これは同一言語内の方言にもあてはまって、共通語を話しているのに何か訛ってる・・・ってのは方言特有の言語発声のせいです。
私見ではありますが、発音=子音調音より、母音の発声の方が、その傾向が大きい気がします。
そういえば、昔どこかで「言語の箱」だか「母音の箱」みたいなたとえ話を読んだことがあって、
「 人間の頭の中には、母語の母音の数だけ箱が作られる。
人は外国語を学ぶときにも無意識にその言語の母音を自分の中の箱に振り分けようとし、
母語にはない母音をどこに入れようか迷い、ついには間違った箱に入れてしまう。 」
みたいなことが書いてありました。これには感銘を受けましたね。
私が『言語発声の特徴と言語差』で書いたことを端的に表していると思います。
では、それほど根強く影響してくる母語の言語発声が、歌唱においては起こらないと思いますか??
まさか! 起こって当然ですよね!? 誰しもが歌う際には自分の中の言語発声に影響を受けちゃうんです!
これは例えるなら引力みたいなもんで、普段から重力を感じる人なんていませんよね?
母語の言語発声も一緒で、普段から慣れ親しんだ言語発声ゆえに、その影響を気付かないまま内在させてしまうんです!
しばし脱線・・・
>>107で後悔してたこと。。そう、それこそ上記事項なわけです。
人それぞれが大なり小なり内在させている母語の言語発声の影響、、いわゆる「ある1つの言語発声への発声器官の特化」
これを考慮に入れない限り、<発声技術>(
>>106-107)のプロット作業は成立しないんです。
それは言い換えれば、1つ1つの言語発声をモデル化し、発声技術のプロット作業によって打点してゆく作業です。
そうすることで、ある言語発声は歌唱発声に近い発声方法だとか、またある言語発声は遠いとか、
はたまた言語間どうしの距離(共通点・相違点)など、それぞれの位置関係がわかってきます。
出来あがった相関図は、アーティスト1人1人の歌声を分析する際の重要なファクターになります。
後悔先に立たず。話を元に戻します^^;
あ、ちなみに、
>>103下段の推察は、上記の2側面の考察から派生したものです。(世代別はやりすぎたかな^ ^;)
個人的にはかなり面白い分野だと思ってるんですよねぇ。。また機会があれば書いてみたいなぁ。
次に、そんなジレンマ、、どうすれば解消できるのか? ってかそもそも解消できるの??
先に言っちゃうと、完全に解決する方法はありません・・・ しかし!それを少なくする作業はできます!
ここからは、その作業≒解決法として書いていきます。あらかじめご了承くださいm(_ _)m
耳にタコができるほど書いているように、「発声効率を突き詰めていった発声法=歌唱発声」と、
「言語習得より使い続けてきた話し声=言語発声」とは、それぞれが両極端に座する発声法として、相いれないものです。
ただしこれは “極限値”として両者を扱った場合の話で、両者ともに許容範囲があることは言わずもがなですよね。
今回のジレンマの解消法を探る上でポイントになるのが、まさしくそれぞれの持つ「許容範囲」です。
、、まぁ簡単に言っちゃえば、どこまで誤魔化しがきくかって話です!
たとえば、
>>136-137で書いたようなことは、違和感こそ感じるものの、言葉としては聞き取っています。
これは言語発声の理想的発声法からは逸脱しているものの、言葉はまだ崩壊していない。
つまりは、まだ話し声の許容範囲の中にかろうじて入っている、ということにならないでしょうか?
逆もしかり。素人がオペラ歌手を真似ても、まさかプロみたいに出来るはずありませんが、歌唱発声っぽくは聞こえますよね。
これは、稚拙とはいえ、歌唱発声の範疇として認められていることに他なりません。
これらより、ジレンマを少なくする作業とは、
「許容範囲が重複している部分において、一番違和感の少ないポイントを探す。」ことになります。
、、、何ともまぁ漠然とした言い方なんで、実例を挙げてもう少し。
@
http://www.youtube.com/watch?v=jVmiOqk4560 A
http://www.youtube.com/watch?v=3wmIrAFKLs0 これだ!って音源が見つからなかった・・・お許しを。
まずは上の2つの音源を、純粋に“言葉”を発しているものとして聴き比べてみて下さい。
まずは上の2つの音源を、純粋に“言葉”を発しているものとして聴き比べてみて下さい。
どちらがより話し言葉に近く聞こえますか? 大多数の人はAを選ぶと思います。
@みたいにしゃべる人はいないですよね。そんな人いたら、たぶん舞台俳優ってあだ名付けられます。
では次に、どちらの音源の方が歌唱発声=オペラ・クラシック発声に近いでしょうか?
これは誰しも@を選ぶでしょう。これまで書いてきたことを如実に表していますよね?
歌声としても言語としても、どちらも成立しているのに、その内容たるや歴然とした違いがあります。
発声器官を効率的に働かせ発声したとき、声帯は引き上げ・引き下げ筋によって伸展し、
閉鎖筋による必要最小限の閉鎖によって厚ぼったくならずに振動効率を高めます。
また、共鳴腔は広がり、高次フォルマント(約3000Hz周辺)に集約するように働きます。
これに対し、言語発声を優先=発語器官としての側面を強調した場合、 それぞれの役割は委縮・減退し、発声効率は低下します。
その代わり、言語としての声の特徴(母音特有のフォルマント形成・音色etc)は増幅され、
言葉としては自然に聞こえるようになります。
では、一番違和感の少ないポイントはどこなのか?
前出の音源でも、どちらが好きかで意見が分かれるでしょうし、各人に違ったポイントがあります。
歌唱発声と言語発声の簡単な対立軸なら、2点間の内分点で済みますが、ことはそれほど簡単ではありません。
・・・それは各人の好き嫌い(
>>102-103)、音声解析の2側面(
>>136)のウェイト、また、
生来の言語発声の混入、歌唱発声からフィードバックした発声効率の増幅、それに伴う発語機能の減退、
歌詞に使われる言語の影響、曲調、ジャンル、etc、、それら全てが影響してきます。
そう、この複雑な要因に対する結果が、現代の大衆音楽の多種多様な歌声なわけです!
ほんでもって、このしっちゃかめっちゃかになった要因を解析するすべが、
これまで何度も言及してきたプロット作業(
>>106-107)なんです。
353 :
選曲してください:2012/08/02(木) 06:08:48.20 ID:5axagzp9
>>316 高さは出てるので声質を工夫するとよいかと
少し湿り気というかエロさを意識するといいかもしれません
スミマセンが、現代の大衆音楽の歌声に関してはまた今度・・・
あ、その話題に先だって1つ。現代の大衆音楽の歌声は必ずといっていいほどマイクロフォンを通します。
このマイクってのがものすごい効果でして、たとえささやくような小声でもホールに響くほどの音量にしちゃうんです。
そのおかげで、現代の音楽の歌声は声量(≒音量)確保のための共鳴腔操作は必須ではなくなりました。
どちらかといえば、共鳴腔操作は音色の変化に重きをおくようになったといえます。
しかもその音色でさえ、イコライザーやらコンプやらのエフェクターによって変化させることができます。
現代音楽の多様な歌声ができたのは、マイクができたからといっても過言ではないでしょう。
上のトピック書いてる途中で「現代音楽」なるクラシックの1ジャンルを知りました。
クラシックなのに現代って、、普通は現代音楽=ポップスやロックみたいな大衆音楽って解釈でしょ??
