歴代FE主人公が兄弟だったら 24章

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1助けて!名無しさん!
ここはファイアーエムブレムの歴代主人公が兄弟だったら、という
前提で彼らとそれを取り巻くFEキャラ達の生活を描くネタスレです。

前スレ
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1262410025/l50

関連スレ
※ シャア板スレは落ちた様なので、ココでは省略
※ ジョジョスレも落ちた様なので、ココでは省略

保管庫
http://wikiwiki.jp/fe_family/?FrontPage

雑談・議論掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/

絵版
http://cat.oekakist.com/FE_heros/
2助けて!名無しさん!:2010/02/01(月) 09:27:50 ID:PUyTG4e/
【ミカヤ】
一家最年少に見えて実は最年長。占いで家計を支えている。ユンヌが身体をよく乗っ取る。

【シグルド】
グランベル商社に勤めるサラリーマン。とてもお人よしだが、近親相姦アレルギーなのでKINSHINを察知すると凶暴化する。

【エリンシア】
一家で最も家庭的だが、怒らせると「ぶっ飛ばして差し上げますわ」の声と共にぶっ飛ばされる。ガチムチ好き。

【アイク】
グレイル工務店で働く漢。一家最強だが恋には鈍感朴念仁でフラグクラッシャー。他人のフラグもへし折る。

【エリウッド】
一家で最も常識的な人。兄弟の迷惑行為に胃を痛める日々が続く。たまに壊れて「蝶サイコーッ」と叫ぶ。

【ヘクトル】
口は悪いが友情を大切し、不器用ながらも優しさも兼ね備えている。 フロリーナを気にかけてるがその度にリンに斬られる。

【エフラム】
自他共に厳しいつもりだが妹と幼女に弱い歩く妹製造機、シスコンロリコン疑惑をかけられている。ヘクトルとよく喧嘩する。

【エイリーク】
ルネス女学院に通う。高貴、気品さにおいては兄弟の中では随一。成績も良い。努力家でもあるが、その努力が胸だけには実った事は無い。

【リン】
肝っ玉母さん的存在。年齢に合わないスタイルのせいか老けて見られる。それをからかうマルスをよくフルボッコにする。

【マルス】
権謀術数に長けている兄弟一の腹黒。リンをよくからかうがそれは愛情の裏返しなツンデレ姉萌え。スマブラが大嫌い。

【アルム】
セリカラブ。セリカといちゃつく度にシグルドに襲われる。畑で野菜を作るのが趣味だが、影が薄い。

【セリカ】
アルムラブ。それを除けば一家の中では普通だが一度怒らせると毒舌家になる。ミラ教(狂)信者。

【セリス】
一家の中では一番笑顔がよく似合う。人形が好き。通称マミー君を一番気に入っている。

【リーフ】
怪人・イモータルムッツリ。幼馴染、ツンデレ、電波、ツインポニテな四人娘に引っ張り回されている。この人でなしー。

【ロイ】
エリウッドと並ぶ常識人。ツッコミ担当。女性関係はほぼハーレムになっている。ヘクトルに対しては黒い。
3助けて!名無しさん!:2010/02/01(月) 09:29:35 ID:PUyTG4e/
【竜王家の皆さん】
チキ・ファ・ミルラのょぅじょ3人組やユリウス・ユリア兄妹、
イドゥンさん、氷竜姉弟、 ハゲ黒竜王、アル等々、兄弟家に縁がある竜の一族。
持っている力が力なだけに、すさまじい騒動を引き起こすことも……。

【マリク】【シーダ】
マルスの幼馴染にして、最も信頼する片腕(マリク)と大事なガールフレンド(シーダ)。

【ラナ】
「ラナオウ」の異名をもつ最凶シスター。しかし、セリスの前では恋する乙女であり、
ユリアの宿命のライバル。暁流杖術の使い手。

【ナンナ】【サラ】【ミランダ】【ティニー】
リーフを振り回す四人娘。リーフの事が好きだが、いぢめるのも好き。

【ひろし】
世界ひろしと言えど様々な職を器用にこなすのはひろしだけ! 通称ヴォルツ。

【ルーテ】
「私、優秀ですから」が口癖で、発明から同人までなんでもこなす少女。アスレイ、フォルデ、ノールは助手。

【ターナ】【ラーチェル】
エイリークの親友。貴族の令嬢だが、なぜか平民のエイリークの方が気品に勝る。

【ボーレ】
豆腐を愛する商店街の豆腐屋さん、ヨウカンマンもどきなマスコットキャラクターがいる。守備が低い。

【ユンヌ】
ミカヤの身体に憑依して現れるアイクラブな自由と混沌の(※威厳の無さナンバー1の)女神。
混沌の名のままに、好き勝手に場を荒らすが、大体最後には痛い目を見る

【サザ&漆黒の騎士】
 ∧_∧
 ( ・ω・)=つ≡つ <ミカヤは俺が守る 『瞬殺』
 (っ ≡つ=つ
 /   ) ババババ
 ( / ̄∪
  サザ

 ∧_∧    ∧_∧
;(д(⊂=⊂≡(・ω・ ) <身の程をわきまえよ 『月光』
 (っ ⊂=⊂≡  ⊂)
 /   )    (    \
 ( / ̄∪    ∪ ̄\)
  サザ    しっこく

【涙目グリーンの居酒屋】
ネタキャラ扱いされている緑髪キャラの憩いの場。
常連は主にウォルト、サザ、セシリア、アーダン、セティ等である。

【AKJ(兄が、嫌いな、女子は居ません!会)】
ブラコンの中のブラコンが集う女性の会。兄の為なら全てを犠牲に出来る妹達が揃う(※会長はラケシス)。
兄弟家のSが天敵
4助けて!名無しさん!:2010/02/01(月) 09:31:58 ID:PUyTG4e/
ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <既存の設定はこんな感じだが、特にガチムチに定められたものではないので必ず従う必要は無い。
/,--┬'^つ</、      歴代FE主人公が兄弟でさえあれば、他の設定はどんなんでもOK!
|∪===|~〆         他人の設定に乗っかるもよし、自分独自の設定を作るもよし!
. ノ___r T !  ゝ      …自分に都合のいい設定だけ一緒にするのもありだな
i_/、」 ~~

ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <【注意!】 AA規制の関係で、最初の一行が空行だと、警告なしでレスが消えるぞ。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆  
. ノ___r T !  ゝ 
i_/、」 ~~
5助けて!名無しさん!:2010/02/01(月) 12:10:35 ID:5i/C4ZBf
>>1乙でござる
6助けて!名無しさん!:2010/02/01(月) 19:11:10 ID:K8H0wq07
>>1
7助けて!名無しさん!:2010/02/01(月) 19:24:47 ID:+mUH5dD3
    |┃三           /! _ ト、
    |┃ ≡       ,r‐ '/l[[!ト、!:::\
    |┃      ___ !l::::::!:.!:l,!:::!::::::::l _
    |┃≡  /____ l !!:::::l:.l:::!::::!::::::::!| ,二二、
    |┃ヽ___//::::::!| 'l|ト、ヽ:::::/:::::::;' !  !:::::::::::::    …見事なスレ立てだ。
____.|ミニニヽ:::::::::::l ,'   )ヽニVニイ!r'´!  !::::::::::::::::::  >>1乙しよう。
    |┃:::::::::::ヽヽ:::::::! !ィr(:::ヽ::::::! !:::ノ:ヾ!:::!  !::::::::::::::::::::
    |┃:.:.:.:.:.:::::!|::〈/:.ヽミト、r‐'┴―‐く:∧ l::::::::::::::::::::
    |┃:.:.:.:.:.:.:.:l|::/:ヽ:.:.:.:.:フ::::::::::ll___/:.:.:ヽ ヽ::::::::::::
8助けて!名無しさん!:2010/02/01(月) 21:03:07 ID:LB2ecQMw
>>1乙です!
最近良ネタが多くて俺歓喜w

前スレで感想書けなかったけど
LOST MANの人久しぶり、GJ!
マカロフのセリフは確かに読みにくいが、マーシャひでぇwww

怪しいペンダントはカオスになってるしwww
ルーテさん相変わらず変な物作るなw

両方とも続き楽しみにしてます!
9助けて!名無しさん!:2010/02/01(月) 22:21:00 ID:kECNmL9E
エリウッド「みんな!
      ここは、僕が一人で一乙する!!
      下がっててくれ!!!」

ヘクトル「おいおい、バカなこと言うなよ。
     ここまでいっしょにレスしてきただろ?」

リン「そうよ! 前から言ってるでしょ
   みんな同じ気持ちだって。」

エリウッド「ヘクトル・・・
      リンディス・・・」

ニルス「エリウッドさま、
    ぼくだって!!
    それから・・・ニニアンも
    きっといっしょにいるから!」

エリウッド「ニルス・・・
      ( ゚ロ゚ )! 名無しさん!
      君も・・・!!」
10助けて!名無しさん!:2010/02/02(火) 13:35:13 ID:G0CAxu28
>>1乙です!

続き投下します
11ラトナ様が見てる 〜 天馬革命 〜:2010/02/02(火) 13:35:59 ID:G0CAxu28
22

「………」
ターナは無言でエフラムの足首に傷薬を塗っていく。
なるべく顔は見ないようにした。
エフラムの顔を見たらまた酷い言葉をぶつけてしまいそうで怖かった。
「すまん…助かった……」
無視を決め込む。
リフ住職に背を押されて来てはみたが、当分口も聞いてやらないと決めている。
だがエフラムの言葉は耳に入ってくる。
「ターナ…お前がどうして怒っているのか、あれから考えてみた…」
気にも留めてない振りをしながら足首に包帯を巻いていく。
「町に帰ったら一度話しをしたい。後で日時と場所を連絡する。
 お前がどうしても俺を許せなければ無視してくれて構わん」
ほんのわずかでもエフラムが自分のことを考えていたと思うと嬉しくなる。
…が、このくらいで口を聞くつもりもない。
粉々になった乙女のプライドはお安くないのだ。

エフラムを天馬の背に乗せて飛ぶ間も、気まずい沈黙が続いた。
エフラムもあれから口を開かない。元々口数の多い人ではないが何を思っているのだろう…
後ろを振り向きたい衝動を耐えながら、ターナは麓を目指して天馬を駆った。
12ラトナ様が見てる 〜 天馬革命 〜:2010/02/02(火) 13:36:42 ID:G0CAxu28
23

寺の境内から一人の僧侶が空を見上げている。
「おお、エフラム君は迷いのない顔をしていますね…はてさて何を悟ったのでしょうか…」

それからの数日は慌しく過ぎていった。
エフラムもあれからあえてターナに声をかけることはなかった。
話は然るべき時に然るべき場所で…と、いうことだろう。
一寸の淀みもなく修行に集中する姿はリフをして感嘆させるものであった。
やがて休学期間も終わり、町に帰る2人を見送る時がやってきた。
「住職…お世話になりました…幼女フィギュアは後ほど着払いで送ってくだされば…」
「ええ、わかりました。また迷いがあるときはいつでもおいでなさい」
エフラムは一瞬躊躇いの顔を見せた後、口を開いた。
「俺が崖から落ちることはお見通しだったのですか?」
「…君が迷いを抱えていることは感じました。そういったこともありえる…そういうことです」

2人を見送ったリフはしばらく境内で物思いに耽った。
人の心はままならないものであるが、若人たちのささやかな幸福を御仏に祈らずにはいられなかった。
13ラトナ様が見てる 〜 天馬革命 〜:2010/02/02(火) 13:37:35 ID:G0CAxu28
24

翌朝の紋章町は雪に覆われていた。
通学路をいく生徒達もコートやマフラーに身を包んでいる。
久々に学校への道を歩くターナ。
視線の先に2人の親友を見つけると駆け寄って声をかける。
「おはよっ!」
気分転換気分転換。
寺にいる間、ずっと難しい顔をしていたから、友達の前では明るく朗らかなターナに戻らなきゃ。
「あっおはようございますターナ」
「おはようございますわ!」
振り返った2人は一枚のマフラーを2人で巻いて寄り添っていた。
さりげなくラーチェルはエイリークの腕に腕を絡めている。
心の中でヒーニアスにご愁傷様…なんてことを思ってしまった。
もっともターナははなからヒーニアスの恋路など応援していない。
以前海で大事な場面を邪魔されたこともあるし…
「いかがでしたエフラムとはっ!なにか進展はありまして?」
好奇心に瞳を輝かせる親友に苦笑せざるをえない。
「あー…あはは、まあなんていうか…とりあえず今度会ってくれるって…」
「きゃ〜〜〜それってデート、デートですのね!おめでとうございますわターナ!」
「よかった…兄上もこれで更正…こ、こほん…その…不束な兄ですが今後とも末永くよろしくお願いします」
エイリークの言葉が色々気になるが、まぁそこは突っ込まないでおこう。
「それでどこでデートしますの?」
「さあ?…連絡をくれるって言ってたから、今日明日くらいにはメールでもくれると思うけど…」
ラーチェルとエイリークはきゃいきゃいとはしゃぎだす。
やっぱり女の子。人のこういう話は大好物。
その姿を見てると思う。ああ…自分も人の恋バナではしゃぐときはこうなんだなぁ…って。

「よければわたくしとエイリークも一緒に行ってダブルデートなんてどうでしょうか?
 4人で遊ぶととっても楽しいですわ!」
どうみても野次馬根性丸出しだ。
まぁエイリークとデートしたいというのも大きいんだろうが今回は遠慮してほしい。
「もう駄目ですよラーチェル。きっとターナにとって大切な日になるんですから…
 デートなら今度2人で…そうですね。お買い物にでも行きましょうか?」
「きゃ〜〜〜嬉しいですわ〜〜〜♪」
人目も憚らずラーチェルはエイリークに抱きついてはしゃいでいる。
「えっとね…それはいいけど、そろそろ行かないと遅刻しちゃうわよ?」
苦笑しつつも突っ込んであげる。
ほっといたらいつまでもハートマークを飛ばしていそうだ。
ラーチェルを抱きとめて心地よさそうにじゃれあっていたエイリークも慌てて駆け出すのだった。
その手を引いて……
14ラトナ様が見てる 〜 天馬革命 〜:2010/02/02(火) 13:38:19 ID:G0CAxu28
25

夕刻、雪の振る中をターナは帰宅した。
家の門を潜り、庭に入ったところでヒーニアスと行き会う。
「あらお兄様、今からお出かけ?」
ヒーニアスはなにやら手提げ袋を持っていた。
またエイリークに贈り物でもするのだろうか。
「うむ、これからエイリークに心づくしの贈り物をするのだ。彼女の喜ぶ顔が目に浮かぶ…
 学校を卒業したらすぐに式だ。お前も近い将来姉妹になるのだから仲良くするのだぞ」
適当に聞き流す。
だがそれも長くは続かなかった。
「この贈り物を見てくれ。これをどう思う?」
ヒーニアスが手提げから取り出したそれは……
「なにこれ?パソコンソフト?」
「うむ、優秀さんに開発を依頼していた乙女向け恋愛アドベンチャー、その名も素敵『ヒーニアスといっしょ』だ。
 私とてエイリークと24時間一緒にいられるわけではないからな。
 エイリークが寂しがるであろう時間をこれで埋めてもらおうと思ったのだ。
 私と会話したりデートしたりさまざまな恋愛シチュエーションを楽しめる優れものだ。
 CG枚数245枚(ヒーニアス100%)フルボイス、声優は当然私だ。
 エンディングパターンは25、しかもバッドエンドはなし。主人公の名前はエイリーク(変更不可)……」
「あ〜〜もう、わかったわかったから!すばらしーわねはやくとどけてあげたら(棒読み)」
途中で言葉を切る。
突っ込みどころは満載だが突っ込んだら「なに、この素晴らしさがわからんとは!?」ってな感じでウザい講釈が初まりそうだ。
「おっとそうだな、待っててくれエイリーク!」
「ああもう…」
ため息がでる。
その時、塀の向こうから手槍が飛んできてヒーニアスに突き刺さった!
「アッー!タスケテエイリーク!」
ヒーニアスに刺さった手槍には手紙が括り付けられていた。
「これは?」
早速手にとって読んでみる。
「これはエフラムから…そ、そうだったわ、エフラムは携帯持ってないんだった…」
今時の若者らしからぬ古風な男である。考えてみればターナもメールなど貰ったことは一度もない。
筆と墨で書かれた手紙は達筆すぎて解読に時間がかかった。 
内容は簡潔に日時と場所のみが記されていた。

「…………」
行くかどうか…初めから答えは出ている。
ターナは服を選ぶべく自室へと入っていった。

乙女の勝負はいよいよ正念場だ……

続く
15助けて!名無しさん!:2010/02/02(火) 19:08:54 ID:ZQ7hwBlC
>>11-14
ヒーニアスが最高にウザいw
二人で出かけるにしても、また幼女に察知されそうだ
というか既にサラ様に読まれてたし…ターナの受難は続くのだろうか
16助けて!名無しさん!:2010/02/02(火) 22:03:46 ID:4Ldmv4C9
「どうして怒っているのか、あれから考えてみた」てのが
朴念仁なとんでも解釈でないことを祈るw
ターナがんばれ!

そしてヒーニアス好きな自分はあえて言おう。
そのPCゲームください!!
17助けて!名無しさん!:2010/02/02(火) 22:22:09 ID:EIeRJLG7
>>11-14
続きキターGJ!
リフ住職地味にかっけぇw
優秀さん、少しは仕事を選んでくれwww
続き楽しみにしてます!
18助けて!名無しさん!:2010/02/03(水) 02:44:49 ID:o56HgVwL
ぼくは あきらめない!
あなたに『感謝』を感じて乙しようとした『職人』助けて!名無しさん!の思い
このネタとともに 受けついだのだから!
みんな 490KBになっても新スレは ぼくにまかせてくれ!!
19大乱闘FEブラザーズ 19章 1/5:2010/02/03(水) 13:07:39 ID:U6NoQbBA
(…忙しいから続きが中々投下出来てないけど、後はコレと表彰式含めて3章程で完結しますので、
 そこら辺は重々ご了承下さい…orz
 尚、このネタでは一部『乳戦争』ネタの設定をお借りしております)

「前回 22スレ目の>>573-579

セーラ  「さぁ、準決勝二回戦目:旗取りバトルロワイヤル2が始まったわよ!
      フィールドは、ファイアーエムブレム烈火の剣をプレイした人達なら
      知っている、大海賊ファーガスの海賊船よ!
      左と右の大きな海賊船二隻、そしてその中央の空中足場が戦いのステージ…
      ちなみに、制限時間は準決勝第一試合の様に『二分』よ!
      一体勝つのはアルかエイリークかミカヤ、この三人の内誰なのかしら!?」

ヘクトル 「ミカヤ姉上…」
エフラム 「エイリーク…」
イドゥン 「アル…」

エイリーク「私の巨乳化計画は誰にも邪魔させません!」
アル   「悪いが、二人にはココで負けて貰うぞ」
ミカヤ  「伊達に(ダキュン!ダキュンツ!)生きてないわ…覚悟しなさい!」
(それぞれのセリフを言いながら中央の空中足場へとジャンプ)
セーラ  (…やっぱりそこに旗があるって分かってるのね)
アル   「はあぁ!」エイリーク「えいっ!」 ・・・ガキッーン!!
セーラ  「アルの剣とエイリークの剣が激しく激突ーー!!」
ミカヤ  「私はその間に旗を取るわよ」
アル   「っ……そうはさせない!(方向転換してミカヤに突っ込む)」
エイリーク「余所見はいけません!『A、下切り』」
アル   「ぐわぁ!?」
ミカヤ  「旗ゲーット!」
エイリーク(やっぱり姉上が最初に…)
アル   「…だが、2VS1で逃げ切れると思うな!」

ヘクトル 「ミカヤ姉貴が一本上手だったな」
セリカ  「…ねぇ」
マルス  「うん?」
セリカ  「今さっきアルが、2VS1で逃げ切れると思うなって言ったわよね」
マルス  「そう。今はミカヤ姉さんが旗を持ってるから、ミカヤ姉さんVSエイリーク&アルという事さ」
セリカ  「…でもどうやら違うみたいよ」
20大乱闘FEブラザーズ 19章 2/5:2010/02/03(水) 13:08:36 ID:U6NoQbBA
アル   「……ちょっといいか?」
ミカヤ  「何?」
アル   「…何で敵同士のはずのエイリークとアンタは手を組んでるんだ!?」
エイリーク「答えは決まってるじゃありませんの」
ミカヤ  「…それでは皆さん、」
エイリーク「ご一緒に、」
二人   『『私達は巨乳娘を嫁にしてる男なんて絶対に許しません!!!』』
アル   「( ゚д゚)……(゚д゚)」

リーフ  「ちょwwwこれはwwwwwうぇwwwww」
マルス  「いくらアルの嫁候補が巨乳だからってこれはとんだ災難www」
シグルド 「(アルが予想していたモノとは違う)2VS1になったな」

ミカヤ  「セイニーッ!!『横B、セイニー』」
アル   「…はぁ!『Lガード』」
エイリーク「甘いです!つ『A,貧乳スラッシュ』」
アル   「がぁ!!?」

セーラ  「あーっ、何という事かしら!?
      本来三人がそれぞれを相手に戦う設定なのに、何故か1VS2なんて事態が発生ッ!!」
イリオス 『女選手二人が言ったカオス発言も踏まえると、どうやら
     【ティーナを恋人に持つアルを許せない二人】という構図になってるな』
セーラ  「…アルが動けなくなるまでボコってから、二人の間で旗を取り合うつもりなのかしら?」
イリオス (『後残り1分30秒』)

アル   「ぐっ…ぁ……流石に二人相手は辛れ〜や…おっと!(回避
      …!…よし、これなら…」
二人   「?!」
アル   「アシストボール、サモンッ!!」
キルマー 「…呼んだか?(シュウウゥゥ」
女性観客一同「煙に紛れて超絶美形剣士が出てキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
キルマー 「相手はあの二人か?」
アル   「ああっ、頼むぜキルマー!」
キルマー 「分かった(ヒュン」
ミカ・エイ「!!…きゃああああああ!!?」
セーラ  「…す、凄い…!
      覇者の剣でも大活躍した剣士、キルマーの真骨頂よ!!
      目にも留まらぬ速さでミカヤとエイリークに大ダメージッ!そして旗もドロップされたわよ!」


ロイド  「あの男とは一度手合わせしてみたいモノだな」
ライナス 「そうだな。同じ剣使いとして興味があるぜ!」
ジャファル「(上二人に同意)」
21大乱闘FEブラザーズ 19章 3/5:2010/02/03(水) 13:10:10 ID:U6NoQbBA
ミカヤ  「は、旗が…しまった…!」
ハ○皇子 「余はここに居るが、どうした?」
ミカヤ  「つ『B溜め、ディヴァイン』」
ハ○皇子 「アッー!」
イリオス 『わざわざ銀魂からの出張乙』
アル   「は、旗は渡さない!」
エイリーク「でも私の方が早いので…旗を入手しました!」
アル   「…くっ!」
セーラ  「おおっと、ミカヤの次はエイリークが旗をゲットよ!
      そして残り時間は後『1分』ッ!!」

イドゥン 「アルは…大丈夫でしょうか?」
デギン  「案ずるな。あやつなら問題はない」
ユリア  「そうですね。ユリウス兄様と違ってアル兄様は強いですし」
ユリウス 「。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。・゚・。( ノДT)・゚・。」

ミカヤ  (エイリークに取られちゃったわ…もうあまり時間も無いし、こうなったら無差別攻撃よ)
     「シャインッ!」
アル・エイ「うわああああぁぁ!!?」
ミカヤ  「追撃させてくれるなんて気が利いてる…(バリンッ!)…更にこれよ!つ『スマッシュボール』」
二人   「Σ( ゚Д゚)!!?」
ミカヤ  「9スレ目で張った伏線が遂に回収されるわ…ルインクラストッーーーー!!!
      つhttp://www.youtube.com/watch?v=ZqHu0i9Kdaw
アル   「ぐわあああああ!!?(バシュゥーーーンッ!!!)」
エイリーク「きゃあああああ!!?(バシュゥーーーンッ!!!)」
ミカヤ  「これがFE主人公兄弟家最高齢のお姉ちゃんの、実力よ(・∀・)b」


シグルド 「流石はミカヤ姉上と言った所だな」
アイク  「さっき出てきた三つ首の竜が気になる…ちょっと探しに行って来る」
シグルド 「ばk……ア、アイク戻ってこーい!」


ミカヤ  「…よし、又私の手元に来たわね」
アル   「はあぁ!『A上、上段切り』」
ミカヤ  「きゃああ!!?」
アル   「おっ、落としたぞ!…取れた」
ミカヤ  「ああっ!……つ『B溜め、ディヴァイン』」
アル   「はぁ!『Lガード』」
エイリーク「(後ろから)アルさん、私も忘れないで下さいよ」
アル   (ふ、振り出しに戻ったのか…又2VS1かよ!?……だがアレは……!)
22大乱闘FEブラザーズ 19章 4/5:2010/02/03(水) 13:12:20 ID:U6NoQbBA
アスタルテ「ドロシーよ…もういいのか?」
ドロシー 「は、はい…前回(22スレ目>>573-579)で少し疲れて横になりましたが、もう大丈夫です」
アスタルテ「…何にせよ、この戦いはもうすぐ終わる。…『30秒』で終わりだ」

セーラ  「…ああっ、再びスマッシュボールが登場!そしてそれを…アルが真っ先に破壊ッ!!」
アル(化身)「…ここまでだ」
女性観客一同「さっきの超絶美形剣士に劣らぬイケメン青年キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
(女性観客の声援により、アルの攻撃力と守備力、攻撃スピードが↑アップ!)
ミカ・エイ「…す、凄い威圧感…!これが巨乳を彼女に持つ男の真の力なの…!?(違います;」


デギン  「この勝負…アルの勝ちだな」


ミカヤ  「えいっ、えいっ、ええいッ!!『A、杖ポコ連打』」
アル(化身)「ふんっ、はぁっ!『連続Lガード』」

セーラ  「残り時間『残り15秒』よ!」

エイリーク「……そこですッ!!『溜め横B、レイピア』」
アル(化身)「甘いんだよ。『下Bカウンター斬り』」
エイリーク「し、しまったガァッ!」
セーラ  「5…4…3…2……終了〜!!!…勝者は、竜王家のアルよ!!」

(゚∀゚)!! ウ オ オ ォ ォ ォ ー ーー ッ ッ ッ ! ! ! ! ! !  (゚∀゚)!!

アル   「…ハァ…ハァ…」
エイリーク「もう少しでしたのに…」
ミカヤ  「ぐふっ」
23大乱闘FEブラザーズ 19章 5/5:2010/02/03(水) 13:13:20 ID:U6NoQbBA
ドロシー 「本当に早く終わりましたね」
セーラ  「あらドロシー、もう大丈夫なの?」
ドロシー 「ええっ、それに次の試合は見逃せないと思いますので…」
セーラ  「そうね」

アル   「決勝の相手はロイか…腕が鳴るぜ!」

ロイ   「…後はアルに勝てば、僕の願いが…!」

ドロシー 「レディース・アンド・ジェントルメン。いよいよこれが最後の試合となりました。
      FE主人公兄弟家のロイ選手、そして竜王家のアル選手…この二名が決勝に勝ち進む事となりました!!」
観客一同 「最後の試合キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

デギン  「アル、これを飲んで行け。つ『Sドリンク』」
アル   「おっ、サンキュー!」
ティーナ 「…アル、ココまで来たんだから負けたら承知しないわよ!」
アル   「分かってるって!…俺にはティーナやガント、キルマー、それに竜王家の皆がついている
      …よし、頑張ってくる!」
ティーナ 「アル…///」

ミカヤ  「相手は(私がさっき戦って分かったけど)強いわ…ロイ、気をつけてね」
ロイ   「…うん」

ドロシー 「さぁこれが大乱闘FEブラザーズ【最 後 の 試 合】です。
      ルールは今までの1VS1と同じ、残機制(お互い3機)ですよ!!
      ステージは……この際シンプルなモノ、グランベル平原です!!
      それでは皆さん、私のカウントダウンと共に行きましょう…!!!」

観客一同 「3!」、
アル   「争いや憎しみが無い、人と竜が本当に一緒に住んでいける世界の為に」
竜王家  「2!!」、
ロイ   「いつか発売されるスマブラの次回作に出演する為に」
FE兄弟家「1!!!」、

二人   「「“この戦い、絶対に負けられないッ!!!”」」


ドロシー・セーラ 『『ス タ ー ト !!!!』』


20章へ続く
24怪しいペンダン:2010/02/03(水) 18:54:27 ID:QKH/9E0k
前スレ>>456です。続きを作ったんで投下します

リーフ「ハァ、ハァ、酷い目にあった…まさかセリス兄さんに興奮するなんて…」
エリンシア「キャーっ!」
リーフ「今の声はエリンシア姉さん?悲鳴なのか興奮してるのかはっきりしないな…まぁ行くか」
リーフはエリンシアの部屋に向かった
リーフ「どうしたの?エリンシア姉さん」
エリンシア「怖いの!」
リーフ「何が?」
エリンシア「これよ!このKINNIKUモリモリマッチョマンよ!」
そう言うとエリンシアは雑誌を指差した
リーフ「なにそれ…って、それエリンシア姉さんのお気に入りの雑誌じゃないの!?」
アイク「どうした…悲鳴が俺の部屋まで聞こえたぞ」
エリンシア「嫌ァー!!コワイ〜!KINNIKUコワイ〜!!」
アイク「むぅ?どうしたんだ姉さん。いつもはこれでもかッと言うくらいにKINNIKUKINNIKU言うのに」
エリンシア「嫌ァー!!来ないでぇー!KINNIKU嫌アァァァァアアア!」
アイク「困ったな…どうすればいいんだ…また気絶させるか?」
リーフ「何考えてるの兄さん!
    …そうだ姉さん、ペンダント外して!もう…とにかく寝てるといいよ」
エリンシア「そうなの?ならそうするわ」
エリンシアはそう言うとペンダントを外して布団に潜り込んだ
エリンシア「あれ?KINNIKUが・・・怖くない…?」
リーフ「ふぅ、3つ目か…先は長いな…」
その頃ロイは
ロイ「そういえばエイリーク姉さんにはでかけ際に渡してしまったぞ!急がなきゃ、何かが起こりそうだ!」
エリウッド「フハハハハハ!貴様も蝋人形にしてやろうか!?」
ロイ「うわぁ!誰!?」
エリウッド「吾輩はデーモン襟木閣下だぁ!」
ロイ「うわぁー!!誰だお前ぇー!こっちくんなー!」
ロイはデーモン襟木閣下を殴った
エリウッド「ぐはぁっ!貴様…なかなかやりおるではないか…褒めてやるぞ…」
そういうとエリウッドは倒れた
ロイ「あれ?よく聞くとその声は…エリウッド兄さん!?ごめんよ…よし、今のうちにペンダントを…」
ロイはエリウッドのペンダントを外した
ロイ「エリウッド兄さん…お許しください!」
ロイはエリウッドをリビングの方へ蹴り転がした。そして家から脱出
エリウッド「ウワァー!僕はどうして弟に蹴り転がされているんだァー!蝶サイコー!」
エリウッドはそう叫ぶと吐血してそのまま気絶した。
ロイ「よし、先を急ごう」
25怪しいペンダン:2010/02/03(水) 18:57:50 ID:QKH/9E0k
ロイは商店街についた。ふと見ると、物陰から誰かを見つめるエイリークがそこにいた
ロイ「あっ、エイリーク姉さん。何してるの?」
エイリーク「…巨乳よ」
ロイ「えっ?」
エイリーク「巨乳の女よ…」
ロイ「巨乳の女の人がどうかしたの?って姉さん、目が…目が死んでる…怖いよ…」
エイリーク「憎いのよ。憎くてたまらない…殺してやる…殺してやる…巨乳な女なんて…」
ロイ「うわぁ!エイリーク姉さんからどす黒いオーラが…」
エイリーク「巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳め巨乳めぇー!!!」
そう叫びながらエイリークは何故かそこにいたセシリアに斬りかかった
セシリア「えっ?何?」
ロイ「セシリアさん逃げてー!!」
セシリア「えっロイ?てかなにこの子怖い!キャーっ!」
セシリアは走って逃げた。スゴイ速さだった
ロイ「知らなかった…セシリアさんあんなに足が速かったなんて…」
エイリーク「どうして…」
ロイ「へ?」
エイリーク「どうして私の邪魔をするの…((●)(●))ジトー」
ロイ「そりゃあ…姉さんには犯罪を犯して…欲しくないからね」
エイリーク「そう…ロイ、あなたは巨乳の味方なのね…」
ロイ「えっ、いや、別に僕はそんな事言って…ないんだけど…」
エイリーク「殺してやる…巨乳に味方する奴は…例え弟でも…!((@)(@))カッ!」
ロイ「何言ってるんだエイリーク姉さん!僕はそんな事言ってな…」
ズバッ!と音が聞こえたかと思うと、ロイの足元が地割れでも起こったかのように割れていた
ロイ「怖っ!何これ怖っ!(((( ;゚Д゚)))ってこれさっきもあった展開だよ!?」
エイリーク「巨乳の味方め…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる…殺してやる」
ロイ「うわぁー!!病んでる!この人病んでるー!!」
その時だった、ロイの目の前を漆黒の騎士が横切った。エイリークは激突した
エイリーク「キャア!ムギュッ…(> <)」
エイリークは倒れた
漆黒の騎士「ん?大丈夫か?」
ロイ「ありがとう漆黒さん!おかげで命拾いしたよ!」
漆黒の騎士「ん?どういう事なのだ…?」
ロイ「実はかくかくしかじかで…まぁ、エイリーク姉さんは大丈夫なんで、安心してください」
漆黒の騎士「そうか…無事ならばそれでいい…すまなかったな」
そういうと漆黒の騎士は去っていった。後ろ姿はやけに格好良かった
エイリーク「うぅ…巨乳が…巨乳が憎い…」
ロイ「あっ、早くペンダント取らなきゃ」
ロイはエイリークのペンダントを外した。エイリークは気絶した
エイリーク「きゅぅ…(x x)」
ロイ「ふぅ、なんとかなった…」
26怪しいペンダン:2010/02/03(水) 19:02:11 ID:QKH/9E0k
一方リーフは、アイクと共に残りを探していた
リーフ「くそぅ!あんな状態の家族のいる家にいたら気が狂っちゃうよ!」
二人は家から飛び出した。
リーフ「くそぅ…残りのメンバーは誰だ…エフラム兄さんくらいか!?」
アイク「何故俺まで連れてこられたんだ…」
リーフ「いざとなったら助けてもらうためさ。アイク兄さん強いし」
アイク「しょうがないな、今度焼肉食べ放題で我慢してやろう」
リーフ「ちょ、またどこかの店を一軒潰す気!?」
エフラム「俺は…お前たちの…裸が見たいんだ!」
二人は足を止めた
リーフ「アイク兄さん…いたね」
アイク「あぁ、見つけたな…」
二人は林の中を覗いた。中にはエフラム、サラ、チキ、ファ、ミルラ、アメリアがいた
サラ「あら、にいさま今日は大胆ね。いいわよ?見たければどうぞ?」
チキ「チキもみせるー」
ファ「ファもみせるー」
ミルラ「エフラム…どうぞ」
アメリア「あの…ちょっと恥ずかしいけど…師匠の頼みなら…」
エフラム「ハァ、ハァ、ハァ、いいぞ…最高だ…」
リーフ「ストップ!スト〜ップ!」
サラ「何よ葉っぱ。邪魔しないでよ」
リーフ「酷い!サラまで僕を葉っぱ呼ばわり!」
アイク「エフラム、その…なんだ…?こういう事は…いけないな」
リーフ「いけないってレベルじゃないよ!?確実にアウトだよ!?」
エフラム「えぇい!どけぇ!」
エフラムは鉄の槍を振り回した
リーフ「ちょwどこからそんなものをってコノヒトデナシー!!」
リーフの顔面にクリーンヒット!
エフラム「行くぞみんな!」
エフラムはサラ、チキ、ファ、ミルラ、アメリアと共に馬に乗り逃亡した
アイク「む!逃げられたか…」
リーフ「むじゃないよ…はやぐ…おいがげないどぉ!」
リーフは鼻血を垂らしながら叫んだ
アイク「おい…大丈夫か?」
リーフ「アイグにいざんにはごでがだいじょうぶにみえるのがい?(訳・アイク兄さんにはこれが大丈夫に見えるのかい?)」
アイク「…大丈夫じゃなさそうだな。頑張れ」
リーフ「頑張れまぜん!」
その頃エフラムと他5名は町外れにあるホテルに来ていた
エフラム「ここが噂の『ひろし・ザ・ホテル』か。フッ、聞いていた通りだな。ここなら邪魔も入るまい…」
チキ「わーい!お泊りだー!」
ファ「お泊りだー!」
ミルラ「お泊りなんて…初めてです…」
サラ「まぁ、にいさまにしてはいい場所を選んだんじゃない?」
アメリア「すごい高そうなホテルですね…ホントにいいんですか?」
エフラム「もちろんだ。俺が全員分の宿泊代を払ってやる(…ククク、そのかわりに俺はこの5人の・・・ハジメテを・・・!)」
サラ「どうしたの?にいさま。なにか嬉しいことでもあったの?」
エフラム「いや、ククク…なんでもないぞ?」
6人はホテルの中に入っていった。エフラムは凄い笑顔だった
ターナ「あれ?エフラム?」
ラーチェル「どうしましたの?」
ターナ「いや、今エフラムが幼い女の子たちを連れて歩いてたような…」
27怪しいペンダン:2010/02/03(水) 19:08:21 ID:QKH/9E0k
サラ「ふ〜ん。中は意外と綺麗なのね」
ヴォルツ「いらっしゃい!」
エフラム「噂通りのいい場所だな。それにしても…従業員はアンタ1人だけか?」
ヴォルツ「ハッ、世界ひろしといえどこの俺に1人で経営できないホテルなんて存在しねえよ!」
チキ「ひろしキター!」
ファ「キター!」
ミルラ「キター…」
アメリア「えっ?私もやるんですか?…ひろしキター!」
サラ「…私はやらないわよ」
エフラム「よし、大人1人子供5人で…」
サラ「私を子供扱いするなんていい度胸ねにいさま」
アメリア「あの〜私も子供扱いですか?」
エフラム「当たり前だ。お前たちはどうみても子供だ。肉体的にも精神的にも…(ククク…そして俺の好みだ…)」
ヴォルツ「何か訳ありのような気がするが、まぁ聞かないでおこう」
エフラム「ククク、さすがひろしさんだ。口が固いんだな」
ヴォルツ「ハッ!世界ひろしといえどこの俺に秘密をしゃべらせられる奴なんかいねえよ」
サラ、チキ、ファ、ミルラ、アメリア「ひろしキター!」
サラ「(やらないと言いつつやってしまったわ…)」
エフラム「さぁ、部屋に行こうか…ククク」
サラ「にいさま、さっきからその笑い方気になるんだけど」
チキ「チキもー」
ファ「ファもー」
ミルラ「私もです…」
アメリア「実は私も気になってたんですよぉ」
エフラム「そんな事はどうでも…ククク、いいじゃないか、とりあえず風呂にでも入ってくるといい…俺は練習してるから」
サラ「なんの?」
エフラム「ククク、気にするな…後で分かる…」
サラ「変なにいさま」
5人は地下の大浴場へ向かっていった。ここの大浴場はすごく広くてホテル一の自慢らしい…(ひろし談)
チキ「うわ〜とってもひろ〜い」
ファ「ひろ〜い!」
ミルラ「こんな大きなお風呂初めて…です」
サラ「思ってたより広いのねぇ…」
アメリア「すごく…広いです」
その頃エフラムは怪しい動きをしていた…
エフラム「ククク、ここをこうして…あれを…ククク、ニヤケが止まらんな…」
28怪しいペンダン:2010/02/03(水) 19:13:08 ID:QKH/9E0k
エフラムが怪しい計画を練っている頃、エフラムを追っていた二人はというと…
リーフ「この人なんですけど…見ませんでしたか!?」
ボーレ「知らねぇな…ところでこの豆腐どうだい?いい艶してるだろう?俺の最高傑作だ。安くしておくぜ?」
アイク「いらん」
リーフ「遠慮しておきます」
ボーレ「酷いっ!」
ボーレは半べそ状態で去っていった
ワユ「へい!たいしょ〜どうかしたの?」
アイク「む、実は弟がかくかくしかじかで…」
ワユ「それは大変!私、いろんな人に見つけたら取り押さえておくように行ってくるね!」
アイク「頼む」
ワユ「りょ〜かい!」
ワユは走り去った
リーフ「ワユさんか…可憐だな…でも惜しいな、もう少しで僕の好みに近づくんだけどなぁ( ̄ー ̄)」
アイク「いや、そんな事は今どうでもいいだろ…」
二人は聞込みを続けた
アイク「この男なんだが…」
ラナオウ「知らぬな」
アイク「そうか…」
リーフ「今の女の人、すごく強そうだったね」
アイク「あぁ、杖ポコされたら一撃でやられそうだな」
リーフ「あっ、あの人はどうかな…すいませ〜ん!この人見かけませんでしたか?」
グレイ「ん?あぁ、この男ならさっき女の子連れてあそこのホテルに入っていったぜ。それにしてもいい男だなこいつ…俺には劣るが」
リーフ「あ、ありがとうございます!(なんだろうこの人…一見地味そうに見えてうちのアルム兄さんより存在感があるような…)」
アイク「どうだ、わかったか?」
リーフ「やったよ兄さん!エフラム兄さんはあそこのホテルに向かったって!」
アイク「よし、行くか」
そこへ、ワユが走ってきた
ワユ「あっ!たいしょ〜!わかったよ〜弟さんあそこのホテルに居るって〜!」
アイク「あぁ、俺たちも今聞いたところだ。悪いな」
ワユ「えっ!そうなの?…まぁいいか、それじゃ私は急いでるんで!」
そういうとワユはまた走り去っていった
リーフ「ワユさん…可憐だ…あんな人に僕は頭を撫でてもらいたい…」
アイク「行くぞ」
リーフ「おっと、ごめんよアイク兄さん。さぁ行こうか」

だんだん終が見えなくなってきた…
29助けて!名無しさん!:2010/02/04(木) 11:27:29 ID:6yqx1zZF
ここの兄弟達は、
給料日前はデパ地下で試食品コーナー荒らしでもするのだろうか?
30助けて!名無しさん!:2010/02/04(木) 12:58:44 ID:Lm4CptUr
リーフはやってそうだがエイリークがそれをするのは想像がつかん…
31助けて!名無しさん!:2010/02/04(木) 16:27:14 ID:bXVFHgqu
前にそんな話があった気がするな
よく考えれば安定した収入があるのがシグルドとアイクだけだから
それぐらいやっても不思議じゃあないだろう
ここの家計が火の車なのをすっかり忘れてたぜ
32助けて!名無しさん!:2010/02/04(木) 16:48:56 ID:Lm4CptUr
>>19-23
アル対ロイか…気になる……気になってしかたありません!

>>24-28
エイリーク姉さん怖すぎるwwwwwwww
久々にワユ見れて俺歓喜wwwwww

続き投下します!
33ラトナ様が見てる 〜 天馬革命 〜:2010/02/04(木) 16:49:49 ID:Lm4CptUr
26

○月×日午後4時 エレブ地区3丁目の一本松にて待つ……

エフラムの手紙には簡潔にそれだけが記されていた。
「あまり人通りのあるところじゃないわね…外で話をしたいのかしら?」
周囲にもお茶をするような店はなかった気がする。
そんなことを考えつつもこの日のために選んだ服に袖を通す。
少し迷ったのだが屋外ということでジーンズを選んだ。
正直今の季節はスカートでは寒いし、足の細さにはちょっと自信があるのだ。
あまり気合を入れすぎたファッションをしても、エフラムがそういったことに関心が無いことはわかりきっている。
またスルーされて切なくなるだけだ。それに行く途中でナンパされてもうっとおしい。

むしろ、機能的かつワンポイントでシャレッ気を出そうというところで落ち着いた。

そろそろ約束の時間が近づいている。
髪のセットに少々時間がかかってしまった。
だが慌てて駆け出すようなことはしない。
そんなことをしたら髪が台無しになるし、この際少しくらい待たせてもいいか…なんてことも考えた。
エフラムのために綺麗に整えた髪のためだし、それに気付かないような男には軽いお仕置きだ。
「よしっ、戦闘準備完了!」
改めて気合を入れなおすと玄関をくぐる。
冷気が頬を撫でた。

…微かな期待と不安を胸に抱いて粉雪の振る外へ歩みだした。
34ラトナ様が見てる 〜 天馬革命 〜:2010/02/04(木) 16:50:31 ID:Lm4CptUr
27

ここはとある駅前のマンション。
一人の幼女が部屋の扉を鍵で開けていた。
チャイムを押すような真似はしない。
どうせ誰もいないことはわかっている。
最後に「ただいま」と言ったのは何年前のことだったか…
サラはランドセルをおろすと居間に目をやった。
机の上に1000G札とメモが残っている。
いつもどおりだ。メモには今日は帰れないからこれで何か買って食べるように…マンフロイ、とだけあった。
無造作にお札を掴むと財布にしまいこむ。

その時携帯が鳴った。これはミルラからだ。
「…何か用?」
『大変なのです、お兄ちゃんがあの巨乳の人とデートなのです!
 このままではお兄ちゃんがロリコンじゃなくなってしまうのです!!!』
巨乳というのはあのターナとかいう高校生のことだろう。
確かにエフラムとは年もそう変わらないし、(エフラムと同じ年のエイリークの同級生)
事実ならロリコンではなくなる。
エフラムを巡ってミルラはなにかと自分をライバル視してくるのだが、このことでは適当な相談相手がいなかったのだろう。
チキやファは幼すぎるしアメリアは頼りない。
「落ち着いて話してみなさい、なにかあったの?」
『はい、エフラムの所に遊びに行ったら、今日は巨乳の人と会うから遊べないって…
 ピンチなのですピンチなのです。エフラムが巨乳フェチになったら私たちは全滅なのです!』
「兄様に限ってそれはないと思うけどね…ま、小さな手でも打っておきましょう」
35ラトナ様が見てる 〜 天馬革命 〜:2010/02/04(木) 16:51:14 ID:Lm4CptUr
28

午後4時といえどもこの季節は薄暗くなるのが早い。
一本松の下にその男は佇んでいた。
無言で天を仰いでいる。
手紙に記した時間に10分ほど遅れた。
だが謝るつもりもない。エフラムのほうから頼んでこちらが時間を割いているのだ。
あくまでも自分はエスコートされるほう……いままで粉みじんにされた意地がたやすく甘い顔をすることを許さない。
「…それで今日はなんの用?」
あくまでも無愛想に…無愛想を装って声をかけた。
いつもの朗らかなターナの顔なんか見せてやらない。
失ってから慌てても手遅れなんだってことを今のうちに気づいてほしい。
「うむ…一度ゆっくり話しをしたくてな…ついてきてくれ……」
エフラムは無言で歩き始めた。その背を追って歩き出す。
3歩分ほどの距離…並んで歩く気にはなれなかった…

連れてこられた場所は広い敷地をもつ東洋風の家屋だった…料亭だろうか?
その一室にてエフラムとターナは机を挟んで座布団に座る。
食事でもしながら話をするつもりだろうか……
「ターナ、単刀直入に言う。お前の人生を俺に預けてくれ!」
「ぶっ!?」
思わず茶を吹いてしまった。
「いいいいきなりなにを言うのよ!?」
ここここれってアレよね。プロポーズっ!?
ちょっと話が飛躍しすぎなんじゃないのっ!?
…やられた…完全にやられた……必死に装ってきた無愛想な表情も冷たい態度も全部崩されてしまった。
36ラトナ様が見てる 〜 天馬革命 〜:2010/02/04(木) 16:51:56 ID:Lm4CptUr
29

ターナを見つめるエフラムの視線は真剣だ。どこか鬼気迫るものすらある。
「……本気?」
「冗談でこんなことが言えるか…もちろんすぐに返事をしろなどとは言わない。よく考えてみてくれ」

どうしよう…こんな時どんな顔をすればいいのかわからない…
きっと今の自分は恥ずかしくなるくらい真っ赤になっているに違いない……

「俺はあれからずっとお前のことを考えていた……そして、怪我をした俺のところへ来てくれたお前の姿を見て確信した…
 お前こそ天使なのだと…」
「ちょ…ヨハンみたいなこと言わないでよ…」
それだけを言うのが精一杯だ。
赤くなった顔を見せたくなくてまともに目を合わせられない。
だがターナの心情を知ってか知らずかエフラムの言葉は続く。
「そう…お前こそ幼女の守護天使!」
……………………………は?
時が止まった…エフラムハナニヲイッテイルノ?
「そう…お前は修行に来た時、幼女への邪欲を断ちに来たわけじゃないと言っていた…かといって少年への欲でもないと…
 そして幼女に惑わされていた俺を怒った。」
「いや…ちょっと…」
いったん話を切ろうとするが、エフラムの言葉は止まらない。
「あの時お前は俺に用があると言ってた、すなわち修行に来たわけではなく俺を導きに来たのだ!
 それゆえ道を踏み外しかねなかった俺を叱り付けた…その姿に感じたものをあの時の俺は理解できなかったが、
 崖下でお前に救われたときに悟ったのだ。この慈悲の精神はまさしく幼女を愛でて守る精神に通じる!
 だからこそロリコンを許せなかったのだと!…ゆえに多分エイリーク辺りから聞いたのだろうが、
 俺の修行を助けに来たに違いない!
 まさしくお前は同志だったのだ!」
晴れ晴れとしたエフラムの笑顔。
37ラトナ様が見てる 〜 天馬革命 〜:2010/02/04(木) 16:52:37 ID:Lm4CptUr
30

あまりのことに絶句していると、エフラムが手を鳴らした。
「今日ここに来てもらったのは同志たちにお前を紹介しようと思ってな」
襖が開く。
そこにいたのはロイド、ライナス、ジャファル、オグマ、シャナン、ディーク……
「うむ同志よ、俺は白狼ロイドだ!女の同志は初めてだが、幼女を守る精神に性別は関係ない!」
「ライナスだ、よろしく頼むぜ!ベルン署の迫害なんかに負けずに頑張ろうぜ!」
「……ジャファルだ……」
「俺はオグマ…青髪王女ペガサス…もう少し君の年齢が低ければ…いやなんでもない」
「私は道場主のシャナンだ、ニート侍ではないぞニートではない」
「ディーク、守るべき幼女のゾーンは中学生までだ、ま、仲良くやろうぜ!」
焦って机を叩く。
「ま、まてまてまてーーーーーーいっ!?
 なによこの団体さんはっ!?」
「俺の同志たちだ。さ、今日は新たな同志を迎えた目出度い日だ。存分に楽しもうぞ!」
料理や酒が運び込まれたちまち宴会が始まる。
「えええエフラムーーーーっ!?
 じゃあ最初の人生預けてってのはなによーっ!」
「…ああ、すまんわかりにくかったか?
 俺と一緒に保育園の経営をしてほしいのだ」
目を瞬かせる。今日は驚くことばかりだ。
「保育園?」
「うむ、幼女を守り育む保育園。俺はいずれ保育士の資格を取ってゆくゆくは自分の保育園を持とうと思っていてな。
 だが男だけでは気の回らない部分もあろう…だからターナのように幼女への愛情深い同志が必要なのだ」
いや、私別に幼女への愛情がどうとかないんだけど…とはロリコン(ターナ主観)だらけのこの場では言い出しにくかった。
頭痛がしてくる……
38ラトナ様が見てる 〜 天馬革命 〜:2010/02/04(木) 16:53:18 ID:Lm4CptUr
31

「あ…あのねぇエフラム…」
どうにか振り絞るように口を開いた。
このままではなし崩し的に同志とやらにされてしまう。
「ん…なんだ?」
「わ…私は別にその…」
「ああ、わかっている。すぐに返事できることじゃないからな。だが、俺はお前と一緒に幼女を守っていきたい」
もうなにも言えなくなった…一本気な人間だとわかっていたがここまで幼女を深く思っていたなんて…
幼女……幼女……幼女……
頭を抱え込む…人生の目標に向かって一生懸命な男の人はかっこいいと思う。
エフラムもそうなのだが、ただ目標がどうして幼女なのだろう……
「簡単よ?それだけの価値あることだもの」
背後から声をかけられる。
なんだか思考を読まれた気がするが気のせいに違いない。うん。
「あ、あなたは……」
「サラ?どうしてここにいるのだ?」
そこにはサラの姿があった。
「サラ様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!! 」
狂喜乱舞する男たち。
「な、何か用?」
子供相手に大人気ない気もするが、ちょっとつっけんどんな態度をとってしまった。
「兄様、ちょっと外しててね」
「ちょっ…」
エフラムが口を開く間もなくワープでどこかへすっとばした。
「貴方たちもね。2人で話がしたいの」
男たちもすっとばされる。
「ねえ、あなた兄様のこと好きなのよね?」
「そ…そうよ」
サラ…というその娘はターナに歩み寄った。
「別にね、私、あなたの邪魔をする気はないの。
 兄様が私にも構ってくれればそれでいいわ」
「でも好きな人を独り占めしたくなるのは当然のことじゃないの?
 …私だったら好きな人が他の人の方を向いてるなんて耐えられない…」
サラはターナの前に座るとその顔を見上げてきた。
「ええ、あなたはそうね。だからね。私、あなたとお友達になりにきたの。
 そうすればあなたは優しいから兄様をわけてくれるわ。
 あなたが兄様と付き合うようなことがあっても…ね。(ないと思うけど)」
「な…何を言ってるのよ…」
自分よりずっと幼い幼女に気圧されている。
なんだろう、この雰囲気は…
39ラトナ様が見てる 〜 天馬革命 〜:2010/02/04(木) 16:54:02 ID:Lm4CptUr
32

見上げる瞳は深く妖しい。長く綺麗な髪からは香油の香りがする…
幼さにもかかわらず白皙の美貌はどこか吸い込まれそうだ…
(な…こ…この子綺麗…なんかロリコンの気持ちがわかってきた……
 な、何を考えてるの駄目よターナッ!?)
だがターナの動揺を見透かしたかのようにサラは顔を寄せると耳元で囁くのだ。
「ね、いいでしょう優しいねえさま。
 まさか私みたいな子供に妬いたりしないよね?」
サラの小さな手がターナの首筋を撫でた。力が抜ける…
「いいよね……ね…兄様は皆のもの…私と兄様が恋人になってもあなたにもわけてあげるから……」
どうにかサラを押しのけようとしても体がいうことを利かない…まるで魅入られたように…
耳を擽る吐息も頬を撫でる掌も全てターナの自由を奪っていった。
「あ…ぅ……わ、わかったわよ…ひ、独り占めなんてしないから…」
それだけを振り絞るように言うのが精一杯だった。
華やかな笑顔を浮かべたサラはターナの頬にキスをすると身を翻した。
「ありがと、それを聞いて安心したわ、ねえさま。
 今度お茶でもご一緒しましょ、それでは御機嫌よう」
(兄様が独占される芽はこれで摘み取ったわ…念には念を…ね。
 今なら兄様の正妻になってもいいよ、難しいとは思うけどね…)
サラがリワープで去った後もターナは呆然と宙を見上げていた。
40ラトナ様が見てる 〜 天馬革命 〜:2010/02/04(木) 16:54:47 ID:Lm4CptUr
エピローグ

横断歩道の両側でターナとエフラムが旗を振っている。
ここは信号が無いので小学生たちの登校時間にこうして活動しているのだ。
「「「おはようございま〜〜す!」」」」
「みんなおはよう!今日も元気ね!」
「しっかり勉強してくるのだぞ!」
あれからターナはエフラム(と同志たち)とともに幼稚園のバザーを手伝ったり、
通学路や公園を変質者がいないか見回りしたりするようになった。
生徒会活動の合間なのでそれほど時間は割けないが……

「うむ、ターナが手伝ってくれて助かる、ターナならベルン署にも誤解されんしな」
「…それだけは気をつけてよね…ホントに…」
思わずため息が出る。
結局ターナはエフラムの同志となることを受け入れた。
あくまでも地域の子供の面倒を見る、ボランティア的なものとターナは解釈することにした。
たまに本当にロリコンなんじゃ…と、疑わしくはなるが…。特にシャナンとか…。
でも子供は可愛いと思うし、そう思うきっかけを作ってくれたのはサラだ。
(私はロリコンじゃないんだからねっ目覚めてないからねっ!!!)


「おはよ」
噂をすれば…ではないが、ランドセルをしょったサラがやってくる。
いつもはリワープで登校してるはずなのだが、エフラムが通学路に立つ日はなぜか必ず歩いてくる。
「うむ、おはよう。今日も頑張るのだぞ」
「兄様が朝のディープなキスをしてくれたら頑張れそう」
今、聞き捨てならない言葉がっ!?
「ちょ…なにいってるのよ!?」
「あらいいじゃないねえさま、ねえさまも兄様からキスしてもらうといいわ、
 それとも私がしてあげようか?…そうすれば兄様とも間接キス…」
自らの唇を指先でなぞるサラ。
どこか蟲惑的な視線にドギマギしてしまう。
「こら、大人をからかうな」
エフラムがサラの頭を軽くこずく。
「ひどい兄様、幼女の頭を叩くなんて」
「そろそろ行かんと遅刻するぞ」
サラを急かして学校に行かせる。
そこでようやくターナは止まった息を吐くことができた…
「はふぅ…エフラム、サラの扱い上手いよね…私は駄目ね…あの子のペースに巻き込まれてばかり…」
「俺だって同じようなものだ、サラにはかなわん…さ、幼女の登校も終わった時間だし、そろそろ俺たちも学校に行かねば遅れる」
2人して駆け出す。
ここからの通学路は途中まで一緒だ。
そしてこうしているとエフラムとの距離が近づいたと思うのだ。
2人で何かの活動をするというのは、今までなかったことである。
エフラムはおそらく自分のことをエイリークの友達、あるいはヒーニアスの妹、という認識だったのだろう。
2人の間には1人挟んだ関係に過ぎなかったが、いまはエフラムは自分を同志、仲間と見ている。
「少しだけ…少しだけ…近くなったのよね」
ほんのわずかな革命……
かすかに近づいた心の距離。

一瞬、エフラムと保育園をやるのも悪くない…本気で考えちゃうかな…そんな思いが胸の奥をよぎった。

終わり
41助けて!名無しさん!:2010/02/04(木) 18:15:17 ID:bXVFHgqu
>>33-40
サラの黒さと狡猾さに戦慄した、ターナを懐柔しつつ自分の立場を上に持っていくとは…
そのサラに好かれつつも上手くあしらうエフラムすげえ
流石紋章町幼女ピラミッドの頂点に立つ男だ
42助けて!名無しさん!:2010/02/04(木) 20:30:28 ID:OMiNrQuP
>>33-40
まさかターナがロリコン道に引きずり込まれるとは……
なんか変なフラグが立ったなw
GJ!




ヘザー「<●><●>」カッ
43助けて!名無しさん!:2010/02/04(木) 21:50:27 ID:VLQ23f0H
>>33-40
相変わらずエフラムの解釈は斜め上を行ってたが、
ほのぼのと終わってよかったw
しかし、久しぶりにサラ様の怖さを感じた気がするな…
GJ!
44助けて!名無しさん!:2010/02/04(木) 22:34:12 ID:AV3p8UAJ
「サラちゃん、ちょっといい?」
「お兄ちゃんのことなんですけど…」
「…何?」
「サラちゃんリワープ使えるんだよね?それで…師匠が寝てるときに忍び込んだりとか…してないよね?」
「何か妙に積極的というか、慣れてるというか…気になったんですけど」
「………いや、まあ」
「あの…どういう意味?」
「やっぱり寝込みを襲ってたりしてたんですかっ!?」
「…結論から言うと、忍び込んだことはあるわ」
「そ、そうなの?」
「や、やっぱり!抜け駆けにも程がありますっ!」
「いいから落ち着いて…忍び込んだことはあるけど、ちょっと寝顔を見たかっただけ。にいさまは修行を積んでるから
 変なことしたらすぐに気付かれるでしょ?それに、あなた達もリワープが使えたら同じことしない?」
「…まあ」
「そう…ですね」
「だから、あなた達が考えてるようなことはしてないから……多分」
「「多分!?」」
「ところでスリープの杖とかバサークの杖って知ってる?」
「いや、知ってるけど!?」
「ど、どういう意味なんですかっ!?」

サラが妙に場慣れしてるというか、過激なアピールを平気でするのは本人の資質だけなのだろうか
リワープで入り込まれて色々されてる可能性があるというか
エフラムの貞操の危険が危ない
45助けて!名無しさん!:2010/02/05(金) 01:20:00 ID:coE/fBJi
>>33-40
まさかターナがロリの道を行くとはww

こっちはエフラムが大変な事になってるがw
続きを投下
46怪しいペンダント:2010/02/05(金) 01:22:18 ID:coE/fBJi
リーフとアイクがエフラムを探している頃…
ロイ「エイリーク姉さんを運んでくださってありがとうございますヒーニアスさん。おかげで助かりました。」
ヒーニアス「なに、気にするな。未来の嫁を助けるのは当然のことだからな」
そういうとヒーニアスはどこかへ去っていった。後ろ姿はとても格好良かった
ヒーニアス「フフフ、エイリークが俺の背中に乗る日が来ようとはな…(これはもしやフラグ…!?帰って式の予定でも立てるか…)」
エイリーク「うぅ…巨乳が…巨乳が襲ってくる…」
ロイ「すごいうなされてる…大丈夫かな?」
マルス「やぁロイ。エイリーク姉さんの部屋で何してんの?もしや…シグルド兄さんの嫌いなKINSHINかい!?」
ロイ「そんなわけないじゃないかマルス兄さん(…いつの間に帰ってきたんだこの人)・・・ん?そういえば兄さんはペンダントつけてないんだね」
マルス「いや〜つけてたんだけどね〜飽きたからジェイガンにあげたんだ」
ロイ「なんという超展開…」
その頃ジェイガンは
ジェイガン「立てよジェイガンポジション!今こそ我らは2軍落ちから這い上がるのだ!」
マーカス「その通りですな。しかし最近では『育つジェイガンポジション』がおるようですがそれに関してはどのようなお考えで?」
ジェイガン「育つジェイガンなどジェイガンにあらず!その育つジェイガンポジションの者はこれから罰として火あぶりの刑じゃ!」
ゼト「やめてくださぁーい!!!」
ティアマト「嫌ァー!誰か助けてー!!」
ジェイガン「ところで他のジェイガンポジションの者たちは?」
マーカス「それが…所在が分からぬのですじゃ…」
ジェイガン「まぁ良いか!ワッハッハッハ!」
マーカス「そうですのう!フハハハハ!」
ゼト「助けてー!!」
ティアマト「嫌ァー!熱いー!」
ジェイガン・マーカス「ハッハッハ火あぶりじゃ火あぶりじゃー!」
ミカヤ「おうおうおう楽しいことしとるやん!サザ、お前も行ってこい」
サザ「えっ…なんで俺も…?」
ミカヤ「お前もジェイガンポジションみたいなもんだろがコラ!はよ火あぶりにされてこいや!」
サザ「そんな…ひどい…」
ジェイガン「お前も育つジェイガンポジションかァー!?」
マーカス「とにかく火あぶりじゃー!」
サザ「アッータスケテミカヤー!!」
サザは引きずられて行った
ミカヤ「ハッハッハ!悔しいのうw悔しいのうw」
47怪しいペンダント:2010/02/05(金) 01:23:55 ID:coE/fBJi
緑風(笑)と他2名が火あぶりにされているが、そんな事はさておきエフラムの方はというと…
サラ「にいさま〜お風呂から上がったわよ〜」
チキ「チキもチキも〜」
ファ「ファも〜ファもだきつく〜」
ミルラ「私も…いいですか…?」
アメリア「私は…ちょっと恥ずかしい…かな」
エフラム「おいおいみんな…しょうがないな…順番だぞ…(フフフ…まだだ…まだ笑うな…もう少しだ…もう少しで俺は楽園をこの部屋に作ることができるんだ…!!!)」
…とそこへ
ラーチェル「エフラム!貴方…何をしていらっしゃるの!?」
ターナ「嫌ぁー!このロリコン!」
エフラム「な!貴様ら何故ここに!」
ラーチェル「エフラムらしき人影を見つけたからついて来てみれば…!貴方という方は!!」
エフラム「ち…違う!そうだ、罠だ!これは罠だ!」
ターナ「…もう警察には連絡しといたからね」
エフラム「まて!これは罠だと言っているだろう!誰かが俺を陥れるために仕組んだ罠だ!そもそも考えてみろ!俺が子供5人を連れてホテルにくるとおもうか!?」
ターナ「…言い訳はそれだけかしら?」
エフラム「だから違うと!…そうだアイツだ!ヒーニアスだ!あいつが「You犯ッちゃいなYo!」とか言うから俺は!どうだ!これが罠だという証拠!」
ラーチェル「だんだん言ってることが分けわかんなくなってきてますわね…」
ターナ「天↑誅↓!!!」
ターナはどこから出したのか、バールのようなものでエフラムをぶっ叩いた
エフラム「グハッ!バカヤロウ!ターナ!貴様誰を殴っている!?ふざけるなー!」
ターナ「このロリコン!このロリコン!このロリコン!このロリコン!このロリコン!」
エフラム「やめろー!殴るなら…殴るなら俺以外の男を殴れー!」
ターナ「うわあああ!死ねロリコン!死ねロリコン!死ねロリコン!死ねロリコン!」
サラ「も・・・もう許してあげてほうがいいんじゃ・・・さすがに可愛そうになってきたわ・・・」
ラーチェル「私もさすがに・・・これ以上は・・・」
ミルラ「エフラムをいじめないで・・・」
ターナ「何いってるの!?私は貴方たちのことを思ってやってるのよ!?邪魔しないで!!」
エフラム「話を聞けー!いいかターナ!お前の敵は俺じゃない!あいつだ・・・ア○ネスだー!!!」
ターナ「聞く耳もたんわー!このロリコンめー!」
ターナはエフラムをホームランした。エフラムは窓から飛び出した。
エフラム「あぁ・・・綺麗だな・・・今日は・・・綺麗な虹がみえる・・・」
エフラムから吹き出る血が虹を作り出した。
エフラム「・・・許せ・・・サラ・・・チキ・・・ファ・・・ミルラ・・・アメリア・・・あとエイリーク・・・」
エフラムは倒れた。そこには血の池が出来上がっていた
サラ「嫌ァー!にいさまぁー!死んじゃいやー!いじめる人が減っちゃうー!」
チキ「うわーん!おにいちゃーん!」
ファ「えぇーん!おにいちゃーん!」
ミルラ「うぅ…エフラム…」
アメリア「師匠…どうして…」
サラ・アメリア「このアマ!!」
チキ・ファ「あま!」
ミルラ「…焼き殺してやる…」
ターナ「え…なんで私を睨んでるの…!?私はあなた達を助けたのよ!?どうして…」
ラーチェル「ヤバそうですわね…逃げましょう!」
ターナとラーチェルは逃げ出した。その後を2人の人間と3頭の竜が追う
ミルラ「殺す…殺す殺す殺すコロス…!!!」
チキ「わー!ミルラがキレたー」
ファ「キレたー」
サラ「返して!私のおもちゃ…じゃなかったにいさま返して!」
アメリア「うわあああぁぁ!師匠の敵ー!」
ヴォルツ「アッー!俺の創り上げたホテルがメチャクチャにー!!!嫌ああああああぁぁぁぁ!!!!
     …まてよ?世界ひろしといえど、こんなにあっさり自分のホテルを潰される奴はいねえんじゃねえか?…よしっ、俺の武勇伝に追加だな」
こうして、ひろしの武勇伝にまた一つ新たなストーリーが加わった
48怪しいペンダント:2010/02/05(金) 01:27:51 ID:coE/fBJi
エフラムが生死の境をさまよっている頃・・・
ロイ「さて、エイリーク姉さんが落ち着いたところで僕もエフラム兄さんを探しに行こう!」
マルス「それはいい事だね!…そうだ!ロイもこれつけなよ!きっと気合はいるよ!」
ロイ「あっ!マルス兄さんいつの間に僕の背後に・・・って何を…って!これはあの怪しいペンダント!ちょっと兄さん…ウッ!」
ロイは踞った
マルス「さぁ〜てロイはこれつけるとどうなるのかな?かな?」
リン「こらマルス!ロイの悲鳴が聞こえたわよ!今度は何したの!?」
マルス「いや〜ちょっとロイにペンダントを…って痛い!痛いよ姉さん!やめて!雑巾しないで!腕が…腕がァー!(あれ…?なんだか…気持ちイイ…ぞ?)」
リン「ちょっとマルス…なにニヤニヤしてんのよ気持ち悪いわよ。あっ!そうだロイ!大丈夫?」
ロイ「…くるな…」
リン「えっ?」
ロイ「っぐわ!…クソ!また暴れだしやがった…ハァ…ハァ…奴等が…また…近づいてきたみたいだな…」
リン「どうしたの…?ロイ」
ロイ「っふ…邪気眼を持たぬ者には分からんだろう…」
リン「よくわかんないけど…最近そういう遊びが流行ってるの?てかここエイリーク姉さんの部屋だし…出てやりなさいよね」
ロイ「クッ!俺に命令するな!俺は誰の命令もうけん!」
といいつつロイは部屋から出た
リン「なんか今日のロイは素直じゃないわね…まぁいいか」
リンは自分の部屋に戻っていった
マルス「すげぇや!ロイはペンダントをつけると中二率が上昇するんだね!?うはうはw」
ロイ「うっ…こんな時にまで…しつこい奴等だ…」
そういうとロイは苦しんでいるような素振りをしつつ家を飛び出した
マルス「意外と足速いな…あっ外に出ちゃった…面白そうだ!追いかけよう」
リリーナ「あらロイどうしたの?息が荒いけど…」
ロイ「が…あ…離れろ…!死にたくなかったら…早く俺から離れろ…!!」
リリーナ「大丈夫?何と戦ってるの?」
ロイ「ぐわぁー!!」
ロイは突然頭を抱えながら悲鳴を発した
リリーナ「!!大丈夫!?しっかりして!」
ロイ「……フフフ、やっと出ることが出来た…」
リリーナ「…ロイ?」
ロイ「あぁん!?ロイだぁ!?ちげぇな!俺様はジャックだ」
リリーナ「…ハァ?」
ロイ「ヘヘヘ…可愛い女じゃねぇか!あんた俺好みだぜ!?」
リリーナ「なんか気持ち悪い!えい!」
みぞおちに一撃!
ロイ「ギャァー!この…ア…マ…」
リリーナ「ご…ごめんなさい…やりすぎたかしら…」
ロイ「ハッ!俺は…一体…」
マルス「ハァ、ハァ…やっと追いついた…ん?なんだか面白そうなことに…」
リリーナ「ホントに大丈夫なの?ロイ…病院行く?」
ロイ「ヤメロ!俺に…近づくんじゃ…ない…」
マルス「やぁロイ!邪気眼見せてみろよ邪気眼w」
ロイ「…ふん…小五月蝿い奴だな…失せろ…」
リリーナ「なにこの展開…」
マルス「うはwワロスワロスw早く出せってwはい邪〜気眼!邪〜気眼!」
マルスはロイをおちょくる
ロイ「キサマ…許さん…コロシテ…ヤル…!!!」
マルス「うはw来た来た?」
リリーナ「ロイ…」
ロイ「っは!…し、沈まれ…俺の腕よ…怒りを…静めろ!」
マルス「今だっ!ヘイヘイヘ〜イ!」
マルスはロイの頭をペチペチ叩いた
49怪しいペンダント:2010/02/05(金) 01:28:34 ID:coE/fBJi
ロイ「ぐはぁっ!貴様…この俺を…もしや貴様は魔竜族の…!?」
マルス「何言ってんのかよくわかんないけど…まぁ、そうなんじゃない?」
ロイ「クソッ!なんて事だ…あの魔竜族に見つかってしまうとは…!!」
マルス「はいはい、ワロスワロスw」
ロイ「だがな!俺は貴様らを倒すために特訓をしていたのさ!」
そう言うとロイはマルスの手をはねのける
マルス「うはw今度はどんな痛い台詞をはくんだいw?」
ロイはその辺に落ちていた木の棒を拾うと…
ロイ「これは…我ら炎の一族に伝わる聖剣…バーニングセイバー!まさかこんな所にあろうとわな!」
マルス「うはw聖剣バーニングセイバーだっておw」
リリーナ「ロイ…私が…私がZEINIKUにばっかりキャッキャウフフするから…グレてしまったのね…」
ロイ「食らえ!3日かけて編み出した究極の技ッ!『地獄の炎-エターナル・ヘル・バーニング-』!」
マルス「うはwエターナル・ヘル・バーニングだってwてか地獄の炎ってwてかwエターナルってw永遠入ってないしwwどっからエターナルでできたんだおwwww」
ロイ「うらああぁぁぁ!食らえええええぇぇぇぇええええ!」
リリーナ「もうやめて!ロイ」
ロイ「HA☆NA☆SE!!!」
マルス「うはwwwインセクターすぎるおwwwうっはwwワロタwww」
マルスは貼らを抱え大笑いする
リリーナ「私が悪いなら謝るから!もうこんなことしないで!ごめんなさい…ロイ…」
リリーナマジ泣き
マルス「うっはwなにこの超展開www」
ロイ「うぅ…僕は…一体…」
リリーナ「ロイ!元に…戻ったのね…」
ロイ「…どうして泣いているんだい?リリーナ」
マルス「うはwよくあるwよくある展開だおこれww痛いww腹筋がwww笑いすぎてwww腹筋がwwww」
マルスは地面を転がりまわる。…と、そこへ
リン「コ〜ラ〜!!!マルスー!!またアンタはー!!」
リンが走ってきた
マルス「うはwwどうしたんだおwwリン姉さんww」
リン「ロイが心配になってきてみれば…アンタロイとリリーナちゃんいじめて何してんの!?」
マルス「…うぇ?僕が…いじめてる?なぁ〜に言ってるんだおww僕はそんな事…って痛っ!リン姉さん止めて!ヘッドロックは!ヘッドロックはヤメテェー!」
リン「今日という今日はぁー!」
マルス「ギャー!!…悔しい!でも…感じちゃう…?」
マルスは新たな道に一歩足を踏み入れた

シーダ「…マルス様…ああいうのが好きなのね…?よしっ!帰ってオグマで練習しよ?」

オグマ「…なんだ?急に寒気が…」
50怪しいペンダント:2010/02/05(金) 01:36:50 ID:coE/fBJi
その頃、アイクとリーフは
アイク「ぬぅ…本当に見つからんな…」
リーフ「ホント、見つかんないね…美しいお姉さん」
アイク「お前は何を探しているんだ…」
リーフ「えっ、美しいお姉さん…じゃなくてエフラム兄さんだよ!」
アイク「おい、早くしろ」
リーフ「ちょw無視ですか!?」
アイク「…む?向こうから竜が3頭来るぞ」
リーフ「えっ…それって結構ヤヴァイんじゃ…」
アイクの言うとおり二人の見つめる先には3頭の竜、そしてそれに追われる二人の女性の姿があった
ターナ「嫌ああああぁぁぁ!なんで助けたはずの子に襲われなきゃいけないのよー!!」
ラーチェル「あなたがエフラムをSATSUGAIするからですわ!」
リーフ「ちょっとちょっとアイク兄さん!あっちからもう少しで僕好みの綺麗なお姉さんが来るよ!助けなきゃ!」
アイク「むぅ…しかし今は武器なんてないぞ?木の棒なら落ちてるが…」
リーフ「何言ってるんだよアイク兄さん!お姉さんは助けないといけないんだよ!?…ん?…あれ!?あっちみてみてよ。アレ…エフラム兄さんじゃないの?」
アイク「よくみえん…」
リーフ「とにかくあっちに行ってみようよ!」
二人はエフラムらしき人の方へ向かった
エフラム「…まだだ…俺は…楽園を…子供だらけの…楽園を作る…までは…死ぬわけには…」
リーフ「うわっ!エフラム兄さんどうしたのその怪我…血で髪の毛が真っ赤に染まってるよ」
エフラム「どけい!」
リーフ「うわっ!何するんだよ兄さん!…あれ?ペンダントつけてる…取っちゃえ」
リーフはエフラムのペンダントを外した
エフラム「くぁwせdrftgyふじこlp!?」
エフラムは謎の奇声を発するとバタンとぶっ倒れた
リーフ「うわあ!エフラム兄さんが!!」
エフラム「きょうはほしがきれいだなぁ…」
リーフ「うわぁ、エフラム兄さんが壊れた!」
エフラム、残り体力1


続け
51助けて!名無しさん!:2010/02/05(金) 10:17:12 ID:2xCRFAWx
>>46-50
ひろしがポジティグシンキングすぎてワロタ
後エフラムはペンダントの所為だとはいえ死ねw氏ねじゃなくて死ねww
GJ!

