1 :
法の下の名無し:
だんどう・しげみつ
1913年生まれ。1935年東大法学部卒業。
1937〜1947年東大法学部助教授、1947〜1974年東大法学部教授。
1974〜1983年最高裁判所判事。
現在、東京大学名誉教授、日本学士院会員、文化勲章受賞者、法学博士、
名誉法学博士(ミシガン大学)、 国際刑法学会・国際社会防衛学会各名誉理事、
日本刑法学会顧問、アメリカ学芸・科学アカデミー外国人名誉会員。
2 :
法の下の名無し:05/03/05 01:28:51 ID:niwWrltU
【主著】
「刑法綱要総論(初版1957、3版1990、英訳1997)」
「刑法綱要各論(初版1964、3版1990)」
「刑事訴訟法綱要(1943)」
「新刑事訴訟法綱要(初版1948、7訂版1967、英訳1965)」
「訴訟状態と訴訟行為(1949)」
「刑法と刑事訴訟法との交錯(1950)」
「刑法の近代的展開(1948)」
「条解刑事訴訟法(上)(1950)」
「刑法紀行(1967)」
「法学の基礎(再改訂2001)」
「実践の法理と法理の実践(1986)」
「この一筋につながる(1986)」
「わが心の旅路(1986)」
「死刑廃止論(初版1991、6版2000、韓国語訳2002、中国語訳2002)」
3 :
法の下の名無し:05/03/05 01:30:23 ID:niwWrltU
まだ、ご健在の刑法界の大御所
団藤先生について、語りましょう。
4 :
法の下の名無し:05/03/05 02:05:15 ID:cnmMuTq4
乙
5 :
法の下の名無し:05/03/05 02:09:39 ID:+1WA73dW
まだ生きているというのが凄い。(佐伯千仭もだが)
綱要総論・各論・刑訴綱要を改訂したら本当の神。
6 :
法の下の名無し:05/03/05 03:33:47 ID:kb/XcxPH
もし米最高裁のように日本の最高裁に定年がなかったら、
まだ最高裁判事やってるのかね。
さすがに自分で引退してるか。
7 :
法の下の名無し:05/03/05 23:09:31 ID:bSkFiHGA
刑事法の本もそうだけど、大阪夜間飛行差し止め訴訟のことも
あったのだから、民訴についても本を書いて欲しかったですな。
さすがにもうお年だから無理だろうけど。
8 :
法の下の名無し:05/03/06 00:30:10 ID:v7hAmmzy
>>5 刑訴法綱要を改訂してほしい、
改訂なしでもいいから、増刷して欲しい、いつまで品切れを続ける。
9 :
法の下の名無し:05/03/06 11:08:30 ID:v7hAmmzy
「人格責任論は、わたくしの信念というよりは、わたくし自身であり、
精神的=身体的な全体としての、わたくしそのもの
BY団藤たん
>>2 著書欄を見ると、2001年に『法学の基礎』を改訂してるんだな。
そんな元気あるなら、刑訴を優先してほしかった。
>>6 何かと死刑反対を叫んで最高裁判事として邪魔者だったらしいが
>>11 団藤タンは、長官の目が無くなったので、
ワガママ最高裁判事になったという、俗説がある。
>>12 最高裁長官てどの位影響力あるんだろう。
長官は小法廷の事件には加わらないし、
当時はともかく今は大法廷で扱われる事件は少ないし、
ヒラの判事のままのほうが影響力強いような気がする。
>>6 90歳なのだし、さすがにもう細かい文字の資料は読めないだろう。
もう玄孫くらいはおられるのかな
>>14 娘さんを早くに亡くしたようだが、ほかに子供はいるのだろうか。
>>15 団藤って名前だと、いつも父親と比較されそうで大変ですね。
団藤たんと、三島由紀夫の関わりは興味深い。
団藤たんは、著書に必ず、住所書くけど、
読者からの手紙、大歓迎ってことかな。
>>19 批判に対して開かれた姿勢を、という態度なら
潔いと思う
反対者に色々送り付けられたりとかしなかったんだろうか
>20
平野のこと、学説には同意しなけけれど、
高く評価しているのを見ても、批判に対して「大人」なんでしょう。
批判されたら、口も聞かなくなる学者もいるのに、偉いな。
>>21 訂正
×同意しなけけれど
○同意しないけれど
>>19 団藤先生は批判に対しては寛容。
しかし、著書に住所が書いてあるのとは関係ない。
昔は著書に住所を書くのが普通だった。基本的に出版社の規模が小さく編集者が手紙を受けつけていなかったから。
出版社が大きくなった現在では、出版社がまとめて著者への手紙を受け取るのが普通。
最近の著書には住所書いてないでしょ。
ただし、自費出版や小さい出版社の場合は、現在でも著書に住所が載っている場合がある。
>>23 なるほど、勉強になりました。
ただ、少し前に買った『法学の基礎』、最近買った『わが心の旅路』(有斐閣)には、
著者の住所がしっかり書いてあった。
>>18 『わがこころの旅路』から引用
「戦時中のことであった。勤労奉仕で働いてる学生達の監督のために、数日間、一緒に泊まった
ことがある。・・・・
一人の学生が著名な作家達とさかんに文通しているのが目に付いた。字はうまくないが、文章
はいかにも文学青年らしい。毎日そういう手紙を何通も書くので、まず、平岡公威という名を
覚えてしまった。・・・・
学年末試験でのかれの刑事訴訟法の答案はずば抜けて良かったので、平岡公威の名は、もう一度
わたくしの脳裏によみがえった。
三島由紀夫の「法律と文学」から
「本学の法科学生であったころ、私が殊に興味を持ったのは刑事訴訟法であった。
団藤重光教授が若手のチャキチャキであった当事のこととて、講義そのものも
生気溌剌としていたが、「証拠追求」の手続きの汽車が目的地へ向かって重厚に
一路邁進するような、その徹底した論理の進行が、特に私を魅了した。・・・
27 :
法の下の名無し:05/03/18 00:53:17 ID:XmKkZXAZ
『刑事訴訟法綱要』
読みたいのだが、売ってない。見かけない。
誤判の可能性を主たる理由とした死刑廃止論に対しては、団藤ミサイルとさけびたくなる。
29 :
法の下の名無し:05/03/18 06:41:45 ID:Q1ggjuZX
未だ師匠に及ばず・・・
創文社の今年の新刊予定に団藤先生の論文集があった。
31 :
法の下の名無し:05/03/18 21:32:52 ID:vq6p01ez
2005年 主体性理論と人格責任論 団藤 重光 著
32 :
法の下の名無し:05/03/18 22:31:33 ID:sxzzLDYq
団藤重光全集が欲しいですね。
お弟子の大塚仁博士は、自著の改訂版を上梓しておられる。
お元気なようですので、ついでに師匠の全集も企画していた
だきたいです。
師匠?
大塚先生は弟弟子だよ…
それは良いとしても、大塚先生も結構なお年のはずだから
団藤先生の分まで頑張るのは無理でしょ。
35 :
法の下の名無し:05/03/19 21:04:41 ID:S9RasXu4
>>33・34
大塚博士は小野先生のお弟子という説もありますが、大塚博士
は昭和24年に東大法学部を卒業されておられるから、22年
か23年に大学を去られていた小野博士の弟子ではあり得ない
でしょう。
大塚博士の刑法概説の序文には、団藤先生の考えと軌を一にし
とあり、また、学位論文の「間接正犯の研究」には、表紙の裏
に「団藤重光先生に捧げる」とありますから、小野先生が師匠
なら、このような書き方はされないはずです。
因みに、小野先生は、平野先生のことを、最後の弟子と公言
しておられます(新聞のインタビューに答えて)ので、大塚
博士が小野先生の弟子でないと思います。
36 :
法の下の名無し:05/03/19 21:39:09 ID:TawZ8svk
>>35 小野先生のお弟子だよ。
ソース?だって、大塚先生本人がそういっていたんだから。
>>36 そっちを俺も又聞きで聞いていたのだけど違うようだ。
調べたところ、小野先生は戦後に公職追放を喰らっていて、
大塚先生が小野先生に師事することはありえないようだ。
心の師という意味なのかもね。
また、団藤先生は大塚先生が大学を卒業する2年前に
弱冠34歳(スゲー)で教授になってる。なので、弟子説の
方が筋が通っている様だよ。
>>36 小野先生は平野を弟子と認めてたんだ。
じゃあ、団藤たんの弟弟子ってところですね。
40 :
法の下の名無し:05/03/20 01:06:40 ID:RyI38boR
平野先生と大塚先生って同い年じゃないの?
41 :
法の下の名無し:05/03/20 01:25:18 ID:ICUCVYpa
>>39 平野先生の指導教官は
途中から団藤先生に変わったんじゃなかった?
指導教官と師匠はちょっと違う。
前者は公的な制度であって,後者は私的な制度。両者が一致することもあれば,ずれることもある。
前者ははっきりするが,後者はあまりはっきりしない。
一般的な認識としては,団藤先生と平野先生が小野先生の弟子で,大塚先生は団藤先生の弟子という
ことにはなる。
ただ,大塚先生が自分が小野先生の弟子だというなら,やはりそれもまた正しいのかも知れぬ。
>>41 助教授が指導教官ということはありうるの?
てか、東大の指導教官システムは適当。
集団指導みたいなもんで、指導教官はまあ適当に選ぶわけだ。
あ、適当といっても制度上ってことで、学生本人は本気ね。
だから指導教官選びで面白いエピソードなどが生まれる。
刑法の堀内先生が平野先生を指導教官に選んだ経緯なども面白い。(詳しくはJurist No.1281参照)
>>44 助教授でもなれるよ。選べばね。
高山先生が山口先生に頼んだときは、山口助教授だったんじゃないかな。
>>41 小野先生が公職追放になったので、指導を引き継いだそうですね。
48 :
44:05/03/20 23:19:12 ID:fqilFWGw
49 :
法の下の名無し:2005/03/21(月) 16:58:08 ID:PlxGtzLz
団藤先生は学士会の理事長だったんですね。
なんか前、入会書と会報が送られてきたのですが七大学総長を従えて中心に座ってる写真が激しくカッコイイ。
50 :
法の下の名無し:2005/03/25(金) 23:48:17 ID:E5XtPJq6
51 :
法の下の名無し:2005/03/27(日) 12:02:48 ID:BMJrTTbq
ところで、芝原邦璽って著作あまり見かけないのだが、
誰の系統なの?
52 :
法の下の名無し:2005/03/27(日) 13:46:33 ID:8sxl4BLd
>>45 >集団指導みたいなもんで、
警報だけ特別なの?
某科目は、指導教官が誰かによって、修業時代から
既に学閥ができてるけど。
53 :
法の下の名無し:2005/03/28(月) 03:57:19 ID:5xxj9qgp
>>51 団藤先生の弟子。
>>52 学内での学閥の対立があるような分野ならはっきりしやすい傾向にあるのかもね。
東大刑法だって集団指導はやるよ。
54 :
法の下の名無し:2005/03/28(月) 04:05:50 ID:5xxj9qgp
東大刑法だって,じゃない。東大は刑法以外も,だな。
55 :
法の下の名無し:2005/03/28(月) 08:36:47 ID:sde8IoQg
東大の刑法教授に行為無価値っているの?
東大生が行為無価値論者を志すと他大にいかないといけないの?
56 :
法の下の名無し:2005/03/29(火) 00:02:42 ID:OFIeo/x8
偉くなるまで、仮面結果無価値論者になるとかはどうよ。
57 :
maeda:2005/03/29(火) 01:29:44 ID:539YKTD/
誰か、呼んだ〜
58 :
法の下の名無し:2005/03/29(火) 14:58:05 ID:BNsZV4Np
>>55 行為無価値論者は日本に一人もいないと思うぞ
59 :
法の下の名無し:2005/03/29(火) 15:25:58 ID:YuSeu7VS
60 :
法の下の名無し:2005/03/29(火) 16:50:17 ID:Xp4RHUPy
>>55 封建の3人の教授も総合文化の1人の教授も結果無価値論だな。
61 :
法の下の名無し:2005/03/29(火) 19:02:23 ID:vjLx2PIp
>>58-59 行為無価値論→×
行為無価値二元論→有力説
結果無価値論→通説
62 :
法の下の名無し:2005/03/29(火) 19:34:46 ID:Xp4RHUPy
>>61 行為無価値一元論→極少数説
行為無価値二元論→有力説
結果無価値論→有力説
63 :
法の下の名無し:2005/03/29(火) 20:40:00 ID:4rUiZ8qy
行為無価値一元論→極少数説
行為無価値二元論→有力説
結果無価値論→多数説
結果無価値二元論→前田説
64 :
法の下の名無し:2005/03/29(火) 21:01:54 ID:ukY9rn6x
>>27 何年か前田舎の古本屋で見つけて買ったよ
箱はボロボロだったけど中身はまっさら
確か2000円もしなかったような記憶が
65 :
法の下の名無し:2005/03/30(水) 01:45:37 ID:lNE5Sna8
66 :
法の下の名無し:皇紀2665/04/01(金) 10:07:11 ID:mqQEwJCt
行為無価値一元論→極少数説
行為無価値二元論→有力説
結果無価値論→多数説
前田無価値論→極少数説
67 :
法の下の平等:皇紀2665/04/01(金) 13:32:13 ID:ZZvQ6z/A
東大には行為無価値の先生は一人もおられないのですか。どこかのレスで
芝原先生が團藤センセの弟子と書いてあったような。
68 :
法の下の名無し:皇紀2665/04/01(金) 15:41:42 ID:cYvOwIg+
69 :
法の下の平等:皇紀2665/04/01(金) 16:54:14 ID:ZZvQ6z/A
弟子を東大に残す事は不可能だったのか?
70 :
法の下の名無し:皇紀2665/04/01(金) 17:38:20 ID:sLhf7L4l
>>69 だからぁ。
弟子を東大に残したけど亡くなられちゃったんだよ。
死んじゃったらどうしようもないでしょ。
71 :
法の下の名無し:皇紀2665/04/01(金) 20:51:34 ID:fhiaNEKj
藤木後任に弟子を残すことは不可能だったのか?
72 :
法の下の名無し:皇紀2665/04/01(金) 22:13:03 ID:cYvOwIg+
>>71 当事、団藤たんは最高裁判事だったけど、そういう事が
可能なのかな。
73 :
法の下の名無し:皇紀2665/04/01(金) 22:20:49 ID:fhiaNEKj
事実上の影響力は行使できないのか?
74 :
法の下の名無し:皇紀2665/04/01(金) 23:32:28 ID:mqQEwJCt
西田も山口も佐伯も大越もみんな結果無価値論。
75 :
法の下の名無し:2005/04/03(日) 19:37:09 ID:mZDfN78k
司法板の藤木スレが夭折してしまいました・・・・
76 :
法の下の名無し:2005/04/03(日) 23:34:23 ID:12hVG+41
藤木説か。新新過失論を支持している有名な学者
って誰なのかな?
77 :
法の下の名無し:2005/04/04(月) 00:26:51 ID:cUKxJ71G
78 :
法の下の名無し:2005/04/04(月) 00:38:04 ID:83nko5SM
>>70 藤木の死後、誰を後任にするかというときに、平野は老獪にも内藤先生を据えた。
確かに内藤氏は弾道の弟子ではあったけれど、平野以上の結果無価値論者。
これで、東大から行為無価値論者がいなくなった。
79 :
法の下の名無し:2005/04/04(月) 01:06:25 ID:RrbvlWpo
佐伯サリエリは?
