【戦いは】TOAの六神将総合スレ7【終わらない】

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1名無したんはエロカワイイ
ディスト「ハーッハッハッハ!! こ」

ラルゴ「このスレはTOAに出てくる俺たち【六神将】とそれを従える【ヴァン主席総長】
    について語ったり、会話を想像して楽しむスレの7スレ目だ。」

リグレット「前スレはhttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1141827837/l50だ!しっかり覚えておけ!」

ディスト「ムキー!!この美しい私の出番をとらないでください!!」

アリエッタ「スレ閲覧の際の注意事項・・・です。 はじめた来た人はかならず読んでほしい・・・です。」

アッシュ「このスレに投下されるネタ会話は、ネタバレ上等の会話ばかりだ。 俺とルークの最後の決闘を見ていない奴は見るんじゃねぇぞ!」

シンク「アッシュ・・・自分でネタバレしてるじゃないか・・・。
    人によっては、キャラのイメージを崩すかもしれない。 あまり他人の意見には流されないようにね。」

ヴァン「書き手への注意だ。劇薬と思って読むように」

アリエッタ「書いてくれる人は、みんなお友達…です。何か、いいネタが思いついたら
      まずは自分の妄想力を信じて書いてみて…です。アリエッタもスレが盛り上がればうれしいもん。」

リグレット「私とティアについて語ってもよい・・・。とにかく六神将を中心に書くように。」

アッシュ「ただし、ここは全年齢対象板だッ! 間違っても露骨にエロいネタは
     投下するなよ!!もし俺に恥じ欠かせたらタダじゃすまさんぞ!」

ラルゴ「余りに酷い発言、荒らし行為はスルーするんだぞ。荒れてしまっては困るからな。」

ヴァン「適度な指摘や要望はいいぞ。このスレも変わっていかねばならん。」

シンク「2スレ目の27が、http://powerfulmedicine.web.fc2.com/に
     過去スレ分をまとめてくれてるから参考にしてほしいね。」

ディスト「ちょーっと待ちなさいっ!私の出番が少なすぎですよ!!」
2名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 00:19:46 ID:TU/DWWLE
ヴァン「替え歌は元ネタが劇薬だ。苦手な人もいるのでホドホドに頼むぞ。」

シンク「連投ならアンカーを打つ義理はあるね。」

アリエッタ「台詞の前の名前は省略しないでほしい…です。」

アッシュ「レプリカのような卑屈は認めねぇぞ!」

リグレット「ネタに妥協はいらないぞ。自由と意志のあふれるネタを待っている。 」

ディスト「ムキーッ!ですが評価や感想が欲しい方はスレ違いですよ!」

ラルゴ「このスレは俺たち六神将による笑い、涙、劇薬、燃え、萌え、屑…etcの集大成だ。」

カンタビレ「荒らしはスルーこれ鉄則。第六師団長との約束だぞ!」

イオン「これらを守ってこのスレをさらなる繁栄に導きましょう。」
3名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 00:26:19 ID:ODvTgBNN
1さんプリズム乙ット!ついでに投下しま。

「テイルズオブ六神将 〜探求の代償〜 第二話 災いを招く者『譜術士タシテ』 」

ラジエートゲート・・・かつて混沌の王モースが混沌の世界への扉を開いた場所・・・
禁断の譜術書を盗んだタシテはそこにいた。
「やはりここか・・・これで私の研究が・・・異界への扉が証明できる・・・・」
タシテの研究・・・それは太古より存在していると言われている異界への扉だった。
彼は譜術士としてオラクルで学問を修めるうちに異界の扉へ興味を持った。
そして異界の扉を開く方法は禁断の譜術書に記されているのを突き止めたのである。
しかし、禁断の譜術書は封印されたヴァンの部屋にある書物。オラクルの一般兵はおろか六神将すら
入室は不可能な部屋である。彼の研究は詰まったかと思われた。
しかし・・・そんな彼の元にとある日真っ黒のローブに身を包んだ男が現れたのだった。
「タシテよ・・・貴公の望み叶えてしんぜよう・・・ただ、命すら失う覚悟があるのならな・・・」
「命だと・・・研究が進められるなら命など安いものだ・・・」
ローブの男にタシテは言った。そして他の譜術士・・・ウルビナ、スレイ、アルバと出会い一時的に仲間となり
ローブの男の指示の元、禁断の譜術書を盗み今に至るのだった。
タシテはローブの男から受け取った音素の欠片を手に取る。タシテの研究によればこの音素の欠片を
最も異界との繋がりが強い場所・・・つまりこのラジエートゲートに捧げることにより振動反応が起こり
異界との扉が開くとの事だった。
「もうすぐ・・・もうすぐだ・・・私の研究の成果が・・・・今示されるのだ・・・」

一方、リグレットに指示を受けたディストとシンクは今ではかなり流通したアルビオールに乗りラジエートゲートに
向かっていた。そこには、一人の女性譜術士がいた。
「つまり・・・タシテは異界の扉を開こうとしているのですか?」
ディストが女性譜術士・・・フィリアに聞く。
「はい・・・タシテ先輩は常々異界の扉を開いてみたい・・・その事実を自分の目で見たいと言ってました・・・」
フィリアが小さい声で言う。シンクがディストに言う。
「それでディスト・・・異界の扉ってのが開くと何がマズイんだい?」
「そうですね・・・モースの・・・混沌の乱を覚えていますか?あの時はモースの力を持ってしても
少しづつしか混沌の魔物をこちらの世界に送る事はできませんでした。それはこの世界が音素によって
守られているからなんですよ・・・しかし、異界の扉が開いてしまえばこの音素のバリアが無効化されて
しまい・・・・分かりますね?」
ディストが最後の方は若干顔を青ざめながら言った。
「・・・なるほどね・・・この世界とか比較できないほど強力な魔物が溢れるってことか・・・」
シンクも同じように顔をこわばらせている。フィリアが言う。
「ディスト様、シンク様。どうかタシテ先輩を止めてください。先輩の好奇心は間違った方向にいって
しまっています・・・本当はとてもいい先輩なんですが・・・お願いします!!どうか・・・先輩を・・・」
フィリアが目に涙をためながら懇願する。ディストは眼鏡を光らすと高笑いする。
「はーっはっはっはっはっは!当然そんな事は断固阻止させますよ。この薔薇のディスト様に任せないさい。」
シンクも妙にハイテンションなディストに呆れながらフィリアに優しく声をかけた。
「大丈夫さ、僕達がそんな事させないから・・・ここで祈っててくれ。」
ディストとシンクはフィリアに声をかけるとラジエートゲートへ侵入。最深部へ向かっていった。

4名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 00:26:57 ID:P/4ejs0B
乙です!
5名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 00:27:46 ID:ODvTgBNN
>>3続き

「後は・・・この音素の欠片を・・・」
タシテは自分の書いた譜陣の中央で音素の欠片を掲げた。
「これで・・・これでいけるはずだ・・・!!うおおおおおおおおおおおおお!?」
譜陣が青白く光りだす。その光はタシテを包む・・・掲げた音素の欠片はタシテに吸い込まれていく。
「つ・・・ど・・・どういう・・事・・だ・・・・・これは・・・一体・・・ぐぅぁあああ!!」
タシテの苦しそうな声が響く。明らかに何かがおかしい。
「ひゃは・・・ご苦労だなタシテ・・・」
黒い風と共に現われたのは黒いローブの男だった。
「く・・き・・・さまぁああ!!私を・・・・嵌めたのか・・・!?」
「ふ・・・嵌めたとは人聞きの悪い・・・異界の扉は開かれるさ・・・見てみよ。」
ローブの男が指を指した先。そこには具現化した異界の扉があった。その扉は禍々しい瘴気を放っている。
「もっとも・・・貴様の体内で繁殖した音素の欠片が必要だがな・・・そして体内に音素の欠片を取り込めば
暴走を起こす・・・残念なのは貴様の目で開かれる所を見れない事かなぁ!!ひゃっはあああああ!!」
ローブのフードから覗いた目・・・顔・・・タシテはそれに見覚えがあった。
「ぐぅ・・・覚えが・・・ある・・!!貴様は・・・カ・・・タ・・・・ウあああああああああ!!!!!!」
タシテの体が大きく仰け反る。それが戻ったときにはタシテの目は狂気に滲んでいた。
「ひゃは・・・後は六神将がこいつを倒した際発する増殖した音素の欠片を取り込めば・・・」
ローブの男は気配を察すると再び姿を消した。

「く・・・遅かったか!?」
シンクとディストがラジエートゲートの最深部についた時にはすでに生気のない目をしたタシテと開きかかった
異界の扉があった。
「いけませんね・・・シンク。タシテを倒すしかありません・・・その後扉を封印します!!」
ディストが詠唱を始める。シンクもタシテに向かい駆け出した。
「ガ・・・ジャマヲ・・・スルナ・・・・ワイキョクノトビラヨ・・・ネガティブゲイト・・・!!」
ディストの周りに歪められた扉が開く。ディストは回避の為に詠唱を中止する。
「ツラヌケ・・・クロキマソウ・・・デモンズランス・・・」
タシテの後ろに悪魔の幻影が現われる。その悪魔はシンクに向け黒い槍を投げつけた。
「!?こんな譜術見たことない・・・・これが奴の力なのか!?・・・喰らえ!双撞掌底破!!」
シンクは回避しながらもタシテへ向かい、強力な打撃を繰り出す。しかし、その打撃に感触はなかった。
「!?どういうことだ・・・当たったハズなのに・・・」
シンクの打撃は確かに当たった。しかし・・・タシテの肉体はすでに存在してなかった・・・
シンクの打撃は風に揺れるローブを打っただけ。手ごたえがあるわけがなかった。
「・・・シンク、何とか詠唱時間を!譜術しかないようです!」
ディストがシンクに言う。シンクもその言葉どおりにタシテに攻撃を仕掛けるがタシテは自分の体が分かっている
のかシンクを気にもとめずディストの詠唱を邪魔し続ける。
「くそ・・・ディスト!もっと早口で何とかなんないの!?あんだけ喋るくせに早口言葉できないのかよ。」
「早口はあまり関係ありませんよ・・・譜術は大気中の音素も集めないといけませんから・・・」
シンクも焦っているのだろう。自分も譜術を使えるがどうせ邪魔をされるだけだ。この状況がもどかしい。
6名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 00:29:13 ID:ODvTgBNN
>>5続き

「マロウノホウコウヲキケ・・・ブラッディハウリング!!」
魔狼の咆哮がディストを襲う。何とか回避はするが、体力の消費により足元がしっかりしていない。
「オチヨ・・・リミテッド!!」
「ディスト!?いけない、かわすんだ!!」
ディストのバランスは崩れたまま。天からの鉄槌は確実にディストを捕らえていた。
「先輩!!!もう・・・やめてください!!!」
しかし、その鉄槌は堕ちることはなかった。女性の声が響く。
「フィリア・・・駄目です!危険ですよ?」
やってきたのはフィリアだった。しかし、フィリアは引こうとしない。
「先輩・・・お願いです!もうやめてください!」
フィリアがタシテによる。タシテもフィリア危害を加えることなくただ、動きが止まった。
フィリアがタシテのローブを掴む。その目には涙が光っている。
「先輩・・・こんな姿に・・・私は・・・私は先輩が居てくれればよかったんです・・・なのにこんな・・・
有名な研究者になったら結婚しようって・・・なのに・・・なのに・・・・」
フィリアが今はもうないタシテの体を抱きしめる。タシテも・・・ほんの少し・・・恐らく1%にも満たない最後の
自我で・・・フィリアを抱きしめると・・・わずかに感触の残る唇でキスをした。
「フ・・ィリ・ア・・・・スマ・・・ナ・・イ・・・・ワタシ・・・ヲ・・・」
タシテの狂気に滲んでいた目が徐々に正気を取り戻していく・・・しかしそれももう・・・遅かった・・・
「ディスト様・・・シンク様・・・私が言うのも何ですが・・・この世界を・・・フィリアをお守りください・・・
我々4人の愚かな譜術士を・・・止めてください・・・・」
タシテはディストとシンクに向かって言う。
「タシテ・・・教えてください。扉はどう閉じればよいのですか?これが開けば・・・分かりますよね?」
ディストが言う。タシテはフィリアを離すと扉へ向かって・・・そして言った。
「ケジメは私がつけます・・・私の魂を代償にこれを封印します・・・・!!」
7名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 00:30:26 ID:ODvTgBNN
>>6続き

タシテのローブの中から光が溢れてくる。その光は異界の扉へ吸い込まれていった。
「先輩・・・タシテ!!」
フィリアは叫ぶと扉へ向かっていくタシテに抱きついた。タシテはフィリアを抱きしめる。暖かい・・・愛する人の
体温。その記憶は一瞬で・・・永遠で・・・ただひたすらに・・・暖かかった・・・
タシテの体が徐々に消えていく。それでも二人は離れることなく抱き合い続けた。
「フィリア・・・愛してる・・・」
タシテがそう言うとタシテの体は全て異界の扉へ吸い込まれた。扉は閉じられ・・・そしてそこには音素の欠片
だけが残った。タシテが存在した痕跡は・・・・何もない。ただ・・・フィリアの腕に・・・体に・・・記憶に・・・
愛する人・・・タシテの想いは残っていた。
「タシ・・・テ・・・・・」
膝をつき泣き出すフィリア。ディストにもシンクにも彼女を慰める事はできなかった・・・・・

「本当にありがとうございました・・・」
アルビールの内部でフィリアが言う。
「いや・・・僕らこそ・・・ごめん。タシテを・・・助けられなかった・・・」
シンクがバツが悪そうに言う。しかし、そのシンクにフィリアは言った。
「いえ・・・最後にタシテは道を外さずに済みました・・・人として・・・最後には正しく・・・きっと・・・
それに・・・タシテは私の中にいます・・だから・・・」
最後のほうは言葉になっていない。だが、ディストもシンクもよく分かっていた。
「シンク・・・私達のは終わりました・・・急いで次へ行きましょう・・・こんな事は止めなくてはいきません!」
ディストの眼鏡から覗く瞳は強い意志を携えている。
「同感だね・・・まだ黒幕は分からないけど・・・許せない・・・・!!」
シンクも同じように瞳に強い気持ちを宿していた。
その後、ディストはグランコクマへ、シンクはユリアシティへ向かった。

「ふん・・・音素の欠片は回収されたか・・・しかも自滅しおって・・・六神将め・・・今回も我らの邪魔を
するか・・・まぁいい。最後は必ず我らの手に・・・」
ローブの男は悪態をつくと次の戦場と予想される場所へ向かった。そこは・・・水の都グランコクマ。
哀しき女性ウルビナを相手にリグレットは・・・・・・・

今回はここまで〜。
8名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 01:03:41 ID:KYggAogR
>>1
乙と言わない義理はないね。
9名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 01:19:51 ID:WEbam26R
>>1
疾風乙閃舞
10名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 02:22:09 ID:MDkvhGKQ
まずは>>1乙♪
前スレ容量オーバーしかけた自分だから、多謝っす。

で、前スレ659-671の続きいきます。
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1141827837/659-671
11〜序奏曲〜(14/17):2006/03/31(金) 02:23:35 ID:MDkvhGKQ
――トゥエ レィ ズェ クロア リュォ トゥエ ズェ――

 懐かしい……音が……聴こえる……
 音の無い波に流され続け、どれくらいの時が過ぎたのだろうか。
 全てを失った自分。ローレライから引き剥がされ、「ヴァンデスデルカ・ムスト・フェンデ」という個体を失った存在。
 もうじき、意識も失われるだろう。
 すでに虚ろな意識。
 懐かしい『音』に消えかけていた「私」が反応する。
 ――クロア リュォ ズェ トゥエ リュォ レィ ネゥ リュォ ズェ――
 この「音」……いや、この声は。
 ――ヴァ レィ ズェ トゥエ ネゥ トゥエ リュォ トゥエ クロア――
 覚えている。守りたかった愛おしい妹。
 ――リュォ レィ クロア リュォ ズェ レィ ヴァ ズェ レイ――
 どこから聞こえる? 耳を澄まして、意識を澄まして……
 ――ヴァ ネゥ ヴァ レィ ヴァ ネゥ ヴァ ズェ レィ――
 激しい光の渦。それに飲み込まれるように。
 ――クロア リュォ クロア ネゥ トゥエ レィ クロア リュォ ズェ レィ ヴァ――
 懐かしい姿。高らかに歌い上げる姿。
 ――レィ ヴァ ネゥ クロア トゥエ レィ レィ――
 今、はっきりと見えた。大きな舞台の上で軽やかに歌いあげるメシュティアリカの姿。

 謡い終え、小さく息をはくと、すっと澄んだ瞳を皆に向ける。
「――今日は兄……ヴァン・グランツの弔い公演に参加していただき、感謝いたします。
 大罪人であるはずの兄の為に、このような場を提供していただいた『暗闇の夢』には……」
「はいは〜い、硬い挨拶はいわないのぉん」
 甘い声とともに妹の横に現れたのは、艶やかな女性だ。
「世界を救った詠師ティア・グランツの亡き兄に思いをはせ、この公演を企画したノワールよん。
 今日は思う存分楽しんでいってくださいねぇ。
 そして、スコアの被害者となった者達に鎮魂と……そして、この世界を生きる全ての生物に祝福を。
 今日は新入りの初舞台でもあるから、みんなぁ、楽しんでくださいねぇ」
 ウインクを一つ。その合図で観客は歓声をあげる。歓喜する観客に戸惑う妹の背中を押し、舞台袖に押しやるピエロ。
「それじゃあ、はじめるわよぉん♪ 初舞台だから失敗してもご愛嬌」
 ノワールが杖を掲げる。それを合図にして、舞台の装置が変わる。二つの人影が舞台の上へと出てくる。まだライトが当たっていないので、顔までははっきりとわからない。
「まずは……貴方の心も打ち抜く美女、神を守りし銃使いリグレット!! そして、神の息吹シンク!!」
12〜序奏曲〜(15/17):2006/03/31(金) 02:24:46 ID:MDkvhGKQ
>>11

 ――懐かしい名前。
 ライトが二つの影を照らし出す。
 間違いない。衣装は華やかなものに変わっているが、一緒に戦った仲間だ。
 リグレットが銃を構えると、場の空気が静まった。狙うは魔物に乗った美しい女性の前に作られた的。このまま打ち抜けば女性まで打ち抜いてしまうだろう。いや、魔物が素早く動いているから、当たるかすら判らない。
「動く的をリグレットは狙えるか。そして、女性の命はいかに!」
 緊迫した空気。鈴の音がどこからか聞こえてきて……その瞬間、二人が動く。
 一発の銃音。的の割れる音。客席から聞こえる悲鳴。
 だが、魔物の上にいたはずの女性はすでに存在しない。壊れた的だけが魔物の上に残っていた。ざわめく客。
 その時だった。ライトが舞台の中央に集まる。そこには先ほどの女性を抱えたシンクの姿。
 つまり、リグレットが的を射抜いた瞬間、女性を魔物の上から抱きかかえ、舞台の上へと移動したのだ。
 正確な射撃と素早い動きが出来ないといけない技だ。
 客席から割れんばかりの拍手が巻き起こる。
 どこか照れくさそうに微笑む二人が舞台袖に下がった。
「次は……優しき力持ち、太陽の獅子ラルゴ!! かわいらしく美しく、魔物といつも共に。妖精のアリエッタ!!」
 空から魔物に乗ってアリエッタが登場した。魔物は大きく一回転すると、アリエッタが背から離れ、真っ逆さまになる。
 客席から上がる悲鳴。しかし、大きな手がアリエッタの身体を軽々と支える。そう、それがラルゴだ。
「そして……裏方専門。いろんな機械を作らせたら右に出るものはいない!! 影の功労者!!
 道化のディスト〜」
『道化では無くて気高き百合のディストです!!』
 アナウンスに突っ込みをいれるディストの声。溢れる笑い声。

 ふと観客に目をやる。そこにはもう一人の懐かしい姿があった。
 金髪の女性と中よさそうに寄り添い、舞台を見つめているのは……
「あいつら、よく出る気になったな」
「あら、アッシュだって出てもよろしかったのですわよ。王子だからって遠慮しなくても」
「遠慮なんぞしていない!! 俺は……道化を演じる気はない!」
「ふふふっ、いいですわ。……後で花束を渡しにいきましょうね」
「……ああ、あいつらもがんばっているからな」
 まっすぐな瞳をした青年。……アッシュか……

 ああ……あの日のままだ……皆は変わっていない。いや、ずいぶんと変わったな。
 まだぎこちないながらも、皆に笑顔を見せているのだ。あの争いの中に身を置いていた皆が。
13〜序奏曲〜(16/17):2006/03/31(金) 02:26:02 ID:MDkvhGKQ
>>12

 5人が舞台中央へとゆっくりと歩み寄っていく。彼らを笑顔で見つめてくれる観客に手を振りながら。
「――世界を騒がしたヴァンの計画。その中核にいた六神将と呼ばれる者達。
 しかし、彼らもスコアという鎖に縛られ、悲しみの中を生きぬき、そして……亡くなった。
 そんな彼らの生き様を華麗に再現するのが、この5人です!! 六神将改め、『六神将の翼』、華麗なるデビューです」
 割れんばかりの拍手。それは彼らに送る賞賛。

 活き活きとした彼らの顔。
 ――そうか。戦い以外に自分達の居場所を見つけられたのか。
 それならば――もう私が見守る必要は無いな。



 ――意識が遠のいていく。
 私が音となって消えていく。
 愛おしき者達の姿がかすんで……いく……
 
 ――リグレット――
 私のわがままに付き合ってくれて感謝する。今後はもっと笑顔を出すがいい。お前は美人なのだからな。
 ――ラルゴ――
 強い信念は私をも支えてくれていた。その力強さで他の者を支えて欲しい。
 ――シンク――
 もうお前はレプリカなどではない。胸を張って、まっすぐに前を向いて生きろ。
 ――アリエッタ――
 魔物を愛することのできる優しさは、皆のオアシスだったな。その優しい心を失わないでくれ。
 ――ディスト――
 その高い知能と努力することを惜しまぬ心。その力を……みなの為に使ってくれ。
 ――そして――アッシュ。
 私が作れなかった世界――スコアに囚われないで、全てのものが幸せに暮らせる世界を……作り上げてくれ。

 一つ……一つ……また一つと……私が消えていく。
 だが――もう悔いはない……
 私は――音になる。音となって……世界に解けて……世界となる……

 ――そして……私は愛おしい者達に送る……歌となった……
14〜序奏曲〜(17/17):2006/03/31(金) 02:27:51 ID:MDkvhGKQ
>>13

「あ……」
 最初に気がついたのは誰だったのだろう。
「雪? ……いや、これは……花……ですか」
 空から舞い落ちる白い花びら。
「……綺麗……です」
 舞台を、客席を。雪のように美しく包み込む。
「……ああ、綺麗だ。そして……優しい」
 手を伸ばせば、消えてしまうような儚さ。夢のような儚さ。
「……まるで花が謡っているようだね」
 幻想的な光景。白い花は彼らを見守るかのように降り続く。
「……セレニアの花……閣下の好きな花……」
 空を見上げれば彼が笑っているようで。
「…………ありがとう…………師匠」

 ――花が降り注ぐ。新しい世界に生きるものを祝福するように。

 誰よりもスコアに支配される世界を憎んでいた男は――

 誰よりも人間を愛していた。

 人間を愛するからこそ、この世界を愛していた……

 だから――彼は音となる。

 彼は音となり、静かに曲を奏で始める。

 それは――愛おしい六神将達への序奏曲――

15名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 03:29:26 ID:0Mu4O01P
>>1
乙沙雨!

>>14
激しくGJ!!!
ギャアァッ!目…目から汗がぁぁッ!

あなたの話好きだったから、楽しく読ませて貰ったよ!
毎回、笑えて泣ける話をありがとう!乙です!
16名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 07:48:52 ID:H65q3UTm
>>14
朝から泣くところだった。GJ!
17名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 11:55:22 ID:LDCRkbtU
>>14
GJです!!あれ、目から大量の汗が・・・

前スレ梅に間に合わなかったオリジナルイオンとアリエッタの雑漫画を投下。
ttp://p.pita.st/?m=jituz5ob
カップリング要素を含むので、嫌な方はスルーしてくれ
18名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 13:04:29 ID:V3thhqJP
>>17
そこだと画像のDLができないから
こっちのアップローダーに再うp希望
ttp://repli-kawaii.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/clip/clip.cgi
19名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 14:14:20 ID:5NN4MWZJ
ファミ通の攻略本買ってきた。

・リグレット 26歳 アリエッタ 16歳 ディスト 35歳 ラルゴ 48歳

・カンタビレは、導師派で邪魔だったので地方に飛ばされている。

・フローリアンは、シンクと一緒に火山に棄てられたレプリカの生き残り。

・第一師団(ラルゴ)  約6000名
 第二師団(ディスト)  約6000名
 第三師団(アリエッタ)  約20名
 第四師団(リグレット)  約2000名
 第五師団(シンク)  約2000名
 第六師団(カンタビレ)  約8000名
 特務師団(アッシュ)  約50名
 導師守護役(女性のみで構成)  約30名
20名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 15:20:42 ID:HQsO1vno
新スレ乙です!
って初っ端からGJの嵐じゃないか!

>>7
ちょ、黒幕それってまさか・・・!!w

>>14
おおお、目から熱いものが溢れて止まらないよ!
シリーズ個々でも大好きでしたが、まとめ方が上手くて感動倍増。
笑いと涙をありがとう!

>>17
オリジナルイオン様が拝めるとは!
シリアスとほのぼのがいい具合に詰め込まれてて素敵でした。

>>18
適当なファイル名.jpgにすれば保存できると思うよ
21名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 15:56:05 ID:bJLmEHNz
>>19

アッシュ「屑が!50名しかいねぇのかよ!?」
シンク「しかもアンタが途中で裏切り行為するから、全員リストラだよ。」
アッシュ「お、俺は悪くねぇ!」
アリエッタ「アリエッタ・・・人間の部下20名しかいない。です。」
ラルゴ「食われていってるのではないか?」
アリエッタ「なにが・・・です?」
ラルゴ「い、いや、何でもない。」
シンク「ディストの部下6000名も居たんだね。意外だよ。」
リグレット「どうせレプリカを作って水増ししているのだろう。」
ディスト「ムキー!バレちゃあしょうがないですね!」
シンク「本当にやってたのか。…救い様が無いね。」

アッシュ「つぅかカンタビレの部下多すぎだ!屑が!」
シンク「周りから信頼される奴だったんだろうね。」
アリエッタ「地方に飛ばされてなかったら・・・リーダー的存在だったかも。」
ラルゴ「奴の話はやめろ!」
一同「!?」
シンク「因縁でもあったの?」
ラルゴ「いや、全く。そもそもカンタビレって誰だ?」
リグレット「知らん。私に聞くな。」
シンク「…なるほど。知らない奴の話はやめろ、って意味で言ったんだね?」
ラルゴ「流石シンク。鋭い読みだな。」
アッシュ「カンタビレがどっか行ったおかげで、俺は六神将になれたのか?」
シンク「…そうなるね。お情けで六神将って事さ。」
アッシュ「うるせぇ!お前も新入り(二年)のくせに!」
シンク「レプリカですから」
22名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 16:34:16 ID:JZ4O3Zt+
やべえカンタビレ哀れすぎる…w
23名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 18:13:54 ID:3yYQ8AjL
カンタビレww

師団の構成状況がワカンネ。直属の人数ってこともなさそうな気がするけど。
各自で違うから人数にバラつきがあるのか?
つーかなんで導師守護役って女だけなんだ?
24名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 18:47:01 ID:0T4rgRLJ
突っ込みどころ満載で面白い設定だよなww
25名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 18:57:09 ID:mS9kTV/h
アリエッタの所は、ライガ達に戦わせて
団員=飼育員にでもなっていそう。
26名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 19:16:13 ID:wFloSmCQ
実質の師団長が別にいそうだ。>第三師団
書類仕事とか、スケジュール管理とかの。
魔物を指揮して前線へ向かうのはアリエッタだろうけど、
師団長のくせにかなり好き勝手飛び回ってるみたいだし
27名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 19:48:18 ID:3yYQ8AjL
同意。なんか、アリエッタが人を指揮してる所が想像できない。
でも二十名か。志願制だったら競争率高そうだ。

ディスト…大分イってるけど意外に面倒見良いのかもしれない。
28名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 19:58:09 ID:96Fg6Fz3
きっと皆ガイみたいな音機関偏執狂なんだよ。
29名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 20:48:52 ID:B/+czhs1
ヴァン「偉大なる我が六神将とともに!
フフフ…
六神将はその性質によって六つの軍団に分かれている…
それは大魔王イオン様の絶対的な力の源たる邪悪の卵丼を象徴しているのだ!
不死騎団!
死をも超越したゴキブリたちの軍団!!
人間たちを地獄に送り込む殺戮の死神たち…
ディスト「ムキ━━━━━!!復s」
ヴァン「氷炎魔団!!
灼熱n
アッシュ「エェェェクスプロォォォド!! アァイシクルレインッ!!」
30名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 20:50:16 ID:HMf9Bg1e
ディスト、根は良い子だからな
案外部下からはちゃんと「薔薇のディスト」とか呼ばれてるんじゃないか?
31名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 20:53:03 ID:B/+czhs1
ヴァン「……幼女士団!!
絶大なる幼女力を誇る譜術士の軍団!!
なんか百獣魔団のような気もするがいかなる人間もその幼女力にはたちうちできないだろう
百獣魔団!!
凶悪極まりないケモノ達の群れ!!
底知れぬパワーは幼女士団の師団長に陰で操られている!
ラルゴ「俺はケモノか?」
ヴァン「魔影軍団!!
実体を見せずに敵を討つ闇の格闘家
大魔王から頂いた肉塊に生命を宿し世界を空っぽに染める!!」
シンク「ぴったりだね」
ヴァン「超乳軍団!!
最強のモンスター、ロケットおっぱいの軍団!!
故にその戦力も六神将随一!!

そしてそれぞれの軍団を最強の実力者六人が師団長として統括し 指揮する…!!
こ れ が 六 神 将 な の だ!!」
32名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 20:53:10 ID:HQsO1vno
ディストは仕事はきっちりやるタイプなんだよ
リグレットとシンクは機動力重視部隊っぽいから人数少ないんじゃない?
33名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 22:01:09 ID:JZ4O3Zt+
>>31
>最強のモンスター、ロケットおっぱいの軍団!!
総長、果てしなく問題発言です!w
34名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 22:04:28 ID:3hjEn+as
>>29>>31
どこかでみたことあると思ったら、ダイの大冒険か!
むしろディストは道化っぽいからキルバーン
35名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 22:43:05 ID:Hwel6PL7
>>29
あんた最高だよ。
魔王軍と六神将かぶるとこ多いよな。みんな個性的だし。
大魔王イオンにワラタ。「今のはダアト式譜術ではない、アカシックトーメントだ」とか言うのかな
36名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 22:46:15 ID:hD1lOlmU
オリジナルイオン最強説wああでも腹グロな方がいい気がするw
37名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 22:57:09 ID:B/+czhs1
イオン「余は…限りなく永遠に近い生命を得るために体を二つに分けた…!
叡知と譜術のみを残した肉体を導師イオンとして…!
若さと力をもう一つの肉塊に分離させた…!
そして肉体の寿命が来る度にレプリカを作り全盛期の肉体を 封印し続けてきたのだ…
それが今一つに戻る…!」
38名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 23:13:01 ID:mwKr+M92
パーフェクトガイドにアッシュの未収録カットインが載ってたから満足
39名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 23:16:03 ID:V3thhqJP
>>20
それやっても画像が正しく表示されないわけで(´・ω・`)
40名無したんはエロカワイイ:2006/03/31(金) 23:57:05 ID:t/ZCL4dl
1 乙! 
41名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 00:09:20 ID:mbcsXe1y
>>39
ありゃ(´・ω・`)
ファイル名変更してる?
「.」がファイル名の途中にあるとファイルの種類判別に引っかかっちゃうよ。
42名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 00:11:04 ID:mbcsXe1y
スマン、わかりにくいな・・・
「.jpg」以外に「.」が入ってるとダメかもってことね
43名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 00:11:14 ID:Fs4CuNi3
>>41
何か日付がおかしくないか?俺もなってそうだが。
44名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 00:12:17 ID:7SBjqs6/
32日なんてあったか?
新発見だ!!
45名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 00:15:24 ID:93rykCCc
エイプリルフールだ!屑が!
46名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 00:35:55 ID:f0MedTDA
>>45
いや、4月1日じゃないからエイプリルフールじゃないよ、アッシュ。
47名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 00:42:09 ID:qn/7O+Kh
今年2chではエイプリルフール禁止令が出たわけでw

>>41
もちろん
つか、画像のリンクをクリックしてから「名前をつけて保存」とか
画像そのものを右クリックして「画像を名前をつけて保存」とか
やっても全然駄目だった
で、今ではもう削除されてるわけで
48名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 00:54:14 ID:Fs4CuNi3
ひろゆきのせいかよ!屑が!
49名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 01:39:37 ID:dUFwRMqV
禁止って…このタイミングで、この日付表示で(略)
つい妙なことを口走った。今は反省している
50名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 02:01:24 ID:P5oJGXCe
ttp://repli-kawaii.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/clip/data/6.jpg
巷で流行ってるらしいので作ってみた。反省はしていない
4スレ目>>550氏の画像の無断改造及び無断使用なのでまずかったら消しまつorz
51名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 03:33:27 ID:FcSM7uPe
32day,Gnome,Undine Decan
52名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 10:49:08 ID:mbcsXe1y
日付気が付いてなかった!w

>>47
なんでだろう、自分は保存できたんだけどな
役に立てなくてごめんよ(´・ω・`)
53名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 10:57:06 ID:925XkOgD
3周目で気づいたんだがルークの部屋にはヴァンの肖像画が飾ってあったんだな・・・
54名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 12:44:00 ID:LsLbkIXo
SSを一本仕上げたので、これより投下に入ります
当SSを読むに当たって注意事項を幾つか

1、アリエッタのお供に対する正確な呼称が解らなかったので、便宜上違う名前を当てております。御了承ください
2、シンアリです。苦手な方はスルーをばお願い致します
3、子ネタを全て理解した方は、どう見ても俺と同じ嗜好の持ち主です。本当にありg(ry

では、どうぞ
55烈風青春列伝 〜ヲトシゴロ〜 1:2006/03/32(土) 12:45:33 ID:LsLbkIXo
 苦悩という情動は、それについて明晰判明に表象した途端、苦悩である事をやめる
                                                ――byスピノザ


      烈風青春列伝 〜ヲトシゴロ〜


それは祝福された生で無く、忌み嫌われた生で無く、ただ比較される為だけで――
同じ顔の違う『彼』が、繰り糸の切れた人形の様に、緋色の穴へと堕ちてゆく
感慨も無く眺めていた『ボク』
けれど、母が子に触れるが如く、優しく背中を押された『ボク』は
同じ顔の違う『彼』が、感慨も無く眺めている中を
繰り糸の切れた人形の様に、緋色の穴へと堕ちていった

雲が、岩が、『ボク』の周りのあらゆる風景が、『ボク』をすり抜け空へと堕ちる
煌々と輝く緋色も、やがて紅蓮に猛る焦熱の狂宴となって贄を欲す
二十と三度、岩壁に身体を打ち据えて『ボク』は岩の上へと投げ出される
動かぬ身体、灼けつく喉、霞む視界
先に堕とされた、同じ顔の違う『彼』は見当たらない
果たして、この眼前に広がる紅の海に、溶けて消えたのだろうか
――幸運と言えば、きっとそれは『彼』の方であろう
骨はひしゃげ、砂礫と灼熱にその身を穢す『ボク』の、なんと不幸な事か
吹き上げる焔が、燃えさかる顎となって身体を掠め、降り注ぐ紅い涎が容赦なく肌を灼く
助けを呼ぶにも声は発せず
発せたとして、此処に在るのは地に臥す哀れな『ボク』独り

熱い
熱い、あつい
あつい、アツイ、熱い
熱い、アツイ、熱いアツイあつイ熱いアツいあつい熱イアついアツイ…………――――
56烈風青春列伝 〜ヲトシゴロ〜 2:2006/03/32(土) 12:46:31 ID:LsLbkIXo
「暑ぅぅぅぅぅぅぅいっっ!!!!」

 見上げれば、抜ける様な青空に浮かぶ譜石帯が美しい朝。シンクは盛大な絶叫と共に、自身のベッドから跳ね起きた。呼吸は荒く、ライガのアップリケがアレなパジャマは、じっとりと汗ばんだ身体に張り付いて、気色が悪い
 最悪の目覚めだった。生まれたてで、がらんどうの自分。そして彼等。およそ感情というものを持ち合わせぬままに投棄された、『生命』という名の塵芥。宛らそれは、ゴミ処理場の風景の様で
 上下する肩を落ち着け、先の悪夢を忘れる様に、彼は現状を思索した
 春先にしてこの異常な暑さ。預言はそうは詠まなかったのに

「クソッ何なんだ、この暑さは……空調機に不備でもあった……の…………か?」

 誰ともなしに悪態をつくシンクの視線は、次第にすぐ脇に移され、その視界に音無く寝息を立てる同胞の友を映した

「オギャァァァァッ!!」

 部屋いっぱいに響き渡る、神託の盾騎士団・参謀総長のみっともない悲鳴は、しかし完璧な防音設備によって外部に漏れる事は無かった

「ワナバばばばババ! ズババばババばば!!」

 だが、当のシンクはと言えば奇声を発し、現状の異常さに対応し切れないでいた
 そう、現状の異常さ――即ち、彼のベッドで寝息を立てているライガの存在に、さしものシンクも自慢の頭脳を回転させられなかったのだ
 まぁ、この状況にこの反応は極めて正常であるのだが

(なななな、何でマカオが此処に!? どうやって入ってきた!? 鍵のかけ忘れか!?)

 早鐘を打つが如く高鳴る心臓をなんとか抑え、状況を把握しようと試みるシンク。さてはアリエッタがけしかけたものか、と辺りを見回す
 しかし目に映るのは、小さなランプと小さなタンス、そして小さな目覚まし時計のみの殺風景な寝室。この部屋に居るのは紛う事無く、一人と一匹だった
57烈風青春列伝 〜ヲトシゴロ〜 3:2006/03/32(土) 12:47:39 ID:LsLbkIXo
 と、割合に大きな声を出してしまった事に対する、このライガの反応にシンクは些か安堵し、そして少々呆れた。完璧な防音設備は内から外、或いは外から内に対してであって、内から内へはなんら効力が無いのだ

(飼い主に似るって言うのか……これで本当に、有事の際に対応できるのかい?)

 儀式めいた寝起きの日課、仮面を付ける事さえ忘れて、シンクはこの同胞の友に冷めた目で、しかし見入っていた
 どれほど眺めていただろうか。不意にライガは耳を跳ね、もそもそと起きだした。そして大きな欠伸を一度だけして、器用にベッドから降り立ち、顔をニ、三度振った。それは主にして義兄妹、御来臨の合図であった

(ってことは、もう直ぐにでも……)
 ――ゴクロウサマ♪(チャイム音)
『シンク? 起きてる?』

 ライガの行動にシンクは傍らの仮面を付けると、同時にインターホンが鳴った。スピーカーから聞こえる声は予想通り、ライガが本来共にあるべき者――アリエッタのものであった
 シンクはライガの件を伝えながら扉を開ける。と、同時にライガは足早に部屋を出て、その先に立つ少女に顔をすり寄せる。彼の目に映ったものは、彼と同じくフレスベルグのアップリケがアレなパジャマのままで、大きく目を見開くアリエッタだった

「ヒデ……シンクの部屋に、居たの……?」
「(マカオじゃなかったか……)ああ、何時からかは知らないけどね」

 お陰で一日の始まりから蹴躓いた気分だ、とシンクが皮肉るとアリエッタは少しだけ俯く。そして僅かの沈黙の後にか細い声でごめん、と零した
 ――やってしまった、とシンクは思った。どうもアリエッタを前にすると、頭の中で組み立てた言葉が、違う形で口から出て行く。まるで、喉に壊れた翻訳機でもあるようだ、と彼は仮面の下で眉間を皺寄せる
 彼女は彼女で、俯いたまま言葉を発しようとせず、参謀総長の寝室前は奇妙な静寂に包まれた
 と、悠久とも思える静止の世界は、突如鳴り響く目覚まし時計の音で動き始める

「っと、用が無いなら、さっさと帰って着替えなよ。今日は会議があるんだからさ」

 本来の起床時刻を報せる目覚ましに幾許かの感謝をし、シンクは出来うる限り皮肉らない様に言葉をかけた

「……あ、シンク……!」

 少しばかり上擦った声で呼び止められたシンクは、振り返り様に少女を見た。それは何時もの様な憂いを残す顔で無く、困惑する様な、或いは泣き出してしまいそうな、朝一で彼が見るには少々重い顔だった

「……何?」
「ぁ……うん、何でも……無い、です…………ヒデの事、ごめんなさい」

 だからこそ気遣う様に優しく問うてみたが、アリエッタは再び俯きながらライガと共に去っていった
 シンクは鳴り止まない目覚ましを手にしながらと、アリエッタの言葉を反芻する。途端、シンクは腹の底に何かが渦巻くのを感じた

(あれが何でも無いって顔……?)

 それは、幾ら手でまさぐっても晴れるものでは無く、或いはコレが鳴らなければ、と先ほどまで感謝の意を示していた目覚ましに苛立ちを募らせた

「クソ……」

 常から空虚を自嘲し、そう在るべきと課してきたシンク。しかし、こうして一人の少女に気分を左右される自分は、なんと人間的であるか

「ボクは空っぽなんだぞ……!」

 誰へとも無く吐き出された言葉は鳴り響く音に飲み込まれ、直後にシンクの部屋は朝の静寂に満たされた
 小さな目覚し時計がもう鳴る事は無く、もう時を刻む事も無かった
58烈風青春列伝 〜ヲトシゴロ〜 4:2006/03/32(土) 12:48:54 ID:LsLbkIXo
「――で、あるからして、たまご丼に相応しいのは炊き立てよりも、寧ろ冷や飯の方なのだ」
「ですが、結局はそれも好みによりけりでしょう。定義として確立するには……」
「卵との相性もあるんじゃねぇか? 炊き立てと冷やじゃあ、ふっくら感が全然違うぜ」

 六神将定例会議。何時もの面々が集い、何時もの様にしめやかに行なわれている

「俺は寧ろ、塩加減こそ明確にすべきと思うぞ。『少々』や『一つまみ』などと曖昧な表記では、完璧な物は作れまい」
「閣下、やはりもう一度素材から洗い直した方がよろしいかと」
「それについてはボクの方でやっておく。リグレットは引き続き、ディストと製作過程のマニュアル化を推し進めてほしい」
「フム……そうだな。シンクはアリエッタと共に材料の再選考を。アッシュとラルゴには調理場と調理具の手配を任せる」
「「「「「了解」」」」」
「では、各自の奮励を期待しているぞ」

 会議終了後、各々が与えられた任務に当たるべく会議室を後にする。シンクはと言えば、その場で市場の価格相場に目を通していた。が、肝心の意識の方は、会議中も押し黙ったままで、今も動こうとしない少女に向けられていた

「……感心できないね、アンタだって責任ある立場の身だ。何時までそうしているんだい?」

 相変わらず喉の翻訳機は好調の様で、しかし依然としてアリエッタは黙して俯くだけだった
 朝の感覚が蘇るみたいで、シンクは再び苛立ちを募らせる

「聞いているのか!? アリエッ――」
「聞いてるよ…………聞いてるから……続けて、です」
「フン、なら良いさ。ボク達はエンゲーブへ行って、直接材料の調達をする。船と辻馬車の手配はボクがしておくから、アンタはジョm……じゃなくてロザンナを現地から此処へ戻れる様にしておいてくれ」

 二人だけの空間がぎこちないのは、きっと朝の出来事だけが原因では無いのだろう。淡々と喋るシンクの声に、アリエッタは目を閉じて、常から持ち歩いている人形を強く抱きしめるだけだった
 そして――

「ただ、ホド島近辺の雨雲が西の方に流れてくるって預言が詠まれているから、少なくとも出発は――」
「――――…………イオ、ン……様……」

 シンクの発する音の一つ一つに、いっとう強く人形を抱きしめるアリエッタの口から、遂にそれは零れ落ちた
 会議室に今は二人。双方が黙していれば、衣擦れの音さえ届く空間でシンクが聞き逃す筈も無く、思わず自身の口に手をやった
 仮面の下で少年は瞳孔を開き、息を呑み込む。人が手に入れる情報の大半は、視覚からによるものである。シンクがその顔を仮面で隠している様に、その声もまた『シンク』という存在に覆われ『シンク』のものと認識されていた
 だが、今の彼女は目を瞑り、純粋に声を情報源としている。ならば『シンク』の秘匿してきた事に気付いてもおかしくは無い。何故なら彼女は、導師守護役だったのだから
59烈風青春列伝 〜ヲトシゴロ〜 5:2006/03/32(土) 12:49:27 ID:LsLbkIXo
「アリエッタァッ!!」
「!!」

 怒声と共にデスクに拳が叩き付けられ、アリエッタは思わず目を見開く。と、直ぐ傍には一人の少年。その顔は、仮面で隠されていながらも、はっきりと怒りに震えている事が解った

「何をしているんだ? そんなにボクと話をするのが嫌かい?」
「シンク……?」
「仕事もしないで! 呆けてばかりで! 挙句の果てには人の声を使って、違う人間の事を思い出してる!! 全く以って良い御身分だね、アンタはさぁ!!」
「!! なんで……そんな事言うの!?」

 突然の攻撃。忠告でも注意でもない、罵倒の為の罵倒に、アリエッタは席を立ってヒステリックな声をあげた

「そうだよ! なんで!? 解んないよ! なんでアリエッタを虐めるの!? なんで……ヒデがシンクの部屋で寝てたの!? 全然、解んないよ!!」
「何でか!? ハッ、知らないね! 迷惑を蒙ったのはこっちだ!!」
「だってアリエッタにだって解んないもん!! ヒデはアリエッタ以外にはイオン様にしか懐かないもん!! アリエッタとイオン様以外のベッドで寝る事なんて無いもん!!」
「! な……に……?」

 アリエッタの自棄気味の言葉は、シンクの沸き立つ苛立ちを一瞬で沈めた
 言葉の意味を理解したシンクは次第に青ざめていき、アリエッタはフッと糸が切れた様に席に腰を落とした

「解んないよ……なんで、ヒデがシンク部屋に居たの……?」
「…………やめろ……」

 先ほどの狂乱振りからうって変わった、嗚咽交じりの少女の声。それは、少年に怯えにも似た戦慄を抱かせ、我知らずと右手を震わせた

「なんで……イオン様の声が、するの…………?」
「やめろぉ!!」

 怒声と共に、乾いた音が室内に響き渡る。驚愕に見開かれた少女の瞳を知覚しながら、シンクは荒々しく息巻いていた

「アリエッタ!! 金輪際、ボクの前で導師の名を出すな!!」
「シン……ク……?」
「これは命令だ!! 良いな!!」

 そう吐き棄て、シンクは逃げる様に会議室を後にした
 足早に自室に戻る最中、シンクは自身に渦巻く何かに困惑していた
 今日の自分は明らかにおかしい。皮肉や冷笑は境遇が身につけさせたものだ。だが、この苛立ちに憶えは無い――解らない
 では、苛立ちの原因はなんであろうか。先刻、アリエッタが導師の名を口にした事だろうか。朝方、アリエッタの態度に異変があった事だろうか。それともこのがらんどうに、アリエッタの存在が息づいている事だろうか――解らない
 ただ、アリエッタとはもう普通に接する事は出来ないだろう。それだけが唯一つ、彼の理解できる事実であった
 結局、その日はアリエッタと目を合わせる事も無く、周囲の者達に疑問を抱かせながら一日を終えた
60烈風青春列伝 〜ヲトシゴロ〜 6:2006/03/32(土) 12:50:05 ID:LsLbkIXo
 翌日、合同演習を終えた後、五割が娘、四割が亡き嫁、残りは預言で話を構成しているラルゴが、少しだけアリエッタとの事を叱責した。余計なお世話だ、と思った

 その翌日、ベルケンドの視察を終えた後、九割がヴァン、九分がその妹、残りは任務で話を構成しているリグレットが、少しだけアリエッタとの事を心配した。そんな義理は無い、と思った

 その翌日、キノコロードでキノコ狩りを終えた後、六割が許婚、三割がレプリカ、残りはヴァンで話を構成しているアッシュが、少しだけアリエッタとの事を助言した。イロを知る歳か、と思った

 その翌日、ホドレプリカ用の音機関を組み終えた後、九割九部が恩師、九厘が死霊使い、残りは譜業で話を構成しているディストが、やっぱり恩師の話をしに来た。本当に何をしに来たんだ、と思った

 そして、あの出来事から五日目の今日――シンクの部屋を訪ねたのは、ザオ砂漠での炎天行軍を終えたアリエッタだった
 シャワーを浴びた後なのだろうか、彼女の艶やかな緋色の髪からは、淡い花の香りが漂っていた
 しかし、ここ数日事務的な会話以外は挨拶も無かった二人である。当然、互いに言葉が見つからず、あの日の様な沈黙が辺りを包み込んだ

「……何か用?」

 沈黙を破ったのはシンクだった。出来うる限りあの日を思い出させぬ様、努めて淡泊に、皮肉めいて
 悟られぬ様何時もの自分を演じるシンクは、とんだ道化だと内心で己を嘲った。アリエッタが彼の部屋に来た理由なんて、一つしかないのだから

「ヒデと……少し話をした、です」

 ほんの僅か、間を空けてからアリエッタはポツリと呟いた
61烈風青春列伝 〜ヲトシゴロ〜 7:2006/03/32(土) 12:51:41 ID:LsLbkIXo
「どうしてシンクの部屋に行ったのって……そしたら、ヒデは『イオン様と寝てた』って……言った、です」
「アリエッタ、僕の命令が理解できていなかったのかい?」

 アリエッタの口から出る禁じた言葉に、シンクは少しだけ声のトーンを落とした。それだけの事でアリエッタは口を噤み、何時かの日の様に俯いてしまった
 幾度目の静寂であろうか。もう目覚ましが自分を助けてくれる事など無い事を、シンクは思い出した

「……シンクは、どうしてイオン様を……嫌うの?」

 と、掠れる様な呟きがシンクの耳を打つ。そして、眼前の少女が持ち上げた顔に、はっきりとした強い意志が宿っている事をシンクは感じた

「イオン様の事、名前を聞くのも嫌なの?」

 今度の声は何時もの様な、何処か弱々しい雰囲気を纏っておらず、それはある意味で歳相応の少女のものであった

「別に……嫌いじゃないさ」
「じゃあ、どうして?」
「導師が嫌なんじゃない。導師と一緒にされるのが嫌なんだ。ボクは『シンク』だぞ? 導師イオンじゃない」
「そんなの……当たり前だよ。イオン様みたいな声してたって、シンクはシンクだもん」
「それでも! アンタみたいにボクを導師と間違える奴がいるから鬱陶しいんだ! それがどんなに屈辱的な事か、解ってない奴が多すぎる!!」

 其処まで言って初めて、シンクは自分が激昂している事を自覚した。そして自身を此処まで苛つかせるモノの正体も。ただそれは――

「あの日、シンクが自分を空っぽだって…………ヒデ、言ってた」
「! へぇ……凄いね、ライガの聴覚は。でも、それがどうかしたのかい?」
「空っぽの人は……屈辱とかも感じない、です」
「ッ!!」

 ただそれは、自分では認めてはいけないものだった。認めてはいけないものだ、と刷り込まれ、そう課してきた。けれど、少女はそんな事など構う事無く口を開く

「シンク、本当は空っぽだなんて思ってないんでしょ?」
「五月蝿い……」
「本当は空っぽだなんて思いたくないんでしょ?」
「五月蝿い、黙れ」
「本当は……空っぽなんかじゃないって解ってるんでしょ!?」
「黙れぇっっ!!」
62烈風青春列伝 〜ヲトシゴロ〜 8:2006/03/32(土) 12:52:14 ID:LsLbkIXo
 その通りだ。だから、拒絶する様にシンクは絶叫した。それでも、アリエッタは負けじと声をあげる。それはあの会議室の様相を呈していたが、両者の感情は決定的に違っていた

「どうして嘘付くの!? どうして空っぽだなんて言うの!?」
「聞こえないのか! 黙れよ!!」
「黙らないもん!! どうして認めないの!? そうやって嘘付いて、逃げてるだけだって!!」
「お前なんかに何が解る!! 好き勝手に産み落とされて、好き勝手に棄てられた奴の気持ちが!! 空っぽなんだって、そう教えられてきた!! そうとしか教えられてこなかったんだ!! 解るか!? 道端の石ころよりも価値が無いと言われたんだよ、ボクはぁ!!
それでも!! ボクにだって感情はある!! だから、せめてボクはボクの意志で、空っぽであろうと決めたんだ!! 逃げる!? 違うね! そうでなきゃいけないから、そうあるだけなんだよ!!」

 ダムの様に決壊し、溢れ出てきた言葉が部屋を満たす――それは、少年の叫びであった。全てを出し切った彼はよろよろと後退り、力無くベッドに座り込んだ。過呼吸から忙しなく上下する肩が、徐々に小さな震えとなる
 ややあって、アリエッタはシンクの隣に腰掛けると、まるで手入れのされていない荒んだ緑髪を撫ぜた

「でも……シンクはそれを認めてない、です」
「…………」
「認めたくない事を認めるのは、すごく辛くて……すごく苦しい、です」

 二人きりの静かな部屋に、アリエッタの声だけが優しく響く。激情に任せるでもなく、とつとつと
 シングルベッドに腰掛ける同年代の少年少女は、しかし何処か母と子の様で。無論、少女の側にそんなつもりは微塵も無いだろうし、少年とてそれは同じであろうが、彼はこの空気を否定もしなかった

「だけど、きっとそれじゃダメなんだと思う……」
「戯れ言だよ。大体アンタはどうなんだい? 導師守護役をアニスに奪われたアンタは」

 本当に、拗ねた子供の様な言い草に、シンクは言って自嘲した。そして――

「諦めないよ」

 仮面越しに映る少女の微笑に、心底思い知らされた

「……え?」
「アリエッタがイオン様の傍に居られないのは、すごく辛くて苦しい……でも、だからってそのままで良い訳じゃないよ。導師守護役に戻れる様に頑張るし、戻れるまで絶対に諦めない、です」

 それは空虚であれ、と教えられてきた彼にとって、天の啓示にも似た至言であった
 と、同時に普段の彼女からは想像だに出来ない今の彼女こそが、本来の――即ち、花の様に愛らしく、春日の様に朗らかな『アリエッタ』なのだと得心がいった

「アンタって、やっぱりボクより長生きしてるんだね」

 つられて微笑する口から零れた言葉に、シンクは喉にある壊れた翻訳機の存在を思い出す。そして、自分より一歩前にいる彼女の強さを、改めて認識した
 自身のあらゆる全てが不要と断じられ、そのまま前に進もうとしなかった自分
 敬愛する者とそれを護る喜びを奪われ、尚取り戻そうと足掻く彼女
 足掻けばその分だけ結果に現れる訳では無い。だが、それでも足掻き続ける強さは、一人の少女をこんなにも可憐に見せるのだ

「アリエッタ」
「?」
「ヒデがボクの部屋で寝ていた真実を、ボクは知っている」
「……うん」
「でも……何時か必ず、真実を話す。約束だ」
「うん……待ってる、です」

 ならば、少しは自分も頑張ってみても良いのかもしれない――少年は空虚な内に、そんな思いを灯した
63烈風青春列伝 〜ヲトシゴロ〜 9:2006/03/32(土) 12:53:26 ID:LsLbkIXo
「じゃあ次の任務……よろしく、です」
「ああ、出立日は追って連絡をするよ。それから、この間ははたいたりして悪かった……謝るよ」
「もう気にしないで……アリエッタも気にしないから」

 部屋の前で交わされる言葉は普遍的なものであったが、それが今のシンクには心地良かった
 去り行くアリエッタの背中は、彼にあの日をを思い起こさせた。が、あの日の様な腹に渦巻く妙な感覚などありはせず、代わりに揺らめく確かな灯火が其処にはあった
 後は、僅かに残る靄の様な想いだけ。その想いさえ認めた少年は、自身の空洞が少しだけ埋まるのを感じた
 見上げた空は抜ける様で、浮かぶ譜石帯は今日も美しかった

                                                     〜FIN〜
64名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 12:56:33 ID:LsLbkIXo
はい、投下終了で御座います
ぶっちゃけると、冒頭の格言を言った人物の名に魅せられてしまい、今作を仕上げた次第です
勿論、本編の物理学の権威とは一切関係がありません

では、ここまでお付き合い頂き、有難う御座いました
65名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 13:40:36 ID:AwP6JuAx
激しくGJ!!題見て想像したより中身がシリアスだな。

なんだスレ始めから良作まみれじゃないか。
66名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 14:05:14 ID:E0gm+68W
67名無したんはエロカワイイ:2006/03/32(土) 14:19:39 ID:kDDqdm4h
まとめサイトが更新されてるね。まとめ人さんいつも乙&有難う!

>>64
超GJ!!文章巧いなぁ。
>>18
こっちを借りて再うpしました。宜しければドゾー
ttp://repli-kawaii.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/clip/clip.cgi
68名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 05:11:43 ID:xlvuhgQK
GJ!
ところで何で皆真剣にたまごどんの話してるんだwww
69名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 08:42:42 ID:6VJZIdun
それが六神将スレクオリティ
70名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 08:53:41 ID:7BkU4W0J
>>54
GJ!
ディストホント何しに来たんだ・・・
小ネタは「色を知る年頃」くらいしか分からなかったぜ。
71名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 20:45:18 ID:y/jM3vRd
続き投下。>>3を呼んでからどうぞ〜。

「テイルズオブ六神将 〜探求の代償〜 第三話 水禍を呼ぶ者『譜術士ウルビナ』」

サイアス・・・あなたがいなくなってもう3年になるのね・・・優しかったあなた・・・
間違いを見過ごせなくて・・・その正義感であなたは・・・殺された・・・

譜術士ウルビナはグランコクマ周辺にいた。目的はただ一つ・・・復讐。
ウルビナには将来を約束した男がいた。名をサイアス。質実剛健と呼ぶに相応しい男だった彼は
3年前のある日、マルクトの大臣とオラクルの幹部の癒着を知ってしまう。
不正を嫌う彼は大臣と幹部に詰め寄った。しかし・・・彼がその後発見されたのはグランコクマの海で
冷たくなって浮かんでいた悲惨な姿だった。
何か訳があって自殺・・・それがマルクト大臣とオラクル幹部の出した結論。他殺の証拠も出ないので
彼は自殺と扱われた。しかし、ウルビナは真実を知っていた・・・
彼は大臣と幹部に詰め寄る直前、ウルビナに手紙をよこしていたのである。その手紙をみたウルビナは
ただひたすらに憎悪に駆られた。保身のために奴らはサイアスを殺し・・・そしてそれすらも隠蔽した。
彼女がその手紙を上層部に差し出せば大臣と幹部は拘束、裁かれただろう。しかし、彼女はそれを
しなかった・・・彼女を包んだ憎悪は・・・彼女自ら奴らを手にかけることを望んだのだった・・・

それから彼女は様々な手段を考えた。しかし・・・奴らは仮にも相当な地位の人間。簡単に隙を見せる
はずもなく、彼女は思い悩んでいた。事件から3年・・・ついに好機がやってきた。
それがローブの男の誘いだった。元々ウルビナは水の音素の扱いに長けていた。
それを禁断の魔術書と音素の欠片を使いことによって増幅、都市を混乱させ、それに乗じて
強大になった自分の力で私刑。それがウルビナの考え。
事実、海に住む生物に音素の欠片を埋め込むと生物は魔物へ姿を変え、驚くほどに彼女の命令を聞いた。
現在もグランコクマ周辺はウルビナの生み出した魔物が溢れ、また強大化したウルビナの力により
水の都は水害にまみれている。全ては予定通りだった・・・ただ一つ・・・ローブの男の真意を知らない以外は・・・
72名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 20:46:46 ID:y/jM3vRd
「く・・・狩っても狩ってもキリがないな・・・やはりウルビナを探し出すしかないのか。」
グランコクマ周辺に出現した水棲系の魔物を倒してリグレットが言う。
未だにウルビナは見つかっていなかった。
「そもそも・・・彼女の目的は何なんでしょうね・・・タシテは研究のためでしたが。」
グランコクマへ戻ったディストが言う。ここ数日二人で手当たりしだい魔物を排除しつつウルビナを
探していたのだが一向に見つからなかった。しかし・・・今日行動をしているのは二人だけではなかった。
「ふん!六神将ももうろくしたものだな!さっさとウルビナとやらを見つけ出さないか!」
丸々と太った体を揺らしてマルクトの大臣とその親衛隊数名もいるのだった。
「やれやれ・・・うるさい事だ。」
リグレットが小声でディストに言う。ディストも申し訳なさそうにリグレットへ。
「すいませんね・・・ここ数年貴族の動きが活発でしてね・・・陛下もそうそう止めれないのですよ・・・」
「仕方がないだろう。長く生きていればこういう時も出てくる・・・それが自然な流れというものだ。」
貴族による権力争い。これは国内の問題でしかない。六神将は口出しできるはずもなかった。
「・・・・・・人の・・・・・・・き・・・・・・」
ふと・・・周りから女の声が響く・・・リグレットはディストを見る。どうやら彼も気配を感じているようだった。
「何を止まっているのだ!」さっさと探さんか!このワシ自ら出向いておるというのに!!」
大臣の言葉に二人は耳を貸さない。いや、構っていられないのほうが正しいか・・・
「・・・あの・・・の・・・・たき・・・・・・・」
再び聞こえてくる、さっきよりはっきりと・・・そして・・・近い・・・・
「む!何奴だ!おい、兵士ども!ワシを守れ!」
大臣は唾を飛ばしながら命令する。兵士が大臣の周りを囲む。
周囲の温度が下がるのを感じる。きちんと観測しなくても水の音素が以上に膨張しているのを
感じられるだろう。実際、所々水の音素が具現化している。
リグレットとディスト。そして兵たちに緊張が走る。来る・・・・
「あの人の仇!!!!」
「!?かわせ!!!」
言うが早いか、リグレット達の周辺に大量の鋭利な氷柱が降ってくる。
「ぎゃああああああ!!!!」「うおおおおおおおお!!!!」「ひいいいいあああああああ!!!!」
大臣を守っていた親衛隊の5人のうち3人が氷柱に貫かれ、一瞬で絶命する。
「仇・・・あの人の・・・・サイアスの仇・・・・」
73名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 20:48:23 ID:y/jM3vRd
>>72続き

声がしたほうを向く。そこにいたのは長い髪をポニーテールに括り、激しい憎悪の念を感じさせる譜術士ウルビナ。
「ウルビナ!」
リグレットが譜銃を放つ。しかし、銃弾はウルビナの周りを覆っている水分によって阻まれる。
「く・・・貴様!ワシを襲ってタダで済むと思うな!とっ捕まえて後悔するほどいたぶってくれるわ!やれい!!」
残っていた二人の兵がウルビナに襲い掛かる。
「邪魔・・・しないで・・・」
ウルビナが手を向けると小さいが・・・しかし大量の水滴が兵士に襲い掛かる。
「ぐはぁ・・・・は・・かっ・・・・・」「そんな・・・水が・・・はぁっ・・・・」
その水滴は兵士の体に大量の穴を開けると大臣の周りを覆った。
「ちぃ!終わりの安らぎを与えよ・・・フレイムバースト!!!」
ディストが譜術を放つ。しかし、これもウルビナを覆う水分を蒸発させることはできない。
「これならどう!?レイジレーザー!!!」
リグレットの譜銃が音素をレーザーに変換した砲撃を放つ。
「・・・・・あなた達も邪魔するの・・・??」
ウルビナが手をかざすとリグレットから放たれたレーザーは凍りつき、ウルビナに当たる前に地に落ちた。
「そんな・・・馬鹿な・・・こうも簡単に音素を凍らすなんて・・・」
リグレットに動揺が走る。そして、気づく・・・足元が完全に固められている・・・動けない。
「く・・・いつの間に・・・ディスト!?」
リグレットがディストの方を向く。どうやらディストは尻と椅子をくっつけられもがいてるうちにバランスを崩し
墜落。そのまま地面と全身をくっつけられたようだ。相変わらず間抜けな所がある。
「私は・・・・あなたを・・・許さない・・・・さぁ・・・吐いて・・・サイアスを殺したのはあなた・・・?」
声の方を見ると顔以外を水に包まれた大臣とウルビナ。大臣は息をするので精一杯なのがうかがえる。
「ごぼっ・・・おのれ貴様・・・ワシを誰だとおもっている・・・ぶふ・・・水が・・・許さんぞ・・・・ぎゃあ!!」
ウルビナが冷たい目を向けると大臣の右腕を小さい氷柱が貫いた。
「誰・・?あなたはサイアスを殺した罪人でしょ・・・?何で彼を殺したの・・・・??」
「何のことだ。ワシはしらんな・・・それより貴様の望みは金か?ならはやくこれを解け。いくらでもくれてやる。」
ウルビナは無言で大臣を見ている。
「一体・・・何のことなんだ・・・・ウルビナ!!」
リグレットが言う。ウルビナはリグレットを見ると小さな声で言った。
「こいつは・・・あなたたちオラクルの幹部に賄賂を贈ってたの・・・それに気づいた私の彼・・・
サイアスは・・・口封じに殺された・・・・」
話を聞いていたディストは思い当たる節があった。
「そうか・・・あなたはあの事件の・・・おかしいと思ってたんですが・・・わが国の大臣とオラクルの幹部の
癒着に気づかなかったとは・・・情けない・・・・」
74名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 20:49:48 ID:y/jM3vRd
>>73続き

ディストが歯軋りをする。ウルビナは再び大臣に詰め寄った。
「あなたなのは分かってるの・・・サイアスの手紙があるから・・・」
ウルビナが懐から手紙を出し大臣に見せる。それを見た大臣の顔は一気に青くなっていった。
ウルビナはその手紙をリグレットとディストに見えるように放り投げた。二人の目が大きく開く。
「何という事だ・・・我々が見抜けなかったばかりに・・・・しかし。何故掛け合わなかった?それがあれば
奴らは裁判で裁かれたろう!何故こんな事を?」
「裁判じゃだめ・・・奴らは私の大事な人を奪った・・・殺されて・・・冷たい海に投げ込まれて・・・
だから許さない・・・こいつらもあの人と同じ様に殺す・・・冷たい水に沈めてね・・・」
ウルビナが冷たい目で大臣を睨みつけると水かさが増していく。水は口をも覆い、ついに呼吸器官は鼻
だけとなった。
「やめなさいウルビナ!確かに奴のしたことは許されることではない!だが・・・彼は復讐など望んでは・・・」
「だったら!!」
リグレットの言葉をさえぎってウルビナが言う。
「だったら・・・あなたは何故暗殺をたくらんだのかしら?魔弾のリグレット・・・いえ、ジゼル・オスロー?」
リグレットの目が開かれる。
「ウルビナ・・・あなたどうして私の名前を・・・・」
「調べたのもあるし・・・それに私達の協力者が色々教えてくれたの・・・ねぇ、あなたが私を非難できる?」
リグレットの脳裏に走る映像。マルセルの死。シークレットスコアを見たとき。
そこにマルセルの死が書かれていた時。逆上してヴァンを暗殺しようとした時・・・ウルビナは・・・私と同じだ・・・
リグレットの手から譜銃が落ちる。肩が震えだし、両手で必死にそれを抱いている。
「リグレット!しっかりしなさい!あなたらしくもない!」
尻に椅子がひっつき顔面から地面にダイブしているディストに言われても効果があるわけない。
「ねぇ、ジゼル。あなたは直接ヴァンに弟を殺されたわけじゃない・・・でも私は違うの・・・どれだけ恨みが大きい
か分かるでしょ?最早私の憎しみは深淵の沼から解放されることはないの・・・」
「あ・・・私・・は・・・私は・・・・・・」
リグレットが膝をつく。ウルビナはそれを見ると大臣を覆っている水かさを少し下げた。
75名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 20:51:46 ID:y/jM3vRd
>>74 続き

