ストーリーを教えてもらうスレ part39

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1名無しさん@全板トーナメント開催中
【注意事項】
スレの容量が500KBを超えると書き込めなくなります。
450KBを超えたら次スレが立つまで書き込みを控えてください。

自分でやるのが面倒、手に入らない、時間がない、お金がない、などの理由で
ストーリーを知りたいゲームのストーリーを教えてもらうスレです。
発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
新作のネタバレを読みたくない人は ◆l1l6Ur354A をNGワード指定推奨。

またリクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
まずはまとめWiki↓で既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。

ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki
http://www8.atwiki.jp/storyteller/
携帯電話の場合でもこちらのURLから行けば表示は崩れますが見れます
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/2.html

・スレに書き込まれたストーリーのまとめWikiへの収録作業や
まとめWiki中の未解決リストの更新作業は、スレ内の有志によって行われています。
手の空いた方がいらっしゃったらご協力をお願いします。
編集方法の説明はこちら。:http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/18.html

・作業を行ってくれた方は、「>>○○まで収録作業したよ」
「>>○○までのリクを未解決リストに反映したよ」などと
スレに書き込んでくれると、次に作業をする者にとって
どこから作業すればいいのかわかりやすくなるため助かります。

1レスでストーリーの概要を知りたい方は↓でどうぞ。
【読むのも】ストーリーを要約してもらうスレ 2【面倒】
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1145367885/l50

ストーリーを教えてもらうスレ part38
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1207180033/l50

ストーリーを書く際の注意、関連スレ、未解決リストなどは>>2-10
2名無しさん@全板トーナメント開催中:2008/05/05(月) 03:41:40 ID:wOaOljhs0
ストーリーを読む・リクエストする方へのお願い。

・リクエストの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
・まとめWikiで既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。
・リク主は依頼したストーリーが書かれたら、書き手に感謝の意を伝えましょう。
・過度のクレクレはスルーや批判の対象になります。気をつけましょう。
・手の空いた方はwiki編集などでスレに貢献しましょう。

ストーリーを書いてくれる方へのお願い。

・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いて下さい。 
 要望に出ていないゲームでも書きたいと思ったら遠慮せずに書いて頂けると読み手が喜びます。
・この板は一般板なので18禁のゲームのストーリーの要望、紹介はご遠慮下さい。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書き下さい。
 そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
 タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意志表明し、予約していただけると、
 投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
 また、書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しを御願いします。
・勝手ながら、予約から1ヶ月以上経ったものは予約無効とさせて頂きます。
 同じく、最終投稿から3ヶ月経ったものも権利失効とさせて頂きます。
 都合により取り消しが出来ない場合の長期間にわたる放置を防ぐ為です。

関連スレ
(ギャルゲー板)
ギャルゲーのストーリーを教えてもらうスレまとめサイト(現行スレへのリンクもあります)
http://www.geocities.jp/galge_oshiete/

(エロゲネタ板)18才以上の方のみ!
エロゲのストーリーを教えてもらうスレまとめwiki(現行スレへのリンクもあります)
http://wiki.livedoor.jp/luc001/
エロゲのストーリーを教えてもらうスレ 纏めサイト サルベージ版
ttp://www.geocities.jp/f4cq4/erg_story/

(女向けゲーム大人板) 18才以上の方のみ!
BLゲースレhttp://game14.2ch.net/test/read.cgi/gboy/1095410605/
乙女ゲースレhttp://game14.2ch.net/test/read.cgi/gboy/1157949089/

(漫画サロン板)
ストーリーを教えてもらうスレまとめサイト(現行スレへのリンクもあります)
http://malon.my.land.to/

(アニメサロン板)
ストーリーを教えてもらうスレ まとめ(現行スレへのリンクもあります)
http://cabin.jp/koizumi/story/
3未解決リクエスト一覧:2008/05/05(月) 03:43:47 ID:wOaOljhs0
●未解決分 ≪part38の425までの時点でのリスト≫
※複数の機種で出ているものも、便宜上、一つの機種の欄にのみ書かれています
■PS3  ・アガレスト戦記 ・忌火起草(赤ルートと黄緑ルートを) ・機動戦士ガンダム Target in Sight ・GENJI -神威奏乱- 
・戦場のヴァルキュリア ・ソニック・ザ・ヘッジホッグ ・魔界戦記ディスガイア3 ・ミスト オブ カオス 
・RESISTANCE(レジスタンス) 〜人類没落の日〜 
■PS2  ・アークザラッド ジェネレーション ・アーバンカオス ・悪代官2〜妄想伝〜 ・Another Century's Episode 3 THE FINAL
・雨格子の館 ・アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女(既出部分の続き) ・イースI・II ETERNAL STORY(既出部分の続き) 
・AIRFORCE DELTA 〜BLUE WING KNIGHTS〜 ・エバーブルー2 ・X−FIRE ・over the monochrome rainbow 
・カウボーイビバップ追憶の夜曲 ・カオス ウォーズ ・神業−KAMIWAZA− ・仮面ライダー正義の系譜 
・ガンサバイバー3 DINO CRISIS ・ガンバード1&2 ・ガンパレード・オーケストラ 白の章 〜青森ペンギン伝説〜 
・ガンパレード・オーケストラ 緑の章 〜狼と彼の少年〜 ・ガンパレード・オーケストラ 青の章 〜光の海から手紙を送ります〜 
・機動新撰組 萌えよ剣 ・機動戦士ガンダム クライマックスU.C. ・キルゾーン ・GUILTY GEAR X ・GUILTY GEAR XX 
・キングダム ハーツII(既出部分の続き) ・九怨 ・九龍妖魔學園紀 re:charge ・Kunoichi -忍- ・グランド・セフト・オート3 
・グランド・セフト・オート・バイスシティ ・グローランサーIV Return(既出のフレーネ・イライザ・LN型以外のシナリオを) 
・KOF MAXIMUM IMPACT ・KOF MAXIMUM IMPACT 2 ・ゲームになったよ!ドクロちゃん ・喧嘩番長 ・GENJI 
・高円寺女子サッカー ・ゴッドファーザー ・五分後の世界 ・COMBATQUEEN ・XIII [サーティーン] 大統領を殺した男 
・THE 鑑識官 ・侍 ・サムライウエスタン ・THE ロボットつくろうぜっ! 〜激闘!ロボットファイト〜 
・死角探偵 空の世界〜Thousand Dreams〜 ・ジェネレーションオブカオス3 ・忍道 戒 
・シムーン 異薔薇戦争 〜封印のリ・マージョン〜 ・シャイニング・ウィンド ・灼眼のシャナ ・白中探検部 
・神魂合体ゴーダンナー!!(できれば詳しく) ・真魂斗羅 ・新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド <特別編> 
・スーパーロボット大戦OG ORIGINALGENERATIONS ・ステラデウス ・SPY FICTION ・スペクトラルフォースクロニクル 
・スペクトラルフォースラジカルエレメンツ ・聖剣伝説4(あらすじは知っているので詳細に) 
・絶体絶命都市2―凍てついた記憶たち―(陰謀や謎の解を) ・ゼロの使い魔 小悪魔と春風の協奏曲 ・ソニック ヒーローズ 
・第3次スーパーロボット大戦α〜終焉の銀河へ(セレーナ編) ・超時空要塞マクロス 
・ティンクルスタースプライツ-La Petite Princesse- ・デストロイ オール ヒューマンズ! ・鉄人28号(できれば詳しく) 
・Dog of Bay ・ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン ・トリノホシ 〜Aerial Planet〜 ・ナノブレイカー 
・ナムコ クロス カプコン(既出部分の続き) ・奈落の城 一柳和、2度目の受難 ・ハードラック ・バイオハザード4のエイダ編 
・鋼の錬金術師 翔べない天使 ・鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女 ・爆炎覚醒 ネバーランド戦記 ZERO 
・バルダーズゲートダークアライアンス2 ・半熟英雄4 ・ヴァンパイアナイト ・彼岸花 
・PHANTASY STAR UNIVERSE(出来ればオンラインの分も) ・フェイズパラドックス 
・フロントミッション フィフス 〜スカーズ・オブ・ザ・ウォー〜 ・ぼくのなつやすみ2 ・炎の宅配便 
・魔界戦記ディスガイア2(エンディング全部) ・マナケミア〜学園の錬金術士たち〜(バッドEDも含めて) 
・METAL GEAR SOLID 2(SNAKE TALESの部分の続き) ・遊星からの物体X episodeII 
・ラーゼフォン 蒼穹幻想曲 PLUSCULUS(各ルートについて、出来れば詳細に) ・ライゼリート ・RULE of ROSE 
・ルパン三世 ルパンには死を、銭形には恋を ・レイジングブレス ・紅忍 血河の舞(れっどにんじゃ けっかのまい) 
4未解決リクエスト一覧:2008/05/05(月) 03:44:34 ID:wOaOljhs0
■PS  ・アークザラッドIII ・アンシャントロマン 〜パワー・オブ・ダーク・サイド〜 ・…いる! 
・エイブ・ア・ゴーゴー ・エースコンバット ・エクサフォーム ・オウバードフォース ・逢魔が時 ・カウボーイビバップ 
・学校のコワイうわさ 花子さんが来た!! ・GUNばれ!ゲーム天国 ・機動警察パトレイバーゲームエディション ・ギルティ・ギア 
・クリックまんが クリックのひ ・黒い瞳のノア ・慶応遊撃隊外伝蘭末ちゃんの大江戸すごろく ・ゲゲゲの鬼太郎(バンダイ) 
・ゲッターロボ大決戦 ・幻想水滸外伝1&2 ・公開されなかった手記 ・高2→将軍 ・サイバーボッツ ・サイレントボマー
・シュレディンガーの猫 ・すべてがFになる ・SPRIGGAN 〜LUNAR VERSE〜 ・双界儀 ・蒼魔灯 ・ダークメサイア ・黄昏のオード
・TILK-青い海から来た少女- ・テイルコンチェルト ・デザーテッドアイランド ・天使同盟 
・東京ミュウミュウ 登場新ミュウミュウ!〜みんなでいっしょにご奉仕するにゃん〜 ・ドラゴンシーズ ・ナイトアンドベイビー 
・’70年代風ロボットアニメ ゲッP−X ・2999年のゲーム・キッズ ・人魚の烙印 ・眠ル繭 ・NEUES〜ノイエス〜 
・BOUNTY SWORD DOUBLE EDGE ・バルディッシュ ・ひみつ戦隊メタモルV ・forget me not パレット 
・FINAL FANTASY VII(のちょっと詳細バージョン)の続き ・BLACK/MATRIX OO(既出部分からの続きを。簡潔でもかまいません) 
・プラネットライカ(既出部分からの続き) ・ベルデセルバ戦記 〜翼の勲章〜 ・ボルフォス ・マーメノイド 
・マネーアイドル・エクスチェンジャー ・ミザーナフォールズ ・ミスティックアーク ―まぼろし劇場― ・ミスティックドラグーン 
・厄 友情談義 ・厄痛 呪いのゲーム ・夜想曲2 ・聖刻1092 操兵伝 ・竜機伝承 ・ルパン三世 カリオストロの城 −再会− ・LULU
■PSP  ・クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- ・グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ 
・攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX -狩人の領域-(既出のものより詳細に) ・SILENT HILL ZERO 
・新天魔界 〜GOCIV アナザサイド〜 
・新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ -another cases-(各シナリオをできれば詳しく)
・テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー ・デッドヘッドフレッド〜首なし探偵の悪夢〜 
・VALHALLA KNIGHTS -ヴァルハラナイツ- ・ブレイドダンサー 千年の約束 ・ヘブンズ ウィル 
・ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険  ・MYST(ライム時代とED全種を含めて) ・METAL GEAR AC!D 
・METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS(詳細に) ・リゼルクロス 
5未解決リクエスト一覧:2008/05/05(月) 03:45:14 ID:wOaOljhs0
■Wii  ・機動戦士ガンダム MS戦線0079(ストーリーモードを) ・新・中華大仙〜マイケルとメイメイの冒険〜 
・スーパーペーパーマリオ ・宝島Z バルバロスの秘宝 ・ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔(詳しく) ・ネクロネシア 
・NO MORE HEROES ・メトロイドプライム3 コラプション ・レッドスティール ・ワンピース アンリミテッドアドベンチャー
■GC  ・ガチャフォース ・神機世界エヴォルシア ・ターミネーター3:ザ・レデンプション ・バイオハザード 0 
・PHANTASY STAR ONLINE EPISODE III C.A.R.D. Revolution ・ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア 
・遊戯王フォルスバウンドキングダム 虚構に閉ざされた王国 
■64  ・悪魔城ドラキュラ黙示録外伝 〜レジェンドオブコーネル〜 ・シャドウゲイト64 ・爆ボンバーマン2 ・爆裂無敵バンガイオー 
■SFC  ・アイ・オブ・ザ・ビホルダー ・アルバートオデッセイ ・アルバートオデッセイ2 ・Wizap!―ウィザップ 〜暗黒の王― 
・エルナード ・エルファリア2 ・カードマスター リムサリアの封印 ・機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122 
・機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079 ・Psycho Dream ・ざくろの味 ・Secret of Evermore(SNESソフト。日本未発売)
・シャドウラン ・少年忍者サスケ ・神聖紀オデッセリア ・神聖紀オデッセリアII ・セプテントリオン ・ゼロヨンチャンプRR-Z 
・ソウルアンドソード ・熱血大陸バーニングヒーローズ ・ファイナルファイトタフ ・ファイナルファイト2 ・ブレインロード 
・弁慶外伝 沙の章 ・負けるな!魔剣道 ・魔女たちの眠り ・らんま1/2朱猫団的秘宝 
■FC&ディスクシステム  ・悪魔城ドラキュラ ・エスパードリーム(1、2) ・亀の恩返し ・ガンナック ・京都財テク殺人事件 
・ゲゲゲの鬼太郎2 ・御存知弥次喜多珍道中 ・新・里見八犬伝 ・ゼビウス ・道(TAO) ・ドラキュラII 呪いの封印 ・百鬼夜行 
・魔洞戦記 ディープダンジョン ・魔法のプリンセスミンキーモモ ・未来神話ジャーバス ・魍魎戦記MADARA 
・勇士の紋章 ディープダンジョンII ・ラディア戦記
■DS  ・アパシー ・あらしのよるに(マルチエンディング全7種類を) ・L the proLogue to DEATH NOTE -螺旋の罠(トラップ)- 
・おさわり探偵 小沢里奈 ・ONI零-戦国乱世百花繚乱- ・川のぬし釣り こもれびの谷せせらぎの詩 
・くりきん ナノアイランドストーリー ・高円寺女子サッカー2〜恋はネバギバ高円寺〜 ・降魔霊符伝イヅナ 
・THE 装甲機兵ガングラウンド ・サバイバルキッズLost in Blue ・スーパープリンセスピーチ ・スターフォックス コマンド 
・聖剣伝説DS CHILDREN of MANA ・ゼノサーガ I・II(変更・追加部分のみ) ・タンクビート ・超操縦メカMG 
・チョコボと魔法の絵本 ・ディープラビリンス ・テイルズ オブ イノセンス(詳しく) ・テイルズ オブ ザ テンペスト 
・ドラゴンボールZ 舞空烈戦(クリリンと18号とブロリーとセルのストーリーモード) ・パワプロクンポケット8(正史ルートを) 
・ピンキーストリート キラキラ★ミュージックアワー ・ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト 
・ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング ・ブラック・ジャック 火の鳥編 ・フロム・ジ・アビス 
・ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊(既出部分の続き) ・メタルサーガ鋼の季節 ・ルナ -ジェネシス- 
・Londonian Gothics 〜迷宮のロリィタ〜 
■GBA  ・アドバンス ガーディアンヒーローズ ・真・女神転生デビルチルドレン(光、闇、炎、氷、メシアライザー) 
・Z.O.E 2173 TESTAMENT ・沈黙の遺跡〜エストポリス外伝〜 ・ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート ・彼岸花 
・Vマスタークロス ・ブラックマトリクスゼロ ・ボクらの太陽 ・マジカルバケーション ・メタルガン・スリンガー 
・ユグドラ・ユニオン 
■GBC  ・エストポリス伝記〜よみがえる伝説〜 ・METAL GEAR Ghost Babel(おまけドラマも) ・メダロット3 ・メダロット5 
■GB  ・王ドロボウJING ・鬼忍降魔録 ONI ・ザードの伝説2(前作やって無くてもわかるように) 
・サバイバルキッズ孤島の冒険者 ・ジャングルウォーズ ・スターオーシャン ブルースフィア 
・ドラゴンクエストモンスターズ 〜テリーのワンダーランド〜 ・ビタミーナ王国物語 ・メダロット1〜2 
・読本夢五誉身(よみほんゆめごよみ)天神怪戦2
6未解決リクエスト一覧:2008/05/05(月) 03:46:27 ID:wOaOljhs0
■XBOX360  ・【eM】 -eNCHANT arM- ・Operation Darkness ・ギルティギア2 オーヴァチュア ・CONDEMNED PSYCHO CRIME 
・ゼーガペイン XOR ・ソニック・ザ・ヘッジホッグ ・天誅 千乱 ・NINETY-NINE NIGHTS(N3) ・BIOSHOCK ・バレットウィッチ 
・ヴァンパイアレイン ・ブルードラゴン ・プロジェクト シルフィード ・Halo 3 
■XBOX  ・ガンヴァルキリー ・コンスタンティン ・コンデムド サイコクライム ・Condemned 2: Bloodshot(日本未発売) 
・JSRF ジェットセットラジオフューチャー ・真・女神転生 NINE ・DINO CRISIS 3 ・PHANTOM CRASH 
・FATAL FRAME(追加部分) ・Halo 2 
■DC  ・ILLBLEED ・ウィークネスヒーロー トラウマンDC ・機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で… 
・ゴーレムのまいご ・SONIC ADVENTURE ・SONIC ADVENTURE 2 ・タコのマリネ 
・トリコロールクライシス ・BLUE STINGER ・HUNDRED SWORDS 
・ベルセルク 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇 喪失花の章 ・魔剣X(既出部分の続き) ・L.O.L.(LACK OF LOVE)
■SS  ・ガーディアンヒーローズ ・ガングリフォン2(ミッション間ラジオも) ・グランディア1詳しい方の続き ・慶応遊撃隊活劇編 
・サイバードール ・シャイニングザホーリィアーク ・シャイニング・フォースIII(シナリオ2〜3) 
・ソニック3Dフリッキーアイランド ・ダークセイバー ・だいなあいらん ・大冒険セントエルモスの奇跡 ・DEEP FEAR 
・ティンクルスタースプライツ ・テラ ファンタスティカ(既出部分の続き) ・慟哭 そして... ・NOёL3 ・バトルバ 
・ファイナルファイトリベンジ ・ファンタシースターコレクション ・ファンタズム ・プリクラ大作戦 
・ラングリッサーV〜ジ エンド オブ レジェンド〜 ・RAMPO ・リンクルリバーストーリー ・LUNAR2 エターナルブルー 
・RONDE -輪舞曲- 
■32X  ・カオティクス
■MCD  ・ダンジョンマスターII スカルキープ(プレイはしたが、背景が全く掴めなかったのでそのへんを重点的に) ・夢見館の物語 
・らんま1/2〜白蘭愛歌〜 ・ルナ ザ・シルバースター 
■MD  ・エイリアンソルジャー ・機動警察パトレイバー98式起動せよ! ・スプラッターハウス PART3 
・ソニック・ザ・ヘッジホッグ3 ・ハイブリッド・フロント ・バトルマニア ・バトルマニア大吟醸 ・パルスマン 
・時の継承者 ファンタシースターIII ・モンスターワールドIV ・ランドストーカー 皇帝の財宝 
・ワンダーボーイV モンスターワールドIII 
■Mk3  ・ファンタシースター 
■PC-FX  ・こみっくろーど ・はたらく☆少女 てきぱきワーキンラブFX 
■PCE SUPER CD-ROM2  ・GS美神 ・スプリガンmark2 リ・テラフォーム・プロジェクト ・聖夜物語(出来れば4通りすべて) 
・ソードマスター ・はたらく☆少女 てきぱきワーキンラブ ・ふしぎの海のナディア 
■PCE CD-ROM2  ・天外魔境 ZIRIA ・らんま1/2 とらわれの花嫁 
■PCE  ・青いブリンク ・奇々怪界 
■MSX  ・アニマルランド殺人事件 ・METAL GEAR ・METAL GEAR 2: SOLID SNAKE 
■WS&WSC  ・SDガンダム GGENERATION モノアイガンダムズ ・TERRORS ・TERRORS 2 
・VAITZ BLADE ・ラストスタンド 
■ネオジオ系  ・KOF R-1 ・わくわく7(既出キャラ以外)
7未解決リクエスト一覧:2008/05/05(月) 03:47:12 ID:wOaOljhs0
■PCゲー  ・アークトゥルス ・アリスインナイトメア ・アルファ(スクウェア) ・Alone in the Dark ・アンタリア創世紀 
・ウィザードリィ3 リルガミンの遺産 ・ウィル(スクウェア) ・英雄伝説V 海の檻歌(既出部分の続き) ・ガラージュ 
・機動戦士ガンダム アドバンスドオペレーション(エンディングのみを) ・Call of Cthulhu: Dark Corners of the Earth 
・コマンド&コンカー ・サイキックディテクティヴシリーズ(1、2、3、4、5、ファイナル) ・ザ・スクリーマー 
・ジェネシス(スクウェア) ・The Elder Scrolls2 Daggerfall ・Sherlock Holmes - The Awakened 
・S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl ・セツの火 ・そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ 
・空の浮動産 ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・ツァイ‐メタ女‐ 
・テイルズ オブ エターニア オンライン(ロレッタとレニイの関わるストーリー核心部分だけでも) 
・デザート・ドラグーン〜砂漠の竜騎兵〜 ・デジタル・デビル物語 女神転生(日本テレネット) ・ドラゴンスレイヤー英雄伝説II 
・ドラゴンマスターシルク ・トリスティアどきどきおぺれーしょん ・どろろ―地獄絵巻の章― ・ナコルル 〜あのひとからのおくりもの〜
・「ニード・フォー・スピード」シリーズ ・Heroine Anthem - The Elect of Wassernixe(聖女之歌) 
・Heroine Anthem II - The Angel of Sarem(聖女之歌2) ・ふしぎの海のナディア(PC-98、X68000、FM TOWNS) 
・女神転生IMAGINE ・メタ女〜府立メタトポロジー大学付属女子高校SP〜 ・忘れえぬ炎 
■アーケード  ・カラス ・KOF MAXIMUM IMPACT regulation "A" ・サイレントヒル・アーケード 
・ザ ハウス オブ ザ デッド4スペシャル ・ザ・ロストワールド(SEGA) ・ストリートファイターZEROシリーズ ・デススマイルズ 
・「鉄拳」シリーズ(1〜5まで、次の作品のキャラ紹介で優勝したことになっているキャラのストーリーを) ・ドルアーガオンライン 
・ドルフィンブルー ・ビーストバスターズセカンドナイトメア ・ピンクスゥイーツ〜鋳薔薇それから〜 ・ラジルギ 
■携帯電話アプリ  ・風ノ名前 ・新世紀エヴァンゲリオン外伝 〜真夏の夜の夢〜 ・新世紀エヴァンゲリオン外伝 〜人形達の宴〜 
・人類は一本の塔に想いを込めた…。 ・テイルズオブコモンズ ・テイルズオブヴァールハイト ・テイルズオブブレイカー 
・24:ザ・モバイルゲーム ・ナノデビル ・ふしぎの海のナディア ・フライハイトクラウディア ・ペルソナ2 罪 ロストメモリーズ 
・ぼくのすむまち ・夢魔の天蓋 ・メタルサーガモバイル ・勇者死す。 ・ルート16ターボ 
・ロックマン エグゼ ファントム オブ ネットワーク 
・ゲンキモバイルのサイコミステリーシリーズ(「Sin-罪-」「Innocent Noise」「Cold Rain」「Bloody Tears」 
「横浜牧師館殺人事件」「イザナミの花婿」「CHAIN-白馬の騎士連鎖殺人事件-」)を詳しく
■同人ゲーム  ・アールエス ・Another Moon Whistle ・犬神 ・SACRED BLUE ・Seraphic Blue(既出部分の続き) 
・ゾウディアック ・送電塔のミメイ ・退魔心経 ・タオルケットをもう一度2(唐揚げタンポポ) ・TWilight INSanity 
・ひぐらしのなく頃に ・分裂ガール ・メイドさんを右に 
・東方靈異伝 ・東方封魔録 ・東方夢時空 ・東方幻想郷 ・東方怪綺談 
・東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.
8現在執筆されている作品、執筆予告がある作品:2008/05/05(月) 03:51:42 ID:wOaOljhs0
●途中
・偽りの輪舞曲(ロンド)[5月] ・アーマード・コア フォーアンサー[4月] ・カルドセプト サーガ[4月] 
・コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア[4月] ・奏(騒)楽都市OSAKA[3月] 
・クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル[3月] ・トワイライトシンドローム〜究明編〜[3月] ・ちびロボ![3月] 
・シルエットノート[3月] ・デビル メイ クライ 4[3月] ・スターオーシャン1 First Departure[3月] 

●執筆予告がある物
・…いる![4月] ・ボクらの太陽[4月] ・雨格子の館[3月] ・マナケミア〜学園の錬金術士たち〜[3月] ・METAL GEAR AC!D[2月] 
・BIOSHOCK[2月]
9名無しさん@全板トーナメント開催中:2008/05/05(月) 09:16:12 ID:11UlE6ZW0
>>1
乙です。

>>Wikiに転載される方へ
内容を転載できないのであれば、次のタイミングで結構ですので、
未解決一覧に「虚空漂流ニルゲンツ」を追加して頂けますか?
何方かに書いて頂けるかも知れませんので・・・。
10名無しさん@全板トーナメント開催中:2008/05/05(月) 12:45:58 ID:QbYuoCCI0
前スレの残りから先に使いませう

ストーリーを教えてもらうスレ part38
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1207180033/
11偽りの輪舞曲:2008/05/05(月) 20:03:10 ID:v06xoQHAO
以上で偽りの輪舞曲、おしまいです。
長々と失礼しました。
以下ちょっと補足を。
イグレインについて:
彼女の正体はガラハッドに姫様と呼ばれたり、教団の各施設や内情に詳しいので地位としても結構偉いんじゃないか?と推測出来るくらいで結局イマイチわかりません。
「闇の純血」と呼ばれ、アンラ教団内で大切にされている、としか記述が無いので。
覇道ラストで聖剣を使えた理由、死んでしまった理由も不明。
主人公との関係は、覇道で彼女を失った主人公が「姉離れしたのかも」と発言したり、
何も知らない王道主人公が「親がワガママだったのかも」と言った際にイグレインが反応したりするので、恐らく教団内における保護者のような立場だったのかと。
アンラ教団について:
元々は闇の中に安らぎを求める、というだけで特に危険も無い宗教。
ただ、聖王の時代に教義を拡大解釈した暴走信者が世界を闇で包もうとして聖王に倒されてからは現代まで弾圧されてる模様。
そしてメフレイユも上記の人みたいに暴走したのが事の発端。
帝国について:
何故帝国が主人公の国に攻め込んだのか?
ガウスは戦いによって皇帝まで登りつめてた人物なため、民意が戦いを望んでいたから、との事。
ガウス本人はもうちょっと力を蓄えてからのつもりだった。
王道での闇の剣:
存在自体全く出てきません(笑)
ガウスも持ってませんし、メフレイユも持ってません。

聖剣について:
マリーを斬った聖剣とセルディックを斬った聖剣とでは性能がまるで違います。
何故か前者の方が圧倒的に強い。
そこら辺も説明が無い為分かりません。
別に殺さなくても血をちょっと流せば聖剣を洗えるんじゃ?と並んで謎です。
12名無しさん@全板トーナメント開催中:2008/05/05(月) 20:19:47 ID:wOaOljhs0
前スレの433、このスレの>>11までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。


>>9
PC-FXのところに追加しました。
しかし、もう一度書いてもらいたいという理由がいまひとつ掴めないのですが…
読み手にとっては、過去スレに書かれた物を読めばいいことであり新たに書いてもらう必要は無く、
書き手にとっても、もう既に詳細に書かれた物を書くことになるわけである意味二度手間なのでは?
13名無しさん@全板トーナメント開催中:2008/05/05(月) 21:55:14 ID:11UlE6ZW0
>>12
未解決リストに反映有難う御座います。
確かに過去スレ「永遠に残る」ならばいらないですね。
ただその保証は難しいんじゃないでしょうか?
ただでさえ過去スレ、しかも削除依頼をしているモノへ間接的なリンクというのは、
いつ消えてもおかしくないような不安定さを孕んでると思います。
私はニルゲンツという作品がとても好きなので、
そんな作品がWikiにも載らずに浮いたような状態にあるのは
ちょっと寂しいと思ったので、未解決一覧に追加を依頼しました。
この理由がおかしいならば未解決一覧からは外して下さい。
ただ、その瞬間からこのスレで初めての
未解決一覧にも追加されず、転載もされないデッドロック状態、
即ちWikiでいう「未解決迷宮入り」ゲームが誕生する瞬間となりそうですね。
判断はお任せします。
14名無しさん@全板トーナメント開催中:2008/05/05(月) 22:39:37 ID:8J4gSYot0
何かいちいちムカつくな。
一応忠告してやるけど、お前みたいな奴が自分の理屈で暴れまわって
作品自体が誰にも相手にされなくなったのもあるんだぞ?
その好きな作品を他人に嫌われたくないなら、もう黙ってろ。

どうしても残しておきたいのなら、改めて自分で書いて投稿しろ
それが最も確実な方法だ。
15名無しさん@全板トーナメント開催中:2008/05/05(月) 22:53:50 ID:CwNQ0qRX0
>>13
きんもーっ☆
16名無しさん@全板トーナメント開催中:2008/05/05(月) 23:43:09 ID:kUJKhvJg0
まぁ確かにちょっとプッとなっちゃう文体だけど、そんなに叩いてやるなよw
ニルゲンツ?をどうするかに関しては、俺らはもうノータッチで>>13に丸投げでいいでしょ
めんどいし

>>13
もう一度デッドロックの意味を勉強し直してくるよーにw
17名無しさん@全板トーナメント開催中:2008/05/06(火) 00:16:10 ID:9RFsH2xR0
>>13
好きな作品のストーリーがwikiに載ることもなく、
いつか見れなくなってしまうかもしれない浮いた状態にあるというのは寂しい、という
その気持ちには共感します。

ただ、前スレに貼ったアドレスは「みみずん検索」というサイトが保持しているログですが、
「みみずん検索」は2chが障害でログを失った時にログを提供して復旧に協力して
管理人のみみずん氏がそのお礼に2chのキャップを付与されていたりするところですから、
急に無くなったりはする心配の少ない、割と信頼性が高いサイトではないかと思います。
(有名とはいえ個人サイトにそこまで大きな期待を持つな、とつっこまれるかもしれませんが)

さらに、そこ以外のサイトでも
ttp://123.225.123.197/ゲーム/家ゲーRPG/11753/1175359277.dat.htm

ttp://mobile.seisyun.net/cgi/read.cgi/game12/game12_gamerpg_1175359277
でpart30の過去ログが保持されていることが現時点で確認できます。

削除依頼についても、おそらくニルゲンツを書いてくれた方本人による削除依頼が
確かに出されているのですが2chの削除人の方はその依頼を受理していません。

たしかに外部の過去ログサイトに頼る形にはなるのですが、
以上のような理由から、簡単に消えてしまうほど不安定なものではないと思います。

「虚空漂流ニルゲンツ」のページに、これら複数の過去ログサイトへのリンクを付け足し、
読みに来た人が過去ログにアクセスしやすくしておきました。 その上で、一旦未解決リストからは外しておきます。
そしてもしいつか過去ログにアクセスできない事態になっていた場合には
未解決リストにまた載せる、ということでどうでしょうか。
18名無しさん@全板トーナメント開催中:2008/05/06(火) 00:21:56 ID:HPopCazq0
めでたしめでたし
19名無しさん@全板トーナメント開催中:2008/05/06(火) 01:06:07 ID:wPedgWL00
携帯アプリの「DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー A's TEST Server 完全版」をリクエストします。
20ゲーム好き名無しさん:2008/05/07(水) 00:38:17 ID:QcprxSqu0
プロジェクトシルフィードのストーリー書いてもいいかな?
21ゲーム好き名無しさん:2008/05/07(水) 00:46:31 ID:iYvEONq50
良いと思う
22ゲーム好き名無しさん:2008/05/07(水) 00:56:50 ID:9P7Q7G3k0
ドラゴンマスターシルクのリクエスト取り消します
23プロジェクトシルフィード:2008/05/07(水) 01:18:36 ID:QcprxSqu0
初めてなのと文章をまとめるのが苦手なので読みにくいと思うがスマン

取り合えずあらすじを

人類が母なる星「地球」から星の海に進出してから数百年。
人々の手によって数々の惑星が植民地惑星として
疲弊しきった地球の生命線として物資を供給していた。
そして例の如く、植民地惑星に住む人々と地球連合政府との間に
隠しようも無い対立があったのだった。

西暦2632年の7月5日、惑星レーベンドルフで訓練任務を行っていた。
空母アクロポリス所属の最新鋭戦闘機「デルタセイバー」部隊は、
地球から独立を訴えるアダン自由同盟からの奇襲攻撃を受ける。

そして、これが後に「100日戦争」と呼ばれる戦争の開幕であるとは
誰も予測し得なかったのである・・・・・


続く
24ギルティギア(PS)・その1:2008/05/07(水) 01:41:11 ID:Ht7FRygo0
前スレで依頼があったのでまとめ
-----------------------------------------------------------------------------------
(基本ストーリー:説明書や公式ページから転載)

.....人類は、科学から離れた超自然的な力を手に入れた。

22世紀――
人類は、無限のエネルギーを生産する超自然的な制御法の理論化に成功した。
……魔法文化の幕開けである。
もはや旧テクノロジとなった科学は、環境破壊と殺戮兵器制御の観点から、
全世界的な禁止事項となり、人類は一切の科学的作業の停止を宣言した。
ここに、ひとつの歴史が終わりを告げるのである。

しかし、人類同士の紛争は止まることなく続き、
魔法理論に基づく殺傷行為は熾烈を極めた。
そしてついに人類は、命を持った禁断の兵器を生み出してしまったのである。
動物やその他の生命を素材とした、強靭な生命と攻撃力とを備える、異形の生物兵器…
 「GEAR」の誕生。

某先進国は「GEAR」の市場を独占し他国を制圧しようとした。
しかし、本来従順であったはずのこの兵器の中から、ある日
ひときわ強力な戦闘能力と確固たる意志を持った一体が出現する。
それは、自らを「ジャスティス」を名乗り、種の存在意義を唱え、
全世界の「GEAR」を従えて人類に宣戦を布告した。
対して人類は急遽団結、対GEAR組織「聖騎士団」を結成。
ここに人類対GEARの戦い「聖戦」の火蓋が切って落とされたのである。

.......大戦は、百年の長きに渡った。
しかし幾多の壮絶な戦いの末、ジャスティスは「次元牢」深くへと封印された。
そして司令塔を失ったGEARたちはなす術もなく次々と駆逐されていった。
こうして人類は勝利を収め、再び平穏な日々を取り戻したかに思えた。
…しかし、その平穏が束の間であることに、気付いている者たちもいた。
数年後の悪夢を予測する、ほんのわずかの者たちが。


…聖戦終結から5年後、封印結壊の疲労からか、
ジャスティス復活を懸念される妖気が世界を包んだ。
事態を重く見た国際連合は「第二次聖騎士団」の結団に向け、人員選考の為、
世界規模の武道大会の開催を決定した。
強者を切望するあまりか、優勝者には如何なる望みのものでも与えられることが約束されていた。
しかし、その大会の内容は、罪人の出場、ついには試合中の殺人を認めるといった過酷なものであった.....

※補足
要するに他のゲームでは「謎の力」として扱われるような魔法が理論化され科学化した世界が舞台
後のシリーズでは専ら「法力」と呼ばれています
登場キャラがみんなやたらと二段ジャンプしたり空中ダッシュしたりするのはこの設定が基本だからと思われる
この世界では従来の機械工学とかそういった科学はタブー扱いされています
25ギルティギア(PS)・その2:2008/05/07(水) 01:42:17 ID:Ht7FRygo0
○キャラ説明(その1)
・ソル=バッドガイ
野放しになっているギアその他賞金首を狩って暮らしている一匹狼の賞金稼ぎ。
ギアの破壊を執拗に求める。
ジャスティス復活の気配を読み取り大会に参加する。
元聖騎士団員だが、糞真面目なカイと騎士団に嫌気が差して離脱。
手に持っている武器、神器「封炎剣」もその時に強奪したもの。

・カイ=キスク
元聖騎士団団長。
幼少時に聖戦により家族を失い、その後聖騎士団に拾われ青春のほとんどを戦争の中で過ごした。
剣術と法力の天才、さらに性格も良く実直で、人間として出来過ぎているぐらいの真面目人間。
しかしそのためにだいぶ視野が狭く、あまり柔軟な考えが出来ない。
正義感が強すぎるあまりに、正義というものをなかば盲目的に信じている。
ソルをライバル視している。
聖戦後は警察機構の一員として過ごしていたが、今回ソルと同じくジャスティスの気配を感じ参加。

・メイ
聖戦時に孤児となり、その後「ジェリーフィッシュ快賊団」に拾われた少女。
怪力。
リーダーである「ジョニー」が捕まってしまったため、釈放を望んで大会に出場。

・チップ=ザナフ
元ドラッグ中毒者のアメリカ人忍者。
ドラッグ中毒から救ってくれさらに生きるための技を教えてくれた毅という名の日本人にたいへん恩義を感じており、
アサシン組織に殺されてしまった師匠(毅)の復讐にと大会に参加。
また、師匠の遺志を継ぎ、弱者にも救いの手を差し伸べられるようになろうと、大統領の地位も望んでいる。
ただし元々が短気で暴力的な性格のためにあまり勝利台詞等からはその意思を感じ取ることは出来ない。

・Dr.ボルドヘッド
技量においても患者を想う心においても世界最高の名医とまで言われた外科医。
だがある時、するはずの無いようなミスにより手術に失敗。
助かるはずだった少女を死なせてしまったショックにより気がふれ、狂気の殺人鬼と化してしまった。
メイ戦後の勝利台詞においては少しだけ、善良だった時の意識が垣間見える。
ちなみに手術のミスは彼を妬んだ同僚の策略とされている。
今回の大会には、捕まって投獄中だったところを謎の男にそそのかされて出場することになる。
26ギルティギア(PS)・その3:2008/05/07(水) 01:43:01 ID:Ht7FRygo0
○キャラ説明(その2)
・ポチョムキン
聖戦末期のごたごたに乗じて誕生した、タブーとされているはずの科学を復興させた浮遊国ツェップ。
ポチョムキンはそこの奴隷兵士であり、異常なまでに発達した体格を見込まれ、
「大会に勝利し無血で他国の領土を奪う」という名目で半ば強制的に大会に参加させられた。
その見た目に反し誇り高く優しい人間で、友の自由と国の平和を望もうと教官のその命令に乗る。

・ザトー=ONE
ミリアの裏切りにより投獄されているアサシン組織の長。
謎の男に「ミリアに復讐したくはないか?」と持ちかけられ大会に参加。
昔はそのへんに居るようなただのチンピラだったが、ある時禁呪と呼ばれる違法な法術を使い、
視力と引き換えに周囲の気配を察知する能力と影を操る力を手に入れ、アサシン組織の長にまで上り詰めた。
尊大で冷酷な性格を装ってはいるがその実は小心の臆病者。禁呪を使用したのも無力な自分が嫌だったため。
疑心の人生の中で唯一信じたミリアに裏切られたため、ミリアに対し尋常ではない執着を抱いている。

・クリフ=アンダーソン
カイの前代の元聖騎士団団長。
幼少時にギアに襲われ死に掛けていた所を颯爽と現れた男に救われて以来、
その記憶を糧に戦い続け、ついには一騎当千と謳われるまでに至った戦士。
しかし聖戦終結後の現在はめっきり老け込んで隠居生活を送っている。
今回の参加理由は「若い者に喝を入れるため」。だがジャスティス復活にもうすうす感づいていた様子。

・アクセル=ロウ
原因不明のタイムスリップ体質により20世紀から飛んできた男。
表面は軽いが他人の死を人一倍嫌う性格。
元の時代に残してきた彼女と再会するために元に戻る手がかりを探している。
大会に参加した理由も何か手がかりが掴めそうな気配がしたため。

・ミリア=レイジ
聖戦時に孤児となった後、アサシン組織に引き取られた女性。
そこで徹底的に暗殺者としての知識と髪を使う特殊技能(禁呪)を叩き込まれたものの、
そんな生活と自分が嫌だった彼女は、組織の幹部も参加するほどの大掛かりな任務の途中で組織を裏切り逃亡。
それによりザトー含む幹部が軒並み逮捕されてしまったため、現在は制裁を加えようとする組織からの逃亡生活を続けている。
大会の出場理由は組織の主要であるザトーを殺すため。

この10人がメインプレイヤーキャラ。
27ギルティギア(PS)・その4:2008/05/07(水) 01:44:10 ID:Ht7FRygo0
○大体の大筋
9人勝ち抜いた後、黒幕である人型ギア・テスタメントが登場。(ザトー、ボルドヘッドをそそのかした謎の男はこいつ)
テスタメントは語り始める。

「この大会はジャスティス復活のための、儀式に過ぎない。
  オマエ達は、その贄となるために、
  人間同士仲良く、闘気と血を、大量に流し合ってくれたわけだ。
  ククク……そう、国民も、大会実行委員も、国連の上層部すら、
  私の手の中で踊らされていたのさ。
  そして、機は熟した。さあ、残るは一人……。
  オマエの血をもって、この喜劇に幕を降ろそうじゃないか。」



そして勝利後、ジャスティス復活を免れたと思い一安心するプレイヤーキャラ(ソル以外ほぼ全員)に向かってテスタメントは勝ち誇る。

「この戦いによる巨力の衝突、私の血……ククク……!
  『残る一人』と言ったろう?
  贄の対象は、この私とて例外ではないのだよ!
  これでジャスティスは完全に復活する!!
  オマエ等、人類は今度こそ、確実に死滅するんだ!!!
  ハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」


…短いデモの後、復活するジャスティス。
そしてそれに立ち向かって行くプレイヤーキャラ。
各々思うところはあるものの、自分の意志を貫く為に。
泣きそうなぐらい鬼性能だけど。ジャスティス。


これがだいたい全員共通の流れ。
28ギルティギア(PS)・その5:2008/05/07(水) 01:47:49 ID:Ht7FRygo0
○ソル編
(9人倒すところまでは大体みんな同じなので略)
この大会の仕組みにはとっくに気づいていたソル。
テスタメントを倒したのち、勝ち誇るテスタメントに向かって言い放つ。
「イチイチうっとうしいことをしてくれやがる。
  こっちも始めっから、野郎は消すつもりだったんだよ。
  それが俺の役目だからな。」

…激昂するテスタメント。
「『背徳の炎』が……。貴様とて我々と同じギアだろうが!!!―――
29ギルティギア(PS)・その5:2008/05/07(水) 01:48:32 ID:Ht7FRygo0
――ソル・ジャスティス撃破後――
ジャスティス「……あの時と……あの時と同じ……。
  またしても貴様に敗れるのか……「背徳の炎」よ!」

ソル「この世のギアは、一匹足りとも見逃すわけにはいかねぇからな」

ジ「貴様とて、ギアであろう!その額の刻印こそ、我が同胞の証!
  何故……何故、私の命令を聞かぬ!?」

…激闘の末にソルのヘッドギアは壊れ、その下にはジャスティスと同じ、ギアの刻印が浮かぶ。

ソ「何故ってのは、こっちのセリフだ。
  テメェの言うことを聞く義理が何処にある」

ジ「私は……壱号……完成型ギアの壱号だ。
  全てが完全故に、私だけが……意思を持っていた。
  そして……いや、だからこそ、全てのギアを指揮する力を手に入れたのだ!
  私の命令は絶対のはずなのだ!!」

ソ「完成型だからだ……。
  テメェの後に造られたシリーズは、意思を持ち得ることの無い、ある意味、真の完成型。
  だから、テメェの言うことを聞く」

ジ「何……?」

ソ「……プロトタイプがいるとは思わなかったのか?」

ジ「!!     ……ククク、そういうことか」

ソ「ギアは、欲望で汚れた、人間達の意志から産まれた。
  だから、俺達が存在する限り、また、別の欲望を産む。
  今回のテメェの復活も、そんな、下らねぇ意思が実現させた」

ジ「……それで、ギアを……滅ぼすの……か?
  ギア……ギア・プロジェクト…………何か……懐かしい……な…………遥か……以前……
  ……!?…………そうか……そうか…………ククク……
  …………ソル……また……語り合おう……3人で……な……」

何かを思い出したようにソルに語りかけるジャスティス。
薄笑いともとれる表情で、孤高のギアは、息を引き取った。

ソ「……ジャスティス……?
  ……ああ……確かに、まだ絶対に叩いとかなきゃならねぇ野郎がいる。
  俺達、ギアの産みの親、野郎だけはな!!」

そう言うと、ソルは血塗られた手を見る様に、自らの手を見つめ、
目の前に横たわる犠牲者の冥福を祈った。
<ソル編終>
30ギルティギア(PS)・その7:2008/05/07(水) 01:50:25 ID:Ht7FRygo0
○カイ編
(略)
ソルと同じように大会の仕組みには気付いていたカイ。
しかしテスタメントの真の企みまでは見抜けずジャスティス復活。
自分の信じる正義のため、世界に生きる人類のため、カイはジャスティスに立ち向かう。


 
31ギルティギア(PS)・その8:2008/05/07(水) 01:50:51 ID:Ht7FRygo0
――カイ・ジャスティス撃破後――
ジャスティス「またしても……私は敗れるのか……」

カイ「そうだ!悪しきが滅び逝くは世の常!!」

ジ「悪しき……貴様は、私を悪しきと呼ぶか。
  ……しかし、私は、自らを存在させる為に、戦っているに過ぎぬ……」

カ「……その為に人類を滅ぼすなど、そんな道理が通じると思うのか!?」

ジ「…………   見るがいい、この姿を。
  人を殺すことのみを目的に、人によって産み出された。……私は兵器だ。
  人間にとっては、私の意思、私の心など、問題ではない。
  私を利用するか、処分するかの、どちらかしか考えていない。……違うか?」

カ「……そんなことは……」

ジャスティス「現に、こうして、私は彼奴の企みによって復活し……
  そして、貴様は、この私を殺しに来ている……。
  ……いずれにせよ、人間達が、ワタシを否定していることには、変わりなかろう。
  しかし、私は生きなくてはならぬ。自己を否定することだけは、避けねばならぬ。
  ……では、私は、何が為に生きる?
  私の存在する意義は、人を殺すこと。それは、私に……ギアに定められた、正しい道義……正義だ」

カ「……それは詭弁だ!!
  社会の調和と秩序の実現、それこそが神の願いであり、正義であると、私は信じている!!
  それゆえ、もしも何者かが……人や自然を愛し、平和を望んで止まぬ人々の、
  ささやかな幸せすら奪うと言うならば、私は、命を懸けて、彼らを守る!!」

ジ「そうか……。
  ならば、私を産み出した男に、会ってみるがいい。
  あの男に会ってなお、貴様は、その、自らの信じる正義を語ることができるのか……?」

カ「な……何者だ、そいつは!」

ジ「……ククク……どうやら、滅びの刻が来たようだ……。
  だが、覚えておくがいい。私が死んだところで、この世からギアは消えぬ……。
  あの男がいる限り……な……」

薄笑いともとれる表情で、孤高のギアは、息を引き取った。
悪と信じて疑わなかったギア。正義と信じて疑わなかった自らの信念。しかしジャスティスの言葉により、カイの心は揺らぐ。

カ「ま、待て!
  ……くっ……あの男……とは……?
  私は……正しいことをしていたのでは……ないのですか……?
  神よ……」

<カイ編終>
32ギルティギア(PS)・その9:2008/05/07(水) 01:52:59 ID:Ht7FRygo0
○メイ編
テスタメントの思惑とかそんなもんガン無視で突き進むメイ。
なんかもうジャスティスもついでで倒すメイ。

――メイ・ジャスティス撃破後――
メイ「僕の勝ちだね!」

ジャスティス「……に、人間が、これ程の力を持つというのか……!?
  …………!?……まさか、この子供は…………ジャパニーズ!!?」

謎の声「おぉーっとぉ!!それ以上、その口を動かすってんなら
  残り少ないオマエの寿命が、光速で終わりを迎えることになるゼ!?」

ジャ「……貴様は……?…………そうか……。
  まだ、生き残りがいたとはな……。…………ゴフッ!!」

そう言うと、ジャスティスは息を引き取った。

謎の声「…………忘れるんだ……オレ達のことはナ……」

メイ「この声は……っ!?
  ジョニィーッ!!!みんなぁ!!」

ジョニー「ヨゥ!!ヨロシクしてたかい!?ベイベェ!」

メイ「逢いたかった!!ずっと逢いたかったよー!!!
  ……でも……どうして、ここに?」

(容量の都合で分割・続く)
33ギルティギア(PS)・その10:2008/05/07(水) 01:53:59 ID:Ht7FRygo0
(続き)
ジョ「どうしてもこうしてもないゼ!
  このオレが真面目にオリの内でジッとしてたってのに、
  気が付いたら、シャバで凄まじい闘気が発生してっからヨ、
  これはコトだっつーんで、慌てて飛び出してきたんだヨ」

メイ「自力で?」

ジョ「オフコース!!
  オレにかかれば、どんな堅固な警備だろうとケツの穴だゼ(意味不明)!!」
 (↑原文のままです)

メイ「そ、それじゃ、何で、すぐに出てきてくれなかったのよー!?」

ジョ「悪かった、悪かった。そんなに怒るなヨ、ベイベェ。
  ちょっとの間くらい、大人しくしてた方がいいと思っただけだゼ」
  (……こいつぁ、警備のネェチャンがゲキマブだったから、なんて言った日にゃあ、殺されかねないナ……)

メイ「ところで、ジョニ−?ジャパ……何とかって、何?」

ジョ「……!!
  ……さ、さあ?オレも良く判んねぇナ?
  そ、そんなことより、久々のシャバだゼ!御馳走は用意してあんだろうナ!?」

クルー一同「もちろん!!」


結局自力で脱獄してくるジョニー。
X以降と比べてなんだか性格も違う気がするがまあご愛嬌。
メイの出生に関する秘密はここでほんの少しだけ明かされるが、そのストーリーはまだ先。
<メイ編終>
34ギルティギア(PS)・その11:2008/05/07(水) 01:55:02 ID:Ht7FRygo0
○チップ編
(略)
自分の望みのために戦うチップ。だが途中から何かがおかしいことに気付く。

「さて……これでオレの優勝ッて訳だが、
  まだ終わりッてコトはなさそうだな。」
『フッ、チンピラの分際で、私の気配を感じ取っていたか。
  激戦を勝ち抜いてきただけの、実力はあるようだな。
  だが、この大会の目的までは、気付いていないと見える。』
「あァあん?」

…そして復活するジャスティス。
だがチップは怒っていた。

――チップ・ジャスティス撃破後――
ジャスティス「……何故……私は死なねばならぬのだ……?
  私はただ……生き延びるために……闘っているだけに過ぎぬ……。
  人間よ……何故、私を殺す……?」

チップ「理由なんざ無ェ!
  目の前に気に入らねェ奴が居れば、斬る。……それだけの話だ」

ジ「……ただ、それだけの意思に……私は敗れたのか……?
  各々が持つ、生きるための信条……それが正義であると……私は考える。他にどう思われようとも……な……。
  そして、貴様にとっては、それが……自らの正義……なのか……?」

チ「正義……?そんなもんは関係無ェ!
  師匠の仇討ちの為に出場したはずが、バケモン共に踊らされてた……それが、胸くそ悪いッてんだよ!!」

ジ「……フッ……故人への……想い……か。
  兵器である……私には……縁のない……感……情……だ……な……」

そう言うとジャスティスは息を引き取った。
チップは、横たわる、その哀しげな亡骸と、
周りが見えず、ガムシャラに荒れ、それをマフィアに利用されていた頃の自分とを、
重ねて見ていた。そして、この狂戦士もまた、
一時の欲望に踊らされていた自分と、大して変わらなかった、ということを悟ったのだった。

毅(復讐心に囚われるものは、大儀を見失うぞよ)

…師匠の仇討ちにばかり気を取られ、一番肝心な志に気付けなかったチップ。

チ「……こんな、チャチな裏方も見破れなかッたとは……
  師匠!!オレは結局、バケモノ一匹の魂も救ッてやれやしなかッた……。
  ……チッ!オレも、まだまだ修行が足りねェな!」

<チップ編終>
35ギルティギア(PS)・その12:2008/05/07(水) 01:55:55 ID:Ht7FRygo0
○ボルドヘッド編
テスタメントの企みを知るも相変わらず狂気の中に居続けるDr.ボルドヘッド。
すべての者に診察を、みんな、手術しなければ…

――ボルドヘッド・ジャスティス撃破後――
ボルドヘッド「ふう……厄介な患者さんでしたが、今度こそ、
  皆さん、診察完了ですね」

ボルドヘッドの眼鏡に、崩れ落ちるジャスティスの姿が映り込んだ、その時、

「きゅ、救世主だ!!」「凄い奴だ!」
「ありがとう!ありがとう!」「世界は救われたんだぁ!!」

湧き上がる、狂喜乱舞の大歓声!!
突然のジャスティス復活に怯え震えていた観衆の、飾りない喜びの声。

ボ「何と!まだ、こんなに患者が残っていたのですか!?
  ……仕方ありませんね。病に悩む全ての人を、幸せにすることこそ、医師たるものの至福!!
  みぃ〜んな、手術して、あげましやう!!イーヒヒヒヒヒヒヒ!!!」

しかし、世界を救った英雄とばかりに、心から彼を慕う民衆の歓声は、
在りし日の天才医師、Dr.ボルドヘッドの記憶を、徐々に呼び覚ましていった。

ボ「こ……この声は……私を……呼ぶ声……?」

<……………………><……んせい?><…………ねえ、先生!>
<……先生…………私、元気になれるのかな?……そうしたら、私……>

「私……?……私は何をした……?……あの娘に……何を…………私は…………殺した!!
 メス……注射針……冷たくなっていく……身体…………イ……イヒヒヒヒィ!!」

<先生!!!!>
<……先生、もういいの……。自分を……責めないで……。
 みんなは、待ってるの。先生のこと、待ってるんだよ……>

「う……?
 うおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

ボルドヘッドは苦悩の表情を浮かべ、闇夜へと姿を消していった。
その後……狂気の殺人鬼ボルドヘッドが現れることは、二度と無かった。
ただ、神業の如き腕を持つ、流浪の闇医者の噂が、絶えることなく続いたという。

<ボルド編終>
36ギルティギア(PS)・その13:2008/05/07(水) 01:56:54 ID:Ht7FRygo0
○ポチョムキン編
(略)
友の為にと勝ち進んだポチョムキンの前にテスタメントが現れる。

「 何者だ!!」
『今大会の主催者だよ。
  オマエの望みは知っている。……某国の領土だろう?
  しかし、オマエの本心は、死を覚悟した別の何かだ。……違うか?』
「その通りだ!私はどうなっても構わない!!
  我が祖国ツェップに対し、全世界から干渉を掛け、
  友たちを助けて欲しいのだ!!」

だがそんなポチョムキンに対し、テスタメントは自分の企みを説く。
『良かろう、貴様の国を破壊するところまでは叶えてやろう。』
『まだ気付かないのか?この大会自体が茶番なのだ。』
『案ずるな、友ともすぐ再会できるだろう、あの世でな。』

…自らの誇りと決死の覚悟を踏みにじられたポチョムキンの心に、怒りの炎がともり始める。

「おのれ……謀りおったなぁぁぁ!!」


そして復活するジャスティス。
しかし友のため、祖国のため、既に死する覚悟を決めているポチョムキンにとって、
相手が誰であろうと問題ではなかった。
37ギルティギア(PS)・その14:2008/05/07(水) 01:58:54 ID:Ht7FRygo0
――ポチョムキン・ジャスティス撃破後――
ポチョムキン「か、勝った……。私が……世界を救ったのか……?」

教官「そうだ、よくやった!……と、言いたいところだが、
  貴様の任務はまだ終わってはいないハズだ」

今回の任務の直接の命令を下したガブリエル教官。
その細身からは想像も付かぬような格闘術の達人であり、奴隷兵士たちの、ポチョムキンの師。
…そして同時にツェップの主要人物でもある、憎々しい教官。

ポ「教官……?来ていたのか……フン。 見ての通りの有様だ。この期に及んで、まだ任務などと言うつもりか?」

教「その通り! 今の貴様の言うことならば、皆、喜んで協力するハズだからな。
  さあ、本来の任務を遂行するのである!」

ポ「っ……貴様という奴はァ!!」

教「但し!攻撃目標を!我等がツェップ皇国へと変更する!」

ポ「な、何!?」

…突然の言葉に混乱するポチョムキン。
何を言っている?
そうだ、この任務はいったい何なのだ?教官の目的は…?

教「今大会に、貴様を参加させたのは、
  我が国の兵士共のミリタリ・レベルを測る為……
  クーデターを起こすに足るか否かを調べる為!
  これは我が輩の独断である!!」

ポ「……一体、何を……?」

教「そもそも、禁じられた科学文明を残さんと、
  夢と理想に燃え、集った我々ではあるが、
  軍事国家と成り果てた現体制に批判的なのは、貴様だけではない!」

教官の真意。
こんな所に居た、志を同じくする、こんなにも頼もしい仲間。

ポ「ガ、ガブリエル教官……!」

ガブリエル「さあ!案ずることはない、
  縛めを解くがいい!その首輪は、もう爆発などせん!
  これからは、平和的科学国家ツェップを創る為に、その拳を振るうのだ!!
  同志……同志ポチョムキンよ!!!」

ポ「は、はい!!!!!!!!!!!!」
<ポチョ編終>
38ギルティギア(PS)・その15:2008/05/07(水) 02:00:09 ID:Ht7FRygo0
○ザトー編
(略)
8人の出場者、そしてミリアを倒し、優勝の座にこぎつけた。
ようやく自由になれる。
しかしその前に、ザトーに出場を勧めた男、テスタメントが現れる。

「優勝……か。
  これで良いのだろう?私は自由なのだな?」
『ああ、よくやった。だが、もう一戦だけ、してもらおうか。』
「貴様は……私に出場を勧めた……。
  しかし、選手は全て、倒したはずだが?」
『申し訳ないが、後一人……私と戦ってもらおうか。』
「は、は、話が違うぞ! 」

全てを話すテスタメント。
ザトーは自分が騙されていた事を知り、ちっぽけな怒りを燃やし、怯える。

…死に物狂いでテスタメントを倒すザトー。
「私が……勝ったのか?
  ふ、ふふ、ふはははは!!
  そうだ!私が負けることなど無いのだ!!私が世界一なのだぁぁぁ!!」
『ククク……私を倒したことは誉めてやるが、随分と狭い世界なのだな。』
「ハッ、負け犬が!精々そうやって、ホザいているがいい!
  今、トドメを刺してくれる!!」
ジャスティス復活失敗の安心による興奮と、ハッタリの自尊心で自分を塗り固める。
しかしテスタメントは語る。
『……愚かな人間を見ること程、愉快なことは無いが……
  オマエは格別だな。
  この戦いによる巨力の衝突、私の血……ククク……!
  (略)』
「は、ハッタリを言うな!!
  私が世界一なんだ!!我が影技が完全なんだぁ!!」
39ギルティギア(PS)・その16:2008/05/07(水) 02:00:31 ID:Ht7FRygo0
――ザトー・ジャスティス撃破後――
ザトー「ふはははははは!!ど、どうだ!!
  勝ったぞ!私が世界一なのだ!!はははは!!!
  無敵!私は無敵なのだ!!ははははははは!!!
  …………は?」

ザトーは勝利に酔っていた。陶酔した意識の中、しかし、
自らの影が、慟哭ともとれる歓声を上げていることに気が付いた。

ザ「ば、馬鹿な!これはどういうことだ!?
  か、影が!登ってくる!?  こんな指示はしてはいないぞ!!戻れ!!戻れぇ!!!」

影「……もう遅い。オマエは、俺を使うに過ぎたのだ……。
  まあ、ここまで俺を成長させてくれたことには、礼を言っておくがな」

ザ「か、影が……喋る……!?」

影「馬鹿な奴だ。物質的な影などが存在すると、本気で思っていたのか?
  増長を極めた軍事技術によって産み出されたのは、何も、奴等、ギアばかりではない
  不定の形態と独立した意思を持つ、俺達の様な生命体の創造にも、成功していたのさ」

ザ「何だと!?私は、禁呪を用い、光と引き替えに、
  この力を得たのではないのか!?それが……貴様の様な、バケモノだと言うのか!?」

影「……失敬だな。俺達は、人間などより遥かに洗練された生物だ。
  そう……確かに俺達は、忌まわしき……禁獣……などと、呼ばれもしたがな!!」

今さら気付く力の真相。
自分の力だと信じて疑わなかった、この影。

ザ「……は?……ははは……そうか……私は……騙され……ははは……
  これは、大笑いだ……ははは……は……は……
  嫌だ!死にたくない!!だ……誰かッ!!助けてくれぇ!!」

影「ケケケケケ……安心しろ。殺しはしない。
  俺達は、素体を源泉としない代わり、精神の弱い人間の身体が、寄人として必要だからな
  ただ、これからは、俺が、オマエの身体を自由にするってだけのことさ!!」

ザ「ぐわぁぁぁぁぁ!!!」

影「ケケケケケケケケー!!!」

<ザトー編終>
40ギルティギア(PS)・その17:2008/05/07(水) 02:01:12 ID:Ht7FRygo0
○クリフ編
(略)
楽勝とばかりに勝ち進むクリフの前に突如現れる、見覚えのある顔。

『老体のくせに良くやってくれた。』

「お、御主は!!」
『覚えていてくれたか。40年振りかな?』
「テスタメント!……確かにトドメを刺したはずじゃ!」
『あの時、私はまだ、中級程度のギアだったからな。
  今の私の力を、見たくはないか?』

どこか面識のあるような2人の会話。
テスタメントの話す計画に、クリフは嘆き悲しむ。
「っ……この、タワケが!!」



「……また……ワシの勝ちじゃな……。」
『いや、今回こそは、私の勝ちだ!』
「何じゃと!? 」
『(略)』
「自らを犠牲にしてまで……!!全て……ワシの責任じゃな……」

…悲しむクリフ。
それを見た、死に行くテスタメントに、人間だったころの記憶が蘇る。

『よしてくれ……私が見たいのは、アンタの喜ぶ顔……だ……
  義父……さ……ん……ククク……。』

「……特兵に志願したばかりに……!!
  ……安心せい。ワシも後からイクじゃろう。
  だが、その前に、やらねばならんことがある様じゃ。」
41ギルティギア(PS)・その18:2008/05/07(水) 02:01:53 ID:Ht7FRygo0
――クリフ・ジャスティス撃破後――
クリフ「どやら、ケリが着いた様じゃな、ジャスティスよ」

ジャスティス「何故だ……その老体の何処に、私を倒すだけの力が、在ると言うのだ?」

ク「……これはケジメじゃよ。
  息子のしでかした、コトの責任は親がとる。……当然のことじゃろう?」

ジ「息子……だと?
  ……テスタメント……あのギアは、貴様の息子……だったのか?」

ク「義理の息子じゃがな。
  ……彼奴は、動物や自然の好きな、それは優しい子じゃった。争い事など、人一倍嫌っていたのに、
  ワシの……あんな思い出の為に……ワシなんぞを喜ばそうと、特兵に志願しおって……
  それきり、あの、やさしい息子は……帰っては……来んかった……」

人間だったころのテスタメント。
心優しいクリフの息子。
クリフの憧れた、あの戦士、父の子供のころの思い出を、もう一度父に思い出させてあげたい。
そう想って特兵に志願した。
…そして、ギアに改造された。

ジ「……そうか。
  奴は、私の命こそ守ってはいたが、私以外の何かの為に……動いていたことには、気付いていた。
  親への、貴様への想い…………愛情……が、こんな形で残っていたのか……。
  私こそ、奴に踊らされていた……のかも……知れん……。
  私の……力に……制限が……掛かって……いたことの……訳が……やっと……判っ……た……」

ジャスティスは、そう言い、崩れ落ちた。

ク「……済まんかったの……ジャスティスよ……。
  ……これでワシの役目も終わったかの……。
  いやはや、しかし……少し、張り切りすぎた様じゃ。
  眠くなって……きた……わい……」

<クリフ編終>
42ギルティギア(PS)・その19:2008/05/07(水) 02:02:36 ID:Ht7FRygo0
○アクセル編
全ては元の時代に帰るため、と奮闘し優勝したアクセル。
そんなアクセルの前にテスタメントが現れネタばらし。
突然のジャスティス復活を前にアクセルはぼやく。
「笑えねぇよ、バカ。」

――アクセル・ジャスティス撃破後――
ジャスティス「グアアアアアアァァァァァァァ!!」
アクセル「……え……え、え?お、俺の勝ち、なの?
  無我夢中で、良く判らなかったけど…………俺……世界を救っちゃったんだよね?」

自分でも信じられぬ程の偉業を果たしたにも関わらず、
しかし、アクセルの心中は、決して明るいものではなかった。

ア(……取り敢えず、まだ命があるのは、スゲ−、一安心だけどねぇ……。
  ……結局、また、元の時代に戻る手掛かりは、掴めず終いか……
  彼奴等、今頃、何やってんのかなぁ……。俺が居なくても、仲良くやってんのかなぁ……)

元の時代の仲間達を思い浮かべ、傷心極まるアクセル。
しかし、次の瞬間、

「きゅ、救世主だ!!」「凄い奴だ!」
「ありがとう!ありがとう!」「世界は救われたんだぁ!!」

沸き上がる、狂喜乱舞の大歓声!!

ア「こ、これは……!?」
 (……そうか。いつまでも、ウジウジしてたってしょうがねぇよな。
  この時代だって捨てたモンじゃない。それに……俺には、こいつらがいる!!
  帰る方法なんて、いつだって、いくらでも、探せるってモンよ!!
  そうと決めたら……よーし!!)

 「イヤッホーッ!!皆の衆!!」

アクセルが皆に駆け寄ろうとした、その時……、

ア「あ、あれ?この感触はっ……!?まさか!?
  …………あ〜れ〜!!!!」

アクセルはまた、何処の時代へと、旅立った。

<アクセル編終>
43ギルティギア(PS)・その20:2008/05/07(水) 02:04:24 ID:Ht7FRygo0
○ミリア編
(略)
全てに打ち勝ち優勝したミリア。
しかしザトーを倒すという目的は既に果たしたミリアは、
テスタメントの企みにも笑みを浮かべつつどこか感慨無げにつぶやく。
「…自由はお預けのようね。
  ……さて、乗りかかった船、ってガラじゃないんだけどね……。」

――ミリア・ジャスティス撃破後――
数ヶ月後……。
自由と栄誉を手に入れたはずのミリアだったが、未だに逃亡生活は続いていた。

ミリア「はぁ、はぁ……ここまで来れば、彼奴も追っては来ないでしょ」

追手「ミリアさん?」

ミリア(見つかった!!)

ファンの男「あ、やっぱりミリアさんだ!!
  あ、あの大会での、ミリアさんの闘い振り、本当に、凄く感動したんですよ!!
  憧れたんです!!き、今日こそ弟子にして下さい!!」

栄光故の逃亡であった。

(容量の都合で分割・続く)
44ギルティギア(PS)・その20:2008/05/07(水) 02:04:45 ID:Ht7FRygo0
(続き)
ミリア「わ、私は人にモノを教えられるようなガラじゃないと言ったでしょ?
  大体、髪を使って攻撃する女なんて、気持ち悪いだけじゃない!
  何だって、そんなに熱心に私を追い回すの!?」

ファンの男「気持ち悪いだなんて、そんな!?とってもチャーミングですよ!!
  ほ、惚れました!!!」

ミリア「な!?……ば、馬鹿じゃないの!?貴方!」

ファンの男「本気っス!!」

幼少の頃から、暗殺術だけを学んで育ってきたミリアにとって、
初めて受ける愛の告白は、余りにも衝撃的だった。

ミリア「あ、あ…………アッ!?後ろでジャスティスが復活してる!」

ファンの男「えぇえ!?」

バサッ

ミリアは、羽織っていたマントを男に被せ、彼の視界から姿を消した。

ファンの男「わぁ!また逃げられた!!
  ……僕ァ諦めませんよ!!ミリアさーん!!!」

男の声を背に、まだまだ続きそうな、自分の逃亡生活を呪うミリアだったが、
その面影に、もはや闇は無かった。
<ミリア編終>
45ギルティギア(PS)・その22:2008/05/07(水) 02:06:41 ID:Ht7FRygo0
○補足1
ボスキャラ説明
・テスタメント
ジャスティス復活を謀った人型ギア。
クリフの養子であったが、孤児であった自分を育ててくれた父に恩返しをしようと特兵に志願した先でギアに改造される。
元々は他人想いの優しい青年であったが、ギアに改造された際にその人格の全てを失ってしまった。
聖戦時に一度クリフに殺されているが、ちょっとぐらい外傷で死んだ程度なら蘇れるのか、復活を果たしている。
余談だが、ギアに改造された際に「人間を超越した者」という意味で両性具有にされたという話もある。(不確定)

・ジャスティス
史上最凶と恐れられた最強のギア。
人類に宣戦布告をした理由、その出自等、一切が不明。
ソルとのエンディングにおいて何か関わりのあるような言葉を遺す。
素体は女性らしい。

・梅喧
ソルかカイでノーコンティニュークリアすると参戦する隠しボス。
隻眼隻腕のジャパニーズ。
この頃はX以降と違い特にストーリーは無い。

○補足2
まだ子供だったクリフを助けた男の正体はソル。
既に一世紀半以上生きているためにクリフの記憶の中の姿とほとんど外見の変化は無いと思われ、
クリフがソルを聖騎士団にスカウトしたのもその記憶が大きいのではないかと思われる。

○補足3
ソルの本名はフレデリック。
ソルとカイの持つ神器を製作したのはフレデリックという科学者。
つまりソル。
46ゲーム好き名無しさん:2008/05/07(水) 02:08:17 ID:Ht7FRygo0
眠いので文章に自信が無いがまあ初代ギルティギアは大体こんなところ
X以降はまた暇があった時、誰も書いてなければ書きます
47ゲーム好き名無しさん:2008/05/07(水) 02:14:06 ID:ugRlb40AO
48ゲーム好き名無しさん:2008/05/07(水) 02:46:05 ID:aBhgJG+s0
乙っス
フレデリックって……にあわねー名前だな
個人的に言うとむしろこいつこそ「毅」って感じの顔な気がする。ホンモノの毅の顔知らんけど
49ゲーム好き名無しさん:2008/05/07(水) 03:21:14 ID:9K7l7s3o0
ギルティ乙!