80 :
法の下の名無し:2005/04/04(月) 03:05:00 ID:jnGg1ZrN
81 :
法の下の名無し:2005/04/04(月) 03:17:45 ID:DluPsPvt
団藤保晴と関係あるの?
82 :
法の下の名無し:2005/04/04(月) 05:06:08 ID:DNqyE/oy
平野が先に死んだ今が弾道タソのチャーンス
西田山口佐伯が電撃左遷!!!
さて、新任は?
↓以下妄想
83 :
法の下の名無し:2005/04/04(月) 05:15:52 ID:c59uj/Gi
なぜかカナタソ。
84 :
法の下の平等:2005/04/04(月) 18:31:29 ID:9dgBS/5V
昔、何かの雑誌で香川達夫先生が書いていましたが、小野博士が公職追放された後
、当時、東北大の木村亀二せんせが東大まで教えに来ていたと書いてあったような。
そのまま東大教授になってたら、今頃刑法の主流はどうなっていたのでしょうかね。
85 :
法の下の名無し:2005/04/04(月) 19:09:33 ID:NNVfz1me
木村先生なら学説による派閥?はつくらなかったでしょう
(弾道だって立派に平野を育てた?ように自学説学者で固める事はしなかったはず)
(平野は特殊というか反通説という事や時代的な事などもあるのでは)
というか学説自体が時代から…
86 :
法の下の名無し:2005/04/04(月) 22:34:24 ID:3l9NY7hw
藤木弟子の伊東って使えない?
87 :
法の下の名無し:2005/04/12(火) 01:06:57 ID:870jF8j7
藤木先生の後継が、パッとしないから
団藤直系の保守本流?が途絶えたわけですか・・・
88 :
法の下の名無し:2005/04/12(火) 01:57:45 ID:ZkbAeo/V
>>87 板倉先生は、ある意味日本で一番有名な刑法学者だぞ。
日本一の夕刊紙東スポにもコメントを出しているしw
東スポ読んで板倉先生の弟子になりたくなった香具師が
どれだけいるかは知らないけどw
89 :
法の下の名無し:2005/04/22(金) 01:43:11 ID:oDhIOCF2
牧野英一、小野清一郎、そして団藤たん。
刑法学者の第一人者は、みな長寿ですね〜
90 :
法の下の名無し:2005/04/22(金) 02:53:06 ID:YoaZFoP8
老害
91 :
法の下の名無し:2005/04/22(金) 09:26:48 ID:Ru859E1T
そうかな?
年寄りは一線の議論には加わらないのが慣行になってると思うけど。
ただ、山口さんが年取った時におとなしく引退してくれるかは
疑問だけど。
92 :
法の下の名無し:2005/04/22(金) 12:23:43 ID:XG+hPhGp
>>91 >山口さんが年取った時におとなしく引退してくれるか
期待可能性がない。
93 :
法の下の名無し:2005/04/22(金) 15:21:04 ID:uqwO67uM
団藤爺もそうだが学者とか裁判官は異常に長寿な人間がいる
94 :
法の下の名無し:2005/04/22(金) 23:28:05 ID:XG+hPhGp
それでも佐伯さんがいるので、団藤さんは長老になれない。
上には上がいるな。
95 :
奥平:2005/04/23(土) 17:18:53 ID:zacXL6bw
佐伯先生っていくつなんダスか。弾道せんせだって結構いってると思うけど。
96 :
法の下の平等:2005/04/23(土) 17:19:18 ID:zacXL6bw
佐伯先生っていくつなんダスか。弾道せんせだって結構いってると思うけど。
97 :
法の下の名無し:2005/04/23(土) 18:23:33 ID:NSLAnyoR
佐伯さんは1907年生まれ。もう少しで100歳。
瀧川事件=京大事件の時、すでに京大助教授。
現在、弁護士。
今も勉強会に参加するなどバリバリ。
団藤さんは1913年生まれ。
佐伯さんの6歳年下。
98 :
法の下の名無し:2005/04/26(火) 22:07:37 ID:kQJVEHLU
滝川先生が鏡台総長の頃、何でか佐伯先生と法廷でやり合うことになり
激しい応酬をくり返し「お互い、学者じゃないか、もっときちんとしよう」
といったとかいわないとか。
裁判官はじめ誰も二人を止めらんなかったらしいですが…
詳しい話、誰か教えて下さい。
99 :
法の下の名無し:2005/04/30(土) 01:14:31 ID:vQO4C1tR
団藤さん家のバラ、まだ咲かない?
100 :
法の下の名無し:2005/04/30(土) 02:45:42 ID:TDtc4lAK
>98
そりゃ,戦後の第二次滝川事件のときじゃないのかネ?
学園祭でフォークダンスと公開討論かなんかをするかどうかで
学生側代表と総長の間で激しいやり取りがあり,その後,
学生側代表らが滝川総長に暴行を加えたという「総長暴行事件」
がでっち上げられた。
その時期には立命館で教鞭をとられ,弁護士活動もしていた佐伯
先生が弁護人に立たれたのでは?他に,京大刑事学講座の教授で
あった故宮内裕先生も特別弁護人になったのでは?宮内氏は滝川
総長が立命館から京大に招聘した人物であったが,学生を守り,
自分の良心に忠実にあらんとして,滝川総長に立ち向かった。
滝川は氏に辞職を強要したと言われている。
佐伯先生に対して滝川総長が嫌悪感を持っていたのは,戦前の
滝川事件に際して,自分と行動をともにしなかったことが原因
だと言われている。
実際,団藤先生の回顧録では,刑法学会理事に佐伯先生を推そう
としたところ,滝川先生の反対にあい,必死で説得した話が出て
いる。
101 :
CONTROVERSY:2005/04/30(土) 03:03:33 ID:Zpl6L5EX
滝川先生は嫌われ者であったそうである(学部時代S誠二先生が言っ
ていた)人間的に問題があったのでわ、マー刑法学者には、人格破綻
者が多い。
>>101 思うに、刑法学者だけでなく、学者には人格(ry
関係ないけど、発禁になった本ってどこかで読めるのかなあ?
大審院の長が絶讃ていうくらいなのだから、一度読んでみたいw
団藤先生ってお元気なの?
昨日都内某公園で団藤先生そっくりの人を見かけたんだけど。ご本人じゃないよね。
>>102 刑法は理論の対立が先鋭だから人間的にも厳しいタイプが多いらしい
尾吹善人が東北大時代専攻を誰にするか迷って世良晃志朗に相談したところ、木村亀二と喧嘩に
なるからやめろ、清宮四郎なら人格円満だからいいだろうということで憲法を選んだという話がある
でもさぁ、学説の対立で人間が対立しなくてもいいのにね。
学説の否定は人格の否定ではなかろうに。
106 :
法の下の名無し:2005/05/01(日) 02:26:43 ID:W7fE/U6Y
佐伯滝川は文章がすごい。
佐伯翁は古いのにわかりやすく(今の前田以上か),滝川は文学者のようだ。
特に滝川の文章は明らかに古い文体で刑法解釈なのに文学的悪魔的でジェットコースターのよう。
学説そのものというよりあの文章展開が戦前的でなかったから弾圧されたのだろう。
俗世的欲のない法学愛好家はとにかく滝川を読むべし。
平野龍一流の「目をつぶれば世界がなくなるというに等しい」「まさに責任刑法である」
みたいなレトリックが好きな人は確実にはまる。
人格が悪いと言われても,あたかも小説家の無頼を許すのと同様,批判する気が失せる。
おれは法律云々より日本語観が変わった。
団藤先生!
刑法綱要のご改訂を!何卒!
108 :
法の下の名無し:2005/05/01(日) 17:06:34 ID:qiJmIuPP
>>105 >学説の否定は人格の否定ではなかろうに。
法学の世界はそういう色彩強いんだよね
だから、学際的な論争になったときが悲惨
>>98 「滝川事件」 ( 松尾 タカヨシ )岩波現代文庫で法廷のやりとりまでは書いてないですが
滝川事件以後(瀧川総長に対する「暴行」事件(創立記念祭事件)として触れられています。
110 :
法の下の名無し:2005/05/04(水) 20:03:37 ID:Fcnfw0O/
>>109
「滝川事件」では、団藤先生が戦後、一時的に、京大に非常勤講師で
出講されていた旨が記載されていますね。講義だけで、ゼミは持たれ
ていなかったのでしょうか?
111 :
法の下の名無し:2005/05/04(水) 20:08:23 ID:xOiSE6KW
112 :
法の下の名無し:2005/05/05(木) 18:47:17 ID:fIoxLWFU
団藤先生が、碧海先生に、学者の道を勧めてくださったお陰で、
日本の法哲学の今日があるのです。
日本法哲学の大恩人なのです。
ちなみに、団藤先生が最高裁入りしたとき
他の判事達はげんなりしたらしい。
>>113 最高裁側がこの人どうですか?と内閣に打診して、
内閣がその人を任命する慣習があるのに、そんなこと
あるのかな?
後からは、白鳥決定とかで面倒だったから、げんなり
したかもしれないけどね。
115 :
法の下の名無し:2005/05/29(日) 18:33:11 ID:nznJodhS
団動氏が死刑廃止に転向したきっかけとなったのは波崎事件らしい
116 :
法の下の名無し:2005/05/29(日) 23:14:24 ID:WjM3ErHC
弾道は試験秀才だな。旅路で成績威張りまくり。
団藤たんは国際司法裁判所の判事になりたかったんだと思う。
どうあつかっていいかわからんってのもあるのかな
120 :
法の下の名無し:2005/06/29(水) 16:21:48 ID:6xkIUQ+h
団藤氏と違い小野清一郎はかなり保守的な人だったという説もあるな
121 :
法の下の名無し:2005/06/29(水) 17:14:19 ID:9w6CAb5F
>>120 保守的どころじゃないよ。
小野博士曰く「違法性の本質は君民一体の国体に対する違反である」。
>>119 研究室の感覚で休日もやってきて警備関係やらお付きの書記官やら…が
振り回されたという話は聞いたことがある。
熱心だったのでちょっと文句言えなかったというような事らしい。
>>122 団藤先生と時間を共有できただけで幸せだろう
なんてことはないかw
>>122 最高裁判事って休日出勤にも気を使うね。
おれも将来、気をつけるよ。
125 :
法の下の名無し:2005/07/10(日) 11:11:13 ID:A+hg1SOF
基本的な質問ですみません。団藤さんの弟子で東大教授(法)になった人とその系統を教えてください。
行為無価値は一子相伝の北斗神拳なので、
藤木英雄先生が亡くなられた結果、途絶えて
しまいました。
>>124 お前は平日にすら行く職場がないんじゃないのか?
団藤先生はやたらとドイツ人を批判してるが一体何の意味があるんだ?
と思ったら、実は平野や牧野を批判してるんだよね、ドイツ人使って。
上品だね。
130 :
法の下の名無し:2005/08/11(木) 20:50:54 ID:fYl3Aep1
牧野って・・・
131 :
法の下の名無し:2005/09/07(水) 20:31:19 ID:dNB9b325
新司法委員に「團藤」の文字。
孫か、息子か。
従妹の友達の親戚だってさ。
133 :
法の下の名無し:2005/09/08(木) 07:47:58 ID:Pa3LjREh
まだ死なないのか
134 :
法の下の名無し:2005/09/10(土) 11:22:24 ID:9bFlHk3g
H・L・A・ハートの法理論の刑法への応用が未完成
135 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 08:23:21 ID:fpTVqXWB
136 :
法の下の名無し:2005/09/18(日) 11:14:28 ID:tW8mCiJy
今回の死刑執行に対してコメントを発表なさる予定はあるのだろうか?
137 :
法の下の名無し:2005/10/27(木) 01:34:14 ID:xHcpKfFc
男は黙って団藤綱要。
138 :
法の下の名無し:2005/10/28(金) 18:57:09 ID:4sf/+SCE
これからの行為無価値は慶應ですね
東大VS慶應の時代になりますた
ローはめためただけどね・・慶應
139 :
法の下の名無し:2005/10/28(金) 22:12:02 ID:lXm17ZGI
>>138 行為無価値?もう時代遅れなんじゃないの?
前田の実質的犯罪論が司法実務の現実でしょ?
おもしろくもない冗談はもういいよ。
>>138 慶応のローってダメなの?
電車のWセミナーの広告で姉ちゃんが慶応ロー合格って笑顔で宣伝してるのに。
>>141 だって司法試験予備校だよ、慶応ローは。
あれで合格した人間のほとんどは使い物にならないと思われ。
143 :
法の下の名無し:2005/11/05(土) 21:30:10 ID:sNVYRjx1
団藤氏は2ちゃんでは加害者に甘い刑訴法作成に大きく関与したとして
評判悪いからな、しかし団藤氏は共犯者の自白は本人の自白に含まれるという
説を説いてたからこの論理でいけば麻原や八木茂は無罪なのではないだろうか
国家権力に厳しいってだけの話なんだがな
145 :
法の下の名無し:2005/11/06(日) 14:07:39 ID:rQQn7CdH
後段の煽りを意図的に無視するなw
146 :
法の下の名無し:2005/11/06(日) 20:56:52 ID:rQQn7CdH
あと九州の連続殺人の松永何某や愛犬家殺人の関根元も団藤説から見れば無罪だな
147 :
法の下の名無し:2005/11/06(日) 21:20:22 ID:rQQn7CdH
あと団藤説を全面的に採用したら無罪な凶悪事件には何があるだろうか
148 :
法の下の名無し:2005/12/04(日) 17:44:10 ID:mxD4yp60
この板って、一度ですむことを三回にわけて書くようなバカがいるってわかると
とたんにレスが止むから面白いよな
どこの板でも意味不明でかつ笑えないレスあるとスレが止まる。
団藤先生の「主体性理論と人格責任論」っていう本が2006年に刊行予定になってましたね。
この本出したら、綱要の改訂に着手して頂けないでしょうか…。。。
152 :
法の下の名無し:2005/12/13(火) 02:10:55 ID:oEpVl6hX
○
>>152 いろんなスレに書き込んでるけどどうした?
新刊の予定があったのか、驚き。
「わが心の旅路」では、刑訴綱要の改訂を主体性と人格責任から考えてるってあったが。
団藤先生!
法学の勉強を始めてすぐに法学の基礎を買った私でしたが、今日ついに先生の最高作品の一つ「刑法綱要総論」を買わせて頂きました!!
さんざん既出だったら大変申し訳ないのですが、90年から改訂が出てないから平成7年改正に対応してないのかと思ったら、さりげなく補足してあって聾唖(平成七年改正により削除)とか書いてありました。
あと、巻末の増補で罰金額の引き上げの改正も補足してありました。
あとは自分で平成に入ってからの判例を補いながら読めばOKですね。
156 :
団藤重光:2006/01/10(火) 19:48:38 ID:LRLXRid+
私の説は古くなっているのでもっと新しい研究者の書いた体系書を読んだほうがいいと思いますよ。
団藤先生の説の多くは「古く」なっていないです。
刑法をしっかり理解しようと思ったら、団藤説というより、団藤先生の理論の
運び方を綱要を熟読して学ぶのが効果的。
>>155 自分も大学入って初めに「法学の基礎」を買って、気合で最後まで読み通したが
ちっとも分からなかった。
六法を一通り学んだあと(特に刑法)読み返したら、すごく勉強になる本だと
思った。
>>160 同じような印象を持ちました。
さすが稀代の名学者です。
団藤先生の人格的責任論は再評価すべき。小野清一郎の同義的責任論にも同じことが言える。
法益のみで違法性を判断するってのが合理的ってのは間違い。
主観と倫理を排除して刑法を考えようとするのは無理がある。
先生、人格的責任論と道義的責任論で結論の違う事例
はどんなものがあるのでしょうか?
