1 :
まリ :
2007/04/02(月) 22:30:39 ID:QMVC/dpH @『玉勝間』 めづらしき書〜、よに多きものぞかし。 A『韓非子』 ○簡主出税者〜吏富○』 B『戦国策』 楚王○張儀○〜下之事也』 C『蒙求』 王承為東海太〜送令帰家。 D『孟子』 王曰何以利吾〜、不奪不○。 この5つの中で現代語訳を知ってる方、是非教えて下さい。 現代語訳が載っているHPでも構いません。 ご協力、宜しくお願いします。 *『○』とは漢字が難しく、変換しても出て来なかった文字です。
2 :
名無氏物語 :2007/04/02(月) 22:56:33 ID:W+SiuaiI
王承為東海太
3 :
名無氏物語 :2007/04/02(月) 23:07:19 ID:W+SiuaiI
孟子 君主は『どうすればわが国の利益となるだろうか』と言い、 大夫(上級家老)は『どうすればわが家の利益となるだろうか』と言い、 士(一般家臣)や庶民は『どうすれば俺の利益となるだろうか』と言う。
4 :
名無氏物語 :2007/04/02(月) 23:07:59 ID:W+SiuaiI
こんな感じで、上から下までそろって利益を争えば、国は危機に陥るでしょう。 戦車一万を抱える国で、その君主を殺す者は、必ず戦車一千を抱える大家臣です。 戦車一千を抱える国で、その君主を殺す者は、必ず戦車一百を抱える大家臣です。 万の国で千、千の国で百ならば、国の十分の一も扶持として貰っている家です。 これが少ないわけがない。だが、義を後にして利益を先にするような輩ならば、 国中奪い取るまで満足しないでしょう。
5 :
まリ :2007/04/03(火) 22:11:15 ID:20hkVhsi
名無氏物語さん、あリがとうございます★ 助かリましたあ(○´▽`●)ノ
6 :
「勇俊(冬のオイラ) :2007/04/03(火) 22:54:03 ID:ahTeKMw5
____ r っ ________ _ __,、 _ _ ___ _ | .__ | __| |__ |____ ,____| ,! / | l´ ,! /_| |__ | | ! /____,、 | | | | | __ __ | r┐ ___| |___ r┐ / / | | /\ / __ __| | ロ .| / __ __l´ | |_| | _| |_| |_| |_ | | | r┐ r┐ | | | / | | レ'´ / く_/___| |___ .| ロ .|く_/ヽヽ| | | r┐| |___ __|. | | | 二 二 | | |く_/l | | , ‐'´ |___ ___| | ロ .| ヽ | | |_.| | / ヽ | | | |__| |__| | | | | | | | __ / ヽ |__ .__| / / | | / /\ \. | |└------┘| | | | | |__| | / /\ \ / ヽ / /ヽ\  ̄ ̄ く_/ \ `フ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | |____丿 く_/ \ `フく_/\`フ く/ \`フ `´ `‐' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐'  ̄ `´
7 :
華 :2007/04/12(木) 00:24:43 ID:PqDizsct
不顧後患の現代語訳を知ってる方、是非教えて下さい。現代語訳が載っているHPでも構いません。ご協力、宜しくお願いします。
8 :
大和物語 :2007/04/14(土) 18:59:17 ID:aNzY9+/n
現代語訳教えてください。。。 『玉くしげ』 野大貳、純友が騒ぎのとき、討手の使ひにさされて少将にて下りけり。 おほやけにもつかうまつり、四位にもなるべき年にあたりければ、正月の加階給はりのこと、 いとゆかしうおぼえけれど、京より下る人もをさをさ聞こえず。 ある人に問へば、「四位になりたり」とも言ふ。ある人は「さもあらず」とも言ふ。 定かなること、いかで聞かむと思ふほどに、京のたよりあるに、 近江守公忠の君の文をなむ、もて来たる。いとゆかしう、うれしうて、開けて見れば、 よろづのことども書きもていきて、月日など書きて奥の方にかくなむ。 玉くしげふたとせあはぬ君が身をあけながらやはあらむと思ひし これを見て、限りなく悲しくてなむ、泣きける。四位にならぬよし、文の言葉にはなくて、 ただかくなむありける。
9 :
名無氏物語 :2007/04/14(土) 23:52:18 ID:2bv7fakG
>>8 【現代語訳】
太宰府の大弐であった小野好古は、純友の乱のとき、追討使に任命されて、
右近衛少将兼任で西に下った。
朝廷にもお仕えし、四位にもなるはずの年に当たっていたので、正月の位階昇進のことが、
たいへん知りたく思われたが、都から下ってくる人がいるともほとんど聞かない。
ある人に尋ねると、「四位になった」とも言う。ある人は「そのような話もない」と言う。
確かなことをなんとかして聞きたいと思っているうちに、都からたよりがあり、
近江の守公忠の君の手紙を持ってきた。たいへん内容が知りたくて、うれしくて、開けてみると、
いろいろなことを書いていって、月日などを書いて、最後の方にこのように書いてあった。
二年の間、会わなかったあなたを、まだ五位の緋の袍のお姿ままで会う事になろうとは思いませんでした
これを見て好古はこの上なく悲しくて泣いた。四位にならなかったことを手紙のことばに書かなくて、
ただこのようにほのめかしたのだった。
10 :
名無氏物語 :2007/04/15(日) 00:23:25 ID:ly02mKQH
>>8 【現代語訳】
太宰府の大弐であった小野好古は、純友の乱のとき、追討使に任命されて、
右近衛少将兼任で西に下った。
朝廷にもお仕えし、四位にもなるはずの年に当たっていたので、正月の位階昇進のことが、
たいへん知りたく思われたが、都から下ってくる人がいるともほとんど聞かない。
ある人に尋ねると、「四位になった」とも言う。ある人は「そのような話もない」と言う。
確かなことをなんとかして聞きたいと思っているうちに、都からたよりがあり、
近江の守公忠の君の手紙を持ってきた。たいへん内容が知りたくて、うれしくて、開けてみると、
いろいろなことを書いていって、月日などを書いて、最後の方にこのように書いてあった。
二年の間、会わなかったあなたを、まだ五位の緋の袍のままで会う事になろうとは思わなかった
これを見て好古はこの上なく悲しくて泣いた。四位にならなかったことを手紙のことばに書かなくて、
ただこのようにほのめかしたのだった。
11 :
大和物語 :2007/04/15(日) 18:12:21 ID:eGCFeD52
12 :
宇治拾遺物語 :2007/04/21(土) 17:01:25 ID:vSAbP7G9
左の大臣は、過ぐしたる事もなきに、かかる横さまの罪にあたるを思し嘆きて 日の装束して、庭に荒薦を市敷きて、出でて、天道に訴へ申したまひけるに、 許したまふ御使ひに、頭中将、馬に乗りながら、馳せまうでければ、 急ぎ罪せられるる使ひぞと心得て、ひと家泣きののしるに、許したまふよし仰せかけて帰りぬれば、 また、喜び泣きおびたたしかりけり。 許されたまひにけれど、「おほやけに仕うまつりては、横さまの罪出で来ぬべかりけり。」と言ひて 殊に、もとのやうに宮仕へしたまはざりけり。 の現代語訳を教えて下さい。。 長くてすいませんorz
13 :
宇治拾遺物語 :2007/04/21(土) 17:04:16 ID:vSAbP7G9
↑伴大納言、応天門を焼くです。
14 :
名無氏物語 :2007/04/22(日) 00:19:19 ID:fu4MEPDJ
>>12 【現代語訳】
左大臣は、過失がないのにこのような道理に合わない罪を受けるのを、思い嘆きなさって、
束帯姿になって、庭に出て荒薦を敷いてその上に乗り、天帝に訴え申し上げなさったところ、
罪をお許しになる御使として、頭の中将が馬に乗り駆けつけてきたので、急ぎ刑罰を与えに
きた使いだと思って家中泣き騒いだが、罪を許しなさるということをおっしゃって帰ったので、
また喜んで泣く様子ははなはだしかった。許されなさったが、「朝廷にお仕え申し上げていると、
道理に合わない罪がおこってくるにちがいないことよ」と言って、以前と違って、もとのようには
朝廷に仕えることはなさらなかった。
15 :
宇治拾遺物語 :2007/04/22(日) 17:27:21 ID:LVvRwbxL
>>14 答えてくださってありがとうございます!!
ついでと言っては難ですが
この事は、過ぎにし秋のころ、右兵衛の舎人なる者、東の七条に住みけるが、
司に参りて、夜更けて家に帰るとて、応天門の前を通りけるに、人のけはひしてささめく。
廊のわきに隠れ立ちて見れば、柱よりかかぐり降るる者あり。怪しくて見れば伴大納言なり。
次に子なる人降る。また次に、雑色とよ清といふ者降る。何わざして降るるにかあらんと、
つゆ心も得で見るに、この三人降る果つるままに、走ることかぎりなし。
南の朱雀門ざまに走りて、住ぬれば、この舎人も家ざまに行くほどに、
二条堀川のほど行くに、「大内の方に火あり」とて、燃えたるなりけり。
このありつる人どもは、この火つくるとて、のぼりたりけるなりと心得てあれども、
人のきはめたる大事なれば、あへて口より外に出ださず。その語、
左の大臣のしたまへることとて、「罪かうぶりたまふべし」と言ひべきののしる。
あはれ、したる人のあるものを、いみじきことかなと思へど、言ひ出だすべきことならねば、
いとほしと思ひありくに、「大臣許されぬ」と聞けば、罪なきことはつひに逃るるものなりけりとなん思ひける。
この現代語訳も教えていただけるとありがたいです!!
16 :
名無氏物語 :2007/04/22(日) 19:24:55 ID:ic6EqoNm
漢文の現代語訳が載っているHP教えてください(.. )
17 :
名無氏物語 :2007/04/22(日) 19:39:01 ID:EkHu8N5x
18 :
名無氏物語 :2007/04/22(日) 22:08:17 ID:fu4MEPDJ
>>15 【現代語訳】
このことは、過ぎ去った秋の頃に、右兵衛府の舎人である者が東の七条に住んでいたが、
役所に参上して、夜が更けて家に帰るということで、応天門の前を通っていたところ、
人の気配はしてささやいている。廊の脇に立って見ると、柱をすがり降りてくる者がある。
不審に思って見ると、伴大納言である。次に子である人が降りる。また次に雑役のとよ清
という者が降りる。何をして降りてきたのであろうかとまったく理解できないで見ていると、
この三人はみな降りてしまうとすぐに、走ることこの上ない。南の朱雀門の方に走り去った
ので、この舎人も家の方に帰っていくのだが、二条堀川のあたりを行くと、「内裏の方で火事
だ」といって、燃えたのだった。さっきの者たちは、この火をつけようとして門に登ったのだ
なあと、さっきのことを理解したのだが、この上ない重大事なので、決して口外しなかった。
その後、左大臣のなさったことだというわけで、「罪を受けるに違いない」と言い騒いでいる。
ああ、べつにした者があるのに、ひどいことだなあと思うが、言い出してよいはずのことでも
ないので、気の毒なことだと思いつつ過ごしているうちに、「大臣が許された」と聞いたので、
無実の罪はさいごには免れるものなのだなあと思ったのだった。
そんなに難しい古文ではないし、今後は分からないところだけ聞くようにして下さい。
19 :
名無氏物語 :2007/04/24(火) 09:51:17 ID:UpmlNxKf
沙石集の勘解由小路の地蔵の訳を教えて下さい
20 :
名無氏物語 :2007/04/24(火) 12:57:23 ID:mPDK55Ai
21 :
名無氏物語 :2007/04/24(火) 21:13:32 ID:ruHVUVfs
>>20 携帯からだと長過ぎますとか言われてカキができなかった
さて
この女房しかるべきことにや、烏丸を下りにぞ行きける。
暁月見れば、入道の馬に乗りて、供の者四、五人ばかり具して行き逢いたるに、
立ち止まりてものいはむとする気色を見て、入道馬より降り、
「仰せらるべきことの候ふにや。」と言へば、左右なくうち出でず。
やや久しくありて、女の童を以ていはせけるは、
「申すにつけてはばかりおぼえはべれども、勘解由小路の地蔵に、この日ごろまう
で申すことの侍りつるが、『この暁下向のとき、初めて逢ひたらむ人を頼め』と、
確かの示現をかうぶりてはべるを、申し出づるにつけてはばかりはべれども、申
さでまた、いかがと思ひて。」と言ひて、よにもの恥づかしげなる気色なり。
この入道、年ごろの妻に後れて、三年になりけるが、この地蔵に参りて、
仏の御計らひに任せて、契りを結ばむとて、いまだ妻もせざりければ、
地蔵堂へ参る道にて、かかることのありければ、子細にも及ばず、
やがて馬にうち乗せて帰りぬ。
田舎に所領などを持ちて、貧しからぬ武士入道なりけり。
さてこの法師は、縦さまに走り、横さまに走り、履物片方履きて、
汗を流し、息を切りて走り巡れども、なじかは行き逢ふべき。
夜も明けぬれば、あまねく人に問ふに、
「さる人は、しかしかの所へこそおはしつれ。」
と言ひければ、心のあられぬままに、その家の門に行きて、
「地蔵の示現にはあらず。法師が示現ををこがましく。」
とののしれども、「こは何事ぞや。ものくるひか。」と、
言ふ人こそあれ、用ゐる人はなし。
心濁れるは益なし。信心深くして、仏の御詞と仰ぎければ、
この女房は思ひのごとく、所望かなひけり。
大聖の方便めでたくこそ。
よろしくお願いしますm(_ _)m
22 :
名無氏物語 :2007/04/24(火) 22:38:06 ID:8FDpspGK
「鳩吹く秋」 鳩吹く秋とこそ思い参らすれ。 よろしくお願い致しますm(__)m
23 :
名無氏物語 :2007/04/25(水) 02:49:46 ID:F0UJo0Nq
>>21 前の文脈が分からないので、ちょっと通じないところがあるかもしれませんが…。
【現代語訳】
この女房は、そうなるはずの運命だったのだろうか、烏丸を下っていった。暁の月を見たので、
入道は馬に乗って、供の者を四、五人ほど引き連れて出かけ、(この女房に)行き会ったのだが、
女房が立ちどまって何か言いたげな様子しているのを見て、入道は馬から降りて「何かおっしゃい
たいことがありますか」と言うと、女房はたやすくは言い出さない。少し経って、女の童に取り次
いで言わせたことには、「申し上げるのは遠慮されるのですが、勘解由使小路の地蔵にここ数日来
お祈り申し上げていたことがございますが、『この明け方の帰り道に、初めて会う人を頼りにしな
さい』と、確かなお告げを頂きましたので、申し出るのも遠慮されましたが、そうかといって申し
上げないのもまた、どうかと思いまして」と言って、いかにも恥ずかしそうな様子である。
この入道は、長年連れ添った妻に先立たれて、三年になっていたが、この地蔵にお参りして、仏の
お計らいに任せて、夫婦の契りを結ぼうと思い、まだ妻も持たないでいたが、地蔵堂にお参りする
途中の道で、このようなことがあったので、あれこれ考えるまでもなく、そのまま女房を馬に乗せ
て帰った。田舎に所領などを持っていて、貧しくもない武士入道であった。
さて、この法師は、縦に横にとあちこち走り、履物も片方だけはいて、汗を流し、息を切らして走り
まわったけれども、どうしてこの女房と行き会うはずがあろうか。世も明けてしまったので、広く色々
な人に訪ねると、「そのような人は、これこれの所へいらっしゃった」と言ったので、気が気でないま
まに、その家に行って「地蔵のお告げではないのだ。法師のお告げを馬鹿馬鹿しいことに信じてしまっ
て」と大騒ぎするが、「これは何者だ。狂人か」と言う人はいるけれど、まじめに相手にする人もいない。
心が濁っているのは、かいがない。信心深く仏のお言葉だと信じて尊んだので、この女房は思い通りに願い
が叶ったのだった。大聖人の方便はみごとなことであるよ。
24 :
名無氏物語 :2007/04/25(水) 03:03:19 ID:F0UJo0Nq
>>22 「鳩吹く秋」とお思い申し上げます(あなたを引きとめたいことです)
25 :
名無氏物語 :2007/04/25(水) 07:58:03 ID:IvHzoAYp
26 :
名無氏物語 :2007/04/26(木) 21:06:10 ID:9vjt66G9
かくのみ思ひくんじたるを、心も慰めむと、心苦しがりて、母、物語などもとめて見せたまふに、げにおのづから慰みゆく。 紫のゆかりを見て、続きの見まほしくおぼゆれど、人語らひなどもえせず、誰もいまだ都なれぬほどにてえ見つけず。 いみじく心もとなく、ゆかしくおぼゆるままに、「この源氏の物語、一の巻よりしてみな見せたまへ。」と、心のうちに祈る。 親の太秦にこもりたまへるにも、ことごとなくこのことを申して、出でむままにこの物語見はてむと思へど見えず。 いとくちをしく思ひ嘆かるるに、をばなる人の田舎より上りたる所に渡いたれば、「いとうつくしう生ひなりにけり。」など、あはれがり、めづらしがりて、帰るに、「何をかたてまつらむ。まめまめしき物は、まさなかりなむ。 ゆかしくしたまふなる物をたてまつらむ。」とて、源氏の五十余巻、櫃に入りながら、在中将、とほぎみ・せり河・しらら・あさうづなどいふ物語ども、一袋とり入れて、得て帰る心地のうれしさぞいみじきや。 はしるはしる、わづかに見つつ、心も得ず心もとなく思ふ源氏を、一の巻よりして、人もまじらず、几帳の内にうち伏して、引き出でつつ見る心地、后の位も何にかはせむ。 昼は日ぐらし、夜は目の覚めたるかぎり、灯を近くともして、これを見るよりほかのことなければ、おのづからなどは、そらに覚え浮かぶを、いみじきことに思ふに、夢にいと清げなる僧の、黄なる地の袈裟着たるが来て、「法華経五の巻をとく習へ。」と言ふと見れど、 人にも語らず、習はむとも思ひかけず。物語のことをのみ心にしめて、我はこのごろわろきぞかし、さかりにならば、かたちもかぎりなくよく、髪もいみじく長くなりなむ、光の源氏の夕顔、宇治の大将の浮舟の女君のやうにこそあらめ、と思ひける心、まづいとはかなくあさまし。 よろしくお願いします。
27 :
名無氏物語 :2007/04/26(木) 21:07:23 ID:9vjt66G9
↑ 更級日記「源氏の五十余巻」です。
28 :
名無氏物語 :2007/04/26(木) 21:44:15 ID:t5Ue6uMG
ここまでメジャーな作品の訳まで、長々と書き込んで鯖に負担かけてまで 教えてやる必要、あるのかね? 高校古典教科書における、定番中の定番じゃん。これ。 よほど難解だったりマイナーだったりする文章ならともかく、 更級日記のこの箇所について、ここで訳を披露するのは、ただの自己満足だぞ。 国語教育とか古典学習という観点からすれば、むしろ足を引っ張る行為にしかならんと思うが。
29 :
名無氏物語 :2007/04/27(金) 01:41:17 ID:wxXEwyYO
>>26-27 ↓ここで探してください。更級日記の現代語訳が載っているサイトです。
http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/sarasina.htm >>28 でも言われているように、更級日記のこの部分は非常に有名な場面であり、
ネット上に現代語訳を容易に見つけることが出来ます。
長文を書き込んで大変だったことでしょうが、せめて検索してから質問してください。
>>28 おっしゃることはもっともです。しかし、ここは現代語訳の質問をするスレッドです。
国語教育や古典教育についてはお考えならば、そういった趣旨のスレッドを立てて、
そこで、ぜひ中高生のご指導をなさることをおすすめします。
私にはそんな高尚な役目はできません。それより、私が現代語訳をしているのは、
(自己満足かどうかは他者が判断することですからおきますが)こういった単発質問
スレッドが乱立する状況を少しでも防ぎたいからです。もうできてしまったのですから、
このスレッドを有効に利用して、現代語訳のの質問をここに集中させようかと考えました。
というのも、単発質問スレの乱立の原因の一つとして、無配慮な質問以来があると、誰も
それに応じず、スレが下がっていき、見つけにくくなってしまうからというのがあります。
スレの乱立で、初期の頃にたった興味深いスレが単発質問スレで落ちてしまうのがもったい
ないのです。だから、私は、来ると、なるべく質問スレをageています。
これを見た現代語訳依頼予定の方、安易な全訳を依頼するのでなく、分からないところを、
まずは、図書館などで調べたり、ネット上で検索したりして、それでも見つからない場合に、
出典と前後の文脈がわかる程度の長さの本文を書き込んでください。
調べ方が分からない場合はその質問でもかまいません。もちろん本来自分で訳すべきなのです。
30 :
名無氏物語 :2007/04/27(金) 01:46:08 ID:wxXEwyYO
誤字訂正 (誤)国語教育や古典教育についてはお考えならば ↓ (正)国語教育や古典教育についてお考えならば (誤)無配慮な質問以来があると ↓ (正)無配慮な質問依頼があると
31 :
名無氏物語 :2007/04/27(金) 01:49:03 ID:wxXEwyYO
その他の、誤字・衍字はご愛嬌ということで。
32 :
名無氏物語 :2007/04/30(月) 16:24:22 ID:BvDFVO6p
age
33 :
名無氏物語 :2007/05/01(火) 20:03:55 ID:UAYsScbC
ちぎりけむ昔のけふのゆかしさに天の川波うちいでつるかな たちいづる天の川辺のゆかしさにつねはゆゆしきことも忘れぬ の現代語訳を教えて下さい
>>33 やってみましたよ
ただ、直訳では何の事だか解りにくいと思いますので、意訳もついでにつけておきますね
『ちぎりけむ昔のけふのゆかしさに天の川波うちいでつるかな』
<直>
今日はその昔、牽牛と織姫が深い約束を交わした謂れのある日ですから、天の川も
ついつい波立ってしまうのですね
【意】
今日は7月7日、七夕ですね
この日は、その昔、玄宗皇帝と楊貴妃が(七夕に因んで)約束を交わした日だとも
聞いております
あなたはその(玄宗皇帝と楊貴妃の)物語をお持ちだとか
本来なら、私はあなたにお頼み出来るような立場ではありませんが、この特別な日に
託けてどうぞそれを御貸し下さいと、天の川の波のように囁いてみましょう
『たちいづる天の川辺のゆかしさにつねはゆゆしきことも忘れぬ』
<直>
天の川が波立っているのは、牽牛と織姫の年に一度の逢瀬に感じての事ですから、
本当は良くない事ですが、今日はそれを忘れておきましょう
【意】
この日は牽牛と織姫の年に一度の逢瀬の日
二人が互いにこの日を待ちわびるように、あなたが物語を読みたいと思うお気持ちも
さぞ強いのでしょうね
このような不吉な悲恋の物語を他人様にお貸しすると言うのは、本当はとても気の
進まない事なのですが、わざわざ日にちを選んで文を寄越されたあなたのお気持ちを
汲んで、特別にお貸しする事に致しましょう
35 :
名無氏物語 :2007/05/03(木) 02:20:58 ID:hJNF6KUi
age
36 :
ユイ :2007/05/03(木) 11:09:32 ID:QiIFBYVX
★古典 @『枕草子』 雪のいと高うはあらで、うすらかに降りたるなどは、いとこそをかしけれ。 〜 あけぐれのほどに帰るとて、「雪なにの山に満てり。」と厨ずしたるは、いとをかしきものなり。女の限りしては、さもえゐ明かさざらましを、ただなるよりはをかしう、すきたるありさまなどいひあはせたり。 A『伊勢物語』 昔、紀の有常といふ人ありけり。三世の帝につかうまつりて、時に遇ひけれど、後は世かはり時うつりにければ、世の常の人のごともあらず。 〜 秋や来る露やまがふと思ふまであるは涙の降るにぞありける ★漢文 @『唐詩選』 吹笛 杜甫 吹笛秋山風月清 〜 何得愁中却尽生 A『論語』 子貢問曰、「何如 〜 「○、斗○之人、何足算也。」 インタ-ネットで探してもなかなか見つからないので、口語訳のあるHP知っている方は是非教えて下さい。もしくは、訳をお願いします。
37 :
名無氏物語 :2007/05/03(木) 14:20:43 ID:hJNF6KUi
>>36 @『枕草子』は訳を見つけられなかったので、サービス。
雪が大して高くはなくてうっすらと降ったのなどは、とても趣がある。また、雪がとても高く降り積もった夕暮れから、
縁に近く気の合う女房二三人ほどが、丸火鉢を中にすえて、話などするうちに、暗くなってしまったけれど、こちらには
灯火もともさないのに、あたり一帯の雪の光がとても白く見えているので、火箸で灰など気の向くままにかき回してしみ
じみと情趣を感ずることも、おもしろいことも、口をそろえて話しているのがおもしろい。
宵も過ぎてしまっているだろうかと思う頃に、沓の音が近く聞こえるので、変だと思って外のほうを見たところ、時々こ
のような折に思いもかけず来る人だったよ。「今日の雪をどうお思いなのかとお察し申し上げたが、何ということもない
ことに邪魔されて、どこそこで夕暮まで暮らしてしまった」などと言う。「今日来む(の和歌)」などの方面のことを言っ
ているのだろうよ。昼あったあれこれのことなどをはじめとしていろいろなことを言う。円座だけは差し出したけれど、
片方の足は下に垂らしたままであるのに、鐘の音なども聞こえるまで、内にも外にも、この男の話すことは飽きないと
思われる。
夜が明けようとしてまだ暗い頃に、(男は)帰ると言って、「雪なりの山に満てり」と声を出して詠んだのは、たいそう
おもしろいものである。女だけでは、そのように座って夜を明かすことはできないだろうから、普通の場合よりはおもし
ろく、風流に心を寄せている男の様子などを女房たちが口をそろえて話している。
A『伊勢物語』このサイトに訳があります。
http://www.isemonogatari.com/friends/aritsune.htm もう疲れたので漢文は別の人よろしく。
38 :
ユイ :2007/05/03(木) 20:09:34 ID:QiIFBYVX
名無氏物語さん、 口語訳あリがとうございました! ほんとにほんとに 助かリました(★・∀・)
39 :
エリナ :2007/05/03(木) 20:49:55 ID:XVvT+Kas
名無氏物語さん、ユイさん!!!! あたしも使わせてもらっちゃいました。。。 とっても役に立ちました!!! ありがとうございます♪♪
>>36 @の方だけですが、ちょっとやってみましたよ
『吹笛』 by杜甫
笛吹 秋山 風月清し
誰が家か 巧みに断腸の声を作す
風は律呂(りつりょ)を飄(ひるがえ)し 相和して切なり
月は関山に傍(そ)い 幾処(いくところ)か明らかなる
胡騎 中宵 北走するを堪え
武陵の一曲 南征を想う
故園の楊柳 今 揺落す
何ぞ得ん 愁中 却って尽く生ずるを
秋の山に清らかな風が渡り 美しく月が輝く夜空に 笛の音が流れて行く
誰が何処で奏しているのか それはとても物悲しい響きを帯びている
風に乗る曲の調べは *律呂が互いに響き合い 一層淋しげだ
月は関山を皎々と照らし 幾つかの峰ははっきり見える
この真夜中 きっと*胡の騎兵も 郷愁を覚え
北へ向かって走り出したいのを じっと堪えている事だろう
自分は *武陵の曲と 南征の故事を思い出した
故郷の楊柳は もうすっかり葉を落としている頃だが
それなのに 愁いを帯びた「折楊柳」 の曲は 自分の胸に萌え広がって行く
*部の補足です 律呂:中国の音律で、西洋音楽の1オクターブ間に12音・6音づつ、陽律・陰律で 分けたものを『律・呂』と言う 胡の騎兵も 郷愁を覚え: 晋の将軍劉?が并洲を孤立無援で堅く守り、月の冴えたある夜、城楼に上り 胡笳を吹いたところ、胡軍はその悲しみに涙を流し北の故郷へ帰り去った Aの論語の世界はよくわかりませんので、誰方かよろしくお願いします 武陵の一曲と 南征の故事: 後漢の馬援将軍が南方の武陵に於いて蛮族を平定した際、『武陵深行』の曲を 作り、笛の音に和して歌った
あ、失礼
>>41 訂正です
*部の補足です
律呂:中国の音律で、西洋音楽の1オクターブ間に12音・6音づつ、陽律・陰律で
分けたものを『律・呂』と言う
胡の騎兵も 郷愁を覚え:
晋の将軍劉?が并洲を孤立無援で堅く守り、月の冴えたある夜、城楼に上り
胡笳を吹いたところ、胡軍はその悲しみに涙を流し北の故郷へ帰り去った武陵の一曲と 南征の故事:
後漢の馬援将軍が南方の武陵に於いて蛮族を平定した際、『武陵深行』の曲を
作り、笛の音に和して歌った
Aの論語の世界はよくわかりませんので、誰方かよろしくお願いします
43 :
名無氏物語 :2007/05/04(金) 14:52:59 ID:z4xLnZpy
44 :
モチ :2007/05/05(土) 16:35:17 ID:kLkSKGlj
ユイさん、、多分同じ問題集です。。 ちょうどそこらへんが必要だったので助かりました。 本当ありがとうございました。
45 :
ユイ :2007/05/05(土) 16:56:02 ID:2YemqPov
ルビ-さん、名無氏物語さん、 本当にあリがとうございました!!
46 :
紫 :2007/05/06(日) 13:43:22 ID:uQFw129C
長いですがこの「勘解由小路の地蔵」 どなたか現代語訳してくださいませんか? 近きころ勘解由小路に、利生あらたなる地蔵おはしましけり。 京中の男女市を成す。 その中に若き女房の、見目かたちなびやかなるが、常にまうでて通夜しけり。 また、若き法師の常に参籠しけるが、この女房に心をかけて、 いかにしてか近づかむずると思ひけるあまりに、同じくは本尊の示現の由にて、 近づかむと思ひ巡らすに、この女房、宵のほどつとめし疲れて、 うち休みける耳に、「下向のとき、初めて逢ひたらむ人を頼め。」 と言ひて、立ち退きて見れば、ほのぼの明くるほどに起きあがり、 女の童起こして、急ぎ下向しけり。僧は、しおほせつと思ひて、 出で合うひて行き逢はむとするほどに、履物を置き失ひて、 尋ぬれども見えず。 遅かりぬべければ、履物うち片方履きて、さきざき下向する方を見おきて、 勘解由小路を東へ行かむずらむと、走り出でて見るになし。 この女房しかるべきことにや、 鳥丸を下りにぞ行きける。 暁月夜に見れば、入道の馬に乗りて、供の者四、五人ばかり具して 行き逢ひたるに、立ち止まりてものいはむとする気色を見て、 入道馬より降り、 「仰せらるべきことの候ふにや。」 と言へば、左右なくうち出でず。
47 :
名無氏物語 :2007/05/08(火) 01:29:39 ID:mhG6ROBe
>>46 『沙石集』「勘解由小路の地蔵」現代語訳
そんなに昔でない頃、勘解由小路に、ご利益のあらたかな地蔵がいらっしゃった。
京中の男女がお参りにきて市をなしている。
その中に若い女房で、容姿のしなやかな感じの女房が、いつも参詣し一晩中祈願していた。
また、若い法師でいつも参籠していたものが、この女房に好意をよせて、
なんとかして親しくなりたいと思ったあまり、同じことならご本尊の霊験にかこつけて、
近づこうと計画を立てていると、この女房は、宵のお祈りをし疲れて、
しばらく休んでいたが、その耳に、(法師が)「参拝の帰りの時に、初めて会う人を頼りにせよ」
と言って、引き下がって見ると、(女房は)ほのぼのと夜があけるほどに起き上がり、
女の童を起こして、急いで帰っていった。僧は、思ったとおりやりとげたと思って
女に出会いに行こうとすると、履物がなくなってしまい、探すが見当たらない。
遅れてしまいそうなので、履物を片方履いて、女房が帰っていく方向を見さだめて、
勘解由小路を東にいくのだろうと思い、走り出して行ってみたが、女房はいない。
後半はこのスレの
>>23 にあります。
これで、この話はcompleted.
48 :
名無氏物語 :2007/05/09(水) 01:19:15 ID:ZqUBPlT/
あげり
49 :
名無氏物語 :2007/05/11(金) 14:53:27 ID:Y+LypGfN
ageru
50 :
馬顔 :2007/05/13(日) 17:56:18 ID:kTCoN5B+
平家物語の九段の「知章最期」の訳を教えてください
51 :
名無氏物語 :2007/05/13(日) 18:22:49 ID:gdGgCi4h
52 :
名無氏物語 :2007/05/13(日) 18:26:54 ID:gdGgCi4h
53 :
名無氏物語 :2007/05/15(火) 03:58:17 ID:f8856rFT
ageru
54 :
名無氏物語 :2007/05/16(水) 11:14:30 ID:8HGMmpP9
age
55 :
名無氏物語 :2007/05/18(金) 05:06:11 ID:990P78Fx
agetoko
56 :
名無氏物語 :2007/05/19(土) 23:00:48 ID:zVOheXqU
人ないたく侘びさせ奉らせ給ひそ お願いいたします。
57 :
名無氏物語 :2007/05/20(日) 07:15:42 ID:o0cBaqZG
ひとをひどく悲しませ申し上げなさらないでください
58 :
RI :2007/05/20(日) 11:17:06 ID:7MKOHrdT
まことにもとおぼしめして、【糺させ給ふに】、一定もなきことなれば、 【許し給ふよし仰せよとある宣旨、承りてぞ】、大臣は帰り給ひける。 ↑【 】内の現代語訳教えてください。 「宇治拾遺物語 伴大納言 応天門を焼く事」です。
59 :
名無氏物語 :2007/05/20(日) 18:33:53 ID:0zVKcI43
「返す返すおのが恥なるべし。」の和訳をお願いします 出典は宇治拾遺物語 のちの千金の事です
60 :
名無氏物語 :2007/05/21(月) 03:53:18 ID:NXdN5J55
二松馬鹿の餌 つ「還暦」
61 :
名無氏物語 :2007/05/21(月) 19:29:34 ID:GXDTLSlp
ある姫君、殿のもとへおはすべきにてありけるを、乳母教へけるは、 「やさしく尋常なることをば、ものの姫君なんどのやうにと()申せ。 何となきことのみ、御口がましき御癖のおはしますことの、 しかるべからずおぼえ候ふに、殿の聞かせ給はんとき、いたくものな仰せられ候ひそ。 あはれ、この御前の、ものを仰せられよ()、聞かんなんどおぼしめすとき、ものは仰せ候へよ。 春の鶯の、まがきの竹におとづれんを聞かんやうに、めづらしき御ことにて候へよ。」 と教へ申しければ、「我は、乳母より先に心得たるぞ。()さかしく教ふる。」とのたまへば、 「御心得だに候はば、それこそ心やすく思ひ参らせ候へ。」とぞ言ひける。 さて、殿のもとへおはしてのち、二、三日は()ものものたまはず。 ()あまりなりと思ひけるほどに、殿と並びてもの召しける()、 よによき酸茎のありけるを、なほ欲しく思はれけるにや、膝を立て、肩をすべ、 羽づくろひするやうにして、首を延べ、声を作りて、「酸茎、くはう。」 と二声、()の鳴く声色にてのたまひける。 乳母、あまりに心憂くあさましくおぼえて、また言はせまじとて、 「やがて参らせん。」と言ひけるが、遅かりければ、「きときときと。」 とぞ言ひける。まことに興さめて、殿も思はれける。 『沙石集』「乳母の教へ」 ()は穴埋め問題になっているのでわからないのですが、 全体の現代語訳を教えていただけないでしょうか? ()の中に入る言葉も教えていただけたらありがたいです。 すみません。よろしくお願いします。
62 :
名無氏物語 :2007/05/21(月) 20:18:09 ID:vC6cLJOU
ある姫君が、殿の所にいらっしゃることになったので、乳母の教えることには、 「普通の事柄を、普通の姫君などのようにおっしゃい。 つまらぬことばかり、口になさる癖がおありになることが、 よくない様に思われますので、殿がお聞きになっている時には、あまりおしゃべりなさいませぬように。 本当に、この御前の(?)、ものをおっしゃいよ、聞こうかなどお考えになる時、ものはおっしゃいよ。 春の鴬の、まがきの竹にさえずるのを聞く様に、(しゃべることは)滅多にない様になさい。 と教えたところ、「あたしは乳母よりも早くそれ位のことは分かってるわ。えらそうに言うのね」とおっしゃるので、 「そのことがよくお分かりならば、それはそれは私も安心でございます」と言った。 さて、殿の元にいらっしゃってから後、二三日は何もおっしゃらない。 あんまりだと(乳母?)も思っていた頃、殿と並んでお食事をなさいます時に、 大層美味しそうな酢茎があったのを、欲しいなとお思いになったのか、膝を立てて、肩をすべ(?) 鳥が羽づくろいでもする様な仕草をして、首を伸ばし、声作りして、「酢茎、食いたい」 と二声、(鴬?)の鳴く声色でおっしゃった。 乳母は、あまりにつらくひどいことに思われ、それ以上は言わせないぞと思い、 「あとで差し上げます」と言ったのだが、遅かったので、「きときときと」 と言った。本当に興ざめなことに、殿もお思いになった。 最後の「きときときと」はシャレなのかな? 話の展開は、殿の前に参上する前に、乳母と姫君とが作法を確認し合っていたはずだが、 姫君が「鴬の様に」を比喩と取らずに、そのままに受け取っていて、殿の前で大恥をかいた、ということ。 ()は選択枝があるの?まあ、大体の内容が分かればいいんですよね?
63 :
名無氏物語 :2007/05/21(月) 21:07:12 ID:GXDTLSlp
>>62 ありがとうございます!!
一応、選択肢はあります。
一番最初の()から順に1、2、3…として、下のアイウエのどれかを選択するようになっています。
問1
ア、1「なん」2「かな」6「より」
イ、1「こそ」2「かし」6「に」
ウ、1「かし」2「なん」6「とも」
エ、1「さへ」2「しも」6「ば」
問2
ア、3「いとも」4「しかれど」5「何にか」
イ、3「さては」4「いづれも」5「つねに」
ウ、3「すべて」4「さてこそ」5「さらば」
エ、3「何しに」4「つやつや」5「これも」
問3
7に入る語は?
ア、鶯
イ、酸茎
ウ、姫君
エ、乳母
です。わかりづらくてすみません。
64 :
名無氏物語 :2007/05/22(火) 00:03:19 ID:XmqPhTdb
問1は、イ 問2は、エ 問3は、ア で、多分合ってます。 あと、()は、(1)(2)・・・・などと記述して頂けると、見やすくて、ありがたいです。
65 :
名無氏物語 :2007/05/22(火) 19:54:07 ID:qX6eB1w+
>>64 ありがとうございます!!
番号を書き忘れてしまい、見づらくなってしまってすみませんでした。
大変助かりました。ありがとうございました。
66 :
名無氏物語 :2007/05/23(水) 00:26:15 ID:CT4z8WQi
あさましき悪事を申し行ひ給へりし罪により、この大臣の御末はあはせぬなり。 さるは、大和魂などは、いみじくおはしましたるものを。 延喜の、世間の作法したためさせ給ひしかど、過差をばえしづめさせ給はざりしに、この殿、制を破りたる御装束の、ことのほかにめでたきをして、内裏に参り給ひて、殿上に候はせ給ふを、帝、 小部(草冠に部)より御覧じて、御けしきいとあしくならせ給ひて、職事を召して、「世間の過差を制きびしきころ、左大臣の、一の人といひながら、美麗ことのほかにて参れる、便なきことなり。 はやくまかり出づべきよし仰せよ。」と仰せられければ、承る職事は、いかなることにかと恐れ思うひけれど、参りて、わななくわななく、しかしかと申しければ、 いみじく驚き、かしこまり承りて、御随身の御先参るも制し給ひて、急ぎまかり出で給へば、御前どもあやしと思ひけり。 お願いします!!
