MRSAの治療法?

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1卵の名無しさん
MRSAですといわれた知人がいますが、見舞いに行く場合
手洗いすればよいのでしょうか?
また、その付き添いの人にアドバイスをしたいが知識がないので
教えてあげることができません。

ご教授ください。

ちなみに、その病人はMRSAと看護婦から言われたそうです。
感染原因は病院じゃないって。
2卵の名無しさん:04/05/25 14:35 ID:OJ0VMq2o
貴方自身の全身を検査してみたら皮膚や鼻の穴や消化器にMRSAいるかも知れませんよ。
3卵の名無しさん:04/05/25 14:35 ID:tnF/cc02
オートクレーブ
4卵の名無しさん:04/05/25 14:37 ID:uxU1xt4K
MR. SAusageか、看護師にそういうニックネームを付けられるとすれば
相当な一物だな。うらやましい。
5卵の名無しさん:04/05/25 14:44 ID:DMDuI0H8
>>1
小さなお友達ですね
                     → .  ミエネェゾ、ゴルァ!!
6卵の名無しさん:04/05/25 17:56 ID:oLa8wpl1
 ペニシリンが開発されてから半世紀を過ぎ、各種抗菌薬により感染症の治療が容易になった
のみならず、悪性腫瘍の治療、大手術、移植などを土台で支える役割を果たしており、現代の
医学を根底から支える薬剤となっている。しかし、抗菌薬が多用されるとともにこれに耐性の
菌株が出現し、耐性菌に有効な薬剤が開発されるとまた新たな耐性株が出現するという、いた
ちごっこが繰り返されてきた。
 このようななかで、1980年前後にメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が日本の医療社会
に出現し、約10年の経過で大都市から地方へ、大病院から中小病院へ拡大した。また、この10
年、入院患者から検出される黄色ブドウ球菌の70%がMRSAとなっているが、市中患者からの
検出率も徐々に上がっている。
7卵の名無しさん:04/05/25 17:57 ID:oLa8wpl1
 1980年ごろにはバンコマイシン注射剤は輸入されておらず、ほかにもMRSAに使用できる薬剤
がなかった。MRSA感染症の適切な治療法も知られず院内感染を起こしやすいこともあり、大変
恐れられた。このことがマスコミに盛んに報道されて社会問題にもなった。当時作成されたMR
SA対策マニュアルは、その反映として社会からMRSAの撲滅を夢見た厳しいものが多かった。
 しかし今日、MRSAはほとんど常在菌のような形でヒトに定着している。感染症状は無効抗菌
薬投与中の体内異物(血管内カテーテルなど)が留置されている入院患者がほとんどであるこ
と、発症例に対してはバンコマイシン、テイコプラニン、アルベカシン、ST合剤などが使用で
きることなど、状況は大きく変化している。また、MRSA検出例の90%前後は単に定着(コロニ
ゼーション)しているだけで、感染症状はほとんど見られないこと、狭い範囲に抗菌薬投与患
者が密集している急性期病院以外ではそれほど蔓延しないこと、抗菌薬投与を受けない患者で
はそのうちMRSAは消失してしまうことなども明らかにされてきた。そういうなかでも保菌者に
対する厳しい隔離的なマニュアルのみが生き残り、保菌者に意味のない差別を強いることにな
っているのが実情である。
8卵の名無しさん:04/05/25 17:58 ID:oLa8wpl1
 このような状況を踏まえ、在宅医療の場においてはMRSAを他の病原微生物と特別に区別して
扱う理由はなく、one of them の病原体と考えるべきであろう。一般的な清潔動作さえ励行さ
れていれば、在宅医療の場では特別扱いする必要はない。ただし、在宅で中心静脈栄養などが
行われている症例では、MRSAの有無にかかわらずカテーテル管理には十分な注意が払われるべ
きである。また、病院に入院する際は、周囲の手術患者や易感染性宿主への蔓延に注意すべき
であるが、それぞれの病院の実情に合わせて必要な院内感染対策を行えばよい。MRSA保菌患者
の診療拒否が許されるはずもないことは肝に銘じておくべきであろう。このような注意はカル
バペネム耐性グラム陰性桿菌や、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)にもあてはまる。
 なお、日本感染症学会(http://www.kansensho.or.jp/)や東京都福祉局
http://www.fukushi.metro.tokyo.jp/)のホームページも参考にしていただきたい。

MRSA保菌者の在宅管理
稲松孝思 東京都老人医療センター感染症科部長
9卵の名無しさん:04/05/25 19:53 ID:BlFEJcJ2
非常に参考になります。
その人は現在、熱が37−38度あります。
追われるように、別の病院へ移されることが決まりました。
また、某病院は受け入れ拒否です。
○民病院の出来事です。

10卵の名無しさん:04/05/25 20:11 ID:D2YEtAyf
MRSAなんてそこら中にいる菌だし気にする必要は全くなし。
君がAIDSとか、90才の寝たきりとか、新生児でなければ。

あなたはMRSAですって言われたの?
それはお前は大腸菌だとか、お前は肺炎球菌だって言われたのと同じで、いじめとしての状況以外では日本語として成り立たない。
君の知人が黄色ブドウ球菌そのものなら話しはわかるが・・・
11メチシリン耐性黄色ブドウ球菌:04/05/25 22:40 ID:QfaIn8wI
>>10
MRSAですが何か?
12緑膿菌:04/05/25 22:50 ID:Yh70BFAS
>>11

おまえ最近出てきた割に態度でかすぎ。
もう少し遠慮しろ。
13メチシリン耐性黄色ブドウ球菌:04/05/25 22:56 ID:QfaIn8wI
>>12
うぁ緑色のキモイおいちゃんだ。
時代遅れなんだよ!
知ってる?
最近の若い茄子は、耐性菌のピオでもあんまり気にしないんだよ。
やっぱり時代はメジャーな、わ・た・し。

でも兄弟分のVRSAもまだまだ認知度低いのよね。
14緑膿菌:04/05/25 23:06 ID:Yh70BFAS
>>13

確かに時代遅れかもしれんが、
尿路や呼吸器はまだまだ俺たちの勢力は強いんだよ。
immunocompromized host ばっかりひっ付きやがって。
もうちょっとどうどうと感染してみやがれってんだ。
15VRE:04/05/25 23:07 ID:Xfh0782x
おまえらもう古い.
これからの時代は俺。
16mrsa:04/05/25 23:13 ID:QfaIn8wI
>>14
だって弱ってる方が楽なんだもん(  ̄ー ̄)

>>15
強い漢って、す・て・き。か弱い私はバンコに負けちゃうの・・・
でもちゃんとTDM測定してる石、少ないのよね。
茄子も全然理解してないから、適当にdripしてるし。
17Mr.S.A.:04/05/25 23:27 ID:LQDted7E
今、気づいたけど、俺のイニシャルS.A.だから、Mr.をつけると(ry
18mrsa:04/05/25 23:40 ID:QfaIn8wI
>>17 anal sexさん?
19トリコモナス:04/05/26 14:01 ID:tLUGXHOj
良スレハケーソ
20mrsa:04/05/27 22:32 ID:85pq6nl9
>>19
原虫ハケーン


( ゚д゚)ノ○ メトロニダゾールドゾー
21ドキュソルビシン:04/05/27 22:36 ID:5dhO+pqH
VRSAはまだですか??
22ジアルジア ランブリエンザ:04/05/28 15:30 ID:dd3fuTHm
わたしの仲間が集うスレは ここですか?
23まるとふぃりあ:04/05/28 15:43 ID:yVuRmUTr
これからはわれらグラム陰性桿菌の時代です。
24カルバペネム耐性しゅーど:04/05/28 20:51 ID:jCGu5a52
>>13
うちの病院の茄子もおいらよりも傷から出たM男のやつばっかり気にしてるな。
おいらは今のうちに勢力拡大して>>23やら大腸菌のやつに、耐性遺伝子教えてやるからまってろ。
25prion:04/05/28 22:47 ID:zi3etUeW
o(・_・= ・_・)o キョロキョロ・・・仲間?
26卵の名無しさん:04/05/28 22:51 ID:wq2oZ56O
バンコ  バクトロ 手洗い ウェルパス
27Candida:04/05/28 23:44 ID:FmulvVi5
おまいら、おいらを忘れてる事があるだろ?
28まるとふぃりあ:04/05/28 23:46 ID:yVuRmUTr
>>24
僕はもともとほとんどカルバペネム耐性ですよ。
29卵の名無しさん:04/05/28 23:56 ID:Y4oO4Yuo
>28
どういうこと??
30prion:04/05/29 00:00 ID:kOfAB9vU
31卵の名無しさん:04/05/30 06:51 ID:MH/e0ZaC
S maltophiliaは、染色体上に確かにメタロをもっているのも事実。
むかしはPseudomonasに分類されていたのも事実。
でも、今はPseudomonasとは区別されている。S maltophilaは治療しにくいが
弱毒性なので治療すべきかどうかがそれ以上に問題となる。
通常、緑膿菌のカルバペネム耐性は排出ポンプ関係のpore異常がメインなので
緑膿菌がもともとカルバペネム耐性とはいえないと思う。
32卵の名無しさん:04/05/30 06:58 ID:MH/e0ZaC
ごめん、
24の名前はマルトフィリアになっていたのに気づかなかった。
てっきり、23の流れからは緑膿菌とおもってた。

ちなみにこれからは、CA-MRSAとメタロが主流になると思ふ。
33ESBL:04/05/30 07:30 ID:/ZivRtqA
多剤耐性ですが、何か?
セファマイシンには弱いけどね。
34セラチア:04/05/30 14:09 ID:/MlOXF09
打たれ強さには自信があります。
35卵の名無しさん:04/05/30 18:16 ID:WEwSurmt
マーサ三宅
36TBC:04/05/30 20:10 ID:jsxEXlMu
これからは、漏れの時代さ。
ベッカムもそう言ってるぜ。
37カルベニン:04/05/30 20:15 ID:DatWZ7T4
私を使ってもらうのにさえ院長の許可がいる。
38Candida:04/05/30 20:32 ID:OwBRTbEv
で、そろそろ私の出番では?
39卵の名無しさん:04/05/30 21:18 ID:WEwSurmt
製薬会社からの金額によって
医局長が全例術後抗生剤を決める大学があるんだぜ。
泣けるだろ。
40カルベニン:04/05/30 21:44 ID:hMvIHhZe
>>38
いえいえ私の守備範囲外です。
41フル○リン:04/05/30 21:49 ID:8dNeHqDC
>>39
公協規違反と知りつつ、文献、スライドで勘弁して下さい。
42TBC:04/05/30 21:59 ID:jsxEXlMu
>>40
ふふふ、効かぬなぁ。
何故効かぬか、分かるまい。漏れは、生まれついての帝王の星。
43卵の名無しさん:04/05/30 22:27 ID:ysN1JRRV
RFP+ST は結構、除菌に有効だよ。
44卵の名無しさん:04/05/30 22:27 ID:ysN1JRRV
RFP+ST は結構、除菌に有効だよ。
45卵の名無しさん:04/05/31 02:28 ID:VmQdO6ho
>>44
退かぬ、媚びぬ、顧みぬ。テーベーに、抗体はないのだ。
46BLNAR:04/06/01 07:28 ID:rs2yKiBG
俺って薬屋の宣伝のために生まれた気がするのだが・・・
47卵の名無しさん:04/06/01 23:06 ID:jvJaW1TQ
よさそうなスレなのにもうネタ切れ?

