オレはここ最近のファンだけど、やっぱマンガ感想系のHPかなんかで名前を見て、
マンガ喫茶でポーの一族読み始めたのが最初だった。
ちょっと恥ずかしかったがその後ブクオフ周って全部購入した。
残神は漫喫に置いてなかったのでブクオフで13巻まで立ち読みした。
まだ最後まで読んでないので激しく結末が気になる。
ブクオフで立ち読みはやはり女子高生の視線が痛いのでやりたくない。
思い切って購入するべきか・・・。
4年くらい前にトーマの同人誌読んで後から原作にはまった。
その後はずるずると他の萩尾作品を読み漁ってる
954 :
花と名無しさん:04/10/15 03:22:42 ID:8ShG4xj3
漫画も演劇も小説も詳しくありませんが
萩尾さんが一目置かれている大作家だって事は幼い頃から知っていました。
漫画系じゃないTVで「漫画家の天才は男は手塚治虫、女は萩尾望都」
と言われたりもしてましたし。
その後大人になって好きなミュージシャンが影響を受けたと紹介していたので
最初に「トーマの心臓」、次に「スターレッド」を読みました。
感動でふらふらになってしまい、しばらくは数えきれない位読み返しました。
後は、はまり続ける一方です。
読む前は少し取っ付き難い印象を持っていたのですが、
こんな事ならもっと早く読んでおけば良かったと後悔しました。
11人いる!を読んだ小5からファンになってかれこれ30年経ってる…
自分は小6の時に古本屋で「ポー」の赤い本を手に取ったのが出会い。
アーティスト、作家をすごく好きになると
「同時代に生きてて良かったー!」と感謝してしまう。でも、まわりに
話せる人がなかなかいないのがちょっと寂しい。
が、偶然ママ友で発見! 砂漠で同じ種族をみつけたような気分だったよw
私はここ最近のファン。
親と友人から。
聞いたことはあっても、吸血鬼だってことも知らなかった。
今では信じられないけど、川原泉なんて聞いた事もなかったし。
大島弓子も知らなかったなー。
ただタイトルだけなら、「ポー」は聞いたことあった。
でもこのへんの人たちって、ある一定ライン以上の漫画読み&物語好きは、
いずれはやってくる領域だよね
関心ない人は永遠に来ない
柄亀とかは関心なくても立ち寄るけど
958 :
花と名無しさん:04/10/15 15:55:45 ID:nWc2MmDN
私も比較的最近のファン。
「ポー〜」はリアルタイムではさすがに知らなかったのだけれど、
小学館の「少女漫画入門」で一部紹介されてたので小学校のころから知ってた。
ランプトンの絵があって「この子兄さんに似てるわね」「よせよ」っていう場面。
絵が怖そうで、怖い話かと思ったので決して読む気にはならなかった。
実際に萩尾作品に出会ったのは大人になってから。
立ち読みでよんだPFの「残酷な神が支配する」の絵の上手さに驚いた。
PFを立ち読みしたのもその時が初めてで本当に偶然。
次に「トーマ」と「11人いる!」を読んで、古本屋で全集を買った。
よく考えてみたら、小学校の時に年の離れたお姉さんがいる友達に「トーマ」を薦められたことがある。
私は初めの方を見て怖そうな感じだったので読まなかったのだ。
その子の持っていた竹宮作品は結構借りて読んだ。(「ファラオの墓」「地球へ・・・」等)
その子は「竹宮恵子より萩尾望都の方が絵が上手いので好き」と言っていた。
食わず嫌いで時間を無駄にしたような気もする。
ポーを大人になってから読んでいまいちピンとこなかったのですが、
ほかの萩尾作品は大好き。
という話を何気なくふつうの漫画好きの友達にしたら、
「じゃあそのポーの単行本くれ!!」とすごい勢いで言われた。
そんなに好きだったのか・・・知らなかったよ。
でもやらんよ。
ちとワロタ
夢を喪失することを理解するぐらいの年代で読むと、わああと思うよね
消防でトーマ、ポーにはまったので14歳という年齢には神聖なものがあったな。
14歳って、具体的に何か、学問的というか科学的というか物語的というか、
そういう世界で特別な数字なんだろうか?
確かに日常の中で成長と自我との関係等でぽっかりした時期ではあるけど、
いろんな作品見ても「14歳」って特別扱いだよね。
例えばエヴァンゲリオンも14歳だし、
石田衣良は「14フォーティーン」出したし、ポーも14歳、トーマも14歳
とっさに思い浮かばないけど他もイロイロ
どうでもよければ幽白も14歳
性的な境目ってそのころじゃない?
