『黄金の太陽・開かれし封印/失われし時代』のシナリオ中で,
極僅かに触れられただけの,メインキャラ『シバ』の故郷(?)です。
ゲーム内世界『ウェイアード』では単に『月』と呼ばれています。
sage進行でお願いします。
>>1は平日の昼間しか来ないので,揚げないで欲しいな。
記録者・ピカード/ギアナ村方面・晴れ
今までボクが一人で航海日誌を書いていたんですが,
乗組員……いや同行者が総勢9人になったので,
皆で交代で記録を書くようにしたいと提案しました。
ちょっとまあ,いろいろと揉めましたけど。
なお,順番は公正にクジ引きで決めました。
明日の記録者は,
記録者・ガルシア/ヤラム村方面・晴れ
この村に来る途中で,ヤンピ砂漠の地下洞窟へ寄った。
どうやらまだ会得しなければならないエナジーがあるらしい。
それから,ロビンに戦闘の指揮を委ねる事にした。
記録者・メアリィ/大イースト海北東方面・晴れ
現在,宝島の捜索をしております。
洞窟を入って直ぐの所に有るスイッチを踏んだら,
三方に岩柱が立ってしまいました。それを見たシバが,
「ここってチャンパの海賊が言ってた『宝島』なんじゃない?」
と言いました。そういえば,入り口に近い所の宝箱は全部空でしたね。
確かに此処はエナジストでなければ全ての場所を廻るのは無理でしょう。
私がこの日誌を書こうと開いた時に,ジャスミンが覗きに来て,
「え〜っ,兄さんこれだけ?」
等と言って,ちょっと不満そうにしていました。
確かに,書き込んだ行数は少ないですけど,
必要最小限の事はちゃんと書いてあるから,私は構わないと思います。
記録者・シバ/マグマロック方面・快晴
大イースト海北東の宝島は,結局一番奥の魔術師みたいなモンスターが
倒せなくて撤退しました。
ロビンって凄い負けず嫌いなのね。
リードなんか使わなくても態度を見ればよ〜く判る。
そのロビンがガルシアに,
「もう一度ここへ来るだろ?」
と何度も念を押していたのが印象に残ってるよ。
ロビンが心配しなくても,魔術師の後ろにあった石版が
充分ガルシアの関心を引いてたから大丈夫だと思うけど。
ずっとワタシとガルシアの間のヒミツだった話を,
ガルシアにお願いしたら,
「シバがそれで気持ちの整理ができるのなら構わない」
と言ってくれたので思い切って書きます。
今日は書くスキマが無くなったので,この次に。
記録者・スクレータ/ヤラム村方面・晴れ
先週,ピカードの奴が小生にもクジ引きに参加しろと吐かしおったので,
当番に加わる羽目になってしもうた。
大イースト海北東の宝島の前回倒せなかったモンスターの問題は,
各人のレベルアップと,とある戦術の起用で解決した。
これで日がな一日聞かされていた,
「赤い球は爆発,青い球は回復,緑の球は……」
というロビンの独り言を聞かずに済むからありがたい事だ。
記録者・ジャスミン/アラフラ町方面・晴れ
マーズ灯台で『テレポート』を習得しました。
今までに行った事のある場所へ一瞬で行ける便利なエナジーです。
これで兄さんとあの人が,
「次に何処へ行くべきか?」
で言い争う事が少なくなると良いなぁ。
アタシどっちにつけば良いか判らないもの。
記録者・イワン/プロクス村方面・猛吹雪
今日はシバがジャスミンに,
「アノヒトって誰? ダレ?」
ってず〜っと聞きまくっていました。昨日までは,
「兄さんとの間に何があったのよ〜?」
という感じで,聞く方と聞かれる方が逆だったのに。
お互いわかってるのに何でわざわざ聞くのかなぁ?
プロクス村に来ると,さすがに事態の深刻さが身に凍みて判ります。
でもボク達の実力だとまだ手に負えないかもしれないです。
記録者・ジェラルド/プロクス村方面・猛吹雪
マーズ灯台で,氷付けのドラゴン2匹を解凍したら,攻撃してきたので
もちろん倒した。びっくりしたのはその後だ。
カーストとアガティオだったんだな。
どうもこの辺に住んでる人間ってのは,
人事不省に陥るとドラゴンになっちゃうらしい。生物として危険だよなぁ。
ロビンは俺の考えに賛成してくれたけど,
ガルシアは……かなりイヤそうな顔をして首を横に振ったんだ。
う〜ん,兄ちゃんは3年間ここで暮らしたから迂闊な事は言えないよな。
俺達は平気だけどね。
でも,ガルシアにあまり繰り返すなってクギを刺されてしまった。
そして,マーズスターを再び手にした俺達は,世界の命運をこの手に握った。
(・∀・)カコイイ!!
記録者・ロビン/プロクス村方面・猛吹雪
筆者からの伝言です。
「御覧の通り,物語も佳境に入ってまいりましたので,
2周目の計画を立てました。
ハードモードで,ちょっとした設定の変更を加えます。
話は次のピカードの所から始めます。
だから今は,ロビンの胸の内は開かせないな〜」
エ〜ッ,何でそんな事するの? ×××××は大丈夫?
今日もマーズ灯台をウロウロしてます。以上。
記録者・ピカード/ハイディア村跡地(ォィォィ)方面・晴れ
ボク達の旅がようやく終焉を迎える事ができました。
ごの先にどんな未来が待ち受けていようとも,
それはボク達が選んだ運命なのですから,進んで受け入れたいと思います。
さて,再会の感激もひとしきり済んだら,誰とはなしに
「もう一度やろうよ」との声が挙がりました。
それと同時に,どこからともなく三つの扉が現れました。
扉の前には,
ひとつ目は「楽々モード・クリア時のステータスでスタート」
ふたつ目は「ガチンコ(何語?)モード・モンスターがパワーアップ!」
みっつ目は「ノーマルモード・今までのと全く同じ条件」
とそれぞれ書いてありました。
ガルシアとロビンが別々の扉を指したので,また一悶着あるのかと
心配しましたが,ロビンがガルシアを物陰に誘ってから数秒後,
珍しくニコニコ顔のガルシアが,なぜかグッタリしているロビンを抱えて
戻ってきました。
「ガチンコモードで構わないか?」
ガルシアの問いかけに,全員で賛成しました。
今から考えると,何故か一片の疑問も沸かなかったのが不思議です。
記録者・ピカード続き/ハイディア村跡地(ォィォィ)方面・晴れ
再び最初から始める,となると二手(最初はボクも別行動だから三手か)
に別れて行動する訳ですね。この日誌も一巡で終わりかな?
いえいえ,良い方法があります。
ボク達全員が合流する前までジェラルド達がオモチャにしていた
あの「通信機」の駆動部分を日誌にくっつけました。
送りたい相手の事を考えると,エナジー『メッセンジャー』が発動して,
相手の所へ飛んでいきます。
いや,自分を運ばない『テレポート』に近いかな?
基本的に,エナジストでなければ使えないのですが,
特に問題はないはずです。
記録者・ロビン/ラリベロの町方面・晴れ
この日誌が突然現れた時はかなり驚いたが,中を読んだら納得した。
いきなり順番か変わって申し訳ないが,
これはこの機械がオカシイ訳じゃなくて,俺と……ガルシアの方に問題がある。
けど,詳しい事情はまだ書けない。
記録者・メアリィ/大イースト海海上方面・晴れ
まずは,前回と同じように津波が収まってから魔の海へと航海しました。
何かカラクリがある渦を超えて行くと,ポセイドンという魔物に
遭遇しました。
この魔物には,一切の攻撃が効きません。ロビンが次のように言って,
引き上げを宣言しました。
「やっぱり『三叉の槍』が無ければダメだ。戻ろう」
そうしたらジェラルドが,
「おいロビン,『三叉の槍』って何だ?
そんな物が有るなんて聞いた事がないぞ」
私も初耳です。たぶんガルシアと一緒の時に聞いたのかも。
記録者・シバ/デリィ村方面・晴れ
今日一日,ジャスミンが不機嫌だったよ。
原因は,今朝ガルシアがすっごい珍しく寝坊した事かな。
張り切ったジャスミンが起こしに(どっちかというと襲撃に近いかな)
いったら,
「母さんお願い……後5分……」
という呟きを聞いてしまったのらしいだな。
「兄さんどうしてアタシと母さんの区別がつかないの?」
ってジャスミンの叫び声から大ゲンカが始まっちゃって,
最後はガルシアが平謝りしてた。
ワタシね,ガルシアに黙ってリードかけた事があるの。
その時ガルシアは,なんか暗い物思いに耽っていたようで,
ちょっと声が掛けにくかったんだ。
リードした時いきなり見えたのが,アッモウカクトコロガナイ
ジャスミンよりロビンへ
ご機嫌いかが?
スクレータに頼まれて,日誌送りの実験をしてます。
すぐに送り返してね。
ロビンよりジャスミンへ
予期せぬ事態が起こって,この日誌が行方不明になったら
ピカードが悲しむぞ。
それから,身体には気をつけるように。
記録者・スクレータ/デリィ村方面・晴れ
今日ガルシアが席を外した間に,若いレディ二人に
この日誌をエナジーで飛ばしてくれるよう頼んだ。
「アタシ達の間だったら手渡しで良いじゃない」
と言われてしまったのだが,小生の事情も察して欲しい。
自分でやれるなら頼まないが小生には逆立ちしてもエナジーは使えない。
かと言って堅いガルシアには頼みにくい。
そう説明したら協力してくれたのじゃな。
消えては現れる日誌を見ていたら,小生も猛烈にやりたくなった。
しかし,無理なものは早々に諦めた方が良い事を,長い人生で
学んだのじゃ。
「ね〜ロビンの所へ送ってみようよ」
シバの提案に,ジャスミンが赤くなって反対した。
しかし,最後には折れてジャスミンが走り書きしたものをやりとりしたのが
上記の伝言文じゃ。
「ロビンってばまるで兄さんみたいな事書いてる〜」
最近あの二人は一体どうなっとるのじゃろうか?
記録者・ジャスミン/デリィ村方面・晴れ
今のところ,インドラ大陸の北部を歩き回りながら,デリィ村に戻る
という事を繰り返してます。
でも,兄さんが明日から南の方へ行こうって。
昨日の事件でとうとう居づらくなったかな?
昨日ロビンから日誌が返ってきた後,宿屋に村人たちが兄さんを
担ぎ込んできたの。
村人の話だと,ヤシノミが頭に当たったらしいんだって。
なんでそんな事になったのか,兄さんは全然教えてくれないから
わからないんだけどね。
シバはリードするのは嫌だって言うし。
一晩寝たら,大丈夫だって兄さん自身が言うから平気なのかなぁ?
一応大事をとって今日はお休みです。
記録者・イワン/大イースト海海上方面・晴れ
いったい誰が言いだしたのか覚えてないんですけど,
世界の果てを見に行こうって話になって,現在ひたすら東へ
船を進めています。
今日はメアリィが舵取りで,ジェラルドが船内作業,ロビンとボクが
甲板掃除(モンスター退治を含みます)というローテーションでした。
本当に珍しい事ですけど,今日はモンスターが
全く甲板に上がってこなかったのです。だからヒマでヒマで……
甲板で二人でヒナタボッコのつもりが昼寝になっちゃって,
ロビンのうわ言で目が覚めたんです。
「シバは本当は,月から来たのかい……?」
何をムチャクチャな事言ってるんですかって起こそうとしたら,
なんか身体が熱い。どうも日焼けだけのせいではなさそうです。
それでメアリィとジェラルドの二人を呼んで,船室へ運び込み
とりあえず進路を陸地へ向けることにしました。
この間に,ロビンの症状が悪化しなければ良いのですが。
記録者・ジェラルド/ガラパス島方面・晴れ
ロビンの奴が原因不明の熱を出してから一晩開けて,
本人がもう良いって言うので,ジャスミン探しを始める事にした。
「長い間寝てたら,ジャスミンが心配するからなぁ」
俺がからかうと,ロビンはちょっと赤くなって首を振った。
「そんな事は無いよ」
そう呟いた後,厳しい顔になって考え込み始めた。
あれ,少々反応が違うぞ。他の誰かに似てる。
「お前ひょっとしてガルシアか?」
思った事をすぐに口にしてしまうのは良くない癖だと
家族中に言われているんだけど,今更直らないよな。
「何言ってるんだよジェラルド,お前実は目がおかしくなっただろう?」
同時にパンチが飛んできた。これはいつもどおりだ。
奴がどうかしてるとしたら,そのうち自分から話してくれるだろう。
それまでは普通に接するつもりだ。
世界の果ては,この村で見れた。実にスゴイ滝だなぁ。
記録者・ジェラルド続き/大イースト海方面・晴れ
船に乗ってからその晩,みんなに俺が気にしている事を聞いてみた。
「もし,ロビンとガルシアが入れ替わってたらどう思う?」
当然ロビンがこうツッこんでくるわな。
「あのなぁジェラルド,俺のいるところで良くそういう事聞けるな?」
お前最近やる事がガルシアに似てきたもん。
フケて見えるからヤメた方が良いぞ。
そう言ってやったら奴は壁に懐いてしまった。
「言われてみれば……気がつかないかもしれませんね」
「クラスも使用エナジーも行動パターンもほとんど同じですし」
メアリィとイワンに更なる心理攻撃を受けて,そろそろ戦闘不能に
なっちゃうかな? 熱がぶり返すかもしれないな。
そこで止めておけば良いのに,余計な事言うのは俺のビョーキかも。
「タイプが同じエナジストでもロビン達以外ならすぐわかっちゃうよな。
たとえば,俺と……」
「それ以上言うなよ」
ロビンがスッゲー怖い顔して剣を抜いていた。
もう言いません。でも,そゆ所ガルシアそのものだよ。
記録者・ガルシア/デカン高原方面・晴れ
地元の人の噂通り,ここは地面が柔らかすぎる。
まともに歩けるルートを見つけるのに一苦労している。
まあそのうち,出口に辿り着くだろうなぁ。
昨日ジェラルドが言いたかったのは,
「俺とサテュロス」
だったんじゃないかな?