48卵の名無しさん:04/06/02 00:57 ID:avh0mcLU
>>39
そんなの常識だろう?
49カルバペネム耐性しゅーど:04/06/02 01:20 ID:goh9gsbR
>>28
亀れすだが、そうですた。
>>32
おいらは緑膿菌のつもりで書いた。不勉強でスマソ。

で、メタロの遺伝子入りプラスミド、ヤフオクに出品すますた。
50卵の名無しさん:04/06/02 01:53 ID:GrReF+tr
>48
耐性菌で逝きなさい
51卵の名無しさん:04/06/03 11:32 ID:Z+56PWaM

クラビット点眼薬のネブライザーとか
ハベカシンのネブライザーとか。

緑茶のネブライザーとか、

いみないんですよねえ・・・
52卵の名無しさん:04/06/03 11:38 ID:55ik7HFy
>>50
うちの医局
月初めに医局長から紙のきれっぱしを渡される
そこには特定の抗生剤の名前が・・・
なんてことは無いメモ書きみたいなもんなんだが
それにしたがって術後予防投与の抗生剤や
どうでもいいとき(何でも効くとき)の抗生剤が決まる
古い話だがメロペン発売の時なんか露骨だったよ(後発だったからね)

薬剤>>>>>>(無限大>>>>>>>医者の手技料

である以上当然の帰結だと思うよ
何も恥じる必要は無い
それが国策だ
53卵の名無しさん:04/06/03 12:27 ID://T80Syz
サイクリングってどうなん?
この話を最初に聞いたとき、うさんくさいなぁと思ったんだが。
54汁3ダース軍曹:04/06/03 18:57 ID:vvmwBSTQ
>52
恥知らず
55卵の名無しさん:04/06/03 18:59 ID:hkDt73yp



56卵の名無しさん:04/06/03 19:03 ID:55ik7HFy
>>54
まぁ恥を知ってたら大学病院なんかでは勤められませんわね(笑
57まるとふぃりあ:04/06/03 20:13 ID:Qp1Puumq
>>57
ICUにおいて確か、死亡率を下げたかなんかの
トライアルがあったけど信用ならんような。
58多剤耐性アシネトバクター:04/06/04 06:48 ID:htcTihxB
サイクリングは、病院全体で変更していかないと全く効果がない、
あるフロア、ある病棟、個人の受け持ち、そういうレベルでやっても
意味がないんだってさ。

東北大のかく先生がうちで講演したときは言ってたよ。

・・ただし、個人レベルから流行りそうな予感がするが・・・
サイクリングいい!て思った奴からやり始めちゃうんじゃない?
59まるとふぃりあ:04/06/04 09:58 ID:zBu/NIAf
>>58
いや文献検索してもきっちりと手法まで書かれた
トライアルがないんです。本当はかく先生も疑問
に思っているような気がします。
唯一のトライアルがICUにおいてってやつだったん
でどうしてもしたいならかく先生のおっしゃるとおり
フロア全体でしなくちゃいけないのでしょうねえ。
60卵の名無しさん:04/06/05 07:47 ID:cb/sbScl
6〜8>>大変参考になりました。
母が病気で寝たきりになり、意識レベルも低い状態で入院しています。
検査したらば、ろうを作った場所に菌が入ってしまったので部屋を移動しました。と言われました。
それ以外の説明は受けてないんですが、部屋に入るときに殺菌した上着を着てはいらなくてはならないのと、
帰りにナースが念入りな消毒方法を教えてきたという事から、母はMRSAに感染してるのではないかと。

このような場合病院側からは説明ないんですかね?
ナースに聞いても曖昧な説明しかないし。
明日は父が仕事休みで見舞いにいけるんで、こちらから話を聞くつもりではいますが・・

患者の家族が注意する事や、患者の為にできる事ってあるんでしょうか?
話を聞く時に、曖昧な返事をされないように聞いておくべき事があったら教えてください。




61卵の名無しさん:04/06/05 10:43 ID:hRbXxG1r
せっかくの良スレの方向を変えちゃダメ! >>57-60
62カルバペネム耐性しゅーど:04/06/05 23:12 ID:xabdpJRC
>>60
MRSAに感染しているということとMRSAが検出されているということは、大きく違うので注意するように。
で、家族からMRSAが検出されたら、一番気をつけることは、部屋から出るときにほかのものを触る前に必ず殺菌剤(入り口に置いてあるでしょ)を塗ることだとおもう。

MRSAが検出されているだけのときには、その人にはなんら害は及ぼしていない。
しかし、そこからほかの人に移って害を及ぼすことが多い。
移るためには、99%人間の手を使っていかないと無理なのです。
それが、医者であろうと、看護婦であろうと、見舞いに来た家族であろうと。

ちなみに、今の時代MRSAなんてその辺にうようよしているから、
環境中から検出された、と言って愛知県のH病院のMRSA騒ぎのときに大騒ぎしていた某新聞、おまいらは罵禍マスゴミぶりを世間にさらしたな。


で、スレの方向を元に戻と、、、
Mより、漏れの方がよっぽど怖い気がするが、誰も怖がってないね。
63まるとふぃりあ:04/06/05 23:47 ID:TO8A6duy
>>62
ポリミキシンB点滴だー
64メガロシン:04/06/06 01:58 ID:vDjT8yX1
バンコ使う前に俺がいるだろ?
65TBC ◆d5N1/ATPNU :04/06/06 02:05 ID:cFt8vScD
>>62
ふふふ.......
66ドキュソルビシン:04/06/06 02:37 ID:jFm5d9g+
>62
ニューキノロン使う、タゾシン+アミノグリコシド使う、モダシン使う、アザクタム使う・・・
で今のとこ何とかなってますなり。でもスーパーシュード出ると手に負えないですね。ブルブル
67まるとふぃりあ:04/06/06 10:29 ID:F9JDxD6z
>>64
えっ?
>>66
最終兵器がポリミキ点滴ですわ。
68卵の名無しさん:04/06/06 12:54 ID:V8q+NjOe
>66
うだ。うちの場合、カルバペネムに耐性でもCAZに感受性あるだ。が、これまで
2株ほど両方耐性があったなぁ。そういえば、うちでもとうとうPRSPでLVFX耐性
菌がでてしまったぞ。レスピラトリイ キノロンとかいってMICをちょこっと
超える濃度で使うからだぞ。どうだ、怖いだろ
69もう12時半田ね。:04/06/06 12:59 ID:eVHi1tar
>今の時代MRSAなんてその辺にうようよしているから、

んだ。NEJMにも市中感染症でもかなりが既にMRSAだったつうのが
載ってたね。米国の話だし、別にMethicillinがRでも他のが効けば
全く問題ないんだけどね。向こうじゃやたらVCM使うからなあ、G(+)
cocciだと。そのうちガクブルな事態になるんじゃないかと…。

70卵の名無しさん:04/06/06 13:13 ID:5nRiVSLq
人間に使う抗生剤よりも
牛や鶏に使う抗生物質のほうが数倍大量だからね
これを規制せずに病院の使用法のみうんぬんするのが馬鹿らしい
市中に溢れているのも当然の事だわね
71卵の名無しさん:04/06/06 13:23 ID:oX3CxrDT
クニミツハッケーン
72卵の名無しさん:04/06/06 14:44 ID:cFt8vScD
>>69
うちの病院でMRSAが2例出て、「すわ、院内感染か」って話になったが、
耐性のパタンが全然違った。
一方は、VCMとかしか効かん菌でもう一方が、MINOとニューキノロンの両方が
有効だと..........漏れは違う菌だと思うけど、皆さんの御意見キボンヌ。
73卵の名無しさん:04/06/06 15:13 ID:5nRiVSLq
>>72
普通別のものだと判断すると思う
74メガロシン:04/06/06 15:17 ID:MMae68fS
>>67
確実に効果が期待できる薬は緊急時や最終兵器にのみ使えということ。

MRSAにバンコが効かんくなったら流石にやばいでしょ?
75卵の名無しさん:04/06/07 08:01 ID:0BJPc6qW
>72
MRSAのMINO感受性を調べると、少なくともうちの場合はきれいに
2峰性のパターンを示し、統計上は違う群とみなせるとでた。そこで
喜んで調べたが、同一人物、同一検体で抗生物質を使ってないのに感受性を
示したり示さなかったりしたので、アテにならんと判断した。
今年の感染症学会でもどこかが緑膿菌についてだが、感受性とPFGEパターン
は一致しないとだしてた。
>74
ネリゾネドじゃだめ?どこかが発表してたと思うけど(二ヶ月ほど前の
medical tribuneにちこっと載ってたような..???)
76まるとふぃりあ:04/06/07 12:52 ID:gxL1uLZV
VREは激怒した。
必ず、かの邪智暴虐のザイボックスを除かなければならぬと決意した。
VREには医療がわからぬ。VREは、腸管内の細菌である。
VanA geneやVanB geneやらを持ち、
大腸菌やブドウ球菌と遊んで暮して來た。
けれども新規抗菌薬に対しては、人一倍に敏感であった。
77メガロシン:04/06/09 17:34 ID:ca0fzB7B
>>75
ザイボックスはアメリカじゃMRSAの適用がある。
日本でも申請中。
ただ、ある程度普通の抗菌剤でも期待できるならそっちの方がよい。


てか、オレを使え
78卵の名無しさん:04/06/09 18:02 ID:EmyLPKcc
>>76
すばらしい名作!
他の腸内細菌群のために、命を賭けて自分の耐性DNAを分けてやる菌の話ですね。
79まるとふぃりあ:04/06/09 18:07 ID:3eOwGKCO
>>78
走れメロスのパロディです。ガイドライン板参照してね。
>>77
MRSA感染症にカルバペネムを使えってことですか?
80メガロシン:04/06/09 23:05 ID:4P0NCSlg
>>76
ワロタ。
>>79
効果が期待できるならカルパぺネムだろうがアミノ配糖体でも何でもいい。
ちなみに、オレはキノロンだ。シプロとクラビットのせいで目立たないが。
81赤尾 和尚:04/06/10 00:02 ID:e2WkociS
>>63 お前馬鹿か?MRSAがいつから真菌になったんだ?水虫治療と勘違いしてるの?
82赤尾 和尚:04/06/10 00:07 ID:e2WkociS
>>63 お前が噂の甲陽卒で10年に1年の甲陽の素材だといって
東大医学部卒業したはいいけど、いまだに医師国家試験に合格してない
池田宏一郎か?
83メガロシン:04/06/10 00:09 ID:G5g/ueRe
>>81
お前医者?
84メガロシン:04/06/10 00:18 ID:G5g/ueRe
>>83
一応忠告しておく。
アンホテリシンBという薬があるのだが水虫には使い物にならんよ。
水虫に使うには副作用が強すぎるし第一MICが悪すぎる。
オメーの低脳さを隠すにはせめてカンジダ治療というべきだったな。
85ドキュソルビシン:04/06/10 01:07 ID:phZkU2nk
>67
おー。そんな技があるとはっ。メモメモと。
86まるとふぃりあ:04/06/10 09:11 ID:eoWpxKnq
>>80
すみません。オメガシンの親戚と思いました。
ぐぐったのですが、発売中止になるようですね。
けど、キノロンとブドウ球菌は相性が悪そうな。
シプロは1step mutationで耐性とられますし。
メガロシンは今ひとつ詳しく知らないのでわか
りません。。

>>83
神戸大学附属病院スレの先生のようです。

>>85
ていうかFDAも承認していない裏技。すごい
熱でるそうです。耐性菌王国の中国は使いそう。
87まるとふぃりあ:04/06/10 09:14 ID:eoWpxKnq
>>81
多剤耐性緑膿菌にどうしようもなければ
ポリミキシンBを使うって話題だったんです。
88メガロシン:04/06/10 20:05 ID:VTMKSo37
>>86
畏れ多い事をしてしまったな。素人に毛が生えた分際で。
てっきり荒らしかと思ったよ。

オレはもういなくなる。あと、キノロンは全体的にブドウ球菌に弱い。
ただ、オレがMRSAに対する相性がいいのは事実だ。
信じてもらえるかはわからんがソース置いとく。
http://www.aceart.co.jp/antibiotics/detail.php?SEARCH=B&SELECT=1&GERM_ID=46
89卵の名無しさん:04/06/10 20:17 ID:b0oZhRbb
2年前ぐらいかなぁ、横浜で小学生の鼻腔内細菌を調べたら、7%にMRSA
がいたという報告があったなぁ。どういう経緯で保菌者になったのかわからないが、
全く抗生物質を服用していないで、MRSA腸炎で入院してくる人結構いるもんな。
生物学的にはただのブドウ球菌のはずなのだが・・・。
90まるとふぃりあ:04/06/10 21:45 ID:eoWpxKnq
>>88
そんなこといわないで下さいな。
いなくならんで下さいな。
キノロンはグラム陰性桿菌用とグラム陽性球菌用
にわけてるくらいで細かい違い(ガチフロは嫌気性
菌にもいいとか)はあまり考えていないですなあ。
シプロもリファンピシンと併用で右心系IEには使用可
なんてtrialもあるんで例外はあるみたいですがねえ。
まあ、バンコマイシンは乱用(いわゆる‘MRSA腸炎‘やら
偽膜性大腸炎やらに)しないでって事が大事ですね。。

  / |〃  \  /     ̄/  /  ̄/       /  
  /  |       /     ./     ./ ―― / /   
/   |     /    _/    _/    _/ /_/
    /\___/ヽ
   /''''''   '''''':::::::\
  . |(●),   、(●)、.:| +
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|    
.   |   `-=ニ=- ' .:::::::| +
   \  `ニニ´  .:::::/     +
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||
91メガロシン:04/06/12 13:40 ID:pJK2TFiE
オレの後はオレのジェネリックやガチフロ達の新しい世代に任せた。

偽膜性大腸炎にはメトロニダゾールのほうがいいように思うよ。
MRSAでもバンコマイシン以外の抗生物質で治せるケースもまだまだあるから。
92卵の名無しさん:04/06/12 23:36 ID:V3CM7g8S
メトロニダゾールは自費扱いだが、VCM経口は老人だと一割負担。ならば、VCMが
いいのでは...と思って計算したら、それでも遥かにVCMが患者さんの負担額は
大きいのね...
ただ、混合診療の壁が以外に厚い。
93TBC:04/06/12 23:42 ID:psqnjJeo
VCMは、経口だと吸収されにくいと聞くが、
腸炎などで腸上皮が傷害されてても、同じですか?

