2げっと
前スレで新たに小説に挑んでみようというていうた者です…。
3分の1ほどを投下します。序盤はご趣味に合わない方もいら
っしゃるかも知れません…。
「どうしたんだろう…?」
ウィンはそういってあたりを見回した。山での修行から帰る途
中、変な丸い石板を拾って以降の記憶が無い…。覚えているの
は山道の真ん中にいたことだけ。そのはずなのに上を見上げれ
ば雲の浮かぶ空の青さが目に染みるのだ。
「ここは…どこ…?」
そういって手をついて起き上がろうとしたときだ。手の下でバ
キバキという音がした。
「何!?」
びっくりして手をどけてみると、そこには折れた木々があった。
「こんな小さな木、始めて見た…かも。」
ウィンはそういって、今度は足元を見回してみた。するとそこは
ブロッコリーのような小さな木がいっぱい生えていた。その中の
一本を地面から引き抜いてみた。
「これは…月桂樹かな…?」
ウィンは目の前までそれを持ち上げて観察してみた。通常5〜6
メートルほどの木だが…。
「小さいね…。」
ウィンはそれをもとあった場所に押し付け、立ち上がった。
「って言うか…私が大きくなっちゃったんだね…。」
ウィンはそういって、文字通り大きな溜息をついた。顔の前
を飛んでいた空の昆虫兵が唇からもれるその気流で吹き飛ばされた。
ウィンは一歩踏み出した。足元の地面はウィンの体重には少々おぼ
つかなく、数メートル沈み込んでしまった。それに従って回りの木も
傾く。地上80メートルほどの高さにあるウィンの耳にまで、自分が立
てた足音とその下でつぶれる木々の断末魔の悲鳴が伝わってきた。
「ごめんなさい…。」
そういって一歩、もう一歩とウィンは足を踏み出した。ずしんずしん
と地響きを立たせながら、山の間を縫っていく。普段なら風に乗って
も一時間はかかる道のりが、壮大なジオラマのように短く見える。
やがて、岩山が見えた。いつもここを迂回しなければならず、道のりを増
やす要因となっている切り立った大きな岩山。それがいま、足下に横たわる
ごく普通の岩にしか見えない。ウィンは50メートルはあろうかという長い足
をまた一歩踏み出し、その岩山を跨いだ。普段は自分の何10倍もあるもの
を跨ぎ越すのは思いの外楽しいことであった。
全てが全て自分の足下に収まっていた。そのうち、緑を途中で分断する灰
色の線が見えた。これは何だろう?そう思い近づいてみるとそれは都市へと
つながる高速であった。ウィンはそれを爪先でちょんとつついてみた。灰色
の線の上で、色とりどりの車が急ブレーキをかけて止まる。
ウィンはそれを見てくすくす笑って、これなら古代の機械巨人も人蹴りか
な?なんて考えながら道路を跨いだ。男性ドライバーの大半はこのとき上を
見上げていただろう。
そしてやっと、町が見え始めた。普段自分が通っている学校も、今では小
さな模型に過ぎない。が、ここへきて初めて、ウィンは自分がスカートであ
ることに気がついた。ウィンは慌てて顔を真っ赤にして。
「あ…み、み…みなさんっ!上は、上は見上げないでください!」
恐らく逆効果だったろう。今の声に、何事かと皆家から出てきてしまったの
である。
「あの子は…風霊使いのウィンっていう子だっけ…?」
地上では当然ながら一騒ぎ起こっていた。その騒ぎの中に一人の女性がいた。
「ねえ、師匠。あれ、何とかできる物じゃないんですか?」
師匠と言われた男は瞑想を止め、答えた。
「…できんでもない。あれは巨大化の石版でも拾って間違って発動させてし
まったのだろう…。あれの反対呪文に縮小と言う魔法があるが、それは一日
しか効き目が無い…。」
そういって緑色の杖を手にとり、立ち上がった。
「即ち…方法はただひとつ。巨大化の石版の在り処を突き止め、それを破壊
することのみ…。」
そういって町の外へと続く道を歩み始めた。その紫色の魔道服の男の後に、
帽子だけは同じような形をした露出度の高い青色の服を着た黒魔道士の少女
が続いた…。
その後姿を見つめる物がいた。
「あれは…あの黒魔道士の師弟…?」
口を開いたのは狐だった。
「多分…破壊しに行くとか何とかいってたけど…とりあえずついてってみな
い?あの人たちとなら安全でしょう?」
狐の隣の赤い髪の女の子が言った。
「他力本願というかなんと言うか…。」
狐はそういって尻尾を体に寄せて座り込んだ。
「いいじゃん…いこ!」
狐はもう既に駆け出した少女の背を見つめて溜息をついた。
「一旦言い出したら聞きやしない…。」
そういって一人と一匹は先ほどの二人の後を追った…。
「私は…どうなるわけ…?」
なお赤面中のウィンはそういって、太もも同士を可能な限りくっつけていた。
「…あ、あんまり見てると踏み潰しちゃいますよ…!」
続く……
6 :
想像人:2005/12/17(土) 21:50:16 ID:cq+ImwVA
>>1 乙です。書き込みが不可でどうなるかと思いました。
ほかの住人の方々も早く集まるとよいですが。
ageるべきだろうか…?
_______________________________________
||
|| Q・霊使いたちの公式設定ってないの?
|| A・関連OCGカードのイラスト以外、彼女たちを縛る設定はありません。
|| あなたの想像力の赴くままに、彼女たちの物語を創っていってください。
||
|| Q・この作品の霊使いたち、俺のイメージしてたのと違うんだけど。
|| A・公式設定がないため、霊使いたちの性格は人によって千差万別です。
_..|| 度を過ぎた自分の妄想の無理強いはやめましょう。喧嘩御法度。
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ 。Q・アウスってレz
!リ !゚ ヮ゚从 / A・wN#[]-ノj ガッ
/´|)丗)'´|)
|_,ノt丗|._ノi_____________┬───┬__________________
└く/_|j┘リゝ .| |
`゙し'ノ .| |
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
遊戯王OCG公式サイト
http://www.yugioh-card.com/
【霊使い関連のカード】
TLM(ザ・ロストミレニアム)
地霊使いアウス
水霊使いエリア
火霊使いヒータ
風霊使いウィン
CRV(サイバネティックレボリューション)
地霊術−「鉄」
水霊術−「葵」
火霊術−「紅」
風霊術−「雅」
EEN(エレメンタルエナジー)
憑依装着−アウス
憑依装着−エリア
憑依装着−ヒータ
憑依装着−ウィン
霊使いAA
ヒータ
_ノ,
ヾ'´ 7ゝ
ノ イノノl/!)〉ゞ
. 从jリ゚ー゚从
/´|)∀)'´|)
|_,ノ)___|._ノ
└く__i┘
し'ノ
エリア
_
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ
!リ !゚ ヮ゚从
/´|)丗)'´|)
|_,ノt丗|._ノi
└く/_|j┘リゝ
`゙し'ノ
エリア(左向き)
_
'´ , ヽ
〈(((リ从;=i!
|l、ヮ゚ リ !i|
/(丗|ヽ.il|
. (|,j|丗|_ 〉i|
i〈|_ヽ>」!lゞ
しヽ.)
アウス
γ_
,.'´ ヽ
イ, イノノVリ)ゝ
wN゚[]-ノj -3
/´|)丗)'´|)
|_,ノt丗|._ノ
└|__T_|┘
. し'ノ
ウィン
_
くヽ'´ ヽ
〃!ミiノ从)))〉
ノ /i从!゚ ヮ゚ノリ
ノノ /´|).Y)'´|)
. |_,ノj__,|._ノ
└く/_|j┘
し'ノ
ウィン(左向き)
_
'´ `ヽ《
〈(((从)リiミ!⌒ヽ
|li、ヮ゚ !从i`ヾヾ
/(Y ,| ̄|) ヾ
(|,j|_|、_」
i〈|_ヽ>」
しヽ.)
むやみやたらにAA貼り付けるのは前スレの二の舞になるから止めような。
というかマジびびったw
書き込みできなくなってると思ったらこんな所に
新スレ乙です。所で
>>5さんも言っておられましたが、まとめサイトの方は如何なった
のでしょうか? 私も気になります。それはそうと
>>3さんGJです。私は現在、執筆
中ですので、もう少し時間が掛かります。ではこれからも見なさまで楽しんでいきま
しょう。
>>14 ちゃんとPCの不調で更新が遅れていますと書いてあるだろう。
急かすなよ。
16 :
想像人:2005/12/18(日) 22:48:25 ID:iBHvKjKQ
スレタイが変わっても主役は霊使いで固定ですね。
「う〜、極楽極楽」
手拭いを頭に乗せ、肩まで湯に浸かっているのは火霊使いヒータ。
極度の寒がりで大の風呂好きでもある彼女にとってDM校冬季旅行先が温泉なのは幸いであった。
建物の外ではスキーやらスケートやらのアウトドアスポーツも出来るのだが
彼女にとってはそんな事はどうでも良かった。今の彼女の頭の中は、「この数日間の間に
どれだけの風呂に入れるか?」で占められていた。
山一つ丸々用いて築かれた世界最大規模の温泉レジャー施設”火龍(サラマンドル)の泉”には
大小合わせ200を越える温泉が存在しており、それぞれが聖水だの薬草だのの湯で効果が違う。
じっくりと入った場合全部回るのに数カ月かかるとも言われている。
ちなみに今彼女が入っているのはレベル"通好み"マンドラゴラ湯だった。
緑色の不気味な湯に、怪しげな袋がぷかぷか浮かんでいる。
「やっぱ冬は温泉だなぁ♪」
「ねぇヒータちゃん…もう上がらない?」
ご満悦のヒータと比べて、エリアは少し引いていた。
「なんだエリア。もうあったまったのか」
「そうじゃないけど…」
エリアは言葉途切れに手を伸ばすと浮かんでいる袋を取った。
水を吸ってぶよんぶよんになったマンドラゴラの束が入っている。
「あんたさ、魔法使いが人面草怖がってどうすんだよ」
「授業の実験ならいいんだけど、お風呂に入れるのは…」
そう言うとエリアは袋を手放した。
「まぁ、まだまだ回らなきゃ行けないし、次行くか」
二人は湯船から身体を上げるーー 水着着用してます。この辺は西洋風なんですね。
「次は"必殺!キラートマト之湯"なんてどうだ!?」
「聞くからに赤そうだねぇ…(出来れば普通のお風呂に入りたい)」
デーモンテイマーはツンデレ
施設を徘徊するうちに【巨大温泉プール】なる場所に出たヒータとエリア。
その広さはヒータが思わず「でけぇ!!」と叫んでしまったくらいで
地元の高レベル大型ドラゴン達も楽々湯浴みが出来ると言うサイズである。
「普通の温泉は泳げないが、ここじゃ泳げるって訳だな!エリア、クロールで勝負しようぜ!」
しかし
「あれ?」
先程まで隣に居た相棒(?)の姿は其処には無く。
「あっ」
プールから少し離れた隅っこの小型ジャグジーに入っているのに気がついた。
すたすたすたすた…と歩み寄るヒータ。
「何やってんだよ!」
「私は見てるから、泳ぐならヒータちゃん一人でー」
「一人で泳いでも面白くねーだろ!水霊使いの泳ぎを見せてみろ!」
無理矢理エリアの手を取りジャグジーから引っ張りだそうとするヒータ。
「ちょっ、私ー」
【そいつは、泳げないんだ】
「えっ?」
何者かの声がエリアの声をかき消した。
二人は声の主が隣の小型ジャグジーに居る事に気がついた。
名を、"水の魔術師"アクア・マドールと言う。
「マドちゃん!?」
「知り合いか?」
アクア・マドールは語る。
「そいつと俺は同じ海沿いの村の出身なんだが…そいつは運動音痴でな。
夏になっては毎日海へ連れられて練習に付き合わされた。とうとう泳げなかったが」
ヒータは少し信じられぬという表情でエリアを見た。
「嘘だろ?水霊使いが泳げないってか?」
「ま、魔術で精霊を操るのと身体を動かして泳ぐのは別物なの!」
「あの練習だって、マドちゃんが途中から魔法の勉強やるって止めちゃったんじゃない。
もう少し続いてたら、きっと…」
「幼少の砌から6〜7年程は、夏休みを全て注ぎ込んで付き合ったはずだが」
「ゔっ」
ヒータ的には泳げない水霊使いより、幼馴染みの為に七年間の夏休みを全て使える男の方が
信じられない存在だったとか。
「私ならぜってー三日で辞めて遊ぶ!!」
>>15さんに指摘されちゃんと確認した所、書いてありました。良く見ないで
カキコをして本当に申し訳ありません。作品が出来たので投下をします。
ライバル登場編です。
この日の授業が全て終わりラーゼはアウスとの約束を守る為に『王立魔法図書館』
にいた。アウスに言われるがままラーゼはモンスターの強さや特殊能力を測定する
機械に入った。機械は電話ボックスの様な形状をしており、自分の外で色々と操作
をするアウスをラーゼは若干、不安な表情で見つめていた。
「大丈夫、そんなに不安がらなくても、ちっとも痛くないから」
アウスは笑顔で答えたが、それでもラーゼの頭から不安は消えなかった。ラーゼの
気持ちに構わずアウスは機械を動かし始めた。レーザーがラーゼの体を隅々まで調
べ上げて、モニターにはアウスが求めていた情報が映し出された。
「混沌剣士ラーゼ」☆4 戦士族 光属性 ATK1700 DEF1600
このカードはモンスターの効果を受けない。
「へぇ〜ラーゼ君、これ相当、凄い能力だよ、あ、じゃあ、今度は…」
「何?」
これで終わりは無いとは思っていたが、次に発せられるアウスの言葉にラーゼは不安
を隠しきれなかった。
「次は憑依変身して、そのデータも取りたいから」
「あ、うん…」
ラーゼの了解を得るとアウスは一旦、ドアを開き、各種羊トークンをラーゼに手渡した。
「まずは大地剣士でお願い」
言われるがままノーマルのを憑依しラーゼは変身した。すぐにアウスが求めていた物
が画面に映し出された。
「大地剣士ラーゼ」☆6 戦士族 地属性 ATK2300 DEF1800
フィールド上の「混沌剣士ラーゼ」と地属性モンスターを生贄にする事でこのカードは
手札、デッキより特殊召還が出来る。特殊召還に成功した場合、以下の効果を得る。こ
のカードが破壊したリバースモンスターの効果は無効化になる。
「凄いね、本当にドンドン行って、予想以上だから!」
初めて見るラーゼの詳しい情報にアウスのテンションは上昇していった。ラーゼはアウスの
期待に応える様に次々と憑依変身をして行った。
「業炎剣士ラーゼ」☆6 戦士族 炎属性 ATK2300 DEF1800
フィールド上の「混沌剣士ラーゼ」と炎属性モンスターを生贄にする事でこのカード
は手札、デッキより特殊召還が出来る。特殊召還に成功した場合、以下の効果を得る
1ターンに1度、手札の炎族モンスターを墓地に捨てる事で相手に直接攻撃が可能に
なる。
「烈風剣士ラーゼ」☆6 戦士族 風属性 ATK2300 DEF1800
フィールド上の「混沌剣士ラーゼ」と風属性モンスターを生贄にする事でこのカード
は手札、デッキより特殊召還が出来る。特殊召還に成功した場合、以下の効果を得る
1ターンに1度、風属性モンスター1体を墓地から除外する事でフィールド上の魔法
罠カードを全てお互いの手札に戻す。
「海神剣士ラーゼ」☆6 戦士族 水属性 ATK2300 DEF1800
フィールド上の「混沌剣士ラーゼ」と水属性モンスターを生贄にする事でこのカード
は手札、デッキより特殊召還が出来る。特殊召還に成功した場合、以下の効果を得る
このカードが表側表示で存在する場合、相手は他の水属性モンスターを攻撃対称にす
る事が出来無い。
「ハハハ…何て言うかここまで行くと、圧巻されるばかりね、本当に…」
アウスは溜息を一つ吐いてラーゼを解放した。ドアが開き元の姿に戻ったラーゼはア
ウスの元に行った。
「如何?」
「私的には大満足の内容よ、でも本当に凄いね…」
「そんな事は無いよ、それより、もうそろそろ仕事の方を探したいのだけれども…」
「ああ、私も付いて行く」
そう言いアウスとラーゼは並んでセンターへと向かった。
センターに到着し二人はパソコンで仕事を検索していたが中々、求める物が見付から
ず困っていた。無い事はないのだが、応酬が安すぎたり、ラーゼには向かない物であ
ったり等で二人は難しい表情で画面と睨み合っていた。
「まぁ強いて言えばこれかな…」
ラーゼは乗り気ではない物の仕事を選び渋々、窓口にプリントアウトした紙を持って
行った。仕事は暴走した『スパイクヘッド』の破壊であり誰にでも出来る仕事の一つ
ではあるが歩いて行けられる距離なのでラーゼはこれを選んだ。マニュアル通りの受
け答えを窓口とするとラーゼは強引にやる気を引き出し、目的地へと向かおうとした。
「ゴメン、ラーゼ君、今回は私、止めておく…」
アウスの方も仕事に興味が無いのかラーゼに付いて行く事に断りを入れた。
「いや、そんな良いよ、アウスちゃんにも予定はあるし」
「ウン、ゴメンね、がんばってね」
「オウ!」
アウスは若干、申し訳なさそうに俯きラーゼを見送った。校舎を出てラーゼは一直線に
目的地であるオーノ平原に向かおうとした。
「オイ、ラーゼ」
後ろからの声に気付き振り返ると、そこにはヒータがいた。ヒータは一人で紙を持って
ラーゼと同じ様に仕事に向かおうとしている所であった。
「お前もか、何処で何をやる?」
「オーノ平原でスパイクヘッドの破壊だけど…」
「ああ、私もだ、一緒に行く?」
「ウン」
ヒータの申し出にラーゼは即答をして急ぎ足で二人はオーノ平原へと向かった。
「所でウィンちゃんは?」
「確か、『巨大戦艦テトラン』の整備に行ったって、エリアは『巨大戦艦クリスタル
コア』の整備」
二人が行った仕事の内容を聞き、ラーゼは取り敢えず安堵の表情を浮かべた。この仕
事は戦艦に自分のエネルギーを注入するだけの物であり、命の危険は極めて少ない物
である。だからヒータも安心して一人で行動出来るのだとラーゼは感じた。
「そろそろ、付くぞ」
ヒータの言葉でラーゼは前方を見ると、そこには多数のスパイクヘッド達とアカデミア
在住のモンスター達が攻防を繰り広げている様子が目に入った。ラーゼとヒータも早速
適当なスパイクヘッドに目を付け攻撃を始めた。
「『炎霊術―紅』!」
ヒータは憑依装着とは別にもう一つある自分の必殺技をスパイクヘッドに与えた。巨大
な火の玉を食らったスパイクヘッドは黒焦げになり、そのまま前のめりに倒れた。ヒー
タの活躍にラーゼは口元を緩ませ、ここは大丈夫であると判断をして自分は奥の戦火
が激しい地区へと向かって行った。
最深部に到着をすると負傷者も出る程、スパイクヘッド達の攻撃は激しい物であった。
ラーゼは押されているモンスターを見付けるとすぐにそこに行きスパイクヘッドを撃
退して行った。
「ラーゼか? 加勢を頼む!」
後ろからの声に振り向くと、そこにはザルーグが負傷したゴブリン突撃部隊の一員を
抱え上げていた。他のメンバーを見ると他のゴブリンも負傷をしていた。ゴブリンを
ここまで追い詰めたスパイクヘッドが何処にいるのか探し、見つけた存在は通常の5
倍はあるかと思われる巨大なスパイクヘッドであった。
「如何して、あんな巨大なのが…」
「俺にも分からん! 全員で追い詰めて行った時に突然、集まって合体してああなっ
たのだよ!」
まるでロボットアニメの王道的な展開にラーゼは絶句した。融合モンスターでもユニ
オンモンスターでも無いスパイクヘッドがこんな事になったのをラーゼは信じられな
かった。
「分かった、俺が何とかするから、ザルーグは負傷者の手当てに回ってくれ!」
「スマン! 後は頼んだぞラーゼ!」
黒蠍達はゴブリン達を連れてその場を後にした。巨大スパイクヘッドは次の標的をラ
ーゼに定めると手の巨大な鉄球を振り回しながら、ラーゼに向かって行った。振り下
ろされた鉄球をラーゼは当たる直前で交わし、頭部に飛び蹴りを放ち、攻撃が当たる
と同時に巨大ヘッドは膝を付いた。
(パワーは確かに凄いが、その分、攻撃が単調になり過ぎだ、これなら行ける!)
ラーゼは勝つ事を確信し、そのまま攻撃を続けた。だが単純に押してはいる物のダメ
ージが感じられずラーゼに対して敵意を剥き出しの状態で向かって行った。
(パワーやスピードは無いが、以上にタフだ…長引かせてはまずい…)
今の状態では勝負が長引き負傷者も増える可能性があると感じたラーゼは腰に装着し
てある変身薬に手を伸ばし何に変化をするか攻撃を交わしながら考えていた。
(よし! 業炎で行くぞ!)
決心が付き変身薬を取り出そうとした時であった。
「ラーゼ! 受け取れ!」
声の方向に振り向くと同時に自分の前方に炎属性羊トークンが飛んで来てラーゼは
すぐに憑依をして業炎剣士ラーゼに変身をした。投げ渡した正体は既に憑依装着を
済ませたヒータであった。
「私も手伝うから一気に行くぞ!」
「OK!」
攻撃力の大幅に上がった二人の猛攻で巨大ヘッドは見る見る内にダメージを負って
行った。もう、殆ど動かなくなった時、二人は必殺技を巨大ヘッドに放った。
「炎狐撃!」
「炎激烈斬!」
二つの炎は巨大ヘッドに接触した瞬間、大爆発をし、そのまま倒れ動かなくなった。
リーダーが倒れ、他のスパイクヘッド達は一気に戦う気力を失い、他のモンスター
達はそこを一気に攻めたてスパイクヘッド達は全員倒れた。各々、センターに報告
をして夫々その場を後にした。負傷している者も左程いなかった為、ラーゼは安心
をした、自分も帰ろうとした時、袖をヒータに掴まれ止められた。
「何?」
「これの一部、持って帰ろうぜ」
ヒータがそう言い指差した物は巨大ヘッドの破片であった。
「アウスの奴に見せてみろ、アイツ大喜びするぞ」
ヒータはにやけながら、巨大ヘッドを持ちやすい大きさに壊していった。ラーゼも手
伝い、重要と思われるパーツを選別して行った。
「まぁ、こんな所だな、帰ろうか」
ヒータに促され、ラーゼもパーツを手に帰ろうとした時であった。違和感を感じ振り
返ると黒ずくめの鎧を身に纏った一人の剣士がそこにはいた。
「混沌剣士ラーゼだな…」
剣士は短く一言放つと、敵意を放ってゆっくりとラーゼの元に進んで行った。
「なら、如何した?」
この後にされる行動は理解出来てはいるが念の為、ラーゼは剣士の質問に答えた。剣
士は目標が確認出来ると腰の長剣を抜き、いきり立ってラーゼに襲い掛かった。ラー
ゼの頭を剣が襲ったがラーゼは交わそうとせず、自分の剣を抜き攻撃を受け止めると
がら空きになっている腹部に前蹴りを放って、剣士をふっ飛ばした。剣士は起き上が
ると口元に軽やかな笑みを浮かべ静かに話し始めた。
「フフ、そうでなくては面白く無い、こちらも本気で殺れると言う物だ」
そう言い、もう片方の剣を腰から抜き剣士は本来のスタイルである二刀流の状態にし
て身構えた。
「名前は?」
「『闇魔界の戦士ダークソード』貴様の命、貰い受ける」
ダークソードは自分の名をラーゼに名乗ると、本気でラーゼに襲い掛かって来た。先
程までの剣一本の時とは違い、本来のスタイルに戻った事でダークソードの攻撃は攻
守完璧な物になっており、戦い疲れのあるラーゼは若干、押されていた。
「ラーゼ!」
ヒータは羊トークンを再び自分に憑依させようとしたが肩に鋭い痛みを感じ、後方に
投げ飛ばされた。振り返ると『漆黒の闘龍』がおり、自分が先程感じた痛みは闘竜の
爪だと言う事が分かった。
「黙って見ていろ! さもなくば…」
闘龍の鋭い眼光にヒータは押し黙って言う通りにするしかなかった。二人が見守る中
ダークソードとラーゼの戦いは決着を迎え様としていた。
「トドメだ!」
攻撃、防御では互角であったが、スタミナの面で差が出て膝を付いたラーゼに対して
ダークソードは2本の剣を振り下ろそうとしていた。その瞬間、ラーゼは懐に隠して
いたパーツをダークソードの顔面に投げ飛ばし、一瞬、ダークソードを怯ませ、その
僅かな隙の間に立ち上がり渾身の右ストレートをダークソードに放った。吹っ飛ばさ
れたダークソードにダメージは無く、すぐに立ち上がり完全に疲れ切ったラーゼに向
かって行った。
「ダブルリボルバー!」
その瞬間であった。後方から謎の弾丸が自分を襲い、肩に銃弾を食らったダークソー
ドはそのまま膝を付いた。見るとザルーグが戻っており、怒り狂った表情でこちらに
向かって銃弾を放っていた。
「テメェ! 俺のダチに何しやがる!」
銃弾は闘龍も襲ったが二人は銃弾を巧みに交わして行き、ダークソードは闘龍の元ま
で行くと闘龍の背に乗り飛んで行った。
「邪魔が入った。勝負は預けた」
一言、捨て台詞を言うとダークソードは空に逃げて行った。二人がいなくなったのを
確認するとヒータとザルーグはすぐにラーゼの元に駆け寄った。
「大丈夫、ラーゼ?」
「何とかね…」
「何なのだアイツは?」
「知らない」
ヒータとザルーグの質問にも途切れ途切れで短く返していく様子を見て二人はラーゼが
疲れきっている事が分かった。二人はラーゼを抱え上げるとそのままアカデミアまで向
かった。
(それにしても本当に何だよ…)
ラーゼは二人に助けられている間もダークソードの事が気になって仕方が無かった。ア
カデミアに帰ると他の3人はラーゼの状態を見て呆然としていた。
「ああ、確認は取れた、次には勝てるよ…」
自分のアジトに戻ったダークソードは電話で自分の依頼主と思われる人物と話をしていた。
話が終わるとダークソードはニヤつきながら渡されたラーゼの写真を見ていた。
「久し振りに見た、ダークのそんな顔を…」
「分かるか闘龍、俺は嬉しいのだよ、久し振りに血が滾る相手と出会えたのだからな」
「どんな手を使っても一気に勝負を付けろとあちらさんは行っているが…」
「タイマンで真っ向から潰す! それで無ければ意味が無い!」
「それでこそダークだ…」
闘龍の言葉で二人はお互いに見つめ合い高らかに笑い合った。ラーゼの学園生
活に一つの暗雲が立ち込め始めて来た瞬間であった。
今日はここまでです。これからはここから発展させていこうと思っています。
まとめの中の人、更新乙です。
>>3 そちらの世界観がどうなってるかよくわからんが、発想はいいな。
好みだ。
文章の書き方として
1.三点リーダは二つで一つ 例)「どうしたんだろう……?」
2.「」の中で文章を終える場合最後に「。」は必要ない 例)「小さいね……」
3.「!」「?」の後は一文字開ける 例)「あ……み、み…みなさんっ! 上は、上は見上げないでください!」
の基本を抑えて続き頑張ってくれ。
1.とかは3.の例みたいに敢えて決まりを守らないという手もある。
意味はないが
>>9の補足
【霊使い関連のカード(補足)】
Vol.1
デーモン・ビーバー
プチリュウ
309(ファラオの遺産)
ギゴバイト
RDS(ライズオブディスティニー)
きつね火
【補足2:グレファー関連のカード】
SC(ストラグルオブカオス)
戦士ダイ・グレファー
光の護封陣
連合軍
304(ガーディアンの力)
士気高揚(グレファーいきり立つ)
305(闇魔界の脅威)
堕落(グレファー堕落する)
炸裂装甲(堕落したグレファー大暴れ)
CRV(サイバネティックレボリューション)
ディメンション・ウォール(異次元の女戦士に襲いかかる)
EEN(エレメンタルエナジー)
二者一両損(荒野の女戦士に襲いかかる)
【補足3:ドリアード関連のカード】
BOOSTER3
ドリアード
TLM(ザ・ロストミレニアム)
ドリアードの祈り
精霊術師 ドリアード
29 :
名無したんはエロカワイイ:2005/12/19(月) 22:42:18 ID:7d72pfcq
もう新スレたってたんですね・・・
3スレ目に突入したことだし、話題の提供と点呼とを兼ねてアンケートしてみようか。
Q1.霊使い4人のうち、1人選ぶなら誰を選ぶ?
Q2.ピケルとクラン、ズバリどちらが好き?
Q3.上記の6人以外で好きな女性モンスター1人挙げるとすれば?
A1.ウィン
A2.クラン
A3.ファイヤーソーサラー
>>31 全部同じだ… お前さん『無口(おとなしい)系幼女』好きだろ?w
>>28 やり始めたらキリがない気がするw
デーモンビーバー関連カード「百獣大行進」
ギゴバイト関連カード「放浪の勇者フリード」みたいに。
関係ないけどヴァリュア1によると暗黒火炎龍はプチリュウの進化系らしいぞ。
>>31 A1:エリアかな。最初アウス萌えだったけど。ヒータも捨てがたい。
A2:どっちも好きじゃないけど2択ならクランかな。
A3:デーモンテイマー。次点でルインたまかな。
34 :
名無したんはエロカワイイ:2005/12/20(火) 15:43:24 ID:PwJ3Vjnl
昨日、近所のカードショップ行ったんです。カードショップ。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで入れないんです。
で、よく見たらなんかTLMの値段が下がってて、1割引き、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、15円引き如きで普段来てないカードショップに来てんじゃねーよ、ボケが。
15円だよ、15円。
なんかスタン厨とかもいるし。友達そろってカードショップか。おめでてーな。
よーし僕5パック買っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、15円やるからここから出てけと。
カードショップってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
となりのファイル見てる奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと入れたかと思ったら、さっきのやつがの奴が、洗脳ブレインほしーなー、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、洗脳ブレインなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、洗脳ブレイン、だ。
お前は本当に洗脳ブレインがほしいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、洗脳ブレインって言いたいだけちゃうんかと。
TLM通の俺から言わせてもらえば今、TLM通の間での最新流行はやっぱり、
霊使い、これだね。
このアウスとエリアとヒータとウィンを3枚。これが通の頼み方。
霊使いってのは萌え要素が多めに入ってる。そん代わり攻撃力が少なめ。これ。
で、それにドリアード。これ最強。
しかしこれを頼むと次から店員にキモがられるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、洗脳ブレインでも買ってなさいってこった。
どうしても書きたかった どうよ?
>>31 A1 エリア最高
A2 ピケル
A3 リリーもいいかも試練
>>31 A1 アウス
A2 ピケル
A3 ファイヤーソーサラー
ファイヤーソーサラーの為にある様なカード出ないかな
火霊術を12枚友人から貰ってホクホクな俺が来ましたよ。
Fウィングマンが欲しい時に限ってエリアが出る・・・だからあんまりガッカリしないぜ!!
>>31 A1:ヒータ。火霊術の辺りから露出多いので好きになった。
A2:クランかな。
A3:エレメント・ヴァルキリーさま。全てがセクシーだ(*´Д`)ハーン
次点は神聖な魂。あんなのに憑かれたい。
よーし自分も参加してみちゃうぞー。
>>31 A1:アウス。
A2:クラン
A3:アマゾネスの射手。 もう、大好き。
ウィンが・・・当たらない・・・一枚も・・・orz
A1:ヒータ。一番最初に当たった霊使いだし、ヒータのおかげで霊使いに目覚めた。
A2:ピケル。プリンセスが好みだった。
A3:海神の巫女かな。主力デッキは海デッキだし。
>>31 A1.全部だけど強いて言うならエリア
A2.クランに鞭で叩かれたい(;´Д`)ハァハァ
A3.バーストレディは邪道ですか?
余談だけど逆巻く炎の精霊って女?
>>34 その文章が好きになれないorz
>>35 除外カードで攻撃力の上がるカードとかどうよ?
転移でハンデスもいいけどまさかあの子を相手に渡すなんてできないw
>>36 むしろウィングマンが出たらがっかりするよ。
>>37 射手は今でも現役。普通に強いよ。
>>38 水霊術がパックから出たこと無い俺もいるぞ、と。
>>39 ショタです。
41 :
阿修羅:2005/12/20(火) 20:48:27 ID:xU41ytZo
この際コテハンを名乗ってみようと思います。
3点リーダーについては好みで…にしておりますが、何故そうなっているかと言えば
リーダーの多用のためですはい……。気をつけます。
「ししょ〜、後ろからなんかきてますね…。」
少女がつぶやいた。
「ああ、同業他社ね…。」
黒魔導士の男が後ろも振り返らずにそっけなく答えた。
「同業他社?」
少女は足を止め、首をかしげた。
「同じ賞金稼ぎだ。まぁ、あの子はまだ本業は学生だがね…。」
男はようやく後ろを振り返った。いや、そうしたいわけではなかったが、背後で動
物臭がしたので。
「ちょっと、俺たちもついてっていいか?そうそう、俺はヒータだ、ヨロシク。」
赤い髪の女の子が言った。多少走ったのか、少し荒めの息づかいが聞き取れた。
「別に構わん。ただし保険は降りんぞ。私はブラックマジシャンの師匠だ。実の名
は秘密だ。」
「私はその弟子のルナ!ヨロシクね!」
それぞれ軽く自己紹介をすませ、再び歩き出した。が、何か思い出したようにはた
と足を止めた。
「お前、飛べないんだよな…?」
そういってヒータを再び振り返る。
「え……?当たり前じゃん……俺は火霊使いだから…。」
ヒータはそういって脇の狐火の頭をポンとたたいて見せた。
「そうか…ならば、君は修行に行く山を覚えているね?」
黒魔導士はヒータに尋ねた。
「もちろん…。あんまり行きたくない山だね…。」
ヒータがうんざりしたかのように言う。
「そうだ、それでいい。そのあんまり行きたくない山をありありと頭に思い浮かべ
てくれ…。」
そう言いながらヒータの手を握る。
「う〜ん、出来たよ。」
と、ヒータの手を握る力が少し強くなった。
「よし…そのまま思い描いててくれ…!」
反対側の少女の手もつかむ。
「魔道テレポート!!」
42 :
阿修羅:2005/12/20(火) 20:50:09 ID:xU41ytZo
************
「あの…ほんとに踏み潰しちゃいますよ!」
ウィンはそういって足を町の上へ持ち上げた。しかし人々は恐怖の声を上げるどこ
ろか、歓声を上げた者すらいた。みんな、こんな小娘にそんなことできるわけ無い
だろうと思ったのである。これに少しカチンときたウィンは足を廃墟の上まで持っ
ていき、そしてそこに足を踏み下ろした。途端に土ぼこりが舞い、轟音が辺りに轟
いた。そしてその足がどいた後にはただ平たい土地のみが残されていた。
地上にどよめきが走った。が、彼女が踏み潰したのはあくまで廃墟であって、や
っぱり人なんて殺せないんだ……などという意見が大多数であった。その空気と言
うのはやはりウィンにも伝わってきた。そこで、もう一度足を上げ……。
************
43 :
阿修羅:2005/12/20(火) 20:52:18 ID:xU41ytZo
頭の芯に槍を突き刺したような鋭い痛みを感じ、次の瞬間にはヒータは修行の山に
立っていた。
「すげぇ!これが黒魔法の力?」
流れ落ちる瀧の音にも負けず劣らずヒータが大きな声ではしゃいでいる。
「ここからが問題なのだよ……目的の物を探さなくては。」
そういって師匠は空中へ浮かび上がった。と、その瞬間に、何かの触手が師匠をめ
がけて飛んできたのだ。その触手は師匠の目の前で、まるで彼の視線に曲げられて
しまったかのように虚空を打った。
「グラスファントムだぁ!」
ルナが叫んで杖を構える。その先にあるのは百合の地下茎のような形の片鱗の集ま
りに虚ろな眼と口の穴をあけてしまったような形の化け物だった。
「しかしでかい……恐らくウィンが踏み潰していったやつらの怨念が集合して大き
くなったんだろう……。」
そしてこう付け加えた。
「この程度のやつなら私が手を下すまでも無いだろう。君たち2人で頑張ってくれた
まえ。」
ヒータが言われるまでもなく杖の先に火炎を灯し、相手に向かってそれを飛ばす。
それを追うようにして狐火の攻撃が決まった。だが相手は一向に動じることなく、
笑っているのか泣いているのか、それとも怒っているのか――恐らく怒っているの
だろうが――わからない顔をこちらに向け、触手攻撃を繰り出してくる。
「うわぁっ!」
ヒータが触手に足をとられた。ヒータは炎でそれを焼き切り、とりあえず自由にな
った。
「そろそろうぜぇ! 出でよ! プロミネンス・ドラゴン!」
地面が溶け出し、そして盛り上がった。まばゆい光が迸り、そしてその後には火炎
に包まれた龍が、高温で陽炎を作り出していた。
「わぁ、久しぶりに見た、プロミネンスなんて。」
ルナがそういって拍手する。
「いくよ、プロミネンス・ブレス!」
ヒータの命令に従い、プロミネンス・ドラゴンは高温の炎を吐き出した。
「私も!ブラック・バーニング!」
二つの炎は合わさり、そしてグラスファントムの前で爆発を引き起こした。グラス
ファントムの気味の悪い顔が爆ぜるのが炎越しに見えた。
「やったか?」
ヒータがつぶやいたが、それはただのつぶやきに終わった。そこには顔の半分が欠
けたグラスファントムがいた。内蔵のような触手が中で蠢いており、爆発で吹き飛
んだほうは瀧の切り立った岩にべっとりと張り付いている。
「くそっ! しぶといやつ……。高熱のガス!」
プロミネンスドラゴンの噴出す高熱のガスに押され、グラスファントムは徐々に後
退していく。
「ちょっと!後ろは滝壷よ!植物なんだから落としたらもっと元気になっちゃうじ
ゃない!!」
44 :
阿修羅:2005/12/20(火) 20:53:17 ID:xU41ytZo
ルナが叫んだが。
「いや、これでいいんだ。」
ヒータはそういって相手を後退させ続けた。そして……。
どぼん!
大きな水音と水しぶきが上がった。次の瞬間にはグラスファントムは触手を残し
て滝壷に沈んでいた。そして暫くの間水面に蠢いていた触手も力なく水底へと消え
ていった。
「な、なんで?」
ルナが傍へ駆け寄って聞いた。
「この川には……」
水面に浮かび上がってくるグラスファントムだった物の欠片に、目をやりながらヒ
ータが言う。
「軍隊ピラニアがすんでいてね……。」
次々に浮かび上がってくる食べカスには、それぞれ何箇所もの歯跡がついていた。
「彼らは常にはらぺこだそうだ。」
体液で黒くにごった滝壷の水に水尾を引く背びれが現れ、そしてまた深く、滝壷の
どこかへと消えていった……。
45 :
阿修羅:2005/12/20(火) 21:04:06 ID:xU41ytZo
残り3分の1ほどは後ほど投下します…。
46 :
想像人:2005/12/20(火) 21:08:04 ID:mLM65RIi
>>31 A1=ヒータです。気の強そうな所が好きです。
A2=クラン、でも今回のパックのクランはいただけないです。
A3=サイレント・マジシャンLv8、CMが流れ始めた頃からねらってました。
>>31 A1:ヒータ、ある日ふと脳内補完してみたら猛烈に好きになった
A2:ピケル、地の可愛さはおんなじぐらいだからあとはジョブ、やっぱ白魔最高
A3:踊る妖精、生粋の変態です、本当にありがとうございました
48 :
36 :2005/12/20(火) 22:10:49 ID:ZwEC3mMH
しまった・・・サイマジLV、8があったorz
彼女もかなりツボだったな。
49 :
31:2005/12/20(火) 22:17:19 ID:wCi7HVQ+
>>32 ちょ、マインドスキャンされてるw
結婚してくれwww
>>35 そこで原始太陽ヘリオス嬢ですよ。
今までの集計結果。
クランとファイヤーソーサラーって人気あったのか、びびった。
良かったなクラン、境遇は不幸だけど。
霊使い部門
ヒータ4
エリア3
アウス2
ウィン2
クラピケ部門
クラン7
ピケル4
その他女性モン部門
ファイヤーソーサラー3
サイレント・マジシャンLV81.5
デーモンテイマー1
リリー1
エレメント・ヴァルキリー1
アマゾネスの射手1
海神の巫女1
バーストレディ1
踊る妖精1
ルイン0.5
神聖な魂0.5
>>31 A1=エリアです。元気娘は大好きです。
A2=ピケルです。どちらかと言うとピケルの方が接し易そうなので…
A3=ベタと言われるかもしれませんが、BMGとドリアードです。
ダンシングエルフが好き
>>31 1 ウィン ウィン可愛いよウィン
2 クラン ツンデレお嬢様(*´Д`)ハァハァ
3 踊る妖精 結構古いカードだけど好き
A1.アウス
巨乳スキーだから
A2.ピケル
ゴスロリより萌え派かな?
A3.創造の代行者ヴィーナス
ジャンヌデッキで活躍中
チラシの裏
エリアが魚族モンスターと憑依して人魚(;´Д`)ハァハァ
ついカッとなって書き込んだ。あまり反省していない。
>>31 A1.ウィン
可愛いし、初めて手に入れた霊使いだから。
A2.ピケル
クランもイイが、今回のパックで好感度ダウン。 老けすぎ。
A3.マジシャンズ・ヴァルキリア
BMGもイイが、清楚な感じのこいつ好き。
>>阿修羅さん
でっかいウィン可愛すぎです。自分も踏まれたい・・・
小説面白いので頑張ってください。
あと、前スレとかでウィンがグスタフを無視してる件について。
ハリケーン3+王立でドロー+サイクロン+大嵐+強欲な壺+王立ドロー+グレファー召喚
+早すぎでグレファー+セイマジ反転ハリケーン+早すぎグレファー+王立ドロー
+ダブルアタック+王家の神殿+成金ゴブリン+王立ドロー+カードセット
相手「フィールド上のヒータ、アウス、ウィン、エリアにグレファーで攻撃!」
自分「チェーンしてサレンダー!」
相手「サレンダーにチェーンして封魔の呪印!このデュエル中はサレンダー不可だ!!」
wWwっうぇwwっうぇWwwWwWw
A1 やっぱりヒータ
A2 どちらかというとピケルかな
A3 サンドウィッチ 絶版orz
59 :
阿修羅:2005/12/21(水) 17:38:19 ID:1Q9t24u9
A1 ウィン様w
A2 ピケルですね…。
A3 翼を織り成す者。天空の聖域が出るまでは天使族最強だったのに…。
です。
>>56さん、感想ありがとうございます。
60 :
32:2005/12/21(水) 20:23:45 ID:t4AoRXcs
>>49 (・∀・)ニヤニヤ
残念ながら私はまだ結婚できる年齢ではないのよw
という事でまずは恋人からはじめm(ry
61 :
想像人:2005/12/21(水) 21:00:45 ID:8upEtFeL
今回も想像するがままに書いた小説を投下します。
ヒータ、エリア、アウス、ウィンはとても仲のよい霊使いの四人組。
闇以外の属性を操るドリアードを先生と仰ぎ、日当たりのよい森の中で五人で
集まり、今日もドリアード先生の授業を受ける。
「火霊術「紅!」
「水霊術「葵!」
「地霊術「鉄!」
「ふ、風霊術「雅」!」
「ちょ、ちょっと待ってくださいみなさん! そんなに一度に・・フォーー!!」
いつもの四人はグレファーを的にして精霊術の特訓をしていた。ビッグワルダー5との
戦い以降、彼女達の特訓は余念がない。グレファーは四つの異なる精霊術を全身に受け
複雑な感覚を味わいながら吹っ飛んでいった。先生はそれをいつもの笑顔で見守っている。
「みんな〜先生お出かけするけどいっしょにくる〜?」
先生が呼びかけると四人は仰向けのグレファーを残し先生の周りに集合した。
「どこに行くの?」
「先生のお友達の所やけど、今朝手紙が来てたんや、薬草を持って来てほしいんやて」
「先生のお友達ってどんな人ですか?」
「とってもおとなしくてええ子なんやで」
「女の子なんですか?」
「そや、しかも先生やみんなと同じ魔法使いなんやで」
「お・・お友達になれますか?」
「う〜ん、ちょっと絡みづらいかも知れへんなぁ」
ヒータ、エリア、アウス、ウィンは興味を持って質問し、先生の返答を聞いて
合いに生きたいということで満場一致した。アウスは次こそはまともな人だと信じたかった。
「是非、お会いしたいです。先生のお友達に!」
「うん、じゃぁ出発しよか〜、近くやから歩いていこか」
「ところでなんで薬草が必要なんですか?」
「先生のお友達のお友達が怪我してもーたんやて」
先生が薬草を準備しているのをアウスが手伝った。それを見たヒータが
「この鈍い先生に持って来てもらうなんて結構なまけた性格なんじゃない?」
とエリアに問う。
「う〜ん、目が離せないほどの大怪我かも知れないよ」
「だ、大丈夫かな・・」
エリアの返答を聞いたウィンはひどく心配しだした。かくして先生を先頭に四人は
先生のお友達とやらの所へ出発した。粗末な扱いフォーー!が今回のグレファーの最後の言葉だった。
先生は近くと言っていたがかれこれ二時間は歩いた。それでも友達以上の関係で結ばれた四人と
先生は仲良くおしゃべりしながら歩いていたので苦にはならなかった。
「到着〜ここが先生のお友達のお家やで〜」
周りはいつもの場所と同じような日当たりのよい森の中。先生はその一番日当たりのよい
場所に建っている一軒の木造の家を指差した。一人で住むには大きすぎる立派な家だ。だが
その人はここに一人で住んでいるとのこと。先生はドアに付いている小さなベルを鳴らした。
すると家の中から優しい鈴の音色が返ってきた。
「みんな、入ってえ〜よ」
先生はドアを開けた。この音色は返答代わりらしい。四人が玄関に入るとそこには
長い銀髪の聖なる魔法服を着たしんなりとした細身の体の美しい女性が立っていた。
彼女は先生と四人を見ると黙って頭を下げた。四人はその女性の美しさにしばし見とれていた。
そして無言のまま先生と四人を部屋に案内すると四つのイスを指差した。先生の勧めで四人は腰掛けた。
やがて彼女がお茶を四人に用意すると先生のほうを向き別の部屋を指差した。
「みんなここで待っててな、先生達は向こうでお話してくるから」
っと二人の美女は奥に消えてゆく。
「なんのお話をするんですかー?」
エリアが叫ぶと先生はニッコリして振り返って指を振りながら答えた。
「大人のオ・ハ・ナ・シ」
先生の意外な答えに四人は目を丸くして固まった。
無言の女性と先生は小さな部屋にたどり着いた。彼女は再びお茶を用意すると二人で腰掛けた。
先生はお茶を一口飲むと、目を開けて話し出した。
62 :
想像人:2005/12/21(水) 21:03:42 ID:8upEtFeL
「久しぶりやね」
「・・・・・・」
「相変わらずあんまり喋らへんのやね」
「サイレント・マジシャンですから・・・」
彼女はあたりを憚る小声で答えた。先生は彼女が今日、やっと口を開いたのでホッとした。
無口と言われた彼女だが次に口を開いたのは彼女だった。
「もう六年になりますか・・あの頃のあなたはまだ精霊術師になりたてで私はまだLv4で・・・
あなたと二人で先頭に立ってハ・デスと戦いましたね」
「そやったなぁ・・あの頃のサインちゃんはまだ12歳やったのに凄いで! あの後もいっぱい練習したん?」
「はい・・おかげさまでLv8です」
この世界では本名を名乗らずあだ名で名乗ることが多い。サイレント・マジシャンと名乗った彼女も
その一人。先生は彼女のことを親しみを込めてサインちゃんと呼ぶ。
「みんなや私もあの時の戦いで深く傷ついてどれだけ休んでも前みたいに戦えない体になってしもた・・
でもサインちゃんは大丈夫そうやね」
「争いは不本意ですが・・またハ・デスが動き出したとなってはやむをえません」
「やっぱり動いてるのん? ハ・デスさんが」
「はい・・すでにシャインフィールドでは悪魔の攻撃を受けている所もあります、しかもハ・デスは闇の支配者
ゾークと手を組んだという情報もあります。今まで世界の支配などに関心がなかったゾークと・・」
「知ってるで」
「え・・ご存知だったのですか? これはつい最近の情報なのですが・・」
「この前、悪い人達が来てな、その人達が言ってたねん」
「どこの集団です?」
「びっぐわるだーふぁいぶって言ってたかなぁ・・」
「・・・聞かない組織ですね」
「カイバーマンくんがつい最近、頭角を現し始めた組織やゆーてた」
「カイバーマン? あのこの世に四体しか存在しない伝説のブルーアイズ・ホワイトドラゴンを
唯一、その内三匹を操っているというあの人ですか? なるほど・・しかし私達、光属性の人間
より早く情報を得るなんて・・まるで空から見ているようですね」
二人の言う六年前の戦いは光属性の集うシャインフィールドと闇属性の集うダークゾーンの二つの
地域で行われ、ほかの属性地域には極秘とされている。悪魔族もこの二つの地域を目の敵にしている。
なので、悪魔族の情報に関してはこの二つの地域に属する物がいち早く得るのである。
「そう言えば、あの人は元気? ほら、サインちゃんの恋人の・・光属性の戦士さん達が集まる
お城で働いてた・・サインちゃんといっしょで無口のかっこええ人」
「・・・・・・・・」
恋人と聞いて彼女は少し赤くなったがすぐさま悲しげな表情に変わりうつむいた。
「今日、薬草を頼んだのはそのことです・・」
先生も顔色が変わった。
63 :
想像人:2005/12/21(水) 21:04:27 ID:8upEtFeL
一方その頃、いつもの四人は黙ってお茶をすすっていたが
「先生の大人のオ・ハ・ナ・シってどんなお話なんだろうね!」
「大人にしかわからない話・・大人にだけの話ということかな?」
「え・・え〜と」
「とにかくお子様の出番じゃないってことでしょ」
エリアの問いにアウスは理論的に考え、ウィンは純粋に悩んでいたがヒータは
興味がなさそうに言ってのけた。エリアは納得できないといった顔をしている。
「え〜私達だってもう立派な大人だよ!」
「でも、エリアって子供にしか見えないよ」
ヒータはイジワルそうに笑ってエリアをからかった。ついつい怒って乗ってくるかと
思っていたがエリアはハァーとため息をついた。
「私もヒータちゃんくらい胸があれば素敵な女性に見られるんだけど・・」
「な・・! 何言ってんのよ!! 胸は関係ないでしょ!! 胸は!!!」
「でもヒータちゃん、この前2a大きくなったんでしょ」
「だから関係ないでしょうが!」
「2a・・・か」
アウスはそう聞いて自分の胸を見た。ヒータは思い立った顔をすると
「あ、そうだ! ウィンもつい最近大きくなったんでしょ! 3a!」
「え・・え?」
「本当! ねぇちょっとでいいから見せてよ!」
「は・・恥ずかしいよぉ・・・」
「3a・・・・・か」
ヒータ、エリアはウィンを追いかけ、アウスはメガネを上げて自分の胸を見た。
その時、バタンと扉の開く音がして四人は胸を隠してそちらを振り返った。そこには
剣を杖代わりにしてかろうじて立っている血だらけの剣士の姿があった。音を聞きつけ
先生とサインもやって来た。
「ソードマン! 安静にしてなきゃダメよ!」
「うぅ・・しかし俺は行かねば・・・俺が行って支えねば・・・」
剣士はそう言うとバタンと倒れてしまった。サインは剣士を背負って部屋の
ベッドに寝かせた。先生と四人は手分けして手当てに当たった。
「彼はサイレント・ソードマン・・今はLv7・・・私の幼馴染です」
「動いたらあかんで! 傷が開いてまう!」
「ひ・・ひどい怪我・・・ち・・血がいっぱい」
ウィンは重傷のソードマンを見て倒れそうになってしまったのでアウスが付き添ってその場を離れた。
「体いっぱいに切り傷や刺し傷・・ひっかき傷みたいなのついてる・・」
「いったい誰にやられたの?」
ヒータがサインに問う。返答が返ってくるか不安だったが、サインはわずかに口を開き答えた。
「悪魔族」
「え?」
「彼は討伐部隊が遠征に出ている間、本城を守っていたのですがそこに悪魔族が攻め入ってきました。
城の所在地は極秘で結界が張られていて見えないはずなのですがどうやら味方が裏切り、城の位置がバレてしまったようです・・
彼は必死に戦ってかろうじて悪魔族を追い返すことができましたが本人はこのありさまで・・討伐部隊は全軍引き換えし、今は万全防御の姿勢をとっています。
そして私は彼をしばらく絶対安静をさせるためここに連れてきました・・」
「悪魔族っておとぎ話じゃなかったんですか!?」
二人の反応にサインは先生の方を向いた。話してないんですか?っと顔に書いてある。
先生はしばらく黙っていたが。
「あれ、言ってへんかったっけ?」
「初耳ですよ!」
「ごめんな〜いずれ話すつもりだったんやけど・・」
「じゃぁこの前の五人組が言ってたハ・デスやゾークがどうとか
闇の頂点がなんちゃらとかあれは全部本当なんですか?」
「うん・・・少なくともハ・デスとゾークは本当や」
先生の困った顔を見て嘘ではないと思った二人だがいかんせん
悪魔をこの目でみたことがないので半信半疑だった。っとその時・・
64 :
想像人:2005/12/21(水) 21:06:10 ID:8upEtFeL
ドォン!
っと外で激しい轟音がした。そのタイミングでウィンとアウスが戻ってきた。
「フハハハハハー! 出て来い敗走の将よ! 私がトドメをさしてくれる!!」
外の声はどうやらソードマンの事を言っているらしい。ソードマンは今、眠りについたばかりである。
とても戦える状態じゃない。先生とサインは外に出た。四人も後から付いていった。
外に出てみるとそこには黒い馬にまたがった黒い鎧の男がいた。手には巨大な斧を持っている。
「フハハハハハー! どうやらサイレント・ソードマンは重傷のようだな、だが今の世の中は
結果が全て、寝首を掻くような卑怯なマネでも首を持っていけばそれで手柄になるからな」
「何、あいつ? ソードマンさんのこと知ってるみたいだけど?」
「悪魔族・・」
ヒータの言葉に返答したのはサインだった。四人はそれを聞くと驚いて鎧の男を見た。
男はその四人の顔を見ると馬を進めてきた。
「ん、どうした? ・・・そうか、さては悪魔を見るのが初めてなのだな」
男はそう言うと馬上から両手を大きく広げて高らかに叫んだ。
「私を見ろ! 私こそは闇の支配者ゾーク様に仕える闇の四天王の一人!