「大臣さん・・・あなたがサイアスを殺したのよね・・・?」
「ひ・・・助けて・・・そう・・・私がやったんだ・・・こ、怖かったんだ・・・せっかくに地位を・・・助けて・・・
い、命だけは・・・命だけは・・・・」
ひどい顔で懇願する大臣。するとウルビナは大臣を覆っていた水を解放させた。水は周りを浮遊している。
「だったら・・・・彼を殺さなくてもよかったのに・・・・・」
ウルビナは背を向ける。大臣は土下座をして、地面に額をこすりながら叫んだ。
「私が悪かったぁああ!!どんな事でもする!!!罪を償わせてくれ!!!」
「だったら・・・・・」
ウルビナが振り向く。しかし・・・・その目は狂気に支配されたままだった。
「死んで。」
大臣の周りを浮遊していた水分は氷柱へと姿を変え、それは大臣の太った体を余すことなく貫いた。
「ふふふ・・・・決して許さない。」
大臣の原型をほとんど留めていない肉塊を見てウルビナは少し笑った。そして、リグレットとディストの方を見る。
「あなた達も・・・この後邪魔してきそうだから死んでもらうわ・・・・」
死ぬ・・・私は死ぬのか・・・?ウルビナの憎しみが痛いほど分かる・・・私はウルビナを撃てない・・・私は・・・
「そう簡単に六神将を倒せると思ってたら甘いですよ!!」
ウルビナと、そしてうずくまっていたリグレットの足元に炎が舞い降りる。
そこにいたのは、顔とズボンの尻の部分が少し焼け焦げているディストだった。
「なかなかスリリングでしたよ・・・間違えば火傷じゃすみませんしねぇ。」
ディストが眼鏡を上げながら言う。正面からはカッコイイが後ろから見たら尻が破れてて正直かっこ悪い。
「そう・・・じゃああなたから殺してあげるわ・・・ジゼルはいつでも殺せるから・・・」
ウルビナがディストに手のひらを向けると、大量の水滴が襲い掛かる。
「ふん、その技はさっき見させてもらいましたよ!フレイムバースト!」
ディストの放った炎はウルビナを狙ったものではなく、ディストの正面で爆発。それで生じた炎の壁が
水分を全て蒸発させた。
「面白い防ぎ方ふるのね・・・でも、いつまで持つかしら?」
ウルビナ攻撃は激しさを増していく。実際、ディストは防御に精一杯だ。しかし、その中で叫んだ。
「リグレット!信じていますよ・・・あなたはウルビナとは違う・・・思い出してください!!」
76名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 20:53:20 ID:y/jM3vRd
>>75続き

私はウルビナと違う・・・?どこが・・・愛する人を殺されて・・・復讐しようとして・・・相手を殺して・・・ない。
私はヴァンを殺していない・・・あの時は殺せなかっただけでチャンスはいくらでもあった。
だったら・・・なんで殺さなかった?それ所か私はヴァンを・・・愛した・・・?
リグレットが目を開く。落とした譜銃が転がっている。それについているアクセサリ。
昔、混沌の乱の時愛する弟子と、助けた男の子がくれたアクセサリ。今でも輝きを放っている。
あの時・・・モースに敗北寸前まで追い詰められた時このアクセサリから伝わってきた音・・・
ティアの、スタン君の、マルセルの声・・・マルセルはあの時何て言った・・・?
「この世界を守る姉さんを誇りに思ってるよ。」
リグレットの耳に遥か昔に聞き覚えのある声が聞こえる。
ああ、そうか。マルセルはこの世界を愛し、そして死んでいった。マルセルはヴァンを尊敬していた。
そして・・・私もヴァンを知れば知るほど彼を愛していった・・・復讐は消えていった・・・
「そうか・・・・そうね・・・・」
リグレットがゆっくり立ち上がる。そして譜銃を拾いウルビナへ向ける。
「ウルビナ!あなたの気持ちは分かるわ!だけど・・・このままあなたの好きにはさせない!!」
ドウ!ドウ!と破裂音がする。銃弾は水分に阻まれたがウルビナはリグレットを見る。
「ジゼル・・・あなたなら分かってくれると思ったけど・・・残念だわ。」
ウルビナはディストの相手をやめてリグレットへ向かう。実際、ディストも限界に近かった。
「ふ・・・ようやくあなたになりましたね・・・・後はお任せしますよ・・・」
ディストは地面に伏せる。リグレットは駆け寄ろうと思ったが・・・やめた。まだウルビナがいる。
「あなたは武器を封じればお終いね!!」
ウルビナの放つ強烈な冷気が譜銃の一つを凍結させる。リグレットは迷うことなくその銃をすてる。
77名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 20:54:23 ID:y/jM3vRd
>>76続き

「ウルビナ・・・あなたは哀しい人ね・・・愛する人を失った事も・・・そして支えてくれる人がいなかったことも・・・」
リグレットが隙を見ながら銃弾を放つ。ウルビナもかわしながらリグレットに冷気を向けていく。
「戯言を・・・私にはサイアスしかいなかった!サイアスのいない世界なんて・・・私には必要ない・・・」
「私にも弟しかいなかった・・・でもね!固執し続けるのも愚かな事なのよ!!」
激しさを増す戦い。飛び交う銃弾と冷気。
「人間には足がある・・・前に進める・・・あなたはそれを辞めただけじゃないのよ!その弱さを
復讐としてごまかして・・・あなたは自我を保つために彼を利用してるだけよ!!」
「!?そんなことは・・・私は・・・私はああああああ!!!!」
ウルビナの力が暴走する。今までの比ではない大量の水滴がリグレットを襲う。
いくつかの水滴はリグレットの体を貫く。リグレットの体から鮮血が滴りおちる。しかし、彼女はとまらない。
「大臣と幹部を擁護はしない!必ず裁く・・・だからあなたも戦いをやめないさい!」
「嫌よ!私は幹部も殺す!復讐を果たす!どんな手を使ってもね!だから・・・倒れて!!!」
3つの大きな氷柱を召還、リグレットへ向ける。リグレットは瞬時にそれを叩き落す。
「ウルビナ・・・あなたにも支えてくれる人がいればこんなことにはならなかった・・・いえ、私達がもっと厳しく
管理していれば・・・ごめんなさね、ウルビナ。あなたの事は忘れない・・・ずっと私が背負うから・・・」
リグレットがウルビナを捕らえる。レイジレーザー。しかし、レーザーは放たれる前に凍らされる。
銃から出ることなく凍らされたレーザーはさながら剣のようだった。
「大きなこと言わないで!あなたの武器はなくなった!私の勝ちよ!!」
ウルビナは小さな氷柱をリグレットに向けて放つ。リグレットは何を思ったか凍らされた譜銃を手にウルビナへ・・・
氷柱がリグレットの美しい顔を切り裂く。頬から血が流れる。しかし、目はウルビナを離さない。
「さよなら、ウルビナ・・・私は・・・まだ負けられないの・・・・」
ウルビナの眼前に迫ったリグレットは・・・レイジレーザーの凍らされた銃を・・・まるで剣と突き立てるように
ウルビナの体に深々と突き刺した。
「か・・・はっ・・・そ・・・んな・・・・」
ウルビナの力が尽きたのだろうか。レーザーを凍らせていた力も解けて溜まっていたレーザーがさらにウルビナを
貫いた。ウルビナの体は大きく反った後、静かに地に落ちた。
「ウルビナ・・・・」
リグレットはウルビナを抱きかかえる。もう戦える力がないのは見て分かる。
「ジゼル・・・あなたの愛した・・・ヴァン・・・ってどんな人・・・・だったの・・・・」
「大きな人だった・・・そして人の痛みも分かる人だ・・・私は彼を知るほど惹かれていった。」
「そう・・・会ってみたかった・・・な・・・そうすれ・・・ば・・・私も・・・・・」
ウルビナは少しだけ・・・ほんの少しだけ笑ってみせた。そしてそのまま息を引き取った・・・・
「ウルビナ・・・あなたの死は無駄にしない。あなたのような人は誓って出させない・・・だから安らかに・・・・」
リグレットはウルビナの亡骸を抱きしめると静かに泣いた。

「ふん・・・やはり女だとあんなものか・・・残るは二人。順調に音素の欠片も集まっておる・・・
六神将よ・・・最後に笑うのは我々だ・・・・」
戦いを見ていた黒いローブの男は不敵に笑うと消えた。戦いはまだ終わっていない・・・・

今回はここまで。
78名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 20:56:58 ID:+wRBUZLg
続き気になる
79名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 21:04:14 ID:9YDWfRWX
ウルビナ(ノ_・。)
80名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 21:20:31 ID:XXZHudVX
ルークVS大導師イオン
大導師イオン「念のため聞いておこう、余の部下にならんか?」
ルーク「なっ・・ そっ、そんなっ そんな事」
大導師イオン「人間は最低だぞ、ルーク お前ほどの男が力を貸してやる価値の無い連中だ そんなやつらのために戦って それで勝ってもどうなる?」
大導師イオン「賭けてもいい、余に勝って帰ってもお前は必ず迫害される・・ そういう連中だ、人間とは 奴らが泣いてすがるのは自分が苦しいときだけだ 平和になればすぐさま不平不満を言い始める それが人間どもよ・・」
大導師イオン「そして…おまえは英雄の座をすぐに追われる 勝った直後は少々感謝しても 誰も純粋な人間でもないモノに頂点に立って欲しいとは思わない それが人間どもよ…」
ナタリア「違うくてよ 絶対に私達はそんな事しなくてよ」
大導師イオン「…それは姫よ…そなたがルークに個人的好意を抱いているからにすぎん それでは瘴気が1度消えた時と変わらん たった一人の感情では”国”などという得体の知れないものはどうしようもない事は公事にたずさわる そなたなら ようわかろう…?」
ナタリア「・・・・・」
大導師イオン「だが! 余は違う! 余はレプリカであろうと、どんな種族であったとしても強い奴に差別はせん! 叛旗をひるがえした今でもカンタビレやヴァンに対する敬意は変わらんよ…」
大導師イオン「さあ! どうするルーク 無益と判っている勝利のために命を賭けるか?おまえの価値を判っている者のために働くか…? いくらおまえができそこないのレプリカでも… この二択は迷うまい!? ……どうする!? ルーク!!」
ルーク「答えは・・ ”NO”だ」
大導師イオン「やはりできそこないのレプリカか・・ 甘い英雄の幻想とやらにしがみついていたいのか…」
ルーク「違う!」
大導師イオン「!?」
ルーク「…人間が…たまにそういうひどい事をするのなんて…百も承知だおまえの言う事も 嘘じゃないと思う …でもいいんだ! それでも俺はみんなが… …人間達が好きだっ!! 俺を育ててくれたこの地上の生物すべてが好きだっ!!」
ナタリア「ルーク・・ それでこそ王家の血筋であってよ!」
ルーク「……もし本当におまえの言う通りなら… 地上の人々すべてが それを望むなら… おれはっ… おれはっ…! …おまえを倒して…! この地上を去る…!」
大導師イオン「ふふっ…しかしまったく人間共にとってありがたいナイトよな…! お前たち疎んだレプリカにここまで言わせるとは…… 業の深い生き物よ…! …思い知らせねばならんっ!!! そんな連中に肩入れしたのが… おまえの最大の不運だという事をっ…!!!」
81名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 21:47:26 ID:tRMgKKKI
>>80
今のはインディグネイションではない、ライトニングだ
82名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 21:58:04 ID:9hsmhLIo
流石ダイネタ…w
上のもあわせてガイのガイ冒険作りたいw
83名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 22:04:35 ID:tFQ+Rf9e
大魔王ヴァーンさまだ!
84名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 22:11:08 ID:XXZHudVX
>>83
ヴァンは悪役としてのカリスマが足りないからハドラー止まり
85名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 22:14:25 ID:1kOP3Qjp
謝れ!ハドラーに謝れ!(AA略)
86名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 22:19:01 ID:tFQ+Rf9e
大魔王ヴァーン 勇者アヴァン師匠 ドラルゴンの騎士ヴァラン
どれでもイケる!イケる!
87名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 22:23:01 ID:plv0Gak3
アバンはジェイドっぽい
ヒュンケルがアッシュか?
88名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 22:28:15 ID:XXZHudVX
>>86
どれもヴァン先生がたとえ5体いたとしてもその器には収まりきりません
89名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 23:26:33 ID:b5bwMqBD
ちょっと長めのSS投下します。

ヌルいギャグなので苦手な方はスルーして下さい。
90テーマパークをつくろう!:2006/04/02(日) 23:28:35 ID:b5bwMqBD
>〜定例会議〜

ヴァン「ダアトにテーマパークを創ろう」
シンク「・・・は?」
リグレット「老若男女みんながダアトを楽しめるように六神将監修のテーマパークを創って、ダアトに観光客が沢山来て私たちが目立つうえに入場料、食事代、お土産代その他諸々でがっぽり稼いで俺たち途端に大金持ちだぜウッヒョーイ!計画とは流石です、閣下!」
ラルゴ「あの一言でよくそれだけわかるな」
アッシュ「ヴァン、そうなのか?」
ヴァン「いや、私が楽しみたいだけだが」
アッシュ「オイ」
ヴァン「とにかく、創ると言ったら創る!」
シンク「・・・765歩譲って本当に創るとしても、予算はどうするのさ」
ヴァン「いつも私がアッシュの給料から引き抜いていたヘソクリがある」
アッシュ「オォォォイ!!やたら月給安いなと思ったらお前の所為か屑が!!」
ヴァン「あとアッシュの私室のいらなそうなものを質屋に売ったり」
アッシュ「テメェェェェ!!もしかして喋るナタリア人形(非売品未開封)とかナタリア等身大タペストリー(非売品未開封)とか無くなってたのもお前か!!」
ヴァン「美品だったから高く売れたぞ」
ラルゴ「ちなみにそれを俺が買ってたりする」
アッシュ「畜生!返せよ!」
ラルゴ「買取金額120万ガルドだったんだが」
アッシュ「だからヴァンの所為で金ないって言ってるだろおぉぉぉ!こんちくしょおがぁぁぁ!!」
ヴァン「というわけで、資金は沢山あるので皆それぞれのアトラクションなどを考えてくれ」
アリエッタ「お友達といろんな人が仲良くなって欲しい…です」
リグレット「(アリエッタと一緒にかわいい動物とのふれあい広場を作りたい・・・でも言えない・・・)」
シンク「じゃあボクはお土産コーナーでも作っておくよ」
ラルゴ「じゃあ俺は安くてうまい食事処を・・・」
ディスト「ハーッハッハッハッ!この美しい薔薇のディストが持てる音機関技術の全てを駆使し、最高のアトラクションを作ってあげますよ!」
ヴァン「じゃあ私はディストと共同で作業しよう。で、アッシュ、お前は?」
アッシュ「屑が・・・屑が・・・」
ヴァン「駄目だなこれは。シンク、面倒をみてやってくれ」
シンク「はいはい。面倒臭い仕事はいつもボクだね」
91テーマパークをつくろう!:2006/04/02(日) 23:30:19 ID:b5bwMqBD
こうして、六神将たちは着々と準備を進めていった。その様子を少しだけ御覧下さい。

「レプリカ・・・今こそ決着をつける!」

「マルセル・・・どうしてあなたがここに!?」

「シンク・・・助けて!」

「アリエッタに危害を加える奴はたとえ神様ユリア様が許しても、このボクが許さない!さあ答えな!天国に行きたいか、地獄に行きたいか!」

「メ、メリルが二人だとー!?」

「悲しいですね、しぇんしぇい・・・今引導を渡して差し上げます・・・」

「たまご丼いかがですか〜?」

そして、ほぼ全ての施設の準備が整った頃…

ヴァン「諸君、私は重大な事に気が付いた…」
アッシュ「な、何だ…?」
ヴァン「このテーマパークの名前を決めていない…」
六神将「あ…そういえば…」
ヴァン「というわけで、みんなでで名前を考えるぞ。五分間考えてくれ」
92テーマパークをつくろう!:2006/04/02(日) 23:31:57 ID:b5bwMqBD
ヴァン「…よし、五分経ったな。あいうえお順でアッシュから!」
アッシュ「俺か…俺が考えたのは『だあと☆らんど』だ!」
ヴァン「うん………」
リグレット「……」
ラルゴ「うむ……」
アリエッタ「………」
シンク「………」
アッシュ「な、何だよ…」
ディスト「私でもさすがにこれはフォローのしようが…」
アッシュ「う、うるせぇぇ!屑どもがあぁぁ!」
ヴァン「えー…次、アリエッタ」
アリエッタ「えっと…『オラクルランド』…です」
ヴァン「うん。無難だな。次、シンク」
シンク「『肉塊パーク』」
ヴァン「一人よがりになってる上に絶対に客が集まらない名前だな。次、ディスト」
ディスト「ハーッハッハッハッ!私が考えたのは『ローレライ教団薔薇の園』ですよ!」
ヴァン「薔薇があるのはお前の管轄の場所だけだろう。次、ラルゴ」
ラルゴ「俺のは『神託の盾漢祭り』だ」
ヴァン「女性客はどうする気だ。最後、リグレット」
リグレット「私が考えた案は…えっと…わ、『わんにゃんスタジオ』…です」
ヴァン「うん、かわいいが動物がいるのは一部だけだな」
リグレット「////」
ラルゴ「…で、結局どうするんだ?」
ヴァン「では私の考えた『劇薬ワールド』にしよう」
シンク「最初っから自分ではそれに決めてたでしょ」
ヴァン「まあいい。それより、私たちだけでどんなものができたか見てみないか?」

というわけで、皆で見に行く事になりました。
93テーマパークをつくろう!:2006/04/02(日) 23:33:27 ID:b5bwMqBD
ヴァン「まあ、始めはやはりアトラクションからだろう」
シンク「流れで言えばそうだろうね」
アリエッタ「アリエッタ、遊園地初めて…です」
ラルゴ「ちょっと違うような気もするが」
リグレット「閣下と共に楽しめるならそれでいい」
ディスト「美しい私ならなんでも似合いますけどね」

ヴァン「さて、みんなに最初に紹介するのは、このおばけ屋敷なのだが」
ラルゴ「ほう。またベタな」
リグレット「閣下に危害を加えようものなら射殺してくれよう…」
ディスト「おばけ役は一般兵なんですから駄目ですよ!」
アリエッタ「?…シンク、震えてる…怖いですか?」
シンク「なななな何をババババカな事を(汗」
アッシュ(怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い)
ヴァン「若干一名何も言わないが行くぞ」
94テーマパークをつくろう!:2006/04/02(日) 23:35:14 ID:b5bwMqBD
※さて、暗闇なので音声のみでお楽しみください

「ごめんくださーい」
「そんな呑気なノリで…」

ガタッ!

「ヒエェェッ!?」
「シンク、みっともない声出してる…です」
「次の曲がり角で誰か出ます」
「…何故わかる?」
「赤外線スコープだ」
「言っちゃ意味ない…です」
「そ、それもそうだな」

ガタッ、ブラーン…

「ウギャアァァッ!」
「うん、自作とはいえなかなかの劇薬だな」
「苦労した甲斐がありましたねぇ」
「ははは話してる場合じゃなななないよっ!」
「シンクは怖がりだなあ」
「わ、悪かったね…」
ペチョ
「うおっ!?…何だ、こんにゃくか…これまたベタな…」
「そろそろ出口だぞ」


ヴァン「うむ…良い劇薬だったな…」
シンク「は〜、正直怖かった…」
アリエッタ「シンク、冷や汗すごい…です」
ラルゴ「意外と楽しかったな」
リグレット「…そうか?」
ディスト「おや…アッシュは?」
ヴァン「……居ないな。どこだ?」
ラルゴ「きっと中で失神でもしてるんだろう」


〜おばけ屋敷内部〜
一般兵A「お、おい…どーすんだ?コレ…」
一般兵B「ど、どーするったって…」
アッシュ「屑が…屑が…」
一般兵A「と、とりあえず、出口まで運んどくか…」
一般兵B「そ、そうだな…」
95名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 23:37:57 ID:b5bwMqBD
すいません、ちょっと自分の予想以上に長くなっちゃいそうなので、続きはまた後で投下します。

どうか見てやって下さい。
96名無したんはエロカワイイ:2006/04/02(日) 23:51:07 ID:95OGU5v2
続き楽しみにしています。
97名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 00:58:08 ID:lHDpuSuv
毎度ながらオモスレー
98名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 02:18:31 ID:zk1c0FY3
意味深な準備のセリフにwktkしたのに笑いに突き落とされた
腹筋が痛いので続きを早急に要求する

所謂GJ
99名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 14:02:07 ID:fQndyzsQ
今まですごく聞きたかったんだけど、
六神将の中だと誰が一番人気あるんだろう?
やっぱアッシュなのかな。
100名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 14:08:31 ID:MhCWsZ1x
一番人気は準主人公なアッシュだと思うなあ
そんな自分はディスト好きな少数派
101名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 14:42:09 ID:4h0KbsaF
俺は教官が・・・クールビューティーイイ。
もちろんこのスレみたいな可愛い教官もイイ。
102名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 14:57:20 ID:7T5XH9uI
肉塊パークにワロタwGJ!!
続き楽しみにしてますた
103名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 14:57:22 ID:s2YK0LMF
俺はやっぱアッシュが一番好きかな〜
104名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 15:00:12 ID:7T5XH9uI
sage忘れた スマソorz
105102:2006/04/03(月) 15:21:08 ID:7T5XH9uI
しかもレスアンカー付け忘れた罠
教官に撃たれて来まつ


ちなみに漏れはアッシュが好きだ
106名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 16:17:49 ID:lsGOFouY
シンクが好きだな。
でもやっぱ全員気に入ってる。
107名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 16:29:33 ID:QdSj5uKJ
>>100
えっ、少数派なのか? orz
108名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 17:07:10 ID:y/qmKVKQ
ちょっとこんなん考えてみたり。年齢とかはスルー推奨。
「劇薬荘へようこそ! 第一話 新しい始まり」

灰・・・火山灰が降っていた・・・俺の名はアッシュ。公爵子息だ。この度超名門『アビス学園』に通うために
ダアトに一人で送られた。俺はそこの学生寮でしばらく学校に通わないといけないらしい。
現在6の月。本来ならもう少し早くこっちに来れたんだが、色々な事情で転校扱いだ。
それで、先に学生寮で生活している、幼馴染のナタリアが迎えに来る手筈になってるんだが・・・・
「遅いな・・・いや、ナタリアが来ても紳士的に『今来たところさ』と言うべきだな。」
すでに約束の時間から1時間経過・・・独り言も言いたくなる。ふと、俺の前に短い赤い髪の男が立った。
「えーと・・・アッシュか・・・?火山灰積もってるぞ?」
「今来たところさベイベー・・・って!何故お前なんだ!ナタリアはどうしたぁ!?」
俺の前に立った短い赤い髪の男・・・同じく幼馴染のルークだった。話が違う。
「あー・・・ナタリアは『折角アッシュと会うのに、おめかししない訳にいきませんわ!』とか言って未だに寮だよ。」
おめかし・・・ナタリアの奴可愛いじゃないか。よし、来るまで待とう!
「ルーク・・・俺はナタリアの気持ち無駄にできん!先に帰れ。俺はナタリアを待つ。」
決まった・・・ナタリアが聞いたら卒倒するな。しかし、ルークは頬を掻きながら言う。
「あー・・・あの感じだと明日までかかりそうだけど・・・待つか?」
「ルーク!何もたもたしてんだ屑が!さっさと案内しやがれ!!」
冗談じゃなかった。ナタリアには寮で会ってから卒倒させよう。
「やれやれ・・・相変わらず無茶苦茶な奴・・・」
ルークは一言ぼやくとアッシュと共に学生寮へ向かった。
109名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 17:08:27 ID:y/qmKVKQ
>>108続き

「おい、ルーク・・・・これか?」
「?そうだけど?何か変か?ああ、お屋敷よりしょぼいってか?気にするなって〜。」
お屋敷よりしょぼい・・・いやしょぼいと言うかすでに城のようだった。これが寮と言えるんだろうか。
ルークがカードキーにようなのを使って門を開ける。すると門はゴゴゴゴゴゴと音を立てて開いた。
中はさらに一層広かった。寮の管理人・・・師であるヴァン先生は一体どんな権力があるんだろうか・・・
庭をぬけて寮の中に入る。間違いない・・・これは城だ。寮と言う名の城だ・・・
「ああああーーーー!やっべぇ!バイトの時間だ!!」
ふと、ルークが叫びだす。何だ、バイトしてやがんのか。
「アッシュ、適当に人捕まえてヴァン先生のトコ案内してもらって!俺急がないと!じゃあな!」
「あ、おい!ルーク!!」
よほど急いでいたんだろうか・・・ルークがダッシュで外へ走っていった。取り残されたアッシュ。
「やれやれ・・・仕方ない。歩き回れば誰かに会えるだろ。」
アッシュは適当に寮を歩き始めた。しかし・・・マジで広い。階段とかも超豪華だ。色々な絵画も飾ってある。
アッシュが歩き始めて3分くらいした頃だろうか。人の気配を感じる部屋を見つけた。
丁度いいや、ここの奴に聞くか。アッシュがそう思い扉をあけると、中にいたのは腰まで届きそうな長い髪。
前髪で片目は隠れているが、綺麗な女の子だった。問題はない・・・その子が服を脱ごうとしている以外は・・・
チラリと除く下メロン。ウエストのクビレはそこに目を集中させ・・・って違う違う!やばい!いや、ここは紳士的に。
「・・・えーっと・・・その・・・そうだ!ヴァンせんせ」
「き・・・きゃああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
俺が説明しようとする前に響き渡る女の子の悲鳴。やばい・・・逃げ・・・
「どうしたティア!?貴様誰だ!白昼堂々私のティアの着替えを覗くとは・・・死んで償え!!」
「先輩!この人いきなりドアを開けてきて・・・」
突如現れた金髪をポニーテールにしていて、少し目つきの鋭い・・・そして美人のミニスカートをはいた女。
「いや・・・これは誤解で・・・・」
金髪は腰の部分から2丁の拳銃を取り出す。こいつマジか?
「問答無用!!天罰!!!」
金髪が銃を連射する。体にBB弾が当たりまくる。くそ、ブローバックだから打ち放題か?しかもイテエ!!!
「うお!づあ!痛い!痛い!!」
アッシュの悲鳴が響く。突如銃声がやむ。弾切れか?
「てて・・・だから誤解だって・・・うお!?」
「はぁぁぁぁぁ!!てりゃああああああああ!!」
金髪が跳び蹴りをしてくる。スピードもタイミングも申し分ない。かわせない・・・・いや・・・
「見えた!!!」
メキョ・・・・金髪の蹴りは見事にアッシュの顔面を捕らえた。ブラックアウトーーー
「何だ?見えたって言うからかわすのかとーーーー」
遠ざかる意識の中で聞こえた金髪の声。甘いな、俺が見えたのは蹴りなんかじゃなくーーーー

110名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 17:09:56 ID:y/qmKVKQ
>>109続き

「今年も楽天よえーーー!」
意味不明な事を言いながらアッシュは目を覚ました。目の前にいたのは微妙に似合ってない髭を生やして
髪を括っている男・・・ヴァンだった。
「起きたかアッシュ。いや、災難だったな。」
記憶を整理する。ヴァン探す→覗きにされる→逃走図る→金髪にKOされる。災難だな、これは。
「てて・・・でもおかげで先生には会えたみたいだな・・・」
アッシュは顔をさすりながら言う。ヴァンはアッシュを起こすと手を引いて大部屋に向かった。
「さぁさぁ、今日の主役の登場だ!みんな席につけーーー!」
大部屋に入るとヴァンは手をパンパンと叩きながら声を上げた。何人かの男女が席につく。
「ほれ、アッシュ。お前の席はそこだ。」
ヴァンに言われるままに席につくアッシュ。見ると、昼間の長髪と金髪。幼馴染のルーク、ガイ、ナタリアの
姿も確認できた。
「よし、それではこれからこの男、アッシュの『ようこそ劇薬荘へ!歓迎パーティー!』をはじめる!」
ヴァンが宣言するとみんながウォーと声を上げた。
「うむ、それでは先ずアッシュから自己紹介をしてもらおう。みんなも順番にやっていくんだぞ〜。」
ヴァンに指名されてとりあえず席を立つアッシュ。一礼する。
「ええと・・・俺の名前はアッシュ、高等部1年だ。これからこの劇薬荘で世話になる・・・よろしく頼む!」
当たり障りのない挨拶。みんなから拍手が聞こえてくる。
「うむ、それでは先ず・・・アニス。お前からだ。そのまま時計周りだ。」
ヴァンに指名された女の子。黒めの髪をツインテールにしている小さい子だ。
「はぁ〜い。私はアニスだよ。中等部の3年だから来年から一緒だね。よろしく!」
元気そうな子だ。隣に座ってる緑の髪の大人しそうな子が席を立つ。
「初めまして、僕はイオンです。アニスと同じで中等部3年です。よろしくお願いしますね、アッシュ。」
にっこりと笑う。可愛い奴だ・・・ん・・・?こいつ僕って言ったか?
「ちょっとタンマ・・・イオンだっけか・・・・僕・・・?」
アッシュの質問にイオンはまたにっこり笑って言った。
「ええ、僕はこれでも男ですから。お風呂一緒でもびっくりしないで下さいね。」
やべぇ・・・俺一瞬男にときめいた・・・風呂・・・慣れるまでビックリしそうだな。
「えと・・・アリエッタです。中等部3年・・・よろしく・・・です。」
次はピンクの長い髪をした少女が自己紹介をする。大人しそうな子だ。その隣・・・何だこいつ・・?
「まぁ、自己紹介しない義理はないかな。僕はシンク。中等部3年だよ。・・何?」
111名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 17:11:05 ID:y/qmKVKQ
>>110続き

「いや・・・何でそんな変な仮面つけてるのかなと思って。」
率直な疑問だった。仮面・・・もといシンクはただ一言
「ファッションさ。」
と答えた。どんなセンスしてんだ・・・次は・・・・金髪だ・・・
「さっきはすまなかったな。私はリグレット。高等部の3年だ。高等部に通うのは後1年足らずだが
大学に進学が決まってるから寮にはまだ居るんだ。よろしくな、アッシュ。」
さっきの鬼の形相からうって変わって優しい顔だった。次は鬼太郎ヘアーか。
「私もごめんなさい。兄さんから新しい人が来るって聞いてたのに・・・」
「兄さんて・・・ヴァン先生の妹なのか?」
びっくりして聞いてみる。するとヴァンが立ち上がって言う。
「うむ、私の自慢の妹だ。どうだ、アッシュ。可愛いだろう?やらんぞ?ティアは私の物・・・げぶふぅ!」
抱きつこうとしたヴァン先生にさらりと裏拳をかます。この女・・・・できる。
「粗相を見せたわね。私はティア。高等部の1年よ。よろしくお願いね、アッシュ。」
きっとティアは怒らせない方がいいな・・・次はルークか。
「俺もすんのか?えーと、ルーク。高等部1年。まぁ、説明いらねえだろ?」
御もっともだ。次はガイか。
「よぉアッシュ。久しぶりだな。俺は高等部の2年なんだ。まぁ、一緒に仲良くやろうぜ!」
相変わらず爽やかな奴だった。次は・・・・・・
「アッシュ、会いたかったですわ。」
思わず見とれてしまった。ナタリア・・・・本当に綺麗になった・・・・
「ナタリア・・・俺も会いたかった・・・・」
さらりと恥ずかしい事を言ったな、俺。ん?隣の髭親父が獅子のような顔してんな。
「・・・俺はラルゴ。アビス学園の体育の教師だ。」
「へ・・?先生も寮に住んでるの!?いや、生徒には見えなかったけどさ。」
アッシュはびっくりする。学生寮に住む先生など聞いたことがない。ヴァンがフォローする。
「なぁに、こういうのもありだと思ってな。はっはっはっはっは!」
「こういうのも面白いですよ?ああ、私はジェイド。譜術を教えています。」
笑うヴァンを横に眼鏡をかけた男が言う。その横に一人豪華そうな椅子の男が。
「はーっはっはっはっはっは!よく聞きなさい、我が名を!私は譜業の担当、ディストですよーー!!」
台詞が派手な割りに案外普通だった。最後にヴァン先生だ。
「うむ、では最後に私が自己紹介をしよう。知っての通り、名前はヴァンだ。この劇薬荘の管理人兼
寮の料理人兼、学園理事長だ。」
何だか色々肩書きがあるようだった。てか、忙しそうだ。
「よし、最後にこの寮の約束だ。この寮はみんなが家族だ。ルールはそれだけだ。」
家族・・・ナタリアも、ルークも、ガイも、先生も・・・・みんなが家族・・・・楽しそうだ。
俺の新しい生活・・・・その一歩目が今日から始まった。この『劇薬荘』で・・・

続く・・・かな
112名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 17:24:18 ID:VY7i0WNZ
>>99
人気≠キャラスレの賑わいだとは思うけど、各個人スレの総レス数を調べてみた。

アリエッタ 2440
アッシュ 1680
リグレット 1614
シンク 1363
ディスト 624
ラルゴ 169


以下おまけ。
ヴァン 412
ルーク 4455
ティア 16157
ジェイド 3844
アニス 2536
ガイ 3259
ナタリア 2224
113名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 17:33:12 ID:UfldNXC1
>>112
メシュティアリカ…
114名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 18:00:55 ID:7CCmuClz
>>112
やっぱりディストは少数派…?
いや、自分はもう荊道を進むよ。
115名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 18:02:13 ID:4Cud6JMl
ティアスレはまあ、特殊な例だ
116名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 18:04:47 ID:WJM6dUQB
>>114
スレは同じ人が何度も書き込んだりしてレスが多かったりするから
レスの数と人気は関係ないよ。
117名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 19:09:34 ID:7CCmuClz
>>116
ありがとうよ・・・
118名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 19:57:36 ID:Hg3v0S9I
つーかラルゴって年齢を考えるとヴァンが息子でもおかしくない年なのか・・・想像すると笑える
119名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 21:09:24 ID:VhWwY+7a
屑が!パソコンぶっこしたw
携帯からの、うpの方法が分からんorz

アッシュ、教えてくれ…
120名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 21:12:01 ID:4mQhkDXD
俺ティアスレ住人だけど
六神将じゃディストが一番好き
121名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 21:24:32 ID:QXoycEpT
シンク「一つ秘匿のカメンジャー!!」
ラルゴ「二つ不断のシシレンジャー!!」
アリエッタ「三つみなしごケモレンジャー!!」
リグレット「四つよいしょのガンレンジャー!!」
ディスト「五ついつものバラレンジャー!!」
ヴァン「六つ無敵のヒゲレンジャー!!」
アッシュ「七つナイトのデコレンジャー!!」
ALL『闇断ち、魔討つ!! 屈強戦士!! 我等オラクル、ロクジンジャー!!』


とか、アビスマンに対抗してやれば良いのに、とか仕事中にふと思った
122名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 21:35:09 ID:dKv8c48A
>>121
ちょ、はまり過ぎwwwテラバロスwwwww
123名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 21:43:45 ID:/Q2iSBaD
>>121
GJ!ヒゲとデコに吹いたwwwww
1247人の戦隊モノと言えば:2006/04/03(月) 21:47:52 ID:oGrd296n
アッシュ「邪悪な屑が迫るとき・・・」
ディスト「呼ばれてないのに現れる!!」
ラルゴ「使命に燃える7つの光が・・・」
アリエッタ「勇気と希望で世界を救う・・・です」
ヴァン「メシュティアリカタンノメロン!
     ファンタスティック イエー!!」
シンク「いや、何で僕まで、こんな事やってるんだ・・・」
リグレット「我ら、7人そろって・・・・・・」
全員「たまご丼戦隊!! ロクジンジャー!!」
125名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 21:51:25 ID:Dh6wOgkw
ちょWWWWWW戦隊ネタテラオカシスwwwwwww

さておき、ラルゴネタ行きます。
126釣りに行こう-1-:2006/04/03(月) 21:52:44 ID:Dh6wOgkw
ラルゴ「ふむ…今日もいい天気だな。…久しぶりに行くか…な」

初夏を迎えたダアトは朝から日差しは強いものの、爽やかな風が吹きぬけ誠に心地よい。
俺――黒獅子ラルゴ――は、折角の非番日、何をするか持て余していた所だったが
久しぶりに釣りにでも行こうかと思い立ったのだった。

傭兵稼業の合間にはよく亡き妻シルヴィアを連れ、バチカル港で釣り糸を垂れたものだった。
ここしばらく軍務が忙しかったせいで長いこと釣竿もホコリをかぶったままだったが、
折角自然豊かなダアトに暮らしているのだ。一人静かに釣りにいそしむのも悪くないだろう。
思い立ったが吉日。俺は弁当を用意し、道具を携えダアト港へ向かった。
軽装に着替え、麦わら帽子をかぶる。…これなら誰も黒獅子ラルゴが釣りをしているとは思うまい。



ラルゴ「…この辺がいいか。よぉし!」
ダアト港から少し離れた岩場。…俺の長年の勘が告げている。ここは絶好のポイントだ。
さっそく腰をどかりとおろすと釣り開始!!
風が心地よい。日差しも夏が近いことを感じさせる。
我慢できずに布袋に入れたビールをあおる。…最高だ!!!
これで大漁なら言うことは無いな!うん!!!

…なのだが。

ラルゴ「釣れんなぁ…ポイントは悪くないがなぁ?」

そう、釣れないのだ。一匹も。
エサには食いつくのだが、どうも奴さん達、逃げ足が速い。
開始して小一時間。未だ釣果はゼロ。ビールの減りばかりが順調だ。

ラルゴ「ポイントを変えるか…?…いいか、こうしてのんびりやるのもまたいいさ。」
??「…何をさっきから独り言言ってるのさ?メチャクチャ不審なんだけど?」
ラルゴ「何奴!?」
127釣りに行こう-2-:2006/04/03(月) 21:54:52 ID:Dh6wOgkw
>>126続き

見るとそこにはシンクとアリエッタが立っていた。
シンクは巨大な紙袋を抱えていた。アリエッタはいつものお供の姿が無い。
二人で買い物にでも来た帰りなのだろう。

ラルゴ「お前さん達か…そっちはデートの帰りか?」
シンク「バッ!!バババババカ言わないでよね。僕はアリエッタの買出しに付き合って…(////)」
アリエッタ「シンクにお手伝い…してもらったの。ラルゴ…釣れてる?」
ラルゴ「はは、なかなか釣れなくてなぁ。…しかし、よく俺だとわかったな?」
シンク「麦わら帽かぶった巨漢がビール飲みながらブツブツ独り言言いながら釣りしてるから
    どこのクッ○ングパパかと思ってたらアンタだったってわけさ」
ラルゴ「…そうか。(後半よく分からなかったが)どうだ?デートの途中だがお前さん達も一緒に?」
シンク「だだだだからデートじゃないって…(////)…お遊びに付き合う義理は無」
アリエッタ「面白そう!…ねぇ、シンク…」
シンク「…付き合わない義理は無いね」

こうして3人で釣り再開となった。

アリエッタ「きゃ…何…コレ…?」
ラルゴ「これはゴカイって虫だ。これを釣り針につけてエサにするんだ」
アリエッタ「き、気持ち悪い…です…」
ラルゴ「どれ、アリエッタのは俺がつけてやろう。シンクは大丈夫か?」
シンク「ご心配なく。一人でいいよ(ぼ、僕は空っぽだからね…うぇ、手になんか汁ついた…)」
アリエッタ「えーと、遠くに飛ばすの…?」
ラルゴ「力を入れすぎてもかえってダメだ。いいか、こう…」ブンッ

シンク(なるほど。ああやるのか…)ブンッ「…こんな感じ?」
ラルゴ「そうだ。いいぞ!あとは引くまでこのまんまだまってよう」

アリエッタ「大きいの釣れたらいいな…」
シンク「…そう甘くはないんじゃない?」
ラルゴ「…アリエッタ!引いてるぞ!慌てず竿を立てるんだ!!」
アリエッタ「え?あわ、引いてる引いてる!!」

いきなりアリエッタに当たりが来た。なんと30センチはあろうかという大物アジ。
こいつは幸先がいい!
128釣りに行こう-3-:2006/04/03(月) 21:56:17 ID:Dh6wOgkw
>>127続き

アリエッタ「やったやった!すごいですっ!」
飛び跳ねて喜ぶアリエッタ。無理も無いな、初めての釣りでいきなり大物が釣れれば楽しいだろう。

シンク「ちょ…僕にも!!」
ラルゴ「いいぞ!落ち着くんだシンク!!」

シンクもまた大きいアジを釣り上げた。やはりここは良いポイントだったようだ。

ラルゴ「二人とも凄いじゃないか!その調子でガンガン釣るんだ!」
アリエッタ「頑張る…ですっ!」
シンク「面白くなってきたよ…張り切らない義理は無いね」

こうして昼近くなる頃にはシンクとアリエッタでバケツ一杯の魚を釣り上げた。
アリエッタに至ってはザブトン並みのヒラメまで釣っていた。センスがあるのだろうか。

シンク「…肝心のアンタにまだ当たりがこないね…」
アリエッタ「…可哀想…なんで?私たちの近くにいるのに?」
ラルゴ「…そこが釣りの楽しいところ、不思議なところでな…例えば同じ釣り船に乗っていても
    片方は大漁、片方はボウズ、ってのはよくあるんだ。ハハハ、魚の気持ちはよくわからんがな」
シンク「…奥が深いね」
アリエッタ「じゃあ場所さえ良ければいいってわけじゃないの?」
ラルゴ「そういう事だ。…さて、昼飯の支度をしよう。…アリエッタ、アジ一匹もらうぞ」
アリエッタ「あ、うん…」
ラルゴ「さて…」

パカパパカパパーン♪
☆☆☆   ラルゴ流クッキング!!   ☆☆☆
ラルゴ「今日は『なめろう』を紹介しよう!!」

材料…アジ(サンマ、イワシ等青魚であればなんでもいい)
   ミソ、ネギ、シソの葉、ショウガ少々、酒少々

@  まず魚を3枚にオロし、骨を取り除き、皮をむいておく
A  ネギ、シソの葉を細かく刻む
B  @とAを合わせ、ショウガ、ミソを加え、まな板の上でとにかく叩く!!
C  粘りが出てきたら酒を1,2滴だけ加えさらに叩く!!
D  まな板にへばりつくくらい粘りが出たら完成!!

ラルゴ「…『なめろう』とはチバの漁師さん達に伝わる料理だ!
    ご飯にのせてもいいし、酒のつまみにもピッタリだ!ぜひ作って見てくれ!うまいぞっ!」
シンク「…さっきから誰にしゃべってるのさ?そこのクッキン○パパ?」
ラルゴ「ん?俺なにかしゃべってたか?」
シンク「まぁいいさ…お昼にしようか?」

129釣りに行こう-4-:2006/04/03(月) 21:57:32 ID:Dh6wOgkw
>>128続き

ラルゴ「まぁ、昼飯といっても俺の作ってきたおにぎりと、今作った『なめろう』だけだがな」
シンク「…ラルゴ、これはおにぎりじゃなくて砲丸だと思うよ」
アリエッタ「大きすぎ…です」
ラルゴ「ははは!まさかお仲間が来るとは思わなかったんでな!多ければ残してくれ」

のんびりと潮風を受け、握り飯を食う。…一人で食うよりはやはりうまい!

アリエッタ「おいしい!!これおいしいです、ラルゴ!」
シンク「大きいのだけが難点だね。このナメローってのもうまいよ」
ラルゴ「そいつは良かった。…なぜか海辺で食う握り飯は旨いんだよ…不思議なもんだ」
アリエッタ「大勢だからすごくおいしい!」


思い出す…釣竿を夢中で握る俺にシルヴィアがそっと握り飯を差し出してくれた事を。
「ありがとう」と言う俺にシルヴィアは微笑みながら二個目を差し出す。
「いつか『親子三人』で来ような…」今は虚しく心に響く。…シルヴィア…メリル…


アリエッタ「…ルゴ。ラルゴ?」
シンク「どうしたのさ、ボーッとして?」
ラルゴ「ん?…ああ、いやなんでもない。…ほう、二人とも完食したのか!?」
アリエッタ「なんだかんだ、おいしかったから…」
シンク「不味いものを食べる義理は無いからね」
ラルゴ「そいつは良かった!さて、俺は片づけをやっとく。お前さん達は第2ラウンドだ!」


こうして午後の部がスタートしたが順調なカップルに比べ、俺は相変わらずゼロ行進が続く。
あっという間に夕暮れが近づいてきた。

アリエッタ「…釣れないね…」
シンク「運、なんだろうね…」
ラルゴ「そういう事さ。まぁ、こういう日もある。…お?来たかな?」

…遅ればせながらよやく当たりが来た。よし、こいつを釣り上げて本日のフィナーレとしよう!
130釣りに行こう-5-:2006/04/03(月) 21:58:55 ID:Dh6wOgkw
>>129続き

シンク「え、何、来たの?」
アリエッタ「ラルゴ、頑張って!」
ラルゴ「おうさ!…重いな…大物か?…そうらっ!」

…しかし。

シンク「何コレ。」
アリエッタ「鉄…クズ?」
ラルゴ「人形…違うな、音機関…?『たる…ろう…えっくす?』」
シンク「…プッ」
アリエッタ「ふふふ…」
ラルゴ「はははははは!!!参った参った!!!」

やれやれ。オチがついたところで今日はこれまでだな。
ガラクタはディストに見せれば何かわかるかもしれん。

シンク「それ、捨てちゃったら?」
ラルゴ「そうはいかんさ。マナーって奴でな。海は俺一人のモンじゃない」
アリエッタ「じゃあ、お片づけして…帰ろう」
ラルゴ「そうだな、ようし!帰るぞ!今日はご馳走だ!みんなで腹いっぱい魚料理を食おう!!」
シンク「アンタの料理は旨いからね。反対する義理は無いね」
アリエッタ「他のみんなも…一緒に!」
ラルゴ「そうだな、腕を振るわないとな!」

…楽しい休日だった。はからずも充実した一日だった。
こういう日もたまにはいいさ。さて、帰ろう。他の連中も呼んで宴会と行こう!!


…シルヴィア…俺は元気だ…おかげさんで明日も元気でやれそうだ…

薄暗くなった空に顔を出した一番星に俺は心の中でつぶやいた。明日もいい天気になりそうだ。
131釣りに行こう-終-:2006/04/03(月) 22:03:20 ID:Dh6wOgkw
終了です。ラルゴのおとっつぁんぽさを書きたかったりした。
…48才だったのか…
132名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 22:15:24 ID:MhCWsZ1x
>>131
おおおお、リアルタイムで読んだ。
ほのぼのとしてて和みました。超GJ!!

なんかディスト好きが案外多くて嬉しいな!
そんなおいらは自称少数派の100でした。
133名無したんはエロカワイイ:2006/04/03(月) 22:45:02 ID:QXoycEpT
>>131
和み系GJ

ホントラルゴは満点パパですよ
あの乳母の話を聞く限り、純粋に親バカになっていたと思われる
134名無したんはエロカワイイ:2006/04/04(火) 00:26:21 ID:8D7+BibD
>>124
ついさっきニジブラックの称もらったばかりだったから吹いたw
シンクが元ネタに凄く合ってるな
135名無したんはエロカワイイ:2006/04/04(火) 01:03:09 ID:HUUr6H8V
>>131

俺こうゆうの好きだGJ
136名無したんはエロカワイイ:2006/04/04(火) 08:31:17 ID:qAQ2/Je8
>>131
GJ!
六神将って家族を失ったりしてる人が多いから、こうして疑似家族化しててもおかしくないよな
137名無したんはエロカワイイ:2006/04/04(火) 13:20:02 ID:rHFp+oyB
人気の話だけど、検索して最初に出てきたサーチで
登録されてるサイト数比べてみた。↓

■ヴァン(49)
■アッシュ(718)
■リグレット(32)
■アリエッタ(93)
■ディスト(219)
■シンク(248)
■ラルゴ(9)

アッシュは置いといてもディスト結構人気あるぞw


>>128
>うまいぞっ!
クッキングパパワロスw
138名無したんはエロカワイイ:2006/04/04(火) 13:35:00 ID:Mda/h6Jh
ラルゴ……
ディストはジェイドや陛下がいじってくれるから結構オイシイ立ち位置なんだな
シンクとヴァンの人気具合は意外だった
139名無したんはエロカワイイ:2006/04/04(火) 15:07:55 ID:CTzOiDRI
シンクは緑関連で人気だとは思っていたけど、ヴァン以外だw
だけどリグレットがもう少しあると思っていた・・。
140名無したんはエロカワイイ:2006/04/04(火) 16:54:08 ID:1GvxkeK8
ディストやシンク辺りは腐女子サイトが結構なのでは?
あ、別に俺はアンチ腐じゃないよ
141名無したんはエロカワイイ:2006/04/04(火) 18:33:04 ID:XzjFdpE0
ラルゴスレがdat落ちしました…
142名無したんはエロカワイイ:2006/04/04(火) 23:05:54 ID:HUUr6H8V
リグレットのやつが少ないのも残念だかラルゴのやつが少ないのはさらに残念だ
143名無したんはエロカワイイ:2006/04/04(火) 23:46:57 ID:ggkd6KM3
需要なさげだけど・・・「劇薬荘へようこそ! 第2話 焔の転校生!」

朝日が差し込んでくる。朝・・・だ。今日から俺もアビス学園の生徒・・・か。
アッシュは布団の中でウトウトしながらそんな事を思っていた。
「起きるか・・・うん、時間もこんなもんだろ。」
時計を見る。7時10分過ぎくらいだ。学校は8時45分から。かなり余裕が持てる。
「ん?アッシュか。おはよう。」
アッシュが部屋を出ると金髪・・・リグレットが丁度アッシュの部屋の前を通った。
白いブラウスに白いセーター。赤のネクタイをしていて、黒いスカートはばっちり短くなっている。
どうやら女子の制服のようだ。腰の部分に2丁のエアガンがあるのは見なかったことにしよう。
「ああ・・・えーとリグレット先輩だっけか?おはよう。もう学校行くのか?」
記憶の糸を辿りながらアッシュが言う。リグレットは少し笑うと
「先輩は別につけないでいいぞ?私は部活の朝練があるからな。それじゃあ行って来る。」
と言って、玄関の方へ向かった。アッシュはリグレットを見送ると大広間へ向かった。
大広間には何人かの寮生がいた。確か・・・
「あら、アッシュ。早いのね。」
髪の長い・・・先生の妹のティアだ。とりあえず挨拶を返しておく。席に着くとすでに朝ご飯が用意してあった。
朝食はたまご丼だ。それに漬物が少々。結構普通の朝ご飯のようだ。
「あら、アッシュ。お早う御座います。隣よろしいかしら?」
後ろから声が聞こえる。見るとネグリジェ姿のナタリアがいた。
「ぶふっ!お前なんて格好を・・・」
思わずナタリアの悩ましい体を凝視してしまう。やばい、これは劇薬だ。
「あら、いいじゃありませんか。私たちは家族ですわよ?みんな結構こんなものですわよ?」
アッシュの隣に腰掛けながらナタリアが言う。中等部連中ならまだしも、高校生が・・・目に毒だ。
どうやらアッシュが朝食をとりにきたのは結構早めだったらしく続々と寮生が広間に集まりだした。
「お早う、諸君。今日もいい朝だ。たまご丼を食べてしっかりがんばって来い。」
仕事が一段楽したのか、ヴァンが厨房から顔をのぞかせる。今日も微妙に髭が似合ってない。
「よぉ、アッシュ。今日から学校だな!」
ルークがアッシュの席の前に座る。
「そういえばアッシュはどのクラスになるんだろうな?1年はどんな風になってたっけ?」
ルークの隣にいたガイが口を挟む。
「ええと、私がA組。ルークはC組でティアがD組ですわね。」
ナタリアが思い出しながら説明する。アッシュの脳内ではすでにA組でナタリアと一緒にいる妄想が溢れていた。

144名無したんはエロカワイイ:2006/04/04(火) 23:47:45 ID:ggkd6KM3
朝食を終え、支度もすんだアッシュはルーク、ガイ、ティア、ナタリアと一緒に登校する。ナタリアもティアも
リグレットのような制服姿だ。一つ違うのはネクタイの色か。1年組は青だ。2年のガイは緑。
どうやら1年は青、2年は緑、3年が赤と学年ごとにネクタイで色分けしてあるようだ。
ちなみに男子も同じような格好だ。白のカッターに白のセーター。黒のズボンと普通の制服だ。
これから暑くなればセーターはいらなくなりそうだ。
劇薬荘は寮だけあって学校からはかなり近い。すぐに学校につくと、アッシュはナタリアにつれられて職員室へ
連行された。しばらく待っていると嫌味ったらしい太った男が現れた。
「ひゃは!君がアッシュかね?私は校長のモースだ。これから3年間がんばってくれよ。」
見た目はあれだが、案外普通の人だ。隣にいた真面目そうな男も自己紹介をしてくれる。
「アッシュ君、私は教頭のトリトハイムだ。しっかり勉学に励んでくれよ?おっと、担任がきたようだ。」
教頭が指差す先。そこには白い肩くらいまでの髪をした綺麗な女性がいた。
「あなたが転校生のアッシュ君ね。私がA組の担任のリフィル・セイジよ。さぁ、行きましょうか。」
リフィルと名乗った担任と挨拶を交わす。ん?A組っつったか?
「あ、先生。俺は・・・A組なんですか?」
廊下を歩きながらリフィルに問う。
「ええ、そうよ。ああ、私は遺跡学を担当してるの。1年間よろしくね。」
にっこりと笑うリフィル。やばい、年上好きではないが・・・クラクラしてしまった。
それより!A組だよ!ナタリアと同じクラス!アッシュは脳内でひゃっほーーーう!とお祭り騒ぎだった。
「はいはい、静かに!今日は転校生を紹介します!アッシュ君、入って。」
リフィルに言われるままに教室に入るアッシュ。ざっと見渡すとナタリアがいる。ガッツポーズ。
「えーと・・・今日からこの学校に通うことになったアッシュ・フォン・ファブレです。よろしくしてくれ屑が!」
つい口癖が出てしまう。いきなりやっちまったか・・・しかし、クラスメイトは臆することなく笑い出した。
「はっはっは、屑にされちゃったよ〜」「ねぇねぇ、結構イケメンじゃない?」「こっちこそよろしくな〜」
と様々な声が聞こえてくる。どうやら大丈夫そうだ。
「ほらほら、質問は休み時間になさい。じゃあアッシュ君。君はあそこの空いてる席に行って頂戴。」
リフィルに促されるままに席につくアッシュ。今日から・・・ここが俺の席か・・・ナタリアの席から遠いのは残念だ。
「それじゃあ1時間目は遺跡学だからこのまま授業いくわよ。」
担任のリフィルが授業を始める。教科書は事前に用意してあるからバッチシだ。
しかし・・・クールビューティーだった先生は授業中は何か興奮気味で怖かった・・・
授業中、隣の席の男が小声で話しかけてきた。
「なぁ、俺ロイド。ロイド・アーヴィングっていうんだ。よろしくな!」
ちょっと馬鹿っぽい・・・でもいい奴そうだ。
「ああ、俺はアッシュだ。よろしくな、ロイド。」
「ロイドいいな〜。もう転校生君と仲良しになってるよ〜。」
ロイドの前の席の長い金髪の少女がどこか間の抜けた声で話してくる。
「あ、私はコレット・ブルーネルっていいます。よろしくお願いします〜。」
直感で分かる・・・この子は天然だ・・・そんな事を思っていると隣のロイドを襲う物体が去来した。
「へぶしっ!!」
「ロイドーーーー!!私の授業がつまらんかーーー!!ちゃんと聞きなさい!!」
飛んできたのは先生の足だった。どうやら怒らせないほうがよさそうだ。
145名無したんはエロカワイイ:2006/04/04(火) 23:48:29 ID:ggkd6KM3
昼休み。アッシュはロイドとコレット。それからナタリアと一緒に食堂へ向かっていた。
「よかったですわね、アッシュ。すぐにお友達ができて。」
カレーを食べながらナタリアが嬉しそうにいう。
「いやぁー、アッシュが劇薬荘の住人だったなんてな〜。あそこも面白そうだよな〜。」
ラーメンを食べながらロイドが言う。食べながら喋るのはよせ。
「でもでも、わんたろう荘も面白いんだよ〜。よかったら遊びにおいでよ〜。」
わんたろう荘・・・ロイドとコレットが暮らしてる寮の名前だろうか?疑問に思っているとナタリアが言う。
「コレットったら、どうしてもわんたろうがよいのですわね。あそこは神子荘でしょう?」
ああ、やっぱり違う名前だったか。よかった、わんたろうじゃなくて。
アッシュが台湾メンを食べていると、後ろから声がした。
「あ・・・アッシュ・・・です。」
振り向くとオドオドしたピンクの髪の少女・・・アリエッタが居た。
「あ、アリエッタちゃん〜。こんにちは〜。」
コレットがニコニコ笑いながらアリエッタに挨拶をする。
「よう、アリエッタ。コレットと知り合いなのか?」
ひき肉を口に入れながらアッシュが言う。
「はい・・・コレット先輩は・・・動物愛好会の先輩・・・です。」
動物愛好会・・・つまりは同じ部活らしい。アビス学園では高等部と中等部は一緒に活動しているらしい。
「ああ、アリエッタ。やっと見つけた。あれ?アッシュじゃん。」
人ごみから現れたのはシンクだった。今日も仮面がお洒落・・・だと思う。
「よう、シンク。今から飯か?」
「ああ、ちょっと授業長引いてね。席が空いてないで困ってるんだ。」
どうやらアリエッタと食堂にきたはいいが、席が運悪く満席のようだった。
「あら、それなら私達食べ終わりましたからお座りなさいな。」
みんなの食器をみてナタリアが言う。もう少し休んでたかったが・・・
「ナタリア、ありがとう・・・です。」
「すまないね、ナタリア。」
だが、嬉しそうな年下を見るとそうもいかない。アッシュは食器を持つと食堂を後にした。
その後午後の授業も終えて寮に戻るアッシュ。転校1日目はよかったと思う。
ロイドやコレットといった友人もできた。また明日からの出会いを楽しみにアッシュは眠りにつくのだった。
146名無したんはエロカワイイ:2006/04/05(水) 00:46:13 ID:GTPueZNf
俺はこういうのほのぼのしてて何か好きだ。
147名無したんはエロカワイイ:2006/04/05(水) 00:55:51 ID:ze5OPyhO
リフィルてんてーキタ━(゚∀゚)━!!!!
需要ないなんてことはないよ
楽しみにしてます

余談だけどリフィルとネビリムしぇんしぇいが俺の中で外見的にかぶってる…
148名無したんはエロカワイイ:2006/04/05(水) 03:02:13 ID:rSEQK+h+
確かにかぶってるよな!       オレはアビス→シンフォニアの順でやったんだが、リフィル先生がネビリムしぇんしぇいのもとになったキャラだと思っている
149名無したんはエロカワイイ:2006/04/05(水) 05:28:13 ID:2aKyTL5H
きっとオリジナルのネビリムしぇんしぇいも惑星譜術の事になると性格が激変するんだよ
150名無したんはエロカワイイ:2006/04/05(水) 11:26:25 ID:VmVPGmsd
>>145
続き楽しみにしてるぜ
151名無したんはエロカワイイ:2006/04/05(水) 11:35:59 ID:rNUdKnbj
ジェイド!サフィール!ピオニー!良いか?!良ーく見ておけ!!これは(ry

…そんなしぇんしぇいも良いな(´∀`)
>>145ヤバいな、歴代キャラのクロスオーバー超大作のヨーカン。
マイペースにお話を展開していってちょうだいな、GJ
152『ケロロ軍曹』のケロッとマーチ!の替え歌:2006/04/05(水) 13:50:53 ID:FMmyeBgh
六神将マーチ

ヴァ「タ マゴ ドン」
リグ「いざッ作れ〜ッ! 閣下の劇薬を」
ヴァ「タ マゴ ドン」
ラル「着替えて 出陣したら 4VS1」

ヴァ「ドラが鳴ったら、全員集合〜ッ!」
シン「飛び出してったらルーク一行」

秘奥義フリーランで避けられる その後ボコボこの袋叩き
負けちゃって天国行き あ、ディストは死なずに刑務所行き

アッ「ナタ リア LOVE」
ヴァ「移動するにゃ 鳥さんにぶらさがれ」
ラル「メ リル たん」
シン「イオンの真似して動揺する自分はからっぽさ」

ヴァ「まだルークたちが来ない 正座して十日ではないか!」
アッ「今ルーク一行は闘技場〜」

ルーク一行は悪魔だよ 負けたら持ち物をとられちゃう
所持金即一文無し しかも経験値10倍だ

ヴァ「熱きこのたまご丼 脳に刻まれし劇薬 永遠に勝ち誇れ六神将よ〜」
全員「熱きこのたまご丼 脳に刻まれし劇薬 永遠に勝ち誇れ六神将よ〜 我ら六神将」

ヴァ「ごはんと〜っひとつになれ〜〜〜〜っ!」
ヴァ以外「できるか!」

アッ「屑が 屑が 屑が!」
リグ「譜銃よりも弓矢が強いのな〜ぜ?」
アッ「屑が 屑が 屑が!」
ディ「ケテルブルクで 待ってたらジェイドにおしおきだ」

アッ「全てを灰塵と化せ エクスプロォォォォォド!!!!」
ヴァ「あ、それは私のせりふなのに〜っ!」

ラル「メリルの水着にハァハァする」
アリ「アニスなんか超大っ嫌い」
リグ「ティア誘っても断られる」
シン「どうせぼくなんかライバルキャラいないですよ」
ヴァ「それじゃあみんなでたまご丼」

劇薬 劇 薬
ヴァ「メシュティアリカ〜〜〜〜〜〜!!!」
153名無したんはエロカワイイ:2006/04/05(水) 14:51:54 ID:eYOCCiBx
>>145
GJ!!!
あれ??でもコレットとアリエッタは同い年では??
154名無したんはエロカワイイ:2006/04/05(水) 15:41:22 ID:OrjL13WA
>ヴァ「あ、それは私のせりふなのに〜っ!」
ヴァンキモスwww
155名無したんはエロカワイイ:2006/04/05(水) 15:48:28 ID:GTPueZNf
>>153
>>108の一話目に年齢関係はスルーと書いてある。それを言ったら教官は・・・
156名無したんはエロカワイイ:2006/04/05(水) 17:16:30 ID:SK0lT8Gu
リフィル先生23歳が教師でリグレット教官26歳が生徒…
まあ>>108に書いてあることだし年齢関係はスルーだな
157名無したんはエロカワイイ:2006/04/05(水) 17:52:17 ID:2F6/ptZy
>アッ「屑が 屑が 屑が!」
コーヒー噴いたwwww
158名無したんはエロカワイイ:2006/04/06(木) 00:12:06 ID:mn5g6//L
授業参観にはヅラトスが(ry
159名無したんはエロカワイイ:2006/04/06(木) 20:08:53 ID:sng3we2x
「劇薬荘へようこそ! 第三話 劇薬荘、新たな住人」

「ふぅ、やっぱり雨降ってきちゃったわね。」
時間は夜の9時頃・・・バイトを終えたティアは劇薬荘への帰り道を傘をさして歩いていた。
ちなみに、劇薬荘の高等部連中はアッシュを除きみんなバイトをしており、ティアはレストランのウェイトレス
をしている。彼女目当ての訪れる客もいるくらいの看板娘だ。
街灯に照らされた道を歩く。ふと、彼女は視界に違和感を感じた。
「あら・・・あなた・・・」
ティアの視線の先。そこにはダンボールに入った青い物体がいる。
「可哀想に・・・ほら私と一緒にいきましょう?」
ティアは青い物体を抱き上げると、タオルで体を拭いてあげながら寮へと向かった。

一方、寮では晩御飯を終えてそれぞれが大広間や自分の部屋で時間を過ごしていた。
我らが主人公、アッシュはルークと人気歌番組「アビスステーション」通称、Aステを見ながらだべっていた。
なになに?今週の5位はDE○Nで「夢であ○ように」か。
「そういえばさ、ルークのクラスの担任は誰なんだ?」
「ん〜?うちは傭兵学のクラトス先生だよ。ちなみにティアのクラスは家庭科のリーガル先生。」
アッシュは二人の先生を思い出す。先日授業を受けたからよく覚えている。傭兵学のクラトスは寡黙でどこか
近寄りがたいが教え方は抜群に上手かった。家庭科のリーガルは調理実習の腕前が凄かった。それ以上に
ナタリアの作った料理と思われる物体もすごかったが・・・・
「あら?何を話しておりますの?」
ルークとアッシュの間にナタリアが顔を挟んでくる。
「ああ、担任は誰か聞いててな。やっぱ俺はリフィル先生でよかったよ・・・その・・・ナタリアも同じクラスだしな。」
若干顔を赤らめながら言うアッシュ。ルークはニヤニヤしている。
「ええ、私もアッシュと同じクラスで嬉しいですわよ?」
しかし、ナタリアは平然と流した。どうやら王族の感覚なのか思ってることはハッキリ言うものだと思ってるのだろう。
「ただいま・・・・」
広間の入り口から声が聞こえる。ティアだ・・・
「おう、おかえ・・・・・え?」
アッシュは振り返りながらティアを見て・・・・そして絶句した。

160名無したんはエロカワイイ:2006/04/06(木) 20:09:43 ID:sng3we2x
>>159続き

「・・・ええっと・・・どうしたのみんな?」
広間にいたみんながティアを見て凍り付いている。それもそうだろう。
胸が・・・いや、元々かなり大きいティアの胸が倍加していた・・・しかも、ブラウスの上のあたりから青い
二つの耳のようなものがはみ出ている・・・隠してるつもりなんだろうか。
(屑が!紳士で通ってる俺は胸が・・・・何て言えねえ!!)
アッシュは突っ込むべきか否か頭を抱えている。
(・・・ティアまた何か拾ってきたな・・・バレバレだし・・・)
リグレットはたまに冷静さを失う妹のような存在にため息を一つ。
(く・・・メロンめ!あれでさらに男をメロメロにしようと!?)
殺気を放つアニスが一人。
(いや〜、何か楽しそうな事になりそうですね〜♪)
そしてこの後の展開を明らかに楽しみにしている眼鏡が一人。
何とも言えない時間が過ぎる。誰も口を開けない・・・誰もが思っていた・・・胸おかしいと。
「たっまっごど〜〜〜ん♪お、ティアおかえ・・・・」
厨房の掃除が済んだのかヴァンが顔を出し・・・そして数秒後。
「でけーーーーー!!!!胸でっけぇえええええええええ!!!」
みんなが言いたくてたまらなかった事をあっさり言ってのけたヴァン。寮生はみんな思っていた。
「ナイスガッツ!!ヴァン先生!!」と・・・・

「つまり・・・バイトの帰りにダンボールに入ったこの子が可哀想でかわいくて持って帰ってきた・・・だな?」
ティアに話を聞いてヴァンが髭を撫でながら整理する。
「この子はチーグルですね。捨てチーグルでしょうか・・・可哀想に。」
イオンがチーグルを撫でながら言う。チーグルはみゅうみゅう言っている。
その愛らしさに女性陣とラルゴはメロメロだ。
「って!何でラルゴ先生までメロメロなんだよ!?」
アッシュが突っ込みを入れる。するとラルゴは真剣な目で言った。
「何を言う!チーグル可愛いじゃないか!耳が大きくて、手足が短くて、ヨチヨチ歩いて・・・はぁ〜・・・萌えだ。」
「さすがです、先生!私、先生についていきます!」
ラルゴの熱弁にティアが同意する。なんだかアッシュが悪者みたいだった。
「うん・・・うん・・・この子、群れからはぐれて海千山千の大冒険をしてきて疲れたからダンボールに入ってたんだって言ってる・・・・です。」
「捨てチーグルじゃないのか・・・・って!アリエッタお前、何言ってるのか分かるのか!?」
再び突っ込むアッシュ。最早彼は「ツッコミのアッシュ」だった。
「うん・・・翻訳に少し時間かかるけど・・・できるです。」
「どうだアッシュ!アリエッタは凄いだろ!」
説明するアリエッタに何故か自分が偉そうなシンク。
「んでもぉ〜、アリエッタがいないと通訳できないし・・・せんせぇ〜。何かいい方法ないんですかぁ〜?」
アニスがジェイドに聞く。するとジェイドは眼鏡を上げながら言った。
「いやぁ〜、こんな事もあろうかとディストに発明させてますよ。そろそろだと思いますが。」
どんな事だよ!っとアッシュは突っ込みたかったがここは我慢。

161名無したんはエロカワイイ:2006/04/06(木) 20:11:07 ID:sng3we2x
>>160続き

「は〜〜〜っはっはっはっは!聞きなさい皆の者!そして私を崇めなさい。」
「御託はいいからどれですか?」
早くチーグルと話がしたいティアの殺気立った目に怯むディスト。
「えーと・・・二つ作りました。まず1個目はこれ!翻訳こ○にゃく〜〜〜!」
大山○ぶ代風に誇らしげにこんにゃくを掲げる。
「それはヤブェエエエエエエエエエ!!」
マッハ3で突っ込むアッシュ。今日もいいキレだ。
「そうですか?それではこっちで。はい、ソーサラーリング。」
何故か投げやりなディスト。ディストの差し出したリングを腰につけるとチーグルは話し出した。
「みゅ・・・僕はミュウですの!拾ってくれてありがとうですの!僕、とってもうれしいですの〜!!」
とっても嬉しそうに話し出すミュウ。もう女性陣とラルゴは鼻血ものだ。
「こ・・・これは・・・可愛いな・・・名前はミュウでいいのか?」
顔を赤らめながら言うリグレット。ミュウはですのーと答える。
「ミュウ、群れに戻るつもりがないなら今日からあなたはウチの子よ・・・どうかしら?」
ヴァンを無視して独断で決めるティア。今の彼女を刺激するのはかなり危険かもしれない。
「て、ティア・・・勝手にきめー」
「お願い・・・お兄ちゃん♪」
「OK!」
ヴァン、あっさり陥落。こうして劇薬荘に新たな仲間が加わったのだった。

翌日・・・アッシュはナタリア、ロイド、コレットとともに放課時間をすごしていた。
「へぇ〜、チーグルってとっても珍しいんだよね〜。いいなぁ〜。」
一番は犬だが動物も好きなコレットは目を輝かせている。
「なぁなぁ、チーグルって食えるか?美味いのか?」
ロイドは今日も馬鹿だった。
「でしたら、今日うちの寮にいらっしゃいな。ディスト先生の発明でしゃべりますわよ。」
ナタリアも今日は早く帰ってミュウを愛でたいようだ。
「しっかし・・・なんでミュウはあんなにルークに懐いてるんだろうな。」
アッシュが昨日の事を思い出す。ミュウは何故かルークを『御主人様』と呼んで一番懐いていた。
その件でティアが膝をついて落ち込んでいたな・・・その後『ティアさんも大好きですの!』と言ったら
一瞬で天使のような笑みをしていたが。
「へぇ〜、チーグルはミュウって言うんだ?可愛い名前だね〜。」
コレットも早く会いたいのか心なしか嬉しそうだ。
「そうかぁ〜?もっとこう・・・ノイシュとかさ!」
「それはお前のトコのペットだろ。」
ボキャブラリーが少ない友人を突っ込むアッシュ。
「コレットでしたらどんな名前つけますの?」
ナタリアが聞くとコレットはう〜んと考えると笑顔で言った。
「ブタザルかな♪」