164 :
法の下の名無し:2006/02/25(土) 21:34:54 ID:cdXd4vhw
人間の終期は天が決めることで人が決めることではない
云々死刑廃止の根拠で発言した事があるそうだが
165 :
法の下の名無し:2006/02/26(日) 00:33:59 ID:GOhsEa3Y
先生。じゃあキチをなんとかしてくださいよ。
死刑は嫌です。でもあとは別問題です。じゃ、世の中うまく行きません。
166 :
法の下の名無し:2006/02/26(日) 00:59:46 ID:Emw3/hhX
死刑を廃止している多くの国は、全てうまくいかず破滅しているのかな。
今、団塚説の奴って何割くらいいるの?
168 :
団藤重光:2006/03/01(水) 01:24:29 ID:ISsXp0sT
>>163 わたくしの綱要を買って読みなさい。
詳細な出典の注がついていますから、小野先生との見解の相違点の箇所は
容易に分かるはずです。
先生、普通の本屋さんでは売っておりません…
図書館で探そうと思います。
東京に住んでいるなら、三省堂、紀伊国屋、ジュンク堂などの大きな書店には
ありますよ。
ぜひ買って、自分だけの団藤綱要を持とう。
まだご健在なんですね。
昔、お屋敷の目と鼻の先に住んでいたころ、法学部の方と一緒に
押しかけたことかあります。あの立派な門構えの中に入れていただいて、
ソファにまで座らせていただき、ご出身地の地酒をお土産に頂いてしまいました。
そのころには大学はもう退官されていて、その先輩も講義とかゼミとかの
教え子というわけでもなかったろうに、不思議な体験でした。どうしてそんなに
強気だったのか。。
その後、とても高名な大学者ということを知りました。まったく無知だった私。
(私が住んでいたところ、卒業生ならきっと見当つくだろうな・・ あそこです)
いまでは貴重な思い出です。
団藤先生は、今でも著書に自分の住所を明記しているくらいだからな。
読者の手紙や批判も大歓迎なんだろう。
173 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 13:21:53 ID:OCwp+OdW
団藤先生をお亡くなりになるまえに生で見たいな。
175 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 13:43:46 ID:+Jvc0Qfj
ところで団藤ってどんな普遍的法則を発見したの?
176 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 13:57:43 ID:div1W1k3
法学者に対して普遍的法則というのはいえない。法学は科学とはいえないからである。
共同共謀正犯という概念で暴力団の組長の責任追及を行った。
麻原にしてもだね。
177 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 13:59:52 ID:div1W1k3
↑ 共謀共同正犯
178 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 14:53:35 ID:+Jvc0Qfj
共謀共同正犯は団藤が提唱した概念なの?
違う
当初の団藤は共謀共同正犯に反対だったはず
180 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 16:14:09 ID:+Jvc0Qfj
じゃ、団藤は何を提唱したのですか?
181 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 16:33:47 ID:div1W1k3
間主体性
182 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 16:45:33 ID:+Jvc0Qfj
間主体性って何?
183 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 17:04:49 ID:div1W1k3
間主体性とはフッサールの間主観性ではないW
主体性の理論は主観的過ぎるので、ポパーの間主観的批判可能性に学んで、間主体性の理論に進化させたということ。
185 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 17:11:53 ID:+Jvc0Qfj
ポパーの間主観的批判可能性とは何?
間主体性の理論て何?
>間主体性とはフッサールの間主観性ではない
間主体性を説明するのに間主体性を使ったのでは説明になりませんがな。
186 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 17:16:33 ID:div1W1k3
裁判官の良心と学者の良心、さらには個人的良心はそれそれ違う。
そしてその事は本人の良心の弱さを物語るものではなく、むしろ良心の強さと鋭さを示すものだと述べている。
187 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 17:21:14 ID:div1W1k3
フッサールの間主観性の場合、認識論レベルであり、
団籐の間主体性は、さらにそれに自由意思を認めるような実践的な概念だという事です。
188 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 17:23:23 ID:+Jvc0Qfj
君ら何言ってんの?
夢遊病者みたいに。ワタシ訳わらかない。
間主体性て何なの?説明できないの?
意味は分からないけど難しいそうな言葉を使ってみたかっただけなのね。
アホくさ。
189 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 17:47:55 ID:div1W1k3
団籐氏が主観と主体を区別する理由
団籐は純粋な主観というものはありえないと考える。
なぜなら人はいくら主観的であろうとしても、素質的・環境のもとに客観的なものによる制約を免れないからであるとする。
それに加え、フッサールの間主観性とは自由意思を認めるものとはいえない。認識論における概念だからである。
それ故に団籐は主観ではなく主体という言葉を使用する。
団籐氏の間主体性とは個々の主体が司法過程に組み込まれるとき、より客観的な性質を帯びてあらわれるものとする。
190 :
法の下の名無し:2006/05/04(木) 18:13:22 ID:+Jvc0Qfj
>>189 >団籐は純粋な主観というものはありえないと考える。
ありえる。例えば、生まれたばかりの新生児はほぼ純粋な主観である。
なぜなら、まだ素質的・環境のもとに客観的なものによる制約をほとんど
受けていないからである。
主観+客観的制約+自由意志=団藤のいう主体=単なる自然人のことじゃんか。
団藤のいう主体が司法過程に組み込まれた
=団藤のいう間主体性 =なんだ単に誰かに訴えられた自然人のことじゃん。
アホらし。
192 :
法の下の名無し:2006/05/05(金) 11:19:07 ID:ebK+HUS5
>>191 「ほぼ」なんて追加すると不正確ですね。
生まれたばかりの新生児は純粋な主観である。
これで満足?
5月病なのか択一前で苛立っているのか、やたらと法学板で
ケンカを売る奴が増えてるなあ…
194 :
法の下の名無し:2006/05/05(金) 13:21:44 ID:ebK+HUS5
間主体性なんていわずに訴訟の当事者といえばいいのにね。
でも教師も難しいことば使わないと生徒に馬鹿にされるからね、
だから間主体性なんて言葉を一生懸命考えたんだろうな。
団藤の気持ちは分かるよ。
195 :
法の下の名無し:2006/05/05(金) 14:02:31 ID:5oEBqhsA
>>189 最後の一行がよく分からん.間主観性という言葉を使って言いたいことが
素質的・環境的制約というのは分かるのだが..
196 :
法の下の名無し:2006/05/05(金) 16:41:46 ID:8tEFoLc2
間主観の場合だと静的な主観という意味になる。
一方、間主体は法にアクションを及ぼす動的な主体。間主体には状況的、政治的な主体という意味がこめられている。
間主観性も間主体性も原語は同じなんだよね。
ポパーのいう間主観性を団藤は間主体性と訳して使ってるんだよな。
非決定論に基づく自由意思論でなんたらかんたら…
199 :
法の下の名無し:2006/05/06(土) 14:08:26 ID:2V0Z5UIw
>>195〜
>>198 書込みだけでお前らが何も理解していないということがよく分かるよ。
難しい言葉使って自分を偉く思わせたいのでしょ。
でも、恥をさらしているだけ。
自分を偉くみせたきゃコテハン使って2ちゃんなんか通さずHPでも作る罠
201 :
法の下の名無し:2006/05/09(火) 17:11:18 ID:UA1LiUTL
最近、荒らしがヒドイな。ところで団藤先生の『法学の基礎』が品切れになりつつある、有斐閣も今後は未定だという。買うなら今しかないかも。
202 :
法の下の名無し:2006/05/09(火) 18:42:01 ID:r4TQ99QE
>>201 有斐閣が増刷しないということは増刷する程の価値の無い本だという
ことの証明なのでは。
まじで品切れなのか・・・何考えてんだ有斐閣
204 :
法の下の名無し:2006/05/10(水) 14:25:48 ID:/5YrasSL
>何考えてんだ有斐閣
だから増刷する価値の無い本だと考えている。
経費削減だな、なんでもかんでも、オンデマンド。
まあ、『法学の基礎』って法学の入門書かと思いきや、思いっきりディープな内容だからな。
学部一年生の「法学入門」、「法学概論」などで教科書指定するのは困難だし、
だからといって「法学」全般についての本だから専門分野の論文に多数引用されるわけでもなし。
院生時代に法学の全般的な事柄を学びなおしたい人あたりにちょうどいいのかもしれないね。
名著なんだけど、ターゲットとなる読者設定がむずかしく、団藤博士を知らない世代の人には売れにくいって感じ。
「法学入門」などの講義を持っている教員のネタ本には結構なってるみたいだけど。
207 :
法の下の名無し:2006/05/20(土) 20:58:56 ID:rsnVHjpz
208 :
法の下の名無し:2006/05/20(土) 21:09:53 ID:KDKgMKso
今日講演会あったんだ・・
行けばよかった・・
団藤たん・・・。
死刑廃止なんか、どうでもいいから、刑法綱要と刑訴綱要を改訂してくれ。
改訂してくれたら、死刑廃止に賛成してもいいから
210 :
法の下の名無し:2006/05/21(日) 00:19:54 ID:7z9C7cUj
団藤って響きがかっこいい
晩節汚す前に死ねばよかったのにこのジジイ
>>211 濁音が入ってると重厚な感じがするよね
たんとう☆しけみつ とするとなんか軽薄になるw
だだっだっだだだんどう!
216 :
法の下の名無し:2006/05/21(日) 21:50:31 ID:FXUNpDwJ
俺も東大入って初めて買った本が
『法学の基礎』
基礎って書いてあったから買ったが、
あまりのディープな内容に
3頁でドロップアウト。
背筋がゾッとした記憶がある。
今でもそうだけど、
頭のいい人って
接した瞬間わかってしまうものだけど
この本は正しくその感覚に該当するな。
>>216 どうせ肩書きで選んだだけだろ
本文を読む前に著者略歴を見て頭のいい人だと思ってるだけっしょw
いるいるw学部入ってすぐに見たくらいで講釈たれるヤツ
東大法入るようなヤツなら、刑法の団藤って知ってるんじゃないか。
うちのおかんですら、団藤は知っている。
平野は知らなかったが。
あ、でも、オレは東大ではない・・・・。
何が言いたいんだw
222 :
法の下の名無し:2006/05/24(水) 12:21:06 ID:m/RXqsA3
団藤教授は欧州で死刑廃止国が多いことや冤罪の疑いのある
死刑事件が多いことを理由に死刑廃止を主張しているのに人権屋がどうだとか
無期が甘すぎるとかいう主張に対する反論ではない理由で団藤氏を責めるのは
お門違いだな
224 :
法の下の名無し:2006/05/24(水) 14:54:03 ID:1q9jJ5vL
団籐先生が最高裁判事になられて「白鳥決定」が出て,死刑囚の再審への道が開けたわけですが。
225 :
法の下の名無し:2006/05/24(水) 23:26:28 ID:7YqmqgBS
>>222 同意だな。個人的には廃止論と刑罰体系を分離して考えるべきかと。
死刑って感情論以外には無駄な感がある。
226 :
法の下の名無し:2006/05/25(木) 00:00:51 ID:JAYxaQcV
死刑廃止国が多いのをあげていること自体=人権屋だと思うが?
廃止国の多くの理由は人権から来ているのだから。
227 :
法の下の名無し:2006/05/25(木) 03:41:07 ID:S7DsMAC0
そうか?人権だけで廃止するって考えは時代遅れな気がするが。一般人はそう思ってるかも知れないが
228 :
法の下の名無し:2006/05/26(金) 20:35:54 ID:lEf30YRb
心の旅路
はでかい。
最近の人間でこういう奴がいない
229 :
法の下の名無し:2006/05/26(金) 20:41:44 ID:Qt6mA9a2
>>228 心の旅路
東大法学部時代の三島由紀夫のエピソードなんかも面白い。
230 :
法の下の名無し:2006/05/27(土) 01:10:28 ID:TjAyTNwk
>>228 心の旅路で良かったのは
美濃部達吉が機械的な人間だったことと、
司法試験のことを
「くだらない試験」っていってたことかな。
後、驚いたのは刑事訴訟法の
「公訴事実の同一性」とか
刑訴法第1条って
団藤が作ったことを知ったのには驚いた。
そういや、この時期の娘さん亡くなられたんだよな。
よくそんな中平常心を保って
起草に携わっていたかと思うと
この先生の偉大さを改めて知ってしまうよ。
231 :
法の下の名無し:2006/05/27(土) 01:30:39 ID:zcz/TgHA
「心の旅路」読んで、小野先生を尊敬するようになった。
233 :
法の下の名無し:2006/05/27(土) 16:38:20 ID:gP9siuuR
>>231 自分が読んだのは
井上先生聞き手のやつ。
団藤先生が東大退官のときの集合写真があるんだけど、
左に平野・右に高田が立ってたりして圧巻だった。
更に自宅で孫弟子に当たる人達との写真
(井上・前田若すぎw 西田老けすぎw)
では、団藤先生は笑顔で良かったな。
そういや、戦前の東大教官の温泉旅行写真もあったけど、
宮沢俊義と田中耕太郎は格好良かった。
後、スレ違いだけど、
鈴木竹雄の「幾山河」もいい。
我妻・平野・三ヶ月の写真がみれる。
234 :
法の下の名無し:2006/05/28(日) 00:14:10 ID:3JJpn387
>>233 ありがと☆そっか、迷うなー。内容違うのかなぁ。2冊買って中身同じだと腹立つし。
写真もいいけど、鈴木先生の本も興味あるな。それも探してみるよ。サンクス
235 :
法の下の名無し:2006/05/28(日) 00:33:51 ID:xXOdXCxh
★在日の犯罪者一覧
●麻原彰晃 →オウム真理教教祖 サリンを撒き無差別殺人。坂本弁護士一家惨殺
●宅間守 →大阪 池田小学校の児童殺傷。8人殺害 15人が重軽傷。朝鮮人部落出身
●東慎一郎 →酒鬼薔薇聖斗。神戸の首切り小僧。生首を校門に飾る。2人殺害。元在日朝鮮人
●林真須美 →和歌山 毒入りカレー事件。4人毒殺 63人が負傷。帰化人
●織原城二(金聖鐘) →神奈川 帰化人、英国人 豪州人女性を強姦、ビデオ撮影、バラバラ殺人
●関根元 →埼玉の愛犬家連続殺人犯。4人を殺害。肉片を削ぎとりドラム缶で焼却、川へ流す
●丘崎誠人 →奈良 岩を数回、少女の頭部に投げつけて絶命させた 在日朝鮮人
●キム・ミンス →韓国人留学生 強盗殺人犯。大分 日本人老夫婦を刃物で殺傷
●李東逸 →韓国人 檀国大学教授。芝居観覧のため来日中、東京で日本人女優Nを強姦
●金允植 →韓国人 強姦罪で指名手配中に逃亡目的で来日。大阪で主婦を100人以上連続強姦
●金大根 →韓国人の強姦魔 連続児童虐待暴行殺人。6名の女児死亡
●李昇一 →韓国人 東京 テレビ「ガキの使い」関係者を名乗り少女140人をレイプ
●沈週一 →韓国人 鳥取 大阪 和歌山 ベランダから女性の部屋へ侵入し9人を強姦
●張今朝 →韓国人 長野 「一緒に猫を探して」と小学校4年の女児をレイプ
●ぺ・ソンテ →韓国人 横浜 刃物で脅し、女子小学生14人をレイプ
●宋治悦 →韓国人 東京 ナイフで脅し手足を縛り下着で目隠しの上、主婦19人を強姦
●崔智栄 →北朝鮮籍の朝鮮大学校生 新潟 木刀で傷を負わせ、18歳少女2人を車の中で強姦
●金乗實 →北朝鮮籍の朝鮮大学校生 同上、共犯者。他にもう一人19歳の共犯者(朝鮮籍)あり
●鄭明析 →韓国人 カルト「摂理」教祖。日本人1000人、台湾人100人、米英仏人などを強姦
●徐裕行 →韓国籍 オウム真理教幹部・村井秀夫刺殺事件の刺殺犯。裏で北朝鮮が関与か
●国松孝次警察庁長官狙撃事件。現場近くから北朝鮮製のバッジ、韓国のウォン硬貨などを発見
●世田谷一家惨殺事件。採取された指紋が韓国人の男と一致。韓国警察からは協力を得られず
●東京資産家強盗殺人事件。奪われた腕時計が韓国で販売。韓国人グループの犯行とみて捜査中
幾山河キタコレ
フィリピン、死刑再廃止へ 上下両院が法案可決
【マニラ7日共同】フィリピン国会上下両院は7日の合同委員会で、両院が6日までに可決した死刑廃止法案を調整、一本化して可決した。
アロヨ大統領は法案に署名する方針で、発効は確実。約1000人の死刑囚が執行を免れる。仮釈放のない終身刑が最高刑になる。
大統領は4月に死刑囚を終身刑に減刑すると発表した。しかし、誘拐犯罪の被害者らは「人気低迷の大統領が、
死刑制度に反対するキリスト教会の支持を得るための策略」などと批判している。
キリスト教会は、死刑は犯罪を抑止しないとして反対している。
フィリピンでは1987年に死刑が廃止されたが、誘拐多発などを受けて90年代前半に復活した。2001年1月に発足したアロヨ政権下では執行例がない。
(共同通信) - 6月7日23時18分更新
終身刑があるからできるんだろうな。
日本では集票政策ということにはならないだろうけど。
やっぱ死刑やめて終身刑にすべきだと思うけどな。日本も。終身刑務所を特設して。
239 :
法の下の名無し:2006/06/24(土) 21:05:50 ID:qV5gtVEa
あっそう
じゃあ死ぬまでの生活費は死刑廃止派の低能どもに払ってもらおうか
240 :
法の下の名無し:2006/06/24(土) 21:17:29 ID:m1LcP3/L
終身刑だと刑務所は退廃し、囚人も何をやっても許されるという振る舞いをしがちだよ。
死刑で死に直面しないかぎり、更生はない。プリズンブレイクっていう映画みればわかる。
しかし山口のあの事件の被告人は
結果的にみると7年かそこらで浮上するという手紙を出してしまったばっかりに
死刑になりそうなわけだけどね
まあ、死刑廃止派の俺としてもあの事件は死刑で仕方ないと思うよ。
243 :
法の下の名無し:2006/06/24(土) 23:09:59 ID:On8+qFMe
まだ生きてるんだよな...
