江戸時代の東北は天国or地獄?

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1日本@名無史さん
人災としての飢饉で数十万人の餓死者を出す一方、
「豊かだった東北を明治政府が搾取した結果貧しくなった」との声もある。
果たして江戸時代の東北は豊かだったのか、それとも貧しかったのか。
2日本@名無史さん:2006/07/08(土) 20:22:41
2gets
3日本@名無史さん:2006/07/08(土) 21:31:02
江戸時代は全体を通じて小氷期なんだから、
東北地方は地獄だったろうね。

逆に温暖期の奈良〜平安初期や室町時代は、
きっと豊かだったろうね。
4日本@名無史さん:2006/07/11(火) 18:43:31
あと縄文期までさかのぼっても豊かだったね
そのせいで稲作や戦争の重要性を感じなかったことが
東北の後進地域化を進めたかと

江戸時代は、まぁ一揆はどこでも起こってた訳だし
殿様がある程度マシなら救いもあったろうけど
南部とか会津の人は地獄だったろう
5日本@名無史さん:2006/07/13(木) 01:06:21
いつから餓死の話になるかと今からわくわくしますね
6日本@名無史さん:2006/07/13(木) 18:45:06
>>4
会津や薩摩が典型的な例ですが、
藩の苛政に悶え苦しんだ百姓の末裔ほど
今でも武士道の類を崇拝してるのはなんなんでしょう?
パブロフの犬のごとき調教が、
遺伝子レベルで染み付いているのですか?
7日本@名無史さん:2006/07/13(木) 18:55:35
東北が相対的に豊かだったのは、
日本に稲作が持ち込まれるまでの、
狩猟・採集の時代の話でしょ。
今ある水田の大部分も、明治大正昭和を迎えるまでは
針葉樹か葦でびっしりと覆われていた。
江戸時代以前は、放置されてたか
投資という概念がなく「胡麻と百姓は搾れば搾るほど出てくるものなり」
みたいな名文句を地でいくような
ロクでもない為政者に支配されてたかだもんな。
8日本@名無史さん:2006/07/13(木) 20:04:07
おまえ東北と北海道混同してるだろwww
9日本@名無史さん:2006/07/13(木) 22:49:06
>>6
市民平等の後に職を失った武士は何になったか?
読み書きや文章を知ってる知識層であった彼らは(搾取してるぶん、武士層の教育レベルは高かった)教師になりました
そして自分たちの正当性と正義を自分たちが搾取した農民に教え込んだのです
10日本@名無史さん:2006/07/13(木) 23:31:27
>>9
なるほど。
2chで日教組の洗脳だの馬鹿台詞を吐いてる連中の思想こそ、
それこそ日教組なんぞ比にならないくらいの
偏向教育をベースとしたものなのですね。
11日本@名無史さん:2006/07/16(日) 00:44:11
age
12日本@名無史さん:2006/07/16(日) 13:31:12
北前舟貿易で潤った秋田は、東北では奇跡的に天国。
秋田同様物流拠点として発展の目はあったものの
治安は極悪だった津軽は、微妙。
支配階級による搾取が恒常的であった仙台や会津は、
士族にとっては天国・庶民にとっては地獄。
山形は、小藩林立の政治的混乱で、岩手ほどではないがプチ地獄。
東北随一の不毛の大地の上寒風で農作物が壊滅する
岩手・下北半島は、みんなまとめてまるごと地獄。
福島中通りは、治水の弁が悪く未だ人類の入植前。
福島浜通りは、地味であまり東北っぽくない。
13日本@名無史さん:2006/07/18(火) 21:49:06
うんこ
14日本@名無史さん:2006/07/21(金) 18:40:29
age
15日本@名無史さん:2006/07/23(日) 14:56:15
age
16日本@名無史さん:2006/07/26(水) 21:47:46
age
17日本@名無史さん:2006/07/27(木) 18:47:57
江戸期の仙台平野は、北上川大改修の恩恵で『百万江戸の大米蔵』とも称された程の肥沃な土地だった。
北上川大改修によって新たに拓かれた耕作地帯の実質石高は三十万石をゆうに超えたとか。
18日本@名無史さん:2006/08/08(火) 20:58:46
age
19日本@名無史さん:2006/08/14(月) 10:39:38
人が少ないうちは、豊かな資源で豊かな平泉的な暮らし。
温帯向きの米作中心では、自然環境が適さず人が増えて凶作だと飢える。

江戸期はコメの取れ高が大名の格式なのでコメ偏重の農政策を取った。
結果凶作での被害が甚大なことに。二宮や青木の農業再生で一部持ち直したが
文明開化後の品種改良による冷害防止までこの傾向は続く。
この傾向は為政者側も知っており北海道の開拓では、当初米作を禁止していた。

今では北海道は最大の米作地帯だが・・・・江戸期の技術では栽培不可能だと思われていた。
20日本@名無史さん:2006/08/14(月) 10:44:10
本州+九州+四国+佐渡島+淡路島=大本州
21日本@名無史さん:2006/08/14(月) 10:49:33
普段はなかなか豊か(搾取の酷い南部藩と津軽藩を除いて)だが
飢饉が起きると地獄。

あと仙台藩も領内で百姓や職人の余剰物資を勝手に承認に売るのは禁止で
自分たちで消費するもの以外は全て藩に売却しなくてはいけない法律があり、
それは江戸初期はむしろ百姓・職人たちにとって都合が良かったのだが、
いつの時代も物価は常に値上がりするものなのに
仙台藩は買い上げ価格を常に据え置いてたので、
時代に進むにつれ買い上げ価格と実質価格の差が出て、
百姓たちを圧迫していったという。
22日本@名無史さん:2006/08/14(月) 10:58:53
本州+九州+四国+佐渡島+淡路島=大本州
23日本@名無史さん:2006/08/15(火) 00:44:40
身分統制と物流の阻害によって秩序は保たれたという側面も事実だ。
だが一見不条理なシステムによって凶作による逃散連鎖による破滅を
防ぎ、幕末まで維持したことも忘れてはならない。
北方警備、関東警備に労力を提供し、その劣悪な環境により死傷者を
続発させたことも藩の維持のための犠牲であり、それらの犠牲によって
存立した。
24日本@名無史さん:2006/08/19(土) 02:02:15
津軽の郷土史は、災害と凶作と疫病で埋め尽くされてるよ。
でも生き残れば生き残った人間が、総取りな天国。飢饉で逃散したら入札で
耕作権(不毛の土地扱いなので格安)が手に入る。
25日本@名無史さん:2006/08/19(土) 02:34:16
┌長女(病死)
├次女(餓死)
├長男(徴兵→消息不明)
├三女(病死)
├次男(結核)
├四女(病死)
├五女(行方知れず)
└六女(母の母の母→母の母→母→俺)
26日本@名無史さん:2006/08/19(土) 09:21:16
すんごく笑えて
ちょっと切ない…
27日本@名無史さん:2006/08/19(土) 10:03:53
>>24
土地を手に入れたとしても納められるのかよ。
機械化も稲の品種改良もほとんどしてない時代だし、津軽で米作なんて無謀だよな。
28日本@名無史さん:2006/08/22(火) 19:04:27
>>25
それ考えたら、東北人って奇跡の結晶だよな。
29日本@名無史さん:2006/09/02(土) 21:30:37
age
30そういう漏れも東北人:2006/09/03(日) 02:09:42
>>28
なるほど、ねばり強いってそういうことか。
31日本@名無史さん:2006/09/07(木) 21:39:55
東北他県民から140年間村八分に晒されて
針のムシロの上で耐え続けてきた津軽・秋田人は格別だろう。
32日本@名無史さん :2006/09/08(金) 12:13:29
>>25
てそれ大正昭和の話じゃん。
33日本@名無史さん:2006/09/08(金) 18:31:28
大正政変で地主と資本家が政権を掌握して以来、
東北は一転して江戸時代ばりの地獄に逆戻りしたな。
34日本@名無史さん:2006/09/20(水) 23:54:23
あげ
35日本@名無史さん:2006/10/01(日) 11:09:40
江戸時代の3度の大飢饉から昭和9年の大飢饉まで、
藩閥政府の治世下では飢饉の起きなかった東北地方。
36日本@名無史さん:2006/10/11(水) 19:55:44
あげ
37日本@名無史さん:2006/11/05(日) 16:34:35
あげ
38日本@名無史さん :2006/11/06(月) 16:24:32
極寒のロシアに連行された日本人は数多いが、東北人の生存率は高かった。
39日本@名無史さん:2006/11/07(火) 18:23:35
姥捨の歴史は東北全体にあったの?
40日本@名無史さん:2006/11/07(火) 21:24:23
東北どころか中華圏全体にあったよ
41日本@名無史さん:2006/11/07(火) 22:23:19
特に岩手が多い。
42日本@名無史さん:2006/11/07(火) 23:10:49
間引きと姥捨て山で、江戸時代の東北地方は殺人行為が日常茶飯事。
冷酷な人間が多いのも頷ける。
43日本@名無史さん:2006/11/09(木) 01:12:22
何を言うか。
人命価値に対する東北人の独特の感覚が、
東北軍閥が日本を支配した昭和初期に
神風特攻隊やジンギスカン作戦を可能ならしめたのだぞ!
44日本@名無史さん:2006/11/27(月) 08:25:18
東北は今も仕事がないみたいで可哀想。
45日本@名無史さん :2006/11/27(月) 08:51:11
仕事ならあるさ。金にならないだけで。
46日本@名無史さん:2006/11/28(火) 17:15:08
あのイザベラ・バードは「日本奥地紀行」で東北を結構褒めている。
47日本@名無史さん:2006/11/28(火) 17:22:14
そんな無名やヤツが何を言おうが、関係ない。
48日本@名無史さん:2006/11/28(火) 17:37:55
イザベラ・バードって、今や小林よしのりと並ぶ
国士様の教祖みたいなもんだよな。
なにより、日本を持ち上げると同時に
中国を罵倒しているところがポイント高いらしい。
49日本@名無史さん:2006/11/28(火) 18:21:00
いまだって東北の人口減少率は凄いものがある
50日本@名無史さん:2006/11/28(火) 20:23:00
四国・九州二島のほうが減少率が高い
51日本@名無史さん:2006/11/28(火) 22:39:35
都道府県別・公立小中学校給食費滞納率ランキング
(滞納額が徴収対象額に占める割合)


1位 沖縄  4.09
2位 北海道 1.38
3位 宮城  1.11
4位 岩手  1.01
5位 長崎  0.94
6位 佐賀  0.93
7位 福岡  0.92
8位 千葉  0.80
9位 茨城  0.71
10位 秋田  0.68
11位 大分  0.69
12位 滋賀  0.63
13位 群馬  0.61
14位 埼玉  0.53
15位 高知  0.52
16位 鹿児島 0.52
17位 鳥取  0.46
17位 島根  0.46
19位 宮崎  0.42
20位 福島  0.41

東北と九州が上位を独占してるな。
52日本@名無史さん:2006/11/28(火) 22:43:53
ドンゴリ仙台人はとにかく飯にがめついんだよな。
飯食わなくても物凄い走力だけはあるくせにw
53日本@名無史さん:2006/11/29(水) 00:11:32
まあ仙台史を眺めてみれば
ひたすら飢饉に飢饉にまた飢饉だから
そうなってしまうのも仕方ないけどな。
54日本@名無史さん:2006/11/29(水) 00:24:04
シナ史

農地拡張→開拓奨励→人口爆発→飢饉・大量死→内戦・大量死→農業生産崩壊・大量死→農地拡張→無限ループ

仙台も同じだろ 大体飢饉というのは「本来豊かな農地」が無計画な大量増産で生産力が脆弱化し、気象変動で大崩壊を起こして起きる現象
55日本@名無史さん:2006/11/29(水) 00:25:03
東北の求人倍率も酷いよ。
暖房費などのコストも高いし。
56日本@名無史さん:2006/12/04(月) 00:58:10
まあ、イザベラ・バードにすりゃ東北は李朝より一万倍まともだったんだろう
「日本奥地紀行」VS「朝鮮紀行」
57日本@名無史さん:2006/12/04(月) 03:56:57
>>51
山形がないのは意外だ
58にゃんこ:2006/12/04(月) 21:56:07
前近代の経済問題を語る場合、次の2つが分かって無いと、真実を見失う。
1,人間の能力で最も個人差が大きいのは経済能力である。有能で幸運な者は
  短期間で豊かになり、逆の者はアッという間に貧乏人。
2,農業は、本来、天候に左右されやすい賭博性の高い産業である。さらに、
  商品作物の栽培を未熟な技術で強行すると、豊作凶作の不安定さが高まる
  上に市場の不安定さも加わる。