規制の所為なのか、ネタを投下出来る(規制がかかってない)香具師は多いけど、
その他の人が居ないからあまり雑談出来て無いなぁ……確定した新作の発表マダー?
52助けて!名無しさん!:2010/02/05(金) 14:37:58 ID:M2796CJX
>>33-40 >>44
サラ様が黒すぎる…エフラムはもう逃げられんな
腹黒女子好きとしてはこれからの活躍に期待せざるを得ない
53助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 02:12:45 ID:MIP2N2Gz
終わらせようと思ってもなかなか終わらせられない…
とりあえずできたとこまで投下
54助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 02:14:10 ID:MIP2N2Gz
リーフ「誰かー!助けてー!エフラム兄さんが死にそうー!!」
リフ「こんにちは。ケガ人と聞いて飛んできました」
リーフ「…どちら様?」
リフ「私は僧侶リフ。戦いはできませんが治療の杖が使えます。よろしければ私に経験値をください」
リーフ「よくわからないけど…おねがいします!」
リフ「では…そぉい!!」
そう叫ぶとリフは手に持っていた杖を振り上げた
リーフ「すごい!エフラム兄さんの傷が…どんどん治っていくぞ!!」
リフ「1回復!1回復!1回復!1回復!1回復!1回復!1回復!1回復!フフフ…すごい…どんどん私に経験値が入ってくるぞ!!」
リフ歓喜
エフラム「うぅ…ここは…どこだ…」
リーフ「兄さん!気がついたんだね!?」
エフラム「リーフか…ここは?」
リーフ「何の変哲もないただの林だよ!エフラム兄さんはここで倒れてたのさ」
エフラム「そうか…ところであんたは?」
リフ「私は僧侶リフ。あなたのおかげで普段もらうことのできない経験値をもらうことができました。感謝します」
エフラム「あ、あぁ…それはよかった…」
とそこへ
サラ「に〜い〜さ〜ま〜!!」
エフラム「お、おいおい…なんだいきなり」
サラ「よかった…にいさまが無事で本当に良かった…これで心おぎなくいじめる事ができるわ…」
エフラム「ん?今なにか言ったか?」
サラ「うぅん、全然」
リーフ「僕は聞いてしまったよサラ。今君はとんでもないことを…」
サラ「葉っぱ。後で用があるから来てね」
リーフ「どこに!?てかやだよそんなの!!怖いよ!絶対何かされるフラグじゃないか!?てかまた君は僕のことを葉っぱって…」
サラ「それじゃあ行きましょう。にいさま」
リーフ「って無視かよ!!コノヒドデナシー!」
葉っぱ涙目
55助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 02:15:14 ID:MIP2N2Gz
葉っぱが涙目な頃、そういえば逮捕されていたシグルドはというと…
ゼフィール「もう戻ってくるでないぞ」
ゼフィールはそう告げるとグルグル回転しながら署に戻っていった
ゲイル「わかったな、もう二度と周りに迷惑を掛けるなよ」
シグルド「ハァ…ご迷惑をおかけしました…」
シグルドは釈放されていた。精神鑑定の結果無罪になったらしい。
ディアドラ「シグルド様、無事に釈放されたんですね…よかった」
アルヴィス「よせディアドラ。あんなHENTAIに近づくんじゃない、HENTAIがうつってしまうぞ」
シグルド「アルヴィス…もう聞いているかもしれないが私は精神鑑定の結果無罪になったんだぞ?素はHENTAIではないことが証明されただろう!…もう許してくれ…」
アルヴィス「来るな!HENTAIがディアドラにうつるだろう!」
シグルド「あんまりだ…私は…ここ数時間の記憶が無いというのに…気がついたら裸で取調室だった気持ちがお前にわかるのか…?」
ディアドラ「あぁ、シグルド様…かわいそう…」
アルヴィス「ふんっHENTAIめ」
シグルド「色々いいたいことはあるが…まぁ、立ち話もあれだから喫茶店で話しあおうじゃないか、近くにいい店があるんだ。あ、コーヒー代はアルヴィスのおごりでお願いするよ」
アルヴィス「なんだと…貴様…」
ディアドラ「シグルド様…素敵…」
アルヴィス「( ゚д゚)えっ?」
3人は喫茶店に向かった。その途中…
シグルド「ん?ヘクトル・・・?」
そこには上半身裸のヘクトルとビラクが仲良く歩いていた
ヘクトル「よぅ!兄貴!見てくれよビラクの腹筋!すっげぇ割れてるだろう!?俺、今この腹筋目指して頑張ってんだぜ!」
ビラク「おいおいヘッきゅん…照れるじゃないか…?」
シグルド「ヘクトル…お前…一体どうしたんだ…」
ヘクトル「いや〜なんかさ〜きゅうによくなってさ〜あっ特にこのペンダントつけたあたりかな」
シグルド「ペンダント…?(そういえば私もあのペンダントをつけてから無性に裸になりたくなったような…)」
ビラク「早く行こうぜヘッきゅん。この近くにいいトレーニングジムがあるからそこに行こうよ」
ヘクトル「おっ、そりゃあいいな。行こうぜ行こうぜ」
二人は走り出した
56怪しいペンダント:2010/02/06(土) 02:16:40 ID:MIP2N2Gz
シグルド「あっ、ヘクトル!待つんだ!そのペンダントは!…行ってしまったか…」
アルヴィス「知らなかったぞシグルド。お前の家族にはまだ変態がいたんだな…」
シグルド「何を言うんだアルヴィス。うちの家族はみんな良い人ばかりだぞ!変態なんかじゃない」
アルヴィス「ハッ!どうだかな!」
ディアドラ「アルヴィス様…カッコいい…」
シグルド「(´・ ω・`)」
アルヴィス「まだつかんのか…このままではディアドラが倒れてしまうだろう」
シグルド「もう少しだ…あっここだよ2人とも」
アルヴィス「ん…?『猫耳メイドカフェひろし』?おい貴様…正気か?」
シグルド「えっ?猫耳メイドカフェ?おかしいな…ついこの間までは普通に『カフェひろし』だったんだが…仕方ない、他へ行こう」
ディアドラ「私は…ここがいいです」
シグルド・アルヴィス「えっ!?( ゚д゚)」
アルヴィス「どうしたディアドラ!ついにシグルドに毒されてしまったのか!?目を覚ませディアドラ!」
シグルド「ひどい…(´・ ω・`)」
ディアドラ「いえ、ただあの…私、実は猫耳に興味が…」
アルヴィス「よし行くぞ」
シグルド「おい、嫌じゃなかったのか?」
アルヴィス「勘違いするなよ、私はディアドラの為に猫耳を見せてやりたいんだ。決してぴちぴちギャルが見たいわけではないぞ」
シグルド「( ̄ー ̄)フッ」
アルヴィス「何故笑う!!」
ディアドラ「猫耳…楽しみです…」
3人は猫耳メイドカフェひろしに入店した
猫耳メイドたち「お帰りなさいませ御主人様、お嬢様!」
アルヴィス「すごい…これが…メイドカフェ…(オゥ、ぴちぴちギャルが…いっぱいだ…)」
ディアドラ「わぁ…すごい…猫耳…可愛らしいですね」
シグルド「あの〜失礼ですが店長は…」
猫耳メイド「店長…でしょうか?少々お待ちください」
しばらくすると…
ヴォルツ「俺が店長のヴォルツだ」
シグルド「ここって、ついこの間までは普通の喫茶店でしたよね…」
ヴォルツ「フフッ、世界ひろしといえど喫茶店からメイドカフェにいきなり変更できる男なんて俺ぐらいしか存在しねえよ」
猫耳メイドたち「せ〜の、ひろしキター!!!」
ヴォルツ「おいおい、よしてくれよ照れるじゃないか」
猫耳メイド「そういえば店長はホテルも経営してるんですよねー」
ヴォルツ「フッ、世界ひろしといえどホテルとメイドカフェをいっぺんに経営出来るのは俺くらいってもんだぜ」
猫耳メイドたち「ひろしキター!!!」
ヴォルツ「だが、そのホテルもついさっき崩壊したが…」
猫耳メイドたち「ひろしドンマーイ!!!」
ヴォルツ「ありがとうよ…みんな…」
シグルド「…ドンマイ!」
57怪しいペンダント:2010/02/06(土) 02:19:02 ID:MIP2N2Gz
その頃兄弟家では奇妙なことが起こっていた…
エリンシア「フゥッ!ヘイッ!KINNIKUキャホー!!フゥッ!ヘイッ!KINNIKU!KINNIKU!」
エリンシアがブートキャンプに夢中だった。
リン「エリンシア姉さん、ホントにブートキャンプが好きねぇ」
エリンシア「フゥッ!フゥッ!リンちゃんもいっしょにフゥッ!フゥッ!どうかしら?KINNIKUと一体になる気分になれるわよ?フゥッ!フゥッ!」
リン「いや、私は遠慮しておきます…」
エリンシア「あら、残念。フゥッ!フゥッ!ヘイッ!ヘイッ!」
マルス「ねぇ…リン姉さん。1つ聞いてもいいかな」
リン「何よマルス」
マルス「僕はいつまでヘッドロックされたままなんだい?」
リン「私がヘッドロックに飽きるまでよ」
マルス「何それ鬼畜!ひどいよリン姉さん!って痛い!締め付けないで!(なんだろう…いつもは嫌だけど、今日はリン姉さんにお仕置きされるのが嬉しくなってきているぞ…?)」
リン「とか言いつつニヤニヤしてんじゃないわよ!嬉しいならもっと締めて上げるわっ!(なんだろう…いつもはこれくらいで勘弁してあげるんだけど、今日はもっとマルスをイジメたくなってるわ…?)」
2人は何かに目覚めつつあった。とそこへ
エイリーク「……」
まるでゾンビのようにゆらゆらうごくエイリークがそこにいた
エリンシア「あらエイリークちゃん。具合はどう?良くなった?フゥッ!フゥッ!」
エイリーク「……」
ガシッ
エリンシア「フゥッ!?エイリークちゃん急に何を?」
エイリークはエリンシアの胸を揉み出した
もみもみ…
エリンシア「あっ…ちょっと…フゥッ!…これ以上は…フゥッ!」
エイリーク「…ハラショー」
マルス「うはwエイリーク姉さんがクェイサーにwwこれはイイ展開だおwwって痛い!もう!いい加減ヤメテよリン姉さん!」
リン「あんたうるさいのよ!てかクェイサーって何よ!」
マルス「まったく…リン姉さんは最近の漫画やアニメをチェックしていないのかい?やれやれだぜ。いいかい?クェイサーってのはって!痛い!なにするんだ!」
リン「うるさい」
マルス「姉さんから聞いてきた癖に…」
マルス涙目
エイリーク「…吸わせろ…」
エリンシア「えっ…何を…?」
エイリーク「乳を…吸わせろー!!」
エリンシア「キャーッ!何するのエイリークちゃん!?」
エイリークはエリンシアの服を脱がし始めた!!
マルス「フッフー!エリンシア姉さんがどんどんマッパに!!これはタマランですな!って痛いよリン姉さん!僕の首を180度大回転させようとしないでよ!僕の首はそんなに柔らかくないよ!?」
リン「アンタは見ちゃダメ!」
58怪しいペンダント:2010/02/06(土) 02:20:57 ID:MIP2N2Gz
エイリーク「ハァ、ハァ、乳だっ!私より胸のある女の乳を吸えば私も…!巨乳にっ!!!」
リン「ちょっとエイリーク姉さん!何してるのよ!」
マルス「あのー…いい加減離してもらえませんか…?」
エイリーク「邪魔をしないで…ん?」
エイリークはリンの胸にロックオンした
エイリーク「オマエノホウガイイチチデソウダー!!!」
リン「キャーッ!止めて!エイリーク姉さん!」
マルス「ちょwなんで僕を振り回すんだい!?ってギャー!」
リンはマルスを振り回した。しかし…
エイリーク「フンッ!」
カキーン!NO DAMAGE
マルス「何ぃ!?この僕の鋼鉄の体が効かないだとぅ!?」
エイリーク「愚かな人達ね…この私を熱くさせてしまうなんて…」
エイリークは護身用に置いてあった木刀を装備した。
エリンシア「ハァ、ハァ、えっ?一体何がどうなっているの…?」
その奇妙な光景を見ていたアルムとセリカは…
セリカ「見てアルム。エイリーク姉さんがエリンシア姉さんを襲ったわ…怖い」
アルム「たしかに怖いけど、マルス兄さんを振り回すリン姉さんも十分怖い気がする…」
セリカ「アルム、逃げましょう!ここにいたら私エイリーク姉さんにっ!」
アルム「大丈夫だよ。セリカは僕が守る!セリカを襲う奴は例えエイリーク姉さんでもひねりつぶす自信があるぞ!」
セリカ「アルム…」
アルム「セリカ…」
その時、兄弟家から遠く離れたメイドカフェいにいたシグルドにKINSHIN電波が届けられた!
シグルド「ムッ、家の方からKINSHIN電波を受信したぞ!?クソゥ!またアイツらだな!?」
シグルドは立ち上がった
ディアドラ「シグルド様…どちらへ?」
シグルド「すまないディアドラ…私はこれからKINSHINをこらしめに行かなければらない。なぁに、心配するな。代金はアルヴィスが払ってくれるだろう」
アルヴィス「ハハハッ君たち…くすぐったいじゃないか〜」
アルヴィスはメイドに夢中だった
ディアドラ「私も行きます。シグルド様についていきます」
シグルド「ディアドラ…よしっ!行こう!」

シグルド・ディアドラ出撃!

アルヴィス「ハハハッよしてくれよw私には彼女がwハッハッハドンペリ持ってこーい!」
猫耳メイド「ドンペリはうちにはないですよーw」
アルヴィス・メイドたち「ハハハハハハハハハハハh!!」
アルヴィスはすっかり酔っていた。酒にも女にも

ディアドラ「そういえば、あのお店のオムレツとっても美味しかったです」
シグルド「それは良かった、実は私もあれは美味しいと思っていたんだよ。(そういえばあのオムレツ値段が書いてなかったような気がしたが…まぁいいか)」
この時アルヴィスは、まだ自分がとんでもない額の料金を払わされることに気づいてはいなかった…
59助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 02:22:43 ID:MIP2N2Gz
フゥッ!途中でタイトル入れてないことに気づいたぜ…
ネタがどんどん思いつくからなかなか上手く終わらせられない…
60助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 10:55:17 ID:GlCZCqJu
ヘクトルがどんどん深みにはまっていく…

ヘクトルと肩組んで歩いてたら通りすがりの女子高生にホモ扱いされる夢を見た…orz
61助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 13:32:24 ID:DkSfMMbV
二人  「でんでんでんでん でんででんでんでん 
     でんでんでんでん でんででんでんでん でん!」

サザ  「瞬殺(笑)の後にNO DAMAGEッ!」
ラガルト「サッちゃんかっこいぃー!」
サザ  「カッキーン!」

ラガルト「サザアンドラガルトです」
サザ  「おねがいします」
ラガルト「サッちゃんいつものやったげて」
サザ  「おう、聞きたいか俺の武勇伝」
ラガルト「そのすごい武勇伝を言ったげて」
サザ  「俺の伝説ベスト10!
ラガルト「Let's go!」

サザ  「序盤に頼れる上級ユニット」
ラガルト「つまりは単なるジェイガンポジション」
二人  「武勇伝、武勇伝、武勇でんでんででんでん」ラガルト「Let's go!」
サザ  「『守護』発動してミカヤの身代わり」
ラガルト「そのまま倒されゲームオーバー」
二人  「武勇伝、武勇伝、武勇でんでんででんでん」ラガルト「Let's go!」
サザ  「ビーストキラーでラグズはイチコロ」
ラガルト「仕留めすぎによりやっつけ負けする」
二人  「武勇伝、武勇伝、武勇でんでんででんでん」サザ「カッキーン!」

ラガルト「凄いよー凄すぎるよサッちゃん。よしサッちゃん、囮になろう」
サザ  「いいだろう」
ラガルト「え〜と、間接への反撃用に鉄のナイフを装備…」
サザ  「いやだ」
ラガルト「え…じゃあ必殺の高いカルド…」
サザ  「洒落臭ぇ〜!」
ラガルト「うぁ〜あ、何するんだよサッちゃん!」
サザ  「囮役ってのは経験値のために武器は装備しねえんだよ!」
ラガルト「さっちゃんかっこいぃー!」
サザ  「カッキーン!」
62助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 13:34:36 ID:DkSfMMbV
サザ  「アイク団長の次に背が高い」
ラガルト「システム上では何の意味も無い」
二人  「武勇伝、武勇伝、武勇でんでんででんでん」ラガルト「Let's go!」
サザ  「序盤のミカヤは俺が守る!」
ラガルト「終盤ミカヤが俺を守る!」
二人  「武勇伝、武勇伝、武勇でんでんででんでん」ラガルト「Let's go!」
サザ  「クラスチェンジはイベントでする」
ラガルト「けれどもクラスは専用じゃないの」
二人  「武勇伝、武勇伝、武勇でんでんででんでん」サザ「カッキーン!」

ラガルト「凄いよー凄すぎるよサッちゃん。よしサッちゃん、進撃準備をしよう」
サザ  「いいだろう」
ラガルト「え〜と、武器はこのぐらいで、回復用に傷薬を…」
サザ  「いやだ」
ラガルト「…じゃあ、スキルの『治癒』を…」
サザ  「洒落臭ぇ〜!」
ラガルト「うぁ〜あ、何するんだよサッちゃん!」
サザ  「ミカヤの経験値のために、俺は自分で回復はしねぇんだよ!」
ラガルト「サッちゃんかっこいー!」
サザ  「カッキーン!」

サザ  「密偵奥義の『瞬殺(笑)』喰らえ!」
ラガルト「アサシン奥義の『瞬殺(真)』喰らえ!」
二人  「武勇伝、武勇伝、武勇でんでんででんでん」ラガルト「Let's go!」
サザ  「力の期待値43だ!」
ラガルト「けれども上限たった28」
二人  「武勇伝、武勇伝、武勇でんでんででんでん」ラガルト「Let's go!」
サザ  「くらえ、アスタルテこれで止めだ!」
ラガルト「アイクじゃないので完全回復」
二人  「武勇伝、武勇伝、武勇でんでんででんでん。
     意味は無いけれど〜ムシャクシャしたから〜、HP1『瞬殺(笑)』した〜。でんでんででんでん。
     クラスチェンジ後は〜青銅のナイフ〜大量に持って削り役〜」
ラガルト「でんでんででん でんでんででんでん、でんでんででん でんでんででんでん………」
サザ  「カンカ カンカ カンカカッキーン!スマブラXシールで登場やっぱり使えない!」
ラガルト「ペケポン!」

あとがき:相方がラガルトなのは盗賊で語呂が良い人を探した結果です。
63助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 14:32:24 ID:vYS42+d6
>>61-62
頭の中で再生されたはいいが、元ネタの芸人タッグ名の名前が思い出せない…orz

…羞恥心……だっけ?
64助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 14:38:25 ID:A0H9U1wX
チェイニー 「オリエンタルな味と香りの・・・」

チキ 「超変身ネタ自重」
65助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 16:19:16 ID:SV1O2mPb
個人的にアルムとジャンヌの間で透明人間フラグが立ちそうだ
…セリカは見えない敵に苦戦すると予想する
66助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 17:00:14 ID:SV1O2mPb
× 透明人間フラグ
○ 恋愛フラグ

…ん?どこかからともなく隕石g(グシャッ!!
67助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 18:43:28 ID:TrhnceyN
オレルアンのいい男に気に入られたり、最凶ロリのサラ様に懐かれたりと
新たな方向で活躍する面々とは正反対にアルムは全くブレずに空気
この差は一体何なのか、単純に外伝のプレイ人口なのか
一応外伝はVCで配信されてたりするんだぜ
68助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 19:42:54 ID:qLhnvTZ7
>>65
そゆこと言われると衝動的に書いちゃうじゃないかっ!

22スレの>>120->>124の続き的なネタ投下します。
69ダンスオブシャドー:2010/02/06(土) 19:44:13 ID:qLhnvTZ7


皆さんお久しぶりです。ジャンヌです。
え、お前は誰だ?
22スレの>>120->>124をご覧ください。
できれば原作で私に会いに来てくれると嬉しいのですが、
ナンナさんと2択ですもんね…
で、でもほら!
ヤンキー風味のデルムッドさんより私の兄はイケメンですし!
ですからそのついでに…駄目ですかね?
なんてアピールしちゃいました。
ま、儚い希望を抱くよりも、一般人は一般人らしく慎ましく生きていきましょう。

さて、今日も私はリーフ様を観察してます。
面白いもので、これだけリーフ様のことを知ってる私でも
リーフ様のやらかすことは予想がつきません。
おや、河原で空き缶を拾っていますね。
鉄屑屋にでも売るつもりでしょう。こういう小銭稼ぎはよく知ってる人です。
ネサラさんと空き缶を取り合って醜い争いを繰り広げています。
勝てるわけないのに。
小銭とおねいさんのことが絡むとリーフ様はとたんに学習能力が無くなります。
そんなところも可愛いものです。


ちょうどネサラさんが滑翔を発動しました!
きます、これはきますね!

リーフ「アッー!コノヒトデナシー!」

ヒトデナシキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
えいカシャッ!
いい写真が取れました。私ほどリーフ様のコノヒトデナシー!に詳しい人間もいないでしょう。
まさしくコノヒトデナシの第一人者、ちょっと自慢しちゃいます、えっへん。
70ダンスオブシャドー:2010/02/06(土) 19:44:55 ID:qLhnvTZ7


軒並み空き缶を奪われたリーフ様はションボリして家路につきます。
あの肩に漂う哀愁と貧乏くささがなんともいえない味がありますね。
一枚とっちゃえ。

しかしなんの成果も無かったわけではないようですよ?
河原に捨ててあったエロ本を拾ってましたから。
こっそり懐に入れてましたけど私はしっかり見ちゃいました。
さて、帰宅したリーフ様を撮影するため、私は兄弟さんちの庭に潜みます。
え、それは盗撮じゃないかって?
やだなぁそんな誤解はよしてくださいよ。
これは観察です。知的好奇心です。可愛いものを愛でる心です。
ハァハァの対象として相手を撮影するフィオーラさんみたいな盗撮魔といっしょにしちゃいやですよ。

しかし最近気づいたのですが、驚いたことに私の支援項目にリーフAが燦然と輝いてました。
どうしてでしょうかね?
一度も話したことないし、多分リーフ様は私の存在なんぞ知らないと思うんですけどね…
こうして近くに潜んでいたから支援が上がったのでしょうか?
謎です。
メタな話になりますがドルカスさんとヴァイダさんは一度も会えなかったにもかかわらず支援が上がりますし、
それと同じようなものでしょうか?
ま、リーフ様の支援欄はなにかバグッたような有様ですし、
アスベルさんなんか一度AになりながらBに下がったりわけのわからないカオス状態ですからね。
そういうこともあるのかも知れません。
すると私はあと2つかぁ…ま、ときおり兄ですら気づいてくれないほど存在感の無い私です。
彼氏がどうとか、そういった話とは無縁なんでしょうね。
そもそも残り枠じゃBまでしかいけませんしね。リーフ様?
やだなぁ四人娘の皆さんと張り合う自信なんて私にはありませんってば。
それに興味深い相手ですけど恋愛感情をもってるかどうかはよくわからないんですよね。

おっと、ちょっとだけセンチになっちゃいました。
どれ、リーフ様のボロいお部屋の穴を覗いて見ましょうかね。
多分拾ったエロ本を観察中のはず…
71ダンスオブシャドー:2010/02/06(土) 19:45:37 ID:qLhnvTZ7


???「ねぇちょっと」
ジャンヌ「きゃあああっ!?」

ははは、背後から肩を叩かれましたっ!?
焦って振り向いたのですが誰もいません。
ジャンヌ「ど、どなたですか?」
アルム「いや目の前にいるんだけど…」
あ…あれ?
よーくよく目をこらしてみると勇者Aがいますね。
風景に蜃気楼みたいに溶けてて気付きませんでした。
年の頃は私と同じか、少し上程度でしょうか?
しかしこの存在感の無さ…透明人間かと思いました。私も人のことは言えませんが。
ジャンヌ「えーとどちらさまですか?…ここはカオスな兄弟さんちですからモブキャラにはデンジャラスですよ。
     早く砦に戻って増援の兵士Aとして待機してたほうが…」
???「いや…僕、兄弟家の一人なんだけど……orz」

は?………こんな人いましたっけ?
リーフ様を観察してる間に他のご兄弟も見かけますけど確か…14人兄弟だった気が…

と、ともあれ驚きました。
まさかこの私に気付く人間がいるなんて…

アルム「僕は兄弟家のアルム、庭の菜園の世話をしてたら君を見かけたものだから誰かと思って声をかけたんだけど…」
ジャンヌ「あ、よく見ると固有の顔グラフィックと名前があるんですね…見落としてました」
アルム「……orz」
庭に菜園があるのは知ってましたけど、そういえば誰かが手入れしてるのを見たことはありませんでした…
この影の薄い人がやってたんですね…ともあれ自己紹介しましょうか。一応不法侵入の身の上ですし。
ジャンヌ「私はジャンヌ。リーフ様のクラスメイトです、一応。
     もっとも学校でも気付いてもらえず、
     出欠もあとで職員室に行って自分で印を書き足していたりしますがね」
アルム「あ、それ僕もだよ。危なく留年になるところだったね」

その瞬間、私たちには強い絆が生まれました。
72ダンスオブシャドー:2010/02/06(土) 19:46:20 ID:qLhnvTZ7


ジャンヌ「へぇアルム君は野菜作りが趣味なんですか」
アルム「うん、バレンシア地区で土地を借りて畑をやってるんだ。いつかは自分の農園を持ちたいね」
私はアルム君の部屋へ上げてもらっておしゃべりに興じています。
思えば家族以外の人間と話すのってしばらくぶりな気がしますね。
なんだか新鮮です。
それに…考えてみれば男の子の部屋って初めてなような…
アルム君の部屋はあまり物がなく、がらんどぅとした印象です。
本人と同様個性が感じられません。聞けば作物を出荷して得られる収入はほとんど家計の足しにしているとか。
あまりおこづかいは残らないそうですし、あっても貯金してるとか。
堅実ですね。若者らしからぬ地味な用途ですが立派です。
部屋のハンガーには作業着がかかっていておよそシャレっ気というものが感じられません。
これでは目立たなくて当然です。ですが断言します。
この人は大通りを裸で走っても気付かれない人間です。
同類の私が言うんだから間違いありません。
(誤解のないよう言っておきますが例えばの話です。私はそんなことしてないので悪しからず)
おしゃれなどしても無駄なことなのです。
…私のリボンは女の子としてのせめてもの意地ですけどね。

アルム「そういえばジャンヌはどうして家の庭に?」
リーフ様を撮影してました…とか、言ったらあらぬ誤解を招きそうですね。
適当にぼかしておきますか。
ジャンヌ「趣味で動物の撮影をしてたんですけど、その生き物がこの家の敷地に入っちゃいましたんで…」
アルム「へぇどんな動物?」
ジャンヌ「決して死なない不死身の未確認生物です」
アルム「す、凄いね…そんな生き物がいるんだ…うちのリーフみたい…」
よし、嘘は言ってません。

しかしアルム君のお部屋のお茶は美味しいですね…なんでも茶畑から収穫したばかりだとか…
なんだか落ち着きます…
73ダンスオブシャドー:2010/02/06(土) 19:47:02 ID:qLhnvTZ7


それから私たちはお互いの影の薄さについて語り合いました。
アルム君はかなり気にしてるみたいです。
私もたまに気にしちゃうからわからなくはないですね。
ここはポジティブな部分に気付かせてあげましょう。

アルム「…それでね、その人僕がいないほうに話かけるんだよ…」
ジャンヌ「あ、わかります。それ私もしょっちゅうですし…でも、影薄いのもうまく使えば快適ですよ。
     ベルクローゼンが暴れたときとか、はぐれ飛竜が飛んできた時とか気付かれずに脱出できますし、
     要領よく使えば…」
この町はデンジャラスですからねぇ…
アルム「まぁ…そうなんだけどね…でも、そういった時に少しでも皆の助けになりたいんだ。
    この手のファルシオンも皆を守るための力だしね
    ただやっぱりさ、褒めてほしいわけじゃないけどさ。少しでも気付いてもらえたら嬉しいかなって…」
なんと…
モブキャラ同然の存在感でありながら専用武器持ちですか……いくら影薄くても兄弟さんちの一人ですね。
そんな彼が少しうらやましいのかついからかうような口調になっちゃいます。
ジャンヌ「なに真面目になっちゃってるんですか。
     私たちは脇役なんですから肩の力抜いていきましょう」
人間、器ってもんがあります。
脇役人生も悪くないもんです。…ですけど…こうしてアルム君の真剣な横顔を見てると…そんなのも悪くないもんです。
そんなのってどんなのだって?
ふふ、内緒です。
ただ、私は一つだけアルム君に言ってあげたくなっちゃいました。
ジャンヌ「それに…私が気付いていますよ?
     同じ影の薄い者同士…ね」
アルム「あ…ありがとう…おうっおうぅぅ…(´;ω;`) 」
あ…あれっ!?
泣くことないじゃないですかっ!?
そんなに目立たないことが辛かったんでしょうかね…
慌てて私はアルム君の涙と鼻水をハンカチでぬぐってあげました。
落ち着くまで肩を抱いててあげますか…その…なんだか照れくさいですけどね…////
74ダンスオブシャドー:2010/02/06(土) 19:47:52 ID:qLhnvTZ7


セリカ「アルムー…ごは…ん…よ…」
その時、扉が開きました。
おや、確かセリカさん…でしたっけ?
遠目に何度か見たことがあります。
ジャンヌ「あー…えっとセリカさんでしたっけ?」
なんでしょう…単にアルム君とはお友達になっただけのはずなのに…こう…体勢というか…タイミングというか…
なんか…えらいことになってる気が…
セリカ「だっ誰よその女はーーーーーッ」
アルム「ちょ…誤解…この娘は今、友達になったところで…」
あ…あれ…?
なんかセリカさん怒ってませんか?
確か私が前に見たセリカさんは宙に向かってイチャついてた人でした…
てっきり脳内彼氏と恋愛してる頭の痛い人だとばっかり思ってたんですけど……
あの相手はアルム君だったんですかね?
遠目で気付かなかったようです。
…あの激昂ぶりを見てると説得は無理のようです…
アルム君ごめんなさい、主力と違ってバルキリーやオームを使ってもらえない私たちモブに近い人間は命が惜しいんです。
私は声を殺すとさりげなくセリカさんの視界からフェードアウトしました。
あっさり私を見失ったセリカさんのライナロックが轟きます。
アルム君の断末魔を尻目に私は兄弟さんちを脱出したのでした。


さて…そんなこんなで一日が終わります。
自室で私はデジカメのデータをパソコンに落として整理してます。
今日はあんまりリーフ様の写真は取れませんでしたけど…。
一枚別のをゲットしました。
アルム君の部屋から脱出際に撮った一枚。
うーん…セリカさんのライナロックを食らうアルム君。

でも燃えてるアルム君ってのもなんだか可哀想ですし、今度頼んで一枚撮らせてもらおうかなぁ…
どうしてでしょうね?
リーフ様がコノヒトデナシーになるときは可愛いって気持ちになるのに…アルム君が燃えたのは可哀想って思っちゃいました…

…あの時の横顔をフレームに収められればよかったんですけど、ちょっと野暮ですよね。
その晩はなんだかそんな不思議な気持ちで夜を過ごしました…

終わり
75助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 20:12:42 ID:Mm+OcNMA
>>68-74
    |┃三           /! _ ト、
    |┃ ≡       ,r‐ '/l[[!ト、!:::\
    |┃      ___ !l::::::!:.!:l,!:::!::::::::l _
    |┃≡  /____ l !!:::::l:.l:::!::::!::::::::!| ,二二、
    |┃ヽ___//::::::!| 'l|ト、ヽ:::::/:::::::;' !  !:::::::::::::    …見事なネタだ。
____.|ミニニヽ:::::::::::l ,'   )ヽニVニイ!r'´!  !::::::::::::::::::  GJ!しよう。
    |┃:::::::::::ヽヽ:::::::! !ィr(:::ヽ::::::! !:::ノ:ヾ!:::!  !::::::::::::::::::::
    |┃:.:.:.:.:.:::::!|::〈/:.ヽミト、r‐'┴―‐く:∧ l::::::::::::::::::::
    |┃:.:.:.:.:.:.:.:l|::/:ヽ:.:.:.:.:フ::::::::::ll___/:.:.:ヽ ヽ::::::::::::
76助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 20:13:16 ID:eFwrRa0R
これは意外な三角関係、セリカはともかくシグルド兄さんにとっては吉報w
GJ!

しかし、これでKINSINネタ以外にも見所が増えて、これからアルムネタも多くなる―――

訳ないっすね
ジャンヌだしね、ある無だしね
77助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 20:33:57 ID:geZasGjc
アルムよ、仲間ができたなGJ!

78助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 20:34:17 ID:Mm+OcNMA
>>しかし、これでKINSINネタ以外にも見所が増えて、これからアルムネタも多くなる―――
>>訳ないっすね
>>ジャンヌだしね、ある無だしね

HIDEEEEEEE!!
79助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 20:49:44 ID:3YTBrZsF
うわぉ、ジャンヌのネタを書こうと思ってたら先に書かれてしまった。
俺の書いたキャライメージと全然違うからしばらく封印しないと・・・OTL
80助けて!名無しさん!:2010/02/06(土) 21:41:39 ID:MMv2jy+1
>>4を読み直すと幸せになれるよ。
前々スレ、前スレからの続きです。

第四章 封印せし者(その3)

14
「・・・・・・」
「―――ッ!」
 黙して立つゼフィールと、彼に強い視線を向けるロイが睨み合う。
イドゥンは、胸の中で眠るファを抱く腕に無意識のうちに力を込めながら、
ロイを見つめていた。普段から被っている闇色のフードは外れ、オッドアイ
が悲しげに揺らめいている。
彼等が立っているのはベルン署の建物の裏手にあるグラウンドだ。
署員の集会用として、また、緊急時に大勢の竜騎士達が一斉に飛び立てる
ようにと作られた土の地面。広さは一般的な学校のグラウンドよりもやや
狭いくらいだろうか。一周四百メートルのトラックを引いて、その前後と
横に少し余裕を持たせれば一杯になる広さだ。グラウンドの両脇には針葉樹
が列をつくって植えられており、ロイのいる門の入り口から見て右手の樹々
の上からは赤く染まった太陽が見える。
しかし、ロイ達のいる空間を染め上げているのは西日の赤い光ではなかった。
(――これは、魔法陣だろうか?)
 ロイが、自分の目の前の地面に描かれた模様をちらと見る。巨大な円と、
その中に幾重にも重ねて描かれた幾何学的な模様。グラウンドの縦幅を直径
としたその巨大な円の中心部には、ゼフィールと、ファを胸に抱いたイドゥン
の姿があり、門のそばにいるロイは、円周上のすぐ外側の位置に立っている。
 自らは魔法を使うことのできないロイだが、夕日の赤をも塗り潰す、不思議な
薄紫の光を放つ線で構成されたこれが、魔法陣であることは予想がつく。
「これが気になるか?」
 ロイの視線が、自分達からその足元へと移ったことに気付いたゼフィール
がロイに声を掛ける。
「・・・興味、ありません」
「む?」
 ロイが視線を再び前方に向けて答える。しかし、その答えはゼフィールの
予想していたものとは違ったようだ。ロイは、ゼフィールとその背後に控える
ようにして立っているイドゥンを真っ直ぐに見据えて続ける。
「この魔法陣のようなものにも、あなたがしようとしていることにも、
僕は興味がないと言ったんです。
僕は、ただイドゥンさんとファを連れ戻しに来ただけだッ!」
「ロイさん・・・」
 ロイの言葉に、この場に彼が現れてから一時も彼から視線をそらさなかった、
しかし一言も言葉を発さなかったイドゥンの口から声が漏れる。
 その声にロイが視線を、今度は完全にイドゥンと、その腕に抱かれている
ファに向けて告げる。
「さぁ、帰ろう?イドゥンさん。きっと竜王家のみんなも心配してます」
 そうして、ロイが彼らに向けて足を一歩踏み出す。地面に描かれた魔法陣
の外ぎりぎりにいたロイの足が、円の内側へと入る。その瞬間――
 ドプリ――
「――ッ!?」
 ロイの体を、強烈な違和感が包む。
(体が・・・重い?いや、この魔法陣の中の空気がおかしいのかッ!?)
まるで、プール一杯に張られた蜂蜜の中に身を浸したように、空気が確かな
質量を持ち、身に纏わりついてくるような感覚がした。粘つく空気は呼吸を
も阻害し、息を思い切り吸おうと口を大きく開けると、本物の蜂蜜のように、
強烈な甘みが口の中いっぱいに広がる。
口腔内全てを満たし、肺の中にまで侵入する無遠慮な甘みは、不快感しか
生まない。しかも、それでいて(矛盾しているとは思うが)空気自体は当然
無味無臭のままだった。
「――ぐぅ・・・ッ!?」
「ロイさんッ!」
 ただちに強烈な吐き気に覆われ、口元に手をやりながら体をクの字に曲げるロイ。
15
 イドゥンが、堪らずロイの下へ駆けだそうとするが、ゼフィールが無言のまま、
手だけでそれを制する。
「――! ・・・」
 彼女は一瞬だけ懇願するような、睨みつけるような視線をゼフィールに向けるが、
すぐに俯いて、駆けだそうとした足も動きを止める。
「こ、これは一体・・・?」
 口中を満たす空気に耐えながら、ロイが苦しげながらも口を開く。
 口元に置いた手を戻し、再び視線をゼフィール達に向ける。粘つくような
空気の感覚はなお残り、彼の身体に纏わりついている。
 その姿を見て、ゼフィールは別段愉快気な顔を浮かべるでもなく、ただロイの
言葉の矛盾点だけをつく。
「ふん。興味が無いのではなかったのか?」
「くっ・・・」
 確かに、直前にそうは言った。ゼフィールが何を画策していようが、この
足下にある魔法陣が何だろうが興味は無いと。ただ自分はイドゥンとファを
連れ戻しに来ただけだと。
 が、しかし。それはあくまでも『彼がどんな考えでいようと、戦ってでも
イドゥン達を連れ戻す』と言った意味での発言だ。この強烈な違和感をもたらす
空間では、まともに戦闘行動を取ることさえ難しい。
「まぁ、いい。せっかくここまで来たのだ、聞かせてやろう。
お前が今、感じているであろう違和感の正体。それは――これの力だ」
 言いながら、ゼフィールがその身を一歩横にずらす。その背。ちょうど、
グラウンド全体の中心であり、魔法陣の中心点であるそこに突き刺されている
ものが、ロイの目を釘付けにする。
「封印の、剣ッ!」
 そう、そこにあったのはロイの分身ともいえる剣。炎の紋章を宿す、この
町でも有数の神器にして、神将器をも超える光導く剣。つい数刻前、ゼフィールと
戦い敗れた時に持ち去られた【封印の剣】があった。
「なにを驚いている?儂が持って行った時にも意識はあった筈だ。
ならば、封印の剣がこの手にあるのも分かってここまで来たはずだ」
 そうは言っても、やはり実際にその目で見れば驚きの声くらい上げてしまうものだ。
しかも、この空気を侵している、吐き気を催す程に絡みつくこの違和感が、
自分の持つ剣の力なのだと聞けば――と、そこでロイはあることに気づく。
「封印の剣の・・・力?
剣の力を、引き出せているのかッ!?」
 今度は、間違いなく本気で驚く。封印の剣はロイの神器だ。その力を操れるのも
ロイだけだと、そう思っていた。・・・思いたかった。
(封印の剣は、ゼフィール署長を主に選んだのか?僕が・・・負けてしまったから?
いや、それよりも今大事なのは――)
 名実ともに自らの神器を奪われたということへのショックは大きいが、
それよりも重大な問題がある。
 今、ゼフィールの手には槍の形態をしたエッケザックスが握られている。
エッケザックスだけでも強大な力を持つ神器だというのに、それを上回る
封印の剣の力までをも彼が振るえるとしたら・・・。もとから少なかった
勝算が、限りなくゼロに近づいてしまう。
 ロイの顔が、強張る。背筋に、嫌な汗が浮かぶ。
「――く」
 たまらず、ロイの口から噛み殺したような声が漏れる。その様子を見て、
ゼフィールは彼が何を考えてるのかを悟ったのだろう。ロイの『勘違いを
訂正するために』口を開く。
「安心しろ。ワシでは、この剣の力を引き出す子は出来ん。封印の剣の真
なる主は、いまだお前のままだ」
「え?」
「正確には、『完全に』引き出すことは出来ないと言ったところか。ワシと
て、【英雄】の血を受けつぐベルンの長子。炎の紋章を代々受け継いできた
一族のワシならば、封印の剣の力を多少なりとも引き出すことは可能だが、
お前のように使いこなすことは出来ん。残念ながらな」
 最後の一言には、あるいは彼の本音かもしれない実感が込められていた。
16
 【英雄】の血とは、ゼフィールやギネヴィア、ベルンの家の祖先である
『ハルトムート』の血のことだ。
 現在紋章町があるこの地では、かつて各地で人と竜との争いがあったという。
その背景や経緯は様々であるが、その多くは人類側の英雄たちの活躍によって
人の勝利という結果で終わっている。
 ハルトムートは、エレブ地区での戦い【人竜戦役】を勝利に導いた【八神将】
の一人で、現代の人々からは敬意を評して【英雄】ハルトムートと呼ばれている。
 そのハルトムートが竜と戦う時に振るった剣こそが【エッケザックス】と
【封印の剣】なのだが、彼が継承し主と認められたのはエッケザックスのみだった。
そもそも、【封印の剣】に主と認められた者は、ハルトムート以外は長きに渡って
一人もいないのだ。
その意味で言えば、多少なりとも封印の剣の力を引き出すことの出来るゼフィールは、
ハルトムート以来の英雄と言えるだろう。
 今、ゼフィールの目の前にいる少年以外では。
「皮肉なものだな。祖を亡くして以来、誰をも主と認めなかった紋章と剣は、
ベルン以外の小僧をその主とし、その主は今、自らの分身であるはずの神器
の力によって苦しめられる」
 ゼフィールが口元にかすかな笑みを浮かべるが、その目には僅かの楽しみ
さえ含まれていない。
「・・・それでは、今、この空間を満たしているこの違和感は、不完全な
封印の剣の力だというのですか?」
 不完全と言うには、余りにも強烈だとロイは思った。今も体には空気が
重く纏わりつき、多少慣れてきたとはいえ、吐き気も完全におさまったわけ
ではない。
 普段は自分が使うので気にしていなかったが、剣の持つ『封印の力』とは
こんなにも不快なものだったのだろうか?
「『不完全』というよりも、『未完成』と言ったほうが近いだろう。
封印の剣の力は、知っての通り持ち主の感情を反映させたもの。
言わば、持ち主の願いを叶える力と言っても間違いではないだろう。
ワシが封印の剣に願ったのは、『力』あるものの力を『封印』することだ」
「力を――封印?」
 ゼフィールの言葉の意味が、ロイにはよく理解できなかった。ゼフィール
もそれだけで伝わるとは考えていなかったようで、続けて口を開く。
「そうだ。先ほど町であった時にも言ったが、この町には危険な力を持つ者
が多すぎる。
――お前たち兄弟を筆頭にな」
「・・・確かに、あなたはさっきもそう言って僕に攻撃を仕掛けてきた。
でも、どうして僕達が危険なんですか?そりゃあ、兄さん達の中には少しは
そういったところがあるかも知れないけど、だからと言って竜に襲われる
ような悪い人なんか、僕の家族には一人も居やしないッ!」
 ゼフィールの言葉に、ロイがきつい視線を彼に送る。その視線に反応した
のは、当のゼフィールではなく、その横でじっと話を聞いていたイドゥンだった。
「・・・私も、ロイさんの言う通りだと思います。ロイさんのご家族は、
皆さん本当に優しくしてくれます。ですから――」
「お前は黙っていろ、イドゥン。お前がなんと言おうと、ワシの計画は実行する。
この町を、平和な町へとつくりかえるという、ワシの理想のためになッ――!」
 なにか言葉を続けようとしていたイドゥンを、ゼフィールが自らの言葉
で押しとどめる。
 語気を強めたゼフィールの態度に、イドゥンは叱られた子犬のように俯きかけ、
「ありがとう、イドゥンさん。僕の家族を優しいと言ってくれて」
 ロイの言葉に、再び顔を上げ真っ直ぐと彼を見つめる。ロイの瞳はゼフィールに
向けるそれと違い柔らかく、それを見てイドゥンも口元にわずかに笑みをつくる。
 イドゥンが微かでも笑顔を浮かべたのを見て安心して、ロイは再びゼフィールに
視線を合わせる。
「――理想と言ったな。竜に町を襲わせ、僕の家族を傷つけることが、どうして
あなたの理想と結びつくんだ!平和な町をつくるだなんて、あなたのやっている
ことは真逆じゃないかッ!!」
 家族を危険と言われ、イドゥンにさえきつく当たる姿を目の当たりにし、
ロイの語調が荒くなる。
17
「僕の家族に、この町の平和を脅かすような人はいないッ!だから、今すぐ
に竜達を引かせ、イドゥンさん達を離せッ!」
 強く言い切るロイ。しかし、ゼフィールはその姿を見て呆れたような顔をしている。
「まったく理解していないようだな・・・。
お前の家族そのものがこの町に牙を剥くとはワシも考えてはいない」
「ならば・・・なぜッ!?」
 ゼフィールの物言いに、ロイはますます納得できなくなる。兄弟家の人間が
町に牙をむくと考えていないならば、危険だと断ずる理由が無い筈だ。
「今現在の、この町の状況を知っているか?」
「え?
――あなたが、イドゥンさんの力を利用して町に大量の竜を放ち、混乱して、いる?」
 突然の問いに不意を突かれたロイが、ややしどろもどろに答える。
 一体、ゼフィールは何を意図してこのようの質問をしたのか、理解しかねるからだ。
「町の人々はどうしている?」
「・・・ベルン署の指示で、避難したと聞いた。あなたは、無関係の町の人
までは巻き込むつもりが無いのでしょう?」
 ロイが、セシリアから聞いた情報と自分が見た町の状況から考えて答える。
「ふむ。まぁ、知らなくて当然か」
「? 一体、どういう――」
「今、この町の各地で戦闘が起こっている。ここまで来る中で気付いたかも
知れぬが、お前の兄弟達を始めとして、避難勧告に応じず、剣を持って竜共
に戦いを挑んでいる愚か者が多数いるのだ」
「・・・」
 ロイは黙って聞いている。正直、予想はしていた。兄弟家の兄や姉達ならば、
きっと自分のように町に飛び出してくるだろうと。そして、この町にはその
ような人物が多いということも。
 だから、ロイはまだ驚かない。ゼフィールの次のセリフを聞くまでは。
「一人で血気に逸る者はまだいい。そのような者、たとえ神器を持っていようと
竜の群れの前にはたやすく屈するだろう。
だが、お前は知っているのか?己からは決して戦いを望まないような者達も、
お前たち兄弟のせいで町に飛び出し、竜と戦っていることを!」
「――え?」
「まこと下らん。本来ならば竜と戦う力など持ちえないものが、徒党を組んで
竜に挑み、結局力届かず倒れていく。
力無いはずの者が、なぜそのような愚行に出ていると思う?」
 ロイは答えず、ゼフィールの次の言葉を待つ。
「『絆』だ。忠義、友情、愛情・・・。どのような形であれ、その絆の為に
死地に赴いている者がいるのだ」
「死地だって――ッ!?まさかッ!!」
 ゼフィールの言葉の中の不穏な単語に、堪らず口をはさむ。
「――案ずるな。ワシとて、この町の平和を望んでいる者だ。竜達には、
例え何があろうと息の根だけは奪うなと厳命してある。
もっとも、竜にも加減がいる相手とそうでない者がいるだろうが・・・
そもそも、そのような相手は簡単には死なんだろう。
現在、死亡者の報告は一件も届いていない」
「良かった・・・」
「・・・」
 その言葉に、ロイはほっと息を吐く。イドゥンも、声には出さないがその
表情が確かに和らぐ。竜達に直接の指令を送っているのは自分だが、その
視界や情報を共有しているわけではない。ゼフィールの口から出た言葉に
安堵した。
「だが、本来戦いを望まないような者や、戦う力を持たない者が戦場に出て
傷ついているのは確かだ。今現在、町で戦闘を行っている人数は百を軽く超える。
最初は大人しく避難していたものも、今では多くが町に出ている。
その原因が――」
「僕達、兄弟なのか」
 ゼフィールの言葉を、ロイが継ぐ。ここまで聞けば、ゼフィールの言いたい
ことがおぼろげながらロイにも見えてきた。
18
「そうだ。現在、エレブ中学の生徒やエレブ高校の生徒、ルネス女学院の者
やグランベル商社の社員・・・その他にも多くの者が、お前たち兄弟が町へ
出たことを知り、それを助けんとして行動を起こした。
・・・報告によれば、ワシの妹も、兄弟家の長女に誑かされて竜共と戦って
いるらしい」
「・・・僕達に町を害する意思が無くても、僕達のせいで危険へ飛び込む
町の人が大勢いる。だから、あたなは僕達兄弟が危険だと――」
「お前たち兄弟は危険だ。無自覚に人々を巻き込むその広く、強すぎる絆。
貴様らのためなら混沌うず巻く戦地にでも参ずるその絆こそがこの町にとって
の害悪なのだッ!」
 ゼフィールが、強く断ずる。確かに、彼の言うことにも一理あるのかもしれない。
ゼフィールの言葉を聞きながら、ロイが考える。
(町を飛び出した僕のために、危険を冒して駆けつけてくれたリリーナや先生達。
チャドやキャスだって、竜と戦う力なんて持たないのに来てくれた。
もし、その為に――)
 ロイの無茶な行動のために、誰かが大怪我を負ったり、最悪死んでしまう
ようなことがあれば。それは、確かにロイの罪だろう。イドゥン達を助け
たいがために、他の友人たちの身を危険にさらす。それは、間違っているの
かも知れない。だが、それでも――。
「・・・だから、この絆そのものが間違っているというのか?」
「そうだ」
 ロイの言葉を肯定するゼフィールの言葉にこそ、ロイは頷くことができなかった。
(それじゃあ、僕はイドゥンさんを助けに来ない方が良かったのか?
彼女と僕は友人でも、家族でもない。他の友達を危険にさらすわけにはいかないから――。
友達なんか、つくらない方がいい?僕の危険に、巻き込むわけにはいかないから――)
 だから、ロイに助けを求めてきたイドゥンとの間の絆も、リリーナやウォルトと
育んできた絆も、間違っているから無い方がいい。
ゼフィールが言っていることはそういうことだ。
「なにも、お前達兄弟に限ったことではない。アカネイア地区のハーディンも、
バレンシアのルドルフも、エレブのネルガルも・・・。
紋章町には、そのような危険性を持つものが多すぎるのだ」
 黙するロイに畳みかけるように、ゼフィールは続ける。
(確かに、ハーディンさんもネルガルさんも、部下やモルフを引き連れて騒動を
起こすことがあるけど・・・)
 ハーディンの部下は心から彼を尊敬しているし、ルドルフは紋章町全体の
ことを思って行動できる立派な人物だし、ネルガルだってモルフ達からは
慕われているし、ああ見えて子供や家族に甘いところもある。
 そんな、彼らの絆も間違ったものなのだろうか?
「ただ、慕われるだけならば良い。周囲に影響を与える者だろうと、自らに
戦う力が無ければ、この町にとっては脅威とはなりえん。戦う力だけを持ち、
周囲に対する影響を持たない者も、ただ自滅するだけならば気にする必要は無いだろう」
「・・・」
「だが、それを併せ持った者。お前達のような、自ら危険に飛び込み、それに
周囲を巻き込むような者がいるから、この町には争いが絶えんのだ。
ワシがどんなに力を振るおうと、続けざまに事件が起こり続けるこの町。
この町を平和な町につくりかえるには、事件を起こし、それに周囲を巻き込み
拡大させる者達から町を『開放』せねばならんッ!その為に――」
 次の言葉を待ちながら、ロイは考える。
(『平和な町につくりかえる』――さっきも、ゼフィール署長はそう言った。
なぜだろう?町の平和を望むのは正しいことの筈なのに、この言葉に引っかかりを感じる)
 違和感にロイが捕らわれているのにも構わずにゼフィールは続ける。
「その為に、【封印の剣】と【神竜】の力を揃えたのだ」
「――ッ!」
 ゼフィールの視線がロイから外れる。それと同時に、【封印の剣】と【神竜】
の言葉によってロイの意識が思考の海から引き上げられる。
「先に言った通り、ワシでは願いを叶えるだけの力を封印の剣から引き出せぬ。
我が願いは、お前達のように自らの力と周囲への影響力を持つ者の、『力』を封印することだ。
その力を引き出すために、この魔法陣がある」
19
 その言葉に、ロイが思い出したように足元を見る。そう言えば、そもそも
この魔法陣、それが作り出していると思われる空気の違和感を知ろうとして、
ここまでの会話の流れがあったのだ。
「この魔法陣は、我が署で・・・おそらくこの町でも有数の魔道の使い手で
ある者に描かせた。神竜の力を注ぎこむことによって、この場の精霊たちを
支配し、対象の力を奪うものだ。それを、封印の剣の力で増幅し、相乗効果
を生んでいる」
 精霊を支配――。そう言えば、理魔法は精霊に語りかける魔法だと、セシリアが
授業で言っていたことを思い出す。この体に纏わりつくような空気の違和感は、
精霊によって力を奪われているからか。
疑問に対しての答えを得たロイに、ゼフィールはさらに続ける。
「封印の剣の力は、かの神竜王の牙の剣(ファルシオン)に通ずるものがある。
それはつまり、神竜の力とも相性が良いということだ」
「だから、イドゥンさんとファを連れてきたのか」
 ようやく、事件の全貌が見えてきた。
 ゼフィールの目的は、町にとって危険である『自らの力と周囲への影響力を
持つ者』の『力』封印すること。その為に必要だったのが、ロイの持っていた
【封印の剣】と、二人の【神竜】の少女ということだろう。
 残る謎は限られてきた。後は、町中に竜を放った理由と、各地に散らばって
いる兄弟家を始めとした『標的』達に一斉に封印の力を及ばせる方法だが。
ここまでの話を聞いて、封印の剣の主であるロイにはすでに答えが見えていた。
それを、そのまま口に出して確かめる。
「この魔法陣の効果範囲は、本来はこの円内だけでなく、紋章町全域ということか。
町に竜を放ったのは、町を襲ったり、僕たちを倒すためでなく、あくまでも
僕たちを『弱らせる』ため・・・」
「その通りだ」
 ロイの回答に、ゼフィールが満足げな笑みを浮かべながら再びロイを見やる。
「封印の剣の力も絶対ではない。効果の中心地である陣内にいるものならば
ともかく、遠く離れたところに力を届かせるためには、神竜と魔法陣の力で
補助してやらねばならぬ。
そして、抵抗の意思を示すものには、その為の力をあらかじめ奪っておく必要がある。
といっても、もともとの対象が『力ある者』ゆえに、我が署員だけでは心許ない。
だが、竜ならば相手としては十分に釣りが来るだろう」
「――そういうことだったのか。神竜と、戦闘竜達が必要だから・・・だから、
イドゥンさんを無理やり。ファまでも・・・ッ!!」
 自らの目的のために、人を疑うことが出来ないイドゥンやファを巻き込んだ
ゼフィールに対して、初めて明確な怒りを感じるロイ。
 体中に纏わりつく違和感をも忘れ、足を一歩、ゼフィールに近づける。
「ふん。さっきから聞いていれば、まるでワシが誘拐犯のような言い草だな」
「――黙れッ!イドゥンさんとファを早く解放しろ!彼女達の家族が、どれだけ
心配していると思っているんだ!?」
 まるで悪びれた様子のないゼフィールに、ロイが更に激昂する。
「言った筈だ。ワシがイドゥンを利用しているのではない。イドゥンに、
ワシが協力してやっているのだと」
「確かに、あなたはそう言った。でも、この方法に彼女は反対したとも言っていたじゃないかッ!」
「ほう。よく覚えているな。だが、少なくとも現在進行している事態に対して、
彼女は協力している。
現に、今も彼女達は魔法陣に力を送り続けているのだからな。もう間もなく
すれば、時は満ちるだろう。そうすれば、この町中で戦っているお前の兄弟達に
封印の剣と神竜の力が降り注ぐ」
「――くっ。イドゥンさん、一体どうして!?」
 ロイが、心底分からないと言った顔をイドゥンに向ける。ロイの知っている
イドゥンは、少なくとも町の人々を襲ったり、兄弟家の人間に牙をむけるような
人物ではない。
 それが、何故?
「――私は、署長の言うことの、どこが間違っているのかが分かりませんでした。
間違っていないのだから、署長の言っていることは正しいのではないでしょうか?」
「イドゥンさん?」
 語り始めるイドゥンの表情は、どこか思いつめているそれだ。
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「私にはわからないのです。兄弟家の皆さんは、いつもいつも危険なことばかりして、
怪我をしています。それは、皆さんに危険に飛び込むだけの力があるから。
だから、その力がなくなれば、怪我をしないですむようになる。そう思ったのです」
「でも、こんな騒ぎを起こせば、竜王家の人たちも心配するよ!」
「それは・・・」
 兄弟家のため。彼女がこの件に協力している理由は(全てではないだろうが)
それが含まれているらしい。ともすれば、ゼフィールの言うこともあながち
間違っていないのかも知れない。ロイもまた、ゼフィールの言葉を完全に否定
するだけの言葉を見つけられてはいなかった。
 だが、それを置いても、彼女達を可愛がり、慕っている家族達からすれば、
彼女がこのような騒動を起こしていることは悲しいに違いない。そう思って
放ったロイの言葉に、イドゥンも言い淀む。
「それは、心配せずともよい」
「「え?」」
 挟まれたゼフィールの言葉に疑問の声を上げたのはロイだけではなかった。
「さすがに、竜王家全体にまで動かれるのは厄介でな。事前にメディウス老
に話は通してある」
 メディウスは、竜王家の長老だ。彼に話を通し、許諾を得ることは、即ち
竜王家全体の許諾を得ることに等しいといっても過言ではないだろう。
「――おじい様に?それで、おじい様はなんと?」
「好きにしろとのことだ」
「そんなッ!」
 驚きの声を上げたのはロイだ。
「メディウスさんは、イドゥン達のことを心配するに決まってる!好きにしろだなんて・・・」
「ワシは嘘を言わん。今回の計画でイドゥン達が傷つくことは無いからな」
 ロイの言葉を遮り、ゼフィールはイドゥンを見下ろしながら続ける。
「お前が望むように、お前が決めろとのことだ。ファのことも、姉である
お前に任せると仰せつかった」
「私が・・・決める。私は――」
 迷うイドゥン。それを、
「お前は、ワシが間違っているというのか?」
「いいえ」
「ふ。ならば話は決まりだ」
 ゼフィールが言葉で畳みかける。
「ゼフィールッ!!」
「黙れ小僧。もはや、お前には止められん。イドゥンは渡さぬぞ」
 イドゥンを自分の都合がいいように誘導しようとするゼフィールに、
ロイが堪らずに足を踏み出す。
 ゼフィールも、イドゥン達を隠すかのようにその身を前に進める。
「イドゥンの望みも知らずに、しゃしゃり出るか、小僧」
「――確かに、イドゥンさんが、どうしてこんなことをしたのか、僕には
まだ理解できない。
あなたの言葉を、間違いだと断ずる言葉さえ、今はまだ持たない」
「ならば下がれ。お前ではワシには届かん。無駄に怪我をするだけだぞ」
「下がるものかッ!」
 熱くなるロイに対して、ゼフィールは冷静だ。自分の正しさと優位性を
疑うこと無く告げる。
「間もなくだ。間もなく、お前も、お前の兄弟達も完全に力を奪われる。
強大な力をなくした只の人となれば、お前達も馬鹿な行いはしないようになる
だろう。そうすれば、お前たちを支えている下らん『絆』という呪縛から、
周りの人間も『解放』される」
「――本気で言っているのか?」
 ゼフィールの言葉を聞きながら、ロイが足をもう一歩前へ出す。ゼフィールも、また。
「悪いけど、あなたの計画は絶対に失敗する。例え、僕達の力を奪ったとしても、
誰かが危ない目に逢えば、何の力が無くても僕は、兄さん達は飛び出す!
たとえ、僕達に何の力が無くても、みんなが僕たちを支えてくれるッ!
力があるから、この『絆』があるんじゃない。この『絆』があるから、
僕達は強くなれるんだッ!!」
「餓鬼の見る夢だ」
21
 ロイの叫びは、しかしゼフィールに届くことは無い。
「ロイさん・・・」
「下がっていろ、イドゥン」
 徐々に狭まっていく二人の距離を見て、イドゥンが声を上げるが、それを
またゼフィールが制する。
「お前は、黙って見ていればいい。下手に力を持ったものの蛮勇を。それに
多くの者を巻き込み続けてきた罪人への裁きを」
「・・・見ていてくれ、イドゥンさん。僕は、あなたの迷いを断ち切れない。
署長の言葉を間違っているとも言いきれない。だから――見ていて。
言葉が無いのなら、僕は剣を持って僕の信じる道を証明してみせるッ!!」
 二人の男が、一人の少女に後見を任せる。それは、もはや戦いが止められない
ことの証―もっとも、そんなことは最初から二人とも勘付いていたが―。
「剣を持って証明だと?正気か小僧。貴様の神剣は、もはや我が手に落ちている。
神器と戦えるのは神器だけ。今のお前では、エッケザックスの相手には不足すぎる」
「神器なんか無くたって、強い人を僕はたくさん知っている。それに――」
 ロイが駆けだす。ゼフィールは、右手に持ったエッケザックスを掲げ、
その姿を槍から巨大な剣へと変えて構える。
「――愚かな。死んでも、文句は言うなよ」
 ゼフィールも駆けだし、二人の距離がゼロに近づく。ゼフィールは掲げた神剣を、
思い切りロイに向かって振り下ろす!
「ロイさんッ!!」
 イドゥンの、叫び声が響く。ロイは、己に迫る大剣とその主の威容を目に
収めながら、腰に吊るした細剣に――ではなく、背中に背負ったものに手を
伸ばす。そして――

――ガカァーーーンッ!!