今回はここまで。一話がそんな長くないので頻繁に更新予定。
162名無したんはエロカワイイ:2006/04/06(木) 20:29:00 ID:3x/tddAK
ちょ、コレットwww
163名無したんはエロカワイイ:2006/04/06(木) 20:34:47 ID:6zKC6djY
見事なオチがww
てか、傭兵学てどんなことを教えるんだww
164テーマパークをつくろう!:2006/04/06(木) 21:10:14 ID:ALNbDhXw
>>94続き投下



ヴァン「さて、続いては」
ディスト「ハーッハッハッハッ!続いては私が作ったメリーゴーランドに乗ってもらいますよ!」
リグレット「ほう、ディストにしてはまともなものを作ったんだな」
ディスト「こちらです!」

シンク「うわァ…」
アリエッタ「薔薇しか見えない…です」
ディスト「どうです?美しいでしょう!」
ラルゴ「見た目はな。」
リグレット「実用性が皆無だ」
シンク「座る所が見当たらないもん」
ディスト「ムキーーーッ!よく見なさい!」
ヴァン「ディストの言う通りだ。その辺りをよく見てみろ」
ラルゴ「ん…?椅子だ。椅子がある」
ディスト「そこに座るんですよ」
シンク「無茶だよ…」
ヴァン「これくらいの刺激こそが劇薬なのだ」
ラルゴ「お前馬鹿だろ」
アリエッタ「でもこんなの乗ったことないから乗ってみたい…です」
シンク「いいの?トラウマになるよ?」
リグレット「ディスト、せめてアリエッタの周りくらいは薔薇を撤去してやれ」
ディスト「む…仕方ないですね…」
アリエッタ「ディスト、ありがとう」
ディスト「構いませんよ」
ヴァン「さて、我々も乗ろうか」
シンク「ホントに乗るんだ…」
リグレット「よっ、と…(当たらない…体型気にしててよかった…)」
ラルゴ「あだだだだだ!?」
シンク「体の大きい人は大変だね…ボクは平気だったけど」
165テーマパークをつくろう!:2006/04/06(木) 21:12:17 ID:ALNbDhXw
ディスト「それでは、回しますよー!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

リグレット「これは…」
シンク「痛い!痛い痛い!」
ラルゴ「痛みには慣れたが血が止まらん」
アリエッタ「アリエッタの周りの薔薇なくなってよかった…です」
ディスト「どうです?回る薔薇も美しいでしょう?」
シンク「今すぐ止めてよ!痛くてしょうがない!」
ラルゴ「俺なんか感覚無くなってきたぞ」
ディスト「ムキーーーッ!なぜです!美しいじゃないですか!」
リグレット「見た目の問題ではない!」
ディスト「総長を見なさい!」
ラルゴ「ん?」
ヴァン「ハハハハハ。この痛みも劇薬だな」
シンク「笑ってる…全身から血が噴き出してるのに…」
ラルゴ「ていうかほっそりしてないか?」
リグレット「閣下が大変な事にー!」

アリエッタ(楽しい…です)
166テーマパークをつくろう!:2006/04/06(木) 21:14:13 ID:ALNbDhXw
ディスト「まったく…どうしてあなたたちはものの美しさがわからないんですか」
シンク「痛みの壁が高すぎるんだよ」
ヴァン「次は…」
一般兵「あの…総長…」
ヴァン「ん?何だ?」
一般兵「ちょっと救護室に来て頂きたいのですが…」
ヴァン「わかった。参謀総長に任せる」
シンク「アンタ自分の地位に責任感感じてないでしょ」

シンク「…で、何?」
一般兵「えっと…特務師団長が…」
シンク「何?おばけ屋敷の中で失神でもしてたの?」
一般兵「それだけならよかったんですが…」
シンク「どうかしたの?」
一般兵「…直接見て頂いた方が早いですね…こちらです」
シンク「こ、これは………誰?」
一般兵「特務師団長アッシュ様です」
シンク「だ、だって!髪の毛一本も無いよ!?」
一般兵「我々が見つけた時は既にこの状態でした…」
シンク「あまりの恐怖に毛が抜けたってことかな…そんな事あるんだ…」
一般兵「どうしますか…?」
シンク「…取り敢えず写真撮っとこ(パシャパシャ」
一般兵「麻酔でもっと眠らせておきますか?」
シンク「いや…手頃なヅラでも買ってアロンアルファでくっつけといて」
一般兵「了解しました」
167テーマパークをつくろう!:2006/04/06(木) 21:15:44 ID:ALNbDhXw
シンク「ただいま〜…」
ヴァン「おお、シンク。で、何だったんだ?」
シンク「……これ、今のアッシュ」

つ写真

ヴァン「!…これは…!」
アリエッタ「…これ…ホントに…?」
シンク「アッシュだよ」
ディスト「あはははははははは!!」
リグレット「…………(必死に笑いを堪えている」
ラルゴ「ちょwwwwおまwwwテラワロスwwwwww」
ヴァン「シンク!」
シンク「な、何?」
ヴァン「ネガ残ってるなら焼き増ししておいてくれ」
シンク「断る義理はないね」
ラルゴ「今ここに、漢と漢の友情が生まれた」
ディスト「何故ナレーションを?」

ヴァン「さて、次はどうする」
アリエッタ「アリエッタとリグレットのふれあい広場がいい…です」
ヴァン「じゃあそういうことで」
168テーマパークをつくろう!:2006/04/06(木) 21:18:52 ID:ALNbDhXw
アリエッタ「ここです」
シンク「まあ…これまた」
ラルゴ「可愛らしい看板で」
ディスト「まあ私のメリーゴーランドの方が何倍も美し(ry」
ヴァン「ここだけ動物園だな」
シンク「つーかこのテーマパーク広すぎない?」
ヴァン「大陸の八割をここの為に買い取った」
ラルゴ「一日じゃ回りきれないどころの騒ぎじゃないな」
ディスト「ん?待ってください。アッシュの給料引き抜いてもそこまでは貯まらないでしょう?まさか…」
ヴァン「これからもどんどん引き抜くし、また部屋のものを売ったぞ。」
ラルゴ「メリル直筆サインとメリル等身大抱き枕とナタリア危機一髪ゲーム(いずれも非売品)、総額210万ガルドで俺が買い取った」
リグレット「アッシュ…不憫だ…」
ヴァン「まあ細かい事は気にするな。それより、アリエッタとリグレットがどんなものを作ったか見てみよう」

アリエッタ「こっちがアリエッタのお友達とふれあう場所…です」
ディスト「つまり獰猛な魔物ですね」
アリエッタ「ライガよ、そこの陰湿メガネを咬み千切れ」
ライガ「ウガアァァァッ!!」
ディスト「しぇんしぇい…」
ラルゴ「総長、殉職者が出たが」
ヴァン「気にしない気にしない」
リグレット「…で、こちらが私の作ったかわいい動物とふれあうコーナーです」
シンク「すごいね…猫と犬だらけ…」
リグレット「他にも森にはリス、水辺にはカワセミや白鳥など様々な動物を放してある」
ラルゴ「にくきゅうぷにぷに〜」
ヴァン「大変だ!ラルゴが二代目にくきゅうだんでいに!」
シンク「初代は誰なのさ?」
ヴァン「それはわかる人だけがわかればいい」
シンク「ふーん…まあ、こんな風に猫と戯れるのもいいね」
ヴァン「それ!メシュティアリカ!(犬の名前)この丼を取ってこい!」
アリエッタ「みんな、ご飯…です」
ラルゴ「にくきゅうぷにぷににくきゅう〜」
リグレット(うう…ラルゴのように思いっきり遊びたい…でも恥ずかしい…)
ヴァン「ははははは…(キラキラ)」
シンク「ふふふふふ…(キラキラ)」
ラルゴ「にゃにゃにゃにゃにゃ…(キラキラ)」
アリエッタ「みんな、楽しそう…です」
リグレット(後でこっそり来よう…)

こうして、ふれあい広場での時間は過ぎていった…



今回はここまでです。まだ結構続きます。
169名無したんはエロカワイイ:2006/04/06(木) 21:56:58 ID:PTAO3Hw8
劇薬荘とテーマパーク二ついっぺんに読めて贅沢な気分だ。
お二人ともGJ!!でしたぜ。
170名無したんはエロカワイイ:2006/04/07(金) 00:48:17 ID:jc1ftc01
劇薬荘とテーマパークまじイイ!
ティアのお兄ちゃん発言、コレットのブタザル発言、
ヴァンの劇薬、アッシュの脱毛まじ最紅茶
171名無したんはエロカワイイ:2006/04/07(金) 01:02:28 ID:5Rlku6o7
そういえばコレットはそういうネーミングセンスだったな
ゼロスとアッシュの対峙が見たい気がするような…
172名無したんはエロカワイイ:2006/04/07(金) 05:16:57 ID:46FvjV1E
どちらかと言えば極上ナンパ師と天然ナンパ師をですね・・・・・
いえ、なんでもありません
173名無したんはエロカワイイ:2006/04/07(金) 09:56:44 ID:1Gt8NECg
極上&天然ナンパ師は自分も見たい気がする
頭領とのやり取りが目に浮かぶようだな。
174名無したんはエロカワイイ:2006/04/07(金) 18:25:46 ID:fQSBua/A
「劇薬荘へようこそ! 第4話 黒い妹」

「ふぅ〜・・・今日もいい湯だったずぇぇええええ。」
アッシュは風呂場の脱衣所にいた。劇薬荘のお風呂は何と男女別に大浴場がある。
これもヴァンの職権乱用の賜物だろうか。アッシュは髪を拭くと鏡の前で「ふぬっ!」と力を入れてポーズを
とってみる。顔もイケメン風に決めている。
「よし・・・今日もいい男だな。」
自画自賛。その後備え付けの牛乳倉庫に手を伸ばす。今日はフルーツ牛乳だ。腰に手を当てて
一気に飲み干す。腰にタオル一枚のままで・・・
「おや?アッシュじゃないですか。もう出るんですか?」
入ってきたのはイオンだ。よく見るとシンクもいる。もう少し早かったら恥ずかしい所を見られてたな。
「おう、今日もいい湯だったぞ。ゆっくり入れ。」
服を脱ぐイオンとシンクに言う。しかし・・・・未だにイオンの裸には慣れない。ぶっちゃけ女に(ry
シンクは風呂でも仮面はとらない。理由を聞くとやはり「ファッションさ」と言った。顔はどう洗ってるんだろう。

「ん〜♪ん〜♪か〜な〜ら〜ず〜僕ら〜で〜あうだろぉ〜っとなぁ!」
カルマを口ずさみながらご機嫌なアッシュ。部屋に戻る途中、女湯から出てきたリグレットに出会った。
「ふう・・・ん?アッシュか。お風呂上りか?」
いつもポニーテールにしている髪を下ろしているリグレット。長さは肩より結構下だ。思ったより長いらしい。
「ん、あ、ま、まぁな。」
歯切れの悪いアッシュ。それもそのはずか、風呂上りのリグレットはTシャツに短パンという劇薬的な格好だ。
長く入っていたのか顔も赤く、うっすら見える湯気もどこか色っぽい。シャンプーかリンスか。或いは
ボディソープなのか。とにかくリグレットから漂う香りもアッシュをドキドキさせた。
「ん?どうしたアッシュ?顔が赤いな・・・熱でもあるのか?」
リグレットがアッシュに近づき広い額に手をあてる。リグレットの香りが強烈に鼻をつく。学年トップクラスであろう
美しい顔と抜群のスタイルがアッシュの鼻の下を果てしなく伸ばさせる。
アッシュの目はひたすらリグレットの胸にいっている。すげえ・・・宇宙を感じるぜ。
「ちょ、リグレット、む・・・むむむむ・・・・むむむ・・ねねねねねねねね」
「長い時間風呂に入りすぎてのぼせたか?涼しい所に行くといいぞ。」
リグレットフラグと言うよりアッシュフラグが成立しそうだ。
(ああ・・・すまないナタリア・・・お前という者がいながら俺はーーー)
ふと、ちろり〜んと音が聞こえた。そこをみると携帯片手にニヤニヤしてるアニスがいた。
175名無したんはエロカワイイ:2006/04/07(金) 18:26:51 ID:fQSBua/A
>>174 続き

「お、アニス。お前もお風呂か?今日もいいお湯だぞ?」
「うん、そのつもり〜。えへ、携帯の操作間違えちゃった〜♪」
アッシュは寒気を感じる。この顔をしているアニスに関わると間違いなくロクな事がない。
「ふふ、アニスらしくないな。おっと、そろそろ「渡る世間は屑ばかり」が始まる・・・それじゃあな、二人とも。」
渋めのドラマが好きなんだろうか、リグレットはアッシュとアニスに軽く手を上げると部屋に戻って行った。
「・・・さて、俺もそろそろ部屋にー」「ちょーーっと待った!」
アッシュが部屋に帰ろうと・・・もとい逃げようとするとアニスに袖をつかまれる。やばい・・絶対やばい。
「ねぇ、アッシュゥ〜。アニスちゃん喉かわいちゃったなぁ〜。」
甘ったるい声を出すアニス。
「屑が!そんなもん自分で買いにいけ。じゃあな。」
アッシュはアニスを振りほどくと部屋に戻ろうとした。しかし、アニスの目が光る。
「ふぅ〜〜ん・・・アニスちゃんにそんな態度とるんだぁ〜。今からナタリアの部屋にいこうかなぁ〜?
おおっとぉ〜?携帯にこんな画像が〜。ナタリアに見せちゃおうかなぁ〜?」
アッシュは古びたロボットのように首をアニスに向ける。アニスが掲げた携帯の画像。そこには
明らかにリグレットの胸に突き刺さるくらいの視線がいき、鼻の下が伸びまくってるアッシュの画像だった。
「GYAAAAAAAAAA!!!!KUZUGAAAAAAAAAA!!!!」
アメリカ人並のオーバーリアクションをするアッシュ。弓反りになった体はイナバウアーを彷彿とさせる。
「もう一回いうよ〜?アニスちゃん喉かわいたなぁ〜?あ、アイスも食べたいなぁ〜。」
「な!?さっきより増えて・・・・」
「さって、ナタリアの部屋に行こうかなぁ〜。逆らった愚か者には罰が必要だよね〜。」
最早小悪魔じゃない・・・こいつは悪魔だ。アッシュは心の中で思うが口にはださない。
「HAHAHA!僕が可愛い妹の頼みを断るわけないだろ?さぁ、買いに行こうか。わが妹YO!」
完全敗北を認めたアッシュはこれ以上の被害を防ぐべく素直にアニスに従う事にした。
「えぇ〜、いいのぉ?ありがとうお兄ちゃん♪買ってくれてから消してあげるね。」
無駄にぶりっ子してみせるアニス。しかし、抜かりもなかった。

「あれ・・・アニスとアッシュ・・・どうしたの?」
寮を出る途中、アッシュとアニスはアリエッタに遭遇した。
「ん?ちょっとコンビニに・・・そうだ、アリエッタも行こうよ。アッシュがジュースとアイス奢ってくれるよ〜?」
「屑が!ちょっとまー」
反論しようとするアッシュにアニスは携帯を向けて悪魔の笑みをむける。
「く・・・ヤァアリエッタ。ボクアリエッタニドウシテモオゴリタインダ。」
アッシュは最早片言の言葉しかでない。
「いいの・・?じゃあ、アッシュありがとう・・・です。」
アリエッタは深々と頭を下げるとニッコリと笑った。アニスもこれ位可愛げがあればなぁ。
「ふっふ〜ん。それじゃあコンビニへれっつご〜。」
アニスを先頭に寮を出て最寄のコンビニへ向かう。本当に最寄で、歩いて3分程度の場所にある。
コンビニエンスストア『テイルズA』。自動ドアをくぐると店員の威勢のいい声が聞こえた。
「いらっしゃいませー!って、なんだお前達かよ。」
「ルーク、お前ここでバイトしてたのか。」
店員はルークだった。大きくTOAとプリントされたエプロンをつけている。
「ああ、近いしな。しっかし妙な組み合わせだな。」
「アッシュがね〜、ど〜〜〜しても私とアリエッタに奢りたいって言ってね〜。」
ジュース片手にアイスを選びながらアニスが言う。マジで可愛くねぇ・・・
「アッシュ、とっても優しい・・・です。」
アリエッタはアイス片手にジュースを選んでいる。こっちはまだ遥かに許せる。
「へぇ〜、アッシュが奢るなんて信じられないなぁ。」
ルークは腕を組みながら半信半疑だ。するとアニスがルークに近寄っていく。
「まぁまぁ、気にしない気にしない。ほい、私はこれとこれ〜。アッシュ支払いよろしく〜。」
約束以上に買うのかと思っていたが、アイスにジュース一個ずつだ。アッシュは内心ほっとする。
「アリエッタもこれとこれ・・・・アッシュ、ありがとうです。」
同じように一個ずつ。アッシュは自分の分もレジに置くと財布からガルドを払った。
「ありがとうございました〜。また後でな〜。」
手を振って見送っているルークを後に寮に戻る三人。アニスとアリエッタはウキウキだ。

176名無したんはエロカワイイ:2006/04/07(金) 18:27:42 ID:fQSBua/A
>>175続き

「アッシュ、有難うね〜。」
寮に戻り部屋に戻る廊下で改めてアッシュに御礼を言うアニス。
「アリエッタも、ありがとう・・・です。」
「ん・・・まぁ、たまには・・・な。」
アッシュも今になっては満更ではないように、照れくさそうに頬をかいた。
「・・・アッシュが来てからお兄ちゃんが増えたみたいで・・・とっても嬉しいです。」
アリエッタがニコニコしながらアッシュに言う。
「アリエッタ・・・小さいときにパパとママが死んじゃって一人だったから・・・だからアッシュがいてとっても楽しいです。」
「そうだったのか・・・だったらこれからも俺を兄と思ってくれていいぞ。ここの人間は・・・家族なんだろ?」
アリエッタの頭に手を添えてアッシュは言う。アリエッタは少しくすぐったそうにしている。
「アニスちゃんも一人っ子だったからアッシュはお兄ちゃんだと思ってるよん。こんな可愛い妹二人に囲まれる
なんてなかなかないよ〜?ラッキーに思いなさい。」
小さい胸を張って偉そうなアニス。しかし、今ではそれすら可笑しく感じた。
屋敷ではなかった色々な人とのふれあい・・・それがここ劇薬荘では溢れてる。毎日が・・・楽しい。
「それじゃあ本当ありがと!また明日ね〜。」
「本当にありがとう・・・です!」
二人の少女は部屋に戻っていく。アッシュは『妹』の背中を見送ると部屋に戻っていった。

おまけ
「そういえばアニス・・・さっきは何のメール送ってたの?」
コンビニでの帰り道、アニスが携帯をいじってたのを思い出すアリエッタ。アニスはん〜、と考えると言った。
「まぁ、授業料ってやつ?アッシュもいい勉強になったと思うよ〜?」
アニスは再び悪魔の笑みを浮かべた。そんなアニスをアリエッタは不思議に思いながら部屋へ行くのだった。

一方、アッシュは部屋に戻りながら今日の失態を思い出していた。
「やれやれ・・・今後は気をつけないとナ・・・でもすごかったよな〜。」
「あら、何が凄かったのですか?」
「そりゃリグレットの胸だ。こう、ボーンとなっててな。近づいたときなんか谷間が・・・って・・・・」
聞かれたので答えて見たものの、声の主を思い出し・・・そして油の切れたロボットのようにふりかえる。
そこにはアニス以上の悪魔がいたように見えた。ああ・・・本当に気をつけよう。
「アニスから授業料ってメールが来たと思えばこんな画像が・・・挙句さっきの発言。
アッシュ・・・私が徹底的に指導してあげますわ。」
天使のような悪魔の笑顔を浮かべるナタリア。アッシュに逃げ場なし。
「あ・・・アニスーー!!・・・・ぎゃああああああああああああああ!!!!」
可愛い妹・・・その一人は・・・果てしなく黒かった。

さらにおまけ リグレットの部屋
「・・・おか○らの旦那さん役者が変わってた・・・ショックだ・・・」
177名無したんはエロカワイイ:2006/04/07(金) 20:21:13 ID:WkwoYSuj
うはGJ!
アルファベットのアッシュの叫びで激しくわろたw
178名無したんはエロカワイイ:2006/04/07(金) 21:51:25 ID:FenXP7Dr
爆笑したwwwwマジで良作www超GJwww
179名無したんはエロカワイイ:2006/04/07(金) 22:22:53 ID:qw+PT2jH
六神将対十傑衆
180名無したんはエロカワイイ:2006/04/07(金) 23:16:31 ID:U6vL0cX8
アッシュイベント改変

「いいかレプリカ! 俺は決してお前達に荷担するのでもなければ、馴れ合うわけでもない
だがな! このレプリカ計画、喩えどんな裏があろうともこれだけは分かっているぞ!
・・・そう、オールドラントの運命は! あんな髭面などに好きにさせるものではない!!
全ては我々被験者と、貴様らレプリカとで決着をつけるものだ!!
違うか! 違うか! 違うかぁぁぁ!!!」



・・・・・・・・なぁ、ナタリア・・・・・・・・?
181名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 01:37:05 ID:ubLuH7qv
こうしてジェダイの騎士達とクローンの全面戦争が(ry
182名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 14:06:34 ID:+W66t1qz
今日の読売新聞に劇薬という言葉がチラホラと…
183名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 14:53:07 ID:O+OMdJjw
>>176

あんまり爆笑させないでくれ…

GJ!!
184名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 15:24:36 ID:Ug+ZcSF2
>>182
劇薬は党を救うか
これみたら、オラクルのことが真っ先に浮かんだ
185名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 15:29:50 ID:razAHlbM
リグレット「私は気付いてしまった・・・。」
ヴァン「どうしたリグレット?」
シンク「何に気付いたのさ?」

リグレット「なんで私たちはアンチフォンスロットをフォミクリーしなかったのかしら?」

一同「!!」
ディスト「たたた、確かに・・・。兵器だしレプリカを作ることは可能・・・。」
アリエッタ「それがあったらルークたちにいじめられなかったのに・・・。」
ラルゴ「メリル・・・。」


186名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 16:30:36 ID:b5lrh32g
>>185
!!!
効果が劣化するから……アンチフォンスロットなら多少劣化しても使えそうだが……
187名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 16:32:46 ID:g2PTqSXU
>>185
確かに・・・
でも肝心なところで抜けてるオラクルが好きだ
188名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 20:09:59 ID:EfjURv4P
>>186
いや、無機物レプリカは劣化しないかも…
189テーマパークをつくろう!:2006/04/08(土) 20:35:55 ID:+W66t1qz
>>168続き投下

ヴァン「さて…そろそろ腹が減ってきた頃だろう」
シンク「確かに…今のボクは胃が空っぽだからね」
ラルゴ「ということは、俺の出番だな」
リグレット「ああそうか、ラルゴは食事処を作ると言っていたな」
ディスト「美しいランチを期待していますよ」
ヴァン「では行こうか」

????「待て!屑ども!」

ヴァン「こ、この声と口癖は…まさか…」
アッシュ以外のみんな「「「「「「アッシュか!?」」」」」」(ハモリ)
ヴァン(まさか、ということは…)
リグレット(あのクリリンアッシュが…)
ラルゴ(あのコングマンアッシュが…)
ディスト(あのミラーボールが…)
アリエッタ(あのサンプラザ中野が…)
上の五人(見れる!!)
シンク(あの兵卒…ちゃんとやってくれたかな…?)
190テーマパークをつくろう!:2006/04/08(土) 20:37:21 ID:+W66t1qz
それぞれの思いを抱き、六人が振り返る。するとそこには―

アッシュ「ったく、俺としたことが貧血で倒れるなんてな。我ながら情けないぜ。」
情けないのはアッシュの頭だった。どのくらい毛の量が情けないかと言うと、温水洋一と同じくらいである。
ディスト「あーっはっはっはっはっはっはっはっ!!」
ラルゴ「ちょwwwオメガバロスwwwwwwwwww」
リグレット「ぶっ………!」
アリエッタ「ププ…クスクス」
ヴァン「シンク、どういう事だ?」
シンク「あの兵卒にとりあえず適当なヅラアロンアルファでくっつけといてって言ってあったんだけど…」
アッシュ「屑が!てめえら、何がそんなに可笑しい?あ、そうだシンク。これ、俺の看病してた兵卒から」
シンク「手紙…?」

『こんなんしかありませんでした。申し訳ありません』

アッシュ「男からも手紙もらうなんて、モテモテじゃねえか、参謀総長さんよっ☆」
シンク「泣いたのは初めてです…そうか…僕は悲しかったんですね…」
アッシュのあまりの不憫さに、空っぽのはずのシンクの瞳から一筋の涙が零れ落ちた。
191テーマパークをつくろう!:2006/04/08(土) 20:38:54 ID:+W66t1qz
ヴァン「泣くな。お前の気持ちはよくわかる」
シンク「うっ…でも、アッシュが可哀想で…あんなの付けるくらいなら、スキンの方がよかった!」
ヴァン「でも、まあ…」
シンク「……?」
ヴァン「笑えるからいいだろww何あの温水www」
シンクの瞳から、これまで以上に涙が零れた瞬間であった。

ヴァン「気を取り直して、食事といこうか」
ラルゴ「ああ、こっちだ。ついてこい」

ラルゴ「ここだ」
リグレット「結構広いな」
ディスト「美しさが足りませんけどね」
ラルゴ「まあ、席に着いて、好きなものを頼んでくれ」
アリエッタ「アリエッタ、オムライスがいい…です」
ディスト「では私はビーフストロガノフを」
リグレット「サラダうどんにしておこう」
シンク「鯖の味噌煮定食でいいや」
アッシュ「蟹雑炊だ!屑が!」
ラルゴ「ふむふむ…となると、総長は当然…」
ヴァン「うむ。石焼きキムチ炒飯にしておこう」
六神将「……………」
アッシュ「おかしいだろ屑がアァァァ!!」
静寂を破り最初にツッコんだのはアッシュだった。
アッシュ「お前そこはいつものようにたまご丼だろうがアァァ!」
ヴァン「え〜だって好きなもん頼めって言ったじゃん」
リグレット「閣下!ポリシーを捨ててしまったのですか!?」
ディスト「いつものあなたじゃありませんよ!」
アリエッタ「総長、変…です」
シンク「これじゃたまご丼が可哀想だよ」
ヴァン「そんなん人の自由じゃん。食いたいから頼んだだけですぅ〜」
アッシュ「じゃあ日常から俺たちに押しつけたりすんなよ!」
ヴァン「(正直温水で言われても困るな…)じゃあ反論すればよかったじゃーん。ぶーぶー」
ラルゴ「…で、結局総長は何にするんだ?」
ヴァン「うん。石焼きキムチ炒飯」
ラルゴ「たまご丼じゃないのか…」
シンク「そこでたまご丼頼んでこそヴァンデスデルカだろうに…」
192テーマパークをつくろう!:2006/04/08(土) 20:40:06 ID:+W66t1qz
数分後…

ヴァン「たまご丼はもちろん愛してるぞ?今でも一番好きな料理だ。だが好きなものを頼んで何が悪い?」
アッシュ「お前がたまご丼を愛していることはよくわかる。だがこういう所で頼まない程度の愛情なら、他人に押しつけるべきではないと思うぜ?」
ヴァン「それは詭弁だな。私が如何に押しつけようと、気にせず我を通せば良かったではないか」
リグレット「お言葉ですが閣下、食堂のメニューをたまご丼のみにしたのは閣下ではないですか」
ラルゴ「まあまあ論議はその辺にして、できたぞ」
シンク「待ちくたびれたよ」
ラルゴ「まずはレディーファーストでアリエッタのオムライスとリグレットのサラダうどんだ」
アリエッタ「ラルゴ、ありがとう…です」
リグレット「うむ、美味しそうだ」
ラルゴ「続いて、アッシュの蟹雑炊と総長の石焼きキムチ炒飯、シンクの鯖の味噌煮定食だ」
アッシュ「すげえ湯気だな」
ヴァン「このジュージュー焼ける音が劇薬だな」
シンク「いい香りだね」
ラルゴ「ついでにディストのビーフストロガノフ」
ディスト「ちょっーと待ちなさい!なんでこの美しい私がついでなんですか!だいたい(ry」
ラルゴ「ああもうわかったから食べてみてくれ。腕によりをかけて作ったんだ。感想を聞きたい」
193テーマパークをつくろう!:2006/04/08(土) 20:41:37 ID:+W66t1qz
ラルゴ以外「いただきまーす」
シンク「…おいしい。美味しいよコレ!」
アッシュ「ああ!うまいぜ屑が!」
アリエッタ「いままで食べたオムライスの中で一番美味しい…です」
ヴァン「この絶妙な辛味が劇薬だな」
リグレット「サラダも素材の新鮮な味を生かしている」
ディスト「よく煮込んでありますね。とても美味しいですよ」
ラルゴ「そうか…至高のものを追い求めた甲斐があった」
シンク「至高のもの…」
アリエッタ「雄山…です」
194テーマパークをつくろう!:2006/04/08(土) 20:43:00 ID:+W66t1qz
ヴァン「さて、次は『鏡の大迷宮』を見て行かないか?」
ディスト「おお!そこはかとなく美しそうな名前!」
ヴァン「ふふふ…お前に内緒で私もアトラクションを作っていたのだよ」
ディスト「ヴァン総長ー!」
ラルゴ「新たな漢と漢の友情が生まれた」
シンク「だからなんでナレーションを?」

ヴァン「ここだ」
リグレット「閣下、ここは具体的にはどういったアトラクションなのですか?」
ヴァン「壁が全て鏡でできている迷路だ。道がわかりにくいぞ」
シンク「へー…鏡で…」
アッシュ以外「!!!」
アッシュ「あ?どうした?」
シンク(マズイよヴァン…全部鏡じゃあの温水ヘアーがバレちゃうよ!)
ヴァン(うむ…アッシュがハゲていたのを忘れていた)
シンク(まあ…溶け込んじゃってたからそこは攻めないけど…)
リグレット(如何なさいますか?)
ヴァン(どうしたものか…)
アッシュ「おい!何をコソコソ話してやがる!」


このままアッシュの髪の件はバレてしまうのか!?どうするヴァン!次回へ続く!
195名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 20:45:56 ID:vZdHIY9p
温水洋一クソワロタwwwwwwwwwwwww
196名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 20:58:06 ID:aVOgvCIC
ちょっと超振動しようって誘い文句はエロイな。

何赤くなってるんだ屑!という怒鳴り声がグランコクマに響きわたり
陛下の部屋でお茶していたジェイドとピオニーがニヤニヤして
ムキー!この美しい私をのけのものにして何笑っているんですか!!という言葉を聞く間もなく
部屋を飛び出したガイ様華麗にルークの後ろに参上。
197名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 22:25:21 ID:Ux1yzaw8
>>189-194
内容にワロタというより、書き手の精神年齢の低さにワロタwww
198名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 22:30:37 ID:EfjURv4P
>>197
はいはいですのですの
199名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 23:03:48 ID:smo0ryml
>>194
書いてる作者さん本人は面白いと思ってるんですかね・・・それ?
それが気になるところです。
200名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 23:08:22 ID:EfjURv4P
おやおや、こんな殺伐としたレスが返ってくるスレではなかったはずですがねぇ。
気にせずに頑張って最後まで投稿して下さい。
201名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 23:16:30 ID:jIZq/oka
197と199は189-にもっと頑張れ屑がって言ってるンだよ
202名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 23:18:31 ID:q8XivJFz
>>197
何人か出てくる芸能人の名前を伏字にもしていない、というところからしても
小学生か中学生あたりなのは間違いないだろうな…
203名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 23:19:23 ID:EfjURv4P
>>201
こ…これがツンデレってやつなのか…
204名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 23:20:36 ID:7fi9crZi
>>201
そうか197と199はツンデレアッシュだったか。見抜けなかったぞ。
205名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 23:33:15 ID:W8SLN6Eb
>202
つまり>189-194はリア厨のリアル屑ってことか
206名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 23:36:57 ID:m2AbATK7
>>202
書き手は確かにイタタな人だなーと思う。
207名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 23:39:25 ID:W8SLN6Eb
>>206
だって書き手はリアル屑だし
208名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 23:52:28 ID:r9jx6OaS
>>202
常識的にも話的にもネタ的にも小学生程度が書く内容という気はする・・・
209名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 23:59:37 ID:v7PGvQgc
もう、みんなツンデレばかりだね♪

・・気に入らなければスルーするのが大人ってもんだろ。もっと人間ができた大人はアドバイスもできる。
屑だ屑だいうてめーらの方がつまらねぇ痛いガキだ。
静かに見守ることもできんガキどもが!

あ、なにか聞こえたかな?えへへ〜
210名無したんはエロカワイイ:2006/04/08(土) 23:59:43 ID:jIZq/oka
俺にはつまらんSSとそれに対するつまらん叩きに違いを見出せない
211名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:01:06 ID:AVUMDAyc
つうか209もそう必死になるでないよ。今まで何とかうまくやってきたろうに
212名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:07:12 ID:L9gmCPjG
アッシュ「シンク何食ってんだ?」
シンク「ポーションゼリー」
213名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:08:11 ID:OAelaWGU
つまらなければ叩かれるのは2chにおいて至極当然なことだし
加えて194の人はモラル的にもいただけない部分があるんだから、益々叩かれるのは当たり前だと思うが。
214名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:08:31 ID:ZnuzJlYn
確かに厨臭はするけど別にいいじゃないか。
せっかく投稿してくれているんだしな。
話も確かにすべっているところはあるがウケるところもあるしそれなりに楽しいじゃまいか。
のんびり行こうぜ。

>>194気にすんなドンマイ。
ここのスレは神SSが多いせいで目が肥えちまってるんだよ。
だから気にすんな。
215名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:16:50 ID:lEjZ8Qeu
まあ正直、>194みたいな常識もなくて話もまともにできてなくて
ネタも痛いものしか書けてない人が書いたSSほど辛いものはない
216名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:25:52 ID:SZ1ZPB+T
やっとみんなの本音が爆発したって感じかな…
そんな俺も>>194の奴の作るSSがあまりにもアレで萎えてたから、いつか一言言ってやりたいと思ってた口だが。
217名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:34:58 ID:L9gmCPjG
単発IDだらけでは説得力無し。
日付変わったばかりだってのは分かってるけどさ…

俺は何も見ていない、聞いていない。
今までの流れが全部上っ面だけのことだったなんて信じない。
218名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:37:54 ID:hX3a8pdJ
どうせ学校始まってイライラして叩いてるだけだろ。
219名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:39:16 ID:IkI4SbTS
微妙に流れに乗る質問だけど、今までこれは面白いって思うのは何があった?
220名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:43:00 ID:UMNUf2IP
>>217
日付が変わったばかりなんだから、単発IDなのは当たり前じゃないか・・・。
こんな時間で単発IDは説得力無いなんて言っても、それこそ逆に説得力皆無だぞと。
221名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:51:50 ID:AVUMDAyc
誰がウザいかなんて本人以外みんな知ってる。
>197,199,202,205,206,208,213,215,229
これじゃ自演だと思われても違うなんて言えるわけがない

にしても最初の方はヴァンとリグレットが壊れまくってて
アッシュとディストがさんざんな扱い受けてるだけで面白かった
222名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:52:46 ID:AVUMDAyc
ごめん>229
223名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:53:05 ID:L9gmCPjG
>>220
分かっていても、昨日の時点から単発ばかりで文句を言って目に余る。
本当に皆そう思っていたのか?
1スレ目から今までの展開は全部嘘で出来ていたのか?
224名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 00:55:02 ID:FIQRHSHS
>>216
正直言うと自分もそんな感じだった…
なんつーか…キャラメイク&内容にドン引きしてしまった…
だからそのうち何かしらは言いたいと思ってた…

>>219
シンクメインの話は大抵気に入ってた
あと学園ものの話も個人的には好みのが多い
225名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 01:06:28 ID:SZ1ZPB+T
>>221
自演なんて言い出したらキリがないよ。
それなら>>200>>201>>204>>209>>217>>218>>221だって
自演だと思われても違うなんて言えるわけがない状態だし。
226名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 01:09:04 ID:tUabj0oq
もうこの辺で止めておかないか?
このスレがこんな流れになっているのは心が痛むぞ…
227名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 01:12:47 ID:OAelaWGU
>>223
叩いてる人を叩き返してる人も、昨日の時点から単発ばかりだから
単にそれだけ人がいるということだと思うがな。何せ土曜の夜なのだから。
228名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 02:25:27 ID:VzoJe0vF
ラルゴ「余りに酷い発言、荒らし行為はスルーするんだぞ。荒れてしまっては困るからな。」
229名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 02:57:48 ID:ebwzXCri
というかね、六神将が好きだから妄想を膨らませて文書いてるわけですよね?
誰かに認めてもらうとか、上手いSS書いてやるとかいう気持ちはいらないとおもうよ。
何が大事かって事を皆忘れてる気がする。

個人的○
アビスに登場する六神将の普段の会話とかを妄想。

個人的×
明らかにアビスの世界観から離れてるようなネタはNG

最初はアビスの世界観に乗っ取った妄想文章が多かったけど、
途中からは別世界的(パラレル)な文がやたら多くなってた気がする。
(例 学園系、ロボット系、他作品のキャラと絡ませたり)
そういうのは個人サイトでやってくださいと一言。
230名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 03:09:36 ID:claKnhH+
もう7スレ目だから知らない人も多そうだけど、初代スレでは現代パロ・学園ものはNGって話だったんだよね
至極個人的なことを言えば、六神将が基本なら多少は変則的でも良いと思うんだが、他作品が絡むのはさすがにまずかろう
231名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 03:38:39 ID:wxSyihgS
>>229
誰かに認めてもらうとか、上手いSS書いてやるとかいう気持ちがいらないなら
わざわざ投下しなくても、自分の中の妄想として内に留めておいても既に自己満足が成り立つんだから
そういう気持ちがないなら、投下する必要がそもそもないと思うんだよな。
誰かに認めてもらう気に入ってもらうとかは必須で
上手いSS書いてやる…までいかなくても、嫌な気分にさせないSS書いてやるとかいう気持ちを持たずに
自己満足だけでキャラ破壊の激しい話を投下されても、他の人を萎えさせることになる。

みんなゲーム中の六神将が好きだからここに集まってきてるんだから
そのゲーム中のキャラクター性を破壊しすぎるような話はよろしくないと思う。個人的に。
232名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 03:40:17 ID:GsZF/nqd
このスレ自体板の中では変則的だからネタの選り好みする余裕はないと思うが
233名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 03:58:04 ID:VC6zPXk0
>>232
複数キャラの総合スレなんて、この板にたくさんあるんだから
全然ここは変則的でもなんでもないだろと
234名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 05:38:36 ID:Fw2SpQee
俺もキャラ壊しすぎな話は勘弁してほしいところ。
(例に挙げてしまって悪いが)>>194のとかは、もう六神将の名をかたったオリキャラの域まで行ってしまってると思うんだ。
キャラがかけ離れていると、名前は同じでも六神将のキャラ達の話だという感じが全然しないし
やはり原作キャラ達が好きなだけに、それをあまりにも壊されていると嫌な気持ちになってしまう。
そして>>194のはそういったことを顕著感じてしまった。

だから俺は
個人的○
アビスに登場する六神将の普段の会話とかを妄想。

個人的×
明らかにアビスの世界観・キャラ観から離れてるようなネタはNG。
235名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 05:50:06 ID:c21k9kgh
その辺りのボーダーラインはもう個々人によりけりだろう
>>194でキャラ壊しなら、世の4コマ・アンソロなんて見てらんなくなっちまうよ

だから、苦手な人はスルーすればいい
IDをNGワードにでも入れときゃいい
どのみち↑で文句垂れてる単発ID群は自演臭漂いまくってんだから
釣られる必要は無いと思う
236名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 06:05:44 ID:VC6zPXk0
237名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 06:13:07 ID:0jS18Cek
>>235
ごめん、おまいは194を叩いてる人に文句垂れてる単発ID群の自演臭がプンプンする

・・・あれ?もしかして釣られた?
238名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 06:25:11 ID:1LoGknEc
>>235
世の4コマ・アンソロでキャラ壊しなら、>>194なんて見てらんなくなっちまうよの間違い
239名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 06:43:54 ID:rwQ6i/Bs
>>234
俺も同じ考えだなぁ。やっぱり>194は、キャラ名が同じにしてあるだけで
まるでオリジナルキャラの集まり状態になってしまってるし
みんな原作のキャラ達が好きなんだから、あそこまでキャラ破壊してしまうのはよくないと思った。
240名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 09:15:39 ID:L9gmCPjG
1スレ目からたまご丼たまご丼言ってたのに
よくキャラ壊し云々語れるな。
241名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 09:23:58 ID:pEhF9BD8
>>240
師匠の部屋に玉子丼のレシピがあるのが悪いんだ!俺は悪くねぇ!
242名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 09:26:07 ID:L9gmCPjG
>>241
玉子丼じゃねぇ、たまご丼だ!屑がっ!
243名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 09:34:36 ID:S7hOrjDD
落ち着け
アビススレに常駐する自演荒らしだ
手口は住人を装い単発IDで流れを乱そうとする
対処はスルー これ以上何も返すな
議論をし始めるのは禁止だ
詳しくはルークとアッシュスレを見てこい
244名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 09:44:17 ID:eTvVra0i
煽る人にスルーしろと説く人はどうして煽りはスルーしないのか。
原作そのもののキャラと言うより、歴代のスレ内で形成されてきた
住人たちのキャラと言った方が近いんじゃないだろうか。
194のキャラもここで普通に通っているキャラも、
当然各々が抱くキャラのイメージも原作とは違う。
たしかにあまりにかけ離れてると、お前、本当にそのキャラ好きで書いてるのかと感じるが、
このスレの特殊な空気に合わせろというのも無体だと思う。
少なくとも俺がもし書き手だったら、作品があってもこのスレに投下したいとは思わないだろう。
245名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 09:46:22 ID:jWvTUHqn
>>234の意見にも賛同できるし、
>>235の言ってる事も賛同できる。

ただ、作品そのものを批評するのはいいが、ほどほどにね。
あまり辛辣だと、やはりスレの雰囲気が殺伐としてしまうのでは?
ここは2chだから煽り罵倒は常識なのかもしれないが、他の職人さんたちが作品投下しにくい
空気になってしまうのは勿体無いよ。

作品投下するのも自由だし、批評するのもその人の意思には違いないんだけど
どちらも節度を守りましょうや。
このスレが衰退していく事こそ防がにゃ。
246名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 09:50:54 ID:T79e43y2
↓以下荒らしスルーしてマターリ進行
247名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 09:53:45 ID:S7hOrjDD
ちなみに議論つーのは>>244>>245みたいな長文で自分の意見喋ることな
そんなの書かなくていいからね
これ以降、自分が書こうとしていることをよく見直せ
自演が来る前の流れで話すんだ
248名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 10:08:59 ID:xqutGEEG
ちっ、えらそーに。 …わぁーったよ!
249名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 11:44:12 ID:Uqxlkatz
>>243>>247
何でもかんでも「単発ID」「自演荒らし」
そういう発言こそ荒れる元だわな。

>>245
そうだよな。
作品投下する方も、批判する方も節度を持つのが大事だと思う。
250名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 11:55:14 ID:Z0owZ6B9
…何つーか、こんな話ここでするのも難だが、よくたかがゲームキャラでこんなに熱くなれるよな。
気に入らなきゃ目をつぶりゃ良いじゃん。空想の人物を動かした人の妄想見ただけでキャラ壊したどーのこーのって心が狭くないか?
それにいくらキャラ壊したって結果的にスレに貢献してるのはSS書いた人間なんだからそれに文句垂れる奴は荒れるからここのスレから出ていってくれないか。と。
郷に入りては郷に従えって言葉知ってる?ここのスレ的に見たら妄想がつまんねーってのはワガママなの。
251名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 11:56:20 ID:Fa7coiZp
いやー、皆さんお熱いですねー♪
252名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:06:58 ID:OaRSGObu
>>249
それもあるし、>244>245はスレをまとめる良い意見を言ってるのに
それを書かなくていいからとか、自分以外これ以上何も返すなと言ってるあたりからも
>>243>>247がこのスレ荒らしたい人なんだと思う・・・
253名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:07:03 ID:Z0owZ6B9
んで、話変わるけどディストの秘奥義ってどんな感じだったんだろ…
ブラックホールとか使ってきそうだなw
254名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:09:48 ID:KuO1dYoH
>>253
秘奥義トラクタービーム
255名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:13:57 ID:jWvTUHqn
>>253

なんかこう、バラの花が一面に…ローゼススク○ーマー!!みたいな。
256名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:17:14 ID:tlS44epd
>>253
ttp://fileman.n1e.jp/?mnu=fileshow&ft=&fid=1,139,121,338

この感じだとキャノン砲とかビームでも放ってきそうだ…
257名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:22:57 ID:pX6m+sRl
だから何でここは作品投下所になってるんです?
元々はチラシの裏に書くような妄想をカキコする場所だったはず。
ここの雰囲気は近頃、腐女子同士の馴れ合いとしか思えない。
有名になり過ぎたせいでしょうね。
2chと個人サイトの区別がついてない人が多すぎです。
完璧なSSを求めるならネットサーフィンでもして欲しい。
258名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:25:28 ID:jWvTUHqn
>>256
ちょwwwww何コレwww
これだと確かにビームか何かだな。結局機械に頼ってそうだなディストOTL
259名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:30:21 ID:xnkZtX5e
>>250
その、空想の人物を動かした人の妄想が、あまりにも滅茶苦茶でかけ離れてたから
こうやってそれを皆がキャラ破壊だと意見してるんだろと
かけ離れたものにしないで、ただ空想の人物を動かした人の妄想なだけだったら、皆こんなに不快感を訴えたりしない
それに、キャラを壊して不快感を与えてまで、作品投下してレス消費をすることがスレに貢献してるとは言えないぞ
かけ離れた妄想に不快感を訴えるレスをすることはワガママなことではないし
260名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:32:44 ID:tAMT0BIJ
頭冷やせば直るよ!直るよ!
261名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:32:55 ID:L9gmCPjG
>>259
くどいっ!
262名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:35:09 ID:hO2yW8pY
>>257
元々の初代スレは、チラシの裏どころか
今よりも厳しいルール態勢で、アビスの雰囲気を壊すようなものは禁止されてたよ。
263名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:38:59 ID:VC6zPXk0
>>261
くどいのはお前。
お前はひたすら、自分の考えにそぐわない意見に文句を垂れてるだけだろうが。
264名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:44:22 ID:S7hOrjDD
>>256
最初はDバスターなのかBバスターなのか悩んだよ
ディストだからDだろうけど
265名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:44:37 ID:vUGZZz4f
>>256
なんじゃこれww
266名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:44:46 ID:hO2yW8pY
やっぱり>>245>>249が言ってるような感じで
「これからは作品投下する方も批判する方も節度を守っていきましょう」
ということでみんな落ち着こう。
267名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:48:21 ID:xnkZtX5e
>>256
Dバスター・・・どんな技なのかぜひ見てみたかったな・・・
268名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:48:28 ID:tXFhILw4
とは言ってもね・・・大概のキャラスレが本作とは違うキャラっぷりだしな
何も6スレ目に来て言う事でもないと思う

>>259
言わんとする事は解るけど、不快に思ったなら華麗にスルーすれば良いだけ
何も不快なSSに付き合う必要は無く、自分の不快にならないネタでも振れば良いんじゃない?
269名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:49:24 ID:tXFhILw4
全然リロってなかった・・・
270257:2006/04/09(日) 12:51:34 ID:bWs5uY+u
>>262
『アビスの雰囲気を壊すようなものは禁止』←言わなくても分かるルール。
初代の元々のルール?は『六神将の普段の会話等を想像して萌えよう』ですよね。
後からルールが追加された事により複雑化してしまったんでしょうね。
271名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:55:32 ID:N2HAPc2m
>>268
でも大概のキャラスレでも、原作とはあまりに違うキャラっぷりだと批判を買うし
それと同じだと思うよ。
読み手としては、不快に思ったらスルーは大事だけど
書き手としては、かけ離れて不快にさせないようなSSを書くようにするのが大事だと思う。
つまり>>266
「これからは作品投下する方も批判する方も節度を守っていきましょう」ってこと。
272名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 12:56:39 ID:L9gmCPjG
>>263
分かったから少し落ち着いて。
議論は終わりって言われてるのにさ。
もっとまったりしようぜって事だよ。
273名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:00:08 ID:hO2yW8pY
>>270
「六神将の普段の会話等を想像して萌えよう」は
ここが何のスレかの説明であって、ルールじゃないよ…。
274名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:04:08 ID:VC6zPXk0
>>272
分かった分かった
分かったからもういい加減そうやって絡むのはやめて落ち着いてくれよ
せっかくスレも落ち着いてきたんとこなんだから
275名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:06:00 ID:S7hOrjDD
まとめサイトにはツンデレラのマンガはうpされないのだろうか…
それを頼みにしていたのだが…
276名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:06:14 ID:5ZS//AyU
こんな流れじゃ誰も投下しないよ・・・
277名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:08:00 ID:cT16ytx8
誕生日プレゼントに20人ぐらいでシンクきゅんを無理やり組み伏せて代わる代わる犯してやった
最初は嫌がっていたけど中だし10回目ぐらいからは明らかに喘いでた
20回目ぐらいからトコロテンで精液をびゅーびゅー吹き上げて嬌声を上げてた、絶倫だから量が凄く多い
30回目ぐらいになるとアナルががばがばになったんで二本挿しすると背中を折れそうなぐらいのけぞらせて射精した
4巡したころにはシンクきゅんもう完全に前後不覚になってたので犬をあてがって犯してやった
犬を仰向けにしてやるとだらしない顔で跨って腰を振りまくって犬ちんぽを貪ってた
射精して根元が膨らんだぐらいが肉塊シンクきゅんのガバガバアナルには丁度いいみたいだね

次は馬で犯してあげるから覚悟してねシンクきゅん
278名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:11:34 ID:jWvTUHqn
では、投下させてもうらいましょう。
ヴァン総長とリグレット話。イヤな方はスルー。
それでいいじゃないですか。マターリ召しませ。
279総長とたまご丼と私−1−:2006/04/09(日) 13:13:21 ID:jWvTUHqn
総本山ダアトの教会施設、ある一室で男が食事をしている。
たまご丼一口一口をゆっくり噛み締めては満足げに一人頷く。

彼こそは神託の盾騎士団主席総長、ヴァン・グランツその人だった。
そんな時、自室のドアがノックされ、彼の美しい副官が入ってきた。

リグレット「失礼します閣下…あ、申し訳ございません、お食事中でしたのね…?」
ヴァン「ん、ひにふるな…(ずずっ)…構わん、報告書を見せてくれ」

慌てて湯飲みの茶を飲み、丼を机の脇に追いやる。
食事を中断されるくらいで部下を叱るほど、主席総長は狭量ではなかった。

ヴァン「ふむ…動きは無いようだな…すまんが継続して情報収集にあたってくれ。場合によっては
    シンクの部隊を使ってくれて構わん」
リグレット「かしこまりました…引き続き調査の上、ご報告いたします…
      …あのそれで、閣下…」

任務に関する話題が終わると、リグレットの表情が穏やかになる。
妙齢の婦人たるリグレットも、想いを寄せる男の前ではいっそ少女のように可愛らしくなる。

リグレット「その…またたまご丼、ですのね…?」
ヴァン「ん…?うん。…楽でな、作るのも食うのも。シンプル・イズ・ベストと言う奴かな」

彼はたまご丼に関しては絶対に自分で作っていた。執務室は彼の居室でもあるので
簡易台所も完備していた。

リグレット「でも、いつもそればかりでは…御身体の事も少し考えられては…」
ヴァン「ふふ、わかってはいるのだがな…」

いたずらを叱られた少年のように照れ笑いを浮かべる上司を前にリグレットもそれ以上何も言えず、
執務室を後にした。


ヴァン「…ふふ、心配をかけてしまったようだ…」

ヴァンは残りのたまご丼をほおばりながら一人笑った。
そしてたまご丼を食べるたびに彼は幼い頃を思い出すのだった。
消滅前のホド、少年ヴァンデスデルカの日々を。
280総長とたまご丼と私−2−:2006/04/09(日) 13:14:56 ID:jWvTUHqn
>>279続き

母親「…いいわね、ヴァンデスデルカ?ここに書いておいた通りに作るのよ?
   …ごめんなさいね、あなたにこんな事までさせて…」
ヴァン「いいえ!心配しないで下さい母さん!留守はしっかり守りますから安心してお出かけください!」

ヴァンデスデルカ・ムスト・フェンデ、10歳。
彼の母親の胎内には彼の妹が宿っている。
生来身体が丈夫でない母は、こまめに病院へ通い、経過を看なければならなかった。
騎士の家柄といってもそう裕福ではない彼の家ではお手伝いさんなどいない。
自然、幼い彼が家事をこなさなくてはならなかった。
そこで母親がレシピを一枚書いてくれた。…たまご丼のレシピを。

自分ではじめて作ったたまご丼。たまごの殻が入っていたりもしたけど、美味かった。
本当は母に作って欲しかった。でも、たまご丼が自分と母を結んでくれている。
そう思うことで孤独にも耐えられた。
たまご丼は大切な親子の絆だった。

こっそり屋敷を抜け出して来たよちよち歩きのガイラルディア少年にも食べさせた事がある。
ガイラルディアは「おいしー!」と喜んでくれた。
ガイラルディアを心配して探しに来たペールも褒めてくれた。
「小さいのにたいしたもんだ。お前が作ったのなら伯爵様も奥様も
若君が間食した事をお許しくださるだろうよ」と。
たまご丼は初めての彼の誇りになった。

妹が生まれた。メシュティアリカ。
まるで引き換えのように母はこの世を去った。
自らの身にもあらゆる不幸が襲い来る。…筆舌に尽くしがたい苦しみ、怒り、悲しみ。

さておいても母が残したこの子を育てねばならない。
メシュティアリカがある程度大きくなると彼女の分も…少年は2人分のたまご丼を作り続けた。
親子の絆はそのまま兄妹の絆になった。

ベルケンドの書斎にしまってあったレシピが無くなったのはつくづく残念だった。
この世に最後にたった一つ残った母の肉筆だったのだから。


ヴァン「…すまんな、リグレット。心配をかける…」

どうせなら本人の前で言ってやればいいのだが、茶を飲み干しヴァンは一人ごちた。
281総長とたまご丼と私−3−:2006/04/09(日) 13:16:11 ID:jWvTUHqn
>>280続き

リグレット「……ふう。」
シンク「…15回目。何なのさ、さっきからため息ばかりついて?」
アリエッタ「リグレット、食欲…ないの?」
ラルゴ「…ついでに言えばマカロニはフォークで刺して遊ぶモンじゃあない」

食堂での一コマ。同僚達と相席になったリグレットだったが、考え事をするうち
グラタンのマカロニをフォークで穴だらけにしてしまっていたのだった。

リグレット「閣下がね…またたまご丼を召し上がっていたの…」
シンク「…いつもの事だろそんなの。それが何か?」
アリエッタ「どうかしたの?」
ラルゴ「…ふむ、偏食が心配、という訳だな?」
リグレット「そうなの…お忙しいのだからお好きなものを…という気持ちはわからないではないけど、
あのままじゃお身体に障るわ…」
シンク「やれやれ。馬鹿馬鹿しい。…死にゃしないよ、わざわざ心配ゴクロウサマ」
アリエッタ「あんまり心配しない方がいい…です。元気出して…」
ラルゴ「まぁ、自分こそしっかり食べておけよ。逆にお前さんが身体を壊しても始まらん」

同僚達はさっさと食器を片付け、午後の勤務へ戻ってしまった。

リグレット「…もう!」
罪の無いマカロニに最後の一突きをくれてやると彼女もまた、食器を下げるのだった。

その日の夜。

リグレット(コンコン)「ラルゴ、私よ…今いいかしら?」
ラルゴ「おーう。開いてるぞ」

部屋に入った瞬間、充満するアルコール臭に思わずリグレットは足を止めた。
部屋の中にはワインの樽が一つ、デンと置かれている。
ラルゴはジョッキをその中にザブリと突っ込みワインを汲み上げ飲んでいた。
彼ほどの巨漢&酒豪ともなればボトル一本一本開けるのが面倒なのだろう。

リグレット「ごめんなさい…飲んでたのね?」
ラルゴ「うむ、風呂上りの一杯、って奴だ。…ところでどうした?珍しいな」

頬こそ赤かったが、酔っ払い乱れるそぶりはまるでない、いつものラルゴだった。

リグレット「酔ってないみたいだからお願いするわ…料理を教えて欲しいの…」
少しだけ躊躇いを見せてから彼女は言い放った。
282総長とたまご丼と私−4−:2006/04/09(日) 13:16:48 ID:cT16ytx8
アッシュ「アクゼリュスを崩壊させたのは実は俺です!この屑が!」
ルーク「・・・アッちゃんカッコイー・・・。・・・わがままツインズです。」
ア「お願いします!」
ル「・・・アッちゃんいつものやったげて。」
ア「oh聞きたいか俺の武勇伝!」
ル「・・・そのすごい武勇伝を言ったげて。」
ア「俺の伝説ベスト3!」
ル「れっつごー。」
ア「今日も今日とて仲間全員に無視される!」
ル「すごい 親善大使もびっくりのハブられ具合。」
ア&ル「武勇伝 武勇伝 武勇デンデンデデンデン。」
ル「れっつごー。」
ア「レプリカ共をストーキング!」
ル「ナタリア盗撮見つかって ラルゴにシメられる。」
ア&ル「武勇伝 武勇伝 武勇デンデンデデンデン。」
ル「れっつごー。」
ア「ユリアシティでレプリカとガチ喧嘩!」
ル「すごい EXP10倍してる俺の敵じゃない。」
ア&ル「武勇伝 武勇伝 武勇デンデンデデンデン。」
ア「意味はないけれど ムシャクシャしたから〜♪
  超振動でエルドランドを破壊する〜♪」
ル「・・・ペケポン。」
283総長とたまご丼と私−4−:2006/04/09(日) 13:17:48 ID:jWvTUHqn
>>281続き

数分後、ラルゴの部屋のキッチンに二人は立っていた。
一人暮らしの中年男性のそれにしては、実にきれいに片付けられている。

ラルゴ「ふふ、しかし…お前さんも一途だなぁ…」
リグレット「なっ!なな何を…私はただ…」(////)
ラルゴ「いいさ。こういう場合、相手を気遣う事は決して間違いなんかじゃあない。
むしろ人として美徳なのさ。堂々としてろ」
リグレット「……うん…」
ラルゴ「さて、料理と一口に言うが…何を作…」
リグレット「それなら決めてあるわ…これよ…」

見るとそれは詳細なたまご丼のレシピだった。

ラルゴ「…ちょ、リグレット??」
リグレット「ちち違うの!…今日は鶏肉を持ってきてあるから…」
ラルゴ「ああ、親子丼か?確かに作り方は同じだからな…しかし、よく出来たレシピだな?
かなり詳細に書いてある…ダシ汁の作り方なぞ、本格的な一番ダシのだぞ?」
リグレット「昔、知人にもらったのよ…さて、始めましょうか?宜しくね、師匠」
ラルゴ「ようし!行くか!」

しかし、ラルゴの指導は困難を極めた。
包丁の扱い方からじっくり教えなければならなかったからだ。
到底、今夜一晩だけ、というわけには行かなかった。
リグレットとラルゴは数日間、出来損ないの親子丼を食べ続ける羽目になった。

そして数日が経過した。

ラルゴ「…ついに出来たな…よく頑張った、リグレット」
リグレット「師匠が良かったのね、ありがとうラルゴ」

指を絆創膏だらけにしながら、数日間努力した結果はついに実った。
丼の上では半熟の白身が艶やかに光っていた。…誰に出しても恥ずかしくない親子丼がそこにはあった。

ラルゴ「モノにしたな。明日の昼にでも総長に食わせてやれ」
リグレット「そうね、これにサラダとみそ汁でも添えて…」
ラルゴ「…頑張れよ、リグレット」
リグレット「…ありがとう、ラルゴ」

夜が明けて、リグレットは昼近くにヴァンの居室のドアを叩いた。
284名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:18:08 ID:tXFhILw4
>>271
>「これからは作品投下する方も批判する方も節度を守っていきましょう」

おう、それには同意だよ。ただね、感じ方がそれぞれだから難しい
こうして住人間で不和が生じる位なら、不快に思った方が何かネタでも振って路線変更を図れば良いんじゃないかな?
285総長とたまご丼と私−5−:2006/04/09(日) 13:19:22 ID:jWvTUHqn
>>283続き

リグレット「失礼します、閣下。…お食事は…?」
ヴァン「ん?…いや、まだだが。もうじき作ろうと思っていたが…」
リグレット「いえ…あの…台所をお借りしますわ…」

リグレット(落ち着け…落ち着けば出来る…)

彼女は深呼吸して気持ちを落ち着けると作業に取り掛かった。
全神経を集中して。無念夢想の境地に彼女はいた。

リグレット「あの、閣下…出来ましたわ…ご迷惑でなければ今日はこれを…」

彼女はトレイに親子丼とサラダとみそ汁を乗せ、戻ってきた。

ヴァン「…これは…」
リグレット「できればお好きなものに近いものを…と思いまして…お口に合えばいいのですけど…」

頬を赤らめ、目を逸らすリグレット。
ヴァンとて指を絆創膏だらけにしてまで作ってくれたものを無下には出来ない。
知っていたのだ。毎晩彼女がラルゴに教えてもらい努力していた事を。我らが総長は何でもお見通しだった。
そして優しく答えるのだった。

ヴァン「…おかわりの分はあるのか?」
リグレット「え?は、はい、多めに作りましたから…」
ヴァン「ではそれを丼に盛ってもう一つ持ってきたまえ…鈍いな…君も一緒に食べるのだ」
リグレット「閣下……はい!」

彼女の努力は最大限の報われ方をしたようだ。

リグレット「あの…お味のほうは…?」
ヴァン「…素晴らしい、な…リグレット、この味をどこで…?」
リグレット「実は…昔ティアを訓練した後でたまご丼をご馳走になりましたの…その時教わったのですわ。
      作ったのは今回が初めてでしたけれど…」

…そう、リグレットもまた知っていた。彼にとってたまご丼の味に込められた想いが
どんなに大切な物であるかを。ティアが教えてくれた。

ヴァン「そう…だった、か…素晴らしい劇薬だ!!」
母の手記は失われたけれど、あの味はこうして生き続けている。どことなくそれで満足だった。
満面の笑みをこぼしてヴァンは親子丼をかき込む。

二人は知らない。心の中で同時に互いに対して「ありがとう」と呟いた事を。

晴天の広がるダアトのある日の出来事だった。
286総長とたまご丼と私−6−:2006/04/09(日) 13:19:31 ID:cT16ytx8
>>285続き

ヴァン「おい、おまいら!!夕食ができますた。神託の盾本部に集合しる!」
アリエッタ「詳細キボンヌ」
ヴァン「今日はたまご丼ですが、何か?」
リグレット「たまご丼キタ――――――――――」
ラルゴ「キタ―――――――――――」
アッシュ「たまご丼ごときで騒ぐ奴は逝ってヨシ」
リグレット「オマエモナー」
シンク--------終了-------
リグレット --------再開-------
シンク「再開すなDQNが!それより作戦うpキボンヌ」
アッシュ「ナタリアうp」
シンク「↑誤爆?」
アッシュ「ナタリアage」
ヴァン「ほらよ作戦>六神将ども」
シンク「神降臨!!」
アッシュ「ナタリアage」
シンク「糞ナタリアageんな!sageろ」
ラルゴ「メリルage」
リグレット「ナタリアage厨uzeeeeeeeeeeee!!」
シンク「ageって言ってればあがると思ってるヤシはDQN」
ディスト「イタイ家族がいるのはこの家ですか?」
シンク「氏ね」
アリエッタ「むしろゐ`」
アッシュ「ナタリアage」
ルーク「 ア ッ シ ュ 、 必 死 だ な ( 藁 」
287総長とたまご丼と私−終−:2006/04/09(日) 13:21:15 ID:jWvTUHqn
はい、終了。香ばしいノイズが入ってるようですけど、スルーよろw
288総長とたまご丼と私−7−:2006/04/09(日) 13:21:34 ID:cT16ytx8
>>287続き

アッシュ「おい!ヴァン!こんな知らねぇ奴らに会わせてどうする気だ」
ヴァン「たーまごどんもずく?」
アッシュ「屑が!それにしてもこいつらからは赤ぽっい同じ雰囲気を感じる…」
ゼロス「…俺さまゼロ…」
アッシュ「野郎に興味はねぇ!失せろ屑が!」
ゼロス「ちょ…俺さまの台詞…」
アーチェ「アタシは…」
アッシュ「ハーフにも興味ねぇよ!屑が!」
アーチェ「ビッグバン!」
アッシュ「秘奥義カウンター!」
アーチェ「秘奥義じゃないし」
プレセア「よろしく…お願いします」
アッシュ「こいつぁ…上玉だ…アリエッたんタイプだな…君可愛いね?」
アリエッタ「イービルライト!」
アッシュ「は?秘奥義カウンターだし」


ナナリー「あたしだって赤いよ!こら…」
ルーク「赤けりゃいいってわけじゃねぇよ?」
リッド「まったくだ」
ハロルド「改造♪」
ジェイド「骸あさり…♪」


シンク「バカしないないけど?どうすんの?」
ラルゴ「ジェストの餌」
リグレット「ティアに贈呈」
イオン「導師守護役…」
289名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:23:16 ID:L9gmCPjG
>>287
GJ!健気なリグレットも素敵だ。
ところで、消えたたまご丼のレシピはまさか…
290名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:23:38 ID:T79e43y2
素晴らしい劇薬でした
291名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:25:06 ID:pmEbZq2H
>>287
一途な乙女リグレットもいいな。
たまご丼の輪に無限の広がりを感じたw
292名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:25:30 ID:S7hOrjDD
たまご丼ネタはあったが感動したのは初めてだよ……
GJ!
293名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:25:47 ID:eTvVra0i
>287
乙!お姉口調なリグさんもいいね。
294テーマパークをつくろう!:2006/04/09(日) 13:28:27 ID:dMdKbEjl
ダアトシングルコレクションVOL1

   タイトル                   アーティスト
1.「一人で出来たよ!たまご首領(ドン)」  ヴァン
2.「虚 〜ホロウ〜 」              シンク
3.「いつだってMY予言」            G・モース
4.「ラル語で遊ぼう」               ラルゴ
5.「アヴェンジャー」               アリエッタ
6.「弾時雨」                   リグレット
7.「KUZUGA!!」               アッシュ
8.「死神の薔薇ーど」              ディスト
9.「おー人事…」                トリトハイム
10.「オラクル音頭」             神託の盾のみなさん
11,「惑星予言 ープラネットスコアー」    イオン
12,「戦えオラクルマン!」         六神将の皆さん
13,「アビスシルバーのテーマ」       アビスシルバー

ダアトシングルコレクションVOL2

   タイトル            アーティスト
1 「狙ってなんかない」   とらいあんぐるダアト(シンク、イオン、フローリアン)
2 「劇薬は突然に」     ヴァンデスデルカ
3 「メロンになりたい」    A's(アリエッタ、アニス)
4 「酒と泪と親父と娘」    バダック
5 「イシンデンシン」     わがままツインズ(アッシュ、ルーク)
6 「ユリア様がみてる」   クールレズ(リグレット、メシュティアリカ)
7 「M」            ミュウ+ディスト
8 「七つ星」         G7(劇薬セブン:ヴァン+六神将)
295名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:28:54 ID:N2HAPc2m
>>287
GJ!リグレットイイ!