追伸・安定が悪いので,すこし改造した。
記録者・ピカード/マドラの町方面・たぶん晴れ
日誌がやっと一巡りしましたね。
前に日誌を送り出して(^ ^;)から,津波に遭って,
身に覚えの無い罪で牢屋に放り込まれてしまいました。
この日誌が現れた時,すごくシツコイ尋問をするシンという男に
没収されそうになったので,とりあえずこれだけ書いて送ります。
RからGさんへ
また俺の方へやって来たって事は,ピカードには
日誌のチェックをする余裕が無かったみたいだな。
良い機会だから,順番を元に戻しておかないか?
GからRさんへ
俺は何日か前に書いたばかりだよ。
また兄ちゃんからで良いじゃない。
それから,同じ物の裏に書いてる俺もイイカゲンだと思うけど,
干しイカの胴体に手紙書くのは止めてくれよ。
記録者・ロビン/ラリベロの町方面・晴れ
ヨデム氏に当分レムリアに行けそうに無い事を報告しようとしたら,
いなかった。
町長のギョルギス氏によれば,バビ様が危篤だという
情報がもたらされたので,トレビの町に戻ったという話だ。
我々も今後の行動を決めなければならない為,
ヨデム氏と連絡が取れるまでここに滞在する事にした。
記録者・メアリィ/ラリベロの町方面・晴れ
ヨデムさんとの連絡はまだ取れない状態です。
ここからトレビの町まではかなりの距離がありますから,
仕方のない事かもしれませんね。
さて,これは昨日の話なのですけど,
ロビンが日誌のある場所を開いてジェラルドに指し示していました。
そうしたらジェラルドが感心したように,
「なるほどな〜 これは思いつかなかったな」
と言ってました。そのあとロビンにまた怒られてました。
「いったいどんな想像してたんだよお前は!!」
という感じで。たぶんジェラルドとロビンの想像は同じだったのでは
ないかと思います。それが何かは聞きたくはございません。
記録者・シバ/マドラの町方面・晴れ
せっかく捕まえたパヤヤームとかいう海賊に逃げられて,町中で大騒ぎしている
最中に到着してしまいました。
もしかして,アタシ達も船に乗って来ていたら,かわいそうなピカードみたいに
牢屋に入れられてるかも? イヤだな,そんなの。
前回の続きです。
リードした時いきなり見えたのが,大きな崖。
誰かと一緒に崖の天辺から見下ろしてる。
崖の下は何も……見えないって言うより,真っ暗な闇の中へ吸い込まれそう。
そして(サテュロスらしい)誰かが麓を指さしてこう言ったの。
「ハイディア村の人間が認めようとしない,あれこそが我等の世界の現実だ」
指さした先には,古いレンガが崩れるように,大地が闇に落ちていってた。
まだ残っている所には,大きな灯台と小さな村が
辛うじて端っこに引っかかっているように見えたの。
「このまま手を拱いていれば,何れは世界中がこのような事態に陥るだろう」
誰かはさらに続けて,
「我々に残された時は少ない。だから,如何なる手段を用いてでも,
エレメンタルの力を復活させねばならないのだ」
別の誰か(メナーディ?)がこんな事を,
「世界の真ん中である封印の基でノウノウと暮らしていた,
お前なんかには所詮判るまいよ」
ワタシを崖下へと突き飛ばして言っていたような気が……
記録者・シバ続き/マドラの町方面・晴れ
どうやらここでワタシは悲鳴をあげてたらしいの。
「おい,シバ,大丈夫か?」
ガルシアに肩を揺さぶられて,やっと気がついたよ。
「すまなかった……」
謝ったのはガルシアなんだけど,本当に悪いのはワタシの方なんだよ。
あの時うまく伝えられなかったんだけど,勝手にリードしてゴメンナサイ。
ワタシの話はこれでオシマイ。
記録者・スクレータ/ヤンピ砂漠方面・晴れ
マドラの町のパヤヤーム捜索隊は,オアシスの手前で足止めをくっておった。
「出口が無い〜っ」
と,ジャスミンやシバが危うくパニックを起こしそうになったこの砂漠は,
どういう訳か通路が地下にあったのじゃ。
あの連中はこれに気づかなかったようじゃな。
小生達は出口手前で誤って南の方へ降りてしまい,また大陸を半周くらいして
砂漠に戻ってきたら,捜索隊の連中はまだオアシスで休憩しとったな。
強行軍にもかかわらず,今日のシバは機嫌が良かったのう。
「すっきりしたよ〜」
と本人も言うとったな。
ガルシアが「ちょっと表現がドラマティック過ぎやしないか?」
と文句じみた事を言ったが,シバに
「乙女の夢をブチ壊すような事言わないでよ!! どんな風に書こうと
アタシの勝手でしょ」
と一蹴されてしもうた。
記録者・ジャスミン/アラフラの町方面・晴れ
今日一日いろんな事があったよ。
マドラの町長達もここにちゃんと到着したし,
パヤヤームとかいう海賊も捕まえたし,
あとはアレクスがちゃっかりこの町で優雅に寛いでるのがムカツクかな。
そういえば,ここにもすぐ動かせる船が無いのよね。
ドコへ行っても「無い」か「動かないものしかない」のは,
ダレカの陰謀のような気がしてくるんだけど。
あとはやっぱりピカードの(らしいやつ)しか無いのかなぁ?
……となるとまだ橋が直ってないみたいだから
また砂漠を抜けて行かなければならないんだけど,
兄さんが最近急に暑いのがキライになったらしくて,
(ラマカンやスハーラの時は,エナジー使って通り抜けたからね)
何回か髪を切ろうとしたんだよ。いや,ナイフ持ってた所から察すると
ひょっとして,丸坊主にするモクロミだったかな?
モチロン,アタシはその度に止めたよ。なんでかっていうと,
兄さん自分で見えないから気にしてないみたいだけど,
首の後ろにヤバイ痣があるのだ。これ以上うまく表現できないな〜
とにかく,ヤバイの。
砂漠を無事抜けるまで,気が抜けないよ。
記録者・イワン/ラリベロの町方面・晴れ
昨日トレビの町からやっと使者がやって来ました。
なんと,バビ様は亡くなられたそうです。
「それ,形見になっちまったな」
ロビンが持っていた『誘う帽子』を見て,ジェラルドがしみじみ言ってたのが
印象的でした。
それから,船に関する言質を戴きました。
「わが町の者ではどうせ誰も使えないから,しばらく自由に使って良い」
だそうです。
ついでと言っては何ですが,ギョルギス氏から改めて
シバの捜索を依頼されました。
明日から再び船出します。
記録者・ジェラルド/大イースト海海上方面・晴れ
筆者より伝言です。
「嵐対策で疲れた。
今日はもうやらん」だそうです。
……俺,ひょっとして明日も書くの?
記録者・ジェラルド/大イースト海海上方面・晴れ
やっぱり最初は,大陸から切り離された出島の行方を探す事からだろう,
という訳で,ラリベロから西へ行って,名も無い島に到着した。
と同時にイワンが,人間のいる方には見向きもしないで,崖を昇り始めたんだ。
「ここの人の話は聞かなくて良いのか?」
と俺が聞いたら,
「どうせ宝探しに来たんでしょうよ」
と言ったきり振り向きさえしない。
「俺がイワンについていくから,きみ達あっちの方頼む」
ロビンまでがメアリィに言い残して(あれは絶対俺に言ったんじゃないな)
崖登りに加わってしまった。
ここに居た男達の目的は……確かにイワンの言ったとおりだった。
もっとも,本人達は否定してたけどな。
記録者・ジェラルド続き/大イースト海海上方面・晴れ
「それならこれはどうですか?」
「おい,イワン。それ渡しちゃマズいだろ?」
崖の上からなんか緊迫した会話か聞こえてきた。あいつら一体何してるんだ?
「残念だけど,ここで俺達ができる事は何も無いんだ。船に戻ろう」
「イヤです」
イワンがあそこまで強情張るのは珍しいわな。どうするロビン?
「わぁっ,何するんですか?」
「……ジェラルド,受け取れ!」
え,なにそれ?
と思う間もなくイワンが飛んできた。
アブネーなーもう,狙いが外れてたらどうするつもりだったんだろう?
奴が身体つきの割に力があるのをスッカリ忘れてた。
俺はモチロン受け止めたよ。
イワンは崖の上に巣を作っていた鳥に感情移入しすぎたらしい。
でも,いくらキレイな飾りが欲しいという想いを伝えられたとしても,
『リフトのジュエル』を渡すのはやっぱりマズいぞ。
……この後,フテクサレたイワンを宥めるのが大変だった。
記録者・ガルシア/マドラの町方面・晴れ
町の入口でまた呼び止められた。
今度は何かと思えば,ゴンドワナ大陸に住んでいるキボンボ族に
襲撃されたんだそうだ。
被害に遭ったのは,町長の家に置いてあった黒い水晶だけ。
縒りに縒ってそれはピカードの持ち物だったのだ。
当然ピカードはそいつらを追ってゴンドワナへ行ってしまった後だった。
俺達もすぐに後を追う事にした。
記録者・ピカード/ニリ村方面・晴れ
黒水晶を持ち去ったキボンボ族を追っています。
ここの村人に聞いた話では,連中の村はもっと北のミング山脈を
越えた所だそうです。
連中は,何かの儀式に使う宝石を探していたらしくて,
ここも襲われた事があるらしいです。
出来れば奴らが村に入る前に捕まえたい。
ガルシアとロビンは,後遺症なんか出てませんか?
直接顔を見てないので心配です。
記録者・ロビン/大イースト海海上方面・晴れ
ジェラルドが書いていた前回立ち寄った島から南下して,
またとある島へ寄ってみた。
ここには,魔の海の渦潮を突破するのを人生の目標にしているような
家族が住んでいる。あと,牛を一頭飼っている。
実はまたイワンが,
「彼女が刺激のあるアイテムが欲しいそうなんですが」
と言い出した。
牛とイワンの間の距離はジェラルドの背丈分はあった筈なんだが,
随分と『リード』の能力が上がったもんだ。
イワンには申し訳ないが,ジェラルドと二人で船へと連行した。
記録者・メアリィ/デリィ村方面・晴れ
昨日ロビンが書いた島からさらに南下しましたら,
すこし見覚えのある地形を見つけました。
そこの入り江に船を係留して,付近を調査しました。
ここへ来たのは一度きりでしたから,なかなか思い出せなくて,
ジェラルドがロビンから黒水晶を借りて,
「おお,これがバビ様の仰っていた船だ。さあロビン殿,動かして見せてくれ」
なんてヨデムさんのマネを始めてるのを見たら,
ようやくここがあの時の出島だと気がつきました。
ロビンは黒水晶を突きつけられて,しばらくきょとんとしていましたけど,
我に返って黒水晶を受け取りエナジーを発動しました。
ここのある船は,私達が乗ってきたものですから,
当然きちんと反応し動きだします。ジェラルドはこれを無視して,
「これではないのか? それでは船の事は後回しにしてラリベロへ急ごう」
と言ってモノマネを終了して,ロビンの背中を叩きました。
「お前ノリが悪いぞ〜!!」
結構面白かったのにニコリともしなかったから,それがジェラルドには
不満だったのでしょう。
41 :
1:02/09/28 12:41 ID:???
>>40の12行目訂正
ここのある船は,私達が乗ってきたものですから,
↓
ここにある船は,私達が乗ってきたものですから,
ヤバいな〜疲れてるかな〜?
記録者・シバ/ミング山脈方面・晴れ
ピカードがここで何をヤラカシたのか判らないけど,
キボンボ族の警備が厳重になってました。
見張りの視界に入っただけで,入口まで追い返されるのはちょっと
ヒドいと思う。
特に,放し飼いの犬は厄介だったよ。
山脈を抜けたら,なんか庠気っていうのかな,嫌な感じの空気が
漂ってたよ。
……なんでここ泊まる所が無いの? イベント? 何それ,ムカツク。
記録者・スクレータ/キボンボ村方面・晴れ
カンボマ像付近で,ピカードと合流した。彼はここで立ち往生していたのじゃ。
彼らエナジストを見ていて面白い(などと書くのは不謹慎なのだろうけれども)
と思うのは,彼らにも得手不得手がある事じゃな。
地のエナジスト,ガルシアは重い物(あるいは大地そのもの)
を動かすのが得意で,それ以外は苦手。
火のエナジスト,ジャスミンは炎を操るのが得意で,それ以外は苦手。
風のエナジスト,シバは目に見えない空気や時を見る,
または操るのが得意で,それ以外は苦手。
水のエナジスト,ピカードは水を操るのが得意で,それ以外は苦手。
もっとも,ジンをセットしてクラスチェンジすれば,また事情は異なってくるがの。
あと特記すべきはここのカンボマ像じゃな。
これこそは失われつつある錬金術の具体例じゃから。
よくもまあこれだけの長い間大破せずに持ち堪えたものだのう。
ひとつだけ考えられるのは,この辺りの気候が一定であるからかもしれぬ。
寒暖の差が激しい場所ならとっくに塵と化しているじゃろう。
同じ場所にいて,ガルシアは違う感想を持ったらしい。
「カンボマ様というのは,×××××みたいなものかな?」
小生には聞き取れなかったのじゃが,口に出したガルシアは
(シマッタ)
と思ったらしい。小生が何にも聞かないうちから,
「なんでもないですよ,スクレータ」
と否定しおった。
記録者・ジャスミン/ニリ村方面・晴れ
「ねぇガルシア,次はエアーズロックへ行くんでしょ?」
朝っぱらからシバくんがそんな事を言ってたなぁ。
エアーズロックってのは,砂漠の真ん中にあった変な山でしょ?
結局アラフラの町に行く時に,周りから見ただけで終わりだったのだ。
この村の占い師に,
「お主らまだ新しい力を会得していないだろう。
それはオセニア大陸の真ん中にあるから早く行って来い」
と言われたのにもかかわらず,正反対のキボンボ村へ行っちゃったからね。
兄さんも当然,同意の頷きをしたわ。
四人でいけばあの辺は怖くないよね。
……ピカードは先に船の方へ行きたそうだったけど。ゴメンネ。
記録者・イワン/マドラの町方面・晴れ
あの元『出島』の近くにあった村で,初めてガルシア達の情報を
得る事ができました。
船を求めて,南の方の町へ行ったと。
ボク達も,さらに南へと向かいました。
とある入り江で,ボク達が乗っているのとそっくりな船を見た時は
本当に驚きました。
「この船,レムリアから来たんじゃないか?」
「サテュロス達の,出島から流れてきたやつかもしれませんよ」
ジェラルドの問いかけに,ちょっと釘を刺してしまいましたけど,
内心ボクも同じ事を考えていました。
それで,近くの町まで行って,更なる情報を得る事にしました。
入り口で,門番の人に呼び止められましたけど。
続きはジェラルドお願いします。
記録者・ジェラルド/大イースト海海上方面・晴れ
イワンの奴が,昨日あった出来事を書けと俺に振りやがった。
俺の方が文章上手いから? オダテたって何も出ないからな。
門番に呼び止められた所からだな? 確かに,見慣れない人物が来ると
人別調査をやっているようだ。お許し(笑)が出た所で俺が,
「何かあったんですか?」
と至極当たり前の質問をしたら,他の三人がズッコケた。
キミタチ,何を期待してたんだ?