悪魔族の貴公子! 地獄将軍・メフィストだ!! フハハハハハハハー!!!」
この叫びを聞いた四人は目を見開いた。これが本物の悪魔? 人型をしているので
どうもパッとしないがその堂々とした態度からは悪魔特有の威圧感を感じないこともない。
「ん、まだキョトンか? 私が人型だからか? なら悪魔らしい悪魔をお見せしよう!」
「悪魔族!」
サインはメフィストに向かって叫んだ。メフィストはサインを見ると目を見開いた。
「ムッ! 貴公は光属性最強の魔法使いサイレント・マジシャンだな!」
メフィストはさらにその隣にいる先生を見るとさらに目を見開いた。
「貴公は闇属性以外の属性を操る精霊術師ドリアードか!」
「そやで〜よく知ってるなぁ〜」
「貴公らの噂はハ・デスの軍の噂から聞いている」
「やっぱりハ・デスさんとゾークさんは手を組んだんやね」
「ご察しの通りだ、ゾーク様はハ・デスと地上の人間とモンスターを支配し、後に
世界を分け合うという条件で同盟を結んだのだ!」
「何のためにここに来たん?」
「光属性の沈黙の剣を操る名将、サイレント・ソードマンの首を貰い受けに来たのだ。
ハ・デスの軍との戦いで深手を負い、ここに落ち延びたと聞く。後の災いにならぬようにと
ゾーク様の命を受け私が参上したのだ!」
「下がりなさい、あなたの武力は私の魔力には届かない!」
サインはメフィストに向かって叫んだ。光属性最強の魔法使いの威厳と気高さが伝わってくる。
四人は初め見たときのように見とれていた。しかしメフィストは笑っている。
65 :
想像人:2005/12/21(水) 21:07:30 ID:8upEtFeL
「フハハハハハハー! 案ずるな、貴公らの相手はちゃんと用意してある、いでよ!」
メフィストが合図すると森の奥から巨大な悪魔が四つん這いでのしのしと歩いてきた。
六本の足に丸々とした胴体。背中にはトゲ、頭部には髑髏の別の頭部が生えている。
先生とサインはこれは普通の悪魔とはケタが違うということを見抜き、身構えた。
四人は悪魔らしい悪魔を実際にこの目で確かめ、7の恐怖と3の感動を覚えていた。
「フハハハハー! 行け、炎獄魔人ヘル・バーナーよ! 奴らをその地獄の炎で焼き尽くすのだ!」
メフィストの声に答えるようにヘル・バーナーは咆哮した。その迫力に四人は圧倒された。
「これが悪魔・・・実在したなんて・・・・・」
「・・・・・・・・」
アウスは立ちすくみウィンは怯えて震えている。エリアも言葉が出ない。
「先生! こいつら悪い奴なんでしょ!」
緊迫した雰囲気の中、ヒータが先生に大声で聞いた。
「そやで〜大変やで〜」
「詳しいことは後で聞きます。みんな! こいつらをやっつけるわよ!」
ヒータの言葉に三人は正気に戻った。ビッスワルダー5の時のように先生を
心配させないためにもここで自分たちがしっかりしなくてはという気持ちで四人は満場一致した。
「ドリアードさん・・あの子達は・・・」
「優しい子達やろ、それに強い心とすごい才能を持ってる・・・」
「ドリアードさん・・まさかあの子達を?」
先生はサインの問いに笑顔で返した。サインはこれ以上何も問わなかった。
「我々と戦うか? おもしろい、蹴散らしてくれん! フハハハハハハーー!」
今日はここまでにします。戦いの完結は後ほど。
また書き込めなくなるかと不安です。
乙です。メフィストテンションたけえなw
GJです!
あろひとつひっかかったんですが、サインさんがソードマンさんを背負うのはちと無理があると思うので、「ソードマンに肩をかし」くらいにするのがよいかと思います。
68 :
31:2005/12/21(水) 23:44:25 ID:7lIZOVOk
>>55 ちょ、想像してみたらセリリが浮かんだw
おにくとおさかながいっぺんに!
>>56 老けてるって、どこが?
やけに縦長な帽子と前が膨らみすぎなドレスを脱ぎ脱ぎさせてやれば、
霊使いの4人程度に成長したまだ成長途上のたわわなうわ何をする止めくぁwせdrftgyふじこlp;
>>60 だが断るw
霊使い部門
ヒータ5
ウィン5
エリア4
アウス3
クラピケ部門
ピケル9
クラン8
その他女性モン部門
ファイヤーソーサラー3
踊る妖精2
サイレント・マジシャンLV81.5
デーモンテイマー1
リリー1
エレメント・ヴァルキリー1
アマゾネスの射手1
海神の巫女1
バーストレディ1
ダンシングエルフ1
創造の代行者ヴィーナス1
マジシャンズ・ヴァルキリア1
砂の魔女1
翼を織り成す者1
ルイン0.5
神聖な魂0.5
BMG0.5
ドリアード0.5
多分これで最終結果かな。
ウィンとピケルの後半の追い上げが凄かった。
クラン……もうクランソス(´・ω・`)
>>50のその他部門はどちらを優先するか書かれてないので双方0.5ポイントにしましたです。
間に合うかな・・・
A1・アウス
お姉さんキャラ好き。
A2・ピケル
元気なちみっ娘も好き。
A3・マジシャンズ・ヴァルキュリア
持ってないけどorz
>>63 >>どうやら味方が裏切り
なんとなくだが犯人に予想がついたッ
いろんな小説みてみたがヒータの活躍が多いな。
キャラ的に動かしやすいのか?
勝ち気な性格として書かれることが多いから
結果的に、戦闘シーンや話を進める時に動かしやすいんじゃないかな?
73 :
31:2005/12/22(木) 21:40:00 ID:vwmTbawH
>>69 間に合うも何も別に厳密な人気投票でもないんだから気にせずに。
しかしこれで合計18人か。
結構いるのにな、何か投下されたときの反応は薄いのな。
自分含めてだが。
74 :
想像人:2005/12/22(木) 22:15:23 ID:FdF018mK
ヒータ→男勝りだが恋に悩める
エリア→ムードメーカー
アウス→科学的
ウィン→もじもじ
ネクロダークマン→引き篭もり
っというイメージ。ヒータはエリアの次くらいに書きやすいです。
やっぱ活発キャラは動かしやすいのか。
つーかネクロダークマンカワイソスw
お前等キモ杉www
なにモンスター(怪物)に萌えてんだよ!!w
貴様等にはプライドというものがないのか!?
世の中には女性がペンを握ったときにできる指の間接部のしわフェチもいるんだ
怪物フェチがいてもいいじゃないか
>>77 それお前自身のことじゃないだろうな〜?w
失礼な
俺は凍り付けになった女の子フェチだ
愚問だな。プライドならとうに捨てた!あるのはヒータへの愛のみよ!!
・・・・・本命はデーモンテイマー様です。
プライドなんてつまらんもんマロンの餌にでもしとけ。
人を愛するときにはそんなもの邪魔なだけだぜ!
お前等の熱い言葉・・・・胸に響いたぜ!(とくに
>>79)
そうだよな!愛に種族なんて関係ないよな!キモイなんて言ってごめんよ。
何だかんだいって実は俺もハイ・プリーステスのファンだったんだw
小6の時ゲットしてから高2の現在まで大切にとっといてあるぜ!もちろんスリーブつきでなw
煽りに必死になる姿に感動。
お前ら愛に満ちてますねwww
モンスターってのはゲームする上での括りであって中には精霊とか妖精とか、中には人間もいるんじゃないか?
好きなものを追求するのが俺のプライド。
DSでゲームが出れば3Dヒータンが見れるんだよな・・・
DSで出てくれないかな
>>84 たぶんDSの3Dヒータンはキモイ
だってVジャンに載ってた画面見たろ?
十代や明日香があれなんだから…
半端な3Dキャラはキモイのが常
>>83 本当にそうなのかは製作者に聞くまで分からんぞ
マジで怪物なのかもしれんし・・・w
でもハイプリが怪物とは思いたくないな
>>85 正直、無理に3Dにするよりアニメーションの方がいいよな……。
>>88 別に魔物だからといって何の問題があろうか。
そういう差別意識はパパ感心しないなー。
俺くらいになれば原始太陽ヘリオス嬢や青眼だって愛でられるぜ!
>>89 すごいなお前・・・
おれはもけもけが限界だ
おれもシルバーゾンビは無理だな。サイコショッカーで限界。
>>91 むしろサイコショッカーおkで銀ゾンビNGなお前がすごい
>>89 「火口に潜む物」に萌えてしまったのですが、
どうすればいいでしょうか?
>>93 アメーバに萌えたオレが居るから安心しろ。
アマゾネス系は駄目な俺は贅沢だな。本当にありg(ry
>>95 アマゾネスの射手もむりぽですか?
彼女らの部族の方のアマゾネスシリーズ出ないかなぁ……。
最初から3Dなら問題ないけど後からだと違和感があるからね。
アニメのように戦闘シーンも2次で頼みます。
>>96 射手は唯一の生き残りだから他は出ません。
バーストレディは服着てるのかな?
赤い部分が服だとしたらかなり( ・∀・)エロイな
脇の下フェチ(女の子限定)の俺にとって
ラムーンなんか宝だ。
生足スキーの俺はリリー大好き
あれがスカートだったらなあ・・・
せっかくふるい落としにも登場してるのに。勿体無い・・・
うん、萌えスレらしいいい流れだ。
少々人間の道を踏み外してる奴もいるがw
>>100 生足(・∀・)人(・∀・)同志。
もしふるい落としで落とされてるのがウィンだったらそらもうすごいことに。
それとも能力鉄のスカートが発動するのだろうか。
ヒント:プチリュウ邪魔
>>102 はじめてですよ……
このわたしをここまでコケにしたドラゴンは……
霊使いって憑依装着すると急に大人っぽくなってね?
ヒータとかエリアとか
>>102 >>103 おまいらはプチリュウも萌え要素だと思っている俺を怒らせた
・・・(´・ω・)特に何も無いよ
>>107 きっとTLMの頃からずっと修行して数年かけて憑依装着術を覚えたんだよ。
ってことはそのうち老婆化した霊使いが・・・
そんな事・・・認めんぞッ・・・!!
きっとガガギゴみたいに今度は幼児期の霊使いが出るよ。
結果としてクリスマスイブに投下と言う事になりました。ウィン活躍編です。
今年はこれで最後になります。では行きます。
ダークソードの襲撃から3日が経った頃であった。ラーゼと他の3人はアウスに
殆どアウス専用となっている研究室に呼ばれた。
「皆、集まったね…」
「何だよ、アウス話って…」
「これを見て欲しいの」
ヒータに促されてアウスが出した物は30cm大のガラスケースに入れられた。巨
大ヘッドの破片であった。アウスはそれをテーブルの上に置き手に持っていたコン
トローラーを操作した。するとガラスの中で電気が発せられ只の破片でしかなかっ
たパーツが一体の小さなスパイクヘッドになったのであった。
「アウスちゃん、これって…」
ウィンは怯えながらアウスに詳しい情報を求めた。ウィンの表情を見るとアウスは
操作をし元のパーツに戻した。
「驚かせて、ゴメンね、ウィン、でも、これは皆に知って貰いたい事なの」
「スパイクヘッドって通常モンスターだよね、それなのにこれは…」
「エリア、それは今から説明するから聞いて、単刀直入に言うとね、このスパイク
ヘッドにはこれまでにない符術が施されているの」
アウスの言葉を聞き、一同の顔色に緊張の色が出た。アウスは詳細を話し始めた。
元々、今回、退治したスパイクヘッドは『パーフェクト機械王』が大量に不法投棄
をした物であり、その事に付いては『冥界の魔王 ハ・デス』に厳重注意を食らっ
たが、キチンと動力機能は排除しての物である。
「そう、アンデッドの生成に近い要領でこれは生まれ変わったと言った方が良いか
もね…」
アウスは一同に事の重大さを知らせたい為、この事実を告げた。
「私達は何をすれば良い? こんなのが大量に出回ったら大変だぞ」
「落ち付きなさいヒータ」
優しい口調でヒータを宥めたのはドアから入ってきたドリアードであった。ドリアー
ドは厳しい視線で中にあるパーツを見つめ、ゆっくりと手を伸ばし持って行こうとした。
「これは私の方で元凶を突き止めます。分かり次第、皆にも協力をしてもらうから、そ
れでいいでしょ?」
「あ、あ、ハイ…」
ドリアードの言葉に一同は首を縦に振った。持って帰ろうとした時、思い出した様に振
り返りアウスに一枚の紙を手渡した。
「それはこれをデータにした物だから、それで皆も探す事は出来るから…」
「ドリアードさん!」
ドリアードの好意に四霊使い達は嬉しくなりドリアードに対して最高の笑顔を見せた。
その顔を見てドリアードも微笑み、最後にラーゼに対して一言、言った。
「この子達をお願いね、ナイト君」
悪戯めいた口調で言うとドリアードは研究室に急ぎ足で向かった。ラーゼは少し呆けた
様子だったがヒータに後頭部を軽く叩かれ、気持ちを戻した。
「ほら、ボサっとしていないで、私達も出来る事をやるぞ」
ヒータに促され、5人は夫々、自分が出来る範囲で原因の解明に向かった。とは言えア
ウス以外はこう言う事に関して全く分からないので自然と人に頼る形になってしまう
結局ラーゼの提案でダークマンにこう言った物に付いて詳しいモンスターを紹介して貰
うしか思い付かなかった。ヒータが電話をするとバーストが電話に出た。事の詳細を話
すとバーストは返答を始めた。
「分かったよ、でも今、ダークマンは別の仕事で出ているから、戻り次第、すぐにそっ
ちに向かわせるから」
それだけを言い、バーストは電話を切った。これ以上は無駄だろうと思い、資料をファッ
クスでE・HERO事務所に送り、ヒータとエリアは来るべき時の為トレーニングルーム
に向かった。
「ウィンちゃんは如何する? 俺は取り敢えず、今日も仕事探すけど…」
「ウィンもラーゼ君に付いて行く、外に出れば何か発見もあるかもしれないし…」
ラーゼはそれに了承をして、二人はセンターに向かった。この日センターは込み合ってお
り仕事には困らない状態であった。二人はその中でも事件と関わり合いがありそうな物を
選んだ、そして目に止まった物は『インスクト・プリセンス』からの依頼で『女帝カマキ
リの討伐に増援を求める』と言う物であった。他にめぼしい物は無く二人はこれを受ける
と、集合場所であるカザブルド地区に向かった。
カザブルドは周りが木々で覆われた森であり、昆虫族の他にも植物族や『踊る妖精』等が
楽しく暮らしており、その様子から君主であるプリンセスの人柄が良く分かった。二人は
指定された森の楽園城に到着し窓口で事情を話すと、受付の『キャット・レディ』に誘導
され、待合室に連れられた。二人は言われるがまま待つとドアが開き一匹の昆虫族モンス
ターが姿を現した。
「良くぞ来てくれた、勇敢なる戦士よ、私の名は『甲冑装甲騎士』無死虫団の隊長を務め
ている」
騎士は落ち付き堂々とした口調で二人に接し、二人の前に座った。そして二人に5、6枚
の資料を手渡した。
「戦闘を始める前に知って欲しい事がある、こうなった経緯だ」
騎士はゆったりと話し始めた。プリンセスが代表となる前、この地区は『インセクト女王』
が収めていたが、ある日、突然、病に倒れ、後継者を選ばざるを得なくなった。
「我々、昆虫族はケガには強いが、病気には全く抵抗力が無いのだ」
後継者候補は二人いた。女王の娘である。女帝カマキリと姪であるインセクト・プリセンス
の二人であった。誰もが次期代表は女帝だと思い込んでいたが女王が告げた代表は一同の予
想を反しプリンセスであった。
「そして、女王は死に、我々は女王の遺言状を発見した」
そこで一同が見た物は自分の体を解剖して死の原因を突き止めてくれと言う物であった。一
同は女王の意思に従い解剖を行った。そこで分かった物はとんでもない物であった。
「女王の病気は自然となった物では無い、誰かにウィルスを長い時間掛けて注入
されなった物だ」
当然、一同は犯人を探した。それに時間は掛からなかった。常に女王の傍へいた女帝だと言う事
が分かり、女帝を徹底して調べ上げると次々と証拠が出て、プリンセスが女帝に下した罰は地下
深くの永久投獄であった。
「そこは日の光が差さない暗闇のみの世界だ、人間だって太陽の恩恵は分かるだろう? 我等
昆虫族にとって太陽は人間以上に必要な存在だ」
騎士の言葉から、それがどれほど重い物であるかと言う事がすぐに二人は理解した。そしてそれ
から1年が経った頃であった。今の状況になった。
「脱獄不可能の筈である、地下監獄を如何言う訳か以前よりも強力になった力で抜け出し、そし
て現在、あの女は我等の同朋を盾に取り、テロ行為に走っておる、そこで君達にお願いしたい事
だが二つある」
「何です。一体?」
ラーゼの質問に対して騎士は一呼吸吐き話し始めた。
「一つは女帝の抹殺、基本、我々は無下に命を奪わない方針だが今回は別だ。そして
もう一つは同胞の救助、こちらを重点的に行って欲しい良いかな?」
「ハイ!」
二人は力強く返事をした。その声に騎士は頼もしさを感じたのか、すぐに立ち上がり
目的地へと向かおうとした。二人も騎士に続いて女帝の潜伏場所へと向かった。
女帝が立て篭もっている廃城に到着をすると既に周囲は幾多もの昆虫族モンスターで
覆われているが、人質の為、迂闊に攻撃が出来無い状態でいた。騎士の到着に気付い
た『コカローチナイト』が現在の詳細を話し始めた。
「ご苦労様です! 隊長!」
「今は如何なっている?」
「相変わらずです、人質救出の為に送った『ハネハネ』部隊達もあっという間に死体
となって帰って来て…」
「バカな! あの部隊を投入しても何の成果も無かったと言うのか?」
ナイトの報告を聞き騎士は信じられないと言う表情を浮かべ、近くにあったハネハネ
達の躯に目が行くと悔しさに顔を浮かべた。
「分かった…では例の物はまだ到着しないのか?」
「『魔導雑貨商人』はもうすぐ到着すると聞いています。ああ、危ない!」
ナイトが声を上げると同時に廃城の窓から多量の『空の昆虫兵』が襲って来た。全員
迎撃をしたがここでラーゼは一つの疑問が浮かんだ。他の派遣されたモンスターもい
るのに一行に踏み入ろうとしない事をおかしく思い、全ての昆虫兵を倒すとラーゼは
騎士に質問をした。
「何か作戦でもあるのですか?」
「当然だ、もう暫し待って欲しい…む!」
騎士の目に止まったのは大型トラックに乗った商人の姿であった。商人が来ると全員、
歓喜の声を上げた。商人はトラックから降り荷台を空けると、全員白い特殊スーツと
スプレーガンを装備した。
「君達にはこれだ」
そう言い騎士が手渡したのはガスマスクであった。ラーゼとウィンの他にも来た昆虫族
モンスター以外はこのマスクのみの装着であり、全員が装着し終えたのを確認すると騎
士は指示を始めた。
「よしこれより最終決戦に入る! もう容赦はしないぞ!」
騎士の号令と共に一同は廃城に突入して行った。ラーゼ達、要請されたモンスターも続
けて中に入って行った。中に入ると多量の昆虫族達がラーゼ達に襲い掛かった。力の弱
い昆虫族を中心に狙って襲って来たがそれはスプレーガンに注入されている『トゲトゲ
神の殺虫剤』で撃退する事が出来た。
「君達のマスクで殺虫剤は防げられる。我々はこのスーツで身を守れる。君達は自分の
身を守る程度で良いから、人質の救出を重点的に行って欲しい」
騎士の言葉に一同は態度で示し、人質達を次々と救出して行った。殺虫剤のお陰でプリ
ンセス軍は優位な状況であり、大体の人質を救出しラーゼ達は女帝のいる最上階に到着
をし踏み入った。
「もう、人質はいない、大人しく監獄に戻れ!」
スプレーガンを付き付け騎士は女帝に最終通告をしたが女帝は表情を崩す事無く、傍
にいた『カマキラー』『フライングマンティス』達を仕向けた。だが殺虫剤の前に彼
等は無力であり、一吹きであっという間に息絶えた。
(こいつ等、中身が切れるのを待っているな…)
特攻行為に対して騎士は冷静に分析をして結果を出した。騎士はスプレーガンとスーツ
を捨てると体一つで突っ込んで行き『ドラゴンフライ』を撃退した。
「何にしろこの様な狭い場所では相打ちになり兼ねない体一つで勝負だ!」
騎士の言葉で他の要請されたモンスターは一斉に襲い掛かり次々とモンスターを撃破して
行った。自分の部下達がやられても玉座に座る女帝は顔色一つ変えず見ていた。そしてモ
ンスターが殆どいなくなった時、騎士はウィンとラーゼを選び女帝の元へ向かった。
「もう悪足掻きはよせ」
騎士の言葉にラーゼも憑依装着をしたウィンも厳しい表情で女帝を見下ろした。女帝は余
裕の表情を崩す事無く立ち上がると側近に『カマキリの卵鞘エッグ・シェル』を持って来
させた。
「童にはお前等の弱点は手に取る様に分かる」
そう言うとシェルから『ベビーカマキリ』が次々と誕生し合計10体のベビーカマキリが
生まれた。
「さぁ行け! 母の為に戦うのだ子供達よ!」
女帝はベビー達に戦う事を求めたがベビー達は戦おうとはせずに俯いたまま止まっていた。
「ごめんなさいママ、でもこんなのおかしいよ…」
「僕達は戦いたくなんて無いのです…」
「皆、おかしいよ何でこんな事をやるの?」
生まれたばかりのベビー達は次々と戦う事を拒む言葉を言って行った。その様子を女帝は冷
たい表情で見下ろし側近のカマキラーに駆除を命令するとカマキラーは嬉々とした様子で怯
えるベビー達に近付いて行った。
「この出来損ないどもが! 死ね!」
カマキラーの鎌がベビー達を襲った瞬間、ラーゼが踏み込み瞬時にカマキラーの両手を
切り裂いた。痛みに悶え苦しむカマキラーをラーゼは冷徹な表情で見下ろしており、女
帝の傍にいた『ブレイング・マンティス』も騎士とウィンの攻撃で瀕死の状態となった。
二人は女帝の元へ行き助けを求めた。
「女帝様、御慈悲を…」
「良くがんばったな二人共、よって…童の糧になれ!」
女帝の言葉を聞いた瞬間、二人は逃げ様としたが既に遅く女帝は二人を頭から貪り食うと
元々、大きかった体を更に一回り大きくさせ3人を見下ろした。
「童に逆らった事を後悔するがいい!」
女帝は勢い良く3人に鎌を振り下ろした。3人は一斉に交わし女帝を攻撃したが3人の攻撃
は全く効かずに苦しめられていた。
「私はこの愚か者を倒す! だから君達はその小さな希望達を守ってくれ!」
「分かった! ウィンちゃん、お願い!」
「ウン!」
騎士とラーゼはベビー達をウィンに任せると再び女帝に攻撃を開始した。ベビー達を連
れその場を離れようとしたウィンは帰り際に風属性羊トークンをラーゼに手渡した。そ
れを受け取り憑依するとラーゼは烈風剣士ラーゼに姿を変え、女帝に襲い掛かった。
「ウイングスラッシャー!」
ラーゼは幾多もの羽を女帝に向けた、女帝の体に羽は刺さりダメージを与えたが倒すまで
には至らなかった。二人は女帝に臆する事無く向かって行き女帝は押されたが背を向き逃
げているウィン達を見て何かを思い付いた。
「死ね! このドラ息子達が!」
憎しみが篭った叫び声を放ち、女帝は空気の鎌を一瞬の隙を突いて放った。攻撃に気付いた
ウィンはベビー達を守る様に抱き止め女帝の攻撃を受けた。攻撃を受け止めたウィンは満身
創痍の状態でありベビー達は一斉にウィンへ寄り添った。
「お姉ちゃん!」
「大丈夫だから…絶対にウィンが守るから…」
倒れ込むウィンを涙ながらにベビー達は心配をした。その様子を見た二人は一瞬、注意がウィ
ン達に向かった。
「皆!」
「子供達よ!」
その隙を突いて女帝は二人に鎌を振り下ろし、そのまま攻撃を食らった。ラーゼの方はまだ戦
えられる状態であるが騎士の傷は深く戦うには厳しい状態であった。ラーゼは如何にか立ち上
がり女帝に攻撃を開始して行った。ベビー達は自分達の眼前で繰り広げられる光景に唖然とし
そして全ての元凶である女帝に視線は移った。
「ハハハ、死ね! 童に逆らう者は皆死ね!」
女帝は傷付いたラーゼを容赦無く襲った。優越感に浸る中女帝は自分の足元に感じる
違和感に気付き目をやるとベビー達が全員、女帝に対して稚拙な攻撃を行っていた。
「皆を虐めるな!」
「お姉ちゃんに謝れ!」
「お前何かママでは無い!」
夫々、女帝に対して憎しみの言葉を投げ掛けた女帝は自分の足元にいるベビー達をま
るでゴミの様に扱いラーゼが止めに入るよりも早く鎌を振り下ろしベビー達を一瞬で
切り裂いた。ウィンは慌てて立ち上がり向かったが既に殆どのベビー達は死に絶え唯
一、生きているベビーも時間の問題と言う事になった。
「ゴメンね、お姉ちゃん…僕、お姉ちゃんの仇取れなかった」
「そんなの良いから!」
ベビーの顔にウィンの涙が零れていった。ウィンは自分の霊力を用いてベビーのケガ
を治そうとするが霊力は全て外に流れ無駄であった。
「お願い、お姉ちゃん…次に生まれてくる僕達の弟、妹にはこんな思いさせないで…」
「当然よ! だからベビーちゃんも生きて!」
「ありがとう、お姉ちゃん…昆虫族に平和をお願い…」
それだけを言うとベビーはウィンの腕でその短い生涯に幕を閉じた。ベビーの躯を抱い
たウィンは俯きながらゆっくりと立ち上がった。
「この親不孝者の出来損ないが!」
「出来損ないは…お前の方だー!」
ウィンは泣きながら大声で女帝に対して憎しみを全開に出し自分の霊力を解放して行った。
プチリュウと一緒に必殺技を放とうとするが、女帝はそれを余裕の表情で見下していた。
「小娘が! 童にとってその様な技、そよ風に等しいわ!」
「これでもそれが言えるか?」
声の方向に振り向くとラーゼが自分のパワーをウィンに注入しているのが見えた。ウィンは
ラーゼのパワーを吸収していき、全てを吸収し終えると完全に女帝の攻撃力を上回っていた。
憎しみの篭った目でウィンは女帝を睨み付け、プチリュウと共に全部のエネルギーを放出し
ようとした。恐怖を感じ女帝は逃げ様と背を向けた。
「ワァァァァァ! ツインエアブラストMAX!」
悲痛な叫び声と共に突風は女帝の体に二つの大きな穴を空け、女帝は口を少しの間パクパクと
動かすと、そのまま前のめりに倒れ動かなくなった。女帝が倒れたのを確認すると生き残って
いた昆虫族達は次々と降伏して行き、戦いはプリンセス側の勝利で終わった。
「良くやってくれた…」
騎士は『ヘラクレスビートル』に手を貸されながらゆっくりとラーゼとウィンの元に向かった
がウィンは女帝を倒すと、元の姿に戻り、その場でへたり込みさめざめと泣いていた。ラーゼ
は何も出来ずに泣き止むまで待っていた。
「落ち付いたら報告に行きますからここは…」
全てを言い終える前に騎士は状況を理解し、その場を後にした。モンスターが殆どいなくなる
とウィンは本格的に大声を上げて泣き出した。
「ワァァァァァァァァァ! ビエエエエエエエン!」
顔を両手で覆いウィンは泣き続けた。ラーゼは如何する事も出来ず、黙ってその場にいて
ウィンが落ち付くのを待った。
「ヒク、ヒク…ゴメンね、ゴメンね、ラーゼ君…」
「何が?」
「ラーゼ君は呪印生物の時、ちゃんと悲しみを乗り越えたのに…ウィンは…」
「そんな…」
「ねぇ…ベビーちゃん達、正しい輪廻…出来るよね…」
「それはウィンちゃんが知っているでしょ?」
ラーゼの言葉にウィンは引き裂かれたベビーの躯を見た。唯一、ウィンと話したベビー
は安らかな表情をしており、心なしかウィンに微笑みかけている様に見えた。
「ウワァァァァァァァ! ゴメンね、ベビーちゃん! 守って上げられなくて…」
最後に大声で力の限り泣きじゃくると、ウィンはゆっくりと立ち上がり、調査に来た昆
虫族にベビー達の供養をお願いし、その場をラーゼと共に後にした。
その後、ウィンはラーゼや他の3人の励ましもあり、元気を取り戻して行った。それか
ら一週間が経った時であった。プリンセスの使者である。『吸血ノミ』がラーゼ達の前
に現れ一つの報告を始めた。
「皆様に感謝の証として本来は機密事項なのですが、情報を提供します」
「悪いけど要らないよ…ウィンの傷に塩を擦り付ける様な真似は止めて欲しい」
そう言いヒータは俯くウィンを優しく抱き止めノミを手で追い返す仕草をし帰る事を要求した。
「断言出来ます。必ず皆様に役の立つ情報であります。ですから…」
「分かりました。では私にだけ話して下さい、その上で私の判断で皆に話すか話さないか
は決めますから」
アウスの言葉にノミは納得をし二人は一旦、離れて報告を聞いた。報告を終えるとノミは
帰って行き、アウスは若干重苦しい表情で皆の元に戻った。
「皆…確かにこれは隠しておかなければいけない事実よ…」
「一体、何なのよ、もったいぶらないで教えてよ」
エリアに促されアウスは重い口を開き始めた。
「あの女帝も同じ符術を施されていたって…つまり、広範囲で符術は広まっていると言
う事! プリンセスさん達も協力をしてくれるけど…」
アウスは不安からかそれ以上を話そうとはしなかった。ラーゼ達は強力なバックを手に
入れたと同時に言い様の無い不安も手に入れ、その場で呆然と立ち尽くした。
今年はここまでです。年明け一発目はこの調子でアウスをメインに持ってきた話
を投下したいと思っています。
ずっと気になってたんだが、ハイプリとドリアードの関係って・・・?
>>121 僧侶と木の精霊だからなぁ……。
普通に考えたら何の関わりもないもんな。
というかどっちかというとハイ・プリーステスがエレメンタルマスターである方が自然だよな、元ネタ的に。
顔は全く同じなのに関係無しとはなんだかなぁw
世界に同じ顔は3人づつ存在するというけど、まさにそれなのかもしれないな
>>124 そっくりカード多すぎじゃね!?
オラは15ペアくらいしか知らなかったのでマジびっくらこいたw
>>31 1 ヒータ
2 クラン
3 荒野の女戦士
エリア「私ドーナッツの穴嫌いなんだ」
ウィン「じゃあ穴だけ残して食べれば?」
ヒータ「その手があったか!」
アウス「(アホだ・・・)」
>>120 乙です。
1箇所「インセクト・プリセンス 」になってて吹いたw
ウィンは何があっても無表情なイメージでしたが…。
>>127 萌えwww
そういったネタが大好きだwww
ヒータ「おいすー」
エリア「ヒータ遅いよ。30分遅刻。」
ヒータ「悪い悪い。来る途中で財布落とした奴がいてさ。」
ウィン「一緒に探してあげたの?ヒータもいいとこあるんだね。」
ヒータ「ああ、なんとか先に見つけられた。」
アウス「返してこい。」
>>129 ちょwwwヒータヒドスwwwww
流れるようなボケ会話(・∀・)イイ!!
>>126 お、そういやまだ荒野の女剣士挙げられてなかったのな。
TCG板の本スレでは結構ハアハアされてたように記憶してるんだけど。
しかし、これだけ反応あるんならまたアンケートやりたいな。
今度はそれぞれが自分の中の1〜3位くらいまで挙げていって、1位から順に3、2、1点って感じで割り振るとか。
まぁ次スレくらいでいいと思うけれども。
>>131 次スレって何ヶ月先だよ
ここは流れが遅いしパッパと始めてしまっていいと思われ
こういうネタが無いとまた時が止まるし
>>132 でもなぁ、まだ100レスしか経ってないってのに。
聞く内容も変わらんのだし。
どうしようもなく話題がなかったらってことで。
ウィン「ねぇアウス。いい報せと悪い報せどっちから聞きたい?」
アウス「じゃあ悪い報せから。」
ウィン「最近火事が多いんだって。」
アウス「この季節は気を付けなきゃね・・・。で、いい報せは?」
ウィン「ヒータが火霊術覚えたよ!」
>>129 俺の財布拾ったのヒータちゃんかよwww(嘘
>>134 放火魔キタコレwww
ショートコント最高っす♪
ウィン「勝手に先生の部屋入っていいのかな?」
ヒータ「仕方ないだろ。これも明日のテストで100点取るためだ。」
ウィン「あ、先生きた。」
エリア「見つかったらやばいわ!窓から逃げましょ!」
ヒータ「でもここ4階だぜ?」
エリア「こんな時に縁起担いでどうするの!」
ヒータ全治3ヵ月
リサイクルショップで、アクアの合唱と大火葬目当てで
リサイクルパック(20枚210円)を2つ買ってみたら、
【女の子】
憑依ヒータ
憑依エリア
Eマスター ドリアード
剣の女王
【実用性】
聖なる輝き
サイクロン
突然変異
突然変異とドリアードが出たのが想定外でホクホクですた。
もう一パック買えばよかった・・・。
他人のネタの改変とはいえ見事にはまってるな……。
4人の性格の振り分けがいいからだろうが、それをイラストだけで表してる4人のカードは改めてすごいな。
ヒータはもうオチ担当が板についてるなw
_
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ 憑依!
!リ !゚ ヮ゚从
/´|)丗)'´|)
|_,ノt丗|._ノi
└く/_|j┘リゝ
`゙し'ノ
装着ゥゥゥ!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´
∧∧ ) (´⌒(´
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
140 :
0/7:2005/12/25(日) 00:00:29 ID:v52z1VYW
それではちょっとクリスマスネタ逝かせていただきますですよ。
141 :
1/7:2005/12/25(日) 00:01:13 ID:v52z1VYW
メリー・クリスマス!です、マスター♥ |
今はサンタさんになってプレゼントを配ってる最中です。 |
____________ __________/
∨
ζ_ζ . /⌒丶、
ヾ'´ 7ゝ レニニニニミ○_
ノ イノノl/!)〉ゞ 〈(((リ从;=i! \
.从jリ;-O从 |l、ヮ゚ リ !i| |
/'Ω""つ /(丗|(,)i| |
(|,| ;;|/) . (|,j|丗|_ 〉i|__/
ヽ_;;;;ノ i〈|_ヽ>」!lゞ
しヽ.) しヽ.)
O
──○─────
なんで私まで……。
しかもトナカイ……。
.∩ ,ヘ
| |_/ ノ zzz . | | ふふ、クランちゃん良く眠ってる。
______i'´ _-ヮ-_)__ | \ _____________
||____.゙vイl」」l」」」 | __⊥_ ∨
|\ |li |!-_-ノリ \ . | ★ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| .\ 'ー〜'´  ̄ `ヾー\ . /. ̄~| | ……で、クランは何が欲しいって?
\/ \ ヽ ヽ \ (___/ \___ __________
\ \________\ ∨
\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | /⌒丶、 ζ_ζ
\||________| レニニニニミ○ ヾ'´ 7ゝ
142 :
2/7:2005/12/25(日) 00:02:05 ID:v52z1VYW
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| くらんのまほうじんとか |
| くらんのどくしんじゅつとか...|
| そういうかあど. |
|____________|
143 :
3/7:2005/12/25(日) 00:02:57 ID:v52z1VYW
ど……どうしよう、ヒータちゃん……。 |
____________ __/
∨
ζ_ζ /⌒丶、 イイノカナ・・・
ヾ'´ 7ゝ レニニニニミ○_
ノ イノノl/!)〉ゞ 〈(((リ从;=i! \
.从jリ;-O从 |l、ヮ゚;リ !i| |
/"'Ω"つ[] /(丗|(,)i| |
タブン・・・
. ∧
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
と……とりあえず「守護神の砦」の |
アンケートでも出しとけばいいんじゃないか……? .|
________
| _,, |
| , '´-‐ーヽー-、zzz... |=|
|_,., ‐'"'i!ノハ)))〉 ;,,ノ | |#|
|( _,.;:ノ! !-。ノリ〕 ..| l_ )
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒.| | 次はファイヤーソーサラーちゃんだね。
| .| \ _______________
| .| ∨
| .| | どうでもいいけど何で帽子かぶったままなんだ……。
| .| \___________ __________
| .| ∨
144 :
4/7:2005/12/25(日) 00:03:39 ID:v52z1VYW
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| |
| ひーたおねえちゃん |
| |
|____________|
145 :
5/7:2005/12/25(日) 00:04:22 ID:v52z1VYW
いや、これはちょっと無理だろ……。 |
渡そうと思って渡せるものじゃなし……。. |
___ _____________/
. ∨
| ……ヒータちゃん。
| 私、ヒータちゃんのこと絶対忘れないよ……。
\___ ________________
∨
ζ_ζ /⌒丶、
ヾ'´ 7ゝ レニニニニミ○_
ノ イノノl/!)〉ゞ 〈(((リ从;=i! \
.从jリ;-O从 . |l、ヮ゚ リ !i| |
/"'Ω"つ[] /(丗|(,)i| |
. ∧
 ̄ ̄ ̄  ̄\
……え? |
146 :
6/7:2005/12/25(日) 00:05:03 ID:v52z1VYW
〜翌日〜
ぐったり ζ_ζ ナニソノウゴメクホソナガイノ・・・
ヾ'´ 7ゝ ∨
ノ イノノl/!)〉ゞつ
テイマーサンニモラッタ。 ミ""""""""""""ミ
_,, ∨ ミ、、、、、、、、、、、、、、ミ
, '´-‐ーヽー-、 | _∞_ |
_,., ‐'"'i!ノハ)))〉 ;,,ノ . | 彡Ωミ | , -- 、
( _,.;:ノ! !*゚ヮノリ ウネウネ __ノ ゞ==ソ | (l_l_l_l'il
@,ノリつ lつ░ )) γ | |l、ヮ゚;|>l
く___〉 | |. ∈) |dVVlっ| (∋
し'ノ ヽ、_______ノ (/l i ゙)ノ
147 :
7/7:2005/12/25(日) 00:05:48 ID:v52z1VYW
_
〇<´ _\
γ´ 、)ヘ、ノヽ
! ノハノノノ)) )
!l〈||゚ ー゚ノl⌒||⌒ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
! r|| Å)llニつ < デッド・クリスマス♪
! トリ〈 .}|l| || \________
ノノU`ハ|リ ||
ノじ ゙| ……お粗末さまでした。
~~~~~~~
サンタキタコレwwwクランモエスwww
>>138元ネタわかる人いたかw
書く側になってみるとヒータの動かしやすさがすごいよくわかるw
>>147 うはww
このスレ初のAA作品w乙&GJ!!
150 :
想像人:2005/12/25(日) 01:18:52 ID:+CPpH/Ji
>>65を完結させようと思います。
人は心に悪魔が囁くことはあっても悪魔を見ることはないだろう。
少なくともそう思っている。そう思っていた。霊使いの仲良し四人組は。
非科学的な光景に立ちすくむアウス、怯えるウィン、リアクションがとれないエリア、
それらを一喝するヒータ。ありえない事がとき一番その人の感情が表に出るのかも知れない。
「フハハハハハー! さぁ存分に荒れ狂えヘル・バーナー!」
身構える先生とサイン、そして霊使いの四人を指差してメフィストは高らかに叫んだ。だが
いつまでたってもヘル・バーナーの攻撃は始まらない。メフィストが不振に思い隣を見てみると
いつのまにかヘル・バーナーが消えている。メフィストは敵の六人の視点が森の一角に集まっている
ことに気づいた。見てみると木の陰にヘル・バーナーがこそこそと隠れている。メフィストが駆け寄り
ヘル・バーナーの頭を軽く叩きながら行け、ほら行けって! とせかしてもモジモジしている。
四人はヘル・バーナーの気持ち悪い行動に悪寒を感じていた。やがてメフィストはポンっと手を打つと、
「フハハハハハハー! ヘル・バーナーは照れ屋さんなのだ! 味方が見ている前では思う存分
戦えないのだ! だから私はこの場から消えるとしよう、さらばだ! フハハハハハハハハハー! ハァ!」
メフィストは思い立ったようにそう言うと馬首を返して森の奥に消えていった。全員は目を丸くしてそれを見ていたが
突如、ヘル・バーナーがおたけびを上げた。メフィストの言っていたことはまんざらではないらしい。
「先生、見ていて下さい!」
四人はヘル・バーナーの正面に立った。
「ダメ! 危険よ!」
「大丈夫、ちゃんと練習したから! 火霊術「紅」!」
ヒータはサインの静止を聞かずヘル・バーナーに向かい精霊術を唱えた。ヘル・バーナーの髑髏の目が
光ったとか思うと下の頭部が口を裂けんばかりに開き地獄の炎を吐き出した。その炎はヒータの炎を飲み込み
そのままヒータを飲み込もうとした。
「サイレント・バーニング!」
すかさずサインがヒータの正面に立ち自分のメイン攻撃を行った。魔力の波動が炎とぶつかり合う。だが強力な
サインの魔力でも完璧には打ち消せずサイン火の粉を体中に浴びてしまった。
「サインさん!」
「ヒータちゃん、大丈夫!」
サインの身を案じるヒータに先生とほかの三人が駆け寄った。先生は手と手を合わせて呪文を唱えだした。
お友達の精霊を召喚した時のように謎の文字が帯状になってクロスすると森中の木のツルがヘル・バーナーに
巻きつき動きを固定した。
「みんな〜今やでー! 力を合わせるんやー!」
「いきます! 水霊術「葵」!」
「地霊術「鉄」!」
「風霊術「雅」!」
ヘル・バーナーは激しく暴れてツルを切り迫りくる三つの精霊術に向かって炎を吐き出した。エリアの水でさえ
なんなくかき消し炎は三人に迫る。
「水霊術「葵」!」
先生はエリアの物より強力な水霊術を放つ。だがそれも気休め程度にしかならず
収まることのない炎は先生の肩をかすめた。
「熱っ!」
「せ、先生!」
三人は先生に駆け寄った。
「だ、大丈夫。心配あらへんよ」
先生は笑顔を見せたが痛みによる汗を流している。
「私の魔力も打ち負けました。非常にな悪魔です」
全身に火傷を負ったサインがそう言うと、四人はヘル・バーナーを改めて見上げた。そしてその強力な力に
呆然とした。するとヘルバーナーの頭部の周りで緑色の光が発生し始めた。アウスは驚愕の表情を浮かべた。
この光は魔法使いが魔法を詠唱する時に発生する物である。
「まさか・・・悪魔が魔法を・・・・・みんな危ない!」
アウスが叫ぶと同時にヘル・バーナーは上を向いて咆哮した。ヘル・バーナーの体のいたるところから
炎が噴出し始め、それが地を這い一瞬で周りを火の海と変化させた。四人はとっさに飛びのいて今一度
見てみると先生とサインから炎で分断されてしまっていた。
151 :
想像人:2005/12/25(日) 01:19:57 ID:+CPpH/Ji
「サインさん! 先生!」
炎の壁に向かってアウスが呼びかけた。
「みんなー! 大丈夫ー? 先生達は大丈夫やでー!」
「これは「燃えさかる大地」・・・悪魔が魔法を唱えるなんて・・・」
サインも驚いてつぶやいた。燃えさかる大地は一定の範囲を炎の海と化す魔法である。
この灼熱のバトルフィールドでは徐々に精神力と体力を奪っていく。
「みんなー! 安全な所に避難するんやー! 私とサインちゃんは大丈夫やからー!」
先生の指示に四人は戸惑った。アウスはメガネを一回上げると、
「先生を信じてここは言うとおりにしましょう!」
っと四人を炎の及ばない場所に誘導して行った。先生とサインはそれを確認すると
ヘル・バーナーを見上げ、険しい顔つきで身構えた。やがて四人は立ち止まった。
「先生・・・サインさん・・・大丈夫かな? も、もし・・・」
ウィンは目に涙を浮かべて今にも大声で泣き出しそうだ。
「大丈夫だよ! 先生とサインさんはすっごく強いからきっと!」
エリアはウィンを必死で慰める。ヒータは近くの木を思いっきり殴った。
「私達は結局、足手まといにしかならなかった!」
ヒータはもう片方の手をギュゥと握りしめ下唇を思いっきり噛みしめていた。
「仕方ないよ、あの悪魔は普通じゃない・・私達の手におえる範囲じゃないよ」
アウスはヒータの肩に手を載せて慰めた。ヒータはバッと振り返って、
「戻ろう! 先生達を助けるのよ!」
「で、でも私達じゃ!」
「できるできないじゃない! やるのよ! 先生に助けてもらったお礼をするの!」
「そうよ! そのために練習したんだもん! またみんなで力を合わせれば!」
「う・・うん!」
ヒータ、エリア、ウィンの決意にアウスは唖然としたような表情を浮かべたがメガネを一度あげると。
「わかった、でも無茶はダメだからね、ちゃんと作戦も立てていきましょう!」
「うん、じゃぁ早く行くわよ! 先生とサインさん救出作戦開始!」
「フハハハハハハハー! そうはいかんざき! 君達の相手は私だーー!」
ガラスをひっかいたようなヒヅメの音を立てながらメフィストが四人の前に立ちふさがった。
「あ、あなたは!」
「逃げたんじゃなかったの!」
「フハハ! 悪魔で任務遂行のために一時的に姿を消しただけにすぎん。ヘル・バーナーがあの二人を
蹴散らすまではここは一歩も通さんぞ! 我らの野望の邪魔はさせんぞー!」
メフィストは馬上から斧を高らかに上げて叫び散らした。
「野望って・・・?」
ウィンが恐る恐る聞いてみた。メフィストはそれを聞くと目を見開き。
「聞きたいか! フハハハハ! 聞かしてしんぜよう! 我々の野望は闇の天下!
ゾーク様の絶対的な支配! 地上の人間そしてモンスターは我々に屈するのだ! フハハハハー!」
「何が天下よ! 何が絶対的な支配よ! どうせ支配した後のことなんか何も考えてないくせに!」
メフィストはヒータの怒声にギクッ! っとした。
「もしかして図星?」
ヒータは問い詰めるとメフィストは凍りついてしまった。
「うっわ〜だっさーい!」
「ちゃんと計画しなくちゃ!」
「幻滅」
「・・・ばか」
ヒータ、エリア、アウス、ウィンの言葉にメフィストは精神的にボコボコにされた。
これでは悪魔の威厳とメンツが潰れてしまう、メフィストは心底ヤバイと思っていた。
「フ、フハ、フハハハハ! そんなことは天下が成ってから考えればよいのだ! さぁどうする!
こうしてる間にもあの二人はヘル・バーナーの餌食となってるやも知れんぞ!」
メフィストの開き直ったセリフに四人はハッとした。
「みんな! このアンポンタンをやっつけるわよ!」
四人は勇ましく立ち向かっていった。メフィストは斧を構えた。
152 :
想像人:2005/12/25(日) 01:21:21 ID:+CPpH/Ji
その頃、炎に囲まれながら戦うサインと先生はヘル・バーナーの炎を紙一重で交わしていた。
「ドリアードさん、あの子達の所へ行ってあげて下さい!」
サインはドリアードに勧めた。
「でも・・・」
「あの悪魔族の将軍は森の中に潜んでいるはずです。あの子達と出くわしているかも知れません
私なら大丈夫です。あの子達はまだあなたの支えを必要としています! 行ってあげて下さい!」
サインの言葉に先生はハッとした。そうだ、あの子達はまだ遊びたい年頃の女の子。今、全てを
おしつけるのはあまりにも酷い。先生は閉じていた目を薄く開けると決意した。
「わかった。でも絶対死んだらあかんよ!」
先生は強力な「葵」で炎の壁をこじ開け、四人のもとへ向かった。サインが再びヘル。バーナーと
向き合うとヘル・バーナーは前足でサインを踏みつけようとしていた。サインが手で顔を覆うとヘル・バーナーの
悲痛な叫びが聞こえてきた。見るとヘル・バーナーの前足が転がっている。見事に切断されたようだ。
「ソードマン!」
サインは叫んだ。部屋で寝ていたソードマンがサインの危機を救ったのである。
「ドリアードさんの薬草が効いた。完全ではないが俺も戦える」
「ソードマン・・・ありがとう」
「なに、それよりこの強力な悪魔を野放しにするはけにはいかないな!」
二人の沈黙の勇者がヘル・バーナーに向かって突進していった。
時を同じくして霊使いの四人はメフィストを馬から叩き落そうとしていたが
メフィストは馬上戦闘に長けており、縦横無尽に振り回す斧が四人を近づけない。
「フハハハハハハハハハー!これこそ闇の武!」
メフィストは斧で四人をなぎ払った。四人は斧から発生した衝撃で吹き飛ばされた。
「伊達に将軍は名のってないってことね・・・」
アウスはメガネを一度あげてつぶやいた。
「接近戦じゃ相手に分があるからみんなで精霊術を使うのよ!」
アウスの指示で四人はメフィストを取り囲みそれぞれの精霊術を放った。
メフィストは飛んできた火球を斧を一振りして打ち消し水の渦を斧を回転させて防御し
突き出る地面を察知して馬ごとジャンプしてよけたが強風でバランスを崩し、落馬した。
「むぅ・・・こうも魔法を浴びせられては・・だが私も魔法の心得が全くないワケではないぞ!」
メフィストはそう言うと人差し指を空に向けて詠唱を始めた。
「サンダー・ブレイク!」
上げていた指をウィンに向け叫ぶと、激しい稲妻がウィンめがけて落ちてきた。アウスが抱きかかえた
飛びのいたのでかわすことはできたがウィンの立っていた位置にあった石が小麦粉のように粉々になった。
「フハハハハー! 私のサンダー・ブレイクはいかなる対象物でも破壊する!」
メフィストはサンダー・ブレイクを乱れ打った。
「サンダー! サンダーー!! フハハハハハー!」
のりのりのメフィストに殺意を覚えた四人だが激しい落雷でいつまでもその場に立っていられない。
「もらった!」
メフィストは体制を崩したヒータに切りかかった。振りかざした斧はヒータの肩をかすめた。
エリアがヒータに駆け寄った。エリアはヒータの異変に気づいた。ヒータは体中を震わせている。
目もまるで怯えたような目をしている。
「あなた、ヒータちゃんに何をしたの!」
エリアが怒ってメフィストに問うとメフィストは得意そうな顔で答えた。
「何をしたと言っても一牙をむくいただけだが・・しいて言うなら私の能力にある」
「能力ですって?」
「戦いに必要な物は何かな?」
メフィストはニヤリと笑いアウスに質問した。
「武器に・・魔力に・・相手を恐れない心・・・とか?」
「私の攻撃で傷を負った物は戦いに必要な要素をランダムで捨て去ってしまうのだ!」
アウスは今一度、ヒータを見てみる。どうやら戦う勇気を捨てさせられたようだ。
「傷を塞げば治るはず、エリア、手当てしてあげて!」
アウスは的確に指示を出した。
「フハハハハハハハー! そうはさせんぞ!」
メフィストは斧を頭の上で振り回しながらエリアにかけていったが突如、自分の顔に「紅」が飛んできた。
153 :
想像人:2005/12/25(日) 01:23:04 ID:+CPpH/Ji
「ぶふぉ!」
メフィストは顔面にもろに受け落馬した。その隙にエリアは回復の魔法を詠唱していた。
「恵みの雨!」
やさしい雨がヒータにふりそそぎ肩の傷を塞いだ。四人が紅の飛んできた方向を見てみると先生が立っていた。
「先生!」
「みんな、大丈夫やで。みんなが一人前になるまで先生が守るから」
先生は優しく目を開けて四人に言った。メフィストは起き上がり先生に向かって構えた。
「やぁ精霊術師ドリアード! ヘル・バーナーはどうした?」
「私はサインちゃんを信じてる。それよりヒータちゃんをイジメたな〜?」
先生は目を細くしてメフィストに問い詰めた。メフィストは先生の迫力に押された。
「先生・・・・怒ってる?」
ウィンも目を丸くして怖がっている。
「お仕置きやで〜、風林火山」
先生はそう言うとスッと目を閉じた。メフィストは警戒していたが斧を振りかざし先生に切りかかった。
「速きこと風の如し」
先生はフッとメフィストの視界から消えた。メフィストが驚いた矢先に先生はメフィストの腹を強く手のひらで突いた。
「おおぅ!」
メフィストは後方に突き飛ばされ木に激突した。すぐさま体制を立て直し斧を構えるが先生の姿はない。
「静かなること林の如し」
急にメフィストの横から大量の水が流れてきてメフィストは何もできず押し流された。
別の木に激突して顔をあげると先生が目の前に立っていた。
「侵略すること火の如し」
先生はパンと手を叩くとメフィストの足元から火柱が立ち上りメフィストを空中に巻き上げた。
「な、なんだ! 何が起きるのだ!」
メフィストは思いがけない連続攻撃にパニックになっている。火柱に押し上げられながら空に
上っていく。急に火柱が消え、メフィストは逆さまに落下した。メフィストはうつ伏せに倒れ
なんとか立ち上がろうとしていたが、
「動かざること山の如し」
突如巨大な岩石が自分の背中に落ちてきた。
「ぐおぉぁ!」
メフィストはガクっと倒れてしまった。
「そ・・そんなアホな・・・ゾーク様に合わせる顔がない・・・」
メフィストは這いながら馬にしがみつきそのまま逃げるように去っていった。
「あかん・・・一人で全部やるとくじけそうや・・・」
四人は先生の大技に開いた口が塞がらない。先生はニッコリ笑って
「この技で大事なのは表現力やで〜」
っと言った以上は何も言わなかった。やがてヘル・バーナーを討ち果たしたサインとソードマンも
やってきた。全員はほとんど荒野に成り果てた家の前に座りこんだ。
「悲しいことだ・・キングに光の忠誠を誓い合った同士の中から裏切りが出るなんて・・」
ソードマンは目頭を押さえて嘆いた。
154 :
想像人:2005/12/25(日) 01:25:14 ID:+CPpH/Ji
「すぐに行ってしまうの・・?」
サインは悲しげな表情でソードマンに問う。
「あぁ・・すぐに駆けつけて城を支えなければならない・・」
「そう行ってあなたはいつも私を置いて行ってしまうのね・・」
先生と四人はどこか悲しいストーリーを眺めていた。先生はスッと立ち上がった。
「しばらく二人で過ごしたらええやん、大丈夫、お城のことはカイバーマンくんに頼んでおくから」
サインとソードマンは驚いて先生を見た。先生はソードマンに薄めの札束を渡した。
「これは?」
「それで二人でおいしい物でも食べてくるとええよ、ヌックにでも行って」
「あぁ、あの人食いハンバーガーを作るとこで有名な所ですか」
アウスが割り込んで解説した。
「し、しかしお金など受け取るわけには・・・」
「ええよええよ、それに本当に好きな子を悲しませたらあかんで」
ソードマンは先生のセリフに赤くなった。サインも赤くなっている。ソードマンはサインのほうを向いて言いにくそうに言った。
「これから・・・付き合ってくれるかな?」
「・・・・はい」
先生はお辞儀して去ってゆく二人を笑顔で見守っていた。四人は赤くなってそれを見ていた。
先生と四人はいつもの場所に帰ってきた。そして先生は悪魔について四人に聞かせた。
「つまり、六年前に悪魔族と光と闇の人達との大規模な戦いがあってハ・デスは引き返したけど
今、ゾークと手を組んで再び活動を開始したということですね?」
アウスが先生の話を整理した。
「そや、光と闇の人たちが今がんばってるけど、もしかしたらここにも被害があるかも知れへん」
四人は険しい表情で聞いている。そして四人は先生に悪魔族と戦うか否かを問われた。
「無理は言わへん、みんなが危ないときは先生が守ってあげるから・・」
「先生! 私達も大人です! 私達も戦えます!!」
エリアは胸を叩いて断言した。
「もっと、練習して先生に負けないくらい強くなります!」
「あんな悪魔を野放しにできません、戦います!」
「う・・うん!」
先生は四人の決意表明を聞いてニッコリ笑った。
「みんな本当に強い子やな〜」
ドリアードはこの四人の強い意志と団結の力があれば何も心配はいらないと思った。
そしてこの少女達は自分が精一杯守ってあげようと決意した。
以上です。慣れない表現を多数、使いました・・
なにかとストーリーがつながっているので次は一話で終わる読みきり
話を書こうかなと思います。
155 :
想像人:2005/12/25(日) 01:32:27 ID:+CPpH/Ji
訂正
>>150 ×ありえない事がとき一番その人の感情が表に出るのかも知れない。
○ありえない事がおきたとき一番その人の感情が表に出るのかも知れない。
×「私の魔力も打ち負けました。非常にな悪魔です」
○「私の魔力も打ち負けました。非常に強力な悪魔です」
>>155 乙&GJ!!
