昔の歯磨きと口臭

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1日本@名無史さん
歯磨き、口臭、虫歯などについていろいろ教えて。

ハブラシなんて無かったし。
2日本@名無史さん:2001/03/07(水) 06:33
塩で歯を磨いてました。
31:2001/03/07(水) 15:28
age
4日本@名無史さん:2001/03/07(水) 15:41
歯磨きはハマグリの貝殻を焼いて臼で粉にして使ってませんでした?

ハブラシはいちおうあったよ。
今のハブラシよりちょっと太めに割った竹の欠片をつくり
先端をこまかく裂いていって刷毛のようにしたやつ。
ただ誰もがつかえるものじゃなかったようだし、
歯医者さんが考えましたって奴と違って、まっすぐですけど。
51:2001/03/07(水) 18:37
>2@`4

それ市民が使ってたの?
虫歯になったらどうしてたの?
女の子の日はどうしてたの?
手ぬぐいでも当ててたの?
6日本@名無史さん:2001/03/07(水) 18:40
菜食中心で今ほど口臭は無かったのでは?
あとストレスとかも少なそうなので、胃痛からの口臭も無さそう・・・
7日本@名無史さん:2001/03/07(水) 20:26
平安時代の貴族は欠けた歯を埋めるのに
真珠貝の粉を使った練り物をつかったとか。
高そう・・・・。
8日本@名無史さん:2001/03/07(水) 20:58
>5
ハブラシのもとは楊枝で仏教伝来と一緒に入ってきたものとか。
最初、僧侶がつかっていて貴族に広まり、
平安の末に庶民にも普及したらしいよ。
江戸に入ると上に書いた房楊枝ってのがでてきて
広く使われるようになったそうな。
房楊枝が消えるのは明治に入って今風のハブラシが
作られるようになったから。
よくまとまった楊枝会社の資料ページがあったから貼っとくね。
ttp://www.cleadent.co.jp/TOP_tumayouji.html

口臭防止にはクローブ(丁子)がよく使われてたみたい。
中国の漢代、宮廷官吏たちが
皇帝に政(まつりごと)を奏上する時には、
必ず丁子を口に含んで口中を清め、吐息の匂いを
香でよくするように命じられていたという
記述が「三省故事」にあるらしいよ。

日本にも丁子は香の一種として入ってきていて、
正倉院の倉に入っていたり、今昔物語で臭い消しとして
登場したりするんだそうです。
当然、使えたのは貴族とかの上流階級にかぎるでしょうけど。

長くてごめん
91:2001/03/08(木) 01:11
へえ爪楊枝がハブラシ代わりだったんだぁ・・・・
近代までは本格的には磨いてないみたいだね。
みなありがと。
10日本@名無史さん:2001/03/08(木) 01:57
歯ブラシからはずれるけど、江戸時代には舌ブラシのようなものが
浮世絵に描かれているみたい。
11日本@名無史さん:2001/03/08(木) 02:57
>>9
杉浦日向子の江戸風俗を説明した本とかだと
かなり小奇麗にしていたと書いてあるよ。
お風呂もちょくちょく入るし、歯も真っ白に磨き上げてたとか。
汚くしてると異性に嫌われちゃうからね。
房楊枝は先がブラシみたくなってるし、ちゃんと磨いてたと思う。
12日本@名無史さん:2001/03/08(木) 03:07
信長は虫歯で苦しんでたって何かで読んだなあ。
13日本@名無史さん:2001/03/08(木) 03:26
>>5
>女の子の日はどうしてたの?

なんか、おむつのなかにガマノホ(蒲の穂)を入れてたとかきいたような気がするが。
14日本@名無史さん:2001/03/08(木) 03:34
女の子の日についてはここに逝け。
「生理用品の歴史」(byロ○エ)

http://www.kao.co.jp/peony/laurier/backnum/may/index.html

15日本@名無史さん:2001/03/08(木) 05:03
家茂の歯はぼろぼろ。
「房楊枝」(ふさようじ)で検索かけると、いっぱいでてくるよ。
http://www.google.com/search?q=%96%5B%97k%8E%7D&hl=ja&lr=

房楊枝の写真
http://www.dent-kng.or.jp/k_hakubutu/hamigakisyu/hamisyu1.htm
王朝文学にみる歯と口の風俗-歯の清掃@`日本歯科評論@`667:207-209@`1998
http://www.iz2.or.jp/essay/5-5.htm

あと女の子の日なら下の過去スレがあるよ
★★昔の女性は生理の時どうしてたの?★★
http://mentai.2ch.net/history/kako/973/973070320.html
171:2001/03/08(木) 06:55
なるほど。
虫歯はキツイね。
歯に穴が空いてもムシャムシャ食ってたんでしょ。かわいそう。