67 :
名無氏物語 :2007/05/23(水) 03:39:18 ID:920cOb8n
68 :
名無氏物語 :2007/05/23(水) 07:27:17 ID:VpW2BJST
>>66 ひどい悪事をなさった罪によって、この大臣の将来も危うくなった。
そうは言っても、大和魂などは、大変すばらくしていらっしゃったのに・・・・。
延喜式には、世間の作法をお記してなっているが、贅沢をばおしずめなさることが出来なかったので、
この殿、規則違反のお召し物の中でも、特に立派なものをお召しになって、内裏に参上なさり、
殿上に控えていらっしゃったところ、帝は、それをこじとみの中からご覧になって、大変気分を悪くなさり、
職事をお呼びになり、「世間での贅沢に関する規則も厳しい今日にあって、左大臣が、一の人だからといって、
美麗この上もない格好で参ったこと、不都合なことである。
早々に退出せよと言え!」とおっしゃったので、その言葉を承った職事は、一体何事が!?と恐れ思ったが、やって来て、
恐る恐る、(左大臣に)こういう訳でと伝えたところ、
(左大臣は)大層驚き、かしこまって帝の言葉を承って、しもべらが前を行くのさえお止めになり、
急いで退出なさったので、御前ども、おや何だ?と思ったことでした。
鎌倉あたりの作?後代の文語は読みづらいね。
69 :
名無氏物語 :2007/05/23(水) 07:34:13 ID:CT4z8WQi
ありがとうございました
70 :
名無氏物語 :2007/05/23(水) 16:23:50 ID:nPGBz+M0
五月ついたちごろ、つま近き花橘の、いと白く散りたるをながめて、 時ならずふる雪かとぞながめまし花たちばなの薫らざりせば 足柄といひし山の麓に、暗がりわたりたりし木のやうに、茂れる所なれば、十月ばかりの紅葉、 四方の山辺よりもけにいみじくおもしろく、錦をひけるやうなるに、外より来たる人の、 「今、参りつる道に、紅葉のいとおもしろき所のありつる。」といふに、ふと、 いづくにも劣らじものをわが宿の世をあきはつるけしきばかりは 物語のことを、昼は日暮し思ひつづけ、夜も目のさめたるかぎりは、これをのみ心にかけたるに、夢に見るやう、 「このごろ皇太后の一品の宮の御料に、六角堂に遣水をなむつくる。」といふ人あるを、「そはいかに。」と問へば、「天照大神を念じませ。」といふと見て、 人にも語らず、なにとも思はでやみぬる、いといひかひなし。 春ごとに、この一品の宮をながめやりつつ、 さくと待ち散りぬとなげく春はただわが宿がほに花を見るかな 出典;更級日記「家居の四季」 どうかよろしくお願いします!!
71 :
名無氏物語 :2007/05/23(水) 19:16:32 ID:VpW2BJST
五月一日頃、軒端近くの橘の花が、とても白く散っているのを眺めて、 その季節でもないのに降る雪なのかなと眺めたことだろう、もし橘の花が香らなかったならば・・・。 足柄山の麓に、暗く広がる木々の様に、茂っている所なので、十月頃の紅葉も、 周囲の山々よりも本当に大層面白く、錦を敷いた様なのだが、外から来た人が、 「今、参りました道に、紅葉が大変面白い所があったなあ」と言う時に、ふと出た一首、 何処にも劣らないだろうに、(我が宿の世をあきはつる?)の景色だけは・・・。 物語のことを、昼は日の暮れるまで思い続け、夜も目の覚めている限りは、こればかりに思いをめぐらしていたが、 夢の中で「この頃、皇太后の一品の宮の御料として、六角堂に遣水を作りました」と言う人がいたので、 「それはどの様に?」と問うたところ、「天照大神を念じなさいませ」と言ったのを夢に見て、 それを人にも話さず、何とも思わずそのままにしてしまったことは、本当につまらないことだ。 春が来る度に、この一品の宮をながめやっては、 ああ咲くなと待ち望み、ああ散ってしまったと歎く、この春はただ自分のものぞとばかりに花を見るのだよ・・・。
72 :
名無氏物語 :2007/05/23(水) 19:19:53 ID:VpW2BJST
>六角堂に遣水を作りました 失敬。「六角堂に遣水を作ります」かな。後に「そはいかに」とあるので。 日記も難しいね・・・・。
73 :
名無氏物語 :2007/05/24(木) 02:56:00 ID:a6YBEyDP
質問者は礼くらいしろよ。
74 :
名無氏物語 :2007/05/26(土) 09:20:37 ID:GNCFwvMo
漢文で古代の史話なんですが、「趙の太后」の現代語訳が載っている、図書館にありそうな本を教えていただきたいです。 趙の太后新たに事を用いる。から、斉の兵乃ち出づ。までです。よろしくお願いします。
75 :
名無氏物語 :2007/05/29(火) 21:20:53 ID:t8Mmk61U
宇治拾遺物語の口語訳が載ってるサイトをおしえてください! お願いします。。
76 :
愛翔 :2007/05/29(火) 23:06:15 ID:O1ZiZOPQ
梁上君子の口語訳おしえてくださいm(>_<)m
77 :
名無氏物語 :2007/05/29(火) 23:15:34 ID:UDaqAwyr
78 :
名無氏物語 :2007/05/30(水) 00:43:49 ID:MC9PyQo1
79 :
名無氏物語 :2007/05/30(水) 03:29:31 ID:ZfKBcot6
age0
80 :
愛翔 :2007/05/30(水) 08:16:45 ID:zuN+FGSy
梁上君子 時に歳荒れて民倹なり。盗有りて夜陳しょくの室に入り、梁上に止まる。しょく陰に見て、乃ち起ちて自ら整払し、呼びて子孫に命じ、色を正し之に訓へて曰はく、
81 :
愛翔 :2007/05/30(水) 08:18:11 ID:zuN+FGSy
「夫れ人は自ら勉めざるべからず。不善の人も、未だ必ずしも本より悪ならず、習ひ性以と成り、遂に此に至る。梁上の君子者是れなりと。」盗大いに驚き、自ら地に投じ、稽そうして罪に帰す。しょく徐に之をさとして曰はく、
82 :
愛翔 :2007/05/30(水) 08:20:05 ID:zuN+FGSy
「君の状貌を視るに、悪人に似ず。宜しく深く己にかちて善に反へるべし。然れども此れ当に貧困に由るべしと。」絹二匹を遺ら令む。是れ自り一県に復く盗窃無し。 間違ってるとこあるかもしれませんがよろしくお願いしますm(>_<)m
83 :
名無氏物語 :2007/05/30(水) 18:51:21 ID:E93fxq+9
84 :
愛翔 :2007/05/30(水) 20:33:06 ID:zuN+FGSy
>>83 すいません。自分で探したんですけど見つからなくてヾ(;゜ロ゜)ノありがとうございます(*^∀^*)
85 :
名無氏物語 :2007/05/30(水) 21:16:51 ID:JkbU5mcw
次の漢文の訳を、誰か教えてください。 「道子糞於道道、無紙而拭手、惜而食是也」
86 :
名無氏物語 :2007/05/30(水) 21:55:50 ID:+ogTNqgN
戦国策の唇亡歯寒の現代語訳が乗ってるサイトを教えてください。
87 :
名無氏物語 :2007/05/31(木) 00:30:35 ID:ChA49uP3
88 :
名無氏物語 :2007/05/31(木) 02:08:01 ID:3qgXl5CD
>>85 道子が道端でうんちをして、ちり紙がないので手で拭き、勿体無くてうんちを食べた。
89 :
名無氏物語 :2007/06/01(金) 10:48:39 ID:aRRLhEB6
>>87 検索してもわかんなかったからレスしたんですよ
そんなことも分からないんですか?
無駄レスするくらいならサイト教えてください。
90 :
名無氏物語 :2007/06/01(金) 11:47:59 ID:QsomkrC+
>>89 検索して分らなかったのなら、その旨を一言書き添えるべきですね
それに、あなたは他スレにも同じ質問を書き込んでいるでしょう
幾つものスレに同じ事を書き込むのは、マルチポストと言って、皆の顰蹙を買う
行為で、回答して貰えない事も多々あります
親切な人が出て来るまで気長に待つか、自力で検索するか、しか手はありません
91 :
ブライス :2007/06/01(金) 13:37:31 ID:UpVbYayy
↑コイツか? あの糞スレを立てたキチガイ&馬鹿&アホは?
93 :
名無氏物語 :2007/06/01(金) 16:52:15 ID:qIQnRwmf
>>89 唇亡歯寒で検索しても、あまりヒットしないかもね。
そういう場合は、書き下し文の一部で検索してみると、
書き下し文を掲載しているサイトが引っかかることがある。訳がついてる場合もある。
このスレの住人としては、サイト探しを代行するより、原文を訳す方がはるかに手っ取り早い。
入力が面倒とか、たまたま検索に引っかかったとかでサイトを紹介することはあるが、
基本的に、当事者が探して見つけられないようなサイトを、代わりに一所懸命探してあげるようなことはない。
>>91 論語の注疏は解決したの?
94 :
名無氏物語 :2007/06/02(土) 00:46:28 ID:lz+qFcCU
二松のage馬鹿には無理ですねwww
95 :
(○´▽`○)ノ :2007/06/03(日) 20:11:41 ID:Cn96ltcV
口語訳お願いします。 『欧陽文忠公集』より、 康粛問曰、「汝亦知射乎。吾射不亦精乎。」翁曰、「無他、但手熟爾。」康粛紛然曰、「爾安敢軽吾射。」翁曰、「以吾酌油知之。」乃取一ころ(ひょうたん)、置地以銭覆其口、徐以杓酌油滴之。自銭孔入、而銭不湿。因曰、「我亦無他惟手熟爾。」康粛笑而遣之。 『史記』より、 項羽引兵西、屠咸陽、殺秦降王子嬰、焼秦宮室。火三月不滅。収其貨宝・婦女而東。人或説項汪曰、「関中阻山河四塞。地肥饒。可都以覇。」項王見秦宮室皆以焼残破、又心懐思、欲東帰。 曰、「富貴不帰故郷、如衣繍夜行。誰知之者。」説者曰、「人言、『楚人もくこう(猿)而冠耳。』果然。」項王聞之、○説者(説者をかまゆでの刑にした)。
96 :
スイラプ :2007/06/04(月) 14:59:51 ID:8Cg3vprX
97 :
やっし〜 :2007/06/06(水) 00:50:56 ID:oS3T9oMJ
だれか更級日記の『門出』の現代訳、教えてくださいッ。 お願いしますッッ!!
98 :
名無氏物語 :2007/06/06(水) 00:52:21 ID:AVpbM+lQ
>>97 明日、学校の図書館を訪れなさい。話はそれからだ。
99 :
やっし〜 :2007/06/08(金) 01:52:33 ID:j9WXnX20
図書館に行く暇があったら、とっくに行ってる……。 忙しくなかったら自分で訳しますよ。。。
100 :
スイラプ :2007/06/08(金) 02:10:02 ID:xLxsObVS
気持ち悪い二松のage馬鹿の餌 つ「100ゲット」
101 :
名無氏物語 :2007/06/08(金) 03:12:49 ID:E2aoFEhS
>>99 だったら自分で訳せ。忙しいのはお前だけじゃない。
みんなちょっとした時間を犠牲にして好意で訳してくれてるんだ。
バカ。
102 :
やっし〜 :2007/06/08(金) 18:57:18 ID:xxDJJvPP
>>101 お前なんかな、ちんこ温度でこんにちは。
103 :
名無氏物語 :2007/06/10(日) 01:00:53 ID:n8EDyc/B
一体ここは、何の目的でできたのか……。 現代語訳を知るのが目的ではないのか。 それとも現代語訳を聞いて、「忙しいのはお前だけじゃない」という常識を教わる場所なのか。 全くわからない。
104 :
michael357 :2007/06/10(日) 07:06:36 ID:4gLSNq4y
あの口語訳のなかで英語もつかでもいいですか? 俺の日本語はじゅぶんじぁないだっと思う。。
105 :
名無氏物語 :2007/06/10(日) 16:16:27 ID:70AWpdhS
平家物語のとどののさいご…………能登どのを見たてまつつてもうしけるは〜などか従えざるべきの現代語訳を教えてください。
106 :
名無氏物語 :2007/06/10(日) 16:50:07 ID:70AWpdhS
連続ですみません。平家物語の訳のあるサイトあればのせてほしいです。ぐぐっても全然出てこなくて(pω・。)
107 :
名無氏物語 :2007/06/10(日) 17:54:21 ID:v/a7ejec
>>103 >忙しくなかったら自分で訳しますよ
↑これが
>>97 の本性。俺もこんな奴に教えるのは御免だ。
>>104 >あの口語訳のなかで英語もつかでもいいですか?
I can only imagine....what would you like to say?
>>105 他でも言われてることだけど、訳聞く時には、ここに原文を貼り付けた方がいいよ。
面倒だから質問自体流されるよ。
108 :
名無氏物語 :2007/06/10(日) 19:44:00 ID:gBgOaiBA
スレの趣旨と違うのかもしれませんが質問です。 むかし、お付き合いしていた女性がよく私に 「○○くん、私に××してんげりね。」といっていたのですが 「してんげり」とはどういう意味なのでしょうか? また、彼女の用法は正しいのでしょうか?
109 :
やっし〜 :2007/06/10(日) 20:02:02 ID:QIzrwUg0
「てんげり」は「てけり」の強調バージョン。「ん」は撥音便。 〜してしまった、の意。 ××の部分の言葉によるけど、たぶん間違い。
110 :
名無氏物語 :2007/06/10(日) 21:02:36 ID:gBgOaiBA
111 :
名無氏物語 :2007/06/10(日) 21:33:01 ID:AfT7v9a2
『玉勝間』っていう古文の現代語訳が載ってるサイトを教えて下さい!
112 :
michael357 :2007/06/10(日) 21:45:26 ID:4gLSNq4y
。。。 i mean can i use english to translate those ancient chinese 'cause my japanese is not good as you've seen... 囧...
113 :
名無氏物語 :2007/06/11(月) 11:17:55 ID:Zt7p4qar
>>112 Oh, I see. It's perhaps OK.
The title of this board is only 'Plese tell me translation'.
whether we sholud use japanese or not talking about classics is not refered to....
I've watched your name at another board....recently....no?
Are you interested in chinese litterature?
Anyway foreign languages are difficult to use correctly, aren't they?
114 :
名無氏物語 :2007/06/13(水) 11:19:31 ID:UoFOZdoL
和邇部 用光といふ楽人ありけり。 で始まる作品ってなんだか解りますか? よかったら教えてください
115 :
名無氏物語 :2007/06/13(水) 13:02:27 ID:JdPmonhD
『唇亡歯寒』と『趙大后』の現代語訳が載っているHPを教えてもらいたいのですが… 自分で検索してみたものの、なかなか見つからなくて…宜しくお願いします。
116 :
名無氏物語 :2007/06/13(水) 15:29:05 ID:5QgrTYv0
教科書作成者が勝手につけたタイトルなんかしらねえよ 本文書き込めよ この板じゃどのスレでもそうするのがマナーなんだよ
117 :
名無氏物語 :2007/06/14(木) 23:38:13 ID:DaIrgFMS
118 :
(○´▽`○)ノ :2007/06/15(金) 22:35:46 ID:geE9Kzqo
母一尺の鏡を鑄させて、えゐてまゐらぬかはりにとて、僧を出だし立てて初瀬に詣でさすめり。「三日さぶらひて、この人のあべからむさま、夢に見せ給へ」などいひて、詣でさするなめり。 そのほどは精進せさす。 この僧歸りて、「夢をだに見でまかでなむが本意なきこと、いかゞ歸りても申すべきと、いみじう額づきおこなひて寢たりしかば、御帳の方より、いみじう氣高う清げにおはする女の、うるはしく装束き給へるが、奉りし鏡をひきさげて、 『この鏡には、文や添ひたりし』と問ひ給へば、かしこまりて、 『文もさぶらはざりき。この鏡をなむたてまつれと侍りし』と答へ奉れば、『あやしかりける事かな。文添ふべきものを』とて、 『この鏡を、こなたに寫れる影を見よ、これ見ればあはれに悲しきぞ』とて、さめざめとなき給ふを見れば、ふしまろび泣き歎きたる影寫れり。 『この影を見れば、いみじう悲しな。これ見よ』とて、いま片つ方に寫れる影を見せ給へば、御簾どもあをやかに、几帳おし出でたる下より、いろいろの衣こぼれ出で、梅櫻咲きたるに、鶯木傳ひ鳴きたるを見せて、『これを見るは嬉しな』と、のたまふとなむ見えし」と語るなり。 いかに見えけるぞとだに、耳もとゞめず。 口語訳お願いします。
119 :
名無氏物語 :2007/06/16(土) 06:16:19 ID:htSwr0nH
120 :
名無氏物語 :2007/06/16(土) 06:48:43 ID:oCbmZr44
二松のage馬鹿に餌を与えるかwww つ「二度目の還暦」
121 :
名無氏物語 :2007/06/17(日) 16:01:01 ID:jjwRQDTi
蒙求の班ulの訳がググったんですけどわかりません どなたか教えてくれませんか?
122 :
名無氏物語 :2007/06/19(火) 17:42:49 ID:zYeBEIpa
>>121 原文つけて、丸投げではなく、わからないところを指定して質問すること。
123 :
名無氏物語 :2007/06/24(日) 14:05:32 ID:4XMOTZfU
紫式部日記 若宮誕生 の現代語訳や解釈教えてください。お願いします・・
124 :
名無氏物語 :2007/06/24(日) 22:09:20 ID:QBx0UsVc
伝え聞く、昨夜二品女親王人に知らしめず密かに自ら髪を切り云々 或る説曰く、邪気の致す所てへり、また曰く、年来の本意てへり、 宮人秘し隠す、実誠といわず、早朝義懐朝臣参入す、この由を奏しせしむと云々、 これ多く着るにあらず、ただ額髪ばかりと云々、頗る秘蔵詞に似る、 主上しきりに仰せごとあり、左府に参りて宣旨を下奉す、内に帰参して宿す。 現代語訳をお願いします。
125 :
名無氏物語 :2007/06/25(月) 14:47:51 ID:BHYMVkXJ
126 :
名無氏物語 :2007/06/26(火) 22:42:08 ID:+0JCHnKR
鴨長明、無名抄の「俊成自讃歌のこと」の和訳、又は和訳が掲載されてるサイトor文献などを 教えてくださいませんか? お願いします。
127 :
名無氏物語 :2007/06/27(水) 00:21:04 ID:95C+Lx0Z
「和訳」て、無名抄は日本語で書かれてるんだぞ。 それはさておき、ウェブで探すのは自分でやってくれ。たぶんないと思う。 ・無名抄全講 / 簗瀬一雄著 加藤中道館, 1980.5. ・無名抄評釈 / 高橋和彦著 フェニックス書院, 1967.7. ・無名抄全解 / 高橋和彦著 双文社出版, 1987.2. ここらへんの本なら現代語訳は載ってるだろうが、簡単には手にはいらんだろうな。だめもとで大きな図書館いくかね。 あとは本屋いって、古典のコーナーにある古典文学作品を高校生向けに評釈した本の中からさがす(これも望み薄だが)か、 日本古典文学大系の「歌論集」についてる注を見ながら自分で訳すかだな。 まあ結局は自分でやるのが一番だてこった。
128 :
名無氏物語 :2007/06/27(水) 00:50:51 ID:PB1qT9NT
>>127 すいません、口語訳と間違えました。
探すのは難しそうですね。。頑張ってみます
ありがとうございました
129 :
名無氏物語 :2007/06/27(水) 02:12:03 ID:SLvIeB5D
>>95 弟子「先生、処女を貴重だと思う男は多いです」
孔子「その通りだ」
弟子「しかし逆に童貞は女に気持ち悪がられます」
孔子「確かに」
弟子「おかしいじゃないですか、何故このような意識の違いが生まれるのですか」
孔子「それは一度も侵入を許していない砦は頼もしく、
一度も侵入に成功しない兵士は頼りないからだ」
130 :
名無氏物語 :2007/06/30(土) 15:59:53 ID:z8NQ8m5E
【大和物語】 百四十九 沖つ白波 百五十五 山の井の水 の、訳があるサイト知ってる方いませんか?
131 :
名無氏物語 :2007/06/30(土) 17:58:33 ID:4Y9nW8BX
徒然草には色々ありますよね?? で、そのうちの一つに 『いでや、この世に生まれては…………男はよけれ。』ってやつがあるんですが、そのうちの 『人は、かたち・ありさま……………男はよけれ。』の部分の訳を教えていただけませんか?? ちなみに第一学習社の高等学校古典-古文編の教科書に載ってます。 わかる方、ヨロシクです
132 :
名無氏物語 :2007/07/01(日) 05:29:32 ID:aN8mmtNy
>>131 マルチ小僧さんへ
あちこちに同じ質問をしないでください!
それから、本文を書き込んでください!
誰もが教科書の特殊な本文を持っているわけじゃないんですから!
(中高生用に本文の改変がされている場合も多いし・・・)
133 :
名無氏物語 :2007/07/04(水) 01:32:32 ID:NuCzPcd8
134 :
名無氏物語 :2007/07/05(木) 20:04:13 ID:zB0Z80Vi
攻略古典の答え持ってる人毎月抄の『心あるべきにや』の訳教えて
135 :
名無氏物語 :2007/07/05(木) 21:53:13 ID:zvH+xDuv
大和物語 百四十九 「沖つ白波」 むかし、大和の国、葛城の郡にすむ男女ありけり。 この女、顔かたちいと清らなり。年ごろ思ひかはしてすむに、 この女、いとわろくなりにければ、思ひわづらひて、かぎりなく思ひながら妻をまうけてけり。 この今の妻は、富たる女になむありける。 ことに思はねど、いけばいみじういたはり、身の装束もいと清らにせさせけり。 かくにぎはしき所にならひて、来たれば、 この女、いとわろげにてゐて、かくほかにありけど、さらにねたげにも見えずなどあれば、 いとあはれと思ひけり。 心地にはかぎりなくねたく心憂く思ふを、しのぶるになむありける。 とどまりなむと思ふ夜も、なほ「いね」といひければ、 わがかく歩きするをねたまで、ことわざするにやあらむ。 さるわざせずは、恨むることもありなむなど、心のうちに思ひけり。 さて、いでていくと見えて、前栽の中に隠れて、男や来ると、見れば、 はしにいでゐて、月のいといみじうおもしろきに、かしらかいけづりなどしてをり。 夜ふくるまで寝ず、いといたううち嘆いてながめれば、 「人待つなめり」と見るに、使ふ人の前なりけるにいひける。 風吹けば沖つしらなみたつた山 夜半には君がひとりこゆらむ とよみければ、わがうへを思ふなりけりと思ふに、いと悲しうなりぬ。
136 :
名無氏物語 :2007/07/05(木) 21:54:02 ID:zvH+xDuv
続き・・・
この今の妻の家は、龍田山こえていく道になむありける。
かくてなほ見をりければ、この女、うち泣きてふして、かなまりに水を入れて、
胸になむすゑたりける。
あやし、いかにするにかあらむとて、なほ見る。
さればこの水、熱湯にたぎりぬれば、湯ふてつ。また水を入る。
見るにいと悲しくて、走りいでて、
「いかなる心地したまへば、かくはしたまふぞ」といひて、かき抱きてなむ寝にける。
かくてほかへもさらにいかで、つとゐにけり。
かくて月日おほく経て思ひやるやう、つれなき顔なれど、女の思ふこと、
いといみじきことなりけるを、かくいかぬをいかに思ふらむと思ひいでて、ありし女のがりいきたりけり。
久しくいかざりければ、つつましくて立てりける。
さてかいまめば、われにはよくて見えしかど、いとあやしきさまなる衣を着て、
大櫛を面櫛にさしかけてをり、手づから飯もりをりける。
いといみじと思ひて、来にけるままに、いかずなりにけり。
この男はおほきみなりけり。
>>130 です。
本文打ち込みましたんで、わかる方教えてください。お願いします!!
137 :
名無氏物語 :2007/07/05(木) 22:17:22 ID:J70FoXhH
138 :
名無氏物語 :2007/07/05(木) 22:31:38 ID:zvH+xDuv
>>137 ありがとうございます!!助かりました、本当に!
他にもサイト知ってる方いたらお願いします!
139 :
名無氏物語 :2007/07/10(火) 07:26:44 ID:sbh/fRau
口語訳お願いします。 高校教科書 平家物語 たとへば源三位入道の嫡子仲綱のもとに、九重に聞こえたる名馬あり。鹿毛なる馬の、 並びなき逸物、乗り走り心むき、またあるべしともおぼえず。名をば 木の下とぞ言はれける。前の右大将これを伝へ聞き、仲綱のもとへ使者立て、 「聞こえ候ふ名馬を見候はばや。」とのたまひつかはされたりければ、 伊豆守の返事には、「さる馬はもつて候ひつれども、けのほどあまりに 乗り損じて候ひつるあひだ、しばらくいたはらせ候はんとて、田舎へ つかはして候ふ。」「さらんには力なし。」てて、その後沙汰もなかりしを、 多くなみいたりける平家の侍ども、「あつぱれその馬は、をととひまでは 候ひしものを。」、「昨日も候ひし。」、「けさも庭乗りし候ひつる。」 など申しければ、「さては惜しむごさんなれ。増し、請へ。」とて、 侍して馳せさせ、文などしても、一日がうちに五、六度、七、八度など 請はれければ、三位入道これを聞き、伊豆守呼び寄せ、「たとひこがねを まろめたる馬なりとも、それほどに人の請はうものを、惜しむべきや うやある。すみやかにその馬、六波羅へつかはせ。」とこそのたまひけれ。 伊豆守力およばで、一首の歌を書き添へて、六波羅へつかはす。 恋しくは来ても見よかし身に添へるかげをばいかがはなちやるべき
140 :
名無氏物語 :2007/07/10(火) 07:28:25 ID:sbh/fRau
>>139 続き
宗盛卿、歌の返事をばし給はで、「あつぱれ馬や。馬はまことによい馬で
ありけり。されどもあまりに主が惜しみつるが憎きに、やがて主が名乗りを
金焼にせよ。」とて、仲綱といふ金焼をして、むまやにたてられけり。
客人来つて、「聞こえ候ふ名馬を見候はばや。」と申しければ、
「その仲綱めに鞍置いて引き出せ、仲綱め乗れ、仲綱め打て、はれ。」
などのたまひければ、伊豆守これを伝ヘ聞き、「身にかへて思ふ馬なれども、
権威についてとらるるだにもあるに、馬ゆえ仲綱が天下の笑はれぐさと
ならんずるこそやすからね。」とて、大きに憤られければ、三位入道これを聞き、
伊豆守に向かつて、「何事のあるべきと思ひあなづつて、平家の人どもが
さやうのしれ事を言ふにこそあんなれ。その儀ならば、命生きてもなにかせん。
便宜をうかがうてこそあらめ。」とて、わたくしには思ひも立たず、
宮をすすめ申したりけるとぞ、後には聞こえし。
>>139 こんな事があった。
源三位入道(源 頼政)の嫡男の仲綱は、世間にその名を知られた名馬を所有していた。
*鹿毛の、たいへん美しく立派な馬で、乗り心地といい、足の速さといい、また賢さと
いい、これほどの馬は滅多にいないだろうと言う程の名馬だった。
その名を『木の下』と言う。
前の右大将(平 宗盛)はこの話を伝え聞き、仲綱の所へ使者をやって「噂に聞こえた
名馬を、是非、私にも見せて(貸して)頂きたい」との口上を述べさせたところ、伊豆守
(源 仲綱)の返事は「確かにその馬はおりますが、先日、余りにも激しく疲れさせて
しまったので、しばらく養生させる為に田舎の方へ預けたのです」との事だった。
「それでは仕方ないな」と宗盛もあきらめ、何も言わなかったのだが、宗盛の側にいる
多くの家臣どもが、「あれ?その馬なら一昨日まではおりました」、「昨日もいました」、
「今朝も庭で乗っておりました」などと言うのを聞いて立腹し、「ははあ、さては自分に
貸すのが嫌で嘘を吐いたな。ちくしょう!絶対、貰ってやる」と決意し、従者を使いに
走らせ、所望の手紙を1日に5・6度、時に7・8度も仲綱の所へ寄越すようになった。
それを聞いた三位入道は、伊豆守を呼び寄せ「例え大金を払って手に入れた名馬で
あっても、それほど他人が欲しがっているのなら、物惜しみしないで速やかにその馬を
六波羅の方へやりなさい」と諭した。
伊豆の守は大変口惜しく思ったが、どうする事も出来ず、仕方なく一首の歌を書き添え、
六波羅へ愛馬を引き渡した。
恋しくなったら何時でも訪ねてお出でなさい
自分の影(鹿毛)を放り出す事など出来ないのだから
*鹿毛:馬の毛色。体が鹿のような赤茶色で、たてがみが黒い。
>>140 宗盛は和歌の返事もせず、「素晴らしい馬だ。馬は本当にいい馬だ。しかし、コイツの
持ち主がさんざん出し惜しみしたのが憎らしい。彼奴(仲綱)の名を焼印にしてやれ」と
命じ、『木の下』に仲綱という焼き印を付けてから厩舎へ入れた。
そして、客が来て「このほど手に入れられた名馬を、一目見せて頂けませんか」との
申し入れが有ると、「仲綱めに鞍を置いてひき出せ。仲綱めに乗れ。仲綱めを鞭で打て、
殴れ」と命じる。
伊豆守はこれを人伝に聞き、「我が分身のように大切な愛馬を、権柄ずくで奪われた
ことだけでも腹が立つのに、馬に我が名を付けて辱められ、それで天下の笑い者に
されているなどけしからん」と、非常に憤った。
三位入道はこれを聞き、伊豆守に向かい、「誰も、自分達には何の手出しも出来ないと
侮って、平家の連中はそんな馬鹿げた事を言っているのだ。それに屈して、生きている
でけでは無意味なことだ。時機を見て、きっと奴等に目のもの見せてやろう」と、私憤を
晴らすのではなく、高倉の宮に与して平家と相対する事を勧めた。
後から聞いた話では、そう言うことだった。
143 :
名無氏物語 :2007/07/21(土) 12:53:34 ID:WYD63ork
古い書物のものとかではないんですがお願いします。 人はよし思ひ止むとも 忘れ得ぬ 暮れにける春日 紅の深染(こそめ)の土 雨降りて うつろはめやも 花は咲けども我が身は 哀慟血泣(かなしみ)に敢へず 夜ごとに 亡き人思ほゆ 我が色 皆人らが後の表(しるし) 「ねがわくは桜のもとにて春死なむ」 思へども 悲しきものは 世の中にあり 散りぬる 心緒(おもひ) 人こそ知らね桜は知るらむ… 争ふはしに 過ぎにし人らがありき またも逢はめやも 霞のごと 消ぬらく惜しも もう一つ。 定めなきは浮き世の性 去れども人よ忘るるなかれ 和らぎを以って貴しと為す 忤ふること無きを宗とせよ
144 :
名無氏物語 :2007/07/21(土) 12:57:32 ID:WYD63ork
すみません。訂正があります。 2つ目の 去れども→されども 和らぎ→和(漢字一文字で読みはそのままです)
何だよそれwwwwwwww
146 :
名無氏物語 :2007/07/31(火) 16:57:04 ID:kOfze2It
☆これまでのスレのルール ・出典(作品名)を明記する。 ・訳して欲しいところの原文を書く。 ・(古典の勉強をしているのであれば)最低限自分で訳そうと試みて、本当にわからない所に絞って聞くのが望ましい。 ・現代語訳はネット上に散らばっている。Google等で検索すれば全文訳が見つかることもあるので利用は積極的に。 ・回答してもらえなくても泣かずに、自分の書き込みを見直すべし。
147 :
名無氏物語 :2007/08/26(日) 22:39:20 ID:ZViZDOCK
「玉勝間」 本居宣長 の現代語訳教えて下さい。 お願いします。 神の社にまれ、御陵にまれ、歌まくらにまれ、何にまれ、はるかなるいにしへのを、中ごろとめうしなひたるを、 今の世にして、たづね定めむことは、大かたたやすからぬわざになむ有ける、其ゆゑをいはむには、 まづ此ふるき所をたづぬるわざは、たゞに古ヘの書どもを考へたるのみにては、知リがたし、 いかにくはしく考へたるも、書(フミ)もて考へ定めたることは、其所にいたりて見聞けば、いたく違ふことの多き物也、 よそながらは、さだかならぬ所も、其國にては、さすがに書(カキ)もつたへ、かたりも傳へて、まがひなきことも有リ、 さればみづから其地(トコロ)にいたりて、見もし、そこの事よくしれる人に、とひきゝなどもせでは、事たらはず、 又たゞ一たび物して、見聞キたるのみにても、猶たらはず、ゆきて見聞て、立かへりて、又ふみどもと考へ合せて、 又々もゆきて、よく見聞たるうへならでは、定めがたかるべし、さて又其ところの人にあひて、とひきくにも 、心得べきことくさぐさあり、いにしへの事を、あまりたしかにしりがほにかたるは、おほくは、書のかたはしを、 なまなまにかむかへなどしたるものの、おのがさかしらもて、さだめいふが多ければ、そはいと頼みがたく、 なかなかのものぞこなひなり。
148 :
名無氏物語 :2007/08/26(日) 22:43:01 ID:ZViZDOCK
続きです。 又世に名高き所などをば、外なるをも、しひておのが國おのが里のにせまほしがるならひにて、 たゞいさゝかのよりどころめきたることをも、かたくとらへて、しひてこゝぞといひなして、しるしを作るたぐひなどはた、 よに多きを、さる心して、まどふべからず、ふみなどは、むげに見たることなき、ひたぶるのしづのをの、 おぼえゐてかたることは、しり口あはず、しどけなく、ひがことのみおほかれど、 其中には、かへりておかしき事もまじるわざなれば、さるたぐひをも、心とゞめてきくべきわざ也、 されぢ又、むかしなまなまの物しり人などの、尋ねきたるが、ひがさだめして、こゝはしかしかの跡ぞなど、 をしへおきたるをきゝをりて、里人は、まことにさることと信じて、子うまごなどにも、かたりつたへたるたぐひもあンなれば、 うべうべしくきこゆることも、なほひたぶるにはうけがたし、又みづからそのところのさまをゆき見てさだむるにも、 くさぐさこゝろうべきことどもあり、おほかた所のさまかみさびて、木立しげく、物ふりなどしたるを見れば、 こゝこそはと、めとまる物なれど、それはたうちつけには頼みがたし、大かたなにならぬ所にも、ふるめきたる森はやしなどは、 多くおるもの也、木だちなど、二三百年をもへぬるは、いといと物ふりて見ゆるものなれば、ふるく見ゆるにつきても、 たやすくは定めがたきわざなりかし。
149 :
名無氏物語 :2007/08/26(日) 22:44:44 ID:ZViZDOCK
続きです。 又世に名高き所などをば、外なるをも、しひておのが國おのが里のにせまほしがるならひにて、 たゞいさゝかのよりどころめきたることをも、かたくとらへて、しひてこゝぞといひなして、しるしを作るたぐひなどはた、 よに多きを、さる心して、まどふべからず、ふみなどは、むげに見たることなき、ひたぶるのしづのをの、 おぼえゐてかたることは、しり口あはず、しどけなく、ひがことのみおほかれど、 其中には、かへりておかしき事もまじるわざなれば、さるたぐひをも、心とゞめてきくべきわざ也、 されぢ又、むかしなまなまの物しり人などの、尋ねきたるが、ひがさだめして、こゝはしかしかの跡ぞなど、 をしへおきたるをきゝをりて、里人は、まことにさることと信じて、子うまごなどにも、かたりつたへたるたぐひもあンなれば、 うべうべしくきこゆることも、なほひたぶるにはうけがたし、又みづからそのところのさまをゆき見てさだむるにも、 くさぐさこゝろうべきことどもあり、おほかた所のさまかみさびて、木立しげく、物ふりなどしたるを見れば、 こゝこそはと、めとまる物なれど、それはたうちつけには頼みがたし、大かたなにならぬ所にも、ふるめきたる森はやしなどは、 多くおるもの也、木だちなど、二三百年をもへぬるは、いといと物ふりて見ゆるものなれば、ふるく見ゆるにつきても、 たやすくは定めがたきわざなりかし。
150 :
たらこ :2007/09/23(日) 18:15:31 ID:7UN3hNxr
大鏡の訳があるサイトを教えてくれませんか?
151 :
名無氏物語 :2007/09/23(日) 21:18:01 ID:nWsxJdat
152 :
名無氏物語 :2007/09/27(木) 16:44:32 ID:8uhtAphr
そうだねw
153 :
名無氏物語 :2007/09/27(木) 16:45:04 ID:8uhtAphr
あげとくか?
154 :
名無氏物語 :2007/10/04(木) 21:17:28 ID:3j+FuloY
不顧後患 呉王欲伐荊、其左右日、「敢有諫者死。」舎人有少@子者。欲諫不敢。即懐丸操弾、遊於後園。露A其衣。如是者三旦。 の訳お願いします。@に入るのは子需で「じゅ」という読みです。Aにはいるのはサンズイに占で「うるほす」と読みます。 変換してもでてこないのでこういう書き方になってしまいすみません。。 本当に困ってます。お願いします。
155 :
名無氏物語 :2007/10/04(木) 21:33:45 ID:3j+FuloY
↑は最後まで書ききれてなかったので、投稿し直します。 「不顧後患 」 呉王欲伐荊、其左右日、「敢有諫者死。」舎人有少@子者。欲諫不敢。即懐丸操弾、遊於後園。露A其衣。如是者三旦。 呉王日、「子来。何苦A衣如此。」対日、「園中有樹。其上有蝉。蝉高居悲鳴飲露、不知蟷螂在其後也。 蟷螂委身曲附、欲取蝉、而不知黄雀在其傍也。黄雀延頸、欲啄蟷螂、而不知蝉丸在其下也。此三者、皆務欲得其前利、而不顧其後之有患也。」 呉王日、「善哉。」乃B其兵。 の訳お願いします。@に入るのは子需で「じゅ」という読みです。Aにはいるのはサンズイに占で「うるほす」と読みます。 Bは目を90度回転させたようなものを冠に下に能という字で「やむ」と読みます。 変換してもでてこないのでこういう書き方になってしまいすみません。。 本当に困ってます。お願いします。
156 :
名無氏物語 :2007/10/04(木) 23:10:28 ID:Y9RNVg5s
157 :
名無氏物語 :2007/10/06(土) 12:01:20 ID:2GTUa8Jm
>>156 ありがとうございます。ググッても出てこなかったので助かりました
158 :
名無氏物語 :2007/10/07(日) 17:35:48 ID:K5nzlkec
無名草子の 一部読み果てて、「滅罪生善。」など数珠押しすりて〜〜頼みをかけ奉るべき身にて侍れ。」と言ふ人あり。 までの訳が分かる方教えてください。
159 :
名無氏物語 :2007/10/07(日) 18:12:31 ID:ycbgxFbf
庶弟 ←の読み方を教えてください
160 :
名無氏物語 :2007/10/07(日) 19:41:54 ID:/9KsPutA
蟷螂之斧の現代語訳がうまくできません…ググったのですがでてきませんでした。 どなたか訳かURLを教えて頂けますか?