 轟音が響き渡った。
22

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


 その頃、エリウッド達はベルン署に向かって急いでいた。
「オラァッ!!」
「やぁッ!」
 エリウッドの背後では、十字路の両脇から迫る竜を相手にヘクトルとリンが
神器を振るっていた。
 その上空を、気絶した主を乗せた飛竜が逃げ去るように飛んでいくのが見える。
 そして、エリウッドの前方にも一体の竜。エリウッドは、渾身の力を込めて
その手に握った竜殺しの剣を振るう。しかし――
「――! しまったッ」
 エリウッドの持つ剣は竜の鱗を傷つけるもの、竜殺しどころか、その深く
を貫き、戦闘力を奪いきることさえ敵わなかった。
「グルゥアアアアッ!

――ザシュッ!

――――ア?」
 半端に傷づけられた竜が怒り、エリウッドをその牙で串刺しにしようとした
ところで、竜の背後からエリウッドの方へ向かってくる影が、竜にとどめの
斬撃を浴びせた。
 竜は、自らの身に何が起こったのかも理解せぬままに、どう、と倒れる。
「無事か、エリウッドッ!」
 竜が倒れた際の土煙りの中から、エリウッドの良く知る声が聞こえてくる。
「シグルド兄さんですか!?すみません、助かりました」
 煙が晴れて、その中からシグルドの姿が見える。
シグルドは「なに、気にするな」といいながら、エリウッドの手に持っている
剣を見て、呆れたような声を出す。
「――全く、これだけ町に竜が溢れる中、無茶なことをしたものだな、エリウッド。
お前は、兄弟の中ではセリスの次に私とよく似ている。いや、年が近い分、
今はまだお前の方が私に似ているのかな?」
 その言葉を受け、エリウッドが自らが手に持っている剣に目をやり、次いで、
シグルドが握っているそれに視線を移す。
「シグルド兄さんに似ているとは、光栄ですね。――ティルフィングは、セリスに?」
「今のは褒め言葉のつもりじゃないんだがな」
 シグルドがバツの悪そうな笑みを浮かべる。その手に握られているのは、
彼の象徴たる神器、【聖剣】ティルフィングではない。普段の護身用に用いている
(それでもかなりの業物ではあるが)『銀の剣』だ。
 一方、エリウッドの手にあるのは『ドラゴンキラー』。竜殺しの剣とは言え、
彼の神器である【烈火の剣】とは比べるべくもない武器だ。
「ティルフィングは、セリスが持っているはずだ。私にはこいつの方が手に
馴染むのでね」
「しかし、竜と戦うのに神器も無しではつらいでしょう?
! ほら、肩から血が出ていますよ、兄さん」
 シグルドの傷に気づき、エリウッドが懐から傷薬を取り出す。
「あぁ。これは竜にやられたものではないよ。それに、神器を手放したのは
お前もだろう?エリウッド」
「それは――」

――ガカァーーーンッ!!

 何かを言いかけたエリウッドの声を遮り、遠く、ベルン署の方角から音が
響いてくる。

「――ロイのやつだな?」
23
 自分達の相手を片づけて、ヘクトルとリンが二人の下に近づいてくる。
リンはシグルドの姿に驚いたようだが、今はそんなことを話している余裕はない
と思ったのか、軽く視線であいさつをするにとどめる。
「そうか、やはりエリウッドはロイに託したんだな」
「はい。まだ、完全に継がせるつもりはありませんが、僕はこの体ですから、
いつまであれの主でいられるか分かりません。その時のために槍の訓練も積んでは
いますが、やはり自分の分身とも言える神器を手放すのは惜しいです。
だから、もしも誰かに継がせる時が来たら、それは弟たちの誰かがいいと
決めていました」
 シグルドの問いに、エリウッドが答える。
 彼等が話しているのは、エリウッドの神器、神将器デュランダルについてである。
 竜との戦いにおいて最もその力を発揮するはずの剣は、今は彼の手に無い。

 遠く鳴り響いてきた、雷鳴のような音に、エリウッド達は視線をその音の
した方角、おそらく、末の弟が戦っているであろう場所に向ける。
(負けるなよ、ロイ。その剣は少し扱いに手を焼くが、きっとお前を助けてくれるはずだ)
 エリウッドは、血を分けた弟と、自らの分身である愛剣に思いを馳せる。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


 ベルン署から、雷のような音が聞こえ、空気がびりびりと振動してくる。
「ロイ――!」
 リリーナが、真っ直ぐに署へと視線を向ける。が、その前には無数の竜が
おり、署の姿は見えなかった。
「神器同士がぶつかり合う音ですね。しかし、ここまで振動が響いてくるとは」
 リリーナの横で弓に矢を番えながらウォルトが話しかけてくる。
 リリーナ達は、ロイを見送った後、竜を引きつけながらベルン署前の大通り
を後退し、ある程度距離をとったところで、引き付けた竜が署の警備に戻ら
ないよう、その場にとどまって交戦を続けていた。
「古来の人々は、雷鳴を天上の神々の戦いだと思ったと言うけれど・・・」
「実際、神器同士の戦いが起こると、恐ろしくなりますね」
 この町では、神器を持つ者同士が争うことは少なくないが、それでも神器
を持ち出してまで争うことは多くないし、その力を本気でぶつけあうことも
少ない。神器同士の戦いは、時に予想を超えた被害をもたらすからだ。
「でも――今、ロイはその戦いの中心にいるのね」
 リリーナの顔が、不安に曇る。それを見て、ウォルトはしかし明るい声で
告げる。
「信じましょう、ロイ様を。そうすれば、きっと大丈夫ですよ」
「なぜ?」
 言い切るウォルトの声に、リリーナは疑問の声を上げた。相手はあのゼフィール
署長だ。楽観などできようはずもない。だが、それでもウォルトは変わらず、
明るい、自信に満ちた声で告げる。
「だって――ロイ様を信じて裏切られたことなんて、今まで一回も無いじゃないですか」
「――くす」
 その、あまりにも無責任(に聞こえる)物言いに、思わずリリーナが笑ってしまう。
「あれ?僕、なんかおかしいこと言いました?」
「くすくすくす。ううん、大丈夫よ。ありがとう、ウォルト」
 リリーナが不安な顔を消して良かったはずなのに、どこか釈然としない顔を
浮かべる幼馴染に、リリーナがお礼を告げる。
そして、再び視線をもう一人の、赤毛の幼馴染が戦っているであろう方向に向ける。
(信じて・・・いいんだよね?ロイ――)
24


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


 ――ガカァーーーンッ!!

 轟音と共に、エッケザックスを握ったゼフィールの手に痺れが走る。
「こ・・・これはッ!?」
 その視線の先には、燃えるよう髪と、烈火のごとき激しさを秘めた大剣。
 ロイはエッケザックスが迫る瞬間、背に背負っていたそれに手を伸ばし、
思い切り振り抜いていた。あまりもの衝撃にそれを包んでいた鞘代わりの
白い布は千々の破片となって宙を舞う。強大な力同士のぶつかり合いによって
その場の気流は乱れ、まるで二人を包み込むかのように、白い吹雪が舞っていた。
「神器と戦えるのは神器だけ――あなたはそう言った」
「馬鹿な・・・なぜ、それをお前が持っている」
 ゼフィールが、驚愕しながら足を一歩後退させる。
「僕達の『絆』を間違っているとも、下らないとも言った」
 ロイが、『それ』を両手に掴んで構える。彼の身の丈をも超える巨大な剣。
その銘は――
「でも、その『絆』のおかげで、封印の剣を失くした僕でもここまで来れた!
みんなのおかげで、この剣が僕の手にある!
『絆』のおかげで、僕は、あなたと戦う資格を得ることが出来たッ!」
 その銘は、デュランダル。竜を滅するために創り出されし神将器。
 神竜戦役において【勇者】ローランの振るいし【烈火の剣】。
「その『絆』を否定するあなたを、僕は絶対に認めることなんかできないッ!!」
「小僧がぁ――ッ!」
 今、【英雄】と剣と【勇者】の剣が戦場にて刃を交わす。
第四章(その4)へ続く

ここまでです。きりの良いところまで投下させて頂いたら、少し長くなりすぎ
たかもしれません。
ともあれ、やっとゼフィールと対面できました。

烈火の剣をクリアして以降、デュランダルは必ずロイに持たせてしまいます。
93助けて!名無しさん!:2010/02/07(日) 10:53:58 ID:mNjOVR84
GJ
親子の相続した剣で戦うって燃える!
94助けて!名無しさん!:2010/02/07(日) 14:15:51 ID:YIHofhg1
お気に入り枠を限界まで開いた状態で>>4を見ると
アイクの首がww
それはともかく、乙&GJです!
95助けて!名無しさん!:2010/02/07(日) 16:43:35 ID:MX5jtMVd
>>81-91
また封印再プレイしたくなった♪
個人的にはあなたのセシリアさんがおねえさんしてて大好きです!
GJ!


妄想が抑えがたく、またジャンヌネタをガーッと衝動的に書いてしまった…
一人ジャンヌ祭りしちゃうから!

>>76
是非あなたのジャンヌも見せてほしい!
二人ジャンヌ祭りにしませんか?

それではネタ投下します。
アルセリ好きな人はスルー推奨かも…破綻させたつもりはないんだけど…
96助けて!名無しさん!:2010/02/07(日) 16:45:14 ID:MX5jtMVd
眼下の敵



再び脇役が失礼します、ジャンヌです。
いきなりぶっちゃけちゃいますが、どうも私はアルム君を好きになってしまったようです。
ここんところたまーに遊びに行ったり話しをしたりしてたんですが、
ソリが合うんでしょうね。
気がついたら…って感じです。

さて、そこで出てくるのがセリカさん。
はい、はっきり言ってアルム君とはラブラブです。
私の入る隙間なんかありゃしません。
でもですね。2人は兄妹なわけで…すなわちこれはKINSHINだったりするわけです。
なんて言うんですかね。
ほら…FEにKINSHINカップル数あれど、原作的なことをいえば結局ゴールインしたのなんてアルヴィスさんとディアドラさんくらいなわけで…
大抵の人はどっかで諦めて他の相手とカップリングしてるわけです。
それを思えば私にもちょっとくらいはチャンスがあるかなー……なんてね。
いや、わかってるんです。
脇役も脇役、一般人Aであるところの私が影薄いとはいえ主人公であるアルム君とカップリングしようなんてのは高望みもいいとこです。
しかも主人公であるセリカさんを押しのけて…ですよ?

でも、私だって人生で一度くらい輝いてみたいじゃないですか。
これでも初恋だったりしますし、脇役だって主役に遠慮することはないはずです。
はい、私頑張っちゃいますよ。
身の程知らずにも主役食っちゃいます。(エッチな意味じゃありませんよ?)
やります。セリカさんからアルム君を奪っちゃいます。
正直自信はありませんが当たって砕けろです。
97眼下の敵:2010/02/07(日) 16:46:36 ID:MX5jtMVd


さて、好感度を上げるには何はなくとも隣接です。
聖戦恋愛システムの血が教えてくれます。
私はこっそり兄弟さんちに忍び込みました。
セリカさんに見つかったら殺されてしまいます。
やっぱり屋内だと外よりは多少なりとも目立ちます。いつもどおり庭から進入。
あ、いました。
アルム君は菜園のお世話をしてますね。
そばにセリカさんもいます。

アルム「ふぅ…一休みしようかセリカ?」
セリカ「そうねアルム、少ししたらお昼にしましょ、サンドイッチを用意したの」
アルム「楽しみだなぁ、セリカのサンドイッチ美味しいもんね」
セリカ「嬉しいアルム…」
アルム「セリカ…」

キャッキャッウフフ

わー仲良しだなぁ…ティルフィングが飛んでこないあたり、たぶんシグルドさんはAKJと交戦中ですね。
さっそくジャブをもらったような感じですが、一大決心した以上、私だって負けてません。
さりげなく気配を消してアルム君に隣接します。
セリカさんもアルム君も気付いてませんね。
同類のアルム君ならそろそろ気付くでしょう。あ、こっち見た。
私は小さく手を振りました。
アルム君てば焦ったような顔してます。
やっぱセリカさんに誤解されたくないんでしょうね。傷つくなぁ…
それでももう来ないでくれーなんて言わないあたりが優しいですね。
あるいはこういうことに慣れてないだけかもしれませんね。
(私だって慣れてないですけどね。他の人には存在すら気付いてもらえませんし)
モテる人の多い兄弟家にあって、セリカさんの他に嫁候補のいないアルム君。
およそ女の子がよってきた経験もないんでしょう。そもそも存在すら知られてませんし。
アルム君には悪いけどその優しさに付け込ませてもらいます!
そーでもしなきゃセリカさんには勝てそうもありません。
私はひたすらセリカさんの視界を避けつつ、アルム君に隣接します。
直視されなきゃ隣にいたって気付かれません。
セリカさんに気付かれたら一時撤退の予定です。
アルム君ごめんなさい。お仕置きライナロックを食らったらあとでリライブしてあげますからね。
98眼下の敵:2010/02/07(日) 16:47:20 ID:MX5jtMVd


やがてセリカさんが家に入りました。
アルム君にお弁当を持ってきて上げるつもりのようです。
そこでようやくアルム君は私に声をかけてくれました。
あ、背中に冷や汗タラタラしてます。よほど緊張してたんでしょうね。
セリカさん問答無用ですもんね。
アルム「や、やぁジャンヌ…何か用かな?」
ちょっとすねちゃいます。
ジャンヌ「用事がなければお友達に会いに来てはいけませんか?」
アルム「そ、そうじゃないけどさ…セリカにまた誤解されたら…」
女の子前にして他の子の話ですか、そうですか。
ジャンヌ「あら、お友達同士が会うのに妹さんに(ここ強調)なにか誤解されることがありますか?」
あ、口ごもっちゃいました。
本当に口下手というか、こういうところが純朴というか…ふふ/////
ちょっと意地悪しちゃいました。
しかしまるっきりこういうことに慣れてない私にすら振り回される辺り、
本当にアルム君は女の子に慣れてないというか…田舎くさいというか…その辺りが気に入っちゃった私が言うのもなんですけどね////
アルム「そ…そりゃそうかもだけど…こないだのこともあるし…」
うーん、本格的に困らせちゃったようです。
ですがこのくらいではいそうですかと帰るつもりもなかったりします。
ジャンヌ「いいじゃないですか、この機会に妹さん(しつこいですが強調)にも紹介してくださいよ」
間違ったことは言ってませんよね、アルム君はあぅあぅしてます。
さりげに隣のポジションをキープしちゃいます。わ、ちょっとドキドキしちゃいますね/////

あ、そんなことしてたらセリカさんが戻ってきました。
はい、私を見るなり怒ってます、さすがにこないだみたいにいきなり攻撃はしませんでしたが。
(その時は一時撤退の予定でした)
セリカ「へーぇ、アルム…仲が良いのね?…」
げっ怖い…ええぃ私だってここでビビッてられません。
隣のアルム君なんて可哀想なほど青ざめちゃってますけど。
99眼下の敵:2010/02/07(日) 16:49:11 ID:MX5jtMVd


アルム「セセセセセセリカ、あのねこれはね、あああくまでも友達で……」
もっと堂々とすればいいのに…そううろたえるとかえってうしろめたく見えますよ?
今のところはそういう事実はないわけですしね。
さ、私も自己紹介しましょうかね。宣戦布告しちゃいますよ。
ジャンヌ「ええ、アルムのお友達のジャンヌです。アルムから話は聞いています。
     よろしくお願いしますね、妹(思いっきり強調)のセリカさん?」
こめかみがヒクついてますね。
あわわ……なけなしの勇気を総動員しちゃいますよ!
セリカ「ふーん、そーぉ、アルムってば私の知らない間に随分素敵がお友達ができたのね?」
アルム「いや、まあ、その…」
この2人の力関係はよーくわかってます。
とても仲良しですけど、基本的にはセリカさんがアルム君を尻に敷いています。
ジャンヌ「ええ、とっても仲良くしてもらってますよ。ね、アルム君?」
さり気に手なんか握っちゃいます/////
あ、やっぱり掌、大きいんですね。重労働に鍛えられただけあります。
セリカ「なによアルムの馬鹿ーーーーーーッ!!!!!」
うわ、やりすぎた!?
セリカさんがキレましたっ!!!
アルム「ちょ…セリカ落ち着いて…ギャーーーーッ!」

とんでもない威力のライナロックです!?
アルム君が燃えました。最後の断末魔がちょっとリーフ様に似てましたね。
…ってそんな事考えてる場合じゃないです。続けてこっちを狙ってます!?
セリカ「燃え尽きなさいこのドロボー猫!!!!」
やばっ!?
フェードアウトフェードアウト…よし、見失った…
セリカ「えーいどうせ近くにいるんでしょ!!!!
    そりゃそりゃそりゃーーーーーー!!!!」
うわ、乱射し始めた!?
たちまち兄弟さんちが炎上します。なんだかごめんなさいエリウッドさん……
…とにかくこのままでは火に巻かれてしまいます。退却退却…っと。
できればアルム君を私のリターンで助けて上げたいところですけど、リターンでは家の中に帰って燃える羽目になっちゃいます。
もっと杖レベルがあればワープとか使えるのになぁ…
私は脱出の間際、セリカさんの視界を迂回しつつ(なんかメタ○ギアみたいですね)
倒れているアルム君にせめてものリライブをかけてから逃走しました。

後で聞いた所によればエリウッドさんは胃に穴が開いてエーディン先生のお世話になったとか…ごめんなさい。
100眼下の敵:2010/02/07(日) 16:50:02 ID:MX5jtMVd


さて兄弟さんちがグレイル工務店の皆さんに再建されてから数日後…
私は再び潜入ミッションを開始しました。
セリカさんへの宣戦布告はすみました。
基本方針はやはり発見を避けつつアルム君とお近づきになることです。
…あ、庭に葉っぱ(リーフ様じゃないですよ?)がばら撒かれてます。
歩けば足音がするってわけですか…やりますねセリカさん…
それじゃあ、裏から塀をつたって壁を登り…なんかヒーニアスさんみたいで嫌だけど…
…っと、噂をすればそのヒーニアスさんが壁を登ろうとしてます。
またエイリークさんの部屋を目指していますね。
あっ!?
壁から槍が突き出してヒーニアスさんが串刺しに!?
ヒーニアス「アッー!タスケテエイリーク!」
封印の神殿にこんなトラップありましたね…私が見えないならトラップ勝負というわけですか…
庭も駄目…裏も駄目…ならば玄関です。
誰かが出入りした時にさり気無く進入します。
屋内は幾分か発見されやすくなりますがやむをえません。

ヘクトル「あ〜腹減った…っと、いけねぇ…減量中だ…」
おや、向こうからやってきたのは兄弟さんちのヘクトルさん。
ジョキングしてきたみたいですね。ダイエットのようです。
よし、あの体格の裏に隠れて潜入しましょう。
私はぴったりヘクトルさんの真後ろについて玄関をくぐり進入に成功しました。
ヘクトルさんてば気付いてません。ここまではOKです。
そのままそろそろと廊下を移動…ですがヘクトルさんは自室を目指してます。
それほど広い家ではありませんし、2人の部屋はそんなに離れていません。
ヘクトルさんが部屋に入る時に素早く分離してアルム君の部屋を訪ねましょう。
セリカさんがいる可能性がありますが、部屋の扉は薄いですし、中からの声で察知できるでしょう。

ヘクトル「うう…やっぱ腹減るな…我慢だ…」
さっきから盛大にお腹を鳴らしていますね。
お陰で元々小さい私の足音が完全に書き消えます。これはいいカモフラージュ、ヘクトルさんGJ!

リリーナ「だめよ!減量なんてボクサーじゃあるまいし不健康よ!
     むしろ相撲取りにならってどんどんNIKUをつけなきゃ!
     さぁリリーナ特製特濃超高カロリーちゃんこをめしあがれ!」
なんと、居間からリリーナさんがちゃんこ鍋をもって飛び出してきました。
うわぁ味付け濃さそう…だけどお腹減ってる身にはこの匂いは堪らないだろうなぁ…
ヘクトル「ゴクリ……」
リリーナ「ふふふ、ほ〜れほれ…この匂いを嗅いでガツガツ食ってゴロゴロ寝るのよ兄様…
     そして素敵なぷよぷよぷるぷるZEINIKUに…じゅるり…」
うちわで匂いをヘクトルさんのほうに扇ぐリリーナさん。
こちらはこちらで別の妄想をしてよだれを垂らしてますね。
ヘクトル「ま…まぁせっかく作ってくれたんだし無駄にしちゃいけねぇよな…」
あっさり我慢できなくなったヘクトルさんはリリーナさんと居間に消えていきました…
うわやばっ!?
カモフラージュがなくなった?
いくら私とはいえ、遮蔽物のない廊下で直視されたら認識されてしまうかもしれません!
万一セリカさんが来たら…私は壁に背をつけてソロソロと歩きます…
101眼下の敵:2010/02/07(日) 16:50:44 ID:MX5jtMVd


抜き足差し足忍び足っと…さすがに屋内にはトラップの類はないようですね…
いくらセリカさんでも家族が罠にかかるような真似は…
リーフ「…トイレトイレ」
あっ部屋からリーフ様がっ!?
その時リーフ様の足元からカラカラと物音がっ!
リーフ「ん…なんだこりゃ…鳴子?」
その瞬間壁向こうからライナロックがっ!?
リーフ「アッー!コノヒトデナシー!」
私はとっさに近く扉に飛び込みました! 
南無三!

…そこは物置でした…誰もいません…よかった…
扉に耳を当ててみますとセリカさんの声がします。
セリカ「なんだリーフか…あのドロボー猫かと思った…家に燃え移るから外に放り出しとこ」
あ…危なかった…
こうなるとうかつに室内も歩けませんね、ですが私だって負けてませんとも。
多分警戒心を強めたセリカさんはアルム君と一緒にいる可能性が高いです。
元々しょっちゅう一緒にいる2人ですしね。
ですがトラップが鳴るたびに対応してるなら…
廊下が静かになるのを待ってそっと倉庫を出ます。
まずセリカさんはアルム君の部屋にいると見ていいでしょう…

さて周囲をよーく観察…よく見ると細いワイヤーのようなものが足元程度の高さに張られていますね。
あれに足をかけると鳴子が鳴るわけですね。
アルム君の部屋の前付近の廊下を中心としてるようです。
私は倉庫で見つけた手槍をワイヤー目掛けて投げつけます。
私の技術じゃ上手いこと槍先を当てて切断は出来ませんが、それでも長い柄がワイヤーを引っ掛けて
派手に打ち鳴らされます。
予想どおりライナロックが飛んできますね。
さっと倉庫に身を隠しつつ、扉の隙間より様子を観察。
やはりアルム君の部屋からセリカさんが出てきました。
セリカ「なによ手槍?
    エフラム兄さんが槍投げの練習でもしたのかしらね…」
ブツブツ言いながら踵を返します。今がチャンス!
気配を消した私はセリカさんの背についてアルム君の部屋に入りました。
102眼下の敵:2010/02/07(日) 16:51:57 ID:MX5jtMVd


アルム「ねぇセリカ…そんなに神経質にならなくても…」
セリカ「だめよ!あのドロボー猫、影が薄いのを利用してどこからアルムを狙ってくるか…」
あ、ムカ。
ドロボー猫はひどいですね。私とアルム君ならKINSHINと違ってまっとうなカップルになるというのに。
影が薄いのを利用してるのはまったくその通りですけど。
…ってかアルム君を狙ってるとかあんまり言わないで欲しいもんです。
そういう感情は本人に直接言いたいですしね////
さてここからは強行手段ですよ。
私はセリカさんを背後からスリープの剣(この日のためにバイトして買いました)で突付きました。
セリカ「あふ…」
アルム「セリカ?」
さらにセリカさんをリターンの杖で自室に強制送還します。
起きて部屋から走ってくるまで6〜7ターンくらいでしょうかね。
トラ7仕様のスリープの剣だったらよかったんですけど手に入らなかったんですよね。
アルム「じゃ、ジャンヌ…一体何を」
ジャンヌ「来ちゃいました。セリカさんが会わせてくれそうもないからちょっと強引でしたけどね」
後ろ手でさりげなく施錠っと…合鍵を持ってるでしょうけど、これで1ターンは稼げます。
さ、一世一代の大勝負ですよ。ああドキドキしちゃってますね///////
私はすっかり同様しているアルム君に歩み寄りました。
わ、なんかとんでもないことしてる気がしますよ/////
アルム「あ…あのー…一体どういう用事で…」
はい兄弟さんちはニブい人が多いのは分かってます。
遠まわしはいけませんね、勘違いしようもないほどストレートにいかなきゃ。時間もあまりないことですし…
できればこういうのはゆっくり話したいところですけど仕方ありません///////
103眼下の敵:2010/02/07(日) 16:52:43 ID:MX5jtMVd


ジャンヌ「はっきり言っちゃいます。私、アルム君が好きです」
あ、言っちゃった///////
わぁ…な、なんでしょう。心臓が早鐘みたいですよ//////
アルム「え…いや…あぅ…その…」///
焦ってます。
少し頬が赤く見えるのはやっぱ慣れてないからなんでしょうけど、少しは私に気があると思いたいところです。

それにしてもよかった…ちゃんと伝わりました…
アルム君はニブいですけど兄弟さんちじゃ比較的常識人ですし、トンデモ解釈はありませんでした。ホッ…
やっぱりこういう時はストレートなのが一番みたいです。
アルム「で…でも…僕はその…」
乙女の直感が伝えています!
否定形の言葉を言わせてはなりません!
ジャンヌ「ええ、わかってます、セリカさんのことですよね?
     アルム君と強い絆で結ばれてることも感じます。
     でも私だってセリカさん以上にアルム君を想っているつもりですよ」
先回り先回り…しかしさっきから頬は紅潮してますし、心臓バクバク頭もテンパッてますのに、
どこかに冷静な自分がいる感じがしますね…性分なんでしょうね。
アルム君てばなんて言っていいかわからなくなっちゃってます。私はアルム君の隣に腰を下ろしました。
階段を駆け下りる音がします。予想より早く起きちゃったみたいですね。
恐るべしっ!
ジャンヌ「すぐお返事してなんて言いませんよ、今日は私の想いを伝えたかったんです」/////
ぶっちゃけ私ずるいです。
アルム君はきっとセリカさんのほうが好き。
だから断りの言葉を聴きたくなくてお返事を封じちゃうんです。
でも…少しでも私を意識しててくれれば…
そこからは体が勝手に動いちゃいました……アルム君の頬に両手を添えて…あわわ//////

アルム君の唇はどこかお日様の香りがしました……

呆然とするアルム君。
きっとセリカさん以外とキスしたことないんだろうなぁ…
でも私だって初めてですよ。
ジャンヌ「ふふ、ファーストあげちゃいました」//////
やっぱり私ずるいです。
きっとアルム君は困るでしょうけど…
…やっぱり耳まで赤くしてパニクッていますね。
ある意味アルム君が混乱してくれてるから、まだ落ち着いていられる気がします。
104眼下の敵:2010/02/07(日) 16:53:56 ID:MX5jtMVd


セリカ「コラーーーーーーーッ!!!!
    よくもやったわねーーーーーーッ!!!!」
セリカさんが扉を蹴破りました。ど、どうやら引き際のようです。
でも駄目押ししちゃいますよ。こうでもしないとセリカさんには勝てそうもないですからね。
ジャンヌ「えへへ、もう一回(ここ強調)してあげますね」
そして私はアルム君の頬に唇を押し当てました//////
わぁぁ…/////////
しかし我ながらよくこんな悪女みたいなことができますね…////////
あぅぅ…自分のことでなんですが男の人が女の子って怖いものだって言うのがわかるかも…

セリカ「あーーーーーーーーーーっ!?」
アルム「くぁwせdrftgyふじこlp」

さ、色々限界ですし脱出です!
ジャンヌ「妹さん(強調)が騒がしいですから今日は帰ります。
     今度は2人でゆっくりとおしゃべりしましょうね」

それっリターンリングッ!(これもバイトして買いました。私だって頑張っちゃってるんです)
最後の言葉はむしろセリカさんに向けた言葉だったかもしれません。負けませんよ。

轟く炎とアルム君の断末魔だけは申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたけど…


さて、そんなこんなで自宅に帰ってきた私。
わぁぁぁ…すっごいです。心臓パンクしそうですよ…/////////
あぁぁあぁあああ……我ながらよくあんなことができたもんです……///////
顔真っ赤ですよ。頭がボーッとします……
なんか緊張感から解き放たれたら色んなのがドッときた気がします…
えっと、上手く言えなくてすみません…自分でもよくわからないので…///////

あうあう…アルム君の唇…あぁあぁああああぁあぁ////////

結局その晩は眠れませんでした…
アルム君も同じようにドキドキしててくれたらいいな…なんて///////


後日知ったことですが、アルム君はこの時ミラ教の異端者審問室で口に出すのも憚られる恐ろしい目に…
私の恋敵はとんでもない強敵のようです。
でも負けません。このことだけは私、脇役で黙ってたりはしませんよ。
もう一度言いますが主人公押しのけちゃいますから。

終わり
105眼下の敵:2010/02/07(日) 17:25:16 ID:MX5jtMVd
ってアンカー間違ってるし…
すいません訂正します…

>>79
是非あなたのジャンヌも見せてほしい!
二人ジャンヌ祭りにしませんか?
106助けて!名無しさん!:2010/02/07(日) 18:34:32 ID:mNjOVR84
聖戦のシステムを裏手にとるジャンヌすげえぜ!
しかし陰が薄い主人公から焼かれる主人公になったアルムに幸あれ
107助けて!名無しさん!:2010/02/07(日) 20:23:07 ID:pvtnDLd7
姉さんズと長兄大喜びw
これでシグルドの心労も少しは減るだろうか?
超GJ!
108助けて!名無しさん!:2010/02/07(日) 22:57:24 ID:Ksk6FtLs
>>96-104
乙です!
聖戦式恋愛システムで挑むジャンヌを迎え撃つは、FE支援の祖、セリカッ!
果たして、二人の勝負の行方はッ!?
そして、アルムはこの機会に影の中から日の当たる場所へ出れるのかッ!!?


なにはともあれ、ジャンヌかわいいです。
109平和な日々1:2010/02/07(日) 23:22:56 ID:PRHhewsP
ユリア「あらユリウス兄様、お出かけですか?」
ユリウス「あぁロプトの面々の入院中が長引いているので、また顔を出しておかないといけなくてね」
ユリア「それは良い心遣いです、それでは行ってらっしゃいませ」
ユリウス「あ・あのユリア、一緒に行ってくれない・・・・よね。
      申し訳ありません一人で向かいます、ナーガはしまって下さい」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    グレイル工務店近くの路上にて
レテ「アイク!」
アイク「レテ?わざわざ此処まで来て何か用事か?」
レテ「あ・あぁ、実はだな」
アイク「?」
レテ「この前ライに遊園地のチケットを貰ったのだ!」
アイク「ほう遊園地か」
レテ「ライと一緒に遊園地に行くのも良いと思うのだが、
   もし!もしお前が私とライが一緒に遊園地に行くのをイヤだと言うのなら・・・」
アイク「ほう、ライと一緒にか。ライは俺の親友だ。
    楽しく遊園地で過ごせると思うぞ。楽しんでくるといい」
レテ「・・・・・・・・ア、アイク・・・・・・・・」
アイク「ん?どうしたレテ?」
レテ「アイクのバカ〜〜〜〜〜〜!!!!!」
アイク「バカ?レテは一体何のために此処に来たんだ?」

リーフ「あ〜ぁ、レテさん涙流しながら走って行っちゃったよ・・・
    どうしてアイク兄さんはあそこまでフラグクラッシャーなんだ、勿体無い
    まぁアイク兄さんは放って置いて
    さぁ今日もお姉さんハントに精を出すぞ〜♪」
サラ「リーフ」
リーフ「サ・サラ!一体どうしたんだい?僕に用事かい?」
サラ「今日はリーフに用事はない。リーフの兄のエフラムに用事があるの
   何処にいるか知ってる?」
リーフ「エフラム兄さんが何処に居るかって?
    保育園か幼稚園辺りじゃないの?
    エフラム兄さんの好みや行動はよく判らないからね〜」
サラ「そう、それじゃ探してみるわ。それじゃあね」
リーフ「いってらっしゃーい」
サラ「・・・・・・リーフ!私に何か思うことは無いの?」
リーフ「???エフラム兄さんに用事があるんでしょ?」
サラ「もういい!リーフの馬鹿!!!!!!!!」
   つトローン   つリワープ
リーフ「うぎゃーーーーー、サラったら何で怒ったんだよ?」
アイク「リーフどうした?」
リーフ「いや、サラと会って会話をしていたらいきなり魔法を撃たれたんだよ。
    まぁ何時ものことなんだけどね」
アイク「どうせリーフのことだ、無意識に女性を傷つけたんだろう」
リーフ「そうかもしれないけど、アイク兄さんにだけは言われたくないよ」
アイク「何故だ?」
リーフ「もういいよ・・・・・」

ヘクトル・リン「異性とあんなイベントしたいよ〜   (つд`)」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
110平和な日々2:2010/02/07(日) 23:24:05 ID:PRHhewsP
マンフロイ「平和じゃ」
ベルド  「もう1スレ分入院していましたね」
アルファン「私達もやっと退院できそうです」
クトゥーゾフ「マンフロイ様、ユリウス様がお見舞いに来ておられます」
マンフロイ「おお、有難いことだ。それよりクトゥーゾフ!なんで貴様は元気なんじゃ!!!」
クトゥーゾフ「ふふふ、私がフェンリルの魔道書を探している間に
       皆が入院するほどの事件がおきるとは。これも日頃の行いの差ですかな♪」
マンフロイ「お、おのれ〜。一人だけサラの被害を避けおってからに!!!」
ユリウス「まぁ落ち着け、マンフロイ。運が少し良いか悪いかの差ではないか」
マンフロイ「おお、これはユリウス様。ご機嫌麗しゅう(少し?)」
ユリウス「入院しているのだから素直に寝ていろ。
      それにしても、なんでこんなに入院が長引いたんだ?」
ロプトゥスの皆さん「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」
ユリウス「どうした?口ごもるなんて珍しいな」
マンフロイ「いえ、なんでもございません  ガクブルッ…(((( ;゚Д゚)))
      どうか気にしないで下さい、もうすぐ皆退院できますので」
ユリウス「そ・そうか、まぁ皆がそういうなら・・・・・・
     そうそうマンフロイ、サラの事なんだが」
ロプトゥスの皆さん「「「「「「 ( ゚ロ゚ )! 」」」」」」
ユリウス「ど!どうした!!!」
マンフロイ「い・いえ、なんでもございません・・・ガクブルッ…(((( ;゚Д゚)))」
ユリウス「最近は兄弟家のエフラムにちょっかいを掛けているみたいなんだが」
マンフロイ「そ、そうですか・・・前にディークとやらにちょっかいを掛けていましたが
      今度はエフラムですか・・・我が孫娘はロリコンを見つけるのが何故上手いのだ?」
ユリウス「ま・まぁとにかく最近は葉っぱを構っていないので、トバッチリを食うことは
      当分無いと言うことを伝えたかっただけだ」
ロプトゥスの皆さん「「「「「「おぉ!神よ〜」」」」」」
ユリウス「な!なんだお前達!!!」
ベルド「あぁ、世界が広がって見えます!」
ラインコック「サラ様が葉っぱに関わっていないなんて!!!」
サンディマ「これで我等の身の上も安泰!!!」
マンフロイ「サラの「さ」の字は災害の「さ」。サラが暴れる前に皆で退院するぞ〜」
ロプトゥスの皆さん「「「「「マンフロイ様、上手い」」」」」
サラ「へぇ、そうなんだ <●> <●>」
ロプトゥスの皆さん「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ユリウス「〜〜〜〜〜(余りの恐怖に呼吸ができない)」
サラ「せっかく皆のお見舞いに来たのにね〜 <●> <●>」
ロプトゥスの皆さん+ユリウス「(呼吸+意識停止中)」
サラ「ちなみに今日はリーフに酷い扱いを受けて少々機嫌が悪いの♪」
ロプトゥスの皆さん+ユリウス「(それは私には関係ない)…(((( ;゚Д゚)))」
サラ「この前はごめんね、私のファイアーが少々熱かったみたいだから
   今日はファイアーは止めるわ、建屋が壊れるのも可哀想でしょうしね」
ロプトゥスの皆さん+ユリウス「(建屋より私の命は?)」⇒他人の命を考える余裕がない
サラ「それじゃ、ゆっくりお休みなさい♪」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
111平和な日々3:2010/02/07(日) 23:24:53 ID:PRHhewsP
レナ「きゃーーーーーーー!!!!!!」
エレン「レナさん、どうしました!!!!」
レナ「ロプトの皆さんが入院している部屋が氷の塊に!!!!」
エレン「きゃーーーーーーーーーーー!!!!
    なんですかこの状況は????」
レナ「とにかくどうしたら良いか考えないと!!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その頃竜王家で留守番をしているユリア
ユリア「あら、電話ですか・・・・はいこちら竜王家・・・・・ユリウス兄様が氷付け?
    え?違う?氷の塊の中の一人にユリウス兄様が居る????
    よく状況が掴めませんが氷を解凍すれば宜しいのですね。」
ユリア「ふぅ・・・ユリウス兄様も何時も余計な世話を掛けさせます(怒)
    そうですね、イドゥンお姉さまの外出するきっかけにもなるでしょうからお願いしましょう」

イドゥン「ユリウスの氷を溶かす?」
ユリア「えぇ、イドゥンお姉さまと戦闘龍のブレスでユリウス兄様を溶かしてきてください」
イドゥン「ユリウスの体は大丈夫?」
ユリア「心配いりません。ユリウス兄様は丈夫ですので遠慮なくお願いします♪」
イドゥン「判りました、可愛い妹の頼みとあれば頑張ってきます。
     行きますよ、戦闘龍の皆さん」
ユリア「まったくユリウス兄様も少しは懲りてください。
    少しは迷惑を掛けないことができないのでしょうか!」

イドゥンが戦闘龍を連れて病院へ行った結果、ロプトの皆さんとユリウスがどうなったか
それは誰にも判らない     わけはないよね・・・
   終わり
11279:2010/02/07(日) 23:29:24 ID:PRHhewsP
>>105
すいません、私の書いているジャンヌも変人ですが
リーフ以外に絡めることができなかったので、
今の流れが少し落ち着いてから投下します。
つーわけで変なものを投下してしまった・・・
何やってるんだ私は・・・・
113助けて!名無しさん!:2010/02/07(日) 23:34:48 ID:RYeMGQBy
>>81-91
シリアスだとみんなかっこいいな、さすが主人公…
特にシグルド兄さんとエリウッド兄さんが素敵すぎる
GJ!

>>96-104
まさかアルムが女性関係で悩む日が来るとはwww
しかし、ジャンヌはシグルド兄さんが味方になってくれるじゃん、とか思ったが
セリカにはAKJがついてることを思い出した…
またひどい有様になりそうだ、GJ!


>>109−111
ちょ、タイトルと内容が合ってないwww
しかし、アイクは相変わらずだが、リーフも同じくらい鈍感だな…
リアルタイムで読ませてもらいました、GJ!
114助けて!名無しさん!:2010/02/08(月) 11:25:19 ID:uCUgXTx4
>>81-91
全体的な流れが好きだ。続きをとても気にしさせるこの魅力…
GJ!

>>96-104
テラGJ!とりあえずシグルドから、
シグルド「気に入った 家に来てアルムをフ○ックしていいぞ」
という電波を受信したwwwww
GJ!

>>108
>>そして、アルムはこの機会に影の中から日の当たる場所へ出れるのかッ!!?
ちゃんと出れてるじゃあないか(AA略
ただ「ひ」の当たる場所なだけに火ダルマになってるだけどwww

>>109-111
ヘクトルとリン…イ`
てかタイトルと内容位合わせてくれよwww
GJ!
115助けて!名無しさん!:2010/02/08(月) 14:32:56 ID:+KKKJShn
>>109-111
ビラク「うほっノンケの振りをするなんて、相変わらずヘッきゅんはツンデレだな!」

フロリーナ「リン…私とのイベントじゃ満足できないの?…しゅん…」
116助けて!名無しさん!:2010/02/08(月) 18:56:09 ID:YzcGeasf
バレンタインまで一週間を切ったな
ここ最近で他作品キャラとの絡みが増えたから今回は荒れそうだぜ
117助けて!名無しさん!:2010/02/08(月) 19:27:57 ID:kYgukstU
他作品の絡み

エフラムとサラ
アルムとジャンヌ
ヘクトルとビラク

…ヘクトル…今年のバレンタインは地獄だな
118助けて!名無しさん!:2010/02/08(月) 20:17:23 ID:jcxuFxXF
サラ様は何か妙な薬を混入してそう

アメリア「ねえ、チョコもう用意してる?」
ミルラ「…まだ作るの練習中なんです、でも十四日までには絶対間に合わせます!」
サラ「あたしはもう用意できてるけど」
アメリア「そうなの?ずいぶん早いね」
サラ「結構前から練習してたんだけど、思ったより早く仕上がったから。これが
   ロリコン連中にばら撒く義理のやつ、こっちがリーフ用の痺れ薬が入ってるやつ」
ミルラ「し、痺れ薬…ですか?」
サラ「ミランダ達から頼まれたの、リーフが痺れてる隙にこう…色々するとか」
アメリア「色々って…あ、これは?」
サラ「それは…兄様用の…絶対何も入ってないやつだから、気にしないで」
「「絶対何か入ってるーっ!?」」
119助けて!名無しさん!:2010/02/08(月) 22:20:20 ID:V2GeR4u2
>>109-111
GJ!
紋章町ではこれくらいではまだ平和扱いということですか・・・

>>118
サラもそうだけど、さりげにミルラもなにか仕込みそう
120助けて!名無しさん!:2010/02/08(月) 22:23:32 ID:ddDMQiPi
>>117
去年まではそうでもなかったが、今年からはヘクトルに対しての

チ ョ コ ポ ッ キ ー

という単語は非常に嫌な意味に取られかねないな。
121助けて!名無しさん!:2010/02/08(月) 23:11:37 ID:YzcGeasf
>>119
チョコに何か仕込みそうな奴という話で真っ先に幼女が出てくるのが
紋章町の恐ろしいところだな
122助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 02:47:37 ID:8YgJvuAh
ミカヤ「さて、本日私たち兄弟家の年長者3名が集まったのは他でもないわ。
    近くにせまったバレンタインをきっかせにして、弟妹たちにまっとうな恋愛をしてもらうための対策会議よ。
    このところ兄弟の恋愛関係はカオス化しすぎているわ。
    もーいや、はやくまっとうな結婚をしてお姉ちゃんを安心させて!」
シグルド「なるほどわかった!KINSHINは許さんぞー!」

ミカヤ編

エリンシア「では上から順に分析して対策を立てていきましょう。まずは姉上ですね」
ミカヤ「いきなり私かいっ!?」
エリンシア「あら、弟妹をまともにするのに、私たちがカオスな恋愛をしていては説得力がありませんもの」
シグルド「それでは姉上に好意を寄せているのは…」

サザ、漆黒、ペレアス

シグルド「…の3名か。KINSHINはないから問題ないな」
エリンシア「姉上のほうはどうなのです?
      どなたが本命ですか?
      あるいはこの他に想う人がいるとか…」
ミカヤ「いやその…みんなが結婚するのを楽しみにしてるから、あんまり自分のことは考えてないのよね…
    そ、そのうち余裕ができたら考えるわ、人生長いんだし焦る必要はないはずよ!」
シグルド「姉さんが言うと説得力があるな」
エリンシア「そういえばスレの随分初期の方でショタコンネタがたまにありましたが…」
ミカヤ「……さ、次いこ次!」

シグルド編

シグルド「はっはっは、何の問題もないじゃないか。私にはディアドラがいる」
ミカヤ「それでアルヴィスさんに勝てそうなの?…お姉ちゃんそれが心配で心配で…」
シグルド「………か、必ず勝つさ!」
エリンシア「すでに24スレ…一話簡潔式の日常家族漫画ではメインキャラの結婚は一大転機となりますし、
      シグルド兄さんが結婚してくれれば周囲によい影響を与えると思うのです」
シグルド「いや…漫画に例えられてもな…」
ミカヤ「シグルド、ぶっちゃけあなたの進展が遅い…というよりもさっぱりないのはAKJに構うからよ。
    んなもん後回しにして、まずディアドラさんとさっさとくっついちゃいなさい!」
シグルド「KINSHIN撲滅は我が使命!おろそかにはできん!」

エリンシア「…シグルド兄さんの結婚は遠そうですね…でもほら…他にも兄さんに好意を持ってる人はいるんじゃないですか?
      ディアドラさんに振られたらユングウィ医院のエーディン先生とかいかがですか?」
シグルド「ん?…彼女は知り合いだが特別何もないぞ?
     というかとても傷つくことを言われてる気がするが…」

エリンシア編

シグルド「そういうエリンシアこそ浮いた話の一つも聞かないぞ?
     婿候補はいないのか?」
エリンシア「ええまぁ…こうして家事をする生活をしてますと、出会いの機会もありませんしね
      ですが想う人はいますよ」
ミカヤ「ええっ!?だれだれ!!!」
エリンシア「ハァハァ…アイク…バアトル様」
シグルド「KINSHINは許さんぞー!」
ミカヤ「既婚者もらめぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
エリンシア「ああ…ステキなガチムチはどうして私のところに来てくださらないのかしら……」
ミカヤ「ガチムチ好きはとやかく言わないから、独身かつ家族以外から探しなさい!」
エリンシア「それなら…サジマジバーツ様、スクリミル様にティバーン様、ドズラ様にゴンザレス様に
      ホークアイ様…それとゼフィール様、ガルシア様、ダグダ様にそれからそれから…」
ミカヤ「……もう少し絞りなさいね…orz」
シグルド「KINSHINじゃなければいいじゃないか」
123助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 02:48:54 ID:8YgJvuAh
アイク編

エリンシア「ハァハァ…」
シグルド「KINSHINは許さんぞー!」
エリンシア「しゅん…」
ミカヤ「あのとおり男らしいし慕ってくれる女の子はたくさんいるのよ。
    むしろ問題はあのフラクラっぷり…」
シグルド「本人がそういったことには関心が薄いしなぁ…その辺りをどうにかしないと無理だろう?」
エリンシア「でも色恋沙汰にかまけるアイクなんて想像がつきません
      …うちの家族で一番異性…というより恋愛に興味がないんじゃ…」
ミカヤ「アイクだって健全な男子のはずだし、興味ないのかしらね?」
シグルド「原作でも恋人を最後まで決して作らないのはアイクだけだしな」
ミカヤ「でもアイクだって人間だし、嫁候補たちのことは憎からず想ってるはずよ。
    とりあえず候補者をピックアップ」

ミスト、ワユ、イレース、サナキ、レテ、マーシャ、ララベル

ミカヤ「…こんなところかしらね…私としては誰とくっついてくれてもいいんだけど…アイクがその気にならないとね…」
シグルド「原作的にミストは許さんぞー!」
エリンシア「しかしアイクも頑固ですから、そちら方面に目を向けさせることは難しいかと…
      候補の皆さんも頑張っているんですけど…」
ミカヤ「私たちとしては平等に候補者たちを応援して行きたいところね、いつかアイクの心に響くこともあるでしょう」

エリウッド編

ミカヤ「真面目でいい子だし、カオスな性癖もないし普通に女の子と付き合っていけると思うのよね」
エリンシア「候補者はニニアンさんとフィオーラさんですね」
シグルド「実際エリウッドはどちらに気があるんだ?」
ミカヤ「私的にはニニアンを応援したいわね。神秘的で魅力的だわ」
エリンシア「あら、ペガサスナイトの彼女もいいものだと思いますけど」
シグルド「むしろ問題はエリウッドのほうか…心労をなんとかせねば、彼女がどうとかいう心の余裕はできないだろう」
ミカヤ「家計簿のことでいつも頭を抱えてるものねぇ…」
エリンシア「すなわち経済的に余裕ができれば、
      エリウッドちゃんの心労も解消&ニニアンさんたちとのことを真剣に考えられるというわけですわね」
ミカヤ「結論!シグルド、はやく課長くらいに出世して収入を増やしなさい!」
シグルド「ちょ…まさかこういう話になるなんて…私だって早く万年係長脱出したい…orz」

ヘクトル編

ミカヤ「…さて…そろそろカオスになってくるわよ……
エリンシア「ビ ラ ク」
シグルド「KINSHINじゃなければ私は構わないがな…」
ミカヤ「とりあえずヘクトルの現状を整理してみましょう…」

ファリナ → ヘクトル ← フロリーナ

ミカヤ「しばらく前までは↑だったのが…」
エリンシア「フロリーナさんはリンちゃん、ファリナさんはケントさんに奪われ…」
シグルド「今はこんな感じか↓」

ビラク → ヘクトル ← リリーナ

エリンシア「迷うまでもありませんわ!
      KINNIKU好き仲間のリリーナちゃんを応援します!
      ZEINIKUだけはいただけませんけど…」
ミカヤ「そうね、ヘクトルをホモの道に迷い込ませないためにも、彼女だけが最後の希望よ!
    ヘクトルを説得してリリーナの方を振り向かせるのよ!」
124助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 02:50:40 ID:8YgJvuAh
エフラム編

ミカヤ「来たわね問題児その2…」
エリンシア「我が家から犯罪者を出すわけには参りません!」
シグルド「シスコンはならーん、KINSHINは許さんぞー!」
ミカヤ「さて…エフラムに関して最大のネックはサラ…この娘がいるかぎりエフラムはロリ魔道を抜けられないわ。
    あの美幼女っぷりがエフラムの心を捉えて放さないし、サラのほうもエフラムを放さないでしょう」
エリンシア「せめて3年我慢してくれれば…」
シグルド「しかしだな…そしたらエフラムが他の幼女に目移りせんか?」
ミカヤ「それは…でも、多分サラが排除するわ」
エリンシア「では、サラちゃんがある程度成長するまで、
      エフラムちゃんが手を出さないように押さえる…そんなところですわね」
ミカヤ「ターナの方を振り向いてくれればいいんだけどね…ああ…
    せめてターナが貧乳だったらまだエフラムをまっとうな道に戻せる可能性があったのに…」

エイリーク編

ミカヤ「私は声を大にして言いたい…エイリークの婿候補はふがいなさ過ぎる!」
エリンシア「ゼトさん、サレフさん、ヒーニアスさんですね…」
ミカヤ「エイリーク自身はどこにだしても恥ずかしくない素敵なレディに育ってくれたわ。
    にもかかわらず、周りの男はヘタレばかり。
    エイリークの心を動かすことができず、あげくにエイリークはラーチェルと仲が深まっていって…
    やめて!このままじゃリンの二の舞よ!」
シグルド「別にいいじゃないか、KINSHINじゃないし」
ミカヤ「ああ…長兄のおおらかさが今は憎いわ…」
エリンシア「やはりエイリークちゃんにまっとうな相手と恋愛してもらうには…」
ミカヤ「そもそもゼトとサレフのネタが少なすぎるのよ、ヒーニアスにいたってはネタキャラじゃない!
    これじゃエイリークの心を引き付けないわ!」
シグルド「ゼトもサレフもまともな人物だしなぁ…出番さえあればエイリークとの好感度アップも可能かもしれないな」
ミカヤ「彼らに出番があれば応援しましょう」

リン編

ミカヤ「………」
エリンシア「……百合……ですわね……」
シグルド「昔は婿候補もいたんだがなぁ…」
ミカヤ「ラス…ケント…婿候補みんなに振られた、どうしてこうなった」
エリンシア「原作的婿候補の2人が兄弟というのも痛いですわねぇ…」
シグルド「KINSHINは許さんぞー!」
ミカヤ「ええぃ新しい婿候補はいないの?
    以前の候補を呼び戻せない?」
エリンシア「一度去ったものは中々…でもリンちゃんもあのスタイルですし、男の人の目を引くと思うんですけど…」
シグルド「とはいえレズとわかっていては声をかけないだろう、100%なびかない相手だからな」
ミカヤ「まずは性癖から直してあげないと駄目よね…」
エリンシア「以前のマッスルレッスンも効果なし…難しい問題です」
シグルド「一気に間逆にするからいけないんじゃないか?
     少しづつ慣らしていけばいい」
ミカヤ「というと?」
シグルド「つまり…例を出すと」

フロリーナ → チェイニー(フロリーナに変身) → ルセア → 男

シグルド「という風に男に近寄せていくといい」
ミカヤ「ナイスアイディア!」
エリンシア「さっそくチェイニーさんやルセアさんにお願いしてみましょう!」
125助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 02:51:47 ID:8YgJvuAh
マルス編

ミカヤ「マルスは普通に彼女いるし、まぁ問題ないわね」
エリンシア「まったくですね」
シグルド「普通に彼女いる私は不安視されてた気がするが…」
ミカヤ「まぁせっかくだから不安な点をあげてみましょう」
エリンシア「マルスちゃんは時々オグマさんのことでやきもきしてますわね。
      すなわちシーダちゃんがオグマさんに取られる可能性があるということです」
シグルド「たしか彼はエフラムのロリコン仲間と聞いてるし、ユミナという幼女に入れあげていると聞く。
     そんなに心配はないと思うけどな」
ミカヤ「結論、問題なし!…ああ、なんだかホッとするわ…」

アルム編

シグルド「KINSHINは許さんぞぉぉぉぉぉぉ!」
ミカヤ「まぁ実際問題よね…」
エリンシア「最近セリカちゃんに燃やされることが増えてますわ。
      どうやら女の子関係で何かあったらしいんですけど」
シグルド「誠か!?キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
     まさにKINSHINをやめさせる好機!
     相手は誰なんだ?」
ミカヤ「ばんざーい━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
    これでうちの子もまっとうになるのね…ああ…天国のお母様お父様…」
エリンシア「あの…それがジャンヌっていう娘らしいんですけど…
      2人とも聞いたことあります?」
ミカヤ「いえ、初めて聞く名前ね」
シグルド「私も知らないなぁ…どこの娘なんだ?」
エリンシア「さぁ?…私も名前しか知りませんし」
シグルド「なんにしてもまずは調べてみるか。私はその娘を全力をあげて応援する!」

セリカ編

ミカヤ「アルムにも関連するけど…本当にこの娘も候補がいないわねぇ…」
エリンシア「あれだけアルムちゃんとラブラブですものねぇ」
シグルド「セリカにも彼氏ができればいいのだがな…だが、アルムとはなんとしてもジャンヌをくっつける!
     必然セリカの抵抗もAKJの抵抗も激しくなるだろうが私は負けんぞ!」
ミカヤ「まぁ…そうよね…セリカに他の相手がいなかったのも、あれだけアルムしか見てないと脈なしと見るだろうしね」
エリンシア「必然、アルムの方がうまくいけば、セリカにも寄ってくる婿候補が現れるかもしれません」

セリス編

ミカヤ「ユリウスがいるじゃない問題なし」
シグルド「だがこれだとあっさり終わってしまうな、一応問題点を挙げてみようか」
エリンシア「ユリウスが一番リードしているのはいいんですけど、それ以外の候補が女の子ばっかりなんですよね。
      巻き返されたら百合世界3人目になってしまいます」
ミカヤ「駄目よ!そんなの駄目!リン、エイリークに続いて我が家をレズの巣窟にする気!?
    なんとしてもユリウスを応援するのよ!」
シグルド「しかしなぁ…ナーガとラナオウでは分が悪い…」
ミカヤ「それでもよ!ユリウスが殺されないようにガード!」
126助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 02:52:36 ID:8YgJvuAh
リーフ編

ミカヤ「リーフは助平だけど、好み自体はまあ問題ないわ。
    別に年上と結婚するならそれはそれで構わないんだけど…」
エリンシア「でもリーフちゃん、年上の女性にはまったくモテませんものねぇ…
      この間もアルテナさんにゲイボルグで刺されてました」
シグルド「他に自分を思ってくれる娘がいるのだし、はやく気付いてやればいいのにな」
ミカヤ「リーフを年下でもOKにするか、あるいはリーフでもいいっておねいさんを見つけるか…」
エリンシア「先の案はルーテさんに頼むとかしないと無理そうですわね。後のは…」
シグルド「24スレ目になっても、そんな女性はいないものなぁ…」
ミカヤ「でもまぁ問題は無いと思うわ。だってリーフだもの。
    年下イヤーとか言ってても押し切られて4人娘の誰かとくっつくことになるでしょ」
シグルド「尻に敷かれるのが目に見えてるな…いや、すでに敷かれているか」

ロイ編

ミカヤ「ラストはロイね。まぁフラグメイカーだし相手には困らないわ」
エリンシア「問題はロイちゃんが鈍くて中々相手の娘たちの好意に気付かないんですよね」
シグルド「ふむ、だがまだロイは中学生だし慌てることもない気がするが…」
ミカヤ「そういって余裕かましてると気がついたら1人だったりするのよ!
    全然好意に気付かれない娘たちがやがて諦めて他の相手に走っていったらロイは一人で独身の30代になるのよ!」
シグルド「ぎゃあああああああああ怖い怖い恐ろしいことを言わないでぇえ!?」
エリンシア「兄上…(´;ω;`) 」
ミカヤ「ああ…ロイはまともで健全な子だから普通に女の子に興味はあると思うけど…」
エリンシア「あ、でもロイちゃんはヘクトルちゃんに嫉妬してますわ。
      これはリリーナちゃんに好意があるからですわよ」
シグルド「確かにそうだな。だからロイはヘクトルにはきつくあたる」
ミカヤ「なるほど!なら早くロイに自分の気持ちを気付かせてあげればいいのね!
    はっきり言うわ。ロイ、あなたリリーナちゃんが好きなんでしょって!
    あ…でもロイリリが成立したらヘクトルはモホまっしぐら…
    あああ…あっち立てればこっち立たず…」
エリンシア「リリーナちゃんは両方OKだって言ってましたわよ?
      2人とも婿にすると…」
ミカヤ「重婚!?」
シグルド「3人がそれで幸せなら私は構わないよ。KINSHINでなければね」
ミカヤ「いーわけないでしょ!…ロイにはなんとか他の子を選んでほしいわね…」


ミカヤ「さて…こうして色々話し合ってきたけど、本当に我が家の弟妹たちはなかなか安心させてくれないわねー。
    お姉ちゃんみんなの結婚式に出るの楽しみにしてるのに」
シグルド「はっははは姉さん、安心してくれ。近いうちにディアドラと式をあげるから」
エリンシア「まぁおめでとうございます!日取りのほうは?」
シグルド「近いうちにあげられるように努力します…orz」
127助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 03:19:29 ID:vRNajRRS
ティアマトさんが何か言いたそうに見てますよw
後、セリス編に関しては突っ込まん。
128助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 03:30:21 ID:FHGXaIpX
ティアマトさん好きの俺が泣いた。
129助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 06:12:45 ID:GLeRDXCc
え? セリス編に突っ込み所なんてあったか?
何はともあれGJ!
130助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 09:40:26 ID:52xlf1Dp
>>122
>シグルド、ぶっちゃけあなたの進展が遅い…
原作を考えるとウソみたいな話しだよな、じっさい。
131助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 09:48:00 ID:52xlf1Dp
>>123
>ミスト、ワユ、イレース、サナキ、レテ、マーシャ、ララベル
メダリオンから
「ちょっとー、最有力候補わすれてるぅ!」
132助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 09:58:58 ID:GLeRDXCc
そういやシグルドって、エーディンの他にラケシスともフラグが立ちかけてるな
ディアドラに拘らなければ早めに結婚できるかもしれないのに……
133助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 10:44:31 ID:OiiaCSdL
>>131
ティアマト、ユンヌは勿論だが場合によっては
エリンシア、ミカヤ、リアーネあたりも候補に入りかねないからな
スレ住人も把握しきれない候補の多さ、流石アイクは次元が違う
134助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 14:08:58 ID:7A0FeDEO
原作を尊重するならティアマトはグレイル一筋だし、リアーネはネサラだろうけどな。
しかしこのスレじゃ、グレイルは存在空気だし、
ネサラはたまに出てきてもネタキャラ扱いだもんなあ…。

メダリオンのあの人は…ミカヤたちがあえて候補から外して話してた気がするw
135助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 17:11:09 ID:vRNajRRS
ここじゃ原作は投げ捨てるもの状態だけどね。
じゃなきゃセリスは乙女にならんし、リーフもひとでなしーとか言わんし、ヘクトルもピザ扱いされんよ。
136助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 18:01:17 ID:3FHyzBGh
ユンヌ「ちょっと!この私がアイクの嫁候補として忘れ去られてるってどういうこと!?
    超美少女な上に神だから手を出しても罪にならない合法ロリっていう
    完璧な存在なのに!全く失礼しちゃう、そう思わない?」
マルス「存在がウザいです」
137助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 23:45:37 ID:N2qzJtDH
>>136
合法ロリ…だと…エフラム…いや、なんでもない。
138助けて!名無しさん!:2010/02/09(火) 23:49:15 ID:+vBh2efi
エフラムは違法ロリでも恐れない男
ベルン署どんとこい
139助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 00:01:39 ID:E/dcuQdO
ゼフィール「エフラムから幼女達を解放せねばならん」
…あれ?ゼフィールが正しく見えるよ!!
140助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 00:02:33 ID:2lSQTWA6
チキやファがおkなあたり
ロリを通り過ぎてペド…おやだれかきたようだ
141助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 01:47:55 ID:SY11+Tah
一部を除いてカオスすぎる恋愛事情だな
セリスのところは突っ込んだら負けだと思う
142助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 02:30:05 ID:2lSQTWA6
兄弟で一人の相手を争うってネタも話としては面白いと思うんだが

ロイ、ヘクトル、リリーナ(とビラクも絡むか)
の三角関係でネタを考えてみてもアホな話しか思い浮かばん…
143助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 04:24:38 ID:keSAJhln
ならエフラム、エイリーク、ラーチェルの三角で…
これだとラーチェルがバイになりそうだ
144助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 09:22:22 ID:hk1cHV41
>>139
>…あれ?ゼフィールが正しく見えるよ!!
たぶんソレ、正しく見えるんじゃなくて「正しい」んじゃないかなぁ……。
(道徳的な意味で)
1451/3:2010/02/10(水) 11:58:33 ID:0f7J/+LD
まさかのまさかの(※下ネタ注意…ただしネタ自体は5スレ目の>>145-146に近い)

ピンポーン!