ゲームやら小説やらシリーズ全般で「あの男」が話に出てるけど
今のところ「あの男」の正体は判明しているんでしょうか?
50ゲーム好き名無しさん:2008/05/07(水) 07:49:35 ID:i+6KmW1y0
してません。
ロックマンXみたいに続けられるだけ続けて
後付設定の嵐の後、最終的には矛盾しまくりで幕を閉じるでしょう。
51ゲーム好き名無しさん:2008/05/07(水) 09:12:21 ID:pyYDDsuaO
ギルティ乙です。
そうだったそうだった。懐かしいなぁ。
ヘボゲーマーの俺はジャスティスになかなか勝てなくて殺界でバクチばっかりしてたw
52ゲーム好き名無しさん:2008/05/07(水) 17:57:08 ID:aV0wB7de0
ギルティ作ってるアークの新作のブレイブルーの主人公ラグナが「あの男」と同じ声優だったような。
ブレイブルーはまだ稼動してないんで推測段階だが、何か関係あるかも。
53ゲーム好き名無しさん:2008/05/07(水) 21:28:03 ID:KragljkN0
ギルティは格ゲー界のBLEACHだからな
KOFもかなり痛々しいが、ギルティには及ばないw
54ゲーム好き名無しさん:2008/05/07(水) 22:53:57 ID:Ht7FRygo0
X以降はやたらと分岐多いのとキャラも増えてくるので時間かかりそうです
他のゲームのまとめをしてくださる方がいらしたらどうぞお先になさってください

って言うか前スレのリクは初代だけの話だったのかシリーズ全体での話だったのかどっちだったのだろう
まあどうせ未解決だし、いいか
55黒い瞳のノア:2008/05/07(水) 23:11:12 ID:pyYDDsuaO
未解決リストにあるので一応数減らしに。
PSの黒い瞳のノアを投下します。

<オープニング>
主人公・ノアとその幼なじみディスティーンは友達以上恋人未満な関係の14才。
田舎にある村で普通に過ごしていたある日、ディスティーンと遊びに出かけた場所で怪しい洞窟を見付けるノア。
今まではこんな洞窟無かったはず、とズカズカ入っていく2人は奥にあった魔法陣をうっかり踏みつけてしまいます。
するとラスボスの魔神が復活、魔神の魔法を受けたディスティーンは石になってしまいます。
ディスティーンのおかげでなんとか逃げ出せたノアが失意に暮れていると、女神様が話し掛けてきます。
アレは自分達が昔封印した魔神で、かつて戦った時には三人掛かりで封印するのが精一杯、しかも自分の肉体は滅んでしまった、と。
しかも石化を解くには魔神を倒すしかない。
どう考えても一介の村娘になんとか出来るレベルを越えています。
しかしへこたれないノアがそれでも魔神を倒す、と言うと女神様が魔法を扱う力と魔獣を捕らえて仲間にする力を授けてくれました。

こうしてノアは魔神を倒すために冒険者として旅立ちます。
宿代を稼ぐべく村の酒場で皿洗いとかしながら。
56黒い瞳のノア:2008/05/07(水) 23:30:57 ID:pyYDDsuaO
<序盤>
あなたがノアさんですか?と村を出て大きな街に辿り着いたノアに話しかけてくる一人の男性。
彼は女神様に仕える神官で、ノアをサポートするように女神様に言われたらしい。
様々な事を教えてくれる神官さん。
彼によると、三年以内に魔神を倒さなければディスティーンは完全に石になってしまい、死んでしまうらしい。
魔神に対抗する力をつけるために、かつて女神様が封印した強大な魔法・禁呪を手に入れてはどうか、と言われてノープランだったノアは探す事にするのであった。

<中盤〜終盤>
ここから基本的にフリーシナリオなんで、途中は様々に変わります。

例えば頼りになる先輩冒険者のお兄さんに死ぬほどマズいメシを食わされたり、そのお兄さんが好きな貴族の魔法使いのお姉さんに冷たくされたり世話を焼かれたり。
時には子煩悩な神官の悩みを解決してあげたり、狼と一緒に旅してる女の子と一緒に寝たり。
王様暗殺計画の書いてある紙を見つけて城に届けに行ったら捕まったり、その縁で仲良くなったお姫様の体調不良を治したり。
あるいはほとんど誰にも関わらずに過ごしたり。
禁呪も集めてもいいし集めなくてもいい。
57ゲーム好き名無しさん:2008/05/07(水) 23:56:04 ID:h3Wz6KMbO
魔界戦記ディスガイア

お願いします
58黒い瞳のノア:2008/05/08(木) 00:03:07 ID:QCLvXnqfO
<エンディング>
マルチEDですんでざっくりと。
●三年以内に魔神を倒した→
ディスティーンは見事復活。
生身に戻ったディスティーンの姿を見て喜ぶノアに一つの選択肢が与えられる。
ディスティーンと一緒にいるか、それとも旅を続けるか、と。
■一緒に〜を選んだ→
村に戻った2人は結婚。2人で世界を回っているらしい、という内容の手紙をノアの父が読んで終わり。
■旅を続ける→
ディスティーンは自分が石にされていた間に逞しくなったノアを見て、自分も釣り合うようにならなければ。時間をくれ、と言い出す。
まだ旅を続けたいノアもそれを了承し、ゲーム内時間で開始から六年目まで旅を続ける。
最後に一番仲がよくなったNPCに手紙を出してEND。
●三年以上六年以下かかって魔神を倒した。
魔神を倒したノアだが、時間がかかりすぎてしまった。
石化が解けたディスティーンだが、既に息をしていない。
ここで禁呪を集める過程で「秘宝」を手に入れているかで分岐。
■持っている→
秘宝に願い、ディスティーンを生き返らせたノア。
しかし、肉体的には生き返ったが植物状態になってしまった。
ディスティーンを看護するノア。少しずつだが良くなっているらしい。
もう少し良くなったら二人で帰ります、と書かれた手紙がノアの父に届いて終わり。
■持っていない→
女神様が「生き返らせる事が出来るかもしれないが、代償はあなたの命だ。」と言う。
それを了承するノア。
ディスティーンは復活したが、ノアは命を落としてしまった…。FIN。
●六年以上魔神を倒さない→
魔神が完全復活。女神様が魔神の所へノアを転送する。
魔神を倒したノアだが、完全復活した魔神は魔竜へ姿を変えて再度戦いを挑む。
魔竜に勝てたか負けたかで分岐。
■勝った→
魔竜すらも退けたノア。
魔竜は最後に自爆、ノアを巻き込もうとする。
間一髪で脱出したノアだが、ディスティーンは…。
人々に魔神を倒した英雄と称えられるノアだが、自分は英雄なんかじゃない、と逃げ出す。END。
59黒い瞳のノア:2008/05/08(木) 00:15:42 ID:QCLvXnqfO
<エンディング続き>
■負けた場合→
魔竜に敗れてしまったノア。
最後の手段、と女神様が自ら戦う事を決意します。
しかし、女神様は既に肉体を持っていません。
あなたの肉体を捧げて下さい、と言う女神様。
ここで捧げる、捧げないで更に分岐。
■捧げる→
降臨した女神様がノアとの戦いで疲弊した魔竜をなんとか倒す。
その後、あらかじめ決戦前に書いてあったノアの手紙(要するに遺書)がノアの父の元に届く。
END。
■捧げない→
女神様の提案に一瞬躊躇したノア。
その瞬間(最も中の良かったNPC)が現れ、女神様に自らの肉体の提供を申し出る。
魔竜は女神様に倒されたが、ディスティーンも親友も失ってしまった…。END。


と、以上です。
大分うろ覚えな部分もあるので、訂正などありましたらお願いします。
60ゲーム好き名無しさん:2008/05/08(木) 01:47:59 ID:QEYLQ0j7O
ノア乙です。
ただの村娘が主役ってめずらしいね。
でも、もしノアとディスティーンの性別が逆だったら実は結構よくあるストーリーっぽいかも
61ゲーム好き名無しさん:2008/05/08(木) 09:01:30 ID:vYdmI03g0
これたしかガストのゲームだっけ。
アトリエ的だね
62黒い瞳のノア:2008/05/08(木) 12:33:52 ID:QCLvXnqfO
>>60
むしろ珍しいのは大多数の人が最後まで魔神の復活…世界の危機に気がついていない事でしょうか。
自分からは喋らないので、ノアに旅の理由を聞いた人くらいしか知らないし信じる人は更に少ないという。王様すら知りません(笑)
だから魔神を倒しても褒めてくれる人とか全然いません。
魔神が完全復活した場合のみ人々の知るところとなりますが、その場合幼なじみは助けられない事が確定するので結局…。
ちなみに魔神はかなり弱く、世界にはノアと同じ魔法の力を持つ人が大量にいる(闘技場で見せ物として戦ったり魔法屋とか魔法学校があるくらい)ので女神様が喋ってれば話は変わったかもしれません(笑)

>>61
そうです。アトリエの会社ですね。
ゲーム自体も初期のアトリエから調合を外してRPG部分を抽出・発展させた感じです。
63ゲーム好き名無しさん:2008/05/08(木) 14:06:40 ID:GMZa25+Y0
指輪物語のストーリー教えて
最初から最後まで全部
64ゲーム好き名無しさん:2008/05/08(木) 15:22:58 ID:AKa2RRlyO
黒い瞳のノア乙でした。そんな話になるのかー。
当時結局買えなくて、そのままだったからストーリーがわかって嬉しいよ。
65ゲーム好き名無しさん:2008/05/08(木) 16:01:44 ID:vYdmI03g0
今ならアーカイブスででてるから、PS3かPSP持ってるならレッツプレイ♪
ちなみにマリエリアトもある
66聖剣伝説DS COM:2008/05/08(木) 20:22:05 ID:QCLvXnqfO
DSのチルドレンオブマナいきます。
詳細は覚えてないので補足やツッコミ大歓迎です。

聖剣伝説4からダイレクトに繋がっているそうですがそっちは未プレイなので補足(以下同文)
マンガ聖剣伝説POMにならい主人公はフリックで。
67聖剣伝説DS COM:2008/05/08(木) 20:36:38 ID:QCLvXnqfO
主人公の少年・フリックと幼なじみの少女・ティスは世界の中心にあるイルージャ島のマナの村で精霊達や村長のモティさん達村人と共に平和に暮らしていました。
マナの樹の巫女のような存在であるティスがいつものようにマナの塔にお祈りに行くと、マナの塔が光に包まれてしまいます。
異変に気付いたフリックとついてきてくれた精霊が塔に突入、一番奥へ辿り着くとそこにはティスと巨大なモンスター(たしか凶獣?)がいた。
いくら攻撃を当てても全く効果がなく、追い詰められるフリック。
その時天から一本の剣が降ってくる。
その剣…聖剣をかざすとモンスターを包んでいたフィールドがなくなり、攻撃が通じるようになる。
チャンス、とばかりに攻撃、モンスターを倒すと2つの光の球へ分離する。
あっけに取られているフリック達。その前に謎の男が現れ、謎の言葉を残して立ち去る。
「近い内に世界は溶けて消える」、と。
68聖剣伝説DS COM:2008/05/08(木) 20:54:34 ID:QCLvXnqfO
2人が村に戻ると、世界中で異変が起きている事を知らされ、フラミーを呼び出す太鼓を村長から託される。
マナの塔と同じように光の柱が立ち上った場所へ向かうと、やはり奥に同じようなモンスター(凶獣)が。
聖剣でバリアを解いて倒すとまた二つの光の球へ。
同じ事を後二回繰り返し、最後の凶獣を倒すと八体の神獣が蘇る。
ついでに途中でガイア(でかい顔の岩)とトレント(でかい顔の樹)も。
凶獣は神獣を2体合成させて作られたモノだったのだ。(光の球一つが神獣一体。)
神獣の復活を喜ぶフリックだが、その前にいつかの謎の男…マナの王が現れる。
マナの王の出現により突如として制御を失い、奪われてしまう聖剣。
ヘコむフリック。
69聖剣伝説DS COM:2008/05/08(木) 21:12:20 ID:QCLvXnqfO
そこにティス達が現れ、マナの嵐…マナストームが発生する。
姿を消すマナの王。
マナストームをなんとかしなければ、と村に戻ったフリック達に、力を貸そうとトレントとガイアが申し出る。
トレントとガイア、精霊達の力を借りてマナストームを消したフリック。
しかし再びマナの王が現れ、トレントとガイアを消してしまう。
「マナの樹の娘をさらいに行く」との言葉を残してフリックの前から消えるマナの王。

その言葉が気になったフリックがティスを探しに村に戻ると、マナの塔へ向かったらしい。
マナの塔の奥へ進むフリックはティスを見つける事に成功するが、直後にマナの王に連れさらわれてしまう。
二人を追いかけてたどり着いたのは廃墟が広がる謎の空間。
マナの王は言う。
「ここは未来のイルージャ島だ」と。
70聖剣伝説DS COM:2008/05/08(木) 21:33:05 ID:QCLvXnqfO
かつて大災害で死んだフリックの両親や姉の幻影を見せるマナの王。

フリックは死んだ家族の幻影をなんとか振り払い、ティスを助ける事に成功するが、マナの王の目的である「マナの胚」は奪われた後だった。
マナの暴走の中心がマナの樹の根元にある、と突き止めたフリック達。
そこにはマナの王が待っていた。
マナの胚を破壊しようとするマナの王だが、破壊に失敗してしまう。
フリックはそのままマナの王と交戦・撃破。
聖剣はフリックに、マナの胚はティスに飛び込むように戻ってくる。
しかしマナの王は最後の力を振り絞り、マナの暴走の中心へ自らの体を投げだす事で異界を形成してしまう。
71聖剣伝説DS COM:2008/05/08(木) 21:49:04 ID:QCLvXnqfO
全てを終わらせるべく異界に突入するフリック。
そこにいたのは「マナのみどりご(嬰児の意)」と呼ばれる存在だった。
全てをマナに溶かしてしまおうとするマナにみどりごを、聖剣の「あるべき姿に戻す」力を使って倒すフリック。
マナの暴走もおさまり、世界に平和が取り戻される。

…が、今回の事件で「マナの樹やマナの力にうかつに触れるのは危険である」と理解した人々はイルージャ島を離れ、島を封印する事にする。
ごく一部の人物を島に残して、出発する船。
その船上にはフリックの姿はあるが、ティスの姿は無い。
巫女であるティスは島に残る事を選んだのだ。

かくして少年少女のおかげで世界は救われたが、当の少年少女お互い惹かれていても結ばれる事もなく離れ離れになってしまいましたとさ。
…毎度の事ながら聖剣のエンディングはえげつないなぁ…。
72ゲーム好き名無しさん:2008/05/09(金) 00:30:06 ID:956iQUvY0
前スレの470、このスレの>>71までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
73Bioshock:2008/05/13(火) 00:49:29 ID:p3aRTYL70
Bioshock行きます。遅くなってすみません。

始めにお断りしておきますと、
このゲームはPCとXBox360のマルチプラットフォームで、
Xbox360にのみ日本語版が発売されています。
自分はPC版に有志製作の日本語化Modを入れてプレイしたので、
固有名詞のカタカナ表記やセリフの表現にXbox360日本語版との食い違いがある可能性があります。
また、登場人物のセリフに編集を加えてあることをお断りしておきます。
74Bioshock:2008/05/13(火) 00:50:12 ID:p3aRTYL70
時は1960年。主人公の乗った旅客機が大西洋上に墜落するところから物語は始まる。

海に墜落した飛行機から脱出した主人公は、
すぐ近くに灯台のある小さな島があることに気づき、上陸した。
灯台に入り、中の下り階段を降りてゆくと、
そこには潜水球(規定のコースをたどる潜水装置)が。
とりあえず乗り込んで起動レバーを倒してみると、潜水球は真下に沈みはじめた。

海中を眺めていると突然ブラインドが下がり、ニュース映画の上映が始まった。
男がなにやら演説を始めた。
その男、アンドリュー・ライアンは既存の社会が個の存在を軽視していることに不満を抱き、
科学の粋を集めて海底都市「ラプチャー」(『歓喜』)を建造、
理想の社会を築き上げたのだという。
映画が終わると窓が開いた。
外は摩天楼をそのまま海底に持ってきたような海底都市だった。
ネオンの明かりの中を鯨や大王イカが泳いでいく。

ラプチャーへようこそ、というゲートをくぐり、潜水球はビルの中へ到着。
だが、中は真っ暗でほとんど何も見えない。
潜水球のすぐ前に男と女がいて、男の方が弱弱しく命乞いをしている。
しかし、女…といっても頭部が異様に膨れている、普通の人間ではない…は
何のためらいも見せずに鎌のような武器を振るって男を斬り殺した。
さらに、女は獣じみた絶叫とともに潜水球めがけて鎌を叩きつけてきたが、
外壁が破れて激しい漏電が起きた為に逃げていった。

何がどうなっているのか分からず、潜水球の中に立ちすくんでいると、ラジオから声がした。
「中の人、ラジオを手に取っていただけないかな? それを持って外に出るんだ。
 私はアトラス。君には生き延びて欲しい。もっと上の階層に案内する。」
75Bioshock:2008/05/13(火) 00:51:12 ID:p3aRTYL70
潜水球の外に出ると、そこは空港を思わせる建物だったが、
中はめちゃくちゃに荒れ果て、照明もほとんど機能していない。
そこら中に死体が転がり、凶暴な人間達がうろついている。
主人公は否応なしに戦いに巻き込まれていく。

建物の一画に"Gatherer's Garden"(蒐集者の庭)なる店があった。
壊れかけた自販機から赤い液体の入った注射器が出ている。
主人公がこれを自分に注射すると、肉体に変化が生じ、手から電撃を放てるようになった。
これはプラスミド、人間の遺伝子を改変させる薬品だ。
これを注射すれば念力発火やテレキネシスのような人工的な超能力を得ることができる。

海底都市ラプチャーは密かに高度な科学技術文化を築いていた。
注射一本で遺伝子を書き換えるプラスミド、
自律飛行して侵入者を攻撃するセキュリティボット(不恰好なラジコンヘリのような代物)、
全自動で怪我の治療をしてくれるヒールステーションなどなど…。
そして、それらを維持するための奇妙なシステムが存在していた。

小さな劇場の天井裏に出た時、アトラスが静かな声で連絡してきた。
「気をつけろ…少しの間、武器をしまっていただけないかな?」
「下に小さな女の子がいるだろう? だが、だまされるな。彼女は『リトルシスター』だ。
 何者かがいたいけな少女を化け物に変えてしまった…」
小さな女の子が床にかがみこんで童謡を歌っている。
歌いながら、巨大な注射器を何度も何度も死体に突き刺している。
「彼女はアダムを集めている。アダムというのは遺伝子に関連した物質だ。
 この街を動かしている。皆が必要とし、皆が欲しがる…」
一人の男が現れ、リトルシスターに襲い掛かった。
だが、彼女が金切り声を上げると、古風な潜水服を思わせるロボットのようなものが現れた。
「それ」は右手のドリルで男を串刺しにし、窓ガラスに頭から叩き込んだ。
「あれが『ビッグダディ』だ。リトルシスターがアダムを運び、ビッグダディが彼女を守る。」
二人が連れ立って出て行ったのを確認して、別の出口から劇場を出る。

アダムは肉体の急激な回復と変容を可能にする。
これは万能の治療薬であるとともに、プラスミドによる肉体改変の母体となるものだった。
だがその乱用は依存症を引き起こし、
プラスミドの力と相まって人を人ではないものにしてしまった。
彼らはスプライサー(「遺伝子を組み替えた者」の意味)と呼ばれている。
76Bioshock:2008/05/13(火) 00:52:56 ID:p3aRTYL70
物を頼む時だけは「〜していただけないかな?」(Would you kindly 〜 ?)と
丁寧な口調で話すラジオの男、アトラスはラプチャーからの脱出を目論んでいるらしい。
彼の家族は「ネプチューン・バウンティ」にある潜水艦に隠れているというので、
一緒に脱出すべくスプライサーと戦いながら「ネプチューン・バウンティ」へ向かう。
だが、突然警報が鳴り響くと「ネプチューン・バウンティ」へのゲートが閉じ、
さらに小さな部屋に閉じ込められてしまった。
壁に映像が映し出される。
帽子を目深にかぶって顔を隠した男がなにやら語りかけてきたが、
主人公をCIAかKGBの工作員だと決め付けた上で
「だがこのアンドリュー・ライアンは政府の脅しに屈するようなヤワな文化人ではないのだ」
などと勝手なことを一方的に嘯いただけだった。
結局アトラスが遠隔操作で出口を開けてくれた。

主人公は「メディカルパビリオン」地区へ入った。
ここは複数の病院の集合体らしく、手回しのいいことに火葬場まである。
アトラスによるとここにはネプチューン・バウンティへの緊急移動手段があるそうなので、探索を開始。
探索の結果、緊急アクセスの表示が付いた潜水球を発見したが、
起動するにはここの主任であるステインマン博士の鍵が必要らしい。

この建物も今までの場所と同様に荒れ果てているが、
いたる所が血塗れの上に、床や壁に血文字が書かれていたり、
顔写真を切り刻んで福笑いみたいにしたポスターが張ってあったりで、
どうもステインマンというのはとんでもない男のようだ。
残されていた記録によると、彼は美容外科が専門らしいが、
何でもアダムを彼の施術に取り込むことで「肉体を粘土のように」扱えるようになったので、
人体を(自分自身のも含めて)キャンバスにしてピカソを目指しているらしい。

ステインマンを探して病院の一番奥の手術室へ行くと、
手術台にかがみこんで女性の死体を切り刻んでいるお医者様とご対面。
「こいつをどうすればいいんだ、アフロディテ? こいつがじっとしててくれないんだ!
 美しくしてやりたいのに、いつだってうまくいかない!
 あれは太り過ぎ! これは背が高過ぎ! こっちは左右に整い過ぎ!
 こうなったら――何だ? 侵入者か! なんと醜い奴! 醜い醜い醜い! 」
いきなりトミーガン(ギャング御用達の短機関銃)をぶっ放してきた。
これはもう殺すしかあるまい。
77Bioshock:2008/05/13(火) 00:56:04 ID:p3aRTYL70
ステインマンの鍵を手に緊急用潜水球の場所へ戻る途中、
通路が崩壊して封鎖されていた場所に入れるようになった。
崩壊に巻き込まれた「ビッグダディ」が死んでいる。
無防備になったリトルシスターを殺してアダムを奪うように勧めるアトラス。
だが、そこに一人の女性が割って入った。
アトラスによると、その女性、テネンバウム博士こそが
元気な子供をリトルシスターという化け物に変えた人非人だそうだが…。
彼女は主人公に一つのプラスミドを与えた。
このプラスミドの力でリトルシスターを人間に戻すことが出来る。
生き残るにはアダムが必要だ、その化け物と自分の命とどっちが大事なんだと言い募るアトラスと、
人の心を失わないで、と頼むテネンバウム博士。
主人公は決断する。

(ここでリトルシスターを助けるか殺すかを選択する。
 これから先もリトルシスターと出会うたびに同じ選択をする(無視も可能)。
 この行動はエンディングに影響するので、ここでは全て助けたことに。)

テネンバウム博士にもらったプラスミドを発動させるべく、リトルシスターを捕まえる。
プラスミドを打った右手が輝き、リトルシスターを元の女の子に戻した。
彼女はお礼を言うと壁に空けられている小さな穴に潜り込んで出ていった。

「リトルシスター」が人間と違うところは、
ある種のナメクジ様の寄生生物を体内に住まわせていることだ。
この生物がアダムの貯蔵と精製を行っている。
よって、リトルシスターからアダムを最大限に入手したいならば、
彼女の腹をかっ捌いて「ナメクジ」をえぐり出し、生で丸ごといただかなければならないわけだ。

「君は甘い」というアトラスの言葉を聞き流しながら来た道を戻る途中、
ビッグダディと連れ立ったリトルシスターを発見。
これからは幸運は当てにできないので、
実力でビッグダディを排除してリトルシスターを人間に戻すことに。
分厚い装甲に身を固め、すさまじい突進と強力なドリルで主人公を追い詰めるビッグダディに対して、
電撃や徹甲弾を投入して戦い、これを倒した。
死体に取りすがって泣きじゃくるリトルシスターを捕まえて強制的に人間に戻し、アダムを分けてもらう。
78Bioshock:2008/05/13(火) 00:58:16 ID:p3aRTYL70
今度は鍵があるので無事に潜水球を起動。
行き先はネプチューン・バウンティ。
「海神の恵み」というだけに、この建物は漁港の役割を果たしていたようだ。
アトラスの家族は「フォンテーン水産」に停留している潜水艦に隠れているそうなので、
スプライサーやビッグダディと戦いつつフォンテーン水産に向かう。

フォンテーン水産の入り口にたどり着いたが、ドアが閉まっている。
ノックしてみるとのぞき窓が開き、溶接用マスクで防御した老人が顔をのぞかせた。
入れて欲しければ調査用カメラを手に入れて来い、と言う。
承諾すると、お前がフォンテーンの手下だったら棺おけに詰めてやるなどと
わめき散らしながらのぞき窓を閉めてしまった。
ラジオ越しに会話を聞いていたアトラスがはき捨てる。
「いい年こいて幽霊におびえてやがる。
 フォンテーンは何ヶ月も前に死んでる。誰でも知ってることだ。
 それなのにそこここで彼の影に脅かされる…ライアンですらな。気にせず行ってくれ。」

老人…ピーチ爺さんは漁師の傍ら密輸業者をしていたようだ。
フランク・フォンテーンは彼ら密輸業者の元締めであり、狡猾で冷酷な男だった。
彼はテネンバウム博士が発見したアダムに真っ先に目をつけ、
ラプチャーに遺伝子産業を誕生させた。
そして、瞬く間に成長した遺伝子産業を牛耳ることで巨大な組織と力を作り上げたのだ。
フォンテーンに脅威を感じたライアンは自らも遺伝子産業に乗り出すとともに、
彼を物理的に排除することを決断した。
ライアンの放った刺客に追い詰められたフォンテーンはピストルで自殺したというが…

波止場の管理人室でカメラ(撮影するだけで対象のDNAを解析できる優れモノ)を入手。
フォンテーン水産へ戻るとピーチ爺さんが扉を開けてくれたが、
今度は武器を置いて入って来いと言ってきた。
しかも当人はこっちが武器を置いている間にさっさと奥に行ってしまった。
後を追っていくと、急に激しい霧で視界を塞がれ、猛烈な攻撃にさらされた。
先頭に立っているのはピーチ爺さんだ。
こっちをフォンテーンの手先だと思い込んだらしい。何がそんな誤解を招いたのか…?
爺と手下どもをプラスミドのパワーで撃滅した上で武器を取り戻す。
潜水艦まであと少しだ。
あまり感情を見せないタイプのアトラスも妻子のことなどを楽しげに話してくる。
79Bioshock:2008/05/13(火) 00:59:39 ID:p3aRTYL70
潜水艦の停留場へ到着。
アトラスはもう着いているらしい。制御室のレバーで潜水艦のドアを開けてくれと頼んできた。
ところが、制御室に入ると同時にアンドリュー・ライアンからの通信が入った。
「お楽しみはもう十分だろう?
そのレバーを下げたら、私の敵になるというのはどういうことか分からせてやるぞ」
それにかまわずレバーを下げたが、いきなり火花が散って装置が壊れてしまった。
同時にものすごい数のスプライサーが現れ、アトラスに襲い掛かる。
アトラスは持ちこたえられず、退却するから合流してくれと伝えてきた。
急いで潜水艦の方へと降りたが間に合わず、無防備な潜水艦はスプライサーに爆破されてしまった。
アトラスの絶叫が響く。

アトラスは復讐の鬼と化した。
「いかにもライアンらしいじゃないか。あと少しってとこまで待った上で横からかっさらうんだ。
 あの野郎を見つけて心臓をひっこぬいてやる…」
取り乱すアトラスに比べて、また通信してきたライアンは冷静そのものだ。
「暗殺者もかくやという腕前で忍び込んできた君が、今度はこそ泥のように逃げようとしている。
 君は何者だ? CIAではないな。この謎に対処する方法は二つ、暴くか、消し去るか…」
なぜか彼はアトラスより主人公に関心があるらしい。

ラプチャーでは、隣接していない建物へ移動するための
全自動型潜水球のネットワーク「ラプチャー・メトロ」が人々の移動手段になっていた。
アトラスはライアンと対決するために、
「アルカディア」地区のラプチャー・メトロ・ステーションに向かった。
主人公もアルカディアへ向かう。
80Bioshock:2008/05/13(火) 01:02:34 ID:p3aRTYL70
「アルカディア」は理想郷という名の通りに緑溢れる場所で、
酸素供給施設兼リゾート地だったらしい。
他の建物に比べれば荒廃の度合いも薄い。
スプライサーがうろつき、そこらに死体が転がっているのは同じだが…

主人公がラプチャー・メトロ・ステーションの前まで来たところ、
突然そこらじゅうから黄褐色のガスが噴き出し、警報が鳴り響いた。
ライアンが木を殺すガスをばら撒いたために、酸素濃度が低下し始めたのだ。
ラプチャー・メトロは緊急閉鎖され、アルカディアに閉じ込められてしまった。

アトラスにジュリー・ラングフォードという女性科学者の事を教えられ、研究所に向かう。
彼女はライアンの元恋人で、軍で枯葉剤の研究に携わっていたらしい。
彼女は海底都市に森を作るとともに、
薬物で植物を枯らすことで酸素の供給量を操作して、
酸素自体を(ライアンの)ビジネスの種にしていた。
だがその一方で、彼女は死にかけた植物を再生させる「ラザルス因子」を開発していたのだ。

研究所でジュリーと対面。
主人公の要請を受けた彼女は即座にラザルス因子の作成を開始する。
しかし、彼女はライアンに監視されていた。
「君の行動は契約違反だ」というライアンの言葉とともに
遠隔操作で実験室が封鎖され、高濃度のガスが噴き出した。
彼女は酸素を奪われ、もだえ苦しみながら息絶えた。
だが、彼女は今わの際にラザルス因子の製法を記した書類の在り処を示してくれた。
主人公はアルカディア中を走り回ってラザルス因子を原材料から調達し、
ライアンの妨害を退けてアルカディア中にばら撒く事に成功、森林(と自分)を救った。
復旧したラプチャー・メトロに乗り込み、主人公は「フォート・フロリック」へ。
81Bioshock:2008/05/13(火) 01:02:56 ID:p3aRTYL70
「フォート・フロリック」(『お楽しみ砦』)は娯楽施設が集まっている建物らしい。
アトラスによると、ここを押さえているのはサンダー・コーエンという正真正銘の気違いらしいが、
ここにはメトロの乗り継ぎのために来ただけなのでさっさと次のステーションに向かう。
ところが、ステーションに着いた途端、無人の潜水球が勝手に出発してしまった。
音楽が鳴り響き、照明が輝く。同時にアトラスとの通信が途絶した。
「これでよし、と。ライアンとかアトラスみたいなうるさい連中にはさようなら、
 そしてようこそ、サンダー・コーエンの夕べへ!」
どうやら付き合ってやらねばならないらしい。

コーエンは、「我が最高傑作」の完成を手伝ってくれたら
ライアンのところへ行かせてやってもいいと言ってきた。
その傑作とは、複雑な姿勢で絡み合う人物像が支える額に写真をはめ込むというもの。
像は良くできている…それもそのはず、これは人間を樹脂か何かで固めたものだ…
そして、はめ込む写真の被写体は4人の男の死体。
なるほど立派な気違いだ。

他にどうしようもないので4人の男の殺害に向かう。
主人公を「虫けら君」と呼び、
武器弾薬を送ってくれるかと思えばスプライサーの大群をけしかけてくる
コーエンの気違い行動を力でねじ伏せつつ、
ターゲット(これまた気違いばかり)を一人一人殺しては写真撮影。
4枚の写真をはめ込むと顔を真っ白にぬったくったコーエンが鳴り物入りで登場。
完成した作品が大層お気に召したらしく、もう行っていいとあっさり解放してくれた。
主人公はメトロに乗って「ヘファイストス」(鍛冶の神)へ、
目指すはライアン・インダストリーの社長室だ。
82Bioshock:2008/05/13(火) 01:05:17 ID:p3aRTYL70
工業施設「ヘファイストス」にはすさまじい数の死体が転がり、
特に凶暴なスプライサーたちが跋扈していた。
ライアンのオフィス前のホールには壁に釘付けにされた死体がずらりと陳列されていた。
ライアンを倒そうとして果たせなかった人々だ。
その光景はまさに地獄だったが、
それを作り出した当人はラプチャーの再生を主人公に力強く語る。
ライアンは決して狂人ではなかった。
ただ、現実が彼の理想から剥離してしまった今、
なおも理想にしがみつく彼の行動は狂人と同じだった。

多くの死者がそれぞれのアプローチでライアンを倒そうと試みた形跡と記録があった。
主人公は人々の遺産を総合し、「EMP爆弾」を完成させた。
これを用いて大型地熱発電機を故障させることで、
ライアンのオフィスの扉を封鎖している特殊な電磁ロックを無力化した。
主人公はライアンのオフィス、ラプチャー中央管制室へ。

オフィスにてライアンと対面。彼は悠々とパターゴルフをしていた。
「暗殺者はわが最後の砦を攻略し、ついに私を殺害せんとやってきたわけだ。
 …人と奴隷の違いは何か、君は知っているか?
 財産や権力ではない。人は選ぶ。奴隷は従う。それだけだ。入りたまえ。
 そこで止まっていただけないかな。」
主人公の体はぴたりと止まった。
「この言い回しに聞き覚えがあるだろう? 座っていただけないかな?!
 立っていただけないかな?! 走れ! 止まれ! 回れ!」
主人公の体は言われたとおりの動作を繰り返す。
「君は家族がいると思っているだろうが、本当にそんなものはいたのか?
 君は飛行機の事故でここに来たそうだが、それは本当に事故か?
 誰かにハイジャックされたのではないか、それも人ならざるものによって…」
主人公は思い出した。飛行機に乗る前に「両親」に渡されたプレゼント。
そこには地図と一緒に 『この地点で飛行機を墜落させていただけないかな』 というメモが…。
ライアンは主人公にパターを手渡す。
「さあ、殺していただけないかな。」 
パターがうなりを上げ、ライアンの顔を鮮血に染める。
「人は選ぶ、奴隷は従う! 殺せ、奴隷は従うのだ!」
ライアンは血みどろになって倒れた。
83Bioshock:2008/05/13(火) 01:05:47 ID:p3aRTYL70
アトラスからの通信が入った。
「奴の持っている遺伝子鍵を拾え。それをそこの制御装置に差し込んでいただけないかな。」
言われるままに体が動く。
「よくできました、と! ハッハハハハ…これでラプチャーは俺のものだ。
 まあ君は気分のよい男だったからな、最後くらい正直に話すとしようか。
 俺の名はフランク・フォンテーンだ。アトラスなんて男は最初からいなかったんだよ。
 で、君は俺が「していただけないかな?」と言う度に
 犬みたいに忠実にわめくように条件付けしてあったわけだ。
 ありがとう、わが友よ。あの世でライアンによろしく言っておいてくれ。」
扉が閉鎖され、主人公は閉じ込められてしまった。

だが、しばらくして扉が開いた。そこには小さな女の子、人間に戻ったリトルシスターが。
「私についてきて!」 主人公は言われるままに走り出す。


主人公はフォンテーンが作り出した対ライアン用の人間兵器だった。
ひそかに入手したライアンの遺伝子を元に、
遺伝子工学技術とアダムの利用によって短期間で受精卵から強健な肉体へと成長させ、
同時に偽の記憶や命令用のキーワード、武器の扱い方などを仕込む。
(ラプチャーには遺伝子を生体の外部から全自動で解析する技術があるため、
 遺伝子そのものが住民票のような役割を果たす仕組みになっている。
 ライアンの血族なら確実に「国民」と認識されるのだ)
そして密輸業者の手で一旦外部に出し、
出自が分からないように偶然を装ってラプチャーに戻らせた…

事はフォンテーンの期待通りに進んだ。
敗北を認めたライアンは(主人公を破壊できたにもかかわらず)己の誇りを保って死に、
用済みとなった主人公はその場に遺棄された。

だが、主人公を助け出した者がいた。
元リトルシスターの女の子たちと隠れ住んでいたテネンバウム博士だ。
彼女は隠れ家に主人公を連れて行き、いくつかの命令コードを解除してくれた。
その上で、主人公を作り出したスーチョンという科学者の事を聞かせてくれた。
彼の研究所に行けば、命令コードを完全に解除し、自由な意思を得ることができるかもしれない…
84Bioshock:2008/05/13(火) 01:07:07 ID:p3aRTYL70
主人公はテネンバウムの隠れ家を出て高級住宅街「オリンパス・ヘイト」(オリュンポス山)へ。
だが、その行動はすぐにフォンテーンに察知されてしまった。
「さっさとビッグダディに踏み潰されていただけないかな?」と
命令を出すフォンテーンだが主人公は言うことを聞かない。
ならば、と心臓を止める命令コードで主人公を殺そうとしてきた。
こちらのコードは解除が完全ではなかったため、
主人公は激しい動悸をこらえながらスーチョン博士の住まいへ向かうことに。

スーチョンは遺伝工学技術の大家で、
フォンテーンの依頼によりテネンバウムと共同でリトルシスターや主人公を作り、
フォンテーンの(偽りの)死の後はライアンの下で働いていた。
ビッグダディを作り出したのも彼だった。
皮肉にも、彼はビッグダディにリトルシスターを守る本能を植えつける研究をしている際に
うっかりリトルシスターをぶってしまい、彼自身の作り出したビッグダディに殺されてしまったらしい。

スーチョンの住まいを調べた主人公は遺伝子薬品「ロット192」の存在を知る。
フォンテーンは人間兵器たる主人公をスーチョンに作らせた際に、
自分に対しても同じ兵器が使われることを恐れ、その制御を破る方法も同時に開発させたのだ。
主人公はフォンテーンの手下と戦いながら十分な量のロット192を集め、
ついにフォンテーンの呪縛から逃れた。

主人公が完全に自分の制御下を離れたことを知ったフォンテーンは恐怖を感じたらしく、
動揺を隠し切れない声で連絡してきた。
「『ポイント・プロメテウス』に来い、二人で談合しようじゃないか」という言葉を受け、
主人公はメトロに乗って「ポイント・プロメテウス」へ。
85Bioshock:2008/05/13(火) 01:07:41 ID:p3aRTYL70
潜水球は「ポイント・プロメテウス」へついた。
目の前にはフォンテーンが、
と思ったらすさまじい怪力と念力発火能力を見せ付けて逃げていってしまった。
談合も何もあったものではない。
彼も相当なところまで自分の遺伝子を組み替えてしまったらしい。

フォンテーンは「ミュージアム」に逃げこんだ。
リトルシスターがその扉を開けることができるらしい
(よく見ると扉にペット用のような小さな出入口がある)ので、
テネンバウムの指導の下、ビッグダディに化けてリトルシスターをだます作戦に出る。

「ポイント・プロメテウス」は遺伝子科学の実験室兼展示場といった場所で、
リトルシスターやビッグダディの「生産」はここで行われていた。
主人公はビッグダディのスーツ、声、体臭までも身に付け、ビッグダディそのものに変身する。

テネンバウムが派遣したリトルシスターに道案内をしてもらう。
襲い掛かるスプライサーを排除し、向かう先はフォンテーンの潜んだ博物館。
テネンバウムのアドバイスを受け、リトルシスターから巨大な注射器を受け取る。
フォンテーンの体からアダムを吸い出すことで、
プラスミドによる肉体強化を無効化することができるはずだ。
86Bioshock:2008/05/13(火) 01:08:06 ID:p3aRTYL70
大ホールの中央に巨大な機械が据えられており、フォンテーンはそこにつながれていた。
アダムを循環させるチューブや無数の注射器がその体を取り巻いている。
彼の肉体はブロンズ像のような筋骨隆々たる巨体に変わっていた。

身動きの取れないフォンテーンに襲い掛かり、巨大な注射器でアダムを吸い取る。
だが途中で跳ね飛ばされた。
機械から降りたフォンテーンを相手に銃弾とプラスミドのパワーを応酬する。
傷ついたフォンテーンは再び機械に戻り、アダムで傷を修復しはじめた。
もう一度注射器を突き立て、また跳ね飛ばされる。
また戦い、また注射器を刺し、また跳ね飛ばされ、また戦い…
だが、何度目かの時に主人公は床に叩きつけられ、身動きができなくなってしまう。
フォンテーンがゆっくりと歩み寄る。
「お前は俺の切り札だったが、同時に最も我が子に近い存在だった。
 だからお前の背信行為には胸が痛む。
 お前を作り上げたのはこの俺だ!
 陸にも上げてやった、お前が何者で何ができるのか教えてやった、
 お前が人生だと思ってたものだって俺が考えてやったものだ!
 これを家族と呼ばないなら、一体何と…うおっ!?」
フォンテーンの首筋に注射器が突き刺さっていた。
いつの間にか集まっていたリトルシスターたちがフォンテーンに飛びついたのだ。
悲鳴を上げてよろめくフォンテーンに無数の注射器が襲い掛かる。
フォンテーンはすぐに動かなくなった。

リトルシスターの一人がフォンテーンの遺伝子鍵を主人公に差し出した。
主人公はラプチャーを手中に収めたのだ。
その彼が次に行ったことは、
人間に戻ったリトルシスターたちをつれて潜水球に乗り、地上へと向かうことだった。
そして、一人の人間として生きた彼が病院のベッドでその生を終えた時、
その傍らには別れを惜しむ女性達がいた。
彼が求めたもの、それは海底都市や超科学技術ではなく、本当の家族だったのである。

(リトルシスターを殺したことがある場合はエンディングが変化する。
 主人公はラプチャーの新たな王としてスプライサーの軍団を組織し、
 付近を航海していた戦略原潜を奪取、地上への覇権の拡大を目指す。)
87Bioshock:2008/05/13(火) 01:13:38 ID:p3aRTYL70
捕捉しますと、主人公にはジャックという名前があるのですが、
作中でもほとんど使われないことと主人公の生まれが生まれであることから
文中には記載しませんでした。

短くするとか言っておきながら長くてすみません。
以前予告したようにHalf-Life 2: Episode 2を書きます。こちらはすぐに終わる予定。
88ゲーム好き名無しさん:2008/05/13(火) 09:54:08 ID:34GZiODR0
おつー
89ゲーム好き名無しさん:2008/05/13(火) 12:28:20 ID:qPPtqCm10
>>87
お疲れ様です

ゲームがだから気に留めない、何故一般人である主人公が冒頭で躊躇せずに妙な注射を打ったり
武器や機械を使いこなせたりできるのかが、ライアンに操られるシーンで分かるのは斬新でした
同時にプレイヤー自身も操られていたと製作者に思い知らされるのも、良い意味で不快でした(?)

あと補足ですが、主人公はライアンと愛人の受精卵から作られたので、父親はライアンなんですよね
母親はフォンテーンに受精卵を渡した事がバレて、ライアンに殺されましたが
母親の死体のある部屋の前で、偽の母親の写真がフラッシュバックするのが何とも・・・

細かい解説は以下のサイトが参考になるかと思います
http://seiryu.cside.to/RPG/BioShock/BioShock-story.html
90ゲーム好き名無しさん:2008/05/13(火) 19:56:57 ID:ZXt3z82v0
前スレの491、このスレの>>89までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
91ゲーム好き名無しさん:2008/05/13(火) 21:05:25 ID:6ZZZ4DXlO
バイオと収録乙です。
92ゲーム好き名無しさん:2008/05/13(火) 21:08:00 ID:Nc2Ukseg0
2人乙
93サイバーボッツ:2008/05/14(水) 00:11:25 ID:J+KoWe0N0
未来、地球対宇宙移民で戦争が起こる。宇宙側が開発したロボットのおかげで地球は
圧倒的不利に。さらには神とも言うべきスーパロボットが完成するとかしないとか。
地球宇宙間の緊張が高まるそんな中、宇宙軍の軍人だった父の訓練中の事故死に疑問を
抱いたロボット武者修行者シンは父の死の真相を追い求め戦い続ける。

軍のエースやらシンパパの元上官やら神やらフルボッコにしながら一年余り。
遂に辿り着いた驚愕の真実とは?
なんと! シンパパの事故の真相はホントに事故だったのだ!!
後に神を生み出すこととなる極秘プロジェクト絡みだっただけに対外的には試作機の
テスト中に起こったということを伏せて公表されてただけで。
詳細はこうだ。試作機の実戦テスト中に試作機が暴走、パイロットの意識は機械に
飲み込まれシンパパの乗機、というか仮想敵部隊丸ごと破壊してしまったのだ。
しかし時既に遅し、軍への不信感を募らせたシンにより神は破壊され、その影響で神が
制御していた巨大な宇宙居住衛星が一個丸ごと地球に落下を開始した。
このままでは地球に壊滅的被害が出るのは必死。なのにシンには最早どうすることも。
だがそこへ救いの手が現われる。それは軍のエース=暴走した試作機のパイロット。
シンと戦った時に打ち所が良くて中のパイロットは意識を取り戻していたのだ。
結局巨大衛星は彼の特攻>自爆により爆散、大気圏で燃え尽きてしまう。
そしてシンは元上官の勧めもあり地球を危機に陥れたことを隠し、逆に地球の危機を救った
英雄としてチヤホヤされるという重い十字架を背負って生きていくのであった。
94ダイナアイラン:2008/05/14(水) 00:11:52 ID:J+KoWe0N0
アイスランドの地底空洞で恐竜発見!
赤道あたりの島々まで連れていって繁殖計画スタート。
したら増えすぎましたw
大人しい恐竜ばかりなのはいいけど無駄にデカイからなにかと邪魔。
でもご安心、必要は発明の母とばかりに恐竜を操る術が開発されました。
歌と楽器です。

時は流れてとある恐竜の棲む島の恐竜学校。
そこで恐竜使いを目指す少年少女達の一人、えみりは買物帰りに森で歌を歌う恐竜と出会いました。
過去数例しか確認されてない珍しい恐竜だけどそれは置いといて進級試験が始まります。
歌と楽器のテストなんですがけして優秀な方ではないので片方は赤点に。
ダイナも年頃の女の子、気になる男の子がいたりするのですがその子からお守りをもらって
気力うp。追試をなんとか乗り切ります。
そして最終テスト、恐竜の卵探しが始まりました。
年に一度火山から噴き出すガス音が恐竜を眠りに誘い安全に卵をゲットできる貴重な日です。
卵から孵った恐竜が今後もパートナーになるので双子の妹の提案でせっかくだからと歌う
恐竜を探すことになりました。
選択肢次第で歌う恐竜から怪生物までいろいろ孵りますが歌う恐竜を発見できたパターンとして
@ジャンケン勝負で歌う恐竜の卵はえみりがゲット。妹の卵からは踊る恐竜が出てきす。
Aジャンケン勝負で歌う恐竜の卵は妹がゲット。なんとなく孵化室で歌を歌ってると卵の
 中からも歌?が。実は卵時代に歌を聞かせ続けると恐竜は歌を覚えるのでした。
 姉妹揃って歌う恐竜ゲット。
最後に男の子が「恐竜が生き残ってるなんてファンタジー。だからこのまま恐竜が増え続けると
世界はファンタジーにドンドン傾いていく、って先生が言ってた」とか観念的な話をしてEND
95ゲーム好き名無しさん:2008/05/14(水) 00:12:40 ID:J+KoWe0N0
以上です。
言うまでもないけど、恐竜の島>ダイナソーアイランド>ダイナアイラン、ね。
同社のゆみみみっくすに較べたら分岐や色数多い分ストーリー短かいです。

サイバーボッツはシン、エース、元上官の3人だけやりました。
多少の違いはあるけど大筋は3人ともこんな感じ。
ストリートファイターシリーズでいうとシンがリュウ的な立ち位置だったかと。
96ゲーム好き名無しさん:2008/05/14(水) 00:34:50 ID:nOBlFg++0
大変乙なんだが、シンではなくジンでは……シンて早乙女刃のことだよね?
なんか他の人の名前かいてないからひょっとして自分が同名の別のゲームと間違えてるのかもしれんので不安だけど
97ゲーム好き名無しさん:2008/05/14(水) 03:00:20 ID:RZ9j/LWb0
ジンが正しいな

ジンのモチーフは「覚悟のススメ」の葉隠覚悟
マーヴルvsカプコンに登場した時は「Gガンダム」のドモン・カッシュがモチーフに変わった
98ゲーム好き名無しさん:2008/05/14(水) 16:31:08 ID:7lZpOcdOO
思い出した。
巨大ロボになった豪鬼が出てくる格ゲーか!
99ゲーム好き名無しさん:2008/05/14(水) 17:42:03 ID:VdBJtfFl0
すいません、以前FFTの詳細版を書くと言った者ですがかなり手間取っていて制限期間までに完成するかわかりません。
なので一度予約を取り消させてももらい完成してから改めてここに書き込みに来たいと思います。
100ゲーム好き名無しさん:2008/05/14(水) 17:51:35 ID:qaYT7uug0
>>94
>ダイナも年頃の女の子
このいきなり出てきたダイナって誰だ?
101ゲーム好き名無しさん:2008/05/14(水) 18:15:47 ID:0rb6R0VsO
「えみり」を書き間違えたんじゃね?
102ゲーム好き名無しさん:2008/05/14(水) 21:18:50 ID:RZ9j/LWb0
あるあるw
103黒い瞳のノア:2008/05/14(水) 21:56:10 ID:7lZpOcdOO
久しぶりにプレイしてたらもう一つエンディング思い出したんで追加です。

■三年以内に魔神と戦い、敗北→
●敗北一度目→
魔神に敗北したノアだが、女神様の女神パワーで地上に無事転送され、事なきを得る。物語続行。
●敗北二度目→
またしても魔神に敗れたノア。
女神様が女神パワーで再び脱出させようとしますが、あらかじめ対策を施していた魔神によって失敗。
ノアは全てを奪われ、その後二度と息をする事は無かった…。
画面全体に黒地で白抜きの「死」とかの文字がびっしり表示されてEND。
スタッフロールへ。

すいませんこのエンディング魔神のあまりの弱さに存在自体忘れてました(笑
104ゲーム好き名無しさん:2008/05/14(水) 22:37:54 ID:WgIAi01/0
敗北二度目のはある意味ビビリそうだな・・w
105ゲーム好き名無しさん:2008/05/14(水) 23:19:23 ID:zmjXACXFO
想像しただけで結構くるな
106ゲーム好き名無しさん:2008/05/14(水) 23:19:28 ID:OSoWgr180
中々の欝ENDだwww
107ゲーム好き名無しさん:2008/05/16(金) 01:31:36 ID:PlBvqOjK0
>>93
>なんと! シンパパの事故の真相はホントに事故だったのだ!!
ケンはシェイドが乗ったヘリオンに撃墜されて死んだんじゃないの?
シェイド編で最初に戦うし。まあ、事故と言えば事故だよな

ちょっと出てきたジン以外のキャラ補足
エース:シェイド
連合軍(宇宙側)のエースパイロット。身体の85%を機械化された改造人間。
実はケン(ジンパパ)の同僚だったアイヒマンという軍人だが、その時の記憶はすでに無い。
元上官:ガウェイン・マードック
元連合軍VA隊長。数々の戦いを切り抜けてきた歴戦の勇士。
ケンが死んだ事故の責任を取って除隊。現在64歳。

紹介した3人以外にもまだ7キャラほどいるけどどーすんの?
108ゲーム好き名無しさん:2008/05/16(金) 01:45:04 ID:7jcJ7Uex0
デビロット姫とかいうかわいいキャラいたじゃん?
あいつだけでも誰か書いてくれないかな
109サイバーボッツ デビロット編:2008/05/16(金) 02:42:39 ID:PlBvqOjK0
デビロット・ド・デスサタンIX世
地球連邦政府未認可の非合法コロニーサイド666こと「ヘルドラド」。
そこに君臨する暗黒大帝デスサタンの一子、悪魔王女ことプリンセス・デビロット。
老雄ガウェインに恋心を燃やす彼女は、暗黒魔導士・地獄大師、超常科学者Dr.シュタインを従え
オリジナルVAスーパー8で愛と野望の航海へと乗り出すのであった。

が、実の父であるデスサタン大帝は、漢の中の漢である英雄ガウェインとの結婚など許すはずも無かった。
悪を体現するデスサタン王家の娘が、正義の代表格であるガウェインと結婚するなど言語道断。
「どうしても行くというならこの父を倒してから行け!」「父上のわからずや!」親子同士の血みどろな戦いが始まった。
壮絶な死闘の末、「娘よ…おやつは300円までだぞ…」デスサタン大帝は最後の言葉を残し、大帝の搭乗機は爆発した。
「父上ー!」デビロットは涙を流しつつも、父の死?を乗り越え先へ進むのであった。
デビロットは行く先でジャマをするVAパイロット達を全て撃沈!
ジンは自分が信ずる正義の心を折られ、クールなはずのマリーは姫の懐の深さにあっさり懐柔された。
野生児バオ・マオ兄妹は兄と妹いつまでも仲良く暮らせという姫の温情から合体獣として改造され
アリエータ、シェイドもそれぞれメカだのタコ怪人だのに改造された。
そして連合軍の秘密兵器G.O.Dすらも打ち破り、ついにガウェインを探し出す事に成功する。
全銀河の英雄がモテないはずがない、過去百人以上ものおなご達の交際を断ってきたガウェイン。
ガウェインに勝つことが出来たら結婚しても良いという事で、今愛を賭けた戦いの火蓋が切って落とされた!
110サイバーボッツ デビロット編:2008/05/16(金) 02:58:46 ID:PlBvqOjK0
エンディング
見事ガウェインに勝利する事が出来たデビロット。
「やった、とうとうガウェイン様を倒したわ!」
「ふん…、ゲートボール百段の腕を持つこの私を倒すとはな…」
「我が生涯の伴侶としてふさわしいそなたを、我が妻として迎えよう」
「しぇ〜」驚く地獄大師。が、デビロットから以外な言葉が出てくる。
「たわけ者!」
「そなたがわらわを妻とするのではない、わらわがそなたを夫とするのじゃ!」
この言葉に「姫さま〜」と感動する地獄大師。
「ふん…、よくぞ申した。では行こう、そなたの祖国へ!」

十数年後
こうしてデビロット姫は全銀河に君臨する悪の女帝となり
デスサタン王家は全ての星系を支配し人々を虐げ、搾取して栄えた。
デビロット姫はこの後、全宇宙を支配下に治め、凶魔天帝ラブリーデビロットを名乗るのだが
…それはまた別の物語である。
超銀河伝説第13章デビロット・フォーエバーの巻 完!
111ゲーム好き名無しさん:2008/05/16(金) 07:20:41 ID:ZrSWchQh0
乙。スーパー8のテーマが何故か演歌だったということくらいしか知らんかったが
そんな話だったんだ
112ゲーム好き名無しさん:2008/05/17(土) 00:24:53 ID:20VmgVo40
前スレの496、このスレの>>111までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
113・・・いる!:2008/05/18(日) 21:22:35 ID:HcFPIH9r0
■登場人物
・稲葉達也……主人公。学園祭の実行委員。
・一ノ宮由麻……稲葉の彼女らしい。生徒会役員。
・北条冴子……美術教師。氷川と手を組んでいる。黒幕。
・氷川一樹……美咲の彼氏。北条と手を組んでいる。魔法を使えるヤンキー。黒幕。
・相川かおり……校長の孫。夢のなかで稲葉に危険を知らせる。
・村辺幸三……校長。学園地下の封印を守る一族の末裔。
・望月哲雄……学園祭の実行委員。三年前に失踪した兄の行方を探している。
・望月博志……望月哲雄の兄。行方不明になっている。
・神山貴彦……霧ヶ丘高校の元教師。
・理恵、京子、美咲、中西、広瀬……学園祭の準備のために校舎に残っていた生徒。
114・・・いる!:2008/05/18(日) 21:24:02 ID:HcFPIH9r0
■本編
 文化祭の準備中。うたた寝をしていた稲葉はかおりが何者かに殺されている夢を見る。
 由麻の声で目が覚めるたころには、もう外が真っ暗になっていた。
 由麻と一緒に帰ろうとすると北条先生が由麻を呼びにくる。氷川という生徒が由麻を呼んでいるらしい。
 由麻の用事が終わるまで校舎をうろうろする稲葉。
 近くの教室に美咲が残っていて、氷川を知らないかと尋ねられる。
 氷川は由麻と待ち合わせしていると教えると、美咲は嫉妬を露わに。
 その場から逃げるように立ち去り、校舎内を進む稲葉。
 廊下の突き当りには中西がいて、防火シャッターが下りていて階段を使えないとぼやいている。
 他に通れる道はないのかと他の校舎を探索すると、渡り廊下で広瀬に会う。広瀬も学園祭の用意のために残っていたようだ。
 広瀬と会話後、また探索を再開。途中青い小玉を拾う。
 人の声が聞こえたので美術室に入ると、望月と北条先生が言い争いをしていた。
 稲葉が来たことに気がついた北条先生はどこかへ去っていく。
 後を追いかけ、事情を聞く稲葉。
 どうも3年前に行方不明になった望月兄の話をしていたらしい。望月兄は北条先生を慕っていたようだ。
 望月に北条先生を責めてもしょうがないと言う稲葉。
 しかし、望月は兄が持っていたとても貴重な本を持っている先生は絶対に兄の行方を知っているはずだと言い張り、美術室を出て行く。
 追いかけると望月が氷川に絡まれている場面に出くわす。
 氷川は稲葉の姿をみつけるとばつが悪そうに去る。望月が言うには氷川は望月が兄を探すのが気に入らないらしい。
 廊下を歩いていると3-5から何か物音がする。3-5は廊下にいても分かるほど強烈な生臭い臭いを発している。
 3-5を調べようとすると校長先生に呼び止められたので探索は諦めることに。
 美術室に戻ると美術部員の理恵と京子がいた。理恵は具合が悪そうで、それを京子が心配している。
 美術準備室の先生に相談しに行く。
 先生は校長に何か命令をしているようだったが、稲葉の姿を見ると校長のほうが命令口調になり、部屋から追い出される。
 もうそろそろ由麻の用事が終わったのかと思い、由麻のいる進路指導室に向かうと、そこで由麻が氷川に襲われている。
 突然やってきた稲葉に氷川が気をとられている間に逃げ出す由麻。 
 氷川は由麻が自分のものであると宣言し教室を出て行ったので、追う。
 廊下で美咲と口論している氷川を発見。そのまま後をつけると今度は広瀬に何かの協力を依頼しているのを目撃する。
 更に追おうとする稲葉。しかし途中で校長とぶつかっている間に見失ってしまう。
 仕方がないので今度は逃げ出した由麻を探すため先生の元へ向かう。
 由麻は先生に用事を頼まれて職員室に行っているらしい。
 稲葉が教室を出ようとすると突然停電に。
115・・・いる!:2008/05/18(日) 21:25:31 ID:HcFPIH9r0
 何があったのかと校舎内をうろついていると、女子トイレの前にいる京子を見つける。
 理恵が何か訳の分からないことを言いはじめたかと思うと、そのままトイレに閉じこもってしまったらしい。
 先生に指示をもらいに行き、トイレに戻ると、京子は女子トイレの中に入って個室にいる理恵に呼びかけをしている。
 理恵の返事はない。
 稲葉が京子に先生の指示を伝えようとすると、いきなり個室のドアが開いて京子が中に引きずり込まれる。
 夜の校舎に響く悲鳴。ドアの影から時折血に染まった京子がもがく姿が見える。
 理恵は無表情で理恵の首の骨を折り、死体を投げ捨てると、そのまま稲葉に迫ってくる。
 稲葉は大急ぎで近くの教室に逃げ込み、そこにあったダンボール箱に身を隠す。
 教室に入ってきた理恵はしばらくダンボール箱の傍をうろうろするがやがてどこかへ行ってしまう。
 稲葉は恐る恐る教室を出て女子トイレに向かう。
 しかし、女子トイレにはあるはずの京子の死体どころか血の跡すらない。
 少し混乱しつつも廊下へ。すると、資料室に入っていく望月を発見。稲葉も資料室へ向かう。
 望月は頭を押さえながら苦しんだかと思うと、まるで別人のように振る舞い、稲葉を突き飛ばして去る。
 更に混乱しながら、どうしたらいいか聞くために先生の元に向かう。
 途中、ルルイエ神聖文字を読めるようになる青い石について書かれた紙切れを拾う。さっきの青い小玉のことのようだ。
 先生に理恵たちを探すよういわれたので、教室を回って行くと、3-4の教室に広瀬が。
 広瀬は氷川に望月を会議室に呼ぶよう頼まれていて、稲葉に望月がどこにいるのかと尋ねる。
 知らないと答えると、広瀬は氷川に望月はいなかったと伝えてもう帰るといい去っていく。
 稲葉はとりあえず自分も会議室へ向かうことにした。
 会議室の扉を開けるとちょうど広瀬が怪物に襲われているところに出くわす。
 怪物は広瀬の体を舌で突き刺して体中の水分を吸い取ると消えていった。
 稲葉が呆然としていると、そこへ望月がやってくる。
 望月がいうにはさっきの怪物は『ティンダロス』という時間の角にすむ血に飢えた凶獣らしい。
 広瀬は教室に落ちている『ノートランの鏡』という特殊な鏡を覗いてしまったからその怪物に襲われてしまったようだ。
 望月は「鏡にかけられている呪文がまだ生きているから不用意に鏡に近づくな」と稲葉に警告すると、資料室へ行くと言い、去っていった。
 資料室で望月にさっきのことを尋ねると、望月は「化け物?何のことだ?くだらないことで話しかけるな」と一蹴。追い出される。
116・・・いる!:2008/05/18(日) 21:27:32 ID:HcFPIH9r0
 途方にくれて、先生に広瀬のことを報告しに行くが先生の姿がない。
 そこへ何者かがこちらへ近づく足音が。もしや理恵か?
 稲葉は急いで近くのロッカーに身を隠す。
 部屋にやってきたのは氷川。あとは女性らしき人物もいるが稲葉からは姿までは見えない。
 女性は氷川に儀式をするから用意をしておけと命令すると部屋から出ていく。
 氷川は女性がいなくなったのを確認すると「せいぜい俺のために頑張れよ」とつぶやき、その場から立ち去った。
 稲葉は誰もいなくなったのを確認すると、美術準備室から出て、先生を探しに廊下を進む。
 すると、向こうから先生がやってくる。稲葉は会議室であったことの一部始終を報告。
 先生は「パニックになると困るから鏡の化け物の話はしないこと。騒ぎを大きくしないでね」とだけ言い、美術準備室へ入っていた。
 稲葉も準備室に入ろうとすると、望月兄の名を呼び「あなたが悪いのよ…」と言う先生の声が聞こえる。
 やはり先生と望月兄の失踪は何か関係がありそうだと思った稲葉は資料室の望月に会いに行く。
 望月は「実は頭が痛くなってからさっき稲葉が来た時までの記憶がない。何があったのか教えてくれ」と稲葉に頼む。
 広瀬のことや氷川が望月を呼び出していたを話すと、望月は「一人で考えさせてくれ…」と言って、稲葉を追い出す。
 行く当てもないので校舎内を歩き回ると途中の教室で美咲の死体を発見。
 どうにかして逃げられないかと、階段へ向かうと中西に出会う。
 中西はさっきまで階段に続く廊下を塞いでいた机がなくなったことを喜んでいるようだ。
 だがその場所には怪しげな魔法陣が描かれていた。
 中西が稲葉に近づこうとした瞬間、魔法陣から怪物が出現。中西は抵抗するまもなく食べられてしまった。
 中西を食い殺した後も怪物は消えずに廊下を塞いでいる。
 どうすればいいか望月に相談をするために資料室に戻ると、望月の様子がおかしい。
 望月は稲葉にさっきの怪物こと『ショゴス』の幼生をどうにかして欲しいと頼んだ。
 『ショゴス』は低級な魔物だから餌さえあたえればさっさと帰るという。
 生臭い3-5が怪しい。3-5にいくと教室の後ろのほうに見慣れない木箱が。これが臭いの原因らしい。
 木箱から得体の知れない肉塊を手に入れると、さっそく『ショゴス』に食べさせることに。
 『ショゴス』は肉塊を食べると煙のように消えていった。これで階段を使えるようになった。
 2階を探索していると魔法陣を発見。恐る恐る近づくと怪物が出現。1階を探索することに。
117・・・いる!:2008/05/18(日) 21:29:24 ID:HcFPIH9r0
 1階の廊下で男子生徒の死体の前にいる望月を発見。
 望月は「また頭痛に襲われて意識を失って、気がついたらここにいた。これは、俺がやったのか…また頭が」と走り去っていった。
 望月を追うのも怖いので探索を続けると、保健室で怯えている保険の先生に会う。
 保険医がいうには校舎の外にも魚の化け物がいるらしい。玄関に鍵もかかっているうえに頑張って出たとしても外にも化け物。
 稲葉はどうすれば助かることが出来るのかと思い、とりあえず今現在いける範囲から役に立ちそうなものを集めた。
 職員室に生存者がいたが恐怖で震えていて動けないようだ。
 1階を探索し終えて、2階に戻ると廊下の向こうから怪物に追われる由麻がやってくる。
 怪物は獲物を由麻から稲葉に切り替え、こちらのほうを襲ってきた。
 稲葉は理科室に逃げ込み、教壇の下に隠れてやり過ごす。
 怪物が去ったのを確認すると、安全な3階の資料室へ避難することに。
 資料室には望月が。
 望月は2階の怪物『無形の落とし子』は呼び出した呪文さえわかれば追い返せるとだけ言うと、いきなり苦しみだし、倒れる。
 呪文の書を探す稲葉。美術準備室では「われらの神が世界を浄化する…フフ…」と不気味につぶやく先生が。
 見なかったことにして、他の場所を探索。職員室ではさっきまで生きていた生徒が死体となって横たわっていた。
 技術室に入ろうとすると、部屋にいた怪物がこちらに向かってやってくる。
 万事休すかと思いきや、氷川が謎の魔法で怪物を撃退。
 氷川は「ぼさぼさしてないでさっさと消えろ!」と言って何処かへ行ってしまった。
 図書準備室に行くと、望月がいた。
 望月には今、別の人間の人格が中に入っていて、そいつとメモを使って筆談できたとのこと。
 別人格が言うには今学校を襲っている自体は下手すると世界中を巻き込むようなもののようだ。
 ただ、自分の言うとおりに従えば助かるかもしれないらしい。
 怪しいことこの上ないが、他に当てもないのでおとなしく従うことに。
 呪文の書は図書室にあるらしいので、行くとそれらしい書物が見つかる。
 しかし、その近くには生徒の死体を食らっている怪物がいる。怪物に気づかれないよう『エイボンの書』を入手。
 だが、青い小玉こと『ルルイエの子珠』を使って解読。これで、廊下の怪物を追い払える、
 ついでにあらから探索し終えたのでまだ探してない美術準備室に向かう。先生はいないようだ。
 先生がいた場所には一枚の写真が落ちていた。それは3年前の写真で先生と望月兄、そして神山という男性が写っていた。
 本棚には『妖虫の秘密』という本が。これが望月兄の持っていた本だろう。何かに使えるかもしれないから持ち出すことに。
118・・・いる!:2008/05/18(日) 21:31:50 ID:HcFPIH9r0
 呪文の力で『無形の落とし子』を撃退、今まで通れなかった2階の先を進む稲葉。
 2階の倉庫からジャッキを入手。隣の2-4教室では深紅の宝石を手に入れる。
 1階に開きかけたシャッターがあったのでそこにジャッキを差し入れて開く。
 その先には礼拝堂がある。ここは夢の中でかおりが殺されていた場所だ。
 礼拝堂の奥の壁に妙なくぼみがあったのでそこに深紅の宝石を嵌めてみる。
 すると隠し部屋の扉が開く。隠し部屋は誰かが生活していた様な痕跡があった。
 適当に物色したあとで、部屋の三皿の天秤を天秤がおいてあるのを発見。後で何かに使えそうだ。
 資料室に戻ると望月がいた。
 望月はメモを稲葉に見せ、興奮気味に「兄さんが生きているかもしれない!」と語る。
 どうやら、美術準備室で先生のメモを拾ったらしい。
 それによると望月兄は先生を裏切った罰で学校の地下の洞窟に落とされたようだ。
 ただ洞窟には腐肉を食らう怪物がいるらしいんだが…
 望月は兄が生存している可能性があることに喜ぶと稲葉を突き飛ばして走り去っていった。
 稲葉も手がかりを探すため美術準備室に行くと、先生と望月が話をしていた。今出ているのは別人格のほうらしい。
 別人格は神山というらしい。神山は3年前の写真に写っていた人物だ。
 次元の旅から帰ってきた神山は先生に「お前は最愛の裏切り者へ、いや世界への復讐するつもりだろう」と言い放つ。
 そして「俺はお前の邪魔をするつもりはない。世界の終わり、いやこの星の正当な支配者の復活を見届けさせてもらう」と宣言。
 この事件の黒幕は先生なのだろうか。二人がこちらに気がつく前にこっそり部屋から抜け出す稲葉。
 しばらく学校の中をさまよった稲葉の前に現れる望月。
 望月がいうには兄の『妖虫の秘密』さえあれば神山が兄の行方や学校から逃げる方法を教えてくれるらしい。
 『妖虫の秘密』を渡すと望月が苦しみだす。
 「意識が、混ざりだし過去の時代の…円錐状の生物が…クッ…稲葉、兄さんを…」
 望月と神山の意識が混ざっているらしい。望月は稲葉に兄を頼むといって兄の写真が入ったロケットを手渡すと気を失った。
119・・・いる!:2008/05/18(日) 21:33:58 ID:HcFPIH9r0
 気を取り直して探索を再開。
 2階渡り廊下の吹き抜けから由麻の声が聞こえる。どうやら、由麻は3階にいるらしい。
 由麻は突然悲鳴を上げると誰かに連れ去られてしまう。
 3階を探索すると3-4で由麻を発見。
 さっき由麻をさらおうしたのは氷川らしい。由麻は逃げ出すときに足を怪我してしまったようだ。
 稲葉は薬を取りに保健室へ向かった。
 保健室では校長が保険の先生をナイフで殺害していた。帰り血で体中真っ赤な校長。
 稲葉が来たことに気がついた校長は、ついでに稲葉も殺してしまおうとこちらへ近づいてくる。
 稲葉は必死で保健室から逃げ出し、隣の職員室のロッカーに隠れる。
 校長は職員室に入ってきたが稲葉を見つけられずに何処かへ行ってしまう。安堵する稲葉。
 3-4へ帰るが由麻の姿がない。氷川にまたさらわれてしまったのだろうか。
 渡り廊下に行くと氷川が魔法陣の前にいる。何か強力な物を召還するために由麻の血が必要らしい。
 氷川は稲葉が通れないように怪物を召還して道を塞ぐ。
 このままでは由麻が危ない。
 手に持っているメモに透明な怪物は『イブン=グハジの粉』をかければ倒せるとある。
 『イブン=グハジの粉』の調合方法が書いた『悪魔崇拝の書』を読んでみると、材料は手持ちにあるもので間に合いそうだ。
 稲葉は礼拝堂の隠し部屋の天秤を使って『イブン=グハジの粉』を調合すると、大急ぎで戻ってきた。
 粉をかけられた怪物はあっという間に消滅。稲葉は氷川が消えた方向へ向かう。
 4階テラスに行くと由麻の姿が。
 しかし稲葉の目の前で、由麻が空から飛んできた怪物に連れ去られてしまう。
 由麻に気をとられている稲葉を背後から何者かが殴打。
 稲葉は気を失ってしまう…
120・・・いる!:2008/05/18(日) 21:36:38 ID:HcFPIH9r0
 気がつくと稲葉は学校地下の神殿にいた。
 神殿の上の穴から氷川が顔を覗かせる。
 氷川はそこから出して欲しければ、地下道を通って古き印『エルダーサイン』を動かして来いと言う。
 他に助かる方法がないのでしぶしぶ言うことを聞く稲葉。
 地下神殿に仕掛けられた罠を回避しつつ、神殿の奥に進む。
 最深部には紋章が刻まれた青い石が置いてあった。これが『エルダーサイン』らしい。
 青い石を台座から動かすと、怪しげな光が空に向かって解き放たれた。
 氷川に報告しに戻ると、氷川は「誰が助けると約束した?」と言って笑い出す。
 何処かから出れないかと神殿を探索すると、奥の石碑の裏に隠し通路を見つける。
 隠し通路は地下の洞窟につながっていた。
 どうやらここは代々邪神を封印をみまもる守人たちの墓場のようだ。
 奥に進むと怪物が近寄ってくる。
 襲われると思い身構えると、怪物はロケットを指差し「お前、そのロケットは…哲雄、か?」と話しかけてきた。
 稲葉が望月の友人だと答えると、怪物は自分は哲雄の兄だったものだと名乗る。
 望月兄は先生にここに落とされてからグールと生活しているうちに自分もグールになってしまったと語る。
 そしてまだ人間だったころに書いておいた手紙があるから弟に届けて欲しいと頼んだ。
 稲葉が承諾すると望月兄は先生と自分の関係について語り始めた。
 どうやらここの生徒だった望月兄と先生は恋人同士で、二人は神山という学者と考古学に没頭していた。
 先生はインスマスという地方の名家の出身で、魚の怪物の血筋らしい。
 インスマス人は年をとると『深きもの』に姿を変えてしまうらしく、先生はそのことに悩んでいた。
 しかし勇気を出して望月兄にそのことを告白。だが、望月兄はその告白を受け止めることが出来なかった。
 裏切られたと思った先生は望月兄を地下に閉じ込め、やがて皮肉にも兄のほうが怪物の姿になってしまう。
 望月兄は稲葉に地上への道を教えると何処かへ消えていった。
121・・・いる!:2008/05/18(日) 21:38:45 ID:HcFPIH9r0
 地上への道を進むとグールたちが追ってくる。稲葉は大急ぎで扉の向こうに飛び込む、かんぬきを閉めた。
 部屋は牢屋のようで、一人の老人が捕まっていた。彼が本物の校長でさっき学校にいたのは泥人形らしい。
 稲葉が青い石を動かしたことを語ると校長は動揺。
 普段はあの石を動かすことが出来ないが月の力が弱くなる月蝕である今日は誰にでも動かせてしまうらしい。
 あの石は邪神『クトゥルフの落とし子』を封印するために置いてあるもので、氷川たちはそれを復活させようとしているようだ。
 校長の一族は遠い先祖がこの地に旧印をしるしてからずっと、邪神の封印を護ってきたらしい。
 生贄には校長の孫のかおりが使われるはずだったが、かおりはすでに泥人形に殺されてしまっている。
 そこで校長の家系の分家筋の由麻が代理で生贄に使われることになったのだ。
 稲葉は儀式を止めるべく急いだ。
 牢屋の出口は学校敷地内の時計台につながっていた。
 時計台1階の部屋に望月が倒れていた。
 「暗黒の魔法が…四次元の闇…氷川お前アザ=トース…誰か止めてく…」
 望月は氷川を止めようとして返り討ちにあってしまったらしい。
 稲葉が望月兄からの手紙を渡すと、「もう一度兄さんに会いたかった…」と息も絶え絶えにつぶやく。
 望月は最後の力を振り絞って、外傷さえなければ魂を呼び戻すことができる『喚魂の秘薬』を稲葉に手渡し、息を引き取った。
 望月の近くには『ノートランの鏡』との鏡の力を解放する呪文のメモが落ちていた。これももらっておこう。
 時計台の階段を上っていくと途中に扉を見つける。
 立ち寄ってみると、そこには氷川が。ただどうも様子がおかしい。
 氷川はまるで発狂したように笑い出すと、頭を抑えよろめきながら階段に向かい、そして足を踏み外して絶命する。
 氷川がいた場所には漆黒の瘴気を帯びた魔道書が落ちていた。表紙には『THE NECRONOMICON』と書いていた。
 近くの日記には氷川の友人がこの本を手に入れた後、読みふけっているうちに発狂。階段から落ちて死んだと書いてあった。
 氷川も好奇心の勝てずに読んでしまったのだろうか。
122・・・いる!:2008/05/18(日) 21:41:50 ID:HcFPIH9r0
 氷川の部屋から出た稲葉は機械室の向こうから時計台の屋上に辿り着いた。
 屋上では先生が儀式を始めているようだった。
 稲葉が近づこうとするが結界に阻まれてできない。
 稲葉はノートランの呪文を使って鏡の力を解放。
 鏡を先生に向けながら、先生を呼ぶ。
 声に反応した先生は思わず稲葉のほうを向いてしまう。
 鏡を見てしまった先生を『ティンダロス』が襲う。先生は広瀬のようにその命を落とした。
 儀式を止めることに成功したが由麻の意識が戻らない。
 稲葉は望月が残した『喚魂の秘薬』を由麻に飲ませた。
 目を覚ます由麻。
 こうして全ては終わった…