161 :
マッサ :2007/10/19(金) 22:02:56 ID:sMGZtRxN
宇治拾遺物語です インターネットでも検索してみたのですが、原文しか見つけることができませんでした。 お忙しいと思いますが、現代語訳教えていただければと思い書き込みました。 宜しくおねがいします。 かくて九月ばかりになりぬ。かかる程に、伴大納言の出納も家の幼き子と、舎人が小童といさかひをして、 出納ののしれば、出でて取りさへんとするに、この出納同じく出でて、みるに、寄りて引き放ちて、わが子をば家に入れて、 この舎人が子の髪をとりて、うちふせて、死ぬばかり踏む。舎人思ふやう、わが子も人の子も、ともに童べいさかひなり。 たださてはあらで、わが子をしも、かくなさけ情なく踏むは、いとあしきことなりと腹だたしうて、 「まうとは、いかで情けなく、幼きものをかくはするぞ」といへば、出納いふやう、 「おれは何事いふぞ。舎人だつる。おればかりのおほやけ人を、わがうちたらんに、何事のあるべきぞ。 わが君大納言殿のおはしませば、いみじき過ちをしたりとも、何ごとの出で来べきぞ。しれごと言ふかたゐかな」といふに、 舎人、大きに腹だちて、「おれはなにごといふぞ。わが主の大納言を高家に思ふか。おのが主は、我口によりて人にてもおはするは知らぬか。 わが口あけては、おのが主は人にてありなんや」といひければ、出納は腹だちさして家に這ひ入りにけり。
162 :
名無氏物語 :2007/10/20(土) 00:53:37 ID:OxpMbcz/
163 :
名無氏物語 :2007/10/20(土) 01:53:51 ID:4ROtavia
『増鏡』より和歌です 木枯らしの隠岐のそま山吹きしをり荒くしをれて物思ふころ 「木枯らしが隠岐のそま山に吹いたときのように荒くしおれて(?)思いにふけるころだよ」 と訳してみたのですが、「荒くしをれて」の意味をどのようにとったらよいのかがいまいちよくわからないのです。 アドバイスなどよろしくお願いいたします。 あと、スレ違いかもしれませんがこの和歌に使われている序詞は「吹きしをり」までで「荒く」にかかると考えてよいのでしょうか。 重ね重ねよろしくお願いします。
164 :
マッサ :2007/10/20(土) 01:59:50 ID:bZIpyjtA
ありがとうございました
165 :
名無氏物語 :2007/10/20(土) 08:11:11 ID:8uzvJgBe
>>163 講談社学術文庫「増鏡」上(井上宗雄注)によると、
「木枯らしの風が隠岐の杣山の木を吹きたわめており、私の心もひどくしおれて物思いにふけるころである」と訳されている。
語釈には「『吹きしをり』の『しをる(萎る)』は、他動詞として、しぼませる、たわませる、下の『しをれて』は自動詞で、悲しみに沈む意」とある。
つまり、「吹きしをり」の解釈が間違っているのであって、「吹き/し/をり(折)」と切るのではなく、「吹き萎り」という一語の複合動詞で、下の「荒くしをれて」を導く序詞になっている、ということみたいね。
166 :
名無氏物語 :2007/10/21(日) 12:34:31 ID:t4XA8OAO
167 :
名無氏物語 :2007/10/21(日) 21:02:52 ID:t4XA8OAO
画像がスキャナの限界でこれ以上の精細が拾えません。 虫食いでも構いませんのでよろしくお願いします。 後半部 武蔵の国としもつふさの中にある隅田河のくだりで 謡曲の隅田川物かとも思われますがお手上げです?
168 :
名無氏物語 :2007/10/26(金) 11:34:40 ID:ewN7tpi2
近所の事ゆへ人買とぞ見へける 訳お願いします。
169 :
伊勢、命 :2007/10/28(日) 17:55:38 ID:dPQfYOBf
>167 たぶん、こう読みます。 (1行目) 本よりも契りかりなるひとつ世の/\其うちをたに添もせてここやかしこに (2行目) 親と子の四鳥の別れこれなれや尋ぬる心のはてやらむ武蔵 (3行目) の國としもつさの中にある隅田河にもつきにけり 1行目の「/\」は「踊り字(いわゆる「くの字」)」です。 1行目の最後の「ここやかしこに」の「ここ」は漢字かも(^^ゞ 出典は、お察しの通り謡曲『隅田川』です。冒頭付近の本文です。
170 :
名無氏物語 :2007/10/29(月) 22:01:36 ID:dCcRduQ5
>>169 ご回答忝し、やはり隅田川でしたか。
笹を担いだ女人は、物狂いの班女の前が梅若を訪ね歩く
場面で、合点が逝きました。
ありがとさん。
171 :
名無氏物語 :2007/10/30(火) 00:58:51 ID:PuzhYurM
大鏡 この帝、いまだ位につかせたまはりざりけるとき、十一月二十余日のほどに、賀茂の御社の辺に、鷹つかひ、遊びありきけるに、賀茂の明神、託宣したまひけるやう、「この辺に侍る翁どもなり。 春は祭り多く侍り。 冬のいみじくつれづれなるに、祭りたまはらむ」と申したまへば、そのときに賀茂の明神の仰せらるるとおぼえさせたまひて、「おのれは力およびさぶらはず。 おほやけに申させたまふべきことにこそさぶらふなれ」と申させたまへば、「力およばせたまひぬべきなればこそ申せ。 いたく軽々なるふるまひなせさせたまひそ。 さ申すやうあり。 近くなりはべり」とて、かい消つやうに失せたまひぬ。 いかなることにかと心得思し召すほどに、かく位につかせたまへりければ、臨時の祭りせさせたまへるぞかし。 賀茂の明神の託宣して、「祭りせさせたまへ」と申させたまふ日、酉の日にて侍りければ… お手数をおかけしますが、この現代語訳お願いします!
172 :
松永 :2007/11/18(日) 19:57:33 ID:LOFlC5NA
おのおの思へりけるほどに、いと思はずにほけづき、かたほにて、一文字をだに引かぬさまなりければ、かく思はずと、友だちども思わはる。』などこそ見えて侍れ。」の現代語訳教えて下さい。ちなみに無名草子です
173 :
名無氏物語 :2007/12/07(金) 15:07:36 ID:nthDXIKZ
公卿の千種有功の歌なのですが、 やきたちは さやにをさめて ますらをの こころますます とくへかりけり ↓ 焼太刀刃 鞘に納めて 益荒男の 心益々 研ぐ可かりけり 焼太刀→焼入れした太刀 益荒男→gooより参照 @、益荒男(ますらお) かつて朝廷に仕える官僚のことがこう言われました。 それが立派な男という意味になります。 さらに強く、勇ましい男を象徴する言葉となります。 A、それが歌の世界のスタイルとして表現されたのが ご質問の「益荒男振り」です。 「男っぽさ風」とでも訳した方がいいのでしょうか。
174 :
173 :2007/12/07(金) 15:16:08 ID:nthDXIKZ
千種有功は幕末の公卿で多くの和歌を遺し、余技として刀を作っています。 この和歌は有功がつくった刀の刀身によく彫られている和歌です。 現代語訳しますと、 武士は刀を鞘に納め、心を研ぐべきだ という、武士道の精神論の様なことを言っていると解釈すれば良いでしょうか? 上手くまとまりませんでしたが、おわかりになる方よろしくお願いします。
175 :
名無氏物語 :2007/12/11(火) 01:40:32 ID:hYAG9oxn
現代語訳、お願いいたします。『仁学』譚嗣同のものです。 霊魂についての言及されているはずなのですが、 最後のニュアンスが掴めません。 日遷善以自兢タ。知身為不死之物。雖殺之亦不死。則成仁取義。 必無怛怖於其衷。且此生未及竟者。来生固可以補之。復何所懼而不亹亹。 流れとしては、生前の世界と死後の世界の関係に述べられています。 おそらく上段の「不死」とは精神・霊魂といった類のものを指します。 上段はニュアンスが何となくつかめますので 下段のほう、お願いいたします!!
176 :
名無氏物語 :2007/12/11(火) 02:09:31 ID:xPGv34ag
この手のスレ、多いなwww
177 :
名無氏物語 :2007/12/23(日) 19:07:45 ID:niT/izod
あげ
178 :
名無氏物語 :2008/01/13(日) 15:50:04 ID:ZAxBF/mN
因幡国風土記
179 :
名無氏物語 :2008/01/17(木) 14:59:16 ID:ql+usaYu
訳お願いします。 静かに思へば、よろづに、過ぎにし方(かた)の恋しさのみぞせん方なき。 人静まりて後、長き夜のすさびに、何となき具足とりたため、残しおかじと思ふ反古(ほうご)など破(や)り捨つる中に、亡き人の手習ひ、絵かきすさびたる、見出(い)でたるこそ、ただその折の心地すれ。 このごろある人の文だに、久しくなりて、いかなる折、いつの年なりけんと思ふは、あはれなるぞかし。
180 :
名無氏物語 :2008/01/17(木) 15:16:42 ID:RKneucMg
三度目の還暦wwwww
181 :
名無氏物語 :2008/01/20(日) 20:48:02 ID:U6PA/kTe
第一学習社 古典漢文編 (高校用)の唇亡歯寒の口語訳教えて下さい。もしくは、サイトでも!!
182 :
名無氏物語 :2008/01/20(日) 21:15:41 ID:2p6xXUl6
>>181 参考書の名前挙げられても、こっちが持ってなかったら意味無いじゃん。
わざわざ買いに行かないよ。
本文を書き込んで、どこが解らないか明記すると、答えが来やすいよ。
もしくは、自分なりの訳を付けてみると、多分答えてもらえる。
丸投げだと、スルーされるかもしれん。
183 :
名無氏物語 :2008/01/20(日) 22:26:16 ID:JqmZgvw1
中勘助の銀の匙の載ってるページ、、知ってる方がいたら教えてください!!
184 :
名無氏物語 :2008/01/20(日) 22:28:02 ID:JqmZgvw1
中勘助「銀の匙」の現代語訳(もしくは要訳でも)が載ってるページ、知ってる方がいらっしゃい ましたらどなたか教えてください!!
185 :
名無氏物語 :2008/01/20(日) 22:28:24 ID:JqmZgvw1
中勘助「銀の匙」の現代語訳(もしくは要訳でも)が 載ってるページ、知ってる方がいらっしゃい ましたらどなたか教えてください!!
186 :
ななしっ! :2008/01/20(日) 22:29:29 ID:JqmZgvw1
中勘助「銀の匙」の現代語訳(もしくは要訳でも)が載ってるページ、知ってる方がいらっしゃい ましたらどなたか教えてください!!
187 :
名無氏物語 :2008/01/20(日) 22:30:28 ID:JqmZgvw1
↑すいません。更新されないからいっぱい書いちゃいました…。気にしないでください。
188 :
名無氏物語 :2008/01/21(月) 14:10:15 ID:zehVqMMb
↑検索しろ!
189 :
お願いします! :2008/01/23(水) 18:05:17 ID:oxli4Oem
現代語訳とは違うのですが、三井本十七帖、上野本十七帖、評書帖のいずれかで 題跋の具体的内容を述べてあるサイトがあったら教えていただけませんか?? もしくは、いくつか内容を教えていただけたらと思います↓↓ よろしくお願いします!!
190 :
miyuki :2008/01/23(水) 21:15:11 ID:4w1awsNq
風姿花伝 の 現代語が載っているサイトあれば教えてください。 よろしくお願いします。
191 :
名無氏物語 :2008/01/24(木) 12:25:52 ID:xMcq6lSF
どなたか開元天宝遺事の現代語訳があるサイトご存知ないですか? もしくは、訳をご存知の方、訳をできる方いらっしゃったらおねがいします!
192 :
名無氏物語 :2008/01/24(木) 15:10:33 ID:+XgY+osz
検索しろよ・・・
193 :
名無氏物語 :2008/01/24(木) 15:48:50 ID:xMcq6lSF
したんだけど、よくわらからん(+_+)
194 :
名無氏物語 :2008/01/24(木) 16:35:32 ID:bhyJtPO2
じゃあ、無いんじゃないの?
195 :
名無氏物語 :2008/01/25(金) 13:05:21 ID:eK59F+xV
>179 要するにおもひでに浸っているわけだな
196 :
名無氏物語 :2008/02/11(月) 15:33:27 ID:/+/+I60j
出典:『沙石集』 恵心僧都は、修学の外他事なく、道心者にて、狂言綺語のいたづらごとをにくまれけり。 弟子の児の中に、朝夕心を澄まして、和歌のみ詠ずるありけり。 「児どもは、学問などするこそ、さるべきことなれ。この児、歌をのみ好みすく、所詮なきものなり。 あれの体の者あれば、余の児ども見学び、不用なるに、明日里へ遣るべし」と、 同宿によくよく申し合わせられけるをも知らずして、月冴えてもの静かなるに、 夜うちふけて縁に立ち出で、手水つかふとて、詠じていはく、 手にむすぶ水に宿れる月かげのあるかなきかの世にもすむかな 僧都これを聞きて、折節いとひ、歌の体、心肝に染みてあはれなりければ、 その後、この児をもとどめて、歌を好みて、代々の集にも、その歌見え侍るにや。 現代語訳、お願いします。
197 :
名無氏物語 :2008/02/25(月) 22:16:06 ID:R7TDt/hk
大和物語の沖つ白波の現代語訳お願いします!
198 :
名無氏物語 :2008/02/26(火) 14:26:32 ID:O8TR3Bzl
199 :
名無氏物語 :2008/02/28(木) 22:27:13 ID:dSaXQYel
>>196 > 出典:『沙石集』
>
恵心僧都は修行一筋の仏教野郎で、言葉遊びやジョークの類は大嫌い。
弟子に、日夜和歌に夢中なガキがいた。
「弟子はお経でも学んでいるのが本分。このガキは和歌にふける使えない野郎だ。
他の連中がまねしたら困る。しょーもない奴だ。明日にも実家にカエレ!」と
恐るべき追放計画が練られていたとも知らず、月の綺麗な静かな夜、
夜更けにトイレに行った例の弟子が手を洗おうとして、歌を詠んでいうには
手に掬った水に映る月の姿、綺麗っぽいけど、しょせんはゆらゆらはかないものさ。この世も同じことじゃん
僧都はこれを聞いて、シチュも歌そのものもツポにはまりジーンと来たので
この弟子をとどめて、自分も和歌にもハマり、勅撰集なんかにも載るぐらいの腕前になったとさ。
200 :
名無氏物語 :2008/03/03(月) 03:18:49 ID:oy3XJV42
おお、投稿したものではないけれど、訳の最後の方に困っていたので、お力をお借りしました ありがとうございます
201 :
名無氏物語 :2008/03/03(月) 13:48:08 ID:fA0DX4Ob
我喜欢berryz工房. 大家好,我是中国来的.
202 :
名無氏物語 :2008/03/03(月) 13:57:05 ID:r53NJB+T
また、ヘタレがやってきたwwwww
203 :
名無氏物語 :2008/03/06(木) 20:16:17 ID:rF2oHflb
不合は堪へ難かりけれども、年も若く、 形・有樣も宜しく、心樣なども労たかりければ… 「労たかりければ」をうまく訳せないのですが、 全文の現代語訳を教えてください。
204 :
名無氏物語 :2008/03/07(金) 16:01:51 ID:xpsMpdVY
205 :
名無氏物語 :2008/03/07(金) 17:24:20 ID:I2L25yTW
>>203 労たかりければ →「らうたし」を古語辞典でひくべし。
仲が悪いのはがまんするのもむずかしいけど、年も若いし見た目もいいし、
気持ちなんかにしても可愛げがあるから…的な感じ?
206 :
名無氏物語 :2008/03/08(土) 10:44:19 ID:j1A8AncY
「らうたし」でしたか、ありがとう。 もう10年このかた古文なんか触ってなかったので…
207 :
名無氏物語 :2008/03/09(日) 21:05:47 ID:EAeRZWq0
「艶ず装ぞしたる」ってなんて読むんですか?
208 :
名無氏物語 :2008/03/10(月) 18:52:12 ID:/as6qPpN
更級日記の約束の梅は咲いてもの現代語訳教えて下さい。 「世の中うらめしげにて」の意味は「夫婦仲が面白くなさそうで」か「世の中に不満があるようで」のどちらでしょうか?
209 :
名無氏物語 :2008/03/11(火) 01:29:45 ID:rJx3tddS
>>208 続いて「ほかにわたるとて」とあるでしょう。
「世の中がうらめしげ」だから、家を出て別居する、と言っているわけです。
この文脈からして、どちらの意味かは明らかでしょう。
210 :
名無氏物語 :2008/04/06(日) 17:27:58 ID:eDNB+GBJ
昔、大納言のむすめいとうつくしうてもちたまふたりけるを、帝にたてまつらむとて かしづきたまひけるを、殿にちかうつかうまつりける内舎人にてありける人、いかで かみけむ、このむすめをみてけり。顏容貌のいとうつくしげなるをみて、よろづのこ とおぼえず、心にかゝりて、夜晝いとわびしく、やまひになりておぼえければ、「せ ちにきこえさすべき事なむある」といひわたりければ、「あやし。なにごとぞ」といひ ていでたりけるを、さる心まうけして、ゆくりもなくかき抱きて馬にのせて、陸奧國へ、 よるともいはずひるともいはず逃げて往にけり。安積の郡安積山といふ所に庵をつくりて この女を据へて、里にいでつゝ物などは求めてきつゝ食はせて、とし月を經てありへけり。 この男往ぬれば、たゞ一人物もくはで山中にゐたれば、かぎりなくわびしかりけり。かゝる ほどにはらみにけり。この男、物求めにいでにけるまゝに三四日こざりければ、まちわびて、 たちいでて山の井にいきて、影をみれば、わがありしかたちにもあらず、あやしきやうになり にけり。鏡もなければ、顏のなりたらむやうもしらでありけるに、俄にみれば、いと恐しげなり けるを、いとはづかしとおもひけり。さてよみたりける、 あさかやまかげさへみゆる山の井のあさくは人を思ふものかは とよみて木にかきつけて、庵にきて死にけり。男、物などもとめてもてきて、しにてふせりければ、 いとあさましと思けり。山の井なりける歌をみてかへりきて、これをおもひ死に傍にふせりて死に けり。世のふるごとになむありける。 大和物語の安積山です。 訳おねがいします。
211 :
名無氏物語 :2008/04/06(日) 17:35:47 ID:g5+EAkDz
>>210 マルチポストは止めて下さい!
マルチポストには回答はできません!
以上
212 :
名無氏物語 :2008/04/13(日) 22:20:02 ID:5Q5uh1tR
上杉謙信について調べている者なのですが、彼が京都の歌会で詠んだ次の和歌の 解釈にずっと悩まされています。 「祈恋」 つらかりし 人こそあらめ 祈るとて 神にもつくす わかこゝろかな 謙信と言う人は生涯独身を通したのですが、その理由はまったく不明で、 有力な説としては、細川政元のように飯綱権現に願を掛けていたため、 仏法の戒律を守ったため等、宗教的なものがあげられています。 そこでこの歌は、 「私のためにつらい想いをしている人がいる。 その人は恋の成就を祈ってくれているのだが、 私は神に尽くす者であるから、その気持ちを受け止められない」 と解釈するべきかと思いますが、 「思い出すだけで心苦しくなる人がいる。 私はその人を恋して祈っているが……。 神様にも身を呈する覚悟なんだ……」 と解釈すべきなのか、それとも他によき解釈があるのか、分かりかねています。 そこでこちらの皆様のお考えをお聞かせ頂きたいのですが、 どう翻訳・解釈するのが妥当と考えられますでしょうか?
213 :
名無氏物語 :2008/04/15(火) 18:31:45 ID:E4/kFEMr
>>212 前者の解釈に近いけど、微妙にちがう点が…題名「祈る恋」からすなおに読めば
「つらいと感じた人はなるほどあろうけれど、祈りの際も恋する人を思うのと
同じように神につくす、それこそが私のこころのありどころなのです」
…つまり「今の私には祈りこそが恋そのものなのです」という気持ちなのでは。
言葉の構成からも、祈っているのはひとじゃなくて本人と解釈した方が自然です。
214 :
212 :2008/04/16(水) 00:14:47 ID:xyRrxj1J
ありがとうございます。 題に「祈恋」と、恋の字があるのに本文にはないのも問題かもですね。
215 :
名無氏物語 :2008/05/03(土) 16:34:24 ID:5g5GdYp9
216 :
名無氏物語 :2008/05/03(土) 18:11:39 ID:ueqnmRlK
煩悩の二倍でんな
217 :
名無氏物語 :2008/05/06(火) 17:27:20 ID:b0LueG1L
漢文「盤瓠」の訳載っているところ知りませんか?
218 :
名無氏物語 :2008/05/13(火) 08:04:29 ID:wsfIl473
あかさなたなは
219 :
名無氏物語 :2008/05/14(水) 13:40:05 ID:RlqRei7b
「申し習ひ」の意味を教えてください。
220 :
お願いします :2008/05/14(水) 20:36:41 ID:f/+M3Zuj
沙石集の「ある姫君、殿のもとへおはすべきにてありけるを」で始まる文は何巻ですか。教えてください。
221 :
お願いします :2008/05/14(水) 20:46:10 ID:f/+M3Zuj
(220の続きです)61の文章と同じなのですが沙石集の何巻でしょうか?教えてください
222 :
名無氏物語 :2008/05/15(木) 00:10:12 ID:/2/G1EPc
222ゲット
223 :
なの子 :2008/05/17(土) 01:44:34 ID:E1MG7pXd
宇治拾遺物語第一四九話についてお尋ねしたいことがあります。 「都へと思ふにつけてかなしきは帰らぬ人のあればなりけり」 上記の歌の部分の口語訳なのですが、あまり詳しく載っている サイトを見つけることができませんでした。 よければ、教えてください。
224 :
テスト間近 :2008/05/19(月) 23:17:45 ID:mLLKd2mJ
>>215 さん
できれば書き込んで下さい。
お願いします
225 :
名無氏物語 :2008/05/20(火) 16:57:27 ID:myMQVISY BE:300006252-2BP(0)
十訓抄の行成と実方で 質問があるのねですが、 『冠取りて参れ。』とて、 の とて、ってどう訳すのが最適でしょうか しっくりくる日本語が見つかりません汗 お願いします
冠を取ってこい(取ってきなさい)
227 :
名無氏物語 :2008/05/21(水) 00:54:12 ID:QiWxntbS
わからないとこがあるのでお願いします。 古今著聞集のたつみの権の守、六波羅にて門注のことの現代語訳をお願いします 扇開き使ひて、 ゆゆしげに言ひければ、 神主打ちうなずきて、 「さては心やすく侍り。 今はこと足りまりぬれば いかならん世までも 件の田は相違あるまじ。」 など言へば 権の守とりもあへず 「いや田におきては、早く取られぬ。」 と言ひたりけるをかしさこそ さては、さは何事を ゆゆしく言ひたりけるにか。 不思議のをこの者なり。
228 :
名無氏物語 :2008/05/21(水) 01:25:02 ID:cu/szy8d
367 名前: 名無氏物語 投稿日: 2008/05/21(水) 00:53:50 ID:QiWxntbS わからないとこがあるのでお願いします。 古今著聞集のたつみの権の守、六波羅にて門注のことの現代語訳をお願いします 扇開き使ひて、 ゆゆしげに言ひければ、 神主打ちうなずきて、 「さては心やすく侍り。 今はこと足りまりぬれば いかならん世までも 件の田は相違あるまじ。」 など言へば 権の守とりもあへず 「いや田におきては、早く取られぬ。」 と言ひたりけるをかしさこそ さては、さは何事を ゆゆしく言ひたりけるにか。 不思議のをこの者なり。 マルチしてんじゃねぇよ! ボケ!
229 :
名無氏物語 :2008/05/21(水) 06:36:51 ID:QiWxntbS
お前もな
230 :
名無氏物語 :2008/05/21(水) 23:22:54 ID:W0NRbqLE
マルチ小僧、必死だなwww
231 :
ゆり :2008/05/23(金) 02:52:17 ID:C2NbIxp3
關白之犯朝鮮,朝議傾國救之,時宋桐岡(應昌)以少司馬督師專征。 宋無閫望,能大言,次年將內計,有物色之者,因力任東事,大司馬石東泉主之, 內閣則趙蘭溪暫代首揆,唯石是聽,特遣二主事贊畫,皆妙選才望,賜四品服以往。 宋亦加服一品,得僇副帥以下,事權特重。後碧蹄館敗歸,師遂不振。次年癸巳,一贊畫者, 以拾遺論罷。其人故耆夙名士,為太倉相公門人,號相知,意其能授手。時競傳關白已死, 遂作一書,名《斬蛟記》,首云關白平秀吉者,非人亦非妖,蓋蛟也。漏刃於旌陽,化成此酋。 素嗜鵝,在朝鮮時,曾謀放萬鵝於海中,關白恣啖,因得剚刃,而主之者,曇陽大師也。 記出,遠近駭怪。其同邑先達,遂作《辟蛟記》詆之,以快宿隙。究之。關白實未死,此君亦未得出山。 而太倉相公曾見此記與否,皆未可知也。 萬暦野獲の『斬蛟記』です。白文なのですができれば書き下しと現代語訳が知りたいです。 お願いします。
232 :
名無氏物語 :2008/05/23(金) 18:21:56 ID:BNbETfXi
「月のゆくへ」ご存知の方いますか? マイナーな文書の質問は避けるべきですかね
233 :
名無氏物語 :2008/05/23(金) 23:34:13 ID:ioXwhYZb
本文を書き込めば誰かが答えるかもしれないけどね・・・ でも、ココは過疎板だから時間はかかるかもね・・・
234 :
名無氏物語 :2008/05/25(日) 11:59:03 ID:Rrh9Qxt7
寝殿の上とは、三の君(藤原為光の三女)をぞ聞こえける。 御かたちも心もやむごとなうおはすとて、父大臣いみじうかしづきたてまつりたまひき。 女子はかたちをこそといふことにてぞ、かしづききこえたまひける。 その寝殿の御方に、内大臣殿(藤原伊周)は通ひたまひけるになんありける。 かかるほどに、花山院(第六五代天皇。ここではすでに出家している) この四の君(藤原為光の四女)の御もとに御文など奉りたまひ、 気色だたせたまひけれど、けしからぬこととて聞き入れたまはざりければ、 たびたび御みづからおはしましつつ、今めかしうもてなさせたまひけることを、内大臣殿は、よも四の君にはあらじ、 この三の君のことならんと推しはかり思いて、わが御はらからの中納言(藤原隆家)に、 『このことこそ安からずおぼゆれ。いかがすべき』と聞こえたまへば、『いで、ただ己にあづけたまへれ。いとやすきこと』とて、 さるべき人ニ三人具したまひて、 この院の、鷹司殿(為光の娘たちが住んでいるところ)より月いと明るきに御馬にて帰らせたまひけるを、 威しきこえんと思し掟てけるものは、弓矢といふものしてとかくしたまひければ、御衣の袖より矢は通りにけり。 さこそいみじう雄々しうおはします院なれど、事かぎりおはしませば、いかでかは恐ろしと思さざらん、 いとわりなういみじと思しめして、院に帰らせたまひて、ものもおぼえさせたまはでぞおはしましける。 これを公にも(朝廷)、殿(藤原道長)にも、いとよう申させたまひつべけれど、 事ざまのもとよりよからぬ事の起こりなれば、恥づかしう思されて、この事散らさじ、後代の恥なりと忍ばせたまひけれど、 殿にも公にも聞こしめして、おほかたこのごろの人の口に入りたることはこれになんありける。 『太上天皇(上皇)は世にめでたきものにおはしませど、この院の御心掟の重りかならずおはしませばこそあれ。 さはありながら、いといとかたじけなく恐ろしきことなれば、この事かく音なくてはよもやまじ』と、世人い思ひたり。 栄花物語の一部なのですが、現代語訳が知りたいです。 お願いします。
235 :
名無氏物語 :2008/05/25(日) 15:52:10 ID:YeuzZ+to
450 名前:名無氏物語 投稿日:2008/05/25(日) 12:15:56 ID:Rrh9Qxt7 寝殿の上とは、三の君(藤原為光の三女)をぞ聞こえける。 御かたちも心もやむごとなうおはすとて、父大臣いみじうかしづきたてまつりたまひき。 女子はかたちをこそといふことにてぞ、かしづききこえたまひける。 その寝殿の御方に、内大臣殿(藤原伊周)は通ひたまひけるになんありける。 かかるほどに、花山院(第六五代天皇。ここではすでに出家している) この四の君(藤原為光の四女)の御もとに御文など奉りたまひ、 気色だたせたまひけれど、けしからぬこととて聞き入れたまはざりければ、 たびたび御みづからおはしましつつ、今めかしうもてなさせたまひけることを、内大臣殿は、よも四の君にはあらじ、 この三の君のことならんと推しはかり思いて、わが御はらからの中納言(藤原隆家)に、 『このことこそ安からずおぼゆれ。いかがすべき』と聞こえたまへば、『いで、ただ己にあづけたまへれ。いとやすきこと』とて、 さるべき人ニ三人具したまひて、 この院の、鷹司殿(為光の娘たちが住んでいるところ)より月いと明るきに御馬にて帰らせたまひけるを、 威しきこえんと思し掟てけるものは、弓矢といふものしてとかくしたまひければ、御衣の袖より矢は通りにけり。 さこそいみじう雄々しうおはします院なれど、事かぎりおはしませば、いかでかは恐ろしと思さざらん、 いとわりなういみじと思しめして、院に帰らせたまひて、ものもおぼえさせたまはでぞおはしましける。 これを公にも(朝廷)、殿(藤原道長)にも、いとよう申させたまひつべけれど、 事ざまのもとよりよからぬ事の起こりなれば、恥づかしう思されて、この事散らさじ、後代の恥なりと忍ばせたまひけれど、 殿にも公にも聞こしめして、おほかたこのごろの人の口に入りたることはこれになんありける。 『太上天皇(上皇)は世にめでたきものにおはしませど、この院の御心掟の重りかならずおはしませばこそあれ。 さはありながら、いといとかたじけなく恐ろしきことなれば、この事かく音なくてはよもやまじ』と、世人い思ひたり。 栄花物語の一部なのですが、現代語訳が知りたいです。 お願いします。 マルチ小僧は消えな!
236 :
名無氏物語 :2008/05/25(日) 17:45:34 ID:QAUIIm3W
携帯から失礼します、
>>232 です。
月のゆくへ(巻の一の上)です。
この定家の君ぞ、又なき歌の聖にいまして、つぎつぎ末の代まで、家の風吹き伝へたるもいみじう、父の俊成はた、たぐひなき歌仙にいまそかりけりとは、だれもしろしめしつる事なれば、今更に聞えさすべくもはべらずかし。
ある時俊成の卿、述懐の歌をよみて、定家の許に送り給ふとて、
定めなき世にもわかきは頼みありとにもかくにも老いの身ぞ憂き
返し定家、
のにかくに老いはあまたの年も経つたざめなき世にわかき身ぞ憂き
この御代の頃は男も女も、すぐれたる歌人多く、内わたりにても、さる方に興あることもあまたはべりき。
霜月末かた、摂政殿内の女房いざなひ給ひ、宇治におはして、終日いとおもしろくあそび給ふ。
歌も講ぜられしとぞ。清輔の君題だして、みづから河水久澄といふことを、
年経たる宇治の橋守こととはむ幾世になりぬ水のみなかみ
とて、初めの五文字に心を砕き、久しう思ひ給ひしとあるは、この折の事にもやはべりけむ、確かにえ知りはべらず。
こと人々の歌をも聞き置きはべらざりしこそ口をしけれ。
調べても見つからないので困っています…
よかったらよろしくお願いします。
237 :
名無氏物語 :2008/05/25(日) 17:47:51 ID:QAUIIm3W
訂正 ×のにかくに ○とにかくに でした…すみません
238 :
名無氏物語 :2008/05/27(火) 21:23:58 ID:iZhAAGmf
>>237 マイナーなんかは知らんが、調べてもでないぞ。
ここは過疎だし最悪あきらめれ
239 :
名無氏物語 :2008/05/29(木) 01:35:53 ID:ru2xwXCI
240 :
名無氏物語 :2008/05/29(木) 14:07:27 ID:P71s5c0p
四度目の還暦だなw
241 :
名無氏物語 :2008/05/30(金) 19:52:09 ID:H5Gysvlz
>>237 どこといって難しいところはないような…だいたいこんな感じ↓
この定家の君こそ、またとない和歌の聖でいらっしゃって、子孫へと末代まで和歌の名家として家風が吹き伝えられるのもはなばなしく、父の俊成はまた、類いない歌仙でいらしたことは、誰でも知っていた事なので、今さら言い立てるべき事でもございません。
ある時、俊成の卿が、心中を披露する歌を詠んで定家のところにお送りになって、
確かな事など何もない世の中でも若さはそれだけで頼みになるものだ、
とにもかくにも老いたこの身は哀しいものよ
定家の返歌
とにもかくにも、老いたという事はそれだけ多くの年月をも経たという事、
確かな事など何もない世の中だからこそ若い私のほうが憂鬱ですよ
この時代は男も女も優れた歌人が多く、宮廷の中でも、和歌の方面で興趣のある出来事もたくさんございました。
旧暦11月の終わり頃、(帝が)摂政殿に仕える女房たちをお連れになり、宇治に赴かれて、一日中たいへん楽しくお遊びになられた日がございました。
和歌の会も開かれたとの事。清輔の君が題をお出しになり、ご自分から河水久澄と言う題で
年を経た宇治の橋守にものを尋ねよう、この川の水の源はいったいどの位昔に遡るのか、と
とお詠みになったのですが、最初の五文字に心を砕いて、長い間思いをこらされた、とある(記録または伝聞)のは、この時の事ではございませんでしょうか、確かに知っている訳ではございませんが。
242 :
名無氏物語 :2008/05/30(金) 19:54:25 ID:H5Gysvlz
改行しなおすの忘れてた。読みにくくなってスマン。
243 :
名無氏物語 :2008/05/31(土) 22:57:15 ID:ZqPienvL
>>237 です
>>242 ありがとうございます!
そうなんです、酷く難しいわけではないのですが、後半の和歌
「年経たる…」は藤原家の繁栄を祝う歌なのですが、
それ以降の文が…
主語は誰だ?とか何故祝福の歌の後で心を
砕く(思い悩む)のかなと…
文献が無いに等しいので煮詰まってます
244 :
名無氏物語 :2008/06/01(日) 17:37:15 ID:pECGrr3e
245 :
名無氏物語 :2008/06/01(日) 17:42:34 ID:pECGrr3e
それから、前訳ではこの文献の出自とか歴史的位置まで考えなかったので、 主語を省いてあった部分を深く考えず「帝」としていたけど、 どうやらここでは摂政=藤原氏(道長?)のことみたいですね。訂正します。
246 :
名無氏物語 :2008/06/22(日) 15:31:11 ID:CaGZvN4P
あげ
247 :
名無氏物語 :2008/06/26(木) 06:58:24 ID:mck3tOOi
これ現代語に訳してもらえませんか?
>いづれの御時にか、 女御、更衣あまた さぶらひたまひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて 時めきたまふありけり。
はじめより我はと 思ひ上がりたまへる御方がた、 めざましきものにおと
しめ嫉みたまふ。 同じほど、それより下臈の更衣たちは、 ましてやすか
らず。 朝夕の宮仕へにつけても、人の心をのみ動かし、 恨みを負ふ積も
りにやありけむ、いと 篤しくなりゆき、もの心細げに里がちなるを、 い
よいよあかずあはれなるものに思ほして、人の そしりをも え憚らせたま
はず、世のためしにも なりぬべき御もてなしなり。
ttp://academy6.2ch.net/test/read.cgi/english/1211215733/l50
248 :
名無氏物語 :2008/06/26(木) 14:48:42 ID:6hss0YNL
>>247 源氏の冒頭部分なんてあちこちに転がってるぞ・・・
マルチ小僧君・・・
249 :
名無氏物語 :2008/06/27(金) 00:40:58 ID:c/AlRYmT
250 :
名無氏物語 :2008/06/28(土) 18:24:24 ID:6qGD6/0V
>>247 この部分は、本文と現代語訳を丸暗記するのが
日本人として美しいと思うぞ。
251 :
名無氏物語 :2008/07/03(木) 00:14:54 ID:EYjkzhZa
撰集抄の巻九のくだり、主人公が尼となった妻に再会するお話の 訳を教えていただけませんか。 やゝ程経てなみたをおさへていふやう、きみ心を発して出給し後、 何となくすみうかれて、よひ毎の鐘もそゝろに泪をもよほし、 暁の鳥の音もいたく身にしみて、哀にのみ成まさり侍しかは、過ぬる弥生の比、かしらおろして、かく尼になれり。 一人の娘をは、母方のをはなる人のもとに預置て、高野の天野の別所に住侍るなり。 さても又、我をさけて、いかなる人にもなれ給はゝ、よしなき恨も侍りなまし。 是は実の道におもむき給ぬれは、露はかりのうらみ侍らす。還て智識となり給ふなれは、うれしくこそ。 別奉りし時は、浄土の再会をとこそ期し侍りしに、思はさるに、身つから夢とこそ覚ゆれとて、泪せきかね侍りしかは、 さまかへける事のうれしく、恨を残ささりけん事のよろこはしさに、そゝろに泪をなかし侍りき。(扨)あるへきならねは、 さるへき注文なんといひをしへて、高野の別所へ尋ゆかんと契て、別侍りき。 年比もうるせかりし者とは思ひ侍りしかとも、かくまてあるへしとは思はさりき。女の心のうたてさは、かなはぬに付ても、 よしなき恨をふくみ、たえぬ思ひに有かねては、此世をいたつらになしはつる物なるそかし。しかあるに、別の思を智識として、 実の道に思ひ入て、かなしき独り娘を捨けん、有難きには侍らすや。 よろしくお願いします・・・。
252 :
名無氏物語 :2008/07/07(月) 20:47:02 ID:5m7cCCPI
吾が舌尚在りや不や 張儀者、魏人也。始嘗与蘇秦倶事鬼谷先生、学術、蘇秦自以不及張儀。 張儀已学游説諸侯。嘗従楚相飲。 已而楚相亡璧、門下意張儀、曰「儀貧無行、必此盗相君之璧。」 共執張儀、掠笞数百、不服。A之。 其妻曰「B。子毋読書游説、安得此辱乎。」 張儀謂其妻曰「視吾舌尚在不。」 其妻笑曰「舌在也。」儀曰「足矣。」 蘇秦侮辱す 蘇秦已説趙王而得相約従親。然恐秦之攻諸侯、敗約後負。 念莫可使用於秦者、乃使人微感張儀曰「子始与蘇秦善、今秦已当路、子何不往游、以求通子之願。」 張儀於是之趙、上謁求見蘇秦。蘇秦乃誡門下人不為通。 又使不得去者数日。已而見之、坐之堂下、賜僕妾之食。 因而数譲之曰「以子之材能、乃自令困辱至此。吾寧不能言而富貴子、子不足収也。」謝去之。 張儀之来也、自以為故人、求益、反見辱、怒。念諸侯莫可事、独秦能苦趙、乃遂入秦。 蘇秦已而告其舎人曰「張儀、天下賢士。吾殆弗如也。今吾幸先用。而能用秦柄者、独張儀可耳。然貧、無因以進。吾恐其楽小利而不遂。故召辱之、以激其意。子為我陰奉之。」 乃言趙王、発金幣車馬、使人微随張儀、与同宿舎。 稍稍近就之、奉以車馬金銭、所欲用、為取給、而弗告。 張儀遂得以見秦恵王。恵王以為客卿、与謀伐諸侯。蘇秦之舎人乃辞去。 張儀曰「頼子得顕、方且報徳。何故去也。」 舎人曰「臣非知君、知君乃蘇君。蘇君憂秦伐趙敗従約、以為非君莫能得秦柄。故感怒君、使臣陰奉給君資、尽蘇君之計謀。今君已用、請帰報。」 張儀曰「嗟乎、此在吾術中而不悟、吾不及蘇君明矣。吾又新用、安能謀趙乎。為吾謝蘇君、蘇君之時、儀何敢言。且蘇君在、儀寧渠能乎。」 の現代語訳をおねがいします
253 :
名無氏物語 :2008/07/08(火) 01:30:33 ID:3Y7o0RQV
254 :
名無氏物語 :2008/07/09(水) 18:27:34 ID:C6Fh8iIG
すみません、論語集註の雍也第六、伯牛有疾に始まる一文について「禮、病者居北牖下。君視之、則遷於南牖下、使君得以南面視己。」という註釈があります。 その”君”の現代語訳を、天子・諸侯とすべきか君子とすべきか迷っているのですが…。 分かる方、お願いします。
255 :
名無氏物語 :2008/07/09(水) 20:50:10 ID:8kYZ0/Kc
病気(重病)が北の肩のしたにある。 君はこれをみれば南の肩の下に動かす。 そのことは君に南の面をみることをできさせるだけだ。 わけわからん。
256 :
名無氏物語 :2008/07/09(水) 21:10:34 ID:3YKnujmU
>>254 君主に対する禮です。禮一般の規定では〜の意味。岩波文庫の論語の解説でも君主としています。
>>255 牖は肩じゃないよ。
257 :
254 :2008/07/14(月) 12:43:59 ID:tNdp9zjT
>>256 ありがとうございます!文脈からして、ちょっと君子はおかしい気がしていたので、しっくりきました。
君主だと、君主がわざわざ病人の見舞いに?という違和感があったんですが、そんなこともあります…よね。
>>255 君主だと考えて現代語訳すると、”礼記に書いてあることには、「病人は普通北の窓の下にいるものだ。しかし君主が見舞いにきた時には、南の窓の下に病人を移して君主が南を向いて病人を見ることができるようにする」”
になると思います。
258 :
名無氏物語 :2008/07/20(日) 11:12:13 ID:0bLkWwCd
沙石集で、 洛陽に貧しくして・・・ とはじまる部分はどこか教えてください。 お願いします。
259 :
名無氏物語 :2008/07/25(金) 00:20:04 ID:mPtLPbQP
う
260 :
名無氏物語 :2008/08/06(水) 13:07:05 ID:GAj0jPaD
ん
261 :
ゆぅり :2008/08/08(金) 17:31:11 ID:en7ooeQz
↓口語訳を教えてください!!!↓ 引 * レキ 戦 テ 国 酒 策 ヲ * 且 レニ 飲 。マ ン ト です!!ヨロシクお願いします(><)
262 :
名無氏物語 :2008/08/10(日) 16:07:37 ID:E7f7nFTb
釣り?