こういう人間以前のがきんちょも国家の手で殺してはいかん、
というのが死刑廃止派のとるべき態度。
>>240 仮釈放のない無期刑は更正を目的とするものではないが。
246 :
法の下の名無し:2006/07/01(土) 05:45:51 ID:8F/Ai5Fr
定型説
247 :
法の下の名無し:2006/07/01(土) 06:33:22 ID:ErlyyvMm
彼女が強姦されて、娘がコンクリート詰めにされて
捨てられても、死刑には反対します。少年であれば
再犯の危険があっても数年で出所させるべきです。
少年の犯罪は若気の至りで、更正の妨げにしてはいけない
過去の出来事です。強姦被害者であっても、犯人の
人生が有意義になるよう更正に協力する気持ちが
とても大切です。
248 :
法の下の名無し:2006/07/01(土) 07:24:25 ID:qd98eP0d
249 :
法の下の名無し:2006/07/01(土) 18:19:17 ID:KPABBtqj
あと900年くらい生きて仙人になってもらいたい
団藤たんが逝去したら、刑訴綱要を再版するのかな。
251 :
法の下の名無し:2006/07/02(日) 03:00:24 ID:KIFAWWhd
団藤さんはあとどのくらい生きそうなの?
100歳は超えてもらわないと。
253 :
法の下の名無し:2006/07/03(月) 03:13:35 ID:69HhAeiC
今の健康状態は?
254 :
法の下の名無し:2006/07/03(月) 09:15:32 ID:kWHbisBz
今度『この一筋につながる』の新装版を出すらしい。
>>247 刑法は所詮社会秩序を維持するためのもの。
社会秩序の維持は、自己をとりまく社会秩序が維持されていてはじめて意味をなす。
自己の社会秩序が破壊されていながら、なお、社会秩序の維持を求めるのは映画の中の聖人。
彼女殺されたら、胸を張って死刑を求めろ。
256 :
法の下の名無し:2006/07/03(月) 14:09:57 ID:z3h2n6NR
>>254 マジですか?
失礼ですがソースはどこでしょう?
257 :
法の下の名無し:2006/07/03(月) 16:48:32 ID:69HhAeiC
142 :無名草子さん :2006/06/28(水) 18:53:32
『図書』7月号より 8月刊行予定の本
岩波新書 18日刊
猿谷要『アメリカよ、美しく年をとれ』
川崎二三彦『児童虐待−現場からの提言−』
大島正二『漢字伝来』
山口昌伴『水の道具誌』
岩波ジュニア新書 18日刊
首藤信彦『政治参加で未来をまもろう』
辻芳樹編『料理の仕事がしたい』
岩波現代文庫 17日刊
吉村公三郎『京の路地裏』
郡司正勝『かぶき入門』
澤地久枝『密約−外務省機密漏洩事件−』
ガルブレイス/鈴木哲太郎訳『ゆたかな社会』
その他
団藤重光『新装版 この一筋につながる』 8日刊
エドワード・W・サイード/村山敏勝、三宅敦子訳『人文学と批評の使命-デモクラシーのために−』 23日刊
奥野信宏『公共の役割は何か』 25日刊
植手通有、松沢弘陽編『丸山眞男回顧談(上)』 29日刊
今井修編『津田左右吉歴史論集』 岩波文庫 17日刊
イェンス・バーテルソン/小田川大典、青木裕子、乙部延剛、金山準、五野井郁夫訳『国家論のクリティーク』 30日刊
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1148964150/142
8月か、買ってみようかな。
たまに空気が読めない死刑オタが荒らしてく以外はほぼ無風なスレだな
261 :
法の下の名無し:2006/07/06(木) 16:32:30 ID:YQElYxxu
》260 権威がありすぎて批判するやつが間違いの推定を受けるからではないか
団藤たんは性格がおおらかだから、愛されてるんだよ。
263 :
法の下の名無し:2006/07/07(金) 03:41:30 ID:3d36nuB8
『わが心の旅路』と『死刑廃止論』を読みなさい。
264 :
法の下の名無し:2006/07/07(金) 03:46:50 ID:3d36nuB8
団藤 vs 碧海 vs 小林直樹
一筋はどんな内容の本なの?タイトルから推測できん
そろそろ遺作になりそうな
266 :
:2006/07/08(土) 23:35:57 ID:pmf6DUkQ
『わが心の旅路』より前に出た自伝、だったと思う。
>一筋
自伝2つも出してんの?w
なぜに
268 :
法の下の名無し:2006/07/09(日) 13:04:46 ID:ULQL7VOg
>>267 自分でも、よもやここまで長生きするとは
思わなかったんでしょう。
269 :
法の下の名無し:2006/07/09(日) 13:41:12 ID:JQp6H+4H
団藤重光を尊敬するという人は多いけど、刑法綱要を読んでも、もう一つ
良く理解できない。僕は一部団藤、二部藤木だったけど、藤木さんの刑法
の方が、はるかに判りやすくて助かった。というか、藤木刑法は、全てが
あっけらかんとしていた。
旧制高校を経験している人とそうでない人の違いのようなものを、感じた。
270 :
法の下の名無し:2006/07/09(日) 13:48:07 ID:CPAgs7Uq
藤木が一高で団藤が六高じゃね?
271 :
法の下の名無し:2006/07/09(日) 13:49:37 ID:CPAgs7Uq
牧野と小野が一高で平野が五高。
評価する人は多いけど、好きとか尊敬とかって人はまちまちじゃないのかな。
すげぇーとは思うが、個人的にはフツーだ
273 :
:2006/07/09(日) 15:49:32 ID:7e9KS6z6
>>267 『わが心の旅路』は井上正仁のインタビューに団藤先生が答えるかたち。
この一筋につながるって三島由紀夫の話を初めて書いた随筆だよね。
対談集の我が心の旅路よりは読みごたえがあったけど、
今更買う人なんかいるのかな。
読むような人なら、旧版持っているだろうし。漏れももってるし。
なんだ完全な趣味なの?
あまり文学に興味ない人は読んでもつまんない系?
『綱要』は注釈に重要なことを詰め込みすぎなので、もっと本文を充実させた移した版を出版してほしい
と思うのは俺だけ?
まず、本文をしっかり理解するべきって団藤先生の配慮だよ。
初めから背伸びして、たくさん詰め込みするのはキツいから。
>>278 ていうか出版された年代を考えると決して薄いとは思わないけどね
有斐閣の法律学全集のはしがきなんかをみればわかるけれど
昔の基本書はそもそも薄かった
団藤先生はいつから死刑廃止論をやりはじめたんだろ?
やっぱ「人殺しっ」って言われるまでは廃止論を唱えていなかったのだろうか
281 :
法の下の名無し:2006/07/17(月) 09:53:37 ID:ix5RdF/j
憲法31条に関する、
尾吹善人の団藤批判は爽快感があるね。
283 :
法の下の名無し:2006/07/18(火) 13:13:59 ID:olwBriU5
>>282 簡単にまとめると、
憲法31条では実体内容の適正性(実体的デュープロセス)までもが
求められるべきとする団藤説が、その適正性の判別基準として
「憲法の精神」
などという、極めて抽象的な基準を用いてしまったがために、
憲法31条に関する違憲確認訴訟において
いわゆる濫訴の状況を惹き起こしてしまったというもの
(その状況作出の責任の一端は団藤にある、というもの)。
また、憲法31条の解釈では特段アメリカ法的な解釈は不要であり
(その意味で、アメリカ法的解釈をいち早く導入した団藤を批判)、
「手続法定説」を唱える田中英夫説に尾吹は一定の理解をみせている。
詳しくは尾吹『日本憲法』をお読みください。
団藤たんは戦後の解釈は極端だからなあ。
名誉毀損の構成要件該当性阻却説とか・・・。
追放が怖かったのだろうか?
「新装版この一筋につながる」はつばいあげ
滝川事件で抗議辞職・東京裁判弁護団の佐伯○仭氏死去
佐伯○仭氏(さえき・ちひろ=立命館大名誉教授)1日、急性循環不全で死去。98歳。
京都帝大助教授だった1933年、鳩山一郎文相が滝川幸辰(ゆきとき)教授の刑法学説を
「自由主義思想」と危険視して休職処分を命じた「滝川事件」で、処分に抗議して同僚らと辞職。
その後、復職した。
47年から弁護士登録。極東国際軍事裁判(東京裁判)の被告弁護団に加わったほか、福島県
の列車転覆事故を巡る「松川事件」などの裁判にもかかわった。
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060901i516.htm
佐伯先生が鬼籍に入られてたので、
団藤先生が刑法学会最長老に就任されます。
団藤先生は何故論理優先じゃないのですか?
神だからです。
綱要総論を読む限り、論理的に説明していると思う。
「死刑廃止論」
読んだことないけど、そんなに感情的なのかい。
296 :
法の下の名無し:2006/09/18(月) 02:22:48 ID:/udidICL
団藤先生の「法学の基礎」が読みたい。
が売ってない〜〜〜〜!
朝にageるなよ。氏んだかと思うだろ。
300ゲト
江夏豊に見えた・・・。
301 :
法の下の名無し:2006/09/29(金) 19:46:07 ID:jkDz9XPL
r
弾道先生に匹敵する刑事法学者は今後出てくるのだろうか?
刑法と刑訴の基本書書いておられる前田先生がいるじゃないか。
304 :
法の下の名無し:2006/10/12(木) 21:09:35 ID:ibICw9PR
前田は法学者というよりビジネスマン
山口先生はどうよ
昔、実務家試験委員に同じ姓の人いたけどご親類なのかな?
131 名前:法の下の名無し[] 投稿日:2005/09/07(水) 20:31:19 ID:dNB9b325
新司法委員に「團藤」の文字。
孫か、息子か。
132 名前:法の下の名無し[sage] 投稿日:2005/09/07(水) 22:30:50 ID:pBQhWfUb
従妹の友達の親戚だってさ。
要するに、他人だな。
309 :
法の下の名無し:2006/11/12(日) 03:33:47 ID:IiKo6ZBi
今団藤先生の総論を読んでいます
いまさら という声も聞こえてきそうですが、この本が面白いのは、他説批判をする際には、
日本人教授の学説を批判せずに、ネタ元であるドイツの学説を直接批判しているところです。
あの、天才かと思っていた○○先生の学説がドイツの学説の写しだったなんて・・・・と
何回も驚愕しました。
刑法学者って、意外と自分の頭で考えてないんだな、ってことが分かります。
その点団藤先生はやはり別格でした。
310 :
法の下の名無し:2006/11/12(日) 07:40:36 ID:eBm3FzHj
>299
皇室関係者は、その時の判断を悔やんでいるに違いない。
西田・山口先生の弟子から行為無価値論者って現れないのかな?
はなから師匠を批判対象として自分の思惟を高めて。
312 :
法の下の名無し:2006/11/12(日) 21:00:48 ID:IiKo6ZBi
>西田・山口先生の弟子から行為無価値論者って現れないのかな
ないね。団藤先生は平野さんを受け入れる度量があったけど、山口は子分を増やすことしかできない。
行為無価値の復権はぜんぜん違うところ(慶應)から起きてるし。
東大は異端分子を追い出す傾向があるからだめ
313 :
法の下の名無し:2006/11/12(日) 22:55:47 ID:8DsI8rnd
昔の話で忘れたけど、
団藤綱要の記述の一部に
牧野日本刑法と瓜二つの部分があったことに
驚いた記憶がある。
平野先生は教授になってしばらくは行為無価値論者だった。
受け入れる度量とかそういう問題ではない。
目的的行為論だったしね。
つうか平野は小野の弟子じゃん。追放後は団藤が指導ということにはなったけどさ。
316 :
法の下の名無し:2006/11/14(火) 01:55:34 ID:o+q/2Uqy
>平野先生は教授になってしばらくは行為無価値論者だった。
受け入れる度量とかそういう問題ではない。
うわあ、教授になるまで小野の学説に逆らえなかったって、最悪ジャン。
ちなみに自分とは間逆の平野を団藤は評価してたよ。そういう点では非常に度量がある。
団藤はポパーの批判的合理主義を受け入れていたから批判的討論による真理探求を
信じていた。すぐセクト作る普通の東大教授とは違う
317 :
法の下の名無し:2006/11/14(火) 02:27:03 ID:5Fok1AhY
>すぐセクト作る普通の東大教授とは違う
松尾浩也のこと?
團藤先生、ネットやるんだろうか?もし、ここみててくれたら
カキコよろしこ。
平野は行為無価値の血統を絶やしたA級戦犯だからな
320 :
法の下の名無し:2006/11/14(火) 16:50:00 ID:LfeqAxm0
他説を巧みなレトリックで切って捨てるような人
創文社は「実践の法理と法理の実践」を再版してくれないかなぁ・・
創文社で刊行予定の『主体性理論と人格責任論』は本当に出版されるのかなあ…
創文社のホムペ見たら禄弥センセ物権法改訂するんだw
刑訴綱要、再販してほしいな。
弾道刑訴が世間的に流布しなかったのは不思議だ。弾道説=立法者だろ?
