミッドは .:☆ | ||三∪●)三mΕ∃. .:* \_.へ--イ\ ゚ ゚ ゚ <* `∀´> <♪なんでニダ〜なんでニダ〜 シラネーYO!> (゚ぺ ;) ゲンナーリ
+激しくそれ知ってる+ ∠⌒\ 紫苑→ |/‘_‘)∩ Σ<`∀´/ > オシエルニダ (m)彡 ミm) ミm) ∠⌒\ m)彡ッ +激しく猛者怒+ ミ(m レ#‘_‘) m)彡 ミ(m) m)彡 ミ(m∩<´; > アイゴー!!! (ヽ__) _ノつ +激しくボッシュート+ ( ;;;;;) ______ <  ̄ヽへ ( ,,:;;;) | |/‘_‘) と) ヽ| |/ |;,ノ |ロスチャイルド =三 ⊂ y< > | / .,i |______ 〉 〈 ,.| |,,,;. ;i, ヽ ‖ヽ =三 ⊂し人 ) i ,, ,, .. ´ヽiii,,, ‖,,, .., し' .、 .., ヽ 丶,.ヽ ( ‖、,, ガクガク((((; ゚ぺ)))ブルブル ♪チャラッチャラッヂャーソ♪
332 :
名無しさん :03/04/08 09:32 ID:Kedk3hK6
「ライバル」 ライバルといえばエリザベスちゃん、フランソワーズちゃんが有名ですが実は静かにライバル視し合う二人 がいます。今回はそんなお話です。 タイラン君は地味で物静かですが温厚で気さくな人気者です。今日タイラン君はクラスの皆を家に招待し自 分の家の料理をご馳走しています。 「美味しい、なんかすごく食が進むわ」 料理は好評です。タイラン君も素朴な外見に似合わず器用で料理上手なんですね。 「まあね。最近僕も影が薄いしここいらで目立たないと」 と言ってちらりろべトナちゃんの方を見ます。べトナちゃんもそれに気づきタイ ラン君を見ます。二人共別に睨み合いませんがぱちっと火花が散りました。実はこ の二人の家はカンボジ君家とラオス君家を挟んで互いにライバル視しあっているの です。人付き合いの上手い両家はそれを表に出しませんが。勿論それを知る人もほ とんどいませんが。 「ふん、辛さが足りないニダ。やはりウリナラの料理が一番ニダ」 そんな時むしゃむしゃと動物の様に貪りながらカンコ君が言いました。相変わら ず人の家に招待されて図々しい。 「おい」 皆とがめようとしますがタイラン君はそれを笑みで制止します。 「食べ物ばかりじゃあ飽きるだろ、次は僕がムエタイの演舞を見せるよ」 一同ざわめきます。ムエタイは最強の格闘技の一つと言われているのです。 「カンコ君、相手になって」 「ふん、やってやるニダ」 最初は普通の演舞でしたが一瞬タイラン君の目が光りました。 「スクリューーーーアッパァーーーーーーーーッ!!」 なんと超必殺技を繰り出しました。アイゴーーーと空に消えるカンコ君。やっぱり 家の料理をけなされ温厚なタイラン君も怒ってたみたいですね。
333 :
名無しさん :03/04/08 09:34 ID:Kedk3hK6
今回はタイラン君を主役にして書きました。実はタイとベトナムはひそかに ライバル関係にあるのですね。それをネタにしました。最後はお約束です。
334 :
rrrr :03/04/08 13:40 ID:92o1/4A5
どうせなら、タイガージェノサイド(サガット)ぐらいは 使って欲しかった。。。
335 :
名無しくん :03/04/08 16:48 ID:C5nb3o51
336 :
~ :03/04/08 17:29 ID:kik0cNcR
>>334 サガットといえば、飛び道具技を放つ時の掛け声が「アイゴー」と
聞こえてしまうのは私だけでしょうか、、、?w
337 :
:03/04/08 18:26 ID:QTyL2GhC
338 :
名無しさん :03/04/08 19:00 ID:Kedk3hK6
「不吉な者」 「まったくカンコの奴には参ったよな」 イラク君との喧嘩も勝敗は見え出しとりあえず一息ついているアメリー君がエリザベスちゃんにこぼしました。 「本当に。なんで犬を666匹送ってくるのか」 彼女も呆れ顔です。実際信じられないことですから。 「大体あいつが出てくると負けるんだよ。不思議と」 「あれは何故でしょう」 「それは彼の出自に関係があるのよ」 紫苑ちゃんが出てきました。 「それはどういうことだ?」 どういうことなの?」 地球組の皆が紫苑ちゃんの下に集まります。 「666、それは世界を滅ぼす反キリスト者の数字よ」 「それはしってますわ」 フランソワーズちゃん、流石に詳しいですね。 「けどそれが」 「そして彼の祖先は『ダン君』でしたね」 「奴はそう自称しているアルな」 「我が家は元々12の家族がありました。そのうちの1家から反キリスト者が出る、そういう言い伝えがあります」 「ひょとして・・・」 ニホンちゃんが唾を飲み込みます。 「そう、ダン家です」 「!!」 皆衝撃の事実に背筋が凍りつきました。 「じゃああいつのゾンビみたいな生命力も!?」 「あいつと組むと負けるのも」 「あいつの下らん悪事も」 「悪魔だったからか!?」 その時当の本人が教室に入って来ました。 「皆どうしたニダ?そんなにウリが男前ニダか?」 一同確かに見ました。カンコ君から漆黒の瘴気の如きオーラが発せられているのを。
339 :
名無しさん :03/04/08 19:02 ID:Kedk3hK6
元ネタは例の派兵とそれのスレです。しかしなんでこんな人数送ろうとするのかな、この国は。
シモネタごめん。 いや、画像掲示板見てきたら、 アーリアちゃんに萌え萌えの人が沢山いらっしゃったみたいなので ドイツ人について思い出したことがあるんです。 まぁ、メール欄に書きますから気になる人は見てください。 どうでもいいことですが、僕もアーリアちゃんに萌えております。 はっはっは。いや、お恥ずかしい。
「う〜〜〜 取材取材」 今、スクープを求めて全力疾走しているマスコミである私は、地球町小学校に通う ごく一般的な女の子。強いて違うところをあげるとすれば、報道に興味があるって とこかナ・・・。名前はアサヒ。 そんなわけで、地球町人気投票の会場にやってきたのだ。 『・・・ん?』 ふと見ると、ベンチに若い女の子が座っていたの。 ウホッ!いい女・・・ そう思っていると、突然その女の子は私の見ている目の前で、立候補を表明したの。 ヤ ラ 応援しないか?
彼女・・・ちょっとフェミっぽい小学生で、シャミンと名乗ったわ。 「よかったの?ホイホイ応援するなんて言って。私は勝ち目が無くてもかまわないで 立候補しちゃう人間なのよ」 「私・・・シャミンちゃんみたいな人好きだから・・・」 「嬉しいこと言ってくれるじゃないの。それじゃあ、とことん応援してもらおうかな」 言葉どおりに彼女はすばらしい負けっぷりだったわ。私はというと、衆目に晒される 快感の波に身をふるわせてもだえていたの。しかし、その時予期せぬ出来事が・・・ 「うっ・・・!投票結果を学級新聞に流したい・・・」 「ん?もう?それってルール違反じゃ・・・」 「そうだ!いいこと思いついた。シャミンちゃん、警察に通報しよう!」 「え〜っ!?警察へ?」 「女は度胸!何でも試してみるのよ!」 自分で自分の首をしめるようなことをするなんて・・・なんて快感なんだろう・・・。 「それじゃ、通報するわ・・・」 「ええ・・・次は制裁よ・・・」
はっ、はっ・・・
「どうしたの?」
「あんまりスキルがなくて・・・。こんなことしたの初めてだから・・・」
「・・・でしょうね。私も初めてよ。ところで、私の投票結果を見てちょうだい。
これをどう思う?」
「すごい・・・不正投票です・・・」
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・元ネタ1
「【祭り】中山のスレ7【大延長】」
http://ex.2ch.net/test/read.cgi/korea/1049811986/ 元ネタとシャミンちゃんアサヒちゃんのキャラが合ってませんが、新キャラを増やし
たくなかったので勘弁してください。
・元ネタ2
言わずとしれた「ウホッ!いい男」のアレ。途中、元ネタと違って攻守交代してます。
344 :
や :03/04/09 02:29 ID:ku8w1NEv
>>340 では、私も一つ、メール欄に昔聞いた話をば
理由は小さすぎると、文句がでたから。
ちなみに、これも日本製品が世界最高だとか
国連の人口爆発に対する会議でお墨付きがでている。
なにしろ、昔聞いた話でソースはご容赦を
>344 薄くて丈夫………というのは聞いたことがあります 海外のが厚すぎるともいえるのですが
346 :
名無しさん :03/04/09 09:51 ID:SmiZtNok
「電波浴」 地球組、特にアジア班と北米班で強い影響力を持つアメリー君とチューゴ君、そしてニホンちゃんの三人ですが思いつ きで誰が一番我慢強いか、根競べをしようということになりました。対象はなんと『カンコ君の毒電波に誰が一番耐えら れるか』という怖ろしいものに決定しました。勿論とうの本人にはウリナラの素晴らしい歴史を三人に教えてくれるよう 言っただけですが。それでは始まりです。 「ウリナラは9200年の歴史があるニダ!」最初から飛ばします。 アメリー(根拠はなんなんだよ) ニホン(な、なんた言ったらいいんだろう) チューゴ(その時文字あったアルか?) 「ウリナラは世界三大家ニダ!」今時優性学ですか。 アメリー(じゃあなんでずっと誰かん家に従属してんだ?) ニホン(そもそも家に序列なんてナッチさんじゃzるまいし) チューゴ(こんな奴と一緒にされる家が気の毒アル) 「ウリ達は偉大な檀君様を祖とするニダ」いつものあの人ですね。 アメリー(3メートルあったていうあの人か?) ニホン(どう考えても神話だよお) チューゴ(熊と結婚?人間じゃないアルよ、それ) 「柔道も剣道も起源はウリナラニダ!」だからそれはニホンちゃんのとこでしょ。本人の前で。 アメリー(その柔道で100万人殺されたって言ってたのは誰だ?) ニホン(そう言っていつも武士に負けてるような) チューゴ(また捏造アル) 「ウリ達は前の町内大戦に勝ったニダ!」いつも負けてるのは誰ですか? アメリー(だからお前んとこは最初から入れてねえつってんだろ) ニホン(お祖父さんとこに厄介になってたのに?) チューゴ(ふん、三国人が) こんな調子で延々と2時間に渡って電波浴は続きました。勝敗はつきませんでした。しかし カンコ君のジャイアンリサイタルをも凌駕する毒電波を浴び続けた三人最後は倒れ意識不明の 重体で病院に運び込まれそのまま入院しちゃいました。
347 :
名無しさん :03/04/09 09:52 ID:SmiZtNok
カンコ君の電波っぷりをネタにしてみました。面白くないですね、とほほ。
『匣の中の娘・その後』 ニホンちゃんはいつもの時間に教室につきました。みんなにおはようの挨拶をして席につきます。爽やかな朝です。 そんな中、ちっとも爽やかじゃない人がニホンちゃんの顔を見るなり突進してきました。 「ニーホーンーーー!!」 「な、何? カンコ君」 「この間キッチョム兄にマジックを見せたそうニダね!?」 「う、うん・・・(その後何かされないか心配だったけど)」 「まーたニホンはウリのものをパクったニダ! ニホンは反省しる! そもそも軟体人間マジックはウリナラ起源 ニダ! 謝罪とば」ばきっ! ぐしゃっ! どかっ! 「毎度毎度しつこいのよバカンコッ!」 タイワンちゃん、問答無用ですか。ま、略す必要がなくて、作者としてはほんのりラッキー。
「ねえ、カンコ君の言った事・・・ホントなのかな?」 ニホンちゃん、ふと気になって横で見ていたチューゴ君にきいてみます。曲芸といえばこの人ですね。 「・・・多分本当アル。ニホンの家にも絵日記が残ってるはずアルよ?」 チューゴ君いまいましそうに答えます。既にこの後の展開を読んでいるのでしょう。 「ええっ!? ・・・バカンコってホントの事も言えるんだ・・・」 「・・・カンコ君どこか悪いのかな? 心配だなあ・・・きゃあっ!」 恐るべき回復力で立ち直ったカンコ君、ニホンちゃんとタイワンちゃんを突き飛ばしてチューゴ君の前にひれ 伏します。 「チューゴ様〜〜ッ!! チューゴ様はウリナラの宗主ニダ! いつも正しいニダ! チューゴマンセー!! ウリマンセー!! ニホンとタイワンがウリの話を信じないニダ! 野蛮人はこれだから困るニダ!」 カンコ君、三べんまわってワンと言いそうな勢いです。 「(ああうっとうしい・・・。どうせいつものデムパが、たまたま本当だっただけアルな、これは)じゃあお前が二人に やって見せればよかたアル。そういえば、ワタシもウリジナルは見た事がないアルな」 「ニ、ニダッ!? けけけっケンチャナヨー! ケンチャナヨー! チューゴ様の頼みとあれば、お安いご用ニダ!!」
カンコ君、ちっちゃい壷を前に呆然と立ち尽くしています。この中に体を折りたたんで入るなど正気の沙汰とは 思えません。でもチューゴ君が見ています。ニホンちゃんも、タイワンちゃんも見ています。地球組のみんなも 何事かと集まってきました。 (・・・あれ? ウリは何でこんな事をしてるニカ? ウリはニホンのマジックが見たかっただけハセヨ?) カンコ君、ぼんやりとそんな事を考えています。 (どうしてこうなったハセヨ? そ、そうニダ! 多分ニホンのせいニダ! じぇんぶニホンが悪いニダ! ニホンは 反省汁!) カンコ君、ニホンちゃんの事を考えると俄然ファイトが沸いてきました。偉大なる恨の精神のなせる業です。何だか 簡単に出来そうな気がしてきました。それによく考えてみれば、これは生意気なニホンちゃんとタイワンちゃんに ウリナラの優秀性を見せつけるチャンスではないですか。さすがはチューゴ君、ウリナラの宗主にふさわしい深謀 遠慮です。ヨガの起源がらみでイン堂君に制裁を喰らったとき、そのまま病院送りになったくらい体が硬いことなど ケンチャナヨー。カンコ君は細い目を見開いて、目の前の壷をぎろぎろと睨みつけました。 そして、香ばしい音とカンコ君の悲鳴のハーモニーが学校中に響き渡りました。
・・・えー、大変珍しい事ですが、「軟体人間マジックはウリナラ起源」というのは事実くさいです (いや、本気で)。平安期に描かれた『信西古楽図』という絵図の中で、小さな壷の中に人間が 入ってまた出てくる、「新羅入壷」という半島伝来の曲芸が紹介されてるそうです。現在世界中 にある軟体人間マジックはこれのバリエーションと言える、らしいです。 ホントかなあ・・・。カンコ君の事だから、自分で書いてて自信がない。 漏れは、『魍魎の匣』は加菜子タソをアーリアちゃんに脳内変換して読むべきだと声を大にして 主張したい! アーリアちゃんファンは激しく気分を害するおそれアリですが。 ・・・しかし変な所で改行入れちった。復帰戦につき見逃して下せえ〜、お代官様〜。
352 :
:03/04/09 23:43 ID:RfHRACBU
>>346-347 補完スレに批評っぽいものをうpしたので作者は嫁
>>351 加菜子タソ=アーリアちゃんで激しく同意。達磨に(以下検閲削除
353 :
感度をさげて長持させるためらしい :03/04/10 02:57 ID:R1NCpa42
>344 外国のが分厚いのは・・・・ 下ネタでごめん
354 :
:03/04/10 02:59 ID:R1NCpa42
あやや メール欄に書くつもりが・・・
>>348 うは、ウリの駄作に続編が付いてるニダ。しかもウリのより面白いニダ!(火病
加菜子タソをアーリアちゃんにすると、頼子タソは誰にしたらいいのやら・・・
個人的にはゲル兄変換をお薦めするのだが(w
356 :
名無しさん :03/04/10 10:24 ID:X5RBy4mY
「雨」 今日は雨です。しとしとと雨音がするなかエリザベスちゃんは自宅の大広間でお茶を飲んでいます。 「せっかくの春だというのに雨が多いのが残念ですな」 エリザベスちゃんの側に控える執事のワトソンさんが言います。 「そうかしら、わたくし春の雨も好きでしてよ」 エリザベスちゃんそう言って微笑みます。 「雨に塗れた梅や桜も綺麗ですし雨自体も銀色できらきらと美しいですわ。それに」 雨が次第に弱まり遂には止んでしまいました。雲から太陽の光が差し込んできます。 「止んだあとのこの太陽の光が何よりも好きですの」 フランソワーズちゃんのお邪魔します、と来訪を告げる声がします。その声を聞いて エリザベスちゃんはまた微笑みました。
357 :
名無しさん :03/04/10 10:30 ID:X5RBy4mY
イギリスの雨の多さが元ネタです。パタリロ12巻の『霧のロンドンエアポート』 が念頭にあったかな。 ナナッシィさん、352さん、補完スレでのご意見ありがとうございます。これからも精進していきますので 宜しくお願いします。
358 :
名無しさん :03/04/10 16:12 ID:X5RBy4mY
「お祭り」 今日はフラメンコ先生の実家でお茶会、皆先生の家の名物料理にご満悦です。 闘牛場で颯爽と闘牛士のきらびやかな服に身を包んだフラメンコ先生刳紅のマントと剣をもって黒い 牛を翻弄します。先生が牛の突進を華麗な動作でかわし剣を入れる度に喝采が沸き起こります。 「どう、美味しいでしょ」 闘牛も終わりバーベキューを囲んで先生が皆に尋ねます。勿論さっきの闘牛がバーベキューになっ てます。 「はい、とても美味しいです」 串に刺された肉を食べながらニホンちゃんが答えました。他の皆も同じです。 「そう、先生も嬉しいわ。ところでこの後我が家の特別な催しがあるんだけど皆参加しない?」 「催し?」 一時間後家は阿鼻叫喚の地獄と化しました。 「マイガーーーーッ!」 「アイヤアーーーッ!」 「ウラアーーーーッ!」 「御婆様ーーーーっ!」 「フランソワーズ家ばんざーーーい!」 皆次々と宙に飛んでいきます。なんとフラメンコ家名物『牛放ち』が行われているのです。興奮し猛り 狂った牛が皆の方へ突き進んできます。その角とパワーで一人、また一人ほ吹き飛ばされます。 血相を変え逃げ惑う一同ただ一人の例外を除いて。 「あはは、楽しいねタイワンちゃん」 どういうわけかニホンちゃん妙に楽しそうです。逃げ惑いながらも笑っています。 「ど、どこが!?」 タイワンちゃんも何時になく必死の形相です。そりゃあ牛の角を受けたら大怪我じゃあすみませんから。 「なんかうちのお祭り思い出しちゃった。そうだ、今度うちの家でもお祭りやるんだ、よかったら皆来て」 にっこりと笑うニホンちゃん、そのすぐ上でマカロニーノ君が派手に飛んでます。 「とりあえず今生きられたらね」 そこへ家の窓からオレンジが一斉に投げられます。そのうちの一発がタイワンちゃんの頭に直撃しました。 (どこをどうやったらこんな祭りが出来るんだろう) オレンジの皮と汁でべとべとになった髪を触りながらタイワンちゃんは思いました。そのすぐ後ろでオージー君 が牛に思いっきり跳ね飛ばされていました。 つづく
359 :
名無しさん :03/04/10 16:15 ID:X5RBy4mY
元ネタはスペインのお祭りです。毎年死者が出るらしいものすごいお祭りですが人気のある 祭りです。今回タイワンちゃんが酷い目にあってますがファンの方申し訳ありません。ケン チャンナヨの精神で読んで下さい。
360 :
_ :03/04/10 16:32 ID:Q325P85L
とりあえず次に書き込む時は15行程度に抑え、メル欄に sageって打ち込めよ。
361 :
:03/04/10 17:06 ID:KZ9qb13N
そりゃータイワンちゃんの家では祭りでロケット花火&爆竹が飛び交うから牛ぐらいなんでもないでしょう(笑 …ってこりゃ新しい話のネタになるかも ちなみに本家チューゴ君のうちでは爆竹は禁止されたそうです。
362 :
:03/04/10 19:02 ID:vjtDGh4M
363 :
:03/04/10 20:15 ID:Nyop2oWd
>358 昔、柱に乗って崖を滑り落ちる某地方のお祭りをTVで見ていて、 同僚のスペイン人から「日本の祭りってのは狂ってるな」(大意)と言われて 心外だった記憶がある…
364 :
:03/04/10 20:51 ID:H6EZPx2C
>>363 岸和田のだんじり祭りも同じように云われるのか?
365 :
:03/04/10 22:53 ID:aaaoI+cq
>>363 フラメンコ「ニホンの祭りって狂ってる」(大意)
ニホン「古代宗教の儀式だからみんなトランスしちまうのさ」
と答えておけば当たらずも遠からずだったのにw
366 :
長野県民 :03/04/11 00:37 ID:Hh8YNkBU
367 :
名無しさん :03/04/11 09:38 ID:5xn/Z5zi
「お祭りU・ニホン編」 「ああ、この前は酷い目に遭ったな」 「死ぬかと思ったアル」 「暫く酒が身体にしみたぜ」 「わたくしもあの時だけは覚悟しましたわ」 「まあ今生きててなによりですわ」 「こうなったのもフラメンコ先生のせいニダ!しゃ(略」 ニホンちゃんの家に向かいながら5年地球組の面々この前の牛放ちについて感想です。それにしてもよく 皆五体満足ですね。 「けど今日はニホンちゃんとこのお祭りでしょ。絶対あんなのじゃないよ」 タイワンちゃんも綺麗なおでこにばんそうこうを貼り付けてます。 「そうだね、春だしいいのが見られるよ」 流石にマカロニーノ君、可愛いい女の子のところへ行けるとなると上機嫌です。 「お花にお茶、それとお菓子だな」 「そして振袖姿のニホン、か」 ゲルマッハ兄妹も乗り気です。そうこう言ってる間に着きました。 「ニホンちゃあ〜〜〜ん」 「あ、いらっしゃあ〜〜い」 玄関に半被と捻り鉢巻、さらし、そして白の半ズボン姿のニホンちゃんが出てきました。 「?その格好は?」 「あ、いまお祭りやってるの。あがってよ」 一同家にあがるとウヨ君、シシロー叔父さん、シンタロー叔父さん達が半被でなにやらでかい車みたいなのを全力で家中引っ張り 廻しております。 「?これは?」 「だんじりっていうの。とても楽しいお祭りよ」 「・・・・・・・」 一同呆気に取られました。しばらくぼーーっと見ているとニホンちゃんが急にあさっての方へ走っていきました。 「あ、逃げて〜〜〜」 一同?となってると目の前にだんじりが突っ込んで来ました。 「どわあああああああああああああああああああああ!!!!」 悪夢再び。
368 :
名無しさん :03/04/11 09:40 ID:5xn/Z5zi
お祭りの続編です。季節外れですがだんじりやっちゃいました。これも死者が出るそうで。 今回地球組受難ですね。次回はハッピーエンドにします。
369 :
:03/04/11 22:27 ID:qdWSDemG
370 :
_ :03/04/11 23:35 ID:bPi86XkH
このスレってsage進行じゃなかったのか?
371 :
名無しさん :03/04/12 14:28 ID:mamwEU0p
「お祭りV・桜編」 「・・・よく皆生きてるな」 「奇跡アルな」 「あのあと柱まで突っ込んでくるとはな」 「一体誰があんなの考え出したのやら」 「それを心から楽しそうにやるニホンちゃんもニホンちゃんですわ」 日之本家でのお祭りの翌日登校してきた面々、昨日のお祭りについて苦い顔をしています。皆あちこちに 怪我をしています。 「・・・・・・」 いつもなら謝罪、賠償と騒ぐカンコ君、身体中包帯だらけで何も言えません。彼は柱をまともに受けてし まっていたのです。彼でなければ死んでいたでしょう。皆思ってました。「もうニホンちゃんと先生のとこ のお祭りは嫌だ」と。 「おはよ〜〜」 そこへニホンちゃんが教室へ入ってきます。彼女だけ無傷だというのが異様ですらあります。 「どうしたの皆、なんか元気ないけど」 「・・・別に」 「昨日は楽しかったよね」 「・・・うん」 皆の脳裏にあの惨劇が思い出されます。今思い出してもぞっとします。 「ところで今日もお祭りあるんだけどどうかな?昨日みたいに激しくないけど楽しいよ」 一同怒号と共に断ろうとしましたがニホンちゃんのにこりとした笑みに頷いちゃいました。 内心今度こそ死を覚悟しながら。 日之本家では満開の桜と梅、そして桃のなかでお花見が行われていました。家中に咲き誇 る花々を見ながら皆に桜餅や三色団子が振舞われます。 「皆いらっしゃい」 家に咲く花々をあしらった雅な着物を羽織ったニホンちゃんが一同をもてなします。ウヨ 君が助六の衣装で舞を見せます。 「どうかな、今日のお祭りは」 「最高だよ」 ニホンちゃんの問いかけに皆満面の笑みで答えました。
372 :
名無しさん :03/04/12 14:30 ID:mamwEU0p
「お祭り」三部作完結です。最後は春なので日本の春を色彩る花をネタにしました。
373 :
:03/04/12 18:11 ID:cXN97zvE
訂正と謝罪 「どうかな、今日のお祭りは」のあとに 花びらが風に舞い散るなかニホンちゃんが皆に尋ねます。 の一文入れます。 あとsageは今まで知りませんでした。すいません。
375 :
:03/04/12 21:17 ID:IstU49tr
>>372 お疲れ様でした。
かなまらエンドも読みたかったです(エ
>>373 ネタはage、感想はsageなんじゃないの?
376 :
:03/04/12 21:20 ID:cXN97zvE
>>375 ageはスレ立て&地鎮祭、ボッシュート回避、荒氏進行時だと思っていたが
377 :
北極星 :03/04/12 21:26 ID:ZURxZA60
僕はネタを書くときはいつもageてます。 ひとりでも多くのひとに読んでほしいので。
378 :
:03/04/12 21:29 ID:Q1/zgBCl
379 :
378 :03/04/12 21:31 ID:Q1/zgBCl
380 :
_ :03/04/13 00:38 ID:/bhptw1G
>>377 >ひとりでも多くのひとに読んでほしいので。
そうして厨が繁殖する、と。
381 :
名無し :03/04/13 09:42 ID:hra7bGVq
>>380 そうやってひつこくからむあなたも厨ですが? ある程度相手がおれたら引くのが大人です。 引き際心得るのが日本人の美学かと。
382 :
:03/04/13 09:43 ID:yqN6IGoX
私はsageで書くようにしていますが・・・。 sage進行かage進行か分からないスレッドでは、 とりあえずsageで書いた方が無難だと思います。
ってか、
>>1 のテンプレに「サゲ進行」って書いていないから、
ageてもいいのかな?って思う人が増えるんだとおもう。
次からはテンプレにsage進行って入れようよ。
385 :
_ :03/04/13 18:12 ID:/cV8MSR7
今日もニホンちゃんはため息を漏らしていました。 というのも、以前キッチョム君の家に遊びに行ったときに「仲良くしよう」 という約束をしたのですが、花火をニホンちゃんの池に飛ばして来たり、 「お小遣いくれなきゃ約束はなかったことニダ!」と言ってくるようになったのです。 「・・・・困ったなぁ・・・・・」 「やぁ、ニホンちゃん、ため息なんてついてどうしたのさ。」 すると、アメリー君がやってきました。 彼は最近「生意気」だったイラク君をこてんぱにやっつけたので機嫌がいいのです。 「あ・・・。アメリー君。あのね・・・・。」 ニホンちゃんはキッチョム君のことを相談しました。 すると彼は、 「そうか。それはもう放ってはおけないな、みんなもそう思うだろう?」
386 :
_ :03/04/13 18:13 ID:/cV8MSR7
そう言って振り返れば、そこにはエリザベスやフランソワーズ、ゲルマンスキーそれにといったEU班のみんなが立っていました。 「そうねぇ、なんでもニホンちゃんの家からいろいろ盗んでるとききましたわ。」 「家庭内暴力もひどいらしいですわね。」 「だいたい花火を無断で作っているといううわさもあるし。」 「やっぱここは一つ、ガツンとこらしめておかないとな。」 みんなの意見をまとめるように、アメリー君が言いました。 というのも、最近アメリー君の言うことをきかないことに、アメリー君がいらだっていたのでした。 「で、でも喧嘩はよくないよ・・・。」 小さな声でニホンちゃんはいいます。 だって、もし喧嘩したら、池ではなくて家に花火が飛んでくるかもしれないのです。 「何言ってるのさ、ニホンちゃんは僕が守るよ! 安心して任せてよ。」 「で、でも・・・。」 「何言ってるニダ! 喧嘩はよくないニダ!」 そのとき、いつの間にかニホンちゃんの後ろに立っていたカンコ君が叫びました。 「ウリは反対ニダ! 喧嘩には参加したくないニダ!」 とたんにアメリー君のこめかみがピクリとひきつりました。 「・・・・へぇ、わかったよ、じゃあ勝手にすれば? おまえに貸しているカード全部返してもらうし、キッチョムにいじめられても二度と助けてもやらないぞ。」 「ア・・・アイゴーーーーーーーーーーッッッ!!!」 結局、いつものようにカンコ君の泣き声が教室に響き渡るのでした。
387 :
_ :03/04/13 18:13 ID:/cV8MSR7
388 :
_ :03/04/13 18:19 ID:/cV8MSR7
題名つけるの忘れた! 「みんな仲良く?」 でお願いしまス。
「雲と空」 以前ニホンちゃんに一方的な求愛をしたモンゴル君ですが今は大人しく謙虚な人として知られています。ニホンちゃん とも今はとても仲良くやっています。 「わあ、可愛いい」 モンゴル君の家にいる羊達のふかふかの毛を触りながらニホンちゃんご機嫌です。遠くにはモンゴル君の家であるパオ ガ見えます。彼の家は庭がとても広いのです。 「よかった、気に入ってもらえたみたいだね」 モンゴル君がにこりと微笑みます。 「うん、それにこの広い草原・・・なんだか心が安らぐわ」 「・・・それはニホンちゃんがいつも心が安らいでいないからだよ」 「え・・・?」 突然真剣な眼差しになりそう言うモンゴル君にニホンちゃんは戸惑いました。 「いつもニホンちゃんは周りに気を使い過ぎてるんだ。カンコだけじゃない。アメリーやチューゴの行動に一喜一憂し てばかりだ。それに女の子の友達や弟さん達のことも心配し過ぎだ。そんなんじゃ何時か参ってしまうよ」 「・・・うん」 それは彼女もわかっています。けどそれでも気にしないではいられないのもニホンちゃんなのです。 「けどね」 モンゴル君はそういってまた微笑みました。 「そんな優しいニホンちゃんだから皆好きなんだよ」 「有難う」 ニホンちゃんの頬が桜色になりました。 「お礼なんていいよ。ただ」 「ただ?」 「たまにはこうしてゆっくりと休みなよ」 そう言うと草原にごろりと寝転びました。 「うん!」 ニホンちゃんも寝転びます。若草色の草のカーテンに寝転び白い羊達に囲まれた二人を蒼い空と白い雲が優しく見守って います。
ここんとこ出番が全くなかったモンゴル君を出しました。元ネタは特にありませんがモンゴルのパオや 結構良好な日蒙関係なんかが頭にありました。
392 :
:03/04/14 22:05 ID:b3tRH8rV
393 :
:03/04/15 00:18 ID:rzQP803E
国営モンゴル放送の日本語ニュースでは今上天皇陛下のことを、 「日本国皇帝アキヒト」と呼んでますた。 古い真空管ラジオをいじってて最初に飛び込んできたのがこの言葉で、 パラレルワールドか異次元の放送が入ったのかと思いますた。
395 :
名無しさん :03/04/15 10:35 ID:IcNn1D/S
「行け、金色の翼よ。我が思いを乗せて」 アメリー家の一員クーロイ君はスポーツと音楽が得意な陽気なムードメーカーです。いつもダンスを披露し女の子にも人気が あります。けど実は哀しい過去もあることを皆知っています。 そんなクーロイ君のご先祖はアフリカ丁からアメリー家に使用人として雇われていたのです。彼の家族の扱いを巡ってアメリ ー家は幾度となく激論が繰り広げられました。特にリンカーンさんの時には家が南北に分かれて大喧嘩をしてしまいました。こ の喧嘩でクーロイ君の家はアメリー家の一員として認められるようになったのです。 けどまだ扱いに差別がありました。そんななかキング叔父さんとマルコム叔父さんが現われました。クーロイ君のお父さんの 兄弟にあたるこの二人の叔父さんはクーロイ家の権利と誇りを訴えクーロイ君に人としての尊厳と博愛を教えてくれました。マ ルコム叔父さんは最初は過激でしたが後に優しい人になりました。 もうその二人はこの世にはいません。けどクーロイ君の心に今でも生きています。黒い肌に対する誇り、人を愛することの素 晴らしさ、自らへの誇り、全て叔父さん達に教えてもらったものです。 今クーロイ君はアメリー家のかけがえのない一員と皆思っています。かって仲の悪かったパツキン君とも仲良しです。アメリ ー君やラスカちゃん、ベガスちゃんと5人で『アメリー5』というグループを組む程です。 「さあ、行こうぜ」 今日はそのアメリー5のコンサートの日です。リーダーのラスカちゃん達を促して会場に現われます。勿論パツキン君もいま す。アメリー君も笑っています。陽気に笑った褐色の肌に映える白い歯、そして軽妙なダンスと見事なラップ、クーロイ君は今 日もアメリー家と5年地球組で陽気に楽しく生活しています。叔父さん達の言葉を常に心に持ち。
アメリカの黒人問題を扱ってみました。実際はアフリカ系もいろんな人達を差別してるし ネイティヴアメリカンの問題とかすごく複雑ですがここではハッピーエンドにしました。あ と本文ではsageを忘れてます。すいません。
397 :
:03/04/15 10:59 ID:0Y628xVf
>>392 元記事で日本銀行からの緊急支援が実行されなかった云々って書いてある
けど、どの程度本当なのかな。
アメリカあたりは極東で金を出すのは日本に丸投げしてそうだし、銀行
役員A氏の語る秘話ってのもどこまで信じていいのか。
398 :
:03/04/15 11:37 ID:8B4o+AeY
>>393 大間違いではないな、たしかに(w
Akihito,His Imperial Majesty of Japanなわけだし。
>>395 そしてアメリー5の元メンバーだった従兄弟のマイケルおじさんのインタビューが
町で話題騒然!クローイ君も「マイケルは悪くないよ」なんて言っちゃたりして。
インタビュアーのアメリー「マイケル!それは間違っている。おかしいよ」
従兄弟のマイケル 「オカシクナイヨ、ゴカイナンダ。」
A「マイケル!君は間違っている。」
M「マチガッテイナイシ、ボクガシャザイスルヒツヨウハナイ。」
ピクッ
<ヽ`∀´><「マイケルはちょっとウリと同じ匂いがするニダ」 (^▽^;) エラとか?