>>284
難しいとか難しくないじゃなく
「これからは作品投下する方も批判する方も節度を守っていきましょう」
これが大事。
296名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:29:10 ID:dMdKbEjl
名前消し忘れてたorz
297名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:36:24 ID:hO2yW8pY
>>287
GGGGGJ!健気なリグレットにやられてしまったよ。

>>294
>7 「M」 ミュウ+ディスト
↑これワラタw
298名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:36:39 ID:S7hOrjDD
弾時雨と聞いて「リグレットの旅 The Beautiful World」が頭に浮かんだのは俺だけでいい
299名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:40:17 ID:HARRKAWc
【単発ネタ】テイルズジオブアビスのキャラが高校生だったら
(六神将がアッシュだけな上に登場キャラが偏っててスマン)

ジェイド 「じゃあここの問題を、えーと・・・それじゃガイ、お願いします」
ガイ   「今日も俺からかよ!えっとここがこうなってあそこがあなって(ry、答えは12です」
ジェイド 「正解です。さすがはガイ♪今日も冴えてますねぇ」
ガイ   「(先生に褒められると嫌味に聞こえるぜ・・・)」
ジェイド 「じゃあ次の問題はルーク、お願いします」
ルーク  「あー!もー!わっかんねー!ミュウにパス!!」
ミュウ  「え!?なんでいきなり僕ですの?ご主人様ひどいですの〜」
ジェイド 「やれやれ・・・・ではティアさ」
アッシュ 「こんな問題もわからないのか屑が!!だからお前はいつまでも劣化レプリカ野郎なんだ!!」
ティア  「ちょっとアッシュやめて!ルークだって必死に答えを探して・・・・」
アッシュ 「てめぇは黙ってろ!!おいレプリカ野郎、後で屋敷の俺の部屋に来い!
      この問題の解き方を教えてやる」
ルーク 「あ・・・ありがと」
アッシュ 「ありがとうだと!?別にお前の為じゃない!
      お前の成績が悪いと父上や母上にまで迷惑がかかるだろうが!
      二度とありがとうなんて言うな!ぶっ殺すぞ!!!」
アニス  「アッシュってほんと素直じゃないねぇ〜」
アッシュ 「うるせぇクソガキ!!!」
300名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:41:14 ID:HARRKAWc
>>299ノ続き

ルーク  「ふーん、じゃティアに教えてもらうからいいや」
ティア   「そうね、それがいいわ」
ガイ    「俺も賛成だな」
イオン  「僕もそれが良いと思いますよ」
アリエッタ「イオン様がそう言うなら私もそれでいいと思う。・・・です」
シンク  「アッシュはいつもやりすぎるからね」
ディスト 「なんならアッシュより成績優秀なこの私が」
ルーク  「いや、ディストはいい。いらない。キモイ」
ディスト 「ムッキー!ピオニー教頭の真似して!せっかく人が親切にしてるのに!
      復讐日記に付けておきますからね!!」
アッシュ 「ちょ・・・・おまえら・・・・」
アニス  「アッシュm9(^Д^)プギャー」
301名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:42:01 ID:HARRKAWc
>>300ノ続き

理科の実験の時間

ヴァン先生「いいかみんな、この液体を化学反応させるのにはこの劇薬が必要だ。」
シンク  「またヴァンのいつもの実験が始まったよ」
リグレット「先生・・・いつも素敵な実験です」
ラルゴ  「おまえは毎回毎回同じ実験で飽きないのか?」
アリエッタ「アリエッタは飽きた・・・アリエッタのお友達も飽きたって言ってる・・・・です。」
ディスト 「科学部の私ならもっとすごい実験が出来ますよー!」
アッシュ 「てめーは黙ってろ屑が!」
302名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 13:42:52 ID:HARRKAWc
>>301ノ続き

休み時間

アニス  「根暗ッタってうっざいよねー!トクナガ使っていじめちゃおっかな♪」
シンク  「それは聞き捨てならないね!」
アニス  「はぅあ!?シンク、今の聞いてたの?」
シンク  「別に僕がアリエッタを助ける義理はないけどさ・・・・
      アニス、僕の為にアリエッタをいじめるのをやめてくれませんか?(イオンっぽく)」
アニス  「イオン様・・・・って、違!あーでもやっぱりイオン様と同じ声だから・・・・」
シンク  「というわけでアリエッタをいじめないでくれるかい」
アニス  「わかったよー!ぶーぶー」
303名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 14:10:30 ID:gbEDxRoO
210からじっくり嫁KUZUGA
304名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 14:28:03 ID:7pd5Gh4y
私立ジアビス学園

アッシュ「ふわ〜あ」
ガイ「朝から気が抜けてるなぁ……」
アッシュ「う、うるさい!TV観てたらついつい夜更かしして、寝不足なんだよ」

キーンコーン

アッシュ「げっ、予鈴が!」
ガイ「急がないとヤバいな!」
シンク「早くしないと遅刻するよ?まあ、僕は大丈夫だけどね」

タッタッタッタッ

アッシュ「この坂を何故あんな速く……」
ガイ「感心してる場合じゃないぞ、急げ!」


アッシュ「な…なんとか…はぁはぁ」
ガイ「間に…あった…はぁはぁ」
リグレット「よし、お前ら席に着け!朝礼を始める!」
アニス「あんたら、何時もギリギリの人生送ってんね?」
アッシュ「うるせぇ、スリリングな人生だ!」
ガイ「俺はコイツを毎朝起こしてるから、とばっちりだぜ?」
アニス「え?アッシュってガイに起こしてもらってんの!?……まさかホモ?」
アッシュ「んなワケあるか!」
ガイ「俺はアッシュの両親から世話頼まれただけさ。それにコイツは意中の人がいるしな?」
アニス「え?誰々!?」
アッシュ「おい、いらん事を言うな!」
ガイ「そりゃ、勿論ナタリ…」
リグレット「お前ら、堂々とお喋りとは良い度胸だな……廊下に立ってろ!!」
305名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 14:29:14 ID:7pd5Gh4y
>>304つづき

キンコーン

アッシュ「やっと、昼か……」
ガイ「俺、購買行くけど、何かいるか?」
アッシュ「イチゴ牛乳と焼きそばパン」
アニス「ミルクティーとコロッケパン」
イオン「コーヒー牛乳とメロンパンを……」
シンク「烏龍茶とチョココロネ」
ガイ「……お前ら、少しは遠慮しろよ」


アニス「ところで特ダネ仕入れたけど、聞きたい?」
アッシュ「いらん」
シンク「聞く義理は無いね」
ガイ「アニスの特ダネはロクでも無いものばかりだしなぁ〜」
アニス「んだと?テメェ!」

ぎゅうううう

ガイ「ぎゃあああ!触るなぁ!」
イオン「それで特ダネって何なんですか?」
アニス「それが何と、近々うちに転校生が来るらしいよ!」
アッシュ「まじか!」
シンク「へぇ」
ガイ「待て、それは男か女か?」
アニス「女らしいよ?」
ガイ「な、何てこった……」
イオン「……まさか」
アニス「どうかしたんですか、イオン様?」
イオン「いえ、何でもありません!」
アッシュ「俺には関係ないな」

キンコーン

ガイ「んじゃ帰るか」
アッシュ「ああ」
ガイ「帰りにゲーセンよっ…って、うわぁ!?」
アッシュ「変な声あげて何だよ?……って、居なくなってる」
306名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 14:30:58 ID:7pd5Gh4y
>>305つづき

ナタリア「あら、奇遇ですわね」
アッシュ「な、ナタリア」
ナタリア「一緒に帰りませんこと?」
アッシュ「構わないが……」

ナタリア「昔もこうして二人で帰りましたわね」
アッシュ「ああ、そうだな」
ナタリア「貴方は昔も今も変わりませんわね」
アッシュ「お前も…な」
ナタリア「……昔の約束」
アッシュ「ん?何か言ったか?」
ナタリア「いえ、何でもありませんわ!じゃあ、私はここで……」
アッシュ「あ、ああ。……俺もさっさと帰るか」


アッシュ「しかし、ガイの奴は何処に行ったのかね……」

ドンッ!

少女「きゃあ!」
アッシュ「おわぁ!」

どてっ

アッシュ「いってぇ……」
少女「あの、退いて下さい」
アッシュ「す、すまん!すぐにどく!……って、この感触は」

むにむに

少女「やっ!」
アッシュ「ま、まさか……」

むにむにむに

少女「いつまで人の胸を触る気ですか!」
アッシュ「す、すまん!!ワザとじゃあ無いんだ!!」
少女「こ」
アッシュ「こ?」
少女「殺します!」
アッシュ「ま、待て!誤解だ!!ぎゃああああ!!」


ガイ「だ、誰か俺の縄をほどいてくれ〜!」

次回もお楽しみに
307名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 14:57:45 ID:KuO1dYoH
なぁ、前にあったやつがいくつかあるようだが……?
308名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 14:59:28 ID:PpgufBDL
もう7スレ目だし多少のネタかぶりはご愛嬌じゃね
309名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 15:20:15 ID:vUGZZz4f
ネタかぶりというより前に投下されたやつのコピペなんだが…
310名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 16:36:26 ID:PpgufBDL
なんだ、そうだったのか。
311名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 18:45:46 ID:wH5gK0Q/
一気に糞スレ化したな
312名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 19:29:23 ID:AVUMDAyc
どんなスレにもこういう時期くらいある
313名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 20:18:07 ID:tYBfhXWZ
「劇薬荘へようこそ! 第5話 燃えカスとアホ神子」

「ゆ〜め〜である〜ように〜ひと〜みを〜ってなぁ。」
アッシュがご機嫌に学校の廊下を歩いてる時だった。背後からバタバタと騒がしい足音が聞こえてきた。
「いた!待たんかアホ神子ぉぉぉぉぉ!!!」
女の声が聞こえる。何だ?と振り返ったアッシュの目に映ったのは眼前まで迫った靴の裏だった。
「ぐあああああああああ!!」
顔面にクリーンヒット。デジャブが・・・あ、でも今回は見れなかったか・・・あの蹴りの主の声が聞こえる。
「あ、ありゃ・・・アホ神子じゃない・・・?あいつこんな額広くなかったし、よく見たら背も低い・・・あっちゃぁ〜」
・・・悪かったな。額広くて背が低くてな。

「ホントごめん!まさか別人だったなんて・・・」
鼻にティッシュを詰めているアッシュの前で女の子がしきりに頭を下げて謝っている。
黒い髪をアップにしており、顔はなかなか可愛い。なにより・・・胸がでかい。ネクタイから見ると2年のようだ。
「あー、まぁ、もういいから。気にするな。」
女性には常に紳士的にがモットーのアッシュ。ガイならもっと気の利いた事を言いそうではあるが。
「本当、すまないね。あんたみたいに紅くて長い髪の奴探してるんだよ。もし見かけたら教えておくれ!」
その女性はもう一度頭を下げると駆け出していった。
「何だったんだ・・・・しかし俺に似た奴か・・・きっといい男だな。」
アッシュが顎に手をやりニヤニヤしていると、近くの教室からアッシュと同じ紅い、長い髪の男が出てきた。
「ふぅ〜、助かったぜ〜。おい、あんた。どうやらお陰で助かったみたいだ。さんきゅ〜。」
その男は確かにアッシュと後ろ姿は被りそうだった。前は結構違うが・・・なんて言うかヘラヘラしてる感じだ。
「ちょっと待て・・・俺はあんたのせいで蹴り喰らったのか?」
「まぁ、そうじゃない?しいなの奴、俺を探してたみたいだし。」
悪びれる言う男。しいな・・・ってのはあの子の名前だろうか。
「屑が!てめえのせいで鼻血が出たぞ!大人しく捕まれ!」
我らがアッシュは男には沸点が非常に低い。年上にも屑が!は欠かさない。しかし、男は気にする様子もない。
「まぁまぁ、いいじゃないのぉ〜。あ、俺様はゼロス。ゼロス・ワイルダー。よろしくねぇ、ハニー。」
「く・・・人の話を聞け!俺はアッシュ・フォン・ファブレだ。よろしくしろ!屑が!」
アッシュもとりあえず自己紹介する。こんな時でも友達つくりは大事だ。
ゼロスと名乗った男は相変わらずニヤニヤしながらアッシュに肩を組んできた。そして、内緒話をする。
「アッシュか。むふふ、それはそうとさっきの女・・・しいなっていうんだけどさ。凄かっただろ〜?胸。」
「う・・凄かったが・・・って!違う!そんな事はどうでも・・・」
アッシュは前回アニスのお陰で地獄を見ている。とりあえず警戒すべきと本能が叫ぶ。
「ど〜でもよくないって〜。しいなはアビス学園の『巨乳三剣士』の一人だしな〜。でひゃひゃひゃ。」
何ともドラ○もんの某映画のタイトルみたいな呼び名だ。
「そ、それがどうした。で・・・他の二人は?」
お年頃なアッシュは残りの二人も気になるようでゼロスに聞いてみる。
「各学年に一人ずついるんだ。1年がティアちゃん。2年がさっきのしいな。んで、3年がリグレットおねぇさま!
知ってるか?ティアちゃんもリグレットおねぇさまもすんげぇだぜ〜?」
知ってるというか、同じ寮だし・・・しかし巨乳三剣士か・・・納得できるなんてアッシュが思ってるとチャイムがなる。
「おっと、いけねぇ。授業始まっちまうな。んじゃあな!また会おうぜハニ〜。」
ゼロスはヒラヒラと手を振ると教室に戻っていった。アッシュも急いで教室に戻った。

314名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 20:19:01 ID:tYBfhXWZ
>>313続き

「ゼロスとしいな?ああ、知ってるぜ。確か神子荘の奴だったかな。」
放課後、アッシュはたまたま会ったガイと帰路についていた。アッシュは昼間の二人を聞いてみる。
神子荘といえば、ロイドとコレットと同じ所だ。学校じゃなく寮で捕まえとけよとアッシュは思う。
「お〜い、ハニ〜〜〜〜!!」
後ろから声が聞こえる。こんな呼び方するのはあいつしかいない。
「よぉ、ハニ〜。何だ、ガイと知り合いか〜?」
現れたのはやはりゼロスだった。
「ああ、アッシュは劇薬荘の人間だからな。」
ガイがゼロスに答える。それを聞くとゼロスがニヤニヤする。
「マジかよ!?いいなぁ〜、ティアちゃんとリグレットおねぇさまと同じ寮なんてよ〜。俺様も入りてぇ〜。」
とことん軽そうな奴だなぁとアッシュは思う。3人で歩いていると、前方に学ランを着た集団が塞いだ。
「ん?何だ屑ども。人の進路塞いでんじゃぬぇーーー。」
やはり沸点が低いアッシュはすでにキレそうだ。リーダーっぽい金髪のロン毛のやつが言う。
「おい、お前ら金よこせよ。よこさないと・・・やっちまうぞコルァ!!」
時代錯誤も甚だしいヤンキーだ。短ランにボンタンはないだろう・・・・
「こいつら外道高校の連中か・・・カツ上げとはこれはまた・・・」
ガイが相手の制服を見て言う。外道高校・・・それはよくあるヤンキー高校と思えば話が早い。
「やれやれ、俺様嫌になっちゃう。こんなダッセェ奴に絡まれちゃうなんてね〜。」
ゼロスもヤレヤレとため息をつく。リーダーっぽい男が言う。
「はよ出せコルァ!俺はな!外道高校の番長のミクトラン様だぞ!こええだろ?さっさと出せや!」
ミクトランと名乗ったヤンキーがアッシュ達に詰め寄る。しかし、アッシュ達は怯む様子は全くない。
「黙れ屑どもが!俺が手前ら如きに屈すると思ったら大間違いだ。」
アッシュ、キレル。ガイとゼロスも同じように言う。
「ま、できれば喧嘩は嫌なんだがな・・・だが、俺の本気見て見るか?」
「でひゃひゃ、アッシュ君かっこい〜。まぁ、俺様としてもこんなダセエ奴なんかの言いなりにはなんないけどね〜。」
三人はやる気満々だ。外道高校の連中は怯む。
「な、何だ!?やるのか!?俺様は外道高校の番長だぞ!?お・・俺に手を出したらどうなるか・・・」
「うるせえ屑が!!御託はいいからきやがれ!!」
「何だこいつ・・・急に弱気になったな。」
「でひゃひゃ、外道高校って名前だけでビビると思ったんじゃないの〜?」
ジリジリと距離が縮まっていく。するとミクトランは叫んだ。
「く・・・こ、これで勝ったと思うなよ〜〜〜〜〜!!!!うお!こけたぁ!!」
ミクトランは情けない捨て台詞と言うとダッシュで逃走した。途中、ボンタンを引っ掛けて派手に転んでいた。
「・・・何だったんだ・・・あの屑ども・・・」
アッシュはすでに呆れている。ガイはさぁ?といった感じに手を広げている。
「下っ端が思い上がったんじゃねぇ?いやぁ、でもハニーやるじゃない。向かっていくなんてぇ〜。俺様感動。」
ゼロスがアッシュと肩を組んでくる。そういえばさっきはヘラヘラしてたぜロスもかなりマジな顔だった。
案外あっちがこいつの本当の顔なのかもな。

315名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 20:19:57 ID:tYBfhXWZ
>>314続き

「今度こそ見つけたよアホ神子おおおおおおお!!!」
ふと、後ろから声がする。間違いない。しいなだ。ゼロスが後ろを向く。アッシュも安心しきって後ろを振り向いた。
「ぐふぁあああああああ!!!この・・・・俺がぁあああああああ・・・・・・」
振り返ったアッシュの顔面にはまたも靴底が迫っていた。かわせるわけもなく直撃を喰らった。
「お〜い、大丈夫か〜アッシュ〜?」
「でひゃひゃ、大丈夫かいハニー?おかげでいい物が見れたぜ〜。」
・・・不公平だ・・・2度も間違えられてどっちも見れなかった・・・
「あら・・・またあんたかい・・・って!アホ神子!見るなぁああああああ!!!」
余裕をかましていたぜロスに鉄拳が炸裂する。アッシュはフラフラしながらざまぁみろ、と思う。
「いっててて・・・んで?何の用なんだよしいな。」
顔をさすりながらゼロスが言う。
「あんたリーガル先生の飛び出しサボっただろ?だからあたしが捕まえてこいって言われてるんだよ!早くきな!」
しいながゼロスを引きずっていく。ふと、思い出したようにしいなはアッシュ達に振り向いた。
「ああ・・・2度もすまないね。あたしはしいな。藤林しいな。2年だよ。よろしくね。」
「ああ、俺はアッシュ・フォン・ファブレだ。劇薬荘に住んでる。」
ここでようやくお互い自己紹介を交わす。しいなが言う。
「ああ、だからガイもいるのかい。いや、本当に済まないね。恨むならこのアホ神子を恨んどくれ。」
しいながゼロスの頭をはたく。
「ああ、そうさせてもらう。それより呼び出しなんだろ?早く行くといい。」
「ちょ!ハニーひっどいのぉ〜。まぁ、あれだ。俺も改めてよろしくな〜。」
ゼロスはしいなに引きずられていく。アッシュはそれを眺めている。
「あいつらもアホなやり取りしてるけど、あれで色々あるんだけどなぁ〜。」
隣でガイが言う。アッシュもガイに聞く。
「色々ってなんだよ?どうみても夫婦漫才ってやつだろ?」
「ん〜・・・まぁ、それは二人に直接聞くべきさ。おし、帰ろうぜ。」
ガイが寮へ向かって歩いていく。いつか・・・その色々が聞けた時は・・・
今よりきっと深い付き合いになってるんだろうな。アッシュはそう思いながらガイと寮へ帰っていった。

この話はここまで
316名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 21:15:14 ID:aMb0RuNW
アビシオン
317名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 21:56:14 ID:KuO1dYoH
アビスだけだったら良かったんだけどな
318名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 21:59:17 ID:T79e43y2
>>315
ワロタwww
319名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 22:22:51 ID:L9gmCPjG
>>315
ちょ、ミクトランw
320名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 23:14:09 ID:tlS44epd
ボス座談会同様、ミクトランはここでもなじられるんだなwww
321名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 23:23:27 ID:3U1/zee4
3226+αと14100:2006/04/09(日) 23:40:48 ID:x0xJvocc
初書き支援


ヴァン「さて。忙しい所悪いが緊急会合だ」
シンク「アンタの緊急という言葉ほど緊張感の無いモノは無いね」
アッシ「ガァァァァ屑がっ!この屑会議のお陰でいいとも見逃しちまうじゃねぇか!屑がっ屑がっ!」
ディス「まぁ落ち着きなさいアッシュ。土曜日に再放送があってますから」
リグレ「貴様らっ!閣下に対してどの口を―――」
ラルゴ「まぁ落ち着けリグレット。・・・で今回は何の用なのだ?」
ヴァン「人気投票だ」

一 同「 ・・・は? 」

ヴァン「つーかさぁ〜ぶっちゃけこれだけ六神将+αの人気が高まってくるとオレっちの人気がどれだけか知りたくならね??」
リグレ「さ、流石です閣下っ!えーっと・・・えー・・・・と、とにかく流石です!」
アッシ「リグレットもフォローしきれない程まで堕ちたか。この屑髭は」
アリエ「でも確かに気になる・・・・です」
シンク「気は確かかい?何の義理があって総長なんかの人気を知らなきゃならないの?」
アリエ「違う・・・です。気になるのは皆の人気・・・です」
アッシ「屑がっ!そ、そんなに気になるモンでもねぇだろうがっ!」
シンク「成るほど納得したよ。確かに気にならない義理は無いね」
アッシ「えっ!?」
ラルゴ「・・・フム。ヴァンの戯言はともかく確かに気になる所ではあるな・・・」
アッシ「お、オレは気にならねえけどなぁ〜!ほ、ホラだってアレだぞ!?一位があれば屑もありって言うじゃn」
ディス「ハーッハッハッハ!久々に意見がまとまったようですね!まぁこの薔薇のディストがダントツで間違いないでしょうが・・・」
アッシ「オレの台詞を遮るんじゃねぇ屑がっ!つかテメェもオレ側の人間だr・・・ゴホンゲフン!!い、いや・・その・・・」

一 同「じーーっ・・・・・・」   アッシ「うっ!?」

リグレ「何をそんなに慌てているのだアッシュ・・・?」
アリエ「アッシュ、必死・・・です」
シンク「必死だね」
ラルゴ「六神将たるもの常に冷静でなくてはな」
ディス「人気投票をして何か不都合でも―――」      
3236+αと14100:2006/04/09(日) 23:41:21 ID:x0xJvocc

一 同「・・・・・ハッ!!」

リグレ「(まさかヤツは自分の人気を気にしてるのか・・・?)」
ラルゴ「(だ、だろうな・・・確かに立場上アッシュの最下位は免れないだろう・・・)」
アリエ「(アッシュ、かわいそう・・・です)」
シンク「(・・・同意しない義理はないね。頼み綱の部下は50人だし・・・)」
アリエ「(アリエッタの部下は20人・・・です)」
ディス「(貴方にはロリという心強いオプションがありますから。・・・アッシュに至っては50という固定票すら怪しいですがね)」  
リグレ「(ここは・・・止めておいた方が良くないか?流石に残酷すぎる気がするぞ)」
一 同「(うんうん)」
ラルゴ「(アイツのことだから不自然に止めると変に意地を張るだろう。オレが上手く言っておくとしようか)」

アッシ「屑が・・・・屑が・・・」
ラルゴ「あー・・・アッシュ?人気投票の件だが・・・残念ながら時間の都合もあることだしちゅうs」
ヴァン「m9(^д^)プギャー自分が人気無いからって止めようとしてやんのwww  ア ッ シ ュ 必 死 だ な w」

一 同「(言っちゃったー!)(ガビーン」

アッシ「く、屑がっ!別にそんなつもりはねぇ!・・・・時間!そうだ時間だ!しばらくの間は兵どもは出払ってるから無理だと言いたかったんだ!」
ラルゴ「そ、その通りだぞアッシュ!部下の都合まで気に配るとは流石メリルの見込んだ男だ!」
ヴァン「その点なら心配無用だ。私の全権限を使って一週間後をイオン様感謝祭デー(仮)にした。オラクル兵どころかダアト中がホリディ」
ラルゴ「お前馬鹿だろ」
リグレ「し、しかし全師団兵は世界中で活動中です。一週間で全員を招集するのは無理があるのでは?」
アッシ「! そ、それを言おうとしていたんだよ屑がっ!ま、まぁオレにとっては残念な話だがな!」
ヴァン「そうか、では喜んでくれ。この度親善大使御一行が協力してくれることになってな。現在アルビオールで収集中だ」
リグレ「はいはい流石流石」
ルーク「《どーもどーも》」
アッシ「《どーもどーもじゃねぇ!!屑がぁぁぁぁぁ!!》」
3246+αと14100:2006/04/09(日) 23:41:59 ID:x0xJvocc

ディス「ハ・・・ハ、ハーッハッハッハ!・・・まぁ気楽に行きましょう?お遊びみたいなものと考えれば・・・」
アリエ「そう・・・です、アッシュ。こういう時はタタル草を煎じて飲むと落ち着く・・・です」
アッシ「ふ、ふふふふふ・・・別にオレは気にしてなんかヌェ〜さ・・・むしろ望んでたんだよ・・・よっしゃぁ・・・屑が・・」
ラルゴ「アーッシュ!気をしっかり持て!!音素乖離してるぞ!音素体で喋るなっ!!」
ヴァン「絶望のあまり音素乖離wwwwwwテラワロスwwww」
シンク「いい加減アンタは大人しくしな。壊れすぎるとクレームがくるよ」
ヴァン「ウム、そうだな。・・・では一週間後は予定を空けておくように。以上解散!」


アッシ「《おい、レプリ・・・いやルーク!今晩だけでいいから付き合ってくれ屑がっ!》」
ミュウ「《ミュウですの!ただいまご主人さまは・・・えーとえーと・・・何て言っておきますですの?》」
ルーク「《ティアとプロレス中》」  ティア「《ルーク!・・・もう・・ばか・・・(///)》」
ミュウ「《ただいまご主人様はティアさんとプロレス中ですの!ご用件のある劣化オリジナルさまはミュ〜の発信音の後にごようk(ブツッ》」
アッシ「・・・・屑が・・・ううぅぅ・・・」



はい続く
325名無したんはエロカワイイ:2006/04/09(日) 23:43:13 ID:x0xJvocc
あ、やっちゃった。タイトル「6+αと24100」だったorz
326名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 02:07:05 ID:wMqwuKgn
>>324
ちょwこのレプリカwwwなんてことしてやがるww
327名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 02:55:17 ID:cOfTKLgi
>>315
GJ!面白かったよ。
ぜひ続きも見たい。
328名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 03:29:49 ID:INLwm6it
>>324
見なきゃよかった・・・
六神将たちが台無しだ
329名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 04:52:52 ID:BpegN0qx
>>324
194と同じ臭いが…
330名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 05:26:00 ID:RmWwu/3X
>>315
グッジョブ
Aキャラもいい味出してるけど、それに加えてSキャラも色々出てきて嬉しい限りだよ
次回も楽しみにしとります
331名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 05:55:44 ID:Bv2FBMMX
>>329
いや、>>324>>194に見せかけた巧妙な荒らしじゃないか?
あの一連の流れを見ててそれでも尚テラワロスなんて台詞普通使えないよ(´・ω・`)
あるいは>>194から既にこのスレを内部崩壊させる為の布石だったとか・・・。
こんなこと考えちゃいけないとは分かってる、分かってるんだけど・・・。
332名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 07:19:08 ID:dXIGYMI/
もうここも終わりなのか…?
333名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 08:08:08 ID:+/mgfmpd
フォローではないが…
口調の壊れたキャラのいる作品は叩かれて、よそのキャラを出して世界観が壊れてる作品はGJか。
ギャラリーがうるさいネタスレも駄目だが、ギャラリーが好みで甲乙つけだしたらもう手遅れだわ。
334名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 08:43:18 ID:Xo2lVL1P
GJ!
流石総長だなw
335名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 08:48:28 ID:7bJnvnx+
よそのキャラってもテイルズって事で変わりはない。
なりダンみたいなノリで俺は良いと思うけどな?
Aや六神将でなくなるから調子のってやりすぎどうかとも思うけど、それを言ったらオリジキャラ出してるアンソロなんて論外になる。
口調の方は、あまりに変わってしまうとそれは読み手に不快な違和感を与える。
ラルゴがアリエッタみたいになるとキモいのと一緒。
2ch語なんて好みが別れるんだから、程々に自粛はすべきじゃないか?
336名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 09:21:38 ID:z+Pa6oUp
アビスの世界にパソコンはありません。
アビスの世界はシンフォニアと繋がってません。
なんて制限してたらきりがありません。
337名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 09:55:05 ID:watBJrcd
>>332
何を今更
338名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 12:18:08 ID:mS8IyokD
>>335
しかも>>324は「クレームが〜」と言ってる見ると、読み手が不快になることを
あらかじめ分かっててわざとやってるっぽいもんな…。

話の流れも>>194を意識してる感じだし、やっぱり>>331の言う通り
>>194に見せかけた荒らしなんじゃないかと思う…。
339名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 12:30:03 ID:xPDzdwj9
定期的に自治厨と口ばっかりのギャラリーが沸くな。
毎回毎回、よくやるよ。

>>335
どっちもどっちだ。
どっちにせよ、世界観無視には違いない。
340名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 13:37:18 ID:2lleyFO5
>>274オマエガナwwwww
341名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 13:39:15 ID:2lleyFO5
つか必死だなおまえらおちつけよww
342名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 13:43:48 ID:+eBFaiYG
>>339
他のテイルズのキャラが出てきても、六神将のキャラが変に壊されているわけじゃないのが劇薬荘。
世界観も無視した上に、キャラ感も無視してるのが324。
全然どっちもどっちじゃない。
343名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 15:15:19 ID:JVh+I3VO
世界観とか言い出したらこのスレの存在意義はどうなるんだろとか言ってみるテスト
344名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 15:25:38 ID:Uk1H0MSL
面白ければいいじゃない
345名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 15:29:27 ID:E70yCtEh
もともと、初代>>1
「六神将の普段の会話等を想像して萌えるスレ」
と言っているわけだな。
で、なんやかんやしてるうちに今の六神将スレの基礎が出来上がったわけだ。

過去ログを見ると多少世界観が違ったり口調の狂ったものがあるが
その辺は皆スルーかGJしているな。
とりあえず、気に入ったのだけGJして後はスルーすればいいんじゃね?
346名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 15:42:13 ID:watBJrcd
あーあ、赤ペン帰ってこないかな。
今は糞ばっかりだし
347名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 17:04:45 ID:l2+6qlOp
まあいずれこのやな流れも沈静化するであろう
348名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 17:11:07 ID:N7LyxvEY
>>345
多少ならスルーだが
多少どころじゃなく口調が狂ってて、多少どころじゃなくキャラがブチ壊しにされてるから
問題になってるんだけどな。
349名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 18:05:00 ID:gd5ccQ+e
多少だろうとなかろうと嫌ならスルーで問題ない。
むしろいちいちしらけるような発言繰り返して荒れる方が問題。
元々このスレ何でもアリみたいな感じだったし。
350名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 18:32:09 ID:6z4c5kw1
口調にクレームをつけるなんてのも何を今更って話だし。
この話題切り出したバカはどういう路線がキャラをぶち壊さないか、
そのボーダーラインを一つのSSにをまとめて是非証明してもらいたいね。

イヤだったらその人のSS見なければいいだけの話だし。
今まで楽しい流れでやってきたのに、くだらない会話でその流れに水差すなよ。
351名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 18:49:40 ID:JVh+I3VO
縺?縺?縺九i縺雁燕繧峨◆縺セ縺比クシ鬟溘♀縺?縺?
352名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 18:51:59 ID:JVh+I3VO
化けとるorz

取りあえずお前らたまご丼食おうぜ
353名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 19:16:16 ID:p4EU6QvV
>>351敢えていわせてもらう
日本語でおk
354名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 19:53:58 ID:Q7Rhy3pg
ここがいろんなトコで神スレと言われているのは、みんな華麗にスルー
出来てることが理由の一つだと思うんだよな(神SSが多いってのもそうだが)
たとえばシンクの口癖の「〜義理はないね」にしても過去SSで文法的に間違った使い方は
多々見受けられたがダレもつっこまないっしょ?
作品が面白ければ賛美し、気に入らなければ読まないorガイ様華麗にスルー
・・・・・ってことで
355名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 20:01:56 ID:kdt5G7Dy
たまご丼=劇薬の図式だって、本編から外れまくってるのにな

そういう意見も大切なのかもしれんが、今頃言い始めてる奴ってマジ嵐に見えてしまう
356名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 20:29:43 ID:Uk1H0MSL
さぁて、議論も終わったようですし、
いつもの流れに戻しましょうか
357名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 20:34:25 ID:Q7Rhy3pg
>>356
・・・・アンタ、いい性格してんな
358名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 22:34:52 ID:TFTYZYux
連日の雨で嫌になりながらそれをネタにしてみたり
「劇薬荘へようこそ! 第六話 一つの傘に二つの影」

「本日のダアト地方、降水確率は・・・」
朝、たまごご飯を食べながらアッシュはテレビを見ていた。
「降水確率10%か・・・まぁ、降らないだろ。」
現在6月後半。梅雨もあけてきたと言う所だろうか。
「アッシュ〜。そろそろ時間だぞ〜。行こうぜ〜。」
食べ終わるとルークが広間に顔を出した。そろそろ学校の時間だ。
「おう。あ、雨降らないなら体育あるな。体操服持ってくから待ってろ屑が!」
「しゃあねぇなぁ。早くしろよ〜。玄関でまってっから!」
アッシュはダッシュで部屋に戻り体操服を掴んで再びダッシュで玄関へ。
「アッシュさん、行ってらっしゃいですの〜!」
廊下でヨチヨチ歩いてたブタザ・・・もといミュウが見送りをしてくれる。
「おう、お前も大人しくしてろよ!いってきま〜〜す!!」
アッシュはルークに追いつくと学校へ向かうのだった。

「なぁなぁ、アッシュ。今日の体育俺と勝負しようぜ?」
教室に入ると体育大好きなロイドが話しかけてくる。
「最近雨で保健体育ばっかりだったしな。よし、勝負だ!」
現在体育の授業は器械武術。お互い得意分野だ。
「でもでも〜、本当に晴れてよかったよね〜。」
「本当ですわ。雨のお陰で髪に櫛も通りにくかったですし。」
ホワホワしながらコレットとナタリアが話しに加わってくる。やっぱりみんな雨は嫌いらしい。
「おはよう、諸君!席へ着け。出席を取るぞ!」
リフィル先生が教室に現れる。アッシュは空を見上げる。いい天気だ。今日はいい事がありそうだな・・・

359名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 22:35:48 ID:TFTYZYux
>>358続き

「うげ・・・マジかよ!くそう!ヨ○ズ○の屑が!予報あたってねぇぞ!」
丁度アッシュが帰ろうとした時、今までの晴天が嘘のように雨が降り出してきたのだった。
「くぅ・・・小テストがもっと点とれてれば・・・」
アッシュは自分の学力を恨む。というのは、頻繁に行われるリフィル先生の小テストにて点数の悪かった
アッシュとロイドは担任特権をフルに使われ居残りで作業をさせられたのであった。
ちなみに、ロイドは一足先にダッシュで帰っていた。
「どうするかなぁ・・・そんな遠くないしダッシュで突っ切るかなぁ・・・」
アッシュが昇降口で黄昏ていた時だった。後ろから聞きなれた声が聞こえてきた。
「あら、アッシュではありませんか。どうなさったのです?」
振り向くとナタリアがいた。
「ナタリア・・・実は傘持ってきてなくてな。それよりナタリアはこんな時間までどうしたんだ?」
「私は部活ですわ。あら、傘がないのならば私のに入りますか?」
ナタリアは鞄から傘を取り出す。どうやら折り畳み傘のようだ。
「いいのか?いや・・・・その・・・あ、あい、あい、アイアイ傘に・・・」
アッシュの顔が赤く染まる。ナタリアは気にする様子もなく傘を広げるとアッシュに持たせた。
「あら、いまさら何を気にしておりますの?ほら、参りましょう?あ、アッシュが持ってくださいね?
女性に傘を持たせるなんて殿方として失格ですわよ?」
アッシュは手渡された傘を受け取る。少し迷いながらも自分とナタリアの間に傘を持ち歩き出した。

「そういえば、二人で帰るのは初めてですわね。」
ナタリアがアッシュに言う。アッシュも答える。
「ああ、そうだな。大抵ルークやらガイやらがいるからな。」
実際アッシュが転校してきてナタリアと二人で下校したことはなかった。大抵は寮の人間が混じってたからだ。
「ふふ・・・アッシュ、こちらに来てから随分表情が柔らかくなりましたわね。さっきも赤くなって可愛かったですわ。」
「んな!?そ、そんな事は・・・あるかもな。何だかんだで楽しいよ・・・ここは。寮のみんなも学校の奴らも。」
劇薬荘に来て2週間ほど。ロイド達に出会ったり、ペットができたり、アニスに脅迫されたり、下っ端ヤンキーに
絡まれたり色々あった。だが、アッシュにとってはどれも新鮮で楽しい事だった。
ふと、アッシュがナタリアの方を見ると肩が濡れているのが見えた。そもそも折り畳みだ。1人でも若干小さめ
なのは当然だった。
「ナタリア!肩が濡れてるじゃないか。やっぱり傘はお前一人で使うんだ。風邪ひいてしまうぞ!?」
アッシュは傘をナタリアに渡そうとする。アッシュの髪に雨が染み込み、髪がおりてくる。
「アッシュ、それではあなたが風邪をひいてしまいますわ?」
ナタリアも譲らない。二人が困っているとナタリアが言った。
「それでしたら・・・アッシュ、少し腕を横に伸ばしてくださいませんか?」
アッシュはナタリアの言われるままに真横に腕を伸ばす。すると、ナタリアはアッシュに寄り添うように体を
預けてきた。
「な!?な、な、な、なっちゃん!?じゃない、ナタリア!!??」
「ふふ、これなら二人とも濡れませんわ。」
ナタリアがにっこりと笑う。アッシュは顔を赤く染めながらもナタリアの肩を抱き寄せるように傘を持った。
寮へのそんなに長くない距離。本当なら早く帰りたい道。でも、今だけはゆっくり帰るアッシュだった。
360名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 22:36:50 ID:TFTYZYux
>>359続き

「ただいま〜・・・あれ?みんなどうしたんだ?」
アッシュとナタリアが寮へ戻り大広間へ行くとみんなの視線が一斉に突き刺さった。
「アッシュとナタリア、仲良しさん・・・です?」
「いやぁ〜、若いってのはいいですねぇ〜。」
「きぃいいいいーー!羨ましくなんかないですからねぇーーーー!!」
「アッシュとナタリアは幼馴染だから。」
「アッシュさんとナタリアさんとっても仲良しですの〜!」
「うむ、劇薬的な仲のよさだ!」
次々聞こえる声。アッシュはいまだに状況が掴めていない。アニスがニヤニヤしながら近づいてくる。
「ふっふ〜ん、アッシュとナタリア〜。この画像が目に入らぬか〜〜!」
アニスに持たせてはいけないものNo1の携帯が目に入る。そこにはアイアイ傘でナタリアの肩を抱くアッシュの画像が映っていたのだった。
「んな!?アニス!お前これをいつのまにぃ!?」
「あらあら、自分の事ながら照れてしまう画像ですわね。」
別々のリアクションを取る二人。アニスが続けて言う。
「むふふ、アニスちゃんを甘くみたら困るな〜。まぁ、乙女の秘密かなぁ〜?」
アニス・・・マジで油断ならねぇ。ふと、横を見ると殺気を放ってるラルゴ先生が目に入った。
「アッシュ・・・どうやら貴様は力ずくでとめねぇといけねぇみてぇだなぁ!」
やばい、キレてる。もう闘気が目に見えそうだ。
「ま、待った先生。これにはふか〜〜い事情が・・・・」
「問答無用!!ナタリアと付き合いたければ俺の屍を超えていけぇえええええ!!!」
ドタバタする広間。天気予報は外れたが・・・いいことはあった一日だった。

今回はここまでで。
361名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 22:57:55 ID:MhKjVvvz
>>345
そう。ここは「六神将の普段の会話等を想像して“萌える”スレ」なのに
SSの中には、ここを「六神将のキャラを改悪して六神将をあざ笑うスレ」にしてるのがあるからな・・・。
そういうのは、萌えるどころかみんなが引いてるし
このスレに相応しくないわな。
362名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 23:10:37 ID:MhKjVvvz
>>360
GJ!
アニスがいつも弱みを握っておいしいなw
363名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 23:24:13 ID:plmJji31
>>362
相合傘というほのぼのな光景に頬が緩む。
で、アニスさすがだ!!GJ!!
364名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 23:37:45 ID:p4EU6QvV
>ヨ○ズ○の天気予報
バロスwwwwww
365名無したんはエロカワイイ:2006/04/10(月) 23:43:35 ID:2d6/LhAk
>>359
>「ナタリア!肩が濡れてるじゃないか」
の「肩」が「屑」に見えた自分はどう見てもアッシュ中毒です。
それはともかくGJ!
366名無したんはエロカワイイ:2006/04/11(火) 00:30:04 ID:2OxNdUpy
>>360
アイアイ傘というシチュが良いね。
そしてお約束のオチも良いw

>>349>>355
今までは何でもありだったわけじゃなくて、どんなにキャラ破壊な話でも
周りがなんとか我慢してたってだけじゃね?
それが溜まりに溜まってて、ちょうどきっかけもあったから
酷いキャラ破壊は不快だって、皆が本音言うようになったんだと思う。
かく言う自分もそんな一人。
367名無したんはエロカワイイ:2006/04/11(火) 19:22:55 ID:EL+Qw+6O
でも皆の本音が出てきたことによって、
書き手さんの方もキャラ壊しの限度をもっと考えてくれるようになったかも?
368名無したんはエロカワイイ:2006/04/11(火) 19:38:01 ID:DHuTlAbh
「預言をよむひと」


オールドラントのある場所に「ヴァン」という少年がいた。
彼には、そこがどこかも自分が誰なのかも分からなかった。
しかし、彼を目のかたきに襲いかかる者達がいる。

足の速いオラクルナイト・軍隊であるキムラスカ、マルクト兵・経験値10倍状態の主人公達・
第七音素狩りをする正義の味方達が、彼を見つけるといきなり攻撃してくるのだった。
なぜなら彼は第七譜術士であるから。・・・・・・・

彼等のいる巨大都市「ダアト」ではその都市の管理を
”カンタビレ”と呼ばれるコンピュータが行っていた。
”カンタビレ”は、より完全な都市管理のため居住者の心の中まで干渉していて、
わずかでも、都市に有害な心がめばえた居住者に対して絶えず矯正を行っていた。

このシステムをマインドコントロールといい、
その効力は”カンタビレ”自身の存在も忘れさすほど強かった。
しかし、ごく一部の人々にはマインドコントロールがきかないのがわかった。
そこで”カンタビレ”はその人達を”六神将”と名づけて六神将狩りを始めた。
六神将は捕らえられダアトに連れ去られた。

かろうじて難を逃れた子供達。



”かんたびれ”の正体を知るために、旅立つ少年「ヴぁん」

壁も空間も跳躍する、じゃんぷの能力を持つ少年「しんく」

アークシティに囚われた、しーるどの能力を持つ少女「りぐれっと」

人にあらざるものの心を読む、てれぱしの能力を持つ少女「ありえった」



彼ら4人が、このゲームの主人公である。





元ネタが分かったらお友達になって下さい。
369名無したんはエロカワイイ:2006/04/11(火) 20:02:09 ID:WgYWXMfr
「劇薬荘へようこそ! 第七話 学生の恐怖、襲来」

帰りのHRの時間だった。静まり返った教室でリフィル先生はご機嫌斜めのようだった。
「明日から期末テストです・・・前回我がクラスは学年最下位の屈辱をうけました・・・」
そうか、明日からテストか。前回ってのは中間か・・・・って!テスト!?
「なにぃいいいいいいい!!??明日からテストォォォォォォ!?」
アッシュが叫ぶ。するとリフィルの鋭い視線が突き刺さる。
「おほん、そうです。テストです。私にはなぜこんな成績だったか理解に苦しみます。そこで期末テストで努力
不足と思われる者には罰則を与えます。」
アッシュが混乱している中、教室中が息を呑む。リフィルがいう。
「罰則は・・・公開お尻ペンペンです。なお、最下位で努力の見られない者は先生と個人授業しましょうか。」
そう言って足をブンブン素振りさせるリフィル。どうやら鉄脚制裁のようだ。ロイドがガクガク震えている。
「あのぉ〜、先生・・・俺初めて聞いたんですけどぉ〜・・・転校生はテスト免除とか・・・ないでしょうか?」
アッシュが恐る恐る手をあげて言う。
「免除なんてありません。そうね・・・ならばアッシュは学年平均あれば罰則なしにしましょう。」
学年平均・・・いきなりハードルが高かった。その後HRも終わり放課後となる。
「ぐわぁああ!鉄脚コワイ鉄脚コワイ・・・」
ロイドはいまだに恐怖におびえている。どうやら諦めモードのようだ。最下位は確定らしい。
「大丈夫だよ〜。早く帰ってジーニアスに勉強教えてもらおうよ〜。それに、頑張れば認めてもらえるよ〜。」
コレットがロイドの慰める。ちなみに、コレットは成績は悪くない。
「そ、そうだよな。最下位でも努力が見れない者って言ってたもんな!よし、帰って勉強するぞ!じゃあな!」
そう言うとロイドはダッシュで帰っていった。
「ロイドは・・・そんなに成績悪いのか。」
アッシュが言うと、ナタリアとコレットが困った顔をする。
「ええと・・・ダントツで・・・平均点下げてるのは間違いないですわ。」
「えっと、えっと、でもロイド凄いんだよ?普通の人ができない発想をすると言うか・・・」
相当フォローが厳しい様子だ。いや、自分もウカウカしてられない。ロイドの負けでもしたら恥と鉄脚だ。
「そうだ、俺は範囲も知らないんだ。ナタリア、コレット、すまないが教えてくれ。」
本来ならアッシュも知ってるはず・・・しかし比較的転校してきて日が浅いと言い訳して自分のミスを回避した。
テストを知らなかったのは明らかに聞いていなかった、だなんて言えない・・・

「おーい、ハニ〜。」
帰宅途中の背後から能天気な声が聞こえる。ゼロスだ。
「何だ屑が!俺は勉強しなきゃいけねぇんだ。構ってる暇はぬぇーーー!」
すでに殺気立っているアッシュ。しかし、ゼロスは気にもとめていない。
「べんきょ〜?いいじゃん、そんなの。遊び行こうぜ〜?」
「屑が!俺は学年平均とれねえと先生にお尻ペンペンされるんだ!遊んでられるか!」
アッシュはツカツカと寮へ帰っていく。ゼロスはそれについてくる。
「あれあれ?アッシュ君学年平均ってレベルひっくいのぉ〜。俺様学年トップなのにぃ〜。」
「馬鹿は休み休み言え。お前がトップなわけないだろう。下からか?」
至極当然のアッシュの意見だった。しかし、ゼロスは言う。
「ほんとだって〜。お、しいな!俺様学年トップの成績よねぇ〜?」
ゼロスは通りかかったしんなを捕まえるとそう言った。すると、しいなは嫌そうな顔で言う。
「ああ、アッシュ。信じられないだろ?でも、本当に学年トップなんだよ、こいつは・・・アホさもトップだけど。」
ゼロスはでひゃひゃと笑っている。マジで本当のようだ。
「仕方ない。俺様一人でナンパいってこよ〜。じゃあねぇ、一般人ども〜。」
テスト前にものすごい敗北感だった。

370名無したんはエロカワイイ:2006/04/11(火) 20:03:00 ID:WgYWXMfr
>>369続き

「ふむ、この時期はみんなセカセカ食べて少し寂しいな。」
大広間での晩御飯でヴァンが言う。すでに食べ終わって部屋に戻って勉強しているやつもいる。
「すみませんね、アッシュ。できれば教えて差し上げたいのですが、私も自分で精一杯でして。」
アッシュの横でナタリアが申し訳なさそうに言う。
「いや、気にするな。範囲は教えてもらったし後は自力で何とかするさ。」
アッシュはそう言ってお茶を飲み干すと部屋に戻り机に向かった。
「よし、明日は遺跡学と算術と歴史だったな。気合入れてやるか!ロイドには負けられんしな。」
やけに低い目標だった。ロイドに何とか勝てるレベルではお尻ペンペンは免れないのに・・・

アッシュが勉強を始めてから1時間後、すでに燃えカスと化していた。
「くずがぁぁぁぁぁ・・・・わかんぬぇーぞぉぉぉぉぉぉ・・・・」
貴族ではあるがアッシュはそんなに頭がよいわけではないんだろう。譜攻の低さが物語っている。
アッシュが椅子に持たれかかる。ギシッと椅子が音を立てる。
いっそ教員連中に聞こうか。寮の教員を思い出してみる。
ジェイド→何かと理由つけて教えてくれなさそう。罰則があるとなると尚更だ。
ディスト→教えてくれても何か嫌だ。しかも、意味不明そう。
ラルゴ→体育教師。
全部ハズレだった。すでに行き詰った感のあるアッシュは気晴らしに広間に向かった。
広間ではテレビを見ている金髪が一人いた。どうやら見ている番組は「D黄門」のようだ。
『じ〜んせいガルドがひ〜つようさ〜。お金がな〜くてはな〜にもできん〜。』の主題歌で有名な時代劇だ。
「ん?アッシュじゃないか。どうした?お前も見るか?D黄門。」
「アッシュさんですの〜。」
アッシュに気づいたリグレットが振り返る。風呂上りなのかいつもはポニーな髪は降りている。
そしてそのリグレットの膝にちょこんとミュウが乗っていた。
「いや、勉強が分からなくてな・・・少し気晴らしだ。んで・・・ミュウは何なんだ?」
「ああ、ティアがな。『本当はミュウといたいけど、勉強できなくなっちゃうから』って言ってな。」
アッシュはリグレットの隣のソファーに腰を下ろす。D黄門も話の佳境らしく、ショートヘアの女が
『スタン!マリー!やってしまいなさい!私はガルド探しとくから!』と言っている。彼女の部下と思われる
女性は殺る気満々、男性はとっても嫌々そうだ。国の兵士と思われるこれまた生意気そうなガキが『おのれー』
とのたまっている。
「ふむ、勉強か・・・ならば私が教えてやろうか?D黄門終わってからでいいなら。」
アッシュに女神が微笑んだ。アッシュが高速で頷く。
「いいのか!?かなり助かるずぇえええええ!あ、でもリグレットの勉強は?」
アッシュの勉強を見ると言う事はリグレットが自身の勉強ができないということでもある。
「私は普段からしてるから無問題だ。大学の進学も推薦で決まってるしな。」
勝ち組だった。しかし、これは絶好のチャンスだ。アッシュは是非にとリグレットに勉強を教わった。
371名無したんはエロカワイイ:2006/04/11(火) 20:03:51 ID:WgYWXMfr
>>370続き

それから数日間。アッシュは学校から帰るとリグレットにつきっきりで勉強を教えてもらっていた。
リグレットも嫌な顔せず、寧ろ嬉しそうにアッシュに勉強を教えてくれていた。そしてテスト最終日前夜・・・
「ふう・・・これで明日も何とかなりそうだ。助かったずぇ〜。」
アッシュは素直にリグレットに頭を下げた。リグレットもにっこり笑う。
「しかし・・・リグレットは何でそんな親切に俺に勉強教えてくれるんだ?同じ寮の人間なだけなのに。」
アッシュがそう言うとリグレットは急に顔を赤くした。え・・・まさか・・・?
「う・・・まぁ、黙ってても仕方ないし言ってしまうか・・・それは私が同じ寮の人間以上にお前を見てるからかな。」
「へ・・・ちょ、マジですか・・・いや、気持ちはとっても嬉しいんだが。いや、リグレットが嫌じゃなく、そのだな〜。」
アッシュは狼狽する。しかし、リグレットは続けていった。
「私はお前を・・・弟として見てるからだな。お前だけじゃない・・・この寮の学生組はみんな弟や妹と思ってる。」
アッシュ、一気にテンションダウン。さいですか・・・いや、そうと思ってましたが。
「私はな・・・幼いころに両親を亡くして弟と二人で生きてきたんだ。その弟も・・・今はいないがな・・・」
アッシュはしまったと思う。こんな展開になるとは思ってなかったが、こんな展開にしたのは自分だった。
「リグレット・・・その・・・すまない・・・」
「アッシュが気にすることじゃない。寮のみんなも知ってる事だし、いつかお前にも話そうと思ってた事だ。
それが早いか遅いかだよ。だから、私にとって寮のみんなは家族であり・・・兄弟なんだ。兄弟に勉強
教えるのは普通の事だろう?特に、お前みたいに出来の悪い弟だとな。」
リグレットはそう言うと今までアッシュが見たことない顔で笑った。明日のテスト・・・出来なきゃ俺は男じゃぬぇー!

数日後・・・返却されたテストの結果を見る。見事アッシュは学年平均を大きく上回る点数を取ったのだった。
「アッシュ、凄いですわ。とても一夜漬けなんて思えませんわ!」
ナタリアが感嘆の声を上げる。確かに一夜漬けだが言わないでおくれ・・・
「アッシュ、凄いよ〜。私ももっと頑張らないと抜かれちゃうね〜。」
コレットも驚く。個人的にはこの点数でもコレットに勝ててないのが驚きだった。そして・・・
「ふふ、みんなよく頑張ったわね。学年一番で先生も嬉しいわ・・・一人除いてね。」
リフィルの目がギロリの光る。その視線の先には・・・言わずもがなロイドだった。
ロイドの答案を見ると、確かにある意味天才だった。下はロイドの回答である。
リトマス紙を酸性の水にいれるとどうなるか→濡れる
みるみるうちにを使って文を作れ→ヤク○トのおばさんがミ○ミル家にもってきた
以下の事が正であると証明せよ→これは明らかに正である 証明終了etc
「さぁて・・・ロイド。先生とお話しましょうか〜。あ、みんなは帰っていいわよ。今後のテストもその調子でね。」
リフィル先生に連行されるロイド。その目は売られていく子牛の目をしていた。
アッシュは思わすド○ドナを口ずさんだ。
「それにしてもアッシュ、どんな勉強をされましたの?」
ナタリアが聞いてくる。アッシュは笑いながら言った。
「姉さんに教えてもらった!」

今回はここまで
372名無したんはエロカワイイ:2006/04/11(火) 20:32:32 ID:S8ap4xKQ
>>368
お友達を前提に結婚してください
373名無したんはエロカワイイ:2006/04/11(火) 20:54:45 ID:D8QZQl4b
>>371
久々に大声でワロタwwwwwwwwwww
374名無したんはエロカワイイ:2006/04/11(火) 21:12:50 ID:A8JDQkKZ
>コレットがロイドの慰めた
おっきした
375名無したんはエロカワイイ:2006/04/11(火) 22:00:55 ID:7DUAXk5x
>>371
譜攻の低さが物語っている。に超笑ったw
D黄門が最高でした
376名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 07:50:23 ID:C84ZHKTv
>371
gj!
D黄門www
なんかうっかりジョニーとか飛猿コングマンとか想像してワロタ
377名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 12:05:31 ID:JRH1h/tr
>>371 GJ!劇薬荘は安定して面白く読めるから好きです。
378名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 20:14:13 ID:SvrywjNJ
「劇薬荘へようこそ! 第八話 アッシュの部活見学」

「そういえばアッシュ。部活をやる気はないのか?」
アッシュが朝食をとっているとヴァンが言った。
「部活?やってないが・・・」
「ふむ、ならば見学等してみたらどうだ?テストも終わりどの部活も活動しているはずだしな。」
部活か・・・それも学園生活の醍醐味かもしれないとアッシュは思う。
「あら、それでしたら私が放課後案内してさしあげますわ。今日は私の部はお休みですし。」
隣で話を聞いていたナタリアが言う。
「それじゃあ頼むぞ。そういえばナタリアは何部なんだ?」
「料理部ですわ。顧問のリーガル先生も『私には真似出来ない独創的な味だな』と言って下さいますのよ。」
アッシュとヴァンの顔から思わず血の気が引いていく。そりゃあれは真似できん・・・
「ま、まぁ部活は多々あるからまずは寮の奴等のトコでも行くといい。」
取り繕いながらヴァンが言う。どうやら今日の放課後は退屈しなさそうだ。

「部活だったら『総合武術部』こいよ。俺と一緒に強くなろうぜ!」
さっそく朝の話を聞いたロイドが言う。
「総合武術部ですと、シンクとルークがいますわね。」
ナタリアは思い出しながら言う。そういえばここは中等部も高等部も一緒に部活してるんだったな。
「うちの部なら常に戦う相手には困らないぜ。来たい時に来て、手合わせすればいいだけだし。逆に
休みたければ休んでいいんだ。ルークはバイトしてるからバイト休みの日しか来ないしな。」
ロイドが部の説明をしてくれる。なるほど、自由に戦いの練習ができるのはよさそうだ。
「まぁまぁ、今日は見学なんだよね?だったら『動物愛好会』はどうかなぁ〜?」
コレットが言う。確かアリエッタも同じ部活のはずだ。愛玩動物に目を輝かせ、それを激しく
愛でる自分を想像する。ペット雑誌をアリエッタやコレットと仲良く見ている自分。
「うふふふふふ〜、このチーグル屑可愛いな〜。」想像のアッシュが言う。・・・・・ごめん、無理だ。
「すまん、コレット・・・自分が想像できない。」
アッシュが冷や汗を流しながら言う。ロイドとナタリアも同じ想像をしてるんだろうか。笑いをこらえている。
「とりあえずコレットの言うとおり、今日は見学なのですから色々回りましょう。」
ナタリアがまとめる。果たしてみんなはどんな部活してるんだろう。
379名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 20:15:17 ID:SvrywjNJ
>>378続き

「じゃあ、行きましょうか。まずは・・・『軽音部』にでも行きましょうか。」
放課後、アッシュはナタリアに連れられて廊下を歩いている。音楽室に近づくにつれ、音が大きくなる。
「あのね君がもしも悲しんでいてなら 一緒に泣いてあげるから〜♪」
心地よい歌声が聞こえてくる。この声にはアッシュは聞き覚えがあった。音楽室へ入る。
歌っていたのはやはりティアだった。よく見るとガイもギターを弾いている。
「ティアやっぱり歌上手いな・・・ガイもギター弾けたのか・・・」
アッシュが行われている部内ライブを見ながら言う。バンドの名前は『ユリア』と書かれている。
「そうですわね。ティアはもちろんですけど、ガイは昔から音機関楽器が好きでしたからね。」
そういえばそうだった。思い出せば小さいころからガイは楽器とかいじってた気がする。
ティア達の演奏が終わる。するとティアとガイはアッシュ達のところへ来た。
「アッシュ、ナタリア。部活見学かしら?」
長い髪を翻しながらティアが言う。
「ああ、とりあえずここからな。ティアもガイもすごいんだな。正直ビックリしたずぇー。」
「はは、さんきゅー。どうだ?軽音部はいらねぇか?ああ、掛け持ちもOKだ。俺もしてるしな。」
ギターを肩から下ろしながらガイが言う。
「そういえばガイは『工作部』もやってましたわね。今日はやってないのかしら?」
ナタリアが言う。工作部・・・決して北○鮮とかのしてる工作ではなく、物作りだ。
「ああ、今日はライブだからこっち優先でね。行ってみたらどうだ?誰かいるだろうし。」
「でしたら次は工作部行きましょうか。あら?次のライブは『マオレイグ』ですの!?アッシュ、見ていきましょう。」
ナタリアが舞台を見る。そこには中等部の男の子と、2年のムスっとした男と陽気そうな3年の男がいた。
どうやら、校内の人気バンドらしい。中等部の子がリコーダー&ボーカル、二人はそれぞれギターと鈴とコーラスの
超異色ユニットらしい。歌が聞こえてくる。
「しゅ〜、しゅ〜、しゅ〜てぃんぐすた〜。僕のお願いかなえてネ〜♪」「クゥレェアー!」「あーねーきー!」
何とも形容し難い歌だ。コーラスのが声がでかい気もする。世の中何が流行るかわからないものだ。

ライブを聞き終えて向かった先は美術室だ。中をのぞくと中等部の女の子が彫刻を彫っていた。
ピンクの髪をツーテールにしており、どこか物静かな感じだ。アリエッタに似ている・・・ピンクだし。
「こんにちは、プレセア。今日はあまり人がいませんのね。」
ナタリアがその少女に声をかける。するとそのプレセアという少女は少しこっちに顔を向けた。
「こんにちは、ナタリアさん・・・それと・・・?」
「ああ、俺はアッシュだ。アッシュ・フォン・ファブレ。」
自己紹介をしてみる。するとその少女は少し笑うと自己紹介をしてくれた。
「私はプレセアです。プレセア・コンバティール。中等部の3年です。よろしくお願いします。」
ペコリと頭を下げる。礼儀正しい子だ。彼女の彫っていた物を見る。木彫りの熊だった。なかなか豪快だ。
「プレセアーーー!あれ?ナタリアじゃん。」
いきなり小さい物体が現れた。どっかで見たことあるような少年だ。
「あら、ジーニアス。料理部はお休みですからこっちに来たのですか?」
「休みになったのはナタリアの料理でリーガル先生がダウンしたからでしょ〜?全く、姉さん並みだよ。」
ジーニアスと呼ばれた少年がヤレヤレと肩をすくめる。するとこっちも見てきた。
「あ、もしかしてあなたがアッシュさん?僕ジーニアス・セイジ。中等部の三年だよ。」
「ん?ああ、アッシュだ。ん?セイジ・・・?」
どっかで聞き覚えのあるファミリーネームだ。
「ジーニアスはリフィル先生の弟ですのよ。」
そうだ、我らが担任、ミス遺跡のリフィル先生だ。どうりで見覚えがあるはずだった。
「ロイドの友達なんでしょ。ふんふん、気が合いそうな感じだよね〜。」
ほめられてるのか馬鹿にされてるのか微妙な言い方だった。
話を聞くとどうやら劇薬荘の中等部の面々とも友達らしかった。話を適当に切り上げると次へ向かった。

380名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 20:16:20 ID:SvrywjNJ
>>379続き
適当に回っていると廊下でイオンに出くわした。よく見たらしいなもいる。
「おや、アッシュじゃないですか。部活見学ですか?」
相変わらず物腰が穏やかだ。アニスにも見習ってほしい。
「ああ、色々見てきてな。イオンは部活か?」
「いえ、僕は生徒会をしてて・・・これでも会長なんですよ?」
初耳だった。どうやらイオンは中等部の生徒会長をしているらしい。
「んで、しいなもいるって事は・・・?」
隣でナタリアと話し込んでるしいなに話を振る。
「ああ、あたしも高等部の生徒会長なんだよ。結構意外って言われるけど・・・・意外かい?」
「いや、そうでもないんじゃないのか?」
思ったことを言ってみる。実際しいなが面倒見がいいのは知っている。だからアホ神子のお守りもしてるんだろう。
「あはは、そう言われるとそれはそれで照れちまうね。」
「いえ、しいなさんは立派な方ですよ。」
アハハと頭を掻いているしいなをイオンがフォローする。何だか学園も安泰な気がする。
「それじゃあアッシュ、部活見学頑張ってください。やりたい事が見つかるといいですね。」
「あ、アホ神子のナンパ研究会は非公認だから入っちゃ駄目だよ。それじゃあね〜。」
イオンとしいなは手を振りながらどこかへ行った。アッシュもナタリアと一緒に次なる場所へ歩いていった。

「次は演劇部ですわね。」
演劇部とでかでかと書かれた部屋の前でナタリアが言う。
誰がいるのかとアッシュが考えてると中から声が聞こえた。
「きゃわ〜ん!王子様ぁ〜。助けてぇ〜!」
甘ったるいブリブリな声が聞こえる。もはや言うまでもなかった・・・アニスだ。続けて声が聞こえる。
「姫!おのれ、この伝説の大根で必ず救い出すぞ!ブウサギを引け!」
どんな劇なのか理解に苦しむ台詞だ。それより、この声は・・・・
アッシュとナタリアが部室に入ると、姫の格好をしたアニスと大根を手に凛々しい王子になったリグレットがいた。
「あら、リグレットは今日はこっちでしたのね。いつもはサバイバルゲーム部ですのに。」
サバゲー部。リグレットには悪いがこっちのが彼女のイメージに合ってしまう。
練習が休憩になったのかアニスとリグレットが寄ってくる。
「アッシュ、ナタリア、どうだった?アニスちゃんの超可愛い演技!見惚れたでしょう?」
そういうこと言わなきゃもっと評価はいいんだがな。と思いながらも口には間違っても出さない。
「ああ、よかったんじゃないか?にしても意外だな。リグレットが演劇なんて。」
とりあえず社交辞令を言いつつ一番気になることを言う。するとアニスが答えを言う。
「リグレットでしょ?以前さ、サバゲー部に小道具の銃借りたついでに某鷹の目中尉の役をしてもらったら
もう、超ハマリ役でさ〜。それ以来、たまに手伝ってもらってるんだよ〜。」
なんだかタブーが聞こえたが気にしないでおく。
「思ったより演劇も面白くてな。どうだ、アッシュ?今演劇部は男手不足だ。入れば即男優だぞ?」
リグレットも言葉どおり演劇部も好きなんだろう。敢えてこっちの勧誘をしてくる。
「まぁ、アッシュ。素敵ですわね。アッシュが王子様だなんて。」
なんだか夢見がちな少女ナタリア。王子とは誰も言っていない。
「そうだな・・・今日色々見てきたがやっぱり迷うな・・・もう少し考えさせてくれ。」
実際アッシュはやってみたい事が結構あった。しかし、掛け持ち可能とはいえ、一番は決められなかった。

「それで、アッシュ。部活は決めたのか?」
寮へ帰ると偶然会ったヴァンがアッシュに聞いてくる。アッシュは首を横に振る。
「いや、ドコも魅力があってな。でも、何かはやりたいと思うんだ。」
「ふむ・・・仲間達と汗を流して努力してそういう時間を共有する。学生の醍醐味だ。あせらず決めればいい。」
ヴァンは髭を撫でながら言う。もうすぐ夏休みだ。それまでには、自分の青春の場所を決めてみたい。
アッシュはそう心に誓うとナタリアがくれた部活紹介のパンフレットにもう一度目を通し始めた。

今回はここまで。アッシュの部活どうしよう・・・
381名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 20:43:43 ID:4njsR2mV
相変わらず配役のセンスがいいね
原作通りのキャラで巧く絡ませるのは凄いよ
382名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 21:27:25 ID:/Q3ap7LP
アイス吹いて画面汚れちゃったじゃないか
383名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 21:32:32 ID:JwLNOvGU
>このチーグル屑可愛いな〜
クズワロタ
384名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 23:15:37 ID:FK5lRYn+
アッシュ「おい!ヴァン!こんな知らねぇ奴らに会わせてどうする気だ」
ヴァン「たーまごどんもずく?」
アッシュ「屑が!それにしてもこいつらからは赤ぽっい同じ雰囲気を感じる…」
ゼロス「…俺さまゼロ…」
アッシュ「野郎に興味はねぇ!失せろ屑が!」
ゼロス「ちょ…俺さまの台詞…」
アーチェ「アタシは…」
アッシュ「ハーフにも興味ねぇよ!屑が!」
アーチェ「ビッグバン!」
アッシュ「秘奥義カウンター!」
アーチェ「秘奥義じゃないし」
プレセア「よろしく…お願いします」
アッシュ「こいつぁ…上玉だ…アリエッたんタイプだな…君可愛いね?」
アリエッタ「イービルライト!」
アッシュ「は?秘奥義カウンターだし」


ナナリー「あたしだって赤いよ!こら…」
ルーク「赤けりゃいいってわけじゃねぇよ?」
リッド「まったくだ」
ハロルド「改造♪」
ジェイド「骸あさり…♪」


シンク「バカしないないけど?どうすんの?」
ラルゴ「ジェストの餌」
リグレット「ティアに贈呈」
イオン「導師守護役…」
385名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 23:24:44 ID:jNZZL0JG
ま た 世 界 観 崩 し か。 いい加減にしろ
386名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 23:25:55 ID:ZGrsWRvJ
どうでもいいが>>385よ、
>>384は過去作品のコピペゆえ、スルーを推奨するがいかがかな?
387名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 23:32:17 ID:g69BpEV5
どうでもいいが>>386よ、
>>385は過去に相当荒れた話ゆえ、スルーを推奨するがいかがかな?
388名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 23:39:38 ID:sxnDW1Ic
まとめサイトが更新されている♪
更新乙&いつもありがとうございます。
389名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 23:44:31 ID:XAtLjKWT
>>385
384はただのコピペだよ。スルー推奨で。
390名無したんはエロカワイイ:2006/04/13(木) 02:26:40 ID:1UtGWR/B
ドラムも任せろ!