教えて、エロイ人。
94メガロシン:04/06/12 23:48 ID:Y2MbyFbB
何か効果が見込めるものに承認が下りてないものが結構あるような感じ。
メトロニダゾールの偽膜性大腸炎然りMAC・耐性結核に対するキノロンなど。
特に、スパラの抗酸菌に対する相性は抜群。
http://www.aceart.co.jp/antibiotics/detail.php?SEARCH=B&SELECT=2&GERM_ID=1

その割には承認されている菌でも効かないやつがある。
例えば緑膿菌に対してのミノサイクリンとかな。
95緑膿菌:04/06/13 00:43 ID:oxvYLDvY
おれに薬は効かないぜ。
96prion:04/06/13 01:14 ID:wHH2mWIi
>>1-95
何ぶつぶつ言ってるんだよ
折れを止めてみやがれ
97卵の名無しさん:04/06/13 11:44 ID:93vLnhzP
ほとんどいないやつはいないことにしておけばいい 合理的
98まるとふぃりあ:04/06/13 22:11 ID:5ni4/lQW
>>93
マジレスですが、経口投与ではほとんど吸収されません。
ゆえにMRSA全身感染症でバンコマイシン内服は無駄です。
ちなみに閉塞性イレウスの偽膜性大腸炎の治療はなやみ
ます。静注バンコマイシンはほとんど効果がないので。

>>94
効果があるのにっていみでは同感ですね。二次抗結核薬と
してのキノロンはこっそり使われる先生は多いです。
ただ、Vitroの効果とvivoの効果が必ずしも比例しないのが
難しいところですね。表皮ブドウ球菌感染症へのセファゾリン
なんかvitroで感受性があるのに痛い目にあうことがあります。
99卵の名無しさん:04/06/13 23:32 ID:dvYpNe+Z
>98
吸収されないから、バンコマイシン内服は偽膜性腸炎に対する薬なんですよね。

メトロナイダゾール内服は?女性ならトリコモナス膣炎、男性なら、
トリコモナス尿道炎で気合で通せ。あとは、どこかから、アメーバ赤痢
の治療として、メトロナイダゾール静注を手に入れる。

あと、MRSA腸炎って治す意味あると思います?臨床的に意味ないんじゃないかと。
100まるとふぃりあ:04/06/13 23:42 ID:5ni4/lQW
>>99
保険適応外だと何かあると怖いんです。
ちなみに閉塞性イレウスの偽膜性大腸炎に
対しては静注メトロニダゾール第一選択だ
そうですが、効果は内服に劣るとのこと。
でも静注手に入りません。
MRSA腸炎って偽膜性大腸炎じゃあって
いつも思っているんですがねえ。偽膜
あったりするし。

10199:04/06/14 00:19 ID:Lj3Yrz43
確かに、腸管からの吸収が非常によいので、経口でも静注なみの
血中濃度は得られるみたいです。>メトロナイダゾール

僕が偽膜性大腸炎にメトロナイダゾール使うときには、
・バンコマイシンくらいの効果がある。薬価は数十分の1
・日本では認められていないがアメリカのスタンダード
 (と言いつつサンフォードを見せる)
・副作用

を説明し、バンコ内服とメトロを選ばせます。
半分くらい、メトロ選ぶかなあ。あとは、バンコ1日内服したら、
「これ、苦くて飲めません・・・」といって変更する人もいる。
それに、VRE出現が怖い。この前、弁膜症でオペ適応なんだけど、
便からMRSAが出ていて消えるまで延々バンコを飲んでいた心外科の患者がいた。
いつVREが出てこないか、と冷や冷やしたよ。
102まるとふぃりあ:04/06/14 12:38 ID:cZpNmBfR
>この前、弁膜症でオペ適応なんだけど、
>便からMRSAが出ていて消えるまで延々
>バンコを飲んでいた心外科の患者がいた。
怖いですねえ。

ちょっと書き方が悪かったのですが、
‘閉塞性イレウスの偽膜性大腸炎‘
の場合にメトロ静注ってのは内服してもうまく
吸収されないってのが理由だそうです。
だから、本来、内服は適応になりません。
しかたなく静注するのですが、効果は普通の
偽膜性大腸炎に比べると今ひとつのよう
です。バンコ静注は全然だめです。
103メガロシン:04/06/19 14:00 ID:A4LwRrjm
確か静注用メトロってどっかの研究所にしかなかったよな。

しかしMRSAが消えるまでバンコ飲ませ続けたなんて・・・。
今どきMRSAなんてウヨウヨいるような気がするのだが・・・。
104まるとふぃりあ:04/06/19 15:14 ID:cudddHVS
静注メトロは普通は使えません。
国内販売してほしいです。
105卵の名無しさん:04/06/19 19:57 ID:sSc3eF6z
>103
話は違うけど、弁置換のみならず待機的なCABGでもMRSAの除菌を要求されるように
なった。そういうEBMがあるらしいが、いくら鼻腔の除菌をしても奥までは分かんないし
除菌のためにRFPまで使わざるを得ない症例もあって、いいのかしらんと思う今日この頃
106卵の名無しさん:04/06/20 00:28 ID:zooifMWz
MRSAといえども、ホスミシンの先行投与が著効する場合あり。
感受性試験で何でも効くようになる。明治がやってくれるから
自分の患者の検体MRにわたしてみ。

変な感染症の時はホスミシン、いいぞ。
r-グロブリンのように高価ではないのにもかかわらず、同様の効果
だからな。

.......間違っても単剤で使うなよ。
107卵の名無しさん:04/06/20 01:03 ID:7rebkUts
ホスミシンがMRSAに利くなんてマンデルにも出ていない。

ホスミシンが効いてるのか、果たして自然経過で消えていったのか、
明治のMRの怪しい資料にだまされたのか。

同様に重症感染症のガンマグロブリンも本当に効いてるのかは不明だよ。

同じように重症敗血症のエンドトキシン吸着とか、効果不明なものが多すぎ。
108卵の名無しさん:04/06/20 01:10 ID:JB3MVJDA
108ゲト
109卵の名無しさん:04/06/20 02:23 ID:zooifMWz
>>107

ホスミシンの抗生物質として以外の薬理作用を勉強しる。
単剤で使うなよと書いたのが大きなヒント。

自分が知らないことを相手がおかしいように書き始めたら、
中堅医者病「私は見たことがない」の初期症状。
DQN医者にならないように気をつけろよ。
110まるとふぃりあ:04/06/20 11:54 ID:xLfku3z9
>>107
マンデルってことはご同業でしょうか?
まあ、vitroで効果ありでエビデンス無しって
いえば、黄色ブドウ球菌へのリファンピン併用
なんかもそうですけどね。ホスミシンについては
明治さんのいうことも分かるんですけど今ひとつ
信頼できるvitroのデータもないんでねえ。
ホスミシンより明治さんにはクロキサシリンの再
発売をお願いしたいですねえ。
111107:04/06/20 17:43 ID:3ianoXIB
>109
薬理作用は分かるんだけどねえ。

ホスミシン派の某先生のお勧めする緑膿菌時間差最強療法でしたっけ?
ホスミシンを投与して何分かしてからスルペラゾンを投与するっていうレジメン。
あれ、世界であの先生だけだよ。そんだけ、良い治療ならなぜ流行らないの?
作用を分かっても実際の臨床で効いてるっていうエビデンスない限り、信用しない。
ただ、どうしても手詰まりで使いたいという気持ちは分かるよ。

>110
そうですねえ。クロキサシリンを知らない世代ですが、先輩に効くと、良く効いた
そうですね。ペニシリンGも萬有が撤退して、とうとう明治だけになるみたいですね。
明治にはオメガシンなんて出さないで、古き良き薬を売って欲しいもんです。



112メガロシン:04/06/20 18:53 ID:zXaLJIln
クロキサシリンやフシジン酸はいまだ海外では現役らしい。
てか、この二つが今も日本で現役ならMRSAはここまで広がらなかった気がする。

必要で効果も折り紙付の薬は儲からないという理由で販売停止にされるねぇ。
クロキサシリン然りスピラマイシン然り。
113卵の名無しさん:04/06/21 08:32 ID:bch2jzSn
昨日の新聞にPVL(+)のCA-MRSAが日本ではじめて検出されたとでてた。
でも、去年の西日本感染症学会で広島大学の菅井先生はとびひのMRSAに
ついて講演されてて、質問したらこれらのとびひのMRSAは米国のCA-MRSAと
同じような遺伝子をもっているという返事だった。
この辺の事情に詳しい人、いる?
今度のブドウ球菌研究会に行く人、いる?
114107:04/06/21 14:00 ID:9QhOt+tf
PVLってどうなんでしょ?
ホプキンスのIDの教授のバートレット先生は、まだ臨床で測定するには
実用的ではない、なんてこと言ってますが。

国内で調べている教室ってどれくらいあるのでしょうか?
115まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/06/21 14:35 ID:IgnaM4hO
>>114
うーん、同業ですね。
私も大バートレット先生と同意見です。
日本国内でふれまわられているBIVR
なる概念と同様、まだdomesticな概念と
考えています。
国内でどれくらい調べているかは分かり
ませんねえ。
community acquired MRSAは日本でも
多いです。PVL(+)がどれくらいその
中でいるのか分かりませんが、PVL(+)の
MRSA感染症のoutcomeが著しく悪いってことは
なさそうな気がします。
116まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/06/21 14:40 ID:wJwTAEEP
>>107
ちなみにクロキサシリンよりどうせなら
ナフシリンを国内で発売してほしいですね。
117107:04/06/22 11:21 ID:sBwaksno
>まるとふぃりあ先生
日本国内でふれまわられているBIVRなる概念
→この概念は今後標準的なものになるかどうかはともかく、
 藤○がタイコプラニンを売り込む口実になりつつありますよね。
 藤○のタ○シッドのパンフをもらうと、必ず載っている。
118メガロシン:04/06/26 15:16 ID:UUI9LE5y
タゴシッド使うまでもなくアベカシンでも十分なような気がしますがね。

ふと思ったことだが日本のMRSA感染症の中にはメチシリン感受性ありの
菌株もあるような気がする、個人的には。
確かめる術なんてないですがね。
119まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/06/26 17:44 ID:lVYrBxKw
>>118
うーん、やはり硫酸アルベカシンもローカル
ドラッグなんでMRSA感染症には使うのはち
と怖いですねえ。グラム陽性球菌感染症に
アミノ配糖体を使用するってのがちょっと。
ちなみにMRSA感染症でもどうしてもバンコ
アレルギーとかでグリコペプタイドが使用で
きないときは、ST+テトラサイクリン+リファンピシン
であがくことはあります。
こいつらへ感受性の株はあると思います。
ペニシリン系はPBPの変異という観点からは
少しつらいような気がします。
120卵の名無しさん:04/06/27 00:34 ID:gRZ5yJgO
>>63
なにか文献はありますか?硫酸ポリミキシンBとMRSAに関して。

教えて君ですいません。
121まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/06/27 18:29 ID:JAw8G7WE
>>120
いや、ポリミキは多剤耐性緑膿菌に本当に
どうしようもないときに使うことがあるってだけ
でMRSAには使わないはずです。
緑膿菌にって話も海外でも適応外なので
まず使用することはないと思いますよ。
122マキシピーム:04/07/21 20:30 ID:jK4jeZBP
ファーストシン、ケイテン、ブロアクトなどの第4世代セフェムやめれば
Mは減るよ。
123卵の名無しさん:04/07/21 20:41 ID:QNfGry7m
>>122
おまえがいうと説得力ないなあ……。
124卵の名無しさん:04/07/21 22:47 ID:D1WrwpIX
マキシピームは耐性誘導が少ない薬剤です!! Maxipime Before Use Carbapenem!!
って説明会で聞いた。 でも後で判ったんだけど、エンテロバクターとかシュードモナスのデータ
ばかりだったような。 MRSAのデータがない。 まあ、いっか。
125まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/07/22 14:59 ID:s15Eqv4+
製薬会社のいうことですからねえ。
それより、マキシピームは腎機能による用量
の違いが大きく、日本的使用法、用量でも
adverse reactionが出る薬です。
神経症状は数例みました。
逆にいうと保険適応用量範囲内でしっかりと
治療が可能ないい緑膿菌用セフェムです
126ばるとねら くいんたーな:04/07/22 17:57 ID:rqCGp2Ph
お前らグラム細菌の時代は終わったんだよ。