400 :
:03/04/15 14:39 ID:aU2dEinZ
>>369 リンク先を見た限りでは、フランソワーズちゃんを皮切りにアメリー君・カナディアン君・タイワンちゃん・フランソワーズちゃんは知ってるかも…
赤面するニホンちゃん…ハァハァ
「毎年恒例」 「やったわ、今日も勝ったわ」 いつもは優等生的なアサヒちゃんがテレビの前でニンマリしています。見れば巨人VS阪神戦ですね。阪神圧勝ですか。 「いよいよ今年こそ日本一ね。今から祝勝会の準備をしなくちゃ」 ふふふふふ、と上機嫌です。なんか怖いくらいです。 翌日の壁新聞のスポーツ欄見出しは『名将仙一甲子園に吼える、井川完封』と大本営さながらです。 「ねえねえ、昨日の試合みたでしょ、あれが実力なのよ、実力」 「そうニダ、これこそ偉大なる虎の力ニダ、そして10連覇するニダ」 カンコ君もご機嫌です。どうやら以前より虎を自分の家の象徴としているだけあってトラキチみたいです。 「ああ、目を閉じれば想い出すわ。バース、掛布、岡田の三連発の栄光の年」 「江夏のノーヒットノーラン、村山の引退試合、田淵のアーチ・・・」 またずいぶん古い話ですね。 「助っ人バッキー、藤村様の代打逆転サヨナラ弾、影浦・・・栄光よねえ」 アサヒちゃん貴女は一体いくつですか? 「今年こそ我がタイガースが優勝するわよ、皆10月楽しみにしてて」 けれど周りの皆は冷静です。逆にはしゃぐアサヒちゃんをどこか暖かい目で見ています。 (毎年春先はそう言ってるけど) そうなのです、アサヒちゃん春先はいつもこうなのです。そして春が終わりに近づくと 『阪神三試合連続サヨナラ負け 古田殊勲打』 『遂に定位置』 『怪我人続出』 『10試合連続2ケタ失点』 『自力優勝消滅』 こんな記事がいつもスポーツ欄に載るようになるのです。そして今年も 『 阪 神 2 8 連 敗 』 教室には真っ黒いオーラのブラックホールの中沈みきった顔で記事を書くアサヒちゃん がいました。皆もその落ち込みように声さえかけられません。カンコ君はもう火病を通り 越し新聞の記事を前に無言で涙を流し続けています。 「まあいつものことだけど」 皆あえてそっとしています。勝った時にはいつも元気になるのでその時に励ますように しているのです。 「よくもまあ毎年進歩のない女だ」 ウヨ君もそう言いながら勝った時はアサヒちゃんの方へいきます。やっぱり家族ですしね。
元ネタはテレ朝が関西の朝7時からいつもやってる阪神マンセー番組です。あと カンコ君が阪神ファンなのは総督府が元ネタです。阪神ファンの方申し訳ありませ ん。けどこれでいくとサヨックおじさんは広島ファンになるのかな。
404 :
:03/04/16 19:01 ID:vYXwxoVT
>>401 七色の変化球若林、針の穴を通す小山、カイザー田中の追加キボ〜ン
405 :
_ :03/04/16 20:10 ID:uHImlL9j
406 :
:03/04/16 20:30 ID:N+VZOpl0
>>399 一応副音声入れなきゃ
>インタビュアーのアメリー「マイケル!それは間違っている。おかしいよ」
>従兄弟のマイケル 「ポウ!(オカシクナイヨ)、アォウ!(ゴカイナンダ)」
>A「マイケル!君は間違っている。」
>M「ホォウ(マチガッテイナイシ)、シャァウ!(ボクガシャザイスルヒツヨウハナイ)」
シューキューでニホンが勝ったああああああ!!! どーだバカンコ!! これがニホンの実力だ!!ってワケでもないな。 二軍メンバーだし。 てか、不完全なニホンに負けたバカンコって・・・
______ / \ ∧_∧ / .\ ( ・∀・) ./ .\ ____ ..∧_∧ と 11 つ/ .\ |\\+++\ <;`Д´> │ ☆つポコッ \| |\\+++\ と 2 つ .し/ \..+\\+++\ ≡ヽ_つつ☆バシッ ∧_∧ |.\++\\+++\ <Д´;>つ | |.\++\\+++\ ∧_∧ と 1ノ .| |+\++\\+++\ < ;> とと ノ  ̄ ̄ ̄.\ ̄ ̄| | ̄+ ̄+| と 13 つ ヒュー \ .| |++++.| と_ ノ . \.| | ++++| し .| | ++++.| ∧_∧ ..| | \+++..| < ;> .| |+("ミ)++| ( 12 つ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ 入った!入った! ./ │ ノ パサッ \ 日本ゴーーーーーール!! / し し
ファビョ━━━━━━<`Д´#>━━━━━━ン!!!!
『奇妙な果実』 パツキン君とクーロイ君の王様ゲーム。 「俺、王様。クーロイはアメリーの木に登って林檎を盗ってこい」 仕方ないのでいう通りにすると、パツキン君はすぐさまアメリー君に告げ口。 「クーロイがお前の木から林檎を盗ろうとしてるよ」 「Oh, Shit! クーロイの奴め」 罰としてクーロイ君、アメリー君がイイと言うまでポプラの木で激しく懸垂。 「みろよアメリー、変な果物だぜ」 「まったくだNE」 パツキン君は調子に乗って、物干し竿でツンツンとクーロイ君のお尻をつつきました。 「やめてくれよう」 「俺様のことはロバートの旦那って呼べよな!」 体力自慢のクーロイ君ですが、さすがに腕はしびれるうぉー。 ちょっとだけ可哀相に思ったアメリー君、自由にしてやれよといいますが、パツキン君は聞く耳持ちません。 「うるせーなヴォケ!」「なんだとゴルァ!!」 売り言葉に買い言葉、挑発にキレたアメリー君はパツキン君を袋にしてしまいました。 「アメリー様に逆らうとどうなるかわかったか」 やれ一安心と木から降りようとしたクーロイ君ですが、アメリー君はダメ出汁。 「勝手に降りるなYO」 約束が違うじゃないかと怒るクーロイ君ですが、アメリー君はひとこと。 「自由っていうものは与えられるもんじゃないんだ、勝ち取るものなんだZE」 クーロイ君の体は真夏の熱風に揺れそよぎ、王様ゲームはまだまだ続くようです。 いとふゆ
>>411 元ネタはビリー・ホリデイの例の歌でつ。
火病乾燥などありましたらどうぞよろすこ。
413 :
:03/04/17 21:14 ID:pKvEjV5v
奇妙な果実って、白人の私刑で木に吊るされた 黒人のことでしたっけ?
414 :
:03/04/17 21:15 ID:jvLVVOqQ
>>411 きっ『奇妙な果実』ですか・・・(汗。
あのシャレにならない歌をこう料理するとは、お見事でございます。
しかしマッチポンプにも程があるぞアメリー。
「ジュリアに傷心」 お嬢様で知られているエリザベスちゃんですが意外にもパンクやロックといった激しいジャンルの曲 も好きなのです。特にエレキギターは大好きでかなりの腕前です。 「なかなかやりますわね」 アメリー5を見て思わず賞賛の声を出します。そして彼女の心になにかが閃きました。バンドを結成 してみようと。 「で、あたし達を呼んだの?」 エリザベスちゃんの家に地球組の6人の少女が呼ばれました。 「そうですの。格好いいバンドにしようと思いまして」 エリザベスちゃんにこりと微笑みます。彼女がこんな笑いを浮かべると大抵ろくなことにはなりませ んが。 「まずギターはわたくし。リーダーをやらせてもらいますわ」 「呼びかけ人だしいいよ」 「ベースはトル子、お願いできます?」 「いいよ」 「ドラムはフランソワーズ、まあ貴女に太鼓が敲けるか不安ですけど」 「なんですって!」 「サックスは・・・ベトナ、頼みますわ」 「わかったわ」 「サブボーカルはインドネシアとタイワンかしら」 「え、あたし?」 「やったね」 「で、肝心のリードボーカルはニホンちゃん。これでいい?」 「わ、私?いいかなあ、皆」 「勿論」 皆笑顔で頷きます。さて次は衣装です。ところが 「こ、これ何?」 なんと衣装は赤、青、緑、オレンジとカラフルなタートンチェックのシャツにズボン、ネクタイ、 上着、帽子とジャニー○裸足の派手さです。エリザベスちゃんの好きなチェック柄全開です。 しかも髪型は前髪を思いきりたらし整髪料でベタベタです。ニホンちゃんこのファッションに憶え があります。 「(まさかとは思うけど)あのエリザベスちゃん、グループ名は?」 「キュート・ビート・クラブバンドですわよ」 「・・・」 ニホンちゃん、突っ込む気もありません。さてライブの日となりました。 「♪キャンドルライトに♪」 見事な演奏と歌に場内大喚声です。ただニホンちゃん内心思ってました。 (これってうちの家のバンドだよね)
元ネタはエリザベスちゃんとこのチェック柄の服と永月弥生さんの設定にあったパンク魂です。 チェッカーズはアメリカンポップスが元らしいですが服の柄からイギリスにしました。普段弾ける ことの少ないエリザベスちゃんですが如何でしょう?
417 :
や :03/04/18 01:48 ID:m4tqFMcw
>>417 それって、もろベイシティー・ローラーズなのでは…
>>417 タータンチェックの衣装は確かにBCRがオリジナル。サタディナ〜イ〜って年がばれるって
「ジュリア」の作者です。エリザベスちゃんはフランソワーズちゃん以外「さん」づけ です。ただニホンちゃんは「ちゃん」づけです。まあフランソワーズちゃんはライバル ですしあだ名の「フランソワ」で。にしても僕の書くニホンちゃん野球のユニフォーム に十二単、軍服、学ラン、半被、着物、チェッカーズとコスプレだなあ。イラストの作 者さん達の燃料になればいいのですが。あとBCRの存在は忘れてました。確かにチェ ッカーズは彼等の影響を強く受けてますね。
420 :
.. :03/04/19 05:29 ID:U90AqeZq
>418 チェッカーズがわかる段階で年が...
421 :
ななしやねん ◆qZw5db430Q :03/04/19 09:53 ID:SHljdSiV
刺すコロナ ニホンちゃん、ひさびさにシューキューをよそのおうちでやることになりました。 とは言えお隣のカンコ君の家ですが。 ニホンママ「さくら、怖い病気が流行っているから、ちゃんとマスクをしなさい」 ニホン「うん、刺すコロナだよね。気をつけなきゃ。 ママー見て、カードにもマスクを作ってあげたんだ」 ニホンママ「あら可愛い」 ニホンちゃんにとって宝物のカードたちにも、最新式のマスクをつけて出発です。 カンコ「なんだあれ!へ、変ニダ!みっともないニダー!ウェー、ハッハッハ」 無事にカンコ家の玄関に到着し、聞いた声がそれでした。 ニホン「だって刺すコロナ怖いんだよ。玄関はいっぱい人が通るところだから、しょうがないじゃない」 カンコ「刺すコロナなんてウリナラには無いニダ!玄関でそんな格好してみっともないニダ! ウリのカードたちも笑うに違いないニダ!ニホンはかっこ悪すぎるニダ!」 カンコ君、大笑いしながらデッキを持ってきます。 ニホン「はぁぁぁ…まあいいや。じゃあキックオフだよ」 カンコ「さあ来いニダ!!」
422 :
ななしやねん ◆qZw5db430Q :03/04/19 09:54 ID:SHljdSiV
試合はどちらも決定力に欠けていました。ニホンちゃんの主力カードは使われず、 カンコ家の星・アンカードもチャンスを生かせずじまいで、とうとう後半終了まぎわまで0-0です。 なぜか場外には、カンコ家の応援団が投げたトイレットペーパーが、沢山ころがっています。 ニホン「うーん、なかなか点をとらせてくれないなあ。引き分けかな…あ、チャンス」 カンコ「ムッキー、アンはボールこねこねばっかりニダか!ニホンしぶといニダね…なんの、ブロック!」 カンコ君のカードがシュートをブロックすると、その先にいた ニホンちゃんのナガイカードにあたって跳ね返りました。 ニホン「あーっ!ゴ━━━━━━━ル!!」 カンコ「うあああ!アイゴー!」 直後に試合終了。ニホンちゃんの勝利です。 ニホン「やった、やったー!」 カンコ「ぐ、偶然ニダ!ニホンは実力で勝ってないニダ! この勝ちは意味が無いニダ!実質ウリの勝ちニダ!」 ニホン「なんでー!カンコ君去年のシューキュー大会で、 勝ちは勝ちっていってたよね?審判に従わないのは選手失格だって言ったよね?」 最近言うようになったニホンちゃん。カンコ君、自分が本当に言った言葉だからぐうの音もでません。
423 :
ななしやねん ◆qZw5db430Q :03/04/19 09:55 ID:SHljdSiV
424 :
:03/04/19 13:32 ID:GDUOnftP
>>421-422 -423
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
試合といい、SARSといい、いつもながらカンコくんは
いいオチつけてくれますねぇ。
『サレンダー』 イラク君は、砂の上に大の字で寝そべったまま、青く澄んだ空をぼんやりと眺めていました。 視界の端には、瓦礫と化した自宅の残骸が映り、 周囲にはロケット花火の焼け焦げた臭いが漂っています。 イラク君は喧嘩に負けました。 埃と泥にまみれたその横顔には、何色の表情も浮かんでいません。 ただ、直視するには少々眩しすぎる太陽に、目をやや細めています。 と、不意に光がその激しさを失い、代わりに優しい影がイラク君の顔を包みました。 「ご気分はいかがかしら、イラク君?」 エナメルの光沢を宿したブロンドが、イラク君の顔を覗き込みました。 太陽の陰になりながら、うっすらと浮かぶその気品に満ちた微笑みに、 イラク君は一瞬、唯一神の存在すら忘れかけてしまいます。 「・・・・・・・・・ああ・・・・・・・・・・最悪だ・・・・・・・」 イラク君は精一杯の悪態を口にしましたが、エリザベスちゃんは優雅に微笑むだけでした。 しかし、急にその笑みは消え、真剣な表情に変わります。 「ところで・・・小父さんはどこに行ったの?」 「さあな・・・俺を置いてどっかに逃げちまいやがった・・・」 「・・・・・そう」 エリザベスちゃんは顔を上げ周囲に視線を巡らせましたが、 広いイラク君の家で隠れられては、そう簡単に見つかりそうにありません。 諦めて目を戻すと、イラク君は自分に向かって右手を伸ばしていました。 「・・・・・友情の握手?」 「ちげえよ馬鹿・・・・・一人じゃ起きられないんだ、手貸せ」
426 :
:03/04/19 14:26 ID:YvV0Udo8
エリザベスちゃんは少々頬を膨らませると、先ほどの聖母のような微笑と対照的な、 侮蔑の笑みと見下すような視線をイラク君に送りました。 「大の男がだらしないわね・・・・それに、それが人にものを頼む態度なの?」 「・・・・・よってたかって人を小突き回しといて、よくもまあそんなこと言えるもんだな・・・・・」 「・・・・・仕方ないわね・・・・・」 エリザベスちゃんはイラク君の手を掴むと、イラク君の上半身を思いっきり引っ張り上げます。 イラク君が一瞬痛みに顔をしかめたのが見えましたが、相手も何も言わないので黙殺しました。 「さあ、お次は何? お望みなら揺り籠から墓場までご用意するわよ?」 「そうだな・・・・じゃあ、そいつを取ってくれんか?」 イラク君が指差した先には、所々煤に汚れた金属バットが落ちています。 エリザベスちゃんが眉を顰めたのに気付いて、イラク君は笑って言いました。 「心配すんな、これ以上お前達と喧嘩を続ける気はねえよ」 イラク君の顔を横目で見て、エリザベスちゃんはバットを手に取り、イラク君に渡しました。 イラク君は受け取ったバットを杖代わりにして立ち上がり、 そのまま頼りなさげな足取りで庭の中心に進んでゆきます。 その先にあるのは、小父さんが自分を模して作らせた銅像でした。 目の前の銅像を見上げながら、イラク君は独り言のように呟きます。 「俺は、待っていたのかもしれないな・・・・こうなる日が来るのを・・・・」 「・・・・・・・・・」 イラク君は大きく全身で深呼吸をすると、正面の像を見据え、 バットを振りかぶり、渾身の力を込めて振り下ろしました。 「くたばれ! クソ親父!」
断末魔の悲鳴をあげ、ゆっくりと、そしてあっけなく崩れ落ちる銅像。 舞い上がる砂塵の中、エリザベスちゃんは瞬き一つせずに、 上下するイラク君の背中を見つめていました。 「・・・・終わった・・・・いや、お前達に終わらせてもらったのか・・・・ 礼を言わなくちゃならないな・・・・お前にも・・・アメリーにも・・・・」 「そうね・・・・でも、これはただの終りじゃない・・・・長い始まりでもあるのよ・・・ ある意味、あなたの小父さんに付き従っていた日々よりもつらいかもしれないわ」 僅かな静寂の後、イラク君はその横顔を少しだけエリザベスちゃんに向けました。 「構わんさ・・・・今までの失うだけの日々と比べれば、どうってことない・・・・」 「そう・・・・・」 その時です。 「HAHAHA! こいつやりやがった! 倒しやがったぜ! HAHAHAHAHA!」 陽気に正義を語る乱暴者、アメリー君が嬉しそうに笑い、拍手しながら現れました。 振り返る二人の刺す様な視線も、盲目的にご機嫌な彼の意に介するところではありません。 「いやいや、はじめはベトナの時の二の舞になるかと思ったぜ。お前も良くやったよ。 だけどな、こんなあっさり降参するなら、最初から抵抗なんかするんじゃねえYO!」 「ちょっとアメリー! 少しは空気を読みなさい! それに、あなた今まで何やってたの?」 調子に乗って暴言吐きまくりのアメリー君に対し、唇を噛んで俯くイラク君。 見るに見かねたエリザベスちゃんが諌めながら話題を変えましたが、 アメリー君のジャイアニズムはとどまることを知りません。 「あ? 何って、家捜しだよ。こいつが隠し持ってる『いっぱい壊しちゃうぞ☆花火』のな。 コクレン校長がそれを確認できない限り、こいつの油を自由に売っちゃダメとか言っててさ。 ロシアノビッチやフランソワーズ達もそのことグチグチ突っ込みやがるし、 今度の喧嘩もそれが口実な訳だから、見つかんなきゃ俺達ただのいじめっ子だぜ?」 「まあ・・・・それは確かにそうだけど・・・・・」
エリザベスちゃんに反論する間も与えず、アメリー君はイラク君に向き直りました。 「というわけだ、いい加減協力してくれよ、お前のために、何より俺達のためにな」 「・・・・前から言ってるように、そんなもん無い。少なくとも俺は知らん」 「ほう・・・・なら誰なら知ってるんだ?」 「・・・・小父さんの直近の部下なら知ってるかもしれないが・・・・」 「・・・・ククク、そうかそうか、シリアの家に逃げ込んだ連中か・・・・おしおきタ〜〜イム!」 アメリー君は嗜虐的な笑顔でイラク君とシリアちゃんの家境に駆けて行くと、 しゃがみ込んで何やらごそごそと作業を始めました。 急いでイラク君とエリザベスちゃんが追いかけていき、アメリー君の手元を覗き込みます。 「ちょっと待てやアメリー! てめえ何勝手にパイプの元栓止めてやがるんだ!?」 「む、俺的には、シリアの家にこっそり油を送れないようにしただけだが?」 「ああそうか、イラクは今まで応援してくれたシリアさんが次の標的になるのを恐れているのね? 今までアメリーに楯突いた連中はほとんどあぼーんされてきたけど、シリアさんは大丈夫よ、ね?」 「・・・・・まあ、今のところ予定は無いな・・・・今のところはな・・・・ククク・・・・」 『・・・・・・・・』 スクッと立ち上がり口元を不気味にニヤリと歪めたアメリー君の横顔を見て エリザベスちゃんとイラク君は背筋に冷たいものが走りました。
「ところで、あのヒゲ親父はまだかくれんぼ中か?」 「・・・・・そうみたいね」 「そうか・・・・おいイラク、ほれ」 不敵な笑みを顔に貼り付けたまま、アメリー君はポケットに手を突っ込むと、 中から札束を取り出し、イラク君の足元に放り投げました。 「・・・・・・何のマネだ?」 「懸賞金ってやつだよ、ヒゲを見つけたら俺に教えろよ?」 「・・・・俺に同胞を売れって言うのか・・・・」 静かに怒りを噛み殺すイラク君の心情を知ってか知らずか、 アメリー君は何の臆面も無く言い放ちます。 「これが、俺ん家流のやり方ってやつさ。 お前も俺の軍門に下ったんだから、俺のやり方に従ってもらうぜ。 なーに、心配すんな、素直に俺についてくれば美味い汁吸わせてやるからYO!」 「・・・・・・・・やっぱ、お前なんか大ッ嫌いだ! 早く帰れ! でなきゃ無理矢理追い出すぞ!」 「お? まだやる気か? 受けて立つぞクヌヤロー! かかって来いやゴルァ!」 とうとう耐えかねてぶち切れたイラク君と、それを余裕で挑発するアメリー君。 再び取っ組み合いの喧嘩を始めた二人を見ながら、 エリザベスちゃんはため息をつきながら頭を抱えるのです。 「・・・・・・・はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・」 おしまい。
432 :
426 :03/04/19 14:39 ID:YvV0Udo8
ぐああ〜! まさか、まさか割り込んでしまうとは・・・。 ナナッシィさんスミマセンスミマセンゴメンナサイゴメンナサイ。
433 :
名無しさん :03/04/19 16:14 ID:uIqRBh9v
「ダブルタイフーン」 ウリナラよりも古い歴史を誇るエジプト君の家には三角形の独特の形をしたご先祖のお墓や人の頭をしたライオンの像 等多くの遺跡がありいろんな家から勉強しにくる人がいます。最近ではニホンちゃんとこのヨシムラさんが有名ですね。 なんかよくからかわれてるお茶目な人ですが。 今日もニホンちゃんの家からお客様です。なんか目の鋭いキザなお兄さんです。カザミさんというそうです。 「・・・黒い墓を知らないか」 カザミさんはいきなりエジプト君に聞いてきました。そこに案内するとそのまま仲に入っていっちゃいました。 「え、大丈夫かなあ。中にはどんな罠があるかわかんないのに」 カザミさんが心配になりましたが仕方なく家に帰り寝ちゃいました。夜のことでした。 「・・・なんか五月蝿いなあ」 窓をあけると信じられない光景が広がっていました。なんと黒いお墓の前で巨大な夜鷹と赤い仮面の人が闘って いるのです。 「ななな、なんなんだ?」 空を飛ぶ夜鷹に最初仮面の人は苦戦しましたが派手なバイクを踏み台にした回転蹴りで鷹を倒してしまいました。 そして何処かへと去っていきました。 カザミさんは朝早く家を去りました。エジプト君はそのことをクラスの皆に必死に話します。 「仮面ライダーだろ?知ってるよ」 「なあ」 「え?」 絶対信じてくれないと思ってたのに皆あっさりと肯定しました。しかも名前まで出して。エ ジプト君目が点になります。 聞けば世界のあちこちにこの人は現われるそうです。しかも全部で何人いるか解らないとか。 「あら、カザミ兄さん今までエジプト君とこにいたんだ」 なんと全員ニホンちゃんの縁者とか。カンコ君に服を取られ困っていた彼女を助けてくれた こともあるらしいです。その人はホンゴウさんとおっしゃるとか。今日之本家ではムラサメさ んという人が家のあちこちをさすらってるらしいです。 「僕の家の歴史より謎だろそれって!」 エジプト君思わず叫びます。けどこの町には人知では解明しきれない謎がまだまだありますよ。
今回は仮面ライダーが元ネタです。以前シンタロー叔父さんがクワガタのヘルメット被ってたり ニホンちゃんをライダーが助けてラムちゃんの服あげたりしてたので書いてみました。よく考えて みるとこの世界ではラスカちゃんが変身したり戦隊物があるのにライダーはあまりなかったので。 しかし町にこんな人達がいると喧嘩どころじゃないな、ほんとに。
435 :
山崎渉 :03/04/19 22:35 ID:tagl+it1
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
436 :
山崎渉 :03/04/20 00:57 ID:TLg7OP08
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
439 :
:03/04/20 01:33 ID:FA7dEKNw
>>421-422 うう、先に書かれたニダ・・・。
しかも、ウリのより面白いニダ(心の声)
謝罪と賠償(嘘
『○福ゲーム』 最近ニホンちゃんイチ押しの遊びは○福ゲーム。 難しい踊りを間違えずに踊りきるのがお約束。 今日もガーナちゃんに手ほどきを受けてゲームの練習です。 ヽ(^▽^)ノ チェッチェッコリ ヽ(‘∀‘ )ノ (^▽人 チェッコリサ (‘∀人 黄色い声を聞きつけたのかカンコ君とキッチョム君登場。 <丶●_●<丶`∀´> < なにやってるニダ。 ○福ゲーム! > L(^▽^)_ L(‘∀‘ )_ リサンサマンガン サンサマンガン
し(^▽^)J し(‘∀‘ )J ホンマンチェッチェッ♥ そ <丶●_●> て \<`∀´/ > カンペキナユニゾソ ! ウリタチモッ ! 激しく○福ゲームが気に入ったふたり。 見よう見まねで踊り狂うという罠。 ヽ<●_●*>ノ チュッチェッ コリ ヽ<`∀´* >ノ (;^▽^)ノ <それは主体ゲーというわけでっ! > (‘∀‘;) チェチェチガイダガナー いとふゆ
444 :
:03/04/20 16:06 ID:jIBciPmf
>>442 細かいこと言えば、かの国の思想はチュチェだと思うが。。。
445 :
t :03/04/20 18:53 ID:TXb+k9wD
そういや、我らがアメリカ様が国連抜けそうらしいな。
446 :
:03/04/21 01:03 ID:3mywO1eB
話の中で沖縄が出てたのは何話目ですか? 知っている方教えてください。 お願いします。 過去スレで、名前はリュー君、 ウヨ君と同じ3年生とまでは解ったのですが。。
447 :
:03/04/21 01:44 ID:3mywO1eB
第17話にありました。すいません。
448 :
:03/04/21 04:59 ID:GYqam8bv
>>432 数レスに渡る作品なら、割り込みのリスクは覚悟の上ニダ、ケンチャナヨ〜。
というわけで謝罪は結構スミダ。でも、賠償として批評の一つはして欲しいハセヨ(w
・・・・・・・・・・・・・・・
ファッキメ! 誰も批評してくれないなら、勝手に反省会始めるニダ!
今回一番困ったのが今一固まっていないイラク君のキャラクターニダ。
以前関西弁を使ってたような気もするニダが、ストーリーが違う方向に行きそうだったので挫折。
結局ウリとしては
「本当は素直になりたいけど、怖い小父さんの影響でツッパリに走る。
その挙句クラスから総スカン、中東班でも浮いてしまい苦悩する少年」
という感じにしてみたニダが、アラブ人系の個性というのが出ていなかった辺りが反省点ニダネ。
つーか、それ以前に、ウリがアラブ人のキャラクターというのを掴めてないのが問題ニダ(w
また、ウリの偏見によりアメリー君はかなり悪者になってるニダ。
どうも、最近そういう風にしか彼を見れないウリがいるようニダ。遺憾遺憾(w
それにしても、アメリー君が札束投げて、イラク君が「何のマネ(マネー)だ?」
が今回の最高のツッコミどころなのに、誰にも気付かれずスルーされるのは
ああ切ない、おお切ないよおおおぅ・・・・ショボーン。
ビッグ・ブラザー 春の日差しの中で、ベンチに座っているのはゲルマッハ君です。 どうやら読書中に眠くなったようで、あ、今にも本が滑り落ちそうです。 と、そこへ二人の少女が歩いてきました。 ニホンちゃん「お家、大変だったね。」 タイワンちゃん「うん。もう大丈夫。家は、チュウゴの家と違ってちゃんと保健 所の言いつけを守っているから。」 ニホンちゃん「チュウゴ君ちが、内緒にしているから大変なことになっちゃった ね。けど、まさかSA・・」 「突撃隊は、前進するぅぅぅ!」 いきなり立ち上がったゲルマッハ君、右手を前に揚げたローマ式敬礼で叫び ます。 「きゃ」と驚く二人。と、そこへ・・・ 「聞いた?」 「ええ、聞きましたわよ」と、アメリー君とエリザベスちゃんが登場。 「さ、詳しい話を聞かせてもらおう。」 二人に引きずられていくゲルマッハ君。「アイゴー」だけは、叫びません。 タイワンちゃん「エシュロンね。凄いね。」 ニホンちゃん「うん。(でも、家の防犯カメラも負けてないよ)」 闘志を内に秘めるニホンちゃんでした。 おしまい。 SARSの最初の2文字を見た瞬間、SA=突撃隊って浮かんでしまったもので・・・・ ゲルマッハ君、スマソ。たぶん読んでいたのは、「我が闘争(日乃本版)」。おぃ。
今日「特ダネ」でやっていたやつは、多分二ホンちゃんのパクリなんだろーな…
452 :
:03/04/22 20:21 ID:DiVW9mDN
看板に偽りあり! 連続ドラマ小説「カンコくん」に変更しる!
453 :
_ :03/04/22 21:07 ID:cv/VtIbR
>>451 以前もやってた。
間違いなくパクリだろう。
面白いからいいけど。
>449 ギャグをスルーされるのは結構つらいものですよね^^; わしも頑張らねばっ! アラブのほかにアフリカもそうなのですが・・・。 あの辺は、欧米列強の侵略により文化や民族とは無関係に国境線が引かれたところなので、キャラが立ちにくいんですよね。 俺は、最近のニュースなどからイメージして、 アフガンちゃん・・・戒律の厳しい家に生まれた子のイメージ イラク君・・・やたらと周囲に当たり散らす不良のイメージ ペルシャちゃん・・・我々が普通に想像する「アラブ人の女の子」のイメージ サウジちゃん・・・いかにも成金なイメージ ・・・といった感じで進めています。 ただ、俺の得意な歴史物でこの辺をやろうとすると、同じ理由によりキャラ総入れ替えになってしまうので、なかなか書けないんですよね。 時事ネタ限定なのも中東系キャラつらいところではあります。 >450 そういう見方もありますかね^^; まあ、SAはドイツ語読みすると「エス・アー」なのですけど。
>>454 よかった。突っ込んでもらえて。(^_^;)
ついでに、「我が闘争」はドイツでは法律で禁じられているので一般販売されていま
せん(ただし、研究者用にはあるのかも)。書店で簡単に手に入る日本は、言論の
自由があると言うべきなのかどうなのか。
「突撃隊は、前進する」は、ヒトラージョークで覚えていたので持ってきたのですが、
もとは「Der Fuehrer ruft SA voran !(総統は号令をかける、突撃隊前へ!)」という歌
からみたいです。
ここ3クールほど読んで無かったのですが、時事ネタのみになっちゃったんですね。
個人的に時事ネタ大好き、萌え嫌いですが、そうじゃない人の方が多いからそれで
良いと思ってきたんですがねぇ。以前から、その手の議論は蒸し返されたのですがこ
こまで締め付けが厳しいのは、初めてでは?厳格にし過ぎて作家さんの創作意欲を
削ぐのが一番駄目。曖昧にして多くの作品を受け入れその中で一つでも光る作品が
あればその方が良いというのが以前の決まりだったのですが、何があったのか?
少しずつ過去スレ読んでみます。けど、顔文字さんは、ニホンちゃん最高の作家だ
と思うので(最初は、ただのモーオタだと思って嫌ってましたがm(__)m)その作品を書
き込んで貰えないのなら逆に損失じゃないのかな?「角を矯めて牛を殺す。」ってこと
わざを思い出しました。事情を知らないので的外れなんでしょうが、昔しか知らない一
読者の素直な気持ちです。スマソ。
>>455 SA(RS)だけに、最後には抹殺されるでしょう。
『3人よればかしましい』 きょうもきょうとて吹きすさぶ嵐は、エジプト君にシリアちゃん、イラク君の3人が熱唱する応援歌。 「「「六甲おろぁ〜しにぃ〜颯爽とぉ〜♪」」」 テレビの前の虎キチキッズ。しかし、応援すれども阪神勝てず。やはり栄光の時代の再来は難しいのでしょうか。 「僕が思うにですね、応援が足りないのではないでしょうか」 エジプト君がいうと、シリアちゃんとイラク君は激しく同意しました。 そこでさっそく応援団を結成。その名も守護聖人の名前をとってバース党! 「「「はーんしーんたいがーす! ふれーふれふれふれー」」」 応援の甲斐あってか開幕戦は絶好調。盛り上がるバース党の子供達。 しかしながら・・・好事、魔多し。 r<`∀nニダ ? 「やっぱり星野監督の采配は最高だよな」 エジプト君が言うと、カチンとくるシリアちゃん。 「んなことないわよ! やっぱり伊良部の活躍に決まってるでしょ」 「ふーん、出戻り糞投手なんて使えねえよ」 今度はイラク君が入らぬ茶々。 「俺様的には今岡(‘ε’)だな」 「「あんなヘタレ逝ってよし!」」 こうなるともう手が着けられません。 「いや監督が」「伊良部が」「イマオカモナー」と意見が分かれるバース党。たった3日で解散してしまいましたとさ。 いとさんしん
>>458 中東の中の人が虎キチかどうかは知りません。
しかも、あの国のあの法則かどうかも知りません。
謝罪と賠償は(ry
バース党s「巨人の宿敵は阪神だから」
ゴリアテ ベイスターズ
紫苑. 「そぉ? 巨人 を倒すのは ダビデ(の星)と決まってるんだけど」
おあとがよろしいようで。
460 :
:03/04/23 19:56 ID:/Tiw7Jz9
格板の者としては、アラブ組にアブダビ君が欲しい。 アブダビ君=格闘技好き。ニホン、アメリー、ロシアノビッチ、ブラジル を自宅に招いて自前の格闘技大会を催す。 元ネタはアブダビの王子様がアメリカの格闘技イベント の感銘を受けて自前の寝技のみの格闘技興業 「アブダビコンバット」を開催するようになったことです。 王子お気に入りの選手には誕生日に高級車等の豪華 プレゼントが贈られてきます。 でも世界風刺にはなりませんね、ごめんなさい。
天は予をほろぼした ウヨ君は、ペダルを漕ぎ続けます。なにかを振り払うかのように。 少し離れた丘でニホンちゃんが、疾走するウヨ君と自転車を、悲しげに見守っています。 と、そこへアサヒちゃんがやって来ました。 アサヒちゃん「あ、あんなに飛ばして。危いし、馬鹿じゃないの。」 いきなりの暴言に、言葉が出ないニホンちゃん。その瞳には大粒の涙が浮かびます。 「馬鹿は、君じゃないか。」 二人が振り返るとそこには、アメリー君とサンケイ君。そしてヨーロッパ班のみんな。お や、オージー君の姿も。 サンケイ君「アサヒちゃんのお父さんは、野球は青少年に害悪を与えるって言っていた ぐらいだから、彼女にもスポーツてものが分からないんだよ。」 アメリー君「野球が害悪?お前の親父は、コミーか?」 顔を真赤にして、アサヒちゃんは、走り去りました。 マカロニーノ君「ニホンちゃんの家は、自転車の生産は凄いのに。彼女みたいにスポー ツとしての楽しさを分からない人が、多いのは・・・」 アメリー君「よせよ。それより、ニホンちゃん。僕達も悲しいよ。ただそれだけを伝えたく て来たんだ。」 ニホンちゃん「ありがとう。武士も喜ぶよ。あの子、涙を見せたくないって必死なの。」 アメリー君「そうか、よーし、僕がドリフト走行を見せてやる。」 「オラは、片足走行。」「わたくしは、華麗なるリーンウィズを。」「僕は、・・」 みんな自転車に乗って、ウヨ君を追い掛け始めます。 「負けるか」というウヨ君の声が響きます。天まで、響きます。 おしまい
463 :
:03/04/23 23:43 ID:zt47Ig4o
464 :
^ :03/04/24 02:56 ID:l+fNx92b
>>462 自分も貴方の意見に同意しますぞ、なにより読み手も書き手もニホンちゃん
の世界観を楽しめれば一番好いと思うのですが、、、難しい問題ですね。
自分の中にも、とても他の人達に受け入れてもらえないと思うネタを幾つか
抱えていますがそういったネタを出すときはやはり推敲を重ねてうpするべきだと思います。
あまりMy設定で突っ走っても皆の支持は得難いとおもうし、なにより文章として読みにくい
物になってしまうのは勿体無いと思います。たしか以前にも文章が読みにくいというレスを
巡ってえらくスレが殺伐としてしまった事がありましたし、そうした事態を避けるためにも
うpの前にもう一度文章をチェックするのは大切だと思います。
当たり前のことを長文スマソ(涙 ってかニホンちゃん潰しを目論む人達ってマジですか?!