……まあ,門番はそんな俺達を気にする風でもなく,
「この町ではつい最近に二回,他からの襲撃を受けたんだよ。
一回目はチャンパ族という海賊が,この町で捕まえた頭領を奪い返しにきて,
二回目はゴンドワナ大陸のキボンボ族という連中が,町長の家から
宝石を盗んでいったんだ。」
という話をしてくれた。結構物騒な所だな。
この町の人にした質問は主に次の二つ。
「この町の北東の入り江に停まっている船の持ち主は,どこに居るんですか?」
「ジャスミンという名前の女の子がいるグループに逢った事がありますか?」
一つ目の答えは,
「ピカードの事か? アイツなら数日前にゴンドワナ大陸の方へ行ったよ」
二つ目の答えは,
「彼らなら,ピカードを追って数日前にゴンドワナ大陸の方へ行ったよ」
みんなゴンドワナかよ〜!!
記録者・ジェラルド続き/大イースト海海上方面・晴れ
あと,町の西側で壊れた壁の修理をしているところを
止せば良いのに見に行った。あまり捗ってないようだった。
ここでもう少し,ピカードなる人物の情報を得た。
チャンパ族の襲撃の後,入り江にある変わった船で気絶しているところを
海賊と誤解されて逮捕され,ここにある牢屋に入れられていたと。
その時に不思議な事が起こったという。
ピカードを尋問していたシンという男が,突如凍りついて盛り上がった氷柱に
押し上げられて尻餅をついたんだそうだ。
「それ,チルドだよ。水のエナジストだな」
「バカッ」
大勢の前で,うっかり喋っちゃった。モチロンそこにいた人々の注目を浴びる
羽目になった。こうなりゃヤケだ。
牢屋の中にある水たまりにチルドを発動して,
「え〜これは,たいして難しいワザではありません。
精神を集中すれば,出来るようになります」
ヤバイ,俺ウソツキになっちまった。
ロビン達三人はというと,俺の後ろでウンウンと頷いている。
なんか冷汗かいてしまったよ。
今日の出来事を簡単に。
大陸の間にある小島でイワンがまた,
喉の渇いている犬に向かって,『ヘルメスの水』の入ったボトルを
握りしめながら逆切れしてたな。
記録者・ガルシア/マドラの町方面・晴れ
メナーディの妹,カーストと名乗る奴に逢った。
俺はアイツが嫌いだ。
記録者・ピカード/ポピーチー村方面・晴れ
ガルシア,彼女に面と向かって言わずに済んで良かったですね。
アクシデントが発生して,これを書いているメンバー以外の人間の
手に渡ったりしない事を祈ります。特にあの人。
マドラの町へ戻って,初めてロビン達の消息を知りました。
でも今は彼らを追っている余裕はありません。
ミーカサラ村で,ある戦士からロビンへの伝言を頼まれました。
「コロッセオで負けた三人が,ロビンに恨みを晴らそうと狙っている」
だそうです。
ポピーチー村へ到着したのは夜中でした。
ヴァンパイアなる生物を見かけて,スクレータが大騒ぎしました。
でも,村では他に怪しげな代物は見かけなかったような気が……
そうだ,入り口なんか見当たらない岩から,オオカミみたいな人が出てきて
すぐに引っ込んだのを見ました。
我々も,ああいう力が欲しいですね。あっ,だからエアーズロックへ
行くんですよね。忘れてた。
記録者・ロビン/ニリ村方面・晴れ
ガルシア達と行き違いになったようだ。村人の,
「短い金髪の女の子が『エアーズロックへ行こう』ってリーダーの
男に言っていたよ」
という話から推測するまでもなく,陸路でオセニア大陸へ行ったのだろう。
我々はどうしようか?
下手に動き回ると今回のようにまた行き違いになってしまうし。
記録者・メアリィ/ニリ村方面・晴れ
ガルシア達がこの辺に来るまで待つとして……
折角だからゴンドワナ大陸を隅々まで回ろうか,なんて目標が
摩り替わってしまいそうです。
私達やガルシア達が来る前にこの村にやってきた旅人といえば,
「うまそうなイタチを連れた若い戦士くらいかな」
だそうです。凄く変わった格好をしていたので印象に残ってるとか。
「秋に採れる笠の開いたキノコみたいな帽子を被って,縦に縞模様の
入ったマントを身に纏っていたなァ」
確かに,どこの大陸でも見かけるスタイルではなさそうです。
「そいつなら,乾季のうちに河を渡って西の大陸へ行ったよ」
いつの日か,その人に逢ってみたいものです。
52 :
1:02/10/07 12:38 ID:???
>>51修正
「秋に採れる笠の開いたキノコみたいな帽子を被って,
↓
「雨季に採れる笠の開いたキノコみたいな帽子を被って,
赤道直下らしいゴンドワナ大陸のニリ村には,四季なんてなさそうです。
その前に,キノコが生えるような環境だったかな?
だから,も一度
>>51修正
「秋に採れる笠の開いたキノコみたいな帽子を被って,
↓
「木の実を入れるザルをひっくり返したような帽子を被って,
↑
……に該当する道具が無かったらどうしよう……
記録者・シバ/ポピーチー村方面・晴れ
この村の長老,マハ様は昔エアーズロックに挑戦して,イマジンを会得
したそうです。かなり大変だったみたいです。だから,
「結構オモシロイ山だったね〜」
ってあの人の前では言えなかったよ。
え,明日中にマドラの町まで行くの?
かなり距離あるよ。走って行くんだって? エエ〜ッ?!!
ガルシアの鬼ーッ!!
記録者・スクレータ/マドラの町方面・晴れ
「真実を見る力」が手に入ったら(小生には無理,シバが会得したらじゃな)
是非この町の地下遺跡を訪れてみたかったのじゃ。
さすがの小生も,ガルシアがあんなに皆を急きたてるとは思わなんだ。
ここは,一度住人が誰も居なくなってから,地震か火山の噴火等で
町全体が地下に埋まり,その後再び同じ所に町が作られたと推定できる。
チャンパの海賊共が通路を掘り出さなんだら,永久に日の目を見る事も
無かったじゃろうな。
明日は,いよいよ船出じゃの。このところずっと青ざめた顔をしとった
ピカードも,ようやく血の気が戻ったようじゃ。
記録者・ジャスミン/大イースト海海上方面・晴れ
船に乗って最初の仕事がクラゲの掃討だったなんて,マイッタネ。
あれはまさに『巣窟』って感じだったわね。
とにかく,念願の船に乗る事ができたから,もっと遠い所まで行けるよね。
まだ通れない所とかあるけど。
とりあえず今日は,デリィ村まで行って,水神の祠のテッペンまで
登ったよ。
ただ,これからの行く先はガルシア兄さんの気持ち次第なんだなぁ。
う〜ん,別に不信を抱いてる訳じゃないんだけど,
不安を感じるのはなんでだろう?
記録者・イワン/ニリ村方面・晴れ
朝のうちは,まだ漠然とした『悪い予感』しか感じなかったのですが,
宿屋の戸口でバッタリ逢った人物を見て,確信しました。
ここにいると,マズイ事が起きます。
それも,ボク達全員の命に関わる事態です。
「アレクス,どうしてここに……」
「私の方が同じ事を聞きたいですね,メアリィ」
メアリィとアレクスがどう見ても睨み合いにしか見えない事を始めたところで
ジェラルドが二人の間に割り込んできました。
普段なら失礼千万な事ですけど,相手が相手だから別に構わないでしょう。
「俺達は,ピカードという男を追ってここまで来たんだ。
ところが,そいつはガルシア達と同行して,もうここには居ないって訳だ。
これで納得したかい?」
「なるほど,そうですか。それでは,違う事を聞きましょうか。
あなた方は何故,もう用も無いのにこんな所に居るのですか?」
「……結構ここが気に入ってるからだ,っていったら信じるかい?
でも,たった今出ていく事にしたよ。な,ロビン。
だから他に用が無いんなら,そこを退いてくれないか?」
アレクスが意外にもあっさりと身を引いてくれたので,
ボク達は穏便に宿屋から出る事ができました。
そしてすぐに,ボクはみんなに「早く行きましょう」と急かしました。
炎の気を纏った戦士が,こっちへ来るイメージが見えましたから。
57 :
1:02/10/14 13:50 ID:???
会社で電話工事をしたら,串が刺さってしまいました。
痛いよ〜(ToT)
いまは,妹のMacでUPしてるんだけどね。
記録者・ジェラルド/大イースト海海上方面・晴れ
ニリ村の占い師はドコヘ行け,と言ってたかな?
そうそう,こうだった。
「大イースト海北東の小島で,お主達を待つものがいる。
早く行ってやるが良かろう」
だそうな。
……という訳で,今俺達は船に乗って,ひたすら東へと航海している。
あのままニリ村にいたらどうなるのか,イワンに訊ねてみた。
「サテュロスやメナーディ位の力を持った戦士と対峙して,
生きて帰れなくなる確率が高いですね」
俺達の方が弱い,ってのか?
「アレクスは,間違いなくあちらに付きますからね」
アイツ得体が知れないもんな〜 やっぱ,俺達の方が歩が悪いみたいだな。
記録者・ガルシア/ガイアロック方面・晴れ
昨日はヤラム村にいて,かなり変わった童歌を教わった。
今日は地元の人が『フジ山』と呼んでいる山の頂上で,
『踊る人形』を手に入れた。
しかし,誰も持っていこうとしないから,危うく置き去りにして
しまうところだった。
ジャスミンとシバは口を揃えて,
「キモいからヤダ」
とか吐かしやがるし,スクレータやピカードは何も言わないが
多分同じ気持ちなんだろう。かく言う俺もそうだから。
だから,当面持って歩く当番を,恨みっこなしのジャンケンで決めた。
60 :
1:02/10/15 19:31 ID:???
うわ,文字化けしてる(冷汗)
記録者・ピカード/アクアロック方面・雨
あっ,ガルシアが書き逃げしました。
例のキモチワルイ人形は,壮絶な譲り合いの結果,
オロチを倒すまではボクが預かる事になってしまいました。
その後ですか? イズモ村の長,ウズメ様に押しつけてきました。
『フジ山』の霊力が宿っている,とか言って。
ガラパス島にあるこの山は,何処よりも水が多いです。
良く土砂崩れのような事が起こらないなぁ,と思います。
記録者・ロビン/大イースト海海上方面・晴れ
ジパン島より北にある小島に着いたら,
「岩礁の方から,動物の助けを求める思考が感じられます」
とイワンが言い出した。
船を巡らせてイワンが一番近い所だと言った場所が,
水が透明だから良〜く見えるのは良いんだけど,深いよ,ここ。
5mくらいの海底の岩の間にデカイ貝が挟まっていた。
(痛いよ〜痛いよ〜)
と訴えているらしい。
俺は自分の背丈より深い水に潜った事なんか無い。だから困ったな,
……と思った所までしか覚えてない。
誰も信じてくれないけど,本当なんだ。
記録者・メアリィ/大イースト海海上方面・晴れ
昨日,夜になってから殿方三人で大騒ぎしていたのは,
ロビンの記憶喪失が原因だったのですね。
昼間はあの人か一番落ち着いて行動している,とばかり思っていました,
彼がショックのあまり忘れてしまう様な事は何も無かったと思うのですけど,
皆さんにも検証して戴きたいので,昨日のロビンの日誌の続きから書きます。
「俺は自分の背丈より深い水に潜った事なんか無いぞ」
ジェラルドがそう言って,ロビンが頷きました。
続けてイワンも。
「実はボクも水泳の経験はあまり……」
じつは私も水泳とか潜水の経験は沢山している訳では御座いませんが,
御三方よりは多そうです。
実は一番多かったのが板に乗って波乗り,だったかしら?
「それでは私が下の様子を見て参りますわ。支度してきます」
そう言ったら皆様固まっていたような気が致しました。
私も次の言葉を聞かないうちに船室に降りてしまいましたので,
本当のところは判らないのですけど。
記録者・メアリィ続き/大イースト海海上方面・晴れ
イミルの海岸では,真夏くらいしか泳ぐ機会が無かったものですから,
この季節に水着を着るのは初めてです。正確には『波乗りスーツ』
ですわね。
海へ潜った後で皆様に,助けを求めている『貝』の様子を
お伝えしました。
ふたつの岩が,まるで支えあう様に寄り掛かっていて,その隙間に
かわいそうな『貝』さんが挟まっていたのです。
「その岩が,人の背丈近い大きさで,私なんかにはとても動かせません」
と申し上げましたら,考え事をしていたらしいロビンが,
「やっぱり助っ人を呼ぼう」
と仰いました。するとジェラルドが,
「お前,心当たりでもあるのか? まさか,ガルシア達に頼むんじゃ……」
彼が最後まで仰る前に,ロビンがこんな風に仰ってました。
「いいや,海賊をエサで釣るのさ」
この後は,夜になるまでオカシな事はありませんでしたが……
10/17
記録者・シバ/サウスアイランド方面・晴れ
ヤンピ村に寄った後,オセニア大陸の海岸沿いを南へ進んで,
ヤケに白い大陸に上陸しました。
そして西へ西へと歩いてきて思ったんだけど、
……はっきり言って,ここって何にも無いね。
雪を被った白い山,雪と氷に覆われた白い大地。
気のせいか,出てくるモンスターも白っぽいような……
でも,それだけだよ〜!! つまんないよ〜帰りたいよーっ
……ガルシアが帰るって言わなきゃ帰れない……
「ここまで来て何も無いなら,俺達に必要なものはもっと先に
あるのかもしれないな」
な〜んて,ヤツは澄ました顔して仰っていたのだな。
あと,ここにあるのはどうせ『地の果て』くらいなものでしょ。
あちらのグループの事件って,なんか良くわからないのよね。
データが足りないのかなぁ?