 翌日、学校は生徒や学校関係者の惨殺遺体と、何者かに監禁された校長が発見されたことで騒然となった。
 この事件はTVや新聞で大々的に報じられ、日本中を嵐のように吹き抜けた。
 惨劇の生存者である稲葉と由麻は精神的なダメージが酷くそのまま入院生活を送る。
 時おり蘇る惨劇の記憶で錯乱状態になる二人。
 二人は事件の記憶を振り切るかのように別々の学校に転校して行った。
 そして、真実は明かされるまま時が事件の記憶を人々の記憶から洗い流していった。
 だが、稲葉は今も夢に見ることがある。
 何者かが再び… 


     ・・・終わり
123ゲーム好き名無しさん:2008/05/18(日) 21:44:17 ID:HcFPIH9r0
以上が「・・・いる!」のトゥルーエンドです。

これは先生黒幕ルートでもうひとつ氷川黒幕ルートがあります
そっちだと途中で先生が稲葉を怪物から助けるために死にます。
『喚魂の秘薬』を入手できないと由麻が死んでノーマルエンド。
最後の儀式を止める時に、鏡を使わないと邪神復活でバッドエンドになります。
124ゲーム好き名無しさん:2008/05/18(日) 22:18:17 ID:IQZOHo5T0
乙でした
トゥルーエンドでもヒロインが助かるというだけで、その後がBADっぽいよね・・・
125ゲーム好き名無しさん:2008/05/18(日) 22:33:42 ID:/SqttuF50
>>123
乙です

「怪異に関わってまともな生活のできる者はいない」
ってところがラブクラフト系のセオリーを含んでて良いな。
126ゲーム好き名無しさん:2008/05/19(月) 17:20:49 ID:7UEOqNa10
前スレの504、このスレの>>125までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
127ゲーム好き名無しさん:2008/05/21(水) 08:41:02 ID:6LIn7JdC0
ナムコクロスカプコンって未決のまま?
128ゲーム好き名無しさん:2008/05/21(水) 12:33:28 ID:6LIn7JdC0
ナムカプのストーリー書きたいけど需要ある?
Wikiにのってるみたいにセリフ中心で書かなきゃ駄目?
129ゲーム好き名無しさん:2008/05/21(水) 15:44:28 ID:QGh2nCH60
需要はあるんじゃないか?
あと、書き方は別にあわせる必要もないんじゃないかな
130ゲーム好き名無しさん:2008/05/21(水) 16:48:01 ID:NQjYZ0YaO
変えていいんじゃないかな。前の人のに合わせると凄まじい分量になるだろうしw

確かまだ片那も出てなかったような。
131ゲーム好き名無しさん:2008/05/21(水) 22:46:28 ID:sfUsQyF90
自分の書き方でおk。
132ゲーム好き名無しさん:2008/05/21(水) 23:36:56 ID:6nitsHre0
中国語で書いてもいい?
133ゲーム好き名無しさん:2008/05/22(木) 01:34:04 ID:rG6Y21bD0
それは書かなくてもいいです
134ゲーム好き名無しさん:2008/05/22(木) 01:38:39 ID:E8u04/fW0
>>132
書きたいならどうぞ
中国の方がROMってるかも知れませんし
135ゲーム好き名無しさん:2008/05/22(木) 16:31:25 ID:DEf5Ka/G0
マナケミア〜学園の錬金術士たち〜を予約してた者です。
バッドEDもリクエストされてるので、まず、ストーリーの本筋とバッド相当の主人公EDを書き、
その後に仲間キャラそれぞれについて
個別イベント+個別EDを書くという形にしたいと思います。
全12話のゲームですが、まずは第7話まで投下します。
136マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/05/22(木) 16:57:13 ID:DEf5Ka/G0
とりあえず、第1話で登場するパーティーメンバー

ヴェイン・アウレオルス
主人公。猫のサルファと山奥の小屋に引きこもって生活していたため、人付き合いが苦手。
積極性に欠ける部分があり、どちらかというと周囲の人間に引っ張られて事件に巻き込まれることが多い。
過去の記憶がはっきりせず、気がついたらサルファと一緒に暮らしていた。


サルファ
ヴェインと一緒に暮らしていた黒猫。
基本的に単なる猫にしか見えないが、ヴェインだけはサルファの言葉を理解することが出来る。
また、戦闘時にはプロテクター状に変身してヴェインの武器となる。
これらの点から、ヴェインと契約したマナ(精霊とか、妖精とかそういう存在)だと思われている。

フィロメール・アルトゥング
通称フィロ。ヴェインの隣の席になったクラスメートの少女
人懐っこく明るい性格だが、錬金術に際して、独自のアレンジを加えたがる癖がある。
風のマナと契約している。

ティティルミミニケメレ
通称ニケ。ヴェインたちと一緒に入学した獣人の少女。
一人称は「うち」で、言葉も行動もよく言えば前向き、悪く言えば猪突猛進系である。
錬金術を学ぶ以外にとある目的を持って学園にやってきている。
ゲーム開始時点では契約マナはなし。

グンナル・ダム
ヴェインたちの一年先輩で、学園中に知られたトラブルメーカー。
よく言えば豪快、悪く言えばルール無視で、面白いことを追求する部分がある。
ゲーム開始時点では契約マナはなし。
ゲーム序盤はいつも忙しそうでめったにアトリエに顔を出さない。


137マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/05/22(木) 17:00:51 ID:DEf5Ka/G0
第1話 猫と少年と錬金術

錬金術師養成機関であるアルビレス学園(以下「学園」)に、
主人公のヴェインと猫のサルファがやってきたところから物語が始まる。
学園に入ったところで、ヴェインの回想シーン。
昔のことはおぼろげにしか覚えていないヴェインは黒猫のサルファと共に山奥の小屋で暮らしていた。
(町に行くと怖がられるとの事。ヴェインとサルファの力=錬金術についての知識がその地域では乏しいためらしい)
其処にある日、ゼップルと名乗る男が尋ねてくる。
ゼップルは学園の教師であり、ヴェインをスカウトしに来たのだと言う。
結局その話を受けて、ヴェインは学園へと入学することを決めたのだった。

森の奥で暮らしてきたヴェインにとって、多くの人がいる場所に来ること自体初めての経験であった。
(少なくとも人間の友人はこれ以前に一人もいない)
入学式や担任となったゼップルからの説明も終わり、解散となったところで
隣の席に座っていた少女、フィロに誘われ、一緒に学園内を見て回ることになったヴェイン。
一通り見て回ったところで、突然、見知らぬ男女二人組みの先輩から声を掛けられる。
ヴェインの名を知っていた二人は半ば無理やりにヴェインをどこかへ連れて行こうとする。
そこに登場する新たな男子生徒。
グンナルと呼ばれたその生徒はヴェインとフィロは既に自分が予約済みだと言いだす。(二人にそんな覚えは無い)
ヴェインたちの意思を無視した身柄の奪い合いは結局グンナルが勝利し、二人組みは戦わずしてその場を去る。
グンナルは二人組についてトニとレーネという名で、分りやすく言うと悪の手先だと告げる。
結局知らない先輩にどこかに連れて行かれるのは変わらないような気がしないでも無いが、グンナルについていく二人。
案内されたのは校舎内の、錬金術を行うためのアトリエであった。



138マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/05/22(木) 17:01:55 ID:DEf5Ka/G0
そこには既に一人の獣人の少女がおり、二人のことを新たな被害者と呼んでくる。
そこに、教頭先生がやってきて、グンナルと言い争いを始めた。
約束どおり四人集めたと告げるグンナルに対し、教頭は一年生三人をグンナルに任せることには不安があり、やはり認めることは出来ないと言い返す。
状況が分らないヴェインは教頭とグンナルの言い争いを止めようか悩み、フィロはマイペースに獣人の少女、ニケと自己紹介を行っている。
何でもニケは、獣人は珍しいとの理由でグンナルに連れてこられたらしい。
その間にもグンナルと教頭の話し合いは進み、教頭から二週間以内に「ニクロ布」というアイテムを作るように命じられる。
さっぱり状況がつかめないヴェインとフィロだが、グンナルはやることがあるといってアトリエから出て行ってしまう。

とりあえずニケに事情を説明してもらう二人。
学園ではアトリエを四人以上の生徒のグループに対して貸与しているのだが、グンナルが所属していたアトリエは昨年先輩が全員卒業して、
グンナル独りになってしまったため、アトリエを使い続けるための人数確保としてヴェインたち3人が連れてこられた、ということらしい。
しかし、先ほどの教頭の話を聞く限りでは、2週間以内に課題を達成しないとアトリエを追い出されてしまう。
しかもグンナルはどこかへ行ってしまい、一年生三人で何とかするしか無い状況。
とりあえずフィロがニクロ布について調べておく、と言うことでその日は解散することになった。

ニクロ布の作成はともかく、日常の課題をこなしていく三人。
そのころ、トニとレーネは命令してくる何者かに、失敗について無言のプレッシャーを受け、次の手立てを考えていた。
一方ヴェインたちが日常の課題に追われるうち、肝心のニクロ布製作の期限まであと一日となってしまった。
フィロの調査のおかげで材料はほとんど分ったのだが、後一つだけ分らない材料がある。
そのことで悩んでいるとグンナルがアトリエに現れ、最後の材料が旧校舎のモンスターが落とすアイテムだと教えてくれる。
忙しいと言うグンナル以外の三人でそのモンスターを倒しに行き、無事そのモンスターを倒して材料を入手することに成功する。
アトリエに戻ると何故かグンナルが負傷している。本人曰く名誉の負傷とのことだが、別に重傷でも無いので、ほっといて布の調合を行うことに。
調合は順調に進んだが、フィロが何か隠し味を入れようと言い始める。
ヴェインは普通に作ることを主張するが、普通に作ったらつまらないというグンナルの一声で
フィロ特製の秘密の粉薬が投入される。
不安に駆られるヴェインだが、結局かなり高品質のニクロ布が完成する。
教頭にその布を提出すると、目の前に反面教師がいるのも悪くない、と言ってアトリエの使用継続を許可してくれた。
グンナルのおごりで祝杯だと盛り上がる一行だが、アトリエの外で教頭はヴェインについて「やはりテオフラトゥスの…」と意味ありげに呟くのだった。
139マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/05/22(木) 17:14:32 ID:DEf5Ka/G0
第2話 期末試験とメガネの転校生

新規登場パーティーキャラの紹介
ロクシス・ローゼンクライツ
クールで嫌味でメガネをかけた転校生。
何人もの錬金術師を輩出した名門、ローゼンクライツ家の出身。
勤勉かつ努力家だが、何故か一方的にヴェインをライバル視してくる。
ゲーム開始時で契約マナはなし。



無事アトリエを借りることが出来たヴェインたち。
そんなある日、ニケのクラスに転校生がやってきた。
ニケからその転校生の話を聞いたグンナルは面白そうだとその転校生、ロクシスを自分達のアトリエに誘いに行く。
しかし、既にロクシスはトニとレーネの誘いを受けた後だった。
その後も日常の課題を過ごしながら過ごす一同。
夏休みも近づいたある日、ヴェインたちは期末試験として翌日の夕方までに「食物繊維」の製作を課される。

図書館で調べてきたフィロの情報で、手近な材料だけでも課題は作れるが、
高台に一本だけ生えている樹から取れるホッフェンという材料を使えば高品質のものが作れることがわかる。
時間が無いし、そこまでしなくてもいいとニケが言うと、突然グンナルが現れ、
「有り合わせで作るなど言語道断」と言い出して、ホッフェンをとってくるまで錬金釜の使用を禁止されてしまう。
しかたなく高台へ向かう三人。

高台にはトニ、レーネ、ロクシスの三人の姿もあった。
目的地まであと少しというところで、トニから足止めを命じられたロクシスが三人に戦いを挑んでくる。
サルファを身にまとうヴェインの姿に「それが君のマナの力・・・気に入らない」と呟くロクシス。
戦いの末ロクシスを退けた三人だが、トニの手によってホッフェンが取れる樹が燃やされてしまっていた。
追いついてきたロクシスを最低だと非難するニケ。
それに返す言葉もないと答えて、立ち去るロクシス。(ロクシスもトニがそこまでやるとは知らされていなかった)
フィロたちも立ち去り一人その場に残されたヴェインに、サルファは自分が知っている錬金術師はロクでもないやつばかりだと言う。
できる事なら樹を救いたいと願うヴェインの身体からは謎の光が放たれるのだった。

あけて翌日、フィロとニケに連れられて高台へ向かうと、燃やされたはずの樹が元の姿を取り戻していた。
先生辺りが治したのかと予想しながら三人がホッフェンを採集すると、三人の前に木のマナが現れ、木を治したことの礼を言われる。
別に自分達が治したわけではないと言う三人だが、お礼に一緒に行くというので、ニケが木のマナと契約する。
学校に戻り、ゼップルに課題を提出して教員室を出た所で、ロクシスと鉢合わせる三人。
トニの行動は自分も知らず、昨日のことは本意ではないと告げるロクシスに対して、それで自分だけ関係ないとでも言うつもりかと怒りをあらわにするニケ
ニケとフィロが立ち去った後、残ったヴェインに昨日のことを謝罪するロクシスだったが、同時にヴェインのことが嫌いだとはっきり告げる。
思い当たる節がなくヴェインは戸惑うしかなかった。
140マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/05/22(木) 17:23:08 ID:DEf5Ka/G0
第3話 夏休みと謎の幽霊の噂

新規パーティーキャラ
パメラ・イービス
昔から学園に住み着いている幽霊の少女。
少なくとも、現在の校長の祖父が学生のころは記憶しているという。
資料館(図書室)の管理人を自称しているが、真面目に仕事をしているかは怪しい。
一部の学生や教師、モンスターにとってはアイドル的存在である。

夏休みに入ったが、錬金術についての知識漏洩を防ぐため、卒業まで学園の外には出られない。
仕方ないので結局学園内で宿題したりバイトしたりしながら過ごしている面々。

宿題も終わらせたところに、グンナルから余興として夏休みに入ってから噂されている幽霊を探しながらの肝試しを持ちかけられる。
グンナルに渡されたメモに従い、学園各地を回るが、怪談話というには微妙なものばかり。

資料館にやってくると、口から泡を吹いてロクシスが倒れている。とりあえずロクシスを運び出す一行だが、陰から覗く何者かには気がつかなかった。

ひとしきり回ったところで悲鳴が聞こえたので、なぜかそこへやってきたグンナルと共にに悲鳴の聞こえた場所へ向かう一行。
資料館に駆けつけると、肝試しをしていた生徒の一人が突然現れたモンスターに攫われたという
ヴェインたちが資料館奥へ向かっている頃、資料館入り口で待っていたグンナルのところに、噂の幽霊の正体であるパメラが現れる。
現状を説明し、パメラと共に自らも資料館の奥へと向かうグンナル。
資料館の奥で問題のモンスターと生徒を見つける一行。興奮したモンスターから生徒を助ける方法を考えているとパメラとグンナルが駆けつける。

パメラが説得すると、モンスターがパメラに惚れており、パメラの姿が見えなくなった不安から暴れだしたことが分る。
詳細は不明(モンスターの言葉を理解できているのはパメラとサルファのみで、これ以上はサルファが通訳してくれない)だが、
わがままを言って埒が明かないらしいモンスターを叩きのめして生徒を助け出す。

場所をアトリエに移してグンナルからパメラの紹介がされた。
パメラは学園に古くから住んでいる幽霊だが、一種の風物詩として一年の入学から半年は存在を隠し、夏休みの肝試しで存在を明らかにして驚かせるのが慣わしだという。
今年の幽霊騒ぎは待ちきれなくなったパメラが先走った結果であった。
ヴェインが気に入ったパメラは自分もグンナルのアトリエに加入すると言い出す。
学園の方は校長に言えば何とかしてもらえる(校長もOBで当然学生時代からパメラとは知り合いである。)とのことで、グンナルのアトリエは新たなメンバーを加えたのだった。

141マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/05/22(木) 17:30:14 ID:DEf5Ka/G0
第4話
先輩とロクシスと武闘大会

新規登場パーティーキャラはなし


夏休みも終わり、後期の授業が始まる。学期末には学園祭が開催され、今年の目玉イベントは二人一組の武闘大会だという。
アトリエで駄弁っていると、ニケから武闘大会への参加を誘われる。
しかし、その場にやってきたグンナルが、自分とヴェインのコンビで参加申し込みを済ませてしまったと言う。しかたないので、グンナルと参加することに。

いつも忙しそうなグンナルが行事に参加することをフィロが不思議がると、グンナルは上機嫌でついに目的のものを手に入れたと告げる。
それはグンナルが入学当時から契約しようと日夜戦っていた金のマナとの契約のことであった。
(第1話や第2話でグンナルがマナと戦っている場面を目撃するイベントがある。)
これからはみっちり相手をしてやれると言うグンナルは手始めにヴェインを特訓へと誘うのであった。

トニとロクシスも大会に参加することを知ったグンナルは二人に賭けを持ちかける。
トニ達が勝てばグンナル達が何でも言うことを聞き、グンナルたちが勝てばロクシスをグンナルのアトリエに移籍させるという条件をトニは受入れ、賭けは成立する。

学園祭当日、大会まで時間があるということで、アトリエの皆でいろんな出し物を見て回る。
お化け屋敷には本物であるパメラが乱入してぶち壊し、喫茶店では予想外に美味いケーキを校長が作ったことに驚かされる。
出店では綿菓子も知らないヴェインが、自分の知らないものばかりではしゃぐ、といった感じに学園祭を満喫する一行。

ひとしきり楽しんだところで、大会が始まる時刻となる。

「学園の秩序を破壊する永遠の自由人」 グンナル
「グンナルの後継者との呼び声高い恐怖の一年生」 ヴェイン

という司会者のコールに、いつの間にやらグンナルの後継者にされていることに戸惑うヴェイン
一回戦は難なく突破するが、そこに駆けつけてきたニケから、アトリエに「女は預かった」と書かれた脅迫状が置いてあり、フィロの姿が見えないことを告げられる。
大会はグンナルに任せてヴェインたちでフィロを探しに行くことに。
合流したパメラがモンスターから集めた情報でフィロがマナ遺跡にいることが分り、助けに向かう。

一方大会は順調に進行していた。
一人で試合場にあがるグンナルに対し、実力は申し分ないが、ルールはルール、二人一組出なければ認められないという司会者。
仕方なくグンナルは試合場にいるレフェリーに声をかけ、臨時のパートナーに任命する。断るでもなくあっさりその誘いに乗ってしまうやる気満々のレフェリー
司会者も止めるでもなくそのまま試合を始めてしまうのだった。

遺跡を進んでいったヴェインたちはレーネと、眠っているフィロを発見。
いまいちやる気の無いレーネを戦闘の末退ける。
薬で眠らされていたので、いまいち状況を理解できていないフィロを助け出すと急いで会場へ戻るヴェイン
レフェリーを相方に決勝まで勝ち上がった破壊王グンナルとぎりぎり間に合ったヴェインVSトニ&ロクシスとの決勝が開始される。

グンナルとヴェインが勝利を収め、見事優勝する。グンナルとセットで新旧破壊王コンビなどと司会に呼ばれながら観客の歓声に応える二人。
約束どおり、移籍するロクシスだが、馴れ合うつもりは無い、とこれまでの態度を崩そうとしない
これはこれで面白い、後はお前達の努力次第と告げるグンナルであった。
142マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/05/22(木) 17:41:51 ID:DEf5Ka/G0
第5話 新しい仲間と父親の話

新規パーティーキャラ
アンナ・レムリ
ヴェインたちの一年後輩に当たる新入生。
本来入学は16歳前後が普通なのだが、家の事情で12歳で入学してきた。
家は剣術の道場であり、アンナ自身も居合いの免許皆伝である。
しっかりものだが融通が利かず、口うるさいこともある。
想像力が豊かすぎてしばしば妄想の域に達し、勘違いした思い込みからトラブルを起こすことがある。


ヴェインたちが入学してから一年がたち、新入生が学園にやってくる、
アトリエで皆が過ごしていると、いつかのようにグンナルに半ば無理や連れられて、一人の新入生がアトリエにやってくる。
その新入生、アンナに状況を説明する面々。状況を理解したアンナはアトリエが汚れていると言い出し、責任者であるグンナルに説教を始める。
たちまち逃げ出すグンナルを追いかけてアンナも走り去ってしまう。
こうして新たなメンバーを加えたグンナルのアトリエであった。

アンナの存在で多少息苦しくも真面目に研究に取り組んでいるアトリエの面々
ニケの愚痴からそもそもなんで皆が学園に入ったのかという話題になる。

物心ついたときからそう決めていたというロクシス、文武両道を目指したためというアンナ、スカウトされたから何となく入学したというニケ、
生前のことは覚えていないというパメラときて、ヴェインは父親が錬金術師だったかもしれないからだと答える。
昔の記憶がないヴェイン、気がついたらどこかのアトリエにいて、研究をしている父親の姿が見えたという。
父親の名前すら覚えていないというヴェインに、サルファが、父親の名前は「テオフラトゥス・アウレオルス」だと告げる。

その名をヴェインが口にすると、アトリエの面々が驚きの声を上げる。
なんでも、ここ数年でもっとも偉大な錬金術師であり、学生時代も含め10年足らずで多大な業績を残した人物だという。
パメラのテオフラトゥスが学生時代によく遊んだという言葉から皆で教員達に話を聞きに行くことに。
(錬金術師は必ずこの学園の卒業生であり、教員も錬金術師である以上は、皆学園の卒業生である)

担任のゼップルからは、ヴェインをスカウトした理由が、おそらくヴェインがテオフラトゥスの息子だという点にあったこと、
テオフラトゥスとゼップルは同級生だが、テオフラトゥスは雲の上の存在で、何を研究しているのかすら理解できなかったことを教えられる。
アンナからされた、ゼップルもヴェインくらいの子がいてもおかしくない年齢だ、という突っ込みのショックで固まってしまったゼップルをほっといて他の教員のところへ行くことに。

同じく同級生だった女教師イゾルデからは、テオフラトゥスはその才能とねたまれやすい性格ゆえに敵の多い人物だったこと、
「大いなる獣」と呼ばれるモンスターに守られ、学園創設以来生徒が一切立ち入れなかった場所へ、テオフラトゥスがたった一人でモンスターを退けて立ち入ったというエピソードを教えられる。
いつの間にやら現れたグンナルの発案でその場所へ向かうことに
皆が立ち去った後、イゾルデは「この程度で分るとは思えないが、試す価値は…」と呟く。

問題の場所へ差し掛かると、大いなる獣が立ち去るように警告してくる。
ニケの言葉からヴェインがテオフラトゥスの息子と知った獣は唯一自らの矜持を傷つけた男の息子であるヴェインとその仲間に襲い掛かる。
大いなる獣と呼ばれる大翼竜にヴェインたちの攻撃はほとんど効かず、苦戦を強いられる一行。
皆を傷つけられたくないと、皆の制止を振り切るように一人飛び出したヴェイン。その身体から光が放たれたかと思うと、大翼竜の力が弱まる。
そのチャンスを逃さず、再度戦いを挑む一行(システム上、ここから必殺技と協力技を使用可能になる)。
激闘の末、傷ついた大翼竜は「汝の一族とは相性が悪い」と言ってその場を去り、一行は先へ進んで、テオフラトゥスが見たのと同じ光景を目の当たりにする。
その風景の美しさに心奪われる一行。気を利かせた皆がその場を離れてもヴェインはその風景に見とれているのだった。

143マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/05/22(木) 17:50:42 ID:DEf5Ka/G0
第6話 自由研究と未知との遭遇

新規登場パーティーキャラ
ムーペ・オクタヴィア・ヴォンドラチェク8世
通称はムーペ。どう見ても人間には見えない謎の生物。
壺のような乗り物に乗り、マスコット然とした外見だが、たまに凶悪な表情を垣間見せる。
地元では王族だったらしい。



前期の授業も終わり、ヴェインにとって二度目の夏休みがやってくる。
課題のほかに自由研究も課され、アトリエでは皆で自由研究のテーマについて話し合うが、皆の意見はばらばらであった。
そこでとりあえず目先の課題をやりながら考えればいいと、珍しくまともな意見を言うグンナルに戸惑う一同。
しかし、アンナから掃除当番であることを告げられるとヴェインに押し付けて逃げる姿に、やはりいつもどおりのグンナルだと安心するのだった。

夏休みも終わりが近づき、自由研究の内容を話し合う一同。
話し合いがまとまらない中、グンナルが遺跡の発掘を提案する。
そこには三年生がいなければ入ることができないのだが、グンナルは自分が三年だから大丈夫だと言う。
グンナルが進級できていたことに衝撃を受ける一同だったが、とにかく、遺跡へ発掘に出かけることになる。
それを立ち聞きしていたトニは何かを企んでいた。

遺跡を進み、奥を掘っている、と見たことの無い物質でできた卵のようなものを掘り当てるヴェイン。
其処に現れ、卵を奪おうとするトニとレーネの三下コンビ(命名、グンナル)
二人と初対面のアンナに、グンナルは親切にも名前を覚える必要が無いやられキャラだと適切な説明を行う。
いつものように無駄にやる気のトニとやる気の無いレーネと戦闘になる。
いつものように撃退し、完璧なやられキャラの捨て台詞を残して逃げていく三下コンビ。

アトリエに発掘した卵のようなものを持ち帰り改めて観察する。
卵と言うより金属製の壺っぽいそれにグンナルが蹴りを入れると、それが動き出し、何か生き物のようなものが顔を出すと同時に、壺が宙に浮き、逃げ出す。
追いかける一行はアトリエの隅にそれを追い詰める。
一方プレイヤー視点では謎の生物の内心も表示される。それによると、こいつは宇宙人で、漂着してから2000宇宙時間が経過しており、現地生物と接触することは宇宙法では死刑必至だという。
そのため、口封じにアトリエの面々を皆殺しにしようかと考える謎の生物だが、兵器のほとんどが故障しており、実行に移すことができない。
とりあえず翻訳機能を使って意思疎通を図ろうとする謎生物は自らをムーペと名乗った。
何とかその場をごまかすために留学生だと言い出すムーペ。
それを素直に信じてしまうフィロにどう見ても人間じゃないと突っ込むニケ
母親似と言い訳になって無い言い訳に、グンナルどころかアンナまでぜひ母親に会ってみたいと話に乗せられてしまう。
錬金術を学べば宇宙船の修理が可能と知ったムーペ(自称17歳)
この時点でのアトリエメンバーの態度は、可愛く無いから無関心なパメラ、そっち側には足を踏み入れたくないと距離をとるロクシス、
話に流されてるグンナル、ヴェイン、アンナ、フィロ、一人突っ込み役を務め続けるニケといった具合である。

結局グンナルがアトリエに迎え入れることを決定し、入学できるよう校長のもとへ直談判しにいくことに。
自分は王族だと主張するムーペは国の名を聞かれて、咄嗟にワイハだと答える。
グンナルの口車もあり、あるはずも無い国を知ったかぶりした校長は結局ムーペの入学を許可してしまう。
かくして、アトリエに新たな仲間が加わることになった。

144マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/05/22(木) 18:01:12 ID:DEf5Ka/G0
第7話 学園祭とクイズ大会?

夏休みも終わり、ヴェインが入学して二度目の学園祭が迫ってきた。
今回の目玉は学園横断ウルトラ錬金クイズだと言う。それはともかく日々の課題に取り組む一行。

そんな中授業の一環として、アトリエ対抗マラソン大会が開催される。
アトリエ対抗だって言ってるのになぜかヴェインにライバル心むき出しなグンナルとロクシスだったが、とにかく参加することに。
ここでは、ゴール到達までの時間で展開が分岐する。

→遅かった場合
トニとレーネの三下コンビに先にゴールされてしまい、悔しい思いをする

→早かった場合
何故かわざわざ待ち構えていた三下コンビ(というか主にトニ)が、成績よりグンナルたちとの勝負が大事だと言って戦いを挑んでくる。
難なく蹴散らして、トップでゴールを果たす一行。結局三下コンビはマラソンでも勝負でも敗北することとなった。

ヴェインの二度目の学園祭、今年の目玉である学園横断ウルトラ錬金クイズは二人一組の参加だと言う。
ヴェインもアトリエの仲間を誘って参加することに(誰を誘っても構わない。相方を誰にしても、イベントは大差ない)

ルールは全部で三問について、解答となるアイテムを持ってくること。
妨害、横取り何でもあり、とにかくアイテムを持ってきさえすればいいと言うものであった。
特別審査員として、御歳108歳の錬金術師ピエール先生を迎えて大会が開始される。

第一問は巨大魚の捕獲であった。
何処がクイズかと会場からブーイングが出るが、ピエールの「一流の錬金術師は皆一流の釣り師」との言葉にごまかされて釣りに行くことに。
やっぱり参加している三下コンビもヴェインたちの邪魔をしようと高台の釣り場で待ち構えていた。
しかし、トニは地元では釣り吉トニと呼ばれていたプライドから、釣りならば正々堂々と勝負しようと言い出す。
とりあえずトニはほっといて、釣った魚を持ち帰り、採点してもらっていると、時間切れ寸前で三下コンビも戻ってくる。
結局ヴェインたちの方が魚が大きかったということで、ヴェインが第一問をトップで通過することになる。

第二問はとにかく大きな物を持って来いという課題であった。
ひとまずアトリエに戻り、持ち歩けるが大きいものというなぞなぞのような課題を考える。
フィロの思いつきで、巨人の指輪を調合し持って行くことに。制限時間ぎりぎりで間に合い、なんとか提出する。
ピエールはえらく感銘を受けた様子で最高評価をたたき出したヴェインたちは二問目もクリアする。

最後の問題はダンジョンの奥に生えている黒マスカットを持ち帰るというもの。
あまりに単純で罠を疑う一同だが、とりあえず、黒マスカットのところへと向かう。
そのころ、第二問に真面目に取り組みすぎていたトニは、レーネの指摘でようやく制限時間を超過していたことに気付き、どんな手段を用いても大会の邪魔をすることを決意する。

ヴェインたちは無事、マスカットを手に入れるが、罠を警戒して敢えてマスカットを取らなかった他の参加者と戦闘になる。
さっさと蹴散らして黒マスカットを学園へと持ち帰る。
一方その頃、トニは大会を妨害するため、トイレに行っていたピエールをどこかに閉じ込めようとする。
しかし、実は強かったピエールに返り討ちにされるのだった。(この世界では学園で戦闘技術が必修であることが示すように、錬金術師には一定の戦闘能力が要求される)
結局三問ともクリアしたヴェインたちが優勝し、ヴェインは二年連続で学園祭メインイベント優勝を果たし、皆の歓声を受けるのだった。


最後に、「心の其処から学園生活を楽しいと感じられたのは、このときが最後だったのかもしれない」というヴェインのモノローグが流れ、嫌な予感を漂わせながら第7話は終わる。
145マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/05/22(木) 18:04:04 ID:DEf5Ka/G0
とりあえず今日のところは以上です。
何か補足や突込みがあったら遠慮なく指摘してください。
146ゲーム好き名無しさん:2008/05/22(木) 20:34:19 ID:AISAXP9IO
マナケミアの人乙です。

ツッコミどころ…も特にないような。
アンナ加入の所で「グンちゃんも三年生に進級できました」を一応言っとくくらい?w
147ゲーム好き名無しさん:2008/05/22(木) 23:40:28 ID:JQu6vPdh0
乙ー

ちなみにアトリエシリーズは「○○のアトリエ」が
メインかサブタイトルに大抵付くがマナケミアはそれが無い

ただファンの間では「グンナルのアトリエ」でもっぱら通るw
148ゲーム好き名無しさん:2008/05/23(金) 08:11:28 ID:a2kNc/xx0
マナケミアも一応アトリエなのか。
アトリエ儲だけど、イリスでうへぇってなった口だけど、やってみようかのぅ。PSP版でるんだっけね
149ゲーム好き名無しさん:2008/05/23(金) 08:54:12 ID:ziHJApIsO
>>148

俺もイリス微妙だったけどマナケミアは結構面白かったぞ。
昔のアトリエと違って世界を救うのに飽きてないのが難点だが(笑)
150ゲーム好き名無しさん:2008/05/24(土) 00:55:00 ID:nz6SiGKs0
乙です
レフェリーノリノリだなwww
151ゲーム好き名無しさん:2008/05/24(土) 04:13:43 ID:fxcnrs+G0
マナケミアやっていると食欲が刺激されるんだよなぁ・・・・・


ゴボウカービングとかマジ喰いたいと思わないかw
152ゲーム好き名無しさん:2008/05/24(土) 08:57:09 ID:mXJOzu23O
今の時期ならマスカットシャーベも捨てがたいw


2ではグンナル教頭なんだよな…マジありえねぇw
カリスマ性は認めるがその選択肢はないwww
153マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/05/24(土) 12:32:24 ID:0u62LlFK0
すいません。2の発売前に最後まで書き上げたかったんですが、引越しせにゃならんので、続きは6月上旬までずれ込むと思います。



グンナル教頭もさることながら、個人的にはゼップル校長の方がありえなかったりします。
まだ書いてない終盤のイベントのせいで、私の中じゃゼップルの評価はストップ安を通り越して、上場廃止に至ってますので。

あと、マナケミアに同封されてたガストの広告で、マナケミアはアトリエシリーズ第9弾とはっきり書かれてるので、
正式なアトリエシリーズだと判断します。
154ゲーム好き名無しさん:2008/05/24(土) 22:44:28 ID:C8eBxEkb0
>>153
バカ!そんな時こそ妖精さんを雇えばいいだろうが!!
155ゲーム好き名無しさん:2008/05/25(日) 02:08:44 ID:hwwuPoaw0
アトリエシリーズは肝心な時に限ってフリーズってのが
3回も続いたから、それからやらなくなった。
156ゲーム好き名無しさん:2008/05/25(日) 03:55:07 ID:ZxDcRZHy0
ゼップルは歴代アトリエシリーズでもトップクラスのヘタレゲス野郎だからなぁ・・・・
まあ、グンちゃんの行動力があれば教頭くらいいけるんじゃねw

パメラは俺的にウェインと世界中でキャッキャウフフしてる予定だから良いとして
他のキャラも教師役で出て欲しかったわ。
157ゲーム好き名無しさん:2008/05/25(日) 05:28:08 ID:6fLOVwX+0
12riven
を、お願いします
158ゲーム好き名無しさん:2008/05/25(日) 10:43:16 ID:davJr5c90
マナ乙ー

2にトニが出てくるのに驚いた。
そして1と2のキャラ紹介の
1:好きなもの「・・・恥ずかしくて言えるか!」
2:好きなもの「・・・・・・・妻(小声で)」
のコンボに吹いたw
やっぱレーネなのか。
159ゲーム好き名無しさん:2008/05/25(日) 12:53:41 ID:DbXOHMVRO
ゼップルは毒にも薬にもならないヘタレ一般人だからなぁw

ニケかわいいよニケ。
EDで唯一明確に恋愛対象になってるし。
…あれ、ムーペも一応そうか?www
160ゲーム好き名無しさん:2008/05/25(日) 22:46:49 ID:mnkU72mc0
ドラクエモンスターズ書くよって宣言した人っている?
161ゲーム好き名無しさん:2008/05/25(日) 22:51:32 ID:D432yGEgO
PSの未解決の中にあるドラゴンシーズって、ジャレコの『Dragon Seeds〜最終進化形態〜』のことかな?
ずいぶん昔にクリアしたんでストーリーもざっとしか覚えてないし、人物の名前とかを覚えてなくてもよければまとめてみるけど。
162ゲーム好き名無しさん:2008/05/25(日) 23:20:05 ID:2Oqf5je20
お願いしゃっす!
163ゲーム好き名無しさん:2008/05/26(月) 07:25:29 ID:0wcSPA1L0
>157
これみて発売日に買って以来まったく触ってないのに気がついたw
やるかなぁw
164ゲーム好き名無しさん:2008/05/26(月) 15:33:17 ID:HaDq/tdo0
ちょうど今日クリアしたし
タイミング的にこれから需要がありそうなんで
未解決のメタルギアソリッドポータブル
思い出しつつ攻略本見つつ書こうと思うがどうかね
165ゲーム好き名無しさん:2008/05/26(月) 17:01:16 ID:Ch9KF5VSO
>>164
できるだけ詳しく書いて
166METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS:2008/05/26(月) 21:12:30 ID:HaDq/tdo0
まずゲーム自体、MGS3を遊んでいる前提で
説明なしに話が進むので、MGS3のまとめを見てからの方がいいかも

登場人物その1

ネイキッド・スネーク
主人公 BIGBOSS
特殊部隊の母ザ・ボスの最後の弟子で、特殊部隊FOXの元隊員

ロイ・キャンベル
反乱を起こしたFOXに壊滅させられたグリーンベレー調査部隊の生き残り

ジーン
FOXの隊員で今回の反乱の首謀者
「相続者計画」というので造られた「最高の指揮官」
カリスマっていうか超能力みたいので話して人を操れる
傭兵による国家をつくるのが目的

カニンガム
FOXの捕虜尋問官、任務で負傷して片脚

ヌル
ドイツ語で「無」を意味する名を持つ絶対兵士
絶対兵士というのは記憶と感情を消されて超人的な力を与えられているが
任務の度に記憶を消されたりして、何か不安定な感じ

ウルスラ
超能力少女(姉)、スネークが世界を滅ぼすビジョンを見たので殺したい
エルザよりESPが強い兵士

エルザ
超能力少女(妹)、スネークがメタルギアを破壊するビジョンを見たので助けたい
超能力はそんなに強くない医療主任
167METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS:2008/05/26(月) 21:14:42 ID:HaDq/tdo0
登場人物その2

パイソン
スネークの元戦友、ずいぶん前に戦死したと思ったら生きてたが
後遺症で体温が上がり続けるので冷却スーツ装備

ジョナサン
スネークが最初に仲魔にしたソ連兵

ゴースト
通信でスネークに情報をくれる謎の人物
最初「プリヴィディエーニ」(ロシア語で幽霊)と名乗ったのでたぶんロシア人
どうもスネークと顔見知りのような気配

スコウルンスキー大佐
コロンビア領内サンヒエロニモ半島に秘密に作られたソ連のミサイル基地
そこの部隊の本来の指揮官だが、ジーンに部隊を乗っ取られて
あまりの悔しさにちょっと狂乱気味

オセロット
ソ連のGRUの少佐 「賢者達」の三重スパイ
前回スネークにやっつけられたが、スネークに憧れみたいな感じ
168METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS:2008/05/26(月) 21:15:47 ID:HaDq/tdo0
6年前のスネークイーター作戦(MGS3)で英雄BIGBOSSとなったスネーク
現在は除隊しているが、いきなり謎の連中に拉致されて
目を覚ますと独房の中で、カニンガムが現れる。
カニンガムは、6年前にCIAがソ連から奪った「賢者の遺産」の
残り半分の行方をスネークが知っている筈だというがスネークは知らない。
カニンガムが立ち去った後、向かいの独房の人が声をかけてきて
スネークはその手引きで独房から脱出
ここが南米のサンヒエロニモ半島という場所であり
コロンビアの領内だがソ連軍の支配下にあるという事を聞く。
男はグリーンベレーのロイ・キャンベルといい
ソ連が作っていたミサイル基地の調査をしていたが
FOXに襲われ部隊はキャンベル以外全滅したらしい。
彼の提案で通信施設から救援を呼ぶことになる。

通信施設からかつての仲間パラメディックとシギントに連絡を取り
FOXが護衛中の機密兵器を盗んで国外に逃亡し、その反乱を扇動した容疑で
FOXの指揮官ゼロ少佐が国防省に国家反逆罪で拘束された事
スネークも反乱の首謀者として手配されている事
反乱に加わらなかった隊員は全員殺され、部隊は壊滅状態である事
敵はFOXだけではなく、ソ連軍部隊の指揮系統も乗っ取っている事
そのせいで、つまりソ連がコロンビアに核基地を作っていたり
アメリカの新兵器が強奪されて持ち込まれたりしているのでソ連もアメリカも介入できず
反乱部隊はそれをネタに、米ソに自治独立の要求をしている事
そして無実を証明するにはスネークが自分で首謀者を捕まえるしかない事を聞く。
だが1人では無理なので敵と同じように敵を仲間にすればいいという事になりキャンベルに協力を要請
情報を収集し、状況に不満を持っている兵士(ジョナサン)を説得して仲間にする事に成功する。
169METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS:2008/05/26(月) 21:17:06 ID:HaDq/tdo0
キャンベルがマラリアらしき症状で倒れ、他の兵士も感染している恐れもあるので
治療薬を探しに研究所に侵入、そこでジーンとウルスラを発見
その様子からジーンがESPではないかという推測する。
研究所内でウルスラの双子の妹エルザに出会う。
エルザは医療主任であり、絶対兵士の調整を担当しているという。
何故かエルザはスネークに好意的で、マラリアの薬をくれた上に
「港に行けば捜し物が見つかる」と情報をくれる。

薬で治療を済ませたスネーク一行は港に向かい
奪われた兵器のコンテナらしきものを見つけるが既に中は空だった。
さらにスネークは、死んだと思っていた戦友のパイソンと
ソ連軍の本当の指揮官であるスコウルンスキー大佐を発見。
スネークは大佐と話をするが、大佐は部隊を奪われた悔しさで
少々イカレ気味であまり話にならないので諦めて立ち去る

そこへ謎の通信が入る。相手は「プリヴィディエーニ(ゴースト)」と名乗り
新兵器が、弾道ミサイルで打ち上げる核搭載歩行戦車メタルギアであると教えてくれる。
要するにミサイルに搭載して目標に撃ち込んでそこで核発射というシステム。
とりあえず核ミサイルを搭載させなければいいらしいので
核貯蔵施設に行き、搬出エレベータを破壊しようとするが
そこへパイソンが現れて阻止、自分は死にかけたが
万一の時にスネークを倒すために生かされていた事を語り
開放されるためにスネークに戦いを挑む。

パイソンを倒したものの、核はすでに運び出されており
こうなったらいっそメタルギアの方が見つけやすいし破壊しようという作戦に変更。
いろいろ調べて核ミサイル発射サイロに向かうがそこに絶対兵士登場。
マチェットで襲いかかってきて銃弾もたたき落とすが
その太刀筋をスネークは見たことがある気がする。
そこへカニンガム達が現れてスネークは拘束される。
170METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS:2008/05/26(月) 21:18:50 ID:HaDq/tdo0
さてスネークがいなくなって困ったキャンベル達
まず居場所を探すことになってあちこちを調査
どうやら迎賓館にいるらしいことを突き止める。

その間スネークはカニンガムに拷問されたり
そんなやり方じゃダメなのはわかっている筈なのに
拷問とか薬品を使うカニンガムに、ジーンが疑問を投げかけたりしてる。
そしてジーンは、スネークに今回の事件の事を話す。
自分はザ・ボスを元に造られた(クローンとかじゃなく、訓練されたとかそういう)
「最高の指揮官」であるということ、今回の事件は
冷戦を終わらせない為に、CIAが仕組んだ事など。
ちなみに弾道メタルギアの目標はソ連で、打ち込まれたら全面核戦争の大ピンチ。

スネークの独房に来たエルザは、自分が何故スネークを助けるか話し、
メタルギアを破壊して欲しいと頼む。

キャンベル達はスネークの救出に成功するが
その前にカニンガムが現れ、賢者の遺産についてまた質問
スネークは知らないので知らないと言うが
カニンガムはスネークの仲間の兵士を撃って脅迫する。
そこへエルザが車で突撃、スネーク達を連れて脱出に成功する。

エルザから工場の場所を聞き、メタルギア破壊のために侵入するがジーンが現れる。
危機一髪の状況だが突然メタルギアが動きだしジーン達を攻撃し始める。
乗っているのはスコウルンスキーで、ジーンを殺そうとする。
ジーンが「目覚めろ、ウルスラ」というとエルザが苦しみだし
スネークに、ウルスラがくる前に自分を撃てというがスネークはワケがわからない。
実はウルスラとエルザは同一人物で二重人格、感情を失った代わりに強力なのがウルスラで
サイコキネシスでスコウルンスキーをつまみだし、自分がメタルギアに乗り込む。
スネークはやむなくメタルギアを攻撃、破壊に成功するが
エルザを助けることは出来なかった。
しかもメタルギアを破壊したのにジーンは「ハァ?メタルギアを壊した?何のこと?」
みたいな感じで、そこでゴースト(ソコロフ)が教えてくれるのは
何と今破壊したのは試作型メタルギアRAXAで、本物は別にあるとの事。
171METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS:2008/05/26(月) 21:20:01 ID:HaDq/tdo0
調査の結果、メタルギアの所へ行くゲートを開くには
電力を止める必要があるということで変電所を爆破するために向かう。
爆弾をしかけて脱出しようとしたスネークの前にヌル出現。
前回スネークを殺せなかった事でちょっとおかしくなっている。
スネークは、少年兵だった彼とモザンビークで出会った事があり
陽気な(フランク)感じで敵に近づきしとめる狩人(ハンター、ドイツ語でイェーガー)で
フランク・イェーガーという名前だったと教えるが、もうヌル止まらなくて襲いかかってくる。
何とかヌルを倒すと落ち着いて、かつて助けてくれたのもスネークだったと思い出す。
モザンビークでスネークがフランクを止めて厚生施設に入れたが
「賢者達」が連れていって絶対兵士にしてしまったということらしい。

サイロのゲートを抜け地下に進んだスネーク、そこへまたカニンガム登場。
実は今回の事は国防省とCIAの対立がその根にあり
最近勢力を強めてきたCIAの弱体化を狙って仕組まれたものである事
そのためにジーンも利用されていた事
自分はFOX(所属はCIAになる)だったが
負傷したら閑職に回されて、その恨みもあって国防省と手を組んだ事
スネークを連れてきた本当の目的は、ジーンの邪魔をして
どうしてもメタルギアを使わざるを得ない程追いつめる為だった事
でも射出まで邪魔されたら困るのでここで任務終了
一緒にアメリカに帰って英雄だヨ!と誘う。
その上でこの基地は小型核砲弾で破壊し、証拠隠滅するというが
ソ連兵を見殺しに出来ないスネークはカニンガムと戦い、倒す。
カニンガムはスネーク達も道連れにしようと核を撃とうとするが
その前に乗っていたフライングプラットフォームが爆発して死亡。

ジーンの所にたどり着いたスネーク、ジーンは事件の真相を語り出す。
国防省がCIAを潰すためにジーンを利用していたとカニンガムは思っていたが
実はジーンは最初から全て知っており、自分の本当の計画の為に利用していた。
ジーンはメタルギアをソ連に向けて撃ち出すつもりはない。
国防省はカニンガムが証拠隠滅に失敗したときに備えてソ連と交渉しているはずで
メタルギアを撃っても戦争にはならないから。
本当の目標はヴァージニアのCIA本部と国防省。
そうすれば最悪のばあいアメリカという国家自体が事実上解体
ソ連も、ソ連の基地から核兵器が発射されることで
国際的な非難を受け、東側や第三世界に対する影響力が無くなるし
NATO軍との戦闘もあるかもしれない。
そうすることで「賢者達」の支配から世界を解き放ち
新たなパワーバランスを創出するのが狙い。
172METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS:2008/05/26(月) 21:22:13 ID:HaDq/tdo0
ジーンが傭兵の為の国家を作るつもりなのは本当だが
サンヒエロニモ半島に作るつもりではなく
実態を持たない闇の組織として存在させるつもり。
その組織を「兵士達の天国」(アーミーズヘブン)とジーンは呼んでいる。
だがスネークは、それを独裁であると断じ
「兵士達の天国はお前の考える国の外側(アウター)にある」という。
噛みあわない2人の考え方だが、ジーンは6年前の事を話し出す。

ヴォルギンがソコロフ設計局に向けて、アメリカの小型核砲弾を撃った事で
予定が変わり、アメリカが潔白を証明するために
自ら送り込んだザ・ボスをスネークに抹殺させたが
そのヴォルギンの凶行も、ザ・ボスが死ぬことも全て予定されていた事
そしてスネークがそこで何をするのかも。
全ては国と国を憂う奸智に富む1人の策略家によってしくまれた事であると。
スネークはそれが誰か問うがジーンは答えず
「ジャック、私につけ」と誘うが当然スネーク断る。
でメタルギア発射ボタンを押すが装置が爆発。
生きていたウルスラ(エルザ)が核を使わせまいと邪魔するが
ジーンはウルスラを殺害、予備の制御装置でメタルギアを発射しようとする。
エルザは最後に、「ウルスラが見た未来も自分がが見た未来も同じ物だった
メタルギアを破壊するのもあなた、新たなメタルギアを作るのもあなた
あなたの息子が世界を滅ぼし、あなたの息子が世界を救う」と予言して息を引き取る。
スネークが制御室に入ると既にメタルギアの発射準備は完了。
スネークとジーンでラストバトル。スネーク勝利。

スネークはメタルギアの止め方を聞くが止める方法はない。
ジーンはスネークに脱出をすすめ、アーミーズヘブンを作るために集めた
装備・人材・資金のデータを渡して息を引き取る。
それをいつかスネークが必要とするときがくるからということで。

スネークはソコロフにメタルギアの止め方を聞く。
発射前に途中で止める方法はなく
ブースター点火前に弾頭のメタルギアを破壊すれば核攻撃は止められるが
それを見越して丈夫に作ってあるとの事。
ロケットランチャーを喰らわすが全然効かない。
そこへ仲間達が来て銃で猛攻撃。
危ないので逃げろと言うが、スネークが命がけで祖国(ソ連)を救ってくれたので
今度は俺達があんたの国を救う番だと言って逃げない。
だが攻撃の甲斐なくメタルギア発射。
ところが目標軌道をそれて落下、核攻撃は阻止できた。
173METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS:2008/05/26(月) 21:23:20 ID:HaDq/tdo0

一方その頃、ラングレーがメタルギアの標的になっていると知り
シェルターに逃げようとするCIA長官、そこにオセロットが現れる。
長官は「賢者達」の資料(「賢者のリスト」と「遺産のデータ」)を持っており
それさえあればアメリカが核で焼かれても、何度でも「賢者達」は甦ると自信マンマン。
オセロットは喜んで長官を射殺。
「全ては彼女の望んだ世界を実現するため」
 
スネークとキャンベルの電話
フランクが病院送りになったとか、今回の事件が機密扱いになった事を話す。

スタッフロールが入っていつものアレ開始

オセロットに電話がかかってくる。
相手はオセロットに情報を流していた何者か(今回の黒幕)らしい。
・長官の死亡はメタルギア強奪事件の責任を感じての自殺として処理される。
・CIA上層部の大幅な入れ替えがあるだろう。
・メタルギアの軌道計算データを用意したのもその黒幕で
・ビビッた長官が賢者達の資料を持ち出したおかげで奪えた
・ジーンが本気で核を撃とうとしたのは予定外だったが
 保険として送り込んであった「あの男」が役にたった。
・FOXと彼をここまで利用できるのはあなただけだった

絶対兵士の戦闘データ、遺伝子、ゲノム
なるほど面白い、だがその計画に手を貸すには一つ条件がある
彼の協力が欲しい、BIGBOSSの・・・
我々が「愛国者達」となるために

で終わり。

書き忘れたのと、どのタイミングだったか忘れたけど
ジーンとオセロットが電話で話しているシーンあり。
ジーンがオセロットのバックにいる人間について聞き
「いや、聞かなくてもわかる。ヌルと同じコードを持つ男」ってのがある。
それがラストのオセロットの電話の相手であり、ジーンの言った奸智に富む策略家。
具体的に誰なのかは明確には言及されない。
174ゲーム好き名無しさん:2008/05/26(月) 21:58:28 ID:lOWiJnyn0
メタルギア乙!
175ゲーム好き名無しさん:2008/05/26(月) 22:43:45 ID:Ch9KF5VSO
乙でした

ヌルはドイツ語でゼロを意味する単語だから、「ヌルと同じコードを持つ男」は
ゼロ少佐の事じゃないか?ってプレイヤーの間じゃ言われてるらしいね
176ゲーム好き名無しさん:2008/05/26(月) 22:52:13 ID:6A1E8Y8X0
プログラマにとって最も恥ずかしいエラー、それがヌル( null )w
177ゲーム好き名無しさん:2008/05/27(火) 00:01:46 ID:6RTfXP120
「ターゲットがねーよ!w」と言われるに等しい状況なんだっけ。
178ゲーム好き名無しさん:2008/05/27(火) 00:17:54 ID:WM7GYI1C0
MGSPO乙です

相変わらずMGSはキャラもシナリオもトンデモなのに
かけひきに妙なリアリティというかカッコよさがあるな。
179ゲーム好き名無しさん:2008/05/27(火) 12:00:13 ID:1b6QIV7L0
乙 つい読んでしまった
180ゲーム好き名無しさん:2008/05/27(火) 19:52:50 ID:mMfHPzMi0
PS2「ディジタルホームズ」のストーリー教えてください
181ゲーム好き名無しさん:2008/05/27(火) 23:45:49 ID:DEHxdJkr0
>>177
null はポインタ無し=何も無いを示す言葉で、絶対何か値が渡ってくると思ってプログラムを組んでたのに
null が来ちゃったよ、って場合に「ぬるぽ」というエラーが発生する

つまりそのプログラムを組んだ奴は null が来る可能性に気付けなかったわけで、程度の低いエラーなわけ
お客様に見せる段階とかになってぬるぽが出ると非常にみっともない
182ゲーム好き名無しさん:2008/05/28(水) 18:15:37 ID:DYDAxmb60
null pointer懐かしい
183ゲーム好き名無しさん:2008/05/28(水) 21:44:15 ID:ccyjOlAs0
>>182までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
184ゲーム好き名無しさん:2008/05/28(水) 23:15:01 ID:EHmjV/pY0
アーケード(同人)「アカツキ電光戦記」のストーリーを教えてください
185ゲーム好き名無しさん:2008/05/29(木) 13:52:26 ID:ezY5P0PT0
PSPの「パタポン」のストーリーを教えてください
操作が忙しくて途中で出てくる吹き出しを読む暇がないんです
よろしくお願いします
186ゲーム好き名無しさん:2008/05/29(木) 19:46:16 ID:eAi6i7xj0
同人ゲーム「マヨヒガ」をお願いします
187ゲーム好き名無しさん:2008/05/29(木) 20:35:10 ID:5kyHHjVa0
SS「バッケンローダー」をどなたかお願いします。

それと未解決一覧にあった、
ファイナルファンタジークリスタルクロニクル リング・オブ・フェイトを予約します。
先日クリアしたばっかりなので結構詳しく書けるかも。
188ゲーム好き名無しさん:2008/05/30(金) 02:02:24 ID:iTzs7rEF0
メタルギア乙
筆者はメガテンシリーズも詳しいと見た・・・
189ゲーム好き名無しさん:2008/05/30(金) 19:52:36 ID:LzZN9dL40
「トリスティアどきどきおぺれーしょん」の依頼を取り消します。
190スパイダーマン(PS):2008/05/31(土) 23:45:56 ID:rb24rwcR0
スパイダーマン
本名ピーター・パーカー。
蜘蛛の力を持つヒーロー。しょぼさが売りで、ヒーローなのに人々から応援されなかったり、金に困ったりと人一倍の苦労を背負う。
40年以上ヒーローをやっており、クローンに主役が変わったあとクローンが殺されて結局主役に戻ったり
正体を公表した後、結局悪魔と契約して過去20年くらいを「なかったこと」にしてもらったりとぶっとんだ目にあっているが
無償・不殺・軽口を忘れないスーパーヒーロー。

ドクター・オクトパス
本名オットー・オクタヴィアス
最古参の敵の一人。マジックハンドを武器として使うキャラとしても最古参ではないだろうか。
一度だけ死んだ。
今作では改心したらしいが…。

ヴェノム
本名エディ・ブロック
スパイダーマンに取り付いたエイリアン「シンビオート」がスパイダーマンを逆恨みする人間に取り付いたもの。
気が短いが自分なりの正義感を持ち、「無実の人々の保護」がモットー。
映画では監督に嫌われ、かませ犬にされた。

J・ジョナ・ジェイムソン
通称JJJ。ピーターの上司で新聞社社長。
コメディリリーフだがスパイダーマンを毛嫌いしておりデマを流す、懸賞首にするのは序の口。
改造人間スコーピオンを送り込んだり殺人ロボットのスパイダー・スレイヤーを送り込んだりと
下手な悪人よりはるかにタチの悪い仲間。仲間なので逮捕されない。
191スパイダーマン(PS):2008/06/01(日) 00:05:08 ID:rb24rwcR0
改心したオクタヴィアスの発明品発表会に取材に来たピーター。
ピーターはオクタヴィアスの改心を疑っていた。一方エディもJJJに売り込むために写真を撮っていた。
そこにスパイダーマンが出現、オクタヴィアスの発明品を奪おうとする。
パニックとなった会場でピーターはエディに気づくが、肝心のエディはピーターには気づかず何とか写真を撮ろうとするも
スパイダーマンにカメラを破壊されてしまう。ピーターも人ごみで偽者を逃してしまった。

人がいなくなった会場で、お前はクビだだのアラスカに行ってしまえだのとJJJの幻にどやされるエディ。
「俺は戦おうとした…。しかし、戦えなかった!」
その叫びと共にヴェノムが復活する。
スパイダーマンへの復讐を誓うヴェノム。

別の場所では第一段階終了、次は第二段階だと告げる人物にリョーカイと跳ねる人物。
マジックハンドがオクタヴィアスの盗品を起動させると海から突き出た煙突から
霧が噴出し、街を覆っていく。もうすぐだと笑う2人の声。
192ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 00:57:26 ID:fmqOa9T4O
アクられたんでwikiに直っといた
ヒマな人はどぞ

スパイダーマンの人割り込んでたらゴメン
193ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 02:22:40 ID:MGW/oGsc0
ついでに俺も割り込むがスマン
バイスのストーリーってまだ誰も書いてないの?
俺書いていい?もうテキストに起こしたから貼るだけなんだけど…
194ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 10:01:05 ID:tKukfB0lO
>>193

よかよか。
好きにやりんしゃい。
195ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 12:14:42 ID:MGW/oGsc0
じゃ割り込んでるかもしれないけど未だに更新ないのでバイスのストーリー貼るわ

時はすばらしき80年代
組織のために殺人を犯し10年の間投獄されていた主人公トミー・ヴェルセティはついに出所の日を迎えた。
しかし戻ってきた彼の処分に困った組織の幹部のソニーは新しく手を広げようとしていた
南部のリゾート都市、そして犯罪の蔓延する都市、バイスシティへと「仕事」という名目の元に彼を追い払った。
空港に迎えに来たヘボ弁護士ケン・ローゼンバーグとともに最初の仕事としてヤクの取引に行くことになったトミー。
が、最初の取引の途中サツの邪魔が入り取引は失敗、カネを失いヤクも受け取られず組織にバレたら殺されそうな状況になる。
パニくるローゼンバーグ、あくまで冷静なトミー。とりあえず一日頭を冷やすために自由行動になる(ここでやっとプレイヤーが操作できるようになる)
196ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 12:15:44 ID:MGW/oGsc0
〜一日後〜

まったくいいアイデアが浮かばないローゼンバーグ(一日中コーヒー飲んでたらしい)にトミーは提案する
「金もブツも取り返せばいい、ハメた奴も突き止めて復習する」(要約文です)
と、ローゼンバーグに電話が。相手はバイスで大きな力を持つフランス人の大佐でパーティのお誘いだった。
町の有力者にコネを持ついい機会と考えたトミーはまだ落ち着いていないローゼンバーグの変わりにパーティに向かう

…で大佐に興味を持たれたトミーは大佐に頼まれた仕事をこなしていく。
途中、最初の取引の相手ランスと再開する。彼もあの最初の取引のガサ入れで相棒の実の兄を失い、心底頭にきていた。
で、二人は協力してカネとヤクを取り返すことそして黒幕への復讐を果たすと約束する。
トミーの評判を聞いて不動産王のエイブリーや麻薬王のディアスも仕事を持ちかけてくるようになり
トミーは次第に力をつけていく。(途中でブチ切れたソニーから電話が来るけど気にしない気にしない♪)
仕事をするうちに取引を邪魔したのはこの町での麻薬取引を牛耳る麻薬王ディアスとランスに知らされたトミー。
でも行動には早いと行動しないトミー。
そんな時、情報屋ケント・ポールからランスが仕事でヘマをしてディアスの部下たちに殺されかけてるという話を聞かされる。
トミー聞くが早いか急いで助けに行った。
197ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 12:17:33 ID:MGW/oGsc0
ディアスの部下に手を出した以上トミーもランスもこの町にいればディアスに殺される。
ついにトミーはランスとともに麻薬王に復讐することを決意するのであった。(このときのディアスはrpgでも一撃じゃ死なないhp設定になっている)

ディアスを殺し、屋敷を乗っ取ったトミー&ランス。二人は自分たちのギャンググループを結成し町の乗っ取りを画策する。
印刷所を買い取り、そこの元所有者の爺さんとともに偽札を刷ろうとしたり、ロックグループの護衛をしたり
撮影スタジオを買い取りポルノ映画を撮ったり、タクシー会社間のいざこざを解消したり(もちろん銃で)
町一番の金庫破り、武器商人、ドライバーのメンバーで銀行強盗をしたり(ローゼンバーグもマネーロンダリングという形でメンバーには入ってたが…)
さまざまな仕事をこなし力をつけるトミー、反面トミーに比べてどうしてもドジを踏み部下にしめしがつかないランス、
そして聞こえてくるトミーの評判にブチ切れるソニー。

そしてついにバイスに飛んできたソニーと、トミーのおかげで部下に示しがつかないランスはお互いトミーが邪魔同士結託しトミーに宣戦布告する。
激しい銃撃戦の末トミーは勝利を収める。(戦闘終了後、ローゼンバーグが遅れて助けに来る。最後まで使えないが憎めない奴である)

確かこんなのです。
つたない文&プレイしたの数年前で記憶があいまいなんですが貼っておきます
198ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 12:24:26 ID:Edjuou790

【極道右翼】 街宣活動 街宣活動 【極道右翼】

JAPクソジャップの糞天皇はバカだそーだ

平和ヴォケしたバカ天皇そ−だ死ね糞JAP天皇

ガン手術でチンボを切り落としたそーだ

ヴォケ天皇バカ天皇さっさと死ね

ずうずうしく生きるな死ね

クソ天皇
199ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 14:22:12 ID:SCeaxZNzO
>>192の意味がわからんので誰か解説してくれ
200ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 16:38:35 ID:UKZPFukb0
>>199
「わたくし、デビルメイクライ4のストーリーの続きを書こうと思ったんですよ。
ところがなんと、わたくしの使っているインターネットサービスプロバイダーが
2ちゃんねるによってアクセス禁止対象にされてしまったらしく、
パソコンからこのスレッドに書き込みすることができなくなっているんです。
仕方が無いからこのスレッドに書き込むのはやめて、
wikiのデビルメイクライ4のページに書き足してきました。
皆様、お暇がございましたらぜひご覧くださいませよ」

という意味だろう。多分。
201ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 17:12:28 ID:tKukfB0lO
>>200

あんたスゲーな。GJ。

wikiの方見てきたが、なんでこんなに…それこそ冗長な程細かく描写してるヤツが>>192みたいな頭の悪い書き方してるんだ?
202ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 18:11:40 ID:jwCTOx/V0
携帯から書き込むのに慣れてないんじゃないか。多分。
203192:2008/06/01(日) 18:14:31 ID:fmqOa9T4O
頭が悪いからだよ!(゚∀°)
そしてそれ以前に名前欄タイトル入れとこうとして忘れてたごめん

>>200
まったくもってそのとーりっす。舌っ足らずでスマナンス
204ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 18:50:49 ID:fmqOa9T4O
×舌っ足らず
○言葉足らず

またしてもあたまわるい事を証明…orz
205ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 19:18:06 ID:7GQDB6O70
バーカw
失せな
206ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 19:38:44 ID:6A8oi0Mi0
乙ー
207ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 20:07:33 ID:q2c6gM+H0
wikiの新着みれば昨日今日で書き込んでるの一人しかいねーんだし、普通に分かったけどな…
煽りまで入れることか?
208ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 20:10:41 ID:TgJoNhvA0
バイス乙 そういやそんな流れを以前ニコ動で見た
209ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 22:26:16 ID:dytRlwZ10
「直っといた」って「直(じか)に書き込んでおいた」ってことか
最初「なおっといた」って読んでたからわからなかったぜ
210ゲーム好き名無しさん:2008/06/01(日) 22:41:39 ID:aMvfJ9Gy0
読み方は"ちょくっといた"だな。
意味は同じ「直接書き込んでおいた」という事だろう。
211ゲーム好き名無しさん:2008/06/02(月) 02:17:39 ID:pRu5XfDxO
ヘラクレスの栄光魂の証明をお願いします。
212ゲーム好き名無しさん:2008/06/02(月) 19:51:46 ID:+tqtU+tQ0
>>211までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

3ヶ月以上経ったので、 ●執筆予告がある物 の
・METAL GEAR AC!D[2月]
を消しました
213ゲーム好き名無しさん:2008/06/03(火) 09:49:07 ID:5b6apm2F0
>>205
アホ
214ゲーム好き名無しさん:2008/06/04(水) 01:28:11 ID:Pmk9HVv/0
未解決リスト見たら、もう一回やり直す気はないけど
記憶と攻略本とムービーモードで
何とか書けそうなのがいくつかあるな

この前のMPO程の気力はないがその程度でもいいのかな?
215ゲーム好き名無しさん:2008/06/04(水) 01:35:57 ID:deUR8w1pO
バハムートラグーンを教えてください

女がウザいってのは聞いたことある
216ゲーム好き名無しさん:2008/06/04(水) 01:59:44 ID:JABACrQs0
>>215
まとめ池。
217ゲーム好き名無しさん:2008/06/04(水) 02:28:36 ID:89AlCEsM0
XBOX360のストラングルホールドのストーリーを教えてください
218ゲーム好き名無しさん:2008/06/04(水) 04:05:20 ID:n311bEB90
>>214
いいと思うよ
それで納得いかなかったら
またリクエストが出されたりするし
それに、補足を入れてくれたりする人がいるかも知れんし
未解決リストが消化されないよりはいい
219ワイルドアームズ セカンドイグニッション:2008/06/04(水) 09:42:37 ID:n311bEB90
既出部分の続きを書きましたので投下します
220ワイルドアームズ セカンドイグニッション:2008/06/04(水) 09:44:14 ID:n311bEB90
ルルドの泉の入口には、網膜照合システムがある。
カノンがその前に立つ。
「ようこそ、聖女の血を引く者よ。
ここは、あなたの血より眠りし記憶を呼び覚ます泉」
機械がそう言って、扉が開いた。