件の津軽藩の飢饉も
1,寒冷地なのに、換金性が高い米作りに専念し過ぎ。
2,連年の豊作を信じて、高騰していた貯蔵米まで春に売り払う。
などと、無茶なギャンブル経営が主因であった。
生命力の強い雑穀や芋も植えて、貯蔵食糧は売るべきではなかった。
まあ、商品経済に巻き込まれ始めた農村の悲劇なんだが。



59日本@名無史さん:2006/12/04(月) 23:58:43
本当か?そんな話は聞いたことがない。
60日本@名無史さん:2006/12/05(火) 00:19:33
>人間の能力で最も個人差が大きいのは経済能力である
単純にしか物事を考えられない馬鹿がいる
61日本@名無史さん:2006/12/05(火) 01:51:08
競争原理が働かなければ個人の裁量などないに等しい。そして江戸期の東北は独占権益の時代。
62にゃんこ:2006/12/05(火) 21:25:34
59>
 津軽藩の件は、90年代に講談社から出た「貧農史観を見直す」シリーズから、
 理解しにくい土地の所有権の錯綜と流通の部分を省略したものだ。
 今では、ほぼ定説に近いんじゃないかな。
 前半部分は、1は、自営業者の2は農家の常識じゃないかな。


60>
 君の「複雑」を見せてくれよ。笑ったりしないから。
63日本@名無史さん:2006/12/05(火) 21:53:55
 ・ ・
「貧農史観を見直す」

バイアスかかりまくりだなw
64にゃんこ:2006/12/05(火) 21:55:11
63>

 バイアスのかかっていない君自身を見せてくれ。どんなにみじめで、女にもて
 なくても、決して笑ったりしないから。
65日本@名無史さん:2006/12/05(火) 21:58:17
         ,-、            ,.-、
        ./:::::\          /::::::ヽ
       /::::::::::::;ゝ--──-- 、._/::::::::::::::|
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         /`'''ー‐‐──‐‐‐┬'''""´   
66日本@名無史さん:2006/12/05(火) 21:58:47
にゃんこかよ!!
67日本@名無史さん:2006/12/05(火) 21:59:22
わらってんじゃんw
68にゃんこ:2006/12/05(火) 22:41:15
なるほど。童貞臭いな。笑わないでおくよ。
69日本@名無史さん:2006/12/05(火) 22:44:34
飢饉で八戸藩は人口の半分、弘前藩は人口の三分の一が減った
地獄と言わずに何と言う
70にゃんこ:2006/12/05(火) 23:00:02
人口なんだが、私有地に国家権力が入り込みにくかった前近代社会の記録は
かなりエエ加減なんだ。農民は、より税や小作料の安い土地に向かって
逃げてしまう。そこが、私有地ならば、国の戸籍から消滅。

中国の三国志の時代なんか、9割も死んだなんてウソ。中国史の人口変動っ
て、ものすごく大きいんだ。数十年で10分の1になったり5倍になったり。
もちろん、そんなことあり得ないよ。
私有地に逃げ込んでカウントされなかったり、国家権力の高まりによって、
カウントされるようになったと言うのが真相。

日本の江戸時代の飢饉による人口減も話半分に聞くべきじゃないかな?
71日本@名無史さん:2006/12/05(火) 23:02:32
64>
いや別にかかってていいんじゃね?ww

おれもバイアスはかかりまくりなので予め言っとくよ。
基本的な情報は、『岩波新書の江戸時代』

東北は貧農というより耕作放棄で荒廃してたんだよ。リアルに。
戸数ゼロな村が普通に存在するのは、リスク大過ぎるから。逃げるのな。
経済とか交易なレベルじゃないわけよ。

明治だが会津が斗南に来たとき表高との差異で怨嗟の声とか上がったって
話あるだろ。あんな感じ。

でも決して不毛の土地じゃないんだぜ。経済に必要な人がいないだけ。
そりゃ条件だけ見ればわざわざ最果てとかにしなくてもいいよな。移動の自由
は表向きはなかったが、平安時代からの選択、つまり逃散だけはあったって
わけだ。きちんと開発すれば斗南も豊穣な土地だったって残った会津士族も
言ってるしな。会津士族もそうだが逃げ出したのさ。

でそれを回避するにはどうしたらいいか?ってなるよな。高尚な会津士族でさえ
逃げちゃう状況でだ。経済誘致?西洋式の大規模農業?
そんなんじゃ逃散は防げないし大規模資本を投下できる状況じゃない。
72日本@名無史さん:2006/12/05(火) 23:23:49
となると既存のコミュニティの再生という結論に落ち着くわけね。

ほら有名なのいるじゃん。
二宮尊徳とか報徳思想にいくわけだな。陽明学とかそっちの方向や
安藤昌益みたいに身分・階級差別を否定して、全ての者が労働に携わるべきであるとか
そういう江戸期には珍しい思想も出現してる。ある意味スゴいよな。東北の現実が無政府主義
に通じていたかは論議だろうけど、その思想の前提に特殊な状況が出現していたことも
考慮しないとなぜそういう思想が出たか理解できなくなる。H・ノーマンが急に発見した
わけでもなく報恩の思想とかそういう衆知総栄でどうにかしようという東洋的な流れから
の研究が本流だと思うのよ。
73日本@名無史さん:2006/12/05(火) 23:41:07
報徳思想ってのは、二宮尊徳が説き広めた思想で経済学説のひとつね。
経済と道徳の融和を訴え、私利私欲に走るのではなく社会に貢献すれば、
いずれ自らに還元されると説く。
報徳の教えの中心的概念は大極で、この大極にそった実践を行うという
ことが報徳教の根幹をなす。二宮尊徳はこの大極を三才報徳金毛録のなかで
円を描くことによってしめしていると。
この円を分けることにより、天地、陰陽、などの区別がうまれる。
つまり、大極とは、すべてのものが未分化な状態、一種の混沌状態をさす。
大極はつねにそこにあるものであるため、人間が何をしようがつねに大極ととも
にある。しかしながら、人間は我であるため、つねに大極と何らかの関係をとらな
ければならない。
そこから大極に対して積極的に向かう姿勢である人道と大極に消極的に向かう
天道の区別が生まれる。
天道にのみそって生きるとき、我である人間を支配するものを人心とよび、人道に
そって生きるとき我を支配するものを道心という。人心は我欲にとらわれたこころ
であり、欲するばかりで作ることがない。
このような心の状態でいる限り人間は豊かになることができない。
道心にそった生き方をして始めて人間は人心への囚われから解放され、真の豊か
さを実現できる

ってなってるが要は、力を合わせてがんばりましょうって修身っぽいわな。
逃げるとか自分の欲ではなく人の道でってこと。当時の
思想面では仁愛とかより広く受け入れられたよ。村落の復興って面では成功
したってことになってる。再評価と現状の受け入れって面で論争があるけど
対立すると過酷な状況下から逃げる方向に行っちゃうから現実的には
共同体の利益として仁愛のように与えられる恩寵ではなく相互関係を修復して
責任を共有する方が有効だったんじゃないかな。

74にゃんこ:2006/12/05(火) 23:43:38
71、72氏の説に、拙論を合体させるとこうかな?

商品作物中心のギャンブル農業に走り過ぎるのは、伝統的コミュニティが、拝金主義に
よって、壊れているから。過度のギャンブル農業に走らない健全なコミュニティー
の再生が必要だ。

なんだかなあ。
75わんこ蕎麦:2006/12/05(火) 23:54:57
拝金主義とは違うな。
道徳との融合で地道に再生しようってのは、裏返せば地獄を皆で
乗り切る。労働者がひとり減ればその負担が重くなるが、ひとりも
欠けぬのならその負荷は最小で済むとそういうことに他ならない。

投機レベルに至っていたかは議論の余地はあるが、少なくても一般的な
傾向ではなかったはずだ。富の集積と労働者階級の登場まではまだ
かなり距離感がある。安藤もそうだが無階級思想は、富の再配分ではなく
農に戻るというベクトルなのだ。農本主義と古の聖典となんら変わらない。

こんなものだろう。
76日本@名無史さん:2006/12/06(水) 00:07:52
         ,-、            ,.-、
        ./:::::\          /::::::ヽ
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       /,.-‐''"´          \:::::::::::|
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    .|    ⌒                 |  
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    ` 、      (__人__丿    、、、   /  ふふふ
      `ー 、__               / 
         /`'''ー‐‐──‐‐‐┬'''""´   

77にゃんこ:2006/12/06(水) 00:33:36
>投機レベルに至っていたかは議論の余地はあるが、少なくても一般的な
 傾向ではなかったはずだ。

いや、江戸時代に東日本で、南方系作物の米を中心に栽培するのは、十分、投機的だと
思うよ。今日でも、93年に大凶作になったぐらいなんだから。
投機的農業が一般的だったから、冷害で飢饉になるんじゃないですかな。
芋や雑穀も植え、貯蔵米はいくら高くなっても売らないようにしていれば、飢饉に
ならんでしょう。




78にゃんこ:2006/12/06(水) 00:40:17
75>

まあ、何ちゅうか、岩波でんなあ。
でも、コミュニティって、結局、保守反動の巣にしかならんのだが。
私はそれが好きなんだが。岩波さん達は、コミュニティの語感に
甘い夢を見過ぎだと思う。要は、コミュニティって、人間関係ドロドロ
ゲチョゲチョの村なんだよな。
まあ、二宮翁のような立派なリーダーがいれば、良いだろうが、それって
結局は、英雄待望論だし。
79日本@名無史さん:2006/12/06(水) 00:47:58
平安時代から米作が普及している。
江戸時代東日本でも米は安定生産されてたよ。旱魃とかだと酷いことになるけど
水があれば簡単に栽培できることが大きかった。

その面で投機的な農業とは言えない。
南方系作物ということを過度に特別視することはないかな。
余談ですが、06現在日本で一番米を作っているのは北海道です。
80日本@名無史さん:2006/12/06(水) 00:49:43
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81日本@名無史さん:2006/12/06(水) 00:58:48
78>

どちらかというと団結しなければ地獄という意味合いが高いな。
搾取され続けるのは、コミュニティを分割され権力者にいいいように
されてしまう。
ここでは現状の過酷な環境を置き換えて見るということだ。
個々ではなんの力を持たないが、団結することで力となるって
論理だが、環境を維持する改善するということは権力者にとっても
都合の良いことであることであり、民衆にとっては逃げてしまう方が
幸福かもしれないのだ。

その側面では、二宮は(英雄ではなく)民衆の視点に近いとも言えるが
戦前の修身に代表されるように権力者に都合のいい民衆支配の
根拠となりうる。
82日本@名無史さん:2006/12/06(水) 00:59:44
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83日本@名無史さん:2006/12/06(水) 01:08:03
>>71-73
歴史の上で同時代にどんな選択肢があったかということを考えれば
ある程度やむを得ないとは言えるが、
そんな儒教的な疑似科学(要するにdデモオカルト)に行き着いたところが
二宮尊徳の限界だったんだろうなあ。
同時代的には、特に具体的な実践面ではエロい人と見て良いんだけれど
後代のヤシが、それも中華劣化オカルトの思想面をマンセーすることは
只のアホにしか見えない罠。>>78の言うとおり、確かに岩波だよw
こういうところで西洋に背を向ける根本体質が出てきてしまう。
>>79
東北でも太平洋側と日本海側では違う。太平洋側(津軽では日本海側も)では、
やませのためほぼ数年に一度以上の頻度で必ず積算温度が足りなくなる。
これはどうしようもなく克服不可能。今の冷害の少なさは、
数百年に渡ってありとあらゆる方法で改善が試みられてきた結果の話。
93年のみならず、98年と04年も、江戸期の品種・農法なら大凶作。
84日本@名無史さん:2006/12/06(水) 01:20:22
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     l  , , ,           ◎     l 
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      `ー 、__               /  ほほう数年で飢饉とな
         /`'''ー‐‐──‐‐‐┬'''""´  
85にゃんこ:2006/12/06(水) 01:27:16
結論。江戸時代に、東北で米を作るな。芋と雑穀だけにしろ。
何!米を作って現金収入にしたいだと!この親不孝者の、バクチ打ちめ!
わかった、米は年貢の分だけにしろ。それなら、飢饉にはなるまい。
まずくても、雑穀と芋を食えよ。
86日本@名無史さん:2006/12/06(水) 01:29:05
>要するにdデモオカルト
じゃないよ
二宮尊徳が独学で学んだ神道、仏教、儒教などと、農業の実践から編み出
した、豊かに生きるための知恵で神仏儒を究極的には一つにいたる異なる道に
過ぎないと位置づけ、神仏儒それぞれの概念を自由に組み合わせて説かれている。

そのため報徳の教えを報徳教と呼ぶことがあってもそれは宗教を意味するもの
ではない。

基本的な考え方は、報徳思想の基本的な概念でもある「分度」と「推譲」。
それぞれが「分」に応じた生活を守り、余剰分を拡大再生産に充てることの重要性が
強調される。

ちなみに実在の人物で銅像のモチーフとなっているコトが多い。
87日本@名無史さん:2006/12/06(水) 01:31:42
>>84
宮城岩手青森の太平洋側の場合、もしコメ単作なら平均数年毎に凶作が来る。
気温の記録が正確に残る明治中期から戦前までの凶作は
平均するとそのペースとなる。数年連続で地獄の冷夏のこともあれば、
かなり長い間毎年高温のこともあるが。
そして、19世紀末から20世紀は地球全体が比較的温暖な時期。
18世紀から19世紀初頭はもっと厳しかったことは確実だ。
ただ、農民は普通は自家用に稗などを作っているので
数年毎に大飢饉が来ると言うことはさすがにない。
88わんこ蕎麦:2006/12/06(水) 01:34:52
反論。江戸時代に東北まで芋は普及してねぇ。末期に間に合った?
イネ科の粟ヒエなどの雑穀は、さらに生育せんよ。
米より生産性は、さらに低いのに雑穀作ってどうするよ?
89日本@名無史さん:2006/12/06(水) 01:45:41
稗は、アイヌにおいては最も神聖な穀物とされたのです。当時蝦夷地と呼ばれた
北海道の主食です。厳密にはアイヌと違うという説もありますが
俘囚や蝦夷と呼ばれた文化では稗は重要なものなのですよ。東北には
そういう人たちが完全に分離しておらず江戸期には混在して存在しています。
狩猟を糧とするマイノリティでまたぎ・まとぎ・やまだちなどの別称があります。
彼らもまた稗の文化で狩猟と密接に関わっています。

精白に時間がかかるので敬遠されたそうですが、必ずしも卑下する
穀物ではありませんよ。
90にゃんこ:2006/12/06(水) 01:54:54
88>
ヤマノイモは?