ミカヤ  「呼び鈴が鳴ったわね」
エリンシア「…一体誰かしら…?」

エリンシア「ちょっと待って下さいね…はーい!(ガチャッ」
ミカヤ  「…あら…貴方は…?」
ラケシス 「エリンシアさんミカヤさん、こんにちは」
シグルド 「やぁラケシス、よく来てくれたね」
ラケシス 「ええっ…シグルド様、では早速…」
シグルド 「おっ、そうだったな。とりあえず私の部屋へ来てくれ」
ラケシス 「はい!」

ミカヤ  「あの子って確か…」
エリンシア「兄を愛する妹達の為の組織、AKJの会長ですわよね」
ミカヤ  「組織の敵であるはずのシグルドに、何の用かしらね?」
エリンシア「でもシグルドお兄様の親友の妹…兄の事で会いに来たとか」
ミカヤ  「それはどうかなぁ?」
エリンシア「…流石に単刀直入に理由を聞く気にもなれませんので、こっそり探りましょうか」
ミカヤ  「どうやって?」

ラケシス 「それではシグルド様、『アレ』を見せて下さい」
シグルド 「んっ、ああ、分かってる…そういう約束だったからな」
ラケシス 「…エルト兄様は私にやらせてくれる所か見せてくれる事も無かった…」
シグルド 「うむっ、まだラケシスには早いとか言っていたからな」
ラケシス 「でも私だってもう17です!
      兄様は私が中毒に陥らないよう心配したのでしょうけど、私だっていつまでも子供ではありませんわッ!!」
シグルド 「お、落ち着いてくれラケシス!……とにかくちょっとだけ待ってくれ」

エリンシア「……フムフムッ……」
ミカヤ  (部屋のドアの前で耳をすませて盗聴ーッ!なんちゅうベタな…(汗)
エリンシア(それよりも二人の会話の内容は…)
ミカヤ  (コレはまさか…)
エリンシア(…い、いえ流石に決め付けるのは早計ですから、もう少し様子を見ましょう)

シグルド 「…ほらっ、これがラケシスが知りたがっていたものだ」
ラケシス 「!…まぁ(ミカヤハオレガマモル!)…これが…(ミノホドヲワキマエヨ)ス…!」

リーフ  「(ブバァァァァァァッ!)」
マルス  「(・∀・)ニヤニヤニヤニヤ」
エリンシア(リ、リーフちゃんにマルスちゃんいつの間に!!?)
マルス  (何か面白そうな事をおきてる現場には、僕はすぐに駆けつけるのさ!!)
ミカヤ  (それよりも外が騒がしいわね…パージッ!)
サザ・漆黒「何か突然パージgアッー!」
エリンシア「と、とにかく早く続きを聞きましょ…!」
1462/3:2010/02/10(水) 12:00:43 ID:0f7J/+LD
ラケシス 「……こ、こうすればいいのかしら…?」
シグルド 「そうだな。こういう棒の扱いは慎重に行わないといけないぞ。
      ……ほぉ…初めてにしては中々うまいじゃないか。
      むしろ気持ちいい位だ」

リーフ  「(ブバァァァァァァァァァァッ!)」
マルス  (これは間違いないね、これは間違いないね!!)
エリンシア「…やっぱりシグルドお兄様は…」
ミカヤ  (不確定だとはいえ、ディアドラさんという恋人(仮)が居るのに…)

ラケシス 「!!……あああぁぁぁっ!!…悔しいわ」
シグルド 「ハハハッ、これで終わりだな!」
ラケシス 「くぅ…こんなに早くいってしまうなんて…」
シグルド 「ふっ、気にするな。初めてにしては上出来だったぞ?
      …流石はエルトシャンの優秀な妹…と言った所かな」
ラケシス 「////」

リーフ  「(ブバァァァァァァァァァァッァァァァ!)……ゴンッ!」
マルス  (リーフの奴、クジラの潮吹きみたいに鼻血を出したら反対側の壁に頭をぶつけるとかwパネェwwww)
エリンシア(とりあえずシグルドお兄様とラケシスちゃんの婚約届けを用意してきますわ)
ミカヤ  (…待って、まだ終わってないわよ)

ラケシス 「……も、もう一回ですわ!今度こそは勝ってみせますわよ!!」
シグルド 「よし、その意気だラケシス、もう一回だ」

へクトル (…おっ、シグルド兄上の部屋の前に、マルスにエリンシア姉上にミカヤ姉上が…
      そして何故か血の海に浮かんでるリーフが居るなw)
三人   (続きが気になってヘクトルが近づいてきた事に気づいてない)
ヘクトル 「何か盗み聞きしてるな…よし、俺も一緒n…(バランスを崩す)オワァ!!」
三人   「!!…ウワアアアァァッ!!!?」

ドンガラッシャーンッ!!!(四人もろとも部屋の中に流れ込む)

シグルド 「そう、そこだラケシス。そこでL字のブロックを左に置けば二列同時に…ん?皆何やってるんだ?」

エリンシア「ヘクトルちゃん自重ですわ!」
マルス  「ちくしょぉぉ!デブローチャの所為でせっかくのドキドキギシアン実況生中継g……ってあれ?」

シグルド 「なんだみんなしてポカーン(゚Д゚)な顔をして」
ミカヤ  「えっ、あ、いや、シグルドが何をしているのか気になって…」
ラケシス 「シグルド様のパソコンで、テトリスを遊んでましたわ」
1473/3:2010/02/10(水) 12:02:11 ID:0f7J/+LD
〜再現VTR さっきの真実〜

ラケシス 「それではシグルド様、『アレ(テトリス)』を見せて下さい」
シグルド 「んっ、ああ、分かってる…そういう約束だったからな」
ラケシス 「…エルト兄様は私に(テトリスを)やらせてくれる所か見せてくれる事も無かった…」
シグルド 「うむっ、まだラケシスには早いとか言っていたからな」
ラケシス 「でも私だってもう17です!
      兄様は私が(ゲーム)中毒に陥らないよう心配したのでしょうけど、
      私だっていつまでも子供ではありませんわッ!!」
シグルド 「お、落ち着いてくれラケシス!……とにかくちょっとだけ待ってくれ」
(中略)
シグルド 「…ほらっ、これがラケシスが知りたがっていたものだ」
ラケシス 「!…まぁ…これが…テトリス…!
      私からこんな面白そうなゲームを隠していたなんて、酷いですわ」
(中略)
ラケシス 「……こ、こうすればいいのかしら…?」
シグルド 「そうだな。こういう棒の扱いは慎重に行わないといけないぞ。
      棒は場合によっては最高4列まで一度に消せる重要なブロックだからな。
      ……ほぉ…初めてにしては中々うまいじゃないか。
      (列を一気に消している様は見ていて)むしろ気持ちいい位だ」
(中略)
ラケシス 「(詰んでゲームオーバー)!!……あああぁぁぁっ!!…悔しいわ」
シグルド 「ハハハッ、これで終わりだな!」
ラケシス 「くぅ…こんなに早く(ゲームオーバーまで)いってしまうなんて…」
シグルド 「ふっ、気にするな。初めて(プレイした)にしては上出来だったぞ?
      …流石はエルトシャンの優秀な妹…と言った所かな」
ラケシス 「////」
シグルド 「…所でこれで終わりにするのか?」
ラケシス 「……も、もう一回ですわ!今度こそは勝ってみせますわよ!!」
シグルド 「よし、その意気だラケシス、もう一回だ」

〜〜〜〜〜〜〜〜

エリンシア「…こ、これは…!」
セネリオ 「酷い有様です」
ミカヤ  (シグルドが相手が誰だろうと有無言わさず結婚出来るチャンスだと思ったのに…orz)
マルス  「蓋を開けてみれば何てことはない、割と微笑ましい光景…」
女性二人 「何か恥ずかしくなってきた。結婚の事はしばらく考えない事にするわ」

リーフ  「ホント、童貞と結婚推奨派の妄想は地獄だぜ! フゥハハハーハァー!」


終わりでござる
テトリスをプレイしてたら無性に書きたくなって書いたが、反省はしてる
148助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 13:53:38 ID:7Gn7quP/
>>145-147
エルト兄さん、17でもゲーム禁止ってえらい厳しいのねwwww

アーダン「ああ…今年も憂鬱な日が近づいてきた…
      原作での恋愛イベントの数はノイッシュと一緒なのに、どうして俺ばかりモテない代表扱いなんだ…」
アトス「生まれ落ちて数百年…義理すらもらったことがない…何度今年こそ!…と言ったことか」
リーフ「おねいさんのチョコ…どうしてショタコンのおねいさんにすらモテないんだ…
     せめて僕が小学生だったなら、もう少しおねいさんにモテたかもしれないのに…」
セティ「ティニー…(´;ω;`) 」
クレイン「ティト…(´;ω;`) 」
ヒーニアス「君たちは振られたのだよ。未練がましい真似はよしたまえ。
       一途といえば聞こえはいいが、早く割り切れないようでは男を下げるぞ?
       まぁエイリークから本命チョコをもらえる私が言っても嫌味にしか聞こえないだろうがね」
セティ(どうしてだろう…確かにそのとおりなんだけど、ヒーニアスさんに言われても失笑しか沸いてこないのは…)

アーダン「紋章町全女性のみなさん…」
アトス「バレンタインネタを書こうと思っているネタ職人のみなさん…」
リーフ「今年も正直アテのない僕たちに…」
セティ「どうかわずかばかりでも愛情を…」
クレイン「義理でも贅沢はいいませんので…」
ヒーニアス「私自身はともかく友人たちのために私からもお願いしたい」

一同「give me チョコレート!」
149助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 14:02:34 ID:COwNEFbz
>>139
サラ「それは正しいとは言えないと思う、欲望の対象を取り上げて押さえつけたりしても
   欲望が無くなる訳じゃないでしょ?むしろ行き場が無くなった欲望のせいで良くない
   ことが起こる可能性があるわ。だから、あたしがにいさまのそばにいることで
   にいさまの少女に対する欲望を発散させて、他の子に被害が出ないようにしてるの」

エフラム「…言いたいことは山ほどあるが、まず俺をロリコンだという前提で話すのはよせ」
150助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 17:04:27 ID:ybnjlQAv
イドゥン 「チョコとはいったい、何なのでしょうか・・・?」
ファ 「えっとねー、くろくてー、かたくてー、あまいの!」
イドゥン (黒くて、堅くて、甘いもの・・・)

漆黒 「で、私の所へ来たと」
イドゥン 「違いましたか・・・?」
151助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 17:14:30 ID:fYibVoZk
>>126
リーフでもいいおねいさんいるじゃないか
イドゥンさんとk
152助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 17:30:11 ID:Jn934pGJ
イドゥンさんがリーフごときに気があるわけないじゃないか
高嶺の花すぎる…

でも義理くらいはもらえるかな?
153助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 17:42:18 ID:m66Hf6z/
>>149
エフラムが本当にロリコンなら今の状況は天国なのにな
世の中ってうまくいかないな

>>150
確かに甘いな、詰めが
アイクとの一騎打ちのときに錬達つけてこないのは本当に詰めが甘い
154助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 19:12:23 ID:kJiNP63R
きっと鎧をなめると甘いんだよ
155助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 20:02:43 ID:9pa6HYAo
3月にDSでRPGツクールが出るそうだ
・・・このスレを題材にしたRPGを作ってみたいなwwww
156助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 20:34:07 ID:Pl46bdtt
フィオーラ「ファリナ…ちょっと私の話を聞いてほしいの」
ファリナ「何よ姉貴?」
フィオーラ「私は愛情込めてエリウッド様に送るチョコレートを作っていたんだけど…」
ファリナ「ふんふん」
フィオーラ「そのときエリウッド様はホワイトデーにどんなお返しをくれるだろうと
       想像してたのよ。こんなのかしら?それともああいうのかしらって…」
ファリナ「ふーん、で、姉貴はどんなのを期待したのさ」
フィオーラ「一番欲しいと思うもの、
      つまり最初に心に浮かんだものがエリウッド様の使用済みパンツ(未洗濯)…」
ファリナ「ぶっ!?」
フィオーラ「そのとき私は気づいたのよ! ひょっとして私は変態なのではないかと!?」
ファリナ(自覚なかったんだ…)
フィオーラ「あああ…どうしよう…カウンセリングを受けたほうがいいのかしら…
       ねぇ私はどうすればいいと思う?」
ファリナ「そ…そうだな…うん、精神科医に見てもらおうよ。私も付き添うからさ」



エーディン「そんなの普通のことじゃなくて?
       ブルセラショップが存在するのは需要があるからだもの。
       貴女だけじゃないわ、心配しないで」
フィオーラ「よかった…私、ノーマルだったのね…」
ファリナ「……」      
157助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 20:54:40 ID:9pa6HYAo
>>156
ちょwwwwwwww
158助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 21:08:41 ID:hBN6Nwu4
>>156
ロリコン、近親、ビラク、ヘザー等がごく自然に存在する町なので
その程度はノーマル過ぎて話にならないレベル、安心していい。ひどい町だ
159助けて!名無しさん!:2010/02/10(水) 21:40:58 ID:kJiNP63R
>>158
ビラク「おいおい、俺はいたってノーマルだぜ? 
    うほっ、へっきゅん!まってくれよブラザー!」
160105:2010/02/10(水) 23:39:29 ID:dPaLZvg1
>>112
了解です!
楽しみにしてます!

三角関係ネタ投下
このさいアホな話でもいいや

エフラム、エイリーク、ラーチェルも考えてみたんだけど

エフラム エイリーク⇔ラーチェル てな感じで三角にならなかった。

エフラムがラーチェルに恋愛的アプローチをするのがどうしてもイメージできなかった。
161混戦:2010/02/10(水) 23:40:29 ID:dPaLZvg1


〜 ヘクトルの部屋 〜

ヘクトル「もはや…もはや何の余裕もねぇ…ビラクに俺を諦めさせるには…彼女を作るしかねぇ!」
エリウッド「ど…どうしたんだヘクトル?
      支援はたしかまだ枠があっただろう?」

現状

ビラク B リリーナ C

ヘクトル「相手がいねぇんだ…この間オズイン&ドルカスがA成立してな…
     それ以外(マシューとか)にもBやCでいいからと頼んで回ってみたんだが…
     丁度俺と支援を組めるやつはみんな5枠埋まっててな…」
エリウッド「あはは…色々とごめん…」

エリウッドの支援

ニニアン B フィオーラ B リン C

エリウッド「しかしそうなるともうビラクかリリーナしかいないようだけど…」
ヘクトル「そうだ!俺はリリーナと支援Aをつける!ガチホモよりZEINIKUのほうが100倍ましだ!」
エリウッド「でもいいのかい? 君はあの娘を妹のように思ってるんだろう?」
ヘクトル「まあな…しかしあれだけ婿だのハーレムだのといわれりゃ好意にゃあ気づく…
     エリンシア姉貴みたいなちょっとアレな好意だが…
     彼女とかそういう対象として見てはなかったんだが…俺も腹をくくるぜ!」
エリウッド「いや…その…でもメタボは健康によくない」
ヘクトル「…り、リリーナの趣味はカップリングしてビラクの脅威が去ったあとになんとかするさ!」
162混戦:2010/02/10(水) 23:41:13 ID:dPaLZvg1


〜 エフラムの部屋 〜

エフラム「〜〜というやりとりをさっきピザの部屋の前を通ったときに聞いてしまった。
     これはいかん、全力でビラク殿を後押ししなければ」
ロイ「おのれピザ…そうはさせるか…」
セリス「………ねぇ…前から思ってたんだけど…」
エフラム「何をだ?」
セリス「僕たちがビラクさんを応援する理由…僕はヘクトル兄さんとファリナさんやフロリーナさんを支援Aにさせないため、
    エフラム兄さんはビラクさんを尊敬してるから…でもロイはどうして?
    今だってヘクトル兄さんがリリーナと支援を深めようとしてるって知ったら怒ってるのは…」
ロイ「え…ええと…なにが言いたいの?」
セリス「ロイはリリーナの事が好きなの?」
   (僕が読む少女漫画や恋愛小説にもそういう話は多いし…)
ロイ「えっ!?…そ、それはまぁ幼馴染だし…」
セリス「そういう話じゃないんだ、きっとロイはリリーナを女の子として見てるんだと思う。
    僕の言ってることわかるよね?」
ロイ「……う…うん…」
セリス「僕は正直に言うと、ヘクトル兄さんがファリナさんフロリーナさん以外と支援を組むなら構わないんだ。
    でもね、それでロイと兄さんの間にわだかまりが残るのは嫌だ。
    だからさ…ロイも自分の心に素直になってほしいんだ。
    このままロイが自分の気持ちに気づかないまま、ヘクトル兄さんとリリーナが結ばれたりしたら、
    きっとロイの心にしこりとなって残るから…」
ロイ「……リリーナ……」
エフラム(さっきからなんの話をしてるんだ? 腹が減ってきたぞ)
セリス「だからさ、ロイも自分の気持ちと向き合ってよく考えてほしい。
    ヘクトル兄さんとロイがリリーナを争うとしても、それが正々堂々としたものなら
    どっちが勝っても負けても最後はお互いを祝福できると思うから…」
ロイ「ありがとう…セリス姉さんのおかげで自分の気持ちに気づけたよ!
   僕はリリーナが好きだーーー!!!
   ヘクトル兄さんには負けない!!!!!」
セリス「僕だってお兄さんだからね、たまには弟にこれくらいの事も…ってあれ?」
エフラム「zzzzzzz」
163混戦:2010/02/10(水) 23:49:34 ID:dPaLZvg1


〜 リリーナの部屋 〜

リリーナ「ハァハァ…ゴンザレス…いい腹筋よ…ちょっと舐めさせてね…」
ゴンザレス「うが…おれ…くすぐったい…」

〜 ビ ラ ク の部屋 〜

ビラク「うほっ」

続く
164緑葉の戦い1:2010/02/11(木) 00:14:28 ID:mP8ZwTCo
リーフ「もうすぐバレンタインなのに、いい加減お姉さんとのフラグを立てないと
    今年も寂しいホワイトデーを迎えてしまう!(汗)」
*言うまでも無いが、リーフはちゃんとバレンタインでチョコを貰っている。
 だが肝心のお姉さんには貰えた試しが無いため、今年も焦っているだけである。
ミカヤ「リーフ、いい加減にお姉さんを狙うのは諦めたら?」
エリンシア「そうですわ、もう少し周りに目を向けて見てはいかがです?」
リーフ「イヤだ〜、僕はお姉さんとイチャイチャしたいんだ〜」
アイク「リーフ、もう少し落ち着いたらどうだ。
    そもそもお前の様な朴念仁は、好みのお姉さんと出会えても上手くいきづらいのではないか?
    まず女性の気持ちを理解してあげる事から始めるべきだと俺は思う」
ミカヤ・エリンシア「(;´∀`)・・・うわぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
アイク「ん?どうした二人とも」
ミカヤ・エリンシア「いえ・・・なんでもありません・・・・」
リーフ「お姉さんの気持ちを理解する・・・・・ね
    甘いねアイク兄さん。僕にはこの日のために用意した秘策があるのさ」
アイク「ほう、秘策か」
リーフ「そう、秘策さ。
    あるお姉さんにこの作戦を使えば、速攻でイチャイチャできる素晴らしい秘策。
    その真髄を今から見せてやる!!!」
シグルド「リーフ、一体何を興奮しているんだ?」
リーフ「シグルド兄さん、いきなり帰ってきて話の腰を折らないでよ。
    まぁ僕の秘策を見て恐れおののくがいい」
シグルド「リーフの奴、一体どうしたと言うんだ?」
エリンシア「リーフがお姉さんハントにいい作戦があるんですって」
ミカヤ「どうせまた変な作戦でしょうけど、全く困ったものだわ」
アイク「だから、リーフはまず女性の気持ちを理解することから始めるべきだと!」
ミカヤ・シグルド・エリンシア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
リーフ「どうだ!これが僕の秘策だ!!!」
シグルド「秘策?その勇者の槍はフィンから借りたのか?」
ミカヤ「リーフにエリートのスキル・・・似合わないわね・・・・」
リーフ「この二つさえあればルキノお姉さんも僕をジョフレと勘違いして
    いくらでも甘えさせてくれるに違いない!」
ミカヤ「(*´ー`*)ーЭ」
シグルド「リーフ、落ち着け。いいから私の話を聞くんだ・・・・・」
エリンシア「あら、ジョフレではないですか。お久しぶりですわね。
       さっきそちらに弟のリーフが走って行ったのですがぶつかりませんでしたか?」
シグルド「( д ) ゜ ゜」
アイク「ジョフレか、いいところに来た。リーフの奴に女心と言う奴を教えてやってくれないか」
ミカヤ「Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」
リーフ「策士リーフに隙は無い!
    さぁルキノお姉さんに甘えてくるぞ〜♪」
エリンシア「あらジョフレ、せっかく来たと思ったらすぐに居なくなってしまうなんて
       何か用事があったのではないでしょうか・・・・
       それにしてもリーフは秘策と言ったまま、何処に行ってしまったのでしょうか・・・」
シグルド「・・・・エリンシア、本気で言っているのか?」
エリンシア「何がです?それにしてもジョフレも急にはっちゃけたキャラになりましたわね」
ミカヤ「ジョフレしょーぐん涙目・・・・・いや、それ以上かしら・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
165緑葉の戦い2:2010/02/11(木) 00:15:52 ID:mP8ZwTCo
新ジョフレ(リーフ)「ルキノお姉さ〜ん」
ルキノ「ジョフレ、どうしたの。私に甘えてくるなんてもうないと思っていたのに」
新ジョフレ「僕はルキノお姉さんが好きだよ♪甘えちゃいけないの?」
ルキノ「私もジョフレは好きよ♪でも、私にはエリンシア様がいますので」
新ジョフレ「それでも僕はルキノお姉さんが一緒にいたい」
       (ルキノさん・・・・まさかまさかと思っていたがリン姉さんと同じ性癖だったとは)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リン「ハァッ(分身)」
マルス「コノヒトデナシー なんで何もしていないのに、僕が切られなきゃいけないんだ」
リン「また私の事を同性愛者ってデマ流そうとしたわね!」
マルス「流すも何もすでに周知の事実として広まっているから、そんな無駄なことしないよ」
リン「マ〜ル〜ス〜明日の朝日を見るのは諦めたほうが良いわよ〜」
マルス「アァッー コノヒトデナシー」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
元ジョフレ「貴様!ルキノ姉さんに何をしている!
      あと、人の槍とスキルを返せ!!!」
ルキノ「あなたは何者ですか?
    私の弟に傷をつけるのならば、決して容赦はしませんよ」
元ジョフレ「ね、姉さん・・・僕がジョフレだってどうして分かってくれないんだ」
ルキノ「私の弟ならば証拠を見せなさい!エリートのスキルと勇者の槍を見せなさい!」
元ジョフレ「ね、姉さん。やっぱり僕の見分け方ってそれだけ  ウワァァァン (ノД`) 」
ルキノ「弟を騙る奴は居なくなりました、偶には姉弟二人でゆっくり過ごしましょうか」
新ジョフレ「うん、僕もルキノ姉さんと一緒に居たいよ」
セティ「リーフ、貴様〜! そんなに緑髪を涙目にして楽しいか!!!」
ルキノ「弟に手を出す奴は許しません!」 つ月光
セティ「アァッーーーーーーー」
ルキノ「さぁジョフレ行きましょう」
新ジョフレ「うん♪(ヒャッホー、お姉さんゲットだぜ♪)」

こうして一人の尊い犠牲を出しながらも、リーフのお姉さんハントは成功し
次回のバレンタインへの期待は高まるばかりであった

終わり
166緑葉の戦い2:2010/02/11(木) 00:16:50 ID:mP8ZwTCo
エピローグ1
サラ つレスキュー
リーフ「あれここは?ルキノお姉さんは?って、皆どうしたの?
    その手にある武器は何?ちょ、ちょっと待って」
ナンナ「さてリーフ様」
ミランダ「楽しい時間の後には」
ティニー「必ず辛い時間が待っています」
サラ「リーフへのお仕置き クスクス」
リーフ「コノヒトデナシー」
ナンナ「今回は危ないところでした」
ティニー「リーフ様、結構知恵を使いましたわね」
サラ「まったく、相変わらず油断できない」
ミランダ「放っといても良かったのですが、ルキノさんに迷惑が掛かるってしまう前に
     対処できて良かったわ」
サラ「ふーん、ルキノさんに迷惑が掛からない方が大事なんだ♪」
ミランダ「ど!どういう意味よ」
サラ「なんでもな〜い♪」
ミランダ「だ、だから私は別にリーフのことなんか何とも思って!」
ティニー「と、ところでリーフ様の勇者の槍とエリートのスキルどうしましょうか?」
サラ「私は槍を使えないし、エリートだから要らないわ」
ミランダ「じゃあ、私がエリートを貰うわ」
      (これでリーフと一緒に、馬に乗ったまま並んで走れるわ)
ナンナ「勇者の槍はフィンさんにリーフ様からのプレゼントと伝えて渡しておきます」
ティニー「これでしばらくはリーフ様も落ち着くでしょう」
ナンナ「まったく、いつになったらリーフ様に私の想いが届くのでしょうか」
ミランダ「大胆ね、ナンナ」
サラ「届くのは私の方が先、リーフは渡さない」
ティニー「私の方が先です!」
ミランダ「勝手な事言わないの、私が先に想いを伝えるの!」

リーフ「ぼ、僕の秘策・・・・ハッピーバレンタイン計画が・・・・・ OTL」

言い争っている女の子を尻目に、落ち込むリーフ
頑張れリーフ、負けるなリーフ、すぐ周りを見渡せば幸せはすぐそこにあるのだから
167緑葉の戦い4:2010/02/11(木) 00:17:38 ID:mP8ZwTCo
エピローグ2
セティ「くっ、葉っぱめ!同じ緑髪としてジョフレ将軍の敵を必ず取って見せる。
    痛っ、にしても流星は痛かった・・・・誰か回復を・・・・
    ティニーーー 葉っぱは放っておいて、私の回復を〜 
    私に愛の回復をしておくれよ〜 おろろ〜ん」
アスベル「セティ様、お待たせしました。僕の愛のリカバーを受け取ってください♪」
セティ「アスベーーーール、何でここにいる!!!」
アスベル「それは勿論、セティ様の愛に応えるために決まっているじゃないですか♪」
セティ「だからあれは誤解だと何度言えば アァッーーーーー」

レックス「ふっ・・・セティもあいかわらず、すなおじゃねえな」

エピローグ3
ジョフレ「ブツブツブツブツ、私の存在意義は槍とスキルだけ・・・・・・
     それを無くしたら誰も私に気が付いてくれない・・・・・ブツブツブツ
     姉さんもエリンシア様もケビンですら・・・・・・・・・」
ユリシーズ「おや、そこに居るのはジョフレではないか
       そんな場所で何をしているのかな?」
ジョフレ「!!!ユリシーズ、私が判るのか?私がジョフレだと判るのか?」
ユリシーズ「何を今更、我輩とそなたの付き合いが短いわけではあるまい
       何故ジョフレを間違わないとならないのだ」
ジョフレ「ユ、ユ、ユ、ユリシーーーーーーーズ!!!!」
ユリシーズ「どわぁ!我輩に抱きつくでない。周囲に誤解を招く!!!」
ジョフレ「ユリシーズ!ありがとう!ありがとう!!君は私の人生の中で一番大切な人だ〜」
ユリシーズ「だ!だから誤解を招くから離れてくれ〜〜〜」
ビラク「ウホッ!最近はお仲間が増えて嬉しいね〜」
ユリシーズ「ご!誤解だ〜、離せ〜離してくれ〜」
ジョフレ「君のたった一言が私の心をこんなにも暖かくしてくれた、それがどんなに嬉しいことか判るか?
      君が居なければ、私の心はずっと暗闇に閉ざされていただろう。ありがとう、ありがとう」

リーフが何かを行うたび、また一人緑髪に不幸が訪れる。
果てして緑髪に幸福はくるのか?
そしてリーフ自身に幸福はくるのか。紋章町の夜明けは遠い

終わり
168助けて!名無しさん!:2010/02/11(木) 01:47:19 ID:xRnBcpHz
>>156
フィオーラって比較的まともなような気がしてたけど
前にエリウッドを盗撮したりしてたな…まあ、自覚があるだけましだよ
169助けて!名無しさん!:2010/02/11(木) 02:04:51 ID:3JvsI+zG
だが待って欲しい。そもそも、この町だとまともな人間を
捜すことの方が難しいのではないだろうか
>>161-167
アイク・・・・・・・・・・・・。

>>168
>>169
主人公家以外でまとも⇒出番なし?

続きを投下させていただきます。

第四章 封印せし者(その4)

25
「いぃぃやッ!!」
「ぬぅんッ!」
 ――ガァンッ!
 ロイの大剣を、ゼフィールの大剣が受け止める。神器同士がぶつかる衝撃
が両者の腕を、全身を貫くが、それに構わずにロイがもう一撃、剣を振るう。
 ロイがデュランダルを、ゼフィールがエッケザックスを振るう度に大気が
震え、グラウンド全体を照らす薄紫の燐光が揺らぐ。
「はぁあああッ!」
 ロイがデュランダルを上段に構え、それを一気に振り下ろす。それを、
「ぬるいわッ!」
 ――ギィンッ
 ゼフィールがエッケザックスで受け流す。上段からの斬撃を、さらに上から
剣を叩きつけていなすと、下げたエッケザックスを逆袈裟に振り上げる。
 その攻撃を、ロイは上体を深く沈めることによって避ける。ロイのすぐ頭上を
風切り音とともに刃が通り過ぎると、剣を振り切った体勢のゼフィールの脇に
隙が出来た。
 その隙を見逃さず、ロイは深く沈んだ上体をばねの様に跳ね上げ、その勢い
で下げられたデュランダルを持ち上げ、切りつける。
「くッ!」
 ゼフィールは振り切ったエッケザックスの勢いを無理やり殺し、体を後ろに
引いてその攻撃をかわす。
 後ろに引くと言っても、ロイが振るうデュランダルは、およそ通常の剣の
範疇から外れた大きさを持つ剣だ。当然、その間合いから脱するにはより
大きく後退しなければならない。そして、攻撃後の隙を突かれた状態から
大きく下がろうとすれば、そこにまた隙が生まれる。
 そこへ、
「はぁッ!!」
 ロイが再び、上段からの斬撃を浴びせる。ゼフィールは体勢を立て直しながら
自らの剣でそれを受ける――。

 ――このような攻防が、数十合と繰り返されていた。ロイが攻め、それを
いなして反撃するゼフィールの攻撃の、さらに隙を突いてロイが追撃を行う。
 基本的な身体能力―腕力や体力はゼフィールに大きく劣るロイだが、身の
軽さや素早さ、手数の多さでは小柄なロイが上回っている。当然、多少身軽な
程度では両者の実力差は埋まらないが、それに加え、お互いの持つ武器の性能差も生きていた。
(――すごい。まるで、体の奥から力が湧いてくるみたいだッ!)
 ロイは、自らの内から今まで出せたことのないような力が引き出されている
のを実感していた。
 デュランダルを握った手に、腕に、そしてそれを通して全身に、力が漲る
感覚がロイを包む。そしてそれは、彼の勘違いでも思い込みでもない。
 『持ち主に力を与える』
比喩でも何でもなく、単純に言葉通りの意味として、持ち主の筋力に大きな
加護を与えることこそが、神将器【烈火の剣】に秘められし『竜殺し』以外の
もう一つの能力なのである。
 ――デュランダルに限らず、他の神将器や封印の剣、ユグドラル地区に
伝えられる十二聖戦士の武具など、この紋章町に存在する多くの神器には
所持者の持つ何らかの能力に加護を与えるものが少なくない。
26
 剣自身としての鋭さも超一級のデュランダルは、この攻撃能力に直結する
加護によって、全ての神将器の中でも最大の物理的威力を誇っている。
それに対し、エッケザックスにはその様な特殊な加護は存在しない。
この神器としての性能差(優劣ではなく、方向性の差だ)が、ゼフィールより
も力が劣るロイが、彼と剣を撃ち合えている理由だ。
(【烈火の剣】デュランダル・・・。想像していたよりも、ずっと扱いやすい剣だ。
確かに重量はあるけど、まるでずっと使ってきたみたいに手に馴染む)
 神器が手に馴染むのは、その持ち主が神器の主としてふさわしい証明と言える。
例え神器を持とうとも、主の資格を持たないものでは、その加護を受けること叶わないからだ。
 その意味では、この扱いの難しい剣は、エリウッドの弟であるロイを(仮初の)
主として自分を持つに相応しいと認めたのだろう。
 その異名を表すかの如く、燃え上がる炎のように湧き出る力の加護は、ロイ達の
足下にある魔法陣の力、対象の力を奪う効力をも打ち消し、ロイの体からは先ほど
までの吐き気や、空気が絡みつくような感覚が取り払われていた。
(いける!この勇者ローランの、エリウッド兄さんの剣の力があれば――ッ!)
「はぁあああッ!!」
 体の奥から湧き上がる力に任せ、ロイは剣を振るう。
 その瞳は強大な敵を前にして怯むことなく、真っ直ぐにゼフィールを捉えている。

「はぁあああッ!!」
 ロイがゼフィールに向けて突っ込んできながら剣を振るう。ゼフィールはそれを
躱し、いなし、あるいは受け止めながら、徐々に後方に下がって行く。
ロイとゼフィールが最初に剣を打ち合ったのは、グラウンドの中心である場所と、
裏門の中間地点だ。そこから撃ち合いが続き、そのまま真っ直ぐに下がるわけ
ではなく、横に移動したり、あるいは体の軸を回転させながら、グラウンドを
縦横無尽に立ち回る。
 戦っている二人の動き全体を見れば、ロイが攻め、ゼフィールが後退しながら
守っている形に見えるだろう。
一体いかなる力によって描かれたものなのか、ロイ達がどれだけ激しく動いても、
足もとの魔法陣が消えることは無かった。
 ――キィンッ!――ブォンッ!
 ロイの、下から迫る一撃をエッケザックスの剣身で受け止め、その勢いの
まま攻撃に転ずるが、ロイは再び上体を屈めて暴風を避ける。
「ちょこまかしおって――ヌゥンッ!!」
「――! くっ!」
 ロイの頭上をかすめるエッケザックスの動きに無理やり制動をかけ、剣身の
向きを変えて振り下ろす。
 ロイは頭上から迫る一撃を見て、片足の膝を地面に着きながらさらに身を
縮める。同時にデュランダルを振り上げることによって、なんとかエッケザックスが
ロイの額に届く前にデュランダルを頭の上に持ってくることに成功する。
 ――ガァンッ!
 お互いの剣が、そして、剣越しに視線がぶつかり合う。ロイの青い瞳が、
真っ直ぐにゼフィールに突き刺さる。
(――気に食わない目だ)
 その目を見ながら、ゼフィールは猛烈な不快感に襲われる。
(誰かに・・・ワシの最も嫌いな誰かの目によく似ている)
 自分を射抜くロイの目に既視感を得るゼフィール。しかし、その目を
どこで見たのかは思い出せずにいた。そして、それがまた彼を苛つかせる。
(愚か者の目だ。現実を知らず、叶わぬ理想を追いかけることになんの疑いも持たぬ目――)
 ――ギリ、ギリ
 エッケザックスを握る右手に力を込める。
(ワシは違う。ワシは、叶わぬ理想など求めぬ。
そうだ。ワシの理想は、この町を平和な町へとつくり変えるという理想、
この町を開放するという夢は、もう、すぐにでも叶うのだッ!)
 剣の柄に、左手も添える。
「くぅッ!」
 均衡を保っていたバランスが崩れ、【英雄】の剣が【勇者】の剣を下に押し込める。
(そうだ。あと少し。あと、少しでわが夢が叶うッ!あとは――)
27
 ゼフィールは、己を睨みつけてくる真っ直ぐな瞳に、その持ち主(それは
ロイだけではなく、その後ろに見える誰かの影だ)に向けて叫ぶ。
「――あとは。あとは、貴様さえ消えればあぁーーーーッ!!」
 ――ドゴォッ!!
 ゼフィールのエッケザックスが、完全に振り下ろされる。その威力によって
グラウンドの土が舞い上げられ、土煙が巻き起こる。
 しかし。
(手応えが――無いッ!?)
 そして、土煙を切り裂きながら、烈火の剣が彼の上体に迫って来る!
「いぃぃ、やああああぁッ!!」
「ッ!?」
 状態を逸らし、紙一重でその一撃を避けるゼフィール。彼の眼前を、
振り上げられたデュランダルが通り過ぎていく。
 ――ロイは、上から押しつぶしてくるゼフィールの剣をはじき返すのは
不可能と悟り、自らの剣先を下げることによってデュランダルの剣身上を
エッケザックスに滑らせ、地面へと誘導したのである。
 そして、その際に巻き起こった土煙りを煙幕とし、ロイは渾身の一振りを放ったのである。
 しかし、その渾身の一撃も、ゼフィールには一歩届かなかった。
「いいセンスだ。だが――ッ!」
 全力を避けられたロイに、ゼフィールを追撃することはできない。そして、その隙にゼフィールが体制を整える。
 戦局は、未だ変わらない。

「ロイさん・・・署長・・・」
 剣を打ちつけ合う二人を、魔法陣の中心から眺めるイドゥン。彼女の胸で眠る
ファの翼からは淡い光が漏れ、その光が足元の魔法陣に吸収されている。
 まだ神竜としての力を操りきれないファの力を、イドゥンが自らの力と共に魔法陣へと
送りこんでいるのだ。ファも、正確には眠りに落ちているわけではなく、イドゥンに
意識を委ねている状態で彼女の胸に収まっている。
 イドゥンが、胸の中のファを抱きしめながら言葉を吐き出す。
その表情は、苦しく、切なげだ。
「ゼフィール署長の言うことは、間違っているとは思えません。でも・・・」
 ――でも、それが正しいとは言えない。それは、彼女も感じている。
「――私は、町の、兄弟家の皆さんのお役に立ちたかった。皆さんが危険なことに
立ち向かわなくなれば、怪我もしないで大丈夫・・・。そう、思っていたのに」
 しかし、その為に今、町中で誰かが傷ついている矛盾。
「私にはわからない・・・。でも、ロイさんならばそんな私を助けてくれるのでは
・・・そう、思ってしまいました」
 だから、今朝、ゼフィールと会う前に、ロイのもとを訪れたのだが。
「でも、きっと相談すればロイさんは署長と争うことになる。そうすれば、
ロイさんが怪我をしてしまう・・・」
 そう思い至り、結局、朝は彼に何も言わずに去ったのだ。しかし――。
「あなたは来た。封印の剣も失い、傷だらけになっても、何も言わなかった私のために――」
 何も告げずにいた自分を、何も分からないまま助けに来てくれたロイ。
 ゼフィール署長が間違っているとは思えない。しかし、正しいとも言い切れない。
「ならば、あなたは・・・あなたならば、答えを出せるのでしょうか――?」
 目の前で、必死に剣を振るう、自分よりも年下の少年。そんな少年を巻き込み、
全てを任せることに未だ躊躇いの念はあるが――。
「それでも・・・それでも、私は、あなたを信じたい・・・。
ロイさん――」
 神将器同士の激突で起こる風に、銀の髪を躍らせながら――碧紅の瞳が、戦場で戦う二人の姿を見つめている。

 戦況は、硬直状態にあった。ロイのあの一撃の後も、体勢を整えたゼフィールと
ロイとの攻防に大きな変化は無い。ロイが攻め、ゼフィールは後退しながら反撃し、
ロイが追撃を行う。
お互いに有効打が無いまま剣の撃ち合いが続いていたが、素人目ではどちらが有利か、
一目瞭然だろう。
 攻めるロイと下がり続けるゼフィール。この構図を見れば、ロイが有利に戦いを
進めているのは火を見るよりも明らかだ。
が、それはあくまでも素人目で『は』の話だ。
28
 見る者が見れば、そして、戦っている当の本人達からすれば、そんな状況分析は
鼻で笑いたくなるような状況だ。
 ロイが攻勢に出ているのは、確かに間違いではない。それに対して、手数に劣る
ゼフィールが守りに入っているというのも正解だ。
 しかし、ロイが『攻めたくて攻めているわけではない』ということには気づけるだろうか?
「はぁッ、はぁッ・・・でぇいやあぁッ!」
 ロイが、デュランダルを一閃する。が、その攻撃はゼフィールまで届かない。
 大きく後退したゼフィールを、ロイが『逃がすまい』と足を踏み出して追撃する。
 そう、『逃がしてはいけない』のだ。それは、ゼフィールに体勢を整える隙を極力
与えたくないという理由ではない。
 そもそも、ロイにとっては攻め続けるといこと自体が相当な苦痛なのだ。
いかにデュランダルが持つ者に力を与えようと、それを振るうロイの体力は中学生のそれだ。
兄であるエリウッドでさえ扱いに苦労するこの大剣は、一振りごとにロイの体力を削っていく。
 そもそも、デュランダルが無ければまともな戦いになっていなかったであろうから、
そのことについては仕方がないだろう。
 問題は、ロイが『攻め続けなくてはいけない』その理由にある。ロイが攻めているのは、
ゼフィールを逃がさないため。そして、ゼフィールは先ほどから後退を繰り返しつつ、
ロイから間合いを取ろうとしているのだ。
 ゼフィールの狙いが間合いを離すということにあるのがロイにも分かっているからこそ、
ロイはそれをさせまいと、前進して攻め続けなければならないのだ。

 間合いを取ろうとするゼフィールとさせまいとするロイ。戦いが始まってから続いている
この状況。いままで均衡を保ってきたそれは、しかし遂に破れる時がきた――。
「そこだッ!!」
「ぬぅッ!?」
 ――ガッ――ギィンッ!
 ゼフィールが上段から振り下ろしたエッケザックスを、ロイは一旦デュランダルの
剣身で受け止め、そしてその勢いを殺さぬまま、さらにデュランダルを振るい、勢いを加速させて弾く。
 振り下ろした剣に、自らが想定した以上の速度を加えられ、ゼフィールの上体が大きく崩れ、
バランスを取ろうとした彼は体重を後ろに寄せようとし、その胸元をさらけ出してしまう。
「はぁああああッ!!」
 ロイがデュランダルを大きく振りかぶり、袈裟掛けに斬りかかる。
「ぬぅ、おぉおおおッ!!」
 ――ガガガガガガッッ!!
 デュランダルが、ゼフィールの左肩から胸を通り、右わき腹にかけてを一閃する。戦闘用に
ゼフィールが身に纏っていた鎧が大きく砕ける音が響き、この戦いが始まってから両者通算初
となる会心の一撃が決まる。

「ぐぅおおおああぁッ!」
 肩を起点として走る衝撃に、ゼフィールの体が『大きく吹き飛ばされる』。ロイは、剣を
振り切った後の硬直に襲われ、追撃の手が瞬間止まる。
 そして、ロイの脳裏に戦慄が過ぎる。
「――しまったッ!」
 大きく振り下ろした両腕に引っ張られ傾いだ上体から、顔だけを上げてゼフィールを
見据えているロイが、自らが一番恐れていた状況を、自らの会心の攻撃によって作り出して
しまったことに動揺する。
 デュランダルの威力に大きく後退させられたゼフィールは、敵の手によって生まれた
この間合いに苦痛の声を洩らしながらも笑みを浮かべる。
「――くっ。見事なカウンターだったが・・・今の一撃で決められなかったのは痛いな」
 ゼフィールが、エッケザックスを握る手に力を込める。
そして、いまだ遠く離れたロイに向けて、剣を振るう。
「――ッ!」
 いかにエッケザックスが巨大な剣であろうと、彼我の距離は剣の間合いではない。しかし――
「ぐあぁあッ!!」
 ロイの体を、衝撃の刃が貫く。
 デュランダルに、持ち主に力を与える能力があるように、同じくエッケザックスにも
特殊な能力がある。それがこの『衝撃波』だ。遠く離れた相手にも、剣撃を届かせる衝撃の刃。
剣にあって剣の間合いに囚われない、神将器エッケザックス最大の能力だ。
29
 先刻の戦いでロイを打ち負かしたのも、この衝撃波の一撃であった。だからこそ、ロイは
最初からこの攻撃を警戒し、間合いを詰めて攻め続けてきたのだ。
 先ほど町であった時と違い、不意を突かれたわけでもなく、あらかじめ警戒していた攻撃だけに、
一撃で戦闘不能に陥るようなことは無いが、それでも神器の攻撃をもろに受けたロイは、たまらず苦痛の声を上げる。
「ぐっ、はぁ、はぁッ!」
「ほぅ。ワシの一撃を耐えきって見せたか。さすがは、【封印の剣】の主。
いや、今は【烈火の剣】の主見習いと言ったところか?」
 ロイから離れた位置で、しかし自身もデュランダルの一撃を受けたダメージを残し、
苦痛の表情を消しきれずにゼフィールがロイに言い放つ。
だが、その言葉を受けても、エッケザックスの一撃を受けても、ロイの目から光が失われうことは無い。
「――当然だ!この程度で、倒れたりするもんかッ!!」
 そうして、ロイが再びデュランダルを構え、ゼフィールに近づいて行く。
 ゼフィールは真っ直ぐに向かってくるロイに合わせ、エッケザックスを振るう。その剣身から衝撃が
刃となって飛んでくるが、ロイはそれを横に跳んで躱すと、さらに前進する。
 いかに衝撃波と言えど、それを生み出すのはゼフィールの剣の一振りだ。彼の攻撃速度以上に
繰り出されることは無い。
 ロイはデュランダルの間合いにまで接近すると、再度肩口を狙って剣を振り下ろす。ゼフィールは
それを受け止め、返す刃で反撃をする。今度はそれをロイが剣身を縦にして受け止め、それを真っ直ぐに振り下ろして追撃を行う。
 ロイとしては、このまま再び攻勢に転じ、間合いを離さないように戦いを持って行きたかったのだが・・・
「ふん。やはり、エッケザックスの一撃を受け速度が鈍っているようだな」
 ロイがさらに攻撃を重ねようと、足を一歩踏み出す前に、ゼフィールはその巨体からは想像できないほど
身軽に、後ろに向けて跳躍する。そして――
「ぬぅんッ!」
 再び、ロイの体を衝撃が貫く。

 数分後――ロイは、土の地面にうつ伏せに横たわっていた。
「ロイさん――ッ!」
「見ていろと言ったぞッ!イドゥンッ!!
――まだ、勝負はついておらん」
 堪らずロイに駆け寄ろうとするイドゥンを、ゼフィールの一喝が制する。ゼフィールは、
視線を倒れたロイから離さずに、その姿を見つめる。
 二度目の衝撃波がロイを貫いてからも、ロイは果敢にゼフィールに立ち向かった。その懐に潜り、
デュランダルの力を信じて剣を振るう。間合いを離されても、近づき、また離されても、さらに
踏み込み・・・。一体どれほど、そのような攻防が繰り返されたのか、ロイも、ゼフィールも、
傍で見ていたイドゥンさえ分からない。とにかく、それだけの回数、ロイは立ち向かったのだ。
 元々、手数ではロイが勝っていた。間合いの外から飛んでくる反撃不能の攻撃を鑑みても、
手数の上では互角だった。互角だったが、悲しいかな、互角ではこの男(バケモノ)とは勝負にならなかったのだ。
 やがて、傷付き体力を消耗したロイはその手数でさえ目に見えて減っていき、衝撃波にその
体を晒されながら、ついに地面に倒れ伏したのである。
「――くっ」
 ロイの指先が、ぴくりと動く。
「ロイさん・・・良かった!」
 その姿を見て、イドゥンが安堵の声を上げる。まさかとは思ったが、本当に死んでしまったのではないかと思ったのだ。
「く、ぐぅ!」
 ロイが左手に握りこぶしを作り、右手にデュランダルを引きずりながら、立ち上がる。
「まだ、続けるのだな?」
「とう、ぜん・・・だ!僕は、あきらめ、ない・・・ッ!」
「ふ。息も絶え絶えと言ったところだな。だが――」
 ゼフィールの視線がロイを外れ、今はロイの背後の、少し離れた位置にある、封印の剣に注がれる。
「だが――時間切れの様だ」
「なん、だと・・・ッ!?」
 ゼフィールの言葉を測りかね、疑問の声を上げるロイ。しかし、すぐにその体中を包む違和感に気付く。
「ぐぅ・・・ッ!これ、はッ!?」
「言った通り。時間切れだ。どうやら、魔法陣に神竜の力が満ちたらしい」
 ロイの体には、先ほどデュランダルを握った時から消え失せていた空気の違和感、体中に空気が重く
圧し掛かるような感覚が戻っていた。
「神竜の力が満ちた今、この場の精霊はもはや完全に封印の剣の支配下に置かれた。後はワシが封印の剣に
我が意思を注ぎ込むだけで、この紋章町中にその力が降り注ぐ」
「そ・・・んなこと、させるものかッ!」
30
 ロイの方―封印の剣の方向―に向けて足を一歩踏み出すゼフィールを遮るように、ロイが残る力を
降り注いで大剣を構える。その姿を見て、ゼフィールは心底不思議そうな声を上げる。
「なぜだ?なぜ、そこまで抵抗する?もはや、お前の力ではワシを止めることは出来ん。
ならば、おとなしく倒れ伏していたほうが楽だぞ?」
「止めて、見せるさッ!兄さん・・・達から、リリーナ達から、託された信・・・頼を、
『絆』を・・・裏切るわけにはいかない。だから、僕があなたを止めて見せるッ!!」
「誌にそうな顔をしながらよく吠える。
だが、『わけにはいかない』からといって『成し遂げられる』とは、当然ながら限らんぞ」
「そんなこと、やってみなくては分からないッ!」
「ふん。まぁいい。ならば、我が剣で今度こそ眠りにつかせてやろう」
「望む、ところだッ!」
 ゼフィールが、さらに一歩ロイに近づく。ロイは、それを真っ直ぐに睨みつける。
(その目だ。なぜ、その目は諦めることを知らない?もはや状況は絶望的。
希望など、持ちよう筈が無いのだぞ。
その目が・・・その目が、人を狂わせる。心持たぬ人形に心を与え、勇気持たぬ者に
勇気を与え、そして全てを巻き込み、混沌を生み出す)
 考えながら、やがてゼフィールの口から声が出る。
「その目が、全てを巻き込む。真っ直ぐに理想を見据えるその目がだッ!」
「――ッ?」
「署長・・・?」
 声に出したゼフィールの言葉に、ロイとイドゥンが驚き、疑問の表情を浮かべる。
「ワシは、愚かな理想を、夢を持つ者が憎いッ!叶わぬ理想に巻き込まれ、苦しむのは力無き弱い者たちだ。
巻き込む者がいるから、事件が絶えぬ。
ワシがどんなに平和を願おうと、それはお前達の様な『力』ある者達の手によって容易く崩れ去るッ!」
 ――ズン
 ゼフィールの怨嗟の声に封印の剣が反応したのか、ロイの体に纏わりつく空気の重量が増した気がした。
「・・・ゼフィール」
「・・・」
 しかし、体に圧し掛かるその不快感を感じるよりも先に、ロイはゼフィールが心の底から
この町の平和を願い、人々の安全を憂う警官なのだということを感じる。
 それは、黙って話を聞いているイドゥンも一緒だった。もっとも、ゼフィールからそれを
感じられないようであれば、最初から協力など、迷うまでもなくしなかっただろうが。
「――だから、ワシはワシの理想を、夢を叶える為に、イドゥンの力を、ハルトムートの剣の力を利用したのだ。
それが、道義に沿うかどうかなど、どうでもよいッ!ワシは、ワシの出来うる手段で、ワシの叶えうる理想を実現するのだッ!」
 しかし、ゼフィールの次の言葉を聞き、ロイの頭には何か引っかかるものが生まれた。
(――なにか・・・おかしくないかな?叶えうる・・・理想?)
 そんなことには構わず、ゼフィールの独白は続く。
「ワシが望むのはこの町の平和。ただ、それだけだ。その為ならば、手段は選ばぬ。
そして、この町を平和な町につくり変えるには、町を現在支配している者たちから町を、人々を解放せねばならんのだ」
「町を・・・つくり変えるだって?」
 先ほど、戦いが始まる前にも気になっていた言葉だった。
「そうだ。町に平和をもたらす。その為に、この町を平和な町へとつくり変える。
現在の紋章町からの『開放』だ」
(――あぁ)
 やっと、答えを得た。
(そうか。だから、おかしいと思っていたんだ)
 彼が望むもの。彼が否定するもの。この町の平和と、兄弟家達が持つ絆。
――それは、果たして本当に相容れないものなのだろうか?
(そんなわけない。あるはず、ない)
 それは、確信を持って言える。だとすれば、やはりゼフィールは間違っているのだと、ロイは思う。
 何も、自分の全てが正しいとは思わない。そもそも、正解など、子どものロイには想像もつかない。
しかし、これだけは言える。
(例え正解が分からなくても、そんなもの無いのだとしても・・・。
彼の、ゼフィールの夢が狂ってしまっていることは分かる)
 だから、声に出す。
「そんなこと・・・無意味だよ」
「なんだと?」
「――ロイさん?」
 ロイの言葉に、ゼフィールが、イドゥンが先を求める。
31
「町をつくり変えるだなんて、無意味だと言ったんだ」
 自分の中で答えを得たとたん、体中を包む違和感が無くなり、傷の痛みを感じなくなった。
言葉が、淀むことなく出てくる。
「――確かに、僕達はたくさんの人達に迷惑をかけてしまっている。そのせいで、怪我を
してしまう人もいるかも知れない。それは、本当に反省して、気をつけなくてはいけないとは思うよ。
でも、だからと言って、僕の周りにいる人達との繋がりを否定することなんて許せない」
「その繋がりが、この町の平和を脅かしているのだぞ?」
「だとしてもだ」
 断言。
「例えそうだとしても、僕の中にある絆は、どんな神器よりも尊いものだ。
さっき、傷だらけの僕のところにリリーナやウォルト、セシリア先生達が駆け付けて来てくれた時の、
あの暖かい思いは、決して、間違いなんかじゃないッ!!」
「だが、お前が自分勝手に町の中に飛び込まなければ、それだけの力が無ければ、お前の友人たちを
巻き込むことは無かった筈だッ!」
「さっきも言ったけど、それはあなたの思い込みだ。例え力及ばなくても、僕達は誰かの為に駆けだしたい。
一人の力では無理でも、みんなの力があれば、必ず成し遂げられるのを、僕は兄さん達の姿から学んできたんだ」
 そうだ。あの自由で、破天荒な兄姉達も、まじめで優しすぎる兄姉達も、一人で何かが出来るほどには強くない。
彼等は、彼らと共にいる者に支えられているからこそ、強いのだ。
「下らん。その様な絆、お前の思い込みかも知れんのだぞ?お前に力がなくなれば、たやすく消え去るものかも知れん」
 いつの間にか、ゼフィールの足が止まっている。
「そうかもしれない。でも、そうじゃない絆があることは、貴方だって知っているはずだ。
人の上に立つ貴方ならば、僕の倍以上も生きている貴方ならば、僕よりもずっとそんなものを持っているはずだ」
「ワシにそんなものは必要無いッ!」
 ――『無い』とは口から出なかった。一瞬、ほんの一瞬だけ、ゼフィールの脳裏に妹や部下の姿が浮かんだが、
彼は急いでそれをかき消す。
「――貴様の戯言に付き合うのは止めだ。そこまで言うならば、今すぐにお前達の力を封印し、
その言葉が真実でないと思い知らせてやろう」
「――させないと言ったはずだ」
 ロイが、デュランダルを握り力をさらに強める。どれだけ力を込めても、強く握れば握るほど、
力が湧いてくるようだった。それは、まるでエリウッドが、他の兄弟や友人達が、ロイに力を貸して
くれているようだった。
「邪魔をするな。ワシは、この町を平和な町へとつくり変えねばならんのだッ!」
 ゼフィールの表情が、険しくなる。それは、己の言葉をこれ以上否定するのは聞きたくないとでも
言っているかのような表情だ。
 しかし、ロイはそれをまるで意に介せずに続ける。
「その言葉だ。その『つくり変える』というのが、最初から気になっていたんだ。
感じていた違和感の正体。それが分かったから、僕はあなたが間違えているとはっきりと言えるッ!」
「何だとッ?」
「ロイさん、それは・・・?」
 ゼフィールはさらに表情を険しくさせ、ロイの背を見守りながら彼の話に耳を傾けていたイドゥンは、
自らの中にある迷いの答えを求めようと、先を促す。
(ロイさん。あなたは、何を考え、どのような答えを出したのですか?)
 続くロイの言葉に、ゼフィールとイドゥンの意識が集中する。
「簡単なことだよ。
僕は・・・この町が好きだ。
今のこの町が、いつも事件ばかりで、苦労が絶えない、でも、楽しくて、大好きな人達が
たくさんいるこの町が大好きなんだッ!
僕だって、この町の平和を望んでいる。だけど、それは今のこの町を否定して、新しく
つくり変えてまで欲しいものじゃないッ!!
僕が望む平和は、今のこの町の先にしかないんだッ!!」
 青い、真っ直ぐな瞳で前を、ゼフィールの立つ位置よりもさらに先を捉えて言い放つ。
淀みのない、一片の迷いすらない言葉が、イドゥンの耳に届く。
(今の・・・この町が、好き――。そうですか・・・そう、ですね。
私も、ユリアやユリウス、ニニアンやニルス、チキにミルラにファに、おじい様達が
いるこの町が好きです。
それに、兄弟家の皆さんと新しく出来た繋がりも。だから――)
 イドゥンの胸にもまた、答えが宿る。その瞬間――
32

 ――パリン
 まるで、ガラスのコップにヒビが入ったかのような音がロイ達の耳に届く。
「今の町が好きだと?ふざけるなッ!
そのような簡単な言葉で、我が理想を否定されてたまるかッ!」
 その音に、ゼフィールが気付かずに怒号を吐く。
「ふざけてなんかいない。今のこの町が好きだから、その在り方を否定するような
あなたの理想は、僕には間違っていると言い切れる」
 ――パリパリ
「そんなもの、お前の独りよがりな考えだッ!」
「それは、貴方にも言えることだッ!
ならば、その独りよがりな考えで町中をつくり変えようとしている貴方は、一体なんなんだッ!?」
「黙れッ!!貴様に、ワシの何が分かる!ワシがこの町の平和のために、どれだけの血を流して
きたのか、知っているというのかッ!?」
「それは分からない。
でも、町を守るために貴方が戦ってきたというのなら、なおさら貴方が町を否定するなんて、駄目だッ!」
 ロイの目が、ゼフィールを捉える。その目に、ゼフィールは再び既視感を覚える。そして、嫌悪感をも。
 ――パリパリパリ、パリンッ!
「――その目で、ワシを見るなッ!」
「例え叶わない理想だって、真っ直ぐに見つめられれば、貴方もこの町を信じることが出来るんだッ!
例え、どれだけ事件が起きようと!それに、誰かを巻き込んでしまって後悔したとしても!
僕は、僕の『絆』と、この町で積み重ねられてきた『思い』を信じ続けるッ!!」
 ――パリーーーーーンッ!!
「「――ッ!?」」
 そして、ロイのその言葉と同時に、グラウンドの空間全体から、何かが砕け散るような音がした。
 そこでようやく、ロイとゼフィールがこの場所に起きた変化に気付く。
 ――夕日が、ロイ達の姿を照らしている。
 先ほどまで、グラウンド全体を覆っていた薄紫の燐光は跡形もなく消え去り、足もとにあった
魔法陣は、まるでその役目を終えたかのように、輝きを失っている。
 ロイの体をねっとりと包み込んでいた空気は、ただの冬のそれに戻っている。
「これは――?」
「まさか・・・魔法陣の力を『封印』しただとッ!?馬鹿な!一体、どのようにしてだッ!?」
 状況の変化に戸惑うロイと、驚愕の表情を浮かべるゼフィール。唯一人、イドゥンだけがこの
変化に驚くことなくじっと佇んで、ロイを見つめている。
(これは・・・きっと、ロイさんの・・・力です)

 『精霊に強く語りかけることのできる人は、その言霊自体がある種の魔法と――』
 果たして、それが如何なる力なのかは分からない。ロイの言霊が、場を満たしていた精霊に
働きかけたからか、封印の剣が真の主の呼びかけに応えたからか、それとも、魔法陣に力を注いでいた
イドゥンの心に彼の言葉が深く届いたからなのか。
 ――いずれにせよ、説明の出来ない奇跡が起きたのならば、それはきっと『魔法』と呼ばれるものなのだろう。

「こんなことが・・・。魔法陣の力が失われれば、計画を遂げることが出来ん」
 呆然と呟くゼフィールに、ロイが告げる。
「終わりだ、ゼフィール。貴方の理想は、潰えた」
 そう、これで終わりだ。町中に竜をあふれさせたのも、全ては封印の力を魔法陣を用いて増幅させ、
町中に届かせるという最終目標があってこそだ。その魔法陣が失われれば、もはやゼフィールの望みは絶えた。
 これで、一連の事件は終わりを迎えた。
 しかし――
「まだだ・・・ッ!まだ、ワシの理想は、ワシの夢は死んではおらんッ!!」
 しかし、だからといって、全ての戦いが終わるわけではない。
「ならば、最後まで相手になってやるッ!
さっき、イドゥンさんに言った。言葉が無理だとしても、剣を持って、僕の信じる道を証明してみせるとッ!」
 ゼフィールがエッケザックスを構え直し、ロイはデュランダルの切っ先を眼前に上げる。
「ゼフィール署長・・・ロイさんッ!」
 どちらかが倒れるまで終わらないであろう戦いの後見を任されたイドゥンが、それでもこれ以上
二人に傷ついて欲しくなく、声を上げる。
 しかし、皮肉にもその声が、二人の駆けだす合図となった。
33
「ゼフィーーーーールッ!!!」
「ロイ―――――――ッ!!!」
 エッケザックスの衝撃波が放たれる前にロイはデュランダルの間合いに到達し、ローランのデュランダルが、
ハルトムートのエッケザックスが、空気を切り裂く轟音を上げながら接近する。
 互いの名を叫びながら―ゼフィールは、ここに来て初めて目の前の敵の名を
・・・眼前の相手を強大な敵と認めて呼んだ―、二人が剣を振り下ろす。

――ガカァアアアァッ!!

二人の全力の一撃がぶつかり合い――そのあまりもの衝撃に、二人の体から剣が離れる。
一瞬後に、二人の体もまた、衝撃に弾かれて後方へと飛ぶ。

勝負の行方は、まさにこの瞬間に左右されたと言っていいだろう。

エッケザックスはゼフィールの後方に弾かれ、彼もまたそのすぐそばに吹き飛ばされ、
背中から地面に落ちる。
一方、ロイの持っていたデュランダルはロイから見て真横の方向へ。グラウンドの両脇に
受けられた木の傍にまで弾き飛ばされ、ロイ自身は真後ろへ、イドゥンのすぐ足下まで飛ばされ、仰向けに倒れる。
もしも、ゼフィールがエッケザックスを手に、ロイがデュランダルを手に戦いが続けば、まだ勝負は分からなかっただろう。
実際に、ゼフィール手を伸ばせばすぐにエッケザックスを持ち直せるだろう。が、しかしロイは違った。

「ぬ・・・う」
 ゼフィールが身を起こし、自分のすぐそばに飛ばされていた愛剣を手に取る。
「ロイさん・・・ッ!」
 そして、未だ倒れているロイに、膝をついて声を上げるイドゥン。その目には、いつの間にか
一杯の涙が溢れ、彼女の両頬を濡らしていた。
「ロイさん・・・ごめんなさい、私は・・・私が・・・ッ!」
 イドゥンが、か細い声でロイに謝る。恐らく、自分がこの事件を巻き起こしたこと、自分がロイを
巻き込んだことに対してなのだろうが、ロイの意識は彼女のその表情にこそ囚われ、耳はその言葉を
捉える事が出来なかった。
(あぁ――)
 そして、思う。
(そうだ、もう一つあった)
 ゼフィールの言葉が間違っていると言える理由。
「ロイさんッ!」
 ロイの頭を抱え、膝の上に載せながら、イドゥンが彼の顔に手を当てようとする。
 しかし、それを遮るようにして、ロイの手が上がる。
(そうだよ。そもそも、朝、出会った時も、昼に倒れて立ち上がった時も――)
 結局、自分が戦う理由など、それ位シンプルな方がいいと思う。
「・・・ロイ、さん?」
 ロイの震える右手が、イドゥンの涙をすくう。
 そして、左腕に渾身の力を込めて立ち上がる。
 視線の先では、ゼフィールもまた立ち上がっていた。
「ロイさん!もう、事件は終わりました。竜達も、すぐに戻らせます。
だから・・・だから、もうッ!」
 立ち上がったロイの後ろから、イドゥンの声が聞こえる。
「だめだよ。まだ、終わってはいない」
「え?」
 予想の他、ハッキリとしたロイの声。
「だって・・・あなたが、泣いている」
「ロイさん?」
 確かに、自分は今泣いている。だが、だからどうしたというのだろう?そう、イドゥンは思う。
「町の平和とか、なんとかよりも・・・。僕はもっと単純な理由で戦い始めたんだ」
 ゼフィールがエッケザックスを構える。
 それを真っ直ぐに、兄弟家特有の迷いのない瞳で捉えながら、ロイは続ける。
「だって、目の前で誰かが泣いているんだ・・・!
どんな思いで生まれた夢なのかは分からない。
だけど!その夢で、平和を望んだ筈のその夢を叶える為にあなたが泣くのなら、
そんな夢はどこかで狂ってしまっているんだッ!だから――ッ」
34
 そうして、ロイは自らの目の前にあるものに手を添える。
 イドゥンが立っていた目の前、グラウンドの、魔法陣の中心に突き立っていたものに。

勝負の行方は、二人が激突し、吹き飛ばされた瞬間に左右された。

ゼフィールの手には、彼の分身たる神将器エッケザックスが。
 そして、ロイの手には、彼をこそ主と選んだ剣が。英雄の子孫たるゼフィールではなく、
いずれも劣らぬ他の兄弟達でもなく、主人公兄弟と呼ばれし家族の中から、ただ彼のみを選んだ
『とある主人公の封印の剣(ソードオブシール)』が、今、その半身の手に帰った。

 ロイは地に突き立ったそれを右手で引き抜き、頭上に掲げる。
その刀身には、彼の意思を反映するかのように、紅蓮の炎が宿る。

「だから――、その狂った夢を、封印するッ!!!!」
35


「おぉおおおおおおッ!」
「ぬぅうううううんッ!」
 各々の剣を手に、二人の英雄が疾走する。
 既に、互いの剣にとっての間合い―エッケザックスの衝撃波と封印の剣が巻き起こす爆炎の間合い―
には入っているが、両者とも、攻撃を繰り出すことは無い。
 ゼフィールは迫って来るロイに対して足を前に出しながら、剣を大きく振る。しかし、それを衝撃波として
攻撃に使うことは無く、振り切った剣の勢いを殺さずに体を回転させる。そして、回転が一周すると同時に
反対の足を踏み出し、さらに回転を加速させ、その遠心力を最大まで高める。
 それに対し、ロイは剣身に炎を宿らせ、それにさらに己の意思力を注ぎ込んでいく。ゼフィールと激突する
その瞬間まで、限界まで力を溜め込み、一気に爆発させるためだ。
 ロイとゼフィールの距離が近づいていく。その差、およそ十足、八足、六足・・・。
「王者の(バシリオス)・・・ッ!」
「エクス・・・ッ!」
 四・・・二・・・零。
「――劫渦(ディーネー)ッ!!!!」
「――プロージョンッ!!!!」
 そして、二振りの神剣に込められし力が、激突する。剣自身の威力、ゼフィールの腕力と剣技、
そして回転による遠心力の全てが込められた王者の劫渦(バシリオス・ディーネー)と、ロイの精神力の
全てが込められ、それを爆発力へと変えたエクスプロージョンとが激突する。
 ――ゴゥ―ッグォオオアアアァアアッ!!!
 この日、一番の衝撃と音が警察署のグラウンドを席巻する。グラウンドの両脇の樹々は揺れ、警察署の窓ガラスが
あまりもの振動に次々と割れていく。
 爆炎と劫渦がぶつかり合い、ロイとゼフィールの周囲を取り囲むように、巨大な炎の竜巻が上り立つ。
「―――ッ!」
 それを、無言で見つめ続けるイドゥン。そのオッドアイは、事の結末を見届けようと瞬きすらせず、
その銀髪は風に泳がされながら、夕日と炎の竜巻が放つ光に照らされ、真っ赤に染まっていた。

「ぬぅうおぉおおおおッ!!!」
「―――ッ!!!」
 炎の竜巻の中で、ゼフィールの声が響き渡る。ロイもまた、歯を食いしばりながら、剣から伝わってくる衝撃に耐える。
 ロイの眼は、今なおまっすぐにゼフィールを捉えている。その目を見ながら、ゼフィールは思い出す。
(そうだ・・・この目は)
 堪らない不快感を感じていたこの真っ直ぐな、恐れを、諦めることを知らない目。それは――
(これは・・・ワシの、昔のワシの目と同じだ)
 エッケザックスを通して伝わる凄まじい衝撃を身に受けながらも、ゼフィールは回想する。
(そうだ。昔のワシは、父上に気に入られようと、必死に努力をしていた。父上の後を継いで
立派な警官となることを夢見て、いつか家族皆で笑い合える日が来ると、そう信じて疑わなかった)
 思い出したくもない思い出が次々と蘇る。
(ワシが努力を続ければ、いつか報われると信じていた。ワシがこの町の平和を守り続ければ、
父上もワシを認めてくださると――。ギネヴィアとワシと、二人の母上と、平和に暮らせると――)
 いつからかは覚えていない。しかし、いつからか確実に、その理想は擦り切れていった。
『僕だって、この町の平和を望んでいる。だけど、それは今のこの町を否定して、新しく
つくり変えてまで欲しいものじゃないッ!!
僕が望む平和は、今のこの町の先にしかないんだッ!!』
 目の前の少年の、つい今聞いたばかりの言葉が思い出される。
(そうだ。ワシも――ワシも家族を愛していた。例えどれだけ思いが踏みにじられようと、
別の父親が欲しいと望んだことなど一度もない。ワシは、ワシの父上に認められたかったのだ――)
 そう、この町の平和に関してだって同じだ。ゼフィールは、この町の平和を『守りたかった』のだ。
それこそが彼の務めであり、彼の望みであった。
 その望みが、いつしか『平和な町をつくる』へと変わり、現在の町を、町の住人の間にある確かな『絆』
を否定してまで『平和な町へつくり変える』ことに変わってしまっていた。もっとも、本当に、兄弟家や他の
住人から力を奪ったところで、その絆を断ち切れたのかどうか、もはやゼフィールには分からなくなっていたが。
(あぁ、そうか。ならばやはり――)
 そうして、ゼフィールは目の前の少年の目をもう一度見る。
 今まで、狂おしいまでに彼を包んでいた夢への渇望が、まるで嘘のように封印されて(おさまって)いくのを感じた。
(やはり、ワシの理想は、夢は――狂っておったのか)
36

 一体どれほどの時間が過ぎたのか、あるいは一瞬だったのか。炎が晴れ、そこには剣をぶつけ合った体勢のロイとゼフィールの姿があった。
「はぁッ、はぁッ・・・」
 ロイの息は荒い。もうとっくの昔に、彼の体は限界を迎えていた。が、それでもその目の光は失われていない。
 ゼフィールはそんな、自分がいつか持っていた目を最後にもう一度目に収めながら・・・
「良い目をしている。――ワシの、負けだ」
 そう言って、その巨体を大きく後ろに傾がせながら、意識を手放した。
終章 へ続く

以上です。またも長くなってしまい、失礼いたしました。
次で終わりになると思います。早ければ今日か明日にでもまた投下させて頂きます。
183助けて!名無しさん!:2010/02/11(木) 20:42:42 ID:CMMnMs4X
ビラク「へっきゅ〜ん!会って随分経ったんだ、そろそろデレないか?」
ヘクトル「俺はホモでもツンデレでもねえ! ちくしょうこんだけ走ってんだから少しは痩せろよ俺の腹!」

ピコーン

ヘクトル「は?」
ビラク「うほっ」

ヘクトル ビラク  支援A

ヘクトル「あばばばばばばばばばばば」
ビラク「ついに俺の愛がへっきゅんに通じたのか!
    さあ、へっきゅん、次はさらなる高み、支援Sに な ら な い か ?」
ヘクトル「Sなんてねえよ!どちくしょおおおおお!」ドドドドド
チョ、ヘクトルニイサンナンデコッチニ アッ-!コノヒトデナシ-!