まぁでもやっぱり、混乱を招く危険性がある以上、すべて書き直しましたよ・・・
純粋芸術と大衆芸術みたいに簡単な2元論なら分かりやすいんですがねぇ。
、、とか言いつつ、今回の小休止は民族音楽のジャンルを記載してたり^ ^;
使うと混乱し、かといって使わないわけにもいかず、、ここまで細かくカテゴライズする意義とは・・・
原曲キー派にもいくつかパターンがある。
1.自分の音域に合わない高い曲も、裏声や喉絞めなどを使って原曲キーで歌う。巧さは二の次。
2.自分が原曲キーで歌える歌を選曲して、無理なく歌う。
3.原曲キーで上手く歌えていないけど、キーを変更すると分からなくなるorキー変更が面倒なので原曲キーで歌う。
4.原曲キーのつもりでオク下で歌う。
5.女声を目指して歌う。
Amr Diab - Tamally Maak
http://www.youtube.com/watch?v=A0JlVQFC52g Cheb Bilal - Fort Fort
http://www.youtube.com/watch?v=EiOsZPECju0 Nabiha Yazbeck - Astahel
http://www.youtube.com/watch?v=fwRE173pwXA 上:ジールだったっけかな? 民族音楽とポップスが融合した音楽って、その土地にトリップした気にさせてくれます^ ^
中:上の人と同じように民族音楽(レイだったような・・・)をポップスに取り入れた音楽で、歌声からして民族音楽の匂いがしますよね。
下:いつか『世界の車窓から』で流れていた曲で、歌手も曲も聴き初めでした。何でだろう、、アストル・ピアソラが浮んだ。。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――‐
書いた後で気付いたんですが、『歌声と話し声の違い』と『歌声における言語発声と歌唱発声の相関関係』って似てますね。
『歌声と話し声の違い』は、「“極限値”として両者を扱った場合の話」(
>>138)って解釈で、
『歌声における言語発声と歌唱発声の相関関係』は、それを一般まで広げた場合の話と思って下さい。
事後承諾的ですみませんm(_ _)m
あ、そうそう、少し前にビブスレで私の名前があがってましたね・・・
う〜ん、、みなさんもう少し洞察力・推理力を、、推理小説オヌヌメ。
少なくとも私はアイデンティティを求めてコテ・酉付けてるんで、名無しor別名で長文書くなんてメリットないですよ^ ^;
それに、数字一派の嫌われ者って自覚はあるんで、なるべく引き籠って他に迷惑かけないようにしてるつもりです。
ビブスレついでで、宗教でいったら、ウパニシャッド哲学の根本思想に「梵我一如」ってもんがあるんです。
私が音声生理学などを勉強するのは、音声生成の理=梵(ブラフマン)を頭の中で構築するため。
それと同時に、自分の発声能力・感覚=我(アートマン)をそれに近づける。
これによって純粋な自己理想の到達点がわかり、それに向かって進むことができる・・・
そう、解脱!(仏教の人には怒られるけど・・・) これぞまさしく宗教的観念。
うん、こりゃ誰にもわかってもらえんな。
も1つワケワカメなこと書くと、
「蝶を捕らえ標本にし、翅(羽)の構造や解剖学的組織、全体的なメカニズムを研究することはできるが、
依然として蝶であるということがどういうことなのかを知るには至らない」 (A.Allerton)
ってな言葉があるんです。
どれだけ音声生理学・解剖学を勉強しようとも、普通は自分自身の発声運動には直結しません。
生理学・解剖学の知識=理論と、発声=実践を結びつけるには、まだパズルのピースが必要です。
そう、そのピースの1つが感覚的手法(
>>54疑問@のような表現)なわけです。
これまで感覚的表現を否定してきたのに今さら何なのよ?と思われるかもしれません。
しかし、私は今まで一度たりとも感覚的表現のそれ自体をダメだと書いた覚えはありません。
それらが万人共通かのごとく書かれることに否定的なだけです。(えらく言い訳がましいですが^ ^;)
感覚的表現は、全ての発声に通底する理論と、個々の発声とを結ぶ重要なピースです。
しかしながら、万人共通ではないがために、間違ったピースを選ぶと理論と自分とを繋げられません。
また、理論がわからなければピースは勘で選ぶほかありません。
もしそれで間違ったピースを選んじゃったら・・・ 骨折り損のくたびれ儲け、上達できないとほぼ同義です。
だからこそ、うやむやに感覚的表現を受け入れるのではなく、理論を知り、
理論と自分との間を見極める=どの感覚的表現が自分に合っているのかを考えることが重要だと考えます。
上記より、さしずめ自分の発声器官はラボラトリーって感じ。超ショボイけど・・・w
感覚的表現が発声のどんな生理に結びつくのか、あるいは理論と個々とを直結することは可能なのか?
それを考え試すだけでも楽しいです。そのせいで歌うことから甚だ逸脱しちゃっている今日この頃ではあります^ ^;
以前フリーさんのスレに書かせて頂いたものに加筆したものです。
順序立てて書こうと思ったらこんなに遅くなっちゃいました。(最近は順序もクソもなくなってきてますが・・・)
一応これまで書いてきたことを念頭に置きながら読んでもらえると、さらにわかりやすくなるはずです。
前にどこかで「YUBAの声なんて全然歌に使えねぇじゃん。」ってレスを見かけたことがあります。
YUAメソッドはあくまで純粋な歌唱発声(
>>71-72)の練習であって、それ以外のアレンジメントは除外してあるんです。
あ、でも表声は日本語発声入ってるようにも聞こえますが・・・
いずれにせよ、練習で出せるようになった声を自分好みの声に変えていく作業は個々の判断に委ねられてます。
A母語の言語発声の混入
何より大きい問題、これこそ私が一番声を大にして注意喚起したいこと。
ほぼ全てのボイトレで、これまで嫌というほど書いてきた言語発声の混入について、言及・記載が無いことです。
普通は誰でも自然と歌声に言語発声が混入してるんです。(
>>113、
>>134)
しかも同じ言語圏の人でも個々で混入比率が違って、まさしく千差万別です。
で、場合によってそれを取り除いたり混入比率を下げたり、あるいは他言語の発声を意識しないといけないのに、
どのボイトレも暗黙の了解、知ってて当然・出来て当然のように、それをスキップして練習に入ります。
そんなんじゃ出発点から間違う可能性だってあります・・・
ロジャー本なんてそれの最たる例じゃないでしょうか?
発声に加わる言語発声エッセンスがとても大切なファクターであることは、
>>112-114、
>>133-135で説明しましたね。
母国語が英語の人と我々日本人ではその言語発声が全く違うのに、それを一切無視して練習に入ってます。
だから「ヘッドってどうやって出すんだ?」みたいに記載の無い所でつまづき、ついには難しすぎると挫折するんです。
ウォームアップでも、高音では喉を開放しないといけないのに、日本語発声のままどんどん喉を締め付けて間違います。
B用語の氾濫
同じ意味なのに声楽やボイトレの流派によって異なる言葉が多数あり、またそれぞれ微妙にニュアンスが違ったりもします。
にもかかわらず、情報の発信者はそんなこと一切お構いなく、ただ自分たちの用語が唯一のごとく伝えます。
それら同義語・類義語の整理だけでもかなり手間がかかり、発声練習にさえ入れず時間を浪費します。
もし用語の理解で苦しんでいる人がいたら、悪い言葉遊びだと思って切り捨てるのも手です。
久しぶりに連投規制かかったら警告文が新しくなってた。
解除待ってる間に、今日は超久しぶりに板を巡回してみました。
読んでるスレ少ないからすぐ終わったけどね。
あ、ついでに合唱板出張したら、なんかすごいの見つけました。
http://www.youtube.com/watch?v=haBEGHyCgYg さて、今日は溜まってたもの書けたし満足です^ ^ またいつ規制かかるかgkbrで過ごしますw
まだ書き終えたわけじゃありませんよ!!まだまだ道半ば^^;
開始から約100レス消費したし、1回くらいはまとめた方がイイかなぁと思って・・・
こうやって見てみると、本当にカラオケと関係ないですよねぇ。
でも他の板でも適当なところはないし、、釈然としないわだかまりです。
発声板とかあったら喜び勇んで移住するんですが・・・よしんばそんな板があったとしても、住人は私くらい?
そもそも私が発声に疑問を感じた理由って、
>>54-55以外にふとした疑問が多々あります。
中田英寿さんがペルージャに移籍したころ、イタリア語ブームみたいなのが起こりましたよね。
そのとき「伊語は日本語と発音が似てるし習得しやすい言語です。」みたいな宣伝をよく耳にしました。
一方で、南欧のラテン語圏からは歴史に名を刻むほどの偉大な歌手が生まれ、
日本からは輩出されない矛盾。言語として似てるなら、なぜそんな格差が出る??
この矛盾は、言語間の発声方法の違い=言語発声となって、理論の構築に大きく貢献してくれました。
あぁ!!また間違いがぁぁぁ!!!
◇小休止.[◇だよ、、コピペ間違えた、、これはやっちまったなぁorz 今日は寝ます。。また誤植発見したら正していきますm(_ _)m
それともう1つ、フリーさんはスレ主として即レス義務みたいなので頑張りすぎです。
Wisely, and slow; they stumble that run fast.
どんだけ亀レスでもイイじゃないですか。待てない人はそれまでってことで。
もっとのんびりやりましょう^^ チャットじゃないんだから、書いたこと消えやしません。
まずは自分の生活が第一。2chは余裕があるときで十分です。
ここだったらどれだけ書き捨てでも大丈夫ですから、いつでも来て下さい!(他の人もね!)
ただし、私が超遅レスなんで、即答は致しかねます。予めご了承をばm(_ _)m
そういや、このスレ書き始めたきっかけというか、モチベーションの1つに、
私のもっている限りのヴィブラートの知識を書き綴りたいって衝動みたいなもんがあるんです。
勝手な自己満足でフリーさんのスレ汚しちゃうといけないんで、ここで書こうと思ったわけです。
下手に順序立てて書こうとするあまり、いつになるか怪しいんですが、
フリーさんには筆舌尽くしがたいほど感謝しているので、いつかは必ず書きます。
それに先だって、2つ紹介しておきます。
・Soft Ballat - White Shaman
http://www.youtube.com/watch?v=WtzUpoW5NJQ ・氷川きよし - 津軽平野
http://www.youtube.com/watch?v=hcNfJVQfklc 私の中の勝手な定義・・・
「演歌型ヴィブラート=喉仏がグワングワン上下する=喉頭自体を揺らしている。」
前にTVに出演されていたとき、DAISAKUさんも喉頭を揺らしていた記憶があります。
このタイプのヴィブラートは、喉頭を揺らすために共鳴腔の変化が著しく、
ロングトーンの母音のフォルマントがヴィブラートと同周期で変化します。
おおげさに言えば、「あ〜〜〜」じゃなく「あぇあぇあぇあぇ〜」みたいに聞こえるはずです。
母音の維持には向かないタイプのヴィブラートですが、喉頭自体を揺らすために、
声帯(声唇)が少々厚くなろうとも揺らすことができます。
そのために、日本語発声のままヴィブラートできる=演歌などの分野で活きることになったのでは?