カノンの脳裏に、幼い頃の記憶がフラッシュバックする。
普通の少女だった頃のカノンは、アイシャと呼ばれていた。
ヴァレリア家の傍流のベルナデット家、剣の聖女の末裔の家系に生まれた。
だが、アイシャはあまり幸せではなかった。
そのうち、モンスターを倒す(祓う)ことに喜びを、生きる意味を見出すようになった。
戦いの末に見えなくなった右目や、動かなくなった四肢を人工のモノに置き換え、
アイシャという名前も過去も全て棄てた。それが今のカノンだった。
カノンは、そんな記憶の中に、剣の聖女の記憶を呼び覚ますことに成功した。

 聖剣「アガートラーム」は、「未来」を司るガーディアンの身体の一部より生まれた。
 振るう者の意思を戦う力に換えることができる。
 その圧倒的な力は、使用者の精神を喰らい、蝕む。
 アナスタシアは、人の持つ最も大きな意思の力「欲望」をもって 聖剣をふるったのだ。
 
 魔神ロードブレイザーは、怒りや悲しみなどの負の感情を取り込むことで力を得ている。
 精神のみの存在である。
 それを倒すには、やはり精神の力が必要だ。
 アガートラームによって、ロードブレイザーを打ち倒すことができたのは、
 両者が同質の存在であるからなのだ。

突然、アーヴィングから通信が入った。
なんと、マリナが誘拐されたという。
まだ生きていた、コキュートスのカイーナから、「ロストガーデン」で待つという
脅迫状が届いたという。

アシュレーたちはロストガーデンに急行する。
カイーナはヴィンスフェルトが倒されたのを恨んでいるので、こんなことをしたらしい。
カイーナに、アシュレーは仇討ちなら受けて立つと言ったが、
カイーナが望むのは、アシュレーが自分と同じ苦しみを味わうこと、つまり、
大切なモノを失うことだった。
アシュレーは激情のあまり、心の箍をはずしてしまい、ナイトブレイザーに変身してしまう。
そしてそのまま、カイーナを倒す。
倒れる間際、カイーナは突然笑い出した。
「奪ってやったぞ、お前の大切なモノを、この手で奪ってやったぞ!!」
カイーナは倒れた。元の姿に戻ったアシュレーは、マリナに近づく。
「よかった、マリナ、無事か?」
だがマリナは逃げてしまう。
「来ないで!あなたは誰なのよ!あなたなんて知らない!
アシュレーと同じ姿をとらないで、同じ声で喋らないで・・・。
お願いよ、アシュレーを返してよッ!!!」
どうやら、ナイトブレイザーに変身した所を初めて見てしまったので、パニックに陥っているらしい。
221ワイルドアームズ セカンドイグニッション:2008/06/04(水) 09:44:46 ID:n311bEB90
マリナはヴァレリアシャトーの医務室に運ばれた。
なんでもっと早くに、マリナに話しておかなかったのかと後悔するアシュレー。
そのとき、天文台から連絡が入る。
ドラゴンの姿の核兵器「グラウスヴァイン」がファルガイアに向かって迫ってきているとのこと。
アーヴィングは、ARMSがグラウスヴァインを掃討することに決めたが、
アシュレーの参加は禁止した。ロストガーデンのときのように、暴走してはマズいからだ。
ヴァレリアシャトーで待機するアシュレー。
「守るべきモノも守れないで、僕は、いったい何をしているんだ・・・」
グラウスヴァイン戦を見守るが、どうやら苦戦しているらしい。
アシュレーは、アーヴィングの命令を破って外へ飛び出した。
ナイトブレイザーに変身して戦うアシュレー。
戦いの後、アシュレーの心の中から声が聞こえてきた。
「心地よい。戦いの衝撃が私を解き放ってくれる。礼を言うぞ、アシュレー。
お前と、お前たち人間が私を再び解き放つのだ・・・」
アシュレーは暴走した。アシュレーの中のロードブレイザーが外に出ようともがいている。
だが、今は何とかアシュレーが抑えているらしい。そこへマリナがやってきた。
「アシュレーの帰ってくる場所を守るのは、わたしって決めたんです。
大好きな人に『おかえりなさい』って言うのが、わたしの役目なんです。
聞いて、アシュレー。わたしね、決めたの。たとえどんなことがあっても、
アシュレーと繋いだ手は、もう、離さないって」
「僕は、もうすぐ、僕でなくなる・・・。早く、ここから離れるんだ。でないと――」
アシュレーは意味不明の言葉を呟きながら苦しみだした。
マリナはアシュレーを抱きしめる。
「ふたり、どんなに、離れていても、アシュレーを見失ったりしないよ。
だから、アシュレーも見失わないで。自分の帰る場所を」
アシュレーは元に戻った。
「だいじょうぶ。わたしには、アシュレーの想いが、やさしさがわかるよ。ありがとう。
『おかえりなさい』――」
222ワイルドアームズ セカンドイグニッション:2008/06/04(水) 09:45:32 ID:n311bEB90
ギルドグラードには、最後のドラゴンがいたという伝説があるそうだ。
その名は「ロンバルディア」。「眠れる火山」というところにいるらしい。
そのドラゴンを手に入れて戦力にしようと、アーヴィングは言う。
ロンバルディアは確かにそこにいた。そして、なんと喋りだした。
ロンバルディアは「ドラゴン次元」なる所から来たと言う。
アシュレーは、ロンバルディアを説得して、協力を取り付けた。

ロンバルディアのもたらした情報を元に、アーヴィングは作戦を立案した。
「対カイバーベルト作戦」だ。
カイバーベルトとは、彗星の巣という意味で、この空を、
ファルガイアを侵食してくる異世界をカイバーベルトと呼ぶことにした。
侵食してくる異世界は、物理的な攻撃は不可能だ。
だが、異世界を生命として捉え、何かの器に収めれば、それは生命体となり、
物理攻撃も可能となる、というわけだ。
4つあるレイポイントでマナを解放し、「トラペゾヘドロン」という所にマナを溜めて、
そこにカイバーベルトを収めて倒す、という作戦だという。

ウィング・フレイ・ジオ・ミューズ(ワイルドアームズにおける4つの属性:風・火・地・水)。
4つのレイポイントを見つけ出し、マナを解放する。
タウンメリア・シルヴァラント・ギルドグラード各国の協力により、
ライブリフレクターを使って、トラペゾヘドロンへマナを送る。
トラペゾヘドロンに入るアシュレーたち。だが、そこにあったのは、
カイバーベルトの末端だけ。本体は無かった。作戦は失敗に終わった。
落胆する皆に、焦らずいこうとアーヴィングは言う。
223ワイルドアームズ セカンドイグニッション:2008/06/04(水) 09:46:39 ID:n311bEB90
その夜、アーヴィングは一人、部屋で悩んでいた。
この方法は間違っていない。きっと、トラペゾヘドロンに代わる器を用意して、
そこにカイバーベルトを収めれば・・・という考えに至った。
そうだ、アシュレーがロードブレイザーを心の中に住まわせているように、
人の心なら、それは可能かも知れない。そんなことが出来るなら、まさに奇跡だ。
「だが、この身に流れるヴァレリアの血ならば、『英雄』の血ならば・・・。
そう、奇跡は待つものではない。奇跡は自分の手で起こしてこそ、その価値があるのだ」
アーヴィングはアルテイシアを呼びつけた。そして、恐るべき考えをアルテイシアに告白した。
「世界そのものを取り込めるほど、広くて深いもの。それは人間にほからならない。
わかってほしい、アルテイシア。今一度、ヴァレリアの血に、『英雄』の末裔としての血に、
すべてを託そう。我が妹よ、その身を<滅びの聖母>として私にささげてほしい。
お前がほしい。お前に流れる血と、その身体が――」
アルテイシアは驚き、そして、喜んだ。
「そうすれば、わたしも兄様といっしょに戦えますか?いつでも側にいられますか?」
「これからは、ずっといっしょだ。私の罪をいっしょに背負ってほしい。アルテイシア・・・」
「今宵ほど、兄様との心の距離を近しく思うときはございませぬ」

翌朝。アーヴィングは、新たな任務をアシュレーたちに伝える。
それは、モンスターが異常発生しているので原因を究明せよ、というものだった。
対カイバーベルト作戦はどうなったのかと戸惑うアシュレーたちだったが、とりあえず出動した。
そこは「狂熱の骸」というダンジョン。ヘイムダル・ガッツォーの残骸だった。
壊れかけたコンソールから、オデッサに関する情報が断片的に読み取れる。
オデッサの資金源に関する項目を見つけた。スポンサーとなった貴族の名前が羅列してある。
そこに、アーヴィングの名前があった。
シャトーのオペレーターから慌てた様子で通信が入る。
なんと、アーヴィングとアルテイシアがいなくなったとのこと。
アシュレーたちは急いでシャトーに戻る。

アーヴィングは、「ファルガイア中心核域」に来てくれ、これも作戦のためだ、
という書置きを残していた。
アシュレーたちは、中心核域に向かうべく、「背塔螺旋」という所に入り、
下へと下っていく。
突然、目の前に海のようなものが広がる。
だが、海とは少し違う。そこにあるのは海水ではなくて、青い泥だった。
「この蒼い泥、すべてがひとつのガーディアンみたいです!
聞いたことがあります。暗い地の底、奥深く、青く横たわる泥の海・・・。
すべてのはじまりとなった始源の存在、『泥』のガーディアン、グラグ・ル・ガブルです・・・」
ティムがそんなことを言った。
224ワイルドアームズ セカンドイグニッション:2008/06/04(水) 09:47:39 ID:n311bEB90
グラグ・ル・ガブルの中へ。
「ここまで、たどり着いたか・・・」
アーヴィングと、アルテイシアが待っていた。
「アーヴィング・・・。わからない、わからないんだ!ファルガイアのために、
一緒に戦ってきたはずだろう?何を考えているッ!ここで何をしようとしているんだッ!」
アシュレーの問いに、アーヴィングは答えた。
「誰よりも先んじて、私はカイバーベルトの脅威を知ってしまった。
対抗するには、ゆるぎない大きな力が必要だ。ファルガイアがひとつになるくらいのな。
だが、そう簡単には人々は団結できない。だからこそ、身近に実感できる脅威を用意したのだ」
それがオデッサだった。確かに、各国の協力がなければ、ライブリフレクターは使えなかった。
「だけど、あなたがしてきたことは間違っているッ!その思惑の裏で傷ついた者もいるッ!」
「ファルガイアを、人類の未来を守るためなのだ。
私だって、戦う力を手にすることができたなら、アガートラームを手にすることができたなら、
このような手段はとらなかった。だが、『英雄』にならなくては、
ファルガイアを守ることができないのだッ!」
アルテイシアの身体が変貌する。
「私がオデッサに提供した召喚の外法、『降魔儀式』を応用し、我が妹に・・・」
アーヴィングの言葉を遮ってアシュレーが言う。
「もう、止めろッ!実の妹までも、生贄に差し出したというのかッ!?」
「生贄ではない。『英雄』になるのだ。<滅びの聖母>として、ヴァレリアの名のもとに召されるのだ」

カイバーベルトとなったアルテイシアを倒す。
「さあ、私たちごと、カイバーベルトに止めを刺すのだッ!私の意識が飲み込まれないうちに・・・」
「アナスタシアと約束したんだ。ヴァレリアの悲しみを止める、って。
アーヴィング、アルテイシア、いっしょに、戦おうッ!」
アシュレーはそう言って、止めを刺した。

悲しい気持ちで立ち尽くすARMS隊員たち。他の方法はなかったのかと自問する。
そのとき、アシュレーの姿は黒い光に包まれて、消えた。
225ワイルドアームズ セカンドイグニッション:2008/06/04(水) 09:49:44 ID:n311bEB90
そこは何も無い、荒涼とした世界だった。そう、ここは「事象の地平」。
アシュレーは周りを見回す。
「ようやく、縛鎖から解き放たれたよ。実体を伴うのは久しぶりだ。
お前には感謝している。お前の体内に降魔出来たの僥倖というべきかな。
お前の中で芽生えた負の感情が、今こうして、私を支える糧となっているのだ」
そいつは、アシュレーの中から出てきた、焔の災厄、ロードブレイザーだった。
「私がお前の身体より、解き放たれた今、ただの人間に、アガートラームを抜くことはかなわぬわ!
アガートラームは、『英雄』によって振るわれるもの。『英雄』のいない時代を嘆け!」
ロードブレイザーはアシュレーを罵ったが、アシュレーは静かに答えた。
「たしかに僕は、剣に選ばれた『英雄』なんかじゃないよ。
僕たちの生きる世界は、大切なファルガイアは、『英雄』なんかの力で支えられるほど
ちっぽけなものじゃないんだ。
『英雄』のいない時代、そう言ったな。違う、違うんだよ。
『いない』のではなく、『いらない』んだ。『英雄』なんていらないッ!!
そんなものによって守れる世界なんて、価値などありはしないんだ。
誰もが心をひとつにして、立ち上がることができたなら、そう――
『英雄』なんて生贄にすがらなくても、世界を支えていける!
奇跡だって起こすことができるッ!もう二度と、アーヴィングのような間違いは
おかしちゃならないんだッ!」
アシュレーは目を閉じる。
「今、ハッキリとわかる。心がひとつになっていく・・・。
アガートラームは、英雄ひとりの力で抜くものではない!!」

アシュレーの姿が変わっていく。だが、ナイトブレイザーのそれではない。
髪が伸びて風になびく。白くて丈の長い、着物のような服。
あのとき見た、アナスタシアのような姿。
目を開く。その手には、アガートラームが握られていた。
「その姿・・・。バカな、『英雄』だとッ?」
ロードブレイザーは驚いている。
「行こう、みんなでいっしょに戦おう・・・」
戦闘開始。アシュレーは、「アークインパルス」という技を使った。
みんなの想いを力に換える技。アシュレーの脳裏に、ファルガイアの人々、
そしてそしてアナスタシアの姿が浮かぶ。
欲望でなく、愛と勇気と希望の力で、聖剣を振るう。
ロードブレイザーは完全に消え去った。
アシュレーは元の姿に戻り、グラグ・ル・ガブルへと戻った。

「みんなで帰ろう・・・みんなのファルガイアへ・・・」

その後、ARMSは解散となり、隊員たちはそれぞれの道へ、帰る場所へと帰っていった。
アシュレーはタウンメリアへ、マリナの元へと。
226ワイルドアームズ セカンドイグニッション:2008/06/04(水) 09:55:03 ID:n311bEB90
一年後。アーヴィングとアルテイシアの墓の前にARMSのメンバーが集まっていた。
そこにはアガートラームが突き立ててある。
遅れてアシュレーとマリナが登場。それぞれ腕に赤ん坊を抱いている。
「ねぇねえ、男の子と女の子の双子の赤ちゃんが生まれたんだよね。もう、名前は決めたの?」
待ちきれない様子のリルカはそう尋ねた。
「きれいな名前よ。このファルガイアで、いちばん優しくて、そして――いちばん純粋な兄妹の名前」
「そっか、そうだよね・・・」
マリナの答えに、リルカは感慨深げにうなずいた。
「あたり前の青空・・・そんな日常がこれほど大切なものだとはな」
ブラッドがふと呟いた。
「日常という物語は、終わることなく続いてこそなんだ。
過去から現在へ。そして、未来へ・・・。
終わらない物語の主人公は―― 『英雄』 なんかじゃない。
ファルガイアに生きる、すべての命――僕たち自身なんだ」
アシュレーはそう言った。

「どんな時でも、僕たちはひとりじゃない――そうだろ?」

THE END
227ゲーム好き名無しさん:2008/06/04(水) 10:28:39 ID:M8whUzwv0
>>226
乙です

PSPアナタヲユルサナイどなたかお願いします。
228ゲーム好き名無しさん:2008/06/04(水) 10:53:06 ID:1wLcgVevO
ワイルド乙。

バトルVSロードブレイザーはプレイ時も実に燃えた。
とりあえず言える事はティムに完全に立場奪われたリルカカワイソスという事だな。
能力値だけならともかく、ガーディアンロードイベントまで奪われてるからなぁ。
せめてアシュレーを地雷女から取れたら良かったのに。
229スパイダーマン(PS):2008/06/04(水) 16:37:04 ID:x+SuYWDO0
ストーリーはあって無いようなもんですが続きます。

ブラックキャット
本名フェリシア・ハーディー
ミステリアスな女怪盗。マンガバースではさらに過激な服装に。
スパイダーマンの最も頼れる相棒の一人。

ブラックキャットと共に動き方や戦い方を練習しながら進むスパイダーマン。
途中ジェイドシンジケートなる強盗団が銀行を襲撃しているとの知らせを聞く。
シンジケートのヘリが警察のヘリを撃墜するのを横目に屋上から銀行に侵入する。

スパイダーマンに気づくと条件反射で逃げ出す人質とそんな人質を条件反射で射殺する強盗団を
天井からサバいていくと、自棄を起こした強盗団が巨大な爆弾を起爆させる。
しかしスパイダーマンは強盗団をのした後、金庫に爆弾を投げ入れ解決するのだった。
230スパイダーマン(PS):2008/06/04(水) 17:13:30 ID:x+SuYWDO0
スコーピオン
本名マクドナルド・ガーガン
スパイダーマン打倒のためにJJJが作らせた改造人間。
お約束として悪の道に走り、自分を改造させたJJJのことも逆恨みする。
最近ヴェノムに進化したが、スパイダーマンからは「よくてB級ヴィラン(悪役)」「ヴェノムの姿をした負け犬」呼ばわりされる。

JJJに強盗団の特ダネを知らせるピーターだったが、電話の向こうでJJJはスコーピオンに襲われていた。
スパイダーマンは警察を呼べと言うJJJを無視し、JJJが自分の新聞を自分の死亡記事で飾る前に駆けつける。

JJJとスパイダーマンを交互に攻撃してくるスコーピオン。
スパイダーマンはJJJがやられる前に社長室の備品を投げつけてスコーピオンをのすのであった。

俺はお前に礼なんか言わないぞとわめくJJJ。駆けつけたSWATに発明品泥棒だ、射殺してくれと言う始末。
スパイダーマンはさっさと逃げ出すのであった。
231ゲーム好き名無しさん:2008/06/04(水) 22:07:27 ID:kHFMYsyGO
JJJって奴はツンデレなんだね
232ゲーム好き名無しさん:2008/06/04(水) 22:27:42 ID:gB/vv9Pe0
>>231
ツンデレってレベルじゃないだろww
233ゲーム好き名無しさん:2008/06/04(水) 23:35:23 ID:gNkHXzs00
JJJは愛すべき憎まれ役。
234ゲーム好き名無しさん:2008/06/05(木) 04:07:49 ID:5ieaIMBi0
最近は無駄に私情入れる人がいなくていいね。
昔は普通のRPGなのに完全に自分視点で「畜生」「氏ね」とか入れるアホもいたが。
235ゲーム好き名無しさん:2008/06/05(木) 08:18:28 ID:ymwECm2g0
俺はそのくらい私情入ってる方が好み
236ゲーム好き名無しさん:2008/06/05(木) 08:23:56 ID:ChhM9fua0
私情価値って奴ですね
237ゲーム好き名無しさん:2008/06/05(木) 20:13:43 ID:Rx5JCskp0
俺は逆だなー
ツッコミも程度によるが最近のはみんながみんな淡々とし過ぎで時々寂しい
238ゲーム好き名無しさん:2008/06/05(木) 20:57:56 ID:xQQVn7Nl0
そんな事を議論する場所じゃないし、文句あるなら自分で書け。
239ゲーム好き名無しさん:2008/06/05(木) 20:58:01 ID:ueaCJESG0
バハムートラグーンのツッコミが好きだった。
240ゲーム好き名無しさん:2008/06/05(木) 23:51:24 ID:Rx5JCskp0
>>238
別に議論はしてないだろ
単に「自分はこう思う」って書いてるだけで、結論出してそれで他の奴にどうこうしろつってる訳じゃない

まー俺もいくつか書いてるけど、今の流れではちょっとでも毛色の違った書き方はできないだろうなー
叩きがいやとかじゃなく俺はいいと思ういや俺はいやだ論争が無駄に勃発するだろうしなーっていう単なる感想
241ゲーム好き名無しさん:2008/06/05(木) 23:57:40 ID:ChhM9fua0
これまで通りという事でお開きにしましょう
242ゲーム好き名無しさん:2008/06/06(金) 11:13:53 ID:uyExLsMK0
>>240
ここはお前の日記帳じゃねえんだ
チラシの裏にでも書いてろ
な!(AA略
243ゲーム好き名無しさん:2008/06/06(金) 12:37:58 ID:txys12TD0
>>242
お前がなー
244ゲーム好き名無しさん:2008/06/06(金) 17:46:26 ID:EGCzGygdO
>>242
それは最初に誉めるフリして下んねえアオリ書き込んだ奴に対して言うべき
245ゲーム好き名無しさん:2008/06/06(金) 19:56:16 ID:/uLd0aM10
>>244
まだ話続ける気?
いい加減鬱陶しいんだけど
246FFCC リング・オブ・フェイト:2008/06/06(金) 20:37:27 ID:guS84ymZ0
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト、
とりあえず今書けている分だけ行きます。

まずはプレイヤーキャラの紹介から。

■ ユーリィ :クラヴァット族♂
 双子の弟の方。姉のチェリンカと対照的に恐いもの知らず。
クリスタルから引き出された力を制御する能力を持つが、チェリンカと一緒でないと魔法を使うことが出来ない。

■ チェリンカ :クラヴァット族♀
 双子の姉。ユーリィに対して姉らしく振る舞おうとするが、実はとても恐がり。
魔法の第一段階としてクリスタルの力を引き出すことが出来るが、ユーリィがいないと魔法として意味をなさない。
彼女は実際の戦闘には一切参加しない。

■ アルハナーレム :ユーク族♂
 双子が幼い頃から家族同然に暮らして来た人物で、薬草学と魔法学に精通している。
通称アル。ユーク族はヘルメットのような仮面を身に付けているため素顔は不明。
一人称は「我」、語尾は「〜である」。

■ ミース :リルティ族♀
 アルとともに双子の師匠のような存在。リルティ族は成人しても子供のような外見。
錬金術を得意とし、元素をポットに溶かすことで魔石(魔法を使うために必要なアイテム)を錬成することが出来る。
外見の印象とはかけ離れたエキセントリックな発言が多い。語尾は「〜なのです」。

■ ナッシュ :セルキー族♂
 森で生まれ育った野生児。鋭い勘と、敏捷なセルキーの中でもずば抜けた身体能力を持つ。
犬や猫とも会話できるらしい。正直陰が薄い。


ちなみにこの世界では月は真っ赤で、まがまがしい星だとされています。
247FFCC リング・オブ・フェイト:2008/06/06(金) 20:39:25 ID:guS84ymZ0
大雨の降る、山間の小さな村。
不気味な仮面をつけた人物が、高台から村をじっと見下ろしている…。

冒頭とはうって変わって快晴の空。
幼い双子の姉弟、ユーリィとチェリンカは父ラトフの薪割りの様子をじっと眺めている。
双子の無言の催促に押されて、ラトフは薪割りを子供達にやらせてみることにした。
どちらが先にやるかで言い合いをするユーリィとチェリンカ。
チェリンカは自分が先に生まれたのだから自分が先だと主張し、ユーリィは双子に姉も弟もないと言い張る。
結局二人で協力して薪割りをすることに。
しかし、薪割り用のナタは二人がかりでも持ちあがらない。
そこへ双子の師でもあるアルハナーレム(以下、アル)とミースがやって来た。
アルへタックルして抱き付くチェリンカと、ミースの頭をなでなでするユーリィ。
「子供扱いするなですー」と言いつつもミースはうっとりした表情をする。
力に頼りすぎだ、とアルとミースは魔法の原理を教えるが、双子の子供にはまだ理解できない。
実践するのが一番だと、今度はラトフに支えてもらい、再び薪割りに挑戦する。
目を閉じて集中する双子に、ラトフは強い心に出来ないことなどない、と言う。
出来ないとあきらめた時、すべての道が閉ざされるが、
出来ると信じた時、世界のすべてが力を貸してくれる。
こっそりラトフが手を離したのにも気付かず、ユーリィとチェリンカがナタを振り降ろすと見事に薪が割れた。
驚いている二人に、ラトフは今使ったナタをくれた。双子は早速そのナタを持って遊びに行くことにする。
そんな二人を遠くから見ながら、ラトフ達は密かに二人の能力に舌を巻いていた。
これではすぐに追い越されてしまう、とラトフは嬉しそうだ。
そして子供達の成長を実感しながら、あれからずいぶん経つのか、と何かを思い出しているラトフであった。

ユーリィの提案により、双子は「いつものところ」、裏山の洞窟に行くことにする。
洞窟の中は暗く、何も見えなかったが、ユーリィはチェリンカに「あれをやってよ」と催促する。
チェリンカがポケットからクリスタルを取り出すと、クリスタルは強い光を放って輝き出した。このクリスタルはチェリンカが触れたときだけ輝くらしい。
クリスタルの光で辺りがよく見えるようになり、二人は洞窟の奥へと進む。
内心は恐くてたまらないチェリンカは、そろそろ帰ろうと言い出した。
この洞窟は昔、死者を埋葬した場所であるらしい。しかしユーリィはそんなのただの抜け殻じゃん、と気にしない。
そしてお腹が減ったから帰る前に、あの特大の箱を開けようと言い出した。
それはどう見ても棺桶。慌てるチェリンカ。
しかもユーリィが何か仕掛けを踏んだような音がして、棺桶がふっ飛び、
いきなりサソリ型の巨大なモンスターが飛び出して来た。
サソリの針にあたる部分には、気持ち悪い紅い色のクリスタルが。
無事サソリを倒すと、ユーリィは「おもしろかった」とけろりとしている。
二人が帰ろうとした時、目の前に見知らぬ少女の幻影が現れた。
悲しげな表情で何か言いたげにユーリィ達を見つめる少女。
チェリンカは「でたぁぁ!」と絶叫。有無を言わさずユーリィの手を引っ張り、その場から逃げ帰るのであった。
幻影の少女も、人の気配を感じると消えてしまう。それは、あの仮面の男だった。
248FFCC リング・オブ・フェイト:2008/06/06(金) 20:42:48 ID:guS84ymZ0
その日の晩、一旦はベッドに入ったユーリィとチェリンカだが、ユーリィは家の外へ出ていってしまったラトフを追って外へ出ることにした。
戸口にモーグリのスティルツキンを置いて、チェリンカを閉じ込めるユーリィ。
ラトフは丘に立って遠くを眺めている。
ユーリィがラトフに声をかけると、いつの間にかチェリンカが後に付いて来ていた。
ラトフが眺めていたのは、遠くに見えるシエラ湖の上を舞うたくさんの光だった。
あれは鬼火と呼ばれ、以前にあそこで死んだたくさんの人達の魂らしい。
あれだけ燃えても燃えつきない光だから、きっと心の強い人達だったんだろうと言うユーリィ。
ユーリィは死んだ母、アーチェスのことをラトフに聞く。
アーチェスは代々の巫女の家系に生まれ、その中でも希代の力を持っていたらしい。
家に戻る途中、ラトフは冬ごもりの準備のために明日は王都に行くと告げた。
そして、ユーリィとチェリンカも王都へ連れていってもらえることになった。

翌朝、ユーリィはチェリンカより寝坊したことを悔しがる。
戸口を塞いだまま眠っているスティルツキンを「強い心」でふっ飛ばすラトフ。
一方、チェリンカはアルとミースの家にいた。
チェリンカはアルに頼まれ、自分のクリスタルを貸す。チェリンカはこのクリスタルを握りしめて生まれて来たらしい。
アルは彼女のクリスタルをペンダントにしてくれた。
チェリンカにしか使えない最高のものだから、なくさないようにということらしい。
さらに、彼女に本格的に魔法を教えようとする。
ユーリィと二人なら力の生成も制御も思いのままなのに、一人だけだと何故か全く魔法が使えないらしい。
クリスタルの力を意志の力で制御し、意味付けをすることで初めて魔法が発動する。
教わった通りにやろうとするチェリンカだが、うまく出来ない。
ラトフとユーリィが待っているからと、アルの家を出て行くチェリンカ。
アルは、そのクリスタルはそう簡単には使えない、なぜならそれの魔力許容量は天体並みの…とつぶやく。
その時、チェリンカが出ていった扉の外からまぶしい光があふれて来た。
同時に、力を解放されたクリスタルが放つ澄んだ音が聞こえて来たのだった。

家の外で待つ父とユーリィに、チェリンカは嬉しそうにペンダントを見せる。
全員そろったところで、王都レベナ・テ・ラに出発する。
初めて見る大きな街にユーリィとチェリンカは興奮気味。
さらに、ラトフから神殿の鐘が3回鳴るまで自由に街を見て回ってもいい、買い物もおkと言われ大喜びする。
最後にラトフは、「神殿には決して近づいてはならない」と厳しく注意するのだった。
早速いろいろと街を見て回る。
広場にはこの国を治める王様の銅像があり、王様の名前はコルカというらしい。
名君として有名だったが、一人娘を亡くしてからはあまり人前に姿を現わさないそうだ。
街を見て回るうちに鐘が3回鳴ったので、集合場所の広場に行く。
しかし、時間が過ぎて夕方になってもラトフは姿を現わさない。その時、待ちくたびれた二人の視界に、ラトフと思しき姿が。
ラトフの後を追う二人。街の人達の様子も何だかおかしい。
父の姿は、レベナ・テ・ラの旧市街に入っていったので、二人もその後を追う。
249FFCC リング・オブ・フェイト:2008/06/06(金) 20:44:34 ID:guS84ymZ0
レベナ・テ・ラの旧市街には住む人の姿もなく、魔物がうろついていた。
街のすぐ近くに魔物がいることに驚くユーリィとチェリンカ。
それでも父を探すために旧市街の奥へと進んで行く。
二人が一番奥までたどり着いたとき、神殿から鐘の音が聞こえて来た。
それを聞いて何故か気分が悪くなり、ユーリィはその場にうずくまってしまう。
そこへ牛のような姿のボス(ベヒーモス)登場。その身体には例の紅いクリスタルが。
鐘がやむとユーリィも頭痛から開放されたので、早速ボスを倒す。
敗北したボスは逃げ出す。ボスが広場に行けば大変なことになると、二人もその後を追う。
ボスを追いかける二人の前に、裏山の洞窟で出会った少女の幻影が現れる。
おびえるチェリンカ。しかし、少女は何も言わずに消えてしまう。
騒ぐ二人の前に、今度はラトフが現れた。彼も時間通りに広場に行ったはずなのだが、なぜ自分がここにいるのか記憶にないらしい。
ともかく親子3人無事に再会できたので、村に戻ることにした。

紅い月に照らされたテラスに、いかにも悪役面の人物が立っている。
その後ろには、仮面の男の姿が。
二人はよい素材が見つかった、アレがいくら優秀でもそろそろ…と思わせぶりな会話をする。
さらに仮面の男は主の命を受け、どこかへ行ってしまうのだった。

朝、ユーリィとチェリンカはアルとミースの家に遊びに行く。しかし、家にアルの姿はなかった。
巨大ポットでスティルツキンを煮込んでスープのだしにしようとしているミースに尋ねると、「ついさっき、ヴァール山に薬草を取りに出かけた」という。
アルは物陰に隠れて双子をやりすごしたのだが、結局あっさりと二人に見つかってしまった。
仕方なくアルはユーリィとチェリンカをヴァール山に連れて行くことにしたのだった。
雪の降り積もったヴァール山に到着した三人。この山はユーク族の修行の場でもあるそうだ。
この山にはモーグリそっくりの姿をしたモーグリ草という草が生えている。
この花は開花するとモーグリそっくりの姿になり、成分も変化して貴重な回復薬の原料になるらしい。
今回は、その中でもひときわ大きいデカモーグリ草が目的。この季節なら頂上近くに生えているだろうという話なので、三人は頂上を目指して山を登ることに。
頂上で目的のデカモーグリ草を回収した三人の前に、鳥型のボスが出現する。
ユーリィとチェリンカがボスの紅いクリスタルに見覚えがあることにアルは驚くが、ボスは問答無用で襲いかかって来る。
ボスを倒した後、アルはあの紅いクリスタルについて説明してくれた。
通常、クリスタルは淡い青色をしており、紅い色のものは存在しない。
しかし邪悪な意志によってねじ曲げられたクリスタルは、拒否反応によって紅くなるらしい。
こういったクリスタルに気をつけるように注意するアルだが、ユーリィは楽天的に考えているようだった。
三人が村に帰ると、旅に出るらしいスティルツキンをラトフとミースが見送りに出ているところだった。スティルツキンを見送った後、皆は食事を取りに家の中に帰っていく。
しかしアルだけが今にも降り出しそうな空を見上げて、「…イヤであるな」とつぶやくのだった。

(続く)
250FFCC リング・オブ・フェイト:2008/06/06(金) 20:47:26 ID:guS84ymZ0
今回はとりあえずここまで。
ストーリーはこの後雰囲気が一変します…。
次からはもっと簡潔に書くつもり。
251ゲーム好き名無しさん:2008/06/06(金) 22:55:16 ID:bCJKzkjQO
>>250
乙です
252ゲーム好き名無しさん:2008/06/07(土) 12:38:34 ID:WnHDCUVO0
>>250
乙!
253マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/06/07(土) 16:56:26 ID:K85bORTi0
遅くなりましたが、メインストーリー(バッドEDバージョン)を最後まで投下します。
254マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/06/07(土) 17:01:25 ID:K85bORTi0
第8話 病気の猫とマナの薬

二年生最後のイベントも終わり、もうすぐグンナルは卒業、ヴェインたちは進級する。
アトリエで一行が雑談していると、どうやらサルファの体調が悪いらしい。
本人は大丈夫といっているので、とりあえずはそれ以上は追及しない一行。

そんなサルファだが、あとは終業式を待つだけとなったある日、遂に倒れてしまう。
こんな時ぐらい教師を頼れというグンナルの指示でとりあえずゼップルのもとへ運ぶことに。

こんな症状は聞いたこともないと言うゼップルをグンナルは「三流教師」と怒鳴りつけ、
ロクシスは「有事に役に立てないのでは資質を疑われても仕方ない」と冷たく告げる。
それでも、腐っても教師か、ゼップルはマナの魔力を回復させる薬なら効くかもしれないと教えてくれる。
そのための材料である月の花が旧校舎の奥にあると聞いた一行は、サルファをゼップルに預けてそこへ向かうことに。
サルファがいなければヴェインは戦えず、ほかのメンバーでモンスターを蹴散らして旧校舎の奥へ進む。
(このイベント終了までヴェインは戦闘メンバーから離脱する)


一方そのころ、サルファを預かったゼップルだが、弱ったマナの世話などしたことがなく困り果てていた。
そこに同僚のイゾルデが現れる。
猫の世話なら心得ているというイゾルデは自分がサルファを預かろうと申し出た。
ゼップルもその言葉に甘え、サルファをイゾルデに任せて自分は薬の調合の準備に取り掛かるため、その場を立ち去る。
サルファを抱き抱え、あの頃より軽くなったとつぶやいたイゾルデは、近くに隠れていた三下コンビを呼び出し、何事かを命じる。

旧校舎の奥、ゼップルが言っていたあたりに到着した一行は手分けして月の花を探し始めるが、なぜか立ち止まって探しに行こうとしないアンナ。
その理由を問うニケに対し、アンナは気になることがあると言い、マナがあのように衰弱するものかという疑問を呈する。

事実サルファが衰弱しているというニケに対し、アンナは「子供のころ飼っていた猫が亡くなる時、丁度…」と言いかける。
そこにフィロの悲鳴がとどろき、アンナたちもそちらへと向かう。

駆け付けた一行は目的の月の花と、それを囲むように集まっているかなりの数のモンスターを目の当たりにする。
特に巨大な一匹を蹴散らした一行だが、まだ大量のモンスターが残っており、目の前の月の花を手に入れることができない。
そこに現れた三下コンビが、ヴェイン達を援護するかのようにモンスターと戦い始める。
トニ曰くヴェイン達を助けるように言われたとのこと。
これまでの行いから何か企んでいるのかとも思えたが、とにかく花を手にいれ、ヴェイン達は三下コンビにその場を任せてその場を脱出する。
それが、ヴェインが三下コンビを見た最後だった。

月の花を持ち帰った一行だが、そこには元気に歩くサルファの姿が。
イゾルデいわく、一時間ほど点滴をしたら治ったとのこと。
礼を言うヴェインに対してイゾルデは自分にとってもサルファは意味のある存在であることと、
今はサルファは持ち直したが、残された時間は変わらない、と告げる。

イゾルデの言葉の意味はよくわからないが、ヴェインは何かが起きる予感を感じていた。
255マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/06/07(土) 17:09:53 ID:K85bORTi0
第9話 自分の将来と錬金術の歴史

卒業式も終り、新学期を迎えた一同。
教室でフィロと、グンナルが卒業して寂しい、と話していると、ゼップルからクラスに新しい仲間が増えると言われる。
そして入ってきたのは卒業したはずのグンナルだった。
アトリエで事情を聴くと、テストを全教科すっぽかしたら留年したとのこと。
皆を驚かそうと黙っていたらしい。

卒業式からしばらくたった後、三下コンビがイゾルデのところへ挨拶にやってくる。
レーネの支度に手間取って学園に残っていたが、その日の船で学園を去るという。
いろいろ嫌なこともさせたというイゾルデに、それでも礼を言う三下コンビだった。

三年生になれば進路相談が行われるわけで、順番が回ってきたある日、ゼップルの部屋へと赴くヴェイン。
学園卒業後何をしたいか問われ、錬金術師になりたいと答えるヴェイン。
錬金術師になるための学園だからそれは当然のことで、どんな錬金術師になるかを聞きたかったというゼップルだが、
それ以上ヴェインは具体的な希望を言うことができなかった。

ヴェインが立ち去った後、イゾルデがゼップルのもとへとやってくる。
ヴェインの進路を訪ねたイゾルデは錬金術師になりたいというヴェインの希望をゼップルから聞いて、どことなく沈んだ様子を見せる。

アトリエで皆が集まっているところに進路相談を終えたフィロが戻ってくる。
そのまま進路について皆で話し、ヴェインも自分の場合について話すと、頭の中に「それが、お前自身の望み…」という謎の声が響いてくる。
「望むのであれば…お前が…そう…それだけの力が…」と続く謎の声にうろたえるヴェインだが、他の者にはその声は聞こえていないらしい。

そこに校長があらわれ、イゾルデからの伝言を伝えてくる。
その内容は錬金術のなんたるかを教えたいので、遺跡の地下に来てほしい、というものであった。
ほかにすることもないし、せっかくのご指名だからと皆で向かうと、そこはマナが閉じ込められた多くの水晶から光の粒が立ち上る不思議な場所だった。

256マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/06/07(土) 17:11:38 ID:K85bORTi0
第9話続き

そこにイゾルデがあらわれ、マナとは何かを聞いてくる。
うまく答えられない一行に対し、イゾルデは、マナとはこの世のすべての事象を司るものであり、元はすべて同じ純粋な力の塊だと告げる。
そしてイゾルデは忌まわしい過去の出来事を語り始めた。

はるか昔の錬金術師たちはマナの力のみを取り出せないかと考え、数千、数万のマナを狩り集めては実験材料として扱った。
閉じ込め、薬品を投与し、生きながらその身に刃を突き立てた。
そういった実験の果てにマナの力を取り出すことに成功したものの、その莫大な力を制御することができず、あたり一面の全てが焼き払われるという結果を招いた。
結局、実験は中止され、集めたマナ達は水晶へと封印され、全ての記録は抹消された。

そして、今ヴェイン達が見ている水晶の中のマナこそが実験体だったマナ達であると。

錬金術師の負の側面を突きつけ、錬金術師を目指すかもう一度考え直すように言い、マナ達の怨嗟の声が聞こえるかと言い残してイゾルデはその場を立ち去る。

思わぬ事実を突き付けられた皆はそれぞれ違った反応を示す。
より一層錬金術への興味をかきたてられるムーペ、イゾルデの真意を考えるグンナル、一人で考え込むアンナ、耳が痛い話だったが、目標は変わらないロクシス、自分のマナに謝るニケ。

ひときわ大きい水晶に近づいたヴェインとサルファ。サルファに聞くと、イゾルデの話した内容をサルファはテオフラトゥスから聞いたことがあったという。
マナがどう思っているかは知らないが、少なくとも自分はヴェインを恨んではいないというサルファ
つづけて、マナが人を恨んでいるならそれが関係あるのは自分ではなくむしろヴェインだと言いかける。
そのとき、ヴェインの頭に何者かの声が聞こえてくる。
それは閉じ込められたマナの思念。その思いに導かれるように水晶に近づいたヴェインからまばゆい光が放たれた。

ヴェインが我に返ると、一際大きな水晶に閉じ込められていたマナが解放されていた。
錬金術師への憎悪に駆られ襲い掛かってくるそのマナを躊躇いながらも迎え撃つ一同。

何とかマナを撃破し、どことなく後味の悪さを感じながらその場を離れる一同。
その様子を離れた場所から見つめながらイゾルデは「やはり…と、言うべきなのでしょうね。テオフラトゥス、あなたは…」と呟くのだった。
257マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/06/07(土) 17:15:28 ID:K85bORTi0
第10話 咳き込む猫と何もできない僕と・・・


焼け落ちたホッフェンの樹、大翼竜との戦い、マナを封じた水晶、
ヴェインがこれまで謎の光を放った場面を回想しながら、イゾルデは、テオフラトゥスがもし望みをかなえたのならあの子だけを残したのは余りに無責任だ、と呟く。
もう一つだけ確かめなくてはならないと呟いてどこかへと向かうイゾルデ。

最後の夏休み、アトリエでヴェインは水晶から聞こえた声のことを思い出していた。
あの時のことについてサルファに聞こうとすると、サルファが突然せき込む。
心配するヴェインに、サルファは治るものでもないから気にするなと答える。
ヴェインがアンナに呼ばれてサルファのそばを離れると、サルファは、少し持つと思っていたと呟くのだった。

夏休みも終わりに近づいたある日、再びサルファが倒れてしまう。
ゼップルに相談しに行こうという意見も出るが、ゼップルが役に立たないのは実証済みだと一蹴するグンナル。
前回サルファを治療したイゾルデについても、先日の一件でヴェイン達を置いていなくなったことから信用できない。
しかし、他に考えも浮かばないので、仕方なくイゾルデのもとへと向かう。

イゾルデはサルファはもう寿命が近いという。
マナに寿命があるなどという話を聞いたことがないと反論するアンナだが、
イゾルデは事実だから仕方がない、気力でもっているような状態で、手の施しようもなく、永くはないと答える。

一行がその場を立ち去った後、盗み聞きしていた校長がイゾルデの前に現れる。
イゾルデの言っていたことが本当なら聞いておく必要があると思ったという校長に対して、イゾルデも確かめるいい機会かもしれないと答える。
彼らも学園の生徒だと性急な行動を戒めようとする校長に対して、イゾルデは個人的に興味はないが、結果として生徒を守ることにもなると返す。

手の打ちようがなくなったヴェイン達だが、フィロが、
竜の墓場には竜が残した生命力や精気が存在するので、マナであるサルファにとっても何かいい影響があるのではないかと言いだす。
眉唾ものの話ではあるが、他に手段があるわけでもないので、そこへ向かう一行。

目的地にたどり着いた一行だが、そんなにすぐ効果が出るわけもないということで、
ヴェインはサルファと一休みし、他の者は見張りなどすることに。
しばらく様子を見てみたがサルファの様子に変化はなく、皆がっかりする。
そこにイゾルデがあらわれ、突如として襲い掛かってくる。

マナを召喚して襲い来るイゾルデを何とか撃退した一行。
しかし、イゾルデは目的は果たしたという。
なぜそこまでするのか、ヴェインはテオフラトゥスの最後の…と口にするサルファに対して、だからこそだ、と答えるイゾルデ。
そして、戦いで力を使い果たしたサルファが息を引き取ってしまう。

マナに寿命があるはずないというニケに対し、イゾルデは、自分が知る限り15年、ただの猫がそれだけ生きれば十分だ、と言う。
サルファの死を受け止めきれないヴェインの頭の中に再び謎の声が響く。
「お前が強く望めばそれだけでいい」というその声に従って、サルファにまだ一緒にいてほしいと願うヴェイン。
すると、ヴェインの体から光が放たれ、その光がサルファに集まったかと思うと、サルファが蘇生する。
その場から立ち去るイゾルデは、自分のほうが覚悟が足りなかったと呟いていた。
258マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/06/07(土) 17:18:10 ID:K85bORTi0
第11話 イゾルデの決意と少年たちの戸惑い

サルファの体調もすっかり回復したが、サルファを蘇生させたヴェインの「何か」のことでどことなくぎこちない雰囲気になるアトリエ。
そんな空気を振り払うように、グンナルが突如として課題のことを気にし始め、驚く一同。
皆、グンナルの気遣いに気が付きながらも、それに便乗してその場を去る。
グンナルはヴェインに対して、聞きたいことはあるが少し時間をやろうと思っただけだ、と言い残すのだった。
ヴェインは自分でもわからない自分自身の秘密についてサルファとイゾルデが知っているのではないかと思うのだった。

自室で過去を回想するイゾルデ。
一度もテオフラトゥスに勝ったことのない自分だがこれ以上テオフラトゥスの名を汚させないためにやるしかないと覚悟を決める。

課題も終り、あとは卒業を待つだけとなったヴェイン達。
ニケからのグンナルが卒業できる保証がないという突っ込みに、アンナがグンナル用の時間割を作ってあげたと答える。
いつもと変わらない何の事もない雑談。
そんな現実逃避な雑談に終止符を打つロクシスの一言で、場の雰囲気が重苦しいものに変わる。

そんな一同を見てサルファは知らない方がいいこともあるとヴェインに告げた。
そこにイゾルデがやってくる。
イゾルデはヴェインに対し、他の生徒を巻き込むつもりはないからサルファとともに資料館の奥まで来るように言ってくる。
応じなければそれなりの手段を取るというイゾルデ。
応じればヴェインの秘密を教えると答えてイゾルデは去っていく。
イゾルデの誘いに応じることを決めたヴェインに対し、仲間たちは自分たちも行くと告げる。

一方、イゾルデを校長が呼び止めていた。
ヴェインの危険性については再三説明したというイゾルデに対し、校長はとても信じられないし、イゾルデの危惧は可能性に過ぎないと答える。
ヴェインの力など口実にすぎず、別の目的があるのではないかとイゾルデを問い詰める校長。
イゾルデはあっさりとそのことを認め、目的は違っても結果は同じと言い残し、その場を去って行く。
校長はイゾルデの気迫に気圧され、一歩も動けなかった自分を情けなく思いながら、テオフラトゥスのことを罪な男だと呟くのだった。

資料館最奥でイゾルデは、昔はここによく来た、と呟いていた。
そこに現れるヴェイン達。
イゾルデは自分の知る事実を語り始めた。
259マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/06/07(土) 17:20:41 ID:K85bORTi0
第11話続き

6年前にこの世を去ったテオフラトゥス、彼は周囲の嫉妬に嫌気がさして、研究室を飛び出して一般の人々のために錬金術を使っていた。
しがらみから解放されて生き生きとしていたテオフラトゥスだったが、とある村で取り返しがつかない失敗をしてしまう。
その村にいた未知の重い病を患った一人の少女。
テオフラトゥスは独自の錬金術を用いてその少女を治療しようとし、病気は治ったが、少女の寿命も病魔と一緒に取り除いてしまったのだという。
それでも病を治してもらった少女はテオフラトゥスに無邪気な笑顔で礼を言った。
そのことがよりテオフラトゥスを苦しめ、自らの無力を痛感したテオフラトゥスは姿を消した。
山奥でひっそりと暮らすようになったテオフラトゥスの心は徐々に歪んでいき、自らの才への慢心、嘲笑う周囲への復讐心、見返そうとする虚栄心に塗りつぶされていった。
それらを満たすためにテオフラトゥスが着手した最後の研究が、人造生命としての人工マナの精製だった。
そして、生み出された人工マナこそがヴェインだという。

あまりに突拍子もない話に信じようとしない仲間たち。
ヴェインもまた、その事実を受け入れることはできなかった。

イゾルデの話は続く。
ヴェインがただの人工生命であれば何の問題もなかったが、ヴェインが持つマナとしての力こそが問題だというイゾルデ。
燃えた木を蘇らせ、大いなる獣を倒し、水晶からマナを解放し、死んだサルファを蘇らせた。
これらすべてがヴェインの力によるものだというイゾルデ。
証拠がないとして、信じない仲間たちに証拠を見せるというイゾルデ。
仲間の一人を自分のもとへと引き寄せると、確信があるから大丈夫と言いながらあっけなく殺してしま。う
(ここで選ばれる仲間はED条件を満たした仲間。私のプレイ時、バッドEDのときはフィロが殺された)

そのとき三度目となる謎の声がヴェインの頭の中に響く。
「望めばいい。望めば叶う…わかりやすい。非常にシンプルだ…」
と告げる声に従い、仲間を助けたいとヴェインが願うと、ヴェインの体から光が放たれ、仲間が蘇生を果たす。

イゾルデはヴェインには他人の、そして自分自身の望みをかなえる力があるという。
生徒を殺しさえするイゾルデの目的を問う一行。

望んで人を生き返らせる力は、望めば人の命をも奪える力でもある。
使い方次第では世界すら揺るがすことができるその力を見過ごすことはできない。
悪いのはそんな力を生み出したテオフラトゥスだが、だからこそテオフラトゥスの名を堕とすことは許されないと告げるイゾルデ。
宿主である猫が死んでもどうにもならなかった以上手段は一つしかないと、力が完全に目覚める前にヴェインを消し去ろうとして、襲い掛かってくる。

イゾルデを撃退した一行だが、イゾルデのダメージは甚大で、パメラが助けを呼びに行く。
イゾルデはテオフラトゥスに謝りながら意識を失った。

最後に、自らが危険な力を持った人工マナであることを知ってしまったヴェインは、自分はみんなと一緒にいてはいけないのかという独白するのだった。

※補足
これまではヴェインがマナであるサルファと契約していると思われていたが、実際はサルファという猫がヴェインというマナと契約していた状態というのが事実。
10話でのイゾルデの行動は、契約している相手であるサルファが死ねば、マナであるヴェインの力をどうにかできるのではないかという考えに基づいたものだが、
ヴェインは契約者が死んだ状態で力を発動し、契約者を蘇生させてしまったので、イゾルデは直接ヴェインを消そうとするに到った。
260マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/06/07(土) 17:23:46 ID:K85bORTi0
第12話 過去の記憶と望む未来

校長室で、校長にすべての事実を報告した一行。
今回の件については正当防衛を主張するグンナルとニケに対し、今回の件だけを見れば確かにそうだが…と答える校長。
そこにやってきたゼップルはイゾルデが療養は必要なものの命に別条がない旨の報告をする。
フィロ達がヴェインの弁護をしてくれるように頼み、ヴェインもゼップルに声をかけるが、それに対するゼップルの対応は「ひ…」と悲鳴を上げながら後ずさるというものだった。
そのことにショックを受けるヴェイン。

逃げるようにその場を去るゼップルを使えない男、腰抜けなどと酷評するロクシスとグンナル。
校長は今日のところは帰っていいが、ヴェインの処分については後日職員会議で決定するという。
その発言に反発する一行。
処分されること自体もさることながら、ヴェインだけが処分の対象になっていることに憤る仲間たち。
とりあえず言葉のあやだとごまかして一行を追い出す校長。

いったんアトリエに戻った一行。
ゼップルや校長の態度に憤るニケに対し、
ロクシスは昨日までただの生徒だと思っていたのが、実は強い力を持っているマナだったというのだから、彼らの気持ちはわからなくもないと告げる。
ヴェインはヴェインだというパメラ、処分に不安を隠せないアンナ。
事実は事実として受け止める必要があるというグンナル。

どうも暗い話にしかならないため、ひとまず今日のところは休むことにして、皆立ち去る。
サルファによればイゾルデとテオフラトゥスは恋人同士で、サルファも何度か会ったことがあったという。
サルファに自分はここにいない方がいいのかと問うヴェイン。
ヴェインがそう感じるなら出ていけばいいと返すサルファだった。

学園のあちこちをさまようヴェイン。
教室に入ったとたん、あるクラスメートは逃げるようにその場を去り、それ以外の者もまともに相手をしてくれない。

教員室の方へ向かうと、校長に向かってヴェインの処分を問いただす教員の声が聞こえてくる。
早く退学にするべきという一部教員たちに対し、恥を知れと叱責するのはいつも厳しく接していた教頭だった。
ヴェインが危険な可能性があるのは間違いないという校長に、危険かもしれないという理由だけで生徒を罰するのかと詰め寄る教頭。
そんな教頭に対し、教員の一人はただの生徒ならそこまではしないと答える。

一度アトリエに戻るヴェインだが、誰も戻ってきていなかったので、ひとまず自室へ戻って休息を取る。

ヴェインは暗闇の中で、頭に響いていた謎の声と対話する。
姿を現しその声の主はヴェインそのものの姿をしていた。
声の主は自分のことをヴェインの中の力だと名乗る。
これまで力を使わせてきたのかというヴェインに対し、ヴェインの方が力を呼んだのだと答えるもう一人のヴェイン。
ヴェインが力を欲した時に力が呼び出されるのだから、あくまできっかけはヴェインにあるという。
今回は、ヴェインがイゾルデがなぜヴェインを消そうとしたのか知りたいと願ったから出てきたのだという。
ヴェインがその理由を都合よく忘れているだけだと言い、思い出せばいいと告げるもう一人のヴェイン。
テオフラトゥスが何を望んでヴェインを作ったのか、それを思い出せという。
そしてヴェインは思い出す。
261マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/06/07(土) 17:25:45 ID:K85bORTi0
12話続き

テオフラトゥスは少女の命を奪った(厳密には寿命を奪った)自分の罪を悔い、少女から寿命を奪ったことで限りなく不死身になった自分の体を恨んでいた。
そしてテオフラトゥスは自らの死を望んでおり、自らを殺すために望みを叶えるマナたるヴェインを作り出した。
そしてヴェインはその望みをかなえてテオフラトゥスを殺した。

一方、校長室では教頭が校長に対してそこまで薄情だとは思わなかったと責めていた。
自分には生徒全員を守る責任があるという校長に対して、守る対象はあくまで生徒全員であり、誰一人欠けてもいけないと言い返す教頭。
出来ることとできないことがあると言う校長に対して、しっかりするように叱責する教頭。
そんな時何かに気づいた校長が窓の外を覗き込んだ。

朝、アトリエにやってきたヴェイン。
そこにやってきたフィロに引っ張られて校庭へと連れて行かれるが、そこには学園を囲む壁のようなものが存在していた。
それが朝、突然現れたと聞いて、ひとりで何かを納得するヴェイン。
壁には教員たちも傷一つつけることができず、外部との連絡も遮断されていた。
そんな様子を眺めるヴェインとフィロのもとにほかの仲間たちも合流する。
入口らしいものが見つかったという情報をもたらしたロクシスはヴェインは余り姿を見せない方がいいと指摘する。
実際、その場の生徒たちはヴェインがその壁を作りだしたのではないかと囁いていた。
陰口をたたく生徒たちに怒りをあらわにするニケやアンナをヴェインがなだめ、ロクシスに入口へと案内してもらう。
その場を離れる際、ヴェインは「こんなつもりじゃなかった」と呟いていた。

入口にはゼップルと校長、そして教頭の姿があった。
中に入って調べるしかないという教頭の提案を受けて、生徒たちの前だというのにお互いに危険な調査任務を押し付けあうゼップルと校長。

そこにやって来たヴェインは自分が中に行くと申し出る。
露骨にうれしそうな顔をしながら一応しぶって見せる校長。
これは教師の仕事であって生徒は待機しているべきという教頭に対して、自分が行かないといけないと返すヴェイン。
そしてヴェインについていくことを申し出る仲間たち。

危険だからと皆を説得しようとするヴェインだが、何か訳があることは皆にばれていた。
理由は中でゆっくり聞かせてもらうという仲間たちとともに、ヴェインは壁の中へと突入する。

壁の中、仲間たち以外には聞かれない場所でこの壁は自分が作ったものに違いないと告白するヴェイン。
そのこと自体は皆の予想の範囲内だったが、フィロはその理由を聞いてくる。
それに対してはこんなものを作りたかったんじゃない、とだけ答えるヴェイン。
自分たちの手でこの壁を消せるはずだと告げるヴェインの言葉を信じて、一行は先へと進む。
しばらく先に進んだ先にあった扉を開けると、ホッフェンの樹の騒動や、マラソン大会があった高台そっくりの風景が広がっていた。

そのまま先に進むと、卒業したはずの三下コンビが現れる。
ヴェイン以外の存在が目に入っていないかのように、初対面の時の会話を繰り返す二人を見て、本物ではないと判断した一行。
そんな一行には構わず三下コンビが襲い掛かってくる。
撃破すると三下コンビの偽物は光となって消えていった。
なぜ三下コンビの偽物が出てきたのかいぶかしむアンナに対し、ここはそういう場所なんだと割り切った答えを返すグンナル。

次に開いた扉に入ると、以前テオフラトゥスの足跡を追って踏み入れた竜の墓場にそっくりだった。
進んでいくとやはり現れる大いなる獣こと大翼竜、の偽物。
これも撃破した一行だが、ロクシスやグンナルは何が起きているのかを理解しつつあった。
262マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/06/07(土) 17:26:59 ID:K85bORTi0
12話続き


次の扉の先に広がるのは、最初にイゾルデによって招かれ、錬金術師の負の歴史を知ることとなったマナ遺跡下層中枢部の風景。
進んでいけばやはり現れる、水晶に封じられ、ヴェインによって解き放たれたマナ、ツヴァイスモンデの偽物。
その風景を見ながら自らの予測が裏付けられ一人納得するロクシスにニケが問いただす。
それに答えるロクシス。
マナが水晶から解き放たれた瞬間を見ていたのはヴェイン一人だったが、今、彼らの目の前ではマナが水晶から解き放たれる瞬間まで再現されていた。
したがって、先ほどから戦っている相手はヴェインの記憶の中の敵であるという。
それに同意するヴェイン。
そんなロクシスに対して、それがわかって状況が何か変わるわけでもない、今やるべきは目の前の敵の排除だと言い放つグンナル。
ロクシスもそんなグンナルの単純さがたまにうらやましくなると言い返した。

ツヴァイスモンデを撃破し、さらに先へ進む一行。
ついに最深部へとたどり着く。
そこで姿を現すもう一人のヴェイン。
望みをかなえようとしていたのに何をしに来たのか、と問うもう一人のヴェインに対して、ヴェインはこんなものを望んではいないと告げる。
しかし、これは間違いなくヴェインが望んだことだと言うもう一人のヴェイン。
もう一人のヴェインを敵と判断し、こいつを倒せば事態を収拾できると戦おうとする仲間たち。
そのとき、もう一人のヴェインは、ヴェインが仲間たちの言葉に安心したことを指摘し、それでも一人になりたかったのかと問い詰める。
ヴェインの力は正直で、ヴェインが望むとおりに現実を動かす。
ヴェインは一人で世界から消えようと思ったが、心の底では学校と、皆と一緒に消えたいと願っていたと指摘するもう一人のヴェイン。
もうすぐ望みは叶い、皆とずっと一緒にいられると告げてくる。
それを聞いて、皆を逃がそうとするヴェイン。
ヴェインは自分は危険だからイゾルデが自分を消そうとしたこと、自分がテオフラトゥスを殺したことを皆に告げ、望めば人が死ぬような力を持った自分は消えなければならないと言う。
しかし、一人になりたくないという願いが混ざってこんな状態を作ってしまった。
ロクシスは願いを変えればいいと指摘するが、ヴェインはどう変えればいいのかわからない。
ついに二つの願いのはざまで心を押しつぶされ、全てをもう一人のヴェインに委ねてしまうヴェイン。

もう一人のヴェインは、自分のことをヴェインの力、望み、本能だと告げ、望んでいるのはあくまでヴェインだと告げる。
そして、一緒にいたい人が全員そろっているのだからちょうどいい、願いをかなえると言って、襲い掛かってくる。
263マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/06/07(土) 17:28:36 ID:K85bORTi0
12話ラスト(ヴェインEDバージョン)

仲間たちによって打倒されたヴェインは正気を取り戻す。
自分が倒されたことに安堵するヴェイン。

そのとき、あたりが激しく揺れ始める。
自分はここを何とかしないといけないから先に行くように告げるヴェイン。
このままでは生き埋めになってしまうとやむを得ず仲間たちはその場を脱出する。
最後までヴェインの身を案じ、帰ってくるように告げる仲間たち。
そんな彼らが皆去った後、実は立っているのもやっとなほどに消耗していたヴェインはその場に座り込んでしまう。

そんなヴェインにもう一人のヴェインの声が聞こえてくる。
ヴェインの力が敗れるなんてありえないと言うもう一人のヴェイン。
ヴェインに対して、寸前で心変わりするのはアンフェアだと言ってくる。

ヴェインは自分が消えようと思ったのは皆を傷つけたくなかったからなのに、もう少しで皆を手に掛けるところだったと言い、今ならこの空間ごと自分が世界から消えることを心の底から願えると呟く。
壁が自壊していくのを保健室から眺めながら、イゾルデはヴェインが自ら消滅の道を選んだことを悟り、自分のしてきたことが無意味だったことに気づく。

命からがら脱出することに成功した仲間たちが見守るなか、壁は崩壊を続けていく。

力を使い果たし倒れ伏しているヴェイン。
力を使い果たした故にもう一人のヴェインはすでに消え去っていた。
そこにサルファがやって来てヴェインの傍らに座り込む。
逃げろというヴェインに何か言い返しているサルファだが、力を使い果たしたヴェインには最早サルファの言葉を理解することすらできなかった。
サルファに謝りながら、それでも最期の時に一緒にいてくれることに礼を言うヴェイン。
倒れたヴェインもろとも壁は消滅していくのだった。

264マナケミア〜学園の錬金術士たち〜:2008/06/07(土) 17:36:04 ID:K85bORTi0
以上で、マナケミアのメインストーリー(ヴェインEDバージョン)はおしまいです。

事実上のバッドEDですが、個別EDの条件を満たしていない場合のこのEDになります。

残るは、個別のキャラクエストおよび個別EDですが、まだできてないので、少しお待ちください。
来週中には投下できると思います。

265METAL GEAR:2008/06/07(土) 21:01:12 ID:gpCQJBUW0
MSX METAL GEAR執筆したので投稿。
書くの初めてなんで、読みづらかったら勘弁。
あと「アウターヘブン」の表記は現在の表記に則って「OUTER HEAVEN」にしときます。
プレイしたのはPS2の移植版なんでボス名が一部違います。会話部分なんかはプレイ動画から。

登場人物紹介(主な登場人物のみ)

■ソリッド・スネーク
FOX HOUNDの新米隊員。
連絡のとれなくなってしまったグレイ・フォックスに続き敵要塞OUTER HEAVENに潜入することになった。

■BIG BOSS
FOX HOUND司令官。

■グレイ・フォックス
先にOUTER HEAVENに潜入したFOX HOUND隊員。
「メタルギア…」という通信を最後に連絡がとれなくなってしまった。

■ドラゴ・ペトロヴィッチ・マッドナー
メタルギアの開発者。
266METAL GEAR:2008/06/07(土) 21:02:03 ID:gpCQJBUW0
80年代後半、英雄とも狂人とも呼ばれるあるひとりの傭兵によって
南アフリカの奥に誕生した武装要塞国家OUTER HEAVEN。
ここで全世界の戦争史上を塗り替える恐るべき殺戮兵器が開発されているという。
兵器の情報収集のため、ハイテク特殊部隊FOX HOUNDの優秀な隊員グレイ・フォックスが派遣された。
しかし数日後、「メタルギア…」という連絡を最後に、フォックスは消息を絶ってしまう。
FOX HOUNDの司令官BIG BOSSは部隊に入隊したばかりの新米隊員ソリッド・スネークを潜入させることを決定する。
彼の任務はグレイ・フォックスの消息を追い、「メタルギア」の正体を探り出して破壊すること。
スネークは無線機を片手にOUTER HEAVENへの潜入を開始する。

海中からOUTER HEAVENのビルへと進入したスネークにBIGBOSSから指令が下る。
「こちらBIG BOSS…OPERATION INTRUDE N313。
 敵要塞OUTER HEAVENに潜入、最終兵器メタルギアを破壊せよ!
 まずは消息をたったグレイ・フォックスとコンタクト、最終兵器メタルギアの正体を探れ。」
267METAL GEAR:2008/06/07(土) 21:02:28 ID:gpCQJBUW0
スネークは見張りの目を欺きながら、トラックの中でカード1、他アイテムを入手する。
エレベータに乗り、ビルの3Fへ進む
監視カメラの目をかいくぐり、捕虜を救出し、ガスマスクを使ってガス地帯を抜ける。

巨大なドラム缶の転がる部屋でプラスティック爆弾を入手し、さらにカード2も入手する。
西の部屋で捕虜を救出し、その部屋にあるカード2で開く扉をくぐってリモコンミサイルを入手する。
東にある部屋で高圧電流に行く手を阻まれるが、リモコンミサイルで高圧電流のスイッチを破壊、
先にある部屋で捕虜を救出し、さらに先へ進む。

さらに先にある部屋で兵士4名を倒したスネークはグレネードランチャーを入手する。
その後、ふたたびエレベータで1Fへ降り、捕虜を救出しながら先へ進む。途中でサブマシンガンを入手する。
しかし後ろからやってきた敵兵に捕まり、地下にある独房へ連行される。

「こちらBIG BOSS…潜入成功だ。
 グレイ・フォックスの独房を探せ。壁を調べてみろ!」
BIG BOSSの言うとおり、壁の薄い部分をパンチで破壊したスネークはグレイ・フォックスを発見する。
「よく来てくれた…新入り。グレイ・フォックスだ。
 最終兵器メタルギアとは、あらゆる地形に対応できる核搭載、重歩行戦車だ。
 これが完成すると、地球上のあらゆる所からの核攻撃が可能になる。
 なんとしても完成前に破壊しなければならない。
 メタルギア破壊の方法はただ一つ。
 それは開発者どらゴ・ペトロヴィッチ・マッドナー博士が知っている…
 このビルのどこかに監禁されているはずだ。マッドナー博士を探せ!」
268ゲーム好き名無しさん:2008/06/07(土) 21:02:49 ID:gpCQJBUW0
フォックスと別れたスネークは先の部屋に進む。
そこには独房の監守が待ち構えていた。
「俺はショットメイカーだ!
 ここから脱走できたものはいない!」
装備をとりかえし、ショットガンを連射してくるショットメイカーを倒したスネークは、
先の小部屋で敵のユニフォームとボム・ブラスト・スーツを入手する。

北東のエレベーターで2Fへ進み、途中でプラスティック爆弾や弾薬を補充する。
捕虜を救出し、赤外線ゴーグルを入手して南の赤外線センサー地帯を抜け、さらに捕虜を救出する。
先へ進もうとするスネークの前に一人の男が立ちはだかった。
「俺はマシンガン・キッド!
 この先は通さん!」
からくも勝利したスネークは先にある小部屋でパラシュートを入手する。

エレベーターで屋上に着いたスネークはウィンドバリアを突破するためにボム・ブラスト・スーツを着て先へ進む。
新たな捕虜を救出し、吊り橋を渡って先へ進む。
高圧電流のスイッチをリモコンミサイルで破壊し、地雷探知機を入手する。
先へ進もうとするスネークに今度はハインドDが立ちふさがる。
ハインドを破壊したスネークは柵の切れ目からパラシュートでダイブする。
269METAL GEAR:2008/06/07(土) 21:04:03 ID:gpCQJBUW0
1Fに降り立ち、地雷探知機で地雷を避けながら先を目指すスネークはカード4を入手する。
北西の小部屋で捕虜を救出し、地下1Fでボディアーマーを入手した後、1Fから砂漠へ進む。
地雷を避けつつ進むスネークの前に、今度は戦車が立ちふさがった。
戦車を破壊したスネークは敵ユニフォームを着てビル2内部へ潜入する。

ビル内部の水路を進んだ先に待ち構えていた重機を破壊し、赤外線センサーを避けながらアンテナを入手する。
エレベーターで屋上へ進むが、敵に発見されてしまった。
敵の囲みを強行突破したスネークは捕虜を救出し、今度は地下1Fへ降りる。
地下に囚われていた捕虜を救出したスネークはガス地帯を抜け、壁をプラスティック爆弾で破壊してつつさらに先へ。
ようやくマッドナー博士を発見する。
しかしそれは罠だった。落とし穴を回避したスネークだったが、彼の前に再び傭兵が立ち塞がる。
「俺はファイヤー・トルーパー!
 丸焼きにしてやる!」
火炎放射器を操るファイヤー・トルーパーを倒し、エレベーターで2Fへ進む。

さらに先へ進んだスネークは攻撃の一切効かない敵ブラッディ・ブラッドと出会う。
捕虜に教えてもらったジェニファーという女に通信し、スネークはロケットランチャーを用意してもらう。
ロケットランチャーを入手したスネークは北西の小部屋で囚われていたマッドナー博士を発見する。
彼は娘のエレンを人質にとられ、メタルギアの開発を強制されていたのだった。
スネークはビル1に戻り、地下に囚われていたエレンを救出する。
270METAL GEAR:2008/06/07(土) 21:04:28 ID:gpCQJBUW0
博士の元へ戻ったスネークはメタルギア破壊の方法が装甲の薄い脚部にプラスティック爆弾を仕掛けることだと聞き出す。
爆弾を仕掛ける順番を教える博士。だが、最後を忘れてしまっていた。
「とにかく16個セットするのだ。
 ビル2を出る扉のカードはブラッディ・ブラッドが持っている。
 幸運を祈る…」

ブラッディ・ブラッドをロケットランチャーで破壊したスネークはカード7を入手し、砂漠へ出る。
サソリを避けながら北にあるビル3を目指すスネーク。
だがここへ来て、BIG BOSSの様子がおかしくなってきたことに彼は気づく。
ビル3へ入り、敵が襲ってきた。
「こちらBIG BOSS…左の扉に入れ!」
しかし入った先に待ち受けていたのはトラップだった…
なんとか地下100階へたどり着いたスネークは酸素ボンベを発見する。

ビル2へ戻り、酸素ボンベを使って水路を先へ進んだスネークはその先にある部屋で最後の傭兵と出会った。
「俺はダーティー・ダック!
 撃てるものなら撃ってみろ!」
捕虜3名を人質にとったダーティー・ダックを何とか倒したスネークはカード8を入手する。
271METAL GEAR:2008/06/07(土) 21:04:59 ID:gpCQJBUW0
ビル3へ戻り、地下100階で最後の捕虜を救出し、先へ進もうとするスネークにBIG BOSSから指令が下った。
「こちらBIG BOSS…ソリッド・スネーク!
 作戦は中止だ。ただちに帰還せよ。これは命令だ!」
明らかにおかしい指令。スネークはBIG BOSSの命令を無視し、メタルギアの元へ急ぐ。

数々の罠をかいくぐり、ついにメタルギアの元へ辿り着いたスネークは
博士の助言どおりプラスティック爆弾を仕掛け、最後の一発も成功し、破壊に成功した。
途端、警報が鳴り響く。
「緊急事態!
 OUTER HEAVENの爆破スイッチが作動しました!」

脱出を図るスネークの前に、一人の老人が立ち塞がった。
「ソリッド・スネーク!よくここまで来たな!
 …私がFOX HOUND部隊総司令官そして、
 この要塞、OUTER HEAVENのボスBIG BOSSだ!」
驚愕するスネークにBIG BOSSは真実を語りだす。
272METAL GEAR:2008/06/07(土) 21:05:42 ID:gpCQJBUW0
「新入りであるおまえにこの任務を与えたのも嘘の情報を持ち帰らせるためだった…
 しかし、おまえはやりすぎた。やりすぎたのだ!
 ソリッド・スネーク!
 私はただでは死なない。道づれにしてやる!!
 かかってこい!」