いつも楽しく読ませてもらってますわ
ひとつだけツッコミたいのだがメフィストの武器はハルバートじゃないか?
まぁ斧でも問題無いだろうけど
ヒータ「おいウィン!カンニングさせろ!」
ウィン「だ、だめだよ。カンニングは怒られるよ。」
ヒータ「いいから見せろ!見せないと先生に言うぞ!」
ウィン「え・・・。別にいいけど・・・。」
ヒータ「先生!先生!ウィンがカンニングさせてくれません!」
説教二時間
>>155 メフィストのキャラ凄くいいね。
ヌックってネーミング微妙www
>>157 先生=ヒステリック天使かなw
ヒータ可愛いなwww
ウィン「エリア何やってるの?」
エリア「今夜のクリスマスパーティーの準備よ。」
ウィン「ふーん、その立て札は?[人食いバーガー一つあり]?」
エリア「警告よ。ハンバーガーの一つはハングリーバーガーよ。」
ウィン「(危うく食べるとこだった・・・)ヒータ摘み食いするもんね。」
エリア「今年こそは摘み食いできないわ。」
アウス「お邪魔しまーす。」
ヒータ「おいすー」
ウィン「(ヒータ手に包帯巻いてるよ・・・。)いらっしゃーい。いま準備するから待っててね。」
エリア「じゃあウィンはそこの料理を運んでね。」
ウィン「わかった。あ、その前にハングリーバーガーどけなきゃ。どれがハングリーバーガー?」
エリア「・・・・」
ウィン「エリア?」
エリア「・・・どれだっけ。」
161 :
阿修羅:2005/12/25(日) 19:26:13 ID:qwJsbe3m
なるほど…当人にもどれが怪物だかわからなくなってしまった…。それなら
誰か一人手を出してみればいい。と思った自分が一人。やっぱ責任とってエ
リアかな?
一時間後……
「ダメだ!どこを探しても見つからない!」
普段はクールな師匠がついに音を上げた。帽子は頭からずり落ちようとし、額には
汗が浮かんでいる。
「それは当然……。だって、私が持ってるんだもん……。」
突然背後から声をかけられ、振り向く師匠に、水滴が落ちた。それはあっという間
に数を増し、やがて雨となった。
「誰だ?」
ヒータが、前もって雨が降ることを知っていたかのように、傘を差している少女に
問い掛ける。その少女は目深にかぶった帽子から、口だけを覗かせてクスリと笑っ
た。
「私?私はね……人の心にすんでたの。でもね、苦しくなったから、出てきたの。
お名前は、無いよ……。好きに呼んで」
そういってピンク色のワンピースを着た少女は空中を歩いて近寄ってきた。
「人間……いらないの」
彼女はそういってかさを投げた。
くるりと回転して、かさは舞い降りる。
「君たちもこういう風にしてあげようか……?」
かさは小さな音を立てて地面に落ち、その瞬間。
朽ち果てた。
膜が、朽ち果てるかのようにして、あちこちに数多の穴をあけ、そして消えてし
まったのだ。
「何者……!?」
ルナが叫んだが、体は少しづつ後ずさりしていた。
「私が請合おう」
師匠が、杖を構えて進み出る様子を、少女は黙って見ていた。
「黒・魔・道!!」
一瞬全ての色が消え、そして凍りついた。時が再び動き出したとき、そこには何事
も無かったように少女が浮かんでいた。ただ、変わったことといえば、背後の景色
が一変していること。緑だった森の木がすべて枯れ果て、死の森と化していた。
「じゃあ、私の番だね……。」
彼女がそういうと目深にかぶっていた帽子は風に手渡され、雨の匂いを立たせる地
面に落ちた。その帽子の下にあったのは、青い音をした蜜色の髪をもつ女の子だっ
た。しかしその眼はどこか虚ろで、口元には不適な笑みが凍り付いている。
少女の目に、鋭い眼光が生じた。そして次の瞬間、師匠も、ヒータも、ルナも、み
んな数十メートル後ろにある朽ちた木に背中をぶつけ、半身を木にのめりこませて
いた。
「まだ君たちは殺さないんだ……。会いにきたかったら、火龍巣までおいで。いつで
も遊んであげるから……。」
そういって、少女は段々薄れて行き、消えてしまった。朽ち果てたわけでなく、空へ
と。
後には白い帽子だけが、残された……。
ショートコントにAA、小説と
昨日から今日にかけて神作品の大盤振舞だな
クリスマスパワー恐るべし
>>153 先生のセリフからGXのあるキャラを思い浮かべてしまった者は挙手
>>161乙です。謎の少女登場ですか。こうしてる間にも巨大ウィンは弄ばれてるわけですな。スカートの下で雨宿りされたりと。
>>162メガネのアイドルカードキタコレwww
165 :
想像人:2005/12/25(日) 21:51:53 ID:+CPpH/Ji
>>166マジか。糞ゲーと名高いGXから仕入れた情報だから怪しいと思ってたがやっぱり間違ってたか。
>>167 あー、なる。
目指せデュエルキングには雷電娘娘のデータがないから、その代わりなのですよ。
エリア「ますたぁー。わたしのことどうおもいますぅー?魅力的ですかぁー?」
エリア「ちょ、ちょっと!何やってるのモノマネ幻想師さん!」
モノマネ「なにあなた?自分の体なのに見たいの?じゃあ・・・ホラッ。」
エリア「ふ、服着て!いいから服着て!」
>>148-149 ども。
正直ファイヤーソーサラーファンに石投げられそうな気がしてならない。
でもファイヤーソーサラー好きなんですがね、自分w
それ以前に一応健全な板にしかもクリスマスにモザイクを使わにゃならないネタを持ってくること自体問題か……。
上の方でヒータが動かしやすいという話が出てますが、確かにヒータはオチに使いやすいかもです。
でも個人的にはエリアが一番どんな役割もこなせて便利なキャラ。
あまりクセのない、恋愛ゲで言えばメインヒロイン的ポジションだからでしょうかねぇ。
>>169 モノマネ幻想師でもいいから相手してくれ(ハァハァ
>>170 テイマーさんは大人のおもちゃを何に使ってるんでしょうね。
欲求不満なら俺が相手s(ry
ウィンがいじりにくいんですけどorz
姿かたちがエリアならそれで構わない。
大事なのは中身?
いや、中の人など存在しないといt(ry
ナニをしようとしたところでモノマネが興奮のあまり元に戻ってウホッな展開に・・・
男「そこのお嬢さん。俺とお茶しない?」
アウス「私を誘ったって無駄よ。私レズだから。」
男「レズ?レズってなんだ?」
アウス「レズを知らないの?レズってのは・・・。そうね。あそこに女の子がいるでしょ。私はあの子に〇〇〇なことをしたいと思ってるの。」
男「じゃあ俺もレズだ!」
ヒータ「という逸話が・・・。」
アウス「ねーよ。」
モノマネに四人娘に変身してもらう。
↓
四人娘の姿のまま、服を脱いでもらう。
↓
デジカメで写真を取る。
↓
お家でプリント。
↓
写真は四人娘の全裸のまま。
↓
ウマー
今度からモノマネ幻想師の事Mr.2ボンクレーって呼ぶよ
>>177 ものマネ「ジョーダンじゃないわYO〜」
このスレの住人はみんなレズだったんだよ!!
ごきげんようおねえさま
おとぼく?
ジェネレーションギャップだ……マリみてとキバヤシを知らんとは……。
>>183 一般人はそのどちらとも縁が無いと思うぞ
>>183 マリア様が見てるもMMRも知ってる
ただ『おとぼく』って言いたかっただけなんだ(´・ω・`)ごめん
>>183 >>180の書き込みに対して、
「何だってー!?」のAA貼ろうとしたら
何故か書きこめなかった俺ガイル。
ヒータとアイツ
エリアとコイツ
ウィンとソイツ
アウスとドイツ
何か間に関係があるように思えてならない
絶対なんかあるな
●
<■> < ワタシハ アイツ。 ひータン憑依装着シテクダサイ
/ \
●
 ̄■ ̄ < ワタシガ ドイツデス。 えりあタン憑依装着オネガイシマス
/ \
\●/
■ < ボクハ ソイツ。 うぃんタンゼヒ憑依ヲ。
< >
●/
<■ < オレガ ドイツダ。あうすタント憑依装着希望ダ。
/ >
ぎゃー
コイツミスったーorz
GJ!
「コイツら」はああ見えて天使族だから意外とイイ奴らなのかも知れん
もし四霊使いのパートナーがプチ竜、狐火、悪魔ビーバ、バイトじゃなくて「アイツら」だったら
カードイラストがかなり楽しいことになっていたかも
笑いと萌えの両立だわwwww
すいません、ちょっとageさせてもらいますよ・・・
[゚∀゚]
/[_]ヽ
| |
■■■■●●●●
。。。。。。ああぃううえすひりんアイイイイイイオオガガガククサシシシシススゼソ
タタタタタタダダダツツツツテデトドドネハハヒボマレワワヲンンンンー依依依依希
憑憑憑憑望着着着装装装/////<<<<<<<>>>\\\ ̄ ̄
●
<■>
/ \
ヒータ「な、なんなんだ?コイツは…」
アウス「あれ?ヒータ、ソイツはコイツじゃなくてアイツだよ」
ヒータ「そ、そうか コイツはアイツだったのか」
エリア「あれ…ドイツがアイツだったっけ?」
アウス「ええとコイツがアイツだったような…コイツがソイツだったような…」
ウィン「ふえ〜ん ドイツもコイツもわけがわかんないよ〜」
ややこしいなw
修学旅行(ウォーターワールド行き)にて
ピケル「ああ、エリアちゃん助けて。ヒータちゃんがバスの席を間違ってるのにどいてくれないの。」
エリア「またヒータか。よし、任せなさい。」
エリア「ねぇヒータ。ピケルちゃん困ってるしどいてあげたら?」
ヒータ「やだよ!窓際がいいんだ!窓からイルカが見えるかもしれないだろ!」
エリア「ヒータ、実はその席ね・・・・なのよ。」
ヒータ「マジで!?」
エリア「本当よ。」
ヒータ「わ、わかった。どく、どくよ。」
ピケル「ありがとうエリアちゃん。ヒータちゃんになんて言ったの?」
エリア「その席はウォーターワールドに行かないって言っただけよ。」
>>185 正直スマンカッタ。
アニメ化おめでとう(´・ω・`)
しかしアニメといえば、女性モンスターのイラスト探して歩いてると、やはりアニメに出演したか否かは大きいな。
OCG知らない人でも、都合三回も出演依頼の来ているファイヤーソーサラーのイラストは描いてたりするし。
4人の知名度をこれ以上上げるには、アニメ出演しかないのかな、やはり。
苺ましまろっぽいのは気のせいか
ヒータ「あんたらってどっかで見た事あるような?」
熱血球児「どっかって、クラスメートじゃないか」
ヒータ「そうじゃなくて」
アイツとコイツ「「…?」」
戦闘機「マァ、会社ノ都合ダナ」
アウス「お会い出来る日が来るなんて思いませんでした!
『今日の私』があるのは貴方を昔"本誌"で見たからなんです!!単行本も全部買いました!」
ヤエさん「ありがとう…でいいのかしら?(汗」
ニンジャマスター「アウスお主、歳がばれるでござるぞ」
憑依エリアがハイドロの代わりに当たって
今二枚あるんだ。アトランティスデッキに入れるべき?
>>200 エリアは水属性下級デメリットなしで最高攻撃力だからな。
殴るデッキなら普通に入る。
黄泉ガエルがいるなら通常エリアも一枚入れておいてもいい。
むしろ入れなさい。
>>201 だよな・・・。
ハイドロやアビス入れたかったんだが手に入らないしな
エリア入れることにするよw
強制転移+霊使いリバース憑依装着のコンボは決まるとかっこいいぞ
DNA移植があれば強奪の代わりになるし超強い
ブレインジャッカーやダミーゴーレムのほうが強いように見えるのは気のせいです
>>203 まあそのために水霊使い入れないとダメだし持ってない・・・
んでここは霊使いだけのスレなの?
最近ハーピィ・ガール見たけど可愛かったな
幻魔の為にそぉい!を買い続けてるが・・・
ルインさまレリ ×1
ルインさまスー ×4
俺にどんなデッキを作れと
>>205 だよな
荒野の女戦士の誘うような格好に違和感を覚えた今日この頃
>>206 「そぉい!」ってなんか懐かしいなw
俺は、
ルインさまレリ ×3
ルインさまスー ×1
これだけ買っても幻魔どころか
相方のデミスは一枚も来ない・・・ orz
SOIか…
TLMに始まりCRV、EENと霊使い関連のカードがでたわけだがSOIにはでなかったよな
まさかもう霊使い関連のカードは出ないのか!?
アニメで霊使いデッキを組んだ奴がでてきて黒龍の雛や闇龍みたいなサポートがでる伏線ですよ
ピケクラならソスが使ってくれるかもしれないが
212 :
名無したんはエロカワイイ:2005/12/28(水) 18:45:37 ID:bgCWNDvO
剣の女王がいい
ヒータ「なあ、これなんだ?」
アウス「それは魔法瓶よ。熱いものは熱いままに、冷たいものは冷たいままにできるすぐれもの。
欲しいならあげるけど?」
ウィン「ヒータ、それなに?」
ヒータ「アウスから貰った魔法瓶。」
ウィン「魔法瓶?」
ヒータ「熱いものは熱いままに。冷たいものは冷たいままにできるんだ。いいだろ。」
ウィン「中に何が入ってるの?」
ヒータ「モナカアイスとホットミルク。」
お馬鹿なヒータ萌えwww
キメラテック・オーバー・エリア
>>206 ルインレリ3枚
ルインスー17枚
まだまだ集めますwww
>>213 ちょお可愛いな〜。ヒータの株がこのスレのおかげで急上昇www
>>206 テラウラヤマシス(´・ω・`)
>>211 そこでレイですよ。
コントロールを奪う効果は恋する乙女にも通じるところがあるし。
なんかここファイヤーソーサラーが人気みたいだけど、どんな顔?
一つだけ聞いて良い?
切り込み隊長など他のキャラのスレはどうすれば良い?
燃えもあるもんなぁ。
俺はこのスレでやっちゃってもいいと思うけどスレタイに思いっきり女性って入ってるしどうなんだろう。
たまにダイグレファーでてくるからいいのかな。多分いいかもしれない。問題ないよ恐らく多分。
ん?そうか…
実は半分俺の自己満足の為に立てようかなとは思ったんだが
スレ乱立すると迷惑掛かるかなって思って
鬼ゴブリンとか切り込み隊長って良くいろんなカードに出てくると思うんだが
あれってどういうストーリーになっているんだろうか?
鬼
普通にジャイアントオークのトレーナーとして活躍する
↓
異次元に吸い込まれる
↓
異次元で偵察者に出会い、そいつをしごく
↓
これ以降は分からない
隊長
他の奴らと特攻する
↓
ガガギゴをかばう→何とかして戻ってくる?
女性モンと絡ませるならおkじゃね?
ナーガに萌えかけな俺がきましたよ
あいつは男なのか女なのか、それともオカマなのか?
肩幅輪郭からして男だが腕の細さ、ラインや唇はなんか色っぽいなあとか思ってしまった俺はもう駄目ですかそうですか
>>224 異次元もよく出てくるよね とくに女
…ん、よくってほどじゃないか…?
227 :
想像人:2005/12/29(木) 01:22:11 ID:zXy7MpUe
>>226 ナーガは男(又はオカマ)と思われます。真DM2にてナーガには女性モンに
装備可能な装備魔法に対応していません。それと下半身は蛇でセリフの最後には
「〜おじゃる」が付きます。
>>226 女性のナーガはナーギニーって名前になるから……。
たぶん男かと。
>>226 いや、よく出てると思うぞ
それで出てないって言われたらゴブリンも
…ってこれを認めたらカンガルーとかもよく出てる事になるのか…
>>228 じゃあこのスレの平和の為に立てた方が良いかな?
>>230 自分的にはそうしてくれた方が。
あくまで一意見だけどね。
じゃあ男キャラってことでウィン×グレファー投下。苦情は受け付けません><
修学旅行のある日。他の霊使いと一緒に遊んでいたはずのウィンが予定よりはるかに早く部屋に帰ってきていた。
そして部屋に呼び出されるグレファー。
ウィン「ねぇグレファーさん・・・。私のパジャマを、取って・・・。」ぱちん、ぱちん、はらり。
ウィン「パンティーと・・・ブラジャーも外して・・・。」ぱちん、ぱらっ、ずるり。
ウィン「ねぇグレファーさん・・・。」
ウィンの息遣いが荒くなる。
ウィン「私の服を着たりしないで!」
>>233 完全にスクロールさせてなくて、
無駄に期待した俺ガイル orz
GJ!ワロスwwwwww
>>233 グレファーのヤローーー!!!
俺のウィンたんのパパパパパッパンティーをよくmdhfふv99939
フリード、グレファーとガガギゴってどうなったの?
ガガギゴが可哀想で泣きそうになったわ
名前がふざけてたから怒りも倍増したぜ>ゴギガガガギゴ
>>236 妄想にすぎないが最終回で悪役が赤ちゃんに転生するアニメとかあるじゃん。
たぶんゴギガガガギゴもフリードか誰かに倒されて赤ちゃん(卵)に転生するんだよ。
んで卵から孵ってエリアの友達として再出発じゃないか?
272でスレストする悪寒
272でスレストする悪寒
>>228 話にグレファーが出てくる時点でダメなのか?
連投スマソ
むしゃくしゃしてやった。今は反省している。
>>232 分かった、でも、スレ重複してるじゃないか!
って言われた時は素直に諦めるかw
隊長とフリードってどうなってるんだろ?
247 :
206:2005/12/29(木) 14:20:08 ID:k+xX21mJ
デミスが
レリ×1
スー×5
になった・・・頼む、デミス出ないでくれorz
友人もデミス欲しがってないし・・・死にたくなるよ。
アウス父「しかしなんだね。近ごろの女性は強いね。この前料理にケチを付けたらフライパンで家から追い出されてしまったよ。」
エリア父「まったくですな。私なんか妻の前に行って両膝ついて謝らないと許してくれないんです。お宅もそんな感じでしょう?」
ヒータ父「いや、うちは全然そんなことありませんよ。妻が私の前に来て両膝つくことはありますけどね。おまけに手まで床につけて。」
アウス父「ほお、そりゃすごい。それで奥さんはなんて?」
ヒータ父「「ベッドの下からでてこい腰抜け!」」
ちょw皆甲斐性なしじゃないかw
>>236 とりあえず想像に任せる
【ガガギゴ】
隊長に守られる(我が身を盾に)
フリードと対峙する(異次元の境界線)
暗黒の侵略者から誰かを守る(絶体絶命・スピリットバリア)
隊長・火炎木人18と三つ巴バトル!(ツーマンセルバトル)
コザッキーに改造されギガ・ガガギゴに(レベル変換実験室)
エリアに憑依装着(憑依装着−エリア)
【隊長】
突撃する(増援)
闇より出でし絶望に立ち向かう(立ちはだかる強敵)
ジェノサイドキングデーモンに引っかかれる(血の刻印)
ガガギゴ・火炎木人18と三つ巴バトル!(ツーマンセルバトル)
ゴブリン達を奇襲する(本陣強襲・反撃準備)
大木人18を切り刻む(ダブルアタック)
ボロボロになるも生還する(戦士の生還)
【フリード】
放浪する若き日々(放浪の勇者 フリード)
作戦会議(陽動作戦)
ガガギゴと対峙する(異次元の境界線)
前線にて陣頭指揮(突撃指令)
この流れなら言える・・・!!
ということで異次元♀について
荒野に住む一人の女戦士。(荒野の女戦士)
ある日、戦士 ダイ・グレファーに異変が起きる。(堕落)
ついに女戦士を襲うグレファー。(二者一両損)
彼女は堕落したグレファーに道連れにされてしまう。(因果切断)
次元が繋がり、元の世界に帰る。(次元融合→異次元からの帰還)
そして、華麗に着地。(異次元の女戦士)
しつこいグレファーに宣戦布告。(異次元の指名者)
襲われるが、異次元の力で返り討ちにする。(ディメンション・ウォール)
「遊戯王OCG男性モンスター燃えスレ」 でいいじゃない?
そのスレはグレファーの話題を出す度に荒れる
>>253 男性限定にすると、性別不明のドラゴンとかに燃えられなくなるよ。
荒野の女戦士→異次元の女戦士ってウソだろ?
実際にそれが描いてあるカードがあるわけじゃないけどなぜかその説が定着してる
ダイグレファーの連続出演
それに合わせて異次元女と荒野女が出演
そして今回出たカードが因果切断。(荒野女が異次元に飲みこまれる)
逆処理:荒野女が飲み込まれた!→ま た ダ イ グ レ フ ァ ー か!→そういえばディメンジョンウォールで・・
と言う流れかな?
あの頃のダイグレファーブームは凄かった・・
OCGスレでグレファーのストラクが考えられたぐらいだからな
>>257 まあ因果自体のカードの絵はなんとも言えんな
異次元に飲み込まれてるみたいだけど・・・
・・・ってここはグレファースレか!!
水デッキに入れたエリア結構頑張ってるよ
サクリ二体に霊使いを五人ずつ装備、空いてるモンスターゾーンに霊使い召喚。
場にでる霊使いの最大数は18人。一回でいいから完成させたいが究極完全体を場に五体揃えるぐらい大変だ。
>>259 だが調子に乗った香具師どもがあまりに多用しまくったから、もううんざり。
それからだ、グレファーネタが嫌いになったの。
>>262 エリアは同族とかメビウスとか、奪えるのは結構いるからね。
守るのは大変だけど。
>>264 残念な話なんだが憑依装着を通常扱いで出してるんだ
アトランティス下で。術士がいないもんで・・・
>>265 そうか……頑張って手に入れような。
精霊使役→憑依装着の流れは楽しいよ。
でも月読命で裏向けるのはかんべんな('A`)
何故にゴブリン?w
とにかくシナトさんカッコヨス
シナトって女?
王だから男だとおもわれ
>>271 納得した
ていうか箱舟とシナトはどんな関係があるんだろうな
自己解決
でかすぎるから目立たないために箱舟に隠れてたらしい
>>269 隊長入れたら弾かれた
俺の中ではこいつと隊長くらいしか頭の中になかった
今は反省している
ヒータ「何やってんの陛下」
ハ・デス「大掃除だ。押し入れを整理するとか、こうして障子を張り替えるとかして
新年を気持ちよく迎えられるようにするのだ」
ヒータ「私は掃除なんかしなくても、
大晦日に蕎麦さえ食べられれば新年を気持ちよく迎えられる自信があるぞ」
ハ・デス「自慢になっとらん」
ちょwww陛下ってwww
荒野と異次元は双子ってことじゃダメカナ?
もしくはライバル関係にあってその因果を切断する、みたいな。
荒野たんは可愛いけど異次元は好きになれないんだよ。
ディメンションウォール→異次元とグレファーの出会い、愛が芽生える
二者一両損→荒野とグレファーの出会い、禁断の愛が芽生える
因果切断→怒りの異次元♀、荒野を異次元に引きずり込む
これならどうだ!
2005年 11月 17日発売 OCG SHADOW OF INFINITY
全 60 枚
1パック 5枚入り 150円
1箱 30パック入り 4500円
世界統一フォーマット第四期第七弾
エリア「メビウスさん、今日もお疲れ様です」
氷帝「ああ、どうってことないさ」
アウス「グランマークさん本借りに来ました」
地帝「ん。そこに用意してあるからちゃんと返せよ」
ウィン「カマキリさーん。ネックレス忘れてますよー」
女帝「あらやだ。どうもありがとうね」
ヒータ「おいマリオ!お前のせいで『闇よりいでし絶望』が出てきて半殺しになったじゃねぇか!!」
炎帝「ひぃぃ。姉御ぉ勘弁してくださいよ!私の効果は強制なんですから!!」
>>280 最高www
ウィンたんのとこが風帝とかだったらもっと最高だった
雷帝いらないから風帝にしてほしいよな^^:しかも一人だけスーレアじゃないしw
いらないカードなんてありません!
とカエルデッキにカエルスライムとか入れようとしてる俺が言ってみる
オレは意味もなく
ガエル・サンデスとVWXYZを融合デッキゾーンに置く
究極龍「俺も普通に融合召還されたことないなぁ」
使われる時は何時もデビルフランケンと一緒な気がする
\ ヒータちゃん、私、やっと上級モンスターを使役できるようになったの
\お、ウィンもか。実は私もなんだ ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_ノ, _
ヾ'´ 7ゝ '´ `ヽ《
ノ イノノl/!)〉ゞ 〈(((从)リiミ!⌒ヽ
. 从jリ゚ ー ゚从.. 目 |li、ヮ゚ !从i`ヾヾ
/´|)∀)'´|) ‖ ../(Y ,| ̄|) ヾ ワクワク
|_,ノ)___|._ノ. .‖ (|,j|_|、_」
└く__i┘ . ‖ i〈|_ヽ>」
し'ノ ‖ しヽ.)
__∧_____________
/じゃあ二人一緒に憑依装着してみようか
_
r゙~"ヽo/
(゚∈゚ )
/⌒|/⌒ヽ. 憑依装着「霞の大怪鳥」
\ミ/彡丿
ヽ / .
/∨ ヽ
| | 丿
. | | / .
.. | | .ノ
彡彡
; ̄,」_从从:i'⌒;
| |(_,ノI'、_):| | < 憑依装着「火之迦具土」!!
.| |.!rヮj ,ィ| |
|,/::`::ル:::::r .ノ
.|::::::::|::::::::::/
.|:::::::/::::::::::/
カグツチ─────/;;;;;/;;;;;;;;;;/ フォ───────ッ!!!!!!!!!
/;;;;;;|:::::::...‖
(( ノ;;;;;l《:::::;;::::::::| ))
/ ヽI,r''"⌒^|
/ / | |
(.. r' | .|
_
| ヽ
|ノノ)ゞ ・・・
|д゚从
|⊂リi
.. ||j┘リゝ
|Z エリアはみた!
>>285 ちょwwwおまえら何やってんだwwwww
カグツチというよりそれグレf(ry
>>280 (´・ω・`)テスタロス
>>283 俺の「けろけろエリアデッキ」ではガエル・サンデス様は標準装備だぜ。
デスガエル死の合唱→融合サンデスアタック→融合解除デスガエル×3を決めるのが夢です。
>>284 龍の鏡が出てからはそうでもないけどな。
墓地に青眼の白龍が3体いるとFGDよりも何故か究極竜を選ぶ俺ガイルw
2005年 11月 17日発売 OCG SHADOW OF INFINITY
全 60 枚
1パック 5枚入り 150円
1箱 30パック入り 4500円
世界統一フォーマット第四期第七弾
沈黙剣士「「ヤアッ!ボクはタロウっていうんだ!ヨロシク!」」
ウィン「わぁっ!それ腹話術?すごい!」
沈黙剣士「「一発で見抜くとはさすがウィン君だ!ところで一人足りないみたいだけど?」」
アウス「ヒータなら授業中に居眠りしてて今説教されてるよ。」
沈黙剣士「またか・・・飽きないな彼女は。「ヒータ君はこの前もカンニングしようとして怒られてたね!」」
エリア「あー、あったねそんなこと。先生に言い付けるって脅したんだっけ。」
沈黙剣士「確かほかにも色々馬鹿なことやってたな。「あったねぇ。この前も・・・」」
沈黙剣士「「・・・というわけだ。」」
ウィン「も、もうヒータの話やめて・・・お腹痛い・・・うぷぷっ。」
沈黙剣士「「まだあるよ。あれは・・・」あ、ヒータ君・・・。」
ヒータ「さっきから聞いてればなんなんだお前は!人のこと馬鹿にしやがって!
そりゃ確かに私はあまり頭よくないけど馬鹿にされれば傷つくよ!なのにそれを笑い話にしたりしてなめてんのかっ!」
沈黙剣士「いや、その・・・悪かった。君を馬鹿にするつもりは無かったんだ。ただつい調子に乗ってしまって。本当にすまない。」
ヒータ「お前は黙ってろ!私はお前の膝の上にいる奴に話してんだ!」
ちょwバカワイイよヒータンw
俺の水デッキの憑依エリアはハイドロゲドンに乗って移動してる
_
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ
!リ !゚ ヮ゚从 げどんげどん
/´|)丗)'´|)
|_,ノt丗|._ノi
└く/_|j┘リゝ
`゙し'ノ
>>292 アニ板でもげどーんとか言ってるエリア貼られてたけど、なんか無闇に可愛いよなw
>>293 実はそれ見てパクったww
AAの可愛さが一人歩きしてるような・・・
>>290 なんでサイレントかは解らんがヒータ可愛いなぁ。
そのシリーズってまとめサイトにあがってないよね?
だって腹話術って物静かなイメージがあるじゃないっすか
原作の腹話術師はテンション高いけど
_ノ,
ヾ'´ 7ゝ
ノ イノノl/!)〉ゞ
. 从リ・ω・从 < 憑依装着・きつね火!!
/´|)∀)'´|)
|_,ノ)___|._ノ
└く__i┘
し'ノ
おいおい、尻尾を忘れてるぜ
_ノ,
. ヾ'´ 7ゝ
. ノ イノノl/!)〉ゞ
. .从リ・ω・从 < 憑依装着・きつね火!!
./´|)∀)'´|)
(( ,ノ⌒|_,ノ)___|._ノ
`'ー└く__i┘
. し'ノ
どうも只今、執筆中の者です。亀レス
>>292でスイマセンが、私のデッキも水デッキです。
当然、エリアも入っています。宜しければ公開しますが、いかがですか?
>>296 そこでパペットマスターですよ
>>299 いいんじゃない。
本スレは基本ファンデッキ志向だけど、こういうファンデッキはこっち向けだと思う。
301 :
292:2005/12/31(土) 20:08:47 ID:4bIyeK1G
>>299 おお、お願いします
自分はモンスターが多くなってデッキ崩壊してるんですよねw
アウス「ついに嘘発見機が完成よ!」
ウィン「嘘発見機って嘘をつくとわかるって機械?」
アウス「それ。でもテストしてないのよ、協力してくれる?機械の前で自分の考えを言ってくれるだけでいいわ。ちゃんと嘘をついてね。」
ウィン「じゃあ私が今考えてることは・・・。今日の晩ご飯と初詣に量子力イタッ!な、なんか飛んできたよ!?」
アウス「嘘をつくとこの穴からボールが発射されるのよ。ちゃんと動いてるわね。」
ヒータ「なんだそれ?」
アウス「嘘発見機よ。ヒータもテストに協力してくれる?この機械の前で自分の考えを言ってくれるだけでいいから。ちゃんと嘘ついてね。」
ヒータ「いいよ。私が今考えているイテッ!」
>>302 流石に何も考えてないっていうのはウィンの役回りなんジャマイカ?と提案してみる。
今度のパックのエネミージャスティスにはまぢで風帝がいてほしい
ほかの3人はちゃんと属性の帝を召霊できたのにウィンたんは…(´・ω・`)
もしこのスレを573の人が見てたら困って泣きそうなウィンたんを助けてあげてくれ
ウィンたんを救えるのはあんただけなんだ。頼むよー!
では行きます。アトランティス&手札破壊デッキです。
女神
水霊使いエリア1 憑依装着エリア1
上級
テスタロス1 ギガ・ガガギゴ1 フィッシャーマン1 メビウス1
4以下
ガガギゴ1 黄泉ガエル1 ならず者1 同族1 フェンリル1 メタモ1 クリッター1
魂を削る死霊1 ダンディ1 ブレイカー1 ペンギン・ナイトメア1 暗黒の海竜兵1
魔法
サイクロン1 異次元の使命者1 アトランティス2 抹殺1 強欲1 早すぎた埋葬1
手札抹殺1 シールドクラッシュ1 ライボル1 押収1 ブラホル1 小槌1
転生1 強奪1 貪欲1 大嵐1
罠
水霊術ー「葵」1 グラヴィティ1 激流葬1 リビング1 強制脱出1
こんな感じです。これで地元では勝率4〜5割といった所です。
>>304俺の中では天然≠馬鹿だからな
ああでも天然ってなにも考えてないから天然なのか
つーか天然ってなんなんだ
>>305 風帝は出ないって。
帝シリーズ化が決定したときに、四天王みたいにする気だったんだろうから。
ザボルグが出るのが最初じゃなかったら、ちゃんと風属性にしてもらえたのに(´・ω・`)
>>306 どこが水デッキなんだおまい……。
水属性デッキに不純物はいくないだろ。
不純物入れるんならスタンにした方が強いしさ。
>>307 基本的に良く考えずに行動したり発言したりする人。
空気が読めてないので現実世界だと嫌われるかいじられキャラになる。
でも二次元世界だと肝心なときは並みの人以上に思慮深かったり固い決意を抱いたりしてるヤシが多い。
そのギャップで萌えさせるわけだな、つまり。
水にならず、ブレイカーってスタンじゃないかw
>>308なるほど。ずっとボケてんのかと思ったけどそうでもないのか。馬鹿と紙一重みたいな感じだな。
これから書くときには気を付けるよ。
>>308 そ、そんな…あまりにもウィンたんがカワイソス
今後出てくるであろう4帝と4霊使いの小説がかけないジャマイカー
俺も水デッキ晒し 厳密言うとミサワソス竜デッキだけどね
女神
水霊使いエリア1 憑依装着エリア1
上級
ウォーター竜1 クリスタルコア1 メビウス1
4以下
酸素3 水素3 アクエリア1 プリンセスマーメイド1 黄泉へ渡る船1 グリマザー3 ヨミガエル1 ナーガ1 リバイバルスライム1
ペンギンソルジャー1 ペンギンナイトメア1 スターボーイ1
魔法
サイクロン1 大嵐1 ウォーターワールド2 ボンH202 突進1 月の書1
サルベージ1 光のゴフウケン1
罠
メタリフ1 砂塵1 激流葬1 ダメージコンデンサ1 くさりつきブーメラン2 銀幕の鏡壁1
強欲 強奪 リビング 埋葬 ブラホは禁止って言うルールだから入んないけどね
312 :
想像人:2005/12/31(土) 23:57:04 ID:pXSwxBqr
_
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!リ !゚ ヮ゚从 < あ、マスター、どうかされましたか?
/´|)丗)'´|) \______________
|_,ノt丗|._ノi
└く/_|j┘リゝ
`゙し'ノ
313 :
想像人:2005/12/31(土) 23:59:01 ID:pXSwxBqr
↑すいません、ミスの上にズレました
いっぺん逝ってきます・・・
314 :
1/3:2006/01/01(日) 00:01:49 ID:ZgIpo7B2
ますたー、あけましておめでとうございます|
____ ____________/
. ∨
_ ◎
くヽ'´ ヽ .◎| ◎
〃!ミiノ从)))〉 | | |
ノ /i从!゚ ヮ゚ノリ .****
ノノ / j, У)ヽ、 .*****
〈 j!二i| リ .****
|_/|__,|!_j □□□
し'ノ ====
i_n )f n`if n`i /Z
A Happy New Year ∠ 'ュl、Lリl、Lリ(_0_)
チョットチョット | 今後とも……って、はい?
\_ _____________
(´・ω・`)ノシ ∨
_
'´ `ヽ《
Σ〈(((从)リiミ!⌒ヽ
|li、ヮ゚ !从i`ヾヾ
315 :
2/3:2006/01/01(日) 00:03:39 ID:ZgIpo7B2
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
え? えーと、はぁ……。
これをつけるんですか?
それで……え? な、なんでそんな……。
や、やらなくちゃだめ……ですか?
ぜ、ぜったいですか? うう……。
__________________
316 :
3/3:2006/01/01(日) 00:04:11 ID:rAG6F/UW
こ……こんごとも、わたしたちを . |
よろしくおねがいいたします……わ、わん。 |
……あ、あぅぅ、わん(/// |
____ _____________/
∨
_ ◎
, イ´ ヽ、 ◎| ◎
ιノミiノ从))〉、j | | |
|lil|!゚ ヮ゚ノリ .****
ノ/ j, У)ヽ、 .*****
〈 j!二i| リ .****
|_/|__,|!_j □□□
し'ノ ====
明 け ま し て お め で と う ご ざ い ま す 。 (`・ω・´)
あけましておめでとうモエスwww
さすが霊使いスレだ!新年早々2chだけどなんともないぜ!
2005→2006になる瞬間、俺はジャンプした
てことであけおめ〜ことよろ〜^^
今年も萌えまつよwww
>>306 ありがとう
俺のも晒すけどどっちかというとデッキ診断してほしいくらい・・・orz
上級:ダイダロス×2、メビウス×1
下級:グリズリー×3、バグロス×2、マーメイドナイト×2、
同属感染、憑依装着エリア×2、ハイドロゲドン×3、
異次元女、聖なる魔術師×2 モンスター19枚
魔法:アトランティス×3、ザルベージ×2、
強奪、サイクロン、埋葬、強奪、壷、大嵐、雷ボル 魔法12枚
罠 :リビング、重力網×2、激流葬 罠 4枚
あと5枚どうするか、ブラホ持ってないしな・・・ブレイカーとかならず者は入れたらダメかww
テラフォもないしモンスターも多い気がする
地砕きや地割れはある?あと、アトランティス来なかったときのために
メビウス1枚追加して、洗脳1〜2枚入れてみるとか。生け贄確保は意外と便利。
除去系対策に八式あたり。手札で腐った洗脳、地割れ、アトランティスを再利用。
同族コストが足りなくなるっていうなら考えものだけど・・・
_
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ
!リ !゚ ヮ゚从
/´|)丗)'´|) おみくじ
|_,ノt丗|._ノi
└く/_|j┘リゝ
`゙し'ノ
>>320 どうやらBE1やEE2とか買わないとダメみたいだ
洗脳は古代機械パックか、メビ入れると重くなるからやめときます
あと地割れや砕きは抹殺の使徒やハンマーシュートで代えは効くかな?
モンスター多いからハイドロかエリア抜こうかと思う
ていうか聖なる魔術師の互換とかないかな?水じゃないと入れる気が起きない・・・
皆様、あけましておめでとうございます。本年もより良い作品を作ってがんばって
いきます。
今回の敵ですが
_
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!リ !゚ ヮ゚从 < かえるさんです
/´|)丗)'´|) \______________
|_,ノt丗|._ノi
└く/_|j┘リゝ
`゙し'ノ
ノミの報告から一週間程経ったが目立った動きは見られなかった。ダークマンも未だ
に帰還をしておらず、ドリアードの方も進展が無く全員、何処か苛立った状態であっ
た。その様な状態でラーゼは仕事を探していた。隣にはアウスとエリアもおり、一緒
になって探していた。
「これいいじゃない?」
エリアが指差した物は『トードマスター』からの依頼で『ガエル・サンデス』の除去
と言う物であった。
「これいいね、私も行ってみたい」
アウスもこの仕事に興味を持ちラーゼに行く様に促した。二人が乗り気の状態なので
ラーゼはこの仕事を受け、目的地である。キロフォック湿原に向かった。
「でも意外だな、二人とも嫌ではなかったの?」
電車の中、ラーゼは二人に今回の仕事に対する意気込みを聞いてみた。女の子がカエル
だらけの仕事を選んだ事にラーゼは心配をした。
「それは全然、心配しないで良いよ、私のパートナーを見れば分かるでしょ?」
「そうだよ、お兄ちゃん酷いな〜」
「あ、ああ、ゴメン…」
「私も気持ち悪いとか無いよ『デスガエル』系統のモンスターは研究対称として興味
あるし、それにこんな無愛想で愛嬌が無いのをパートナーにしているのよ」
「悪かったな!」
夫々の話を聞く限り、仕事の方に支障は無い事が分かりラーゼは安心して湿原へと向かった。
湿原に到着をし集落に到着するとマスターは出向かえてくれた。しかし周りの『悪魂
邪苦止』『悪魔ガエル』『黄泉ガエル』『引きガエル』達は所々、ケガだらけであり
巻かれた包帯が痛々しい状態であった。その姿に全員、表情を厳しい物にしてマスター
に詳細を尋ねた。
「一体、如何言う事なのです?」
「まぁ、この状況を見れば分かる様に今、現在ここの平和は一体のモンスターによって
荒らされている」
「サンデスの事ですよね」
「その通りだ、元々はここでも仲間と打ち解けずに自分よりも弱い植物族モンスターや
昆虫族を痛めて喜んでいるデスガエルであったが…」
「突如として現在の姿になったのですね?」
「そうだ…もう私では手に負えない、情けない話ではあるがな…」
マスターは俯き自分の非力さとここまで暴走させてしまった事に負い目を感じた。
ラーゼ達はマスターの話を聞き今回も自分達が追っている符術だと分かり表情を強
張らせた。
「それで現在、そのサンデスは…」
「湿原の奥深くにある洞窟を塒にしているが…」
「分かりました、すぐに討伐へと向かいますので」
目的地が分かると3人はすぐに洞窟へと向かった。その表情は使命感に満ちた物であり
マスターの願いもそうだが少しでも早く目的に近づこうという思いが3人の足を速めた。
洞窟の前に到着すると中に入っていないのにそこは既に異様なオーラを放っていた。3
人は意を決し中へと入ろうとしたが、奥の方から低い叫び声が聞こえ3人はすぐに状況
を理解し、洞窟から離れた。中から現れたのは目的であるサンデスが現れた。サンデス
は3人を見回すと標的をラーゼに決め野太い声で話し始めた。
「何だよ! お前! 女二人も連れやがってよ!」
「何を勘違いしているのだ!」
「そうよ! 出会い頭に何いきなり妄想しているのよ!」
「エッチ! 変態!」
サンデスの発言に対してラーゼ、エリア、アウスは夫々、罵倒の言葉を浴びせて非難を
した。だがサンデスはお構いなしに大きな体を動かしゆったりとした調子でラーゼに手
を振り下ろした。
「うるせぇ! どんだけやっているのだよ!」
下品な言葉を放ちながらサンデスは攻撃したがラーゼは剣でサンデスの手を弾くと、そ
のまま中に入ろうと突進して行ったが、サンデスは口から舌を凄い勢いで出してラーゼ
を弾き飛ばした。予想していなかった攻撃にラーゼは地面に力無く蹲った。
「ラーゼ君!」
二人はラーゼを攻撃された事に怒り、共に懐のトークンを取り出し憑依させていった。
「この変態カエル!」
「皆に迷惑掛けて許さないから!」
憑依をし終え、二人は攻撃力と舌の奇襲を警戒して、サンデスを中心としてグルグルと
回りながら様子を見た。サンデスは二人の殺気にも動じる様子は無くやらしい目付きで
舐める様に見つめていた。
(エリア分かる?)
(何、作戦でも思い浮かんだの?)
(私が囮になって舌を引き付けるからその隙にエリアはギガスマッシャーを!)
(了解!)
二人はテレパシーで話し合い、作戦を実行し始めた。アウスはサンデスに突っ込んで行
った。当然サンデスはアウスに対して舌を出し攻撃をしたが、分かっていた為アウスは
対処を始めた。
「『地霊術―鉄』!」
言葉と同時に地面が盛り上がって行き土の壁がアウスを守った。完全にがら空きになっ
た状態になったのでエリアは必殺技をサンデスに放った。
「ギガスマッシャー!」
エリアの全霊力が篭ったギガ・ガガギゴが光の矢となってサンデスを襲った。だが謎の
物体にギガ・ガガギゴは弾き飛ばされ、元のギゴバイトに戻っていた。エリアは対処が
出来ずにそのまま物を食らってしまい、そのまま倒れ込んだ。
「ハハハハハ、バカが! オデの舌が1本だけだと思ったか?」
物の正体はサンデスの2本目の舌であった。エリアに注意が行きアウスの鉄は弱まり
その隙を突かれて3本目の舌がアウスを襲い、アウスもサンデスの攻撃に倒れた。
「何で一回しか攻撃受けていないのに、こんなに体の自由が効かないの…」
エリアは自分の体が言う事を聞かない事に疑問を感じてつい口に出てしまった。
「知りたいか? オデの唾液にはな少しでも相手に当たれば毛穴からでも侵入して体を
麻痺させる効果があるのだよ!」
「それでか…」
ラーゼがずっと動かないのも納得がいった。アウスは新しい知識が蓄えられた喜びと同
時に自分の体に起こっている異変に嘆いた。自由ではない状態の二人をサンデスは舌で
巻き体を持ち上げた。そして自分の眼前に二人を持ってくると殆どの女性が生理的に受
け付けない笑顔を見せた。
「私達を如何するつもりよ…」
「決まってるだろ…裸に剥いて体中舐め回してから食ってやる!」
「嫌―!」
エリアとアウスは号泣しながら足をばたつかせて拒否したが、空しい抵抗であり、服を
脱がそうと新たな舌を出しゆっくりと二人に向けて近付けていった。
「嫌―! やだ! 絶対にやだ!」
「助けてー! ビーバー! バイト! ラーゼ君!」
「ハハハハハ、良いね、その叫び、尤も10分後にはオデの舌テクで昇天した状態で胃袋
の中だがな!」
エリアとアウスの叫びを楽しみながらサンデスは舌を伸ばしていった。舌が触れそう
になった時、二人はサンデスの舌から逃れる事が出来、自由を取り戻した。何事かと
思いサンデスは辺りを見渡した。すると自分の唾液で気絶している筈のラーゼが立ち
上がっておりサンデスに対して怒りの表情を向けていた。
「何で、おめぇ、オデの唾液で…」
「何だっていいだろ! お前は潰すぞ!」
「ラーゼ君!」
二人はラーゼの復活と自分達の貞操が守られた事に心底、喜んだ。サンデスは良い所を
邪魔されたラーゼに対して完全に怒り無数の舌を放った。
「如何やって復活したか知らねーが、不味そうだけどおめぇ食って、それから改めて
あの女共と楽しんでやる!」
「ラーゼ君! その変態、絶対に許さないで!」
自由の効かない体ながらエリアとアウスはサンデスに対して怒り、ラーゼに自分達の
怒りを代行してくれる様に頼んだ。ラーゼを襲った舌はその殆どがラーゼの剣により
切り裂かれた。若干、舌の攻撃を食らってしまったがそれでもラーゼの突進は止まら
ず、そのままの勢いでサンデスを押し倒すと残っていた舌を掴み見下した。
「何でだ? オデの唾液を食らって無事…」
「そうか! 耐性が出来たのね!」
「如何言う事? アウス?」
一人納得したアウスにエリアは説明を求めた。ラーゼの体内で唾液に対する抗体が作
り上げられ、もう平気だと言う事をアウスはエリアに説明した。
「そう言う事だ、さぁ、まだやる?」
「助けてくれるのか?」
サンデスは思ってもいなかった生還の道に喜び涙目でラーゼに質問をした。
「本来なら去勢でもしてやりたい所だがな、場合が場合だ、お前の体を徹底的に調べ
上げ、俺達が追っている符術の疑問を解消する」
「何だよ、それ…」
「惚けるな! 突如としてお前がこうなったの原因は分かっている!」
「そうよ! 私もガエル・サンデスのデータは文献で知っているけど、こんなに何本
も舌はないし、唾液にそんな効果も無い!」
「突然変異で生まれても、単純な身体能力が通常より高いだけよ! だとしたら残さ
れたのはそれだけよ!」
ラーゼ、アウス、エリアの3人に反論の間も貰えずに捲くし立てられ、サンデスは黙っ
て首を縦に振り、ラーゼに助けを求めた。
「分かったよ、助けて、お願い…」
涙を流しながら、サンデスはラーゼに自分の命を助けて貰う様に懇願をした。ラーゼは
溜息を1つ吐き、掴んでいた舌を離し、まだ動けられないエリアとアウスの元に向かった。
(チャンスだ!)
背を向けた瞬間にサンデスはラーゼに対して襲い掛かった。ラーゼは振り向き対応をしよ
うとしたが、振り返るとサンデスの腹は十字に切り裂かれて倒れており、中から大量の人
骨が出ていた。恐らくサンデスがこれまでに食べた女性モンスター達だとラーゼは推測を
した。
「一度、敗北を認めておきながら、勝者に牙を向けるとはとんだ屑だな」
何事かと思い辺りを見ると、そこにはサンデスに対して怒っていたダークソードがいた。
エリアとアウスは初顔合わせであるがヒータから話は聞いている為、警戒の色を強めた。
「何の用だ!」
ラーゼはダークソードに対して剣を抜き身構えたが、ダークソードに戦闘意欲は全く
無く溜息を一つ吐くと待っている闘龍の元へと向かった。
「急ぐなよ、今回来たのは決着を付け様と思ったが、興が冷めた。またの機会にしておく」
「何でラーゼ君を助けたの?」
「勘違いするな、勝者に対して牙を向くと言う愚かしい行為をした敗者に制裁を加えた
だけだ。本来はラーゼがする事だが、気付いたら俺がやっていた」
それだけを言うとダークソードは闘龍に乗り空へ消えて行った。多少、呆けながらも
ラーゼはエリアとアウスに手を貸し、学園へと戻って行った。
その後、サンデスの死体を持ち帰り色々と調べたが、分かった事は今まで得た情報と
同じ様な物であり進展は無かった。意気消沈気味のメンバーにドリアードから吉報が
届いた。
「皆が頼っているダークマンさんが現場から戻って来たって行ってみたら?」
ドリアードの言葉にラーゼ達は希望の光を感じ、ダークマンが待つE・HERO事務
所へ向かった。
今回はここまでです。次回で一気にストーリーを進展させるつもりです。
>>302 「いいよ」ってのが嘘なんじゃないか?
>>308 「出ない」「四天王」と言い切れるのが凄いw
関係者なら掛け合ってみて欲しいところだし、憶測なら希望を踏みにじらんで欲しい。
>>329 昔どっかでダークソード=グレファー(龍を操ってるから)って聞いた事があった。
そのせいでダークソードに萎えてたんだけどコイツはかっこいいね。
>>331そういう解釈もあったか。俺は 考えてる=嘘 のつもりで書いてたけどそっちでもいけるな。
同じ内容なのに人によって見方が変わる日本語って素敵。
_
くヽ'´ ヽ
〃!ミiノ从)))〉
ノ /i从!゚ ヮ゚ノリ < いたくぁのぼうふー
ノノ /´|).Y)'´|)
. |_,ノj__,|._ノ
└く/_|j┘
し'ノ
334 :
322:2006/01/01(日) 22:41:21 ID:EqOWGMgo
ヒータ「陛下お年玉くれよ」
ハ・デス「我が帝室金庫は余の食玩趣味が祟って赤字だ。そんな余裕は無い」
ヒータ「欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい!!」
ハ・デス「仕方がないこれで我慢せよ。はい、落とし玉」
とスーパーボールを手渡すと言うベタな事をされても喜ぶヒータさん
>>335 そこでファイヤーボールですよ
お年玉の意味を知らずに黒焦げにされても喜ぶヒータさん
>ヒータ「欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい!!」
寝っころがってバタバタしてる姿が目に浮かぶ
338 :
名無したんはエロカワイイ:2006/01/02(月) 00:32:18 ID:QWz0+Mhk
>余の食玩趣味
誰もここにはツッコまないのですか
ハ・デス「む?」
エリア「明けましておめでとうございます」
ウィン「ヒータちゃんも来たと言うので」
アウス「私達も新年のご挨拶にー」
口には出さないが「自分達にもお年玉くれ」オーラを放出する三人
ヒータみたく誤魔化すことは出来ないと判断したハ・デス
ハ・デス「少し待つがよい」
ハ・デス「其処の者、何か買ってゆかぬか。正月セールであるぞ」
「なんで陛下がスーパーでバイトしてるんですか」
リロするの忘れてた・・・orz
グレファー+巨大化+城壁崩しの大槍のネタに収縮する流れがあったでしょ?
それをちょっと真剣に考えてみたんだが…。
チョメチョメしてる時におにゃのこのアソコに収縮うちたい。
>城壁崩しの大槍
どうしてもグロしかイメージできません
本当にありがとうございました
天然にチャレンジしてみた。やっぱり馬鹿との線引きがよくわからんな。
アウス「穴釣りってのは氷が張った湖とかに穴を開けてそこで釣るのよ。」
ウィン「というわけで湖に来たけど寒い・・・。穴を開けるのはここら辺でいいのかな。」
「そこに魚はいないよ。別の所にいきな。」
ウィン「そ、空から声が!?・・・とりあえず移動しよう。ここら辺ならいいかな。」
「そこにもいないよ!別の所に行ってくれ!」
ウィン「また空から声が!も、もしかして神様ですか!?」
「いや、スケート場の管理人だ。」
>>345 ウィンたんでも違和感ないなwww天然っ娘
ヒータ「テスタ!あけましておめでとう!早速だがお年玉くれよ」
テスタロス「え!お年玉ですか?あの、去年は灯油とガソリンが値上がりして
経済的にちょっと余裕がなくてその…」
ヒータ「ばか。なんで自分が燃えてんのに燃料がいるんだよ。
それにメビウスやグランマーグはくれたって、エリアとアウスが言ってたぞ」
テスタロス「あの二人はお仕事がたくさんあって、デュエリストの皆さんからいっぱいお給料をもらってるんですよ!
私は二人に比べてお仕事少ないんですもん…」
ヒータ「なさけねーな。ヘルフレイムの親父に言いつけるぞ。それにもう憑依してやんないぞぉ?」
テスタロス「ち、父上には内緒にしてて下さい!ちょっと待っててくださいね」
ニードルボール ホーリーシャインボール メガサンダーボール ゴキボール
テスタロス「お好きなのをどうぞ!」
ヒータ「……火霊術−紅!
テスタロス「え?な、何を?ギャース!!」
グランマーグよりテスタロスのが使いやすい。
テスタロスは俺の良きパートナー。
っつーわけでヒータちゃんのお年玉は換わりに俺があげときますね。
348 :
名無したんはエロカワイイ:2006/01/02(月) 12:42:05 ID:NO2op9oc
お年玉貰えないウィンタンカワイソス(´・ω・`)
ウィンたんのお年玉は女帝カマリキが出してくれます
よし。おじちゃんがお年玉出してあげよう。
だからちょっと家までついておいで。
351 :
名無したんはエロカワイイ:2006/01/02(月) 17:45:50 ID:NO2op9oc
今更だが、
ageスマソ orz
死んでこよう・・・
ドンマイ・・・、てか「上げたらダメ」ってどこにも書いてないし
頻繁じゃなきゃいいんじゃないか?