と思っています。
上記音源のようなヴィブラートに対して、
>>148で紹介した音源は、
フリーさんのスレでさんざ書いてきた、声帯のたわみタイプだと思います。(未読の方、、スミマセン)
3つの音源、どれも計算されたタイミングでヴィブラートをかけ、コントロールされています。
ヴィブラートを装飾として使いこなせている、実にすばらしい音源だと惚れ惚れします。
でも、もし
>>148が演歌型ヴィブラートだったら、、あるいは逆に、
津軽平野やWhite Shamanを歌唱発声で歌ったら、、
>>136-137と同じような違和感が生じませんか?
これはヴィブラートはじめとする装飾技巧にも、言語と同じような地域色があることの表れではないでしょうか?
言語発声をはじめ、歌い方の中にはそういった地域色がたくさん入っています。
いつか必ず書くので、みなさんも色々な音源観察してみて下さいm(_ _)m
私も寒さにはめっぽう弱いんで、啓蟄過ぎても穴ぐらに引き籠ってるかなw
フリーさんもどうかお体に気をつけてm(_ _)m
ほすほす・・・でもageない!
この板の奥底に潜んでる感じがたまんない(*゚Д゚)ムホホ 海面がどんなに荒れてようと、海底はいつも静かだからね!
『ボイトレで注意・危惧すべき点』(
>>144-146)の最後に、後付け程度に耳が大切と書きましたが、
これを一番大切と書くべきだった・・・と最近思っています。
う〜ん、、あまり言いたくないんですが、最近の桶板は耳が鈍い人多すぎ。
本来一番大切なのは聞き分ける耳なんですね。 もしそんな耳が備わっていれば、いろんな声の聞き分けができます。
自分の声と、何か別の対象の声を聞き比べるときだって、
たとえどこが違うのか分からなくても、違っていると認識できることがまず大切。
聞き分ける耳が十分でない人は、その違いにさえ気付けないんですから。
それができない限り
>>63のBみたいな作業はできません。
なので、まずは耳を鍛える!これを第一課題にしましょう。
ボイトレ本の記載で、「足は肩幅に開いて…」「背筋は伸ばして…」「顔はちょっと上を向く感じ…」とかありますよね?
これらは全部、上記の“体中で起こす声の反響・伝搬”を誘引させるものなんです。
誰もはっきりしっかり歌おうとして、縮こまった姿勢では歌いませんよね?つまりそういうことです。
これが私独自に考える第二の「支え」になります。
さて、このような「声の支え」ができると、声にどのような変化が起こるのか?
これまた言葉にするのが難しいものでして…
ちょっと禁じ手ですが感覚的表現を使わせてくださいm(_ _)m
喉声が平坦で膨らみのない声だとすると、支えのある声ってのは立体的で広がりのある声になります。
ここんとこは幾分脱線になりますが、私の別スレ記載にも通じるところです。
⇒
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/karaok/1270700034/190-193 実は私なりに
>>379紹介の呼吸法を誘発するための発声法が上記なんじゃないか、、なんて考えてます。
また、伝搬・反響が増えるので、「あ、この人は喉から上だけで加工した単純な声だな…」って感づかれません。
加えて、その効果が「体をまっすぐで太い管が通っている様な声=腹から声が出ている様な声」に感じさせてくれるんです。
363 :
選曲してください:2012/08/02(木) 12:17:25.30 ID:L2NgFOd5
(^^)どもはじめまして
366 :
選曲してください:2012/08/02(木) 18:07:21.86 ID:m+enyOGD
(^^)はじめまして!
マイクに一番のる声をデフォにしてますね
それがいいか悪いかは知らんけど
これは発声原理を考えて、そして連想してみてください。
肺から呼気が流れ出し声帯で音となって、その音が喉頭・咽頭・口腔・鼻腔etcで反響増幅され声になる過程を、一本の管とします。
喉声の人はこの管が肺から上にしかない、いわば短い管で、声に広がりが無いので、管の径も太くない感じを受けます。
さらに声は主に喉より上で加工されるので、管の形も肺と喉より上で折れ曲がったような、まっすぐな感じを受けません。
対して支えのある人は“体中で起こす声の反響・伝搬”によって、その道が長く広くなり、
まるで体の底から管が始まって頭のてっぺんを貫いている様な、屈折とか狭まったりせず外に出てきているように感じられるんです。
私なりに人の声を聴いて感じている印象なんで、伝わらなければ申し訳ありません。
これが私個人の定義するところの第三の「支え」になります。
以上をもって、私の考える「支えのある声」の原理と効果になります。
そうだ、よく腹式呼吸が至上命題のごとく語られますが、それも全部この話につながります。
最初に書いた「腹による支え」ってのは、「腹式呼吸」って捉えることだってできます。
ただ、あくまで私個人の考えは
>>380下部に書いたように「呼吸法を誘発するための発声法」であって、
呼吸法で発声がガラッと変わるほどの、大きな影響力は持ってないと考えてます。
まずは喉の使い方、それがあってこその呼吸法。これが私の今の考えです。
まだ何か書き忘れてることがあるような… あ、でもこれ以上は、、長くなって申し訳ありませんm(_ _)m
―――――――――――――――――――◆ 個人的考察による「声の支え」 Fin. ◆―――――――――――――――――――――-
>>219 その通りです^^
>>220 感情を相手に伝える手段として歌が使われることはよくありますよね。
他の動物だって鳴いて求愛行動をとったり、普段とは違う発声でもって相手の心を揺さぶります。
歌ってものは、人がまだ言葉を獲得する前からあったのかもしれませんね。
>>223 自然沈潜を待ってたら事故っちゃいましたw いや、ホントは笑い事じゃないんですが。。
やっぱ、あまりに長くほったらかしてると良いことないですね^^;
せっかく書き溜めたレスも投下しないまま大きく書き直す羽目になったりしました。
去年は帯状疱疹に始まり、滑液包炎に続き、とうとう事故で意識不明の入院まで…
ドン底の1年だったので、今年は多少なりともマシになることを祈りたいです。
せっかく生まれて初めての初詣にも行ったしね^^
舌が長くて速いところでもつれてる感じだぜ!
アラマリ/死刑執行
http://wktk.vip2ch.com/dl.php?f=vipper0219.mp3 次に書籍。
>>158のこともあって、かなり抜粋しちゃいました。
弓場本やロジャーのようなボイトレ本は全て省き、発声に直接関係ない書籍も、ほとんど削りました。
・『「医師」と「声楽家」が解き明かす発声のメカニズム - いまの発声法であなたののどは大丈夫ですか』
【 萩野仁志(著)、後野仁彦(著)、音楽之友社】 ・『歌い方の基礎 - 声楽をこころざす人へ』【加古三枝子(著)、音楽之友社】
・『ヴォーカリストのための全知識』【高田三郎(著)、リットーミュージック】
・『うたうこと 発声器官の肉体的特質 - 歌声のひみつを解くかぎ』
【フレデリック フースラー(著)、イヴォンヌ ロッド・マーリング(著)、須永義雄(訳)、大熊文子(訳)、音楽之友社】
・『美しい声・美しい歌声 - 音声の生理学』【梅田紘子(著)、梅田悦生(著)、裳華房】
・『美しい声で日本語を話す』【米山文明(著)、平凡社】
・『美しい日本語を歌う - 心を伝える日本語唱法』【大賀寛(著)、カワイ出版】
・『音入門 - 聴覚・音声科学のための音響学』【Charles E. Speaks(著)、荒井 隆行(訳)、菅原勉(訳)、海文堂】
・『音楽の聴き方 - 聴く型と趣味を語る言葉』【岡田暁生(著)、中央公論新社】
・『音楽表現の科学 認知心理学からのアプローチ』【須藤貢明(著)、杵鞭広美(著)、アルテスパブリッシング】
・『音声生成の科学 - 発声とその障害』【Ingo R.Titze(著)、新美成二(監訳)、田山二朗ほか訳、医歯薬出版】
・『音声の音響分析』【Ray D. Kent(著)、Charles Read(著)、海文堂】
・『歌唱の技法 - すぐれた歌唱法への道』【フックス(著)、伊藤武雄(訳)、音楽之友社】
・『声が生まれる - 聞く力・話す力』【竹内敏晴(著)、中央公論新社】
・『声と日本人』【米山文明(著)、平凡社】
・『声の呼吸法 - 美しい響きをつくる』【米山文明(著)、平凡社】
・『声の不思議 - 診察室からのアプローチ』【一色信彦(著)、中山書店】
・『上手に歌うためのQ&A - 歌い手と教師のための手引書』【リチャード・ミラー(著)、岸本宏子(訳)、長岡英(訳)、音楽之友社】
・『西欧音楽教育史』【供田武嘉津(著)、音楽之友社】
・『声と日本人』【米山文明(著)、平凡社】
・『声の呼吸法 - 美しい響きをつくる』【米山文明(著)、平凡社】
・『声の不思議 - 診察室からのアプローチ』【一色信彦(著)、中山書店】
・『上手に歌うためのQ&A - 歌い手と教師のための手引書』【リチャード・ミラー(著)、岸本宏子(訳)、長岡英(訳)、音楽之友社】
・『西欧音楽教育史』【供田武嘉津(著)、音楽之友社】
・『声楽の知識とテクニック』【エルンスト・ヘフリガー(著)、小椋和子(訳)、シンフォニア】
・『西洋音楽史 - 「クラシック」の黄昏』【岡田暁生(著)、中央公論新社】
・『誰にでもできる発声法(ボイストレーニング)』【熊谷卓(著)、日本実業出版社】
・『日本人の声』【鈴木松美(著)、洋泉社】
・『倍音 - 音・ことば・身体の文化誌』【中村明一(著)、春秋社】
・『はじめての発声法』【ジャン=クロード・マリオン(著)、美山節子(訳)、音楽之友社 】
・『発声の科学と技法』【Risa Roma(著)、鈴木佐太郎(訳)、音楽之友社】
・『発声の技巧とその活用法』【酒井弘(著)、音楽之友社】
・『発声の達人 - 日本人には日本人の歌声がある』【海沼実(著)、ノースランド出版】
・『表現と理解のことば学』【宍戸通庸(著)、西川盛雄(著)、平賀正子(著)、菅原勉(著)、ミネルヴァ書房】
・『プリマドンナの声帯 - 音楽裏方医者のカルテから』【米山文明(著)、朝日新聞社】
・『ベル・カント唱法 - その原理と実践』【コーネリウス・L.リード(著)、渡部東吾(訳)、音楽之友社】
・『ベル・カントの継承 - 装飾の施された歌唱に関する実践的省察』【Giambattista Mancini(著)、渡辺東吾(訳)、アルカディア書店】
・『ベル・カントへの視座 - 昔時及び当節の歌い手に対する見解と装飾の施された歌唱への所見』【Pier Francesco(著)、渡辺東吾(訳)、アルカディア書店】
上のリストに新書シリーズが何冊か紛れ込んでると思います。
いきなり難しい専門書にアタックするのもいいですが、未開拓の分野に手を出すときの入門書としてもってこい。
本自体も薄いし、それを手始めに新規開拓してみると捗ります。
ただし、その性質ゆえ内容が所々間違ってることがあるので、すべて真に受けて読むのではなく、
少々懐疑的に、次の知識への懸け橋と思って読むくらいがちょうどいいかも。
さて、ご質問の「声楽の発声が弓場さんのような裏声を用いたものか?」ですが、
私の中では表声とか裏声とかはバズワードとして切り捨てた言葉なんで、答えづらいというのが正直なところです^^;
たしかに弓場先生は声楽畑の人だし、先生の歌声は声楽に基礎をもつ発声スタンスです。(cf.