466 :
:03/04/24 15:42 ID:BO+q/ya3
浮谷東次郎か。 初めて知ったのはヤンジャンの「栄光なき天才たち」のシリーズで、 暁の超特急とかテニスの佐藤とか円谷とか、 他にもいろいろと日本の隠れた偉人を勉強させてくれたなあ。 時代の徒花ともいえる鈴木商店の話がすごくよかった。
>>466 「栄光なき天才たち」 懐かしいですねえ。ただ今読み返すと結構反日ネタも多いような・・・
と、言うより単純な反戦ネタだったかな。
468 :
:03/04/24 20:36 ID:jd3XW2og
>>465 >神様は自分が愛した人をすぐに手元に呼びたがるんだなぁ…
漏れはF-1のドライバーたちを思い出した
アイルトンセナ、ジムクラーク、ヨッヘンリント、ジルビルニューヴ
リアルタイムはセナだけだが、みんな伝説になってる。
469 :
:03/04/24 20:39 ID:jd3XW2og
470 :
:03/04/24 20:40 ID:jd3XW2og
>>469 加藤大治郎も伝説になるだろう
と書きたかったのにウッカリ送信
欝だ氏のう
>>468-470 君氏にたまふことなかれ。
一方で、ニキ・ラウダみたいな人もいるわけで。
ありきたりな事を言います。
漏れたちにはこの世は分からない事だらけですね・・・。
合掌
472 :
:03/04/24 22:04 ID:jd3XW2og
>>471 さんくす
ニキラウダほどじゃないけどGベルガーも結構やばかった
って、スレ違いに付きsage
473 :
_ :03/04/24 22:52 ID:Byp3WKKl
〜 Only You (その1)〜 アラブ町でのケンカをあっけなく終わらせたアメリー君のもとに、一通の手紙が届きました。 「チューゴ君の家で話がしたい。 キッチョム」 「そうかそうか、やっとキッチョムも俺さまの強さが判ったのか。 当然だよな。 あれほどいきがってたイラクも あっさり負けちまったし」人の悪い笑みをこぼしつつ、アメリー君はOKの返事を出しました。 <純粋培養ヒキコモラー>のキッチョム君が、話し合いに応じる。 というニュースは瞬く間に、アジア町に 広がりました。当事者のチューゴ君はともかく、ニホンちゃんとカンコ君は複雑です。 さっそくニホンちゃんはアメリー君に電話をしました。「キッチョム君にあまり手荒なことしないでね。 あの人、 何をするかわからないから、私怖いの。」 「大丈夫だって。 アイツにそんな度胸あるもんか。」 イラク君を軽くのしてしまったアメリー君、ただでさえ自信 過剰なのに、ますますひどくなっているようです。 「どうしてウリをはずれモノにするニダ!」 いつものニダニダ節で、カンコ君文句をつけています。 「キッチョムが3人でって言ったんだ。 しょうがないだろ。」アメリー君は、やれやれ、といった感じで カンコ君の電話に応じていました。 「ウリとキッチョム兄さんは兄弟ニダ、兄弟は一心同体ニダ! それなのに・・・」 カンコ君の文句は、全然とまりません。 おまえらは二心別体だろ。 と思いつつ、アメリー君は言い放ちました。 「だったらキッチョムに言え!」
アメリー君に電話を切られたカンコ君、今度はキッチョム君に電話をしました。 「ウリは悲しいニダ。まいぶらじゃーは、どうしてウリを入れてくれないニダ。」 「カンコにはカンコにしかできないことがあるニダ。 だからウリは呼ばなかったニダ。」 「ウリにしかできないこと?」 「そうニダ、ニホンは頼りにならないニダ。 頼りになるのは、チューゴとカンコだけニダ。」 ニホン→× カンコ→○ この図式は、カンコ君にとって極上の殺し文句。 カンコ君はすっかり舞い上がって しまいました。 「そうニダ。ニホンは口先だけで、なにもできないニダ。 その点、ウリは違うニダ。」 「うんうん、そうだよな。 だから頼みがある。」 ニダァ〜ッ と笑いながらキッチョム君は本題を切り出しました。 「食べ物と、家庭菜園の肥料をわけてくれ。」
476 :
_ :03/04/24 22:53 ID:Byp3WKKl
あ、テンプレにはあった。 ごめんなさい。
478 :
_ :03/04/24 23:21 ID:Byp3WKKl
北朝鮮のナンバー3といわれる使者が、北京で流行のSARSに感染。 親愛なる将軍様に伝染。 金政権崩壊。 (゚д゚)ウマー
479 :
匿名 :03/04/24 23:25 ID:vhsR+4QT
ジョージおじさん アメリー君の家にはジョージおじさんがいます。 もともとはアメリー家や市内でも地味な存在だったのですが、 イスラム町の誰かがアメリー君に飛行機のおもちゃをぶつけて大怪我をさせたときから頭角を現し始めます。 「これはアメリーの自由そのものに対する攻撃だ!」 「私はアメリーの自由を必ず守り抜く!」 アメリー君はジョージおじさんのこれらの言葉に感動しました。 そしてジョージおじさんを頼りにするようになったのです。 しかし・・・ 「いいかいアメリー。アメリーは神に守られている正義の味方なんだ。 そして正義の味方に逆らう者はすべて神の敵なんだ。 だから誰だろうがアメリーに逆らうヤツはみんな神の敵なんだよ。」 「・・・」 さすがにそれは言いすぎじゃないかなとアメリー君は思いました。 「それにアメリーは地球上で最も優れた人間だということを忘れんじゃないぞ。 God bless Amery!」
480 :
匿名 :03/04/24 23:26 ID:vhsR+4QT
<続き> それからというもの、ジョージおじさんの発言がおかしいことは誰の眼から見ても明らかでした。 「アメリー!私は今君が直面している事実を伝えなければならない! それはテロリストたちが隠れているのは洞窟だという事実だ!」 「・・・ジョージおじさん、何を言っているの?」 さすがのアメリー君もこれにはうろたえます。 「自分が信念を持っていればどんな質問にも簡単に答えられるものだ。 しかし君の質問には答えられない。」 ジョージおじさんの妄言はどんどんエスカレートしていきます。 「・・・ジョージおじさん・・・どうしたの?」 「アメリー、もうがっかりさせないでくれよと人々が言うたびに、私は大きな信頼を感じるんだ。」 「・・・ジョージおじさん・・・」 「人間と魚は平和的に共存できる。」 「・・・おじさん・・・」 「アメリー、私のことを知能が足りないといっている人たちは、その事実をまだまだ甘く見ている。」 ジョージおじさんはお菓子の袋に手を伸ばし、なお演説を続けます。 「悪の枢軸が・・・」 「あ、おじさん、それプレッツェルだからよくかんで食べないと・・・」 「ムグ!それを早く言いなさいアメリー!・・・きゅう・・・」 バタッ! 「大変だ!おじさんがプレッツェルをのどに詰まらせた!誰か!」
481 :
匿名 :03/04/24 23:26 ID:vhsR+4QT
482 :
お仕置き :03/04/25 00:43 ID:rHEYLskl
「な、なんでですのん。シャレですがな、シャレ!」
どうしたことでしょう。よほど気が動転しているのか、フランソワーズちゃんが
関西弁でしゃべっています。
「あれ?フランソワーズちゃん、関西弁どこで覚えたの?マンガ?すごいね〜」
「何おポンチなこと言ってるの!と、とにかく、ニホンちゃんからも何とか
言ってちょうだい!」
あれは一ヶ月ほど前のことでしょうか・・・ホームルームでの意見の対立が、
こんな恐ろしいことになるなんて。
「くっそ〜、かわいい顔してキツイことばっか言いやがって!」
「・・・いや、ホームルームで意見を言うことは大事なことだと思うし・・・」
「言葉責めか!そうなんだな!なんてこった!いやらしぃぃぃぃ〜!!」
「ア、アメリー君・・・!?」
「こうなったらお仕置きだ!うんとキツイやつを・・・あんなことや、こんなことや
・・・そんなことだってしちゃうんだからな!!・・・ハァハァ」
http://www.jiji.com/cgi-bin/content.cgi?content=030424141406X236&genre=int
483 :
:03/04/25 03:39 ID:Oje0EG1a
>>475 いちおーマジレスしとくと、多分、今回の三者会談の最大の成果(が出るとしたら)は「次の会談日程を決めること」になるだろと、
今日、一緒に焼肉食べた(笑)友達が言ってました。
484 :
:03/04/25 03:54 ID:RxUWJHm3
485 :
:03/04/25 05:29 ID:jJu2sgM3
486 :
:03/04/25 13:01 ID:4LV+kKVY
487 :
:03/04/25 14:32 ID:MrZJTZPN
酔拳破れたり 「いつも、ご苦労様。」 イーグルの頭をなでながら、ニホンちゃんが言いました。 イーグルは嬉しそうにシッポを振り振り、骨付き肉を食べ始めました。 「わん、わん」 「ばきゃろー、ちょっと入っただけだろ!」 おや?千鳥足でニホンちゃん家の敷地に入ってしまったロシアノビッ チ君が、えふつーに見つかってしまったみたいです。 「えふつーもご飯だよ。早くおいで。」 「わん」 早くニホンちゃんに撫でて欲しいと、えふつーが駆けてきます。 「よく見つけたね。えふつーも、お利口さんね。」 えふつーに、お顔を舐められながらニホンちゃんが言いました。 お酒の臭いで簡単に見つけれるのは、ニホンちゃんには内緒です。 おしまい
490 :
:03/04/25 23:39 ID:DkhoVCKn
>>489 >そこまで詳しいのなら、レーム(男色家)&やらないか。で反応が欲しかった。
実はハイドリッヒにもその手の疑惑があったりするのですw
おじいちゃんの斧 ある日、ニホンちゃんは蔵の中を掃除していました。 「あ、これって、おじいちゃんのだ。」 と、その手には一本の斧が握られています。その斧は、かつてニッテイさんが愛用 していたものでした。 「ん〜、折角見つかったけど今はもっと便利な道具があるし、御免ね。」 と言うと、ニホンちゃんは、斧の埃を払ってから綺麗な箱にしまいました。 その夜、ニホンちゃんは、夢をみました。 昼間見つけた斧が、こう言うのです。 「自分は、今の日之本家には役立たない。どうか使ってくれる家を探して讓ってやっ て欲しい。」 ニホンちゃんは、「そんなこと無いよ。お爺ちゃんの頃と変わってしまったのは斧さん のせいじゃないよ」と、言おうとしますが声になりません。 目が覚めたニホンちゃんの頬は、涙で濡れていました。 その日、ニホンちゃんは斧を使ってくれる家にあげることにしました。 けれども、ニホンちゃんの心は晴ません。自分や家が、なにか大切なものを失ってし まったんじゃないか。そんな気がしてならないからです。 おしまい。
>そこまで堕落していれば国民も粛正に賛成しますわな。 間違いです。脳内削除希望。よろしこ。
ウチの学校で、小野田さんのサバイバル講座参加者募集してるな・・・ 行ってみようかな・・・?
495 :
七志野 :03/04/26 19:34 ID:V3qSEiF/
>>494 中野学校仕込みのサヴァイバル術か、いいなぁ
496 :
:03/04/26 23:00 ID:vV51gwrc
497 :
ソースの無い話ですが此方に :03/04/27 13:22 ID:Uh9CmpQG
「マラソン」 今日はマラソン大会 マイペースながらもアメリー君を追走するニホンちゃん そのニホンちゃんの十メートル後ろを必死に追従するカンコ君がいます カンコ君は前を走る、ニホンちゃんのおしりを眺めながら考えます 「なんでウリの前にニホンがいるニダおかしいニダ、ウリのほうが身体能力は上に決っているニダ もしかしたらニホンの奴、スタートの時に何か卑劣なロビー活動をしたんじゃ・・・、 いや!したに違いないニダ、絶対したニダ、アイゴー!!! だからニホンはウリの前を走っているニダ、 そうでなければ、ウリがニホンの前を走っているはずニダ アイゴー なんてニホンは卑怯者ニダ、良心というものが無いニダかニホンには・・ ・・・・・まあいいニダ、ウリが本気を出せばニホンになんかすぐに追いつくニダ 焦ることなんかないニダ、ニホンがいい気になっていられるのは、今のうちだけニダ ウリが本気になればニホンなんかすぐに追い抜けるニダ 今は抜くタイミングを・・・・・・・・ アイゴーやっぱり我慢できないニダ これ以上ニホンの後ろを走るのは一分!一秒とて我慢できないニダ ウリの自尊心が恨がそれを許さないニダ!!、今抜くニダ、すぐ抜くニダ、今すぐ抜きさるニダ! スパートにだ!!」
498 :
大洞 :03/04/27 13:23 ID:Uh9CmpQG
カンコ君まるで百メートル走でも走るかのような走りでニホンちゃんを抜き去ります 「・・・・・・」 そのカンコ君の常識外れの走り方にニホンちゃんは眼を点にして見送るだけです カンコ君の後方で徐々に小さくなるニホンちゃん 「やったニダ、ついにニホンを抜かしたニダ、ウリの勝ちニダ ウリはニホンに勝利したニダ 忍び難きを忍び、耐え難きを耐えた時が今むくわれたニダ、ニホンはゼェゼェセェ ニホンはゼェッハゼェッニホンは ハッセッゼェ・・・・」 ニホンちゃんを抜かす事に持てる力のすべてを使い果たし フラフラになりながらも悦にはいっているカンコ君の横を・・・ 「カンコ君 おさきに〜〜〜〜」 「<`Д´#>」 ニホンちゃんが抜き返していきます
499 :
大洞 :03/04/27 13:24 ID:Uh9CmpQG
「何でウリをゼィセィ 何でウリを抜くニダ、ウリがニホンを抜きさって勝負はついたニダ ウリの勝ちで決着したニダ、 ゼィゼィ それなのにまた追い抜くのは卑怯ニダ 負けず嫌いにもほどがあるニダ、ニホンはちゃんとルールを守るニダ、 ニホンはしゃざ ゼィハゼィハ セェ・・・・ ニホンはゼッヒィ・・・・」 「そんな事言われてもねぇ・・・・(困」 徐々にピッチを上げカンコ君を引き離しにかかるニホンちゃん その後方で徐々に小さくなるカンコ君が喚いています 「はん・・ゼィゼィ はんせ・・・ゼィゼィ ニホンは反省しる〜〜〜〜!」 おしまい
501 :
:03/04/28 00:20 ID:wsH8RlgZ
>>497-499 ノーベル賞ネタって事にして、最後ドーピング(賄賂)がバレてカンコ君
アイゴーって・・・・ いや、もったいないなと思ったもので。
>>500 ご苦労様です。
502 :
:03/04/28 20:20 ID:SqaBa/5o
そいや、名無しさん氏はこのところ作品上げてないようだが とうとう自分の力のなさに諦めたのだろうか(それとも飽きたのだろうか)
503 :
◆mhVmhVsXuY :03/04/29 20:00 ID:D9StYIUA
age
「オレンジは花の香り」 マカロニーノ君のお兄さんシチリアーノ君は地球町でも有名な不良です。彼の名を知らない 人はおそらくいないでしょう。『暗黒の帝王』とか『ゴッドファーザー』と呼ぶ人もいます。 元々は家のことに口出しするフランソワーズ家に対抗する為に突っ張り始めたと言われてい ますが違います。彼とマカロニーノ君、ヨハネ君達のお父さんから家の柄の悪い人達をまとめ る為に同じく柄が悪いが喧嘩の強い彼にまとめさせたのが始まりなのです。 この『毒をもって毒を制す』の策は功を成したかに見えました。ですが深刻な弊害をマカロ ニーノ家にもたらしてしまいました。 その柄の悪い人達をシチリアーノ君が率い不良グループをつくりあげたのです。彼は優れた 統率力と悪知恵で欧州丁のあちこちで悪さを働き家に迷惑をかけるようになりました。 この事態をお父さんは座視出来なくなり勘当しました。
それで彼が改心したかというとそうではありませんでした。相変わらず不良達を率い町を 練り歩き喧嘩や遊びに明け暮れました。 今シチリアーノ君は地球大学に在籍しています。けど大学にはほとんど行かず自分が率い る不良少年達と共に『魔負異亜』というグループを結成しています。 バイトやその斡旋の他にゲームセンターの経営、ギャンブルで稼ぐ彼は学生とは思えない 程贅沢な生活を送っています。マンションに住み黒いスーツとネクタイに身を包みマフラー とコートを粋に着こなしボルサリーノを斜めに被った彼は指輪やブレスレットで飾りとても 目立ちます。黒いくせ毛の髪に黒の瞳に長身の彼は女の子達の人気の的でもあります。しか し彼の荒んだ眼の光と危険なコロンの香りは同時に誰もが恐れおののきます。 少年達を従え今日も彼は町を歩きます。そして縄張りを争うアメリー家やチューゴ家の不 良達と喧嘩を繰り返します。マカロニーノ君の兄とは思えない腕っぷしの強さと残酷な報復 で彼は地球町で最強最悪の不良とよばれています。 そんな彼ですが自分の仲間はとても大事にします。厳しい掟で縛り外道なやり方は嫌いま すが仲間が危機の時はどんな状況でも駆けつけ全力で救い出します。切符もよく義理人情に も厚い為彼を慕う者も多いのです。また彼はもう一つ大事にしているものがあります。
ある日カンコ君が家へ帰る途中マカロニーノ君の悪口を異っていました。なんでもまた ニホンちゃんにちょっかいを出していたら横からマカロニーノ君に持っていかれたとか。 まあいつものことですが。 「ニダーッ!マカロニーノの奴またしても!なあでウリの邪魔をするニダ!」 邪魔じゃなくて彼がニホンちゃんをたすけだしたんですが。まあ下心見え見えなんです けどね。 「大体あいつは弱いくせに生意気ニダ!しゃ(略」 と顔をキムチ色にして火病になっているとシチリアーノ君が通りかかりました。 「ん、坊主、その弱いってのはマカロニーノの事だな?」 「そうニダ。おっさん何者ニダ?」 とりあえず口のきき方には気をつけましょう。 「そうか」 シチリアーノ君は頷くと腰を下げ右アッパーをカンコ君に浴びせました。彼の 必殺技『コーザノストラ』です。 一撃で吹き飛び気絶したカンコ君を見下ろし彼は言いました。 「あいつの悪口を言う奴は許さん。例え誰だろうとな。でこれはおまけだ」 そう言うと簀巻きにして川にほうり捨てました。 「シューキューの時は世話になった。礼はいらんぞ」 葉巻にライターで火をつけながら何事もなかったかのようにその場を立ち去り ます。彼の後姿には凄みに加え哀愁も漂っていました。
えー、総督府でお話した事情により直接入力です。今回のソースは音楽之友社から出ている 『トスカ』に載っていたシチリアンマフィアの記述です。興味のある方は是非一読して下さい。 シチリアーノ君のキャラクターは以前名前が出ていたので書こうと思いました。モデルは映 画『ゴッドファーザー』とかアメリカ映画のマフィアです、相当美化してるな。ちなみにタイ トルはマスカー二のオペラ『カヴァレリア・ルスチカーナ』の主人公トゥリッドゥのアリアか らとりました。シチリアを舞台にした間奏曲で有名なオペラですが名作です。よろしければこ ちらもどうぞ。
>>504-507 作話お疲れさまです。
さて、気になる点があったのでいくつか指摘させていただきます。
今回シチリアーノ君というキャラクターが出てきましたが、このキャラで何を表したいかというのは理解できました。
その前にシチリアーノ君という新キャラを用意してまで書くような話かどうかが微妙と思います。マカロニーノ君でいいじゃありませんか。
家族愛がテーマというなら、普段はヘタレなマカロニーノ君がときたま見せる暗黒面のフォースという展開でもいいかと。
(すくなくともmachinaはそう感じました)
その場合は、それぞれの子供達の家族の自慢話という状況も設定できるかと思います。
次に、人物の解説が長すぎかと思います。
3レスのうち、ほぼ2レスぶん使って人物紹介をしていますが、はたしてそんなに必要でしょうか。
簡単に書くなら。「彼の名前はシチリアーノ。マカロニーノ君のお兄さんは、敵に厳しく味方に優しい、ちょっと強面のゴッドブラザー」
1行で終わってしまいました(^^;
必要のない描写をつらつらと書き連ねるのは、百害あって一理なしです。
名無しさんは続々と新キャラを登場させていますが、話を書く前に、新キャラと属性の被ったり、同じ国家に該当するキャラが既出かどうか必ず確認のうえ本当に必要か考えてみてください。
そして、いかに他の作者さんが登場させたくなるようなキャラにするかを練っていただければと思います。
残念ながら、machinaはシチリアーノ君を使う魅力を感じませんでした。
それにもまして、大学生に小学生を殴らせるというのは、卑怯ですよ。フェアじゃない。
子供と取っ組み合いの喧嘩していいのは子供だけ。大人には大人のやり方があるんですから。
machinaさんへ シチリアーノ君は以前名前だけ出ていたので使いました。明るいマカロニーノ君には出せない イタリアの暗い一面を出したいと思い今回書きました。彼のキャラクターですとここまでえぐい ことは出来ないですし。 人物の解説は長くはないと思います。キャラクターを形成するにはそれなりの描写が必要です。 シチリアーノ君はその背景がどうしても暗いものになる為とりわけ描写には気を使いました。こ ういった陰のあるキャラクターもいるからこそニホンちゃんの世界が深みのあるものになると僕 は思います。 カンコ君を殴らせたのは彼の家族愛(こういった極道系キャラにはつきものですが)をあらわし たかったからなのですが確かに酷いですね。これはカンコ君が可哀想だ。いくらなんでも大人が 子供を殴るのは問題があります。以後このような表現は避けます。以上拙作にご指摘有難うござ いました。
510 :
◆mhVmhVsXuY :03/05/01 01:32 ID:nCZKM784
age
511 :
匿名 :03/05/01 23:39 ID:9LIUIZRe
「ネオコン」 ニホン 「ねえねえ、ネオコンって何?」 タイワン 「うーん・・・わからないや。たしかウヨ君が知ってそうなことだった気がするけど・・・」 ニホン 「ジミンパパに聞いてみたら、土木からビル建設までどんな工事でもする会社のことだって。」 フランソワーズ 「それはゼネコンでは・・・」 ニホン 「それか海洋土木工事の会社だって言ってたんだけど。」 タイワン 「それはマリコンでしょ。」 カンコ 「カアックトェトェトェ!ニホンはそんなこともわからないニダか! ネオコンだかなんだか知らないが、ウリなんてロリコンニダ!」 タイワン 「あんたってやつはァァァァ!!」 フランソワーズ 「最っ低!女の敵ですわ!!!」 (タイワンちゃんとフランソワーズちゃんのダブルアッパーカット!) カンコ 「アイゴーーーー!!」
「すべての友のためにきっと明日は来るから。」 抜けるように澄んだ青空の下、ニホンちゃんは暗く沈んだ表情で俯いたまま歩いていました。 視線の先では前を行く少年の踵が、砂上に浅い足跡を刻んでいます。 それより上には、数え切れない火傷や何重にも巻かれた包帯が顔を覗かせており、 ニホンちゃんは必死にそれらから目を背けていました。 視界の端に映る蜃気楼も、少し前まで建物であったものの亡骸を滲んだ幻に変えてくれています。 しかし、それも彼女にとっては、大した慰めにはなりませんでした。 ニホンちゃんは、イラク君の家を訪れていました。 アメリー君の指揮の下、イラク君の家の建て直しが始まっており、 ニホンちゃんもその協力を要請されていたのです。 ニホンちゃんを出迎えたイラク君は、一言も言葉を発しないまま彼女を先導していました。 自分が借りていた部屋を見たいというニホンちゃんの言葉にも イラク君は返事らしい返事をしてくれませんでした。 喧嘩がどういうものか、自らの経験も踏まえ、十分に知っているつもりでした。 だから、アメリー君の応援をすると決めた時、その覚悟もしました。 「どのような結果になろうとも、自らの責任を果たし、その責めも負う」と。 しかし、山のように積まれた瓦礫や、未だ燻るロケット花火の煙を目の当たりにして、 自らの決断に対し、言いようもない恐怖感が生まれてきました。 もちろん、ニホンちゃんにも言い分はあります。 ですが、そんな彼女の胸の内とは無関係に横たわる冷然たる現実が、 いかなる反論もただの詭弁にしかならないのではないか、そんな思いに彼女をさせるのです。
(イラク君・・・・私のこと、嫌ってないかな・・・・ううん、きっと嫌ってる・・・・ ・・・・・だって、私・・・・・・だから・・・・・さっきから、全然喋ってくれないんだ・・・・・) 二人は無言のまま歩みを続け、玄関から建物の中に入りました。 その足は、ニホンちゃんがイラク君の家に間借りしている部屋に向かっています。 途中、クラスメートが借りていた部屋も幾つか通り過ぎましたが、 その多くが先の喧嘩の流れロケット花火に多かれ少なかれ被害を受けていました。 (・・・・・きっと、私が借りていた部屋も・・・・・) それも、覚悟はしていた事でした。 深い諦観を胸にしたまま、ニホンちゃんはイラク君についていきます。 と、不意にイラク君の足が止まり、 ぼうっとついて来ていたニホンちゃんが驚いてつんのめりました。 「な、なに?」 「何ってなんだよ? お前の部屋はここだろ」 慌ててイラク君が指差すところを見れば、「ニホン」と書いた表札がありました。 「・・・・・・・・そ、そう、ね」 この日初めて聞いたイラク君の声は、ひどくぶっきらぼうでした。 聞き様によっては、かなり不機嫌な印象を受けます。 ニホンちゃんはイラク君の顔色を伺いながら、恐る恐る部屋のドアに手をかけました。 そして・・・・ 「・・・・・・・・・・・・・・・え?」
大きな窓は全開に開け放たれ、太陽の日差しが足元まで広がっており、 部屋全体の様子を明るく照らし出していました。 床や壁には、多少の埃は積もっているものの、焼け跡らしい焼け跡は一つもありません。 預けていた家具やパソコンなどの品物も、そのほとんどが無傷で残っています。 そして、窓の縁から蒼空を貫き、砂上の風にも力強くはためいていたのは、 「・・・・・・・私の・・・・家の・・・・旗・・・・・・」 いつの間にか、ニホンちゃんは旗の側まで歩み寄っていました。 そしてゆっくり、夢でも見ているかのような表情で、イラク君を振り向きました。 「・・・・・・これ・・・・は?」 イラク君はそっぽを向きながら、赤くなった頬をぽりぽりと掻いています。 それでも感じるニホンちゃんの視線に、とても不器用に口元を歪めた笑顔を見せました。 「・・・・一応、守った・・・だって・・・家の旗は、誰にとっても一番大切な物だろ? 燃えたりしたら、その・・・お前が・・・・・・悲しむかと・・・・思って・・・さ・・・・」 答えは、それだけで十分でした。 ニホンちゃんの唇はへの字に曲がり、その大きな瞳を涙が潤ませてゆきます。 (・・・・私達は・・・・私達は、まだ繋がっている・・・・!)