生産性よりもこの際、安定性が重要だね。暖かい年には米は生産性が高いが、
寒いとゼロ。これでは生きていけん。
91日本@名無史さん:2006/12/06(水) 03:04:12
>>88
>>90に同意。
稗などは、稲よりも生産性は劣るが、冷害による収量変化は比較的少ない。
もともと稗だけは日本列島在来の植物と言われている。
中世以前には、基本的には稗が養える人口しかいなかった。
それで人口も生活水準も低位安定だった。
ところが、太閤検地後、土地評価のコメ一元制度と
近世大名(特に伊達氏)の稲作傾斜政策により、
従来の稗田にも稲作が普及した。
稲は生産性が極めて高いので、豊作の年は沢山の人口を養える。
また、アジア式の稲作は労働集約的なので人手が必要だ。
それでそれにあわせて人口は増加した。
(ちなみに、この時期の農民は安定性を犠牲にしても
生産性を至上のものとしたらしいことは、稲より生産性が劣るが、
稗などよりは優れている麦の栽培さえ忌避していたことからも伺える)
だが、ひとたび凶作になると強烈な飢餓となる。
人口は低位安定から、比較的高位で強烈な増減を繰り返すようになる。
>>89
近世アイヌが最も高く尊重したのは黍じゃなかったか?
92日本@名無史さん:2006/12/06(水) 03:10:54
追加。東北のナラ林帯は大量のどんぐりが採れる。
これが東日本縄文文化を支えた土台骨だったわけだが、
東北ではかなり後世の時期まで、どんぐりはそれなりの食料だったらしい。
米というのはとても美味なもので、
しかも米だけを炊いて白飯として食べるのが基本だから、
他の主食系食材を淘汰してしまう。
西日本の低地は照葉樹林で、照葉樹のどんぐりは基本的に小粒だから、
どんぐり食は早々と穀物食にとって代わられている。
93日本@名無史さん:2006/12/06(水) 11:44:02
追記。稗はピヤパで同じ物。上代から稗が栽培されていたかは異議もあるが
食されていたのは間違いない。採集農業はどんぐりや稗とともに縄文期
以前からあったと考える方が自然だろう。稗科植物は東アジア圏に跨っている
どちらもそのままでは食べられず加工行程を経ないと食中毒を起こして
死ぬ(毒抜きや精白が不十分だとかなり危険なのだ)がアイヌや狩猟民には、
その技術があったようで伝統的な神事と繋がっている。クマや鮭に関する神事が
知られているが稗も含めて食物すべてに神が宿るという多神教系(九十九神信仰に近いか?)だ。

米が栽培されたのは、その生産性と栽培の容易さからで必ずしも商品価値
からではない。稗や団栗は土着民にとっては、主食でも和民には、それを
食べる技術が不足していた。飢饉というと餓死を連想するが
江戸期は、かなりの割合が(米が不足するので普段食べないものを食べて)食中毒
だったと東北諸藩の記録に書かれていることが多い。従来との土着民との食文化での
没交渉も伺えるが、なにも東北に限ったことではなく漁猟者、狩猟民との
(必ずしも差別と直結していない)隔絶は維新後に国民の把握という権力からの
アプローチがあるまで放置された問題である。

江戸後期になると農業書や復興請負などの技術を導入して雑穀を含めて余剰保存に
藩が取り込んでいるので状況は改善される。
実際荒村復興で雑穀の食し方や義倉、余剰蓄積の推奨などのノウハウが伝わると
飢饉の被害者が激減する。逃散や流民化による弊害は、農村荒廃だけでなく
生活情報の散逸、消失に繋がっていたのだ。越後などからの移民や会津からの斗南
移封での苦労も同様の事例と言える。ノウハウの伝承は必ずしもスムーズに
進むわけではないのだ。コミュニケーションとしての言葉の問題や慣習などの差異も
あったのだろう。もっとも適応し根付いているグループも当然いるのですべてが
途絶してたわけではない。むしろこちらのほうが本道と言える。
94日本@名無史さん:2006/12/10(日) 11:38:58
> 83 さん
江戸時代の東北の米作より今の米作の方が気候の変化に弱いよ。

ひとめぼれとかささにしきとか寒さに弱い米ばかり作ってるし、同じ種類ばかり
作ってるから、気候の変化のダメージがすごく大きいよ。

江戸時代の方がまだ東北の気候に合った米作ってたし、種類もいまと違って
多種多様だったから気候の変化に強かった・・・ハズ
95日本@名無史さん:2006/12/11(月) 00:21:10
当時蝦夷地の物品利益を東北諸藩は、受益できなかった。もっと言えば
富の根源となるものが交易なら、北方の交易でもともと豊かになるはずだった
というのが正しい。幕府という権力の成立で、悪名高い松前藩の圧政と規制、無謀なレートの
強要、反乱、武力鎮圧、謀殺、ロシア帝國の南下など問題山積みで積極開発が行われていない。
末期では、一部の商人への丸投げや国防問題や幕府直轄化による統治の混乱など
領内経営が必ずしも安定していたとは言い難い。


96日本@名無史さん:2006/12/11(月) 20:34:28
東北諸藩の中にも産業・人材招聘に勤めた藩があるのです。

有名な南部藩です。

明徳年間(1390〜1394)には有坂という人物が南部家に鋳物師(いもじ)
として召し抱えられたとの記録が残っています。

南部藩歴代の藩主はいずれも産業・文化に関心が強く、 2代目盛岡藩主
の南部重直は1641年(寛永18)甲州(今の山梨)から鈴木縫殿を鋳物師と
して、 1659年(万治2)、京から小泉五郎七を御釜師として召し抱え、武器、
釣鐘、茶の湯釜等の製造にあたらせました。

そして、南部藩主代々の庇護育成のもと、御釜師が作った湯釜は幕府・各藩
への贈答品として使われ、「南部釜」は大いに名声を得ていました。
97日本@名無史さん:2006/12/11(月) 23:29:14
>>94
甘い甘いw
江戸時代の東北ではすでに、食味最優先の稲作が行われている。
伊達政宗が既に当時食味最高品質の品種の稲作を奨励し、
その「高級米」で江戸の市場を制したという話が残っているくらいだ。
もともと東北は稲作の歴史が比較的浅いので、遺伝子プールも少ない。
今の東北の稲作は、気象統計上最も気温が高い8月6日前後の数日間に
花芽の最も重要な生長過程をぶつけるように、徹底した管理をしているが
当時はこのような品種も栽培技術も無かった。
>>95
蝦夷地自体の産品の、大和社会における価格価値というのは大して高くない。
南蛮貿易の輸入品のように中継貿易だけで巨利を稼ぐのは難しい。
蝦夷錦と言っても、中華帝国の北端が樺太をかすったことによって
蝦夷地にもたらされた産品で、珍重はされたが、質と量が必要な
富のネタとしては西日本経由の本流の中国貿易に勝てるはずも無い。
98日本@名無史さん:2006/12/11(月) 23:38:58
俺埼玉県民だが大学は山形ダタ いい所だった みんな優しかった(´・ω・`)
99日本@名無史さん:2006/12/11(月) 23:54:08
>>97
俵モノの貿易額と利益は半端じゃないんですが全部幕府利益なんですよね。
後期になると普通に昆布とか食べられるようになるけど、航路とか流通経路も
あるんだろうけど西日本を経由して庶民に出回ることも。
>>98
山形は、何もかも素晴らしいからね。あそこで食べるご飯はたぶん日本一美味い。
優しいし。秋田もいいんだけど、青森まで行くと鮪とか林檎とか有名なのがある。
岩手も海産物とか昔から有名。
100日本@名無史さん:2006/12/12(火) 19:54:05
米は裏で貨幣の役割を果たしていた。
蔵屋敷の米を担保にして諸藩は借金していたのだから、それを返せなければ米で返すしかない。
101日本@名無史さん:2006/12/12(火) 22:14:12
>>99
半端じゃないと言っても所詮一次産品だからねえ。
稼ぐためにはどうしてもかなりの量が必要になる。乾物類はそれでも随分軽いけど。
布1反・皿1枚の転売で巨万の富というわけには行かない。
まあ、結局、ローカル史の中では「半端じゃない利益」でも、
グローバルどころか、西南日本も含めた全国区の問題にするだけで
大したことは無い凡庸なレベルになってしまうというのが
どうしても前近代の東北日本の経済史の不可避的な結論ということになる。
ユーラシア世界の東の果ての行き止まりだったのだから仕方ない。
北回り交易というのは、陸海のシルクロード本流と比べると各段に劣る。
東北日本が、特に国際経済面でも本当に西南日本に伍するのには、
太平洋の北東の向こうの超大国アメリカ合衆国の登場を待つしか無かったと
いうのが真実だろうね。
その意味でも、当時のスペイン領メキシコ(新イスパニア)に
大いに着目した伊達政宗は、確かに「伊達じゃなかった」w
だが、300年も時代の先取りをし過ぎたと言えるんだろう。
いくらなんでも先走りし杉だ。
ヤシにはこのような「先取りしすぎ」の奇妙な事例が結構ある。
102日本@名無史さん:2006/12/12(火) 23:25:59
それ以前は貴金属が流出してたので(事実上無限な)海産物で
逆に銅などが流入するようになった。国際収支では実はボロ儲けです。
というか清代の塩専売と沿岸諸州の商人の富貴は群を抜いており
世界中(主に東・東南アジアだが)
輸入する食材の豊富さは異常となっている。日本の銅銭価格を一気に
下げるほどの流入は
彼らの食生活の賜でもあるのだ。
太平洋航路という貿易構想も伊達モノの先取り感はぶっちゃけ中国航路
に手を出せないから逆ということなのだ。
メキシコに注目したの当時、銀鉱床が発見されたという世界的ニュース
が元になっているがなぜ銀なのか?
と言えば中国が税を銀本位にしているというその点なのだ。
東北はけっきょくのところそれに与し得なかった。
西日本は幕府が窓口とはいえ、交易で栄え東アジアグローバル化で
銀本位制。東北は奥州藤原氏以前の金本位の体制のままだった。

家康は、分かってて島津を温存させて中国貿易とメキシコに対しても
手を打っている。
103日本@名無史さん:2006/12/13(水) 00:02:54
>>102
おおよそ同意するが、やや時間関係が混同されている気がする。
海産物(俵物)輸出へのシフトは、むしろ日本国内の貴金属鉱脈が枯渇して来たため
貿易上こちら(日本)が渡すものが無くなってやむを得ず行ったことが
意外にも輸出産品として好評だったという話だったはずだが。
ぼろ儲けというより、貴金属の足しにしたら主客が転倒したというのが正解。
それに、家康自身は貿易政策に関してはあまり首尾よく政策を実行できていない。
なんとか中国航路(または環東シナ海交易圏)の末端を
関東の浦賀まで引っ張ってこようと画策するが、結局失敗している。
家光の国際貿易政策と、家康のそれはかなり毛色が違う。
なお、銀本位制は、東アジア単位ではなく、全世界レベルのもの。
中華世界より西のオリエント方面では、ずっと前から銀本位制。
中国の銀本位制への参入は世界史的にはかなり遅れている。
それに、東北でも日本海側は、大坂経済圏で銀本位制だから注意が必要。
104日本@名無史さん:2006/12/13(水) 00:09:51
それからもう一つ、ここも因果関係が逆になっている。
中国が銀本位制だったから、16世紀を中心に
メキシコ銀と日本銀が注目されたのではなく、
メキシコ銀と日本銀が欧州勢力とイスラム勢力の通商によって、
全世界に浸透したため、銅銭至上主義の名残が残る中国も
いよいよユーラシアのグローバルスタンダードに従って
銀本位貨幣経済に完全移行していったというのが正しい。
銀本位体質を支那に持ち込んだのは一重にモンゴルだとお杉様は主張しているが
お杉様のモンゴルネタだからやや差し引く必要があるだろうw
105日本@名無史さん:2006/12/13(水) 03:08:40
  ,ィ^i^ト、
 《y'´ ̄`ヽ
  {  {八{从)}
 ノ,イ| ゚ヮ゚ノリ
.(w (つ={=}つ
  く:/i__j \, ', ´
、、、、(./(.、、、(((.@)wwwwwwwwwww
106日本@名無史さん:2006/12/13(水) 04:20:09
ナニァドナッサレヘテナニァドヤドーヤーリャーナニァドナッサレヒヰヤーナニァドーヤーレー
ヤーレンソーラン
キッタサノサラルドッココヰイサラル

↑こういう日本の民謡に残ってる歌詞、アイヌ語でも日本語でもない
朝鮮語でもない。じゃあ何語?