ダカダカ ドドドド
 ドムドム ダダダダ♪
☆ ☆ ♪∧ ハ/|//
 ヽ  /    >   
`=≡=ヽハリ\|ヽゝ
 /〃 ゞd゚ ー゚ノ /
/ ┌\と\と`∈≡∋
‖ γ⌒ヽヽコノ ‖
‖ΣΣ | |∪〓 ‖
个 人_ノノ_||_ 个
  ガッガッガッ ♪
ドチドチ!
391名無したんはエロカワイイ:2006/04/14(金) 18:16:16 ID:R/TYPgzV
六神バンド1stアルバム「GEKIYAKU」ライナーノート

自らを「劇薬」と名乗り歴史を覆さんとするバンド、V.A.N.が遂にそのベールを脱いだ!
叙情性に流れることがなく、ただ劇薬の進化を追求する彼らは、ND2018年に
たった一つの目的、「預言に浸された世界に劇薬をブチかます」という大儀の元にダアトにて結成した。
そして徐々に活動範囲を広め、総長であるヴァンの巧妙な口車と洗脳によって
遂にメジャーレーベルであるローレライ教団との契約を勝ち取った。

とにかく私は彼らの発するサウンドを聞いて興奮を覚えるばかりであった。
ヴァンの抑揚のない低音ボーカルが卵丼と妹のことだけの歌詞を乗せて聞き手を生暖かく包み込み、
シンクのトバしまくりのギターとアリエッタのハズしまくりのシンセが複雑に絡み合い、
リグレットの唯一マトモ故に逆に浮いちゃってるベースワークと
ラルゴの漢祭りを連想させる男臭いドラミングが軸を固める。
また、忘れてはならないのが2ndボーカルのアッシュだろう。
彼が一たび「エクスプロォォォォゥド!」と叫べば会場はたちまち爆笑の渦に包まれる。
そしてそれらの音を成り立たせているのがサンプラーのディストだ。
ディストのアホみたいに緻密なサンプリングがなければ彼らの発する音は
ただのジャイアンリサイタルになってしまうだろう。

六神バンドの事実上のデビューを飾る本作を紐解いてみると改めて彼らの音楽性の目新しさに驚かされる。
彼らの生き方そのものを表す"六神将マーチ"、既にこのバンドの
代名詞となった"カラザ"と、とにかく隙のない本作のラストを飾るのは
何故か"ヴァン死亡"である。そうしたジョーク感覚まで持ち合わせる総長に
メンバーがツッコミを入れたりして文字通りお互いをぶつけ合うことによって
己の美学を昇華し、ひとつの時代を築き上げていくのである。
もう彼らがかつての仲間や肉親と剣を交えることはなくなったのだ。
彼らは楽器という、音楽という最高の武器を手に入れたのだから!
  ND2018 ライナー解説:カンタビレ

おまけ ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi31593.jpg.html
392名無したんはエロカワイイ:2006/04/14(金) 18:25:54 ID:LPq2J3Dg
>>391
腹いてぇwwwwwww
393名無したんはエロカワイイ:2006/04/14(金) 18:30:27 ID:V3U/k1La
腹がツった…
面白れぇW
394名無したんはエロカワイイ:2006/04/14(金) 20:00:11 ID:Ar5c0p71
カンタビレ乙www
395名無したんはエロカワイイ:2006/04/14(金) 20:49:24 ID:R/TYPgzV
ヴァンのヒゲとリグレットのモミアゲ(?)描き忘れてた・・・
396名無したんはエロカワイイ:2006/04/14(金) 22:52:19 ID:GqZjIjAH
>>391
見れないんだが…orz
397名無したんはエロカワイイ:2006/04/14(金) 23:04:02 ID:WkEfCGEF
>>396
広告の下にあるファイル名の隣、ダウンロードという言葉をぽちりとな。
広告と一緒になっていて非常に探しにくいんだな。
398396:2006/04/14(金) 23:06:51 ID:GqZjIjAH
>>397
サンクス!見れたよ!
>>391
ヴァンの顔にワロタw
399名無したんはエロカワイイ:2006/04/15(土) 00:41:43 ID:Z5ubyoFu
各師団の訓練の様子



〜全体練習〜
ヴァン「君、そこはもっと深く斬らなければ」
オラクルナイト「は、はい!」
ヴァン「そこの君!炎の強さに躊躇していては何もできないぞ」
オラクルラッパー「はい!総長!」
アッシュ「よくやるぜ…兵全体でたまご丼の炊き出しなんてな…」
リグレット「雑兵によりたまご丼に触れ合ってもらおうという閣下のご配慮だ」
ヴァン「玉葱はもっと小さく、かつダイナミックに切るべきだ」
オラクルナイト「はい!」

〜第一師団〜
ラルゴ「・・・・・」
オラクルナイト「・・・もうダメだ〜!(ドタドタ」
ハイオラクルナイト「また一人逃げたか…しかし師団長、ザレッホ火山深部で、なぜこんな我慢大会のようなことを?」
ラルゴ「我々第一師団の合言葉は『肉を切らせても獅子戦孔』だ。そのためにはどんな攻撃にも動じない強い肉体が必要なのだ」
ハイオラクルナイト「しかし師団長、我々は獅子戦孔を覚えてませんが・・・」
ラルゴ「・・・気合いでカバーするしかねえな」

〜第二師団〜
ディスト「ほら!命令入力は一秒以内に処理しないと実戦では間に合いませんよ!」
オラクルルーン「ひえ〜(カタカタカタカタ」
オラクルガーダー「あ!やばミスった!」
ディスト「ほらほら!私の美しいキーボード捌きを見なさい!」
シンク「音機関ロボのプログラミング訓練か・・・地味だね」

〜第三師団〜
オラクルナイト「みんな〜ご飯だぞ〜」
グリフィン「キシャアァ!」
オラクルラッパー「あ!またこんなところにフンして!トイレでしなきゃダメだろ!」
ライガ「クウゥン・・・」
アリエッタ「特に訓練することはない…です」
400名無したんはエロカワイイ:2006/04/15(土) 00:44:08 ID:Z5ubyoFu
>>399続き




〜第四師団〜
リグレット「敵を足止めする任務でもない限り、敵を生かす必要はない。心臓を狙え!頭だと標的が小さくて外しやすいが心臓なら他のどこかに当たる」
オラクルラッパー「お言葉ですが師団長、師団長は人に教えるほど射撃の命中精度が」
ズガアァァン!!
リグレット「・・・何か意見がある者、言え」
オラクルルーン「いえ、何も」

〜第五師団〜
オラクルガーダー「ひい・・・ひい・・・」
シンク「後ろの奴!遅いよ!10周追加!」
オラクルナイト「ひえ〜・・・」
ハイオラクルナイト「参謀総長!ずっとこれですか!?(ゼエゼエ」
シンク「走れないと何にもならないじゃないか。だからスタミナとつけて足を鍛えてるのさ」
ハイオラクルナイト「そんなこといいながらもう神託の盾本部の敷地をかれこれ136周してますが・・・」
シンク「そのくらいで音を上げるようじゃフリーランには勝てないよ!20周追加!」
オラクルナイト「うえぇ・・・」

〜特務師団〜
ガタン!
オラクルルーン「ひいっ!」
アッシュ「屑が!もっとちゃんと言いやがれ!」
オラクルルーン「は、はい!」
アッシュ「いつも言ってるだろうが!発動時はエェクスプロオォォド!これだ!」
オラクルルーン「ア、アーイシクルレイン!」
アッシュ「違う!アァァイシクルレイン!これだ!」
ラルゴ「威力より発音重視か」
シンク「あいつは譜攻が劣化してるからね」



〜おまけ 第六師団〜
オラクルナイト「カンタビレ様左遷されてどっか行っちゃったからなあ・・・」
オラクルラッパー「やること無いよねえ・・・」
オラクルルーン「総長にでも訓練お願いしてみる・・・?」
ハイオラクルナイト「いや、総長はたまご丼の作り方しか教えてくれないだろ・・・」
オラクルナイト「そうか・・・」
一同「ハァ・・・」
401名無したんはエロカワイイ:2006/04/15(土) 01:07:27 ID:xJufIJSy
とりあえずブラックキャット読者だろw
あの人はバルバトスにしか見えヌェー
402名無したんはエロカワイイ:2006/04/15(土) 16:36:23 ID:jd+dhCih
>>400
GJ!
結構ウケたw
403名無したんはエロカワイイ:2006/04/15(土) 23:22:25 ID:fqlQjzlW
「劇薬荘へようこそ! 第九話 みんなのバイト」

「ごちそうさま〜。それじゃあ俺バイト行って来ます。」
今日は休日。寮のみんなで昼食にたまご丼を食べていると、食べ終えたルークが席を立った。
「そういえば、今日は私もバイトだったな。準備しなくては・・・」
漬物をつついているリグレットが言う。あれ?リグレットもバイトしてんのか。
「あら、先輩もだったんですか?今日は私もバイトなんですよ。」
ずず〜っとお茶をすすっていたティアが言う。
「なんだなんだ〜?やけにみんな被ってるなぁ。今日は俺もだぜ〜?」
すでに昼食を取り終えてテレビを見ていたガイが言う。
「あら?私も今日はお仕事がありますのよ。偶然ですわね。」
アッシュの隣でたまご丼を食べているナタリアが言う。ん?待てよ・・・
「もしかして・・・高等部で暇なのって・・・俺だけか?」
アッシュが自分を指差しながら言う。
「そうみたいだね。アッシュもバイトできるんだししたら?まぁ、ボンボンにはそんな発想ないかもだけどね。」
小生意気にシンクが言うが当たってるので反論もできない。
「そうですわよ、アッシュ。例え貴族でも働いて見るのも勉強になりますわよ。」
すでに準備を始めているナタリアが言う。ううむ、一理あるか。
「あ、じゃあさ〜。みんなのバイト先巡って見る〜?どうせアッシュ暇でしょ?」
アニスが言う。確かに暇だが・・・だが、面白いかもしれない。
「そうだな・・・じゃあ頼もうかな。」
アッシュがアニスに言う。するとアニスは小悪魔の笑みを見せる。
「食べ物屋さんでは奢ってね〜。ごちそうさま、アッシュ〜♪」
やはりアニスだった。

「そうれじゃあみんなのバイトを見てみようツアーへレッツゴ〜〜!」
「アニス・・・それはいいんだが・・・こいつらは何だ?」
アッシュが後ろを見るとシンク、イオン、アリエッタ・・・つまり中等部の連中がいた。
「アッシュが奢ってくれるんでしょ?行かない義理はないね。」
「すみませんね、アッシュ。ありがとうございます。」
「アッシュ、いつもありがとう・・・です。」
もうすでに奢られる気満々の中等部連中。最後の良心のイオンまでそのつもりのようだ。
「屑どもが・・・・仕方ヌェー。ほら、さっさと行くぞ。最初は誰の所だ?」
悪態をつきながらも了承してしまうアッシュ。こうしてバイト見学ツアーが始まった。

404名無したんはエロカワイイ:2006/04/15(土) 23:23:14 ID:fqlQjzlW
>>403続き

「いらっしゃいませ・・・あらあなた達・・・どうしたのかしら?」
初めに来たのはティアのバイト先のファミレスだ。メイドみたいな制服姿が悩ましい。
「アッシュ、鼻の下伸びてますよ。アニスのばれたら大変でしょう?」
イオンがこっそり耳打ちしてくれる。やばいやばい、奢る金額が増えるトコだった。
「さってっとー、何食べようかな〜。あ、この後レストラン行くから軽く済ませようね〜。」
アニスがメニューを見ながら言う。レストランは誰なんだろう・・・
「じゃあ・・・アリエッタ、パフェが食べたいです。」
「あ、アニスちゃんもパフェで〜。」
「おや、ボクもそうしようと思ってたんですよ。」
「なんだ、みんなパフェなんだ?まぁ、食べない義理はないよね。じゃあ、店員さん呼ぼうか。」
甘党集団のようだった。まぁ、男どももイオンとシンクだからまだいいか。これがディスト先生やラルゴ先生が
好んでパフェ食べてたら正直気持ち悪い。
「お待たせしました。ご注文はお決まりでしょうか?」
呼ばれてきたのはティアだった。長い髪を括っている。やはり飲食店だからだろうか。
「えっとね〜、このオラクルパフェ4つとね〜、アッシュは?」
アニスがメニューを指差しながら言う。アッシュは適当にメニューを見るとコーヒーだけ頼んだ。
「お待たせしました。オラクルパフェとコーヒーになります。」
ティアがトレーに乗せた食べ物を持ってくる。いつも思うがかなりバランス感覚がすごい。あんな小さいトレーに
こんだけ乗せて片手で持ってくるんだからな〜。
「ありがと、ティア。それじゃ、アッシュいっただっきま〜す!」
他の面々もアッシュにお礼を言うとパフェを口に運んでいく。やっぱりまだまだ中学生だなぁなんてアッシュが思う。
「アッシュ、接客するのかしら?だったらまず言葉使いを何とかしないとね。」
ティアがスッと寄って言ってくる。余計なお世話だがその通りかもしれない。
「分からないな。そもそもバイトするとも限らないがな。」
アッシュがコーヒーを口に入ながら思う。まぁ、仕事は色々ある。やっぱり色々見てみるべきだな。

「ほんじゃ次は腹ごなしに食べ物屋以外にしようか〜。よし、あそこにしよう。」
アニスがご機嫌にアッシュ達を先導する。ついたのは模型屋だった。中に入るとガン○ラやらエアガンやらが
置いてあった。誰かが分かった気がする・・・
「いらっしゃい・・・何だアッシュ。買い物か?アニス達もいるのか。」
レジにいたのはエプロンをしたリグレットだった。手元ではエアガンをいじっている。
「ああ、みんなのバイトを見に・・・な。リグレットはここなのか。」
「ああ、店長の好意で私のエアガンも好きにいじれるしな。とても私向きだろう?」
リグレットがにっこり笑う。ただ、笑顔で銃をいじるのは年頃の女の子としてどうかと思うが。
「ねーねー、リグレット〜。今日もやらせてよ〜。」
店内を楽しそうに見ていたアニスがレジにやってくる。
「ああ、構わないぞ。ほら、後ろのドアをくぐるといい。扱いは知ってるな?」
「もっちろ〜ん。じゃあ、借りるね〜。」
アニスがリグレットの言うとおりレジの後ろにあるドアを開けて中へ入る。そこには射的場があった。いくつかの
銃もある。
「はぁ〜、こんなのあるのか〜。」
アッシュが感嘆の声をあげる。アニスはすでにエアガンを両手でもって的に狙いをつけている。
「凄いだろう?私もこれが楽しみでな。ああ、アニス。こっちを使ってみたらどうだ?お前の筋力にはいい。」
リグレットがアニスに別の銃を渡す。それを見ながらアッシュは思う。
好きな事をバイトでできるのもいい・・・俺の好きな事・・・なんだっけ。
405名無したんはエロカワイイ:2006/04/15(土) 23:24:15 ID:fqlQjzlW
>>404続き

「次はガイの所・・・・です。」
次の目的地へつく。そこは譜業器屋だった。ああ、なるほど。ガイが泣いて喜びそうな場所だ。
「いらっしゃぁーい!お、アッシュ達じゃねぇか!」
店の中に入るとガイが出てきた。もう全身に幸せオーラがにじみ出ている。
「幸せそうだね、ガイ。」
シンクは半ば呆れている。レジを見るとこれまたリグレットのように譜業器が散らばっている。
「そりゃあもちろんだろう。譜業器は俺の最高の癒しだからな。」
リグレットもそうなんだろうが、やっぱり趣味をバイトに生かすのは本当に楽しそうだ。
「そういえば僕の部屋の目覚まし調子悪かったな。ガイ、何かお勧めはないのかい?」
シンクが目覚ましを見ながら言う。寝るときも仮面つけてるから音が聞こえにくいんじゃないんだろうか・・・
「目覚ましか!なら、これとかこれとか・・・何なら直してやろうか?」
ガイの目が少年のような瞳を輝かせている。
「ふふ、ガイを見てるといいですね。ボクも高等部に入ったらアルバイトしてみたくなります。」
イオンはニコニコしている。確かにガイを見てると働くのを苦に感じていないようにも思える。
俺にもそんなのがあればいいんだが・・・

「さってさって、次はナタリアの高級レストランで〜〜す!さぁ、皆の衆食べようではないか〜。」
次の目的地はナタリアのバイト先だった・・・ここ、マジで俺が奢るのと言いたくなるような高級そうな店だ。
「いらっしゃいませ。あら、貴方方どうなされたのですか?」
店に入るとナタリアがやってくる。制服もティアのファミレスよりかなり高級感が漂っている。
「うん、この前の券使いにね〜。」
アニスが手元で券のような物をヒラヒラさせている。
「アニス?ソレは何だ?」
アッシュが聞くとアニスはニヤリとした。
「ここの無料招待け〜〜ん!アッシュの財布がやばいかなぁ〜と思ってね〜。アニスちゃんを崇めていいよ〜。」
エッヘンと胸を張る。どうやらどこかで出に入れたのを初めから使うつもりだったようだ。
正直、かなりホッとする。メニューの値段を見てもこの人数分はかなりきつそうだからだ。
「かしこまりました。少々お待ちくださいませ。」
ナタリアが恭しく礼をする。違和感がないのは、やはりナタリアが王族だからだろうか。そういう意味では
この高級レストランは嵌り役だとも思える。
「ナタリア、とっても礼儀正しい・・・です。アッシュも実は礼儀正しい・・・?」
アリエッタがアッシュの顔をのぞきながら聞いてくる。
「アッシュがそんな綺麗な言葉使いしても気持ち悪いけどね。」
シンクがヤレヤレと手を振りながら言う。言わないでも薄々自分で気づいてるっての。
「まぁまぁ、能ある鷹は爪を隠すといいますから。アッシュも実はとても礼儀正しいのですよ。」
「へ・・え、ま、まぁな。」
ついつい肯定するアッシュ。確かに屋敷等では言葉使いは綺麗だが実際はご存知の通りだ。
もしかしたら、その反動で口が悪くなったのかもしれない・・・

406名無したんはエロカワイイ:2006/04/15(土) 23:25:55 ID:fqlQjzlW
>>405続き

高級レストランでの食事も終わり、最後はルークのバイトしている寮近くのコンビニだ。
「いらっしゃいませ〜!お、みんなじゃないか。」
ルークが笑顔で接客する。それを見て思い出す。ルークは昔は相当に言葉使いやら礼儀やらが
悪かった・・・いつの間にこんなになったんだろう・・・
「ん?アッシュ、どうかしたか?」
アッシュがルークの顔をマジマジと見ているとルークがアッシュに言う。
「いや・・・ルークさ。なんて言うか、かなり真面目っていうか・・・マトモになったって言うか・・・」
アッシュが言うとルークは笑いながら言う。
「はっはっは、言いたい事は分かるよ。昔の俺ひどかったもんな。」
「そうそう、何か馬鹿丸出しだったよね〜。」
話を聞いていたアニスが口を挟んでくる。
「うぜーしかボキャブラリーないのかと思ってたよ。」
続けてシンクもやってくる。そういえば昔は何かあればウゼーって言ってたな。
「でもでも、アッシュもルークも今はとっても優しい・・・です。」
モジモジしながらアリエッタが言う。
「でも、ルークは変わりましたよ。何故かは分かりませんが・・・人は変われるものですから。」
イオンが言う。人は変われる・・・か。アッシュが考えているとルークは言う。
「アッシュ、お前も変われるさ。この劇薬荘が、俺を変えてくれたんだ。」
つまり・・・変われる強さ、変わらぬ思いか。
ん?何か違う・・・どっかで聞いたことがーーーー

ここまで
407名無したんはエロカワイイ:2006/04/16(日) 00:52:20 ID:Btc+TqP+
>>406
GJ!なんだかガイ様に元気をもらいました
最後はエタニアかw
408名無したんはエロカワイイ:2006/04/16(日) 08:12:55 ID:xnYSE4zB
ほのぼのしてていいなぁ…
409名無したんはエロカワイイ:2006/04/16(日) 19:00:36 ID:/zAhwBXG
バイト探さなきゃ・・・('A`)
410名無したんはエロカワイイ:2006/04/16(日) 22:05:36 ID:y4RXfEc9
なぁ…荒れたのを蒸し返すようで悪いんだが
テーマパークryはもう読めないのか…?
俺自身は雰囲気とノリが気に入ってたから、すごく名残惜しいんだけど。
一部の頭が弱い能無しのせいで読めなくなるのだとしたら、ちょっと我慢ならないな…。
411名無したんはエロカワイイ:2006/04/16(日) 22:28:01 ID:CZ1UEL3U
学園モノもほのぼのしてていいし六神バンドのやつもかなりワロタし
世界観云々をうるさく言わなくても神SSは神SSだろう。

テーマパークが面白いかどうかは置いとき
荒れる原因になったSSなのは確かだから慎重に扱ったほうがいいとだけ。
412名無したんはエロカワイイ:2006/04/16(日) 22:59:03 ID:eXIuL/y9
>>410
一部の頭が弱い能無しなんていう、わざと煽る書き方してるところ見ると
ただの荒らし目的のレスにしか見えないな。
413名無したんはエロカワイイ:2006/04/16(日) 23:37:19 ID:y4RXfEc9
>>412
あ…それは俺も書き込んで3分後くらいに後悔してたんだ^^;
ちょっと心がすさんでた。
414名無したんはエロカワイイ:2006/04/17(月) 07:07:33 ID:pS7UqL+A
殴(や)れ! 刺(や)れ!
犯(や)れ! 殺(や)れ!
壊(や)っちまえ――――!!!

ユリア? スコア? ローレライ? スレ荒し?

そんなもの…クソ喰らえだ!
そんなものは見えやしね―――――!!

「六神将スレ」の目にうつるものはただ一つ!!

タマゴドーン(劇薬)!!!!!
415名無したんはエロカワイイ:2006/04/17(月) 07:36:10 ID:W9yV63SM
イオン「全ては邪凶星『スコア』の導きに従うのだ」
アニス「私はどこの誰よりもユリア神を崇拝してるんですぅ」
416名無したんはエロカワイイ:2006/04/17(月) 12:10:43 ID:ludEr38T
流れ無視して替え歌投下

ねぇ屑 俺達の出会いを覚えてる?
俺は預言とか信じちゃうタチだから・・・

URAYAMASISU SKY

落っこちた穴に 廻る乱舞のFREE RUN
AH 待って…

「生まれてきた屑に 何の意味があるの?」
AH 叫んで…
飛び出すDON
着続けた ABYSS COS
息上がる BATTLE
エクスプロード
屑は REPRICA
AH NATARIA

あの屑を誘って あの家に帰りたい
あの剣を交えて 二人走った URAYAMASISU DAYS
417志杏 ◆2BdHgIw60U :2006/04/17(月) 14:32:04 ID:EqsI/uxb
初めまして志杏と申します。超短文SSを投稿したいと思います。アッシュ視点なので一応ここにと思いました。では次レスにカキコします。
418志杏 ◆2BdHgIw60U :2006/04/17(月) 14:38:47 ID:EqsI/uxb
内容はアッシュ視点。レムの塔での出来事です。漏れはSS初めてだからその辺はご勘弁を……………。


レムの塔最上階での出来事
ア「あいつ、宝珠を受け取っていやがったのか!」
(ルークの手に自分の手を重ねる)
ル「アッシュ!?」
ア「貴様に少し力を貸してやるだけだ、安心しな消えるのは貴様だけだからな。」
ル「ありがとう…………」
ア「貴様が消えたら、その髪はもらうからな。」
ル「あぁ、なんだっていい………」
(その後障気は消え大量のレプリカも消える)
ア「フッ、これで俺も…………ナタリア!鏡を貸せ!」
ナ「は、はい。(鏡を貸す)」
ア「レプリカとは言えあいつは髪の毛が有ったからな…………あいつから貰った分すこしはこのデコっぱちもマシに………………なぁ、なぁ、なぁんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!」(さらに薄くなっているアッシュの髪の毛)
(説明しよう、乖離によって消えたルークを少し取り込んだアッシュはその乖離により自分の髪の毛が乖離してしまったのである)
ア「あっの!レプリカの野郎〜屑がぁ!」
(その後、アッシュが鮮血から失髪(しっはつ)のアッシュになったのは言うまでもない)
419名無したんはエロカワイイ:2006/04/17(月) 15:27:22 ID:86HnVYem
某洋画劇場風ネタ
(ラルゴ編)
親父の大鎌は死ぬほど痛い――
 「俺を怒らせなや」
静かなアリエッタを殺すバカタレはどいつだ!?
 〔アリエッタを殺すスパイは潰しちゃる!〕
理想の父親像No.1
黒獅子“パパ”ザ・ラルゴ主演!
怒りのデストロイ・ハード・アクション!
 「言うたやろ」 「怒らせンなや!」
テイルズオブジアビス 好評発売中

(ヴァン編)
待ってました! ヴァンダルディカ!!
専用のエルドラントに乗り [秘密1 専用のレプリカ大地]
侍魂で [秘密2 卵丼&ローレライ] 
 「サムラァイ」
極秘任務を遂行せよ!! [秘密3 正座で待機]
 「武士道」
出撃!ヴァン・グランツ!! [ガイの元・家来の男 ヴァン・グランツ]
これが卵丼アクションの決定版!!
 「サムラァイ」「サムラァイ」「武士道」
テイルズオブジアビス 好評発売中!!
 [ヴァンは妹にも優しい]

(アリエッタ編)
フレスベルグ 十両編成通過待ち!
腐ったスパイ出し抜いて 整備兵誘拐 発射オーライ!! 
あいつはただの幼女じゃ生きられねぇ!
これが妖獣のアリエッタの…
 [整備兵誘拐レッツ・ゴー! これが妖獣の…]
  魔 獣 痛 筋 ! !
テイルズオブジアビス 好評発売中!!
「くすぐったくて…キモチイイ…です」
420名無したんはエロカワイイ:2006/04/17(月) 15:28:32 ID:86HnVYem
>>419の続き
(シンク編)
火口から烈風(アイツ)がやってきた!
 [六神将の烈風のシンク]
イオンのレプリカ、シンちゃんは公約します!
ひとつ、超現場主義の徹底!
 [超現場主義の徹底]
ふたつ、戦艦タルタロスの不法滞在の撲滅!
 [ダメ絶対!タルタロスの不法滞在]
アカシックトーメントで!
肉密度0%!!! 「ウォォォォォッ!!」
有限実行! これがシン流!
からっぽのマニュフェスト!! 
テイルズオブジアビス 好評発売中!!

(アッシュ編)
もぉしも!この世界にルークが二人いたとしたらぁ!!
 [ルーク=フォン=ファブレ]
       VS
 [ルーク=フォン=ファブレ]
同じ親善大使!大激突!!
どっちが勝ってもぉっ!!
  ヴ ァ ン ・ ダ ボ ー ! !
ルークから生まれたルークがルークと戦うぅっ!!
レプリカ…テイルズオブジアビス 好評発売中!!
 [こらえルーク]

(リグレット編)
おまえの武器に 銃はあるか?
白い羽のついた ズシンと響く重たいやつさ
 [ティアの教科書 魔弾のリグレット]
おっと! へへっ! 頭の軽い女は矢も軽いぜ
 [天然の参考書 ナタリア=キムラスカ=ランバルディア]
そんな弓矢じゃ 何本打ってもリグレットには効かねぇな!
 [両手で銃を握れ!!本格ガン・アクション]
天然なお姫様はリグレットに土下座!
テイルズオブジアビス 好評放送中!

(ディスト編)
♪ある日(ある日)
♪レムの塔で(レムの塔で)
♪レプリカに(レプリカに)
♪飛ばされた(飛ばされた)
 (ドカーーン!!)
テイルズオブジアビス 好評放送中!
421名無したんはエロカワイイ:2006/04/17(月) 15:58:43 ID:btfE0WlB
わざわざ名前とトリップつけるなら自分のサイト建ててやれ、な。
面白ければ人集まるし。
422名無したんはエロカワイイ:2006/04/17(月) 16:23:16 ID:xWHRsrsu
>>417
あちゃー・・・・・・・・・・
423名無したんはエロカワイイ:2006/04/17(月) 19:51:11 ID:VZ5COaqT
ホッシュ上げ
424名無したんはエロカワイイ:2006/04/17(月) 21:22:24 ID:Olr8zhj9
亀だが劇薬荘GJ!
俺もバイト探さなきゃ…(´・ω・`)
425名無したんはエロカワイイ:2006/04/17(月) 22:53:11 ID:8s3p6Sar
何か今まで楽しんでいたのにお堅い春厨がきて一気にSS師が減った希ガス
少なくともシリアスもギャグもカオスもまとめて楽しめたのがこのスレのいい所だったのにな。

>>417
別にトリップつけても節度を保てば悪く思うことはないぞ。
426名無したんはエロカワイイ:2006/04/17(月) 23:34:10 ID:hf1D2kG/
>>425
むしろあの本音トーク以降
以前居たキャラ感ぶち壊しのやりたい放題の厨房SS師が減ったから良かった。

>>418
普通に引く。
427名無したんはエロカワイイ:2006/04/17(月) 23:41:03 ID:3Ghs1M8U
厨SS師が減ってもつまらないSSにいちいち文句つける奴がのさばってるがな。
そしてそのせいで面白いSS書きも書かなくなる

さて、誰がどうしてどうなるのがベストなのかな
428名無したんはエロカワイイ:2006/04/17(月) 23:51:09 ID:CWWMNMjL
厨SSに文句付ける奴がいなければ、また痛い厨SS書きがのさばって繁殖し出すだろうから
厨SSに文句を付ける奴は必要だな
429名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 00:11:51 ID:urRgRN7P
そりゃー出来によって作品を叩くような空気だったらおもんないSS書きも含めて
SS書きはみんな書かなくなるがな。
以前の住人は基本的に皆、おもんなくても生暖かい目で見守ってやってた気がするが
世はまさに世紀末ってか。

まぁSS書きの人はスレが浄化&活性化するまでネタを温めておいたらいいんじゃないかな。
しかしビッグな討論があった後でも面白いSSを書き込む人はマジでえろい。
430名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 00:17:30 ID:JJIrc8V3
気に入らないのはスルーでいいじゃん。
気に入らないからケチをつけるのも厨行為だと思う。
431名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 00:45:47 ID:urRgRN7P
スルーできないのをキャラ壊し反対って大義名分のもとに
暴れ回った結果がこれなんだよなぁ。

つまらなかったら叩かず、だからって無理して褒めずならあるいは
432名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 00:51:06 ID:CKmswzEk
結果も何も、痛いSSが減ったというだけで
劇薬荘のように、良質なSSは普通に続いてるんだから、正直全くもって問題ないがな。
433名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 00:55:30 ID:bdi0UFve
何かさ、このスレの言うキャラ壊しや世界観っつーのが分からないんだが。
たまご丼だの劇薬だの他作品共演だの結構なズレだと思うのだが
434名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 01:15:05 ID:/p8XQqmJ
何この無限ループ
435名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 01:42:45 ID:h6Osw8nc
いや、これは重要な問題かと。
夢幻ループで片付けるわけにいくまい。

基本的に、意にそぐわないモノはスルーでいいんじゃないかな?
今までそうだったワケだし・・・。
SS書きさんだって、GJのひとつも言ってもらえなかったら、自分の状況がわかるでしょう。

応援しているヒトが他にいるなら、それは、
自分にとって面白くなくても、ウケている人もいるっていう証なんだから。
436名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 01:49:15 ID:WUDCZY3t
>>429>>431
俺も以前からの住人だけど
以前も見守ってたわけじゃなくて、我慢してただけなんだよな本当のところはさ。
で、キャラをメチャクチャに改変・改悪されてるものでも
叩かず、でも無理にほめずにいれば、そのうち自分の作品を見直して
気持ちを改めて、いいものを作ってくれるようになると信じて、以前はスルーをしてたが
必ずふざけて、GJとか無理に褒める奴がいて
結果、スルーが逆に裏目に出て、そういった書き手のキャラ改変をますます調子に乗らせてしまうことになってたから
結局つまらなかったら叩かず、だからって無理して褒めずって努力は無駄だったんだよな。
437名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 01:49:47 ID:3VJaxrre
本当に最近書く人へったねぇ…
438名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 01:52:51 ID:h6Osw8nc
>>430 >>433に同意。
そもそもキャラ壊しだとか世界観とかそういう理屈はどうでもいいと思う。
要は“面白いか面白くないか”。
面白いと感じている人がいるなら、そのSSは投稿してもらうほうがみんなにとってシアワセだと思うんだ。
もし、変な厨房が来て、
「劇薬荘は字がびっしりしすぎて読む気が大きく削げる。これ書いてる人かなりイタイ。」
とかワケのわからないことを言い出し、
そんなのが4人くらい沸いてみたらどうなるか・・・。

すごく惜しいし、悔しいでしょ?
>>194は確かに滑ってるのが若干多くなってきたが(苦笑)
支持者だっていたんだから・・・。

長文どうもすみません・・・・・・(><;
439名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 02:01:04 ID:h6Osw8nc
>>436
うむむ・・・。確かに、>>436の言い分も最もだし気持ちも解かるんだがなぁ…。
感性は人それぞれだから…。
多分、ふざけてGJとか言ってたわけじゃないと思うんだ。
僕も楽しんで読んでた一人だからさ…。
10人中2〜4人が面白いと感じるSSの対処法が、難しいと見ました…。
440名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 02:18:55 ID:BIJFgldv
>>428
>>436
同感。せっかくスルーしてても
荒らしだと思わしきヤツがGJとかワロスとか言ってしまってたから
結局のところ痛い書き手が図に乗ってしまってたわけだからな…
スルーじゃ何の解決にもならないということは、今のこの状況を見れば分かるし
基本的にキャラを酷く壊すようなものには、叩き意見をぶつけることが必要だと思う。
441名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 02:31:25 ID:9wMgsqxq
糞みたいな厨SSに糞と言って何が悪いんだか
何でも投下できると思うなよ職人共

つまらん作品に毎回GJ言ってる馬鹿もいるしなww
442名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 02:37:20 ID:nmsZ3OXH
>>438
投稿されることによって、不快な思いをする人がたくさんいるようなSSは
投稿されない方がみんなにとって幸せだと思うよ。
面白い面白くない以前に、不快な思いをさせることは1番しちゃいけないことだと思うし・・・。
443名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 02:47:46 ID:BIJFgldv
>>441
そういう言い方はどうかと…
書き手の人は、読む人は六神将というキャラが好きなんだから…という気持ちをしっかりと考えて書いてもらって
読み手の人は、批判するにしても、書いた人の気持ちをよく考えて批判を書く
というのが大事だと思う。
444名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 02:52:44 ID:e9tY26dr
お前ら自分達が面白いかとか厨だとか決めんつけんなよな。
人の好みは十人十色なんだ。
お前らがつまらんと感じた作品でも、レスつけた奴は面白いと思ってるかもしれないじゃないか。
もう少し寛容になろうぜ。
445名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 03:02:41 ID:AUBLpOxW
>>444
他の萌えスレなんかでもよく見るけど、荒らしってのは皆がドン引きしてるようなレスやネタやSSなんかにまで
わざと「GJ」とか「ワロス」とか言って、住人をさらに萎えさせようって考えの奴が凄く多い
ここもその典型に見える
446名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 03:06:00 ID:mW9ZLkpx
アリエッタ「真夜中なのに論争だらけ・・・です。」
シンク「アリエッタ、子供はもう寝る時間だよ?」
アリエッタ「シンクも子供。です。」
シンク「ボクは空っぽだからね。寝なくても平気なのさ。」
アリエッタ「シンク凄い。です。」
シンク「…嘘だよ。寝たいけど、奴等の声が煩くて寝れないのさ。」
アリエッタ「アリエッタも。です」
シンク「このままだと、明日の任務に差し支えるね…」
アリエッタ「そうだ・・・子守唄。です」
シンク「子守唄?誰が歌うのさ?」
アリエッタ「アリエッタの友達が。です。」
シンク「うん、100%眠りにつけないだろうね。」
アリエッタ「シンク・・・酷い。です」

ディスト「ハーッハッハッハ!私の開発した眠り薬を使えばイチコロですよ!」
シンク「羊でも数えて寝る努力しようか?」
アリエッタ「・・・うん。」
シンク「ディスト、アンタもさっさと寝たら?」
ディスト「お黙りなさい!私も彼等の論争のせいで眠れない一人なのですよ!」
シンク「はいはい、おやすみ」
アリエッタ「ディストが一匹、ディストが二匹、ディストが三匹・・・」
ディスト「おやめなさい!」
447名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 07:00:00 ID:xhL9CvaD
お前らと自演荒らしとの違い知ってるか?
自覚無くやってるかわざとやってるかの違い
やってることは同じだ
どうせしばらくしたら「ただの雑談スレが欲しい」とか言って重複させるんだろ?
ここはSS投下スレでもイラスト投下スレでもない
萌えた結果がSSでありイラストであるんだ、だから評価なんてイラネ

これ以降マターリ進行
448志杏 ◆2BdHgIw60U :2006/04/18(火) 07:57:30 ID:M19URM2l
いろんなご意見ありがとうございます。
次はもっとましなのが書けるように頑張りたいと思います。
449名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 08:50:52 ID:MHb/fiOB
無い物ねだりかもしれんが、「テイルズ オブ 六神将」はどうなっちゃったのかな?あれは普通に面白いと思ってたんだが…
450名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 09:43:15 ID:7VaHVwpQ
>>449
俺もあれは好きだが時期的に忙しいのかもしれん。話も長いしね。まあ、また〜り待とうや。
451名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 12:10:21 ID:sEwqbAvN
六神将が2on2でチーム組むなら…
前衛アッシュ-リグレット後衛
前衛ラルゴ-ディスト後衛
前衛シンク-アリエッタ後衛
が一番バランス良さそうだよな
452名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 12:11:41 ID:7eDKppgL
>>451
下二つおっさん組とお子様組だwwwww
453名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 12:22:10 ID:zIkFJ4LA
>>447
>萌えた結果がSSでありイラストであるんだ、だから評価なんてイラネ
このスレには、明らかに萌えた結果じゃないものがたくさんあるから
それに対してはそれなりの結果が必要だな
454名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 12:53:34 ID:pVtTu9GF
>>448
いろんなご意見っても、主に>>421>>422>>428だけだろ。
ああいうSS書くなら、自分のサイトを作ってそこでキャラを好き勝手に改変して自己満足してて下さいな。
455名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 12:55:18 ID:pVtTu9GF
×>>421>>422>>428
     ↓
>>421>>422>>426
456名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 13:24:42 ID:CnSla+c3
>>447
何故か自分のことは棚に上げてるようだが
お前も自覚なくやってる内の1人
457名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 13:32:05 ID:9wMgsqxq
ケチ付けたきゃつければいいんだよ、我慢する理由が分からない
俺はこれかもそうする

この程度でこのスレが滅ぶようなら、いっそ無くなった方がいい
458名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 13:48:09 ID:sEwqbAvN
子供だな
敢えて安価は付けない
議論したってこのスレはこのスレ。暴走や妄想も仕方ないし叩かれるのも仕方ない。
もし叩きたかったら「俺的にはイマイチかな」くらいの発言にしてほしい。人の好みは千差万別なんだから。
養護派も叩きを排除しちゃいけない。彼らだってこのスレの仲間なんだから。
仲良く高めあって行こうぜ。
459名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 14:08:29 ID:Uk2Mazqr
>>456
ていうか、今またこの流れになる前に
「この流れになるから議論するな」なんて言ってる人見当たらないのに
>>447はそう言ったと言って、さらにここの人達を嘲笑するようなレスをしてるところを見ると
447の正体は本当の荒らしだと思う…。
460名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 14:30:55 ID:52fREjCJ
偉そうに評価とか言ってる奴何様だよ。
つまんなかったら叩かれるんじゃ投稿減るの当たり前じゃん。
いちいちそんなことしてるより今まで通りの方がスレは活性化すると思うよ。
461名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 15:43:11 ID:TOutYgpr
>>446GJ!
やっぱりディストの扱いがこういうのは面白いですなw
462>>410:2006/04/18(火) 16:32:57 ID:bMZefWsW
>>458
確かにそうだな…。そもそも2chに秩序を求めようとしてるのが
既に間違いな気がしてきたよ。
無秩序ゆえに交流が盛んになり、だからこそ2chを続けている…。

話を蒸し返し、嫌な展開を引き起こしてしまってごめんなさい…。
463名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 18:28:49 ID:HK9MLKjy
いっそ2ch外部に引越しするとか。他のスレでもレンタル板に本拠を移していたりするところあるし
464リストカッター中山 ◆vNAkAyamAI :2006/04/18(火) 19:20:39 ID:4dystxOZ
何この糞スレww
465名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 19:47:31 ID:9wMgsqxq
>>464
もう自然消滅するから爆撃しなくていいぞ
466名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 20:06:07 ID:OhUNy4MG
>462
と、この様に、不適切な書き込みと分かっていながら
アホみたいなポエムじみた独り言を吐いていく天然様がいるから
このスレはいつまでもこんな状態なのです。
自覚のないバカの方が分かってて煽ってる荒らしよりタチが悪いって事も多いよなー。
467名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 20:38:30 ID:C1R7bYjC
お願いだから喧嘩しないでくれ
468名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 20:50:11 ID:aw3jukRv
アビススレに常駐する自演荒らし

住人を装い口論を演じる手口。
マジレスっぽい言い方で、スレの流れをおかしな方向に持ってくのが特徴。
妙に議論したがる奴が複数現れたら注意。
対処法はスルーのみ。

移動経路
アビス本スレ→ルーク→考察妄想スレ→アッシュ→ガイ→六神総合
469名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 21:53:42 ID:HD4nK8QI
一時はマジ神スレだったのに…
470名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 22:13:08 ID:M+2Hnmhl
兵どもが夢の跡…


でもそんなでも此処が大好きだ
471名無したんはエロカワイイ:2006/04/18(火) 22:25:01 ID:urRgRN7P
はいはい休耕休耕。
まぁ話は大体まとまったからいいんじゃない
472かくれんぼ(1/4):2006/04/19(水) 00:12:21 ID:RWpaxnxo
空気詠まずに燃料投下。

ヴァン  「今日の議題だが……かくれんぼをしたいと思う」
リグレット「流石、閣下!! かくれんぼという遊びを、隠密行動の修行の場として活用するおつもりですね」
アッシュ 「……テオルの森でのレプリカたちの活動を聞いて、うらやましくなったんだろ。まあいい。俺はそんなくだら無いこと参加しな……」
ヴァン  「出さなきゃ負けだ! じゃーんけんホイ」
アッシュ 「ぐっ!! いきなりはずるいぞ!!」
アリエッタ「アッシュ出してないから負け……です」
ラルゴ  「かくれんぼなんて随分と久しいな」
シンク  「ラルゴはやる気満々だね。ま、止める義理はないよ。どうせ止めても無駄だろうし」
ディスト 「かくれんぼに関しては負けませんよ。なんたってジェイドにすら見つからずにまる2日隠れ続け、肺炎を起こしかけた私がいるんですからね。かくれんぼの薔薇とでもよんでください」
アッシュ 「それはワザと見つけなかっただけじゃねーか?」
リグレット「ではアッシュが鬼だ。100経過後、鬼は皆を探索する。姿を確認し、名前を言うことで発見したということになる。隠れる場所はダアト内。外に出ることは禁忌。これが規則だ」
ヴァン  「うむ。ではいくぞ。アッシュ……」
アッシュ 「ん? コレは?」
ヴァン  「ディスト特製アワーグラスDXだ。これでお前は100の間口すらも動けないようになった。
      さて、皆隠れるぞ」
リグレット「御意に」
アッシュ 「(ちょっとまて!! 俺は参加なんぞしないっていっているだろーが!! そもそも、この発明をレプリカどもにつかえばいいじゃねぇか! おい、聞けよ。てめぇら!!)

 ――そして100が過ぎ――

アッシュ 「く……くずがぁぁぁぁぁぁっ
      はっ、やっと動けるようになったか。ち、こんな茶番さっさとおわらせてやる!!」

 こうしてかくれんぼは幕を開けたのだった。
473かくれんぼ(2/4):2006/04/19(水) 00:13:18 ID:RWpaxnxo
>>472

アッシュ 「まずは……いそうなところは……って、そこのあからさまな塊」
塊(?)   「…………ただの岩だ。気にするな」
アッシュ 「気にしない方が無理だ。声からするとラルゴか? そんなところで布かぶってなにしている」
塊(?)   「俺は黒獅子ラルゴではない。ただの岩だ。通り過ぎろ」
アッシュ 「ただの岩が喋るか!! いいからその布どけろぉぉっ。どけぬならはぎとるまでだぁぁ」
ラルゴ  「……きゃっ、えっち……」
アッシュ 「ぐふ……玄田……いや、渋いおやじの声でそんなこと言うのはやめてくれ……精神ダメージが大きい……」
ラルゴ  「まけちゃった。えへ」
アッシュ 「だからやめろといっているだろうが……ああ、突っ込む気力すら削がれた……助けてくれ、ナタリア……」

 ラルゴ発見。記録3分

アッシュ 「気を取り直して次いくぞ。次は礼拝堂でもいってみるか。
      ――ん? 騒がしいな。どうかしたのか。魔物の集団に礼拝堂を乗っ取られた?
      もしかして……」
魔物の集団「ガウガウガウ」
アッシュ 「やはりアリエッタの魔物。ってーことは、この中にアリエッタが?」
魔物の集団「ガウガウガウウゴウゴルーガウガ」
アッシュ 「ええーいっ!! どけろ消えろどっか行け!!」
魔物の集団「ガルルル……ガウッ」
アッシュ 「ほう、俺に牙をむくか。いい度胸じゃねーか!! かかって来い!!」

 ――奮闘1時間。かかってくる魔物をどうにか押さえ込み、全身傷だらけになりながら、中心までたどり着いたのだった。

アッシュ 「ぜーはーぜーはー、やっとたどり着いた。そこに隠れているアリエッタ、出て来い」
アリエッタ「………………」
アッシュ 「おい、アリエッタ!!」
アリエッタ「ふにゅ? アッシュ? ……おやすみ……です」
アッシュ 「ねるなぁぁっ!! おい、俺の惨状をみろ! いや見てくれ!!」
アリエッタ「アッシュ……煩い……です」

 アリエッタ発見 記録 1時間42分
474かくれんぼ(3/4):2006/04/19(水) 00:14:00 ID:RWpaxnxo
>>473

アッシュ 「みつからぬぇぇ!! さっさと茶番を終わらせたいってーのに。
      しょうがない。ここはスコア便りだ。ってことで、イオンだ。――イオンいるか?」
イオン  「いらないね」
アッシュ 「いらないならしょうがねぇ。……って、いるいらねぇの問題じゃなくて、いるんだろう。開けるぞ」
イオン  「許可も無しに入ってくるなんて失礼な奴だね」
アッシュ 「ああ、悪かった。少し聞きたいことが……
      ん? そういえばイオンはなんでそんなやさぐれた言葉遣いなんだ?」
イオン  「それはね、ルークたちにあってやさぐれたからさ」
アッシュ 「ほう、んじゃ、なんでそんなにつんつんした髪をしているんだ?」
イオン  「それはね、ルークたちのパーティがつんつんした人間関係だからさ」
アッシュ 「では……なんでシンクのような仮面をかぶっているんだ?」
イオン  「それはね……あんたを欺くためだよ。食らえ!!アカシック・トーメント!!」
アッシュ 「な、なにー。イオンがアカシック・トーメントを!!
      なーんて言うと思ったか?! 秘奥義カウンター!! 紋牙滅龍閃!!」
イオン(?) 「くっ……ぼ、僕が負けるだなんて」
アッシュ 「そうだ。てめぇの負けだ。
      ところで、何でイオンのコスプレしているんだ? もしかしてシンクはそういう趣味があったのか?」
シンク「違う!! 僕はただ……」
アッシュ 「いわなくてもいい。判った判った。これは俺の心の中だけにとどめておいてやる」
シンク  「違うといっているだろう」
アッシュ 「照れなくてもいい。黙っておくからな。さて、次は……」
シンク  「違う……違うんだ。僕は……」

心に深い傷を負ったシンク発見。記録 4時間17分
475かくれんぼ(4/4):2006/04/19(水) 00:15:37 ID:RWpaxnxo
>>474

アッシュ 「本部も教会もあらかた探したから、街に出るとするか」
卵丼売り 「いらっしゃい。新鮮たまご丼はいかがだ? いまならば一杯買えばネギたっぷりプレゼント」
卵丼売り女「新鮮なたまご丼! 至高のたまご丼はいかが?」
アッシュ 「……この声は……あいつらか。
      おい、てめぇら、こんなところで何やっている」
ヴァン  「ん? アッシュか。たまご丼売りだ」
リグレット「身を隠すならば人ごみと思い、閣下とともに権力を発揮して、店を一つ借り上げてみたのだが」
ヴァン  「中々商売も面白くてな。もう支店の話まできているところだ」
リグレット「流石閣下。たまご丼の腕も凄腕ですね」
アッシュ 「……もういい。何もいわん。
      だが、これで下らん茶番も終わりだな。ヴァンとリグレット発見だ。
      ……これで満足か?」
ヴァン  「発見って何のことだ? それよりもお前も売り子やるか?」
アッシュ 「…………こいつ、目的を忘れて手段に集中してやがる……」

 目的を忘れきったヴァンとリグレット発見。記録 5時間3分


アッシュ 「……もうこいつら嫌だ。疲れた。帰って寝るか」

 鬼放棄により、かくれんぼは終了となった。
 誰もが予想できていただろうが、あのかくれんぼの薔薇は……


ディスト 「さすが私ですね。こんなところに隠れているとは誰も思わないでしょう。
      し、しかしそろそろ見つけてくれてもいい頃ではないでしょうかねぇ……」

 ディスト、隠れ続けて2日と14時間47分。脱水症状にて保護されるまで隠れ続けたという。

 記録 62時間47分。

 ディストは『かくれんぼ王』の称号を得たのだった。

ディスト 「そんな称号いりませんよぉぉぉぉ」
476名無したんはエロカワイイ:2006/04/19(水) 01:41:07 ID:UeqEt7Ye
>ガウガウガウウゴウゴルーガウガ
バロスwwww
477名無したんはエロカワイイ:2006/04/19(水) 04:53:49 ID:+xJJNyPG
まぁアビス関連のスレはそろそろ賞味期限切れだがな。
でも消費期限じゃないから過ぎても食べれるから大丈夫><
478名無したんはエロカワイイ:2006/04/19(水) 07:12:18 ID:flmlqo+u
ウゴウゴかよw
479名無したんはエロカワイイ:2006/04/19(水) 21:42:05 ID:luXphWsU
>>475
やっぱりディストをオチにすると上手くまとまるなw
GJ!
480名無したんはエロカワイイ:2006/04/20(木) 00:26:13 ID:v87EMwUj
「劇薬荘へようこそ! 第十話 外道高校、再び」

「それでよ、夏休みはうちの寮と合同で海に行くってわけよ〜。どうよハニー。愛しのお嬢様方の水着だぜぇ?」
夏休み直前。すっかり夏の日差しになった太陽の光に照らされてアッシュはゼロスと帰り道を歩いていた。
「そんな企画があったのか。そういえば最近ウチの女連中が水着買いに行ったりしてたな。」
劇薬荘と神子荘は近くということもあり、常に親睦が深い。そのせいか毎年合同で海に遊びに行くのだった。
しかし、水着か・・・ナタリアはもちろん、ティア、リグレット、しいなのゼロス曰く、アビス学園巨乳三剣士が
一同に集うのか・・・やべぇ!質量計算してしまいそうだ。
「でひゃひゃ、ハニームッツリだな。鼻の下伸びまくってるぜぇ〜?」
ゼロスに指摘されてアッシュは真顔に戻る。どうも最近伸びやすいようだ。まぁ、自然体って事かもだが。
それにしても夏休みか、とアッシュは思う。テストも無事に終えたし(ロイドは無事じゃなかったが)成績は
問題ないだろう。宿題は結構出そうだがリグレット辺りに教えてもらえばいい・・・ものすごく安泰だ。
「なぁ、ハニー。海では開放的に俺様とナンパにでも行こうぜ〜。なぁに、俺様にかかればイチコロよ・・・って・・・」
ニヤニヤと話していたぜロスが急に真顔になる。その視線の先には時代錯誤甚だしいヤンキー集団・・・そう
外道高校がタムロしていたのだった。今日のあの金髪・・・・ミクトランはどこか大人しい。
アビス学園の生徒も嫌な物を見る目で離れて帰っていく。ふと、赤いドレッドの厳つい男が現れる。
すると、ある生徒が声高に言った。
「外道高校の・・・マグニスだ!!」
やばい、死亡フラグだぞそれ!学園物でやるのか!?あれをやるのか!?すると、マグニスと呼ばれた
赤いドレッドはその生徒を睨み付けると首を掴んで・・・・言った。
「マァグニスさまだぁ!!豚がぁ!!」
コキャ・・・とは鳴らず生徒は地面に放り投げられた。アッシュはほっと一息つく。
「ああ!いました!あいつらです!俺たちに喧嘩売ってきたやつ!」
アッシュとゼロスを見つけたミクトランはそれこそス○オがジャ○アンに告げ口するように言った。
「ち・・・どうするよハニー?一応俺様腕に自信あっけど・・・・」
ゼロスが拳を握り締める。アッシュは当然戦闘態勢だった。
「ああん!!屑が!てめぇ、まだ懲りてなかったのか!屑がああ!!!」
「ひぃ!?ち、今日の俺は違うぜ!お願いします!マグニスさん!!!」
結局他人頼みだった。しかし、マグニスは何か気に入らなかったのかミクトランの首根っこを掴んだ。
「マァグニスさまだ!!さんじゃねええ!!」
どうやら『さん』は駄目らしく『さま』じゃないとご機嫌が悪くなるらしい。マグニスはミクトランをさっきの生徒より
はるか遠くに投げ飛ばした。そしてアッシュ達の方を向く。
「おい、手前ら!いい根性してそうじゃねえか・・・手加減はしねぇぞ・・・・」
マグニスが学ランを脱ぎ捨て迫ってくる。
「屑が!てめえこそ、このアッシュを舐めるんじゃねぇ!」
「ハニーかっこE〜。負けたら骨は拾ってやるから〜。」
さっきと一転、傍観モードのゼロス。ここに赤いロン毛と赤いドレッドの戦いが始まった。
481名無したんはエロカワイイ:2006/04/20(木) 00:26:58 ID:v87EMwUj
>>480続き

「うるぅああああああああ!!!」
マグニスがアッシュに不意打ちに裏拳を繰り出す。アッシュはそれを受けると飛び上がって蹴りを繰り出す。
「屑が!崩襲脚!」
アッシュの蹴りがマグニスの足に直撃する。喧嘩の際はまず相手の足を狙い機動力を削ぐ。
その昔ヤンチャ坊主だったアッシュがヴァンに習ったことだった。そのままもう一方の足にローキックを入れる。
「うおっ!?やるじぇねぇかぁ!」
足にダメージを受けながらもブオンと音を立てながら拳を繰り出す。ミクトランなんざ相手にならない・・・
それが充分に分かる攻撃だ。アッシュはマグニスの拳撃を受ける。腕に響く衝撃。どうやら、可能な限り
回避しないとパワーに押し切られそうだった。
「効くだろうがよぉ!うけてみろよぉおぉぉぉぉおお!!」
マグニスが両手を組んで横薙ぎ一閃。デカイ拳は正にハンマーのような一撃だ。
「うぐふぅううう!!!」
アッシュはかわしきれずに腹部に大きいダメージを受ける。しかし、それでも反撃を繰り出す。
「屑が!くらいやがれぇ!」
拳を大振りしたマグニスの腹部に強烈な回し蹴り。さらに追い討ちにアッパーを入れる。格闘版『閃光墜刃牙』
「ぐはぁ!?うっく・・・」
頑丈なマグニスにも相当なダメージが入ったのだろう。若干足取りがフラフラしている。
アッシュもダメージは大きい。このままズルズル戦えば負けは確定だ。アッシュは深呼吸するとマグニスに向かう。
「喰らえ!エェェクスプロォォォド頭突きぃぃぃぃぃ!!!」
勢いをつけたアッシュの広い額がマグニスの顔面を捉える。その破壊力は爆発級だ。
「ぐああああああああああああ!!!!」
マグニスは大きく吹っ飛びダウンする。アッシュは勝ちを確信する・・・が、マグニスは起き上がった。
「はぁ・・・はぁ・・・おもしれえじゃねえか!俺も奥義出させてもらうぞ。」
マグニスの周りの空気がゆがんで見える・・・やばい・・・アッシュにはこれを逆転しうる力が残ってない・・・
「待て!そこまでだマグニス!」
急にマグニスの後方から声がする。見ると緑の髪をし、眼帯をつけた男がいた。
482名無したんはエロカワイイ:2006/04/20(木) 00:27:39 ID:v87EMwUj
>>481続き

「フォシテス!何故とめやがったぁ!」
フォシテスと呼ばれた男に突っかかるマグニス。しかし、フォシテスは落ち着いて言った。
「さっき、こいつの部下に吐かせた。彼らが喧嘩売ったんじゃない。この馬鹿がカツ上げしようとしたんだ。」
フォシテスの右手にはミクトランがつるされている。見た目はボロボロだ。
「すまなかったな。今回はこっちが全面的に悪い。謝ってすむか分からんが謝罪させてもらおう。」
フォシテスがアッシュに近づいて頭を下げる。そうされたらアッシュも悪態がつけなかった。
一方、騙されたマグニスはミクトランの首を掴んでいた。
「ミクトランーーー!!てめ!よくもこのマグニスさまを騙しやがったなぁ!!!」
「ひいいいいいいい!!すいません、許してくださいマグニス様ぁ!!!」
お、今度は様付けだ。しかし、マグニスはいっそう高く上げると言った。
「様は平仮名だぁ!豚が!」    コキャ
あ、やっちゃった・・・まぁ、放って置こう。ピクピクしてる元ミクトランを投げ捨てるとマグニスはアッシュの近寄った。
「お前、つええじゃないか。面白かったぜ・・・それから・・・悪かったな。」
マグニスは頭を掻きながら頭を下げた。
「いや・・・俺も久々に暴れて面白かったずぇー。また機会があったら、一戦交えよう。」
アッシュが手を出す。すると、マグニスもそれに答えるように握手が成立した。
「うんうん、感動的だねぇ〜。」
傍観していたぜロスがニヤニヤしながら言う。今回の騒動は外道高校・・・もといミクトランの全責任に終わった。
「やれやれ・・・まぁ、落ち着いてよかったな。」
アッシュが再び帰路につきながら言う。ゼロスはん〜と考えながら言う。
「まぁ、あいつが悪いだけだしな。それにしても、あいつがフォシテス・・・外道高校の英雄か・・・」
ゼロスは何か考え込んだようだが、またすぐにいつもの顔に戻った。
「まぁ、そんな事より海よ、海!もう俺様ちょ〜楽しみ!」
「そうだな・・・今年は楽しい夏休みになりそうだ。」
アッシュは笑う。長い長い夏休み・・・海はその序章でしかなかった。

ここまで〜。
483名無したんはエロカワイイ:2006/04/20(木) 00:47:09 ID:ITpR3kEJ
GJ!
つかエクスプロードワロスww
484名無したんはエロカワイイ:2006/04/20(木) 06:14:44 ID:wRvwMD+r
外道高校の英雄…w
485名無したんはエロカワイイ:2006/04/20(木) 13:39:12 ID:ezSOnVJt
>様は平仮名だぁ!豚が!

ちょ、細かいwww
486名無したんはエロカワイイ:2006/04/20(木) 17:16:54 ID:P+YP0NWl
ミクトランラスボスなのにwwww
487名無したんはエロカワイイ:2006/04/20(木) 18:27:29 ID:f7rJdSW7
久しぶりに来ました。

本当に一時は神だったのにどーしてこうなったんだろうかorz

まだ初代スレから粘ってる人すげーな。
488名無したんはエロカワイイ:2006/04/20(木) 18:31:55 ID:PxJvMCn2
蒸し返し乙。
489名無したんはエロカワイイ:2006/04/20(木) 18:41:53 ID:/nYBaeMO
ダアト新聞朝刊○月×日

昨晩、人気バンドのV.A.N.のアブソーブゲート最深部でのライブ中、
バンドメンバーのヴァンとシンクが地核に落下するアクシデントが発生した。
目撃者によればステージ上を走り回りすぎて落下したものと考えられるが、
他のメンバーに話を聞いたところ、「4対1では流石に分が悪い」
と少々意味不明な答えが返ってきた。しかしアクシデント後も
地の底から歌とギターが不気味に轟いてきてライブは続行し、
会場は大いに盛り上がった。現在は調査隊による調査が続いているが、
最近力を失いつつあるローレライ教団を別の形で立て直そうとする
作戦ではないかとの声も上がっている。
バンド側はレコード会社との折り合いの件も含めて、
暫くオフに入るとファンに伝えている。


その頃、地核
シンク「だってさ。」
ヴァン「外郭大地の方も大変だな」
シンク「ところで何で今朝の新聞持ってんの?」
ヴァン「私に不可能はない!たまご丼だって出せるぞホレホレ。」
シンク「はいはい、ゴクロウサマ。」
490名無したんはエロカワイイ:2006/04/21(金) 07:02:03 ID:oPNg9N/F
シンクw
まず上がってから弾けw
491名無したんはエロカワイイ:2006/04/21(金) 16:38:10 ID:dss72gUc
まとめ五スレ目の初め「たまご丼編」を書いていた職人はどこに消えたのだろう…
492名無したんはエロカワイイ:2006/04/21(金) 23:11:21 ID:vKHOL6A+
ラジオネタを書いてた人もまたやって欲しいな
493名無したんはエロカワイイ:2006/04/21(金) 23:19:42 ID:PwEF6HBL
ラジオは全員終わったんじゃなかったっけ?
494名無したんはエロカワイイ:2006/04/22(土) 01:35:05 ID:ac+t0msb
6神将はラジオなんてしないだろ
495名無したんはエロカワイイ:2006/04/22(土) 10:13:32 ID:VlpCEvFf
>>493
確か全員分やったかと。
またああいうのあっても面白いな。今は自治厨がいてやり辛いが…
496名無したんはエロカワイイ:2006/04/22(土) 10:20:53 ID:JegC20ni
ネタをネタとして楽しめないなんて2chじゃないって隣のおじいちゃんが言ってた。
497名無したんはエロカワイイ:2006/04/22(土) 11:11:30 ID:QUrdCMoB
>>495
× 自治厨
○ 住人のふりをして荒らす厨房と踊らされてるスルー技術のない住人
498名無したんはエロカワイイ:2006/04/22(土) 12:24:08 ID:R0qfcXm1
>>496
うちの隣の山田さんも言ってた。
499名無したんはエロカワイイ:2006/04/22(土) 19:56:07 ID:M3A8kb7f
>山田さん
遠まわしにアビシオン?
500名無したんはエロカワイイ:2006/04/22(土) 22:50:20 ID:n9j+tbz2
500。


それよりリグたんとティアのおっぱいについて論議しようぜ!

501名無したんはエロカワイイ:2006/04/22(土) 22:56:25 ID:OhxacWwO
どちらもすばらしいと思う。
502名無したんはエロカワイイ:2006/04/22(土) 23:05:09 ID:knUkRTLG
このスレみてたら六神将に感情移入して見る目が変わってきたよ
ちくしょう・・・(つ∧;)
なんかいい奴らに見える
503名無したんはエロカワイイ:2006/04/22(土) 23:42:03 ID:jqarO/T+
>なんかいい奴らに見える
実際に六神将たちは、一概に悪人とは決め付けられないんだよな。
504名無したんはエロカワイイ:2006/04/22(土) 23:45:35 ID:DDIfjlrv
目的の為には手段を選ばない劇薬性が強すぎたんだな
505名無したんはエロカワイイ:2006/04/23(日) 00:39:27 ID:oKXYBi3V
このスレは俺にとって「GEKIYAKU]そのものだ
506名無したんはエロカワイイ:2006/04/23(日) 01:37:51 ID:8JBH6si3
六神将は良い奴らだよな。
じゃなきゃこのスレはこんなに盛り上がらなかっただろうし。
職人さんのおかげで俺はもっと六神将好きになったよ。感謝してる。
原作では六神将って結構悲しい感じだったけど・・
このスレでは明るい話とか感動出来る話とかいろいろあるから、本当に心から楽しめるよ。
507名無したんはエロカワイイ:2006/04/23(日) 22:51:03 ID:d7uke8Jo
「劇薬荘へようこそ! 第十一話 夏の始まり」

「え〜、であるからして、諸君らは学生として休みを〜」
現在アッシュ達は体育館にいる。終了式恒例の校長の長話である。正直、誰も聞いちゃいなかった。
何せこれを越えれば学生の幸せ、夏休みに突入するからだ。
「なぁなぁ、アッシュ。明日から休みだな〜。もう、俺楽しみでさ〜。」
アッシュの前で立っているロイドが後ろを見ながら小声で言う。
「楽しみだよね〜。先ずは明日から劇薬荘と神子荘で海だもんね〜。」
その隣でコレットがニコニコしながら言う。
「私も浮かれずには居られませんわ。新しい水着も買いましたしね。」
アッシュの隣のナタリアすらすでに気分は夏休みだ。ナタリアの水着・・・明日への糧になりそうだ。
色々と妄想を繰り広げるアッシュ。しかし、それでも校長の話は終わりそうになかった・・・
暑い・・・アッシュから汗が滲み出てくる。前のロイドやコレットも同じように暑いのだろう。シャツが汗で
滲んでるのが分かる。それもそうか・・・なんせ中等部も合同なんだ。人口密度が凄い。
「えー、つまり諸君らは学生として云々カンヌン・・・」
同じような話がループしてるように思えた。

「さてお前たち。通知表を返す。なめの呼ばれた者から前へ来い。アッシュ!」
悪夢の終了式が終わり、教室に戻れば冷房の効いた教室が待っていた。しかし、それ以上に背筋が
寒くなる事が待っている。それが通知表だ。教壇ではリフィル先生が通知表を持って待っている。
「まぁ、期末もまぁまぁよかったし、評価はいいほうだ。2学期も頑張るように。」
通知表を渡す際リフィルがアッシュに口添えしてくる。通知表を見ると、確かにそれなりの成績だ。
とりあえず席に戻って一安心する。前を見るとロイドがまたしても鉄脚制裁を受けていた。どうやら
体育以外は最下層のようだ。まぁ、ある意味ロイドらしいか。
「はい、次。コレット!あなたは成績は大丈夫だから日頃のドジを何とかしなさい。」
頬を赤くしながら帰ってきたロイドと入れ替わりにコレットが通知表をもらいに行く。
そういえば、コレットのドジは人智を超えていた。黒板の隣に色の違う人型の板がはめられている。
日直だったコレットが黒板を消そうとして誤って壁をぶち抜いたのだった。誤ってで壁をぶち抜けるのは
恐らくコレットだけだろう。まぁ、この事でリフィル先生は校長に小言を言われたらしい。
「次はナタリアだ。あなたは優秀ね。文句は何もないわ。」
さらにナタリアが受け取りに行く。
「えへへ〜、先生に怒られちゃったよ〜。」
ぺロっと舌を出しながらコレットが帰ってくる。どうやら全然堪えてないようだった。

508名無したんはエロカワイイ:2006/04/23(日) 22:52:05 ID:d7uke8Jo
>>507続き

「いよぉ〜、ハニ〜。明日から海だぜ〜。」
下校途中ゼロスに絡まれる。今日はお目付けのしいなも一緒のようだった。
「ああ、楽しみだな。しいなも行くんだろ?」
「ああ、もちろんだよ。あたしがいないとこのアホ神子が何しでかすかわからないからね。」
御もっともだった。そういわれてもゼロスはニヤニヤしている。
「なぁ〜に言ってんのぉ〜。俺様明日はしいなとティアちゃんとリグレットお姉さまに首っ丈よ〜。」
しいなとティアとリグレット・・・ああ、ついにこの日が来たって感じだ。
「こぉのアホ神子!アッシュ、どうしたい?ボーっとしちゃってさ。」
しいなに言われて我に帰る。恐らく鼻の下を伸ばして妄想していたんだろう。でも、ボインの誘惑には勝てな。
「あー、それはそうと今日の夜から行くんだっけ?何に乗っていくんだ?」
とりあえず話をはぐらかすアッシュ。
「ああ、夜行タルタロスだよ。一晩寝ればもう海〜って奴さ。」
しいなが説明してくれる。夜行タルタロスとは、分かりやすく言わなくても夜行バスみたいなもんである。
「でひゃひゃ、アッシュくぅ〜ん。タルタロスの中だって楽しみだらけだぜぇ〜?みんな同じトコで寝るからな。」
「アホ!先に言っとくけどあたしたちに何かしたら海に沈めて帰るからね!」
下心を早々に釘をさされたぜロスだった。

「さて、みんな。準備はよいかな?」
夜、劇薬荘のロビーに集まっているみんなにヴァンが言う。
「アリエッタとシンクがまだのようですね。それからアッシュとリグレットもでしょうか?」
周りを見ながらイオンが言う。
「いや〜、お二人とも若いですし、準備に時間がかかるんでしょう。」
ニヤニヤしながらジェイドが言う。
「フン!ヘンなことしてなければいいですがねぇ〜。」
プリプリしながらディストが言う。それを聞いたラルゴは密かに闘気を高める。おそらく、ナタリアがいながら・・・
とでも思ってるんだろう。
「ほら、アリエッタ。みんなもう集まってるよ。急いで急いで。」
「はい・・・です。頑張って走るです。」
少し遠くから声が聞こえる。その姿が見えるとそれはシンクとアリエッタだった。シンクはアリエッタの分の荷物も
担いでいる。
509名無したんはエロカワイイ:2006/04/23(日) 22:52:54 ID:d7uke8Jo
>>508続き

「へぇ〜、シンクやっさし〜。あぁ〜ん、アニスちゃんの荷物もおも〜い。」
それを見たアニスがいつもの小悪魔モードに入る。しかし、シンクは眼中にないように
「アニスの荷物なんて持つ義理はないね。」
とスパっと言って遂げた。そうこうしてると、今度はアッシュとリグレットの声がする。
「アッシュ、早くしないか。ちょ・・・どこを触って・・・!!」
「へ?いや、ここ触っちゃダメなのか・・・?重いんだろ?」
微妙に卑猥な越えにラルゴはもちろんナタリアの闘気も膨れ上がる。そんな死戦になりそうなロビーを知る訳も
なく、アッシュとリグレットが到着する。
「アッシュ・・・・リグレットに何をしていましたの・・・??」
ゆら〜りと闘気を揺らしながらナタリアがアッシュに迫る。
「いや、持ってやってたんだよ。ほら、リグレットのってでかくて重そうだろ?だからさ。」
爽やかに死亡フラグを立てるアッシュ。最早ナタリアの思考回路はリグレットの重いもの→胸=胸を担ぐセクハラ
という式ができたのだった。
「ふふふ・・・私から逃げられるとおもってぇえええええ!!??」
ナタリアの拳がアッシュの顔面を捉える。
「貴様、ナタリアがいながら!!火竜爪!!」
「面白そうなので・・・サンダーブレード!」
続いてラルゴと何故かジェイドが追い討ちをかける。
「へ、ちょ!?ぎゃあああああああああああああ!!!!」

「んで・・・本当はリグレットの荷物持ってただけって?んで、その荷物の持ち方が悪くて注意されてたと。」
燃えカスになる寸前だったが何とか復活したアッシュが理由を説明した。
「ああ、アッシュの奴重い荷物なのに細い紐を持つんだ。ちぎれてしまうだろ?」
いまだに大惨事の原因が分かっていないリグレットがさらに説明する。
「まぁ、みんな揃ったのだ。さ、タルタロスに乗り込むぞ。」
ヴァンがまとめてみんなで寮を出る。すでに寮の前にタルタロスが待っていた。
「おーい、アッシュー!早くこいよ〜!」
タルタロスの中からロイドが声を上げる。どうやら神子荘の面子もすでに乗ってるようだった。
中は相当に広かった。なにより、自分たちの部屋は2つの寮の人間が入れるだけあって一番大きい部屋だ。
「これは大きいですわね。みんなで泊まれるだけありますわ。」
部屋に入ったナタリアが感嘆する。どうやら王族の感覚でも部屋としてはかなり大き目らしい。
「なぁ、アッシュ。これで寝れば明日には海だ。楽しみだよな〜。」
ルークが言う。寝れば海か・・・確かに楽しみだ。明日からは長い・・・夏休みは始まったばかりだ。
510名無したんはエロカワイイ:2006/04/23(日) 22:56:46 ID:SN9mEdYV
リアルタイム捕獲キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!
ジェイドワロスwwwww
GJです
511名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 00:59:56 ID:l+O0b8AJ
劇薬荘はホント劇薬だな!GJ!海編も楽しみだ!
512名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 01:54:54 ID:gX5S6+w4
今までずっと6神将を「ろくじんしょう」
って読んでたけど「ろくしんしょう」だったんだな
513名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 02:07:53 ID:vyk95jtP
え?
ろくじんしょう じゃないの?
セリフはそう聞こえる。
514名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 02:25:47 ID:RmIEnBas
みなさん机に顔を伏せてください
先生は誰にも言わないから、これをやった人は黙って手を挙げてください

ロックマンゼクスのエールはスジ子カワイイ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1142572946/

42:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/22(土) 18:32:24 ID:Paa8gwds [sage]
ヴァン義兄さんは何とお呼びしたら良いんだろう…?スジ男?