記録者・スクレータ/サウスアイランド方面・晴れ
太陽は毎日同じ道を通っている。
その証拠に,世界の南の果てに位置する此処サウスアイランドでは,
真昼でも太陽が真上に来ないのじゃ。
それがどうした,とジャスミンに言われてしもうたが,
もし太陽が,北の果てから南の果てまで毎日違う所を通ったりしたら,
南北の端にある大地の,現在は凍りついて雪や氷になっておる水が
総て溶けだして,世界中が水浸しになってしまうぞ。
天駆ける神々の事情はさておき,
この地上では違うレベルの話で大騒ぎになっておるとは。
昨日上陸して一時間も経たないうちから,白一色の景色に飽きて
「帰りたい帰りたい」と言ってばかりいたシバとジャスミンは,
シバの当番に廻ってきた日誌の,些か判じ物めいた内容に夢中になったようじゃ。
「ロビンは自分が細かい事書きたくないから『忘れた』なんて書いてトボケてる
よね,絶対」
「じゃ,メアリィは? いつもと違うナミノリ用の服を着た,って書いてるけど」
「良くわからないのよね〜 ところで,ナミノリって何かな?」
「知らな〜い」
小生は『波乗り』なる遊びはした事が無い。ガルシアも首を横に振るだけじゃ。
『波乗り用の服』ならある程度の想像がつく。
水の流れや波などの『マーキュリーの力』に耐えうる服と言うのは,
生地が水を吸い込まず,尚且つ自分の身体と服との間に
隙間を作らない代物だと推測する。
しかし,ピカードは様子が変じゃな。顔が朱に染まっておるぞ。
「波乗り……まさかそういう事をする人がいるなんて……」
記録者・スクレータ続き/サウスアイランド方面・晴れ
ジャスミンがその様子を見逃す筈が無かった。
「ピカード知ってるの? ねえねえ,教えてよ。どんなの?」
「いや,あの……それは……」
ピカードは最初ガルシアを盾にして,更に我々から段々離れていき,
終いには東へと走り出してしまったのじゃ。
「なんで逃げるの? 待ってよ〜」
シバとジャスミンまでが彼を追いかけて行ってしもうた。
まあ,帰り道だから構わぬとは思う。
今だから思いつくのじゃが,質問を
『波乗り』なる遊びの事か『波乗り用の服』かのどちらかに絞れば
ピカードも答え易かったのではなかったかのう。
邪推になるが,ジャスミン達が本当に聞きたかったのは,
『波乗り用の服』という言葉から
ピカードが連想したイメージだったのかもしれぬな。
記録者・ジャスミン/アラフラの町方面・晴れ
ロビン達と行き違いになっちゃったらしいの。
らしいってのは,この町の人達もちょっと前にきた戦士達の
素性を知らないみたいだから。
唯一知ってる人の証言によると,彼らは牢屋にいる海賊達に面会した後
すぐ町から出ていったって。
もし彼らが本当にロビン達だったら,すごくクヤシイ。
もう少し早く到着すれば,逢えたはずなのに……
アタシ達で,マストの折れた船の周りの邪魔物を全部片づけたら,
チャンパの海賊どもが乗って逃げちゃった……
追いかけた方が良いかな?
記録者・イワン/大イースト海海上方面・晴れ
ロビンをチャンパ村に残して,再びこの北東の島へ来ました。
先日チャンパに到着した時,感じた予感が二つありました。
ひとつは,パヤヤーム達は船を手に入れた後,自分達の村へ帰ってしまう。
もうひとつは,アレクスとその仲間達に出会ってしまう。
「あまり危ない事はできないな」
ロビンがそう言ったので,ボクは思わず聞き返してしまいました。
「それでは,あの小島の貝は放っておくつもりですか?」
「いや,相手が何であれ,そんなマネはしない」
ロビンは自分の装備を外して,ジェラルドに預けました。
「先に現場へ行ってくれないか」
「お前,丸腰でこんな所に残るつもりか? いまイワンがここは危ない
って言ったばかりじゃないかよ」
「アレクス達に逢ったら,だろう?
それに,チャンパの連中を無闇に刺激したくないんだ」
更にロビンは懐から黒水晶を出して,ボクに向かって差し出しながら,
「俺をここに残して,大イースト海北東の宝島へ行ってくれないか」
と言いました。
その一言で,ジェラルドまでが反論もしないで船に乗り込んで
出発してしまいました。
反論なんか許さない,という言い方でも無かったのに。
記録者・ジェラルド/大イースト海海上方面・晴れ
ロビンはまだ来ない。
レムリア製の船より足が遅い,風任せの帆船に乗っている訳だから
当然といえば当然か。
それにしても,アイツ絶対おかしい。頭の病気かもしれないな。
この件が片づいたら,引きずってでもハイディア村に連れて帰る。
/
GからRさんへ /
兄ちゃん,自分からピ/ンチ招いてどうするのさ。
ジェラルド凄く怒っ/てるぞ〜
ヤバそうだから,/一度接触しようか?
/
\
RからG\さんへ
とりあえず\何とかなったから心配無用だ。
そもそもこん\な事態になったのもお前のせいだからな。
今度逢う時覚悟\しておけ。
\ /
追伸・何処で見つけ\たのか/知らないが,雲母の切片に手紙を書くのは
止めてくれ。 \ /
ナイフで削ってるうちに×+|廿××||(以下ヒビ割れが酷くて判読不能)
/ \_/|
申し訳ありませんが,この位置で通常文体の短編を挿入したいので,
数日間お休み致します。
……出だししか出来てないんだよ〜.゜。゜(ToT)ノ゜.・゜.。
記録者・ガルシア/大イースト海海上方面・晴れ
アラフラから北に行った進路にある二つの小島で,
イワンが起こした騒動通りの鳥と牛に逢った。
彼の悩みを先に解決してやりたいと思う。
記録者・ピカード/大イースト海海上方面・晴れ
現在,子ガメを持って航行中です。
そういえば日誌のどこにも情報が無かったような気がします。
レムリア以外にもまだ行ってない場所が有ったでしょうか?
ガルシアが手鏡のような物を持って首を捻っていたので,
何故かと訊ねたら,
「字が綺麗すぎる」
だそうです。実は雲母のかけらにナイフで削って字を書いた手紙で,
片面がガルシア,もう片面がロビンらしいのですが,
ロビンの筆跡が,人間の手になるものとは思えないくらい滑らかだから
そんな風に感じるのでしょう。
彼に逢ったら,どうやったか聞いてみたいです。
半分くらい終わったかな?
ここから後は,今書いてる物が終わらないとUP出来ないですね〜
真ん中に挿入したエライ風変わりな話,一時広げた風呂敷が
収
コピペ失敗
収拾つかなくなりそうになっちゃって,短くするのが大変だったです。
今書いてるものは,昔<<2-33まで書いたスレにうpする予定。
何故かというと,人倫的にヤヴァイから(w
質問は,メールで。
78 :
追伸:02/11/03 15:34 ID:???
sage は抜いてね。
記録者・ロビンの代筆メアリィ/大イースト海海上方面・晴れ
昨日ロビンの乗った帆船が到着しました。
でも彼は日誌が書けるような容体ではないですから,
代わりに私が昨日の話から順を追って書いてみたいと思います。
記録者・メアリィ/大イースト海海上方面・晴れ
南西の方角から帆船がやって来ました。
私が聞いた所では,帆船というのは大きな帆を張って,
風の力で進む船なのだそうですが,やって来た船は,
帆をたたみ向かい風をものともしないでこちらへ向かって直進してきました。
まるで私達が乗っているレムリア製の船のような動き方です。
そして『貝』さんの居る地点を中心に,私達の船と相対する位置に
停まりました。
次にその船は,乗員の手を借りずに,
錨を『貝』さんの居る地点へ投げ込みました。
なんて乱暴なんでしょう。
私は直接現場を見届けなければならないような気がして,
着替えに船内に入りました。
その間に,誰の手も触れないのに,こちらの船の錨までが
投げ込まれてしまったそうです。
私が甲板に上がった時には,双方の船が反対方向に進み始めていました。
これは今すぐにでも潜らなければなりません。
記録者・メアリィ続き/大イースト海海上方面・晴れ
問題の場所まで距離を離されないうちに,海に入りました。
二つの錨は以外にも,支え合った岩各々に縄を架け括り付けられていました。
遠くに居るのに何故か此処がちゃんと見えているような仕事ぶりです。
縄を架けられた二つの岩は,船に引っ張られ徐々に離れてゆきます。
やがて『貝』さんはやっと長い軛から外れる事ができました。
そのすぐ後私は『プライ』をして差し上げました。
『貝』さんは自分の殻を開けて,何かを外して欲しいような仕種を
しました。確かに殻の内側には丸い石がくっついていました。
これが真珠なのですね?
私が手を貸すまでもなく,石は自然に外れて海底へ落ちていき,
『貝』さんは元気に南の方へ泳ぎさって行きました。
落ちていったはずの石は,海底に着かないうちに
今度は上へ浮き上がってきました。
あの船の幽霊さんが持っていけと言っているような気がしましたので,
私達の船まで持って帰りました。
ジェラルドとイワンの二人に,お土産を見せようとしたら,
甲板の上で手が滑って落としてしまいました。
それは割れてしまって,中からカギの形をしたものが出てきました。
何かのエナジーを感じるのですけど,何に使うものかは
判らないです。
84 :
1:02/11/14 12:40 ID:???
test
85 :
1:02/11/14 12:41 ID:???
串が直ったのかな?
記録者・メアリィ続き/大イースト海海上方面・晴れ
幽霊が取り憑いているらしい帆船の方ですが,
『貝』さんの問題が片づいた後,船は錨を誰の手も借りずに引き上げ,
宝島へ向かってしまいました。
私達もあの船に続いて宝島へ行きました。
帆船に乗っているはずのロビンに事情を聞いてみないと。
「ねぇ,あんた達の船でチャンパ村まで送ってくれない?」
宝島の浜辺で子供を抱いた女の人,チャウチャさんにそう言われました。
「だって怖いんだよ,船の中のものまでが生き物みたいに動き回ってさ。
あの暗礁で乗り上げた辺りから奇怪しくなったわね,確か」
ここより南にあった,とある暗礁に船が自分から上がったような
感じがしたそうです。
その後自分の失敗に気づいた船(幽霊?)は,暗礁から抜けた後
帆を畳んでスピードを上げて航行を始めたそうです。
船の乗組員はもうパニック状態だったとか。
記録者・メアリィ続き/大イースト海海上方面・晴れ
それまでは順調な航海だったのにねぇ。と言うチャウチャさんに,
ジェラルドがこんな提案をしました。
「俺達が幽霊を退治するからさ,あれに乗って帰りなよ。
まだ新しい船なのに勿体ないじゃないか」
「えっジェラルド,心当たりでもあるんですか?」
イワンが私も聞こうと思った事を聞きましたら,ジェラルドは肯定しました。
「そうそう,俺達ついでに仲間を引き取ってくから」
そう言ってジェラルドは帆船へ向かい,私達について来るように促しました。
この間レオレオという名の男の子は,何やらエナジーを使って
貝殻を何個もジャンプさせて喜んでいました。
「あれってロビンがよく使うエナジーじゃないか。
扱うモノが大きくなっただけさ。
どこで覚えてきたのかまでは判らないけどな」
船底にいたロビンの所へ着くまでに,ジェラルドはそういう説明をしました。
「片づいたそ,ロビン。もういいかげんで起きろって」
記録者・シバ/大イースト海海上方面・晴れ
アラフラ大陸の北にある小島にいます。
床に変なサークルがある,あまり広くない洞窟があるだけかな。
そうそう,サークルの向こうに入口があるのよね。気になるなぁ。
あの〜メアリィさん,話が途中で終わってますけど。
ロビンの容体は? まさか……し(以下削除)
記録者・スクレータ/大イースト海海上方面・晴れ
シバよ,あまり縁起でも無い事書くでないぞ。
事態がそれほど深刻ではないから,時間をかけて記録している
だけかもしれぬな。
あちらでの帆船に起こった出来事が全てロビンのエナジーに拠るもの
だとすると,かなり大きな力を習得した事になるのう。
見たいような見たくないような。
小生はそろそろレムリアへ行きたい。
ガルシアに言わせれば「手がかりが少ない」となる。
これだけ大イースト海を廻って決定的な手がかりが無ければ,
まだ行っていないチャンパ村辺りも視野に入れておくべきじゃろう。
記録者・ジャスミン/チャンパ村方面・晴れ
チャンパ村の浜辺が凄く賑わってたのよね。
大漁……じゃなくて,宝島へ行って手に入れた物を
必要物資に替えてきたらしいの。
ワタシ達は別にパヤヤームとリターンマッチしに来た訳じゃないんだけど,
奴は,自分の祖母に泣きついてたよ。
ワタシ達あの男の卑怯で小心者の部分しか見てないからかもしれないけど,
あんな奴に村のリーダーを任せるとしたら,将来困ったりしないかな?
帰り際に,アレクスと他二人に会いました。
アレクスはともかく,他二人は何故かエライ怒りようで。
ワタシ達はそんなにチンタラしてますかねェ?
どんなにハッパ掛けられても,
通れない所は何か他の手段を見つけないと無理だって。
ところでロビン,シーアン村のコウランってアンタの何?
『黄金のリング』を寄こすような仲なの?
記録者・イワン/イズモ村方面・晴れ
まずは,色々ある質問にお答えします。
ロビンの容体ですが,これについては後述します。
彼が使っていたエナジーは,当人は単に『キネシス(力)』と呼んでいました。
名前とかは特に決まっていないらしいです。
シーアン村のコウランさんは,格闘道場の娘さんで,
アルテイン村への分岐路でお弟子さんの一人が怪我をする
という予言をしていました。
ボク達がその人を助けてあげたので,単に感謝の気持ちの表れだと思います。
メアリィが普段の2倍くらいの文章を書いて,
「申し訳ありません。紙面が尽きてしまいました。
イワン,続きをお願いします」
と言った上で,そちらに送ってしまったんで,さぞかし御不興かと思います。
まあ,ここ数日状況に変化が無いですから,メアリィの続きを書いてみます。
ガルシアの話を急に書きたくなって書き始めたら行き詰まってしまいました。
申し訳ないですがこっちは暫くお休みします。
こういう発作は初めてだな。
11/25
記録者・イワン続き/イズモ村方面・晴れ
ジェラルドの話からですね?