これからはリケッチアの時代だ!
ブギョラララララ
127クロマイ:04/07/25 06:08 ID:bsiY+Wty
冷や飯食いで20年以上・・・・

そろそろワタシの出番はありまへんか?
128エンテロこりてぃか:04/07/25 10:54 ID:vtkK4yaV
こうも暑い日が続くと厳しいわー。

やっぱり冷蔵庫が一番住み易いのぉ。
129ビブラマイシン:04/07/25 23:10 ID:v/LsWzre
>>127
おまえのように副作用が強いと使えねーんだよ。
それに俺等テトラサイクリン系の薬で代わり効くんだよ、お前は。
130卵の名無しさん:04/07/26 12:53 ID:7JL62HrP
>>127
婦人科の腟錠として生きながらえている。
131卵の名無しさん:04/07/26 15:39 ID:pDwU1t1X
まずはタゴシッド。初回投与800mg,維持投与400mg。バクロトバンを塗るのもよかろう。
だめならユナシン+ハベカシン併用だな。これは最終手段として残しておいたほうがよい。
132とおりすがり:04/07/26 18:58 ID:i36ooIbt
MRSAの治療は難しいが、抗生剤を打ち切って様子みるとPCに感受性が出てくる
ことがあるが、これはどう理解すればよいのか?
133卵の名無しさん:04/07/28 07:56 ID:pxGWu4aB
IPM耐性緑膿菌が薬をきるとIPM感受性になるのはよく経験しますが
MRSAがMSSAになるのはあまり経験がありません。
通常は、MRSAの代わりに他の緑膿菌とかが生えてくると思いますが..
134卵の名無しさん:04/07/28 09:15 ID:cTD2FC08
>>133
とりあえず、耐性獲得がトランスポゾンなのか接合なのかで、ゲノムの優先順位が変わると思われ。

135卵の名無しさん:04/07/28 11:40 ID:pxGWu4aB
興味があって調べたら、当院でMSSAもしくはMRSAが2回以上検出された人216人のうち、
MRSAしか検出されなかったのが168人、MSSA⇒MRSAになったのが38人、MSSAのままが
50人でMRSA⇒MSSAは一人もいなかった。
ちなみに、IPM耐性緑膿菌では耐性化した後に検査して緑膿菌が検出された
13例中7例は見かけ上、感受性菌になっていた。
耐性遺伝子がどう移行するかも重要だろうが、耐性機構の違いもこういう差をうむと
思うが...
136卵の名無しさん:04/07/28 11:45 ID:Ffpj4Whs
MRSAは変異株だから、MSSAより増殖速度が遅い。無理して細胞壁を作って
いるわけだ。どうせ、MRSAとMSSAは、微少レベルで混合感染なのだから、
IPM/CSがない環境では、MSSAが増える。IPM/CSで叩けば、その比率が変わ
る、それだけのことだ。
137卵の名無しさん:04/07/28 12:44 ID:pxGWu4aB
話がまったく噛み合っていないなぁ。

>IPM/CSで叩けば、その比率が変わる、それだけのことだ。

あのね、叩いた後、抗生物質を中止して感受性が戻るかどうかという話をしてるわけ。

”132”は、MRSAは抗菌薬を中止にすると再びPC系が効く
ようになる(MSSAと解釈したが)事があると書いたが、
俺は経験上、MRSAに限っていえばそれは一度も経験していないと書いた。
(ただ、IPM耐性緑膿菌ではIPMに対して高頻度で戻るとも書いた)

>IPM/CSがない環境では、MSSAが増える。

”136”は抗菌薬を止めればMRSAが検出された患者の同一検体
からMSSAが検出されるようになるといっているのならば、
”136”の病院ではどの程度、MRSA⇒MSSAとなる症例が
あるのか?ぜひ、教えてくれ!
138卵の名無しさん:04/07/28 15:23 ID:vCF0Etbt
私大の外科系医局では
金に魂売ってるから
術後感染予防に平気で第4世代使ってるよね。
139卵の名無しさん:04/07/28 15:29 ID:792fxg6q
>>137
分かっていない奴だな。慢性にIPM/CSで叩いている病巣なんて
混合感染しているに決まっているじゃないか? 検体を取った
ときにdominantな株を検査室が報告してくるだけだよ。短期間
で、耐性を獲得したり、緑膿菌が感染してくるだけではなく、
菌交替が起こるだけ。
140卵の名無しさん:04/07/28 18:36 ID:pxGWu4aB
最後まで、話があわなかったようで。
別に、慢性にIPMを投与するような症例の話をしてないし
(MSSAにIPMを投与するか?)
俺は臨床検査科長も兼任しているので生データを処理している。
まぁ、しかし、MRSA⇒MSSAは経験がないというのを
数字で裏打ちできたのはよかった。
MSSAは、どんどん減っていく運命なんだろうなぁ、きっと。
141卵の名無しさん:04/07/28 20:01 ID:ppv/6dTS
>>138 ブロアクト、ファーストシンあたりかあ〜?
142卵の名無しさん:04/07/28 20:16 ID:ppv/6dTS
「市中型」耐性菌が拡大 米、病院外で感染
【ワシントン14日共同】抗生物質が効かないメチシリン耐性黄色ブドウ
球菌(MRSA)のうち、病院外で感染を広げる「市中型」と呼ばれるタ
イプが子供の皮膚感染症などの原因として米国各地で増加していると米疾
病対策センター(CDC)の専門家が14日、ワシントンで開かれたシン
ポジウムで発表した。このタイプの菌は日本でも最近報告された。院内感
染の原因として従来注目されてきたMRSAに比べ治療に使える抗生物質
の種類は多いが、CDCによると治療前の菌の検査が徹底されておらず、
患者の7割は効かない薬を処方される。それが感染をさらに広げているら
しい。CDCが一部の州で市中型の分布を調べたところ、医療機関から検
査に回されたMRSAの最高3割を占めていた。子供の皮膚感染症のほか、
スポーツ選手や刑務所、軍隊などで集団生活している人の化膿(かのう)
した傷口から多く見つかった。専門家は「極めてまれだが死亡例もあり、
警戒が必要だ」としている。(共同通信)
143卵の名無しさん:04/07/28 20:59 ID:aQ+zeg7o
おいおい。

>>140
基本的なMRSAは純粋に耐性機序を獲得してるだけでつよ。
何か別の遺伝子を捨てて、代わりに耐性を獲得した菌ばっかりじゃない。
遺伝子量が増えた=増殖に時間が掛かる って事に過ぎない。
医療現場ではMRSA>MSSAが当然かもしれないけど、生物界においてはMRSAなんて
増殖に時間がかかるだけのノロマに過ぎない。

これは確証が取れてないんだけど、バクテリオシン耐性が低いのかもしれないね。
今度調べてみようと思う。アプローバル出してみまつ。

薬剤の無い状態だと、増殖速度の差でMSSAに菌交代する。
トランスポゾンに感染されて耐性を獲得したMRSAはMSSAになるのは無理だと思う。
仮にin vitroでMRSA⇒MSSAにする事に成功したとしても、
自然界においては、機序遺伝子放棄よりも早く菌交代が起こるだろうよ。

医療業界でMSSAが減る事はあっても、自然界でMRSAがシェアを獲得するのは有りえん。
144卵の名無しさん:04/07/28 21:02 ID:5Db5oHBG
ちょっと難しい質問です。
美容外科で診察している医師を
「一体この先生は何科の出身なんだろう?」と思う事があります。

クリニックに行く前に、HPに名前の出ている医師は
形成外科認定医か、美容外科学会に入っているか等
調べます。、
腕はわからなくても、取り合えず経験はあるのだと判りますから。

名前の判らない医師に診察を受けた場合、
内科出身で美容外科のバイトをしているのか
外科出身で美容外科2年目なんだかさっぱり判りません。

失礼のないように、その医師のもともとの専門を聞く尋ね方はありますか?
「先生の専門は何でしょうか?」と聞いたら「美容外科です」と答えそうなので
何か良い聞き方はありますか。
1451:04/07/28 21:03 ID:HRufYbvO
●遂に殺人事件に発展したらしいぞ!!
http://hidebbs.net/bbs/ntt113
146卵の名無しさん:04/07/29 08:27 ID:ZSvwtPVA
> 143
あれで最後にしようと思ったが、あまりに勉強不足なので...
広島大のデータとか見たことないの?
それ以外でも
小児科病棟に入院した児における入院時の鼻咽頭からのMRSAの検出状況―1992,1993年と1997,1998年の比較―
感染症学会誌Vol. 75 No. 1 2001
とかあるし、確実に院外でのMRSA率は増えている。
うちでも小児科、皮膚科、耳鼻科の外来でのMRSA率は増えている。
アフリカならいざしらず、院外だからといって全くの自然界ではないからなぁ。
147卵の名無しさん:04/07/29 11:38 ID:FSvJuSyu
もう抗生剤は限界がきてるんじゃないの。英国の大手メーカーがロシアの
ファージ療法の特許を買ったそうだけど、これって絶対耐性菌ができないそうよ。
本当?
あと2-3年で耐性菌がうじゃうじゃで抗生剤だめになるんじゃないの。
AZMももうPRSPに効かないみたい。
148卵の名無しさん:04/07/29 11:45 ID:ga+QSTL2
>>146
話にならん。
149卵の名無しさん:04/08/04 00:46 ID:k/nNN4c8
質問なんですけどとびひにかかってしまって
ゲンタシンとテラマイシンとスオードとセンセファリン
効かないんですけど治る抗生物質は何ですか?
教えてください。それとmrsaの可能性ありますか?
150卵の名無しさん:04/08/04 18:51 ID:2qBlB/ro
質問内容からすると間者さんですよね。まさか衣料関係者じゃありませんよね。
自分で篩漏斗判断せずに皮膚科石にかかりなさい。それが一番近道ですよ。
151卵の名無しさん:04/08/04 21:13 ID:La+RoEsP
風呂喪楠飲めば治るよ。
152卵の名無しさん:04/08/05 19:35 ID:HiDukrpj
看護師がMRSAの検査(DNAとか)やって、感染看護に役立てていくことについては
どう考えますか
153卵の名無しさん:04/08/06 07:53 ID:od9uAG5R
Outbreakではなかったけど、一時期PFGEで調査したら、期間中、
ウエルパスの消費量が1.5〜2倍になった。止めたら、
元に戻った。それだけでも効果があるかなと..