胸の奥にきつく締められていた栓が一気に外れ、溢れ出す感情の奔流が 涙となってぽろぽろと彼女の頬から零れ落ちていきました。 イラク君の顔が一気に引きつります。 「ぬわぁ! お、おい、いきなり泣くな!」 「うぅ・・・・ヒック・・・ごめんね・・・・ごめんね・・・ヒック、イラク君・・・ご、ごめんね・・・ヒック・・・」 「な、なあ、謝られる事なんて、俺は・・・・何も・・・・これだって当然の事しただけであって・・・」 「・・・・私・・・私、イラク君に・・・ヒック、イラク君に嫌われ、ちゃったと思ってたの・・・ごめんね・・・」 しゃがみこんで顔を両手で覆いながら嗚咽を漏らすニホンちゃんに、 イラク君は情けなくあたふたするばかり。その時でした。 「こら〜〜! イラクどういうことニダ〜〜〜!! どうしてウリの部屋がボロボロに・・・・ ファッビョ〜ン!! どうしてニホンの部屋だけ奇麗ニダ! ミンジョク差別ニダ〜〜〜〜!! (し、しかも、なじぇニホンが泣きながらイラクに謝罪しているニダ!? なんだか癇癪とかいろいろ良く分かんないのが腹の底から突き上がって来るニダ! ニホンを謝罪させるのはウリの専売特許ニダ! 何人たりともウリ以外には謝罪させないニダ!)」 カンコ君は到着早々火病を発症していましたが、ニホンちゃんとイラク君の姿を見て、 なんだか酷く屈折した感情に脳髄まで支配されてしまいます。火病ゲージMAXです。 そしてあろうことか、脊髄反射的に燃したくなるアレが目に留まってしまいました。 「シッパル〜〜〜!!!」 100ウォンライター片手に、日の丸に向かってウリまっしぐらのカンコ君! しかし、その目的は永遠に達成される事はありませんでした。
『バッコ〜〜〜ン!!』 「アイゴ〜〜〜〜〜!!!」 「やらせはせん! やらせはせんぞぉぉぉぉ!!」 「イ、イラク君?」 誰かが乗り移ったかのようなイラク君の鉄拳によって、ドアの外まで吹き飛ばされたカンコ君。 その着地地点には、ほっそりと白く伸びた二本の足がありました。 その足の主は不敵な笑みを浮かべながら、イラク君を見つめています。 「・・・ふふ、あの時もあなた、そんな怖い顔してこの部屋を守ってたわね・・・ 自分に火の粉が降りかかるのも、ものともしないで・・・何か、特別な感情があるのではなくて?」 「・・・・エリザベス・・・・てめぇ・・・それ以上・・・・」 「あら怖い。それでは、お邪魔虫は退散しましょう。ほらあなたも・・・・・」 エリザベスちゃんは足元に転がるカンコ君に目をやりました。 で、見ればカンコ君、エリザベスちゃんのスカートの中身にハァハァ。 その顔を無言で4・5回ヒールで踏みつけると、カンコ君の首根っこを掴んで引きずっていきました。 「ほら、さっさと後片付け手伝いなさい! 遅れてきた分取り返してもらうわよ! ・・・・・・・・・・ああ、でも、そう言えば、貴方の部屋に誤爆したの私だったのかしらねぇ?」 「・・・・・・・アイゴー・・・・・・・」
どたばたと廊下を去ってゆく音が響き、ニホンちゃんとイラク君は呆気に取られたまま、 部屋にぽつんと取り残されてしまいました。 僅かな沈黙の後、イラク君はおもむろに出入り口まで歩き出します。 反射的に何か声を掛けようとしたニホンちゃんが口を開く前に、 イラク君が向こうを向いたまま言いました。 「さ、さっきの続きだけどなあ、あのな・・・・俺は、あー・・・・・お前の事、嫌いじゃ・・・ないぜ・・・・」 恐る恐る振り返りながら、ぎこちない笑顔を作るイラク君。 それを見て暫しキョトンとしていたニホンちゃんも、 涙でくしゃくしゃになっていた顔でニッコリと笑顔を返しました。 それに対し、今度はイラク君が安堵したような自然な表情を浮かべ 「や、やってもらうことはたくさんあるんだからな! 準備が出来たら、とっとと来いよ!」 と言って元気よく部屋から出て行きました。 その後ろ姿を見て、ニホンちゃんは僅かに微笑を浮かべ、袖口でごしごしと濡れた目元を擦りました。 (大丈夫、これからも大変かもしれないけど、彼ならきっとやっていける。それでも・・・・ それでも、万が一時には、必ず私が助けに行く・・・そう・・・今度は、私が彼の盾になるんだ・・・!) ニホンちゃんは少し赤くなった目元で、青空を見上げます。 風にはためく大きな日の丸が、少し笑ったような気がしました。 おしまい。
べたなラブコメ調な上、脳内萌えな作品になってしまい酷く鬱なナナッシィです。
ソースは、イラク戦争中、日本大使館を死守したモナサルさん一家のお話。
“隣人”が守ってくれた日本大使館、近く復興へ
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030429-00000513-yom-int まあ実際は戦闘による被害ではなく、暴徒化したイラク人から守ったのが正解なのですが、
それじゃあ、新キャラでも作らない限り作品に出来ないのでこういう形にしました。
で、ニホンちゃんのセリフには、私の思い入れが多かれ少なかれ入っていたりいなかったりしまふw
いやもっとも、私の駄作なんてどーでもいいのです。
このソースのお話だけで、東京ドーム一杯分でおなか一杯ご馳走様なのです。
特に、記事本文最後のセリフには(つД`)なのです。
『「私は15年間もここに住んでいる。大使館は大切な隣人。隣人を守るのはイラク人の務めだ」
と誇らしげに語り、「我が家は日本人が大好きなんだ。みんなやさしいからね」とほほえんだ。』
519 :
:03/05/02 01:43 ID:2bUSTiDW
>>518 偽マッカーサーはムカつくけど
こういう人の為には頑張らなくちゃ、って思いました。
ここ暫らく、いい話聞かなかったからホッとしましたよ
521 :
:03/05/02 08:23 ID:2mr17trG
素晴らしい。
523 :
.. :03/05/02 20:36 ID:44p+yMDz
>518 話もいいけどソースもいい。 なんでこんな良い人たちの頭上に爆弾落とすことにyesと言っちゃたのか。 日本も隣にあんなのがいなければ、アメリカに反対or中立の立場を取れたのに。
524 :
:03/05/03 01:35 ID:TMlkQ49q
518のソースの中の
「国旗はどの国の国民にとっても1番大切なものだろう? 燃えたり奪われたりしたら、みんなが悲しむと思って」
コレ泣けますな・・・日本人で国旗を大事にするヒトがどれだけ居ることか・・・
目の前で国旗が焼かれるトコに一緒に参加してるバカ国会議員すらいるし・・・
>>523 日本がアメリカを推したのは、北朝鮮もありますが、あの戦いはドルvsユーロの戦いでも
ありました。イラクはドル建てからユーロに為替を変えようとしたので、潰されたという面も
あります。
日本はドル圏であり、ユーロ圏にはなれません。イギリスもユーロではない。
なので日本はアメリカについていくしかありません。決して反対も中立も出来ません。。。
「決戦!巌流島」 いつもいつも電波を撒き散らしニホンちゃん家に迷惑をかけているカンコ君ですがその中でも「剣道はウリナラ 発祥ニダーッ!」という電波は有名です。根拠なぞ何処にもないのですが今日もカンコ君は電波をこれでもかとい うくらい撒き散らします。 ニホンちゃんは大人しい女の子なので何も言いません。しかしウヨ君は違いました。いい加減捏造電波に堪忍袋 の緒が切れた彼は遂にカンコ君に決闘を申し込みました。場所は日之本家の巌流島、ここで両者は闘い勝った方が 剣道の発祥であると名乗ることとなりました。 決戦の場となった巌流島の砂浜にカンコ君は立っていました。やけに長い剣にチューゴ君のとこのものに似た鎧 を着ています。どうやら李舜臣を真似たみたいですね。 「さあウヨ来るニダ。今こそウリの本当の力を見せてやるニダ。」 そう呟きニダッハッハッハッハと高笑いを出します。 「ウリナラ9200年の剣技とくと味わえ。そして無様に砂に沈むニダ。ウェー、ハッハッハッハ!」 「ごたくはいいからさっさとウヨを呼んでこいよ」 「そうアル、そもそも時間位決めとくよろし」 決闘が何よりも好きなアメリー君とチューゴ君が突っ込みを入れます。見れば5年地球組と3年地球組の面々が 観戦に来てます。立会人はシシロー叔父さんです。 「くそ、なんでこんなにいるニダ」 しかし前向き(というかケンチャンナヨというか)なカンコ君、すぐに考えを改めました。
(こいつ等にウリの強さを見せつけるチャンスニダ。そしてウリがクラスのリーダーになるニダ。 そして・・・) 頭の中にクラスの男組を従え女組をはべらすカンコ君の姿が浮かびます。玉座で踏ん反り返る彼 の足元にはメイドの格好をしたニホンちゃんがいます。 「ニホン!まだ仕事が終わっていないニダか!」 「申し訳ありませんカンコ様、謝罪と賠償をいたしますからお許しを」 「いーや許さないニダ、ウリの下僕になるニダ」 「お許しを、お許しを」 足元で平伏するニホンちゃん、その姿を想像してカンコ君の鼻は砂浜まで届いちゃいました。 「何を想像してるか大体察しがつきますけど」 「ほんっとに身の程知らずですわね」 エリザベスちゃんとフランソワーズちゃんが冷たい視線を浴びせます。 「貴女も大変ですわね」 ケベックちゃんがチョゴリちゃんに同情の言葉をかけます。 「もう慣れてるかいいニダ」 「よーし、ロイヤルストレートフラッシュ炸裂!」 暇を持て余したロシアノビッチ君はマカロニーノ君を交えインドネシアちゃん、ベトナちゃん達 とポーカーに興じてます。 「なーんかロシアノビッチ君ばかり勝ってない?」 「不自然ね」 女の子達が疑惑の目を向けます。 「へへへ、これがうちの家のポーカーの秘儀『スペードの女王』さ」 見れば地球組の面々皆それぞれ暇になってきたようですね。やがてマカオ君達が言いました。 「どっちが勝つか賭けようよ」
「あ、いいねえ。やろうよ」 こういったことが好きなタイラン君が乗ると皆賭けに加わりました。結果は100対0でウヨ君 でした。 「ど、どういうことニダーッ!」 顔をキムチ色にして怒るカンコ君、そこへアメリー君とチューゴ君が突っ込みます。 「勝てると思っていたのか?」 「安心しろ、骨は拾ってやるアル」 「ファビョーーーーーーーーーーン!」 絶叫するカンコ君を傍目にニホンちゃんが溜め息をつきます。 「あーあ、なんでいつもこうなっちゃうかなあ」 「まあ気にすることないよ。あの馬鹿にはいい薬だよ」 右に座るタイワンちゃんがニホンちゃんを励まします。 「そうだ、お前が気にやむことはない。」 左のアーリアちゃんもそれに同調します。 「しかし・・・」 「しかし・・・?」 「ニホン、その格好は何だ?」 見ればニホンちゃん、赤と白の巫女姿です。これは犯罪です。羅将神ミヅキですか。 「これ?なんでも私はこの格好だって武士が。駄目かなあ?」 不安気な表情で首を傾げるニホンちゃん、アーリアちゃんも思わずドキッとします。 「う、うう結構・・・いや、かなり・・・いいと思うぞ」 「そう、よかった」 横でタイワンちゃんが怖い顔してます。その時皆沖の方を指差しました。三人も沖の方へ顔を向 けます。 「来たニダな!」 シンタロー叔父さんの漕ぐ舟に乗りウヨ君颯爽と登場です。宮本武蔵の服に襷がけ、鉢巻、手に は太く大きい木刀が握られています。
砂浜に降り立ったウヨ君、その強い眼の光をカンコ君に向けています。 「待たせたな、カンコ」 ニヤリ、と不敵な笑みを浮かべます。 「待たせたも持たせたもないニダ!一体何処をうろついていたニダ!」 「言わなくてはいけないか?」 「ムキーーーーーーーーーーッ!」 その不遜な態度にカンコ君増々怒り狂います。思わず腰の剣を抜き鞘を砂浜に投げ捨てました。 それを見てウヨ君は言いました。 「カンコ、敗れたり!」 「!!」 場に激震が走りました。カンコ君も動きが止まります。 「フ、フ、フ・・・」 前から頭に血がのぼっていたカンコ君、全身が見る見るうちに朱に染まります。 「ファビョーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!」 二回目の火病が発症したのが合図となりました。両者剣を構えます。
カンコ君思いきり跳び上がり頭上から襲いかかります。ウヨ君が刀を斜めに振り上げました。 「弧月斬っ」 その直撃を浴び倒れるカンコ君に接近し起き上がるところにバックステップしながら刀を下 から上へ振ります。 「燕返しっ」 更に三連続で振りぬきます。 「一つ、二つ、三つ。猪鹿蝶!」 切られた大きな花札と共に倒れるカンコ君。しかし不死身の肉体を誇る彼のこと。これ位で は参りません。 「まだまだニダ!」 赤くキムチ臭い息を吹きかけます。ウヨ君それをジャンプでかわします。 「喰らうニダ!」 回転しつつ転がってきます。さしものウヨ君も着地の瞬間は無防備です。直撃を受けました。 「ぐっ・・・」 カンコ君尚も転がってきます。ウヨ君それに対し砂浜に向けて一閃しました。 「水月刀っ」 気が地を伝い襲い掛かります。これはよけられません。カンコ君、回転を止めました。 「今だっ」 ウヨ君、カンコ君にダッシュで接近し再び砂浜へ向けて一閃しました。 「絶、水月刀!」 気は巨大な火柱となりカンコ君を包みます。そこもう一太刀気を浴びせます。 「一本!!」 アイゴオーーーーーッの叫びと共に剣が回転しつつ砂浜に突き刺さり地に伏すカンコ君を見 てシシロー叔父さんは勝負の決着を宣言しました。勿論「感動した!」とも言いました。
喚声の中ウヨ君のもとへニホンちゃんが駆け寄ります。 「姉さん」 「武士・・・」 ニホンちゃんは一言名を呼ぶと両手で弟えお抱き締めました。 「馬鹿、なんで決闘なんか・・・」 「姉さん・・・」 「心配したのよ、ほんとに」 「・・・御免」 「馬鹿、馬鹿・・・」 二人はそれぞれのクラスの皆に囲まれ勝利と姉弟愛を讃えられています。その中 チョゴリちゃんはそっと砂浜に倒れ伏しているカンコ君へ駆け寄りました。 「兄さん、起きるニダ」 「チョ、チョゴリニダか・・・?」 ぼろぼろになった兄に妹は優しく微笑みました。 「立てるニダか・・・?さあ家に帰るニダ」 カンコ君に肩を貸し家へお帰路につきます。 「チョゴリ・・・・・・」 カンコ君が力なく妹に言葉をかけます。 「何ニダ・・・?」 チョゴリちゃんもそれに答えます。 「お前にはいつも迷惑をかけるニダ」 その言葉にチョゴリちゃんは優しく答えました。 「いいニダよ。カンコ兄さんはウリの優しい兄さんニダ。迷惑だなんて思ったこ となんてないニダよ」 「・・・・・・・・・・・・」 カンコ君の目に涙が浮かんできます。そしてこっそりと妹にも悟られぬように声 を出さず泣きました。夕陽が家へと向かう二人を橙色の優しい光で包んでいました。
ソースは「剣道の起源は韓国にあり!?」のスレです。しかしよくもまああんな ばればれの捏造をするな、かの国は。ちなみにニホンちゃんの服やウヨ君の技は サムスピからです。カンコ君の服は・・・あれしかないでしょ。佐々木小次郎は どう考えても似合わないし。そういえばカンコ君以前ニホンちゃんを召使いにし た妄想してましたね。使わせてもらいました。
526 「鼻」を「鼻の下」 530 「弟えお」を「弟へ」 に訂正
533 :
:03/05/03 02:59 ID:weyoHodA
だれか「ヒカルの碁」で一本書いてくれ
星の幌馬車隊下敷き 「ねぇ、これなぁに?」 ニホンちゃんが、アメリー君の下敷きを指さしました。 「あ、これね。知らないかなぁ、ニホンちゃんの家でも放送しているスタート レックってTVシリーズの内のボォイジャーのキャラだよ。」 「へぇ、家でも放送しているんだ。で、どうゆうお話なの?」 「これは、我が家の開拓者精神をSFという世界で表しているんだ。地球は、惑 星連邦に属していて・・・その敵のボーグっていうのがこいつだよ。」 (開拓者精神?どう言葉を換えても実体は「侵略」よね) 「その、ボーグっていうのはどんな敵なの?」 「こいつらは、改善と進歩の名の下に・・」 (改善と進歩。革新なのね) 「行く先々のあらゆる惑星を同化・・」 (ドミノ理論ね) 「すべての意志決定は、共同体全体で決定され・・」 (民主集中ね) 「同化された人は、ナノマシーンにより肉体改造され・・」 (身体障害が無くなるなんて) 「どんな惑星人でも能力さえあれば指揮官に・・」 (差別の無い社会・・じゃ惑星連邦ってネオコンに指導されたパックスア メリカーナな資本家の豚共の社会なのね。ああそれを解放するボーグ。ボ ーグの同化はアジア的優しさにあふれ・・・・) 「ど、どれがボーグなの。あ、この綺麗な人ね。」 と、いきなり話に割り込んで来たのはアサヒちゃんです。 「う〜ん、セブンオブナインは、元ボーグだけど、こっちがボーグだよ。」 と、アメリー君が指さしたのは灰色の肌をした恐ろしい男です。 「い、いやー。そんなの嘘よ。陰謀よ。ふぇ〜ん。」 あらあら、心を写す鏡を見ちゃったみたいですね。 おしまい。
535 :
名無し@三重県 :03/05/03 09:50 ID:sTZtra0y
536 :
:03/05/03 14:18 ID:qzfLSzBa
>理想(連邦)と現実(ボーグ) むしろ理想(連邦)と行き着く先(ボーグ)かと思いました。 確かあの世界の連邦って貨幣経済が無いんですよね。 ピカード艦長の言葉によると「人は皆自分が理想とする生き方を 選ぶことができる」でしたっけか、実際そんな社会になったら 人は理想を追うどころか堕落するだけだと思いますけどね。 ところで、少々分かりづらいんですが、( )で表示されている セリフの話者(?)はアサヒちゃんですか? あと、セブンオブナインは私も萌えキャラだと思います。 日本アニメじゃ使い古されたキャラですけどね。
537 :
:03/05/03 16:26 ID:TMlkQ49q
>>531 (・∀・)イイ!ワラタ!誤字が無ければもっと読みやすくなってたよ!
ただ一つ!
女組をはべらす・・・じゃなくて喜び組をはべらす・・にして欲しかったニダ!
えっ!?それはカンコじゃなくキッチョムだろ!って!?
こ・・細かいことはケンチャナヨ!!
>>536 レスありがとうございます。
えっと、アサヒちゃんが聞き耳を立てて思ったことを表しているつもりなんです
が。最初も左翼的な台詞でニホンちゃん以外の誰かというのは分かると思います
。そして最後の台詞の中に決定的な(ボーグの同化はアジア的優しさにあふれ)
と言う台詞が、朝日新聞の和田俊記者のよる、ポルポトによるプノンペン解放に
ついて「極めてアジア的な優しさにあふれているように見える。」という有名な
記事にかけていると点からアサヒちゃんだと分かるようになっています。その後
のクメール=ルージュによる200万人に及ぶ大虐殺も朝日新聞系列は反革命勢力に
よるでっち上げだと主張続けていたことにも最後の「陰謀」って台詞にかけてい
るんですが。マス板住人だと常識でも他の板だとわからないのでしょうか?それと
最初分からないのはわざとそうしているんですが、アサヒちゃん登場で完全にわ
かるはずなので、最後分からないとなると私の文章能力が足らないのか、う〜ん
困った。
私の作品の場合、マス板住人じゃないと分からないネタが多いのですが、いちい
ちネタばれをしないと分からないような作品をアップするのも問題ですね。反省し
ます。けど、謝罪と(ry
>むしろ理想(連邦)と行き着く先(ボーグ)かと思いました
最終的にボーグになってしまう。いや、そうはならない。輝ける未来へ前進。って
いうのがSTシリーズですね。あと、貨幣経済が無いのは、金すら複製できるため。
唯一の例外が、ラチナム(DS9参照。複製不可能な物質)です。
539 :
... :03/05/03 20:41 ID:vnXxyyKO
>>538 最初に登場したのが日本ちゃんとアメリー君だけだったんで「確実に第3者が
登場したと分かる描写」が欲しいとおもいますた。
例えば、
>>534 の5行目以降をちょっといじって
「これは、我が家の開拓者精神をSFという世界で表しているんだ。地球は、惑
星連邦に属していて・・・その敵のボーグっていうのがこいつだよ。」
(開拓者精神?どう言葉を換えても実体は「侵略」よね)
「あれ?アメリー君『侵略』って?」
「え?ボクはそんなコトいってないよ?」
「そうなの?まいっか。えと、そのボーグっていうのはどんな敵なの?」
とかまぁ、ほんの一例ですがこんな感じで「二人のどちらの発言でもないこと」
を強調すれば、後のアサヒちゃんの登場もそんなに違和感無かったりするんじゃ
ないかなぁ、とか思ったり思わなかったり。
STに絡めるセンスとか正直スゲェとか思ったので、この調子で突き抜けてください。
>>539 何だか、勘違いレスをしていたようですね。申し訳有りません。
成る程、書いている方としては気付きにくい点ですね。テレパスみたいで厭と
も思ったのですが、読者の方に分かって貰うには一番良い表現かも知れません
ね。貴方の方が文章が上手ですね。とにかく短い風刺を書くということを目標
としているのですが、2行増えるくらいで済むのなら検討の余地ありでした。
あと、誉めていただいて嬉しいです。1059話(ポエニ・ウォー)もちょっと変わ
った話ですのでよろしければ読んでやって下さい。最後にサヨックさんが書い
ているのは、当時の基地外投稿スレで、はやったネタです(キプロス関連は目
次さんに訂正して頂いた違う話のレスみたい(^^;。ウヨ君の名前直って無いし。
あと何かあれば、補完スレにでも書いて下さい。レスを消費してしまい、他の
皆様申し訳有りませんでした。お詫びに没ネタ。
アメリー「ニホンちゃんの家にも、白ずくめの奴らがいるんだ。」
ニホン「え、アメリー君の家にもいるの?」
アメリー「いるよ。トンカツ屋さんみたいな名前のがw」
ニホン「もしかして、K○K。」((;゚Д゚)ガクガクブルブル
マスコミが顔をぼかし続けてくれたら使えたのに。謝(ry
541 :
:03/05/03 23:16 ID:jHusn24q
小額館と集英者と公団社に通報しちゃれ
542 :
:03/05/04 00:09 ID:jLOqg8/7
>>540 >キプロス関連は目次さんに訂正して頂いた違う話のレスみたい(^^;。
すみませんねえ、私がせいで1059話に見苦しいものが張り付いちゃって
キプロスのは『第1050話「すいえい」』への問いの返答だったはずです
賠償がわりに没にしたネタでも
キプロス 「ねえ、サイプラス」
サイプラス「なに」
キプロス 「東ティモ独立したんだって」
「らしいね」
「しかもコクレンさんの後押しで」
「らしいね」
「私達には駄目だっていっときながら、ひどいと思わない」
「おもわないよ、だって東ティモは宗教が・・・」
「うちもそれは一緒 その上うちは民族も違うのよ家こそ分かれる
べきじゃない?」
「たしかねそうだけど・・・・・」
落ちはなしよ
543 :
:03/05/04 00:48 ID:tKLySAF4
トンカツトンカツK○K〜♪ (メロディーが浮かんだ人は関西人認定)
544 :
“” :03/05/04 01:30 ID:re/o84l9
Y!
『標準時』 「カンコくーん、がっこーいこー!」 朝、ニホンちゃんが元気に登校のおさそいにやってきますが、ついさっきまで徹夜でネトゲをしていたカンコ君は不機嫌の極み。 目の下に隈という凶悪な面構えでニホンちゃんをにらみ返します。 「ファッキメ! なんでウリの朝がニホン時間で管理されなくちゃならんニダ!!」 「え〜、だってお家が隣りだし、先生がみんながカンコくんのことよろしくっていうから・・・」 それを聞いてカンコ君は火病発症。 「ニホンのくせして偉そうに! ウリはれっきとした自由独立の賢いお子様ニダ! ウリ時間はニホン時間と違うニダ! いままでウリから奪ってきた朝の30分を返せッ!! 謝罪と賠償(ry」 ご近所の迷惑をかえりみずにカンコ君は喚き散らかします。が、なんのことはありません、カンコ君はただ朝はゆっくりしていたいだけ。 「あーっ、わかった、わかったからカンコ君。わたし先にいくから。でも遅刻しちゃだめだよ。フラメンコ先生に怒られるよ?」 「ふんっ、だいじょーぶニダ。これから朝の連続テレビ小説をみてから縮地法であっというまに追いついてやるハセヨ」 偉そうにふんぞり返るカンコ君。 ニホンちゃんは、電波のタダ見はいけないんだよぅとぼそぼそとつぶやいて、カンコ君をおいて先に学校に行くことにしました。
きーんこーんかーんこーん。 「アニョンハセヨー。カンコ様のご到着ニダ!」 「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」 がらがらと教室の扉を開けるカンコ君に地球組の誰もが注目。 「そんなにみつめられると照れるハセヨr<`∀´*n」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カンコくぅぅぅぅぅん」 ふるふると硬く握りしめた教鞭を震わせつつフラメンコ先生がいいませいた。 「朝!朝っ!朝っ!朝ッ!朝ッ!朝!朝!朝!朝!朝!朝!朝!朝! あさ!あさ!あさ!あさ!あさ!あさ!あさ!あさ!あさ!あさ!あさ!あさ!あさ!あさ!あさ!あさ!あさ!あさ! あさあさあさあさあさあさあさあさあさあさあさあさあさあさあさなんですよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」 「アイゴオォォォー!!!!!!!!!」 見事に遅刻したカンコ君。往復ビンタで腐ったキムチのように赤く膨れあがった頬をして廊下に立たされてしまいました。 「・・・なんでわたしも(T▽T)」 連座制で一緒に立たされることになったニホンちゃん、1時間目をずっとカンコ君の号泣を隣りで聞かせられることになりましたとさ。 いとふゆ
「13番目のカード」 チューゴアパートのペキンの部屋の一室、そこはほとんどの人、そうチューゴ家でも限られた 人しかその所在を知らない謎の一室です。 中央に円卓が置かれた部屋にチューゴ君は一言も喋らず座しています。円卓の中央には一本の 蝋燭が置かれそれだけが灯りとなっています。その灯りに照らされるチューゴ君の表情はいつに も増して冷たく、そして怒気があります。 ゆらゆらと蝋燭の炎が揺れます。それを見てチューゴ君は部屋に客が来たことを悟りました。 「・・・来たアルな」 客はアメリー君でした。いつもの陽気さはなく深刻で、そして暗い怒りを含んだ表情でした。 「待たせたな」 円卓につきながらアメリー君は言いました。 「別に。ロシアノビッチはどうしたアル?」 「さっき玄関で会った。もうすぐ来る」 「そうアルか」 暫くして重い扉がギギギ、と音を立てて開かれる音が聞こえてきました。当のロシアノビッチ 君の入室です。いつもは酒で真っ赤な彼の顔も暗く、かつ表には出さぬ憤怒が見られます。 「悪い。遅れたか」 「いや」 「丁度いい時間アル」 「そうか。じゃあ始めようぜ」 彼も円卓に座りました。ゆらゆらと陽炎の如く闇の中に揺れる炎が三人の顔を照らし出しまし た。その顔には子供のものとは思えぬ程の凄みがありました。
話はわかってるよ。キッチョムとこの花火だろ」 ロシアノビッチ君の言葉に二人は黙して頷きました。先日このペキンの部屋で行われた 二人とキッチョム君を加えた三者会議でキッチョム君は花火を持っていることをアメリー 君に告げたのです。そして同時に彼はしれっとした顔で言い放ちました。 「ウリがこれをどうするかはアメリー次第ニダ」 と。つまり今まで持っていないと言っていたのは真っ赤な嘘でありしかもあのアメリー 君に脅しをかけてきたのです。 他人は平気で脅しても自分が脅されることは許せない彼は怒り心頭です。また脅しのゲ ームをかけてきたと言い席を立ちました。 チューゴ君も怒りました。せっかく自分が用意した会談の場でそのような馬鹿げた発言 をしたのですから。しかも彼にも嘘をついていたのです。顔に泥を塗られた彼も即座に自 分の部屋に帰ってしまいました。 また両者は自分達以外に花火を持とうとする者は絶対に許しません。彼等に逆らって花 火を持ったイン堂君はそのことでクラス会でしつこく吊るし上げを喰らいました。温厚な イン堂君ですらそうなのです。いつもナイフを持ち歩き悪事ばかり働くキッチョム君なら どうなるか。言うまでもありません。 「俺もあいつが花火を持つことは許さねえ。あいつは危険すぎる。しかも」 ロシアノビッチ君の顔が怒りで歪みます。 「あいつは俺にも嘘をつきやがった」 三人の意見は一致しました。人魂の如く燃える火を中心に互いに頷き会いました。
「潰す。問題はその後だな。エリザベス達に任せるか?」 「EU班か?無理だろ。アラブならいざ知らず連中があんなちっぽけな家 に来る筈がない」 「石油もなんもないアルぞ」 ロシアノビッチ君の言葉に他の二人は反対しました。 「ニホンに任せるアルか?」 「ニホンちゃん?彼女はもう連中とは絶対関わりたくないそうだぜ」 「相変わらずニホンのとこの財政も苦しいみたいだしな」 チューゴ君の提案の却下です。 「コクレン先生は?」 「無理アルぞ。先生今身体ボロボロアル」 「金も発言力も期待できねえな」 アメリー君の意見もボツです。他にもオージー君のとこやASEANグル ープ、バチカンのおっさんも候補に挙がりましたが立ち消えです。三人共ど うも出来る限りキッチョム家とは関わりあいになりたくないとの考えですね。 「どうしようか」 その時三人の脳裏にある人物が浮かび上がりました。
アメリー君が陰惨な笑みを浮かべ言いました。 「あいつしかいないな」 「ああ、あの馬鹿アルな」 「普段から統一、統一、て言ってるしな」 他の二人も暗い、ぐつぐつと不気味な音を立てて煮えたぎる釜を見る魔女の様な 笑みを浮かべます。 「断れないよなあ、あれだけ騒いでたんだから」 「逆らったらあいつも始末するだけアル」 「それはそれで好都合だしな」 三人の意見は完全に一致しました。崩壊の時に逃げてくるであろう鼠はカンコ君 に押し付け、一連の『仕事』において足りないであろうお金や犬はニホンちゃんに 彼女悲願であるジョーニンリジ入りと引き換えに出してもらうこととなり同時にア メリー君家の商品の大幅購入、チューゴ君の社交ダンス部入り、ロシアノビッチ君 家の援助等も内密に認められました。 「じゃあ(もう決まってるけど)採決だ。キッチョムはどうする?」 アメリー君の言葉を合図に三人は懐に手を入れその中からそれぞれ一枚のカード を取り出し自分の前に置きました。それはタロット大アルカナ13番目のカード、 『死』でした。血塗られた巨大な大鎌を持つ死神がぞっとする笑みを浮かべていま す。その笑いは奇しくも今の三人の笑いと全く同じでした。 「これでよし」 蝋燭が溶けます。まるで命の蝋燭の様に。三人が部屋を後にした時蝋燭は完全に 消えました。カンコ家を巨大な暗雲が包もうとしていました。
ソースは解りますね、 『北朝鮮米に核保有宣言』と『ロシア、核保有公式発表なら制裁に参加』 です。遂に滅亡へのカウントダウンですかね。それにしても今回この三人 やけにおどろおどろしいな。とても小学生とは思えん。初めてホラーな感 じで風刺を取り扱ったのですがどうでしょう?感想お願いします。
554 :
:03/05/05 09:59 ID:0X93Eitp
>>553 感想といわれても起承転結がないので801話としか評価のしようがない。
ホラーっていうものは、怖がらせる対象がいないとどうにもならないわけだが
その対象であるキッチョムでさえ出していないというのはホラーものとして大
いに減点だと思われ。
このソースの味噌は、キッチョムの目論見が外れてアイゴーなんだから、
ネタのいじりかた以前に、構想自体が不味い。つうか、糞。
名無しさんの世界観以前に、まともに起承転結がついた面白い話を書いて
みろと小一時間問い詰めたい。問い詰め続けたい。
つうか、明確なソースがあるのにソースへのリンクがないのはどうよ?
読者に優しくないぞ。
(ちなみに名無しさんは元ネタとソースを混同しているようだが)
555 :
:03/05/05 10:36 ID:C0Yzx9wG
>>553 まず1レス目は、ロシアノが遅れてきた事に意味がない以上、3人が集まっ た時点から話を進めるべきでは?他の方も言うように、貴方の作品は無意 味に長くなりすぎると思います。色々と書いたのを削るのは辛いと思います がそれにより物語がスムーズに進むという利点も考慮すべきでは? あと、ソースは分かるとありましたが、「いつの間に3カ国の高官の会談」 が開かれたのかと驚きました。書かれている程度のソースで北の処理が 決まったって話を風刺と言われると納得しかねます。ここは、ソースがあっ て私がそれを知らなかっただけならお詫びいたします。
556 :
えりあす :03/05/05 13:39 ID:u8rfMLsS
そうかな?巌流島よりも面白かったと思いますが
557 :
:03/05/05 13:44 ID:0X93Eitp
>>556 他の作者の話>>>越えられない壁>>>「13番目」>>>∞>>>「巌流島」
こんな感じか?
>554,555 不評ですね。ホラーなのは三人の描写なんですが。キッチョム君はあれ以降なん か引きこもって言ってるだけなどで出さなかったのですが。ソースは朝鮮半島情勢 版からの二つのスレです。説明不足でしたね。すいません。この二つをミックスさ せて書きました。だからロシアノビッチ君も出てきたのです。当初は二人だけでし た。 リンクしてないのは僕がリンクの技術を知らないからです。それはこれから勉強 します。元ネタとソースは混同してますがこれも分割していきます。僕の場合元ネ タ、キャラ萌えメインなのでいささか混同しています。これも申し訳ありません。
>>558 核保有宣言なら制裁同調も ロシアが北朝鮮に警告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030502-00000146-kyodo-int をソースとするなら、どこをどうしたらこんな話になるのか。
むしろチューゴとロシアノビッチは積極的に仲介しようとすらしている。
この2人は感情は別として打算でしか動かない。
安保理で制裁動議が出されてもきっと棄権するよ。賭けてもいい。
基本的にソースの捉え方を間違えてるとしか思えない。
一言でいうなら、ロシアがアリバイ作りをしていたっつう話じゃん、このソース。
公式声明がないから安保理でも逃げ道があるよ〜っておまけ付きで。
外交のイロハがわからないと、(時事ネタで国際関係を擬人化するのは)難しいってことだな。
いっそキャラ萌えだけのほうが清々しいかもしれん。
それから、厨房じゃないんだから、リンク技術なんていうなよな!
IEのアドレス表示欄からコピペするだけなんだからさぁ!!
「雷神が雷を落とせし者」 サヨックおじさんはあまり頭がよくありません。マル教をかじっただけでそれにかぶれ 全く見当違いなことばかり喚いてました。ナッチおじさんとなんらかわることのないスタ ーリンおじさんを崇拝するはチューゴ家のブンカクを絶賛するは、地球町の癌キッチョム 家を褒め称えるはとしっちゃかめっちゃかでした。およそ良識のある人ならスカラー波を 浴びたと確信し病院に放り込むところですが娘であるアサヒちゃんの宣伝により日之本家 きっての良識派と言われていました。ただ頭が弱いだけならよかったのですがこのおじさ ん実はとんでもないことを考えていたのです。 それはなんと日之本家の乗っ取りです。キッチョム家等と結託しニッテイさん達を追い 出しニホンちゃんを洗脳し家をキッチョム家みたいにしようとしていたのです。これはそ の邪な考えに気付いたニッテイさんにより事なきをえました。ニッテイさんは彼を家から 追い出そうと考えましたがアサヒちゃんやシャミンちゃんの反対によりそれはできません でした。この二人もおじさんと結託していたのですがそれをおおっぴらに言えるような状 況ではありませんでした。彼等の発言力は今よりずっと大きかったのです。 しかしそんな彼等に転機が訪れました。ソレン家が分裂、崩壊しマル教の実態が公にさ れたのです。これにより日之本家の人達はサヨックおじさん達の嘘と知能の低さに気付き 彼等を遠ざけるようになりました。これに対し彼等は極めて破廉恥な手段で対抗しました。
んと彼等は今まで捏造を繰り返し罵ってきたカンコ家と手を組み日之本家の 過去を捏造しそれを他の家に言いふらし己が家を貶めにかかったのです。 これは効果がありました。根が純心で優しいニホンちゃんはあっさりと篭絡さ れ自分を悪い子だと思うようになりました。カンコ家やチューゴ家だけでなくあ のアメリー家やEU丁でも彼等に騙されニホンちゃんとその家族を責める人が出 てきました。日之本家とニホンちゃんの評判は地に堕ちようとしていました。 しかしこんな言葉が世の中にはあります。 『世に悪は栄えた例なし』 彼等の卑しい行いを怒りの眼で見ている人がいました。それはニホンちゃんの 弟でありニッテイさんの志を受け継ぐ少年、ウヨ君です。彼は弟にーちゃんやシ ンタローおじさんと共に彼等の嘘を暴き、それをニホンちゃんに教えました。そ して彼等が嘘を吹聴する先々に現われ彼等を論破あひ成敗してきました。とりわ け彼等が崇拝するキッチョム家との繋がりを指摘し、それを糾弾してきました。 これは効果がありました。ニホンちゃんは自分を取り戻し少しずつではありま すが芯の強い女の子になりました。サヨックおじさん達はその嘘や卑しい行いが 白日のもとに晒され誰にも相手にされなくなりました。アサヒちゃんの壁新聞な んてその信用性は東スポ以下とみなされてます。シャミンちゃんは無視、おそら くひっきーになる運命でしょう。そしてサヨックおじさんにも天罰が下る日がや ってきました。
サヨックおじさんは以前書いた同人誌においてリクグンさんがチューゴ家において 百人の人をノックアウトしたと書きました。これはサヨックさんが何の検証もせずに 載せたルポなのですがこれによりリクグンさんの娘さんは酷い目にあいました。当の おじさんは映画なんかの話を持ち出し否定していました。しかしそんな誤魔化しが何 時までも通用する筈もなく裁判所に訴えられました。裁判になれば負けるのは確実で す。しかも同時にシシローおじさんのHPにF5を乱打していたこともばれちゃいま した。 窮地に追い込まれたサヨックおじさん、お酒に溺れるようになりました。そしてイ ラク君の家を覗きに行った帰り拾った鼠花火をアンマンのラジコン置き場で爆発させ てしまい多くの人を傷つけてしまいました。 おじさんはその場で捕まりました。そして日之本家には帰してもらえずアンマンの あるヨルダン君の家において裁判にかけられることとなりました。この家の裁判と処 罰の厳しさは日之本家の比ではありません。 日之本家の人は誰も来ません。ウヨ君とにーちゃんはサヨックさんを批判していま す。家を貶めてきたおじさんは今家の人から見捨てられ惨めにその末路を迎えようと しています。
あと題名は北欧神話の神雷神トールが悪人に雷を落とすという話からです。
566 :
:03/05/06 01:07 ID:M9sV7NUz
>>565 今まで散々いろんなヒトが書いてきたことをなぞって最後にちょこっと
最近の事件を付け足しただけぢゃん。。。
前半部分が長すぎて飽きる。。。
567 :
:03/05/06 01:17 ID:xoOIMswB
つうか時系列無視してないか?ニッテイさんってニホンちゃんが幼いときに死んでなかった?
キッチョム云々って、ニッテイさんが死んだ後の話だろ。
こう言っちゃなんだけど、アラばっか目立つんだよなぁ。
>>566 氏も言ってるが、無駄な部分が多すぎると思う。
欠けてる設定を補いたいという意気込みは伝わって来るんだけど、他の作者さんが
この設定使いたいと思うようなものになっていないと思うぞ。
なぞってるかなあ、サヨックおじさんを総括するつもりで書いたんだけど。 今回前半長過ぎてすいません。セリフもないし。
569 :
:03/05/06 02:50 ID:bUJyC8zd
>>568 その前に、名無しさんの総括が足りないと思われ。
『親父の背中』 ペルシャパパはアラブ町名物のカミナリ親父である。 アラブ町の子供達は、みんな一度はペルシャパパのジャイアントスイングの餌食になっている。 本人は悪戯ざかりの近所の悪ガキ共を懲らしめているだけなのだが、子供達にはこれが何故か 大ウケで、ペルシャパパはアラブ町の人気者である。 だが至極当然のことながら、親御さん達にはすこぶる評判が悪い。とりわけ、ともにアラブ町の 名家と呼ばれている関係で何かとライバル視してくるサウジ家・イラク家、それにエジプト家などは、 かえって教育に悪いとひつこくペルシャパパを目の敵にするのであった。 前に一度イラクの坊主が愛娘に悪戯をした事があった。悪戯といってもきまりの厳しいアラブ町の こと、他の町と違っておパンツを盗むような不届き者はいない(もしそんな事をすれば、町の ど真ん中で晒しageの上、石打ちの刑に処せられる)。ほんの少しちょっかいを出してからかった だけである。 それでもジャイアントスイングの餌食になるには充分な、罪深い行為であった。 あの後、フセインの馬鹿が怒鳴りこんできたり、PTA会長のアメリーママがイジメを助長するざます 低俗で野蛮ざます何ざます何ざますとねじ込んできて面倒な事になったが。 思えばあの頃からイラクの坊主はグレはじめた。自分のちょっとした悪戯が大事になり、 大人が出しゃばって家同士の喧嘩にまでなってしまった事に、子供心に傷ついたのかもしれない。
ニホンちゃんも一度ジャイアントスイングの餌食になっている。 アクマがお歌を歌ってどうのこうのという童話を読んでいて、ペルシャパパに見つかった。 イラン家家訓は家訓なのに他所の子にも容赦ないのである。親父はすぐさま「逝っちまいな」 と叫びかけたが、おびえるニホンちゃんを見て急遽ジャイアントスイングでお仕置きに 変更したのであった。彼は分かりやすい男なのである。 今度はスカートをおさえながら涙目になるニホンちゃんを見て、頑固親父もさすがに 心が痛んだが、これ以上の譲歩はかえってニホンちゃんのためにならないのである。 誠心誠意11回転させて頂いた。 仲の良かったニホンパパが、しばらく口をきいてくれなくなったが。
年のせいだろうか、最近ジャイアントスイングをやると目が回って息が切れるようになった。 おまけに腰にくる。技を繰り出した後でだらしなくしゃがみ込み、ヘンな汗をかいて 肩で息をする姿は、親父の威厳を保つためには見せたくない姿である。 悪ガキどもの相手をする事も滅多になくなってしまった。 子供達は不満顔だが、当然親御さん達の評判は良くなった。アラブ町はともかくとして、何故か 他所の町でも最近受けがいい(アメリー家の連中は相変わらず嫌な目で見るが)。ペルシャは 大喜びで、最近学校が楽しくてしょうがないらしい。学校の友達も沢山家に来るようになったし、 厳しい自分に振り回されておろおろするばかりの大人しい子だったペルシャが、見違えるほど はきはきした明るい子になった。そんな愛娘の姿を見ていると、ペルシャパパは我が子の成長が 大変眩しく誇らしい気分になり、これはこれで良かったかもしれないと思えるのである。 しかし、子供というものは本当にあっという間に大きくなって、そしていつかは親の手を離れていく ものなのである。そんな事がちらりと頭をよぎるたび(最近多くなってきた)、ペルシャパパはいつも、 まるで足元の地面が崩れ落ちていくような絶望と不安に襲われる。 アッラーの神は彼に、一体いくつの試練をお与えになれば気がすむのだろう? とりあえず体調に気をつけて、必殺技が使えなくなる事態だけは避けねばならない。 随分と気の早い話であるが、将来この家の娘に近づく者には、頑固親父一世一代の ジャイアントスイングに耐えきる根性が求められるだろう。 この世で娘の父親ほどつまらんものはない、と最近しみじみ思うペルシャパパであった。
574 :
えりあす :03/05/06 12:05 ID:DEPa6ZZl
>誠心誠意11回転させて頂いた。 コーヒー吹き出した
575 :
:03/05/06 15:41 ID:DkoPVNQP
イラン家家訓かぁ。懐かしいなぁw
もうワロタワロタ。本当に分かりやすい男。
577 :
小ネタ :03/05/06 18:25 ID:bUJyC8zd
『隣家の子供達』 ようこそ、美しきわたつみの家へ。 ここでは陽気な生活と、安っぽい死があなたを待っています。 麗しき彼らは、貧しく、無学で、抑圧された生活を送っています。 年に1度の家を挙げてのフェスティバルには、多くの友達が訪れますが、驚くほど頻繁に暴動や騒乱が発生します。 彼らがオージー君から惜しみない援助を受けていることに、疑問をはさむ余地はありません。 豊かなODA賃を吸い上げて、スイッツランドルフ君の秘密銀行に送金するべく邁進しています。 権力、謀略、財力、そして革命こそが彼らの道具なのです。 Dead or Die.