>>326 立法者は常に国会ですが
というのはともかく、団藤説は多分どんな刑訴の本でも引用
してると思う。判例に採用されて、「団藤」の名前が出てこない
ことが多いから、流布していない気がするだけなのでは。
団藤先生、
新年おめでとうございます。
330 :
法の下の名無し:2007/01/15(月) 23:22:02 ID:wmyH6Mw2
立法はほとんど行政が担い、
国会は形式的に多数決をするだけ
団藤たんは、最高裁を退職して70過ぎても、
毎年、小野清一郎のところに年賀の挨拶に行ってたそうな。
学会では常識なのか。
そりゃ師匠やからのう。
ずいぶん前、学士会分館の卒業パーティでお会いしたけど
優しそうなおじいさまだったです。
名前のイメージでもっと厳しい人かと思ってた
法学の基礎(第2版)が出るらしいのであげ
>>331 儒学に於ける儀礼を大切になされていたよ。
337 :
法の下の名無し:2007/03/10(土) 00:39:42 ID:ZgWnSgib
>>335 マジで?
その勢いで刑法綱要も改訂してほしいのだが…。
340 :
法の下の名無し:2007/03/13(火) 12:25:01 ID:lA8q1s8O
もし、藤木先生が生きていたら、刑法の勢力図は
変わっていただろうなあ、と思うのは俺だけだろ
うか?
341 :
法の下の名無し:2007/03/13(火) 23:38:10 ID:k/0fnM4Z
心ある人たちはみなそう思ってる。
342 :
法の下の名無し:2007/03/14(水) 22:30:53 ID:KH570sAT
そうならば、誰か藤木の志を継いで現在の刑法学会に
挑戦するツワモノはいないのか?
板倉よりは、船山の方が余っ程藤木の志を継いでいる
と思うのだが・・・、どうだろう。
藤木のどこがいいのか理解不能。
単なるペーパーテスト秀才じゃん。
345 :
法の下の名無し:2007/03/30(金) 01:05:57 ID:DDzTZ3zd
>>344 可罰的違法性や過失論での藤木の考え方というか、社会に
向かう姿勢を見ると、感動しないか?
藤木説が検察側実務等と整合的に見える(=師匠の団藤や
兄弟子の大塚が共謀共同正犯を否定していた頃に、それを
肯定していたのが一例)からと言って、彼を保守的だと非難
するアホもたまに見かけるが、可罰的違法性の話にしても、
新々過失論にせよ、そもそもは一般市民の権利をどうやって
守るのかという視点から生まれたものなのだから。
一部左派学者のように、馬鹿の一つ覚えみたいに「人権人権」
と言うのではなく、現状の考え方は考え方として肯定した上で、
それをどうやって市民の側に近づけるのかという漸進主義的な
思いでもって、斬新な学説を生み出したのだから、凄いんだよ、
藤木博士は。
346 :
法の下の名無し:2007/03/30(金) 22:13:12 ID:R4FzF4US
>>345 同感です。
そして、藤木先生を育てた団藤にも感服します。
347 :
法の下の名無し:2007/03/31(土) 10:28:50 ID:oBlbZpJ9
藤木を必要以上に貶めるつもりはないが、ごく一部の者(たいていは受験生が多かろうが)
必要以上に持ち上げる必要もないだろう。
藤木が他の刑法学者と比して隔絶していると形容しても差し支えないような業績を残して
いるとは言えない。もちろんそれ相応の業績はあるが。
過失論に関しても、無茶なところが散見され、それゆえ事実上彼のこの点での説への支持者は
ほとんどいない。
一般市民云々と言っても、そんなこと他の学者も考えていることであって、藤木の専売特許でも
なんでもなく、斬新な学説といえるほどのものでもない。
348 :
法の下の名無し:2007/03/31(土) 10:41:25 ID:oBlbZpJ9
これが至当というべきか。
406名前: 導来軒の店員投稿日: 2006/07/31(月) 01:30:05 ID:0rcvwJ7B
なんかネット上では特に藤木英雄がことさら英雄視されているみたいだけど、
書いているご本人は藤木英雄のことをあまりよく知らずに、自分の中でどんどん
伝説化させてしまっているような気がしないでもない。おそらく試験の成績の出来が
よかった人だったようなので、こういう試験ネタ学歴ネタのお好きな人が、ただそれだけで
伝説化してイメージを誇大に膨らましていると思われる。
もちろんご本人のことをよく知っていて(もしそうなら相当お年をめした方なのだろうね)、
その学問的業績が他の学者のはるか遠く及ばないほどの、凡人には理解困難なほどの凄まじい
業績を打ち立てたんだ思っているのかもしれない。
いずれにせよ、現在の刑法学の状況を見て、藤木英雄が少なくとも刑法学のシーンを一変してしまった
というほどの業績は残念ながら耳にしたことはないわけで(まあ仮にそうであったとしても
天才とは思わないけど)、畢竟「三冠王」ということで誇大イメージ化の産物ではないかなと
思える。
349 :
法の下の名無し:2007/03/31(土) 10:43:01 ID:oBlbZpJ9
解釈の多少の前進はあるんだけど、それを理論としての画期的なブレークスルーとは
法学の場合言わないわけで、その時代・状況に上手くかみ合うように解釈を柔軟に変化させて
いるというに過ぎないとも言える。
藤木英雄のことがでたからちょうどいいかな、新・新過失論(危惧感説)にせよ、もちろん通説化なんて
していないわけだけど、あれも当時の社会状況においてとりわけ公害問題における企業側の過失責任を認定
するために過失の意味内容に解釈上の変化を加えたもので、だからといって危惧感説が過失犯論において
理論的なブレークスルーになるような、その後の理論状況を不可逆的にまでに方向付けた、しかも世界中の
居並ぶ学者ですらその内容を理解することすら困難なほど難解極まりない独創性・創造性・抽象性等を持った
革命的学説であったわけでもなく、それを進歩と形容することすらできないような類のものだろう。
>>347-349 じゃあブレイクスルーを起こした刑法学者って誰よ
佐伯の真似して藤木の死に乗じて東大から行為無価値論者を追い出した
平野とかいうなよw
351 :
法の下の名無し:2007/03/31(土) 13:49:22 ID:U9qXvEj8
>>350 小林憲太郎。
あとがきのすごさに学会騒然。
すぐそういう話をする・・・
あとがきしか読めないんだろ。
353 :
法の下の名無し:2007/03/31(土) 14:12:59 ID:U9qXvEj8
あとがき以外に読むべきところあるの?
あんな使い回し・寄せ集めの駄本に。
354 :
法の下の名無し:2007/03/31(土) 14:30:31 ID:vku/uBxA
そもそも小林にはブレイクスルーなど無理。
355 :
法の下の名無し:2007/03/31(土) 15:06:18 ID:gdUrn+Rh
>>350 実例を出せるわけがない。
藤木英雄の評価すら自己矛盾しているのだから。
ID:oBlbZpJ9は解釈学と立法論と政治思想とをmixingして頭の中で混乱しているのだ。
>ブレイクスルー
極論すれば現代日本刑法学は団藤大塚と佐伯平野の手のひらで踊っているだけで
この枠から出たことはない。
358 :
法の下の名無し:2007/03/31(土) 18:54:54 ID:gdUrn+Rh
>>357 それはさすがに古すぎ。その組み合わせは完全に旧憲法時代だ。
団藤大塚(藤木) 対 佐伯平野山口 が現代刑法の枠組み。
藤木は死ぬのが早過ぎた。
>団藤大塚(藤木) 対 佐伯平野山口
おいおい。
360 :
法の下の名無し:2007/03/31(土) 19:01:21 ID:gdUrn+Rh
361 :
法の下の名無し:2007/03/31(土) 22:11:16 ID:oBlbZpJ9
ここで必要以上に藤木を礼賛している者は、単なる受験生といったところだろう。
やたらとランキングに拘っている者。周辺にもこの種の連中を目にする。
具体的にブレークスルーとなる業績を藤木が打ち立てたのか、明確に指摘できない。
危惧感説なんて別にブレークスルーでもなんでもない。
藤木と平野とで比べれば、明らかに平野の方が業績を残しているといえる。
尤も、平野を手放しで礼賛する気もないが。
いずれにしても藤木も平野も単なる解釈屋でしかなかったのだからね。
362 :
法の下の名無し:2007/04/01(日) 11:45:38 ID:G3EQlYeL
>>361 実務感覚ゼロのアホなの?
過失論って、戦後の刑法における論争の中では
実務に与える影響が最も大きい分野だったわけです。
(60年代以降、モータリゼーションが急速に進み、公害が問題化し…)
今でこそ、スポットライトを浴びる機会も少なくなり、司試受験生に
とっては、テストにあまり出てこない論点ということでアッサリ流される
こととなった過失論だけれどもね。
その論点において、そもそもは井上・西原と並んで新過失論の旗手だった
わけだし、危惧感説によって、一時的にせよ判例を動かしたのは他者には
出来ないことでしょう。
363 :
法の下の名無し:2007/04/01(日) 12:47:05 ID:KHGTi8gt
だいたいここで実務感覚なんて言い出す奴ほど実務に疎いというのが相場。
危惧感説なんかだとなんだって過失認定されちまうわな。
どこが凄いのかよほど他の分野を知らなさ過ぎるのかな?
364 :
法の下の名無し:2007/04/01(日) 12:47:37 ID:U/I4Fhlt
>343
四半世紀ほど前、団藤先生が最高裁判事の定年直前に講演会を拝聴したことがあります。
大阪空港騒音訴訟大法廷判決が迫っていた時期で「そういう話はできませんが・・・」と前置きされて、聴衆が笑った後、ずっと俳句の話をされていました。
当時私は結果無価値の先生の講義を受けていつも反論の対象だったけど、人物というか人格の暖かさが伝わってきました。
その後、「死刑廃止論」は重苦しいけれどそれを読んで確信しました。
あの団藤先生ですら最高裁ではもっともリベラルな感じがすること自体が悲しい気がします。
「法学の基礎」が改訂されるのですか。
忙しい社会人になって堅くて初版は途中で挫折しましたが、今度こそ読んでみますか。
365 :
法の下の名無し:2007/04/01(日) 13:56:54 ID:KHGTi8gt
「法学の基礎」は大して面白くないよ。
ここは別に団藤や藤木への信仰告白する場じゃないんだから、おべっか使わなくても・・・。
367 :
法の下の名無し:2007/04/01(日) 20:17:53 ID:KHGTi8gt
統一教会の宣伝するんじゃないよ!
>>365 2chのカキコをおべっかと思う、お前の脳味噌に乾杯。
俺も「法学の基礎」はつまらないと思うが、面白いと思う奴
もいるんだろう。好きにさせてやれよ。
日本文化チャンネル桜は、平成十九年三月三十一日をもってスカイパーフェクTV!Ch.767における
24時間放送を休止し、同Ch.241「ハッピー241」の夜の時間帯で放送を続けることになりました。
※「ハッピー241」での放送時間(4月1日?)は、以下のとおりです。スカイパーフェクTV!
の受信環境があれば、どなたでも無料でご覧になれます。
【月?金】18:30?21:30/23:00?24:00
【土・日】21:00?24:00
http://www.ch-sakura.jp/index.html
法学の基礎、最新版が出るんだ!
最近基本書として団藤の刑法綱要総論を買って非常に感激したから、
思わずそっちも注文してしまった。
371 :
法の下の名無し:2007/04/27(金) 23:14:15 ID:lKVgTft5
綱要ってそんなに数少ないのかな?
都内の大きな本屋や学生を相手にしている本屋に行けば
ワンセットは置いてあるという印象。
そーいや団藤の刑事訴訟法ってどうなんだ?
俺は田宮持っててあの本大好きだから、
さすがに刑訴で数十年遡ろうとは思わないんだが・・・w
>>372 絶版になってるから改訂する意思はあったんだろう
(団藤センセのエッセイにもそのような記述がある)
でも、現実的には難しいでしょう
人生の仕上げの時期だから法学全般に関する著書をものするのが精一杯でしょ
今日綱要の各論買ってきた。
こないだ買った総論は2006年の第8刷だったのに、
今日買った各論は2003年の第5刷w
いつからあの本屋の奥の本棚のてっぺんに陣取っていたのか、極めて興味深い。
ていうか、総論は聾唖者のところがきちんと補足されてるのに、
各論は尊属殺のところが特に補足がなかった。
やっぱり総論に力入れてるのかな?
375 :
法の下の名無し:2007/04/30(月) 12:06:39 ID:pNOwivbp
理論も人柄も尊敬しているが、死刑廃止論だけはお断りだ。
自分が無実の奴を死刑台に送ってもなー
法学の基礎誰か買った?
俺ネットで注文したからまだ入手できていないんだが、
店頭には並んでる頃だよね?
378 :
法の下の名無し:2007/05/18(金) 00:11:20 ID:6jnMvJKw
森繁と同い年か
おもっていたより薄いんだな>法学の基礎
でも綱要とちがって読み進めるには時間がかかりそうだぜ
熟読玩味しようとすると、よりいっそう・・・
落ち着いたら団藤先生に手紙を書くつもりだ
383 :
法の下の名無し:2007/06/19(火) 23:14:38 ID:q05UZqda
團藤
団藤先生は今回の慶應の騒動についてどうお考えなのだろう
ほんのちょこっとだけど、慶應にもいたことあるよね、先生
385 :
法の下の名無し:2007/06/27(水) 23:49:31 ID:2itvDint
386 :
法の下の名無し:2007/06/29(金) 12:18:04 ID:V2cEHes9
あの安田らの馬鹿どものせいで團藤先生の名誉がどんどん汚されてゆく…
387 :
法の下の名無し:2007/07/19(木) 19:59:16 ID:RcqiDdMF
法学の基礎(一版の方)を借りて読むつもりなんだが、法学初心者は何日くらいで読み終るかね
二ヶ月は必要かな
>>387 法学の基礎は、法学初心者が読んで理解できる本じゃないよ
もともと法学入門というタイトルだったんだけれども
あまりの難解さに「法学出門」じゃないかという皮肉も出て
改題されたというエピソードもあるしね
389 :
法の下の名無し:2007/07/19(木) 21:17:36 ID:RcqiDdMF
>>388 コメントありがとうございます。
自分は大学三年なのですが、刑法で有名な団藤先生の本で最近二版がでたので買おうか迷っていたところ、一版は借りられるということなんでトライしようかと思ったのですが…
今は、読めそうな本にして、法学の基礎は来年の夏にまわします。
390 :
密入国ソース:2007/07/21(土) 05:28:46 ID:2LpfB1rt
392 :
法の下の名無し:2007/07/21(土) 19:55:41 ID:KraeO0XU
法学の基礎(第二版)読んだ。難解だがいい本。本当の初学者には厳しい。
同意。
あれは良い本だよ。
初学者には厳しいけど、素晴らしい本。
あげ
396 :
法の下の名無し:2007/10/06(土) 13:07:42 ID:CZxt8l2h
團藤先生の「刑法紀行」を読んだら若い頃の先生の写真がちらほら。
いかにも「昭和」の眼鏡をお召しだったが、顔はかなりイケメンだった。
ずっと研究室にこもって門下生と談義してると、女性からの人気とか、どうだったんだろうなぁ。
わが心の旅路でも若い頃の写真載せてるよね。
たしかにりりしい顔立ち。ぶっちゃけイケメンで俺も驚いたよ正直w
まぁ奥さん一筋なんじゃね?