PFGEで同じパターンであっても、必ずしも院内伝播で
あるとはいえない。が、違えば院内伝播ではない可能性が
高いといえる。すなわち、PFGEで同じパターンを示すという
事は院内伝播であるための必要条件ではあるが、十分条件
ではないという事をしっかり把握したうえですれば
いいんじゃないかなぁと思ふ。
154卵の名無しさん:04/08/06 09:31 ID:MXGM/azJ
そういえばPPNGってあんまり話題に上らなくなったな。
155卵の名無しさん:04/08/06 10:09 ID:ycAsrd+w
>>152 もし陽性にでたらどうなさるの? マスク、手袋で陰性になるまで
防ぐの?なかなか陰性化は難しいんじゃないの?茄子ばかり検査しても
不十分よ。全従業員と病院全体の患者の接触するところを検査する必要
あるんじゃないの。うちでも乳児にMRSA出て調査したら保育所での感染で
母親の茄子は陰性だったわ。保育所に感染防止の教育が必要じゃないの?
156卵の名無しさん:04/08/06 10:14 ID:RekYH3rV
市中にMRSAが一定の率でいるから、撲滅は無理。
colonizationしている患者も医療従事者も山のようにいる。
経口3世代セフェムの使いすぎ。近くの市民病院なんか3人も
MRSAで死んでいる。2週間の検査入院ですって言われた患者もだ。
逆隔離しか方法はないと思うな。
157149:04/08/06 17:46 ID:mtV3Pog9
とびひになったものです。皮膚科行ってきました。
診断の結果は痂皮性膿痂疹でした。
薬はフロモクスの錠剤とミノマイシン軟膏
だったんですがミノマイシン軟膏だったんですけども
ネットで調べてもミノマイシンは内服しかなかったんですけども
ミノマイシン軟膏ってなんなんですか?
教えてくださいお願いします
158卵の名無しさん:04/08/07 00:37 ID:pKlrxoKF
>>157
テトラサイクリン系のミノサイクリンって抗菌薬の配合された軟膏だな。
159卵の名無しさん:04/08/07 05:01 ID:LYd7aRMR
K大学でMRSAのSSIで死亡したのが新聞に載ってた。
どうもK大学では、術前に鼻腔のMRSA検査をして陽性なら
ムピロシンで除菌するようにマニュアル化していたらしい。
それを陽性だったのに除菌しなかったからMRSAのSSIに
なったという大学側の発表だった。
アホじゃないかと思う。CDCのSSI 防止もそこまで要求して
いないし、たぶん、参考にしたと思うIowaのデータも
ムピロシン塗布群は、非塗布群より明らかにrisk
indexが小さかったから、除菌が有効か結論が
でていないというべきではないか。
したがって、ムピロシンを塗布するというマニュアルを
つくった奴もアホだし、そのマニュアルは1痴呆大学の
ローカルなのにすぎないのにそれを絶対視して
騒ぐ大学上層部もアホだろう。
また、鼻腔のMRSAとSSIのMRSAのPFGEパターンが
一致したというが、PFGEパターンは同一であるための
必要条件ではあるが、十分条件ではない。
どうも、うさんくさいなぁ。
160へるぺす新婦レックス:04/08/07 07:58 ID:Uk6XuoLK
足黒ビルが怖いよー((;゚Д゚)ガクガクブルブル
161卵の名無しさん:04/08/07 09:48 ID:U5pj2eOs
159の意見に賛同するものです。
術前の保菌状態のMRSAを除菌しなかったから医療ミスだというには
まだデータとコンセンサスが得られていないと思う。
スタンダードプリコーションの徹底の方が先決じゃないかな。

高度医療を行っているということで大学病院が標的にされているけど、
医療従事者を守らず、平謝りの管理者のもとで働き続けることは身を危うくする。
考えなおした方がいいね。
162ドキュソルビシン:04/08/07 09:54 ID:ISXRLg/+
159,161に同意ですなり。
163卵の名無しさん:04/08/07 10:24 ID:bY2Y3uVG
もう怖くって、手術なんかやってらんねーぜ。
164まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/08/07 11:36 ID:tusLMgxi
>>159
大学病院クラス(大学病院だからかえって?)でも
スタンダードプリコーションの意味が分かっていない教授達、
またはCDCマンセーの先生達とやっていくのは、本当に厄介です。
術前に保菌をチェックして除菌することの意味が本当にあるのか
考えてから管理者の方も非難してほしいものです。
私は除菌の意義についての考えは159先生と同様です。
165卵の名無しさん:04/08/07 11:47 ID:U5pj2eOs
http://373news.com/2000picup/2004/08/picup_20040806_1.htm

保菌と感染を混同している。記事をかいた記者は素人だからしょうがない。
きちんと(医療担当者が)説明しないと一般の人は誤解する!
166卵の名無しさん:04/08/07 12:41 ID:pKlrxoKF
うむ。
保菌と感染をしっかりと認識しないと、潔癖症の人間なんて発狂死してしまうよな。

昔学生に教えてた時、咽頭培養をさせた。んで、出てきた菌について同定させて色々調べてくるレポートを書かせた。
風邪気味だった学生が、Streptococcus pyogenes が出たんだな。
んで調べれば、急性糸球体腎炎・しょう紅熱の原因菌って出てくる訳で、
その生徒が翌日、真っ青な顔して相談に来たのよ。

「法定伝染病の原因菌に感染していたのですが、どうすれば良いでしょうか・・・ガクガク」
「届け出とか必要でしょうか・・・。命に関わるんでしょうか・・・ブルブル」

まぁ、細菌学の基礎を学んだ学生ですらそうなんだから、素人に関しては当然ちゃぁ当然やな。
167卵の名無しさん:04/08/07 12:45 ID:VyrA2Riw
>>157
それは院内製剤じゃないかな。
市販されてなくって、病院の薬剤部で作ってるんだよ。
多分注射のミノマイシンをワセリンかなんかに混ぜたもんだろな。
168卵の名無しさん:04/08/07 15:22 ID:lyG+jsg2
>>159以下激しく同意。医療関係者の間でも誤解が多い。
しかし>>165の鹿児島大学はひどいなー。
169メガロシン:04/08/08 14:19 ID:2i8Kr97m
ムビロシン鼻腔に塗るだけでMRSAが完全に防げるのなら苦労しないな。
第一、MRSA起因のとびひも発生するぐらいだからそれ位常在化してるわけだ。
それを医療ミスだと言われた日には怖くて何もやれないってんだ。

文ムチャクチャでスマソ。
170卵の名無しさん:04/08/08 15:20 ID:S2u9ADHg
鹿児島大学には感染症学会なりしかるべきところが正式に抗議すべきでは?
171卵の名無しさん:04/08/08 19:48 ID:G+Vqjs9B
鹿児島大学の院内感染対策ってどうなってんだろう。
数年前は確かVRE騒ぎをおこしているはずなのに
除菌するまでは手術しないなんて...まさか、
VCMまで使って除菌はしてないことを望む...
172卵の名無しさん:04/08/08 21:11 ID:wBL6BL+6
>>171

このスレの>>101とか>>105とか。
173157:04/08/09 00:02 ID:6ZA8w+3Z
158さん167さん親切にありがとうございます。
安心しました。
174卵の名無しさん:04/08/10 21:00 ID:St1TcjBl
マキシピームってMRSAに効果ありますか? MRSAの耐性誘導はどうですか?
175卵の名無しさん:04/08/10 22:19 ID:UbycTdgc
マキシピームは緑膿菌に限定すべき。 G(+)に弱いセフェムは第一選択で
使うべきではない。
176卵の名無しさん:04/08/10 22:28 ID:3RpQaBfx
内科系と違って、外科系の術創感染SSIは、悲惨な結果になるからね。
ピリピリだろうなぁ。MRSAの保菌の有無より、それ以後の抗生剤の
使用の方法の方が問題だと思うがね。
177卵の名無しさん:04/08/11 11:33 ID:M2VwynEu
うちはわざわざオーグメンチン再採用したよ。 海外のガイドラインを
参考にすると、シプロキサン、クラビットにユナシン、ロセフィンなど
が第一選択。 チエナム、メロペンは、中等度以上に絶対必要だし、
モダシンもシュード用に絶対必要。 OPE後は適当にセファメジンあたり
1日〜3日に規制してもらうように協力してもらって。 結局、ブロアクト
はカット。マキシピームとファーストシンは念のため残ったけど、ほとんど
使うことは無くなった。 第4世代?? 中途半端。 カルバペネムが
あるからほとんどいらなくなった。
178卵の名無しさん:04/08/11 11:38 ID:JT8DRbDX
開心術のような清潔手術でMRSAなんか出ると大問題。
3世代セフェムを使えば、確実に増える。浪速大学の心臓外科も
15年ぐらい前に苦労したんだよ。
179まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/08/11 12:37 ID:rTDOa+DP
>>177
海外(USAですか?)のガイドラインだと使用量をきっちりといった
上での話しなので日本の保険適応量内だと腎機能低下例
や高齢者でないとユナシンなぞは過小用量になってしまいます。
また、オーグメンチンも合剤ですが、含まれているアモキシシリン
が確か欧米の半分くらいなので注意が必要だと思います。
180卵の名無しさん:04/08/15 15:28 ID:rEob8Svj
日本の院内感染対策の専門家ってのは、CDCを知ってるだけの人。
CDCガイドラインにかぶれて、いろいろなところで講演していても、
実際、自分の病院でMRSAが減ってるわけではない。
抗生剤だって、基礎系の医者は偏ったアメリカの情報しか知らないから、
そいつらの講演聞いても何の足しにもならない。
181卵の名無しさん:04/08/16 19:29 ID:oIqTscB+
感染症専門医が本気で耐性菌を減らしたければ、CEZ、PCsあたりで
治療するように啓蒙すればいい。 フルマリン、パンスポ、第四世代
なんかはいらん。 でも、そうすれば自分たちの「食い扶持」がなくなる。
だから、そうしないだけ。

今は、ニューキノロンの開発に群がってるよ。
182卵の名無しさん:04/08/16 19:58 ID:OvOyigQO
>>180
しかし、CDC以上に感染症に対して、データと人材を持っていて、
世界展開をできる機関はない。マレーシアだったか、ウイルス疾患
が流行したが、日本はCDCの手助けをしただけ。アジアでpandemic
な流行が発生しても、日本政府や厚労省には何もできない。
183卵の名無しさん:04/08/16 20:01 ID:OvOyigQO
>>181
メディアに期待するのは、
1)不要な高価な抗生剤が使われていることを世間に知らしめること。
2)それが耐性菌を作って、そのために命が失われている事実。
3)製薬会社と医療機関と厚労省の利益になっていること。
それだけ報道すればいい。
184まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/08/16 20:28 ID:8GXXgu2P
>>181
ほぼ同感です。ただ、緑膿菌用抗菌薬はほしいですね。
ただ、ペニシリン系、セファメジンできちんと治療するには
前にも書きましたが投与量が大事でしょうね。
今の保険適応投与量で治療するのは成人、腎機能正常な
患者では大変困難です。
>>183
メディアに期待したいのは
「不要な抗菌薬を医師に求めない」
といった患者側の啓蒙もですね。
多分民放ではスポンサーの絡みで
無理なので本来政府がすべきでしょう。
185ドキュソルビシン:04/08/16 23:30 ID:glD/9j6/
でも、血液疾患用に第四世代セフェムは残しておいて欲しいなり。

それはそうと、MRSAの院内感染ってそんなに多いのかな。
骨髄移植後とか、白血病のケモで白血球200+低グロブリンの患者が
手術後の患者に比べ免疫的に強靭であるとは到底思えないんだけど、血液病棟ではそこまでMRSAはびこることは少ないなり。

勝手読みでは、外科医の先生・看護婦の清潔具合が宜しくなんじゃないかと。
186卵の名無しさん:04/08/16 23:37 ID:Jv3SsGnk
CDCはかなりがんばっている。すばらしい。
でも、日本の感染対策専門医(と、自分たちは思っている) はCDCのガイドラインを知っているだけで
院内感染対策をやっていると思いこんでいる。
結果が伴っていない。
本当に院内感染を減少させた施設は、CDCガイドラインにはこだわっていない。
187卵の名無しさん:04/08/17 06:42 ID:DlFQCpiY
MRSAやPRSPは、基本的には病院内の抗菌薬の使用法が問題ではなく
風邪などに使われる抗生物質の量に依存していると思うけど。
だから、CDCのいう事を守っても院外でガンガン抗生物質を処方されれば
どうしようもないと思うけど。
(ただし、多罪耐性緑膿菌やVREは院内の抗生物質の使用に大きく依存していると
思うが)
今、考える必要があるのはMRSAの発生よりはVRE、VRSAの監視と思ふ。
このまま、VREが珍しい菌種のままいて欲しい。
188まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/08/17 07:04 ID:+qZlqmTZ
>>187
USAの医師がきちんとCDCガイドラインにしたがって抗菌薬を
使っているならDRSP、MRSA耐性菌王国のわけは無いはずです。
あっちは病院内ではきっちりとしていてもnursing homeなどが
問題でしょう。ただ、VREはバンコマイシンの使用量が多いのが
理由ではとも思っています。
日本でVREが少ないのはバンコマイシンの使用量が少ない
からでは。
使うべきところに使ってもらえなくていらいらする事もあるのですが
、日本がUSAには勝っている点ではと思っています。
189卵の名無しさん:04/08/17 13:33 ID:lGXPAWWe
>あっちは病院内ではきっちりとしていても
例えば、MYSTIC study(J antimicrobirial Chemotherapy
(2004)53,290を見ても、IPMの使用量AUDが10以上(DDD/
1000人・日)以上の施設が全体の半分ある。
なかには60ってとこもある。当院も聖路加病院も6とか
8の数値だから、カルバペネムの使用量がいかに多いかが
わかる。こういうstudyの参加する施設だからある程度、
耐性菌対策に興味がある病院なんだろうけど、
”きっちりしてる”と言っていいものか...?