45:名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/24(月) 01:01:48 ID:AfAMU6To [sage]
>>42
劇薬
515名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 03:36:54 ID:dbJW6Jr+
>>513
多分それは小説の方のアビスだよ。
そっちではフリガナにろくしんしょうってかいてあるから。
でもろくじんしょうが正しいと思う。
516名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 09:45:36 ID:1+w88ExU
「おいお前。俺の名を言ってみろ」
アッシュ
マッシュ
ジャ○←
「何イ?お前俺の額の髪を見ても誰だか分かんねぇのか?」
「もう一度チャンスをやろう。俺の名を言ってみろ」
アッシュ←
マッシュ
○ャギ
アッシュ「なぜだぁ〜!」
517名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 10:38:25 ID:4e/JK11v
胸官はエロいのに自分では気づいてないとこれに萌えるわ…
GB!
518名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 14:16:57 ID:/Nn8nRY+
>>517 教官スレの住人とみた。何はともあれ劇薬荘の海編超期待。
519名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 17:19:36 ID:tjZeh638
もはや教官スレでは
教官→胸官
Good Job→Good Bob
がデフォになってるからなw
劇薬荘超GJ!!6年前を思い出すぜ……あの時は俺も(ry
チラ裏だが劇薬荘が変換で一発で出てきたww
520名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 20:27:00 ID:Q6UxcWGx
劇薬草



orz
521名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 20:30:16 ID:917+7FFZ
撃薬草のディストさん
522名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 20:40:14 ID:E6PUgu6B
激安そう
523名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 22:07:37 ID:GnHkZt7J
授業中、教科書を見た瞬間思いついた。反省はしていない。

(元ネタ…川崎洋のやさしい魚)
ツンデレアッシュ

ツンデレアッシュのツンデレ髪の毛が
ルナの日に一本イフリートの日に二本抜けた

抜けた髪の毛は赤色にひかりながら
神託の盾本部の床へ落ちていく

ツンデレアッシュのツンデレ髪の毛が
ウンディーネの日に三本シルフの日に五本抜けた

髪の毛が抜けて
ツンデレアッシュの心はひりひり痛い

ツンデレアッシュのツンデレ髪の毛が
ローレライの日に十四本ノームの日に三十八本抜けた

レムの日 ハブろうと部屋に来てみれば
隅に終止符のようなツンデレアッシュの育毛剤
524名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 22:25:51 ID:QpSi3wjP
「劇薬荘へようこそ! 第十二話 渚のマーメイドとマッチョ達」

朝日が差し込む。光は眠っているアッシュを照らし、覚醒させた。
「ふぁ・・・朝か・・・まだ目的地にはついてないようだな。」
周りを見る。劇薬荘と神子荘の面々は熟睡していた。外を見るとすでに海が見える。どうやらもうすぐつくようだ。

「諸君忘れ物はないな!?それではあそこの旅館へ行くぞ〜。」
タルタロスを降りたみんなはヴァンの指示のもと、目の前に見える旅館へ向かっていた。
「うぅ〜、くそぉ・・・・何かすっげぇねみい・・・」
空ろな目で歩いているのはゼロス。どうやらしいなが一服盛った眠り薬が未だに効いているようだ。
「しゃんとしろ!それじゃあ溺れちまうぞ?」
ゼロスの背中を叩いてやる。しかし、それを気にすることもなくゼロスは歩いていった。しいなの奴、どんな量を・・・
「たのも〜。予約していた劇薬荘と神子荘の者だが。」
旅館に入るとヴァン寮長が旅館の人間を呼ぶ。すると何だか元気そうな緑の髪をした少女が出てきた。
「あ、お待ちしておりました。旅館『エターニ屋』へようこそ!私、女将のファラって言います!」
元気そうというより元気だった。女将さん・・・ファラはパンパンと手を叩く。
「メルディ!お客様ご案内して!それではごゆっくりどうぞ〜。」
出てきたツインテールっていうのか?そんな髪をした小さな少女に仕事を伝えると女将は部屋に戻った。
「はいな!じゃあ、お客様こちらになります。」
メルディという少女に連れられ部屋に向かう。どうやら、借りた大部屋は3つで、1つは男学生の部屋。
1つは女学生の部屋。そして1つは教員の部屋となってるようだ。1つ1つはかなり大きい。
ちなみにリフィル先生だけは豪華な個室だ。
「ふぅ〜。ついたなぁ〜。すげぇでけえ部屋だなぁ〜。」
荷物を置いてルークが言う。男ばかりでムサイはずだがイオンとジーニアスが場違いの空気を醸し出していた。
「ああ〜、ちっくしょぉ〜〜〜!!女の子と同じ部屋だと思ってたのによぉ〜!」
ゼロスが心底悔しそうに頭をかいている。どうやら眠気はさったようだ。
「まぁまぁ、どうせお互いの部屋を訪ねたりするんだ。それがこういうのの醍醐味だぜ?」
すでに水着に着替えているガイが爽やかに言う。
「まぁまぁ、その辺にしといて海に行きましょうよ。気持ちよさそうですよ?」
同じように着替えているイオンがたしなめる。相変わらずイオンの着替えは劇薬だった。

525名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 22:26:50 ID:QpSi3wjP
>>524続き

「海・・・それは男がロマンチストになれるところ。」
海をバックにガイがさらりとモテ台詞を言う。
「海・・・それは男がワイルドにもなれるところ。」
同じように海をバックにゼロスが決める。
「うみと言えば、傷口とかが化膿してできる・・・」
「イオン、それは膿だよ。」
天然なのか、狙いなのかボケるイオンをシンクが突っ込む。今日もシンクは仮面を外していない。
聞いてもどうせファッションで流されるな・・・日焼けがとっても気になるぜ。
まだ海に来てるのは男学生連中のみだった。
「おお、皆のもの早いな。」
やってきたのは男教員連中だ。ヴァンはブーメランタイプで気合入りまくりだ。ラルゴとジェイドは
泳ぐ気がないのか、アロハを着ている。何故か二人とも微妙に似合っている。
リーガルとクラトスは水着の所を見ると泳ぐのだろう。しかし・・・二人とも傭兵学と家庭科の教師とは思えない
ような筋肉だった。あれ・・・オチ担当のあいつがいない。
「は〜〜〜っはっはっはっは!お待たせしましたみなさん!」
やってきたオチ・・・もといディスト。彼の水着は青と白のストライプの全身水着(?)だった。その姿はまさに
あず○んが○王のキ○リンだった。今にも『どうして先生になったんですか?』と聞いたら
『女子高生とか好きだからーー!!』って叫びそうだ。
「ん?みんな早いな。」
ディストの水着にボーゼンとしてたみんなに天使達の声がする。きました・・・ついにきました・・・
アビス学園の誇る最高級美女たちの水着姿・・・この声はリグレットだ・・・やぁ、ばっちこーーーい!
「やはり男の人は着替えが早いな。」
「ぶふっ!」「こ・・・これは劇薬だ・・・」「神よ!俺の目に奇跡の力を!」
様々な声が飛び交うリグレットの水着。鮮やかなオレンジのビキニだった。例えればボン、キュッ、キュッだ。
「本当だ・・・みんなとっても早い・・・です。」
アリエッタはスクール水着・・・ではなく普通に可愛らしいワンピースタイプだ。
他の面々は作中の水着と思ってください。
「うひょひょ〜〜!ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!!!」
ゼロスはしいなを見ながら掛け声と共にコマ○チをしていた。もうアホ丸出しだ。
それがしいなの逆鱗に触れ、思い切り顔面に拳が入っていた。しかし・・・アビス学園巨乳三剣士・・・すげえ。
何でもアニスが用意したティアの水着は色々凄くてレンタルらしいが・・・それでも普通に綺麗だった。
「アッシュ・・・その髪のタオルはなんですの?」
これまた過激な水着のナタリアがアッシュに言う。胸に目がいきながらもアッシュは言う。
「ああ、イカシテるだろ?ルークの野郎が真似しやがってさ〜。」
アッシュはルークと同じようにトランクスタイプに頭にタオルを巻きつけていた。
「だが、俺のが上だぜ?なんせバスタオルだからな〜!物理法則なんて無視だぜ!」
どうやらルークの普通のタオルに対し、バスタオルのが凄いらしい。ナタリアはもう何も言わなかった。
「うむ、みんな揃ったな!では、体操してから目一杯遊ぶのだ!」
ヴァンの声を合図にみんなそれぞれの海を楽しんでいた。

526名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 22:27:02 ID:C41ZP9pZ
>>509
いつもGJです!
続きも楽しみにしてます。
527名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 22:27:40 ID:QpSi3wjP
>>525続き

「先生は海入らないのか?」
とりあえず一遊びしたアッシュはパラソルの下で優雅にジュースを飲みながら本を読んでる
我らがクールビューティーリフィル先生に言った。
「私は遊ぶ程子供じゃなくてよ。ほら、あなたも遊んでらっしゃい。」
何かあるんだろうと思いながらもアッシュは海に戻る。あ、先生またナンパされてら。
「先生は水が怖いんだよ。」
海に戻るとイオンと遊んでいたロイドが言う。
「そうなのか?意外だな。完璧超人だと・・・料理以外は思ってたが。」
リフィルにイメージ像。それは容姿端麗頭脳明晰、料理以外は正に完璧な人だった。
「まぁまぁ、人には苦手な物もありますよ。」
近くでイオンが言う。そういえばイオンも何だかんだで凄い奴だ。若干体が弱い以外は完璧な気もする。
「おーい、ロイド。イオン。アッシュ!ビーチバレーするぞ。こっちへこ〜い!」
近くのビーチでリグレットが声をかけてくる。さっきまでビキニのみだったリグレットは白いシャツを着ていた。
残念な事にバレーでのポロリ対策は完璧なようだが、面白そうなのでアッシュは参加することにした。
アッシュ達がバレーに燃えてるころに一つの陰謀がうずめいていた。
「ふっふっふ、海といえば特殊イベント。アニスちゃんが起こさないで誰がやる!」
期待を裏切らない首謀者アニス。
「ジーニアス、ナタリア。協力してもらうよ〜。」
その後ろには顔を赤らめたナタリアと何だかドキドキしてるジーニアスがいた。
「アニス、約束の・・・・プレセアの写真はもらえうんだよね。」
小声でジーニアスがアニスに言う。どうやら買収済みのようだ。
「ふふん、これでしょ?アニスちゃん嘘つかな〜い!」
アニスがピラピラと写真を見せる。どうやらプレセアの水着姿のようだった。
「アニス・・・何もそんな事しなくても・・・」
「甘い!甘すぎる!スピー○ワゴンがここにいたら、あま〜〜〜い!練乳より甘すぎるよ〜!とか
アビ○オンがいたら甘い、甘いぞ!とか言われちゃうよ!海はイベントの宝庫なんだから!」
よくわからない熱い説得をするアニス。ナタリアもそれに逆らう事もなくふぅと息をついた。
「ふっふっふっふ・・・『オペレーション!お約束!遭難しちゃって二人の距離は密着!』開始〜!」
何とも内容の分かるミッション名だった。
ここまで〜。
528名無したんはエロカワイイ:2006/04/24(月) 22:52:50 ID:C41ZP9pZ
>>527
リアルタイムGJ!
>>509まで読んで、>>526を書いたところで
ちょうど続きが投下されて、間に割ってしまってすまんかった・・・。
しかしながら、>>509>>524と続けて読めて幸せだw
529名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 00:08:38 ID:iZvxIW2R
すげぇ…すげぇよ…
何だよこの爆撃…ケタ違いだぜ…
次の投下まで生きていられるかなぁ…あぁ母さん…俺もうダメだ…

神にGJ!!次も超絶期待してるぜ!!!
530名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 00:20:56 ID:iZvxIW2R
連レススマンが、思いついたので投下
ヴァン「あんたかたどこさ〜 ホドさ〜ホドの子さ クリフォトさ〜クリフォトどこさ 地下さ」
誰か続けて…orz
531名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 04:00:10 ID:q76vkuL4
↑みたいなの割と好き(笑)
劇薬荘GJ!作中の水着って、しいなは凄いことになってるな…
532名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 11:01:07 ID:OAKZ4hhd
授業中に吹いたw
皆に見られたが、秘奥義よりはマシか
533名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 13:13:18 ID:ensJIXFU
秘奥義と言うと授業中にいきなり「俺の本気見てみるか」って言って
飛び上がった奴を奴を思い出すな


あの人まだいるのかなあ
534名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 14:08:35 ID:qoStcIT5
俺も飛び上がった奴を奴を思い出す
535名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 16:40:15 ID:x4j1xzpc
授業といえば、体育で「このレプリカが!」と叫んでた奴いたな…
勿論吹いたが。
536名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 17:32:57 ID:oAMU8b1y
そういった系の話で思い出したが、
今日理科の時間に先生が下を見てて何か発見したと思ったら
「なんだ、レプリカか…」  何があったんだ…友達と一緒に吹いたじゃヌェーかw
537名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 19:14:12 ID:OAKZ4hhd
人体模型かなんかだろうか…

ちなみに秘奥義の人は俺だ
538名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 20:02:59 ID:EMiHowTN
秘奥義ガイ様ktkr
539名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 20:12:07 ID:fZadwt7n
「劇薬荘へようこそ! 第十三話 アッシュと天然天使」

「うおりゃああああ!!!」
ロイドがビーチボールに向かって飛び掛る。
「ナイスだロイド!アッシュ、あげろ!」
「応!任せろ!」
リグレットの指示通りトスをあげるアッシュ。それにリグレットがジャンプして相手のコートにたたきつけた。
「よし!いい感じだ。ロイド、アッシュ、ナイスだ。」
ご機嫌なリグレットがアッシュとロイドとパイタッチ・・・もといハイタッチをかわす。
「すげぇ・・・」
相手チームのゼロスが声をもらす。
「ああ、コンビネーションも凄いね。でも負けられないよぉ!」
しいながリグレットのプレーを見て闘志を燃やす。ゼロスは思う。言えない・・・リグレットおねえさまのチチ揺れに
目がいってボールなんて眼中になかったなんて・・・

「ふっふっふ、それでは作戦内容の復習をしましょう。」
一方アニスとジーニアスとナタリアは作戦の復習をしていた。
「まず、アッシュとナタリアを近くにたたせた所でジーニアスがタイダルウェイブをします。ジーニアスによって調整
された波は二人をあの島へ漂流させます。あ、酸素は気にしないでいいよ。それも調整してくれるから。」
天才ジーニアスの力をフルに使う作戦である。
「んで、巻き込まれた二人は救援がくるまで島で二人・・・寒くなる体・・・寄せ合う体・・・二人は堪えきれず・・
これ以上は全年齢対象じゃ書けないね〜。」
「アニス・・・想像が親父ですわ・・・」
なんだか盛り上がってるアニスにつっこむナタリア。どうやらいまいち乗り気じゃないようだった。
「あれぇ〜?いいのぉ〜?確かにアッシュとナタリアは婚約者らしいけど・・・アッシュを狙ってる人結構いるよ?」
アニスがニヤリとする。ナタリアはこれにはピクッと反応した。
「例えば〜、アリエッタはアッシュには結構懐いてるし、リグレットも満更じゃない感じじゃん?ティアも熱い目で
アッシュを見てる時あるしぃ〜。アッシュとられちゃうかもよ〜。でも!これをやれば大丈夫!」
ある事ない事をまくしたてるアニス。不安にかられるナタリア。どうやら、それ以上に自分がアッシュと一番
近い場所にいるのを忘れているようだ。不安にさせて安心させる。正に詐欺の常套手段だった。
「わ・・・分かりましたわ!やりましょう!」
ナタリアが遂にアニスの罠に落ちた。アニスはこれから起こるイベントが楽しみでしょうがない様子だった。

540名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 20:13:18 ID:fZadwt7n
>>530続き

ビーチバレーを終えたみんなは再び海で遊んでいた。ナタリアがアッシュに近寄る。
「あ、アッシュ。バレーは終わったのですか?」
とりあえず当たり障りのない話を一つ。チラリとアニスの方へ目をやる。準備OKのようだ。
「ああ、なかなか楽しかったずぇーー!ナタリア、泳ぐか?」
アッシュがナタリアに手を差し出す。超チャンス!アニスからサインが出る。
「仕方ないなぁ・・・タイダルウェ『ナタリア〜〜〜』イブ!!!??」
ジーニアスが術を発動させようとした瞬間だった。コレットがじゃれてナタリアに抱きついたのだった。
思いもしない襲撃に思わずナタリアは吹っ飛び・・・そして操作された津波が飲み込んだのは
アッシュとコレットだった。
「うお!?屑がぁ・・・・うおおぉぉぉぉぉお」「わわわ・・・わ〜〜〜〜」
アッシュとコレットが飲み込まれる。二人は凄い勢いで島へ流されていく。混乱してるのか普通に息ができるのに
疑問を持たないアッシュ。
「ぶぼ・・・ぼべっぼ!ぶばばべ!(くそ!コレット!つかまれ!)」
アッシュははぐれないようにコレットを抱きしめる。しかし、そのまま水の勢いに飲まれ意識が飛んでいった・・・

「ありゃりゃ・・・しっぱいしっぱ〜〜い。」
微妙に目的がずれたアニスがぺロっと舌を出す。どうやらこれはこれで面白そうと思ってるようだ。
「大丈夫か!?アッシュとコレットが巻き込まれたのか!?」
ビーチで一杯やっていたヴァンがダッシュでやってくる。
「え!?ええ、そうですわ!」
とりあえず作戦だったとは言えず居合わせた人間になるナタリア。
「ヴァン寮長!ボクが波の動きを詠んでどこに流されたか予想します!少し待っててください。」
自分で流したからドコかなんて分かってはいるが、ジーニアスもいたずら心が沸いたのか段取り通りにする。
「うむ、頼むぞジーニアス!場所が分かり次第みんなで捜索するぞ!」
真相をしってる3人以外は大騒ぎだった。

「・・・ッシュ・・・アッシュ!」
声に呼ばれてアッシュは目を覚ました。眼前にいるのはコレットだった。
「よかった、目を覚ましたね〜。」
アッシュは周りを見回す。さっきまで自分達がいたビーチが遠くに見える・・・相当流されたらしい。
「ああ・・・コレット、怪我とかないか?」
女性には甘いアッシュ。コレットを気遣う。
「うん、アッシュが抱き寄せてくれたからだよ〜。ありがと〜。」
思い出す・・・とっさの事でコレットを抱きしめた。思わず顔が赤くなるがコレットは全く気にしてないようだった。
「ま、まぁな。それよりどうする・・・救援来るまで待つか?それとも泳いで帰るか?」
体力には自信があるアッシュ。しかし、コレットは女の子だ。だからって一人置いては帰れない。
「えっと・・・ちょっと無理かも・・・ごめんね・・・」
コレットは申し訳なさそうに顔を俯ける。
「気にするな。じゃあ、待とうか。なぁに、すぐみんな来てくれるさ!あ、寒いだろ?火を起こすからな。
エェェェクスプロォォォォォド!!!!」
暗く言えば元気がなくなる。アッシュは少しわざとらしく明るく振舞って見せ火を起こす。本来は大爆発な
術だが彼の譜攻なら丁度いい焚き火である。
541名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 20:14:12 ID:fZadwt7n
>>540続き

「えへへ・・・うん!アッシュは優しいね。」
それを汲み取ってかコレットはアッシュに笑顔を向ける。屈託のない笑顔にアッシュはドキッとしてしまう。
「く、くく屑が!そんなんじゃヌェー!」
思わずツンデレぶりを発揮するアッシュ。それを見てコレットはさらに笑顔になった。
「えへへ・・・アッシュに会えてよかったよ。毎日がね、もっと楽しくなったの。それまでも楽しかったけど
もっと楽しくなったの。毎日楽しいってイイ事だよね。」
アッシュは思い出していた。アッシュが劇薬荘へ来るしばらく前。コレットは『天使疾患』という正体不明の
病気にかかっていた事。感覚がなくなり、最後には人間の感覚がなくなる恐ろしい病気。
ジェイドとディストが珍しく本気になって治療したので今は治ったようだが、そのせいもあるんだろう。
コレットは毎日を悔いなく楽しく過ごしていた。だからこそ、その言葉はアッシュ深く圧し掛かった。
「コレット・・・・俺は・・・って、ん?」
アッシュの肩にかかる微かな重み。はしゃぎ過ぎて疲れたのだろうか、コレットがアッシュの肩に頭を乗せて
寝息を立てていた。潮の香りと微かなシャンプーの香りがアッシュの鼻をくすぐった。
無防備なやつだな・・・とアッシュは思う。いや、無防備なんじゃなくて信用してくれてるのか。
「やれやれ・・・世話が焼ける奴だな・・・」
アッシュは頭に巻いていたバスタオルを広げるとそれをコレットの体にかけてやった。

「いた、おーい!アッシュ!コレット!」
どれだけ時間がたったのか・・・早かったような、遅かったような。ヴァンを筆頭にボートで救援はきた。
「いやぁ〜、無事でよかったよ!」
ルークがアッシュに言う。コレットはまだ気持ちよさそうに寝ていた。
「コレット!コレット!大丈夫?」
ナタリアがコレットをゆする。すると、コレットは目をこすりながら目覚めた。まだ寝ぼけている節がある。
「では、とりあえずボートに乗りましょう。さぁ、早く乗ってください。」
ボートを運転していたジェイドが言う。アッシュはコレットの肩を担ぎながらボートへ乗った。
「ねぇねぇ。コレット。アッシュに何もされなかった〜?」
ニヤニヤしながらアニスが言う。コレットは微妙に働いていない脳を可能な限り動かして言う。
「えっとね・・・(波に飲まれたとき離れないように)アッシュに抱きしめられた・・・」
「そうそう。」
コレットの言葉にアッシュが相槌をうつ。どうやら微妙に言葉が抜けてヤバイ意味になってる事に気づいていない。
ナタリアが闘気を開放させる。さらに寝ぼけた天使は続ける。
「それから・・・寒いだろうって(術で火を起こして)あっためてくれた・・・」
「そうそ・・・って!違う!大事な部分が抜けてるって!」
もう遅い。ナタリアの闘気はヴァンすら震えさせる物だった。
「ち、違うんだナタリア!俺は悪くヌェー!」
「舵取りに行きます。ここにいると、これから起こる事態にニヤニヤさせられる!」
直進だけだったので舵とりから離れていたジェイドがニヤニヤしながら言う。
「アッシュ・・・・あんまり俺を爆笑させないでくれ・・・」
同じように事態を飲み込んだガイが物陰に隠れてニヤニヤしている。
恐らくコレットの言った事をそのまま真に受けてるのは狂気に滲んだナタリアのみ・・・しかしそのナタリアが一番
厄介だった。アッシュはガクガク震えている。
「ふふふ・・・・アッシュ・・・・覚悟はよろしいですわね?ふふふふふ・・・・」
「あ・・・あ・・・ナタリア・・・だからちが・・・ぎゃ嗚呼あああああああああああああ!!!!!!」
ビーチ全体に届いた悲鳴。それで目を覚ましたコレットによって真実が語られたのは
アッシュが燃えカスになってからだった。

ここまで。アッシュの水着をルークと同じにしてバスタオルにしたのはコレットにかけさせる為だったり。
542名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 20:44:02 ID:OAKZ4hhd
いつもながら展開が天才的だw
GJ!
543名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 20:49:18 ID:dxls2MEz
巧みな言葉遊びが最高!GJ!
544名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 20:57:48 ID:65TmQBGK
連日の投下GJ!コレットかわゆす。
545名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 21:33:47 ID:mUljNOGE
エクスプロード弱っwwwww
546名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 22:01:39 ID:Wx59qUay
焚き火にピッタリの譜攻w
547名無したんはエロカワイイ:2006/04/25(火) 23:23:45 ID:iZvxIW2R
>これから起こる展開にニヤニヤさせられる
ワロスww
何だか毎日ここをチェックするのが楽しみになってきたw
548名無したんはエロカワイイ:2006/04/26(水) 01:36:10 ID:VmssYvIJ
やべえ、コレットに萌えた。
ちょっとシンフォニア買ってくる。
549名無したんはエロカワイイ:2006/04/26(水) 01:49:53 ID:hhTDFgRn
今のはファイアボールではない。エクスプロードだ。
550名無したんはエロカワイイ:2006/04/26(水) 02:05:38 ID:8+dkUEWe
>>549

バーン様乙
551名無したんはエロカワイイ:2006/04/26(水) 02:23:08 ID:/HyzKtBW
>>548
もちろんGC版でな
552名無したんはエロカワイイ:2006/04/26(水) 11:11:19 ID:CsVtQfN8
>>525
「女子高生とか好きだからー!」
あのマンガ思い出したら噴いたwww
553名無したんはエロカワイイ:2006/04/26(水) 14:10:52 ID:Z6LMuzOt
>>549
バーン様だが自慢になってないw
554名無したんはエロカワイイ:2006/04/26(水) 19:21:13 ID:+EtYshT+
>>549それ何て酢飯(シャリ)だよwwww
555名無したんはエロカワイイ:2006/04/26(水) 23:08:15 ID:S/aEbiAm
「劇薬荘へようこそ! 第十四話 温泉のお約束」

「うっひょ〜。でけぇ〜!!」
海一日目の遊びを終えた面々は夕食の前に大浴場にいた。その浴場を前にロイドが言う。
確かにでかかった。ぶっちゃけ並みの銭湯じゃ相手にならなさそうなくらいだ。
「うむ、いい風呂だ。さぞかし劇薬的な湯であろうな。」
あたまにタオルを乗せてヴァンが腕を組んでいる。堂々と見せているヴァンの剣も劇薬的だった。
「おいルーク。水を少し飲んだか?飲めば湯あたりにしくくなる。ああ、湯船にタオルはいれるなよ?」
アッシュがルークに銭湯学を教える。とてもボンボンの貴族とは思えない言葉だ。
「そうなのか?アッシュ色々知ってるなぁ〜。」
ルークは普通に関心していた。現在浴場にいるのは劇薬荘と神子荘の面々のみだ。
アッシュやルーク、ゼロスは湯船で談笑している。ガイやロイドは体を洗っているようだ。
教員連中はサウナで汗を流している。どうやらこの後の酒のためのようだ。ちなみにジェイドだけは
いつの間に入ったのかみんなが浴場に来たときにはすでにバスローブだった。その姿は優雅さすら漂っている。
「ふっふっふ・・・いいかアッシュ、ルーク。外に露天風呂あるだろ〜?」
湯船で話していたぜロスが言う。外を見ると確かに露天風呂がある。
「俺様の予想だと・・・あの竹でできてる壁だが・・・竹だからこそ覗けるはずだ!!」
ゼロスがグッと拳を握り締める。その姿はいつになく真剣だった。
「は、屑が!大体女連中が今いるとは限らないだろう。」
少し期待はしたがアッシュは冷静を保つ。しかしもしかして・・・を考えるとついつい隣の女湯を見てしまう。
「でもよ、露天風呂って面白そうじゃん。行こうぜ!」
ザバっと音を立ててルークが湯船から立ち上がり露天風呂へ向かう。アッシュとゼロスもそれに続く。
「お、お前たち露天風呂行くのか?俺も行くぜ。」
「あ、俺も俺も〜。」
体を洗っていたガイとロイドがそれを見て一緒に外へ出て行く。
「へぇ〜、なかなかお洒落じゃん。」
外は美しい星空だった。煌々と輝く星が湯気と混じって幻想的な景色を見せる。
「ずぅあぁあああああ。気持ちE〜。」
湯船に入りながらアッシュが唸り声を上げる。その姿はすでにジジイだ。
「まぁ、確かに気持ちいいが・・・女の子いねぇのかなぁ・・・」
温泉を楽しんではいるが不満げなゼロス。しかし、そこに声が聞こえてきた。
「あら、素敵な露天風呂ですわ。」
ナタリアの声だ。アッシュがビクッとする。
「わ〜、ほんとだね〜。見て見て〜。お星様がとっても綺麗だよ〜。」
この声はコレットか。次々と足音が聞こえてくる。ゼロスがキターって感じで拳を握ってる。
「でひゃひゃ。天は我を味方せり〜。」
ゼロスは速攻で竹を連ねて作ってある壁に身を寄せる。そして間をみつけて目を覗かせた。

556名無したんはエロカワイイ:2006/04/26(水) 23:08:56 ID:S/aEbiAm
>>555続き

「ん〜、露天風呂いいねぇ〜。心身共に癒されるよ〜。」
岩にもたれかかりながらしいなが言う。女同士だからなのかバスタオルは巻いていない。
「うむ、日頃の疲れが取れるな・・・ん?アリエッタどうした?」
同じように湯に浸っているリグレットを凝視するアリエッタ。
「・・・リグレットもしいなもティアも・・・どうやってそんな胸おっきくなったの?」
「ぶふっ!?」
湯船で優雅にジュースを飲んでいたティアが思わず吐き出す。
「あ、それアニスちゃんも気になるな〜。」
「わ・・私も少し気になる・・・」
アニスとコレットも食いついてくる。リフィルとプレセアは我関せずな感じだ。
ちなみに、この話し声は普通に男湯にも聞こえている。
「お・・・俺も気になるずぇー。」
アッシュが小声で言う。心なしか彼は前屈みだ。
「うひょっひょ!ハニー、気になるならこっちこいって〜。」
「だ・・誰が!ってガイ!?」
アッシュがゼロスの方をみるとガイもゼロスと同じように覗き穴を探していた。ガイは指を唇におくと小声で言う。
「まぁまぁ、これも楽しみの一つだろぉ〜?ほら、ムッツリしてないで来いって。」
手招きするガイ。さすがは女性恐怖症だが女性は大好きな男。

「そうだなぁ。特に意識はしてないが・・・きちんと栄養をとって生活することじゃないか?」
優しいお姉さんのリグレットは普通に答える。アリエッタ、アニス、コレットのひんぬう3人組(失礼)は
熱心に聞き入っている。ナタリアは今で満足してるんだろうか、楽しそうに話を聞いていた。
「あ〜、後は牛乳じゃないかい?あたしは毎日飲んでるから。」
しいなが言う。おかげでしいなは骨太だ。
「なるほど・・・牛乳と規則正しい生活かぁ〜。やっぱり胸はあったほうがいいもんねぇ〜。」
あったらあったでさらに小悪魔度が倍増するアニスが言う。
「まぁ、女性の価値はそこではありませんわよ?そんな気になさらなくても。」
ナタリアがアニスに言う。するとアニスは目を光らせて言う。
「ナタリアはあるからそんな事言えるんだよ!えーい、そんな事言えるのはこのチチか!?チチのせいか!?」
アニスは背後からナタリアを羽交い絞めにして色々・・・・そう色々する。
一方、覗き穴を確保したアッシュ、ガイ、ゼロス、ルーク、ロイドはその光景を目の当たりにする。
「ぶふぁ!な、ナタリアがあんなことやこんな事に・・・あ、アニスめ・・・もっとやるんだ。」
鼻息を荒げてアッシュが言う。さっきよりも前屈みだ。
「でひゃひゃ、いいねぇ〜。ムチムチプリンたまご丼ってやつぅ〜?」
思春期男子には刺激が強すぎる光景にもかかわらず余裕しゃくしゃくのゼロス。この辺はさすがだ。
「へぇー、女ってああなってんだなぁ〜。」
どうでもいい事に関心をしめすロイド。彼は体育は好きだが保健のほうはさっぱりだ。
しかし、そんな彼らにお約束の天罰が降りかかろうとしていた。所詮は雰囲気の為に竹で作られた壁。
それがミシっと音を立てた・・・・
557名無したんはエロカワイイ:2006/04/26(水) 23:09:40 ID:S/aEbiAm
>>556続き

(!?やばい!?これだと倒れる・・・俺様一抜けた!)
危険を察知したゼロスは静かに露天風呂から逃亡を図る。敢えてみんなに知らせないのはやはり
その後の展開が楽しみだからだろうか。
「へへ・・・すげぇなぁ。最近の子は・・・発育がよすぎるぜ。」
ニヤニヤしながら覗きを続けるガイ。どうやら壁の崩落寸前には気づいていないようだ。
(ゼロスがいない・・・あいつ何か察して逃げたな!?俺も退散するか。)
ふと周りをみるとゼロスがいない事に気づいたアッシュ。隣にいたルークもそれに気づいたようだ。
二人で逃亡を図る。ロイドとガイは未だに気づいてないようだった。
「へへへ・・・アッシュ。いい事思いついた・・・・・・・・ってのどうだ?」
ルークがニヤニヤしながら言う。
「面白いな。最近俺ばっかりオチ担当だったからたまには奴らにやってもらうか。」
アッシュが同意する。一度露天風呂から出た二人は再び入るとワザとらしく言った。
「おい、ガイとロイド何覗いてんだよー!」
女湯まで響く声。女湯の方も騒然とする。
「げ、ルーク、アッシュ裏切るのか!?うおおお!」
「へ・・・あー、お前ら!」
気づいたのは時すでに遅し。ビックリしたさいに力を入れすぎたのか壁はついに倒れた。
「ガイ!ロイド!これは一体!?いや、説明はいらない。死ね!!記憶を飛ばしてやる!」
倒れた先にいたのはリグレットの一糸纏わぬ姿だった。リグレットは置いてあったエアガンに手を伸ばすと
怒涛の勢いで連射した。他の面々も慌ててタオルを体に包んだ後ガイとロイドを袋叩きにする。
「ガイ、あなたは紳士だと思ってましたのに!」
ナタリアがガイに蹴りを入れる。
「ほぉんと、ガイったらムッツリだったんだね!」
アニスは言葉が暴力だ。
「ロイド・・・違うよね?何かあったんだよね?」
コレットはすでに泣き出しそうだ。リフィルも呆れている。
「こぉのWスケベ!!!」
とどめはしいなのビンタだった。 称号獲得 ガイ ロイド スケベ大魔王

「あら、アッシュどうなさりましたの?」
宴会場に向かう途中浴衣姿のナタリアに会う。アッシュは風呂で見た劇薬のせいか鼻にティッシュを
詰め込んでいた。ちなみに、ロイドとガイは頬に真っ赤に手跡が残っているのが見える。
「え!?いやー、これはその・・・だなぁ。」
どうやって誤魔化すべきか・・・間違っても覗いてたなんて言えない。苦心の末アッシュは言った。
「のぼせた」
あながち間違いではなかった。
ここまで〜。
558名無したんはエロカワイイ:2006/04/26(水) 23:42:25 ID:+EtYshT+
海水浴の次は温泉付きか!
まさに神の一言!!GJ!!
てか
ガイ!ただの変態じゃねーかwwwwww
559名無したんはエロカワイイ:2006/04/27(木) 01:03:23 ID:qffZD2TZ
とりあえずゼロスを女子風呂に放り投げたい香具師の数→1
560名無したんはエロカワイイ:2006/04/27(木) 01:36:56 ID:+wBnJ/1Z
なんで最後にガイとロイドという奇妙なコンビを残したかと思っていたが、スケベ大魔王のタメか…芸が細かくて良いね!激しくGJ!
561名無したんはエロカワイイ:2006/04/27(木) 01:37:48 ID:frRwDj0D
562 〜未来へ綴るレシピ〜(0/9):2006/04/27(木) 01:55:34 ID:yZWKwJnz
>>279とかぶりまくっていたから、書くのが止まっていましたが、いっその事開きなおってしまおうと書き上げてみました。
ティアとヴァンがメインのたまご丼秘話です。
ではどーぞ。
……たまご丼という単語が出るたびに、ギャグにしかみえねーなーと思っていたのは秘密です。
563名無したんはエロカワイイ:2006/04/27(木) 02:01:06 ID:RRZGKJaH
久しぶりにここに来たんだが、雰囲気が変わったと思うのは気のせいか?
564 〜未来へ綴るレシピ〜(1/9):2006/04/27(木) 02:03:16 ID:yZWKwJnz
 それを見つけたのはルークだった。本棚にあった古ぼけた本の合間に挟まれたメモのようなもの。
「これって……レシピだよな」
「どれどれ。
 ほほう。たまご丼ですか。なかなか通な料理のレシピですね」
「総長がレシピ持っているだなんていっがーい。ってか、あの髭でエプロン姿想像できない〜」
 すぐにレシピはルークの手からもぎ取られ、料理女王のアニスが興味深そうに作り方を眺めている。その後ろからナタリアも覗き込むが、手順の細かさに大きく一つため息をつくと、他の事に興味を移す。
「アニス、そのレシピ見せてくれない?」
「ん? いいよ」
 ティアにレシピを手渡すと、アニスは目を輝かし、ヴァンの執務室の探索に精を出す。
 たまご丼のレシピ。それ自体は妙に古く、何度も書き直された後が見える。大半は女性の文字だが、下の方に小さく男の文字で何やら書き加えられていた。
『汁の中に少量の砂糖を加える』
 少し甘めのたまご丼。それは兄、ヴァンが得意とした料理の一つだった。
「ねえ、このレシピ書き写すだけにしておかない?」
「いいけど。このレシピがどうかしたのか?」
 首をかしげ、問いかけてくるルークの姿に微笑を浮かべ、首を横に振る。
「どうもしないけど……なんとなくよ」
 ティアが明確な理由も無く、レシピを置いていくだなんて言うはずは無い。鈍感なルークはともかく、他の皆はティアの真意をなんとなく理解していた。
 ジェイドがにこやかにガイにペンを手渡す。ガイが『またかよ』と呟くだけ呟くと、レシピを書き写し始める。字の綺麗さにナタリアが感嘆のため息をこぼし、アニスはまだ家捜しを続けていた。
 古い紙のはずなのに、汚れ一つ無く、大切に保管されてきたレシピ。ヴァンがどれほど大切にしていたかが判る。
 ――そういえば、兄さんが最初に作ってくれたのはたまご丼だったっけ。
 幼い頃の大きな兄の背中を思い出し、ティアは静かに微笑んだ。
565 〜未来へ綴るレシピ〜(2/9):2006/04/27(木) 02:04:20 ID:yZWKwJnz
>>564

 ――一番初めの記憶。それは泣いている自分だった。
 何故泣いていたのかは、今となっては判らない。ただとても寂しくて、とても悲しくて。
「メシュティアリカ、誰かに苛められたのか?」
 泣きじゃくる妹の前にしゃがみこみ、頭を優しくなでてやる。優しい兄の顔を見て、泣くのをやめようとするが、どうにもならず、またしゃくりあげる。
「僕がいなかったのが寂しかった? それともどこか痛い?」
 思いつく限りの原因となるものを問いかけてみるが、ただ泣きじゃくるだけ。嗚咽の中に時折、『ママ』という言葉が混じる。
 彼女の母親は、彼女を産んですぐにユリアの元へと旅立った。魔界と呼ばれる地に残された幼い二人。妹をユリアシティで出会った義祖父に任せ、彼はオラクルでの訓練に明け暮れていた。離れている時間が多いが、強い信頼を築いていたつもりだった。
 母親という存在を知らない彼女。しかし不意に思い出したのだろう。自分の心の奥底に刻まれた母親という存在を。
 どんなに慰めても、兄である以上、母親という存在にはなることはできない。
 母親の記憶を必死に思い起こし、妹を泣き止ませる法を探る。
「……あ、そうだ。メシュティアリカ、待っていて」
 何かを思いつき、兄は家の奥へと消える。きょとんとして兄の消えた方を眺めていたが、泣いていた事を思い出し、大きくしゃくりあげる。
 ――そのとき、兄が去った方向から、甘い香りがただよってきた。醤油に甘さが加わった香り。やがてその香りは焦げ臭いものへと変化していく。
「なーにぃ?」
 泣くことより、台所から漂ってくる香りの正体を知りたくて、涙を袖でぬぐいとる。
 慎重に慎重に、奥に行った兄に気がつかれないよう様子を探る。
566 〜未来へ綴るレシピ〜(3/9):2006/04/27(木) 02:04:59 ID:yZWKwJnz
 台所の奥では調理器具と格闘している兄の姿。
焦げ始めた鍋を気にしながら、玉ねぎを必死に刻む。兄の視界は涙で歪んでいるだろう。
どうにか玉ねぎを刻み終え、鍋に放り込む。すでに水分は飛んでしまい、玉ねぎのこげる音が響き渡った。
慌てて水をさすが、すでに遅し。こげた玉ねぎが水に浮いてくる。
とにかく味を調えようと、醤油をたすが、勢いあまって多めに入ってしまう。最後に砂糖を一さじ。
溶いた卵を流しいれ、一煮立ち。おたまで掬い取り、味見をしてみる。顔をゆがめる。しょっぱくて甘くて苦くて辛くて、どうしようもない味に涙がこみ上げてくる。
「これじゃあ笑顔みせてくれないよ……」
 ひどい出来の料理に肩を落とす兄の姿が妙におかしくて、しかしとても嬉しくて妹は笑みをこぼした。
「おにいちゃん、ありがとぉ」
 思いがけない妹の笑顔に、兄は照れ笑いを見せる。
「ごめんな。こんな料理しかできなくて」
「ううん、うれしい」
 どんぶりの中に入れた暖かいご飯の上にそれをのせ、料理は完成だ。
 机の上に二つのどんぶりを並べ、笑顔を重ね合わせた。
『いただきます』
 一口放り込めば、あまりのすごい味に笑いがこみ上げてくる。
「ごめんな。母さんの得意な料理を食べさせてあげたかったんだけど」
「ううん。おにいちゃんの料理嬉しいよぉ。ちょっとからいけど」
 初めて食べたたまご丼。
 どうしようもなく塩辛くて、どうしようもなく苦かったけれど、どうしようもなく嬉しかった。
 兄が自分の為に作ってくれた初めての料理。
 その日から、兄は料理に挑戦し、徐々に料理の腕を上げていった。
 特にたまご丼は特別な料理となり、誕生日や記念日など、特別な日に作ってくれることが多くなったのだ。
 
……だからたまご丼は思い出深い料理なのだ。

567 〜未来へ綴るレシピ〜(4/9):2006/04/27(木) 02:05:52 ID:yZWKwJnz
>>566

 ――ティア? ティーーア
 目の前で手をぱたつかせるアニスの声で、ティアは我に返った。
「なーに、たまご丼のレシピを握り締めて止まってるの? 
あ、もしかしてそのたまご丼のレシピって、元カレとのあつーい思い出の品とか?『私が貴方のためだけにたまご丼を作ってあげる。』とか言って。
きゃーっ、アニスちゃん興味津々っ!! 今後のお勉強の為に聞いておきたいなー」
「そんなんじゃないわ」
 暴走気味のアニス。いつもの事ながらレシピ一つでよくここまで妄想できるものだ。
 呆れてため息すら出ない。レシピを兄の机の上に置き、暖かな眼差しを向けてから、いつものように冷めた瞳でアニスを見つめる。
「もうここには用がないでしょう。行くわよ」
「ああん、待ってよぉ〜ティアの恋バナ聞きたいのにぃ」
 足早に執務室を去るティアをアニスが追いかける。呆れ顔で肩をすくめ、後に続くガイとナタリア。
レシピのはさまれていた本を興味深げに眺めていたジェイドも、本を机に置き、後に続く。
「……『未来へ綴る譜歌』……か。この人はどういう想いで……いえ、やめておきましょう」
 意味深な台詞。その言葉に気がつくものは誰もいない。
 誰もいない執務室。
「……なあ、ティア……って、誰もいねえじゃん」
 捜索に夢中になって一人残されたルークは、慌てて皆を追いかけ――派手にこけたのは些細な出来事だろう。


騒がしい者達が去っていった後、一人の男が執務室に戻ってきた。
荒らされた執務室を目にし、苦笑を浮かべた。こうなるだろうと大体は想像していたが。
「この荒らし方はルークとアニスか。仕方が無いな」
「片付けは私がやっておきます。閣下は業務の方を」
 床に散らばった本をリグレットが本棚に手早く片付けていく。
 そんな彼女の姿を眺めながら、ヴァンは机の上においてあった一冊の本に気がつく。古ぼけた本だ。
「あいつら……やはりレシピに気がついたか」
 予想はしていてたが、喪失感に襲われ、大きなため息をつく。
 大切に保管してきたものだが――まあ、妹に渡ったならば……と自分を納得させ、本を手に取る。
 ――とたんにひらりと舞い落ちる紙切れ。
「閣下、落ちましたよ。……これは?」
 すかさずリグレットが紙を拾い上げ、ヴァンへと手渡した。
「……もっていかなかったのか。あいつらにしては珍しい」
 こみ上げる笑いを抑え、不思議そうに見つめているリグレットへ優しい瞳をむけた。
「これはな……まあ、苦い思い出だ」
「苦い……ですか?」
「ああ、とても――苦いな」
 遠い瞳でその紙切れを見つめると、彼は昔の事を回想する。昔々の古い物語を。
568 〜未来へ綴るレシピ〜(5/9):2006/04/27(木) 02:06:27 ID:yZWKwJnz
 腹の大きな女性が、揺り椅子に腰をかけていた。幸せそうにおなかを優しくなでながら。
「もうすぐね。あなたもお兄ちゃんね」
 優しい母親の声。その声に返事を返そうとするが、なぜか声が出ない。必死に声を絞り出すが、音にならなかった。
「ねえ、ヴァンデスデルカ。妹を守ってあげてね。ずっとずっと」
 深い闇に包まれ、急速に遠ざかっていく母の姿。手を伸ばすが、届きそうにも無い。
 愛おしい母を呼び止めようとするが、声も出ない。もがく手はただ空気をかき乱すだけ。
 大きく伸ばした手が動きを止める。いや、何かに動きを止められたというべきか。
 見えぬ何かに両手首をつかまれる。振りほどこうとするが、反発できる力は持っていない。
 手だけではない。両足も何かにしっかりと抑えられ、動きを封じられる。
 すでには母の姿は深い闇の中へと消え去り、代わりに数人の男が目の前に現れた。記憶にある男たち。それも嫌な記憶。

「――――コレが――素質のある――」
「――第七音素――超震動を――」
「――ホドごと――研究の――守られる」

 男達の手が少年に迫る。嫌がる少年の首を押さえつけ、大掛かりな機械へと押しつける。
 ――嫌だ嫌だ嫌だ!!
 意識が何かと共鳴する。膨らむ破壊衝動。震える大地。

「嫌だ!」
 叫び声とともに体が動くようになる。いや、正確にいうならば、夢からさめたというべきだろう。
 息苦しい。体中に嫌な汗を感じる。汗でべたべたになった身体を起こし、気分を変える為にシャワールームへと向かった。
 暖かな水が体を包み込む。体中を支配していただるさが、水に流され消えつつある。
 ――今日は教団での訓練も休みだから、多少遅くまで寝れる予定だったのに。
 早く起きてしまったのならば、妹を連れ、アラミス湧水洞でピクニックをするのも良いだろう。料理がまともにできない自分でもサンドイッチぐらいならば作れる。きっと楽しいだろう。
 一日の予定を決め、妹の顔を見に部屋へと向かおうとした時だった。
 どこからか聞こえてくる啜り泣きの声。大切な者の泣き声。
「メシュティアリカ!」
 急いで駆け出す。部屋の真ん中で涙をこぼしている愛おしい妹の姿。
「誰かにいじめられたのか? それとも寂しかったの?」
 泣きじゃくる妹はただ首を横に振るのみ。慰める術を知らない自分に苛立ちが募る。
 泣き声に混じる母を呼ぶ声。こういう時、母はどう風に慰めてくれたか、記憶を掘り起こす。
「……あ、そうだ。メシュティアリカ、待っていて」
 思い出したのだ。母親の思い出の品を。そこにならば何か慰める術があるかもしれない。
569 〜未来へ綴るレシピ〜(6/9):2006/04/27(木) 02:07:43 ID:yZWKwJnz
>>568

 部屋の奥にある本棚。そこは数々の本で埋め尽くされていた。
 大抵は育ての親である義祖父が譲ってくれた本だが、一冊だけ義祖父のものではない本があった。
 大切にしまわれた詩集。それを手に取ると、ページをぱらぱらとめくっていく。
 途中、しおりのように挟まれた紙でページが止まる。女性の文字で書かれたその紙を手に取った。
 一行目に書かれている文字をゆっくりと読み上げていく。
「たまごどんのつくりかた……これだっ!!」
 唯一のこっている母親の思い出の味。レシピがあればきっとつくれるだろう。
 ――そう思ったのは甘い考えだと思い知らされたのは、すぐ後だった。
 鍋に水をいれて調味料を入れる。煮立つまでに、玉ねぎを刻めば時間の節約になるだろう。
 玉ねぎは予想以上に目にしみり、視界が涙で歪む。煮え立つ鍋に切羽詰られつつも、どうにか玉ねぎを刻み終え、鍋の中へと放り込む。
 とたんにこげる音が響き渡り、慌てて水をさす。そこからはもう混乱し始めていた。
 調味料を入れれば、入れすぎて、濃い色で玉ねぎは煮込まれる。
 卵を割り忘れたことに気がつき、慌てて割りにいけば、卵の殻が中に入ってしまい、取るのに時間を費やす。
 更に汁が煮込まれた状況になりつつも、どうにか卵を流し込む。よく混ぜ切れていなかったのか、白いところが多数見受けられた。
 味見をしてみればひどい味。なきそうになる自分を救ってくれたのは、泣いていたはずの妹だった。
 不恰好でひどい味のたまご丼を、妹は笑顔で食べてくれたのだ。
 守りたかった妹に救われてしまった。
 それが妙にくやしくて寂しくて、その日から料理の練習をし始めた。訓練の合間に料理の腕を磨き、新しく習得した料理を妹に披露する。
 そのたびに妹は極上の笑みを見せてくれる。時折、一緒に料理を作ることもあった。
 妹の喜ぶ味を研究し、レシピに書き足していく。大切な母親の形見のレシピにも妹が喜んだ味付けを記録しておいた。
 
 ――母親の思い出。

 ――妹の笑顔。

 その二つがたっぷりとつまった料理。それがたまご丼なのだ。


570 〜未来へ綴るレシピ〜(7/9):2006/04/27(木) 02:08:46 ID:yZWKwJnz
>>569

「閣下、どうかなさいましたか?」
 リグレットの声によってヴァンは我に返る。
 どうやらレシピを手にしたまま、しばらく呆けていたらしい。心配そうに顔を覗き込む彼女に苦笑いを浮かべてみせる。
「いや、なんでもない。ただ、昔の感傷に浸ってしまっただけだ」
 よく見れば、いつの間にか執務室は元通りになっていた。リグレットが片付けてくれていたのだろう。
「そうですか。それでは私は業務があるので失礼します」
 一礼し、リグレットは執務室を退室する。
 彼が言わないことは、リグレットは聞こうとしない。
 彼を信用しているからなのか、業務に差し支えないことだからなのかは判らない。
 しかし、彼にとってはその性格が大いなる助けとなったのだ。
 総長というものが、たまご丼のレシピ一つで落胆しそうになっていたなど、笑い話にすらならない。
 彼にとっては大切なものだが、他の者にとってはただの紙切れにしかならない。
「……母さん、ティアをお守りください――」
 思い出のレシピ。それに話しかける彼の顔は――総長ではなく、一人の兄の顔だった。
 瞳を閉じ、静かな祈り。届くすらわからないが、落ち着くことは確かだ。
 静かな時が流れ……
「いくか……」
 顔を上げ、前を見据える。鋭い瞳に強い意思。すでに『総長』としての顔に戻っていた。
 母親の形見である本にレシピを静かにはさみ、
 ――彼は歩き始めた。妹と相反する道を。
 妹と対峙する日がくるだろう。しかし誰にも譲れない信念がある。
 それが妹を殺すことになっても……
 兄と総長、スコアの定めで生まれた妹という幸せとスコアによって失ったモノ。
 二律背反に責め立てられる男。
 彼が行こうとしている先は――彼自身にもわからなかった。
571 〜未来へ綴るレシピ〜(8/9):2006/04/27(木) 02:09:47 ID:yZWKwJnz
>>570

「兄さんの思い出が……」
 空っぽの執務室にたたずむティア。その表情は悲しみに満ちていた。
 世界レプリカ計画の失敗、それによりヴァンは大罪人となり、彼の痕跡はオラクルに回収された。
 愛する者も大切な兄も失ってしまったティアが訪れたのは、兄との思い出の地の数々。
 しかし、その全てがオラクルによって失われつつある。
 そこは兄との大切な思い出の料理があった執務室。あそこでたまご丼のレシピを見つけ……
 空になった本棚。空になった机。兄がいたことすらもうわからない部屋。
「……兄さん……」
 椅子に座ってみる。彼女には少し高めの椅子。多くの傷が残った机。
 確かにここに兄はいたのに。確かに兄は存在していたのに。
 目頭が熱くなる。兄の前で泣いたのはもう何年前なのか。泣きたい時に兄はいない。優しい背中ももう無い。
 誰にも見られたくない。その想いから、机に伏せ、こらえていた涙を解放してやる。
 ――そのときだった。背後に現れる気配に急いで涙をぬぐう。
「誰!!」
「……すみません。お邪魔だったみたいですね」
 後ろに立っていたのは見覚えのある顔。今はグランコクマにて軟禁の身となっているはずの者。
 兄と同じ大罪人であるディストだった。
 潤んだ瞳を見られたくないから、そっぽを向き、八つ当たりをするかのように問いかける。
「何か用なの?! 用がないんだったら、どっか行って……」
「用がなければこんなところに来ませんよ。貴女に渡したいものがありましてね」
 机の絵に何かを置く音。遠ざかる足音。彼は彼女を気遣ったのだろう。執務室のドアのところまで下がっていた。
「それ、総長から頼まれていましてね。
 貴女に渡して欲しいということでしたから、オラクルから必死に隠してきたんですよ。では失礼します」
 ティアの返事を待たず、ドアの閉まる音。敵として接していたからなのか、それともティアへ多少の罪悪感を持っていたのか、深く関わることなく彼は去っていった。
 部屋に残されたティア。机の上に置かれた本を手に取る。

572 〜未来へ綴るレシピ〜(9/9):2006/04/27(木) 02:12:32 ID:yZWKwJnz
>>571

「……これ……」
 古ぼけた本。一枚めくると柔らかい女性の直筆でこう書いてあった。
 ――愛する息子ヴァンデスデルカと、まだ見ぬ娘メシュティアリカにささげる――
「……おかあさんの……本?」
 かなり読みふけたのだろう。あちらこちらが擦り切れていた。しかし、それ以上に大切に扱われてきたのがはっきりと判る。
 ページをめくっていくうちに、一枚の紙が本から滑り落ちる。
 拾い上げれば、記憶のある紙。
「……たまご丼の……レシピ」
 そう、あの日見つけたレシピだ。柔らかい女性の文字。その下に書かれた兄の文字。
 ――そしてあの日無かった書き足された一文。
「兄さん……兄さん……」
 その一文を読んだ途端、熱いモノが瞳から溢れ出した。
「兄さん兄さん、兄さん……」
 子供のようにレシピを抱きしめ、兄を呼びながら嗚咽を漏らす。
 強かった兄。優しかった兄。どこかですれ違っていた兄。敵になってしまったけれど、大好きだった兄。
 抑えていた想いが涙となって溶けていく。
 兄がいた証。大切な思い出の品。
 それを抱きかかえたまま、ティアは涙を流しつづけたのだった……


 ――大切なメシュティアリカ。

 母が私に、私がお前に作ってやったように

 今度はお前が大切な者にたまご丼を作ってやるがいい。

 そしてその大切な者の好みのレシピを生み出して、このレシピに書き足すが良い。

 お前だけのレシピを作るかいい。

  ――最期に

 いつも見守っていたかった。守れなくなって……すまん――

573名無したんはエロカワイイ:2006/04/27(木) 02:38:17 ID:+wBnJ/1Z
久々に感動物GJ! (ノ_・。)あれ?おかしいな…目から汗が…
574名無したんはエロカワイイ:2006/04/27(木) 18:06:55 ID:/h/iuuDb
GJ。感動した
575名無したんはエロカワイイ:2006/04/27(木) 19:00:34 ID:PjZSMdrY
久々にこういったSSを見れて幸せだ。GJ…!
576名無したんはエロカワイイ:2006/04/27(木) 20:16:08 ID:vbj3CrZe
たまご丼一つでよくここまで引っ張れるな・・・すげぇ。
577名無したんはエロカワイイ:2006/04/27(木) 20:23:44 ID:6lrCucv4
泣かせてくれるじゃねぇか…GJ!
578名無したんはエロカワイイ:2006/04/27(木) 21:11:50 ID:lx1Xk+Kx
ふふ……目から汗が……
俺もずーっと、ただのたまご丼とは思ってなかった。そうか、おかーちゃんの味か……
やべ…GJ
579名無したんはエロカワイイ:2006/04/27(木) 22:28:57 ID:TbbiVvsP
GJ!!
あれ?目からだし汁が
580名無したんはエロカワイイ:2006/04/27(木) 22:53:05 ID:lV4JpeJN
全米が泣いた(´;ω;`)
581劇薬荘ファン:2006/04/28(金) 00:34:46 ID:OGjQgvHW
勝手ながら暇だったんで、劇薬荘の登場人物をまとめてみました。劇薬荘は需要が高いので、役に立てれば幸いです。間違ってたらごめんなさい。
劇薬荘の作者様、いつもお疲れ様です!これからも良作を期待しています!

「高等部一年」
<アッシュ・フォン・ファブレ>(劇薬荘)
主人公で紅い長髪がトレードマーク。「屑が!!」が口癖。一年A組で、ナタリアの許婚でもある。部活・バイト共に何もやってない
<ナタリア>(劇薬荘)
ヒロイン。王族出身でありアッシュの許婚。アッシュと同じA組。高級レストランでバイトしている。料理が下手なので、料理部に所属している。
<ルーク>(劇薬荘)
アッシュ・ナタリアとは幼馴染の関係にある青年。C組。コンビニでバイトしており、総合武術部に属する。昔は口の悪い問題児だったらしい。
<ティア・グランツ>(劇薬荘)
マロンブラウン色の長髪の女子。D組。ウェイトレスのバイトをしており、軽音部に属する。また、その豊満な胸からアビス学園の『巨乳三剣士』と言われている。
<ロイド・アーヴィング>(神子荘)
A組でアッシュのクラスメイト。総合武術部に属している。思考能力は低く、成績はクラスぶっちぎりのビリ。
<コレット・ブルーネル>(神子荘)
A組でアッシュのクラスメイト。動物愛好会に属している。頭は良いが、ドジッ娘。

「高等部二年」
<ガイ>(劇薬荘)
ルークと同じく、アッシュとは幼馴染である青年。女性恐怖症だが女性自体は大好き。他に、譜業が好きで譜業機店でバイトをしている。軽音部と工作部を掛け持ちしている。
<ゼロス・ワイルダー>(神子荘)
紅い長髪の青年。その頭ゆえ後姿がアッシュとよく似てる。成績は学年トップの優秀者だが、女好きでノリが軽い。また、非公認のナンパ研究会と言う部を持つ。
<藤林しいな>(神子荘)
ゼロスをアホ神子と呼ぶ、気の強い女子。世話好きな性格ゆえ高等部生徒会長&ゼロスの保護者をやっている。また『巨乳三剣士』に数えられるほどの巨乳でもある。

「高等部三年」
<リグレット>(劇薬荘)
金髪ポニーテールの女子。大学に進学が決まっているが卒業まで寮にいる。世話好きな性格で、アッシュや他の寮生から姉のように慕われている。
演劇部・サバイバルゲーム部を掛け持ちしている。また、ティア・しいなと同じ『巨乳三剣士』に数えられるほどのナイスバディ

「外道高校」
<ミクトラン>
時代錯誤の甚だしいチンピラ。一応部下はいるようだ。
<マグニス>
外道高校の番長的存在。「さま」を付けないとキレる。
<フォシテス>
外道高校の英雄。自分たちの非を素直に認める事ができる出来た男。
582劇薬荘ファン:2006/04/28(金) 00:38:36 ID:OGjQgvHW
>>581 続きです。

「中等部三年」
<アニス>(劇薬荘)
活発で、年不相応な腹黒い思考を持つ少女。小悪魔。演劇部に所属する。
<アリエッタ>(劇薬荘)
ピンクの髪した内気な少女。動物が好きで、動物愛好会に属し、少しなら動物の言葉がわかる。
<イオン>(劇薬荘)
女子と見間違う容姿を持つ少年。体は弱いが芯はしっかりしており物腰は穏やか。中等部生徒会長の座に位置している。
<シンク>(劇薬荘)
ツンツンしたしゃべり方の少年。総合武術部所属。物事にあまり興味を示さないが、アリエッタに好意がある(?) 常に仮面を被っており、理由は「ファッションだから」らしい。
<プレセア・コンバティール>(神子荘)
ピンクの髪をツインテールにしている寡黙な少女。彫刻が得意で、工作部に所属している。
<ジーニアス・セイジ>(神子荘)
活発な少年で、リフィル先生の弟でもある。魔術と料理が得意で、料理は料理部で日々その腕を磨いている。プレセアのことが好き。

「教職員」
<ヴァン・グランツ寮長>(劇薬荘)
ティアの兄であり、劇薬荘を管理する寮長。寮生には常に優しいが、中でも妹のティアにはデレデレである。
また肩書きが多く、「寮長」以外に「寮の料理人」「学園理事長」というような肩書きを持つ。
<ジェイド先生>(劇薬荘)
天才的な頭脳を持つ譜術担当教師。事の成り行きを黙って楽しむ傾向がある。
<ディスト先生>(劇薬荘)
譜業担当の教師。陰湿だがジェイドに勝るとも劣らない頭脳を持つ。
<ラルゴ先生>(劇薬荘)
大きな体の体育教師。髭がご立派。何故かナタリア関連の事でよくキレる。
<リフィル・セイジ先生>(神子荘)
一年A組(アッシュ、ナタリア、ロイド、コレット)の担任の先生で、遺跡学を教えている。ジーニアスの姉でもある。普段はクールだが、授業になると興奮して人格が変わる。基本的に完璧超人だが、料理が下手で水が怖いという弱点がある。成績不振者(主にロイド)には厳しい。
<クラトス先生>(神子荘)
C組(ルーク)の担任の先生で、傭兵学の担当教員でもある。寡黙だが、教え方は抜群にウマイ。
<リーガル先生>(神子荘)
D組(ティア)の担任の先生で、家庭科の担当教員でもある。料理の腕が抜群で、そのため料理部の顧問を請け負っている。
<モース校長>
忘れがちだが、アビス学園の校長。登場回数2回。
<トリトハイム教頭>
これも忘れがちだが、アビス学園の教頭。非常に生真面目。登場回数1回。

「その他」
<ミュウ>
チーグルの子供。ディスト先生の発明『ソーサラーリング』の力で人間の言葉を喋る。
元は、ダンボールに入っていたところをティアに拾われるが、一番なついてるのは何故かルークで、「ご主人様」と呼び慕っている。
583名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 01:29:16 ID:SF9eu53/
おかしいね。ここ六神将スレなのに
584名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 02:11:05 ID:+hm++6qY
作品としてはかなり良いだけにちょいとね…
…でも全然続きやってくれても構わないと俺は思う。これが投下されなくなるときっとマジで過疎るし寂しくなる………
585劇薬荘ファン:2006/04/28(金) 02:13:02 ID:/V2WmfpV
>>583 その通りですね…でしゃばり過ぎました。以後気をつけます。済みませんでした。
586名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 02:20:37 ID:+hm++6qY
ところで、やっぱり実力的には参謀長のシンクが1かな?今更だけど
587名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 09:31:28 ID:YZGDdR8o
>>581-582
588名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 12:26:29 ID:SNU8+/uB
雑だけど教官と閣下で生温い漫画を描いてみた。パスはメ欄
ttp://www.uploda.org/uporg374891.zip.html
589名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 12:28:09 ID:SNU8+/uB
誤爆だったスマソorz
590名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 13:00:37 ID:PiTZn4Nj
>>588
誤爆でも良い燃料をありがとう。GJ!! そして激しくGB!!
591名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 20:31:19 ID:WyAPQM36
どーでもいいが授業中に無意識にハードディストとフロッピーディストってかいてた
592名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 20:48:18 ID:tgV9haDk
世界史の教師がバルフォアバルフォア連呼してた
593名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 21:32:35 ID:n1kcTRQ2
>>591
ハードディスト…
いえ、なんでもありません
594名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 21:55:34 ID:YZGDdR8o
ハードディストに「後悔させますよ!」なんて言われたら…
595名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 23:21:17 ID:Pf8r1xG7
俺の学校の英語教師は黒板に「無音のアッシュ」とか書いてたぞ
なんとなく座布団に正座してるアッシュが浮かんで盛大に吹いたw
596名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 23:34:26 ID:KRshr4qD
自分トコの情報の授業、「株式会社アッシュ」ってあって吹いた。もちろん不審がられたorz
社員全員の口癖が「屑が!!」なのかとオモタ。
597名無したんはエロカワイイ:2006/04/28(金) 23:39:46 ID:ncsZs5Wp
>>596
それはひどいwwwww
598名無したんはエロカワイイ:2006/04/29(土) 08:55:50 ID:UCb+BnMH
「おい!そこのお前!この書類をコピーしやがれ!」

「屑が!なんで俺がそんなことしなきゃならないんだ!」

「なんだと!ここの社員はコピー能力も劣化してやがるのか!」

自分でやっててわけわかんなくなっちまった…
599名無したんはエロカワイイ:2006/04/29(土) 09:02:31 ID:m8bhAvnw
>>598
ワロスwww
そんな会社なら一度見学か何かに行きたいな
600名無したんはエロカワイイ:2006/04/29(土) 11:16:51 ID:+oXrT5PO
>>595
ちょwww正座ってヴァンwww
601名無したんはエロカワイイ:2006/04/29(土) 15:32:39 ID:QYBYy1/Q
少し聞きたいことがある
映画“Vフォーヴェンデェタ”を
 “Vフォーヴァンデェタ”
と読んでしまった俺の脳内は劇薬と玉子丼に汚染されますか・・・・

ヴァンがあの笑顔マスクをかぶって活躍するのかとオモタ。
602名無したんはエロカワイイ:2006/04/30(日) 11:33:24 ID:yaNVEq5R
煩いてなんて読むんだ?
603名無したんはエロカワイイ:2006/04/30(日) 11:53:20 ID:He+9ARu1
604名無したんはエロカワイイ:2006/05/01(月) 15:46:09 ID:hYKF4lOz
なんとも言えないぬるいギャグ投下


アッシュ「俺ずっと思ってたんだけどよ…」
リグレット「どうした?」
アッシュ「この衣装…誰が作ったんだ…?教団の服とは違いすぎるだろ」
シンク「そう言われてみればそれもそうだね…」
ラルゴ「俺達の特徴に合わせて作られているしな…」
アリエッタ「総長が、誰かに頼んだのかな…?オーダーメイド、かも、です」
リグレット「ディスト、お前は何か知らないか?」
ディスト「はひ?何ですか?」
ラルゴ「隣で変な薬の調合は止めろ、そして話を聞くんだ;;」
アッシュ「だから、誰がこの服作ったかーって話だ」
ディスト「あぁあ〜、そんなことですかぁ」
リグレット「そんなこと…いかにも誰が作ったかを知っているような口ぶりだな」
シンク「さっさと誰が作ったか答えなよ」
ディスト「知ってるも教えるも…作ったのは私ですよ」
アッシュ・リグレット・ラルゴ・シンク「えぇえええ――――――――――――!!????」
アリエッタ「ディスト、凄い。ですw」
ディスト「ちなみにデザインはヴァンです」
アッシュ・ラルゴ・シンク「なんだって―――――――――!!????」
リグレット「閣下…www素敵です…www!!!!!」
アリエッタ「なんだかとても意外…」
シンク「じゃあこの変な紐とわっかはヴァンのせい…!!!」
ラルゴ「なるほど。ならこの衣装も納得がいくな。」
シンク「じゃあアリエッタの服がゴスロリ風味なのも!?」
ディスト「ヴァンのせいです」
アッシュ「俺の服の模様がハートとか言われまくるのもヴァンのせいか!屑が!」
アリエッタ「じゃあ、ディストの服も総長が考えたの…?」
ディスト「…どっちだと思います…?」
アッシュ「これでヴァンのセンスが悪いかディストのセンスが悪いかが決まるな」
シンク「僕ディストに一票。」
ラルゴ「襟がな…悩みどころだ…」
リグレット「閣下…w閣下…w嗚呼w閣下・・・www」
アリエッタ「じゃあ、じゃあ、アリエッタは総長に入れる・・・です」
ディスト「ちなみに超のスーツは自前です」
アッシュ「余計にこの状況を混乱させるな!!!この屑が!」
ラルゴ「なら…ディストか…?」
ディスト「でも襟だけヴァンの案かもしれませんよ?それか私が勝手に変えた…とも考えられますねぇ〜w」
シンク「う;それだったら僕、今度からヴァンの半径3mは近づかないよ」
ディスト「と、言うよりも。皆さん気になさらないのですか?」
アッシュ「何がだ」
ディスト「何時の間に寸法を取られたのか」
アッシュ・アリエッタ・リグレット・シンク・ラルゴ「あ・・・・」
リグレット「そ、そういわれてみれば…!!!」
ラルゴ「そんなことを何時したのだ…。された覚えはまったく無いぞ…?!」
シンク「てこたぁあのヒゲオヤジ!アリエッタの寝込みに…!!???あのヒゲ!!」
アリエッタ「…総長…どうやってライガちゃん達のガードを突破してきたんだろ…」
真相を掴むべく面々は部屋を出て行く。
ディスト「いってらっしゃ〜いw」
アッシュ「で、結局どっちなんだ?自作かヴァン作か」
ディスト「ひみつですw」
アッシュ「・・・」
ディスト「…あんな邪魔なもの好き好んで付けませんって…センス悪い…」
アッシュ「口紅が紫の時点で俺は相当センスが悪いと思うぞ…?」
ディスト「…黙らっしゃい…!!!!!」

605名無したんはエロカワイイ:2006/05/01(月) 15:46:55 ID:hYKF4lOz
>>604


ヴァン「ん?どうしたお前達」
リグレット「閣下!閣下は部下の部屋に忍び込むだなんてことはしませんよね!?しませんよね!?そう言ってください!でないと…でないと…」
ヴァンのこめかみに銃を構える。準備OK
シンク「あんた、今はっきり言えば許してあげないことも無いよ…と、言っても最低でもアカシックは喰らわすけどね」
ヴァンの前で構える。アカシック準備OK
アリエッタ「ライガちゃん、何度言っても教えてくれないの…総長、ライガちゃんに何したの?」
ライガをヴァンに放す準備OK。
ヴァン「い、一体どうしたと言うのだ…お、落ち着け…」
ラルゴ「言い逃れは出来んぞ…?」
鎌を首筋にそっと当てる。準備OK
ヴァン「わ、私は何も、何もしてないぞ!!わ、私は悪くヌェー!私はわる……メシュティアリカ――――!!!!」


ディスト「その後、ヴァンの姿を見た者は誰も居なかった…っと」
アッシュ「ストーリーが進まなくなるからそのセリフは止めろ」
606名無したんはエロカワイイ:2006/05/01(月) 16:23:46 ID:J8Pf6v/5
こんなディスト初めて見たwww Good Bob
607名無したんはエロカワイイ:2006/05/01(月) 18:53:34 ID:Bvyo5exA
久々にワロスw
この流れは懐かしいな
608名無したんはエロカワイイ:2006/05/01(月) 21:09:07 ID:pPmIvf6I
ワロスw
ディストの新しい方向性が見えてきたwww
609名無したんはエロカワイイ:2006/05/01(月) 22:08:05 ID:xJ26gHXz
>>606
ボブwww

ディストはいらない子じゃないよなwwww
610名無したんはエロカワイイ:2006/05/02(火) 20:17:47 ID:AiZ7A8Tq
これだけ構われてるディストを初めてみたw
611名無したんはエロカワイイ:2006/05/02(火) 21:01:43 ID:Dk6Cj4My
性格破壊キタコレ
612名無したんはエロカワイイ:2006/05/03(水) 01:49:41 ID:5Iib8vtu
ディストが構われてる所に驚くってw
613名無したんはエロカワイイ:2006/05/03(水) 08:09:00 ID:KW9szkQt
gj!
総長www
614名無したんはエロカワイイ:2006/05/03(水) 16:42:01 ID:l8xCblDt
性格破壊というより更正に見えるのは自分の気のせいかw
615名無したんはエロカワイイ:2006/05/03(水) 19:10:54 ID:nXA1UdHH
まぁ好き好んであの変なビラビラ付けてるのかもしれないしなw
616名無したんはエロカワイイ:2006/05/03(水) 20:30:54 ID:5uYgbhWD
いやーやっぱアレがあってこそのディストだろう。
617名無したんはエロカワイイ:2006/05/04(木) 21:46:19 ID:f/3UIIaO
みんなが言いたくてたまらない事を言う












劇薬荘、投下されないね
618名無したんはエロカワイイ:2006/05/04(木) 22:53:39 ID:uTQHpAB8
今きっとリミッツゲージを貯めてるんだよ
しばらくすれば「俺の本気見てみるか!」のセリフと共に投下されるさ…
だがくれぐれもパソコンの前でオーバーリミッツしてくれよ?
619名無したんはエロカワイイ:2006/05/04(木) 23:57:12 ID:Z9EplCbP
>>618
君は何を言っているのだね
620名無したんはエロカワイイ:2006/05/04(木) 23:59:13 ID:zdE1Ep8k
おいおい、確かに劇薬荘は面白いさ。
だけどみんなプレッシャーかけすぎじゃないか?
621名無したんはエロカワイイ:2006/05/05(金) 00:34:08 ID:ku+TWgSp
よしじゃあ総長がユリアの譜歌を音程そのままで歌ったら
どうなるか想像しようぜ!