マルス「どっちか死ぬしかないな…」
184助けて!名無しさん!:2010/02/11(木) 20:53:58 ID:VsavXlMr
>>183
ついにwww
バレンタイン前になんというフラグが
185助けて!名無しさん!:2010/02/11(木) 21:05:14 ID:xRnBcpHz
>>170-182
長編乙!大団円を期待してるぜ
186170:2010/02/11(木) 23:47:13 ID:c/fkPPtq
付け間違いでした。
>>164-167
アイク・・・・・・・・・・・・。

失礼いたしました。
187助けて!名無しさん!:2010/02/12(金) 01:03:00 ID:diaQbA7q
もうすぐバレンタインか…クソッ!クソッ!なんで俺は毎年もらえねえんだ!!

そんな事はさておき>>58の続きを…
188怪しいペンダント:2010/02/12(金) 01:04:09 ID:diaQbA7q
シグルド「うおおおおお!!KINSHINは許さんぞー!!!」
シグルドは我が家へと愛馬を走らせた。その途中…
ジェイガン「フハハハハ!!火あぶりじゃー!」
マーカス「火あぶりじゃー!」
そこにはジェイガンの作った『育つジェイガン処刑場』があった。
ゼト「クッ…エイリーク様…申し訳ありません…私は一足先に天へ旅立ちます…」
ティアマト「グレイルさん…ごめんなさい……」
ジェイガン「カッカッカッ!死を覚悟したようじゃな!」
マーカス「火力アップですぞ!ジェイガン殿!」
サザ「待てー!俺はジェイガンポジションじゃなーい!なぜなら俺は馬に乗っていないからだー!」
ジェイガン「甘ったれるなよ小僧!ジェイガン=パラディン&銀の槍だと思ったら大間違いじゃー!」
サザ「えっ!?違うのか!?」
ジェイガン「違うわボケが!」
マーカス「そもそも基本最初から雑魚敵無双できる奴が該当するんじゃー!」
サザ「知るかー!俺は違う!違うんだー!」
マーカス「黙れ若造が!ジェイガン殿、この甘ったれた者はさらに火力アップが良いかと」
ジェイガン「それは名案じゃ!フハハ!燃えろ!育つジェイガンなど燃えてしまえー!」
緑風(笑)&他2名ピーンチ!とその時!
シグルド「ウワァァァァ!どいてくれー!馬は急に止まれなーい!」
そこに現れたのはKINSHINを成敗しに向かうシグルドだった。シグルドは止まれず、その場にいた人たちを引いていった
ジェイガン・マーカス「ギャー腰がー!」
ゼト「あっ!助かりました!ありがとうございます!」
ティアマト「助かりました!」
サザ「ギャー!なんで俺だけ馬に引きずられているんだー!」
ディアドラ「シグルド様…どうしましょうか…?」
シグルド「仕方ない、振り落とすしか…」
ディアドラ「えいっ!えいっ!」
シグルド「え…ディアドラ…?」
サザ「ギャー!踏むなー!落ちるー!って落ちたー!」
サザは落とされた。貼付けの状態のまま落とされたので上手く受身をとることもできず、全身を強打した
サザ「ギャー!」
ディアドラ「やりました!シグルド様」
シグルド「す…すごいね…ディアドラ…」
こうして、シグルドとディアドラは育つジェイガンポジション2名を救った。緑風?…そんなの知らん!
189怪しいペンダント:2010/02/12(金) 01:05:07 ID:diaQbA7q
ミカヤ「おうおうおう!サザちゃんよー!何生きとんじゃボケコラカス!」
サザ「ひ…ひどい…それよりこの縄をほどいてくれないかミカヤ…」
ミカヤ「うるへー!お前なんぞこうじゃー!」
ミカヤはサザを踏みつけた
サザ「アッー!追い打ちかけんといてー!骨が!骨がー!」
ミカヤ「だまれボケが!後半使えねえくせに強制出撃とかなめとんのか!?ああ!?騎士様さえいればお前なんぞポイじゃあ!」
サザ「そんなの知るかー!俺は悪くないぃぃぃぃぃ!」
ミカヤ「この緑風がッ!この緑風がッ!」
サザ「止めてくれー!いや、やめて下さいぃー!」
その頃兄弟家では、エイリークが乳に飢えていた
エイリーク「チチ…ソコダナッ…」
マルス「あっ!エイリーク姉さんどこへ!?」
セリカ「アルム…」
アルム「セリカ…」
エイリーク「ミツケタァー!チチミツケタァー」
セリカ「キャー!アルム助けてー!」
アルム「やめるんだ姉さん!さもないと…捻り潰すぞっ!」
エイリーク「…ドケェ!」
エイリークの逆水平チョップ!
アルム「グハッ…セリ…カ…」ガクッ
アルムは倒れた
セリカ「嫌ァー!アルムゥー!」
セリカはエイリークに連れ去られた。その時シグルドに送られていたKINSHIN電波が途絶えた!
シグルド「ムッ?」
ディアドラ「どうしたんですか?シグルド様…」
シグルド「KINSHINの気が…消えた…」
ディアドラ「それは…何か危ないことなんですか?」
シグルド「いや、特に問題はない、むしろいい事だ。おそらく私の代わりに誰かが妨害してくれたんだろう…いい事だ」
ディアドラ「それはよかったですね、シグルド様」
シグルド「あぁ、とてもうれしいことだ。このまま世界からKINSHINが消えることを祈ろう…」
ディアドラ「あっ、シグルド様。私あそこを見てみたいです」
ディアドラが指さす先にはコンビニのような建物があった
シグルド「あそこかい?…マチのほっとステーション?…まぁいいか、行こう」
シグルドとディアドラはコンビニのような建物に向かった
190怪しいペンダント:2010/02/12(金) 01:06:05 ID:diaQbA7q
その頃少女2人、竜3頭に追われていたターナとラーチェルは…
ターナ「嫌ァー!殺さないでー!」
ラーチェル「なんで私はなにもしてないのに追われてるんですのー!?」
ミルラ「コロス…エフラムノカタキ…コロス…」
チキ「わ〜いおもしろそ〜う」
ファ「おもしろそ〜う」
とそこへ
エフラム「止めるんだ!ミルラ!」
ミルラ「…エフラム…?」
ミルラが振り向くと、そこには死んだはずのエフラムがいた
ミルラ「…エフラム…生きてたんですね…」
ミルラはエフラムの方へ向かった。
エフラム「ミルラ…」
幼女を抱く青年の姿がそこにあった。
ターナ「何よ…あのロリコン…トドメを刺すしか無いようね…」
ターナはバールのようなものを取り出した
ラーチェル「ちょっと!あなた一体何回エフラムを瀕死の状態に追い込めば気がすみますの!?」
サラ「ミルラとか言ったわねあの子…私のおもちゃ…じゃなかった…にいさまは渡さないわよ…」
ラーチェル「この子も何!?てかあなた達すごく怖いですわよ!?」
ターナ「死ね!ロリコン!」
サラ「死ね!泥棒猫!」
エフラム「止めろ!二人とも!ってグハッ!」
エフラムにバールのようなものが命中した
ターナ「…ハッ!私は…何を…!」
エフラム「ターナ…俺が悪かった…」
エフラムはターナを抱きしめた
ターナ「エフラム…私こそ…ごめんなさい…」
リーフ「何この光景…ちょっとエフラム兄さん激しいね…」
サラ「あっ!葉っぱ!ちょっと来なさい!」
リーフ「なんだい?サラ」
サラ「ねぇ、ちょっと聞きたいんだけど杖と炎と雷と風と光どれが好き?」
リーフ「えっ?急に何を言うんだい?…う〜ん…杖かな?」
サラ「そう…じゃあ、エイッ!」
リーフ「痛っ!なにするんだいきなり!」
サラ「リーフ杖が好きだって言うから…」
リーフ「えっ!?それってそういう意味だったの!?痛っ!地味に痛いよやめてよ!痛いっ!痛いよコノヒトデナシー!」
リーフは逃げ出した。サラもその後を杖ポコしながら追う
サラ「フフッ…待て待てぇ〜(エフラムにいさまもいいけど、やっぱり葉っぱもイジめるの楽しいわね…フフッ)」
191怪しいペンダント:2010/02/12(金) 01:07:12 ID:diaQbA7q
葉っぱがいじめられているその頃シグルド&ディアドラは…
シグルド「マチのほっとステーションか…ただのコンビニかと思ったが…見知らぬ人のグッズしかおいてないぞ?」
二人はマチのほっとステーションとやらにいた。ちなみにこのマチのほっとステーション、周辺には外伝キャラのみがよく集まると言う
ディアドラ「シグルド様、あの人見てください」
シグルド「どうしたんだい?ディアドラ」
ディアドラの指さす先にはこの店の店長らしき人がいた
シグルド「ん?あの人がどうかしたのかい?」
ディアドラ「このプロマイドの人…あの人ですよ」
シグルド「えっ…?あっ本当だ…そんな事よりこの店には飲み物も無いのかな?」
シグルドはレジに向かっていった
シグルド「すいません、ここって飲み物とかはないんですか?」
ローソン「俺が店長のローソンだ!」
シグルド「いや…名前はどうでもいいんですけど…飲み物とか置いてないんですか?」
ローソン「無い」
シグルド「えっ…じゃあお弁当とかは…」
ローソン「うちの店には俺のプロマイドや俺のサイン入り下敷き、他にはタオル、ハチマキとかしか置いて無いぞ」
シグルド「え…じゃあ帰ります…」
ローソン「おっとお客さん…ひやかしは困りますなぁ〜」
シグルド「えっ…何この展開…」
ローソン「野郎ども!出て来い!」
ロビン「ヘッヘッヘ…お客さん…困りますなぁ…」
クリフ「ウェッヘッヘ…何か買ってけやぁ〜」
シグルド「なんなんだ君たちは…」
その時!
ディアドラ「嫌ッ!離して!」
グレイ「おいおい、いいじゃねぇかよぅ〜このいい男が一緒にお茶でもどうかって誘ってんだぜ〜?」
ディアドラ「嫌ー!シグルド様ー!」
シグルド「うおおおお!NANPAは許さんぞー!」
ローソン「何か買えぇ〜!」
ロビン「買ってけや〜」
クリフ「買ってけや〜」
シグルド「えぇい!離せ!私たちは帰るんだ!」
グレイ「おっと!何か買わねえとこのキャワイイ女の子が怪我するぜ?」
ディアドラ「イヤァ!」
シグルド「貴様…ディアドラに何かしてみろ…外伝をなかった事にしてやるからな…」
グレイ「おいおいよしてくれよ。このいい男をなかった事にするなんてもったいない話だぜ?大丈夫だ危害は加えない、あんたが何か買ってけばの話だがな」
シグルド「仕方ない、このプロマイドだけ買ってってやろう」
ローソン「100Gです」
シグルド「これでどうだっ!」
シグルドは100Gをカウンターにぶちまけた
ロビン「てめぇ!何しやがんでぃ!」
クリフ「なめとんのかコラァ!」
ローソン「よせお前たち…」
ロビン「店長…しかし!」
ローソン「この人はちゃんと100G払ったんだ。許してやれ」
クリフ「クッ!良かったな!店長が優しい人で!」
ロビン「帰れ!とっとと帰れ!このすっとこどっこい!」
シグルド「なんなんだ君たちは…行こう、デイアドラ」
グレイ「おいおい待ってくれよこれもどうだい?俺のプロマイドなんだが…」
シグルド「いらん!」
グレイ「そんな…このいい男のプロマイドをいらないなんて…」
クリフ「ドンマイ」
ロビン「ドンマイ」
シグルド「ハァ、酷い目にあった…」
ディアドラ「シグルド様…助けてくださって、ありがとうございます」
シグルド「いやいや、私は当然のことをしたまでさ」
とそこへ1人の魔道士が来た
192怪しいペンダント:2010/02/12(金) 01:08:11 ID:diaQbA7q
リュート「頼む、妹を助けてくれ、妹は妖術師のタタラに操られて、リゲルの水門を守っているのだ
     …タタラさえ倒せばデューテの魔法は解けるはずなのだが、どうすればいいのか分からない。
     頼む、一緒に助けに行ってくれ!!!」
その時、またもやKINSHIN電波がシグルドに届いた!
シグルド「ムッ!?KINSHIN電波受信!…場所は…商店街近くの広場?なんであんな所から…」
リュート「あのー一緒に妹を…」
シグルド「1人で行ってください」
リュート「そんな…ひどい」
シグルド「いや、急いでいるんで…」
リュート「そんな…ひどい」
シグルド「いや、本当に急いでいるんで」
リュート「そんな…ひどい」
シグルド「えぇい!1人で行かんか!私は家族のKINSHINを止めるために行かねばならんのだ!」
そういうとシグルドは愛馬にまたがった
ディアドラ「待ってくださいシグルド様、私も行きます」
シグルド「よし、行くぞディアドラ!うおおお!KINSHINは(ry」
リュート「そんな…ひどい」
シグルドとディアドラは商店街の近くの広場の方へ向かった
リュート「ひどい…しょうがない、1人で行くか…デューテ…兄さんが今行くぞ…」
とそこへ…
デューテ「遅イカラ来テヤッタ」
リュート「あぁ!デューテ!無事だったんだね!?(あれ…?なんだか)」
デューテ「死ネ!氏ネジャナクテ死ネ!」
リュート「アッー!誰か助けてー!」

ディアドラ「さっきの方…いいんでしょうか…放って置いて…」
シグルド「構わんさ。あれは私の弟の仕事だ、後で教えてやらないと…」
ディアドラ「でも今悲鳴が聞こえたような…」
シグルド「まさかww」
193怪しいペンダント:2010/02/12(金) 01:10:39 ID:diaQbA7q
その頃商店街の近くのとある広場では…
セリカ「嫌ぁー!やめてー!姉さーん!」
エイリーク「WRYYYYチチダチチダ!」
そこへ、ナイスタイミング?でシグルドとディアドラが駆けつけた
シグルド「うおおお!追いついたぞー!KINSHINは許さーん!!」
ディアドラ「シグルド様…ステキ」
遅れてアルムもやってきた
アルム「ハァ、ハァ、やっと追いついたぞ…セリカー!今助けるぞー!」
シグルド「待てアルム。ここは私たちに任せてもらおう」
アルム「何を言ってるんだ兄さん!セリカは…僕が守るんだ!」
シグルド「お前たち二人が一緒になるとKINSHINが始まるだろう?そんな事はさせないよKINSHINは絶っっ対にさせないからね」
アルム「何を言ってるのか分からないよ兄さん!とにかく僕はセリカを!」
セリカ「アルムー助けてー!」
アルム「ホラ!ホラホラホラ!セリカは僕をご氏名だよ!?」
シグルド「そんなの関係ねぇKINSHINは許さねぇ!」
アルム「うおおおおおおおお!!!セリカァー!!!」
アルムはダッシュした
シグルド「待てー!KINSHINは許さんぞー!」
その時だった。アルムの上にに1頭の天馬が降りてきた。
アルム「…えっ!?なに!?ギャー!」
プチッ
セリカ「嫌ァー!アルムー!」
エリンシア「ん?今何か踏んだような…」
リン「えっ?でも…誰もいないですよ?姉さん」
アルム「アァ…誰か…助けて…」
マルス「あっ!姉さん!下にアルム兄さんが!」
エリンシア「えっ!?嘘!?アルムちゃん!?」
アルム「うぅ…誰か…助けて…」
194怪しいペンダント:2010/02/12(金) 01:13:42 ID:diaQbA7q
マルス「大丈夫!?…えーと…アルルゥ!じゃなかったアルムゥ!」
アルム「あぁ…今日は…星が…綺麗だな…いい夢が…見れそうだ…あれ?もう僕兄さんに名前…忘れられてる…死のうかな…」
マルス「アルルゥー!!」
リン「アルム!しっかり!まだ傷は浅いわよ!?」
マルス「エリンシア姉さん!早くライブを!」
エリンシア「えっ!?あ…はいっ!」
アルム復活
アルム「うぅ…もう少しでこの世から存在が無くなりそうだった…」
エリンシア「ごめんなさい…まさか下にいるなんて気づかなくて…」
アルム「いいさ…いいさ…僕なんてどうせ…」
マルス「そんな事無いさアルルゥはいいところたっぷりじゃないか!」
アルム「例えば…?…それより僕の名前…アルルゥじゃなくてアルムだよ…?」
マルス「い…いっぱいあるよ!ハハ!(…何も思い浮かばない…)」
アルム「無いんじゃないか…ハッ!そんな事より!セリカを助けなきゃ!」
マルス「まだ助けてなかったのか」
アルム「うおおおおおおっ!今行くぞセリカー!」
5分後
アルム「…勝てない…エイリーク姉さんに勝てない…(涙目)」
マルス「アルルゥ…何やってんだよ!」
リン「もうやめてあげなさい」
リンのヘッドロック!
マルス「ぐっはぁー!やめてくれー!」
マルスの頭がどんどん締め付けられていく
マルス「ああああああああああああああああぁぁぁ!」
マルスはぐったりした
リン「さてアルム。皆で行きましょうか」
アルム「ありがとう姉さん!ちなみにそれは僕じゃないよ。ペ○ちゃんの人形だよ?」
リン「えっ!?…ごめんなさい…」
マルス「はっはっは。まったくアルルゥという奴は!」
リン「……」
マルス「あああああああああああああああああああああああ!頭がー!」
マルスは再びぐったりした
エリンシア「行きましょう。みんな!」
リン「オォー!!!」
アルム「セリカァー!」
マルス「オ…オォー…アルルゥ…じゃなかった…えーと…アル…アル…アイツ足速いな〜(しまった本当に名前忘れた…)」
その頃兄弟家では
エリウッド「あれ?みんな…どこ?」
エリウッドは家の中を探し始めた
エリウッド「ミカヤ姉さーん!シグルド兄さーん!?エリンシア姉さーん!アイク兄さーん…誰もいない…」
とそこに
???「あっエリウッド兄さん。フフッ」
エリウッド「…え?どちら様…?」
???「私よ、セリスよ」
エリウッド「うわぁ!セリスがおにゃのこに…蝶サイコー!」
セリス「今ね、家族みんなにあげるためにチョコレート作ってるの。良かったら兄さん試食してみて」
エリウッド「ウッヒャーセリスがチョコ作ってる!そしてこのチョコ蝶ウマイ!蝶サイコー!」
エリウッドは混乱した!
195怪しいペンダント:2010/02/12(金) 01:15:32 ID:diaQbA7q
そンなことはさておき他の皆さんは
エイリーク「KUAA!チチヲヨコセェ!」
セリカ「嫌ぁ!もうやめて姉さん!」
この時、その様子を見つめる人達がいた
ルーテ「すばらしい効果ですね。ペンダントを付けていなくても感情が暴走してしまうなんて…フフフ、やはり私は優秀です」
それは、騒ぎの発端ルーテだった。どうやらデータを取っているらしい。その頃他の二人は
アスレイ「見てください。根っこ!根っこですよ!?これ全部!力強いよね〜」
ノール「ハァ…」
アスレイはその辺にあった農作物を勝手に持ってきてノールに見せていた
ノール「あの…人様の農作物を勝手に持ってきてはいけないんじゃぁ…」
アスレイ「どうして諦めるんだそこで!ダメダメダメダメ諦めたら!」
ノール「いや…諦めるとかそういう事では…」
エイリーク「ウルサイゾォ!!」
アスレイ「何言ってるんだよ、お米!食べろ!ってグハァ!」
アスレイに飛び膝蹴りが炸裂した
ルーテ「すごい威力です。フフフ…私は自分の才能が恐ろしい…」
ノール「……」
とそこへ
アルム「うおおおおおおっ!セリカー!」
セリカ「あ…アルムゥー!」
アルム「すまない姉さん!そぉい!」
エイリーク「GUAHHHH!!」
アルムのチョップがエイリークに炸裂した。するとエイリークは奇妙な奇声を発して倒れた
セリカ「アルム・・・助けてくれて・・・ありがとう・・・」
アルム「うぅ…セリカが無事でよかった…」
セリカ「アルム…」
アルム「セリカ…」
二人が抱き合おうとしたその時!
シグルド「うおおおおおおっ!KINSHINはッ!許さんぞー!!」
ディアドラ「許しませんわ!」
そこに現れたのはKINSHINキラーことシグルドだった
シグルド「こらぁ!アルムにセリカ!なんど言ったらわかるんだ!KINSHINはダメだとあれほど…」
アルム「兄さん…踏んでる…僕を…馬で…」
シグルド「ん…?セリカ、アルムはどうした?さっきはいたように思ったんだが…」
セリカ「…馬の下…」
シグルド「え…?あぁー!アルムー!どうりでデコボコしていると思ったらー!」
ディアドラ「シグルド様…ひどい…」
シグルド「ち、ち、違うんだディアドラ!これは…アレだ事故なんだ!」
ディアドラ「言い訳は聞きたくありませんっ!家族に危害を加える人なんて…最低ですっ!」
そういうとディアドラは怒って帰ってしまった
シグルド「あぁー!ディアドラー!」
セリカ「いまのうちよアルム」
アルム「あぁ…セリカ…」
アルムとセリカはこそこそとどこかへ向かった
シグルド「あっ!こらKINSHINは…あぁ…ディアドラ…あぁKINSHIN!ディアドラ…KINSHIN…う…うわああああああああああああああああ!」
シグルドは発狂した!
196助けて!名無しさん!:2010/02/12(金) 01:27:57 ID:diaQbA7q
最後がシグルド発狂だけど…できたとこがここまでなんだ…すまない
ハァ、おにゃのこからチョコレート貰いてえよ…
197助けて!名無しさん!:2010/02/12(金) 01:37:04 ID:jhSfyZD/
サラ  「こういうところに書きこんでる男の人にチョコとか」
ミランダ「シーッ! 駄目よサラ、もっとオブラートに包まなきゃ!」



 それはそれとしてGJ。
198助けて!名無しさん!:2010/02/12(金) 10:56:39 ID:vUxXa3/Q
>>188
>マーカス「そもそも基本最初から雑魚敵無双できる奴が該当するんじゃー!」
同じレスで高齢者をひき逃げしてった人も該当するな。
つか、元祖育つジェイガン。
199ジャファル:2010/02/12(金) 11:53:33 ID:OUQYZdK7
>>196
…気にするな
例えばオーストラリアでは逆に男が女に渡す上、ホワイトデイは無い
…そして必ずチョコレートというのは日本だけだ……製菓子会社の金儲k(以下略

所でだ…

お前たちバレンタインデーといえば、何を思い浮かべる……?その名を冠したものといえば
1929年2月14日にシカゴで起きたギャングの一大抗争事件があげられるな。アル・カポネと
抗争を繰り広げていたバッグズ・モラン一家のヒットマン6人及び通行人一人の計7人が
殺害された事件であり、これがきっかけとして世間から同情的に見られていた有名なマフィア
アル・カポネに対する非難が高まったというわけだ…。あの映画で有名なアンタッチャブルなど
みんなもよくご存知だろう。ちなみにモランは権力を失ったために皮肉なことに天寿を全う
したそうだな…。その名の起源をたどると西暦269年にローマ皇帝の迫害の下で殉教した
聖ヴァレンティヌスに由来し常に血なまぐさい歴史と共に歩んできたといえる…。しかし、
風習の起源は、ローマ帝国の時/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\時、ローマでは、2月14日は女神ユノの
\祝日だったわけだぞ。当時若| この人でなしー!  |祭りの間パートナーとして一緒に /
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_______/ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                           ∨       ∧_∧
                          <⌒/ヽ-、__ (´<_`≧
                        /<_/_>>196__/ノヽノ |
                                     < <
200助けて!名無しさん!:2010/02/12(金) 12:36:09 ID:wwyWxSW1
>>198
>>マーカス「そもそも基本最初から雑魚敵無双できる奴が該当するんじゃー!」
>同じレスで高齢者をひき逃げしてった人も該当するな。
>つか、元祖育つジェイガン。
そんなこというと776なんか初期メンバーのうち半数が該当するぞ
外伝に聖戦は主人公だし

ところで烈火のリン編は誰が該当するんだ?
ワレスは登場遅いし、リン達は無双できるほど強くないし
201助けて!名無しさん!:2010/02/12(金) 17:20:08 ID:zU5jn0cO
何やってんすかジャファルさんwwww

ああ、ニノちゃんから今年もチョコもらったんですね。わかります
202助けて!名無しさん!:2010/02/12(金) 18:43:47 ID:6x8diw72
マーカス「ジェイガン殿…先程我らを引いていった者もジェイガンポジションらしいですぞ」
ジェイガン「怖そうだからパスしますぞい」
終章 一日の終わり


 夕暮れが赤く照らす細い道。ベルン署の裏門から続く裏路地を、二人が歩いている。
一人は、燃えるような紅い髪を持つ少年。もう一人は、本来銀色の髪を、夕日に
よってやはり赤く染められた女性―少女と言ってもいいかもしれない―だ。
少年は、その右腕に一人の幼い子を抱えている。
「――よく、眠っているね」
 紅髪の少年―ロイ―が、己の腕の中で眠る竜の少女、ファに視線を落としながら言う。
「・・・竜の力をたくさん使いましたから。きっと、まだ暫くは眠っているでしょう」
「そうなんだ」
 紅く染まった銀髪を持つ女性、イドゥンが、やはりロイの腕の中で眠っている
妹に視線を移して言う。
「・・・ロイのお兄ちゃん・・・あり・・・がと・・・だい・・す・・・よ」
「え?」
 暫く眠っていると聞いたファの口から自分の名を呼ぶ声を聞いて、ロイが驚く。
その姿―果たしてロイかファか―を見て、イドゥンが口元にかすかに笑みを浮かべる。
「くす。きっと、寝言でしょう。
・・・夢の中でも、ロイさんはファを助けてくれたようですね」
「――良い夢を、見てるといいね」
 帰路に就く三人。町は、先程まで竜の大群が暴れまわっていたことなど嘘の
ように静まり、夕暮れの、少し寂しげな雰囲気を作り出している。
 冬の夕暮れ。その空気は冷たく肌を刺す。
「ロイさん・・・。お体は、大丈夫ですか?」
 イドゥンが、視線を腕の中の少女から、そのすぐ上にあるロイの顔へと動かし尋ねる。
ロイは先ほどまで激しい戦いを繰り広げていた。本来なら、立つことすら危ういほどの
怪我も負ったのだ。
 しかし、ロイは顔に笑みを作り、イドゥンを安心させるように答える。
「大丈夫だよ。封印の剣には、僕の傷を癒してくれる力もあるんだ。だから、もう平気だよ」
 ちなみに、これはやせ我慢である。実際、封印の剣の力によってロイの傷を
癒すことは可能だ。また、その力でロイが自分の傷を治そうと試みたのも事実である。
 しかし、体力精神力共に限界まで使い果たしたロイは、封印の剣から十分な癒しの力を
引き出すだけの気力すら失っていたのだ。
 最低限、立って歩ける程度には体力を回復させることは出来、こうして家路を歩いて
いるのだが、決して大丈夫と言えるような状況ではなかった。
「――でも・・・やはり、ファは私が抱いて帰ります」
「だから、大丈夫だって!」
 ロイに向かって手を差し出すイドゥンに、ファを遠ざけるようにして背中を向けるロイ。
その背には、エリウッドから預かり受けたデュランダルが括りつけられている。
デュランダルの鞘代わりにしていた布はビリビリに千切れてしまったので、
今はその鍔の部分を、ロイの中学の制服の上着(こちらも激しい戦いによって
ボロボロにはなっていたが)で固定して、背中に括りつけている。
 また、その腰には二振りの剣。護身用に持ち歩いている細剣と封印の剣が
鞘に収まりベルトに繋がれている。
 この三振りの剣だけでも(と言うかデュランダルだけでも)、傷だらけの
ロイにはかなりの重量だ。
 それでも、ファを姉であるイドゥンに任せず、自らが抱いて歩いているのは・・・

「本当に、大丈夫だから!・・・それに、イドゥンさんだって、さっきまで
ずっと眠っているファを抱いて、腕が疲れているんでしょう?
それだったら、僕が抱っこして帰るよ」
「・・・そうですか。ありがとうございます」
 それでも、ファを姉であるイドゥンに任せず、自らが抱いて歩いているのは、
男の子特有のやせ我慢と言うやつだ。


「・・・この町のために、なにかをしたかったのです」
「・・・・・・」
 道を歩きながら、ぽつりぽつりと、イドゥンが語り始める。
「きっかけは、ファの一言でした。
・・・友達か、家の者か、あるいは、エフラムさんかも知れませんね。
とにかく、誰かに言われたのだそうです」
「なんて?」
「人の為になることをしろ、と。
それで私のところに、人の為にとは、一体何をすればよいのかと尋ねてきたのです。
・・・おかしいですね。人に迷惑をかけてばかりの・・・私に聞きに来るなんて」
「そんなことは――」
 どこか自虐的な響きを含むイドゥンの言葉をロイが否定しようとするが、
それよりも早く、イドゥンが話を続ける。
「とにかく、私にも一体どうすれば良いのかは分かりませんでした。
でも・・・それでも、人の為に何かをするというのは、とても素晴らしいこと
だと思ったのです。
――もし、私達が人の為に、この紋章町の為に何かをすることが出来れば、
いつも心配ばかりおかけしてしまっている、おじい様やおじ様達を安心させることが出来る。
そうとも思いました」
 イドゥンの言葉を黙って聞き続けるロイ。
「それでも結局どうすればいいのかは分かりませんでした。
でも、もし町の為、人の為に何かをするというのであれば、我が家がいつも
お世話になっている、兄弟家の皆さんの為になることがしたいと、そう至ったのです」
「――ありがとう」
 イドゥンの気持ちに、素直に感謝の笑みを向けるロイ。
しかし、その笑みを受けてもイドゥンは申し訳なさそうな顔をするばかりだ。
「・・・でも、結局は兄弟家の皆さんに、ロイさんに迷惑をかけてしまいました。
とにかく、家の中にいても始まらないと、ファと一緒に皆さんのお家を尋ねよう
として家を出たら、たまたま・・・ゼフィール署長と出会ったのです」
「・・・それで、一体どうしたの?」
「私は、ゼフィール署長に相談することにしました。町の為に尽くしている警察の方。
それも、この町で一番努力をされているであろう署長ならば、町の為に何かをしたい私達に、
どうすればいいのか教えて下さると思ったのです。
署長は、初め驚いたような顔をした後・・・私がその様な事を望んでいることに、
驚いたのでしょう。その後に・・・今回の計画について話してくれたのです」
「そうだったのか・・・」
 なるほど。確かに今回の事件の始まりには、純粋に人の為を思っての行動があったらしい。
ただ、それを相談した相手が悪かったのだろうか。
「私は、署長の話を聞いた時、とても素晴らしいと思ったのです。
だって署長の言う通りならば、もう兄弟家の皆さんが怪我をするようなことに
飛び込むことが、無くなるのですから」
「でも、それは・・・」
「はい。・・・それは、間違いでした。
ファは、始めからそれに気づいていたのでしょうね。署長の言葉を信じる私に、
不安そうな目を向けていました。
私も・・・。私も、計画の実行日、今日が近づいてくるにつれて、本当にこの計画は
兄弟家の皆さんの、町の皆さんの為になるのか、疑問に思ったのです。
でも、それでも私には、署長の言葉の何が間違っているのかは分かりませんでした」
 ゼフィールの言葉の過ちを見つけられなかったからこそ、最後まで悩みつつも、
結局は計画に手を貸して、戦闘竜と、神竜の力を貸し与えてしまった。
その結果、町に混乱が巻き起こるであろう矛盾を知りながらも。
「今朝、ロイさんを訪ねたのは、これを相談しようかと思ったのです。
でも、私達の問題でロイさんに迷惑をかけてしまったら、それこそ意味が無いと、
そう思って、今朝は何も伝えることが出来なかったのです」
 朝。あんなにも不安げな顔を浮かべながら、結局は何もロイに告げることなく
去ったイドゥンとファ。結局、その顔がロイを戦場へと駆り立てることになったのだが。

「そんなこと、気にせずに話してくれたら良かったのに。
イドゥンさんが僕達兄弟の為に何かをしたいと思うように、僕達だって、イドゥンさんや
竜王家のみんなの力になりたいのに」
「そうですね。本当に、私はばかです・・・。結局、皆さんに迷惑をかけてしまいました。
こんなことになるならば、最初から慣れないこと、誰かの為になどと、私なんかが考えなければ
良かったのです」
「そんなッ!だって、イドゥンさんは町のみんなの為を思って何かをしようと
したんじゃないか!それなのに、そう思ったこと自体まで否定してしまったら・・・ッ!」
 たまらず、ロイが大きな声を出すが、それでもイドゥンの顔は晴れない。
「ですが、もしあの時、ロイさんが私に答えを教えてくれなかったら、きっと今頃、
私は取り返しのつかないことをしてしまいました――!」
 イドゥンが、オッドアイに涙を溜めながら訴える。
 ロイはその姿を見て居た堪れなくなった。だから、彼女を慰めるために、
気休めではない、本音の言葉をかけなければいけないのだと思った。
 ロイは足を止め、イドゥンの方に体全体を向ける。それにイドゥンも気づき、
同様に足を止め、涙を湛(たた)えた瞳のまま、顔をロイに向ける。
「・・・こんなこと言うのもなんだけどさ。確かに、ゼフィール署長の言う通り、
この町には事件が絶えない。それは、きっと悪いことなんだろうけども・・・
だからこそ、この町のみんなは優しいよ。
きっと、今日のことだって、明日には何もなかったように忘れてくれるよ」
 ――僕は、明日セシリア先生やリリーナに絞られるだろうけど。
 最後に出かかった言葉は、意識して飲み込む。
「ロイさん・・・それは、いくらなんでも」
「うん。分かってるよ。だからと言って、今回の件が無かったことにはならないし、
イドゥンさんの気も晴れないとは思う。だけどさ・・・」
「だけど?」
 続く言葉を、イドゥンが待つ。自らを見つめてくるその左右色の違う瞳を、
ロイは青い、真っ直ぐな視線で捉え返す。
「だけど・・・僕は今日の出来事があって良かったと思う」
「なぜでしょうか?」
 イドゥンには、さっぱり理解できない。今回、彼は苦労をしてばっかりだ。
怪我を負い、封印の剣を奪われ、竜の群れに襲われ、そしてまた怪我を負い・・・。
それこそ、命を何回も失ってもおかしくない程の巻き込まれ方をしたのだ。
 しかし、それでも彼は良かったと言い、その顔には今や、笑顔さえ浮かべている。
「だって、今日のおかげで僕は少し、イドゥンさんと仲良くなれた気がするよ?」
「――え?」
 そういえば、いつの間にかロイの口調は、朝会った時よりもくだけたそれに変わっていた。
「正直、僕は今までイドゥンさんのことはあまりよく知らなかったんだ。
もちろん、良い人だってことは知っていたし、話をしたことも、関わったことも
たくさんあるけど、それでもどこか、近づききれて無かったと思う」
「――そうでしょうか?」
 イドゥンはあまりそんなことは意識していなかった。もともと、そういった
感覚には疎い方だ。
「うん。――ごめんね。きっと僕の方が構えてしまっていたんだ」
 ロイが、ちょっとしたいたずらを叱られた時のような、子供らしい笑顔を作る。
「でも――今日のおかげで、イドゥンさんが僕達兄弟のことや、この町のことを
好きでいてくれているのが分かったんだ。
だから、僕はイドゥンさんと今までよりも知り合えた、仲良くなれた気がするんだ。
――これは、僕の思い込みだろうか?」
 ロイの言葉を、イドゥンが頭の中で反芻する。そして、
「・・・そうですね。私も、今日一日を通じてロイさんの優しいところや・・・
ちょっと無茶なところを、改めて知ることができました。
それに、ロイさんは、私の迷いに答えもくれました。
だから・・・私もロイさんと、今までよりも仲良くなれたと思います」
 そう言って、イドゥンの顔に、彼女には珍しい、しかし本当によく似合っている、
柔らかい満面の笑顔が浮かぶ。眼尻で、先程までたまっていた涙が夕日を反射して輝く。
 その顔を見て、ロイも自らの笑みを深くする。

(それに、今日だけでイドゥンさんのいろいろな表情を見れた気がする。
泣いたり、笑ったり、あまり表情を顔に出すのは得意じゃなさそうだったのに)
 これもまた、自分や兄姉達の影響があるのだろうか?そう思うと、ロイはやはり、
今日の自分の行いが間違っていなかったのだろうと実感できた。
「――よかった。それじゃあ、やっぱり、今日は良い日だったんだよ」
 そう言って、ロイは再び前を向いて歩き始める。その横顔は、夕日に照らされて
赤くなっている。
 イドゥンも、ロイの後に続いて、その左横に立って歩き始める。
「・・・寒いね」
「そうですね・・・」
 そのまま黙っているのも何か気まずい気がして、ロイがあたりさわりのない話題を振る。
 イドゥンもそれに、あたりさわりのない答えを返し・・・ロイの空いた左手に、唐突に
自分の右手を伸ばす。
「――ッ!」
 朝と、まったく同じように動揺するロイ。思わず彼女の方に顔を向けるが、
イドゥンがあまりも冷静に前を向いて歩き続けるので、ロイも心が静まって行き、
前を向きなおして歩き続ける。
「―手、冷たいですね」
「イドゥンさんの手も、冷たいよ」
 やはり朝と同じセリフのイドゥン。しかし、今度はロイもそれに言葉を返す。
(そう言えば、今日は手袋を忘れてきたんだった)
 唐突に、どうでもいいことを思い出す。左手からは、やはり手袋をつけていない
イドゥンの手の冷たさが感じられる。
 冷たさを感じるのだが――。
「そうですか・・・。でも、不思議ですね」
「なにが?」
 なんとなく、イドゥンの言いたいことが分かる。きっと、彼女もロイと同じことを
感じているのだろう。
「だって・・・お互いの手はこんなにも冷たいのに。
――握った手からは、温もりが伝わってくるものなのですね」
「――そうだね」
 夕暮れの中で二人、前を向いて歩く。二人の顔は夕日を受けて赤く、しかし、
どちらか、あるいはどちらともが、その頬に熱を感じていたかも知れない。
 冬の空気は寒く、ロイと、イドゥンと、ファの三人はそれでも確かな温もりを
感じながら、一日の終わりを迎えようとしていた。

 こうして、紋章町の一日が終わる。今日も日常が過ぎていく。異常で混沌な、
それでいて温かな、そんな日常が。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


 ある一軒の家の外につけられた換気扇の排出口から、白い湯気が吐き出されている。
普通の一軒家にしては大きいが、だからといって、富裕層が住むような家ではない。
家のあちこちには急造の修理跡があり、それが毎日増え続けているその家の台所には、
一人の女性が立っている。
「〜〜♪」
 鼻歌を歌いながら調理を続ける緑髪の女性。
 ――トントントンと、まな板の上の白菜を包丁で切る音が、リズム良く聞こえてくる。
「――もうすぐ、みんな帰って来る頃かしら」
 女性の視線が、左手にあるコンロで温められている土鍋と、その上に掛けられた時計に向かう。
 背後のテーブルには、今日、弟の友人宅から差し入れてもらった猪の肉が置いてあり、
それだけでは足りないとばかりに、さまざまな肉―なんの肉か一目で判別できないものも
混ざっている―や食材が並べられている。
「今日も寒かったから、きっとみんなお鍋を喜んでくれるでしょう」
 もうじき帰って来るであろう家族の笑顔を浮かべながら、女性が台所の窓の外、
曇りガラスの向こうに浮かんでいる夕日に目を向けて、そして呟く。

「ふふ。今日も、『いつも通り』の一日でしたわね」



とある主人公の封印之剣(ソードオブシール) 了
以上で完結となります。
誤字や脱字が多く、内容もアレな拙作にお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
これからも、小ネタが浮かんだら投下させて頂きますので、よろしくお願いします。
210助けて!名無しさん!:2010/02/12(金) 21:14:45 ID:URTH36al
>>209
何を言おうか悩んでる…とりあえず乙としか言えない自分を呪うばかりなり
211助けて!名無しさん!:2010/02/12(金) 22:09:50 ID:CHuuiC/u
GJ!
212助けて!名無しさん!:2010/02/13(土) 11:50:25 ID:V73EIG4J
>>203-209
完結お疲れ様。自分なんて二年以上続いてる上に不定期だから、
こうコンスタントに書いていける貴方が羨ましい…
GJ!

…バレンタインネタは明日投下で問題ないんだよね?
213助けて!名無しさん!:2010/02/13(土) 12:01:23 ID:xtxVjGwS
いろんな都合で当日投下できない人もいるだろうし
投下しやすい時でいいんじゃない?
214助けて!名無しさん!:2010/02/13(土) 12:35:35 ID:V73EIG4J
>>213
それもそうだな。別にバレンタインズデーに絶対に投下する必要はない訳だし

…イドゥンさんは家族全員と兄弟家全員分のチョコレートを作ってそうだ
215助けて!名無しさん!:2010/02/13(土) 12:36:50 ID:RJ1cBV2N
ララム「今年もチョコレートを作るわ!」
アイク「うがああああああああああああああああああああああああああああああ!」
216助けて!名無しさん!:2010/02/13(土) 13:24:01 ID:RJ1cBV2N
メガテンやってたらなんか思いついた。

地母神ティアマト×女神パールヴァティ=女神ユンヌ
女神アマテラス×天女アメノウズメ=天女ミカヤ
幻魔タム・リン×邪鬼ラクシャーサor凶鳥モー・ショボー=幻魔エフラム
魔王オーカス×死神オルクス=魔王ヘクトル
破壊神カルティケーヤ×破壊神シヴァ=破壊神アイク


魔王マーラ×邪神ミジャグジさま=魔人ビラク
217助けて!名無しさん!:2010/02/13(土) 13:48:10 ID:l6rKZMck
明日のビラクタイン楽しみだな
218助けて!名無しさん!:2010/02/13(土) 17:10:27 ID:6QIb2oBO
ヘクトルは遠くに旅だったようです
219混戦:2010/02/13(土) 17:45:56 ID:JS2MUygz


〜 オスティア家 〜

リリーナ「密偵!」
アストール「はっ!」シュタッ
リリーナ「ロイと兄様の状況を報告なさい」
アストール「はぁ…ヘクトルはホモの脅威におびえて焦ってますね。
      カップリングすまいと必死です。一方ロイはそのヘクトルとビラクをくっつけようとやっきです」
リリーナ「ふっふー、可愛いロイ。私を兄様に取られまいと必死なのね。
     心配しなくても両方大事にするのにね」
アストール「はぁ…」
リリーナ「いずれにしてもこれは好機よ、時期ネタに則った強力ガラナ入りチョコで兄様&ロイゲット!!!
     ここで一気に飛び出すのよ、大勢いる嫁候補の一人にすぎないなんてもーいや!
     そろそろ兄弟家からマルスさんシグルドさんに続くカップル成立が出てもいいころだわ!」
アストール(アンタだって婿候補大勢集めてるでしょうが…嗚呼、ウーゼル様…なんでこうなっちまったんですかね…)

〜 路上 〜

ロイ「なんで僕と同じほうに走ってくるのさ兄さん!」
ヘクトル「ぬかせ、お前こそ俺の行くほうに先回りすな!」
ロイ「兄さんの魂胆はわかってるよ!ビラクさんから逃げるためにリリーナと支援をつける気だね!
   こんな嘆かわしいことはないよ!」
ヘクトル「ほっとけ!もはや俺には何の余裕もない!」

???「うほっ」

ヘクトル「うぎゃああああああああああああああ!?」
ロイ「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!! 」
ビラク「へっきゅ〜〜ん! チョコレートはオ・レ・じ・し・ん?
    食べて?」
ヘクトル「いやあああああああああ!!!
     こうなったら全速力でリリーナんとこ行って支援を!」
ロイ「ピザの鈍足に負けるかyo!」
220混戦:2010/02/13(土) 17:46:52 ID:JS2MUygz


ボールス「伝令ーっ!ヘクトルとロイとビラクがこっちに走ってきます!」
リリーナ「何ですってー、前2人はともかく最後のはいらないわよ!」
ボールス「うげっ!? しかもビラクは全裸にチョコ塗りたくってる!?」
リリーナ「なんとゆー変態…どーせ武器レベルしか能のない男の肉体なんて…」
ボールス「ああ、兄貴系に好かれるために最近ボディビルやってたみたいですよ?」
リリーナ「KINNIKUキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
     ねぇねぇねぇあなたホモなんてやめて私の婿にならないっ衣食住完備で一生左団扇を約束するわ!
     その体のチョコ舐めさせて舐めさせてハァハァ」
ビラク「うわまて何をするやめてくれおれはホモなんだ!?」
ビラク逃走
リリーナ「逃がすかハァハァ!」
リリーナ追走
ヘクトル「……」
ロイ「……」
ヘクトル「なぁロイ…やっぱ支援Aは大事に選ばなきゃな…」
ロイ「そうだね…きっと僕の気の迷いだったんだ…」
ヘクトル「…帰るか…走り回って腹減ったな…どうだ飯でも付き合えよ?」
ロイ「ありがと…兄さん…今だけは泣いていいかい?」
ヘクトル「奇遇だな…俺もそんな気分だった…

ロイ&ヘクトル「うわぁぁぁぁぁぁぁん!」

終わり
221リーフ:2010/02/13(土) 18:41:41 ID:l6rKZMck
おねいさんと支援をつけさえすれば明日は…







今からでも遅くない!
ちょっとイドゥンさんの所に行ってくる
222助けて!名無しさん!:2010/02/13(土) 18:41:57 ID:TzG9KkzT
ビラクネタは一体いつまで続くんだ?
223助けて!名無しさん!:2010/02/13(土) 19:53:57 ID:xuNu0SMq
ビラクの想いが叶うか、ピザが諦めるまでじゃね?
224助けて!名無しさん!:2010/02/13(土) 19:54:43 ID:hJ9fdnZM
イドゥンさんの料理スキルは...どの位だ?
龍王家のみなさんは軒並みエルフなどの十二魔将やロリ戦闘竜達が頑張って料理を作っているから、
あまり料理がうまい印象がない。

225助けて!名無しさん!:2010/02/13(土) 20:12:42 ID:XkBC1g/b
正直あまり高い印象ないな

かえってユリウス辺りのほうが上手いと思う
226助けて!名無しさん!:2010/02/13(土) 20:18:48 ID:GwWOrMoC
>>221の元にデギンハンザーRRが飛んでいったぞ
227助けて!名無しさん!:2010/02/13(土) 23:20:43 ID:XkBC1g/b
少し早いけど翌日都合あるんでバレンタインネタ投下
228平民と貴族のコンチェルト:2010/02/13(土) 23:21:42 ID:XkBC1g/b


さて今日は2月14日だったりする。
しかも日曜日とあって世間の奴らは浮かれてたりするわけだが…
俺らにゃ関係ねーよバーロー!
TVが土日祝日休むか?
ちゃんと365日流れてるだろうが!

…てなわけで俺は仕事中だったりする。
しかもバレンタイン特番とかでいつもより忙しいくらいだ…
はぁ…ここんとこ徹夜も多かったなぁ…早いとこ貴族様になって楽な暮らしがしたいぜ…

セーラ「はん、なに夢物語ってるのよ」
イリオス「うおおっ!? 人のモノローグ読むなっ!?
セーラ「途中から口に出てたわよ、あんたが貴族? はっちゃんちゃらおかしくてへそで茶を沸かすわ」
こ…この野郎…そういうことは思っても言うなよな!
イリオス「じゃかあしいクソアマ! それよかあと一本収録あんだから準備手伝え!」
セーラ「そんなんアンタがやってよ、は〜何本も掛け持ちで出演しなきゃならない売れっ子はつらいわ〜」
イリオス「ケッ…うちの資金力じゃ売れっ子なんて使えねぇから仕事もらえてるだけのくせに…」
セーラ「あん? なんか言ったか平民?」
イリオス「平民言うな!」

疲れる…やってられっか…
229平民と貴族のコンチェルト:2010/02/13(土) 23:22:22 ID:XkBC1g/b


…そんなこんなで仕事も押してもう終電だ…
だが久々に家で寝れるぜ…疲れた…
俺は駅のコンビニで遅い晩飯を買うと電車の中でガツガツと頬張る。
大して人は乗ってねぇのに酔っ払いの歌声がうるせぇな…
終電の電車にゃ酔っ払いだのチーマーだのろくなヤツがいねぇ。
大体なんでよっぱらいの歌声をBGMに晩飯食わなきゃならねぇんだ…
……げっ!?
独特の酸っぱさのこの臭いはっ!?
…………………俺は食欲を失った………


電車を降りた俺はくたびれ果てて家路についた。
夜道で犬に吼えられた時にゃさすがに泣きたくなったね。

…いやまぁこんな最悪なバレンタインを過ごしてると思われるかもしれねぇけどよ。
もらえるアテはあんのよ、うん。
ソイツからは学生ん時にも貰ったことはあるしな。
(おかげで大学落ちる羽目になったけどな)
なに、平民の分際で生意気だ?贅沢抜かすな?
うるせぇ大きなお世話だ!

あ、やべぇ。
大学落ちた時のこと思い出したら気が滅入ってきた…
ああ…あんとき上手くいってりゃ成功して貴族になっていたのに……
いかんいかん…マイナス思考だ…でもなぁ…はぁ……
230平民と貴族のコンチェルト:2010/02/13(土) 23:23:07 ID:XkBC1g/b


あ…俺のボロアパートが見えてきやがった…
くそ、いつ見てもボロいな…築25年とか家主のやつサバ読んでるだろ?
あ?
なんか俺の部屋電気付いてねぇか?
おっかしいな、朝は付けるはずねぇしな…ま、まさか泥棒!?
俺んちから盗るようなもんなんてねぇぞ!?
(ちなみに紋章町では施錠は意味ねぇぜ)
(道具屋で売ってる扉の鍵で全ての扉はフリーパスよ)

焦った俺はトロンの書を握り締めて部屋へと踏み込んだ!
イリオス「コラァ、どこのどいつだ!」
オルエン「ふぇ…あっお帰りなさい!」
俺の方を振り返ったのは机に突っ伏していた寝ぼけ眼のお嬢様だった…

イリオス「あ?……お、お前オルエン?
     なんで俺んちに?」
多分、そん時の俺は相当な間抜け面だったんだろうな。
しかしもう日付も変わっちまったような時間だぞ?
そそそそんな時間に男の部屋にだな…

オルエン「はいこれバレンタイン!」
イリオス「は?」
そうして差し出されたのは綺麗なラッピングが施されたチョコレートの箱だった。
オルエン「どうしても14日のうちに渡したくて…でもイリオスお仕事でしょ?
     だから待ってたの」
イリオス「そ…そうか…遅くなってわりぃな…/////」
またしても俺顔真っ赤!?
ちくしょーギャルゲーで必死こいて免疫つけたのに!?
…いや、効果なかったけどよ…
231平民と貴族のコンチェルト:2010/02/13(土) 23:23:49 ID:XkBC1g/b


とりあえず俺はお茶など出すことにした。
お嬢様の口に合うとは思えねぇが。
イリオス「ところでお前、門限はいいのか?
     とっくに過ぎてるだろ?」
オルエン「う、うん、そうね…だからフレッドには…そのう…」
そうだ!
しつこい監視役の野郎はどうしたんだ!
いつもなら血相変えてオルエンを屋敷に連れ戻そうとするはずだが…
オルエン「フレッドには叱られちゃったけど…今日だけは我侭言いたかったから…」
そう言って恥らうコイツは確かに可愛かった…んだが腰に下げてる聖なる剣はナイト特攻だったよな…
俺、しばらくフレッドの野郎に当たられそうだな……
イリオス「そそそうか! まぁなんだ、ありがとよ!
     明日の朝飯にでもさしてもらうわ!HAHAHAHAHAHA!!!」
俺…
もちっと気の利いたこと言えねぇのかよ…orz
まぁ食料事情的な面でもありがてぇのは事実だが。
オルエン「そう、喜んでもらえてよかった♪」
コイツの素直さがありがてぇぜ……

さて、時刻は深夜0時を過ぎている。
ここで男なら泊まっていけって言うとこかもしんねぇが…
オルエンを送ってる俺がいる…ヘタレ言うな!
ちなみに自分の馬はとっくの昔に売ったからな、おれは手綱持って歩くだけだ。
一緒に乗ればいいじゃんって?
へっ振り落とされたんだよ!
貴族様の馬は違うぜ!
言葉は通じずともその目でわかるね。
お前みたいな平民風情は乗せたくない、せいぜい馬番がお似合いだってこの馬は抜かしてやがる!
オルエンは「あら、いつもはおとなしい子なのに…」なんて首をかしげてたが……

ちくしょー…俺が貴族になったらてめぇなんか馬刺しにしてやるからな!
いまにみてろよ!
232平民と貴族のコンチェルト:2010/02/13(土) 23:26:07 ID:XkBC1g/b


しばらくして俺達はシュターゼ家の門についた…結構遠いのな…
いつも俺んとこ来るときはフレッドの車で来るのもわかるな。
しかし…予想はしていたが…漫画レベルの金持ちだなこりゃ…
柵の中には広大な庭園、噴水に敷石…よくわからん彫像とかあるし…
俺が何千年働けばこんな屋敷が立つんだ?
門のところにいる黒服のグラサン…ああいうのシークレットサービスっていうんだっけか?
オルエン「ありがと、ここまででいいわ」
イリオス「おう、だけどよ、どっかからこっそり戻ったほうがいいんじゃねえか?
     小言うるせぇんだろ?」
オルエン「どの道フレッドには怒られちゃうし、
     柵を越えるなんてはしたないことをしたらますます怒られちゃうもの」
それもそうか。
つかこの厳重そうな警備をみりゃあ門しか入り口がないことがよくわかる。
イリオス「じゃあまたな、今日はありがとうよ」
オルエン「ええ、お休みなさい」

……俺のチキン……
こないだのこともあるし、キスくらいしてやるべきだったのかもしんねえ…
いやでもまだ付き合ってるわけじゃねぇし…

そんなことを考えながらぼんやりと帰り道を歩いていたら、足踏み外して側溝に落ちた……
その時は悪態ついただけだったが、翌朝財布を落としたことに気付くことになる…
探しに行ったが当然のように俺の財布は返ってくることはなかったorz
どうしてこういい話で終わらねぇんだろな……

終わり

兄弟家のみんなのバレンタインネタはみんなが書いてくれると思ったので俺は脇役を…
しかし俺ほんとに脇役やちょい役が好きなのな…
233助けて!名無しさん!:2010/02/14(日) 03:29:29 ID:vh0+y5EJ
>>228-232
施錠が意味無いとか怖ろしすぎる町だな…あと馬にも嫌われるイリオス哀れw

では俺もバレンタインネタ投下します
234弄ばれる兄:2010/02/14(日) 03:32:35 ID:vh0+y5EJ
「お帰りなさい、にいさま」
「サラ…いい加減にリワープで部屋に入るのは止めろ」
帰宅し、自室に入った俺を出迎えたのはリワープで部屋に無断侵入していたサラだった。
こいつは何回注意しても行動を改める気配が無い。
「まあいいじゃない、細かいことは。それより…今日は何の日?」
俺の言葉を当然のように流し、サラが問いかけてくる。
「ああ…バレンタインだろ?」
「覚えてたの?にいさまは修行ばっかりしてるから、絶対忘れてるって思ってたのに」
「まあ…俺も興味はないが、この日が来るとチョコがばら撒かれるんだ、嫌でも覚えるさ」
この手のイベントに俺は余り積極的に関わらないが、この日は別だ。自分がどうこうするわけではないが
女兄弟と知り合いの女性からチョコを配られるので否が応でも覚えてしまう。
さっきも冷蔵庫に今日ばら撒かれたチョコを押し込んできたところだ。
「覚えてるならいいわ。じゃあ、あたしからも鼻血が出そうになるもの…あげる」
「ん…?ああ、ありがとう…」
こいつもようやく他人を気遣って贈り物をすることが出来るようになったか…
俺の日々の指導、説得も無駄では無かったということか…よかった。
「じゃあ…あげるから、ちょっと目を瞑っててね」
「…?わかった」
少々不思議に思いながらも目を閉じる。一体何をするつもりなんだ…?チョコをくれるだけではないのか?
俺が考えを巡らせていると、しゅる、という何やら衣擦れのような音が聞こえた。
「はい、じゃあ目を開けて」
音が聞こえてすぐに、目を開けるように促された。サラを見ると、何やら指に何かを引っ掛けてくるくると回している。
「にいさま、パス」
サラが回していた何かを放るが、すぐさま反応して掴み取る。日々の鍛錬は伊達ではない、こんなものは左手一本で十分だ。
渡されたものを確認して、いや、確認しようとして俺は驚愕した。今まで見たことの無いものがあったからではない、
むしろある意味見慣れたものだ。洗濯物を畳む手伝いをしたときに、これと似たものを何度も見ている、これは…
「チョコよりこっちの方が嬉しいと思って、どう?あたしが今まで穿いてた生ぱんつ♪」
脳が知覚するのを拒否していたが、サラから言われてようやく認識した。これは正しく女物の下着だ。
235弄ばれる兄:2010/02/14(日) 03:35:07 ID:vh0+y5EJ
「お前!?一体どういうつもりだ!?」
「え?気に入らなかった?柄がダメ?調べたら男の人はボーダーが好きってあったからそれにしたんだけど」
よく見てみると、確かにサラの長くウェーブのかかった髪と同じ紫に、雪のように白い肌と同じ
純白の二種類の横縞の下着だ。これなら確かによく似合…いかん、何を考えているのだ俺は。
「とにかくだ!これは返すぞ!ほら!」
「…あ…っ」
サラに下着を返そうと左腕を差し出すが、焦っていたためか下手から大きく振り上げる形になってしまった。
その際に、指先がサラの長いとは言えない丈のスカートに引っかかり、捲れそうになる。
今まで俺をからかうように笑みを浮かべていたサラが、慌ててそれを押さえる。
スカートが捲れなかったことを確認すると、ふう、と一息ついた後に、にやりという言葉がぴったり合う表情で俺を見た。
「もう…あたしが穿いてないって分かったらすぐにスカートを捲りにくるとか、にいさまってやっぱり変態なんだ」
「い…いや、今のは事故だ。それより、冗談でもこんなことはやめろ。いたずらにしては度が過ぎてるぞ」
「…冗談じゃないよ」
そう言うとサラは、俺の空いている右手を掴み、俺の体勢を崩す勢いでぐいと引っ張ると、自らの左胸に押し当てた。
「…お前!?」
「ほら…すっごくドキドキしてるの…わかるでしょ…?」
サラの胸に押し当てられた手に、バクバクと早鐘を打つような勢いの鼓動が伝わる。
「どう…わかってくれた?…それと、あたし最近…前からかな?結構胸大きくなってきたの。触ってて分からない?」
俺の右手を、毎日の鍛錬の際に振るう槍の硬さとは真逆の柔らかさが刺激する。こういうときは何と言えばいいのだろうか…
ゴム鞠とか水風船のような感触?とでも言えば…いかん、現実逃避をしている場合ではない。
「…サラ…いい加減に…」
「ね…にいさまはロリコンなんでしょ…?だったら早く手を出しちゃいなよ…のんびりしてたら…育っちゃうよ?」
とんでもない台詞を言う奴だ。この状況でそんなことを言われれば、本物のロリコンならすぐさま襲っているだろう。
…俺はロリコンではないので問題ないが、断じて。今一度自分に深く言い聞かせる…そうしなければまずい状況だ。
「…にいさま……」
サラの潤んだ瞳から放たれた熱の篭った視線が俺を捉える。先程からサラの体から手を剥がそうと努力しているのだが、
あの瞳に見つめられると金縛りにかかったかのように体が動かない。
「…にい…さま……エフラム…」
擦れた声で俺の名前を呼ぶ。その瞬間、背中に軽く電撃を食らったかのような衝撃を感じた。…なんて奴だ。
熱に浮かされたかのような表情、紅潮した肌、触れている体の弾力、そしてあの声。まだ十五年も生きていないような
少女が発する艶ではない…このままだと俺は…
236弄ばれる兄:2010/02/14(日) 03:37:31 ID:vh0+y5EJ
「…うおおぁっ!!」
気合の雄叫びを上げ、全身全霊の力を込めてサラの体から手を引き剥がす。間に合った、そんな言葉が頭に浮かんだ。
何か越えてはいけない線の限界近くで踏みとどまった、そんな気がしてならない。
「…もう少しだったのに…」
「お前な…」
サラを見てみると、先程のことなど無かったかのように落ち着いている。あれは演技だったのか?それとも切り替えが
早いだけなのか?どちらにしても怖ろしい奴だ。
「まあいいわ、今日はこれくらいで許してあげる。でも、我慢できなくなったら言ってね。…あたしはいつでもいいよ」
「…何がだ?」
「…ナニが」
「帰れ!」
思わず声を張り上げてしまった。大人気ないとは思うが、ここで強気に出ないと精神的に飲まれてしまうと本能的に思った。
「はーい…じゃあまたね、にいさま」
サラがなにやら呟くと足元に魔方陣が現れる、次に一瞬光が閃くともうサラの姿は無かった。
「…やれやれ」
…よく凌いだ。流石は俺だと自分で自分を賞賛したい。日々の修行は無駄では無かったのだ、ありがとう俺。
しかし疲れた…嫌な汗が大量に噴き出している。額の汗を拭おうと左手を上げると、あるものが視界に入った。
「しまった…返せなかった…」
俺の左手には、サラの横縞の下着がしっかりと握られていた。あいつを追い返すのに精一杯で、自分の手の中にあるものの
ことを完全に忘れていた。何たる失態だ…。
「…捨ててしまうか?いや、それだと返せと言われたときに困る。しかし…どう保管しろというんだ…
 これが見つかれば言い訳のしようが無いぞ…」
必死に考えを巡らせるが、何も浮かんでこない。だが何とかしなくては、これは流石に成り行きまかせというわけにはいかない。
…どうやら今日はこの布切れの処遇について考えることで一日が終わりそうだ。


 終わり
237助けて!名無しさん!:2010/02/14(日) 03:40:25 ID:vh0+y5EJ
書いてから気付いたけどバレンタインとあんまり関係なくなってしまった
あとこの二人が好きすぎて暴走したことをお詫びします
238助けて!名無しさん!:2010/02/14(日) 05:35:42 ID:EGvwSJEl
>>234-236
お前のせいで俺の中でサラ様がエフラムといるときに
ぱんつはいてないキャラになったではないか、どうしてくれる
239助けて!名無しさん!:2010/02/14(日) 10:22:02 ID:+z5T2hYP
さて、私もバレンタインズ・デイ用ネタを投下するかノシ
バレンタインズ・デー…日本においてそれは製菓子会社の金儲けの秘さk…女性が男性にチョコレートを渡す大切な日である。
紋章町の女性陣もまた例外ではない。皆、何かを想いながらチョコレートを作り、思い思いの男性に渡すのだ。
今日は数多の女性の内の何人かをピックアップし、彼女達の動向を見ていくとしよう…・・・・・・

〜流星軒女将・アイラ〜
アイラ  「ふむっ…スープの味は悪くないな。あの味に大分近くなった」
ラクチェ 「母さん、こんな夜遅くに何してるの?」
アイラ  「見て分からぬか。明日に備えて特別なラーメンを作ってるのだ」
スカサハ 「女性にとっては大事なイベントの事か」
ラクチェ 「は、はぁ…
      じ、じゃあ私もt」
アイラ  「黙ってチロルチョコを買え」
ラクチェ 「いや、私も作r」
アイラ  「黙 っ て チ ロ ル チ ョ コ を 買 え」
ラクチェ 「………ぐふっ」
スカサハ (ラクチェ…イ`)
ラクチェ 「所で母さんは誰に渡すの?特に本命が気になる…(・∀・)ニヤニヤ」
アイラ  「…ふっ、それで母をからかってるつもりか。
      義理は店を手伝ったり、宣伝したり、ラジパンダりするホリンとレックスにだ。
      …そして……」


〜ノディオン家・ラケシス〜
ラケシス 「こちらの青い袋にはエルト兄様用のチョコレート(媚薬入り)を…
      後は……折角だからシグルド様にも用意してあげましょう。黒い袋に入れてね
      恐らく高確率でディアドラさんから貰えなくて涙目になってるでしょうし♪」
ノヴァ  「お優しいですねラケシス様」
ラケシス 「…少し早いけど、今三人にも(義理だけど)渡してあげるわ」
護衛騎士三人「……ありがとうございます(TдT)」


〜FE兄弟家・各女性陣〜
ガヤガヤ ガヤガヤ ・・・
ミカヤ  「ああっ、ミルクを切らしてしまったわ……アイク、ちょっとそこのローソンで狩ってきて!」
アイク  「分かった」
セリカ  「アルムに精力をつけさせるチョコレートを作らなくちゃ!」
シグルド 「KINSHINは許s」
セリカ  「ちょっと、今ダイニングルームは男子禁制よ!自重しなさい!!」
シグルド (´・ω・`)
セリス  「ねぇリン姉さん、配分はこれで合ってる?」
リン   「ええ、それでいいわよ!」
エリンシア「今日は騒がしいです事…うふふっ…」
〜ロプト屋敷・四人娘〜
ミランダ 「…(ペロッ)…何か味が薄いわね。こりゃあ作り直しだわorz」
サラ   「クスクスッ・・・」
ナンナ  「あら、サラはもう終わったのですか?」
サラ   「そうよ。リーフの分、エフラム兄様の分、そしておじい様の分を…ね」
ミランダ 「ふーん(時々悪魔かと思ってしまうけど、サラもやっぱり女の子なのね…)」
サラ   「…三人だけには言っておくけど、実はこの三つのチョコの内、
      一つには火竜のエキスっていうタバスコの1万倍の辛さのエキスを混入させてるのよ」
ミラ・ナン「やっぱりこの子悪魔だーーーーッ!!!」
サラ   「所でティニーは何をしてるのかしら…クスクスッ」
ティニー 「(・・・ブツブツブツブツ・・・)」
ナンナ  「テ、ティニー…?」
ティニー 「(ブツブツ・・・)このチョコを食べたリーフ様はアッー!に走る…このチョコを食べたリーフ様はアッー!に走る…この(ry」
他三人  (!!!……テ、ティニー一体何してるのぉぉぉぉーーッ!!!111)


〜シレジアのあるアパート・ミーシャ〜
ミーシャ 「(チョコが入った鍋を煮てる)セティ様は大丈夫なのでしょうか…?
      私達社員は早めに返してくれましたけど……ぁぁ…セティ様…」
レヴィン 「よぉ、ミーシャ!」
ミーシャ 「レ、レヴィン…様…!いいい一体どうやって部屋に…!」
レヴィン 「どうやったも何も、ドアが開けっ放しだったぞ」
ミーシャ (しまった、オベリアス大橋の小屋の常に半開きのドアじゃないのに、つい癖で…orz)
レヴィン 「次から気をつければいいさ
      ……それはバレンタインズデーの為のモノか?」
ミーシャ 「え、ええっ…」
レヴィン 「それは本命チョコって奴か(・∀・)ニヤニヤ」
ミーシャ 「ち、違います…そ、そういう物ではありません…セティ様にはティニーさんが…」
レヴィン 「……あいつの兄だからアドバイスしてやるが、
      セティはああ見えて中々の甘党だ。うんと甘い物をプレゼントしてやってくれ」
ミーシャ 「分かりました」


レヴィン 「…まったく、もったいないねぇ…自分の気持ちに気付いてないとか…
      ……まぁ、セティも一途過ぎるのが問題だ。俺なりに他にも女性が居る事を教えてやらないとな
      リーフにもいえる事だが、案外身近な所に自分を想ってくれる人が居る…(俺で言えば)フュリーみたいにな!
      それを気付かせる事が、シレジア当主の仕事を押し付けた俺なりの…罪滅ぼしだと思う」
アーダン 「(ガラッ)…ふぅっ…」
アイラ  「こんな日にも仕事か。ご苦労だったな」
アーダン 「あ、ああ。そしてラーメンはいつものを頼む」
アイラ  「………会社はどうだった?」
アーダン 「…一言で言えばk<セネリオ「酷い有様です」>だったな
      課長のアルヴィスは社の女性達から山ほどチョコレートを貰っていたよ。
      …ちなみにシグルド様はディアドラさんからチロルチョコを貰ったらしい。
      でもアルヴィスもそうだったからある意味引き分けみたいなものだ」
アイラ  「…気にするな。
      数時間位前に店の前をアイクが通り過ぎたんだが、彼の後をトラックが十台位並んで行ってたからな」
アーダン 「…上には上が居るもんだな」
アイラ  「…ああ、そうだな……ほら、希望したラーメンだ」
アーダン 「…!!……こ、これは…!?」
アイラ  「作るのに時間と手間はかかったが…『バレンタインズ・デイ限定チョコラーメン』だ」
アーダン 「おおっ!」
アイラ  「スープは結○師の主人公もよく作中で飲んでいるコーヒー牛乳の味であり、
      麺は少し甘味を足したツケ麺用のモノを使用しており、
      トッピングはホワイトクリームやウェハース、バナナチップ、ミルクチョコバーだ…
      ラーメンでありながらそうではない代物だが…まぁとにかく味わって食べてくれ」
アーダン 「…ア、アイラ…ありがとう…!(´;ω;`)」
アイラ  「ふっ…今まで良き話し相手となってくれたお礼だ。それ以上もそれ以下もないぞ(微笑」
ラケシス 「よし、今日は勝負下着も付けてきた。これで準備万端!
      ……ただ…」
エヴァ  「ただ?」
ラケシス 「どちらのチョコレートが本命(媚薬入り)なのか義理なのか忘れてしまいました…(汗)」
護衛騎士三人「な、何だってーッ!!(AA略」
ラケシス 「ああ…どうしましょう…どうしましょう…!(バタバタ」
イヴァ  「…もしや鎧の色で決めたという事はありませんか…?
      エルトシャン様の鎧は黒なので黒袋=本命のチョコ入りであり、もう一方は…」
ラケシス 「……言われてみればもしかしたらそうかもしれません。
      (青い袋を取る)まずはシグルド様に渡しておきましょう」

エリンシア「あらあら、本当にありがとう。
      シグルドお兄様は意中の人からチロルチョコを貰った事で落ち込んでるので、
      これを貰ったら喜ぶと思いますわ」
ラケシス 「…そ、そうですか…」(チロルチョコ…だと…!?)