ヘブライ語で解読できるとしたら
http://www.sun-inet.or.jp/usr/hiro7733/public_html/minyo/minyo.html
107日本@名無史さん:2006/12/13(水) 17:39:50
とりあえず欧米ではヒトラーは「究極の悪人」の代名詞になっていて
誰かをヒトラーになぞらえること自体がとてもはずいことらしい
(実際によほどひどい人物でない限り、例えば何百万人も虐殺とか)。

亀井は小泉ヒトラー発言で欧米からはキチガイか無知と思われてる。
108日本@名無史さん:2006/12/17(日) 21:02:47
利益を享受する人間が少なければ、その分富が集中し豊かになる。飢饉後に富裕層が出てくる
のは、復興資本を持つ人間が独占的に富を得られるためである。富の固定化が進み
人口の移動がなければ下層以下の零細化が進み農村内での貧富の差が激しくなる仕組みとなっている。
109日本@名無史さん:2006/12/22(金) 14:15:36
流浪しなければそこそこ食えたはず。
110日本@名無史さん:2006/12/23(土) 20:42:03
(;^ω^)居続けても死ぬから逃げるのでは?でも最後まで残った人間が土地総取り。
111日本@名無史さん:2007/01/03(水) 00:20:29
東北は天国。スグ死ねるぜ。
112日本@名無史さん:2007/01/03(水) 00:23:46
運が悪けりゃ死ぬだけさ
113日本@名無史さん:2007/01/03(水) 00:44:52
平均年齢が40そこそこだからな。
114日本@名無史さん:2007/01/03(水) 12:48:31
東北では、百姓が藩の政策そのものを改善してもらうことにはサジを投げて、
せめてよそに出稼ぎに行かせてくれって一揆起こしてたんだろ?
115日本@名無史さん:2007/01/07(日) 22:55:17
環境が厳しいから。
116日本@名無史さん:2007/01/09(火) 22:06:13
天保10年に発生した東北地方凶作の餓死者は12万人に達したという。
盛岡藩は地勢的に冷害多発地帯であり、換金作物の米づくりにこだわり、
フレキシブルな対応が出来なかった。

ただ東北だけでなく日本全体が貧しかった。
嘉永5年(1852)勘定奉行兼海防掛を命ぜられた幕閣川路聖謨は
翌6年10月視察のため長崎出張を命ぜられたが、彼の道中日記で
広島領(芸州、浅野)で住民の貧しさ道中一であると記している。

117日本@名無史さん:2007/01/11(木) 23:43:52
浅野内匠頭
118日本@名無史さん:2007/01/12(金) 16:42:25
農耕民族ってA型のこと

O型は狩猟民族、B型は遊牧民族

農耕民族A型は群れを作る。規則正しい横並びの群れを作るためには
無理やり敵を作り差別する・・・・これが、いじめ・・・・遺伝子レベル

AB型は約1700年前にできた。B型は2万年から1万5千年前。
A型は3万から2万5千年前。それ以前の数百万年は全員O型だった。

約2000年前にA型が日本にやって来たとき、日本の先住民(O型)を
大量殺戮したとおもう。アフリカの狩猟民族(O型)の99%は、
農耕民族(A型)に滅ぼされた。北米のインディアン(インディアンの99%は
O型)も大量殺戮され滅んだ。ヒットラーもブッシュもA型。
ドイツもアメリカも農耕社会。

農耕民族社会はいじめ、女性差別、虐待、大量殺戮、売春、ホームレス、
横並び結婚、を作りだした。
虐待されると自傷してしまう。今、日本の自傷者は百万人ともいわれている。
虐待されると、感情でも理性でも考えられなくなる。

狩猟民族と農耕民族は歴史、感覚、認識の仕方がぜんぜん違う。
狩猟民族は農耕社会で生活すると傷つく。

教育は血液か遺伝子でクラス分け、しないとダメ。
119日本@名無史さん:2007/01/12(金) 19:48:45
血液型による性格診断のウソ

 「あの人はO型だから大雑把だよ」とか、「A型だからあの人と合わないんだ」とか、
言われたり、聞かされたりすることはありませんか?

真面目に信用する人がいますが、こ れはすべてウソです。

科学的に明確に否定されているのに、科学らしく言う事柄です。
一番話題になった のは血液による性格診断でした。
あたかも当てはまるようなデータを使って、人間の性格を単純に4パターンに分類して
しまうのです。
120日本@名無史さん:2007/01/29(月) 22:04:40
仙台とその近くという認識。
121日本@名無史さん:2007/01/31(水) 00:04:54
それは間違いだと思います
122日本@名無史さん:2007/02/12(月) 04:08:35
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  | |  '' ''' ''' '' /  / ̄ ̄ ―‐ !ハ::::::::::ト!)| i!  …………
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  |_|     /  / ̄ ̄ ̄ ―   / i 厶./|´ ト、
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  / ̄ ̄  ⌒ヽ,ヘ!> / r.,.'´ ̄ヽ
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123日本@名無史さん:2007/02/17(土) 19:57:08
牛飯天国
124日本@名無史さん:2007/03/09(金) 17:07:22
牛とか食ってたのか?
125日本@名無史さん:2007/03/09(金) 17:56:41
19世紀、東北地方太平洋側は人口減、日本海側は人口増加地帯。
126日本@名無史さん:2007/03/09(金) 18:13:22

ド田舎郡山。福島の山奥の郡山市。可愛そうな奴ら。

丸井が逃げ出した町。大笑い。

便利な都会に住んでる俺には寒冷地の郡山に住んでる住民が理解できない。

広い平地に住んでて雪など降らない俺の街  海も綺麗で巨大な港や空港もある俺の街 

俺と同じ地域に住む仲間は勝ち組だと思う。 とにかく農家でもないのに人口30万人以下の山奥に住んでる奴らは「負け組」 

またチベットツンドラ郡山市に行きたいなあ。

ど田舎の郡山人の冷え切った顔を見てみたい。

そしてニヤニヤ笑ってやりたい。こいつら可愛そうだなあってね。
127日本@名無史さん:2007/03/09(金) 19:35:24
南部藩の悪政に苦しんだ、俺の御先祖様達は、一揆を起こして伊達藩に助けを求めたらしいよ
128日本@名無史さん:2007/03/11(日) 12:58:48
盛岡藩、弘前藩とも
南部系の大名だが
両方飢饉や一揆が多く
悪性をしいた
129日本@名無史さん:2007/03/14(水) 03:40:10
俺の住んでる米沢藩の話題も出してくれ
130日本@名無史さん:2007/03/14(水) 04:21:02
北越雪譜は読んでないのですか?
131日本@名無史さん:2007/03/18(日) 10:40:53
>>127
その伊達も悪政で名高いわけだが。救われないねぇ、南部領民w
132日本@名無史さん:2007/03/19(月) 00:54:17
品種改良が進んだ現代でもヤマセの影響で米の不作は当たり前にあるんだから
133日本@名無史さん:2007/03/23(金) 18:20:04
元々、米の作れる北限ってのが関東までくらいなんじゃなかった?
朝廷が無理矢理作らせたのもあるだろうし、米本位制に合わせる必要もあって全部田んぼにしちゃったのが運のつき。
134日本@名無史さん:2007/03/23(金) 23:38:18
朝廷が無理やり米を作らせたの?
遠すぎて中央の目が届かず、かつ
産業が皆無で現地の民間部門からのチェックもないのを良いことに、
奥州諸藩が好き勝手に悪政を敷いていたと思ってたんだが。
135日本@名無史さん:2007/03/25(日) 08:24:01
米を作らない=まつろわない
が、朝廷のスタンスだったはず。
早々と貨幣の浸透を諦めちゃってるし、共通の価値観で括りたかったんだろう。

>>134
江戸時代は米本位制なんだから、米を作ってること自体に誤りはない。
ただ、米向きの気候じゃないから大変だよねって話。
あと近畿・西国の畑地による商品作物みたいに現金化しづらい(中期以降米は供給過多)
確かに飢饉は東北で深刻だったけど、米がないこと以上に現金収入がないことが悲惨の度合いを深めたんじゃなかろうか。
136日本@名無史さん:2007/03/26(月) 15:39:21
米は作りやすいから広まったんだよ。水さえあれば肥料とか特別にしなくても育つ。
逆に綿花とかは肥料を買わないといけないから投機性が高くなった。
東北は寒帯ではないので二期作以外は、水稲に関してハンデはそれほどない。
米作自体は、その性質から旱魃による凶作の方が圧倒的である。

基本的に水稲なので肥沃な下流域があるところが有利。尾張とかね。
もっとも日本は国土の殆どが山地なので灌漑施設を整備できるかが石高に直結する。
江戸期の技術では、大規模灌漑施設などは難しいので基本的に干拓で平地を拡張する
方式を採っている。

ちなみに昭和以後に大規模に灌漑施設を整備するとしゃれになんないくらいの収穫増になった。
米が余るという・・・
137日本@名無史さん:2007/03/26(月) 18:32:26
>米作自体は、その性質から旱魃による凶作の方が圧倒的である

水稲に水が必要なのは分かるけど、これホント?
東は旱魃が少ないから、飢饉は圧倒的に西日本に多いことになるけど、それでいいの?

あと、稲自体は松前藩が禁じてただけで蝦夷地でも生育は出来たみたいね。
安定した収穫が望めたかどうかは分からんけど。
138日本@名無史さん:2007/03/26(月) 22:10:27
>>136
米が広まったのは、作りやすかったというより、
単位面積当たりの生産性が、在来の穀物のなかではぶっちぎりで高かったから。
生産性が稲より高い穀物はトウモロコシしかない。
だが、困ったことに、稲は低温に弱い。東北の太平洋側の場合、
ほぼ定期的にやませが吹き続ける夏が来るので、こういう年は収量は最悪ゼロになる。
人口は、すでに暑夏年平均の収量に近いレベルまで増えてしまっているから、
やませが吹くたびに大飢饉になる。

なお、やませは中部山岳と脊梁山地でブロックされてしまうので、
そもそも8月までやませが吹くと稲は植物として一体どうなってしまうのか、
尾張あたりから西の香具師は全く知らない。
西日本では、水の心配と、台風の心配さえしていれば稲は十分に育つ。
そして、山岳に雪があまり降らず、森林も長年の収奪で貧弱になっており、
梅雨を含む広義のアジア夏季モンスーンだけに水を依存する
西日本の稲作にとって、旱魃こそが唯一最大の恐怖。
だがこのような>>136の常識は西日本限定の話に過ぎない。
139日本@名無史さん:2007/03/27(火) 02:18:24
東北の夏が寒いと勘違いしている人間がいるようだが
そんなことはない。

やませで凶作という事例は意外と少なく記録上は江戸期で天明と天保(東北だけではない)
での作況悪化の極端な例だけで4/5は順調に生育して平準作況以上である。
基本的に旱魃と違って冷夏で作況ゼロはあり得ないのだ(天保でも4分作)。逆に言えば
水がなければ全滅も有り得る。それも全体が枯れることはないが水利権によって血を見るほど
争うことはそう珍しくない。余談だが新撰組で有名な多摩地区で剣術が興隆したのは
水争いなどでの交渉に使われたためだという。剣ではなく門下生ネットワークがネゴシエーション
をした。実際は神社の起請文という形だったりするのだが。