自爆装置の発動が刻一刻と迫る中、かつてない死闘を制したのはスネークだった。
果てしない梯子を登り、要塞を脱出したスネークの背後で激しい爆発がはじまった…

「こちらソリッド・スネーク…
 メタルギア破壊に成功
 OPERATION INTRUDE N313完了した!
 なにもかも終わった…
 なにもかも…

 ただいまから帰還する。
 …OVER」

「こちらラジオKNK。臨時ニュースを申し上げます。
 本日未明、南アフリカ、ガルツバーグ付近で大規模な地震があったもよう…」

スタッフロールが終了した後、無線機に何者かから通信が入る。

「…聞こえるか?ソリッド・スネーク…
 私は死なん……いつか、決着をつけよう。
 いつの日か…また会おう!」
273ゲーム好き名無しさん:2008/06/07(土) 21:06:54 ID:gpCQJBUW0
以上です。
途中のアイテムとかかなり飛ばしてます。

2は余裕があれば。
274ゲーム好き名無しさん:2008/06/07(土) 21:38:05 ID:6WIWiz+U0
マナケミアの人、MSXメタルギアの人乙
275ゲーム好き名無しさん:2008/06/07(土) 23:09:43 ID:0b3nkKHo0
メタルギア乙!
MSX版のスネークは見た目がまんまスタローンだったなァw
276ゲーム好き名無しさん:2008/06/08(日) 02:33:27 ID:KiJTVe2P0
未解決リストにある「機動戦士ガンダム Target in Sight」だけど
これストーリーは特にないよな
ガンダム戦記からキャラクター分を抜いて日数制限をつけたって感じで
277ゲーム好き名無しさん:2008/06/08(日) 12:05:19 ID:i+8JR9nA0
メタルギア乙
これで家にあるカセットを供養できるよ
278ゲーム好き名無しさん:2008/06/08(日) 12:56:13 ID:o87ejnfF0
>>277までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

>>276とのことですので機動戦士ガンダム Target in Sightはリストから消しました
279METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:08:26 ID:rl44rDYV0
別のことやろうと思ってたのに結局メタルギア2を執筆してしまった…
というわけで投下。

主要登場人物@

■ソリッド・スネーク
元FOX HOUND隊員。
拉致されたマルフ博士奪還のため呼び戻される。

■ホーリー・ホワイト
先にザンジバーランドに潜入している女性。
とりあえずヒロインみたいな感じ。

■ロイ・キャンベル
FOX HOUND司令官。大佐。

■ジョージ・ケスラー
元傭兵。武器兵器の専門家としてスネークをサポートする。

■グスタヴァ・ヘフナー(オリジナル版ではナターシャ・マルコヴァ)
チェコの秘密工作員(STB)。マルフ博士の護衛をしていた。
元カンガリー・オリンピックのゴールドメダリスト。
280METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:09:11 ID:rl44rDYV0
主要登場人物A

■キオ・マルフ
高純度の石油を精製する微生物「OILIX」を発明した学者。
ザンジバーランドに拉致される。

■ドラゴ・ペトロヴィッチ・マッドナー
メタルギアの開発者。再び拉致され、メタルギア開発に従事させられている。

■グレイ・フォックス
スネークの先輩隊員。

■BIG BOSS
元FOX HOUND司令官。OUTER HEAVEN騒乱でスネークに敗れる。だが…
281METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:09:34 ID:rl44rDYV0
1990年代後半…世界は安定化の時代を迎えようとしていた。
大国間の雪解け、地域紛争の和解緩和により『核の脅威』も過去の産物になろうとしていた。
しかし、平和を好まないものたちもいた…中東で不穏な空気が高まっていたのである。
ソ連、中国、中近東に隣接する小国ザンジバーランドに軍事政権が樹立。
ザンジバーランドは世界各国の廃棄用核兵器貯蔵庫を襲撃し、核武装を遂げたのち、
隣国に対して無差別侵攻を開始したのである。

一方、予想以上に早く訪れた石油資源の枯渇により世界は深刻なエネルギー危機に直面していた。
そんな中、チェコの生物学者キオ・マルフ博士が高純度の石油を精製する微生物「OILIX」
を発明した。
「OILIX」を巡り、世界は緊張状態に突入したのである。
しかし、マルフ博士は渡米途中、ザンジバーランドにより拉致されてしまった。
ザンジバーランドは核兵器と「OILIX」により、軍事的優位を確保しようとしているのである。
博士を救出すべく、元FOX HOUND隊員ソリッド・スネークに指令が下った…
282METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:09:55 ID:rl44rDYV0
ザンジバービル前の崖を登りきったスネークは、キャンベル大佐に無線連絡を入れる。
「こちらスネーク…潜入ポイントに到着」
「スネーク…相変わらず、時間通りだな。
 よし…『OPERATION INTRUDE F014』開始。
 もう一度、確認する。君の任務はザンジバーランドに潜入、
 拉致されているチェコの生物学者キオ・マルフを奪取することだ」
「…マルフ博士の位置は?」
「うむ…マルフ博士の奥歯に発信機が埋め込まれている。
 接近すればレーダー上に投影されるはずだ。
 …幸運を祈る」

警戒網をくぐり、ダクトから内部へ潜入したスネークの無線機に通信が入る。
「私、ホーリー…ホーリー・ホワイト」
ジャーナリストとして潜入していたという彼女のサポートを受け、スネークは潜入を続行する。
283METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:10:29 ID:rl44rDYV0
ガス地帯を抜け、マルフ博士らしき人物を発見するが、それは敵の変装だった。
「ふふ…愚かなFOX HOUND部隊!
 マルフ博士はここにはいないっ!
 こんな安っぽい発信機でだまそうとは、FOX HOUNDも相当、時代遅れだな。
 俺はブラック・ニンジャ。
 世界一のハイテク不正規戦部隊FOX HOUNDとやらの実力を見せてもらおうか!」
スネークは襲い来るブラック・ニンジャを退ける。
彼の正体はOUTER HEAVENでスネークをサポートしたカイル・シュナイダーだった。
「…スネーク、お前がメタルギアを破壊した後、NATO軍による大規模なOUTER HEAVEN爆撃が行われた。
 レジスタンスであった我々も…OUTER HEAVENの女子供も…みんな見捨てられた」
彼は「あの人」に助けられたと語り、博士の独房へのヒントを語って息絶えた…
284METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:11:07 ID:rl44rDYV0
シュナイダーのヒントを元に博士の囚われていると思しき小屋を発見したスネークは、
部屋の壁を何者かが叩いているのに気づく。
それが暗号であることに気づいたスネークは、暗号を解読し、無線機で連絡をとってみる。
「おう、わかってくれたか…私の暗号の意味を」
「マルフ博士?」
「久しぶりだな、スネーク!」
「ドラゴ・ペトロヴィッチ・マッドナー博士?…どうして!」
そこに囚われていたのはマルフ博士ではなく、かつてOUTER HEAVENで出会ったマッドナー博士だった。
彼によると、マルフ博士はタワービルに移され、自分はメタルギアを開発させられているという。
「スネーク…ここまで言えば、こいつらの黒幕が見えてきたじゃろう?」
「BIG……BOSS?」
マッドナーによれば、BIG BOSSはメタルギアと「OILIX」で世界を握ろうとしているという。
さらにマルフ博士は心臓が弱く、いつまで拷問に耐えられるか分からないらしい…
彼に同行していたSTBのエージェントと連絡を取るよう助言を受けたスネークは、
ここに残るというマッドナーに必ず迎えに来ると言い残し、タワービルを探して迷いの森へ戻って行った。

森を抜け、砂地に辿り着いたスネークに通信が入る。
「スネーク!そこは危ないぞ!地雷原だ」
「あんたは?」
「ファンの一人さ…うまくやれよ」
謎の男からの通信通り埋まっていた地雷を回収しつつ、北を目指すスネークの前にハインドDが現れる。
空中から機銃で攻撃するハインドに対抗する術はない。
「スティンガーミサイルがあれば、この怪鳥を落とすことができるぜ」
ケスラーのサポートを受け、スネークはスティンガーミサイルを探すため、一時撤退する。
285METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:11:29 ID:rl44rDYV0
森へ引き返したスネークは途中、大きな沼を発見する。
傍にいた子供の証言によれば、ここをトラックが渡っていったのだという。
スネークは沼の沈まない部分を渡り、奥に施設を発見する。
「久しぶりの客人か?…いいところに来たぜ。
 これからひとっぱしりしようと思っていたところだ。
 俺はランニング・マン。世界一俊足な傭兵だ。俺の足についてこられるかな?」
敵の俊足を逆手にとり、勝利をおさめたスネークは敵の持っていたカードを入手する。

ザンジバービルへ引き返し、回収したカードでスティンガーミサイルを発見したスネークは、
ハインドを撃墜することに成功した。
タワービルへと辿り着いたスネークに大佐が通信を送ってきた。
「これより先は周波数を変更する」
荷物にまぎれてタワービルへと潜入したスネークに今度はホーリーから通信が入った。
「スネーク!わたし…正体がばれちゃってつかまっちゃったの!!助けて!
 …マルフ博士と接触がとれたのに」
「どこだ?!…場所は?」
「…わからない。目隠しされてたから。
 タワービルのどこかだと思うけど…」
ホーリーは周りから聞こえてくる音を伝えてきた。
スネークはそれをヒントにタワービル内を探索する。
286METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:11:52 ID:rl44rDYV0
地下を捜索していたスネークはホーリーの通信に似た場所を発見する。
壁をプラスティック爆弾で破壊し、ようやくホーリーを救出した。
「助かったわ、スネーク」
彼女によれば、マルフ博士は伝書鳩を飛ばしたらしい。
カードのコピーを渡し、去ろうとするホーリーにスネークは声をかける。
「ホーリー!」
「えっ?…」
「今のは、恋人同士の別れの言葉だ」
「…じゃあ、私たちは?…なんて言うの?」
「生きていればいつでも会える…」
そう別れを告げたスネークは、敵兵たちよりも先に鳩を発見するため一路屋上を目指す。

タワービル30Fに辿り着いたスネークの周りを無数の糸が囲っていた。
「こ、これは?…ブービー・トラップ?」
「その通りだ。
 狐を生け捕るトラップさ。FOX HOUND。
 俺はレッド・ブラスター。これで動けまい。
 俺のグレネードでゆっくり料理してやろう」
障壁に身を隠すレッド・ブラスターをグレネードで迎え撃ち、スネークは勝利をおさめる。
287METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:12:14 ID:rl44rDYV0
屋上に辿り着いたスネークはエサを使って鳩を捕まえる。
鳩の足にはマルフ博士からのメッセージが書かれた紙が結ばれていた。
「『HELP! WIS, OhIO KIO MARV』…
 Hだけが小文字?マルフ博士の伝言なのか?」
手紙は暗号だった。
暗号を解いたスネークはマルフ博士に通信を試みる。
「Tady je Marv, Co mam delat? Chceme jenom mir」
マッドナー博士によれば、彼はチェコ語とスロバキア語しか話せないらしい。
彼らを護衛したSTBのエージェント、グスタヴァなら話せると聞いたスネークは、
敵ユニフォームを奪って潜伏しているという彼女にコンタクトを試みる。

ザンジバービルへと戻ったスネークは4Fでグスタヴァを発見する。
「…そうよ、私…STB局員のグスタヴァ・ヘフナー。
 ソリッド・スネークね…お互い追うものは同じ。
 協力してマルフ博士を助けましょう」
マルフ博士と無線で話したグスタヴァによると、
彼はタワービル北のクレバスを越えた先にある収容所にいるらしい。
グスタヴァの案内に従い、地下水道を進んでマッドナー博士の独房に辿り着くスネーク。

「おう!…グスタヴァ、スネーク!」
「よく御無事で…」
「…少しやせたな…マッドナー」
「君は変わらんな、スネーク」
再会も束の間、再び地下水道を行く3人。
途中、疲れたというマッドナーに従い、休憩することに。
288METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:12:38 ID:rl44rDYV0
「…おかしいわね」
「仕方ない、マッドナーはああ見えても年だ」
「違うわよ。私たち…
 世界的な天才学者、元オリンピック選手、元特殊部隊隊員がこんな下水道で…」
グスタヴァの語る身の上話の中、ある男の名前が出てくる。
「…一度だけ、一度だけ結婚を考えたことがあった。
 私がまだ氷の上を走っていた頃。
 今でもくるしくなるような大恋愛だった…フランク・ハンターっていう西側の男」
彼のために亡命を試みたが、政治的な理由で拒否されたのだという…
ちょうどトイレから戻ってきたマッドナーを加え、3人は先へと進むのだった。

タワービルの北、クレバスへと辿り着いた3人は、
クレバスにかかる一つの橋をマッドナーから順番に通ることになる。
マッドナーが渡り終え、グスタヴァが渡ろうとした瞬間、飛来したミサイルが橋を破壊した。
グスタヴァの肢体が宙に舞う。
「グスタヴァっ!」
「…あ、私…
 私、やっぱり…氷の上しか歩けなかったみたい。
 滑ることばかりで…両足、ちゃんと両足で地面を踏みしめて歩くことをしなかったわ…」
「東西の氷は解けはじめているんだ。
 グスタヴァ?今度こそ地面の上をしっかりと…自分の人生の上を踏みしめて味わう時だ。
 グスタヴァ?まだだ、まだだ…」
「もういいのよ…私、何人もの死を見てきているわ。
 自分がどんな状態か…わかる…残念だわ。またいい人にめぐり合えたのに」
カード6とブローチを渡し、彼女は息絶えた。
マッドナーは連れて行かれ、そしてミサイルを発射した巨体が現れた。
289METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:13:00 ID:rl44rDYV0
「……メタル…ギア?」
「スネークっ!!
 俺だ…グレイ・フォックスだ」
「グレイ…フォックス…」
「貴様にこの橋は渡らせん!!マッドナーは連れて行く。
 どうだ、スネーク?昔のよしみだ。ここは見逃してやってもいい。
 さっさとここから立ち去れっ!いいか…いますぐに…国へ帰れ!
 わかったな…ハハハァ…」
「フォックス!
 ……俺はあきらめんぞっ!」

ホーリーからの通信を元に、ハンググライダーを手に入れたスネークは、
タワービルから飛び出すために20Fを目指す。
しかし、突如19Fでエレベーターが止まり、フォックスから通信が入った。
「スネーク!…俺だ。グレイ・フォックスだ」
「フォックスっ!」
彼は忠告を無視したスネークに暗殺部隊を送り込んだというのだ。
「俺たちは密室専門の暗殺部隊フォー・ホースメンだ。
 大統領おかかえの極秘チームだ。俺たちに料理されることを誇りに思え」
スネークは4人を倒すことに成功するが、エレベーターは壊れてしまい、1Fに戻ってしまった。
別のエレベーターから10Fに昇ったスネークは、待ち伏せていた敵兵と戦いながら20Fを目指す。
290METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:13:28 ID:rl44rDYV0
20F、ベランダに辿り着いたスネークに通信が入る。
「俺だ。ファンの一人だ。
 そこからダイブできるのは北向きの風がふいたときだけだぜ」
彼のアドバイスを元にハンググライダーで飛び出し、クレバスを越えたスネークは高原地帯に辿り着く。
「待ってたぞ。スネーク!
 俺はジャングル・イーブル。
 ジャングル内でのアンブッシュで俺の右にでるものはいない。
 本物のヘビかどうか試してやる」
イーブルに勝利したスネークは北にあるバイオラボでタマゴを入手し、
孵ったフクロウを使って収容所に潜入することに成功した。

エレベーターで地下3Fに降りたスネークに再びファンの一人から通信が入る。
「俺だ…ファンの一人だ。スネーク、気をつけろ。
 その部屋にあの伝説のゲリラ部隊ウィスパーズの生き残り、ナイト・フライトがいる」
ステルスと銃声を消した銃による攻撃に苦戦を強いられるが、なんとかスネークは勝利をおさめた。
硫酸を中和しながら進み、マルフ博士がいると思しきドアの前に辿り着くが、
持っているカードキーでは開くことができなかった。
「カード9はジャングル・イーブルがもっていたはずだ!」
ファンの一人からの通信を頼りに、カードキーを回収したスネークはようやく中へ入り込むことができた。
だが…そこにあったのはマルフ博士の遺体と、横に立つマッドナー博士の姿だった。

「あっ!…スネーク。
 手遅れじゃ…たった今、息をひきとったよ。心臓がもたんかったんじゃ」
だが、スネークはマルフ博士の遺体に不審な点を発見する。
「ん?首筋にアザが??」
「心配せんでもいい、スネーク。
 マルフが死んでもOILIXの設計図は大丈夫じゃ。
 マルフは用心深い男、万一の時のために設計図をのこしとる」
ゲームマニアであるマッドナー博士は、カートリッジの基盤にマイクロフィルムを隠したのだという。
だが、それを隠したロッカーの鍵がどこにあるかは知らないという。
そこにホーリーからの緊急通信が入る。
291METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:13:59 ID:rl44rDYV0
「スネーク!大変っ!!」
「どうした!ホーリー?」
「スネーク。マッドナーのこと…気になったから局に調べてもらったの。
 OUTER HEAVENから救出された後の彼だけど…幸福ではなかったみたい」
彼女によるとマッドナーは学会から疎外されたことを恨み、二重スパイとなっていたのだという。
「すると今度のマルフの一件も?」
「そうね、タイミングがよすぎるわ。
 マルフの詳細にわたる渡米スケジュールをマッドナーが流していたからにちがいないわ」
「最初からマッドナーはOILIXを手に入れるためにマルフに近づき、同行した…」
マッドナーは開き直る。
「そんなところかのう。スネーク。
 わしは…きみらの世界にわしのすべてをかけていたんじゃ。そのために住み慣れた国を捨て…
 じゃが君らはわしを罵倒し、ことごとく非難した。
 わしは…メタルギアを完成させたかったのじゃ!」
自らの心情を語りつくした彼は、マルフ博士を殺害したことをも告白した。
「どうしてもOILIXの設計図を渡そうとせんからじゃ!」
そしてグスタヴァも死も、彼がフォックスに連絡をとっていたからだった。
グスタヴァから預かったブローチこそがロッカーの鍵であるという。
「スネーク。マルフから、いやグスタヴァから預かった
 マルフのロッカーのカギを渡せ!!」
首に掴みかかってきたマッドナーを一蹴したスネークは、マイクロフィルムを回収した。
去ろうとするスネークにまだ息のあったマッドナーが声をかける。
「ス、スネーク…
 スネーク…奴がこのままお前を見逃すはずはない。
 あれを…メタルを使うはずじゃ。
 む、娘のエレンへのプレゼントじゃ。あれの破壊方法を…教えてやる」
弱点を聞き出したスネークの足元に、突如穴が開いた。
292METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:14:25 ID:rl44rDYV0
長い穴を滑り落ちた先は地下基地だった。
「スネーク!このメタルギアに破壊方法なぞないわ。
 おいぼれ学者のひとりよがりだ!」
「フォックスか?…どこにいる?」
「すぐ会えるさ、スネーク。
 正面のドアを通ってこい!」
ドアをくぐった先で大きな足音が響く…メタルギアD。
「スネーク!俺も…このメタルギアも昔とは違う。
 本物の恐怖と敗北感を味あわせてやる!」
移動しながらミサイルと機銃で攻撃してくるメタルギア。
スネークはマッドナーの言った弱点を攻めることで破壊に成功した。
だが、爆発に巻き込まれたスネークの装備に火がついてしまった。
慌てるスネークを尻目に、フォックスは勝ち誇ったように言う。
「スネーク!
 カートリッジはもらっていくぞ、…焼け死ぬがいい!」

装備を捨て、後を追うスネークの前に立ちはだかるフォックス。
「ここは?」
「決着をつけるには最高のリングじゃないか。
 スネーク。久しぶりだな…この地雷原の中で…素手でどうだ?」
「チキン・ファイトか?」
「FOX HOUND最高のライバル。
 俺はおまえとやれる時を心待ちにしていた!」
「フォックス!
 貴様の腐りきった性根を叩きなおしてやるっ!」
「スネーク!
 フォックスの称号の貴さを思い知れ!」
293METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:14:47 ID:rl44rDYV0
戦いがはじまると同時にケスラーから通信が入った。
彼によれば、フォックスは10年前、ハンターと呼ばれていたらしい。
…そして、東側の女との間に関係があったとも。
フォックスは彼女の西側への亡命を手引きしたが、失敗に終わったらしい。
そう、その女の名は…グスタヴァ・ヘフナー。

地雷原の中、一対一、素手での純粋な殴り合いを制したスネークにフォックスは語る。
「スネーク…どうやらフォックスの称号をゆずる時がきたらしいな」
「フォックス…なぜだ?」
「俺は…お前と違って、複雑な立場にある。
 BIG BOSSはお前にとっては単なる上官にすぎなかったかもしれんが。
 俺は彼に二度、命を救われた。部隊に入るずっと以前のことだ。

 俺はベトナムでの二世だった…当時、白人との二世は終戦後も迫害され
 強制労働を強いられていたのだ。
 あの人はあの地獄から俺を救ってくれた。ここの子供たちのように…

 二度目はモザンピーク。
 レモナ兵として拷問されていたところを助けられた。
 その時、俺は耳も鼻もそがれ…ひどい状態だった」
「恩返しのつもりか!!これが…」
「そうではない。俺は戦争が憎い。
 ここの子供たちのように。だが…俺には戦争が必要だ。
 俺たちのような戦争屋は一般社会では生きてはいけない。
 俺たちは、戦争屋には戦場が必要なんだ。

 ボスは俺たちに戦う場を与えてくれる。
 持って生まれた闘争本能をごまかすことはできない。
 …俺は戦場で生まれて…戦場で死ぬ。
 スネーク…俺たちは戦うしか…戦うしかない。
 人を…まして、女を幸せにすることなんぞ…できやしねぇ」
「彼女のことか…」
「俺にはダイイング・イン・アクションが似合いだ」
「フォックス、安心しろ。
 俺は決してお前のようにはならん」
「その言葉…あの世へみやげにもっていく…うまくやれよ、スネーク。
 …ファンの期待を裏切るなよ」
「…そうか!フォックスだったのか…あの無線は」
「俺のわがままの代償さ…先にいくぜ。スネーク」
「ひとりじゃないぜ、フランク。向こうでグスタヴァが待っている」
「…グスタヴァ……ありがとう…スネーク」
294METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:15:08 ID:rl44rDYV0
フォックスは死んだ。
カートリッジを取り戻したスネークを誘う声が聞こえる。
「こっちだ、スネーク!」
辿り着いた先に待ち構えていたのは…あの男。
「BIG BOSS…生きていたのか」
「スネーク…ようこそザンジバーランドへ…
 やはり戻ってきたな。私の元へ」
「俺は3年間とりついている悪夢を払いにきた」
「悪夢?払えやせんよ。
 スネーク、…一度、戦闘の快感、テンションを味わったものは一生…戦場に身を置くことになる。
 一度、表出した戦闘本能は二度と眠ることはないのだ。
 より強烈なテンションが欲しくなる。

 このどうしようもない感覚…傭兵であるお前ならよくわかるはず。
 お前たちの欲求を唯一、満たしてくれるものは権力でも金でも、SEXでもない。
 ただひとつ…WAR(戦争)だ!
 私はお前らにその場を与えているのだよ。お前らの生きがいをな」
「偽善者きどりか?…BIG BOSS」
「お前もあの子供たちを見ただろう?
 世界各国で生まれた戦争犠牲者。そして次の戦争を担う戦士の卵たち。

 戦争を誘発させ、支援し、犠牲者を生み…救護、訓練して…再び戦場にフィードバックさせる。
 実に合理的なシステムだ。この世に争いは絶えることはない。
 我々の目標も…生きがいも」
「職にあぶれることはない…とでもいいたいのか!」
「私もお前も戦場でこそ希少価値だが、国へかえれば不器用なデクだ。
 我々の機嫌をとりにくるのはせいぜい安っぽい週刊誌のジャーナリストくらいだろうて。
 お前も私も戦場でのたれ死ぬまでここに残るしかないのだ」
「…俺の戦いはただひとつ。
 貴様から自由になるために、悪夢をはらうために…
 BIG BOSS、貴様を倒す!」
295METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:15:30 ID:rl44rDYV0
咆えるスネークにBIG BOSSは言う。
「どちらが勝っても我々の闘いは終わらない。
 敗者は戦場から解放されるが、勝者は戦場に残る。
 そして、生き残ったものは死ぬまで戦士として人生をまっとうするのだ」
「例外もある。
 俺は…人生を愛している」
「スネーク、わかった。
 私が貴様を苦悩から助けてやろう。
 元上官のよしみだ…楽にしてやる」
「もうあんたの世話にはならん!」
「ほう?…その体で、武器もなしに…この私に?
 勝算があるというのか」
「最後まで決して諦めない。いかなる窮地でも成功をイメージする。
 …あんたの言葉だ」
「私も時には誤りをおかす。
 スネークっ!
 …今度こそ最後の闘いだ。
 一回きりの…こいっ!!」

BIG BOSSの攻撃を避けながら、即席の火炎放射器を作り出したスネークは
ついにBIG BOSSを倒すことに成功した。
「スネーク!!
 まだだ…まだだ…

 スネーク……ス…ネ…」
296METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:15:59 ID:rl44rDYV0
地下基地からの脱出を図るスネークの背後に銃が突きつけられた。
「…ごめん。
 大丈夫…わ・た・し」
「ホーリー!?」
「驚いた?」
「フゥーッ…命びろいした。
 で、どうした?…こんなところまで?」
「約束したでしょ?
 生きていたらいつでも会える」
ホーリーから受け取った銃を手に、二人は脱出のためジャングルを駆け抜けた。
迎えのヘリへの通信はすでに済んでいる…しかしなかなか到着しない。

追ってくる敵兵を迎え撃つスネーク…だが。
「し、しまった!!
 …弾が切れたっ!」
「スネーク?!」
敵兵に囲まれた二人を救ったのは、上空からの機銃掃射だった。
「ヘリだわっ…助かったのよ!」
「遅刻だぞ…チャーリー!」
「2人のお邪魔をしちゃあ悪いかと思ってね」


「クリスマスに間に合うかな?」
「まだ夕食には間に合うわ。スネーク」
「行こうか…キリストは逃げないさ」

二人を乗せたヘリは、夕日の沈む海の彼方へと消え去っていくのだった…
297METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:17:02 ID:rl44rDYV0
スタッフロール終了後、キャンベル大佐がスネークに問いかける。
「ご苦労だったな、スネーク…どうだ?
 もう一度…部隊へ戻らないか?」
「…悪夢は晴れた。俺は自由だ」
「そうか…残念だ。
 ところであのカートリッジだが…本当にマルフ博士が残したものなのか?」
それに答えたのはホーリー。
「カートリッジを開けてみたら?」
「その必要はない。俺が持ち帰ったのは間違いなくマルフ博士の残したカートリッジだ。
 そのままMSXに差し込んでみろ」
「わかった…よしっ」
画面にMSXのロゴが表示される。
「…何?…何も変わらないわ」
「こ、これは…そうか、スネークの言う通りだっ!
 これはまぎれもなくマルフ博士の残したカートリッジ」
「何の事?…私には何も見えないわ」
「ほらっ、よく見るんだ…マルフ博士のサインが記されている…
 ここ、「KIO MARV」のフルネームが」
「あっ、ほんと…逆さまになっているのね」
「これで世界は救われる…」
「マルフ博士の最期のパフォーマンス」
「彼は心からゲームを愛していたのよ…きっと」
「マルフ博士はバカげた政治ゲームに巻き込まれて死んだ」
「でも…彼の残したゲームはみんなを救ったわ。ね、スネーク?
 スネーク?…どこ行ったの?
 ねぇ、スネークがいないわ!」
「…スネーク?…逃げられたか?」
「スネーク!スネーク!
 …夕食の約束をしてたのにひどいわ…」
298METAL GEAR2 SOLID SNAKE:2008/06/08(日) 18:18:44 ID:rl44rDYV0
以上です。
会話部分もけっこう端折ったんですが、長くなりましたね(^^;
299ゲーム好き名無しさん:2008/06/08(日) 20:00:08 ID:gGSanzMG0
乙です!
300ゲーム好き名無しさん:2008/06/08(日) 23:00:43 ID:Oj4iaruS0
おつ!MSXは今でも結構愛されてるパソコンなんだぜ
ゲーム機としての性能はファミコンより低いけどな!
301ゲーム好き名無しさん:2008/06/08(日) 23:32:00 ID:SnICBg3N0
>>278とメタルギア乙

俺もMGS4の発売前にメタルギア書こうかと思ったが
ちょっと時間がなかったんでやってくれて助かったよ
あとメタルギア関係はGBとACIDとSNAKE TALESか
4と関係ないから急がなくてよさそうだな
302ゲーム好き名無しさん:2008/06/09(月) 00:43:54 ID:wEtFPjDHO
メタルギアソリッド2教えて欲しい。
4やりたいけど2だけやってない…
303ゲーム好き名無しさん:2008/06/09(月) 00:48:18 ID:CtO4iAmG0
>>300
どうもです。
MSX版ドラクエ1やった時はキレイさに感動したもんですよw

>>301
偶然このスレ知って、未解決リストに入ってたので書いてみました。
GBのシナリオ好きだからもっぺんプレイして書いてみようかな〜、なんて。

>>302
wikiに載ってますよ〜。
304ゲーム好き名無しさん:2008/06/09(月) 02:51:41 ID:qiy1uJ+E0
メタルギアな流れなので「METAL GEAR SOLID MOBILE」をお願いします
なぜ俺の携帯は対応機種からはずされているんだorz
305ゲーム好き名無しさん:2008/06/09(月) 09:33:16 ID:/pAN+h4h0
メタルギアとメタルギアソリッドはまた別物なのか。
ややこしいね
306ゲーム好き名無しさん:2008/06/09(月) 10:28:07 ID:Z3bBDFXF0
ドラクエとドラクエソードもややこしいかね
307ゲーム好き名無しさん:2008/06/09(月) 13:36:08 ID:6UFqKlR+0
未解決に「侍」あるのかw
これかなりやりこんだし、書きましょか?
308ゲーム好き名無しさん:2008/06/09(月) 14:33:59 ID:Q25Yq8N60
>>307
よろしくね!
309ゲーム好き名無しさん:2008/06/09(月) 16:22:54 ID:86Ll/jpF0
スネークのセリフが大塚明夫ボイスで脳内再生されるのは問題ないんだが、
何故か、老BIGBOSSのセリフが大塚周夫ボイスで脳内再生されてしまう俺がいる。

ソリッドな感じにリメイクしないかなぁ。
310スパイダーマン:2008/06/09(月) 16:43:14 ID:5E+E+Y/40
また続きます。
デアデビル
本名マット・マードック
昼は法の、夜は法の外の悪を裁く。
盲人だが、超感覚で戦う。作品は地味な分リアルさが売り。

スパイダーマンに立ちはだかるデアデビル。
しかしスパイダーマンの言葉や心音から嘘をついてないことを知り、立ち去った。
一息つくのもつかの間、警察のヘリが現れる。

「朝はナパームの香りがタマンねえぜ!」といって機銃やミサイルを撃ってくる警察のヘリに追われ、警官やSWATが陣取る建物を逃げるスパイダーマン。
ミサイルや狙撃を避けてビルの壁を登り、クレーンで吊り下げられた貨物を機銃で落とされる前に飛び移る。
延々機銃を撃ってきたヘリは電波塔に接触し、ようやく去っていった。

電波塔は自分たちで弁償しろよと呆れるスパイダーマンのもとにブラックキャットが現れ、ヴェノムが街頭テレビを占拠したことと、ライノが工場で暴れていることを伝える。
「アイツの顔を大画面で見なきゃなんないのかい?勘弁してよ」

街頭テレビで盛んに怒鳴るヴェノム。
残念観ている人はゼロだと茶化すスパイディだったが、ヴェノムがメリージェーンを誘拐したことを聞き顔色を変える。
ライノは自分が行くとスパイディを気遣うキャットだったが、
この僕の力は僕の前に、他の人のためにある、とスパイディはライノを先に処理することにする。
311スパイダーマン:2008/06/09(月) 16:55:48 ID:5E+E+Y/40
ライノ
本名アレックス・O・ハーン
見たままのパワーキャラ。頭が弱く騙されたり説得されたりすることも多い。

工場にやって来たスパイディたちだったが、目の前でハイテク機器が盗まれてしまう。
さらにライノが突進し、キャットを吹っ飛ばしてしまった。

体力を武器に突進してくるライノを発電機などにぶつけ、倒すと何故かドック・オクが警察と共に現れた。
警察に協力し、ショベルカー型のアームでライノを運ぶオクトパス。

元の姿に戻りキャットを探すピーター。キャットはストレッチャーに縛り付けられていた。
助けを求めるキャットだったが、人相の悪い救急隊員が連れ去ってしまう。
まさに完璧と救急車内で笑う2人。
312ゲーム好き名無しさん:2008/06/09(月) 20:45:32 ID:c0XBEuCf0
よかったら修正お願いします。
作品名:怒首領蜂大往生
ED3個目の部分




無事に敵を倒した自機だったが、エクスィは機体から降りると同時に暴れだす。
パイロットに手をかけようとした彼女は廃棄されることが決定した。
彼女もラスボスと接触をしており、そこで何を見たのかは分からないが、
彼女が流したオイルの涙は、まるで血涙のようにも見えた。


この部分を



無事に敵を倒した自機だったが、エクスィは機体から降りると同時に暴れだす。
パイロットに手をかけ殺した彼女は廃棄されることが決定した。
彼女もラスボスと接触をしており、そこで何を見たのかは分からないが、
彼女が流したオイルの涙は、まるで血涙のようにも見えた。



大往生の続編である大復活のエンディングでしっかり殺したと出ていたので間違いないと思います。
313ゲーム好き名無しさん:2008/06/10(火) 00:30:53 ID:uxUlVYQMO
>>312
腹立たしいまでに乙である。
314ゲーム好き名無しさん:2008/06/10(火) 01:18:18 ID:O0aqR7ub0
補足乙 そうか殺したか
315ゲーム好き名無しさん:2008/06/10(火) 01:29:35 ID:qjJTQ3HN0
PS2版に付いてるDVDで確認してきたよ
(最初の敵マザーコンピュータダイブ共通部分は省略)
エクスィのコンピュータは突如暴走し仲間達を次々に殺し出した
エクスィはいったいマザーコンピュータの中で何を見てしまったのか…
それは誰にも解らない…
人間を手にかけたロボットの辿る運命は一つである…
ただ…エクスィの流した血の涙からは…
本当の敵は人間だったのだという悲しみさえ伝わってきそうだった…

それとエイブ・ア・ゴーゴーが未解決に入ってたから書くよ
316ゲーム好き名無しさん:2008/06/10(火) 12:25:18 ID:vQp7H2zwO
というかついでに怒首領蜂 大復活のあらすじ・EDもお願いします。
317ゲーム好き名無しさん:2008/06/10(火) 12:47:26 ID:7rTsaAlB0
何が「というか」で、「ついでに」って簡単に言ってるのか
318ゲーム好き名無しさん:2008/06/10(火) 15:30:21 ID:biRTRhMT0
RPGツクール作品の「タオルケットをもう一度2 」をお願いします
319ゲーム好き名無しさん:2008/06/10(火) 21:07:17 ID:v7IXJ9fu0
SSのグランディアの04/02/03でストップしてる書き掛けの続きではなく、
最初から書いて大丈夫ならPSのグランディア予約したいですけどどうでしょう?
ちなみにSSとPSの内容はほぼ同じ。
320ゲーム好き名無しさん:2008/06/10(火) 21:16:40 ID:i8/2gYlv0
よろしいのです。
前の人のもとりあえず消さずに置いておけばいいのでは?
321ゲーム好き名無しさん:2008/06/10(火) 21:55:06 ID:v7IXJ9fu0
無論前の人のには干渉しません、と言うか出来ません。
では改めてPSのGRANDIA(グランディア)を予約します。
322グランディア:2008/06/11(水) 02:17:14 ID:2fhzH1sY0
残念なくらい長くなりましたのでテキストにしてあぷろだに上げました。
転載人さん、こちらからお願いします。
ttp://u.skr.jp/1024/index.shtml
→Download
→FileNo:5039、DownLoadKey:xyz

グランディアに興味がない方はスルーで。また、長いのが苦手な方は
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/238.html
の一番下の方に既に短くまとまったものがありますのでそちらをどうぞ。

続きます。
323侍〜samurai〜  予告編:2008/06/11(水) 03:55:28 ID:b1EWPj1J0
 導入
時は明治10年。侍たちが生きた最後の時代・・・
ある山中にある六骨峠にも激動の時代の波が訪れようとしていた。
そこに、1人の侍が流れ着いた・・・


 舞台・六骨峠(ろっこつとうげ)
どこかの山中にある。武家・黒生(くろふ)家が治めており、武家屋敷と
小さな宿場町がある。かつて黒生が高炉を作らせた時は異国の技術者や労働者でにぎわった。
しかし黒生の財政が苦しくなり操業が停止すると、寂れてしまった。
それに加え、近頃は黒生家と赤玉党の2つの武士勢力が抗争を繰り広げ
宿場の人はほとんど逃げてしまった。また、明治政府の役人も時々現れるようだ。
「用心棒」に「ラストサムライ」を足したような感じ。

324侍〜samurai〜:2008/06/11(水) 03:55:57 ID:b1EWPj1J0
 注意書き(面倒な人はこのレスを読み飛ばしてください)
一応説明したいので。このゲームは自由度が高く、1つのフェイズ(時間帯)に複数箇所でイベントが発生。
イベント中も動き回ることができ、その展開や結末を左右します。
また、このゲームのエンディングは全6種類(死ぬ、峠を去るなど除く)。
内、厳しいフラグ立てが必要なのは隠しエンドのみ。
通常のエンドは、ぶっちゃけ極端な話、2日目に、特定の人物と協力関係になるだけで見られます。
それまでに、その人物と敵対しようが、辻斬りしまくろーが、裏切りまくって暴れまわろうが、です。

つまり、明確なシナリオがないのです。しかし、最後のイベントとエンディングだけ書いても
わけわかめですし、隠しシナリオの説明もし辛いので、ひとつの指針を立てます。

例えば黒生家のエンディングを紹介するときは、それまでの滞在中、
「黒生のシナリオだけを」「まじめにこなした」と言うことにして書きます。
これによってイベントや人物を紹介でき、いろいろな事情も見えてきますので・・

なぜわざわざこんなこと断るのかというと、この書き方ではこのゲーム本来の魅力である
自由度や無茶な超展開は一切見せられないからです。冗長にならない程度にイベント分岐にも触れたいとは思いますが、
このゲームに興味がある方は、プレイ日記や今流行のプレイ動画を見ることをお勧めします。ネタバレが苦になるゲームじゃないし

明日からできる限り投稿していきますが、最悪土日待ちもあります。特に隠しシナリオ。
ミニイベントや具体的な会話内容は省きますが、それでも長ったらしくなると思います。
最小限のあらすじだけだと、一行でハイ終わりってのも可能だけどw
後、人物名が変なのばかりなので誤字はあるかも。
質問は歓迎します。
325侍〜samurai〜:2008/06/11(水) 03:56:21 ID:b1EWPj1J0
明日からできる限り投稿していきますが、最悪土日待ちもあります。特に隠しシナリオ。
ミニイベントや具体的な会話内容は省きますが、それでも長ったらしくなると思います。
最小限のあらすじだけだと、一行でハイ終わりってのも可能だけどw
後、人物名が変なのばかりなので誤字はあるかも。
質問は歓迎します。
326ゲーム好き名無しさん:2008/06/11(水) 18:25:49 ID:Myh9CX7sO
二人とも乙
327ゲーム好き名無しさん:2008/06/11(水) 20:41:25 ID:z2mzAXAQ0
>>326までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
328侍〜samurai〜:2008/06/11(水) 22:40:33 ID:b1EWPj1J0
>>327
乙です

黒生編
フェイズ1・1日目朝
峠について早々、町娘が、チンピラを従えた、上半身に刺青を入れた半裸の男に追われているのに出くわす。
助けを求められ、チャンバラに。手下と男を倒すと、半裸の男は
「まいった、もう勘弁してくれ・・しかしアンタつええな。気に入ったぜ。どうだい仲間にならねえか?」
と、誘ってきた。「考えてもいい」と返すと、「後で一本松の屋敷に来い」と言われる。

着くと、そこは武家屋敷だった。仕官の誘いだったらしい。半裸の男は名を坪内八郎(坪八)といい、
黒生家の侍大将(ザコ共の兄貴分)だった。早速当主、黒生鉄心と妻、邑咲(むらさき)挨拶をする。
腕前を見るということで、黒生家参謀、知床総一郎と手合わせをすることに。勝つと用心棒的待遇、降参すると下っ端に。(降参せずに負けると死ぬ)
後で仕事がある、と言われる。

峠と屋敷で聞いた話を総合すると
・黒生家はもてあました高炉を政府に売却し、財政を立て直そうとしている。
・しかし近頃「赤玉党」という侍集団が現れ、峠と高炉を奪おうとしている。そのため黒生は戦力をどんどん雇っている。
・赤玉党は明治政府を打倒し、士族の世を取り戻す!というのが目標。
・赤玉党の首領・吉兆は鉄心と前妻の子。鉄心との確執から絶縁して家出していた。
という事がわかる。これは前編と押して共通事項
329侍〜samurai〜:2008/06/11(水) 22:41:57 ID:b1EWPj1J0
フェイズ2・1日目昼
仕事とは、宿場に残っている飯屋(冒頭の町娘の家)を立ち退かせることだった。(高炉売却後、政府労働者を宿場に住ませるため)
実力が認められていると、直接嫌がらせをする仕事、そうでないと、見張り役を任される。
嫌がらせは、店の中をひっくり返してまわす。アレな仕事だが我慢してこなすと、知床は感心して金をくれる。手を抜いたり暴力を振るうと怒られる。
見張りは、途中で赤玉党幹部、刈部星雲が通りかかる。闘って負かすと赤玉に誘われたりする。
また、イベント終了後、日向と名乗る男に「峠に関与せず、去れ」と言われることも。

フェイズ3・1日目夕方
また仕事。内容は、黒生家の跡取り、金太郎(邑咲が産んだ子、まだ赤子)の散歩を警護すること。
こんな時でも、日課をこなすことが大事、らしい。知床と2人で歩いていると、
部下を引き連れた吉兆が現れ、金太郎を攫いにくる。吉兆は本気のようだ。闘っていると日向率いる敵の援軍が。
金太郎を連れて脱出するか、吉兆か日向を撃退すると切り抜けられる。(撃退した場合、鉄心に褒められる)
鉄心はこれまで吉兆への情を捨てられずにいたが、ついに赤玉との決戦を決意する。

フェイズ4・1日目夜
無人の神社に通りかかると、邑咲が一人でこそこそ入っていく。夕方、知床が「邑咲様の姿が見えない」
と言っていたのでついていくと、峠の駐在官憲と密会していた。浮気相手のようだ。
2人は主人公に気付くと口封じしようとするが、そこに知床が現れる。鉄心に報告すると言う知床。
邑咲は、「今回の売却だってアタシがツテを作ったんだ!アンタは黒生を守るために何をしたってんだい!」と反論。
主人公は、場を治めるか、逃げるか、成り行きに任せるか選べる。
黙っているか煽ると、邑咲たちを殺すことに。冷静な知床も「これで、よかったんだよな?」と漏らす。
逃げると、邑咲以外は死ぬ。
ちなみに誰とも面識がない状態だと、罪を擦り付けられて全員相手に強制戦闘になりますw
330侍〜samurai〜:2008/06/11(水) 22:43:36 ID:b1EWPj1J0
フェイズ5・2日目朝
夕方に政府との調印式を控え、赤玉との決戦が始まる。最終的に赤玉が壊滅する。
高炉の上で対峙する鉄心と吉兆だが、鉄心は「敗軍の将など、わしが斬るまでもない。主人公よ、引導を渡してやれ。」
と言う。主人公は吉兆を倒す。
「感謝する。しかしこやつはこの先の時代を見ずにすんで幸せかも知れぬな。侍の終焉の時代を・・・」
鉄心は最後まで、親子の情を捨て切れなかったのであった。

フェイズ6・2日目夕方
政府との調印式は終わった。しかし、突然政府軍が攻撃してきた。初めから取引をするつもりはなかったのだった。
激怒する鉄心。それを嘲笑い、去っていく政府軍指揮官、玉川上水(たまがわじょうすい)。

ちなみにこの場面、玉川がまだ屋敷の中で話しているのに攻撃が始まります。そして何故か玉川は普通に帰っていきます(逃がすなよw)
まあ、玉川と鉄心のやりとりという「演出」のためなので突っ込むだけ野暮ですが。

この時点で生存している黒生キャラとともに政府軍と闘います。途中、「政府特務忍軍」と闘います。
率いているのは日向。こいつは政府のスパイで、
吉兆をけしかけることで、不満分子を始末しつつ黒生を疲弊させ、高炉を楽に奪う作戦だったようです。
鉄心と主人公だけが玉川のいる本陣に辿り着きます。そして2人で玉川たちを倒します。(ちなみに鉄心はめちゃくちゃ強い)
2人の元に続々と現れる増援。
鉄心「政府の犬共に侍の恐ろしさ、見せ付けてやろうぞ。」大軍に切り込む2人。

数日後・・・屋敷に立て篭っていた生き残りも遂に降伏し、六骨峠は政府の手に落ちた・・・
 
黒生エンド(ノーマルエンド1)
331侍〜samurai〜:2008/06/11(水) 22:47:49 ID:b1EWPj1J0
>>328
前編と押して→全編通して
332ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 11:29:40 ID:59YaiZP90
丁度持っているので「ぼくのなつやすみ2」を予約してもいいですか?
(プレイし直したりするので時間が掛かるかもしれませんが・・・)
wikiには途中まであるようですが、あの日記形式でやると量がすごいことになるので、
ストーリーだけにしたいのですが、途中から形式が変わってもいいですか?
333ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 18:35:55 ID:5iVh9Jsu0
一定期間が過ぎてるなら気にしなくていいよ。
仮に前書いてた奴が何か言って来たとしても
放置してるのに文句言うのがおかしい。

同じ形式で続けたいって奴がいれば
そいつが詳細版を書けば良い。
334ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 20:47:15 ID:JXQkvs9p0
SSで発売された「ルームメイト〜井上涼子」シリーズ1〜3の
ストーリーを教えてください。
wikiを見ると3の結末が2種類?あって結構悲しい話のようですが
どういう話なのか気になります。お願いします。

↓ここの3の欄が気になるんですよね・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/ROOMMATE
335エースコンバット ZERO(PS2) 1/20:2008/06/12(木) 21:08:01 ID:ipc1ZsGO0
暫定wikiに2〜6、Xがあってzeroが無くて寂しかったので、勝手ながらエースコンバット ZERO(PS2)を。
分岐でいくつかミッション内容が変化するけど物語の大筋は変わらんので適当にチョイス。

用語類。
・ウスティオ共和国……プレイヤーはこの国所属の傭兵。
 元々は後述のベルカ公国の一部だったが独立した。
 独立後に地下資源が見つかりベルカから狙われ、
 ゲーム開始時点では山岳地域など一部を除いてほぼベルカの占領下にある。
・ベルカ公国……極右政党がハバを効かせる軍事国家。伝統の空軍は多数のエースを抱える精鋭部隊。
 資源獲得のため隣国のウスティオへ電撃侵攻。
・B7R……ベルカ国内における「絶対防衛戦略空域」のコードネーム。
 直径約400kmの円形の盆地で、強い磁場を持つ鉱山地帯のため地上での部隊運用が困難。(マトモに通信デキネー)
 地上で部隊運用ができない≒墜とされたら救助が期待できないため、
 戦闘機乗りにとっては階級やら身分やらに関係なく自分の腕だけが頼りである極限の戦場。
 この事から上座・下座がない丸形テーブルにかけて『円卓』と呼ばれる。(要はアーサー王のアレ)

人物。
・サイファー……プレイヤー。ウスティオ空軍ガルム隊の1番機パイロット、ガルム1として戦場へ。
・ピクシー……本名ラリー=フォルク。ガルム隊2番機。
 凄腕の傭兵パイロットで、戦闘で自機の片翼を無くしながらも機体ごと生還した過去から
 『片羽の妖精』又は単に『片羽』と呼ばれる。
 自機の片翼を赤く塗装し、敵の間でも名前が知られている。
・イーグルアイ……ウスティオの空中管制機(AWACS)から色々な指示をしてくれる人。
・ブレット=トンプソン……2005年時点における、民間のジャーナリスト。
336エースコンバット ZERO(PS2) 2/20:2008/06/12(木) 21:09:19 ID:ipc1ZsGO0
OP(2005年)
ジャーナリストのトンプソンは、1995年に起きたベルカ戦争について疑問を持ち
終戦から10年経ってようやく公開され始めた資料を調べ始める。
いくつかの資料に共通する、1人の傭兵に関しての記述と
そこに残された「鬼」という単語に興味をもったトンプソン。

「私はこの傭兵を通してベルカ戦争を追いかけることにした。
 その先に何かがある。この戦争の隠された姿か、ただのおとぎ話か」

ベルカ戦争の真実を求め、当時の関係者に取材を行う。
件の傭兵について知りたいトンプソンは、ベルカ戦争当時に彼の相棒だった
『片羽』ことピクシーにインタビュー。
国境近くの紛争地帯で今も傭兵として戦っているピクシーが、カメラの前で語り出す。

「あいつの事か。ああ、知ってる。古い話だ。話せば長くなる……。

 あれは雪の降る寒い日だった」
337エースコンバット ZERO(PS2) 3/20:2008/06/12(木) 21:10:11 ID:ipc1ZsGO0
1995年4月2日 ウスティオ共和国 山岳地帯 ヴァレー空軍基地
プレイヤー(サイファー)はガルム隊1番機パイロットとして
ウスティオの最後の砦となったこの基地へ配属される。
ピクシー「(雪が)降ってきたな」
基地司令部「ガルム隊へ。敵の爆撃機がこの基地に向かっている。これを撃墜せよ」
ピクシー「ガルム2了解。 雪山でベイルアウトは悲惨だ。頼むぜ1番機」
指示どおり、爆撃機を全機撃墜し、ガルム隊は基地へ帰還。
ピクシー「サイファー、お前とならやれそうだ。よろしく頼む、相棒」


2005年 インタビュー中
ピクシー「そう あの雪の日が始まりだった。
 最初の印象は……そうだな 筋は良かったな」
338エースコンバット ZERO(PS2) 4/20:2008/06/12(木) 21:10:56 ID:ipc1ZsGO0
1995年4月15日
ガルム隊は、ベルカとウスティオを繋ぐ主要道路を奪還するミッションに参加。
ウスティオにとって主要補給路になる国道を無事に確保する事に成功し
周辺各国の協力も得て連合軍となったウスティオは、ベルカへの反攻を開始。
イーグルアイ「悪運は今日も味方だったな、『片羽』」
ピクシー「翼なしの帰還はもうお断りだ」

1995年4月20日
ガルム隊は、ベルカ絶対防衛戦略空域 B7R 通称『円卓』の強行偵察任務へ。
「円卓での交戦規定はただ一つ『生き残れ』」と言われるほどの過酷な戦場。
ベルカ軍パイロット「反応は2機だけだ。あいつら『円卓』を知らないのか?」
遭遇した敵機を撃墜後、敵エース部隊の一つが増援に来る。
イーグルアイ「ガルム隊へ。撤退は許可できない。迎撃せよ」
ピクシー「だろうな。報酬上乗せだ」
増援のエース部隊も撃墜したところで、AWACSから通信が入る。
イーグルアイ「連合軍作戦司令部より入電。『連合軍海上部隊は進軍を開始。貴隊の活躍に感謝する』」
ピクシー「なるほど、俺たちは捨て駒だったようだ。   よう相棒、まだ生きてるか?」

その後、連合軍海上部隊の航路を確保するため港に駐留するベルカ軍を殲滅するミッションや
味方空挺部隊の降下を援護するミッションなどを経て、とうとうウスティオの首都ディレクタスへ。
ここでもベルカ空軍エース部隊の一つと遭遇するが、ガルム隊はこれを撃墜。
1995年5月13日、首都ディレクタスの解放が実現する。
ピクシー「サイファー、自由を手にする民衆の声が聞こえるか!」
339エースコンバット ZERO(PS2) 5/20:2008/06/12(木) 21:12:00 ID:ipc1ZsGO0
2005年 トンプソンの語り
「この戦争の本質はここからだ。記事や資料によって捉え方が全く異なる。
 戦場はベルカ内部へと移り、『彼』もまた戦争の中心へと押し上げられて行く。
 そして私の興味の対象も、戦争から『彼』へと移っていく……」

1995年5月17日
ウスティオ首都ディレクタスの解放後まもなく、
ベルカによる核兵器開発と、大量破壊兵器『V2』の開発計画が明らかになる。
連合軍は、核兵器査察と資源権益確保を確実なものとするため
国境を越えてベルカ国内への進軍を決定した。

ガルム隊の活躍もあり、ベルカ国境防御線の要であるグラティサント要塞が落とされるが
同時刻、ウスティオ空軍の別動隊が正体不明の攻撃を受け壊滅状態に。
連合軍司令部はこの謎の攻撃の調査を開始する。

1995年5月19日
続いて、ベルカの第二次防衛ラインと目される対空陣地の攻略戦へ。
この防衛ラインによって連合側の空輸による補給ルートが阻害されていたが
陣地攻略によりベルカ国内の更なる奥地への侵攻が可能に。
しかしまたも謎の攻撃が連合側の空軍を襲い、陣地攻略作戦は成功したものの被害も甚大。
謎の攻撃は、ベルカのタウブルグ平原に建造された巨大構造物からの大出力レーザー攻撃と判明する。
340エースコンバット ZERO(PS2) 6/20:2008/06/12(木) 21:16:40 ID:ipc1ZsGO0
1995年5月23日
ミサイル防衛構想の下に開発された ベルカの対空防衛化学レーザー兵器。
コードネーム『エクスキャリバー』。高さ1kmに及ぶレーザー増幅塔を中心に
周囲にはジャミング施設、対空砲などが複数配備され、強固に守られている。
レーザー反射鏡を備えた航空機や人工衛星を用いての最大有効射程は1200kmにも及び、
これを破壊しなければ今後のベルカ国内での作戦展開が難しくなる。ガルム隊は援軍と共同でこれの攻略に当たる。

PJ「こちらクロウ隊の3番機、PJ。  ガルム隊、可能な限り援護する」
(本名:パトリック=ジェームズ=ベケット。22歳。恋人もち)
ピクシー「たった数機の戦闘機が心強い援軍ね……。
 クロウ3へ。落ちるなら俺の見えないところで頼む」
PJ「了解です、任せといて下さい」

エクスキャリバーに直接ミサイルを撃ち込んでも、ジャミングにより逸らされてしまう。
イーグルアイの指示により、まず周辺のジャミング施設と対空砲の破壊を優先する。
味方パイロット「よし、そのまま『王者の剣』もぶっこ抜くぞ」
イーグルアイ「いける。エクスキャリバーを潰せ。サイファー、君ならできる」
そしてとうとう丸裸になったエクスキャリバーを破壊することに成功。
味方パイロット「あの剣が抜かれた。やったのはウスティオの1番機!」

タウブルグ平原からベルカの空を制した剣が、爆炎の中に消えていった。
341エースコンバット ZERO(PS2) 7/20:2008/06/12(木) 21:17:07 ID:ipc1ZsGO0
1995年5月28日
連合軍司令部「B7R、通称『円卓』の存在は、長らくベルカの政治的・軍事的な
 強大さの象徴とされていた。しかし、本日決行される作戦により
 連合軍はこのB7Rへ大規模な航空部隊による進撃を図る。
 ベルカ絶対防衛戦略空域・B7Rへ赴き、これを攻略せよ」

味方「連合軍航空戦力は既にその40%を損失!   手に負えん! 増援はまだか!」
ピクシー「よし、花火の中へ突っ込むぞ!」
味方「援軍が来た? どこの隊だ? 識別信号確認……  ガルムだ、援軍はガルム」
ベルカ軍「タウブルグの『剣』を抜いた奴が紛れ込んだ  警戒しろ!」

「あのウスティオの傭兵  なんて野郎だ!  あいつが戦況をひっくり返してやがる」

「奴はバケモノか!?」   「悪魔だ……」

「そんな生易しいものじゃない  ああいうのはな…… 『鬼神』って言うんだよ」

ベルカ軍基地から増援に出たエース部隊も含め、全ての敵機の撃墜が確認される。
B7Rでの激戦が終わり、『円卓』が陥落した。
PJ「すげえ! サイファーが敵機撃墜!」
味方「円卓が生んだ鬼か…」
ピクシー「よう相棒、まだ生きてるか?」
342エースコンバット ZERO(PS2) 8/20:2008/06/12(木) 21:17:43 ID:ipc1ZsGO0
2005年 トンプソンの語り
「『鬼神』と呼ばれた傭兵。その凄まじい活躍に心が踊った。
 仕事を忘れ、手にした資料を読みふけった。
 ――彼が『鬼神』と呼ばれ始めたこの時期、南ベルカに厭戦ムードが漂い出している。
 各都市が非武装宣言を行い、連合軍へ無血開城されていく。終戦の足音が近づいていた」

2005年 ピクシーへのインタビューの続き
ピクシー「場数を踏む度、あいつの強さが目についた。
 『鬼神』と呼ばれるのも納得だ。並んで飛ぶこっちは苦労したがな。
 出撃のたびに見送りが増えてたな。皆あいつの姿を目に焼き付けようとしてた。
 俺も――もう少し見ていたかった」
343エースコンバット ZERO(PS2) 9/20:2008/06/12(木) 21:18:41 ID:ipc1ZsGO0
1995年6月6日
連合側は、ベルカの主要工業都市にある軍需産業の工場群を夜間強襲し制圧。
生産能力を失ったベルカ軍は敗走を続けるが一部の都市では根強い抵抗が続く。
そんな中、AWACSから緊急入電が入る。
イーグルアイ「核を搭載したベルカ爆撃機部隊がウスティオへ向け飛び立った!
 ガルム、クロウ隊は迎撃に向かえ」
この部隊を叩くため、ガルム隊はクロウ隊と共に出撃。
PJ「核なんて……絶対に阻止してやる!」
爆撃機の阻止には成功したが、その戦闘中に視界が白く染まり
通信が困難になるほどの爆発を確認する。計器類もまともに働いていない。
ベルカ軍の強行派の別働隊が、自国の都市に被害が出るのを覚悟のうえで
小型戦術核爆弾『V1』計7発を使用したのだった。これによりベルカ南部の7都市が壊滅。
そして、爆発の余波から立ち直りつつあったサイファーが見たものは
相棒であったはずのピクシーが自機へと向ける銃口だった……。
イーグルアイ「ガルム2、何をしている! それは敵機ではない! 攻撃を中止せよ!」
ピクシー「悪いな、ここでお別れだ……」
サイファー、ピクシー共に撃墜こそされなかったが、戦場の混乱の中、ピクシーは消息を絶つ。

「まさか自国内で核を使用するとは」という、連合側にとって想定外の事態だったため
追撃態勢にあった連合軍の混乱と受けたダメージは大きく、
ベルカ残存軍の北部地域への脱出を許してしまう。
ベルカ南部地域はほぼ全域で武装解除を達成するが、北部地域への進軍は一時的に断念された。
344エースコンバット ZERO(PS2) 10/20:2008/06/12(木) 21:19:48 ID:ipc1ZsGO0
2005年 トンプソンの語り
「当時学生だった私の脳裏にも、あの日のニュース映像は焼きついている。
 ベルカの地で、彼らの手により七つの核が起爆した。全てを巻き込んだ壮絶な自決。
 ベルカの古き強国主義者は、連合軍の侵入を許せなかったのだろうか?
 残された無残な光景。ベルカの人たちは、それをどう見たのだろう……」

1995年6月13日
自国内での核使用に反発した国民を中心に、ベルカで暫定的に新政権が発足するも
北部に脱出した残存軍の抵抗が終わらない。消息を絶ったピクシーの補充要員として
クロウ隊のPJが新たにガルム隊2番機として合流。残存軍の掃討へ向かう。
掃討作戦のさなか、用途不明の巨大な格納庫が発見されるが、そこに収まるべき兵器は
発見されなかった。連合軍上層部は引き続き、この巨大格納庫について調査を進めていく。

2005年 トンプソンの語り
「1995年6月20日、ベルカ暫定政権と連合側の間で降伏調印式が行われる。
 無事に停戦条約が結ばれ「ベルカ戦争」は一応の終結を見る。
 戦いの舞台がテーブルの上へと移され、ベルカが開戦に踏み切った最大の理由
 「地下資源」を巡る利権について、各国の政治家たちがしのぎを削ることになった。
 
 こうして、半年の時が流れていく。そして、ここからが隠された真実の歴史。
 私はその事実に目を見はった。『彼』を追いかけてきたことに間違いは無かったのだ」
345エースコンバット ZERO(PS2) 10/20:2008/06/12(木) 21:20:53 ID:ipc1ZsGO0
1995年12月15日
半年前の終戦時に地下に潜り、戦犯を逃れたベルカ軍上級将校らの扇動によりクーデターが発生。
『国境無き世界』を名乗ったクーデター組織は、コードネーム『XB-0』と呼ばれる
巨大ガンシップを持ち出し、調印式の舞台となった都市ルーメンを爆撃した。

ウスティオ空軍ヴァレー基地でXB-0の迎撃の準備をしていたサイファーの耳に
緊急警報が鳴り響く。 「所属不明機が当基地に接近中! 全機ただちにスクランブル……」
今なお残るベルカ空軍エース部隊に護衛されたXB-0がヴァレー基地を奇襲し基地は大打撃を受ける。
敵エース「これだけの見世物、観客がいないのが残念だな」
滑走路で炎上する味方機を横目に、空に上がったガルム隊が見たのは
半年前まで連合軍として共に戦ったサピン国、オーシア国などの機体が混ざった敵部隊だった。

イーグルアイ「待て、あれはサピン軍の機体だ。友軍だ。
 サピン軍機へ告ぐ。こちらウスティオ航空師団。攻撃を中止せよ……」
しかし相手の攻撃が止まない。やむを得ず全機撃墜の決断をくだし、
基地への爆撃を終え離脱していくXB-0を追いかける。
イーグルアイ「操縦席付近を狙え! 奴の操舵を奪うんだ」
ガルム1により撃墜されるXB-0。
PJ「XB-0に致命弾! サイファーだ、サイファーがやった!」

XB-0の撃沈に浮かれるPJの元に、一つの通信が入る。
PJ「何だ、無線で信号が送られてきてる? 解読します。
 …………『よう相棒、まだ生きてるか?』……これって……」
346エースコンバット ZERO(PS2) 12/20:2008/06/12(木) 21:22:15 ID:ipc1ZsGO0
↑の名前欄末尾は「11/20」ですスンマセン


1995年12月31日 11:00
ヴァレー基地司令部
「当基地を襲撃したクーデター組織は
 『国境無き世界』を名乗る、大規模なクーデター軍だということが判明した。
  高度に組織化されたこの革命軍の兵士構成は、ベルカはもとよりオーシア、サピンなど
 多国籍に及び、多くの兵器を保持していると思われる。
 クーデター軍はベルカ北部のムント渓谷にあるアヴァロンダムの地下施設を占拠し
 この施設に試作段階の大量破壊兵器『V2』を配備している。
 直ちにアヴァロンダムへ向かい、V2を破壊せよ。

 なお、ヴァレー空軍基地からムント渓谷までのルートには、B7Rがその行く手を阻む。
 B7R及びムント渓谷には、強固なクーデター軍勢力が配備されている可能性が高い。
 陸・空、如何なる攻撃にも対応できるよう、搭乗機体は慎重に選べ。
 同時に連合軍航空機部隊も別ルートからアヴァロンダムに向かっている。

 今作戦は、目標地域においてのV2の破壊と貴機の帰還をもって成功とする。
 必ず生還しろ。それ以外は許可しない」
347エースコンバット ZERO(PS2) 13/20:2008/06/12(木) 21:22:48 ID:ipc1ZsGO0
イーグルアイ「B7Rを通過するぞ。最悪の場所だが、最速の近道だ……。
 ……エリアB7Rにレーダー反応、敵性航空部隊の接近を確認。
 別の空路をとっている暇はない。『円卓』の敵勢力を排除・突破する」

敵エース「 円卓の鬼神 別の形で会いたかったものだ」
PJ「『円卓』なんてもう意味ないのに。何してんだよ!戦争はとっくに終わってんだよ!」
敵エース「戦場を知らぬ政治家どもがテーブルについている」
PJ「戦後の話し合いだ。平和な世界を作るための」
敵エース「醜いパイの奪い合いだ。だから終わりにする」

最後のエース部隊との激戦を制し、目標地点への飛行を継続。
敵エース「これが鬼神の飛ぶ空か!」
PJ「サイファーの軌跡を見届ける。必ず」

空中給油で燃料を補充し、そのまま別ルートからの部隊と合流してアヴァロンダムへ。
348エースコンバット ZERO(PS2) 14/20:2008/06/12(木) 21:23:17 ID:ipc1ZsGO0
1995年12月31日 15:00
司令部「情報によれば、ダム周辺には強力な対空防衛網が配備されている。
 そこで 連合軍航空部隊が 上空で敵対空火器を引き付ける。
 ガルム隊は連合軍のアヴァロンダム攻撃部隊と共に、攻撃目標地点まで峡谷沿いに低空侵入せよ。
 それが、今作戦を成功に導く為の唯一のルートだ。
 『V2』の発射制御装置を破壊すれば、発射は阻止できるはずだ。
 V2には 核弾頭が搭載されているものと推測され、この1発による被害は
 半年前の7発の戦術核による被害を大きく上回る可能性が高い。発射を必ず食い止めろ。行くぞ!」

イーグルアイ「アヴァロンへは水面を低空で向かえ。上からの進入は狙い撃ちされる。
 敵要塞に接近し、十分に近づいたところで高度を上げ、ダムを乗り越えろ」
味方機「ガルム隊か 待っていたぞ!
 アヴァロンまでは俺たちがエスコートする。ついて来い!
 上の連中も盛大にやってる。頼むぜ、持ちこたえてくれ!」

「左翼をやられた、すまない。サベージ4、離脱する!」
「ギズモ2、踏ん張れ! ガルム隊がV2をヤルまで耐えろ!」
「ドミノ2が落ちた。攻撃部隊 残機7!」 「ドミノ3も落ちた、攻撃部隊 残機4! 凌げよ!」

防衛するクーデター軍の猛攻を受け、攻撃部隊が次々に脱落していく中、
サイファーとPJが突破に成功する。
味方機「2機抜けた!  抜けたのはどいつだ? ガルムか!
 全機、上空で攻撃をひきつける!  V2はガルム隊に任せるんだ!」
349エースコンバット ZERO(PS2) 15/20:2008/06/12(木) 21:23:57 ID:ipc1ZsGO0
クーデター軍「V2、リフトオフ準備完了。発射カウントダウン開始」
イーグルアイ「ダムの底に発射制御装置が3箇所ある。そいつを破壊しろ!」
狭いダムの中で必死に機体を操り、制御装置の破壊を目指す途中で、クーデター軍の演説が流れてくる。
「戦いは会議室に移った。国境を引きなおすために。その戦が新たな戦いを生む。
 軍隊も国家も越え、我々『国境なき世界』は1つになる。
 理想のため、民衆のため、制約も争いもない理想の世界だ。
 V2でリセットをかける。国境なぞは消し去る!」

発射までのカウントダウンが始まる中、時間とも戦いながら制御施設の破壊へ。
イーグルアイ「発射制御施設を覆う隔壁が閉まる前に制御装置を破壊しろ!」
クーデター軍「制御施設に損害! モジュールを一部切り離します!」
イーグルアイ「サイファー、トドメを刺すのはお前だ! V2を叩け!未来を終わらせるな」
そして、3つの制御施設を破壊することに成功する。
クーデター軍「制御施設にさらに損害!」
イーグルアイ「V2制御施設の全破壊を確認! これより状況確認に入る。ガルム隊は上空で待機せよ」

PJ「これで戦争も終わる。俺、実は基地に恋人がいるんすよ。
 戻ったらプロポーズしようと、花束も買ってあったりして」
イーグルアイ「警告! アンノウン急速接近中!  散会しろ!」
PJ「うあああああっ!」

アヴァロン上空にて、正体不明機からのレーザー攻撃がガルム隊を襲う。
PJはサイファーをかばってレーザーを受け、撃沈。
そして、PJを落とした謎の戦闘機から通信が入る。
????「戦う理由は見つかったか?        相棒」
350エースコンバット ZERO(PS2) 16/20:2008/06/12(木) 21:24:31 ID:ipc1ZsGO0
1995年12月31日 15:10
雪が降り始めた中、破壊したはずの制御施設に代わって何者かがV2の発射機構を再起動する。
イーグルアイ「ダメだ! 核サイロの再起動を確認! ガルム隊、作戦続行! 交戦せよ。
 状況分析を開始する。それまで持ちこたえろ!」

ピクシー「降ってきたか」
片翼を赤く塗った機体に乗り、消息不明だったピクシーが攻撃を仕掛けてくる。
ピクシー「不死身のエースってのは戦場に長く居た奴の過信だ。  お前のことだよ、相棒」
イーグルアイ「第一分析終了!  敵機から地上への信号を確認。奴が『V2』発射を握っている!」
ピクシー「ここから境目が見えるか?国境は俺達に何をくれた?全てをやり直す。そのためのV2だ」

広範囲を巻き込む散弾ミサイルと、自在に振り回せるレーザー砲でサイファーを追い込むピクシー。
激しい戦闘の中、とうとう地上からV2が発射される。   「時間だ」
イーグルアイ「くそっ! V2の発射を確認!」
ピクシー「歪んだパズルは、一度リセットするべきだ。
 このV2で全てを『ゼロ』に戻し、次の世代に未来を託そう」

V2はいわゆるICBMで、一度大気圏外まで上昇してから目的地へ向かう。
大気圏への再突入の前に、V2の制御を行っているピクシーの機体を墜とす事ができれば、
コントロールを失ったV2はその場で爆散し、地上への被害を防ぐ事が可能。
イーグルアイ「こちらAWACS! 聞け、ガルム1。 敵機体の解析が完了した。
 コード名は 『モルガン』。 この機体はECM防御システムで護られている。
 唯一の弱点は前方のエアインテークだ。正面角度から攻撃を行いモルガンを撃墜せよ。

 今そこで彼を討てるのは君だけだ。   円卓の『鬼神』、幸運を祈る!」
351エースコンバット ZERO(PS2) 17/20:2008/06/12(木) 21:26:19 ID:ipc1ZsGO0
イーグルアイ「V2の大気圏再突入まであと4分」
ピクシー「俺とお前は鏡のようなもんだ。向かい合って、初めて本当の自分に気づく」
イーグルアイ「V2再突入開始まであと3分」
ピクシー「ここで全てが決まる。来い!」
イーグルアイ「V2再突入開始まであと2分」
ピクシー「撃て、臆病者!」