エルトシャン「ラケシスか…この年になり結婚してる身になっても妹からチョコレートを貰うとはな」
ラケシス 「エルト兄様、ぜひ食べて下さい♪」
エルトシャン「(・・・パク)…うむ、グラーニェ程ではないが、とても美味いな」
ラケシス (ふふふっ…後少しすれば媚薬によって、
      私以外の女の事など考えられなくなってしまいますわよ!!)

−10分後−
エルトシャン「それでエスリンときたらな、何でもボーリングで盛大に滑ったらしい」
ラケシス (…あれ…?量が少ないからまだ効果がないのかしら…?)

−20分後−
エルトシャン「流星軒のアイラの作るラーメンは別格ともいえるな、そう思わないかラケシス?」
ラケシス (…だ、大丈夫…今すぐにでも兄様は自分の性欲を押さえきれずに…)

−30分後−
エルトシャン「何でも会社でシグルドがブリギットに言った『そうだ、君がほしい』発言が勘違いされt」
ラケシス  (渡す相手を間違えましたアッー!!!?……orz)

シグルド 「GUOOOOOOOO!!!?」
セリス  「アイク兄さん、シグルド兄さんがおかしいよ!?何とかして!!」
アイク  「分かった……!…ぐぅぅ、何て力だ…!!」
シグルド 「GYAWOOOO!!(ディアドラトイッショニサッカーチームヲツクレルクライノコドモヲツクッテヤルーーー!!!111)」
エリンシア「それで、皆はどうでしたの?」
リン   「ラスとケント先輩とワレスさんにチョコレートを渡したわ…本命はひ☆み☆つ」
マルス  「本命は間違い無くヘザーskぅはwsでrfgtyふじこlp;@」
セリス  「今年もユリウスに生クリームがいっぱぁぁぁい乗ったチョコケーキをプレゼントしたんだけど、
      でもその後行方が分からないんだ…どうしたのかなぁ?」
ミカヤ  「騎士様が美味しそうに食べてたわ…兜の上からね。
      …ぁぁ…サザ…彼が食べてくれて嬉しかったわ」
エリンシア「…うふふっ…皆が大成功の様で、私はとても嬉しいですわ」


リーフ  「に、二階でシグルド兄さんが暴れてるけど、気にしないでほしい」
ナンナ  「……ここは突っ込まないでおきます……」
ミランダ 「それよりも私達のチョコレート食べなさいよ!
      …で、でも別に必ずリーフに食べて欲しいって訳じゃないからね!!勘違いしないでよ!?」
エフラム 「そのツンデレ発言、文の始めで本心言ってるから意味ないぞ」
リーフ  「分かったよ…(パク、パクッ)…う、美味いよ!ナンナもミランダも凄いよ…!!」
ナンナ  「……///」
ミランダ 「べ、別に嬉しくなんか無いわよ…///」
リーフ  「こんなに素晴らしいモノを作れるんだ、将来結婚する相手は幸せ者だろうなぁ」
ナン・ミラ(…………)
エフラム (こいつ…鈍いな。こんな事ではいつか女は離れていくぞ)
ロイ   「兄さんが言うn(ry」
エリンシア「三人とも事実上同罪なのでぶっ飛ばして差し上げ(ry」

サラ   「私のも食べてみてよ…リーフ、兄様」
リーフ  「(こ、断れない…!)」
エフラム 「(断ったら一生その事で付きまとわれる様な気がする…)」
二人   「よ、よし食べて逝こう………(パクッ)…んっ…普通に美味しいな」
サラ   「チィ…(そう、それは良かったわ)」
ナン・ミラ「志村ー!逆逆!」
ティニー 「それではお口直しにお二人ともこの『ビラクニナールチョコ』を食べt」
三人   「それはらめぇぇぇ!!!」

マンフロイ「…(パクッ)…おぎぃやあああああああああああ!!!!?」
     (ああっ…花畑の中にロプト帝国の創始者、ガレ大司教様の姿が見える…)
ミーシャ 「…セティ様」
セティ  「ミーシャか。どうしたんだい?」
ミーシャ 「あの…これ…」
セティ  「…(!)……これはティニーからなのか?」
ミーシャ 「ええっ」
セティ  「キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!
      ティニーからのバレンタインチョコだなんて……(パクッ)…う、美味い!
      素晴らしい甘さだよ!!」
ミーシャ 「おめでとうございます」
セティ  「ああ!これだけでも次三ヶ月分の仕事を頑張れそうだよ…ありがとうっ!!」
ミーシャ 「いえいえ、お礼はティニーさんにお願いしますよ」
セティ  「……そうか」
ミーシャ 「それでは仕事に戻りますね。…では又後ほど」
セティ  「ああっ……うむっ!このチョコレートは本当に美味しい!…私は幸せ者だな!
      ……ミーシャありがとう…私を傷つけないが為に………本当に、本当に…ありがとう…(涙」


…こうして女性達の聖戦は幕を閉じた。
しかしこの日はまた来年も訪れるであろう。
今年の様に、様々な人に幸福と笑みをもたらす為に…・・・・・・


...Fin

______________________________

>>228-232
イリオスが…凄く…ヘタレです…。
とはいっても相手が居るだけまだマシかorz
GJ!

>>234-236
サラ様YABEEEEEE!
…ちなみにエフラムが我慢出来なくなったバージョンは某スレの方d(自主規制ry
GJ!
246助けて!名無しさん!:2010/02/15(月) 13:04:07 ID:cztQigAU
いきなり過疎ったなw
247助けて!名無しさん!:2010/02/15(月) 17:25:05 ID:6L2S/oul
まあ皆色々あるんじゃないか

・・・・・・受験とか
248助けて!名無しさん!:2010/02/15(月) 17:35:00 ID:FGUXQpdT
エッツェル初めて見たときなぜか冬のソナタ思い出した
249助けて!名無しさん!:2010/02/15(月) 20:25:49 ID:8kBvwVa6
>>245
受験か・・・
それが済んだらまた賑わうといいな
250助けて!名無しさん!:2010/02/15(月) 20:29:08 ID:8kBvwVa6
>>247だったorz
251助けて!名無しさん!:2010/02/15(月) 22:39:56 ID:ErxA3LLC
>>209
今更ですが完結乙でした!
久しぶりに兄弟たちがかっこいい話で、楽しませてもらいました
とりあえず、ロイはまたフラグを増やしたってことでいいのか…?
とにかくGJ!


>>228-232
イリオス×オルエンのバレンタインネタキテターGJ!
相変わらずイリオス純情でワロタw
つーか扉の鍵でフリーパスってフリーダム過ぎだろwww


受験か…そういやヘクトルとエフラムはよく高校受かったな…
って嘘ですこっち来ないdアッーコノヒトデナシー!
252助けて!名無しさん!:2010/02/15(月) 22:49:36 ID:rCGTupRa
>>251
フラグが立った 立ってないは人それぞれだけどな
そういやイドゥンさん前葉っぱとかひろしとかとフラグ立ててたな
253助けて!名無しさん!:2010/02/15(月) 23:12:07 ID:ToMGQkNq
イドゥンさんも結構フラクラ属性だと思う。
フラグ立てようとする葉っぱを何度もクラッシュしてきたからな。

つか葉っぱやロイにはイドゥンさんはもったいない!
…百歩譲ってアイクなら認めざるをえんが…
254助けて!名無しさん!:2010/02/15(月) 23:19:23 ID:pE5nmMf9
バレンタインネタ読ませてもらった、職人方乙!

>>234-236
サラ様が色々とやべえ、エフラムはよく耐えたな
あとサラ様の縞パンいらないなら俺によこs(ry
255助けて!名無しさん!:2010/02/15(月) 23:30:11 ID:BKjGMlxQ
イドゥンさんがフラグ立ててない兄弟家の人っていたかな。
……ミカヤとセリカ辺りはまだだったっけかな?
逆に言えば他の人とは全員立ってたようなw
256助けて!名無しさん!:2010/02/15(月) 23:53:29 ID:3u6wHY4K
>>254
火消しにサラ様のぱんつ入手を依頼した、お前には渡さん

>>255
いくらなんでもほぼ全員はねえよw半分くらいじゃなかったか
257助けて!名無しさん!:2010/02/16(火) 00:02:58 ID:dlErNXZR
エフラムとかアイクとの絡みはあったよな>イドゥンさん
258流れに乗ってイドゥンさん過去ネタ特集:2010/02/16(火) 00:24:45 ID:4T2usdq3
エフラム  http://wikiwiki.jp/fe_family/?8-286
       http://wikiwiki.jp/fe_family/?8-301
       http://wikiwiki.jp/fe_family/?8-328
アイク   http://wikiwiki.jp/fe_family/?8-455
エリウッド http://wikiwiki.jp/fe_family/?10-733
エリンシア http://wikiwiki.jp/fe_family/?10-248
セリス   http://wikiwiki.jp/fe_family/?11-275
ひろし   http://wikiwiki.jp/fe_family/?11-340
ヘクトル  http://wikiwiki.jp/fe_family/?11-435
リーフ   http://wikiwiki.jp/fe_family/?11-697
リン    http://wikiwiki.jp/fe_family/?12-47

スレに保管されてる分がここまで。
アルム相手のが16スレの132にある。
見落としもあるだろうし中にはフラグとは言い難いものもあるけど、
兄弟家の大半+ひろしを制覇してるイドゥンさんやっぱスゲェ。

ついでにエフラムにサラがちょっかいかけた最初のネタ
http://wikiwiki.jp/fe_family/?11-25
259助けて!名無しさん!:2010/02/16(火) 02:23:12 ID:LMvxogcS
>>258
そんなにいってないだろと思ってたが半分以上制覇してたのか
イドゥンさんマジパネェっす
サラも当初から黒いのは変わらんみたいだけど、今は>>234-236みたいなデレ具合だし
本当にこのスレは地獄だぜ
260助けて!名無しさん!:2010/02/16(火) 07:45:31 ID:yl+0o2Et
>>253
アイク「・・・」
イドゥン「・・・」

マルス「説朋しよう。兄さんとイドゥンさんは強力なフラグクラッシュ属性だから
    お互いにフラグをクラッシュし続けるのだ。」
リーフ「どういう状況それ」
261助けて!名無しさん!:2010/02/16(火) 09:41:09 ID:ZxYXTmTg
>>260
つまり「付かず離れず」ですね、わかります。

無口でもマイペースに暮らせそうではある。
262助けて!名無しさん!:2010/02/16(火) 10:33:45 ID:/pXRMwqK
ひろしとの話を読んだ時はイドゥンがひろしと一緒に派遣で働くフラグなのかと思ったもんでさぁ…
263対談してみよう:2010/02/16(火) 11:16:30 ID:0ftJeFTX
ソフィーヤ「くぉ…」
シャニー 「うわぁ、この人(ガルザス)強そう。たいちょーとどっちが強いかなぁ」
ガルザス 「…」
セティ  「ティニーは可愛いな、私の宝物だ」
アラン  「グフッ…」
ドーガ  「モグモグ…」
ディーン 「で、何だ?この組み合わせは」
エダ   「何でしょうね?」
ティニー 「(セティをスルー)大好きです、お兄様」
アーサー 「あはは、嬉しい事言ってくれるなぁ」
ラーラ  「ガルザスさん、セティ様、ディーンさん、エダさん、私なら同じ作品って事なんだろうけど…(一応、アーサーさんも)」
ルセア  「性別、出身、兵種…どれを取っても共通点が見えませんね…」
ヒーニアス「人がたくさん…助けて!エイリーク!」


マルス「やぁ、よく集まってくれたね。今日はそれぞれに対談して欲しい人がいるんだ」
264対談してみよう:2010/02/16(火) 11:18:50 ID:0ftJeFTX
ミカヤ  「あからさまに何か話せと言はるれども仕扱うや(急に何か話せって言われても困るわ)」
ソフィーヤ「ロイ様についてはどうお考えにはべるや(ロイ様についてはどうお考えですか?)」
ミカヤ  「ロイちゃん?末っ子なるを気が回りて良き子よ(ロイちゃん?末っ子なのに気が回って良い子よ)」
ソフィーヤ「さうならざりて…(そうではなくて…)」
ミカヤ  「うん?」
ソフィーヤ「その…妹とか…そういふ事にはべり…(その…恋人とか…そういう事です…)」
ミカヤ  「さうね…あの子はもつれど、最後は自分の意思で決めてもらはまほし(そうね、あの子はもてるけど、最後は自分の意思で決めてもらいたいわ)」
ソフィーヤ「さうにはべるや(そうですか)」
ミカヤ  「あ、あら…嫌だわ…。私ったらつい昔の癖が出ちゃって。」

ガルザス 「…」
アイク  「…」
ガルザス 「…」
アイク  「…」
ガルザス 「出来るな…」
アイク  「あんたもな…」
ガルザス 「やるか?」
アイク  「あぁ…」
ガルザス 「ぬぅん!」
アイク  「!…ふんっ!」
ガルザス 「…!はっ!」
アイク  「せいっ!かなり、やる。」
ガルザス 「ふっ…そっちこそ、その若さで…なかなかの腕だ」

エリンシア「まぁ!ガルザスさんったら立派なKINNNIKU(はぁはぁ…服の上からで良いから、頬ずりしたい、ツンツンしたい…)」
シャニー 「あの人強いですねー。ワードやロットなんかコテンパンだろうし、ディークさんでも…」
エリンシア「まさかリリーナちゃん以外にも私と同じ趣味の娘がいたなんて…」
シャニー 「?」
エリンシア「シャニーちゃん。これ先月のマッスルエムブレムだけど、これを見てちょうだい!」
シャニー 「あ、ワードとロット…ディークさんも…」
エリンシア「そ う あ な た も N I K U を 愛 す る 乙 女 だ っ た の よ」
シャニー 「ち、違います!決してそんな事ありませんから!」
265対談してみよう:2010/02/16(火) 11:20:48 ID:0ftJeFTX
エリウッド「ゴホッ、ゴホッ…ガルザスさんとアイク兄さんが暴れ回ってウチ崩壊、蝶サイコー」
アラン  「ゲホッ、ゲホッ…済まん、私の病が感染ったか…」
エリウッド「ゴホッ、ゴホッ…あ…いえ、僕の病気は元からです」
アラン  「ゲホッ、ゲホッ…私も1年前までは健康体だったのだが…」
エリウッド「ゴホッ、ゴホッ…えぇ、僕も子供の頃はこんな事は無かったのですが…」
アラン  「最近では無駄に9レベル分くらい無駄に歳を取った気がする…」
エリウッド「僕は19レベル分くらい…」
ヒュルルル(流れマスターアクス)ズドーン(流れ衝撃波)
アラン  「グフッ…戦の中で死ねれば本望…」
エリウッド「戦ってませんから…あぁ、また胃が痛くなってきた。蝶サイコー蝶サイコー蝶サイコー」


エフラム 「兄上と手合わせしてる男、強いな。手合わせしてみたいが、槍では少し不利か…」
ディーン 「あぁ、あんたは副社長の参加してる槍コミュの会長だったか」
エフラム 「あんたは、アリオーンの知人か?」
ディーン 「副社長下の竜騎士団の指揮をしているディーンと言う。よろしく頼む」
エフラム 「こちらこそ…とすると俺達の共通点は槍か?」
ディーン 「それならフィン殿やグレイドでも良い筈なんだが…」
エフラム 「じゃあ何だろうな?」
サラ   「お兄様♪」
エフラム 「こら、急にリワープしてくるな。ちゃんと玄関から入って来い」
サラ   「ぶー!あ、ロ……ディーンも久しぶりね。リノアンとはうまくいってる?」
ディーン 「リノアンは副社長の許婚で俺はただの護衛役だ。それ以上でも以下でもない」
サラ   「(昨日、デートで手を繋いだリノアン市長の手が柔らかかった…まで読んだ)」
エフラム 「そうか…そこが、俺たちの共通点だったんだな。幼い少女を守る者として共に頑張ろう」

エダ   「兄上がいつ、リノアン様と相思相愛の仲になるかと思うと、心配で、心配で…」
エイリーク「それはどういう意味ですか?」
エダ   「リノアン様は副社長の許嫁…と言うのもあるのですが、リノアン様は15歳で兄上は27歳。もう少し、世間の目を気にして欲しいものです」
エイリーク「(一瞬15歳なら良いのでは?と思った自分が情けないです…)私も兄上にミルラやサラと仲良くするな、とまでは言いませんが…」
エダ   「それに、とにかくわがままなんですよ。良い歳して『性に合わん』と会議にさえ出ない有様で…」
エイリーク「私も兄上にもう少し学業に真面目に取り組んで欲しいんですけど、私の兄も学業は『性に合わん』だそうです…」
エダ   「はぁ…兄に苦労します…」
エイリーク「主に女性関係に…ですね…。私達、良い友達になれそうな気がします」
266対談してみよう:2010/02/16(火) 11:22:20 ID:0ftJeFTX
ラーラ  「あっちで話してるエダさん、反則だよねぇ」
リン   「え?どうして?」
ラーラ  「だって、あれで21だよ。どれだけ童顔なのって感じ」
リン   「嘘…18歳くらいだと思ってた…」
ラーラ  「私なんてパーンから『こんなガキとは思わなかった』って言われたんだよ。どうせ、私は老け顔ですよーだ。」
リン   「え…じゃあ…」
ラーラ  「失礼ね、私はまだ15よ」
リン   「(そういう意味でこの子と対談させた訳ね、マルスの奴、後でシメる)あ、じゃあ私と同じなんだ」
ラーラ  「へ…へぇー…ど、どこの中学?」
リン   「私はエレブ中だけど」
リン   「(ごめんなさい、17歳くらいだと思ってたわ)」
ラーラ  「(ごめんね、25歳くらいだと思ってたわ)」

アーサー 「この前フィーとデートした時、ティニーがやきもちやいちゃってさぁ…兄離れが出来なくて困るよ、HAHAHA」
アルム  「分かるなぁ…。僕もグレイやクリフと遊ぶ時に、クレアやシルクも一緒なんだけど、帰ってきたらセリカが口聞いてくれなくて…」
アーサー 「皆の平等に愛してあげたいけど、体は一つしかないもんな」
アルム  「うんうん。僕の本命はセリカだけだよ」
アーサー 「このシスコンがw俺の本命は勿論…」

ティニー 「兄様がフィーに取られないか少し心配です」
セリカ  「(リーフとは何なのかしら)そこは、もっと踏み込んで『アーサー』って呼んでみたら?」
ティニー 「いえ、『兄様』と呼んで、愛を育むから背徳的で燃え上がり萌え上がるのです」
セリカ  「(そういうものかしら?)じゃあ私もアルムの事、兄様って呼んでみようかなぁ」

セティ  「KINSHINは許さんぞぉー」(フォルセティ)
シグルド 「KINSHINは許さんぞぉー」(ティルフィング)
リーフ  「この人でなしー」
四人   「ちっ…」
セティ  「被りましたね」
シグルド 「君もKINSHINを憎む者だったのか」
セティ  「えぇ…想い人のティニーは『だってお兄様の事、大好きなんですもの』」
シグルド 「分かる、分かるぞ、その気持ち」
セティ  「おまけにティニーは他の人に寝取られまして…」
シグルド 「分かる、よぉく分かるぞぉ、その悔しさ…。よし、殲滅だ」
セティ  「はい?」
シグルド 「やはりKINSHINは人を不幸にする。KINSHINは殲滅だ!」
セティ  「あの…その…(ティニーさえ、振り向いてくれればどうでも良いんだが…)」
267対談してみよう:2010/02/16(火) 11:23:26 ID:0ftJeFTX
セリス  「でね、この子が僕の一番の友達のマミー君。可愛いでしょ?」
ルセア  「はぁ…(最近はこういうキモ可愛い?のが人気なのでしょうか?)」
セリス  「お姉さんの縫いぐるみも見てみたいなぁ…」
ルセア  「いえ…私は男ですので…縫いぐるみ遊びは経験がありませんね…」
セリス  「はわわ、ご免なさい。でも、僕も男だけど、縫いぐるみ好きだよ?」
ルセア  「それは失礼しました…」

ヒーニアス「むぅ…今、縫いぐるみを持ってる娘もなかなか…。君の家族は、なかなかの美人揃いなんだな。流石はエイリークの姉妹と言った所か」
ロイ   「(またセリス兄さん、性別間違われてるんだ)それで、エイリーク姉さんから本命を変えるんですか?」
ヒーニアス「今、縫いぐるみを持ってる子も好きだった。だが、それは愛じゃない。私が愛したのはエイリークだけだ」
ロイ   「(片思いだけどね)」
ヒーニアス「君をエイリークの弟と見込んで、頼みがある。これを渡して欲しい」
ロイ   「何ですか、これ?」
ヒーニアス「豊胸サプリメントだ。」
ロイ   「(うわぁ…これはまずいぞ…)」
ヒーニアス「私とエイリークの支援がAなのは確定的に明らかだが、武器LVはSが最高なのに支援はAが最高だとは納得いかん。彼女の悩みも解決して、
      胸のサイズと支援LVを同じようにする…粋ではないか?」
ロイ   「ヒーニアスさん、後ろ後ろ…(ブロントさん乙。って言うか、胸のサイズがSってもう気持ち悪い範囲だよ)」
エイリーク「覚悟はよろしいですか…」
ヒーニアス「アッー助けて、エイリーク!」
ロイ   「そのエイリーク姉さんに攻撃されてるんだから世話が無い…」

ヘクトル 「もぐもぐ…」
ドーガ  「むしゃむしゃ…」
ヘクトル 「お前、よく食うな」
ドーガ  「お前もな。まぁ、俺たちアーマーは固い・強い・遅いだからな。力士と同じで飯食って太るのも仕事の内さ」
ヘクトル 「俺はアーマーじゃねぇ!」
ドーガ  「そうなのか、そっちの方が減りが早いからついアーマーかと思ったんだが…」
ヘクトル 「俺はメタボキャラ定着なのかよorz」
ドーガ  「ま、気楽に行こうぜ」
リリーナ 「ヒャッホーZEINIKU KINNIKU NIKU NIKU」
ヘクトル 「(今、一瞬リリーナがいた気がした…)」
268対談してみよう:2010/02/16(火) 11:24:29 ID:0ftJeFTX
マルス  「やぁ、今日もよく吹っ飛んだね」
リーフ  「別に良いよ、もう慣れっこだから…」
マルス  「そんな事は置いといてまとめに入るよ。」
リーフ  「少しは心配してよ」

マルス  「まず、ソフィーヤとミカヤ姉さん。ソフィーヤはせいぜいダキュン歳だけど、ミカヤ姉さんはダキュンダキュン歳」
リーフ  「実際、何歳なんだろうね」
マルス  「ガルザスさん。強さはアイク兄さん並だけど、フラグクラッシャーどころかちゃんと奥さんもいたわけだし」
リーフ  「そう言えば、ガルザスさんもちょっとミカヤ姉さん系だね(外見と年齢的な意味で)」
マルス  「セティさんだってティニーさんに振り向いて貰えないだけで、マチュアさんとカリンにフラグ立ってるよ。シグルド兄さんは…」
リーフ  「忠誠的な支援かも知れないけどね。(一応、エーディンさんやアイラさんとシグルド兄さんもフラグ立ってるんだよねぇ…)」
マルス  「シャニーは筋肉フェチって言うか、たまたま入った傭兵団の皆がガチムチなだけかな」
リーフ  「今後、どうなるか分からないけどね」
マルス  「メタ自重。ディーンさんは対象が15歳の少女、エフラム兄さんは対象が幼女だよ」
リーフ  「でも、20%は凄いよね。」
マルス  「エダさんだってぺったん娘じゃない」
リーフ  「ケイトに乗せてもらった時にこっそり触ったけど、Cはあった!」
マルス  「はいはい。ドーガとヘクトル兄さん。体重はさておき頭はドーガの方がずっとマシかな」
リーフ  「だから、グルニア任せた訳だしね」
マルス  「アランだって病弱だけど、戦えない程じゃない」
リーフ  「まぁトライアルマップだとエリウッド兄さんも戦えるけど」
マルス  「メタ自重。リン姉さんとラーラ、どっちが老けて見える?」
リーフ  「リン姉さん…。ラーラはレズじゃないしね」
マルス  「ルセアとセリス兄さん。ルセアが女の子なのは外見だけだよ」
リーフ  「確かに…セリス兄さんも、あの歳で縫いぐるみと一緒に寝るのはどうかと思う」
マルス  「ヒーニアスさんも、ロイ程、フラグメイカーじゃないしなぁ…」
リーフ  「全くだ。セシリアさんとのフラグは僕に譲るべき!」
マルス  「はいはい…。で、君ほど、HDNな人もいないしね。僕等程、強烈なキャラの揃った家庭も珍しいんじゃないかなぁ…」
リーフ  「(マルス兄さんの腹黒さを含めて、ね)」

おしまい
269助けて!名無しさん!:2010/02/16(火) 11:26:32 ID:0ftJeFTX
補足
ミカヤとソフィーヤ(年齢と外見)アイクとガルザス(ぬぅん)シグルドとセティ(寝取られ、不幸)エリンシアとシャニー(筋肉フェチ)
エフラムとディーン(ロリコン・シスコン)エイリークとエダ(その妹、兄で苦労)ヘクトルとドーガ(メタボ)エリウッドとアラン(病弱)
リンとラーラ(ミカヤと別の意味で年齢と外見)アルムとアーサー(相思相愛の近親)セリカとティニー(同上)セリスとルセア(外見と性別)
ロイとヒーニアス(フラグメイカー)
マルスとリーフについては被ってそうなキャラがいなかったので…

アイラとシグルドがフラグ→5章の会話より「その時は貴方も一緒だ」との事。そういう意味じゃないだろうけど
シャニーの支援相手→姉妹と義兄のゼロット(これもパラディンの割に体格11となかなか)を除くと
          ワード(上級で体格15)ロット(上級で体格14)ディーク(上級で体格14)リリーナのバース・ボールス・ゴンちゃんには劣るけど、結構ガチムチ
エダが兄で苦労→「兄はわがままな人」とのこと。エイリークもスレ的にエフラムのロリ&脳筋で苦労してそうなので
エダとラーラとリンの外見年齢→友人がそのように見えたと評しておりました。
ドーガがメタボ→「体重が10キロ増えた」の後日談より。筋肉の可能性もあるが
ヒーニアスのフラグ→本編で名無し天馬騎士・ヴァネッサ・シレーネ(ペアエンドこそ無いが)にモテモテ。エイリークとのフラグ?知らんがな
ミカヤとソフィーヤの会話の古語→変換ジェネレーター使っただけなので間違いだらけかも。

何か書いた後、連鎖的に思い付いた。小ネタ
前にあった、100m走についての話(アイクが「100mくらい跳べば良い」ってヤツ)から少しお借りしました
アイク 「そう言えば、100mの距離をどうするか、と弟に聞かれた事があるんだが…」
ガルザス「ほう…」
アイク 「その時は『跳べば良い』と答えたんだが、あんたならどうする」
ガルザス「(マスターアクスに)乗る…だろうな…」
アイク 「その手があったか!」
ガルザス「マリータが幼稚園に通っていた頃は、あいつを脇に抱えて乗っていたものだ。懐かしい…」
アイク 「今度、衝撃波で試してみよう」
ガルザス「あぁ、衝撃波か。今度俺も試してみるか」

マルス 「桃白々乙」
リーフ 「(あぁ、だからグレちゃってエーヴェルさんの所に居候してるんだ…)」
270助けて!名無しさん!:2010/02/16(火) 19:24:58 ID:2e4XcBKw
紋章のドーガはメタボじゃないぞ、守備より速さが上がる
普通・普通・速いの異端のアーマーなんだぜ
271助けて!名無しさん!:2010/02/16(火) 22:22:49 ID:KXF3JD8a
>普通・普通・早い
それはアーマー系としては落第じゃないのかw
272助けて!名無しさん!:2010/02/17(水) 00:17:45 ID:9eBm88Ed
>>271
まあドーガは唯一のガッカリテンプルナイツだしな(パラディン除く)
Aナイトは少ないから使わざるを得ないけど
273助けて!名無しさん!:2010/02/17(水) 01:37:05 ID:0bCJLVgG
紋章の室内戦じゃあ
Aナイト系しか槍が使えないから結構重宝するよな
274助けて!名無しさん!:2010/02/17(水) 07:36:39 ID:hIrUOOud
新暗黒竜ではジェネラルザガロに毎回役を奪われてるな
275助けて!名無しさん!:2010/02/17(水) 14:46:17 ID:SRIYXGT6
リンは学校ではどんな生活してるんだろう?
ほぼ常にフロリーナとイチャイチャしてるとは思うけど

…まさかリンディス傭兵団と称して不良k(ザシュッ
276助けて!名無しさん!:2010/02/17(水) 17:01:42 ID:i4uzkP0t
>>269
誰も突っ込まないから突っ込む。
( ゚д゚)「手斧系に乗ると乗っている人、手斧と一緒に回るよな…?」
     
( ゚д゚ )
277助けて!名無しさん!:2010/02/17(水) 17:39:19 ID:1mNusxww
>>276
まっすぐ投げればいいじゃないか
278助けて!名無しさん!:2010/02/17(水) 19:16:16 ID:NgICPM9i
回転で思い出したが、今斬撃のレギンレイヴやってるんだが
攻撃回数が増えるたびに速度が上がって最終的に嵐のような速さで
回転斬りを繰り出すエッケザクスという武器があるんだが
これはやはり任天堂だけに回転王から影響を受けたとしか…
279助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 02:40:28 ID:vg5zGLIE
バレンタイン戦果確認

チョコレート分類 

家族 母親や姉妹からの贈り物、日頃の感謝
KINSHIN まあ…AKJ的な恋愛感をもった家族からです…
義理 友達や知り合い、会社の同僚などお世話になってる人に
友  最近多い女友達同士でのチョコの交換、学校でも男相手よりよほど多かったりする
恋愛 愛する本命のあの人に…
憧れ 憧れの先輩や上司に日頃の感謝と親愛を…


ミカヤ

家族 セリス、エリンシア、エイリーク、リン、セリカ

合計 5

シグルド

家族 セリス、ミカヤ、エリンシア、エイリーク、リン、セリカ
恋愛 ディアドラ(キープ君?)、エーディン
義理 グランベル商事女子社員5名

合計 13

エリンシア

家族 セリス、ミカヤ、エイリーク、リン、セリカ
友  ルキノ

合計 6

アイク

家族 セリス、ミカヤ、エリンシア(ハァハァ?)、エイリーク、リン、セリカ
恋愛 ミスト、ワユ、レテ、ララベル、イレース、サナキ、ユンヌ、紋章町住人3万2311人
憧れ マーシャ、紋章町住人5万3429人
義理 リアーネ、ティアマト、ラクチェ

合計 8万5757

エリウッド

家族 セリス、ミカヤ、エリンシア、エイリーク、リン、セリカ
恋愛 ニニアン、フィオーラ
義理 エーディン、ユミナ

合計 10

ヘクトル

家族 セリス、ミカヤ、エリンシア、エイリーク、リン、セリカ
恋愛 ビラク、リリーナ

合計 8
280助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 02:41:10 ID:vg5zGLIE
エフラム

家族 セリス、ミカヤ、エリンシア、エイリーク、リン、セリカ
恋愛 サラ、ミルラ、ターナ
憧れ ファ、チキ、アメリア、女子幼稚園児12人、女子小学生17人

合計 41

エイリーク

家族 セリス、ミカヤ、エリンシア、リン、セリカ
恋愛 ラーチェル、ルネス女学院下級生87人
友  ターナ、ルネス女学院同級生20人
憧れ ルネス女学院下級生136人

合計 250

リン

家族 セリス、ミカヤ、エリンシア、エイリーク、セリカ
恋愛 フロリーナ、ヘザー、リリアーヌ、エレブ中同級生および下級生177人
憧れ エレブ中同級生および下級生73人

合計 258

マルス

家族 セリス、ミカヤ、エリンシア、エイリーク、リン、セリカ
恋愛 シーダ、カチュア
義理 エリス

合計 9
281助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 02:42:10 ID:vg5zGLIE
アルム

家族 セリス、ミカヤ、エリンシア、エイリーク、リン
KINSHIN セリカ
恋愛 ジャンヌ

合計 7

セリカ

家族 セリス、ミカヤ、エリンシア、エイリーク、リン
友  メイ、ジェニー

合計 7

セリス 

家族 ミカヤ、エリンシア、エイリーク、リン、セリカ
恋愛 ユリア、ラナ、マナ
友  ラクチェ、フィー、ティニー、リーン、パティ、ナンナ、同級生女子47人

合計 61

リーフ

家族 セリス、ミカヤ、エリンシア、エイリーク、リン、セリカ
恋愛 ナンナ、ミランダ、ティニー、サラ(玩具?)

おねいさんからは義理すら無し

合計 10

ロイ

家族 セリス、ミカヤ、エリンシア、エイリーク、リン、セリカ
恋愛 リリーナ、セシリア、シャニー、スー、ララム、ソフィーヤ、量産型リムステラ1万人
憧れ ギネヴィア(ショタ)
義理 イドゥン、ファ、キャス

合計1万16
282助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 07:14:01 ID:9pF4Uf6w
ヘクトルはフロリーナ、ファリナからもらっても良い気もするがな・・・・・
283助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 07:36:44 ID:zzOL6m91
アイクはここで万単位のフラクラの修行をしていたのか
284助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 09:56:28 ID:RpyJI8sw
>>278
「FEのキャラでコレやりたい」とか思ったオレ参上。
285助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 09:58:43 ID:RpyJI8sw
アイクは普通に全部食えそうだが、食うのか?
286助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 12:12:56 ID:E/KXHeNf
フロリーナ、ファリナのフラグはもはや折れてそうだが…
でも義理くらいはくれるかな?
287助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 14:34:13 ID:Sqoeh1Fe
>>269 >>276 >>277を見たせいか
ウルヴァンを借りてきて
それに乗って紋章町を滑走するアイクの夢を見てしまったではないか
楽しいのかいい笑顔で乗ってたぜ…
288助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 14:35:12 ID:vQJ+tXDE
>>282
>>286
フラグが折れてる訳じゃない。ただネタ職人が書かなかったりビラクやリリーナの影に隠れてるだけなんだ!


…と信じたい。
原作の候補がまったくネタにならず、実質赤の他人だけが候補になってるのはおかしいだろww
原作の候補と(このスレ限定の)スペシャル候補が取り合ってるなら(ネタ的にも)美味しいけどさ(例:ミルラとサラとか)
289助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 14:37:01 ID:3I+AlOWq
フロリーナ、ファリナはまだ大丈夫そうだと、思う。

竜王家はチョコもらう筆頭はイドゥンさんなんだろうな。
メディウス「まあ、孫達の料理でワシは結構じゃ」

290助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 14:37:56 ID:E/KXHeNf
ファリナはまだしもフロリーナはリンに取られたと思う

つかファリナもケントに取られたネタがあったな
291助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 14:52:43 ID:vQJ+tXDE
亀だけど、バレンタインズデーに投下された三つのネタの内三つ目だけコメントがないみたいでワロタ

>>290
前者はともかく後者は10割ビラクの所為dアッー!
292助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 18:29:14 ID:oxsNmvE1
この辺を読めばみんなヘクトルとフロリーナが書きたくなるさ、きっと!

http://wikiwiki.jp/fe_family/?5-477
http://wikiwiki.jp/fe_family/?10-188

実際この頃はヘクトルがビラクとアッー! なんて気配は微塵もなかったし、
そのときの流れなんてネタ次第でどうとでもなるもんだよな。
293助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 19:34:04 ID:FO5qC0s/
バレンタインがここまでカオスになるなら
ホワイトデーとか収拾つかないだろw
まあ十、二十じゃなくて万単位の奴がおかしいんだろうけど
294助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 22:54:51 ID:DgoOXDVk
よし、即興だがフロリーナネタ投下しよう

リン    「は〜〜重たい……」
フロリーナ「リ…リンどうしたの? その手提げ袋一杯のチョコレート」
リン    「同級生とか後輩から…みんなバレンタインの本義忘れてんじゃないのまったく!
       スルーされまくってる男子たちが泣いてたわよ!」
フロリーナ「そ…そうなんだ…大変だね…」
       (あんなにたくさんもらってるんじゃ迷惑だよね…)
       (せっかくがんばってつくったのになぁ…)
リン    「あ、そだ、はいこれ」
フロリーナ「ふぇっ!?」
リン    「そんなに驚くことないでしょ、私からフロリーナによ。
       いつもお世話になってるもんね」
フロリーナ「…嬉しい…ありがとリン…あの、これは私から…」
リン    「わ、これラッピングとか中身も手作り!?
       もぅ気合入りすぎだってば〜〜!」
      (てれっ)
フロリーナ「だって…リンに喜んでほしかったんだもん…」
リン    (うっ…可愛い…だだだめよリン! このままじゃヘザー思考に支配されて…)
フロリーナ(リン…かっこよくてキリッとしてていつも私を守ってくれる…私の素敵な王子様…)
リン    「手…にぎろっか?」
      (へ…変な意味じゃないのよ、あくまでも友達としてよ、うん)
フロリーナ「うん♪ 嬉しいリン、大好きよ!」
      (キュッ)

こうして少女たちのバレンタインは過ぎ行く…

おしまい

こういうネタしか思いつかんかった
295助けて!名無しさん!:2010/02/18(木) 23:12:29 ID:oxsNmvE1
フロリーナ「へ、へへへへへへ、ヘキュトルしゃまっ!」
ヘクトル 「……それは俺のことか」
フロリーナ「そうでしゅっ!」
ヘクトル 「よし分かった。とりあえず落ち着け、な?」
フロリーナ「ふぁいっ!」
ヘクトル 「誰と闘うつもりなんだよおめーは」
フロリーナ「そ、そそそ、それでですね、ベクトルさま!」
ヘクトル 「算術の話はやめろ」

マルス  「……あんな感じでいつの間にか漫才みたいになるのが常なんだよね、あの二人は」
リン   「ほっ……これなら進展はなさそうね」
マルス  「リン姉さんもすっかりヘザーさんだな」
リン   「ち、違うって、わたしはただあんなデブに大事な親友を渡すのはどうかと思ってるだけで」

フロリーナ「しょ、しょれでわがしは」
ヘクトル 「和菓子か。そういや小腹空いてたんだよなー。今からどっか食いにいくか?」
フロリーナ「ふぁ、ふぁいっ」
ヘクトル 「だから誰と戦うつもりなんだよ」

ロイ   (……もう既に夫婦の呼吸のように思えるのは僕だけなんだろうか……)
296兄弟家のバレンタイン後日談:2010/02/18(木) 23:51:36 ID:xuWFbwYA
>>279-281
流石兄弟家。バレンタインまでカオスだ。っていうか一部は桁が違いますね。

>>294
GJ!
そしてまた、ヘクトルとフロリーナのフラグが薄れていく・・・

>>295
と、思ったら復活。
久し振りにヘクトルがまともなネタで嬉しいです!
>>ヘクトル 「算術の話はやめろ」
噴きました。

ネタ投下します。


兄弟家のバレンタイン後日談


ミカヤ  「まだまだバレンタインネタがイケそうだということで、便乗するわよ!」
エリンシア「このネタは、>>279-281さんのネタと被っているうえに、食い違う部分も多いですわ」
エイリーク「>>279-281さん、どうかお許し下さい」
リン   「姉さん達、メタは自重して!」
セリカ  「と言うことで、家の男性達がバレンタインにもらったプレゼントの戦果報告をするわね」
ミカヤ  「ちなみに、私達家族からの分はカウントしないことにするわね」
エリンシア「それでは・・・」
五人   「「「「「行ってみよー!」」」」」


※ロイの場合※

ミカヤ  「やっぱりまず注目すべきはこの子ね」
エリンシア「末っ子にして我が家きってのフラグメイカーですわね」
リン   「それで、ロイは一体いくつチョコを貰ったの?」
エイリーク「えっとですね・・・」

1位 ロイ・・・1万とんで366個

      ・・・です」
セリカ  「いきなりぶっ飛んだ数が出たわね」
エイリーク「やはり、量産型リムステラさんの1万個が効いていますね」
エリンシア「元ネタ『一万本の……』もかなり前のネタですのに、今でもたまに引っぱり出される設定ですわね」
ミカヤ  「立てたフラグはしっかりキープ。この辺が、どこかのクラッシャーとの違いね」
リン   「っていうか、それを抜きにしても366個って・・・。日替わりでいけちゃうわよ?」
セリカ  (ロイに布教を手伝ってもらえば、邪神なんて目じゃなくなるんじゃ・・・。よしッ!)
ミカヤ  「兄弟を布教に利用するのはダメよ、セリカ」
セリカ  「ッ!?」
297兄弟家のバレンタイン後日談:2010/02/18(木) 23:52:55 ID:xuWFbwYA
※シグルドの場合※

リン   「次はシグルド兄さんね」
ミカヤ  「さて、甲斐性無しの長男は一体どれだけ貰っているのかしらね?お姉ちゃん心配だわ」
エイリーク「シグルド兄上は・・・」

2位 シグルド・・・213個

      ですね」
セリカ  「あら、意外ともてるんじゃない、シグルド兄さんも」
エリンシア「でも、『意外』って顔してませんわよ?セリカちゃん」
ミカヤ  「むしろちょっと勝ち誇ってるような・・・」
セリカ  「べ、別にそんなこと無いわよッ!シグルド兄さんがバレンタインにもてたって当然なんて、これっぽっちも思ってないんだからッ!」
リン   「ツンデレ乙ね」
セリカ  「もう!いいから解説をしましょうよ!」
ミカヤ  「くす。はいはい、それじゃあいきましょうか」
エイリーク「兄上は、社会人と言うこともあってか、会社で義理チョコをたくさん頂いたようですね」
エリンシア「それだけでなく、普段ディアドラさんとのデートを棒に振ってまでなさっている人助けの効果も大きいようですわ」
リン   「そういえばあったわね、そんなの」
セリカ  「もちろん、義理だけじゃなく本命も貰っているみたいね」
エリンシア「ディアドラさんにエーディンさんが筆頭でしょうけど、手違いとは言え、ラケシスさんからも本命チョコを頂いていましたわ」
エイリーク「少なくとも、本命と間違えてしまう程度には装丁に気持ちのこもった義理チョコなのでしょう」
セリカ  「と言っても、会長がAKJを裏切ることなんて有り得ないと思うけど・・・」
リン   「それでも、もしこの二人の間にフラグが立ったら、この町に一つの平和が訪れるのは間違いないでしょうね」


※エリウッドの場合※

ミカヤ  「まぁ、この子は普通に貰ってるんじゃないかしら」
エイリーク「そのようですね・・・えっと、

3位 エリウッド・・・202個

      ・・・ですね」
エリンシア「シグルド兄さんには少し届きませんが、それでも十分過ぎると言えますね」
リン   「エリウッドは王子様ですからね。学校の女子はもちろん、結構知らない子からも貰ってたみたいよ?」
セリカ  「王子様キャラとしては隙が無いわよね。病弱なのも、人によっては儚くてステキって思うかも知れないし」
ミカヤ  「原作嫁候補でもリンちゃんはカウントしないとして・・・やっぱりここも、二人の戦いね」
エイリーク「ニニアンさんにフィオーラさんですね」
リン   「エリウッドの方からはまだ二人をどう思うか、ってところに意識は行ってないようだけど・・・」
セリカ  「ストーカーキャラが定着しつつあるのを、フィオーラさんがどう回避するかね」
ミカヤ  「早くお姉ちゃんを安心させてほしいけど、エリウッドの場合はそこまで心配する必要は無いかしらね?」
298兄弟家のバレンタイン後日談:2010/02/18(木) 23:54:48 ID:xuWFbwYA
※セリスの場合※

ミカヤ  「どうやら、上位から順番に発表する形みたいね」
リン   (・・・あれ?)
セリカ  「どうしたの?」
リン   「・・・ううん。それで、セリスは?」
エイリーク「はい。セリスが貰った数は・・・

4位 セリス・・・153個

      です」
ミカヤ  「危うく忘れるどころか、こっち(女子側)として呼ぶところだったわ」
エリンシア「といっても・・・ずいぶん貰っているようではないですか」
ミカヤ  「特に意識してネタを作ったわけではないけど、ロードナイトが三人並んだわね」
リン   「メタ自重。まぁ、やっぱりこういうイベントは彼女無しの王子様系が強いんじゃないかしら?」
セリカ  「シグルド兄さんは(一応)彼女持ちですけどね」
エイリーク「むしろセリスの場合問題なのは、女子に好かれる好かれないではなく・・・」
エリンシア「本人が女の子っぽすぎることですね」
ミカヤ  「本当は男の子らしいところもいっぱいあるんだけど、どうもイメージがね」
セリカ  「あと、嫁候補筆頭の二人がナーガとラナオウというのもちょっとアレよね」
リン   「っていうか、最近の筆頭はむしろユリウスのような・・・って、これも問題なのよね」
セリカ  「性別的に不自然なはずなのに、ここではむしろ自然体って感じになってるわよね」


※エフラムの場合※

ミカヤ  「・・・私、帰るわ」
リン   「どこにッ!?ちょっと、姉さん逃げないでよ!」
ミカヤ  「嫌ッ!つらい現実なんて見たくないッ!我が家にロリコンなんていませんッ!!」
エイリーク「まぁ、そうは言わずに結果を見てみましょう。兄上も、あれでなかなか人気者なのですよ?
      えっと・・・

5位 エフラム・・・152個

      ほら!王子様系のセリスとほとんど同じ数の女の子から好かれているのですよ?」
ミカヤ  「・・・そこから、幼女を引いて?」
エイリーク「え”。そ・・・それは」
セリカ  「えっと、どれどれ・・・」
エイリーク「あ!セリカ、いけません!」
セリカ  「え〜と、

エフラム(除:幼女)・・・2個

      みたいね。」
リン   「・・・うわ」
ミカヤ  「いや〜〜ッ!!やっぱり聞くんじゃなかった〜ッ!!」
エイリーク「この2個は、ターナとラーチェルからのですね。私も頂きました。
      ほら、あんな可愛らしい子達から二つも貰えるなんて、さすが兄上ですね」
エリンシア「エイリークちゃん、目が泳いでますわよ?」
ミカヤ  「こうなったら、その二人が最後の希望ね。
      とくに、ターナちゃんには期待が持てそうだから、なんとしても頑張ってもらわなきゃッ!」
セリカ  「最近はサラの相手をよく見ているようだけど、依然、ミルラとアメリアも健在ね」
299兄弟家のバレンタイン後日談:2010/02/18(木) 23:55:36 ID:xuWFbwYA
リン   「ちなみに、チキやファはマルスとロイにもチョコをくれて、お決まりの『おっきくなったらお嫁さんにして』攻撃をしてたわ」
セリカ  「なんだろう?

       チキ(ファ) 『おっきくなったらお兄ちゃんのお嫁さんにして!』
       マルス(ロイ)『ははは、もう少し大きくなったらね』

      は微笑ましい近所のお兄ちゃんとのやり取りなのに、

       ミルラ 『おっきくなったらお兄ちゃんのお嫁さんにしてください!』
       エフラム『ははは、もう少し大きくなったらな』

      には、危険な香りしかしないわ」
ミカヤ  「い〜〜〜や〜〜〜ッ!!」

 
※マルス※

ミカヤ  「・・・気を取り直して、次いってみましょう」
エリンシア「ここからは、下位ということになりますわね」
リン   (そういえば・・・誰か、抜けてるような?)
セリカ  「下位と言っても、まだまだ飛び抜けた数よ?」
リン   「次は誰なの?」
エイリーク「マルスです。数は・・・

6位 マルス・・・133個

      ですね」
リン   「三桁の時点で、普通だったら普通じゃないわよね」
ミカヤ  「ややこしい言い回しね。まぁ確かに、普通じゃないんだけど」
エリンシア「他の王子様系の子達と少し差があるのは、やはり彼女がいるということが大きいのでしょうね」
リン   「まぁ、マルスの奴も外面はいいからね。女の子にはもてるんじゃないかしら?」
セリカ  「マルス兄さんとシーダさんの仲は周知の関係だし、それを知ってなおこれだけ貰えるのだから、やっぱりスゴいんじゃなかしら」
ミカヤ  「そうね。この子に関しては特にそれ位かしら?シーダちゃん以外の嫁候補としてはカチュアちゃんがいるんだけど・・・」
エリンシア「どちらにせよ、この子の周りでそういった話題になること自体が少ないですしね」
ミカヤ  「ぶっちゃけ、ネタが上がらな・・・
リン   「自重」


※リーフの場合※
エリンシア「次はリーフちゃんです」
ミカヤ  「なんか展開は読めるけど・・・」
リン   「まぁまぁ」
セリカ  「姉さん、お願い」
エイリーク「はい。リーフが貰った数は、

7位 リーフ・・・124個

      ですね」
ミカヤ  「まぁ、四人娘は当然として、それ以外にももてるのよね、あの子は」
エリンシア「ちょっと女の子に興味がありすぎるところもありますが、それ以外は頑張りやさんで明るい子ですからね」
セリカ  「他の兄弟に比べて、親しみやすいってのもある思うわ」
リン   「それが、四人を始めとした女の子達の気持ちを掴んでいるのかもね。実際、クラスにいたら楽しいタイプだと思うわ」
ミカヤ  「ちなみに、お姉さんからもらった数は・・・」
エイリーク「0ですね。アルテナさんからは貰えそうだったらしいのですが、直前にkhdnな目にあって飛ばされたらしいです」
300兄弟家のバレンタイン後日談:2010/02/18(木) 23:56:48 ID:xuWFbwYA
※ヘクトルの場合※

ミカヤ  「さて、と・・・」
リン   「どこに行くつもり?ミカヤ姉さん?」
ミカヤ  「嫌ッ!つらい現実なんて見たくないッ!我が家にホモなんていませんッ!!」
セリカ  「大丈夫よ、姉さん。ヘクトル兄さんはホモじゃなくて、ホモに好かれるだけだから」
ミカヤ  「アウト!それ、もうアウトだからッ!支援をつけ終わって、後は後日談でペアEDを確認するだけだからッ!!」
エリンシア「とりあえず、結果を見ないことには始まりませんわ。エイリークちゃん、お願いします」
エイリーク「はい。ヘクトル兄上がバレンタインで貰った数は、

8位 ヘクトル・・・14個

      ですね」
リン   「急に現実的な数になったわね」
セリカ  「上が異常なだけでしょ?それで――」
ミカヤ  「・・・それで、『男』からはいくつ?」
エイリーク「え〜と。・・・

ヘクトル(限:男)・・・10個

      です・・・」
ミカヤ  「・・・・・・」
リン   「・・・・・・」
セリカ  「狙ってるのはビラクだけじゃなかったのね」
エリンシア「・・・二桁に届いてしまいましたわね」
ミカヤ  「誰?」
エイリーク「え?」
ミカヤ  「ヘクトルにくれた・・・『女の子』は」
エイリーク「え、あぁ、はい。えっと・・・」
リン   「リリーナとフロリーナ、ファリナ。それと、ニニアンとレイラさんよ」
セリカ  「後ろ二人は完璧な義理チョコとして」
エイリーク「リリーナも、最終的にはロイに落ち着くような気がしますが・・・」
セリカ  「今はなんだかんだ言っても、正ヒロインなポジションシーダだしね」
エリンシア「そうなると、残る二人に賭けるしかないようですわね」
ミカヤ  「と言っても、ファリナちゃんとのフラグは今微妙だし、フロリーナちゃんはリンと百合ってるし・・・」
リン   「百合ってませんッ!!」
エリンシア「どちらにせよ、二人とこれからどうなるか、ヘクトルちゃんの頑張り次第と言うところでしょうか?」」
ミカヤ  「いや、ホントに頑張ってもらいたいわ。お姉ちゃんは心配していますよッ!」


※アルムの場合※

ミカヤ  「さて、やっと終りが近づいてきたわね」
エリンシア「残るはあと二人ですか」
リン   (そう、残るはあと二人。誰か、強烈な人を一人忘れているような・・・。あれ?もう一人も誰だっけ?)
ミカヤ  「それで、次はだーれ?」
エイリーク「アルムです」
四人   「「「「あぁ!そうだ!」」」」
エイリーク「え?みなさんどうしたのですか?」
リン   「うぅん、ごめんね。何でもないから、続けて姉さん」
セリカ  (ふふふ。アルムは0個よ。いくら影が薄いからって、バレンシアの友達からはチョコが貰えそうだったけど・・・
      私のいる前で、アルムにプレゼントなんかさせないわ!)
301兄弟家のバレンタイン後日談:2010/02/18(木) 23:58:00 ID:xuWFbwYA
エイリーク「それでは・・・

9位 アルム・・・1個

      のようです」
セリカ  「ッ!!!??」
ミカヤ  「あらあら。アルムもなかなか隅におけないじゃない」
エリンシア「まぁまぁ。一体誰から頂いたのですか?」
エイリーク「ジャンヌさんですね」
セリカ  「あの女ーーーッ!!私の目を掻い潜ってアルムにチョコを渡すなんて、いい度胸してるじゃない!
      ミラの呪いを受けるといいわ!!(当然よ!アルムみたいな素敵な男性、他の子もほっとくわけないもの!!)」
リン   「志村ー!逆、逆!・・・ていうか、ミラの呪いって邪神っぽいわよ!?」


※???の場合※

エイリーク「1個ということは、アルムが最下位ということですね。
      本来、比べるようなものでもないのですが・・・」
セリカ  「いいじゃない、たまには女の子だけで話すのも楽しいわ」
エイリーク「それもそうですね。それでは、今回は・・・」
セリカ  「これで終わ・・・」
ミカヤ  「ちょっと!一人忘れてるわよ!」
エイリーク「え?アルムも終わったのに、他に忘れられるような人がいるのですか」
セリカ  「ちょ、それは!」
リン   (これに関しては私にツッコむ資格は無いわね)
エリンシア「とにかく、最後の結果にうつりますわ」
リン   「それで・・・一体誰なの?」
ミカヤ  「アイクよ」
     「「「!!!」」」
リン   「そうよ!アイク兄さんの名前がまだ出てなかったのよ!」
エイリーク「そう言えばそうでしたね」
セリカ  「なんか、アイク兄さんは計測不可で番外だと思っちゃったわ」
ミカヤ  「そんなわけないでしょ。ちゃんと、兄弟全員分まとめてるわよ」
リン   「フラグメイカーのロイが1位にいるのはまだ納得がいくとしても、アイク兄さんが他のみんなより下だなんて考えられないわね」
エイリーク「ということは、ロイと同率1位ということでしょうか?」
セリカ  「アイク兄さんは一体いくつ貰ったの?もしかして、ホントに別枠で、10桁いっちゃってるとか」
エリンシア「私も、数までは存じ上げていないのです。さすがに、期待してしまいますわね」
ミカヤ  「アイクが貰った数は・・・」
四人   「「「「ごくり・・・」」」」
ミカヤ  「数は・・・

10位 アイク・・・0個(最下位)

      ・・・よ」
四人   「「「「 ( ゚д゚)」」」」
ミカヤ  「ヒント:フラグクラッシャー」
四人   「「「「 ( ゚д゚ ) 」」」」
ミカヤ  「こっち見ないで」
302兄弟家のバレンタイン後日談:2010/02/18(木) 23:59:55 ID:xuWFbwYA
※まとめ※

1位 ロイ・・1万とんで366個
2位 シグルド・・・・・213個
3位 エリウッド・・・・202個
4位 セリス・・・・・・153個
5位 エフラム・・・・・152個 エフラム(除:幼女)・・・2個
6位 マルス・・・・・・133個
7位 リーフ・・・・・・124個
8位 ヘクトル・・・・・・14個 ヘクトル(限:男)・・・10個
9位 アルム・・・・・・・・1個
10位 アイク・・・・・・・・0個(最下位)

ミカヤ  「さすがに、カオスな結果ね」
エリンシア「カオスになるのは予想してましたけどね」
エイリーク「なんだか、シグルド兄上やエリウッド兄上、マルス達の数が普通に見えてしまいますね」
リン   「他の連中と比べなければ、十分に異常なんだけどね」
ミカヤ  「なんだか、アルムの影の薄さが逆に目立ってるわね」
セリカ  「あの女・・・!私のアルムに手を出すなんて許せない。ライナロックの炎はチョコを溶かすくらいじゃ済まないわよ!!
     (あの女・・・!私のアルムに手を出すなんて許せない。ライナロックの炎はチョコを溶かすくらいじゃ済まないわよ!!)」
リン   「思ったことを素直に口に出すのは、必ずしも美徳とは限らないわよ?」
エリンシア「この大量のチョコ・・・一体どうするんでしょうか?」
エイリーク「ロイにいたっては1万個以上ですからね」
ミカヤ  「みんないい子だから、なるべく残さないで済むように食べてるみたいよ。兄弟みんなで協力してね」
セリカ  「問題はロイのチョコよ。数もさることながら、あの1万とんで366個の中には・・・」
リン   「ララムボムが・・・」

     「コノヒトデナシーッ!!」

五人   「「「「「・・・・・・」」」」」


終われ。
303兄弟家のバレンタイン後日談:2010/02/19(金) 00:13:20 ID:ljQbb0kT
訂正:ヘクトルは15個になりますね。失礼しました。
304助けて!名無しさん!:2010/02/19(金) 00:37:25 ID:Ln0P1rig
ヘクトルはビラク以外の男からも狙われているのか…

最近男から告られることが増えた…

体育系男子「あ、兄貴って呼ばせてください!」
ヘクトル「やなこったあっちいけ!」

道を歩いているとソレ系の男に声をかけられた。
ソレ系の男「やぁお兄さんいい体してるね…ちょっと汗掻いていかないか?」
ヘクトル「いらん!」

何故かハッテン場に迷い込むことが増えた。
安○さん似の男「や ら な い か?」
ヘクトル「や ら な い よ?」

体育の柔道の授業で、同級生男子と寝技の練習をした。
相手はハァハァと息を荒げていた。
通りかかったファリナがヘドロを見るような目で一言、
ファリナ「ケッ…ホモヤロー!」
と吐き捨てて通り過ぎていった。
俺なんかしたか?

ビラク「へっきゅんはモテるぜ…絶対に渡さんぞへっきゅん♪」
ヘクトル「ぎゃああああくるなぁぁ〜〜」
最近ビラクの神出鬼没は恐ろしいレベルに達している。
急に飛び出してきてキスしようとしてきた時は焦った。
とっさに首を捻って唇はかわしたが、頬にキスマークをつけられた…orz
305助けて!名無しさん!:2010/02/19(金) 00:51:46 ID:pxV39LFP
ロイ   「実際その辺どうなの、ヘクトル兄さん?」
ヘクトル 「……まあ正直な話、ガチホモにそういう意味で迫られるのは迷惑だが、
      悪ガキみたいな連中に兄貴とかって言って慕われるのはそう嫌な気分でもねえよ」
ロイ   「って言うと……兄さんの周りに集まってるヤンキー的な人たちのこと?」
ヘクトル 「ああ。どいつもこいつも、行き場がない迷子みてえな連中だからな。
      誰かが受け止めてやらねえと、落ちるところまで落っこちちまうかもしれねえ。
      それに、まとめる奴がいさえすりゃ、ああいう連中が鬱憤と一緒にため込んでるパワーを、
      いくらか正しい方向に向けて使わせてやれるかもしれねえしな」
マルス  「それでああいう族の総長みたいなことやってるわけですか。
      でも兄さん、知ってます? お山の大将だのボス猿だの陰口叩かれてますよ」
ヘクトル 「ンなもんは慣れっこだからどうでもいいってんだよ。お前も変なこと考えるんじゃねえぞ?」
マルス  「そういう連中を秘密裏に排除するとか?」
ヘクトル 「止めろっつーの。お前が言うと洒落に聞こえねえんだよ……」

フロリーナ「……そんなヘクトル様だから好きなの、わたし」
リン   「……」
マルス  「意外とまともな理由を聞かされて苦虫を噛み潰したような顔しつつ何も言えないリン姉さんw メシウマ状態w」
ロイ   「自重してよ兄さん……」
306助けて!名無しさん!:2010/02/19(金) 10:10:23 ID:lPuewbNa
>>301
>10位 アイク・・・0個(最下位)
こりゃ「渡そうとしても渡せない」的なネタで何かいけそうだなw
307助けて!名無しさん!:2010/02/19(金) 13:00:33 ID:C2aAmTqb
よくよく考えると、「チョコ」を貰った数なんだよな。
308助けて!名無しさん!:2010/02/19(金) 13:10:12 ID:lXd0L9BG
>>安○さん似の男「や ら な い か?」
>>ヘクトル「や ら な い よ?」

噴いたwwwww
309助けて!名無しさん!:2010/02/19(金) 14:31:11 ID:62WD04GQ
>>307
チョコ以外の何を貰うというのかね
>>234-236みたいなことか、それともそれ以上のことか
詳しい話を聞かせてもらおうか
310助けて!名無しさん!:2010/02/19(金) 16:37:33 ID:bUnnEGwQ
リリーナ「珍しいわね? 敵であるあなたが私に何の用?」
ビラク「あえてお前の所に来たのは他でもない…提案があるんだ」
リリーナ「何よ?」
ビラク「この紋章町には女子校はあっても男子校はない…
    オスティアの財力でそれをつくりたい!
    へっきゅんを編入して男ライフを送りたいんだ!」
リリーナ「見返りは?」
ビラク「ボディビル部、および相撲部の設立、監視カメラの設置とテープの提供!」
リリーナ「乗った! それでは私立オスティア男子学園!
      さっそく具体的な設立案に移りましょう!」
ビラク「理事長はお前、学園長兼へっきゅんのクラスメイトは俺。
    生徒、及び教師は全て男。」
リリーナ「つまり私を除いて女人禁制ってわけね。いいわねいいわね!」
ビラク「学園の理念はいい男を育てることだ!」
リリーナ「入校時にKINNIKUかZEINIKUかコースを選んでカリキュラムを作りましょう」
ビラク「一時休戦だな」

数日後、紋章町郊外の広大な土地がオスティアに購入された…
アイク「急に仕事が増えたな?」
セネリオ「大きな仕事です。オスティアの学園建設の仕事を受注しました」
ワユ「この彫像は噴水に設置すればいいんだよねー?」
セネリオ「はい、しかし全裸の筋肉男像…まったくいい趣味です…はぁ」

リリーナ「さて…教育委員会の認可も受けたし、生徒の募集も始まってるわ。
      ゴンザレス達には入学してもらうとして…」
ビラク「へっきゅんをいかに転入させるかだな…」
リリーナ「そうね…ロイを頼りましょう。兄様に嫉妬してるから言いくるめれば手伝ってくれるわ。
      兄様を学園に入れたら…」
ビラク「ああ…休戦はそこまでだ、負けないぜ!」

ヘクトルに危機が迫っていた……

衝動的にわけわからんもの書いてしまった
気が向いたら続き書くかもしれん
311助けて!名無しさん!:2010/02/19(金) 19:45:32 ID:EHYZJYpe
いつだったかアイクにはバレンタインにはチョコではなく肉をあげるってネタがあったな
312助けて!名無しさん!:2010/02/19(金) 20:45:31 ID:aVLJPppB
>>296-303
ロイがぶっ飛んだ数字なのは予想できたが、
アイクが0個とは…さすがフラクラ
しかし、セリカがツンデレたり狂信者してるネタ久しぶりな気がするなw
でもってアルムの扱い相変わらず過ぎて吹いたwww GJ!

>>310
リリーナ自重しろw
つーか、続くんならヘクトルを救ってやってくれ、最近可哀想過ぎるw

>>311
そういやあったな、そんなネタw
肉専用コーナーに嫁候補が群ってたような
313助けて!名無しさん!:2010/02/19(金) 21:13:09 ID:mqaBkCZE
>>312
???「別に助ける必要ないでしょ、こっちのゲームだとすぐ死ぬし」
314助けて!名無しさん!:2010/02/19(金) 21:30:28 ID:SemetQBC
>>313
ロイおtうわなにをするやめ(ry
315助けて!名無しさん!:2010/02/19(金) 23:25:06 ID:kcjwvHwI
>>312
俺なりにヘクトルにもいい思いをしてもらったと思う…
フラグだけが人生じゃないよね!

てなわけで続きを投下してみる
316魁!オスティア学園!:2010/02/19(金) 23:25:49 ID:kcjwvHwI


こうして私立オスティア学園は完成した。
本日はめでたく開校日。
入学生は男ばかりだ。男子校ゆえ当然のこと。
斧兵やアーマーの育成に主眼が置かれており、ガタイのよい男ばかりだ。

リリーナ「わしが…もとい私が私立オスティア学園理事長リリーナである!」
ビラク「うほっそして俺が学園長のビラクだ」
ヘクトル「…なんで俺がここにいるんだ…」

エレブ高の生徒たるヘクトルが何故ここにいるのか?
それはリリーナからロイ経由でもたらされた一枚の文書にある。

〜 親愛なるヘクトル兄様、およびご家族の皆様へ
  私どもオスティアは、紋章町の未来を担う健全なる男子の育成のため学園を設立することといたしました。
  つきましては、是非男の中の男たるヘクトル兄様の編入を願いたく思います。
  2年生筆頭としてお迎えいたします。
  なお学資は免除させていただきます。 リリーナ 〜

ミカヤ「迷うまでもないわね」
シグルド「ああ…正直学費免除とは夢のような申し出だ」
ヘクトル「ちょ…俺の考えも聞いてくれ!」
エリウッド「ひゃっほー!家計簿の赤字が減るばんじゃーい!…ああ…胃の調子がいい…空気がおいしい…」
ヘクトル「…わかった…心配だが、まぁ学校ったってどこもそんなにかわらねぇだろ」

こうしてヘクトルはオスティア学園の2年生として迎えられたのである。
317魁!オスティア学園!:2010/02/19(金) 23:28:35 ID:kcjwvHwI


さて設立されたばかりの学園なのだし、全員が1年生なのかと思いきや学力、KINNIKUなどで考察して
3学年に振り分けられたようだ。
ヘクトル「筆頭ってなんだよ…学級委員長みてぇなもんか?」
詰襟の学ランを纏って教室に入る。
教室内はマッチョとメタボだらけだ。
さっそく初授業が始まる。竹刀をもったジェネラルが入ってきた。
ワレス「ワシが貴様らを預かる2年生担当教官ワレスじゃ!まずは元気よく朝の挨拶じゃ!」
生徒一堂「おはようございまーす!」
ワレス「ばか者!男の挨拶は押忍の一語じゃー!」
生徒一堂「押忍!!!」
ワレス「よーし、では順に自己紹介じゃが…最初に2年生筆頭に任じられたヘクトルから挨拶せい!」
ヘクトル「へ、俺!?」
まったく聞いていない。
ワレス「はやくせんかぁ!」
ヘクトル「押忍!」

教室の教壇まであがって見渡す。
たくましい筋肉男や一部メタボ連中。
中には気合入ったヤンキー野郎もいる。あきらかにこちらを値踏みするような視線を向けている。
ヘクトル(なんだかしらねぇが筆頭である以上は俺が頭だ…なめられるわけにいかねぇな)
軽く息を吐くと眼光に力を込める。
ヘクトル「俺が2年生筆頭ヘクトルだ!よろしく頼むぜ!」
教室に鳴り響くような大声、おもわずヤンキー達も居住まいを正した。
生徒一堂「押忍!!!」

やがて自己紹介が終わり、授業に入る。
ヘクトル「なんじゃこりゃ…このカリキュラムはリリーナが作ったとか言ってたな…なに考えているんだ…」
時間割の大半は体育、申し訳程度にその他の教科がついている…
ワレス「よーし先ずは手始めに腕立て腹筋200回!」
男たち「ぬんぬんフンガー!」
ヘクトル「ぬんぬんフンガー!」
   (や、やべぇ!?最近腹が弛んで…いや、負けられるか!)