「片づいたそ,ロビン。もういいかげんで起きろって」
ジェラルドの呼びかけにロビンが反応しません。ただ単に寝ているだけなら
良いのですが。寝込んでいる訳でも無いようです。
さらにジェラルドがロビンの身体を揺さぶりました。
普通なら,これでどんな人間でも起きるものです。
どうやら普通じゃないみたいです。そこで,失礼ながら彼に『リード』を
掛けました。
説明が難しいのですが,人の頭の中では,外側で起こっている事を感じる
部分と,内側でものを考える部分とがあります。
『リード』する時は,内側を読むわけです。しかし,今のロビンには
内側の考えが何もありませんでした。
ボクはビックリして,思わず普段読まない外側を覗いてしまいました。
何か感じているなら,情報が掴めるかなと思って。
めまいを起こしそうになりました。
編集に失敗
一行目消し忘れ(泣)
記録者・イワン続き/イズモ村方面・晴れ
うまく表現出来なくて申し訳ありませんが,
彼はこの広い世界のこの場所に居て,船になって休憩しているつもりなんです。
ボクはすぐ『リード』を止めて,ジェラルド達にロビンを運び出すように
お願いしました。
運ぶ前に彼を眠らせなければならなかった事と,船底が本当に何かと闘った
ような状態になってしまった事だけ記録しておきます。
ボク達が帆船から降りた頃,海賊達が色々な品物を持って
海岸へ戻ってきていました。その中のリーダー,パヤヤームという人が
声を掛けてきました。
「よぉ,その兄さん大丈夫か? チャンパにいたら殺される,なんて
物騒な事言われたんだけどよ」
「誰が言ってたんですか?」
「甲板にいきなりパッと表れて,言いたい放題言った後パッと消えたんだ。
青白くて長い髪をした優男だったな,確か」
「間違いなくアレクスですわ」
「知り合いかい? ガルシア達なんかといい,アイツみたいなのといい,
最近変な技使う奴らばっかり来やがるなぁ」
「そう? 俺達大した事できないから,安心してよ」
ジェラルド,それは冗談ですか? 本当の事なら目も当てられませんよ。
記録者・イワン続き/イズモ村方面・晴れ
「それはともかく,俺達ほとんど何もしてないのに大分世話になっちまったな。
釣り銭代わりに聞いてくれよ。その兄さん治療に連れてくんなら,
此処から南南東にあるジパン島が一番近いぞ。あそこにあるイズモ村にも
不思議な技を使う村長がいるから,いざという時頼ってみちゃどうだい?
それから,チャンパには暫く近寄らない方が良いかもな」
ボク達は,パヤヤーム達に別れを告げて,ジパン島へ出立しました。
そしてイズモ村の宿屋に到着してから,ある問題が発覚しました。
続きはジェラルドにお願いしましょう。
記録者・ジェラルド/イズモ村方面・晴れ
ある意味大問題だよな。なにしろ先立つ物が無かったんだ。
ロビンはチャンパ村で何か買い物の予定でもあったのか,さもなければ
寄こす事自体忘れてたのか(俺は絶対後者だと思う),とにかくサイフは
アイツが持ってたんだ。
今は持って無い。つまり,なくしたか盗られたかしたんだな。
当事者は,どうも自分が人間かどうかさえ判ってない状態だから,
問い詰めるだけ時間の無駄だった。
この日からイワンと二人でモンスター狩りを始めた。
目的が『金を稼ぐ為』ってのは,旅立った当初以来だな。
その晩,ロビンが起きられる様になった。それで奴の第一声が,
「俺は生きていたのか……」
だってさ。俺なんかから見れば,幽霊だか大地の精霊だか訳の判らないものから
やっと人間に戻った,って感じだけどな。
99 :
1:02/11/29 12:24 ID:???
うまくまとまらないよ〜
だから今日はお休み。
記録者・ジェラルド続き/イズモ村方面・晴れ
イズモ村での二日目,イワンが変な事を言い出した。
「今夜ロビンが,チャンパ村での出来事を懺悔します。
最後まで告白した後,あの人は……
なんとか最後まで聞かずに済ませたいのですけど,良い方法はないですか?」
そんなの最初から聞かなきゃ良いじゃないか。
そう言ったら,イワンの奴ため息をついてメアリィの方へ行ってしまった。
どうやら彼女にも同じ相談を持ちかけていたらしい。
この日もモンスター狩り。目的はどっちかってゆーと,暇潰し。
夜になって,思い詰めた表情のロビンが,ハイディア村の掟の話から始めた。
俺が記憶の彼方に放置してしまった《裏の掟》,使うと怖いエナジーの話だ。
こいつ良く覚えてるなぁ。俺はあの時途中から居眠りして,
後で両親や祖父ちゃんに大目玉を食らったんだ。
ぶっちゃけた話,まりおねっとが本当に怖いのは,
何故か精神的に深みにはまる当人だけの問題じゃなくて,
外世界の奴等に弱みを握られ道具のように利用される所にある。
話がチャンパ村での出来事に移ったら,
メアリィがロビンの口を塞いじまったんだ。
ああそうか,イワンが期待したのはこれなのか。俺全然気づかんかった。
記録者・ジェラルド続き/イズモ村方面・晴れ
最悪の事態を引き起こそうとしてる真面目な奴の気持ちが
上向くかどうかは判らないけど,メアリィは俺達の旅の目的を念押しした。
思考を切り換えてくれたら良いかな,程度の期待をして。
イズモ村での三日目,ロビンはなんと出立の支度を始めたんだ。
まだ歩くのが楽そうには見えないのに。
「俺はハイディア村に戻る。みんなの足を引っ張る訳にはいかないだろう」
今のところは気が変わらないらしい。
ところで,ロビンから伝言がある。
もしレムリアへ行く準備が出来ていたら,すぐにでも出発して欲しいそうだ。
俺達が必要としないアイテムを渡したいらしい。
記録者・ガルシア/チャンパ村方面・晴れ
昨日までアンコール遺跡に行っていて,『三叉の槍』の最後のパーツを
手に入れた。
今日はパヤヤームの祖母様に『三叉の槍』を完成して貰った。
だから,こちらはすぐにでも出発可能だ。
ロビンの落ち込みようが気になるが,『M−1』の副作用(?)は
俺の経験から言うと,いつかは立ち直るんじゃないかと思う。
当てにならないとか言うなよ,確かに個人差はあるけど。
記録者・ピカード/大イースト海海上方面・晴れ
これは確認になりますが,ボク達のほうはレムリアを目的地として進みます。
それで構わない筈だとガルシアが言ったので。
魔の海の霧に包まれたエリアで落ちあう事になりますけど,
あの辺は何が起こるか判らないので,ロビンのエナジーに頼るだけなのは
少し不安です。別に能力を疑っている訳ではないです。
昨日ガルシアは触れていませんでしたが,
日誌が来てから彼はずっと何時ぞやの雲母の切片を見ていました。
詳しい情報が入ったから,余計に気になってくるのでしょう。
ジャスミンとシバは,チャンパ村でロビンの身に起こった事を
推理し始めました。
ここに記録しておけるような話だけに留めておいてほしいものです。
そうだ,ひとつだけありました。
コウランさんは今回の事件には関わりは無いと思います。
ロビンより伝言です。
そのまま直進すると岩礁に当たります。
北へ25度回頭して下さい。
ガルシアより伝言です。
そちらの船見えてきました。
こちらは『黄金のリング』を渡します。
何かと紛糾のタネになってますので,ロビンに預けとくのが穏便かなと。
ロビンより伝言です。
今度岩礁が見えたら,それに沿って南へ行くと,ふたご岩があるそうです。
渦に呑まれるなよ,なんて言ってますよ。
それから,読んだら返送して下さい,との事です。
記録者・ロビン/大イースト海海上方面・晴れ
俺達の方は,大イースト海北東の端っこに近い浅瀬で見つけた
錆びまくったメイスを渡した。
こちらでは修理に出す余裕が無いからだ。
これから近道をしようかな。
記録者・メアリィ/カレイの町方面・晴れ
昨日の邂逅は,ロビンのナヴィゲーション無しではとても出来ないものでした。
こちらの正確な位置だけではなく,ガルシア達の位置も判ると
彼は言っていましたね。
ハイディア村へ向かうには,普通はラリベロの町へ船を預けてから,
陸路で行くとジェラルドは言っていました。
「そんな遠回りしなくても,チャンパの浜から西にある川口から
遡ってカレイの町へ行こう」
「ラマカン砂漠の西の川の事か? あそこは断崖だったじゃないかよ。
お前も前に陸路を通った時見ただろ?」
ジェラルドの指摘は至極当然の事です。それに対して,
ロビンはこんな答えを返しました。
「なんとかするよ」
実際にどうしたかと言うと,ロビンは私の力を利用して……
とは言っても,私がやっていたのは彼と手を繋いでいただけですけど。
……川口へ向かって海水を逆流させて,その流れに乗ってしまったのです。
「ムチャしやがってェ〜 帰りはどうするんだよ,同じ所通るんだぞ。
飛び降りろってのか?」
ロビンが笑って肩を竦めたので,ジェラルドが怒ってしまいました。
もう止めるのが大変でした。こんな事言い出すのですもの。
「お前ここから歩いて帰れ!!」
記録者・シバ/レムリア方面・晴れ
メアリィさん所も激しい旅してるんだね。こっちも渦に巻かれて難儀しました。
なんかこう「入ってくるな」って感じだったよね。
あの『魔の海』造ったヒトって絶対性格悪いと思う。
レムリアに着いたら,なんというか……
ピカードの親戚が沢山いるみたいな感じ。風貌が似てるだけかもしれないけど。
これが『環境の影響』とかいう奴ですかね,スクレータ?
ピカードといえば,お母さんが亡くなられてたんだって。
それを聞くなり家から飛び出してお墓へ行っちゃったの。
やっぱりショックだよね。
スクレータがレムリアに着いたら教えてくれる,と約束した話,
ここに,も少し判りやすく書いて欲しいな。
記録者・スクレータ/レムリア方面・晴れ
レムリア人が皆ピカードと似ているように感じるとしたら,
それは環境の影響もあるかも知れぬが,最も強いのは血筋に拠るもの
ではないかの。
小生が灯台に火を灯して錬金術を復活させたい理由を結論から述べると,
世界が衰退していると判断したからである。
この旅を始めた頃,気が滅入りそうな決意をしていたガルシアを
励ますつもりでした説明を再び再現しよう。
例えば,エナジーを糸だとする。四つのエレメンツの四種類の糸じゃな。
その糸を縦横複雑な模様を織り込んで仕上がったタペストリーが
このウェイアードじゃ。
現在,灯台によるエナジーの供給が断たれている為,
糸が少しづつ細く,弱くなってきておる。
端の方などは,闇に呑まれ千切れて無くなりつつあるようじゃ。
それが世界の総てに及ぶのも時間の問題ではないかと。
記録者・スクレータ続き/レムリア方面・晴れ
ハイディア村に行きソル神殿の探索をして,サテュロス達に出くわさなんだら
如何なる事が起こったか?
小生もやはり,エレメンタルスターを手に入れて
灯台の灯を灯す旅に出た筈じゃろう。
その時ジャスミン達が同行してくれたら心強いのう。
そして,もしも追手のリーダーがガルシアだとしたら,
今とは大分違う旅になっておる事じゃろうな。
ルンパ氏の家の本棚で,ガルシアが奇怪な本を見つけたのじゃ。
持ち主に『呉れてやる』と言われたので,いずれはロビン達にも
読ませてやりたいものじゃのう。
112 :
1:02/12/13 12:27 ID:???
しまった,これで一本書きたくなった。
いや違う,上のスレの前半と後半で二本だワーイ ヽ(´▽`)/
因ってこちらはまた休載(^^;)
113 :
1:02/12/16 12:33 ID:???
以前カキコしていたスレがdat落ちしました。
ここに全部うpする事になりますが,
ストーリーがゴチャゴチャと雑然とした状態になりそう(冷汗)
プロクス族が全く絡まなかった場合のストーリーを考えてみました。
ちなみにダイジェスト版で,書くのは変更部分のみだな。
読まない人は……とりあえず<<133へ飛んで下さい。
書けた分だけUPする,若干成り行き任せの文章になりそうなので。
いつもの奴と同じか(^_^;)
この話だとゲーム全体がマターリしてしまって,プレイヤー諸氏から
飛礫が飛んでくる事必至(w
その日は朝からジャスミンの態度が怪しかった。
朝食の時もソワソワしてたし,家の仕事の手伝いも身が入ってない。
俺は,昼食もそこそこに家を飛び出そうとした
ジャスミンを捕まえて問い質した。
「どこへ行くつもりなんだ?」
「や〜ね,兄さんたら。スクレータの所に決まってるでしょう?」
数ヶ月前にこの村にやって来た錬金術学者のジイさんの所に行くだけなのに
なんで有頂天になるんだよ。さては……
「ロビン達も一緒だな?」
「あら,いけないの? 勉強は一人じゃつまらないもの。
他に用が無いなら出かけるわよ」
あっという間に橋の上まで駆け上がっていた。
小さい頃は,ジャスミンがロビンを誘うと,ジェラルドがくっついて三人組に
なっていたものだが,最近はジェラルドを先に誘っているらしい。
それはともかく,どう考えてもコイツ達の目的は,
『お勉強』よりも余談に聞いている外世界の話の方に決まっている。
大体,好奇心が服を着て歩いているようなあの三人組が,
いつまでも話を聞くだけで満足する筈が無い。
今日,なんか兄さんはヤケに絡んできたわねェ。感付かれちゃったかな?
今日は,みんなでソル神殿を探検に行くのだ。
きっかけは,スクレータの話からね。
「みんなはワシの話ばかり聞きたがるようじゃが,
この村の中にだって知らない事があるじゃろう?