親の庇護の下で純粋な好奇心や興味が行動の動機になるか(14歳以前)
生殖する動物として(名誉欲とかの社会的な欲とかふくめて
できるだけよい異性を獲得する目的で)動くか
その辺で分かれてきそうな。
次スレは980ぐらいでいいですね。
自分はまさに中高時代にポーやトーマとリアルに出会った。
たまに「もっと若かったら」と思うことは当然あるけど
これだけは本当に幸運だったと思うし、当時萩尾作品を読んだことの無かった
自分にトーマを薦めてくれた友達に感謝!
中高時代て、遅くもないジャン
>962
小夜の縫うゆかたの小夜も14だね
私は小学生の頃、りぼん・なかよしを経て少コミ・別コミへ
そして小夜と11月のギムナジウムに出会い
「ケーキケーキケーキの人だ!」と
宝物をみつけた気持ちになった
初めて「漫画の作者」を意識した瞬間でした
その後は、965さんと同じ中高でトーマ・ポー
どっぷりのリアル世代
幸運だと思う、この年代に日本に生まれて
968 :
965:04/10/15 20:33:35 ID:???
>>966 ゴメン。言葉が足りなかった。
「もっと若かったら」というのは今の自分の年齢のことです。
ポー、トーマを中高の時に読めたのは自分にとってベストだったと思ってるよ。
いや、あたしも同じくベストリアルタイムの人間なんだけどさ、
幸運であったと思うよ確かに。それは実感済み。でもさ、
おかげで、10代から50代になるまでずううっと
萩尾漫画がなくっちゃ生きていけない頭と体に
改造され続けちゃった。いいのか悪いのか、うん、いいんだろうな。
楳図かずお作品、「14歳」。
どうして名前があがらないんだろう?
萩尾ファンの多くは少年(青年)漫画は読まないんだろーか。
ここの来てる人で、この漫画知ってる人います?
知ってます
14歳に満たざる者は〜という法律もあったね
今年齢の方はどうなってるんだったか知らないが
今気付いた。
昔からずっと”梅”図かずお だと思ってたよママン
良いのよ
5年くらい前に11人と半神を貸してもらい萩尾さんを知り、
近所の図書館に作品集がたくさんあったので、
最近片っ端から読み漁ったため
短編は作品と名前が一致してなかったりして・・
そんな中で一番はまったのはトーマ!ダントツです。
読み終えて2週間はユーリやオスカーのことを考えてばかり。
ラスト近くの校長室で話すユーリとオスカーのシーンを
もっと丁寧に書いて欲しかったな。
ユーリがオスカーに対して心を開いて話す場面って
ほとんどなくて物足りない。
まあエーリクに対しても最後のシーンだけだけど。
物足りないくらいがちょうどいいってものなんでしょうか??
話それますが手紙のやりとりをめぐって電気をパチンパチンと
つけたり消したりしながら喧嘩するシーンはテンポが良くて好き。
ぼくはねむいんだ、ってセリフも良かった。
リアルタイムで良かった…といえる作家か…
自分はセラムンやエヴァ、スラムダンクなんかの直撃世代
リアルタイムで良かったと思う漫画は、まああるんだけど、
萩尾さんが言われるのは、ポー・トーマのあの集中した密度の作品だから
だろうなあー
あれと共有した時間は、きっとキラキラした時間だったろうと思う(まあでも
それは単行本で読んでも、出会えた喜びには変わらないのだろうけど)
自分世代は、ぶっちゃけ過去の名作まとめて読めて楽なんですけど、
触れない人は絶対触れないからなー
リアルタイムじゃなければ良かったと思う漫画は結構あります…
一番思うのはベルセルク…
決して作者がダレているのでも、終わらせる気がないのでもない
きっちり毎回ちゃんとした完成度で描いてくれてる
でも、あと何年ついていけばいいのか…orz
終わってから読めば良かった…
978 :
花と名無しさん:04/10/16 02:12:36 ID:/NcCuXpD
>>965,
>>967,
>>969 好きな漫画、音楽、映画などがほとんど60年代後半から70年代なので
リアルタイムの方々に嫉妬を覚えます。
文学が盛んで海外に強い憧れがあり、宇宙に対しても今より解明されてなくて
もっと色々な事柄が新鮮で目新しかったと言う空気の中で
萩尾作品をリアルタイムで読みたかったと激しく思えてならないのです。
ageるほどの情熱を感じる文章だね。
>978
今だって解明されてないことや謎のこと、
開いていく世界はあるのよ…
その時代その時代を美化せずとも、違いはあれど違いはないのよ
>違いはあれど違いはないのよ
?
自分はなんとなく言いたい事はわかる
違いはあれど変わりはないのよ
・・・で、どう?