なかぐくすくそんりつなかぐすくしょうがっこうきたうえばらぶんこう
中城村立中城小学校北上原分校のコーナー@沖
400 :
法の下の名無し:2007/10/18(木) 22:14:20 ID:5bmakqAT
団藤刑法って、古いの?
あと、団藤刑訴は?
401 :
法の下の名無し:2007/10/19(金) 02:55:42 ID:l2n35xux
おまいら、新しく
『反骨のコツ(朝日新書)』
出しといたから、買っとけよ!
ちなみに漏れまだ死んでねぇからな!
402 :
法の下の名無し:2007/10/20(土) 19:17:32 ID:YNkqprrE
重光乙。
403 :
法の下の名無し:2007/10/21(日) 21:44:34 ID:+8+1TiGD
反骨のコツって対談本?
反骨のコツ、ひどい内容だね。
聞き手が団藤教授が老年で事実上原稿チェックができないと思ってやりたい放題。見出しもこれでもかというくらいにセンセーショナルに煽ってる。
聞き手が自分の考えと団藤教授の答えが逆だと、すぐに「そういう意味なら自分も同じ趣旨」みたいな迎合ばかり。
団藤教授も仮面の告白は僕の理論を文学にしたものとか、至る箇所で、過剰な表現。言いすぎ。ヤキがまわった印象。
昭和天皇のくだりは死人に口無しという言葉を痛感する。
裁判員制度批判ももはや素人レベル。
団藤教授の頭がさび付いてしまっているのは悲しいし、対談者がとにかくひどい。
我が心の旅路を読んでおけば十分。
405 :
法の下の名無し:2007/10/25(木) 13:27:01 ID:OAWrwFRQ
同意。
406 :
法の下の名無し:2007/10/25(木) 14:01:32 ID:vwkZv1YS
すまんのう、すまんのう
あの本は伊東くんの独壇場になってしまった。
ぼくも若くないから相づちが多くなっての。
407 :
法の下の名無し:2007/10/25(木) 22:04:45 ID:Bj76tw9J
いや、素晴らしい内容だったよ。
聞き手が高名な人だし。
408 :
法の下の名無し:2007/10/25(木) 22:21:04 ID:OAWrwFRQ
高名プ
>>404 準現行犯が団藤センセ起草ってのを知ったからまあよし。
たしかに、団藤センセがいいようにあやつられてる感じだよねw
団藤センセはアムネスティにも利用されてるし
410 :
法の下の名無し:2007/10/25(木) 22:57:01 ID:Bj76tw9J
確かに不満は残るという意見もわからぬではない。
例えば、裕仁が恰も平和主義者であったなどという事実とは異なる表現を
しているところなど噴飯物。
平和主義者どころか、戦争遂行に深くコミットしていたわけで、あろうことか
戦後においても吉田茂にことあるごとに自分の意見を述べて安保体制の成立に
一役も二役も買っていたわけで、平和主義者などと悠長なこと言ってられない。
411 :
法の下の名無し:2007/10/25(木) 23:33:52 ID:g4/OyZOy
団藤重光って左?
412 :
法の下の名無し:2007/10/25(木) 23:57:19 ID:Bj76tw9J
天皇制マンセーし、その上東宮参与にもなってる者が左だと思うかい?
俺から言わせれば、完全な右だよ。といっても論壇にいる単なるアホ右翼とは違うけどね。
最近は右の劣化も激しいからね。
413 :
法の下の名無し:2007/10/26(金) 01:44:07 ID:moY150KG
414 :
法の下の名無し:2007/10/26(金) 16:20:26 ID:5a+xrsaO
ふつうに感動ものなんだが、その違和感というかちょっとアレという
感じを早速2ちゃんは晒してしまうんだよね。
416 :
法の下の名無し:2007/10/27(土) 16:34:25 ID:Eput1g3X
伊東が余計
418 :
法の下の名無し:2007/10/28(日) 00:26:51 ID:bI/14XJw
419 :
法の下の名無し:2007/10/29(月) 13:45:24 ID:SqdM/gkT
あたりまえ
420 :
法の下の名無し:2007/10/29(月) 14:57:15 ID:KS5gwG7l
>>375はそもそも団藤先生の主体性理論を理解していない。
死刑廃止論は主体性理論から必然的に導き出される論であることは、
団藤先生もこれまでにいろいろな場で繰り返し説いておられるところ。
主体性理論に批判的な立場ならば死刑存置論に傾くのもやむを得ないが、
主体性理論に一定のシンパシーを感じるようであれば、
主体性理論と死刑廃止論とのつながりをこの際徹底的に考えてみたらどうだろうか。
主体性理論と死刑廃止論との間には論理的必然性はないことを明らかにして
団藤先生を説き伏せるのも一興かw
421 :
法の下の名無し:2007/10/29(月) 15:08:08 ID:cHW0xNxE
ボケジジイ最強説。
422 :
法の下の名無し:2007/11/01(木) 11:06:07 ID:iCWuPm7I
反骨
423 :
法の下の名無し:2007/11/01(木) 11:12:05 ID:/i5+ZwDF
数分立ち読みしただけだが、
ロラン・バルトだの何だの・・・あんなのイラんのと違う。
インタビュアーが、自分の牽強付会と思い込みで、自分の
フィールドに引きずり込み、それを団藤巨匠が、左に受け
流している感じ。
思想を、流行で断じるのも何だが、あそこらの思想家は、
ちょっとトレンディwでもないし・・・フランスものや
ポストモダンの系譜でも、も少し新しいもんが出てきて
いるのに。
ロランバルトってかき揚げをレース細工って表現した人だっけ
425 :
法の下の名無し:2007/11/01(木) 15:49:35 ID:/i5+ZwDF
天麩羅とは東京の都市構造なり
天麩羅とは皇居なり
天麩羅とは天皇制なり
天麩羅とは空虚な中心を有する国ニッポンのことあるヨ
・・・と書いた人。ホモで、マザコンで、最後は自動車の
行き交うパリの車道に飛び込んで、昇天された愛すべき
聖人(←10年以上前のゲンダイ思想にとっては)。
426 :
法の下の名無し:2007/11/01(木) 18:28:03 ID:uEzxcKrn
やはり法学徒は聞きしに勝るアホだね。
427 :
法の下の名無し:2007/11/01(木) 21:40:09 ID:iCWuPm7I
428 :
法の下の名無し:2007/11/01(木) 23:44:36 ID:uEzxcKrn
>>427 俺は伊東なんていう名じゃない。
ワンチャイ・バンビラビカル。
わかった?
429 :
法の下の名無し:2007/11/02(金) 00:12:24 ID:HWfq4oDK
伊東
430 :
法の下の名無し:2007/11/05(月) 21:14:36 ID:Lv8yZz05
反骨のコツ
数学者
432 :
法の下の名無し:2007/11/09(金) 01:33:45 ID:GoQeDdKi
藤木英雄は団藤から教わらんでも自分で切り開いていけたな。単に時の東大の共感が団藤だっただけ。誰でもよかったかと
藤木先生は団藤たんの講義を聴いて、生涯の仕事に刑法を選んだのだ。
あんだけアタマ良いのに刑法を選んだのは団藤たんの講義のおかげだ。
434 :
法の下の名無し:2007/11/13(火) 14:51:02 ID:5JMGdkZK
40年前と髪型が変わらない淑子夫人萌え
淑子夫人とならやれる
435 :
法の下の名無し:2007/11/15(木) 02:14:03 ID:SCMARF+I
>>433 そりはちと違うんで内科医? 東大入学前から刑法の本が好きで読んでいたと
一高時代の友人が懐古していた。峻厳な刑法という学問自体が好みだったと。
だんどうの人格責任論いついては「アレはダメだ」と一笑に付した、との
記述も見た希ガス。ともに出典は「藤木先生人と学問」(構文どう)
>>435 その本読みたいのだが、再販しないかな。
437 :
435:2007/11/16(金) 14:23:22 ID:+jn5tgSa
>>436 おいらは慶応の図書館でコピイしただよ、弘文堂ネ
藤木先生が亡くなって 30年なんですねえ
昔の刑法学者って名前もかっこいいよな。牧野英一、小野清一郎、団藤重光、藤木英雄・・・。
平野はちとヤんキーみたいな名前だけど。
団藤重光
この如何にも重々しさを感じさせるネーミングで、ごく平凡な刑法学者だったら、
何か哀しいものがあるよ。
団藤ミサイル
442 :
法の下の名無し:2007/11/19(月) 04:17:24 ID:HRgDB81J
骨、電車内で読んでて、
昭和天皇についての思い出話のところでストップした。
刑法学者になれれば、たとえ平凡でも良いではないか。
団藤先生のお父上は、普通の弁護士だったそうだし。
仮に
団藤重光(35歳無職)とか団藤重光(40歳土木作業員)とか団藤重光(28歳パート社員)
とかなら、悲しいものがある。
444 :
法の下の名無し:2007/11/23(金) 11:51:29 ID:KiIW7xTw
団藤重光(35歳無職)とか
犯罪やらかしそうだな。
445 :
法の下の名無し:2007/11/23(金) 14:08:32 ID:WolLaom5
関係ないが、数年前にリンチ殺人をやらかしたDQN暴走族リーダーの
名前が武田晴信(○歳無職)だったな。
446 :
法の下の名無し:2007/11/23(金) 19:23:17 ID:kFVSdzfP
447 :
法の下の名無し:2007/11/25(日) 12:13:29 ID:w/b/IrR7
私は刑法は、後に最高裁判事を務められた団藤教授と、その後若くして亡くなられた
藤木教授に教わりました。どうでもいいけど成績はどちらも優でした。
私は後に留学することになり、大学時代の先生の推薦状の提出もスタンフォード大学
から求められたのですが、私は法学部ではゼミを全くとっていなかったため、面識の
ある法学部の先生が一人もおらず、頭を抱えました。(フランス法の山本教授(コラム
#2193)はお辞めになっていたか亡くなられていたかでした。)
そこで、カイロ時代に家族ぐるみで親しくしていた、ご主人が民間企業にお勤めの
一家の奥様aさんのすぐ下の妹が団藤教授の奥様bさんであることを知り、aさんに
口添えを頼んだところ、彼女の一番下の妹であるところの一橋大学の同じく刑法の
福田平教授の奥様cさんにまず話をしてくれ、そのcさんがbさんに更に話をして
くれました。ところが、bさんから、「団藤は面識のない学生の推薦状はお引き受け
しません」とお断りをくらってしまいました。
こんな回りくどい方法をとらず、私が直接ご本人に面会を求めるべきだったのかも
しれないけれど、いずれにせよ、それはないぜ団藤さん、私に会えば面識ができる
じゃないか、あんたは学生が可愛くないのかよ、と意気消沈しました。
http://blog.ohtan.net/archives/51078395.html
448 :
法の下の名無し:2007/11/25(日) 12:41:08 ID:TZnRIfGM
ブログの書き殴りとはいえ、知性も含羞もセンスも美意識もない文章だな。
>>447 すげー分かり図らい。
司法の問題文みたいだな。
451 :
法の下の名無し:2007/11/27(火) 00:43:34 ID:W85Gz2Ek
10. Posted by 団藤先生最後の教え子 2007年11月25日 16:53
正直このブログ読んであきれました。
団藤先生も藤木先生も草葉の陰で泣いておられるでしょう。
いや、団藤先生はまだご健在です。このブログの記述を知ったらお嘆きになるでしょう。
11. Posted by Master 2007年11月25日 19:24
>いや、団藤先生はまだご健在です。このブログの記述を知ったらお嘆きになるでしょう。
あんた、実名で書けや。
井上先生じゃないのか。
453 :
法の下の名無し:2007/11/28(水) 00:46:29 ID:26KquT5Z
井上正仁教授にほぼ確定か
井上先生がこんな馬鹿なブログにかまうはずないだろ。
大方、最後の授業を受けてたとか、そんな奴だろ。
455 :
法の下の名無し:2007/11/29(木) 00:52:02 ID:8m9X9b0J
456 :
法の下の名無し:2007/11/29(木) 22:03:23 ID:o9spsY26
457 :
法の下の名無し:2007/11/29(木) 22:09:59 ID:pEzB9G6+
面識もない学生が、団藤さんから推薦状もらおうなんて身の程知らずもいいとこだww
458 :
法の下の名無し:2007/11/30(金) 00:24:00 ID:iGyYy4QL
>>447 面識もないくせに推薦状もらおうとしてもらえなかったのを逆恨
みするのもどうかと思うが、この文章見る限り仮に面識があって
も推薦はしなかっただろうという気がする。
459 :
法の下の名無し:2007/11/30(金) 20:45:09 ID:8EIpKG5j
詳しくは忘れたけど団藤先生の奥方は生来的犯罪人説を説いたロンブローゾ支持者・勝本勘三郎先生の親類でしょ。
ってことは福田先生は奥方つながりで団藤先生と親戚なのか?初耳。
460 :
法の下の名無し:2007/12/01(土) 08:42:40 ID:rALThARB
団藤先生は、当然ながら、筋を通されたということでしょう。
妻のつてで推薦状を頼まれても、何も書けないでしょう?
「この人物は、私の妻の姉とカイロで親しくしていた人物であり、社会生活において特に問題はないものと思われる。
また、学生時代には私が大講堂で教えていた600人程の学生の一人だったらしく、成績は優であった。但し、答案の内容については覚えていない。
これ以外の学業成績や学習能力については不明である。」
くらいか?
あるいは、末尾に
「但し、学生として面識のない教授に、社会生活上のつてを利用して推薦状をもらおうという発想自体が、大学という場の性質をまったく理解していないことを示しており、理解力には疑念がある。」
と書かれるかも。
団藤先生は優しいから、そんなことは書かないだろう。
平野なら書くだろうね。
462 :
法の下の名無し:2007/12/01(土) 23:24:24 ID:wWEaiv9j
それには同意
確かに平野なら書くなw
464 :
法の下の名無し:2007/12/02(日) 03:51:54 ID:K1GyXYBF
こないだの朝まで生テレビは検察がテーマだったが
なんで東大教授は出てこない。また三井さんも。
最高検にいた土本が出てたが・・・
昔の藤木先生みたいに外に出て物が言える力は今は東大の先生にはないのか?
テレビ局が出てきてほしい人を呼ぶからさ。
土本はよくメディアに出てくるね。
466 :
法の下の名無し:2007/12/02(日) 08:41:55 ID:rVLJM0Fa
法律学のほうの教授はやっぱり世間的にはマイナーなのかな
そりゃそうだ。
板倉(刑法)とか相澤(知財)とかはテレビに出てるけど。
藤木先生でも、さすがに朝生は出ないだろう。
あの番組は人の話聞かないから、ちゃんと言いたいこと言えないだろうし。
マコツ出てたしww
469 :
法の下の名無し:2007/12/02(日) 17:18:46 ID:wNyFsNVz
伊藤真もちゃんと言いたいこと言えてなかったよ
小林節は何度か出ていたね
まあ、全員がちゃんと言いたいことを言えるようにする
(正確にはちゃんと言えなかったと言い訳させない)
ためには、公開書面討論しかなさそうだけどね。
すごい時間がかかってしょうもないが。
香具師らは議論するときのマナーができてないだけ。
472 :
法の下の名無し:2007/12/02(日) 22:45:47 ID:K1GyXYBF
時の総理の行為が構成要件に該当すると論陣を張っていた藤木先生。
>>470 あの番組は司会者が悪いだろ。
そもそも司会者に「議論の交通整理役=司会者であろう」とする意思がない。
475 :
法の下の名無し:2007/12/03(月) 00:45:37 ID:HTJZzVUh
あの番組はやっぱひとつの興行だし、そんなものに東大教授が出る必要はないか。
カンサンジュ教授は出てたけどね。みなさん、善意解釈、好意的なレスをありがとうです。
>>472 そうです。
476 :
法の下の名無し:2007/12/03(月) 03:19:52 ID:I2mGFujM
カンサンジュ教授は東大教授???