冬の寒い時期に稲作は無理だが、夏には当然だが充分すぎるほどの日射量がありむしろ適している。
現在では東北より北の北海道が米の生産量日本一である。
140日本@名無史さん:2007/03/27(火) 02:19:54
なんとなく飢饉って米とか作物が全滅して東北全体が飢えてるイメージあるよな
141日本@名無史さん:2007/03/27(火) 02:41:22
>>139
それはどこの記録だ?
東北の太平洋側の典型である南部藩の記録では、
江戸時代260年余で不作・凶作年(75%未満)が80年、
凶作年だけをとっても52年に達するんだが。
それに、
水が無くても、よほどのことが無い限り稲は全滅にはならないよ。
これは実際に稲を育ててみれば分かるが、
湛水させない普通の畑のようなところでも
土が湿っていれば水稲は一応生育し実もつける。収量は少ないが。
要するにワサビと同じだ。
稲作は灌漑農業なので、川の水が完全に涸れ果てない限り、
なんとか水を引くことは可能だ。
川の水は、森林と地下水の貯蔵分があるので
少々の旱魃では簡単には涸れない。

今の稲作農法は、江戸時代以来の東北の農業家と明治政府の血のにじむような研究のすえ、
低温に対して最も強い農法が研究され尽くされたその果実なんだよ。
この研究に従事した東北の農業研究者は、各地で郷土の偉人として今でも尊敬されている。
その結果が、今の東北日本=穀倉地帯というイメージ。
142日本@名無史さん:2007/03/27(火) 14:32:41
それでいうと75%以下が平準作況のような感じなんだが・・・。
50%を基準値にすれば南部藩でも4/5になる。
凶作が常態ならそれが平均になるからだ。つまり慢性的な平準値以下が
50%を超えることはない。当然常に凶作はあり得ない。
平均生産量に応じた人口推移が見られるので飢餓に陥るほど
人口が急増する事態が無い限り地獄ということはあり得ないことになる。

餓死者が出るような極端な期間例は2例のみでしかも東北全体、もしくは東北だけが
飢えていたわけではないのだ。

重ねて言うが東北は、それほど夏自体が寒くないのだが冷害の印象とか偏見が強いようだ。
もっというと北海道でも稲作が出来るのは、北海道でも夏は暑いという当たり前の事実がある。
ちなみに冷害での不況というのは、江戸期ではじつはほとんど無いのだ。理由は簡単でもともと
寒さに極端に弱い品種ではなかったのだ。明治以後は売れる品種(もしくは生産量の多い)
で寒さに強いという相反した命題で売れる品種を優先させたことで悲劇が起こった。生育期間
が長く取られることで秋以降に期間が重なるという面も大きい。冬が危険ならば前倒しすれば
いいのだが、生産性の高い品種は、それだけ生育期間が必要なのだ。
もっとも生産性の高い品種だからこそ採用されるのだが(多収穫型が優先されている)

江戸期にもその傾向があるがそれほど顕著ではない。生き残った稲作の種苗
から繰り返すので基本的に弱い品種にはならない。
もっとも多く実る品種に比べれば生産性は劣るわけだが。基本的に多く実る
品種は、トラブルが多い。穂数が増加するほど病害虫とか気候の変化に順応できない。
穂数を増やすには生育期間をある程度担保しなければできないのだ。
明治以後は、それの研究に国家が尽力をry 新坊:亀の尾とかは典型だな。

143日本@名無史さん:2007/03/27(火) 18:58:21
農業に関する専門知識はないんだけど、仙台出身だから一言。

天気予報見てもらうと分かるんだけど、夏の宮城県って札幌より気温が低いことがよくあるんだよ。
仙台の七夕は旧暦だから8月6〜8日にやるんだけど、その頃までに梅雨明けしないこともある。
梅雨の期間は全体的に梅雨寒で、真夏日はほとんどない。
その間よく霧も立ちこめるから、想像以上に陰気な夏だと思うよ。
144日本@名無史さん:2007/03/27(火) 22:03:27
>>142
それら全部、現代の稲作からの誤ったイメージに過ぎないよ。
逆に言えば、それほどまでに今の農業技術の進歩は素晴らしいわけだが。
まず、
そもそも温帯ジャポニカ米は本来的には短日植物で、
(未だに反対説もあるが、短日植物であることは遺伝子解析で証明されている)
早稲品種が普及する20世紀半ばまでは、9月以降に出穂、11月頃収穫が当たり前だった。
ササニシキもコシヒカリもアキタコマチも全部、戦前より前の感覚ならスーパー早稲品種だ。
短日植物なのだから、穂が出る時期は九州でも東北でも変わらない。
ところが東北の9月は既に秋冷の時期で、低温問題はさらに深刻になる。
しかも、北太平洋からやってくる初夏の低温日照不足は太平洋側中心だが、
初秋の冷気は沿海州方面からやってくることもあるので、日本海側でも深刻な問題になる。
東北人に聞けばすぐに分かるが、東北の夏は、暑いと思える日は数日間しかない。
その数日間に、稲の花芽の減数分裂期をぶつける高度な農法は、
早稲品種の開発と気象統計の発達で、第二次大戦後になって初めて可能になった。
東海以西では、7月初旬から9月中旬まで2ヶ月以上に渡って
太平洋高気圧の下で安定した高温状態が続く年がほとんどなので、
こんなことは全く気にする必要も無く、農家でも誰も知らないんだけどね。
145日本@名無史さん:2007/03/28(水) 00:50:36
話が逸れておらんかね?(´・ω・`)
146日本@名無史さん:2007/03/28(水) 04:51:53
仙台が陰気な夏が多いとは知らなかったな。一応いっとくけど福島はそんなことないからね。
猪苗代のおかげで豊富な水量があって肥沃な土地だから。
147日本@名無史さん:2007/03/28(水) 13:19:45
だめだコリャ
148日本@名無史さん:2007/03/28(水) 15:28:19
偏見持ちすぎ
149日本@名無史さん:2007/03/28(水) 17:45:52
ふくすまは北関東だからスレ違い
150日本@名無史さん:2007/03/28(水) 18:06:23
福島は大学生に地図書かせると3割くらいで書き落とされるからな。
151日本@名無史さん:2007/03/28(水) 19:40:39
東北でも仙台藩みたいに表高以上に米を生産しているところもある
夏うんぬんは、アンチ仙台の田舎者の僻みだろう。ちなみに仙台は東北の中心地で昔から都会だ。
152日本@名無史さん:2007/03/29(木) 23:25:59
最後のソレはない
153日本@名無史さん:2007/04/09(月) 01:50:37
>>146
> 仙台が陰気な夏が多いとは知らなかったな。

住んでる連中も陰気なことこの上ないからちょうどいい。
154日本@名無史さん:2007/04/11(水) 00:43:10
岩手は美人が多いな
秋田も多いけど。
155日本@名無史さん:2007/04/11(水) 01:06:47
むしろ秋田と京都と博多は美人が多くて当たり前

みたいな想像をもたれてる?
まぁ正しくはあるが
156日本@名無史さん:2007/04/11(水) 01:52:30
岩手の寒村で、昔の話を聞いていたら、しきりと「この村では餓死者は出なかった」ことを
強調していた。周りの村では餓死者が出たことを暗に言いたかったのだろうか。
157日本@名無史さん:2007/04/12(木) 02:14:29
きっと猪≠ナ飢えをしのいだんだろ
158日本@名無史さん:2007/04/15(日) 18:38:14
>>156
餓死者は出なかったんだろ。ただ、共食いで食われて死んだ人なら大勢いたとか。
159日本@名無史さん:2007/04/16(月) 21:32:51
新潟の価値=東北全体程度。

・・・もっとも明治初期までは、完全な農業国だったので
県では石高の多い新潟県が最高の米の生産量と人口を誇る。
当時の東京都とほぼ同じ。もっとも戸籍数で120万人程度だがな。

明治初期の東京は戸籍が地方の上京者もいるので
一概には言えないが。
160日本@名無史さん:2007/04/17(火) 00:39:10
>>155
というか、秋田はいわゆるもち肌が多い。サメ肌とは正反対。
関係ないが、そういえば加藤鷹は秋田県出身だからサメ肌女には閉口だろう。
161日本@名無史さん:2007/04/18(水) 16:54:47
明治初期の人口統計って結構意外な発見があった覚えがあるなー
富山あたりがTOP10に入ってて驚いた
162日本@名無史さん:2007/04/19(木) 07:11:47
北陸は石高高いよね。寒いからどうのとか俗信。
163日本@名無史さん:2007/04/21(土) 13:09:16
秋田ってお好み焼き屋が30軒程度なんだって・・・
ちなみに東北以外は100軒以上あるのがふつう
東京とか関西や九州・広島で1000軒以上

で関西人のつっこみは
東北は、小麦粉を水で溶いても、すぐ凍るからだろ
164日本@名無史さん:2007/04/21(土) 13:29:57
山形はお好み焼きをソースつけて箸に巻く箸焼きの発祥の地だよ。200円くらい。
165日本@名無史さん:2007/04/22(日) 02:17:10
>>163
おれは東京生まれだが、お好み焼きがうまいとはおもわん。
京都、大阪、広島で食べたけどね。
166日本@名無史さん:2007/04/22(日) 02:30:39
オレも本場でよく有名お好み焼き店の本店を、大阪人に連れて行かれたけどもう一度行きたいとは思わない。
本クエはまーまー美味かったけど。
167日本@名無史さん:2007/04/22(日) 02:49:41
お好み焼き板から飛んで来ますた
168日本@名無史さん:2007/04/22(日) 08:09:37
北海道にはお好み焼きはない?
みたことない。
169日本@名無史さん:2007/04/22(日) 13:18:37
盛岡は江戸時代栄えてた。
近江商人のおかげで。
170日本@名無史さん:2007/04/23(月) 06:17:03
>>169
知ってること書いただけだな
171日本@名無史さん:2007/05/09(水) 22:34:08
人がそれほどいないので
172日本@名無史さん:2007/05/11(金) 02:37:38
正直住みたくない
173日本@名無史さん:2007/05/11(金) 13:15:07
司馬遼太郎も初期にそんなこと書いてた。
が紀行文で連載するようになるとそういう感想は封印して
名物とか人となりとかでなんとかごまかした
174日本@名無史さん:2007/05/11(金) 13:20:01
仙台の食と名産品   食事

 仙台において庶民といえば、その大部分は農民であった。
ここではその農民の食事に関するものを中心に展示する。藩政時代、
仙台藩は米作りに力を入れ、一七世紀に大規模な新田開発を行った結果、
米の生産高は約一〇〇万石にのぼった。藩は、経済政策の一つとして
「買米制(かいまいせい)」を布き、農民が年貢を納めたあとの余剰米を全て買い上げた。

一方、寛文8年(1668)、藩は「百姓条目」で農民が米を食べるのを禁じた。
農民も米のほかに換金作物があまりなかったので、年貢以外の貢租を
納めるため米を換金せざるをえなかった。このような訳で、村には食料にする
ための米がわずかしか残らなかった。 藩によって買い上げられた米は、
江戸へ運ばれた後、転売され藩財政の大きな支えとなった。
江戸ではこの米を「本石米(ほんごくまい)」と呼び、江戸の米相場の基準となった。

 江戸の庶民が普段仙台米を食べているときに、仙台藩の農民の主食は、
麦・粟・稗・大根・大根の葉などをいれた「カテ飯」であった。白米だけのご飯は
「いっそ飯」または「えっそ飯」と呼ばれ、正月などめでたいときに食べるごちそうであった。
おかずは漬物と梅干、それにみそ汁が基本であり、みそ汁には具の野菜をたくさん入れておかずにした。