578 :
:03/05/06 22:54 ID:Jg9IQBeM
>>573 アラブの名門は、サウド家(サウジアラビア)と、かつて盟主の座を争ったハシム家(ヨルダン、イラク旧王朝の2国に分裂)であって、エジプトは異端児かと・・・
話はずれるがその時サウド家を支援したのがアメリカ、ハシム家を支援したのがイギリス(その中心人物がアラビアのロレンス)です。
ま、細かいことはどーでもいいっけどなw
>>578 「名家」という言い方がまずかったですね。
「アラブの名門」というそのままの意味ではなく、
経済的意味・軍事的意味・宗教的意味・政治的意味等の点で
「あの地域で中心的立場にいる国家」くらいのニュアンスで
とらえてもらえると助かります。
「鉄の処女」 ある朝の教室、ニホンちゃんが登校してくるとクラスが何やら妙な雰囲気でした。 「なんだろう?」 見ればヨハネ君が来ていました。クラスの人達に何やら聞き回っています。 妙なのは彼に話すクラスメート達です。顔面蒼白で蛇に睨まれた蛙の様に固まりヨハネ君の質問 に答えています。 彼と付き合いの深いアメリカ班やEU班の様子を見てアジア班の皆は最初首を傾げていましたが フィリピ君がそっと耳打ちすると皆顔を強張らせ質問に答えました。 やがてニホンちゃんのところにも質問に来ました。そのときフィリピ君が耳打ちしました。 「絶対に変なこと言ったりしちゃ駄目だよ」 「?」 それが何を意味するのか解りませんでしたがもともと素直なニホンちゃんのこと、ヨハネ君の質 問に正直に答えました。質問の内容は何故かカンコ君についてのものが多かったのが不思議だと思 いましたが。 「解りました。皆さんは心清き方々です」 皆ほっと息をつきます。あのフランソワーズちゃんやゲルマッハ君が地獄の入り口から帰ってき たかのような表情を浮かべます。そこへカンコ君が登校してきました。 「アンニョンハセヨーッ!今日もキムチが美味いニダーッ!」 しかしそれに皆答えません。さっと目をそらします。 「!?どうしたニダ?」 そこへヨハネ君が歩み寄ってきます。いつもの澄んだ天使の様な笑みです。 「カンコさん、今日お暇ですか?」 「?暇ニダよ」 「そうですか。ではうちにきませんか?宴にお招きしたいのですが」 「宴会!?行く、行くニダよーーーーッ!!」 宴に呼ばれ大喜びのカンコ君、クラスの何人かが胸で十字を切ったのには気付きませんでした
その日の放課後カンコ君はヨハネ君に案内されバチカン教会に行きました。彼の他に招待 された人はいなかったのでsがそれを不思議に思う彼では有りません。 教会に入ると地下へと案内されました。暗く地の底まで続いているかのような階段を降り ていきます。 「ヨハネ、こんな薄暗いところで宴会をやるニダか?」 「はい。ところでお聞きしたいことがあるのですが」 こちらを振り向かずヨハネ君は尋ねてきました。 「貴方はイラク君との喧嘩で666匹の犬を送ろうとされましたね?」 「そうニダ。アメリーに反対されて変えたニダが」 「貴方のご先祖はダン君とおっしゃいますね?」 「そのとおりニダ」 「クラスの方が私に告白してくれました。今までの貴方の行いを」 「ニダッハッハッハ、やっぱりウリは人気者ニダな」 話しているうちに扉の前に着きました。地震でもびくともしなさそうな重く厚い鋼鉄の扉 でした。 扉がヨハネ君により開かれます。松明に照らされた部屋の中を見てカンコ君の心臓はその 動きをとめそうになりました。
松明に照らされた血の生臭いにおいのする部屋の中には様々な道具が置かれていました。 鞭、万力、鉄の椅子、水車・・・。それ等が一体何であるか、何に使われるかカンコ君は 本能的に察知しました。とりわけ部屋の真ん中に置かれている鉄の箱、開かれたその中は 針で覆われ頭部にある少女の顔は髪や歯までありました。その顔はカンコ君を見て誘う様 に笑っていました。 「ヨハネ、こ、これは・・・」 「666は主に反する者を表す数字、その者はダン族より現われるとあります」 「ち、違うニダ、ウリは・・・」 「それに加え今までの行い・・・。間違いなく貴方は悪魔に心を支配されています」 風もないのに松明の炎がゆらりとゆれます。カンコ君は逃げようとしました。 しかしその両手を誰かが掴みました。見ると覆面を被った大男が両脇にいました。ゆっ くりとヨハネ君がこちらへ振り向いてきます。 「安心して下さい。主は貴方を導かれます」 笑っていました。しかしその笑みはいつものものとは違いました。目の前の鉄の処女と 全く同じの、死の天使の如き笑みでした。 扉が閉められます。そこからは音も光も漏れ伝わりませんでした。
「先程お家の方から連絡がありましてカンコ君ははしかで1週間程休むそうです。 なおはしかなので皆見舞いには行かないようにね」 翌日の朝のホームルームでフラメンコ先生が皆に言いました。皆はーい、と答 えますが真相はわかっています。けど誰もそれについては口をつぐんでいます。 1週間後カンコ君は学校にやって来ました。けれどいつものウリナラマンセー モードではなく視点は定まらずふらふらと歩いています。 「ハレ・・・ル・・・ヤ・・・。ハレ・・・ル・・・ヤ・・・」 「神は常に正しい・・・。神は過ちを犯さない・・・」 虚ろに、幽鬼の様に呟いています。そんな彼を見ても皆何も言いません。ただ 胸で十字を切るだけでした。
欧州の歴史にその悪名を轟かす魔女狩りを扱いました。ちなみにフィリピンは 『東洋のバチカン』と言われるほどキリスト教の力が強い国です。フランソワー ズちゃんやゲルマッハ君が怯えていたのはこれ等の国々で魔女狩りが盛んだった からです。今回ヨハネ君が怖いのはバチカンの暗黒面が出たからです。ルネサン ス期の法皇達なんて悪人ばからですしね。
585 :
匿名 :03/05/07 01:54 ID:3MGs1IDh
「肺炎にはキムチ?」 町内で蔓延している風邪を引いてしまったチューゴ君。 「今は大事なときアル。成績も上がってきたし、うまくいけば頂上会議に出れるかもしれないアル。 こんなときに風邪ごときで欠席したらワタシの評価にかかわるアル。」 本当は症状も重くなっていて今すぐ休まなければならないのですが、無理をして学校に出てきています。 しかし、 「チューゴ君、君が風邪を引いているのは一目瞭然だよ。隠さずに休んだらどうだ? みんなに風邪が移ってしまい、迷惑をかけることになるじゃないか。 べトナちゃんを見てみろよ。風邪を引いたらすぐ休んですぐ元気になったじゃないか。」 クラスメートはみんなそういいます。チューゴ君が風邪を引いていることを知らない人はいませんでした。 しかしチューゴ君は「大したこと無いアル」と言って登校し続けました。 だから、チューゴ君に風邪を移されないように、マスクをしたりして登校する子も出てきました。
586 :
匿名 :03/05/07 01:55 ID:3MGs1IDh
「やあチューゴ君、ヤクルトなんて飲んでて風邪は治るニカ?」 「何だ、カンコアルか。うるさいなぁ。ワタシにはワタシの治し方があるアル。」 いつもチューゴ君の前ではびくびくしているカンコ君は今日はなぜか堂々としています。 「風邪にはヤクルトよりキムチニダ!これは科学的に証明されているニダ! ウリナラの人はキムチを食べているからそう簡単に風邪を引かないニダ! キムチは”食べる薬”といえる健康食品ニダから。キムチマンセー!」 カンコ君があまりにも力説するものですから、チューゴ君はとりあえずためしにでも食べてみることにしました。 「わかったアル。家に帰ったらお前の家からキムチを買って食べてみるアル。」
587 :
匿名 :03/05/07 01:56 ID:3MGs1IDh
そして次の日の学校・・・ 「・・・やい、カンコ・・・」 「あ、誰かと思えばチューゴ!声がしわがれててわからなかったニダ。どうだったニカ? キムチを食べたら風邪なんて吹き飛んだろう?」 ところがチューゴ君はひどく不機嫌でした。いつもの甲高くて大きな声も今日はしわがれています。 「・・・考えてみたら風邪で喉を悪くしているのに辛いものなんか食べたら喉を余計悪くするだけアル・・・ 結局風邪は悪化しただけだったアル・・・」 「えええーーー!何でニダー!? ・・・・あ、そういえばキムチはあくまでも予防には効果的であって、治療に効果的なわけではなかったニダ・・・」 「・・・クソー、お前にも風邪をうつしてやる・・・ゲホッ!ゲホッ!」 「アイゴーー!」
588 :
匿名 :03/05/07 01:56 ID:3MGs1IDh
「女スパイ潜入! 前半」 チョゴリちゃんはオッパ想い。うまいことカンコ君のダメなところ誤解するのがオッパ想いの秘訣。 カッタ! (;^▽^)У [] * 〜[]⊂<`∀´;><「これ位でカンベンしてやるニダ」 (‘∀‘0从 オッパヤサシイニダ! その日、チョゴリちゃんはうまいことカンコ君のリヤカーに潜り込んでいた。チョゴリちゃんはオッパが 砂漠にいくのは他の上級生みたいに酷いことは全然しないで仲裁にいくんためなんニダ!と信じていた。 そこでオッパの評価が上がり、友達に自慢しやすようにこと細やかに観察しようと行動に移ったのだ。 ともあれカンコ君はやってきました。キナ臭いことがあらかた終わっており、膨大な事後処理や美味しくない 雑務ばかりの現場。骨折り損の雰囲気がぷんぷんしてます。カンコ君はリヤカーから救援キムチを取り出そうと リヤカーのカバーをはずしました。そこには壺からダイレクトにキムチをつまみ食いしていた女の子がいました。 ((0‘∀‘)<「・・・」 <`∀´;> <「だ、だれ子ちゃんニダ?」 チョゴリちゃんはいざ見つかってもいいようにに変装をしていました。マチコ巻きとカラコンとマスカラと 地黒ファンデーションでなんちゃってアラブの人。正体に気づいていないカンコくんはプチ軍法会議です。 一通り尋問したあと、カンコ君はすこし不思議な気持ちになっていました。ウリの妹と同い年ニダ。こんな ご時世、チビイシイお話ニダ。オリコンウィークリー優秀民族2位のウリがしっかりせねば、と優しく接することに。 「ウリをマークするとはいい線いってるニダ。しかし、SPY活動は程ほどにするニダよ。」と軽〜く勘違い。 チョゴリちゃんは偽名を使い、他人になりすましました。オッパを「カンコ君。」と呼ぶことはすごく新鮮でした。 よそよそしい感じのオッパはチョゴリちゃんにはとってもくすぐったい感じ。カンコ君もまんざらでもない感じ。
しかし急転直下、事件がおきました。変装したチョゴリちゃんがアメリー君に見つかり尋問されていました。 変装を秘密にしたいチョゴリちゃん。しかしアメリー君にはなにか疑わしい秘密をもった感じの地元の子に見えます。 アメリー君は切羽詰ってました。うつむくチョゴリちゃんにアメリー君がまくし立てているとカンコ君が現れた。 「悪いニダ、アメリー。ミハルはウリが連れ込んだニダ。穏便に済まして欲しいニダ。ねッ、ねッ、ねッ、ネェ〜。。」 アメリー君はカンコ君に諌められる。という事にものすごいカルチャーショックを受けました。不適な笑みを残しその場を去ります。 「対西洋(キム)チに染めて 後半」 その夜のことです。チグリスユーフラテス用水路の脇に宿泊していたカンコ君のキャンプテントにロケットハナビが打ち込まれました。 誤射ですが明らかに次射もこっちを狙っている感じ。誤謝罪ならいつ何時もOKですが誤射はゴメンこうむりたい。 ウリはここにいるニダ!と伝えたいカンコ君。証明弾(赤い打ち上げハナビ)を打ちたくても積んであるリヤカーには 誤射が怖くていけません。その時でした。リヤカーで寝泊りしていたチョゴリちゃんから携帯に電話がかかります。 カンコ君は藁にもすがる思いで証明弾をアメリーに向けて打つように話します。 \|/ | \|/ <;´∀`>■ <「アメリーの誤差ゼロの恐怖の誤射ニダ。 | HELP! ウリ達がここにいることを伝えるニダ。」 ■(‘∀‘0))<「わかったニダよ!」
チョゴリちゃんはおなじみチャッカマンでハナビに点火します。しかし用水路の脇だったせいかハナビは湿っていました。 密封して湿っていないハナビは鼠ハナビしかありません。一か八か危険を承知でハナビをアメリーにオーバースローです。 鼠ハナビは暗闇に消え、アメリーの目の前にポトンと落ちて火花を放ちます。一応カンコ印の証明弾は発射されました。 ラッツアンドスター顔のアメリー君がロケットハナビに点火するのを止めます。”誤射”は発射されなくなりました。静けさが戻ります。 用水路の脇に置いていあった携帯からカンコ君の声が聞こえます。チョゴリちゃんは報告をしようと携帯を拾おうと した瞬間でした。暗闇で足元が滑りやすいのに気づかずチョゴリちゃんは用水路へと転落してしまいました。 カンコ君の声が携帯から誰もいない暗闇に響きます「ニダハハハ。聞いてるニダか?ミハル。よくやったニダ。マンセー!」 翌日、カンコ君はずっとふさぎこんでいます。ニホンちゃんが声をかけますが返事をしてくれません。カンコ君は呟きます。 「そんなんでいいニダか、ミハル・・・」 カンコ君が聞くと回想の中でミハルは【しかたがないんだよ】と慰めてくれます。 ミハルは言います【いつまでもこんな世の中じゃないんだろ?ね、カンコくん】 カンコ君は決意を固めました。 ・・・ミハル、ウリはもう悲しまないニダ。おまえみたいな子を増やさせないために・・・ <;`∀´>ノ <「ニホンを叩く。徹底的ニダ!」 Σ(^▽^;) ウッサイニダ ナンデ? ちなみ偽名ミハル嬢ことチョゴリちゃん。深さ1メートルの用水路に落ちましたがすぐに這い上がります。 しかし、小娘的には「用水路に落ちる」というのは号泣するには充分な理由。びしょ濡れのまま家に帰る事に。 深夜、家まで号泣しながらマラソンする少女。その様はTBSでも放送され、その後の活躍はご存知のとおり。 ( ・≧・) <「ソニン落ちです。韓国絡みでソースあり、完璧!じゃっ、チャオ〜。」 マカロニーノ,デース
>>591 書き込み前にリロードしたら前編が!待ち人来る!なのに気付かず割り込むとこ
ろでした。面白く、ストーリーも完璧なうえ、登場人物が生き生きとして最高!
>>588 へのレスで、
萌えってわからないけれど、需要は多いのでは?個人的には、自分じゃ書けない
登場人物が生き生きとしている、ほのぼのとした話を読みたいです(ソースが無く
てもいいからね)。「ほのぼの」を萌えと捉える人もいるし、私みたいに、子供に?
って人もいるわけですしねぇ。ま、ほのぼのの程度にもよるから難しいですが。
なんて書いていたところでしたので、なおさら嬉しい。
あ、自分の駄作は、また後ほど。
sarsネタ多いですね。横浜の中華街とかフツーですよね。ニホンは平和です。ちがうか? 『親父のウドン』 なんか感慨深いです。個人的に小川麻琴をご存知か聞きたいです バカ親父ネタは他でも流用できそーですね。さだまさしですか。うーん。 『隣家の子供達』 元ネタ知らないから損した気分・・・。賠償しるって自然と口から出る感じ。 『鉄の処女』 幽鬼の様、とか節々が渋いですよね、継続はチカラなりが出てます。でてますよ。 微妙に怖い描写も渋いです。やっぱ怖い描写がひっかります。なんで? 『肺炎にはキムチ?』 SARSでアジアの予防が民間療法臭いのはナンデなんでしょう? カンコのキムチ予防のニュースを見たとき、 (;^▽^)「いいから、黙っとこ。止めなってカンコ君」が素直な感想。 ワンパターンを指摘する感じでコッチは作話してました。
歯を治そう 天真爛漫なニホンちゃんにも、子供らしい悩みがあるみたいです。 ニホン「グスッ。健康診断で、虫歯があるって言われちゃった。」 アサヒ「良い歯医者を知っているわ。紹介してあげる。」 ニホン「え、いいよ。別に痛くないし。」 アサヒ「駄目よ!1番から8番まで全部引っこ抜きなさい!」 ニホン「違うよ。9番が虫歯なの。」 アサヒ「ガタガタ言わないの。9番なんか治療したら、激痛による叫び声がご近所 にまで届いて、日之本家じゃ何をしているのかとアジアの家々を不安に陥れ るだけよ。」 ウヨ 「こら!姉さんに何言っているんだ。とっとと帰れよ。」 アサヒ「キィー!9番は駄目よ。死ぬほど痛くても、絶対に駄目。治療なんてした ら大変な事になるのよ!あぁ、世界から非難の声が・・・」 ニホン「ふぅ。武士、助けてくれてありがとうね。」 ウヨ 「礼はいいよ。それよりさ。良い歯医者を知っているんだ。9番を削るなん て中途半端なことは止めて、抜いちゃおうよ。どうせ乳歯なんだし。」 ニホン「武士まで・・。まだ痛くないの!歯医者さんが怖いんだもん。ふ、ふぇ〜ん」 あらあら、痛くなってからじゃ大変ですよ。 おしまい。 歯=憲法の条文です。9番なんて歯は無いということには、目を瞑ってください。 9番を削るっていう部分は、分かりにくいですが2項削除。ウヨ君は、9条全部 を削除=抜歯と言っているわけです。1〜8条を削除は、あの辻元清美の主張で す。ま、左翼は、天皇制廃止ですから大差無いですがね。 しかし、憲法100条問題なんていうのじゃなくてよかった。
595 :
t :03/05/07 17:39 ID:nfCVbnfS
辻本は逮捕されて議員を首になったんじゃなかったの?
596 :
:03/05/07 19:18 ID:YhfFSpTm
597 :
:03/05/07 19:31 ID:YhfFSpTm
何度もすみません。 えっと、逮捕はまだ。議員は辞めたが社民党には所属したままのはず。 最近は、大阪市立大の講師に招かれて問題になったことまでは記憶してます。
598 :
七志野 :03/05/07 21:54 ID:YxX1St6Y
重信命とか辻元とかやばいの判っててなんで雇うかなぁ
599 :
:03/05/08 01:00 ID:RevSTadS
>>598 日本では、革新=インテリって思ってる風潮が強いからねぇ。。。
マスコミは朝日・毎日と左が強いし・・・
大学も、時代遅れが証明されてるマルクス主義の講義が未だにあるし・・・
小中の教科書はとんでもない自虐的歴史史観そのものだし・・・
結局革新系は、イラクや北朝鮮がどれだけひどいことをやってるか知ってるけど、
それに表立って反対すると自分やその周辺がテロや誘拐に遭うのがわかってるので、
イラクや北朝鮮(中国も)の事は黙ってて、
いろいろ問題はあるけど一応自由の国であって、地政学上の海洋国家であるアメリカは
弁論の自由があるので何でも言えて、しかもいくら虐めてもテロや誘拐に遭う恐れが
無いから、色々いえるだけなんだよね。。。
600 :
予知夢1 :03/05/08 17:53 ID:IFHyAmml
「今日はアメリーん家に遊びに行ってやるニダ」 休日だというのにカンコ君は大はしゃぎです。 いつもはチューゴ君やロシアノビッチ君の顔色を伺いながらビクビクして過ごすのですが、 町内最強のアメリー家に居れば手出しは出来ないでしょう。 「さらにアメリーの大親友になってウリも町内実力者の仲間入りニダ!」 カンコ家の家訓にもなっている事大主義丸出しです。 カンコ君は今日のためにわざわざアメリー君の家の壁に 『ウリは町内でも驚異的に優秀ニダ。ウリはアメリーの先祖のリンカーさんと同じくらい立派ニダ。 だからウリを最高級のお客として迎えるニダ。アメリーはウリと仲良くしなければならないニダ』 と書いた紙をベタベタと貼って宣伝までしています。 「さて約束は11時だったニダね。そろそろアメリーが迎えに来る頃ニダ」
601 :
予知夢2 :03/05/08 17:53 ID:IFHyAmml
……し〜ん 時間を過ぎてもカンコ家の呼び鈴は鳴りません。 「変ニダ。あ、分かったニダ。アメリーは道に迷ったニダ。仕方がないからこちらから行ってやるニダ」 これでまた恩を売りつけられるとニダニダしながら軽くスキップまでして玄関を出ます。 そろそろアメリー家との中間地点です。それでもまだアメリー君の姿は見えません。 会えないままついにアメリー家の門の間でまで来てしまいました。 「ファッキメ! すれ違いニダか?」 もう一度振り返ってみましたがやはりアメリー君の姿は見えません。 もう一度戻るのも面倒なのでアメリー家の中で待たせて貰おうと思いつきました。
602 :
予知夢3 :03/05/08 17:54 ID:IFHyAmml
♪Oh, say, can you see, by the dawn's early light,♪ ボタンを押すとアメリー家の歌が流れます。 「むむっ、これはどういうことニダ? ウリが訪問するのにアリランが流れないのはおかしいニダ! ニホンが来た時には軍艦マーチが流れたと聞いたことがあるニダ!」 以前ニホンちゃんがアメリー君の家にお呼ばれした時には、アメリー君はわざわざ白いタキシードを着て玄関先までお出迎えしました。 しかも一家が楽器を持って演奏までしてくれる歓迎ぶりです。 これは町内でもエリザベスちゃんとヨハネ君しか受けられない再興の待遇でした。 当然受けられると思っていた同じ待遇をアメリー君に要求していたカンコ君は、既にファビョンが出かかりました。
603 :
予知夢4 :03/05/08 17:54 ID:IFHyAmml
「い、いや、ここで怒ってはだめニダ。先週のこともあるから我慢ニダ」 さすがは実力者に媚びることに関しては半万年の歴史を誇るカンコ家の一員です。 爆発を寸前で抑えて自ら門をくぐっていきました。 先週の事というのはカンコ家家族会議です。 あまりに大声でアメリー君の悪口を言ったので、近所に聞かれて噂が広まってしまったのです。 次の日のアメリー君の冷ややかな視線を思い出すと、カンコ君は背筋が凍る思いでした。 「だから今日のお呼ばれで友情を深めるニダ!」 ”デーハミングッ ドドンガドン”と呟いて自分を高揚させながら、カンコ君は玄関へと歩んでいきます。 「アメリー、来てやったニダ!」 玄関でそう叫びました。
604 :
予知夢5 :03/05/08 17:54 ID:IFHyAmml
しーん…… 誰も出てきません。 「変ニダね。おーい、アメリー、お前の大親友のウリが来たニダよーっ!」 何度か叫んでやっとアメリー君が出てきました。なんだかとても面倒くさそうです。 「あーなんだ、カンコか」 「アンニョンハセヨ〜!」 「今行くから適当に座ってろ」 そういうとアメリー君はカンコ君を残して一度奥に引っ込んでしまいました。 感激の抱擁をしようとグリコのポーズまで取っていたカンコ君は固まっています。 (ど、どうしてニダか? 賓客待遇を要求しておいたはずニダ) 状況が掴めなくて混乱しています。
605 :
予知夢6 :03/05/08 17:55 ID:IFHyAmml
たっぷり待たせられた後にアメリー君が怠そうに出てきました。 ポロシャツとジーンズというラフな格好です。 「何してんだカンコ、そっちの別館に入ってろって言っただろう」 「え、本館じゃないニダか?」 アメリー家には本館の白い家があり、大事なお客様はそこの大広間で会うことになっています。 でもカンコ君が通されたのは、並の客と商談するための場所でした。 それでもカンコ君は我慢しました。 彼にしてみれば驚異的な認定力です。 それはそうでしょう。 アメリー君と言えば気に入らない相手は気楽にねずみ花火を投げつけるほどのやんちゃ者です。 如何にカンコ君といえども我が儘は通じません。
606 :
予知夢7 :03/05/08 17:55 ID:IFHyAmml
とにかくカンコ君は、アメリー君と仲良くなろうと話しかけます。 「ウリとアメリー君は兄弟のような仲になるべきニダ! 一緒に町内の平和のために……」 「あー、ミーは忙しいから適当にくつろいでいてくれ」 クチから泡を飛ばすほど力説しているカンコ君を無視して、アメリー君は懐から携帯電話を取り出して発信ボタンを押しました。 またカンコ君は固まってしまいます。 「hello! ニホンちゃんかい。ああ、22日のデートのことだけどね。 え? いやだなぁ、もうボクたちはただの友達以上じゃないか。 でさ、ミーの家に来ないか。ボクの部屋で将来について語り合おう。 haha! 変な事なんてしないよ! 出来たら次の日には二人だけで別荘に行きたいとも思っているんだ。 いいだろう? 承知してくれるよね?」
607 :
予知夢8 :03/05/08 17:56 ID:IFHyAmml
呆然とするカンコ君を後目に、アメリー君はさも楽しそうに電話しています。 そのうち意識が戻ってくると、カンコ君の中でどんどんと怒りが湧いてきました。 顔がキムチ色に染まってきます。 「ア、アメリー……ウリと話さないニダか? 驚異的に優秀なウリと折角兄弟の仲になれるチャンスニダよ?」 「なんだカンコ、まだ居たのか」 その一言で堪忍袋は膨張しきった風船のように破裂しました。 「ファビョーーーーーーーーーン!!」 「わっ、なんだよカンコ」 「これも全部ニホンの陰謀にだな!?」 「What? 何言ってんだおまえ?」 「ニホンがアメリーを買収してウリに恥を掻かせたに違いないニダ! ニホンはロビー活動をして最高級待遇をして貰ったに決まっているニダ! 本当ならウリも賓客待遇だったに違いないニダ!」 そこまで言って、カンコ君は部屋を飛び出していきました。 「アイグォォォォォォォォォォォーーー!」 アメリー家の広い玄関には絶叫だけがこだましました。
608 :
予知夢9 :03/05/08 17:58 ID:IFHyAmml
アメリー君が廊下に出てみると、もうカンコ君の姿はどこにもありません。 「何だったんだあいつ。まぁいいや。キッチョムの奴のことはニホンちゃんと話せば済むし」 アメリー君は何事もなかったかのように自分の部屋に戻っていきました。 「これも……これも……」 道をものすごい勢いでカンコ君が疾走しています。 ドップラー効果で後ろから見ると赤く見えるほどです。 いえ、元々真っ赤でしたけど。 「これもすべてニホンのせいニダーーっ!」 涙目になりながらわめき散らします。 その思考はすべて見当違いの復讐に向けられてしまいました。 「明日学校でまたニホンの奴をいぢめてやるニダ! キッチョムと協力して3倍の謝罪と賠償を要求してやるニダ! キッチョムの大型花火をニホンの部屋に向けて脅かしてやるニダ! 8月15日の墓参りは絶対いやがらせの抗議をしてやるニダ! 見てるがいいニダーっ!!」
610 :
訂正 :03/05/08 18:06 ID:IFHyAmml
予知夢3の 再興→最高 です。
>>589-591 おお、顔文字さんの新作が! 大人しいチョゴリちゃんもいいけど、
顔文字さんのよく書く(描く?)ちょっときついチョゴリちゃんもいいなあ。
しかしこの後カイはえらい事成長するのに、何だこの違いは・・・。
ペルシャパパ生みの親に感想を頂けるとは(しかもHNでボケまでカマしてもらうとは)、
大変有り難いことです。
でも小川の事はよく知らないです・・・。ペルシャちゃんとそっくりらしいという事しか(w
基本的に洋楽ヲタですが、ミニモニにはちょっとだけ心ひかれる。・・・つーふぉーでしょうか?
>>594 『平和主義』的な事をうたった記述は、他の国の憲法でも無いわけじゃない
と聞きました。でも他の国は同時に軍事・国防の議論もちゃんとしてる。
書いてる事もナンですが使い方の問題も大いにあるのかも。
>>600-609 のむたん珍道中スレ今から盛り上がってますねえ。
アメリー「『友達でなく知り合いの』カンコ必死だな(w」
カンコ 「・・・・・・・・・」
アメリー「『友達でなく知り合いの』カンコは俺と仲良くしたいのか?(・∀・)ニヤニヤ」
カンコ 「・・・・・・アーイーゴーーー!!」
『小悪魔』 学級会ではアメリー君に個人攻撃されたり、お気に入りの連載マンガがいきなり打ち切られたりと、フランソワーズちゃんはこのところかなり不機嫌。 たまたま視界に入ったカンコ君をいい標的にと呼び止めます。 「ウリはアメリーに呼び出されて忙しいニダが」 「あなたってガキね。アメリーを怖がってるなんて、まるでゲルマッハの焼いた焼き菓子みたいだわ」 ちゃんちゃら可笑しいですわと嘲笑するフランソワーズちゃん。 「む、謝罪と賠(略」 脊椎反射でいつのもパターンにはまるカンコ君ですが、フランソワーズちゃんは暖簾濡に腕押し。 それどころか、ここぞとばかりに更に火病を煽ります。 「麗しき友情なんてノンノン。アメリーはあなたを骨までしゃぶり尽くしますわよ?」 カンコ君がおみやげにと持っていたポストカードを取り上げてびりびりに破り捨ててしまいます。 「なにしゅるニダァ!!」 「誰が本当の『お友達』なのか、そのふかふかの頭でよくよく考えたほうがよろしくてよ」 「ウリは釣られないニダ! ふじゃけるのもいい加減に汁!!」 「あら、わたくしが嘘をついているとでも思って?」 哀れみの視線がカンコ君に投げかけられました。 「わたくしの記憶が確かならば、あなた、招かれたんじゃなくて、呼び出されたはずですものねえ」 「ウリは、ウリは急いでるニダッ」 だあっとその場を逃げるように駆け出すカンコ君。 その心に浮かぶのはもやもやとした感情。 「ああ、少しばかりせいせいしましたわ・・・次はチューゴにしようかしら、それとも、ニ・ホ・ン?」 フランソワーズちゃんはさも愉快に、うふふっと笑むのでありました。
614 :
.. :03/05/08 21:32 ID:+mJmIzwG
>>609 の“盧武鉉大統領の訪米レベル”削除されています
実際の待遇がアレだったんで消したのかな?
615 :
:03/05/08 22:47 ID:IFHyAmml
>614 削除されてますね。言論弾圧でしょうか(笑)。 あと 予知夢6 認定力→忍耐力 8 陰謀にだな→陰謀ニダな 10 最高級品客→最高級賓客 の誤字でした。しっかり遂行していなかったのでスミマセン。
616 :
615 :03/05/08 22:49 ID:IFHyAmml
さらに誤字ー 遂行→推敲 もうだめぽ。逝ってきます。
617 :
- :03/05/09 02:30 ID:/UXPBqr/
618 :
:03/05/09 07:40 ID:qLHLsgDn
>>617 凄い! 職人さん、お疲れさまです。
カンコ君ってこんな顔かぁ。ニホンちゃんのキャラの顔って初めて見ました。
619 :
:03/05/09 08:41 ID:qb05ISu8
620 :
:03/05/09 12:44 ID:G9dbgcvb
「レジスタンス」 アメリー5、キュート・ビート・クラブバンドと次々と人気バンドが話題となる なか一人静かに対抗意識を燃やす人がいました。カンコ君、ではなくチューゴ君で した。実はかなり音楽好きである彼、自分もバンドを組んでみようと考えました。 ってエリザベスちゃんと一緒かい! 「で、わたしたちを呼んだアルか」 シャンハイの部屋で香ちゃんとマカオ君がチューゴ君に言いました。 「そうアル、我々もバンドを組むアルよ」 キーボードをぽんぽんと叩きながらチューゴ君が二人に言います。 「別にいいアルよ。面白そうだし」 「僕も。麻雀ばかりやってると先生怒るし」 二人共口ではそう言いますが内心楽しそうです。彼等も音楽には目がないのです。 「で兄さんグループ名はどうするアル?」 「そうアル、格好良いのないアルか?」 「あるアル」 不敵に笑いました。すっと懐から一枚の紙を取り出しました。 「これアル」 「それでいいと思うアル」 「うん、申し分ないアル」 そのグループ名は『テーエムエヌ』といいました。
初ライブに向けて練習を重ねる三人、特にチューゴ君はいつものクールさは 何処へやら、作詞、作曲までこなしおお張り切りです。連日寝る間も惜しんだ その熱意、立派です。けど少し無理をし過ぎたようです。 ライブ前日になってチューゴ君風邪をひいてしまいました。39度をこえ立 っているのさえやっとです。 「兄さん大丈夫アルか?」 「無理したら駄目アル、明日のライブは延期するアル」 二人は兄を気遣いますがチューゴ君は首を横に振りました。 「心配無用アル。これしきの風邪なんともないアルよ」 「けど・・・」 「・・・・・・心配無用アル」 兄の熱意に二人は折れました。薬で風邪を抑えるとヤクルトをごくごくと飲 み干しベッドに入りました。そして待ちに待ったコンサートです。 コンサートは成功でした。普段の彼からは予想だにしないポップな曲が好評 で『テーエムエヌ』はたちまち人気バンドの一つになりました。 「これが我が家の実力アル・・・」 コンサート終了直後チューゴ君は倒れ病院に担ぎ込まれました。意識も朦朧 としていましたが顔は満足気に笑っていました。
ソースはTMNがSARSで中国ライブを中止した話です。チューゴ君メイン は今まで書いてなかったな、と今気付きました。 ちなみに今日はもう一作あります。
「イキナリズム!」 「ニダーーーーーッ!どうなってるニダーーーーーーーッ!!」 いきなりキムチ電波を撒き散らしているのは彼、そうカンコ君です。アメリー5、 キュート・ビート・クラブバンドに続きテーエムエヌという新バンドまで登場する に至り彼が率いるバンド『ニダーズ』の影がめっきり薄くなっていたのです。 「バンドはウリナラ発祥ニダ!新参者にでかい顔はさせないニダ!」 部屋でサイ二ーちゃん、ザイ君を呼び絶叫しています。その場にはチョゴリちゃ んもいます。 「けど兄さんあの3バンドはどれも凄いニダよ、ちょっとやそっとでは対抗でき ないニダよ」 チョゴリちゃん兄をたしなめるように言います。 「対抗?心配ないニダ」 地球町で最も信用できない言葉です。 「ウリに秘策があるニダ」 はあ、いつも最悪の結果しか生み出していませんが。三人は兄の言葉を全く信用 していませんでしたが次のライブの日がきました。なんと他の3バンドまで出演す るビッグイベントです。
さて今回のこのライブ『おっとと夏はまだ早いコンサート』という名づけた人の ネーミングセンスを疑うような名前ですが人気バンドが一堂に会するので人気のコ ンサートなのです。今回はアメリー5、テーエムエヌ、キュート・ビート・クラブ バンド、そしてニダーズの四つが参加しています。 「まだあったのかよ」 ニダーズの名前を見てある人が言いました。どうやらおまけ程度に見られていま すね。なにはともあれ開幕です。 アメリー5、テーエムエヌと続いて今度はキュート・ビート・クラブバンド、タ ータンチェックばりばりのカラフルな衣装に花形満の向こうを張る前髪、そしてハ ードロックとポップス、バラードを見事に使い分けた曲が評判の人気ダントツのグ ループです。場内に黄色い喚声が木霊します。 最後には『リンダリンダ』を歌いました。本当は別のグループの歌なのですが今 回隠し球として出しました。もう場内大騒ぎです。 「うわあー、こりゃあ凄いや」 幕内で覗き見ながらザイニー君が感嘆の言葉を漏らしました。 「流石人気ナンバー1ニダ、うちでは勝てないニダよ」 ザイちゃんも脱帽しちゃってます。 ですがカンコ君は冷静です。控え室でチョゴリちゃんに言いました。 「いいかチョゴリ、全てはお前次第ニダ」 「・・・わかったニダ」 チマチョゴリの裾を握り締め言いました。さあ、いよいよ出番です。カンコ君の 秘策とは?