お主達は,あのソル神殿の中の事をどのくらい知っておるのかの?」
「神聖な場所だから入っちゃいけない,って言われてるのよ」
「ちょっと中を見るぐらいなら良いんじゃないかの。
無論,コッソリとじゃが」
……という訳で,トラップも無事抜けて,一番奥まで来たの。
そこは静かな水を湛えた広い所で,離れ小島みたいな所に星が光ってる。
スクレータが「ここは海なのか?」と言っていたのが印象的だわね。
ワタシ達には『海』が何だかよく判らないけど。
スクレータは,光る星――エレメンタルスターを目指して,
飛び石の上を歩きだしたんだけど,何しろお年寄りだからね。
足元が覚束ないっていうのかな? 見ていて危なっかしいので,
ロビンとジェラルドに手伝わせた訳。
三つ目のジュピタースターを手に入れた時に,新しい人物が現れたのよ。
「お前達は,こんな所で何をしてるんだ?」
結局,俺自身も仕事が手についてなかったらしい。
親父に「ジャスミン達の所に行ってみたらどうだ?」
と言われてしまった。
この村の中で錬金術学者が興味を持ちそうな場所は,ソル神殿位だろう。
逆に言えば,田舎だから他に目ぼしいものなんか何にも無いってのが事実かな。
神殿の門前で警備をしている神官に,アイツ等が来なかったか聞いたら,
「さっきまでウロウロしていたぞ」
と言っていた。俺は事情を話して,神殿の中に入る許可を貰った。
何て事だ。
神殿の奥深くがこんな不思議な場所だったとは……
いや,今は目の前で起こっている犯罪的行動を阻止するのが先だ。
ロビンとジェラルドが入口に戻ってきた所で,
「返してこい」
と言ったら,ロビンは左,ジェラルドが右へと別々の方向へ逃げやがった。
俺はジャスミンの制止を振り切り,まだエレメンタルスターが
安置されているマーズスターの方,つまりジェラルドが向かった方を追った。
ジェラルドは,兄さんが追いつく前にエレメンタルスターを手にする所まで
いったんだけど,慌てたからか,取りこぼしちゃったの。
それを追いついた兄さんが拾い上げたから,良かったけど。
下まで落ちちゃったら,一体どうなった事だろうなァ。
そんな想像をする間も無く,地面が揺れ始めたの。
地震なんて起きた事,一度も無かったのに。
そのうち底の方が割れて,赤く光って見えるようになったよ。
その頃にはロビンが戻ってきていて,
「ここは危ないぞ。上へ戻った方が良い」
そう言ってワタシとスクレータを急き立てて……
兄さん達は,どうなったんだろう?
そのまま旅に出た今も,ちょっと気になってる。
俺とジェラルドは,地の底から沸いたような一つ目の岩の姿をした神の化身
『ワイズマン』に命を救われた。
そして『それ』に命ぜられるままに,三つのエレメンタルスターを持って
村を出たジャスミン達を追う旅に出る羽目になった。
エレメンタルスターを用いて世界の各地にある『灯台』全てにに火を灯すと,
錬金術の力が開放され,結果創られた『総てを支配する力を持つ/賢者の石』
を巡って争いが起こり,やがて世界が滅びるという。
俺達の使命は,灯台に火を灯す行為を阻止する事にあると。
マーズスターを持たされたまま,ジェラルドと二人で,
全く先の見えない世界へ放り出された。
一体誰がこんな事になるなんて想像しただろうか?
今まで夢中で移動してきたけど,ここで我に返っちゃって,
改めて事の深刻さに気がついたのだな〜。だから,
クープアップ村の宿屋で,ロビンが真剣な顔でスクレータに尋ねてた。
「俺とジャスミンは,アンタに言われるままに
エレメンタルスターを取って,村から出た。
『村の掟』を破った俺達は,もう村には戻れない。
村の誰かが追ってきて,捕まったら何も彼も失う事になる。
アンタがやろうとしている事は,
俺達が払う犠牲に値するだけの価値があるのか?
もしそうならこれからも協力する」
スクレータの返答も真剣そのものだったよ。
「お主達には済まん事をしたのう。ワシがもっと若かったら,
ひとりでやっているじゃろうな。
今後どのような災難が降りかかろうとも,
錬金術の力を開放しなければならないのじゃ。
何故なら,このまま放置すれば,世界は滅びへと向かうのじゃ」
大地が小さくなっていくとか,
エナジストが減っていって,いずれはひとりも居なくなってしまうとか,
高度な技術や大切な知識がどんどん失われてゆくとか,
色々な話をして,それらはみんな力が封印されているせいなんだって。
「手遅れにならないうちに
誰かが灯台へ赴き,力の開放をしなければならないのじゃ」
ワタシ達,世界の運命を背負ってるのかァ。なんかスゴイね。と,
口には出せなかったよ。だって,ロビンが隣で深刻な顔してるんだもの。
121 :
1:02/12/21 14:59 ID:???
カキコのテスト
122 :
1:02/12/21 15:04 ID:???
macで書けて良かったよ〜
長期休暇入るしね。
ちょっとスランプ気味。
なので年末年始は資料を読んで過ごすつもりです。
自分の頭の中では 錬金術=魔術 なものだから,
なんとか切り離さないと,このゲームの話が続けられないなと。
保守カキコはしますけど。
124 :
1:02/12/26 12:30 ID:???
hosyu
125 :
1:02/12/28 19:12 ID:???
hosyu
今年,平井賢が『大きな古時計』をカヴァーしたのがまだ記憶に新しいのですが,
今回話題にしたいのは『古時計』の方です。
動かなくなった時点で修理が出来なくなったら,アンティークになるものはまだ幸運な
方で,大半は分解される等してゴミになってしまうでしょう。
修理が出来ない,というのは二通りありまして,
ひとつは部品等が無い。
もうひとつは修理をする為の知識が無い,となります。
どちらかというと,「知識が無い」方が事態は深刻だったりします。
なぜかと言うと,部品が無い場合は,最悪の場合でも一から作れば宜しい。
そして部品ひとつ作るにも,作るための知識は必要です。
もし,失われていたら,もうお手上げです。
気が付けば,我々は多くの知識を得ると同時に,また多くの知識を失っている訳です。
具体的な例は,次回に挙げてみましょう。
先ずは時計から。
時間を知る方法は,太陽の位置とか星の位置とかで……占星術の話は今回はパス。
時を刻む機械,時計は最初は巻き上げた錘の重力を動力源にしていました。
それがゼンマイに替わり,水晶発振器と電気駆動に替わりました。
ゼンマイ巻き上げ式の腕時計なんてのは,私の幼い頃にはもう少なくなっていたと思います。
次に皆様にもお馴染みのパソコン周りから, 文章書き及び印刷機能について。
手書きで文字を書くと,判読不能になる悩みをお持ちの方は少なくないと思います。
それが公文書なんかだと,もっと困ったりしますね。
(多分そんな人が作ったのが)鍵盤を叩くだけで文字が書ける器械『タイプライター』です。
実物を見たことが無い人に説明するのは難しいです。英字のキーボードにピアノのハンマーを極小型にして,それを一点に当たるように組み立てた物と,熱転写プリンタを逆に動くようにした物をひとつにしてあると。そんな英文タイプライターはまだしも,
和文タイプライターなんていうのは完璧に過去の遺物ですよね。
ワープロソフト(黎明期当時だと専用機)がまだ産声すら上げていなかった頃,
キーボードくらいのスペースに5ミリ角の活字(しかも裏返っている)が隙間無く並べられて,それを自在に動くアームで拾い,印字していく器械は,公文書を作るところにのみ置かれていたと記憶しております。あれは習得レベルが半端じゃなく高かったからねぇ。
ワープロ専用機が普及する頃には,お払い箱になってしまいました。使いこなせる人も,もう居ないんじゃないかな。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Λ_Λ | 君さぁ こんなスレッド立てるから |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ |
( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐<
( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて |
/つつ | いないんだからさっさと回線切って首吊れ |
\____________________/
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
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(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
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130 :
1:03/01/04 19:45 ID:???
このコラムはしばらくお休み。
ネタに困ったら続きをやります。
クープアップ村で,遂にハメット様が探していた『杖』が見つかりました。
しかし,アルファ山の噴火に伴う地震騒ぎの最中に,
ボクはお預かりした『杖』を無くしてしまいました。
『杖』は,ハイディア村から来たガルシアとジェラルドという戦士の
協力で,無事取り戻す事が出来ました。
彼らは,マーキュリー灯台のあるイミル村へ向かうそうです。
ボクは,ハメット様が行くと仰っていたルンパ村へ行ってみましたが,
中へ入ることすらできませんでした。
取り敢えずこの件は時を待つ事にして,より深刻度合いが高い
ガルシアとジェラルドの二人に同行する事にしました。
「私達は,ハイディア村の人達の協力を仰がなければならないのですよ」
もう何度同じ事を繰り返した事でしょう。
メアリィの返事はいつも同じです。
「アレクス,私達にそんな事は出来ませんよ。マーキュリー灯台に
火を灯そう,だなんて」
「メアリィ,貴女の眼は節穴ですか? 世界の果てが目前に迫っているのに
このまま手を拱いていろと?」
私達イミル村の近くの沖合の,眼につく所まで『世界の果て』の標である
アクアフォールが迫っています。私が物心ついてから今までずっとジリジリと
近寄ってくるのが判ります。それなのに我が師とその愛娘メアリィは,
今まで何の行動もとってきませんでした。
私一人ででも行動を起こそうと考えていた矢先に,山脈の向こうから
老人と若夫婦(?)がやって来ました。
「マーキュリー灯台ってあそこですか?」
能天気に聞いてきた奥方に誘われるように,私も彼らに同行する事にしました。
少しは役に立つかもしれないですから。
133 :
1:03/01/06 12:40 ID:???
134 :
1:03/01/09 12:30 ID:???
hosyu
135 :
1:03/01/11 12:29 ID:???
スケジュール的に今後,今書いてる話以外書くのは
無理っぽくなってきました。
五月に同人誌が欲しい人が身内に居ると大変(藁
記録者・ジャスミン/レムリア方面・晴れ
ピカードがどうして危険を冒してまでレムリアの外の世界に出てきたか,
ここで初めて判ったよ。
世界が縮んでるんだって。スケールが大きすぎてイマイチ判らないけど,
彼もスクレータや兄さんと同じ行動をとる筈だったのかも。
そうそう,ピカードに歳を聞こうと思ったんだけど,何故か兄さんが
彼と話し込んじゃって,割り込む隙が無かったよ。
ピカード君,本当は何歳なのか此処に書いてみる気はないかね?
記録者・イワン/チャンパ村方面・晴れ
川を遡上した時にイザコザはありましたけれど,
その後は順調に移動できました。
カレイの町に寄った後,真っ直ぐハイディア村へと行き,
ロビンとは入口で別れました。
近いうちに再び訪れてみる予定ですが,
是非戻ってきて欲しいです。
その後ボク達は,チャンパ村へ向かいました。
本人に聞いてみてもよく分からなかった,
あの時のロビンの足跡を辿ってみたいと思いましたので。
138 :
山崎渉:03/01/14 12:37 ID:???
(^^)
風邪ひいちゃったよ〜(⊃д`)
この話3月くらいまでに片づくかな?
ちなみにゲームは只今レムリアで止まってまして,
連休明けからポ○モン始めちゃったので
残りは一周目の記憶を頼りに書く予定。
さて,何が出てくるか判らないぞ〜(藁)
記録者・ジェラルド/チャンパ村方面・晴れ
ここの宿屋の主が,俺達の人相風体を見るなり,
「ジェラルドさんにイワンさんにメアリィさんですね。
アレクスという方から預かった物です」
と言って寄こしたのは,なんと無くなった筈のロビンのサイフだった。
さらに,
「こちらは『情報提供料』だそうです」
もうひとう金の入った袋を出してきた。
……情報提供料?
141 :
1:03/01/20 10:33 ID:???
保守カキコ
記録者・ジェラルド続き/チャンパ村方面・晴れ
此処で起こった事でロビンが奇怪しくなった訳だから,
原因は此処で突き詰められるだろう,
と考えていた俺達はちょっと甘かった訳だ。
アレクスが絡んでいるんじゃあヤヤコシイわな。
とか話してると,当の本人に出くわしてしまった。
「おや,ロビンはどうしたんですか?」
「ハイディア村だよ」
「そうですか。彼の容体には私にも責任がありますから,
私が彼の様子を見て連れ出しますから,
貴方がたは先を急いだ方が良いですよ」
と自分の言いたい事だけ言ってテレポートしやがった。
一体何を隠してるんだ? アイツ。
記録者・ガルシア/大イースト海海上方面・晴れ
津波騒ぎで地続きになっていて船では通れなかった隘路を,
エナジー『グラインド』を使用する事で通行可能にした。
いよいよ我々の知らない大ウェスト海へ出立する。
144 :
山崎渉:03/01/23 21:49 ID:???
(^^)
記録者・ピカード/大ウェスト海海上方面・晴れ
ゴンドワナ大陸西側にある『マグマロック』は入り口にある大岩が
除けられないと中に入れません。
アテカ大陸北に『ジュピター灯台』らしきものを発見しましたが
こちらも上陸の手掛かりが無しです。
ヘスペリア大陸にあったとある民家で得た情報によると,
この大陸の奥地に『シャーマン村』という集落が在るそうです。
そこを探索の取っ掛かりにしたいと思います。
上記スレのうち
100-127 『ロビンの受難記』
135-144 『ガルシアの事情』
です。
それ以外はここの前半と同じかな。
記録者・ロビン/地図に無い洞窟方面・晴れ
今俺は,ギアナ村から来たという『シレン』という名の戦士と共に,
ハイディア村にあった隠し穴が入口になっている洞窟の中にいる。
道中ちょっと不安なのは,シレンの奴が,
「この道は何故か来た道と違う」
とか言い出したからだ。
ちゃんとギアナ村へ到着するだろうか?
ちなみに,アレクスも同行している。
149 :
山崎渉:03/01/27 17:53 ID:???
(*^^*)
記録者・メアリィ/大イースト海海上方面・晴れ
「コイツ最小限の事しか書いてねェ!」
「ジェラルド,今更何を言ってるんですか。
今回は沢山書いている方でしょう?