男性が歌うには高すぎる気がする…
622名無したんはエロカワイイ:2006/05/05(金) 00:35:11 ID:u7twmk8Q
きっと作者さんもいろいろ忙しいんだよ
気長に待とうぜ
623名無したんはエロカワイイ:2006/05/05(金) 00:58:30 ID:CVgNYwJy
久しぶりにきたけど、みんなに言いたいことがある。









いい加減現実を見なさい。
624名無したんはエロカワイイ:2006/05/05(金) 03:27:10 ID:ku+TWgSp
そういえばさ、まとめスレのツクール系の画像
六神将の歩行グラが足りないんだが、欠番?

…orz
625名無したんはエロカワイイ:2006/05/06(土) 15:34:44 ID:rxKbseiz
ラルゴのスレが落ちてる・・・
626名無したんはエロカワイイ:2006/05/06(土) 15:49:49 ID:Y6dB5vwo
アルカリイオン整水器(アンダーシンク型)

いや、特に意味はないです・・・スマソorz
627名無したんはエロカワイイ:2006/05/06(土) 16:40:47 ID:5E4UY19j
前からこのスレ見てて突然書いてみたくなったんだが、どんなシチュがいい?
628名無したんはエロカワイイ:2006/05/06(土) 16:47:47 ID:dlIdounj
凄い自信だな。過去ログを全部読み返すことをお勧めする。

というシチュ
629名無したんはエロカワイイ:2006/05/06(土) 20:20:21 ID:3aWTF5CJ
まあそんな殺伐すんなよ、ってシチュ
630名無したんはエロカワイイ:2006/05/06(土) 21:24:55 ID:SBLhZjPc
アッシュが便所に行きたいんだけど、みんなが邪魔する

っていうシチュ
631名無したんはエロカワイイ:2006/05/06(土) 22:25:48 ID:xBDaLuqd
ひでえw
632名無したんはエロカワイイ:2006/05/06(土) 23:46:31 ID:XRW3AyX1
ワロスw
633名無したんはエロカワイイ:2006/05/07(日) 00:33:36 ID:sA5gpj3J
まぁ、つまりアッシュが殺伐としててそれをヴァンになだめられて
気分転換に便所以降としたけどヴァンを始めとする皆に邪魔されて
>631-2に笑われるシチュか。いいSSが書けそうだな
634名無したんはエロカワイイ:2006/05/07(日) 00:35:49 ID:uQwOSmpc
「屑がっ!ラルゴそこをどきやがれ!」

「ここを通すわけにはいかんのでな」

「くそっ!デかいばっかで邪魔だったらねえ!」

こんな感じになるのかな
635名無したんはエロカワイイ:2006/05/07(日) 00:48:06 ID:x94EUP4y
故意にじゃなく悪気はないのにみたいな
「おぉ、アッシュ 丁度良かったちょっと手伝ってくれないか?」とか
636名無したんはエロカワイイ:2006/05/07(日) 09:01:47 ID:9IZxTcYL
ガマンしてるときに限って「今まで酷い扱いを…」とか言い出すヴァン
637名無したんはエロカワイイ:2006/05/07(日) 09:51:52 ID:HtyJU5Ap
アッシュが便所に行きたいんだけど、その時だけみんながやたら好意的に接してくる
ということね
638名無したんはエロカワイイ:2006/05/07(日) 18:31:55 ID:TWn0AUbC
アッシュじゃなくてアリエッタだったらかなり萌える
639名無したんはエロカワイイ:2006/05/07(日) 21:39:14 ID:TpyUKY1S
それはなにかイケナイかほりがする
640名無したんはエロカワイイ:2006/05/07(日) 23:19:28 ID:c0hWWsqw
アリエッタ「アッシュ。ちょっとお話ししたいことがあるです」
アッシュ「あ、ああ何だ?何でもいいからはやくしてくれ・・・・!!」

みたいな感じで全員から邪魔が来るとイイ!!!
641名無したんはエロカワイイ:2006/05/08(月) 04:52:40 ID:y/mqxDI8
最後は結局どうなるんだ?
漏らすのか?
642名無したんはエロカワイイ:2006/05/08(月) 05:56:59 ID:AV8S3iUj
最後はトイレまでもう一歩、というところでリグレットに遭遇して
リグ「館内を走り回るな」
ア「くっ!離せっ!」
リグ「それになんだその格好は。ベルトくらいちゃんとしろ」
ア「ばかっ!そこに触れるんじゃねぇっ!・・・くっ!もう限界だ!!でる!!!」

「アッー!」


正直すまんかった。
643名無したんはエロカワイイ:2006/05/08(月) 07:25:09 ID:JibWZPtx
便利連絡網もあるといいな。

これの話しを書いてる人いるんだよね?
644アッシュW.C:2006/05/08(月) 19:29:13 ID:9nbJvK80
アッシュは苦悶した。
下腹が痛むのだ。
アッシュ「ちっ、さっきのたまご丼にあたったか…。これはトイレに行ったほう
     がよさそうだな。」
アッシュは腹痛を我慢しながら足早にフリーランを駆使しながらトイレへ向かっ
た。
しかしトイレに行く途中に緑色の髪をした少年に呼び止められるアッシュ。
シンク「アッシュ、どうせ暇なんだろ?僕と稽古しないか?」
アッシュ「シ、シンクか…。い、今は…。」
シンク「なんだよ?いつもは僕に稽古しろ、稽古しろ、ってしつこく迫るくせに。
    この僕が珍しく誘っているのに断わるつもりかい?」
アッシュ「わ、わかった。そのかわり短期決戦形式の稽古な!」
シンク「なんか用事でもあるのかい?まぁ、いいや。さっさと訓練所に行こうよ。」
二人は訓練所に向かう。
そして稽古が始まった。
アッシュ「(くっ…下腹が痛くて力が入らない…。剣術はキツイから譜術で攻める
     しかないな…。)」
シンク「来ないならこっちから行くよ!」
烈風の異名を持つだけあって速い。
瞬く間にシンクはアッシュの懐まで来ていた。
シンク「くらえっ!」
シンクの拳が詠唱中で動けないアッシュの下腹を捉える。
アッシュ「νηψυμδβκριζ!!」
理解不能の言語を叫びながら倒れるアッシュ。
シンク「………今日のアッシュ弱っ。なんかしらけたから帰るよ。ゴクロウサマ。」
下している下腹に強烈なストレートを喰らったアッシュ。
アッシュ「今のはきつかった…。だがまだ今すぐトイレに行けば間に合う!」
ダウン状態から立ち上がり走ってトイレに向かうアッシュ。
しかし今度は大男に呼び止められるアッシュ。
ラルゴ「おお、いいところに来たな。今から馬車の荷物を倉庫に運ぶところなの
    だが人手が足りなくて困っていたのだ。手伝ってくれ。」
アッシュ「ふ、ふざけるなァッ!なんで俺がそんなことを…」
ラルゴ「そうか…手伝ってくれたら一万ガルドをバイト代としてあげようと思っ
    てたのだが…」
アッシュ「何っ!一万ガルドだと!?」
ラルゴ「ん?やってくれるのか?」
アッシュ「(腹痛はキツイが一万ガルドを逃す手はねぇ…しょうがねぇ、やるしか
     ねぇ!)…やってやるよ!」
そうしてアッシュは腹痛により力が入らない身体をオーバーリミッツして無理矢
理働かせ荷物運びを終えた。
アッシュ「ふぅ…やっと終わった…。」
ラルゴ「おお、ありがとな。バイト代は後で渡そう。」
アッシュ「わかった。…じゃあ俺はこれで…(やべぇ、腹痛復活!!)」
そしてラルゴの元を走り去るアッシュ。

つ づ く

645アッシュW.C2:2006/05/08(月) 19:31:46 ID:9nbJvK80
トイレへと走るアッシュ。
目の前にトイレが見えてくる。
思わずアッシュの顔が笑顔になる。
しかしトイレの前で桃色の髪をした少女が泣いていた。
よく見てみるといつも懐に抱えているぬいぐるみが無い。
アッシュ「どうした?」
腹が痛いもののさすがにシカトする訳にはいかないので一声かけるアッシュ。
アリエッタ「…あのね…アリエッタの…ぬいぐるみが…無くなっちゃったの…。
アッシュも一緒に探してほしい…です…。」
片目を擦りながら鼻をすすりながらアリエッタはアッシュに助けを求める。
アッシュ「い、いや…今は忙しい…(すまないアリエッタ、俺はもう限界なんだぁ
     〜!)」
アリエッタ「え…アッシュ…一緒に探してくれない…ですか…?」
うるうるした瞳で、上目使いでアッシュを見つめるアリエッタ。
アッシュ「わ、わかった!ならさっさと探すぞ!(クソッ!早く見つけないとヤバ
     イ…!)」
アリエッタ「ありがと…です。」
そして小一時間後アッシュによりぬいぐるみが見つかる。
アリエッタ「わぁ!ありがとうアッシュ!」
アッシュ「あ、ああ…良かったな…。」
アリエッタ「?…アッシュ顔色悪い…です。大丈夫?」
アッシュ「あ、ああ…じゃあな…。」
アリエッタとの仕事を終えたアッシュは一目散にトイレへ走る。
その時、髭を蓄えたおっさんがアッシュの腕を引っ張る。
アッシュ「な、何しやがる屑がっ!」
ヴァン「ちょうどいいところに来たな。新しいたまご丼が出来たのでな、我が弟
    子であるお前に試食してもらいたい。」
アッシュ「うるせぇ!こっちは忙しいんだ!」
ヴァン「試食しないと今月の給料半減な。」
アッシュ「卑怯だぞ!職権濫用しやがって屑がっ!しょうがねぇ、さっさと厨房
     に行くぞ。」
そしてアッシュはフードファイトばりに口の中にたまご丼を掻き込む。
アッシュ「完食したぞ!これでいいだろう!俺はもう行くぞ!」
ヴァン「美味かったか?」
アッシュ「美味かったよ!じゃ俺はもう行くからな!」
ヴァン「まぁ、待て。お前に謝りたいことがある。」
アッシュ「なんだ?早くしてくれ!」
ヴァン「今までホントにすまなかったな。物心ついたばかりのお前を(以下略」
ヴァンの語らいは小一時間続く。
そして…。
アッシュ「もういいだろ!俺はもう怒ってねぇから!」
アッシュはヴァンの制止を振り払いトイレに駆け込む。
アッシュ「やった…やったぁ…トイレだぁ!」
しかしアッシュの目の前には鏡の前で美しい金髪を整えている女性がいた。
アッシュ「な、なんでリグレットがここにいるんだ!?」
振り向くと女性トイレのマークが…。
アッシュ「………許せ、リグレット。(さ、最後になんてミスを…!)」
リグレット「この変態!死にさらせ!プリズムバレットォォォ!」
アッシュ「ギャアアアアア!!」
〜お し ま い〜

正直反省している。
厨っぽい文章でスマソ。
646名無したんはエロカワイイ:2006/05/08(月) 20:18:04 ID:BSk1Dizv
GJ!
・・・・・・・あれ?鼻垂れ眼鏡の人は?
647名無したんはエロカワイイ:2006/05/08(月) 20:22:18 ID:7ksuStN0
もちろん、話しかけたけどスルーされたのだよ
648名無したんはエロカワイイ:2006/05/08(月) 20:52:58 ID:AV8S3iUj
>>645
もちろんリグ嬢に向かって小便撒き散らしたんですよね?
649名無したんはエロカワイイ:2006/05/08(月) 23:10:19 ID:kRTspUSE
下っ腹痛がってたからもっと凄惨な現場になったものと思われますが
650名無したんはエロカワイイ:2006/05/09(火) 19:36:07 ID:ZYtUmIzI
 ア ッ シ ュ 失 禁 
651645:2006/05/09(火) 21:29:08 ID:tc00K/v5
アッシュの安否は自分で想像してくれw
鼻垂れ眼鏡の人は入れるの忘れてた・・・orz

652名無したんはエロカワイイ:2006/05/09(火) 22:47:25 ID:5kNsD4lT
>>651
ムキー!後で復讐日記に(ry
653名無したんはエロカワイイ:2006/05/10(水) 01:02:54 ID:A6H8bP78
ディスト忘れた当りが逆にイイ!!GJww
654名無したんはエロカワイイ:2006/05/10(水) 23:40:26 ID:cgPivbRk
PM 2:00
⊂('A`⊂⌒`つ
起床。

PM 3:00
| ̄/|('A`) カチカチ 
|□  |σ ノ) 
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|

PM 9:00         
   シュッ     
    シュッ    
  ____( 'A`)
  ヽ〜/  (ヽ♂彡
  [二二]  」 」 ",   

AM 2:00
| ̄/|('A`) カチカチ 
|□  |σ ノ) 
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|

AM 6:00          
       ('A`) GJ!
   /⌒⌒⌒⌒⌒ヽ
  // ̄  ̄ フ /
 / (___//       それが、僕らの大学生活。  
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655名無したんはエロカワイイ:2006/05/12(金) 07:25:01 ID:0LJ0Pk7j
>アッシュW.C
アッシュ。・゚・(ノД`)・゚・。 でもGJ
656名無したんはエロカワイイ:2006/05/14(日) 14:01:01 ID:h0WzLL8G
657〜そよ風〜(0/9):2006/05/14(日) 17:37:47 ID:jJxlc+z8
書いているうちにダークな話になってしまいましたが、『イオン』の話です。
六神将スレなのに何故『イオン』かは、よんでくだされば判るとおもいますので。
一応はハッピーエンドになっていますので、ご安心ください。
ついでに>>11 の序奏曲と少し繋がっている設定ですので、先でも後でも良いので、よんでいただけると嬉しいです。
ではどうぞ。
658〜そよ風〜(1/9):2006/05/14(日) 17:39:16 ID:jJxlc+z8
>>657

 ――あいつと……いや、あいつらと初めて会ったのは、遠くて近い過去。
 思い出されるは――あの日のことばかり。
 

 ――わけのわからないまま、誰かに突き落とされた。
――理由もわからず、熱いマグマへと突き落とされた。
生きたいというそれだけの意思。それがはじめての自我だった。


 初めて触れた外の空気。まぶしい光に手で目を覆い隠す。
 あれは太陽。知識だけはある。草花が育つために必要な光。
 たくさんの人が行きかう街。ここはダアト。スコアに支配された街。
 ……そういえば自分は誰なのか。
 記憶をたどるが、自分の正体だけはわかりそうにもない。
 足元に広がる水溜りに、自分の姿を映してみる。
 緑色の髪の毛。緑色の瞳。ぼろの布切れを纏っただけの華奢な体。
 ――やはり記憶にない。いや、記憶すらない。知識のみが存在している。
 ――僕はどこへいけばいいのか。僕はどこへいけるのか。
「あら、イオン様ではありませんか。どうかなさいました? こんなところで」
 途方にくれる彼に一人の女が話しかけてきた。
 ――イオン。知識にある言葉。ローレライ教団の導師だったはず。
「イオン様? もしかして脱走なさったんですか? まあまあ、導師といえどもまだ子供なんですね。
 でも、もう帰りますよ」
「帰る……?」
 女の言葉を問う。
 ――ああ、僕は声は出るのか。
 僕は? 僕以外に誰がいたというのか。僕は一人。……一人? 一人だけ……だったのか?
「イオン様、ほら、ぼーっとしていないで帰りますよ」
 手を引かれて彼は歩き出す。
 ――手……暖かな手。心が安らぐ優しい手。安らぐ? ああ、この感覚が『安らぐ』という感覚なのか。
 彼の想いなど気がつきもせず、女は歩みをつづけた。
「私の所にもイオン様と同じくらいの娘がいるんですけれどもね……」
 他愛もない話をしてくる女。彼をそのイオンだと思っているからなのか。
 判らない単語も出てくるが、とりあえずうなづいていれば良い。彼女は勝手に話を進めてくれる。
 やがて教会の中へとつれてこられた。見覚えはないが、彼の記憶にはある場所。よく知っているはずの場所のはずだ。
 女は周りを見回す。誰か探しているのだろう。男の姿を見つけ、大きく頭を下げる。
 この様子から見ると、その男は位の高い男なのだろう。大柄な男。顎鬚を生やし、鋭い瞳を持った男。
659〜そよ風〜(2/9):2006/05/14(日) 17:40:11 ID:jJxlc+z8
>>658

「ヴァン様、イオン様が抜け出していましたよ。こんな変装までして」
 ヴァン……神託の盾騎士団を纏め上げている者。首席総長。
 僕――はこの男を知らない。なのに知っている。僕は……誰なんだ。何で知っているんだ。
「導師が? 導師は自室で……ああ」
 彼の顔を覗き込んでくる男。冷たい瞳が彼を映し出す。何かを理解した顔。一つうなづくと、肩をつかもうとする。
 ――怖い――
 初めての恐怖。理由はわからないが、なぜか襲い来る感覚。迫る男の手から逃れようと、女の後ろへと隠れた。
 怪訝した男の顔。「あらあら」と笑いながら、彼の頭をなでる女の手。
「イオン様ってば、連れ戻されるのが嫌みたいですわね。でも、イオン様、お仕事残っているのではありませんか?」
「ええ、まだ仕事が残っています。導師、自室へお送りいたしますよ」
 優しい声、優しい表情。しかし、表面だけの優しさということを知っている。今度は手をしっかりとつかまれる。彼を逃がさないように。
「パメラご苦労だったな。では失礼するぞ」
 女と別れると、強い力で引きずられるように教会の奥へと進む。教会の奥の一室、何も無いはずの壁を操作すると階段が現れた。下へと続く階段。
 ――再び襲い繰る恐怖。
「っ!! ぃ……いやだ……」
「……全く、捨てたはずのモノが……自我を持つなんて予想外だ」
 憤った声。彼の首にかかる手。空気が遮断される。呼吸ができない。
 ――痛い!! 苦しい!!
「お前の命は私が握っている! ここで殺すのも他愛のないことだ。今、始末されたくなければ、素直に従うことだ」
「…………っごほごほっっ!!」
 手が離される。肺に入ってくる新鮮な空気。空気を求めすぎて、咳き込んでしまう。
 見上げれば男の冷たい瞳。
「……わかったか?」
 返事をできる状態ではない。だが、男は今返事を求めている。今返事をしなければ、今度こそは「始末」されてしまうかもしれない。
「……は、はい……」
 抵抗する気はもうない。階段を下っていく男の後に続き、歩みを進める。
 乾いた石畳に響き渡る二つの足音。奥に進むたびに逃げ出したい衝動に駆られるが、どうにか押さえ込み、先へ先へと進み続ける。
 目の前に現れた一つのドア。それを開くとあふれ出してくる光。多くの実験器具、薬品に満ちた部屋。彼と同じ顔をした少年が二人対峙している。それを見た途端……嫌な感覚がよみがえってくる。
 ――そうだ。僕はここで産まれ……いや、作り出されたんだ。イオンという人物の代用品として。
 そして――廃棄された。
「あ、ヴァン。どうしたの?」
 男に駆け寄ってくるイオン……オリジナルのイオン。にこやかに見える瞳の奥深くに潜む、冷めた心。
660〜そよ風〜(3/9):2006/05/14(日) 17:41:20 ID:jJxlc+z8
>>659

「イオン様、廃棄したはずのレプリカを発見したので持って来ました」
「ぼくのレプリカは一体あれば十分なんだけどね」
 間近に近づく彼と同じ顔。植えつけられた恐怖で目を逸らすことが出来なかった。
「まあ、使い方はいろいろあるけれど……」
イオンに腕をつかまれる。腕をひねられるが、抵抗する気はもう彼には残っていない。二の腕に刻まれた何かのマーク。指でなぞりあげる。
「へぇ、これは身体能力を重視したレプリカか。能力はそこそこだったけれど、詠む力が無かった奴だね」
「ええ、肝心な能力が劣化してしまったから廃棄したのですが……」
「ま、廃棄したモノたちの中で、唯一生き残ったモノだから、何かに使ってやってよ。
 ぼくは……こっちの『イオン』の教育で忙しいから、ヴァン任せたよ」
 イオンがもう一人の『イオン』を目でさす。『イオン』は微笑を浮かべる。汚れていない純粋な瞳で。
 ――『イオン』は選ばれたモノ。僕は選ばれなかったモノ。
「それでは、コレは私の元で使わせて頂きます。では、失礼」
 男に腕をつかまれ、出口へと引きずられるように歩き出した。
「あ、ちょっと待って」
 部屋を出て行こうとした瞬間に、イオンに呼び止められる。振り向けば、何か投げつけてくる気配に反応し、手を伸ばす。
 手の中に納まったのは一つの仮面。顔半分を隠せる程度の鳥を想像させるような仮面だ。
「ぼくがもう一人いたら大変だから、それで顔隠してよ。
で、アンタの呼び名は……そうだね、『シンク』でいいね」
オリジナルから与えられた名前。彼は戸惑いを隠せずに、仮面を握り締めたままイオンを見つめる。
 ――名前。それはここに存在するための契約の儀。つまり、ここにいてもいいということ……なのか。
 膨れ上がる期待感。しかし、イオンの口からつむぎだされたのは、それを打ち砕くものだった。
「勘違いしないでよ、『シンク』。アンタの名前は古代イスパニア語で『虚無』を表す言葉。元々いなくても良い存在だしね。
 アンタはね、ぼくの情けで生かされているんだよ。いらないって言われるまで、生きていてもいいよ」
 天使のような笑顔から宣告されたのは、死にも近い宣告。いや、死ぬよりも辛い言葉。
 残された希望を激しく砕かれ、彼の瞳から光が消えた。
これ以上、期待するということが無駄だと理解してしまったから。
手にしている仮面を顔にかぶる。自我を押し殺すかのように。
「では、行くぞ」
「――ああ」
 もう自我を持っていても、自らの為に動くことはもう無い。
 彼はただヴァンに従うしかなかった。
661〜そよ風〜(4/9):2006/05/14(日) 17:43:09 ID:jJxlc+z8
>>660

 訓練訓練訓練訓練。
 毎日がその繰り返し。血の吐く想い。いや、実際に何度か血を吐いたこともあった。
 ヴァンは彼を教団の道具として利用する為、様々なことを叩き込む。導師として必要な知識や戦いに必要な術。
 シンクはそれをどんどん吸収していき、自分の力へと変換していく。
 そんな毎日が続き、いつものように訓練を終え、与えられた自室へと向かおうとしていたときだった。
「シンク。ちょっといいですか?」
 声をかけてきたのはもう一人の自分……イオンだ。
 笑顔を浮かべているが、やや青白い顔をし、額に汗をかいているのがはっきりとわかる。
 近頃、体調不良にて療養中という話が世間一般では広がっているが、真実はそうではない。
 日々、『イオン』の教育をしているのだ。理由は……シンクという『レプリカ』を作られた事を知っていれば、なんとなく理解できている。
「どうかしたのかい? イオン様」
 動揺を顔に出さず、イオンに問いかける。いまだにイオンは恐ろしいもの。イオンに命を握られているのだから。
「悪いんですけれど……ぼくの部屋まで来てくれますか?」
 荒い息をどうにか押さえ、弱々しい微笑みを彼に向けた。彼が一つだけうなづくのを確認すると、イオンは背を向け、部屋へと歩き出した。その後を彼がゆっくりと追いかける。

「……で、シンク、ぼくが話したいことは大体察しがつくよね」
「……ああ」
 イオンの自室へ入った途端、イオンを取り巻いていた空気が変化した。
 人前では柔らかな人柄を演じているが、彼とヴァンの前だけでは、本来のイオンに戻るのだ。
 狡猾で知恵に長けていてわがままで……聖君として崇められているイオンとはかけ離れた姿だ。そして隠された真実がもう一つ。
 近くにあった椅子に倒れるように座り込む。肩で苦しそうに息をしながら、彼を見上げた。口を開くことすらだるそうに大きく息を吐く。
「そろそろ交代の時期なんだけど……『イオン』が思ったより体弱くてね。ちょっと譜術使っただけで寝込んじゃったんだよ。だから……」
「僕がしばらく『イオン』の代わりになれ……てことかい?」
「よくわかっているじゃないか」
 弱々しい笑みを彼に向ける。先ほどの『導師』の笑みではない。もうすぐ『導師』から解放される喜びに満ちた『少年』の笑みだ。
「もうぼくは終わりだ。やっと『導師』から解放される。やっと母さんの元に返れるんだ。
 だから……最期の命令だ。『イオン』の体調が良くなるまで、アンタが『イオン』やっていてよ。
 ただにこにこしているだけでいい。スコアも詠まなくていいよう、ヴァンに言っておく」
 ――もうすぐ、イオンの命の灯火が消える。自分の前から「オリジナル」が消える喜び。これでイオンのレプリカから解放される。自然と笑みが浮かぶが、どうにか押さえこむ。
「ああ。了承した」
 ただそれだけ答えると、仮面をはずし、イオンに手渡す。一つの部屋に同じ顔が二つ。しかし、一つはもうすぐ消える。
「……じゃあ……頼むよ」
 苦しみに満ちた顔を仮面で隠すと、ふらついた足取りでイオンは部屋を出て行く。
 そして――イオンの執務室に彼だけが残された。
662〜そよ風〜(5/9):2006/05/14(日) 17:44:12 ID:jJxlc+z8
>>661

 静かな執務室。時折誰かが尋ねてくるが、微笑んでいるだけで相手は一方的に話を進め、勝手に終え去っていく。
 今までの生活とはかけ離れた穏やかな日が過ぎていく。
「……静かだね……」
「おやおや、今日はイオン様体調が良いみたいですね」
 いきなりかけられた声に慌てて仮面に手をやる。しかし、今は『イオン』なのだ。顔を隠す必要はないので、仮面もない。
 笑顔を作り出し、声の主の方を向く。
 にこやかな笑みを浮かべた優しげな女性。少し前に会ったことがある。記憶をたぐりよせ、彼女の名前を口にした。
「パメラ、どうかしましたか?」
「イオン様の様子を見に着ただけですよ。調子が良いみたいで安心しました」
 パメラは手に持っていた様々な物を机の上におろす。果物やら花やらぬいぐるみやら多種多様だ。
「それは?」
「ええ、イオン様のお見舞いに行くといったら、皆様から預かりまして。こちらがカミュから。これがチコ、そしてこれがパティからで……」
 見舞いの品を次々と名前つきで差し出してくる。だが、彼はそれを流しているだけで、しっかりと聞いてはいない。
 ――どうせその品は『イオン』のものなのだ。自分には関係ない。
「で、これが……」
 顔に柔らかなものが押し付けられる。我に返り、その正体を探る。黄色い塊の下に白赤青などのカラフルな塊がついたぬいぐるみのようなもの。縫い目は粗く、可愛いとは言いがたいものだった。それをパメラは顔に押し付けてきたのだ。
「これは……ぬいぐるみ……ですか?」
「ええ、わたしの手作りなんですよ。最初は娘にやろうと思ったんですけれど、あまりにも可愛くできたので、せっかくなのでイオン様にと思ったんですよ」
 持ち上げてみれば、一応は目口がついてはいるが、どこが手になるのか、はたまた頭についている物体すらも顔なのかわからない。
 これが可愛いというものなのか、彼には判断しかねた。だが、きっとそれは可愛いのだろう。彼には理解できないが。
 ぬいぐるみを胸に抱き、引きつりかける顔をどうにか押さえ、にこやかに微笑んでみせる。
「ありがとうございます。大切にしますね」
「喜んでいただいて嬉しいですよ。さ、では私は仕事に戻りますね。イオン様、あまり無理をなさらぬように」
 嵐のように現れた人物は、やはり嵐のように去っていく。執務室に様々な置き土産を残して。
 再び一人になった開放感に一つため息をつく。
「……これが可愛い?」
 ぬいぐるみを掲げ、顔の部位をつまむと、容易に姿を変える。
「それよりも、男にぬいぐるみって何だよ」
 顔をつねられても表情一つ変えず、丸々とした目でコチラを眺めるぬいぐるみ。何をしても文句すら言わない存在。
 ただ座っているだけで、可愛がられる存在。
 どこか自分と比べてしまい、いらだちを覚える。
「くそ……」
 ぬいぐるみを壁にたたきつける。ぬいぐるみは壁に当って跳ね返る。表情を変えることなく。
663〜そよ風〜(6/9):2006/05/14(日) 17:45:03 ID:jJxlc+z8
>>662

「イオンなんて……イオンなんて……」
 ふと目にはいったのはペーパーナイフ。それを手に取り、握り締めた。
 ――ここで顔に傷をつけてしまえば、僕は『イオン』という鎖から解き放たれるだろうか。
 一瞬芽生える愚かな思い。それをすればどうなるか判っているのに。
 震える手を左手で押さえ、ペーパーナイフを机に置く。汗ばんだ手のひらを解放し、力なく椅子に座り込む。
「……後数日だ。数日で……解放される」
 随分と不安定な自分の心。それも『イオン』のせいであると思い込ませる。そうしないと壊れてしまいそうだから。
「……もう寝るか」
 このままでいては、様々なことを考えてしまう。眠っていても悪夢を見るだけだが、目を瞑っていれば余計なものを見ずにすむ。
 とにかくベッドに横になろうとしたときだった。部屋に近づいてくる一つの気配。
 小さな泣き声。小さなものの足音。
 先ほどのような失態はもうこりごりだった。いらだつ心を抑え、椅子に座りなおす。
 やがてドアをノックする弱々しい音。
「鍵は開いていますよ。どうぞ」
 一呼吸してドアが開かれた。顔をだしたのはまだ幼さの残る少女。『イオン』の知識にある。確か導師守護役だった少女。大きな瞳に涙が浮かんでいる。
「アリエッタ……どうかしたんですか?」
『イオン』の笑顔でにこやかに問いてやる。本当には心配などしていないが、ここはその言葉が一番適切だと思ったからだ。
「……イオン……様?」
 なぜか一瞬だけ不思議そうな表情を見せるアリエッタ。
 彼は何かヘマをしたかと焦るが、笑顔は崩さないまま、立ち上がって彼女の顔を覗き込む。
「どうかしたんですか。涙をぬぐってください」
「……イオン様……イオン様ぁ……」
 優しい笑顔に緊張が解けたのだろう。彼に抱きつくと声を上げて泣き出した。優しく肩を抱きしめてやりながら、彼女が話し出すのを待つ。
 ひとしきり泣いたためか、まだ嗚咽を残しながらも、彼の顔をまっすぐに見て話し始めた。
「イオン様、アリエッタなんでイオン様の側にいちゃいけないです? アリエッタ、イオン様の側にいたいのに。
 イオン様はアリエッタの大切な人なのに。なのになのに……」
 拳を握り締め、流れる涙を抑えることもなく、一気に想いを解き放つ。
 情熱的な彼女とは違い、彼の心の中は冷ややかだった。
 ――確かコイツはイオンが気まぐれで拾ってきた少女。よく懐いていたため、『イオン』交代の期に導師守護役から外し、更になるべく接しないようにする……ということだったな。
「すみません。アリエッタ」
 彼には彼女に謝ることしか出来ない。慰める言葉を持っていないから。
「イオン様は悪くない!! 悪いのはアニスだもん。アニスがアリエッタのイオン様取っちゃうから」
 八つ当たりに近い彼女の言い分に笑いがこぼれそうになる。それほど彼女はイオンを好いているのに、本物のイオンは……
664〜そよ風〜(7/9):2006/05/14(日) 17:45:55 ID:jJxlc+z8
>>663

「アリエッタ……わかってください」
 ――アンタはイオンに捨てられたんだよ。僕と同じようにね。
 心の中にどす黒いものが噴出す。その言葉を吐き出してしまえばどんなに楽になるか。
 気持ちとは裏腹に手は彼女の髪を優しくなで上げる。
「イオン様イオン様……アリエッタはなれたくない……」
 泣き止む様子のない彼女。これ以上側にいると重い感情に押しつぶされそうになるから――彼女から離れられる術を必死に探す。
 一瞬、壁にたたきつけたぬいぐるみと目が合う。なんとなくぬいぐるみを手に取り、無言で彼女に手渡してみた。
「……イオン……様?」
「アリエッタ。僕も……辛いんです」
 視線を落とし、うつむき加減で一言だけ呟く。
 アリエッタはぬいぐるみと彼の顔を交互に見つめ、静かにぬいぐるみを抱きしめる。何かを我慢するかのように。
「わかり……ました……です。でも……アリエッタ……イオン様の事……」
 彼女は言葉を捜す。彼に……いや、『イオン』に今一番かけたい言葉を。しかし言葉はみつからず、二人の間に沈黙の時が流れる。
 静かな時――彼女がやっと言葉を吐き出そうとしたときだった。
「――!!」
 意識の中に突然流れ始めるある光景。
 ――優しげな女性が涙をただ流す。彼ではない誰かの手を握り締めて涙を流す。顔は涙を見せながらも、笑顔のままで。頭をなでる暖かな手。誰かが何かを呟いて……視界が闇に染まった。
 身体の中に何かが流れ込んでくるような感覚。それで彼は理解した。――イオンが死んだことを。イオンがこの世から消えたことを。
「イオン様……泣いているの?」
 理解できなかった。彼女の言葉を。
 頬に流れる水。瞳から流れ出す何か。それはイオンを失った悲しみなのか。それともイオンが消えた喜びなのか。
「……すみません……アリエッタ……」
 彼女に背を向け、溢れ出す水を拭い取る。しかし、それはとめどなくあふれ出してくる。
「イオン……様……」
 何かを言いかけて押し黙る彼女。一呼吸をおいて、彼の背中に暖かい感触。
 小さな手が彼を優しく抱きしめていた。小さい身体で精一杯の想いをこめて。
「……アリエッタ……辛いけど、イオン様も辛いから……我慢する……です」
 短くて長い時間が過ぎ、彼女が背中から離れた。小さく別れの挨拶を済ますと、部屋を出て行った。
 再び部屋に一人残される。足元がふらつく。頭がくらくらする。
「……馬鹿だね。辛くなんかないのに。本当……馬鹿だ」
 主語のない独り言。止まらない涙。
 ――本当に馬鹿なのは僕かもしれない。僕の命を握っているのがイオンからヴァンに代わっただけなのに。
「こんな馬鹿な感情なんて……仕事の邪魔だ……」
 ――判ってはいる。判ってはいるはずなのに――
 溢れ出す涙を自分の意志で止めることは……今の彼には無理な事だった……
665〜そよ風〜(8/9):2006/05/14(日) 17:47:12 ID:jJxlc+z8
>>664


 訓練訓練訓練訓練。
 イオン……七番目のイオンが復帰したことで、シンクは再び訓練に明け暮れる日々になった。
 訓練は嫌いではなかった。訓練をしている間、イオンの事を少しでも忘れられるし、何よりも、力は他の者が自分の存在を認めてくれる材料となるからだ。
 元々、身体能力には突起するものがあった。だが、それ以上に彼の訓練を絶やさぬ努力もあったのだろう。
 2年という短期間で彼は参謀という座、そして一つの師団を纏めるところまで上り詰めていった。

「シンク、団長の顔合わせがある。訓練がひと段落したら、会議室まで来い」
 ある日のヴァンの言葉。その男の言葉は彼にとっては絶対である。考えることもなく、言葉通りに会議室へと向かう。
 会議室の中には数人の男女が集まっていた。見たことのある顔も多数あった。
 ――その中に懐かしい顔があった。
 桃色の髪、大きな瞳、落ち着きなく周りを見回す少女。手にはしっかりとぬいぐるみを抱えていた。
 そう、彼が2年前に気まぐれであげたアリエッタだ。
 ――まだ持っていたんだ……
 喜びにも似た感情。だが、すぐに危機感へと変わる。アリエッタは魔物に育てられたという少女だ。妙なところで勘が鋭いかもしれない。
 仮面をしっかりと押さえ、アリエッタから顔を逸らす。かなり不自然になってしまったが、今、正体を知られるわけにはいかない。
「……あなたがシンク……です?」
 顔を逸らしたはずなのに、目の前に彼女の顔があった。彼女が顔を覗き込んできたのだろう。
 動揺を抑え、冷めた声で答えてやる。
「ああ。それがどうした」
「ううん……なんでもないです」
 少々不思議そうな顔をしているが、どうやら追求するつもりはないらしい。安堵のため息を一つこぼす。
「シンク……よろしく……です」
 差し出してくる手。あの日のぬくもりを思い出し、手を伸ばしそうになる。
 しかし、ここで余計な感情を持ってはいけない……
 動きそうになる自分の手を痛いほどにぎゅっと握り締める。
「ああ、よろしくたのむよ」
 それだけ。手を差し出すこともなく、そっけなく答えた。空気をつかんだだけの彼女の手。
 不思議な罪悪感を抱きつつも、その日は彼女の顔を見ようとしなかった……
 
 ――彼女に正体を知られてはいけない。
 ――何の為? 自分の為のはずなのに。
 ――自分の正体を知ったら、彼女は悲しむかもしれない。
 ――自分の為。彼女なんか関係ないはずなのに……

 空っぽのはずの彼の心に芽生えた一つの小さな感情。
 それに気がつくのはもう少し後になってからだった……

666〜そよ風〜(9/9):2006/05/14(日) 17:48:19 ID:jJxlc+z8
>>665

「イオン様……アリエッタ……シンク……平和になったのに……なんでいないの? 何であたしの前にいないんだよ」
 静かな執務室に一人たたずむ少女がいた。
 昔は守るべき者がにこやかに微笑んでいて、煩かったけど、好きだった友達もいて、憎めない冷静な男もいて……
 大切な者が次々と目の前から消えていく恐怖。思い出すだけでも辛い。
 一人でいるとその恐怖は更に強まっていく。だからここに来たはずなのに。
 遠くから聞こえてくる元気の良い足音。慌てて潤んだ瞳をぬぐい、笑顔を浮かべてみせる。
「アニース♪ 来てるの? あそぼあそぼ♪」
 消えてしまった大切な二人と同じ顔。彼らの事を思い出すと胸が辛いが、彼の前ではそんな顔を見せられない。
「久しぶり、フローリアン。元気みたいだね」
「うん、元気だよ。アニスも元気………あれ、ない?」
 鋭い言葉。無垢なだけに、人の心の中まで見透かされるようで怖い時もある。
 無理やり微笑んで見せ、腕をぶんぶんと振り回す。暗い考えを飛ばすように。
「大丈夫だよ。アニスちゃんはいつでも元気なんだから」
 強がってみせるが、多分それは不自然だっただろうが、フローリアンは何も言わない。無垢な笑顔をアニスに向けると、ポケットの中から何かを取り出した。
 カラフルなパンフレット。よく見れば、サーカスのお知らせのようだ。
「あのね、ルークからこれもらったの。バチカルでやるんだって、アニス、一緒に見に行こう」
 サーカスといえば思い出されるのは暗闇の夢として普段は動いている漆黒の翼だ。
「……ごめんね。やっぱりまだいけそうにないかも……」
 漆黒の翼もイオンたちの事を思い出される。だからまだアニスには辛かった。
 拒否され、悲しそうに顔を伏せるフローリアン……を想像したアニスだったが、意外にもフローリアンは満面の笑みを浮かべていた。
「ダメだよ。ボクと一緒に行こうよ。アニスは今、ここに行かなきゃダメなんだよ。ルークたちが迎えに来てくれるっていってたしさ」
 背中を強引に押すフローリアンに、アニスはただ苦笑するしかなかった。
「しょうがないなぁ。そこまで言われちゃったら、行くしかないか」
「うん、行こう。『ボク』が待っているよ」
「『ボク』って? フローリアンはここにいるでしょ」
「秘密秘密。まだ秘密だもーん。いけば判るよ♪」
 不思議な発言に首をかしげながらも、アニスは強引に部屋から連れ出されたのだった。

 ――机の上に置かれたパンフレットが風でめくれる。
 ――大きな文字で今回の公演のタイトルが書かれている。

『ヴァン・グランツの弔い公演開催。
 六神将の翼、華麗なるデビュー』

 ――スコアによって一度絶たれた3人の夢は、今再び始まる。
 そよ風によって背中をおされ、3人はまた歩き出したのだった――   

667名無したんはエロカワイイ:2006/05/14(日) 18:37:02 ID:qS9QyA0+
GJ!とにかくGJ!!
668名無したんはエロカワイイ:2006/05/14(日) 19:10:56 ID:78Uyij/f
毎日投下が無いか一日5回は見ていた甲斐があったぞ屑が!
669名無したんはエロカワイイ:2006/05/14(日) 22:33:49 ID:GKcHCzF3
GJそしてGB!!
このスレに活気が戻ってきた!・・・・カナ?
670名無したんはエロカワイイ:2006/05/14(日) 23:28:18 ID:1Qko0wNP
寝ようと思ってたのに>>11まで読み直しちまったじゃヌェーか!GJ!
671名無したんはエロカワイイ:2006/05/15(月) 03:45:09 ID:PQkdNp+L
ばかばかばか! 目から水が零れたじゃないか! GJ!!
672名無したんはエロカワイイ:2006/05/15(月) 17:11:30 ID:eRfRbVAB
素晴らしい話の構成だ……
相当感動したよ、うん!GJ!!
さて感動したところでネタ投下

ttp://p.pita.st/?guatillb
673名無したんはエロカワイイ:2006/05/15(月) 22:23:30 ID:t0jMmHi2
Fate/rokuzinknight

・・・・体はたまごで出来ている 血潮はお米で、ココロは玉葱・・・・

どのような願いもかなえると言われている「聖・たまご丼」があった。
このたまご丼を手に入れる為に血で血を洗う「たまご丼戦争」は此度で五度目。
今再びたまご丼の奇跡により7人の古の英雄が召還されようとしていた。
召還されるのは7つのクラスに分かれている。剣士「セイバー」。弓兵「アーチャー」。槍兵「ランサー」。
魔術師「キャスター」。暗殺者「アサシン」。騎兵「ライダー」。狂戦士「バーサーカー」。
この7つのクラスはサーヴァントと呼ばれ、7人の召還者マスターと共に最後の一人になるまで戦いあう。
さぁ・・・己の望みをかなえるために悪夢のような戦いの始まりだ・・・・

「屑が!貴様が俺のマスターか?」
セイバー・・・真名「アッシュ」。紅い髪をした剣士のサーヴァント。セイバーは最優のサーヴァントと言われているが
どうも性格に難があるようだ。秘奥義は「絞牙鳴衝斬」。マスターはルーク。

「願いをかなえるたまご丼を手に入れるためだ・・・」
アーチャー・・・真名「リグレット」。ハニーブロンドの髪をした美女のサーヴァント。使用武器は譜業銃と言われる
銃だが、カテゴリ上アーチャーとなっている。秘奥義は「七色の弾丸(プリズムバレット)」。マスターはティア。

「どうしても引かねぇなら・・・力ずくで排除するしかねぇな!」
ランサー・・・真名「ラルゴ」。逞しい体躯の巨漢。巨大な鎌を武器とし、柄の部分は槍となっている。
父親のような威厳と温かさ、包容力を持ったサーヴァント。秘奥義は「紅蓮旋衝嵐」。マスターはナタリア。
674名無したんはエロカワイイ:2006/05/15(月) 22:24:11 ID:t0jMmHi2
「私の邪魔をするなら・・・・殺します!」
キャスター・・・真名「アリエッタ」。ピンクの髪をした内気な少女。魔術も扱えるが彼女は細かく分類すれば
サマナー、テイマーである。使役する魔獣は「右腕の牙(ライガ)」と「左腕の翼(フレスベルグ)」である。
秘奥義は「大爆発(ビッグバン)」と「実体のない光(イービルライト)」。マスターはアニス。

「あんたを見逃す義理はないね。」
アサシン・・・真名「シンク」。仮面を付けた少年のサーヴァント。素早い動きと驚異的な格闘術でアサシンの
名に相応しい働きをする。秘奥義は「虚空の拷問(アカシックトーメント)」と「疾風雷閃舞」。マスターはガイ。

「は〜っはっはっはっは!聞け、美しい我が名(ry」
ライダー・・・真名「ディスト」。騎兵の理由は常に浮遊している椅子にのっているから。ただそれだけの
最弱のサーヴァント。明らかにカモなのだが・・・・マスターはジェイド。

「!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バーサーカー・・・真名「カンタビレ」。卓越した剣技を持っており、人望もあったがが狂戦士化したため
ただひたすらに剣を振るう戦士となった。秘奥義は不明。そもそも理性がないため使えるかが分からない。
マスターはモース。

「たまご丼は劇薬だ。」
???・・・前回のたまご丼戦争を生き延び未だに存在している謎のサーヴァント。様々な場所で暗躍し
今回のたまご丼も狙っている。判明している秘奥義は「古代の鎮魂歌(エンシェントレクイエム)」と
言われているが定かではない。マスターも不明だが腹黒い導師のような少年だとか・・・

すいません、どう見てもネタです。
675名無したんはエロカワイイ:2006/05/16(火) 00:15:22 ID:GtATR/Cx
>>673-674
何のネタか解説しる
676名無したんはエロカワイイ:2006/05/16(火) 01:18:14 ID:WW7z42YN
>>673に触発されて俺も妄想をブチまけるぞ屑がぁッ!

Rokujin Maiden
ひきこもり少年のルーク・フォン・ファブレ。彼の楽しみは怪しい通販の申し込みをして、商品が届いたら即クーリングオフするスリルを楽しむ事。彼の両親はそんなルークが心配でならないが、ルークは心を開かない。
ルークのもとに届いた通販グッズの中に、精巧なアンティークドールがあった。
興味本意に背中についたゼンマイを巻いてしまったルーク。その途端、ドールは動きだし、ルークに告げる。「俺の名はアッシュ。おまえはこれよりアッシュの下僕となる」。ゼンマイを巻いた者はドールに従属する下僕となる宿命だったのだ!
アッシュは"ローゼンメイデン"という生きた人形と呼ばれるアンティークドールだった。
彼の持つ"タマゴミスティカ"を守るため、ルークは不思議な戦いに巻き込まれてゆく――。

第一ドール:ラルゴ
身の丈ほどある巨大な鎌を使い、残忍非道な戦い方をし、他の六体のタマゴミスティカを狙うロクジンドール。だがその実、ナタリアのことが大切で大切で仕方が無い、という優しい心がある。
契約者(?)はナタリア。
677名無したんはエロカワイイ:2006/05/16(火) 01:19:38 ID:WW7z42YN
>>676の続き

第二ドール:ディスト
空飛ぶ椅子に座り、鼻高々に「ロクジンドール一の頭脳派で策士」と雄弁するが、その策が。武器は彼が座っている椅子以外無し、だが……
契約者のジェイドにいつも実験台にされる。

第三ドール:アリエッタ
リグレットの(一応)双子の姉として創られたドール。見た目に似合わない物騒な事を口走るが、全て「──です……」で締めくくる。動物との意思疎通が可能。武器は心の中のケモノを自由に操る「虹の人形」で、主に自然の力を使って戦う。
契約者はアニスで喧嘩もするが仲も善い。

第四ドール:リグレット
真面目で堅物なアリエッタの(一応)双子の妹。マスターに忠実で、その命令が理不尽な事でも忠実にこなす。武器は心にまとわりつくものを貫く「虹の二挺銃」。
契約者はティア。

第五ドール:アッシュ
プライドが高く、何かあるとすぐに「屑が!」と叫ぶロクジンドール。武器は剣で、主に接近戦。焔を操る事が出来るが、めちゃめちゃ弱小。以外にも料理が得意。
契約者はルークとは事ある毎に喧嘩している。

第六ドール:シンク
仮面を被ったロクジンドール。動きが素早く、身体能力が高い。武器は拳、格闘術は誰も見切ることが出来ないほど。
契約者はイオン、だがシンクは彼を快く思っていないようで……。

第七ドール:カンタビレ
誰も見たことが無いロクジンドール。

ラプラスの魔:ヴァン
Aの空間に現れる謎の男。



ネタです。ミスキャストがあるかもしれません。大変ご迷惑お掛けしました。
678名無したんはエロカワイイ:2006/05/16(火) 01:34:27 ID:1dIPHuGT
ローゼンネタ?ww
679676:2006/05/16(火) 01:55:30 ID:WW7z42YN
大変すみません、書き残しを発見したので、ここで追加させていただきます。

>>677の本文L2
空飛ぶ椅子に座り、鼻高々に「ロクジンドール一の頭脳派で策士」と雄弁するが、その策が須らく失敗に終わってしまうドジっ子。以下同文
680名無したんはエロカワイイ:2006/05/16(火) 08:22:12 ID:yPMFB3Q0
>>673
ハサンはオリジナルイオンが適役かな?
でもそうすると、マスターの適役が居ない…

>>677
「〜かしら」口調のディストを想像して吹いたw
681名無したんはエロカワイイ:2006/05/16(火) 09:20:18 ID:VhciHKls
>>673 Fateネタか。何気に適材適所でイイ。
>>680 ということは、オリジナルイオン様はシンクをぶち破って出てくるわけですね。そして黒ジェイドか・・・あ、違和感ない。
682名無したんはエロカワイイ:2006/05/16(火) 19:23:47 ID:Y+smDz8b
元ネタの分からない俺にとっては非常にどうでもいいがな
683名無したんはエロカワイイ:2006/05/16(火) 20:48:08 ID:M0sTtQlz
元ネタのわかる俺にとってはかなり笑えたがな
684名無したんはエロカワイイ:2006/05/16(火) 22:30:01 ID:j0WSnUFT
元ネタはわからんけど、活気が戻った(?)のは嬉しいな!
685名無したんはエロカワイイ:2006/05/16(火) 23:42:05 ID:jIJkP+sh
ようやく時間できたんで復帰。とりあえず温めに投下。また読んでやって下さい。
「劇薬荘へようこそ! 第十五話 夜の語らい」

「それで?覗きに行って殴られたの?全く馬鹿だね。」
ヤレヤレとシンクが言う。夕食を終えて部屋に戻った面々はすでに敷いてある布団の上で話していた。
「お、俺は悪くヌェー!俺はー」
「いや、それ絶対言うと思ってたからいいよ。さぁって・・・後は今日はこのまま寝るだけだね。」
ボケようとしたルークを遮ってジーニアスが言う。
「でひゃひゃひゃ、このまま寝る?ジーニアスはお子ちゃまですね〜。」
それを聞いていたゼロスがニヤニヤしながら言う。ジーニアスはムッと声の主を見る。
「いや、その通りだぞジーニアス。こういう旅行の夜・・・そう、ぶっちゃけトークこそが醍醐味!!」
若干顔面に痣を残しているガイがグッと拳を握って力説する。
「ふ・・・ふん、屑どもが!く・・くくクダラヌェー!!」
何故か油汗をダラダラ流しながら言う我らがアッシュ。その異変を察知したゼロスは肩組みをしながら言った。
「ふっふーん、そうだよねぇハニー。いつもなら、俺はナタリア一筋だ!とか言うはずなのにねぇ・・・」
「・・・な、何が言いたい・・・・」
滝のように汗が流れてくる。果たしてその理由は・・・
「いや別に?ただハニーは日中コレットちゃんとラァブラブだったなぁってね〜!」
ゼロスがそう言うとアッシュの背中がビクンと跳ねた。どうやら図星のようだった。
「な!?ちょっと、いいのロイド!?」
それを見てジーニアスは言う。しかし、当のロイド本人はというと
「んあ〜?アッシュとコレットが仲いいとまずいのか?いいじゃん、せっかく友達なんだからさ!」
ビシッと親指を立てて言う爽やかロイド。コレットの苦労が伝わってきます。
「そ・・・そそそそそういう貴様はどうなんだ、屑が!」
とりあえず回避としてゼロスに切り返すアッシュ。しかし、ゼロスはそんなに甘くない。
「あん?俺様わざわざ努力しなくてもレディーの方から寄ってくるからそんな苦労したことないし〜。」
ふふんと髪を掻き揚げるゼロス。
「あー、そういえば所構わずゼロスはモテモテだもんな。今日だってビーチでナンパされてたしよ。」
同じように何気にモテ男のガイが言う。もっともガイの場合はモテモテになればなるほど
本人にはダメージなのだが。
「そういえばシンクもこれでなかなか中等部ではモテるんですよ?」
布団に転がっていたイオンがニコニコしながら言う。
「な!?そんなのボクは興味ないね。ボクには・・・いや、何でもないよ。」
仮面の上からでも赤くなっているのが分かるシンク。それをからかうようにルークが言う。
「ボクにはアリエッタがいればいいって?いよ、にくいねぇ!」
「な!?そういうルークだって寮長の目を盗んでティアと仲良くなってるじゃないか!」
ガーっと反論するシンク。何故ヴァンの目を盗まないといけないかは敢えて語るまい。ヒントはシスコン・・・
「ははは・・・みんな楽しそうですね〜。」
シンクとルークの争いの元凶のイオンはニコニコしながら惨状を見守っている。
「イオン・・・わざとでしょ・・・」
それを見てジーニアスはさらにため息をついた。
686名無したんはエロカワイイ:2006/05/16(火) 23:43:06 ID:jIJkP+sh
「ま、ともかくだ。別にハニーは誰と仲良くしようといいんじゃない?その人だけを見るってのは古いぜ?」
ゼロスが自分なりの考えを言う。何だかんだでアッシュの身の振り方を案じているんだろう。
「そうだな。ナタリアもコレットもいい子だしな。もしかしたらこれからもっと出会いあるかもしれないぜ?」
ガイも爽やかに言う。でも、出会いは山ほどあるくせに女性恐怖症に言われてもイマイチだ。
アッシュはふうと息をした二人を思い浮かべる。ナタリアとコレット。
ナタリアは綺麗だ。しっかりしてて一緒にいると自分もしっかりしなきゃと思えてくる。時折ドジな一面を見せる
のが可愛らしい。コレットは真逆かもしれない。可愛い系で、ドジで見守っててやりたい気になる。だが、時折
誰よりもしっかりしてたりする。一緒なのは金髪くらいか・・・等とくだらない事を考える。
でも・・・やっぱり今は決める事なんてできない・・・いや、決める必要なんてない。今は誰かと二人でいるより
みんなで一緒にいるほうが楽しい。その時間を大事にしたい・・・アッシュは一人で自問自答してそう結論を
出すとゼロスと一緒にジーニアスとシンクをいじり出した。なぁに、まだまだ時間はあるから・・・

一方、女子部屋でも同じような光景が繰り広げられていた。こちらの首謀者は言わずもがなアニス。
「ふっふ〜ん、それでそれで?そのときアッシュはナタリアに何て言ったの?」
アッシュとナタリアの昔話で盛り上がっている。アニスはもちろん、ティアやコレット。アリエッタも面白そうに話を
聞いている。
「はは、いやはや・・・若いなぁ、あいつらは。」
その集まりの少し離れた所で詰め将棋をしている渋い女性はリグレットだ。
「あたしもああいう話は嫌いじゃないけど・・・何か敬遠しちまうんだよね。」
その隣でリグレットと話しているのはしいな。アビス学園のお姉さん二人組みはうら若き乙女たちの
恋バナを静かに見守っている。
「それでアッシュはこう言いましたの。ナタリア。大人になったら俺とこの国を守ろうって。」
ナタリアが頬を赤らめながら言う。するとアニスを筆頭にキャーと黄色い声がする。
「ふふ、アッシュも可愛い所あるのね。今は生意気だけど。」
ティアが言う。どうやら昔話は結構ヒットしたようだった。
「でもでも、羨ましいな。素敵な約束だよ〜。」
男部屋ではナタリアのライバルに仕立て上げられているコレットも感心している。
「うふふ〜、人の恋バナは蜜の味〜♪そうだ、しいなやリグレットはアッシュをどう思ってるの〜?」
このまま平穏に終わりそうだったナタリアの話に核をぶちこむのは気まぐれ子悪魔アニスだった。

「な・・・なななな!何言ってるんだい!!?」
アニスの言葉に何故か動揺しまくるしいな。対してリグレットは詰め将棋をやめてフムと考えている。
「リグレットは結構アッシュと仲いいよね〜?もしかして好きだったり〜?」
小悪魔はニヤニヤしながら言う。さすがアビス学園台風少女。修羅場すら巻き起こしそうだ。
「アッシュか・・・まぁ出来の悪い弟だな。だからついつい構ってしまうんだ。」
ウンと頷きながら言うリグレット。ナタリアは胸をなでおろし、アニスはチッと舌打ちをする。
「え・・あー・・・あ、あたしも似たようなもんかな。アホ神子とついでに構ってやってるのサ。」
しいながしどろもどろしながら言う。本人は回避できたつもりのようだ。
「えへへ、でも、ナタリアとアッシュは仲良しだからね〜。このまま結婚しちゃうよ〜。」
コレットがニコニコしながら言う。結婚と言う言葉に反応したナタリアは妄想を開始。
一人で来るべく新婚生活に思いを馳せているんであろう。しかし、こうなると面白くないのは小悪魔さん。
少し考えてからニヤリと笑うと言った。
「あまーーーーい!!ナタリア甘すぎるよー!炒飯作るとき塩と砂糖間違えるくらい甘いよー!」
それはただの馬鹿なんじゃ・・・とティアがつっこむも華麗にスルーされてアニスが続ける。
「よし、アッシュとナタリアをさらにラブラブにするために明日に帰る前の夜にイベントを起こします!
ええ、それはフラグ立ちまくるくらいに!!」
グッと拳を握るアニス。その目には明らかに私欲の炎が燃え盛っていたという。
この旅行は一泊二日。明日のよりに再び夜行タルタロスに乗って寮に戻る。
アニスはその前に何かイベントを起こすつもりらしい・・・果たして何が起きるやら・・・

ここまで。久方なんで内容が微妙なのは勘弁してください。
687名無したんはエロカワイイ:2006/05/17(水) 00:47:43 ID:B1Rgj4dt
生暖かく見守るズェー
688名無したんはエロカワイイ:2006/05/17(水) 01:34:39 ID:g4cGhW06
おぉ!久々の劇薬荘!
やっぱりクオリティが高い。
689名無したんはエロカワイイ:2006/05/17(水) 02:28:16 ID:pcyKdR5I
久々の劇薬荘GJ!続きにwktk
690名無したんはエロカワイイ:2006/05/17(水) 19:54:45 ID:RITKydHn
>>676-677
ディスト「み…見つかってしまったものは仕方ありませんね!久しぶりですシンク!!」
シンク「…誰?」
ディスト「何ですとー!?」
こうですか?わか(ry

てか兎は声優ネタか?ドラマCDだけど
691名無したんはエロカワイイ:2006/05/18(木) 01:29:08 ID:ByjYrfLv
>>685-686
GJ!!またよろしく
692名無したんはエロカワイイ:2006/05/18(木) 23:00:56 ID:A/Dmg+no
久しぶりに下手な習作漫画を置き逃げ。
ttp://www.uploda.org/uporg393820.zip.html
続き物です。

693名無したんはエロカワイイ:2006/05/19(金) 01:15:29 ID:/iE2kMMw
アッシュ…(´Д⊂ヽ・゚

職人さんいつもGJ!!
694名無したんはエロカワイイ:2006/05/19(金) 20:54:10 ID:1D4AL/lo
>>692
再うpキボンヌ
695名無したんはエロカワイイ:2006/05/19(金) 23:49:06 ID:rGanK152
「劇薬荘へようこそ! 第十六話 とりっくおあとりーと」

「さて・・・後の準備はっと・・・あ、ヴァン寮長〜。少しお話が〜。」
劇薬荘と神子荘の合同旅行は2日目。今日の夜に夜行タルタロスで帰るのだが我らが悪巧み女王
アニス・タトリンは一つの作戦を考えていた。
「ん?何だねアニス?」
「はい、今日帰る前に肝試しでもしようかと思いまして!それで先生方にはお化けの役をしてもらうかなぁ
って思ってるんですけど・・・手はずはこんな感じで〜。」
アニスがヴァンに作戦書を見せながら説明する。ヴァンはフムフムと髭を撫でながらアニスから聞いている。
「ふむ、なるほどな。面白そうではないか。してアニス。このマル秘のところは何ぞや?」
ヴァンはアニスの立案を許可しながらも作戦書の下の方にマル秘となっているところを指差す。
そうするとアニスはたちまち邪悪な顔になる。
「むっふっふっふっふ。手伝ってもらえる寮長には御見せしましょう。」
アニスはマル秘の部分を剥ぎ取りヴァンに見せる。するとヴァンはニヤリとしながら言った。
「なるほど。これは劇薬的だな。メシュティアリカたんじゃないしな!よし、教員連中に手配しよう。」
そう言うとヴァンは部屋に戻っていく。アニスはグッとガッツポーズをすると、部屋に戻っていった。

「アッシュ、いったよ〜。」
一方、今日で帰るとは言ってもまだまだ遊びたい面々はビーチバレーをしていた。
「おう、ナイスだコレット!」
コレットの声に反応してアッシュがボールを拾う。それを見ているナタリアはどこか不満げだ。
「むふふ、不満そうね〜ナタリア〜?」
そんなナタリアにニヤニヤしながら近づくアニス。ナタリアは少しムッとして言う。
「そ、そんなことありませんわ!別にアッシュとコレットが必要以上に仲よさそうに見えてもなんでもないですわ!」
実際必要以上に仲がいいわけではないのだが、恋する乙女アイで見ると3割り増しに見えるようだ。
「まぁまぁ、そんなピリピリしないの!ナタリア、これを見て。」
アニスがナタリアに例の作戦書を見せる。
「こ・・・これは・・・アニス!これは上手くいきますの!?」
「とうぜ〜ん!なんせアニスちゃんの作戦だよ〜?上手くいかないわけないじゃ〜ん。」
えっへんとアニスは得意げに胸をはる。実際失敗も多いのは黙っておこう。
「素晴らしいですわ・・・何だかんだでこの旅行では私とアッシュの仲はまったく縮まっておりませんし・・・」
ナタリア、アニスの策に落ちる。
「ふふふ、まぁ、ある程度節度は保ってね?いくら暗闇だからってまずいからさ〜。」
注意はするもののむしろ、そうなれ!って顔をするアニス。果たしてその策とは・・・
696名無したんはエロカワイイ:2006/05/19(金) 23:50:11 ID:rGanK152
>>695続き

「第173回!ドキドキ肝試しのはじまり〜〜〜〜!ドンドンパフパフ〜〜!」
そして夜。帰るまでまだ3時間ほどある。そこでアニスの最後のレクレーションが始まろうとしていた。
ちなみに173回ってのは彼女なりのギャグなんだろう。無駄に一人で盛り上がっている。
「ルールは簡単。男女二人ペアでこの森の奥にある紙を持ってくるだけ〜。ただし・・・」
そこまで言うとアニスは一度懐中電灯を消して、パッと自分の顔に当てる。
「懐中電灯は携帯しません!あ、それから・・・ここ出るらしいから♪」
「く・・くくく屑が!な・・・ななな何が出る・・・出るんだ!?」
微妙にガクガクブルブルしているアッシュ。それを見てニヤニヤするアニス。
「さぁ、なんでしょうね〜・・・うふふふふ・・・・じゃあ、ぺア決めのくじ引きやるから。」
アニスが用意した箱を持って生徒たちにくじを引かせていく。ちなみに・・・アニスの裏工作によりこの肝試し
を本当にやるって思っているのはアッシュだけだった。すでに他の者には内通をすませている。アニス、怖い子。
「はい、アッシュ。あんたが最後だよ。それじゃあぺア決まったかな〜?」
「む・・・Aは誰だ?」
アッシュの紙にはAと書いてあった。しかし・・・実際はAでもDでも同じことだ。
「あ・・・アッシュ、私ですわ。」
控えめに手を上げてアッシュに近づくナタリア。まずは無事に作戦第一段階は終わったようだった。
「はいは〜い、それじゃあ・・・ロイドとコレットコンビから行ってもらうね。3分後に・・・シンクとアリエッタ!」
アニスが次々とペアを送り出していく。そして、最後の1個前に自分が出る。
「じゃあ、アッシュとナタリア。私とイオン君が出てから3分後に出発してね。きゃわ〜ん、アニスちゃんこわ〜い。」
そう言いながらアニスとイオンペアが出発する。どうでもいいが、お前のほうが怖いよとアッシュは思う。
「それではアッシュ・・・・そろそろ行きましょうか?」
3分ほどたったのだろう、ナタリアが出発を促してくる。
「へ!?あ、ああ、そうだな・・・大丈夫、悲鳴聞こえないし・・・大丈夫・・・」
何か小声でブツブツ言いながら出発するアッシュ。残念、全然大丈夫じゃないんですよ・・・

「何か・・・・出そうですわね・・・・」
隣を歩くナタリアが不安げに言う。仕組まれてると分かってても夜の明かりなしの森は何か恐ろしい。
「な・・ななな何もないだお。こんなのお遊びだからな。」
心臓バクバク言いながらもアッシュは虚勢を張ってみせる。ふと・・・何か音がする。
♪・・・く〜る〜・・・きっとくる〜・・・きっとくる〜♪
あの曲かー!?すると暗くてよく見えないが前から何かおかしな物体がのっそり近づいてくる。
「きゃ・・・アッシュ・・・あれは・・・」
「お、俺は何も見てヌェー!俺は何も見てヌェー!!くそ!」
近づいてきたのは長い髪の毛を前に垂らしたメロンだった。しかし、アッシュはそれに気づくはずがない。
「あ・・・アッシュ・・・・」
アッシュはナタリアの手を握るとそのまま貞○メロンの横をダッシュで通り抜けた。
「ぷぷ・・・アッシュ結構びびってるね。ティアお疲れ様。」
携帯で例の着メロを鳴らしていたアニスが○子メロンことティアを労わる。
「ははは、アッシュの奴へたれだな〜。」
「お前も結構負けてないがな。」
アッシュの失態をみて言うルークにガイがつっこむ。そう、先に出発した面々は同じ場所で隠れてアッシュと
ナタリアを出歯亀する気満々なのだった。
「ふう・・・私の髪ってそんな怖いかしら・・・・」
ズーンと落ち込むティア。そりゃこんな時間に顔が髪で隠れたモノが来たら怖いです。
「おやおや、アッシュ達結構先に行ってしまいましたね。追いかけましょうか。」
イオンがニコニコしながら言う。一方、アッシュ達はというと・・・
697名無したんはエロカワイイ:2006/05/19(金) 23:50:56 ID:rGanK152
>>696続き

「ぎゃああ!!髭の生えたパイナップルの生首が浮いてる〜〜!?」
「何故森に大鎌もったライオンがいるんだー!?」
髭の生えたパイナップルことヴァンと大鎌もったライオンことラルゴににびびっていた。
当然アッシュは気づかない。さらに襲撃は続く。
「うおお!あっちには耳長おばさんが!?」
「げぇ!関羽!じゃなくて手枷の付いた囚人の亡霊!?」
「あわわ・・・死体っぽいのを引き連れた陰湿ロン毛眼鏡が!?」
「うあぁ!燕みたいな人があるいている!?」
と、その後もアッシュは順調にびびっていった。ちなみに、上からリフィル、リーガル、ジェイド、クラトスである。
しかし、ダッシュしたおかげか、目的地にいつのまにかついていた。
机の上に置いてある紙を手に取る。その紙には血のような赤い字で『ようこそ死神の前へ・・・』
と書かれてあった。
「きゃあ!!」
ナタリアがアッシュにここぞとばかりに抱きつく。二つの意味で心臓バックンバックンのアッシュは一回深呼吸すると
ナタリアを優しく抱きしめた。
「ナタリア・・・安心しろ・・・俺がついてる。」
「アッシュ・・・・はい・・・」
さらに強く抱き合う・・・ナタリアの体は柔らかくて温かかった。
「ナタリア・・・・」
アッシュの顔がナタリアに近づいていく。
「わ、わ!まさかまさか!?」
近くで出歯亀中の面々は静かに興奮を隠しきれない。何故か手に汗握る状態だ。
「いやいや、若いですね・・・・おや・・・何か忘れているような・・・・」
ニヤニヤしていたジェイドがム?と考える仕草をする。
「アッシュ・・・・」
ナタリアも目をつぶりそのまま身をゆだねる。その距離はもはや数センチだった・・・
「はーっはっはっはっはっはっは!ようやく来ましたね!この薔薇のディスト様が相手ですよ〜!」
一瞬・・・いや、止まっていたのは数分かもしれなかった。紙に書いてあった死神・・・もっともこの場合
死ぬのは死神自身かもしれないが。
「な!?先生なぜここに!?」
ナタリアは顔が真っ赤だ。手をパタパタさせてあたふためいている。
「よく聞いてくれました。何でも私の出番がなかったので最後で脅かそうと待機してたんですよ。
誰も来なくて暇だなぁと思ってたらあなた方が来たのでここぞとばかりに出たのです!」
そう胸をはって言うディスト。
「く・・くくくくくくKUZUGAAAAAAAAAAAA!!!!」
アッシュの顔がボンと音を立てる。今のはファイアーボールではない。エクスプロードだ。
アッシュの叫び声と共に合同旅行の最後の遊びは幕を閉じた。
698名無したんはエロカワイイ:2006/05/19(金) 23:51:41 ID:rGanK152
>>697続き

「楽しかったな、ナタリア。」
帰りの夜行タルタロスでアッシュはナタリアに言った。
「ええ、本当に楽しかったですわ・・・また来たいくらい。」
そう言ってナタリアはにっこり微笑んだ。アッシュはそんなナタリアの手を握ると
「ああ・・・今度は二人でどっか行こう・・・」
と照れくさそうに言った。夏はまだまだ終わらない・・・

P.S 「いや、実に惜しかったですねぇ〜。あと少しでしたが。」
他の席でジェイドが言う。恐らく肝試しのことだろう。
「本当ですよ!アニスちゃんの作戦完璧だったのにぃ〜。」
アニスは心底悔しそうだ。確かに作戦はほぼ100%成功していた。
「それで・・・さっきからその戦犯が見えないが?」
ラルゴが酒を飲みながら辺りを見回す。するとジェイドは邪悪な笑みを浮かべて言った。
「そうですねぇ・・・人の恋路を邪魔する奴はなんとやらって言いますからお仕置きを・・・まぁ、死なないでしょう。」
そう言うと外からこんな声が聞こえてきた。
「ぎゃああああ!!!ジェイド〜!死ぬ!死ぬ!死んじゃいますよ〜!ああああ!擦れる!擦れる!」
「・・・先生・・・・これは・・・?」
アニスが恐る恐るジェイドに声をかける。
「いや、大したことないですよ。ただ、ロープを足に巻きつけて引きずってるだけですから♪」
ここまで〜
699名無したんはエロカワイイ:2006/05/20(土) 00:15:50 ID:vBBExucG
あれ?誰もいないのかな??とりあえずGJ!!!!!!!
700名無したんはエロカワイイ:2006/05/20(土) 00:54:37 ID:XNhcQbmP
>今のはファイアーボールではない。エクスプロードだ。
さすがアッシュWW
職人GJ!!
701名無したんはエロカワイイ:2006/05/20(土) 02:25:51 ID:StMuAxa9
>>696 貞〇メロン想像したら少し怖くなった・・・とにかくGJ!!
702名無したんはエロカワイイ:2006/05/20(土) 08:56:37 ID:lpiciT+t
劇薬GJ!!!!