>>144)
その点から逆説的に、声楽の発声は弓場先生のような裏声を用いたものと言えるでしょう。
しかしここで留意してもらいたいのが、どんな声でも声帯という1つの器官から発生しているということです。
>>65に書いた喉の筋肉が総合的に働き、しかもそれに関連した呼吸筋や身体全体の筋肉が連携して発声します。
裏声、表声、ミドル、ヘッド、etcだからといって、なにか別の器官が働くということはありません。(cf.
>>113)
強いて言えば、裏声は声帯を進展させ声唇を薄くし、声帯縁辺のみを振動させる発声方法である・・・
これでもいささか誇張的と言わざるをえません。
表声(地声)やミドルとよばれる代物にも、声帯の進展はあってしかるべきだし、
声唇の厚さは個体差もありますが、その調節によって全ての声域で大きな役割を果たします。
これらの説明が難しいから、声種や声区のようなカテゴライズをし、理解の糸口を与えたんだと思います。
本来、真に発声運動を理解しようとするならば、そのような言葉は真理に向かうための導入にすぎません。
それに雁字搦めになって、その先にある統合的な発声運動を理解しえないことは残念なことです。
サブさん、とりあえずありがとうございます。
私のような若造のために音楽以外のことまで、役に立ちそうだけど難しいことを噛み砕いて説明していただいたこと、非常にありがたいです。
涙が出そうなほど感動しました。
あなたは私が目指すものに一番近いし、そんな方は初めてお目にかかりました。
私には今、金がありません。
親のすねをかじって生活している無能な高校生です。
なので自分の力で金を稼ぐようになったら、何年かかるかは分かりませんが、サブさんに挙げていただいた書籍をすべて吸収させていただこうと思います。
それまではこのスレを熟読し、教えていただいたWebサイトを閲覧することにします。
ちなみにこれほど博識なサブさんならもうご存知かもしれませんが、僕からも声楽の発声についてWebサイトを挙げておきます。
表声・裏声などという感覚的な言葉を切り捨て、より実際に起こっている現象にスポットを当てていらっしゃるサブさんには申し訳ありませんが、
「男性が裏声を使うと声帯には悪い、喉頭は下がったまま表声を全身の筋力でバランスをとりうんぬん」という発声を提唱している方のサイトです。
残念ながら裏声を使った男性オペラ歌手は現在、一部のカウンターテナーやソプラニスタを除きほとんどいません。
その発声により声帯を壊さず死ぬまで歌い続けた歌手が何人もいたり、裏声を使ったカウンターテナーの歌手としての寿命が短いことから、今のところ私はその発声を信じています。
男性視点のみで語ってしまいますが、ここで敢えて「ベルカント」という言葉を使うなら、裏声を使った古い「ベルカント」は声帯に悪く体に優しい。
表声を使った新しい「ベルカント」は声帯に優しく体に悪いです。
「ベルカント」なんて言葉は非常に曖昧なものなのに、日本人が横文字として輸入した瞬間絶対的な定義を無理矢理つけてしまったようなので、この言葉を使うのは僕も好きではありませんが。
ttp://www2.odn.ne.jp/~cco47400/hassei.htm ttp://ameblo.jp/molto-piu-acute/ ttp://ameblo.jp/ken-baryton/ ここで腹話術やってるってききました すごいっす、参考させていただきやす!
ちょっ素人目で気が引けるんスけど 高校生のほうからの加齢臭が どうしても漂ってくんのが気になります 改良の余地あるおもいます!
初心者から上級者まで コンテンポラリーシンガーのため?のヴォーカルワークアウト
コンテンポラリーシンガーのため?の ヴォイストレーニングとアメリカ?英語の歌い方
ザ・コンテンポラリーシンガー CD付 ヴォーカルテクニック&パフォー?マンスのための
あなたを表現するために シングユアストーリー この辺の本ってどうなの?
基本的なことを守らずに、あまりにも感情で表現しようとすると
感情表現にばかりこだわり、大事なリズム音程などが正確に 表現されにくい状況に陥る傾向もあります。
これは、声の大きさばかり終始して、大事な楽譜の記号表現が おろそかになるのと似ているように思います。
まずは、楽譜と通りに正確に歌うことを心がけましょう。
次に、詩を何回も読み返し、その歌詞(フレーズ)のイメージ を思い浮かべましょう。 歌は一つの物語りなんですからね。
そして心で歌をうとすれば、こころで表現しようとする内容を すべて、音符のなかにすべて納めて歌いましょう。
こころで歌うには、かなりの練習を積み、自然に表現されるべきだと 思います。
意図的に悲しい顔をしたり、身体を動かすのではなく すべて歌のなかに納めて表現すべきものだと思います。
練習を積み、上手くなれば、 感情の変化は音色の変化と変わり
「表現力」として 素晴らしくなり「歌は心だ」と聴衆から 思われるようになるでしょう。
ふぅ、今日1日でこのスレ読破。
つっても腹の底に落ちきっていない箇所もあるから何回も読み直さなきゃいけないと思うが。
自分は読書を滅多にしない人間なので、だいぶ気合いを入れてかからないとこういった長文が読めないんですね。
そのせいで最初にレスしてからちゃんとスレ全部読むまでこんなに時間がかかってしまって申し訳ないです。
なんとなくサブさんが研究なさっていることの一部がぼんやり見えてきました。
楽しく読ませていただきました、非常におもしろかったです。
俺はそんなに年食ってるように感じますかね……?こんなに若いのに。
もしこのスレが容量落ちしたら、また別のスレを乗っ取って続けてくださると嬉しいです。
絶対に見つけ出しますんで!!
楽しく読ませていただきました、非常におもしろかったです。
俺はそんなに年食ってるように感じますかね……?こんなに若いのに。
もしこのスレが容量落ちしたら、また別のスレを乗っ取って続けてくださると嬉しいです。
絶対に見つけ出しますんで!!
あと重ねて言いますが、コーネリウス・L・リード系の「ベルカント」についてかなりお調べになっているようなので、
お返事遅れてすみません。
スレが浮上してる間は雲隠れするのが定例になってるもんでして^^;
>>166 その内の1冊くらいは読んだ記憶が、、でも内容をほとんど思い出せない(´・ω・)・・・
コンテンポラリーシンガーという銘にひかれて読んだ気がするんですが、 その記載があまり無かったために忘却の彼方へ吹き飛んじゃったのかな?
たしかボイトレ本の類だった気がするんですが、、記憶違いですかね?