さて遂にニダーズの登場です。それまで熱狂の渦に包まれていた会場が急に静かに なります。 「今度はどんなコメディやってくれんだ?」 ロシアノビッチ君がそう言いました。見れば皆寝始めたり談笑したりしています。 もうどうでもいいようです。 「さーて、バカンコ今度は何やらかしてくれんのかな」 タイワンちゃんそれは酷い。けど前パンツ燃やしてますしね。他にも色々と。 「チョゴリ、カムヒァーーーーーーッ!!」 カンコ君の呼び出しに応じチョゴリちゃん登場です。いつものチマチョゴリを着て います。何やら表情が固いです。 不意にチマの肩を掴みました。そしてさっと上へ脱ぎ捨てました。 その下にはクリーム色のXネックセーターに白ブラウス、赤のネクタイ、紺のプリ ーツスカートに黒いハイソックス、男の目を釘付けにする極めて過激なファッション に身をつつんだチョゴリちゃんがいました。そしてザイちゃんとザイニー君が演奏を 始めます。 ノリのいい曲にあわせて二人が踊り始めます。息のあった見事な踊りです。 「牛丼は全部半額になったけど♪」 「回りくどい男ですね♪」 以外や以外、歌唱もいいです。それまで白けていた場が一気に目覚めました。
一番が終わる頃には場内再び熱狂の渦でした。皆拳を振り上げ総立ちです。 二人の可愛い踊りとコミカルななかにも見事な歌唱、終わってもアンコー ルの嵐です。 「もう私我慢できませんわ!」 誰かがステージへ全速力で駆けていきます。それはなんとエリザベスちゃ んでした。普段のすました彼女からは想像もできません。 ステージへ跳び上がると背負っていたエレキギターを激しく掻き鳴らしま す。弾ける汗が照明に照らされ水晶のようです。 「Come on our band, Cute beat club band!」 マイクを手に取り絶叫します。そのあまりの激しさにメンバーも唖然とし ています。 「ど、どうしよう」 「決まってるじゃないの、ニホンちゃん」 タイワンちゃんがにこっと笑いました。 「行くっきゃないでしょ!」 「こんなお祭りに参加しないなんてフランソワーズ家の名が廃りますわ!」 6人一斉にジャンプし空中で回転します。そしてすたっと膝で着地します。 「キュート・ビート・クラブバンド参上!!」 7人娘の援軍を加えたニダーズもうノリノリです。それに我慢出来ない娘 達がまた走り始めました。 「私も入れて!」 「一緒に歌わせて!」 ラスカちゃんと香ちゃんです。それを見て他のメンバーも笑いました。 「仕方ないな」 「我々も合流するアル」 4大バンド勢揃い、場内もう収拾がつきません。
総勢19人、スター達がその歌と演奏を合わせています。ニホンちゃんとタイワンちゃん、 インドネシアちゃんが、ラスカちゃんとアメリー君が、香ちゃんとチューゴ君が、パツキン 君とクーロイ君が、ベガスちゃんとマカオ君が、そしてエリザベスちゃんとフランソワーズ ちゃんが皆歌っています。それはまるで地球が歌っているようでした。 サックスを吹くベトナちゃんに誰かが近づいてきました。なんとライバルタイラン君とマ レーシア君です。 「貴方達・・・」 「僕達も入れて」 「そうだよ、仲間はずれはよくないよ」 「・・・うん!」 なんといつも無表情なベトナちゃんが笑いました。トル子ちゃんにも二人きました。 「酒もいいが歌はもっと好きでな」 「これだけ可愛いい子がいるのに僕は招待してくれないなんて哀しいよ」 「・・・ふふっ」 ゲルマッハ兄妹もきました。ステージだけではありません。場内皆を歌っています。 最後はニダーズの4人がステージの皆、そして会場の皆のコーラスをバックにイキナリズ ムを歌いました。地球町にいる人全員が目を覚ますような大歓声で4人は迎えられました。 ニダーズ見事な成功でした。でも次の日それを突っ込まれたチョゴリちゃん、恥ずかしそ うに顔を俯いて笑うばかりでした。
元ネタはEEJUMPの歌です。顔文字さんのチョゴリちゃん=ソニンに影響され ました。顔文字さんに拙作を褒めて頂くとは光栄です。ちなみにキュート・バンドが ブルーハーツの曲を歌ったのはライブでの話です。
630 :
:03/05/09 17:31 ID:LopWBijS
大ババさま「レスが、やんだ…。大気が…大気が怒りに満ちておる…」 のび太「大ババさま。みんな死ぬの?」 大ババさま「さだめならば…」
631 :
:03/05/09 17:39 ID:UP693Fon
。
632 :
:03/05/09 19:05 ID:1xb/uqja
>>621-623 基本的に配役から間違ってるとしか思えない。
>>624-629 4レス費やして、作品で何が言いたかったのか意味不明。
ここまでくるともう補完スレOnlyで書いてくれと言いたい。
期待してるぞ。全てを凌駕できるネタがあるとみた。
アサヒ「ニホンちゃんってくらすたーっていう花火もってるの?」 ニホン「え。もってるけど?」 アサヒ「あーいけないんだ。そういうのはちゃんと皆に知らせないと。だめなんだよ」 ニホン「え、でもちゃんとお母さんには言ったよ」 アサヒ「クラスの皆に言わなきゃだめなの。その花火で人をきづつけたらどうやって責任とるの?」 アサヒ「こういうのは新聞に載せなきゃだめだね。明日の見出しはこれにしておくわよ」 ニホン「そんなぁ。止めてよ」 プルプル アサヒ「あら?メールがきたわ。ちょっと待ってね。」 アサヒ「何々、アンマンちゃんちで?花火爆発?ちょっとちょっと錯乱しないで、 あーあーわかったわよ。このことは隠しておくから。」 アサヒ「ぽちっとな。ふっ。ニホンちゃんは悪くないわね。だから明日の見出しには書かないでおくわ 」 ニホン「?いきなりなんで態度かわったの?あれ私にも電話が」 ニホン「マイニチちゃんからだ」 アサヒ「ニホンちゃんちょっとま・・」 ニホン「ふむふむふむふむ。。。!。。。。ヘーへーへーへーマイニチちゃんが花火爆発させちゃったんだ ふーん」 アサヒ「・・・・逃げるなら今のうち。」 ニホン「アサヒちゃん!」
635 :
:03/05/10 16:08 ID:75D7sjqK
ニホンちゃん本スレは国際風刺がメインで、それ以外は 議論スレでやることになってたと思うんだが、漏れの 勘違いか? 自分が書きたいことを書くなとは言ってない。面白いのは 面白いし、頑張って続けてほしいと思う。でも、17スレも 続いてるこのスレ独自のルールがあるんだから、それを 無視するのはどうかと思うぞ。 名無しさんには悪いが、元ネタEEJUMPっていわれても ハァ?としか言いようがないし、キュート・バンドがどうの、 と言われても、そんなんしらねーYO!にしかならんよ。 後、チューゴ君→TMNは無理がありすぎると個人的に 思うが。事実を元にするにしても歪曲のしすぎじゃねーか。 名無しさんの作品が好きなヤシもいるだろうから、続けて 欲しいとは思う。でも、漏れみたいに元ネタがわからねー ヤシにとっては邪魔だと思う。そういった萌え路線は万人 受けするわけじゃねーからな。だからこそ、本スレは国際 風刺が基本ていう了解ができたんじゃないか?少なくとも 漏れはそう思うぞ。
636 :
:03/05/10 16:13 ID:75D7sjqK
それに比べてボムはマイニチ氏は秀逸とおもわんかね? ハンドルもさることながら、短い中にきちっとニホンちゃんの 世界を表現しているし。強いて言えば、記事へのリンクを いくつか張っといてもらえればよかったかもな。 ちなみに、漏れはラジオでこのニュースを聞いたんだが、 どっと疲れた+日本の記者が迷惑をかけて申し訳ないと 思ったよ。
637 :
:03/05/10 16:13 ID:zNUetR5B
638 :
:03/05/10 16:23 ID:75D7sjqK
本スレに投稿したら本スレで感想を述べるのが礼儀とおもって こっちでしたんだが、間髪いれずに総督府へのリンクが張られるとは・・・
639 :
:03/05/10 16:32 ID:zNUetR5B
>>638 ごめん。634への感想はここでいいと思います。
名無しさん氏への意見は、補完スレにかなり来ているので誘導した次第。
本スレは、マターリして欲しかったものでね。ゆるしてちょ。
640 :
豆知識 :03/05/10 17:41 ID:beExa/tH
<アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)←脳の機能的疾患(遺伝が要因)>
http://www3.ocv.ne.jp/~cochome/kaisetsu.htm#chigai http://www.autism.jp/l-02-03-aspe3.htm http://www.geocities.co.jp/Beautycare/5917/as/ ●接し方のルールがわからず無邪気に周囲の人に対して迷惑なことをしてしまうこと
がある。人を傷つけるということには鈍感です。年配の先生に向かって「おばあさん
先生おはようございます」と明るい大声で挨拶する生徒もいる。こういった言動をす
る場合にも彼らには悪意はない。
●小さな声でひとり言を言ったり、考えていることを声に出して言うことがある。
●融通が利かないことも学校生活で問題になる。時間割の変更や突然の教師の欠勤と
いう事態で不安を感じたりかんしゃくをおこしたりする。あまりに規則に厳格なため
に、遅刻した同級生に延々と注意をしたり、修学旅行などで消灯時間をかたくなに守
り、他の生徒の顰蹙をかったりすることがある。
●行動・興味・活動のパターンが貧困で反復常同的なことも自閉症の特徴である。すな
わち、日常の活動の様々な面にわたって柔軟性のないルーティン(決まった手順や日課)
を押しつける傾向、これを慣れ親しんでいる習慣や遊びのパターンだけでなく、たいてい
は新しい活動にも押しつける。そしてルーティンや個人的な環境の細部の変化(家の中の
置物や家具の移動によるなど)に対する抵抗がみられることがある。
●揺れる木の葉を見続ける子どもは興味のレパートリーが狭いとも言え、視覚的な敏感さ
があるといっても良い。
●精神遅滞を伴うものと伴わないもので大きく分かれる。100%果汁のオレンジジュー
スを思い浮かべてください。それにだんだん水を加えて薄めて行くと終いには水にごく近
くなる。一口飲んで「オレンジジュースだ!」とわかるものは自閉症、水に近いけれどな
にかオレンジの味が混じっているのがアスペや高機能・・。その濃度はさまざま。濃いオ
レンジジュースであったとしても早期の療育や周りの対応によって水に近づいていくこと
は可能。しかし間違えてはいけないのはオレンジジュースが一滴でも落ちている場合は
「純粋な水」にはなれないのです。
641 :
捏ねた :03/05/11 07:45 ID:WPEjfIQV
『捏造系』 ウヨ 「ちょっと厨房、勝手に事実を捏造するな」 チョゴリ .「なじぇニカ?ウリナラ的には全然問題ないけど」 アサヒ ..「ああ、.ウヨ坊はN極東を見たのね。やしらはニホンが不利とみたら声を荒らげて言論を封殺するわ」 ウヨ 「そんなアサピーは、思想板からきた糞サヨだろ?」 アサヒ ..「冗談は休み休みにしてちょうだい。.そんなことないわ」 ウヨ 「ほーう、だったら『南京戦の真実』って奇知街記事はなんだよ」 アサヒ ..「正確には『南京戦参加のリクグン 102もの証言』よ!」 チョゴリ .「けっきょくチョッパリは、右も左も 捏造いっぱいハセヨ」 ウヨ&アサ 「「オマエモナー!!!!」」 チョゴリ .「えぐぅ」
642 :
- :03/05/11 12:08 ID:HyS27xIU
>>641 チョゴリちゃんはカンコ家で唯一のまともキャラだった様な・・・
チョゴリちゃんよりもカンコ君の方が適役だと想いますよ
643 :
suou :03/05/11 16:11 ID:mnX4YLWH
主権国家と地域 「ああ〜なんか熱っぽい・・・こんなに熱があるなんて、もしかして・・・」 最近流行している刺すコロナウイルスに感染してしまったかも知れないとタイワンちゃんが、保健室に入ろうとしたその時、チュウゴくんがマスク姿で道を塞ぎます。 「タイワン待つアル!タイワンの健康は中華マンションの保健室が責任を持って対処しているアル。学校の保健室の利用はシュ券を持っている生徒しか入れないアル」 付き添っていたニホンちゃんが果敢にも言います。 「えぇ〜でもチュウゴくん自身がフラフラの状態なのに、中華マンションの保健室にはそんな余裕あるの?」 アメリーくんも言います。 「これから先、タイワンちゃんちから新しい病気が流行するかも知れないじゃないか!そんな時の為の、みんなの保健室だぞ!」 「そうニダ!健康はみんなで守るものニダ!」 アメリーくんは尚も言い募ります。 「でっかい中華マンションの大家の度量ってヤツを、見せろよ!」 「タイワンは朕の管理下なのは周知の事実アル!今後、タイワンから新しい病気が発生する可能性は、限りなくないアル!でっかい中華マンションの管理が、朕には出来ないと言いたいアルか!」 いつもは冷静沈着なチュウゴくんが、キッと睨み付けながら叫びます。 「そうだ!小国のくせにニホンは生意気ニダ!」 「ニホンちゃんちよりも、お前の家の方が大きいのかよ。」 「キッチョムの部屋と併せれば・・・」 「それでもニホンちゃんちの方が大きいぞ。」 「元、小チュウゴ五月蝿いアル」 「アイゴー・・・」 ・・・チュウゴくんのあまりの剣幕に『アジアの宗主国』のカンコくんの事大主義警報が誤作動してしまったようです。 初投稿です。ソースは今日のアサヒちゃんの社説。。。スマソ
644 :
:03/05/11 18:33 ID:5J60Lm50
>>643 お、新人さんだ。おつかれさま。これからも、がんがれ!
感想を書きますと、これは、カンコくんじゃなくアサヒちゃんを使うべきでは?
心の故郷中国に意見をするなどアカピーらしくない。かといえ、台湾を主権
国家と認めていませんよ。とサインを送っているのは流石wスレにあわせて
カンコ君にしたのかも知れませんがその方がソースと違和感なしです。
あと、これくらいを張ると尚良しです。
○●○朝日の社説 Ver.6
http://society.2ch.net/test/read.cgi/mass/1051132050/ の258 259レスが社説。
>>636 「ボムはマイニチ」は、ゴミ記者スレでは既出。こんなの「0120 ボムは
毎日(レゲーのCMのパロ)」。と、ハンドルじゃなくタイトルでは?
アサヒネタ続いてますが、アサヒちゃんはもっとダークでは?800万読者
を引き連れる地獄のようなアサヒちゃんをキボンヌ。私は、朝日新聞が
好きだ、私は、朝日(ry
「旗焼き」 カンコ家固有の文化として他国の旗を燃やすというものがあります。よくニホンちゃん のお家の旗を燃やしてウヨ君の烈風正拳突きを浴びていますがこれはその国を侮辱すると いう褒められないものです。従って怖いアメリー家やチューゴ家には決してしません。 「アメリー君はウリの兄ニダ!」 「チューゴ君が元気でマンセー!」 彼等にはいつもこうおべっかを使いへこへこしています。小さい家の事大主義なのです がおだてられる方も悪い気はしません。ですが彼と彼の家が昔ニホンちゃんと日之本家に 媚を売っていたのは誰もが知っています。その頃のへつらいっぷりはニッテイさんがうん ざりする程でした。で今の態度です。毎日毎日ニホンちゃんにちょっかいを出しています。 こんなことをしていては将来自分も同じことをされるかも知れない、こいつは信用出来な い、と思うのも当然です。必然的にアメリー君もチューゴ君も彼を疑うようになりました。 (目の前でへいこらしてても腹の中では何考えてるやらわからねえな、こいつ) (世話になったニホンをあそこまで苛めているアル、うちに対しても同じかも) これは起こるべくして起こったお話です。 アメリー君は地球町の空にいつもカメラ付きのラジコン飛行機を飛ばしています。町の 平和を守る為、といえば聞こえはいいですが実は町を監視しているのです。自分に逆らう 者がいないかどうか。これはチューゴ君も一緒です。 その日アメリー君はキッチョム君の方にラジコンを飛ばしました。最近彼は花火を持っ ていると言い出し危険なのです。 「ぶっ潰してやるがその前にあいつんとこもよおく見とかないとな」 その時たまたまカンコ君の部屋が見えました。何やら騒いでいます。 「?何やってんだあいつ」 ふいとラジコンを向けたアメリー君、モニターに映し出された映像を見てたちまち怒り マキシマムになり顔を真っ赤にしました。
なんと部屋の中でカンコ君がアメリー君の家の旗を焼いているのです。 「アメリーの奴思い知るニダ、ウリの大切な人形を壊した報いを受けるニダ!」 ずいぶん前にアメリー君が誤って踏み潰してしまった人形の話です。もう済んだ話 ですが執念深いカンコ君にとっては生々しい今なのでしょう。 「成り上がりの単純馬鹿め、ウリナラは9200年の歴史があるニダよ!」 見ればアメリー君の紙人形も燃やしています。そしてけたたましく笑っています。 「次はチューゴニダ、お前が威張っていられるのも今のうちニダ!」 今度はチューゴ君の家の旗を取り出し燃やしはじめました。やっぱり紙人形も一緒 です。 「ウリナラが宗主家になったらお前なんか下僕にしてやるニダーーーーッ!」 「お前等もニホンもまとめてウリの下僕ニダ、ウリナラこそ最優秀、ウリナラマン セェーーーーーーーーーーーーッ!ウェーーー、ハッハッハッハ!!!!」 「・・・・・・・・・・・・明日が楽しみだな」 ぼそっと呟くとラジコンを別の方へ飛ばしました。そこへチューゴ君のラジコンも とおりかかりました。 「・・・・・・・・・・・・そういえば最近運動不足だったアル」 額に怒りの血管がひくひくと浮いています。そんな二人のことなぞいざ知らずカン コ君は部屋で旗を燃やして笑っています。
翌日の放課後家に帰ろうとするカンコ君を呼び止める人がいました。ふと顔を向ける とにこやかに笑うアメリー君がいました。 「どうしたニダアメリー君、野球に誘ってくれるニダか?」 チューゴ君も来ました。アメリー君と目が合い二人はふっと笑いました。 「チューゴ君もどうしたニダ?やっぱりウリは人気者ニダ、ニホンなんかとは大違い ニダ」 とニホンちゃんに向けて嫌味を言います。タイワンちゃんがとっちめようと席を立ち ますがニホンちゃんに押さえられます。 「カンコ君、実は君に見せたいものがあるんだ」 「僕もアル」 「何ニダ?まさか社交ダンス部への招待状ニダか?」 さっとカンコ君の前に置かれる二枚の写真。それは昨日の彼の部屋の写真でした。 「ァ、泡わわわわわわわわわわわ・・・・・・・・・・・・」 顔が青になり紫になり、白になり、黄色になり、緑に目まぐるしく紫陽花みたいに色 を変えるカンコ君の右肩にアメリー君の手が置かれました。 「ちょっとマーシャルアーツの練習がしたくてね。つきあってよ」 左肩にはチューゴ君の手がありました。 「八極拳の演舞を見て欲しいアル。校舎裏でゆっくりと」 両手をリトル・グレイの様に掴まれズルッズルと引き摺られていくカンコ君。 「じゃあいこうか」 「安心するアル、夕方には川で水浴びをさせてやるアル」 数分後。 「アーーーーーーーーーーーイーーーーーーーーゴーーーーーーーォーーーーーーーーーーーッ!!!!!」 校舎裏から人のものとは思えない異様な、そして哀し気な叫び声が木霊してきました。
よかったね ニホンちゃんのうちでは、新しい保険に入ることになって、それでもめているところでした。 というのも、キッチョム君の花火が危なっかしくてしょうがないからです。 シャミン「そんなもの、火事を起こさなければいいだけじゃない!保険にはいるなんてお隣の気分が 悪くなるからダメよ!」 ニホン「ええーっ?そんなぁー」 でも、シシローおじさんの押しにより、なんとか保険に入ることはできそうですが。 ニホン「シャミンちゃん…保険をかけるから火事が起きると思ってるみたい…はぁぁぁ…」 そんな彼女の背後に影が湧き上がりました。 ???「…ニホンも大変なようdeathね」 ニホン「わっ!!だ、だれっ」 黒いフードを下ろすと、カフェオレ色の肌に波打つ黒髪の少女が現れました。 ニホン「あ!久しぶりだね。アジア町に用事があったんだ」 ハイチ「ふふふ…そうなんdeath」 なんかハイチちゃん語尾の発音変えたのかなぁ?とか思いながらも、じつは怪談好きなニホンちゃんは、 ひさびさにハイチちゃんに会えて嬉しそうです。ハイチちゃんはオカルトの専門家なのです。 ニホン「どんなお仕事だったの?この間のサバト襲撃の話面白かった」 ハイチ「今回は聞かないほうが良いdeathよ… 今日こちらに寄ったのは、白いものが徘徊していると聞いたからdeath」 ニホン「あ、そうなんだよ。もう迷惑してるんだよぉ。あざらしさんにまでちょっかい出すし」 ハイチ「見せていただきました。ああいう新手の手合いが増えてこちらも困っています。 そう…でも…ふふっ、ニホンはいい人deathね。」 ごく稀ですが、ハイチちゃんが微笑むと、すばらしく白い歯がこぼれます。
ハイチ「今あなたは町内問題で渦中の人なのに、心に余裕があるようdeath。 (少々のんきなきらいはありますが) その優しさを忘れないでください。あなたのために祈りましょう」 ニホン「???」 ハイチ「ふふふ…明日になったら良いことがあるかも知れませんよ」 ニホン「本当?」 ウヨ「姉さん、誰と話してるんだ?」 ニホン「えっ?」 そこにはもう誰もいませんでした。 翌日。 ニホンママ「あら、さくら。みてごらん、あざらしが」 ニホン「あ!直ってる」 そうです。ニホンちゃんはあざらしの怪我を治そうにも近づけなくて困っていたのですが、 けさ見ると、問題の怪我が無事に治っているのです。 ニホン「よかったねぇ…よかった…。」 ハイチ(ホイミは私の流儀ではありませんが、使ったかいがあったようdeathね…) 糸冬 エコエコアザラク エコエコアザラク
ソースがあるのもないのもごたまぜ話でした。お粗末。 GWは刺すコロナも拉致もテポドンもほったらかしてニュースはこればっかりでしたね。 しかし久々にハイチちゃん出したかっただけかも。 黒魔道なのにヒーリングできるハイチちゃん。なんでもありで。 もっといい回復呪文を思いつかなかったです…
654 :
七志野 :03/05/13 06:02 ID:NR76dQ8q
>>647-649 やつらは明が滅亡したとき、華夷秩序繰り上がり1位になったと思っているそうです
655 :
:03/05/13 06:35 ID:SJ1y85+N
>>654 でもさあ、別にそれまでも2位じゃないぞ(笑
得意の割り込みか?
656 :
:03/05/13 09:17 ID:0SUT0yZA
657 :
:03/05/13 10:50 ID:jQzDGkoV
>>653 そのしゃべり方だと、「まほらば」の部長のようdeathね。
658 :
酔っ払い :03/05/13 11:37 ID:0i7tV8F3
>>654 「華夷秩序繰り上がり1位」はうまい表現だなあ。
韓国人の自主性の無さが見事に現れている。
659 :
:03/05/14 00:54 ID:J6E7ThLr
白装束な人たちって、まだ犯罪は犯してないんだよね。。。 些少な犯罪(道交法とか)はあるし、それ以上に何かやらかしそうなんだけどさ・・・ それよりもバカなマスコミたちに言いたいのは、他にやることあるだろ!! ってことなんですが・・・ 今国会では有事法制やら大学法人やら、賛否のいずれの人にとっても 重大なことが議論されているというのにさ。。。もっと間近な問題で言えば 東京電力管内では今夏、電力不足となることがわかりきってるのにね。。。 本格的に足りなくなってからでは遅すぎるんだけど・・・ ※東京電力が保有する原発17基のうち、稼動予定(既に動作開始)はたったの1基です。 必然的に火力に頼るしかありませんが、それでは夏場の電力消費量に足りません。
660 :
長崎 :03/05/14 01:39 ID:nEz086+V
うん、とりあえず関東の人は無駄なパソコンの電源を切るべきだよね。 スレとは関係ないが。
661 :
:03/05/14 02:15 ID:dkS5kriu
宇宙軍の話とか15分の話とか書きたいんだけど現実が斜め上過ぎて 創作意欲が追い付かない。どうしたらいいんだろうw
662 :
七志野 :03/05/14 05:36 ID:3qqZOPyu
663 :
:03/05/14 05:41 ID:8khPuIsV
>>659 サヨチックな友人によれば、原子力発電なんかなくても日本の電力は足りる
んだそうです。
もっと火力や水力とかで発電できるのにあえてやっていない!
と怒っています・・・ヤレヤレ、ほんとかよ
664 :
:03/05/14 06:37 ID:UAWS6Ykt
>>663 二酸化炭素問題、ダムによる環境破壊問題・・・
一度素朴な疑問を投げかけてあげましょう。
結局どれも原子力を上回る発電量は得られません
火力にいたっては同規模の発電所で、半分以下の
発電しかできないらしいし。
665 :
:03/05/14 14:16 ID:FJqWmAlK
原子力が無くちゃやってけないのは判っているんだけど、 あのトラブルが起きてからの東電の対応だの、 謝罪の一切無い電力不足PRのCM見たりすると、 どうも…もにょもにょと。
666 :
〜 :03/05/14 17:49 ID:5XDrNKQY
>>661 がんがれーとりあえず出来たらうpしてみようよ。
こんな時代だから’ニホンちゃん‘なんて思ってみるテスト。
下げ忘れた、ごめんなさい、、、666ゲッツしてしまった縁起でもない、、、、。
668 :
:03/05/14 21:04 ID:wpnKeoOu
>>665 原子力船むつで、日本の原子力は阿呆なマスコミにないことないこと書かれ、
愚劣きわまりない国民はそれを鵜呑みにしてトチ狂って叩いたからねえ。
国民が原子力を信じていない以上に、原子力関係者は国民を信じてないよ。
針小棒大どころか捏造クラスの誇張されてボロカスにやられたまんまだからな。
JCOのバケツで核反応事件の時も、平気で「放射能漏れ」なんて言葉使ってた
くらい、マスコミ連中は馬鹿だからなあ。
高校で物理取った連中なら、「放射線漏れ」なのか「放射性物質」漏れなのか
はっきりしろやヴォケ!!くらいの突っ込みは入れてたろう。
俺は作業員は自業自得だと思うがね。ガソリンの危険性を知らずにくわえ煙草
でガス入れてたようなもんなんだからよ。
ま、あそこまでなぶり者にされるほど悪いことはしてない(あくまでも「結果的」に
だがな)とは思うし、それなりに同情はするが、てめえの扱う物質についてくらい、
勉強するのが当然だろ。
って話が飛びまくった。いずれにせよ、過去のトラウマ破らずに安穏としてた関係者
&規格の整備も決めなかった政府は逝ってよしだわな。
669 :
:03/05/14 23:15 ID:TxHhF2d+
何話か書いたんだけど、 「事実は小説より奇なり」 「予想の斜め上」 という言葉に打ちのめされています・・・。 とりあえず、新人作家の皆さん、がんがれ!
「ボーキューカード」 「さて、と。どれを入れようかなあ」 目の前に並べられた多くのカードを前にニホンちゃんが思案に耽っています。今度の運動大 会に出すカードを選んでいるのです。 「最近こっちはいまいちだしなあ。よく考えて入れなくちゃ」 見ればカードの中の人達はグローブやバットを持っています。ボーキューの選手ですね。 「まず守備の要のキャッチヤーは・・・と。やっぱりこれね」 ニホンちゃんが選んだのはフルタカード。もうベテランですがそのキャッチヤー能力の高さ と情報収集能力の高さは誰にもひけを取りません。 「あと控えでジョウシマカード、と。つぎは内野ね」 何枚かカードを選びました。 「オガサワラ、イグチ、カズオ、ノリ。こらは外せないわ」 この4つのカード、守備力もパワーも桁違いです。特にカズオカードの機動力とノリカード の特殊スキル『フルスイング』の威力は絶大です。 「あと控えでアライ、アラキ、コサカ、フルキね。内野はこれでいいわ」 フルキカードは守備力は皆無ですがパワーがあります。 「外野、これは選び易いわ」 ニホンちゃんにっこりと笑います。 「イチロー、ヨシノブ、ゴジラ。控えでフクドメ、タニ、あと一人は・・・」 「♪ろっこおおろーしにーさっそおーとー♪」 そこへ上機嫌のアサヒちゃんがとおりかかります。阪神が勝ちまくっているのでもう有頂天 ですね。 「あら、運動大会のカードね」 「うん」 「じゃあいいのがあるわ」 アサヒちゃん、にこっと微笑みます。なんか珍しいですが。
「なんといってもこれね。我が猛虎軍団の誇るこのカードよ」 それはアカホシカードでした。機動力と守備が売りの優秀なカードです。 「あとイガワカードも貸したげるわ。左投手も必要でしょ」 「あ、有難う。あれ、そういえばシンジョウカードは?」 「あのカードはムラッ気が多いしね。今アメリー君とこで修行中」 「ふうん、じゃあ今使えないのね」 「残念だけど。じゃああたしはこれで。今からあの江夏さんに取材なのよ」 ちなみにイガワカードをプッシュしているのは江夏さんですが。アサヒちゃん六甲おろし を歌いながら去っていきます。 「ピッチャーは・・・イガワカードは大きいわね。あとはマツザカ、イワクマ、シミズ、 イシイ、タカハシ、とストッパーはダイマジンで決まりっと」 ダイマジンカードはフォークと速球、そして強烈な威圧感で最後を締める凄いカードです。 「ジョニーは使えるかなあ・・・。最後は監督ね」 何枚かカードが並べられています。 「オオギ、モリ、ウエダ、ゴンドウ、どれにしようかしら」 手は自然と一枚のカードに向けられます。 「ノムさんカードなら問題ないかな」 このカードは作戦立案や指揮能力もさることながら特殊スキル『再生工場』と『囁き』の 威力は絶大です。『再生工場』で選手の能力を元に戻し『囁き』で相手チームを混乱に陥れ ます。アサヒちゃんごひいきの猛虎軍団はその威力の前に連戦連敗でした。 「これにしよう」 そこへヨミちゃんがとおりかかりました。
「なんといってもこれね。我が猛虎軍団の誇るこのカードよ」 それはアカホシカードでした。機動力と守備が売りの優秀なカードです。 「あとイガワカードも貸したげるわ。左投手も必要でしょ」 「あ、有難う。あれ、そういえばシンジョウカードは?」 「あのカードはムラッ気が多いしね。今アメリー君とこで修行中」 「ふうん、じゃあ今使えないのね」 「残念だけど。じゃああたしはこれで。今からあの江夏さんに取材なのよ」 ちなみにイガワカードをプッシュしているのは江夏さんですが。アサヒちゃん六甲おろし を歌いながら去っていきます。 「ピッチャーは・・・イガワカードは大きいわね。あとはマツザカ、イワクマ、シミズ、 イシイ、タカハシ、とストッパーはダイマジンで決まりっと」 ダイマジンカードはフォークと速球、そして強烈な威圧感で最後を締める凄いカードです。 「ジョニーは使えるかなあ・・・。最後は監督ね」 何枚かカードが並べられています。 「オオギ、モリ、ウエダ、ゴンドウ、どれにしようかしら」 手は自然と一枚のカードに向けられます。 「ノムさんカードなら問題ないかな」 このカードは作戦立案や指揮能力もさることながら特殊スキル『再生工場』と『囁き』の 威力は絶大です。『再生工場』で選手の能力を元に戻し『囁き』で相手チームを混乱に陥れ ます。アサヒちゃんごひいきの猛虎軍団はその威力の前に連戦連敗でした。 「これにしよう」 そこへヨミちゃんがとおりかかりました。
最近自分の持っているチームがいまいちで不機嫌です。なんかぶつぶつ言いながら こちらに来ます。 「あ、ボーキューのカードね」 「・・・うん」 いつもならアサヒちゃんやカンコ君に抱く悪寒を今回はどういうわけか彼女に抱き ます。 「監督を選んでるんだけど」 「監督?それなら決まってるじゃない」 ヨミちゃんの顔が明るくなります。ふいに懐から一枚のカードを取り出します。 「これよこれ、これに決まってるじゃない」 「うっ・・・」 それはチョーさんカードでした。作戦立案、指揮能力は測定不能、特殊スキル『ミ ラクル』は文字通り何が起こるかわかりません。しかも失敗の確率は極めて高く失敗 したときのダメージは無茶苦茶なのです。 「このカードなら問題ないわ。さあ是非使ってよ」 「う、うん・・・」 ヨミちゃんの強烈な押しに押しに弱いニホンちゃんあっさり陥落です。 「やったあー、これで優勝間違いなしよ」 スキップを踏みながらヨミちゃん去っていきます。 「ど、どうしよう」 残されたニホンちゃん顔が真っ青です。 「とりあえずコーチだけでも万全でいかないと」 ニホンちゃん慌ててカードを探しています。さて翌年彼女はボーキューで勝てる でしょうか。
げ、申し訳ありません、二重カキコです。 今回のソースは 『アテネオリンピック日本チーム総監督に長嶋茂雄氏就任』 です。まじかよ、というのが本音です。勝てる試合も勝てないんじゃ? カードはレギュラー以外は予想(というか願望)です。この通りにはならないでしょうが。 最近原発がこのスレで話題になってますね。我が国のエネルギー政策も見直していかない とえらいことになるな。
675 :
... :03/05/15 01:56 ID:nvdDmpI8
>>670 せめて代表候補がある程度固まるまで待てなかったのかと小一時間(ry
てかさ、名無しさんって「このソースはネタにしたら面白そうだ」じゃなくて
「このネタに該当するソースはどれだっけかな」って感覚で話作ってない?