何度目かのヘッドオン(戦闘機同士の真正面からの撃ち合い)を経て、
前方エアインテークを通したサイファーの一発が、モルガンの左翼エンジンへ命中する。

ピクシー「C'mooooooooon! (撃て!)」

あわや正面からの激突かと思われるほどの近距離でのすれ違いの直後、モルガンが爆散。
そして、遙か上空にあるV2の核弾頭が爆発する。地上への2度めの核被害は免れた。

イーグルアイ「サイファー、任務完了だ。さあ、帰ろう。俺たちの家へ」

※余談ですがニコ動見れる人は「sm750590」超オススメ。>>350からの場面のリプレイ動画。
352エースコンバット ZERO(PS2) 18/20:2008/06/12(木) 21:27:39 ID:ipc1ZsGO0
2005年
サイファーやピクシーを相手に戦った、ベルカ軍エースパイロット達へのインタビューが続く。

「『彼』と会ったのはこの空の上だ。あの日のミサイルアラートがまだ耳に残っている。
 どこまでも喰らいついてくるんだ。やっと振り切ったと思っても、また直ぐに。
 鳴り止まないミサイルアラートの音に、私は初めて恐怖を感じたよ」

「当時のオレの仕事は、エスケープキラーってやつだ。あの日も逃亡機の撃墜命令が舞い込んできた。
 別に特別なことじゃない。あの日の目標は、命令違反をして逃亡したベルカのトップエースだ。
 そしてそいつは、わざわざ混戦状態の『円卓』に逃げ込みやがった。噂通りに切れる男だ。
 だが問題はそんなことじゃない。  その先に『片羽』と『奴』、噂の化け物コンビが居たことだ。
 おかげで目標をロストしちまった。こうなったら、こいつらだけでも叩いてやろうと思った。
 それが――オレの運の尽きってやつだ」

「『鬼神』とはよく言ったものだ。奴が触れたものは全て壊れていったよ。
 俺も軍に属していた頃にはエースと呼ばれていた。相手に恐怖を感じたことは無かった。
 でも奴との戦闘中、何かが芽生えた。――最初は何か解らなかった。
 操縦桿を持つ手が震えているのに気付いて、初めて解った。ああ、これが恐怖なんだと」
353エースコンバット ZERO(PS2) 19/20:2008/06/12(木) 21:29:06 ID:ipc1ZsGO0
2005年 トンプソンの語り
「これが隠されたもう一つの歴史。『彼』の消息もここで途絶える。
 七つの核の影響は大きく、それを目の当たりにした戦勝国達は世界的な軍縮へと進む。
 まるで自らへの戒めのように。 また 『V2』の存在も隠蔽される。
 終戦後に起きた出来事は人々の記憶から消え、
 そして彼らも同時に歴史の闇へ封印されたのだ」

2005年 ピクシーへのインタビューの続き
※最終戦で左翼エンジンに被弾した後、機体が爆散する直前に脱出して生き残っている
ピクシー「痛む体を引きずってたどり着いた場所は、あの核の爆心地だったんだ。
 何も無い光景。それがなんだか悲しくてしょうがなかった。
 でも、そこで強く生きる人々がいた。俺は彼らに助けられたんだ。

 世界に境目なんて必要ないかもしれない。しかし無くすだけで変わるんだろうか?
 俺はまだ戦場に居る。国境の近くだ。確かめたいんだ、国境の意味を。
 そしてそこで生きる人々の意志を。ここに答えなど無いのかもしれない。でも探したいんだ」

(インタビュアーのトンプソンに向かって)
ピクシー「この映像はあいつも見るのか? もし会ったら伝えてくれ。」

(ピクシーがカメラに向き直る)

「よう 相棒  まだ生きてるか?
  それと、ありがとう、戦友。   またな 」
354エースコンバット ZERO(PS2) 20/20:2008/06/12(木) 21:29:38 ID:ipc1ZsGO0
トンプソン「  『円卓の鬼神』
 ベルカ戦争を駆け抜け、畏怖と敬意の狭間で生きた戦士。
 『彼』はたった数ヶ月の間だけ、空に存在していた。その後の消息は不明。
 ついにその人間性までは迫る事が出来なかった。
 ただ、『彼』の話をするとき、皆、少し嬉しそうな顔をしていた。
 それが 答えなのかもしれない」

トンプソンが取材した内容は、後に報道ドキュメンタリー番組として放送され、
24.4%という高い視聴率をマークした。

ACE COMBAT ZERO 〜THE BELKAN WAR〜  完
355ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 21:48:53 ID:ZUVdkMSS0
エースコンバットZERO乙
356ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 22:00:08 ID:FvVaMAWh0
なげぇ〜w
357ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 22:18:51 ID:ipc1ZsGO0
>>356
超簡単に1レスにまとめると、
・隣国に侵攻された国が傭兵(プレイヤー)を雇い、その活躍で自国から敵を追い出す。
 プレイヤーはこの間に超スゴ腕のパイロットとして敵味方から認識されるように。
・相手の国に逆侵攻するが焦土作戦で核を使われ涙目。このときプレイヤーの相棒が行方不明に。
・さすがに自国内で核を使った政府に相手国民も怒り、新政権を立ち上げ終戦調印へ。
〜教科書に載ってる歴史、ここまで〜

・一部過激派が、終戦から半年後に放棄してクーデターを起こして核弾頭を準備。
・核弾頭を抑えるためにプレイヤーの部隊が中心になって敵拠点を制圧するも
 沈黙したはずの核ミサイルがなぜか発射されてしまう。
・行方不明だったプレイヤーの相棒が、戦闘機から核ミサイルの制御をしてたので
 弱点をついてこれを撃破。核ミサイルは大気圏外で爆発。
・核ミサイルの件は各国が隠蔽する。同時に、傭兵であるプレイヤーの事も
 (表の)歴史からは抹消される。

・10年後、ジャーナリストが色々調べて真実に行き当たりドキュメンタリー番組を作成。
 取材の過程で「あの傭兵マジパなかったんすよ」っていう証言がいくつも出てくる。

おわり。
358ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 22:24:17 ID:klQ/gLePO
>>357だけで十分じゃんw
20分割とかイラネ
359ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 22:25:35 ID:OZu9Zvkv0
エースコンバットZERO乙です。
1〜20を見た後、1レス分でのまとめを見るとやっぱり素っ気無いと感じが。
ストーリーの概略を伝えるとだけなら大丈夫だけど、
そのゲームが伝えたい事なんかはある程度のディティールや場面のピックアップがないとね。
360ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 22:27:55 ID:fXQG7sl30
>>357
実際やったからわかるよ
細かい設定とかあるし、これだけまとめられたら乙としか言いようがあるまい
361ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 22:29:03 ID:OZu9Zvkv0
>>klQ/gLePO
うぜーから要約スレいけよ。んで、戻ってくるんじゃねぇ。
362ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 22:29:59 ID:5iVh9Jsu0
要約でいいじゃん、じゃなくて
纏め方が上手いんだよ。
363ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 22:36:19 ID:59YaiZP90
エースコンバットZERO乙です

>>333
もう二年前の日付で止まっているみたいなので、予約させて頂きますね
皆さんも、長くなるかもしれませんが待って貰えると嬉しいです
364ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 23:09:52 ID:klQ/gLePO
>>361
うぜえwwwww
365ゲーム好き名無しさん:2008/06/12(木) 23:46:38 ID:2tE2YSeh0
アヴァロンからラストミッションまでを略しちゃうと
ゼロの内容はイマイチ伝わらんからなぁ。。。
個人的には、ゼロで外せない台詞は殆ど入ってるんで満足した。
366ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 00:50:15 ID:MR9RciOy0
wikiの悪魔城ドラキュラ黙示録にキャリー編しかないので、ラインハルト編をお願いします。
367ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 03:24:19 ID:xY7tYRJp0
ペルソナ3やってたけど途中で投げたんで後のストーリー知りたいです。
wikiは後日談はあるけど、本編は序盤しかないですよね。どなたかお願いします。
368ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 10:11:42 ID:XVMaEU620
>>357
>プレイヤーの相棒が、戦闘機から核ミサイルの制御をしてた
プレイヤーの相棒が悪いやつだったん?
369ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 10:35:30 ID:Xu9ChfHV0
要約されたほうしか読まなかったんだな?
370ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 13:00:29 ID:wJ3JIdwr0
説明書の目次だけ見て何書いてあるか判りません教えて下さいって言ってるレベル。
>>358といい>>368といい、ゆとり多すぎだろ…。
371ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 13:21:51 ID:rZI/pGFq0
だったん? とか書いてる時点でアレですから。
372ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 13:42:22 ID:fXomP1pb0
韃靼タイフーン
373ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 13:44:10 ID:l0KjyCOe0
>>361
要約スレも見てる者ですが
こっちもバカはいらないので
引き取りは拒否させていただきます。
374ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 14:09:34 ID:77IhAMVT0
いちいち反応してるバカもいらねーんだけど。
適当にスルーしとけよ。
375368:2008/06/13(金) 14:41:23 ID:XVMaEU620
いや、要約じゃないほうも読んだんだが、
ピクシーが敵に回った理由は、
ベルカの使った核の爆心地の光景と、
そこで生きる人々を見て国境が云々(>>353)
だと思うのだけど、
それと、>>343の、銃口を向けたってのが
つながらないんだ。もうちょっとこの辺を詳しく教えてくれないか?
376ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 16:26:57 ID:tXky93d3O
エースコンバット乙。

ペルソナは

主人公が不思議な力(ペルソナ)に目覚めたんで、人間に害をなす化け物(シャドウ)を退治する活動に参加するように求められる。
とりあえず参加した主人公はシャドウの中でもかなりの大物をガンガンなぎ倒していく中、
その活動で指示を出してる大人が実は悪人で(「大物を全部倒せば化け物も消える」って言って働かせてたけど真相は真逆)、
主人公と大物のシャドウが戦う事で主人公の体に封印されてた「デス」が復活してしまう。
主人公に長く封印されていたいた事で自意識を持ったデスは「このままだとニュクスが降りてきて世界は滅びる。回避方法はない。でも、自分を殺せば君たちの中から『いずれ世界が滅びる』という記憶を消せるから殺してくれ。」
と言い出す。(要するに「後二ヶ月で世界が確実に滅ぶ」と知ったまま生きてると苦しいだろうから、全部忘れて滅びる直前まで安らかに生きればいい、と言ってる。完全善意。)
紆余曲折あったもののデスを殺さず、ニュクスと対峙する事を決めた主人公達に「よいお年を」と言って消えるデス。(殺すことも可能。その場合バッドエンド)
卒業式の日に町が見下ろせる場所でまた集まろうと約束する仲間達。
そしてついに最終決戦の日。
デスと同じ顔のニュクス・アバターを倒した主人公達だが、その直後月が接近してくる。
ニュクスの本体だ。
ニュクスから発せられる力の前に誰一人立ち上がれない主人公達。
だがその時、主人公が最後の力に目覚める。
奇跡を起こし、運命をも変える『ユニバース』の力。
その力を使い、世界を滅ぼす力とたった一人で戦う主人公に仲間達の声が聞こえてくる。
そして、遂に自らの生命と引き換えに「大いなる封印」をニュクスに施す主人公。

数ヶ月後、卒業式の日。
ニュクスを倒した影響でシャドウの事や共に戦った記憶を忘れてしまった仲間達だが、決戦前にしていた約束を思い出して屋上へと駆け込んでくる。
再び会う約束を果たした主人公は、そのまま眠るように息を引き取った…。

終わり。

ものスゴいざっとなんで色々気にしないでくれると助かる(笑)
多分誰かがもっとマシなやつを書くと思うんで、収録は無しの方向で一つ。
377ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 18:04:27 ID:naYgpIKX0
>>375
>そこで生きる人々を見て
それは最終ミッション後の話。

ピクシーは元々国とかそういう枠組みをあまり快く思ってはおらず
『国境無き世界』の主要メンバーと面識があり、勧誘も受けていた様子。

ガルム隊を組んでミッションをこなすうちに両者(連合・ベルカ)の
非情な行動に嫌気が差し始め、核使用の手前のミッションでは
国という存在に対する愛想がほぼ尽きていた。
そしてベルカの核使用で完全に愛想を尽かす。
想定外の核使用、およびそれに伴うEMPで連合軍の指揮系統は大混乱
離反するにはもってこいの状況になると同時に『国境なき世界』の主要メンバーが作戦空域に出現
ピクシーに「迎えに来た」という旨を話し、ピクシーは組織の一員となる事を決意。ガルム1(自機)を攻撃し始める。
378368:2008/06/13(金) 18:10:57 ID:XVMaEU620
>>377
なるほど理解した。サンクス。
379ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 18:17:52 ID:mDR9PCkD0
>>375
最初はウスティオ国内からベルカ軍を追い出せば終わると思ってた戦争が
いつのまにか「国境を越えて」ベルカへの逆侵攻に変わっていった事に
少しずつ疑念を抱いてたのね。
(>>339にある「この戦争の本質はここからだ」ってのが、
 防衛・解放戦から逆侵攻への転機を表している)

どこら辺かは忘れたけど、まだ味方でいるうちの戦闘中の無線で
Pixy「ここ(空の上って事ね)から見ればどの国も大して変わらん」
とか言ってたりする。この時から既に「国境って大して意味なくね?」と思ってるわけだ。
後にクーデターに参加するパイロット(>>349で「国境なぞは消し去る!」って演説してる人)から
円卓での戦闘中(>>341のミッション中)に、↓こんな無線を投げられたりもしている。
後で演説する人「考えは決まっただろうな お互いつまらん安売りはもう終わりだ 潮は満ちた」
Pixy「まだだ まだ その時じゃない」

ここではまだハラは決まってなかったんだけど、その後、ベルカが自分の領土で核を使ってまで
境界線を守ろう(国境を侵されまい)としたところで
「国境てのはそこまでして守るほど大事なもんなのか?」っていう想いが炸裂して
クーデター軍に参加しちゃいました、と。ちょうど離脱しやすい状況だったってのもあるけど。

あと設定ではベルカ出身だったりするんだよね。。。
この辺を細かくやり出すと、かなり長くなると思われる。
380ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 18:18:29 ID:mDR9PCkD0
書き込む前にリロードしろ、といういい教訓でした。
381ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 18:20:30 ID:xY7tYRJp0
>>376
ほう。理事長が悪者だったのか。
元研究者だったとか?
大筋は理解できました!ありがとう!
382ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 18:47:17 ID:qQXi7IUn0
>>376
ペルソナ3乙
また2みたいに、仲間の記憶が消えた上に主人公が死ぬのか・・・
フェスの内容も是非教えて欲しい
383ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 18:59:33 ID:xY7tYRJp0
後日談ってフェスのアイギス編のことじゃないのかな?それならwikiにあるよ。
384ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 19:02:53 ID:+gO2gOgF0
>382
2の達哉は死んでないと思うけどなぁ。まぁ永遠の別れには違いないけど。
アレは泣いた。
フェスはWIKIみたら全部載ってたよ。
385ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 19:13:47 ID:qQXi7IUn0
ありゃ本当だ、うっかりしてた
2も細かい所を勘違いしてた、ごめんよ
386376:2008/06/13(金) 19:44:18 ID:tXky93d3O
>>381
そうそう。
といっても当時は研究員の中でもかなり下っ端だったっぽい。
ゆかり(ヒロインその1)の父親からは認識もされていなかっただろう、的な事を自分で言ってるんで、多分モールの骨董品店の人よりも立場は下だったんじゃないかな。
387ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 20:58:01 ID:4i7t554Q0
シレン3お願いします
388ゲーム好き名無しさん:2008/06/13(金) 23:01:51 ID:jNOBKEcR0
何でもいいので笑えるゲームまたは怖いゲームのストーリーきぼん
389ゲーム好き名無しさん:2008/06/14(土) 00:14:27 ID:FyAo2MVn0
>>388
まとめWiki全部に目を通して来い
390ゲーム好き名無しさん:2008/06/14(土) 01:01:09 ID:dKL3UwMs0
ちょうどシレン3まとめたので予約
391ゲーム好き名無しさん:2008/06/14(土) 15:12:45 ID:ItA7O14j0
ちょっと速い気がするけどMGS4できることならお願いします
392風来のシレン3 ◆l1l6Ur354A :2008/06/14(土) 16:46:56 ID:dKL3UwMs0
都で偶然出会ったシレンの叔父のセンセーからからくり屋敷の話を聞いて、
シレンとコッパとセンセーはオオツツキ村にやってきた。
からくり屋敷の情報を村で収集してから酒場に向かえば、酒場の娘のタエが
さらわれてしまったので荒れ寺へ助けに行った。
ところが実は、タエはからくり屋敷の財宝が目当てなようで自分からついていっただけだった。
シレンたちと同じくからくり屋敷の財宝を狙う十狼太たちに邪魔をされつつ、
からくり屋敷に向かうことになる。
からくり屋敷があるというホウライ山へ続く峠で、シレンたちは魔物に襲われていた十狼太たちに
追いついた。
そこへさらに、ホウライ山を守る四天王が現れてからくり屋敷の財宝を狙う盗人として
襲ってこようとしたが、謎の娘が制止した。
娘はシレンをからくり屋敷が千年待ち望んだ相手かもしれないと言う。
その言葉を受けて、四天王の大天狗がからくり屋敷に入るには四天王がそれぞれ持つホウライの玉が
4つ必要だと言い、砦に取りに来るように告げた。
シレンたちが怖気づいて逃げないようにとコッパをさらっていった大ムカデの巣穴から向かうことになった。
二番目に向かった大ワシの巣で、大ワシのジョニーを倒したものの隙を突かれて絶体絶命になり、
シレンがマムルにされてしまう。
そこへアスカが助けに現れてコッパだけを連れて何とか逃げだした。
シレンはどうやらオオナマズの巣にいるらしいから探しに行けば確かに場違いなマムルがいて、
オオツツキ村の村長にもらった打ち出の小づちで無事に人間に戻せた。
行方不明のセンセーのことは気になるもののからくり屋敷の探索を続ける。
最後に大天狗の城で大天狗を倒したところで十狼太がタイミングよく出てきてホウライの玉を
よこすように言ってくる。
やたら強気だと思えば、センセーを用心棒にしていたからだった。
センセーは傷を負って魔物の巣に落ちたところを十狼太に助けられ、その恩に報いるために
力を貸しているらしい。
そうしてシレンたちが閉じ込められてしまった間に十狼太たちが集めたホウライの玉をいかにも怪しげな
四つ目石にはめ、湖からからくり屋敷を浮上させてしまった。
393風来のシレン3 ◆l1l6Ur354A :2008/06/14(土) 16:52:45 ID:dKL3UwMs0
その後を追ってからくり屋敷に向かったシレンたちが屋敷の閉ざされていた扉に
向かい合えば、まるでシレンの存在に呼応したかのように扉が開かれた。
そして、謎の娘がシレンへ
「ようこそわたしの屋敷へ そして……おかえりなさいシレン……わたしのもとに……」
と意識の中で言う。
はっと気付けばシレンとコッパは四つ目岩のようなところへいた。
だがコッパは語りイタチのはずがタヌキになっており、シレンも侍のような格好になっている。
どういうことかと調べるためにオオツツキ村へ行ってみたところ、どうやらここは千年前の
世界だとわかった。
シレンは国司に逆らった豪族の娘を探す役目を負っているらしい。
その娘を探して神社へときたシレンは、神社にいた姫が四天王に命令していた娘とそっくりだと知った。
ふと気づけばからくり屋敷の門の前に戻ってきていた。
アスカには何もなかったらしく不思議そうにされてしまった。
からくり屋敷の外郭で戦鬼が待ち構えていた。
千年前の姫を守っていた武士たちのようだ。
彼らはシレンに我らを裏切ったと言い、姫様の仇という。
少しだけ千年前のことを垣間見たシレンとコッパにも、ましてや何も知らないアスカにも
わけがわからない。
それでもさらにからくり屋敷の奥へと向かえば今度は公儀隠密のおぼろ(実は最初に
攫われたタエも途中の茶屋の婆さんもこいつの変装)が出てきた。
公儀隠密の船に捕縛されてしまうものの牢を抜け出せば、船の中まで不思議のダンジョン化していた。
アスカが、からくり屋敷が接触した外部のものを侵食しているのだとかと言いだし、このままでは
いずれ世界中がからくり屋敷のようになってしまうとまで予想する。
そんなものを放っておくわけにはいかないから改めてからくり屋敷に潜入した。
からくり屋敷内郭の屋上まで着いたもののそこには何もなかった。
そこへ、十狼太とセンセーたちが現れる。
乱戦の中、床の仕掛けが起動して突如からくり屋敷が地下へもぐり始めた。
屋敷の地下には広大な地下世界が存在していた。
そこへ謎の娘がシレンたちを出迎え、シレンをホウライ国の王と呼んだ。
千年前の誓いを果たすために戻って来た、と娘がシレンへと言ったところでまたシレンとコッパは
気づけば千年前の世界にいた。
394風来のシレン3 ◆l1l6Ur354A :2008/06/14(土) 16:58:46 ID:dKL3UwMs0
オオツツキ村で話を聞くに、神社にいる姫の存在を隠すために竹を取っている爺さんが竹林の中で
拾っただとかという話をでっち上げたようだ。
姫の名前もかぐや姫というらしい。
姫と姫を守る武人と過去のシレンは幼馴染だったようで、過去のシレンは姫の存在を報告せずにいたようだ。
姫が言うには国司が財産を奪うために豪族の反乱ということにしたらしい。
逃避生活に疲れの色を隠せない姫の元から立ち去ったシレンはその帰りに姫をかくまっている
竹取の翁と出会う。
翁は、永遠の絆を誓えるのならば夜空の月と引き換えにシレンと姫の永遠を叶えてやろうかと
謎めいたことを言うのだった。
そしてまた気づけばからくり屋敷の地下に戻っていた。
かぐや姫とそっくりの娘は千年前の誓いをかなえに来たと言うものの、まだわからないことだらけだ。
娘にかぐや姫とどういう関係かと聞けば、時が来れば明らかになるとだけしか答えない。
娘は、王の敵を排除すると言って十狼太とセンセーたちを壺の中へ閉じ込めてしまった。
娘のいない時を見計らってセンセーたちを助けに来てみれば、地下世界に来ていたおぼろに
シレンたちも壺の中へ閉じ込められてしまう。
なんとか術を破って外に出て、同じく解放されたセンセーたちに乞われてシレンとコッパが知った
千年前のことを話したものの結局何もわからなかった。
ホウライ王国の途中で待ち構えていた魔物から屋敷の娘とは別にこの世界の神がいるらしいことがわかった。
魔物との戦いは勝手が違ったため傷ついたおぼろたち公儀隠密が撤退したりしつつ先に進む。
センセーたちにつり橋を落とされて死者の谷に転落したシレンたちは植物のようなからくりを倒したものの、
再生しようとするのを見てアスカが地面を掘りだす。
地面の下にも歯車などのからくりが地面のずっとずっと奥の奥まで存在していた。
地下のホウライ王国はすべて、からくり屋敷という自己増殖する物体の内部だった。
395風来のシレン3 ◆l1l6Ur354A :2008/06/14(土) 17:07:18 ID:dKL3UwMs0
次の竜が池ではセンセーがいた。
センセーは十狼太への恩を返すという以上にシレンと一度本気でやり合ってみたかったらしい。
センセーは元はシレンの父ギメンシャと旅をしていたのだが、十三年前に勝てるかどうかわからない敵へと
挑むギメンシャから今回からくり屋敷へ来ることになった発端の鍵を受け取り、そのまま見殺しにしたのだと言う。
センセーは、追いかけても追いつけないギメンシャへの嫉妬、そして愛する者を奪った嫉妬から
ギメンシャが死んでも構わないと心の底では思っていた。
だから、ギメンシャを殺したと言ったのだ。
そんなことを考えていたからセンセーは今回の旅でシレンに斬られて終わるつもりでいたし、
自分がいなくなった後にシレンの助けになるようにと匿名でアスカを呼び寄せていたらしい。
(実際にオオツツキ村に最初に来た時、センセーは風来通信を使うため別行動をとっている)
けれどもそれをアスカに卑怯だと指摘され、それでセンセーも少しは考え直したらしい。
センセーは一人にしてくれと立ち去った。
からくり櫓では十狼太がいた。
十狼太は単なる盗賊ではなく、千年前の国司の子孫でだった。
ゆえにからくり屋敷の財宝を受け継ぐ資格があると言う。
十狼太の家に受け継がれていた古文書によるとからくり屋敷を作ったのは竹取の翁であるらしい。
それを伝えて、十狼太は自分から櫓から転落した。
そこへ魔物が現れて、かぐや姫は追手に囚われたのだと言う。
気づけばまたまた千年前にいた。
どうやらかぐや姫がとらえられるところらしい。
炎上している神社へ向かったものの燃え盛る中に入るなど危険だから止められてしまう。
翌朝、燃え落ちた神社に立ち尽くしていたシレンの前に竹取の翁があらわれ、姫からだと鍵を渡す。
そしてかぐやのために子々孫々まで鍵を伝え渡すように言う。
翁は千年後に必ずこの地を訪れるのだと、それがイザナの血をひく一族の定めなのだとも言った。
戻ってきたシレンとコッパ、そしてアスカに向かって、センセーがおまえらだけでは頼りないと言って
再び同行することになった。
次のマップは縁日屋台だった。
コダマとコトダマ(センセーたちを壺に閉じ込めた魔物)があらわれ、鶴神の祭りだと言う。
シレンを倒してホウライ国の王となろうとする二匹を倒したものの、二匹の魔物はからくり屋敷が
真に目覚めたとき死と破滅が始まると言い残した。
だが屋敷の門がひとたび開かれた以上は進むしかない。
ここでアスカが、シレンとコッパが千年前に飛んでいるのはどういうことなのかと言いだす。
それにセンセーは、それは屋敷が見ている夢であり、それをシレンに見せることで大切な何かを
伝えようとしているのではないかと答えた。
396風来のシレン3 ◆l1l6Ur354A :2008/06/14(土) 17:14:08 ID:dKL3UwMs0
ついにからくり御殿へと踏み込んだシレンたちは屋敷の娘と対面した。
屋敷の娘はなよ竹のかぐやだと名乗った。
口で説明するよりもここまで自分で来てもらうことで理解してもらおうとしたようだ。
娘が千年たっても生きているのはヲチミズという霊水を飲んだからだと言う。
しかしヲチミズの出どころやからくり屋敷を建てた人物について聞いても要領を得ない。
それに千年前に燃える神社から逃げだせた後にシレン(先祖)にも会いにいかなかったようだ。
千年を待った目的は、おまえたちを食うためだ!と言い放って娘はクモのからくりという
正体を現した。
からくり姫を倒したところでオオツツキ村の村長が現れる。
村長は実は竹取の翁でもあった。
翁はシレンへ、永遠の想いを誓えるのならば永遠を叶えてやってもいい、という約束を
覚えているかと言いだす。
その約束を叶えてやろう、とも。
からくり姫は自分を本当のかぐや姫だと思い込んでしまっただけの単なる生き人形であり、
本当のかぐや姫は千年前からシレンを待って眠り続けているらしい。
翁も二千年この時を待ったといい、さらに屋敷の奥へ来るよう促した。
どうやら地下世界を作り出した存在であるから、鶴の神というのは翁のことだったようだが、
なぜ「鶴」なのかがわからなかった。
からくり御殿の本丸に踏み込んだところでアスカが改めてからくり屋敷の不可解さを口にする。
まるで屋敷が生きているような理由にセンセーはパラレルワールドという南蛮の説を出してきた。
それに翁がいい線をいっていると声だけで応える。
曰く、ここ(ホウライ山)は世界と異界との境界が危ういところであるらしい。
翁の目的は異界への扉を開くことであるようだ。
センセーがいくら調べてもまるでわからなかったのに、今になってからくり屋敷の話が出てきた。
翁がわざとホウライ山のうわさを流してシレンをここにおびき寄せたのは、千年に一度の
星の合のためらしい。
それによってさらに世界と異界の境界が揺らぐ。
からくり屋敷はそれを利用してはるか昔に閉ざされた異界への扉を開くための仕掛けだとも翁は話した。
からくり御殿の銭蔵で、財宝への執着から魔物と化した十狼太を倒した。
今わの際に十狼太は千年前にかぐや姫を国司に売ったのはシレンの先祖ではないと教えた。
397風来のシレン3 ◆l1l6Ur354A :2008/06/14(土) 17:19:52 ID:dKL3UwMs0
空中舞台で待っていた翁にセンセーは二千年前に不老不死の薬を求めた男の話をし始めた。
その男は不老不死の薬を探し求めた末にホウライ山で倒れて、死後に鶴となり子孫を見守り続けたらしい。
その男の名は徐福だという。
それを聞いたコッパやアスカが、オオツツキ村でそれを裏付けるような話を聞いたことを思い出した。
村人の先祖は海を渡ってきたという話、ご先祖は鶴となって見守っているのだという話だ。
さらにセンセーは、翁が徐福だとして、二千年も生きていられる理由を不老不死の霊水ヲチミズだという。
それを手に入れるために翁はろくでもない魔物とろくでもない契約をして魔物になったのでは、とも言った。
徐福は死して鶴になったと言われているが、鶴はたづともいい、たづはたつ、つまり竜にも通じている。
かぐや姫にもヲチミズを飲ませたのだろうと指摘されて、ついに翁は自分が徐福であると認めた。
月の向こう側からのささやきがこの地に徐福を導いたらしい。
さらにその声はイザナの血をひくものをもって封じられた異界を、天の門を開けと今もささやいているようだ。
天守閣で徐福とついに対決する。
徐福は、千引きの岩がはじまりだという。
千引きの岩は神産みの神話に出てくるものであり、だとすればシレンのイザナの血とはイザナギということになる。
つまり、千引きの岩とは月だった。
翁の目的とは、天から月を消し去り黄泉比良坂を開くこと。
そんなことをすれば今の世界が大変なことになるものの、ヲチミズを飲んで神の力を得た徐福にとっては
新たな神世を開けるからどうでもいいらしい。
シレンたちに敗れた徐福は、センセーのヲチミズとは何かという問いに、ホウライ山はもともと異界との境界上にあり
星の合の間は神の力を強く宿して霊水となると答え、徐福へ宿っていた神の力でシレンのイザナの血をさらに強めて
消え去った。
398風来のシレン3 ◆l1l6Ur354A :2008/06/14(土) 17:28:16 ID:dKL3UwMs0
かぐや姫が眠る御陵でアスカが立ちふさがる。
徐福の言っていた通りならばかぐや姫を目覚めさせるのは黄泉を開くことになる危険性があるからだ。
それでも、千年もシレンを待っていたかぐや姫のために、からくり屋敷を止めるために進むシレンと
アスカは戦った。
二人が立ち合うところへかぐや姫の護衛の武人たちが現れる。
すでに十狼太の話した千年前の顛末を知っているようで裏切り者を始末し、自分たちはただかぐや姫を
守るためにいる者で屋敷の目的とは無関係だという。
地下にいてはよくわからないが地上では満月がからくり屋敷のある湖にかかり、大がかりな仕掛けが動き出していた。
眠るかぐや姫はシレンが訪れたことで目を覚ました。
だが、その様子は明らかにおかしかった。
体の半身におかしな文様が浮かび、シレンをイザナギの子と呼ぶ。
コッパが戸惑いを見せたその時、時計が鐘を打ち鳴らした。
地上では四天王のいたホウライ山の四つの砦に鏡が現れ月を合わせ鏡に映し出すことで、月をホウライ山の湖に落とした。
さらに全身に文様を浮かばせたかぐや姫がシレンに鍵をつかうように言う。
シレンが持っていた鍵は天の門を開くカギ、十束の剣の破片だった。
それをシレンが使わなければ何も起こらない。
だからこそ、徐福は最後に消えたように見せかけてシレンに乗り移ることで時が来た今、剣の力で月を削らせた。
目覚めたかぐや姫は黄泉津大神、つまりイザナミだった。
イザナミは人間をすべてくびり殺すつもりらしい。
だが、千年も眠ってシレンを待ったのはこんなことをするためじゃないというコッパの叫びに応じてか、
かぐや姫の意識が再び体を取り戻してイザナミの意識を追いだした。
さらに月を削っている剣をどうにかしなければ、とかぐや姫が十束の剣に手をかける。
ただの人ならば十束の剣に触れられないが、ヲチミズを飲んだかぐや姫は神の力を得たのでそれが可能だ。
剣を抜いたことで千引きの岩は少し削れただけとなったが、それでも次元の隙間は開かれた。
一足先にシレンの体を乗っ取ったまま黄泉津比良坂に向かった徐福の後をセンセーとアスカ、コッパが追いかける。
体を無くした徐福を倒すためにセンセーは体をわざと渡して倒させようとする。
しかしセンセー本人にも予想外だったことに、シレンへ乗り移っていた徐福がセンセーへと乗り移った時
イザナの力も流れ込んだから助かったらしい。
399風来のシレン3 ◆l1l6Ur354A :2008/06/14(土) 17:41:29 ID:dKL3UwMs0
黄泉の国にある、黄泉御殿の奥でイザナミが待っていた。
地上を死者の楽土にするなんていうのを聞けるはずもなく戦うものの、相手は神なのでまるで歯が立たない。
そこへシレンの危機を感じ取ったかぐやが現れて十束の剣の黄泉を払う力をイザナミにぶつけた。
それによってイザナミの真の姿があらわれる。
荒ぶるイザナミへかぐやがオオツツキ村へと伝わる歌を歌う。

からくり屋敷の おひいさま 待ち人来ずして ゆめンなか
三年ねむぅて 梅となる…… 十年ねむぅて鶴となる……
百年ねむぅて 風となる…… 千年ねむぅてなンとなろ?

オオツツキ村の子供たちが歌っていた歌、それは実はいにしえの魂振りの歌だった。
かぐや姫がその歌を知っていたのは、ヲチミズによって不老不死を得たものの、火傷はそのままになってしまった
かぐや姫を慰めるために徐福がオオツツキ村の子供たちに教えたからで、子守唄のようにかぐや姫は聞いていたという。
シレンの剣とかぐやの歌によって黄泉へと砕けた千引の岩を導いて勾玉を作り依り代とする。
無事に魂振りは成功して、黄泉の神となる前のイザナミに戻った。
かぐや姫は私のシレンの元へ行くと言って昇天。
シレンたちはイザナミによって無事に地上へ戻されて、からくり屋敷は崩壊。
これからもシレンの風来人生活は続くのだった。おしまい。
400ゲーム好き名無しさん:2008/06/14(土) 17:53:57 ID:XSOgvG4G0
リクがあったのでMGS4要約いきます。
トリップ付けるので、読みたくない人はNG推奨。

詳細書きたい方はどぞ。
401MGS4 ◆l1l6Ur354A :2008/06/14(土) 17:55:03 ID:XSOgvG4G0
世界はPMCの台頭による戦争経済の世界へと変貌していた。
これを実現したのは「愛国者達」の作り出した「SOPシステム」によるものだった。
国連に所属するキャンベル大佐はリキッドがこれを乗っ取ろうとしていることをスネークに伝える。
スネークは依頼を承諾、リキッドが潜伏している中東へ潜入した。

中東でスネークはPMCの内部査察機関に所属するメリルと再会する。
メリルはキャンベルが再婚したことで嫌うようになっていた。
メリルからの情報でリキッドのキャンプに辿りつくが、そこで謎の現象がPMCの兵士たちを襲う。
スネークも謎の症状により倒れる。そこで最後に見たのはナオミだった。

ナオミからのメールを頼りに彼女を追うスネークたち。
ナオミが捕らわれている建物へ潜入したスネークはBB部隊の一人ラフィング・オクトパスを倒す。
連れ去れたナオミを追跡し、なんとか保護することに成功する。

リキッドたちの目的は「愛国者達」のAIを乗っ取るため、BIG BOSSの遺体を手に入れることだった。
ナオミを救出する際に現れた雷電からの情報でBIG BOSSの遺体を確保しているというビッグママに会うため、
スネークたちは東欧へ飛ぶ。

東欧でレジスタンスを尾行し、ビッグママに会うことが出来たスネークは彼女から愛国者達に関する話を聞く。

「愛国者達」の正体は「賢者の遺産」を手にし、ザ・ボスの遺志を継いだゼロ、BIG BOSS、EVA(ビッグママ)、シギント、パラメディック、オセロットだった。
ゼロはBIG BOSSに内緒で「恐るべき子供たち計画」を進めた。成功した受精卵はEVAが代理母として産んだのだという。
だがこれが元でゼロとBIG BOSSは決別。
OUTER HEAVEN、ザンジバーランドはBIG BOSSのゼロへの反乱が目的だったのだ。

ゼロは愛国者達の意思を残すため、AIを作り上げた。
そのAIは外部からのアクセスは不能。唯一アクセスする手段がBIG BOSSの遺伝子と生体情報だった。
BIG BOSSはスネークに倒されたあとも死んでおらず、ゼロによって脳死体の状態にされているのだという。
BIG BOSSに助けるためEVA、オセロットはパラメディック(クラーク博士)とシギント(DARPA局長ドナルド・アンダーソン)を殺害した。
だがオセロットはリキッドに乗っ取られ、ゼロの行方も不明なのだという。

BIG BOSSの遺体を守るため、逃避行を開始するスネークたちは途中襲ってきたレイジング・レイヴンを撃破する。
しかし遺体は既にリキッドに渡ってしまっていた。リキッドは必要な情報を手に入れ、遺体を燃やしてしまった。
ついにSOPを乗っ取ったリキッドは、包囲していたPMCたちを皆殺しにし、ボートでどこかへ消えていった。
ビッグママも途中で受けた傷と、燃えるBIG BOSSの遺体の火が乗り移ったのが原因で死亡してしまった。
去っていくリキッドたちの傍にはナオミがいた…
402MGS4 ◆l1l6Ur354A :2008/06/14(土) 17:55:35 ID:XSOgvG4G0
リキッドたちの船に潜伏させたメタルギアMkIIの情報により、リキッドたちが向かったのはシャドーモセス島であることが判明する。
衛星軌道上に浮かぶ愛国者達のAIを統括するAI「J・D(ジョン・ドゥ)」を破壊するため、
あそこに放置されているメタルギアREXのレールガンを使うつもりなのだ。スネークは再びシャドーモセスへ赴く。

シャドーモセスにたどり着いたスネークは、奇しくもスナイパーウルフと戦った場所でクライング・ウルフと対峙した。
ウルフを撃破し、REXの元にたどり着いたスネークはヴァンプと戦う。
ナオミから、ヴァンプの不死身はナノマシンによる超回復によるものだと聞いていたスネークは、
ナオミから預かっていたナノマシンの動きを疎外する注射を打ち込んだ。

そこへ雷電がやってくる。
シャドーモセスを吹き飛ばすため、内部へ侵入してくる自爆型月光はスネークが、ヴァンプは雷電が相手をすることになった。
雷電はついに因縁に終止符を打った。
ナオミは自らが犯した罪は自分が受けるべきであり、次の世代に遺すべきではないといい、自身が癌におかされていることを告白、
その侵攻をナノマシンで抑制していたのだという。彼女も先ほどの注射を打ち、死亡する。

REXで島の外へ出たスネークの前にリキッドが駆るRAYが現れる。
RAYを破壊することに成功するが、直後、巨大潜水母艦「アウター・ヘイブン」が出現。
スネークを押しつぶそうとするが、間一髪で現れた雷電が身代わりとなった。

すでに持ち去られていたREXのレールガンを積んだ「アウター・ヘイブン」は「ジョン・ドゥ」を破壊するため、どこかで浮き上がってくる。
その隙を狙ってメイリンが艦長を務める「ミズーリ」からカタパルトで内部へ潜入する作戦がとられた。
潜入するメンバーはスネーク、メリル、ジョニー。

「アウター・ヘイブン」へ潜入したスネークはリキッドがAI内部へ潜伏するために回収していた「G・W」の元へ急ぐ。
途中、最後のBB部隊スクリーミング・マンティスを倒したスネークだったが、既に私兵部隊に囲まれていた。
メリルとジョニーが残り、スネークはさらに奥へと進む。
しかし再び私兵部隊に囲まれてしまった。そこを助けたのは動けないはずの雷電だった。
雷電は敵を防ぎ、スネークを先へと進ませた。

スネークは「G・W」が安置されている部屋の通路を這いずりながら進む。
そこは「マイクロ波」が設置されており、容赦なくスネークの体力を奪っていった。
「G・W」の元にたどり着き、メタルギアMkIIIからナオミが遺していたウィルスを流し込む。
そのウィルスは「G・W」だけでなく「ジョン・ドゥ」までも破壊した。
ウィルスに仕込まれていたナオミの映像によれば、彼女の目的は愛国者達のAIすべてを破壊すること。
開発していたウィルスをオタコンに渡すため、スネークたちに合流したのだという。
彼女はスネークたちが保護していたオルガの娘、サニーの能力に目をつけた。
サニーはかつてエマが作り出したウィルスを使い、ナオミのウィルスを補完したのだ。
世界はついに愛国者達の手から解放されたのだった。
403MGS4 ◆l1l6Ur354A :2008/06/14(土) 17:55:59 ID:XSOgvG4G0
精も根も尽きかけたスネークは「アウター・ヘイブン」の上で救助を待っていた。
その時、リキッドが現れる。
彼はこの結果こそが彼が求めていたものであり、真の「OUTER HEAVEN」は完成したと語った。
そして最後に私的な闘いを望んだ彼はスネークと一対一で殴りあう。
スネークはリキッドを倒し、オタコンの呼んだヘリに救助されたのだった。


すべてが終わった後、メリルはジョニーと結婚式を挙げた。
そこへ戦いの最中、スネークたちを助けたドレビンが現れる。
彼は愛国者達に育てられた少年兵だったのだという。
今回も「ジョン・ドゥ」を破壊しようとするリキッドたちを止めるため、スネークたちのサポートを命じられたのだ。
そしてメリルたち「RAT PT 01(ラットパトロールゼロイチ)」も愛国者達に利用されていたのだという。
「RAT PT 01」を並び替えると「PATR1OT(愛国者)」…

墓標の前に立つスネーク。彼は最後の任務「自分の遺伝子を残さない」を実行するため、口に銃をくわえる。
一発の銃声が空に響き渡った。

病室に横たわる雷電の前にローズが現れた。彼女は一人の子供を連れてきた。
キャンベルと結婚したということを聞いていた雷電にローズは説明する。
キャンベルが彼女と結婚したのは彼女と子供の身柄を守るためだったと。そしてその子供は雷電の子供なのだと。
雷電はローズ、そして息子ジョンと抱擁をかわす…

スネークは自害することができなかった。そんな彼の前に一人の男が現れる。
「パトリオット(ザ・ボスの銃)」を携えたBIG BOSS…
リキッドに燃やされたのはソリダスの遺体だった。
ソリダスたちの遺体から部品を集め、蘇生された彼は「ジョン・ドゥ」によって眠らされていた。
だが「ジョン・ドゥ」が破壊されたことで目覚めることが出来、そしてゼロの居場所を見つけたのだという。

ゼロが作ったのは簡単な規範を実行するためのAIだった。
だが、そのAIは時代とともに経済を重視するようになった。そのために効率がよかったのが「戦争」…
それはゼロが望んだ結果ではなかった。彼が望んだのは「完全にひとつになった国」、ザ・ボスが望んだものだった。

すでに生命維持装置によってしか生きることのできないゼロ。
その生命維持装置はBIG BOSSの手によって切られた…
そしてBIG BOSS自身も、スネークに新たに投与された「FOX DIE」によって死んだ。
彼は最後にスネークに「戦い以外の余命」を過ごすよう、語った。

スネークは「余命」を探すため、旅に出た。
オタコンはスネークの生き様を「目撃」するために彼についていった。
そこにはサニーも一緒だった…

METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOT
END
404MGS4 ◆l1l6Ur354A :2008/06/14(土) 17:56:20 ID:XSOgvG4G0
補足
PMC…軍事請負企業。いわゆる傭兵派遣会社。MGS4の世界では自国の軍でなく、このPMCを使った代理戦争をしています。

SOPシステム…戦場を統制するためのシステム。兵士たちの情報一つ一つをナノマシンで管理している。
          これを使って銃にID登録をしているため、PMCから奪った銃は使えません。
          ドレビンにDPを払って解除してもらうことになります。
          リキッドが包囲してたPMCに銃撃されなかったのは、銃をロックしたから。

ジョニーはMGS1に登場するジョニーと同一人物です。最初は「アキバ」と呼ばれています。

「月光」はMGS1に登場したAT(アームズテック)社が開発して売っている無人兵器です。核非搭載型メタルギア的な位置づけ。
小型のムシみたいなタイプも存在します。

メタルギアMkIIは船上でリキッドたちに見つかり、予備のメタルギアMkIIIに交代します。

MGS1でスネークに打たれた「FOX DIE」は異変を起こして無差別殺戮兵器になりかけてました。
(おそらく)ドレビンによって注射された新型の「FOX DIE」が駆逐し、スネークも死なずにすみました。

中東とかで起きた謎の現象はSOPの乗っ取りをしようとして起きた現象です。
曰く「抑圧されていた感情が表出して混乱した」とのこと。
SOPの乗っ取りのためにリキッドたちの生体情報で進入を試みましたが、不完全に終わったためだそうです。
ソリダスの生体情報で進入できたのは彼がBIG BOSSの完全なクローンだからだそうです。

「G・W」が復元できたのはMGS2でのウィルスは「G・W」を細切れにしただけだからだそうな。
あと書いてませんが、「G・W」「ジョン・ドゥ」のほかにも3つのAIが存在します。それを統括するのが「ジョン・ドゥ」。
「G・W」は元からAIネットワークの内部に存在するものなので、入り込んでても認識できなかったんだそうです。

オセロットは実はリキッドの人格を移植しただけだそうです。
405ゲーム好き名無しさん:2008/06/14(土) 18:54:49 ID:4amhtZop0
>>404までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
406ゲーム好き名無しさん:2008/06/14(土) 20:48:45 ID:F+TPqamg0
MGS4乙 金無いから俺は小説版読んだ…「ジョニーの秘密(メル欄)」には驚いた、しかし彼のお陰でメリルは救われたんだよな
407ゲーム好き名無しさん:2008/06/14(土) 21:05:14 ID:PnnjkXoi0
ジョニーは色んな所で酷い目にあったり、
未熟なプレイヤー(主に俺)に射殺されたりしたけど、
とりあえずハッピーエンドで良かったねぇ…。
408:2008/06/15(日) 02:54:15 ID:LgA9Po+V0
赤玉編
1日目朝〜昼に、赤玉について知ったり、勧誘される機会はある。が、吉兆が出かけており
イベントが始まるのは、夕方から。
1日目・夕方
峠のはずれにある洋館。かつては高炉の技術者が住んでいた館が赤玉党本部である。そこで
主人公は入党を認められ、顔合わせもかねて幹部会議に参加させてもらう。会議は決戦を主張する
刈部星雲、支持する日向隼人と賛成しない吉兆、チェルシーとで分かれていた。
(赤玉党は物量で劣るが、盛大にかき集めた黒生のようにチンピラが混じっておらず、志願した武士たちは戦意も高い)
終いには、一人でも行くという刈部を他の三人が諌める様になり、口論になり、吉兆と刈部に一触即発の空気が走った。
チェルシーは主人公に止めろと言ってくる。刈部を止めるか、静観するか、刈部に賛成するか決められる。結果的には
刈部の生死問わず、黒生との戦いにはならない。この件で党内に動揺が走る。
日向はチェルシーに「このままでは党は分裂する。問題は鉄心をどう討ちとるかだ」とささやく。思惑を内に秘めて・・

ちなみにチェルシーはイギリス人で吉兆とは恋人同士。

1日目・夜
深夜、主人公はチェルシーと夜道で出くわす。彼女は吉兆のために鉄心を暗殺するつもりだった。
手伝うことにした場合、道中で坪八と出会い戦い、坪八を逃がさずに倒した場合、
更にある理由で(宿場編でわかる)屋敷の外にいた鉄心と戦う。が、結局討ち取ることはできない。
手伝わない、賛同しない場合、チェルシーは坪八に勝てず計画は失敗する。
409:2008/06/15(日) 02:54:36 ID:LgA9Po+V0
2日目・朝
峠中が騒がしい。なんと、両軍が決戦の準備を進めている!本部に向かい、吉兆に翻意の訳を問いただす。
吉兆「刈部に続いて昨夜はチェルまでも・・皆が急げ急げと俺の背を押す・・・」
主人公と吉兆は、戦いの前の偵察(ついでに一暴れ)のため黒生屋敷へ。そこで周囲を窺いながら神社へ入っていく日向をみかけた。
そこで政府の連絡員と日向の会話を聞く。
日向「だめだ。奴め中々その気にならん。早く峠を取れとけしかけてはいるのだが・・・」
吉兆と主人公は、日向と部下の忍者を倒し、日向を尋問する。内容は黒生と同じ。
昔、家を出て、吉兆は刈部らと出会い、その後、日向に赤玉党の決起を提案された。しかし利用されていただけだった。
主人公は本部に真実を伝えに行く。敵は政府軍だと。一方吉兆は単身黒生屋敷へ。
吉兆は自分が踊らされていたと認め、鉄心に真実を告げる。しかし、直後政府の刺客の狙撃で鉄心は死んでしまう。

2日目・夕方
真実を知った赤玉の元に政府軍が攻めてくる。主人公と吉兆は戦い、政府の本陣へ。鉄砲隊が立ちふさがる。
チェルシーが生きていると吉兆をかばって死ぬ。すでに死んでいると、吉兆は「精神は肉体の限界を超える」
といってかわす。そして玉川たちに斬り込み、2人は玉川を討ち取るが、政府に兵隊に囲まれる。
吉兆「どうやら奴ら休ませてはくれんらしい。侍としてのいきざまを見せ付けてやるか!」

その後、赤玉党は制圧された。黒生家も激しく防戦したが大将を欠いていた為勝ち目は無く、降伏した。

赤玉エンド(ノーマルエンド2)
410ゲーム好き名無しさん:2008/06/15(日) 02:58:51 ID:LgA9Po+V0
ちなみにこの場合、日向は死ぬ間際、お前の存在は計算外だった、と言い残す。
実際黒生家に比べて、政府の漁夫の利の思惑はうまくいってない
411ゲーム好き名無しさん:2008/06/15(日) 11:05:20 ID:JK3tpR9e0
「タオルケットをもう一度2」序盤〜中盤

・主人公の飼っている牛が宇宙人にさらわれる。
・その後主人公もさらわれる。
・ヒロイン[ぱりぱりうめ]が主人公を探しに都会へ
 その途中にチンピラみたいな男にレイプされる。
・宇宙人に誘拐された主人公と牛がセックスを実験目的でさせられる。
412ゲーム好き名無しさん:2008/06/15(日) 12:29:01 ID:oC05Z57+O
侍乙です。
続き期待してます
413ゲーム好き名無しさん:2008/06/16(月) 03:27:31 ID:8oqkMNwc0
MGS4のネタバレと思しきコピペって本当だったのか
ここのスレでストーリー知っただけとはいえ、内容が荒唐無稽すぎやしないか?って思ってたんだが
414ゲーム好き名無しさん:2008/06/16(月) 06:48:21 ID:Vhuq1vRdO
>>413MGSシリーズはそんな話ばっかりじゃんw

それにしても、オセロットは霊媒体質じゃないのか…
ヴァンプもだけどオカルト要素を排除してんだな
415:2008/06/16(月) 09:05:56 ID:2IXJeRCz0
宿場編
1日目・朝
主人公は坪八に追われる町娘・すずに出会い、助ける。
坪八の誘いを断ると、すずに礼をしたいから宿場の家に来て、といわれる。

1日目・昼
すずの家は「甘栗」という飯屋だった。すずはそこで年老いた栗吉爺さんと暮らしている。
店の常連のアフロな黒人ドナルド・ドナテロウズ(ドナドナ)に話を聞きながら食事。
すずは栗吉に拾われ育てられたとか、ドナドナは侍の生き方に感銘を受け、立派な侍になりたいとか。
そこへ知床が部下を連れてやってくる。そして飯をひっくり返す。目的は黒生編と同じで立ち退かせ。
主人公が彼らを退け、知床の仕官の誘いを蹴ると、次は容赦しないといって去る。
ドナドナは喜んで、店を守るのに協力してほしいと言う。イベント後の会話で、
すずは峠を離れたいが金が無い、でもいつかは峠を離れることに決めた、と語る。
ちなみにドナドナはあんまし強くない。

1日目・夕方
河へ行くとドナドナがすずへの俳句を考えている。が、やっぱり行動で示すべきか?とひとりごちる。
一方宿場町では、赤玉党の武士に栗吉が因縁付けられていた。駐在の井の頭茂吉は悪徳官憲なので黙認。
主人公が助けてやると、井の頭が向かってくる。逃げずにいると、廃刀令をかさに賄賂を要求してくる。
逆らうと戦いに。ダメージを与えると「どうせお前も死ぬ」と言って逃げていく。
わいろを払うと、追加料金で情報をやると言い出す。1度払うと「今夜ドナドナは何かするつもりらしい」
更に払うと「明日までには峠を離れたほうがいい」と教えてくれる。
また、はずれに住む鍛冶屋、堂島軍二は栗吉を見て、「いつの世も虐げられるのは弱者のみか・・・」とつぶやく。

1日目・夜
ドナドナが見当たらないのですずが心配している。うわさでは黒生屋敷に向かったらしい。
主人公はすずに頼まれて黒生屋敷に忍び込む。屋敷の奥にドナドナはいた。すずが峠を離れる
為の資金を得るため、金庫を盗みに来たらしい。坪八に見つかったりしながらも脱出。
途中、散歩中の鉄心に出くわす。この戦いでは勝っても負けても、「神社で邑咲(か知床)の死体が見つかった」
と報告が来て、鉄心が去っていく。
(なお、赤玉の暗殺イベントでは、屋敷に向かう途中で鉄心がドナドナを斬り殺すところに、主人公とチェルシーがでくわす。)

主人公を影から見つめる堂島「鉄心を退ける(黒生屋敷から生きて戻る)とは・・・あいつならあるいは・・」
さらにもう一人、主人公を監視する日向。日向に気がついた堂島は「なぜこの峠に奴が!?」と驚く。
416:2008/06/16(月) 09:06:23 ID:2IXJeRCz0
2日目
堂島に用があると声をかけられる。彼曰く、この峠の抗争の裏には政府がいる。
赤玉党の日向は政府の工作員だからだ。何をたくらんでいるかはわからない。とのこと。
堂島は昔、日向と剣を交えたことがあり、だから日向の正体を知っていた。
で、日向が政府と渡りを付ける所を抑えるのに力を貸してほしいと言われる。
(この短時間で情報収集したのか?と言うツッコミはなしで)

承諾して橋へ向かうと、待ち伏せていた忍者に囲まれる。日向も2人のことを警戒していた。
日向を追い詰めるが、日向曰く自分が負けたことを除けば計画通り。今頃は激突の末え疲弊した赤黒を
政府軍が掃討している。宿場の連中も巻き添えかもな!と言い遺す。

宿場に戻ると、すずが政府軍の攫われたと栗吉が言っている。その場の政府軍を2人で倒す。
途中、堂島にキリの無い敵を任せ、政府が占領した黒生屋敷に先行することに。屋敷への道中で事情を知ったドナドナと
合流し政府と戦う。ここでも途中でドナドナを後にのこして屋敷に向かうことになる。

屋敷では玉川が宴の余興としてすずを牛裂きにしようとしていたが、間一髪間に合って斬り込む。
玉川らを倒し、駆けつけた兵士が玉川の死体に気付いて動揺する間に逃げ出すことに成功する。

政府軍が赤と黒を制圧したころ、主人公はすずと栗吉と共に峠を旅立った。
すず「これでみんなが生きていてくれたら・・・」

宿場エンド(ノーマルエンド3)

補足
堂島は普段ひっそりと鍛冶屋をやっていて主人公も利用できたりする程度だが、
実は峠の人々を案じているいい奴。ドナドナの刀を作ってやったのも彼だったり。
日向を追いつめたのも、戦乱や政府の陰謀にすずたちが巻き込まれないようにするため。
また、昔は「人斬り鬼軍二」と呼ばれていたらしい。侍道2の段階ではすでに鍛冶屋だが。
417ゲーム好き名無しさん:2008/06/16(月) 13:17:16 ID:HACbnpwq0
>>413
小島はゲームショーで配られた冊子の中で禁じ手使いまくりな事をネタにしてるぞ
418ゲーム好き名無しさん:2008/06/16(月) 20:29:12 ID:eaUudK++0
メタルギアは、表面的にはミリタリーに振舞ってるけど、
実際は、極めてゲームしてるからな。
419368:2008/06/16(月) 20:53:02 ID:q2aoSdWZ0
ゲーム?プレイ時間のほとんどがムービーでもか?

MGS2は、小島の説教を聞いてるだけってのも聞いたことがあるな。
420ゲーム好き名無しさん:2008/06/16(月) 20:54:29 ID:q2aoSdWZ0
ぎゃー、名前入れっぱなしだった。

まあ煽り口調で書いちまったが、
ムービーを見るためにゲームを進めるゲームがあっても別に悪いとは思わない
421ゲーム好き名無しさん:2008/06/16(月) 20:56:58 ID:gnh6h4az0
別に慌てて軟化しなくてもいいっすよw
個人の意見なんだし
422ゲーム好き名無しさん:2008/06/16(月) 20:57:42 ID:HACbnpwq0
>>419
おっと、ゼノサーガの悪口はそこまでだ
423ゲーム好き名無しさん:2008/06/16(月) 21:26:07 ID:uLSNJe4T0
MGSシリーズは一通り遊んだらジェノサイドゲームと化す
424ゲーム好き名無しさん:2008/06/16(月) 21:57:42 ID:RJWytWcj0
>>422
ゼノギアスが…あんな変わり果てた姿に…(´;ω;`)
425ゲーム好き名無しさん:2008/06/16(月) 22:06:45 ID:OdGPKQC90
>>414
MGS1のサイコマンティスの超能力はもろオカルトじゃね?
浮いてた上にテレキネシスや読心術使ってたぞアイツ。あれも設定上、仕掛けがあんの?

>>419
MGS4のクリアまでにかかる平均プレイ時間の1/3にあたる時間のムービーがあるらしいな。
しかし、1/3は「ほとんど」とは言いがたいと思うぞ。せめて2/3は無いと。

それにMGSシリーズって周回プレイして隠し要素探してナンボみたいなゲームだから、
普通に何周かしての合計プレイ時間からすればムービー時間は他のゲーム並くらいになっちゃうんじゃね?
二回目からはムービー飛ばしちゃう人が多いだろうし。
426ゲーム好き名無しさん:2008/06/16(月) 22:47:19 ID:d00pNjvzO
>>422
御神体に祈りを捧げる作業に戻るんだ。

DSの「世界はあたしでまわってる」をリクエストします。
略称あたまわる。

…タイトル間違えてないか微妙に心配だ。
427ゲーム好き名無しさん:2008/06/16(月) 23:54:59 ID:W0XUzDGg0
ジョン・ドゥは日本語に訳すと「名無しの権兵衛」
428ゲーム好き名無しさん:2008/06/16(月) 23:59:53 ID:ACDZWQzm0
MGSやったことがなくて、
まとめサイトでストーリー読んだだけのオレが質問なのですが、
MGS4のスネークとMGS3のスネークは親子なのですか?
429ゲーム好き名無しさん:2008/06/17(火) 00:15:19 ID:njLZl7hm0
>>428
いちおー血は繋がっている。
まぁ、正式な親子ってわけでもないが。
430ゲーム好き名無しさん:2008/06/17(火) 00:35:08 ID:6N3GSCpp0
>>428
まだ4はやってないんだけど、クローンを作りだした計画があって
ビッグボス→雑食で何でも食い、段ボールに浪漫を見出した伝説の兵士
ソリッド→劣勢遺伝子(今作次第で・・・?) リキッド→優勢(本人は知らない)
ソリダス→やっとこで完成した完璧なクローン
>>425
アレは製作者の「超能力キャラ出したいな〜」っていう浪漫の結晶だと思え
だからボス戦の中で一番遊びが多いんだ、きっと
コブラ部隊とかも同じ様な考えや特撮の怪人から生まれたりしてる
431ゲーム好き名無しさん:2008/06/17(火) 00:38:29 ID:F1QF+8Xw0
>>428
MGS3のスネークはビッグボスの過去の話、MGS、2、3でのスネークは
今までの作品ではビッグボスの体細胞を用いたアナログクローンだとされていたが
MGS4で単なるコピーとしてのクローンでは無いことが明らかにるらしいがPS3持ってないんで詳しくは不明だ
スレ違いなのでここで聞くと良いと思う
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/goveract/1213615891/
432ゲーム好き名無しさん:2008/06/17(火) 01:18:30 ID:Wjx7mR330
侍乙、宿場エンドが一番救われた感じがするね

やっぱりMGSは人気があるね、書き込み量が凄いw
話が収拾できたか気になるけど、毎回恒例のサブシスタンスまで待つよ
433ゲーム好き名無しさん:2008/06/17(火) 02:05:55 ID:/wZSswTm0
PCエンジンの青いブリンクとWiiの新・中華大仙のリクエストを取り消します。
434:2008/06/17(火) 03:18:00 ID:AUhgmRbR0
このゲームの隠しエンドは3つ
隠しエンド1(宿場グッドエンド)
宿場で堂島の依頼を請け負うところは宿場と同じ。すずもやはり攫われる。
その時まで坪八とドナドナが生存しており、日向戦後の政府軍との戦いで
堂島、ドナドナを死なせずに屋敷に向かう。そして堀のほうに行ってみると・・
坪八が気絶している。政府軍と戦っているときに堀に落ちたらしい。
目を覚ました坪八に事情を話すと、復讐と称して一緒に乗り込んでくれる。
2人で(坪八が死なないように)玉川を倒し、宿場エンドと同じように逃げる。

峠が政府の手に落ち、主人公とすず親子が旅立つのも同じ。しかし、
生き延びていた堂島とドナドナに坪八も加わって、6人で賑やかな旅が始まる。


他の隠しエンドに比べると、「ああしたからこうなった(運命を変えた)」的な要素が無いが、
まあ後味のいい救済エンドですね。
435ゲーム好き名無しさん:2008/06/17(火) 23:47:14 ID:Np4XTQqf0
>>425
超能力はガチで超能力です。
436ゲーム好き名無しさん:2008/06/17(火) 23:56:06 ID:nTfExYkl0
もうコブラ部隊とか説明つきようがないぐらいオカルト揃いだからな

>>414はザ・ソローの息子だから霊媒体質だと思ってた、って事だったんじゃ?
437ゲーム好き名無しさん:2008/06/18(水) 19:11:32 ID:37JEkgpR0
メタルギア話題ついでに、ボクタイこと「ボクらの太陽」も貼って行ってOK?
438ゲーム好き名無しさん:2008/06/18(水) 20:45:28 ID:C/ncS6EK0
>>2ということですので、どうぞどうぞ。
439ゲーム好き名無しさん:2008/06/18(水) 20:45:36 ID:tKyjme+r0
良いんじゃね
440ゲーム好き名無しさん:2008/06/18(水) 21:49:57 ID:37JEkgpR0
「ボクらの太陽」

そう遠くはない明日
いつか来るはずの世紀末
生と死の輪廻に、アンデッドが介入する時
種の進化は止まり、種は滅びる。
〜ゲーム冒頭より(ナレーション:大塚明夫)〜

人々が太陽を忘れてしまった暗黒の時代の世紀末。
闇の存在「イモータル」は、太陽の町サン・ミゲルを襲った。
「イモータル」が体に宿している闇の物質「ダークマター」は、
生命を持つものを吸血変異させ「アンデッド」へと変えてしまうのだ。

しかし、サン・ミゲルでの戦いの最中、人類最強のヴァンパイアハンター「紅のリンゴ」も命を落としてしまう…。

しばらくして、イモータルの本拠地である死の都イストラカンに踏み込む一人の少年が居た。

彼こそ物語の主人公である太陽少年ジャンゴ。
父リンゴの形見である太陽銃「ガン・デル・ソル」を携え、
父の仇を討つために、さらわれた母を探す為にこの地へとやってきたのだ。

果たして、人類は「ボクらの太陽」を取り戻せるのだろうか?
441ゲーム好き名無しさん:2008/06/18(水) 21:51:16 ID:37JEkgpR0
ジャンゴが、リンゴの仇であるヴァンパイア・ロード「伯爵」が居るといわれる霧の城へと向かう途中に出合ったのは、
ヒマワリの花のような姿の太陽の精霊「おてんこ様」(CV:大塚明夫)。
おてんこ様「さあ行くぞ、太陽少年!」
リンゴの相棒でもあったという彼に、何か物凄い勢いで捲くし立て上げられ、同行することになった。

霧の城の手前、イモータルの力の及ばない場所で、おてんこ様が魔法陣を召喚する。
イモータルは、体に宿したダークマターの力で、何度でも復活してしまう為、
太陽の光を凝縮してダークマターを焼き払う魔法機械、パイルバンカーを用いる必要があるのだ。

初心者向けダンジョン、霧の城。
太陽銃ガンデルソルは、様々なパーツにより威力や効果を変える万能銃だが、
現在はほとんどのパーツを失っているため、威力なんてものは期待できず、アンデッドを気絶させる程度だ。
パーツは色んな所の宝箱に入っている。この霧の城にもその一つがあった。
ガンデルソルと、おてんこ様のアドバイスで城の最深部へと潜り込むと、いかにもな棺桶があった。
リンゴとの戦いで大きな傷を受けた伯爵が、体を癒しているらしい。

時に暴れだし、勝手に逃げ出し、アンデッドを呼び寄せる迷惑な棺桶を鎖で引きずり、魔法陣のところで持ってゆく。
太陽の光を得たパイルバンカーが発動する。
しかし、棺桶の中のモノは、それでも抵抗を続け、パイルバンカーを停止させようとする、
が、やがて力尽き、無に還った。これで奴も二度と復活できないだろう、とおてんこ様。
442ゲーム好き名無しさん:2008/06/18(水) 21:54:55 ID:37JEkgpR0

ここでおてんこ様はやっと主人公の名前を聞く。
(この時、主人公の名前がスネークとか監督名だとちょっと小ネタが入る。)

しかし、次の瞬間、周囲が闇に包まれ、今倒したはずの伯爵の声が響く。
実は、霧の城にいたのはニセモノであり、本物はこの騒動の間に傷を回復させていたというのだ。
更に伯爵は、ジャンゴと何か関係のある月の巫女「月下美人」をさらって何かを企んでいる模様。
言うだけ言って、伯爵の声は消えていった。

伯爵の、罠としか思えない誘いに乗らざるを得ないジャンゴ達は、北へ向かっていった。
おてんこ様は言う。

おてんこ様「明日もまた日は昇る! 太陽と共にあらんことを!」

幾つかのアンデッドダンジョン(アクションあり、パズルあり、ハイド&シークありの通常ステージ)を乗り越えてゆく。
敵をちょっとだけ公開するならば、一般ザコである、イモータルの下僕、通称「ボク」。
ボクが吐き出したり、単体で浮遊していることもあるダークマターの人魂「クロロホルルン」
音だけで相手を察知し、爆弾を吐いて攻撃する割には、火が付くと集団で大暴走する「マミー」。
こちらの気配を察知すると、岩の塊になって転がってくるが、仲間同士で衝突事故を起こす事多々ある「ゴーレム」。
不気味だがなんとなく愛嬌のある、しかし強力な敵である彼らを、ガンアクションと機転で切り抜けるのだ。

ダンジョンを潜り抜ける内に幾つかのガンデルソルのパーツも手に入る。

分かれ道の一つを、「アース」のマークが付いた封印キューブがふさいでいる所まで来た、
そっちにはいけないので、仕方なくもう一方の道へ。
443ゲーム好き名無しさん:2008/06/18(水) 21:57:07 ID:37JEkgpR0
そして辿り付いたのは、伯爵が潜むイモータルダンジョン「血錆の館」。
おてんこ様、パイルバンカーを召喚する。
と、そこに太陽銃の属性を決めるパーツであるレンズ「ルナ」が。
おてんこ様曰く、それは月下美人の持っていたもの、ここに月下美人が居るのだろうか?とのこと。

流石はイモータルダンジョン。
アンデッドダンジョンの比ではない大量のアンデッドと、複雑なパズルを、勇気と知略で乗り越える。

いよいよ伯爵の部屋、という段階で、伯爵と何者かの会話が聞こえる。
よく聞こえないが、月下美人とか大地の巫女とかなんとか。
(満月の日か、二周目以降だと全部聞けます。)
耳をそばだてていた途端、最後にいきなり「暗黒転移!」とかいう大声が響く。うるさいな、もう。
続いて伯爵の独り言も聞こえる、会話していた相手に虫が好かない様子。

そしてジャンゴは伯爵の部屋に足を踏み入れた。

ジャンゴの到着を歓迎した伯爵は、囚われの女性を見せつけ、
彼女は「計画」の為に必要な生贄なのだ、などといったことを云々。
そして、お前のような初心者ヴァンパイアハンターでは勝負にもならないだろうが、
せめてその血を味わってやろう!といった前口上をして、襲い掛かってくる。(伯爵 CV:大塚明夫)

ガンデルソルでダメージを当てるのもOKだが、
一工夫して、相手の特定の攻撃を利用することで大きなダメージを与えられる。
その辺、メタルギアソリッドにも通じるバトル。

伯爵を撃破すると、女性、いや少女が解放される。
おてんこ様、驚いて「月下美人ではない!?」、ここまで来てそれはないでしょ。
444ゲーム好き名無しさん:2008/06/18(水) 21:59:12 ID:37JEkgpR0
と、少女が意識を取り戻す。
華奢で可憐な少女のやたら丁寧語な自己紹介曰く、
自分は太陽樹を管理する大地の巫女、リタであり、
太陽樹もろともサン・ミゲルからさらわれてきた、との事。

以下、おてんこ様の独り言を要約。
太陽樹は極めて強力な太陽の力を持っているため、並みのイモータルでは干渉できないはず。
何か連中の背後に居るのだろうか?

リタは、自分にも手伝えることがあるかもしれないので太陽樹の所へ先に行っている、と部屋を後にする。

おてんこ様「…、彼女、一人でこの館を歩いて大丈夫かな…?まだアンデッドが…」

部屋の外からリタの声
「 オ ラ オ ラ オ ラ オ ラ ぁ っ ! 雑魚はすっこんでなぁっ!!」
何かを破壊する音多数、そしてアンデッドの断末魔も複数。

おてんこ様「…。ま、まぁ、それはともかく伯爵を焼却しなくてはいけないぞ、魔法陣に向かうんだ!」

霧の城に同じく、棺桶を運び出すことに。
ずーりずーりと棺桶を引っ張り、棺桶を用いて仕掛けを動かし、館を逆送する。
中略してパイルバンカー完了!