>ロ○エ 昔は苦労したんだぁ・・・洗って再利用って。。。
ってなんでこんなHPみてるの?
18日本@名無史さん:2001/03/08(木) 19:46
ヒトラーも虫歯がすごくて、口臭が強烈だった。
19日本@名無史さん:2001/03/16(金) 02:22
うんこしたあとは何で拭いてたの?
20音速の名無しさん:2001/03/16(金) 05:02
>19
神の手
21日本@名無史さん:2001/03/16(金) 11:58
木の枝製棒状歯ブラシは、今でも世界各国で使われている。
木の素材によっては、洗浄(クレンジング)作用・殺菌消毒作用が
あるですよ。
22日本@名無史さん:2001/03/16(金) 14:34
口臭といえば、仁丹は明治にはいってから
できたものらしいですよね。
漢方みたいなもんなんで、もっと昔からあったのかと思ってました。

昔は口寂しい時になにを使っていたかご存知なかたいます?
今ならフリスクとかだけど、梅とか昆布とか
それ用のがあったんでしょうか?
23日本@名無史さん:2001/03/27(火) 02:03
耳掻きは昔からあったんでしょうかね。
これは本題から外れるけど、外人さんも
ああいう耳掻き使ってるのかな?
24日本@名無史さん:2001/03/27(火) 05:20
>歯も真っ白に磨き上げてたとか。

明治以前は女性は結婚したらお歯黒にしたんじゃないの?
あんまり詳しくないんで間違ってたらスマソ
25日本@名無史さん:2001/03/27(火) 05:25
>>23
ああいう耳掻きって手先の器用な日本人だから使えるんじゃないかな。
アメリカ在住だけどあんなのこっちじゃ売ってない。
必要だったら綿棒とか使うらしいけど特別な時だけで
「耳掃除」って感覚ないと思う。
それよりも『危険だから耳に異物を入れちゃいけない」って感じじゃないかな
26日本@名無史さん:2001/03/31(土) 03:39
>>19
庶民は糞べらという竹を薄くそいだものを使っていた。
平安末期頃まで,貴族以外は便所という概念がなかったらしい。
空き地や壊れかけた築地塀の側とかで老若男女皆立ち糞だった。
ただ用足しの時は足駄を着用。
以上,絵巻物に見る 日本庶民生活史 宮本常一著より
27日本@名無史さん:2001/03/31(土) 04:05
口臭もすごそう(肉食の欧米人はさらにすごそう)だけど、
体臭はもっとすごそうだね。
28日本@名無史さん:2001/03/31(土) 23:21
いやー、長年の疑問がとけましたわ。
ありがとうございます、1ではないけど。
山内容堂が歯の持病があったって
何かで読んだから、てっきり歯槽膿漏かと
思ってたので歯を磨くものがなかったのか
と思ってました。
29日本@名無史さん:2001/04/01(日) 20:33
私は僧侶ですが、今でもお勤めの前に丁字を口に含む事があります。
インド式の爪楊枝も儀礼的に用いることがあります。
他にも様式化された作法が、アジアの各地では実生活の中で
行われているものがありますね。
30日本@名無史さん:2001/04/23(月) 10:00
おぼうさん?
31世界@名無史さん:2001/04/23(月) 10:11
だいぶ昔は虫歯は深刻ではなかったよ。
ただし、砂糖菓子が一般になった江戸時代から出たしたんだ。
平安貴族は飴を食べてたからあったかもしれないが。
しかし平均寿命が短かったからそんなには深刻でなかった。
ただ、徳川13代将軍の死因は
虫歯だったともいわれる。
32日本@名無史さん:2001/04/23(月) 10:17
>>24
当時、「お前の歯を黒く染めたい」はプロポーズの定番。
つまり結婚するまでは白いわけだ。
ちなみに鉄漿(かね おはぐろ)には虫歯や歯槽膿漏の予防にもなったのな。
お歯黒を隠して
小さく微笑む人妻萌え。
33日本@名無史さん:2001/04/28(土) 22:03
ふ〜んそうなんだ。
34日本@名無史さん:2001/04/29(日) 01:27
>>32

しかし鉄漿(お歯黒)は、身体に悪い成分を含んでないか?
それが高貴層の平均寿命が短い理由の一つだとか聞いたが?

35日本@名無史さん
>>34
そうなんだよな。細菌の概念もなかったし。
しかしまあ、長生きが美徳だったわけでなし。
もちろん尊敬はされたのは当然だけれど、延命の思想は弱かったようだし。
やはり「今」を生きたんだろうな。