ウィン「戌年だし犬飼いたいな。でもお金ないしペットは大変だよね。」
エリア「というわけで頼んだわよヒータ。」
ヒータ「なんで私が!?」
エリア「狐火と憑依装着できるのはあなただけなのよ。ほらお年玉少しあげるから。」
ヒータ「わ、わかったよ。憑依装着!ほらっ、これで満足か?」
ウィン「ヒータ、お手。」
ヒータ「はぁ!?なんで私がそんなこと・・・。」
エリア「お年玉・・・いらないの?」
ヒータ「くっ・・・やればいいんだろやれば。はいお手。」
ウィン「じゃあ次はボール投げるからちゃんと取ってくるんだよ。えいっ!」
ヒータ「これもお年玉のためだ・・・で、でも結構楽しいな。」
晴れ着姿のホーリーエルフさん&ダークエルフさんとすれ違ったヒータ
ヒータ「綺麗だなーと思った訳よ。やっぱお正月は和服だよ!」
エリア「で、"それ"を着てきたと」
ウィン「普通、お正月にそれは着ない」
アウス「浴衣って…」
ヒータ「こ、これしか和服が無かったんだから仕方ないだろ…へくしょん!」
(((寒がりなのに無茶をするから)))
ショートストーリーだとヒータが大活躍だなwww
いじりやすい娘なんだね ハァハァ
符術編完結編の序盤が出来上がりました。ここからストーリーは一気に進展して
行きます。ではどうぞ。
一同はE・HERO事務所に到着すると中に入りソファーに座っていたダークマンを
真っ先に尋ねた。
「来たな、では向かおうか…」
ダークマンのノリは分かっているので、一同は特に戸惑う事無く黙ってダークマンが
運転する車に乗り込んだ。
「ラーゼ君…覚悟はしていたけど、怖いね…」
ウィンは恐る恐るラーゼに話し掛けた。ダークマンが運転する車はドンドン、怪しげ
な街へと進んで行き、窓から見える風景は普通の人間ならば恐怖する物であった。地
べたに座り込むホームレス、聞こえてくる怒声、非合法の風俗店が並んでおり、ウィ
ンはその光景に怯えヒータに寄り添った。
「そう怯えるな、もうじき到着する」
ダークマンは怯えるウィンを気遣い、アクセルを強めに踏み目的地へと急いだ。激し
く揺れながら到着した所は路地裏の奥にある寂れた雑居ビルの地下でありダークマン
の誘導で一同は降りていくと、そこにいたのは『ダブルコストン』であった。コスト
ンはダークマンが到着をすると奇抜な笑い声で出迎えた。
「おやおやおやおや、到着したね〜」
「そうだね〜オイ!」
「言いたい事は分かっているよ〜ダークマンさん」
「取り敢えず奥へ行こうか、お茶くらい出すよ」
コストンは上と下で夫々、意思を持っており交代で話していた。その奇妙な光景にラ
ーゼ達は圧倒されたが、構わずダークマンは奥へと向かって行き、ラーゼ達も続いて
奥の薄暗い部屋へと向かって行った。
奥には簡素な家具しか置いておらずラーゼは違和感を感じた。情報屋なのだから何か
しら資料が置いてある物とばかり思っていたが、そこにはそれらしき物は何一つ無か
った。出されたお茶を飲みながら、ラーゼはその事に不安を感じていた。
「おやおやおやおや、アンタ! 俺達の仕事に不安を感じているのかい?」
突如としてコストンは自分の心境を読んだ様な発言をし、ラーゼは一瞬、動揺をした。
ラーゼに構わずコストンは自分達の事に付いて話し始めた。
「それは不安にも感じるでしょ? 事態は相当やばいレベルだからね〜」
「でも安心してよ、貰う物貰えば、俺達が情報提供するから」
「あ! そこの眼鏡の…いや、地霊使いアウスちゃん?」
突如、名乗っていない自分の名前を宣言されアウスは凄く驚いた。だがアウスは冷静に
状況を読み一つの仮説を立てた。
「もしかして貴方は心が読める能力があるのですか?」
「ヒャハハハハハハハハハ、そうではねーよ! ハズレ〜!」
アウスの仮説をコストンはあっさりと否定してハイテンションのまま、自分の秘密を
話し始めた。
「俺はね、魂だけの存在になった声が聞く事が出来るのよ、皆の事もそれで知った!」
「そう、この能力のお陰で食べるには困らない!」
「もっとも俺達はアンデッド族だからそれはおかしいがな!」
「まぁ細かい事は気にしないでいきましょう! ギャハハハハハハハ!」
コストンは周りも気にせず自分達の言いたい事だけを言い完全にバカな状態になって
いた。笑い続けるコストンをダークマンは自分達の用件で現実に引き戻した。
「オイ、それよりも…」
「分かっているよ! 俺の頭にはガンガン情報が入っている、その中から探していくか
ら、2週間程待ってもらえば…」
「それでは遅過ぎる、もっと早く出来ないのか?」
これまで被害者が多々出ている事を悔やんでいるヒータはコストンに仕事を早くして
貰う様、立ち上がり起こった口調で言った。ウィンはその様子に多少、怯えていたが
コストンはにやけた表情を崩す事無くふざけた口調で応対を始めた。
「まぁその気になれば3時間で出来るけどね…」
「だったら、何でやらない!」
「モチベーションの問題だよ、通常の料金ではこれだね」
「分かったよ…幾等、払えばいい?」
ヒータはコストンの態度に怒りを感じたが今はコストンに頼るしかない事は分かって
いるので怒りを堪えて下手に出た。だがコストンはヒータの話をけたたましい笑い声
で返した。
「ヒャハハハハハハハハハ! 悪いね! お金の場合もあるが今回はダメ〜」
「俺達は基本、食べなくて良いから食費は必要無い、最近は欲しいゲーム無いしね!」
「じゃあ!」
「落ち付け、そいつ等に対して真面目な対応をしていると身が持たないぞ」
今にもコストンに飛び掛りそうなヒータをダークマンは言葉で静止して立ち上がり
一旦、自分の車に戻ると中から大量の紙袋を持って行きこの場に戻った。紙袋を見
るとコストンはテンションが上がりダークマンの元に寄り添った。
「頂戴! 頂戴!」
「それ分かっているから頂戴!」
「取り敢えずは頭金代わりだ、受け取ったからにはそちらも誠意のある対応を頼むぞ」
そう言いながらダークマンは紙袋の中を弄り、中にあった角砂糖を5、6個持つと上
と下夫々の口に放り込んだ。
「甘〜い!」
「ヒャハハハハハハハ、甘いよ! もっと頂戴! もっと甘いの頂戴!」
口の中に広がる砂糖の甘さにコストンは完全にダークマンの言いなりになっていた。
それを見たダークマンは軽く笑い早急な対応をコストンに求めた。
「3時間でやってくれれば、これを全部、やってもいいぞ」
そう言いダークマンは紙袋の中にある角砂糖を全てテーブルの上に出した。テーブル
の上には角砂糖の山が出来上がっており普通ならば胸焼けでも起こしそうであるがコ
ストンにとっては宝の山であり、見た瞬間に目をキラキラと輝かせた。
「これ全部…」
「甘いの一杯…」
「分かった、すぐにやる! 3時間かっきりで終わらせる、だからそれ食べないでね〜
特に女の子達〜」
「誰も食べないわよ!」
4人はほぼ同時にコストンへ突っ込み、コストンは情報を集める為に奥へと消えて行った。
(これでいいのか…)
自分達が求めていた情報が大量の角砂糖で解決する事にダークマンを除いた一同は疑問を
感じた。何処か微妙な空気のまま、一同はソファーに座りコストンが出て来るのを待った。
「で…何から…」
「知りたい?…何でも話すよ…」
「取り敢えず、一旦、砂糖を食べるのを止めて」
3時間後、全てを理解したコストンは目の前にある砂糖を頬張りながらラーゼと話始めた。
ラーゼに言われ渋々、コストンは砂糖を食べるのを止めラーゼの応対を始めた。
「取り敢えず、誰が作ったかだけ…」
「それはちょっと分からなかった」
「けどさ、下請けは何処か分かったよ、そこを潰して詳しい事を聞けば?」
「では…」
「『ジェノサイドキングデーモン』を筆頭にしたデーモン軍団」
デーモンの名を聞いた瞬間にラーゼ達の顔色に緊張が出た。デーモン軍団は名に恥
じない高い実力を持ったモンスター集団であり悪魔族にとっては『ハ・デス』『暗
黒界』に次ぐビッグネームの一つである。
「それだけで十分…」
「待って、落ち付けって…」
「そう、一杯、甘いのくれたお礼に潜伏場所も教えるから…確か…クライエア林の
奥深くに拠点を構えているから…」
求めていた情報を全て伝えるとコストンは目の前にある角砂糖に貪り付いた。これ以
上、聞く事は無いと判断した一同は一旦、学園に戻って準備をする為、ダークマンの
車に向かった。
「ああ、そうそうアンタちょっくらストッピン」
全員が外に出て最後にラーゼだけが残った時、コストンはラーゼを呼び止めた。
「気を付けなよ…今はまだ大丈夫だけど…」
「アンタの中に眠っている、かな〜りヤバイ力、目覚めさせたらダメよ…」
コストンの言葉にラーゼは若干、顔を顰めたがヒータに呼ばれてすぐに皆の後を追い
ダークマンの車に乗り込んだ。学園まで送ってもらうとラーゼ達は各々、準備を始め
それを終えるとラーゼ達は符術を壊滅させるべくクライエア林へと向かった。
今日はここまでです。戦闘編は次回、投下します。
>>361 GJ!! ついにラーゼが光or闇の力に目覚めるのか? 楽しみに待ってます
363 :
想像人:2006/01/03(火) 23:15:25 ID:T2YN2WKn
>>361 乙です。一話考えるのに自分は時間がかかりますが
年明けからの連続投下に脱帽です。
乙
ラーゼは実は女の子だったんだよ!!!
ゴメン嘘。
効果モンスターの効果受けないモンスターはほしいよね、
ってことでコンマイがここを見ててOCGにしてくれたら神
でも効果を受けないだと異次元姉さんとデートできないし霊使いと合体できないんだよな
カワイソス(・ω・`)
>>365 各霊使いと、対応した属性のモンスターを生け贄に捧げると
憑依装着が召喚されるんだよな
OCGの方では、霊使いと対応属性のモンスターを生け贄に捧げるのは
コストだから、効果ではないんじゃないか?
コストを払う→効果発動って流れじゃなかったっけ?
>>367 なんかグルグルみたいだ…
てかディ〇〇ケト若っw
369 :
阿修羅:2006/01/04(水) 16:11:59 ID:qWTTB/QT
「と、言うわけで、この帽子についている髪の毛からあいつが何者なのか調べてくれ
ませんか?」
ルナが帽子を差し出して、言った。
「そうそう、これで何かわかればウィンだってもとの大きさに戻れるかもしれない」
ヒータが、窓の外の巨大な少女を見上げて言った。
「そんなこといわれましても…この髪の毛、プラスチックですよ?」
白衣の男が帽子を突っ返した。
「何だって?」
師匠が帽子を受け取り、まじまじと見つめた。と、成る程確かに。その髪の毛のわ
ずかな曲線にはアクリルファイバー製のかすかなつやが見て取れた。
「となると…あれは人形?」
ヒータが目を丸くした。
「恐らくは、何らかの精神生命体が人形に宿って動かしているのでしょうが……。
何故人形に宿らなければならなかったのかといえば、恐らくは多数のそれが集まっ
て出来た物だからです。それを一つにするために物に宿るなどという手段をとった
のでしょうね」
白衣の男はひとしきり喋ると部屋の奥へ去ってった。
「つまり…その人形さえ壊せればいいわけだ……。」
ヒータが後ろで声がした。
「この私が引き受ける!」
振り返ると、そこには一人の、兜をかぶった戦士が居た。
「大天使様の力に少しでも近づける物なら、何処へでもいってやる!」
そういって一人で雄たけびを上げ、燃え上がっている。周りの棚に積んである薬品
が振動でことこと揺れた。
370 :
阿修羅:2006/01/04(水) 16:13:06 ID:qWTTB/QT
「小娘! その人形の在り処を教えよ! 」
筋肉だらけの体でルナの肩をつかみ、がくがくとゆする。
「え?あ、その…火龍巣です。」
それだけ聞くと戦士は研究所のドアを蹴破ってあっという間に見えなくなってし
まった。
「いまのって……なに?」
不意を突かれて気が抜けたような顔のルナが地面にぺたんと腰を下ろし、言う。
「大天使の力を求めて旅する物は少なくは無い。」
師匠が背後から諭した。
「我らも行こう。火龍巣へ。未だに火を噴く、死の山へ! 」
ウィンの足の下を竜に乗って潜り抜け、森林を飛び越えた。頬を切るような冷た
い風を受け、澄んだ空気の先を見通す。
「もうあの戦士はついたかな?」
ルナが言った。
「いや、彼は我々が出る前についてるだろうさ。天子の力を求む者はみな一度
は入ったことがあるはずだから、記憶の糸をたどってワープできるだろう。」
前方に見え始めた輪状の黒煙を山頂にたたえた山を見つめ師匠が言った。
「バーニングブラットと呼ばれる種類の活火山だが、あれは特に活発でな…。
最近はそうでもないが……。あれが最も活発だった時期は国ひとつが灰色の平
野に変わってしまったそうだ。」
カースオブ・ドラゴンの黒い影は火山の山腹へと差し掛かった……。
371 :
阿修羅:2006/01/04(水) 16:14:39 ID:qWTTB/QT
雷電が、飛んだ。もう一度。更にもう一回。
「弱いなぁ……人間なんて」
雷電が迸る度に、地面に転がる黒こげた 人型のもの はビクンと震えてまた動か
なくなる。背後で煮えたぎり、時折爆発と共に火柱を噴出す灼熱の溶岩へと、徐々
に徐々に転がされ、追い詰められていく。
「あまりにも哀れだから人じゃなくしてあげる……」
少女が手を振りかざした手に、爆発した溶岩の赤が映り、そして……。
「暑い……いや、熱い……。」
普段はクールな師匠が、汗をだらだら流しているが、それもあっという間に熱で
乾き消えてゆく。
「俺はこういうところでもオーケーだけどね……」
ヒータが、自分の隣にあらかじめ召喚してあるプロミネンスドラゴンを眺めて言
った。
「あじぃ〜。」
ルナも、師匠もぐだぐだだ……使い物になるかならないか。
下るにつれて溶岩は明るさを増し、熱気も異常さを帯びてきた。通路の先のほ
うは陽炎にゆがみ、右へ、左へと溶岩の中を不気味にうねって進んでいる。
と、ヒータの頬に溶岩のしぶきが飛んできた。
「熱ッ!」
ヒータはそれを手で払って落とし、飛んできたほうを見た。と、飛沫は止まるど
ころかどんどん激しくなっていき、終いには溶岩を盛り上がらせて、龍の形をな
した。
「私のプロミネンス…じゃないね。」
ヒータの隣に居る物とは別の龍が溶岩のそこから現れたのだ。が、その龍は次の
瞬間には溶岩の底へと沈んでいった。
「魔力だけ衰えないようにしたかったが…この熱さは仕方が無い魔法で結界を張
らせてもらった」
見ると、青白い結界に包まれた師匠とルナが居た。
「それはいいけど……あれ。」
ヒータが指差す先には溶岩の滝があり、そしてその中央に少し広くなった岩場があ
った。そしてそれの上にあの少女が浮かんでいるのだ。
「行くぞ!」
師匠が、ルナが、ヒータが駆け出した。溶岩が流れ落ちる、正しく溶岩のナイアガラ
の滝のど真ん中にある岩場へと。
「来たの……」
一陣が岩場に駆け込むのとほぼ同時に少女が言った。
372 :
阿修羅:2006/01/04(水) 16:15:57 ID:qWTTB/QT
「来ましたとも……」
師匠が言った。そして唐突に跪いたのだ。
「お願いをしに参りました。人間に手を下すのは暫しお待ちください」
「いいよ。」
案外すんなり受け入れられたのに驚き、師匠は顔を上げた。
「ただし選択して貰う」
少女は中を歩んで近寄ってきた。
「あのウィンとか言う女の子を元の大きさに戻すか、人間を滅ぼすのを暫く止めと
くか。どっちが好き?」
「そりゃもうウィンは大きくなったままで……」
即答でヒータが答えた。相手もこれだけ安易に答えを出されて驚いたのか、顔を
上げた。
「いつしかお前に勝って石版を取り戻すから、それまでの時間が欲しい」
ヒータはそう言いきった。少女の青い瞳と、ヒータの赤い瞳が交わり、そしてす
ぐに逸らされた。
「じゃあいいや……。また今度会う日まで……。最も、生きてここを出られれば
ね……」
そういって消えた後には、何かが居た。いや、それは先ほどの戦士のようだった。
「ワタシハ、ツイニチカラヲエタ!」
そういってそれは背に生えた翼を羽ばたかせて真っ赤な瀧の頂上に立った。流れ
落ちる溶岩の明るさに照らし出されたその顔はミイラのようだったが、眼だけは
ギラギラと輝いている。
「得たその力がまさか凶悪魔の力だとはな!!」
373 :
阿修羅:2006/01/04(水) 16:17:21 ID:qWTTB/QT
師匠が魔力で同じ高さまで飛翔した。そしてその杖を相手に突きつけた。しかし相
手はニヤリと笑い、延びたツメの手を突き出した。その途端。
「うわっ!?」
見えない衝撃波で師匠は溶岩の滝壷へと背中から叩き落された。30メートルほど落
下して、水面ギリギリで回転し、溶岩の上を滑って岩場まで戻った。
「あいつ……何者?」
ヒータはそういってプロミネンスをけしかけた。火竜は溶岩の滝をさかのぼり、相
手の目の前へ現れた。
「プロミネンス・ブレス!」
高温の炎がゴウッという音を立ててそれに向かう。が、それは見えない壁に吸収
されてしまった。
「な、なじぇに!?」
ヒータは驚いたが、炎が吸収されたことに驚いただけでは無かった。
「これだから人間はやだね……」
そいつは何時の間にかヒータの背後に立っていて、その尖ったつめを頚動脈に突
きつけていた。
「そう?」
と言ったヒータは既にそこには無く、その代わりに小さな狐がその足下にいた。
「死ねえぇぇぇ!」
背後から声が聞こえ、そして次の瞬間には業火に見を焼かれていた。
「ムォ!?マサカコノワタシガ!」
そう言って炎をたたき消そうとするが、伸びきったつめの手では上手くはたけず、
そうこうしてる間に炎は全身を包み、たたいた手にも引火してしまった。
「やった!」
ヒータは飛びついてきた狐を抱き上げ、そして優しく地面に下ろした。
それと同時に、黒焦げになり、翼も焼け落ちたそれはやっとのことで起き上が
り、そしてうめいた。
「マダマダ……オワラヌ!」
374 :
阿修羅:2006/01/04(水) 16:19:19 ID:qWTTB/QT
その言葉とほぼ同時だろうか、黒い肉が、ピクピクと蠢き、そして沸騰しながら
流れ始めた。ありえない方向に関節が曲がり、伸びてゆく。それを追いかけるよ
うにして肉がグチュグチュと言う音と共に纏わりついていく。
あまりのことに、3人とも、目をそらせずに一部始終を見届けてしまった。
「あれは……」
絶句するヒータに向かってそいつは咆哮した。空気を震わせ、溶岩を波立たせた。
「凶悪魔……ゼラ!」
師匠が油汗を浮かばせた。皆それぞれ杖を握るその手に力が入る。
鉤爪が闇の中を迸る溶岩の奔流に不気味に閃き、わずかに開けられた口の隙間
からはギラリと光る短剣のような牙が立ち並び、荒い息とともに瘴気を吐き出して
いる。
そいつは巨大な足で一歩、踏み出した。それにつれて地面の岩盤が削れる。二
歩目、三歩目。徐々に距離を詰めてくる。
そして、向き合った。
暫くの間、どちらも動かない。溶岩の沸騰する無気味な音のみが聞こえてく
る……。しかし、この静けさの中でも既に双方は既に相手を殺し合っている。
狐火が、事を察して憑依し、またその手には、炎を纏った白銀の剣――サラマ
ンドラというやつだ――が煌めいていた。
息が苦しい。熱気のせいではなく、空気に満ちた殺気のせいで。だがもしこの
場で一歩でも動けば、決着はついてしまう。油断をすれば油汗に剣がすっぽ抜ける。溶岩が、火柱を上げた。
「うおおぉぉぉ!!」
真っ先に緊張に耐え切れなくなったのはヒータだった。手に持つ剣を振りかざし、
3メートルほど跳躍した。白銀のその剣を、相手に向かって振り下ろした……つも
りだった。大上段の構えが生んだ大きな隙。即ちヒータの腹に敵の黒とも銀ともつ
かない色の、それこそミスリル鉱よりはるかに堅い爪の一閃が見事に入った。
衣服と共に皮と肉が、引きちぎられ、溶岩のそれよりも赤い、しかしもっと暗
い液体が宙に花開く。そして、手にしていた剣はすっぽ抜け、数回転して地面に
突き立ち、ヒータは数千度を超える赤と黒の地獄の上に撃ち落とされた鳥のよう
に落ちてしまった。
溶岩に体を焼れ、ルナの手が差し伸べられるまでが、何時間にも感じられた。
実際は一瞬なのだろうけど。
「げほっ!げほ……」
たてつずけに堰をし、血を吐きつづけるヒータにルナが治癒魔法をかける。そ
の間に、師匠は攻撃後、敵に出来た隙を見計らって呪文をぶつけていた。
375 :
阿修羅:2006/01/04(水) 16:20:27 ID:qWTTB/QT
しかし、敵はそれを裏拳で払いのけ、師匠に向かって、最前とは反対の手で師匠
を襲った。が、その手は師匠の残像を打っただけで、岩盤をえぐって石礫の嵐を起
した。
当の師匠は、魔物のはるか上から強力な呪文を唱えていた。そしてそれが終わる
と、今度はルナのほうに向きなおった怪物の頭上に微粒子や光子が集まり始めた。
それを見たルナは、回復したヒータに、地に伏せて、両手で耳をふさぎ、口をあけ
るように指示した。流石に怪物も、これには何か異様さを感じたのだろう。辺りを
見回し、そして上を向いた瞬間。
光が、膨張した。衝撃波が全員を襲い、爆炎が怪物を包み込んだ。それに遅れて
衝撃音が大気を震撼させてあたりに伝わり、続いて地面が揺れた。
「やったか……?」
ヒータが光に細めていた目を見開いた。と、そこにはあちこち焦げ、所々吹き飛び、
肩で息をしてはいるが、まだ魔物が立っていた。
「化け物め!」
ヒータは地面に刺さった剣を抜き、それに向かって走り出した。しかし、今度は相
手を通り過ぎて、そしてその背後へとでた。溶岩の波打ち際がすぐそこだ。が、そ
こは波打ち際ではなくなった。3本もの火柱のような物が上がり、そしてそれは龍
の形をなした。
「プロミネンス・ドラゴン3体融合!」
ヒータの号令に従って龍は輝き、そして絡み合い、3つの頭を持つ巨龍となった。
「火龍ブルヴァジア!私に従いあの化け物を焼き尽くせ!」
新たなる強敵の出現に逆上しきったゼラが向き直り、そして口の中に黒いエネル
ギー球体をため始めた。それと同時にブルヴァジアが3つの口に眩く輝く球体を、
徐々に大きくしていく。
そして、ゼラの口から紫色の閃光が放たれた。同時に3つの口から黄色い閃光が
放たれる。異なる力はぶつかり合い、わずかに身もだえをした。
そして、全ての音が、消えた。
376 :
阿修羅:2006/01/04(水) 16:21:39 ID:qWTTB/QT
消えた音が元に戻ったとき、そこには更にボロボロになったゼラと崩れ落ちる
ブルヴァジアがあった。ブルヴァジアは輝き、そしてまた3体の龍に戻ってしま
った。
「まだ生きてる……」
ルナが青くなった。あれだけの爆発の被害を受け、左目は既に外れてぶら下がっ
ているにもかかわらず、まだ生きているのだ。
と、そのぶら下がった片目が突如切り落とされた。ヒータは敵の膝を蹴ってそ
の頭上まで跳躍した。それに従い、上を向いたゼラの口が開かれる。恐らくこの
まま食いちぎるか飲み込んでしまうつもりだろう。が、ヒータはそのまま口の中
に落ちていく。
次の瞬間。ゼラが絶叫した。口の中のヒータが、上顎にサラマンドラを突き刺
したのだ。それは顎を貫通し、脳まで達していた。
絶叫と共に開かれた口からヒータは脱出し、地面に右足から着地した。それに
少し遅れをとって、ゼラがゆっくりと、崩れた。
かすかな地響きが、足を通して伝わってきた。
「やった……」
そういってヒータは膝をつき、そして倒れてしまった。
377 :
阿修羅:2006/01/04(水) 16:23:20 ID:qWTTB/QT
今更ながらあけおめです。
というわけで、とりあえず生きて出られることにはなりました……。
フィナーレは後ほど…。
ディアンケト好きだよ
人の良さそうなおかんタイプじゃん
流れぶった切って悪いんだが
本カードゲームにゲスト参戦してる他コナミゲームキャラってどのくらい居るんだ?
グラディウスの戦闘機&モアイと
ゴエモンのサスケ&ヤエちゃんは分かったんだが
>>378 スマン 素で勘違いしてた… 16回程殴ってくれ
>>380 コ、ソ、ア、ドイツあたりとあとは華麗なる潜入工作員かな?
パワプロの選手もいたような?
>>382 コイツとアイツは極パロで見た事ある
ナノブレイカー
前半部分が出来上がったので投下をします。デーモン軍団との激闘編前編です。
クライエア林に一同が到着をするとE・HERO事務所の面々は既に到着しており合
流をして、一同は本拠地へと向かった。呪印生物並の大掛かりな事件の為、集まった
HERO達から気合が十分に漲っていた。だが、ここでラーゼは一つ気付いた事があ
り、バーストに詳細を聞いた。
「あの、スイマセン、フェザーマンさんとエッジマンさんの姿が見えないのですが…」
「ああ、あの二人は別の調査でどうしても離れられないのよ」
「でも心配はしないで、俺達で精一杯バックアップするから…」
「そうだ、俺達が信用出来ないのかい? ボーイ?」
「いや、そう言う訳ではないですけど…ただ、気になったから…」
人手が足りない事を不安がるラーゼをクレイマンは真面目にスパークマンはおどけて
安心させようとした。ラーゼはこれ以上、余計な事にエネルギーを使わせない為に本
拠地まで黙る事を決めた。
本拠地である拠点は林の奥深くにあった。元々は刑務所であったが、現在は機能して
おらず、そこにデーモン軍団が居付いて現在、ここは符術が生み出される場所となっ
ている。目的地に到着をすると今まで大人しかったワイルドマンのテンションは一気
に上がった。
「許せぬ…悪魔どもめ…ささやかな幸せを奪い取りおって、このワイルドマンが正義
の鉄槌を振り下ろしてくれるわ!(((・д・))) 」
「落ち付いてワイルドマン! (((・∀・)))プルプルしないで!」
「雄々しき漢の武者震いをそう言う俗な言葉で汚すなクレイマン! テンションが下
がるだろうが!」
「ゴ、ゴメン…」
バーストは一連の遣り取りを見て今回、ワイルドマンの過度な暴走は無いであろうと
思いクレイマンに心で感謝をして一同に最終確認をした。
「落ち付いた様だから行くよ、今回も何時も通りで行くよ!」
「分かっている! トラップの解除は俺に任せろ!」
「任せてくれ姉さん、援護射撃はお手の物だ!」
「俺、皆の盾になる…」
「撹乱はこのバブルマンに任せてもらおう」
「まぁ何か分かり次第、情報は真っ先に送るから…」
ワイルドマン、スパークマン、クレイマン、バブルマン、ダークマンは夫々、自分の役割
を認識しており、言葉に出す事でバーストを安心させた。
「じゃあ最後にアンタ達も大丈夫ね?」
「勿論です!」
「これを潰し終えた後はダークソードの問題も片付けないといけないからね」
「それだけでは無いよヒータ大元を割り出して潰す事もね」
「ヒータもエリアも先走りしすぎ、まずは目の前の問題を片付けてから! もっとも
私達、失敗は考えていませんから」
「もう絶対にベビーちゃんの様な被害者を出さない! その為に精一杯やります!」
ラーゼ、ヒータ、エリア、アウス、ウィンの面々も気合は十分に入っており、バースト
はこれなら心配は無いと思い全員に突撃命令を与えた。
「よし皆、決めるよ! ダークマンの話では符術の大元はここだから取り敢えずはここ
を潰しておけばこれ以上増える事は無い! 気合入れて行くよ!」
「オウ!」
バーストの号令と同時に一同は勢い良くドアを開け一気に突入して行った。当然、中
で作業をしていた多数の『デーモンソルジャー』達は侵入者を排除し様と襲い掛かっ
たが準備が整っていない所を突かれた為、次々と倒されて行った。
「貴様等! 何を…」
「決まっておろう! 悪魔の所業を根絶やしにする為だ! 『ワイルドスラッシュ』!」
「ふざけた事を! これだけの人数、どうにか出来ると思っているのか?」
「そう言う事は私達の誰かを一人でも倒してから言うのだね! バーストインパクト!」
「殺せ! 殺せ! 殺せ!」
「こっちを無視するなよ! 『スパークショット』!」
「デーモンのエリートを舐めるな!」
「だからどうした! 『一文字斬り』!」
ワイルドマン、バースト、スパークマン、ラーゼを中心として襲ってくるソルジャー達
を倒して行った。その間にダークマンは情報を求め、四霊使いは憑依の準備、クレイマ
ンとバブルマンは装置の破壊を行っていた。怒涛の勢いでラーゼ達は施設を壊滅して行
った。
「随分と騒がしいな…」
施設の中で一番、豪華な部屋に最高責任者であるジェノサイドはいた。パソコンで大元
と会話中であった。
「どうやら鼠が何匹か紛れ込んだ様ですね」
ジェノサイドの側近として付いていた『ダークビショップデーモン』と『デスルークデーモン』
は即座に今の状況を答えた。画面の向こうにいる責任者はすぐに指示を仰いだ。
「それで対処は…」
「御心配無く先程『迅雷の魔王スカルデーモン』を騒動の先に送ったので…」
「油断はするなよ…」
威圧感のある低い声でそれだけを言うと大元は一方的に回線を切った。定期連絡を終
えるとジェノサイドは一息吐き、傍にあった煙草に手を伸ばし一服を始めた。
「まぁスカルに任せておけば平気でしょう、それよりもジェノサイド様、これから処刑
されるバカの顔でも見ますか?」
「ああ頼む」
ビショップは大型スクリーンに監視カメラの映像を写した。そこにはラーゼ達が現場の
最高責任者である『ヘルポーンデーモン』から詳しい情報を問い詰めている光景が映し
出された。ビショップとデスルークは怯えながら詳しい事をペラペラと話すヘルポーン
に怒っていたがジェノサイドだけは視線が違う所に行っていた。
「すぐスカルに伝えろ…」
「ハイ、ヘルポーンの奴を処刑ですね…」
「それよりもあの小僧だ! 他の奴は殺しても構わないが、あのラーゼと言う小僧だけ
は生かして我が主の元に連れて行け! これは絶対に遂行しろ!」
「ハ、ハイ!」
恐ろしい剣幕で話すジェノサイドにビショップとデスルークは慌ててスカルに連絡を
取った。スクリーンに映し出されるラーゼの姿にジェノサイドは笑いが止まらなかった。
「フフフ、運は私に味方した様だな、これで私の今後は安泰だ、フハハハハハハハハ!」
ジェノサイドは高らかに笑った。自分の華やかな未来を想像して。
一方、その頃ラーゼ達はヘルポーンから情報を得ていた。次々と薙ぎ倒されて行くソルジャー
達を見てあっさりと情報を話じめた。そこで得た物は出来上がったお札が何処に送られるかと
言う物であり、バーストの指示でクレイマンとバブルマンが各地に連絡を取り、処置を近隣の
警察に任せた。他のメンバーはヘルポーンが逃げ出さない様、取り囲み見下していた。
「た、頼む、約束は守ったのだ、だから…」
「分かっている、アンタにはちゃんと優秀な弁護士を付ける!」
幼子の様に怯えるヘルポーンに対してバーストは溜息を一つ吐いた。装置も粗方、破壊したの
で、このまま一気に大元へと向かおうと決めた。
「じゃあ、これから聞ける事はもうなさそうだから奥に行こうか…誰を見張りに付け
様かな…」
「じゃあ、ウィンがやりま…キャアァァ!」
「どうしたのよ、ウィン…誰だ!」
ウィンの叫び声に振り返った先はスカルがヘルポーンの頭を握り潰し首無しの死体と
なったヘルポーンを後方に投げ飛ばしていた光景であった。他のメンバーもすぐに身
構えスカルと臨戦態勢の状態となった。
「どけ…」
短くそう言うとスカルは強引にラーゼの元へ行き突然の事で対処し切れなかったラーゼ
はスカルのなすがままになった頭を掴み、そのままラーゼの体に電撃を送り込んだ。
「まぁ、こんな物だろう…」
そのままスカルはラーゼを持って帰ろうとしたが、手の中で蠢く存在に気付き視線を手
に持っていくとラーゼにダメージは無く頭を動かし強引にスカルの手から逃れると飛び
上がり頭に一撃を与え様としたが腕の一振りで返された。攻撃よりもスカルはラーゼが
生きていた事に驚いた。
「バカな! 手加減をしたとはいえ俺の電撃を食らって無事だなんて…」
「どう言う事だ? お前の行動は明らかに俺のみを狙った物だぞ? それに手加減だと?
俺をどうしたいのだ、お前等?」
「答える義務など無い!」
気を取り直したスカルは辺り一面に『魔光雷』を放った。一同はすぐに交わし身を守ったが
援軍に掛け付けたソルジャー達の中には攻撃を交わしきれずに食らってしまった者もいた。
「ソルジャーどもお前等はこの小僧以外を攻撃対象としろ!」
ソルジャー達はスカルの命令を忠実に守り、ラーゼ以外のメンバーに次々と襲い掛かった。
一人残されたラーゼは自然とスカルと向かい合う形となった。
「さぁ俺と戦え、小僧! 俺は重要な仕事は俺一人で行う主義だ!」
「聞きたい事は山程あるが…」
「それは己が拳で勝ち取れば良いだろう! 今度は手加減せんぞ!」
「上等…行くぜ!」
ラーゼは自分よりも2回りは大きいスカルに一人突進して行った。スカルもラーゼの
勇気に応える様に拳を振り下ろした。
今日はここまでです。恐らく次でデーモン達との決着は付くと思います。
後ラスボスの判明も。
月風魔、龍骨鬼
もうヴァロンも強引にこじつけて良い?w
391 :
名無したんはエロカワイイ:2006/01/05(木) 03:25:35 ID:xEGI+ZE2
ぬるぽ
工作員はMTGだろ
>>380 巨大戦艦シリーズは言うまでもない。
>>392とか
,,,,,,,,,,,,,,,
〜二二二
( ´∀`)<呼んだか?
.(ノ||〈Y〉||)
[]]=.ロ=|]
(__)_)
↑まだ未完成です。頭がうまく表現できない。
>>392 メタルギアってコナミだっけ?
もうすっかり忘れてたよ
いま気付いたんだけどMTGじゃギャザだよな。MGSだった。
球児はパワプロじゃなかったけ?
エリア燃え
女忍者ヤエと忍者マスターSASUKEはいるのに
「KING of BANDED ゴエモン」は無いんだな
月風魔とスペースマンボウもコナミ
401 :
想像人:2006/01/06(金) 01:01:17 ID:705zO7u0
流れを切って申し訳ありません。小説のネタを想像しましたので投下致します。
ヒータ、エリア、アウス、ウィンはとても仲のよい霊使いの四人組。
闇以外の属性を操るドリアードを先生と仰ぎ、日当たりのよい森の中で五人で
集まり、今日もドリアード先生の授業を受ける。
「E・HEROのネクロダークマンが子供にヒトデンチャクみたいって言われて引き篭もったらしいよ」
「( ´_ゝ`)ふーん、それで?」
「別に・・・ライバル店を焼き討ちして逃げ回ってたヌックの店長が光の戦士の協力のおかげで逮捕されたらしいよ」
「( ´_ゝ`)ふーん、それで?」
「別に・・・」
「暇だね・・」
今現在、いつもの場所に集まっているのはアウス、ヒータ、ウィンの三人。
アウスは新聞を見ながら書かれている記事をネタにヒータに話かけるがそっけない返事ばかりだ。
ウィンもちょこんと座ったまま黙っている。いつも通り授業を受けに来たのに先生は日当たりの
よい木の根元でうにゅ〜とか言いながら眠りこけている。あまりに気持ちよさそうに寝ているので
起こすのは悪いと三人は満場一致した。授業がなければすることがないので今に至っている。
「きっとエリアがはしゃぎながらやってくるよ・・・ほら来た」
ヒータが指を指した方角からエリアが片手に雑誌を持って慌しい顔をしながら走ってきた。
「○×△■゛〇‐´#$dj!!」
「落ち着け、最初から順序良く話せ」
慌てて意味不明語を話すエリアをアウスが落ち着かせた。エリアは一息つくと持っていた雑誌を
三人に見せながら笑顔で話した。
「聞いて聞いて! 私の恋愛運、最高なんだって!」
「( ´_ゝ`)ふーん、それで?」
「それでね、みんなのも見てみたらみんなも最高なんだって!」
「( ´_ゝ`)ふーん、それで?」
「もう! ヒータちゃん、まともに返事してよ〜」
「私としてはだから何?っと聞きたい」
「私ね、この前のサインさんとソードマンさんみたいな素敵な恋愛がしたいなぁ〜
って思って、みんなもそう思わなかった?」
三人は顔を見合わせた。うなずいた後三人は無表情でエリアと向き合った。
「別に・・・私、男に興味ないから」
「ヒータちゃん女の子が好きなの!」
「いや、そう言うワケじゃなくて・・恋愛とかに興味なないワケよ」
「恋愛は理性を曇らせるからね、研究のさまたげになるよ」
「アウスちゃんそんな・・・」
「私・・・え〜っと・・・・」
「ウィンちゃん、それ以上は言わないで!」
「みんな彼氏おらへんの〜?」
「うわ、ビックリした!」
四人が噛み合わない会話をしているといつの間にか目を覚ました先生が後ろから
スッと笑顔で現れた。四人は思わず驚き後ずさりした。エリアは先生に歩み寄った。
「先生、私もサインさんみたいに素敵な恋愛がしたいんです!」
エリアの調子に三人は顔を見合わせてそんなにしたい物かな〜とか言い始めた。
先生はエリアの決意した顔を目を開けてキョトンとした顔で見ていたが、
「それならまかしとき! 先生はこれまで数々のナイスカップルを誕生させてきて
森の恋のキューピット、ドリーちゃんと呼ばれたこともあるねんで!」
「わ〜凄いです先生!」
三人は先生に対して何をほこらしげに言ってるのかという顔を見せていた。
先生はそれに気づいたようだ。
「ヒータちゃん、アウスちゃん、ウィンちゃんは恋に勉強に大忙しってことは
あらへんの?」
「ありません」
「恋愛は研究の妨げになりますから」
「よくわからないです・・・」
三人の返答を聞くと先生はフッと笑った。
402 :
想像人:2006/01/06(金) 01:02:32 ID:705zO7u0
「むなしいなぁ〜」
「な、何をいってるんですか先生!」
「そうですよ! 別にいいじゃないですか!」
「みんなも年頃の女の子なんやから恋してもおかしくないやんか」
ムキになっているヒータとアウスを抑えながら先生は笑っていたがウィンはふと質問した。
「先生は好きな人いるんですか・・・?」
先生はウィンのほうを振り返ると指を振りながら
「先生は恋をするより恋を実らせるほうが仕事なんや」
っと言ってウィンの質問には答えなかった。
「いないならハッキリいやいいのに・・・イテテッ!」
先生はそう言ったヒータの腰をつねった。
「もう適齢期を過ぎたんじゃ・・」
アウスがつぶやいた瞬間、先生はアウスの両肩を正面からガッと掴んだ。
アウスがビクっとして固まっていると、
「先生は永遠の16歳やで・・・」
と薄目を開けてアウスに言い聞かせた。アウスは反論したら殺されると思い口を閉じた。
先生は再び笑顔に戻ると得意げに話し出した。
「サインちゃんとソードマンくんのナイスカップルも先生が誕生させたんやで」
「本当っ!」
「本当や、それにこの前、先生が二人にヌックに行くように勧めた後、二人とも
赤くなったまま無口で歩いてたんやけどそこで焼き討ちの容疑で逃げ回ってたヌックの
店長さんに遭遇したんやて」
アウスは今の話を聞いて新聞の記事を思い起こした。さらに内容を聞くとソードマンは
そのヌックの店長、ヌケドナノレドを捕まえようとして掴みかかったが謎の呪文、ラ○ラ○ルーで
吹き飛ばされた。その後、店長はサインの手によって捕獲されたがソードマンが目を覚ましてみると
なんとサインに膝枕をしてもらっている状態だった・・・ということだ。
「きゃーー」
エリアは今の話を聞いて赤くなって騒いでいた。エリアは先生の前にひざまづいたかと思ったら、
「先生! 私に恋を教えてください!」
と言い出したものだから三人は開いた口が塞がらない。先生は困った顔をすると
「あ〜先生はカップルを誕生させる役やから・・・あ、そうや、それぞれの属性フィールドに
先生の女の子のお友達がいるからその子に聞くとええよ」
「本当ですか! やったー!」
「よっしゃぁ〜じゃあ今日の授業はみんなの恋探しや〜!」
どう流れればこうなるのかといまだに開いた口が塞がらない三人だった。
「みんなも早く行こうよ!」
「いや、やめとく」
「私も」
「えっと・・・」
エリアはウィンの手をひっぱって味方に引き入れた。のり気でないヒータとアウスを
見た先生がニッコリしながら歩み寄った。
「ほら、二人ともいくで」
「行きません(二人そろって)」
「恋にあこがれへん?」
「あこがれません(二人そろって)」
「二人に拒否権はないで」
最後の先生の言葉に二人は真っ白になって固まった。先生は二人の手を引っ張っていった。
先生と四人は初めにウォーターワールドにやって来た。一向はその中で比較的、気温が安定している
海の近い町にやって来た。先生が指差した方向に豪華な別荘が建っている。ここに先生の水属性の女友達
がいるとのこと。先生が先頭に立ってドアのベルを鳴らすと中から紫色の髪の十字架の付いた法衣を来て
立派なステッキを持った女性が現れ、四人を案内した。
403 :
想像人:2006/01/06(金) 01:05:13 ID:705zO7u0
「水も滴るいい女、水の魔導師とは私のことよ。ミズノって呼んでね」
ウィンクしながらこちらを指差したミズノ。エリアはワクワクしているがウィンは黙って水を飲んでおり
ヒータとアウスは自分のことをいい女と言えるこの人はある意味凄いと思いながらミズノを見ていた。
「エリアちゃんね。ここに同じ属性の彼氏を探しに来たの?」
「はい! 素敵な人は見つかるでしょうか?」
「無理ね」
「そうですかって・・・え!」
「恋人って同じような性格の人同士が合う物だと思うけどハッキリ言ってここには
エリアちゃんのテンションについていける男なんていないかもね」
「そ・・そうですか・・・」
「そう、水属性の男ってどいつもこいつも・・・なんていうか、ジメジメしてるのよ
それでいてプライドだけは高くて・・自分から求めといて自分から捨てるって感じの奴ばかりね」
「私ってテンション高いのかな・・」
「元気なことは悪いことじゃないわよ、ただエリアちゃんの場合、他の属性とくっついてもいいかも」
「う〜ん、じゃぁヒータちゃんみたいな炎属性!」
「は?」
エリアが急に振り向いたのでヒータは戸惑った。
「火と水じゃあまり会わないかもね」
「じゃぁ、地属性! ガイア・フィールドに行きましょう!」
アウスは冷や汗を流してメガネを上げた。またあの道場に行くのではと脳裏によぎった。
ミズノに別れを告げて一向は、前に遠足で訪れたガイア・フィールドにやって来た。アウスの予想通り
先生は真っ先に青春道場に訪れた。グレファーが留守だったのは救いだろう。
「とりあえず、この中から・・」
「無理です」
「あっそう・・アウスちゃんは?」
「断固拒否!」
「そっか〜・・・」
先生はガッカリしながらこのフィールドにお住まいの先生の女友達のところへ向かった。
殺風景な荒野にたたずむ一軒家に二人で澄んでいる砂の魔女と裁きを下す女帝が先生のお友達だった。
二人は実力は全く互角のこのフィールドでは名が通っているほどの凄腕とのこと。
「あれ〜、ドリアードさんじゃないですか〜」
「久しぶりじゃのぉ〜」
「えへへ、こんにちは〜」
先生と四人はまた部屋に案内され、砂の魔女からパサパサのサンド・イッチが振舞われた。
食べてるだけでみるみる喉が渇いてくる。砂の魔女はそんな四人を見ると
「水は出さないわよ、びちゃびちゃしてるの嫌いなの」
そんな殺生なと思ったがエリアが水霊術で水を出すことで解決した。
「今日は何ゆえわらわのもとに訪れたのじゃ?」
「今日はサラちゃんとツバキちゃんにこの子達に恋について教えてあげてほしいねん」
独特の喋り方をする女帝の質問に先生はいつも通りの笑顔で答えた。サラは砂の魔女の、
ツバキは女帝の先生が付けたあだ名である。
「恋とな・・・わかるかサラ?」
「わかりますよ〜私達は強い男にしか興味ありませんから〜でもここらへんの男は
私達の足元にも及びませんから〜この前もつまらない男を砂にしちゃった」
サラはそう言うと一つの砂時計を四人の前に置いた。
「私、つよい人やモンスターを砂時計にしてのんびり眺めるのが大好きなの、風流だと思わない?
でも一番好きなのは砂金! サラサラしてるのに綺麗なんだもの!」
キャッキャとはしゃいでるサラをよそに四人は目の前の砂時計を見て青くなっていた。
「男と言うのは汚れた欲を持っている物だと思っていたのじゃが」
ツバキは一人、うつむいて考え込んでいる。エリアは不安ながらサラに聞いてみた。
「あの、私、素敵なカップルになれるでしょうか?」
「ごめんね〜私達じゃいいアドバイスあげられないな〜そこのあなた地属性でしょ?
ここに来る途中、自分と合いそうな男はいなかったの?」
サラはアウスに問うがアウスはふぅとため息をつくとメガネをあげた。
404 :
想像人:2006/01/06(金) 01:06:38 ID:705zO7u0
「私は恋には興味ありませんから・・・」
「恋煩いフォーーー! アウスさんと心から接することができるのは私だけでしょう!」
聞くだけで殺意を覚えるこの声、振り返ると奴はそこにいた。
「さぁアウスさん! 容赦なく私の胸に・・・」
グレファーの体はみるみる砂になっていきその場に崩れ落ちた。どうやらサラの魔力のせいらしい。
サラは無表情で砂を拾い上げると外に捨てると、トビラを閉めた。ウィンはその光景におろおろしている。
「あ、あの・・・風に飛ばされちゃうんじゃ?」
「ん〜3000粒以上、離れてなければ大丈夫」
いいアドバイスは得られぬまま一向はガイア・フィールドを後にした。
次にやって来たのはバーニング・ブラッド。噴火の爆音と暑さに襲われながら
一向は進んでゆく。
「実を言うとここに私の昔の友達がいたりするんだよね・・」
ヒータがつぶやきに先生と三人が振り返った。
「ヒータちゃんの昔の友達ってどんな人?」
「私達と同い年の女の子なんだけど・・」
「あれ? ひょっとしてヒータちゃん! ヒータちゃーん!」
一同が振り返ると黒い帽子に金色の髪と喪服を思わせる黒い服と全身黒ずくめのどこか冷たい目をした
女の子が手を振っていた。彼女がヒータの昔の友達、ファイヤー・ソーサラーである。
「ひ、久しぶり・・元気?」
「うん、ヒータちゃんも元気そうね、どんな御用で来たの?」
「えっと・・・」
「恋のなんたるかを追いかけてきたのです〜」
後ろからひょっこり先生が現れて言いづらそうにしているヒータに代わって答えた。
「あ、こんにちは。ってヒータちゃん! 恋をしたの! ダメ! ヒータちゃんを男なんかに
ゆずらないから!」
「ちょ、そんなんじゃないって・・・」
「ここの先生のお友達はどんな人ですか?」
エリアが二人をよそに先生に問う。
「ビッグバン・ガールの・・・えっとなんてあだ名やったかなぁ・・・」
「ビッグバン・ガールさんなら今は出かけていていませんよ、当分戻りません」
ソーサラーが先生に教えると先生はすこし落込んだ。すると一同の耳に凄まじい掛け声が聞こえてきた。それは炎を見にまとっている一人の男の声である。
「またやってる・・・」
ソーサラーはその男を呆れ顔で見ている。ヒータはその男を無表情でじっと見ている。
「あの人、炎を自在に操る伝説の爆炎使いを目指してるらしいけど地元の人の話ではあの人
才能がないからやっても無駄だって言われてるんだよ。それでもああやって毎日・・・近所迷惑よ。」
ソーサラーはまた男を侮蔑の目で見た。ヒータは何度やっても旨く行かず、涙をこぼすその男を見て
「でも私、一生懸命努力してる人って嫌いじゃないよ」
っとつぶやいた。このつぶやきにソーサラーだけでなく全員が反応した。
「嫌いじゃないって・・・ヒータちゃん!」
「っちょ・・・だからつまり私は!」
「ドキドキ恋煩い・・・」
「エリア黙れ!」
「片思いから始まる恋は純粋やなぁ〜」
「違うって先生!」
「これはおもしろい・・・これから観察日記をつけようかな?」
「ゴルァ!! アウス!!!」
「ヒータちゃんカワイイ・・・」
「う、ウィン・・・だぁーーー!!!!!」
ヒータは発狂してはるか遠くに向かって基地外警報を投げつけた。それがネフティスの鳳凰神
に命中したので一同は急いで逃げ出した。
最後の属性フィールドのデザート・ストームにやって来た一行だったが・・
405 :
想像人:2006/01/06(金) 01:08:01 ID:705zO7u0
「うわ〜突風やぁ〜〜」
凄まじい向かい風で進むことが出来ない。今日に限って風はご機嫌斜めのようだ。
「うわ〜退却やぁ〜〜」
先生の指示のもと、よにんはデザート・ストームを諦めた。
「ウィンちゃん、残念やった?」
「えっと・・・大丈夫です」
「う〜ん、有力な恋の情報が得られない・・」
エリアは頭を抱えてうなだれている
「結婚してる人に聞けば早いんじゃないの?」
「そうよ! さすがアウスちゃん、そうと決まれば出発よ!」
「・・・で、私の所に来るワケですかそうですか」
「偶然やけどね」
一同はなぜか山篭りしている地獄将軍・メフィストの前に集まった。なりゆきで
ソーサラーも付いてきてしまっている。
「先に聞きたいんだけど、おじさん結婚してるの?」
「お、おじ! ゴホン、フハハハハー! 私はまだ二十代だよ」
ソーサラーの問いにカチンと来たメフィストはなんとか気を取り直した。
「そして問いの答えだが・・・もちろんだとも! 私には常に私の帰りを首を長くして
待っている妻がいる! 私は貴公子だからな! フハハハハハハハー!!」
「それ嘘やろ、顔に書いてあるで」
「フハハハハハ・・・ハ・ハ」
メフィストの将軍の威厳を保つための嘘は鋭い洞察力を持つ先生の前にあっけなく見破られた。
「あー嘘ついた! このおじさん!!」
「相変わらず何も考えてないんだ・・」
「いーけないんだ! いけないんだ!!」
「前にも増して幻滅」
「・・・・・・ばか」
「うわあぁぁぁぁーーーーー!!!!」
メフィストは発狂して隣の山に基地外警報を投げつけた。山は木っ端微塵に消え去った。
「やなこと思い出した! 貴公らに敗れた後、基地に戻ったらボロボロの私を見て早々
ガーゼットに馬鹿にされるわダイーザに同情されるわ服従魔人の野郎にはシカトされるわで
散々だったとだ! おまけに部下の間でへんな噂が流れて、挙句の果てにゾーク様には
手負いの将一人討ち取れぬとはどういうことだ! とか怒られて信用を一つ失う始末!
ここで合ったが百年目! この無念、晴らさせてもらうぞ!」
メフィストは目をかっと見開くと両手を掲げた。その両手にバチバチと電気のエネルギーが集まっていく
「フハハハハハー! 受けてみよ! 究極にして最凶の破壊魔法、「サンダー・ボルト」!」
「な、なんやってー! そんな禁止魔法をなんで!」
「フハハハハハハー! これぞ山篭りの特訓の成果よ! 私は誰にも負けない魔法を身につけた!」
「先生、あれはどんな魔法なんですか?」
「相手全員に雷を落とす禁断の破壊魔法、受けたらひとたまりもないで!」
アウスは雷と聞くと一度メガネを上げて詠唱を始めた。
「フハハハハハー! うおおぉぉ、くらえーーー!」
メフィストは勢いよく手を突き出し一同に向かってサンダー・ボルトを放った。
先生や、ヒータ、エリア、ウィン、そしてソーサラーは思わず身構えたがその雷は一つの
場所にどんどん集まっていく。そこには髑髏がついた一本の柱が立っている。」
406 :
想像人:2006/01/06(金) 01:09:19 ID:705zO7u0
「何! これはいったい!」
「地霊術で避雷針を作ったのよ!」
身構えている一同の背後に自信に満ちたアウスが立っている。
「地中の鉱物で避雷針を作ったのか!」
「ご名答、さすがは将軍。それを称えてこの雷をお返しします!」
「え・・・・ バーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
メフィストは返ってきた雷に大いに感電しその破壊力を自らの体で知った。
焦げてピクピクしているメフィストを置いて一同はソーサラーと別れいつもの場所に帰ってきた。
「結局、素敵な人は見つからなかったし・・・ハァ、恋ってなんだろう?」
エリアは頬杖をついてため息もついた。
「恋とはつまり一緒に生活できない人や亡くなった人に強くひかれて切なく思うこと・・(参照=広辞苑)」
「アウスちゃん、そんな文学的なことじゃなくて・・」
「う〜んと、えっと・・・」
「ウィンちゃん、無理しなくていいよ」
「あの、旨く言えないけど・・・待てばいいんじゃない? 向こうから来るのを・・」
「それよ! ヒータちゃんもたまには言いこというじゃない!」
「たまにはって何よ!」
「私、待つわ! 白馬の王子様を!!」
ウィンは目を丸くしてヒータとアウスは呆れた顔をしていた。
「恋する乙女、エリアちゃん誕生・・・さっそく2ちゃんねるで募集せな!」
「うわ、ビックリした・・って先生、なんですか2ちゃんねるって?」
「私も初耳です」
「私も・・・」
首をかしげるヒータ、アウス、ウィン。先生はニッコリ笑って。
「内緒、冗談」
っと言ってエリアのほうにかけていった。
「だれか、私の一途な思いを受け止めてー!」
「エリアちゃん、ファイトやで〜」
のりのりの二人に対し、三人は開いた口が塞がらなかった。
以上です。また慣れない表現を多数使いました・・
2ちゃんねるのキャラや表現も含んでみました。
408 :
想像人:2006/01/06(金) 01:27:25 ID:705zO7u0
誤字と変な文章を訂正します
>>404 ×拾い上げると外に捨てると、トビラを閉めた
○拾い上げて捨てると、トビラを閉めた
>>405 ×よにん
○四人
>>405 ×散々だったとだ!
○散々だったのだ!
あと、意味もなく 」がついている文章があります
>>408 想像人
おつかれさまです。グレファーが死んじゃったのかが心残りですけど(笑)
どんなに頑張ってもノーマルのエリアが出てこない…orz
憑依装着バージョンも一番最後だったのに…。
…憑依装着バージョンのウィンいります?3枚まであげますよ。
つ□□□
>>410 それじゃ1枚貰いますね
(´ω`)y□
お礼に堕落verのグレファーあげますね
つ□
>>410 2枚目ゲットォォォォ!!
d(゚∀`)y□
お礼にガイアフィールド産のグレファー砂をあげようではないか
おまけ
つ「ナノブレイカー」(一枚)
>>407 いや昔TVでやってたのをうっすらだけど覚えててね。
ロボットに乗ってたんだよ。
ロボット=正義のみかた みたいに思って。
結局ゴエモンって、どんなことしてたの?
だから盗人しt(ry
バカすぎだろww
>>414 泥棒。
本人は悪い奴を懲らしめ弱きを助ける義賊だと称し
実際何度か日本の危機を救ってはいるのだが
本質はやっぱり泥棒。
町人ぶん殴ってお金盗るし。
>>414 四人乗りの巨大ロボ「ゴエモンインパクト」に乗って、
悪の組織の他の巨大ロボやキリシタンのおかまや変態ダンサーと戦っていた
そういやがんばれゴエモンのエビスってなんなんだ?あれも泥棒?