これらの野菜や梅干、みそはすべて自家製で、このほか醤油や油、納豆や豆腐までも
自分の家で作った。油は菜種を栽培して、自宅にある油締め機で絞って使った。
醤油を作るのは労力と時間のかかる仕事で、作り始めてから使えるまで、1年を要した。
調味料として普段使うのはみそと塩で、醤油は正月や来客があったときに、
うどんなどを食べるときだけに使う貴重品であった。
175日本@名無史さん:2007/05/12(土) 21:54:48
盛岡は江戸中期以降結構栄えたね。
栄えさせたのは近江商人系。高島商人とか小野組とか。
小野組の始祖は日本初の「清酒」を創り、これを上方や江戸に販売して大もうけ。
(鴻池の始祖が清酒の発明者との説もある。ただ、当時は濁り酒がメインの世界)
明治新政府の為替方となり、三井とともに銀行設立にも寄与して近代化を経済的に
支えた。
また、東北には優秀な金鉱が存在し、盛岡の発展にも寄与した。
176日本@名無史さん:2007/05/22(火) 00:08:34
東北って仙台とその周りだろ
177日本@名無史さん:2007/05/22(火) 16:14:52
>>176
いいえ、秋田とその周りです。
178日本@名無史さん:2007/05/22(火) 20:27:12
秋田と山形はガチ。
179日本@名無史さん:2007/05/25(金) 02:26:52
花見にはいい土地だね
180日本@名無史さん:2007/05/25(金) 12:00:53
もう夏だぜ
181日本@名無史さん:2007/05/25(金) 12:16:36
仙台は、山形の分家筋です。
182日本@名無史さん:2007/05/25(金) 21:40:02
基本的に東北は、仙台の眷属です
183日本@名無史さん:2007/05/27(日) 16:55:37
盛岡藩とかって歴代一揆や飢饉が全国一だろ
>>24
いや、減った人口は移民で埋められたからあまり変わらない
184日本@名無史さん:2007/05/27(日) 17:06:06
>>24
災害飢饉の回数は多くなかったから(被害は少なかった)
その分対策が整っておらず。寒冷が長引くと被害が増大した。
185子殺し・親殺しは美しい国ニッポンの伝統文化:2007/05/30(水) 22:32:52
親が子を、子が親を無下に殺める事件が頻発している。この世情を受けて日本の家族の
絆が失われつつあるという声も聞こえる。しかし、かつて我らが「美しい国」ニッポンでは
こうした家族内での醜い殺し合いは、日常茶飯事のことで、ニッポン固有の「美しい」伝統
文化とさえ言えるほどなのだ。

かつて日本の村落家庭では、飢餓・貧困からの防衛策として自分の子どもを殺して家計を
調整することがしばしば行われた。これは「間引き」と呼ばれていた。間引きの犠牲となった
のは多くは女児であったという。東北地方の伝統工芸として「こけし」という木製の人形が
伝わっている。このこけしの名は「子消し」に由来し、間引きによって殺められた子どもを供養
する目的で作られたのがはじまりだという。また東北のみならず日本各地に間引きの犠牲と
なった児童を供養する宗教施設が点在しているのだ。こうした事実は法治主義の浸透していない
時代の日本で、多くの子どもが密かに葬られていたことを如実に示している。

明治維新以降、政府は人口倍増計画の下、こうした間引きを固く禁じたが、やはり貧困ゆえの
間引きは細々と行われていた。かの文豪・芥川龍之介の下に、とある農夫が自分の小説を
みて欲しいと訪ねて来た。小説は、貧しさのために我が子を殺し、ドラム缶とともに密かに埋めて
しまうという内容だった。そして農夫は作品は己の実体験に基づいていると芥川に語ったという。
またあぶく銭目当てで、年頃の娘を娼館に売り払うことも日常的に行われたという。

こうした子殺しは卑属蔑視の儒教的思想に基づくとされてきた。しかし、その一方で日本では姥捨て・
棄老という労働力にならない老人を山に捨てて死なせる、親殺しも日常的に行われた。日本各地に
山姥・子泣き爺など老人の姿をした妖怪の伝説が伝わるのも、こうした棄老の犠牲となった老人達の
怨念への日本人の恐れが象徴化されたものに他ならない。

いうなれば昨今の子殺し・親殺し事件はニッポン民族の伝統回帰と言えるのである。いやはや、
美しき国・美しき民族の、とんだ美しき伝統である。
186日本@名無史さん:2007/05/30(水) 23:37:20
電波乙
187日本@名無史さん:2007/05/31(木) 01:27:57
電波ではない。真実だ。
マスコミの演出力が向上したことによって、
日本人の懐古主義に拍車がかかっている。
188日本@名無史さん:2007/05/31(木) 19:31:14
>このこけしの名は「子消し」に由来し、間引きによって殺められた子どもを供養

これマジ?
そんなことも知らずに家のこけしを粗末に扱ってた自分が恥ずかしい。。
189日本@名無史さん:2007/05/31(木) 21:25:32
由来など諸説あるもんが殆どだ
ウィキや韓国の「起源」をそのまま信じるようなもんだぜ?
190日本@名無史さん:2007/05/31(木) 22:12:38
でも、下手に負組み人生を歩むより
自我確立しない内に葬られた方が幸せだと思わない?
191日本@名無史さん:2007/05/31(木) 22:45:19
木削子→こけし
192日本@名無史さん:2007/05/31(木) 23:30:15
>かの文豪・芥川龍之介の下に、とある農夫が自分の小説をみて欲しいと訪ねて来た。

むしろこっちの話の真偽が気になる
193日本@名無史さん:2007/06/01(金) 15:57:54
宮城っていまだに給食費も満足に払えないほど貧乏なんだろ。
194日本@名無史さん:2007/06/01(金) 17:02:47
払うことに疑問を感じているだけです。
195日本@名無史さん:2007/06/01(金) 20:15:07
心が貧しいから払えないんだろうね
196日本@名無史さん:2007/06/01(金) 20:54:34
オンブズマンや警察の闇にメスを入れた浅野知事というように率直に従うのでなく
疑って従わないという傾向があるのです。
197日本@名無史さん:2007/06/01(金) 21:03:08
義務教育が親の義務だと知らない輩の無知がおこした無様な振る舞いといえよう
198日本@名無史さん:2007/06/01(金) 21:04:42
だがタダにしてもそうおかしな判断でもない
199日本@名無史さん:2007/06/01(金) 23:06:03
それなら政治に訴えるべきで
教職員の自腹を切らせていい訳ではない
200日本@名無史さん:2007/06/01(金) 23:30:47
東北貧しすぎワロタ
201日本@名無史さん:2007/06/01(金) 23:35:19
教職員が地方政府に払うようにいうべき
202日本@名無史さん:2007/06/02(土) 01:19:59
>185
間引きは裕福な農民の方が事例が多く見られる
これは、多産になりすぎて土地相続が細分化されすぎるのを防ぐのが主目的
貧しい小作の娘を地主に売春目的で売る(身篭ればもうけもの。財産もらって
親元に誇らしく帰れた)なんてことは日常的に見られたが、それでも江戸時代
は他のアジア諸国のように農閑期に死者が偏ることがなく、それなりにマシだった。
203江戸のすごさ:2007/06/02(土) 01:29:59
また、江戸後期の都市に住む人口比率は15%と、他のアジアに比べて異常に高い。
近畿に至っては25%だった。
で、重要なのが、当時の日本は農産物を輸入できない鎖国中だったこと。
とすれば、これほどの都市人口比率を支えるだけの余剰生産物が、絶えず農村から
生み出され続けたことになる。
勿論現代社会とは比べるべくもないが、大局的、世界史的に見れば江戸時代の
すごさが分かるはずだ。
204日本@名無史さん:2007/06/02(土) 16:28:34
脚気や栄養事情によって餓死・病死ってのも多かったけどな。無縁仏の数が尋常じゃない。
特に前者は死病として都市に蔓延した。後者は無理矢理収容したり所払いで集中を
抑制してるが効果はほとんど無かったようだ。幕末のコレラや赤痢での数万人規模
の死者は例外だが、基本的に危険な井戸水を使ってるので衛生状況は脆弱。上水道は
武家とかの一部のみ。下水道に至っては肥料に転用するために整備されず明治以後まで
水質汚染の元になった。

かえって東北とかの山村部の方が罹病確率が低い分長生きできる。
205日本@名無史さん:2007/06/02(土) 17:47:53
>>1
江戸時代は知らないが、現代の東北は間違いなく地獄。
206日本@名無史さん:2007/06/02(土) 21:57:49
江戸だろうが田舎だろうが勝ち組は天国、負け組みは地獄
207日本@名無史さん:2007/06/03(日) 00:12:34
>204
でもほとんどの国が衛生は目茶苦茶だったわけで、江戸はかなりいいほうだったが
特に世界の都市の多くは城砦構造が多く、その中に人口が密集するため、かなりひどい。
おまけに糞尿処理が行き届かないのが多く衛生の悪化に拍車をかけてたね。
西欧人が江戸時代を褒める場合、かならず環境の美を褒めてた。
208日本@名無史さん:2007/06/03(日) 02:25:13
だがそれは民衆の姿ではない。江戸の住宅地の面積の8割は武家屋敷なのだ。
人口の大部分を占める庶民の居住区は2割にも満たない。身分によって居住区が
限定されているので必然的にゲットー状態になる。
209日本@名無史さん:2007/06/03(日) 05:04:02
>>205
東北はこの世が始まって以来、地獄でなかった例がない。永遠の地獄=トーホグ地方。
210日本@名無史さん:2007/06/03(日) 10:39:22
んだんだ
211日本@名無史さん:2007/06/03(日) 11:01:25
【日韓/歴史】豊臣を滅ぼし最後には朝敵となった徳川家、韓国の歴史学者が徳川氏渡来人説≠提唱し波紋広がる
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/koumei/1166498286/l50
212日本@名無史さん:2007/06/03(日) 11:44:58
>>205
現代の地獄と昔の地獄じゃレベルが違うがな
213日本@名無史さん:2007/06/03(日) 20:22:44
>208
2割じゃなく4割じゃなかった?
だが共同便所はあったし、糞尿垂れ流しじゃなかったな
牛糞馬糞が転がってもいない
糞尿リサイクル文化が成り立ってた
それになにより民衆は衣食住を貨幣で買って生活してたので
消費社会の一翼を担う存在だった
214日本@名無史さん:2007/06/03(日) 22:37:54
>>209
日本に稲作が伝わる前の、狸を撲殺したりドングリ食ってて生きてた時代は、
東北は相対的に豊かな土地だったらしいぞ。
朝鮮半島から天皇はじめ弥生人が渡来してきたことにより、
東北は日本列島の中で永遠の地獄であることが宿命づけられたが。
215日本@名無史さん:2007/06/03(日) 23:34:33
>213
用途地域ではないが庶民の住める区画が限定されているので
全体から見ると3割はいかない。大名屋敷とかは散財させるためにわざと
広く敷地をとっているとう説もあるが、軍役などで駐屯地を兼ねていたのが
真相。実際には使われていないが転用も出来ない。

共同便所とか有機肥料は土壌を汚染しやすい。
で密集地では地下に流れ込んで地下水を汚染する。
井戸は特に危険で人口密集地ではすべきではないのだが
糞尿が金銭で取引される悪弊で
下水道の整備が進まなかった。

都市計画研究所の中倉教授によれば、明治以後の都市計画で糞尿を利用すべきという意見がもっとも
やっかいだったそうだ。
216日本@名無史さん:2007/06/03(日) 23:36:51
東北は人がいない間は、狩猟収穫だけで豊かだった。
人が増えると山の幸を食い尽くし、海の幸も乱獲しやがて不毛の土地になった。
217日本@名無史さん:2007/06/04(月) 01:54:03
人が増えると山の黄金を掘り尽くし、他の鉱石も乱獲しやがて不毛の土地になった。

なら同意
218日本@名無史さん:2007/06/04(月) 15:24:55
酒屋
219日本@名無史さん:2007/06/04(月) 17:28:09
いや決定的に差が出たのは江戸以降でしょ。
小氷期がミニマムに来る時期は稲作に不適な気候が続き、
しばしば飢饉になった。