貞○メロンか・・・・呪い殺されても本望な俺は末期
703名無したんはエロカワイイ:2006/05/20(土) 10:39:13 ID:wVWUgZz/
髭の生えたパイナップルワロタwwww
とにかくGJ!
704名無したんはエロカワイイ:2006/05/20(土) 11:38:46 ID:QATywrbN
>700
大魔王キタコレw
705名無したんはエロカワイイ:2006/05/20(土) 20:45:32 ID:ZdIs1H7O
再upマダー?
706名無したんはエロカワイイ:2006/05/21(日) 00:30:41 ID:55IYQjmo
>げぇ!関羽!
爆笑した。GJ!
707名無したんはエロカワイイ:2006/05/21(日) 16:50:45 ID:PcIB7HW6
あんま関係ないがディストスレが1000いってるwww
708名無したんはエロカワイイ:2006/05/21(日) 20:48:34 ID:eICSePoN
ディスト「ハーッハッハッハw!ついに復讐日記も二冊目ですよ〜w」
709名無したんはエロカワイイ:2006/05/21(日) 20:57:14 ID:jsS3Oqbm
おお、ハブられディストがついに・・・!
710名無したんはエロカワイイ:2006/05/21(日) 22:56:30 ID:VWnfmbZf
「劇薬荘へようこそ! 第十七話 眠れる王子と凛々しき姫と大魔王」

足音が聞こえる。歩いてる音じゃなくて走ってる感じだ。誰か探してるんだろうか・・・
「アッシュ!いるか?入るぞ?」
足音が止まったと思えばドアをノックされて声が聞こえる。この声はリグレットだ。
「ああ、構わん。入ってくれ。」
リグレットが部屋に入ってくる。夏休みなのに制服姿だ。
「アッシュ。暇だろう?私と付き合え。」
「はい?」
暑さに頭がやられたんだろうか。少し整理してみる・・・えーと、確か何も用事がなく部屋でぼけっとしていたら
リグレットが来て自分と付き合えと。よし、OK。
「って・・・・はいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!??」
付き合う?付き合うってああいうことだよな?いや、当然リグレットが嫌いじゃなくてな。
「・・・アッシュ。何か混乱してるようだが・・・部活の手伝いをして欲しいんだ。頼めるか?」
アッシュ、クールダウン。ああ、そういう事ですか。アッシュは特にすることもなかったので。
「あ、ああ。分かった。どうせ暇だしな。着替えるから少し待ってくれ。」
と、リグレットの要望どおり学校で部活の手伝いをすることにした。

「お、アッシュじゃ〜ん。手伝いにきてくれたんだ〜♪」
黒いローブに身を包んだアニスがよってくる。
「ああ、暇だったからな。これ何の劇なんだ?」
「学園祭のだよ〜。アビス学園の学園祭は文化祭3日、体育祭3日と丸々1週間使う一大イベント
でね。演劇部も文化祭で劇やるからそれの練習。」
アニスが説明してくれる。なるほどなぁとアッシュが思っていると同じように衣装に身をつつんだリグレットが来る。
「そこでだ、アッシュ・・・お前にも役に入ってもらいたいんだ。なに、台詞は少しだから・・・頼めないか?」
リグレットに台本を渡される。なかなかに分厚い台本だ。結構な作品なんだろう。
「まぁ、少しくらいなら・・・・で?何の役なんだ?」
タイトルには『眠れる屑の王子』となっている。なんていうか・・・ツッコミどころ満載のタイトルだ。
「アッシュの役はな・・・・王子だ。なに、最後に出てきて眠りから覚めるだけだ。」
「なるほど・・・・最後だけか。って!王子寝っぱなしかよ?どんな劇なんだよ!?」
とりあえず役を引き受けはするが寝っぱなしの王子にツッコミをいれるアッシュ。
「ああ、この物語は姫が主人公なんだ。使い魔と一緒に魔王を倒して王子を助けるってのが大筋かな。」
とっても分かりやすくリグレットが説明してくれる。なるほど、これなら簡単な役だな・・・・しかし・・・
「わかった・・・で?そこのミュウは何なんだ?」
アッシュがリグレットの足元にいるミュウを指差す。いつもはティアに軟禁されているミュウが何故学校に。
「ミュウはティアに借りたんだよ。ミュウが劇に出るって言ったらティア喜んで貸してくれたよ。
アニスが言う。まぁ・・・確かに使い魔っぽいかもな・・・
「よし、それじゃあ練習するから。アッシュは台本を読みながら見ていてくれ。出番は最後だからゆっくりしてくれ。」
リグレットがそういうと広い部室の中で劇が始まった。
711名無したんはエロカワイイ:2006/05/21(日) 22:57:30 ID:VWnfmbZf
>>710続き

「王子、待っててください・・・このジゼルがこの剣であなたをお救いいたします。」
軽武装したリグレットが二つの剣を腰におさめて言う。ほとんど男装だが・・・なんて言うかドキドキしてしまう。
「リグレット格好いいよね〜。可愛い服もいいけど、ああいう路線も似合うなぁ。」
隣では待機中の大魔王スニア・・・もといアニスが言う。黒いローブが邪悪な雰囲気を醸し出してる。
どうやら本当に姫が王子を助けるために使い魔ミュウと旅をする冒険物らしい。
「退け!貴様では我が剣を防ぐなどできん!」
リグレットが腰に携えている2振りの剣のうち1本の黄金の剣を手に大魔王の手下と戦っている。
思ったよりいい動きをする。アクションが実戦さながらで派手目だ。剣を振るう度に金色の髪が揺れる。
「リグレット結構剣も上手だな・・・アニスも剣舞するのか?」
「うん、リグレットは何でもこなしちゃうよ?銃を持たせれば鷹の目中尉みたいだしね〜。私もするよ〜。」
はい、それはタブーだから。しかし、アニスも剣を持つのか・・・何か寝っぱなしの自分の立場がなさそうだ。
「さて、そろそろ私出番だから行くね〜。派手な戦いだからよく見ててね〜ん。」
アニスがブンブン手をふって舞台付近に待機する。どうやらそろそろ最終決戦のようだ。

「ご主人様!あれが大魔王スニアですの!」
大魔王スニアと対峙した姫ジゼル。使い魔のミュウが姫に告げる。
「ウェーハッハッハ!よく来たな、姫よ。王子はこの先におる・・・取り戻したくば我を倒してみせよ!」
スニアがローブから漆黒の剣を取り出す。ジゼルも黄金の剣を抜き・・・両者が地を駆けた。
ガキンと金属がぶつかり合う音がする。さらに打ち合う二人。すげえ、これは演劇のレベルじゃないぞ。
「ウェーッハッハッハ!どうした姫よ?その程度で我を倒そうとは片腹いたいわ!」
「抜かせ!まだまだこれからだ!」
アクションはさらに激しさをます。しかし、少しずつ情勢は姫が押していきそして・・・
「もらった!終わりだぞスニア!エクス・・・」
体勢を崩したスニアにジゼルは黄金の剣を振りかぶる。
「カリバーーーーーー!!!!」
ああ、それ聖剣だったんだ。まぁ、とにかく聖剣が魔王を切り刻む。
「やったか!?なに・・・!エクスカリバーにヒビが・・・」
確かにジゼルの剣は魔王を捕らえた。しかし・・・・魔王はまだ倒れてはいなかったのだ。
「ウェーッハッハッハ・・・見事だ姫よ。我をここまで本気にさせるとは・・・」
大魔王のローブが少しずつ開かれ黄色い物体が出てくる。
「ここまでだ、姫ジゼルよ!ラスボスは第二形態があるのがお約束なのだ!そう、例えば羽が生えてフェザーに
なってみたり、美少年がワイリーロボに乗ってみたり、ただ髪がほどけるだけだったりな!」
なんだかよく分からない事を言う大魔王。とにかくさっきまでは本気じゃないらしい。
「さぁ、殺りあおうか!且目せよ!超合体!トクナガスニア!!」
712名無したんはエロカワイイ:2006/05/21(日) 22:58:25 ID:VWnfmbZf
>>711続き

黒いローブが全て剥ぎ取られる。中から出てきたのは黄色い変な人形に乗った魔王だった。
「く・・・だが私も負ける訳にはいかない!もう一度打ち倒すのみだ!」
ジゼルが損傷した聖剣を握りなおし魔王に向かっていく。魔王の乗った変な人形トクナガは流れるような
動きでジゼルと打ち合う。すげえ、アニスは本当にどうやってあれを操ってるんだろう・・・
「く・・・聖剣よ!再び力を貸したまえ!エクスカリバーーーーー!!!」
ジゼルが剣を振りかぶり魔王に切りかかる。しかし・・・
「な・・・んだと・・・」
ジゼルの放った剣戟はトクナガの拳戟に破壊されてしまう。
「ウェーッハッハッハ!聖剣も折れてはどうしようもなかろう!」
スニアは勝ち誇りトクナガでジゼルの首を持ち上げる。
「さぁ、死ぬがいい!」
トクナガが力を入れてジゼルの首をへし折ろうとする。
「カハ・・・ぐ・・ああぁ・・・み・・・ゅう・・・」
苦しそうに声をあげる姫。不謹慎だがどこかエロスを感じる。と、思ってたら思いもよらない反撃がくる。
「御主人様を離すですの!あたーっく!!!」
今まで特に役にたってなかったミュウがトクナガに突撃をしかける。
「うおお!?なんだ、この力は!?」
相当なダメージがあったらしく、トクナガは思わずジゼルを離す。
「よくやった、ミュウ。大魔王スニア・・・決着をつけようか・・・」
ジゼルがもう1本の剣を抜く・・・・その実態は・・・
「我が剣は2振り・・・1本は聖剣エクスカリバー・・・そしてもう1本は妖刀虎竹刀!!!」
うわ、マジでやべえ。マジで色々やべえ!しかも竹刀かよ!?ツッコミ所満載だが、この際スルーだ。
「面白い、こいジゼルよ!我が拳受けよ!」
トクナガスニアが闘気を開放して構えを取る。ジゼルは虎竹刀を手にスニアに向かっていく。
「終わりだ、スニア!受けろ、虎竹刀の一撃を!!」
両者は渾身の一撃をもって激突した・・・そして・・・
「ぐは・・・まさか私が敗れるとは・・・・見事だ・・・・ウボぁーーーーーーーーーー!!!!」
大魔王が地に伏せる。こうして超激戦は姫の勝利で幕を閉じた。
「アッシュさん、出番です。このベッドに入ってください。」
見とれていたが現実に戻される。やばい、台詞覚えてない。えーと・・・あった!リグレットが
「王子・・・目覚めましたか?」と言ったら起きて「姫・・・私と共に国を守ろう。」と言えばいいのか。
「わかった!このベッドに寝てればいいんだな?」
とりあえず本当に一言なんで助かったぜ。部員に言われたとおりベッドに入るアッシュ。

「ようやく辿りついた・・・王子・・・アッス王子・・・」
激しい戦いでポニーテールだった髪が降りているジゼル。ああ、この役アッス王子っていうのか・・・
「御主人様!王子を目覚めさせるには御主人さまが口づけするしかないですの!」
ああ、キスで目覚めるのか・・・って!?ええええええ!!マジか!?やるのか!?
ベッドで目を閉じながら動揺するアッシュ。自分の台詞しか覚えてないんで成り行きを知らなかった・・・
「ああ・・・王子・・・私の愛お受け取りください・・・」
うわ、まじか!?何かいい匂いが近づいてくるし!これ顔が近づいてるのか!?ええと、あれだ!
劇だから仕方ない!そう!劇だからだ!
天パリながらもドキドキするアッシュ。そのドキドキ具合を外からみればどうかというと・・・
唇を尖らせキスカムヒアって感じだった。リグレットは一つため息をつくとニヤリと笑い・・・
「みゅ!?」
713名無したんはエロカワイイ:2006/05/21(日) 22:59:11 ID:VWnfmbZf
>>712続き

アッシュの唇に柔らかい感触がした・・・はは、リグレットめ。みゅ!?なんて可愛い声だしやがって・・・
「王子・・・目覚めましたか?」
お、この台詞だ。後は目覚めて台詞だな。アッシュは目をあけて口づけで自分の目覚めさせてくれた
主を見る。一度目をこする・・・青い・・・もう一度こする・・・小さい・・・ええっと・・・?
少し顔をあげるとミュウをもったリグレットがニヤニヤしていた。
「オハヨウ、アッシュ君。いい夢見れたかな?」
・・・冷静に判断する。みゅって声・・・いや、これってさ。どうみても・・・
「うおああああ!!???屑があああああああああああ!!!!俺の唇がブタザルにぃいいい!?」

「さて、ご苦労様。このまま御飯といこうか?」
練習を終えて制服に着替えたリグレットがアニスとなんだか凹んでるアッシュに言う。
「いいね〜。も・ち・ろ・ん・アッシュのおごりだよね〜?」
アニスがニンマリしている、間違いなくネタはさっきの奴だろう。
「うぐぅ・・・」
アッシュが頭をかかえる。不覚だった。後で台本をみたらキスシーンはしてるフリでそれは髪で隠すらしい。
だから戦いで髪がほどけるとか・・・しっかり台本読んでればこんな事には・・・
「ふふふ、そうだな。なんせ私はアッシュにキスされそうになったんだ。御飯くらいじゃすまないよな。」
リグレットがアッシュの顔を覗き込む。
「く・・・仕方ない・・・行くか・・・」
アッシュが諦めて二人におごろうとするとリグレットがアッシュに言う。
「そうだな。アッシュが学園祭の劇を部員として出てくれたらチャラしてくれていいがな。」
「へ?」
馬鹿みたいな顔でリグレットを振り返るアッシュ。
「分かりにくかったか?要するに劇に出てくれれば今回のはチャラにすると言ってるんだ。
もちろんナタリアには今回のは内緒だ。アニスも口止めさせる。悪くないんじゃないか?」
やられた・・・最初からきっとこの算段だったんだろう・・・ただ大人しく従うのも悔しかったんだろう。
「仕方ヌェーな・・・・手伝ってやるぜ!」
アッシュはリグレットとアニスにそう言うと笑った。学園生活で頑張ってみたい事。その一つができた。
「よし!それならアッシュ歓迎会だ。私が奢ろう。それじゃあ行こうか!」
リグレットはにっこり笑うと二人を連れて街へ出た。
今回はここまで〜
714名無したんはエロカワイイ:2006/05/21(日) 23:06:46 ID:6l6nqFgX
黄金の剣、金髪とキたら…と思ったが、やはりかwww
しかも「うぐぅ」までとは、やるなお主
715名無したんはエロカワイイ:2006/05/21(日) 23:18:35 ID:IWy1XI3J
劇薬荘GJ!ストーリーも面白いけど、盛り込まれたネタも練り込まれていて、しかも機能してるのが素晴らしい。エクスカリバーはもちろん漢字で書いたら約束された勝利の剣ですな。
716名無したんはエロカワイイ:2006/05/21(日) 23:56:09 ID:4lVyvPbe
>唇を尖らせキスカムヒア

ちょw流石ww
717名無したんはエロカワイイ:2006/05/22(月) 02:00:22 ID:O3zokShX
アッスとかどこの田舎者だwww
718名無したんはエロカワイイ:2006/05/22(月) 16:23:51 ID:/oIwauzm
GJ!
唇を尖らせキスカムヒアワロタwww
719名無したんはエロカワイイ:2006/05/22(月) 22:29:53 ID:ev5u+7/H
>>劇薬荘 あいかわらずのGJッ!
アッシュのほっぺをまさちゅーせっちゅしたくなりました。ハァハァ(*´Д`)
720名無したんはエロカワイイ:2006/05/22(月) 23:43:02 ID:nfFAMG9H
劇薬荘GJ!!いつも楽しみにしてます。


コソーリと>>692の続き漫画投下
ttp://www.uploda.org/uporg397951.zip.html
721名無したんはエロカワイイ:2006/05/23(火) 00:52:43 ID:ea9MqId/
う…ウケるwwww腹イテェwwww
722名無したんはエロカワイイ:2006/05/23(火) 02:22:22 ID:YbFcI5Hr
>>713
劇薬荘GJ!
マジウケるwwww腹イテェwwww
723名無したんはエロカワイイ:2006/05/23(火) 13:59:15 ID:b35u0ZVC
>コソーリと>>692の続き漫画
コリーナと>>692の漫画かと思った俺チーグル
724名無したんはエロカワイイ:2006/05/23(火) 17:32:56 ID:hq+6MjHA
>>692取り損ねたorz
申し訳ないが再うp希望
725名無したんはエロカワイイ:2006/05/23(火) 17:41:00 ID:52f6A6ZP
>>713
あんた神だよ!!
このスレの劇薬だわ〜!
726名無したんはエロカワイイ:2006/05/23(火) 20:46:46 ID:Za6RGnlo
「劇薬荘へようこそ! 第十八話 たまには勉強もします」

ゴォーとエアコンの音がしている。隣にはナタリア。前にはロイドとコレットがいる。
事の発端は昨日の夜。コレットから明日図書館で宿題でもやろうとメールが入った。
特に断る理由もないし、宿題もすませないとマズイので了解して今に至るわけだ。
そういえばシンク、イオン、アリエッタ、アニス、プレセア、ジーニアスの中等部連中も1階にいるようだ。
もっとも中等部連中は基本的に成績優秀が揃ってるので宿題なんざ問題ないだろう。
対してこっちはコレットとナタリアは成績優秀だが俺はそこまでよくない。ロイドなんざ学年ワースト1だ。
それでも宿題はやらない後がやばい。我らが担任のリフィル先生はよく出来た人ではあるが、事勉学に関しては
鬼のように厳しい先生だ。宿題を忘れたなんて言った日には鉄脚制裁ではすまないかもしれない。
ふと隣を見る。ナタリアは譜術の宿題をしてるようだ。譜術の宿題は量は大したことはない。寮でジェイド先生が
「いやぁ〜、たくさん出してチェックするのは面倒ですから♪」とか言ってたな。しかし、内容が濃いのだ。
ナタリアは譜術の専門書をめくりながら少しずつこなしている。正面の席ではコレットが読書感想文を書いてる。
そう、読書&作文の二度手間のかかるアレだ。ちなみに俺はあとがきを改変しながら完成させた。
よくやる手段だ。ちなみにロイドはあとがきを丸写ししたようだ。すでに鉄脚フラグがビンビンだ。
コレットの呼んでいる本を見てみる。「テイルズオブわんたろ〜」なんて分厚い本だ。確か今年のベストセラーで
俺だったら途中で放り投げそうなくらい分厚い。ロイドには本が見えもしないんではなかろうか。
よく思うのだが普段のコレットを知っているととてもじゃないが学業優秀なんて信じられない。
この読書感想文だってあとがきを写してるなんてありえないだろう。人類の謎は深まるばかりだ。
そして・・・爆睡してそうなロイドといえば・・・・なんと真剣に本を読んでいた・・・

「すっげーすっげー・・・・おお、すっげー。アビス早解き&低レベルクリアか〜。」
さっきから何やら興奮気味だ。本のタイトルは「ワールドギネスブック」となっている。あー、つまりあれか。
世界にある様々な記録をみて興奮してるってわけだ。影響されやすいロイドらしい。
こういう時、奴は間違いなくこう言うだろう・・・
「アッシュ!俺なんか記録作って本にのるぜ!ワクワクするだろ〜?」
ほら、言いやがった。
「好きにしろ・・・大体お前がどんな記録作れるんだ?」
多少呆れながらロイドに言う。ロイドは本をペラペラめくると言った。
「お?これなんて過ごそうだぞ。円周率暗算。すげぇ記憶力がいるみたいだぜ?」
無理だ。ロイドが頭使うなんて10000%無理だ。
「や・・・やめとけ。円周率って終わりがないんだぞ?お前にできるわけヌェーだろ。」
「終わりがないのか?カッコイイじゃん!よし、俺これに決めたぜ!」
グッと手を握るロイド。ああ、もうどうしたらいいやら・・・・
「あ、ところでさ〜。円周率って何だ?」
・・・もうどこから突っ込んでいいのか・・・困りかねていると隣からナタリアが助け舟を出してくる。
727名無したんはエロカワイイ:2006/05/23(火) 20:48:04 ID:Za6RGnlo
>>726続き

「ロイド、あなたでしたら手先の器用さをいかしてみてはいかがですか?」
「成るほど。俺の器用さはドワーフ譲りだからな・・・お!これすげえ!」
ロイドが本を広げて見せてくる。何々、100人の顔の彫刻早彫り?速さと技術が伴う最高難易度か・・・
「これ俺向きじゃねぇ?ええっと、今の世界一はDAIKUって人だな。すっげぇー、さすが大工さんだよな!」
うんうんとうなずいているロイド。いやさ、それどう見てもお前の父親なんじゃ・・・
「ロイド、他にはどんなのがあるの〜?」
一息ついたのかコレットも話しに加わってくる。コレットは壁ぶち抜きの世界一なんじゃなかろうか。
「そうだな〜。お、これ面白そう!カレー10キロ早食い!ラーメン10キロ早食い!ハンバーガー100個・・・」
「食い物ばっかじゃヌェーか!しかし、それでも凄いな。普通の人間なら腹にはいりきらないぞ。」
進化した人類には胃が宇宙に広がってる人いるんであろう。
ロイドが興味深そうに本をしっくり見ていると、バシっと閉じて言った。
「よぉし、決めた!俺自由研究ギネスを作る!」
と高らかに宣言した。面白うそうではあるが・・・ネタを選ばないと鉄脚フラグになるだけな気がする・・・

「そこはXをYに代入するんだ。そう、できるじゃないか。」
夜、リグレットに数学を教えてもらう。優等生なお姉さまはすでに宿題が終わっているらしい。
まだ夏休み始まったばかりなんですが・・・
「ふふ、頑張れよアッシュ。お前が頑張ればそれだけ演劇部の練習も手伝ってもらえるしな。」
それが狙いでしたか・・・先日の一件で俺はとりあえず演劇部に仮入部という形になっている。
確かに特にやることもなかったし、歓迎だけどな。
「あら、先輩とアッシュ。夏休みの宿題?」
そんなこんなで宿題を進めているとミュウを抱いたティアがやってきた。
「ああ、リグレットに教えてもらってるんだ。」
手を動かしながら答える。
「いいわね。先輩私も教えてください。」
728名無したんはエロカワイイ:2006/05/23(火) 20:49:05 ID:Za6RGnlo
>>727続き

「ああ、構わないぞ。しかしティアがわからない問題があるのか?」
当然のようにティアも学業優秀だ。おそらくティアと自分では質問のレベルが違う気がする。
「はい、少しだけ。それじゃあ持ってきますね。ミュウはここで待っててね。」
ティアはミュウを椅子に座らせると部屋に戻っていった。
「ティアにもわからないことあんだなぁ〜。」
ふと思ったことを口にしてみる。するとリグレットが言う。
「人間誰しも分からない事はあるさ。完璧な人間はいないし、いてもつまらないだろうさ。」
なるほど、完璧な人間はつまらないか・・・確かにそうかもしれない。何でも完璧にこなせるからこそ
やりがいみたいなのがないんだろう。その点では自分は恵まれてるな。
「お待たせしました。先輩、譜歌の事なんですけど・・・」
「ああ、これは私も一年のとき苦労したな。ここはだな・・・」
熱心に勉強を教えるリグレットと教わるティア。初めて会った時から思ってたが、この二人だけは仲の良さが
別格だ。相思相愛と言うか・・・めくるめく百合の・・・いや、やめよう。姉妹だな。うん、これがいい。
「ああ、メシュティアリカたん・・・譜歌ならお兄ちゃんを頼ってくれればいいのに・・・」
後ろでハンカチを噛んでジェラシーしてる髭がとりあえず放っておこう・・・

「ふう・・・今日も結構宿題進んだな・・・このペースなら早めに終わりそうだ・・・」
時間はすでに12時近く。アッシュは布団に寝転がっている。まだ夏休みは半分以上ある。
このままいけば丁度半分くらいで宿題を終わらせる事ができるだろう。そうすれば夢のような時間だ。
夏祭りがあるらしいから行ってみたい。そういえばプールもできたらしい。ショッピングモールとかもできたとか・・・
まだまだ行きたいトコが山ほどだ。アッシュは終わらない夏に期待を膨らませてそのまま目を閉じた。

ここまで〜。たまには平凡な日常でもドゾ〜。
729名無したんはエロカワイイ:2006/05/23(火) 21:18:16 ID:HAAbb5ru
なんかほのぼのって感じだな〜とにかく劇薬荘GJ!
730名無したんはエロカワイイ:2006/05/23(火) 21:45:14 ID:b35u0ZVC
マジで、こういうドラマCDあってもいいと思う
ナムコこれ見てるかー?
見てたらよろしくね
731名無したんはエロカワイイ:2006/05/24(水) 00:11:19 ID:MdLPDZ0D
おれも劇薬荘いきてぇwwwwwwwwwwww
日産ラルゴで。
732名無したんはエロカワイイ:2006/05/24(水) 00:13:36 ID:EeMCxhFc
アッシュ「卵を渡せ」
ルーク「イヤだね 白飯があるだろ?」
アッシュ「2つ揃わなくては意味がない」
ルーク「そんなにたまご丼が欲しいのか?たまご丼食っても師匠にはなれない」
アッシュ「貴様は黙ってろ!」
ルーク「俺たちがヴァン師匠の弟子なら受け継ぐべきなのはたまご丼なんかじゃない!
もっと大切な――誇り高き魂だ!
その魂が叫んでるあんたを止めろってな!」
アッシュ「悪いが俺の魂はこう言ってる――もっと劇薬を!」
ルーク「完全同位体だってのにな」
アッシュ「ああ――そうだな」
733名無したんはエロカワイイ:2006/05/24(水) 01:25:31 ID:evysQwgg
>>732
で、このあとアッシュ3戦目(ラスボス)開始か・・・
734名無したんはエロカワイイ:2006/05/24(水) 11:41:22 ID:5su3JwO9
>>732
見事にマッチしてるな
735名無したんはエロカワイイ:2006/05/24(水) 12:44:17 ID:doejhd+f
エコー付きで名前叫ぶわけか
736名無したんはエロカワイイ:2006/05/24(水) 21:22:38 ID:Kh+hqE7N
人がいない内に>>692の続きを置き逃げ
ttp://www.uploda.org/uporg399391.zip.html
737名無したんはエロカワイイ:2006/05/24(水) 21:55:50 ID:IwQ1jZ1Z
>>736
いつもながらGJ

だが自分は3と4を見ていない罠。
738〜3つの心〜(0/3):2006/05/25(木) 00:08:48 ID:B5zbM3zi
アリエッタ主体のお話です。
完全なシンアリとなっていますので、嫌いな方はスルーお願いします。
ちなみに>>658とやはりリンクしていますので、暇でしたら読んでいただけると嬉しいです。
ついでにアリエッタの一人称で話?は続いていきますので、うっとうしい文体かもしれませんが、覚悟してお読みください。
ではどーぞ。
739〜3つの心〜(1/3):2006/05/25(木) 00:09:47 ID:B5zbM3zi

 ――知っていた。
 イオン様がもういない事を。
 知っていた。
 イオン様はイオン様じゃなかったことを。
 知っていた。
 ……シンクがイオン様と一緒だったということを。

 
 一番目のイオン様は優しくて寂しそうで、近くにいてあげないと壊れそうな人で。
 でも、アリエッタが近くにいると、笑顔をたくさんみせてくれました。
 アリエッタをこの世界へ連れ出してくれた人間。だから大好きでした。
 アリエッタが護衛の任をおろされたときから、イオン様はイオン様じゃなくなったです。
 なんとなく理解できていた。イオン様はもうこの世にいないということを。
 ――でも、涙はでなかったです。
  誰かが死ぬのは慣れています。アリエッタの兄弟もたくさん死にました。目の前で食い殺されたこともあります。
 でも、それは自然の摂理だとライガママは教えてくれました。
 イオン様の死はとても寂しかったけれど、涙はでませんでした。
 
 三番目のイオン様は優しすぎて辛そうな人でした。
 このイオン様に仕えたいとは思わなかったです。
 でもでも、本当のイオン様を知らないアニスが、そのイオン様を慕っていることが悔しくて寂しくてずるくて。
 本物のイオン様がどんなに苦しんでいたのか、アニスは知らないのに。
 本物のイオン様の優しさを知らないのに、イオン様を知った気になっていて。
 だから、アニスは嫌いになったです。好きだったけど、嫌いになるようにしましたです。
 イオン様はアリエッタの大切な人なのに。アニスが護衛役についている限り、本物のイオン様を汚されていく気がして。
 だから、アニスからイオン様を取り返そうと思いました。
 そのイオン様がイオン様じゃなくても、本物のイオン様の為に。
 ――そのイオン様が死んだと聞くまでは。
 アニスのせいで、イオン様は死んだ。
 アニスのせいで、イオン様がいなくなった。
 イオン様という存在を永久に失った。
 悲しみより、怒りの方が強くて。
 アリエッタは、アニスを殺そうと思ったです。
 イオン様の敵だとは思わなかった。アリエッタの為に、アニスを殺そうと思いました……
740〜3つの心〜(2/3):2006/05/25(木) 00:10:51 ID:B5zbM3zi
 二人目のイオン様は短い期間だったけれど、不安定なイオン様でした。
 ……そして、良く知っている人でした。
 いつも仮面で顔を隠していても、いつも冷たい態度でも。
 あの時、悔しくて泣いていたアリエッタを慰めてくれたのは、このイオン様です。
 ぬいぐるみをくれたのもこのイオン様です。今も大切に持っていますです。
 ……本当のイオン様の為に唯一涙を流してくれたのも、このイオン様です。
 本当は優しい事を知っているのはアリエッタだけかもしれませんです。
 本物のイオン様の次に好きなイオン様です。
 だから――また会えた時は嬉しかったです。
 イオン様としてではなく、同僚として。シンクという別人として出会えたのはとても嬉しかったです。
 あの時は、必死にアリエッタに正体を知られまいと、隠していたです。
 アリエッタの事を傷つけまいとして。シンクがイオン様と一緒ということを知ったら、アリエッタが悲しむと思って。
 ――でも、アリエッタはわかっていたです。イオン様の死、イオン様とシンクの関係を。
 わかっていたけれど、シンクが何もいわないから、アリエッタも何もいわなかったです。



 …………三人のイオン様。どれも違う人なのに、アリエッタは皆守りたかったのに…………



 意識が遠ざかる。痛みが引いていく……アリエッタは……アニスに負けたんだね。
 アニスの声が響き渡る。何を言っているかわからない。アニスの言葉なんてききたくない。
 聞きたくない。聞きたくない。生きのびたくなるから。もっとシンクと一緒にいたかったから。もっと皆といたかったから。
 ――イオン様……シンク、ごめんね。それと…………まだ言っていない言葉が出てこない。言いたかった言葉が出てこない。
 それなのに……アリエッタの言葉はそこでとぎれました……

741〜3つの心〜(3/3):2006/05/25(木) 00:13:00 ID:B5zbM3zi
>>740

 まぶしい舞台。アリエッタたちはそこで動いていましたです。
 戦いの中とは違う毎日。アリエッタのお友達も怖がられず、拍手で出迎えてくれる。
 ここにはリグレットもラルゴもディストも……シンクもいる。アッシュもルークもアニスも会いにきてくれる。
 みんな笑顔を浮かべているです。
 ひとつの仕事が終わった後、アリエッタは舞台裏に来ました。流れる汗をぬぐい、お友達にご褒美を上げていたときでした。
 ぽんとアリエッタに投げられたのは、タオルでした。投げたのは、やっぱり仕事終わったばかりのシンク。今では仮面をはずして、かすかな笑みを浮かべていました。
「お疲れ様。相変わらず、魔物たちとの連携はすごいね」
「シンクの動きもすごい……です」
 樽に座りこみ、タオルに顔を沈ませました。ふんわりとした感触が気持ちいいです。
 アリエッタの横にシンクも腰をかけましたです。まだぎこちない笑みを浮かべ、アリエッタの方をみていました。
 アリエッタは舞台の話をし始めましたです。今日の舞台のこと、明日の舞台のこと。
 シンクは口も挟まずに、ただうなづいてお話を聞いてくれましたです。
 一通り、話終えると、シンクはアリエッタの頭を優しくなでてくれました。
「そんな急いで話さなくても、僕は明日もあさってもいるから、大丈夫さ」
「……はい……です」
 今度こそは失うことのない未来がとても嬉しくて、胸に抱きしめていたぬいぐるみをぎゅっと強く抱きしめましたです。
 ――そういえば、最期に言いたかった言葉……
 消えかけた時の事を思い出し、シンクの顔をじーっと見ましたです。シンクはきょとんとした顔でアリエッタの顔を見ていました。
 首をかしげ、シンクが口を開こうとしたとき、アリエッタは言いたかった言葉を口にしましたです。
「シンク、ぬいぐるみありがとう……です。アリエッタ、とても嬉しかった……」
 アリエッタの言葉に、口をぱくぱくとするシンク。
 きっと驚いているはず。シンクは、このぬいぐるみをあげたときは、イオン様だったのだから。
 あのときのイオン様に。泣いていたアリエッタを慰めてくれた優しいあの時のイオン様に。
 たくさんの思いをこめて……アリエッタはシンクの頬に口付けをしましたです。

 ――今は一番好きだよ。二番目のイオン様なシンク――

742名無したんはエロカワイイ:2006/05/25(木) 01:11:06 ID:z5facECU
GJ!!いつも涙ぐみながら読んでるよ
743名無したんはエロカワイイ:2006/05/25(木) 02:48:40 ID:eXYbiVmh
アリエッタ萌〜! 超GJ! 余談だが、シンアリのテーマソングにはTODのOPの『夢であるように』がピッタリだと思う!


・・・いや、それだけです
744名無したんはエロカワイイ:2006/05/25(木) 06:47:08 ID:dYqrg3r4
GJ!
しかしレプリカイオンは7番目ではなかったか?
745名無したんはエロカワイイ:2006/05/25(木) 08:13:55 ID:ECPK6uOM
>>744
ここで言う2番目3番目っていうのはそういう意味じゃないんじゃまいか?
746名無したんはエロカワイイ:2006/05/25(木) 08:24:24 ID:bbPSbOwt
>>744
ここでいう三番目とかはアリエッタがイオンに出会った時の順番でしょ。
一番目はオリジナルイオン。
二番目はイオンの身代わりをやっていたシンク。
三番目はレプリカイオンってことじゃない?
747リグレット先生にお任せ!:2006/05/25(木) 13:58:23 ID:TQSqhLSo
ヴァン「リグレット…お前にひとつお願いがある」
リグレット「何でしょうか閣下?」
ヴァン「私はこれから今後のため少し世界各地を視察しに行こうと思っている」
リグレット「…わかりました。つまり私に一緒に来いということですね。今すぐ
閣下と私の荷物を準備しますので少しお時間を」
ヴァン「い、いや…そうでなくて…」
リグレット「世界各地を回るなら着替えはどのくらい持っていけば…あっ、もし
よろしかったら水着も持っていきましょうか?今のシーズンは海水浴が盛んです
よ(閣下と二人っきりで海水浴…嗚呼…楽しみかも)」
ヴァン「人の話を聞け!」
リグレット「はっ!も、申し訳ありません…」
ヴァン「誰もお前を連れていくとは言っておらぬ」
リグレット「…えっ、そうですか…(ガーン)」
ヴァン「…そ、そんな落ち込んだ顔をするな。不覚にも萌えてしまったではない
か。私を萌えさせていいのはメシュティアリカだけだというのに…」
リグレット「シスコ…じゃなくて閣下…お土産は白い恋人でよろしくお願いしま
すね…」
ヴァン「ふむ…さりげなくお土産を、しかもケテルブルクでお土産を買うことに
なっているな。まぁ、それはおいといてだ。私が旅行に行ってる間お前に頼みた
いことがある」
リグレット「私に出来ることなら喜んでお受け致します」
ヴァン「お前はメシュティアリカを上手く教育してくれたな。立派な軍人に…そ
して立派なツンデレ娘に」
リグレット「閣下がツンデレ妹萌え属性な事は知っていたので…」
ヴァン「またまた話がそれてしまったが、本題に入ろうか。私がシンクとアリエ
ッタを教育しているのは知っておるな?」
リグレット「ええ、閣下の教育方針が激しくエロゲ仕様であり、エロゲ仕様な教
育をしたにも関わらず赤毛育成に失敗したのも知っています」
ヴァン「…リグレット…熱でもあるのか?…まぁ、いい。とりあえず私が世界各
地を視察しに行ってる間私の代わりに彼らの非常勤教師になってくれ」
リグレット「………わかりました」
ヴァン「今凄く露骨に嫌そうな顔をしたな。間も空いたし…」
リグレット「い、いえ別に嫌とは…」
ヴァン「ならば良かろう。では頼んだぞ!」
リグレット「閣下の御意のままに」


748: リグレット先生にお任せ!U :2006/05/25(木) 13:59:49 ID:TQSqhLSo
そしてリグレット先生の初授業が始まったのだった。
リグレット「なんか話が急だが授業を始めるぞ。今から勉強するのは国語。アリ
エッタ教科書P52の三行目を音読しなさい」
アリエッタ「わかった…です。…ピエールはたぎる怒棒をカトリーヌの花弁にあ
てがい…」
リグレット「ストッ〜プ!ちょ、アリエッタどこ読んでるの!?」
アリエッタ「え…ちゃんと教科書P52三行目を読んでる…です」
リグレット「嘘?ちょっと閣下に預かった教科書で確認してみる…うわ、あって
るし…。閣下は一体何を教えてるのよ…。はぁ…国語はひとまず終わりにして理
科を勉強しましょう」
シンク「なんで国語の勉強をやめるのさ?」
リグレット「大人の事情よ」
シンク「出たよ。大人の得意文句」
―いろいろゴダゴダになりながらも理科の授業は進んでいく…が、そのとき…
アリエッタ「リグレット…赤ちゃんはどうやって出来てどこから生まれるの?」
リグレット「えっ!?(リグ様、華麗にピンチ!)」
シンク「ハハハ…そんなの簡単さ。子供っていうのはセック」
リグレット「プリズムバレットォォォ!」
シンク「ちょ!?うわ〜!」
リグレット「ませた餓鬼は黙りなさい」
アリエッタ「セックがどうした…です?」
リグレット「い、いやシンクが節句の日にお団子食べたいって…」
アリエッタ「ふうん…それよりも子供ってどうやって出来るの…です?」
リグレット「い…いや、それは…」
アリエッタ「子供はどこから生まれる…です?」
シンク「ハハハ…それも簡単だよ。子供が生まれる場所はおまん」
リグレット「プリズムバレットォォォ!」
シンク「ちょ、OVL溜りすぎ、うわ〜!」
リグレット「シンク…知らない方がいいことだってあるのよ(てかシンク何気にス
ケベ大魔王…)」
アリエッタ「おまんがどうした…です?」
リグレット「い、いやシンクがおまんじゅう食べたいって…お団子もおまんじゅ
うも食べたいだなんてシンクは食いしん坊ね」
アリエッタ「シンク食いしん坊…です。で、リグレットさっきの問いに答えてほ
しい…です」
リグレット「そ、それは…(今日のアリエッタ強いわ…)」
リグレット「そ、そうだ…私より詳しい人を連れてきてあげるから待ってて!」
―五分後
アニス「リグレットさんなんですかぁ〜?」
リグレット「アリエッタが聞きたいことがあるんだって。私じゃうまく教えられないか
らアニスが教えてあげて」
アニス「あとでチーズケーキお願いしますね〜♪」
リグレット「わかったわ。あとでダアト大人気のホワイトチーズケーキ買ってあ
げるわ。じゃ私はちょっとトイレに…」
アニス「は〜い。んでアリエッタな〜に?聞きたいことって?」
アリエッタ「アニス…赤ちゃんはどうやって出来てどこから生まれるの?」
アニス「はぅあ!?(くそっ、あの巨乳め、謀りおったな!)」
〜糸冬〜


749名無したんはエロカワイイ:2006/05/25(木) 21:38:30 ID:CuCY/EmH
シンクwwwwwww
750名無したんはエロカワイイ:2006/05/25(木) 23:26:57 ID:1kG4lgmZ
アヴァン先生「アヴァーンストラーッシュ!」
アッシュ「俺は受け継がねェーからな!」
751名無したんはエロカワイイ:2006/05/26(金) 01:22:43 ID:NhQsXIFR
>>748  
ワロタwwwww なんかやり取りが面白くて好きだな。
752名無したんはエロカワイイ:2006/05/26(金) 01:24:24 ID:iB7nRbNo
>リグ様、華麗にピンチ!
ワロタw
753名無したんはエロカワイイ:2006/05/27(土) 11:56:06 ID:ChFRd/8g
誰もいない内に置き逃げ。>>692漫画の続き
ttp://r.pic.to/5atoj
754名無したんはエロカワイイ:2006/05/27(土) 13:11:45 ID:UekromtZ
>>753
続きwktkしてる俺
でもP1-2は見そびれ・・・た・・・orz
755名無したんはエロカワイイ:2006/05/28(日) 01:08:10 ID:1SEbx34O
そろそろ次スレ相談の時期ですね。
480kB越したし。
756名無したんはエロカワイイ:2006/05/28(日) 20:34:40 ID:NF/c5dER
スレタイをどうするかだな・・・・・
同じような流れで行くのか?
757名無したんはエロカワイイ:2006/05/28(日) 22:00:55 ID:MlKSjZ7F
【夢見る乙女】【夢見る野郎共】
【君と響きあう】【たまご丼】
【変われる劇薬】【変わらぬたまご丼】
【作った意味を知る】【たまご丼】
【運命が重なり合う】【たまご丼】
……テイルズキャッチコピーシリーズで考えて見た。
最初のは発作的にやったけど
1はそろそろ新しくしたいね。
思いつかんが。
758名無したんはエロカワイイ:2006/05/29(月) 00:33:54 ID:oEoXOC3J
レジェ忘れてる
【卵丼が劇薬を】【紡ぎ出す】
他こんなのは
【絶対劇薬黙示録】

【努力!友情!】【たまご丼!】

浮かびません!!!
759名無したんはエロカワイイ:2006/05/29(月) 10:11:15 ID:kJQMgQ0s
【七人の】TOAの六神将総合スレ8【劇薬】
【総長さまが】TOAの六神将総合スレ8【見てる】
【たまご丼と】TOAの六神将総合スレ8【劇薬の戦士】
【できたて!!】TOAの六神将総合スレ8【たまご丼】

ん、イマイチ。
760名無したんはエロカワイイ:2006/05/29(月) 12:28:13 ID:w0/EtiXb
このまま、1日スレタイ募集して、それから気に入ったスレタイ選ぶのがいいか…
761名無したんはエロカワイイ:2006/05/29(月) 12:50:14 ID:OuzF5rVM
【たまご丼】は必須なのかw
【愚かな】【イケテナイチキン】
【T】【-AMAGO!! 】
【史上最強の】【カラザ】
762名無したんはエロカワイイ:2006/05/29(月) 14:31:21 ID:oGdJPVeJ
【七つの】TOAの六神将総合スレ8【譲れない思い】
763名無したんはエロカワイイ:2006/05/29(月) 19:49:06 ID:MWv77ooz
【七人の力が】TOAの六神将総合スレ8【ひとつになる】

某ゲームのキャッチコピーから。
え?一人裏切るっt
764名無したんはエロカワイイ:2006/05/29(月) 20:10:35 ID:/nZf5q7u
【心にいつも劇薬と】TOAの六神将総合スレ8【総長のたまご丼】
とかは?ちょっと長いかな。
劇薬荘出来てますが投下は次スレがよさそうですね。
765名無したんはエロカワイイ:2006/05/29(月) 20:15:48 ID:dv64e1Ga
【スコアに】【抗う者達】
【神託の盾に】【集いし者達】
【運命に】【立ち向かう者達】
【スコアに従うか】【自分に従うか】
シリアスな感じで考えてみた。最後のはパクリだが。
文字制限は知らん。
766名無したんはエロカワイイ:2006/05/29(月) 21:21:38 ID:Mumvw/jj
【見た目は劇薬】【頭脳はたまご丼】
【総長の】【奇妙なたまご丼】
テンプレはこのスレのコピペでいいのかい?
767名無したんはエロカワイイ:2006/05/29(月) 21:41:49 ID:DR8uwtPo
【アンリミテッド】【たまご丼ワークス】
【約束された】【勝利のたまご丼】
【全て遠き】【理想郷】
早く次スレ立たないかのぉ〜。劇薬荘読みてぇ〜。
768名無したんはエロカワイイ:2006/05/29(月) 22:31:39 ID:dv64e1Ga
新しい1の案置いていきます。
変なところは直してください。

アリエッタ「えっと……このスレはTOAのアリエッタたち【六神将】と、総長……【ヴァン主席総長】について
      皆とお話したり、会話を妄想して楽しむスレの8スレ目……です。……これでいい?」

ラルゴ  「よくやった。アリエッタ。上出来だぞ。
      さて、次はスレを楽しむ為の注意事項だ。最初に目を通してくれるとありがたい」

シンク  「僕が注意する義理はないけれど、一応言っておくよ。
      このスレはネタバレばかりだから、クリア前に見ないのがお勧めだね」

ディスト 「ゲーム上のイメージを重視している人は要注意ですよ!! 
      本編では華麗な私が、このスレではハブられやギャグ担当だなんて……」

アッシュ 「元々ハブられキャラじゃねーか!! 屑が!!
      ここからは書き手への注意だ。批判されるのが怖いなら、書くのなんてやめてしま……がはっ」

リグレット「今日も無駄な弾丸を使ってしまった……
      アッシュの言うことは気にしなくて言い。最初は誰でも初心者だ。
      ネタがあれば、胸を張って書くがいい。スレが盛り上がるネタの投下は大歓迎だ」

ヴァン  「メシュティアリカたんのネタもどんとこい! 
      だが、あくまでも六神将が中心のスレということを胸に抱いておくがいい」

アリエッタ「でも……総長やラルゴぐらいしか読めないすごいエッチなものは……嫌……です」

ラルゴ  「アリエッタのような良い子も見ているから、エロは控えろ」

シンク  「過度のひどい発言、荒らし行為はスルーするのがいいね。
      僕は空っぽだからどうでもいいけど、荒れると困る人がでてくるからね」

アッシュ 「くっ……適度な指摘や要望は歓迎だ。良いスレにするためには必要だからな。
      GJ以外の人間も苦しい思いをしないように。荒らしが起こらないように……(ナタリア……)」

リグレット「2スレ目の27が、http://powerfulmedicine.web.fc2.com/に過去スレ分をまとめてくれている
      わたしと総長の愛の歴史を目に焼き付けろ」

シンク  「これでおしまいだよ……そういえば、あのディストが今回は静かだね」

ディスト 「……ああ、私もやっとまともな台詞をもらえましたね。
      これはちゃんと日記に記しておかないと。いえ、いっその事、今日を記念日にしてしまいましょう」

一同    (暗っ!!)
769名無したんはエロカワイイ:2006/05/29(月) 22:41:47 ID:dv64e1Ga
あ、前スレいれるの忘れた。

ラルゴ  「よくやった。アリエッタ。上出来だぞ。
      ちなみに前スレはhttp://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1143731892/l50だ

……な感じ?
770名無したんはエロカワイイ:2006/05/29(月) 23:59:52 ID:BrGwLBKX
>>768-769
いいと思う。
あとはスレタイだけだな
【愚かな】【イケテナイチキン】は個人的には好きだがルークスレっぽい?
だがあえてコレを推したい
771名無したんはエロカワイイ:2006/05/30(火) 00:33:01 ID:F7V5fIxh
【総長と】【愉快な仲間たち】
772名無したんはエロカワイイ:2006/05/30(火) 00:57:23 ID:G13I93F4
【ヴァンヴァン】【ヴァヴァン】
773名無したんはエロカワイイ:2006/05/30(火) 01:48:23 ID:09etZ2ps
>>765
それなんて空へ行こう?
774名無したんはエロカワイイ:2006/05/30(火) 11:41:29 ID:PgJxrd3/
>>768-769
GJ!
だが1つだけ直してほしい箇所があるのだが・・・
>わたしと総長の愛の歴史を目に焼き付けろ
リグレットはさすがにこんなことは言わないと思うが・・・
「私たちの笑いあり感動ありそして愛がたくさんつまった歴史を目に焼き付けておくがいい」
ってのはどう?
ちなみにスレタイは
【作った意味を知る】【たまご丼】
【七つの】【譲れない思い】
が個人的にいいと思う。



775名無したんはエロカワイイ:2006/05/30(火) 14:58:11 ID:c5p9h5G6
【君と響き合う】【たまご丼】
【作った意味を知る】【たまご丼】
にイピョーウ
776名無したんはエロカワイイ:2006/05/30(火) 17:35:07 ID:YQH8TCe4
>>772に一票
777名無したんはエロカワイイ:2006/05/30(火) 19:36:43 ID:HGquCg1D
この際スレたてれる人が好きなの選んだら?悪くない案ばっかだし。さっさと次に行こうさ〜。
778名無したんはエロカワイイ:2006/05/30(火) 21:40:38 ID:8oRiwTJ8
では490KBに到達した人が好きなの選ぶということにする?

【作った意味を知る】【たまご丼】
【総長と】【愉快な仲間たち】
に一応一票入れておくが
779名無したんはエロカワイイ:2006/05/30(火) 21:48:40 ID:D1x5uhV6
第一回オラクル健康診断
ヴァン「今から健康診断をしたいと思う、軍人である以上健康であらなければならない」
リグレット「さすが閣下今すぐ受けましょう」
アッシュ「屑が!なにが健康診断だ、俺は受けんからなっ!」
ズキューン
リグレット「これは総長命令だ」
アッシュ「わかった、わかったから銃をしまえ、健康を診断する前に死んじまう」
アリエッタ「わたしも受ける・・・です」
シンク「アリエッタが受けるなら断る義理はないね」
ラルゴ「健康診断も久しぶりだな、受けさてもらおう」
ディスト「はーはっはっは、私も受けさせてもらい」
ヴァン「診察室はこっちだ・・・・先生お願いします」
ディスト「スルーしないで〜、静かにするから・・・しぇんしぇい・・・」
ジェイド「はい、でわ順番にならんでもらいましょう」
一同 ネクロマンサーぁぁぁあ!
アッシ(嫌だ、あんなのに診断されたら、健康どころか、殺されちゃうよ)
ジェイド「早くしなさいアッシュ、後ろつかえてるんですから」
アッシュ「断る!」
ジェイド「仕方ありませんね、皆さん実はこのアッシュと言う男、自分の部屋に
ナタリアの・・・」
アッシュ「あぁぁー、わかった、わかったから受ければいいんだろ!屑が」
ラルゴ「何!メリルの、次第によっちゃあ、殺すぞ」
アッシュ「スイマセンしたぁ!」(土下座)



シンク「いつ始まるんだよ・・・」
次回に続く


初投稿です、何かと変なところがあるかもしれないですが、レスしてもらえると
嬉です。この続きとかもカキコしても構いません、でゎ
780名無したんはエロカワイイ:2006/05/30(火) 21:54:00 ID:1lKb5YKI
残り約11KB

>>779
sageろ
空気嫁
っ[チラシの裏]
781名無したんはエロカワイイ:2006/05/31(水) 00:57:21 ID:Xg/0GXa/





























                                                
782名無したんはエロカワイイ:2006/05/31(水) 02:07:19 ID:Q0oPHNTx
>>779
話自体は面白そうだと思うよ!
ただ時期的にタイミングが悪かったな・・
ほら、みんな新スレの事で頭一杯だから。次スレまで待った方が良かったな。
783名無したんはエロカワイイ:2006/05/31(水) 20:00:29 ID:Zkt5HBPl
次スレ立ちましたので、埋め立てを心置きなくどぞっ

http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1149066244/l50

おちついたところで、>>779 GJ!!
毒タージェイドですか。あやしすぎっ
784名無したんはエロカワイイ:2006/05/31(水) 22:41:04 ID:UsVuz8Zs
ガイ様華麗に埋め
785名無したんはエロカワイイ:2006/06/02(金) 03:16:08 ID:4ZTKU4HI
うめ
786名無したんはエロカワイイ:2006/06/02(金) 20:10:29 ID:QAGe8CET
みくしーでこのスレに投下された作品をトップに上げてる奴見つけた。
ここ見てるならそっと下ろして下さい、なんかイヤ…
787名無したんはエロカワイイ:2006/06/02(金) 20:10:32 ID:TxXoYpgH
埋め
788名無したんはエロカワイイ:2006/06/02(金) 21:19:07 ID:vj6QNx68
>>786
実は作者本人だったり
ミクシー知り合いいないから確認しようにも覗けん。
それはともかく、このネタじゃ雰囲気悪くなるから、埋めネタ置いておく。

もし六神将がブログをやるとしたら……

リグレット……犬猫などかわいい動物の写真中心なページ。
某ドジっこ天使や某踊り好き異邦人とハード飛び交うチャットなんかやりそう。無論動物の話題で。
シンク……空の写真中心。
かなり気まぐれ更新だが、意外と人気あり。管理人の情報は一切なく、淡々と写真の説明をするのみ。謎の管理人として有名。

ラルゴ……ナタリアファンクラブ会長。ナタリアの写真中心。
たまに子育ての相談もうけていたりする。

アリエッタ……ペット相談室。
ちょっとずれた答えを返すが、それが可愛いと一部のマニアに人気。
アッシュ……個人的にナタリアのファンサイト。
閑散としているが、本人は熱血暴走気味。
ディスト……機械マニアなページ。意外と盛況。
裏ページにディストとメビリム先生ハァハァなページがあるが、常に何者かに消され続けているため、かなりレアとなっている。
ヴァン……いわずとしれた究極のたまご丼を研究中のページ。
店経営者が意外に見に来ている。
789941:2006/06/02(金) 22:36:48 ID:RhknXnCX
>>788
ディストw

うめうめ
790名無したんはエロカワイイ:2006/06/02(金) 22:38:15 ID:RhknXnCX
他スレでの名前そのままだった・・・
791名無したんはエロカワイイ:2006/06/03(土) 00:28:46 ID:QaMEoKZe
>>788
やべぇwwディストのブログめっちゃ読みてぇww
きっとガイ様は常連さんですね。
792名無したんはエロカワイイ:2006/06/03(土) 06:59:34 ID:Rh4a6poJ
本人でも気を付けたほうがいいかも
確か、2ちゃんに書き込んだ時点から文章の使用権は2ちゃんに移るはず…
だが、広告収入目的以外ならいくらでも大丈夫だったはず
793名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 01:45:32 ID:lPNvQVfW
屑が!
794名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 02:00:13 ID:rmB7zYbq
埋めネタ 

もしも六神将が店を開いたら

ヴァン
たまご丼専門店。メニューは多種類のアレンジたまご丼のみ。
頑固一徹の店として人気爆発。

リグレット
銃専門店
個々に合う銃をセレクト。銃のうち方の指導付きとあって、銃好きの男性ファンがつく。
店の端のほうには、手作りのかわいい小物も売っていて、カップルにも好評の店となる。

ラルゴ
喫茶店オーナー。
最初は見た目から敬遠されがちだが、見た目とは裏腹の優しさに常連客がつく。
口コミで広がり、隠れた名店へと。看板猫「メリル」が貴女をお待ちしております。

アリエッタ
ペットショップ兼獣医
獣医とペット販売を兼ね備えた店。動物と会話をするように(ってか、しているんだが)病状を的確に判断し、治療。
ペットの健康を考えた餌も豊富。……実際に食べて確認していますから。

シンク
非常勤外科医
緊急性の高い手術のみ、行う名医。
すばやい動きと、的確な判断で数々の命を救ってきた。
弱点は無愛想なこと。しかし、それも謙虚と捕らえるものも多い。

アッシュ
レストラン。
某料理下手王女の為に料理を続けていたら、料理の才能があることをヴァンに見抜かれ、この道へ。
ヴァンの店でしばらく修行し、やがて離反、独立しレストラン経営。
セレブ御用達のレストランへと成長。

ディスト
予想通り、機械専門の店。
ジャンク品なども取り扱っており、コアなファンがかなりついている。
その割にはおもちゃ修理などの小さな仕事もやっており、子供にも意外に人気が高い。
PTAには目をつけられているが、ディストを慕う子供で今日も少しにぎやかである。
795名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 14:02:34 ID:BZ0QQzxC
ディストの店行きてぇぇぇw
796名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 14:37:56 ID:BExTwgPB
看板猫「メリル」wwwきっと可愛いんだろうな…!!!

ディストの店の住所は何処ですか?
797名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 14:46:09 ID:yM8bQG7w
看板猫「メリル」絶対に栗色の毛の猫だなw
シンクとか絶対助からない患者はすぐに見捨てそうだな・・・
798名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 14:50:29 ID:C5Ml46JT
シンク「一億だ。一億ガルドさえ用意すればやってやろう。」
アッシュ「声がリーガr」
799名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 14:53:00 ID:yM8bQG7w
1億払うならライフボト(ry
800名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 15:58:54 ID:oPMdTpkd
ダメ、ライフボトルは少しでも生命力が残っている人にしか効かないの…
ディストは、もう…
801名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 16:02:44 ID:yM8bQG7w
患者ディストなのかよwwwワリスwww
802801:2006/06/04(日) 16:06:00 ID:yM8bQG7w
間違いました・・・
ワリスじゃなくなくてワロスでした・・・
803名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 16:45:22 ID:Mzwq7ExY
でもきっと死なない、それがディスト
804名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 16:52:57 ID:yM8bQG7w
>>803は知らない
この後ディストがピノ子に改造されることを
そうサフィ子だ・・・

つ ま ら ん ね

ゴメン・・・
805名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 19:35:18 ID:13I134ng
シンク「食らえ!」
悪党「ぐあっ…メスだと?」
シンク「スイッチON!」
カチッ
バリバリバリバリバリバリイッ!
悪党「ギャァァァァァァァ!」
シンク「名付けて『エレクトロニック・ダンス』」

わかる人いるか微妙だ…
806名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 21:22:16 ID:rmB7zYbq
さらに埋めネタ
もしも六神将がゲームの主人公になったら

ヴァン
魔王から世界を救った勇者ヴァン。引退した彼の前に現れたのは一人の神秘的なローレライ。
彼女(?)から託された少女。彼女を無事18歳まで育てることが彼の使命となりました。
ぐれる娘を丸め込み、娘と結婚することができるか。それとも敵対する関係になってしまうか。
それは貴方しだいです。

リグレット
ある事件がキッカケとなり、街がゾンビに支配されたという。
そこに向かうは、美人捜査官リグレット。
先に向かい、消息不明となった弟の身を案じながら、リグレットはゾンビに支配された街を進む。
ゾンビを始末しながら、街の中央部に一人進むリグレット。
街の中央で彼女が出会ったものとは!!

ラルゴ
時は戦国。各地で天下統一を望む者たちが闘いを続けていた。
闘いの中、その者は存在していた。鎧を着込み、一国の武将として敵をなぎ倒していく。
愛する姫を守るため、戦いの中に身をおく。話を進めていく中、その姫を守る理由が見えてくる……
ゆれる思いを隠し続け、彼は闘いの中、何を見るのか。

シンク
人間とレプリカが仲良く暮らす世界。ある日、家庭用レプリカであるシンクの家に悪の総長がやってきました。
「私はレプリカを滅ぼす。だから、お前が欲しい」
なんとなく総長の言葉に乗ってしまい、戦闘レプリカとして訓練を受けました。
悪の総長の前に立ちふさがるは、レプリカとの共存を望む「おろかなレプリカルーク」
彼らの攻撃を避け、シンクはレプリカのみの世界を築くことができるだろうか。

アリエッタ
舞台は小さな島、ホド。そこに住んでいたアリエッタはお散歩中、襲われているライガクイーンを発見する。
ライガクイーンを助けたアリエッタはお礼に一匹の 子ライガとモンスター図鑑をもらう。
こうしてアリエッタの旅は始まったのだった。
200を超える魔物を仲間に! アリエッタの快進撃は続く。

アッシュ
赤い髪がトレードマークの『屑が!』が得意なお兄さん。
さらわれたナタリア姫を助け出すために、レプリカのルークとともに、
世界レプリカ計画を狙うヴァンを倒す旅に出る。
ルグニカ紅テングダケを食べると背が大きくなったり、
「エクスプロォォド!」で炎を敵にぶつけたりとアクション満載。

ディスト
ND2×××、ナム孤島へ落下したタルロウXによって、外統合大地外生命体の(以下略)
まあ、いろんなところからロボット襲来。平和を望む者たちがロボットを作って軍を形成。
その軍の最高司令官が主人公ディストである。
司令官を無視する者たちをどうにか収拾し、ロボットを強化、そして勝利をつかむことができるか!
ロボット製作だけではなく、人間関係も問われるシミュレーションRPGここに登場!!
807名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 21:34:59 ID:13I134ng
マリオと無双とポケモンとバイオとスパロボと…あとわからん
808名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 22:21:52 ID:Mzwq7ExY
ロックマンっぽいけど悪なんだよなぁ…
809名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 22:24:15 ID:3rH1LQ8M
とりあえずラルゴが文句なしにカッコイイ
810名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 22:54:20 ID:kJ95MoLC
ラルゴ「キール・・・」
キール「ラルゴさん・・・」
ラルゴ「キール!」
キール「ラルゴさん!!」
ラルゴ「きいいいるうううう!!!」
キール「るぁああるぐぉすああああん!!!」

それを傍から見るジェイド
811名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 23:46:47 ID:13I134ng
>>810
元ネタ知らんがワロタ
812名無したんはエロカワイイ:2006/06/04(日) 23:53:57 ID:1KIR/v44
>811
戦国BASARAの武田軍と思われ
いきなりキールが出てきてワロタ
813名無したんはエロカワイイ:2006/06/05(月) 08:07:31 ID:6AkeBaDe
>>810
声ネタかw
814名無したんはエロカワイイ:2006/06/05(月) 09:02:43 ID:LHPwkSWt
>>806
ルグニカ紅テングダケwwww
815名無したんはエロカワイイ:2006/06/05(月) 16:31:47 ID:dkl9N2oz
>>810
ああ、バサラか!PのドラマCDのクレスとミントかとorz
816名無したんはエロカワイイ
「忍者は恐るべし…」のやつか
知ってる人何人いるんだろうなぁ