それに,ちゃんと連絡寄こしてきた訳ですから,
大した問題は無い,って事ですよ」
以上がロビンの記録を読んだ二人の反応です。
私達の方は,ゴンドワナ東の海峡を抜けて,
大ウェスト海へ向かう所です。
あまりにも順調だから,やる事が無いのが困りものですわね。
記録者・シバ/シャーマン村方面・晴れ
はじめここは無口な人達の住む村だと思ったんだけど。
リードしたら,
「余所者には口をきかない」
だけだって。なんかヤな習慣よね。
でもその習慣こそが『グラビティのヒスイ』を守ってきたのかも。
それからアタシ達は,ギアナ族の代表というよりも
シャーマン族の親分に小馬鹿にされたのに頭に来て
売られたケンカを買うようにトライアルロードに挑戦して
勝ったわけ。
終わってからこんな事言うのも何だけど,
此処って本当はイワンが来るはずだったんじゃないかな?
サテュロス達が『シャーマンの杖』を分捕ったから
アタシ達が来た訳だけどね。
記録者・スクレータ/シャーマン村方面・晴れ
ギアナの勇者が『グラビティのヒスイ』を此処へ預けた理由は,
昨日シバが書いていた通りじゃろう。
そして預かった筈の『シャーマンの杖』は,
長い年月の間に価値の判らない愚か者の手によって
ギアナの地より去ってしまったと。
彼がこの日の来る事を『プレコグニション(予知)』によって
見通していたとすれば,なんとも凄まじいエナジストであるのう。
今日は前日と打って変わって,村の皆が他の村や町と変わらない
応対をするようになった。
何だか人間というものの表裏を見たような気がしてきて
複雑な気分になるのう。
記録者・ジャスミン/大ウェスト海海上方面・晴れ
シャーマン村の人達って,みんながエナジー使えるようになったら,
生活が一変しちゃうんじゃないかな?
「それは当人達の問題だろう。俺達が口を挟む事じゃない」
って兄さんは言ってたけど。
ワタシ達は,シャーマン村を出てから,
まっすぐジュピター灯台へいく事にしました。
これで天辺まで行けるかどうかは判らないけれど,
とにかく行ってみようって。
船に乗ってから,兄さんが,
「ジャスミン,お前に話がある」
だって。何かな? ってワクワクしてたら,耳に入っちゃったのか,
「ガルシア,今はその話はしない方が良いです」
と,ピカードに止められたの。ねー何の話なのよ〜?
気になるよ〜
>>148で書いた話を,当事者に語ってもらう形式で短編を書くのでしばらく
お休みします。 (↑ロビンじゃないよ)
>>51に伏線を貼ったんだけど誰もおぽえてないかも。
まずは,自己紹介からにしようか。
オイラは語りイタチ,名はコッパ。相棒の人間はシレンという。
オオっと,ここでオイラ達の事を知ってるって言うんなら,
そっちの話の事は忘れとくれ。
なんたってこの話は,別の世界で同じ名前を持つ者の体験談だからな。
始めに断っとくけど,
なにしろ変な話だから,ついて来れなくなっても責任は取れないぜ。
オイラ達は,元々モゴル草原の南側にあった小さな集落の出身だ。
そこが今は《アルファ山が噴火した時に一日のうちに森になった》
ってウワサをロビンなる戦士から聞いて引っ繰り返ったけどな。
オイラ達その頃どうしてたっけ?
156 :
1:03/02/04 15:08 ID:???
>>155訂正
ロビン→ガルシア
大した差はないかもしれないけど,これ以降の文章との整合性をとる為に。
そうそう,空からキレイな石が降ってきた日だな。
オイラ達は アンコール遺跡の北にある山脈を越えようとしていたんだよな。
石が頭にカナリ沢山当たって痛いのなんのって。ヒドイ目にあったよなぁ。
でも,あの日からオイラは人語が喋れるようになった。
シレン以外の人間は,オイラが実はペラペラ話せるのを知らない。
「まだ時期尚早って奴じゃないか?」
そう言うシレンもあの日から他人の心が読めるようになったとさ。
そんな事他人に知れたらエライ事になるだろうってェ悩んでたわな。
オイラには何故シレンが折角手に入った能力を
持て余した上にクヨクヨしとるのかサッパリ判らん。
他の奴より優位に立つのがいけない事なのかよ?
まあ,他にも同じ悩みを抱えた奴に出会って気持ちが軽くなったのは
良い事だよな。
それは,ギアナ村の外れにある《テーブルマウンテン》の頂上を極めた後,
あそこのスタッフに頼まれて,アネモス神殿の裏にある洞窟を
【何処まで繋がってるか】調べに行った時の事だ。
《テーブルマウンテン》よりツライ旅だったよなぁ。
何だよ,シレン。それはオイラのセリフじゃないって?
そうだよな,オイラ何にもしてないもん。
そのツラ〜イ旅もやっと終わりに近づいた時,
出口の筈の場所が開かなかったよ。
シレンが暫く壁を叩いてたら,向こう側から声が聞こえてきた。
「どうしたんですか,ガルシア。こんな所に飛んで来るなんて,
一体何があるって言うんですか?」
「良いから下がってくれ,アレクス。この向こうに人が居るんだ。
今から荷物を退かす」
やれやれ,此処は荷物置き場だったんかい。
オイラがそう思った直後,ものすごい音と衝撃が響きわたった。
「もうちょっと穏やかに出来ないものですかね。まるで火薬でも
使ったような有り様じゃありませんか」
「悪かったな,全くコントロール出来なくて。
……大丈夫ですか?」
『大丈夫じゃねェよう』今の衝撃で壁は開いたものの,
砕けた石の下敷きになりそうになっちまったし,外は瓦礫の山だ。
でかいモンスターがやって来て一暴れしたような場所に男が二人立っていた。
声をかけてきた方は金髪でシレンと同じくらいの歳に見える奴で,
もう一人は青白い長髪でもう少し年いってる感じに見える奴だったな。
『何だよここは。モンスターとでも闘ったのかい?』
オイラ思わず口に出しちまった。ヤバイ。
以前にコレやっちゃった時は,住人の対応が
まるでバケモンでも見るような視線に変わっちまったんだよなぁ。
オイラはともかく,シレンには悪い事したよな。
ところが,目の前にいた若い奴は違う反応をした。
何故か目を輝かせ,こう言ったのだ。
「もう一回喋ってくれるかい?」
『あのなぁ,芸仕込まれたサルじゃあるまいし,
同じ事喋れる訳ないだろ』
こうなったらもうヤケだからそう言ってやったら,抱き締められちまった。
その後捧げ物みたいに抱え上げられ,
「アレクス見てくれ,この子凄いんだよ!! 人と同じ言葉を話すんだ」
なんでオマエがはしゃいでるんだよ?
『アンタ,オイラの相棒の事は気になんないのか?』
「あっ,ごめん……手,貸しましょうか?」
コイツ……相手をアレクスと呼んでいたからこっちがガルシアなんだろう……
後半はシレンに向けての言葉で,同時に手を差し伸べていた。
その手を取ったシレンは,突然身体に何かの衝撃があったように硬直して,
自ら振り払ってしまった。
『どしたんだ? シレン』
「え?……ああ,すみません。もう一度お願いします」
今度は手を繋いで出てきたけど,シレンは珍しくも身体から光を放っている。
それってアレじゃん。心読む奴。
「君はエナジストなんですか?」
『えなじすとって何だい?』
アレクスとかいう奴がシレンに尋ねた質問をそのままオイラが返してしまった。
奴はオイラを見てちょっと顔を顰めて(オイラは見てたぞ〜)から,
次のように答えた。
「彼のような能力を持つ人を私達はそう呼んでいます。
私やネズミさん,あなたを抱えている彼もそうですよ」
オイラはネズミじゃねぇよ!!
160 :
1:03/02/07 15:05 ID:???
今日は間に合いません。
161 :
1:03/02/08 12:25 ID:???
hosyu
するとシレンはエナジストって代物だったのか。
後から聞いた話では,二度めに手を繋いだ時に発動していたのは
自分の心を閉じる,名をつけるなら『クローズ』って奴らしい。
別に相手に心を読まれるのを警戒しての事じゃなくて,
こうすれば他人の考えをシャットアウトできるからだとさ。
このハイディア村の人達は思考の雑音が余所の人間より高いそうな。
特にガルシアのは煩かったらしいよ。
オイラ達は村で大歓迎を受けた。此処ってあんまり,
てゆーかほとんど余所からの訪問者が来ないんだろうな。
歓迎会を開いて貰っといて言うのも何だけど,質問責めにあったから疲れたよ〜
シレンにそう訴えたら,
「俺達明日発ちますので,もう休ませて下さい」
って言って席を外しちまったよ。後で語った話をすると,
「この村は長居すると絶対出づらくなるぞ」
だってさ。そうだろうなぁ。
エナジストたるオイラ達には此処は居心地が良すぎるもん。
かつてあった故郷の村で,流行り病が蔓延し
一族の者がとうとうシレン一人だけになっちまった時,
ひとつ所にはもう住まない事を決めて,オイラ達は旅に出た。
163 :
1:03/02/12 15:05 ID:???
最近板の流れが早いような気がするのですが。
単なる妄想なら良いけど。
「俺も付いていって良いかな?」
一度ギアナへ戻って依頼者に状況を説明しなければならない。
シレンがガルシアにそう言った時の返事がこれだ。
察する所,誰かさんから逃げたいらしいな。まあ,本人は否定してたけど。
もと来た洞窟の入口まで来たら,誰かが先に来てた。
その姿を確認した瞬間,ガルシアは頭を抱えて座り込んだんだ。
「抜け駆けは良くないですね,ガルシア。
私もご一緒して宜しいですか?」
ヨロシイですかもあったもんじゃないだろ。
喋り終わらんうちからガルシアの腕を掴んで引きずってるし。
こいつぁ完璧に行動を読まれてるなァ。
オイラちょっとガルシアに同情するよ。
165 :
1:03/02/14 15:05 ID:???
ストーリー終盤のイベント,ゲームのシナリオとは若干変える予定。
あのままだと自分が納得できないので。
それに後日談をつけます。
166 :
1:03/02/15 12:25 ID:???
hosyu
ギアナからの行きと同じだったら,またドエライ旅になりそうだな。
そう思ったけど,ちと具合が違うようだ。
どう違うかってェと,地下なのに星空がある。
も少し正確に描写すると,
星みたいな光と光の間に流れ星みたいな光が行き交っている,だな。
シレンがこの時一体何を考えたのか知らんが
アレクスなんかに行きの道行きがどんなだったか説明をしていたんだけど,
いきなり叫んだ奴がいた。
「コースが逸れて落ちてるのがいるぞ!!」
言ったのはガルシアで,それらしい方角へ走りだしていた。
こいつは後でシレンから聞いた話なんだけど,何で奴にだけ判ったのか,
流れからいってちょうど良いのでこの辺で述べておこうかな。
前にガルシアの思考はシャットアウトしないと流れ込んでくる,
みたいな事言ったよな?
シレンが精神の水面下で見ていたガルシアの動きを説明するよ。
それまで何事もおきちゃいないかのように平静だったガルシアが
いきなり恐慌を来したのは,頭の上に本が落ちてきたからだった。
(うわ,俺の当番か? マズイぞ,今は……)
理由は知らんけど日替わりで書いている日誌らしい。
まずはアレクスの様子を窺った。まだ気がついてないようだ。
大急ぎで今の状況だけ書いて次の――メアリィなる女の人――の元へ送った。
(今のがアレクスに見咎められたら……一体何を言われるやら。
プロクスの連中に筒抜けになるような事態だけは避けなければ)
一息ついたところで,周りの感覚が戻ってきた。
何処かから鋭い感情の波がやって来た。
『通路から外れて落ちちゃうよ〜 奈落の彼方に消えちゃう〜』
とか,シレンにはそう聞こえたが,ガルシアには単なる恐怖感にしか
感じられなかったらしい。
たったそれだけでも行動を起こすあたりがガルシアらしいってのが,
後に聞いた,奴への知人の評価だな。
どこに果てがあるのか全く判らない,方向感覚を失いそうなこの空間で,
ガルシアにはどこに何が有るのか正確に感じ取れるらしい。
エナジーを発動し,
具体的に表現すれば自分の身体より大きな手を前方へ向かわせて……
流れ星を掴み取った。
169 :
1:03/02/17 15:06 ID:???
今日はもう原稿書きの時間が取れません。
よって明日は保守のみ。
170 :
1:03/02/18 12:01 ID:???
hosyu
171 :
1:03/02/19 12:21 ID:???
世界のアイドルが,意外なかたちで登場!!
とか言いながら,自分でダメ出ししてます。
ど〜も表現が上手くないんだな〜トホホ・゚・(⊃Д`)゚・゚。
『全くもう,お前らは兄弟そろって余所見だのケンカだの
しながらじゃなきゃ進めないのか?』
『だってさ兄貴,コイツが……』
『だって兄ちゃんが……』
『言い訳なんかしてんじゃねェよ!! 判ってんのか,
この人が居なかったらオレ達全員お陀仏だったんだぞ』
言い争ってるのはネズミみたいなモンスター(?)が三匹。
そのうち二匹が同じ大きさで,一匹はオイラよりも大きい。
三匹とも尋常じゃない全身黄色の毛並みをしていて目に染みるぜ。
んで,エナジーの手で抱え込んだまま引き寄せ三匹の騒ぎを見ている
(どういう会話か全然判ってないからか)ガルシアは,
「カワイイ」なんて脂下がってるし。
アァ,あん時ゃコイツ達の会話を聞かせてやりたかったなァ。
そうしたら,それこそ百年の恋も醒めた気分になって,
三匹まとめて投げ捨てたりしそうだな。実際には言わなかったけどな。
ネズミの大将が,まだニコニコしているガルシアを見た。
そしてショックを受けたような表情をした。
さらにまだ上の方にいる仲間を呼んで何やら相談をしたんだな。
相談が済んだら仲間はチビ共を連れて帰った。
直後,大将はどこからかタマゴを取り出したんだ。
173 :
1:03/02/21 15:02 ID:???
kaki
hosyukaki
175 :
1:03/02/23 13:02 ID:???
原稿データは会社に置いたまま(T T)
『そこのアンタ,ちょっと通訳してくれ。この人間に話がある』
ハイハイ今度はオイラの出番ですか?