今の自分の発声スタイルを理解した上で英語の発声法との差異を考えたり、 それを歌う際に取り入れたりするための練習本としてはいいと思います。
ただ、やっぱり英語発声とかを練習したいなら、日本語発声も記載してほしいところ。
今の自分がどれだけ日本語発声に特化し、英語発声から乖離しているかも知らないといけないと思うんです。
万人が読んで試して出来ましたってわけにいかないのは、 そういった未記載の部分でふるいに掛けられてるせいだと思います。
あ、全部読んだわけじゃないんで、話半分で聞いてもらえれば幸いです。
>>167-169 本来、感情表現と歌唱技術(
>>106)は対立させて語るもんじゃないと思うんです。
たとえば頭の中で、こう歌いたい!ってイメージしたとしますよね?
それこそが感情表現の素であって、自分が表現したい形なんです。
でも、それをアウトプットするには歌唱技術が必要で、 技量が足りなければ差引された分しか歌に乗せることができません。
同じように、歌唱技術があっても、自分の表現を伴わず、 ただ譜面どおりに歌うだけでは、アカデミックで面白みのないものになってしまいます。
車の両輪のごとく、どちらも伴ってこそ歌をより高みへ昇華させることができる。そう思います。
>>164>>170 いえいえ、こちらこそサイトや本教えて頂きありがとうございます!
紹介した本のほとんどは図書館に所蔵されてるはずなんで、暇なときにでも足を運んでみてください。
最近の図書館は取り寄せができたりするんで、買わなくてもどんどん読めちゃいます。
私もほとんど図書館で借りて読んで、その中でこれは!ってやつだけ買うくらいですから^^;
昔それを耳にしたとき、やはり私も支持するところが多かったです。
まずなんといっても、カウンターテナーやソプラニスタを除いた男性歌手はほとんど地声に聞こえること。
このことは、地声のみで発声しているという推察と容易に結びつきます。
と同時に、なぜA4(hiA)を超えるような高音域において、あれほどの声量で発声できるのかという疑問が生じます。
この疑問の解法として、「全身の筋力でバランスをとりうんぬん」なのかな?と思います。
では、それをもってすればキング・オブ・ハイCをも説得力をもって包括できるのか?
それとも彼は極稀な例外、特異因子として除外されるのか?
彼に限らず、他のテノールの出す高音を包括するほどの説得力を有するには、私の中では至りませんでした。
そこで考えたのが、前提となっている「地声に聞こえるから地声で発声している」に疑問を持つこと。
>>151第4段でも書いたように、“音響=発声の結果”からの考察は最大限慎重にすべきです。
単純に「地声に聞こえる」と「地声で発声している」を結びつけるのは、短絡的すぎるのではないか?
また同時に、地声(表声)や裏声などの言葉の定義についても疑問をもって調べ直しました。
結論からいえば
>>162になるわけですが、そこに至るまでの過程には紆余曲折がありました。
まず何より大きな障壁になったのが、頻出する専門用語。
「裏声」という言葉1つをとっても、発言者によって少しずつニュアンスが違っています。
そのニュアンスの違いをひも解き、はき違えないよう1つずつ整理する作業は何とも面倒です。
私みたいな理論先行の頭でっかちならクロスワード感覚の遊び気分でできますが、
歌の上達を第一目標にしている人にとっては、無駄に時間をロスさせる要因にもなります。(
>>145B)
同級生に見つかったときの例
「おい見ろよアイツ
>>520 じゃないか?」 「あっ!ホントだ!
>>520 だ!」
「
>>520 ってカラオケなんかやるんだ?全然そういうイメージ無かったな。」
「だよな。いつもマンガが好きだって事は知ってるけど、音楽なんてまるっきり興味ないみたいな感じだもんな。」
「でも、誰と来てるんだろう?
>>520 っていつも1人だよね?
>>520 と仲良い奴っているのかな?」
「1人みたいだぜ!」 「まじかよ!カラボって1人でも入れるんだ。知らなかったわw」
「2chで話題になってるじゃん。1人でカラボに行くのが流行ってるとか。」
「あ〜そういえば俺も見たことある。ヒトカラってやつでしょ?でもそれってネタだと思ってた。リアルで見たの初めてだし。」
「ヒトカラはどう考えても2chのネタでしょ?
>>520 はリアルでもヒトカラが流行ってると勘違いしてるんだろうなw」
「どういう歌を歌うのかな?最近の歌謡曲とか全然知らなさそうだけど…。」 「あっ!曲が始まったみたい。なんか昔聴いたことあるような…。」
「これ、クレシンのアクション仮面の歌だよ。小生の頃よく聞いてたよ。」 「なるほど、マンガオタクだからマンガの歌を歌うのねw」
「ちょww技の名前連呼しながらポーズ取ってるよwキモッ!」 「完全にアクション仮面になりきってるなw」
「歌が終わったみたいだ。あっ!ヤバイ!部屋を出るみたいだ!隠れろw」
「トイレかな?」 「俺もトイレ行きたくなっちゃったw鉢合わせしたらどんな顔するかな?」
「ちょww」 「どうした、そんなに慌てて?」
「トイレ行ったら、
>>520 が便所の水がぶ飲みしてた。。ビックリして用も足さずに戻ってきたよ。」
「2chで見たことあるけど、リアルでヒトカラをやる奴にとっては便所の水を飲むのが常識らしい。」
「わぁ〜!キモイな、ヒトカラーって」
今日初めて1人でカラボに行ってみた。 駐車場にすごい数の車が駐まっていて嫌な予感がした。
店に入ると受付の前のソファに人がたくさん座ってざわざわしており、 受付には列ができていた。
勇気を振り絞って列に並ぶ。 後ろに人が並ぶのが嫌で何度か最後尾に並び直したが、
今日初めて1人でカラボに行ってみた。
駐車場にすごい数の車が駐まっていて嫌な予感がした。 店に入ると受付の前のソファに人がたくさん座ってざわざわしており、
受付には列ができていた。 勇気を振り絞って列に並ぶ。
後ろに人が並ぶのが嫌で何度か最後尾に並び直したが、 明らかに挙動不審なので、途中で覚悟を決めてそのまま進んだ。
順番が進むとともに次々と人がやって来てぼくの後ろに並ぶ。 やがてぼくの番になった。
「1人なんですが…」 と小さい声で言ったら、騒がしくてよく聞こえなかったようで
店員さんに聞き返されたので、少し大きな声でもう一度 「1人なんですが!」 と言うと、急にざわざわが静かになった。
店員さんの
「あいにく本日は《おひとり》のお客様はご遠慮いただいてます」 という声が響き渡ると、
「ちょwww」 「ひ、ひとりぃー!1人でカラオケェー!!」
という声、また声がわきあがり、ぼくは逃げるように店を出たが、 何百の視線に射抜かれたような気がした。
やっぱり1人でカラオケができるなんて、 そんなうまい話あるわけないんだよな。
ヒトカラが終わって会計で並んでいたら後ろに男女5人のグループが来た。
何がそんなに面白いのかバカ騒ぎしながらやってきたが、 後ろに来ると急に静かになった。
バカ男A 「オイ、アイツ○○○(よく聴こえなかった)じゃね?」
バカ男BC「ウッハwww」(パチパチと手を叩き爆笑) 「キャッハ ねーーーwww」(手を叩き爆笑)
バカ男A 「今日土曜日だよな?wwww」 「ヒャーーーッwwwマジウケるwwwww」
俺がネタにされ笑われているのはすぐに理解した。
だが下等生物どもにいちいち反応したら負けだと思い、大人として無視した。
俺の会計になり、クーポン券を出したら、またも後ろから
これって50%位は誘ってもいいって意味かな?
余談だけど、やっぱりモノマネはウケはいいけど歌唱力としては評価されないと思う
モノマネだといくら上手くても相手に気持ちまでは伝わらないし
声質似てるのはマーおkだけどね 最終的にはいくら声似てても顔も似てないとガッカリみたいなw
あ、俺の言ってることはもちろんそっちだよ。
新しい機種が出ることによってもっと音源を良くしてほしいと思ってる なるべく原曲に近い再現で作ってほしい、音質ももっと上げて欲しい。
本当CDに入ってるミュージシャンの曲とほぼ同じものがカラオケでも流れるようになったら理想なんだけどな。
でも現実は上手く再現されてなかったり、音が変だったり、迫力がなくショボかったり、各楽器のバランスが悪かったり。
機種っていうより音源作ってる職人さん?企業が雇ってる音源作ってる職人さんの質を高くしてほしい。
匠的な有能な音源技師や職人を沢山雇って良いカラオケ音源を沢山入れてほしいと思うわー。
あと、2000年代初期とか昔に入った当時のマイナーな曲とか、マイナーなアーティストの昔に入った曲とか
ものすげー音がショボイのあったりするから(何もマイナーな歌手に限った事ではないが)
そういう昔に入れてもう音がショボ過ぎる音源は新しく作り直して入れな直して欲しいわ
あからさまに音が悪いの多すぎる。
ラルクとか90年代に全盛期だったアーティストとかの曲は過剰な程に丁寧に作られてるのにさ、音源。
2000年初頭あたりの音楽のジャンルが多様化してきた辺りの曲で マイナーなアーティストの曲が入ってると大抵マジで音が糞。
再現率低い、以上に音が小さく感じるくらいに迫力がない、音が原曲通りじゃない等ひどい音源多すぎる。
良い音源はそのまま残して、古いカラオケ音源は新しく今の最新技術で作り直して入れ直してやって欲しい
新しくしてやってくれって感じだ。
古い曲で糞音源なのは捨てて、新しく音を綺麗に作り直したのを入れて欲しい。
さて、そのような障壁を乗り越え、言葉のしがらみから脱した時、知識が新たな局面を迎えるんです。
>>58で書いたように、情報が言葉の殻を破って、それぞれ融合・結合し始めます。
う〜ん、、どう言い表せばいいのか、、概念化するとでもいうんでしょうか?