しかし、変革期ならではの面白さはもう味わえないよね。
だいたい今成熟してちょっと停滞期に入ってるし。>マンガ
まあ、停滞は変革の前触れさー…
確かに出尽くしたから、どう変化していくやらー
なんでも、一時期は、例えばうる星とかだったら、宇宙なのにコタツやテレビが出てきたり、
別作品のさりげないパクリが入ってたり、
エヴァなんかにもある、現実をちょっともじって入れるようなのが主流になりかけたけど、
最近はハリウッド的というか、「まとまりのある」「物語らしい」「完成された」作品を
作りたがる傾向が出てきたらしい。
萩尾さんの作品の素晴らしさは不変と言っても
変革期の物を高度経済成長期、バブル期、バブル弾け後に読むのでは
それぞれ微妙に印象が違ってくると思いますよ。
微妙に印象が違うと言えば、
友人に勧められて15歳の時にトーマ読んだんだけど、その時は全くピンとこなかった。
昔のマンガの割には絵がキレイだな〜と思ったくらい。
少年愛に対しての抵抗感がバリバリだったもんで。
んで翌年、11人いる!読んでからもう一度トーマを読み返して激ハマリ。
何で去年はダメだったんだろ?と不思議に思ったもんだよ。
15〜16歳くらいが自分の中の変革期だったのか…?
本でも漫画でもなんでも自分にとっての「旬」の時期ってあるね。
その時だからこそ影響を受けるというものが。
大人になると作品の意図やネタ的なものの見方をしがちになってきて
当時の鮮明なショック状態のような影響の仕方はできなくなってて
ちと寂しくなる。
昔からいろんな流れがあったよ。マンガは流行を作るものだからな。
ニューウエーブとか不条理マンガとか。
>>987 当のハリウッドはネタ切れで日本のマンガや映画を買い付けまくって
リメイクで安く上げようとしているが。
>>987 >別作品のさりげないパクリが入ってたり、
見極めは難しいんだろうけど、
「うる星」の場合、それはパクリではなくパロディだろう。
気軽に「パクリ」という単語を使わないほうがいいと思うぞ。
パクリは盗作と同義語だからな。
A-Aダッシュはヴァーリィのオマージュとか?
>>995 ヴァーリィに似た話があるんですか?
「へびつかい座ホットライン」とか「バービーはなぜ殺された」とか
クローンがじゃんじゃん出てきたというのは憶えていても、くわしくは憶えてない。
しばらく前「攻殻機動隊 Stand Alone Complex」というアニメ・シリーズを観て、
最初のほうの話でクローン・ネタがあって、ヴァーリィと思ってしまいました (^^;
# スレちがい気味ゴメソ
攻殻はパロディ多い
……バトゥ編の映画、ブレードランナーにしか見えんかった
>>996 似た話というか。
特定の個人の分身(クローン)を作るというネタはSFのアイディアとしてはかなり
古いものなんですが、実際に肉体のコピーは作れても、記憶(=肉体が体験
してきたことの積み重ね)はコピーできない、という認識が一般的だったんですな。
だから、いきなり成人の肉体を複製しても、脳の方は生まれたての赤ん坊と一緒。
ヒトラーやマリリン・モンローのコピーを作っても、「本人」を複製できるわけではない、
という。
で、「記憶は記憶でバックアップを取っておいて、万が一の時にはコピーの方の脳に
記憶を移せばいいじゃないか」というアイディアが出てきまして、それを、病気になったら
病院へ行くように、「何かあったときのためにバックアップをとっておくのが普通」という
システムがある世界、というのを最初に書いたのがヴァーリイだったんですね(記憶の
バックアップにはそれなりにお金がかかるので、資金に余裕がない人は半年とか1年に
一回しかコピーが取れず、復活しても記憶にギャップができる)。
個人レベルでの遺伝子改造も普通で、体毛の代わりに羽根生やしてたり、異星の生物と
共生関係にあったり、性転換も自由自在という、ちょっとグロいといえばグロい未来世界で。
「A=A’」の、(過去の遺伝子改造が先祖がえりで出てくる)一角獣種とか、クローンの存在の
仕方なんかは、かなりヴァーリイを意識してるなーと思いました。
ただ、ヴァーリイのクローンは「多少記憶に問題があっても本人」と認識されてるのが、ちょっと
あっさりしすぎてる感じはあるので、「A=A’」でクローンと接した人たちが、「同じ人間だけど
同一人物じゃない」という葛藤に悩むあたりには、むしろ納得した感じがしました。
…長くてごめん。
>>998 私もヴァーリィの後に読んだんだけど、
うまくアレンジというか、料理してるなぁと思った。
彼の作品に描かれていない部分を膨らませて見事に昇華している。
SFでは割とそういう他の作品で使われたアイデアを
より発展させていくってパターンがよくあるけど、
それがうまくいった好例だと思う。
たまには1000とってみるか…
1000ならマンガ最強!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。