ヒータ「お、クイズ〇リオネアやってる。そうだ!この後の問題正解するかどうか賭けようぜ!私は正解に1000円!」
ウィン「いいよ。じゃあ私は間違えるほうに1000円。」
ヒータ「・・・ああ〜。間違えちゃったか。ほら1000円。」
ウィン「いいよいらない、実を言うとその番組再放送だから前に見たことあったの。」
ヒータ「いや、受け取ってくれ。私も前に見たことあるんだよ。
まさかまた間違えるとは思わなかったからさ。」
>>418 本名が「鼠小僧エビス丸」だから多分泥棒。
ゴエモンと違ってモデルとなった人物は居ないかと。
>>414 ↓これが実在した(らしい)ゴエモンのモデルとなった人の詳細
石川五右衛門(いしかわ ごえもん):
永禄11年(1568年)頃?-文禄3年8月24日(1594年10月8日))は、
安土桃山時代に活躍した盗賊である。
出生地は伊賀国・河内国・丹後国・遠江国(現・浜松市)などの諸説がある。
「豊臣秀吉譜」(寛永19年)等の限られた記録によると、
あまりの悪逆非道ぶりのために三条河原で釜煎の刑に処せられたとされている。
大きな鉄釜による風呂が五右衛門風呂と呼ばれるのはこれに由来する。
しかし当時の釜煎刑とは、
熱した巨大な空の鉄釜で死刑囚を炒め物のように焼き殺す処刑であり、
舞台で演じられるような釜茹で煮殺したのではない
(一節には空ではなく熱した油で揚げ殺す刑が釜煎刑とも言われる)。
しかし実際には五右衛門の母や一族も連帯責任として処刑されており、
母親らは熱湯の釜茹刑で煮殺されていると記録にある。
参考・フリー百科辞典Wikipedia (石川五右衛門)
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E4%BA%94%E5%8F%B3%E8%A1%9B%E9%96%80
>>410 俺もラスト1枚つ□ 代わりに醗酵の美少女 つ□□□
亜ロストミレニアムそろそろ発売かな?
霊使いの為に初購入してみるかなぁ・・・・・
メビウス「エリアから聞いたのだが、風霊使いのウィンが自分の帝(みかど)がいつまでたっても現れないと困っているそうだ」
グランマーグ「むう。アウスの友が苦悩しているのは心苦しい事。テスタロス、貴殿は風帝の居場所を知らぬか?」
テスタロス「私にも皆目検討がつかんのだ。昔は私達4人でエレメンタルバーストの修練に励んだ仲だというのに。いったいどこへ姿を組晦ましたのやら」
メビウス「ええい!娘がこれほど困っているというのにあやつめは何故姿を現さん!?」
ザボルグ「……で、そやつの名前は何と言うのだ?」
メビ・グラ・テス
『む…そ、それは……その…(汗)』
(´・ω・`)テスタロスに忘れられる風帝(´・ω・`)ミサワソス
エレメンタルバーストの修練に励んでいたのなら、一人アボーンしたのでは?
風帝の名前案
つ『シルフィルス』
娘の居ないザボルグも可哀相なのでは…。
んーと名前は「ウィンドルガー」「ヒュージョニアス」「セレヒムフォス」とかそんな感じ?
微妙orz
俺の中で帝は意思を持つ機械ってイメージ。
魔神英雄伝ワ○ルの龍×丸みたいな。
だから帝の会話はなんか読んでて楽しいw
風帝ミサワソス
>>420 自分も亜ロストは霊使い目当て買う
最初はレリのドリ様を手に入れるために箱買おうかと思ったが
米版でレリのドリ様を入手したので各霊使いと銀のドリ様を当てるまでパック買って終わる予定
それよりピケルの魔法陣の亜版レリが入手できない…日版のスー、レリ、EE3と亜版スーは持ってるのに…
>>418-9 ゲームの設定じゃ忍者って事になってるんだけどな>エビス
武器が手裏剣だし
サイバー・チュチュOCG化キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!!
OK兄者、箱買いさ(*´Д`)ハァハァ
>>408 ウォーターワールドに行ったらイルカと遊ぶ、とはしゃぐヒータが見られるのかと
ちょっと期待してましたよw
相手役を出してしまわないあたりGJですね♪
俺個人の脳内会話だったらエリアが恋をしたいってのに対してヒータが
「エリアはわたしだけのエリアなんだから!」とちょっと膨れてみせる、みたいなw
同性愛者とかそういった意味じゃなくすごく大切に思ってる…ツンデレ?(何
ヒータとエリアのコンビにアウスのツッコミ。最高です。
ウィンは空気。ミサワソス(マテ
エリア「ダイダロスさま、お元気が無さそうですが」
ダイダロス「いや、どうも私の影がいまいち薄いかなーなどと思ってな」
エリア「そんな事無いですよ。ねえ氷帝さま?」
メビウス(俺に振られても困るんだがな)
水の精霊「攻撃力が高くても召還条件が難しい方は使われにくいですね」
キラースネーク「まぁ基礎能力だけが全てじゃないってことダネ!」
水の精霊「特殊能力が便利すぎる方は禁止カード認定されちゃうんですけどね」
キラースネーク「OTL」
>>430 同属感染ウィルス「一人じゃないぞキラスネ。しばらくしたら俺もそっち逝きかもナ…」
ザボルグ「はぁ〜…」
メビウス「どうした?雷帝ともあろう者がため息とは」
ザボルグ「いやなに、私にも貴殿らのように慕ってくれる可愛い娘達が欲しいと考えていたのだ…」
グランマーグ「ム、それは不憫な事。しかし貴公の言う通りあの娘らは心の癒しになる」
テスタロス「そうだな。娘達に慕われるのは悪くない」
ザボルグ「こうなれば、光霊使い募集のお触れを出す他無いのか…」
エリア「あ、いたいた氷帝さま〜♪お昼ごはんをもって来ましたー。
氷帝さまの好きなジェノサイドキングサーモンとマッドロブスターのお刺身で〜す」
アウス「私は地帝様の好物、メガロックドラゴンの外皮のステーキをお持ちしました」
ヒータ「…ほ、ほらよ大木炭18の欠片だ。か、勘違いすんなよな。別に炎帝のために持ってきたんじゃないんだからな。
二人がどうしてもって言うから…その…」
ザボルグ「(´・ω・`)」
ウィン「|つA`)」
符術編完結編が出来上がったので投下をします。ラスボスも判明します。
ではどうぞ。
ソルジャー達を蹴散らしている間も他のメンバー達はラーゼの事が心配であった。巨体に
似合わず素早い攻撃を放つスカルにラーゼは完全に翻弄されており憑依をする暇が無かっ
た。スピードで誤魔化してはいるが元々のパワーの違いが出始め、今はラーゼが押されて
いる状況であった。
(クソ! 変身薬を飲む暇さえ与えてくれないとは…)
自分の心境を悟られない様、ポーカーフェイスを演じているがラーゼは明らかに不利であ
り、スカルが放った右ストレートでついにラーゼは倒れ込んだ。そのチャンスをスカルは
見逃さず、そのままラーゼの上に馬乗りとなりパンチの雨を降り注いだ。下からガードを
しているが空しい抵抗でありラーゼの顔は見る見る内に変化をして行った。
「ラーゼ君!」
四霊使いはほぼ同時にラーゼのピンチに気付きソルジャー達を一旦、自分から離して強引
にラーゼの元に寄った。新たな敵襲にすぐスカルは気付き、一旦ラーゼから離れ、ゆっく
りと四霊使いの方を向いた。
「悪い事は言わない、お前等で俺を止めるのは無理だ、大人しく消えろ、それなら見逃してやる」
スカルは低く重圧感のある声で言い、殆ど意識の無いラーゼを持ち上げ戻ろうとした。だが
四霊使いはそれに怯む事は無く、スカルに対して言い返した。
「そう言われて大人しく引き下がると思っているのか!」
「ラーゼ君使って何をしようとしているか知らないけど、好きにさせないわ!」
「私達の力をあまり見くびらない方が良いわよ!」
「貴方を倒します!」
ヒータ、エリア、アウス、ウィンは夫々、スカルに対して心境を言い霊力を一気に解放し
ようとした。それを見たスカルはラーゼを放り投げガードをしていない状態で散歩をする
様な歩みで四霊使いの元に向かった。その様子に多少、怯んだが、ラーゼを守りたいと言
う思いが動かし、夫々必殺技を放った。
「龍脈砲!」
「炎狐激!」
「ツインエアブラスト!」
「ギガスマッシャー!」
放たれた必殺技に対してスカルは動じる事無く右手を翳してそこから高出力の電撃を
一直線に放った。電撃は四霊使いの必殺技を簡単に弾き飛ばしそのまま本人達も貫い
た。その結果、直線上にいた他のデーモン達も巻き込まれ、四霊使いは満身創痍の状
態でその場に蹲っていた。
「お前…何て、事を…」
自分の足元に絡み付く物に気付きスカルは目をやると、そこには同じく満身創痍の状態で
足に縋るラーゼがいた。
「ほう、まだそれだけの元気があったか…」
スカルはラーゼの生命力に関心をし足を一振りしてラーゼを吹き飛ばした。壁に激突をし
て更にダメージを追ったがすぐに立ち上がった。そしてラーゼの目に写ったのは四霊使い
の痛々しい姿であった。それを見てラーゼはその場に立ち尽くし体を小刻みに震わせていた。
「み、んな…」
ラーゼの状態を見てスカルは右手を翳し小さな雷弾を作り放とうと準備をした。
(これぐらいで大人しくなるだろう…)
良い加減の雷弾が出来上がると、スカルはラーゼに放った。大した威力ではないが今のラーゼ
には十分な物であった。
「ゆるさ…ないぞ…こんな…」
ラーゼは周りが見えておらず憎しみに囚われていた。そしてラーゼの中で何かが壊れた。
「ウオオオオオオオオオオオオオオオ!」
けたたましい奇声と共にラーゼの体から黒いオーラが一気に放出をした。外面上は何の変化
も無かったが目は座っており、体からは黒い霧が終始出ていた。襲った雷弾を右手で弾き飛
ばすとラーゼは目の前にいるスカルを睨み付けた。
「大した底力だ…」
「お前は許さないぞ…」
ラーゼはそこから一気に詰め寄り、一瞬でスカルの元まで到着をした。スカルはすぐに下の
ラーゼに対して拳を振り下ろしたが、逆にラーゼはその手を取り曲がらない方向へと強引に
持って行った。とても満身創痍の人間とは思えない程、力は強くスカルでも押し戻す事が出
来なかった。
(こいつ…さっきまでとは別人だ…変身もしていないのに…)
劇的な変化にスカルは驚きを隠せなかったが右腕の激しい痛みがスカルを現実に引き戻した。
痛みから逃れ様とスカルは左でラーゼの顔面を殴り飛ばした。ラーゼは離れて吹っ飛んだが
何事も無かった様に立ち上がり又、スカルに襲い掛かった。スカルは右フックで反撃をした
が難無く交わされカウンターの左フックを貰ってしまい、片膝を付いた所に右アッパーが襲
いスカルは後方に吹き飛ばされた。スカルは立ち上がろうとしたが、自分が見ている景色が
焦点の合っていない物に気付き驚愕をした。
(何で…俺がたった2発の攻撃でこんなにダメージを…)
ラーゼの攻撃は止まらずスカルが困惑をしている間にもフットスタンプを放とうとスカルに
飛び込んで行った。それに気付いたスカルは慌てて体を横に捩り交わし立ち上がって体制を
整えた。怯まずラーゼは突っ込んで行ったがスカルは臆する事無く右手を翳して電撃を溜め
込んだ。
「幾等、貴様でも、まともに食らったら終わりだ! 食らえ『魔光雷砲』!」
魔光雷のエネルギーが一直線にラーゼのみを襲った。ラーゼは直撃を食らい体は雷に包まれ
たがラーゼにダメージは無く余裕の表情を見せていた。
「返すぜ…」
短く言うと一度、雷を自分の体に取り込んでそれを更に強い物に変化をさせ、それをスカル
に放った。スカルは体力を多いに消費する技を2度も使用した事から体が言う事を聞かずに
そのまま攻撃を食らい前のめりに倒れ込んだ。
「わっわわわわ…スカル様が…」
「こんな化物と戦えられるか!」
事実上の長が倒れるとソルジャー達は我先にと逃げ出し、施設はラーゼ達のみになってしま
った。本来なら喜ぶべき所なのだが近寄りがたい雰囲気のラーゼにE・HERO達は困惑を
した。
「まだ、た、たかえ…られ…」
体中がボロボロの状態ながらもスカルは立ち上がりラーゼに襲い掛かろうとした。予期せぬ
出来事にE・HERO達は身構え攻撃をしようとしたがラーゼの異変に気付きバーストは逸
早く行動を起こした。
「まずい…バーストリターン!」
バーストは炎トークンを作り出し、ラーゼ以外の全員を包み込んだ。突然の事に何が何やら
分からずスパークマンはバーストに質問をした。
「何なのだ姉さん、一体? ボーイをバックアップしなくていいのか?」
「私の勘が正しければ、これからとんでもない事が起こる…」
バーストは深刻な表情で話しスパークマンは黙り込んだ。ヨロヨロと向かって来るスカルに
ラーゼは完全に怒っていた。
「いい加減に…死ね!」
感情が爆発した瞬間。ラーゼの体から黒い球体が出て辺りの物を消し去った。バーストの行動
が無ければ自分達も巻き込まれていたと思い、一同は顔面蒼白状態になった。状況が落ち着き
ラーゼから邪気が消え去った時、バーストはバーストリターンを解除して一同をその場に降ろ
した。戦えられない状態の四霊使いをクレイマンに任せるとバースト達は詳細をラーゼに尋ねた。
「一体、何なのよアンタの力はとてもではないけどキレただけとは思えられないけど…」
「それは…」
「それにお前が放った技は『ブラックホール』だろ、あんな高等魔術を戦士のお前が
何で使えられる?」
「俺にも良く…」
「ボーイの事を悪くは言いたくないよ、けど出来る事ならアクシデントは無く安全に
事を運びたいのだよ、それは分かるよね?」
「ハイ…」
「なぁ知っているのではないのか…」
「それは…」
バースト、ワイルドマン、スパークマン、バブルマンは夫々ラーゼに対して質問をした。
ラーゼは完全に小さくなり俯いた状態になった。
「もう良いだろう…」
何処か険悪な状況を打ち消したのはダークマンであった。ダークマンはこの状況に嫌に
なったのか強引にこの状況を覆そうとした。
「お前等でアレを倒せられたか? ネクロイドシャーマンに融合する暇など与えてくれ
ないだろ…」
「そう言う事を言っているのではないダークマン!」
「人夫々事情があるのだ、ブン屋の様にあれこれ聞くな」
「ダークマン、俺だってこんな事は聞きたくないよ…」
「だったら聞くな、どうしても気になるなら俺の方で独自に調査をする、それでいいだろう、そんな
事よりやる事は今あるだろう」
「そうね…分かった、行こう…」
「そうだな…」
ダークマンの強引な説得に一同は納得をせざるを得ず奥に向かった。ラーゼはダークマンに軽く頭を
下げると後を追う様に向かった。
(それにしても…あの力、俺の憶測が正しければ…だとしたらキツ過ぎるぞ…)
ダークマンは様々な思いを頭に過らせながらラーゼ達の後を追った。
「オイ! 早く符術のデータをディスクに移せ!」
スカルが倒れた事を監視カメラで知ったジェノサイド達は符術の重要データを持ち帰る様
に指示をした。想定外の現実にジェノサイドは完全に慌て錯乱しきっていた。
「何でアイツは…ウワァァァ!」
全ての準備が終わり逃げ様とした瞬間、一同は踏み込み即座にビショップとデスルークは
殺された。全員、激しくジェノサイドに敵意を持っており、この状況にジェノサイドは怯
えるしかなかった。自分も戦闘力は低い方ではないが今の状況は分が悪過ぎる、そう思い
非常口から逃げ様としたがスパークガンでその場から動けなくなった。
「さぁボーイ、決めてやれ! こいつがレディ達を苦しめた元凶だ!」
スパークマンの言葉に誘導されラーゼは即座に背中の剣を抜きジェノサイドに襲い掛かった。
これから自分が死ぬ事に怯えたジェノサイドは最後の抵抗をした。駄々っ子の様に腕を振り
回し、その攻撃でラーゼは頬に傷を負ったが臆する事無く、そのままジェノサイドを縦に一
刀両断した。その後、持ち帰ろうとしたデータを全員で集め警察に引き渡すと、少々ギクシ
ャクした状態で一同は解散となった。ラーゼは不安そうな状態で走り出したがダークマン
がそれを止めた。
「あの女どもなら、キルド平原のホスピタルに搬送された」
ダークマンの言葉を聞きラーゼは軽く頭を下げると速攻でキルド平原に向かった。
ダークマンの話で到着した病院にはクレイマンがいてクレイマンから更に詳しい詳細を
聞くと四霊使いに命の危険は全員無く『治療の神ディアン・ケト』の適切な処置により
現在は全く問題無く2、3日入院していれば大丈夫と言う状態であった。逸る気持ちを
押さえてクレイマンと一緒にラーゼは四霊使いの病室に入った。中に入ると全員、楽し
そうに話しておりラーゼの姿に気付くと全員、寄って来た。
「その様子だと、やったみたいだな」
「ラーゼ君、最高! 仇取ってくれて私、嬉しいわ」
「もう悪しき科学は見たくないわ、ここ暇だから詳しい話、聞かせてデータ取りたいから」
「ゴメンね足手纏いになったみたいで」
ヒータ、エリア、アウス、ウィンは自分なりの言葉でラーゼを出迎えて祝福した。ラーゼ
は4人が無事な事に自然と顔が綻び、その後クレイマンも交え6人で色々な事を話し合った。
「そうか…ジェノサイド達が倒れたか…」
全ての大元に『ハ・デスの使い魔』は怯えながら報告をした。大元は全ての話を聞くと玉座
から立ち上がり自分の寝室へと向かった。
「符術の事は又、後で考える、俺はもう寝る…」
「待って下さい、他にも話して貰いたい事があります」
傍にいた側近の『死霊騎士デスカリバー・ナイト』が大元の足を止めさせた。
「何だ? 俺はもう寝たいのだが…」
「ダークソードの指示ですよ、奴はあのサンプルを殺そうとしています、それに対して意見を…」
「好きにさせろ、あの程度の奴に殺されるのでは見込み等無い…」
「それともう、そろそろ出来上がりそうです」
意味深なナイトの言葉を聞き大元は口元を軽く綻ばせ、寝室へ向かった。最後に背中越しに
ナイトに一言言った。
「そうか、引き続き完成を急げ…」
「了解しました『闇の支配者―ゾーク』様」
ゾークはゆったりとした足取りで寝室へ向かい使い魔とナイトは跪いてそれを見送った。
今日はここまでです。次回から出た新たな力を本格的に始動させます。
>>439 お疲れさまです。ついに大元ゾーク登場ですね。
>>419 エビス丸は多分あの顔からして七福神の1人の恵比寿がモデルかと思う。
>>439 お疲れ様です ラーゼ君カッコイイ(*´∀`*)
でもいくら怒っているとはいえ殺しちゃったのは残念だな(バーサク状態の時除く)
個人的にジェノサイドはおもいっきり殴って終らせてほしかった
やっぱり正義の味方が殺しをするのはちょっと…
>>432 ザボルグには雷電娘々がいるじゃないかといってみるテスト
>>432 ザボルグにはピケルや精霊術師のドリアードがいるじゃないかといってみるテスト
>>444 お前は俺が拾ってやるから安心しな…
寒かったろ? さぁ 布団敷こう な!?(AA略
ザボルグ「あいつらだけ霊使いの部下がいてずるい…」
サンガ「光属性は美女が多い方なんだぞ」
ハープの精「雷魔神様に雷帝様、お茶が入りましたよ」
デュナミスヴァルキリア「雷魔神様お電話がー」
月明かりの乙女「雷帝様お言伝てが」
雷電娘々「雷帝ー、あの最新ドラムセットを買って欲しいの打ー!
雷魔神はこの娘々ソロライブチケットを50枚売って来るの打ー!」
薄幸の乙女「あの…雷帝様と雷魔神様、このお花を買って下さい…」
光で女性といえばディアンケト
神って自ら名乗るぐらいだからきっと光属性のはずだと思うって隣の犬が言ってた
>>449 創世神「余の愛妻に手を出すとは許せん!」
時々でいいから雷帝神のことも思い出してあげて下さい
ザボルグ「あやつめはグランマーグの管轄だぞ」
雷帝vs音楽家の帝王
そして帝達の戯れを寂しそうに禁止ゾーンから眺める混沌帝龍
そんなものを幻視した
ウィン「風神様、よろしければお弁当を」
ヒューガ「貴様確か風霊使いウィンと言ったか?何故急に?」
ウィン「ええと」
なんとなく自分も同属性の偉い人に渡したい気分になっただけー
とは言えない
ウィン「それはー」
ヒューガ「要は私は存在せぬ"風帝"の代わりと言う訳か」
ウィン「そ、そんなことは無いです!」
ヒューガ「まぁ嬉しい事に変わりは無い。ありがたく頂戴しよう」
ヒューガ「だが私の作ってきた弁当が無駄になるのが困る。貴様はこっちを持っていくがいい」
ウィン(スカイハンターの照り焼き…私の作ったのより上手い…)
エリア ジェノサイドキングサーモンとマッドロブスターの刺身
アウス メガロックドラゴンの外皮ステーキ
ウィン スカイハンターの照り焼き
ヒータ 大木炭18の破片…
も は や 調 理 し て ね ー !
>>455 それがヒータクオリティ
そこに痺れる憧れない
なんか、想像人のドリアードタソは氷上恭子の声あてて読んじゃうなぁ。
大木人が大木炭になったのはヒータの仕業か。
>>457 俺は、
>>401文中の「みんな彼氏おらへんの〜?」って台詞が
松岡由貴ボイスで再生されたw
漏れいいこと思い付いた!
雷帝が「幻惑の巻物」装備して風属性になって風帝になればいいんじゃまいか
そうすればウィンと雷帝両方の希望が通るよ!
ヒューガの他に風属性のボスは居ないよなぁ。
アームド、インセクトは下級からだしペットなんてペットだし・・・
>>455 木人18を調理したんだよ。キッチンで何かやってるの見たからわかる。
黒焦げにホットケーキは食えたモンじゃなかったな(苦笑
ヒータはお皿並べる係りねw
>>457 もうそれしか考えられなくなったよ。
風には女帝がいると何度いえば(ry
464 :
457:2006/01/09(月) 14:19:15 ID:Otafl3n1
>>462 千年龍のご隠居とか。
「おじいちゃーん。今この時代の魔法について調べてるんだけど」
「フォフォフォ、では話してやろうかのぅ」
ボスと言うよりか近所のおじいちゃんぽいけど。
地水炎風すべての属性になれるエリクシーラーはとってもずるいと思います
>>466 おまえ!先駆者であるドリアード様を忘れているな!
一番ずるいのはホムンクルスだと思います
たまにでいいので幻惑の巻物のことも思い出してあげてください
469 :
名無したんはエロカワイイ:2006/01/09(月) 19:50:30 ID:RKCosVsa
サンダー・キッズ「DNAを移植されて風属性になった私の事も忘れないでね。」
霊使いとドリアードあわせて5人融合でF・G・E(ファイブゴッドエレメンタル)ってのを夢で見た
でかい体に首五つか、正夢じゃありませんように
むしろそうなって欲しいと思う俺は異常か?
一日目
今日から霊使いが弟子入りすることになった。
こういうものは最初に挨拶をするのが普通だが火霊使いはしてこなかった。
風林火山をしそうになるが瞑想で気を落ち着ける。
二日目
今日はみんなで山にハイキングに行くことになった。
途中風霊使いが「クジラいないね。」との電波発言。
頭痛が痛い。
三日目
地霊使いに本をねだられる。
貴重な生活費を削って買ってやったにも関わらず礼も言わずに黙々と本を読み始めた。
風林火山しそうになるが瞑想で気を落ち着ける。
限界は近い。
四日目
楽しみにとっておいたチョコパンが水霊使いに食べられた。
気付いたら目の前に血だらけの水霊使いが横たわっていた。
やってしまったものはしょうがないので蘇生と記憶操作をしておいた。
すっきり。
ある日、街で先生らしき人を見かける
エリア「あっ先生だ」
ウィン「ドリアード先生〜」
姿はよく似ているが別人だった
ハイプリーステス「誰がドリアードや!?ドアホ!私はハイプリーステス、覚えとけや!!ヒャーッハッハッハ」
性格も正反対のようだった
霊使い達は少し引いた
ハイプリーステス「あ〜脅かしてごめんな。時々マスターの真似したくなんねん」
霊使い達はこの人の趣味を疑った
同時にマスターって誰だよと思った
この人が"盗賊王"闇バクラの愛用カードである事を彼女達は知らない
連投ゴメンナサイ
バクラ「ヒャーッハッハッハ! さあ王宮へ行くぜ!」
ハイプリーステス『あんた王(ファラオ)に勝てる自信あんの?』
バクラ「俺を力を疑うのか? 俺様のディアバウンドは無敵だぜ!!」
ハイプリーステス『ディアバウンドに使う魔力があったらうち強化してくれてもええやんか』
バクラ「貴様程度の攻撃力で何が出来ると思ってるんだ!?」
ハイプリーステス『酷っ、マスターの力なりたい思て言ったのに。もうご飯作ったげへんからね』
バクラ「それとこれとは話が違
ハイプリーステス『買い物も掃除も洗濯も今度から一人ですんねんで』
バクラ「そう言うが!貴様が戦闘で消されたら悲しむのは俺なんだぞ!!」
ハイプリーステス「マスター…!」
なんとなくハイプリとバクラの小ネタが書きたくなっただけです
気に入らない人はスルーしてくださいネ
バクラ結構いいやつだな
王宮制圧なんてしないでハイプリと家で仲むつまじく暮らしてればよかったんじゃ
>>446はごんぶとりか斬首の美女
・・・薄幸は斬首の連れ子だっけ?
>>472 アンパンマンのコピペを思い出した。
覚醒編の前編が出来上がったので投下をします。ではどうぞ。
「ほっぺの傷、まだ治らないの?」
食堂でウィンは心配そうにラーゼの頬を心配した。ラーゼは軽く指で撫でてジェノサイドに
付けられた傷を気にした。
「まぁアウスちゃんの話だと問題は無いとは言っているけど…」
符術問題の後、E・HERO達からラーゼの豹変振りを聞かされた四霊使いはラーゼを心配
し退院後、すぐにアウスの手でラーゼを精密検査した。その結果は体からウィルス等は発見
されておらず異常は見付からなかった為、取り敢えずは安心したと言う状態である。
「そうだよね…でも…」
「まぁ、放っておけば治るよ…」
ラーゼはこれ以上ウィンに心配を掛けさせまいと強引に話を終わらせて食事を続けた。
ウィンは若干、釈然としない様子であったがラーゼの言葉に納得をし自身も食事に戻った。
「う…あ…い、う…あ…」
夜、ベッドの中でラーゼは原因不明の痛みに苦しんでいた。体中が焼ける様な感覚に襲われ
血が沸騰しているのではないかと言う程熱く感じ、体からは大量の汗が出ていた。
「オイ、オイ! 何時までそうしている?」
「何者だ…お前…」
朦朧とした意識の中でラーゼは自分に問い掛けてくる謎の声に呼び掛けた。声の主は姿が定
まっておらず目で確認する事は出来なかったが声だけははっきりと聞こえて来た。
「もう全ての準備は整った…後はお前だけだ…」
「何の話を…」
「フン! 本来の自分を取り戻せと俺は言っているのだよ! 下らない憑依で自分を誤魔化しやがって!」
「本来の自分?」
「そうだ…知らないとは言わせないぞ、7年前のあの時を…」
「止めろ!」
触れられたくない記憶を呼び起こされそうになった瞬間、ラーゼは飛び起きて夢の世界から現実
へと戻った。体から尋常ではない量の汗が出ておりパジャマを濡らしていた。ここ数日、似た様
な悪夢にラーゼは魘されていた。
(どうなっていやがる…一体…)
考えられるのは頬に付けられた傷しかないが、それはアウスの手で調べは付いている、別の分野
から調べ様とラーゼは思い、その日はそのまま寝直した。
この日の授業を終えてラーゼが向かった先は心の病気に詳しい『ゾルガ』の元だった。
ラーゼは軽く頭を下げると自分の病状に付いて詳しく話し始めた。全てを聞いたゾル
ガはラーゼを椅子に座らせ、ラーゼに暗示を掛け始めた。
「今から貴方を過去の世界に送ります…」
その言葉と同時にラーゼは深い眠りに付く感覚に襲われ、ラーゼは過去の自分を客観
的に見る形となりゾルガの質問に答えた。
「何が見える?」
「俺の父さん、母さん、兄さん…」
ラーゼが見ている映像は魘されている原因である。7年前の一家団欒の様子であった。
ラーゼが見ていた物はトラウマになるとは程遠い穏やかな物であった。だが突然、父
が苦しみ始め、そこから鮮明に移っていた画像は一気に乱れ出して、黒くなっていった。
「う、う、う…」
突如として苦しみ出したラーゼにゾルガの顔色は一変した。今、ラーゼが見ている光景
は心の中に閉まっておきたいと思う暗黒の記憶だと言う事が分かり、ラーゼを現実に戻
そうと必死になって話し掛けた。
「君、落ち付きたまえ! 何が見える勇気を出すのだ!」
「父さんが…母さんを…」
ゾルガの質問に答え様とした瞬間、ラーゼの見ている映像は更に荒れ始めた。一面に広
がる赤い光景。誰もいない家で一人泣いている幼い自分…そこから見ようとしたが…様
々な情景がフラッシュバックをして見る事が出来なくなり、そして…。
「ウワアァァァァァァァ!」
叫び声と同時にラーゼは椅子事後ろに倒れ込んだ。そしてラーゼは現実の世界に引き戻
された。ラーゼの様子を見たゾルガは対処作に頭を悩ませた結果カルテを書いて、それ
をラーゼに手渡した。
「気にしないで下さい、貴方の様な症状は今まで何度も相手をしてきました。こういう
のは時間を掛けてゆっくりと治して行けば良いのです」
「でも、今までは何とも無かったのに…」
「突如、封印していた過去のトラウマが何らかの形で蘇ると言うパターンもありますよ…」
「封印はしていませんよ、何かは分かります。只…」
「それならば、話は早いです、中には理由も分からず苦しむ人もいるのですから、焦らず
に行きましょう」
温和なゾルガの言葉にラーゼは若干の落ち着きを取り戻し、処方された薬を貰いこの
日は帰路に付いた。
(だが、俺の選択は正しかったのか? こう言う事では無い様な気もするのだが…)
ラーゼは若干の疑問を感じながらも薬を飲み、この日は眠りに付いた。薬が効いたの
か、この日悪夢を見る事は無く久し振りに目覚めの良い朝を迎えた。
(取り敢えずは…これで様子を見るか…)
薬の効果を信じてラーゼは暫く、これで行こうと決心をして学校に向かった。
この日は久し振りに感じた調子の良い体調にラーゼは気分を良くした。頬の傷もかさ
ぶたになって剥けかかっていた。生活費が気になっていた事から久し振りにセンター
へ行き仕事を探した。隣にはヒータもいた。
「これ位で良いだろう」
そう言いヒータが指した物はコルレイド村に現れた『溶岩大巨人』の撃退であった。
応酬は対した事は無いが今のラーゼにはちょうど良いレベルだとヒータは判断した
のであろう、ラーゼもそれに納得をしセンターに認証してもらい二人はコルレイド
に向かった。
コルレイドに到着をすると『弾圧される民』達が二人を出迎え、詳細を話してくれた。
最近、近くの火山に大巨人が誕生をして田畑を荒らし回って困っていると言う、二人は
火山の場所を教えて貰うと早速、向かった。長い事、活動をしていなかった火山にも関
わらず最近になって急激に活動が盛んになっていると言う頂上を目指しながらもヒータ
はラーゼの体を気遣った。
「本当に大丈夫なのか、お前? 体の方は?」
「今の所は何とも無いよ今日は久し振りに調子が良いんだ」
「それは薬が効いたと言う事で良いのか?」
「多分、そうだと思うけど…」
「なら良いけどさ、絶対に無理はするなよ! お前にもしもの事があったらウィンが
悲しむからな!」
「分かっているよ」
一通り話し終えるとラーゼは再び歩き始めた。
「私もな…」
ヒータはラーゼに聞こえない小さな声で背中越しに呟いた。ラーゼはそれに気付く
事無く前に進んで行き、ヒータも気付かれなかった事に安心をして頂上を目指した。
頂上にある洞窟に到着をすると二人は中に入った。この時、既にヒータは憑依装着をして
おり、ラーゼは体の事を考えてヒータから変身を禁じられ、今回はヒータの援護に回る事
となった。奥まで進んで行くと最深部に大巨人はいた。
「オ、オマエラ、ナニシニキタ?」
現れた大巨人に敵意らしい物は感じられず、すぐに向かってくる物だとばかり思っていた
二人は若干、拍子抜けしたが気を取り直してヒータが話を進めた。
「私達は村の田畑をお前が荒らしているから退治に来た」
「タシカニ、オレ、ヤサイトッテル、デモ、ソレリユウアル」
「理由?」
「ソレ、オシエル、ダカラ、コッチキテ」
大巨人はゆったりとした足取りで奥にある小さな洞穴に二人を誘導した。罠かもしれな
いと言う思いから二人は気を抜かずに大巨人に付いて行った。
「コレ…」
そう言い大巨人が見せた物は満身創痍で倒れ込んでいる『ゴブリンエリート部隊』達で
あった。殆どは死に絶えており、大巨人の作った墓の下で安らかに眠っていた。唯一の
生存者である一人のゴブリンにラーゼは詳細を尋ねた。
「これは一体?」
「どうか彼を責めないで欲しい、命の恩人なのだ、彼は」
「誰から助けたのですか、それに何で村を頼らなかったのですか?」
最も強く感じていた疑問に対してゴブリンは詳細を話した。元々、ここからそう遠く
ない地区に突如現れた『炎獄魔人ヘル・バーナー』を倒す為に派遣されたが結果は惨敗
であり、満身創痍だった者は大巨人に助けられ、食事の世話やケガの治療をされてい
ると言う状態である。
「今はもう大分、回復しましたよね、では何故、村を頼らないのですか?」
「ソレハ、オレカラハナス。ココノヒトタチ、トラブル、ダイキライ、ジブンタチニ
ヒノコフリカカルノダイキライ、コノヒトタスケタラ、ヘルバーナーノヒョウテキニサレカ
ネナイ…」
「そんなの言って見なければ分からないだろ!」
ヒータは初めから村人を頼ろうとしない大巨人に軽く不快感を感じてつい声を荒立てて
しまった。ラーゼはヒータを宥めつつ、何故、そうしないのか大巨人に尋ねた。
「でもヒータちゃんの言う通り、こんな事をしても余計なトラブルを招くだけだと思う
よ、素直に事情を話せば村の人だって…」
「オレガコロサレタラ、ダレモセワデキナイ」
「え?」
大巨人は後ろを向きラーゼ達に背中を見せた。そこにあった物は大きな風穴であり今は
大分、埋まって来てはいるが殺すつもりで攻撃をしなければここまでの傷は負わせられ
ない状態であった。
「マエ、オレムラノナカマニイレテモラウタメ、ハナシアオウトヤマヲオリタラ
『マスドライバー』ウッテキズオッタ。オレガトラブルマネクオモタカラ、ミヲ
マモルタメ…」
大巨人の言葉でラーゼ達は納得をせざるを得なかった。ラーゼ達は大巨人を哀れに思い
それと同時に自分の安全しか考えていない見解の狭い村人達に怒りを感じた。
「アノヒトタチ、セメナイデ、アノヒトタチ、ジブンノコト、マモルノデヒッシ、ソレ
セイブツトシテ、アタリマエノコト」
「分かっているよ…」
「分かっている!」
大巨人の正論にラーゼとヒータは釈然としないながらも納得をした。だが、そうなると困
ったのは大巨人の処分である。事情を知った以上、倒す訳にも行かないし、だからと言っ
てこのまま放っておいても問題は解決しない、少し考えてラーゼは結論を出した。
「じゃあ、こうしよう、この人は俺達で安全な場所に保護してもらう、それなら大巨人も
もう田畑を荒らさなくてもいいでしょ」
「ダイジョブ、オレ、ヤサイタベナイ、イシタベルダケデイイ」
「話は纏まったなラーゼ、この人おぶってやって」
「ご迷惑を掛けます…それとお世話になりました」
「キニシナイデ」
ゴブリンは大巨人に一礼をするとラーゼの背中を借りおぶさった状態で山を降りた。
大巨人は手を振って3人を見送った。
ゴブリンの事を考えてゆったりとしたペースで山道を下っていったが一同が見た村の光
景に驚愕をした。
「オイ! あれって!」
ヒータが見た物はヘル・バーナーに村が襲われている光景であった。その様子にラーゼ
は慌ててゴブリンをきつね火に任せて下山をしようと歩を早めた。
「オイ分かっているだろうな!」
「分かっているよ、基本、俺は今回、援護でも、もしもの時は憑依するよ良いね」
「分かっている! 大巨人の為にもあの村人達の為にも絶対に守るぞ!」
ラーゼとヒータは決意を強めて村に向かった。到着をして村人達を無差別に襲い続ける
ヘルバーナーに二人は向かって行った。
今回はここまでです。後半は次回、投下をします。
>>482 乙彼 今回は最終話へ向けての布石か…
後半ワクテカしながら待ってます 頑張って
484 :
想像人:2006/01/10(火) 13:37:55 ID:lb0l6BsB
>>459 あずまんが大王の大阪さん(春日歩)ですよね。お気づきかも知れませんが
ドリアードのキャライメージは大阪さんを意識しています。このセリフはパクリに
なると最初は迷ったのですが結局使ってしまいました。(_ _;
>>484 やはりwww
パクリでもいいんだ!萌えれればw
これで俺の中のドリアード先生のイメージが固まったwwwGJ!ww
氷上さんじゃなくて斉藤由貴さんあてればいいのね・・・
>>482 GJ!
溶岩大巨人イイ奴だな
よっしゃ!溶岩大巨人デッキ作ったるぜ!!
>>474 何その鴛鴦夫婦
俺を萌えさせてどういうつもりだ
>>482 乙
ゾルガってどんな奴だっけ…
>>488 生贄召喚の生贄に使うとライフ2000回復
ぶっちゃけ使いどころがよく分からない
中篇が出来上がったので投下をします。ストーリーの都合予定より長くなってしまいました。
スイマセン、次で決着は付くと思います。では、どうぞ。
「グオオオオオオオオオ!」
二人を見つけたヘル・バーナーは雄叫びを上げて標的を二人に絞って、獣の口から火を吐いた。
二人は即座に攻撃を横に交わし、夫々、上空からヘル・バーナーに飛び蹴りを放ちダメージを
与えた。ヘル・バーナーは完全に血が上った状態で力任せな攻撃を繰り返していったが、二人
にとって、それは交わしやすい攻撃であり、ヒット&アウェーを徹底してヘル・バーナーにダ
メージを与えて行った。
「ゴ! グゴゴゴゴゴゴ!」
ヘル・バーナーは初めの勢いが無くなり、明かにダメージを負っていた。二人は目で合図をし
て各々、必殺技の体制に入ろうとしていた。ヒータはきつね火を呼び、一旦、ゴブリンを降ろ
すと必殺技を放とうと霊力を注入し始めた。
「炎狐…」
「キャァァァァ!」
必殺技を放とうとした時、村人の女性の叫びで中断をした。振り返ると、そこには溶岩大巨人
が虚ろな目付きでゆったりと動いている光景が見えた。
「何で、今、降りて来る! こっちは平気だから、大人しく山にいろって!」
「違うよヒータちゃん、あれはあの大巨人では無いよ」
ラーゼの言葉に後方を見ると同じ様な目付きの大巨人が何体も続いて歩いて行くのが見えた。
「何て事だ…何で俺達だけがこんな目に…」
「迷惑な大巨人ね! 弱い私達を狙って!」
「もう一回、マスドライバーを食らわせてやれ!」
次々と起こったトラブルに対して村人達は自分で何をする訳でも無くシェルターに逃げながら
愚痴ばかりを繰り返していた。ラーゼ達はそんな村人に構う事無く大量に現れた大巨人の処理
に頭を悩ませた。
「どうする? 攻撃力は大した事無いけどさ…」
「ゴーレム種の弱点は頭だと決まっている、そこのみを集中的に攻撃していけば体力をセーブ
する事が出来る!」
「分かった、行くぞ!」
「加勢させて貰うぞ」
二人は動きが鈍くなったヘル・バーナーを無視して大巨人達を相手にしようとした時
それまで座り込んでいたゴブリンが大巨人達に突撃して行き、逸早く頭部に剣の一撃
を加えて大巨人を破壊した。
「や、やりますね…」
「これでもエリート部隊の体調をやっていたのだ、これぐらいは出来ないとな」
ラーゼはケガをしているゴブリンが意外に動けられる事に驚きながらも戦力が増えた
事を素直に喜んだ。頼もしい味方が加わり3人は次々と効率良く大巨人達を破壊して
行った。
(おかしい…)
あまりに事が上手く運び過ぎているのをラーゼは疑問に感じて違和感を感じたが、次
々に襲って来る大巨人達に行動に思考が行ってしまい考える事が疎かになってしまった。
「これで最後だ!」
ヒータが最後の大巨人を破壊すると3人の周りには大量の破片が散らばっていた。
「後は任せた…ヘル・バーナーが相手だと私は足手纏いだ」
そう言いゴブリンは安全な所まで離れて行き、2人は満身創痍のヘル・バーナーと対峙し
て、攻撃をしようとしたが周囲に違和感を感じ辺りを見回すと変化に気付いた。地面にあ
った大巨人の破片が次々と宙に浮きヘル・バーナーの元へ向かって行った。ヘル・バーナ
ーは獣の口を開き大巨人の破片を食べて行った。
「な、何を?」
「いけない! ヒータちゃん、阻止するのだ!」
ラーゼは慌ててヘル・バーナーに剣の攻撃を加えたがヘル・バーナーは止まる事無く大巨人
の破片を食べ続けた。ヒータも訳が分からないまま攻撃をしたが途中、現れたヘル・バーナ
ーの異変でラーゼの慌てていた理由に気付いた。
「こいつ…体が大きくなっている!」
ヒータが気付いた時には既に遅く、ヘル・バーナーは全ての破片を吸い尽くし2回り程体が
大きくなった。だが変化はそれだけではなかった。
「ありがとう、私を進化させてくれて」
獣頭の上にある人間の体が突如、2人に話し掛けた。その様子から知識も向上している事が
分かり、2人はこれから先、苦戦を強いられる事が予測出来た。ヘル・バーナーは先程まで
の力任せな攻撃ではなくコンビネーションを考え効率良くダメージを与えられる様、2人に
攻撃をしていき、それに2人は苦戦させられた。
(クソ! 憑依変身するしかないぞ!)
予想以上の実力にラーゼは腰に付けた変身薬に手を伸ばし飲み込もうとした。だが、次の瞬
間、ヘル・バーナーの不穏な動きをラーゼは見逃さなかった。
「何をしようとしている!」
「こうするのさ…」
ヘル・バーナーは空いている尾から業炎を放ち粗末なシェルターで怯える村人達に
攻撃を放った。ラーゼは止め様としたが間に合わず、火の玉は勢い良くシェルター
を貫き爆発をした。中から炎に苦しむ村人達が次々と出て来た。
「ハハハハハハ、良い眺めだ、あの方も喜ぶぞ」
ヘル・バーナーは人間の体を惨劇の方に向けて村人達が苦しむ姿を楽しんだ。
「こっちを無視するな!」
その態度にヒータは激怒をし、勢い良く人間の頭に向かって行った。だがヘル・
バーナーは獣の手であっさりと弾き飛ばしヒータは勢い良く地面に叩き付けられた。
「ヒータちゃん!」
ヒータはその場で動かなくなり痙攣しており戦闘は困難な状態となった。ラーゼは
大地剣士に変身する薬を飲み込みヘル・バーナーに向かって行った。
「こっちは私がどうにかする! 君はそれを頼む!」
ゴブリンは無事な人の誘導や火を消す作業をしてラーゼの目をヘル・バーナーにの
み向けさせた。ヘル・バーナーはラーゼを変身させない様、炎を放って一気に勝負
を終わらせ様としたがラーゼはそれを交わして行った。だがゴブリンの誘導があっ
ても被害は決して縮小せず寧ろ広がって行った。どうにかしてラーゼは火を放ち続
ける尾に回ろうとしたが攻撃が激しすぎてそれが出来ずにいた。
「ハハハハハハハ、良いぞ、良いぞ…弱き者よ…」
「ムラノミンナヲイジメルナ!」
上空に謎の声が聞こえヘル・バーナーは攻撃を止め見上げた。先には大巨人がヘル・
バーナーに対して飛び蹴りを放っており、その攻撃をヘル・バーナーはまともに食ら
ってしまい、不意を突かれて倒れ込んだ。倒れると大巨人はラーゼの元へ向かった。
「ダイジョウブカ?」
「背を向けるなよ! 奴はまだ…」
ラーゼが全てを言い終える前にヘル・バーナーは立ち上がり大巨人に火を放った。だが
大巨人にダメージは無く背に隠れていたラーゼも無事な状態であった。
「シンパイナイ、オレ、ヒノゴーレム、タショウノホノオヘイキ」
「これは心強いな、じゃあ大巨人、俺の盾になって一時、相手をしてくれないか、その
間に俺はこの惨劇を食い止める!」
「ショウチシタ」
大巨人は言われた通りラーゼを守りながら突進してヘル・バーナーの炎からラーゼを守
った。炎が無効と分かったヘル・バーナーは攻撃を打撃に変更したがそれでも大巨人の
守備を打ち崩す事は出来なかった。その間にラーゼは大地剣士に変身を遂げ素早く後方
に回り尾を切ろうとしたが、その瞬間、上空に太陽とは違った熱を感じ、ラーゼは上を
見た、すると、そこには巨大な火の玉がラーゼに向かって落ちて来るのが見えた。
「『デス・メテオ』!」
ラーゼはデス・メテオを交わしきれず食らってしまい、多大なダメージを受け変身も解
けその場で倒れ込んだ。
「オイ、オマエ…」
大巨人はラーゼに気を取られ防御が疎かになってしまいそこをヘル・バーナーに突かれて
打撃を食らってしまい真横に倒れた。全ての希望を絶たれた弾圧される民達は絶望し、そ
の場で項垂れる人が殆どであった。その光景を見たヘル・バーナーは何かを思い付き顔を
邪悪に歪めた。
「どうだ、弱き者達よ取引をしないか? 代表者は誰だ?」
「わしが村長だが…」
ヘル・バーナーの言葉に警戒心を強めながらまだ無事な村長が一歩前に出た。
「貴様等がある事をするのならば、今後、私はこの村を攻撃の対象としない、悪い話
ではないだろう?」
「何をすれば良い?」
「この大巨人をお前等の手で殺せ!」
ヘル・バーナーの言葉に意識が別の所に行っていたヒータとラーゼは意識を強引に取り
戻し立ち上がろうとしたが体が言う事を聞いてくれず、その場でモゾモゾと蠢くだけで
あった。
「本当にそれを殺せばわし等の身柄は守ってもらえるのだな?」
「ああ、約束してやる」
「止めてくれ、そんな…」
ラーゼは必死に止め様としたが声も出ずに苦しんだ。弾圧される民達は何かを決心したか
の様にシェルターとは別の施設へと向かい、少しの間、そこに留まり中から出てきた時に
は各々『執念の剣』『電撃鞭』『デーモンの斧』と言った武器を持っており表情は大巨人
に対する敵意で満ち溢れていた。
「お前のせいだ…」
「お前さえいなければ、俺達はこんな目に合わなかったのに…」
「私の赤ちゃんや夫を返して!」
村人達は本来、ヘル・バーナーに向ける怒りを大巨人に向け、一歩づつ歩を進め、大巨人
との距離を詰め寄った。大巨人は逃げ様としたが足が言う事を聞かずその場で蠢く事しか
出来なかった。
「止めてくれ…」
「バカな真似はするな…」
「止すのだ! 彼はとても優しい心を持ったモンスターなのだ、頼む止めてくれ!」
「ミンナ…」
「どうした、前から殺したかったのだろう、この大巨人を頼んだ連中は頼りにならない
、未来はお前達の手で切り開くのだ、行け!」
「ウワアアアアアアアアア!」
ラーゼ、ヒータ、ゴブリンの言葉に耳を貸さずヘル・バーナーの言葉に背中を押され
弾圧される民達は大巨人に対して武器を持って突っ込んで行った。ヘル・バーナーは
その様子を楽しみながら見ていた。
今日はここまでです。最終章は次回、投下します。
まとめサイト全然更新されてないな・・・。管理人のPC逝っちゃったか?
音楽帝がボーカル
ハイプリがギター
黒森魔女がドラム
だったのだが
「ウィッチはどうした。最近見てないが」
「なんでも、もう会えないとか言うてましたけど」
双子さんはメジャーなのは区別出来るんだが(ホーリー&ダークエルフとか)
マイナーなのは出来ない事が多い俺。
GBA遊戯王GXの試験問題でレアフィッシュとマリンビーストの画が同時に出てきて困惑した。
今は違うが、以前はドリアードとハイプリーステスもどっちがどっちだか分からんかった。
黒き森のウィッチと心眼の女神くらいにメジャーとマイナーの差が激しい双子さんは分かる。
双頭のサンダードラゴンと爬虫類族のあれもまぁ分かるレベル。
ドラクエの色違いモンスターみたいだな
>爬虫類族のあれ
ツーマウスダークルーラー様をあれ呼ばわりですか
あれでも暗黒界の支配者なんですよ
俺の魂のカード、ジェノサイドキングサーモンは暗黒界一の美味
完結編が出来上がったので投下をします。ここからストーリーは一気に進展して
行きます。ではどうぞ。
自分に襲ってくる弾圧される民達に対して大巨人は体を亀の様に丸め完全に守備へと
徹した。だがガードの上からでも弾圧される民達は攻撃を加えて行った。攻撃力こそ
低い物の圧倒的な数で来られた為、大巨人の体は少しづつ崩壊して行った。
「頼む! 皆、止めてくれ! 彼は君達が思うモンスターでは無い! ヘル・バーナー
は我々が何とかする! だから…」
ゴブリンの言葉にも耳を貸さず弾圧される民達は一心不乱に殴り続けた。だが、それで
も唯一、自由に動けられる事から必死になって止め様とした。
「煩い、蝿だ…」
ゴブリンの行為を面白く思わなかったヘル・バーナーは獣の口から火の玉を吐き出しゴ
ブリンにぶつけた。ゴブリンは弾圧される民達に気を取られ火の玉に気付かず、そのま
ま食らってしまい、その場で蹲った。
「さあ、邪魔者は私が消した。思う存分、暴れるが良い!」
ヘル・バーナーの言葉で士気が高まったのか、弾圧される民達の攻撃は勢いを増して行
き、大巨人の体はドンドン崩れて行き、もはや原型を留めていない状態となった。
「や…め…ろ…」
「こんな事…する…」
ラーゼとヒータは自由の効かない体で必死に止め様としたが無駄な抵抗であり2人は目
に涙を為ながら大巨人が崩れていく様子を見る事しか出来なかった。
「よし、そこまでだ…」
後、一息で倒せられる状態の所まで行くとヘル・バーナーは弾圧される民達を制止させ
自分が大巨人の前に立った。トドメは自分が決める事を弾圧される民達は即座に判断を
し、その場から引いた。
「この出来損ないが!」
罵声と共に獣の大きな足が大巨人を踏み潰し、大巨人は完全に崩壊をした。偶然にも頭
を形成していた部分がヒータの元に転がって来て、大巨人は最後の力を振り絞ってヒー
タに何かを伝え様としていた。
「マダ、ハナシデキルウチ、ハナシタイコト、アル…」
「もう、喋るなよ…」
ヒータは漸く動けられるまでには回復をしたが、既に遅く無残に変わった大巨人の姿
を見て顔をクシャクシャにしてその場で泣きじゃくり始めた。
「ナカナイデ、ハナシキイテ…」
「分かったよ! 何だって聞くよ、だからお前生きろ! 良いな!」
ヒータもそれが無理な事だとは分かっているが言わずにはいられなかった。大巨人は
ヒータの無茶な要求に優しく微笑む事で返して話を始めた。
「ココ、サイキン、オレノイエ、サワガシナッタ、ダレカガコソリ、イエニジャアク
ナエナジーオクリコンダ」
「それであんなに大巨人が生まれたのか?」
「ソウ…ミンナ、ナニカヲマツヨウニミツカラナイヨウ、ケハイ、ケシタ、オレミツ
ケラレナカッタ、ヘル・バーナーノシュツゲンドウジニミンナデテキタ…」
「それって…」
「イマニナッテキヅイタ、ヘル・バーナーハジメカラココクル、オレ、トメラレナカ
ッタ…ナニモデキナカタ…ゴメンナサイ…」
「何でお前が謝る! 悪いのは全部ヘル・バーナーだ!」
ヒータは大巨人の頭を持ち上げ抱き締め、さめざめと泣き出した。大巨人の頭にヒー
タの涙が零れ落ち、その涙はすぐに蒸発をした。
「ミンナヲ…セメナイデ…マモッテ…」
その言葉を最後に大巨人の目から生気は無くなり、大巨人はヒータの腕で生涯を閉じ
た。死んだのを見届けると、ヒータは自分の上着を脱いで、それを大巨人の頭に被せ
た。全てが終わるとヒータはヘル・バーナーに対して目に涙を溜めながら憎しみに満
ちた表情で見上げた。
「お前、良くもこんな優しい良い奴を、こんな目に合わせやがったな…」
「何を言っている? 復讐がしたいのならそこの臆病者どもを相手にすれば良いだろう」
「煩い! お前だけは絶対に許さない!」
ヒータは勢い良く飛び上がり、恐らく弱点と思われる人間の体に杖から自分の全霊力で
作り上げた。炎を噴出しようとした。
「ウワアアアアアアア! 火霊術―紅! 最大出力!」
悲痛な叫びと共に大量の火炎が杖から吹き出してヘル・バーナーを襲った。火の海に
包まれたヘル・バーナーは悶えて苦しんだ。
「アアアアアアアアアアア!」
「まだだ! まだ私は…こんな物ではない!」
ヒータは余力を残す事等、頭に無く自分の霊力を全て炎に変えてヘル・バーナーを攻
撃した。ヒータも顔に汗を浮かべ、体全体を疲労で震わせたがそれでもダメージを与
えられていると言う事実がヒータを突き動かし炎を放ち続けた。
「ギャアアアアアア…嘘」
「え?」
先程まで苦しんでいた。ヘル・バーナーは突如、涼しい表情を浮かべてヒータの炎を
掻き消し、強引に突進しヒータを弾き飛ばした。地面に勢い良く激突したヒータを獣
の足で強く何回も踏み付けた。
「ハハハハハハハ! バカが! 炎の魔人である私に炎の攻撃が効く訳が無いだろう!