263 :
名無氏物語 :2008/08/10(日) 17:48:47 ID:pCxXLSIz
イ三三三三 \ /イニニニニ\ヽ\ゝ_ /イニニニニニ\\V/彡\、 |三ニ>───、\V//彡\ヽヽ |三ニ|  ̄ \\ヽ| ハ三シ∠ミヽ, \ミ l {!レ/ ミゝ.,_ ∠三ゝ |ミ l | レ 彡ヽ`'ゝ f=・xミ; |ミ/ '┤ ノ i `'' /} l ーイ⌒(、 ':i / / サァン! | 《三ヲ`7≦ 〃 ト、 斤  ̄`''キ≧ /´ <| 丶 ヽニ--ソ'" / ノ| \ \  ̄ /\ / l / ヽ、ヽミ _彡'´.〉 /\ __/ .ト、ヽ i | / |. \_
264 :
名無氏物語 :2008/08/26(火) 16:07:17 ID:OHyhEDD/
まさにさけをひきてのまんとす
265 :
名無氏物語 :2008/08/31(日) 20:35:39 ID:QH4zSQPr
天使己以此病人 現代語訳と返り点をお教えいただきたい。
266 :
名無氏物語 :2008/09/04(木) 10:11:33 ID:d1nN0ljf
皆様にご教示願いたい漢詩があります。 明の朱同の「題画」という詩なのですが、 紫陌紅塵没馬頭 人来人去幾時休 誰家有酒身無事 長対青山不下楼 はじめの「没馬頭」がよく分かりません。 何卒よろしくお願い致します。
267 :
名無氏物語 :2008/09/04(木) 14:04:58 ID:ZRDFqHoe
268 :
名無氏物語 :2008/09/07(日) 11:04:12 ID:sUCV/3XB
城中好廣眉、四方且半額 広眉とか半額ってどういう意味なんでしょう? 横に長い眉? 縦に太い眉? あるいはその両方で単に大きい眉? 半額は中国語でググっても、五割引の意味でしか出てきません。 辞書を引くと冠の縁の大きさのようなんですが。
269 :
名無氏物語 :2008/09/08(月) 16:24:16 ID:rGIQUy6J
270 :
名無氏物語 :2008/09/08(月) 23:32:05 ID:QnGoQLaI
ここで質問しても誰も答えられないから無駄
271 :
名無氏物語 :2008/09/09(火) 00:09:14 ID:XmFEKG3i
城中好高髻。四方高一尺。 城中好廣眉。四方且半额 。 城中好大袖。四方全匹帛。 おもろい俗謡ですよね。 いまはどうでしょう、どこ見ても女の人、眉がばっかに 細いじゃないっすか。80〜90年代から、直接飛んできたと したら、顔が全部オデコに見えてもおかしくないかも。 バブルのころは、“前髪立ち子さん”ってお社交さんが、 街を闊歩してました、銀座だか赤坂だか六本木だか、流行 すりゃ、全国の女性、前髪みんな20センチ高???に見え たものでしょう。 切れ上がった薄着も流行ったことがありましたっけ? 発祥どこだか知りませんが、ひとたび流行すれば、全国の コンテストだか展示会場だか、レース場だか、おしなべて 急角度。60度→40度→30度!!!過激な衣装だらけになり ましたでしょうか。
272 :
名無氏物語 :2008/09/09(火) 14:28:10 ID:5RaSKE60
>>1 が宿題丸投げの為に立てたスレで回答する物好きの顔が見たいよwww
273 :
名無氏物語 :2008/09/10(水) 12:56:37 ID:16kMBKwJ
イ三三三三 \ /イニニニニ\ヽ\ゝ_ /イニニニニニ\\V/彡\、 |三ニ>───、\V//彡\ヽヽ |三ニ|  ̄ \\ヽ| ハ三シ∠ミヽ, \ミ l {!レ/ ミゝ.,_ ∠三ゝ |ミ l | レ 彡ヽ`'ゝ f=・xミ; |ミ/ '┤ ノ i `'' /} l ーイ⌒(、 ':i / / サァン! | 《三ヲ`7≦ 〃 ト、 斤  ̄`''キ≧ /´ <| 丶 ヽニ--ソ'" / ノ| \ \  ̄ /\ / l / ヽ、ヽミ _彡'´.〉 /\ __/ .ト、ヽ i | / |. \_
274 :
268 :2008/09/11(木) 18:15:37 ID:B2ZWN9gz
ようやくeonetの規制が解除された。
>>269 得意げになってオナニーしたであろう後に言うのもなんだけれど、
>>266 は俺じゃない。
>>271 意訳じゃなくて、廣眉と半額の意味だけが知りたかったのですが。
細長い眉と額を強調ということでいいのかな。
275 :
名無氏物語 :2008/09/11(木) 22:48:13 ID:oUz+EAnT
城中 高髻を好まば、四方 高さ一尺。 城中 廣眉を好まば、四方 且に額に半ばせんとす 。 城中 大袖を好まば、四方 全匹の帛。 訓読は、こんなんでどうでしょう。半額だけ名詞じゃないのが気になるけど。 意味としては、 お城の中で太い眉が流行ると、真似して、額半分が眉かい!ていうくらい太くするやつがあちこちに出てくる。 為政者の間で流行ったことが、下々の間でもっと大袈裟になって流行る。 ということでいいのじゃないかな。 高さ一尺の髻、額半分の眉、全匹の帛とかは、強調のための誇大表現だと思うけど、 もしかしたら、本当にそんなのが居たのかな。 ちなみに匹は布の長さの単位。二反(四丈)をいう。by新字源
276 :
名無氏物語 :2008/09/12(金) 09:12:26 ID:llqDESpU
>>271 当店の雰囲気に合った服装というのは勿論ですが、
何よりもその服装がお客様ご自身に合っているかどうか、
という点を最も重視してチェックさせて頂いております。
特別に決まりや基準があるわけではなくファッションの基本と同じですので、
難しくお考えにならずにご来店頂ければと思います。
277 :
名無氏物語 :2008/09/24(水) 21:15:04 ID:vnu2voCK
更級日記の門出の 十七日のつとめて、立つ。昔、しもつさの國に、まのの長といふ人住みけり。 ひき布を千むら、萬むら織らせ、漂させけるが家の跡とて、深き河を舟にて渡る。昔の門の柱のまだ殘りたるとて、大きなる柱、河のなかに四つたてり。 人々歌よむを聞きて、心のうちに 朽ちもせぬこの河柱のこらずは昔のあとをいかで知らまし この部分の訳をお願いします。
278 :
名無氏物語 :2008/10/09(木) 01:46:12 ID:6/BIVsFp
すみませんが 張孟談於是陰見韓、魏之君曰:“臣聞唇亡則齒寒,今知伯帥二國之君伐趙,趙將亡矣,亡則二君為之次矣。 ”二君曰:“我知其然。夫知伯為人也,粗中而少親,我謀未遂而知,則其禍必至,為之奈何? ”張孟談曰:“謀出二君之口,入臣之耳,人莫之知也。”二君即與張孟談陰約三軍,與之期日,夜,遣入晉陽。張孟談以報襄子,襄子再拜之。 張孟談因朝知伯而出,遇知過轅門之外。知過入見知伯曰:“二主殆將有變。”君曰:“何若?” 對曰:“臣遇張孟談於轅門之外,其志矜,其行高。”知伯曰:“不然。吾與二主約謹矣,破趙三分其地,寡人所親之,必不欺也,子釋之勿出於口。”知過出,見二主,入說知伯曰:“二主色動而意變,必背君,不如今殺之。 ”知伯曰:“兵著晉陽三年矣,旦暮當拔之而饗其利,乃有他心?必不然,子慎勿復言。”知過曰:“不殺則遂親之。”知伯曰:“親之奈何?”知過曰:“魏宣子之謀臣曰趙葭,康子之謀臣曰段規,是皆能移其君之計。 君其與二君約,破趙則封二子者各萬家之縣一,如是則二主之心可不變,而君得其所欲矣。”知伯曰:“破趙而三分其地,又封二子者各萬家之縣一,則吾所得者少,不可。”知過見君之不用也,言之不聽,出,更其姓為輔氏,遂去不見。 張孟談聞之,入見襄子曰:“臣遇知過於轅門之外,其視有疑臣之心,入見知伯,出更其姓。今暮不擊,必後之矣。”襄子曰:“諾。”使張孟談見韓、魏之君,以夜期,殺守堤之吏而決水灌知伯軍。 知伯軍救水而亂,韓魏翼而擊之,襄子將卒犯其前,大敗知伯軍而禽知伯。 知伯身死、國亡、地分,為天下笑,此貪欲無厭也。夫不聽知過,亦所以亡也。知氏盡滅,唯輔氏存焉。“ この文を訳していただけないでしょうか。 よろしくお願いします。
279 :
名無氏物語 :2008/10/17(金) 19:19:45 ID:8kmpGAD1
正徹物語 初心の心得の 現代語訳を教えてください_(._.)_
280 :
名無氏物語 :2008/10/20(月) 23:46:45 ID:soko707S
留候世家の「ハイコウ奉宮に入る」の現代語訳を教えてください!! どうしてもわからないのでお願いします。 できれば書き下し文も教えていただけると大変ありがたいです。 よろしくお願いいたします。
281 :
名無氏物語 :2008/10/21(火) 01:41:18 ID:hP+UUNKY
>>278 試しに少しだけ訳してみます。
張孟談は是において陰に韓、魏の君に見えて曰く
「臣聞く、唇亡べば則ち歯寒しと。今、知伯は二国の君を帥いて趙を伐つ。
趙は将に亡びんとす。亡びれば則ち二君は之の次となれり」
二君曰く
「我れその然るを知る。夫の知伯の人となりや、粗(ほぼ)中(あた)りて少しく親しむ。
我れ謀を未だ遂げずして而知る。則ちその禍いは必至なり、之を為すこと奈何(いかん)」
張孟談曰く
「謀は二君の口に出でて、臣の耳に入る。人は之を知る莫きなり」
二君は即ち張孟談と陰に三軍を約し、之に期日を与える。
夜、晉陽に入らしむ。張孟談は以て襄子に報じ、襄子は之を再拝す。
『韓非子』の文章ではないから、『戦国策』かな?
282 :
名無氏物語 :2008/10/21(火) 15:13:22 ID:hP+UUNKY
>>278 続きです。
張孟談は因りて知伯に朝して出ずると、知過に轅門の外で遇う。
知過は入りて知伯に見(まみ)えて曰く、
「二主は殆(ほと)んど将(まさ)に変有らんとす」
君(知伯)曰く
「何若(いかん)?」
対(こた)えて曰く、
「臣は張孟談に轅門の外にて遇う。その志は矜(おご)り、その行は高し」
知伯曰く、
「然らず。吾は二主と約すを謹めり。趙を破りその地を三分し、寡人のこれと親しむ所、
必ず欺かざるなり。子は之を釋(お)きて口より出すなかれ」
283 :
名無氏物語 :2008/10/21(火) 15:21:11 ID:hP+UUNKY
>>278 続きです。
知過出でて、二主を見る。入りて知伯に説きて曰く、
「二主の色は動きて意は変ず。必ず君に背かん。今これを殺すに如かず」
知伯曰く
「兵を晉陽に著わすこと三年なり。旦暮に当(まさ)にこれ(趙)を抜きてその利を饗せんとす。
乃ち他心有りや? 必ず然らず。子よ慎みて復た言うことなかれ」
284 :
名無氏物語 :2008/10/21(火) 15:29:51 ID:hP+UUNKY
>>278 続きです。
知過曰く、
「殺さざれば則ち遂にこれと親しまん」
知伯曰く、
「これと親しむとは奈何(いかん)?」
285 :
名無氏物語 :2008/10/21(火) 15:33:21 ID:YnvtEy+Y
>>280 「ハイコウ奉宮に入る」というのは、多分教科書会社が勝手に付けた題だろう。
原文を挙げてもらわないと、留侯世家のどこからどこまでなのか解らないよ。
君の持ってる教科書とここの住人が持ってる史記では
若干文字が違うこともありうるので、原文を挙げるほうが良い。
286 :
名無氏物語 :2008/10/21(火) 15:42:54 ID:hP+UUNKY
>>278 続きです。
知過曰く、
「魏宣子の謀臣を趙葭と曰い、康子の謀臣を段規と曰う。是れみな能くその君の計を移す。
君よその二君と約し、趙を破れば則ち二子の者に各々万家の県の一をを封ぜよ。
かくの如くなれば則ち二主の心は変ぜざるべし。而して君はその欲する所を得ん」
知伯曰く、
「趙を破ればその地を三分し、又た二子の者を各々万家の県の一を封ずれば、
則ち吾が得る所の者は少なし。不可なり」
知過は見えても君はこれを用いず、これを言いても聴かず。
出でて、その姓を更めて輔氏と為し、遂に去りて見えず。
287 :
名無氏物語 :2008/10/21(火) 15:51:20 ID:hP+UUNKY
>>278 続きです。
張孟談これを聞き、入りて襄子に見えて曰く、
「臣は知過と轅門の外に遇いて、その視るや疑臣の心あり。入りて知伯に見えて、
出でてその姓を更める。今暮に撃たざれば、必ずこれに後れり」
襄子曰く、「諾」
張孟談をして韓・魏の君に見えしめ、夜を以て期す。
守堤の吏を殺して、水を決して知伯の軍に灌(そそ)ぐ。
知伯の軍は水より救いて乱れ、韓・魏は翼してこれを撃つ。
襄子は将に卒にその前を犯し,知伯の軍を大敗させて知伯を禽(とりこ)にす。
288 :
名無氏物語 :2008/10/21(火) 15:55:32 ID:hP+UUNKY
>>278 続きです。
知伯は身は死し、国は亡び、地は分かれ、天下の笑いとなる。
此は貪欲にして厭くことなきなり。夫れ知過を聴かず、亦た亡ぶ所以(ゆえん)なり。
知氏は尽(ことごと)く滅び、唯だ輔氏のみ存せり。
289 :
名無氏物語 :2008/10/21(火) 15:57:13 ID:hP+UUNKY
>>287 「将に卒にその前を犯し」ではなくて、「卒(そつ)を将(ひき)いてその前を犯し」ですね。
ほかの間違いは点検して下さいね。
290 :
名無氏物語 :2008/10/21(火) 15:59:19 ID:hP+UUNKY
書き下し文には出来ましたので、ここから現代語訳するのはとても簡単だと思います。
291 :
名無氏物語 :2008/10/22(水) 00:45:51 ID:Uc0fBtXN
検索しても調べられなかったので、お願いします。 異苑の巻5、8番の海山使者というものなんですが。 侃家童千餘人嘗得胡奴不喜言嘗黙坐侃一日出郊 奴執鞭以隨胡?(文字化け にんべんのカイ・なかがいという字)見而驚禮云此海山使者也侃異 之至夜失奴所在 すみませんが、よろしくお願いいたします。
292 :
名無氏物語 :2008/10/22(水) 00:47:16 ID:Uc0fBtXN
連レス失礼します
>>291 は書き下し文と現代語訳をお願いします。
293 :
名無氏物語 :2008/10/23(木) 00:22:52 ID:2eR3gSWV
侃の家童千餘人なり。嘗て胡奴を得るも、言を喜ばずして、 嘗(つね)に黙坐す。侃、一日、郊に出ず。奴、鞭を執りて以て隨ふ。
294 :
名無氏物語 :2008/10/23(木) 21:14:24 ID:MUnKeQjo
>>291 293さんとは別人だけど、
胡?(文字化け にんべんのカイ・なかがいという字)見て驚き禮して此れ海山使者也と云う。
侃 之を異とす。夜に至りて奴の在る所を失う。
295 :
291 :2008/10/25(土) 19:32:12 ID:yxq76o6c
>>293 ,294
ありがとうございます!とても助かりました。
わがままを聞いてくださりありがとうございました。
296 :
名無氏物語 :2008/10/26(日) 07:47:58 ID:esGg8UsB
大哉文王之道乎。 豈不誠大丈夫乎。 何得車之多也。 書き下し文と現代語訳をお願いします。
297 :
名無氏物語 :2008/10/26(日) 11:41:53 ID:Jf/UNgco
大なる哉、文王の道や。 豈に誠に大丈夫ならざるや。 何ぞ車の多きを得んや。
298 :
名無氏物語 :2008/11/01(土) 22:01:20 ID:vFNvWYw6
教えて下さい。 古漢籍に記載されている「東里」の意味を教えて下さい 用例文は(漢書 志 巻二十七下之上 五行志第七下之上) 「有両龍見於蘭陵廷(東里)温陵井中」
299 :
名無氏物語 :2008/11/02(日) 15:20:39 ID:lPl+XMBO
『漢書』の五行志は、東洋文庫から訳注が出てるから、 それを見るべし。
300 :
名無氏物語 :2008/11/02(日) 16:46:44 ID:Q9vZ+pN1
300ゲット・・・
301 :
名無氏物語 :2008/11/03(月) 21:33:13 ID:Qe7piNSM
壺中天 の現代語訳教えてください、、 お願いします。
302 :
名無氏物語 :2008/11/04(火) 21:46:31 ID:XMmNxoy5
>>301 原文を書き込まないと、レスつかないよ。
303 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 01:27:20 ID:Re3xteZu
「ひふみ よいむなや こともちろらね」 何かの呪文です。数え歌?みたいですが、どういう意味ですか?
304 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 07:12:58 ID:nvay1ANq
305 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 13:31:36 ID:Re3xteZu
kwsk.
306 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 13:54:52 ID:2YndS6/a
>>303 ひふみの数歌とかひふみの御祓とか言われる、神道の呪文です。
「ひふみ よいむなや こともちろらね」
で、そのまま検索したら、解説したページがいろいろ出てきます。
ただ、オカルトチックなのがほとんどですから、そのつもりで見てください。
307 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 18:33:50 ID:Re3xteZu
308 :
名無氏物語 :2008/11/08(土) 22:27:03 ID:TWR+BiLA
現代語訳と出来れば書き下しもお願いします。 氵市 公(ハイコウ)入秦宮。 宮室・帷帳・狗馬・重宝・婦女以千数。 意欲留意之。 樊噲諫ハイコウ出舎。 ハイコウ不聴。 良曰、「不秦為無道。 故ハイコウ得至此。 夫為天下除残賊、宜縞素為資。 今始入秦、即安其楽、此所謂『助傑為虐。』 且『忠言逆耳利於行、毒薬苦口利於病。』 願ハイコウ聴樊噲言。」 ハイコウ乃還軍覇上。 項羽至鴻門下、欲撃ハイコウ。 項伯乃夜馳入ハイコウ軍、私見張良、欲与倶去。 良曰、「臣為韓王送ハイコウ。 今事有急。 亡去夫義。 乃具以語ハイコウ。 ハイコウ大驚。 曰、「為将奈何。」 良曰、「ハイコウ誠欲倍項羽邪。」 ハイコウ曰、「鯫生教我、『距関無内諸候、秦地可尽王。』故聴之。」 良曰、「ハイコウ自度能却項羽乎。」 ハイコウ黙然良久。 曰、「固不能也。今為奈何。」 良乃固要項伯。 項伯見ハイコウ。 ハイコウ与飲、為寿結賓婚。 令項伯具言ハイコウ不敢倍項羽、所以距関者、備他盗也。 及見項羽後解。
309 :
名無氏物語 :2008/11/09(日) 01:24:52 ID:rqzrSUBl
308の続きです。 帷帳・・・とばり。室内で用いる垂れ幕。 狗馬・・・犬や馬。愛玩用の動物。 重宝・・・高価な宝物。 舎・・・宿泊する。 無道・・・人の道に外れること。 縞素為資・・・白い絹の衣装を用いることを心構えとする。色や模様のない質素な衣装を着て、倹約を旨とすること。 助桀為虐・・・暴君として知られる桀(夏王朝最後の王)の残虐行為を手助けする。 毒薬・・・強い薬。このことわざ、日本では「良薬口に苦し」の形で知られる。 軍・・・駐留する。 覇上・・・近郊を流れる川、覇水のほとり。 項羽・・・楚の豪族。劉邦とともに秦打倒を果たすが対立する。 鴻門・・・咸陽の東方にある坂。 項伯・・・項羽のおじ。張良が俠客だったころ、追われていた項伯をかくまってやったことがある。 急・・・緊急事態。 倍・・・反逆する。 鯫生・・・あの野郎。人をののしって言う言葉。ある人の進言に従って関を固めていたのに、項羽に破られてしまったので怒っている。 度・・・おしはかる。 却・・・打ち破る。 要・・・もとめる。 為寿・・・長寿を祝って酒を酌みかわす。 結賓婚・・・親戚同様の関係を結ぶ。 解・・・和解する。この時の会見がいわゆる「鴻門之会」である。
310 :
名無氏物語 :2008/11/09(日) 07:18:15 ID:pggb7uTF
! | 丶 _ .,! ヽ > ``‐.`ヽ、 .|、 | ゙'. ,ト `i、 `i、 .、″ | .,.:/"" ゙‐,. ` / ` .,-''ヽ"` ヽ,,,、 ! 、,、‐'゙l‐、 .丿 : ':、 、/ヽヽ‐ヽ、;,,,,,,,,,-.ッ:''` .,"-、 ,r"ツぃ丶 `````` ../ `i、 ,.イ:、ヽ/ー`-、-ヽヽヽ、−´ .l゙`-、 _,,l゙-:ヽ,;、、 、、丶 ゙i、,,、 ,<_ l_ヽ冫`'`-、;,,,、、、、.............,,,,、.-`": │ `i、 、、::|、、、ヽ,、、. ```: : : ``` 、.、'` .|丶、 .l","ヽ、,"、,"'、ぃ、、,、、、、.、、、.、、、_、.,,.ヽ´ l゙ ゙).._ ,、':゙l:、、`:ヽ、`:、 : `"```¬――'''"`゙^` : ..、丶 .l゙ `ヽ ,i´.、ヽ".、".、"'ヽヽ;,:、........、 、、...,,,、−‘` 、‐ |゙゙:‐, ,.-l,i´.、".`ヽ,,,.".` `゙゙'"`'-ー"``"``r-ー`'": _.‐′ 丿 ,! j".、'ヽ,".、".、"`''`ー、._、、、 、._,、..-‐:'''′ .、,:" 丿 ゙l,"`"`''ヽヽ"`"` ```゙'''"ヽ∠、、、、ぃ-`''''": ` 、._./` ._/` `'i`ヽヽヽ`''ーi、、、: : 、.,-‐'` 、/` ``ヽン'`"` : `~``―ヽ::,,,,,,,,,,.....................,,,,.ー'``^ ,、‐'"` `"'゙―-、,,,,..、、 : ..,、ー'"'` : `‘"`―---------‐ヽ``"''''''""
311 :
名無氏物語 :2008/11/09(日) 11:34:50 ID:UpSiSvrD
>>308-309 そこまで調べておられるのであれば、あなたも訳ぐらいは簡単にできるはずですが・・・。
沛公秦宮に入る。宮室・帷帳・狗馬・重宝・婦女は千を以て数う。(沛公の)意は之に意を留めんとす。
樊噲(はんかい)沛公を諫めて舎を出ず。沛公は聴かず。
312 :
名無氏物語 :2008/11/09(日) 11:42:56 ID:UpSiSvrD
良(張良)曰く、 「秦は無道を為すにあらず。故に沛公は此に至るを得たり。 夫れ天下の残賊を除くを為すに、宜しく縞素資を為すべし。今始めて秦に入るに、 即ち安く其れ楽し。此れ所謂(いわゆる)『傑を助けて虐を為す』 且つ『忠言は耳に逆らえども行うに利(よろ)しく、毒薬は口に苦けれども病に利し』なり。 願はくは沛公よ樊噲の言を聴かん」
313 :
名無氏物語 :2008/11/09(日) 11:53:22 ID:UpSiSvrD
沛公は乃(すなわ)ち還りて覇上に軍す。 項羽は鴻門の下に至り、沛公を撃たんと欲す。 項伯は乃ち夜に馳せて沛公の軍に入り、私(ひそか)に張良に見(まみ)え、 与倶(とも)に去らんと欲す。 ここでちょっと昼休みをします。
314 :
名無氏物語 :2008/11/09(日) 13:07:05 ID:rqzrSUBl
>>311-313 s
書き下し文ありがとうございます。
>>309 のは教科書に書いてあったものです。
漢文が非常に苦手で部分的にしかやくせず
全体の内容が理解できないのです。
どうか、現代語訳をお願いいたします。
315 :
名無氏物語 :2008/11/10(月) 14:43:26 ID:QQKVTmFD
>>314 教科書に書いてあった解説ですね。わかりました。
先日は急用で続きが書けませんでした。すみません。
以下、続きです。
良(張良)曰く、
「臣は韓王の為に沛公を送る。今は事の急なる有り。亡去(にげさ)るは義を失うなり。
乃ち具に以て沛公に語らん」
316 :
名無氏物語 :2008/11/10(月) 14:54:44 ID:QQKVTmFD
沛公は大いに驚きて曰く、 「為すこと将(は)た奈何(いかん)せん」 良曰く、 「沛公は誠に項羽に倍(そむ)かんと欲するか」 沛公曰く、 「鯫生(すうせい)の我に教うるに、『関を距ぐに諸侯を内(い)るるなからしめよ、 秦の地は尽(ことごと)く王なるべし』と。故に之を聴くなり」 良曰、「沛公よ、自らを度(はか)るに能く項羽を却(しりぞ)けんや」
317 :
名無氏物語 :2008/11/10(月) 15:04:25 ID:QQKVTmFD
沛公は黙然として良(やや)久(ひさし)うして曰く、 「固より能くせざるなり。今に為すこと奈何(いかん)」 良は乃ち固く項伯を要(もと)む。項伯は沛公に見(まみ)ゆ。 沛公は与(とも)に飲み、寿を為し賓婚を結ぶ。 項伯をして具言せしむるに、 「沛公は敢えて項羽に倍(そむ)くにあらず、 関を距(ふせ)ぐ所以(ゆえん)は、他の盗に備うるなり」と。 項羽に見(まみ)ゆるに及んで、後に解く。 ここまでが書き下し文です。
318 :
名無氏物語 :2008/11/10(月) 15:09:12 ID:QQKVTmFD
ここからが訳です。 沛公は秦の宮殿に入りました。宮室・帷帳・狗馬・重宝・婦女は千を単位に数えられるほどでした。 沛公はこれを自分のものにしようという意図がありました。 樊噲(はんかい)は沛公を諫めて、ここを出ようとしましたが、沛公は聞き入れませんでした。
319 :
名無氏物語 :2008/11/10(月) 15:15:18 ID:QQKVTmFD
張良は言いました。 「秦は無道なことをして宝物を焼くようなことはしませんでした。ですから沛公はここに入ることができたのです。 そもそも今は天下の残賊を除こうという時なのですから、倹約を心がけるべきです。 今始めて秦の国内に入って、宝物を楽しむようなことがありますと、 これは所謂(いわゆる)『傑(桀)を助けて虐を為す』とでも言うべき事です。 また、『忠言は耳に逆らえども行うに利(よろ)しく、毒薬は口に苦けれども病に利し』という言葉があります。 願はくは沛公よ、樊噲の諌言を聞き入れて下さい」
320 :
名無氏物語 :2008/11/10(月) 15:20:12 ID:QQKVTmFD
沛公はすぐに覇上にある軍営に戻りました。 項羽は鴻門の下までやって来て、沛公を撃とうと思っていました。 項伯はすぐに夜の中に馬を走らせて沛公の軍の中にやってきて、 密かに張良に会って、共にこの場を逃れましょうと言いました。
321 :
名無氏物語 :2008/11/10(月) 15:28:54 ID:QQKVTmFD
張良は言いました。 「わたくしはは韓王への恩義から、沛公にここまで従ってきたのです。 今は事は急を告げています。今ここから逃げ去ることは不義というものです。 すぐにこのことをすべて沛公にお話ししましょう」 沛公は大いに驚いて、こう言いました。 「私は一体どうすればよいのか」 張良は言いました。 「沛公は本当に項羽に背く意思がおありですか?」 沛公は言いました。 「鯫生(すうせい)というくだらない奴が、私にこう進言したのだ。 『関の中に諸侯を入れさせないようにしましょう。もう秦の土地は王のものですよ』と。 だからそのようにしたのだ」 張良は言いました。「沛公よ、ご自身の実力を判断して、項羽を退けることができますか?」
322 :
名無氏物語 :2008/11/10(月) 15:40:26 ID:QQKVTmFD
沛公はしばらく黙っておりましたが、しばらくして言いました。 「もとより不可能なことだ。今はどうすればよいのだ?」 張良はすぐに項伯を呼んで、項伯は沛公と会見をしました。 沛公は項伯とともに酒を酌み交わし、親類のような関係を結びました。 項伯から項羽にこう告げさせました。 「沛公はあえて項羽に背くようなことはしておりません。 関の中にほかのものを入れさせなかったのは、 他の盗賊に宝物を奪われないようにするためです」と。 項羽と沛公が会見をした後に、項羽は疑いを解きました。 ここまでが訳です。
323 :
名無氏物語 :2008/11/10(月) 16:10:23 ID:tMVnSjio
>>315-322 s
お忙しい中、時間を割いて
こんなにも長い文章を訳していただいて
本当にありがとうございます!!
本当に感謝ですっ!!
324 :
名無氏物語 :2008/11/10(月) 16:21:42 ID:odkQgAqe
煩悩の三倍・・・
325 :
名無氏物語 :2008/11/11(火) 23:19:36 ID:IP11yIDq
「當(二)桀紂(一)而天下無(二)通人、(一)非(二)知失(一)也。」 「非、(二)通人逹才、(一)孰能注(レ)意焉。」 「未(下)似(二)通人(一)許(上レ)之。」 「通(二)書千篇以上、萬卷以下、(一)弘、(二)暢雅言、(一)審、(二)定文讀、(一)而以ヘ授爲(二)人師(一)者、通人也。」 「博(二)覽古今、(一)者爲(二)通人。」 「昔通人和長輿論(レ)余也。」 書き下し文をどなたかお願いします。さっぱりわからなくてもう、お手上げです。
326 :
名無氏物語 :2008/11/12(水) 12:50:50 ID:O3g9/aiR
>>325 「桀紂に当りては、天下に通人なく、知失(失を知る)に非ざるなり」
「通人達才に非ざれば、孰(たれ)か能く意を注がん」
「未だ通人に似て之を許すことあらざるなり」
「書は千篇以上・万巻以下に通じ、雅言を弘く暢べ、文読を審(つまび)らかに定め、
而して以て教授して人の師たる者は、通人なり」
「古今を博覧する者を、通人と為す」
「昔、通人の和長輿が余に論ずるなり」
327 :
名無氏物語 :2008/11/12(水) 18:58:03 ID:LNgPb4vX
>>326 ありがとうございます。
悩んでいたので、本当に助かりました。
心から感謝です。
328 :
名無氏物語 :2008/11/13(木) 02:43:04 ID:IsEZdyvD
どなたか書き下し文にして下さいorz かなり初歩的なのですが一レが分からなくて… 当(二)為続成(一レ)之
329 :
名無氏物語 :2008/11/13(木) 12:04:32 ID:I7HhJfes
>>328 「当(まさ)に為続これを成すべし」
「成」と「之」をひっくり返して、その後に(二)の「当」の「べし」まで返っていく、という意味です。
330 :
名無氏物語 :2008/11/16(日) 22:21:53 ID:1nM6lC+t
すみません、またわからないのが出てきてしまいました。 お時間のある方はお願い致します。 「苟悟(二)其趣(一)者皆通人也」
331 :
329 :2008/11/17(月) 10:24:18 ID:Fih/rF+d
>>328 何か一言、お礼の言葉でもあればよいのですが・・・
332 :
名無氏物語 :2008/11/17(月) 15:51:02 ID:1bkC3Jvy
>>331 丸投げ厨にお礼の言葉を期待するなんて無駄だと思いますが・・・
333 :
名無氏物語 :2008/11/17(月) 15:51:12 ID:wbjgeaQI
>>331 丸投げ厨にお礼の言葉を期待するなんて無駄だと思いますが・・・
334 :
名無氏物語 :2008/11/17(月) 17:23:09 ID:AJBHtDOu
明 謝榛 詩家直説 「詩有可解不可解,不必解,若水月鏡花,勿泥其跡可也。」 鏡花水月の出典を探していましたが、"勿泥其跡可也"の日本語訳が 見つかりません。書き下し文と現代語訳をお願いします。
335 :
名無氏物語 :2008/11/18(火) 00:20:04 ID:Fd2w/PgR
>>334 「其の跡に泥(なず)むこと勿くして可なり」
訳: 「その詩を鑑賞する人が、自分の心に感じ取ったものを
そのまま受け入れて、『これはこういう事だろうか』などと
いろいろと考えたり疑ったりすることがなくなれば、
その詩は良い詩である」
336 :
名無氏物語 :2008/11/18(火) 00:29:02 ID:Fd2w/PgR
>>330 「苟(いやし)くも其の趣を悟る者は皆な通人なり」
337 :
329 :2008/11/18(火) 00:30:28 ID:Fd2w/PgR
338 :
名無氏物語 :2008/11/18(火) 00:59:32 ID:6kg8iMCx
>>337 あんた、いい人やね・・・
詐欺とか、人に騙されないように気を付けて下さいね・・・
339 :
名無氏物語 :2008/11/18(火) 11:37:12 ID:Fd2w/PgR
>>338 ありがとうございます。
軽々しく印鑑を押さないように気をつけます・・・
340 :
334 :2008/11/18(火) 12:44:06 ID:I17gVfKA
>>335 様
ありがとうございました!