秋田や宮城が今は穀倉地帯であることからもわかるように、
冷害さえなければ、火山灰地の関東より土壌は富んでる。

それから三陸沖はいい漁場で、
黒潮と親潮がぶつかって黒潮の下に親潮が潜り込むと、
かなり面白い生態系ができる。

世の中が米本位でなければ、
食うだけならそれなりには食って行ける土地。


寒い時期と日本の温暖地域での木綿作付開始がだいたい同じ頃にやって来て、
既に東北にも稲作文化が定着していて、かつ米が穫れず、
寒いから麻では過ごせず木綿が欲しい、
というような環境変化が西南へのかなりの資本移動を誘発して、
北日本は極端に沈む。
220日本@名無史さん:2007/06/05(火) 23:42:53
缶コーヒーのCMで渡てつやと一緒に出てるOL役の女の人はだれ?
221日本@名無史さん:2007/06/06(水) 03:55:49
南部って戦国から維新まで、なんにもやってないよね、、、
ずっとなにしてたの?
222日本@名無史さん:2007/06/06(水) 10:30:39
>>221
室町戦国は内部争い
江戸時代は適当に領主やってた
223日本@名無史さん:2007/06/14(木) 04:12:54
>>221
田んぼ仕事と冬眠だけ。現在もそれが引き継がれている。
224日本@名無史さん:2007/06/15(金) 06:56:08
あのあたりは山がちで平野が少ないから米にばかり頼ってると餓死する
西日本と違って棚田を作ってもすぐ雪で崩れるし
山菜や獣を取ったり様々な穀物をとっかえひっかえ作ったり一年中忙しい
225日本@名無史さん:2007/06/15(金) 08:07:47
あんまり米は作れないから別の穀物にいくわけだ
それでも大変だったらしいね。
226日本@名無史さん:2007/06/15(金) 13:47:53
鉄だけ鋳造してろってこった
227日本@名無史さん:2007/06/16(土) 16:35:25
幕府の政策で日本が米中心になったのが江戸時代以降で、
それ以前は「五穀」のような考え方だった。
米単作地帯から見ると岩手の食文化は豊かでうらやましい。
三陸の魚介類も豊富だしね
228日本@名無史さん:2007/06/16(土) 18:05:54
>>225
五穀もそれほど取れないので
小規模な飢饉や一揆はよくおきていた
そのせいか飢饉に対する対策が出来ていたのか
天保天明の大飢饉の被害は比較的軽かった
比較的にだが
229日本@名無史さん:2007/06/16(土) 23:35:46
江戸時代というか大正時代の貧困でも東北は群を抜いてた貧しさだったらしいもんな。
ある意味、今も生き残ってる東北人は根性があるDNAを持ってるんだろうな。
230日本@名無史さん:2007/06/17(日) 03:19:12
自殺率高い気がするけどな
231日本@名無史さん:2007/06/18(月) 06:49:37
自殺率高い秋田は古くから米単作地帯。
から。色々と岩手とは
232日本@名無史さん:2007/06/18(月) 06:50:37
訂正
自殺率高い秋田は平野が多く古くから米単作地帯。
色々と岩手とは逆。
233日本@名無史さん:2007/06/18(月) 07:12:10
訂正
自殺い率高秋田平野はが古く多くから米作地単帯。
岩手と色々とは逆。
234日本@名無史さん:2007/06/18(月) 09:05:28
うぜえwwww
235日本@名無史さん:2007/06/18(月) 09:32:23
>幕府の政策
幕府にそんな大層なもん無いと思うよ
基本「フタ」の連続
236日本@名無史さん:2007/06/18(月) 11:45:42
「臭いものには蓋をしろ」「見えないものは存在しない」の
スタンスで260年通し続けた江戸幕府は、それはそれで凄い。
237日本@名無史さん:2007/06/18(月) 12:50:11
>>233
岩手も自殺率は高いぞ
238日本@名無史さん:2007/06/18(月) 16:43:47
岩手って南部と伊達の差ってあるの?
239日本@名無史さん:2007/06/18(月) 22:19:02
青森の南部と津軽ほどの違いはなさそう
240日本@名無史さん:2007/06/20(水) 20:28:52
訂正
自殺い率高秋田平野はが古く多くから米作地単帯。
岩手と色々とは。。。
241日本@名無史さん:2007/06/20(水) 22:37:45
根本的誤りをしている奴らがいるな
242日本@名無史さん:2007/06/21(木) 18:54:46
>>239
そこも大して違いはないよ
243日本@名無史さん:2007/06/21(木) 19:15:17
>>242
江戸時代に被支配地域だった青森と下北は
津軽、南部に同一視されることを嫌うw
244日本@名無史さん:2007/06/22(金) 07:50:31
江戸時代の青森県は津軽と南部と青森と下北に分かれるのか
245日本@名無史さん:2007/06/22(金) 17:53:03
青森と下北って江戸時代は大して人が住んでいない
藩の辺境にあたる地方で、明治になってから町が大きくなった場所。
246日本@名無史さん:2007/06/22(金) 21:11:47
大湊に軍港を作った帝国海軍のおかげだな
247日本@名無史さん:2007/07/26(木) 00:50:30
トーホッグジン!
248日本@名無史さん:2007/10/14(日) 20:59:20
東北は今も地獄です
249日本@名無史さん:2007/11/03(土) 00:19:04
自殺率1位秋田、2位青森、3位岩手
北東北は今も地獄です
江戸時代は もっと地獄です
250日本@名無史さん:2007/11/03(土) 02:10:33
最低賃金額も日本最低 秋田 青森
251日本@名無史さん:2007/11/17(土) 21:15:42
やっぱ雪が山ほど積もって寒いとダメなんだろうか。
252日本@名無史さん:2007/11/17(土) 23:43:55
土崎湊があった久保田限定なら結構裕福だったんじゃね?
何せ三倒れの秋田だし
253日本@名無史さん:2007/11/18(日) 01:53:00
どー考えても紅花>>>>>材木
254日本@名無史さん:2007/11/18(日) 20:39:10
            ↓>>1-1001


        彡川三三三ミ
       川川 ::::::⌒ ⌒ヽ  ハァハァ
      川川::::::::ー◎-◎-)
      川(6|::::::::  ( 。。))   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ._川川;;;::∴ ノ  3  ノ  <さくらた〜ん!!う〜っ!!
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255日本@名無史さん:2007/11/18(日) 20:43:12
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256日本@名無史さん:2007/11/18(日) 20:56:30

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 WOTAKU RADIO CLUB
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 |   __( ̄ |∴ノ  3 ノ     | 恥ずかしいやつめ!
 |    __)_ノ ヽ     ノ | ̄|    \___________________
 ヽ___) ノ    ))   ヽ.|∩| //
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257日本@名無史さん:2007/11/18(日) 20:58:14

 ドッカーン!
         (⌒⌒⌒)
         |||
        _,‐―‐、,---、
      /     ヾ  \  ムキー!!
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     |  | 'ーU―,! '―U' .|| < うるせー馬鹿!
     | | .|  U (_^_) U | |  \______________
     .|  ト、  /+++|   /| ||
     | i ゝ\  ̄ ̄ /| | ||
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  /:\   \  シコシコ ̄\っ)))){ニニ========|
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258日本@名無史さん:2007/11/22(木) 13:10:31
              /.::.::.::.::ゝ:.彡'.::.::.。゚::.::.::V.::.::゜.::.::.::.::.::',
            {::.::.::.::/.::.::.o ゚.::.::.,::.-‐:.、::}:,ィ;;二厶::.::.::i
            ',::.::.::.:!::.::.::.::.::.::./-‐ 冖`^′     i::.::.:i
             l::.::.::.|::.::.::.::.::.::l  _    '二ヽ}::.:i::|
             }::.::.::.l::!::.::.::.::.::L 二`    _,x=rv.::.:!:|     まったりしとけよ
               .ノ::.::.::.:!:!::.::.::.!::.:| / __ `    代7 i::.::.!:ト.
     x       _父::.::.::.|:|::.::.::.i::.::レiLト.    └' ,,,{::.::i::| i     x ゚
    X   x    _ノイi::.:i::.:ト|::.::.::.i::.:代少′    {  /.::.::i::| }  x   x
  ]  X     /   |::.:!::.:!:!::.::.::.!::.:! ゙゙゙    , ィ  .イ::.::i::|::{.′   x    。
    X     /     从ハ、トl::.::.::.::.::.!:、    〈ノ /く::.::.{::∨   。 ゜ X
     x   {         〉 }::.::.::.::.:i:ト、> --- ´   }::.:∨`    x x
     o   l         i 八::.::.::.::l:l  ',     、,イ::/∧      X
   x ゜    '、      {  ヽ.::.::{:|   ::.      / |/i.′    o  x゜
   x   .  ´ ヽ      `、   \ト!  }   _ノ  /      X  ゜
      X  X. .::ト、      ゝ、     i  /´   .′  . .....   X  x
  x o   x  . : ::i: `、     ',    ノ、,/   / . :   .:: X     X
  .::  °  o゜ . ::. ヽ.     ',ー‐ '´ /     .′:. . .  .:: x  Xx 。
  .: X     X.  . ::  ヽ     '、   /    /:. :.   .:       X ゚

259日本@名無史さん:2007/11/27(火) 23:06:34
     ____          _________
   // ̄ ̄。\\,,      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \\
  / /       | ヽ    /   ▲   ▲    \\
  | |▲   ▲   |ミ |   /   ⊂⊃ ⊂⊃     ヽヽ
  w|  ・||・  |━ |___/   |    ■   ■       |:::::|
   |` - ・・`─ ′ ;; 6 l   |.   ▼   ▼       |:::::|
.   ヽ;;(wwww  ;; -′   |               l:::::|
     《《|||||||||》》 ;;/ヽ   ヽ     ⊂ニ⊃      /:::::::|
     / |/\/ l ^ヽ    \     ̄        /::::::::::|
     | |      |  |     l━━(t)━━━━┥::::::::::::|
260日本@名無史さん:2007/11/29(木) 18:25:34
あなたは天国行き? 地獄行き? を診断するサイト
http://news.ameba.jp/domestic/2007/11/8981.html
261日本@名無史さん:2007/12/06(木) 17:13:49
  /       i    l    /| !   l lヽ    l      '
 ,'        l   l |  _/  ! ,'    .⊥.L_',   l |  i
. ′      |  _,./ ァ'´/  !/    !l `iーli、l   !   |
. !   |   レ'´ 〃,' /  /      !|  l: | !|i |  . !
|  l   ´! .//// __        二..__ !| ! ! !   l |   
!  l   |/〃'z=_==         ´, :¬:、ヽ !|l   l,!    天国行きの試験で
 !   !     |' //´..:.:.ヽ           i:.:tッ:.:.i ヽ !:!   |
  !  l    l/  {:.:.ゞ':.: }          t ー-;ノ   i{リ   |  
.  l  ,'|   ,l  ヽこ..ク          `¨     |   |     満点もらっちゃったんです
.  !. { l     |            ,          l    !  
.   ! `|     |   //////      //////   ,    l   
   i. l     |                    /    !         えへへ?
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   / : :l :! :!: .i-ァ'´, '´!         `ー / :./ ,′.ヽ  l!     } }
   / . :,{: :ヘ .ト、:ヽ,.イ  .'          / :〃 /、: . ヽ\    ノノ
262日本@名無史さん:2007/12/07(金) 02:58:18
>>252
秋田藩の場合は「院内銀山」が金や銀を産出し江戸時代を通じて日本最大の銀山。
そのほかに秋田杉などでの収入が多く、また実高は40万石あって財政は裕福。
263日本@名無史さん:2007/12/08(土) 20:25:35
        ,.イニ−-、 、 \    \             / ___/ ̄ハ
.        // l      、 \   v──ー─__===='乙ノ7Y'Y^}  ___{リ
      // j    、 ヽ ヽr┴−¬¨¨ ̄   _ 二〈_〈_ノノー' ̄
.     {!小、\   lヽ ト、 i\_,、-‐'T ¨ ̄
       | | ト{ \、ヽ、jーヘナlハl  ト、  │
      l Vハ_ノ´_\/, ,z=弌l|   | !〉   l
      |  lハ ,yニ Y^ヾ、__ツl  レ′ ト!   花粉症の原因さーせん
      l  l入、'_'ノ 、     │  |l  l从
      |  l  iヽ、  〈_`)  | l 八lV人
      トl│トl从lィ> - 、._ イル′/   \
      ヽN l/ l l   / 〉  /      ,>、、
           l │l   ハ、  /     //⌒ヽ
264日本@名無史さん:2008/01/09(水) 22:17:24
源氏のアホ大将が野望をいだくまでは岩手は栄えていた
東北の中心は事実上は平泉だったわけで
265日本@名無史さん:2008/01/12(土) 12:32:30
【秋田】なまはげ、女性浴場に乱入、客の体を触る-男鹿
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1200101645/
266日本@名無史さん:2008/01/13(日) 12:47:50
超良スレ
267日本@名無史さん:2008/03/14(金) 08:49:15
江戸時代、間引きが大流行したらしいね。

悲惨な東北各地域では・・
268日本@名無史さん:2008/05/18(日) 00:35:55
269日本@名無史さん:2008/06/01(日) 18:57:22
>>265
【秋田】なまはげ、女性浴場に乱入、客の体を触る馬鹿

に読めた。

ところでその生禿だが、ロシア人だという説があるそうだ。
東北は昔からロシアと関わっている地域だからな。
ロシア人発上陸は宮城。
「赤蝦夷風説考」書いたのは仙台藩医師工藤平助。
「海国兵談」書いたのも仙台の林子平。
「北地危言」書いたのも仙台の大原左金吾。
ロシア経由で世界一周したのも仙台の津太夫。
270日本@名無史さん:2008/07/11(金) 13:27:06
おそロシア
271日本@名無史さん:2008/10/16(木) 16:53:47
江戸時代などを対象にした時代劇を見ると、
町人やら武士など、綺麗な着物を着て小奇麗な格好をしているが、
あれ全部嘘っぱち。
実際の江戸時代は、物凄く汚い着物を着ていて、洗剤も石鹸もなかったので、
どす黒く汚れてて、体臭も凄まじいものがあった。髪などは臭くてたまらなかった。
5メートル先からでも、強烈な臭いをかもし出していた。顔も赤などでどす黒かった。
そして上流階級の大名や姫なども例外ではなく、着物はどす黒く常に汚れていた。
爪にはうんこが入り込み、いつも茶色くなっていた。
部屋の障子などもビリビリニ破れていて、畳は体液などで汚れていて、
今では考えられないほど汚かった。
畳にはうんこや尿などがへばりついていた。
農村地帯では乱交が普通に行われていた。
夫婦のみでSEXするのは稀で、多人数とのSEXをやっていた。
現代でも、援助交際が受け入れられ、日本のAVが過激なのも、全てその名残である。
これは全部本当の話である。
爪にうんこが入り込み茶色くなってたのは知ってるよ。
そんな手でおにぎりを作って、うまうまい言いながら食べてたって。
知らなかった歴史という本に、おにぎりの話がのってて、
昔のおにぎりは白米なのに黒っぽくなってて、それば手垢と爪に入りこんだ「うんこ」だったんだって。
それをうまいうまい食ってたって。
時代劇はほとんど嘘だよね。
汚ねえー