先に書きたいネタ作っちゃってから後でソースで補完、とか考えてるから
ネタとソースが食い違ってもケンチャナヨー、って平気で捏造するんだろうなきっと
676 :
661& :03/05/15 02:56 ID:VukOYaH3
>>666 もう少し待って下さいな。色々ありすぎてもぉw
>>669 W杯以来、久々の騒動ですものね。凄い世の中になったものです
「自分のことは」 「ニホン、これは一体どういうことニダ!」 登校していきなりカンコ君がキムチ臭い息を撒き散らしつつニホンちゃんにくっ てかかってきました。 「え、なんのこと?」 いきなり言われても何がなんだかわかりません。 「とぼけるなニダ、ニホンがユージホーセーを家訓に入れたのをウリが知らない とでも思ったかニダ!」 ユージホーセーとは日之本家に空き巣等が入った場合に捕まえたり犬を使って追 っ払うといった至極当然な家訓です。今までアサヒちゃんやシャミンちゃんの反対 でなかなか家訓にできなかったのですが今回の家族会議でようやく家訓に入れられ たのです。 「またニホンは戦争を起こす気ニダ!ニッテイの蛮行を再びやろうとしているニ ダ!ニホンはアジア班の、いや地球町の平和の敵ニダ!」 「・・・カンコ君、言うことはそれだけ?」 ニホンちゃんが静かに言いました。 「二、ニダ・・・!?」 「わたし別に誰にも喧嘩するなんて言ってないよ。うちは何処の家とも喧嘩をし ないって家訓に定めてるし」 そうです、そもそも家の安全を守る為の家訓がどうして他所の家と喧嘩する家訓 になるのでしょうか。カンコ君の主張は間違ってますね。 「そしてわたしもカンコ君に聞きたいことがあるんだけど」 今度はニホンちゃんが逆にカンコ君に尋ねます。
「カンコ君のおうち最近高価なラジコンやボート買ったり犬集めてるよね。 あれは一体どういうこと?」 「う、うう・・・」 カンコ君急に詰まります。何か言えない理由があるのでしょうか。 「そうよバカンコ、あんたんとこまた破産寸前らしいじゃないの。よくそ んな状況で色々買ってられるわね」 タイワンちゃんが突っ込みます。 「大体ユージユージって騒いでるのあんたんとこだけじゃない。それに他 所様の家訓に口出しするなんてあんた何様?」 「ねえ、なんでボートとか買っているの?言って」 二人の言葉にカンコ君顔を紫色にしています。助けを求め教室を見回りま す。そこへアメリー君が通りかかりました。 「あ、アメリー君、ニホンがユージホーセーを定めてまた喧嘩をしようと しているニダよ!」 「え、何言ってんの?ちょっとはまともなこと喋れよ」 一言吐き捨てて行っちゃいました。 「チューゴ君、チューゴ君はどう思うニダ?」 「・・・別に。これ位気にもならないアル」 チューゴ君も相手にしてくれません。シャミンちゃんはもうクラスの誰か らも相手にされません。アサヒちゃんはキッチョム君のところから解放され た人の部屋を公表したのが問題になり今袋叩きです。カンコ君の味方は誰も いません。 「ねえ、早く答えてよ」 「言いなさいよ、どういうつもり!?」 「ア、ア、ア、・・・・・・・・・・・・」 カンコ君のエラ張った顔が歪んでいきます。細い目に涙が浮かんできます。 「アイゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」 哀しい絶叫と共に教室から走り去っていきました。そのうえ出席にも遅れ てしまいフラメンコ先生に往復ビンタの嵐を受けてしまいました。
680 :
:03/05/16 00:25 ID:7Pi34NFp
>679 あ ほ 。 該当スレのURLを貼る程度のことも出来ないのか。
682 :
なぁ :03/05/16 02:05 ID:QVxAyuPo
>>680 氏
批判、御注進は結構だが、その有無を言わせぬ切捨てるような言い方も相当
ここの空気を悪くしてるとおもうぞ。
でも681氏も気を付けよう、ネットは仲間内で見せ合うのとはちがうから。
683 :
:03/05/16 15:06 ID:UPaIgng4
>>677 おもしろかったですよ。
個人的にはタイワンちゃんが絡むよりも
黒ニホンを期待したんですが(苦笑
マターリしようよ
「たとえ花が散ろうとも」 「最早我が家に残された武器はこれだけしかない」 台に置かれた数本の木刀や飛び道具を前にニッテイさんが言いました。その声は力強いもの でしたが小さく衰弱が見てとれました。 「2、3人分、それも一回の喧嘩位しか持ちませんね」 カイグンさんが木刀を手に取り言いました。 「栄えある我が日之本家がまさか・・・」 リクグンさんもいつもの強気さは全く見られません。 「敵は家のすぐ側に集結している。ソレン家の者もいるそうだ」 「同盟を結んでおきながら・・・」 「やはり信用できなかったか」 ニッテイさんはそれまで組んでいた腕を解きました。そして一本の木刀を手に持ち二人に言 いました。 「わしが行く。連中もわしの首が得られればもう何も言うまい。後は御本家が上手くやって くれる筈だ」 日之本家本家の御当主はこの度の喧嘩には反対でした。しかしその願いも空しく喧嘩は始ま ってしまったのです。 「あとのことは頼んだぞ」 ニッテイさんのその言葉にカイグンさんとリクグンさんは微笑みました。清々しい、けれど も全てを捨てた決意が見られる哀しい微笑みでした。 「何を言われます。我々が行きます」 「そうです、この度の喧嘩を起こし指揮してきたのは我々です。我々が行かなくてどうしま すか」 「何っ、お前達・・・」 二人の顔を見てニッテイさんはそれ以上言葉を発せられませんでした。
「負け戦をし日之本家を今の状況に追い込んだのは我々です。今こそその責任 を負います」 「それに我が家の者にも嘘をつき続けてしまいました。我等の罪は万死に値し ます」 「だが死んでどうなる、死んで花実が咲くものか」 「花、ですか」 二人はまた微笑みました。 「花は散るのが定め。散った花は生まれ変わり再び咲き誇りましょう」 「花が散ろうともその心は残ります。その花びらだけが花ではありますまい」 「・・・・・・・・・」 ニッテイさんはもう何も言えませんでした。二人は武器を手に取るとゆっくり と立ち上がりました。 「家の再興には兄上の御力が必要です。どうか早まれることのなきよう」 「御本家と家の者のこと、しかと頼みますぞ」 「・・・・・・うむ」 その夜二人は家を出ました。それが日之本家の人達が見た最後の後姿でした。 「さて、と行こうか」 家のすぐ側に多くの男達がいました。アメリー家、エリザベス家、チューゴ家 の者を中心とした様々な家の男達です。ソレン家の者もいます。 「今日で日之本家を潰す。跡形もなくな」 アメリー家の誰かが言いました。 「家の跡地は分割だ。ニッテイも家の奴等も皆二度と立ち上がれないようにし てやる」 手には花火があります。先程二発お見舞いしたばかりです。 日之本家へ進む一団、その前に二人の男が現われました。
カイグンさんとリクグンさんでした。二人共手には木刀が握られ軍服の上にマント を羽織っています。 「へえ、まさかそっちからわざわざ出向いてくれるとはね。こりゃあ都合がいい」 「お前等さえ潰せば日之本家は丸裸だ。遠慮はしないぜ」 二人をぐるりと取り囲みます。彼等が武器を取り出したのを見て二人はマントをば さり、と脱ぎ捨て木刀を構えました。 「いい顔をしているな」 リクグンさんの横顔を見てカイグンさんが言いました。 「ふ、貴様こそな」 今までいがみ合ってばかりいた二人の心が結びつきました。白銀色の光を放つ満月 の下で二人は剣を振るいました。激しい剣撃と雄叫びが濃紫に染められた夜の空に木 霊しました。 ニッテイさんがその場に現われた時喧嘩は終わっていました。戦場には多くの戦士 達が倒れていました。そのなかにはカイグンさんとリクグンさんもいました。二人共 血の海の中です。もう長くないことは闇夜でもはっきりとわかります。 「・・・馬鹿者共が」 戦場に倒れている二人も見てニッテイさんは呟きました。 「あ、兄上・・・来られたのですか。連中に大和魂見せてやりました」 「闘い抜いてやりました。もう我々を舐めてかかったりして来ぬでしょう」 「うむ、うむ・・・」 頷いています。けれどその言葉は次第に出なくなりました。 「・・・またお会いしましょう」 「桜の咲くあの場所で」 「ああ、必ずな」 そう言い残し二人はこの世を去りました。二人を家へ運ぶなかニッテイさんは泣い ていました。それまで一度も泣くことのなかったニッテイさんが初めて心の中から泣 いていました。
今カイグンさんとリクグンさんはニッテイさんと一緒にいます。ニッテイさんの 眠る靖国の墓で三人は桜の花吹雪に包まれ静かに眠っています。ニホンちゃんを、 日之本家の人達も見守りながら。 彼等の過去を捏造し誹謗中傷する愚かな輩共が日之本家にもいます。ですが彼等 は今結託していたキッチョム君共々裁きを下されようとしています。 「貴方達の名誉、必ず守ってみせる」 今日もウヨ君はお墓参りに来ています。 「そしてその志、はばかりながら俺が受け継がさせて頂く」 お墓参りを終えウヨ君はその場をあとにしました。遠くから姉が自分を呼ぶ声が します。 桜の季節は過ぎ五月の花が咲いています。五月雨のなか赤、紫、白と三つの色で お墓の周りを色彩っています。五月はやがて散り紫陽花が咲くでしょう。四季とと もに花は移り変わります。ですが花は永遠に咲き続けます。人の心がある限り。
今回は歴史ネタです。ソースは神風特攻隊。本当はこんな最終決戦は行われなかった のですが。 江田島や鹿屋には特攻隊の資料が多くあります。若くして散華した彼等に思いをはせ ずにはいられません。彼等のいる靖国神社は我々が護っていかなくてはなりません。
偉そうなこと書いちゃいました。すいません。
691 :
:03/05/17 02:12 ID:IItcNAyP
>>690 すっごく(・∀・)イイ!
感動したよぉ!カッコいい!!
男気ある感じが良く出てる!!
そして最後はお涙頂戴って感じも(・∀・)イイ!
名無しさん、やれば出来るんぢゃんw
692 :
:03/05/17 22:40 ID:KOO6ltg4
>>690 泣いた・・。イイ!!
彼らの魂はウヨくんやジェイ隊3兄弟に
受け継がれてるわけだね。
693 :
:03/05/18 11:32 ID:Q6z40+6v
>>690 命を賭しても守るべき価値あるものがこの世にある。この世にしかない。
だからこそ戦える。だからこそ、死ねるのだ。
こうやって日本は守られてきた。涙で前が見えない…
(一部うけうり>マトリックス
695 :
:03/05/18 18:33 ID:HKi8yFcY
696 :
そろそろageていいよね? :03/05/18 21:53 ID:/MoiQ4YZ
>>694 乙です。
飯島珍道中祭りもひと段落したようですな。
そういえば前スレに、大統領選にからめて
「どっちを選んでも半島あぼーん」という話があった気がするが、
近い将来あの作者に檀君認定が出そうな悪寒・・・。
697 :
:03/05/18 23:44 ID:7PpgI1am
台湾やっちゃったな・・。いま印象悪いですな。
698 :
:03/05/19 00:24 ID:lknJuHhC
台湾人の医師をネタにSS希望
699 :
& :03/05/19 04:10 ID:OyWa4HLl
700 :
:03/05/19 08:27 ID:mFTlZNUf
台湾医師をカンコック医師に捏造してSSをキボーンするニダ
701 :
* :03/05/19 17:27 ID:0nf6yP4g
>>700 それだけはやっちゃ駄目でしょー。捏造はいかんぜよ。
702 :
ミッドナイト三浦 :03/05/19 21:35 ID:DTKx0LYC
ウヨの妄想が一気に崩れたなw
タイワンちゃんはタイワンちゃんで迷惑をかけることはあるニダ ごくまれにカンコ君たちもいい役をもらうこともあるニダ サヨックおじさんがみんなとゴミ拾いする話は純粋にかっこよかったニダ
704 :
:03/05/19 23:23 ID:GbFyCkll
「薔薇の騎士」 「お祖母様お早うございます。ご機嫌如何ですか?」 休日の朝エリザベスちゃんがビクトリアさんに朝の挨拶をしました。 「お早うエリザベス。とてもいい気分だわ」 ベッドから上体を起こし挨拶を返します。淡い黄金色の朝陽に照らされた豊かな金髪 は白いものはひとつとしてなく、その青い瞳はサファイヤの様です。気品と優雅さを兼 ね備えたその顔は老いたりとはいえかなりの美貌を誇っています。エリザベスちゃんは よくお祖母様似と言われますが確かに彼女が齢を重ねるとこういった貴婦人になるので しょう。 「今日のハンカチはどれにいたしますか?」 エリザベスちゃんが銀のテーブルを前に差し出します。その上には何枚かの絹のハン カチが綺麗に折られ置かれていました。 「そうね、どれにしようかしら」 ビクトリアさんはかなりのハンカチ好きで知られています。そのコレクションは何百 枚にも及びデザインも素晴らしいものばかりです。 「あら」 テーブルにその白い手を延ばしたときそのうちの一枚に目を奪われました。 「このハンカチは」 黒地に赤と白の二つの薔薇が刺繍されたハンカチです。重厚な黒の絹地に鮮やかな二 つの薔薇が映えます。 「あの時からもう見ることもないと思っていたのに。まさかまたこのハンカチを手に 取る時が来るなんて」 ビクトリアさんの眼が細くなります。そして過ぎ去りし遠き日々へ想いをはせます。
かってビクトリアさんはニッテイさんと恋仲にありました。このとき彼女はすでに 結婚しており不倫と後ろ指さされても仕方のないことでした。ですがお固いニッテイ さんが相手ということもありその関係はプラトニックなものでした。 このときビクトリアさんはニッテイさんに一枚のハンカチを送りました。黒地に二 色の薔薇のハンカチでした。 ニッテイさんとビクトリアさんの交際は双方にとって多大な利益をも生み出しニッ テイさんがロシアノビッチ家との喧嘩に勝利を収められたのもこの交際あればこそで した。二人の交際は何時までも続くものと考えられました。しかしこの交際を快く思 わない人達もいました。 アメリー家とチューゴ家です。当時アジア丁へのビジネス拡大を狙っていた彼等に とってこの交際は眼の上のたんこぶでした。また家の当主が替わったばかりのチュー ゴ家もゴタゴタしており彼等が介入してくるのをおそれていました。両家はことある ごとにこの交際について騒ぎ立てました。 最初二人は両家の意図を見抜いておりその騒ぎを無視していました。しかし騒ぎが 大きくなり地球町中のゴシップにまで発展しました。町で一番の家の女当主と名家の 御曹司との不倫となれば当然でしょう。両家のなかにもこの交際に異義を唱える人達 が出てきました。 アメリー家の白亜の宮においてこの交際は解消されることとなりました。ニッテイ さんは奥さんを迎えることとなりアメリー家やフランソワーズ家を交えた四家でのつ きあいをすることになりました。ここにロマンスは別れを告げたのです。
「これはお返し致します」 ニッテイさんは一枚のハンカチを差し出しました。それはあのときの薔薇のハンカチでした。 「・・・はい」 ビクトリアさんにそれを拒むことは許されませんでした。 「お元気で」 「さようなら」 一礼するとニッテイさんはそのまま部屋をあとにします。扉にはうら若き彼の妻がいました。 絹の様な長く黒い髪、翡翠の如き神秘的な瞳、桜色の肌は桃を彩った日之本家の服『着物』に 包まれています。小柄で少し触っただけで折れてしまいそうなこの少女は何故か彼に相応しい ように感じられました。 窓から二人が屋敷をあとにするのを見送りました。声はかけませんでした。もう全ては終わ ってしまったことなのです。 「さようなら、私の愛しい騎士よ。そして過ぎ去りし麗わしき日々よ」 ビクトリアさんも部屋をあとにします。このとき彼女はニッテイさんから返されたハンカチ を落としてしまいました。ですがそれに気付きませんでした。そのまま部屋を去りました。 しかしそのハンカチは一人の使用人が拾いました。そして彼も部屋をあとにし誰もいなくな りました。 ハンカチはこの使用人がなおしました。ですがビクトリアさんはこのハンカチを二度と手に とろうとはしませんでした。やがてこのハンカチは奥に隠れるようになりました。
(そのハンカチを今見るなんて。忘れたいと思っていたのに) ハンカチを手にとり眺めます。 (不思議ね。今手にするとあの日々が次々と思い浮かぶわ) そのときチャイムを鳴らす音がしました。 「あ、来たわね」 「どなた?」 「お友達ですわ。今日うちでお茶会する約束でしたの」 「まあ、それでしたら私も参加したいわ」 「え、ですけど・・・」 「たまにはいいのでなくて?それともこのお婆では嫌なの?」 「いえ。大歓迎ですわ」 「ふふふ」 お茶会のメンバーは5年地球組の女の子達でした。そのなかにはあの黒髪の少女もいます。 空色の着物に青い袴を着たその少女を見てビクトリアさんの心は懐かしいノスタルジアに包 まれました。 (似ているわ、あの子に) あのときの着物の少女、本当なら憎いはずなのに愛しさを感じたあの人に。 (そしてあの人にも) 何処かニッテイさんの面影が感じられます。不意にニホンちゃんを呼びました。 「はい」 澄んだ綺麗な声です。 「貴女にこれを」 前に出したハンカチはあの薔薇のハンカチでした。 「いいんですか?こんな素晴らしいデザインのハンカチを」 「よろしくてよ。本来なら貴女が使うべきものなんですから」 「?」 「ふふふ」 ビクトリアさんは優雅に微笑みました。曲が演奏されます。それはエリザベス家の古い歌、 日之本家では『蛍の光』という題で知られるゆったりとした旋律の曲でした。
今回も歴史ものです。ソースは日英同盟、元ネタはリヒャルト=シュトラウス の楽劇『バラの騎士』です。ビクトリアさんはこの楽劇のヒロイン元帥夫人を当 たり役としたエリザベート=シュワルツコップをモデルにしました。彼女の歌唱 はカラヤン盤で聴けます。『蛍の光』はスコットランド民謡ですがニホンちゃん の世界ではエリザベス家の一員なので最後にいれました。 みにふろの補完用スレでここには書いて欲しくない、といわれる方もおられま すが僕はここに書かせていただきます。あちらは議論する場と思いますし作品は ここにのせるべきと考えていますから。これについてもご意見お願いいたします。
といっても他の作家さんにはここにのせろとかどうこう言うつもりではないですが。 あくまで僕一個人の考えです。また今回はあげました。ご了承を。
『あなたは家帰れますか?』 「えー、ではニホンさんに問題。りそな+査定強化の答えは?」 「こーてきしきんの豆乳だとおもいます!」 「不正解death!」 今日は嬉しい半ドンですが、最後の授業はコクレン先生の算数チャレンジングクイズ。 正解しないと、家帰れません。 「では次にゲルマッハ君。東西統合+失業の答えは?」 「イッヒ、素でわかりません」 「正解は『紙幣増刷』でした。ちなみにゲルマッハ君とニホンさんは公式を忘れてしまったようですね。いままで何をしてきたのでしょうか?」 ふたりとも(´・ω・`)ショボーン。 「えーとタイワンさん・・・は風邪のようですね。でも帰しません」 「ゴホゴホッ(そんなぁ)」 情け無用のチャレンジングクイズ。 風邪をひいても保健室に隔離して続行なのです。
「アメリー君、不景気の解はなんでしょう」 「んなもん戦争すれば一発だYO」 「・・・チューゴ君。国内格差は」 「みなまでいわなくても答えは人民元の据え置きに決まってるアル」 「・・・・・・・ええと、カンコ君は」 「泡のお風呂はぢぇっとばしゅニダ!」 もう無茶苦茶death! 「・・・・・・・・・・・・・・あー、アメリー君チューゴ君カンコ君の3人はもう帰っていいですから」 いい加減鬱が入るコクレン先生。 え〜なんでアメリー君とか答え間違ってるのに帰しちゃうんですか!? とかとか抗議するニホンちゃんたちでしたが、コクレン先生はしれっと言いました。 「それはですね、先生は教えても成果が得られないひとには匙を投げざるをえません」 そしてチャレンジングクイズはまだまだ続くのでした。 いとふゆ
714 :
:03/05/20 18:59 ID:LoUYXy+M
>>713 面白かったdeath。
こーてきしきんの「豆乳」じゃ無理ですねぇ w >ニホンちゃん
風刺を書かれても楽しい雰囲気の作品を描けるのは、すごいdeath。
あと、Machinaさんだから分かって書かれているのでしょうけど、戦争はもうかりません、
植民地支配もそうです。よほど上手くいっても、ぼちぼちですわ。
(「アメリカは石油利権のために」ってのは短絡的戦争論death。)
中国でデフレ・・・・・・。ありえない(w でもアメリー君は、実は油断は禁物death♪ machinaさんのセンスは相変わらず凄いです。 ものすごく勉強になります。これで「捻りがない」などと何を仰いますやら。 漏れは・・・・・・修練をつみます・・・・・・(´・ω・`)ショボーン ところで先生! こーてきしきん豆乳の何が間違いなんですか? 豆乳うまいっすよ!!(←疑問点はそこかよ!)
>>702 AV男優ハンドルネームのヤシは(・∀・)カエレ!!
「ペット!?」 タイワンちゃんはニホンちゃんが大好きです。ニホンちゃんとおしゃべりをするのも一緒に遊ぶ のも大好きです。特に自分の家にニホンちゃんを呼ぶのはもう何にも替え難い幸せです。なにしろ アーリアちゃんに邪魔されませんし。 今日はニホンちゃんを見事ゲットです。アーリアちゃんを振り切りカンコ君をKOしニホンちゃ んを家に連れ込み・・・じゃない招待することに成功しました。 「ねえねえ、これ食べてよ。すごく美味しいよ」 杏仁豆腐をすすめます。ニホンちゃんが甘党なのはもう承知。 「月餅。ニホンちゃん大好きだよね」 彼女がヨコハマの間でいつも食べていることは調査済み。 「これ飲む?今流行りのお茶よ」 今度はタイワン家自慢のお茶です。もういたれつくせりの大盤振る舞いです。 (これもニホンちゃんをあたしのものにするため。ふふふふふふふふふ・・・・・・) なんか危険な香りまで漂ってきます。 「あの、タイワンちゃん」 気付いているのかいないのか(注:後者)ニホンちゃんがタイワンちゃんに話かけます。 「あ、ああ、何?」 一瞬心の中の考えに気付かれたのかとどきっ、としました。 「なんかお庭で犬の鳴き声がするけど。タイワンちゃん家ファルコンでしょ?そんなに吼える 犬じゃない筈だけど」 「犬?」 「うん。ほらオオーーーーーーーーンって遠吠えまで」 「ああ、あれファルコンじゃないよ。うちのペット」 「ペット!?」 「そうなの。この前ちょっとしたルートで買ったんだ。よかったらニホンちゃんも見る?」 「うん、勿論!」 実はニホンちゃんかなりの動物好きなのです。 「じゃあ庭に行こう。いいの見させたげる」 「行こ、タイワンちゃん!」 さっと部屋を出て階段を降りていきます。 「あら、効果あるみたい。ふふふ」 なんか裏がありそうですな。
二人はお庭に来ました。そこにそのペットはいました。一見犬に見えます。けれどすぐに 犬じゃないとわかります。剣呑な眼差し、鋭い牙、大きな身体・・・。目の前のこの動物が なにかニホンちゃんはすぐに理解しました。 「あの、タイワンちゃん、これって・・・」 「うん、オオカミ。ロシアノビッチから買ったの」 あっけらかんと答えます。 「やっぱり!ねえ、危ないよ」 「何言ってんのよ。オオカミは人を襲わないのよ。こんなのもう常識じゃない」 「あの、わたしが言ってるのはそういう問題じゃなくて・・・」 「他にもいっぱいいるよ。見せたげる」 そう言ってニホンちゃんを庭の奥の方へ引っ張っていきます。 「テナガザル。ブジリーがこっそりと売ってくれたわ。あいつ他にもこのジャガーとか オオアリクイとかワニとかも売ってくれたの。気前いいのよね」 (このお猿さんもういないんじゃなかったっけ) 「でこの金色の猿。チューゴの奴内緒だって言ってたけど特別に見せたげるね。ふふふ」 (たしかパンダより大事にされてるんじゃ・・・) 「ピューマ。アメリー君のシカゴ地下室で買ったわ。アメリー君も絶対言うなって言って るんだけどね」 (そりゃあ、ねえ・・・) ニホンちゃんもう真っ青です。 (なんでニホンちゃん顔が青いんだろ。あ、あたしのコレクションに驚いてるんだ。よおし) さらに続けます。 「カンガルー。オージーから」 (タイワンちゃん、それカンガルーじゃなくてフクロオオカミなんじゃ・・・) 「で、コモドドラゴン。インドネシアから特別購入」 (インドネシアちゃん、どうやって売ったの?) 「あ、あの、タイワンちゃん・・・・・・・・・・」 ニホンちゃん震える声でタイワンちゃんに尋ねます。 「何?」 タイワンちゃんにっこりとした顔で聞きます。
「あのね、悪いことは言わないからこのペット全部持ち主に返した方がいいよ。極秘に」 そっと耳打ちするように言います。 「なんで?買ったのよ。普通に商いで」 「・・・皆売るとき周りを異様に気にしてなかった?」 「うーん、そういえばなんか黒い服着た怖いお兄さん達が懐に手を忍ばせてたっけ」 「でしょ!?だ・か・ら・すぐに返した方がいいよ」 「わかんないな。うちじゃあ皆こうした動物集めてるよ」 「あの、タイワンちゃん、『わしんとんさんのお約束』って知ってる?」 「?何、それ」 「・・・いえ、知らないならいいの」 このお約束は以前町内会で決められたのですがタイワンちゃん家はある事情でサインし ていないのです。 「ねえニホンちゃん、お池行こう。ジュゴンや海亀もいるよ」 「・・・・・・・うん」 ニホンちゃん諦めて溜息混じりに池へ行きます。タイワンちゃんくれぐれも緑豆君達に 見つからないようにね。 おまけ その日の夜カンコ君は明日の夕食にする犬を探していました。 「ニダッ、美味しい犬はいないニダか?」 辺りを見回すとタイワンちゃんの家の前にものすごく大きい犬がいます。 「決めた。あれにするニダ」 棒を握り締め近づきます。しばらくしてあの叫び声が夜空に響いてきました。 「アーーーーーイーーーーーーゴーーーーーーーーーーオーーーーー!!」 狼と犬じゃあ格が違います。 「オオーーーーー−ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン」 今日も満月に遠吠えが聞こえます。
722 :
:03/05/21 05:26 ID:bApMjcZO
723 :
:03/05/21 15:54 ID:mFHvCBIP
>721 台湾は絶滅危惧種の密輸天国ではない。それをいうなら海賊版や違法コピー天国だろう。 ちなみにワシントン条約に加盟しているのに関わらず、絶滅危惧種の取引が盛んに 行われているのは、日本です。これには結構な批判が出ています。 例えば、日本において絶滅危惧のリクガメ密輸摘発は頻繁にされています。 しかも、摘発したはいいものの、その後動物をどうするかすら、法で決めれていなかった為、 いまでも警察署内を亀たちは元気にのそのそ歩いているとか。 ニホンちゃん、勝手に連れて来た亀さんたちは、ちゃんと国に返してあげましょう・・・
>723 我が国の密輸の実態は僕も知っていました。こちらも書けると思いますがニホンちゃんの キャラクターを考えると。台湾が密輸しているのは事実でしょう。実際西原先生も夜店で動 物が売られているのを見てびっくりされていましたし。種類はすごいですがその規模につい ては知りません。ただ台湾はワシントン条約に参加していないのでこれは法的には問われま せん。むしろ売るほうがやばいです。ですからタイワンちゃんもあっけらかんとしています。 逆にアメリー君やチューゴ君が隠れているのはその条約のせいなのです。
725 :
ぐんぺー :03/05/21 17:12 ID:GjpRFIl/
その日、タイワンちゃんは朝からウキウキしています。 「随分ご機嫌ね。タイワン」 今にもスキップを始めそうなタイワンちゃんに、ベトナちゃんが声を掛けました。 「うん♪今日はニホンちゃんのおうちで遊ぶ約束をしてるんだ〜♪」 「ニホンの家に?タイワン、アナタ最近風邪ぎみだと言ってなかった?」 そう。 最近地球町ではタチの悪い風邪が流行っていて、学校をお休みする人が相次いでいるのです。 タイワンちゃんのお隣のチューゴ君なんて、すっかり風邪をこじらせてしまい、 ここのところずっと休みっぱなしです。 --------------------------------------- 「も…もう大丈夫アル……学校行くアルよ……」 「チューゴ!そんな顔真っ赤にして何言ってるの!!完全に治るまで部屋から出ちゃ行けません」 「でも勉強が遅れるアル……げほげほ」 「でももだってもありません!他の子に移したらどうするんです!」 「アイヤ〜〜……」 --------------------------------------- 心配そうにタイワンちゃんを覗き込むベトナちゃんに、 タイワンちゃんはにっこりと言いました。 「大丈夫大丈夫!私、ちゃんとうがいと手を洗ってるもの!」
726 :
ぐんぺー :03/05/21 17:13 ID:GjpRFIl/
数日後。
タイワンちゃんは、真っ赤な顔をしてベッドで寝込んでいました。
『ほんとうにごめんなさいね……』
『……熱感知センサーだけでは不十分でしたね…今の風邪は怖いですから気をつけてくださいね……』
廊下でタイワンママが誰かと電話している声が聞こえます。お相手はニホンママでしょうか。
(ニホンちゃん風邪移ってないかな……ごめんねニホンちゃん……)
熱でぼんやりしている心の中で、タイワンちゃんは何度もニホンちゃんに謝りました。
******************************************************
ニホンちゃん初投稿です。
ソースは今話題の、台湾医師のSARS騒動です。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/taiwan/ あの医師は、SARS対応病院で働いていたけど、ちゃんと防護服を着ていたから大丈夫だと
思っていたそうで…。
「自分だけは大丈夫」的考えの典型のような気がしました。
ベトナちゃんを出したのは、ベトナムはSARSを防止に成功したというニュースから。
チューゴ君の勉強云々は中国でSARSの影響で、企業や工場がストップしてしまったニュースを
今朝の読売新聞で見たからです。
上手く纏め切れなくてすみません。
…ニホンちゃん出てないし(汗)
727 :
~ :03/05/21 21:29 ID:IuTzg8cG
ニホンちゃんでてなくてもOKだよぅ。 扱いの難しいネタをシンプルにわかり易く書いてて良い感じだとおもうよ。
「白き翼は城に舞い」 ゲルマッハ家には『バイロイト』という演劇にのみ使用される建物があります。それも普通の 演劇ではありません。ゲルマッハ家がベートーベンさんと同じ位誇りとするワーグナーさんの劇 のみ上演するという特別な建物なのです。 「わああ、やっぱり素晴らしいわ」 白鳥の騎士ローエングリンの劇を見終わりニホンちゃんは感嘆の溜息を漏らしました。 「格好いいなあ、ローエングリン様。私もあんな騎士様にたすけられたい」 うっとりとして言います。見れば女の子は皆ローエングリンの虜です。 「いいなあ。窮地の姫を救う白銀の騎士。決まってるよ」 オペラには目のないマカロニーノ君も手放しの賛辞です。男の子達も心ここにあらずです。 「どうかな、我が家の楽劇は。気に入ってもらえたかな」 「勿論!」 ゲルマッハ君もアーリアちゃんも皆のうっとりとした表情にご満悦です。 「じゃあ次はバイエルンに案内するよ。ノイシュヴァンシュタインにね」 「ノイシュヴァンシュタイン!?」 「うん、ワーグナーさんの劇を再現した別館なんだ。別名『白鳥の城』。どう、見たいかな」 「うん!」 かくして一同白鳥の城へ向かいました。
「う、すごい山だな」 「本当にすごいですわね」 「けど緑が綺麗アル」 めいめい山歩きを楽しむうちに目的のお城に到着しました。 「・・・・・・・・・」 城の門を見て一同言葉を失いました。夢の世界のお城そのままの世界がそこにありました。 「驚くにはまだ早い。中を案内しよう」 ゲルマッハ君に案内され門をくぐります。 城の中も幻想的でした。どちらかというとすっきりした外観とはうってかわって趣向を凝らした この世のものとは思えない不思議なものでした。 「綺麗・・・まるで夢の中にいるみたい」 地下の大きな貝殻と船が浮かべられた泉を見て誰かが溜息とともに漏らしました。 「だろうな。この城はルードヴィヒさんが多くの歳月とお金を費やして造ったのだからな」 「ルードヴィヒさん?」 「そうだ。このバイエルンの家主だった人だ」 「知ってますわ。確かワーグナーさんに惚れ込んで」 「家を赤字にしたんだよね」 芸術に造詣の深いフランソワーズちゃんとマカロニーノ君が突っ込みを入れます。 「ということは」 「ホモのDQNダスか!?」 アメリー君とオージー君痛い指摘です。 「・・・確かにそうだったかもしれない」 ゲルマッハ君反論しようとしません。 「・・・けど」 泉の青く澄んだ水をすくいます。 「とても寂しく哀しい人だったんだ」 ゲルマッハ君が話し始めました。失われた筈の古い記憶が甦ります。
ルードヴィヒさんはゲルマッハ家のなかにある分家のひとつバイエルン家に生まれました。 すらりとした長身でかつ物憂げな顔立ちの美少年であり女の子の人気の的でした。 しかしルードヴィヒさんは女の子を嫌いました。その替わりに演劇ばかり見ている子供でし た。あるとき『ローエングリン』という劇を見て彼の人生は決定されました。 姫を救う白鳥の騎士、それに自分を投影させた彼はたちまちその劇の虜になりました。もう 朝も昼もそのことばかりです。それは恋でした。劇に、その中の騎士に。そしてそれは劇を創 った人へと。 「ワーグナー・・・。ワーグナー・・・」 まだ見ぬ人への想いはつのるばかりです。成人すると彼はすぐにワーグナーさんを自分のと ころへと呼びました。 ワーグナーさんを目の前にしたルードヴィヒさんの心臓は破裂せんばかりに鼓動しました。 すぐに彼の借金を肩代わりし劇をつくらせました。ルードヴィヒさんはゲルマッハ家でも随一 のお金持ちだったのです。 それからは寝ても醒めてもワーグナーです。元々人間嫌いだった彼は次第に人前に出なくな りワーグナーさんの劇ばかり観て、ワーグナーさんの曲ばかり聴いていました。 ですがワーグナーさんは図々しくしたたかな人でした。ルードヴィヒさんからお金を貰いそ れを湯水の如く使っていました。あげくの果てには自分の演劇専用の劇場まで彼に建てさせよ うとする程でした。 これには家の人も猛反対しました。けれどルードヴィヒさんは誰とも会おうとはしません。 次第に人々は彼が変だと噂するようになりました。
遂に家の人達はルードヴィヒさんに詰め寄りました。ワーグナーを家から追い出せ、と。 彼は仕方なくその要求をのみました。 それからルードヴィヒさんはあちこちに別荘を造るようになりました。別荘といっても お城です。もう誰も喧嘩に使わない時代に。彼はそこのワーグナーさんの世界を再現させ ようとしたのです。 お城の中で彼は一人遊びました。自分のワーグナーさんの世界に。それは愛してやまな い夢の世界でした。 「この世なんて苦しみばかりだ」 ルードヴィヒさんはいつもそう漏らしていました。側にはまだ幼いゲルマッハ君のお祖 父さんだけがいました。 「君とワーグナーだけだ。側にいて欲しいのは。他は誰もいて欲しくはない」 彼の頭を撫でてそう言いました。ルードヴィヒさんはますます人前に姿を現さなくなり ワーグナーさんの演劇と葡萄酒、そして自分が住む白鳥の名を冠した別荘に溺れるように なりました。
けれどもそんな彼を家の人達は放ってはおきませんでした。お医者さんの検査で精神 を病んでいると発表したのです。 「誰も僕を見ていないのに」 ルードヴィヒさんは力なく笑いました。その顔には諦めと哀しみが漂っていました。 ルードヴィヒさんは愛していた別荘から無理矢理別の別荘へと移らさせられました。 厳しい監視のなかもうワーグナーさんに会うことも彼の劇を見ることもできません。 「みんな僕から全てを奪ってゆく・・・・・・」 ゲルマッハ君のお祖父さんにそう呟きました。 ある雨の日彼はゲルマッハ祖父を連れて散歩に出かけました。湖のほとりにきたとき 運命の砂時計がその働きを止めました。 「さよなら」 お祖父さんにそう言うと湖に歩いていきます。 お祖父さんは止めようとしました。けれどルードヴィヒさんはそれを制止しました。 「君は来てはいけないよ」 優しく微笑んで言いました。
「もう僕はこの世に必要とされていない人間だ。だから去る。けれど君は違う。 生きて生を楽しむんだ」 「・・・・・・はい」 彼が頷いたのを見てルードヴィヒさんは湖を進んでいきます。 「ワーグナーに伝えて。貴方に会えてよかったと」 「はい・・・」 「そして彼の全てを愛していたと」 「はい・・・」 「最後に・・・。彼の劇と曲を愛してくれ。そして皆に伝えて」 「はい・・・」 「それでいい。僕は誰にも知られず謎のままでいたい」 翌日ルードヴィヒさんは発見されました。息せぬ姿で。けれどその顔は微笑ん でいました。生きていたときには全く見せなかった満足な表情で。
「・・・そういうことがありましたの」 「ああ。本当は芸術を愛する繊細な人だったんだ」 ゲルマッハ君の話に皆心を打たれました。 「哀しいね」 「うん」 静かになってしまいました。 「けれど彼の愛したワーグナーさんの曲は今も愛されている。彼の愛した城も 今こうしてある。彼の愛はまだ生きているんだ」 ゲルマッハ君は皆に言いました。 「そうね。心は生きてるんだ」 「いいことを言いますわ。いつもは朴念仁のくせに」 「ほんと。けどなんか見てきたみたいな話し方だったな」 「・・・・・・」 「あれ、どうしたの?」 「いや、なんでもない」 ゲルマッハ君一瞬はっとしましたがすぐにもとに戻りました。 (何故だろうな。本当に見てきたみたいだ。はっきりと目に浮かぶ) けれどそれは皆にはあらわしません。 「皆上に上がろう。特製のお菓子、ピーチ=メルバをご馳走するよ」 「やったあ!!」 皆上へと登っていきます。遠くから合唱が聴こえてきます。 喜びて我等は貴き殿堂に挨拶を送る ここに芸術と平和は永遠に讃えられてあれ 喜ばしき叫びよ遠く響け
736 :
:03/05/22 06:32 ID:Nxby4T2o
かわいそうだけど、はっきり言って凡作。
普墺戦争でプロイセンによるドイツ統一という積年の夢を達成すると
いう歴史知識が無い只のクラッシックオタクの表面を撫でただけの話
ですね。プロイセン=ゲルマッハ祖父(というべきか?)による歴史の
大きな流れを無視して個人だけにしか目が向かないのは残念。
映画を見ている者としては、知っていることを長々とひねりも無くされ
て退屈でした。ま、知らない人だと楽しめたかも。
偉そうに宣言しているときに、ワグナーや、ジークフリートかと突っ込
み入れようか悩んだけれど予想通りなのはがっかり。
今回は、まともなソースを張っているけどこれが普通。これすら出来
ないから読者無視と言われるんですよ。それと、ホモとか前の作品の
不倫とかニホンちゃんで出していい単語か必要だったか考えたか?