なずむ=泥むと書くことも勉強になりました。
本当に感謝します。
341 :
名無氏物語 :2008/11/20(木) 01:43:21 ID:5HgFYke6
>>336 ありがとうございました。
またまた助かりました。
漢文について勉強を重ねていきたいと思います。
342 :
名無氏物語 :2008/11/20(木) 18:24:47 ID:orw4ZKRy
『閲微草堂筆記』より 白文:里字折之為二甲。下作四點。其二甲第四乎。 書き下し文:里字之を折ば二甲と為る。四點を下に作る。其れ二甲第四ならんや お願いします。
343 :
名無氏物語 :2008/11/21(金) 14:13:02 ID:iHe3bZo7
>>342 おそらくこの文は、「二」と「甲」と、「下に四つの点」をつなぎ合わせると、
「黒」という字になることを言いたいのでしょうね。
訳: 「里」の字を分解すると、「二」と「甲」の二つの字になります。
そしてその下に四つの点を書きます(すると「黒」の字になります)。
そのことから、(「黒」を)「二甲第四」という風に言っているのです。
344 :
名無氏物語 :2008/11/23(日) 23:43:18 ID:v0NlsR3u
大変申し訳ございません。 博物志の説明に関する文章です。大変恐縮ですが、書き下しと出来れば現代語訳していただければ助かります。 ご面倒とは、思いますが、どうかよろしくお願いいたします。 或作博物記,西晉張華撰。晉書本傅載博物志十篇,隋志雜家類著 十巻,兩唐志改入小説家,巻帙同。拾遺記巻九云本四百巻,武帝命刪爲十巻,不可信。 北史常景傅又謂北魏常景刪正晉司空張華博物志,論者或以爲今本録常刪本,亦係臆度。或又以爲博物志非華手,今本係後人拾掇佚文雜取諸書而成,説皆無憑。 然今見者確非原帙,散失特多。 今本十巻,版本有ニ系:一是常見之通行本,分三十九目,除單行者,古今逸史廣漢魏叢書,格致叢書,稗海、快閣叢書、秘書二十一種、搨漢魏叢書、 百子全書等皆収之:一是黄丕烈刊士禮居叢書本、又収入指海、龍渓綪舎叢書。後者不分細目、次第廻異、段目分合多有不同、至内容則一也。二本皆有周日用、盧氏注。 叧、類説巻ニ三、明本説郛巻二、舊小説甲集並有節録。其輯伕本、則有王謨、周心如、錢熙祚、陳穆堂、馬國翰、王仁俊數種、今人范寧博物志校證輯佚文二百餘條、収羅甚備。 此書「天地之高厚、日月之晦明、四方人物之不同、昆蟲草木之淑妙者、無不備載」(寉世 湖廣楚府刻本紱)、顯係地理博物體志怪:然内容又較山海、神異遠爲雜駁、 且「簡略不成大觀」(唐琳快閣叢書本跋)、故四庫総目列入小説家類瑣語之屬。 張華字茂先、范陽方城(今河北固安縣南)人。生於魏明帝太和六年(ニ三二年)、仕晉官至司空、恵帝永康元年(三○○年)爲恵帝永康元年(三○○年)趙王司馬倫所殺。 晉書巻三六有傅
345 :
名無氏物語 :2008/11/24(月) 11:48:58 ID:VQFF+/2d
>>344 あなたの漢文の知識の度合いを推し量ることは出来ませんが、
ある程度漢文を専門になさっている方であれば、
この文章を読むことはそう難しいことではないと思います。
この文章を一度ご自身が自力で読んでみて、どこが特に難しいかを
指摘していただきた方が宜しいかと思います。
346 :
名無氏物語 :2008/11/24(月) 11:53:58 ID:0D2DyUdL
僕もそう思います。こんな資料は普通のひとは読まないだろうから。 丸ッと依頼されるより、ここが解らないと指定されたほうが答えやすいです。 これだけの分量だと、書き込むのが面倒だから。 あと、本傅は本傳の間違いだろうと思われます。 傅と傳は似てるけど違う字です。
347 :
名無氏物語 :2008/11/24(月) 15:12:56 ID:IIMbkaFY
345さん346さん> ご指摘は、当然だと思います。 あと、漢文は全くのど素人です。 実は、祖父が趣味であつめていた本の中の文章で、 ちょっと興味があったので、これを取り上げたのですが、普通の人は読まないような資料だったのですね。 できれば、現代語訳だけでも、教えていただければ幸いです。 ただ、わからないなりに書き下しは、やってみようと思いますので、書き込んだ際に指摘していただければ幸いです。
348 :
名無氏物語 :2008/11/24(月) 17:01:26 ID:j02mCkuF
マルチ乙だが、取りあえず。 『四庫提要』ですね。 或いは「博物記」に作る。西晉の張華の撰。 晉書本傅、「博物志」十篇を載す。隋志、雜家類十巻と著し、兩唐志改めて小説家に入る。巻帙同じ。 『拾遺記』巻九に云ふ「本と四百巻、武帝刪ずるを命じて十巻と爲す」と。信ずべからず。 北史常景傅、又た謂へらく「北魏の常景、晉の司空張華『博物志』を刪正す」と。 論者、或いは以爲らく今本録常刪本,亦た臆度に係す。或いは又た以爲らく『博物志』は華の手に非ず。 今本、後人の佚文を拾掇し、諸書より雜取して成ると係す。説、皆な憑無し。 然れども今に見ゆる者は、確として原帙に非ず。散失、特だ多し。 ※「録常刪本」に関しては不明。
349 :
名無氏物語 :2008/11/24(月) 17:08:37 ID:j02mCkuF
今本、十巻。版本に二系有り。一は是れ常見の通行本。分けて三十九目。 單行を除く者は、『古今逸史』・『廣漢魏叢書』・『格致叢書』・『稗海』・『快閣叢書』、秘書二十一種、『搨漢魏叢書』、『百子全書』等、皆な之を収む。 一は是れ黄丕烈刊『士禮居叢書』本なり。又た『指海』・『龍渓綪舎叢書』に収入される。後者、細目を分せず。次第廻異し、段目・分合、多く同じからざること有るも、内容に至れば、則ち一なり。 二本、皆な周日用・盧氏の注なり。 叧に、類説巻ニ三、明本説郛巻二、舊小説甲集、並びに節録有り。其の輯伕本、則ち王謨、周心如、錢熙祚、陳穆堂、馬國翰、王仁俊の数種有り。 今人、范寧の『博物志校證』文二百餘條を輯佚し、収羅し、甚だ備はる。
350 :
名無氏物語 :2008/11/24(月) 17:21:34 ID:j02mCkuF
(『博物志』は、)「博物記」ともいう。西晉の張華の撰である。 『晉書』の張華傳には、「『博物志』十篇」との記載がある。 『隋史』藝文志では「雜家類十巻」となっており、 『新唐書』・『旧唐書』藝文志とも「小説家」に収録されている。巻帙は同である。 (晋の王嘉の)『拾遺記』の巻九にいう「『博物志』は、もともと四百巻であったが、武帝の命令により十巻となった」と。 信じることはできない 『北史』の常景傳には「北魏の常景が、晉の司空の張華『博物志』を訂正した」と記載がある。
351 :
名無氏物語 :2008/11/24(月) 20:53:22 ID:VQFF+/2d
>>348 そうですか。では私も今日は書き下しだけやってみます。
>>349-350 ありがとうございます。では以下の部分を続けますね。
此書「天地の高く厚き、日月の晦(くら)く明るき、四方の人物の同じからざる、
昆虫草木の淑(よ)く妙なる者、備えて載せざるなし」(寉世の湖廣楚府刻本の紱(跋))
地理に係り博く物体の志怪なるものを顕(あらわ)す:
然れども内容は又た山海(山海経)に較ぶれば、神異に遠く雜駁を為せり。
且つ「簡略にして大観を成さず」(唐琳快閣叢書本の跋)、
故に四庫総目の列の小説家類瑣語の属(たぐい)に入る。
「志怪」は「奇怪」と同じような意味です。
352 :
名無氏物語 :2008/11/24(月) 20:56:41 ID:VQFF+/2d
張華、字は茂先、范陽方城(今は河北固安県の南)の人。魏の明帝太和六年(ニ三二年)に生まれ、 晉の官として仕えて司空に至る、恵帝の永康元年(三○○年)に趙王の司馬倫に殺される。 『晉書』の巻三六に伝あり。
353 :
名無氏物語 :2008/11/24(月) 21:04:25 ID:VQFF+/2d
>>351 アンカー先間違えました。
正しくは、
>>347 そうですか。では私も今日は書き下しだけやってみます。
>>348-350 ありがとうございます。では以下の部分を続けますね。
ですね。すみません。
354 :
345 :2008/11/25(火) 11:07:46 ID:k+rB6dys
では前日の続きで、今度は現代語訳です。
>>350 さんが最初の方を訳していますので、
>>350 の続きから訳しますね。
論者の説は色々とあり、あるいは現在通用している本の中身は、
またその当人が勝手に推し量った内容のものではないかと思うものや、
あるいはまた、『博物志』は華(張華)が作ったものではないのではないかと思うものがあります。
今出回っている本は、後人が『博物志』の断章を拾い集めて、いろいろな本から資料を集めて
出来たものだと言う者もいます。しかしどの説も、皆根拠のないものです。
しかし今出回っている物は、確かにもとの書とは違うものです。
元のテキストのばらばらになって無くなってしまっている部分は、とても多いのです。
355 :
名無氏物語 :2008/11/25(火) 11:16:50 ID:k+rB6dys
今出回っている本は十巻あります。版本には二系統があります。 一系統には今普通に通用しているものです。三十九の種類に分れています。 単行本(文集とは独立しているもの)を除けば、 『古今逸史』『廣漢魏叢書』『格致叢書』『稗海』『快閣叢書』、 国(天子)が所蔵しているものに二十一種あり、『搨漢魏叢書』や『百子全書』等は、 すべてこの『博物志』を収録しています。
356 :
名無氏物語 :2008/11/25(火) 11:23:34 ID:k+rB6dys
もう一つの系統は、黄丕烈の刊行した『士禮居叢書』本です。 これはまた、『指海』や『龍渓綪舎叢書』の中に収録されたものです。 こちらの『士禮居叢書』本は、項目を細かく分けるようなことはせず、 前者のものとは順序が換わっており、段落の変わり目や章のわかれるところは、 多くのところで同じではないところはありますが、 文章の内容は前者と変わらないものです。
357 :
名無氏物語 :2008/11/25(火) 11:33:59 ID:k+rB6dys
これら二系統の本は、皆な周日用・盧氏の注によるものです。 その項目の中身は、類説巻ニ三、明本説郛巻二、旧小説甲集、 さらに要約をしたものがあります。 その散逸した断片を集めてできた本としては、則ち王謨、周心如、錢熙祚、 陳穆堂、馬國翰、王仁俊の手による数種類のものがあります。 現在の人では、范寧の『博物志校證』は文二百余条の散逸した断片を集めて、 列ねて収録したものが、とても備わっているものです。
358 :
名無氏物語 :2008/11/25(火) 11:41:55 ID:k+rB6dys
この本は、「天地の高く厚いところ、日月の晦(くら)く明るいところ、 四方の人物の同じでないところ、昆虫草木の美しくて細かい物事を、 すべて備えて載せています」(寉世の湖廣楚府刻本からの抜粋) いろいろな土地に関したことで、広く物事の奇怪な部分を明示しています。 しかしその内容は、『山海経』と比較すると、とても不可思議で、 いろいろな文章が混じり合って、統一を欠いています。
359 :
名無氏物語 :2008/11/25(火) 11:47:10 ID:k+rB6dys
且つ「文章は簡略で、物の道理には十分達し得ていない」(唐琳快閣叢書本からの跋文より)とあります。 ですから四庫総目の列の小説家類瑣語の箇所に収録されています。 張華、字(あざな)は茂先で、范陽方城(今は河北固安県の南)の人です。 魏の明帝太和六年(ニ三二年)に生まれ、 晉の官として仕えて司空の官位まで登りました。 その年の恵帝の永康元年(三○○年)に趙王の司馬倫に殺されました。 『晉書』の張華の巻三六に伝があります。
360 :
名無氏物語 :2008/11/25(火) 12:03:58 ID:k+rB6dys
361 :
名無氏物語 :2008/11/26(水) 00:28:17 ID:b3wR8R0O
350さん354さん> わざわざ両方ともしていただいて大変ありがとうございます。 本当にびっくりしましたし、お手数おかけしてすいませんでした。 お二人のような方がいてくれて、本当に感謝しています。 これをきっかけに、自分も、漢文にちょっと興味をもてました。 あと、上記で指摘があった録常刪本のところですが、正しくは、録という字が、 金彔でした。大変申し訳ございません。
362 :
名無氏物語 :2008/11/26(水) 14:19:00 ID:S42HQL56
>>361 「金彔」と分けて書いておりましたか。
おそらく「録」と同じ意味だと思います。
363 :
名無氏物語 :2008/11/26(水) 23:27:48 ID:b3wR8R0O
362さん> そうなんですか!ご指摘ありがとうございます。 では、その場合、論者或以爲今本録常刪本。の部分、の書き下しですが 論者或いは以爲らく、今本〜の後の部分がどうなるか教えてもらえれば助かります。
364 :
名無氏物語 :2008/11/27(木) 00:36:52 ID:cbCOiti3
>>363 横から失礼。「今本の録せる常の刪本」ではないですか。
北史常景傅又謂北魏常景刪正晉司空張華博物志
とあるので、「今本が著録している常景さんが刪正した本」という意味で。
365 :
名無氏物語 :2008/11/27(木) 00:55:43 ID:cbCOiti3
すみません。教えてください。 古い冠でも足に履かない。新しい靴でも頭に被らない。 という意味の言葉があったように思うのですが、出典が思い出せず気持ち悪いです。 御存じの方がおられましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
366 :
名無氏物語 :2008/11/27(木) 14:48:36 ID:TfWCGZrj
>>364 そうなのですか。では、
>>364 さんのおっしゃる通り、
「常景」さんの「刪正(刪定)」した本になりますね。
ありがとうございます。私も勉強になりました。
367 :
名無氏物語 :2008/11/27(木) 15:05:44 ID:TfWCGZrj
直前の文をきちんと確認していれば良かったですね。気をつけます。 「現在の書物が収録している(北魏の)常景が刪定した本」になります。
368 :
名無氏物語 :2008/11/27(木) 15:30:17 ID:TfWCGZrj
>>365 おそらく『淮南子』の、「今重法而棄義、是貴其冠履、而忘其頭足也」
「今重法にして義を棄てる、是れは其の冠履を貴びて、其の頭足を忘れたるなり」
だと思います。
「貴冠履忘頭足(冠履を貴んで頭足を忘る)」という故事があります。
「根本を軽んじて、末節を重んじる」という意味の言葉です。
369 :
名無氏物語 :2008/11/27(木) 15:45:09 ID:TfWCGZrj
あるいは「冠履倒易」という故事成語がありますね。 こちらは冠と靴の場所が逆になって、「秩序が乱れて上下逆さまになっている状態」という意味です。 『後漢書』の楊賜伝に、「冠履倒易、陵谷代處」という一節があります。
370 :
名無氏物語 :2008/11/27(木) 15:46:41 ID:TfWCGZrj
たぶん後者の
>>369 の方ではないかと思います。
371 :
名無氏物語 :2008/11/27(木) 16:04:15 ID:cbCOiti3
ID:TfWCGZrjさん、ご教授ありがとうございます。 369のレスを見て急に閃いて、行きつきました。 史記・儒林傳 黄生曰:「冠雖敝,必加於首;履雖新,必關於足.何者,上下之分也. でした。賈誼伝にも似たような表現がありました。 おかげさまでスッキリしました。
372 :
名無氏物語 :2008/11/27(木) 23:15:48 ID:f6OaPNGQ
項羽と劉邦の項羽、大いに怒る! ってとこの全訳何方かください お願いします
373 :
名無氏物語 :2008/11/28(金) 02:50:39 ID:VJRVRDQo
>>372 教科書会社が勝手に付けたタイトルでは何処から何処までだか全くわかりません!
希望する部分の全文を書き込んでください!
374 :
名無氏物語 :2008/11/28(金) 14:30:08 ID:ZisjcXUf
>>372 「項羽と劉邦の項羽、大いに怒る!」というタイトルは一般的なものではありません。
ですから、
>>373 のおっしゃる通り、どの文章を訳して良いかわからないのです。
原文を書き込んで下されば、こちらも訳すことができますが、
それだけの情報では何とも仕様がありません。
375 :
名無氏物語 :2008/11/28(金) 14:48:48 ID:ZisjcXUf
更に言えば、私たちは、あなたの読んでいる本を持っているわけではありませんので、 その原文の当該箇所をこちらに書き込んで下さるのが、一番確実な方法だと思います。
376 :
名無氏物語 :2008/11/29(土) 01:36:39 ID:hIMOlYIq
すこしくらい漢文をかじった輩なら、「項羽大怒」。 読んだ本だの原文だの言わなくてもわかりそうなもの だけど(笑)
377 :
名無氏物語 :2008/11/29(土) 12:43:24 ID:10cXixZw
378 :
名無氏物語 :2008/11/29(土) 12:51:22 ID:10cXixZw
それに、こちらは無償で訳すのですから、 訳す箇所の原文を全文書き込むくらいの労力は、 払ってくれても罰は当たらないと思いますよ。
379 :
名無氏物語 :2008/11/29(土) 12:59:11 ID:10cXixZw
あれだけのヒントで正確な箇所がわかるのでしたら、どうかご教示下さい。お願いいたします。
380 :
名無氏物語 :2008/11/29(土) 13:13:10 ID:10cXixZw
381 :
名無氏物語 :2008/11/29(土) 13:16:12 ID:10cXixZw
>>380 アンカー先間違えました。
>>376 さん、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。
ですね。重ねてすみません。
382 :
名無氏物語 :2008/11/29(土) 14:56:56 ID:oNukopWc
>>376 そんなこと言うならあんたが訳せばいいんじゃないのか?
383 :
名無氏物語 :2008/12/04(木) 10:54:47 ID:al+8gy1L
世説新語の注なのですが、白文から書き下しというものに、なれていないためにぜひともご教授させていただきたい と思いまして、書き込みさせていただきました。つたない現代語訳ですが、参考になればと思い、のせていますので、 ご面倒とは思いますが、よろしくお願いします。 蜀志曰:「龐統字士元,襄陽人。少時樸鈍,未有識者。潁川司馬徽有知人之鑒,士元弱冠往見徽,徹采桑樹上, 坐士元樹下,共語,自晝至夜。徹累之曰:『生當爲南州士人之冠冕。』由是漸顯。」襄陽記曰:「士元,コ公之從子也。 年少未有識者,唯コ公重之。年十八,使往見コ操,與語,歎曰:『コ公誠知人,與語,歎曰:『コ公誠知人實盛コ也。』 後劉備訪世事於コ操,コ操曰:『俗士豈織時務,此闔ゥ有伏龐、鳳雛。』謂諸葛孔明與士元也。』華陽國志曰: 「劉備引士元爲軍師中郎將,從攻略,爲流矢所中,卒。時年三十八。」 司馬徽别傳曰:「徽字コ操,潁川陽翟人。有人倫鍳織,居荊州。知劉表性暗,必害善人,乃括囊不談議時人。 有以人物問徽者,初不辨其高下,毎軋言佳。其婦諌曰:『人質所疑,君宜辨論,而一皆言佳,豈人所以咨君之意乎?』 徽曰:『如君所言,亦復佳。』其碗約遜遁如此。嘗有妄認徽』其碗約遜遁如此。嘗有妄認豬者,便推與之。 後得其豬,叩頭來還,徽又厚辭謝之。劉表子j往候徽,遣問在不?會徽自鋤園,j左右問:『司馬君在邪?』 徽曰:『我是也。』j左右見其醜陋,罵曰:『死傭,』j左右見其醜陋,罵曰:『死傭,將軍諸郎欲求見司馬君,汝何等田奴, 而自稱是邪!』徽歸,刈頭著幘出見。j左右見徽故是向老翁,恐,向淙道之。淙起,叩頭辭謝。徽乃謂曰:『卿真不可,然吾甚羞之。 此自鋤園,唯卿知之耳。』有人臨蠺求簇箔者,徽自棄其蠺而與之。或曰:『凡人損已以贍人者,謂彼急我緩也。今彼此正等,何爲與?』 徽曰:『人未嘗求已,求之不與將何爲與?』徽曰:『人未嘗求已,求之不與慚。何有以財物令人慚者!』人謂劉表曰:『司馬コ操,奇士也,但未遇耳。』 表後見之,曰:『世關l爲妄語,此直小書生耳。』其智而能愚皆此類。荊州破,爲曹操所得,操欲大用,會其病死。
384 :
名無氏物語 :2008/12/04(木) 11:01:13 ID:al+8gy1L
>>383の続きです 蜀志にいう「龐統、字は士元、襄陽の人。若い頃、朴納で、かれのことを識る者がいなかった。潁川の司馬徽は、人を見る目があり、士元は二十歳のころ、出かけていって徽に出会った。 徽は樹の上で、桑を摘んでいたが、士元を樹の下に座らせ、夜になるまで、一緒に語り合った。徽は士元をまれに見る人物と思い、『君はきっと南州第一の士人となるに違いない』といった。 このことから士元の名は次第に高まっていった。」『襄陽記』にいう、「龐士元(龐統)は龐コ公の甥である。若い頃にはまだ彼のことを識る者がいなかったが、徳公だけが彼を重んじた。 十八歳のとき、徳公は士元を司馬徳操のもとへ会いにいかせた。ともに語り合ううち徳操は驚嘆していった。『徳公は誠に人を見る眼がある。実に立派な人だ』後に劉備が時世のことを徳操にたずねた。 徳操はいった『わたくしにどうして当世の要務がわかりましょうか。この地方には、伏龍と鳳雛が、いるではありませんか。』これは諸葛孔明と龐士元のことをいったのである。」華陽國しにいう 「劉備は龐士元を抜粋して軍師中郎将とした。士元は劉備に従って洛陽を攻めたが、流れ矢に当たって死んだ。時に三十八歳であった。」
385 :
名無氏物語 :2008/12/04(木) 15:11:42 ID:7bmJ52ft
蜀志に曰く、 「龐統、字は士元、襄陽の人なり。少時は樸鈍にして、未だ識る者あらず。 潁川の司馬徽は人を知るの鑒(かがみ)有り、士元は弱冠のころ往きて徽の 桑を采る樹上を徹(とお)るを見、士元と樹下に坐し、共に語り、昼より夜に至る。
386 :
名無氏物語 :2008/12/04(木) 15:21:44 ID:7bmJ52ft
>>385 「徽の桑を采りて樹上を徹(とお)るを見」の方がよいですね。訂正します。
では続き。
徹ること之を累ねて曰く:『生は当に南州士人の冠冕を為すべし』と。
是に由りて漸やく顕わる」
387 :
名無氏物語 :2008/12/04(木) 15:32:15 ID:7bmJ52ft
襄陽記に曰く、 「士元は、徳公の従子なり。年少にして未だ識るあらざるに、唯だ徳公のみ之を重ぬ。 年十八にして、往きて徳操に見えしむ。与(とも)に語り、歎じて曰く、 『徳公は誠に人を知りて実に盛徳なり』と。 後に劉備は世事を徳操に訪ね、徳操曰く、 『俗士豈に時務を識らん、此閨iこのごろ)自ら伏龐・鳳雛有り』 諸葛孔明と士元を謂うなり」と。
388 :
名無氏物語 :2008/12/04(木) 15:34:58 ID:7bmJ52ft
華陽国志に曰く、 「劉備は士元を引きて軍師中郎将と為し、攻略に従り、流矢の中(あた)る所となり、卒す。時に年三十八なり」
389 :
名無氏物語 :2008/12/04(木) 15:45:11 ID:7bmJ52ft
司馬徽別伝に曰く、 「徽、字は徳操、潁川陽翟の人なり。有人倫の鍳織(鑑識)有り、荊州に居る。 劉表の性は暗くして、必ず善人を害するを知り、乃ち囊(ふくろ)を括(くく)りて 時人を談義せず。人物を以て徽に問う者あるも、初めは其の高下を弁ぜず、 毎々軋りて佳(よ)しと言う。
390 :
名無氏物語 :2008/12/04(木) 15:55:58 ID:7bmJ52ft
其の婦は諌めて曰く、 『人の質(ただ)して疑う所、君は宜しく弁論すべし。而れども一も皆な佳しと言う、 豈に人の以て君の意を咨(はか)る所ならんや』 徽の曰く、『君の言う所の如きは、亦た復た佳し』 其の碗約にして遜遁すること此の如し。嘗て妄りに徽を認める者あらば、 便ち推して之を与える。
391 :
名無氏物語 :2008/12/04(木) 15:56:54 ID:7bmJ52ft
392 :
あ :2008/12/04(木) 20:35:14 ID:dfQeety6
スレチかもしれませんが、質問させて下さいm(__)m! 現代語訳というより内容そのものが分からなくて…… もし宜しければ、どなたか[項王の最期]の内容を教えて頂けないでしょうか? 何がなんだかよく分かりません.. よろしくお願い致しますm(__)m
393 :
名無氏物語 :2008/12/05(金) 15:07:56 ID:WuSm0DPb
>>390 の訂正です。
「嘗て妄りに豬を認める者あらば、便ち推して之を与える」
>>390 の続きです。
後に其の豬を得れば、叩頭して来還し、徽は又た厚く辞して之を謝す。
劉表の子、jは徽を往候し、遣(つか)いして在りや不(いな)うやを問わしむ。
會て徽は自ら園を鋤す。jは左右に問う、『司馬君は在るか?』と。
徽の曰く、『我は是れなり』と。
jの左右は其の醜陋なるを見て、罵りて曰く、
『死傭よ、將軍と諸郎は司馬の君に見えんことを欲求す。
汝は何等の田奴なるか。而して自ら是を稱するのか!』
394 :
名無氏物語 :2008/12/05(金) 15:29:28 ID:WuSm0DPb
徽は帰り、刈頭して幘(せき)を著して出ずるを見る。 jの左右は徽をみて故是(ことさら)に老翁に向かいて恐れ、淙に向かいて之を道びく。 淙は起ちて、叩頭して辞して謝す。徽は乃ち謂いて曰く、 『卿は真に不可なり。然るに吾れ甚だ之を羞ず。此れ自ら園を鋤して、唯だ卿は之を知るのみ』 有人の蠺(蚕)に臨みて簇箔を求むる者あり、徽は自ら其の蠺(蚕)を棄てて之を与える。 或るひと曰く、『凡人は己を損して以て人に贍(た)す者なり。彼急にして我緩うすると謂うなり。 今は彼と此は正に等し、何為(なんすれぞ)与うるや?』
395 :
名無氏物語 :2008/12/05(金) 15:38:15 ID:WuSm0DPb
徽の曰く、『人は未だ嘗て己に求めず、之を求めて与えざるを慚(は)ず。何ぞ財物を以て人をして慚(はずかしめ)る者有るか!』 人は劉表に謂いて曰く、『司馬の徳操は奇士なり。但だ未だ遇わざるのみ』 表(劉表)は後に之に見えて曰く:『世間の人は妄語を為せり、此れ直だ小書生なるのみ』 其の智にして而も能く愚なるは皆な此の類なり。 荊州は破れ、曹操の得る所となり、操(曹操)は大いに用いんと欲するも、會て其れは病死せり。
396 :
名無氏物語 :2008/12/05(金) 15:40:14 ID:WuSm0DPb
397 :
名無氏物語 :2008/12/05(金) 15:50:21 ID:WuSm0DPb
398 :
名無氏物語 :2008/12/05(金) 19:35:59 ID:fPQBqNAJ
397さん> 大変長い文章にもかかわらず、2日にもわたってやっていただき大変ありがとうございました! 丁寧にやっていただき、本当に感謝しています。おかげで、勉強になりました。 以下の部分も参考にさせていただきました。
399 :
名無氏物語 :2008/12/05(金) 19:59:26 ID:YWeETu0B
400 :
名無氏物語 :2008/12/05(金) 20:18:44 ID:CSIm8y0P
400ゲット・・・
401 :
名無氏物語 :2008/12/06(土) 00:44:56 ID:4ye29l5Z
大変申し訳ございません。 383の続きが、あったので、お助けしてもらえれば助かります。 参考になるかわかりませんが、つたない現代語訳ですが、どうか書き下しの方をよろしくお願いいたします。 莊子曰:「堯治天下,伯成子高立爲諸侯,禹爲天下,伯成辭諸侯而耕於野。禹往見之,伯成辭諸侯而耕於野。禹往見之趨就下風而問焉。 子高曰:『昔堯治天下,不賞而民勸,不罰而民畏。今子供賞罰而民且不仁,コ自此衰,刑自此立。夫子盍行邪?毋落吾事!』 家語曰:「原憲宇子思,宋人,孔子弟子。居魯,環堵之室,茨以生草,蓬戸不完,桑樞而茨以生草,蓬戸不完,桑樞瓮牖,上漏下溼, 坐而弦歌。子貢軒車不容巷,往見之,曰:『先生何病也?』憲曰:『憲聞無財謂之貧,學而不能行謂之病。今憲貧也,非病也。 夫希世而行,比周而友,學以爲人,教以爲己。仁義之慝,與馬之飾,憲不忍爲也。』 許由、巢父。 孟子曰:「伯夷、叔齋目不視惡色,耳不聽惡聲,與郷人居,若在塗炭,蓋聖人之清也。」 古史考曰:「吕不韋爲安秦子楚行千金貨於華陽夫人,請立子楚爲安秦子楚行千金貨於華陽夫人,請立子楚嗣。 及子楚立,封不韋洛陽十萬戸,號文信侯。」以詐獲爵,故日竊也。論語曰:「齋景公有馬千駟,民無コ而論語曰 :「齋景公有馬千駟,民無コ稱焉。」孔安國曰:「千駟匹。」
402 :
名無氏物語 :2008/12/06(土) 14:07:50 ID:KNyLyb/3
>>399 見ず知らずの方の作った画像ファイルを開いてみるつもりはありませんので、
その画像ファイルに書かれた本文を書き込んで下さい。
403 :
名無氏物語 :2008/12/06(土) 14:16:43 ID:KNyLyb/3
>>401 今日明日は忙しいので、ゆっくりと書き下しを書いていきますね。
莊子の曰く、
「堯の天下を治むるや、伯成子高は立ちて諸侯となる。禹の天下を為(おさ)むるや、
伯成は諸侯を辞して野に耕す。禹は往きて之を見、趨(はし)りて下に就きて問う。
子高の曰く、『昔、堯の天下を治むるや、賞せずして民は勧み、罰せずして民は畏る。
今、子は賞罰を供して民は且つ仁ならず、徳は此よりして衰え、刑は此よりして立つ。
夫子は盍(なん)ぞ行かざるか? 吾が事を落すこと毋(なか)れ!』」と。
404 :
名無氏物語 :2008/12/06(土) 14:33:56 ID:KNyLyb/3
405 :
名無氏物語 :2008/12/06(土) 19:02:20 ID:TwGCCaf/
>>402 すみません
欧陽文忠公集
勇力人所有而能知用其勇者少矣。
若怿可谓義勇之士。其学問不深而能者盖天性也。
余固喜传人事,尤爱司馬遷善传。
而其所書皆偉烈奇節士,喜読之欲学其作,而怪今人如遷所書者何少也。
乃疑遷特雄文、善壮其説,而古人未必然也。
及得桑怿事,乃知古之人有然焉遷書不诬也,知今人固有而但不尽知也。
406 :
名無氏物語 :2008/12/06(土) 19:34:41 ID:4ye29l5Z
403さん> ありがとうございます!大変恐縮です。 月曜以降でも、全然かまいませんので、どうぞよろしくお願いします。
407 :
名無氏物語 :2008/12/06(土) 21:29:43 ID:TwGCCaf/
宋清伝
宋清長安西部薬市人也。
斥棄沈廃、親与交視之落然者、清不以怠。
遇其人、必与善薬如故。
一旦復柄用、益々厚報清。
其遠取利皆類此。
吾観今之交乎人者、炎而附、寒而棄。
鮮有能類清之偽者。
世之言徒曰市道交。
嗚呼、清市人也。
今之交、有能望報如清之遠者乎。
幸而幾、則天下之窮因廃辱、得不死亡者衆矣。
市道之交、可少耶。或曰、「清非市道人也。」
柳先生曰「清居市、不為市道交。
然而居朝廷、居官府、居床塾郷党、以士大夫自名者、反争偽之不已。
悲夫、然則清非独異於市人也。」
>>405 の欧陽文忠公集とこの宋清伝です。
どうかお願いいたします。
408 :
あ :2008/12/07(日) 12:05:41 ID:BPiFMdwT
<項王の最期>より 籍独不恥於心や ↑すみません、上手く打てません(;_;) のところで 現代語訳は分かるのですが、、項王は何を恥じているのでしょうか? 変な質問ですみませんm(__)m よければ教えて下さいm(__)m お願いしますm(__)m
409 :
名無氏物語 :2008/12/07(日) 22:32:06 ID:XHs7hG64
>>408 君が田舎に住んでいたとしよう。
都会で会社を興して成功者になってやると夢を持った。
それで、絶対成功するからといって近所の若い仲間を誘って
そいつらを連れて東京へ出た。
最初は会社もうまくいって、えらい金まわりも良かった。
ところがそのうち事業に失敗して、連れていった仲間は死んだり行方不明になったりして、
もう一人もいなくなってしまった。
自分も借金取りに追いかけられて行き場所がなくなったときに、
ある人が、「私が故郷に連れて帰ってあげます。
故郷に帰って、もう一回やりなおしたらいいじゃないですか」
と言った。
でも、
「自分が連れ出した近所の仲間たちは誰一人故郷に帰れないのに、
自分一人だけ帰るなんて、出来るわけないじゃん。
近所のおっちゃん・おばちゃんらの息子を連れ出したのはオレで、
オレはそいつらの将来に責任があった。なのに、そいつらを不幸にしておいて、
おっちゃん・おばちゃんらが責めないとしても、どんな顔して会えばいいんだよ。
そんなん、恥ずかしくて帰られんわ」
と、そんなふうに項羽も思ったわけです。
410 :
408 :2008/12/08(月) 11:58:09 ID:3ZwwATjR
なるほど! 分かりました! 分かりやすい説明ありがとうございます^^
411 :
名無氏物語 :2008/12/08(月) 16:45:57 ID:cxL5JVGT
>>403 の続きです。
家語(『孔子家語』)に曰く、
「原憲、宇(あざな)は子思、宋の人で、孔子の弟子なり。魯に居りて、
環堵(かんと)の室、茨(ふ)くに生草を以てし、蓬戸(ほうこ)完(まった)からず、
桑樞(そうく)瓮牖(おうよう)、上は漏れ下は溼(しめ)り、坐して弦歌(げんか)す。
子貢の軒車は巷に容(い)らず、往きて之に見(まみ)えて曰く、
『先生は何ぞ病(つか)れたるや?』
憲の曰く、
『憲は聞く、財無き之を貧と謂い、学びて行う能わざる之を病(つか)れると謂う。
今、憲は貧なり、病れたるに非ざるなり。夫れ世に希(もと)めて行い、
比周して友たり、学は以て人のためにし、教えは以て己のためにし、
仁義は之を慝(よこしま)にし、與(輿)馬を之れ飾るは、憲は為すに忍びざるなり』」と。
412 :
名無氏物語 :2008/12/08(月) 16:53:05 ID:cxL5JVGT
許由、巣父。 この部分はよくわかりませんが、共に古代の帝王の堯から 天子の位を譲ると言われても拒否した隠者の名前です。
413 :
名無氏物語 :2008/12/08(月) 16:56:35 ID:cxL5JVGT
孟子の曰く、 「伯夷、叔齋は目は悪しき色を視ず、耳は悪しき声を聴かず、郷人と居りて塗炭に在るが若し。蓋し聖人の清なり」と。
414 :
名無氏物語 :2008/12/08(月) 17:11:11 ID:cxL5JVGT
古史考に曰く、 「呂不韋は秦の子楚のために行きて千金を華陽夫人に貨(まいない)し、 子楚を嗣に立てることを請う。乃ち子楚は立ち、不韋(呂不韋)を洛陽の十萬戸に封じ、 文信侯と号す」詐を以て爵を獲る爵,故に竊(ぬす)むと曰うなり。
415 :
名無氏物語 :2008/12/08(月) 17:15:26 ID:cxL5JVGT
論語曰:「斉の景公は馬千駟あり、民は徳として称するなし」 孔安国の曰く、「駟は匹なり」
416 :
名無氏物語 :2008/12/08(月) 17:18:53 ID:cxL5JVGT
417 :
名無氏物語 :2008/12/08(月) 17:21:26 ID:cxL5JVGT
>>405 >>407 すみませんが、私は明日以降に取り組みます。
他の方が訳してくれるかもしれませんが。
418 :
名無氏物語 :2008/12/08(月) 18:47:46 ID:cxL5JVGT
>>405 を少しだけ書いておきます。
勇力は人の有する所なれど能く其の勇を用いるを知る者は少なし。
若(も)し懌(桑懌)の義勇の士と謂うべきものが、
其の学問の深からずして能くする者は蓋し天性なり。
余は固より伝の人事を喜び、尤(もっと)も愛するは司馬遷の善伝なり。
而も其の書する所は皆な偉烈・奇節の士で、喜んで之を読んで其の作を学ばんと欲するも、
而も今の人の遷(司馬遷)の如きに書する所の者の何ぞ少きかを怪しむなり。
乃ち疑うは遷の特(はなは)だ雄なる文、善く壮なる其の説、而も古人は未だ必ずしも然らざるなり。
桑怿を得る事に及びては、乃ち古の人の然(しか)有りて焉(いずく)んぞ遷の書の誣いざるを知らん。
今の人の固より但だ知を尽くさざる有るを知るなり。
連続投稿に引っかかるので、今日はこの辺で。
419 :
名無氏物語 :2008/12/08(月) 20:54:16 ID:Hbr3IFkn
魏王欲攻邯鄲,季梁〔一〕聞之,中道而反,衣焦不申,頭塵不去〔二〕, 往見王曰:「今者〔三〕臣來,見人於大行〔四〕, 方北面而持其駕,告臣曰:『我欲之楚。』臣曰:『君之楚,將奚為北面?』 曰:『吾馬良。』臣曰:『馬雖良,此非楚之路也。』曰:『吾用〔五〕多。』 臣曰:『用雖多,此非楚之路也。』曰:『吾御者善。』『此數者愈善, 而離楚愈遠耳。』今王動欲成霸王,舉欲信於天下。恃王國之大, 兵之精銳,而攻邯鄲,以廣地尊名,王之動愈數,而離王愈遠耳。 猶至楚而北行也。」 訳教えてください!
420 :
名無氏物語 :2008/12/08(月) 20:54:52 ID:rfgebqkn
>>418 ありがとうございます!