悪く言えば抽象化なんですが、自分の中で消化されている証拠ともとれます。
こうなると、もう言葉のつくる区分が意味のない邪魔なものなってしまいます。
頭の中はどんどん体系化され、代わりに言葉による個々の再定義・アウトプットがしづらくなります。
今の私の現状が上記の段階なんで、この先がどうなっていくのかわかりません。
それが良いことなのか悪いことなのか、合っているのか間違っているのか。。
少なくとも、そうやって知識が構築されたとしても、独りよがりに信じるんじゃなくて、
自分の知識・考察に対しても疑念を持って対したいと、自戒も込めて思っています。
なんかどんどん脱線して宗教の話みたいになっちゃいましたね・・・スミマセン^^;
話を元に戻しましょう。
あ、ホントに若い人は、自分が若いなんて言わないとおもいますよ^^;
年取ったときに初めて「あの頃は若かったなぁ〜」なんて思うもんですw かくいう私もまだ若いです!
>スレが浮上してる間は雲隠れするのが定例になってるもんでして^^; なんとなく予想はついていましたw
確かに勉強というのは自分の頭の中に他者の概念をコピーすることですからね。
サブさんはその勉強したものを自分の中で色々組み合わせて「研究」なさってる段階のようで。
僕からはとても遠い存在ですなぁ……orz
キング・オブ(ryはパヴァロッティのことですね?
先に言ってしまえば、包括できるらしいですw
キング・オブ(ryはパヴァロッティのことですね? 先に言ってしまえば、包括できるらしいですw
パヴァロッティ以外にもhiCやその上をその出し方で出すテナーは結構いますね。
少しだけ例を挙げると、Franco CrelliやMario del Monaco、最近だとJuan Diego Florezなど。
リードのベルカントでとりあげられていた「Enrico Caruso」は、むしろ新式を独学で開発した人間です。
この技術はめちゃくちゃ難しいので、こればかりは自分が習得しないと納得できないのではないでしょうか。
あ、一応言っておきますが、僕は全然習得してないんですけどね!!
個人差はありますが、テノールはhiCあたりまでは表声で、それ以降の音は裏声を混ぜた「ソプラクート」というものを使うらしいです。
ここまで来てまだ「表声裏声」や専門用語を出すのは心苦しいのですが、本人たちがその言葉を使っているので仕方ないですね……
日本には僕の言う「新式ベルカント」に関する情報はだいぶ少ないようです。
発声後進国のようで、新式ベルカントどころかもっと色々なものが遅れていますね。
ということで、ここで書籍の紹介。
「Great singers on great singing」という本があって、これは偉大なオペラ歌手たちにインタビューしたもののようです。
その中にパヴァロッティの記述もありますが、パッサージョ(またしても専門用語ですので、てきとーに読み飛ばしていただきたい)では
「苦しい、窒息しそうだ」というようなコメントを残しているそうです。
参考:
ttp://ameblo.jp/molto-piu-acute/entry-10795328090.html これはリードらのベルカントには無いことだと思われます。
未熟さゆえにサブさんの方向に反した言い方しかできず申し訳ないです。
なんだかんだで僕自身、まだ科学が入りきっていない声楽についてもっと感覚を除外して、
起こっていることのみに目を向けて科学的に色々解明したいとは思っているのですが……
発言者が完全無欠を謳うのは当然なんです。
この理論じゃ部分的に説明つきません・・・なんて言えるわけないですからね。
だからこそ、もし自分の中で腑に落ちない部分があったら、とことん突き合わせる必要があります。
発声を科学的に解き明かしたいなら、“らしい”で片付けてはいけませんよ!
経験上、どんな理論も嘘八百だったり完全に破綻してたことはありません。
だいたいは自分の読み違い、言葉の範疇の履き違いで、伝えたい真意を曲げてしまっています。
しかも
>>144@を意識しないまま、
「これとこれは言ってることが違うから、どっちかが間違いだ‥」
なんて、とんでもない見当違いをしてしまうことだってあります。
ひろしの言葉を借りるなら、「正義の反対はまた別の正義なんだよ。」ってやつです。
今回話題に挙げている新式ベルカントだって、伝えたい真意を酌めさえすれば大いに納得できます。
でも、普通の人がそれを読んで、「裏声を使わない」って言われたらどう取りますか?
たぶん世間一般の人なら、地声だけを使って歌うやり方なんだって思うはずです。
普通の日本人なら、地声・裏声の2声区論で声をカテゴライズしてますからね。
そんでもって、パッサージョより上、アクートが、ソプラクートが、、とか言われて、
あれ?地声とも裏声とも違う何かがあんの??って、またチンプンカンプンになるんです。
このように、言っていることが正しくても、読み手次第でどれだけでも歪曲されます。
一文はおろか、たった一語で恐ろしい読み違いをしてしまう危険性があるんです。
読み違える要因を潰すために、まずは意味するところを的確に捉える必要があって、
その作業は裏声だけじゃなくて、出てくる用語全てで検証する必要があります。
そうすることで理論はより堅固になり、他の理論とリンクさせることもできるようになります。
重ねて言いますが、私は新式ベルカントを否定する気なんて毛頭ありませんよ!
>>172では、あくまで“私の中で”説得力がないと言っただけです。
もし私の中で説得力をもたせるならば、もし完全に包括させるならば、どうしたらよいのか・・・
そこで私なりに出した答え、補完する方法が、「用語の指す範疇が違う」なわけです。
3声区論と2声区論の違いは、西洋と日本の違いともいえます。
2つは感覚論から生まれたものなので、とどのつまり同じ生理学的見解に行き着くわけですが、
重要かつ面白いのは、それらが洋の東西の感覚の違いを表しているところです。
もしパヴァロッティのインタビューを私たち日本人が2声区論的感覚のまま受け取れば、
たぶんそれは伝えたかったことの真意から逸脱します。
彼は彼の感覚を端的に述べているわけで、その感覚はラテン系西洋人のそれ、
もっといえば彼しかわからないかもしれない感覚なんです。
もしそんな感覚から理論を抽出しようとすれば、1つは生理学的に運動を解明すること。
そしてもう1つ、西洋人の3声区論的感覚の共有を試みる必要があります。
あえて2つの手段を用いるのは、感覚的に納得することと、理論的に納得することが違うからです。
ご紹介頂いたインタビュー本も、感覚論の違いを踏まえれば、また違った見解が浮かんでくるかもしれません。
ソプラクートのような技術にも同じことが言えます。
たとえそれが難しく、感覚的に納得できないものであっても、運動方法を解明することはできるはずです。
そうすれば頭の中に作った発声モデルでデモンストレートできます。
デモンストレーションができれば、理論上それが成立する、すなわち理論的には納得できます。
これから発声を科学的に解明なさるおつもりでしたら、まずは徹底的に新式ベルカントを読み解いてください。
その理論の指すところが明確に分かれば、それが以降の考察の柱になります。
新式が開発された理由・・・ やっぱり私は
>>175だと思うんですよね。
たしかオーケストラの編成や楽器の発展は新旧ベルカントの境界で大差ないし、
コンサートホールとかの建設された年代とかも、境界線とは合致しないんです。
あ、もしかしたら舞台の下で演奏していたのが変わったとか・・・?