40年前に
団藤教授は東大教授???
と書くくらい不自然なんだが…
478 :
法の下の名無し:2007/12/04(火) 18:19:49 ID:R94OUcAw
>いずれにせよ、それはないぜ団藤さん、私に会えば面識ができる
>じゃないか、あんたは学生が可愛くないのかよ、と意気消沈しました。
すごい理屈だな。この男、他人が自分に対して同じ事を言っても納得するんだろうか?
こんな男が防衛省のキャリア・・・・防衛省は「格上げ」すべきじゃなかったと思って
しまったね。
479 :
美人殺人部隊:2007/12/04(火) 20:57:58 ID:JNScERII
三権分立でチェック機能が働くことが期待されたけど
実際にはクソ官僚どもにはなんの監視もきいてなかったんだね
そんな制度の不備を放置してきた自民党は罪が重いと思うのだが
これは素人考えかな?
まず団藤スレで聞くような内容でないので、質問内容以前に問題外。
481 :
法の下の名無し:2007/12/11(火) 22:41:49 ID:Dj524tjQ
週刊朝日
482 :
法の下の名無し:2007/12/11(火) 22:59:13 ID:9ORYWgqf
刑事訴訟法の父
團藤重光94歳の「喝!」
「裁判員制度は困った制度」
平野憎しの次は、松尾憎し、井上憎し、か・・・とんだ糞ジジイだな。
どこまで自己顕示欲が強いんだか。だからこそここまで生き延びて来れたんだろうけどな。
まーそれにしてもうまく周囲を騙しおおせてきたよな。いい人ぶる技術は人並みはずれてるわ。
嫉妬心が異常。松尾が法務省最高顧問なのが本当に気に入らない。
刑法口語化+裁判員という名前を決めて歴史に名を残したのにそれほど嫉妬するか??
弟子の井上が必死に作った裁判員制度さえコケにするとは。。。。
藤木追悼で、藤木の頭の切れのよさを認めながら、自分と比較して「決して頭のよしあしではない」とのたまう自信過剰ぶりにも反吐が出る。
485 :
法の下の名無し:2007/12/15(土) 10:46:49 ID:vjLlfqL9
裁判員制度は批判されるのが当たり前でしょ。
松尾先生や井上先生が関与しているから、もっと上の団藤先生から言うしかないのでは。
面罵されても仕方のない状況だと思うよ。
立法されてからいうなよ、ジジイ。
487 :
法の下の名無し:2007/12/15(土) 23:06:21 ID:7CE5l2vm
>>484 団藤に限らず、概して法学者なる人種には、この種の卑しい心性が醜くも露呈している
事例がごまんと存在するように思われるが、如何か?
例えば我妻栄の文章一つとっても、醜悪極まる低劣にして品性卑しい自慢話が延々と書かれているし、
平野龍一にしても然り。
連中のやることと言えば、学界での権威に酔って、自ら平伏す私兵の数を増やしてはご満悦の表情を浮かべ、
逆らう者に対しては居丈高にその権威を振りかざして睨みをきかす。
そうして権威をさらなる権威へと高めることに無上の喜びを見出しているわけだ。
法学者に目立つのは、試験の点数を至上の如くに見る病理現象。
勿論、点数でも高いに越したことはないが、学者としての実力とは全く次元を異に
しているにもかかわらず、これを専らその学者の優秀さの物差しと等値してしまう傾向がある。
他の学問分野では見られない現象。
思うに、連中はおそらく学問的興味に突き動かされて真理探究のために一路研究に邁進したいために
学者の道を選んだわけではないのだろう。
連中の意図は、権威と名声しか頭にはなかった。それゆえ、何にもまして名声を求め、権威にすがりつく
醜い心性が、その文章などから露呈されるということになる。
連中がまず覚える所作は、自分が最も頭のよい存在であると信じ込むこと、そして自分以外の者を自分に劣る
存在として見下し、さらにその者たちに自分がいかに優れて傅く対象であるかと悟らせることである。
勿論、実態とは相当な隔たりがある。多少反省的思惟を習慣化させている者ならば、薄々実態との齟齬に気がついて
いるのだろうが、そこはそれ、とにもかくにも威張り散らすことに生きがいを見出したものだから、後戻りはできない。
よって権威をなりふり構わず追い求め、振りかざして只管突っ走るのみ。
病的なまでも自信過剰の輩は、自己の能力を反省してみる所作さえ心得ないから、勘違いし続けてこれまた居丈高に
振舞うことしかしない。裸の王様であると一生気づかずに棺桶に入っていく。
488 :
法の下の名無し:2007/12/15(土) 23:31:48 ID:7CE5l2vm
連中は自分たちの学界内部での既得権益を死守せんと、閨閥作りにまで直走った。
閨閥づくりのお手本は、蕃書調所教授箕作阮甫とその子孫たちだろう。
大塚虎雄『学界異聞』によると、
箕作阮甫の長女さきは呉黄石と結婚、その長男文聡が内閣統計審査官、
その弟秀三が東京大学教授にして精神医学会会長。
次女つねは本姓菊池秋坪を婿とし、秋坪は東京師範学校初代校長の座を射止める。
秋坪はつねの死後に末女しんを後妻にとり、しんとの間に生まれた直子の夫が坪井正五郎で、
東京大学総長渡辺洪基での後押しを受けて、人類学講座教授となる。
その子誠太郎は東大教授、次男忠ニは地震研究所長に。
秋坪の三男佳吉は一層の閨閥づくりに励み、その二男新六は東北帝大教授、佳吉の弟元八は帝大文科大学教授、
しんが初婚のときに生んだ箕作麟祥は、司法次官、貴族院議員、男爵となる。
麟祥の長女真子は理学博士石川千代松に嫁し、三女操子は大阪帝大総長となった長岡半太郎に嫁す。
秋坪の二男で数学者大麓は父の実家菊池家を継ぎ、東京京都両帝大総長、文部大臣、枢密顧問官、貴族院議員。
娘の百合子に美濃部達吉、千代に鳩山和夫、冬子に末弘厳太郎を嫁がせる。
他方、新六の夫人に、穂積八束の末女が配せられる。
いずれ『日本法学界に潜む魑魅魍魎(仮題)』と題して執筆してみたいと思っている。
489 :
法の下の名無し:2007/12/15(土) 23:49:36 ID:7CE5l2vm
団藤はまだ生きているが、学界への影響は年々低下している。
最早、学士会理事長というお飾り職で満足しておればよろしい。
しかし未だに学界への影響力を保持せんと釈迦力になっているダボハゼが存在する。
行政法学の”権威者”とやらで、何かにつけて政府の審議会の座長として得意顔になっている男が一人。
誰もこの男に諂い、媚び諂う米搗きバッタどももろとも学界の大掃除をしようという気概のある者がいないのは情けない。
憲法学を見ても然り。これまた政府御用の恥知らずと成り果てて、天下った大学でも
やりたい放題の老害に引導を渡してとっととお引取り願おうと勢い立ってやろうという者がいない。
>いずれ『日本法学界に潜む魑魅魍魎(仮題)』と題して執筆してみたいと思っている。
出版楽しみにしてるけどさ、もうちっとセンスある題名にしてくれ。
とんでも本丸出しの書名じゃないか。
491 :
法の下の名無し:2007/12/16(日) 18:42:24 ID:jPH3gHWb
世に出たら激震がはしるだろうな。
492 :
法の下の名無し:2007/12/16(日) 18:44:00 ID:jPH3gHWb
激震がはしるだろうな。
なんで2回言ったの?
494 :
法の下の名無し:2007/12/16(日) 20:17:24 ID:jPH3gHWb
送信できなかったと思ったから。
495 :
法の下の名無し:2007/12/16(日) 21:01:54 ID:IMG4o7/w
>>490 センスが悪い?
仮題であって最終的な題ではないので、いかなる題にするかは実際完成稿を待って
から思案することになる。
ほかにも代案はあるにはある。
『法学山のボス猿たちー業績なけれど虚勢だけは一人前』とか
『法学界の大掃除ー学界に巣食う腐れ外道』とか
『法学者たちの罪状ー惰眠を貪る偽学者への処刑宣告』とかね。
できれば有斐閣または岩波書店若しくは東京大学出版会から出したいが、
学界の”重鎮”どもに次々と矢を放つことになるので、ストップがかかる恐れなしとは言えない。
496 :
法の下の名無し:2007/12/16(日) 21:25:30 ID:IMG4o7/w
法学界に巣食うアホを全てあげつらおうと思えば、有象無象の連中がまたぞろ
わいてでること必定、そこである程度ターゲットを絞らざる得ない。
しかも米搗きバッタばかりを相手にしても仕方がない。
むしろ筆が腐るというもの。
そこで、米搗きバッタ連中のボス、それも大ボス中の大ボスに照準を合わせ、
そいつを撃つことで、その手下もろとも一掃してしまおうという心算というわけである。
年末の大掃除のように、学界の清掃作業に些かなりとも寄与したいとの一念なのである。
戦後ばかりではなく、戦前に遡って清掃作業に取り掛からないと、我が国法学界の膿は出し切れない
と思われるので、梅謙次郎とまではいかないが、それこそ美濃部やら上杉あたりまでは最低限遡及して
取り掛かる必要あり。ということから、相当骨の折れる仕事になるに違いない。
なんでこんなこと、わざわざ私が買ってでなければならないのかと思うところもないわけではないが、
これといった適任者が見当たらないし、そもそも敢えて買ってでる気概気骨の持ち主も残念ながら法学界には
いない。ボスの顔色を窺っているだらしのない腰巾着ばかりだから仕方あるまい。
497 :
法の下の名無し:2007/12/16(日) 22:46:09 ID:9nsLFs1s
と2ちゃんねるでほざいております。
498 :
法の下の名無し:2007/12/16(日) 23:22:20 ID:IMG4o7/w
と、腰巾着にして米搗きバッタとならんとするヘタレ野郎がほざいています、ってか?
書かれてはまずいという危機感がそうさせたのかはわからないが、いざ出版ということになれば、
血相変えて大ボスの恥部を知らさせまいとして、弾圧の尖兵としてさぞご活躍あそばされるのだろう。
しかしそうしても無駄なこと。デタラメにはデタラメというしかないのである。
その告発はいたるところでなされる。後に続く者がいることを信じているから。
499 :
法の下の名無し:2007/12/16(日) 23:24:47 ID:F01yBhA5
500 :
法の下の名無し:2007/12/16(日) 23:47:27 ID:wXF9R/gv
立花隆がなんかそういう昔の記事引用してたじゃん
東大法科教授と京大法科教授とを比較してるやつ
京大マンセーの内容だったけど
501 :
法の下の名無し:2007/12/16(日) 23:48:58 ID:IMG4o7/w
今のところ槍玉にあげようと考えている人物は、
ナチに入れあげた過去を封印し、民法業界の総元締めとして君臨した厚顔無恥の我妻栄。
ドイツ法学について半可通のくせに一端の民事訴訟法の権威を気取ってデタラメ詠歌を絶叫する兼子一。
変節の中の変節、どの面さげて出てこれるのか考えるだけでも恥ずかしくなる曲学阿世の徒、宮澤俊義。
恍惚の人となっても権威を振りかざすことをやめない星野英一。
歳の数だけ勲章胸にぶら下げるだけでは我慢できず棺桶を勲章で満たしたいと躍起になる団藤重光。
学問研究を天下取りと完全に勘違いして、ヘゲモニー奪取のためだけに”学説”を唱えた無節操な平野龍一。
どう頭を抱えようとなぜこいつが東大教授になったのか皆目理解不能な芦部信喜。
審議会に顔だすことしか能のないザ・御用学者塩野宏。
小さいのにでかく見せようと昂奮して小走りすればするほどその小物ぶりが露呈される佐藤幸治。
502 :
法の下の名無し:2007/12/16(日) 23:58:12 ID:IMG4o7/w
>>500 立花隆の東大論のことか?
あれは『京都帝国大学の挑戦』という題だったと思うが、それからの引用で
東大法学部批判を展開したものだよ。
しかしここでは東大法学部も京大法学部も関係ない(そもそも京大法学部も
ミニ東大法学部と化している)。
単に学界の一斉清掃作業の必要を主張しているだけ。
東大にも京大にも優れた者アホな奴、それぞれ存在することに違いはない。
大学教育のあり方は、ここではとりあえず関係がない。
503 :
法の下の名無し:2007/12/17(月) 00:17:24 ID:N4NHd7Hc
分裂病の発作だな。
504 :
法の下の名無し:2007/12/17(月) 01:36:26 ID:uxTRJQvr
>>501 ぜひとも出版まで頑張ってくれ!!そしたら、あんたネ申だぜ。
で、評価する法学者は存在するの?法学者は全部くずかい?
506 :
法の下の名無し:2007/12/17(月) 07:17:24 ID:N4NHd7Hc
げらげら
507 :
法の下の名無し:2007/12/17(月) 11:07:59 ID:XoJ5LE4j
団藤タソ、最新刊は「恍忽のソコツ」でつか?w 東大京大法学部比較で京大マンセーといえば、 講談社学術文庫の「東西両京の大学」か?
508 :
法の下の名無し:2007/12/17(月) 12:48:25 ID:znrGGGa4
蓑田胸喜が一人紛れ込んでるな
俺のじいさんが、弾道さんと同級か、近い年。後輩か先輩かわからん。
俺のじいさんも
第六高等学校→東京帝国大学法科
戦前は裁判官やってた。
510 :
法の下の名無し:2007/12/17(月) 23:17:21 ID:Ig2kAp3l
>>501 お前痛すぎ!お前は松沢病院に永久に入院しとけw
>>509 おお、すごいな。
おれの祖父さんは、中学の数学教師だった。
512 :
法の下の名無し:2007/12/21(金) 00:37:42 ID:+kKIda8z
「學者の先務は、固より心志に在り。然れども聞見知思を?去せんと欲すと謂うもの有らば、
則ち是れ聖を絶ち智を棄つるなり。思慮を?去せんと欲して、其の紛亂を患うるもの有らば、
則ち須く坐禪入定すべし。如し明鑑此に在らば、萬物畢く照らさる。是れ鑑の常なり。
之をして照らさざらしむを爲し難し。人心は萬物に交感せざること能わず。
之をして思慮せざらしむるを爲し難し。若し此を免れんと欲せば、惟是れ心に主有るのみ。
如何なるを主と爲す。敬ならんのみ。主有らば則ち虚なり。虚とは邪の入ること能わざるを謂う。
主無くんば則ち實なり。實とは物來りて之を奪うを謂う。大凡人心は二つに用う可からず。
一事に用いば、則ち他の事の更に入ること能わざる者は、事之が主爲るなり。
事之が主と爲るも、尚思慮紛擾の患え無し。若し敬を主とせば、又焉んぞ此の患え有らん。
敬と謂う所の者は、一を主とするを之れ敬と謂う。一と謂う所の者は、適くこと無きを之れ一と謂う。
且くは一を主とする義を涵せんことを欲す。一ならずんば則ち二三なり。敢て欺かず、敢て慢らず、
尚わくは屋漏に愧じざるに至りては、皆是れ敬の事なり」。(『近思録』より)
一時の煽りではなく結構真剣にそう思っているらしいことは伝わってきたがw
・・・団藤スレで話す内容なのか?