腹がたつのは、IPMの使用量が多い施設ほど
IPM耐性緑膿菌の検出頻度が低い事。
当院でも検体提出数の少ない病棟はMRSA発生率は少ない。
最大の院内感染対策は検体をださない事...だったりして

>USAの医師がきちんとCDCガイドラインにしたがって抗菌薬を
使っているなら

CDCは抗菌薬の使用法には術前投与に関するもの以外は
あまり口をだしていないと思うけど...?
190まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/08/17 17:20 ID:oVa6LosR
>>189

>CDCは抗菌薬の使用法には術前投与に関するもの以外は
>あまり口をだしていないと思うけど...?

すみません。言い方が悪かったです。CDCだけでなくAAPやら
ATSやIDSAやらUSAの各学会が出しているガイドラインはたい
したものですけど、その割にあっちは耐性菌王国だなってことです。
理想と現実が違うんでしょう。

あと、USAで院内の方がきっちりしているってのは
IDがいて抗菌薬を認可制にしているってだけです。
まだNursing homeよりましってだけで日本と実態
は変わらんでしょう。

ようするにUSA、CDCガイドラインをバイブルのように
唱えるのはいかがかなと思うわけです。
191ICD:04/08/17 18:11 ID:QY3mbfDK
>>190
そうだ、そうだ!
CDCガイドラインを語り、サーベイランスかぶれの認定ICNでは、
MRSAは減らせない。いくらICDがいても、認定ICNがいても、
飯台では多罪体制力納金が出る。これ、皮肉。
192卵の名無しさん:04/08/17 18:19 ID:hIAAQme6
>>191
いつも同じ。日本はマニュアルをコピーして魂を入れない。
輸入文化に頼っている日本では、明治以来、本当には自分で
考えることをしていない。

その上、3世代セフェムの使用は、際限なく多い。薬価によ
る利益を得たいがためだ。なんてことを、日本の医療従事者
に言っても仕方があるまいに。手術して、術創感染がドンド
ン増えて、手術死亡率が上がるまで、誰も思考停止だ。
193日本家学両方学会利辞町:04/08/17 18:24 ID:QY3mbfDK
うん、そうかそうか。うちの学会は基礎と臨床検査だからな。
臨床のことなんてわからんのよ。
でも、ガイドライン作らなければならないから、CDCニ頼らざるを得ないんだよ。
あ、一つだけ反論。
術後創感染では患者は死なないよ。
194卵の名無しさん:04/08/18 08:29 ID:SzsA/aGp
でも、感○症学会はまだ見込みがあるよ。

高血圧学会は、学会会場で多数決で高血圧ガイドラインを決めて
発行したけど、感○症学会は同様に多数決で真菌に対するガイドライン
を作ろうとしてあまりにエビデンスに反する多数決結果になったので
それを学会のカイドラインとしてだすのをやめたもん。
少なくとも高血圧学会よりは偉いと思った。

>術後創感染では患者は死なないよ
術後創感染ってなあに?
CDCの偉いところは、ちゃんと定義をしっかりさせて話を
している事。確かに、深部切開SSIまでに限局できていれば
大丈夫かもしれないけど、胸骨正中切開して深部切開SSI
がおこれば、ドキドキハラハラの毎日と思うけど。
195卵の名無しさん:04/08/18 08:39 ID:Po5jAbTE
>>194
肺がんでスリーブ切除して、気管支瘻なんてできたら、アウトじゃない?
196卵の名無しさん:04/08/18 12:46 ID:GrAsERoi
>高血圧学会は、学会会場で多数決で高血圧ガイドラインを決めて発行

本当ですか? 阿呆ですね。内科はそこまで腐ってるんだね。末期。
197卵の名無しさん:04/08/18 14:19 ID:Th9L0P0B
>>196
薬屋に決められるよりはマシだ。
198卵の名無しさん:04/08/18 14:50 ID:7NAIVxm+
>193
創感染で死なないって本当?
199卵の名無しさん:04/08/19 09:51 ID:s9R2M5O4
>>194
胸骨正中深部切開SSIは縦隔洞炎で、Organ/Space感染に定義される。
もちろんこれは重傷で死亡率高い。
>>195
気管支婁もOrgan/Space
創感染とは、皮膚から筋層までの感染で、
CDCで言う、Superficial/Deep incisional SSIのこと
これでは死なない。
Organ/Spaceを見逃していれば死ぬこともある。
200200get:04/08/19 10:50 ID:WxX45m7i
みなさん、
VCM+IPM(CS)て知ってる?同時滴下。
最近うまくいってるんですが、
作用機序がようわからん。
201卵の名無しさん:04/08/19 19:35 ID:ufSa2QFc
VCM+CAZ,VCM+CFPMなどと同じだね。 Mとシュード押さえるって
ことかな?
202卵の名無しさん:04/08/20 09:02 ID:tsRZ5Hm1
>>201
癌研の林先生が専門じゃなかったっけ?
203200get:04/08/20 13:06 ID:FgRB9A2s
しょぼい文献をプロパーさんからもらったんですが、それには
バンコ+チエナムが相乗効果最高だと書いてました。
バンコの血中濃度を維持しやすいというやつもいます。
ただ理由がわからん。
林先生?
204まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/08/20 14:55 ID:uzIb+FkT
>>200
さすがにMRSA感染症にカルバペネムを併用するのは
いかがかと。
リファンピシンすらin vitroのdataのみなのでいつも併用す
ることには反対なんで。
カルバペネムを併用して全身状態が良くなったとしたら
グラム陰性桿菌感染症だったってことはないですか?
205卵の名無しさん:04/08/20 15:05 ID:tsRZ5Hm1
>>204
ウロ覚えだが、上述の林先生の著作によく出てくる言葉があったような
「MRSAの陰に緑膿菌あり」
206卵の名無しさん:04/08/20 16:03 ID:IDyQ6dOZ
「時間差攻撃」と「最強療法」
結構効くと思うけど、私は。
207卵の名無しさん:04/08/20 16:12 ID:x3YT+ZDC
みんな必死になってVRE製造に躍起だな。
208111:04/08/21 01:10 ID:/fPZuPPH
>206

効くなんて言ってるの林先生だけだよ。先生が二人め(プ
209卵の名無しさん:04/08/21 09:49 ID:TtNn4swI
そういう208先生も横目でシュードとかセラチアとか見ながら
MRSAを叩きにいってない?
バリエーションはあるけど同じ事考えてるんじゃない?
210まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/08/21 11:53 ID:rtdvC8mx
>>208、111
いわゆる古手の学会の権威の方のおっしゃることは?な
ことが多いですね。
製薬会社のパンフに載っている先生方も?な人が大半
です。以前、住友のパンフにG先生が載っていて「おっ」
と思いましたが、以後は同じような先生は見ません。

>>209
MRSAが喀痰からでているというだけの患者にバンコマイシン
のみで軽快しないからカルバペネムを加えたら治癒したと
いうのは”MRSA肺炎”を治療できたのでなく、グラム陰性桿菌
感染症を治療したってだけだと思います。
○○○シンが効果があったという”MRSA肺炎”も同じことだと
思います。
どうしても両方カバーするとき以外はMRSA感染症のみをグリ
コペプタイド+カルバペネムで治療するのはやめてくれといっ
ています。
211卵の名無しさん:04/08/21 12:13 ID:TtNn4swI
>>210
>どうしても両方カバーするとき以外はMRSA感染症のみをグリ
コペプタイド+カルバペネムで治療するのはやめてくれといっ
ています。

だれがやめてくれって言ってるの?まるとふぃりあ?
まあ腎機能等考慮して上記の組み合わせ余りしませんが。
最強療法とは相容れなそうですね。
212まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/08/21 13:26 ID:rtdvC8mx
>>211
すみません。リアルでの話です。
213卵の名無しさん:04/08/21 18:50 ID:yd19Z9Cl
このスレ、勉強になります。
214卵の名無しさん:04/08/21 20:13 ID:Yvz4LtcI
いまだVCMやら使ってんのか?
他の抗生剤と併用したら拮抗する株があるの知ってるのか?
タゴとハベカがあればいいよ
215卵の名無しさん:04/08/21 21:32 ID:U6B/UVcZ
>217
藤沢と明治と、花○先生にのせられて(プ

BIVRは日本国内でしか・・・
216200get:04/08/22 11:07 ID:3LjWjxlM
あんまり賛同者いませんね
私も二人にしか使ってないけどシュードだったとかではないですよ
タゴシッドはすぐ効かなくなるしハベカシンなんか始めから全然だめだ
217卵の名無しさん:04/08/22 11:22 ID:FHoJPIAV
何年か前にバンコマイシン持続静注っていうのがCIDにでた。

血中濃度を高すぎず、低すぎずで保つんだと。
うちのオーベンが気に入っちゃって・・・
218卵の名無しさん:04/08/30 06:56 ID:bnp3zTQw
緑茶が効きます
219卵の名無しさん:04/08/30 09:38 ID:9ede08Qw
院内で感染する前に退院させる...外来で発症しても院内感染には
ならない。
220違います:04/08/30 17:31 ID:73Jf64HZ
たとえ退院後に発症しても、入院中もしくは外来で感染した場合には、「院内感染」と定義されています。
たしかに、発見しにくいことは事実ですが。
221200get:04/08/30 17:46 ID:WUUgXXwu
転院させるやつは培養とらない!

除菌はイソジンネブライザ効くぜ!
イソジンガーグル1ccと生食9ccを一日3回!
222卵の名無しさん:04/08/30 17:51 ID:zQcYwvy3
なんか患者さんのTSHが
223卵の名無しさん:04/08/30 18:23 ID:watKcpOJ
>>221 イソジン耐性のMRSAも結構あるよ。
224卵の名無しさん:04/08/30 20:39 ID:73Jf64HZ
↑んなものあるか。正しく使えば耐性はない。
225卵の名無しさん:04/08/31 10:13 ID:sehnrepA
耐性はないでしょうがイソジンは希釈したら本来の効力が保証できんよ。
226200get:04/08/31 13:28 ID:R28rx0aq
原液ネブは無理でしょ
ま、諸君やってみそ、うちのMはこれで退治してるよ
227卵の名無しさん:04/08/31 13:54 ID:nT6gF45B
と、いうか除菌の必要があるのか、あるとしたら
どういう症例なのか..が大事なのでは?

鼻腔のMRSA陽性ならとらないという
老人施設は今時、なかろうしあるべきで
ないと思うが..
228200get:04/08/31 14:26 ID:R28rx0aq
Mあってもいいよって施設なら除菌せんけどね
229卵の名無しさん:04/08/31 17:23 ID:3Sv9iN6U
200とれたくらいで大騒ぎ
230200get:04/09/01 08:52 ID:Brdo5b9Q
そりゃ悪かったな。もう200ぬくよ
231卵の名無しさん:04/09/02 06:20 ID:PYwY9QLM
朝のニュースで京大が多剤耐性緑膿菌でごめんなさいと言ってた。
たぶん、PFGEするのだろうけどMRSAみたいに定番の制限酵素は
ないと思うが、何をつかうんだろ?
ガバガバきりまくれば、多少はパターンが違ってめでたしめでたしって
ならないかなぁ。
232卵の名無しさん:04/09/09 15:45 ID:KnPsAC1B
それはそうと、MRSAの院内感染ってそんなに多いのかな。
骨髄移植後とか、白血病のケモで白血球200+低グロブリンの患者が
手術後の患者に比べ免疫的に強靭であるとは到底思えないんだけど
233卵の名無しさん:04/09/09 23:07 ID:T5a5dHc3
やっぱり第三世代とか第四世代とか最初から使うバカがいるところは多いだろ。
意識してればそんなに増えてこないと思う。

あと年寄りはやっぱりいままでの治療の成れの果てが多いから、
MRSA も緑膿菌も腸球菌も多いんでないか?
234卵の名無しさん:04/09/20 19:11:15 ID:LSizWsL5
サルベージ
235卵の名無しさん:04/09/27 22:31:16 ID:Do05qy3e
保守
236VRSA:04/09/29 09:07:19 ID:FGBCKG0X
どれ。いっちょ暴れるかな。
237ザイボックス:04/09/29 22:11:11 ID:12mkXiv+
させるかよ!
238卵の名無しさん:04/10/13 22:40:07 ID:V5bLkiv9
サルベージ
239卵の名無しさん:04/10/14 18:17:00 ID:LB7ztQAs
どうでもいいが、抗生剤使う医者は全部ヤブ
ってな報道をなんとか汁
240卵の名無しさん:04/10/20 11:37:55 ID:R1SAXb+S
保健所の医療監査があった。看護師がついたが、例えば
手術場は定期的に細菌検査をしろとか言って帰っていったらしい。

保健所の医療監査の人間って一体何者?どういう
資格のやつなんだ
241まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/10/20 11:56:13 ID:46xO2n2l
保険所関係は素人さんが多いです。
ローテーションするので仕方ないんですが、
迷惑です。そういえば病院
機能評価で来たお医者さんも手術室の
落下細菌の培養はきちんとしていますか
と不思議なことをおっしゃっていましたが。
242卵の名無しさん:04/10/20 17:44:36 ID:ut309bu4
>手術場は定期的に細菌検査をしろ

>機能評価で来たお医者さんも手術室の
>落下細菌の培養はきちんとしていますか

まじっすか?
ここ数年、勉強してないのかな?