伯爵「バカな!この私が消えるだと!?まさかお前は太陽仔!?あの男の息子なのか!?」
おてんこ様「月下美人は何処だ!伯爵!」

伯爵「裏切り者、月下美人は、我等がクイーンの生贄にするため既に北の果てに移送した後だ!
しかもそこに達する道は、いくつものアンデッドダンジョンと、2体の闇のガーディアンによる封印が塞いでいるのだ!
果たしてたどり着くことができるか…、あの世で待っているぞ、我がライバルの息子よ!」

無に還る伯爵。
おてんこ様が、何度も復活を繰り返した伯爵も、これで蘇ることはないだろう、と結論し、
2体の闇のガーディアンの待つ北へ向かうことにする。
445ゲーム好き名無しさん:2008/06/18(水) 22:01:22 ID:37JEkgpR0
序盤完了。
続きもその内。
446ゲーム好き名無しさん:2008/06/18(水) 22:07:29 ID:dAM+8XJ40
お○んこ様!お○んこ様!
447ゲーム好き名無しさん:2008/06/18(水) 23:06:54 ID:2yTawSmZ0
おしんこ美味しいよね。
448ゲーム好き名無しさん:2008/06/18(水) 23:07:26 ID:xPIz56U9O
怒首領蜂 大復活をリクエストします。
449エイブアゴーゴー:2008/06/19(木) 01:48:16 ID:snKOTB5m0
■オープニング
ここは惑星オッドワールド。僕の名前はエイブ。
何で両手を縛られて吊るされてるかって?ここまで来るのも大変だったんだよ。ほんとに。
とにかく僕の話をちょっと聞いてもらいたいんだ。
僕らマドカン族はオッドワールドに古くから住んでる民族なんだ。
今では沢山の仲間がこの星最大の栄養食品工場「ラプチャーファーム」で働いてる。
僕もその中の一人だったんだ。
ラプチャーファームはモラック達グラッコン族が経営してる工場で
そこではパラマイトパイやスクラブケーキ等の栄養スナックを作ってる。
どちらもとても美味しくて栄養満点なんだ。
ただ、マドカン族は貧乏だから滅多に食べられないけどね。
工場内にあるパネルを見てはその味を思い出してるって訳。
その日、一週間の休暇明けで体調はすこぶる良好。
僕専用の掃除機でゴキゲンに工場内の掃除をしていたんだ。
しかし、そんな楽しい気分もモラック達の話を盗み聞きしたら、どこかへ吹き飛んでしまったんだ…
(重役会議室での会話)
「モラック様、生産量が下がってきております。売上高もこのように…」
モニターには売上と生産量が下がったグラフが映し出されている。
「もっと大量に作ればいいではないか」
「従業員から抽出しているエキスには限りがありまして
今の100人のマドカン族一人一人から二日に一度健康診断と騙してエキスを吸い取るのが精一杯かと」
「毎日…吸い取ればいい!」
「これ以上エキスを吸い取ると死んでしまう可能性も」
「やつらにはそれ位が丁度いい」
「かしこまりました」
「マドカン族の連中はホントおめでたい奴等です、我々に征服された上に元気エキスまで吸い取られて」
「まったくバカなやつ等だ」
「ブワーッハッハッハ!」
そこまで聞くと僕は夢中で駆け出した。逃げなきゃ、そして仲間を助けなきゃ。
このままじゃみんな死んじゃう!
でも、僕は同時に脱走者として追われる身となってしまった…
450エイブアゴーゴー:2008/06/19(木) 02:03:41 ID:snKOTB5m0
■登場キャラクター
エイブ
本作品の主人公、爬虫類と人間が混じったような姿をしている。衣服は短パンのみ。
ラプチャーファームで働いているマドカン族の中で唯一、「チャント」という超能力を使える。
プリンスオブペルシャの主人公の如く、オッドワールドを上り下りしながら駆け回る。
日本版は山寺宏一こと山ちゃんが声を当ててるが、加工してるので本人だと気付かない。
スリッグ
下半身が機械化されたラプチャーファームの警備員。荒くれ者で怠け者でサディストと三拍子揃った最悪な兵隊。
持っている機関銃で動くものを見境無く撃ってしまう。エイブを見つけると「止まれ!」と言いながら即射殺しようとする。
エイブの「チャント」で操る事が出来る。視力を補うバイザーの赤い光がよく目立つ。
スロッグ
ラプチャーファームの番犬。スリッグにいつもいじめられているため絶えずイライラしている。
しかし、スリッグと同じ怠け者で寝ている事が多い。エイブを見つけるとすばやく襲い掛かってくる。
工場内にある小屋には何十匹とスリッグが潜んでおり、何かの拍子で一斉に飛び出してくることも。
パラマイト
古代マドカン族の間では、神獣として神聖視されている原生動物。
頭部に獲物を捕らえるための6本の関節触手を持ち、前足が後ろ足より発達してるのが特徴。
単体で行動している分には問題ないが、追い詰めたり、二匹になると本来の凶暴性が現れ、エイブに襲い掛かってくる。
フルーツに目が無く、投げると凶暴な状態でも一目散に喰らいつく。
現在はラプチャーファームのパイの原料として乱獲され、その数は少なくなっている。
スクラブ
パラマイト同様、古代マドカン族から神獣として神聖視されている原生動物。
人間のような胴体に四本の足、鎌のような巨大な下顎が特徴。
非常に縄張り意識が強く、常に単体で行動し、同じ場所に二匹以上居るとどちらかが死ぬまで殺しあう。
それは他の動物も同様で、エイブが近寄るとものすごい勢いで襲い掛かってくる。
しかし、パラマイト同様ケーキの材料として乱獲され、個体数は激減。
エラム
マドカン族の足、ペット兼家畜として利用されている比較的おとなしい動物。
背中に乗ることにより、発達した後足でエイブより遠くまで跳ぶことが出来る。
基本的に言う事は聞くが、ハチミツが大好物のため、見つけると無我夢中で食べ出して動かなくなる。
しかし、蜂の巣の周りに居るハチは嫌い。
モラック
惑星オッドワールドを侵略したグラッコン族の親玉。
ラプチャーファームで栄養食品を作り、販売している。
マントのようなスーツで身を包んでいるが、その中は貧相な足だけしかない。
マドカン族長老
ネイティブマドカンから崇められているマドカン族の長老。大きな仮面を付けている。
古代マドカン族に伝わる救世主がエイブだと直感し、様々な助言、試練と超能力を与える。
ネイティブマドカン
工場で働いているマドカンとは違い、古代からの生活を守り、チャントの力を持つ者は
モンサイクで瞑想修行を続けている。エイブに力を貸してくれたり助言をしてくれる者も多数居る。
彼らの信頼を得るためには工場のマドカン族を一人でも多く助けなければならない。
451エイブアゴーゴー:2008/06/19(木) 02:23:04 ID:snKOTB5m0
■ラプチャーファーム編&救助の基本編
スリッグ達に見つからないよう工場内を進み、仲間を助けつつ脱出しなくてはならない。
(このセクションは連帯責任制なので仲間を残したまま脱出すると、残った仲間は全員殺される)
清掃にいそしんでいる仲間を発見したら、声をかけ(ハロー)、ついてくるよう(カモン)指示する。
鳥がリング状に羽ばたいているゲートまで連れてきて、チャントを使いゲートを開けると
仲間達は一斉にゲートに飛び込み、無事救出完了。掲示版の逃亡者の数が逃がした分増える。
工場内は私語厳禁なので、スリッグが居るとき、見つからない場所から仲間に声をかけても
仲間がスリッグに折檻され、最悪の場合射殺されてしまう。
そんなときはチャントでスリッグを操り、他のスリッグを射殺したりと救助をスムーズにする。
(仲間を折檻し続けて殺したり、うっかり撃ち殺したりしないように)
用が済んだら、高い所から落とすか、もう一度チャントを使うと北斗神拳を受けた如く爆発する。
こうするとチャント状態が解除され、普通に行動することが出来るようになる。
この区域に居る28人全員を助けたら、エイブはスキマを転がり脱出。
コンベアに運ばれる空樽に入り込むが、顔を出した際パイプで頭を打って気絶してしまう。
しかし、そのおかげで雑談しているスリッグ達の前を通り抜けることが出来た。
目を覚ますと樽を上下に揺らし、エイブは樽ごとコンベアから落ちてしまった。
452エイブアゴーゴー:2008/06/19(木) 02:25:35 ID:snKOTB5m0
■ストックヤード&無差別砲撃地帯編
コンベアから落ちた先は、ラプチャーファームの周囲にある危険地帯だった。
監視のスリッグは勿論、放牧中のスクラブがうろつき、センサー、爆弾が幾つも配置されている。
時刻は夕方から夜に変わってゆき、満月の輝く闇夜に乗じて隠れながら脱出する。
工場外のエリアでも仲間が居る工場エリアに行くためのワープゲートが幾つか隠されている。
全部で12人の仲間を助けたエイブは安全圏まで逃げおおせた。しかしエイブは落ち込んでいた。

「結局仲間達全員を助け出す事は出来なかった…」
目の前には大きな満月が輝いている。
「ここは何処だ…?」
そしてエイブは気付いた。満月のクレーター模様が自分の手と同じ形をしている事を。
その時、足を踏み外し、エイブはガケから落ちて気絶してしまった。
夢の中に長老が出てきた。長老はエイブに生まれ変わらなければならないと告げた。
「エイブよ、クラッコン達からオッドワールドを取り戻す時が来たのだ」
「仲間達を全員助け出し、奴らを倒すのだ」
「僕には奴らを倒す事なんか…」
「マドカン族は皆シュリクールの魔力を持っている。だが、工場でエキスを吸い取られ封印されてしまったのだ」
「今こそその力を甦らせるのじゃ」
「でもどうやって?」
「今からお前に試練を与える。パラモニアとスクラバニアへ行き試練に耐えるのだ。そうすればお前にもシュリクールの魔力が宿るだろう」
「マドカン族に伝わる伝説の魔力、シュリクールか…いいかもしれない」
エイブが目を覚ますと、そこはマドカン族の聖地モンサイクの入り口だった。

今日はここまで
手元に攻略本がありましたので、わかる部分だけ補足。
>リーヴェルって何?
『リーヴェル』の持つ意味
ラテン語で“Liber”とつづられる。書物や記録、そして拘束されない自由という意味を持つ言葉だ。
自由な拘束されない存在=妖精という点と、妖精たちの記録という意味合いを含めて、ゲームタイトルに選ばれている。
(攻略本より引用)

>ポピンジェイの正体。恐らくイアンとレベッカ(=妖精女王)の息子でマリエルの兄?
ゲーム時点でイアン36歳、レベッカ32歳、ポピンジェイ27歳のため、マリエルの兄というのはありえないかと。
会話からすると、ポピンジェイに死人のよみがえらせ方を教えたのがレベッカではないかと思われます。

>チャンドラーの生死。
おそらく死んでいるかと。
とある妖精に関して「グッドマンが数ヶ月の間に無事だったのは、どうやら、この妖精のおかげだったようだ」
との記載があり、この妖精が働きかけなければグッドマンも死んでいたようです。

ドルチェに関しては、本作が当初は男主人公が妖精を育成するシュミレーションゲームであり、登場するのは
女の子の妖精ばかりという予定であったため、その当時の設定が引き継がれているのではないかと推測されます。
(攻略本88ページに開発当初の妖精案イラストが掲載されているのですが、ここにドルチェによく似た妖精が、
男主人公をからかっているイラストがあります)

これ以外に関しては残念ながら攻略本でも詳しくは語られていません。
454ゲーム好き名無しさん:2008/06/19(木) 19:52:58 ID:HngNI8CxO
>エイブ
乙です。
昔体験版やっておもしろかったから欲しかったんだけど売ってなかったんだよなー

>リーヴェル
リバティの語源かな?
でもそれなら、VじゃなくてBだから「リーベル」なのにね。
455ゲーム好き名無しさん:2008/06/19(木) 22:17:12 ID:aLcDyZHd0
>>454までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

3ヶ月以上経ったので、「ちびロボ!」「シルエットノート」
「スターオーシャン1 First Departure」を ●途中 の欄から消しました。
1ヶ月以上経ったので「Half-Life 2: Episode Two」を ●執筆予告がある物 の欄から消しました。
3ヶ月以上経ったので「雨格子の館」を ●執筆予告がある物 の欄から消しました。
456ゲーム好き名無しさん:2008/06/20(金) 11:59:32 ID:JUpA6r2r0
>>453
書いた人です。古本屋でも中々見つからなかったので情報ありがたいです。
ポの人の年齢はイメージと大分乖離してました。教えて頂き有難う御座います。
457FFCC リング・オブ・フェイト:2008/06/21(土) 18:06:20 ID:u54AuVRq0
続き行きます。
全然簡潔になってないのはご勘弁を…orz

夜、村は予想通り大雨になった。ラトフ達親子三人がくつろいでいると、ドアをノックする音が聞こえてきた。
ユーリィがドアを開けに行くが、外には誰も見当たらない。
その時、アルの「ラトフ様、神殿の者である!」という叫び声が。
それを聞いてラトフはユーリィに戻るよう叫ぶが、次の瞬間ユーリィは何者かにふっ飛ばされ、家の中に転がりこんで来る。駆け寄るチェリンカ。
ゆっくりと家の中に入って来た仮面の男を、ラトフは「クー・チャスペル」と呼んだ。
アーチェスのみならず子供達までもと憤るラトフに、チャスペルは教皇は「予備」と望んでいると答える。
子供達を「予備」と呼ばれ激昂したラトフだが、逆にチャスペルから反撃を喰らう。
しかし、隙をついたユーリィの一撃で仮面を傷つけられたとチャスペルは逆上。
それを見たラトフはチャスペルに斬りかかるが、チャスペルはユーリィとチェリンカに向けて魔法を放つ。
子供達をかばって自ら魔法を受けるラトフ。
さらにチャスペルは、背後からラトフが落とした剣を彼自身の背中に突き立てるのだった。
チャスペルは笑いながらチェリンカを連れ去ろうとするが、倒れたはずのラトフの一撃で事なきを得る。
あなたは化け物ですかとうろたえるチャスペルに、この子達を守るためなら何にでもなろうと言い放つラトフ。
そしてラトフはユーリィとチェリンカに、辛い思いをさせてすまなかった、と謝るのだった。しかし、そこで彼は今度こそ力尽きてしまう。
崩れ落ちる父を呆然と見つめるユーリィとチェリンカ。
チャスペルは狂ったようにラトフを嘲笑う。
その時、強い光に気付いてチャスペルは笑うのをやめた。その光はユーリィとチェリンカからあふれていた。
ぼくはお前をゆるさない、とつぶやくユーリィ。
強烈な力にチャスペルはうろたえ、その姿は二人の放つ輝きに飲み込まれていった。

ユーリィが気が付いたとき、既にチャスペルの姿はなかった。
目の前に横たわっているもの言わぬ父の姿が、あれが夢でなかったことを示していた。
ユーリィは寒空の下、たった一人で家の近くに父を埋葬する。
家に帰って、チェリンカに食事を運ぶユーリィ。彼はチェリンカにいろいろと語りかけるが、彼女からの反応はない。
あの時以来、チェリンカは心を失い、人形のようになってしまったのだ…。

簡素な父の墓の前に立ち、ユーリィはラトフに語りかける。
どうしたらいいか分からないけど、ぼくは大切な人を…チェリンカを守りたい、と。
その時、ユーリィの脳裏にラトフの言葉がよみがえって来た。
「できないとあきらめたとき、すべての道が閉ざされるが、
 できると信じたとき、世界の全てがお前に力を貸してくれる。
 強い心にできないことなどない」
父の言葉に励まされたユーリィは、父が遺した剣を手に取り、
「生きて、生きて、生き抜いてやる!」と誓うのだった。
458FFCC リング・オブ・フェイト:2008/06/21(土) 18:09:50 ID:u54AuVRq0
年月は流れ、ユーリィはたくましく成長していた。
ある日、いつものように彼が剣の稽古をしていると、脳裏に(ユーリィ…)と呼びかける声が聞こえて来た。
気のせいだろうと再び稽古に励むユーリィ。
しかし、再び自分に呼びかける声が聞こえ、後ろを振り返る。
そこには、やはり美しく成長したチェリンカの姿が。彼女は戻って来たのだ。
成長したユーリィを見て、少しとまどうチェリンカ。
しかし、彼女は声を失っていた。(ユーリィとは心の声?みたいなもので会話している)
それでもチェリンカが戻って来たことを喜ぶユーリィ。
彼はチェリンカが戻って来た喜びと安堵で、ついに泣きくずれてしまうのだった。

夜、丘に立って鬼火を眺めているユーリィ。そこへチェリンカがやって来る。
チェリンカからこれからどうしたいのか問われ、ユーリィは戦うつもりだと答える。
あの時のアルの「神殿の者」という言葉から考えて、このまま彼らが自分達を見逃すとは考えられないというのだ。
チェリンカは言う。自分は力を使うことは出来るが、それに意味を込めることができない。
力に意味を込めるのはユーリィの役目だというチェリンカ。
ユーリィとチェリンカはどこまでも一緒にいることを誓うのだった。

翌朝、チェリンカはこれからどうするつもりなのか尋ねる。
ユーリィは村に墓がふたつ足りないことを指摘する。
あれからアルとミースをいくら探しても、どこにも見つからなかったのだ。
ユーリィには心当たりがあるらしく、二人は再びヴァール山に向かうことに。
久々に頂上に立った二人だが、辺りは猛吹雪で周囲がよく見えない。
ユーリィが精神を集中して剣を振るうと、吹雪を切り裂いて周りがよく見えるようになった。
すごい、と目を丸くするチェリンカに、ユーリィはこれくらいなら出来るようになったと言う。
そして、チェリンカほどではないものの、近くに誰がいるか感じられるようになったとも。
その視線の先には巨大な紅いクリスタルに囚われたアルの姿が。
ユーリィはこの事に以前から気付いていたものの、チェリンカのそばを離れられなかったのだ。
ユーリィはクリスタルが繰り出す魔法を避けながら、何とかクリスタルの破壊に成功。
解放されたアルがその場に倒れ込む。
目を覚ましたアルは、ユーリィとチェリンカから詳しい事情を聞き、
二人の成長に内心驚きながらも協力を申し出てくれた。
アルはレベナ・テ・ラの王様にこの異変を直接報告するつもりらしい。
というわけで、三人は一路レベナ・テ・ラへ。
459FFCC リング・オブ・フェイト:2008/06/21(土) 18:11:31 ID:u54AuVRq0
王都に到着したところで、アルはようやくチェリンカの声が本当に出ないことに気付く。
今までは恥ずかしがって念語を使っていただけだと思い込んでいたらしい。
アルによると、大きな力を使うには、それなりの代償が必要となる。
チェリンカの場合、力の代償と衝撃的な出来事に遭遇したせいで声を失ったので、
時間が経てば必ず元に戻るだろうとのことだった。
さて、久々に訪れたレベナ・テ・ラだが、少々状況が変わっているようだった。
三人は街に入った途端、なんとクリスタルの持ち込みが禁止されていることを知った。
どのクリスタルもいつ紅く変質し、魔物を呼ぶか分からないからだというのだ。
チェリンカのクリスタルは見つかることなく、三人は城へ向かう。
王に会おうとするも、門番から阻まれどうしても通してもらえない三人。
その時アルが、思い切った様子で自らの昔の肩書きを名乗る。
「我が名はアルハナーレム、かつて宮廷魔術師として王宮に仕えていたものである」と。
アルの意外な過去に驚くユーリィとチェリンカ。
しかし、それを聞いた門番は意外なことを口にする。
アルハナーレムなら今でもコルカ王のそばに仕えているというのだ。
揚げ句の果てには目の前のアルは偽物扱いされ、三人は城から追い払われてしまった。
仕方なく城を離れるユーリィ達。
そこへ、広場で王からのお触れが読み上げられた。
深淵の森と呼ばれる森で、凶悪な魔物が多数徘徊するという異変が起きており、
近くコルカ王は討伐隊を出すつもりらしい。
そのために森の情報を必要としており、重要な情報を持っている者には王が直接会って話を聞くとのこと。
ただし、森は非常に危険なため、一般人は立入禁止、ということだった。
それを聞いてユーリィとチェリンカは当然のように森へ行こうとする。
慌ててアルが止めようとするが、王様に会うには情報を得るしかないと説得され、
渋々三人で森へ行くことを了承するのだった。

森と言うよりジャングルのような雰囲気に変わってしまった深淵の森。
ユーリィは久々に探検が出来るせいか、心なしか嬉しそうな様子。
森を進んで行くうちに、三人はセルキー族の少年が魔物に襲われているところに遭遇する。
魔物から毒を受けてピンチの少年。
三人は魔物を撃退し、少年の毒をアルの魔法で中和してやった。
ユーリィ達から名前を聞かれ、少年は自分の名前がナッシュであることを思い出す。
ナッシュの話によれば、森がヘンになったのはヘンな花が現れてかららしい。
さっそくそのヘンな花を倒しに行こうとするユーリィ達。
自分がいなければ花は倒せない、とユーリィ達にナッシュも加わることになった。
野生児ナッシュの驚異の跳躍力と、謎の物体「矢じろべ」(食べるとうまいらしい)のおかげで、ユーリィ達は例の花のところへたどり着いた。
超巨大な花弁の中央には、やはりあの紅いクリスタルが。
花型のボスを倒してナッシュが耳を澄ますと、少しずつ森の動物達が戻って来る声が聞こえて来た。
ユーリィ達は異変の情報を持ち帰るどころか、異変そのものを解決してしまったのだ。
さっそくコルカ王に謁見するため、レベナ・テ・ラに戻ろうとするユーリィ達。
するとナッシュも当然のようにユーリィ達について行こうとする。
命の恩人には、恩を返すまで絶対離れないつもりらしい。
こうして、改めて森の野生児ナッシュが仲間に加わったのだった。
460FFCC リング・オブ・フェイト:2008/06/21(土) 18:13:21 ID:u54AuVRq0
レベナ・テ・ラでは、空の向こうに黒い雲が湧き起こり、今にも雨が降り出しそうな雰囲気。
四人となったユーリィ達が城に入ろうとすると、やはり門番達に止められる。
四人の、森の異変を解決したという主張を信じていない門番だったが、
アルの半ば脅しのような言葉で、慌てて城の中に入ることを許可してくれるのだった。
ようやく謁見かなったコルカ王だが、玉座に力なく座り、アルの言葉にも反応薄。
おまけにアルのことも覚えてないらしく、仕方なくアルはユーリィとチェリンカを王に紹介する。
この二人はラトフとアーチェスの忘れ形見である、と。
ラトフ、アーチェスという名前にコルカ王は反応を示す。
そして何かを思い出そうとするのだが、その直後頭痛に襲われ玉座に座り込んでしまう。
王の傍らに侍していたユーク族の人物は、王の体調不良を理由に、王に私室まで戻るように勧める。
それに答えて私室へ戻ってしまうコルカ王。
しかもそのユーク族を「アルハナーレム」と呼んだのだ。
それを聞いて驚くアル。「アルハナーレム」と呼ばれた人物は、自分こそアルハナーレムだと胸を張る。
「しかしお前は女ではないか!」と仰天するこちらのアル。
が、周囲には王のそばにいた人物が女性かどうかすら分かっておらず、
むしろアルの言葉に驚いた様子。
アルハナーレムを騙る人物は、魔術師を名乗る割には魔法の初歩すら分かっていない様子。
アルは自分こそアルハナーレムであることを証明するため、
「我が我である証」を持ってくると宣言。
そのためにアルの「置いて来た過去」があるというレラ・シエルに行くことになった。

かつてシエラ湖にあった都市、レラ・シエル。
しかし、今では往時の繁栄の見る影もなく、ところどころ水没して廃墟と化していた。
雨の降る中レラ・シエルにやってきたユーリィ達だが、施設の入口にはカギがかかっていた。
しかし、レラ・シエルのカギはアルが預かっているという。
アルはこの大雨ではさらなる崩壊が近いと考え、四人は先を急ぐのだった。
仕掛けでスイッチを調節しつつ、レラ・シエルの奥へ急ぐユーリィ達。
その途中、一行はまるで村のアルとミースの家のような雰囲気の部屋にたどり着いた。
すると、ユーリィ達が入って来たのとは反対側の入口から、ひょっこりミースが入って来る。
「ただいまなのですー」「おかえりなのですー」と哀しい一人芝居をしては、結局寂しさでうなだれてしまうミース。
そこへユーリィ達が驚いて声をかける。
最初は成長したユーリィとチェリンカが分からなかったミースだが、
本当に二人と再会できたことが分かって、嬉しさのあまり泣きだしてしまうのだった。
しかし、レラ・シエルの崩壊が近いため、先を急ぐしかないとアルが警告した途端、
ユーリィ達が入って来た方の入口が崩れ去ってしまった。
仕方なく、ミースがやって来た方の入口から出口を探すことに。
この先はミースしか通れないところがあるらしく、しばらくミースの単独行動になる。
この時、仲間との会話で次のようなことが分かる。
あの雨の日、ミースの前に仮面の男が現れ、彼女を錬金ポットに押し込めて、
村の崖から投げ落としてしまったらしい。
ポットに詰め込まれたまま転がり落ちて、彼女は気が付いたらレラ・シエルの貯水槽にいたらしい。
そして、出口が閉じられていたためあちこち出口を探し回るうちにすっかり迷ってしまったのだ。
さらに、アルはミースに我が持っていた杖を見たことはないか、と尋ねる。
それはかつてアルが王から賜ったものであるらしい。
しかしミースの答えは「あるけどない」。
なんとアルの錫杖は、ミースが燃料にするためにとっくの昔に燃やしてしまったらしい。
アルはその杖を「我が我である証」と考えていたらしく、
「杖より命の方が大事」というミースの言葉に納得しつつも落ち込んでしまうのだった。
461FFCC リング・オブ・フェイト:2008/06/21(土) 18:16:13 ID:u54AuVRq0
さて、チュートリアルがてらミースが先に進むためのスイッチを押して、
改めてユーリィ達とミースが合流。出口を探しに先へ進むのだった。
しかし、あるところで目の前の扉が開かず、それ以上進めなくなってしまう。
その時アルとミースに、頭から水がぶっかけられる。
傍らの巨大水槽の中を泳いでいる、巨大な魚の仕業のようだ。
まるでアルやミースに恨みでもあるかのような攻撃だった。
一方ミースは「これもゆとり教育の弊害なのです、近頃の若者はすぐキレやがるのです」と自分がキレまくり。
ミースの宣戦布告でボスとの戦闘開始。
見事ユーリィ達が勝利すると、ボスはミースの復讐リストに名前を載せたまま逃げて行った。
ようやく開いた扉をくぐり、まっすぐに伸びた通路を急いで進むユーリィ達。
すでに多量の雨による崩壊が始まっており、周囲には不気味な轟音が。
途中で転んでしまったチェリンカをユーリィが助け起こした、まさにその時。
ついに水圧に耐え切れなくなった天井が崩落、大量の水とともに瓦礫が五人の頭上へ降り注いだ。
自分に向かって落ちて来る瓦礫を見つめながら、ユーリィは「こんなところで終わりたくない」と強く思う。
そしてチェリンカの制止を振り切って、チェリンカの介在なしに一人で魔法を発動させてしまう。
ユーリィの魔法によって時が止まったかのように瓦礫や水流がその場に静止する。
その隙に目の前の横穴に飛び込むユーリィ達。
横穴の先は円形の広間になっており、中央には光を失ってしまった巨大クリスタルがあった。
ここはまだ施設の機能が生きているらしく、ひとまず崩壊の危機からは逃れ得た。
しかし、今度はユーリィの様子がおかしい。
心配する仲間たちに大丈夫だと言いつつも、ついにその場に倒れ込んでしまうユーリィ。
その身体はどんどん冷えて行く。
どうやらチェリンカなしで魔法を使った結果らしい。
風前の灯のユーリィを前に、仲間たちには打つ手がない。
その時、チェリンカが「誰かユーリィを助けて!」と叫び、彼女に声が戻って来た。
そんなチェリンカの叫びに応えるように、クリスタルの前にあの少女の幻影が現れる。
もはや少女を恐がることなく、必死にユーリィを助けてほしいと懇願するチェリンカ。
チェリンカのクリスタルと呼応するように、広間のクリスタルも輝き始めた。
彼女はそばに落ちていた衣服を示すと、再び消え去ってしまった。
その、少女が着ていたものと同じ服をユーリィに着せかけてやるチェリンカ。
服の不思議な力によるものか、チェリンカの呼びかけにユーリィが答え、
彼は命の危機を脱することができた。
アルの話により、ここがクリスタルの間と呼ばれ、地上まで吹き抜けであること、
さらに地上のスイッチを押せばワープが開くことを聞いたナッシュは、足掛かりすらない縦穴をジャンプして見えなくなってしまう。
一方ミースはその服に見覚えがあるらしく、激しく動揺し始めた。
チェリンカとユーリィから、二人が子供の頃に何度か出会った少女の話を聞くミース。
チェリンカは、ユーリィを助けてくれたのは彼女だと話した。
二人の話す少女の特徴から、ミースはそれがテテオと呼ばれる少女だと理解したらしい。
テテオ様がおかわいそう、といきなり泣きだしてしまった。
詳しく話を聞くと、テテオはコルカ王の第一王女であり、優秀なクリスタル使いでもあったという。
クリスタル使いとは、特異なまでにクリスタルの力を使うことの出来る人間のことであり、チェリンカや双子の母・アーチェスもそうだったという。
特にアーチェスはレベナ・テ・ラ最強のクリスタル使いとされ、
未来をも見通すことから星詠みの巫女と呼ばれていたらしい。
そして、ミースはアーチェス付きの侍女兼テテオの教育係をしていたのだ。
ミースはあの日、テテオのクリスタル制御の勉強を兼ねてレラ・シエルにやって来たと語る。
462FFCC リング・オブ・フェイト:2008/06/21(土) 18:17:54 ID:u54AuVRq0
話の続きを引き取るアル。
クリスタルを制御する技術により、いにしえから栄えて来た国、レベナ・テ・ラ。
そのレベナ・テ・ラがシエラ湖上に長い時間をかけて築き上げたのがレラ・シエルだった。
魔術師達はここのクリスタルを中心に複雑な魔法を張り巡らせ、シエラの水量を完全に制御することに成功。
レラ・シエルは王都を水難から守ることと、学術機関としての二つの顔を持っていた。
そしてラトフとアルはレラ・シエルの責任者だったらしい。
ある日、連日の大雨でシエラの水量が増え、大事を取ってラトフとアルは人々を避難させ始めた。
その時、クリスタルの間から真っ赤な光の柱が立ちのぼり、クリスタルは拒否反応を起こして暴走。
結果として多数の犠牲とともにレラ・シエルは崩壊したのだった。
アルによれば、巨大クリスタルを暴走させるにはクリスタル使いレベルの者が介入しないとダメらしい。
テテオが疑われていると誤解して、憤慨しながら話に割り込むミース。
しかし、アルによればそこが謎らしい。
クリスタル使いであることは、すなわち清浄な力に満たされているということ。
それならクリスタルが邪悪な意志で紅く変質することは考えられないというのだ。
アルは何かに思い当たったようにつぶやく。月…月…月の民、と。
「月の民」という言葉を聞いたミースは、はっとして現在の教皇の拝命式のことを思い出した。
テテオが教皇を見るなりひどくおびえ、月の民だと言ったというのだ。
もはや一連の黒幕が神殿と教皇であることが確定し、ミースは怒り心頭。
アーチェス様だけでなくテテオ様まで…とつぶやいてしまう。
すかさずチェリンカに突っ込まれ言葉を濁すアルとミースだったが、
チェリンカに叱られ、仕方なく真実を話す。
双子の母であるアーチェスは、二人が生まれてまもなく神殿にさらわれたというのだ。
しかし、二人に復讐に囚われて欲しくないという思いから、
ラトフとアーチェスが子供達にこの事実を秘密にしておいたものらしい。
両親の願い通りまっすぐ育ったユーリィとチェリンカを喜ぶアルとミース。
いつの間にか地上からナッシュが戻って来ており、
このことを王に報告するためにも、彼が起動してくれたワープを通って五人は地上へ戻るのだった。

(続く)
463FFCC リング・オブ・フェイト:2008/06/21(土) 18:22:16 ID:u54AuVRq0
補足
ナッシュもミースもチェリンカの心の声は聞こえているらしい。
今後チェリンカは肉声で会話するのであんまり意味ないですが…。
464:2008/06/22(日) 02:54:35 ID:5GSe7T820
隠しエンド2、3
主人公の存在が政府にとって計算外であることは、これまでのシナリオで示された。
だが、主人公の奮戦のみでは、敵に一矢報いるか、限られた人を救うことしかできない。

クリア後のメッセージやミニイベントで赤、黒のみでは戦力が足りないこと、一方で
赤黒が共闘すればあるいは・・と言った内容が仄めかされる。また、赤玉ルートの終盤で
共闘の可能性=決戦前に真実を知ること、が示される。

そこで、各イベントの内容、結末を熟知した上で以下の指針に沿って行動すると・・と言うシナリオ
・赤玉、黒生双方に認められる。
・赤玉、黒生が直接戦うイベントに進まない。
・赤玉、黒生双方の主力=重要キャラを死なせない。
序盤〜中盤の具体的なイベント内容は、黒生、赤玉編参照

1日目 朝
黒生屋敷での腕試しで、知床に勝つ。これで黒生一同に腕を認められる。
1日目 昼
知床と敵対せぬように、適当に時間をつぶす。
1日目 夕方
赤玉党に入り、会議に出席。刈部と吉兆が戦いそうになったら、代わりに刈部と戦い、
殺さない程度に体力を削いで「勝負あったな」というと、刈部が頭を冷やす。
これで刈部は死なず、赤玉党に信頼される。
1日目 夜
神社で邑咲の密会イベントを起こし、知床が現れて口論になったら
「見逃してやれ」と言う。すると知床は「今は仲間内で揉めている場合じゃないな」と、
以後、邑咲に自粛するように言って、胸にしまっておいてくれる。
これで知床or邑咲の死亡は回避。

上記以外のイベントに進むと、黒生か赤玉のどちらかに敵視されてしまうか、
主要キャラの誰かが死んでしまう。
465:2008/06/22(日) 02:55:07 ID:5GSe7T820
2日目 朝〜
すべてのフラグを立てた上で、赤玉本部へ行く。赤玉ルート同様に日向を倒し、真相を知る。
黒生屋敷で吉兆が真相を話し、すぐさま戦いが始まる。鉄心は射殺されずに済む。

主人公は赤玉本部に帰り、事情を話した後刈部とチェルシーと共に政府軍を迎え撃ち、打って出る。
次々現れる政府軍を斬り倒す赤玉党だが、疲れが見え始める。しかしそこに坪八、知床が助けに来る。
鉄心が主人公と赤玉党を助けるよう指示したのだった。ここに黒赤連合軍が誕生する。政府軍を一息に蹴散らす。
(ちなみにノーマルエンドの決戦は悲壮感漂う雰囲気ですが、このルートはみんな軽口を叩いたりして意気揚々って感じ。
真面目な知床さえジョークを飛ばします)

鉄心と吉兆は、一足先に進撃しているということで、黒生と赤玉の面々は2手に別れて、主力の応援に向かう。主人公は
好きなほうについていける。最終的に味方が突破口を開いてくれるので、主人公は鉄心、吉兆の元へ先に向かう。

鉄心と吉兆は敵本陣に辿り着いていた。鉄砲隊が立ちふさがりますが、なんとこの親子、刀で弾丸を叩き落しますw
「そんなものでは侍の刀は折れない」と。3人で暴れまわるとさすがの玉川も逃げ出します。吉兆と鉄心が敵を引き受けてくれます。
後を追いかけた主人公は、伏兵の隠密を倒し、玉川との一騎打ちを制したのでした。

こうして連合軍が勝利。この時代に士族が政府軍に勝利したとして、この戦いは「六骨の乱」として語り継がれたのでした。
黒生親子は和解。黒赤の抗争も、高炉売却の話しも無くなったので、宿場町も平和に。
(ただしドナドナは死んでしまった模様。黒生屋敷に侵入し殺されたと思われる。)

ただ一振りの刀で峠を救った一人の侍。その名は・・・    黒赤連合エンド
466:2008/06/22(日) 02:55:31 ID:5GSe7T820
第3のエンド
黒赤連合ルートに入り、玉川を追い詰める。すると、玉川が懐柔を持ちかけてくる。
基本的にはこちらが拒否するか、玉川が不意討ちしてきて戦いになるが、対話に応じ
玉川の条件をのむことができる。

逃げ延びた玉川は大勢を立て直し、装備と物量に勝る政府軍が勝利した。
新たに峠の支配者になったのは、かつて政府に寝返った主人公だった。
しかし、峠の「侍」の生き残りによって、暗殺されたという・・・    政府エンド
467ゲーム好き名無しさん:2008/06/22(日) 03:04:30 ID:5GSe7T820
小ネタ
・実はすべての刀に、名前の由来が設定されている。がゲーム中では出てこない
・実は全てのキャラクターに、生い立ちや馴れ初め等が設定されている。がゲーム中(ry
・鉄心は全戦闘キャラで唯一、主人公に斬り殺されることはない。
・峠をぶらつく情報通、東横苑仙(とうよこえんせん)は主要キャラ扱いだが、一切本編に絡まない。
妹の敵を探していると言う設定があるが、イベントは無い。ちなみに夕方に神社に行くと、こいつからいい話が聞ける。

以上で 侍 は終わりです。間を空けて申し訳ない。
連合エンドは自力で辿り着くと結構、クるものがある。
468ゲーム好き名無しさん:2008/06/22(日) 12:56:46 ID:AUUvSNLIO
>>467
色んなENDを見て、最後に正解にたどり着く
ひぐらしみたいな投下の順番が上手いね
乙でした
469ゲーム好き名無しさん:2008/06/22(日) 22:42:38 ID:Q/cAcJ450
ドナドナカワイソス
470ゲーム好き名無しさん:2008/06/22(日) 22:56:44 ID:uHhaujjv0
Londonian Gothics 〜迷宮のロリィタ〜 予約
471ゲーム好き名無しさん:2008/06/23(月) 00:15:33 ID:+Fp94Tt70
>>470までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
3ヶ月以上経ったので、「トワイライトシンドローム〜究明編〜」を ●途中 の欄から消しました。
472ゲーム好き名無しさん:2008/06/23(月) 09:32:42 ID:3RLjti9/0
>>470
そのタイトルのせいで一瞬エロゲのストーリーを教えてもらうスレと勘違いした
473Half-Life 2: Episode Two:2008/06/23(月) 23:39:39 ID:O/5U9oCx0
Half-Life 2: Episode Two 行きます。書くのが遅くて申し訳ない。
Episode TwoはEpisode Oneの終了直後からの始まりになります。
474Half-Life 2: Episode Two:2008/06/23(月) 23:40:43 ID:O/5U9oCx0
崩壊を始めた要塞から脱出し、列車を始動させてCity-17から逃れたゴードンとアリックスだったが、
要塞の爆発による衝撃波で列車が鉄橋から転落してしまう。
幸い二人とも大きな怪我はなかったが、徒歩で移動する羽目に。

崩壊した要塞からは巨大な光の柱が天へと伸びている。
どうやら異次元世界とこちらの世界をつなぐ「次元扉」を作り出そうとしているらしい。
異次元から敵勢力が到着する前に次元扉を封鎖しなければならない。

二人は放棄された通信施設を利用して
ホワイトフォレスト基地にいるイーライ他のレジスタンスと連絡を取ることに成功した。
どうやら、アリックスが要塞内で入手したデータは次元扉の座標を表しているらしい。
二人はホワイトフォレストへ急行することを約束する。

ホワイトフォレストへ向けて移動を始めた二人だったが、
廃屋を調べるために離れ離れになったところをコンバインの新型生体兵器「ハンター」に襲撃され、
アリックスは腹部を貫かれる重症を負い、ゴードンは瓦礫の下に生き埋めにされてしまう。
だがそこに一人のヴォーティガントが現れ、ゴードンを助け出してくれた。
アリックスを救うには仲間と合流しなければならないと言うので、放棄された坑道に向かうことに。

1mはあろうかという巨大な芋虫がごろごろしている坑道内を
アントライオン(異次元世界原産の凶暴な大型昆虫)と戦いながら走り抜け、
会合場所である坑道のジャンクションに到着。
そこには二人のレジスタンスがいた。
この坑道はアントライオンの巣になっており、ジャンクションも時々襲撃されることがあるらしい。
そしてゴードンが芋虫を潰しまくった(実はアントライオンの幼虫だった)ことが引き金となったらしく、
大規模な襲撃が始まってしまう。
レジスタンスたちが用意したセントリーガンや地雷などで守りを固め、戦闘開始。
激しい攻撃の中、セントリーガンが次々に故障して劣勢に陥ったが、
到着した2名のヴォーティガントの協力を得て襲撃を退けた。
475Half-Life 2: Episode Two:2008/06/23(月) 23:41:41 ID:O/5U9oCx0
3名になったヴォーティガントのエネルギーを以てしても
アリックスの傷を癒し生命反応を活性化させることができない。
そこで、ゴードンはアントライオンの「エキス」を入手すべく巣に潜ることに。
「アンシェントガード」と呼ばれる巣の番人の攻撃をかいくぐりながら最深部へ到達し、
「エキス」を入手した。
エキスを持ち帰ると、ヴォーティガントは早速治療を開始した。
治療のために3人のヴォーティガントの意識が集中したその時、G-Manが現れた。
彼は止まった時の中でアリックスに言葉をかける。
「イーライに伝えてくれたまえ。『予測不可能な事態に備えよ。』」
そして、エキスの奇跡的な効用によってアリックスは意識を取り戻した。

坑道から出たところで大規模なコンバイン部隊が北上しているのを目撃。
彼らの攻撃目標はホワイトフォレストだろう。
近くにレジスタンスの哨戒部隊がいるらしいので、ヴォーティガントに案内してもらう。
哨戒部隊はすでにコンバインの攻撃を受けて全滅してしまっていたが、
何とか使えそうな自動車が見つかった。
ヴォーティガントと別れてホワイトフォレストまでドライブを開始する。

ドライブの途中でエイリアンの「アドバイザー」の輸送ポッドが遺棄されているのを発見。
そして、すぐ近くの民家で奇妙な圧力を感じた。
アドバイザーの孵化器が設置されているのを発見した二人は孵化器のエネルギーをカットするが、
その途端に「アドバイザー」が装置から出現し、恐るべき念動力で二人の体を空中に固定した。
絶体絶命の窮地に陥った二人だったが、
孵化器の爆発で負傷したアドバイザーが逃げていったため、何とか助かった。
アドバイザーが呼び寄せたコンバインの部隊を退けるも、戦闘ヘリが襲来。
撃墜する手段が無いので、ヘリの追撃をかわしながら車を走らせる。


*アドバイザー
直径1m位ありそうな丸々としたイモムシ型のエイリアン。
体の一部は機械で、ゴキブリの足みたいな手が4本ある。
異次元世界Xen由来のエイリアン社会ではかなり上位の存在らしい。
イモムシの癖にサイコキネシスを使い、羽も無いのに空を飛ぶ。
口から筋張った触手(まるでチ○コ)を伸ばして人の頭にぶっ刺すというとても嫌な攻撃をしてくる。
476Half-Life 2: Episode Two:2008/06/23(月) 23:43:05 ID:O/5U9oCx0
何とかヘリの攻撃をいなして走り続けた結果、レジスタンスの拠点に到着。
彼らと協力してヘリと戦うことに。
しかし彼らはあまり頼りにならず、
最終的にはヘリが落としてきた爆弾をゴードンが重力銃で投げ返して撃墜した。

車がボロボロになってしまったので、アリックスを修理に当たらせ、
ゴードンはコンバインの防衛線を破るべく単身で侵入を試みる。
すさまじい火力を持つ自動銃の火線の下を這い進み、
動力源を爆破することで銃を沈黙させ、進路を確保した。
自動銃の沈黙で野放し状態になったゾンビの群れを跳ね飛ばしながらドライブを再開。

ゴードンたちに先行していたコンバイン部隊が途中の集落にバリアを設置して待ち伏せていた。
待ち伏せ攻撃は撃退できたゴードンとアリックスだったが、
墜落した輸送機から大型生体兵器ストライダーが出現して窮地に追い込まれる。
そこにアリックスのペットロボット「DOG」が登場。
見事な動きでストライダーの胴に飛びつき、装甲を引き剥がして脳みそを引きずり出した。
ひとしきり再開を喜んだ後、ホワイトフォレストまで競走。


*重力銃
真空に含まれる「零点エネルギー」を制御することで
重量物を軽々と持ち上げ、投げ飛ばすことができる装置。
ゴードンが転落した列車から回収できた唯一の装備品。
イーライらレジスタンスが作成した一品物なので無くしたらかなり困ったことになったはず。

*ストライダー
コンバインの主力大型生体兵器。
3本足のタカアシガニ(黄土色)といった代物。体高は10m位ある。
カニの癖にビームマシンガンとビームキャノンを搭載している。
477Half-Life 2: Episode Two:2008/06/23(月) 23:44:05 ID:O/5U9oCx0
二人はDOGとともにホワイトフォレスト基地へ帰還。
イーライ、クライナー(と彼のペットのヘッドクラブ)、マグヌッセン博士と再開。
アリックスのデータを元にロケット(と言うよりは大型ミサイル)の打ち上げ準備を開始する。
クライナーのヘッドクラブが調整中のロケットの中に潜り込んでいくのを目撃してしまうが、
コンバイン兵の襲撃でそれどころではない状態に。
なんとか敵を撃退しサイロの発射口を閉鎖、ロケットの発射までの時間を稼ぐ。

アリックスのデータを解析していたクライナーは、
その中にジュディス・モスマン博士からの通信が含まれていることを発見した。
通信の内容は「プロジェクト」のありかを突き止めた、これから調査に向かう、というもの。
彼女は直後にコンバインの襲撃を受け、レジスタンスとともに退却したらしい。
同時に送信されていた画像は「Borealis」という船のものだった。
クライナーによると、BorealisはAperture Science社の実験船だったが、
何らかの事故によってドックごと消滅してしまったのだと言う。
クライナーはAperture Scienceの研究内容を入手してコンバインとの戦いに用いるべきだと主張したが、
イーライは「あれ」は制御できない、あまりにも危険すぎると激しく拒絶した。
自分が行ってモスマン博士を連れ戻し、Borealisを破壊すると言い出したイーライを引き止め、
アリックスとゴードンの二人でBorealisを捜索する事に。

アリックスが『予測不可能な事態に備えよ』と言うと、イーライは激しいショックを受けた。
彼はブラックメサにいた時、その言葉をG-Manから直接聞いた事があった。
異次元世界への扉を開き大惨事をもたらした、あの実験の直前に…。
(註:つまり初代Half-Lifeの開始直前の出来事。)
478Half-Life 2: Episode Two:2008/06/23(月) 23:44:32 ID:O/5U9oCx0
そこに、マグヌッセン博士がやってきた。
ストライダーの大群が接近してきたため、ロケットの打ち上げができなくなっている。
これを退けるために、ゴードンはマグヌッセン博士の秘密兵器「マグヌッセン装置」の使用法のレクチャーを受ける。
重力銃でマグヌッセン装置を放り投げてストライダーの胴体にくっつけ、
ピンポイント射撃で装置を撃ち抜いて起爆させればストライダーは即死するという。
まあ、言うは易しというヤツで、とても実用的な代物ではないが、他に手段がない。
クライナー博士の転送装置を応用したマグヌッセン装置供給器をそこらじゅうに配置し、
レジスタンスとともにストライダー迎撃戦を開始。
犠牲は少なくなかったが、10を超えるストライダーを撃破して基地を守り抜いた。

基地ではロケットの発射準備が整いつつあった。
「妙だな、ロケットの質量が8.5ポンドほど大きいようだが…」
「なあに、対処可能な範囲だ。続行するぞ。」
という思い当たる節ありまくりの会話を耳にしたが今さらどうしようもないので黙っておく。
イーライとクライナーはゴードンの働きぶりを褒め称え、
ロケットの発射スイッチを押す役を任せてくれた。
ロケットの発射は見事に成功し、次元扉目指して飛び立った。
そして、凄まじい光芒とともに次元扉は消滅した。

基地は一挙に祝賀ムードに包まれたが、
ゴードンとアリックスはモスマン博士とBorealisを捜索する為に旅立たねばならない。
ヘリの格納庫へ向かう二人をイーライが見送りにきた。
ゴードンとアリックスがヘリに乗り込もうとしたその時、奇妙な圧力が二人をなぎ倒した。
二体のアドバイザーが飛来したのだ。
イーライはアリックスとゴードンをかばおうと飛び出したが、
アドバイザーに捕らえられ、触手で頭を貫かれてしまう。
もう一体のアドバイザーがアリックスを引き寄せた時、DOGが天井から飛び降りてきた。
DOGの奇襲によって負傷したアドバイザーはもがき苦しみながら逃走し、
もう一体もそのあとを追って立ち去った。

アリックスの悲嘆とともに、物語はエピソード3へ。
479Half-Life 2: Episode Two:2008/06/23(月) 23:45:40 ID:O/5U9oCx0
(補足:登場人物等の紹介)

*ゴードン・フリーマン博士
本シリーズの主人公なのだが、
今のところ彼がどのような思いで何のために活動しているのかは不明。
元はアメリカ政府の秘密研究所であるブラックメサ研究所の研究員だった。
科学者の領域をはみ出した戦闘能力を誇り、あらゆる障害を無言で粉砕して回る男。
Crowbar(バールのようなもの)がお気に入り。

*アリックス・ヴァンス
レジスタンスのメンバー。イーライ・ヴァンスの娘。
ゴードンとは最近出会ったばかりだが、良きパートナーとしてともに修羅場をくぐりつつけている。
多芸多才で父親思い。ギャグのセンスは微妙。

*G-Man
常にスーツ姿でアタッシュケースを持っている謎の男。
今ではゴードンの上官のような存在らしい。
時空間に干渉する技術(能力?)を持つ。
彼はアメリカ政府のエージェントだと言われていた(GはGovernmentのこと)が、
既存の政治機構が崩壊した今となっては
彼がどのような背景を持ち、何を企んでいるのかまったく分からない。

*DOG
アリックスが基本モジュールから「育て上げた」ペットロボット。
かなりでかいが人懐っこい性格で、言葉はしゃべれないが感情表現豊か。
名前はDOGだが形はガラクタ製の類人猿といったところ。
武装はしてないが異常に強く、今までに無数のコンバイン兵や生体兵器を葬っており、
彼を傷つけることができたものは存在しない。
思わず「このDOGが量産の暁には」と言いたくなるが量産の予定は無い。

*イーライ・ヴァンス博士
レジスタンスのリーダー。かつてブラックメサ研究所でゴードンの同僚だった。
アリックス・ヴァンスの父親。
妻はすでに亡いが、娘との仲は非常に親密。
ゴードンを非常に高く評価しており、
エピソード2ではついにウチの娘もらってくれない?と(遠回しに)言い出したりしたのだが…
480Half-Life 2: Episode Two:2008/06/23(月) 23:47:24 ID:O/5U9oCx0
(補足の続き)

*アイザック・クライナー博士
レジスタンスのメンバー、ゴードンの元同僚。物質転送技術の大家。
ゴードンよりかなり年上だが至極仲が良い。
無害化したヘッドクラブ(人間の頭部に食い付いて肉体を奪う異次元世界由来の寄生生物)を
ラマーと名付けて愛玩している(いた)変人。

*マグヌッセン博士
レジスタンスのメンバー。
ゴードンとはブラックメサ時代の同僚だったらしいが、以前のシリーズには登場していない。
せっかちで嫌味ったらしくて独善的で名誉心は強いという付き合いづらい人。
でもコンバインの攻撃から基地を守りぬいたゴードンに
もじもじしながら「ありがとう…」と言うツンデレ親父。

*ジュディス・モスマン博士
レジスタンスのメンバー。
イーライとは同志である以上に男女としての感情を共有している。
そのせいでアリックスとは仲が悪い。
一度コンバインのスパイとなってイーライを裏切ったが、
それも彼を勝ち目の無い戦いに送り出したくなかったためらしく、
現在はまたレジスタンス側に立って活動しているようだ。

*Aperture Science社
詳細は不明だが、ゴードンがいたブラックメサ研究所と同様に
かつてはアメリカ政府の秘密プロジェクトの遂行を請け負っていたらしい。
どこでもドアのように離れた2点の空間をつなぐ"Portal"の開発など、
それなりに業績を上げていたようだが…?
481ゲーム好き名無しさん:2008/06/24(火) 00:19:33 ID:F45RK5CD0
アーマードコア フォーミュラフロント
482ゲーム好き名無しさん:2008/06/24(火) 00:22:18 ID:UylMJvFz0
FA書くけどもうちょっと待ってね……今まとめてみてるから……オルカと虐殺ルートね・・・
483ゲーム好き名無しさん:2008/06/24(火) 02:02:31 ID:IhVAF3qh0
>>482
ACFAは誰かが書いてる途中のはず
>>8に書いてあるし
484ゲーム好き名無しさん:2008/06/24(火) 02:05:35 ID:UylMJvFz0
>>483
あー、なんかロボゲスレに書いてくれって依頼がきたのよ……。
だから書いてるけど……
一応wiki見たけど企業連ルートしか書いてないし。あれから長い時間経ってることを見ると放棄したかと思ってね。

まぁもう半分できたけど・・・…アレならいいや…・・・
485ゲーム好き名無しさん:2008/06/24(火) 21:04:48 ID:8aEHS2Ga0
>>484
折角書いたんなら投下しちゃいなYO!

真面目に意見すると、書き手によって
受け取り方も表現方法も様々だから
同じゲームのストーリーを複数人が別々に書いてもいいと思うよ。
FAは未プレイなのでわからないけど、ACシリーズは
特に曖昧だったり複雑な表現が多いから俺は投下して欲しい。
486ゲーム好き名無しさん:2008/06/24(火) 21:22:21 ID:qbILLAj1O
三ヶ月待つルールになってるんだから三ヶ月待ってからの方がいいんじゃない。
もしも前の人が八割くらい書き終わってたのに割り込まれたせいで
それ以上書く気なくしたとかなったらいやだし。
もし別々に書くとしても、前の人が書き込んだあとで>>482が書き込んだ方がいい。
487ゲーム好き名無しさん:2008/06/25(水) 00:44:22 ID:qWj2eVXK0
GBA ユグドラ・ユニオン予約します
488ゲーム好き名無しさん:2008/06/25(水) 01:00:05 ID:q88roRYs0
橙汁の「スグリ」のストーリーを教えてください
489ゲーム好き名無しさん:2008/06/25(水) 01:37:59 ID:l3mt8Qcv0
ポポロクロイス 月の掟の冒険の続きをどなたかお願いいたします
490ゲーム好き名無しさん:2008/06/25(水) 15:04:52 ID:1MJLmZdH0
世界中の迷宮2のストーリーを教えてください
491ゲーム好き名無しさん:2008/06/25(水) 20:38:18 ID:RKHUTJJn0
>>491
世界樹の迷宮2かな?
予約させてもらいます
492ゲーム好き名無しさん:2008/06/26(木) 01:26:04 ID:uEd5pNLq0
>>491までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
3ヶ月以上経ったので、「奏(騒)楽都市OSAKA」を ●途中 の欄から消しました。
493エイブアゴーゴー:2008/06/26(木) 03:35:58 ID:qGtGT+/v0
■モンサイク編
入り口近くにある石版曰く。
「マドカンの挑戦に挑む者よ、その危険と絶望を超える事が出来るか?
神獣の住む地こそが挑戦の場。だが、心してかかるがよい…
古代の予言に言う、この試練に挑み、生き残れるのはただ一人のみ…」
渦のような丸い巨石が幾つも点在し、蔦のような巨木が生い茂っているのが特徴。
自然に出来たのか人の手によるものなのか、パラマイトとスクラブの巨大な石像もある。
パラモニアとスクラバニアへ行く前にここでエイブは新たなアクションを修得する。
行く手を遮るマドカンが吹く口笛を正確に真似ると通る事が出来る、口笛パスワード。
(無理矢理通ろうとすると持っているパチンコで容赦なく殺される)
飛び込む事で新たな場所へ吹っ飛ばしてくれるビックリ穴。
石版に手をかざしメロディを覚える。覚えたメロディをチャイムで鳴らす事により扉が開く。
(口笛パスワードを教えてくれる石版も幾つか存在する)
これらのアクションは両方の試練で必ず使うことになる。とりあえずパラモニアから行く事にする。
※スクラバニアから行っても問題ない。

■パラモニア編
オッドワールド豊穣の地。ヨセミテ国立公園を一層ひっそりとさせたような場所。
マドカン族の仲間も居るが、パラマイト捕獲のためかスリッグもうろついている。
エラムに乗りつつ、パラモニア神殿を目指す。
パラモニア神殿へ入るとエイブはパラマイトがまだ数多く生息していた頃の幻を見る。
パラマイトもモラックによって運命を変えられたかわいそうな生き物だった事を知る。

■パラモニア神殿編
パラモニアにあるマドカン族の神殿。木を幾つも寄せ集めて作った巨大な建造物。
グラッコン族に支配されてからはシンボルの火も消え、中は荒れ放題。
パラマイトがうようよ生息している危険な場所になってしまった。
エイブに課せられた試練は、6つある部屋全てに入り、シンボルの火を再びともす事。
途中、マドカンの口笛パスワードに答えるとスピリットリングの力を与えてもらえる。
これは、チャントの要領で使うと赤いリング状の波動が広がり、画面内に設置された邪魔な爆弾を全て爆破出来る。
ただし一回の使いきりなので使ったらまたパスワードに答えて再び力を与えてもらう必要がある。
6つ全ての火をともすと、中央の大扉が開いて最後の試練に向かう。
複数のパラマイトから逃げつつ、ゴール目指して走り抜ける。これをクリアすればパラモニアの試練は終わり。
494エイブアゴーゴー:2008/06/26(木) 03:40:06 ID:qGtGT+/v0
■スクラバニア編
パラモニアの試練を終えたエイブに長老がなにやらチャントを唱えている。
すると長老の手からエイブの右の手の甲へ電気のような物が放たれた。
エイブにパラモニアの試練を乗り越えた証の紋章が一つ刻まれた。残る試練は一つ!
スクラバニアはオッドワールド不毛の地、赤茶けた岩肌と僅かに生えるサボテンが特徴。
浮遊機雷をかわし、スリッグの目を盗みスクラバニア神殿を目指す。
スクラバニア神殿へ入ると、エイブはスクラブの幻を見る事になる。
(パラマイトの幻と言ってる事は一緒なので割愛)

■スクラバニア神殿編
古代遺跡の塔のようなスクラバニア神殿。パラモニア神殿同様やはり荒れ果てている。
試練の部屋も6から8に増え、中は凶暴なスクラブがうようよしている。
(試練の内容はパラモニアと一緒なので割愛)
最後の試練はパラモニア同様、スクラブから逃げつつ神域まで走り抜ける。
アクションをタイミングよく駆使しないとクリア出来ないゲーム中の難所。
因みにパラモニアとスクラバニアで助け出す仲間の数は9人。

試練は終わった。長老は言った。これでお前もシュリクールの魔術を使えるのだと。
左手にスクラバニアの紋章が刻まれ、エイブはシュリクールの魔術を修得した。
エイブは今までの「気弱な僕」じゃなくなった。すぐ様工場へ戻る決意をする。

※シュリクールの魔術
ゲートに表示された数の仲間を同時に助けると、一度だけ発動する事が出来る魔術。
パラマイトとスクラブを合体させたような姿になり、発せられる青い電撃は敵、爆弾全てを破壊する。
スピリットリングの強化版。

■ストックヤード&ラプチャーファームリターン編
モンサイクからストックヤードへ戻る道には爆弾とスリッグが隙なく配置されており
シュリクールの魔術無しに突破する事は不可能。魔術の威力を試し、ストックヤードへ。
ストックヤードまで戻ると、センサーや爆弾の設置数が増えている。
ここをかいくぐり再び工場へ戻る。着いた先は最初のステージセクション1。
着いてすぐ掃除している仲間を助けると、助けた数が丁度50人になるはず。
最初に助けた28人の代わりにセクションを掃除してる25人を助けたら、ゴンドラに乗ってセクション2へ。
セクション2,3はとにかく難易度が高いけど、仲間を助ける事だけが目的なので割愛。
そして最後のセクションとなるセクション4へ。
セクション4の仲間も助け出し、工場の電源スイッチを切り、稼動をストップさせることに成功した。
しかし、エイブが仲間を助けている事がモラックにバレてしまう(今更かよ)。
セクション4のラストフロアへ行くと、カウントダウンが始まる。
2分後にフロア全体が毒ガスで包まれてしまう。それまでに重役会議室にある元栓を締めなくてはならない。
爆弾だらけのフロアを抜け、最後の一人を助け、シュリクールの魔力を受けたら、重役会議室に飛び込む。
スリッグ二匹に囲まれ、重役達の「殺せ!」という怒号が飛び交うが、シュリクールの魔術に全員粉々にされる。
(親玉であるモラックはここには居ない)
ガス元栓のレバーを引くと、天井から二体のスリッグが降ってきた!
495エイブアゴーゴー:2008/06/26(木) 03:46:28 ID:qGtGT+/v0
■エンディング
囲まれたエイブはスリッグが持った銃に殴られ気絶させられてしまう。
「全く、最後の最後でドジってしまった…僕はこのまま殺されるのだろうか」
エイブは処刑室へ連れて行かれ、両手を縛られ吊るされてしまう。
(ここでようやくオープニングに繋がることになる)
そこへ現れたスリッグとモラック。スリッグがレバーを引くと、エイブの立っている場所が開き
すぐ下にはミキサーのような回転刃が回っている。エイブ絶体絶命!
「た、助けてくれ〜」

■バッドエンド(助けた数が50人未満)
モンサイクでネイティブマドカン達が話し合っている。
「工場の仲間だって随分と死んだ」
「ヤツは皆を救えなかった」
そこへ長老がフォローをする
「しかしエイブも仲間ではないか」
「役立たずです」「その通り!」「その上俺たちを撃った!」
そして長老もとうとう…「解った」と納得してしまい
「見捨てましょう」「そうしよう」「死ねばいい!」
マドカンの一人が首を掻っ切るジェスチャーをしながら「殺れ!」と言い放つ。
エイブは落とされ、ミンチにされてしまった。
穴から飛び散ったエイブの肉片を確認すると、モラックとスリッグはバカ笑いするのであった。

■ハッピーエンド
エイブがしゃがみ大ピンチ!、その頃モンサイクでは…
9人のマドカンが円陣を組み、チャントを唱えている。円陣の中央には青い炎が燃え盛っている。
青い炎は勢いを増し、天へ登っていった。すると工場の真上で落雷が発生。
シュリクールの雷撃を受けたスリッグとモラックは倒れた。間一髪のところだった。
「なんてこった…助かった…」
すると長老が現れ
「エイブよ良く頑張った、今助けてやる」
長老がチャントを唱えるとエイブは体を小さく丸め、6羽の鳥になり飛んで行った。
長老とワープした先には助けたマドカン達が出迎え、割れんばかりの歓声が響いた。
(神獣であるパラマイトとスクラブも両脇に居る)
「みんな…」
長老がエイブの腕を上げると高らかに叫ぶ。
「英雄の誕生だ!」
再びエイブへ大きな歓声が贈られた。
エイブは恥ずかしげに笑みを浮かべると屁をこいた。
おしまい

※99人全員を救出すると、以下の文章の後ムービー鑑賞モードに行く事が出来る。
(ただし、パラマイト、スクラブの幻は見る事が出来ない)
あーそうかい。分かったよ。認めるよ。すごいよ、お前は。
仲間を全員救って、悪に勝ったんだもんな。
それで、なにかすごいものをプレゼントしたかったんだが、だめなんだって。
そこで、その代わりと言っちゃなんだが、これで、我慢してくれないか?
496ゲーム好き名無しさん:2008/06/26(木) 17:43:26 ID:lYqJ/5jX0
エイブアゴーゴーの人、乙
そういえば友達が持っていたのを思い出したなぁ・・
497ゲーム好き名無しさん:2008/06/26(木) 21:28:28 ID:qn8zRRSiO
エイブ乙です!
仲間たち、恩知らずだなぁ。
498エイブアゴーゴー:2008/06/27(金) 01:57:39 ID:J9Jaoj8i0
おまけ
登場キャラ欄に書かなかったその他の連中やモノ。彩りと恐怖を与えてくれる。
コウモリ
ストックヤードを始め、屋外のエリアにパタパタと飛んでる生き物。
触れると牙で噛まれるらしく、即死する。小さいので見えづらい。
ヒント虫
光虫の群れ、チャントを使うと文字を作りヒントを与えてくれる。
チャント防止装置
数種類存在し、赤いコアが目印。こいつが浮遊しているエリアでチャントを使うと
赤い雷撃を放たれチャントを阻止される。大きめのヤツは手榴弾で破壊可能。
工場でチャントを使えるのはエイブだけなのに、工場はおろか、行く先々に設置されている。
投擲物
石ころ、フルーツ、手榴弾の三種類あり、それぞれサックやボムマシンから入手可能。
手榴弾は敵を始め色々な物を破壊出来るが、扱いを間違えると自分も死ぬので注意。
因みに地雷は3種類どれを投げても爆発させられる。
爆弾各種
地雷、不発弾、時限式、浮遊爆弾と豊富に揃っている。
時限式以外は触れるとド派手に爆発してエイブを木っ端微塵にしてくれる。
不発弾はランプが緑の時に押すと無効化が可能。再び押すと作動するようになる。
時限式はスイッチを入れると数秒後に爆発するようになっている。
基本的に罠だが、これを利用してスリッグ達を倒す事も出来る。
クラッシュマシーン
回転刃が上下に動いており、触れる生き物は全てバラバラにされる。
スイッチで上下運動を止める事が出来るが、刃の回転は止まらないので注意。
蜂の巣
近づくと蜂の群れが襲い掛かってくる。刺されつづけると死んでしまうので
遠くまで逃げるか、エラムやマドカンになすりつける事で回避出来る。
エイブやパラマイトは刺されつづけると死ぬが、エラムとマドカンは頑丈なのか、蜂が参って逃げる。
499ゲーム好き名無しさん:2008/06/28(土) 08:11:26 ID:2MQweBhn0
乙です
エイブアゴーゴーってOddworldだったのか…
500ゲーム好き名無しさん:2008/06/28(土) 16:42:34 ID:2ClINOfe0
>>499までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-」
「FINAL FANTASY VII(詳細バージョンの続き)」
「テイルズオブテンペスト」
「ポポロクロイス 〜月の掟の冒険〜(既出部分の続き)」
はWikiに直接書いてもらえたので、未解決リストから消しました。
501ゲーム好き名無しさん:2008/06/29(日) 11:25:06 ID:c5ArNuZe0
月の掟ずっとまってました。ありがとう。
ところで、ルナのかーちゃんの安否は?
アニメでは砂になりましたが、ゲームでもやっぱそうなのかな?
母親が砂になってしまった時のルナの反応とかあったんでしょうか?
502グランディア:2008/07/01(火) 05:51:33 ID:j5SsG0r/0
更に残念なくらい長くなりましたのでテキストファイルをあぷろだに上げました。
転載人さん、申し訳ございませんが以下のURLからお願いします。
http://u.skr.jp/1024/index.shtml
→Download
→FileNo:5083、DownLoadKey:xyz
お手数ですが前回分の誤字脱字を修正しましたので、
前回分を上書きでお願いします。ファイルを開けば判ると思います

グランディアに興味がない方はスルーで。また、長いのが苦手な方は
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/238.html
に既に短くまとまったものがありますのでそちらをどうぞ。

ゲーム自体は全編を通して場面に完璧にマッチした素晴らしい音楽と、
ちょっとこれ多すぎだろと思えるぐらいの豊かな顔グラフィック、
そして超豪華声優陣の競演が相まって滅茶苦茶感情移入出来ます。
記述したテキストでグランディアの大体の流れはわかりますが、
ノッペリしたテキストを読んでるだけではグランディアの良さは殆ど伝わらないです。
昨今のRPGには失われつつある冒険感がグランディアには残っています。
テキストは見ずとも、機会があれば是非是非グランディアを手に取ってみて下さい。
ストーリは1本道ですが(複数選択肢が有るが多少台詞が変わる程度)、伏線が多すぎる為、
恐らく台詞の意味を全てを理解するのは2週目になります。
『歴史に残る映画があるように、歴史に残るRPGがある。』
『忘れられない冒険になる…… これがシネマティックRPG』のCPに嘘偽りは有りません。
---
続きません。次の出番までいち名無しに戻ります。
503ゲーム好き名無しさん:2008/07/01(火) 20:10:01 ID:2uw2LfOG0
乙 やりたいけどあのポリゴン見てると吐き気がするのであらすじありがたい
504ゲーム好き名無しさん:2008/07/01(火) 20:46:16 ID:ea4Zi8990
あいうぃるせーい ぐーっ らーっく♪ って主題歌の奴だっけ?>グランディア
505ゲーム好き名無しさん:2008/07/01(火) 21:35:04 ID:5dVBMG/RO
テイルズ オブ シンフォニア ラタトスクの騎士行きます。
携帯なので改行とかアレですが…

まだクリアしてないので、気長にお待ち下さい。
代わりに投稿する!という方いましたら遠慮せずお願いしますw

とりあえず、OPと簡単なキャラ紹介を。
506TOSラタトスクの騎士 ◆l1l6Ur354A :2008/07/01(火) 21:53:04 ID:5dVBMG/RO
ロイド達の行動により、世界は統合され新たな大樹の誕生を迎えた。(前作参照、ゼロス生存ルート)

異常繁栄していたテセアラ人は、シルヴァラント人を野蛮人と蔑んでおり、
シルヴァラント人は、それを神子が世界を統合したせいだとマーテル教会及び神子に憎しみを抱いていた。
シルヴァ側は解放組織ヴァンガードを結成、反テセアラ、反マーテル教会を掲げ活動していた。
やがて両者は衝突、パルマコスタにて血の粛清と呼ばれる事件が起きる。(首謀者はロイド…?)
物語はその事件から始まる…

炎上する街を逃げ惑うエミル親子だったが、ロイドに見つかり両親は斬られてしまう。
逃げろ、との父親の言葉により駆け出すエミル…(このシーンはエミルの主観視点)。

時を同じくしてヴァンガードに追われている少女、マルタ。
ラタトスク・コアを奪い逃げていたが、遂に追い詰められてしまう。
コアを額にあて、「助けて、ラタトスク」と少女は強く願った…

気がつくとヴァンガード兵は倒れ、1人の金髪の少年がいた。
ヴァンガード兵を倒したのは彼らしいが、意識が朦朧としているのか様子がおかしい。
507TOSラタトスクの騎士 ◆l1l6Ur354A :2008/07/01(火) 21:55:02 ID:5dVBMG/RO
名前も告げずにマルタの前から去っていく少年。
やがて彼は倒れている一組の男女の元へたどり着く。
…エミルの両親だ。母親はまだ息があるようだ。
「エミル、無事だったのね。もうあなたの姿も見えない…。
ルインのフロルおばさんの所へ行きなさい」と、言い残す。

508TOSラタトスクの騎士 ◆l1l6Ur354A :2008/07/01(火) 22:08:43 ID:5dVBMG/RO
人物紹介

エミル
主人公。血の粛清で両親を失ったためロイドを憎んでいる。
自分の意志で何かを決める事が苦手。
また、一般的な知識が欠落している節があるが…
(パルマコスタ育ちでありながら、付近の地名を知らなかったり等々)

マルタ
ヴァンガードからラタトスク・コアを奪い、逃げていた少女。
前述の事件の際に、何故かコアが額に埋まってしまっている。
助けてくれたエミルを王子様と慕い、理想像を作り上げている。
過去に付き合った男性からはそんな部分が
重く感じられ何度か破局を迎えているらしい。

ラタトスク
大樹カーラーンの精霊にして異界の門番。
現在はコアの状態で休眠している。
かつて大樹カーラーンがあった頃はマナを管理する役割があった。
ラタトスク及びセンチュリオンの一部が休眠しているため
世界のマナはバランスを失い各地で異常気象が多発している
(砂漠に雪が降ったり湖が枯れたり)

テネブラエ
ラタトスクに仕えるエイト・センチュリオンの一体。
闇を司り、同属性の魔物と契約し自然のマナのバランスをとっている。
これは他のセンチュリオンも同じである。
じゃあ世界を支えてた八大精霊は何だったの?とか言ってはいけない。
エミルを、モテル男はつらいですなぁ、とからかう一方で
マルタの恋は叶わないと一人ごちるその真意は…?
509ゲーム好き名無しさん:2008/07/01(火) 22:32:16 ID:p3RSloVW0
>>508