514 :
法の下の名無し:2008/01/01(火) 22:34:58 ID:eCyCJBSd
「反骨のコツ」読んだが別に団藤先生、全然ボケてないじゃないか。
憲法についての見解も三島についての事も以前から主張してたことだし。
天皇については天皇の話をそのまま語っているだけ。もし戦時中の天皇の言動
と一致しないなら天皇が「変節」しただけだろ。
この本が不快になるのは(特に前半)伊藤乾とかいううすらバカが聞き手、編者
としての分をまきまえないで自己主張ばかりしてること。
団藤重光というビッグネームを利用して世間に自分を売り込むチャンスだとでも
勘違いしてるんじゃないかと思えるほど、自分を押し出しているその姿に嫌悪感
を感じる。
伊藤なんてチンピラの主張を聞きたくて本を買ったんじゃないんだよ、というの
は手にした多くの人が感じたことじゃないか。
515 :
↑訂正:2008/01/01(火) 22:39:35 ID:eCyCJBSd
伊藤→伊東
516 :
法の下の名無し:2008/01/05(土) 10:36:22 ID:Nyin2/zU
弾道ってエピソードねえから、ここの書き込みもつまんねえ
517 :
法の下の名無し:2008/01/05(土) 13:09:55 ID:uaUOD2lk
>>516 どの書き込みもお前の書き込みよりマシだけどな
518 :
法の下の名無し:2008/01/05(土) 14:34:46 ID:5z3sFrby
朝日に載った弾道の談話を読んだ、うちのお袋の一言 「何このモウロク爺」 母ちゃん、天晴れだ…orz。
519 :
法の下の名無し:2008/01/06(日) 00:23:09 ID:yVySeF6c
520 :
法の下の名無し:2008/01/06(日) 10:37:54 ID:WlNiHG1A
n_n
(=゚д゚) <そうか
/ 、_,/
/;i / uu
ヽY /
`-uu
522 :
法の下の名無し:2008/01/18(金) 15:27:36 ID:k198nOJn
523 :
公訴事実太郎:2008/02/02(土) 03:03:36 ID:doPiZnq9
>68
芝原邦爾は今年の3月までは学習院大学。とりあえずしばらくは休むみたいです。
団藤の弟子だって知らなかった・・・。(ちなみに芝爺は結果無価値)
平野もイケメンじゃね?
524 :
↓の話は本当ですか?:2008/02/12(火) 19:13:26 ID:TQ2QOut3
その日は択一の発表日だった。
前田雅英は平野竜一の研究室に呼ばれていた。
「前田君、今度の判例研究会での君の報告だがね
順番をずらそうかと思うんだ
一応形だけでも司法試験ぐらいには受かってもらわないことには
君も肩身が狭いだろう。論文は択一と違って結構大変だから、どうかね?」
「あ、あの先生、実は」
「まあ、そんなことは杞憂か
むしろ、君の実力を過小評価してしまったかな、いかんなぁ」
「択一試験に落ち…」
そのとき、ドアが勢いよく開いた
「団、団藤先生、それに藤木(英雄)君」
「いや〜、聞いたよ前田君
た く い つ
に落ちたんだって
まあ、あんな下らない試験のことは気にしない方がいいよ
ところで、藤木君、君は確か大学3年で合格したんだよなぁ」
「はい」
「それも、トップで合格だ
まあ、結果が全て。いやいや不合格の時点で結果は無価値だよな
択一で落ちようと論文で落ちようとどちらにしても
いいなあ、結果無価値論は
本当に、いい弟子を持ったもんだ平野君は
結果無価値を体現してくれる弟子なんて滅多にいるもんじゃない
そうそう、前田君も今度の判例研究会での報告楽しみにしてるよ
時間は充分あるし、きっといい報告ができるだろう
では、お邪魔したね平野君」
団藤が去った3秒後
六法が時速150kmを超えるスピードで平野の手から前田に放たれた。
525 :
滝川幸辰 ◆DjfhnPjfHU :2008/02/12(火) 21:01:28 ID:TQ2QOut3
上の話の最後、六法ではなくて灰皿という話もあります。
人格者であらせらるる団藤先生はそんなこと言わない。
527 :
法の下の名無し:2008/02/16(土) 02:48:18 ID:zYiT3lnW
前田先生が2chのスレで択一落ちた事をこのような形で暴露され、お怒りになっておられるそうです。
528 :
法の下の名無し:2008/02/16(土) 06:27:46 ID:/0FRs08+
529 :
法の下の名無し:2008/02/20(水) 01:50:59 ID:3qdGaUQF
団藤先生お茶目だなぁ
団藤先生は人格者だけどたまに茶目っ気だすんだよな。
そして平野のような根の暗いヤツに恨まれる。
茶目っ気のないやつが多いからね、法学者には。
あと雅英ちゃんは択一に4回落ちてるだろ。
>>524は最初の不合格の時かね?
532 :
法の下の名無し:2008/02/26(火) 17:50:44 ID:hQ6TE2LJ
なんだ、前田はその程度の学者だったのか。
533 :
法の下の名無し:2008/02/26(火) 19:04:18 ID:LBvRVfsW
試験で点数取る能力と研究能力はまた別だからね。
両方備わった優れた学者がいるのもまた事実だが。
534 :
法の下の名無し:2008/02/28(木) 23:37:42 ID:cN2jchhP
団藤先生って今も生きておられるんですか??
藤木先生は、弟子と聞きましたが
何で取る説が違うんですか?
535 :
法の下の名無し:2008/02/29(金) 00:38:59 ID:LDMhVMio
団藤先生は昨年度も新刊本を出されたし、今も自伝を執筆中。
総論の改定版もあきられていない!
藤木先生とは行為無価値論(二元論)では一致している。
団藤先生は意見の相違は認めるので弟子からは自説と違う学者を多く輩出
している。そこが平野のような因業な学者と違う。
536 :
法の下の名無し:2008/02/29(金) 00:49:12 ID:2cqXEPIQ
>>535 おまんこ触ると脳がどう反応するか調べてるキチガイとクダラネー本出してたな。モウロクジジイ。
537 :
法の下の名無し:2008/02/29(金) 03:12:50 ID:FY6pWito
ボケ老人
538 :
法の下の名無し:2008/02/29(金) 22:59:42 ID:b42SMB6S
団藤オワタ
東大関係じゃないんで、団藤先生の謦咳に接したことはないが、
刑法綱要総論は、いまだに読み応えのある書物で、先生を尊敬しております。
H野さんは、全集の総論が難解で、いまだによくわからんうえに、
司法試験の口述を受けた友人が、できの悪い受験生を小馬鹿にした冷たい態度だった、
というので、よい印象はありません。
藤木先生が業半ばで逝かれたことは、その人格とともに惜しまれます。
惜しまれるといえば、新堂先生には、破産法の口述で30分もの長時間いじめられた挙げ句、
最後に「この点は、私もよく分からないのです。また、考えておいてください」と、
ニコッとされた笑顔が今も忘れられません。 老弁からも合掌
>>539 団藤先生の「こころの旅路」で読んだけど、
試験官は実力あると思った受験生を長時間イジめるそうですが、
新堂先生にいじめられるとは、相当な実力者だったのですね。
542 :
法の下の名無し:2008/03/11(火) 18:51:05 ID:gzAdjHQP
>>540 >ふと「KY(空気が読めない)ってご存じですか」と聞いた。
>
>「知らない。ああ、空気のKと読めないのYね。読めるだってYじゃない。ははは」
私も、初めてKYって聞いたときに、團藤先生と同じことを言いました(笑)
>>542 まあ、先生はKYと聞いたらサンゴの方を思い出された可能性が…
罪刑法定主義がモロに当てはまる事件だったわけだし。
544 :
法の下の名無し:2008/03/17(月) 13:26:13 ID:Uu5yvbYf
朝日新聞が憎い気持ちをここで出されても困りますが。
不祥事を延々と言い続けるのも結構ですが、それなら全ての報道機関についても
同じことをなさっているのでしょうか。
545 :
法の下の名無し:2008/03/17(月) 13:35:51 ID:Uu5yvbYf
ごめん勘違い。↑取り消す。
不起訴事件の方ね。不起訴になったから記憶から消えていた。
拡大解釈でOKにする可能性があったね。
(´・(ェ)・`)クマー
548 :
543:2008/03/18(火) 03:15:25 ID:k/QwBkIA
長年の朝日読者なのに(一瞬とはいえ)ネットウヨ認定されてしまった…
まあ、それはともかく先生の話に戻します。
緊急逮捕合憲としたときの高裁判決は、先生の論述を丸パクリ
と聞いたのですがそれは本当なのでしょうか?教えて著作権。
549 :
法の下の名無し:2008/03/26(水) 22:09:32 ID:5g2RNJL9
藤木が別格。他は有象無象(うぞうむぞう)
ネットウヨは死刑反対論者の団藤先生を左翼扱いするんでしょうねヒヒヒ
551 :
法の下の名無し:2008/04/22(火) 14:21:15 ID:2dgqeBSP
被害者遺族本村氏の会見内容に対する団藤先生の談話がほしい。
本村氏自身団藤先生の『法学の基礎』を踏まえて
会見に臨んでいたような気がしてしょうがない。
552 :
法の下の名無し:2008/04/23(水) 10:11:18 ID:8xlUWydK
ウヨでもサヨでもいいが、今の弾道はただのモウロク爺に過ぎない。
553 :
法の下の名無し:2008/04/30(水) 23:18:49 ID:TCSWqf/y
団藤先生がバイアグラ飲んでエッチしてる行為は合法です。
554 :
法の下の名無し:2008/05/02(金) 00:57:56 ID:6vWpaKxB
刑事訴訟法綱要を読んでいたんだが
改訂の付言を読んで当時の現在進行形の刑訴の有様が想像させられた。
終戦後の占領政策の一環として進められた法制改革において
当時30代の若手研究者の彼が刑訴の改正法立案に登用されていることなどは
GHQの方針に沿っている学者としての評価があったのだろうと思った。
それゆえ死刑廃止論者であることも疑念を抱かせない。
それにしても進行中の法制の変化を客観的によく認識していたその判断・思考力は
一流の学者だなぁと感じる。
また最高裁判事として任官するに際し、弁解じめてはいるが
官としての立場をよく理解してこれを明言してるのもよく考えていると思った。
555 :
法の下の名無し:2008/05/08(木) 02:40:25 ID:B6RgZTDp
ロイヤーズマガジンだっけ?
インタビューで出てたよね。
557 :
法の下の名無し:2008/07/02(水) 14:17:48 ID:7FRKiWce
>>555 合掌はね・・・
ところで今の刑法学会には藤木の後継者はいないのか?
結果無価値なんて実務で相手にされないものを、後生大事に担ぐ
低能しかもう象牙の塔にはいないのかの?
実務が行為無価値だと思っている低脳こそ逝ってよし。
前田か
562 :
法の下の名無し:2008/07/11(金) 19:25:56 ID:6FhU1PFC
団藤先生とか丸山真男の文章って明晰な文章ですよね?
団藤先生の文章は法解釈学という性質上、歯切れの悪い箇所もあるものの、お手本になる良い文章だと思います。
それと、平野龍一先生も良い文章を書くと思います。
>>562 「実践の法理と法理の実践」を読んだけど、最高裁時代の少数意見もいい文章だよね。
>>563 刑法綱要を読んだんですが「実践の〜」は未読です。やっぱり良い文章なんですね。
細かいところなんですが、「おもうに〜」の使い方がくどくなくて文章全体がきれいに流れているんですよね。
読書経験の乏しい僕でも「これは明晰な文章だ!」と夢中になってしまいました。
団藤先生の本をもっと読んでみたいなぁ。
>>564 実践の法理と法理の実践は、少数意見集の「法理の実践」と、講演や論文を
まとめた「実践の法理」にわかれているんだけれども、講演で自らの少数意見
を解説していておもしろいよ。言ってることはどれも同じなんだけれどもw
いま絶版みたいだから図書館で読んでみるといいよ。
あと、講演集といえば「このひと筋につながる」もいい。
>>565 ありがとうございます。図書館で探してみます。
ギネスに載る長生き刑法学者
偉い人だよね。
でも、嘘かホントか知らないけど、東大紛争の時、
機動隊と安田講堂の学生の流血の惨事が今まさに始まろうとしてる緊迫した空気の中、
K察幹部に「ちょっと待ってくれ」と言って六法を取りに走って戻り、
一生懸命ページを繰っていたというエピソードには、ちょっと笑っちまった。
まあ、生粋の法学者、この先生らしいと言えば言えるのかも。
反骨のコツ、評判通り聞き手がひどいな。
話題の広さは凄いけどゴマすりばっかりで気色悪い。
主体性理論がポストモダンだとかアホらしすぎる。
司法試験板でも団藤先生がお亡くなりになったっていう書き込みがあったから
たぶん本当なんだろうね。
ちょうど今年「法学の基礎」「実践の法理と法理と実践」を読んでたから感慨
深いな。一つの時代が終わったんだね。
師である小野清一郎と同じ享年95か。
(11月が誕生日だから満ではまだ94歳だけど)
しかし、刑法学者って長命が多いのかしら。
573 :
法の下の名無し:2008/09/24(水) 09:47:30 ID:rsiNzTu7
最後の書籍があんなウンコ本。。。。。
死んでたのか
デマだったっぽい。
wikiからは消えてる。
元最高裁判事だったら、新聞のおくやみ欄に名前ぐらい載るだろうし、完全なデマだね。
遺族の意向でしばらくたってから公表されることもあるよ。
ガセであって欲しい。。。
事実なら、葬式には皇太子が行くのかな?
580 :
法の下の名無し:2008/09/25(木) 00:06:55 ID:9USZDAmR
団藤先生は御存命です。
wikiにデマを書き込んだ輩を死刑にしろとお怒りです。
wikipediaで蘇ってるwwww
>>576 googleニュースで検索かけても一件もヒットしないしなぁ
本当に亡くなったとすれば、最高裁の秘書課が忙しくなっているはずだが、
そんな話聞いていないし。
最高裁調査官サマかもしれんw
日経の夕刊に団藤先生登場www
團藤トマス・アクィナス重光
589 :
法の下の名無し:2009/07/29(水) 09:10:55 ID:A21C5EF/
『死刑廃止論』って2000年の第6版が最新ですよね。
あれが「決定版」であると考えていいのでしょうか?
憤死してるとか?
品切れ中だね。
世論的に厳罰化の傾向だね。
惜しい本が絶版中だということですね。
「死刑廃止論」なんかより、「刑事訴訟法綱要」を再販してほしい。
改訂しなくてもいいからさ。
書棚に飾るんだ
鄭聖愛他人のプライバシーを侵害する基地外
刑法綱要なら何年か前に改訂されるという噂があった
しかし、それも年齢的に難しいだろう
団藤ミサイル
主観的構成要件要素
597 :
法の下の名無し:2009/10/27(火) 18:42:14 ID:A+6QXXQH
構成要件が違法性だけでなく有責類型でもあるってのが全然理解できない。
小野論文読んだけど理解できない。
たとえばある行為が窃盗の構成要件に該当すれば、その行為者は14歳以上だと推定されるの?
主観的構成要件要素はしかたない
死ぬ前にどうか死刑廃止論の改訂版を出してほしい
頼む
毎日何して過ごしてるんだろ
今なお影響力を保つ。
死刑廃止論
2010年、おめでとうございます。
刑事法の巨匠
刑事訴訟法の巨匠
反骨のコツに書いてあった陽明学の本はいつ出るんだろう