愚か者め!」
強く踏み付けられ続けヒータは再び意識が朦朧となった状態にされた。ラーゼの方も相
変わらずである。攻撃を終えるとヘル・バーナーは指で村長を呼び寄せ、村長はそれに従った。
「今更だがご苦労だったな」
「それで約束の方は…」
「お前等は一つ勘違いをしているな」
「勘違い?」
「約束と言う物は対等な者同士で行う物だ、考えてみたら虫けら相手に約束を取り付け
る人間はいないわな…お前等も死ね!」
弾圧される民達は一気に絶望へと叩き落され背中を向けて逃げ出そうとしたが、既に遅
くヘル・バーナーの攻撃により次々と村人達は絶命して行った。
「や、めろ…」
ラーゼは覚束無い足取りで立ち上がりヘル・バーナーの元に向かい、稚拙な攻撃を始め
たがヘル・バーナーは全く相手にする事無く、村人達を狩り続けた。
「お願いします! 助けて下さい!」
ラーゼの元に現れたのは小さな男の子を抱いた母親であった。ラーゼは自分を頼った親
子の為にも震える手で剣を握り締めヘル・バーナーに向かったが全く攻撃は効かなかった。
「煩いな…」
ヘル・バーナーは火の玉を吐き出しラーゼ達を炎で包んだ。ラーゼは間一髪の所で抜け出
し、黒焦げになるのを免れたが次の瞬間ラーゼは目に入った光景に絶望をした。
「そん…な…」
そこで見た物は先程まで平和だった村が火の海で覆われた物であり、自分に助けを求めた
親子も炭の塊となっていた。
「ハハハハハハハハ、良い光景だ、後はこの2人を持って帰るか」
そう言いヘル・バーナーはヒータに手を伸ばして自分の背中に乗せた。続いてラーゼにも
手を伸ばして持って帰ろうとした。ラーゼは何の抵抗もせずに過去の出来事を思い出して
いた。
「父さん、止めて…」
子犬の様に怯え震えるラーゼを見てヘル・バーナーは口元を緩ませ手を伸ばした。頭を掴
み自分の背に乗せようとした瞬間、手に違和感を感じた。
「…しろ」
「ん?」
「いい加減にしろ!」
ラーゼが叫んだ瞬間、手の中にいるラーゼは黒い霧に包まれヘル・バーナーの手から逃れた。
黒い霧が晴れた時、そこにいたのはラーゼではなかった。皮膚の色が漆黒に染まり、爪が鋭
く伸びており口元からは牙が生え、顔には隈取模様が施されていた。目は真っ赤で眼光は鋭
い物であり、その視線にヘル・バーナーは多少怯えたが、すぐに火の玉を放ち攻撃をした。
だが火の玉は軽々と弾き返された。それにヘル・バーナーは驚いたが、悟られまいと連続で
炎を放ち続けたが、何回やっても結果は変わらなかった。
「何者だ?」
ヘル・バーナーは劇的な変化にこれが只の変身ではないと感じ、目の前にいるモンスターが
何者なのかを尋ねた。
「グオオオオオオオオオオオ!」
ラーゼは答える事無く、獣の様な雄叫びを上げた。ラーゼから放たれる異様なオーラにヘル・
バーナーは戦闘意欲を削がれた。だが、ここで逃げ出しては自分の面目は丸潰れだと思い、恐
怖心を押し殺し、ヘル・バーナーは怒涛の攻撃を放った。先程のヒータと同じ様に自分のパワ
ーを全て炎に変えてラーゼを攻撃し続けた。あっという間にラーゼは炎に包まれた。
「デス・メテオ!」
トドメのデス・メテオがラーゼを襲い、その場で大きな爆発が起こった。これで勝利を確信
したヘル・バーナーはその場に歩を進め死体の確認をしようとした。
「グオオオオオオオオオオオ!」
砂煙の中から出て来たのはラーゼであり素早い動きで一瞬、無防備であったヘル・バーナー
に飛び付き人間の体を素早い腕の一振りで粉微塵にした。理性を司っていた部分を失い本能
のみになったヘル・バーナーは駄々っ子の様に地団駄を踏んだ、その衝撃でヒータは背中か
ら落ち、その衝撃でヒータは目を覚ました。
「ん? ラーゼ?」
目を擦りながらヒータはラーゼらしきモンスターに焦点を合わせようとしたが焦点が合わず
にぼやけたままでよく見えなかった。
「グオオオオオオオオオオオオオオ!」
けたたましい叫び声と同時にラーゼは爪でヘル・バーナーの頭部を抉った。脳に直接ダメージ
が行きヘル・バーナーはその場で蹲った。動きが止まるとラーゼは地面に降り爪で足を一本づ
つ切り裂いて行った。足が一本づつ無くなって行きヘル・バーナーは体重を支える事が出来ず
に倒れ込んだ。
「止めろ! ラーゼ! 明かに行き過ぎだ!」
ヒータはぼやけた目線でラーゼを止め様としたが今のラーゼに聞く耳は無く全ての足を切り裂
き達磨状態にしヘル・バーナーは生命を維持出来るギリギリの状態にさせられた。それを確認
するとラーゼは高く飛び上がり両手を上げ黒い球体を作り出し、それを前方に持って行った。
「グオオオオオオオオオオオオ! 『カオスインパクト』!」
黒い球体から勢い良く黒いビームが放たれ動けないヘル・バーナーを貫き、ヘル・バーナーは
勢い良く爆発をした。そこに残ったのはヘル・バーナーの残骸であった。全てが終わるとラー
ゼは地上に降り残った残骸を爪で切り裂き始めた。
「ギー! ギー! ギー! ギー!」
ラーゼは狂った様に残った残骸を切り裂き続けた焦点が定まり体の自由も取り戻したヒータが
見た物は今まで見た事も無いラーゼの姿であった。その姿に愕然とし立ち竦みそうになったが
ヒータは勇気を振り絞りラーゼらしきモンスターを止め様とした。
「止めろ! ラーゼ!」
「ギー! ガー! グー!」
ヒータに羽交い締めにされて行為を止められたラーゼは破壊が出来ない事に不快感を
感じヒータを引き剥がそうと動いた。だがヒータも必死に食らい付きラーゼを放そう
としなかった。
「ギーギーギー! ガ!」
変わらず暴れ回るラーゼを止めたのは全く存在が目に入っていなかったゴブリンであ
った。ゴブリンはまだ無事だったデーモンの斧でラーゼを後方から攻撃をしてラーゼ
を気絶させた。気絶をし前方に倒れるとラーゼは元の姿に戻った。
「ゴブリンさん…」
「呆けている暇は無いぞ…この事を本部に報告をしなければ…」
ゴブリンの言葉でヒータはするべき事を見出し、アカデミアに連絡をして、他の3人と
ドリアードを呼び寄せた。その後、ヒータはあるがままを全て話し3人はラーゼの事実
に驚愕をしドリアードはラーゼの対処に頭を悩ませた。
「そうか、そうか…サンプルが覚醒をしたか!」
『異次元の偵察機』の報告とヘル・バーナーが残してくれた映像にゾークは気分を最高
に良い物として高らかと笑い続けた。
「よし、サンプルはもう少し泳がせておけ、力が安定するまでにはもう少し時間が必要だ」
「それよりもゾーク様、符術の方は…」
「それは『暗黒界』の連中に任せた」
「ゾーク様! 何も直属の部下にこんな事を任せなくても…」
「俺の自由だろう…」
くどいナイトの言葉にゾークは多少、気を悪くさせた。ゾークの口調を聞きナイトは
これ以上怒らせてはいけないと思い話題を変えた。
「では、それはもういいです。それともう一つ報告が」
「手短にすませろ」
「出来上がり、もうじき完全に力を物へと出来ます」
意味深な2つの報告にゾークは口元を綻ばせ、気分を最高に良い物にし高笑いを続けた。
「そうか、そうか、ヘル・バーナーを失ったのは残念だが、今宵は最高の気分だ
ワインをもっと用意しろ!」
ゾークの言葉にナイトは素直に従い、空のグラスにワインを注いだ、沈むラーゼ達とは
対称的にゾーク達はヘル・バーナーを失ったにも関わらず上機嫌であった。
今日はここまでです。VS暗黒界編は次回投下します。
ハイ・プリーステス「姉様、昔のカタログを眺めていて思ったのですが」
ドリアード「なあに?」
ハイ・プリーステス「昔は★4だったのが今は★3になってるんですね。降格処分?」
ドリアード「儀式コストの負担が減っていいでしょうその方が。特殊能力も出来たんですよ」
ドリアード「"能力付きリメイク"は一流モンスターに必要なキャリアなのですから貴女も頑張るのです」
ハイ・プリーステス(私には難しそうだなぁ…)
510 :
名無したんはエロカワイイ:2006/01/13(金) 00:46:13 ID:2dgPp7pJ
ガイア「まあ下手なリメイク組より使える輩がノーマルカードに多いのも事実だけどな」
ミノタ「自分のことを言ってるのか?」
禁止の園
ウィッチ「召集ー!!」
施し「何ですか。いきなり呼び出して」
悪夢の蜃気楼「アガガ・・ガガ」
ウィッチ「ごめんね、そろそろヤタをサーチするのも飽きたから次の禁止仲間を予想しようかなーって」
心変わり「ったくこっちも暇じゃないってーのに」
第六感「そんな予感はしていました」
施し「ダンディライオン、黄泉ガエルがちょっと動きそうですかね・・むしろ野放しだと私の復活が(ry」
心変わり「んー制限あたりかな・・アドは稼げるけど異常ってほどじゃないし。」
第六感「あんなアドは無に等しい」
混沌帝龍「まぁ、出てすぐに禁止なんてあるわけないぜ!!AHAHAHA」
全員「黙れ即禁止」
ウィッチ「同属感染ウィルスがあれですかね・・」
蝶剣「ギアフリードを禁止にしろ。そして俺とエルマの夢のような時を返(ry」
第六感「ガジェ・・準制限・・・」
施し「暗黒界の皆さん、私の復活のために自重してください」
心変わり「そもそも何で私が禁止なのよ!キー!!」
悪夢の蜃気楼「ドウセワタシタチハイッショウココカラハデテコレナイノダ・・」
全員「・・・・」
未確認情報
次のパックに光霊使い・闇霊使いあるらしいっすよ。
クランとピケルがいるのに?
ピケルとクランは霊使いじゃないだろ
霊使いじゃないけど、光と闇の魔法使いだし。
じつは霊使いの正体はピケルとクランでした、ってオチも考えられる。
普通に考えてピケルとクランは関係ないだろ
共通点が魔法使いぐらいしかない
というかすでに光と闇になっている時点で精霊じゃない。
精霊というのは地、風、水、火の四大元素に宿る霊だ。
573がこれを守っているとはいわんが、少なくても今までそうと思われるカードは出ていない。
E・HEROはまた別の話。
プリンセスが出たんなら、次はクイーンじゃね?
闇は骨霊使いワイトでおながいします
>>518 まあ『霊使い』とあるから精霊を使役するとは限らないんだがな
>>519 出るとしたらワイトはパートナーじゃないか?
光霊使いの相棒候補 プチテンシetc
闇霊使いの相棒候補 ワイト、クリボーetc
ワイトとかマジ却下。
闇:未熟な悪魔
未熟な悪魔は憑依装着時デーモンに進化。
光はハッピーラヴァーか誕生の天使がいいな。
テキスト的に。
>>520 萌えスレ1でもあった話だけど、自分は例えば風霊使いは「風の精霊使い」を略しているんだと思う。
だから周りは4人を総称するとき精霊使い4人組って言うよ。
このスレ内では他に合わせて霊使いって書き込んでるけどさ。
精霊使いだと闇光を除く全てのモンが
「地の精霊」「水の精霊」「火の精霊」「風の精霊」
になってタイタン・アクエリア・イフリート・ガルーダに
○の精霊とつけた意味がなくなるような気がするんだが
>>523 グレファーとか明らかに精霊って感じがしないしな
>>523 これは自分的考えだが、
>>518で書いたとおり精霊とはそれぞれの元素に宿っている霊。
四属性のモンスターはそれぞれの属性(元素)を力としていて、自然とそれには霊が宿る。いわゆる魂。
その霊を操るのが霊使いであり、墓地にいった霊が昇華して新たな存在となったのが『○の精霊』だと思う。
こんなこと考える自分って、何?
>>523 「風の精霊(ガルーダにあらず)」……。
>>525 少なくとも幽霊の霊じゃないと思うよ。
ギゴバイトは一応ゴギガまで成長するし。
>>523 ○霊使いが「○の精霊使い」の略である説の一番の根拠は儀式ドリアードの名前だな。
四人は立派な精霊術師になるために日々勤しんでいると解釈してる。
道端で何かを見つけたヒータさん。
雛「ピィピィ」
ヒータ「なんだお前捨てられたのか?」
ヒータ「拾ってやりたいけどうちの寮は持ち霊一匹以外は持ち込めないからな」
雛「ぴぃ…」
ヒータ「そ、そんな同情誘うような声出してもダメなもんはダメだぞ」
雛「(うるうる)」
ヒータ「…」(雛の一匹くらい、押し入れでこっそり飼えば皆にはバレないか?)
何の雛かは知らずに持って帰ったヒータさん。
そして数日後。
炎の剣士「女子寮が焼け落ちたって本当か?」
マサキ「なんでも結界の内側に突如出現した真紅眼の攻撃とか」
炎を操る者「悪魔共の新魔法か」
キラー「ヒータは何か知らないのか」
ヒータ「い、いろいろ事情があると思うんだ。多分…」
529 :
名無したんはエロカワイイ:2006/01/13(金) 23:58:58 ID:2dgPp7pJ
レッドアイズは一ターンあれば大人になるからな
ちょw恩知らずめw
あれ? こくりゅうのひな のようすが…
デッデッデッデッデッデッデッデーン!ピャーラーラー…タタタタッタッターン!
おめでとう! こくりゅうのひな は レッドアイズ・ブラックドラゴン にせいちょうした!
ヒータ「おお立派になったな!私は嬉しいぞ!」
真紅眼「ぎゃーーす」
レッドアイズ・ブラックドラゴンは、じょしりょう のたてものにははいりきらない!
じょしりょう がきしみはじめる…
じょしりょう はがれきのやまになってしまった!
ドリアード「捨ててきなさい♯」
どうも只今、執筆中の者です。ここで次回の投下内容を少しだけ告白します。
このカキコが無ければ私は作品を書いていなかったと思います。
初代スレ368氏のカキコ。2代目スレ222氏のカキコ。
主人公ラーゼの独断による単独行動での修羅場とトラウマの告白です。
ここは私自身もっとも力を入れて書きたいと思っています。皆様の御期待に応える
作品を作って行きたいと思いますので宜しくお願いします。
それとラーゼ闇覚醒編の感想はありますか? どうも、それらしいカキコが無いので
飽きられたのではないかと不安です。宜しければ意見をお願いします。今後の参考に
していきたいのですいません。
ここで一つ訂正、エリートの体調=エリートの隊長。誤字が多くてすいません。では…
>>532 感想書かなくてごめんよ(´・ω・`) お前さんの作品は大好きだ
ただね 私の作文能力が低いせいで感想思い付かないのよ
乙とか面白かった だけの感想書いて1レス消費するのもアレだし
いいわけばかりでごめんよ ただ私は応援してるから頑張って
>>531 ざんねん! ヒータの がくえんせいかつは ここで おわってしまった!!
つかう>アームドセイバー>セルフ
サイドラとカオスソーサラー奪いたいならブレインジャッカー使えってことだよな…。
このスレって結構感想書かないこと多いよな。ショートネタは感想つくけど。
やっぱ長い文章だといざ感想書こうとしてもどこから書けばいいのかわからんし
そもそも何書けばいいのかわからんってのが多いのか?
最初のうちは読んでたけど現在長文は読んでません!(爆
1話完結が好きなんだ。
>>531 真紅眼は いうことを きかない !!!
真紅眼の かえんほうしゃ !!
そして闇竜に進化
>>536 別に作品に対する感想なんてGJだけでいいのにな。
それだけで作り手は嬉しいもんだ。
と投下長文小説は一切読んでない俺が言う。
>>536 他の人が「乙」とか「GJ」とか言ってると、
同じ言葉を書いちゃいけない感じがするな。
…で結局感想を言いそびれてしまう orz
ようは早い者勝ちってことか
↓お前の小説マジ最高
【以下チラシの裏】
>>540 俺も長文読んでない。つーか主人公に最初のアレ(サンドラ蹴散らすやつ)
のイメージが残ってて、好感が持てそうにない。
【以上チラシの裏】
やっぱ手軽に読める一話完結物に比べると長文読んでる人って少ないんだな・・・。
反応がないと内容の改善のしようがないし投下し続けていいのかって判断できなくなるから
読んでる人はできるかぎり反応してあげたほうがいいんじゃね?
俺も前投下したときはかなり反応あったけど何回かスルーされて投下やめちゃったなぁ、懐かしい。
反応がなくてもちゃんと読んでるから闇使いさんマジ頑張れ。
批判的な意見ではあるしストーリーとは全然関係なくて悪いがあえて書く
もし気に障ったらスルーしてくれ
前スレで始めて投下された時から思っていたことだが
闇使いは助動詞の使い方がよくわかっていないんじゃないか?
「れる」は五段活用あるいはサ行変格活用の時で
「られる」はそれ以外の時につかう助動詞だ
どうも五段活用やサ行変格活用の時にも「られる」を使っていることがよくあるのだが
スマソ
闇使いさんの小説は大好きだ
毎回wktkしながら続編を待っている
ぜひとも頑張ってくれ
ショートコントのほうが歯切れが良いからな。
ヒータいじりやすいし。
小ネタが共有物的性格が強いのに対しSSは完全に個人のもんと言う性格が強い。
小ネタは誰かが始め誰かが突っ込み、それを皆で繰り返して飽きたら勝手に終る。
SSは一人の脳内図で延々と続くから、他の人は感想は書けても参加は出来ない。
2ちゃんみたいな掲示板に来る人の大半は参加できてこそなんぼって考え持ってると思うし。一人劇なんかどーでもいいって人が此処に多くてもおかしくない。
つか漏れの場合単に長文読んでる時間ない。
続き物だから一回見なかったらずっと見ないし。
似たような状況の香具師も多いんでない?
アンケートのときの反応人数からすれば住人数はそれなりだものなぁ。
ま、迷惑かけてる訳じゃなし何を書こうと個人の勝手だけど、いちいち読者のリアクションは期待しないほうがいいぞと。
それなら個人のサイトに載っけた方がいい。
551 :
想像人:2006/01/15(日) 00:53:16 ID:6GRTbVw8
FFDQ板@2ちゃんねるの「DQのギャルゲーを本気で作るスレ」から
伝説のかけら〜18OverDOragonQuestが出来た感じでこのスレからも何かが
生まれるような展開になったらおもしろいですけど。例えばですが。
カオス・ウィザード「あの、ダークちゃん?」
ダークエルフ「なんですかお姉様」
カオス・ウィザード「なんで私はこんな仮面をつけているのかなぁ?」
ダークエルフ「私に聞かれてもお答えのしようがございません」
カオス・ウィザード「…」
ホーリーエルフ「ダークちゃんがお部屋に黒魔術のカーテンをつけたからでしょう?」
ダークエルフ「理由がお分かりなら私にお尋ねにならないでください」
>それなら個人のサイトに載っけた方がいい
そこでまとめサイトですよ
中の人なにやってんのー
wikiでやるか?
亜版TLMまでもう少し。
亜版の4人に会えますよ(`・ω・´)
亜版か…
亜版は規制だの何だので絵が変わってしまっているから困る
BMGを見た時なんてホント悲しかったよ
谷間がないんだぜ!?
霊使いも外人の都合で改悪されないか心配だ
まず服がもうちょっと厚着になってる可能性が有るな
それか別の絵に差し替え
それだけは勘弁
あ、入手したらうpキボンヌ
ヒータが変更なしなら大丈夫だろ。
4人の中で一番露出度が高いしな。
ヒータは手付かずでウィンだけオーバーニーとか履いてたらワロスw
560 :
想像人:2006/01/16(月) 23:41:35 ID:NHQ4UWXV
ふと想像した小ネタです、元ネタは言うまでもなくドラゴンボールZです。
フソーザ「それからアプール! あなたは惑星フソーザに連絡をしてドリアード特戦隊に
ここに来るよう知らせなさい! 5日ほどで到着するでしょう!」
ザーボソ「な!?」
アプール「は、はい!!!」
ザーボソ「フ、フソーザさま、な、なぜドリアード特戦隊などを・・・!? お、おことばですが
あ、あの連中をよびよせる必要はまったくないとおもうのですが・・・!」
フソーザ「あれはただ強いだけのギニュー特戦隊より効率がよいのですよ、ホホホ」
ザーボソ「・・・?」
クリリソ「な、なんだこの胸にキュンと来るような気は・・・?」
ベジータ「ま、まさかドリアード特戦隊!!!!! 1,2,3,4,5・・・間違いない、フソーザのヤツ
ドリアード特戦隊を呼びやがった〜!!おい、俺をドラゴソボールで早く禁欲にするんだ!」
孫・ご飯「え? 不老不死じゃないの・・・?」
ベジータ「さっさとしろ! あの萌え力に対抗するにはそれしかない! でなければ
あいつらに勝つことなんて不可能インポッシボゥ!!!!!」
クリリソ「わ、わかった・・・ついてこい」
5日後・・・
フソーザ「やっと到着しましたねドリアード特戦隊・・・! 待っていましたよ」
ウィン「ド、ドリアード特戦隊、ウィン!」
アウス「ドリアード特戦隊、アウス! フォーーー!!!」
ヒータ「ドリアード特戦隊の赤いバーニング・ブラッド、ヒータ!!!」
エリア「ドリアード特戦隊の青いウォーター・ワールド、エリア!!!」
ドリー「ドリアード特戦隊隊長、ドリア〜ド〜!!!」
全員 「みんなそろって・・・ドリアード特戦隊!!!!!」
フソーザ「・・・・・・・・・・・・・・・・・萌え」
以上です。
氷帝「
>>562これは由々しき事態ですな」
水魔神「うむ。露出を減らすなどまったくけしからん」
ネオ・ダイダロス「所詮"ふぇち"の分かっておらぬ者の所業よ」
エリア「少し厚着になった人がいるだけで凄い言い様…マドちゃんもあんな考え?」
アクアマドール「エロ親父共と俺を一緒にするなよ」
アクエリア「じゃあ仮にエリアの露出が減ってもあんたは凹まないの?」
アクアマドール「…」
ネオアクアマドール「……ノーコメントだ(///」
エリア「赤くなってるよー」
アクエリア「精神高ぶったせいかパワーアップしてるし」
親父も若者もカンケーねえなww
マドちゃんもも萌えちまえww
イラスト変更なしならわざわざ買う気おきませんよ。
マジシャンガールに関してはアジア版のが好きだけどね。
>>560 GJwwwww
最初、べジータが弄られるかと思ったwww
ところで、「鉄壁の布陣」って名前が
霊使いのスカートの事のような気がしてきた。
二人揃えば鉄壁ガード。
皆様、様々な意見、ありがとうございます。やはり私は書く事が好きなのでここには
投下を続けます。自然と感想がカキコ出来る様な作品を作って行くつもりですので
宜しくお願いします。では行きます。
薄暗く日の光が入らない地下牢獄、ラーゼは今、ここに身を置いていた。ラーゼは備え付け
のベッドに横たわり天井を見続けていた。あれからラーゼの処遇に付いて色々と議論され、
ラーゼ自身も様々な分野から研究されたが結局、変身の謎は分からず、処遇に困ったがラー
ゼ自身が望んでここへの投獄を希望した。自分でも危険だと分かり自分を隔離したいと言う
思いを買いアカデミア上層部はラーゼの希望を受け入れ、特別に刑務所へと移した。ヘル・
バーナーの事件から2週間が経ったが、あれからラーゼの体には何の変化も無く、明日には
釈放されるという状態である。この日も何もする事が無く、一日を終え消灯時間を迎えラー
ゼは眠りに付いた。
「おい…おい…」
夢の中で何時もの様に話し掛ける謎の声に気付きラーゼは辺りを見回した。すぐ後ろを振り
返って見ると、そこにいたモンスターにラーゼは驚愕をした。
「何で…」
「どうやら意識は無くても俺の存在は覚えていた様だな…」
そこにいたのはラーゼが変身した姿である黒いラーゼであった。驚愕し震え上がるラーゼに
対して黒いラーゼは口元に軽やかな笑みを浮かべゆっくりと話し始めた。
「もう、いいだろう…」
「何がだよ?」
「いい加減、自分を受け入れろ…俺はお前の真実なんだよ」
「そんな…」
「真っ向から否定が出来るか? 現実、お前はこの姿になって暴れた、それは紛れも
無い真実だぞ!」
「だが、それが俺の全てでは無い!」
ラーゼは黒い自分に呑まれまいと必死に反論をした。だが黒いラーゼはそんな反論を鼻
で笑い、再び話し始めた。
「笑わせるな! どんなに足掻いた所で行き着く先は俺だ! それは絶対だ!」
「何でそんな事が言える!」
「目を背けるなよ…狂戦士の血が流れているくせによ…」
黒い自分の決定的な言葉にラーゼは押し黙ってしまった。ラーゼが黙りこくったのを見ると
捲くし立てる様に黒いラーゼは話を続けた。
「衝撃だったよな、あの優しかった親父がよ…」
「止めろ…」
「それ以来、お前の周りは一変し、兄貴も豹変した…」
「止めろ…」
「そして、お前はそこから逃げる様に消え去り、下らない憑依を鍛え上げ乗り越えた様に見えた
が結局、行き着く先はこうだよ、これは逃れられない運命なんだよ!」
「止めろー!」
ラーゼは認めたくない真実に反論をし叫んだ所で飛び起きた。荒い呼吸のまま、辺りを見回す
とそこにあるのは無機質なコンクリートの壁であり、そこは変わらない牢獄であった。ラーゼ
は腕で汗を拭い再び眠ろうとしたが目の前にいるモンスターに叫ぶ事も出来ずに呆然とした。
「何で…おま…」
そこにいたのは半透明の姿で現れた黒いラーゼであった。黒いラーゼはニヤニヤと笑いながら
ずっとラーゼを見ていた。ジェノサイドに付けられた傷が今になって熱くなり痛みを感じ出した。
「なのか…」
ラーゼは諦めた様に声を絞り出した。黒いラーゼはもう一度、聞こえる様に言う様に体で表現を
した。それに応える様にラーゼはもう一回言った。
「避けられないのか? もうお前にしか俺は行き着けないのか?」
ラーゼの問いに対して黒いラーゼは満足そうに頷き、そして消えた。黒いラーゼが消えると同時
に頬の傷も綺麗に消えてなくなった。頬の痛みからは解放されたが新しい傷がラーゼを苦しめた。
寝付けぬまま朝を迎えラーゼはそのまま釈放された。ドアが開かれると同時にラーゼの元に四霊
使いがやって来てラーゼの身を案じた。
「もう平気なの? ラーゼ君?」
「なんか酷い事言われたり、されたりしなかった? ちゃんとご飯食べさせて貰えた?」
「それは大丈夫よ、ウィン、ラーゼ君は望んで入ったのだから…」
エリア、ウィン、アウスは夫々、ラーゼの身を案じて言葉を投げ掛けた。だがラーゼの姿を
直接見たヒータだけはどう言葉を掛けていいか分からず戸惑っていたがウィンに促され前へ
出てラーゼに話し掛けた。
「何だ…その…平気なのか、お前?」
「その…」
「ん? お前、頬の傷、消えたのか?」
話題に困りヒータはラーゼの顔に話題を移し話し始めた。
「まぁ一応は…」
「そ、そうか…良かったな!」
ヒータはラーゼの体が治った事に喜び笑顔を見せた。それにつられて他の3人も続けて笑
いケガの回復を祝った。本来は喜ばしい光景であるが表面上ラーゼは笑顔を見せたが心中
は穏やかでなかった。
(又、ああなったら、もうこんな時間は過ごせない、それどころか彼女達を…)
ラーゼは心の中で一つの決意を固め様としていた。そんな中、アウスがラーゼに報告をし
始めた。
「盛り上がっている所、悪いけど、一つ悲しい知らせがあるの…」
「何?」
「符術が又、最近出回り始めているの…」
アウスの発言に盛り上がっていた他の3人も押し黙り、その事に付いて話し始めた。ジェノサイド
の撃退により符術は一時、収まったが、最近になってそれらしいモンスターが又、出現したのだと
言う、当然、国も対策を考え、符術を無効化する薬を製作したが、症状を抑えるだけであって、完
全に撃退する事は出来なかった。
「つまり以前よりも強力な物になって復活をしたの…」
四霊使いは俯き、事態に困惑をした。ラーゼも思いも寄らない事態に困惑をしたがすぐに自分がや
るべき事を見出し表情を凛とした物に戻した。
「分かったよ…」
短く、一言言うとラーゼは歩き出し、四霊使いもそれに続いて歩き始めた。
学園に戻ってラーゼが真っ先に向かったのは校長である『無敗将軍フリード』の元であった。校長
は高級そうな椅子に腰を掛けラーゼを迎えた。
「校長先生、今回はすいませんでした。俺の我侭で…」
ラーゼはフリードに対して深く頭を下げた。それに対してフリードは微笑み掛けラーゼに楽な態度
を取る様、命じた。
「まぁ、そう固くならずに君が無事で何よりだ」
そう言いフリードは椅子から立ち上がり来客用のソファーに腰を掛け、ラーゼにも座る様、促し、ラ
ーゼは素直に従いフリードの正面に座った。
「君の考えは分かるよ、自分の未知なる闇に怯えていたのだね」
「ハイ、そうです」
「怯える事は無い、人は変われる物だ」
そう言い、フリードは過去、自分が戦ったガガギゴの話を始めて、ラーゼの緊張を解そうとした。
ラーゼはガガギゴの話に聞き入った。
「とまぁ、過去、非道の限りを尽くしたガガギゴも今では正義の心を持つ立派なモンスターに更正
をした。君も闇に逃げず正面からぶつかってみろ、そうすればきっと良い結果が得られる筈だ」
フリードは立ち上がりラーゼの肩を軽く叩きエールを送った。
「ハイ、ありがとうございます」
ラーゼは一言、お礼を言うと最後に一礼をして校長室を後にした。この日はそのまま自分の寮に帰
った。寮のベッドで横になりラーゼは自分の手を見つめ物思いに耽っていた。
(闇と正面からぶつかった結果、俺の本質は闇だと言う事が分かったのですよ…)
決して心持では変える事が出来ない物だと思いラーゼはその日、そのまま眠りに付き、次の朝日が
昇るまで目を覚ます事は無かった。
翌日、ラーゼは学校に休みの連絡を入れ、一人、ホームレスタウンへと向かい到着をした。呪印生
物の時に利用した密偵の元へと向かい、合言葉を言った。
「かくれんぼする者、この指止〜まれ」
ラーゼの言葉に密偵は顔をにやけさせ中のテントへと誘い、そのまま地下のコンピュータールーム
へと連れて行った。
「それで今日の依頼は?」
「最近、又、符術が巷に出回っている。その発信源をお願いします!」
ラーゼの依頼を聞き、緊張感の無い表情だった密偵の顔が強張った物になった。僅かに考える
仕草をして、何かを決心した様にゆっくりと口を開き始めた。
「実はですね、それに関してはアッシの様な裏世界のモンスターには、もう常識なのですよ、
誰もが知っている事なのです」
「だったら、何で何の行動も起こさないのですか!」
ラーゼは密偵の肩を掴み強く揺さ振りを掛けた。激しく振られた密偵は慌ててラーゼを止めさ
せ、必死に自分達の事情を話した。
「言っておきますけどね、通常の場合ですとアッシ等は表の世界には関わらない事にしている
のですよ、貴重な飯の種ですから、でも今回ばかりは違います。相手が強大過ぎるのですよ…
迂闊に情報を与えたとなったらアッシの身も危ない…」
「そんな…」
「だがアンタやダークマンの旦那になら賭けても良い、情報料は奴等の完全撲滅だ! それで
頼む」
「で、相手は…」
「場所はサイドクエール山脈、そこの一番奥深くにいる暗黒界の連中が相手だ」
暗黒界の名を聞き、ラーゼの顔色に改めて気合が入った。これまで暗黒界のブランドを持つモン
スターとは何度か戦闘の経験はあるが、本山にいるのは熟練された最高のレベルを持ったモンス
ターばかりが相手だ、相当、厳しい戦いになるのは簡単に想像が出来た。
「分かりました、約束は守ります…」
そう言いラーゼは地上に出ようとしたが、後ろから密偵に呼び止められ一旦、止まると密偵は言
い難そうに一言、言った。
「余計なお世話かもしれないが、特攻はあくまで気持ちだ、本気で死にに行く必要は無いぞ…」
密偵の言葉に対してラーゼは何も返す事が出来ず、そのまま地上に出て、電車を乗り継ぎサイド
クエール山脈へと向かった。
(冗談言うな…まだ俺が俺を保てられる内に死ななければ何の意味も無い…そうでなければ、あ
の時の様に…)
ラーゼは苦い思い出を噛み締めながらサイドクエールへと向かい自分の最後になるであろう戦い
に思いを強めた。
「お願いします! ドリアードさん!」
その頃、授業が終わった四霊使いは何の前触れも無く突然、学校を休んだラーゼを心配してドリ
アードに占いでラーゼの今現在を占ってもらう様、頼んでいた。ヒータは必死になって頼んでい
たがドリアードは中々、首を縦に振ろうとはしなかった。
「落ち着きなさいヒータ。彼も彼なりに事情と言う物があるのでしょう」
「でも、それでも、こんなのおかしいですよ、昨日まで不安がっていたのに…」
「そうです! いきなり、こんな考えの無い行動を起こすなんてラーゼ君らしく無いです! どう
考えてもおかしいです!」
「お願いします! ドリアードさん!」
エリア、アウス、ウィンもヒータに続けて必死にドリアードに救いを求めた。その熱意に負けたの
かドリアードは愛用の水晶を机から出して占いを始めた。
「最初に言っておきますが、私の占いで分かるのはその人の精神状態及び思想のみですよ、場所ま
では分からないですよ」
「分かっています! お願いします!」
ドリアードは一呼吸吐いて意識を水晶に集中させ始めた。すると水晶の中に映し出されたのは辺り
一面真っ暗な光景であった。これはその人が負の感情に支配されていると言う証拠である。
「そんな、何を…」
「黙ってヒータ…」
更に意識を強め水晶に力を込めると水晶に罅が入り始め、そのまま水晶は大きく音を立てて崩れ去っ
た。想定外の出来事に一同は愕然としたが、すぐにドリアードは四霊使いの行動を指示した。
「これは彼が相当の覚悟、いえ死ぬつもりで向かっているのでしょう…場所までは分かりませんが」
「あのバカ!」
「何で、こんな…」
「私があんな事言わなければ…」
「ラーゼ君…」
「今、貴方方が取るべき事は嘆いたり、怒ったりする事ではないでしょう! この状況を打破出来る
モンスターを貴方方は知っている筈です」
ヒータ、エリア、アウス、ウィンはドリアードの一喝に感謝をし、すぐにコストンの元へと走り始めた。
「それにしたって何で…」
「エリア、嘆くのは後よ…」
「そうだよ、アウスちゃんの言う通りだよエリアちゃん、きっとラーゼ君、あの力で私達に迷惑が掛
かると思ったから…」
「御託は後だ! 取り敢えず捕まえ次第、死ぬ程、殴り飛ばしてやる!」
夫々が夫々、ラーゼに対して良くない感情を持ちながらも暴走するラーゼを止める為にも四霊使いは
コストンの元に急いだ。
今回はここまでです。続きは次回、投下します。
英版霊使い持ってるけどイラスト変わってなくね?
アウスは持ってないからしらんが
>>567 俺の前ではあっさり脱いでくれるがなwww
一昔前までカードのキャラに恋することはないだろうと思ってた。
…見事エリアたんがストライクしてしまいますた。 もう精神b(ry になりかけ…orz
>>576 わかるよ。
2次元に恋愛感情を持った友人がいたんだが「馬鹿だろ?」と思っていた。
今ならわかる。
恋はどの次元にも存在する、君の選択は間違いなんかじゃない!
俺は二次元で唯一ときめいたのはるろ剣の巴
丸一日書き込みが無いのは「二次恋」のキモイ流れのせいだろうか。
>>579 それはこのスレの存在意義の全否定と同義だぞ
582 :
名無したんはエロカワイイ:2006/01/19(木) 21:53:11 ID:SXnH1iZ4
>>581 微〜妙〜……
似てると言われれば髪の毛の書き方とかが似ている気がするが…
残念ながら私には判断しかねる カラーイラストは無いの?
てかそれ何て本?
亜版TLM買って来ましたよ
格好に変更点はないな。
でも他の3人はそのままなのにアウスだけ名前が「Aussa」なのな。
アウスといえば、7パック買って4人+ピケル読心術+ドリアード各1枚ずつ当たったんだが、
ある1パックの中にウィン・エリア・ヒータと揃っててこれは!?と思ったんだどもアウスだけ何故かなかったw
まぁドリアードと一緒のパックに入ってたんだけど。
なぜアウスだけ……。確信犯かこれはw
そしてバーストレディの姐さんのイラスト変更に噴いた。
>>583 即レス感謝&今更sage忘れスマソ
カラー見れないのか…残念だ
霊使いの絵師は線より色の塗り方に特徴あるからなぁ
>>585 しばらくしたら懐具合が暖かくなるから
ちょっと待ってくれ。入手したらうpするよ。
>>586 色々ありがとう wktkしながら待ってマス
アウスは海外だと「アウッサ」?w
本スレ433によると、
霊使いの新バージョンキター―――(゚∀゚)―――!!!
追加情報
名前は
「荒らぶるアウス」
「逆巻くエリア」
「燃え盛るヒータ」
「吹き荒れるウィン」
能力は、フィールド上から彼女達以外の各属性モンスター1体を生け贄に捧げ手札から同属性のモンスターを特召。彼女達がフィールドから離れたら特召したモンスターは破壊。
画像はあがっていないが、四人とも大人になっているそうだ。
おっぱい!おっ(ry
荒ぶるアウス LV4 地 魔法使い族・効果
800/1500
このカードを除く自分フィールド上の地属性モンスター1体を生け贄に捧げる事で、
手札から地属性モンスター1体を特殊召喚する。この効果は1ターンに一度しか使用できない。
この効果によって特殊召喚されたモンスターは、
「荒ぶるアウス」が自分フィールド上から離れた場合破壊される。
逆巻くエリア LV4 水 魔法使い族・効果
800/1500
このカードを除く自分フィールド上の水属性モンスター1体を生け贄に捧げる事で、
手札から水属性モンスター1体を特殊召喚する。この効果は1ターンに一度しか使用できない。
この効果によって特殊召喚されたモンスターは、
「逆巻くエリア」が自分フィールド上から離れた場合破壊される。
燃え盛るヒータ LV4 炎 魔法使い族・効果
800/1500
このカードを除く自分フィールド上の炎属性モンスター1体を生け贄に捧げる事で、
手札から炎属性モンスター1体を特殊召喚する。この効果は1ターンに一度しか使用できない。
この効果によって特殊召喚されたモンスターは、
「燃え盛るヒータ」が自分フィールド上から離れた場合破壊される。
吹き荒れるウィン LV4 風 魔法使い族・効果
800/1500
このカードを除く自分フィールド上の風属性モンスター1体を生け贄に捧げる事で、
手札から風属性モンスター1体を特殊召喚する。この効果は1ターンに一度しか使用できない。
この効果によって特殊召喚されたモンスターは、
「吹き荒れるウィン」が自分フィールド上から離れた場合破壊される。
イラストの方は……
誰だよお前等は?
もうあの時に面影はどこに?
すっかり大人になってしまって。
幼女から少女へ。少女から「女」へ―
`‐、ヽ.ゝ、_ _,,.. ‐'´ //l , ‐'´, ‐'`‐、\ |
ヽ、.三 ミニ、_ ___ _,. ‐'´//-─=====-、ヾ /ヽ
,.‐'´ `''‐- 、._ヽ /.i ∠,. -─;==:- 、ゝ‐;----// ヾ.、
[ |、! /' ̄r'bゝ}二. {`´ '´__ (_Y_),. |.r-'‐┬‐l l⌒ | }
゙l |`} ..:ヽ--゙‐´リ ̄ヽd、 ''''  ̄ ̄ |l !ニ! !⌒ //
. i.! l .::::: ソ;;:.. ヽ、._ _,ノ' ゞ)ノ./
` ー==--‐'´(__,. ..、  ̄ ̄ ̄ i/‐'/
i .:::ト、  ̄ ´ l、_/::|
! |: |
ヽ ー‐==:ニニニ⊃ !:: ト、
待て、俺たちはとんでもない思い違いをしていたのかもしれない……。
既にイラストを見た者ならわかるだろうが、この4人はまるで今までの面影がない。
別人に見えるまでに成長してしまっている。
だが……本当に別人だとしたら?
そう……奴らはヒーロー・ヒロインものの物語には付き物の、本人たちに成り代わろうとする……。
偽 4 霊 使 い た ち だ っ た ん だ よ !
なるほど偽物か、よし、今日から荒野姉さんに鞍替えだ
>>592絵師は同じだけど全然別人になっちゃったの?それとも絵師が変わっただけ?
ルイン様の人ってドリ先生やテイマー様の人ですよね?確か人魚騎士や吸血鬼夫人もそうだったような気もするけど。
リロしてなかった・・・orz
まぁ・・・気にするなw
荒ぶるアウスってw
603 :
想像人:2006/01/20(金) 20:36:49 ID:t9vnzt8F
とりあえずサイバー・チュチュと合わせて箱買いで。
同じパックですよね? 結局、光と闇の霊使いは出ないんですね。
兎も角立ち読みで記憶が曖昧だし画像もちっちゃかったしってことで、実物を手に入れてみたらあれなんだかわいいじゃんって可能性に懸けてみる。
頼むから黒歴史化はかんべんな……。
つか絵師変えるなよ……。
水デッキ使ってるのにエリアや水霊術が全く使えなくて困ってます
憑依装着も微妙だ。でも水使いなんだから入れたいしな
使えるカードにしてよ・・・
>>605 本体はともかく憑依と水霊術はそこそこ良い線いってんじゃね?
憑依は最高攻撃力だし霊術は押収だし
生贄がきついです・・・マジで
>>607 とりあえずウィンに謝ろうな?
水は恵まれてるがな
結局風帝は今回も出ないか・・・
>>607 つ【黄泉ガエル】
>>609 まだスーパー枠が残ってるからガンガレ
ついに霊使いキタけど、
まだ画像では表情まで見えないから、なんとも言えんなぁ
絵師が変わっていないことを願う
霊使いは攻撃力2300のレベル6がよかった。
霊使い本人で戦いたいのにさ
ウィン「風帝さまはわたしのこと嫌いなのかな…
みんな帝様に会ってお話したりしてるのにわたしだけ帝様に会えないなんて…」
ウィンたんはいらない子じゃないお(`・ω・´)
新しい霊使いの見所はヒータの太ももだと思うんだ
雷帝「どうして私の所には娘がいないのだ……」
いもしない闇帝「…………」
ザボルグが風属性だったら自然だったのにな……。
……待てよ。
確か、前にサンダー・キッズは……。
DNA……移植手術で……。
そしてサンダー・キッズは、手術の結果風属性……!
そ、そうか!
サンダーキッズとザボルグは――
D N A の 交 換 移 植 手 術 を 受 け て い た ん だ よ !!
つまり、ザボルグこそ風属性の帝だったんだ!
ウィン「風魔神様、どうして風には帝がおられないのでしょうか?」
ヒューガ「一応風属性の女帝はいるが」
ウィン「あの方は風の帝と言うよりは虫の帝じゃないですか。それも何の能力も無いノーマルカード」
ヒューガ「風属性はサファイアドラゴン始め、低級の連中はなかなか優秀なのだがな」
サンガ→要生贄×2、攻撃力2600、リフレクト能力
ヒューガ→要生贄×2、攻撃力2400、リフレクト能力
スーガ→要生贄×2(伝説の都で×1)、攻撃力2500、リフレクト能力
ヒューガ「どう言う訳か上層部はこんな感じで、他属性と比較すると何時も立場が微妙なのだ」
ウィン「つまり帝は出ない可能性が高いと?」
ヒューガ「仮に出ても特殊能力が使いにくいとかな」
ウィン「そう言えば罠カードの【雅】もなんか、他と比べるとパッとしない様な…」
ヒューガ「ま、何時までも暗い話題しても仕方がないから飯でも食いに行くぞ」
ウィン「今日は焼鳥屋でセイントバードが食べたいです!」
ヒューガ「こう言う話題になると急に元気になるな、お前」
毎日風魔神様の所に上がり込むか食べに連れてって貰うウィン。
風魔神「たまには他の幹部と出かけたらどうか?」
ウィン「幹部らしい幹部は風魔神様くらいしかいないんですけど」
人材が枯渇する風一族に明日はあるのか?
ハーピィ「まあ明日は明日の風が吹くってね」
ウィン「ダメダメじゃないですか!?」
ハーピィガール「風属性モンスターの明日は、
大人じゃなくてお前達が担わなきゃいけないんだってお姉ちゃん達は言ってた」
ウィン「大切な事だよそれは」
ハーピィガール「だから私もデーモンの斧をしょって頑張る!」
ウィン「斧付けて攻撃力1500はどうかなぁ?」
>>580 「Like」の人がほとんどかと思った。
「Love」はおかしい人だと思った。
新しい霊使いはアウスとウィンが微妙だなぁ。
動きが無いと言うか。
効果も使えるようで使いにくいな。
せめて破壊された時だけなら・・・。
羊トークンがジャッカルになるのは楽しそうだけど。
光神機のせいでトリッキーの対場も危うい・・・風に明日はないかもしれんよ。
ウィンは出す上級が不在なのが一番問題なんだよな。
究極虫は進化したほうがいいし・・・
この霊使いシリーズを使う時は、明鏡止水必須ですか?
アウス「ウィンったら、風帝様がいつまでたっても現れないから元気無いみたいだよ」
エリア「ウィンちゃんかわいそう…氷帝さまでも連絡がつかないみたい」
ヒータ「おいザボルグ!オメーも帝なんだから何とかしてやれよ!」
ザボルグ「む、無茶を言うな。私は光属性な上に雷帝だ、風の技は扱えない。それに私には娘々が…」
アウス「ならば雷帝様、リリーさんにDNA移植手術をしていただいては?」
ヒータ「そうだ!そうしろよ!ウィンを喜ばせてやってくれ!」
エリア「お願いします雷帝さま!」
ザボルグ「う、うーむ…しかしだな」
(どうしよう、風属性になったら娘々に嫌われてしまう。
もう雷帝とは一緒にお風呂入ってやんないの打ー!とか言い出すに違いない。)
ザボルグ(なんか他属性の連中からはいろいろ無茶言われるし、どうしたものか。
そもそも光の霊使いがいればこんな悩みはしなくても良い物を…ブツブツ)
ハープの精「陛下、あまりお悩みになられてはお身体に触ります」
ザボルグ「ぬしらには分からぬ程、余の悩みは深刻なのだ」
ホーリーエルフ「お労しや、陛下…」
月明かりの乙女「ではせめて、私どもの胸の中でお慰め致します」
ザボルグ「すまぬ、余は良き家臣を持って幸せであるぞ」ムニュ
エルザェム「陛下、お言葉もったいのうございます」
ジャンヌ「陛下!」
ヴィーナス「陛下!」
娘々「悩んでると言いつつ顔が綻んでるー?」
ハイプリーステス「天界王様がここにいないのがせめてもの救いかなぁ」
ピケル「・・・」
薄幸「・・・」
新ドリアード「・・・」
626 :
586:2006/01/21(土) 15:45:05 ID:75KWq9Fj
>>626 一番上のが特にそれっぽいな。
なんて絵師さん?
>>628 エルフ耳だけど、もうそれでいいかもと思った俺ガイル
ということは一番上はヒータょぅjうわなにを(ry
>>629 確かにこれはょぅι゛ょヒーたんだな
速攻保存した
ところでさっきブイジャン買ってきた
霊使いオワタと痛感したorz
英語版買ってきたら、ヒータがキター―――(゚∀゚)―――!!!
ワイトキングも出て、なかなか悪くないもんだなと思ったよ。英語版も。
以前買ったのが青眼の白龍伝説だったから良い印象持ってなかったんだよ・・・。
632 :
586:2006/01/21(土) 20:36:53 ID:75KWq9Fj
>>627 「藤原 あきな」っていうみたい。が、ググってもでてこない・・・
本については
>>583参照。
>>626 真ん中は上げるよりも他におにゃのこはいなかったの?w
>>630 今回の出さずに終わりで良かったな。
蛇足と言うか今までのと関連性無さ杉。
魔法カードで出してくれればよかったな。
>>635 スルーっつか半角にスレあるんだから18禁はそっちでな。
>>634 その絵師の男キャラ、ヒータの面影がありまくるな・・・w
639 :
586:2006/01/21(土) 22:04:17 ID:75KWq9Fj
>>633 毛の描き方が、憑依ウィンのプチリュウに似ていたから、比較のために。
>>634 うわ、マジだwww
すまん、調べが足りなかったorz
ウィン「私は大人になったってのに、貴方は何時まで経っても成長しないのね」
プチリュウ「あんたは身体は成長しても実力は全然成長しませんね」
暗黒火炎龍「ちなみに私が成長するとあんたのコントロールからはずれる」
ウィン「お願い元に戻って下さい」
EOJの霊使いたちは厳しい修行生活にグレたと脳内変換。
ヒータ「あ? なんか文句ある!?」(ヤンキー娘
エリア「何よ?」(ガンくれながら
アウス「一体なんなんですか?」(あからさまにうざそうに
ウィン「フン」(そっぽを向く
ごめんなさい許して下さい……。
>>639いや
>>586か
超GJ!! こいつはいい燃料だ
てかうpろだの記録見るとこのスレの住人50人超えてるのな
ょぅι゛ょヒーたんカワイイよ モサモサ獣かっこカワイイよ 大人ウィンたん尖り耳カワイイよ
今夜はいい夢見れそうだ…ハァハァ
なんつーか、絵師さんを変えるくらいならEOJは無くてもよかった
これはもうだめかもわからんね
644 :
586:2006/01/22(日) 00:25:17 ID:c4uTQcHX
>>642 どういたしまして。
ちとアンケート。
1.首輪を付けられた羽生えた半泣きのエリア似の子
2.金魚を捕まえようとしている紫髪の勝ち気そうなょぅι″ょ
3.鳥かごの中の子。
>>626のヒータ似の子に似てる。
どれが見たい?あんまうpしすぎてもやばいから・・・
>>644 1!1!
まだしばらくグーグル先生と問答してたんだが、何もかも綺麗さっぱり痕跡が消えてるな……。
「Hina」ってサークル名で便箋とか主に作ってて、同人誌を最低2冊出してるくらいしかわからん。
つかサイトは2005年3月6日までは残ってたことが確定してるんだが、つまりTLM発売時にはまだサイトがあったわけで、
発売当時誰か気づいていた奴いなかったのかなぁ。
>>644 全部!! ごめん、ちゃんと答えるよ
2番に1票 理由:ょぅι″ょ
1番:理由:首輪
同じく1番
理由:エリア似
大人版も個人的にはアリなんだけど、少数意見なのか?
王女版のピケルやクランより良いと思うんだが
全然有り。ネタの限定は萌えの可能性を縮小させる。
>>649 まだ鮮明で大きな画像がないからなんとも、というのが大多数なんじゃないかな。
それよりも
あやまれ!王女クラン可愛い思てる漏れにあやまれ!
EOJのはナシだろ。
絵師云々以前に初期霊使いと同じデッキに入れるメリットが無い。
せめて「このカードは○霊使い×××として扱う」とかなら…。
>>644 1番。
こんなことなら憑依装着でやめときゃよかったのに。何?EOJは。 蛇足だ
>>644 俺も1番
EOJのはありなんだけど霊使いシリーズにしちゃったから叩かれてるんだろう
ここまでシリーズ出すってことは人気があるってわかってるはずなのになんで絵師変えたんだろう?
658 :
586:2006/01/22(日) 12:31:30 ID:c4uTQcHX
ここまで。
1・5票、2・1票、3・1票
のようなので、1をうpします。
うpするときはパソコン使うので、ID変わります。
659 :
586:2006/01/22(日) 14:10:59 ID:ZsUYdpcd
661 :
名無したんはエロカワイイ:2006/01/22(日) 14:23:09 ID:ExThkfVl
EOJのウィンが顔が、KOFの大門五郎に見えてしまった 鬱だ
>>659 (*゜∀゜)=3
うはwww超GJwwwww
やっぱ4霊使いは
>>659のひとじゃないとな!!
なぜEOJで絵師を変えたか573に
問いたい、問い詰めたい、小一時間問い詰めたい、泣きが入るまで問い詰めたい
携帯では見れない・・・無念
シャナにはワイトも出てたな。
EOJの霊使いががあんなんじゃやってらんね。
貴重なカードスペース4枚分がもったいねー
あれは霊使いの母親です
ヒータ、ウィン、アウス、エリアは苗字みたいなものです
他人の好みをとやかく言う気はないけどキャラ叩くのは専用スレでも立ててそこでやってくれよ。
671 :
想像人:2006/01/22(日) 20:54:02 ID:9FPkpWjj
今日、近所を駆け回ってたら道路にほかのカードと一緒に
ウィンが捨てられていたので周りを気にしつつも救出しましたよ。
「使えないことはないがいらない」と思われて捨てられたんでしょうね。
>>666 確かに。二人には共通点があるしな。
・炎関連
・ツンデレ
・胸がな(ry
せっかくの期待を裏切られた感じがするので同社のあの人風に今の気持ちを言ってみる。
._
,.'" ::;;:;ヽ,.
.|;; ;;;;;;;;;;|
./ヽ・∀:;/ヽ
.(゜|=]::||::[=|゜)
,.'" ̄ ̄ ̄/ | |.<:||:>.| |ヽ
ヽ-〜□=.~~(_)(_)
ノ○マ○「新しい霊使いの萌え度の低さは想像を絶する。」
新しい霊使いって人気ないな・・・
じゃあ全員俺の嫁で、一夫多妻制ウマー
あの霊使いたちはグレてますから家事全般を押し付けられる上に日々燃やされ切られ溺れて埋められます。
風林火山フルコース。
>>671 子供が捨てていったんだろうなぁ。
俺も捨ててあるのをってわけじゃないけど、シングル売りで裸のまま売られているのを見ると、
ついつい救出買いしてしまうから、部屋にはウィンが絶賛増殖中ですよ。
4人全員救出はちょっと資金的に無理だが……。
>>672 いやいやいや、ヒータには胸ありますよ。SF(S存在しない F膨らみ)ほどではない。
なにげに岩石の巨兵、タイラント・ドラゴン、コザッキーあたりが出てくるから、結構似てるかも。
炎帝「OTL」
ヒータ「オーバーアクションに落ち込まれても困るんだけどな!」
氷帝「( ゚д゚)ポカーン」
エリア「そんな顔しなくてもいいじゃないですか…」
地帝「。・(ノД`)・。ウワァン」
アウス「そんなに嫌ですか!!??」
ウィン「仮に風帝さまがおられたら、私の存在も否定されていたのでしょうか…」
風魔神「居りもしない人物をどうこう言っても仕方が無いと思うが
私は部下や弟子の成長は喜ぶ派だから祝っておく」
雷帝「そう言えばお前も地属性の頃と比べると随分と大人びたかな?」
ドリアード「気付くの遅過ぎです」
風魔神「この間言っていた幹部だが、一人見つかった」
ウィン「本当ですか?」
剣の女王
階級は普通レア
攻撃力350
風魔神「レッキとした風属性王族である」
ウィン「実戦で使えるんですか、この人」
>>680 その人は影武者であります、隊長!
本物は攻撃力900はあるであります!
女王様「成人したお主と言えども、わらわの攻撃力には及ばぬのじゃ」←攻撃力900
吹ウィン「流石女王陛下…!」←攻撃力800
, -― 、 , -- 、 ⌒,ヽ-- 、
i゙ ilノ'''')リ〉 (l_l_l_l'il 〈((从ハ)ハ
v<|l゚ヮノi |l、ヮ゚リ>l |l、ヮ゚リ>)
. ∈) dWWlっ (∋∈) |dVVlっ| (∋∈) (つと)(y)(∋
(/l i ゙) (/l i ゙)ノ (/l i ゙) M
妖精1「わたしたちがじょうしに」
妖精2「……に」
妖精3「なってあげますよ〜」
妖精ズ「「「なにかもんくは」」」←攻撃力1700
女王様「……ありません」
吹ウィン(一人当たりは約567くらいなんだけどな……)
剣の女王は実戦クラスだよ。
効果ダメージでデュエルを終わらす力がある。
ビックバンガールデッキに1枚入れてみるといい。
え?ビックバンなんて使わない…?