あと、スレの空気を読め。自分の作品(しかも、問題作)だけで埋まっ
ていくのに何にも感じれないのか?カンコ以前にニホンちゃんという世
界に対して、愛があるのかと小一時間(ry
ルードウィヒ/神々の黄昏
ttp://www.joinac.com/movie/list/2232_11e.html ドイツの歴史
ttp://www.tm-a.co.jp/cityInfo/Germanhistory.html 偉そうに書いてからじゃ申し訳無いのですが、以後補完スレでよろしく。
737 :
:03/05/22 06:41 ID:Nxby4T2o
>普墺戦争でプロイセンによるドイツ統一という積年の夢を達成すると いう歴史知識 正確には、「統一への第一歩を踏みだし、普仏戦争ドイツで統一という」 です。スレよごし、すみません。回線切って・・
738 :
:03/05/22 07:01 ID:mHhha6o7
>>736 ガチンコ状態のアーリアちゃんとハプスブルク先生、現実逃避のゲルマッハ。
何かと不和を煽るフランソワーズちゃんという構図ですな。
個人的には第2帝政期の頭に花が咲いてしまったようなフランスが好きなのだが。
そしてパリ・コミューンの混乱。何にもましてフランス革命の混沌がまた(ry
739 :
:03/05/22 07:21 ID:zGGD4MeF
740 :
:03/05/22 07:42 ID:dy/qzSg2
この人のSSは地の文でマイ設定を解説しているだけだからなあ。 それも事実を機械翻訳しただけのつまらない内容のさ。
741 :
:03/05/22 09:39 ID:9ZzdWXYh
マリア・テレジア状態のハプスブルク先生は見てみたい気がw
742 :
738 :03/05/22 18:47 ID:mHhha6o7
743 :
siki :03/05/22 21:55 ID:a6fUMzXZ
「彼方から謝罪を」 ニホンちゃんが縁側でのんべんだらりと日曜をすごしていると 口やかましい来客者がやってきました 「ニホンはいるハセヨ、しゃっしゃと出てくるニダ」 やってきた客人を迎え入れるニホンちゃんの顔はあからさまに、げんなりとした顔 お客はお隣りさんなのに、これからもご近所づきあいもあるのに、こんなんでいいのでしょうか? でもニホンちゃんがそんな顔をするのも無理からぬ事 お隣りさんがニホンちゃんちに来る理由といえば、謝罪請求と謝罪請求と謝罪請求 あっ!あと賠償請求もありましたっけ まあ、毎度毎度そんな理由で来られたら、げんなりするのも当然でしょう 「なに?カンコ君、なんのよう?また謝罪」 玄関を少しだけ開け、少しだけ顔を覗かせ来客に応対するニホンちゃん その態度を見れば五歳の子供でも、ペットの犬でも嫌がっている事が丸分かりですが 来客者はそんな事は気にも止めませんというより嫌がってる事に気が付いていません 「ニダ、何度も何度もニホンに謝罪させているがウリの恨はちっともおさまらないニダ」 「ほんと、何度も何度も謝罪してるのに・・・・」 「で、ウリは考えその理由に気づいたニダ」 「どうせ、私の謝罪には誠意がこもってないっていうんでしょ」 「違うニダ、ウリの恨がおさまらない理由は・・・」 「理由は?」 「それはウリを酷い目にあわせたニッテイ本人からの謝罪がないからハセヨ」
744 :
siki :03/05/22 21:57 ID:a6fUMzXZ
「なるほど・・・でもそれは無理よ だってウチのおじいちゃんはもう・・・」 「そこで彼女に一つ頼んだニダ」 「彼女って誰?」 「だれって彼女ニダ」 「ごきげんようニホンさん」 「あれ?ハイチちゃん、たしかさっきまでカンコ君一人で・・・・あれ?」 「とにかく話の続きは家の中でニダ」 「おかしいなぁ 確かにカンコ君一人で・・・・」 「おじゃまします」 「あれ〜?」 家の中に入った三人、カンコ君は部屋の住みに座りこみ勝手に茶箪笥からとりだしたお菓子を文句を いいながらパクついています ニホンちゃんはそれを横目にハイチちゃん指示で訳の分からぬまま、椅子や机を動かしたり カーテンを閉めたり・・・ それが一段落するとハイチちゃんは奇抜な燭台やら妖しげなナイフやらを机の上に並べながら 自分がココに呼ばれた訳を説明し始めました 「ワタシが今日よばれたのはカンコ君がニッテイさんに謝罪をしてほしいと・・・」 「だから、もうお爺ちゃんは亡くなって」 「ですからワタシが呼ばれたわけです、これよりココで交霊の儀を執り行います」 「はぁそうですか・・・」 「それでニホンちゃんには霊を寄せるための依童になってもらいます」
「はぁしかたがないなぁ」 「あら、えらくあっさりと引き受けますのね、普通は依童になるのは嫌がるものですが」 「ワタシにも学習能力はあるもん、いやがっても結局、やらせられる運命」 「過去に何があったのか知りませんが・・・とにかく始めましょうか」 カーテンを締め切った薄暗い部屋の中で交霊の儀は始まりました、 部屋にたちこめる香、ハイチちゃんの唱える不思議な呪文がニホンちゃんの意識を深い闇のなかに 沈めていきます 「ウルラウルラウルラ ウルラウルラウルラリー ウルラウルラウルラ ウルラウルラウルラリー・・・・・・彼方の名前は?」 「わしの名前はニッテイ」 「・・・・・・・カンコ君、ニッテイさんが来て下さったわ」 「ようやくニダか、だいぶ待たされたハセヨ やいニッテイ」 「ん? ヌシはもしかしてカンコの倅か、そうであろう顔が奴に似て個性的ゆえに直ぐに分かったぞ」 「ウリの顔の事などどうでもいいニダ、それよりも、ニッテイの爺はウリに謝罪しる」 「謝罪?なにを謝罪すると言うのだ、我はヌシに謝罪しなければならぬ憶えはないぞ」 「お前が過去に行なった数々の悪行非道、忘れたとは言わせないニダ」 「我が知らぬまに他人に迷惑をかけたのなら謝罪もするが、 お前には感謝こそされ謝罪する憶えは無いぞ」 「アイゴー 過去の謝罪をしないばかりか、開き直りニダか! そっちがその気ならこっちにも考えがあるニダ」 「ほう」 「反省しないのならニホンの家を攻め滅ぼしてやるニダ」 「ほほう、ヌシにそんな事ができるかな?」 「できるニダ、ニホンのジエイタイなんか怖くないニダ、数々の実戦で鍛え上げられた ウリの前ではニホンなんか敵では無いニダ」
746 :
:03/05/22 22:33 ID:DVace639
カンコ君のその発言を聞いたニホンちゃん(ニッテイさん)は 椅子から立ち上がり、両手を広げ天にかかげ 「愚かなり、カンコ!!」 「ニダ?」 「ニホンを守るわジエイタイだけに有らず その濁った眼では真を見る事はできずや、心の眼を見開きしっかと見よ ニホンを守りし二百四十六万余柱の英霊を」 「ひぃ〜〜〜」 いったいカンコ君は何を見たのでしょう、何も無いはずの空間を見つめ顔面蒼白になっています 「ひぃひぃひぃぃぃぃ」 腰が抜けたらしく、這いつくばって部屋の隅で休んでいるハイチちゃんの側に擦り寄り 震えて歯の根がかみ合わない口から必死で声をあげます 「ハ ハ ハイチ、しゃしゃとニテお ジョレいしる!」 「あら いいのですか? まだ謝罪を聞いていませんが」 「そんなのは、どうでもいいニダ、早くしるニダ」 「まあ、そういうわけですからニッテイさん今日のところはお引取りを」 「うむ では帰るとするか、ニホンには我がよろしくと言っていたと伝えてくれ」 「はい」 「でわ 然らばだ」
747 :
:03/05/22 22:36 ID:DVace639
そう言い残しニッテイさんの霊は帰ったらしく、ニホンちゃんは椅子に座り込み 目を閉じます 「ニホンさんニホンさん」 「ん? ハイチちゃん?」 「おつかれさま、儀式はもう済みましたよ」 「終わったの? あれカンコ君そんにへたり込んでどうしたの?」 「ゼェゼェゼェ」 「これでもう、カンコ君に『謝罪しる』なんていわれないのよね?」 「・・・・・・・アイゴー ニホンは謝罪しる〜〜〜!!!!」 「ひぃ〜〜〜ん やっぱり変わらぬまま、お約束はけんざいなのねぇ(泣」 おしまい
748 :
匿名 :03/05/23 01:37 ID:PZItOFCo
「料理ベタ」 エリザベス (みんなわたくしのことを味音痴でお料理ベタとおっしゃいますけれど、 今日こそわたくしの実力を思い知らせてさしあげますわ!フ、フ、フ・・・!) 台所で野心を燃やすエリザベスちゃん。何を作っているのでしょうか? エリザベス 「あ、ニホンちゃん。わたくしニホンちゃんの為においしいお料理をお作りしましたの。」 ニホン (ええ!エリザベスちゃんが!?変な料理じゃなきゃいいな・・・) エリザベス 「サンドイッチにお寿司を挟んでみましたの(はあとまあく)」 ニホン 「わ、わぁ、お、おいしそうだね・・・」(どこがおいしいお料理なんだよぅ〜) エリザベス 「日英の看板料理を融合させた斬新な発想!われながら自信作ですわ! ほら、遠慮せず召し上がって!」 ニホン 「うう・・・おいしすぎて涙が出ちゃうよ・・・」 エリザベス 「よかった!そうだ!一人でも多くの方にこのすばらしいお料理を召し上がっていただきましょう! ニホンちゃん、協力してくださらない?」 ニホン 「い、いいです・・・」(さすがに遠慮するよ・・・) エリザベス 「いい?やった、決まりですわ〜!じゃあわたくし家に帰ってもっとたくさん作ってきますから 通りすがりの方に適当にお配りしてくださいな!」 ニホン 「・・・はい・・・」(いいって言ったのに・・・)
749 :
匿名 :03/05/23 01:37 ID:PZItOFCo
カンコ 「サムスンスンスン♪」 ニホン (うぇ〜、よりによって最初の通りすがりがカンコ君・・・) 「カ、カンコ君、これ食べてみて・・・」 カンコ 「ニカ?」 パク、ムシャムシャムシャ・・・ カンコ 「ファッビョ〜ン!何だコリァ!空が割れるほどまずいニダ!」 ニホン (ふぇ〜ん、やっぱりこの反応・・・) エリザベス (たくさん作ってきましたわ!あ、カンコ君がさっそくあまりのおいしさに感極まって叫び声をあげていますわ。 どれどれ、何て言っているのかしら・・・) カンコ 「シッパル!こんなまずいもの生まれて初めて食べたニダ!」 エリザベス 「・・・・」 カンコ 「カァックトェトェトェ!口の中に残った味が不快ニダ!キムチと犬鍋で口直しニダ!」 エリザベス 「・・・・・・」 カンコ 「こんなもの人類史上最低ニダ!歴史上のどんな圧制もこれに比べたらまだましニダ! エリザベスやフランソワーズの植民地支配より悪質ニダ!」 エリザベス 「・・・へぇ、わたくしの植民地支配より悪質ですの・・・」 カンコ 「いや、秀吉三百年、日帝三十六年には及ばないニダ! エリザベスやフランソワーズみたいな小悪党なんか目じゃないニダ!」 エリザベス 「・・・わたくしは子悪党ですの・・・」 カンコ 「謝罪と賠償を要求するニダ!」 エリザベス 「・・・誰に?」 カンコ 「決まってるニダ!こんなものを作った味音痴で料理ベタニダ!ニホン!お前ニダ!」 エリザベス 「・・・・わたくしがお作りしたんですけど・・・」 カンコ 「え」 そして、いつもの光景。今日もカンコ君の悲鳴が町内に響き渡る。今日も地球町は平和だ。(平和か?)
750 :
匿名 :03/05/23 01:38 ID:PZItOFCo
匿名です。ひさびさの投稿です。ソース?ネタ元?イギリス料理はまずいということだけです。 時事性ゼロのネタなのです、はい。 しかし、時事ネタも何個か考えたのですが、 時事にばかりとらわれてキャラクターが生き生きとしなくなり、事実の描写に偏ってしまう事に気づいたのです。 (いや、これは匿名の力不足か・・・) つまり、時事ネタでキャラを引き立たせるのは難しいと思うのですが、いかがでしょうか? (しかしこの作品でキャラが引き立ってるかどうかって?・・・・・<丶`∀´> <ケンチャナヨ)←ヲイヲイ よりよい作品を作りたいので、出来れば、ツマラン!とかチョットイイカモとかご指摘、ご感想をお待ちしておりまつ。
751 :
あ :03/05/23 07:07 ID:eS+vCtgZ
話としてはすごく上手だった ここには作家のタマゴみたいな人がたくさんいるの?
752 :
:03/05/23 08:33 ID:+GZPMiup
>>751 誰に対していってるの?
まさか名無しさんに対してじゃあるまいな?
753 :
:03/05/23 11:46 ID:CoQId0aN
>>750 さま
乙でした この手の話し好きです
個人的にはカンコ君の食べる時の描写をもっとリアルに(あのクチャクチャ、ズルズル、ガチャガチャと汚らしい音をたてる食べ方)
していただけたらもっと、楽しめたかと
次回も期待しておりまつ
754 :
>>752 :03/05/23 17:48 ID:BLwBd6TB
匿名さんに言っただけだよ どうしてみんなが嫌がるようなレスばかりするの?
755 :
:03/05/23 18:14 ID:Z0mczFcI
756 :
_ :03/05/23 18:28 ID:uYBtch8W
何度やり直しても同じ結果が出ると言うことは、計算式自体が間違と思われ 変数を宣言している場所と、関数内の計算式をもう一度洗いなおしてみる事をお勧めする。
757 :
:03/05/23 19:19 ID:ycUc+HGf
>752 これで僕も疑われましたし。止めてほしいです。少なくとも僕はこのHNでお答えしています し反論もしていますよ。
「アラビア池でれんしゅうしよー(1)」 「は〜〜〜るばる来たぜ アラビア池〜♪ てなもんだー、ガハハハ、ヒック」 「ま、なんだその、イイ!イイ!イイ!って感じだよ。オレにとってはなー。」 ロシアノビッチ君とイン堂君がアラビア池で一緒にボートに乗って漕ぎ方の練習を している所ですが。なんだかロシアノビッチ君は変にハイにはっているようです。 「オレはな、オレはな、 オレはね、オレはね、 この池にこの池に来たかったん だよぉ〜。」 「ここにね、ここにね、ここに来るのがユメだったんだ、うおぉぉぉーーーん。」 がしっ ロシアノビッチ君はイン堂君の両肩をつかんでさらに続けます。
「アラビア池でれんしゅうしよー(2)」
「あの時はもうちょっとでここまで来れると思ったんだ。だが、結果はさんざん
だった・・・」
「パキスの家の北のあたりでな、ちょっとぬかるみにはまって、最初はヒザあたり
の深さだったんだが、進んでいくと腰の辺りまで沈んできてな・・・結局、それ以上
進めなかった。 その時はそのまま帰ったよ。」
さんざんだったのはアンタじゃなくてアンタの通り道に住んでた人でしょ、という
つっこみは置いといて。 アラビア池のほとりでパキスちゃんは二人のようすを眺め
ておりましたとさ。
おしまい
※ソースは(って言えるのか?)、露印海軍アラビア海で共同演習
http://www.sankei.co.jp/news/030522/0522kok111.htm
なかなかうまく作れませんね・・・てことで3連sage むむ・・・
『火病のひと 給食編』 「ウリの牛乳とニホンのを取り替えるニダ」 「えーやだやだやだー」 お子様の流行って時々奇妙。 いまのオススメは牛乳瓶のフタ。いろいろな絵柄があって、フタをコレクションするのがいいらしいんです。 「その牛乳は本当はウリが手にするはずだったニダから当然ハセヨ」 「カンコ君わけわかんないこといわないでよっ」 「ニホンのくせに生意気ニダッ!」 カンコ君いつもの火病発症。 「ウリわぁ、ニホンにたいするぅ、要求をぉ、貫徹しるためぇ、強硬手段にぃ、訴えるニダァ!!」 全学連ばりの奇声を張り上げると、ニホンちゃんの牛乳を奪ってしまいました。 「やーんかえしてよぅ」 「 か え さ な い ニ ダ ♪」 そしてカンコ君は目的のフタをひっぺがして、自分の頭に瓶の中身をぶちまけてしまいました。 「うぇーんせんせーかんこくんがー」 嗚呼、火病のひと。 その行動は常に予想の斜め上を逝く。 それまで優雅に揚げパンをちぎっていたフラメンコ先生は、牛乳まみれのカンコ君を速攻でアイアンクローでキメてしまいます。 「なに勿体ないことしてんのっ!餓鬼の分際で牛乳美肌なんて20年早いわっ!!!」 「先生激しくちがうんですが・・・」 「ぁん? なんか文句あるのニ・ホ・ン・ちゃ・ん」 その形相に、ぃぇぁりませんと首が千切れそうになるまで振るニホンちゃんでした。 よいこはまねしないでくださいね
764 :
:03/05/24 23:20 ID:Jw7aVZhF
日本タンの同人誌 キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
765 :
:03/05/24 23:38 ID:KOFw6Lxu
>761 ちなみに、ロシアは現在最新鋭原潜2隻をインドにレンタルする交渉を実施中です。 過去にも中古をレンタルしたことはありましたが……。
766 :
reg :03/05/25 00:28 ID:2tY095SF
「アメリー家の中庭」 最近キッチョム君の言動がいよいよ怪しくなって来ました。 ニホン家、カンコ家などを始め下手をすれば地球町全体を巻き込む ような事件を起こしそうなほど何か逝ってしまったのです。 「ちょっと‥キッチョムの事で話があるニダ‥」 カンコ父がアメリー君の父に電話で言いました。 「そうか、じゃあ明日の昼ごろキッチョムの教育方針を紙に書いて持って来てくれるかな?」 「わ‥わかったニダ‥ところでその話そっちの牧場か別荘でしない‥ 「だめだ、じゃあ明日な」 ブツッ
767 :
2 :03/05/25 00:29 ID:2tY095SF
翌日カンコ父は歩いてアメリー君の家へいきました。 「ピンポ−ン」 「(ハイ?)」 「ウリにだ」 「(あぁ‥わかった入って)」 迎えもないまま玄関をはいり、奥さんに連れられて中庭へと連れて行かれました。 「おうこっちへ来て」 「わ‥わかったニダ‥」 カンコ父は明らかにびびっていました。 「じゃあキッチョムの教育方針を書いた紙見せて」 カンコ父はその紙を渡しました。 「ウリ的にはできるだけキッチョムをしげ‥ 「ウチはこいつを甘やかすつもりはない、とりあえず説得はしたいが それでもダメならオレがちゃんと教育してやるから。わかったか?」 「わ‥わかったニダ‥」 「じゃあもう帰ってくれないか?スケジュール詰まっててね。」 カンコ父は仕方なく帰りました。帰り際に玄関に一枚の紙を落としたのを気付かずに‥ 「ふ〜やっと帰ったな、ん?なんだこの紙は」 『キッチョムにはいろいろなものを買い与えるのが一番ニダ!』 「‥‥」 その夜 「オイ、カンコ今日ウリはアメリー家の中庭に招待されたニダ! キッチョムの話もすべて円滑に進んだニダ!大成功ニダ!」 「本当ニダ!?ニホンに自慢してやるニダ、ウェ〜ハッハッハッハ」 「ウェ〜ハッハッハッハ」
768 :
3 :03/05/25 00:29 ID:2tY095SF
「ウリの父はアメリーの中庭に招待されたニダ!」 翌日カンコ君は早速ニホンちゃんに自慢しました。 「あの‥でも‥私のお父さんも中庭いって‥ 「ウソつけニダ!そんなわけないニダ!まあウリがうらやましいニダね。ウェー」 「(行ったんだけどな‥まぁいいかな)」 「ウリナラマンセーニダ!ニホンなんかもう用なしニダ!ウェ〜ハッハッハッハ」 だが2日後事態は急変します。 「ねぇニホンちゃん。私のお父さんアメリー君の家行ったんだ。 玄関からみんな迎えに来てくれたし、家族の人みんながお父さんに やさしくしてくれたって。中庭にも連れてってもらったんだよ。凄いでしょ〜」 「ホント?凄いね〜」 フィリピンちゃんのお父さんがアメリー君の家に招待してもらったのです。 カンコ君はその話を小耳に挟んでしまいました。そして 「ウルサイニダ!ウリの父のほうがアメリー父に重宝されてるニダ〜!」 と言いながら教室から出て行きました。カンコ君はウスウス気付いていました。 カンコ父の帰りがあまりにも早かったことがどういうことかということを
769 :
:03/05/25 00:30 ID:2tY095SF
更にその3日後カンコ君にとってこれ以上ないような一撃が来ました。 「ねぇフィリピンちゃん。私のお父さんアメリー君のお父さんが所有してる牧場に 連れてってもらったんだよ。最初アメリー君の家の玄関行ったらみんな笑顔で迎え てくれて、アメリー君のお父さんの運転で牧場まで行ったんだって。 そのあと二人でたくさん散歩しながらお話して、家に帰ってもずっとお話してたって。 それで結局一泊してきちゃったの。お父さんまるで家族みたいだっだっていってた。 アメリー君のお父さんもずっと付き合っていこうって言ったって言ってたよ。 「ニホンちゃんの家とアメリー君の家仲いいからね。」 「アイゴー!!そんなのだけでまさかアメリー父に優遇されてると思ってるニダか!?」 そこで台湾ちゃん「ちょっとまえ自慢してたでしょ。中庭に招待されたって」 「ム‥ム‥ム‥ファビョーン!ウリの父のほうが優遇されてるにき‥き‥決まってるニダ! だいたい○#@'%$&■‥ カンコ君は火病を発症させました。それを横目で見てたアメリー君、おもむろに携帯電話を取り出しました。 「(プルルルル‥プッ)あもしもしダディ?カンコやっぱだめみたいだよ」 「(そうか‥まぁじゃあもういいかな)」 「いいんじゃない?」 カンコ君は幸せそうにファビョっていました。 終わり
770 :
reg :03/05/25 00:32 ID:2tY095SF
以上ノム酋長の珍道中&ローズガーデンをめぐる 日本、韓国、フィリピンの仁義なき戦い‥ と言うわけでもないかな(w まじ書いたの久々なんでだいぶ下手になったな‥
771 :
:03/05/25 00:52 ID:c+SH/14T
ニホンちゃん本人が一泊したとしたら…(;´Д`)ハァハァ
>>771 OK! わかりました!
ここに集う漢達の声なき声を受け取ったので、
漏れが責任もってそのネタ頂きまつ!
しばし待たれよ。
(チッ、よりによって反応したのはネタ野郎かよ。という声はあえて無視)
773 :
:03/05/25 07:00 ID:55LvkBHG
774 :
_ :03/05/25 13:07 ID:HDJIOkGH
ニホンちゃんの一泊! 俺も読みたい、読みたい!! ついでに黒変身したアメリー(陽気な西海岸風からそばかすが消えて憂鬱と冷酷さを感じさせる東部インテリな美形へ) その彼に誘惑されて(CIAのブリーフィングネタ)黒変身する(一夜にして少女から女へ)ニホンちゃんという展開が見たい!!! すみません、逝ってきます
プルルル、プルルル 「まいどありがとうございます。更科です。」 「あ、フランソワーズちゃん。うん、さくらだよ。」 「え、今日はいつもお世話になっているお礼にお手伝い。」 「えっと、注文?あ、そうそう。今、出来たところみたい。うん」 「えへへ、今日は、お泊まりなんだ。晩御飯もごちそうしてくれるって」 「直に見ると、職人さんってかっこいいよ。じゃ、まっててね」 「お兄ちゃん、フランソワーズちゃんから催促だよ。頑張らないと、もう出 来たって言っちゃったよ。ファイト(はぁと)」 更科うどん氏がんがれ(お兄ちゃんでよかった?性別を知らないから)。 そして、ここでは、「ニホンちゃん更科家でお泊まりの巻き」ですた。
『アトミックブルマ(仮)』 太陽は嫌味なくらい眩しく照っている割に、空気は適度に乾いた爽やかな陽気で、正に屋外体育日和。 というわけで、5年生の4時間目は体育の授業。みんな体育着に着替えて校庭に集まっていました。 「はーい、みなさーん。今日の体育ではドッチボールをしまーす。拒否権は認めませーん」 真紅のジャージを身に纏い、ボールを小脇に抱えたフラメンコ先生が高らかに宣言しました。 「ただし、ただの紅白分かれてのドッチボールじゃ、皆は兎も角、先生は面白くありません。 という訳で、無差別攻撃誤爆上等、360度が戦場だ!バトルロワイヤル形式で行います。 また、ボールも複数使用しますので、常に周囲に注意を向けてないとだめですよー。 ちなみに、一番ボールを当てられた子は罰として給食抜きです。さー、がんばっていきまっしょい」 妙に説明調なセリフの最後に、さりげなくお子様には残酷な文句を口走ってますが、 生徒達の嵐のようなブーイングは笛の音でかき消されました。 さて、生徒達が校庭に散らばったのを確認して、フラメンコ先生が笛を手にしました。その時、 「ちょっと待つニダ〜〜〜!!」 「・・・・なにカンコ君? なんか文句あるの?」 「ニダ? ウリはなんも言ってないハセヨ?」 「あ! 先生! あそこに誰かいます!」 「あれは・・・・・・キッチョム君!?」 そう、そこにいたのは、栄養失調のくせに妙に肥満体なヒキコモラー、キッチョム君でした。 しかしその出立ちは、クラスメイトの想像の遥か斜め38度上空の代物です。 上半身:限界まで引き伸ばされた体操着、その裾から悩ましげなおへそがご挨拶。へそ。 足 :可愛らしい赤い毛玉のワンポイントがついた、清楚な白のハイソックスで純真さを演出。 下半身:股座に放送コードギリギリまで食い込ませた深紅のブルマが、全町内の殿方を前屈みに。 胸元 :溢れんばかりの胸板の脂肪で湾曲した文字、それは「5年地球組 日ノ本さくら」。
『うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・!!』 のどかな小学校の校庭の風景は、一瞬にして阿鼻叫喚の地獄絵図へと変わり果てました。 インドネシアちゃんはその場で卒倒。ベトナちゃんは口元を抑え保健室へ直行。イン堂君もびっくり。 いつR16指定されてもおかしくない、絵にもかけない見苦しさ。ああ、小説でよかった。 クラスの大半がリタイアし、残った生徒達も競技を始める前に精神的大ダメージ・・・一人を除いて。 「ぶらじゃー、思わず火をつけたくなるその格好は、一体どうしたニダ?」 「ザイとザイニーがニホンの箪笥から盗・・・・じゃなくて取引して手に入れた代物ニダ。 ウリは体育着を持っていないから、仕方なくこうやって入手するしかなかったハセヨ」 (『ウリ達はそんなことしてないニダ!捏造ニダ!』ザイ&ザイニー:後日談) 「・・・・ぶ、ぶらじゃー・・・パ、パンツははいてるニカ?」 「・・・・ふふふ、もちろんニダ! 見るハセヨ!」 「ムッヒョ〜〜〜〜〜〜・・・・・ン?」 「ゲルマッハのブリーフニダ!」 『ズバシュ!』(ゲルマッハに9200のダメージ! ゲルマッハは気絶した!) 「・・・・ぶらじゃー、何でニホンのパンツじゃないニカ?」 「カンコ、そんなもんはいて喜ぶのは変態ニダ。家に変態はお前だけで十分ハセヨ」 「にゃ、にゃ、にゃ、にゃにを言うニダー! そんな格好しているぶらじゃーも真性の・・・」 「はいはい・・・・・もうそこ、底辺の争いはそれぐらいにして・・・・・お願いだから・・・・」 南北電波合戦に軽い偏頭痛がおきたフラメンコ先生、何とか両者を説得して競技を始めさせます。 そして、その背後には不気味に揺れる一つの影がありました。
「では、競技開始!」『ピッピーーーーーーーー!!』 フラメンコ先生がボールを天高く放り投げました。太陽の日差しを受けてゆっくり宙を舞うボール。 まずそれをキッチョム君が、引きこもりとは思えない機敏な動作で手にしました。 そして周囲を見渡し、狙うはもちろんニホンちゃん。見れば自分に背中を向けてるではありませんか! 「(ウェーハッハッハッハ、相変わらず隙だらけニダ!)喰らうニダ!テポド〜ン・・・・」 大きく振りかぶり、ニホンちゃん向けてボールを投げようとするキッチョム君。 ニホンちゃん大ピーンチ!その時でした。 「攻撃の意図・発射準備行為確認!自衛権発動相当の武力攻撃事態と認識!えいっ」 「アイゴッ!!」 ニホンちゃんが猛烈な勢いで振り返りながら腰の回転を加えたボールは、 見事にキッチョム君の顔面を捕らえて1ダウン目を奪い、蛙の潰れたような音を周囲に響かせました。 暫し、地上にない楽園に意識を飛ばしていたキッチョム君、訳がわからないという表情で起き上ると、 羞恥と怒りでか、顔を真っ赤にしたニホンちゃんが、自分を見下ろしていました。 その涙で潤んだ瞳の奥には、暗く深い闇の黒炎がゆらりゆらりと揺らめいています。 瞬時に身の危険を察知したキッチョム君は、「ひぃ」と悲鳴をあげると脱兎の如く逃げ出しました。 その背後に、ニホンちゃんの声が響きます。 「事態深刻化!経済制裁・送金停止等の厳しい措置が必要!えいっ」 今度は逃げるキッチョム君の後頭部にボールがヒット。勢いそのまま転がりまくって2ダウン目。 「わははは、いいぞいいぞニホンちゃん、やれやれ〜」 アメリー君が手を叩きながら大喜び、更に囃し立てます。 『軍靴の音が聞こえるわ!』との声も聞こえましたが、ニホンちゃんの容赦ない攻撃は続きます。 「えいっ、えいっ」
無様に逃げまわるキッチョム君、これではいかんと兄弟の絆・愛(アイ)コンタクト。 もちろん相手は呆然と事態を見ていたカンコ君に対してです。 (カンコ・・・・・ウリにボールを回すニダ!)(ラ、ラジャー!) カンコ君はこっそりボールを拾うと、わざとらしい演技で 「あー、てがすべったニダー」 などとのたまいながら、キッチョム君に向けてボールを放りました。 そしてボールは、ゆっくりと美しい軌道を描いてキッチョム君の手に・・・・届きませんでした。 ボールは目の前を何かの影が通り過ぎた後、一瞬で消え失せてしまったのです。 「ニダ?」 「ヲイヲイ、折角盛り上がってんだから余計な真似すんなYO」 見事にインターセプトしたボールを指先で回すのはアメリー君。 「それとも、俺様に逆らうつもりか? あいつの代わりに俺様に狙われてみるか?ん?」 「しょ、しょんな、滅相もないニダ・・・・」 「そうそう、そこで黙って見てろよ、中立のカンコ君?」 と言うと、アメリー君は後ろを向いてボールを思い切り放り投げました。 2秒後、遥か遠くでキッチョム君の「アイゴッ」の声が響きました。側頭部に命中したようです。 「HAHAHAHA! 我ながらナーイスなコントロールだ!」 冷や汗をだらだら流しながら、カンコ君は一生懸命キッチョム君を助ける手段を考えました。 「ほ、他の連中はどうしているニダ?」 右手に目を向けると、エリザベスちゃんやフランソワーズちゃんら頂上会議のメンバーがいましたが、 カンコ君の視線に気付くと、みんなプイプイ顔を背けてしまいました。 「こ、こういう時は、チューゴ君に・・・・」 左手に目を向けると、チューゴ君はタイワンちゃんと並んで体育座り。風邪で体育は見学中です。 「・・・・・八方塞ニダ・・・・・」 「えいっ」 カンコ君の背後で、またもやキッチョム君の顔面にボールが当たりました。