(^o^)   三
 |\|\  三    <アイン・ソフ・アウル!!!!
 <^\    三






 \(^o^)/
   | |     <エターナル・リカーランス!!!!!
  /^\
   川
   川
510ゲーム好き名無しさん:2008/07/02(水) 04:23:51 ID:eeSoR81O0
グランディアの方、TOSの方 乙。
グランディア冒険のさわりでデータ消えてしまってほったらかしだったけどやってみたくなりました。
511ゲーム好き名無しさん:2008/07/02(水) 22:36:07 ID:W7icvIsm0
グランディア、TOS乙
グランディア、久々にこの話読んだけど、やっぱ好きだなー。
またクリアしてみようかな。

TOS自分もまだ序盤なんで、気長に待ってますw
て、今回マルチエンドらしいから大変ですね。。。
512ゲーム好き名無しさん:2008/07/03(木) 00:17:39 ID:HFxeZM650
グランディアは最序盤の子供くさい流れで投げ出してる奴多いんじゃないかな
513ゲーム好き名無しさん:2008/07/03(木) 00:34:59 ID:rRvYRAlj0
>>512
そんなん超レアケースな気がw 少年らしいところがいいんじゃないかw
今までそういった理由でプレイ辞めた人とは会った事ないねえ。
敢えて言うなら一つ一つのマップが広すぎる事かなぁ。
まぁそれはメリットにもデメリットにもなるから一概には言えないけどね。
後、503みたいに3D酔いとかね。
514ゲーム好き名無しさん:2008/07/03(木) 01:16:19 ID:l1D6DF4I0
当時はFF7の後、近未来SFみたいなRPGが流行っていたので
少年少女の冒険物が懐かしくてわくわくしながらプレイしたな


マスコットの存在理由が最期まで不明だったのも良い思い出w
515ゲーム好き名無しさん:2008/07/03(木) 06:46:48 ID:zkXVopZp0
グランディアは壁越えるあたりが最高だよナァ。
足手まといだってわかって、自分から身を引くスーちゃんかわいかった
516ゲーム好き名無しさん:2008/07/03(木) 09:52:21 ID:s4QHPRr10
皆それぞれグランディアに思い入れがありそうだね。
watch/sm37361から始まる名場面集、恐らくデジミュのセーブデータかな?
眺めたら懐かしくて目頭と胸が熱くなた。
絵はやっぱり古臭いけどBGMと声優の技量が凄い。。。
517ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18:14:47 ID:obc08qEX0
ユグドラ・ユニオンの内容を。
GBAの作品ですが、PSPでリメイクされていて、そちらでストーリーが多少追加されてるのでPSPでの追加ストーリーも記述します。
また、プレイヤーの行動次第で仲間になったりならなかったりするのキャラもいるのですが、仲間は極力回収する方向で。

プロローグ
平和なファンタジニア王国に、新生ブロンキア帝国が攻め込んできた。
王国の都市カローナを陥落させ勢いに乗った帝国軍はついに王都パルティナに侵略。
王は絶命した。

1章
王都の南の峡谷に大剣を持った1人の少女が逃げ込んだ。少女を追うのは帝国の軍人達。
少女を見失った帝国兵は少女が辺境の砦に逃げ込んだと判断し、砦に火をかける。
その時砦の持ち主である盗賊王ミラノが帰還。怒ったミラノは帝国兵を退ける。そこでミラノは帝国に追われていた少女と出会う。
少女の名前はユグドラ・ユリル・アルトワルツ。王国の王女で、手には王家に伝わる聖剣グラン・センチュリオが握られていた。
ユグドラはミラノに王都奪還の協力を要請をし、王都奪還の暁にはパルティナ城を譲るという条件でミラノも承諾した。
ミラノ達は王国の騎士達がいるオーランド平野に到着するが、騎士団達はほぼ壊滅、残った第三騎士団が追撃部隊を相手に抵抗をしていた。
ユグドラ達は騎士団長デュランと合流し、勢いに乗って追撃部隊を撃破。
王都奪還の為ここに王国解放軍結成を宣言し、王国解放軍は戦力増強の為、東の地へ逃れる。
518ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18:16:13 ID:obc08qEX0
2章
援軍の要請をするために友好関係にあるエンベリア公国へ訪れた王国解放軍。そこで見たものは、エンベリアの民ウンディーネが人間を襲う惨状だった。
ユグドラ達の前に、ニーチェと名乗る子供のウンディーネが現れる。ニーチェは事の顛末を教えてくれた。
ウンディーネは一族の存続に「転生石」と呼ばれる宝が必要だが、ニーチェの姉が人間に唆されて転生石を盗み出し、奪われてしまう。
それを苦にしてニーチェの姉は自殺。残されたウンディーネ達の間に「人間の生き血があれば種の存続が可能」というデマが流れ、人を襲うようになる。
ニーチェは転生石を探すためにユグドラ達への同行を申し出た。その後和解を求めて女王エメローネのもとを訪れるが交渉は決裂。戦でエメローネは絶命した。
エンベリアを後にしたユグドラ達はヴァーレンヒルズへ。黒薔薇領主ロズウェルと白薔薇領主ロザリィが治めるその地は、お互いが持つ兵器「アンク」をめぐる戦乱状態にあった。
戦争に帝国が加担していると知った王国軍は、戦争締結を求めるが両家は全面戦争突入の準備を進める。
戦争が始まったら被害は莫大なものになる。ミラノは両家のどちらかを倒せば戦争は免れると提案。ユグドラは苦渋の決断を下す(ロズウェルorロザリィと戦闘)
片方の領主が戦死して戦争は免れたが、無事だった領主(ここではロザリィとしておきます)の元を帝国が裏切った。
領を守るべく帝国との戦闘に臨むロザリィにユグドラ達は強力を申し出て、帝国「五頭竜将」の魔剣士ラッセルと激戦の末勝利する(ロズウェル生存の場合は魔剣士ラッセル→黒騎士レオン)
しかし白薔薇黒薔薇のアンクは奪われていた。帝国はアンクが目的で両家に近づいたのだ。ロザリィは己の過ちを認め、アンク奪還のため王国解放軍の傘下に入る。
その後レネシー山脈を進む王国解放軍。王国解放軍は途中訪れた集落で、王国きっての軍師ブライがこの山にいると知る。
途中、ミステールと名乗る自称主婦の女性が現れ彼女の案内でブライの元へ。しかしブライは既に戦場に立つ気は無いらしい。
そこに帝国将軍バルドゥスが急襲。相手がかつての戦争の相手バルドゥスであると知ったブライは決着をつけるべく、王国解放軍に協力。
戦乙女アイギナ部隊が到着し、窮地に立たされた王国軍だがブライの作戦により勝利する。
レネシー山脈を越えパルティナに向かう王国解放軍の元に、ブライの代わりに彼の孫娘ミステールが加わった。
519ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18:17:24 ID:obc08qEX0
3章
パルティナに戻って来た王国解放軍。王都は帝国兵達が幾重にも厳重な守りを固めていた。
傭兵、戦乙女部隊と交戦し、北パルティナで五頭竜将レオン、エミリオと戦う。その時王国軍のもとへミラノの親友キリエが救援に駆けつける。
南パルティナにて、帝国の特殊部隊を撃破、続いて軍神バルドゥスと戦闘。
そして帝国皇帝にしてユグドラの両親の命を奪った張本人、焔帝ガルカーサが参戦。辛くも勝利し、王都奪還を果たす。
しかし逃走するガルカーサをユグドラは単身で追いかける。ミラノはキリエにユグドラ救出を頼むが王国人を嫌うキリエは拒否。去っていく。
罠にかかり、捕らえられるユグドラ。一方ミラノ達の前に五頭竜将ネシアが現れる。彼は突然自分の兵を全滅させ、同時に自害した。
早く王女の元へ向かうように言い残して。

4章
ユグドラを拉致したガルカーサを追って、帝国に支配されたかつての王国領カローナに到着したミラノ達。
王国軍は牢塔で軟禁されていた女性を保護。女性はフローネと名乗り、帝国将軍であるラッセルの婚約者だった。元々カローナの人間だったラッセルはガルカーサに恋人の無事と引き換えに帝国将軍として戦わされていた。
牢塔外の広場でラッセルにフローネの無事を告げるとラッセルは帝国を裏切り王国軍に加わる(フローネを救出できなかった場合ラッセルは戦死)
カローナ城で再びガルカーサと戦闘。しかし、それは偽物で本物は既にどこかへ逃れてしまったらしい。
王国軍はユグドラの目撃情報を頼りにマルドゥークの森へ。森ではレジスタンスリーダーのクルスが賞金稼ぎに命を狙われていた。救出すると成り行きで王国軍に加わる。
マルドゥークの森を抜けた先で不思議魔女パメラがニーチェに興味を持ち、王国軍にも同行する(条件を満たした場合)
その先の嘆きの谷に辿り着いた王国軍は罠にかかり、黒騎士レオン、緋雪姫エミリオ、特殊部隊ジルヴァ&エレナに挟み撃ちにされてしまう。
その時特帝国内で裏切りが発生。エレナが黒騎士レオンを狙撃した。狙撃は失敗したがレオン隊は撤退し、王国軍は窮地を免れる。
裏切ったエレナはジルヴァに始末されそうになる。ミラノ達はエレナから何か情報を得られるかもと考え救出に向かう。追いつめられたエレナを見かねたキリエの援軍もあり、エレナを保護する。
しかしエレナはすぐに去ってしまった。仕方なくミラノ達は広大なロスト・アリエスの地でユグドラを探す。
ユグドラの目撃証言を得てガレオン監獄に向かう。そこに以前死んだはずのネシアが現れて急ぐよう伝えて消えた。
進軍の途中、エミリオから攻撃を受けるエレナを救出。
エレナは黒騎士レオンの妹だった。敵からも味方からも恐れられる残酷な兄を憂いたエレナは自分の手で兄を討とうと特殊部隊に入り、機会を伺っていた。結果、暗殺は失敗して今では帝国を追われる身となった。
エレナを交えた王国軍はレオンを倒す。エレナはレオンの弔いのために戦線離脱する。同時にキリエも去っていく。
ガレオン監獄で磔にされたユグドラを救出するが、焔帝ガルカーサが精鋭部隊を連れて猛追を開始。王国軍は退路に向かうが、戦乙女アイギナ部隊が退路を塞ぐ。
その時エレナが駆けつけ、高台からアイギナを狙撃。アイギナは右目を貫かれ、その混乱に乗じて王国軍は退却した。
520ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18:18:10 ID:obc08qEX0
5章
パルティナに戻った王国軍のもとに、占い師が訪れて帝国との戦いの激化を示唆する。聖剣の真の力があれば対抗できると言う。
聖剣グラン・センチュリオの真の力を引き出す為には聖地に赴いてユグドラが戴冠し、正式な王となる必要がある。
聖地へ向かうユグドラ道中で最近蛮族達が集落を襲っていると話を聞く。元々テンプルナイツと呼ばれる聖騎士達が治安を守っていたのだが、最近教会内部で過激派が登場。テンプルナイツは解体されてしまい、治安が守られなくなった。偶然出会ったキリエと友に教会領へ。
教会領ではテンプルナイツが帝国軍と交戦していた。ユグドラ達はテンプルナイツリーダー、ゴードンに協力し帝国兵を撃破。
教会の大司教マルディムが帝国と裏で手を組んで、教皇ヨハイムを捕らえようとしていると知る(教皇がいないと戴冠が果たせない)
ヨハイムを救出し、内乱の黒幕である枢機卿ユベロンを倒して平穏が訪れた。
戴冠の地、聖地に入れるのは王家の人間と教皇のみ。ミラノ達はユグドラの戴冠が終わるのを待ち続ける。
都市の警備あたったゴードンとその地を後にしたキリエは焔帝ガルカーサの急襲を察知。キリエがその事をミラノに伝え、ミラノ達はユグドラ達が聖地に到達するまで時間稼ぎをする事に。
ガルカーサの元には重傷を負ったはずのアイギナが無傷で参戦していた。驚く王国軍。
ガルカーサは途中「覚醒の反動」により意識を失い退却。しかしアイギナだけがその場に残る。


6章
聖地ベルへイムへ訪れたユグドラに、浮かばれない魂が襲いかかる。その魂は以前でユグドラが倒したロズウェル(もしくはロザリィ)だった。
彼は亡霊は魔力を求めて彷徨う欲望の塊と化していた。2度もロズウェルを倒さねばならない苦悩を越えて聖剣で亡霊を浄化した。
戴冠の時。ユグドラにティアラが与えられ、ユグドラは正式な王となった。
そこに、ユグドラとヨハイムしか入れないはずの聖地に何者かが侵入。それは戦乙女アイギナ。
ユグドラに憎しみの色を見せるアイギナ。ヨハイムに致命傷を与え、ユグドラと交戦する。
戴冠したユグドラは聖剣の真の力を発揮、アイギナを撃退する。アイギナは去っていくが、ヨハイムは命を落とした。
521ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18:19:34 ID:obc08qEX0
7章
ユグドラは帝国への進軍を決行する。
イシュナート要塞は軍神バルドゥスの守りと魔術師ユーディの砲撃によって突破が困難だった。
エレナの提案により、ユグドラ達が囮となっている間に、ミラノとエレナは要塞裏手の水門を開き、街を水責めにする作戦を取る。
ミラノ達は途中ジルヴァ隊と遭遇。ジルヴァは要塞内と連絡を取るべく引き返す。
ミラノとエレナは阻止すべく追撃。居合わせたキリエと共にジルヴァを討つ。ジルヴァはエレナに最期の言葉を遺し絶命。水門が開かれる。
要塞は水浸しになり、帝国市民達も巻き込まれる。バルドゥスは王国軍の侵入を許すと知って、あえて逃げ遅れた人の為に門を開いた。
バルドゥスは自分1人で戦うと宣言。バルドゥスの意を汲んだエミリオとユーディはその地を後にする。戦の末バルドゥスは最期を迎える。
キリエはユグドラに対し、関係の無い一般人を巻き込む戦いを非難した。
これでは帝国とやってる事が同じだと主張するキリエ。
ユグドラは困りつつもこちらからやらなければまた帝国は王国を侵略すると反論。ユグドラはファンタジニア王国の王として、王国を守らなくてはいけない。
キリエは付き合っていけないと言って去っていくが、キリエも内心ユグドラの主張は理解していた。
ユグドラだったらなんとかできるかも、と心のどこかでそう思っていたのだった。
イシュナートを越えた王国軍は帝都フレアヴェルグへ向かうが、その途中のバルドーの丘で帝国の民間人から結成された義勇兵達が行く手を阻んだ。
ユグドラは武装解除するよう叫ぶが義勇兵達は頑なに拒む。モニカ、カナンと名乗る義勇兵のリーダー達を筆頭に王国軍に剣を向けるが戦力差は大きく、王国軍は連勝。
民間人が死んでいく様を見て緋雪姫エミリオが援軍に駆けつけるが、モニカとカナンは戦死した。
まるで虐殺のようだと、ユグドラは戦いについて悩むようになる。
続くドロミナス湿地帯でも義勇兵達とエミリオ隊が行く手を阻む。その地でエミリオは落命し、王国軍は帝都へ辿り着く。
522ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18:21:33 ID:obc08qEX0
8章
ガルカーサの異母妹エミリオの死がガルカーサに伝えられた。ガルカーサは独り、エミリオに愚かな兄を許してくれ、と呟いた。
帝都の入り口の凱旋門で、ユグドラは焔帝ガルカーサに最後の通告を行う。武力放棄を訴えるユグドラにガルカーサは嘲笑った。もはやどちらかが倒れるまで、この戦いは終わらないと。
そして宮廷魔術師ユーディがヴァーレンヒルズで奪った2つのアンクを使って作った「アンクカノン」を照射。王国軍は手も足も出ない。
やがてキリエがそこに現れる。そして、キリエは何かを決意したかのように、ユグドラに語りかける。ユグドラがそんなに悩んでいたら、ユグドラを信じてついてきた皆はどうなるのか、と。
キリエは涙を流す。「ウチ、道を作って来るね」と叫ぶ。ミラノの必死の制止も聞かず、アンクカノンに特攻した。
大爆発を起こし、辺りは焦土となる(キリエとユーディが戦死)
ミラノはキリエの死を無駄にするな!と全軍突撃の指示を出す。
帝都内に進軍した王国軍の前に残るは焔帝ガルカーサと戦乙女アイギナ部隊のみ。しかし、そこには戦乙女アイギナが2人いた。
実はアイギナはもともと双子であって、姉ルシエナと妹アイギナが交互に王国軍の前に姿を現していた。(妹アイギナは右目に重傷を負っている)ルシエナ、アイギナとの因縁に決着をつける(アイギナかルシエナ、どちらかを倒す。ここではルシエナを撃破としておきます)。
敗れたルシエナはアイギナに私たち姉妹の無念を晴らして、と遺して死亡。ガルカーサはアイギナに一度引くよう告げた。アイギナは姉と同じく戦うと主張するが、ガルカーサは最後の手段を使うと言う。そのためにお前が必要だと言い、アイギナは承諾した。
防戦を続ける帝国軍。連戦を重ねてついにアイギナもまた戦死する。ガルカーサに私達姉妹を亡き者にした王国を討ち取って下さいと懇願して。
お前も逝ってしまったか、と呟くガルカーサは、最後の手段に出る。
ガルカーサは自身の身体に流れている煉獄の魔竜ブロンガの血を覚醒させ、辺りは灼熱の空気に包まれた。
帝国の信仰の対象となっている魔竜ブロンガを、ガルカーサは自らの身体を生贄にして復活させようとする。
魔竜ブロンガが復活してしまったら地上は魔竜に破壊されてしまう。深淵にガルカーサが辿り着く前に、ガルカーサを討たねばならない(失敗したらBエンド)
あと一歩の所でガルカーサにとどめをさしたユグドラ達。ガルカーサは最期を迎える。
強い者が王となるという考えのガルカーサは、ユグドラに対して見事だった、と告げた。ユグドラは力で治める世界は虚しいだけだと言う。ガルカーサは嘲笑し、それでも自分達を打ち破ったユグドラ達の想いを、我々が忘れる事はないだろうと言い残し、力尽きた。
523ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18:23:44 ID:obc08qEX0
9章
ガルカーサを倒して、ユグドラは聖剣について考える。聖剣のもとに正義があるという王国の教えを信じて戦って来た。けれど聖剣を間違った人間が持ったら大変な事になる、と。
その時兵から連絡が来る。海の底から突然島が浮上してきたと。グラン・センチュリオが共鳴しだしたその島の調査に向かうユグドラ達。
島は上昇を続け、空へ向かう。そこに予言者ネシアが現れる。臨戦態勢を取るユグドラ達の前に、ネシアはユグドラ達がよく知るある人物を召還する。
その人物は凱旋門でアンクカノンに特攻し、命を落としたキリエだった。
ユグドラは聖剣を通してキリエの心の声を聞く。それは自分を殺してというものだった。今は無理矢理生かされている、苦しい…という声に、ミラノ達はキリエを倒して魂を解放させる決意をする。
キリエの魂は解放された。キリエは、ネシアの事をユグドラ達に伝える。
ネシアは大昔に神界を追放された堕天使で、神々への復讐を企てているから、ネシアの思い通りにしてはいけないと。
そして、自分も本当はユグドラ達の作る世界に入れて欲しかったという事を。
言いたかった事を全て伝えると、キリエはなんだか眠くなって来た、と言い、ミラノ達に看取られながら浄化していった。
島は上昇を続ける。島にある大聖堂に立つネシアのもとへユグドラ達が向かう。
ネシアは聖剣グラン・センチュリオは自分が作ったものだから返して欲しい、と言い出した。ユグドラ達は一同に驚く。
ネシアの本体は神界を追放され、鎖に繋がれ海の底に沈められた。ネシアは聖剣グラン・センチュリオを創り、ファンタジニア王国に譲渡した。グラン・センチュリオは人を斬る毎に、人の負の感情を吸収していく。そして強くなったグラン・センチュリオで神々の復讐するのだと。
ユグドラはネシアの要求を拒む。力づくで奪い返そうとするネシアを聖剣を以て倒した。
ネシアは笑う。それならば、ユグドラの作る世界がどんなものか見せてもらう、もう何も映しはしないその瞳で、と言い残して死んだ。聖剣は正義の象徴ではなかった、と呟くユグドラをよそに、ネシアが倒れた後も島は上昇を続ける。
ようやく止まったそこは地上と神界の入り口へヴンズゲート。たたずむアークエンジェルのマリエッタがユグドラ達に語りかける。地上での争いの先に聖剣グラン・センチュリオはいつもあった。貴方達は神界でもその剣を振るうのかと。
剣を封印するか、剣を以て大罪を為すかという選択を迫られ、ユグドラは結論を下す(剣を封印するとAエンド。マリエッタと交戦するとCエンド。PSP版ハードモードの場合のみ、その先にいる神官達と戦った後にDエンドを迎える)。
524ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18:24:57 ID:obc08qEX0
エンディング

Aエンド
聖剣を封印したユグドラ。武力を捨て、平和な国家を築いていいく事を宣言。
ミラノは自分もユグドラに付いていくと言い、王国軍達も争いの無い世界を築いていく事に賛成する。
その様子を見たマリエッタは地上にひとすじの希望を見出して、自分の持つ杖「叡智の聖杖」をユグドラに託す。
後にユグドラが治める国は繁栄していった、という語りでEND

Bエンド
魔竜ブロンガが復活し、世界が炎に包まれてEND。

Cエンド
剣をもってマリエッタとの戦いに挑む。守護天使マリエッタの力の前に手も足も出ないが、長期戦の末にマリエッタを討つ。
マリエッタは消えるが、その間際に神界に宣戦布告したユグドラ達はもう戻れない、と告げる。
ユグドラは、神々がネシアを放置したからこの地上に争いが起きてしまったと言い、地上の王として神々を排除すると提案する。
王国軍はヘヴンズゲートを通り、制圧に向かう。その戦いは後に「神界戦争」と呼ばれる…という語りでEND。

Dエンド
剣を以てマリエッタとの戦に挑む。守護天使マリエッタの力の前に手も足も出ないが、長期戦の末にマリエッタを討つ。
マリエッタは消えるが、その間際に神界に宣戦布告したユグドラ達はもう戻れない、と告げる。
ユグドラは、神々がネシアを放置したからこの地上に争いが起きてしまったと言い、地上の王として神々を排除すると提案する。
王国軍はヘヴンズゲートを通り、制圧に向かう。
ヘヴンズゲートを進軍する王国軍達は神官兵達に会う。邪魔をする敵と見なし、神官達を武力を持って排除しようとする王国軍。
神官兵達は試験体である「367号」と呼ばれる天使で王国軍を倒そうとするが、王国軍には適わない。
神官兵達は367号を強化し、圧倒的な力を持つようになった367号とユグドラ達が再度戦闘に。
367号と神官達を討ったユグドラ達。367号は最期に「ヘクター様にデータを渡さねば」と言って絶命。
ユグドラ達は神界に向けて進軍を再開。その戦いは後に「神界戦争」と呼ばれる…という語りでEND(基本的にはCエンドと同じ結末)
525ユグドラ・ユニオン:2008/07/03(木) 18:27:13 ID:obc08qEX0
用語
■王都パルティナ…ファンタジニア王国の都。王家の暮らすパルティナ城がある。
■カローナ…王国領の大都市。物語冒頭で帝国の侵略により陥落した。
■グラン・センチュリオ…王家に代々伝わる聖剣。正義は聖剣のもとにあり、という王国の言葉を信じてユグドラが掲げる大剣。
■転生石…ウンディーネ達の秘宝。女傑種族であるウンディーネは転生石を使って種を守っている。
■アンク…黒薔薇と白薔薇が1つずつ持つ強力な兵器。高い威力を持つ。
■五頭竜将(いずりゅうしょう)…帝国の皇帝ガルカーサが従える5人の将軍。軍神バルドゥス、緋雪姫エミリオ、予言者ネシア、魔剣士ラッセル、黒騎士レオン。
■特殊部隊…暗殺から砲台の奪還、奇襲と様々な面で暗躍する帝国のアサシン達。ジルヴァ、エレナがこれにあたる。
■レジスタンス…有志で結成された反帝国組織。マルドゥークの森を拠点に、帝国にしばしば夜襲をしたらしく、リーダーには高額の賞金がかけられている。
■ヘクター…ゴートの七賢と呼ばれる天使達の上に立つ人物の1人。「リヴィエラ」に登場する。


■補足1
物語の事件の大半はネシアが起こしたらしい
ネシアは神々の復讐のために聖剣グラン・センチュリオを作った。聖剣の柄の部分に自分の眼を埋め、聖剣を通して様子を伺う。
聖剣を王国の王家に授け、地上に争いを振りまいて聖剣に人々の負の感情を吸わせるように仕向けた。
帝国と王国間での戦で大勢の人を斬って成長したグラン・センチュリオを使って自分の戒めを解き、神界に復讐するのがネシアの本来の目的。
また、ニーチェの姉を唆して転生石を奪ったのもネシアと思われる(ネシアが封印されている島で転生石が見つかる)
■補足2
アイギナとルシエナは元は王国の人間。
忌むべき双子だった彼女達は生後殺されそうになったが、悲しんだ母のはからいによって帝国へ逃れた。
アイギナ、ルシエナの妹にあたるユグドラは2人とは違って王宮で裕福に育ったため、アイギナ、ルシエナから憎まれている。
■補足3
Dエンドに登場する367号は、ユグドラ・ユニオンを制作したSTINGから発売された「リヴィエラ〜約束の地リヴィエラ〜」に登場する男
ヘクターが命じて作らせた試作段階の告死天使(強力な戦闘力を持った天使)リヴィエラには367号とよく似た告死天使が登場する。
■補足4
その昔王国が無かった頃、キリエの先祖「古代種」が暮らしていた。
しかし、後からやってきた人々が彼らを荒野に追い込み、彼らの生きていた場所に王国を建設した。
その事を幼い事から聞かされてきたキリエは王国を嫌っている。
■補足5
ユグドラとミラノの「王都を奪還したら城を渡す」という約束はユグドラが攫われたあたりで有耶無耶になった

だいたいこんな感じです。
526ゲーム好き名無しさん:2008/07/03(木) 18:56:15 ID:+//BVmn60
>>525
乙。
OHP見たけど、絵とストーリーがずいぶんかけ離れたゲームなんだな。
527ゲーム好き名無しさん:2008/07/03(木) 19:06:55 ID:8ngGKTNw0
乙 神界での戦闘が追加されたのか
528ゲーム好き名無しさん:2008/07/03(木) 22:00:03 ID:OZO7anFo0
>>527までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

「ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険」
はWikiに直接書いてもらえたので、未解決リストから消しました。
529ゲーム好き名無しさん:2008/07/03(木) 22:03:20 ID:OZO7anFo0
スレの容量が450KBを超えたので、次スレ立てを試みます。
530ゲーム好き名無しさん:2008/07/03(木) 22:09:31 ID:OZO7anFo0
立てました。

ストーリーを教えてもらうスレ part40
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1215090241/l50
531ゲーム好き名無しさん:2008/07/05(土) 16:36:39 ID:w+tCEZkP0
グローランサーの最後の方だけど

ベルガーは時空が操れたりパワーストーンが操れるので
(生まれつきなのか、過去に人体実験された影響かは忘れた)
息子であるゼノスにもその才能が実は引き継がれていましたてだけで割と筋が通っていたような

ケヴェルがベルガーをコピーして主人公つくったのもパワーストーン制御するのが理由

あと、リシャールにパワーストーンで存命ができないのは
最初にあったパワーストーンの方はエネルギー残量が尽きかけてるから
(別の遺跡でエネルギー充填する装置があるが恐ろしく時間がかかる)

で、ラスダンで新しく作ろうにもベルガーの息子のゼノスの存在や才能も知らんし
自分一人でやろうとすると、ケヴェルが死んでエネルギー配給が尽きてるので
作れても、その時の消耗で自分も死んでしまうから

主人公側もベルガーの能力とか具体的に知るのは、ラスダンの資料室で
ベルガーが人体実験された記録を見てから初めて知ったと


間違ってたらスマソ
532ゲーム好き名無しさん:2008/07/05(土) 16:38:53 ID:w+tCEZkP0
あと主人公とカレンがくっ付いたら近し・・・(略

ではなくて、カレンはベルガーの養子だから大丈夫だ、ちっ
533負けるな!魔剣道:2008/07/05(土) 18:32:27 ID:rK3wKAYW0
剣野舞はオツムの出来は良くないものの、天才的な剣道の腕を持つ女子高生。
その剣才を買われて名門・美我破破羅学園に入学した舞だったが、舞の家は物凄い山奥にあった。
片道5時間の生活で遅刻はかさみ、気が付けば留年間近なのだった。

いつも通り4時に家を飛び出した舞の前に、妖怪刑事ドロと名乗る男が現れる。
人間たちの乱開発により封印の破れた妖怪たちが、世の中に逃げ出してしまった。
舞からは只ならぬ剣気を感じる。どうか手を貸してくれないか?

あんたが自分でやりなさいよ!刑事なんでしょ!すげない舞の一言。
彼女は自分に関係ない損得には全くまるで興味の無い、ごく普通の女子高生なのだ。
肩をすくめるドロ。
妖怪ゾーンが広がれば、あなたは刻限までに学園へ辿りつけなくなるだろう。ほら、もう此処も…。

遅刻すれば留年!焦りまくる舞。「やってやろうじゃないの!」「ありがたや〜」
(これで自分で危ない目を見なくても済む…)
ドロは単に自分が貧乏くじを引くのが嫌なだけであった。

ドロから魔剣像を託された舞は、晴れて魔剣道となったのであった。
バスに乗り、雪原を越え、湖底に潜り、モノレールに揺られて、電車に駆け込む。

魔剣道そっくり?のマネンボーや宿命のライバル?マケンロー等を倒し、遂に学園に着いた舞。
とっとと駆け込みたい校門の前にいた妖怪の親玉・マケンポーをしばき倒し、舞はめでたく遅刻せずに済んだのであった。

「よくやったぞ魔剣道!これで君も立派な妖怪刑事だ!」
「なるか!そんなモン!!」
534ゲーム好き名無しさん:2008/07/06(日) 12:26:32 ID:6SZuUBiyO
魔剣道乙です!
535ゲーム好き名無しさん:2008/07/07(月) 03:45:45 ID:QG9xd4dO0
フリーソフト「鴉の断音符」をお願いします
536ゲーム好き名無しさん:2008/07/07(月) 14:34:37 ID:rRhkpP1F0
お待たせしました。予約していた「ぼくのなつやすみ2」のストーリーを投下します
ゲーム中の行動によりストーリー内容が変わるので、前後している部分があります
wikiの続きから始まっていますが、日記形式ではなくなってしまいます。ご了承ください
537ぼくのなつやすみ2:2008/07/07(月) 14:35:34 ID:rRhkpP1F0
靖子と幼馴染の家に遊びに行った翌日、墓場に行くと中学生くらいの少年が探し物をしていた。
どうやら、ロケットを探しているらしい。
そう。彼こそがロケット少年として富海を騒がせている人物であり、靖子の幼馴染、洋だったのだ。


民宿に女のお客さんが来たが、誰もいなかったためにボクが応対。
「あんた何者?」と問うボクに、「自分から名乗りなさいよ、小学生」という
前作プレイ者をニヤリとさせるやりとりをし、ボクが「お姉ちゃんは・・・大学生?」と聞く。
女のお客はそれを否定も肯定もせず、おばちゃんに挨拶するために正面玄関へと向かった。
その途中、彼女は「私の名前、芳花っていうんだ。よろしくね!」と名乗った。

彼女は「来るのかどうか分からない誰か」を待っているらしい。


靖子たちのじいちゃが元気無いらしい。看護婦の凪咲も孫たちも、おばちゃんも心配している。
じいちゃはこの頃、奥さん(靖子たちの祖母)の夢をよく見るという。
ボクは呑気に「拾った物でも食べたのかな」なんて日記に書いている。


光に富海を案内してもらったら、なぜかシゲルが不機嫌そうにしていた。

看護婦の凪咲は、日曜日にデートしているらしい。
それを船頭さんに言うと、黙り込んでしまった。


夕方になると、誰も入院していないはずの診療所に、靖子と同い年くらいの女の子が現れる。
名前を聞いたが、「ふふっ・・・教えないよ。キミが驚くから」と言った。
心臓の病気を患っているが、最後まで良く分からなかったらしい。
「ねえ、君は悲しいこと平気かな・・・」
ボクは彼女を「座敷童子みたい」「ふわふわしていて空気みたい」と評す。
夕方以外の時間帯にはなぜかおらず、じいちゃに聞いても「あそこは長い間昼寝以外では使われていない」
と言われる。
彼女と仲良くなっていると、肩叩きを頼まれるので、してあげる。
彼女はお駄賃として50円玉をくれるが、それはボクが生まれる前に使われていた古い硬貨だった。
538ぼくのなつやすみ2:2008/07/07(月) 14:36:17 ID:rRhkpP1F0
洋は靖子の事を気にしてはいるものの、小学校に上がってから疎遠になってしまったため、
会うのが気まずいらしい。「勇気がないんだ」と冷やかすボク。
ムッとした洋は、今夜、靖子に会いに行くという。もちろん、ボクを引き連れて。

洋と一緒に靖子の部屋に訪れると、彼女は驚愕し、動揺を隠せない様子だった。
2人が疎遠になったきっかけは、靖子が小学校に上がったからだった。
靖子と洋はお互いに、一緒に小学校に上がるものだと思っていたが、実は靖子が1つ年上だったのだ。
小学校へは船で通うため、洋はそれからずっと一人ぼっちになってしまった。
一方、靖子は学校で出来た、それも初めての女の子の友達に浮き足立ってしまい、
翌年、やたら無口な洋が船に乗ってくるまで彼の事を忘れてしまっていたことを謝罪する。
一度話し始めると、ぎこちないながらも昔を思い出し、打ち解けることが出来た。

別れ際、洋は「さよならの時に使う決まり文句があったと思うんだけど?」と言う。
靖子は「もう、覚えてないよぉ!」と笑い飛ばす。

それからは、受験を控えている洋の元に靖子が押しかけ、ほぼ毎日家庭教師をするようになる。
洋は国語、社会、英語は目も当てられないが、数学と理科は天才的らしい。

靖子は、受験のときのおまじないを洋に教える。
「私みたいな根暗な天邪鬼は、おまじないも否定して唱えるの。
“受かる、受かる・・・”じゃなくて、“落ちない、落ちないって・・・”」
539ぼくのなつやすみ2:2008/07/07(月) 14:36:53 ID:rRhkpP1F0

民宿に、新しいお客さんが来た。何でも、靖子と光の母親だという。名前は静江。
「どうして靖子おねえちゃんの家に行かないの?」と問うボクに、彼女は笑ってこう答えた。
「私ね、靖子ちゃんに嫌われてるの」
彼女は夫(靖子と光の父親)の墓参りのために、富海に帰ってきたのだという。
娘の靖子もまたこう言った。
「私、お母さんと仲・・・悪いんだ」

静江は東京に帰る前に、ボクに少しずつ話を始めた。
靖子たちの父と喧嘩して、家を飛び出したこと。
その時に、家族に無断で家の鍵を東京に持って行ってしまったこと。
その後、喧嘩別れしたまま夫と死に別れてしまったこと。
悲しい気持ちで海を見ていたら、海の遠くに稲光が見え、その幻想的な風景を忘れられないこと。
交通遺児の奨学金団体に勤めているが、自分の子供を不幸にしてしまっている、
「ちょっと悪い正義の味方」であること。
そして、いい人に会うためには、自分もいい人でなければならないこと、を。
(ちなみに、静江がいる間のある日に光と話すと、「お母さん(静江)の東京にいる家族と住んでみたい」
と言っているので、向こうで再婚しているようです)

ただ1人、静江を見送るボク。
静江が使っていた部屋に入ると、テーブルの上に鍵が置いてあった。
靖子に見せると大きなショックを受けた様子で、「お母さん・・・お母さん!」と叫び、道路に座り込んでしまった。
鍵の正体は、相楽家の懸案事項であった、靖子の部屋とリビングを繋ぐものだった。
(それまではリビングへは道路から、靖子の部屋へは庭に回りこまなくては入れなかった)

静江は何を考えてその鍵を持ち出し、そしてどんな気持ちで今日、それを返したのだろう。
靖子はどんな気持ちで、母がいる東京の高校への進学を望んだのだろう。


診療所には、あの色白の女の子と、じいちゃがいた。
「靖成は元気か?」
「ええ。相変わらず、毎晩星を見ていますわ」
お互い、懐かしそうに話している。
まるで、昔からの知り合い、いや、恋人のように・・・。
それからというもの、じいちゃはみるみる元気になった。
540ぼくのなつやすみ2:2008/07/07(月) 14:37:41 ID:rRhkpP1F0
おじちゃんは昔、大工をやっていたが、
高いところが苦手だったために辞めてしまったらしい。


タケシは将来、学校の先生になりたいらしい。
きっかけは、体育の先生が、鉄棒が苦手な女子生徒のために、鉄棒のテストの際、
彼女が得意なピアノを弾かせて合格にした(こじつけると、指を使うから)、というエピードかららしい。


船頭さんは、看護婦の凪咲を花火に誘ったが、
「船長さんの好意にはお応えできないんです」と謝られてしまう。


洋にバルブを3つ渡すと、靖子と仲直りさせてくれたお礼に、とロケットに名前を書かせてくれる。


テレビのニュースで、金塊強盗事件が、8月29日で時効になることを告げていた。


また民宿にお客さんが来た。今度は無口な、谷口というおじさん。
少し寂しげで無愛想だけど、悪い人ではなさそうだ。
昔、潜水夫をやっていたらしい。
その日、芳花がどこかに電話をしていた。


靖子の部屋はプラネタリウムのようになっているが、それは元々父親の部屋で、
家族の反対を押し切って改築したものらしい。
「うちはあまり裕福じゃないのに、お金の当てでもあったのかなあ・・・?」
と首を傾げる靖子。そして、こう続けた。
「そういえば、お父さん、海ですごいものを見付けたって言ってたっけ」
541ぼくのなつやすみ2:2008/07/07(月) 14:38:14 ID:rRhkpP1F0
ボクは奥沢で、オオカミじじいと呼ばれる人物と会う。
彼はあのロケット少年、洋の父親だという。
今は炭焼き職人として生活しているが、嘗てはオオカミを追いかけていたので、
こんなあだ名で呼ばれているらしい。
(子供たちの間では、狼と素手での格闘の末に殺し、食べてしまった人物として恐れられている)


地震によって洞窟の入り口を塞いでいた岩が崩れ、入れるようになっていた。
中にあるのは深い縦穴・・・。好奇心旺盛なタケシとシゲルの兄弟は、真っ先に見に来ていた。
タケシは「男は度胸だぜ!」と震える声で穴に入る決意をしていた。
夕食の時間になると、シゲルが「お母ちゃん!」と泣きながら走って帰ってきた。
「お兄ちゃんが、穴に落ちちゃった!!」
ロープを吊るし、おじちゃんがタケシを救出。幸いにも、怪我は足の捻挫くらいだった。
おばちゃんは泣きながら、無茶をしたタケシを叱った。

この事件の後、おじちゃんは必死だったせいか、高所恐怖症を克服したようだ。
(おじちゃんが大工を辞めたのは、この高所恐怖症が原因だった。民宿2階の渡り廊下でさえ怖かったらしい)

ボクがこっそりこの穴の中に降りてみると、お菓子の空き箱だろうか。四角い缶があった。
中を開けてみると、金色に輝く板がいくつも出てきた・・・。


虫相撲でタケシの秘密兵器に勝ったボク。
仲間として正式に認められ、トッテン山の入り口を教えてもらった。
これでタケシとシゲルと親友になれたのだ。
542ぼくのなつやすみ2:2008/07/07(月) 14:38:58 ID:rRhkpP1F0
またまた新しいお客さんが来た。
・・・と言いたいところだが、あいにく部屋は満室(サイモン、芳花、谷口の3部屋)なので、
浜辺でテントを張ることにしたようだ。
話してみると、芳花の知り合いだという。しかも、片想いの芳花を追って来たとか何とか・・・。
仕事は公務員で、「人の役に立つ仕事」。こればっかりは自信があるらしい。
名前は保田。メガネの、真面目そうな男の人だ。


谷口は何か探し物をしに富海に来たらしい。
海の中にあるものなのか、何度も潜っては「無いなあ」とため息をついている。


芳花の部屋に、谷口の写真が置いてあった。
ボクは、芳花が谷口を好きなのではないかと推測する。


オオカミじじいと親しくなっていると、狼の話をしてくれる。
本当に狼と格闘したらしく、あわやという時に崖に投げ飛ばした。
慌てて見に行ったが、どこを探してもその狼の死体は見つからなかったという。
それ以来、空しくなって彼は狼を探すのをやめたのだった。

彼が行き着いた結論は、「狼はそこらじゅうにたくさんいるが、人間と住んでいる次元が違うので、
人間の目で見ることはできない。狼の遠吠えは、彼らの次元に迷い込んだ人間を、元の次元に返すための
ものだ」というものだった。
(ちなみに、靖子たちの家で飼われている犬が教えてくれる隠しマップにて、イヌ科の動物の古い死骸を
見つけるイベントがあるが、それがその時の狼なのか、ただの野犬なのかは不明)


夕方、診療所にあの色白の女の子が来ていた。
「君にとって、とても辛い事が起こるけど、みーんないずれ幸せになる。きっと大丈夫だよ」
そう言うと彼女は・・・

ボクの目の前で消えてしまった。
(ちなみにボクくんは驚く様子もなく無反応)
543ぼくのなつやすみ2:2008/07/07(月) 14:39:37 ID:rRhkpP1F0
みんなで花火をしたり、釣りをしたり、洋のロケットがまた失敗したり・・・と、
のんびり楽しく残りの夏休みを過ごすボク。
ある日、朝から芳花と保田が、谷口を探していた。
息を切らせているところを見ると、急ぎの用なのだろうか?

夕方、船着場では、芳花と保田に連れられて、項垂れる谷口の姿があった。
「おじちゃん、どうしたの?」
そんなボクの問いに答えてくれる大人は、誰もいなかった・・・。
芳花と保田、谷口は何も告げずに、民宿を後にした。

谷口は金塊強盗の犯人の1人だった。
時効直前に、警察である芳花と保田によって捕らわれてしまったのだ。

(これは物語中にははっきりと語られないので、あくまで憶測ですが、
谷口は母親の手術費のため(?)に金塊を取りに来ましたが、靖子の父がその金塊を見つけ、
彼によって隠し場所を変えられてしまったようです)
(あと、超蛇足ですが、谷口を探す保田に、「1号室の男を見なかったか?」と聞かれます。
しかし、谷口は3号室の客であり、1号室を使っているのはサイモンです。
芳花はちゃんと「3号室の・・・」と言うので、制作側の間違いなのか何なのかは不明です)


洋は未だに「さよならの時に使う決まり文句」を思い出せないでいた。


そろそろ夏休みも終わりという頃、凪咲とサイモンが訪ねてくる。
驚く全員の前で、2人は結婚するという報告をした。

その直後、ボクのお父さんから電話が来た。
ボクの弟が、とうとう生まれたのだという知らせだった。
544ぼくのなつやすみ2:2008/07/07(月) 14:40:28 ID:rRhkpP1F0
芳花が帰ってきた。自分が警察であることを黙っていたことで、結果的に民宿のみんなを
騙した形になってしまった事を謝罪するために。
ついでに、今回の件で夏休みが貰えたため、せっかくなので気に入ってしまった富海に来たらしい。
(ちなみに、ボクはまだ芳花を女子大生だと思い込んでいます)

夕食時に、タケシがおじちゃんに「大工の仕事に戻りたいんだろ?」と言う。
おじちゃんは肯定し、まだ動ける自信もあったが、給金が駆け出しの連中と同じになってしまうため、
食べていけなくなるのを心配している。
タケシは、「この民宿をオレにくれよ」と言う。
タケシが高校を出るまでの7年間だけ民宿を続けて欲しい、と。
あとはおじちゃんが大工に戻ろうがなんだろうが、関係ない、とも。

靖子もボクも、翌日には帰ってしまうということで、浜辺でお別れパーティをすることになった。
パーティに行く直前、タケシとボクは夏の間のお礼を言い、無言で握手をした。

船頭さんも誘ったが、彼は断った。サイモンと凪咲が参加するので、遠慮したのだろう。
光はボクの家に遊びに来る気満々のようだ。

ふと、洋が「さよならの時に使う決まり文句」を思い出す。
それは特別な言葉ではなく、「ま・た・あ・し・た」というものだった。
一緒に遊んだ後の、別れの挨拶代わりのその言葉が、洋はとても嬉しかったという。
明日には帰らなくてはならない。靖子は膝を抱えてうつむいた。

最後に、芳花がギターを弾きながら短い歌を歌ってくれた。


みんなに見送られ、靖子とボクは船で帰っていく。
寂しい気持ちで港を後にする2人の背後から、ロケットが打ち上がった。
洋が見送り代わりに打ち上げてくれたのだ。
不安定な軌道を見、靖子は「落ちない、落ちない・・・」とおまじないを唱える。
ロケットは、雲を突き抜けた。
靖子とボクは抱き合って喜び、見えなくなるまでそれを眺めていた。
545ぼくのなつやすみ2:2008/07/07(月) 14:41:54 ID:rRhkpP1F0
エンディング
●ベスト・・・月に“ボク”と書かれたロケットが落ちている。
●ノーマル・・・マリンランナー号(船頭さんの運転する船)のアナウンスが流れる。
●バッド・・・何も無かった夏休み。


補足
※エンディングは、「洋に渡したロケットのバルブ」「イベント」の数によって変化します。
3つ渡した→ベスト、3つ未満渡したor渡していない→ノーマル、イベントを全く起こさない→バッド

※夕方の診療所の入院患者は、じいちゃの奥さん(靖子たちの祖母)です。
断言されてはいませんが、いつも窓の外を見て何を考えているのかの問いに
「家のこと」と答えたこと(窓の外には靖子たちの家が見える)や、庭のミカンの木の話、
じいちゃとの会話からそう考えて間違いではないでしょう。

※靖子と洋のイベントは、ほとんどボクがいることで進展しますが、関わらなくても勝手に進みます。
(墓場の洋を無視しても、民宿に牛乳を買いに来るイベントが発生して顔見知りになるし、
靖子と洋を会わせなくても、いつの間にか仲直りします)

※ストーリー内ではサイモンにほとんど触れていませんが、実際は色々な小イベントに関わります。
上記で「看護婦の凪咲は、日曜日にデートしているらしい」とありますが、サイモンも「日曜日にデートなんだ」
と言う日があります。上記では敢えて書きませんでした。
船頭さんと昼食の話で喧嘩になったり、芳花とちょっと電波な会話をすることもあります。

※靖子の部屋にある絵は、絵描きだった靖子の父親が描いた物で、金塊の隠し場所のヒントになっています。

※書いていませんが、前作にも登場したお坊さん(同一人物かは不明)が出ます。

※ちなみに、洋の声は前作のボクくんです(前作にも出ている声優は何人かいますが、特筆すべきはこれでしょう)。
546ゲーム好き名無しさん:2008/07/07(月) 19:21:09 ID:KQ1A0gTO0
乙 何よりおぬしがぼくなつが好きだって感じが伝わってきてよかった
547ゲーム好き名無しさん:2008/07/07(月) 20:12:48 ID:/wAW/BEF0

ぼくなつ2は夕方に聞こえる芳花のギターが良いんだよな
548ゲーム好き名無しさん:2008/07/07(月) 22:33:04 ID:+ONY9ISc0
これからの季節にピッタリなもん読ませてもらったよー乙
549ゲーム好き名無しさん:2008/07/08(火) 01:51:47 ID:AAqaiFSL0
このスレの>>548、次スレの18までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

「分裂ガール」
「アークザラッドIII」
はWikiに直接書いてもらえたので、未解決リストから消しました。
550ゲーム好き名無しさん:2008/07/09(水) 13:50:43 ID:vx02iV/90
無限のフロンティアお願いします
551ゲーム好き名無しさん:2008/07/09(水) 17:41:03 ID:ECBmyzOb0
最近多いけどちゃんと>>1通りに有名無名に関わらず
>・リクエストの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
を守りませんか?
また、書き手側には言及されてないけど、書き手の方も
「正確なタイトルとハード名」をきちんと書けば転載人さんの
負担も多少は減るので気を遣って見てください。
552ゲーム好き名無しさん:2008/07/09(水) 22:34:49 ID:Z4PRoLVC0
>>551
もうこのスレ容量オーバーになるから、あっちのスレでも言った方がいいとオモ
553ゲーム好き名無しさん:2008/07/09(水) 23:12:15 ID:TmuMAyr60
此花シリーズ一作目のKONOHANA:TrueReportをお願いします
PSとドリームキャストで出てます
554ゲーム好き名無しさん:2008/07/10(木) 00:25:02 ID:FiA9Pk/x0
此花か…PS2で1〜3をひとまとめにしたのがSuperLite2000だったかで出てたんだ…
が、それをつい最近売っちまったんだぜ…orz
555ゲーム好き名無しさん:2008/07/10(木) 01:19:49 ID:nSLavIWe0
このスレの>>554、次スレの41までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。

「ひぐらしのなく頃に」
はWikiに直接書いてもらえたので未解決リストから消しました。
「ルナ ザ・シルバースター」も
SS・PS・Winへの移植作「ルナ シルバースターストーリー」を
Wikiに直接書いてもらえたので未解決リストから消しました。
556ゲーム好き名無しさん:2008/07/11(金) 08:22:30 ID:CHU1Slx1O
ひぐらしのなく頃にありがとうございます
続編のひぐらしのなく頃に解とひぐらしのなく頃に礼のストーリーをリクエストします。よろしくお願いします
557ゲーム好き名無しさん:2008/07/11(金) 11:12:22 ID:/NA3JtSr0
まとめwiki見た所なかったので、
pspのブレイブストーリー〜新しい旅人〜のストーリーをリクエストさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
558ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 00:40:56 ID:sV1ZFRpP0
Wikiに関する連絡です。

ここ2週間ほどの間にWikiに直接投稿されたうちのいくつかのページで、
他のサイトからの丸ごとコピペや、細部を変えただけの文章を見つけました。

何かの間違いだった場合非常に失礼ではありますが、同一人物によって複数のサイトからコピペされていることから
サイト主本人による投稿ではなく投稿者による無断コピペではないかと考えています。

もしそうだった場合、サイト主からの許可を取らず、
それどころかそのサイトからの文章引用であると明示すらせずに
コピペしているのはかなりまずいのではないかと思います。
(以前、「レイディアントシルバーガン」で似たような事がありましたが
 その際にはWiki管理人さんが、コピペ元のサイトの管理人さんと連絡を取って、
 そのサイトのURLをWikiのレイディアントシルバーガンのページの末尾に掲載することで
 許していただくという事に話をまとめてくださったようです。)

以下がコピペ元サイトを私がGoogle検索により見つけたページのリストです。

・ひぐらしのなく頃に礼
・ルナ シルバースターストーリー
・ルナ2 エターナルブルー
・グローランサーII
・グローランサー(2008/07/4に追加された部分)
・英雄伝説V 海の檻歌(2008/07/10に追加された部分)
・ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険
・テイルズ オブ ザ テンペスト
・ファイナルファンタジータクティクス(2008/07/8〜07/9に追加された部分)
・無双OROCHI(2008/06/30〜07/3に追加された部分)
・ポポロクロイス 〜月の掟の冒険〜(2008/06/26に追加された部分)
・FINAL FANTASY VII(2008/06/23に追加された部分)

とりあえず、念のため上記のページは該当部分を
一旦削除しておいたほうがいいと思うのですが(復元は簡単に行えます。)、
スレのみなさんの意見はどうでしょうか。
559ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 00:46:04 ID:sV1ZFRpP0
また、さらに判断が微妙になることですが、以下のページは
Google検索によりコピペ元のページを見つける事はできませんでした。
しかし、>>558に列挙したページでコピペをした方と同一人物による編集です。
ですから、検索にかからない何処からかのコピペである可能性も高いように思います。

・戦場のヴァルキュリア
・東方紅魔郷
・分裂ガール(2008/07/07の部分)
・ANUBIS ZONE OF THE ENDERS(2008/07/2に追加された部分)
・クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-


また、「ひぐらしのなく頃に」のページは
「ひぐらしのなく頃にWikiに書いたものからのコピペ」であると
記載されていましたが、同じく>>558のように複数のサイトからのコピペをした人による編集という事で
本当にその人自らが書いた文章なのかどうかは疑わしい気がします。

ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki - ひぐらしのなく頃に
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/1143.html


これらも一旦削除した方がいいと思うのですが、
他がコピペであったとしてもこれらはオリジナルである、という可能性も否定できません。
できれば本人からコピペなのかそうでないのかをお聞きしたいところですが……。
560ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 01:02:02 ID:AG2LIu5v0
一旦削除がいいと思います
コピペでなくとも「絶対」が言い切れない以上は、他と同じく「黒」であると考えるのが妥当かなと思います

唯一復元するような状況があるとしたら、転載元の記事を書いた本人であるくらいでしょうか・・・
561ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 01:29:26 ID:N+q3+ay10
疑わしい以上、私も「一旦削除」に同意します。


ところで前々から思ってたんですが、2chのスレすっとばして
wikiに直接書くのは前から結構ありましたっけ?
最近あまりに多いような気が・・・。

スレ経由だと、それ転載じゃ?みたいな指摘もできると思うのですが、
直接カキコってどうなんでしょ。
562ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 03:17:28 ID:z5ArD+NHO
いざ書きこもうとした時に限って何故かアク禁(今も絶賛悪禁中)
→ええい面倒いわ直接書いたる!
という感じだったのだが、そんな事になっていたとは…
長いのスレに書き込むの気が引けるし、直接wikiに書く人多いみたいだし、
自分もこれからは直書きでひっそりやって行こうかな…とか思っていたんですが、一人だったのか…

あ、私も削除に一票です
ただでさえグレーな部分があるスレなのにこれはちょっとなー
自分で書いてないのにあの枕はないぜよ

ともあれ発見乙でした!
563ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 05:30:31 ID:uV/Yfrva0
いきなり削除じゃなくていったんリンク外すなどして隔離して要審議扱いでいいんじゃね
wikiの方の掲示板でも問題提起するべきだろうし
564ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 09:06:39 ID:bZPkYS2d0
>559
ひぐらしって、ギャルゲー板のストーリー教えてスレで書かれたものが最初だと思う。
565ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 10:09:02 ID:ku3gXNyi0
長いのスレに書き込むとあれこれ言われることもあるけど、
投稿がないと過疎るもんだしアク禁とかそういう事情がないなら
スレに書いた方がいいと思う
566ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 11:38:32 ID:fIuYlldo0
>>563
仕組みを理解できていない馬鹿に用はないよ
567ゲーム好き名無しさん:2008/07/12(土) 17:31:30 ID:sV1ZFRpP0
>>561
最近の直接書込みのほとんどが>>558-559に挙げられたページです。
つまりその一人の投稿者が大量に投稿していたので急に多くなったように感じたのでしょう。

>>563
リンクを消して隔離しても、プルダウンメニューの「このWikiのページ一覧」から閲覧できるためおそらくGoogle検索のクローリングにはひっかかるはずです。
Googleで「このWikiのページ一覧」はクローリングしているようですから。
するとGoogle検索結果からたどりつけてしまうので、単にリンクをはずすだけと言うのはあまり隔離として効果的でない気がします。
無断コピペの文章がいつまでも普通に検索結果から見られるまま、と言うのはサイト主さんが見たら不愉快でしょうし。

また、削除すると言っても完全に元に戻せないいわゆる削除ではなく、
ひとまず該当部分を白紙化して、経緯を説明する注意書きを載せておくだけのつもりです。
それなら、バックアップを削除しない限りプルダウンメニューの
「このページの編集履歴(バックアップ)」からいつでも復元できるので、
その状態がその「隔離」に近いと思います。

その状態でしばらく待ち、投稿者からのコメントが無いままならば
「バックアップの削除」によってバックアップも完全削除する、という感じではどうでしょう?

Wikiの掲示板については、あそこはものすごく過疎っているのであそこで問題提起するよりも
Wikiトップで明示していたほうがいいかと思います。
とりあえずWikiトップに簡単にですが表示してみました。
568ゲーム好き名無しさん:2008/07/13(日) 19:50:46 ID:Ah0eZend0
とりあえず普通に見えてしまう状態をなんとかするため、
>>558-559に挙げた計18ページの該当部分を一時削除しました。
もし異論・不都合があればすぐバックアップから元に戻せますので。

10日ほど待っても投稿者からの連絡が無かった場合、
元に戻せない形で完全に削除したほうがいいのかな?と思っていますが……。


あと、今後ふたたびこういった事が起きるのを防ぐため、
テンプレに「外部サイトからの無断転載禁止」を盛り込む事を提案します。
569ゲーム好き名無しさん:2008/07/13(日) 23:18:49 ID:ijSjomRK0
>>568
今更ながら一時削除作業おつです。
また、自分も「転載禁止」を入れることに賛成です。

>>558に載ってる作品あたりを直接書き込んだ人が
善意で書き込んだのかどうかは知りませんが
転載された方はいい気がしないと思うので
570ゲーム好き名無しさん:2008/07/14(月) 12:41:10 ID:Ofg8D/Ab0
これまでと同じ投稿者の方から「東方封魔録」「東方夢時空」のWiki直接投稿がされていたようなので、
念のために一時削除しました。
検索してもヒットしないようなので>>559で挙げた5つのページと同じく、
コピペなのかどうかはわかりません。
投稿者の方がここを見ていたらぜひコメントをお願いします。
571ゲーム好き名無しさん:2008/07/14(月) 17:51:10 ID:DFSoZQE70
転載か確認が取れない分に関しての完全削除は反対
赤字で投稿者へのコメント要請でも残してページ一覧からは辿れるようにした方がいいと思う
572ゲーム好き名無しさん:2008/07/14(月) 23:08:43 ID:Ofg8D/Ab0
Wikiの「トップページ」と「スレ天麩羅」に

・外部サイトからの無断転載は禁止です。もし外部サイトの管理人の方から許可を得て転載する場合でも、
 そのサイトからの転載であると言うことは明記してください。

という記述を追加してみました。
573ゲーム好き名無しさん:2008/07/14(月) 23:46:21 ID:Ofg8D/Ab0
問題の直接投稿により解決済みとされて未解決リストから外されていた、
・FINAL FANTASY VII(のちょっと詳細バージョン)の続き
・クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-
・ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険
・ポポロクロイス 〜月の掟の冒険〜(既出部分の続き)
・テイルズ オブ ザ テンペスト
・ルナ ザ・シルバースター
・ひぐらしのなく頃に
・分裂ガール 
を未解決リストに戻しました。


・戦場のヴァルキュリア
・英雄伝説V 海の檻歌(既出部分の続き)
・ルナ2 エターナルブルー
・東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.
・東方封魔録
・東方夢時空
は未解決リストからまだ外されていなかったのでそのままです。


・ひぐらしのなく頃に解
・ひぐらしのなく頃に礼
は未解決リストに元々追加されていなかったので、新たに追加しました。


以上16タイトルは、投稿した方からのコメントで無断転載でないと判明した場合、
一時削除したものを復活させた上で、改めて未解決リストから消す事になります。


直接投稿されたページの中でも、
・無双OROCHI
・ファイナルファンタジータクティクス
・グローランサーII
・グローランサー
・ANUBIS ZONE OF THE ENDERS
はリクエストがあったわけではなく元々未解決リストには載っていなかったようなので
載せなおすといったような事はしていません。
574ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 13:16:29 ID:rwV8hmyj0
ごめんなさい。間違って40のほうに書いてしまったので

58 :ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 12:33:09 ID:yFggx2bYO
誰かスターウォーズ・リパブリックコマンドをお願いします。
SW世界やコマンドーの設定は知ってるんで、本編のあらすじだけでも構わないです。
575ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 14:18:54 ID:fDOZxPOM0
>>574
このスレ容量オーバー寸前だから40でいい。
576ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 19:26:22 ID:TyE8m+IN0
これまでと同じ投稿者の方から「東方怪綺談」「東方靈異伝」のWiki直接投稿がされていたようなので、
念のために一時削除しました。
検索してもヒットしないようなので>>559で挙げた5つのページと同じく、
コピペなのかどうかはわかりません。
投稿者の方がここを見ていたらぜひコメントをお願いします。
577ゲーム好き名無しさん:2008/07/15(火) 21:23:29 ID:MryrGf8Z0
>576
同じ事が続くようならそいつをアク禁した方がいいな。
578557:2008/07/16(水) 00:46:19 ID:TZj7wZ850
○ブレイブストーリー〜新たなる旅人〜
×ブレイブストーリー〜新しい旅人〜
ずっと勘違いしてました、ごめんなさいorz

>>573
お疲れ様です。
579ゲーム好き名無しさん:2008/07/16(水) 22:05:05 ID:DV1uO7zM0
ウィザードリィXTH1はあるのだがXTH2がないなぁ。
知ってる人いたらぜひストーリーを聞かせてください。
580絶体絶命都市2 凍てついた記憶たち:2008/07/17(木) 02:02:25 ID:y4E4We/30
知事の田辺は過去に故郷が疫病で滅んだ時
物語の舞台である富坂市が疫病をシャットアウトする為に
故郷を見捨てた事を怨んでる

知事に上り詰めた彼はアポロンとして秘書(青山)を初めとした腹心達と
佐伯優子(二人目のプレイヤーキャラ)の兄、記憶の無い男(5人目)
アガサ博士(仮・中の人が一緒)、根岸(あちこちで登場するキーマン)
という科学者たちに疫病ウイルスを作らせ
頃合を見計らって街にばら撒こうとする

災害が発生しても復讐の鬼と化した田辺は計画を変更しなかった
(冷静さを失っていると思える描写がある、しかし感染したキャリアが
災害の被災者としてあちこちに非難すれば国自体に復讐が可能なのも
計画の中に織り込み済みなのかもしれない)

しかし佐伯の兄は裏切りワクチンを作り秘匿し、秘書(青山)に殺され
アガサ博士・仮は計画に加担した贖罪の為に街と運命を共にした
唯一ウイルスのデータを持っていた記憶の無い男も選択肢次第では
佐伯の兄の恋人と共に命をかけてウイルスのタンクを変電所の電気を使い焼殺
そして佐伯の兄が残したワクチンを佐伯優子のシナリオで手に入れた根岸は
それを最後のシナリオで息絶え絶えながらも篠原(一人目)又は須藤(前作の主人公)
街を脱出した人々の手に渡され、恐らく知事の陰謀は最小限に抑えられた
・・・はず
581ゲーム好き名無しさん:2008/07/17(木) 02:11:23 ID:y4E4We/30
訂正
ワクチンではなくワクチンの作り方が入ったデータディスク
582ゲーム好き名無しさん:2008/07/17(木) 08:23:16 ID:FK9ZG/Kz0
>現在、Wikiの複数のページで外部サイトからの無断コピペと疑われる文章が見つかっています。
>これについては、前スレで話し合い、対応を検討しています。
>該当ページを投稿した方は、「やはり無断コピペなのかどうか」、
>「もしそうだとしたらどのページは無断コピペでどれはそうではないのか」
>などについて、ぜひ前スレでコメントをお願いします。
「投稿人が何処かから転載する場合は、必ず転載の正当性を証明する必要がある。
それを怠った場合は転載の正当、不当に関わらず一週間の投稿者の証明期間を設ける。
期間中に正当性の証明が成されなかった場合は速やかに転載文を削除する。
既に投稿された転載文の中で、転載元と思しきものが見つかった場合も同様に処理をする。」
とかで宜しいのではないでしょうか?
で、その前提を整備する為に、昨今予約せずに直接編集されるケースが多いですが、
スレに書くとか直接編集するとかに関わらず、基本予約ありきにした方がいいのではないでしょうか。
例えば直接編集しようとしてる人が執筆してる途中に、
スレにて予約してしまう人がでてくれるかもしれませんし。
583ゲーム好き名無しさん:2008/07/17(木) 10:18:41 ID:XOZgS7LQ0
>>582
テンプレ見れば分かるけど基本予約制だし、
wikiに直接書いてる人は同一人物っぽいらしいよ
584ゲーム好き名無しさん:2008/07/17(木) 18:39:27 ID:J9bpqF+k0
>>579
よし、任せてくれ。

「ウィザードリィXTH2 無限の学徒」を予約します。

…って、かなり長くなりそうだから投稿は次スレの方かな。
585ゲーム好き名無しさん:2008/07/19(土) 00:40:24 ID:ueTw6THF0
えー、スレ40の方で
「ウィザードリィXTH2 無限の学徒」の投稿をしてた者なんですが、
連投規制に引っ掛かりましたorz
この板の設定は10回までの様ですな…

暫く中断しますが、また誰かの書き込みで中和されたら再開します。
586ゲーム好き名無しさん:2008/07/20(日) 03:04:16 ID:h++Ubkz30
このスレの>>585、次スレの103までをWikiに収録、未解決リストに反映しました。
587ゲーム好き名無しさん:2008/07/20(日) 03:24:24 ID:h++Ubkz30
7月22日で最初に>>558-559で無断コピペの疑いについて連絡した日から数えて10日ほどになるので、22日以降に
・その人物が投稿したうち、コピペ元が見つかったページは完全削除。バックアップも削除して復元不能に
・コピペ元が見つからないページはバックアップ削除はせず一時削除のまま
・どちらも五十音順リストから削除して未解決扱いにし、ページ一覧からしかたどれないように
という作業を行おうかな、と考えています。

コピペ元が見つからないページを完全削除でなく一時削除にするのは>>571という意見があったためです。

五十音順リストから削除する理由は、もし今後その作品を書こうと思った方が現れたとして、
五十音順リストにその作品名を見つけて「もう書かれているなら必要ないか」と
書くのをやめてしまうような事態を防ぐためには、そうしたほうがいいかな、と考えたからです。



>>582
この件が無事にまとまったら、似たようなことが起こったときのために
どう対応するべきかをルールとして決め、残したほうがいいかもしれませんね

>>582-583
予約は今のテンプレでは
>投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
くらいの表現になっていますね。
私は予約についてはこのくらいが敷居も高くなくてちょうどいいんじゃないかな?と思います。
588ゲーム好き名無しさん:2008/07/20(日) 07:45:28 ID:pHGMYYDC0
>>587
乙です
その対応で問題ないと思います
589ゲーム好き名無しさん:2008/07/21(月) 09:00:53 ID:VlVSstNT0
dsの
ルーンファクトリー2を予約します。
590ゲーム好き名無しさん:2008/07/22(火) 19:50:49 ID:rHE6lrCg0
>>587の作業を行いました。詳しくは以下

・グローランサーII
・テイルズ オブ ザ テンペスト
・ひぐらしのなく頃に
・ひぐらしのなく頃に礼
・ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険
・ルナ シルバースターストーリー
・ルナ2 エターナルブルー
をバックアップも含めて完全削除しました。
五十音順のリストからもリンクを削除しました。

・英雄伝説V 海の檻歌 の該当部分
・グローランサー の該当部分
・FINAL FANTASY VII の該当部分
・ファイナルファンタジータクティクス の該当部分
・無双OROCHI の該当部分
・ポポロクロイス 〜月の掟の冒険〜 の該当部分
をバックアップも含めて完全削除しました。

・クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-
・戦場のヴァルキュリア
・東方靈異伝
・東方封魔録
・東方夢時空
・東方怪綺談
・東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.
・分裂ガール
を削除しましたがバックアップからは復元可能です。
五十音順のリストからもリンクを削除しました。

・ANUBIS ZONE OF THE ENDERS の該当部分
を削除しましたがバックアップからは復元可能です。
591ゲーム好き名無しさん:2008/07/23(水) 09:42:04 ID:+sBwbBcV0
すごい量ですね・・・
お疲れ様です
592ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 14:34:49 ID:Dx5g6D8L0
こっちはこのまま落とすの?
それとも埋める?
593ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 15:25:44 ID:If5O4Dr80
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             /イ .,'  リ 〃^ヾ、,.  .!!_// // ./   ,'   .|
            〃´i ,'  .,'   ゞ='"    .ーr‐=マ''~‐-.,'   /   .!
           ./'  .! .i  i          弋__ク   リ   ハ  リ  ほっとけば落ちるものを
            ./!  ! !   {              /  ,' ノ  .イ    無駄な書き込みで延命する奴がいるでございます
          人、  | |  .人    , 、         /  .lイ  ノ,ハ
           { \、_! ',    ゝ  く、ヽ      ./   . ,' /// ',
          }、  ``ミ=、、 _ ! \  `    _,,.ィ'   //〃./   .',
          / ゝ、_    ```ミミ、、`` ''''''' ヽ,У   ./'/,イ〃   .!
        /    `` ‐ 、 _‐ 、_   ``ミミ_、 〃_,,..ン〈ク'´ /      !
         /          ``゙ヽ、    `` ''''''''' ´,'リ  ノ      }
       .,'               `` ‐ 、 _    //,/       ハ
      .,'                     ̄ .フ´|ヘ:',          ハ
      i                      ,r'/ !:|:|.',:',          .i
      ノ                       /:/ !:.|:.! .!:i         .!
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594ゲーム好き名無しさん:2008/07/27(日) 15:26:51 ID:If5O4Dr80
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        |  |_,.|   !_,」|_ノ|  /||  | ||
        |  〈  |   !,イェネ`ー' ',ィzォ、! lj _人_
           !  i `ー!  | `ー゙    {ェソ| Y  `Y´ くぱぁ
         |  |   |  !        '  ! |
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         `、    !  ト 、     /:|  ト、___
          }    j. ∨-`ーr:'i: : : |  ! : :|ヾソ
          |   !ヽ. ヽ: : : ': : : : :i ,「:Y;レi´
          |   !, :ヽ. ヽ.-:‐: : :,┴〈:_;.i;<`;-、
       、-―, '   /: : : :ヽ. ヽ: : ;イ¬;_|イ:、t-r'´
     __,>_ノ   / : : : : : :ヽ. ∨ : : : :.ト、:ヾ;`ヾ、
     ヽ、_,  /!: : : : : :  ̄\`、 : : : |;_ム: :Yヽ:ヽ、
       _/   ,レ'´``ーr、_: : :`r-、: :」: : :.ヽ:ヽ:`;ヽ:`i
       `7'_´二j ,-イヽ | |\: 〕 Lヽ:!: : : : :`、ヽ:! `'
           └r'ニ`,ゝ| | : \_ 二ゝ : : : :i :i:|
            ト-'j-‐=j _l: : : : :\: : 〈: : : : : |_;|:l
        ,.―---:`「 レ´√|: \: : : : :\:_ヽ: : : : : : |、
        |: : : : : : :|_:/: : :|_:_:_;ヽ: : : : : :`: `!: : : : : :`}ヽ.
        |: : : : : : : : : : : : : : : :.〕;. >、: : : : : :|: : : : : : r'ー、ヽ
595ゲーム好き名無しさん
         ∧
           /: : ヽ
        /: : : : :ヽ
          !: : : : : : : i
       |: : : : : : : :.!        ,. . -:‐―: :': :フ
       !: : : : : : : :.|     ,.. .:':´: : : : : : : : : /
         ヽ: : : : : : : |  ,...:': : : : : : : : : : : : /
        \: : : : : 〉ァ': : : : : : : : : : : : : /
          ,>、:./:i: : : : : : : : : : : :_,.<´
          !: : : ,L;ト、_: : : : :ヽ´ ̄   ヽ.
          〉-'´    `ヽ: ;/      i
         i  i  ハ ヽ ヾ.、 ヽ     ! 
         iハ/{ | ! ト、 ヽヽ〉、 ヽ   、| 
             / iヾ' `┘-ゝ'´  | ト、   ヽ.  ̄  
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