明日以降も、どうかよろしくお願いします。
421 :
名無氏物語 :2008/12/08(月) 23:47:29 ID:Y22q3gfl
>>418 横から失礼します。
>>399 の画像ファイルに返り点が打ってあります。
ブラクラやウィルスではないようなので、いちどご覧になってください。
422 :
名無氏物語 :2008/12/09(火) 14:45:15 ID:4X/gU/eF
>>418 の訂正です。
「乃ち古の人の然(しか)と遷の書の誣いざる有るを知る」
>>421 ありがとうございます。
私が開こうとしたときには、既に Not Found になっておりました。
423 :
名無氏物語 :2008/12/09(火) 15:06:46 ID:4X/gU/eF
>>418 の訳です。
勇ましい力強さは人が持つことがありますが、その勇ましさを
うまく使うことを知る者は少ないです。桑懌のような義勇の士と
謂うことのできる者が、深く学問をすることなくしてそれをうまくする者は、
おそらく元々の天性がそうさせるのでしょう。
私は元々より伝記に書かれている人間の事柄についての文章を好んでおり、
その中でも最も愛するのは司馬遷が書いた優れた伝記なのです。
司馬遷の書くところはすべて偉大なる功績・すぐれた性格を備えた人々で、
私は之を喜んで読んでその文章の作り方を学ぼうとしましたが、
そのときに疑わしく思ったのは、どうして現在の人で司馬遷のように
書いているものがとても少ないのかということです。
つまり私の疑うところは司馬遷の非常に雄々しい文章、とても勇ましい
説の部分です。しかし昔の人はまだ必ずしもそうではないのです。
桑懌の伝の部分では、本当に昔の人はそのようであり、
司馬遷の書は事実をごまかしてだまして書かれているわけではないことがわかるのです。
今の人は元々、単に知力を尽していないということがわかるのです。
424 :
名無氏物語 :2008/12/09(火) 15:37:48 ID:4X/gU/eF
>>407 の書き下しです。訳す前に書き下しを書いてみます。
宋清は長安西部の薬の市人なり。
斥けられ棄てられ沈められ廃せられしものが、親しく交わらんとして
之の落然たるを視るも、清は以て怠らず。 其の人に遇うと、
必ず善薬を与うること故の如し。
一旦、復た柄用されれば、益々清に厚く報いる。
其の遠きに利を取ること皆な此の類なり。
吾れ今の人の交わりを観ると、炎にして附し、寒にして棄つ。
能く清の偽る類の有ること鮮(すくな)し。
世の言は徒だ市道に交わりて曰う。嗚呼(ああ)、清市人だと。
今の交は、能く清の遠きの如く報を望む者あらずや。
幸にして幾(こいねが)い、則ち天下の窮因廃辱を、
得て死亡せざる者は衆(おお)し。
市道の交は、少なかるべきや。
或は曰く、「清は市道の人に非ざるなり」
柳先生の曰く、
「清は市に居りて、市道の交を為さず。然り而うして朝廷に居り、官府に居り、
床塾郷党に居りて、以て士大夫を自ら名のる者たちは、反って争偽して已まず。
悲しいかな、然らば則ち清は独り市人に異なるに非ざるなり」
425 :
名無氏物語 :2008/12/09(火) 16:06:33 ID:4X/gU/eF
>>424 の訂正です。
「世の言は徒だ市道の交わりと曰(い)う。嗚呼(ああ)、清市人よ」
>>424 の訳です。
宋清は長安西部の薬の商人です。
斥けられ棄てられ沈められ廃せられた人が、商人と親しく交わろうとする、
そんな落ちぶれた者を見ても、清は応対を怠けることはありませんでした。
其の人に会うときには、必ず昔なじみにするように善い薬を与えていました。
その落ちぶれた者がひとたび、また重く用いられることがあれば、
さらに清に厚く報いることになりました。
遠い将来の利益を見越してきに人と交わるのは、すべてこのような話です。
私は今の人の交わり方を観ると、最初は炎のようにくっついていても、
ひとたびその関係が寒くなると縁が絶えてしまうものです。
清は商売で偽りを用いる話が上ることは少ないです。
世の中の人はこの偽りごとを単に市道の交わりと言っています。
嗚呼(ああ)、清商人よ。
今の人の交わりでは、清のように遠く将来に見返りを求める者はいるでしょうか。
ひたすらに幸運を幾(こいねが)い、世の中の困窮や辱めを受けていて、
(市道の交わりの)おかげで死亡しなかった者は多いのです。
市道の交わりは、少ないほうがよいでしょうか。
あるいはこう言う人もいます。「(市道の交わりをしない)清は市道の人ではない」と。
柳先生はこう言っています。
「清は市場にいても、市道の交わりをすることがない。
しかし朝廷や官府や村里の学舎にいて、士大夫を名乗っている者たちは、
かえって論争や偽りが多いではないか。悲しいことよ。
そうであればつまり清は独りだけ商人ではないとは言えないではないか」
426 :
名無氏物語 :2008/12/09(火) 16:09:15 ID:4X/gU/eF
>>419 〔一〕とか〔二〕とかあるのは何でしょうか。
訓点ではなさそうですが。
427 :
名無氏物語 :2008/12/09(火) 17:24:18 ID:lsP5xBY9
428 :
名無氏物語 :2008/12/09(火) 17:29:01 ID:DGjoSo7A
429 :
426 :2008/12/13(土) 02:16:34 ID:jLSMS2Xr
>>419 〔一〕〜〔五〕の番号の意味はわかりますでしょうか。
もしそちらにもわからないのであれば、わからない旨を伝えて下さい。
その場合は私も考えてみますので。
430 :
名無氏物語 :2008/12/16(火) 20:07:45 ID:L0xZIwCC
431 :
名無氏物語 :2008/12/17(水) 04:38:32 ID:AHBidxhD
しかし、酷い丸投げ君ですね・・・
432 :
426 :2008/12/18(木) 14:59:26 ID:a3xB7dSr
>>430 ありがとうございます。
>>419 はテキストの丸写しではないかと思って質問をしていました。
答えも捜していただいて、ありがとうございます。
では、
>>419 の書き下しから。
魏王は邯鄲を攻めんと欲す。季梁は之を聞きて、中道にして反(かえ)り、
衣は焦(やつ)れて申さず、頭塵去らず、往きて王に見(まみ)えて曰く、
「今者(いま)臣の来るに、人の大行を見、方(まさ)に北面して其の駕を持し、
臣に告げて曰く、『我は楚に之(ゆ)かんと欲す』
臣の曰く、『君は楚に之くに、将(は)た奚為(なんすれぞ)北面するや?』
曰く、『吾が馬の良なればなり』
臣の曰く、『馬は良なりと雖(いえど)も、此は楚の路(みち)に非ざるなり』
曰く、『吾は多きを用いん』
臣の曰く、『用うること多しと雖も、此は楚の路に非ざるなり』
曰く、『吾が御者は善なり』
『此の数者は愈(いよいよ)善にして、而れども楚を離るること愈(いよいよ)遠きのみ』
今、王は動きて覇王に成らんと欲す、挙げて天下を信(の)べんと欲すれば、
王の国の大にして、兵の精銳なるを恃み,而して邯鄲を攻むれば、
以て地を広めて名を尊ばさん。王の動くこと愈(いよいよ)数(しばしば)なれば、
而して王を離るること愈(いよいよ)遠きのみ。猶お楚に至るに北行するがごときなり」
433 :
426 :2008/12/18(木) 16:13:01 ID:a3xB7dSr
続いて、
>>419 の訳です。
魏王は邯鄲を攻めようと考えていました。季梁はこのことを聞いて、
道の途中で引き返して戻り、やつれた衣も取り替えさせようとはせずに、
頭の塵も払うことをしないで、王の元へ会いに行って言いました。
「今、私がこちらへ来ますときに、人が(馬車に乗って)遠方へ行くのを見ました。
ちょうど馬車の馬首を北に向けており、私に告げました。
『我は楚に行くところです』
私は言いました。『君は楚に行くのに、一体どうして馬首を北に向けているのですか?』
相手は言いました。『私の馬は良い馬ですから』
私は言いました。『良い馬だと言っても、これは楚へ続く道ではありませんよ』
相手は言いました。『私は馬を多く用いますから』
私は言いました。『多くの馬を用いると言っても、これは楚へ続く道ではありませんよ』
相手は言いました。『私の御者は良い御者ですから』
『このような言葉をしばしば続けていれば、ますます良い特徴を備えていっても、ますます楚を遠く離れてしまいます』
今、王は兵を動かして覇王になりたいと思っておられます。天下を尽く平らげようと思っておられるのでしたら、
王の国力が大きく、兵が精銳であることを頼りにして、そうして邯鄲を攻めれば、
国土を広げて王の名声を上げることができます。しかし王が兵を動かすことだけが
ますます多いということになりますと、かえって(覇王の地位が)王からますます遠く離れてしまいます。
これではすでに楚に着いていながら、北へ向かって楚を目指すようなでたらめなことになってしまいます」
434 :
名無氏物語 :2008/12/19(金) 01:39:38 ID:tElu33zU
丸投げ君に回答なんかしてると、丸投げ君が増殖するよ・・・
435 :
名無氏物語 :2008/12/21(日) 12:44:46 ID:GRgxvDZ7
>>434 本文を書き込んでいただければ、基本的には訳すことにしています。
確かに、せめて
>>419 さんにはこちらの質問には答えてほしかったですね・・・。
単発スレを立てて散らばっている質問者を、こちらのスレに集結させることができれば、と思っています。
436 :
名無氏物語 :2008/12/21(日) 13:46:36 ID:+LTKFA7q
至急訳お願いします! 而於日月はかへるこゝろに不相叶歟。 答於南州所見は実無還帰之儀、餘州にのぞめむ時何無此義哉。 (而して日月はかえるこころに相叶わずか。 答えて、南州に於いては初見は実無き還帰の義、余州にのぞめむ時何れ此の義無き哉。) 釈文は↑だと思いますが、合っているかは分かりません。どなたかお願いします。
437 :
名無氏物語 :2008/12/21(日) 14:29:01 ID:GRgxvDZ7
>>436 而(すなわ)ち日月においてはかえるこころに相叶わざるか。
答うるに南州(南洲)において見るところは実に還帰の義無く、
餘州にのぞめむ時何ぞ此の義無きか。
つまりは月日の中で帰る気持ちが叶うことがなかったということでしょうか。
答え:
南洲を見るところ、本当に帰る気持ちはなかったのではあるが、
余州に臨もうというときに、どうしてこの気持ちがなかったといえようか。
438 :
名無氏物語 :2008/12/21(日) 14:32:10 ID:GRgxvDZ7
>>436 本来、「至急」というリクエストに 2ch は不適切です。
今回早く答えられたのは、たまたまです。
それはきちんと覚えていて下さいね。
439 :
名無氏物語 :2008/12/21(日) 14:47:54 ID:+LTKFA7q
>>438 すみません。
本当に助かりました、ありがとうございます!
440 :
名無氏物語 :2008/12/21(日) 16:29:49 ID:kQMFAY2w
甘やかすな
441 :
名無氏物語 :2008/12/23(火) 21:52:26 ID:9PTpX4gS
まあ、同じ丸投げクンでも、本文を書き込む奴は、少しだけマシだけどな・・・ でもなぁ・・・
442 :
名無氏物語 :2009/01/02(金) 11:30:08 ID:l28laoLM
質問スレage
443 :
名無氏物語 :2009/01/06(火) 00:03:39 ID:G5PCr9RW
質問系スレッド、下がりすぎage!
444 :
名無氏物語 :2009/01/06(火) 00:04:13 ID:G5PCr9RW
ついでに、444ゲット!
445 :
名無氏物語 :2009/01/06(火) 02:43:14 ID:Y9T6wMaX
大鏡の文中で凡河内みつねが詠んだ和歌が今いち掴めないです 解釈アバウトでいいんで教えてください 白雲のこのかたにしも降りゐるは天つ風こそ吹きて来ぬらし 掲載されてるのは桐原の古文アチーブ2です 長文スマソ
446 :
名無氏物語 :2009/01/06(火) 11:29:24 ID:CMoW31ZV
アクセス規制が解けているかテスト。。。すみません。
447 :
名無氏物語 :2009/01/06(火) 11:43:51 ID:CMoW31ZV
448 :
名無氏物語 :2009/01/06(火) 20:54:35 ID:SIjCqsiP
現代語訳して下さい。 千山鳥飛絶 万処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少
449 :
名無氏物語 :2009/01/07(水) 00:00:41 ID:ZdL/RTUi
>>448 千個の山で、鳥の飛ぶのが絶え、
万個の所から、鳴く鳥の声が聞こえる。
夜じゅう、風雨の声がするが、
花は、どのくらい落ちたんだろーか。
なんか、春暁にそっくりだが、何かのパロディ?
450 :
名無氏物語 :2009/01/07(水) 21:18:50 ID:RkJYlsZw
wwwwwwwww
451 :
名無氏物語 :2009/01/18(日) 21:30:27 ID:e9iziI5+
誰か唐詩の「清明」を現代語訳してくれませんか?
452 :
名無氏物語 :2009/01/18(日) 22:02:06 ID:9kL2Mr40
453 :
名無氏物語 :2009/01/18(日) 23:53:23 ID:BaP3z1f/
「一、何れ之城之傳々にも、輝元御人数入被置候御分別、肝要に候、 此段子細有之候間、御分別あつて、勢州を初、太田駒野に今度城を構候而能候はんと存候、 江濃之境目松尾之城、何れの御番所にも、中國衆入可被置御分別、尤にて候、 如何程慥成遠国衆にて候共、今時分は國郡之心さし有之付て、人之心難計候、御分別之前に候事」 上の文の最後の一行の訳は、次のどちらが正しいでしょうか?どちらも間違っているなら正しい訳をご教授下さい。 A:どれほど遠い国から来た衆でも、今では国郡、その土地の人間みたいな心を持っている、だから人心とは計り難いものだ。 B:どれほど確かな遠国衆であっても、今時分は国元のことを思う気持ちがあるので、人の心を推し量るのは難しいものだ。
454 :
名無氏物語 :2009/01/19(月) 17:19:38 ID:8nDjwVZ4
>>453 「慥成」は「たしかなる」と読みますから、
この二つから選ぶとすると「B」ですね。
455 :
名無氏物語 :2009/01/19(月) 19:27:35 ID:D+Kv6a38
>>454 ありがとうございます。
「國郡之心さし有之付て」の部分の解釈はどうでしょうか?
Aの訳をした人はこう言っているんですが。
>(不慣れな)遠方の衆(で心配だった)だが、今では地元みたいな心持ってる・・・と
>何も問題視していないのが見て取れる
>「国郡之心さし有之付て」を「国元のことを思う気持ち」としてるが、そんな訳し方見た事がないんだが?
>国郡で現在所在している場所・土地を指すんだけど、いつから望郷の言葉になったのか?
>そもそも「国郡之心さし有之付て」をどうやって「国元の事を思う気持ち」になるのか?
>それと望郷を言っているのであれば、前後の「如何程慥成遠国衆」と「人之心難計候」とがあっていない
>遠国の衆ならば、望郷の念を持つのは当然なのだが、それを持って人の心計り難しと言ってるならば、
>石田三成は人心を全く理解していない意味不明な文になってしまう
ちなみに、この文は慶長5年(1600)9月12日(関ヶ原合戦の三日前)、大垣城(美濃国)にいた石田三成が、
大坂城にいた増田長盛(豊臣家臣・五奉行の一人)に宛てた手紙の一節です。
文中の「輝元」は同じく大坂城にいた毛利輝元のことです。
456 :
454 :2009/01/20(火) 14:23:52 ID:51lR7RK0
>>455 「心さし(こころざし)」は「心の向う所、意向」の意味ですから、
たとえば「出家の心さし」とあれば「出家したい気持ち」を表しますので、
「國郡之心さし有之」とあれば、「国郡に対する気持ちがある」
つまり「国元を思う気持ちがある」という風に解釈しました。
私は文章を離れて、歴史上の人物の意向を忖度するということはできませんので、
「A」と主張なさる方の意見を採用なさるのは自由です。
457 :
454 :2009/01/20(火) 14:33:50 ID:51lR7RK0
ちなみに「国郡」は、「地方行政の区画」と解釈しましたので、 「国元」で良いかなと思いました。 ちなみに「A」と解釈なさった方と争うつもりは全くありませんので、 そのつもりでお願いいたします。
458 :
名無氏物語 :2009/01/20(火) 21:05:48 ID:1vYiRJGz
>>196 の部分なんですが、
>>199 さんよりももう少し細かいといいますか、詳しい感じの訳をお願いできませんでしょうか。
よろしく願いします。
459 :
名無氏物語 :2009/01/20(火) 23:20:33 ID:eCtrk3Wk
現代語訳お願いします。 随筆だと思います。出典はわかりません。 かく思ひたるほどに帰りきたれり。思ひもうけたる事なれば、見つくる や遅しとこの事を言う。覚尊のいはく、「常にかくしたたむるにあらず。 また、人の物を取るを惜しむにもあらず。されども、御坊のおはすれば、 かく取りをさめはべるなり。その故は、もしこれらいささかも失せたる事 あらば、凡夫なれば、おのづから御坊を疑ひたてまつる心のあらむ事の、 いみじう罪障ありぬべく覚えて、わが心の疑はしきになむ。何ばかりの物 をかは惜しみ侍らむ」とぞ言ひける。 かくて後、鎌倉の聖さきに隠れぬと聞き手、「必ず往生しぬらむ。物に 封付けしほどの心の匠なれば」とぞ仙命上人は言ひける。
460 :
名無氏物語 :2009/01/21(水) 09:30:14 ID:yL/CJm5Y
461 :
名無氏物語 :2009/01/21(水) 11:15:10 ID:LMv62Qi1
>>459 前後の文のつながりがわからなかったですが、意味はきちんとつかめると思います。
このように思っているときに帰ってきました。予期していたことでしたので、
見つけるのが遅いと思ってこのことを言いました。
覚尊は言いました。
「常にこのように準備していたのではない。また、人の物を取ることを惜しむわけでもない。
しかし、御坊がいらっしゃったので、このように納めておられたのだ。
その理由は、もしこれらが多少なりともなくなってしまうことがあれば、
凡夫であれば、自然に御坊を疑ってしまう心があるので、
それはとてもひどい(成仏の妨げとなる)罪障が起ってしまうと思って、
私はそのように疑ったからこそそうしたのである。
何を物惜しみすることなどあろうか」
この後に、鎌倉の聖(ひじり: 高僧)が亡くなったと聞いて、
「必ず往生するだろう。物に封をするほどに人の心に通じた人なのだから」
と仙命上人は言っておりました。
462 :
名無氏物語 :2009/01/21(水) 11:30:52 ID:LMv62Qi1
>>458 確かに現代語訳の言葉自体は乱暴ですけど、
>>199 の訳は意味をきちんと掴んでいると思います。
463 :
名無氏物語 :2009/01/22(木) 01:15:01 ID:JTv4e295
>>461 訳ありがとうございました。ふと思ったのですが、聖とか
お坊さん関係だから、出典は仏教説話かもしれません。
464 :
名無氏物語 :2009/01/26(月) 18:56:42 ID:n82Mds1F
現代語訳教えてください み山いでて鳩吹く秋の夕暮れはしばしと人を言はぬばかりぞ 今物語の鳩吹く秋です。
465 :
名無氏物語 :2009/01/27(火) 14:59:55 ID:nvdl6ZLX
>>464 「美しい山を出て、猟師が(鹿のいるのを仲間に知らせるために)鳩の鳴き声を真似て
両手を合わせて吹き鳴らす、そんな秋の夕暮れは、しばらくの間である(から待ってほしい)と
あの人(恋人?)に言えないほど(長いもの)なのだ」
『今物語』では、「しばらくの間留まって下さい」という意味で引用したのではと思います。
466 :
名無氏物語 :2009/01/27(火) 23:36:03 ID:v4rvfVHq
>>452 遅くなってすいません
清明ノ時節雨紛紛
路上ノ行人欲ス(レ)断タント(レ)魂ヲ
借門ス酒家何ノ処ニカ有ル
牧童遥ニ指ス杏花ノ村
467 :
名無氏物語 :2009/01/28(水) 12:01:41 ID:pV/jl73j
>>466 一海知義氏の『漢詩一日一首 春』の P237〜P238 に載っています。
図書館で借りて見てみたらどうでしょうか。
468 :
名無氏物語 :2009/01/30(金) 11:04:29 ID:6m7Vn0lW
真葛がはら現代語訳お願いします 尼一人訪ひ来たりけり。武蔵国にてあや子てふ名は聞きつとて、雅の友やと思ひけむ、歌二首よみて持て来たりしを、下人のうちつけに折あはずと答えしを、いかが思ひけむ、なほ立ち去らで、腰掛けながら語るやう、
469 :
名無氏物語 :2009/01/30(金) 11:06:52 ID:6m7Vn0lW
つづき 「この月の二日にこの国に着き侍りしが、たえて歌よむ人に逢ひ侍らざりし。彼は歌よむといふ人ぞ、さらずばこれよ、など教えられて訪ひしに、あるは病に伏しぬ、あるは折りあはずとのみ答えらるるこそ、本意なかりつれ。
470 :
名無氏物語 :2009/01/30(金) 11:09:23 ID:6m7Vn0lW
こなたをもすなはち寄りとひ奉らましと思ひ侍りしが、よろしき便求むとする程に、日を送り送り侍りし。最中の月は松島にと思ひ立ち侍れば、今宵過ごしてはと、進み参りしに、いと本意なしや。かくさは出羽路をと心ざし侍れば、またも訪ひ奉らじを。
471 :
名無氏物語 :2009/01/30(金) 11:11:58 ID:6m7Vn0lW
その4 その渡り給える方は、いかばかり隔ちし所ぞ」など、心残りしさまに語らいて、また一首よみ添へて、これ、いかで奉らせ給へかし。もし御返し給はらば、某の元までおこせ給へとて帰りけるとぞ。
472 :
名無氏物語 :2009/01/30(金) 11:13:15 ID:6m7Vn0lW
その5 十五日明け離るる頃、とみのこととして使ひありしかば、うちおどろかれて聞き見るに、ありつる事どもを聞こえたるなりけり。尼のよみて持て来たりし歌、 秋霧の立ちかくすとも思ひ入りし山
473 :
名無氏物語 :2009/01/30(金) 11:15:26 ID:6m7Vn0lW
その6 まつといふ松が浦島よそにして恋しき君をいざとひてまし のちによみ添へる歌、 村雨の降るもいとはず来つるかひこそなけれ君がまさねば これで終わりです。お願いします!
474 :
名無氏物語 :2009/01/30(金) 15:09:55 ID:i2LkFk33
>>468 ゆっくり訳していきますね。
尼さんが一人訪ねてやって来ました。武蔵国ではあや子という名は聞いていたので、
風流の友ではと思っていたのでしょう、短歌を二首持ってきたのを、
下人の不始末で都合が合わずにお会いできませんと答えると、
どう思ったのでしょうか、相変わらず立ち去らずに、腰掛けながら次のように言いました。
475 :
名無氏物語 :2009/01/30(金) 15:18:11 ID:i2LkFk33
>>469 「今月の二日にこの国に着いたのですが、全く歌を詠む人に逢うことができませんでした。
彼は歌を詠む人だ、この人でなければこの人だ、などと教えられて訪ねてみましたが、
ある人は病気で寝ていると答え、ある人はこちらの都合がつかないと答えるだけでしたので、
こちらの期待はずれになってしまいました。
476 :
宜敷く謝々 :2009/02/04(水) 10:38:34 ID:EPmsYJ6e
(惺窩先生文集より) 時時溌水激人。満座如雨以為歓笑。 抜童刀削撒金匣厨金盤。如視艸芥。 お願いいたします。 金吾秀秋のいたずらを諫めた文章なんですが・・・。
477 :
名無氏物語 :2009/02/04(水) 11:41:41 ID:6YlmrLlf
栽培マンの余裕がたまりません。 もっと苦労させることだって出来るのに・・
478 :
名無氏物語 :2009/02/04(水) 17:54:59 ID:2fWOTtVI
>>470 数日空いてすみません。これからもゆっくりペースですがご容赦下さい。
こちらにもすぐに立ち寄ってお訪ねしようと思っておりましたが、
いい便りを求めようとしているうちに、何日も過ごしてしまいました。
十五夜の月は松島で見ようと決心しましたので、今夜を過ごしたらどうかと思い、
こちらへ勇んでやって参りましたが、とても残念です。
このようであれば、出羽への道へ行こうと思い立ちましたので、
またこちらへ訪問することはないでしょうね。
479 :
名無氏物語 :2009/02/04(水) 18:13:06 ID:2fWOTtVI
>>476 訓読だけ書いておきます。
時時水を溌して人を激す。満座は雨の如く以て歓笑を為す。
童の刀削を抜き、金の匣厨金盤を撤て、草芥を視るが如し。
別の用件が入りましたので、訳はまた明日に。
480 :
宜敷く謝々 :2009/02/04(水) 18:57:25 ID:EPmsYJ6e
>>479 ありがとうございます。明日よろしくお願いします。
もう一件ありますが、謝礼ポイントのつく「教えてgoo」で
質問しましょうか?
481 :
名無氏物語 :2009/02/05(木) 03:26:40 ID:EBTiwJpE
童刀を抜き、撒金の匣厨、金の盤を削り、 視ること艸芥の如し。 っていってるんじゃないっすかねえ・・・
482 :
名無氏物語 :2009/02/05(木) 03:29:38 ID:EBTiwJpE
あらら、すみません打ち間違えた。 艸芥を視るが如し、でした。
483 :
名無氏物語 :2009/02/05(木) 04:03:55 ID:WfpOWA2b
>>481 撒金という言葉もあるけど、僕は「金匣厨金盤を削撒す」と読みたいな。
484 :
宜敷く謝々 :2009/02/05(木) 05:34:49 ID:DG0U1ZKH
476 です。文字少し抜けてました。返り点も次の通りです。 時時溌(レ)水激(レ)人、満座如(レ)雨以為(二)歓笑(一)、 毎(レ)見(二)先生(一)、必敬(レ)之停(二)此戯(一)、 一日金吾抜(二)童刀(一)、削(二)撒金匣厨金盤(一) 如(レ)視(二)艸芥(一)、
485 :
479 :2009/02/05(木) 11:20:56 ID:q9O2OefR
>>483 私は「刀削」を「刀の鞘」と間違えて読んでいたようです。
>>484 の訓点でわかりました。
>>484 の訓点に従って、もう一度訓読し直します。
時時水を溌して人を激せしめ、満座雨の如くに以て歓笑を為す。
先生を見る毎に、必ずこれを敬して此の戯に停まり、
一日に金吾は童刀を抜いて、金匣厨金盤を削撒し、
艸(草)芥を視るが如し。
486 :
479 :2009/02/05(木) 11:29:56 ID:q9O2OefR
訳は以下のようになります。 時々水をこぼして人を怒らせて、同席した人たちは雨のように賑やかに笑っていました。 先生を見るたびに、必ず先生に恭しくして悪戯をここでやめて、 ある日金吾は童刀を抜いて、金の箱や櫃や金の大皿を削って捨て、 まるで塵芥を見るように扱っていました。
487 :
名無氏物語 :2009/02/05(木) 11:42:52 ID:q9O2OefR
>>471 続きの訳です。
その移動する場所は、どれほど離れた所なのでしょう」
などと、まだ未練が残っているようにじっくりと話して、
更に短歌を一首詠み添えて、
「これを、何とか差し上げたいものです。もし御返歌頂けるのでしたら、
私の元へ送って下さい」
と言って帰ったということです。
488 :
宜敷く謝々 :2009/02/05(木) 12:34:19 ID:DG0U1ZKH
>>486 ありがとうございました。金の大皿は金盤(きんばん)
というものかと思ってました。
もう一件ありますので、また記入します。
金品でお礼できないのが残念です。
489 :
宜敷く謝々 :2009/02/05(木) 13:43:09 ID:DG0U1ZKH
金吾秀秋への弔文の一部ですが・・・。 近衛信尹『おなじいたミ』 太閤の北の満ところの御をいなるか、はらからあまたおハする中にも、 やんことなき御いつくしミにて、見給事をはを子のことくにし給ひ、 御身の行末のうしろ見にも、又ハ国のたすけにもなとゝおほしまうけれは、 かくもんをも、手習をも、いとけなきほとにとおほしよりて、 聖護院准后へかよハさしめ給ふにはなちかきのほとより、おひさきいミしく 見え給ふて、八歳の春の比かとよ、はかなき筆のすさひに、 春日野のわかむらさきのことの葉より、きのふけふとハをもハさりし、 といへるまて、いくかもあらぬにかきとりたまひ、鞠なとの庭にたちまし、 いり給ふも、人にハきははなれよそほしくさるハ、……』
490 :
名無氏物語 :2009/02/05(木) 23:23:21 ID:bZo6UUtp
>>486 時時水を溌して人に激して、満座雨ふるが如し、以て歓笑を為す、
先生を見る毎に、必ず之を敬して此の戯を停む、
一日金吾童刀を抜き、金匣厨金盤を削撒し、艸芥を視るが如し、
時時水を撒いて人にかけて、その場に雨がふつてゐるやうなのを見て笑つてゐる。
しかし先生が現れたら、必ず先生を敬つて此の悪戯をやめた。
ある日金吾は…
ではないでせうか。
491 :
名無氏物語 :2009/02/06(金) 00:02:58 ID:G0mqtBG0
漢文のリズムとして、どうもここで削撒って読むのに抵抗を 感じます。これ、撒金の塗り物を削ったっていってるんじゃな いっすか? 削撒って熟語、用例あるんかなあ。 質問者さん、一、二点の二に縦線ありますでしょうか?
492 :
宜敷く謝々 :2009/02/06(金) 07:12:59 ID:Nehri459
>>491 お手数おかけします。
二に縦線はありません。
>>490 この解釈も、それらしくていいように思います。
493 :
宜敷く謝々 :2009/02/06(金) 07:31:27 ID:Nehri459
>削撒って熟語、用例あるんかなあ。 削と撒は連結していないようです。 金盤はカナバンと読んで、金属製の砥石というのが WEBで検索できました。金匣厨金盤という物品? もうそこそこで結構です。ここまで判明すれば。
494 :
名無氏物語 :2009/02/07(土) 08:57:50 ID:WKoTpgaT
>>491 そうですね。漢文のリズムとしては、撒金匣厨と読みたいし、
一方で、金匣厨と金盤というふうに金を揃えて立派な美しいという意味にとりたいし。
よくわかりませんね。
495 :
名無氏物語 :2009/02/07(土) 11:16:48 ID:3CP6tp6a
>>471-472 十五日の夜がすっかり明ける頃、急のこととして使いがありましたので、
とても驚いて聞いてみますと、先ほどのことを申し上げていました。
尼の詠んで持ってきた歌は、
秋霧の立ちかくすとも思ひ入りし山
まつといふ松が浦島よそにして恋しき君をいざとひてまし
(訳)たとえ秋の霧が立ってさえぎり隠すとしても(入っていこう)と
思って入った山に待つという松が浜を遠く離れて、恋しい君をさあと
訪ねてみようかしら。
その後に詠み加えた歌は、
村雨の降るもいとはず来つるかひこそなけれ君がまさねば
(訳)にわか雨の降るのも厭わずに来た甲斐はまったくありませんでした。
あなたがおいでにならなかったので。
496 :
名無氏物語 :2009/02/07(土) 11:19:28 ID:3CP6tp6a
497 :
479 :2009/02/07(土) 11:22:42 ID:3CP6tp6a
498 :
名無氏物語 :2009/02/07(土) 20:10:05 ID:UQ6/6lVO
>金匣厨と金盤 五字句にするなら、金盤・金匣厨の方がしっくりくるよう な気がします。でもあえて三文字を頭に、雷同の“金”字を 並べるのはあまり面白くないです。でしたら、単に、 一日金吾、抜童刀、削殘彫匣金盤、如視艸芥。
499 :
宜敷く謝々 :2009/02/08(日) 08:20:00 ID:N9AQ2zas
>>489 下記部分だけでも現代語訳していただけないでしょうか。
聖護院准后へかよハさしめ給ふにはなちかきのほとより、おひさきいミしく
見え給ふて、八歳の春の比かとよ、はかなき筆のすさひに、
春日野のわかむらさきのことの葉より、きのふけふとハをもハさりし、
といへるまて、いくかもあらぬにかきとりたまひ、鞠なとの庭にたちまし、
いり給ふも、人にハきははなれよそほしくさるハ、……
500 :
名無氏物語 :2009/02/08(日) 14:50:02 ID:ZzQVBsEn
500ゲット・・・
501 :
名無氏物語 :2009/02/08(日) 15:59:54 ID:e4HI8YFw
>>499 この部分だけ訳してみますね。
聖護院准后のもとへ通わせなさるには(時を続けて書くことが出来ないほどに)
余りに幼い時分で、ご自身の老い先のことをとても心配なさって、
八歳の春の頃合いだなあと、幼い気ままな筆の運びように、
春日野の若紫の言葉から、「昨日が今日とは全く違うとは思わなかった」
という所までを、何日も経たない間に書き取りなさって、
蹴鞠をする庭に加わって入るご様子も、他の人とは群を抜いて
際立って立派なご様子であるのは・・・
502 :
名無氏物語 :2009/02/08(日) 16:34:21 ID:ZzQVBsEn
627 名前:宜敷く謝々 投稿日:2009/02/06(金) 07:48:03 ID:Nehri459 質問させてください。桃山時代の和歌に 「肖柏老人自影の讃に盃を携侍りしこゝろをよめる」 と添え書きしたのがあります。 この「自影」とは何のことでしょうか? お願いします。あす、あさっては都合であまり頻繁に PCチェックできませんが悪しからず・・・。 ↑ の割には、よく書き込んでいますね・・・
503 :
名無氏物語 :2009/02/08(日) 17:14:06 ID:e4HI8YFw
>>501 訂正です。
誤 時を続けて書くことが出来ないほどに
正 字を続けて書くことが出来ないほどに
504 :
宜敷く謝々 :2009/02/09(月) 06:17:37 ID:mEy6J+4S
>>501 ありがとうございます。
「春日野の若紫の言葉から、「昨日が今日とは全く違うとは思わなかった」
という所までを、」
の部分は、もう少し具体的にご説明いただけないでしょうか。
教材のようなものでしょうか?
>>502 の割りによく書き込んでますか。単なる趣味の範囲で
自分ではそう思いませんが、申しわけありません。
コピペしていただいたついでに
「自影」についてご意見いただきたかったです。
505 :
名無氏物語 :2009/02/09(月) 11:02:16 ID:M6vPqaGp
>>504 あくまでも類推ですが、
「春日野の若紫」は、
春日野の若紫のすり衣しのぶのみだれ限り知られず
(訳)春日野の若い紫草で摺って染めた狩衣の模様が乱れているように、
あなたを想い慕って乱れる気持ちも、限りがありません。
という短歌を筆で書いて、
「きのふけふとハをもハさりし、 」は
昨日今日で変化する、子供の成長の早いのに驚いた、
ということではないでしょうか。
506 :
名無氏物語 :2009/02/09(月) 11:27:04 ID:QqW61zKM
終にゆく 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思わざりしを これじゃないかな。在原業平の辞世の歌らしいよ。 春日野の若紫の歌から、昨日今日とは思わざりしをという歌まで書き取りしたということで。 それと自影は自画像のことかな。よくわからんけど。
507 :
名無氏物語 :2009/02/09(月) 11:33:19 ID:M6vPqaGp
>>506 どちらも在原業平の短歌なので、おそらくおっしゃる通りだと思います。
508 :
名無氏物語 :2009/02/09(月) 11:38:42 ID:M6vPqaGp
終にゆく道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思わざりしを (訳)誰しも死に行く道には行くものだと聞いてはいたけれど、 まさか昨日か今日という所まで迫っていたとは思わなかった。 自身の老い先と、子供の成長をかけているのかな、とも思いました。
509 :
名無氏物語 :2009/02/09(月) 11:46:17 ID:QqW61zKM
古文は全く門外漢なのでよく解らないのですが、 「おひさきいミしく」は「生ひ先いみじく」で「将来有望で」のような意味じゃないでしょうか。
510 :
名無氏物語 :2009/02/09(月) 12:04:45 ID:M6vPqaGp
>>509 『源氏物語』の「若紫」の巻で、
「いみじう生ひ先見えて(将来著しく美しく成長なさる様に見えて)」
となりますから、「将来有望」の方が良いなと改めて気づきました。
今回は反省が多いです・・・私の脳みそが寝ていたのでしょうか。。。
511 :
宜敷く謝々 :2009/02/09(月) 15:19:57 ID:mEy6J+4S
本当にありがとうございます。 意味が何種類かにとれそうですが、参考にさせてもらい 自分なりの「まとめ」をしてみたいと思います。 **へかよハさしめ給ふに…はなちかき…のほとより、 上の五文字部分は「はなち書き」ではないですか?
512 :
名無氏物語 :2009/02/09(月) 18:18:22 ID:sYNFUsjw
御伽草子集らしいのですが、作品名と訳が分かりません・・・ 教えて頂ければ幸いです・・・ さるほどに、丹波国に、年を経し猿あり、名をばましおの権頭と申しける。 その子にこけ丸殿とて、世に越えて、知恵才覚、芸能すぐれける方あり。 このこけ丸殿、あふぎおつ取り、一さし舞うて入り給ふを、いかなる者も、 見るより心空になし、おもしろからずといふことなし。 さる間、こけ丸殿、やうやう二十ばかりにならせ給ふ。 父母、いかなる方よりも、御嫁御をと申させ給へども、耳にも、聞きいれ給はず、 われ思ふ子細あり、なみなみならん者を、いかでか妻に迎へん、いかなる公卿殿上人の娘ならでは、 久しからぬうき世に、何かせんとおぼしめしける。 世の中の人たち、身のほど知らぬ望みと思ひ給はんやからもあるべし、こともおろかや、 われらが先祖猿丸太夫は、みな知れる歌人なり。 奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は○○○ と詠み給ひし歌は、これを小倉の色紙の和歌に、定家も入れられしなり、そのほか、 世々の歌人の説にも、われらを、ましらの声などとて詠みおく和歌を、人知らずや、 おそらくは、系図におきては、誰人にか劣るべき、なまじひなるやからに身をそめ、 何かせんとおぼしめし、常は岩の間にて花を見、秋は木々の梢にては月を眺め、 万の木の実を愛し、いとやさしき色好みにておはしける。
513 :
名無氏物語 :2009/02/11(水) 11:44:41 ID:ph7SWyRl
>>511 「はなち書き」だと思います。
字を離して書く(字を続けて書くことが出来ない)ほど幼い、という表現と見ました。
514 :
宜敷く謝々 :2009/02/11(水) 19:26:59 ID:R8QNe+s9
>>513 はなち-がき 【放ち書き】 語と語、または文節と文節との間をあけて
書く書き方。わかちがき。
幼稚な書き方という意味のほかに、この書き方を習う時期があるのでは?
(小学校低学年の教科書や作文を見ると「はなち書き」になってます)
515 :
名無氏物語 :2009/02/11(水) 19:35:03 ID:M26uvsix
李商隠の「和馬郎中移白菊見示」という七言律詩の三、四句目に 浮杯小摘開雲母 帶露全移綴水精 とあるのですが、とくに「開雲母」「綴水精」という表現がよく分かりません。 よろしければご教示いただけないでしょうか。お願いいたします。
516 :
名無氏物語 :2009/02/11(水) 19:42:00 ID:aWw55Mgi
はなちがき【放書】名文字を一字一字離して書くこと。また、そのようにして書いた文書。 連綿体に対する書法であるが、幼く拙劣な文字の書きぶりをもいう。 「そのつぎに男手はなちかきに書きて、女文字をさまにかへて書きけり」〔宇津保・国譲上〕 「かの御はなちかきなん、なほ見たまへまほしきとて」〔源氏・若紫〕 「はなちがきは幼き頃の手一字づゝはなしたる体をいふ也」〔嬉遊笑覧・三〕
517 :
513 :2009/02/12(木) 01:56:43 ID:IFyfEmzf
>>514 > 幼稚な書き方という意味のほかに、この書き方を習う時期があるのでは?