だから伝染病がすぐに蔓延してたんだな。

現代じゃ考えられない
江戸時代はトイレットペーパーなんてなかったから
手で尻を拭いてたんだな。
でもその手をちゃんと洗えよな。
272日本@名無史さん:2008/10/24(金) 12:07:24
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E4%BB%A5%E5%89%8D%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E7%B5%B1%E8%A8%88
1721年→1846年の間の人口変動
人口増加上位10地域
蝦夷地松前藩: 15,615→70,887 (+354.0%)
周防国: 262,927→435,188 (+65.5%)
薩摩国: 149,039→241,797 (+62.2%)
安芸国: 361,431→553,708 (+53.2%)
隠岐国: 18,133→26,208 (+44.5%)
出雲国: 222,330→309,906 (+39.4%)
壱岐国: 19,993→27,005 (+35.1%)
伯耆国: 132,981→177,420 (+33.4%)
土佐国: 351,547→461,031 (+31.1%)
阿波国: 342,386→448,287 (+30.9%)
-----------------------------------------
出羽国: 877,650→912,452 (+4.0%)
日本全国: 26,065,425→26,907,625 (+3.2%)
-----------------------------------------
人口減少下位10地域
下野国: 560,020→378,665 (-32.4%)
常陸国: 712,387→521,777 (-26.8%)
上野国: 569,550→428,092 (-24.8%)
山城国: 564,994→452,140 (-20.0%)
陸奥国: 1,962,839→1,603,881 (-18.3%)
美作国: 194,226→165,468 (-14.8%)
大和国: 413,331→361,157 (12.6%)
大隅国: 112,616→99,212 (-11.9%)
上総国: 407,552→360,761 (-11.5%)
若狭国: 86,598→77,183 (-10.9%)

同じ東北でも日本海側の出羽は人口が増加している。
人口減少数は陸奥国の-358,958人が最大だが、畿内や北関東の人口も減少している。
273日本@名無史さん:2008/10/24(金) 23:13:33
農書を書き残した秋田郡七日市村の肝いり・長崎七左衛門は、この惨上状を次のように記している。

「幼児は捨てられ、父母を探し迷う姿は、まるで地獄である。
路上での追いはぎ・強盗の様は修羅道と言える。
かわいそうにと幼児の手に食物を握らせると、その親が奪い取って自分で食べてしまう。
全く親子兄弟の情もなく、畜生道という有り様だ。」

天保飢饉の様子を記した「天保凶飢見聞記」
「倒れた馬にかぶりついて生肉を食い、行き倒れとなった死体や狼や鳥が食いちぎる。」

「秋田飢饉誌」
「通町橋から6丁目橋の下まで、橋の下は集まった浮浪者で一杯となった。
死人をムシロに包んで背負いながら歩く者、橋の下で子を産む母親、
親子兄弟に死に別れ、悲しんでいる者、途中で子供を捨ててたどり着いた親など様々であった。
通町橋など午前10時ころになると、200人以上もの浮浪者が橋の両側に立ち並んで物乞いをし
、通行もままならないほどであり、夜などは物騒で外出できない状態であった」

 天保4年、秋田藩の人口はおよそ40万人、うち死者が10万人出たとの説もある。

そういうごく一部の状況と農民を想定されてもな


アメリカが悲惨なら伝統農業をやっていた日本はもっと酷かったはずで
さもなきゃ、明治政府がアメリカの大規模農業をお手本としないでしょ?
274日本@名無史さん:2008/10/27(月) 18:41:38
その江戸時代に飢饉だらけで餓死者多数出してれば世話ねえわなw
『日本経済史1』江戸時代の経済諸量の推移より
1600→1720年
人口 1200万人→3128万人
年平均増加率 0.80%

実収石高 19731千石→32034千石
年平均増加率 0.40%

ていうか人口増加率に全然追いついてないじゃん
1720→1750→1800年

人口 3128→3110→3065万人
年平均増加率(1720→1800年) −0.02%

飯を半分にしても子作りは出来る
貧しさの脱却のために労働力を増やしたいために
しかし限界を越えれば慢性的飢餓状態に陥り人口減に転ずる
1600年に比べたら食糧生産が増えたから人口が増えたんだろ。これが一つ目。
しかし食料が増えた以上に人口が増えた。だから一人当たりの取り分は減った。これが二つ目。
なんで一つ目を無視するの?
経済学の初歩習った方がいいな
人口の増加率が食糧の増産率を上回った場合どうなる?
食糧の価格は当然ながら上がる
当時の日本は購買力の乏しい貧しい小作農家が殆どだ
しかも身分制の固定化により人口移動がままならない。ために出産を抑制したり、口減らしのための間引きが行われ
不定期的に襲ってくる飢饉も人口減の一因になりうる
275日本@名無史さん:2008/11/20(木) 17:09:41
蝦夷地への流入は?松前藩は入国制限していた?
276日本@名無史さん:2009/02/01(日) 13:15:34
うん
277日本@名無史さん:2009/04/18(土) 01:05:27
まじかよ!
278日本@名無史さん:2009/05/09(土) 02:01:42
まじだよまじ
279日本@名無史さん:2009/05/09(土) 03:19:42
日本のチベットなんてあだ名付けられたの、全国で岩手ぐらいだろ
280日本@名無史さん:2009/05/11(月) 21:48:21
西日本も地獄だったようだよ

大原「ほほう。これが茶粥・・・」
「お粥とは白いものだと思っていたが。」
「和歌山では、白い粥は病人の食べるものとされています。普通の人は食べません。」
「またずいぶん水分が多いね。」」
「和歌山の茶粥は顔が映るくらいでちょうどよいと言われてるんです。」
士郎「熱いがうまい。」
ゆう子「いくらでも食べられるわね。」

「今の時代は贅沢になっていろんなものを食べますが、昔の農民は茶粥だったんですよ。」
飛沢「なんでお粥なんですか?」
「少量の米で満腹感を得るためです。飯に炊いて食べるより、お粥にすると水分が増えて腹にたまるでしょう。昔の農民は貧しかったんですよ。」
 (中略) 「和歌山の農民の苦しさ、その苦しさゆえに 茶粥が普通の食事になったことが書かれています。」
「有田郡吉備町田角の租税率は江戸後期に八割九毛三糸だったそうです。今で言えば80.93%ですね。」
小泉「そ、それはひどい!」
士郎「徳川家康が百姓は生かさぬように殺さぬように≠ニ言ったとされているけれど、
  江戸時代の武士階級は農民を家畜同様に扱っていたんだな。」

「限られた米をどれだけ食い延ばしていくか、考えついた農民の悲しい知恵の産物なんですね。」
飛沢「美味しいなんて喜んでいたけれど、茶粥の背後には、農民の過酷な生活の歴史があるんだ。」
富井「毎日これでは辛いなあ。」
281日本@名無史さん:2009/05/23(土) 17:52:31
徴兵検査の甲種合格率は東北地域が概して高かった。
その原因としてある軍医は、
「東北は幼児死亡率が極めて高い。それを生き残った彼ら(徴兵検査の対象者たち)は幼いころから既に選抜されている、生命力の強い者たちなのだ」
と書き残している。
282日本@名無史さん:2009/05/27(水) 01:55:36
失敗地方
283日本@名無史さん:2009/05/27(水) 04:34:40
>>271
風呂に毎日入るようになった時代以後に生まれた者の誇大妄想だな
284日本@名無史さん:2009/07/24(金) 05:19:14
いきなりすいません

新説日本史ミステリーで紹介されていたんですが

東北のどこかに不思議な岩があり

いつの天皇かも忘れましたが

天皇も訪れたことがあるみたいです

どなたかご存知ではないでしょうか?
285日本@名無史さん:2009/08/17(月) 19:18:35
東北は江戸時代の頃は栄えた方じゃないのか?
江戸から距離があるから奥地扱いされちゃいるがそれでも松島観光盛んだったようだし
だいたい東北全体じゃ範囲が広すぎるw
東北くくりだと面積は本州の3分の1ぐらいあるしw
少なくとも仙台や会津付近と当時からある港町はそれなりに栄えてたろう
明治以降は維新戦争で幕府側についたせいで取り残されちゃっただろうけど
286大坂町人:2009/08/20(木) 10:22:43
このスレがあまりにも良スレなので、東北地方の田舎に移住したくなりました。
どこの県がオススメ?
287日本@名無史さん:2009/08/20(木) 10:56:00
福島
288日本@名無史さん:2009/08/20(木) 12:17:28
秋田
289日本@名無史さん:2009/08/20(木) 12:27:10
岩手
290日本@名無史さん:2009/08/20(木) 14:30:59
ぶなんに青森
291日本@名無史さん:2009/08/26(水) 16:33:05
下北半島は流刑地としても使われてる。
292日本@名無史さん:2009/08/27(木) 00:21:47
福島県西郷村。税金安い?新幹線駅あるし。WINSあるし。
293日本@名無史さん:2009/12/03(木) 22:16:47
>>280
東北とか和歌山とか薩摩とか、太平洋ベルトを外れた地方はそんなんばっかりだな。
明治や戦後の政府が太平洋ベルト以外を放棄したわけがよくわかるわ。
294日本@名無史さん:2009/12/17(木) 22:29:24
冷風やませが吹くのは太平洋側奥州だけ。
山を越えた風はフェーン現象温風となって出羽側に吹き付け、米が実ります。
天保の飢饉のとき庄内藩で餓死者が出なかったって本当ですか?
295日本@名無史さん:2009/12/18(金) 21:32:57
東北に向くべき開発資金が朝鮮半島に行った
白河以北は会津のせいで捨てられたってよくうちのオヤジが言ってたな
でもそれ考えると明治政府は薩長なのに現在の国民所得では
鹿児島や大分などが東北各県に混じり下からの常連だよな
太平洋ベルトからずれてるからか
296日本@名無史さん:2009/12/18(金) 21:39:05
朝鮮併合による莫大な投資
諸悪の根源はこれ
297日本@名無史さん:2009/12/18(金) 22:49:33
東北人にしろ九州人にしろ、思い込みが激しくてメロドラマチックな感性に酔いしれてて
上下関係や同調圧力に絶対服従するから、突撃兵としては超優秀なんだけどな。
平時の経済活動にはいまいち向いていないみたいだ。
298日本@名無史さん:2009/12/18(金) 22:52:43
>>296
併合前も分離後も東北はぶっちぎりの貧困地方だろ。
299日本@名無史さん:2009/12/18(金) 23:32:11
堪え性のない奴 直ぐに馬脚を現す
300日本@名無史さん:2009/12/22(火) 20:48:01
>>298
だからその貧乏な東北に行くべき開発資金が朝鮮半島に行っちゃったんだよ
だから今でも東北は貧乏なの
白河以北が捨てられたのはすべて会津のせい
301日本@名無史さん:2009/12/23(水) 02:38:02
本当に辛かったら半期翻してるでしょ
アテルイの反抗のように
302日本@名無史さん:2009/12/23(水) 11:50:28
>>300
仙台藩なんてすごい豊かだったよ
303日本@名無史さん:2010/01/21(木) 02:30:55
関係ないけど、宮城で給食費を払ってない地域は、
県外からの移住者が多い仙台市泉区なんだよな。

角田とか登米みたいな地域では、
むしろずっと納付率100%を維持してるんだと。

ソースはNHK仙台のドキュメンタリー。

宮城県でコンビニに家庭ごみを捨てる人が多い
という話題が全国版のニュースになったときも
泉区が中心だったりするんだよな。あと、通り魔事件とかも。

やっぱり地域コミュニティって大事だわ。
新興住宅地ばかりの地区だと、どうしてもそこら辺が弱い。
304日本@名無史さん:2010/02/21(日) 13:45:55
305日本@名無史さん:2010/03/13(土) 14:53:15
オモロー
306日本@名無史さん:2010/03/22(月) 14:42:05
なにが
307日本@名無史さん:2010/06/08(火) 23:04:13
ギャプッ
クソワロタ
308日本@名無史さん
奥州藤原氏について語ろう第参話
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/history/1205694633/l50