>>685 18歳未満で萌えもん読めない俺なんて・・・(つД`゚)・。
>>683 ちょっと待て、その計算は間違っている
ハーピィ三姉妹は三人で攻撃力3900ではなく、攻撃力1950だ
大体攻撃力1300÷2×三人分の計算となる。
つまり踊る妖精は一匹で攻撃力1134はあると言えよう。
>>685 イベント参加時には出すかもと書いてくれてるジャマイカ
多分採算取れないんかな……。
俺みたいな買える年齢でこのジャンルを欲しがる香具師ってそうそういないんだろうなぁ。
実際イベントでもあまり売れてなかったみたいだったし。
イベントと委託書店で合わせて20冊もお布施したのにまだ足りなかったというのか……orz
>>686 おとうさんかおかあさんにたのめばかいけつだ!
さあおふせしようぜ!
>>687 そういや初期の頃は3体合体組は(総攻撃力÷3)っていう計算だったな。
青眼の究極竜にゲート・ガーディアンしかり。
って、÷2じゃんよ……。
3じゃ意味ないよorz
>>688 ちょwww俺の家庭崩壊wwwww
まぁ、あと一年の辛抱だけど。その頃には売っていないだろうしなあ・・・('A`)
>>690 ナカーマ(つД`)人(Д`)
虎の穴で発見してレジまで持っていったのはいいが
年齢を確認できる物はお持ちですか?って…
ゴメンナサイ未成年です なるべくオッサンぽい格好していったんだけどなぁ…
>>690,691
(つД`)人(Д`)人('A`)俺もだ・・・
通販で買おうかとも思ったがそんな勇気ねぇよ・・・・
あああああ… このスレならいえる…。
漏れはサイバー・エンド・ドラゴンを霊使いっ娘達のために交換したんだが、どう思う?
多分これはある意味正しいと思うのだが…
>>692 俺はメ○ンブックスで通販したよ
ネットで申し込んだから3日くらいで届いた
萌えモンは霊使いのほかにリリーが載ってる貴重な本
>>692 俺はこの本のためにメッセ○ンオーで始めて通販というものをしたよ。
こっちも三日ぐらいで届いた、親が受け取ったから冷や冷やしたけど……
時間帯予約で俺が取る可能性が高い十六時〜十八時にしてたのに、見事十八時に来てくれましたよ、チクショウ。
サイバーツインが(2100×2÷2)だったらよかったねw
メロブも虎も萌えモン探したけど売ってないよ…。
やっぱり同人も数字が全てなのか。やな世の中だね。
オフセだとやっぱ予算かかっちゃうからしかたないのかな。
コピー誌だと地方の人の手には届かないし…。
BMG以外の女の子カードの同人ってないのかな?
ピコーン!
自分で本書いて自家発電最強!
リリーものきぼんぬ
隊長×リリーをぜひ!
【水の都 アトランティス】
このカードは海として扱う
水属性モンスターの攻撃・守備を200上げ
レベルを1つ下げる
シーザリオン「これがあればGバインドの内側から攻撃出来て便利だな」
レインボーフィッシュ「ああ」
スーガ「これのお蔭で生贄1体で済んでいる」
フィッシャーマン「俺は生贄必要無しだぜ」
氷帝「こんなもんよりウォーターワールドの方がいいもん!」
エリア「あんまり恩恵受けられないからって拗ねないで下さい」
アンチアトランティスにデスガエルも追加で
むしろ効果発動できない分カエル連中(含む黄泉ガエル)の方が難儀だよな
ギガ・ガガギゴとかジェノサイドキングサーモンとかも多大な恩恵を受けてるよな。
でもこれがあってもスーガを入れる気にはなれない俺はダメな子ですか?
ダイダロスはアトランティスと相性抜群だな
そういえばアニメのドーマ編もアトランティス云々でダイダロスも出てきたよな
707 :
名無したんはエロカワイイ:2006/01/24(火) 17:44:36 ID:G7vCiQgM
WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
アトランティスと言ったら大要塞鯱だよな。
生け贄いらなくなる上に、砲弾も無駄にパワーアップ!
ダイダロス?何それ?
709 :
名無したんはエロカワイイ:2006/01/24(火) 18:20:31 ID:G7vCiQgM
ブラックマジシャンガールのフェチラ
いやいやアトランティスと言ったらクリスタルコアだろ。
生贄不要な上に、三回も戦闘で破壊されないんだぜ!
三枚投入確定だぜ!!
アトランならこいつだろ
つ水龍
アトランデッキの守り神としていつもリバイアサンいれてる俺ガイル
EE3買ってたらやたら帝がでたもんだから四元素霊使い&帝組んでみた。
モンスター22
氷帝メビウスx2 炎帝テスタロスx2 地帝グランマーグx2 女帝カマキリx2
憑依装着エリア 憑依装着ヒータ 憑依装着アウス 憑依装着ウィン
黄泉ガエルx3 グリズリーマザー ペンギンナイトメアx2 ペンギンソルジャー
同属感染ウイルス ドルドラ 魂を削る死霊
魔法11
強欲な壺 ブラックホール 大嵐 サイクロン 早すぎた埋葬 強奪
月の書 強制転移 大寒波x3
罠7
水霊術葵x2 威嚇する咆哮x2 因果切断x2 和睦の使者
組み方よくわからないから結構変かもしれない。
アドバイスいただけたらうれしい。
ノーマル霊使いと各種霊術も入れようぜ
氷帝「行くぞ」
アクエリア「はい!私の身も心も、陛下にお授け致します」
ネオアクアマドール「彼女の能力は素晴らしいですな」
リバイアサン「我等中堅モンスターの要だ」
萌えスレじゃないかと思える流れでした。
>>716 身は捧げるな!いやマジでお願い。
俺に捧げて。
>>714の参考になればとかいう建前で俺も便乗して以前作った地水炎風のデッキ晒してみる。
4人の各カード勢揃いかつ切り札としてデカブツをそれぞれの属性に一体、さらに違う属性同士が助け合えるような、という縛りのもと完成。
無茶苦茶なデッキ枚数だが、意外と戦えんこともない。
ウォータードラゴンはめったに出ないけどさ。
モンスター37
上級7
アームド・ドラゴンLV7 ウォーター・ドラゴン デビルドーザー ネフティスの鳳凰神
アームド・ドラゴンLV5x3
下級
憑依装着−アウス 憑依装着−ウィン 憑依装着−エリア 憑依装着−ヒータ
オキシゲドンx3 ハイドロゲドンx3 同族感染ウィルス ドル・ドラ
火霊使いヒータ 水霊使いエリア 地霊使いアウス 風霊使いウィン
ドラゴンフライx3 仮面竜x3 共鳴虫x3 アームド・ドラゴンLV3x3
ネフティスの導き手 ダンディライオン
魔法14
サイクロン スケープ・ゴート ブラック・ホール ライトニング・ボルテックス 強奪
強欲な壺 光の護封剣 洗脳 早すぎた埋葬 大嵐 団結の力 貪欲な壺
ボンディング−H2Ox2
罠9
リビングデッドの呼び声 激流葬 邪神の大災害
火霊術−「紅」 水霊術−「葵」 地霊術−「鉄」 風霊術−「雅」
エレメンタル・バースト 風林火山
ちなみに俺の嫁はウィンなので風カードが多いのは仕様です。
スーガ「なら俺はマーメイドナイトを生贄にー」
氷帝「お待ちを、水魔神どの」
氷帝「アトランティス発動中、マーメイドナイトは二回攻撃の要ゆえご遠慮願います」
スーガ「…では、どうすれば良い」
氷帝「その者に申しつければ良いかと」
レインボーフィッシュ「では、水魔神殿に身を捧げさせて頂きます」
スーガ「はいはい(♯ セメテ、エリア カ ミズノマドウシ ガヨカッタノニ!」
水デッキの場合、犠役は前線のシーザリオンやレインボーが多いな
風魔神「うちはグランドドラゴンやサファイアドラゴン強化することが多いな」
ウィン「犠してまで使いたい上級者が少ないですもんね」
>>720 風はテトランとアームドいるからそんなことはないぞ。
あまり生け贄見ないのはむしろ炎だな。
知り合いの唯一の炎デッキはロックバーンだから生け贄にしても相手のフィールド上の2体を生け贄にするし。
>>721 俺はタイラントドラゴンとテスタロスをビートダウンに入れてたけどね。
炎はバーンだけどロックしなくても戦えると思うんだ。
ガイアソウル+紅とプロミネンスドラゴン+燃え盛る大地。
バーン要素はこれだけで残りはビートダウンにしても普通に強い。
主力が憑依装着ヒータってのも魅力の一つ。ロックバーンだと憑依ヒータを入れる意味ないし。
まぁ霊使いヒータを入れてラヴァを奪って紅も強いけどさ…。
むしろアームドをデッキに入れると風と言うよりドラゴンになるし究極虫もしかり。
テトランは入れたいと思うほど魅力を感じない。入れるならボスラッシュデッキ。
テトラン使うならキャンセラー使うよ。
テとラン好きゴメンね。
地道に英語買い続けてるが、未だにヒータだけだorz
おまけに今日買ったらドリ姉さんだったよ。喜ぶべきなのか・・・?
>>724 も ち ろ ん レ リ だ よ な ?
>>725 ─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、 __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !| またまた ご冗談を
. : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|
、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ! ,、- 、
.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙::: rー-:'、 / }¬、
. \::゙、: : : :./::::::::::::::;、-''":::::::::: ,...,:::,::., :::':、 _,,/,, ,、.,/ }
ヽ:ヽ、 /::::::::::::::::::::::::: _ `゙''‐''" __,,',,,,___ /~ ヾ::::ツ,、-/
`ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ- _| 、-l、,},,  ̄""'''¬-, ' ''‐-、 .,ノ'゙,i';;;;ツ
_,,,、-‐l'''"´:::::::' ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、, ,.' j゙,,, ´ 7
,、-''" .l:::::::::::;、-''" ,.-' ゙、""ヾ'r-;;:l 冫、 ヽ、 / __,,.ノ:::::ヽ. /
l;、-'゙: ,/ ゞ=‐'"~゙゙') ./. \ / '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙ ,,. ,r/ ./ ヽ. ,' '、ノ''" ノ
・ウルトラ・スーパー・レアカードがレリーフレアでも収録。
この事実を知らんのか。つまりだ、ドリアードのレリーフが存在するんだ!!
米版ドリ様レリーフを1000円+αで買った俺は勝ち組(´ω`)y-┛~~
まだTLM収録の他国語版を買ってない俺は激しく負け組orz
この間ジャンフェスで買ったら1Pでショッカー亜版があたったからドリアードレリなんて余裕さ・・・・多分
730 :
724:2006/01/25(水) 20:48:49 ID:CM0zNIs6
>>727 レアにもレリーフがあるのは知ってたけど、俺が出したのはただのレア。
シーザリオンやレインボー入れてるやつなんか今いるの?
>>722 テトランは使ってみるとなかなかに強いぞ。
俺もテトランの情報が初めて出たときにはこんなにお世話になるカードだとは思っても見なかった。
活躍できるかどうかはデッキ構成にもよるだろうが、一度は使ってみることを薦める。
それと、別にアームド入れてもドラゴンデッキにはならないけど。
それは単に風属性で縛らずに仮面竜とか入れてるだけじゃないのか?
>>733 憑依装着エリアやガガギゴの方が良くないか?
せめて暗黒の海竜兵
何としても風デッキを作ってみたんだが、
上級が
アームド5 ×2
アームド7 ×1
究極虫5 ×2
究極虫7 ×1
テトラン ×1
って多いよな?
>>735 アームドと究極虫は混ぜない方が……。
少なくとも俺は以前無理だと確信した。
仮面竜・共鳴虫なしだと両立はちょっと。
>>722 ボスラッシュで特殊召喚するとカウンター乗らないことについ最近気が付いた俺が来ましたよ
ドリ姉さんを一瞬ドリル姉さんだと思ってドリラゴって♀だっけ?
と真剣に悩んだ俺は官軍
739 :
733:2006/01/26(木) 01:34:53 ID:un0G/SIx
>>734 第一期のヤツだから愛着があるんだよ。そしてガガギゴは持ってない。
俺も旧ザリオンは入れてるなぁ
戦友のよーな感じ
そしてドリアードは旧版のロリ顔仕様を入れている
>>740 シーザリオンは愛用者が多いんだな
そんな俺もBOOSTER4でゲットして以来水デッキの主力として6年近くともに戦ってきた
ドリアード第1期仕様といえばこの間カードショップのノーマルコーナーで10円で売られていたな
もちろん俺様が買い取りましたよ
皆様、ご無沙汰していました。漸く作品の方が仕上がりました。以前も申し上げた通り、
今回は修羅場です。上手く皆様の期待に応えられる物が出来たか不安ですが、
良かったら読んで萌えて下さい、ではどうぞ。
サイドクエールに到着をしたラーゼは山の奥深くまで歩いて行ったが、
まだそれらしい存在を見付けられずにいた。
密偵の情報に間違いは無いので特殊な方法で潜伏をしているとしか考えられない、
それを探す術の無いラーゼは困っていたが近くに現れた
『本気ギレパンダ』を見付けると、即座にパンダの元に向かい情報を得ようとした。
「暗黒界と関わりがあるね、奴等は何処にいる?」
「ハァ? 知らねーよ、どけ!」
パンダはラーゼを無視して目的地へ向かおうとしたが、
ラーゼは強引にパンダの頬を掴むと、そのまま近くの壁にぶつけ、
鬼の様な形相で話し始めた。
「何度も言わないぞ、奴等は何処だ?」
「しらな…い…」
パンダはあくまで知らない振りを続けたが、
ラーゼは容赦無くパンダの頭を壁に打ち付け情報を求めた。
壁がパンダの血で真っ赤になり、パンダの顔が子供の落書き状態になった時、
観念した様にパンダは答えた。
「分かった、言うから…もう殴らないで…」
パンダは泣きながら懇願をし、
ラーゼに許しを扱いたラーゼは襟首を掴んだままパンダを歩かせ出入口へと案内させた。
パンダの誘導で連れて行かれた場所は霧が濃く普通ならば引き返す場所に暗黒界達の出入口は
あり霧を抜けると大きな門が出迎えパンダはインターホンを押し震える声で話し始めた。
「すいません…本気ギレです…戻ったので開けて下さい…」
パンダの言葉を聞くと門は開いて2人を出迎えた。突入の準備は出来たのでラーゼは一旦、
パンダを放し、先頭にパンダを置いた状態で歩き始めた。
15分程歩いたが、ずっと舗装されていない自然の道が続いており、
人がいる痕跡は見当たらなかった。ラーゼは警戒心を強め辺りを見回していたが、
誰のも感じず違和感を感じていた。その時であった。パンダが腕を振ると突如、
何処にもいなかった筈のモンスター達がラーゼを取り囲み、ラーゼは一気にピンチへと陥った。
「何で…突然、こんなに…」
「ハハハ、掛かったな俺達はな、一時的な間なら異次元に身を潜める事が出来るのだよ!」
「それは暗黒界の奴等が与えた力か?」
「答える義務など無いな!」
取り囲む『不屈闘士レイレイ』『達人キョンシー』『グレート・アンガス』等は皆、
凶悪な表情でラーゼに詰め寄って行った。
ラーゼは諦めた様な笑みを浮かべると一つの集団を目掛けて突っ込んで行った。
「バカが! これだけの人数に勝てる訳が…」
啖呵を言い終える前にキョンシーは巨大な刀で真っ二つに引き裂かれた。
後ろから襲おうとした。『魔物の狩人』も空いていた爪の攻撃で引き裂かれ死亡した。
「な、何なんだよ、それ…」
「俺が変身薬で憑依変身出来る事は知っているだろう、
これはな一つだけタブーがあってな…違う薬を一度に飲み込むと興奮状態が続いて
まともな変身が出来なくなるのだよ、今が正にその状態…今、俺は危険だぜ…
お前等を傷付けたくて仕方が無い…死にたい奴から掛かって来い!」
「ほざくな!」
一瞬、圧倒されたが人数が手伝い一斉に襲い掛かった。
ラーゼは大地剣士の刀を投げ飛ばし上空の敵を一気に消し去ると、
両手から業炎剣士の爪を生やして他のモンスター達に襲い掛かり倒して行った。
その間も後方や横から襲われたりしたが、烈風剣士のナイフを投げ飛ばしたり、
海神剣士の銛で貫いたりして、次々と薙ぎ倒して行った。
2〜300体はいたモンスター達は瞬く間にラーゼ一人の手で壊滅させられた。
「情けないな、俺に傷一つ負わす事無く死にやがって…残ったのはお前、1人か…」
ラーゼが見下ろしているのはパンダであった。
パンダは手を合わせ完全に怯えながらラーゼに命乞いをした。
「お願いです…助けて下さい、僕は死にたくありません…」
「安心しろ、向かって来ないのなら、何もしないよ…それより暗黒界の連中を…」
「ハイ、今、案内しますから…グボォ!」
パンダが案内をしようとした時、空から『暗黒界の雷』が襲いパンダを黒焦げにした。
何事かと思い辺りを見回すと前の方から凶悪なオーラを放った悪魔達がゾロゾロと現れた。
一目見てすぐに自分が探している暗黒界のモンスターだと分かりラーゼの中に凶悪な感情が涌き出た。
その中から指揮を取る隊長の『暗黒界の軍神シルバ』が前に出てラーゼにゆったりとした口調で話し掛けた。
「貴様の事は知っているぞ、混沌剣士ラーゼ…派手に暴れてくれたな…」
「お前等が全ての大元ではない事は分かっている…親玉は何処の誰だ?」
「知ってどうするつもりだ?」
「ぶっ潰す!」
「儀に誓って言えない…と言いたい所だが特別に答えてやる、
我等の主は闇の支配者ゾーク様だ!
先程、貴様が言った事を実行したいのならば我等を壊滅させてからにしろ!」
「言われなくてもそうするさ!」
「物ども、行け!」
シルバの号令と共に突進して行くラーゼに対して『暗黒界の狩人ブラウ』は矢を放ち
『暗黒界の尖兵ベージ』は槍を構えてラーゼ目掛けて突進をして行った。
「ヒャハハハハハハ、分かったよ、ラーゼのいる場所、サイドクエール山脈で
暗黒界の連中を相手に奮闘中〜」
コストンは四霊使いが用意してくれた。大量の砂糖に埋もれながら幸せそうに答えた。
暗黒界の名前を聞いた途端に四霊使い達の顔色に緊張が走り、
一同はラーゼの身を案じ、すぐにサイドクエールに向かった。
「ちょい待ち…」
向かおうとする一同をコストンは強引に襟首を掴み止めた。
「何だよ! 一体?」
良い所を邪魔されたヒータは当然、
怒ったがコストンは気に止めず自分の話を進めた。
「アンタ等さ、何でコイツがこんな事やったか、分からないの?」
「それを聞く為に向かうのだろうが!」
「あんまり邪魔ばっかすんなって…」
「何が邪魔だって言うのです?」
「もう、あちらさん手遅れだ、俺が忠告したのに目覚めさせた…」
「それが何だと言うのよ?」
「だからさ善意で言うけど、アンタ等も知っているでしょ、
あの力の恐怖って奴をこのままだとアンタ等にも火の粉降り掛かるかもしれないと思って
態々、死にに行ったのでしょ…邪魔したら良くないよ…」
「それ本気で言っているの?」
「本気よ本気、それとも何? アンタ等の力であれどうにか出来ると思っているの、
だったらマジで大爆笑なのですけど! ギャハハハハハハ!」
ヒータ、ウィン、エリア、アウスはコストンの言い分に対して肩を震わせながら聞いていた。
やがてヒータが感情を爆発させ笑い続けるコストンの胸倉を強く掴んだ。
「ふざけるなよ…何か? 危険因子になるかも知れないから死なせてやれとでも言うのか?
お前にラーゼの何が分かるというのだよ!」
「ウィン、ラーゼ君の顔、見ました。とても悲しそうでした。悲しい時、
一人で落ち込ませたらかわいそうです。
このまま終わるなんて絶対にダメだと思います!」
「私達はラーゼ君に色々と助けてもらいました。今度は私達が彼の力になる番です!」
「科学に於いて重要なのはまずは始める事よ、始めもしないで結論を出す程
私は愚かしくない!」
ヒータ、ウィン、エリア、アウスの4人は夫々、自分のラーゼに対する思いをぶつけた。
言いたい事を全て言い終えると、ヒータはコストンを投げ飛ばした。
勢い良く壁にぶつかったコストンを振り返りもしないで一同はサイドクエールに向かった。
その場に取り残されたコストンはニヤケ笑いを崩さないまま話を続けた。
「ヒャハハハハハハ、聞いたかオイ! 青臭いね! ガキだね〜」
「現実の厳しさ、知らない子供の言い分だね〜」
「でもよ、そう言うのって素敵やなくない?」
「ヒャハハハハハハ、やっぱ、そう思うか? 俺もだよ!」
「ヒャハハハハハハハハハハハハ!」
コストンは四霊使いが残してくれた砂糖を舐め回しながら豪快に笑い続けていた。
一同の無事を祈って。
「ほう…中々どうして…」
シルバは自分達の猛攻を受けても未だに自分達の同朋を倒し続けるラーゼに関心をした。
体にはブラウの矢、
ベージの槍が何本も刺さっており戦える所か生きているだけでも不思議な状態であったが、
現にラーゼは今も戦っており、ブラウ、ベージ部隊は全滅をしていた。
「だが、その程度では我々は退かないぞ」
「全てはゾーク様の為に!」
『暗黒界の剣士ズール』部隊は一斉に疲れているラーゼの元に突進して行き剣で
攻撃を加えて行った。ラーゼも応戦をし何体かは倒したが、
ここまでくると疲れが出始め、明かに始めの方よりも動きは鈍い物になっていた。
「死ね!」
チャンスと見たのか一人のズールがラーゼの脳天を剣で切り裂きラーゼの頭からは
鮮血が飛び出た。その瞬間、誰もがチャンスだと思いラーゼに襲い掛かった。
絶体絶命の状態にも関わらず、ラーゼの心中は穏やかであった。
「調子に乗りやがって…」
小さくそう言うと、ラーゼの体は黒く変色をして、爪が伸び、顔には隈取模様が現れた。
体が変化をするとラーゼの動きは見違える程、
凄まじい物になり瞬く間にズール達を引き裂いて行った。
「あれがゾーク様の言っていた物か…スカー、詳細をすぐに調べろ…」
「ハッ! 言われるがままに」
シルバに命じられると『暗黒界の斥候スカー』はすぐにモンスターのデータを計測する
機械を用意し標準を暴れ回る黒いラーゼに合わせた。少しすると情報が機械に表示された。
「ダークラーゼ」 ☆8 悪魔族 闇属性 ATK2800 DEF2300
「深き絶望」により降臨。このカードは相手フィールド上に魔法・罠カードが存在しない
場合のみ以下の効果を使用する事が出来る。ゲームから除外された悪魔族モンスターの数
だけこのカードは攻撃が可能である。
「深き絶望」 儀式魔法カード
「ダークラーゼ」の降臨に必要。フィールドか手札から「混沌剣士ラーゼ」を含んだ
レベル8以上のカードを生贄に捧げなければならない。
「ええ、以上であります。相当な上玉ですよ、これは」
「ふむ、ゾーク様が欲するのも良く分かる、あの鬼神の如き強さもな…」
シルバが話している間にもダークラーゼはズール達を撃退して行き、
ズール部隊も風前の灯となった。だがシルバの表情から余裕は消えていなかった。
「しかし単純な戦闘力だけで勝負は決まらない…行け! ズール達よ!
今こそ役割を果たす時だ!」
「全てはゾーク様の為に!」
シルバの号令と共にズール達は体を真っ赤にさせてダークラーゼを目掛けて突っ込んで行った。
ダークラーゼに触れたと同時にズール達は勢い良く爆発をしてダークラーゼにダメージを与えた。
他のズール達も次々と突っ込んで行きダークラーゼにダメージを与え続けて行った。
全てのズール達が突っ込むとダークラーゼは満身創痍状態となってその場に蹲った。
「つまらん…一度くらいならとにかくとして、
何度も同じ手に引っ掛かってこの様になるとは…」
「単純な攻撃能力ならともかくとして頭の方は空っぽですね」
「まぁ、それはこれからどうにでもなる、スカーそっちを持て」
シルバは頭を持ちスカーが足を持って移動をしようとした時であった。
ダークラーゼは急に息を吹き返し足を持ったスカーを切り裂き、その場から逃れ、
シルバと対峙をした。だが息遣いは荒く、
一突きすれば倒れそうな雰囲気であったが目だけは血走り憎しみに満ちており
闘志は消えていなかった。
「素晴らしい闇だ…是非、我が軍に欲しいな…」
そう言いシルバは懐から『しびれ薬』が入った注射器を取り出し、
ダークラーゼの元へ向かい、大振りなダークラーゼの攻撃を巧みに交わして行き注射をした。
打たれた瞬間、ダークラーゼは身動きが取れなくなり、その場に倒れ込み痙攣を繰り返していた。
「全く派手に暴れてくれたな、貴様は我が暗黒界の7割を破壊した…
しかし貴様が完全にゾーク様に忠誠を誓うのならば、それも取り返す事が出来る…」
「だが、そうはさせないぞ!」
声に気付きシルバは視線を上空に移すと、そこには『E・HEROフェザーマン』
がおりシルバ達を見下ろしていた。
「その少年は貴様等が触れて良い存在ではない!」
「ほざくな! これ程までに闇が似合うモンスターも珍しいわ!」
「まだ気付いていないだけだ、自身の真実にな! 返してもらうぞ!」
「ふざけるな! 傷付いたとは言え貴様の様な弱小モンスター一体、
倒せなければ暗黒界の名が泣くわ! 者ども掛かれ!」
シルバの号令と同時にまだ辛うじて戦う事が出来る。
ブラウやベージが矢や槍をフェザーマンに投げ付け攻撃をした。
武器が当たる前にフェザーマンはその場から飛び立ちブラウとベージの元へ飛んで行った。
「食らえ『フェザー・ショット』!」
フェザーマンは無数の羽を軍勢に浴びせ倒した。攻撃力は左程、高くはないが、
その場を切り抜けるには十分な攻撃であり、
そこから離れるとシルバにもフェザー・ショットを食らわせ怯んだ所から
ダークラーゼを取り戻した。だがシルバはそのままフェザーマンを見逃す筈も無く、襲い掛かった。
「この程度で怯むか!」
シルバの剣がフェザーマンを襲ったがフェザーマンは怯む事無く、
自分の右手を翳し、羽を撒き散らし、シルバの剣を封じた。
「『フェザー・ウィンド』!」
突風にシルバの体は吹き飛ばされた。シルバが起き上がり再び戦おうとした時、
フェザーマンは大きな翼を広げ既に元の姿に戻ったラーゼを連れて飛び立っていた。
「逃がすと思うか…あのフェザーマンを絶対に逃がすな!」
シルバの号令と共に空中で待機をしていた。『スカイハンター』『エレメント・デビル』
『ステルスバード』等がフェザーマンを取り囲んだ。絶体絶命の状況にも関わらず、
フェザーマンは余裕の表情を崩さなかった。
「後は頼むぞ…エッジマン」
フェザーマンの声と共に雲の中に身を潜めていた。
『E・HEROエッジマン』が現れ、即座にモンスター達を倒して行き、
フェザーマンに逃げ場所を作った。
「俺はコイツを病院に搬送する適度な所でお前も引き上げろよ」
「分かっているって、こいつ等、全滅させたら帰るよ…」
フェザーマンは完全にその場から消えていなくなり、
残されたエッジマンは自分に対して敵意を出しているモンスター達を嬉々とした
表情で見つめていた。
「ククク、この所、つまらない仕事ばかりだからな、
久方振りに暴れさせてもらうぜ! 『パワーエッジスライサー』!」
エッジマンは背中のジェットを凄まじい勢いで噴射させて、
そのまま敵勢に突っ込んで行き幾多ものモンスターを真っ二つに切り裂いて行った。
そのままエッジマンの猛攻は止まる事を知らず、
殆どのモンスターを撃退するとスッキリとした様子で帰って行った。
ラーゼは酷い高熱に魘されていた。変身薬を一度に飲んだ副作用なのか。
暗黒界達に付けられた傷が原因なのか。
理由こそ定かではなかったがとにかく苦しくて仕方が無かった。
魘され、飛び起きるとそこは先程までいた暗黒界のアジトではなく、
とある病院の一室であった。辺りを見回すとフェザーマンとドリアードがおり
フェザーマンは壁に寄り掛かりながらラーゼに対して重い表情で見つめており、
ドリアードも悲しい目でラーゼを見つめていた。ラーゼは気まずくなり、
そのまま俯いたが2人はラーゼが目を覚ますと同時に話し始めた。
「君と、こうして会うのは始めてかな…バースト達の話では有能な戦士だと聞いたのだが…
あれは俺の聞き間違いかな?」
「私はあの時、君に何と言いました? あの子達を守って欲しいと言いましたよね?
貴方の言う守るとは自分1人の感情で暴走をして、皆に迷惑を掛ける事ですか?」
口調こそ静かな物であったが、明かに2人はラーゼに対して怒っており、
ラーゼは2人が放つ空気に今にも押し潰されそうになっていた。
ラーゼの心情も気にせず2人は更に話しを進めた。
「ここはキルド平原の病院。因みにあれから4時間は経過した故に色々と調べさせてもらった、
君の体もな」
「どうやら、貴方の力は先天性の物らしいですが、何故、そこで諦めるのです?
何の為に貴方はここに通っているのです? 一言、相談をしてくれても良いでしょう?」
2人はラーゼに話す間も与えずにラーゼを責め続けた。
ラーゼは言い返す事が出来ずに只、その場で俯くしか出来ずにいた。
その時であった。外がやたらと騒がしい事に気付き全員が視線をドアに移した。
2人は頃合だと思いドアを開き、外へと出た。
それと同時に怒りに満ちた表情の四霊使いが入れ違いに病室へと入って行き、
ヒータが凄まじい勢いでラーゼの元へ行くと俯くラーゼの顔を強引に持ち上げ
腕を振り抜いて力の限り平手打ちを放った。乾いた炸裂音が病室に響いた。
「お前…お前…」
ヒータの怒りは収まらず、もう一度腕を上げ殴ろうとしたが、
他の3人が体で止めて、その場から離した。
殴る事は止めた物のヒータ以外の3人もラーゼに対して怒っており、
1人づつラーゼに対する怒りをぶつけて行った。
「ねぇ、ラーゼ君…何でウィン達の事、信用してくれないの?」
一番、初めに話したのはウィンであった。
ウィンは目に涙を浮かべながら悲しげな表情でラーゼに対して話し始めた。
「ラーゼ君の事、ドリアードさんから聞いた…怖かったのだよね?
辛かったのだよね? だったらさ何でウィン達の事、頼ってくれないの?
友達って苦しい時、助け合う物だよね…」
「俺は…」
「ラーゼ君、あの時の約束破ったの、一杯笑い合うって…酷いラーゼ君…酷いよ…」
それを言い終えるとウィンは話す事が辛くなったのか、
その場で顔を覆いさめざめと泣き始めた。
「ねぇ…人の事、見下して楽しい?」
次に話を始めたのはエリアであった。エリアは何時もの様な明るい表情では無く、
怒りと悲しみが入り混じった複雑な表情をしており、ウィンよりも強い口調で話し始めた。
「一見するとラーゼ君の行為は素晴らしい物に見えるかもしれないよ…
けどさラーゼ君は死んで満足するけど、残された私達はどうするのよ!
私達、一度でもラーゼ君にこんな事を頼んだ?
暗黒界だって私達が力を合わせれば倒す事が出来たかもしれないではない…
私達の事、何も出来ない笑っているだけの人形みたいに見て…バカにしないでよ!」
ラーゼに対して罵声を浴びせるとエリアはへたり込みウィンよりも大きめの声で泣き出した。
「私だってね、こんな状態では無かったら殴り飛ばしてやりたいわよ!」
アウスは震えながらラーゼに対して怒りの目線をぶつけていた。
それは普段のアウスからは考えられない物であり、怒声が入り混じる中、話をした。
「何? ラーゼ君にとって私達ってそんなに頼りの無い存在?
只、守られてのほほんと笑っているとでも思ったの?
だとしたら私、貴方を軽蔑するわ!
私達に見せてくれたらもしかしたら解決策だって見付かったかも知れないのに…
ふざけんなよ! バカヤローが! 私達は悲劇のヒーローなんて望んでないわよ!
ウワアアアアアアアア!」
それだけを言うとアウスは声を上げて幼子の様に大声で泣きじゃくった。
3人の様子を確認するとヒータは俯くラーゼの胸倉を掴み、
目に涙を浮かべながらラーゼに対して憎しみが篭った声で話を始めた。
「これで分かったか! ここにいる皆はだな、お前の事が大好きなんだよ!
他の知らない逆上せ上がった熱血バカがこんな事したって何とも思わないけどな…
少しは周りを見ろよ、お前!」
ヒータは目から静かに涙を流しながらラーゼの胸元を寄り一層、強く締め上げ話を続けた。
「闇の力で皆に迷惑が掛かる? 死に場所を見付けたから1人で死なせてくれ?
ふざけるなよ! 誰が何時、お前に死ねなんて言った!
もしそんな奴がいたら私が殴り飛ばしてやる!
闇の力だって強引にでも乗り越えさせてやる! 絶対にだ!」
話す事が辛くなったのかヒータは胸倉を掴む手を弱め、力無く俯くと、
堰を切った様にそこから赤子の様な金切り声で泣きじゃくった。
唯一、泣いていなかったヒータが泣いた事により、
四霊使いの怒りは完全に爆発をし、一気にラーゼへとぶつけた。
「酷いよ! 私だけではなくて、ヒータちゃんまで泣かせるなんて!
酷い! 酷い! 酷い!」
「こんな事が続く様なら、もう私、ラーゼ君と絶交するから!」
「嫌い! 嫌い! 嫌い! 大嫌い!」
「ヒィゥグ…お前なんてな…お前なんかな…」
「大ッ嫌いだー!」
4人はほぼ同時にラーゼへ対していた思いをぶつけると、夫々、
大声で泣きじゃくりラーゼを責め立てた。病室に自分を責める泣き声が響き、
これまで幾多もの屈強な攻撃を耐え切ったラーゼもこれには音を上げた。
(俺は世界一の大バカヤローだ…)
今更ながら、ラーゼは周りが見えなくなった自分を悔いて自分もさめざめと泣き始めた。
病室の外では50m近く離れても聞こえる四霊使い達の泣き声に2人は選択を
誤らなかった事に安心をした。
「貴方の言った通りになりましたね…」
「ええ、一番離れた、VIPルームを選んで正解でしたね…所でフェザーマンさん、
これをあの子に渡しては貰えませんか?」
そう言いドリアードがフェザーマンに渡した物は1枚の封書であった。
「これは何ですか?」
「紹介状です。恐らく今回の事であの子も自分の愚かしさに気付いたでしょう…
あの子が本気で闇を乗り越えたいと望んだ時、この紹介状をここにまで持っていけば
望みは適うと伝えて下さい」
ドリアードは住所が書かれた1枚の紙を手渡し、その場から去って行った。
一人残されたフェザーマンはラーゼが出て来るのを外で待った。
その頃、ラーゼ達は全員、泣き疲れその場で眠っていた。
最近は夢の中でも魘されていたが、もうラーゼに迷いは無かった。
強い決意を胸に秘めて今は静かに眠っていた。
今回はここまでです。次回は闇の力を乗り越える為の修行編です。今回は読みやすい様に
まとめスレを見習って改変してみました。後、コナミのオリカ募集に合わせてダークラーゼ
の効果も意識して考えました。儀式モンスターなのでこれくらい強力な方が良いと思ったの
ですがどうでしょうか?
愛着だけで使用しているカードとしては
月の女神エルザェムがある
パンダカワイソス
753 :
想像人:2006/01/27(金) 21:32:18 ID:QPKNcYjo
>>750 素人の観点ですからスルーして下さって構いません。
まず闇使い氏に問いたいのは「貴方は霊使いを書きたいのかラーゼを書きたいのか?」
っと言うことです。自分は戦闘シーンの多さと強すぎる主人公が前に出すぎて
単に霊使いに萌える小説ではなく霊使いも出てる小説のように感じられます。
「悲劇の主人公と霊使い」っと言ったところでしょうか・・霊使いが脇役と化して
萌えの要素が少ないような気がします。自分的に一番の問題は主人公の性格にあるかと。
>>750 残酷な表現が多くなってきたような気がします
>>750 ラーゼテラコワスw
>>753 >自分的に一番の問題は主人公の性格にあるかと。
俺もそう思ってた。いや、闇使い殿が下手とかそういう訳じゃなくて。
未だに名前すら出て来ない「皇」の方々の談話
神炎皇・降雷皇「我々より下級の『皇』『魔神』の方が人気が高いようだな・・・」
幻魔皇「我の存在等誰モ気に留めておるまい」
神炎皇・降雷皇「・・・」
一番最初にSSを書かれていらっしゃった方(現世→OCGの話)はどうしただろう・・・
私個人としては、はSS投下される全ての方々にGJしたい。
・・・。
帝は意思を持った機械だと信じて疑わない。
丁度よく敵キャラ「ライトニングギア」(なんとなく量産型帝のイメージなので)が登場するので機会があればSSを投下したい。
氷帝は最初は敵機として登場。敵国より奪取した後エリアが乗る。
地帝はアウスが発掘し操縦する。
炎帝はヒータの家系に伝わる秘宝。瀕死のボルケーノに変わりヒータが駆る。
もちろん主人公機が雷帝ですが。
風の帝が出ればウィンたんも活躍できるのに…まさかカマキリに乗せるのは…。
・・・
念願の「ホルスの黒炎竜LV8」を400円で買えて嬉しい気分。
すばらしい店が市内にあって良かった。
ついでに言うと属性女戦士に萌えた俺はダメですか?
>>700 ついでに言うとソリダス様はこっち↓
__
__ /;;;;;;;;\ __
/ヽ.. /\ (;;::;;ノ(::::. ) ./ヽ /\
|_/ ̄ヽ./\ |;;;;⌒;;;;; | ./ヽ/ ̄\/|
|_| ヽ n( ・∀'0, )n / |_|
.━━━━╋⊂|二] [二|⊃╋━━━━
└ミ /┴X┴ヽ 彡┘
.(__)(__)
>>759 いっそボルケーノ氏は「機械が苦手でろくに操作できない」方が燃える。
誰にでも苦手なものはあるって事で。
ヒータのパソコン教室
ヒータ 「いいか?そこをマウスでダブルクリックするんだ。」
ボルケーノ 「うむむ・・・だぶるくりっく?!」
ヒータ 「だぁーもう!!アンタの機械音痴は知ってたけど、
ここまで酷いとは思ってなかったよ!!」
ボルケーノ 「うぬ・・・かたじけない。」
ウィン「うそ・・・」
エリア「あのヒータが・・・」
アウス「賢く見えるなんて・・・」
ドリアード「ヒータはんにも得意なものがあるやな〜」
ヒータはヘルバーナーに喰われました
喰われたのはモノマネが変身したほうですよ
本物はいま俺の隣で寝てます
>>766がラフレシアの周りで楽しそうに何かを呟いている件について
放っといてやれよ
みんなヒータ愛してるんだな
よく見たらヘル・バーナーに喰われたのは万丈目だったわ
エリア入れた葵ハンデスで店の大会に優勝してしまった。
>>770 デッキ晒して、俺の水デッキのために参考にさせてくれ
皆様の様々な意見聞かせてもらいました。想像人さん、私の中でこの作品は完結しています。
もう既に各キャラのエンディングも仕上がっています。基本、私の中でラーゼを中心として
周りの四霊使いにも萌えさせると言う物を作りたかったのですがストーリーを重視する余り
萌えの部分が少なくなったとは私も思います。それは本当に申し訳ありません。
ですが私自身、この作品は完結させたいので最後まで続けて良いでしょうか?
もし機会が出来るのなら次は想像人さんを見習い、萌えを重視した作品を作りたいと思うので
残酷な表現…すいませんリアルを求めるとどうしてもそうなってしまいます。これから出来る
限り制限はするのですいません。
774 :
想像人:2006/01/29(日) 00:03:56 ID:o557DuQr
>>773 自分には闇使い氏の執筆を止める権利はありませんので
最後まで続けるかは闇使い氏自身のご判断にお任せします。
少々、難癖のような感想を書いてしまいました。すいません。
そうや、どんどん書けや
お前らの妄想は俺がちゃんと受け取ったる
正直ここまできて続きが読めなくなるのはいかがなものかと。
でもやっぱり個人的に主人公には名前は不要なんだよね…。
エリア「お兄さん」
ヒータ「お前」
アウス「あなた」
ウィン「…(袖を掴む)」
呼称はこんなカンジで
>>772 妻1人
水霊使いエリア
モンスター18枚
氷帝メビウス×2
キラートマト×3
クリッター
魔導戦士ブレイカー
同族感染ウイルス
ハイドロゲドン×3
魂を削る死霊
ニュードリュア
黒蠍茨のミーネ×3
聖なる魔術師
黄泉ガエル
魔法15枚
強欲な壺
早すぎた埋葬
大嵐
ブラックホール
押収
サイクロン
強奪
抹殺の使途
貪欲な壺×2
強制転移
突進×2
収縮×2
罠7枚
水霊術-「葵」×3
リビングデッド
強制脱出装置
死のデッキ破壊ウイルス
激流葬
これが俺のエリアとの愛のデッキ。エリアが俺を信じて攻撃して炸裂装甲された時はマジ悲しかった。
ドリアード(もちろん精霊術師のほう)の特殊能力を見ててふと思った。
「このカードの属性は風、水、炎、地、としても扱う」
つまり霊使いの4人にとっては特殊能力の格好の的。 当たり前か。
一応エリクシーラーもなんだがな
英語TLMで全然四人出ない。
誰か助けて
>>780 俺は1箱買ったら結構出たぞ アウスなんか11枚も…
まぁ銀レリが黒帯だったけどな!!(´▽`)'`,、'`,、
782 :
名無したんはエロカワイイ:2006/01/29(日) 16:39:58 ID:f0yvfQb1
霊使いを手に入れてみようかなァと思い、
ロストミレニアムを買いに行ったら無かったので、サイバネティックを買った。
遊戯王初手出しである。
・・・結果
アイリン・単2電池・ドリルロイド・シエンの問者・マジカルエクスプロージョン
完全なる負け組みですよかorz
>>777 憑依装着ドコー?
それと、4人のうち誰か一人でも入れる場合、
つ【我が身を盾に】
コレ必須カード。
>>783 もっと愛を磨くんだ。
そうすれば、俺のようにシールド戦でランダムに手元に来たパックの中にすらウィンが入ってるようになるぜ!
>>777 ありがとう、てか水デッキじゃねえww
妻一人・・・君を信じて攻撃でやられるって何だかブラマジガールみたいだな
俺も霊術使いまくりたいな
今日も英語買ったが出なかった。
怒りのあまりチュー助破り捨てた。
英版TLM1パック買って全霊使いとドリアード当たったオレは勝ち組
チュー助カワイソス
>>784 サーチ対策なのか、店員が選び出すタイプの店だったので、オイラの愛デハ何トモ・・・
一緒に買ったPCGは同様にパッとしない中身だった・・・店員めorz
CGIなら彼女達が使い放題だが、何分未経験だからなァ
その店員は既に後ろの方に霊使い回してるか
もう自分で取ってたりするからなw当たる確立は0
>>789 店員とかは関係ないんだ。
>>784のシールド戦は、一人当たりSODからEENまでを各2パックずつ渡されて行われたわけだが、買ったのは俺じゃない。
意中の娘の好感度さえ上げていれば、自然と手元に来てくれるものなのさ……!
とか言いながら、実際は来てくれた時にすごい勢いで感動したことは秘密だ。
更に言えば、通常状態の彼女と風霊術は来てくれたけど憑依装着は来てくれなかったことも秘密だ。
まだまだ修行が足りん……。
俺の妻のエリアが洗脳されてハゲの生け贄にされました。
本当に腹が立ったので、ニュードリュアで自爆突撃してやった。
エリアは氷帝(俺)だけの生け贄にしか使わせたくない
んーとアジア版は買わない人間です。
なのにTLMのウィンを手に入れました。
レアが当たらなかったのでしょうか、1パック分のカードが捨てられてましてその中に…
これってフラグ?
自分をメビウスに例えてるやつキモ
EOJの霊使いはどうもネタにしずらいな
どういう経緯で荒ぶって、逆巻いて、吹き荒れて、燃え盛ってるんだ?
私的には
>>594説ってことで……(´・ω・`)
いや、まだ実際に手に入れるまで諦めてはいかんですよ!
だから修行に疲れてグレて(ry
反抗期なんだよ!
だからあんな顔になったのか
つまりツンデレなんだな
>>797 先代霊使いとかって説でもいいと思った。
脳内黒歴史でもいいし、各ユーザーの自由でいいじゃん。
偽物だろうがグレていようがそんなことは知ったことではない
俺は霊使いへの愛を貫くまでだ
太ももは期待できそうだな。
ヒータの太ももは大本命
らんまの二ノ宮ひなこみたいに各属性のエネルギー吸って
大人化したとかでいいじゃん
次の霊使いってどんな姿してんの?効果とかもお願い
ちなみに二ノ宮ひなこは年上好き年下好き両方制してるから
最強キャラ
皆様、すいません、精一杯、楽しめる作品を自分なりに作っていきたいと思います。
では物語はクライマックスに向かっているのですが今回は全話の中でもっともギャグの色が
強いかもしれません、ではどうぞ。
ラーゼは静かに目を覚まし、まだ眠っている四霊使いを起こさない様にそっと部屋を出た。
部屋を出るとフェザーマンが壁に寄り掛かりラーゼを見つめていた。
「今度、やったら、この程度では済まないと思うが…」
「いや、トイレですよ…」
「なら良いが戻ってきたら渡したい物がある手短に済ませてくれ」
何かは気になったがラーゼは取り敢えず、トイレへと向かい用事を済ませた。
戻って、フェザーマンの元へ行くとフェザーマンはドリアードから預かった紹介状と
住所が書かれた紙を手渡した。
「もう、何かは分かるだろう?」
「ここに行けば俺はあの忌々しい呪縛から解放されるのですか?」
「それはお前次第さ…どうする?」
「当然、行きます! 皆もそれで良いよね?」
フェザーマンが後ろを振り返ると四霊使い達は起きており全員、
凛とした表情を浮かべて静かに頷き、目的地である。
コルファド平原へと向かい歩き始めた。病院を出て人が少なくなった時、
右隣を歩いていたアウスは突如ラーゼの腕に自身の腕を絡め始めた。
「え、え…」
ラーゼは困惑をしたがアウスは気にせず更に強く腕を絡ませていった。
そして厳しい表情でラーゼを見上げて話し始めた。
「こうでもしないと、又、何処かに消えて行っちゃうでしょ…」
「いや、そんな事しなくても…」
「言っておくけど、今のラーゼ君に私達の言う事、拒否する権限は無いよ!
私、まだ許していないのだから! 分かった?」
「ハ、ハイ…」
アウスの剣幕と冷酷な口調、
自分がした事に対する後ろめたさでラーゼは思わず怯えながら返事をした。
アウスは満足をして腕を絡ませながら歩いたが、それに対して他の3人は面白くなかった。
「アウスだけズルイ! 私も!」
逸早く行動を起こしたのはエリアであった。
エリアは空いている左腕に自分の腕を絡ませて歩き出した。
「ちょ…え、え…」
「何よ! アウスは良くて私はダメな訳なの! そんな事言ったら絶交だからね!」
エリアは怒りながらラーゼの左頬を引っ張って抗議をした。
「ひょんなほろ、ひっていないれふ…」
「だったら文句言わないで黙って歩く!」
ラーゼの了承を得るとエリアは引っ張ていた手を離し、
満足そうに腕を絡ませ歩いた。満足そうな2人に対してウィンは頬を膨らませ、
ヒータは露骨に不機嫌そうな態度を出していた。
「もう! ウィンも!」
それに我慢が出来なくなり、行動に移したのはウィンであった。
ウィンは塞がっている両手には行かず、大きな背中に体事しがみ付き、
ラーゼにおぶさってもらう形を取った。
「ウ、ウィンちゃ…」
「む〜!」
抗議をしようとしたので有無を言わさずウィンはそのまま裸締めでラーゼを攻撃し、
強引にでも了承を得ようとした。
「わかっらから…」
「ん!」
了承を得るとウィンは満足そうに微笑みそのまま、
ラーゼにおぶさってもらいながら目的地へと向かった。
(何だよ、皆…気持ちは分からないでも無いけどさ…)
ヒータは皆が取っている行動に面白くなく俯きながら不機嫌そうに歩いていた。
ヒータも本当なら自分もしたいのだがプライドと空いている場所が無い事から
自分1人疎外された様な感覚に囚われながら歩いていた。ギゴバイト、プチリュウ、
ビーバーはヒータの後ろをゆったりとした足取りで後を追っていた。突如、
きつね火がヒータの肩から降り3体の元へ合流した。
「どうしたのきつね?」
4体の中では纏め役であるギゴバイトが不安そうに涙目状態のきつね火の心境を聞いた。
「あそこに居ずらい…」
「じゃあ、こっちで僕達と一緒に歩いたら良いよ」
「そうだよ、僕達もあそこに居られる雰囲気ではないから離れたのだし」
「まぁ、ああいった場合、仲直りするには女に任せるのが一番だからな…」
ギゴバイト、プチリュウ、ビーバーは夫々、きつね火を受け入れて、
きつね火はそんな3体の優しさに感謝をしつつ不機嫌なオーラを撒き散らしている
ヒータの後ろを歩いて行った。
「ところで、きつね…」
「何、バイト?」
「喋ったの今回が初めてでは無い?」
ギゴバイトの適格な突っ込みにきつね火は押し黙り、ここまで存在感が無い事に若干凹んだ。
そんなきつね火をプチリュウとビーバーは慰めた。
「ねぇ、ラーゼ君…」
おぶさってもらっているウィンはモジモジとしながらラーゼに対して話し掛けた。
自分の耳元に掛かって来る吐息にドギマギとしながらもラーゼは応対を始めた。
「な、何ウィンちゃん…」
「パパって呼んでも良い?」
「えー!」
思いも寄らなかったウィンの言葉にラーゼは思わず素っ頓狂な声を上げて驚いた。
自分の世界に没頭していたアウスとエリアもウィンの発言には驚き、
目を大きく見開いた。
「ちょ、そんな…ウィン…」
「むー!」
「理由らへ…ひはへて…」
拒否をしようとするラーゼをウィンは再び裸締めを掛けた。
呼吸が出来ない苦しみの中、ラーゼは理由を必死に聞き、
それに納得したウィンは腕を緩め理由を話し始めた。
「あのねウィン、生まれた時、既にパパがいなくてね…
こんな風にね男の人におぶさってもらう事って無かったの…
こうしておぶさっていて物凄い安堵感と言うか、良いって気持ちになったから…
そう呼びたいなって思って…ダメ?」
「いや、その…」
「遠慮する必要なんて無いわよウィン、
今のラーゼ君には拒否権と言う物は存在していないから」
「嫌々でなんてウィン言って欲しくない!」
ウィンは声を荒げアウスに抗議をした。
「ゴ、ゴメン…」
ウィンの気持ちを考えない無神経な発言と図に乗り過ぎた自分を反省してアウスは謝罪の言葉を発した。
「ねぇ、別にアウスちゃんの言葉、気にしなくて良いからラーゼ君がしたければ、
それでいいから、ダメだったら本当に良いから…」
「いや…良いよ、俺でよければそう呼んでも…」
ラーゼから了承の言葉を得るとそれまで曇っていたウィンの表情は晴れ晴れとした物に変わり、
回していた腕を強く締め、ラーゼの顔に自分の顔を擦り合わせて愛情表現をした。
「言ったよね、じゃあ言うね! パパ、パパ、パパ!」
頬擦りを繰り返しながらウィンはニコニコと笑い、仮想の父親に思う存分、甘えた。
ラーゼは自分の頬に継続的に伝わって来る柔らかな感触にドギマギとしながらも
ウィンが望む理想の父親を演じ様と必死になって平静を装っていた。
その様子を両脇からアウスとエリアはニヤニヤと笑いながら見つめていた。
「いいな〜ウィン…」
「ねぇ、ラーゼ君、私達もちょっと父親恋しいからなってくれるよね?」
「え、2人共…」
アウスとエリアの発言に驚きながらもラーゼは詳細を尋ねようとしたが2人は聞かれる前に話し始めた。
「だってね〜私もエリアも両親、遠い所に出張中だしね〜」
「本当に薄情な親よね、こんなにかわいい娘をほったらかしにして仕事ばっかり…
だから、私ラーゼパパに鞍替えする!」
「私もそうする! ねぇ良いでしょパ〜パ?」
屈託の無い笑顔を浮かべて2人はラーゼに了承を得ようとした。
本来ならば魅力のある素晴らしい物ではあるのだが、
今のラーゼにとっては恐怖以外の何者でもなかった。
ラーゼは諦めた様に首を縦に振ると2人は更に強く腕を絡ませ時折、
わざとらしく胸を押し当ててラーゼの反応を楽しんだ。
それに対して面白く無いウィンは体を大きく左右に揺さ振ってラーゼの注意を自分に向けさせた。
「もう2人とも酷い! パパはウィンだけのパパ!」
「そんなに膨れっ面しないでよウィン、皆で仲良くね…」
「そうそうアウスの言う通りだよ、ウィン…」
「む〜! ねぇパパ!」
「ハ、ハイ…何?」
怒声混じりで放たれたウィンの声にラーゼは怯えながら返答をし、ウィンの用件を聞いた。
「ウィン綺麗?」
先程とは違い何処か寂しそうな声にラーゼはウィンの中にある悲しみを感じ取り、
弱気な自分を捨て去り、堂々とした態度で話した。
「ああ綺麗だよ、ウィン…」
ラーゼは自然に低い声で話しウィンを安心させようとした。
ラーゼの言葉を聞いた途端にウィンは再び明るい調子を取り戻してラーゼの背中ではしゃぎ始めた。
「本当、ウィン嬉しい!」
「ああ、本当だよ…」
「ねぇ、パパ、私はどう? 綺麗?」
「も、勿論…」
「ちゃんと名前呼んで面と向かって言って!」
「綺麗だよアウス…」
「ねぇ私は?」
「当然だよエリア…」
アウスとエリアは誉められて完全に有頂天となり体事振り回し、
ラーゼを困らせたリアクションが面白いのか3人は調子に乗って父親ごっこを続けた。
「ねぇパパ、今度ウィンのベッドで御本、読んで!」
「ああ、う、うん…」
「じゃあ私は部屋の掃除、後、ご飯も作って優しいパパなら当然してくれるよね?」
「わ、分かった…」
「一緒にお風呂、入ろう!」
「エリアちゃん、それだけはダメ…」
「もう! 今は私のパパでしょ! 勝手に戻らないで!」
エリアは怒り、再びラーゼの頬を先程より強く引っ張った。
慌てて、フォローに入り、どうにか離してもらい再び話し始めた。
「でも、それだけはダメだエリア…」
「ぶ〜! 私のエロカワイイ、スタイルをパパに見せつけたかったのに〜
だったら近くに大型スパが出来たから、そこへ行こう! 新しい水着見せたいし!」
「そ、それだったら…まぁ…」
「パパ大〜好き」
「ああ! もう良いだろう!」
3人は完全に舞い上がっていたが、それを一気に冷めさせたのはヒータであった。
今まで黙って後ろを歩いていたが急にラーゼの前へと飛び出し、怒った顔でラーゼを睨んでいた。
「お前な! 物には限度と言う物があるだろ! 私が止めなかったら、どうなっていたか…」
「ゴ、ゴメン…」
「もう良い! このままにしておいたら、何をするか分からないから状況を変える!」
「え〜嫌だよヒータちゃん、ウィン、このままでいたい」
「そうよ、もうパパごっこは辞めにするから」
「もう、目的地までそんな無いし良いでしょ?」
「だぁ〜もう! 分かったよ、離れないならな、私が加わるだけだ!」
ヒータの言葉をラーゼはすぐに理解出来なかったが、
それはヒータが行動を起こした事で理解が出来た。ヒータは唯一、
空いている前面にコアラの様にしがみ付き、ラーゼの体から自由な部分を奪い取った。
「ヒータちゃ…」
ラーゼが何かを言う前にヒータは両腕でラーゼの肩関節を締め上げラーゼを苦しめ、
ラーゼに意見をする事を封じた。
「黙れ…アウスも言っていたが、今のお前に拒否権は存在しない、目的地までもう少しだ、
このまま歩いてもらうぞ、私も歩き疲れた…」
ラーゼは慌てて頷き肩に伝わる痛みから逃れようとした。それを確認するとヒータは腕を緩めた。
多少、歩くのに不具合は生じるが歩けない程ではないので、ラーゼは前方を確りと見て歩き始めた。
「ゴメンね、ヒータちゃん…」
ウィンは申し訳なさそうにラーゼを隔てているヒータに謝罪をした。
ヒータは訳が分からずウィンに詳細を尋ねた。
「何でウィンが謝る?」
「ヒータちゃんもパパごっこ付き合いたかったのでしょ、
それなのに私達だけで勝手に盛り上がって…」
「な! 何を言っているのだ、お前は? 私にそんな趣味は無い!」
「又、素直ではないのだからヒータは…」
「そうよ、人間、素直が一番よ…」
「煩いな! アウスもエリアも! 大体、お前が調子に乗らせるからこんな事にだな…」
「ゴ、ゴメン…」
「煩い!」
苛立っているヒータは目の前にいるラーゼの鼻に噛み付いた。
鼻から伝わる痛みにラーゼは悶絶をし歯型が残った所で口は離れてラーゼは鼻の痛みに苦しんだ。
「ちょっと、これは酷いよ…」
「煩い! 煩い! 煩い!」
ヒータは顔を赤らめながら頭突きをラーゼの顔面に連打して行った。
他の3人はこの行動からヒータがやきもちを焼いていると言う事が理解出来た。
そんな調子でラーゼ達は歩いて行き、後ろに居た4体はその様子を半ば呆れながら見つめていた。
結局、そのままラーゼ達は目的地であるコルファド平原に到着をして、
その中にポツンと置かれている小さな小屋へ向かいドアをノックした。
「ハイ」
古びた小屋から現れたのは『ブラック・マジシャンガール』であった。
ガールはラーゼにしがみ付く四霊使いを見て若干、驚いたが、
すぐに何時もの明るい調子を取り戻すとラーゼをからかい始めた。
「何と言うか、これで『サイクロイド』にでも乗ったら、びっくり人間ショー出られますね」
「出る気は全くありませんが」
「まぁ、それはそうとこんな遠くまで何を? 自分のモテモテっぷりをアピールですか?」
「いえ、これを」
そう言いラーゼはガールに紹介状を手渡した。
ガールは封を開けて紹介状の中身を確認すると全てを理解してラーゼ達を奥へと誘導した。
「取り敢えず、此方に…」
ガールが指差したのは客人用の大きなソファーであった。
四霊使いはラーゼから離れて言う通りにしてラーゼも一番、最後に腰を下ろした。
全員が中に入ったのを確認するとガールは奥へと消えて行った。
「ああ、リトルマスター、どうされました?」
奥へと入っていくと自分に取って妹弟子である『マジシャンズ・ヴァルキリア』が
凛とした表情を浮かべて話し掛けた。ガールは調べ物をしていたヴァルキリアの手を強引に取り、
そのまま最下層部へと向かった。
「な、何ですか一体?」
「良いから来て!」
ガールに連れて行かれた場所は自分達の最高責任者の研究室であり、
ノックも無く勢い良く開けるとそこには『ブラック・マジシャン』が愛用の椅子で
優雅に座りコーヒーを啜りながら、書物に目を通していた。
「ガール、ノックをしろと何時も言っているだろう…」
「それよりも師匠、大変です!」
「皆まで言うな、あの伝説の生き残りが来たのであろう」
「分かっていたのですか? 師匠?」
「私を誰だと思っている、その程度の事でヴァルキリアを連れ回すな、行くぞ」
「ハイ、師匠!」
「お、お供します。マスター、リトルマスター」
マジシャンは書物を閉じると、椅子から立ち上がりラーゼ達が待つ客間へと向かった。
ガールは勢い良く敬礼をして付いて行き、
ヴァルキリアは多少しどろもどろになりながらも2人の後を追った。
本日はここまでです。本格的な修行は次回、投下します。
>>814 読んでる間顔がニヤケっぱなしでしたよw
ヒータンは〇ャナになるしウィンたんパパって…(*´д`*)ボクモパパッテヨンデ
あ〜!! 暫くその辺転がってまつ
817 :
783:2006/01/31(火) 19:17:31 ID:ujzj1pEs
よく見直したら、サイバネティックは4霊使いのトラップ、デシタネ・・・
憑依装着混入シリーズ(EE)と勘違いorz
アウス:88
ウィン:83
エリア:85
ヒータ:80
>>814 GJです。ヴァルキリアのガールに対する呼び方が何かウケタ。
普通にハーピィ系は可愛いな
可愛いってか、エロカッコイイ
821 :
名無したんはエロカワイイ:2006/02/01(水) 10:49:03 ID:3EcT4Y7P
ハーピィ2の髪型は結構好きだわ
チュチュ今回もキタコレ
召喚された時の格好がいままでで一番可愛かった気がする。
チュチュの尻がエロかった
今日ハーピィ・ガール当たった
普通に可愛いやん
魔法カード、魔の試着部屋を発動!