今はICUも普通に土足の時代だし。

良く判らん指導&指摘ですね。
243卵の名無しさん:04/10/20 18:26:37 ID:knRHEpwy
マルトフィリア先生IDカッコイイ!!

mrxpenGq4.だなんていいなあ。

さて、台風の中、これから新潟に移動です・・・


244まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/10/21 11:05:24 ID:aLbRMTV5
>>243
ペニシリンをうまく使ってねってことです。
明治は折角、グリコペプタイド、ペニシリン
Gをそろえたんだから、ナフシリンを発売
して欲しいですね。グラム(+)は任せてくれ
くらいに。アルベ過信は(ry
245まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :04/11/01 15:53:37 ID:cEUKxpPA
age
246卵の名無しさん:04/11/05 07:13:13 ID:DMaZlq/E
スレ違いだったらすみません
知人の父親なんですが
60代で、癌のため胃を全部とる手術をしました。
術後2日目あたりから寒がり、呼吸が苦しいとうったえていましたが
そのまま何の処置もなく、4日目に肺炎ということで人工呼吸器をつながれました。
その後、腹水もでたり、むくみもでて、1週間して危篤になりました。
なんとか持ちこたえましたが、「MRSAに感染した」という病院の説明がありました。

そこで質問なのですが
これというのは、普通のことなんでしょうか?
それとも、なんらかのミスがあったということなんでしょうか?
247卵の名無しさん:04/11/05 07:29:03 ID:KgP/bB/Y
ここの答えで納得するのか??
さっさと消えなさい
248246:04/11/05 08:32:21 ID:DMaZlq/E
>>247
すみません、意味がわかりません。
スレ違いってことでしょうか?
249246:04/11/05 08:35:35 ID:DMaZlq/E
>>247
場違いでしたら、誘導おねがいします。
250247ではないけど:04/11/05 13:28:14 ID:Z4jF9Pvr
基本的に、知人の父親ならばあなたは赤の他人なので
問題にする権限がないでしょう。

患者の家族ならば術前に術後合併症特に術後感染についての話は
あり、この場合はその内容が適切であったか問題になるのでその内
容をしらない赤の他人が首をつっこむ事ではない。


251246:04/11/05 14:44:43 ID:DMaZlq/E
>>250
ありがとうございます。
知人とはいっても結婚を考えている彼女でした。
手術前に、そんな風にならないといいね と話をしていた通りのことが
あまりにも、その通りに起きてしまいました。
ほうっておいたら1年か2年といわれたのに
発見から1ヶ月、手術してすぐにこんなになるのは腑に落ちなく
彼女も動揺していて納得のできない状態だったので、ここでお尋ねしました。
新聞などでは、MRSAに感染して死亡したというだけで記事になったりしているのに
こんなに簡単に感染して危篤になるものなのかと

一般的というか実際の現場の話を聞きたいと思いました。
あまり、よその事は問題にしたくないっていう気持ちでしょうか?
失礼しました。
252卵の名無しさん:04/11/05 16:48:02 ID:3GvTiIDm
MRSAだけ特別扱いするマスゴミの姿勢は科学的根拠がなく
問題の本質をそらせるだけで有害。
253卵の名無しさん:04/11/05 22:05:16 ID:jvrpsVuu
僕は眼科ですが、白内障OPEでCZOP4g落としてますが。 なにか?
254卵の名無しさん:04/11/15 00:12:47 ID:EeW5QHt8
大学クラスで大手術をするところは、もう10年以上前から、MRSA
で苦労しているから、抗生剤の使い方は敏感だ。
問題は、市民病院以下の中小病院。未だにMRSAと格闘している...
バカらしいと思うよ。
255246:04/11/28 17:20:30 ID:DOUiqYPe
先週、他界いたしました。
手術前にMRSAの検査はしなかったようです。
院内感染だとの説明がありました。
運が悪かったということなんでしょうかね、なんか釈然としません。
このスレでいうことではないのかな。
256ドキュソルビシン:04/11/28 18:22:46 ID:ZQk9WJ4v
術後にMRSAがつくことはよくありますよ、残念ですが。
人間と人間が接する環境では菌の伝播は避けがたいです。

個人的には血液腫瘍で免疫力が落ちまくってる人よりも、手術後の人のほうにMRSAが多い感じなのは、
外科チームの清潔感覚に何か問題があるのでは??って気もしてるけど、偏見かもしれません。
257卵の名無しさん:04/11/28 19:59:19 ID:hacFLwFr
術前にMの検査したら、保菌者ゾロゾロだからだよ。
258卵の名無しさん:04/11/28 23:26:07 ID:j017BQqw
健康な人を百人集めてくると、一人や二人はMRSAをもっているものなのです。
259卵の名無しさん:04/11/29 02:25:52 ID:E8bfi/BA
この辺から読み直せ>>246
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1085463213/-100


2 :卵の名無しさん :04/05/25 14:35 ID:OJ0VMq2o
貴方自身の全身を検査してみたら皮膚や鼻の穴や消化器にMRSAいるかも知れませんよ。
260卵の名無しさん:04/11/29 02:26:22 ID:E8bfi/BA
 ペニシリンが開発されてから半世紀を過ぎ、各種抗菌薬により感染症の治療が容易になった
のみならず、悪性腫瘍の治療、大手術、移植などを土台で支える役割を果たしており、現代の
医学を根底から支える薬剤となっている。しかし、抗菌薬が多用されるとともにこれに耐性の
菌株が出現し、耐性菌に有効な薬剤が開発されるとまた新たな耐性株が出現するという、いた
ちごっこが繰り返されてきた。
 このようななかで、1980年前後にメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が日本の医療社会
に出現し、約10年の経過で大都市から地方へ、大病院から中小病院へ拡大した。また、この10
年、入院患者から検出される黄色ブドウ球菌の70%がMRSAとなっているが、市中患者からの
検出率も徐々に上がっている。
261卵の名無しさん:04/11/29 02:27:12 ID:E8bfi/BA
 1980年ごろにはバンコマイシン注射剤は輸入されておらず、ほかにもMRSAに使用できる薬剤
がなかった。MRSA感染症の適切な治療法も知られず院内感染を起こしやすいこともあり、大変
恐れられた。このことがマスコミに盛んに報道されて社会問題にもなった。当時作成されたMR
SA対策マニュアルは、その反映として社会からMRSAの撲滅を夢見た厳しいものが多かった。
 しかし今日、MRSAはほとんど常在菌のような形でヒトに定着している。感染症状は無効抗菌
薬投与中の体内異物(血管内カテーテルなど)が留置されている入院患者がほとんどであるこ
と、発症例に対してはバンコマイシン、テイコプラニン、アルベカシン、ST合剤などが使用で
きることなど、状況は大きく変化している。また、MRSA検出例の90%前後は単に定着(コロニ
ゼーション)しているだけで、感染症状はほとんど見られないこと、狭い範囲に抗菌薬投与患
者が密集している急性期病院以外ではそれほど蔓延しないこと、抗菌薬投与を受けない患者で
はそのうちMRSAは消失してしまうことなども明らかにされてきた。そういうなかでも保菌者に
対する厳しい隔離的なマニュアルのみが生き残り、保菌者に意味のない差別を強いることにな
っているのが実情である。
262卵の名無しさん:04/11/29 02:27:37 ID:E8bfi/BA
 このような状況を踏まえ、在宅医療の場においてはMRSAを他の病原微生物と特別に区別して
扱う理由はなく、one of them の病原体と考えるべきであろう。一般的な清潔動作さえ励行さ
れていれば、在宅医療の場では特別扱いする必要はない。ただし、在宅で中心静脈栄養などが
行われている症例では、MRSAの有無にかかわらずカテーテル管理には十分な注意が払われるべ
きである。また、病院に入院する際は、周囲の手術患者や易感染性宿主への蔓延に注意すべき
であるが、それぞれの病院の実情に合わせて必要な院内感染対策を行えばよい。MRSA保菌患者
の診療拒否が許されるはずもないことは肝に銘じておくべきであろう。このような注意はカル
バペネム耐性グラム陰性桿菌や、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)にもあてはまる。
 なお、日本感染症学会(http://www.kansensho.or.jp/)や東京都福祉局
http://www.fukushi.metro.tokyo.jp/)のホームページも参考にしていただきたい。

MRSA保菌者の在宅管理
稲松孝思 東京都老人医療センター感染症科部長
263246:04/11/29 02:33:08 ID:5OWf/IWn
>>259
MRSAが普通にいることは理解しています。
だとしたら、最初からそれに注意することはできなかったのかなと思ったわけです
つまり、あたりまえにいるから、単に不運ということなんですね
だとしたら、報道で院内感染について問われたりするのは特殊なケースということなんでしょうか?
264卵の名無しさん:04/11/29 02:39:57 ID:E8bfi/BA
マスコミは何らかの理由で病院問題をクローズアップしたいときには記事内容の真偽に
かかわらず報道します。そうでないときにはいかに重要な問題でも報道しません。
>だとしたら、最初からそれに注意することはできなかったのかなと思ったわけです
原則的に、MRSAや既知のウイルスのみならず未知の感染症が存在していることを前提にして
全ての患者様に対応しているのではあります。ですから、他の方も書かれていますが、全て
のケースで事前にMRSAの検査をすることには意味がないのです。
>つまり、あたりまえにいるから、単に不運ということなんですね
その様なことは申し上げておりません。しかし、なにか不手際があって感染が生じたのであれば
しっかり調べて対応することは大事です。単に「病院内でMRSA感染がおこった」ということだけ
では、特に問題ですらないともいえる、ということです。
265卵の名無しさん:04/11/29 02:43:59 ID:E8bfi/BA
訂正「病院内でMRSA感染がおこった」ということだけではの部分は
「病院に入院中や手術後ににMRSAが検出された」ということだけではに
266246:04/11/29 03:45:39 ID:5OWf/IWn
>>264
丁寧なご回答をありがとうございます。
267卵の名無しさん:04/11/29 08:43:31 ID:AJ9u/Ljc
某大学病院の循環器外科か何かで、手術前検査でMRSAが出てたのに
主治医(多分研修医?)が気付かず手術され、MRSA肺炎死亡
訴訟になったという報道を見たような気がする。
結果は知らん。
268卵の名無しさん:04/11/29 11:43:42 ID:F7HCVa2B
>>267
九州の南の大学ですよ。今年の話なので未だ決着はついていません。
CDCのガイドラインでも標準予防策が中心でMRSAの除菌等はガイドライン化されてないと思いますが。