〜 理事長室 〜

リリーナ「ああ…兄様…じゅるり…」
ビデオを見ながら一人のヲトメがよだれを垂らしている。
この学園はリリーナの夢の結晶。まさに男の園だ。
リリーナ「あ、でもそろそろビラクが我慢できなくなるころね?
     さて一戦交えましょうか」
アトスから奪ったフォルブレイズを手に、リリーナはビラクの思考を読む。
ヘクトルをストーキングする最適のルートを辿ってみると、はたしてそこにはビラクが潜んでいた。
今日も戦いがはじまる。
318魁!オスティア学園!:2010/02/19(金) 23:29:17 ID:kcjwvHwI


〜 食堂 〜

ヘクトル「かーうめえ! やっぱ飯の時間が一番だぜ!」
焼肉定食を貪り食う。
その傍に二人の男が来た。
ワード「よう、さっきの体育すげぇなアンタ!」
ロット「さすが俺たちの筆頭なだけはある」
ヘクトル「おう、うちの学年の…ワードにロットだったな」
マッチョ男たちは肉体的に認めるのは早い。
だが必ずしもそうではない男もいて…
ガレット「けっ俺は認めねぇぞ! なんでいきなりてめぇが俺の上につくってんだ?ああん?」
ヘクトル「おう、面白ぇこというじゃねぇか?」
席を立つ。
口先など必要としない、男の上下関係は腕力で決まる。
だがそこに教官が現れた。
ワレス「まてい貴様ら!」
ヘクトル「げっ…」
ガレット「ちっ…」

ワレス「いや、勝負を止めようというのではない。むしろ男は勝負で鍛えられる。
    当学園ではむしろタイマンは奨励されるくらいだ。
    だがお前らの勝負は2年生筆頭の座を巡ってのもの。ならばふさわしいものとせねばならん。
    即刻グラウンドへでい!」

〜 グラウンド 〜

ヘクトル「なんだこりゃ…」
巨大な鍋の下で火竜がブレスを鍋に向かって吐いている。
ワレス「これぞオスティア学園名物、火竜風呂!
    見ての通り火竜のブレスで鍋は超高温となっておる!
    この中に貴様らが入るのだ、先に逃げ出したほうの負けというわけだ!
    さあ貴様らの根性見せてみんかーーーっ!」
ヘクトル「アホ抜かせ!?あんなもん入れるか!」
ガレット「怖いのか?」
挑発的な笑みがヘクトルを見下している。
ガレット「ビビッてんなら今すぐ筆頭を降りて逃げちまいな」
噛み付くような視線で睨み返した。
ヘクトル「やってやろうじゃねぇか! てめぇこそ逃げんじゃねぇぞ!」
ガレット「上等だコラァ!」
319魁!オスティア学園!:2010/02/19(金) 23:30:53 ID:kcjwvHwI


2人の男は学ランを脱ぎ捨てると鍋に飛び込んだ。
ヘクトル「グワチャーーー!?」
ガレット「ギエーーーーー!?」
物凄く熱い。だがここで逃げるわけにはいかない。男の意地だ。
ヘクトル「ぐぬぬっ」
ガレット「うぐぐっ」
いつのまにかグラウンドには2年生全員が集まり固唾をのんで見守っていた。
自分たちのリーダーが決まる勝負なのだ。
ワレス「ふふふ、どちらもやりおるわい。
    今の若造どもに足りぬ気概をまざまざと見せ付けてくれおる」

双方は譲らず、体脂肪を燃やしながらの文字通り熱い戦いは続く。
すでに風呂につかること30分だ。
ヘクトル(ああああっちぃ……)
横目でガレットを見る。
平然としてるように見える。
ヘクトル(くそ…さっさと参って逃げ出しやがれ…)
その時である。ガレットの巨体がぐらりと崩れて風呂の底へ沈んでいった!
ヘクトル「なにぃ!? アイツ意識を無くしてやがったのか!?」
ワレス「いかん!」
2年生たちにざわめきが走る。

息を止めて風呂の底を泳ぐ、全身に火がついたように熱い。
ヘクトル(くそ…重ぇなコイツ…水中でよかったぜ)
ガレットの巨体を背負い、ヘクトルは懸命に鍋の外を目指して泳いだ。
320魁!オスティア学園!:2010/02/19(金) 23:31:42 ID:kcjwvHwI


ワード「や…やべぇぞ…2人とも浮いてこねぇ」
ロット「む…」
ボールス「おおっ!来たぞ!」
飛沫をあげてヘクトルが鍋を出る。その背中にはガレットの姿があった。
ボールス「あの巨体をしょって泳いだのか?
     …やはり我らの筆頭だけはある…」
ワード「いい男っぷりだ!」
2年生たちが歓声をあげる中、ガレットは瞳を開けた。
ガレット「俺は…負けちまったのか…」
ヘクトル「いい勝負だったぜ…この俺とあそこまで張り合ったんだ。見上げた根性だぜ」
ガレット「へっ……俺も山賊じゃ頭張ってたけどよ…自分の上に頭もとうと思ったのは初めてだ…
     てめぇこそ俺たちの筆頭だよ…」
教官の審判がくだる。
ワレス「勝者ヘクトル!」

うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!

逞しい2年生たちが自分たちの筆頭をもみくちゃにする。
ボールス「俺たちの筆頭ばんざーい!」
ワード「すげぇ男ぶりだったぜ!」
男たちの中でヘクトルは最高の気分だった。
お山の大将なんて呼ばれることもある彼だが、やはり人から慕われるのは悪い気はしない。
ヘクトル「あたりめぇよ、俺はてめぇらの大将だぜ!」

こうしてヘクトルは2年生筆頭の座を不動のものとしたのである。
同時に男たちの熱い学園生活の、これが第一歩だった。


…なお、ヘクトルとガレットがつかった鍋の湯は後日リリーナが美味しく頂いたそうである……

終わり


ルネスのネタ書いてた時から思ったんだけど男子校も書いてみたかったんだ…
321助けて!名無しさん!:2010/02/20(土) 00:01:54 ID:MezMe7J7
みんな面白がってるからいいんだろうけど、ホモネタばっかりなのはどうなんだ……とか思ってたらw

いい男塾だった。
322セリス:2010/02/20(土) 08:48:18 ID:g55tBDjw
いいなぁ、僕もこのオスティア学園で、ヘクトル兄さんと一緒に男を磨きたいなぁ
323ビラク:2010/02/20(土) 09:38:23 ID:YSiPZtrx
うほっ、夢がひろがりんぐ
324助けて!名無しさん!:2010/02/20(土) 11:32:08 ID:6f9ok7Sa
>>315-320
最後の一文で腹筋が死んだwwwwリリーナ本気で自重www
GJ!


…亀だが>>276こっち見んな
325助けて!名無しさん!:2010/02/20(土) 18:42:14 ID:Q8vdpdHu
>>323
ビラクはホモだけどショタじゃないだろうと本気で考えようとしている俺ガイル

まぁ光源氏作戦というのもあるが
326312:2010/02/20(土) 21:29:04 ID:vJ3gDV2P
>>315-320
おぉ、よかったGJ!
やっぱヘクトルは兄貴分が似合うなぁ、活き活きしとるw

だが、セリスはやめとけ…っても、周りが阻止するか
327助けて!名無しさん!:2010/02/20(土) 23:09:28 ID:wcFhXCmp
>>315-320
またヘクトルが悲惨な目にと思いきや・・・
楽しかったです。ただ、リリーナ本気で自重ww
グッジョ・・・いや、押忍!!
328助けて!名無しさん!:2010/02/21(日) 01:22:25 ID:hvJgp5CS
>>315-320GJ
見ていて、語幹で思い付いた小ネタ
ダグダ 「これより塾長より有り難い言葉がある」
    「わたし達が男塾塾長」
エダ  「エダ」
シーマ 「シーマ」
二人  「平八よ!」

シャナム「…と言う感じに二人が不良学生を教鞭取る…。そんな学園ドラマを企画しているのだが…」
エダ  「兄上、ドラゴンランスを借して頂けますか。兄上専用?構いません。そしてその辺に立っていて頂ければ結構です」
シーマ 「サムソン、取り敢えずこのオーブを持っていてくれ。そう、大事な物だから落とさないようにな」
シャナム「支援効果は卑怯だと思いまーす」
ズガズガズガズガズガズガガガガガガガガガガガガ(必殺×6)

マルス 「まぁ、ノリ的には男塾と言うよりご○せんかな」
リーフ 「おねいさんの授業受けてぇ…。放課後の補修のオプション付きで(だよね…)」

鬼髭は髭キャラがダグダしか思い付かなかったので
329助けて!名無しさん!:2010/02/21(日) 09:27:09 ID:DEVyUgDo
>>328
>鬼髭は髭キャラがダグダしか思い付かなかったので
配役的には全盛時グレイルとか希望。ヒゲないけど。
330助けて!名無しさん!:2010/02/21(日) 10:30:25 ID:af2L7snR
ドズラ 「………」
331史上最大のコノヒトデナシ:2010/02/21(日) 12:37:07 ID:KP4PVLOq
〜 大通り 〜

ザッザッ

チェイニー「なんだ、学ランの集団が行進してるぜ?」
リフィス「ああ、ありゃオスティア学園の連中だよ。男ばかりの男子校で、
      よくは知らねぇけど軍隊みたいなスパルタ教育するらしいぜ。
      今時あんな時代がかった学ラン着て、まったく気が知れねえな」

ピタッ
ワレス「静聴ーーーーーっ!
     我々はオスティア学園風紀粛清委員会の者である!
     本日は紋章町男子としての誇りと気概を忘れた貴様らに
     猛省を促すための実力行動に打って出たものである!」
リフィス「へ…実力?」
サムトー「なんだってんだいったい?」
ワレス「男子の髪は爽やかな短髪をもってよしとする!
     むさくるしい長髪や、ましてやチャパツと称する染髪なぞ
     断じて許しがたい!道具だせいーーーーっ」

ザッ!

リフィス「な…バリカン…まさかあれで…」
ワレス「行けいっ!ロンゲとチャパツの男は残らず丸刈りにするのだっ!」
男たち「うおおおーーーーーっ!」
ヘクトル「…ったく…なんでこんな事しなきゃならねぇんだ…」
サムトー「うわああマジだぞこいつら!?やめーーーーっ」
ヘクトル「ごめんなっと…」
サムトー(丸刈り)「あああ……」

リーフ「どっかに小銭落ちてないかな…ん、なんの騒ぎだろう?」
ヘクトル「ようリーフ」
リーフ「あ、ヘクトル兄さんこんなとこで何してるの?」
ヘクトル「いや…学校の課外授業みてぇなもんさ…
      悪いなリーフ…俺も筆頭だから率先してやらなきゃならねんだ。
      恨むなよ……」
ガシッ
リーフ「へ…何?」
ヘクトル「チャパツの男は残らず丸刈りにすべしっ!(ゾリゾリゾリ!)」
リーフ(丸坊主)「ちょ…僕のは地毛…アッー!コノヒトデナシー!」
ヘクトル「悪いな…ま、そのうち伸びてくらぁ、たまにはイメチェンしたっていいじゃねぇか」
リーフ(丸坊主)「寒いっ頭が寒いっ!? 僕の髪はどこへ行ったの!?」

数日後…
ナンナ「ちょ…リーフ様…その頭はいったい…」
ミランダ「なんでハゲてるのよ!?」
リーフ(丸坊主)「見ないで!?今の僕を見ないでぇえ!?」
ティニー「……ハゲ頭のBLってのは…ちょっと…」
サラ「そのうち伸びるでしょ…なら今はこのリーフで遊ぶのが得策…」
ナンナ「なるほど確かに…リーフ様、ワックス塗ってあげますね」
ミランダ「わっ照り返しがまぶしくなった!?」
ナンナ「キラキラ光って綺麗ですよ…そんな髪型も可愛いです」
リーフ「…もう好きにして…orz」

おしまい
332助けて!名無しさん!:2010/02/21(日) 13:27:23 ID:5uD+VLeJ
>>331
そこはティニーが新しい属性に目覚めるところだろ。
腐ってる人たちをナメちゃいけねえぜ。

しかしこのやり口、ゼフィール署長が黙ってねえぞw
333助けて!名無しさん!:2010/02/21(日) 18:53:09 ID:iYhI5Wcu
回転王「腰が痛くて回転できないから黙ってる」
334助けて!名無しさん!:2010/02/21(日) 18:56:11 ID:SXJE1Spe
>>333
吹いたwwwwww
335ゲイル警部の事件簿:2010/02/21(日) 22:49:10 ID:r4Ny0J4u


容疑者NO.107 108 109

レイドリック、ブラムセル、ゲブ

罪状:痴漢、盗撮、敷地内の不法侵入。
被害者:ルネス女学院、および生徒一同
兵種:それぞれバロン、ジェネラル、ウォーリア

レイドリックは貧相な髭男、ブラムセルは一見ジェネラルには見えない中年男、元は商人だったらしい。
ゲブは弛んだ頬に特徴がある。
反社会的テロ組織ベルクローゼンを標榜する3名だが、これまでの行動からするに
社会的主張やイデオロギーによる犯行は皆無、単なる痴漢どもである。

主としてルネス女学院が標的となる。担当捜査官は該当地域での聞き込み、張り込みを強化すべし。
なお逮捕に際してはレイドリックのロプトの剣に注意すべし。
対応策としてはアーマーキラーが有効である。

容疑者NO.124

カシム

罪状:詐欺
被害者:シーダ
兵種:ハンター

一見どこにでもいそうな気弱そうな細身の男。
だが「母が病気で薬代が…」などと同情を誘って金をせびる性質の悪い男である。
主としてアカネイア地区で目撃されているが、タリスやマケドニアにも出没するなど行動範囲は広い模様。
手口としては街角で物乞いの振りをして同情をさそい、施しを請う。
被害にあったシーダより、容疑者の母が健康であると確認がとれたため被害届けの提出、および立件となった。
容疑者は現在、弁済を恐れて逃走中。全紋章町の派出所にて指名手配中である。

担当捜査官は各地区より送られる目撃情報を元に追跡、逮捕すべし。
なお容疑者の戦闘能力は大したものではないが弓を使うため、竜騎士は注意すべし。


容疑者NO.146

エフラム

罪状:異常性欲者
被害者:サラ、ミルラ、ファ、チキ、アメリア
兵種:マスターロード

マギヴァル地区の高校生。
頻繁に幼女を連れ歩いており、再三近所の住民より通報されている。
その都度補導し注意してはいるが改善は見られない。
現在の所、犯罪行為には及んでいないが、犯罪は起こってからでは遅いものである。
事前の予防を重視し、当人を監視。
万一幼女に対し犯行に及ぼうとした際には速やかに現行犯逮捕し、被害者を救出すべし。

なおエフラムの戦闘能力は高く、神器ジークムントも強力である。
対応策としては捜査官は複数人数でチームを組み、騎馬特攻武器や魔法で対応すべし。
多くの物理兵に共通のことだがエフラムも魔防は高くはない。スリープの杖を装備することが望ましい。
336ゲイル警部の事件簿:2010/02/21(日) 22:50:06 ID:r4Ny0J4u


容疑者NO.150

フィオーラ

罪状:盗撮、ストーカー
被害者:エリウッド
兵種:ファルコンナイト

エレブ高の生徒。
被害者に恋慕し、付きまとい行為や家屋への侵入、盗撮を行い、被害者のプライバシーを著しく侵害している。
幾度か警邏中の警官が発見し、その都度現行犯逮捕しているが、釈放される都度繰り返している模様。
極端なことをいえば、被害者が彼女の求愛を受け入れれば万事解決する問題ではあるが、そういうわけにもいかないだろう。
兄弟家の最寄の派出所に通達し、巡回を強化すべし。

なお容疑者は飛行兵であり、空を飛んで逃走する可能性が高い。
逮捕にあたっては竜騎士を中心にチームを組むこと。
弓兵も配置できればなおよい。

容疑者NO.167

リーフ

罪状:捕らえるを使用したアイテムかっぱぎ、おねいさんへの追い回し
被害者:紋章町おねいさん一同、トラキア地区住民
兵種:マスターナイト

トラキア地区の中学生。
過去にマンスター少年院からの脱走歴あり。
紋章町のヨハネス、トラキア地区で他人を捕らえてはアイテムを奪って解放を繰り返しており、
被害額は数十万Gに上る。
加えて極めて好色であり、年長の女性に「僕のおねいさんになってください」などと称してつきまとい、
アルテナ、セルフィナといった女性たちから被害届けが出ている。
再三に渡って逮捕するも、「ブタ箱は雨風がしのげる上、メシが美味い!」などと反省の色は見られない。
担当捜査官はトラキア地区を中心に捜査を強化すべし。
なおブルーニャ警視がおとり捜査をした場合の検挙率は100%であり、
警視の日程があえばいとも簡単に逮捕できる。

上記の事情から捜査チームにはブルーニャ警視が加わることが望ましい。


容疑者NO.181

アトス

罪状:カップルへの嫌がらせ、迷惑防止条例違反
被害者:恋人、妻のいる男性多数
兵種:大賢者

エレブ地区に出没する魔導師。
1000年間、童貞で一度も彼女ができなかったため世間を恨んでおり、
カップル…特に彼女のいる男に嫌がらせをする。
デート中のアベックに魔法で攻撃を加えたり、デートスポットへのフレイボムの敷設など犯行は枚挙に暇ない。
しかもタチの悪い事に強大な魔力を持っており、被害者はユングウィ病院の世話になることもしばしばである。
担当捜査官は証拠品となるフレイボムの回収を行いつつ足取りを追うべし。

なお犯人は極めて強力な魔力の持ち主である。
強力な物理攻撃や聖水、Mシールド等で対抗すべし。
逮捕にあたってはかならず10人以上を投入すること。
337ゲイル警部の事件簿:2010/02/21(日) 22:50:48 ID:r4Ny0J4u


容疑者NO.186

ホークアイ

罪状:露出狂
被害者:付近住民
兵種:狂戦士

エレブ地区在住の狂戦士。
日ごろから腰みの一つで出歩いており、迷惑だからなんとかしてほしいと通報があった。
地区の警察官が注意したところ、上着を着るようになったものの数日後には元に戻ってしまったとのこと。
担当者は粘り強く説得し、改善が見られなければ逮捕状を取ること。

なお容疑者は強力なバーサーカーではあるが、魔法防御はさほどでもない。
セオリーに従いスリープを使用すること。


ゲイル「ふぅ…」
ツァイス「あ…ゲイルさん、容疑者の資料まとめてたんですか?」
ゲイル「ああ…犯罪者や…そこまでいかなくとも要注意人物が多いからな…頭の痛いことだ」
ツァイス「だからこそ我々がいるんですよ」
ゲイル「そうだったな…今追ってる事件はどうなった?」
ツァイス「ホシは上げました。あとは自白を得るだけです」
ゲイル「そうか、さすがだな」

ゲイルは腰を上げた…
まだまだ彼の力を必要とする事件が後を絶たない。
だが、犯罪を捕らえのみならず、犯罪を事前に抑えることもまた重要なのだ。
いまだ被害届けの出ていないエフラムをリストに加えているのはそういった信念からである。
ゲイル「本来…犯罪が起こってから捕らえるのでは遅い…この間、ミカヤさんが署の方に相談に来ていたな?」
ツァイス「ええ、ロリコ…エフラムの更正のために骨を折っているとか」
ゲイル「俺も心理学者やカウンセラーに連絡をとってみる。お前も心当たりがあったら頼む」
ツァイス「わかりました」

2人は片っ端から電話をするために電話表をチェックする。
今日もベルン署の男たちは紋章町のために遅くまで働いている。

終わり
338助けて!名無しさん!:2010/02/21(日) 23:36:10 ID:71NtQ4Fb
335-337>>
この3人も何かと苦労人だな
結構ハマってしまったw
339助けて!名無しさん!:2010/02/21(日) 23:53:05 ID:fnyxo2tK
>>335-337
アイク等の戦闘の余波による被害届けがないのは天災だと認識されているからかw
エフラムは警察にマークされすぎだろ…まあでも
日本だと13歳以上なら手を出しても一応大丈夫らしい
サラとアメリアは大丈夫なんじゃないの?いや、何がとは言わんが
340助けて!名無しさん!:2010/02/22(月) 00:12:19 ID:6nlbttYa
確かトラキアの公式でサラは12歳
シヴァが30歳とか設定されてる資料だった
341助けて!名無しさん!:2010/02/22(月) 00:17:47 ID:qSoZXPEM
リノアン15歳はどうなのよと
342助けて!名無しさん!:2010/02/22(月) 01:00:06 ID:QD1AbNPT
サラは被害者というよりむしろ加害sh…
おっと誰か来たようだ
343助けて!名無しさん!:2010/02/22(月) 01:46:07 ID:WbU5bOHm
サラ「被害者も加害者もいないの、互いの合意に基づく行為だから、ね?にいさま?」
エフラム「何がだ、そして何故俺に聞く」
344助けて!名無しさん!:2010/02/22(月) 09:57:23 ID:Oijv+u59
ホークアイの魔防って、斧ユニットとしては破格の値だったはず。
期待値が16ぐらいでリンの上エリウッドの下だったず。
だからって高いわけでもないけどね。
345助けて!名無しさん!:2010/02/22(月) 19:36:40 ID:GRicEb1g
>>340
サラが12歳とかマジでか、14くらいだと思ってた
12歳であの黒さと誘惑を使いこなすとはたまげたなあ…
346助けて!名無しさん!:2010/02/22(月) 19:50:12 ID:xswLP7pc
俺は13歳だと思ってたよ

>>341
何…だと…?
347助けて!名無しさん!:2010/02/22(月) 20:27:51 ID:sFG2EHwh
リノアンて市長だったよな。
成人年齢が日本とは違うとはいえ、若すぎる。
まあそれをいったら主人公たちは10代で王様なわけだが。
348助けて!名無しさん!:2010/02/23(火) 09:31:04 ID:hN3/b4qN
リノアンとケコーン出来る相手は役得だ
ターラ市長の座+女子中学生の童顔美少女を嫁に出来るのはウマー(゚Д゚)としか言い様が無い
つまりアリオーンやディーン辺りはロリコン…
もっと言えばトラキア竜騎士団にはロリコンしか居ないt



…ぐふっ
349助けて!名無しさん!:2010/02/23(火) 10:22:08 ID:DVdK9CtQ
アメリアもジュニア位でロリって程でもないだろ。
エフラム補正でネタ的にロリ扱いされただけで
350助けて!名無しさん!:2010/02/23(火) 12:47:59 ID:e2TWXBkV
だが原作を見てほしい
結局リノアンは誰とも結婚せず生涯独身だったそうな…
351助けて!名無しさん!:2010/02/23(火) 13:47:25 ID:P8B+5sm5
>>349
アメリア15歳説を提唱する俺は全力で同意する
エフラムは17、18位だろうから別にロリではない…と思う
劇中で19以上だったならちょっと微妙なラインか?
352助けて!名無しさん!:2010/02/23(火) 13:58:19 ID:e2TWXBkV
>>351
でもそもそも原作じゃ支援ないしカップリングする組み合わせじゃないんだよね
エフラムで説得できるからまるきり無縁ってわけでもないが
353助けて!名無しさん!:2010/02/23(火) 14:16:34 ID:e2TWXBkV
過ぎてるけど気にせずにネタ投下
354猫の日:2010/02/23(火) 14:17:16 ID:e2TWXBkV


ライ「2月22日は猫の日だ、つまり俺たちの日!」
レテ「それはいいがだからと言って何かあるのか?」
ライ「いや…別に何もないんだけどね…つーか乗ってくれよ」
リィレ「いっそ祝日だといいのにね〜〜〜仕事だる〜〜〜〜」
レテ「馬鹿者、食い扶持は自分で稼がねばならんぞ!ベオクにはニートなどという者がいるが、
   我ら誇りあるラグズは働かざる者食うべからずだ!」
リィレ「はぁ〜〜い…ブツブツ…猫は怠けるのが仕事なのに…」
ライ「そ れ だ!」
レテ「なんだどうした?」
ライ「今日一日、化身の宝珠をつかって本物の猫らしくすごそう、仕事は休み!」
レテ「わけのわからんことを…」
リィレ「あ、それ楽しそ〜〜、乗った!」
ライ「2対1だなレテさん?」
レテ「仕方の無いやつだ……好きにしろ!」
ライ「よ〜しじゃあ今日は現代語は禁止!化身しっぱなしのまま鳴き声で通すぞ!
   それっ化身!」
レテ「仕方あるまい化身!」
リィレ「猫らしくお散歩行ってくるね化身!」

〜 公園 〜

ライ「にゃ〜〜〜〜」
エイミ「あっねこのおにいちゃんだ!」
ライ「うにゃ?」
エイミ「あれ、おにいちゃんどうしちゃったの?」
ライ「にゃんにゃん♪」
エイミ「ま、いいか、ぬこまくら〜〜〜」
ライ「なーお」(子供に弄られるのもぬこの仕事か、ほれもふもふ)
エイミ「わ〜〜いあったか〜〜〜」
355猫の日:2010/02/23(火) 14:17:57 ID:e2TWXBkV


〜 川原 〜

リュシオン「川の流れのように〜〜〜♪」
レテ「……」(鳥発見、猫らしく襲わせてもらおう)
リュシオン「〜〜〜♪」
レテ「しゃ〜〜〜〜〜!!!!」
リュシオン「ぎゃ〜〜〜何をする!?」
アイク「ん、何の騒ぎだ?」
レテ「…ふにゃっ!?」
リュシオン「た、助かった…」
アイク「なんだ喧嘩か?」
レテ「にゃっにゃっ!」(い、いやそういうわけではないのだ!)
アイク「すまん、俺は現代語しかわからんのだ…」
レテ「ふにゃん…」(ああ、もどかしい!ライのヤツ妙な約束事させおってからに!)
アイク「事情はよくわからんがそうしおれるな、気晴らしに手合わせでもするか?」
レテ「にゃっ!」(それならば望むところ…といいたいがベオクと手合わせする本物の猫はいない…うわ〜ん!)
アイク「駆けていってしまった…どうかしたのか?」

〜 校庭 〜

セリス「二人で食べるお弁当は美味しいね♪」
ユリウス「ふ、ふん、暇だから付き合ってやってるだけなんだからな!」
セリス「あ、ユリウス、ほっぺにご飯粒ついてるよ」(ひょいぱくっ)
ユリウス「うわあっ!?何をする!?」//////////
セリス「ふふふ、今日のエビフライは上手に出来たんだ、はいあ〜ん」
ユリウス「し、仕方ないから食ってやるよ…あ〜ん」
リィレ(ひょいぱく)
セリス「あ、猫さんだ」
ユリウス「き、貴様ああ〜〜〜〜!?よくも僕のエビフライを〜〜〜!」(血涙)
リィレ「むぐむぐ」(うま〜〜)
セリス「いいじゃない、猫さんにもわけてあげようよ」
リィレ「に〜〜〜〜」(じゃれついて頬を舐める)
セリス「あはっくすぐったいよ、よしよしもう一つあげるからね」
リィレ「ごろにゃん♪」
ユリウス「ぐがががががががっ!?」(な、なぜだ!?なぜ僕は嫉妬しているんだっ!?)
356猫の日:2010/02/23(火) 14:18:46 ID:e2TWXBkV


〜 夜 〜

ライ「ま、悪くない1日だったな」
リィレ「猫の日さいこ〜〜〜またやりたいにゃん♪」
レテ「馬鹿者!私たちはほんまもんのぬこじゃないんだぞ!」
ライ「さあ、今夜のご飯はキャットフードだ」
レテ「そんなもんが食えるかーーーーっ!?」
リィレ「え、美味しいよキャットフード」
レテ「せめて狩った肉とかにしろ、飼い猫にまで成り下がれるか!」
ライ「まぁまぁいいじゃないか、美味い物は美味いんだしベオクが食っても美味いらしいぜ、
   いつだかアイクと葉っぱが美味い美味い言って食ってたからな」
レテ「こういっちゃなんだがその2人の味覚はあてにならんぞ…」
ライ「なんにしろいらないならこれは俺たちで食っちゃうぜ。猫の日の締めくくりにふさわしい」
リィレ「うまっうまっ」
レテ「………ええいっ」(ガツガツガツ)
ライ「あ、もっと落ち着いて食えよ、消化に悪いぞ?」
レテ「やかましいっ!」
リィレ「きっとレテは何か嫌な事があったにゃん、またアイクにフラグ折られたにゃん」
レテ「やかましいと言ってるだろがっ!?」(今日のは自分で折ったんだ(泣))
ライ「お前も大変だな…」

終わり
357助けて!名無しさん!:2010/02/23(火) 15:03:28 ID:TqwTt5Bu
>>353-356
GJ!
セリスとユリウスの会話がどう見ても仲のいいカップr(グシャッ バキッゴキッ グオオオオォォ・・・ズドーンッ!!!
358助けて!名無しさん!:2010/02/23(火) 18:51:50 ID:OfaPWDRj
>>355
ユリア&ラナオウ「そこの野良猫・・ちょっと屋上行こうか・・」
359助けて!名無しさん!:2010/02/24(水) 00:18:24 ID:1PMpn0by
>>353-356
GJ!!
とても和んでしまった

>>357
無茶しやがって・・・
360プロデュースしてみよう:2010/02/24(水) 21:07:20 ID:ehCygKnH
各区対抗演劇大会が開かれました。お題は恋愛物

アカネイア区
ニーナ  「主役はカミュでもシリウスでもジークでも構いませんから是非、ヒロインは私に!」
ジュリアン「レナさん、俺たちも立候補しようぜ」
レナ   「だから、レナと呼んでって…」
リカード 「そんな…おいらとアニキの愛ってそんなものだったの、酷すぎるよ」
ジュリアン「おい! 止めろ、バカ!!お前との愛は早くも終了ですね」
ビラク  「良いのかい、ほいほい見せ付けて。俺はロシェでもヒロインにしちゃう男だぜ」
ロシェ  「僕、ビラクみたいな男好きだから」

マルス  「はいはい、そこ黙ってて」
チキ   「マルスのお兄ちゃんが主役でシーダのお姉ちゃんがヒロイン?」
カチュア 「そうですよね(「私が…」って言い出せない、悔しい)」
エスト  「(でも、感じちゃう)」
パオラ  「(ビクッビクッ…って自重しときなさい)」
マルス  「それでも良いけどね、ミネルバが良いと思うんだ」
ミネルバ 「頼まれたなら引き受けるが(やった!マルス殿も女らしいと認めてくれたぞ)」
シーダ  「マルス様の決定なら…(何故ですか…マルス様…)」
マルス  「うん、じゃあ男役お願いね」
ミネルバ 「微力を尽く…ちょっと待てっ!何故だ!」
マルス  「ビジュアル的に、かな。それとパオラをヒロインにすれば、ヅカ的な要素も取り込めるからね。興行収入見込みが凄いんだ。勝ちにいくよ」
ミネルバ 「ガルルル…」
カチュア 「ミネルバ様、押さえて押さえて…」
ミシェイル「異議あり!俺が主役でミネルバがヒロインをするべき!」
エスト  「社長も自重してください」
サムソン 「KINSHINは許さ…ん?」
シーマ  「サムソン、どうした?」
サムソン 「いや、何でもない」
マルス  「ま、そういう訳だから頼むよ」
パオラ  「決まってしまった以上、出来る限りの事はさせて頂きますが…」
ミネルバ 「認めぬ…絶っっっ対!認めぬ…」

マルスの策略でミネルバとパオラになりました
361プロデュースしてみよう:2010/02/24(水) 21:08:45 ID:ehCygKnH
バレンシア区
セリカ 「アルムが主役、私がヒロイン。以上」
クレア 「異議あり、ヒロインは私」
シルク 「私、でしょう?」

セリカ 「…」
クレア 「…」
シルク 「…」

セリカ 「ペガサスナイトなのに、HP成長が魔道士並(笑)」
クレア 「リブローも使えないシスター(笑)」
シルク 「三姉妹に出番取られて影が薄い主役(笑)」

セリカ 「…」
クレア 「…」
シルク 「…」

セリカ 「ボーイ、メイ、ジェニー、爺、これは聖戦よ。敵を抹殺しなさい」
クレア 「兄さん、ルカさん、パイソンさん、フォルスさんGO!」
シルク 「もしもし、ドーマ神?吸われたくなければ今すぐ来い」

アルム 「盛り上がるのは良いけど、俺、演劇なんて出来ないよ…」
ティータ「では、私とジークが立候補します」
ジーク 「いや、私は…その…そう!体調が悪いんだ(何故だろう、悪寒が…)」

クレーベ「畜生…俺なんてどうせ妹より妻より活躍出来ない、駄目駄目駄目駄目人間なんだ…」
マチルダ「よしよし…泣かないの」
クレーベとマチルダなら問題無いよね
362プロデュースしてみよう:2010/02/24(水) 21:10:33 ID:ehCygKnH
ユグドラル区
シグルド 「私が主役で、ディアドラがヒロインだな」
アルヴィス「『君にキスできない運命なんて認めない』などと言われたら白ける。異議あり、私がやるべきだ」
シグルド 「ガルルルル…」
アイーダ 「アルヴィス様、少しよろしいですか…」
アルヴィス「ちょ…やめ…おま…暴力反対」
サイアス 「(姉上…)」


エーディン「だったら、私がヒロインに立候補しようかしら?」
ミデェール「でしたら、是非私を主役に!」
エーディン「(空気読めよ)」
ブリギッド「二人とも頑張るんだよ。私はこういう事はからっきしだからねぇ…」
ミデェール「エーディン様をヒロインに、と思ってました。でもそれは愛じゃない。僕が愛したのは貴女だけです」
二人   「死ね!ハイエナめ!」

デュー  「ラケシス、おいら頑張るからヒロインやってよ」
ラケシス 「私はお兄さまのような人が好き…だから、(お兄さま以外では)誰のヒロイン役にもならない」
グラーニェ「あなたあなたあなたあなたあなた」
シグルド 「エルトおおおおおおお」
エルト  「ちょ…悪いの俺かよ」

レックス 「ふっ…お前も相変わらず素直じゃねぇなぁ。お前が、俺と一緒にやりたいのは知ってるぜ」
アゼル  「ば、馬鹿を言うな!」
レックス 「ほら、もう顔が赤くなってる。はは、可愛い奴だ」
ティルテュ「(何で男二人でイチャついてんのよ!)」

レヴィン 「シルヴィアか、フュリーか、マーニャか、ディートバか、パメラか…いや、子世代参加の特権を生かしてフェミナやカリンやミーシャに手を出すのもありだな」
フュリー 「レヴィン様」
シルヴィア「メタ的な発言は」
マーニャ 「どうかと思いますよ」
レヴィン 「いや、それが原因じゃないだろ…。取り敢えず、武器をしまって話し合おうぜ…なぁ?」
シルヴィア「問答無用!」
フュリー 「トライアングル!」
マーニャ 「アターック!」
レヴィン 「緑髪くらいしか共通点無いのに安直過ぎだろ…ぐふっ…」
セティ  「済みません、すぐに片付けますから…本当にどうしようもない兄で…申し訳ありません」
シルヴィア「あいつも苦労人よねぇ…」
フュリー 「(セティ…強く生きるのよ…)」

アーダン 「なぁ、俺たち長いこと一緒にいるし、そろそろ俺の恋人欄に入ってても良いんじゃないか?」
アンナ  「私の恋人欄には中古屋の彼が入ってるの。アーダンさんの恋人欄は、ほら」
闘技場の親父「うほっ」

ワイワイガヤガヤキンシンハユルサンゾアナタアナタアナタアッーダン

キュアン 「可愛いなぁ…天使って君みたいな生き物?」
エスリン 「フフ、某沢自重しましょうね」

キュアンとエスリンが一番だよね
363プロデュースしてみよう:2010/02/24(水) 21:12:08 ID:ehCygKnH
ユグドラル区その2
ラナ   「うふふふふ…」
ユリア  「ふふふふふ…」

デルムッド「(おい、誰か止めろよ)」
レスター 「(ファバル、お前ラナと会話イベントあるだろ)」
ファバル 「(無茶言うなよ、それを言えば、スカサハだってユリアとお似合いって一部では言われてる)」
スカサハ 「(俺に押しつけるな。大体色んな意味で荒れるだろ)」

セリス  「なかなか、決まんないねー。だったら、僕が女の子役やるからユリウスが主役やって?」
ユリウス 「ば、馬鹿…男同士だろ」
セリス  「でもマルス兄さんの所は女同士でやって貰うらしいから全然おかしくないよ」

イシュタル「ユリウス様…」
ラナ   「ちょっと…」
ユリア  「よろしいかしら…」
ユリウス 「ちょ…やめ…おま…暴力反対」

セリス  「三人ともユリウスとやりたいなら早く言えば良いのに…」

デルムッド「(ありがとうユリウス)」
レスター 「(今日も君のお陰で平和は保たれた)」
ファバル 「(貴い犠牲だったな)」
スカサハ 「(お前が立派だった事はアルヴィスさんに伝えておくぞ)」

ナンナ・ティニー・ミランダ・サラ「リーフ(様ぁ)」
リーフ  「ちょ…何でミランダとサラまで…此処ユグドラルだってば!」
セティ  「やる気無くしました!トラキアの4章外伝はアスベル一人に任せます…」
リーフ  「アルテナさんとなら大歓迎なんだけど(ね、そうなると困るから自重して)」
アルテナ 「私?相手は兄上かコープルかシャルローかフィンなら良いんだけど」
ナンナ  「リーフ様、本音と建て前が」
ティニー 「逆になってますよ」
ミランダ 「覚悟は」
サラ   「よろしいかしら?」

ラクチェ・ラドネイ・デイジー・パティ「シャナン様ぁ」
シャナン 「む?私は演劇など出来んぞ?(この中から一人なんて選べないよ、ハァハァ)」

ティニー 「兄様、私と…」
フィー  「私とアーサー…」
ティニー 「AKJ召集…至急恋敵の抹殺を」
フィー  「カリン、ミーシャ、フェミナ。奴等にジェットストリームアタックをかけるわ」
アーサー 「あはは、仲が良いなぁ」

リーン  「だったら、私とアレスが!」
レイリア 「あらあら、私をお忘れなく…」
アレス  「あぁー…うーん(ナンナ以外とやるとラケシス姉上がうるさそうだな…)」



ジャンヌ 「どうせ、私には誰も気付きませんよね…はははは…」

ホーク  「リンダは可愛いな、私の宝物だ」
リンダ  「ホーク様…」

ホークとリンダなら文句無いよね
364プロデュースしてみよう:2010/02/24(水) 21:14:07 ID:ehCygKnH
トラキア区
リーフ  「主役は僕だとして、エーヴェルさんに、セルフィナさんに、アマルダさんに、エダさんに、マチュアさんに、オルエンに、タニアに、サフィに
      …あぁ、迷うなぁ!もう!」
ナンナ  「ちょっと!」
ミランダ 「こっちに!」
サラ   「来て…」
ティニー 「貰います!」
グレイド 「その話!」
スルーフ 「私たちも!」
ブライトン「交えて!」
フレッド 「じっくり!」
オーシン 「向こうで!」
リフィス 「話し!」
シヴァ  「合おうか…」
セティ  「更にやる気無くしました!ベルドは自力で倒して…」
サイアス 「(ふふふ、次のプレイでは私の出番ですね)」

リーフ  「ちょ…何でティニーまで、此処トラキア区だってばー!」
コープル 「(デジャ・ヴューかなぁ…)」

リノアン 「ディーンが主役で私がヒロインじゃ駄目かしら?」
ディーン 「あぁ、別に構わんが…」
エダ   「兄上が演劇なんか出来る訳がないでしょう?恥はさらさないで下さい」
リノアン 「エダ…どうしてそんな事言うの?私は…ディーンが主役じゃなきゃ駄目なのに…」
ディーン 「そうだぞ、エダ。やってみなきゃ分からんだろう?」
エダ   「その…副社長からあらぬ誤解を受けると困りますので…
     (兄上…この際、寝取りでもロリコンでも構いませんから…責めて…責めて…人様の前では世間体を守って下さい…)」

フェルグス「ん?じゃあお前とやってみるか」
カリン  「自信無いけど、頑張るわ!」
フェルグス「ふうっ…まいったな。これじゃ演技指導も大変だぜ…」
ミーシャ 「ねぇ、カリン。私の初期装備ってナイトキラーじゃなかった?」
カリン  「メタ自重しましょうね。急にどうしたんですか?」
ミーシャ 「フフ、何でもないわ。少し確認してみただけよ。5%とは言え三すくみもあるし、剣騎兵相手を倒すには最適よね。」
カリン  「だから…その…」
ミーシャ 「ごめんなさいね。カリンが可愛いから少しからかってみただけよ」
フェルグス「(この姉ちゃん、何か怖えぇ)」

ラーラ  「ほら、パーン。私たちも立候補しないと!」
パーン  「ガキなのに、ませた事言いやがって…。ま、良いぜ、面白そうだ」
セイラム 「私の事を好きと言ったのは嘘だったのか…」(※)
ラインハルト「ところで俺のスキルを見てくれ、こいつをどう思う?」
セイラム 「すごく…」
パーン  「待ち伏せ・突撃・連続・大盾です…」

ダグダ  「ワシが主役でエーヴェルがヒロインで…」
タニア  「親父、何赤くなってるんだよ。恥ずかしい!(オーシンとやりたいから絶対阻止しなきゃ!)」
オーシン 「あんだぁ?急に怒鳴るなよ(タニアとやりてぇんだけどなぁ…)」
タニア  「べ、別に良いでしょ!あたしの勝手!(オーシンとやりたいのに…)」
グレイドとセルフィナしかないかなぁ…

おしまい
思い付いたらエレブ〜マギ・ヴァルも書きたいなぁ。
※11章の会話より。本当に言ってますwそういう意味じゃないだろうけど。ネタと言うことで
365助けて!名無しさん!:2010/02/24(水) 21:15:48 ID:ehCygKnH
補足
アカネイア
パオラとミネルバの恋愛物芝居は今は亡き某スレより。
当初は、それに即して「ロミオとジュリエット」にしようと思ったけど、前スレのネタで使われてたので
確定カップルは多いけど、それじゃ面白味無いので

バレンシア
クレアは後日談で「好きだったのになぁ、アルム」との事。シルクは小説(読んだ事無いけど、このスレによると)
他はセーバーとジェニーも有力だけど、極一部では何故か、バルボとジェニーと言う説もあるので(バルボだと再婚扱い?)
クレーベとマチルダはお互い後日談が変わるので確定カップル。メイとボーイ、グレイとクレアもだけど、前者はお子様、後者は前述の通り

ユグドラル(親世代)
某沢読んだ事無いけど、そういう台詞があるらしい。
確定カップルがキュアンとエスリンしかいない(スレ的、本編的合わせてみると)
スレ的にサイアスってアルヴィスの弟か、アイーダの弟になるのか…取り敢えず後者にしといた

ユグドラル(子世代)
当然、本編の確定カップルは無し(イシュタルとユリウスくらい?)
アルテナについてはイベントがある相手。ハンニバルとのイベントは「アリオーンがどういう人か」な話なので割愛
フィンについては「貴方の事が好きだった気がします」とアルテナが爆弾発言しているが、本命はアリオーンかな?
決まらなかったので、スレ的に安泰なホーク・リンダで

トラキア
エーヴェル(35前後)セルフィナ(27)アマルダ(24)エダ(21)マチュア(19)オルエン(18)タニア(18)サフィ(18)
以上、全てリーフ(15)より年上の女性陣。何歳上から好みなのかは知らんので、全部いれてみますた。
ミーシャは「カリンから『のみ』被支援がある(セティでさえ与支援が無い)」と言う事でそういう意味に取られがち。
蛇足だが、リーフはオーシン以外で、タニアに女言葉を使われてる男だったりする。っつか本編で、タニアが男言葉使うのはダグダのみ(この三人としか会話が無い)
イメージ的にはハルヴァンやマリータにも男言葉使ってそうだけど。何スレ前かのネタだけど、オーシンピンチ?
366助けて!名無しさん!:2010/02/24(水) 21:20:45 ID:ehCygKnH
おまけ
パティ  「へへ、もうかっちゃった」
ブリギッド「マリータ、盗みなんてみっともない真似したら駄目よ。母さんは村の長として貴女を罰しなきゃいけない。そんなの悲しいわ。謝ってちゃんと返してきなさい」
ファバル 「ね、姉さんが女言葉を使うだなんて…」
レスター 「明日はラナとユリアの最終戦争か…」
ブリギッド「よ、余計なお世話だよ。私だって女言葉の一つや二つくらい使うさ!」
エーディン「(マリータに、村の長に、母さん…って何かしら?)」

翌日
パコーン
エーヴェル「パティ、こんなもんかい?スナイパーの私に、剣で一本取られてる内はまだまだだね」
マリータ 「いたたた…母様…?」
エーヴェル「あ…い、いや、何でもないのよ。おほほほほ…」
オーシン 「(エーヴェルさんがスナイパー?)」
ハルヴァン「(それよりパティって誰だ?)」
ダグダ  「(ワイルドなエーヴェルもありだな…)」
リーフ  「(僕の心もスナイプして!)」

そのまた翌日
シグルド 「どうだろう、われわれと共に新プロジェクトを立ち上げないか。きみの力をかしてほしい」
ブリギッド「私のようなものを迎えるというのか?」
シグルド 「そうだ、君が欲しい」
ブリギッド「シグルド様はロマンチストなのですね。でも、私が正社員なら社員証を持っているはず。そんな物、何処にもないわ。私はフィアナの派遣社員、エーヴェル」
シグルド 「(いや、グランベル社の正社員だろ)」

そのまた更に翌日
ガルザス 「このまま立ち去ろうと思ったが、やはり一言だけいっておきたかった。娘を…ここまで育てたくれた事…礼を言う」
エーヴェル「あっ!?…あなたはマリータの…」
ガルザス 「そうだ、母親はこの子を産んですぐに死んで、男手一つで育てていた。だが、マスターアクスで幼稚園の送迎をしていた時にうっかり落としてしまった」
エーヴェル「コノートの街の商店街で、まだあどけない少女が擦り剥いて泣いていました。それを見た私に空気も読まず、『ブリギッドお姉さんたまんねぇ…』と
      ルパンダイブしてきた少年を怒りのあまり殺してしまった。少女に手を差し伸べて名前を聞くとマリータだと教えてくれました。
      少し前まで父親と一緒にいたと言うので、すぐにあたりを探したけど、見つけることはできませんでした」
ガルザス 「いや…俺が悪かったのだ…小さな子供と共にマスターアクスに乗るなど元々無理だった。娘はおまえにひろわれて幸せだ
      勝手なことをと思うかもしれぬが、これからも娘を見てやってはくれないだろうか」
エーヴェル「アレク、浮気は許さないよ!」
ガルザス 「(いや、そう言う意味では無いのだが…。…と言うより、アレクとは誰だ?)」

マリータ 「母様ー」
ファバル 「姉さーん」
ダグダ  「エーヴェル」
ジャムカ 「ブリギッド」
ブリギッド(エーヴェル)「(えーと、今はエーヴェルだから、女言葉を使ってフィアナの長で…あれ?ブリギッドだから、男言葉で海…ユングヴィ公女だったかい?)」

ブリギッドとエーヴェルを使い分けるのに苦労するブリギッド(エーヴェル)の図。
ブリギッドは女言葉の方が多いけど、「ちくしょう そう、簡単にやられてたまるかい!」のインパクトが強過ぎる
367助けて!名無しさん!:2010/02/25(木) 14:17:27 ID:bbYZOXWy
>>360-366
色々とワロタ
一人二役じゃあブリギッドが過労死するwww
バレンシアは大体それであってるけど、ドーマがラスボスとしての威厳が無ぇwwww
そしてセティ…ミーシャが(例え微でも)レズならいよいよ相手居なくなるぞ…
とにかくGJ!
368J.P.:2010/02/25(木) 14:23:57 ID:NyusJOdH
アイク「あのな、少し前にジェイガンポジションがどうとかいう問題があっただろ」
ロイ「>>46の辺だね」
アイク「俺達がそうだったり、近くにいる仲間がそうだったりするよな」
ロイ「僕やエリウッド兄さんだとマーカスさんだし、マルス兄さんだとおなじみのあの人だし」
アイク「兄貴やアルム、ヘクトルは本人がそうだったしな」
ロイ「セリカ姉さんもそうだよね」
リーフ「僕はダグダにエーヴェル、フィンにオーシンと4人もいたし」
ロイ「いや、オーシンさんは違うでしょ・・・」
リーフ「そうかな?まあ、どっちでもいいけど」
アイク「ともかく、全員にそういう立場の人物がいたわけだが・・・」
ロイ「どうしたの?」
アイク「・・・リンだけそういうのが見当たらない」
リーフ「あー、確かにそうだよね。ケントさん達は赤緑コンビだし」
ロイ「ワレスさんは登場遅いし、ハードだと騎士勲章取られちゃうしねー」
アイク「リン自身もそこまで強くないし、結局どうなんだろうな」

マルス「だそうなんですが、実際どうなの?」
リン「私にわかるわけないでしょ!」
369助けて!名無しさん!:2010/02/25(木) 14:28:31 ID:T1K5E593
>>360-366
ブリギッドwwwww
ワロタGJ!
しかしそうなるとカミュは3役か!?

セティ……でも特に意識せずにプレイすると大抵独身だよなぁ…
特に恋愛度上がるイベントって無いし、出てくるのも後の方だしな…

外伝小説版なら読んだことあるけど、
たしかにポジション的にセリカよりシルクのほうがヒロインっぽい。
ただここでいうヒロインってのは主人公(ヒーロー)の恋人って意味じゃなくて、
女主人公(ヒロイン)って意味で。
物語上重要、またはその人の視点からストーリーが進むって意味のヒロイン。
主人公の恋人でも話上あまり重要なキャラで無い場合はヒロインといわない。
(大抵重要だから主人公の恋人=ヒロインのイメージが強いけど)

小説版でもアルムは普通にセリカと結婚するけど、
話のキーを握るキャラって点と視点の多さでシルクがヒロインだと思う。
シルクはアルムの導き手ってスタイルで、恋愛感情はお互いに全く無い。
370エイリーク:2010/02/25(木) 19:29:34 ID:0eE0N7z4
突然ですけど、もし二時間以内に阻止されなかったら、私は巨乳になれます!

…こうでもしないと、ずっと貧乳扱いされるのは辛いです…orz
371漆黒の騎士:2010/02/25(木) 19:34:41 ID:NyusJOdH
>>370
貴女の知人に頼まれた
身の程をわきまえよ
372助けて!名無しさん!:2010/02/25(木) 19:52:15 ID:0eE0N7z4
エイリーク「ま、間違えてsageてしまったとはいえ、五分で阻止されるなんて…
       一体私には何が足りないのでしょう…(´;ω;`)」
ロイ   「栄養かなぁ…?」
ヘクトル 「リンのケースを考えると、案外外部からの刺激だったりしてな」
リーフ  (ブバアアアアァァァッ!!)
ヘクトル 「おまえなぁ…リンは草原フェチだから、草原の自然の恵みによる力じゃねーかという意味で使ったんだぞ」
エフラム (…純粋に色気の問題じゃないのか?)
エリンシア「せめて女性ホルモンが足りないと言いましょうエフラムちゃん。
      そういう訳ですのでそんなデリカシーが無い男はぶっ飛ばして差し上げますわ!!」
373ラーチェル:2010/02/26(金) 00:09:02 ID:A6ghP5hT
巨乳など下品で暑苦しいですわ!
エイリークのなだらかな胸は抱き心地がよくて綺麗なのですわ
わたくしはエイリークのお胸が大好きです!

ですからどうか巨乳になどならないで下さいな…
わたくしのエイリーク…
374助けて!名無しさん!:2010/02/26(金) 18:43:31 ID:r8Zr5+Vt
>>370 & >>373
ビラク「永久にやってろ」
375助けて!名無しさん!:2010/02/26(金) 19:30:07 ID:jM0b+sAu
アイク「胸の有る無しなどそんなに重要なのか?」
エフラム「人の価値はそんなものに左右されたりしないだろう」
ロイ「女性を胸の大きさで判断するのはよくないと思うよ」

リーフ「巨乳も貧乳も選び放題な人たちに言われると凄く悔しいです」
376助けて!名無しさん!:2010/02/26(金) 19:48:00 ID:3fSB4N/o
>>375
3人とも良識的な事を言ってるはずなのに全く異なる意味合いに解釈出来るふしぎ!

二番目だけ妙に浮いてるのは多分気のせいじゃない。
377暁!オスティア学園!:2010/02/26(金) 23:40:20 ID:QafTuLkx


ワレス「我が学園では帰宅部は認められておらん!
    貴様らは今週中にいずれかの部活に入部届けを出すこと!」

教官の言いつけを受けたヘクトルは放課後を利用して部活を見学して回ることにした。
ヘクトル「…見事に文化部は存在しねぇのな…まぁ元々体育会に行くつもりだったけどよ」
エレブ高時代は特定の部に入らず、試合のたびに助っ人をやっていた。
だがスレが進む度、助っ人として呼ばれる事は減っていき、最近では絶無だったと言ってもいい。
ヘクトル「……そういや気になってたけど……」
自分の下っ腹を掴む…むにゅ…
ヘクトル「………な、なんか運動やるのもいいよな……」

さて文化部の一切存在しないオスティア学園だが運動部は極めて豊富だ。
相撲、レスリング、柔道、ボクシング、空手、ウェイトリフティング、ボディビルダー、
球技や水泳も一通り揃っている。
ヘクトル「漫画とかで主人公的なスポーツって言うと武術か球技だよなぁ…
     主人公兄弟家としてはセオリーに従うべきか?」
そんなことをぼやきながら武道館を覗いてみた。
柔道部が練習をしている。
設立間もないオスティア学園でも、気の早いやつはもう部活動を開始しているようだ。
ビラク「寝技の組み方が甘いぜ、手取り足取り教えてやろう」
部員「押忍!よろしくお願いします!」

ビラクに見つからないうちにUターンした。
ヘクトル「たくっ冗談じゃねえ、あんなとこ入ったら一日中ビラクと寝技やる羽目になるじゃねぇか…」
他の運動部を見てまわろうとグラウンドに出てみる。
あちこちから威勢のよい声がする。
ヘクトル「おっ向こうで練習してるのはサッカー部か、ちょっと見てくか」
378暁!オスティア学園!:2010/02/26(金) 23:41:01 ID:QafTuLkx


グラウンドを土煙に塗れながらボールを追う男たち。
ヘクトル「悪くねぇな、ここにすっかな?」
リリーナ「ハァハァ…」
ヘクトル「うわぁっ!? な、なにやってんだお前?」
いつの間にか隣にリリーナがいる。
グラウンド方に視線を向けて鼻血を零している。
リリーナ「なな、なにってサッカー部員のふくらはぎにハァハァしてたのよっ!
     そそそそれより兄様サッカーするのっ!?
     グ、グラウンドを走ってZEINIKUがぽよぽよ揺れてぽんよよ〜ぽよっぽょぽょ!
     ムハ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!」
ヘクトル「……やっぱサッカーはやめとくわ……」
よく見ると、グラウンドの隅とか体育館にも監視カメラが設置されていた。
だれが観賞してるのかは考えるまでもない。

〜 兄弟家居間 〜

マルス「…で、応援団に入ったと?」
ヘクトル「しょうがねぇだろ…筋トレしてても練習してても、
     どっかでリリーナが覗いてハァハァしてると思うとおちつかねぇよ…」

そう、ヘクトルは応援団に入ることにした。
体育会では唯一といっていい運動部ではない体育会系部だ。
ヘクトル「けどよ、体力トレーニングとか演舞の練習とかはハードなんだぜ。
     それに上下関係めっちゃ厳しいしな。男を磨くにはもってこいだぜ」
そばで聞いていたセリスがおずおずと口を開く。
セリス「…いいなぁ…そういう所で僕も男を磨きたいな…」
その発言に周りはギョッとする。
リーフ「え?セリスってばオスティアに入りたいの?
    あそこは男子校だよ?」
セリス「そうだけど、それがどうかしたの?」
リーフ「だってそんな女っ気のないムサ男ばかりの場所にセリスが行ったりしたら、
    変な気を起こす男が…せ、セリスの貞操がブバアアアアアアアアアアア!!!!!」
マルス「………」
リン「………」
エリウッド「………」
リーフ「…頼むからそのゴミ虫を見るような視線はやめて…」
大きく咳払いをしてヘクトルがまとめにかかる。
ヘクトル「ま、リーフのエロ妄想もどうかと思うけどよ、
     でも確かにそれもないとは言い切れねぇしやめとけやめとけ。
     今の学校をわざわざ転校することねぇだろ?」

確かに今の学校を離れるのはつらい。
だがヘクトルの話を聞いていて、男を磨く男の軍団にどうしても憧れを抱いてしまうのも事実。
今までまるでお姫様のように兄たちから守られてきたが、どこかで一人の男として認められたいと思うのだ。
379暁!オスティア学園!:2010/02/26(金) 23:41:44 ID:QafTuLkx


〜 オスティア学園、応援団団室の裏 〜

セリス「ここが兄さんのいる応援団だね」
ユリウス「なぁ…なんで僕までいるんだ?」

セリスはユリウスを誘ってこっそり見学に来た。

セリス「いいじゃない、中学を出たら一緒にオスティアに進学しようよ。
    聞けばここは男であれば年齢は問わないらしいから、すぐにも入学しようと思ったんだけど、
    ユリウスと離れるのは寂しいからね」
ユリウス「ば、ばかっ変なこというなっ//////」

2人はこっそり窓から中の様子を伺った。
ヘクトル達が掃除をしている。

ヘクトル「まだ一年は一人も入部してねぇのな、俺たち2年が一番下っ端かよ…」

その時団室の扉が開き、筋骨逞しい2人の男が入室してきた。
どうやら3年生のようだ。
ヘクトル「押忍!おはようございます!」
ギリアム「うむ、もう掃除は終わったのか?」
ヘクトル「ただいま掃除中であります!」
ギリアム「ばかもん!団長に埃の上、歩かす気かぁ!」
ヘクトル「押忍!申し訳ありません!」

ユリウス「…うわ、おっとろしい剣幕だよ…なんつーか体育会系もいいとこだな…」
セリス「凄いなぁ…こうやってもまれて男を磨くんだね…
    普段短気なヘクトル兄さんが我慢してるよ、男としての忍耐力を鍛えられてるんだ」
380暁!オスティア学園!:2010/02/26(金) 23:42:33 ID:QafTuLkx


ギリアムに続いて入ってきた男が口を開く。
ホークアイ「応援団は1年はゴミ、2年で人、3年で神様扱いされる。
      1〜2年次の苦しい思いが3年で華を咲かせるものだ」
ヘクトル「押忍、団長!」
ガレット「よろしくご指導願います!押忍!」
部屋の隅に立てかけられていた木刀をホークアイは手にした。
木刀には根性注入棒と書かれている。
ホークアイ「よし、今日の朝練いくぞ、応援は体力からだ。
      腕立て腹筋、それと腿上げダッシュ!
      それが終わったら発声練習と応援歌だ!」
団員達「押忍!」

筋骨逞しい男たちが学ランから体操着に着替えて団室前でハードな練習を開始する。
男たちの掛け声や怒声が轟き、暑苦しいことこの上ない。
まさに男だけの男の世界だ。

ダグダ「腹から腸ぶちまけるくらい声を出さんかぁーーっ!」
オーシン「押忍!押忍!」
ギリアム「応援団に後退はない!母校愛と気合こそが我が運動部に勝利をもたらすのだ!
     腕立てもう1セット!」
ガレット「はぁっはぁっ…押忍!」
ヘクトル(や……やべえ…やっぱ最近ちょっと弛んだ腹が祟って息があがっちまう…)
腕立てのペースが落ちたヘクトルの背中を木刀が打ち据える。
ヘクトル「ぐはぁっ!?」
ホークアイ「気合を入れんかぁ!」

息が上がってる所にホークアイの豪腕で打ち据えられたのはつらい。
こっそり見ているセリスも心配になる。
セリス「に…兄さん…」

苦しむヘクトルをホークアイは見下ろしている。
ホークアイ「どうした、泣きを入れるか?」
だがヘクトルは歯を食いしばって腕立てを再開した。
額に汗を滲ませながらも一言、「押忍!まだいけます!」と気合に満ちた声をあげる。
ホークアイ「よし、それでいい、前を見るのだ。母校体育会に勝利をもたらすには前進あるのみ!」
381暁!オスティア学園!:2010/02/26(金) 23:43:48 ID:QafTuLkx


ユリウス「な、なぁ…もう帰ろうぜ…暑苦しくてたまらないよ」
セリス「凄いなぁ…こうして兄さんは男を磨いてるんだ…よし、僕は絶対にオスティアに進学する!
    ユリウスと一緒に男の中の男を目指すんだ!」
ユリウス「馬鹿言うなっなんで僕まで!?」

その言葉にたちまちセリスはしょんぼりする。
セリス「そっか…そうだよね、ユリウスにも行きたい学校あるよね…寂しいけどしょうがないよね…」
この表情にユリウスは弱いのだ。
ユリウス「ま、まぁ…なんだ…第3志望くらいには考えておいてやるよ!」
その言葉にセリスの顔がぱっと華やぐ。
セリス「ありがとうユリウス、大好きだよ!」
ユリウス「こ、こらっ抱きつくな!? 見学はもういいだろ、帰るぞ!//////」

それから数日後…竜王家。

ユリウス「セリスの馬鹿すっかりその気になっちまいやがんの…あんなブートキャンプの親戚みたいなとこで
     やってけるわけないだろうに…」

まぁ高校進学は今しばらく先の話であるし、おいおい思い直させればいいだろうが…
しかしほうっておけばいいものを、なんだかんだいっても心配らしい。

ユリア「聞きましたわ兄様…」
ユリウス「へ、何を?」
ユリア「兄様が私達の手の届かない男子校に入学して、セリス様を独り占めしようとしていると…」
ユリウス「ちょ…ご、誤解だっ!? オスティアに行きたがってるのはセリスだけだっ!」
ユリア「問答無用! そもそも私を差し置いて一人だけ支援Bになった恨み忘れません! ナーガ!」
ユリウス「アッー!」

竜王家の屋根を突き破ってユリウスは吹き飛んでいった……

終わり
382助けて!名無しさん!:2010/02/27(土) 10:18:52 ID:iVeEAOrq
>>378
>マルス「…で、応援団に入ったと?」
ttp://img.5pb.org/s/10mai401100.jpg
383助けて!名無しさん!:2010/02/27(土) 10:20:35 ID:iVeEAOrq
>>372
リーフ「姉さん、アイク兄さんからワユさんを紹介してもらったら……」
384312:2010/02/27(土) 10:38:17 ID:AhOJx+f7
>>377-381
ワロタwww
ほんとに暑苦しいな、オスティア学園w
そして応援団の様子を見て憧れるセリスの感覚はおかしいww
GJ!
385助けて!名無しさん!:2010/02/27(土) 10:39:01 ID:AhOJx+f7
名前欄消し忘れてたorz
386助けて!名無しさん!:2010/02/27(土) 11:29:56 ID:rfY4IgVr
ここってFE主人公が出ない作品ってOKでしたっけ?
もしよかったら今晩にでも投下しようかと思うのですが・・・。
387助けて!名無しさん!:2010/02/27(土) 12:02:39 ID:H1tHw328
>>386
主人公キャラクターたち自体が出なくても、「歴代FE主人公が兄弟だったら」という世界観であれば大丈夫。
ただの「FEキャラたちの現代生活」だったらスレの意味がなくなるから駄目だが。
388大乱闘FEブラザーズ 20章 1/7:2010/02/27(土) 18:13:13 ID:TkRIOmGJ
【前回までのあらすじ】
三日と(現実世界では早二年)続いた長き大会も、この試合で全てが終わろうとしていた。
数多の強者を乗り越え、FE主人公兄弟のロイと竜王家のアルが勝ち残ったのだ!!
果たして勝利の女神が微笑むのはどちらなのであろうか!?
お互いの想いと願いは交差し、今勝者と敗者を分かつ!!?


アル   「…ここまで来たんだ、お互い全てを出し合おうぜ!」
ロイ   「…ああッ!」

ドロ・セラ『『ス タ ー ト !!!!』』

・・・ドンッ! ヒュン ズガッ! バシバシバシ ティヤアァー!! ウガァッ!

セーラ  「二人とも試合開始の合図と共にお互いに一直線に向かって行ったーッ!」
ドロシー 「そして五秒もの手合わせともいえる瞬間が行われました。
      …その結果、わずかに優位に立ったのはロイ選手!」

アル   「くぅぅ…最後のテイヤアァッ!!(※上B攻撃)が痛かったな〜(合計ダメージ32%、残り3機)」
ロイ   「対峙してみてよく分かる。…アル、やはり君は強い(合計ダメージ29%、残り3機)」
アル   「でも俺は負けない。ティーナやガント、キルマー、そして竜王家の皆の為にもな!」
ロイ   「それは僕だって同じだ。家族の為…そして長年の夢を叶える為に、僕は君を倒す!」
観客一同 「わああああああああああッ!!!!?」
(CFSによりアルは全体的な速さと防御力、ロイは攻撃力と攻撃スピードが大幅アップ↑)
観客   「( ゚∀゚)o彡°ローイ!ローイ!!」
観客   「( ゚∀゚)o彡°アール!アール!!」
二人   「「……行くぞッ!!」」


アイク  「…二人ともやるな。この後で是非手合わせしたい」
エリンシア「ロイちゃん…」
セリカ  「大丈夫だよ姉さん、ロイは強いんだから」
アルム  「(大きな声では言えないけど、対峙してみたからこそ分かる。本当にアルは…強い!)」
389大乱闘FEブラザーズ 20章 2/7:2010/02/27(土) 18:15:00 ID:TkRIOmGJ
アル   「はぁ!はああぁ!!『A二連続切り』」
ロイ   「ぐわッ!」
アル   「っ…っ…っ…!」
ロイ   (力を溜めている…だったら)
アル   「おりゃあ!!!?『A溜め、横角斬り』」ロイ「『↓B』カウンターッ!」
アル   「ぐあああああっ!」
ロイ   「まだまだぁ!…『B溜め』いいやァ!!?」
アル   「おおおおお!!?」

セーラ  「アル選手思いっきり吹っ飛んだーっ!!」
ドロシー 「このままステージから落下するのd…いや、寸前の所でステージの端を掴みました!」
アル   (ふぅ〜…あぶねぇあぶねぇ)
ロイ   「くぅ…ダメージは充分に与えたと思ったんだけどなぁ」

ミカヤ  「やっぱりロイはカウンターの使い方が美味いわね」
マルス  「だってカウンターって攻撃が遅いロイにとっては唯一出が早い攻撃じゃないか
      それすらマスター出来なかったら、飛び道具も無くて攻撃も遅いロイじゃあ勝てないって(・∀・)」
ヘクトル 「メタ自重しろ」
エフラム (パワー型のロイとスピード型のアル…どちらが強いか見物だな)
マルス  「な、何という事だ…エフラム兄さんが槍と幼女以外に興味を示してるなんて…!」
エフラム 「お前ら俺を何だと思ってるんだ?
      …マルス、後で表に出ろ」
マルス  「アッー!」

ロイ   「ハァ…ハァ…(合計ダメージ101%、残り3機)」
アル   「ハァ…ハァ…(合計ダメージ95%、残り3機)」
二人   「「食らええ!!」」
(ドッゴーーンッ!!!)
ロイ   「ウワアアアァァァ・・・・(バシュゥーーーンッ!!!)」
ドロシー 「ロイ選手が場外まで吹き飛びましたーッ!」
セーラ  「これでアルが一歩リードね」

ロイ   「くぐぅ……!…あっ、これは!」
アル   (何か来るな…だが全て避けきってみせる!)
ロイ   「誰でもいい。僕を助けてくれ!
      …アシストボール・サモンッ!」
390大乱闘FEブラザーズ 20章 3/7:2010/02/27(土) 18:22:16 ID:TkRIOmGJ
                      ''';;';';;'';;;,.,                  ザッ
                       ''';;';'';';''';;'';;;,.,   ザッ
          ザッ            ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
                        ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
                        vymyvwymyvymyvy     ザッ
               ザッ     MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
                   Λ_ヘ^−^Λ_ヘ^−^Λ_ヘ^Λ_ヘ
     ザッ            ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
                __,/ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ ,.ヘ    ザッ
    /\___/ヽ   /\___ /\___/ヽ _/ヽ /\___/ヽ
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  . |(●),   、(●)、.:|(●),    |(●),   、(●)、.:|、( |(●),  、(●)、.:|
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|   ,,ノ(、_, )|   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|_, )|  ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
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   \  `ニニ´  .:::::/\  `ニニ \  `ニニ´  .:::::/ニ´ \  `ニニ´  .:::::/
   /`ー‐--‐‐―´\ /`ー‐-  /`ー‐--‐‐―´\-‐‐ /`ー‐--‐‐―´

ロイ   「( ゚Д゚)…」
ロイ   「( ゚Д゚ )」
アル   「ななな何だこれは!?(そう言いつつジャンプとガードで対処する…が)」
量産型リムステラ×1万(ドドドドドドドドッ)
アル   「!…う、う、うわあああああああぁぁ!!?(バシュゥーーーンッ!!!)」

ドロシー 「まさかの一万体ものモルフの大津波に飲み込まれて無理矢理場外送りーーーー!!!」
セーラ  「丸で一回の『ぬるぽ』発言に何千人もの人が『ガッ』って突っ込む様なものーーーー!!!」
アスタルテ(い、言えぬ。先程リムステラという者から
      ロイのアシストキャラにして欲しいと言われて承諾した等とは言えぬ!)
セネリオ 「酷い有様です」
イリオス 『↑がどういう事か知りたい香具師は6スレ目の>>570-574を見てくれ』
ドロシー 「イリオスさん乙。さぁロイ選手アル選手共に二機となりました!」
391大乱闘FEブラザーズ 20章 4/7:2010/02/27(土) 18:23:55 ID:TkRIOmGJ
アル   「うわぁ…い、今のは何だったんだ?(合計ダメージ0%、残り2機)」
ロイ   「知らないよ!(合計ダメージ%、残り3機)」
アル   「……まぁいいさ。続きをしようぜ!」
ロイ   「ああっ!」
アル   (とは言っても少しづつ攻めていってもラチが開かねぇ………)
二人   「「このタイト・スポットは最後の切り札で決めるッ!!」」

ミカヤ  「二人とも無駄な斬り合いはやめた様ね」
アイク  「スマッシュボールを狙っているのか」
ヘクトル 「激しく攻撃をするとしても、それはスマッシュボールを取り合う時だけかもな」

アスタルテ(そろそろスマッシュボールを出していくか)

アル   「……キタ!」
ロイ   「渡させない!」
アル   「(二段ジャンプして)今だ!…くっ、割れなかったか」
ロイ   「チャンスだ!…(パリンッ)…ふふふっ、僕の最後の切り札を見せてあげよう(・・・グルン グルンッ グルンッ!!」
アル   「!!?…な、何だこのプレッシャーは…!!それに引き込まれそうなこの力…!!」
ロイ   「これがゼフィール王と共に造った奥義…」

       マスターロードズ・アニッヒレイション
      大 君 主 の 焔 渦 ! ! ! !