う〜ん、そこらへんは知識が乏しすぎて何とも言えません^^;
新式が開発された理由・・・ やっぱり私は
>>175だと思うんですよね。
たしかオーケストラの編成や楽器の発展は新旧ベルカントの境界で大差ないし、
コンサートホールとかの建設された年代とかも、境界線とは合致しないんです。
あ、もしかしたら舞台の下で演奏していたのが変わったとか・・・? う〜ん、そこらへんは知識が乏しすぎて何とも言えません^^;
なんか今日は感覚論をたくさんしゃべっちゃいましたね。 数学でも帰納法好きだったし、感覚論が好きなのかもしれませんw
私もまだまだ未熟で、すべての感覚論を論理的に置き換えるに至っていません。
いつかそれができれば、完全な発声モデルが頭の中に完成するはず。 その時まで頑張ります^^
なるほどなるほど、また少し分かりました。
ですが僕とサブさんの間に色々なレベルの差がありすぎて、サブさんがこちらに歩み寄ってくれていなければ
今頃は会話さえ成り立っているかどうか怪しいところですな…… 毎度優しく噛み砕いていただき、本当に感謝しています。
声楽というのは自分がやっている限り、とんでもない感覚論の集合体だと思うんですね。
だから僕は「○×な感じ」とか「△□のように」としか言えないんです。
それを科学的にどうこうするにはまず自分がその歌い方をある程度体得し、その上で医学や音響学を勉強し、その声を出しているときに
体がどのような動きをしているのか等を然るべき研究機関において調べる必要があると思いますし、私もそういうことをしたいと思っています。
ですがそれにはとんでもない時間がかかってしまうと思います。
そして僕がある程度の成果を出したときにサブさんがどこにいらっしゃるかも分からないのは残念なんですね。
その焦りからこんな未熟なうちに色々喋ってしまっているのですが……
それは結構邪魔なことだと私は思うので、しばらくは邪魔をしないようにしようと思います。
今の僕には応援しかできませんが、頑張ってください。
またレス遅れちゃいました・・・申し訳ありませんm(_ _)m
あ、その間に教祖スレ覘いてました。教典すごいですね。 今読んでる最中です。
発声法の研究って、感覚論の集約からスタートしたもんだから、
それが連綿と受け継がれて今に至るのは、当然っちゃ当然ですよね。
例えば音響学的な切り口で発声方法を解明するにあたっては、帰納法的に導き出すでしょうし、
そこには推察の材料として感覚(感覚論)が横たわっているのは言わずもがなです。
ある意味、感覚論からスタートして、通底する生理現象へ進むのは自然な流れだと思います。
まずは未熟でもなんでもいいから、色々喋ることって大切ですよ!
そうやってアウトプットすると、自分の中でわかってると思ってたことが、
実は単なる思い過ごしで、全然整理できてないのがわかったり・・・
書いた後で恥ずかしくなっちゃうことも多々あります^^;
私なんざ凡庸な一般ピープルなんで、156さんの熱意が続く限り、差は縮まる一方だと思いますw
というか、生理学的・解剖学的な境地があるとしたら、それはたぶん極限的なものなんですよね。
lim[t→∞](t)とlim[t→∞](t+α)のように、最初の差=αが結局関係なくなるのと同じく、
私と156さんの差なんて、結局は取るに足らない誤差と同じです。
なんで、焦燥感は向上心にだけ連結させればいいわけです。 なんか説教臭くなって申し訳ありません^^;
日本と欧州における歌の進化の違い
建築
硬いものほどよく響くのは知っているだろうか
手回し式のオルゴールをやわらかい物と硬い物の上でならしてみるとよくわかる
それを踏まえて 日本の家屋=主に木 欧州の家屋=主に石
木と石ではどちらが硬いかはご存知の通り
386 :
選曲してください:2012/08/03(金) 05:44:23.98 ID:KLIGVMSE
>>364 ギャバン
喉全開ですね〜音質によっては(・∀・)カ
宇多田
これは無理があるんでキー下げたほうがいいですね〜
387 :
選曲してください:2012/08/03(金) 07:18:41.40 ID:Uwqi4aAG BE:261882454-2BP(7778)
>>228 簡単に説明すると、引き上げ筋の効果は、宙ぶらりんな喉頭を固定することです。(詳しくは
>>69)
そうすることで体が声を出す状態にしてやります。
また、話し声のときはそれ主体で発声に関わります。
ただ、このままだと
>>69に書いたように、喉の位置が高くなっちゃって、とても上手くは歌えないので、
引き下げ筋によって喉頭を下に引っ張り、位置を下げてやるんです。
フースラーの『歌うこと』の言葉を借りるなら、引き上げ筋、引き下げ筋、ともに“喉頭に支持を与える”ことを引き受けます。
すなわち私が言うところの「喉頭の固定」です。
フースラーいわく、両者が綱引きのように喉頭を引っ張り合い、喉頭が平衡状態になると、声帯の中にある筋肉の緊張が解けるらしいです。
ただ、あくまでその状態がリラックスベースになるということで、そこにある筋肉、例えば声帯筋とかの閉鎖筋群はちゃんと活動するはずです。
じゃないと声帯伸展と声帯閉鎖が同時に行えない大変な状態に陥っちゃいますからね^^;
これらの結果から、どのような効果があるのか?という質問に対してですが、
正直はっきりした効果はありません^^;
「喉頭を固定して声を出す状態にしてやる」その効果が「声を出す」ことですから…
逆に言えば、引き上げ筋だけ使って歌おうとしても、喉の筋肉が緊張を誘発されて上手く使いきれません。
それを解決するため、引き上げ筋は歌う時には引き下げ筋のサポート役になって緊張を解くと思って下さい。
メインじゃなくサブとして、引き下げ筋に対応する存在として存在しているのです。
だから、それ単体で目立った効果ってのはないんです。
また暇があれば『歌声と話し声の違い』(
>>69-73)を読み返してみてくださいm(_ _)m
388 :
選曲してください:2012/08/03(金) 07:19:17.51 ID:Uwqi4aAG BE:392823465-2BP(7778)
>>231 喉をガッチガチに緊張させて、無理に声帯を振動させたら、喉を傷める確率は増すでしょうね…
>>232さんがおっしゃる呼気圧迫が増すことにもつながりますし。
喉頭の位置は二次的な要素として、これまた声帯圧迫とか喉絞めにつながりますが、
まぁ極度に上がってなけりゃ許容範囲というか、深く考える必要はないと思います。
逆に考えれば、そうしないことが喉を傷めにくい発声ということになるでしょう。
声帯の閉鎖に絞って考えてみると、
>>65の閉鎖筋群のうち側筋と横筋にまかせた閉鎖だと、声帯は大雑把にしか閉じません。
そんな状態だと、声帯は一様な振動をせずに、いびつに開閉運動をする羽目になりますよね?
振動にむらが起こると、何事でもそうですが、しわ寄せがどっかに来て、その状態を保つのが苦しくなります。
それを解決するために、声帯筋や外甲状披裂筋による閉鎖も加わってきれいな閉鎖・振動を起こします。
ただし、もし声帯筋や外甲状披裂筋が過度に働いても声帯圧迫につながるわけで… 何事も加減が大切です^^;
あと、いつかどこかで「裏声は喉を傷めやすい」とか聞いたことがあるんですが…
今ちょっと調べてみましたが、やっぱり“なぜ傷めやすいのか?”の答えが見つかりません。
もし理由を探すなら、その振動数の高さから、声帯靭帯に及ぼす負担が大きいのでしょうか?
それか、声帯靭帯縁辺のみの、これもある意味で“いびつな”振動が、声帯に悪影響を及ぼすのか…
そうじゃなきゃ閉鎖筋群が弱いか働いていない、声帯間隙が広めの状態なんで、声帯どうしが圧迫されてるとは考えにくいんです。
喉を傷めやすいという意見そのものにも賛否両論あるし、ここはまだ私も合点がいきません。
あと最後に、、発声が上手いといわれるヴォーカルでも、喉を傷めることはままあります。
どんな発声法だって、声を出す時点でリスクは負うんです。
そのことを理解した上で、負担の少ない喉を傷めにくい発声というのを考え、あるいは実践してみてください。
389 :
選曲してください:2012/08/03(金) 13:17:14.83 ID:RAin29pw
390 :
選曲してください:2012/08/03(金) 15:34:03.24 ID:zxWfo7zH
89 :サブ ◆44176./44g :2012/01/19(木) 00:50:45.84 ID:11NqQZY/
順不同になってる…ゴメンナサイm(_ _)m
>>221 (
>>222 >>224)
地声と裏声をどう思っているか…そして女声について。
まずは地声と裏声からいきましょうか。
無理にカテゴライズするならば、地声は声帯全体を振動させたもの。それに対して裏声は
>>162記載の感じです。
あ、もう1つ付け加えるならば、裏声は声門閉鎖が伴わないか、あっても極わずかなものです。
ただ、これらは極端にカテゴライズしてその作用を明確化させたものであって、個性と同じく人それぞれ個人差があるのは当然です。
このことも
>>162とかに書いたとおりです。
私なりに両者は
>>65の筋肉それぞれの関わる比率が違うだけで、声帯から発生している同じものと考えています。
裏声とか地声とか、ミックスとかミドルとか、そういったものを全部バズワードとして切り離して、
声が出る原理を生理的(科学的)に考えた時に、間違いなく言えることはただそれだけです。
あと1つ、往々にして言えることですが、バズワードを生半可なまま使い聞こえてきた声から発声法を推察すると、
生兵法は何とやらで、間違った結論を導いてしまうことになりかねません。
例えば、気息音が多いから裏声に分類しますか?
何やら「声に芯がある」とかいう判断でもって、実声だって分類しますか?
そんなんじゃ本当にどうやって発声しているのかの真理・原理に辿り着けないままになっちゃいますよ!
>>151>>173に書いたとおり、“音響=発声の結果”からの考察は最大限慎重にすべきです。
こんな感じで考えていたら、私の頭は
>>174になりました。
まぁそれも今じゃ事故ってカオス状態になっちゃってますが…^^;
少なくとも今の私が言葉に表せるものは
>>150の目次に書き連ねたことくらいのもんです…お役に立てずスミマセン。
このスレは三番線/ゆず(−2)貼るスレですね!