246さんのケースは非常に残念ですが、MRSAが起因菌として術後感染症を起こしたら予後が悪くなるのは確率的に高いと思います。
269卵の名無しさん:04/11/29 12:49:51 ID:Md+2C/xb
肺炎で死んでも医療ミスじゃないだろ
270卵の名無しさん:04/11/29 15:22:28 ID:5dD18y3G
>>140,146など
古い内容で場違いですが「臨床検査科長も兼任」というぐらいの人が勘違いを
しているぐらいなので一般医も勘違いをしていることを簡単に説明(136さん
が説明をしてることの補足)。
自然界ではMSSA→MRSAになることは非常に稀。実験室で強いストレス下に置か
れてなるぐらい。通常は、「元々いた」多剤耐性菌(獲得、naturalともに)が
薬剤耐性持っていない常在菌が減ることによって割合が増えるだけ。絶対数が
極端に増えるわけではない。
271卵の名無しさん:04/11/29 15:37:42 ID:5dD18y3G
細菌検査はシャーレに撒いた100個程度の菌の数、割合をカウントしている
だけ。「たまたま」その撒いた中にいるか、いないかで保菌の有無を統計学的に
みている。厳密に言えば100兆分の1でもMRSAがいれば保菌状態だが、検査
ではわからない。
抗生物質を使うことによって割合が変わるということは、この100兆分の1が
1兆分の1、1億分の1、1万分の1となることで、「検査に引っかかる」状態
になることである。
15年以上前からNHKで問題としていたが、養殖の魚が病気にならないようにと
海に抗生物質を何キロも放り込んでいた。そんなものを口にしていて耐性菌を
持っていない人間などいない。
272卵の名無しさん:04/11/29 15:45:14 ID:Md+2C/xb
抗生物質は魚だけでなく広く家畜の飼料にも
入ってます。
273卵の名無しさん:04/11/29 15:50:31 ID:5dD18y3G
記憶が曖昧で申し訳ないが、MRSAは通常のMSSAに比べて増殖速度が1/20である。
自然界では増殖速度が早い大腸菌などが大きなシェアを取る。通常の菌の割合
は、その部位でも増殖速度で決定をする。抗生物質を使用すると大腸菌などの
耐性が乏しいものの割合が極端に減る。菌全体の絶対数が極端に減り、耐性を
持つ菌の割合が増える。これが菌交代現象。
細菌検査はシャーレに撒いた菌を調べているだけで、菌の絶対数を数えている
訳ではない。見かけ上、MSSA→MRSAとなっているが、同じ菌が変化をしている
訳ではない。
抗生物質の使用を止めると、もしくは使っていないと、元の割合に戻る。ただし、
どんなに増殖速度が遅い菌でも全くゼロにはならない。細菌学ではなく、生理学
の教科書に書かれている。
274卵の名無しさん:04/11/29 15:51:30 ID:5dD18y3G
>>272
それは既出なので省略しました
275卵の名無しさん:04/11/29 16:00:14 ID:jAQh5G/Z
MRSAとか、BLNARとか、製薬会社にうまく踊らされてるだけ。
本質を見極めよ。
276卵の名無しさん:04/11/29 16:03:31 ID:5dD18y3G
菌にはそれぞれ住みやすい環境が異なるが、栄養分豊かな体内や腸管内は免疫
機構の関与がなければその場所での増殖速度で決定する。皮膚にも大腸菌はいる
し、腸管内にもブ菌がいる。
今時、外来で抗生物質の処方がない所はない。一度増えたMRSAなどの耐性菌の
割合は長い期間をかけないと定常状態にまでは戻らない。それどころか、食物
や環境から耐性菌が入ってくる。
通常の肺炎などの感染では、生体内の免疫力・免疫機構を越える病原性を持った
もので、MRSAなどのほとんどの菌はこれを越えることができない。しかし、
手術では皮膚や粘膜といった免疫機構が破壊されるので容易に感染が起こって
くる。
277卵の名無しさん:04/11/29 16:18:27 ID:5dD18y3G
イソジン消毒などはほとんど全ての菌をゼロにする除菌を行っている。たまたま
深部感染巣にMRSAが入り込み、それが元で亡くなる。今の医療制度・教育はたまた
抗生物質を取り巻く食物の環境が悪いので、環境全体におけるMRSAなどの耐性菌
の割合が多くなっている。菌をゼロにすることは滅菌だが、生体において滅菌を
することは不可能である。
医療における、消毒処置、手洗いなどが徹底されることはもちろんだが、環境全体
を変えないとMRSAへの感染者は減らない。厚生労働省はマスコミ・農家を含めて
啓蒙活動をして欲しい。ただし、EU(特にスペイン・フランス)の抗生物質の
使い方は半端ではないので、日本だけではどうしようもないな。
278卵の名無しさん:04/11/29 16:23:00 ID:5dD18y3G
イソジン消毒などはほとんど全ての菌をゼロにする除菌を行っている。
 ↓
イソジン消毒などはほとんど全ての菌をゼロに近い状態にする除菌を行っている。
環境に弱い菌のみを減らしている訳ではない。
279卵の名無しさん:04/11/29 16:40:02 ID:5dD18y3G
一般向けに少しわかりやすく書くつもりで、あれやこれや書いてしまって、焦点が
ぼやけた書き込みとなってしまいました。読みにくくて済みません。
280卵の名無しさん:04/11/30 11:52:07 ID:Z7bDkMHF
術後の一律の抗生剤予防投与もMRSAを繁殖させる一因じゃない?

開胸開腹術後に抗生剤をいっさい使わない施設があれば教えてもらえないですか?
281Lorto:04/12/12 01:11:40 ID:keULNbwj
>256
こう考えればいいと思いますが、、、、

物理的バリアの障害(手術、CV、HD)で感染しやすくなる病原体
→Staphylococci , Candida

好中球減少で感染しやすくなる病原体
→Aspergillus , Aerobic GNR
282卵の名無しさん:04/12/15 21:49:29 ID:CEO+Rdk+
VCMとIPM/CSと併用したらキレよかった。
腎毒性も軽減されるみたいね。
283卵の名無しさん:04/12/17 01:13:03 ID:7a7mvduk
276,277
何もわかっていないやつ。
臨床ができない基礎屋か?
おまけに、話に脈略がない。
というか、分○病が始まっている。
284卵の名無しさん:04/12/26 12:43:56 ID:2XUwt5s5
2004/12/25-21:20
院内感染で4人死亡=MRSA、昨年末に流行−秋田大病院
 秋田大付属病院(秋田市)は25日、1999年1月から今年4月にかけ、心臓血管外科に入院した患者で
死亡した28人のうち、4人がメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の院内感染で死亡したと発表した。
285卵の名無しさん:04/12/26 12:47:38 ID:7CYBdTac
>283
っつーか、277って「消毒」って言葉が分かって無いヤシにしか見えんよ。
286卵の名無しさん:04/12/27 18:47:09 ID:GG3LdXCj
素人だな。
287卵の名無しさん:05/01/02 04:00:35 ID:dFrmP7yZ
>>281
三年目のハナタレですが、血液の患者(特に移植)は、CV入ってるし(結構長期になりがち)
化学療法やらGVHDやらで、腸管の物理的バリアも障害されてるのでは?
あと皆さんに教えていただきたいんだけど、MRSAが起因菌であると判断する根拠ってなんですか?
(もちろん血培や膿の培養から出る場合は除いて)
たとえば、下痢して便培からでても、MRSA腸炎とは安易にいえないし、喀痰培養もそうですよね
(グラム染色で貪食像あれば話は別だけど)とくに真のMRSA肺炎って統計より実際は少ないとおもってるんですが
288まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :05/01/02 09:07:24 ID:R+DIUjDa
>>287
個人的にはMRSA腸炎はほとんど無いと思っています。
が幹細胞移植後など滅茶苦茶に腸管バリアが障害
されればありかなと思っています。下記の様なCIDの
症例報告もあります。
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=
Abstract&list_uids=15356793
ひどい偽膜性大腸炎の場合のみ抗菌薬をできれば中止、かつ
経口バンコマイシン投与でいいのではないでしょうか。
抗菌薬関連性腸炎でグラム陽性球菌の貪食像が捕まえられたら
CIDに出してください(重なってるだけではとつっこまれるかもしれませんが)。
MRSA肺炎は確かにほとんどないと思います。ブドウ球菌性肺炎は
ぼこぼこ膿瘍を作るので膿瘍があれば分かりやすいでしょうが、
そうでないやつが迷います。重症HAPやFlu後CAPは場合によっては
MRSAをカバーしてempiric therapyをスタートした方が無難ではないでしょうか。
289卵の名無しさん:05/01/02 17:35:56 ID:mau3B0bL
マルトフィリア先生かっこいい。
IDATENに是非加わっていただきたいものです。

って知ってたりね。
290卵の名無しさん:05/01/04 17:12:03 ID:lDyee8HU
私大病院での抗生剤の治験を止めればいい
291卵の名無しさん:05/01/05 23:47:17 ID:ZvT7MIDf
>288
MRSA腸炎は、昔は本当にありました。結構死んでました。

292卵の名無しさん:05/01/06 06:05:51 ID:OTnmE/VN
>291
だから、それを証明しろっつうの。
便からMRSAが検出されるのと、それが腸炎を起こしているとは言えないんだよ。
293卵の名無しさん:05/01/06 18:21:20 ID:kSotD/kZ
>>291
下痢してて、便からMRSAでてVCMが効いた、なんていう程度で診断してるやつが意外に多い。
294卵の名無しさん:05/01/06 22:59:42 ID:7wsKukgM
>>292,293
そうかな?、当時の論文みると、一日に、3000mlの下痢、
高熱、末梢白血球数の減少、これは腸炎でしょう。
ただし、ブドウ球菌性腸炎の主部位は小腸といわれているので、
内視鏡所見はない。
295まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :05/01/07 01:16:40 ID:b8yeysgr
>>294
それらの所見は確かに腸炎を示しているのかもしれません。
しかし、MRSA腸炎の症例報告では抗菌薬関連性腸炎で一番
最初にr/oしなければならないClostridium difficile偽膜
性腸炎がほとんど考慮されていないものが大半です。
培養でC.difficileが出ないというだけではPseudomembranous
colitisのr/oは難しいと思います。せめてColonoscopyで
大腸粘膜(C.difficileの好発部位までなのでtotal colonoscopy
は不要です)の観察で偽膜の有無を観察したものも
なかったと思います。

296まるとふぃりあ ◆mrxpenGq4. :05/01/07 01:24:02 ID:GzZIj26H
また、>>288のCIDの症例報告では死後、小腸にも
Pseudomembranous colitisを起こしていたことを見出し、
この偽膜のPCRでMRSAを検出し、MRSA小腸炎を起こして
いたのではと報告しています。ちなみに大腸の偽膜からは
C.difficileのtoxinを検出しており、患者はMRSA偽膜性小腸炎+
C.difficile偽膜性大腸炎を合併していたとしてあります。
この報告も単に腸管で増殖していたMRSAを検出したこと
を否定し得ないと思います。そのため、>>288のようにグラム
染色でグラム陽性球菌の貪食像(できれば白血球の周りに
囲んでいてかつ食べられている状態)がきれいにとらえられれば
真のMRSA腸炎が証明できるのではと思っているわけです。
MRSA腸炎の存在も可能性として私は否定しないので
重症の抗菌薬関連性腸炎のempiric therapyでは内服
バンコマイシンをメトロニダゾールに優先する方がいいと
考えています。
297卵の名無しさん:05/01/07 17:51:38 ID:k+5zAjr/
>>296
すいません、なんかリンク切れてるみたいで、自分でpub medで検索しましたがうまく見つかりません。
興味あるのですが、そのcaseは胃切除はされていましたか?
298卵の名無しさん:05/01/08 00:07:56 ID:OHTtt0QJ
MRSA感染症以外での抗菌薬の使い方について語るスレッドが欲しい。
299卵の名無しさん:05/01/08 00:10:14 ID:/6whH9Wi
こういうスレがあったんだがdat落ちした。
ファーストで使う抗生剤って何?
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1092585560/l50
300卵の名無しさん:05/01/08 00:12:50 ID:/6whH9Wi
300
301卵の名無しさん:05/01/08 00:20:59 ID:OHTtt0QJ
>>299
そこは・・・。どこの感染症、何が起炎菌と特定するわけでもなく
ただファーストで使う抗生剤は何?ってのはいかにも胡散臭かった。
302> 297
Clin Infect Dis. 2004 Sep 1;39(5):747-50. Epub 2004 Aug 13.
Staphylococcus aureus and Clostridium difficile cause distinct pseudomembranous intestinal diseases.
Froberg MK, Palavecino E, Dykoski R, Gerding DN, Peterson LR, Johnson S.
University of Minnesota, Duluth, Minnesota, USA.
We report simultaneous infections with Clostridium difficile and methicillin-resistant Staphylococcus aureus
(MRSA) in a patient with discrete colonic pseudomembranes typical of C. difficile infection, as well as confluent,
loosely adherent pseudomembranes in the small bowel. Identification of MRSA in the small bowel pseudomembrane
by polymerase chain reaction supports S. aureus as an enteric pathogen.

C difficleは院内感染対策上いつも頭が痛い。
ttp://www.jarmam.gr.jp/situmon/clostridium.htmlで
>生後1年以内に約半数の子供は無症候性の保菌者になります。これが生後2年程経過すると, 保菌率は4%未満
というが、検出できないからといっていないと言えるのか?
>菌交代現象は, 少数であっても患者があらかじめCDを保菌していることが前提となります。
前に検出できなかったとしても保菌していなかったと言えるのか?
疑いだしたらキリがないが..
>成人になり, 抗菌剤投与を受けると保菌率は50%近くになります。
本当に儀膜性腸炎=CD toxinによる障害なのかいな。