低レベル通常モンスターの試着部屋を召喚するぜ!
シャッ――
さぁ出番だハーピィ・ガーr
ハーピィ・ガール「いやぁぁぁぁぁっ!!」
げふぁぁぁぁっ!?
シルフィード「そりゃ着替え中に呼び出せば誰だって怒りますよ……」
ウィン「ますたー、大丈夫ですかぁ?」
……なぜ安否を確認しつつもデーモンの斧を取り出しているのかな君は。
大変だ!
ハーピィ・ガールがフリントでがんじがらめにされてしまった!
しかしトラップを発動!ガラスの鎧!
これでフリントは無k
ハーピィ・ガール「いやぁぁぁぁぁっ!!」
げふぁぁぁぁっ!?
魔装騎士ドラゴネス「なぜ我が主はガラスの鎧などと言う発動機会の限られたカードを入れておられるのであろうか」
ウィン「変異で出るか出ないかのドラゴネスさんを入れてるくらいだもんね」
……さりげなくひどいよウィン。
……ふ、油断したなウィン。
罠カード、闇の呪縛だぁぁぁ!
ウィン「ひ、ひゃぁぁぁあっ!?」
どうだ、身動きとれまい……。ククククク……。
シルフィード(デュエルより楽しそうですね、主……)
ウィン「あ、あうう……」
さぁ、ハーピィ・ガール!
この電撃鞭で、ウィンの肢体にたっぷりと苦痛と快楽を染み込ませt
ハーピィ・ガール「あの……OCGだとハーピィ一族はそれ装備できないんですケド……」
(´・ω・`)
ウィン「(´・ω・`) 」
……あれ?
ハーピィ三姉妹をリメイクしてほしい
鳳凰の陣や朱雀の陣も出してほしい
830 :
想像人:2006/02/02(木) 22:12:44 ID:cuGFSdgy
3月16日発売のストラクチャーは風属性カードで構築&ハッピィ系モンスターを
中心に収録だそうですから新しいハーピィがもしかしたらでるかも知れませんね。
新しいハーピィはもういらないから新しい風サポートを出して下さい…
>>830 ウルの上級は特殊召喚できないヤツか、それとも特定のモンスターを生贄にした時のみ召喚できるヤツか楽しみだ。
特定モンスターはハーピィズペット竜か、ハーピィ・レディ三姉妹かな。『ハーピィ』と名のつく、だったら嬉しすぎ。
>>831 ここは萌えスレだ、別に言葉を取り繕わなくたっていいじゃないか。
素直に「藤原あきなさんのウィンの絵柄のカードをもっと出してください」と声を大にして言い給へ。
>>830 下級新カードはプロトサイバー効果のハーピィ版と予想。
834 :
831:2006/02/02(木) 22:56:30 ID:JREhIM8h
>>833 ごめんよ!! ここではもっと自分を解放してもいいんだね!!
正直に言うよ…
俺 は ウ ィ ン が 大 好 き だ !
ウィンで盛り上がってる所にエリア派の俺召喚。
ヒータ派の俺も来ましたよ
出来あがったので投下をします。今回は修行編ですが、今までの中で一番、四霊使いを
バトルに美味く組み込めたと思います。では長文になりますが楽しんで頂けたら幸いです。
どうぞ。
応接間で寛いでいると、奥からマジシャンが現れ、全員が緊張し、その場で固まった。
特に魔法使い族である四霊使いにとってブラック・マジシャンの名前は神にも匹敵する
くらいの存在であった。マジシャンは一同の緊張を解そうと意識したのかラフな感じで話し始めた。
「まぁ、そう緊張しなくても…話は全てドリアードから聞いている…」
「あの俺は…」
「皆まで言わなくても良い、詳しい事、自分で直接聞く」
そう言うとマジシャンはラーゼの頭に手を置き頭に乗せた手を光らせた。
マジシャンの脳裏にはラーゼがダークラーゼとなって暴れ回った映像が鮮明に流れ込んで来た。
ラーゼの記憶を読み取っているのである。
「なるほど、これは相当…」
手を離すとマジシャンはその手を自分の顎に持って行き考えを纏めようとした。
そして1つの結論を導き出した。
「不安に思う気持ちも分かる、だが安心したまえ、これは十分に乗り越えられる物だ、
そうだな…ここで半年程、じっくりと修行をすれば…」
「そこをどうにか…なるべく短い期間でする事は出来ませんか?
どんな事にも耐え抜きますから!」
「まぁ、そう言うと思った。かなりの荒行ではあるが2週間で乗り越える方法もある。
付いて来たまえ…」
マジシャンの後を一同は黙って付いて行った。
家を出て到着した所は冷気で満ち切っている洞窟であった。
まだ入ってはいないが入り口に佇んでいるだけでも鳥肌が立つレベルであり他の3人は
ヒータに寄り添って暖を取り、ヒータも自分の体温を上げ自分と仲間を暖めた。
「この中で、今日から数えて2週間、食する事も、眠る事も禁じ、
只、只管に己と言う物を考え続けろ、成功すればあの悪魔をコントロールする事も出来る!」
マジシャンが告げた過酷過ぎる修行の内容に四霊使いは驚愕をし、
声も出ない状態であり、ガールとヴァルキリアも申し訳なさそうに俯いていた。
それがこの修行の成功率の低さを物語っていた。
だがラーゼだけは初めと変わらない勢いでそのまま歩を進めた。
「俺はやりますよ…」
「行く前に再度、確認を取るが時間を掛けてやった方が確実ではあるぞ…」
「半年も経ったら、符術は世に又、出回ってしまいます」
「君はとても憎んでいるのだな、闇の力を…」
「ええ、憎んでいます。心底ね」
ラーゼの決意は固く、そこいる誰もが只、見守る事しか出来ずにいた。
中に入っていくラーゼをマジシャンは魔法を使い剣だけを奪い取った。
「これだけ預かっておく」
「何故…」
「辛くて自殺をされたら困るからな」
マジシャンは冷ややかに話した。決意が鈍らない内にラーゼは更に奥へと進んで行った。
ラーゼの姿が見えなくなるとマジシャンは魔法で洞窟に岩の蓋をして誰も入れ無い様に施した。
「出来れば2週間後、会える事を祈っているぞ」
マジシャンは振り返る事無く、家へと戻って行った。
残ったガールとヴァルキリアは四霊使いの対応に回った。
「えっと…どうしますか、貴方方は?」
「必要ならば毎日、様子をメールにて報告しますが?」
「そんな物は必要無い! 私達もここであいつと共に戦う!」
「お願いします。私達だけのんびりと待ってなんていられません!」
「私達にも彼の力になりたいのです!」
「お願いします!」
ヒータ、アウス、エリア、ウィンは自分の胸中を2人にぶつけた。
2人は予想通りと言ったリアクションを取り四霊使いに今後の予定を話し出した。
「じゃあ、2週間、ここを根城にする?」
「まぁ、その間、私達の修行を手伝ってくれれば構いませんので…」
「ハイ! 宜しくお願いします!」
四霊使いは2人に付いて行き、今後の予定を話し合った。
その頃、最深部に到着をしたラーゼは手頃な大きさの岩を見付け座禅を組み自らに
付いて考え始めた。
(やってやるぞ! もう絶対に負けない!)
ラーゼは血走った眼で決意を固めて、これから襲ってくるであろうダークラーゼに備えた。
ラーゼが修行を始めて10日が経った頃であった。
四霊使いは2人のハードトレーニングに何とか食らい付いて、意地を見せていた。
この日もトレーニングを終えるとガールとヴァルキリアは四霊使いをその場で待機させ、
マジシャンの居る部屋へと入った。
マジシャンは50cm程ある大きな蝋燭の炎をジッと見つめていた。
蝋燭の炎は今にも消えそうな状態であった。
「師匠、相当、厳しいみたいですね…」
「当たり前だろ、一番の敵は何時だって自分だ、
その自分を2週間で打ち負かそうというのだ厳しくて当然だ」
この炎がラーゼの状態を表していると言う事が今の会話で理解が出来た。
3人は今にも消えそうな蝋燭を不安そうな面持ちで見守っていた。
その頃ラーゼは飢えと睡魔、そして冷風に体を苦しめられている状態でいた。
既に感覚は殆ど無い状態となっており、今にも倒れそうな状態であった。
(俺は負けない…俺は…)
だが、それでも目的だけは忘れていなく、うわ言の様に頭の中で繰り返し続けていた。
そんな時であった。朦朧として全ての物がまともに映らなくなっていた時、
唯一ハッキリと見える物があった。
「無駄な事をしているな、オイ!」
「でた…な…」
目の前に現れたのはダークラーゼであった。
ダークラーゼは満身創痍のラーゼを見下した表情で見ており座禅している
ラーゼの周りを歩きながら話し始めた。
「そんな事した所で無駄だ、眠いし、腹減ったし、早い所、切り上げろ、
お前に死なれたら俺も困るからな」
「うるさ…い…」
「そんな事に意味があるのか? 俺になった時、お前、気持ち良かっただろ、
感情に任せてズタズタにモンスターを引き裂くのは何よりの快楽だったろ?」
「だ…まれ」
ラーゼはダークラーゼの言葉に惑わされない様、必死で反論をした。
だがダークラーゼは止まる事無く話し続けた。
「やっぱ、あれかあの女どもにギャーギャー言われて、こんな無意味な事やっているのか、
心底見下げた奴だな、オイ!」
「彼女達は関係無い…これは俺の意志だ…」
「何か偉そうな事言っているけどさ、早い話がやりたいだけだろ?」
「ハァ? 何だとテメェ!」
ダークラーゼの言葉にラーゼはここで初めて感情を強く出して座禅を解いて目の前に
いるダークラーゼを震えながら睨み付けた。
「無理するなって、その願いも俺に身を預ければ楽に適うぜ…
やっぱ女は泣きじゃくっている所を強引にヤルのが一番だしな」
「ゲスな事を…言うな…」
「誰が一番にやりたい? 髪の長い女にあれこれさせる? 天然に色々、仕込ませる?
ツンケン女を調教と言うのも面白いな…ああ、やっぱ眼鏡の巨乳か? あれに勝てる物は
早々、無いからな」
「黙れっつってんだろーが!」
数々の無礼な発言に完全にブチ切れたラーゼはダークラーゼを力の限り殴り飛ばした。
勢い良く吹っ飛んで行ったがラーゼ自身にも頬に鋭い痛みを感じた。
「バカな真似をしたな、俺はお前でお前は俺なんだぞ…こんな事をしたって…」
「煩い! お前は俺ではない! 今、この場で完全に消し去ってやる!」
認めたくない事実に腹を立てたラーゼはダークラーゼの上に馬乗りとなって、
そのまま力が続く限り殴り続けた。自分にもその痛みは跳ね返ってきたが、
そんな事はお構いなしにラーゼは下のダークラーゼに怒りをぶつけ続けた。
「何をやっているのだ、あいつは?」
蝋燭の異変に気付いたマジシャンは慌てた。蝋燭は燃え上がったり消えそうになったりで安定していなかった。
これは燃え尽きる前に現れる兆候でラーゼの死が近いと言うメッセージでもある。
「師匠! すぐに中止させましょう、死んだら元も子もありません!」
「いや、待て、すぐにあの四霊使いをここに呼び寄せろ、今すぐにだ!」
マジシャンは珍しく怒声が篭った声でガールに命じた。ガールは慌てて外の四霊使いの元へと行き、
残ったヴァルキリアはマジシャンの指示通りに魔方陣を書き始めた。
マジシャンの元に遣って来た四霊使いは特に慌てた様子も無く、マジシャンの指示を待った。
「緊急事態故に単刀直入に話す。今、彼は非常に危険な状態だ」
「分かっています。私達は何をすれば良いのですか?」
ヒータは落ち着き払った様子でマジシャンの指示を待った。
話が早いと思ったマジシャンは円形魔方陣の東西南北に書かれた小さな円に
夫々を配置させて呪文を唱え始めた。
「これから、君達の意識を彼の意識に送る」
「そこで私達がラーゼ君を助けるのですね?」
「そうだ、上手く行けば修行は成功、最悪でも生きては戻れるだろう」
「勿論、前者ですよ、私達もラーゼ君も絶対に生き抜きます!」
「頼もしい限りだ! では頼んだぞ!」
「ハイ、任せて下さい!」
エリア、アウス、ウィンは意気込みをマジシャンにぶつけ呪文の詠唱が終わると
四霊使いはその場に倒れ込み、魂だけはラーゼの元へと行った。
残された3人は蝋燭に目を向け一同の無事を祈った。
「お前何かが俺の筈が無い! 謝れ、皆に謝れ…」
「無理するなよ、もう限界だろ」
その間もラーゼはダークラーゼを殴り続けていた。
両者とも顔は原型を留めておらず、後、一発で危篤な状態になる所まで来ていた。
「うるせぇ…お前だけは絶対に殺す…」
残された力を全て振り絞ってラーゼはダークラーゼの首を締め上げた。
呼吸が出来ない苦しみは自分も同じではあるがそんな事は気にせず、行い続けた。
その結果ダークラーゼは消えていなくなったが、
自身もそのまま倒れ込んで意識が遠い所に行ってしまった。
倒れ込んだと同時に四霊使いの魂はラーゼの中へと入り込んだ。
「ここは何処?」
ウィンは辺りを見回したが、見慣れない景色に困惑をした。
そこは辺り一面が真っ暗であり何も無い世界であった。
不安に思ったウィンは他の3人を探し始めた。
「ああ、ウィン、そんな所に居たの?」
「アウスちゃん、ここはラーゼ君の心で良いの?」
「多分ね、早く意識化のラーゼ君に会いたいけど…」
「お前等、そんな所に居たのか」
「探したよ、2人共」
「ヒータちゃん、エリアちゃん!」
他の3人を見つけるのに左程、時間は必要無く全員、
合流した所で改めて一同はラーゼを探し始めた。先さえ分からない暗闇の中、
一点の光りがあり、そこに向かって走って行くとラーゼが満身創痍の状態で倒れ込んでいた。
一同はすぐに取り囲んでラーゼに詳細を尋ねた。
「皆…」
ラーゼは四霊使いの登場に驚いたが彼女達はそんな事に構わず詳細を聞き始めた。
ラーゼは震える声で話し始めた。
「助けて…」
「当たり前だ! その為に私達は来たのだから!」
「それで何をすれば良い?」
「あれ…」
ヒータとウィンにラーゼが震えながら指を指したのは自分の上空であり、
そこにはダークラーゼ以外の変身形態がラーゼを敵意が篭った表情で見下ろしていた。
「何なの、あれどう言う事?」
「今、俺の力は皆、持って行かれた。
怒りは大地剣士、悲しみは海神剣士、恐怖心は烈風剣士、欲望は業炎剣士に…」
「じゃあ、今、私達が話している貴方はラーゼ君の何なの?」
「俺はラーゼの自制心…今の俺では奴等を止められない、頼む皆であいつ等を俺に戻して…」
アウスとエリアにもラーゼの自制心は懇願をした。
自制心が無くなればそれは感情の赴くがままに生きる獣と変わらないラーゼを
そんな風にしたくない一同は夫々の属性を持ったラーゼと対峙をして戻そうとした。
「殺す、殺す、俺に逆らう奴、俺を嘲笑った奴、俺を俺と見なかった奴、皆、殺してやる!」
初めに行動を起こしたのは怒りの感情に支配された大地剣士であった。
大地剣士は目の前にいるアウスが邪魔なのか大きな剣を振り回し、アウスをどかせようとした。
だがアウスは凛とした表情を崩す事無く剣の攻撃を交わし続けた。
「手に取る様に攻撃が分かるよ…岩石の巨兵から私を助けてくれた時とは雲泥の差よ」
「煩い! お前みたいなアマに俺の怒りが分かるか!」
大地剣士はアウスの頭上に剣を振り下ろしたがアウスは呪文を詠唱し、岩の塊を4、5個、
作り上げて、それを大地剣士にぶつけた。
「『岩投げアタック』!」
岩石の攻撃を食らうとそのまま大地剣士は後方に倒れ込んだ。
剣を地霊術―鉄で封じるとアウスは怒った表情で大地剣士を見下ろしていた。
「いい加減にして! 1人でそんなにカッカカッカして! 私の知っているラーゼ君は
もっと穏やかで優しい人!」
「俺は奴の怒りだ!」
「そう思うのだったら、さっさと自制心に戻る! 貴方が必要なのは今ではない筈よ!
私、何か間違った事言っている? 反論出来ないのなら素直に私の言う事聞きなさい!」
アウスの正論に大地剣士を黙りこくった。
その間もアウスは腕を組んで怒った表情で黙って大地剣士を攻めていた。
やがて観念したのか大地剣士はゆっくりと下に降り始め、満身創痍の自制心の中に戻り始めた。
「すまねぇな…キレる時は任せろ、俺はお前と共にいるぜ…」
「ああ、頼りにしているぜ」
怒りの感情が自分の中に全て入るとラーゼのケガは多少、良くなり、1人で立ち上がれる事が出来た。
「俺は美味い物食べて、綺麗な服着て、良い暮らしをする! その為に俺はもっと自由でありたい!」
睨み合って膠着状態であった。ヒータと業炎剣士がここで行動を起こした。
業炎剣士は爪を立てて自分の邪魔をしようとするヒータに標準を当て攻撃しようとしていた。
「何だよ、それ…今のお前、コザッキーと変わらないぞ…」
「煩い、俺は奴とは違う!」
ヒータの発言に怒った業炎剣士はそのまま突っ込んで行ったが、
直線的な動きをヒータは冷静に見極めて呪文を詠唱した。
「これがカウンターだ! 火霊術―紅!」
炎の攻撃を通常よりも高い威力で食らってしまい、業炎剣士は後方に吹っ飛ばされた。
ヒータは寝転んでいる業炎剣士の胸倉を掴んで怒った調子で話し出した。
「ふざけた事ばかり言うなよ、私のラーゼはな、そんな事に欲望を使わなかった。
あいつは自分の為、皆の為、欲望を最善に利用し続けたのだぞ!」
「俺がいなければ、今日の奴は存在しない!」
「分かっている、そんな事! さっさとあいつの所に戻れ! それであいつを助けてやれ!」
ヒータに言われ業炎剣士は自制心の元へと降りて行き戻り始めた。
「言っておくがな、欲望は人が持つ最大のエネルギーだ! お前のモチベーションも
俺のお陰だからな!」
「分かっているよ、又、色々と世話になるぜ」
欲望が戻るとラーゼは自由に腕を動かせる様にまで回復をした。
「悲しいね…何でこうなったかな」
海神剣士は今までの2人とは違い決して自分から攻撃をしてこようとはしなかった。
只、愚痴を言い目は遠くを見ており、エリアも眼中には無かった。
「貴方1人では何も生み出さないわよ、呪印生物の時に見せてくれた貴方はとても素晴らしかったのに…」
「もう、どうだって良いよ、何もかも全てに絶望したよ…そして、今、仲間を殺して又、絶望だ…」
人を見下した態度で海神剣士は銛をエリアに投げ付けた。
エリアは襲ってくる銛に対して呪文を詠唱し守りを固めた。
「『水霊術―葵』!」
水の壁がエリアを守り銛を弾き飛ばした。武器が無くなると海神剣士は諦めた様にその場でへたり込んだ。
エリアは海神剣士の元まで行き強引に体を起こさせ、怒声が篭った口調で話し始めた。
「何で、そうやってすぐに諦めるの?」
「それは俺が奴の悲しみであり、絶望を占める感情だからさ、どうする事も出来ないだろ、俺を殺すか?」
「それだけは絶対にダメ! 確かに強いと言う事は素晴らしい事、
けど悲しみを捨て去った人間が出来る事なんて、大した事は出来ないよ…」
「そう思うのか?」
「思うわよ! だから、本来の姿に戻って…あのラーゼ君だって、それを望んでいる筈よ…」
始めは怒っていた口調も少しづつ悲しげな物になって行き、
顔を見ると泣き出しそうな状態になっていた。
その表情に悲しみを覚えた海神剣士は逃げる様にラーゼの元へ行き戻り始めた。
「俺はお前に優しさを忘れず…鬼となる事を止めるストッパーだ!」
「ああ、あんまり出ない様に俺も努力するから…」
悲しみの感情が戻るとラーゼは自由に走り回るまでに回復が出来てケガも完全に治った。
「怖い、怖い、怖い…」
最後に残ったのは烈風剣士であった。他の3人とは違い、烈風剣士は只、
その場で蹲り怯えるだけであり攻撃をしようとはしなかった。
ウィンはそんな烈風剣士を悲しい目で見つめていた。
「何がそんなに怖いの? ウィンに話してみて…」
「何もかも全てが…世界にも…俺自身にも…ウワァァァァ!」
烈風剣士は恐怖の余り錯乱をしてその場で竜巻を巻き起こし、
自分の殻に閉じ篭った。ウィンは慌てずに呪文を詠唱し始めた。
「『風霊術―雅』!」
ウィンは荒れ狂う竜巻に一つの風弾を当てた。風弾は竜巻を吸い込んで行き、
最後には竜巻と共に消えて無くなった。竜巻が消えたのを確認すると蹲り震え上がる
烈風剣士の体を静かに優しく抱き止めた。
「大丈夫…もう怖くないから…よしよし…」
ウィンは泣きじゃくる幼子を慰める様に頭を静かに撫で烈風剣士の心を落ち着かせる様にした。
始めはそれにさえも怯えていた烈風剣士ではあったが次第に心を落ち着かせ、
ウィンの問いにも答える様になった。
「さっきも聞いたけど、何がそんなに怖いの?」
「俺は奴の恐怖心だ、1人になった今、全てが怖い…」
「そう、大変だったのだね、でもね1つだけ間違えているよ君は1人では無いよ…」
「でも…」
「戻っても君には多くの感情がいるし、ヒータちゃん、エリアちゃん、アウスちゃんだっている。
一人ではないでしょ?」
「けど…」
「それでも、もし君が出る様な事があったら、又、今みたいにウィンがママになってあげるから、
大丈夫でしょ?」
「良いの?」
「ウン! 女帝カマキリの時、泣いているウィンをラーゼ君、パパの様に慰めてくれたでしょ、
だから良いの!」
「分かった…」
屈託の無いウィンの笑顔に多少、照れながらも烈風剣士はラーゼの元へ降りて行き
ラーゼの中に戻り始めた。
「俺を外に出すな…俺は内なる感情だ…」
「分かっているよ…」
烈風剣士が戻ると、ラーゼの体は完全に回復をして自由自在に剣を振れるまでになった。
全ての感情を元に戻すと四霊使いはラーゼの元へ降りて来て戻ろうとした。
「これで良いだろう…修行も成功したみたいだし、帰るぞ」
「まだだよヒータちゃん、まだ肝心なのが抜けたままだ…」
「一体、何?」
「俺の良心だよアウスちゃん」
一同はまだ分離していた事に多少、驚いたが感情の名前を聞き、左程、危機感は感じなかった。
「でもあの4体程は大変ではないでしょ、だって良心でしょ?」
「ある意味では一番の強敵だよ…エリアちゃん」
「何で、優しい心だったら話し合えば分かってくれるでしょ?」
「ウィンちゃん、時と場合によって良心は他の何よりも厄介な感情だよ…」
ラーゼの表情は固いままであり、良心が強敵だと言う事は即座に理解が出来た。
「それでも、これだけで掛かれば何とかなるだろ!」
「そうよ! それでも良心は良心よ!」
「他の人ならとにかくラーゼ君の良心ならね…大丈夫よウン!」
「行こうラーゼ君! 修行、終わらせて皆でご飯食べ様!」
ヒータ、アウス、エリア、ウィンは夫々、自分とラーゼを景気付ける言葉を発し、
ラーゼにやる気を出させた。ラーゼも四霊使いの気持ちを読み取ったのか覚悟を
決めて奥へと向かって行った。
ラーゼの後を追って行くとそこには眩いばかりの光に包まれたラーゼが膝を抱えて
穏やかな表情で目を閉じていた。その奥にはダークラーゼが鎖に繋がれた状態でもがいており、
ラーゼは自分の良心に話し始めた。
「俺がここに来た理由は分かるだろう…俺ともう一度、1つになってくれ」
「愚かしい真似をするな…」
「何が愚かしい!」
良心の言葉にヒータは激怒をして両親に殴り掛かろうとした。
即座に他の3人が止めたが3人も釈然としない様子で両親を見ていた。
「もしかして貴方はダークラーゼと共に消えて無くなるつもりなのですか?」
「それ以外に方法は無い…自らの意志で死を選ぶ事が出来るのは人間の特権だ」
「そんなの、あんまりです! 貴方は何でそんなに死にたがりたいのですか?
生き延びる方法を探そうとは思わないのですか?」
「どうにもならない事もあるだろう…諦める事も必要だ」
「そんな!」
アウス、エリア、ウィンは完全に人の話を聞こうとしない良心にお手上げの状態であった。
腕が緩んだと同時にヒータは3人の腕から逃れて両親の顔面に力一杯、
拳を振り下ろした。だが良心にダメージは無く、代わりにラーゼがダメージを負った。
その事に多少、罪悪感を感じたがヒータは良心の胸倉を掴み話を始めた。
「ふざけるなよ…何でそんなにお前は死にたがりたいのだよ…そんなに自分、
1人がヒーローでいたいのか!」
「では聞くが、お前達にこれをどうにかする事が出来ると言うのか?」
良心は視線をダークラーゼに移した。身動きが出来ない状態でもダークラーゼはそこにいる
一同に恐怖感を与え、叫び声は咆哮と呼ぶに値する物であった。
「分かっただろ、出来ない事を言う物ではない、お前等も諦めろ…」
「良心よ、今までは俺もそう思っていました」
ここで今まで黙っていたラーゼが話始めて前に出始めた。
ラーゼはヒータをやんわりと退けると良心に対して面と向かって話し始めた。
「俺は自分の力に怯え、自分自身に悲しみ、自分自身に怒り、そして欲望に負け死と
言う道に逃げ様としました」
「逃げるのではない、終わらせるのだ忌々しい系譜にな…」
「良心よ、それでは何も変わりません!」
ラーゼの凛とした発言に一同は驚いた。珍しく表情に変化の出た良心とは対称的に
ラーゼは落ち着いた様子で話を続けた。
「確かにそれで俺は終わる事は出来ます。しかし、他の人はどうするのです?
他にも俺と同じ力で苦しんでいるモンスターは居る筈ですよ!」
「しかし…」
「俺は認めません、滅びだけが救いだとはきっとある筈ですよ、闇にも打ち勝てられる力と言う物が!」
「苦しんで苦しみ抜いて死ぬ事を選ぶと言うのか愚かしい真似を…」
「いいえ、愚かなのは貴方です!」
後ろの声に気付くと四霊使いが一堂に集まっており全員、
良心に対して怒りの表情を浮かべていた。そして1人づつ自分とラーゼの気持ちを話し始めた。
「言っておくがな、私はお前よりラーゼの方がずっと大人の意見だと思うよ!
只、グダグダ言って死ぬだけより、何かを変え様と行動する方がずっと男らしいだろ!
お前、最高だぜラーゼ!」
ヒータは親指を突き立てラーゼに笑顔でエールを送った。ラーゼもそれに応えて笑顔で返した。
「まずはやらなければ何も変わらないです! 死ぬ事は何時だって出来ます!
何で貴方はそれを理解しようとしないのです?」
ウィンは半泣きの状態で良心を睨み付けていた。ラーゼは半泣きのウィンを見て心配したが
ラーゼに気付くとウィンは袖で慌てて涙を拭き取り笑顔を作ってラーゼを安心させようとした。
ラーゼはウィンの気持ちを読み取って笑顔を作った。
「私はそれが結果どんなに立派な行為であったとしても、自ら死ぬ事を絶対に認めません!
例えどんなに辛くても生き続ける人の方がずっと立派だと思います!
それを選んだこの人を否定する事は私が絶対に許さない!」
アウスは厳しい眼光で良心を睨んでいた。ここまで自分の為に感情を出してくれる
アウスにラーゼは感謝にも似た感情を心で感じていた。
「ねぇ、お願い…もう、こんな事で言い争うの辞めにしよう、貴方もラーゼ君でしょ?
私、皆で笑い合いたいよ…もう、死ぬ…生きる…そんな事、言い合いたくないよ…」
エリアは今にも目から涙が零れ落ちそうな状態となりその場でへたり込みさめざめと泣き始めた。
何時も元気に笑っているエリアが自分の事で泣いている事にラーゼは心を痛めた。
そして良心を厳しい眼光で睨んで話を進めた。
「これでも貴方は何とも思わないと言うのか! それだとしたら貴方は良心でも何でも無い!
只の慢心な心だ!」
「手を翳せ」
突如、言われた両親の言葉にラーゼは戸惑いながらも言う通りにした。
ラーゼが手を翳すと両親もその手に触れてラーゼの中に入っていった。
「もう一度、戦ってみるとしよう、ゾークにも自分自身にもな…」
「ええ、もう一度やり直しましょう」
良心が元に戻ると、そこにいたのは完全に何時ものラーゼであり、見知った顔に出会い、
四霊使いは安堵の表情を浮かべた。
「お帰りなさい」
一同は穏やかな表情を浮かべて精一杯ラーゼを出迎えた。泣いていたエリアも笑い、
4人の笑顔を見てラーゼは最高に落ち着いた気分で返した。
「ただいま、皆…」
そのまま一同は騒ぎ続けるダークラーゼに耳を貸さず、そのまま帰ろうとした。
「言っておくがな、こんな事した所で一時的な気休めにしかならないぞ!
俺だってお前なのだ! それを理解しない限りな…一生、同じ事の繰り返しだ!」
ダークラーゼは一同の背中に対して騒ぎ立てたが一同は聞く事無く、帰って行った。
上がって行くと光が見え始め、その光りに包まれると一同の意識は別な所へと行った。
ラーゼは洞窟の中で目を覚ました。先程まで満身創痍であったとは思えない程、
体は生き生きとしており気持ちも非常に落ち着いていた。
まだ時間は残っているがここに用は無いと感じ、出口を目指した。
出口に辿り着くと岩が塞いでいたが気にする事無くラーゼは自分の力で岩を動かし外を目指した。
日の光が入ると同時にラーゼの目に飛び込んできたのは四霊使いであった。
「改めて、ただいま、皆…」
「お帰りなさい!」
エリアは抱き付き、ウィンは冷たくなった手を自分の手で温め、アウスは頬を自分の手で包んで暖め、
ヒータは額を軽く小突いでラーゼを出迎えた。ここでラーゼと四霊使いの絆はより深い物となった。
今回はここまでです。次回は暗黒界のリベンジマッチに入ります。
GJ!感動した!
序盤のダークラーゼの卑猥な発言にちょっと萌えてしまった自分に鬱
「誰が一番にやりたい? 髪の長い女にあれこれさせる? 天然に色々、仕込ませる?
ツンケン女を調教と言うのも面白いな…ああ、やっぱ眼鏡の巨乳か? あれに勝てる物は
早々、無いからな」
やっぱ萌。
俺はいけない子なんだろうか…
ここの住人なんてみんなそんなもんだろう
禿同
俺もちょっと想像しちゃった(*´・ω・`*)
誰とやりたいか?
そんなんエリアに決まってる。
眼鏡巨乳…メガネ巨乳…めがねきょにうーーーー!!!
わーーーーー!!あーーーーーー!あうすううううう!
ハッ!?くっ!これほどまでに漏れの心を惑わすとは ダークラーゼ……手ごわいなwww
>>852 デーモン・ビーバー「あ、よかったですやん。ちゃんと姐さんのファンもおったみたいで」
アウス「別に……。私人気とかそういうのに興味ないし」
デーモン・ビーバー「またまた、そないなこと言って、内心はめちゃ嬉しいんですやろ?」
アウス「いやだから私は……」
デーモン・ビーバー「折角や、ここはいっちょファンサービスっちゅーことで文字通り一肌脱ぎましょーや。そーすれば新規ファンゲット&ワイも嬉s」
ズドォォォン
デーモン・ビーバー「は、ハンマー・シュート……。愛が、愛が痛いでぇ……ガク」
アウス「……」
アウス「……まぁ、一応…言っときますよ。あ、ありがと」
アウス「も、もぅ、なんですかニヤニヤして……。……バカ」
856 :
名無したんはエロカワイイ:2006/02/03(金) 21:06:18 ID:FY8ZJodE
やっぱりモンスターというだけに、怪我した時とか青い血が出るんだろうか。BMGとかデーモンテイマーから青い血が出たらちょっと萌える。
>>856 萌えるんかい!!
ちなみに日本生まれのモンスターは赤い血で海外生まれのモンスターは青い血だ
よく分かんないけど青い鼻血だしてるテイマーが脳裏に浮かんだ
859 :
名無したんはエロカワイイ:2006/02/03(金) 23:02:51 ID:jxXwYjts
戦士族や魔法使い族の中には人間もいるんじゃないの?
ってか人型はみな人間であってほすぃ
あげちまったよ・・・orz
861 :
名無したんはエロカワイイ:2006/02/03(金) 23:06:23 ID:FY8ZJodE
荒野の女戦士だっけ?いいよね
でもエリアが一番
ここでピケクラ派の俺が華麗に参上
ハーピィ・ガール最強だろ・・・
>>862-865 おまいら全然わかってないな( ̄ー ̄)y-┛~~
ウ ィ ン が 究 極
これね
>>866 アウスに決まってんだろ
まぁピケクラも好きだが
>>859 そういえば痛み分けでは戦士二人の血の色は……((;゚Д゚)ガクガクブルブル
希望は潰えた……。
やっぱ眼鏡巨乳ちゃんでしょ!
一番はハーピィだけど二番はヒステリック天使!!
そんなおろかなお前達に、水霊術葵をくらわせる
水帝「各々方、節分はどう過ごされたか」
炎帝「朝からヒータに豆をぶつけられ続けましたよ。お面つけろとやかましく言われて」
水帝「私はエリアと太巻きを頂きました」
風魔神「ウィンはもう寝たのか?」
剣の女王「ええ。帝がいないのは寂しいけど楽しかったと言っておりましたよ」
874 :
妄想の代行者:2006/02/04(土) 01:30:57 ID:Suuz8MrY
ハーピーL3「いち姉、に姉!今は萌えが流行ってるそうや、ウチらもやろっ!」
ハーピーL2(…私達のキャラじゃないでしょ…)
ハーピーL1「流行りで人気稼ごうなんて思ってないわ、実力で勝ち取るんだよ!」
ハーピーL2(いち姉気合い入ってる、烈風の覇者の発売が決まってるからだわ)
ハーピーL1「だから『萌え〜』って言われたって嬉しくなんて…ないんだからね!」
ハーピーL2「ツンデレかよっ!!」
地帝入れるの忘れた
ヒューガ様と女王陛下が夫婦っぽいとオモタ
ヒータの豆はファイアーボール化してそう
>>876 ごめん、そうだね…
氷帝メビウス様だもんね
チュチュってどんなん?
なんかイメージ的にリボンつけたスライムな感じがするんだが。
>>880 それって黴3のやつじゃん。
ピンク髪のバイザーつけた戦隊物っぽい感じかな
4人の胸の大きさはこんな感じか?
特盛-アウス
大盛-ウィン
並盛-エリア
ミニ-ヒーたん
>>881 ヒータはきょぬーだともっぱらの噂だが
霊術のイラストは全部正面から見据えてるしこれが一番参考になるんじゃね?
>>882 調べてみて発見した。
精霊術から憑依装着へと成長していく過程で、みんな段々とおっぱいが強調されたようなイラストになっている。
だが……ただ一人……精霊術以降常に胸を隠すようなポーズで立っている人物が一人だけいる。
つまり……。
アウスとエリアの百合小説ハケーンしたけどここに貼っちゃダメだよね?
>>877 剣の女王は英語版だとプリンセスになっているので、まだ嫁入り前
自分の中ではちょっと高飛車な学級委員長タイプかと
888 :
888:2006/02/04(土) 16:49:05 ID:F+XOxiTL
きめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
とりあえず冒頭だけ。ここから地×水になってきます。需要ある?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
自分の机の明かりだけが点いている部屋。もう日付が変わったころだろうか。
ここは、デュエル・マジック・アカデミー。DMAだ。
主に魔法を学ぶ学園で、真剣に修行ができるよう親とは離れて暮らす寮生活が基本とされている。
私の名はアウス。私には、十代以上前から地霊術の血が流れている。
霊術の血統がある者は、特に学ばなくても簡単な術くらいなら自然に使うことができる。
だから、本来ならば学ぶ必要はない。しかし、私はそれだけでは満足しなかった。
単純に霊術の力を持つだけ、というのは宝の持ち腐れというものだろう。
どうせなら、あの"黒の魔法神官"のような、魔法の世界の第一人者を目指す方が、
有意義だと思うのだ。
そんなわけで、私は今、ここDMAにいる。
見慣れた二段ベッドと二つの机、そして二つの洋服箪笥。
私とエリアは、それらが詰め込まれた六畳一間で共同生活をしている。
エリアは、私と同期でここに入学した、水霊術の血を継ぐ女の子である。
彼女に私と同じような野望があったなら、ライバル登場!といったところだが、
彼女は単に霊術を学ぶことだけが目的のようで、生まれ持った力に興味を持ち、ここに入学したらしい。
したがって、私のような野望を抱く者とは敵対しなかった。
また、彼女とは同じ先生に担当してもらうことになったので、私たちの関係は始めのうちからとてもよかった。
「……もう、寝ようかな」
私は、来るべき野望に向け、勉学に時間を惜しむわけにはいかなかった。
連日、日付を越える時間まで勉強を続けている。
エリアは、大分前から寝息を立てている。基本的に勉強時間は私のほうが長い。
しかし、要領がいいのか、勉強時間は三分の二なのに、成績は私と大差ない。
「……ぅ〜……ァゥスちゃ……」
「え?」
「……ぉ…くま……ちゃカ…ダにゎ…ぃよー……」
「なんだ……寝言か」
その台詞は、試験の前に私が半ば徹夜で勉強する度に、エリアが寝る前に必ずといっていいほど発する言葉である。
聞きなれた言葉だか、寝ぼけたその喋り方にちょっとしたエロスを感じてみたり。
「ち、ちょっと……私に……そのケはないよ……」
あわてて今の空想を振り払う。しかし、あまり自信はない。今までにも、こういうことはあったのだから。
>>889 遊★戯★王 で エロ談戯 スレに投下されたのじゃん。
あっちで投下されたものをなぜわざわざコピペする必要がある。
げぇー!知ってたの?
もうやめるわ かんべんして
それ貼られた時あっちの住人若干引いてたなw
腐女子はOCGなんてやらない奴が殆んどだから知らないだろうしね
>>894 アリガd。
クレクレでゴメンよorz
ハーピィ3の胸キモっ
2とガールは良かったのに。絵自体変だし
携帯だと重くて見れない。助けてくれ
家に帰ってPCから見ればいいだろ
リリー「あったし〜お注射天使だしぃ〜」
アウス「おねがい、やめて…たすけて…」
リリー「大丈夫、針ついてないし。優しくしてあげる〜」
ぷちゅっ
アウス「ひゃあっ あぅっ」
リリー「は〜い、痛くないですよ〜」
ちゅううう〜
アウス「んぁあっ あっ 何それっ?何を…入れて…ぅ?」
びくっ びくっ
アウス「あっ あっ うっ うん…んあっ」
リリー「ほぉら 気持ちよくなってきたでしょ?」
リリー「ちょ〜っと中毒性とかあるけどリリー特製とっておきの薬なんだよ〜」
何か盛り上がるネタになれば良いと思い投下します。私的データベースです。
「混沌剣士ラーゼ」身長164cm 体重59kg
「火霊使いヒータ」身長158cm 体重47kg B79 W56 H81
「風霊使いウィン」身長155cm 体重45kg B81 W55 H80
「水霊使いエリア」身長157cm 体重48kg B83 W57 H82
「地霊使いアウス」身長160cm 体重49kg B85 W58 H84
私の中では大体、この様な感じですね、以上、只今、水デッキとは別に
ヒータが女神の炎デッキを組んでいてマジ金欠の者でした。
やっぱアウスが特盛りでヒータンがミニだったかww
ハーピィ・ガールは体だけはレディだな
907 :
名無したんはエロカワイイ:2006/02/05(日) 00:41:22 ID:CQy+7GWq
>>902 いやあのモンスター達は身長3mはあるよ。
モンスターだしな
実は筋肉凄いから体重もかなりあるぞ
俺の妻のエリアは、身長体重は人間基準だけど?
あと、おまえらエリアが貧乳とか考えるのやめろ
>>909 何を言っているんだ!
もしも貧乳だったら……。
「マスターだって、きっとおっぱいが大きい娘のほうがいいよね……」
と呟きながら自分で揉んでみるエリア(と、それを目撃する主人公)イベントが実現できるんだぞ!?
むしろ大喜びするんだ!!
>>906 あたりー なんとなく44ページを抜粋してみた
912 :
名無したんはエロカワイイ:2006/02/05(日) 12:36:19 ID:CQy+7GWq
>>908 後知能も、人間>>>>>>>>>>猿>>>>>>>>>モンスターだろうね。
>>908 ついでに言うと人型だろうとモンスターだから血が青い。
痛み分け参照。
昔PS2で発売した遊戯王のSLGで、剣の女王をデッキリーダーにしたときの勝ちゼリフ
『わたくしってやっぱりカ・ン・ぺ・キですわ』
915 :
名無したんはエロカワイイ:2006/02/05(日) 15:39:21 ID:CQy+7GWq
>>915 コラコラ、そんなことを女王閣下の耳に入ったら…
917 :
817:2006/02/05(日) 17:30:24 ID:moLfqXiG
当方のお胸見解はダメかね?
そこそこイイ線と思うのだが・・・
会社に居る時にSSネタ帳作っておりました、反省はしていない
まとめ
アウスは巨乳。たまんねー
>>913 でもよ、血の刻印のジェノキンにやられてる隊長殿の血は赤いよ?
モンスターによっていろんな色があるんじゃね?
隊長は赤でブラマジ娘はピンクとか
920 :
名無したんはエロカワイイ:2006/02/05(日) 18:19:50 ID:CQy+7GWq
>>919 いや、あいつらの血は青だろ。やっぱりモンスターの血は青であって欲しい。
なんなのあんた
ネフティスの導き手ハァハァ?
結論としては
血の色なんてKONAMIにしか分からない
ヤバイ、KONAMIにしか分からないなんてやばすぎる
924 :
名無したんはエロカワイイ:2006/02/05(日) 20:01:56 ID:tkKL8Rmg
>>922 ネフティスがいないのに好きだという理由でデッキに入れてる俺が来ましたよ
sage忘れそーりー。
ところでもうすぐ次スレだがテンプレとかは改変する箇所はないか?
このスレわりと議論が長引きそうだから早めに切り出してみたが
ひとまずは
>>1の霊使い関連サイトに
>>897を追加でいいか
>>926 霊使いの絵師『藤原 あきな』氏の名前も載せとこう
>>1の無断リンクに
>>5のまとめサイトも追加
あと次スレの>>2以降に
>>8-11、
>>28に少し内容を足したもの
あたりを追加すればいいんじゃね?
あとは他の人補足よろ
できれば今までに投下されたショートストーリーも掲載か保管してくれるとウレスィ
このままSSが消えていくには惜しい!
>>927 >>8の公式サイトURLは
>>1に混ぜてしまっていいとオモ。
>>928 まとめで過去スレはhtml化されてるから見ようと思ったら全部見れるぞ。
探すのは面倒だけどな。
_______________________________________
||
|| Q・女性モンスターたちの公式設定ってないの?
|| A・関連OCGカードのイラスト以外、彼女たちを縛る設定はありません。
|| あなたの想像力の赴くままに、彼女たちの物語を創っていってください。
||
|| Q・霊使いたちの絵師は?
|| A・「藤原あきな」さんだと思われます。
||
|| Q・この作品の女性モンスターたち、俺のイメージしてたのと違うんだけど。
|| A・公式設定がないため、女性モンスターたちの性格は人によって千差万別です。
_..|| 度を過ぎた自分の妄想の無理強いはやめましょう。喧嘩御法度。
,.'´ ヽ
!=;イノノノ)ゞ 。Q・アウスってレz
!リ !゚ ヮ゚从 / A・wN#[]-ノj ガッ
/´|)丗)'´|)
|_,ノt丗|._ノi_____________┬───┬__________________
└く/_|j┘リゝ .| |
`゙し'ノ .| |
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
ちょっと丁寧が過ぎるかもしれないが、こんなところでどうだろう。
>>930-932 テンプレまとめ乙。
で、次スレのスレタイはどうする?
女性モンスター萌えスレ2とするか、
過去ログの分も含めて4スレ目or4霊術目って入れるか。
>>933 女性モンスター萌えスレ〜4霊術目〜でいいんじゃないかな。
俺は『4霊術目』って部分は反対だな
確かに会話は霊使い中心だが今は女性モンスター全般の萌えスレなわけだし
かと言って代わりのいいスレタイも思い付かないんだけど……。
『祈り4度目』ってのは駄目か……。
どうでもいい
おいおい、俺の中ではヒータはボインだぞ。
939 :
名無したんはエロカワイイ:2006/02/06(月) 19:36:50 ID:lWmKoUTe
つうか素直に4匹目でよくね?
ま、4人目とか4枚目でイインジャネーの
part4でいいよ
ここは遊戯王らしくLV4で。
やっぱ4体目だろ
立ててくれた人にまかせるよ
4霊術目に一票
以前は霊使いスレであった名残があってもいいんじゃないかと思う
このペースならスレは980ぐらいでいいよな?
いまから建てたら埋まらなそうだし
947 :
想像人:2006/02/06(月) 23:41:50 ID:ACY1OEgf
また957あたりで書き込み不可になるかと少々心配ですが・・
スレタイは4霊術目か4スレ目あたりがいいかなと思います。
4回目のスタンバイフェイズだ
タイムカプセ
俺も4霊術目にイピョーウ
>>947 スレの容量が470〜500kくらいにならなければたぶん書き込める。
前スレのときは501kで書き込めなくなったから。
4穴
4ターン目とか
とりあえず現時点では
4霊術目が一番票数が多いな
4霊術目(5票)
祈り4度目(1票)
4スレ目(1票)
4回目のスタンバイフェイズ(1票)
part4(1票)
などなどその他全て1票
もう4霊術目でいいんじゃないか?
なんでもいいからさっさと立てろ
喧嘩だけはご法度だからな
じゃ俺が立てていい?
4霊術で。
立てろよ!!
何ぴりぴりしてんの
958 :
955:2006/02/07(火) 20:59:21 ID:KVBHqYoD
立てました
初めてなので不備があったらゴメソ
960 :
955:2006/02/07(火) 21:15:58 ID:KVBHqYoD
おつ
埋
乙
今からここはハーピィワールドだ!!
いいえ、「アウスお姉さんのSF講座」が始まります。
いや、俺とエリアの愛を語り尽くすコーナーさ
1000行くのが先か500KBになるのが先か
}k
ノ;'l{
_ノ;人'、
}、、__,. -'',r'/p、ヾ、
,}”ー--、."ニー--゙'ゝ ゙'‐、__,、ャ,
,、 /;;,rlT=イ__~ ̄~^~^''ー‐---、.y"
,irこ;;;},|i || ~||~゙ ''l!tー-n-;t{;/
,j r'i!_、_}-二 ニニ゛‐-,k!i、,、、」|__,|トッ
、_ ヤ{/iコ};,^;;,,,;;;,‐,-,=ノ,ム=_-__ーネ{´,
,};コニニ/7r'|”~,__,゛,/ノ 。 \~^~^”””'ヤ
i!;;;;;;;;;;;、i!__| ,i-!;'"/,r'^v^‐、\iコ~|レ=i、
,}`ー';;;;;;;;;;;;;;;}r‐''”_,.-''/ [iillIII}}}] 、゛\i!、;;;;i、
/,Eャッririririrnm;y、^,、ニニ ー_ー‐-ー' ゛\,;;;i{、_ ,.ィ
/,r"=|、__  ̄~””””””'''''''ー,rk':;firiririnnm;y^~三ニ;:ニ'}
,/,r"=/|::::.. ̄~゛゛``''';::::::::::::ー‐,ノ,ム-.,, 、.、.゛,.___゛~^~゛^i;/
,、 /,r"=/,;l,,,::::i::::|iillIIIIIIIIII|||:::::;7/,r' ``i、:::.iヘ::::::::. ̄~''''''':|
. ォ}仁二Vェ^仁 ̄~"""゛””””''ー/,r'" .,・、 `\[iillIIIII|||]:::::::::::| ,
i!;;;;;;;;;;;/イ'^トー‐-ニニ二、こ,.-'" ,r' ,.-ー{ }ー、`、\"^"^"^"^゛''ー'}
,il;;;;;;;;;;;;;:^^i'|::::::::::::... ,. -''"_, -'/―‐‐`´ ―`i、゛、\゛^゛""ー'r/
i l;;;;;;;;;;;;;;;;;;,'|::::i,,. -''^_,,.-''′/' ,;iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiilllll `i、` 、゙-、:::::::::|;it======r'7
_r,=ーヲー",,:;;;;;;'7rイ~,. -'''~,._-_''~´..::::::|iillIIIIIIIIII|||||||||}.:::::゙'‐、 ` 、゙''-、:|;;;`i、;;;;;;;;;;;;~ヽ、
〕{ュョiririririrm;;;;;~_,n、 ̄__二;;;,,  ̄~゛゛゛'''''',,;;;;;;;;;ー―‐---`ゝ、` -、~ヾ,,;;ヽ、;、;,._;;_;;_,,'‐、
../,r'ーl~~~^~_,.,r'%%r===%%''ュ.,_"‐^"‐''=fhifhicifcifriririririyr'g'y'ng'y''ngmgigpmgwwiV} `''‐、._
/,r'=r|::::::::,r7=-ー''^`ー"^ -、_=フ:::::::::::: ..................._________ ~"””””””””””””|”””riririririnfzmir'7
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955:2006/02/07(火) 23:28:52 ID:Cp8HdbLM
梅
サンダー!
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を狩る
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