言語処理の違いによる音楽の発展の違いは、伝承にも違いを成したと考えられます。
西洋では中世以前から採譜によって音楽が保存され、それを広める役割を果たしました。
現在記譜法として世界中で用いられている五線譜もヨーロッパ発祥です。
もちろん感情やその表現法まで記載するには限界があったでしょうが、
普遍的な音としての側面を記録し、それを再現する方法が確立されたのです。
いっぽう日本では、記譜法はあったものの、やはり口頭伝承(口承)が重んじられました。
いや、口承はおろか、教わるのではなく盗めと言われるように、
師弟関係の中にあっても直接教えを乞うより、師匠の技を観て感じて自分でつかむことが多かったはずです。
こうすることで譜面には書き表せないメッセージ性=感情表現が伝承されました。
「感覚で伝承されていった」とは、つまりこういうことですよね?
口承は日本の伝統音楽の保存・継承には不可欠ですが、 それがゆえに廃絶してしまったものも多かったようです。
>>393 簡単に要約するのが一番難しいんです・・・ かといって私の言おうとしてることが難しいかというと、、
「彼らはつまらないことをわずかしか考えていないのに、
はるかに深遠なことをはるかに多量に思索したかのように見せようとして懸命である。
したがって彼らはその主張を表現しようとして、不自然、難解な言い回しや新造語を、
だらだらとした文章、堂々巡りを重ねた挙げ句、何を考えているのかを不明にする複雑な複合文章を使う。
つまり彼らは自分たちの考えている同じ一つの思想を伝達しようとする努力と、
隠蔽しようとする努力との間をさまよっているのである。 」
― Arthur Schopenhauer ―
まぁ耳が痛い('A`)
なるべく順序立てて書いてきたつもりなんで、 わからなければ遡って読んでいただければ幸いです。
>>65 低音部分ミスチルの雰囲気出てるなー。敢えてじゃなかったら、ミスチルばっかり聞いてるのかな?
違った声質の人が真似しようとすると息が無駄遣いされることが多い歌手だと思う。
息をしっかり声に変えるように意識して、色んな歌手の曲を聴くといいよ!
>>68 ジャッガサーン。曲とあってていいな、かっこいい。 ロングトーンがだんだんうまくなってる気がします('ω`*
>>70 声の音域と声質が曲にあってていい! ノリ切れないように感じるのは微妙に遅れ気味だからかな?
A⇒Bって進行があったら、A歌いながら次はBだーって思ってると治るかも。
>>7この曲のPVかっこいいけど機材壊れないか心配になるぅ
>>74 普通に上手い人が感想に困るってのはわかる気がするな 目を皿にして粗探しをするのも失礼だろうしスレの雰囲気も悪くなる
かといって「微妙スレで指摘するような」アドバイスでもない
だから(・∀・)カエレのみつけるしかない そう考えると(・∀・)カエレとは如何に便利なものだろうか
>>78 そうなってくると音源を貼るときの工夫が大事じゃねえんかな
例えば自分の音源を聞いたときや、普段から感じている自分の弱点があるはず
そういう部分をひとつふたつ添えて貼ってみるのはいかがか
「よく音程が♭気味だと指摘されるのですが、何か良いアドバイスをお願いします」とか
>>105 ありがとうございます!
サビは発狂しないと出ないんですw 多分頭の毛細血管切れまくってますねw
実は褒め言葉のつもりだったんですよね…了解です、これからも歯に衣着せずいきます
ちなみに267TSUNAMIのビブは自前ですw 喉をゆる〜くして震えさせるとああいう感じになります
そして141下はがなりや裏声に頼らずあのキーが出ないと勝利した事にはならないんですw
>>107 ジンギスカンは男の料理ですからねww むしろ漢の料理? 高音チャレンジ曲でキーを下げたら負けだと思ってる!w
ジンギスカンだしそこは特攻しないと。蒙古覇極道的な意味で 多分首とかも血管浮いてますw
目を剥いて歯を食いしばってる形相はタカラでは見せられないぜ…
>>111 上:咳き込みはともかく、裏声は聴き惚れるくらい綺麗で良かったです
繊細な感じの声質だけど、ちゃんと腹から出てる声で聴いていて心地良い
下:独特な世界観のある曲だけど、ちゃんと曲に入り込めている感じがしました
>>117 撲殺天使ってヤンキーの二つ名っぽいw 常に釘バットを携帯して喧嘩に挑む的な
>>120 上:寧ろいつもよりねっとり感増しのようなw 特にメロ歌い出しが絡みつく歌声って感じ
中:あれ?こっちは爽やかに聴こえるw ドルソン歌ってると熱血系に聴こえるけど
こっちはイケメン系。低めの落ち着いた声も高めのちょっと甘い感じの声も良いと思います
下:ごめん、ちょっと笑ってしまったw 何の先入観もなければ普通にかっこいい声だと思う
しかし原キー熱血歌唱を聴いてるとねぇ…猫被ってるようにしか聴こえませんww 、何故だか聴けませんでした
>>122 上:上に手を伸ばしながら歌っているような、必死な感じがとてもソソりますw
中:聴き心地としては、針の穴に毛羽立った糸を通そうと頑張っている感じ…かな?
裏声で頑張ってる辺りがアクスカリバーを髣髴とさせて味わい深かったですw
下:苦しそうに裏返ったり咳き込み気味になったり、嗜虐心を煽るような歌い方
一緒にカラオケ行って煽りまくって無茶させまくりたいwww 声の感じを変えているのがいいですね
中性的な感じと、男っぽい感じで使い分けが出来ているように思います
>>128 うん、女性的でない楓・原キーってネタだったよね反省した。
アンパンマンは…あれ、がなりAメロの一部くらいじゃね?ほかどうしよっかなー…Bメロ、熱くね?そして変なテンションへ…くらいでたいしたことはないんですけどね。
だからネタ一辺倒に持ち込む私に対する視線を感じたんですって、あの辺
>>295から。
意外と似てたねタラヲさん 女性と『間違えそう』とか…HAHAHAご冗談を
>>130 怖いとかわりといわれるのでポワーとかかわいいとか嬉しいです
女性−女性要素=中島みゆき。なんですねきっと。地上の星とか最近のじゃなくて時代とかその辺ですかね。
タラちゃんは口は横にあいてるというか笑顔っぽい感じ。気に入ってもらえて良かった
どうせ前のほうは消えてるだろうから、残ってるのだけ書こうっと! と思ったら全部残ってました。
色々声作ってるの面白い。思わず原曲確認してきた。ボカロデュエット曲ですかーこれは声も作りたくなる
高音も太く出せててかっこいい 声真似はしないで歌い回しは意識してるのが自分のものにできてる感じ
>>134上 いつもの原キーより余裕ありそう。勢いがあっていいと思います。
下 自爆でもなんでもまず出るのがすごいっていう
安定してウマー 途中のシャウトかぶってるとこは多重でしょうか。決まっててかっこいい
>>140上 なぜこの曲でその練習を…ギャップ萌えってヤツですねわかります
下 原曲知らないけどこっちは曲調にあってるように思う
こういうカバー版ふつうにありそう。途中で動いた友達はハモってくれたのか、ということは歌ウマ同士でタカラか、いいなー
女声と男声を行ったり来たりする感じで楽しい 唄い殺すってどういうことかわかりませんがカモーンかっこいい いちいち原曲に忠実w
>>144これは気持ち良さそう。最高音付近ちょっとテルっぽい
音源並べて「どっちが女性でしょう?!」ってやったら負ける自信が
上、中 どっちも舌が忙しそうであり、タイトルから想像できないドロドロ歌詞である。近頃のボカロ歌詞って…
下 誰か再リクエストしてたヤツね。デスボレベルが上がっている気がする
>>145 ああ、ゆったりだな! でも歌い方がゆったりしてないww 原曲のか細い感じも良いけど、感情剥き出しも良いね
パンクバンドが歌ったみたいってのは言い得て妙だ
途中の(`ェ´)ピャー わろたww 茶番劇を一緒にやりたくなるわww
真面目に感想言っても、途中でちょくちょくガナる歌い方結構好きなのよね俺
>>161 あんな声とか卑屈にならないならない
批評ならもっと良いスレあるぞww ここはあくまで楽しんでる音源あげて「バカじゃねーのwww」とか言い合うスレだし
シャッチョさん、シャッチョさん。褒めるから今度ワタシを雇ってヨイイ働きするヨ
冗談はさておき、あらステキな声。オッチャンが歌ってこそ映える曲だと思うからぐっと来た
若造に言われるのもアレだろうけど頑張ってください!
>>162 面白い企画だけどスレの趣向とややズレてないかww 今度出てみるかね、暇だったら
なんでこのスレ見慣れないロダであげる人多いんだww なんか文章からまだ酔い覚めてない感じがするぞww
なんとなく幼少貴乃花のモノマネだかが浮かんだぜ。しかしこのスレ、なぜに悉く俺のアイドルイメージをぶち壊してくれる方が多いのか
>>166 ほう、それは意外だった。筋金入りのアイドルファンなのかな、とか思ってたww
でも歌い方考えたらそら無いわなww 某所でそんな熱い議論が。なるほど了解した
聴いていただきありがとう! ちなみに41で使用しているロダは、7〜8年くらい前からあります。
昔のオケ板の中では、ヒサジンや漬物ロダに並ぶスタンダードロダ だったと。