あとはガルシアに向けたメッセージだ。
『私と仲間を救って戴き感謝する。その貴方に伝えたい事がある。
貴方は心が壊れかけている。このままではいずれ貴方自身が操る《力》に
押し潰されるが如く破壊されてしまうだろう。
我々の仲間の中には,心の治癒を得意とする者もいる。
しかし,現在は彼らを呼んでくるような余裕は無い』
ネズミの大将は持っていたタマゴを差し出した。
『私達は感謝の印としてこれを渡す。
この中には,《心が繰り出す力》を食べて成長する命が二つ入っている。
この子達が貴方の《力》を中和し,精神の安寧を保つ役目を負うだろう。
これらが一人前になる頃,心が癒されている事を期待する。
貴方と,もう一人の貴方自身の為に』
ガルシアはタマゴを受け取った。
何故判ったんだろうというような顔をしてたけど。
大将は,仲間を呼んでの帰り際に,オイラにこんな事を言ったよ。
『此処を早く立ち去った方が良いぞ。この通路は《愛の力》って奴で
出来てるんだぜ。
こいつは脆くて壊れ易いものなのさ』
オイラ達は,ガルシアのエナジー《リターン》でシレンにとっての入口,
つまりギアナへの出口に直接ワープした。
「普通に歩けるような道が無かったからな」
というのがガルシアの言い分だ。
あと話す事はあまり無いな。あのタマゴが孵るまではギアナ村に居たけど。
オイラ達はジュピター灯台でアクシデントに遭ったという
ガルシアの容体が気になっただけで,
タマゴの中身が何なのか知りたかった訳では……無いぞ,絶対。
ガルシア達が目的を果たした頃,オイラ達はエアーズロックにいた。
『黄金の太陽』というらしいね,あれは一世一代の見物だったよ。
……それどころじゃなかったって? 悪ィ悪ィ,他人事みたいに言っちまって。
ふ〜ん,あの野……あの人は随分思い切った事するじゃねぇか。
で,イワンの旦那はイミル村へ行くのかい?
オイラ達は……とりあえずハイディア村へでも行こうかな。
いや,ここにいるとサ,次の村長になってくれってシツコイんだよなぁ。
確かにシレンは,今のところはこの村の誰よりも強いエナジー使うけど,
これからは誰がそうなってもおかしくはないんだよな。
まあただ単に,此処を出る理由が欲しい訳さ。
じゃあまたいつか逢おうぜ。
旅の神クロンの追い風を!!
予定より大分押してしまいました。理由は次のうちのどれでしょうか?
1.難しい話だったから。
2.家ゲ板の厨房とケンカして,テンション下がっちゃったから。
3.止せば良いのにPSO始めてしまったから。
答え:全部←ヴァカだね
自分には,話を要約して短くしてしまう悪い癖があります。
必要な話は全部書いているつもりなんですが,
それでも抜けてしまう(特に裏設定なんか)ものがあるかもしれないです。
判らない点などがありましたら,直接カキコして下さい。
記録者・イワン/ギアナ村方面・晴れ
アテカ大陸には,海岸沿いに開けた町が無いです。
岩礁に囲まれた入り江の向こうに,人が居るような気配があったので,
かなり遠回りして辿り着きました。
そしたら村人らしき人が……漁師にしては体格が良すぎる人も……
大勢集まってきて,ボク達の船を取り囲みました。
一体何をするんだろう? と思ったのですが,大勢のうちの一人に,
「長旅で疲れたろう。もう少し北へ行けばギアナ村に到着するよ」
と半ば追い払われるように送り出されてしまいました。
本当に何が起こるのか心配になってきました。
記録者・ジェラルド/ギアナ村方面・晴れ
ギアナ村の隣に『アネモス神殿』ってのがあるんだけど,
その前の広場に何かの絵……設計図らしきものが描かれていた。
それを何人かの男達が取り囲んで
「一隻目は解体して,二隻目の翼に加工する」
という話をしていた。そこに,俺達の後ろから誰かが走ってきて,
「一隻目の船が来ましたーっ!!」
と叫んだら,
「よーし始めるぞー!!」
とばかりに皆の衆が一斉に何やら行動し始めた。
ちょっと待てよ,一隻目の船って……?
「ひょっとして,俺達の乗ってきた船を壊す気か?」
今すぐにでも引き返そうとしたら,誰かに止められた。
「待ちなよ,ジェラルド。訳なら俺が説明してやるから」
オマエ何故ここにいるんだ?
記録者・ジェラルド続き/ギアナ村方面・晴れ
俺の後ろにロビンが立っていた。それも,えらく変わった出立ちの男と一緒だ。
そいつがどんな格好かというと,まず目立つのが帽子。
というより笠だな,あれは。
そして着丈の短い前袷の服を着込んだ上に縦縞のマントを羽織っている。
懐に何か獣らしきものを入れているようだ。
ロビンは奴らしく淡々と説明をしてくれた。
「昔々に,この村の村長が……今はいないらしいけど……
二隻の船を翼付きの船一隻に改造するように,って命令を出したそうだ」
なんだそりゃ?
「紹介するよ。彼はシレン,モゴル森が草原だった頃にあった,
その南の村の出身だそうだ。雨の多い場所だったそうだよ。
シレン,コイツがジェラルド……それからメアリィとイワン」
ロビンはシレンという奴に俺達を順に紹介した。それは良いけど,
何時になったら,お前俺の疑問に答えてくれるんだよ?
「ああ,その事? ……実はアネモス神殿の裏に洞窟の入口があるんだ。
そこが何故かハイディア村まで繋がってるんだよ」
それで……行きと帰りが違うんだって?
お前の説明全然なっとらんぞ。
記録者・ジェラルド続き/ギアナ村方面・晴れ
「それから,俺達だけでジュピター灯台に行ってみたんだけど,
中に入る為のエナジーを持ち合わせてないみたいなんだ。
アレクスも同感だって。あの人はあそこでガルシア達を待つつもりだそうだ」
俺はもっと詳しい話が聞きたいんだが,コイツにそれを求めるのは無理な話だ。
隣に立ってる奴も似たり寄ったりみたいだし。
「それで俺達はどうするんだよ。ここでガルシア達を待つのか?」
ケンカになるぞ。良いのか?
「それはあんまり良い案じゃないな。それよりも,あそこへ行ってみないか?
シレンが踏破した『アミューズメント施設』があるんだってさ」
ロビンが指さした先には,天辺が平らに見える,
凄く太い柱みたいな山が聳え立っていた。
記録者・ガルシア/ギアナ村方面・晴れ
俺達が到着した頃には,あった筈の船が跡形も無くて,
翼らしきものが出来つつあった。
それから,やっぱり今は鉢合わせはしたくないな。
hosyu
この周回でエンディングにする予定。
一巡目より早(^_^;)
ラストバトルとエピローグは別に書きます。
記録者・ピカード/ジュピター灯台方面・晴れ
此処は,二つのジュピターのエナジー『サイクロン』と『グラビティ』が
使えないと中に入る事すら出来ません。
側棟へ行く為のカギも,『グラビティ』が必要な場所にありました。
「力なき者入るべからず,って事じゃないか?」
とは,これが三度目の灯台攻略になるガルシアの話です。
187 :
1:03/03/09 14:13 ID:???
名前欄の編集を失敗する事度々。
どこでカキコしても他人様のPCなので。
記録者・ガルシア/テーブルマウンテン方面・晴れ
「参加料200コインで頂上を目指そう!!
成功すればアイテムは全て貴方の物に」
と,いうのが此処のキャッチフレーズだそうだ。
最近挑戦者が少なくなったのが管理責任者の悩みのタネらしい。
俺達は交代でチャレンジしようとしたら,俺だけダメだって。
理由は『エナジーがオーバーフローしてしまうから,私共の施設では
カヴァー致しかねます』という判ったような判らないような。
そろそろ皆に事情を説明する潮時かもしれない。
この日誌の二巡目,ピカードの記録を思い出して欲しい。
あの時,俺はロビンに,
「ちょっと立場を交換してみないか?」
と持ちかけられた。俺が承諾したら,
交換エナジー『エクスチェンジ』を掛けられ,
その直後当て身を食らったのは以外だったけれど。
もしかすると,土壇場で止めるなんて言い出されるのを嫌っただけなのかな。
俺もこんなに長くなるなんて判ってたら……
今は実に軽率な行動だったと反省している。
記録者・メアリィ/ジュピター灯台方面・晴れ
昨日のガルシアの告白には正直驚きました。
でも,今までの出来事を振り返ってみれば,
あまり以外な事ではなかったような気がします。
ジェラルドは直後には結構怒ってましたけど,
夜には日誌の書き方を冷静にアドバイスしていらしたから,
矛先が違う事に気づいたのかもしれません。
今日出発の前に,ガルシアがシレンに,
「何が起こるか判らないから……」
と,タマゴのような物を預けていました。
彼も何が孵るか判らないそうです。
灯台の灯がともる前に,あちらのグループに追いつく事が出来るでしょうか?
記録者・シバ/ジュピター灯台方面・晴れ
アレクスと後二人は最終的には,ロビン達が持っていた
『マーズスター』を奪って行っちゃった。
ついでに倒されそうになったワタシ達は,行きがけの駄賃代わりなのかね?
結局あの人達は,気が逸り過ぎなんだと思うよ。
ガルシアとロビンは,みんなやっと集まったと思った時に,
出口まで逆走の追いかけっこ始めちゃって,
元の入口で二人して頭を抱えて唸ってたわね。
「だから止めろと言ったのに……」
ガルシアが言った言葉だけど,それがどういう意味かまだ判らないよ。
だって二人ともギアナ村に運んできた後も意識不明になったままなんだもの。
この日誌,今回はメアリィが直接手渡ししてきたよ。
その前にピカードと楽しそうに話をしていたのをワタシは見たぞ。
……別にヤキモチじゃないぞ,ジャスミンさん。
ドラゴンボールZ
フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!
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と〜けたこおりのな〜かに〜♪恐竜がい〜たら〜たまのりし〜こ〜みたいね〜♪
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チョト余談で,封印前の時代のキャラ設定を。
ガルシアの先祖は,職業軍人(士官)。自分の持ちエナジーが嫌い。
ロビンの先祖は,諜報活動の専門家。彼の方は大好き。
ジェラルドの先祖は,まだ生きてる(かもw)?
やっと今日,落ちてきたスレハケーン。
上の方にあると判らないよう・゚・(ノД`)・゚・。
194 :
あげ:03/03/21 15:10 ID:bHheCZfE
あげ
195 :
1:03/03/27 23:36 ID:???
ノートPCを会社から自宅へと持ち帰りました。
Winのアップデートをしたらなんかバッドチューニングだったようで。
落ち着くまではまだかかりそうです。
196 :
1:03/03/29 19:14 ID:???
結局ソフトを総入替え。とりあえずは動いてます。(^_^;
いつまで持つかな〜
本文はちょっとスランプ気味。
197 :
1:03/04/04 23:46 ID:???
『航海日誌』の話は今までので終了です。
実は当事者全員が集結した後の話は全く考えてなかった・・・
しかも,筆者は「一度通った道を再び通るのが嫌い」な性格なので。
話逸れますがポ○モンもそれで中断してますし。
残りの話は,語り手を変更して最後まで書いてみます。
とりあえず名前だけ。双子の兄弟で,
兄はピーター。
弟はアンドリュー。
ちなみに人間ではありません ヽ(´▽`)/
DATE: LateMercury 25 / GoldDay
わたしとアンドリューの目の前に,剣の切っ先が向けられていた。
それを突きつけているのは我々の『親』ガルシアなのだ。
意味するところはただ一つ。
「この場に残らなければ,命を絶つ」
何故こんな事態になったのかは,初めから順を追って説明する。
この場面の続きは,アンドリューが説明すると思う。
DATE: LateMercury 25 / GoldDay
エエ〜ッ,こんな話から始めちゃうのか?
こんなふうになるなんてェ最初から判ってたら,
話の分割場所をピーターなんかにゃ任せなかったのに。
生まれてから僅か十日で,状況なんかまるで判ってないオレ達が
『ついていく』と態度で示したから,
ガルシアとしては剣を向けざるを得なくなったんだ。
オレ達が持つ力で,本気で殺す気だった『親』の心の向こうに,
泣いて悲しむ彼自身を見る事ができる。
だからオレ達は一応身を引いて,彼ら人間の一団が
『マーズ灯台』なる場所へ行くのを見送る事にしたんだ。
200 :
1:03/04/13 20:30 ID:???
前のレスを書いてからもう五日,
続きが書けません。
このままダラダラ書いても決して良い話にはならないと確信しました。
申し訳ありませんが,このカキコが最後になります。
エンディングまでいかなくてゴメンネ。
201 :
山崎渉:03/04/20 00:09 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
202 :
山崎渉:03/04/20 01:53 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
後で読む
あぼーん
あぼーん
207 :
1:03/05/16 23:43 ID:???
208 :
山崎渉:03/05/28 10:32 ID:???
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
209 :
1:03/06/07 23:25 ID:???
210 :
1:03/06/07 23:33 ID:???
訂正。
削徐人さん→削除人さん
わたしは,
忌憚のない意見 と 誹謗中傷 は 違う
と思うんだけど,
2ちゃんねる内では同じなんですかネ?
game鯖のレス見ていると,ふと思ってしまう今日この頃。
彡川川川三三三ミノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
川|川 ノ臭 \|(,,_______,,人_ ヽ
川川 ◎---◎|i‐;-、 、__,._-─‐ヽ. l
川川:: 3 ヽ|-[ε]─[ε]-- i /
川川: ∴):::::::::∴〉! ... リ 6 )
川川::: @ ( .(бб_) U ヽ i
川川::: U ノ(∴ ) 3( ∴ U ノ
川川ヽ::: :._二二ノ ノヽ..,ノつ__ __,.. \
川川 .⌒ ̄ヽ____ノ_.( u 任 ヽ
/::: XBOXマンセーつ U 天 |
|::: ヽ_____,.,;;_.;;,,.つ /:::: 堂 |
ヽ::: ∂ ・)|u ヽつ U|::::: 党 |
ノ::: ::::ノ|。 。: |::: G |
/::: :::::::_)ヽ::::::: 人 ::_ノ.|: C ノ
(::: ::::::)ノ::::::u :::|: 命 ノヽ
.(::::: ノgg&g(::: × U.:::ノ: u ( ヽ
\::: g.こ3::: gg&g :::/:: ) :)
ヽ:::;∴ : // ヽ∈二二 u:::(人ノノノノノ ::ノ
):: ;;; ノ.) /:: (;;(;;;) :/
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|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
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\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン