まずは訂正。
>>95 『スレ20』ではなくて『レス20』でした。
スレ20ったら超長編だわな。自分のHP作って載せてるかも。
余所へ引っ越したスレの話の途中の場面です。
ストーリー重たいです。
SEXYな場面なぞ皆無です。
人倫上問題のある描写があると思います。
ここから連続UPしますので,読みたくない方は,
>>125 へ行ってね。
この話は,チャンパ村から大イースト海北東の宝島までの間の
ロビンの単独行を,関係者への取材(及びリード)をした後
私ジェラルドが物語の形に纏めたものに,ガルシア達と合流後
急に協力的になったロビン自身の告白を追加した完成版である。
ジェラルド達が船に乗り込んで出発するのを見届けた後,
人ひとりがやっと通れるくらいの桟橋の上でロビンは誰かに呼び止められた。
ここに人が居た事にすら気づかなかったのは,反対する友人達に
『授かりし力』を行使した事を悔やんでいたからかもしれない。
「小僧,お前に聞きたい事がある」
ロビンの背後に居たのは,燃えるような赤毛を肩で切り揃えた,
やはり燃えるような眼をした女だった。
「さっきここから出ていった船は,何処へ向かった?」
答えなければ殺す,と彼女の眼に書いてあるとロビンは感じた。
「……東……だと思います」
「そうかい。それじゃもう一つ聞こうか。その船にはロビンって名前の男が
乗ってたかい?」
「いいえ,そこまではわかりませんでした」
「フン,役に立たないね。……もうお前に用は無いよ。あっちへ行きな。
と言いたいところだけど」
そう言うと女はロビンの首筋に手を伸ばしてきた。
「アガティオの奴が,新しい遊び相手が欲しいって言うのさ。
付き合って貰おうか……死ぬまでね」
女が身体から光を発した。
エナジー『デスサイズ』を至近距離でかけられたのだ。
ロビンは動きが取れなくなった。
(俺の正体バレてるのか? 万事休すだ)
その考えを最後にして,彼の意識は途絶えた。
「おや,珍しいお客さんですね」
ロビンが意識を取り戻した時,そんな声が掛かった。
声の主を確かめたかったが,身体はまだ動かない。
さっきのエナジーの効き目がまだ続いているらしい。
「君がたった一人でこんな所をウロウロしているとは。ジェラルド達は
どうしたんですか? ……ああ,そのままでは何も喋れないですね。
では少しだけ回復しておきましょう。首から上だけが動かせますよ」
今度は声の主を確認できた。
「あんた,アレクスじゃないか」
「今はカーストも出かけて居ませんから,君と私の二人きりです。
君とはゆっくり話す機会が全く持てなかったですからね。
他の人間はともかく,君は話せば判る人だと思うんですがね」
ここまで追い詰めておいて今更何の話だって言うんだ?
「じゃあ,あんたに頼むしか手は無さそうだから,聞いてくれ。
ジェラルドに逢ったら,『M−1(エム・ステップワン)なんか掛けて
すまなかった。後はお前に任せる』と伝えて……」
「君の遺言なんか聞くつもりはありませんよ。
……アハハ,何か勘違いしているようですね。
あの女性,カーストという名前ですが,
実は君が自分の姉妹の仇だなんて全く知りません。
ただ単に行きずりに出会った運のない少年だと思っていますよ。
そして私は,降って湧いたチャンスを
最大限利用しようと考えているだけです」
本当かな? 希望を持たせる為に,出鱈目を言っているのかもしれない。
「カーストとアガティオの二人が,日々の無聊を慰めるだけの為に
生き物をナブリ殺しにしたのを見た事かあります。
どちらかというと,アガティオの方が楽しんでやっていたようですけど。
私はこう見えても血を見るのが大嫌いでね。
その日は食事が喉を通りませんでしたよ」
今更俺の未来を説明してもらっても嬉しかない。
「だから,という訳でも無いのですが,ある約束を頂ければ,
逃がして差し上げても宜しいですよ。
此処から出る船の当てが有るんでしょう? そうでなければ,
わざわざ一人で船を降りたりはしない筈です」
約束?
「灯台の火を灯す努力をしているガルシア達を邪魔だてしない,
と確約して下さい。簡単でしょう?
寄り道でも続けるなり,故郷の村に帰るなりすれば良いだけの事ですから」
それだけは,どうしてもできないよ。何故なら……
声が出せなくなってきた。首も振れない。
「ああ,衰弱が進んでますね。君の返事を聞かないうちに命を落とした
なんて事をジャスミンが知ったら,私自身が彼女に恨まれてしまいます。
あの娘が怒ったらコワイですからね」
また少しだけ回復。苦しみを引き延ばされているようで,却って気分が悪い。
「灯台の火は灯しちゃいけない。何故なら……」
「世界が滅びる,と聞かされたんでしょう?
世界中の総てのものに現在より大きな力が加わって,まずは大混乱が起こる。
続いて,現在より強い精神力を持った人間達は,
他者を支配するのに全力を注ぐようになる。
その為の戦いが激しさを増して,やがて世界そのものを破滅に導く為の
何かを作り上げ,自ら滅びに至る。
そんな事を起こさない為に,我々はソル神殿を,
神殿の中に眠る宝を守る為にここに住み続けている。
その為に神に選ばれたのだ,と。
……ガルシアから聞いた話です。
彼は幼いころからこんな寓話を聞かされていた,と言っていましたね。
君自身もそうだったのでしょう?」
村長や大神官がよく言っていた気がする。
「その話,一度でも疑った事がありますか?」
なんだって?
「数年前の事ですが,私はハイディア村へ初めて行ってみました。
何といっても,エレメンタル信仰の総本山ですからね。
イミルを出たら,真っ先に行ってみたかった所ですし。
さぞかし強いエナジストがゴロゴロしていると思って。
ガッカリしました。誰一人,そうした努力をしていないんですから。
しかし,私達を追って旅に出た君たちを見て,認識を改めました。
初めてあった時は,エナジー一発で倒されるような若者が,
一年も経たないうちに強力なエナジスト,サテュロスとメナーディを
倒す程の力を身につけていたのですから。
私は,こんな推測を立てました。
大昔,封印を作り上げた人間達が,その封印を守らせる為,
人間を基にした新しい生命体を創り上げた上で,かなり強力な
『精神的な条件付け――精神制御』を施したと。
具体的な条件付けとして『他者を支配する力を欲しない』」
そんな話,信じられない。
アレクスの話が浮き世離れしてきたせいか,気が遠くなってきた。
そしたら心臓にエナジーの一撃。何なのか確かめる術も無く思わず声をあげた。
「今の君にはつらいと思いますが,辛抱して聞いて下さい。
これは君のように固まった思想を持った人に考え方を改めて頂く為に,
古より用いているカナリまだるっこしい方法です。
一瞬で片づくエナジーでも有れば,お互い楽なんですけどね。
話を続けましょう。
私は,ハイディア村の『掟』の奇妙さに疑問を感じた事があります。
『授からざりし外世界の者にエナジー使う姿見らるるべからず』
これは有って然るべきルールでしょう。私達は,今では異端者なのですから。
『長の許し無くば村の外へ出るべからず』
こちらは気になりますね。一族の純血を保つ為に有る掟でしょうか?
何か裏があるのではないですか?
逆に,村長の権限で不適格者を排除する為にあるとか。
そうですね,基準としては『他者を支配する力』を揮った者」
先程君は変な事を口走っていましたね。M−1(エム・ステップワン)
でしたか? それは省略形で,本当のエナジー名は」
言葉にならない俺の叫びなぞアレクスには届かないようだ。
「“Marionette”(操り人形)の第一段階だと推測できます。
これこそ『他者を支配する力』のエナジーではないですか?
たとえたった一つでも,他者の思考に最優先の命令を組み入れる事が
出来るなんて,素晴らしい力だ。
君が使う事を躊躇したり使った後まで逡巡するのは,
コミュニティから排除されるのを恐れるからですか?」
……それ、誰に聞いたんだ? ああ,どうせガルシアだろう。
ハイディア村の子供は,悪戯したり夜更かしして怒られた時に,
「『人形遣い』に攫われて,お前も心を抜かれた人形にされちまうぞ」
と脅かされる。
エナジーが使える歳になると,口伝で伝えられている《裏の掟》
つまり使ってはいけないエナジーのレクチャーを受ける。
そのうちのひとつが“Marionette”だ。
一度でも行使した者は,『人形遣い』の烙印を押される。
そしてエナジーを封じられ村を追放される。
x俺は村の《裏の》掟を破り『人形遣い』になってしまった。
人を一度操ると,相手の心(若しくは思考)が失われるという噂だ。
このまま村から逃れても,俺はいずれ人の心を削り心無き人形に変え続ける
怪物に成り果てるのかもしれない。
「君は仲間を危険から遠ざける為に力を使っただけだ。
悪い事でもなんでもないのに思考がそういう方向に向かってしまうのが
『精神制御』を受けている証拠ですよ。
それはハイディア族の血に流れている,忌まわしき思考の枷だ」
もう聞きたくない,耳を塞いでしまいたいが,指一本動かない。
「コミュニティから排除され,孤独になる事を恐れる事はありません。
その方が何事にも縛られず,好きなように生きていけるではないですか」
アレクスの語りかけが優しくなった,ような気がする。
「しばらく『村の掟』の事は忘れて,自分の為にどう行動するか考えなさい。
今夜は時間稼ぎをしてあげますから」
それきり目の前が真っ暗になり,何も聞こえなくなった。
夢を見た。
本当は夢じゃなくて,アレクスの話から生まれた妄想かもしれないし,
ワイズマンが見せた昔の出来事だったのかもしれない。
どれであっても突拍子もない話だったのには変わりない。
「今日からお前の主は私では無く,この『世界』総てだ。
平和な時代が末永く続くように……では,頼んだぞ」
我が《主》に言われ,レムリア領主と共に旅立つ御方を見送ってから数時間。
最後まで残って下さったギアナ領主も,ウェイアードと決別する旅を
指揮するべく立ち去った。
託されたものの重さに怖じ気づきそうになる。
わたしの名はイーグル。『封印』の初代管理者である。
「良いか,心して聞け。此処からお主が居なくなれば,
百年掛けた計画が全て水泡に帰する事になるのだ。
ハイディア公の後を追う事だけは絶対許さぬ」
先程のあれが今生の別れだと聞かされ,狂乱の底に陥ったわたしの肩を
逞しい腕で支えながら,ギアナ領主フレイム公がそう仰られた。
出生する以前から組み込まれたわたしの思考パターンが,
彼の方に見透かされるまでもなく《主》の元に行きたいと騒ぎ続けている。
「この地に残る顔ぶれの中で,ヒューマンたる我等との接触経験が一番多く,
しかも深いレベルでの精神制御が成されているのがお主だ。
お主の《主》ハイディア公は,お主だけに『封印』のシステムを伝えた。
他に知る者は無いし,バックアップすらも無い。何故か判るか?」
我が《主》は代替品を据える事を嫌ったのだ。
「我等人類が,エレメンタルの力の象徴である四箇所の灯台から,
それこそ無尽蔵の力を取り出し『世界』を焦土に変えた。
これより我等は責任を取る為,生き残った者を集めて『世界』より立ち去る。 此処は人類なんぞより破壊衝動を持たぬ生命に任せてだな。
覚えておくが良いぞ。ハイディア公にとってお主は最早掛け替えの効かぬ
存在になっておる。誇りに思うて良かろう。
そうそう,ワシ自身は是よりギアナへ戻り,空へと上がるのだ。
いずれお主も見る事になるぞ。
成功の暁には『月』と呼んでくれ。
そして,我等もお主たちを見守っている事を思い出して欲しいのだ」
明日からWPだけが住むこの地で,偉大なる錬金術に頼らぬ生活が始まる。
しかし今夜だけは……我が《主》であり,
同時にわたしの父でもある、あの方の事だけ考えていたい。
「目は覚めましたか?」
どうやらまだ生きているらしい。状態は昨日と全く変化が無い。
期待なんかしてなかったが。
「今日は,あまり時間が取れません。返事を聞かせて下さい」
俺は……自分の命を世界の行く末と引き換えにしたくない。
「俺は,運命に身を委ねる事にする」
アレクスはため息をついた。
「随分とまた詩的ですねぇ。君の考えが変わらなかったのは残念です。
それでは,遺言を承りましょう」
「では,ジェラルドに……」
昨日のと変わらないメッセージを話した。ところが,
「それだけですか?」
それだけって何だよ。俺は口下手なんだ。他に何を言えと?
「ジェラルド宛のメッセージだけでは,一緒に居る筈のメアリィやイワンという
子に私が責められるじゃありませんか。それに,ジャスミンの事に
全く触れてないと彼女が知ったら,どうなると思いますか?」
別に良いじゃないか。俺はもう……
「頭が冴える程度の回復ならしますから,頑張って考えなさい」
そんな事言われても。
結局,知り合い全てに遺言をする羽目になった。
かなり長い時間アレクスに遊ばれてた気がするが。本当に時間が無いのか?
「予定より遅くなったようですが,カースト達が戻ってきます。
最期の時が楽になるようにしてあげましょう」
ああそうか,時間がないのは俺の方か。
何も彼もが判らなくなってしまう前に頭を過ったのは,
ジェラルドの後ろ姿だった。
ごめん,ジェラルド。もう一緒に行けないんだ。
もしも生まれ変わる事ができたら……
もう一度友達になりたい。
一路チャンパ村へ向けて航行中の帆船の甲板に,突然二人の男が出現した。
片方の青い長髪の男が,肩に担いでいたもう一人を甲板に放り出し,
「この船の頭目は何方ですか?」
と聞いた。パヤヤームが自分だと答えたら,
男は床に伸びている金髪の男を指して,
「この少年はあそこのチャンパ村で生命の危険に曝されました。
これ以上置いておくと本当に命を落とすので,此処まで連れて参りました。
貴方がたが行く予定だった場所まで彼を連れていってやって下さい。
そこに彼の友人たちが待っている筈です」
パヤヤームが嫌だと答える前に,男がこう言って脅したのだ。
「忘れたのですか?
チャンパ村へ行くと,少年の命は無くなると申し上げたばかりですよ。
貴方がたは,人殺しになりたいのですか?」
帆船が進路を東へ向けたのを確認してから,
長髪の男は表れた時と同じように消え去った。
大きな大きな土と岩の塊,大地がある。その上に水が乗っかっている所がある。
水は常に端から落ちている。水が落ちていない所は……
よく分からない。これ以上は掴みきれないな。
人間の感覚ではとても判らない,エナジーの力で感じる世界だ。
ボクは今,大きな水の上を動いている。
目的地は何処だか何故か知ってる。北東の大地の起伏の激しい場所で,
先端が水の上にちょっと出ている所だ。
そこにボクと同じような物が水の上にいて,ボクを待ってる。
早く行きたいんだけどな〜 なんで風任せなんだろう。
全ての感覚が不意に途切れる事がある。エナジー切れを起こしたんだ。
そうすると,身の回りの事しか判らない小さなボクだけになってしまう。
(休息を取って回復しなければ無理だ)
と,誰かが呟いている。
ここは言う通りにした方が良さそうだ。
そんな休息時間に,何かがやって来た。
紙を束ねたもの。床に落ちたら開いて,薄い石が出てきた。
紙の方は感触が良く掴めない。石の方は,表面に刻み目があるのが判る。
これは何の模様かな?
(手紙だ。薄い紙に刻み目があるように感じて欲しい。そうすれば読めるから)
と,誰かが。石じゃなくて,紙?
とりあえず指示通り感覚を表面だけに絞ってみる。
回してくれ? ……ある角度まで動かしたらいきなり意味が理解できた。
ところで『接触』って何?
(交替しようって意味だな。しかしこんな状態では無理だ。
返信をするから,その石の裏に……)
刻み目の入ってない側に,反対側と違う模様をエナジーを絞って刻みつけた。
綺麗な曲線が出来たよ。
(これは人間業じゃないぞ……仕方ないな。送り先は判るか?)
水の上……海っていうの? 西……の方にボクと同じような物があるよ。
甲板の上の長い髪の男だね?
照準は……どの方向にズレても水の中だから,男の身の丈より上に合わせて,
やって来た時と同じように,紙の束に石を入れて飛ばした。
目的地が近くなった。
だからという訳ではないけど,ボクは眠っちゃおうと思う。
そうしないと,誰かさんはいつまで経っても死んだフリを止めないから。
ボクはたんなるヘルパーなんだから,いつまでも頼ってちゃダメだよ。
で,いきなりコントロールを振られた。
超感覚(ハイパーセンス)の洪水,というのか,情報の渦に巻き込まれて,
溺れそうになった。
自分で処理出来そうな範囲まで感覚の触手を縮める。
船と,その周囲,あとは目的地が判れば充分だ。
頭がスッキリした所で周囲を探ったら,
船が暗礁に乗り揚がっていた。
俺はパニックを起こしている最中に,力(キネシス)を無意識のうちに使って
船のコントロールを奪ってしまったらしい。
こうなったら已むを得ないので,自分で動かすしかない。
そしてそのまま目的地まで行ってしまおう。
船の上で,船員達が大騒ぎしている。泣いてる奴もいる。
さっきまでの俺のパニックが移ったようだ。
連中が喋っている内容は聞こえないけど,言いたい事は判る。
さっきまでの俺が只の船荷だったら,
今の俺は,船幽霊だ。
当初立てた計画を実行に……やり方が大分変わったけど……移して,
海賊達とのゴタゴタが片づいてから,俺達はジパン島へ行った。
イズモ村に派遣されている神官に,行動不能にされてから
長時間適切な治療を受けていなかったから,回復に時間が掛かると言われた。
この辺の話は,メアリィやイワン,ジェラルド達が書いた日誌に
詳しく書かれているから,繰り返さない。
ジェラルドとイワンが宿屋に戻ってきてから,
俺はみんなにどうしても聞いて欲しい事を話した。
村の口伝の話をしたら,ジェラルドが嫌な顔をした。気持ちは判る。
俺だって本当はわざわざこんな話はしたくないんだ。
「チャンパ村で別れる時,俺は……」
一番近くに居たメアリィが俺の口を手で塞いでしまった。
外そうと思ったけど,腕がついてこない。
「あの時は私達,自分から船に乗ったのですよ。
貴方を置き去りにしてしまって悪かったと思っています」
その言葉にジェラルドとイワンも頷いていた。続けてメアリィが,
「その事は忘れて,回復に専念した方が良いと思います。
私達の使命はまだ終わっていないのですから」
そうかもしれない。
俺は……いや,俺達は,
この命に換えてでも『世界』を守らなければならないんだ。
UPしている時にスレの分割をしたので,
ここに到着してしまいますね。
>>129 へ行って下さい。
校了したこの話を,日誌のチャンパ村での出来事の話題が載っている
辺りのページに挟んでおく。
本当の当事者に事実かどうかチェックしてもらう為だ。
エナジーで封緘したはずの,この手紙を読んでいるって事は,
気持ちの整理がついたみたいだね。
本当は墓の中に持っていくつもりだった話を白日の元に晒すのは
良くないかなとは思ったけど,俺達好奇心が強くってさぁ。
結局自制心にちょっと欠けてるロビンが喋っちゃったから。
兄ちゃんに少し安心してもらう為に,
この話の後ロビンは「実は俺もM−1を使った」と白状したんだ。
案外,誰にでも一生に一度ある過ちなんじゃないのかな?
なお,内容の修正は受け付けません。悪しからず。
ジェラルドより
こんなにツライ話になるとは思わなかったよ〜(ToT)
こういう話は書いてる方もツライんだよ。
どちらかというと,筆者の『脳内資料』に近いので,
ゲームを起動して裏設定なんか探さないように。
この話の続きは引っ越し先でやります。
お問い合わせは,メール下さればお教えします。
『sage+空白』は消してね。