アル   「ガアアアアアーー!!?」
ドロシー 「アル選手が蓄積ダメージが殆ど無いのにも関わらず吹き飛びましたー!」
アル   (し、信じられない!!…しかも空に居るのにまた引き寄せられて…)
ロイ   「悪いけどステージの端近くに来るまで止めない…これで終わりだよ!」
アル   「(ドゴォ!!!)ぐわああああぁぁぁ……!!(ピキーン!☆)」


エフラム 「後一機でロイの勝ちだな」
セリカ  (でもあのアルが、こんな所で易々と負ける気がしないわ…)
シグルド 「うむっ、まだ何かがあるはずだ」

イドゥン 「アル…」
デギンハンザー「(イドゥンの肩に手を乗せる)」
イドゥン 「ぁ…お爺様…」
デギンハンザー「安心しろ…アルは強い」


アル   「くうう!ゼフィールの魔方陣グルグ…回転攻撃みたいなスゲー攻撃だったぜ!」
ロイ   「ふっ、ありがとうアル。でも残り一機……どう逆転するの?」
アル   「何とかするさ」
ロイ   「…そうか」
アル   「行くぞ!」
ロイ   「うんっ!」
392大乱闘FEブラザーズ 20章 5/7:2010/02/27(土) 18:29:56 ID:TkRIOmGJ
アル   「はぁ、はああ!!(合計ダメージ12%、残り1機)」
ロイ   「ぐっ!!(ど、どういう事…残り一気になって慎重になる所か、もっと激しく攻めてきてる!)」
アル   「……おりゃあ!」
ロイ   (彼はこの勝負を楽しんでるんだ!僕だってスマブラに出ていた頃は…)
アル   「考え事をしている暇は無いぜ!」ロイ「!」
セーラ  「おおっと、ロイ一瞬考え事をしていたのか、スマッシュボールが現れたのに気づくのが遅れたわよ!!」
アル   「言ったろ…(パリンッ)…何とか逆転するってさ」
アル(化身)「だからこの地点から、逆転する!」
女性観客一同「再びイケメン剣士キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
(反動でアルの攻撃力と防御力に加え、速さがアップ↑)
ロイ   「くぅ…!」

ミカヤ  「ロイッッ!」
エリンシア「だ、大丈夫ですわ。ロイちゃんには私達が付いてますから、きっと勝ってくれますわ」

アル(化身)「…ふんっ!」
ロイ   「うわぁ!……(アイテムを拾う)…光の結界ッ!」
アル(化身)「何!?さ、先に進めない…!」
ドロシー 「アル選手、光の結界によって前後移動を封じられてしまいました!
      ジャンプや攻撃は出来るものの、前や後ろに進む事は少時間不可能です」
ロイ   「今は回復するしかないか……あっ、週刊セリスだ!
      …ウワッ、セリス兄さんなんでこんな格好を…(合計ダメージ54→24%、残り2機)」
アル   (…このままじゃあボム兵とかで遠くから攻撃されたら勝てねぇ…仕方ない…
      ……何で俺の弁当に入っていたカニクリームコロッケを盗んだんだドラ猫ぉぉぉぉ!!!)

…ドンッ!!!

アル(始祖竜)「GYAWOOOOOOOO!!!!?」
観客一同 「何か突然巨大な竜が出てきたー(((((((((;゚Д゚)))))))))ガクガクブルブルガクガクブルブル」
ロイ   「光の結界が壊された…!こ、この竜は…!」

カイン  「むっ、アレは…」
アベル  「知っているのか雷電?」
カイン  「竜王家のアルが竜と化した姿…始祖竜だ。竜石によって化身している時に
      ↓Bボタンを押して絶望すると、一時的に強大な力を持った始祖竜になる事が出来るんだッ!!」
絶○君  「絶望ぉぉぉ!絶望ぉぉぉぉ!!」
カイン  「ボ○○ーボ・○ー○ボ乙」
アベル  「この男を知っているのk(以下略」
カイン  「…彼は千里眼を持つ箱田君だ」
393大乱闘FEブラザーズ 20章 6/7:2010/02/27(土) 18:31:00 ID:TkRIOmGJ
アル(始祖竜)「GUWOOOOOO!!『B押し、始祖竜の息吹(要は範囲が段違いのクッパのアレ)』」
ロイ   「おわあああああ!!?(合計ダメージ23→32→44→57→70→81→98%、残り2機)」
アル(始祖竜)「GUO!『A爪弾き』」
ロイ   「ウォアオオオォォォ……(ピキーン!☆)」


セーラ  「これでお互いに後一機よ!」
ドロシー 「二人とも後がありません……これで全てが決するのです!
      会場の皆さん、瞬き厳禁で二人の最期を見届けて下さい!!」

アル(始祖竜)「グルルルッ…グ…(チャラチャラチャラーンミヨヨーン)……ハァ…ハァ…やっぱり慣れねー事はするもんじゃないな」
ロイ   「うう…今のは本当に痛かったなぁ」
アル(化身)「もう少しだ」

観客   「( ゚∀゚)o彡°ローイ!ローイ!!」
観客   「( ゚∀゚)o彡°アール!アール!!」

ミカヤ  「ロイ頑張れー!」
ヘクトル 「俺達が付いてるからな。負けたら承知しねーぞ」
漆黒の騎士「両者ともいつか戦ってみたいものだな」

ニニアン 「アル…頑張って下さい」
ユリウス 「竜王家の一員として、兄を誇りに思わせてくれよ?」


バシッバシッ ゴンッ テイヤアァー! リュウモンジギリー! ・・・ハアア!

ロイ   「…フゥ…フゥ……(合計ダメージ48%、残り1機)」
アル(化身)「…アァァ…(合計54ダメージ%、残り1機)」
ロイ   (もうそろそろ決着を付けたいけど)
アル(化身)(ココでスマッシュボールかアシストボールさえ来ればな…)
二人   「「……来た!」」
ドロシー 「一瞬二人の動きが止まったかと思えば、どうやら今来たアシストボールを待っていたようでした!」
ロイ   「これだけは…」
アル(化身)「絶対に渡させない!」
ロイ「てぃやあぁ!」アル「はあぁ!」
394大乱闘FEブラザーズ 20章 7/7:2010/02/27(土) 18:32:11 ID:TkRIOmGJ
アル(化身)「ぐが…し、しまった」
ロイ   (この勝負…僕の勝ちだ。まともなら誰でもいい、僕に力を…)
     「アシストボール・サモンッ!」
???? 「……最後の〆が私だなんて嬉しいわ、ロイ」
ロイ   「リリーナ!」
リリーナ 「行くわよ…超熱々火球ッ!!」
ロイ   「某女子高校生乙というよりマ○オ乙」
セーラ  「アルに向かって巨大サイズのファイアーが飛来ッ!そのサイズは丸で○リ○の最後の切り札の様よ!!」
アル(化身)「……邪魔なんだよ(カキーンッ!」
観客一同 「巨大な火球を剣で打ち返したーーーーー!!11」
リリーナ 「あ…あ…」
アル(化身)「…炎のお陰で見えないが、これで俺の勝ちだ!」
ロイ   「リリーナには傷はつけさせない…はあぁ!」
ドロシー 「なっ」
セーラ  「なっ」
兄弟家一同「なっ」
竜王家一同「なっ」
観客一同 「なっ」
一同   「な、何だってーーーー!!!111」
ロイ   「これで終わりだ、食らええええぇぇ!!?」
アル(化身)「そ、そんな馬鹿な……ごわああああああぁぁぁ…!!!?(バシュゥーーーンッ!!!)」


ロイ   「…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…(ドサッ)……ふぅ」

セーラ  「い、今のは一体…?」
アスタルテ「どうやら跳ね返ってきた火球を封印の剣の剣先に当てて留めた後、その剣を相手に突きたてたと見える
      …丸で原作:覇者の剣のVSマードックの様にな」

ミカヤ  「…ねぇ、ロイは勝ったのよね」
アイク  「ああ、そのはずだ」
エリンシア「し、勝負の行方は…?」

ドロシー 「…会場にお越し下さった皆様。今大会の覇者が遂に決まりました!
     並み居る強豪達の中から優勝を勝ち取ったのは、FE主人公兄弟家のロイ選手となりました!!」
観客一同 「ウオオオオオ━━━( ´∀`)・ω・)゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!」

ロイ   「ぼ、僕…遂に勝ったんだ…遂に…勝ち…ウオオオォォオォォオオォ!!!!(゚∀゚)」
395大乱闘FEブラザーズ 終章 1/2:2010/02/27(土) 18:34:17 ID:TkRIOmGJ
アスタルテ「……これより閉会式を行う。観客、司会の者、選手達…皆中央のこのステージに来て欲しい」

アスタルテ「よし、皆集ったな……この大会の優勝者よ、我が前に来てくれ」
ロイ   「…………」
エリンシア「ロイちゃん緊張してますの?」
ヘクトル 「そう緊張するな。お前はこの大会で正々堂々と勝ったんだから、胸を張れって」
リーフ  (ロイは前以上にお姉さんに注目されるんだろうなぁorz)
シグルド 「お前は私達の誇りだ…行ってこい」
ロイ   「…うん!」

アル   「最後の最後で負けたか…くぅ、悔しいぜ!」
ティーナ 「アル…頑張ったわね」
デギンハンザー「竜王家はしかとお前の戦いを見守っておった……良くやった」
マグゥ  「アルが準優秀か、父親として鼻が高いぞ」
ハルトムート「私が本当の父親d(ry」
キルマー 「…これで全てが終わるのか
      終わってみると寂しいものだな」

バアトル 「見ていて燃える戦いだったわ。俺も次の大会には参加してくれる!」
カアラ  (作者が新しいのを書くとは思えないがな…)

ライナス 「世界に一つだけの超高級毛布が欲しかったぜ」
ジャファル「……面白かったな」

ディアドラ「最初の内はどうなる事かと思いましたけど、
      最終的にはシグルド様とアルヴィス様、両方が無事で良かったです」
396大乱闘FEブラザーズ 終章 2/2:2010/02/27(土) 18:36:44 ID:TkRIOmGJ
アスタルテ「ロイよ、よくぞ数多の強敵を退け、優勝した
      その褒美にそなたの願いを一つだけ叶えてやろう」
ロイ   「ありがとうございます…でもその前に…」
アスタルテ「?」
ロイ   「ちょっと会場の皆に言いたい事がありますので、それを先に行っておきたいと思います」
アスタルテ「分かった」

ロイ   「会場の皆さん、選手の皆さん、そして司会の皆さん…僕を最後まで支えてくれてありがとう!
      皆が居なかったら僕はこうして優勝する事は無かったと思います。
      感謝しても、感謝しきれないのです…」
セシリア 「うふふ…」
リリーナ 「何かロイらしいわ」
ロイ   「……そして最後にとなりましたが…一言言いたいと思います。
      スマッシュブラザーズ最高!!!」
観客一同 「わあああああ( ´∀`)・ω・)゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)あああああ!!!!」

ロイ   (皆…本当にありがとう)
アスタルテ「……それでは、そなたの願いを聞こう」
ロイ   「……僕の願いは…次回作では…」


ロイ   「スマッシュブラザーズの次回作品では、
      DXの時の様に、再び僕を参戦させて下さいッ!!(マルス枠的な意味で」


...The End...


8スレ目から長々と二年以上続けましたが、これで全てが完結です。
こんなネタでも楽しみにして下さった方アドバイスして下さった方、本当に今までありがとうございました。
397助けて!名無しさん!:2010/02/27(土) 22:24:02 ID:rNdwWY4g
完結おめでとうございます!!
最後を楽しみにしていたはずなのに、なんだか寂しい気持ちが・・・。
とにかく、長い間みんなの戦いを楽しませて頂きました!!
本当に乙でしたm(_ _)m
398助けて!名無しさん!:2010/02/27(土) 23:03:32 ID:DTP2LspE
>>388ー396
乙!
もう2年も経つのか・・・・・・・
時がたつのは早いな
399助けて!名無しさん!:2010/02/28(日) 03:10:49 ID:F8JTQntb
>>388-396
お疲れ様です!
ロイ、次のスマブラでは出れるといいなぁ・・・w

ってか肝試しの人とかもそうなんですけど、
なんでそんな長作を書けるのかと、羨ましいですなぁ・・・。


そして投下するとか言ってた脇役(?)の話。投下させていただきます。
いやもう本当に兄弟の影なんてみえn(ry)
400家族の絆、マーシャとマカロフ:2010/02/28(日) 03:17:17 ID:F8JTQntb
どうしてあんな性格をしてるんだろう。
グータラで怠惰だし、お金とかという括りはなく、何かに関していい加減な性格。
「あーっもう! 兄さんの馬鹿!」
自然と拳に力がこもって、机を思い切りドンと叩く。
マグカップに注がれていたコーヒーの液面が思い切り震える。
それは今の私の情緒を表しているようで余計にイラついた。

悪く言えばロクデナシ、良く言おうとしてもせいぜい反面教師が関の山。
そんな兄の所為で金策に駆けずり回った昔を思い出しては、あの頃は今に比べるとうんと大変だったと思う。
今はグレイル工務店で働かせてもらっているおかげで普通の生活は最低限には送れるものの、
自分の稼ぎを理不尽な形で消耗してしまうことが度重なる。
ある時は賭博、ある時は買い物、というかほとんど詐欺被害。
自身が娯楽に興じるためには浪費を惜しまない、そういった生き方もあるのだと思う。
けれど、兄は借金をしてまでもそれをする。そして借金を返すために借金のエンドレス。
そして借金取りが妹の私の職場にまで押しかける毎日。
思い出すだけでも疲れが甦ってしまう。
考えるのも少し面倒になってきて、頭を机に突っ伏す。
401家族の絆、マーシャとマカロフ:2010/02/28(日) 03:18:25 ID:F8JTQntb
「―――シャちゃん、マーシャちゃん?」
誰かが呼んでいる声が聞こえて、私は意識を取り戻した。
頭を起こして周りを見ると、そこには職場で見慣れた人がいた。
「あ・・・ガトリーさん?」
職場の先輩であるガトリーさんは、私がこの職場で新人だったときに何かと良くしてくれた人で、
少し出まかせがあったけど、大体のことは教えてくれた恩人。
その彼が心配そうな表情を私に向けている。
「どうしたんだい?何か悩みごとでもあるの?」
と、気にかけてくれる素振りがうれしく、ちょっと相談してみようかな、と思った。
「実は・・・うちの兄についてなんですけど・・・」

日ごろから不満が溜まっていたのか知らないけれど、一度口火を切ってしまうと膨大な量の愚痴が出た。
あれが兄という人間なのだ、でもあれは唯一の肉親なのだ。
軽蔑したい気持ちと大切にしたい気持ちとが入り交ざって、どうしたいのかわからなくなる。
言ったことを掻い摘んで説明すると、こんな感じ。
眉間に皺をよせながら、それでも真剣に聞いてくれたガトリーさんが、ただそれだけで安心できた。
402家族の絆、マーシャとマカロフ:2010/02/28(日) 03:22:16 ID:F8JTQntb
「あのさ、マーシャちゃん」
鬱憤を大体吐き尽くしたところで、ガトリーさんが口を開いた。
「本当にお兄さんが嫌いだったら、そこまでお兄さんについて悩まないよね?」
「確かに、そう・・・ですね」
確かに、本当に嫌いな人なら、こんなに悩んだりしない。
縁を切って忘れ去ってしまったほうが幾分かマシな気がする。
「でも、マーシャちゃんは悩んでる。いやだ嫌いだと言ってる分、本当に大切なんだね」
「・・・はい」
普段は抜けているところがあるけれど、天然さんだから本質を突けるのかな、と思う。
先ほどまで胸中に渦巻いていた怒りは徐々にその色を失って。
冷静になっている自分を客観的に見ているような感じがした。
今まで自分は何であんなに怒っていたのだろう、そう思った。

「ガトリーさん、ありがとうございますっ!」
気がつくと、もうすっかり日は沈んでいて、多くの人々が仕事を終えて帰路についている時間だった。
いつもは怒鳴ってばかりだけど、本当は苦労しているだろう、あの兄を今日は労おう。
思い立ったが吉日、そう思い、荷物をまとめて帰ることにした。
職場から出るときにガトリーさんにお辞儀をし、帰路に着く。
今日の晩御飯は少し奮発してあげようかな、なんてことを思いながら。





「ところでさ、マーシャちゃん。今度デートでも――――ってあれ?」
ガトリーが少しかわいそうなことになっていたのは、彼女の知らないここだけの話。
403助けて!名無しさん!:2010/02/28(日) 12:52:10 ID:bbwdPEZ0
>>388-396
長編お疲れ様!
なんだかスレの歴史を感じるよ…
次回作を楽しみに、乙!

>>400-402
ただひたすらマーシャには幸せになってほしい…
ステラが義姉さんになればマカロフの浪費も少しは収まる…わけないね!
GJ!

主人公家に出番が無くても>>4を守ってればOKと>>386に遅れた自分が言ってみる
自分もたまに脇役のみのネタ書くけど、
紋章町が舞台で主人公が兄弟の世界観(作品内で特に強調されてなくても)
ならいいんじゃないかな
404助けて!名無しさん!:2010/02/28(日) 19:09:36 ID:uJ3IEEmV
アイク  「・・・ぬ、ぬるぽ」
405助けて!名無しさん!:2010/02/28(日) 19:29:37 ID:obvGO/WL
リーフ「ガッ!…ってコノヒトデナシー!!」
406助けて!名無しさん!:2010/03/01(月) 07:26:25 ID:TcShqIpm
>>404-405
何があったwwwwwwwwwwwwww
407助けて!名無しさん!:2010/03/03(水) 19:23:54 ID:i+gl7GTB
復旧したな、長い二日だったぜ
408助けて!名無しさん!:2010/03/03(水) 20:22:15 ID:nnfRVefL
復旧記念カキコ

今日はひな祭りじゃないか!
兄弟家では雛人形飾ってるんだろうか?
てか、そんなの買う余裕はないか…
409助けて!名無しさん!:2010/03/03(水) 20:41:58 ID:d9h+q7oi
ミカヤ「雛人形買っちゃった。テヘッ」
エリウッド「あぁ…また赤字…ウゥ、胃が…」
410助けて!名無しさん!:2010/03/03(水) 22:18:24 ID:vpFcIOw0
兄弟家の怖い話

ヘクトル「あ、ありのままに起きた事を話すぜ!
      …朝起きたら俺の枕元にビラ人形が置いてあった…
      まった置いた覚えのない物だ…
      こんなものを俺に押し付けてくるのはヤツだけだ!
      …つまり、ヤツは俺が寝てる間にこれをおいていったんだ!
      ………お、俺なにもされてないよなっ!?
      俺の身は綺麗なままだよなっ!?」
リン「………強く生きなさい………」
ヘクトル「肯定してくれよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
411助けて!名無しさん!:2010/03/03(水) 23:19:07 ID:tshsiu/B
エフラム「物を置いていっただけだろう、それ以上のことをするつもりなら
     そんなことをする意味は薄いしな。気にするな、ビラク殿の冗談だろう」
ヘクトル「てめえ他人事だからってなあ…」
エフラム「…他人事ではない、俺も朝起きたときに枕元に長い紫の髪が落ちていること
     がある。誰のだと思う?姉上は俺の部屋にはほとんど入らんしな」
ヘクトル「…お前もあのサラとかいうのに侵入されてるのか…」
エフラム「今はまだ大丈夫だろう、何かされるならいくらなんでも気付くはずだ
     そのときになってからでは遅いがな」
ヘクトル「どうしろってんだよ!?このままだと俺怖くて寝れねえよ!」
エフラム「今から姉上にセキュリティを強化してもらうように直談判しに行く
     お前も来い、俺も怖くて最近眠れないんだ」

ミカヤ「却下します」
ヘクトル「何でだよ!?」
エフラム「どこに却下する理由が!?」
ミカヤ「私最近思うの、一生独身よりロリコンとかホモの方がまだましなんじゃないかって」
ヘクトル「ましじゃねえよ!」
エフラム「だから黙って襲われろと!?」
ミカヤ「まあ…どうしても嫌なら彼女作ってからね、そうしたら考えてあげる」
ヘクトル「そんなすぐに作れる訳ねえだろ!?」
エフラム「希望は無いのか…」
412助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 00:24:51 ID:4UmfDJ0I
今まで繋がらなかったのには、なんかあったからか
へクトルとかエフラムってまだ希望あるんじゃないのか?
フロリーナだのターナだの・・・違ったっけ?
413助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 00:33:12 ID:y4Chs7zn
しかしなぁ…フロリーナを巡っては強力なライバルがいるでな

フロリーナにはリンがいるし、
ターナは同年輩ということでエフラムの関心が薄いしな…
414助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 00:33:29 ID:AEJ0/ELg
本人達がそれを分かってれば恐らくこうはならなかった
415助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 00:35:42 ID:y4Chs7zn
鈍感ってのも罪だな…
兄弟家で恋愛に敏感そうなのってマルスだろうな
だからこそ彼女もいるしな

個人的にはカチュアの好意に気づいてるけど、
シーダがいるし、どうやんわりと断ろうか悩んでる気がする
416助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 01:07:31 ID:yaZlAbdM
昔からこのスレにいる身としてはヘクトルの相手はフロリーナ一択だな。
過去ネタのフロリーナがかわいすぎる。
417助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 01:24:55 ID:AXqzmbQn
エフラムとヘクトルの状況はそっくりだな
嫁候補のラーチェルとフロリーナが自分の兄弟の嫁になっている
そしてロリコンとホモ疑惑…
418助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 03:50:36 ID:y4Chs7zn
リンはレズを否定してるけど
エイリークとラーチェルのカップルはソフトに普通に付き合ってる感じだ
リンが注目されるので目立たずレズ扱いされずにキャッキャウフフ
ラーチェル様大歓喜!
419助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 04:27:29 ID:AXqzmbQn
個人的には百合じゃないラーチェルも見てみたいぜ
せっかくのツンデレが錆びてしまうぞ

エイリークの旦那候補がひどいのが問題なんだよな
実はいい人が頭でも打ってまともなキャラになってくれればなー
420助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 07:13:49 ID:5Cnh/1v9
「正直な方には褒美としてこのきれいな実はいい人を・・・」とでもなるのか
421助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 07:35:32 ID:HL18IGEO
>>420
実はきれいな人「やあ、エフラム君」

これ以上先を思いつけません
422助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 08:05:19 ID:RyvuXW6w
ターナ「ちょっとヴェルダンの湖に兄を沈めてくる」
423助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 08:48:28 ID:koaMVYzd
そんなことすると敵に四方から隣接されても一人で華麗に敵をかわして反撃する勇者のヒーニアスができちゃうじゃないか
424助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 09:39:36 ID:fTDFC6Qu
実はいい人が強くなると、エイリークとの支援会話が減るんじゃないか?
「私が君に守られているようではないか」のあたり

個人的にはフォルデも婿候補に推したいが…このスレのフォルデはなぁ…
425助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 10:16:09 ID:n+D19h2O
一旦、性格を矯正した方がいい連中多すぎだからなぁ……、このスレ。
中には原型とどめてないキャラまでいるし。
426助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 10:39:27 ID:QRj4x8EZ
たまにでいいので、ゼトとサレフの事も思い出してあげてくださいw
彼らと比べたら、キャラがたってるぶん、実はいい人の方が
恵まれてるのかもしれないな。
あんな扱いでもw
427助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 13:55:19 ID:z5SRxJGG
>>420-422
ラトナ様シリーズの新しいネタ考えてたんですけど、
ヒーニアスが絡む部分でしっくり来たので、きれいなジャイアン的な
この辺りのネタを取り入れさせてもらってもいいでしょうか?

>>420->>422の方々が綺麗なヒーニアスで、
何かネタを考えておられるかも知れないので質問させていただきます
よろしければお返事お願いします
428助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 15:10:40 ID:Oa5fvM0v
ここのスレのみんな実はいい人のことが
大好きなんだなwwww
429助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 15:24:05 ID:ltiqIbuW
>>417
「………………」
「…誰だ!」
「…起きてたんだ」
「サラ…やはり夜中に侵入していたのはお前だったのか、どういうつもりだ?と言うより何をしていた?」
「別に…ちょっと横で寝かせてもらって、朝に兄様が起きる前に帰ってるだけ」
「…何でそんなことを」
「家に一人で、誰も帰ってこないって結構辛かったりするの、最近まで忘れてたんだけど、兄様と遊ぶように
 なってから思い出しちゃったの、それで…」
「…そうか…仕方ない、寝るだけだぞ?」
「…ありがと、でも寝るだけでいいの?いつでもいいって言ってるのに…」
「…無しにするぞ」
「照れなくてもいいのに」
「断じて違う、ほら、さっさと入れ」


「………………」
「…誰だ!」
「おっと、起きていたのか」
「お、お前…ビラク!やっぱり侵入してやがったか!」
「ああ、でも今日は寝顔を見たりプレゼントを置くだけじゃ満足できなくなってね、ところで
 俺のぎんのやりを見てくれ、こいつをどう思う?」
「すごく…どうでもいいです…」
「つれないこと言ってくれるじゃないの、でも、このままじゃおさまりがつかないんだよな」
「知るか!誰か!誰か来てくれー!」
「おいおい、どこに行くんだい?」
「うるせえ!ていうかついて来んな!チクショー!もう家にも安心できる場所はねえのかあぁァー!?」


疑惑をかけられてるのは同じなのに
ロリコンとホモでこんなにちがう!ふしぎ!
430助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 15:30:18 ID:+DB9YcIt
>>423
しかしいい人はスナイパーだからこそ活きるのであって勇者になったらそれこそ糞の価値もなくなるのでは
弓も使えなくなるし

フォレストナイト?あれはひろしさんの専売特許ですよ
431助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 15:56:51 ID:RyvuXW6w
>>427

>>422ですけど、構いませんよ。ラトナ様シリーズ、楽しみです。
432助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 16:19:15 ID:vbsurpr8
みなさんネタ投稿乙です!GJ!
もしだがFE新作が出て、新主人公が登場したとして、そしたら兄弟家にはどういう形で入るんだ?
普通に入ってるのか、「●●、加入おめでとう」的なのが起こるとか・・。
433助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 17:07:27 ID:l4h2+JSX
そういや8スレくらい前だけどヴァルターってどうなったの?
一番エイリークとフラグ立ててたような…
434助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 17:08:22 ID:XS63dub9
>>429
これはひどい、どっちもモテるのに違いは無いのに
なぜこうも差がでるのかw

>>432
そこは書き手次第じゃない?
435助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 17:23:51 ID:Q4QYoi43
>>434
うほっいい男とロリ美少女、どっちがすきだ?
つまりはそういうことだ
436助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 18:37:02 ID:Jl9UUABC
ここはいつからホモだのレズだの横行するスレになった…?
ここ最近悪化の一途を辿ってる。
ネタだとしても、どうにかした方が良いのでは?
437助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 18:40:57 ID:fTDFC6Qu
>>463
そこまで不快なネタあったか?あったなら自粛した方がいいだろうけど…
438助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 18:42:53 ID:fTDFC6Qu
アンカー間違えた!
↑は>>436宛な(。。;)
439助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 19:00:04 ID:Q4QYoi43
>>436
ネタで済ませられるレベルのものしか投下されてないから大丈夫だろ
皆が本当に駄目と思うならスルーされるか注意されて終わりだよ
これ以上は>>1の議論板で頼む、スレ内で長々と話すべきことじゃないから
440助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 19:21:12 ID:IWKSuDy/
>>432
基本的には書き手のネタ次第だけどさ、特別なこともなく
普通にいるように扱うのがこの手のスレでは一般的だと思うがね。
ある時期を境に「加入おめでとう!」なんてやるのは家族といえるのか?
新キャラがいなかった間は、そいつの思い出もなかったことにするのか?
ってこと考えてみれば答えは出てくるんじゃないかね
441助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 20:34:32 ID:9IkweqBx
>>439
ちょっと想像力働かせれば分かると思うけど、
「ホモネタレズネタ自体が大嫌いで不快だけど、言ったところで空気が悪くなるだけだから黙ってる」って人もいると思う。

まあそれ言ったら、たとえばエフラムとサラ関連とかイドゥンさん関連とかが嫌いな人だっているだろうから、
結局はお互いスルーし合うしかないんだろうけどね。

個人的にはヘクトルとビラクのネタが来た直後にヘクトルとフロリーナがラブラブしてるネタが来るようなフリーダム&クレイジーを望みたい。
後は>>417のようにまるでさもそれが公式設定であるかのような断定口調でレスするのを止めれば不快感が減るかもしれない。
442助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 21:21:34 ID:l4h2+JSX
ヘクトルとビラクのネタが来た直後にヘクトルとフロリーナがラブラブしてるネタが来るようなフリーダム&クレイジー<
俺もそれを望むよ。

ホモレズネタは少ない方が面白いと感じられるし…
最近ビラクネタ多いから、飽きてあるときを境に見なくなるなんてこともあるかもしれないし。
443助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 22:02:40 ID:QdAr4xEm
不快だが一時期的なもんだろうしその内飽きられるだろうと思って黙ってたが、やっぱ問題になったか。
てかそんなアブノーマルなネタ、問題にならん方がおかしいわな。しかも短期で投下されまくったら余計だ。
444助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 22:18:10 ID:XS63dub9
もうやめろって、苦手なネタは互いにスルーするのが一番
なのはみんなわかってるよ、>439で終わってたのに何で蒸し返すんだ
ネタ師が作品投下しにくくなるからもう止めようや
445助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 22:50:13 ID:xk6zUN8N
一旦流れ切ります

受験オワタ
結果まだだけどこれで暖めてきたネタを投下できるー

そういやアイク、エフラム、ヘクトルってよく高校入れたな・・・・・・
446助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 23:28:54 ID:6P31zmNs
>>445
ん?アイクとヘクトルはともかく
エフラムって何か問題あった?(ロリコン以外に)
447助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 23:41:47 ID:xk6zUN8N
>>446
うん、てっとりばやいのはWIKのまとめで「算数」と検索してみてくれ
448助けて!名無しさん!:2010/03/04(木) 23:42:45 ID:VaHx4GFb
エンジョイ&エキサイティング!
449助けて!名無しさん!:2010/03/05(金) 07:19:37 ID:4U+mzKAU
ボールを相手のゴールにシュゥゥゥゥウ! 超!エキサイティン!
450助けて!名無しさん!:2010/03/05(金) 13:17:52 ID:SgBV7fuo
>>449
ちょwwww懐かしいwwww
そのCMのおもちゃの名前って、確かバトルドームだったよな
ドラえもんSPの時によく見た気がするww
451助けて!名無しさん!:2010/03/05(金) 13:33:07 ID:JJbnhYg5
セリス「ボールを相手のゴールにシュゥゥゥゥウ! 超!エキサイティン!」
マルス「大変だ!セリスが壊れた!」

エフラム「ボールを相手のゴールにシュゥゥゥゥウ! 超!エキサイティン!」
エイリーク「兄上、ミルラ達相手にその大人気ないプレイはどうかと思いますが」

エリウッド「ボールを相手のゴールにシュゥゥゥゥウ! 超!エキサイティン!」
アルム「エリウッド兄さん、また暴走してるよ」
452助けて!名無しさん!:2010/03/05(金) 17:01:03 ID:sKZvojhM
>>431
ありがとうございます。
それでは近いうちに投下したいと思います。
>>420さん>>421さんも、もし綺麗なヒーニアスネタを考えておられる時は一言下されば
こちらは内容を差し替えしますので、よろしくお願いします。

>>419
この作品描く前は自分もエフラー好きで、ツンデレぶりが好きだった…
それは今もあまり変わらないんだけど、気分転換に毛色の違う作書こうと、
当時希望のあった百合ラーチェル様を書いてみたらすっかりはまってしまった
それまで興味のなかった組み合わせでも自分で書いてみると愛着が沸くというか…

でもエイリーク相手にツンデレは想像がつかないし、誰かエフラー書いて欲しい
俺自身は今はラーチェル様のお相手はエイリーク一択となったので書けそうにないけど、
他の人のいいエフラーネタを見てみたい!

>>451
子供と本気で遊べる素晴らしい青年ですよエフラムwwwww
453助けて!名無しさん!:2010/03/05(金) 18:33:18 ID:/e6B2vL1
>>451
マルス「兄さん、相手は女の子なんだから手加減してあげて下さいよ」
エフラム「誰が相手だろうと敬意を持って全力で勝負する、それが礼儀だろう?」

ミルラ「エフラム…凄いです」
サラ「もう…少しは加減してよね、まだ慣れてないんだから」
アメリア「師匠にはかなわないなあ…やられっぱなしだったなあ」

マルス「やっぱり加減しましょう」
エフラム「何故だ?」
マルス「いや、誤解されますから」
454助けて!名無しさん!:2010/03/05(金) 19:04:39 ID:YT9mI5iq
待て! そのマルスは偽物だ!! マルスはそんな気のきいた事なんてしない!
その状態を嬉々として放置し、さらに煽りたてたりするえげつないのが本物の鬼畜王子だ!!
残念だったな、その程度では俺は騙されんぞ……!
455助けて!名無しさん!:2010/03/05(金) 19:32:10 ID:YIPW2+ks
>>454ーーー!!!!1111
456助けて!名無しさん!:2010/03/05(金) 19:46:10 ID:sIPhX/8h
>>454
Nice boat.
457助けて!名無しさん!:2010/03/05(金) 20:32:05 ID:TWhMCjCg
ドロシー「本日午後7時ごろ、紋章町に住む>>454さんがカダイン神殿の近くで
     意識不明の重体で倒れている状態で発見されました。警察は、発見当時
     の状況から、神殿の外壁と周囲の構造物との間に挟まれて身動きができない
     ところに、何らかの間接攻撃を受けたのではないかと判断しています。また、
     財布や所持品が奪われていないことから、怨恨の可能性が高いとして捜査を
     進める方針です。では、次のニュースです…」
458助けて!名無しさん!:2010/03/05(金) 22:52:25 ID:Q+iQ6wy2
>>454
無茶しやがって・・・・
459助けて!名無しさん!:2010/03/05(金) 23:28:24 ID:mYVrRPZZ
>>457のニュースが流れていた頃・・・・・・

――――兄弟家
ロイ「へぇ・・・・・・物騒な事件だね」
リーフ「まったくだね・・・・・・・
    まぁこの町に平和なんてないに等しいけど」

マルス(・・・・・・・・・・・思ったより早く表沙汰になったな
    まぁ足はつかないはず・・・・・・・・)
460助けて!名無しさん!:2010/03/06(土) 01:14:34 ID:u8JeaXLl
マルスの偽者について考えてみる…
普通ならチェイニーとなるだろうが、そんな当たり前の発想はしない

マルスを一文字変えたらどうなる?

そう、マチスでした…おやだれか来たようだ
461助けて!名無しさん!:2010/03/06(土) 05:21:05 ID:teqCGIiK
つニルス
462助けて!名無しさん!:2010/03/06(土) 12:22:50 ID:2Cd6A8PV
つマリク
463助けて!名無しさん!:2010/03/06(土) 12:46:21 ID:4Cie5mAb
>>457
紋章2部10章かよ!わかりにくいよw
久々にFETVがまともに仕事してるの見たな、そういやあそこでまともにアナウンサー
やれるのドロシーしかいないよな
464助けて!名無しさん!:2010/03/06(土) 15:07:36 ID:jhHkyh2Y
>>463
セーラも稀には真面目にやりそうだ

ちょっと質問なんだけど、FEに『悪霊』なんて概念はあるかな?
烈火の剣には神将器を護る兵士達、聖魔の光石には亡霊戦士が居るから霊の存在自体は認知されてるけど…
教えてエロイ人!
465助けて!名無しさん!:2010/03/06(土) 18:29:05 ID:j8kNnyAZ
エロくないけど、悪い「亡霊」が悪霊なんだから、
ありってことでいいんじゃね?
466助けて!名無しさん!:2010/03/06(土) 19:50:37 ID:CfemQDpM
ヨツムンガンドとかマフーとか外伝のデスの魔法で出てくるのとか、
あれって悪霊なんじゃない?
467助けて!名無しさん!:2010/03/06(土) 19:52:11 ID:CfemQDpM
それと悪霊ではないけどシグルドとディアドラの幽霊も出たしね
468助けて!名無しさん!:2010/03/06(土) 19:53:22 ID:nrMVj0d3
FEには、前半で死んだ主人公が後半出てきてライブの腕輪という微妙なアイテムをくれるありがたいイベントがあってだな。

まあ亡霊がいるぐらいだから悪霊も当然いるんではなかろうか、ってことで。
どっちにしても「紋章町」では何でもありだろうよ。
469助けて!名無しさん!:2010/03/06(土) 20:11:21 ID:8xhPz/8e
>>463
セーラ「キレちまったよ…屋上へ行こうか…」
ドロシー「何なんですかいきなり」
セーラ「だってそうでしょ、私がアナウンサーできないとか失礼にも程があると思わない?」
シャナム「無理だろ…知的さとか一切感じないしな」
セーラ「ちょっと何!?社長だからって調子に乗ってんじゃないの?」
シャナム「それにドロシーは地味に人気あったりするんだよ、親しみが持てるとか
     あの地味な感じがいいとか、お前とは真逆だな」
ドロシー「そうなんですか?やーなんか照れちゃうなあ、…全然褒められてない気がしますけど」
セーラ「随分と言ってくれるじゃないの…今度私にアナウンサーやらせなさいよ!」
シャナム「止めろって…FETVの信用が落ちるだろうが」

イリオス「お前ら仕事しろ」
470助けて!名無しさん!:2010/03/06(土) 22:02:13 ID:2Cd6A8PV
>>469便乗

イリオス「ったく、あの連中はほんとに何っも仕事しねえな
     ひょっとして俺がいないとFETV潰れるんじゃ・・・・・・・・
     あれ?俺もしかして重要人物?」


セーラ「なんか平民が図に乗ってるわ」
ドロシー「独り言にしては声量が大き過ぎですね」
シャナン「そんなイリオスには社長からサービス残業をプレゼントしよう」

イリオス「お前ら仕事しろ」
471助けて!名無しさん!:2010/03/07(日) 02:19:21 ID:2urDp07f
>>469
セーラのアナウンサーか…
毒舌叩きまくってクレームが…
政治関連のニュースとか担当したらやばそうだwwwww

>>470
ユアンどこいったwwwww
イリオスが貴族になる日は来るのだろうか…


ネタ投下します。
>>420-422のネタを拝借させてもらっています。
なおこのシリーズは百合要素を含むので苦手な方はスルーお願いします。
472ラトナ様が見てる 〜 しっこくの森 〜:2010/03/07(日) 02:20:33 ID:2urDp07f


「さて、本日の議題ですが…」
生徒会室の面々を見渡してリノアンが声をあげる。
ルネス女学院生徒会。
代々役職幹部に差をつけず、3名の会長の合議によって運営されてきたルネスの乙女達の最高機関である。
現会長はリノアン、アテナ、シレーネの3人。
翌年その後を継ぐべき3名。
エイリーク、ラーチェル、ターナも席につき、エイリークが熱心に議事録を取っている。
本日の主な議題は各部の予算配分についてである。

「各部の予算請求については手元の資料の通り、請求総額に比して予算は85%。
 請求の内容を審査し、適正な配分を行わなくてはなりません。
 各位の意見を求めます」
さっそくアテナが声をあげた。
「演劇部ノ・請求額が・大きいヨうに・思えるノだが・もう少し削れないのカ?」
意見というよりはエイリークへの確認である。
エイリークは生徒会の一人であると同時に演劇部にも籍を置いている。
「舞台で使う道具や衣装にはどうしてもお金がかかりますので…
 ですが、部長とも話してみて可能な限り削減して請求書を再提出しますね」
「そうシろ。演劇部の審査ハ・私がしヨう」

瞳を輝かせて手を上げたのはラーチェルだ。
「予算が足りないのなら収入を増やせばよいのですわ!
 いかがでしてロサ・リザイア?」
ロサとは会長に用いられるべき敬称、生徒会長はこの敬称に得意武器の名を合わせて呼ばれるのが通例である。
「……ラーチェル…予算は学校側から決まった額が下りてくるのですよ?
 足りないからといってアルバイトして補填するようなことは容認できません」
「グッドアイディアだと思いましたのに…」
しょんぼりするラーチェル。
こういう無軌道さが彼女の持ち味だ。
473ラトナ様が見てる 〜 しっこくの森 〜:2010/03/07(日) 02:21:34 ID:2urDp07f


色々な意見は出たが予算案については纏まった。
議長役のリノアンが次の議題を読み上げる。
「…最近生徒の間で妙な遊びが流行っています。
 なんでも裏山の湖に物を投げ込むとよりよいアイテムになるとか…
 事の真偽はわかりませんが、万一生徒が湖で溺れるようなことがあってはいけません」
シレーネも相槌を打つ。
「そうね…柵を立てたり看板を立てたりしてみても、そういう噂に興味を持った娘たちは従わないでしょうし…
 まずは事の真偽を確かめる必要があるわ。なにしろここは紋章町、なにが起こっても不思議じゃない」
場の雰囲気はシレーネの意見に纏まっていく。
「それデハ・生徒会かラ・確認に・人を出そウ」
「そうね、ターナ!」
名を呼ばれたターナが姿勢を正す。
本来シレーネは家臣に当たるのだが学校では先輩後輩として接している。
「はい、ロサ・ヴィドフニル」
「今日はもう遅いから明日、時間を割いて該当の湖を調査なさい」
「わかりました」

こうしてこの日の会議は纏まった。
474ラトナ様が見てる 〜 しっこくの森 〜:2010/03/07(日) 02:22:44 ID:2urDp07f


夕焼けが周囲を染める中、3人は家路を歩む。
話題は湖の調査だ。
「もちろんこんな面白い話、ターナ1人に行かせませんわよ!
 ね、エイリーク?」
ラーチェルが声をかければエイリークも応じる。
「もうラーチェルったら…ですが確かに興味深いですね。
 ターナはこのお話にくわしいんですか?」
「まあ…噂だけどね。中等部のアメリアが言ってたらしいのよ。
 なんでも裏山で槍の稽古をしていたら鉄の槍を泉に落としたらしいんだけど、
 そしたら変なおばさんが出てきて勇者の槍をくれたって…
 その話を聞いた娘たちが何人か真似したらしいわ」
エイリークは首をかしげる。
はたしてそんな事があるものだろうか。
湖から人が出てくるなんて軽くオカルトだが…
「いずれにしてもまずは先輩方の言いつけどおり、明日調べてみるほかありませんね…
 何を投げ込みましょうか…」
「まぁ鉄の槍を勇者の槍にしてもらったと…ならばわたくしのイーヴァルディを投げ込めば、
 絶世美王女魔法ラーチェルディに取り替えてもらえるんですわね!
 …なんて素晴らしいんでしょう…」
「…何もなかったら神器は湖の底よ…」
呆れ返ったターナが忠告するも、ラーチェルは期待に瞳を輝かせるばかり。
どうやら聞いちゃいない。
「ま…まあ、それぞれ考えて何か持ち寄りましょうか…」
額の汗を拭いながらエイリークが纏めてくれた。

「じゃあまた明日ね」
フレリア家への分かれ道に差し掛かり、ターナは手を振って2人と別れる。
ラーチェルには突っ込んだが自分も投げ込むものを考えなければいけない。
475ラトナ様が見てる 〜 しっこくの森 〜:2010/03/07(日) 02:23:26 ID:2urDp07f


夕日が差す道をエイリークとラーチェルは歩んでいく。
「ああ…ラーチェルディ…きっと戦闘エフェクトはわたくしが映るんですわ…
 ナーガとかみたいに……まさにわたくしの神器にふさわしいですわ…」
「ま、まあその…まだ時間はあるんですから、投げ込むものはよく考えたほうが…」
「それでエイリークは何を投げ込みますの?」
あまり人の話を聞かないのがラーチェルと言う少女だ。
エイリークは苦笑しつつも、その明るさを微笑ましく思う。
「そうですね…アメリアさんに倣うなら鉄の剣でしょうけど…
 家族にも相談してみるつもりです」
「まぁせっかくだからジークリンデを投げ込めばよろしいのに。
 ラーチェルディ同様の超・神・器になること請け合いでしてよ!」
「ふふふ、そうですね。ですが調査なのですし、色々なものを試してみてもよいでしょう。
 明日は家族のみんなからも投げ込むものを預かってくるつもりです」
そんなたわいのないやりとりも二人を包む優しい時間。
暖かなものに心を満たしながらそっと手を握り合う。
けれどもささやかな幸せは長くは続かないもので…
兄弟家とロストン家の分かれ道に差し掛かった。
「……エイリーク…じゃあまた明日!
 エイリークが持ってくるものを楽しみにしてますわ!」
「ええ、また明日。いい夢をラーチェル」
柔らかくも暖かい微笑を浮かべてエイリークは歩み去る。
明日までのほんのわずかの別れ。
わかってはいる。
だがラーチェルの胸を満たすものは微かな切なさ。
離れた手はエイリークの手を忘れがたく、ぎゅっと拳を握り締めた。
寂しさを振り払うかのように…
476ラトナ様が見てる 〜 しっこくの森 〜:2010/03/07(日) 02:24:08 ID:2urDp07f


ターナは自室で部屋にあるものを眺めていた。
家具一式、参考書や漫画本、雑誌類、何本かの槍。
エフラム率いるボランティアグループ(ロリコングループじゃないわよ!私もメンバーなんだから!)の文書。
「どうしたものかしら…槍なら何もなくても湖から引き上げればいいけど…どのくらいの深さかわからないし…
 鉄の槍でいいかしら?」
それなら万一失っても痛くない。
早速明日の準備を整える。
そこに突然ヒーニアスが入ってきた。
ノックしてよ!…というターナの抗議も聞き流し、いつものように騒ぎ始める。
「ターナ!ターナ!頼みがある!
 現在開発中のPCソフト第2弾『ヒーニアスといっしょ おかわり』のテストプレイヤーをやってくれ!」
「はぁ? なんで私がんなもん…」
だがターナの返答などまともに聞いてはいない。
「言うまでもないがこのゲームはエイリークが主人公で私との恋愛を楽しむゲームだ。
 で、ある以上テストプレイヤーは女性の視点からプレイすることが望ましいのだ!」
「開発者はルーテさんでしょ…彼女がやれば…」
「そうか引き受けてくれるか!
 開発を依頼しておいてなんだが優秀さんは変人だからな。
 普通の女性視点でプレイできる者を探していたのだ!
 ふふふ、これで完璧なゲームが出来る……」
「いやだから私はやらないって…」
「イベントも増えたし、今回は夏ネタでな。
 私の立ち絵の服装や表情パターンも大幅に増加したのだ。
 海パン姿やコスプレもあるのだぞ、エイリークも大喜びに違いない…ふふふ」
聞いちゃいねぇ……
「……」
ターナは頭を抱えるとヒーニアスをむんずとつかんで窓から捨てた。
「アッータスケテエイリーク!」
「はぁ…まったくもう…」
頭痛がしてくる。
「どうしてお兄様はああなのかしら?
 黙ってればまともなのにエイリークの事となるとひたすらウザい…」
その時ふと夕食時にやっていたTVを思い出した。
FETVのアニメ、ディアドラえもんで、
ライアンがディアドラえもんの秘密道具で綺麗なライアンになるという話だった。
その秘密道具が噂の泉に酷似していた。

「……人間にも効果あるのかしらね……」
この時ターナが投げ込む物…というか人は定まった…

続く
477混沌の系譜:2010/03/07(日) 02:36:49 ID:aEEYUMar
亀だけど、454の人気に嫉妬。
まとめてで申し訳ありませんが、職人さん達乙です!

ネタ投下します。

混沌の系譜


ロイ   「う〜ん」
アルム  「どうしたんだい、ロイ?」
ロイ   「あ、アルム兄さん。ちょっと、考え事をしていたんだ」
アルム  「考え事?」
ロイ   「うん。今日、学校で宿題が出てさ。『自分の両親』についての作文なんだけど・・・」
アルム  「そりゃまた、随分とスレのタブーに切り込んだ宿題だね」
ロイ   「自重してね。・・・それで、先生は僕の父さんも母さんも、もういないことを知っているから、
      『家族』にテーマを変えてくれたんだけどさ。なんだか気になっちゃって。
      ねぇ、兄さん。僕達の父さん母さんって、どんな人だったの?
      思い出そうとしても、思い出せないんだ」
アルム  「・・・二人とも、早くに亡くなったからね。末っ子のロイが覚えてないのもしょうがないよ。
      と言っても、僕だってロイとそこまで年が離れてるわけじゃないからね。
      僕もあんまり覚えていないんだ・・・悲しいけどね」
ロイ   「そっか・・・」
アルム  「そうだ!他の兄さん達なら、きっと父さんたちのことを覚えているよ。
      今、家にいる人に聞いてみようか?」
ロイ   「うん!ありがとう、兄さん」

※※※

シグルド 「え?父さん達についてか?」
ロイ   「うん。僕達、父さん達の思い出がほとんど無くて・・・それで、どんな人なのかなって」
アルム  「シグルド兄さんなら、父さん達のことたくさん知ってるんじゃないかと」
シグルド 「・・・・・・」
ロイ   「シグルド兄さん?」
シグルド 「あ、あぁ。すまない。そうだな、私達の父さんは・・・」
アルム  「父さんは?」
シグルド 「バルド直系だったな」
二人   「「は?」」
シグルド 「父さんは、バルド直系の血を持っていたと言ったんだ」
ロイ   「いや、あの、兄さん・・・」
シグルド 「私から今話せるのは、それ位だな。後は、他の兄弟に聞いてくれ!」
アルム  「あ、ちょっと兄さん!」
ロイ   「行っちゃたね」
アルム  「仕方が無い、他の人を当たろうか」

シグルド (父さん達のことを知りたがるとはな。
      普段は表に出さないが、やはり寂しい思いをさせてしまっていたか・・・。
      うっ、いかん!目頭が熱く・・・。
      今父さん達との思い出を話したら、泣いてしまいそうだからな)


478混沌の系譜:2010/03/07(日) 02:38:50 ID:aEEYUMar
※※※

ロイ   「あ、セリス兄さんに、リーフ兄さん!」
アルム  「ちょうどいいところに!」
セリス  「やぁ、二人とも」
リーフ  「ちょうどいいところにって、何か用かい?」
ロイ   「うん、ちょっとね」
アルム  「二人は、父さん母さんのこと、何か覚えてる?」
セリス  「え? う〜ん。父さん達が居なくなったのは、僕達が小さい時だから・・・」
リーフ  「アルム兄さんが覚えてないなら、僕達も覚えてないよ」
ロイ   「それでも、僕よりは父さん達のことを知っているでしょう?」
セリス  「そうだな・・・」
     (うぅ。父さん達のことを思い出そうとしたら、涙が出そうだ・・・。
      何か、当たり障りのないことは・・・。あ、そういえば!)
ロイ   「セリス兄さん、何かない?」
セリス  「父さんは、バルド直系だったよ」
アルム  「・・・またそれか」
ロイ   「えっと・・・それは、さっきシグルド兄さんから聞いたんだ。
      なにか、他の話は無いの?」
セリス  「えっと、他には・・・あ!」
アルム  「何か思い出した?」
セリス  「うん。母さんは、ヘイム直系で、ロプト傍系だったよ」
ロイ   「他の話題は無いの」
リーフ  「そうだ・・・直系と言えば・・・」
アルム  「リーフ?」
リーフ  「母さんはバルド傍系の血を引いてて・・・それはいいんだけど。
      父さんは、確かにノヴァ直系だったんだ!
      それなのに、僕は・・・あれ、目から汗が。おかしいな」
ロイ   (うわ、なんか地雷ふんじゃったかな?)
アルム  (リーフのコンプレックスに触れちゃったみたい。そっとして、次に行こうか)

※※※

エリウッド「え? 父さん達のことについてかい」
ヘクトル (そんなこと聞きに来るなんて、珍しいな)
リン   (やっぱり、寂しいのよ)
エリウッド(二人とも、まだ中学生だ。両親が恋しくなっても当然だろう)
三人   (((う、目頭が・・・。今、思い出を語るとry)))
エリウッド「・・・父さんは、ローラン直系だったよ」
ロイ   「メタだけど、システム違うよッ!?」
アルム  「っていうか、それ以外にないんですかあんた達はッ!?」
ヘクトル 「まぁまぁ、良いじゃねぇか。親父達の血を知るってことは、俺達のルーツを知るってことだ。
      それも、大事なことだろ?」
ロイ   「まぁ、確かにそうだけど・・・」
アルム  「求めているのとは違うっていうか」
リン   「ちなみに、私が父さんについて覚えてるのは、ハノン傍系だったってことね。
      あと、母さんはローラン傍系だったわ」
ロイ   「さっきも思ったんだけど・・・父さんと母さんは親戚だったのかな?」
アルム  「どっちもバルドとローランの血を引いているみたいだね」
エリウッド「それで、ロイ。君の父さんはローランの先祖で、母さんは・・・」
ロイ   「母さんは?」
エリウッド「え〜と。確か、可憐な天馬騎士かな?いや、サカの剣士だった気もするな?」
ロイ   「よく覚えていないの?」
エリウッド「おかしいな、ロイの母さんは、僕にとっても母さんの筈なのに・・・。
      まるで、人生の選択をしているような気分だ」
ロイ   「?」
エリウッド「天馬騎士、剣士・・・いや、竜族だった気も?」
二人   「「竜ッ!?」」
479混沌の系譜:2010/03/07(日) 02:39:59 ID:aEEYUMar
※※※

マルス  「やぁ、二人とも。面白そうなことしているね」
ロイ   「あ、マルス兄さん」
アルム  「兄さんは、父さん達のこと覚えてる?」
マルス  「もちろん。ただ、みんなに合わせるとしたら、僕達の父さんは、アンリ直系の血をひいていたね」
ロイ   「アンリには子供がいないんじゃなかったの?」
マルス  「そうだよ。だから、正確にはアンリの弟の血を引いていたんだけど・・・。
      ファルシオンを使えるのが僕だけというのを考えても、直系を名乗っても問題ないんじゃないかな」

※※※

ロイ   「はぁ。結局、父さん達がどんな人なのはか全くわからなかったね」
アルム  「とりあえず、みんなの話をまとめてみようか」

☆父

性別 :男
容姿 :不明
性格 :不明
素性 :不明
その他:
 バルド直系
 ノヴァ直系
 アンリ直系
 ローラン直系
 ハノン傍系


☆母

性別 :女
容姿 :不明
性格 :不明
素性 :不明
その他:
 ヘイム直系
 ロプト傍系
 バルド傍系
 ローラン傍系
 ハノン傍系
 竜族?


ロイ   「血筋についての情報だけでこれとは・・・」
アルム  「僕達兄弟も、なかなかにアレだけど」
ロイ   「父さん母さんは、僕達以上にカオスみたいだね」
アルム  「っていうか、これ、仮に補正があったら凄くない?」
ロイ   「アイク兄さん以上の人外になりそうだね。っていうか、実際に母さんは人じゃない?」
アルム  「・・・・・・」
ロイ   「・・・・・・」
二人   「「やはり、タブーはタブーでしかなかったか」」
480混沌の系譜:2010/03/07(日) 02:43:11 ID:aEEYUMar
封印烈火にも神族補正があったら・・・なんて妄想していたら、気づいたらこんなネタが出来てました。
他のシリーズについてはよく分からなかったので省略。
落ちが思いつきませんでした。
481助けて!名無しさん!:2010/03/07(日) 06:01:39 ID:CKyi8rlr
斬撃のレギンレイヴの面々をこのスレに特別ゲストとして
参加させ、話し作ったらどうなるだろう?
特にAKJあたりで。
482助けて!名無しさん!:2010/03/07(日) 07:48:49 ID:ucJtorwU
>>472
ラーチェルディ吹いたww
きれいなヒーニアスwktk

>>477
ミカヤ「母さんは鷺の民の血を引いていたわ」
エリンシア「おばあ様は天馬騎士だったわ」
483助けて!名無しさん!:2010/03/07(日) 13:24:24 ID:bpnRe6cY
ちょっと見ない間に随分投下されてるじゃないか、職人方乙!

>>481
        %ュメ*メ*メゞ。
      /@((/ヽ))*
      ゝ巛イ-‐  ‐ ,'ミ〉   言いだしっぺの法則ですよ、と…
      ヘE.{、 ( フ_ノE
       |X|入/ ̄ ̄ ̄ ̄/
     .£|X|つ/ .apple. / カタカタ
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/____/ ̄ ̄ ̄


そういやもう残り25KB切ってるじゃないか、次スレ立て挑戦してくる
484助けて!名無しさん!:2010/03/07(日) 13:29:41 ID:bpnRe6cY
駄目だった…誰か頼む…
485助けて!名無しさん!:2010/03/07(日) 14:13:39 ID:FykCKnSl
>>471-476
>>ターナは頭を抱えるとヒーニアスをむんずとつかんで窓から捨てた。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
―――――――――――――‐┬┘
                        |
       ____.____    |
     |        |        |   |
     |        | ∧_∧ |   |
     |        |( ´∀`)つ ミ |
     |        |/ ⊃  ノ |   |  ヒーニアス<アッータスケテエイリーク!
        ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄    |

上記のAAを思い出したwwwww
GJ!
486助けて!名無しさん!:2010/03/07(日) 14:47:54 ID:F+ayEN0g
じゃあ俺がスレ立て挑戦してみる
487助けて!名無しさん!:2010/03/07(日) 14:55:07 ID:/BXFJunA
>>483-484
立てといた
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1267940582/l50
テンプレはこのスレのを流用した
488助けて!名無しさん!:2010/03/07(日) 14:57:06 ID:F+ayEN0g
>>487
スレ立て乙!
リロードして良かった、重複するとこだったぜ…
489助けて!名無しさん!:2010/03/07(日) 14:58:40 ID:FykCKnSl
>>487
スレ立て乙乙乙!
490助けて!名無しさん!:2010/03/07(日) 15:01:56 ID:bpnRe6cY
>>487
スレ立て乙!ありがとう!
491助けて!名無しさん!:2010/03/07(日) 18:08:12 ID:UheR+tBb
>>487
乙です!
492助けて!名無しさん!:2010/03/07(日) 22:08:24 ID:xZs+l3bb
>>487
スレ立て乙!
493助けて!名無しさん!:2010/03/08(月) 01:09:34 ID:pdyfaFcG
>>487
乙です!
494助けて!名無しさん!:2010/03/08(月) 12:12:03 ID:3ehbMH+T
残り20MBか…
495助けて!名無しさん!:2010/03/08(月) 18:39:45 ID:5T8lVNmh
どうやら我々の出番のようだな

    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
丶;「|    \..:::{ {:::::::::,、|ヽ_,,.、-''" ヽ、  ノ `─' , -="- 、  /   /  |   ||   .|,‐"__ ̄゛'‐、.,,‐"ヽ{  {:::::::::::::::
丶 :::、___.::::ヽ、ヽ、/:::゛',====ハ、  ` ̄ ̄ ̄´   O 〉<    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、,,‐",‐"    ゛'‐、__.,,‐" {  {:::::::::::::::
 Y::::::::::::::::::::.:::::::::::/ ./{::.. /   ..:::::::  ヽ           ノ   ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、| ヽ    ::::::::::::::::::::::::: ゛'‐、.゛'‐、:::::
496助けて!名無しさん!:2010/03/08(月) 18:41:23 ID:ZuXbCMZT
そろそろオレルアンズがのっとりと言う名の埋めをしそうだな
497助けて!名無しさん!:2010/03/08(月) 18:46:32 ID:m+Iw4C+i
ホモ 影薄い NTR 影薄(ry 影(ry

すごく・・不憫です・・・
498助けて!名無しさん!:2010/03/08(月) 18:47:18 ID:5T8lVNmh
この手ののんびりしたネタスレが埋めに手間取るのは仕方ないだろうな
勢いを考えると残り15KBを切ってからがちょうど良いかもしれないが、それだと
長文ネタが投下しにくい、やはり残り25程度から次スレに移行するのが良いか


    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
丶;「|    \..:::{ {:::::::::,、|ヽ_,,.、-''" ヽ、  ノ `─' , -="- 、  /   /  |   ||   .|,‐"__ ̄゛'‐、.,,‐"ヽ{  {:::::::::::::::
丶 :::、___.::::ヽ、ヽ、/:::゛',====ハ、  ` ̄ ̄ ̄´   O 〉<    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、,,‐",‐"    ゛'‐、__.,,‐" {  {:::::::::::::::
 Y::::::::::::::::::::.:::::::::::/ ./{::.. /   ..:::::::  ヽ           ノ   ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、| ヽ    ::::::::::::::::::::::::: ゛'‐、.゛'‐、:::::
499助けて!名無しさん!:2010/03/08(月) 18:54:11 ID:5T8lVNmh
だが逆に考えると、改変AAやうまくまとまらなかったネタを投下する
いい機会でもある。普段ネタを投下したことがない者もスレを埋める
ついでという形でネタ投下に挑戦してみてはどうだろうか?

    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
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  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
; ;;;;;;;;|   、  :::::,‐",‐"¨: \,.、-''"  .|r '"´  ト     /  _,.-''´  ,.へ  /|   .||   |__/ ̄l´___,,.、-''",,‐'":::::::::
丶;「|    \..:::{ {:::::::::,、|ヽ_,,.、-''" ヽ、  ノ `─' , -="- 、  /   /  |   ||   .|,‐"__ ̄゛'‐、.,,‐"ヽ{  {:::::::::::::::
丶 :::、___.::::ヽ、ヽ、/:::゛',====ハ、  ` ̄ ̄ ̄´   O 〉<    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、,,‐",‐"    ゛'‐、__.,,‐" {  {:::::::::::::::
 Y::::::::::::::::::::.:::::::::::/ ./{::.. /   ..:::::::  ヽ           ノ   ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛'、| ヽ    ::::::::::::::::::::::::: ゛'‐、.゛'‐、:::::
500助けて!名無しさん!:2010/03/08(月) 19:06:22 ID:5T8lVNmh
ネタを投下するのは緊張するかもしれないが、やってみると
意外とそうでもなかったりするものだ。
男は度胸!何でもやってみるのさ、きっといい気持ちだぞ

    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
 │ii|    || / /: /,,‐"`´゛ヽ i: : : : : :ヾ|   `´   __,,,, トミヽ、 }'、  ,,.z;ニ-、ァ | .|=、    /  ´ ゛"  ノノl i:::::::::::::/  /
  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
   .,|;;"、  :::::::   .'、 ヽ   `´  i´/  vr' ゙''ti;、   ,! llリl|  '、 -     /  |_/   ヽ_,,.、-''"   .|/::::::::::::::::::::::
 ̄ ̄|  、 ,,、-‐-、.,,-‐ヽ ー-    |¨‐_,ヾ !ii  `  /   ViL -、ヽ_,,.、-''" __|_゛'‐-、___|__,,.、-''"ヽ,,‐'"ヽ_/
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501助けて!名無しさん!:2010/03/08(月) 19:17:02 ID:5T8lVNmh
要するに、どうせ埋めるだけなら面白おかしく使うなり
さっさと埋めてしまうなりしようと言う事だな

    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
    / ̄ ̄ ̄ ̄丶 、
   '           ヽ、
 /  i   ::i;;   i   :ヽ
/;;;;   ii   i;;  ;;ii  /  |
|;; ii   i  ..ii: ::.;i  ..::  ,,|
|::::,,..ii::t、;;iiii,, i;; ii",,"--i;;;,,""|                           ,,.、-‐、      ,,.、-‐==z
ト、.;;;/ ̄ ヽ..、/"   ヾ ,,,|       ,.r ''´ ̄ ̄ ̄``ヽ、 ヽ ̄゛'‐─-、/    ゛'‐=z ,,‐":::::::::::::::::: ̄゛'‐-、.
ヾF"|            ト |      r'´          _>,_゛'‐、   ヽ,´ ̄`     ゛'‐-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
 丶;|、         ;;; __    人  ,.-'ヘv' _,,.-‐''´  ユ ̄   '、_ ヽ ‐-、      /:‐"゛'‐、:::::::::::::::::::::::::::゛'=z
  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
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  ヾ|    |、|/|: i :| __   |人ヽ、: ヽ、:l=;=、  ィ‐〒テ_" ヒ_ミiV _ゝ ´-`""´゛ .| .|ソ   //        ‐':::::::::/  /::::
   |    ヾ=-ヽ、`|,r;;;、`  .‐--ヽ、ヽ_ ヽ ̄|    ̄   ノ _ツl|l! /         '、'、   /、`、__       |::/ ./\::::
   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
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502助けて!名無しさん!
我々にこんなことを言われたくない、と思ったかもしれないが
少しでも容量を稼ぐためだ、不運だったとあきらめてくれ


    ノ   ノ      ヽ    /   ヽ
   ノ   ノ-------   ヽ  /     ヽ  ノ
  ノ |      ノ      ヽ/        ノ
    |     ノ       /ヽ       ノ
    |    ノ       /  ヽ     ノ


              -------      ノ    ヽヽ    ノ    -------
    /  \ O   ---------    ノ------      ノ         ノ
   /    \          ノ   ノ     ノ     ノ|         ノ
  /      \        ノ     -----ノ     ノ |        ノヽ
                 ノ         ノ        |       ノ   ヽ
                          ノ         |      ノ    ヽ
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  レ"二==--  --,,.、-''" -、 __゛'-v‐{ヽ `{{,.、Jル ´     __  } /ヽ_i_\}‐、 .゛'、      ゛'‐、   \_::゛'、::::::::::::::::::::ゝ__
 "| | Fリフ.ii  /: : : : : : /´: : : : : :ヽ r 、i f_,, -‐ ""ヾ,´  ヽj i      _,-゛'‐、゛'、     /_zニ二_ ヽ:::i‐、::::::::::::::::::/
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   ト、  --=-- .`| .ー'ノ  '.ri,lヽ|,l^i¨/ヽ し      ' | l川|ヽ __,      l '、|  / '、 .─`   .,,  |,| /:::::::::::\
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