私は正直それについてはわかりません。
あなたがご自身で古語辞典を引いた上で判断して下さい。
518 :
名無氏物語 :2009/02/12(木) 02:19:21 ID:IFyfEmzf
>>515 「水精」は「水晶」と同じです。
「雲母」は「雲母で装飾された屏風」だと思います。
後はお考え下さい。
519 :
515 :2009/02/12(木) 18:45:41 ID:EqnifPU2
>>518 ありがとうございます。
申し訳ないのですが、訓読の方もご教示いただけないでしょうか。
また詩題の「和」と「見示」とはどのような意味なのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
520 :
名無氏物語 :2009/02/12(木) 23:34:12 ID:tIALQi9B
>>518 雲母が屏風ってわざわざ書くなら、
水精が水晶、でなく、水晶がいったい
なにかをまで書かないと・・わかって書いてます?(笑)
521 :
名無氏物語 :2009/02/13(金) 10:24:54 ID:bE6jhaGF
>>520 「碧城三首」の詩に「水精盤」とあることから、「水晶で作られた大皿」のことで、
そこに露が流れて筋ができる、そんな風に思いました。
> ・・わかって書いてます?(笑)
私の言うことはあくまでも参考にしかなりませんね。大変失礼いたしました。
522 :
名無氏物語 :2009/02/13(金) 18:56:51 ID:vcx4FKPa
>>515 難しい詩ですね。
「雲母」は同じ李商隠の「常蛾」に「雲母屏風燭影深(雲母の屏風 燭影深し)」
とあります。
「水精」は李白の「玉階怨」に「却下水精簾」とありますね。
また「雲母」と「水精」は対に使用する例も多いようです。
日本人の詩ですが、『和漢朗詠集』に「錦帳暁開雲母殿、白珠秋写水精盤」
とありますし。
なお、李商隠の詩の全文は以下の通りです。
陶詩只採黄金實。郢曲新傳白雪英。素色不同籬下發。繁花疑自月中生。
浮杯小摘開雲母。帶露全移綴水精。偏稱含香五字客。從兹得地始芳榮。
523 :
名無氏物語 :2009/02/14(土) 00:10:37 ID:A6oj9h8x
>>519 浮杯小摘開雲母 浮杯小しく摘みて雲母を開き
帶露全移綴水精 帯露(又は露を帯びて)全く移りて水精を綴る
「和馬郎中移白菊見示」 馬郎中の白菊を移すを見て、和して示す
「和」は「和韻」ですね。
524 :
名無氏物語 :2009/02/14(土) 00:23:10 ID:ObeX+HY6
見示、見似は題には常用ですよ・・・
525 :
名無氏物語 :2009/02/14(土) 00:35:41 ID:ObeX+HY6
526 :
名無氏物語 :2009/02/14(土) 00:53:56 ID:A6oj9h8x
>>524-525 そうですか。大変申し訳ありません。
私はしばらく引っ込んで反省しておきます。
527 :
名無氏物語 :2009/02/14(土) 01:54:04 ID:ObeX+HY6
いえ、引っ込むことも反省することもないですよ。 どんどんかきこんでいただかないと。世の中にはわからない ことが多すぎます。
528 :
名無氏物語 :2009/02/14(土) 02:02:07 ID:y9k3iKxh
「見似」や「見示」の「見」は受け身ですよね。 例えば、 「呂山宗師見似一詩次瑶韻以酬」は、 「呂山宗師、一詩を似さるるに、瑶韻に次して以て酬ゆ」と読むのでしょう。 ただこの李商隠の詩題「和馬郎中移白菊見示」は、 「馬郎中の「移白菊」の詩を見せられ(贈られ)、それに和韻した」ということでしょうか。 「馬郎中の白菊を移すを示さるるに和す」と読んでいいのでしょうか。 よく分からないですね。普通「和○○詩」と単純なものが多いのですが。 「和馬郎中移白菊示」(馬郎中の白菊を移すに和して示す)だとわかりやすいのですが。
529 :
名無氏物語 :2009/02/16(月) 00:05:33 ID:8DaVK+fe
和泉式部日記の A松山に波高しとは見てしかどけふのながめはただならぬかな B君をこそ末の松とは聞きわたれひとしなみにはたれか越ゆべき Cつらしともまた恋しともさまざまに思ふことこそひまなかりけれ Dあふことはとまれかうまれ嘆かじをうらみ絶えせぬ仲となりせば の解釈を教えて下さい
530 :
名無氏物語 :2009/02/16(月) 11:31:00 ID:FSL2Nm69
>>527 ありがとうございます。これからもくじけずに学んでいきます。
531 :
名無氏物語 :2009/02/16(月) 11:31:58 ID:FSL2Nm69
>>529 A 松山に波高しとは見てしかどけふのながめはただならぬかな
松山の海の波が高い様子は見てみたいけれども、
今日の眺めは並々ならぬものがある。
532 :
名無氏物語 :2009/02/16(月) 11:40:52 ID:FSL2Nm69
B 君をこそ末の松とは聞きわたれひとしなみにはたれか越ゆべき 私がただあなたを来世で待っていると思って、(松風を)ずっと聞き続けて下さい。 同じようには(三途の川を?)誰かが越えていくでしょうから。
533 :
名無氏物語 :2009/02/16(月) 11:48:12 ID:FSL2Nm69
C つらしともまた恋しともさまざまに思ふことこそひまなかりけれ つれないとも、あるいは恋しいとも、貴方をいろいろと想像することが絶え間ないことですね。
534 :
名無氏物語 :2009/02/16(月) 11:52:43 ID:FSL2Nm69
D あふことはとまれかうまれ嘆かじをうらみ絶えせぬ仲となりせば 我慢することは、とにもかくにも嘆くつもりはありません。 もしうらみの絶えない間柄になったとすれば。
535 :
名無氏物語 :2009/02/16(月) 18:07:55 ID:PvC6B82f
>>528 「和馬郎中移白菊見示」は「馬郎中の白菊を移して示さるるに和す」
じゃないでしょうか。
536 :
名無氏物語 :2009/02/21(土) 20:39:49 ID:JJOXNFRO
張漢相 鬱陵島事蹟 登島山峰審望彼國之域則杳茫無眼杓之島其遠近未知幾許而地形似在於彼我間鼎釜。 取竹之路彼人所為緑由馳報狀 を教えてください。宜しくお願いいたします。
537 :
名無氏物語 :2009/02/22(日) 03:04:09 ID:2iHDIeEz
>>536 島の山峰に登りて審らかに彼國之域を望むに、則ち杳茫として眼杓之島無し。
其の遠近 未だ幾許なるかを知らず。而して地形は彼我の間に在りて鼎釜に似たり。
取竹之路は彼の人の為る所。馳せて状を報ずる縁由なり。
地形似在於彼我間鼎釜。取竹之路彼人所為緑由馳報狀
この後半部分、ちょっと自信なし。
538 :
名無氏物語 :2009/02/22(日) 12:33:37 ID:EkmsvEY9
>>537 有難うございます!!!
則ち杳茫として眼杓之島無し
杳茫(遥かに遠い)
眼杓之島無し
眼杓之島とはどういった意味なのでしょうか?
宜しくお願いいたします。
539 :
名無氏物語 :2009/02/22(日) 22:01:04 ID:FreySXcd
眼杓という言葉は大漢和辞典にも載っていないのですが、 杓に「しるし」という意味があるので、 「杳茫としていて目印になるような島は無い」 という意味だと思います。
540 :
名無氏物語 :2009/02/23(月) 05:45:19 ID:V259FX0b
時間がたっているので、もう不用かもしれませんが>512 そのころに、丹羽の国に、年をとった猿がいて、名を「ましおの権頭」と申し上げた。 その子で「こけ丸殿」といって、実に並外れて、知恵・才覚・芸能の優れた方がいる。 このこけ丸殿は、扇を押し取り、一さし舞ってお入りになるのを、どんな者でも、 見るとうっとりして、興がないということはない〈=非常に興趣がある>。 そうするうちに、こけ丸殿は、ようやく二十歳ほどになりなさる。 (こけ丸殿の)父母は、「どのような方からでも、お嫁さんを(迎えなさい)」と申し上げなさるけれども、 (こけ丸殿は)耳にも聞き入れなさらず、 「私には思うことがある。平凡な者を、どうして妻に迎えようか(いや迎えるつもりはない)、 どのような公卿・殿上人の娘でなくては、長くもないこの世で、どうしようとお思いになるのか <=短い人生なのに、公卿や殿上人の娘のような素晴らしい女でなくては妻に迎えても仕方がないでしょう?>。 世間の人たち(の中に)は、身の程をわきまえない望みと思いなさるような連中もいるだろうが、 言うまでもないが、我らの先祖である猿丸太夫は、誰もが知っている歌人である。 『黄葉を踏み分けて奥山に入り、(妻を求めて)鳴く鹿の声を聞くときこそ秋は悲しい』(古今集4秋上・よみ人しらず) とお詠みになった歌は、これを小倉の色紙の和歌<=小倉百人一首>に藤原定家もお入れになったのだ。 そのほか、代々の歌人の説にも、我らを『ましら(猿)の声』などといって(風流なものとして)詠み置く和歌を、人は知らないのか。 おそらくは、系図においては誰に劣るだろうか(いや、だれにも劣らない)、(それなのに)中途半端な連中に交わって、 どうしようか(いやどうしようもない)」と(こけ丸殿は)お思いになり、普段は岩の間で花を見、秋は木々のこずえで月を眺め、 すべての木の実を愛し、たいそう優美な風流人でいらっしゃった。 なるべく逐語訳し、改行位置もできるだけ512原文に揃えるよう心がけました。 すみませんが作品名は調べていません。
541 :
宜敷く謝々 :2009/02/23(月) 07:28:40 ID:5KIdytmD
訳文お願いします。 慶長の役、釜山より京都の神職へ(小早川秀秋) 内々御床敷存候処、御慈札本望至極候、此表之儀、我等参候て 番船なと打果満足仕事候、 ・ 北政所様御機嫌之由、大慶此事候、 之城之落居仕候へ共、相残廿計御座候旨、舟手之衆・各申談、 請取責申事候、是又無異儀相済可申候条、可御心安候、 我等人数も釜山浦より十日路程雖相働候、無別儀打入申候、 此地相残衆在、赤国相済次第各申談、来十日時分より普請可仕候、 此許隙明次第、太閤様へ言上仕、其上帰朝可仕候、
542 :
名無氏物語 :2009/02/23(月) 16:29:00 ID:b6YuctK/
内々御ゆかしく存じ候処、御慈札本望至極に候、此表の儀、我等参り候て 番船など打ち果し満足つこうまつり候、 北政所様は御機嫌の由、大慶此の事に候、 この城の落居し候へども、相残り二十計御座候旨、舟手の衆・各申す談、 うけとり責め申す事に候、是れ又た異儀なく相済むべく申し候条、御心安んずべき候、 我等人数も釜山浦より十日路程相い働き候と雖も、別の儀なく打ち入り申し候、 此の地相残す衆在り、赤国相の済み次第各々申す談に、十日時分より来たりて普請つかまつるべく候、 此の許隙明らかなり次第、太閤様へ言上仕うまつり、其の上、帰朝仕うまつるべく候、
543 :
名無氏物語 :2009/02/23(月) 16:32:35 ID:L5ZBfGy1
丸投げ小僧wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
544 :
名無氏物語 :2009/02/24(火) 00:42:58 ID:S0ovHaq6
俺はこう読み下してみた。 内々御ゆかしく存じ候処、御慈札本望至極に候、この表の儀、我等参り候て 番船など打ち果し満足仕る事に候、 北政所様御機嫌の由、大慶この事に候、 この城これ落居仕り候へ共、相残り廿計御座候旨、舟手の衆・各申し談じ、 請け取り責め申す事に候、これまた異儀無く相済むべく申し候条、御心安かるべく候、 我等人数も釜山浦より十日路程相働き候と雖も、別儀無く打ち入れ申し候、 此の地相残る衆在り、赤国相済み次第各申し談じ、来る十日時分より普請仕るべく候、 ここもと隙明き次第、太閤様へ言上仕り、其の上帰朝仕るべく候、
545 :
名無氏物語 :2009/02/24(火) 05:09:40 ID:FXxlnh6t
>>542 >>544 ありがとうございます。下記の言葉のそれぞれの意味はいかがでしょうか?
内々御ゆかしく 御慈札 落居(落城?) 舟手の衆
赤国相済み次第
>>543 これまだ三分の一、中略し、前後に同分量ありwwwwwwwwwwwwwwwww
546 :
名無氏物語 :2009/02/24(火) 10:21:23 ID:UJMcG6aS
落居・・・物事や裁判が決着すること
547 :
名無氏物語 :2009/02/24(火) 12:13:38 ID:S0ovHaq6
こうじゃないかな。 内々御ゆかしく存じ候処 →内々(日本国内のことを)知りたいと思っていたところ 御慈札 →心のこもった手紙 落居 →落城 舟手の衆 →水軍衆 赤国相済み次第 →赤国(全羅道)を平定次第
548 :
名無氏物語 :2009/02/24(火) 13:09:49 ID:FXxlnh6t
>>546 >>547 ありがとうございます。
ところで、アンダーラインのあるお名前をクリックして切り替わる
sageというアドレスへのメールはどこに届くのでしょうか?
549 :
名無氏物語 :2009/02/24(火) 16:36:27 ID:UJMcG6aS
>>548 何でも臆せずに質問されるのは良いことですが、
2ch の基本的なことについては一度お調べになって下さいね。
550 :
名無氏物語 :2009/02/24(火) 19:11:00 ID:FXxlnh6t
>>549 いろいろ調べてある程度のことはわかっているつもりでしたが、
モリタポに登録しないとわからないことかなと思い、質問しました。
(何でも臆せずに質問する)われながら、ほんとにつまらないことを
質問したもんです。
551 :
名無氏物語 :2009/02/24(火) 21:12:04 ID:Ai0iqCj9
現代語訳というか古語辞典を無くしたので教えてほしい古語があります 更級日記源氏の五十余巻の 心もとなく、日暮らしの意味を教えてください
552 :
名無氏物語 :2009/02/25(水) 08:09:01 ID:D2+asnon
?
553 :
名無氏物語 :2009/02/26(木) 01:03:42 ID:7kNtVsU+
訳お願いします。 山に筑紫上人とて貴き人ありけり。僧賀上人が住む鎌倉へ 行きたりけるに、とみの事ありて、客人をおきながらきと外へ 行くとて、急ぎ出づる人のさらに内へ帰り入りて、やや久しく 物をしたためければ、あやしうて、出でて後跡を見給ふに、 よろづの物にことごとく封を付けたり。この聖思ふやう、 「いと心わるきしわざかな。よも、歩きの度にかくしもした ためじ。我を疑ふ心にこそ。早帰れかし、この事恥ぢしめむ」と言う。
554 :
名無氏物語 :2009/02/26(木) 11:59:21 ID:cFtgB/KX
慶長元年ころの和歌です。 なれてうし人の心をつきにはなに おもひいくへの山のおもかけ 特に「なれてうし」をどう解釈すればいいのか ご教示ください。
555 :
名無氏物語 :2009/02/26(木) 12:06:53 ID:cFtgB/KX
>>554 追記
遠国(もろこし)へ赴くときの別れの歌となっています。
556 :
名無氏物語 :2009/02/26(木) 21:17:48 ID:jSvWacDj
馴れて憂し=親しみがあって(別れるのが)つらい かな? 和歌はわからん。
557 :
名無氏物語 :2009/02/26(木) 23:37:14 ID:6rfo6O4L
つまらん洒落やのう・・・
558 :
名無氏物語 :2009/02/27(金) 12:38:47 ID:QtokKCT6
【速報breadline】ハンバーガに鯨肉混入!?マクドナルドが謝罪【海外ニュース】 オーストラリアのオーストラリアマクドナルド(OG MAC)社長は2月1日から3日にかけて、販売されたハンバーガーなどの商品7品において、鯨肉が混入したおそれがあると発表、謝罪した。OG MACは混入は牛肉卸売業者の段階で混入したと説明している。 OG MACは食品衛生上問題なく、商品の回収や補償は行わないとしている。 購入者は「信じられない。ハンバーガーはもう食べない。」や「OG MACに損害賠償を求める」などの声がある一方、 「いつもよりおいしかった、また食べたい」、「日本に行ったら鯨肉を食べようと思った」、「捕鯨に今までは反対だったが、これと食べて、考えを改めた」など肯定的な意見もあった。
559 :
名無氏物語 :2009/02/27(金) 14:58:23 ID:QNu7sMFz
>>553 山に筑紫上人という名の高貴な人がおりました。
僧賀上人が住む鎌倉へ行ったときに、急なことがありまして、
客人をその場に置いたままでさっと外へ行こうとして、
急いで出て来た人がますます家へ帰っていって、
少し長い間、荷物を整理しておりましたので、不審に思い、
自分も出て行ってその跡を見てみますと、いろんな物全部に封をしていました。
この聖(ひじり)の思うには、
「とても気分の悪い行為であることよ。まさか、歩くたびにこれほども整理するとは思わなかった。
私を(こそ泥だと)疑う気持ちがあるからこそ(このようなことをしたのだろう)。
早く帰ってしまいなさい。私はこのことが恥ずかしい」
と言いました。
560 :
名無氏物語 :2009/02/27(金) 15:03:35 ID:QNu7sMFz
561 :
名無氏物語 :2009/02/28(土) 13:24:26 ID:slhemoww
『風流志道軒伝』の一文、訳をお願いします。 「国なまりをいひちらし、他国より来し者に、おほへいをいへば」
562 :
名無氏物語 :2009/03/01(日) 03:23:18 ID:fVJG4BU5
>>559 これで日本語の文章として意味が通るでしょうか・・・。
もう少し熟れた翻訳文をお願いします。
563 :
名無氏物語 :2009/03/01(日) 07:45:36 ID:6om/IOXI
キモッ
564 :
名無氏物語 :2009/03/01(日) 07:46:41 ID:6om/IOXI
丸投げしといて図々しい奴だw
565 :
名無氏物語 :2009/03/01(日) 11:53:40 ID:cj64oGME
これでどうだw 山に筑紫上人という貴い人がいました。 僧賀上人が住む鎌倉へ行ったとき、 急ぎの用事があって、客人をおいたまま「ちょっと外へ行く」と言って急いで出て行った人が 改めて家へ帰ってきて、しばらく物を整理していったので、 怪しく思って、その跡を見に行ってみると、すべての物にことごとく封が付けてあった。 この聖は、 「なんと気分の悪い行為だ。まさか、出歩く度にこのようにはするまい。 私を疑う心があるからこそ(このようなことをするのだろう)。 早く帰ってこい。この事を恥ずかしめてやろう。」と言った。 このように思っていたところへ(出かけた人が)帰ってきた。 思い待っていた事なので、見つけるやいなや、この事を言った。 覚尊は、「いつもこのようにするのではありません。 また、人に物を取られるのを惜しむわけでもありません。 けれども、御坊がいらっしゃったので、このように取り片付けたのです。 なぜなら、もしこれらのものが少しでも無くなるような事があれば、 凡人なので、自然と御坊を疑ってしまう気持ちが生じてしまい、 成仏のひどい妨げになるだろうと思い、 自分の心が信用できないので(このようにしたのです)。 これしきの物を惜しんだりはしません。」と言った。 その後、鎌倉の聖が先に亡くなったと聞いて、 「必ず往生するであろう。物に封をつけるほどの心の匠なのだから。」 と仙命上人は言いました。
566 :
名無氏物語 :2009/03/01(日) 18:18:31 ID:YG1y18DJ
>>562 これは日本人の礼儀として正しいでしょうか・・・。
もう少し人間としての修業をお願いします。
567 :
名無氏物語 :2009/03/01(日) 18:37:53 ID:YG1y18DJ
吾々は無償でやっているのですよ。。。 「ありがとうございます」とおっしゃった上で、 新たなご要望について述べられるのが正しい道だと思いますが。。。
568 :
名無氏物語 :2009/03/01(日) 18:48:53 ID:YG1y18DJ
569 :
名無氏物語 :2009/03/01(日) 21:04:51 ID:6om/IOXI
キモッ
570 :
名無氏物語 :2009/03/01(日) 21:28:45 ID:rOdCHFrg
>>562 酷いねぇ・・・
人間として最低の部類だね・・・
571 :
名無氏物語 :2009/03/02(月) 00:32:57 ID:pdWZVngp
丸投げ小僧に安易に回答するから・・・
572 :
名無氏物語 :2009/03/02(月) 01:32:43 ID:obrjTn7a
/) ///) /,.=゙''"/ / i f ,.r='"-‐'つ____ こまけぇこたぁいいんだよ!! / / _,.-‐'~/⌒ ⌒\ / ,i ,二ニ⊃( ●). (●)\ / ノ il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \ ,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| | / iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ / __________________________________________________
573 :
名無氏物語 :2009/03/02(月) 03:39:34 ID:TWL5daMk
気持ち悪いんだよ目が。コピペは死ねよ。
574 :
名無氏物語 :2009/03/02(月) 08:09:31 ID:x4ixiJvg
キモッ
575 :
名無氏物語 :2009/03/02(月) 13:46:14 ID:80GLjbSH
>>562 日本語として意味が通りませんか。すみません。
僕の翻訳能力はこの程度ですので、これ以上のことは
もっと能力の高い方々にお願いして下さい。
576 :
名無氏物語 :2009/03/02(月) 14:48:18 ID:nanmIOB9
丸投げ小僧キモッ
577 :
名無氏物語 :2009/03/02(月) 16:22:48 ID:lX25bBLK
VIPから
578 :
名無氏物語 :2009/03/02(月) 21:53:19 ID:nanmIOB9
VIPキモッ
579 :
名無氏物語 :2009/03/02(月) 22:18:58 ID:pdWZVngp
荒れてるなぁ・・・
580 :
名無氏物語 :2009/03/03(火) 00:08:36 ID:N2BkW/wi
キモッ
581 :
名無氏物語 :2009/03/03(火) 07:43:38 ID:OrTjRIae
お礼も謝罪もないのかよ・・・
582 :
名無氏物語 :2009/03/03(火) 07:44:48 ID:OrTjRIae
定家神格・・・「格」
583 :
名無氏物語 :2009/03/03(火) 07:45:11 ID:OrTjRIae
間違えた・・・
584 :
名無氏物語 :2009/03/03(火) 07:46:46 ID:N2BkW/wi
キモッ
585 :
名無氏物語 :2009/03/04(水) 15:08:23 ID:C1fdPRUB
丸投げ小僧に回答すると不快になるだろw
586 :
名無氏物語 :2009/03/07(土) 17:55:34 ID:r1kxOyGT
「いと心わるきしわざかな。」
587 :
名無氏物語 :2009/03/07(土) 18:46:11 ID:NckhgCBT
それでも、丸投げ小僧に回答する馬鹿が後をたたないんだよなw
588 :
名無氏物語 :2009/03/09(月) 14:33:55 ID:wd4UsRiN
w
589 :
名無氏物語 :2009/03/09(月) 14:47:24 ID:TO3XaYsG
誤爆?
590 :
名無氏物語 :2009/03/09(月) 14:47:42 ID:K8uzG17j
838 名前:名無氏物語 投稿日:2009/03/09(月) 14:36:14 ID:wd4UsRiN 「きこえ」作者→女御 「させたまひ」作者→桐壷帝 では? 839 名前:名無氏物語 投稿日:2009/03/09(月) 14:38:09 ID:wd4UsRiN 解決したのですね。失礼しました。
591 :
名無氏物語 :2009/03/09(月) 19:29:33 ID:s4KFF5aQ
極意www
592 :
名無氏物語 :2009/03/12(木) 16:03:56 ID:fXdLFboy
593 :
名無氏物語 :2009/03/12(木) 20:16:17 ID:c8fFBxbi
594 :
名無氏物語 :2009/03/12(木) 20:35:55 ID:58KgCc/A
ウイルス?
595 :
名無氏物語 :2009/03/16(月) 08:07:32 ID:cej1ng9g
あ
596 :
名無氏物語 :2009/03/17(火) 00:14:32 ID:W9R2DUhW
ゴクローw
597 :
名無氏物語 :2009/03/17(火) 01:25:57 ID:LlcpXqP7
598 :
名無氏物語 :2009/03/23(月) 21:46:47 ID:9Culzo0q
あげ
599 :
名無氏物語 :2009/03/26(木) 00:49:56 ID:Bn2kBkBc
ふ〜んw
600 :
名無氏物語 :2009/03/26(木) 01:32:01 ID:IOM0mej+
600ゲット・・・
601 :
名無氏物語 :2009/04/10(金) 13:00:22 ID:IADyOOT8
あげ
602 :
名無氏物語 :2009/04/13(月) 14:19:58 ID:i4ibMmyA
あの「いむく」の意味と漢字を教えてください。
603 :
名無氏物語 :2009/04/13(月) 14:45:53 ID:GzyHJwEG
「ひらがな」三文字書き込まれてもなぁw
604 :
名無氏物語 :2009/04/13(月) 20:27:10 ID:PBMcMDq8
>>603 どーもです。では、いむくじゃなく
例えば「ひびき」のような言葉でいむき、ってありませんかね?
605 :
名無氏物語 :2009/04/13(月) 22:06:45 ID:9puDNeD1
(_\ / \ `== / /\=,_ ;--==\\ \\o /____//__/__\ @=`(0) (0)
606 :
名無氏物語 :2009/04/18(土) 04:06:07 ID:J2M4xa8y
あげ
607 :
名無氏物語 :2009/04/22(水) 13:51:46 ID:uAe2SBwD
赤穂浪士論の判決正当論の現代語訳を教えてください 此命令義理明白也、大刑ニ不行、切腹之刑ニ被行事、上之慈ニシテ彼等幸ト可謂、然ルニ世俗雷同シテ、四十六人ヲ忠臣義士ト称ス、無学ノ人ハ義理不明、誤テカク云モ宣也、林氏彼ガ死ヲ悼ンデ詩ヲ賦シ、予譲・田横ニ比シ、
608 :
名無氏物語 :2009/04/22(水) 13:54:14 ID:uAe2SBwD
忠義ノ臣ト称シ、其死ヲ恨ミ、又「報讐おもむく義」ト書ス、学者皆雷同シテ彼等ガ死ヲ惜ム者多シ、或ハ官裁ノ令モ理ニ当ル、彼等ガ志モ義ニ当ルト云者有、官裁之令理ニ当ラバ、彼等ガ不義ニアラズシテ何ゾヤ、何モ無稽之言、義理不明之過也、凡聖賢之書ヲ読モノ、
609 :
名無氏物語 :2009/04/22(水) 13:55:55 ID:uAe2SBwD
一言之理ヲ云事、世俗是ヲ以テ誤リ、衆人之心ヲ惑ス事ヲ述伝シ、「君父之讐、ず与共戴天」之語ヲ引ク、是大ニ非也、上野助ハ彼等ガ讐ニハ非ズ、上野介ガ内匠頭ヲ害シタラ讐ト云ベシ、内匠頭ハ死刑ニ行ハル、コト、大法ヲ背キ上ヲ犯ス罪人也 よろしくお願いします
610 :
名無氏物語 :2009/05/02(土) 21:01:51 ID:0ylg0UYg
あげとく
611 :
名無氏物語 :2009/05/06(水) 22:40:59 ID:hyNWMRyr
呉の王(夫差)が荊(楚)を討伐しようとして、その側近の者に言い聞かせた。 「わたしを諌めようとする者があれば、生かしてはおかない」 舎人(官名)に年若い男がいて、諌めようとしたものの決心がつかないので、 弾き丸をふところに入れて、裏庭を歩きまわっていた。 露がその着物を濡らしたが、年若い男は三日間つづけてそうしていた。 呉の王がたずねた。 「おまえは、どうしてわざわざそんなことをして着物を濡らしているのか」 すると、年若い男はこう答えた。 「庭に樹があって蝉(せみ)がとまっていました。 蝉は高いところで悲しそうに鳴きながら露を飲んでいるのですが、 自分のうしろに蟷螂(かまきり)がいるのには気がつきません。 蟷螂は体をかがめ足を折り曲げているのですが、 自分のそばに黄雀(こうじゃく)がいるのには気がつきません。 黄雀は首をのばして蟷螂を啄(つい)ばもうとしているのですが、 わたしが弾き丸を持ってその下にいるのには気がつきません。 この三つのものは、それぞれ目前の利益を手に入れるには懸命で、 そのうしろに災難が待ちかまえているのには気がつかないのです」 これを聞くと、呉の王は、 「よくわかった」 と言い、討伐を中止することにした。
612 :
名無氏物語 :2009/05/06(水) 22:50:06 ID:A7OHm++J
星に願いを。。。
613 :
名無氏物語 :2009/05/06(水) 22:51:04 ID:A7OHm++J
月に祈りを。。。
614 :
名無氏物語 :2009/05/07(木) 23:57:38 ID:wmBembgy
少し長いんですが・・・自分の力ではサッパリわかりません。 どなたか訳してくださいm(. .)m 出来れば書き下し文もあるとありがたいです 庚辰。停五日節。以後太上天皇不豫也。』散事從四位下紀朝臣乙魚卒。 續日本後紀卷第十」起承和八年正月、盡十二月。」太政大臣從一位臣藤原良房等奉勅撰 續日本後紀卷第十一」起承和九元年正月、盡十二月。」太政大臣從一位臣藤原良房等奉勅撰 續日本後紀卷第十二起承和九元年正月、盡十二月。」太政大臣從一位臣藤原良房等奉勅撰 續日本後紀卷第十三起承和十年正月、盡十二月。」太政大臣從一位臣藤原良房等奉勅撰 續日本後紀卷第十四起承和十一元年正月、盡十二月。」太政大臣從一位臣藤原良房等奉勅撰 續日本後紀卷第十五起承和十二年正月、盡十二月。」太政大臣從一位臣藤原良房等奉勅撰
615 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 00:00:35 ID:GgDCpeAs
書き下すほどの文章ですか?
616 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 00:10:36 ID:esgkFx1z
>>615 すんません自分にはサッパリ分からないもので・・・
617 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 00:17:30 ID:0y7GCu9c
何がわからないの???
618 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 00:20:55 ID:esgkFx1z
どう訳せばいいのか分からないです・・・・
619 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 00:25:33 ID:QBt6kS58
書名、年月、人名、官職くらいしか書き込まれていないんだけど・・・
620 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 00:28:35 ID:0y7GCu9c
難しい言葉なんかあるかい???
621 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 00:29:25 ID:esgkFx1z
そうなんですか?でもこれが宿題の範囲なので・・・ もしよければ教えてもらえると幸いです
622 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 00:30:58 ID:QBt6kS58
下6行なんか数字が二箇所違うだけじゃないか・・・
623 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 00:31:39 ID:0y7GCu9c
宿題って、小学校か?
624 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 00:34:31 ID:esgkFx1z
625 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 00:42:30 ID:0y7GCu9c
中学生ならわかるだろw 漢字が読めないなら、辞書を引けよw
626 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 00:44:12 ID:QBt6kS58
文章って程の文章じゃねぇよ・・・ 何処からの出典だ?
627 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 01:08:41 ID:0y7GCu9c
前が欠けているので不明だが 庚辰。五日節を停む。以後太上天皇不豫也。』散事從四位下紀朝臣乙魚卒す。 以上、最初の文の書き下し。 「也」は「なり」とする方がいいかも。
628 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 01:14:33 ID:0y7GCu9c
以下6行は文章じゃなくて箇条書きだろw 續日本後紀卷第十」承和八年正月起し、十二月盡す。」太政大臣從一位臣藤原良房等勅撰を奉る 以下5行は数字が違うだけw 「等」は「ら」とした方がいいかもなw
629 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 01:17:34 ID:0y7GCu9c
訳すほどのもんじゃねぇけど、反応が無いから、俺は寝るw
630 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 01:49:23 ID:QBt6kS58
本文を書き込んだだけマシだけど・・・ 丸投げには違いないからね・・・
631 :
名無氏物語 :2009/05/08(金) 22:57:05 ID:EI4VSesD
632 :
名無氏物語 :2009/05/09(土) 00:43:15 ID:e27cexhj
633 :
名無氏物語 :2009/05/09(土) 01:34:06 ID:jE3VkR/0
丸投げ君には微妙に間違えた答えを教えるのもいい鴨ね。
634 :
名無氏物語 :2009/05/09(土) 02:00:09 ID:6NV2eWDY
武蔵・・・
635 :
名無氏物語 :2009/05/09(土) 03:45:17 ID:jE3VkR/0
今度、俺のよくいく板で実践してみますね。
636 :
名無氏物語 :2009/05/16(土) 11:32:31 ID:j7sesbRM
佐々木文書です、ある程度訳出来るのですが、3-4行目の読み下し・解釈に困ってます。 どうかご助力下さい。 足利義政御内書案 江州敵退治事、不日令入国、 可抽忠節、次佐々木四郎行高可 参御方之旨、以前申入候間、遺内書之 処、于今無其儀之上者、於以後雖致 懇望、不可許容、此趣申聞国人等 可廻計略候也、 十月三日 御判・慈照院殿様 佐々木治部少輔とのへ
637 :
名無氏物語 :2009/05/20(水) 20:44:55 ID:zLi3/A/u
答える気が無い人間しかいない時点でこんなスレいらねーだろ
638 :
名無氏物語 :2009/05/20(水) 21:24:35 ID:Qei0Yf12
こういう古文書は、漢文でもないし所謂普通の古文でもない。 古文漢文板に、答えられる人間は少ないだろう。 文句があるなら日本史板に行って聞け。
639 :
名無氏物語 :2009/05/20(水) 21:35:33 ID:o1aEXIAH
三夢記の訳ください
640 :
名無氏物語 :2009/05/20(水) 23:31:26 ID:SfCxdD2P
どんな文章だ?
641 :
名無氏物語 :2009/05/20(水) 23:46:23 ID:BxQ//cdK
質問者が偉そうなのは気のせいですか?
642 :
名無氏物語 :2009/05/22(金) 23:30:44 ID:lszVUcoi
要するに六角高頼が味方すると言ってきたので御内書を遣わしてやったのに 未だに応じてこないから、今後、懇望してきても許さねーから、 この事を国人たちに申し聞かせて計略をめぐらせろってことだろ。
643 :
名無氏物語 :2009/05/23(土) 00:07:51 ID:I7uZ6ljE
八代将軍だな
644 :
名無氏物語 :2009/05/23(土) 23:31:09 ID:xmV4ln7C
>>642 ありがとうございます。
とても参考になりました。
645 :
名無氏物語 :2009/05/23(土) 23:45:45 ID:I7uZ6ljE
大化の改新
646 :
マリ :2009/05/24(日) 15:36:58 ID:XbRNfngW
『大和物語』の第150段で 采女が主人公の おはなしなんですけど 帝、 猿沢の池もつらしな わぎもこが玉藻かづかば 水ぞひなまし と読み給ひけり。 さてこの池には、 墓せさせ給ひてなむ、 帰らせおはしましけるとなむ。 の所の現代語訳 教えてください(>_<)! あと、 帝が詠んだ歌の中に 掛詞があるらしいのですが どこにあるかわかりません よかったらそれも 教えてください!(>_<)
647 :
なお :2009/05/26(火) 23:49:05 ID:DrlEdlVk
漢文 逸話の三横の訳教えてください。。 明日テストで困ってて… お願いします(_ _)
648 :
名無氏物語 :2009/05/26(火) 23:55:36 ID:vlxJkwOU
>>647 逸話の三横とか言われても、何の事かわからんがな。
原文を書き込むべし。
649 :
なお :2009/05/27(水) 00:12:11 ID:fy5IUeYb
周処年少き時、兇強侠気にして郷里の患ふる処となる。 又義興の水中に蛟あり、山中に邅跡の虎あり。 並びに皆百姓を横暴す。 義興の人謂ひて三横となし、而して処尤も劇し。 或ひと処に説きて虎を殺し蛟を斬らしむ。 実は其の一を三横唯だ余さんことを冀う。 処即ち虎を刺殺し、又水に入りて蛟を撃つ。 蛟或いは浮き或いは没し、行くこと数十里。 処之与倶にし、三日三夜を経たり。 郷里皆素手に死せりと謂ひ更に相喜ぶ。
650 :
名無氏物語 :2009/05/27(水) 00:19:58 ID:Ih+XEr2y
一行目が訳せないようでは、テストは0点確実だなw
651 :
なお :2009/05/27(水) 00:29:52 ID:fy5IUeYb
竟に蛟を殺して而出で、里人の相慶ぶを聞き、始めて人情の患ふる処と為るを知り、自ら改むるの意有り。 及ち往きて二陸を尋ぬ。 平原在らず、正に清河に見ゆ。 具に情けを以て告げ、幷に云う、「自ら修め改せんと欲するも、而年已に蹉跎たれば終に成す所無からんと。」 清河いはく、「古人朝に聞き夕べに死するを貴ぶ、況や君の前途尚ほ可なるをや。 且つ人は志の立たざるを患ふ、亦何ぞ令名の彰れざるを憂へんやと。」 処遂に改励し、終に忠人孝子と為れり。 です。 長くなってしまい申し訳ございません。 訳よろしくおねがいします。
652 :
名無氏物語 :2009/05/27(水) 01:07:22 ID:JD8eX0qC
>>651 逐語訳は面倒なんで、適当に意訳ね。
周処は若い時、めちゃくちゃ悪で、郷里のひとはみな困ってた。
義興の水中に蛟がいて、山の中には虎がいた。こいつらもやりたい放題で乱暴した。
それで義興の人は、周処と蛟と虎を三横(横暴な奴ら)と言ってたけど、周処が一番ひどかった。
ある人が、周処に虎と蛟を退治するように言った。
三横に殺し合いをさせて、周処が生き残っても、被害が三分の一になるという魂胆。
周処は虎をころして、それから水にはいって蛟と戦った。
蛟と周処は戦いながら、浮いたり沈んだりして数十里も移動して、三日三晩たった。
郷里の皆は、周処も死んだと言って喜んでた。
蛟を殺して帰ってきた周処は、自分が死んだと思って皆が喜んでるのを聞いて、
それではじめて、皆が自分の事を迷惑に思ってると知って、行いを改めようと思った。
それで、二陸(陸機と陸雲の兄弟)を訪ねた。
兄の平原(陸機のこと)はいなかったが、弟の清河(陸雲)に会った。
詳しく事情を話して、「今から心を入れ替えて勉強しようかと思ったけど、
いまさらやってもものにならんでしょうね」といった。
清河は「昔の人は、朝に道を聞いたら、夕べに死んでもいいといった。
まして、君はまだ若いじゃないか。それに、人というものは、自分にしっかりした志が立たない事を
心配するべきであって、有名になれるかどうかなんて、どうでもいいこと」と言った。
周処はそれで改心し努力して、最後には君主に忠誠を尽くし、親に孝行を尽くす立派な人になった。
653 :
なお :2009/05/27(水) 01:14:23 ID:JMxmlLh4
本当にありがとうございました! テスト0点にならないように頑張ります!笑
654 :
名無氏物語 :2009/05/27(水) 23:13:18 ID:PuHuBXD4
すみません、増鏡の訳おねがいします・・・・長くてすみません・・ 「たとしへなくながめしをれさせ給へる夕暮れに、沖のかたに、いと小さき木の葉の浮かべると見えて漕ぎくるを、 あまの釣舟かと御覧ずる程に、都よりの御消息なりけり。すみぞめの御衣、夜の御ふすまなど、都の夜寒に思ひやり聞えさせ給ひて、 七条院より参れる御文、ひきあけさせ給ふより、いといみじく、御胸もせきあぐる心地すれば、ややためらひて見給ふに、「あさましくも、かくて月日経にける事。 今日明日とも知らぬ命の中に、いま一度、いかで見奉りてしがな。かくながらは、死出の山路も越えやるべうも侍らでなん」など、いと多く乱れ書き給へるを、御顔におしあてて、 たらちねの消やらで待つ露の身を風よりさきにいかでとはまし 八百よろづ神もあはれめたらちねの我待ちえんとたえぬ玉のを 初雁のつばさにつけつつ、ここかしこよりあはれなる御消息のみつねに奉るを御覧ずるにつけても、あさましういみじき御涙のもよほしなり」
655 :
名無氏物語 :2009/05/28(木) 01:19:35 ID:oD99Px/2
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1125210258/559 559 名前:名無氏物語 投稿日:2009/05/27(水) 23:35:42 ID:PuHuBXD4
すいません。。。増鏡の訳おねがいします・・
たとしへなくながめしをれさせ給へる夕暮れに、沖のかたに、いと小さき木の葉の浮かべると見えて漕ぎくるを、
あまの釣舟かと御覧ずる程に、都よりの御消息なりけり。すみぞめの御衣、夜の御ふすまなど、都の夜寒に思ひやり聞えさせ給ひて、七条院より参れる御文、
ひきあけさせ給ふより、いといみじく、御胸もせきあぐる心地すれば、ややためらひて見給ふに、「あさましくも、かくて月日経にける事。
今日明日とも知らぬ命の中に、いま一度、いかで見奉りてしがな。かくながらは、死出の山路も越えやるべうも侍らでなん」など、
いと多く乱れ書き給へるを、御顔におしあてて、
たらちねの消やらで待つ露の身を風よりさきにいかでとはまし
八百よろづ神もあはれめたらちねの我待ちえんとたえぬ玉のを
初雁のつばさにつけつつ、ここかしこよりあはれなる御消息のみつねに奉るを御覧ずるにつけても、あさましういみじき御涙のもよほしなり。
656 :
名無氏物語 :2009/05/31(日) 18:19:44 ID:Y5l94C0X
閲微草堂筆記 巻21より 白文】 以為盗耶。未劫一物。 【書き下し文】 以って盗と為さんや。未だ一物を劫さず。 【現代語訳】 そこで、盗もうとした。 「未だ一物を劫さず。」の訳がよくわかりません。 宜しくお願いします。
657 :
名無氏物語 :2009/06/02(火) 18:48:26 ID:Dtzu0htE
ためつくるえほし桜の木ふり哉 掛詞は分かったのですが、現代語訳がわかりません。どなたか教えてください。
658 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 00:26:19 ID:XYq9UL/D
現代語訳教えて頂けないでしょうか(´;ω;`) 簡単にでもよいので!! 興なり。 關關は、雌雄相應ずるの和聲なり。 雎鳩は、水鳥、一名は王雎。狀[かたち]は鳧鷖[ふえい]に類す。 今江淮の閧ノ之れ有り。 生まれながらにして定偶有りて、相亂れず、 偶常に並び遊びて、相狎れず。 故に毛傳に以爲えらく、摯[いた]って別有り、と。 列女傳に以爲えらく、人未だ嘗て其の乘居して匹處する者を見ず、と。 蓋し其の性然り。 河は、北方の流水の通名。 洲は、水中居る可きの地なり。 窈窕は、幽閧フ意。淑は、善きなり。 女は、未だ嫁せざるの稱。 蓋し文王の妃大姒[たいじ]處子爲る時を指して言うなり。 君子は、則ち文王を指すなり。 好も、亦善きなり。 逑は、匹なり。 毛傳の摯の字は至ると通ず。 其の情意深く至るを言うなり。
659 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 00:27:14 ID:XYq9UL/D
○興は、先ず他の物を言いて、以て詠ずる所の詞を引起するなり。 周の文王生まれながらにして聖コ有り、 又聖女姒氏を得て、以て之が配とす。 宮中の人、其の始めて至るに於て、 其の幽闥裴ホのコ有るを見る。 故に是の詩を作る。 言う、彼の關關然たるの雎鳩は、則ち相與に河洲の上に和鳴す。 此れ窈窕たるの淑女は、則ち豈君子の善き匹に非ずや、と。 言うこころは、其の相與に和樂して恭敬する、亦雎鳩の情摯って別有るが若し。 後凡て興と言う者、其の文意は皆此に放えと云う。 漢の匡衡曰く、窈窕たる淑女は、 君子の好き逑と、言うこころは、能く其の貞淑を致して、其の操を貳にせず。 情欲の感、容儀に介[はさ]むこと無し。 宴私の意、動靜に形れず。 夫れ然して後に以て至尊に配して、宗廟の主と爲す可し。 此れ綱紀の首[はじ]め、王化の端なり、と。 善く詩を說くと謂う可し。 宜しくお願いします。
660 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 00:57:28 ID:HWbkSiCY
十一度目の還暦ですね・・・
661 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 04:10:08 ID:jCyzQdQb
662 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 04:29:54 ID:wz+Mvqgm
663 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 08:25:46 ID:DupvgM1c
664 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 09:05:02 ID:XYq9UL/D
665 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 10:56:27 ID:81MJnTSH
666 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 12:18:25 ID:wz+Mvqgm
>>664 分量が多すぎる。
せめて自分である程度訳して、どうしても解らない部分だけ
絞り込んで質問すれば、答える人間も出てくるかもしれない。
すでに訓読されているから、図書館に行って、
漢和辞典で言葉を調べれば八割くらい自力で出来るんじゃない。
これだけの分量を丸投げされても正直困る。
667 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 18:08:35 ID:XYq9UL/D
すみません。 ここの訳だけでも教えて頂けないでしょうか? 摯[いた]って別有り 人未だ嘗て其の乘居して匹處する者を見ず 蓋し其の性然り
668 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 20:32:48 ID:4tKj7/cv
「韓非子」 子圉見孔子於商太宰。孔子出、子圉入、請問客。 太宰曰、「吾已見孔子、則視子、猶蚤蝨之細者也。 吾今見之於君。」子圉恐孔子貴於○也。 因謂太宰曰、「君已身孔子、君亦将視子猶蚤蝨也。」 太宰因弗復見也。 この訳を教えてください。 この訳が載っているHPでもいいのでお願いします。
669 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 21:32:04 ID:wz+Mvqgm
>>667 摯は至、別はけじめ
きちんとけじめがある。
乗居・匹処は両方とも「二人ならんでいる」
雎鳩が雄雌ならんで居る所を見た人はいない。
仲はとても良いけれど、なれなれしくならず、男女の区別をきちんと守っているということ。
蓋し其の性然り
おそらく本来の性質がそうなのだろう。
670 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 21:46:21 ID:wz+Mvqgm
>>668 「子圉見孔子於商太宰」でググッたら一発目にでたじゃないか。
671 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 21:55:16 ID:4tKj7/cv
670の名無氏物語さんへ おしえてくださってありがとうございます。 ググるってGoogleのことですよね? 早速検索してみます。 本当にありがとうございました。
672 :
名無氏物語 :2009/06/07(日) 23:19:22 ID:XYq9UL/D
>> 669 有難うございます! やっと文がつながりました。 出来たらこれも教えてもらえないでしょうか? 女は、未だ嫁せざるの稱。毛傳の摯の字は至ると通ず。 其の情意深く至るを言うなり 興は、先ず他の物を言いて、以て詠ずる所の詞を引起すなり。 宴私の意(宴私とは何でしょうか?) 動靜に形れず。夫れ然して後に以て至尊に配して
673 :
名無氏物語 :2009/06/08(月) 01:03:45 ID:S/bu+FPr
>>672 女というのは未婚の者を指す言い方。
つまり、既婚の夫人は女とは呼ばないってことだね。
毛傳に云う、摯の字は至と通ずと。其の情意深く至るを言うなり。
毛傳に摯の字は至と通ずといってるのは、
その情意(夫婦男女の情意)が深く至っているのを言うのである。
興は、先ず他の物を言いて、以て詠ずる所の詞を引起すなり。
まず雎鳩のつがいが仲睦まじく、しかもけじめある様子を言い、
詠ずる所=文王夫妻の譬えとする。
宴私 家でくつろぐこと
宴私の意、動靜に形れず。
くつろいでいても、だらだらしないくらいの意味かな?ちょっと自信なし。
訓読すると、「夫れ然り。後、以て至尊に配して宗廟の主となすべし。」かな。
「そうであって、はじめて至尊(王)の配偶者として宗廟の主とすることができる」
674 :
名無氏物語 :2009/06/08(月) 01:21:34 ID:YjA9b2Or
空しいな。。。。。
675 :
名無氏物語 :2009/06/08(月) 05:38:19 ID:qQo+V7PR
度々すみません。
幽間貞靜の意味教えてください。
>>673 ありがとうございます!!!
言うこころは、其の相與に和樂して恭敬する、
亦雎鳩の情摯って別有るが若し。
ここもうまく訳せなくて・・・
676 :
名無氏物語 :2009/06/09(火) 12:03:56 ID:IskDQRiR
幽間…もの静か 貞静…貞節でもの静か
677 :
名無氏物語 :2009/06/09(火) 17:24:01 ID:wBVrVynC
678 :
名無氏物語 :2009/06/09(火) 17:34:00 ID:PMyu/Rex
そのくらい、検索すれば数秒じゃないか
679 :
名無氏物語 :2009/06/11(木) 19:46:37 ID:pHRaBFmO
老子age馬鹿のせいで大切な質問スレッドが下の方に落ちてしまった。。。。。
680 :
名無氏物語 :2009/06/21(日) 21:23:21 ID:0Sh1+vik
和様漢文・候文体なんですけど、現代語訳お願いします! 特に1行目〜3行目と6行目の「私義組下之義難黙止」の所、 あとは最後の3行の訳がどうも綺麗な日本語になりません・・・。 どうかお助けください・・・! 此段与兵衛より申立候は、右次助とは深き由緒之者ニ而、 同人潰株往々相続致度候所、当村右潰相預り居候私故障申聞候 趣早々申立候得共、右次助義拾六ヶ年以前文化十酉年中潰株ニ 相成候節、組合之内百姓武太夫義右潰相預り致世話居候処、 去ル文政七申年中身上難取続、御当地へ奉公稼ニ罷出、組合之内ニても 致世話候者無之、私義組下之義難黙止、夫より引続きセ話仕、 右次助建家等も夫々致修覆罷在候処、今般村方潰家百姓御取立ニ被為思召、 株附之田畑山林是迄之持添人より一先御取放被遊、地面は村方ニ望ミ有之者、 又は持添罷在候者へ質地ニ差入候趣と御下知有之、村役人ニおいても 一同難有奉畏、右次助株之儀は元来私組下之義ニ付、 往々相応之者見立次助跡式相立候心底ニ而、 右次助株金弐分ト見積り両度可相納旨、村役人一同相談之上半金壱分上納仕、 当月十五日皆納仕候義之旨申上置候義ニ御座候、一体平左衛門方ニ而由緒有之、 是悲共相続人も見立、跡式取立度心底ニ候ハ, 次助義潰株ニ相成候節廉而右株引請、 組合・組頭之役介(ママ)ニも可相懸筋無之、畢竟是迄年来等閑置、今更ニ相成、 彼是欲情ニ不拘世話致度と之申分は難得其意奉存候、
681 :
名無氏物語 :2009/06/22(月) 14:39:11 ID:ck1WUtT7
鸛 □ 鸛□,一名墮○,形似鵲。人射之,則銜矢反射人。(出《酉陽雜俎》) ○の文字は羽という字の下に「弁」のムを取ったものを置いた字でした。 □の文字は 専鳥 という字でした。 吐綬鳥 魚復縣南山有鳥大如 句隹 谷鳥。羽色多K。雜以黄白。頭頗似雉。有時吐物長數寸。丹采彪炳。形色類綬。因名為吐綬鳥。又食必蓄 口素。臆前大如斗。慮触其 口素。行毎遠草木。故一名避株鳥。(出《酉陽雜俎》) 句隹,谷鳥,口素はそれぞれ一つの漢字でした。 書き下し文と現代語訳を教えてください。よろしくお願いします。 明日締切なんで助けてくださいorz
682 :
名無氏物語 :2009/06/22(月) 19:09:42 ID:ikKrnla6
>>681 カンゲイは、ある名をダゲイといひ、形はカササギに似る。人射れば、矢をくわへて人に射かえす。
わかんねww orz
683 :
名無氏物語 :2009/06/22(月) 20:49:26 ID:OefpiZGb
>>681 オレ、むこうのスレに一文目の訓読書いておいたけど、見なかった?
なんの反応もないから、もう要らないんだと思って放置してたよ。
684 :
名無氏物語 :2009/06/22(月) 21:14:29 ID:OefpiZGb
>>681 魚復縣の南山に鳥あり。大おなること 句隹 谷鳥の如し。
羽色はK多く、雜(まじ)えるに黄白を以てす。頭は頗(すこぶ)る雉に似たり。
時に物の長さ數寸を吐く有り。丹采彪炳にして、形色 綬に類す。
因りて名づけて吐綬鳥と為(な)す。
ぎょふく県の南山に鳥がいる。大きさは 句隹 谷鳥のようである。
羽の色は黒が多く、黄色と白が混じっている。頭は少し雉に似ている。
時に長さ数寸の物を吐く。丹采彪炳で形色は綬(印を結ぶ紐)に似ている。
それで吐綬鳥と名付ける。
又た食は必ず 口素に蓄う。臆前の大いなること斗の如し。
其の 口素に触れることを慮りて、行には毎(つね)に草木に遠ざかる。
故に一名避株鳥。
また、食べ物は必ず口素にためるので、胸が大きくなって斗のようである。
口素に触れないように気を付けて、歩くときはいつも草木を避ける。
だから一名避株鳥という。
まあ、適当です。
685 :
名無氏物語 :2009/06/22(月) 21:50:44 ID:ck1WUtT7
>>683 すみませんでした!
前回依頼した時に入れ違いになってしまったことがあったので
書き下し・現代語訳両方揃ってからレスを返そうと思っていたのです。
うまく意思疎通ができず申し訳ありませんでした。
書き下し・現代語訳ありがとうございます。
686 :
名無氏物語 :2009/06/23(火) 23:59:22 ID:YeTDbAf3
鹿苑実録です。現代語訳お願いします。訓読文でも結構です。 五日。前鹿苑惟明和尚就玉芳軒榮齋。先是袖貳百錢。 賀移居。晩河原又四郎來。洗庭松。自懐中出一冊曰。 是植樹排石擇吉凶選月日之書也。末有一段。而文字 難讀。請師加朱墨。以使便于観見則惟幸。又曰。昔實 相教師庭前爲山差石。自未申出瀑水。向東而下。門 主曰。凡山水皆自丑虎而流下。此様不可乎。白曰。在 家之庭皆然。五山大小刹。門跡等。自西向東亦可也。 門主曰。何之謂也。白曰。佛法東漸之義也。門主頷之。 又曰。南禪仙館院庭上植梅。長老曰。使之不枯如何 可哉。曰。澍甘露法雨。滅除煩悩焔。書此偈埋之根下 則可也。長老命一儈書之。其儈即書與之。其一々披 之見。則澍字按木偏。白水偏也。用木偏誤乎。長老一 笑命改之。又曰。凡爲山竝石皆有法。不知之而爲之 必凶乎。東坊就讃州太守陪臣東條宅累土爲山。々小 而上按大石。某曰。必有凶也。不過七十五日乎。蓋山 者君也。石者臣也。君臣上下相濫。甚不可也。果歴二 十四五日而東條謀反発覚。太守毀共宅也。又曰。某 一心悲生于屠家。故物命誓不断之。又財實心不貪 之。昔日於路上拾蚊幬四五片。某追其人而與之。至 今逢于路則謝之。予謂。又四郎其人也。今時圓顱方 袍所爲不及屠者。慙愧々々。又四郎乃善阿嫡孫也。 善阿年九十七歳。同甲子於勝定相公而生。歳逢寅者 也。爲山植樹排石天下第一云爾。
687 :
名無氏物語 :2009/06/24(水) 00:21:27 ID:xLxyQe1+
sage依頼って、釣りだよな?
688 :
名無氏物語 :2009/06/24(水) 18:36:07 ID:9+S4wnvr
やべえぜんぜんわかんねえwwww文の意味もわかんねえwww 五日、鹿苑惟明和尚は玉芳軒栄斎につきたり。 居を移したることを賀(いわ)いたり。晩(よる)河原また四郎来たり。 懐中より一冊を出だしていわく、「これは樹を植え石を排(うごか)して吉凶をえり、月日(つきひ)をえらぶ書なり。 末に一段ありて、文字よみがたし。請う、師よ朱墨を加えたまえ。それをもって観見(み)るに便ならしめば、ただ幸わいならくのみ」と。 またいわく、南禅仙館院庭の上に梅を植えたり。長老ののとうばく、「これをして枯らしめざるにはいかにせばよろしからん」」と。 いわく、「甘(うま)き露、法の雨にうるおし、煩悩のほむらを除き滅ぼす、この偈を書きて根の下に埋めばよろしからん」と。 長老儈に命じてそれを書かしめたり。儈すなわち書きてあたえたり。ひとつひとつをひらきて見れば、澍の字木偏によりたり。 のとうばく「水偏なり、木偏を用いること誤りなり」と。長老ひとたび笑い、命じて改めしめたり。 またいわく、おおよそ山を為(つく)り石を並ぶるにもみな法(のり)あり。 これを知らずして為(つく)らば必ず凶(まがごと)あり。 東坊就讃州太守陪臣東条の宅(やかた)に、土を累(かさ)ねて山を為(つく)りたり。 山小さくして上に大きなる石按(お)きたり。ある人のいわく、「必ず凶(まがごと)あらん。七十五日を過ぎず。」 山というは君なり。石というは臣なり。君と臣、上と下、相みだらば、はなはだよろしからず」と。 はたして二十四五日へて東条に謀反発覚したり。太守宅(やかた)をこぼちたり。
689 :
名無氏物語 :2009/06/25(木) 00:02:40 ID:9abwbn4s
690 :
名無氏物語 :2009/06/25(木) 01:52:23 ID:3vo705Pz
>>689 お前みたいに何も生み出さないレスをする人間って生きてる価値ないよな。
691 :
名無氏物語 :2009/06/25(木) 14:59:05 ID:9abwbn4s
二松さん必死ですねw 自分が見えていないですねw
692 :
sage :2009/06/25(木) 23:38:12 ID:wu5AS60+
前の鹿苑、惟明和尚、玉芳軒榮齋に就く。これまで袖に貳百錢なく、居を移すを賀(よろこ)ぶ 晩、河原又四郎来る。庭の松を洗う。懐中より一冊を出して曰く、 「是植樹、排石吉凶を択び、月日を選ぶの書なり、末に一段ありて文字読み難し」、 講師に請いて朱墨を加う。以て便ち、観見するに使い、惟幸いに則る。」 又曰く、「昔、實相教師の庭前は山を為し石を差す。未申より瀑水いずる。東に向かひて下る」 門主曰く「凡そ山水は皆、丑寅より下に流れて、このさまは不可なり」 白曰く「在家の庭、みなしかり。五山に大小の門跡など刹あり。西より東に向かうも亦可なり。」 門主曰く「何の謂や。」 白曰く「仏法、東漸の義なり。」 門主之に頷く。又曰く、「南禅寺仙館院の庭上に梅を植える」 長老曰く「これをして枯らしめざるにはいかにせばよろしからん」 曰く「甘(うま)き露、法の雨にうるおし、煩悩の焔滅除す。この偈を書きて根の下に埋めばよろしからん」 長老、一僧に之を書くを命ず。儈すなわち書きてあたえたり。 それ、いちいち披いてこれを見る。すなわち、樹の字木偏かと按ず 曰く、水偏なり。木偏を用うるは誤りなり。長老一笑し之を命じて改めしめたり 又曰く、凡そ山をなし、石を並ぶは皆法にあり。是を知らずして、これをなすは必ず凶なり。 東坊就讃州太守陪臣東条の宅(やかた)に、土を累(かさ)ねて山を為(つく)りたり。 山小さくして上に大きなる石按(お)きたり。 某曰く必ず凶ごとあり、七十五日を過ぎずなり。蓋し、山は君なり。石は臣なり。君臣、上下相みだるる 甚だ不可なり。果たして二十四、五日めぐりて、東條の謀反発覚。太守共宅を毀すなり。 又曰く、「某一心に屠家に生れるを悲しむ。故に物の命を誓ひてこれを断たず。また財宝を心してこれを貪らず。 昔日路上において蚊帳四五片を拾う、やつがれその人を追いてこれを与う、 今に至るも路に逢わば、すなわちこれを謝す」 予、謂(おもえら)く、又四郎それ人なり。 今時、円顱方袍(エンロホウホウ)(僧侶のこと)の所為は、屠者に及ばず。 慙愧(ザンキ)々々。 又四郎すなわち善阿の嫡孫なり。 善阿年九十七歳 山をなし樹を植え石を排すは天下第一としか云う。
693 :
名無氏物語 :2009/06/26(金) 00:06:14 ID:GylRs5kC
?
694 :
名無氏物語 :2009/06/26(金) 00:59:27 ID:P7DRr8+O
古今和歌集の訳があるサイト教えてください お願いします
695 :
名無氏物語 :2009/06/26(金) 01:12:47 ID:GylRs5kC
検索して、無ければ、無い。
696 :
名無氏物語 :2009/06/26(金) 21:38:16 ID:+NQ2EYNW
「説苑」からですが、これはどう訓読すればよいでしょうか? よければ、意味も教えてください。 敬慎恭己而虞芮自平
697 :
名無氏物語 :2009/06/29(月) 23:31:26 ID:gOlld5wf
二品並びに御台所鶴岡宮に御参り。次いでを以て静女を廻廊に召し出さる。これ舞曲 を施せしむべきに依ってなり。この事去る比仰せらるるの処、病痾の由を申し参らず。 身の不肖に於いては、左右に能わずと雖も、豫州の妾として、忽ち掲焉の砌に出るの 條、頗る恥辱の由、日来内々これを渋り申すと雖も、彼はすでに天下の名仁なり。適 々参向し、帰洛近くに在り。その芸を見ざれば無念の由、御台所頻りに以て勧め申せ しめ給うの間これを召さる。偏に大菩薩の冥感に備うべきの旨仰せらると。近日ただ 別緒の愁い有り。更に舞曲の業無きの由、座に臨み猶固辞す。然れども貴命再三に及 ぶの間、なまじいに白雪の袖を廻らし、黄竹の歌を発す。左衛門の尉祐経鼓たり。こ れ数代勇士の家に生まれ、楯戟の基を継ぐと雖も、一臈上日の職を歴て、自ら歌吹曲 に携わるが故なり。この役に候すか。畠山の次郎重忠銅拍子たり。 静先ず歌を吟じ出して云く、 よしの山みねのしら雪ふみ分ていりにし人のあとそ恋しき 次いで別物曲を歌うの後、また和歌を吟じて云く、 しつやしつしつのをたまきくり返しむかしをいまになすよしもかな 誠にこれ社壇の壮観、梁塵殆ど動くべし。上下皆興感を催す。二品仰せて云く、八幡 宮の宝前に於いて芸を施すの時、尤も関東万歳を祝うべきの処、聞こし食す所を憚ら ず、反逆の義経を慕い、別曲を歌うこと奇怪と。御台所報じ申されて云く、君流人と して豆州に坐し給うの比、吾に於いて芳契有りと雖も、北條殿時宣を怖れ、潜かにこ れを引き籠めらる。而るに猶君に和順し、暗夜に迷い深雨を凌ぎ君の所に到る。また 石橋の戦場に出で給うの時、独り伊豆山に残留す。君の存亡を知らず、日夜消魂す。 その愁いを論ずれば、今の静の心の如し、豫州多年の好を忘れ恋慕せざれば、貞女の 姿に非ず。形に外の風情を寄せ、動きに中の露膽を謝す。尤も幽玄と謂うべし。枉げ て賞翫し給うべしと。時に御憤りを休むと。小時御衣(卯花重)を簾外に押し出す。 これを纏頭せらると。 宜しくお願いします
698 :
名無氏物語 :2009/06/29(月) 23:46:09 ID:gOlld5wf
列女伝 謂曰「君有不善子宜(手偏に庵)之」今、自子率君而為之、不待幽間於朝廷以戯。士民其謂爾何」二人以告霊公。 霊公曰「衆人知吾之不善、無害也。」(さんずいに世)冶(※忠臣せつやのこと)知之、寡人恥焉。」及使人微賊(せいや)而殺之。 こちらもお願いします≦(._.)≧ ペコ
699 :
名無氏物語 :2009/06/29(月) 23:55:35 ID:gOlld5wf
戦国策 「夫姦臣固皆欲以地地事秦。以地事秦、譬猶抱薪而救火也。薪不尽則火不止。今王之地有尽而秦之求無窮。是薪火之説也。」 魏王曰、「善。雖然、吾以許秦矣。不可以革也。」 以上です どうかよろしくお願いしますぺこ <(_ _)>
700 :
名無氏物語 :2009/06/30(火) 00:02:03 ID:T7Ws0y7w
列女伝 謂曰「君有不善子宜(手偏に庵)之」今、自子率君而為之、不待幽間於朝廷以戯。士民其謂爾何」二人以告霊公。 霊公曰「衆人知吾之不善、無害也。」泄冶知之、寡人恥焉。」及使人微賊泄冶而殺之。 すいません 「せつや」でした 訂正します よろしくお願いしますm(。_。;))m ペコペコ…
701 :
名無氏物語 :2009/06/30(火) 14:09:03 ID:E2qn14cy
687 名前:名無氏物語 投稿日:2009/06/24(水) 00:21:27 ID:xLxyQe1+ sage依頼って、釣りだよな?
702 :
名無氏物語 :2009/06/30(火) 20:49:15 ID:uI7CLIzM
age
703 :
697 :2009/07/01(水) 00:59:49 ID:uATVLrcx
すいません よろしければ上記の現代語訳お願いしますぺこ <(_ _)>
704 :
名無氏物語 :2009/07/02(木) 00:02:49 ID:NgH1V2hp
穆行之意、人知之不爲勸、人不知不爲沮、行無高乎之矣。 呂氏春秋〈至忠〉より。 「人知之不爲勸、人不知不爲沮」の部分の書き下しと現代語訳をご教授ください。
705 :
名無氏物語 :2009/07/11(土) 16:38:22 ID:cfSmeUpa
落ちすぎage
706 :
名無氏物語 :2009/07/25(土) 20:41:15 ID:eHF8qIkC
あげ
707 :
名無氏物語 :2009/07/27(月) 16:26:49 ID:HdhkKm3A
708 :
名無氏物語 :2009/07/27(月) 16:42:23 ID:q/fifiDm
709 :
名無氏物語 :2009/08/01(土) 16:55:43 ID:CjbaJBNi
大和物語の現代語訳を宜しければ教えて下さい(・_・;)
710 :
名無氏物語 :2009/08/01(土) 17:54:55 ID:mBDeapXV
北大西洋条約機構
711 :
名無氏物語 :2009/08/14(金) 23:02:51 ID:aW0r3ytu
あげ
712 :
名無氏物語 :2009/08/26(水) 11:56:39 ID:MDfUkRvd
現代語訳お願いいたします。 借用仕金子之事 合五拾枚(黒印)者 右此秋八田伊与代官之内 (右=本文タテ書きです) にて慥返進可仕候、此由 御申上頼入候、以上 岡山中納言(黒印) 卯月廿日 (黄印) 花押 御客人 御披露
713 :
名無氏物語 :2009/08/26(水) 19:32:53 ID:TNaHVwEA
十牛図 忘牛存人 より 法に二法無し、牛しばらく宗(そう)たり。 帝(てい)兎(と)の異名に喩え、筌魚(せんぎょ)の差別を顕わす。 金(きん)の鉱を出づるが如く、月の雲を離るるに似たり。 一連の寒光威音劫外(いおんごうげ)。 現代語訳お願いします ><
714 :
名無氏物語 :2009/09/05(土) 21:41:50 ID:u8hV90YT
あげ
715 :
名無氏物語 :2009/09/08(火) 05:48:57 ID:h8SJm/dm
>>712 下の2行だけでもお願いします。
右此秋八田伊与代官之内 (右=本文タテ書きです)
にて慥返進可仕候、此由
716 :
名無氏物語 :2009/09/08(火) 06:09:59 ID:aLCwAPqz
717 :
名無氏物語 :2009/09/14(月) 01:17:49 ID:Fe+hxwoz
あげ
718 :
名無氏物語 :2009/09/25(金) 03:05:16 ID:2JXtatFO
あげとくよ
719 :
名無氏物語 :2009/09/27(日) 07:34:40 ID:EI5juo6G
小戴記雖引仲梁氏説僅此一條、然可知其為傳曽子之学者。 詞定之方中毛傳引仲梁子語、則仲梁子亦傳詩、毛詩源自子夏、 然則仲梁子乃兼有曽子、子夏二家之学派。 顧廣圻曰..孫、孫卿也。難三篇云「燕子噲賢子之而非孫卿」 書き下し・現代語訳教えてくださいm(__)m
720 :
名無氏物語 :2009/09/27(日) 14:21:28 ID:iCYRWyHH
十二度目の還暦ですね・・・
721 :
名無氏物語 :2009/09/27(日) 18:38:51 ID:h9KCGvOj
722 :
名無氏物語 :2009/09/27(日) 19:24:37 ID:EI5juo6G
>>721 いいえ、趣味の一部ですが漢文を勉強しております。
大学時代に勉強していたのですがここで行き詰ってしまって…
723 :
名無氏物語 :2009/09/27(日) 20:05:49 ID:JevYrA24
>>722 小戴記、仲梁氏の説を引くは僅に此の一條と雖も、
然れども其の曽子の学を伝える者たるを知るべし。
詞(詩じゃない?)定之方中、
毛傳は仲梁子の語を引かば、則ち仲梁子亦た詩を伝う。
毛詩の源は子夏自りす。
然らば則ち仲梁子乃ち曽子、子夏二家の学派を兼ね有す。
顧廣圻曰く、孫とは孫卿なり。難三篇(韓非子の篇)に云く
「燕子噲賢子之而非孫卿」と。
小戴記は、仲梁氏の説を引いているのは、僅かにこの一條であるけれど、
それでも、仲梁氏が曽子の学を伝える者であることがわかる。
詩の「定之方中」(の注)に仲梁子の語を引いているので、
仲梁子はまた詩も伝えている。
毛詩の源は子夏から発している。
だから、仲梁子は曽子・子夏二家の学派を兼ね有しているのである。
顧廣圻曰く「孫は孫卿である。
以下よく解りません。韓非子の訳本見てください。
724 :
名無氏物語 :2009/09/27(日) 20:11:23 ID:JevYrA24
ちょっと手直し。 詩の「定之方中」(の注)に仲梁子の語を引いているので、 ↓ 詩の「定之方中」の毛伝(詩経を解説した注釈書)は仲梁子の語を引いているので、
725 :
名無氏物語 :2009/09/27(日) 20:28:39 ID:EI5juo6G
>>723 ありがとうございます!!あと、もう一文だけお力貸して頂けないでしょうか…
左傳定五年有仲梁懐、蓋其先也。「孫」上恐脱「公」字、漢書芸文志公孫尼子二十八篇
訳本探してみます。
726 :
名無氏物語 :2009/09/27(日) 21:59:32 ID:Jd13b5xq
左傳 定五年 仲梁懐有り、蓋し其の先ならん。「孫」の上、恐らくは「公」字を脱せり。漢書芸文志 公孫尼子二十八篇。 春秋左氏伝の定公五年の条に、仲梁懐という名がある。 多分、その先祖だろう。 「孫」の字の上、恐らく、「公」の字を脱している。(脱字) 漢書の芸文志(図書目録)に「公孫尼子二十八篇」とある。 (公孫尼子とあるから、「孫」の上に「公」の字があった、つまり「公孫」だったと推定できる) 前後がわからないけど、恐らく、これであっていると思います。 これ、なんの書物ですか?
727 :
名無氏物語 :2009/09/27(日) 22:18:39 ID:rjiOuScI
「かくばかり 恋ひむものそと 知らませば 遠くそ見べく あらましものを」 これの現代語訳わかるひと、いたら教えてください!
728 :
名無氏物語 :2009/09/27(日) 22:33:45 ID:03eMepnZ
浪花節だよ人生はw
729 :
りら :2009/09/28(月) 19:43:35 ID:a8ohkFat
「初めこそこころにくくもつくりけれ」の訳お願いします!
730 :
名無氏物語 :2009/09/30(水) 00:30:38 ID:dK+ydf/C
「思ふもものをなり」の訳を教えて下さい
731 :
名無氏物語 :2009/10/17(土) 17:08:02 ID:MYBE0eoq
あげとくか
732 :
名無氏物語 :2009/10/25(日) 00:52:40 ID:B0WXuctI
折から此方は これの「折から」ってどういう意味か教えてください
733 :
名無氏物語 :2009/10/28(水) 02:17:31 ID:cwm09Pv/
誰か司馬相如の「美人賦」の訳が分かる方いませんか?
734 :
名無氏物語 :2009/11/09(月) 01:24:43 ID:ILPfOXnh
あげておく
735 :
名無氏物語 :2009/11/13(金) 02:31:33 ID:tRtQlAJP
碧山日録です。 六角久頼が憤死し、その子の亀寿(高頼)について書いている記事で、 「前年知私讐之不可報、不勝憤恨、自割其腹死、亀寿為孤、 逃難於外邑、此挙属保身耳、時君子曰、亀子克守己待時、美矣哉」 自分なりに 「前年知、私讐これに報いず、憤恨に勝えず、自ら其腹割って死し、亀寿孤と為り、外邑に難を逃る。 この挙は保身に属するのみ、 時に君子曰く、亀子は己を克守し時を待つ、美しき哉」 と読んでみたのですが、いま一つ納得できないでいます。 どうか、助け舟を出していただければ幸いです。
736 :
名無氏物語 :2009/11/15(日) 20:27:24 ID:2dWqjuMp
衛霊公問陳於孔子。孔子対曰 「俎豆之事則嘗聞之矣。軍旅之事、未之学也」 明日遂行。
737 :
名無氏物語 :2009/11/17(火) 05:30:19 ID:zRBazGKl
衛霊公は孔子に陣を問えり。孔子の対(こた)えていわく、 「俎豆のことをばかつて聞きたれども、軍旅のことをば、未だ学ばざりたり。」と。 あくる日ついにゆけり。
738 :
名無氏物語 :2009/12/03(木) 00:14:40 ID:0gRaQF72
>>735 前年、私讐の報ゆべからざるを知る。
憤恨に勝えず、自ら其の腹を割きて死す。
亀寿孤と為り、難を外邑に逃る。此れ属を挙げて身を保つのみ。
予備知識ないから結構適当だけど
739 :
名無氏物語 :2009/12/28(月) 00:48:47 ID:QZKUB0r+
age
740 :
名無氏物語 :2009/12/29(火) 20:48:53 ID:/8cEuQgE
漢詩を読んでいたら「霜規」という言葉が 出てきて手持ちの辞書にのっていなく 意味がわかりません。どなたか教えてください。 霜規不譲黄金色
741 :
名無氏物語 :2009/12/30(水) 01:31:06 ID:iveDJBH6
幡豆の田舎者 マキノ(現・西尾東) まきのあつしは、 単に喋り方や行動が、ねちねちしてて 気持ち悪いだけでなく、 人格が腐った最低の英語教師。 お前がした教師として非常識かつ不誠実極まりない行為を土下座して謝れ。 この性根腐った卑劣な田舎者に天罰が下りますように。 人間のクズ。 ただでさえ田舎者はすぐに勘違いするし、 こいつは本当にどうしようもない糞。 しかも、超小物のクサレジジイ。お前はキモいんだよ。 死ねばいいのに。
742 :
平家物語 :2009/12/31(木) 15:20:37 ID:olTvDgs9
熊谷余りにいとほしくて、いづくに刀を立つべしとも覚えず、 目もくれ、心も消え果てて、前後不覚に覚えけれども、 さてしもあるべきことならねば、泣く泣く首をぞかいてんげる。 ↑の訳を教えて下さい お願いいます
743 :
fhaircutf :2009/12/31(木) 16:26:50 ID:t1HQFbgy
はじめまして,いろいろなモデリング,モデルタイプとユニ-クなヘマスタイルがあリます, 元日と成人の日を祝い ,贈り物を贈りますよ! かわいい人がたくさん,方法がかんだんですよ~! ようこそwww.fhaircut.com へ どうぞよろしくお願いします.
744 :
名無氏物語 :2010/01/07(木) 20:42:43 ID:7JHkkCVZ
列子の 子夏問孔子「頭回之為人何如」 で始まる文の現代語訳教えてください
745 :
名無氏物語 :2010/01/08(金) 03:48:40 ID:VbxePMEA
>>744 どこかのコピペでもかまわんので、原文をつけて質問するように。
746 :
名無氏物語 :2010/01/08(金) 22:34:21 ID:aSwEiCOd
失礼しました。 よろしくお願いします。 子夏問孔子曰、顏囘之爲人奚若、子曰、囘之仁賢於丘也、曰子貢之爲人奚若、子曰、賜之辨賢於丘也、曰子路之爲人奚若、子曰由之勇賢於丘也、曰子張之爲人奚若、子曰師之莊賢於丘也、
747 :
名無氏物語 :2010/01/08(金) 23:52:42 ID:p8ZX9c+4
子夏は孔子に問うていうた。「顔回の性分はどげにございますかの?」 子はいうた。「回の仁はわしよりもおおいの。」 「子貢の性分はどげにございますかの?」 「賜の弁はわしよりもおおいの。」 「子路の性分はどげにございますかの?」 「子の勇ましさはわしよりもおおいの。」 「子張の性分はどげにございますの。」 「師の(血の気の)さかんさはわしよりもおおいの。」 奚若=何如、どう、いかに 為人=どんな人であるか、性格 賢=多い、量がまさる
748 :
名無氏物語 :2010/01/09(土) 21:49:40 ID:H5mpmpn/
ありがとうございました。
749 :
名無氏物語 :2010/01/30(土) 03:58:30 ID:jkpQU+1M
あげ
750 :
名無氏物語 :2010/02/10(水) 00:18:08 ID:CX+vlvoW
あげます
751 :
名無氏物語 :2010/03/04(木) 00:13:31 ID:ezIf9cJG
善隣国宝記より …朕(明の恵帝)大位を嗣ぎてより四夷の君長朝献する者十百を以て計う。…ここになん ちんつかぞ じ日本国王源道義(義満)、…使を遣して来朝し、…朕甚嘉す。…今使者道彝一如を遣 よみどういいちにょ し、大統暦を班示し、正朔を奉ぜしめ、… お願いします
752 :
名無氏物語 :2010/03/04(木) 21:16:56 ID:+7B5pwt9
753 :
名無氏物語 :2010/03/04(木) 21:35:12 ID:H35IFWuK
マルチポストもなんだけど、それより「ちんつかぞ」ってなんだよww って思った。 朕と嗣と計の読み仮名がくっついたんだろうけど、 質問するなら貼りっぱなしじゃなくて、整理くらいしろよと。
754 :
名無氏物語 :2010/03/04(木) 21:44:15 ID:mguQNc9f
よみどういいちにょ ?????
755 :
名無氏物語 :2010/03/04(木) 22:07:24 ID:H35IFWuK
道彝一如の注釈で「よみ、どういいちにょ」なんだろう。
756 :
名無氏物語 :2010/03/05(金) 21:25:46 ID:5ab4azoT
和む。
757 :
名無氏物語 :2010/03/22(月) 15:58:21 ID:xlX5cOo0
不定期age
758 :
名無氏物語 :2010/03/22(月) 15:59:16 ID:xlX5cOo0
名古屋。
759 :
名無氏物語 :2010/05/09(日) 15:26:11 ID:Y90cO5ZB
不定期age
760 :
名無氏物語 :2010/06/23(水) 16:13:47 ID:KMV1k1p6
不定期age
761 :
名無氏物語 :2010/06/24(木) 23:10:09 ID:bUEVOdmF
至急書き下しと翻訳をお願いします。 聲焉、色焉、貸利焉、妻孥焉、名誉焉、存在皆可沾恋。 一有沾恋、則毎遇一事之来也、雖認爲責任之所不容諉、 而於彼乎於此乎一一計度之。
762 :
名無氏物語 :2010/06/24(木) 23:37:14 ID:RmvLNOlB
761樓 你真的是日本人? 中國人?好樣的!!!贊
763 :
名無氏物語 :2010/06/26(土) 12:22:01 ID:3GgMujDz
764 :
名無氏物語 :2010/07/31(土) 17:05:46 ID:i90E1cbR
age
765 :
名無氏物語 :
2010/09/04(土) 23:37:30 ID:DrGKBTEX 侍湯之際常嘗糞味 現代語訳教えてください。 故掌令義宰之裔 監役*錫之子也 而以世傳孝人 熟不慕屆 今*人特尤九件卓行 欲幷以廣佈于左 爲其兩親*宵侍仄 菽水之供必親自調 五年沉懇禱天自代 入山採藥獻親延壽 侍湯之際常嘗糞味 六年居廬少不解帶 恒念亡親如恐不及 侍墓**風雨不避 膝積成坎淚作泥. 사동 동장 전 통* 이** 집강 이** 유사 *** よろしくお願いいたします。