2ch風リレー式恋愛ゲーム その4

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さあ、皆さんでヒロイン達との素敵な思い出を作っていきましょう・・・

前スレ
2ch風リレー式恋愛ゲーム その3
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1048204315/l50

過去スレ↓
2ch風リレー式恋愛ゲーム
http://game.2ch.net/gal/kako/1036/10361/1036135488.html
2ch風リレー式恋愛ゲーム その2
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1039870799/l50

「お疲れ様でしたーっ!」
僕は引越しの運送屋さんに元気よく挨拶した。
ここが新しい町か・・・、いい所だな・・・。
そして、いよいよ明日は高校の入学式・・・。
いったいどんなことが待ちうけているんだろう・・・?
友達はできるんだろうか・・・?
そして、恋人は・・・?

隣の家のドアが開いた。
「いってきま〜す!」
そして、かわいい女の子が中から出てきた・・・。
そして、僕と目が合った・・・どきどき・・・
「ねえ、ひょっとして君が、今日隣に引っ越してきた人?」

1・そうですが、何か?
2・そうだよ。どうかよろしく!
3・そうです。私が、変なおじさんでつ。
2名無しくん、、、好きです。。。:03/09/13 22:36 ID:rN8KWjwI
我 闘うべし
>>1
乙〜♪
何かの予感・・・1でおながいしまつ。
「そうですが、何か?」
僕はしれっと答えた。
すると、彼女は笑って言った。
「ふふっ、君って、お兄ちゃんみたい。」
「へえ、君って、お兄さんいるんだ?」
「うん。うちは両親が再婚同士だったから、血はつながってないんだけどね。」
へえ、そうなんだ・・・。
「あっ、いけない!そういえば自己紹介がまだだったね。あたしは水都 遥香(すいと はるか)って
言います。ところで、君の名は?」

A・実はまだないんだよ・・・。作られたばっかりのアンドロイドだから・・・
B・正直に名乗る
C・貴様に名乗る名などないわっ!とか言ってみるテスト
A(w
スレ立ちに伴い、提案がありまつ。

・新しくキャラ出す時は、流れ的に無理とかでなければ、できるだけ描写を加えてほしい。後に髪型についての不毛なレス等を避けるためにも。
・好感度は無しにしようや。その3で、無い方がよっぽぞスムーズだと証明されたし。書き手が強調したくてあえて使うのはいいけど、集計して一定値越えたらとかは邪魔だからやめよう。

反論があるならどうぞ。
「実はまだないんだよ・・・。作られたばっかりのアンドロイドだから・・・」
僕はできるだけ悲壮感漂うようにうつむいてそうつぶやいた。
「えええっ?アンドロイド?!うそぉっ!」
彼女は飛び上がらんばかりに驚いている。うーん、ここまで驚いてくれると演技したかいがあるってもんだよね。
「うん、ウソだよ」
僕は苦笑を浮かべた顔を上げて女の子・・・水都さんにそう返した。
「あ、ひっどーいっ!だましたわねっ?!」
水都さんが軽く怒る。僕はそれを抑えながら、彼女に名乗った。
「はは、ごめんごめん。・・・僕は秋篠凪っていうんだ。」
「秋篠凪くん、かぁ・・・・。」
水都さんは僕の言葉を繰り返すようにつぶやいた。
「本当の名前だよね?今度は」
彼女は疑わしげに僕に聞いてくる。・・・・まあ、さっきがさっきだからすぐには信じられないのかもしれないけれど。
僕は先ほどよりも苦笑を深くした。
「今度は本当の本当だよ・・・・。そんなわけで改めてよろしく、水都さん」
「うん、よろしくねっ!」
自然的に二人は握手を交わす。
しばらくして、突然水都さんが「あーっ!」と叫んでぱっと手を離した。
「・・・・あ、あたし友達と待ち合わせしてるんだ!早く行かないと!」
ごめんね、とかそれじゃまたね!、といいながら軽く手を振って水都さんは走り去っていった。
・・・・お隣さんが美少女。うん、悪くないよね。
走り去る彼女の背中を見ながら僕はぼんやりとそんなことを考えていた。
・・・・さてと、とりあえずこれから何をしようかな?

A・明日から通学する学校の下見に行こうか。
B・ここら辺の散策でもしようか・・・・。
C・今日は疲れた。うちに戻って落ち着こう。
B
ところで主人公の名前、なんて読むの?
10:03/09/13 23:56 ID:???
>>9
漏れが勝手に決めちゃったわけなんだけど「あきしの なぎ」と読みます。
>>7
反論はないんだけど、もう一つ付け加えさせてほしい。

・初登場のキャラの名前には、フリガナをふって欲しい。
何て読むのかわからないと書く時に大変なので。
僕はそのまま家を出た。
う〜ん、いい天気だ・・・
手前の道を少し歩くと、大通りに出た。
通りには、桜の樹がずらりと並んでいる。今は春だから、まるで雪が積もったかのように
辺り一面をピンク色に染めている・・・。
「いい景色だな・・・」
少し歩いてみようか・・・。

僕は桜並木の道をまっすぐ歩き出した・・・。
少し行くと、そこには・・・

A・公園があった
B・病院があった
C・警察署があった
D・教会があった
「よし、少しでも早くなれるためにここら辺の散策でもしよう」
僕はそう決めると歩き出した。

駅前、商店街、学校、遊歩道、小さなお店、ゲーセンやカラオケ、病院に遊園地。
・・・・少し見ただけでもこんなにあるんだな、と少し感心してしまった。
そうして歩いていくうちに、少し大きめの公園を見つけた。
なんとなく懐かしい気持ちになりそのまま入っていく。
桜が満開だった。あたり一面薄いピンク色の花びらが少しずつ舞い降りる。
「わー、桜がきれいだなぁ・・・・」
僕は近くにあったベンチに座り、桜を眺めていた。
・・・・しばらくして、急に眠気が襲ってくる。体はふらふらし、視界はゆれていた。
そういえば、ここのところいろいろあって忙しくて眠れなかったし・・・・。
ちょっと・・・眠く、なって・・・きたかも。
「ちょっとだけ、ちょっとだけなら・・・大丈夫」
僕は、ぽかぽかとした陽気に誘われるままに、意識を深く落としていった・・・・。

「・・・・・・・ぃ・・・・、おーい」
ピタ。
「うあっ?!」
突然の首筋への冷たい刺激に僕は飛び起きた。
(な、なななななんだっ?!)
「少年、こんなところで寝ていると風邪を引くよ?」
頭上から聞こえる声に僕は顔を上げる。
舞い散る桜。空はいつのまにか青から朱へとその色を変えていた。
そして、その中に・・・僕の目の前にいる彼女。
白いワンピース。軽く後ろでまとめられた、長くまっすぐな黒髪。
両手にはジュースの缶が一本ずつ。口元には軽い微笑み。

A・何者か聞く
B・御礼を言う
C・恥ずかしいので逃げる
>>12をAにして>>13につなげるってのはダメ?
1512:03/09/14 00:45 ID:???
>>了解。
ではAで。
1615:03/09/14 00:47 ID:???
>>14
了解。
ではAで。

>>15
間違えて途中で送信してしまった。スマソ。
>ではAで。
あなたがいってるのはどこの選択?12?13?
1815:03/09/14 00:50 ID:???
>>17
スマソ。13でつ。

では続きドゾー。
「だ、誰?」
僕は起きあがって彼女を見た。
寝転がってるとわからなかったが、彼女、でかい。
少なくとも180cm以上はあるよ・・・。

「かほりちゃん、お待たせーっ!」
女の子がこっちに向かって走ってくる・・・。
あれ?あの女の子・・・水都さんじゃないか!
「もう、遅いわよ!遥香ちゃん!」
「はあはあ、ごめんごめん。・・・って、あら?凪くんじゃない。どうしてここに?」
「あれ、遥香ちゃん、知りあいなの?」
「うん。今日、うちの隣に越してきたの。名前は確か・・・あれ?何だっけ?」

A・秋篠 凪ですと答える
B・水都 遥香ですと答える
C・こ・・・、この、馬鹿弟子があああああっっ!!!
無難にA
19で、あら?凪くんじゃない。
て名前を呼んでるんだけど。
>>21
苗字を忘れたってことじゃない?
「秋篠 凪です。」
「あ、そうそう。確かそんな感じの名前だった。うんうん。」
調子のいいことを・・・(w
でもかわいいから、いいか(w

「あたしは赤坂かほり。遥香ちゃんとは親友なんだ。よろしく。」
かほりさんは握手を求めてきた。
僕は・・・

A・握手を返す
B・いきなり抱きつく
C・手の代わりにティムポを差し出してみる
D・逃げる
E・かほりさんの持っている缶ジュースを奪い取る
Aで。
今回の主人公はまともにしてみよう。
「よろしく」
僕は握手を返した。
に、しても彼女本当にでかいなぁ。微妙に迫力あったりして。
ワンピース、微妙にきつそうだ。・・・・ってどこ見てるんだ、失礼だろ、僕。
しばらくして、僕の手は離された。そして、彼女たちもそれぞれ僕と同じベンチに座る。
「あー、こんなワンピースこりごりだよ。みんなじろじろ見るしさぁー。
いつものTシャツジーンズのほうがいい」
「もー、かほりちゃんたら。」
赤坂さんの疲れきった言葉に、水都さんは苦笑している。
・・・・赤坂さんか。
人となりを見る限り、結構飾らない人なのかも。
普段はTシャツとジーンズらしいし、今も髪は後ろで軽くひとつにまとめてあるだけだし。
なんか、スポーツマンって感じかな?
僕がそんなことを考えていると、彼女たちの話も落ち着いたのか、
赤坂さんが立ち上がりこちらを振り向いた。
「さて、あたしたちはそろそろ帰ろうか。少年、キミはどうするの?」

A・早く家に帰って荷解きをはじめたほうがいいかな?
B・バイト決まったし挨拶に行ったほうがいいかな?
C・明日から通う高校を見てみようかな?
出会いまくりだな・・・・・Bで。
そういえばバイト先に挨拶にいってないな。
一応顔を出しておいた方がいいよな。
さて、僕のバイト先は…

A.塾講師
B.猫柳建設
C.コンビニ
D.○iaキャ○ット
E.○・ジ・キャ○ット
D(w
やな選択肢ばっかだな、オイ!
Bだったらガッツ!になるところだったのか(w
Eだとあれになるんだろうし…
Dも結構困るんじゃねぇの、書き手(w
あった、ここだ・・・
僕のアルバイトする喫茶店。
看板には大きく「○iaキャ○ット(まるいあきゃまるっと)」と書いてある。
どういう意味なんだろう・・・?

カランコロン・・・
僕はドアを開けて中に入った。
「いらっしゃいませ・・・あら、凪くんじゃない!」
マスター(本当はミストレスなのだが)の洋子おばさんが僕を出迎えてくれた。
「お久しぶりです、おばさん。」
「ちょっと失礼ね!会うなり『おばさん』はないでしょう!私まだ26よっ!」
「だって、母さんの妹なんだから、『おばさん』じゃないですか・・・。」
「そ、そりゃそうなんだけどね・・・。でも、今後は『おばさん』は禁止ですっ!」
「じゃあ、何と呼べばいいんですか?」
「『お姉様』と呼びなさい!」

A・わかりました、おばさん
B・嫌ですよ、おばさん
C・ところで、この店の名前の由来は何ですか、おばさん?
C(w
「こらっ!おばさんおばさん言うな!」
「ははは・・・。」
「ふんとにもう!」
「そういえば、この店の名前って、どういう意味なの?」
「知らない。」
僕は疑問に思った。
「どういうこと?」
「だって、この店の前のオーナーから譲り受けたときからこの名前だったから。」
「そうなんだ・・・。でも、この名前じゃわかりにくいよ、おばさん。」
「だ・か・らっ!おばさんはやめてって言ってるでしょ!」

カランコロン・・・
「こんにちは、洋子ちゃん。久しぶりね・・・って、あら、凪も一緒なのね。」
母さんだ・・・。
「姉さん、凪くんったら、ひどいのよ〜!あたしのこと、おばさん、おばさんって・・・」
「あなた、凪から見たら、おばさんじゃない。」
「姉さんまで・・・、ひどい・・・。もういや!二人とも、出てってよっ!」
僕と母さんは締め出されてしまった・・・。
「あらら?洋子ちゃん、ヘソ曲げちゃったわね・・・」
さて、これからどうするか・・・?

A・おばさんに謝る
B・母さん、家に帰ろう。
C・母さん、散歩でもしようよ。
A
今後いろいろお世話になるからな・・・。
謝ろう・・・。
僕は再び店の中へ入った。
「何よ・・・。」
う・・・、すごく不機嫌そう・・・
「ごめんなさい・・・。」
僕は素直に謝った。
「ほんとに済まないと思うのなら、今後は『お姉様』と呼ぶこと。いいわね?」
「はい」
それを見ていた母さんは一言・・・
「やっぱり変よね。『お姉様』だなんて・・・。クス。」
おばさんはギロッと母さんを睨んだ。
「何か言った?姉さん。」
「ううん。何でもない。凪、そろそろ帰りましょうか。」
「そうだね。」
こうして、僕達は喫茶店を後にした。
帰り際に、洋子おばさんはこう言った。
「明日から、ちゃんと来るのよ!」
「うん、わかってる。」

そして僕は家に着いた。
あたりはすっかり暗くなっている・・・。
明日はいよいよ入学式か・・・。
いったいどんなことが僕を待ちうけているんだろう・・・?
期待と不安を抱いたまま、僕はベッドに入った・・・

ここで、オープニングテーマと共に、タイトル出現

2ch風リレー式恋愛ゲーム その4
ふわあ・・・
もう朝だな・・・
僕は起きると早速制服に着替えた。
新品の制服はまだちょっと固いな・・・。
でも、僕も今日から高校生か・・・。

下におりると、母さんが朝食を作って待っていた。
「あら、凪。おはよう。いよいよ入学式ね。しっかり勉強に、遊びに、恋に励みなさい。」
「うん!」

そして、母さんも立派なスーツに着替えた。
「じゃあ、そろそろ行きましょうか。」
ピンポ〜ン。
そのとき、呼び鈴が鳴る。
ドアを開けると、水都さんがいた。
「おはよう。凪くん。」
水都さんはブレザー姿だ。よく見ると、形状や色は僕の制服に少し似ているな。
水都さんは僕を見るなりこう言った。
「わあ、やっぱり同じ学校だったんだ!よかった。ところで凪くん、これから入学式でしょ?
一緒に行かない?」

A・可
B・否
ついにOPキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!

気分が乗ってきたところでA!
「うん、一緒に行こう。」
「わぁいvうれしいなっと♪」
おや・・・?水都さんの隣にもう一人いるぞ?
背丈は水都さんと同じ155cmくらいの、大きな眼鏡をした短い髪の女の子だ。
やはり水都さんと同じ制服を着ている。
その女の子は口を開いた。
「あ、あの・・・、は、はじめまして・・・。わたし、遥香ちゃんの隣に住んでいる・・・、
相馬 亜美(そうま あみ)といいます・・・。」
う〜ん、かわいいことはかわいいんだけど、顔のつくりがどちらかというと派手な水都さんとは違い、
ちょっと地味めだな・・・。顔色もあまり良くないし・・・って、何を冷静に評価してるんだろう、僕は。

A・僕は秋篠 凪(あきしの なぎ)といいます。どうかよろしく。
B・へっ?水都さんの隣に住んでるのは僕だけど?
C・何だか顔色悪いなあ・・・、大丈夫なの?
A
「僕は秋篠 凪(あきしの なぎ)といいます。どうかよろしく。」
「は、はい・・・よろしく、お願いします」
相馬さんはおどおどしながら答えた。うーん、人見知りってやつかなぁ。
「じゃあ、そろそろいこうよっ。」
にっこりと笑いながら、水都さんが言った。
「うん・・・」「そうだね」
「楽しみだなぁ、みんなおんなじクラスになれるといいね〜♪」
そうして、僕らは歩き始めた・・・・。

「わぁー・・・・」
これから僕たちが通う高校を見上げながら僕は感慨にふけっていた。
三年間、ここに通うんだ・・・・思い出もいっぱい作って・・・・。
と、浸っていたのもつかの間のこと。
「さてと、クラス発表の掲示板はどこかなー?」
「あっ、水都さん。ちょっと待っ・・・・」
一足先にと駆け出した水都さんを追いかけようとした瞬間。
「はぅっ?!」
小さな悲鳴。そして軽い衝撃とともに、横から何かがぶつかってきた。
「・・・・?」
「あぅ・・・ごめんねー?」
女の子は鼻を抑えながら、僕に謝ってきた。
「いや、君こそ大丈夫?」
女の子のほうへと振り向き、そのまま正面から見る。・・・・僕らと同じ制服。
そして、胸元までの髪をサイドだけ後ろでポニーテールのようにして落ち着いた赤のリボンでまとめている。
・・・・しかし、どこかに違和感を覚えた。
「ん、大丈夫。・・・それじゃ、悪いけど急いでるから・・・・本当にごめんねっ?」
女の子は挨拶もそこそこに校舎のほうへとかけていった。
同じ学校の生徒だし、またどこか出会うこともあるよね・・・・・。
僕は、気を取り直して水都さんを追いかけた。
「凪君、おそーい。私、もう自分のクラス確認しちゃったよー?」
先に掲示板にいた水都さんがあきれながら待っていた。
ごめんごめんと謝りながら、二人で掲示板に向き合う。
「うーん、僕はどこのクラスかなぁ」
そうして、水都さんと二人でしばらく探す。
「あ、ほら。あったよ凪君の名前」
僕は水都さんが指すほうを見た。・・・・・・僕はF組かぁ。
僕はそのままF組を見つづける。
誰かと同じクラスになってないかなぁ・・・・・・?
「あれ・・・・?」

A・水都さんと同じクラスだった
B・赤坂さんと同じクラスだった
C・相馬さんと同じクラスだった
D・みんなと同じクラスだった
E・誰とも同じクラスじゃなかった
Dでしょ、やっぱり。
「赤坂かほり、相馬亜美、水都遥香・・・みんな同じクラスだ」
僕は半ば呆然としながらつぶやいた。
「そうなの!もううれしくって♪とりあえず、1年間仲良くやっていこうねっ」
水都さんはよっぽどうれしいのか僕の手を握ってぶんぶんふった。
「おーい!」
そのとき、向こうから赤坂さんと相馬さんがやってくる。
とりあえず、楽しい一年間になりそうだ・・・・。
僕は息をひとつつきながらもうれしい気持ちになっていた。

そして、入学式が始まる。
校長先生のありがたいお話や、PTA会長さんのお話など、何の変哲もない入学式が滞りなく過ぎていく。
そして、入学式も終盤に差し掛かったころ。
「・・・学生会長式辞。新入生起立!」
そして、一人の女の子が歩き始めた。・・・って、あれ?さっきの女の子?
「みなさん、こんにちは!」
壇上で礼をした後、穏やかな笑みのまま女の子は話し始める。
そこで、僕はようやく今朝の違和感の正体に気が付いた。・・・彼女のネクタイは赤。僕のネクタイは青なのだ。
この学校は学年によってネクタイの色が違う。一年生は青、二年生が緑、三年生が赤。
・・・・ってことは、あの人3年生だったのか。
うーん、人は見かけに寄らないなぁ・・・・。
「・・・・在校生代表、柳島真理(やなしままり)」
いろいろと考えているうちに彼女の話が終わった。礼をする。
僕は・・・・

A・先輩を見つめていた。
B・先輩に小さくジェスチャーを送った。
C・先輩が転ぶようにお祈りしてみた。
「どうか、あの人が転びますように・・・」
僕は心の中でお祈りした・・・
そのとき、横から水都さんが小さい声でいった。
「ちょっと、凪くん!口に出して言ってるよ!」
やべっ!(w
そのとき・・・
「あっ、転んだ!」
会場のあちこちからクスクスと笑いが起こった・・・
柳島さんは起きあがると、照れ臭そうに頭をかいた。

そして教室・・・
僕達の席の後ろには保護者が立っている。
そして、いよいよ担任の先生が登場だ!
ガララララ・・・
ドアが開いて、先生が登場した。
途端に、クラスのみんなから、ざわめきが起こった・・・
見ると、外国人の先生だ・・・
なぜか水都さんはニヤニヤしている・・・
ふと後ろを振り返ると、水都さんのご両親も暖かい眼差しでこの先生を見つめていた・・・

A・とりあえず先生の自己紹介を聞こう
B・なぜニヤニヤしてるのか水都さんに聞いてみる
C・水都さんのご両親の眼差しについて考える
A

つまり、先生はドイツ人とハーフの純一ってことか?
「みなさん、はじめまして。って、中にははじめましてじゃない人もいるようだけど(w
僕がこのクラスを受け持つことになりました・・・」
そう言って先生は黒板に名前を書き始めた・・・。
「水都・アマデウス・純一です。」
水都さんはクスッと笑った。
そうか・・・。先生は彼女の兄なのか・・・。
ということは、水都さんのご両親にとっては息子・・・。
「僕の担当教科は英語ですが、家庭科も見れます。」
へえ・・・。
「僕の家族構成は、父と母、それと妻と息子が一人、それに弟が二人、あと・・・」
一瞬の間を置いて、先生は話を続けた。
「あと、不肖の妹が一人います!」
先生は水都さんのほうを見てニヤっと笑った。
水都さんは、一瞬ムッとした顔をした。

「それでは皆さんに自己紹介をしてもらいましょう。ではまず、赤坂さんから。」
「皆さんはじめまして。赤坂かほりです。家族構成は、父、母、兄、兄の妻、兄の子供4人です。
中学時代は兄の影響で柔道をやってました。皆さん、よろしくお願いします!」
「柔道をやっていたんですか・・・。かっこいいですね。そういえば、うちの柔道部は全国でもトップクラスの
強豪なので、ぜひ入部してはいかがでしょう?では、次、秋篠くん。」

A・皆さんはじめまして、僕が秋篠 凪です!
B・おう、俺が秋篠 凪だぜ!よろしくな!
C・あ、あの・・・、ぼ、僕が・・・、・・・アキシノナギデス・・・
D・漏れの名前は秋篠 凪でつ。どうかよろしくおながいしま
急に恥じらいC
「あ、あの・・・、ぼ、僕が・・・、・・・アキシノナギデス・・・」
「秋篠くんは、恥ずかしがりやさんなのかな?もっと元気に話しましょう。」
怒られちゃった・・・
「では次・・・」
こうして、水都さんの番が来た。
「皆さんはじめまして、私は水都 遥香といいます。家族構成は、父、母、兄嫁、その子一人、
弟二人、あと、どうしようもないダメ兄がいます。」
今度は先生がムッとした・・・。

何か険悪な空気になってるよ・・・

僕は・・・
A・水都さんをなだめる
B・先生をなだめる
C・水都さんのご両親に助けを求める。
D・寝たフリをしてやり過ごそう・・・
少し迷ったがB。
がんばれ凪。
DQN教師…
せ、先生!あとが詰まってます!早く自己紹介を終わらせちゃいましょう!」
僕は慌てて先生にそういった。
これ以上クラスの雰囲気をこの兄妹によって険悪にするわけにも行かない。
「ああ、そうだったね。うーん・・・それにしても秋篠くんはよく気がつくねぇ」
先生はにこりと笑っていった。いや、そんなこともないんですけど・・・・。
しかし、次の瞬間先生はとんでもないことを言い出した。
「そうだ!そんな秋篠くんには、委員長をやってもらおうかな?」
・・・・は?委員長?
「ええっ?!む、無理ですよそんなの!」
僕は手と首を横に振りながら必死に否定した。
「だめかどうかはやってみなくちゃわからないさ。それに先生もまだこのクラスのことよく知らないし。
・・・・ついでに言えば男子の出席番号1番だしね」
先生は畳み掛けるように僕を説得しようとする。しかし、最後のはあまり関係がないような???
僕は・・・・・

A・しかたない、引き受けよう・・・
B・だめだ、絶ーっ対!だめ!!
C・僕よりも水都さんはどうですか?
Cで(ぉ
「ちょ、ちょっと!凪くん!なんであたしに振るのよ!」
水都さんはびっくりしている。
「うん、それじゃあ、遥香には副委員長をやってもらおうかな♪」
「ええ〜っ!?」
「では、賛成の人は手を挙げて下さい。」
全員挙げたよ・・・。
「よし、それでは、今日からこのクラスの委員長は秋篠凪くん、副委員長に水都遥香さんに決定します!」
キーンコーンカーンコーン・・・
「それでは皆さん、今日はここまで。それでは解散しましょう。」
こうして第1日目のHRは終了した・・・

先生が出ていくと、水都さんや相馬さんたちが僕の机に集まってきた。
「お兄ちゃんてば信じられない!何で皆の前で悪口言うのよっ!ぷんぷん!」
水都さんは怒っていた。
「まったく昔からそうだよね。あんたたち兄妹って、ケンカしてばっかり。でも、ケンカばっかりっていうのは、
それだけ仲がいい証拠なんだよ。」
赤坂さんの一言はときに核心をずばり言い当ててるなあ・・・
「まったく、お前ら兄妹のどつき漫才はいつ見てもおもしろいなあ(w」
水都さんの後ろから、男子生徒が話しかけてきた。水都さんの知りあいかな?
その男子生徒は続けて僕に話しかけてきた。
「やあ、委員長殿。俺は矢島 源五郎(やじま げんごろう)っていうんだ。よろしくな。」
矢島くんは僕に握手を求めてきた。

A・うん、こちらこそ。
B・あまり気が乗らないなあ・・・
C・ところで、君は誰?
A
DQN教師の片鱗が垣間見えた。
「うん、こちらこそ。」
僕はその手を軽く握る。
「それじゃ、落ち着いたところでそろそろ帰るか」
みんなは帰る準備ができていたようなので、僕も急いで帰る準備をする。
しばらくしたあと、僕らは教室を後にした・・・・・。

○iaキャ○ット。
今日からここでバイトだ・・・・緊張するなぁ。
おば・・・じゃなくてお姉様に昨日指示されたとおり裏口に回った。
「おはようございます」
僕は軽く挨拶をすると、更衣室へと入った。
「ふぅ・・・・。」
着替えも終わり、とりあえず事務所のソファーに座る。しかし、なんだかそわそわしてしまう。
おばさ・・・・いや、お姉様は時間まではここにいてっていってたから下手に動けないし。
でも・・・その時間まであと40分近くある。うう、なんだか一人でいると落ち着かないよ・・・・。
「おはようございますっ♪」
そのとき、誰かが事務所に入ってきた。自然と視線がそちらに向かう。
「あれ、あなたは・・・・こんにちは」
相手もどうやら驚いているようだった。
今日、顔を見るのはこれが三度目の女の子。・・・・校門前でぶつかったときと、入学式と、そして今。
えーと、彼女は確か・・・・・。

A・柳島真理さん?
B・学生会長さん?
C・とんでもなくドジな先輩?
D・だ、誰だっけ?
C(w
と、不意に今朝の朝礼での出来事が頭をよぎった。
えーっと、彼女は確か・・・ 朝会で転んだドジな先輩?
「えーと、確か、朝会で階段から転げ落ちた生徒会長さん?」
「はぅっ?!」
彼女の顔が引きつる・・・
「あの・・・ 見てたんですか?」
「いや、見てというのか、てか祈ってたというのか・・・」
「祈って・・・ いた?」
彼女が首をかしげる・
「あーあー、こっちのこと。 気にしないで」
しまった。 思わず口が滑ってしまった。

「あの・・・ 今朝は大丈夫でしたか?」
彼女が僕に問う。
「えっと・・・ 大丈夫だったって何のことかな?」
「ほら・・・ 今朝、私があなたに横からぶつかっちゃって・・・」
「あー、気にしないでください。 それより、先輩の方こそ大丈夫でしたか?」
「あ・・・ はい。 よくあることなので・・・」
どうやら、彼女にとって、人にぶつかるという行為は日常茶飯事らしい。

「あ・・・ ところで、この店に御用でしょうか? お客さんなら、私が・・・」

A・今日からここでバイトをすることになったんです。 よろしくお願いします。
B・そうです、お客さんです。 とりあえず、コーヒーでも貰おうかな?
C・ちょっとメイドさんを見にふらっと立ち寄ってみたんですが・・・
A
まとめてみたー。

・秋篠 凪(あきしの なぎ)
 主人公。F組委員長。「○iaキャ○ット(まるいあきゃまるっと)」でアルバイト。
 性格はまとも。

・水都 遥香(すいと はるか)
 同級生のお隣さん。F組副委員長。
 かわいい女の子で、前作主人公の妹でもある(両親が再婚同士で血はつながっていない)。

・赤坂 かほり(あかさか かおり)
 遥香の親友。でかい(少なくとも180cm以上はある)。軽く後ろでまとめられた、長くまっすぐな黒髪で、結構飾らない人。
 某DQN看護士の娘さんで柔道をしている。

・相馬 亜美(そうま あみ)
 同級生。水都さんのお隣さん。背丈は水都さんと同じ155cmくらいの、大きな眼鏡をした短い髪の女の子。かわいいことはかわいいが、顔のつくりがどちらかというと派手な水都さんとは違い地味め(by凪)
 人見知りな性格?

・柳島真理(やなしままり)
 3年生。生徒会長。○iaキャ○ットでアルバイトをしている。胸元までの髪をサイドだけ後ろでポニーテールのようにして落ち着いた赤のリボンでまとめてた髪型。
 人にぶつかるという行為が日常茶飯事。

・秋篠 洋子(あきしの ようこ?) おばさん。
・水都・アマデウス・純一(すいと・〜・じゅんいち) DQN教師。

この学校は学年によってネクタイの色が違う。一年生は青、二年生が緑、三年生が赤。
かほりは赤坂の妹じゃなかったっけ?
違ったらごめん
かほりは赤坂の妹じゃなかったっけ?
違ったらごめん
「えっと、今日からここでバイトすることになりました、秋篠 凪です。」
「私は柳島 真理です。どうかよろしくね♪」
俺達二人は握手した。

「ところで、凪くん。うちの学校ってアルバイト禁止なの、知ってた?」
「へ?そうなんすか?」
「うん・・・。私はある事情で学校から許可をもらってやってるんだけど、凪くんはどうなの?」
「ああ、僕は・・・」

A・おばさんの手伝いと言う
B・黙ってりゃばれないよと言う
C・今すぐ辞める

>>60
>>61
前スレでは、綾葉と付き合いだした頃に、すでにかほりがいるので、妹が妥当だと思われ。


というか洋子おば…お姉さんは地元の人間なのだから
アルバイト禁止を知っていると思うのだが。
「黙ってりゃばれないですよ。」
僕がそう言うと、柳島さんは・・・
「ダメよ。今すぐ許可を取るか、辞めるかしないと。」
「じゃあ、何で先輩は働いてるんですか?」
「それは・・・、私は・・・、ひとりぼっちだから・・・」
柳島さんの目に涙が光る・・・。
「ごめんなさい。聞いてはいけなかったんですね・・・。」
僕も何だか悲しくなってきた・・・。

「おはよう。あら?二人とも、どうしたの?」
洋子おば・・・お姉様がそこに入ってきた。
「あ、マスター(本当はミストレス)。実は・・・」
「ああ、それなら、凪くんは私の姉の子だから、週に何日かお手伝いしに来てもらってる、てことで
いいんじゃないかしら?」
「えっ?そうだったの?そういうことなら、仕方ないか。じゃあ、これから、よろしくね、凪くん!」
柳島さんはにっこり笑った。
「は、はい!よろしくおねがいします!」
こうして、僕のバイト一日目が始まった・・・

疲れた・・・。
働くって、こんなに疲れるものだったんだ・・・。
「そりゃそうよ、お金をもらうんだからね。」
「ははは・・・。」

「じゃあ、今日はお疲れ様。あと、凪くんは今週は明後日とその次の日の土曜日に来てちょうだい。」
ようやく時間だ・・・。
さて・・・

A・柳島さんを送っていこう。
B・洋子おば・・・お姉様と一緒に帰ろう。
C・おや?水都さんからメールが届いてるぞ?

>>60
洋子おばさんの苗字はまだ秋篠かどうかはわからないよ?
凪の母さんが結婚して「秋篠」になっただけかもしれないし。
A
「送っていきますよ。先輩。」
「えっ?わ、私は・・・いいわ・・・。」
柳島さんは迷惑そうな顔をした・・・。
「そんな!もう暗いのに一人で帰ったら危ないですよ。」
「でも・・・、私の家には・・・、来ないでほしいの・・・。」
僕は・・・

A・強引に家まで送り届ける
B・あきらめよう
C・理由を聞く
D・途中までなら、いいでしょ?
D
「わかりました・・・でも、途中までならいいでしょ?」
「え・・・・・?」
柳島さんが驚いたような顔をする。そして、しばらくの間をおいて。
「うんっ、じゃあお願いしちゃおうかな?」
にこり、と笑ってそういった。
「はい。僕なんかじゃどこまで頼りになるか、わかりませんけどね?」
「あはは。じゃ、帰ろ?」
僕が軽口を言うと、柳島さんは笑った。
その表情には先ほどまでの拒絶のようなものは見られなかった。
本当にうれしそうな微笑だ。・・・僕も少しだけうれしさが増した。

店を出て二人で歩く。
「そういえば、秋篠君は1年F組の委員長さんなんだって?」
突然、その話題を振られ僕はびっくりした。
「え?!な、なんで知ってるんですか?」
「そういう情報は、すぐに生徒会長のところにくるからねー。」
早いんだよー、と続けてニコニコと笑っていた。
だが、すぐにぽん、と手をたたくと思い出したとばかりに僕に言った。
「あ、そうだっ!明日の放課後、学生会議があるからちゃんと出てねー?」
「が、学生会議?・・・そんなのがあるんですか?」
「うん、あるよ。普段は・・・月一回くらいの割合、かな?
忙しいとき・・・・行事とか何かあったときにはもっと頻繁になると思うけど。
・・・・そういうときには率先して動いてもらうことになるしね」
うわあ・・・・僕って実はとんでもないもの押し付けられちゃった?
少しは何かあるかとは思ってたけど、まさかここまでとは・・・・・。
「でも、明日は自己紹介・・・?うん、それくらいの程度だから」
柳島さんは苦笑しながら首を傾げてそういった。
じゃあ、僕も何か聞こうかな・・・・・?

A・生徒会長って主にどんなことをしてるんです?
B・自己紹介・・・?ってそれ以外にもなにかあるんですか?
C・先輩って学生会議のときもこんな調子なんですか?
「仕方ないわね・・・。じゃあ、途中までね。」
僕はようやくOKをもらった。
でもなぜ、彼女は送ることを嫌がるんだろう・・・?

僕と柳島さんは歩き出した・・・。
黙って歩くというのもなんだな・・・。
せっかくだから、何か話そう。

A・柳島さんのことを聞く
B・自分のことを話す
C・お店のことを聞く
かぶったか・・・
>>71のBで。
「うん、自己紹介と、あと、これからの仕事についての簡単な説明かな。」
何だ、その程度なんだ、と僕が安心してるのもつかの間・・・
「でも、君はこれからお店のお手伝いもあるし、クラブ活動にも参加しなきゃならないから、大変だよ?」
へっ?クラブ活動?
「でも、わたしだってきちんとこなせてるんだから、君にもできるよ。」
「えっ?先輩もクラブに入ってるんですか?」
「うん。」
「何部ですか?」
「ふふふ。柔・道・部♪」
見ると、柳島先輩は普通の女の子の体なのに・・・。
そうしているうちに、僕たちは十字路にさしかかった。
「ここまででいいわ。ありがと。じゃあ、またね!」
柳島先輩は走っていった。

僕も家に帰ろう・・・。

ピロロロロ・・・
突然、僕の携帯が鳴った。
おや?水都さんからだ・・・

A・すぐに出る
B・あとでかけ直す
C・おかけになった電話番号は、現在、使われておりませ
「もしもし、あ、凪くん?あのね、今度の日曜日に、私の家で入学記念パーティーやるんだけど、
凪くんもよかったら来ない?」
えっと、今度の日曜日は・・・、うん、予定は入ってないな。バイトもないし。
「他には誰か来るの?」
「うん。かほりちゃんと亜美ちゃんと、矢島くんと、あと、何人か来るよ!みんなお兄ちゃんのお料理を
楽しみにしてるんだよ♪」
水都さんのお兄さんの手料理か・・・待てよ、水都さんのお兄さんって・・・、あのDQN先生だよな・・・?
さて、どうするか・・・?

A・行く
B・行かない
「うん、行かせてもらうよ」
「やった、凪君も参加だね♪うーんと、じゃあ、これで全部かな・・・」
電話の向こう側で嬉しそうに水都さんが言った。
その時、ふとバイト先での先輩とのやりとりを思い出した。
(私は、ひとりぼっちだから・・・)
先輩・・・・先輩も誘ったらダメかな?


A・一応ダメもとで言ってみようか。「あのさ、他にもつれていきたい人がいるんだけど・・・」
B・新入生歓迎会だし別にいいか。「そういえば、明日の放課後に集まりがあるんだって」
Bにしてみようか。
あまり彼女と関係ない人を呼ぶのもなんだし
うーん、やっぱり新入生歓迎会だしやめておこう。
あの悲しそうな顔は気になるけど、先輩は僕にしか関係がないし・・・。大体先輩が承諾するとは限らない。
今日も最初は拒絶されちゃったしね・・・。

・・・あ、そうだ。先輩で思い出した。
「そういえば、明日の放課後に集まりがあるみたいだよ」
「え?そうなの?」
・・・まだ続きそうだ。かなり長いこと話してるけど、これ以上話して水都さんの電話代、大丈夫かな?


A・このまま電話を続ける
B・電話代は平気か聞く
C・隣同士窓が近いから続きはそっちで
Bでよろ。
それに今、凪は先輩送って外にいるしな。
「ところで、電話代は大丈夫?あまり長く話してると、迷惑じゃない?」
「大丈夫よ。これ、コレクトコールだから。」
「へっ?」
僕は耳を疑った。コレクトコール?あれって、やるときは、受け手側の承諾を得なければできないんじゃ・・・?
そして水都さんは声を小さくして続けた。
「ふふっ、冗談よ♪今、お兄ちゃんが見張ってるから、そう言っとかないとうるさいのよ、てへへ・・・♪
でも、気遣ってくれてありがとねvじゃあまたね♪」
「うん、バイバイ。」
さて、僕もそろそろ帰ろうかな・・・。

ふう・・・、今日はいろいろあったなあ・・・
明日からもがんばろう・・・

次の日。
玄関先で大きな明るい声がした。
「おはよう!凪くん、一緒に行こう!」
水都さんと相馬さんが一緒にいる・・・。

A・一緒に行く
B・断る
C・それよりも、これから学校サボってどっか行かない?
A
「よーし、行こうか」
でもちょっと玄関先で二人の女の子が大きな声をあげると
いうのもちょっと恥ずかしい。大体、母さんがきょとんと
している。普通なら突っ込みなり追求される状況だと思う
のだが。

まあ、いいや。

玄関から顔を出した。
「おはよ。ちょっと待ってて」

上着をはおってカバンを持って外へ出た。
こんな子達とクラスメイトなんてなかなか悪くないよな。
ちょっと顔がにやけてしまう。

「ねえ、どうしたの?なんかいいことあったなら教えて?」
水都さんが聞いてきた。

僕は
A.「男の手料理ねえ」と遠くを見ながら話をそらした。
B.「いや、こんな可愛い女の子達と一緒に学校へ行ける
   なんてさ。…なんてね」とちょっと笑って答えた。
C.「しかし、昨日の生徒会長さんって絶妙のタイミング
   で転んだねえ。で、バイト先が一緒だったんだ」
   と苦笑いして誤魔化した。
86名無しくん、、、好きです。。。:03/09/18 00:41 ID:Ty+o7UTM
A
「男の手料理ねえ・・・」
「あら、何か不満?あれでもお兄ちゃんのお料理はすごくおいしいのよ?」
「本当かなあ・・・?」
「うん、凪くんも一度食べてみればわかるよ。おいしさはあたしが保証する、うんv」
「でも、僕は先生のよりも、水都さんや相馬さんの手料理が食べてみたいなあ・・・なんてね♪」
水都さんは一瞬驚いた顔をした。そして、僕の肩をばんばん叩いた。
「や、やだもう・・・!照れちゃうじゃないっvでも、お世辞でも、うれしいよ♪」

「やあ、諸君!」
後ろから声をかけたのは、矢島君だ。
「よう!一体何の話してんだ?」
「実は、今度のパーティーのことから、手料理の話になって、それから・・・」
僕は事情を離した。

「ふ〜ん、そうか。でも、水都のはともかく、相馬のはやめといたほうがいいぜ。」
「どうして?」
「そりゃもう姉ゆずりの料理の腕前だからなあ・・・、ははは・・・。

「やめてよ!わ・・・、わたしだって・・・、気にしてるんだから・・・」
相馬さんは泣き始めた・・・。

A・あ〜あ。泣かしちゃった!矢島君を責める
B・涙を拭いてやる
C・そ、そんなにすごいの?今度食べさせてよ。
ここは責めていい!A
「何てこと言うんだよ!彼女に失礼じゃないか!」
僕の声は自然に荒々しくなったが、矢島くんはしれっと答えた。
「だって、ほんとのことだも〜ん♪」
「だからって、そんなに言うことないじゃない!この馬鹿!」
今度は僕の代わりに水都さんが怒った。
水都さんって、友達思いなんだなあ・・・。
「さあ、亜美ちゃん、凪くん、こんなやつほっといて、早く行きましょう!」
水都さんは僕と相馬さんの手を握って、早足で歩き出した・・・
「お〜い、待ってくれよ〜!俺が悪かったから、そんなに怒るなよ〜!」

A・仕方がないから、待ってやる
B・何とか彼を撒こう
C・「それより相馬さん、今度僕も食べてみたいな。」
C
相馬さんはちょっと涙を拭きながら
「うん、がんばって作るから、今度食べてね。一生懸命練習もするから」
と答えてくれた。
うなずきながら水都さんが相馬さんに話しかけた。
「じゃあ、今度、亜美ちゃん、一緒にお料理作ろう?」
「ありがとう。どう作ればおいしくなるのか、教えてね。味付けの
やり方とかね」

俺が練習の立会人というのも悪くないかな。

相馬さんはちょっと笑った。水都さんはちょっと考えながら答えた。
「そうねえ。いつも一緒にお料理をしてて思うんだけど、亜美ちゃ
んの味付けはなんか極端に走っちゃうんだよね。辛いものはなんか
辛すぎるし、甘いものは甘みだけが強いし。調味料とか入れすぎて
る感じもするしね。そこらへんのバランスよね。あと盛り付けかな」
相馬さんは思い出すようにして、コクコクとうなずきながら答えた。
「そうよね。バランスが大事だと私も思うんだ。自分で食べていて、
ちょっと、おいしくないと思うこともあるし。」

ん?やはり矢島君が言う通りおいしくないなのか?自覚症状もあるし、
周囲もそう認めてるのか。マンガで出てくる様に食べるとショック症状
で数日寝込む様なものではないようだが・・・。それに盛り付けもダメな
のか…

A.「やっぱり矢島君の言う通りなの?」と相馬さんに聞く
B.「水都さんも、結構料理をするんだね」と水都さんに振る
C.「練習に俺も付き合っていいかな?楽しそうだから」と
  二人に聞く
C
「うん!もちろんよ!」
水都さんはにこっと微笑んだ。
か、かわいいな・・・v
でも、それとは裏腹に相馬さんは・・・。
「で、でも・・・あの・・・」
あまり乗り気ではないみたいだ・・・。

「もう、亜美ちゃん!こういうのは積極的に食べてもらって意見をもらわないと、練習にならないんだよ?」
「でも、凪くんに私のまずい料理を食べさせたくないから・・・」
「そうだ!今日、学校が終わったら、私の家に集まってやろうよ!」
水都さんが提案した。
今日は・・・バイトはないな。バイトは明日と明後日だ。

A・うん、行くよ。
B・ごめん、今日は都合が悪くて・・・
とりあえず凪は集まりがあるんじゃなかったっけ?
つーわけでB
「ごめん、今日はちょっと都合が悪くて・・・。」
「そう・・・」
「うん、クラス委員の集まりがあるから・・・。」
「あっ!それって、確かあたしもだったっけ!すっかり忘れてたよ・・・、てへへ・・・。」
水都さんは照れて笑った。
「ね、ねえ、じゃ、お料理は、今度にしない?」
相馬さんが俺たちに聞いてきた。
「そうだね。じゃあ、今度にしようか。」
「やったあ♪」
相馬さん・・・、そんなに作りたくなかったのか・・・

そうこう話しているうちに、僕たちは校門に到着した。
そして下駄箱に靴を入れ、上履きに履きかえる。
そして、教室へ・・・。

高校生活一番最初の授業は、体育だ。
「ははは、楽しみだなあ♪」
赤坂さんが楽しそうに笑った。
そして彼女たちは着替えを持って、更衣室へ・・・

A・自分も早く着替えるか。
B・コソーリ彼女たちに連いてってみよう・・・
C・かったるいし、ふけよう。
A 今回は真面目キャラみたいだし。
さて、僕も早く着替えるか・・・。

着替えた僕は早速運動場へ下りた。
みんな体操着に着替えていた。
女の子たちの体操着は下がスパッツだった。
水都さんが話しかけてきた。
「凪くん、女の子の体操着、ブルマじゃなくて、残念だったでしょ?」

A・すごく残念
B・いや、別に残念じゃないよ。むしろみんなの体型のラインがくっきり・・・ハァハァ
C・いや、別に残念じゃないよ。女の子もあれじゃあ恥ずかしいだろうからね。
D・ところでブルマって何?
A
関係無いが先輩萌え
引っ越してくる前の学校は、男子は短パン、女子はブルマーだった。
この高校では男子も女子も下はスパッツで統一されていて、
本当はすごく残念なのだが、敢えてそれを覚られないように
「まぁ…確かにちょっと残念かな」
などと言ってみる。

「またまたぁ、強がっちゃって。顔に書いてあるわよ?」
水都さんが僕の顔を覗き込み、"にへ"と笑った。
「ふぇっ!?」
いきなり本心を見抜かれてしまった事と、
思わぬ水都さんの接近に、僕の顔はかっと熱くなってしまった。
「うふふ、冗談だよ〜。照れちゃって可愛いなぁ、凪くんは」
そう言って水都さんは女子の列に戻っていった。

A・追いかける
B・他の男子に話しかけてみる
C・とりあえず先生を待つ

       (  _,, -''"      ',             __.__       .____
   ハ   ( l         ',____,、      (:::} l l l ,}      /      \
   ハ   ( .',         ト───‐'      l::l ̄ ̄l     l        │
   ハ   (  .',         |              l::|二二l     |  ハ こ  .|
       ( /ィ         h         , '´ ̄ ̄ ̄`ヽ   |  ハ や │
⌒⌒⌒ヽ(⌒ヽ/ ',         l.l         ,'  r──―‐tl.   |  ハ つ  .|
        ̄   ',       fllJ.        { r' ー-、ノ ,r‐l    |  ! め │
            ヾ     ル'ノ |ll       ,-l l ´~~ ‐ l~`ト,.  l        |
             〉vw'レハノ   l.lll       ヽl l ',   ,_ ! ,'ノ   ヽ  ____/
             l_,,, =====、_ !'lll       .ハ. l  r'"__゙,,`l|     )ノ
          _,,ノ※※※※※`ー,,,       / lヽノ ´'ー'´ハ
       -‐'"´ ヽ※※※※※_,, -''"`''ー-、 _,へ,_', ヽ,,二,,/ .l
              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       `''ー-、 l      ト、へ
中原の覇者曹操孟徳様が100ゲットだ!

>>101 中原の覇者曹操が揚子江にヘドを吐くとは!
>>102 となりの夏侯惇は経済の鬼だ
>>103 うううっ・・・!!おおお・・・・・・!うおおおお〜!!
>>104 いいところへきた一緒に粥でも食わんか
>>105 曹仁も曹洪も首を出せーい!
>>106 ・・・余が亡きあと・・・世継ぎは・・・曹・・・ううっ!・・・世継ぎは・・・そ 曹・・・・・・
A
「ま、待て〜」
「うふふ、鬼さんこちら〜♪」
僕は水都さんと追いかけっこを始めた。
ほかのみんなはあきれ返って僕らを見ている。
「つ〜かま〜えたっ♪」
「きゃんvつかまっちゃった・・・♪」
赤坂さんが相馬さんに話しかけた。
「あの二人、すごく仲がいいよね?」
相馬さんも同調したようだ。
「うん、そうよね・・・」

「ねえ遥香ちゃん、凪くん。」
「何?」
「君たち二人、みんな公認のカップルってことで、いいかな?」
赤坂さんが僕たちに聞いてきた。

A・いいよ
B・ちょっと待って
C・僕より先に水都さんが答えた
C
「えっ?ちょ、ちょっと待ってよう!あたしたちまだそんな仲じゃないよう・・・!」
水都さんはあわてふためいて否定しようとした。
そんな彼女もかわいいな・・・。

いよいよ先生がやってきた。
壮年のガタイのいい男の先生。前田という苗字だそうだ。
「よーし、がんばるぞ〜!」
赤坂さんは張り切っているなあ・・・

A・なぜ張り切っているのか赤坂さんに聞いてみる
B・なぜか顔色が悪い相馬さんに声をかける
C・水都さんといちゃつく
D・矢島に声をかける
かほりが目立ってないのでA
どうでもいいが、前田ってアキラ兄さん?
「ふふふ。まあそりゃ、前田先生は私の入ろうとしている柔道部の顧問の先生だからね。
いいところを見せておかないと♪」
そうか・・・赤坂さんは柔道部に入るのか・・・
僕は・・・どうしようかな・・・?

A・僕も前田先生にいいところを見せよう
B・自分のペースでやろう
C・かったるいから手を抜こう
B
クラス委員にもなったし、バイトもあるもんなあ…そんなほいほい顔を
出すわけにもいかないよな…格闘という意味では柔道ってのもいい
気がするけど…
それに赤坂さんってちょっと体が大きくってちょっと趣味じゃないかな。

「あさってが新入部員の歓迎会なんだ。新入部員はコスプレしなきゃ
ならないんだって…私はいつもの猫耳つけるから問題ないんだけどね」

へ?赤坂さんが猫耳??なんか不思議な呪文が聞こえた様な気がした。
「あー、かほりちゃん、お得意の猫耳なんだ〜。じゃあ黒のレオタードに
猫尻尾つけるんだね(はぁと)」
なんか相馬さんがニコニコしながら赤坂さんに話しかけてきた。
「凪くんは見たことないよね。かほりちゃんの猫ちゃんってとっても
可愛いんだよ」

なぬっ!でも俺はそれに心惹かれてはいけないような気がなんとなくして
いる。俺はどちらかというと真面目で通りそうな予感がしているのでそう
いう事に気を取られてはいけない気が何故かする。

俺は
A.「どっかで見せてもらうよ。皆で一緒のときにその格好して
  ほしいな」とそっけない素振りで赤坂さんに言った。
B.「もしかして相馬さんも、そういうの好きにゃのかな?」と
  頭の上で手でネコみたいな耳を作って相馬さんに聞いてみた。
C.「さあて、授業だよ。授業。学校が始まっていきなりの体育で
   まったりってのもよくないよね」と水都さんにふってみた。

主人公の一人称は『俺』じゃなくて『僕』な。
「もしかして相馬さんも、そういうの好きにゃのかな?」
僕は頭の上で手でネコみたいな耳を作って相馬さんに聞いてみた。

「ぷっ…!凪くんっ…それ、可笑しいっ…!
 あははははっ…お腹、よじれちゃうっ!あはははっ…!」
相馬さんは、僕の姿を見るなり、お腹を抱えて大声で笑い出した。
どうやら、このポーズが彼女の笑いのツボに入ったようだ。

「秋篠くんすごい!亜美ちゃん爆笑させちゃった!」
「私たち、中学からず〜っと一緒だけど、爆笑した亜美は見た事ないよっ」
突然起こった笑い声に、他の女子達がワラワラと僕たちの周りに集まってきた。
「何ッ!相馬が笑ってる!?あいつ、あの相馬を笑わせたのか…!?」
背の高い男子が、信じられないような顔で僕を遠くから見ている。
な、何だか僕、すごいことをやってしまったのか?

「何をやっとるんだ、秋篠ォ?男子はこっちだぞ?」
うわぁ、前田先生までやってきてしまった…
「す、すみません先生!あの、相馬さん…そろそろ笑い、収まらない?」
「はひゃ…ごめんっ、凪くん…今、顔見せないで…思い出しちゃう…あははっ!」
相馬さんは涙目で僕を見つめ、すぐに顔を逸らした。
ど、どうしよう…いきなり周囲の注目浴びちゃったよ…?

A.委員長権限で周りのみんなに散るように言う
B.相馬さんを周囲の女子に任せ、男子の列に戻る
C.先生にどうしようか相談する
D.もしかして僕には笑いの才能でもあるのかしら?
僕が男子の列に戻ろうとすると矢島君が感心した様に話しかけてきた。

「秋篠って才能あるみたいだね。いや、僕も笑いというものに常々
関心を持っていたんだよ。将来はお笑い番組の構成作家くらいには
僕の才能ならなれると思ってるんだけどね…」

適当にあははとか返して、矢島君にはそのまましゃべらせ続けて、
その間に列の僕のいるべき場所に戻った。

「これからお決まりの、体力測定を行う。各班に分かれてソフトボ
ール投げ、100メートル走、走り幅跳び、垂直跳び、前屈、背筋
測定、握力測定などやってもらうからな。あー、そこ、つまらなそ
うな顔をするな」

注意されている奴がいるけど、確かにつまらないよなあ…サッカー
とか、バレーボールとかやりたかったなあ。

「…で、前半では女子が測定係で、後半は男子がやるからな。
それぞれ適当に回って終わったらここへ集合するように」

あ、そうなのか。女子が測定係なのか。確かにグラウンドを
見ると女の子たちが色んなところに何人かづつで集まっている。
最初はどこへ行こうかな。

A.水都さんのいる100メートル走へ
B.相馬さんのいる走り幅跳びへ
C.赤坂さんのいるソフトボール投げへ
D.矢島君が何故か張り切っている背筋力測定へ
生徒会長に期待で、D!
「じゃあ、秋篠君。お先になー!」
なぜか異常なまでに張り切って矢島君は走っていった。
・・・・・・いったい、何なんだろう。
ま、いっか。とりあえず、僕は僕のペースでやろうっと。
「あ、秋篠君。こんにちは」
歩きだそうとしたそのとき、後ろから声をかけられた。
そのまま、振り向く。・・・・・先輩がいた。
「あ・・・でも、今だとおはよう・・・かなぁ?」
ちょっと悩む先輩に僕は苦笑しながら答えた。
「どっちでも大丈夫ですよ、多分。・・・とりあえず、こんにちは。先輩」
先輩はうん、とひとつうなずく。
「体育の授業かぁ。今日は何してるの?」
「体力測定ですよ。・・・ところで、先輩は?」
僕がそう聞くと、先輩は胸のあたりで抱えていたスケッチブックを少し前に出した。
「私は美術の授業中。風景画のスケッチしてたの」
あんまりうまくないんだけど、と付け足し先輩は照れくさそうに笑っていた。

A・先輩の絵を見せてもらう
B・もう少し先輩と話す
C・あ、そういえば体力測定・・・
「先輩の描いた絵、見てみたいです」
「え、だめだよ。私、下手だし、見ないほうがいいよ」
先輩はそういいながらさっと後ろにそのスケッチブックを隠す。
うーん。残念。かなり興味があったんだけど・・・・。
「描くこと自体は好きなんだけどね・・・私、美術部だし」
先輩は苦笑しながらそう答えた。
・・・・あれ?美術部?昨日は柔道部っていってなかったっけ・・・・。

A・先輩、柔道部に入ってるんじゃなかったんですか?
B・美術部ならなおのこと絵が見てみたい
「ああ、それはね・・・」
そのとき、僕を呼ぶ声がした。
「こらーっ!秋篠!何をさぼっとるかあーっ!」
やばっ!前田先生だっ!
「じゃあ、僕はこれで。アデュ!」
「うん、またね。」
先輩はにこやかに微笑んでいた。

「まったく、お前のせいで、何で俺たちまでグラウンド30周もしなきゃならないんだよ・・・」
矢島くんがぐったりとしていた。
「ごめんごめん。今度は気をつけるよ。」
水都さんも、足を投げ出して座り込んでいた・・・。
「あたし、もう歩けなーい!ぶう・・・。」
相馬さんに至っては、顔が青い・・・
「私、もうダメかも・・・」
赤坂さんはケロリとしている。
「ははは。みんな、だらしないなあ。ほら、さっさと立ちなよ。もう授業終わりなんだからさ。」
「赤坂さん、君って、タフだねえ・・・。」
「何言ってんだい。凪君だって、ピンピンしてるじゃないか。」
「ははは・・・まあね。」
「ずっるーい!何で罰を受ける人が元気で、まっとうなあたしたちが苦しまなきゃならないのよう・・・!」
水都さんがふくれている・・・
僕は・・・

A・とにかく謝る
B・襲うね。
C・さっさと教室に戻るか。
A
「ごめんなさいごめんなさい」
僕は両手をついて謝った。
水都さんは・・・僕のほうに寄ってきた・・・
そして、僕の両肩をつかみ、じっと僕の顔を見つめる・・・
をををっっ!か、かわいい・・・vvv
そして、彼女の右手が伸びてきた・・・v
そして、左手で僕の後頭部を押さえこむ。
水都さん・・・
「この・・・・・・」
へっ?
「馬鹿弟子がああっ!馬鹿弟子がああっっ!!馬鹿弟子がああああっっっ!!!」
ぎゃっ!ぐあっ!いてっ!
僕は額に思いっきり強烈なデコピンを五発も食らった・・・いてて・・・

「さあ、次の授業に遅れるわ。そろそろ行きましょうか♪」
何事もなかったかのように水都さんは立ち上がった。

「ほら、ちゃんと立ちなよ、源五郎!」
赤坂さんが矢島くんに肩を貸している。
僕は・・・

A・矢島君と赤坂さんの関係が気になった。
B・次の授業は英語だから、早く行かないと!
C・僕も赤坂さんにおぶさろう。


…念のためにリロードしたら…危なかったぜ。
兄直伝(w
ちゃんとDQNに育ってたんだな(w
「おい、早く行かないと、次の授業が始まっちゃうから、急ごう。」
僕は、赤坂さんと、矢島君に声をかけた。
「ほら、さっさと歩け!」
赤坂さんが矢島君を突き放した。
「まったく、世話のやけるやつだね、ほんと。」
赤坂さん、矢島君には妙に冷たいなあ・・・
「じゃあ、あたし達は着替えてくるから、また後でね♪」
赤坂さんたち女の子は先に行ってしまった。
僕は矢島君に肩を貸して、教室まで戻ってきた。
「ふう・・・、助かったよ。わりいな。」
さて、次の授業だな。
おや?矢島君、急に立ちあがったと思ったら、ドアを少し開け、一番上に黒板消しをセットしたぞ?
「やめなよー」
女の子達は止めようとしている。それに比べて男子は、
「おっ、面白そうだな!やれーっ!」
煽っているよ。
しかし、えらく古典的な方法だな・・・(w

A・やめさせる
B・あたたかく見守ろう
C・「そんな古いトラップじゃダメだ!」と、別の方法を教える
126名無しくん、、、好きです。。。:03/09/24 16:50 ID:j4AaQicI
「矢島君、そういう古典的なのはやめとけよ」
僕がそういうと矢島君は
「いや、お笑いってのはね。古典を知ることも大切なんだよ。
チャップリンとかドリフとかね」
あーあ、セットしちゃったぞ。もう知らない。

「秋篠君、いる?」

ガラッと扉が開いた。
黒板消しは頭に落ちなかった。その代わりのその女の子が
持っていたスケッチブックの上に落ちてそこからスカート
の方へすべり落ちた。

「あ、あ、あ…」

先輩だった。
先輩は何が起きたのか分からない感じで立ち尽くしていたが、
黒板消しで台無しになったスケッチブックの絵に目を落とすと
目に一杯涙を浮かべた。

「そんな…こんな事されるなんて…こんなクラス大嫌い!」

先輩は泣きながらスケッチブックを抱きしめて走っていって
しまった。
僕は

A.思わず矢島君に殴りかかってしまった。
B.先輩を追いかけた。
C.肩を落として「僕の責任でもある」と言った。
C

すまぬ凪、選ぶ俺とて辛いのだ…
「責任を感じてるのなら!」
拳を震わせながら水都さんが立ち上がって叫んだ。
「謝ってきなさいよ!」
彼女は怒りに我を忘れているかのようだった。クラスが凍りついた。
その雰囲気に水都さんがはっとした表情をした。
「あ、あの…うん、連帯責任ってあると思うし…」
急にトーンが下がって席に座り込んでうつむいてしまった。

「まあ、二人は委員長と副委員長だからね。一緒に謝りに行った方が
いいんじゃないのかな。相手はただの上級生かもしれないけど生徒会
長さんって立場もあるだろうからね。それにクラスの評判ってのもあ
ると思う」
赤坂さんは極めて冷静に言った。

「でも真犯人さんがノホホンってしてるのもよくないと思うよ」
相馬さんがノホホンとした顔をしている矢島君の方を見ながら言った。
いや、彼は自分の引き起こしたことが全く理解できなくて呆けていた
のだが。

僕は
A.「いや、ここは僕一人で行った方がいいと思う」ときっぱり言う
B.「クラスの立場か…水都さん、一緒に行ってもらえるか」と聞い
  てみる。
C.「矢島君…分かってるよね」彼の肩をたたいた。

真面目だ・・・w
「うん、わかった。でもその前に・・・」
水都さんは矢島くんの前に立った。そして・・・
「この・・・馬鹿弟子があっ!馬鹿弟子があっ!!馬鹿弟子があああっっっ!!!」
出た!強烈なデコピン五連発!
矢島君はおでこを押さえて痛がっている・・・。
「さあ、行きましょ!」
そう言って水都さんは僕の袖を引っ張った・・・。

さて、先輩の教室だ。
先輩は・・・いたっ!あそこだ!
僕と水都さんは先輩のところに駆け寄った。
「・・・何の用?」
やばっ!めちゃくちゃ機嫌が悪いよ・・・。
僕はまず・・・

A・制服を汚してしまったことを謝った
B・絵を台無しにしてしまったことを謝った
C・ナンパした
「絵を台無しにしてしまい、すみませんでした!」
「すみませんでした!」
僕達は何度も謝り続けた。
やがて、先輩はふう、と溜め息をつくと僕達の方を向いた。
「いいの、私こそごめんね?ダメだね、さっきから感情的で・・・。服は別に平気だし・・・絵もまた描けばいいから」
少し悲しそうに先輩は言った。が、僕達の視線に気付くと微笑んだ。でも無理してるのかうまく笑えてない。
「大丈夫。大丈夫だから、ね?」

A・思わず先輩を抱き締める
B・僕に出来ることなら何でもする、と再び謝る
C・さっきの用件はなんだったのかと聞く。
Cにしてみるか
「ああ、実は、今日の集まりのことでね。」
柳島さんはじっと僕を見つめている・・・。
「実は、進行役をある程度君に頼んでおきたくて、ね。」
「進行役!?」
「大丈夫よ、ちゃんと私達がサポートしてあげるから。」

A・引き受ける
B・辞退する
C・水都さんがの僕を見つめているのに気づいた
A
B
矢島は厭な香具師か脳無しDQNか
C
「わ、わかりました!謹んで引き受けさせていただきます!」
僕は元気よく返事した。
「ちょ、ちょっと!そんな大声出されたら、恥ずかしいじゃない!」
先輩は顔を真っ赤にして言った。
「でも、元気がないよりはましでしょ?」
「そ、そりゃそうだけど・・・」
そのとき、チャイムが鳴った。
「あ、授業開始ね。あなた達も、早く教室に戻りなさい。」
「はい、失礼します。」
僕たちは教室へ戻った。

そして、戻る途中の廊下・・・

「ねえ凪くん、先生もう来てるかなあ?」
「う〜ん、どうだろ。でも、もうちょっと急ごうか。」
「うん、わかった!」
僕たちは駆け足で教室に急いだ。

そして水都さんがドアを開けた。
ぽふぅん。
水都さんの頭に何かが落ちると、頭から白い埃が舞い上がった。
「けほっ、けほっ、やっだーっ!何これー?黒板消しじゃない!」
水都さんはせき込んでいる。
教室にはすでに純一先生が来ている。
純一先生は僕たちを見て、ニヤッと笑った。
僕は・・・

A・何事もなかったかのように席につく
B・誰が犯人なのかみんなに問い詰める
C・とりあえず水都さんの埃を払おう
C
「ちょっと痛いかもしれないけど、我慢してね。」
僕は水都さんの頭の上の埃をはたいた。
ぱたぱた、ぱたぱた・・・
ふう、何とか落ちたな・・・そうだ!背中もはたこう。
ぱたぱた、ぱたぱた・・・。
よかった。何とかあまり汚れずに済んだみたい。
「ありがとう、凪くん。君って、優しいね♪」
水都さんは僕のほうを見て、微笑んだ。
「誰ですか?こんないたずらしたのは!?」
僕は声高に叫んだ。
矢島君が必死に首を横に振っている。
そして、彼が指差した方向には、先生が・・・
「僕の授業に遅れてくるとは、いい度胸だね、君達。」
純一先生は不敵な笑みを浮かべた。
水都さんは急に先生のほうにつかつかと歩いた。そして、先生の顔に向かって・・・
「この・・・馬鹿弟子があっ!馬鹿弟子があっ!馬鹿弟子がああっ!!!」
出た!必殺の馬鹿弟子デコピン五連発!
だが、先生は身動き一つしない・・・。
「馬鹿め、俺が元祖だということを忘れたのか、遥香よ?」
先生の手が水都さんの額に伸びた。そして・・・
「この・・・馬鹿弟子があっ!!馬鹿弟子があっ!!!馬鹿弟子がああっ!!!!」
びーんっ!びーんっ!びーんっ!びーんっ!びーんっ!
ものすごい音だ・・・さすが元祖。
水都さんは涙目でおでこを押さえている・・・。
「ほら、お前達、さっさと席につきなさい!」
僕たちは・・・

A・素直に席につく
B・先生をぶん殴る
C・後で校長先生に言いつけよう
A
いいぞDQN教師(w
「I wish I were a bird・・・」
僕たちが席に着くと、先生はさっそく、教科書を開いて、英文を読み始めた・・・。
流暢な英語だな・・・。
そして先生は歩いて、僕たちの席をまわりはじめた・・・。
そして、赤坂さんの席で止まった。
先生の教科書が、赤坂さんの頭をはたいた。
「こら、赤坂!授業中に弁当を食べるな!」
「は〜い♪」
「ふんとにもう!」

そして、昼休み・・・
「ねえ、凪くん、みんなで一緒にお弁当食べよう♪」
赤坂さんや相馬さん、ついでに矢島の奴も集まっている。
赤坂さんが苦笑して言った。
「私、食べるものがなくなっちゃった♪てへへ♪」
「もう・・・!かほりちゃんは授業中にガツガツやってるからでしょう・・・まったく。はいっ!」
水都さんがお弁当箱をもう一つ差し出した。
「わーい!ありがとう!へへへへ・・・」
「まったく・・・、確信犯なんだから・・・。まあ、作るのはお兄ちゃんだから、いいけど。」
そう言って、水都さんは弁当箱を開けた。
「あれ?うそっ!今日はお兄ちゃんの弁当じゃない!お姉ちゃんのだ!」
す、すごく大きなハンバーグだな・・・(w
その横で、相馬さんが真っ青になっていた・・・。
「あたしのお弁当、作ったのうちのお姉ちゃんだ・・・!」
へえ・・・二人とも、お姉さんのお料理か・・・いいなあ・・・v

A・水都さんのお弁当をちょっと味見させてもらおう
B・相馬さんのお弁当をちょっと味見させてもらおう
C・相馬さんのお弁当を強引に奪い取り、一気にほおばった(w
C
146144:03/09/27 20:30 ID:???
ところで、>>143までの時点では、純一の嫁さんはまだ不明なわけだけれども、
鈴原ということでよろしいでつか?
僕は相馬さんのお弁当を奪い取った。
「いただきまーす!」
だが、その僕の箸を矢島が奪い取ってしまった・・・
「やめろっ!お前、死ぬ気かっ!?」
横で相馬さんも僕を睨んでいた。
「悔しいけど、矢島くんの言うとおりなの。だから食べないで!」
僕は仕方なく机の上に相馬さんの弁当箱を置いた。
でも、本当にまずいのかな・・・?
僕はご飯を2,3粒つまんで口の中へ入れてみた。
ぷっ!
な、何だこれ・・・?口に入れて味わった瞬間、強烈な吐き気が僕を襲ったのだ。
もし、矢島が止めなければ今ごろは・・・ガクガクブルブル・・・
すると、水都さんがにやけてこう言った。
「うふふ。あたし、いいこと思いついちゃった♪」
「えっ、いいことって?」
「この亜美ちゃんのお弁当と、純一先生のお弁当をコソーリ取り替えちゃうのよ♪」
相馬さんは驚いている。
「えっ?で、でも、そんなことしたら・・・」
「いいのよ。ふふふ、2時間目の恨み、今こそ晴らさん!」

A・実行に移す
B・思いとどまらせる
B

というか相馬さんが、何で他人に食べさせられない
弁当を持ってくるのか問いただせー。
>>146
賛成。登場を期待。
「ま、待ってくれよ!そんなことしたら、先生死んじゃうよ!」
僕はあわてて水都さんを止めた。
「やるといったらやるのっ!」
水都さんは相馬さんのお弁当箱を持って、出ていってしまった。
仕方ない、彼女を追うぞっ!

まだ昼休みは始まったばかりだから、職員室には誰もいない・・・。
「コソーリ、コソーリ・・・。あった、お兄ちゃんの机だ!」
机の上には弁当箱が置いてあった。
「うふふ。しめしめ。これでよしっと♪さあ、帰るわよ!」
こそこそこそ・・・
僕たちは誰にも見つからずに帰ってくることができた。よかった・・・。

さて、さっそくお弁当の続きにしよう。
「いっただっきま〜す!」
僕たちはみんなで一斉にご飯を口の中に入れた。
次の瞬間・・・
「ぶぶーっ!!!」
みんな吹きだしてしまった!
「か、かっらーい!」
見ると、僕達5人のおかずやご飯に、謎の赤い液体がまんべんなくふりかけられている。
これって、タバスコだよね・・・?
よく見ると、水都さんのお弁当箱の隅に、紙が挟まっていた。
そこには、こう書いてあった。
「お前達の考えることは、すべてお見通しだよん♪ 純一」
純一先生って・・・

そのころ職員室・・・

「あれ?水都先生、そのタバスコのビンは、どうされたのですかな?」
「ふふふ、ちょっと困った生徒たちにお仕置きをね♪しかし、この残った瀬名さんの
殺人弁当、どうしようかな・・・」
純一先生は腕を組んで考え込んでしまった・・・。

そして、放課後・・・

今日はクラス委員の集まりがあるんだっけ。
おや?何だか騒がしいな・・・。
周りの生徒がしゃべっている。
「おいっ!今、この学校に、オリンピック柔道金メダリストの赤坂満が来ているらしいぞ!」
「えっ、ほんとか!さっそく見に行こうぜ!」
「わーっ!あの赤坂さんが来てるの〜?」

僕は・・・

A・さっそく柔道部に見に行く
B・まずは生徒会の集まりが優先だ。
C・帰ろうかな。
B
「さて俺は生徒か…」
「馬鹿っそんなもんはどーだっていいんだよっ!!」
「ぐェっ!?」
襟首を思い切り引っ張られたと思ったら格技室にワープしていた…い
や移動中は気を失っていたらしい。くそぅ矢島の奴…
しかし凄い人だかりだ。無理もない。赤坂といえば世界柔道4連覇、
半年前には彼悲願のオリンピック金メダルのいまや国民的英雄と言っても
過言ではない。
それがなぜこんな所に…?
赤坂選手は随分真剣な面持ちだ。柔道着姿からはオーラが見えそうだ。
そして彼と向き合っているのは…
A.金髪のやさ男
B.かほりさん
C.一枚の畳
前スレの赤坂は純一の入院した病院の新米看護士だったのに
一体彼に何があったんだろうか…
金髪のやさ男は必死に赤坂さんの襟首をつかんで投げようとしている。
しかし・・・
「力づくで投げようとしてもうまくいくものではない。」
赤坂さんが軽く足をはらうと、そのやさ男は倒れた。
「一本!」
周囲から喚声がおこる。
「す、すげー!あの相沢さんが子供みたいに軽くあしらわれたよ・・・」

「ではこれより、赤坂君にお前達の乱取りを見てもらう。では、始め!」
顧問の前田先生の号令と共に部員の人達が向き合って乱取りを開始した。

ふと赤坂さんを見ると、僕達を見ている。
そして、僕達の方にやってきた。
「源五郎、ほら、これに着替えてさっさと来い!」
そう言って赤坂さんは矢島に柔道着を一着渡した。
「に、義兄さん・・・!俺は柔道部には・・・。」
「ばかもん!お前は強制入部だ!早くせんかっ!」
「とほほ・・・」
ご愁傷様・・・

続いて、赤坂さんは、僕の方を見て言った。
「ほう・・・、君は・・・、なかなかいい体をしているな・・・。どうだ、柔道を
やってみないか?」
僕は・・・

A・やってみよう
B・やだ
C・それよりも赤坂さんと矢島の関係が気になる
D・水都さんが僕を呼びに来た
>>155
看護士をやりながらオリンピックを目指していたと思われ。
D
「ちょっと凪くん!みんなもう来てるんだから、さっさと来なさいよっ!」
げっ、水都さんだっ!
「ご、ごめん・・・。すぐ行くから・・・。」
「ふんとにもう!あっ、赤坂さん、こんにちはっ!」
「おや、遥香ちゃんじゃないか。どうしたんだい?」
「実はこれからクラス委員会の集まりがあるんです。だから後でまた来ますね。」
「ははは。じゃあまた後でね」

そして、会議室に行く途中、僕は水都さんに質問した。
それは・・・

A・赤坂(かほり)さんと矢島の関係
B・赤坂(満)さんと矢島の関係
C・赤坂(満)さんと水都さんの関係
A

あまり前スレのキャラに引きずられないよーにしましょ。
だよね。
今のところ4の完全オリジナルって先輩とか凪の親族しかいないし。
「えーとね、赤坂さんの妹がかほりちゃんでしょ?で、矢島君は赤坂さんの奥さんの弟なの。
・・・・それで幼馴染って言うか、腐れ縁っていうかそんな感じみたい」
「そうなんだ・・・・」
「なに?気になるの?どのへんが?」
水都さんが興味津々というか、真剣そのものといった感じで聞いてくる。
僕は苦笑いでうまくはぐらかすと会議室へと急いだ。

会場内には4、50人の生徒がすでに座って、思い思いの行動をしていた。
そして、その真ん中に先輩が座っている。
先輩は僕たちを見ると、穏やかな微笑を浮かべて座るように言った。
「では、今年最初の会議をはじめましょうか。・・・・秋篠君?」
先輩の一声で会場が静かになる。 ・・・・なんだか僕は恐縮しながらも口を開いた。
「は、はい。・・・・・それでは会議をはじめたいと思います。今日の議題は自己紹介と今後の予定についての確認です」
僕がそこまで言うと、先輩がフォローするように話し始めた。
「まず、はじめは自己紹介からです。全員順順にしていただきますのでよろしくお願いしますね」
そういうと先輩は立ち上がった。
「では、私からはじめさせていただきますね。
・・・今年度の生徒会長を務めさせていただくことになりました、3年E組の柳島真理です。
部活動は美術部と園芸部、それから名前だけですが柔道部にも所属しています。
会長として至らない点もあるかとは思いますが、一年間どうぞよろしくお願いします。」
先輩が一礼する。拍手が沸きあがった。
穏やかだが堂々としていて、優雅な立ち振る舞い。・・・・すごいな、先輩にこんな一面があるなんて。
「では、順番に自己紹介していただきましょう」
先輩がそういうと1年A組の委員長から自己紹介が始まった。

そして、一年E組の副委員長が自己紹介をはじめる。
つ、次は僕の番だ・・・・どんな風に自己紹介しよう?

A・先輩を見習って堂々と
B・自分らしさを出しながらも礼儀正しく
C・やっぱり恥ずかしいな・・・弱弱しく
>>154は光かとおもった。今更どーでもいいが。
そして彼が投げられるためだけに出てきたのでない事を願う。
「みなさんこんにちは。僕は1年F組クラス委員長、秋篠 凪です。クラブ活動はまだ決めていませんが、
運動はわりと得意なので、運動部に所属しようかと思っています。これから一年間、どうかよろしくお願
いいたします。」
う〜ん、自分としてはまあまあの出来かな・・・。
すると、2,3年生のクラス委員の人達がさわさわし始めた。
耳をすますと・・・
「へえ、秋篠って、前評判とは違って、けっこうまともな奴なんだな・・・」
へっ?前評判?
すると、柳島先輩が手を叩く。
「はいはいみなさん静かに。それでは次、副委員長。」
水都さんが立った。
「みなさんこんにちは。私が1年F組副委員長の水都 遥香です。3サイズは、上から・・・」
「ちょ、ちょっと、水都さん!」
「何、凪くん?」
「いきなりそんなこと発表しちゃダメだよ!」
「あ、そうか・・・てへへ。じゃあ気を取りなおして、趣味は音楽鑑賞です。主に演歌を聴きます。
あと、兄の影響でお料理も得意です。それではみなさん、一年間どうかよろしくおながいしまつ♪」
また2,3年生の先輩達がざわめいている。
「か、かわいいな・・・。」
「でも、噂に違わぬDQNっぷりだ・・・。」
噂?何だろう、それ・・・。
再び先輩が手を叩く。
「はいみなさん静かに。では、次、1年G組。」
こうして一通り終わると、集まりは解散した。
「秋篠くん、お疲れ様。なかなか良かったわよ。」
「あ、どうも先輩。お疲れさまです。」

A・先輩に、いくつものクラブをかけ持ちして大丈夫なのか聞いてみる
B・先輩に、噂とか前評判について聞いてみる
B
気になる気になる
「先輩、ところで、他の先輩達の言ってた『噂』とか、『前評判』とかって・・・どういうことなんでしょ?」
「ああ、それはね・・・」
そう言うと先輩は後ろを向いて歩き出した・・・。
「言葉で説明するより、実際に見てもらったほうがわかりやすいわね。ついてらっしゃい。」
僕と水都さんはついていくことにした。

「ここよ。」
校長室の隣に、立派な扉の部屋がある。扉の上には、『殿堂室』と書いてある。
先輩は中に入った。そして、顔だけ出して僕達に言った。
「入ってらっしゃい。」
僕達は、中に入った・・・

「わっ、何だこれは・・・?」
部屋の四方に、額縁に入った大きな顔写真が並んでいる。
一見すると遺影にも見えるが、写真の下に説明書きがある。
おや?あの写真は・・・純一先生だ・・・。学校の制服を着ているから、高校のときの写真だろう。
下の説明書きには
「第28期卒業生 純一 アマデウス フルトヴェングラー」
と書いてある。
「あれ?純一先生、苗字が違うね?」
僕が水都さんに聞いてみた。
「ああ、お兄ちゃん、旧姓はこれだったのよ。でも、ほんとにこの部屋、何なんだろう?」
よく見ると、その写真は第1期から順番に並んでいる・・・。
順番に見ていくと、第22期には、赤坂さんのお兄さんがいるな・・・。
あれ?第29期は・・・、洋子おばさんだっ!
でも、何で洋子おばさんが・・・?
「この学校では、毎年卒業式の前日に、3年間でもっともDQNだった生徒を先生たちの投票で選ぶの。そして、選ばれた人は
表彰されて、この部屋に飾られるのよ。」
そ、そんな伝統があるのか・・・
そのとき、扉が開いた。
あっ、校長先生だ。

A・まずはあいさつ
B・単刀直入に聞いてみる
C・世間話から入る
169名無しくん、、、好きです。。。:03/09/30 19:45 ID:mGjlGrS7
(゚д゚)ポカーン…
何て学校だ…
「校長先生、おはようございます!きょうもいい天気ですね。」
「おはようございます!」
僕と水都さんは元気よく挨拶した。
「おはよう。確か、君は・・・秋篠 凪くんだったね?」
「えっ・・・?どうして僕の名前をご存知なんですか?」
校長先生は笑って言った。
「君は有名人だからね。何たってこの・・・」
そして校長先生は洋子おばさんの写真を指差した。
「この秋篠 洋子さんの甥だからね。」
そ、そんなんで有名になるとは・・・、洋子おばさん、いったい学生時代何をやってたんだろう・・・?

続いて校長先生は水都さんに話しかけた。
「おお、君は・・・純一くんの妹の遥香さんだね。」
「はい、あ、あの・・・、私達いったいどういうふうに有名なんですか・・・?」
「そりゃもちろん、今年の一年生のDQN最有力候補だよ。と言っても今年はまれに見る当たり年なわけだけどね。
しかもそれが全員純一君のクラスにいるというのが・・・はっはっは!」
校長先生は話を続けた。
「例えば、この22期生一位の赤坂満くんの妹・かほりさん、25期生一位の相馬瀬名さんの妹・亜美さん、そして、
28期生で、純一君に敗れはしたものの2位をキープした矢島綾葉さんの弟・源五郎くん。」
校長先生は、写真を眺めながら、ぽつりぽつりと語り始めた。
「この歴代の中でも、最高のDQNと言われたのが、とりわけ22期生の赤坂君と、28期生の純一君だな。彼らはすごかった。
とてつもない強力なライバルがいたのに、そいつらに圧倒的な大差をつけてチャンピオンになったんだから。そして、彼らに迫る
勢いを見せたのが、この29期生の、秋篠洋子さんだ。彼女には。超強力な鈴原さんというライバルがいたんだが・・・。
ふたをあけてみると勝ったのは洋子さんだったんだ・・・。」
僕は・・・

A・洋子おばさんのDQNの内容について聞く
B・他に知り合いがいないかどうか探してみる。
C・何でこんな行事があるのか、校長先生に小一時間(ry)
なんかDQNばっかで嫌だな・・・。
とりあえず今回はC
「…そもそも、何でこんな行事があるんですか?」

僕は自分の言葉を押し出すように、校長先生に歩み寄った。
「そうさのう…もともとは、中学時代にDQNだった一年生を
 我が校の校規で卒業までに更生させようと、
 教師全員に注意を促す為に行ってきたものだった。
 少なくとも、私がこの学校を卒業するまではな…」
校長は遠い目で窓の外を見ながら、話を続けた。

「しかし、私がこの母校に戻り、教師になってみれば…
 この伝統は、全く変わってしまっていた。
 まるでDQNが世に生み出されたことを楽しんでいるかのようだった!
 私は、昔の校風に戻そうと必死になったよ。
 だが…学年主任になっても、教頭になっても、
 今の私のように校長になっても…
 一度わき道に逸れた伝統を変えることはできなかった!
 在校生の意識を変えなければ、今の校風を元に戻せないことを
 悟ってしまったのだよ…」
「…だから、この伝統を続けているわけですか?」
「そうだ。どうせ変わらないのならば、楽しんでしまおうと思ってな」
水都さんの言葉に乗せ、校長が振り向いた。
好調の笑顔の目じりには、少し涙が光っていた。
僕は…

A.校長に「それは間違っています!」と叫んだ
B.…黙って殿堂室を立ち去った
C.とりあえず水都さんの反応を待った。
A
「それは、間違っています!」
僕は、思わず大声で叫んでいた。
「変わらないから楽しもうなんて、おかしいですよ!
 先生たちの力で在校生の意識が変えられないなら、僕たちが生徒の側から意識を変えてみせます!
 DQNっていうのが何だかよくわかりませんが、僕のクラスメイトにそんな人が居るっていうなら、
 クラス委員長の僕が、全員更生させてみせます!」
「秋篠くん…!」
「だから、校長先生…諦めないで下さい!
 今の高校を、校長先生の大好きだった高校に戻しましょう!」
身体の奥から、次々と熱いものがこみ上げてくる。
僕らはいつの間にか涙を流していた。
それは、世代を超えた男同士の誓いを潤す、心の汗であった。

「…でも、凪くんがあんな事言うなんて、ちょっと予想外だったなー」
下駄箱に向かいながら、僕の10歩くらい前を歩いていた水都さんが振り返った。
「あの時は…つい叫んじゃっただけで…」
心の憤りが過ぎ去ると、自分の言葉がすごく恥ずかしかった事に気がつく。
何であんな事言っちゃったんだろう、僕…?
「まぁ、それはそうとして、私もその"DQN"っていうのに含まれているらしいね。
 よくわからないけど、更生ヨロシクねっ、我がクラスの委員長どのっ♪」
いつの間にか水都さんが、僕の顔を覗き込んでいる。
というか、体育の時と同じシチュエーションに、僕の顔はかっと熱くなった。
「うふふ、やっぱり凪くんは可愛いなぁ…」
そして、あの時と同じように"にへ"と顔が崩れる。
屋上で見たかわいらしい微笑みではなく、警戒心のない笑顔に僕は…

A.慣れない微笑みを返す
B.恥ずかしくて視線を逸らした
C.話を変える1(日曜のパーティ)
D.話を変える2(相馬さんの料理練習)
A
>>172
同意。
今回の主人公は頑張ってまともにしたい。
こ、こうかな・・・?
僕も、にへっと微笑みを返してみる。
どうかな、彼女の反応は・・・?
「へえ、凪くんって、笑顔もかわいいんだね♪今日はまた一つ君のいいところ見つけちゃったわ、うふふ。」
は、恥ずかしい・・・でも、嬉しくもある・・・

そして、下駄箱で靴を履き替えて、玄関を出た。
「ねえ、おててつないで帰ろうか。」
何と彼女は僕の手を握ってきた。

A・僕も握る
B・思わず離す
C・強引に抱き寄せる
恥じらいナギーでB
「わっ!?」
いきなりの行為に僕は驚いて彼女の手を振り解いた。
「(いきなり手を握ってきたぞ…しかもおててって……DQNって正直よくわからないけどやっぱこの娘ちょっとアブナイ?)」
そんな考えが一瞬頭の中を駆巡り、思わず僕は後ろに一歩引いた。
しかし、水都さんが呆然とした表情で振り払われた手を抑えているのを見ると、すぐに罪悪感が湧いてきた。
「ご、ごめん痛かった?」
慌ててその場で謝る僕に、彼女はちょっと困った顔をしてぽつりといった。
「えーと、もしかして、嫌、だった?」
「嫌とかじゃなくてちょっと突然だったから驚いて…」
しどろもどろで言い訳する僕を見て、彼女はようやく笑顔になった。
「初心だな〜凪君。ごめんね、次からはちゃんと確認してから握るから」
と言って彼女はくるりと背中を見せ、一人帰路を歩き出した。
……やっぱりちょっと怒ってる?
そんなことを思っているさなか、後から人の気配がした
それは・…

A・赤坂かほりだった。
B・柳島真理だった。
C・相馬亜美だった。
D・誰でもいい、水都と一緒に帰る。
先輩スキーなので、B
「うわあぁっ!」
僕は思わず手を離した。
「えっ・・・?どうしたの?」
「あ、あの、僕、恥ずかしいし・・・」
「もう!そんなに照れなくてもいいじゃないvさあ、行きましょ♪」
再び僕の手を握る・・・
ひょっとして、僕、彼女にロックオンされてるのかな・・・?

くう〜!
そのとき、僕のお腹が鳴った。
続けて、水都さんのお腹もぐう〜っと鳴った。
「あはは。そう言えば、今日ちゃんとお昼ご飯食べなかったからね・・・ねえ、どこかで食べない?」

A・寄り道はいけないよ
B・いいね、どこか食べに行こう
C・君とはここでお別れだ
D・水都さんを食べちゃおう
>>182
>>180とかぶったので、スルーしてください。
「あ〜あ、彼女を怒らせちゃった、うふふ。」
後ろを振り返ると、柳島先輩だ。
「先輩、一緒に帰りませんか?」
僕は取りあえず聞いてみた。
「別にいいけど、私はこのままバイトに行くわよ?それよりも、早く彼女を追った方がいいんじゃないかしら?
取り返しがつかなくなる前に。」

A・そうだな、水都さんを追おう
B・先輩に付いて行く
C・誰か他の人を探す


どうせ帰り道は一緒だしな
「ま、待ってよう〜!」
僕は水都さんを追った。
「何?」
「そ、その・・・さっきはゴメン。」
「ダメ。許してあげない。」
「じゃあどうすれば許してくれるの?」
「・・・私ともう一回おててつないでくれる?」
僕は、仕方なく手を差し出した。
その手のひらに彼女は手を乗せた。
「さあ、行きましょう!」
彼女は僕の腕をぶんぶん振った。こうしてみると、エッチなことを考えていたのは、
僕だけだったのかもしれないな・・・(w

そして、水都さんの家の前・・・。
「そうだ、凪くん、ちょっと家に寄っていかない?凪くんに、見せたいものがあるの。」

A・いいよ。
B・また今度ね。
C・無言で立ち去る。
>>177
でもあんまりまともすぎても却ってつまらないと思う。
純一レベルまで崩せとは言わないけど、少しくらいなら崩してもいいのでは?
「わ〜い!さあ、あがってあがって♪」
「おじゃましま〜す!」

僕は靴を脱いで揃えると、奥から女の人が出てきた。
「あら、遥香ちゃん、おかえりなさい。お友達?」
「明音お姉ちゃん、ただいま!」
彼女はどうやら水都さんのお姉さんらしい。
「は、はじめまして。僕は、秋篠 凪です。」
「あら、ということはこの間お隣に引っ越してきた・・・、へえ、遥香ちゃんの同級生だったんだ。
よかったわね、新しいお友達ができて。」
「うん!ところで、お姉ちゃん、あれ、凪くんに見せてもいい?」
「ええ、どうぞ。でも、見るときは、静かにね♪」
「は〜い♪」
一体何を見せてくれるんだろう・・・

居間に入ると、大きなベビーベッドが置いてある。
僕はおそるおそる覗きこんだ・・・
「わあっ!かわいい♪」
僕は思わず見とれてしまった・・・。
「これがうちの新しい家族の恭一くんで〜す♪」
水都さんが小さな、しかし明るい声でそう言った。
何だかおサルさんみたい・・・でも、かわいいな・・・
「ねえ凪くん、抱いてみる?」
明音お姉さんがにこやかに言った。

A・赤ん坊を抱いてみる
B・怪我させるといけないから、遠慮する
C・自分の乳首を出して、吸わせてみる
A
>何だかおサルさんみたい・・・
微妙に失礼な奴だな(w
「はい、じゃあ少しだけ・・・」
そう言って、そっと抱き上げてみた。
うわ、思っていたより軽いなぁ。
それにあったかい・・・
「凪君、赤ちゃんが好きなんだ。」
水都さんが静かにいった。

A.「うん、子供は好きなんだ」
B.「可愛いんだけど、ちょっと苦手なんだ」
C.「なんで、そう思うの?」
ここはAだな。
水都さんが何故か顔を赤くして
「でも、このくらいの赤ちゃんってこっちの都合とか考えないで
夜泣きとかするし、意外に疲れるよ」
とまくしたてた。

「でも、愛の結晶なんだよね」
こんな事なんで言ってしまったんだろ。

「うん…そうだよね。大好きな人と一緒に作った赤ちゃんを抱いて、横に
は大好きな人がいて、私と…私の赤ちゃんを見守っていて…。きっと…」
彼女は自分が言った事に気づくと真っ赤になってその後が続かなかった。

僕は
A.「水都さんにもそんな日がいつか来るよ」
B.「水都さんの想いがかなう日は近いかもね」
C.「さ、飯食いに早く行こうよ」
B
197名無しくん、、、好きです。。。:03/10/05 18:28 ID:qcMyMDKr
保守ぅ
「えっ・・・、それって・・・?」
しまった!何でこんなこと言ってしまったんだろう・・・僕。
「も、もう・・・!そんなこと言われると、恥ずかしいじゃない・・・!」
水都さんは顔を真っ赤にしてうつむいた。
明音お姉さんがふと顔を上げた。
「あら、もうこんな時間。そろそろミルクの時間だわ。」
明音お姉さんは僕から赤ちゃんを受け取ると、あやし始めた。
「お〜よしよし、今ミルクをあげますからね〜♪」
水都さんは僕の顔を手ではさんで横に向けた。
「はい、凪くんは見ちゃダメよ!」
ちぇっ・・・
すると、明音お姉さんが言った。
「ふふふ、そうね。凪くんは、大人になってから遥香ちゃんに見せてもらいなさい。」
「お、お姉ちゃんっ!(///)」

「ただいま〜♪」
そのとき、

A・男の子が帰ってくる声がした
B・純一先生が帰ってくる声がした
C・水都さんのご両親が帰ってくる声がした
B
明音のDQNも健在だったか(w
「ただいま、明音、恭一。」
入ってきたのは、純一先生だ。
「お帰りなさい、あなたv」
そして明音お姉さんと純一先生は熱い口づけを交わした・・・
しかし、純一先生が僕を見て言った。
「おわっ!き、君もいたのかっ!」
途端に純一先生の顔が赤くなった。
「お兄ちゃんったら、凪くんも見てるのに・・・」
水都さんがそうつぶやいた・・・

「そういえば遥香よ・・・」
「なあに、お兄ちゃん?」
「今度の日曜日のパーティーだけど、中止にしようと思う。」
水都さんは悲しそうな顔をした。
「そんな・・・、どうして・・・?」
「実は、呼ぶ人数が多すぎて、うちでは入りきらないんだ。と言っても、他にいい場所はないしな・・・。」
僕は純一先生に提案した。
「ああ、それなら・・・

A・仕方ありませんね。今回は見送りましょう。」
B・公園でお花見という形にしてはいかがでしょう?」
C・うちのおばが経営する喫茶店があるんですけど・・・」
D・いっそのこと、学校の教室を使ってみては?」
Bも悪くないが、Cだな
   ∧ ∧___
 /(*゚ー゚) /\
/「~~∪~∪~|\/
 |______」/
ハルカサン、ヒロッテクダサイ…
「うちの叔母が経営する喫茶店があるんですけど・・・」
純一先生が僕に場所を聞いてきたので、僕は道のりを教えた。
「あれ、ここって・・・○iaキャ○ットじゃないか!」
「まあ・・・、洋子ちゃんのお店ね!それいいかも。」
明音お姉さんも喜んでいる。
「じゃあ、凪くん、さっそく洋子ちゃんに聞いといてくれるかな?」

A・はい
B・いいえ
A
僕はさっそくポケットから携帯電話を取りだして、お店に電話する・・・。
「もしもし、洋子おば・・・じゃなかった、お姉様。」
「あら、どうしたの、凪くん?」

A・単刀直入に切りだす
B・まずは世間話から
C・いっそのこと明音お姉さんに代わってもらうか
D・純一先生、お願いします
ここは男らしくD
「純一先生、お願いします。」
僕は携帯を純一先生に手渡した。
「よう、おばさん。」
「じゅ、純一先輩!?」
「ああ、今凪君と一緒にいるんだが。」
「ちょっと!いきなりおばさんはないでしょ!失礼ね!」
「そんなこと言ったって他にどう言えばいいんだよ、おばさん。」
やっぱり純一先生に代わったのは間違いだったかも・・・

純「ところで秋篠、今度の日曜日、暇か?」
洋「い、いきなり何ですか、先輩?」
純「いや、今度の日曜日、パーティーをやるんだが・・・」
洋「あっ、行く行く!」
純「いや、そうじゃなくて、お前の店を貸して欲しいんだが・・・」
洋「あ、そうなの?う〜ん、どうしようかな・・・?わかった。いいわ。但し・・・」
純「何だよ?」
洋「今度からおばさんは禁止です。」
純「わかったよ、おばさん。」
洋「・・・やっぱ貸すのやめよっかなあ〜」
純「う、うそです!お嬢様!」
洋「よろしい!じゃ、明音ちゃんに代わってくれる?」

明音お姉さんと洋子お姉様が雑談している間、先生はエプロンを身に着けた。
「凪君も、うちで食べていくかい?」

A・はい
B・いいえ
C・一回家に戻って親に聞いてみる
C

そろそろ、凪の家族描写が欲しいところだ。
「ちょっと一回家に戻って聞いてみますね。親がもう作っているかもしれないから。」
「そうか、わかった。じゃあ聞いておいで。」
そのとき、玄関で大きな声が響いた。
「ただいま〜!」
小学生くらいの男の子が二人、靴を脱いで入ってきた。
「凪君、紹介するね。あたしの弟の俊一(しゅんいち)と憲一(けんいち)。小学3年生の双子なの。」
水都さんが紹介すると、二人の男の子は元気よく挨拶した。
そして僕も、挨拶を返す。
「僕は隣の家に住んでる、秋篠凪です。」
そして先生に向かって言った。
「じゃ、僕は一回戻りますね。」
「わかった。それじゃ、また後で。」
そして僕は家に戻った。

「ただいま〜♪」
僕は靴を脱いで家にあがった。
「おかえり、お兄ちゃん。」
迎えてくれたのは、妹で中学2年の雅(みやび)。
そしてその隣にいるのは、その下の妹、小学5年の環(たまき)。
そして僕は居間の仏壇の前に来て両手を合わせた。
「ただいま、雪(ゆき)。」
生きていれば小学2年生になるはずだった末の妹・・・。

「ねえお兄ちゃん、お父さんとお母さん、仕事で遅くなるから晩ご飯どうしようか?」
そうだな・・・

A・純一先生に妹達の分もいいか聞いてみよう
B・妹に作ってもらって家で食べよう
C・僕が作ってあげて、家で食べよう
D・妹達を食べよう(w
C


いきなり登場人物が増えていくような気がする。
「すいません、妹達のご飯を作ってやらなければいけないので・・・」
僕は電話で純一先生に話した。
「そうか・・・。じゃあ、食事はまたの機会にしようか。遥香はさみしがっているけどね。」
水都さん、ごめん・・・

「よし、じゃあ、お兄ちゃんがご飯を作ってあげるよ!」
「あっ、お兄ちゃん、私も手伝うよ♪」
「私も。」
こうしてみんなでわいわい料理を作るのも楽しいな♪
でも・・・雪ちゃんも一緒の方が・・・よかったな・・・

一年前・・・
小学校の入学式の帰りの児童の列に、飲酒運転の車が突っ込んだ。
その日に知り合ったお友達の何人かと一緒に、雪ちゃんは・・・
僕が病院に駆けつけたとき、冷たくなった雪ちゃんのそばで、雅と環が泣き崩れていた・・・
犯人は捕まったが、雪ちゃんは帰ってこない・・・

隣を見ると、環の瞳から一筋の涙が流れ落ちていた・・・
「雪ちゃん・・・ふぇ〜・・・」
とうとう環は泣きだしてしまった・・・
雅がそれを怒った。
「やめてよ!私だって、・・・私だって・・・」
雅まで泣きだしてしまった・・・
僕は、兄として・・・

A・二人を優しく抱きしめる
B・二人を叱る
C・自分も一緒に泣きだす
D・無視して料理に励む
C
僕は何もできずに、ただ呆然と立ち尽くす。
やがて、視界がぼやけていく。・・・・ああ、そうか。
僕、泣いてるんだ。
「う・・・雪・・・」
「お兄ちゃんまで・・・・ばかぁ・・・・」
「ううう、お兄ちゃん・・・・雪ちゃん・・・・」
気が付けば、僕らは三人で身を寄せあい泣いていた。
居間の仏壇の雪は無垢な笑顔のまま、僕たちを見守っていた。

そのあと僕たちは夕飯という気分でもなくなり、そのままそれぞれの部屋に戻ることにした。
僕はやりきれない思いのまま布団に入り、目を閉じる。
けれど、こんなときに限って浮かんでくるのはたくさんの思い出。
・・・・・雪がいたころの、楽しい思い出。
(雪・・・どうして・・・・)
何かを振り払うように僕は頭をふり、先ほどよりきつく目を閉じた。
「・・・・あなたの願い、叶えてあげようか?」
突然の声に心臓がはね上がる。・・・僕は恐る恐るそちらを向いた。
風に揺れるカーテン。
そして、微笑みながら窓枠に腰かける少女。
「ね、あなたの望みは何?」
僕を見つめ、少女は再び語りかけてくる。
よく見ると、その少女は僕の知っている誰かに似ていた。
でも一体誰だ・・・?

A・水都さん
B・赤坂さん
C・相馬さん
D・柳島先輩
E・雪
B
「あ、か・・・さか・・・・さん?」
僕はふらふらとしながらその少女に近づく。
月光に照らされ、やがて映し出された彼女の顔・・・・。
それは・・・・・

A・確かに赤坂さんだった。
B・違う、もっと別の誰かに似ている・・・。
A

一転してファンタジー路線に突入ーっ!?
「あ・・・、赤坂さん・・・?空飛んでる・・・?」
彼女は不思議そうにこちらを見ている。
「へ?赤坂さんって、誰?」
「え・・・?君は、赤坂さんじゃないのか?」
「ちっがうよ〜ん♪私は、偉大なる魔女・メフィウスで〜す!」
確かに、しゃべり方が全然違うなあ。それに、彼女は赤坂さんほど大きくないし。
「で、用は何?」
僕は一応取り乱さずに聞いてみた。
「私はあなたの心に空いた穴を塞ぐために、魔界から遣わされた魔女よ。」
僕は・・・

A・穴の正体を聞いてみる
B・3サイズを聞いてみる
C・赤坂さんについて聞いてみる
D・魔界について聞いてみる
「穴って・・・・」
僕が遠慮がちに聞くと魔女は説明をはじめた。
「穴って言うのは、精神的な傷が突然の衝撃・・・君にとっては雪ちゃんの事故ね。
それによって、通常は刻まれる程度のものが一気に抉り取られて心という部分が空洞状態になったものをいうの」
「どうして、僕が?」
・・・これは最初から疑問だった。別に僕でなくともいいような気がするのだが。
「君は空洞を持ちながらも、まっすぐに生きることができた強い人だからよ。
魔女たちは強い精神と強い願いにひきよせられて人間の元へ現れるの。
まあ、ほかにもいろいろと条件はあるし現れるのは本当にひっくーーーーーーーーーいっ!
確率なんだけどね。」
魔女はころころと表情を変えながら僕の質問に答えた。
「と、いうわけであなたの願いをかなえるために、あなたには私と契約をしてもらいます。
あなたの願いを私がかなえて、あなたは私の要求を満たすという内容のね。」
でも、こういう契約って何か代償によこせー、といってくるのがセオリーなんだよね・・・。
ましてや・・・・・僕が望んでいるものは死んでしまった雪をよみがえらせる、という禁忌の願いなのだ。
っていうかいまだに話がよく飲み込めてない・・・・ああ、なんだかもうわけわからなくなってきた。
・・・・僕がそんなことを考えていると魔女が見透かしたように話し始めた。
「あぁ、大丈夫よ。悪魔と違って代償に体とか魂とか心とかささげろ、なんていわないから。
その代わり、手伝ってほしいことがあるの・・・人間の君が、これから私が与える奇跡の力を使って、ね。」
魔女はにっこりと微笑む。
・・・・・雪を生き返らせる代わりに奇跡の力を使って協力?
魔女である彼女にはできない、手伝ってほしいこと・・・・・いったい何なんだ?
「さぁ、どうする?」
魔女の条件を飲めば、雪は戻ってくる・・・・。
だけど、本当にそれはいいことなのか?

A・わかった、協力するよ
B・ダメだ、できない
C・というか、ぶっちゃけまだあなたの存在が信じられません
C
うーわめっさ進んでるし。路線変わってるし。
まあそれもいいか。もう4なんだし。
夢オチは禁止します。
「まだあなたの存在が信じられない。」
僕ははっきりとそう言った。
「ふうん。ま、信じる信じないは勝手だけどねえ・・・。でも、あなたの望みをかなえるのは
これ一度きりだからね。よおく考えた方がいいわよお〜。」
そして、彼女は僕の腕を引っ張った。彼女の手の感触が伝わる・・・
確かに彼女は存在していた。
僕は・・・

A・雪を生き返らせて欲しいと言う
B・雪は僕らの心の中で生きているから結構ですと言う
C・君が欲しいと言う
D・他のヒロインともっと仲良くなりたいと言う

これで完全にファンタジーっぽいのに突入ですか?!
>>225
お前さん早すぎ(w
「わかったわ。えいっ!」
彼女がそう言うと、僕の横に雪が突然出現した!
「お兄ちゃん・・・」
僕は雪の頭を撫でた。間違いない。雪がそこに存在する。
「じゃ、あたしはこれで。じゃ〜ね〜」
魔女はそう言って飛び去った。
翌日・・・
そこに存在する雪を見て、父さん母さん、そして妹達はびっくりしている・・・
だが・・・その奇跡はたちまちマスコミの知るところとなった・・・
毎日のように取材に訪れる記者たち。
僕の家の周りでは、毎日のようにテレビカメラが回っている。
また、あのとき一緒に命を落とした子供たちの遺族が怒鳴りこんでくる・・・。
「何でお前のとこは生き返ってうちは生き返らないんだ!」
また、役所でも、この前代未聞の出来事に、対応に苦慮しているようだ・・・
やがて、心労からか、父さんと母さんは次々と・・・倒れた・・・そして帰らぬ人に・・・
僕のあの選択が、却って家族を不幸にしてしまった・・・

BAD END 家庭崩壊
バッドエンドかよ!

手伝ってほしいことってなんだったんだ?
最初から信じてみればわかるか・・・?
つーわけで再開は>>221のAからキボンヌ。
じゃあ、再開は>>221のAから?
この辺でセーブしとくか、なんか>>221のB選べば普通のルートに戻れそうだし。

「しおり1にデータをセーブしています。しばらくお待ちください・・・・・」


「セーブ完了!」
僕は決意した。
顔を上げ、ゆっくりとはっきりとその言葉をつむぐ。
「わかりました、あなたに協力します」
「よし、契約成立ね」
魔女はにこりと微笑んだ。
「・・・・・・それじゃあ、契約の儀式をはじめましょうか」
そういうと魔女が僕の近くまで歩み寄り、僕の手を握った。
そしてそのまま何かを高速でつぶやきはじめる。
足元からはだんだん光が満ち溢れてきていた。
(ごめん・・・父さん、母さん、みんな・・・・。
僕は、僕のために・・・・禁忌を犯します)
そう思いながら、僕はそっと目を閉じた。
そのとき、僕の頭に少女が浮かんでくる。
(彼女は、僕が禁忌を犯すことを・・・・・
人でありながら人でないものになることを、許してくれるだろうか?)
彼女は・・・・。

A・水都さん
B・赤坂さん
C・相馬さん
D・柳島先輩
E・妹(どちらか指定してください)
Aにしとくか
(水都さん・・・僕は・・・)
そのとき、向かいの窓が急に開いた。
「何?どうしたの?」
えっ?水都さん・・・?
あ、そうか・・・。彼女、隣の家だったんだっけ・・・ははは・・・
「あ〜っ!かほりちゃん、宙に浮いてる〜!すごいすごい!」
水都さんにも魔女は見えるみたいだ。
「でも、かほりちゃん、少し縮んだみたい・・・どうしたの?」
「あ・・・いや・・・私は・・・。ちっ、邪魔が入ったね!今日のところは引き上げるとするか・・・」
そう言うと魔女は空高く舞い上がって、ふっと消えた。
水都さんは目を輝かせている・・・。
「かほりちゃん、あんなことが出来るんだ、すごいなあ!そうだ、明日さっそく教えてもらおうっと!」
水都さんはにこっと微笑んだ。
「あれ?凪君、なんか目の下が光ってる。ひょっとして泣いてたの?」

A・うん。
B・いいや、泣いてなんかいないよ。
「そう?でも、何か悩みがあったら、すぐにあたしに言ってね。約束だよ?」
そして、水都さんは窓を閉めた。
僕も寝ようかな・・・。

次の日・・・
教室で水都さんが赤坂さんと何か話している。
「ねえねえ、かほりちゃん!昨日の奴、さっそく教えてよ!」
「え?何?何のこと?」
「もう、とぼけちゃって!昨日、凪君の家の窓から空に飛んでいったじゃない!」
「へっ?遥香ちゃん、夢でも見たの?あたし、凪君の家に上がったことなんて一度もないけど。
それに、いくらあたしでも空は飛べないよ・・・」
「うっそ〜!とぼけたって無駄だよ!あたしちゃんと見たんだから。」
そして、水都さんは僕の方を振り向いた。
「ねっ、凪君も見たよね?」

A・確かに見たけど・・・あれは赤坂さんじゃないよ。
B・僕は何も見てないよ。たぶん幻だったんだろう。
C・赤坂さん、僕にも飛び方教えてよ!
A!
ウソはつかぬのが漢。
「ほんとー?私に嘘ついたら後がひどいよ?」
水都さんは疑いの目で僕をにらみつける。
僕は本能的に後ずさりして…おっとっと!
"とんっ"
「ぎりぎりセーフ!凪くん、大丈夫?
 遥香、あんまりいじめちゃダメだよ〜」
赤坂さんがそのまま後ろに倒れそうになった
僕の背を支えてくれた。しかも片手で。

「ほ、本当だよ…あれは赤坂さんじゃなくて…」
これ以上あの目で見つめられたら、例え違っていても
はい、そうですと言ってしまいそうになる。
「じゃなくて、誰よ?私はあの子がかほりだと思ったから
 凪くんの部屋に居ても、別にいいかなってたのよ…」
水都さんの顔がさらに嶮しくなった。
背中から青黒いオーラが見えてきそうだ。
「その話、詳しく聞かせてもらおうかな…ねぇ、凪くん?」
背中から赤坂さんの声が聞こえる。
こころなしか、僕の背に触れている手が震えているような…?

A・水都さんを落ち着かせる
B・赤坂さんに振り返る
C・誰か助けに来ることを祈る
B
僕はぎこちなく後ろを振り返った。
うつむいて顔全体に影がさしている中、赤坂さんの目だけが輝いていた。
(や、やばい)
僕は本能的にそれを感じ取り慌てて前を向いた。
「「凪くん?」」
しかし、前には水都さん。そして、後ろには当然赤坂さん。
二人とも疑念を解消すべく僕に迫ってきている。
ぼ、僕ってば大ピンチ・・・・?

A・何とかしてこの場から全力で逃げる
B・ダメもとで正直に話してみようか。
C・相馬さんに助けを求める
D・柳島先輩、助けてくれないかなぁ・・・と心で念じてみる
E・あ、矢島君が!といって話題をそらす
B

ところで>>235では、空を飛んでたこと自体を問題にしていたはずだが・・・
いつのまに二人が嫉妬するシチュになったんだ?
おそらく…

遥香:
かほり似の女の子が飛んでいた→かほりなら凪君の部屋にいても平気→
かほり≠女の子判明→あの女の子、誰!?→嫉妬(`□´)

かほり:
ちょっと気になってる?凪くんが女の子を部屋に連れ込んでいたらしい→
…それって、誰なんだろう?→素朴な疑問(´-`)

ではないかと。
「信じてもらえないかもしれないけど、実は・・・
あの子は、魔女なんだ」
「まじょ〜〜!?」
二人が同時に声をあげた。
赤坂さんがあきれた声で
「あのねぇ・・・うそ言うならもうちょっと、ましなうそを・・・」
と言おうとしたのをさえぎって水都さんが興奮しながら
「そっかぁ!魔女って本当にいたんだぁ・・・
だから空を飛んでたんだ。すっごーい。私、魔女なんて初めて見たよ。
そうだ、お兄ちゃんに自慢してこよっと」
といっきにしゃべって教室を出て行ってしまった。
もうすぐ授業始まるんだけどな・・・
「ねぇ、本当に空飛んでたの?夢とかじゃなくて?」
信じられないといった感じて赤坂さんが言った。
「うん、信じられないだろうけど本当なんだ。しかも自分で魔女って名乗って
たし」
「うーん・・・まぁ、その女の子が魔女だとして、なんで凪くんの
部屋にやってきたの?」
「そ、それは」

A.妹のこともいれて詳しく説明する。
B.妹のことは伏せて説明する。
C.よくわからないと言う。
A
3スレよ、いつの間に埋まったんだ…。
雪が死んでからというもの、僕は雪の事を誰にも相談できなかった。
口に出すと、絶対に泣いてしまうと思ったからだ。
でも赤坂さんになら話してもいいかな、という思いが生まれた。
なぜだか分からないけど、きっと彼女なら水都さんみたいに
はしゃいだりせず、まじめに相談に乗ってくれる。
そんな理由もない安心感を、彼女の大きな身体から感じた。
よし、話そう!魔女のことを、そして雪のことについて。

そう思った矢先、授業開始のチャイムが鳴り響いた。
水都さんも老教師と共に戻ってきた。

「ごめん、この続きは授業の後で話すよ…」
「うん、わかった」
さて、このご老体は何の教師だったっけか。

A.数学
B.英語
C.古文
C
「え〜、では、8ページを開いて。」
僕達は教科書を開く。
「では、先生の後に続いて読んでくださいね〜。つれづれなるままに・・・」
「つれづれなるままに・・・」
隣の水都さんが僕に話しかけた。
「ねえ、これって確か、『方丈記』だよね。作者は誰だっけ?」

A・鴨長明
B・諸葛孔明
C・安倍晴明
A

…って、ちょっと待て。この話は高校入学したばかりだよな。
ということは、男子出席番号1番である秋篠凪の隣には
女子出席番号1番の赤坂かほりが隣にいるべきではなかろうか。
>>249
赤坂は凪の前の席にいるんじゃない?あいうえお順だったら、赤坂のほうが
先なわけだし。
しかし隣が「み」って言うのはおかしいものがある。
どんなけ縦に長い列なのかと小一時間(略
雑談は埋め立てついでにこっちで話そう。

2ch風リレー式恋愛ゲーム その2
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/gal/1039870799/965-
>>251
「み」じゃなくて、「す」ですが、何か?
「そうそう!確か、そうだった!凪くんって、頭いいんだねえ〜♪」
ほめられちゃった・・・(w

そして、授業が終わり・・・

「さあ、凪くん。続きを聞かせてもらおうか!」
赤坂さんが僕のほうを向いて言った。

A・詳しく説明する。
B・適当にはぐらかす。
C・そのとき、トイレに行っていた矢島が、血相を変えて教室に飛び込んできた。
>>254
D・近所に住む外人が「スカラーウェーブ、スカラーウェーブ」と連呼しながら歩いてきた。
C
E・屈強なレスラーがすべてをなぎ倒していった
そのとき、教室のドアがガララと開いた。
矢島があわてて僕達のところに来る。
「おい、大変だ!今、隣のクラスに来た転校生ってやつ見てきたんだけど、聞いて驚け・・・」
矢島は次に、驚愕の言葉を吐いた。
「何と!顔がかほりにそっくりなんだよっ!」
えっ・・・?それって、まさか・・・!

A・さっそく見に行ってみる。
B・気にせず赤坂さんと話を続けよう。
B

…4月(しかも入学3日目)なのに転校生とは
だんだんわけがわからなくなってきたぞ(´∀` ;)
3日目くらいなら逆にありえなくもないし、つっこまない方向で。
「ほんとなんだって!!でも身長が150cmくらいしかないんだよ
ほんで赤坂さんをもっと上品にした結構美人系。」
「矢島、お前・・・なんかすげえぞ」
「バカにするよなよぉ〜。隣のクラスで今日紹介があったんだぞ。
そういうの、転校生って言うんだ。俺の中では!」

矢島…お前、天然も入ってたのか。それに意味不明な抗議もあるし。
でも赤坂さんの従妹か。赤坂さんだって確かに筋肉系が入ってるけど
それさえ考えなければきれいだよな。

「それって、多分、私の従妹だと思うよ。うちの学校に入る事になっ
てたんだけど、引越しの手続きやなんかで学校に行くのが何日か遅れ
そうだって、お母さんが言ったたから。」

「そうそう、さすが赤坂さん。それが転入生。えーと、赤坂なんって
言ったかなあ」

「私のお母さんの方の従妹だから苗字は違うよ。もし、彼女だったら
藤代しほりだね。」

「うん、うん、聞き間違えた。さ、赤坂さんの従妹を見に行こうよ
結構かわいいぞ」
矢島君が僕の制服の袖を引っ張った。

「うちの従妹は見世物じゃねえ」
赤坂さんがファイティングポーズを取った。

僕は…
A.矢島君についていく。
B.赤坂さんと話の続きをする。
B
263名無しくん、、、好きです。。。:03/10/19 17:52 ID:3CdgsnLQ
続き期待age
こんなスレ立ちますた。

2ch風リレー式恋愛ゲーム 〜Girl's Version〜 (ガールズゲー板)
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/ggirl/1066554888/l50
ガールズver、見てきた。
・・・なんつうかここの1のころを思い出した。
漏れも見てきた
あっちの主人公、純一ほどではないがDQNつーかテンパってるっつーか
あっちのスレものすごい勢いで進んでるな
その2の時の勢いを感じた
ていうか腐女子はやりたくて仕方がなかったみたいね。
でもこっちよりぜんぜん面白くない。
つか、正直超つまんない。レベル低いし自己満足って感じで。
恋愛には程遠いし、名無しじゃないとヤダってヤシが多いし。
そのくせキャラクターの名前を自分で決められないととか言う感じで
名前のとこに〜の名前は〜にしてくださいって書くヤシがいたり。
自分女だけどあそこのはやりたい、って気にはならない・・・。
文章は短いから、選択肢が多すぎに感じる。
少しはここを参考に「物語」を作ってほしいもんだよ。
まぁ、あっちはあっち。こっちはこっちだろ。
・・・・・・あれは恋愛ゲーとしてはダメダメだとは思うがな。(w
あっちは腐女子が脳内の妄想を即座にぶつけるようなスレだから。


では、本文。
「ごめん、赤坂さんと大事な話があるから。どうしてもっていうなら一人で行って」
「えー!それでも男かよ!かほりとしほりなら断然しほりだろ!?」
僕がそういうと矢島君は微妙に意味の通じてない言葉で僕を説得(?)しようとしてきた。
「へえ、それはどういうことか聞かせてもらおうか?なぁ、矢島君?」
赤坂さんが骨をぽきぽきと鳴らしながらゆっくりと矢島君に近づいていく。
「あ、赤坂さん・・・おち、落ち着いて」
矢島君が真っ青になりながら後ずさりする。
そこを赤坂さんが一気に間合いを詰めて・・・・
「問答無用!朽ち果てろ!!」
ガスッ!!バキッ!!ドキャッ!!
・・・そこからは見るも恐ろしい光景だった。
僕には怖すぎて何もいえない・・・・。
ーキーン・・・コーン・・・カーン・・・コーン・・・ー
「ああ、鳴っちゃったね・・・」
「このバカのせいだね・・・まったく」
赤坂さんは足元に倒れている矢島君を見やりながら言った。
(赤坂さんが矢島君をボコってた時間もあったような・・・・・・ガクガクブルブル)
僕はさっきの光景を思い出して一人震えた。
「あのさ、話のことなんだけど・・・やっぱり放課後にしない?そのほうがゆっくり話せるし」

A・うん、そうしようか。
B・水都さんがな・・・さっき興味持ってたし、大丈夫かな・・・
C・ごめん、今日はバイトが・・・・
C
ところで、赤坂さんは矢島のことを確か下の名前で呼び捨てにしてたような気がするが・・・。
矢島もそうだったよな・・・。
まあ別にいいけど。
「バイト?この学校って、禁止じゃなかったっけ?」
「ああ、僕、一応許可もらってるから(実はウソ)。それに、叔母さんの店だしね♪」
「へえ、私も今度行ってみたいなあ・・・。」
赤坂さんは僕のバイト先に興味をもったらしい。

A・一緒にバイトしないか誘う。
B・「実は今度のパーティーの会場なんだよ」と言ってみる。
C・あまり来て欲しくないなあ、恥ずかしいから。
D・あまり来て欲しくないなあ、迷惑だから。
B
ガールズスレ恐ぇ・・・
なんであそこまで名前ひとつで必死になれるのか・・・
>>274
禿同。殺伐としてるよな。あんな雰囲気じゃとてもじゃないがまと
もな恋愛ゲームなんて出来ないだろうな。まあ無視してこっちでマターリ
やろうじゃないか。
「えっ、そうなの?ってことは、○iaキャ○ットなんだ。へえ〜♪」
あれ?赤坂さんも知っているのか・・・。有名なんだなあ、うちの店。

そして放課後。
「さあ、今日もきりきり働いてちょうだい!」
「は〜い♪」
洋子おば・・・お姉様の号令で早速仕事を開始する。
ちなみに今日は柳島さんは休みみたいだ。
おかげで今日は洋子お姉様とのガチンコ勝負(w

「ふう・・・、凪くん、お疲れ様」
そうだ、この際、洋子お姉様にいろいろ聞いてみるかな。

A・店のことについて聞く
B・お姉様のことについて聞く
C・柳島さんのことについて聞く
277名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/22 07:25 ID:???
まあ、腐女子はよりリアルに楽しみたいんだろ?
だいたい設定に主人公・・・・あなたですって書いた時点で終わってる。
だからぜんぜんまとまんないんだよな。ゲームは所詮ゲームなんだっての。

C。
僕は事務室でくつろぎながら洋子おば・・・もといお姉様に質問してみた。
「お姉様、柳島先輩について聞きたいんだけど・・・」
「何?本人に直接聞けばいいじゃない?」
「でも、あの人あまり自分のことを話したがらないみたいで・・・。」
すると洋子お姉様は腕を組んでいすに腰かけた。そして真剣な表情で僕を見つめる。
「で、何を聞きたいの?」
「先輩の個人のこととか・・・」
すると、お姉様の顔はますます険しくなる・・・。
「これから話すことは誰にも言わないこと。あと、これを聞いた後でも、いつもどおりに
彼女に接すること。この二つを守れる?それなら話してもいいけど。」
僕は・・・

A・はい、絶対に守ります。
B・話の内容によります。
C・守れません。
279名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/22 13:12 ID:???
A
「そんなに自身満々にに言われると、却って怪しいわよね。」
「そ、そんなことありません!僕は絶対に・・・」
「凪君、世の中には絶対ということはないのよ。だからこういうときは、『わからない』とか、
『自信ない』って答えた方がよかったかもね。」
そ、そうなのか・・・。僕もまだまだ未熟だなあ・・・
「まあいいわ。彼女は柳島真理(やなしま まり)。推定9月18日生まれのおとめ座。
3サイズは上から84・59・83。家族構成は・・・」
僕は疑問に思った。
「お姉様、推定って・・・?」
すると、洋子お姉様は沈んだような顔になった・・・。
「凪君、実は・・・彼女、捨て子なの。」
「ええっ!?」
僕は思わず後ろにのけぞった。まさか、先輩にこんな暗い過去が・・・!
「彼女は赤ちゃんのとき、駅前のコインロッカーに放置されていたのを、保護されたらしいわ。
だから、彼女の家族構成は・・・家族はいないわ。そして、彼女は施設に引き取られて、今もそこが
彼女の住所なの。」
僕はふと、おとといの彼女の言葉を思いだした。
(それは・・・私は・・・ひとりぼっちだから・・・)
あの言葉は、そういう意味だったのか・・・。

「さあ、そろそろ閉店だから、帰り支度をしてちょうだい。」
僕はお姉様にうながされて戸締りやガスの元栓の確認などをすると、店を出た。
そして、洋子お姉様は、店のシャッターを下ろし、鍵をしっかりとかける。
「凪君、ちょっと寄っていきたいとこがあるんだけど、一緒に来る?

A・はい
B・いいえ
A
僕は洋子お姉様の後をついていく・・・。
あれ?この道・・・、前に先輩を送っていった道だ・・・。
そして、以前先輩と別れた交差点を、さらに先に行く・・・。
「ここよ。」
そこは古ぼけた粗末な建物・・・でも、公園にあるような運動場があるから、幼稚園かな?
「ここが彼女の育った・・・、いえ、彼女の住んでいる施設よ。」
こ、ここが・・・柳島先輩の育った孤児院・・・
僕は建物を見上げながら、いつのまにか涙を流していた。
「・・・さあ、もう行きましょうか。」
僕は洋子お姉様にそそのかされて、その場を離れた・・・。

先輩・・・。
僕に力になれることはないだろうか・・・?
布団の中で、僕はふと考えた。
でも、僕はまだ彼女とそんなに親しいわけじゃない。
でも、今より親しくなれたら・・・
zzz・・・

「おはよう!凪君!学校行こう!」
玄関先で水都さんと相馬さんが僕を呼びに来た。
おや?もう一人いるぞ?
どうやら女の人みたいだ・・・。
彼女は・・・

A・柳島先輩
B・赤坂さん
C・赤坂さんの従妹とかいう人だろうか?
A
前作は後輩だったから今作は先輩に流してみる
284名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/22 17:37 ID:???
「おはようっ、秋篠君♪」
先輩がぴょこん、と飛び出して僕に挨拶してくる。
彼女を見たとき一瞬心臓が止まりそうな感覚に襲われた。
昨日、あんな話を聞いてしまって。
そんな過去があっても笑顔でいる先輩がなんとなくもの悲しくて。
・・・・なんとか、してあげたくて。
そこまで考えて、僕は考えを一掃するように首を大きく横に振った。
いや、普通に接するってお姉さまと約束したんだ。
・・・・・うん、僕は僕のままいつもどおりでいいんだ。
まだ、今は。
「どうしたの?」
先輩が覗き込むように僕を見上げる。
「いえ、ちょっと驚いただけですよ。・・・行きましょうか?」
僕は笑顔をひとつ返しながらいった。
そして、みんなで歩き出す。
僕は一番右端。隣には・・・・

A・柳島先輩
B・水都さん
C・相馬さん
なぜかC
>>285 グッジョブ。
287ちょこっと番外編:03/10/24 22:14 ID:???
「ただいま〜♪」
私は遊びにいっていたかほりちゃんの家から帰ってきた。
今日は日曜日。あ〜楽しかった♪
あれ?誰もいない・・・。
そのかわり、どこからか、「ぱん、ぱん、ぱん、ぱん」という音が聞こえる。
何の音かな?

その音は台所の方から聞こえてくる・・・
私はそーっと覗いてみた。
!!!
「お、お兄ちゃん!こんなとこで何ヤッてんのよ!」
剥き出しになっている明音お姉ちゃんのお尻に(ピー)を密着させて、テンポよく腰を
振っている純一お兄ちゃん。
「おわっ!遥香、もう帰ってきたのか!」
「あ、あら、遥香ちゃん、お帰り・・・ああん・・・v」
お兄ちゃんったら、もう・・・。自分の部屋でやりなさいよ・・・。

以上、ある日曜日の昼下がりの出来事でした、ちゃんちゃん♪
では本編

隣には、相馬さんが並んでいる。
こうして見ると、結構かわいいな・・・。
「あ、あの、凪くん、私の顔に何かついてる?」

A・いや、かわいいなあと思って。
B・うん、目と鼻と口が。
C・ほっぺにご飯粒くっついてるよ。
D・い、いや・・・、ナンデモアリマセン・・・(///)
主人公驚かないのかよ
「なんでここに相馬さんが!!」
とか
>>287
赤坂と明音の関係を確かめたあなたは(・∀・)イイ!
>>289
>>282をよく嫁。

>>290
赤坂と明音の関係なんてどこにも書いてないが、何か?
292名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/25 08:49 ID:???
誰も選んでないのでB
僕の答えに、相馬さんは「クスッ」と笑った。
「凪くんって、面白いのね♪」
「ははは・・・。」
すると、水都さんが間に割って入った。
「あ、お二人さん、仲いいんだ♪少し妬いちゃうな、なーんてね♪」
そのとき、後ろからクラクションの音がした。
後ろを振り返ると、運転席から男の人が顔を出した。
「こら、横に広がって歩くんじゃない!」
なんだ、純一先生じゃん。
「ところで、お前達も乗っていくか?」

A・このまま歩いて学校へいく
B・先生の車に乗せてもらう
C・走って逃げる
A
「あら、凪君は乗っていかないの?私達は乗るけど。」
あらら?三人ともせっせと乗りこんじゃったよ・・・。
「じゃあ凪君、また学校でね〜♪」
ブロロロロロ・・・・・・
彼女達を乗せた純一先生の車は走り去ってしまった・・・。
一人になっちゃった・・・。
仕方ない、歩いていこう・・・。

「おっはよう!凪君!」
急に後ろから僕を呼ぶ声がしたので、振り返ると、赤坂さんと矢島がいた。
なぜか矢島の顔が青い・・・。
「どうしたの?」
矢島は何も答えられないようだ。代わりに赤坂さんが答えた。
「こいつ、昨日の柔道部の練習でこんなになっちゃったんだよ。あれしきの練習でへばるなんて
男のくせに情けないねえ。」
矢島はぼそっとつぶやいた。
「・・・もうやめてえ・・・」
ご愁傷様・・・

そして僕達は学校に向かって歩き出した。
おや?赤坂さんの荷物、やけに大きいな?

A・赤坂さん、それもトレーニングの一環?
B・赤坂さん、荷物持ってあげようか。
C・赤坂さん、僕の荷物も持ってくれる?
D・赤坂サン、中トロヲクダサイ
やけに大きい赤坂さんの荷物…手提げ袋というよりも
寝袋に手提げをつけただけような感じの荷物が、
赤坂さんの両手をふさいでいた。

「赤坂さん、その荷物持ってあげようか?」
僕はひょっとして迷惑かなとも思いながら、たずねてみた。
「や、やめとけ秋篠!それ、すっごく重くて…」
という矢島の声に振り返ると、そこには何かに怯えた彼が居た。

「キシャー!!」
「ギニャー!?」
どうやら赤坂さんに威嚇されているようだ。
もっとも、僕からは角度の関係で彼女の後頭部しか見えないのだけど。

「ありがとう、凪くん。でも大丈夫?これ、本当に重いよ?」
赤坂さんはちょっと困った顔で僕を見下ろす。

「だったら、半分ずつ持てばいいよ。

A.僕と赤坂さんでね」
B.僕と矢島でね」
C.矢島と赤坂さんでね」
D.…やっぱり僕一人で挑戦してみる
A
E・中トロヲクダサイ」
「じゃあ僕がこっちを持つから、赤坂さんはそっちね♪」
「わかった。でも・・・」
すると、赤坂さんはほほを赤く染めた。
「凪君って、やさしいんだね♪」
赤坂さんはにこっと微笑んだ。
う〜ん、こうしてみると、すごくかわいい・・・v

僕はその荷物をひょいと持ち上げる。
「確かに普通の鞄よりは重いね?」
矢島は目を丸くしている。
「お、お前、重くないのか?」

A・鍛え方が違うからね。
B・実はやせ我慢なんだ・・・。
C・何なら赤坂さんの分も持とうか?
D・何なら赤坂さんも持とうか?
E・中トロヲ、クダサイ
303名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/27 19:37 ID:???
D(w
僕の言葉に、思わず彼女は「プッ」と吹き出してしまった。
「あははっ!凪君って、面白いね♪」
そして矢島が口をはさんだ。
「やめとけって。かほりは、体重100kgあるんだぜ。」
次の瞬間、矢島は赤坂さんの膝蹴りで地べたにうずくまった・・・
「ぐおおおお・・・!」
「うそばっか言うんじゃないよっ!あたしは68キロ・・・」
そこまで言って赤坂さんは顔を赤らめた。
「や、やばっ!自分で体重ばらしちゃった。恥ずかしい・・・」
へえ〜、赤坂さんもやっぱ年頃の女の子なんだなあ・・・v

でも68キロって言ったら、僕とほぼ同じ体重だな・・・。
彼女、僕よりも背が高いから、普通に考えたら僕よりもスリムなのか・・・。
僕も少しダイエットしようかな・・・?

そして教室・・・
「あら?凪君、かほりちゃんと来たんだ・・・」
水都さんが僕の顔を覗きこんでいる・・・

A・でも矢島も一緒だったんだ。
B・二人きり、楽しかったなあ・・・v
C・でも彼女、女の子にしか興味ないんだ・・・
D・中トロヲクダサイ
A
「なあんだ、ちょっとがっかり。私はてっきりかほりちゃんと二人きりで・・・いやん、凪君の
エッチv」
おいおい、勝手に想像を膨らましすぎだよ・・・。
「ということは、かほりの貞操は俺によって無事に守られたわけだな!感謝しろよ、かほり!」
矢島が発言すると、すぐに赤坂さんが矢島をボコる。
「わーっ!誰か助けてくれえ〜!」
どうするかな・・・

A・自分も矢島をボコる
B・日和見を決めこむ
C・仕方ない、助けてやろう


>>305でCを選んだら、代わりに凪がボコられたわけか(w

では本編

「赤坂さん、もうそのくらいに・・・」
そう言いかけて僕はふと気づいた。彼女の目にうっすらと涙が浮かんでる・・・。
どうしたんだろう・・・?
とにかく喧嘩を止めよう。
「はいそこまで。」
僕が二人の間に割って入ると、同時にチャイムが鳴った。
ホームルーム開始の合図だ。

今日は土曜日。
うちの学校は隔週で土曜日が休みなのだが、今週は登校日になっている。
そして授業が終わった。
今日は午前中のみの授業なので、今はちょうどお昼だ。

赤坂さんが僕に言った。
「ねえ、午後から、柔道部の新入生歓迎パーティーがあるんだけど、君も来ない?」
どうしようかな・・・?
「遥香ちゃんと亜美ちゃん、おまけに源五郎も来るよ。」
う〜ん・・・
確か今日はバイトがあるんだっけ・・・

A・行く
B・行かない
310名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/30 22:14 ID:???
B
>>310はパーティに行かないって事か?
312310:03/10/30 22:42 ID:???
行かないって意味でお願いしまつ。
「う〜ん、ごめん。今日はバイトがあるから・・・」
正直、赤坂さんの猫耳も見たい気がしたが、バイトをサボるわけにもいかないな。
残念。

じゃあ、早速帰って、バイトに行こう。今日は土曜日だから、お客さんも一杯で
大忙しのはずだ。

そして家・・・。
「ただいま〜!」
僕が帰ると、さっそく二人の妹が出迎えてくれる。
「お帰り、お兄ちゃん。」
「う〜、腹減った・・・。メシは?」
「お兄ちゃん、お母さんがね、今日のお昼はお金をあげるからお外で食べてきなさいって・・・。」
そうか・・・どうしようか・・・?

A・ファミレスにでも行こうかな?
B・○iaキャ○ットがあるじゃないか!
C・水都さんの家にご馳走になりにいこう
D・相馬さんの(ry
E・妹二人を食べちゃおう(w
F・中トロヲ食ベチャオウ(w
B
いっそのこと、○iaキャ○ットで食事にしようか。
バイト先だからあまり時間の心配しなくていいし・・・。
「じゃあ、○iaキャ○ットに行こう」
僕がそういうと妹たちは大喜びで僕の両腕にしがみついてきた。
「うん、わかった〜」「そうしよ、そうしよ!」
よっぽどおなかがすいてたんだね、二人とも・・・。

───○iaキャ○ット
「お兄ちゃん、早く入ろうよ!」
「おばさんのお店初めてだよ〜、楽しみ〜」
妹たちが思い思いの言葉を口にしながら、僕を店のほうへ引っ張って行く。
どうでもいいけど(よくないか?)、環・・・「おばさん」は本人の前では禁句だよ?

「あ、お疲れ様♪秋篠君」
そのとき、突然かけられた声に振り向く・・・先輩だ。

A 先輩も食事に誘う
B 先輩に妹たちを紹介する
C 妹たちだけ食事をさせて、先輩とバイトの準備をする
B
「あっ、こんにちは。先輩♪」
「あら、かわいい子ね♪妹さん?」

A・はい、そうでつ。
B・いいえ、姉でつ。
C・いいえ、妻でつ。
D・いいえ、弟でつ。
A
僕は先輩に笑顔で頷いた。
照れくさそうな妹達を引き寄せて、二人を並んで立たせる。
「中二の雅と、小五の環です。
雅、環。こちらは僕の先輩で…生徒会長の」
「柳島真理です。よろしくね」
先輩は僕の言葉を引き継いで自己紹介をした。
慌てて雅はぺこりと頭を下げ、それを見て環も頭を下げる。
先輩は嬉しそうに笑って僕を見た。
「本当にかわいい。秋篠くんにそっくりで、ね」
「え」
それはどういう意味なのか、訊ねる前に先輩は妹達の手をとって、
店内を奥へと歩き出してしまう。
楽しそうに喋り始める3人の背中を見ながら、僕はやっぱり思ってしまう。
雪。そこに4人で並んで笑っていたら、どんなに良かったか。
ふと、僕はあの夜のことを思い出した。あの赤坂さんに似た、魔女のこと。
…水都さんに見られたからどこかに行ってしまったようだけど。
もし、彼女がまた目の前に現れたら……僕は、どんな応えを返すつもりなんだろう。
「秋篠くん? どうしたのー?」
先輩が呼んでいる。

A.「すいません」と笑って、店内の奥へ
B.やりきれない思いにかられて、店を飛び出す
C.「ああー! なんだあの光はー!! UFOだー!!!」
Bと迷うトコだがA
D.「はい、中トロお待ち!!」
「あはは、すいません。今行きます」
僕はごまかし笑いをしながら、先輩のほうへ向かった。

そのあとのことを、僕はよく覚えていない。
食事をして、バイトをして、家に帰ってきた・・・んだと思う。
一度思い出してしまったもの・・・雪のことが、あの魔女のことが頭から離れなかった。
何年経っても僕は・・・重症だ。
僕はそのままベッドに沈み、自嘲の笑みを浮かべながらそっと目を閉じた。

そして、真夜中。
唐突に目がさめて、起き上がる。
何か予感めいたものを感じ・・・僕は窓に近づき、それを開けた。
一瞬、強い風が吹く。
「こんばんわ・・・この間の答えを聞きにきたわよ」
そして・・・僕の目の前にはあの魔女がいた。
「さあ、答えて。協力か、否か」
僕の中にさまざまな光景が浮かぶ。
雪が死んだ日のこと、彼女のいない空間に何度も声をかけてしまった自分。
・・・そして今日の先輩と妹たちとの光景。
僕は・・・

A・協力する
B・ダメだ
Aで・・・
A
C・はまち
「わかった。協力する。で、僕は何をすればいいのかな?」
「ふっふっふ・・・」
魔女は不敵な笑いを浮かべた。
「ならば・・・」
そう言いかけた途端、魔女の後ろで大声がした。
「あーっ!また来てる!凪君、その魔女誰よ!?」
あっ・・・、水都さん・・・。
「ちっ、また邪魔が入ったねっ!また今度にするか・・・」
そう言って魔女は飛び去った・・・かに見えた。
「つ〜かま〜えた♪」
その魔女のスカートのすそを水都さんがしっかり握っている。
その拍子に彼女のスカートが思いっきり破けた・・・
「きゃああっ!」
魔女の悲鳴があがった。
「ちょっと!あたしの一張羅をどうしてくれんのよっ!弁償してちょうだいよっ!」
魔女が水都さんに食って掛かった。
「わ、わかったわよ・・・。じゃあ、縫ってあげるから、ちょっと待っててよ。」
そう言って魔女と水都さんは水都さんの部屋に入っていった・・・。

それから30分後・・・
「あ、あの、二人とも、何で僕の部屋にいるのかなあ・・・?」
彼女達は・・・

A・僕の部屋にワープしてきた
B・普通に玄関から入ってきた
C・屋根を伝ってきた
C
どうやら屋根を伝ってきたらしい。
「ほら、一張羅はある程度まで直ったしあなたはもう用済みよ。さっさと帰りなさい」
魔女はしっしっ、と水都さんを追い払うようなしぐさをした。
水都さんは不平を言いながらも窓から帰ろうと窓枠に足をかける。
そのとき魔女が僕に向き直り、そして。
「さあ、少年・・・契約を交わすわよ。あなたの願いをかなえるために」
魔女は小声で言ったつもりだったのだろうが、水都さんには聞こえていたらしく動きが止まる。
・・・水都さんはそのまま部屋へと引き返してくる。
「凪君・・・どういうことなの?この女の人は、本当に何者なの!?」
僕に近づきながら、水都さんが驚きと警戒が入り混じったような声で問い掛けてきた。
もう、隠せない。僕は今までのことを・・・雪のことも含めてすべてを話すことにした。
・・・最初は黙って聞いていた水都さんも話が進むにつれて真っ青になっていく。
そして慌てて僕を止めにかかった。
「ダメだよ、凪君!そんな・・・死んだ人を生き返らせるなんて!雪ちゃんだって絶対そんなこと望んでないよ!?」
水都さんが僕の肩をつかみ揺さぶる。僕は何もいえないでいた。
・・・水都さんの言葉が胸に深く突き刺さる。
「あはははは!ちゃんちゃらおかしいわね」
そのとき、場違いな笑い声が響いた。・・・魔女だ。
「・・・そんなのはね、何もわかっちゃいない・・・ただの第三者のエゴというものよ」
あざけるような魔女の笑いに、水都さんが食ってかかる。
「なっ・・・!?」
「そうよ、あなたにはわからないの。雪を失ったこの少年の気持ちが。・・・だってあなたは失ったことがないでしょう?」
魔女は勝ち誇ったような表情をして水都さんを見下ろし、その水都さんは悔しそうな顔でうつむいたままだった。

A水都さんに自分の覚悟を伝える
「ごめん、水都さん。僕の気持ちは君には理解できないよね。でも・・・」
B水都さんをかばう
「違う、水都さんが正しいんだよ!間違ってるのは僕なんだ・・・」
C魔女の意見に賛同し、水都さんに怒りをぶつける
「僕の気持ちもわからないくせにっ!いちいちでしゃばらないでくれよ!」
Bでおながいしまつ。
個人的に死者を生き返らせるのはちょっと・・・(汗
D魔女の意見に賛同し、軍艦巻きを頼む
「中トロヲ・・・イヤ、軍艦巻キ下サイ」
「……違う…違う!」
僕は言った。最初はやっと搾り出したような声が、二度目には確信を込めて。
「水都さんが正しいんだよ! 間違ってるのは……僕なんだ」
月の青白い光の中で、魔女の顔が強張ったのがわかった。
「もちろん、雪には傍に居て欲しかった……生き返ったらどんなにいいかって、
今でも思うよ。けど……」
「凪くん……」
水都さんが僕を気遣わしげに見つめる。その表情のらしくなさに、僕の方が切なくなる。
だから僕は、今出来る限りの笑顔を向けた。
「水都さんの言う通りだよ。有り得ない奇跡で生き返ったって、
雪はきっと喜ばない……きっと、僕も喜べない」
「…うん」
水都さんはゆっくり、けれど強く頷いた。そして僕の傍にやって来る。
二人で魔女を見つめた。交渉は決裂。そのことを眼差しで伝える。
「……なるほどねー……強い精神。強い願い。私はこれに惹かれて来た…確かに」
と、魔女はそのしなやかな指で僕の胸をなぞる。水都さんが猫なら全身の毛でも
逆立てそうな勢いで睨んでる…。
「願いの方は薄まっちゃったみたいだけど……でもね?」
「……っ!?」
魔女はなぞるのを唐突に止め、丁度みぞおちの辺りに人差し指を押し付けてくる。
「穴は啖呵だけじゃ、埋まらないみたいね?」
……穴? 前に言ってた…心の空洞のこと?
「それがある限り、私の勝ちなのよ。残念ね。せめて…と思って
契約を提示したのに。あなたの取り分はなしだわ」
魔女の声が……遠ざかっている気がする……。水都さん……は?
僕の意識はそこで途絶えた。

……え…誰かの呼ぶ声がする?
A.水都さんのような気がする
B.相馬さんのような気がする
C.妹達のような気がする
D.雪…?
A
何で先輩と赤坂さんはないんだ?
335332:03/11/05 18:49 ID:???
>>334
スマソ
336334:03/11/05 21:44 ID:???
いや、謝られても困るんだけど。どうすんの?
「…どーいう事か説明しなさいよ、凪くんっ!」
僕は額にすさまじい痛みを感じ、目を覚ました。
恐る恐る目を開けると、上気した顔の水都さんが
僕の胸倉を掴んでいた。

「まだ起きないの?…この馬鹿弟子がぁぁっ!」
水都さんは指を僕の額に差し出した。
この状況から考えられる次の行動は…デコピンっ!?
もしや、さっきのすさまじい痛みの原因はこれですかーっ!?

「うわーっ、起きました!起きましたから連続デコピンは堪忍してー!」
僕は額を手の平でガードしながら、部屋の角に後ずさる。
「じゃあ、早く説明して!何で私じゃなくて、かほりなのよ?」
表情を全く変えず、水都さんは僕に迫ってくる。
一体何を怒っているんだろう…?

「水都さん…つかぬ事をお聞きしますが、何を怒ってらっしゃるのですか?」
これ以上彼女を怒らせないよう、慎重に言葉を選び、水都さんに話しかけてみた。、
「あの魔女が消える前に、これ見よがしに言ったのよ!
『この姿、彼が一番好意を持ってる異性の姿を映し出した姿なの。…あなたじゃなくて、残念ねw』
って、笑いながら消えたのよ!どういうことか、説明してよ!」

「…えーっ!?」
一瞬間をおいて、僕は驚愕の叫びを上げてしまった。
僕が一番好意を持ってる異性が、赤坂さんだって!?
考えもしなかった展開に、僕は混乱しかけた。

A.「多分、嘘じゃないかな」
B.「確かに、赤坂さんは好きだよ」
C.「…そうなの?」
C
AとBって同じじゃないですか?
Aは魔女が嘘をついた=「かほりに好意を持っている」を否定
Bは「かほりに好意を持っている」を肯定、の意味でした。
340332:03/11/06 00:51 ID:???
>>334
というか、状況的にこの場に先輩と赤坂さん登場はないかなーと思ったので。
まぁそれ言ったら相馬さんも有り得ないっちゃそうだけど。
今更選択肢変更してもしょうがないんで、このままよろしく。
「・・・そうなの?」
僕は思わず水都さんに聞き返していた。
・・・自分自身よくわからない。
「へ?違うの?」
今度は水都さんが驚く番だったようだ。
「うーん、よくわからないなぁ・・・でも」
実は、少しだけ。
今は本当に少しだけだが・・・気になる人が、いる。
それは・・・・

A 水都さん
B 赤坂さん
C 相馬さん
D 柳島先輩
E 妹たち
F 雪
先輩萌えなのでD
先輩がんばっ!!
今作ってもしかして先輩人気?
かくいう俺も先輩萌えですが。
真っ先に僕の脳裏に浮かんだのは、先輩だった。
生徒会長としての姿も、バイトの先輩としての姿も僕は知っているけれど。
しっかりとした姿に隠れた、弱さも僕は知っている。
ひとりぼっちだから…と言った、その悲しそうな顔がやっぱり焼きついて離れない…。
なんていうのかな。こういうのが放っておけないっていうのかな?
…守ってあげたいっていうのかな…先輩がそれを望んでいるのかは、わからないけど。
よく人にぶつかるし、始業式で転んだりしちゃうしなぁ。
思い出して、ついニヤニヤとしてしまう。
「…凪くん?」
水都さんが訝しがるように僕の顔を覗き込んでいる。
びっくりして僕は水都さんから一歩離れた。
「あ・・・いや……その」
「ニヤニヤしちゃって。でも、何? 本当はそうかもしれないってことなの?」
表情が曇っている。えーと…どうしよう?

A.正直な気持ちを伝える
B.「赤坂さんも水都さんも、みんな好きだよ」
C.「ほら、もう遅いし帰らないと…」と水都さんに帰るよう促す
D.「魔女の言ってることは全部嘘だよ」と安心させる
E.勢いで水都さんに抱きついてみる
C
F.勢いで中トロを握ってみる
僕はとりあえず、中トロを握ってみることにした。
ネタの鮮度、OK。シャリ、OK。わさび、OK。
僕は気を引き締め、シャリを適量手に取った。
そして、崩れないように固く、口の中でほぐれるように柔らかく、
そう固すぎず柔らかすぎず握るのだ。握りが難しいと言われる由縁は、やはりこのシャリにあるのだろう。
そして僕はワサビを少量指につけ、シャリにつける。
ワサビもまた難関である。理由は誰だってわかると思う。
そう、つけすぎると辛すぎてしまうのだ。
僕も見習いの頃はよく客に怒られてしまったものだ。
だが、長年の修行を積んだ僕にはもう大した難関でもない。
うん、いつ見てもキレイな緑色だ。
シャリとのコントラストでより一層美しく見える。
そして、中トロ―適当な大きさに切り、シャリの上に乗っけるだけ―
しかし、これが実は難関なのである。
まず、載せ方が悪いと見ばえがせず、客にいい印象を与えられない。
また、ネタが小さすぎると客に失礼。
かといって大きすぎると見ばえも悪くなり、シャリの味を消してしまう。
くっ、失敗は許されない!どこを、どこを切ればいいんだ!
…!
そこだーッ!スパッ。
こ、この大きさだ!この大きさこそベストサイズ!
あとはシャリと中トロを合体させ―へい、お待ち!
…しまった!
僕は、僕はなんてことをしてしまったんだ!

A.刺身醤油を切らしていたなんて!
B.中トロじゃなくて中トトロだったなんて!
C.シャリじゃなくてジャリ(子供の方)だったなんて!
D.マグロを丸々一匹シャリの上に乗せてしまったなんて!
「ほら、もうそろそろ遅いし帰らないと・・・」
「なあんかうまくごまかされちゃった感じ・・・ぶう。」
水都さんはそう言うと、窓から帰っていった・・・

僕は再び、布団の中にもぐりこんだ。
ここに引っ越してきてから、いろんなことがあったなあ・・・
水都さんとの出会いに、赤坂さん、相馬さん、それに先輩・・・
みんなかわいいな・・・v

ちゅんちゅん・・・
小鳥のさえずりがあちこちで聞こえる・・・
「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」
誰かが布団の中の僕を揺すっている。
「お兄ちゃん」というからには、たぶん妹だろう。
その妹は・・・

A・雅
B・環
C・雪
C選んだらどうなるんだろう・・・・?
Cで。
351名無しくん、、、好きです。。。:03/11/14 16:08 ID:amooblhQ
「ゆ、雪・・・」
目の前にいたのは、雪だった。
「ど、どうして・・・」
「お兄ちゃん、どうしたの?変な顔して、どこか痛いの?」
小首をかしげて雪がたずねた。
次の瞬間、涙があふれてきた。雪が・・・雪がここにいる、雪が。
「お兄ちゃん、なんで泣いてるの?」
「ゆきぃ、ゆきぃぃ!!」
雪をおもいっきり抱きしめる。
良かった、本当に。




下げ忘れた・・・

続き

「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」
ん・・・
「お兄ちゃん、どうしたの!?」
雪・・・
「起きて、大丈夫!?」
目を開けると、そこには心配そうにこちらを見ている雅がいた。
「お兄ちゃん・・・良かったぁ。心配したんだよ、なかなか起きないから。
泣いてたし、それに・・・雪って寝言で」
もしかして、あれは夢・・・なのか。
「もう、雪は・・・死んじゃったんだから・・・」
そう言って、うつむく雅。
「ごめん、心配かけさせて、大丈夫だから」
なにが大丈夫なのか、自分でも良くわからない。
「うん・・・あと、もうご飯できてるから、早く着替えてきてね」
そう言って雅は部屋を出ていった。
これじゃあ兄失格だな、妹に心配かけさせて、雅もまだ雪のこと引きずってる
だろうしな。
そして、俺も・・・
どうしてあんな夢見たんだろう、あの夢の中で雪と会ったとき、俺は
本当にうれしかった。
魔女にあんな偉そうなことを言ったのに、どこかでやっぱり
生き返ってほしいと思っているのだろうか・・・

A.いや、そんなことはない
B.そんなことはない・・・と思う
C.そうなのかもしれない
凪の一人称って僕じゃなかったっけ?
とりあえずB
354351:03/11/15 02:05 ID:???
間違えた・・・

俺のとこは脳内で僕に修正しておいてください。

そんなことはない……と思う。
ぎゅっと両目を瞑った。
そんなことはないと思う。だけど、言い切れない…。言い切れる自信がない。
やっぱり僕は弱いよ。強い精神だなんて、そんなものあるわけない。
目を開けて、カーテンの隙間から差し込む光を見る。
……そうだ、学校へ行かなくちゃ。
いつまでもここでウジウジしてるわけにはいかないよね。
僕はとりあえず暗い気持ちを押さえつけて、布団から這い出した。

「凪くん、おっはよーっ!」
水都さんはいつもと変わらない笑顔で片手を上げている。まるで昨日のことなんか
何もなかったみたいな明るさだ。相馬さんはもちろんのこと、昨日に引き続き今日
も先輩が一緒だ。
「げ、元気だね…」
「あれ? 凪くんは元気ないの?」
「え……あの、調子が悪いとか……?」
水都さんの隣にいる相馬さんが控えめに、だけど心配そうに僕を見つめる。

A.「大丈夫だよ、ありがとう」と相馬さんに微笑む
B.「水都さんが元気すぎるんだよ!」と水都さんにツッコむ
C.ちらりと先輩に視線をはしらせる
A
>>355
今日は日曜日のはずだが?
ついでに言うとパーティの日だよな。
359355:03/11/16 16:41 ID:???
ありゃ、ごめん。じゃあ355なしで、誰か引き継いで下さい。
「大丈夫だよ、ありがとう。」
僕がにこっと微笑むと、相馬さんは急に顔を赤らめた。
そこに水都さんが割って入る。
「こらこら、凪くん。亜美ちゃんを誘惑しちゃダメよ、うふっ♪」
ははは・・・。まいったなあ・・・。

あれ、そういえば・・・みんな学校の制服じゃないな・・・?
「あれ、みんな、制服は?」
僕がそう言うと、3人ともしばらく呆然とした後、急に笑いだした。
「あははははっ!凪君ったら。今日は日曜日よ?」
「へっ?・・・あっ、そうだった!」
恥ずかしい・・・
まだ3人とも笑ってるよ・・・

「じゃあ、何で僕を迎えに来たの?」
「やだなあ、凪君。今日は新入生歓迎パーティーじゃない!だから、迎えに来たのよ♪」

さて・・・

A・一緒に行く。
B・一人で行く。
C・行くのをやめる。
D・妹達も連れていっていいか聞いてみる。
E・すべてを無視して中トロを食べにいく
D
363名無しくん、、、好きです。。。:03/11/23 01:32 ID:AAu5Db20
なぜ突然書き手が消えたのか小一時間(ry
とりあえずageておく
1000までに話を纏められるのかより、
dat落ちの方が心配な廃墟っぷりでつね。
そっか、いろいろ忙しくて忘れてたけど・・・水都さんに誘われてたんだよね。
新入生歓迎パーティー。
そうだ、雅と環・・・連れて行っても平気かな?
二人とも今日は特にどこかへ出かける用事はないみたいだし・・・。
「あのさ、よかったらでいいんだけど・・・僕の妹たち、連れて行っちゃだめかな?」
「え?別にかまわないよ?大勢のほうが楽しめるし♪」
思いきって聞くと、実にあっさりと了承の答えが返ってきた。
僕は少し拍子抜けした気持ちのまま・・・制服を着替えに、そして妹たちを呼びに家の中へと戻った。

そうして、僕たちは今OiaキャOットまでの道のりを歩いている。
妹たちや水都さん、相馬さんは4人でなにやらわいわいと話しているようだ。
そして、その光景を少し後ろを歩きながら見守っている先輩。
・・・穏やかな笑みを浮かべているのに、なんだか・・・少し寂しそうに見えて。
「先輩?」
僕は思わず声をかけていた。
「うん?なぁに?秋篠君」
先輩がこっちを向く。
・・・その表情に先ほどまでのどこか寂しそうな影はなくなっていた。
「え・・・・・・っと、先輩は今日は誰に誘われてきたんですか?」
なぜだかはわからないが、僕は一瞬詰まってしまった。・・・しかし、何とかして質問を作る。
「うーん、とね・・・えっと、しいていうなら、洋子さん・・・かな?」
僕の質問に、先輩があいまいな答えを返す。
・・・・・??何でこんなあいまいに返すんだろう?
僕が首をかしげていると、先輩が苦笑しながら答えた。
「あはは・・・あのね、今日は私、洋子さんに頼まれてお手伝いに来たの。
・・・でも、あんまり大したことはできないだろうけどね?」
先輩はそういうと照れくさそうに、再び苦笑した。
なるほど・・・うーん、先輩は手伝いかぁ。

A 先輩一人じゃ大変だろうし、僕も手伝うかな。
B 今日は新入生歓迎会だし・・・先輩には悪いけど、楽しんじゃおうっと。
「僕も手伝いますよ、先輩一人じゃ大変だろうし」
僕がそういうと、先輩は慌てた。
「え?だ、大丈夫だよっ?今日は新入生歓迎会なんだし、それに洋子さんもいるし・・・
秋篠君は楽しんでおいでよ、ね?」
まくし立てるように、しかしやんわりと断られた。
うーん・・・どうしよう?

A でも先輩にも楽しんでほしいしなぁ・・・やっぱり手伝わせてもらおう。
B 赤坂さんとの話もあるし、ここはおとなしく引き下がっておこうか。
A
ちくしょう、萌えるぜ先輩(w

369名無しくん、、、好きです。。。:03/12/02 23:33 ID:qwZ4M/7U
age
にゃー
A 襲ってしまおう
372名無しくん、、、好きです。。。:03/12/04 01:51 ID:ZJM4i+7R
「先輩、やっぱり僕も手伝います。・・・いえ、手伝わせてください!」
気がつくと僕は、大胆にも、先輩の手を握っていた。
「――きゃっ!」
「あ、ごめんっ。つい・・・」
すぐに手を引っこめるも手遅れ、先輩には身を引かれてしまう。
「先輩・・・驚かせちゃった?」
「あっ、うんっ・・・私なら別にいいの」
一呼吸おくと先輩は、はにかむように笑った。
「それよりもね、秋篠君がそこまで言ってくれるなら・・・お手伝い、お願いしようかな」
「――はいっ、ぜひ」
うわっ、先輩ってこんな表情もできる人だったんだ!?正直言って反則だよ。
「うふふ、頼りにしちゃいますからね、秋篠君」
ペロッとちいさく舌をだす先輩。
なんだか心臓がいきなりドキドキしてきた。

とち狂ったのか僕は思わず――
A 「は、はやくお店に急ぎましょう」また先輩の手を握ってしまう
B 「ウチの妹もこき使ってくだされ」雅と環も手伝わせる
C 「水都さんや相馬さんにはウェイトレスをさせましょう!」とのたまう。
先輩萌えなら
Aだろう。
「は、早く店に急ぎましょうっ」
僕は思わず走り出した・・・また、先輩の手を握って。
「きゃ・・あ、秋篠君」
「うわわわっ、ゴメンなさいっ」
僕は急いで手を離した。頬が熱くなっていく。
・・・恥ずかしい。
なんともいえずそのままでいると、今の騒ぎを聞いたのか水都さんがこちらを向いた。
「・・・む、そこっ。何ラブコメってるのよ」
そしてむっとした顔をしながらこちらをビシッと指差してくる。
僕たちは慌てて離れた。
「ずるいから、私もっ♪」
言うが早いか水都さんは楽しそうに僕の腰にしがみついてきた。
・・・え?
「あ・・・っ」
少し後ろから先輩の声が聞こえてくる。
そして、妹たちや相馬さんも何事かとこちらを向いた。
あ、あわわわわ・・・・。ど、どうしよう?

A 水都さんをそのままにしておく
B とりあえず先輩に謝る
C 相馬さんもやってみる?と相馬さんに聞く 
D 妹たちに弁解する
E こうなったらヤケだ!みんなどんと来い!
E
376名無しくん、、、好きです。。。:03/12/05 06:51 ID:g3dhhnmV
もうどうとでもなっちゃえ!
「こうなったらヤケだ! みんなどんと来い!」
僕は勢いに任せて両手を広げてた。
待つこと数秒・・・。
――――。
あ、あれ? 全然反応なし?
見渡すとそこには、冷ややかな視線が僕を「ジト〜」っと包囲していた。・・・妹たちはともかく、あの相馬さんや先輩までが揃って。
「あ、あのですね、みんな・・・」
「・・・秋篠君、何をやっているんですか?」
(――笑顔だけれど恐いよ、先輩)
ああ・・・空気がこんなにも冷たいものだったなんて・・・。
「ねえねえっ、早くいきましょうよ♪」
・・・水都さん、羨ましい性格しているなあ・・・。
腰に水都さんを抱きつかせたまま溜め息一つ、僕はギクシャクと歩き出した。
冷たい視線を4つ背負いながら・・・。
ひえぇ〜!!

カラン。
『OiaキャOット』にようやく到着。
「あらら、いらっしゃ〜い。思ったよりも早かったわね」
洋子おば――もといお姉様の声に、安堵してホッと胸をなでおろしかけた瞬間・・・
とんでもないモノが目に入った。それは

A)猫耳ウェイトレスの赤坂さん
B)赤坂さんが2人いる?
C)雪が成長した姿に似た女の子
377名無しくん、、、好きです。。。:03/12/05 06:58 ID:zmu/03U7
★☆★もうすぐクリスマス★☆★おまんこプレゼント★☆★
http://marimo.s6.x-beat.com/marimo.html
378名無しって呼んでいいか?:03/12/05 07:11 ID:???
C
ゆ、き・・・?
僕はその少女を凝視しつづけた。
・・・否、その体制のまま動くことができなかった。
やがて、少女がこちらを向き・・・・・・目が合う。
その少女はなんともいえない微笑を浮かべながら、口を何かの文字に形作った。
・・・・な、にを・・・いっているんだ?
そして、こちらに軽く会釈をすると店の中に入っていった。
数秒のはずなのに、なぜか時間がゆっくりと流れているように感じた。
ポンッ。
「・・・・・!」
肩をたたかれ、バッと振り向く。
気が付けばよくわからない汗をかいていた。
そして、そこにいたのは・・・

A 水都さん
B なぜか猫耳ウェイトレスの赤坂さん
C 相馬さん
D 柳島先輩
E 妹(どちらか選択してください)
F 洋子おばさん
迷うとこだがB(の展開)がみてみたい。
「な、凪君?どうしたの?」
赤坂さんが僕の表情を見てか驚いて聞いてくる。
しかし、おそらく僕のほうがもっと驚いていた。
猫 耳 ウ ェ イ ト レ ス ?
マ ジ で す か ?
・・・そう。そこにはウチのウェイトレスの制服に身を包み、さらに猫耳までつけた赤坂さんがいた。
僕は呆然と、その姿を見つめる。
「あ・・・似合って、ないかな?」
僕の表情を見て、赤坂さんが苦笑気味に僕に聞いてくる。

A 「そんなことない!よく似合ってるよ」
B 「あ〜・・・失礼だけど、赤坂さんって大柄だからねぇ」
C 「ごめん、かわいいからついつい見とれちゃって」
D (赤坂さんもかわいいけど・・・ほかのみんながこれを着たらどんな感じかなぁ?)
A
赤坂さんもがんばてー
383名無しくん、、、好きです。。。:03/12/07 12:00 ID:96cM5krF
「そんなことない!よく似合ってるよ」
「――本当ッ!?」
う、うわっ!? 真剣な表情で赤坂さんが迫った。
照れているのか頬が赤いけれど。
『猫耳の+ウェイトレスが+恥らい顔で+息のかかるくらい間近に・・・
 イコール

  赤 坂 さ ん 、 蝶 極 悪 な 可 愛 さ ! ! 』

「良かった・・・着てみたけれどイマイチ自信なかったんだ、あたし」
僕の反応に赤坂さん、十分にご満足されたようだ。
・・・きっと今の僕の気持ちそのまま態度に出てたんだろな・・・トホホ。
「む〜む〜む〜・・・」
――あ。忘れてた。腰にしがみついた水都さんがいる。
猫のように唸りをあげて・・・
「かほりちゃん、1人だけズルイ!あたしも着るっ!!」
・・・・・・。
な、なんだってー!? 不吉な予感がジリジリと・・・。
「じゃあ雅も着るねー」
「(コクコク)」
憧れのまなざしを赤坂さんの猫耳に向ける雅とその後ろでうなずく環。おい二人とも!
でもこの流れって絶対マズいよ――頼みの綱はもう先輩だけだ!
「あら、それじゃ皆さん着てみます?猫耳付きの制服でよければ――」
・・・せ、先輩・・・
るるる〜♪もうどーにでもなれって気分だ♪(泣)

A 「洋子おば――お姉様!みんなを止めてよ!」
B 「やめるんだ!全員、目を覚まして!」
C 「あの・・・僕にも猫耳一つ・・・」
D 「・・・時代はメイド服じゃないかな(ボソッ)」
385名無しくん、、、好きです。。。:03/12/08 01:35 ID:ZxYGER8a
「うふふ・・・お姉さんもつけちゃおっかな〜♪」
 事態はさらに悪化した!?

A 「やめるんだ!全員、目を覚まして!」
B 「あの・・・僕にも猫耳一つ・・・」
C 「・・・時代はメイド服じゃないかな(ボソッ)」
D  雪に似た少女に助けを求める。
A

そろそろたすけてやりましょう。
nerima
進んでるかと思ったらnerimaにだまされたので責任もって続き書きます。

本編。

「やめるんだ!全員、目を覚まして!」
僕は必死にみんなに呼びかける。
すると、みんなは一瞬、キョトンとしたようなあっけにとられた表情をしてこちらを見る。
・・・ほどなくしてそれは笑いにかわった。
「あはははっ、やだ、凪君ってば・・・っく、本当にっ、だまされるなんてっ」
水都さんが大笑いしながら僕にいった。
その隣では相馬さんが目じりに涙が浮かばせながら笑いをこらえている。
・・・な、何がどうなってるんだ?
「ご、ごめんなさいね、秋篠君」
先輩は苦笑いをしながら謝ってくる。
・・・よくはわからないが状況はつかめた気がする。
「・・・えーと、つまり。みんなで僕をからかってたってこと?」
答えは誰からも返ってこなかった。
つまり肯定しているととっていい。
・・・・はあ。まあ、だまされた僕も悪いんだけどさ。
僕はなんともいえない複雑な気分になった。
「まあ、まあ。お詫びに私たちも今日はお手伝いするからさ・・・ね?」
しばらく無言でいると、赤坂さんがなだめるように苦笑しながら言ってくる。
・・・さて、どうしようかな?

A 「せっかくみんな手伝ってくれるっていってるんだ・・・お願いしよう」
B 「せっかくの新入生歓迎会なんだ。手伝いは僕だけで十分だから、みんなは楽しんでおいでよ」
C 「じゃあ、手伝いはみんなに任せるよ。僕は楽しんでくるね(ぉ」
D 「せっかくだから手伝ってもらうよ。ただし・・・おまえら全員ネコ耳メイド服でな!」(鬼畜モード)
E 「せっかくだから手伝ってもらうよ。ただし・・・みんな全員ネコ耳メイド服でね!」(仕返しモード)
E
つか、nerimaって何だ?
391名無しくん、、、好きです。。。:03/12/19 17:23 ID:ySY5wO6A
age
392 :03/12/28 11:04 ID:U5KLsiXH
age
3933.3.7秒針:03/12/28 23:09 ID:Ghx7gpAd
俺の名前は【佐藤 ナタデココ】
ビックリマンシールの悪魔を他人の自転車に貼るのが趣味の健全な17歳の少年だ。
こんなふざけた名前を付けた両親は罪悪感を持ったのか、俺が6歳の時に俺を捨て海外へ逃亡した。

そんな事を考えてると、いつの間にか目の前にスライムが2匹現れてた。
「チッ、2匹か…絶対絶命だな…。」
勝てる見込がなかった俺は背を向け逃げようとした…
「ククク…逃げるのか?」スライムの嫌味な言葉に俺の足は止まった。
「…なんだって?」
「逃げるのかって言ったんだよこの腰抜!」「………。」
「ほら、足動かせよ、じゃないとボク達に追い付かれちゃうよ?アハハハハ」

ドクン…ドクン…
「俺を……るな」
「あん?なんだってぇ?ちゃんと日本語話せよギャハハハ」
…ドクン……プチッ…
「俺を……俺をなめんじゃねーー!!!」
ゴォォォ!!
v
3953.3.7秒針:03/12/28 23:43 ID:Ghx7gpAd
(母さん、父さん…俺を見守ってください)「はあぁぁぁぁ!!」俺は気を集中し、戦闘力を極限にまで高めた。
「ばっ、ばかな!?こ、この気…」
「やばい…やばいぞ!逃げるぞ!?」
「逃がすかぁぁ!!」俺は1匹のスライムの背後に回り込み…
「え!はやっ…ぐおぉ…」
グチャ
蹴り殺した。
「スラ蔵〜!!」
「後は…貴様だけだな。」
「な、なぁ…許してくれよ…ほんの冗談だったんだよ……頼む!!なんでもするから許してくれ!!」
ピクッ
(…なんでも?)
「おい!その言葉に偽りはないな?」
「…え?あ、あぁ…なんでもするよ!なんでも言ってくれ!)
(…ウマー)
「そうだなぁ…」

A やっぱ許さん。あの世でスラ蔵によろしく。
B やっぱ許さん。あの世でスラ蔵によろぴく

C やっぱ許さん。あの世でスラ蔵によろしこ

D 「あ、ナタデココ君。こんなトコで何してるの?」(こ、この声は…)
396名無しくん、、、好きです。。。:03/12/29 13:03 ID:a8WdUWgh
d
馬鹿のおかげで一瞬で糞スレ化
「う〜ん、さすがに全員の分はないかなあ・・・ネコ耳メイド服・・・」
洋子おば・・・もといお姉様はそう言った。
そのとき・・・
カランコロン♪
お店のドアが開いて、純一先生と明音お姉さんが入ってきた。
「遅れてごめん。さあ、準備を始めるぞ!」
見ると純一先生は赤ん坊を抱いていて、明音お姉さんが大きな段ボールの箱を抱えている。
「普通は逆じゃないすか?」
僕が聞くと、純一先生は笑った。
「俺もそう思うんだが、明音が箱を触らせてくれないんだ。何でも、大事なものが入っているとかで。」
そして明音お姉さんは箱をテーブルに置いて、中を開けた。
見ると、中にはたくさんのメイド服と一緒にネコ耳が・・・
「みんなの分ありますからね〜♪はい、洋子ちゃん♪」
明音お姉さんは洋子お姉様から順に、メイド服とネコ耳を配り始めた・・・
「あら?これ、この春の新色じゃない!明音ちゃん、さすがに流行を押さえてるわね♪」
「でしょ〜♪選ぶのに苦労したんだから、ふふふ。」
そして純一先生が明音お姉さんに質問した。
「な、なあ、ひょっとして、俺も着なければいけないのかい?」
明音お姉さんはにこっと微笑んだ。
「もっちろん!あと、凪くんのもちゃんとありますからね♪」
ええっ!?

A・着てみる
B・遠慮する
C・なぜ僕のサイズを知っているのか小一時間(ry
Aで
「うそっ!凪くん、かわいいv」
水都さんがメイド服の僕を見て、驚いて叫んだ。
「そ、そうかな・・・」
「いや〜ん♪お兄ちゃん、素敵v」
環まで・・・(汗
「凪くん・・・v」
相馬さんなんか、僕を見て顔を真っ赤にしてるし・・・
そしてこのとき・・・

A・柳島先輩は、どう反応しているだろうか?
B・赤坂さんが僕を冷たい目で見ていた。
C・洋子お姉様が腹を抱えて笑っていた。
D・カランコロンとドアが鳴って、僕の父さんと母さんが入ってきた。
A!
先輩は僕を見てにこっと微笑んでいる・・・
「凪くん、かわいい・・・v」
そう言う先輩の瞳はまるでかわいい小動物を見ているかのようにきらきらと輝いている・・・
(よかった、先輩に喜んでもらえて・・・♪)

しかし、先輩の隣にいる赤坂さんの妙に冷たい視線が気になるな・・・

「凪くん・・・、あたしとキャラがかぶりすぎ!」
がくっ!
どうやら赤坂さんは、主役の座をとられたことが悔しいらしい・・・

A・赤坂さんに謝る
B・赤坂さんにはネコ耳じゃなくて、ウサギ耳を薦めてみる
C・「いいじゃん、かぶっても」と反論してみる
    /_      |
    /. \ ̄ ̄ ̄ ̄|
  /  /  \ / |
  |  /    -  - |  
  ||| (6      > |  <正直、スマンかった。
 | | |     ┏━┓|
| | | |     ┃─┃|
|| | | |  \ ┃  ┃/
| || | |    ̄  ̄|
僕は取りあえず謝ることにした。

A・ごめん、僕があんまりかわいいせいで・・・
B・ごめん、でしゃばりすぎたよ・・・
C・>>404のように謝る
B
「ごめん、でしゃばりすぎたよ・・・」
僕は素直に赤坂さんに謝った。
身長差のせいか、見上げる形になってしまうのがかなり情けなかったが。
「う・・・」
その瞬間、赤坂さんはなぜか顔を赤くして言葉を詰まらせた。
・・・・?
「や、べ、別に・・・いいよ。その、似合ってる、し」
僕がいぶかしげに赤坂さんを見ていると、やがて赤坂さんはたどたどしくもそう返してきた。
・・・どうしたんだろ?急に。

A とりあえず、普通のウェイター服に着替えることにした。
B 僕、このままで働くの?とみんなに聞いた。
C そのとき、雪そっくりの女の子が店を出て行こうとしているのが見えた。
D やる前からなんか疲れた。やっぱりお客さんになろうかな、と思い始めていた。
B
「ぼ、僕、このままで働くの?」
なんだか恥ずかしくなって咄嗟にみんなに聞いてみた。
「あら、凪くん似合ってるからそのままでいいんじゃない?
 それに、なんだか嬉しそうだし♪」
明音お姉さんが茶化す。
「なっ!?」
「もしかして、凪くんって…」
水都さんが顔を赤くしてこちらを見ている。

A 「な、なに言ってんですか2人とも! 僕に女装癖はありません!」と必死で否定する。
B 冷静に否定し、普通のウエイター服に着替える。
C まぁ、純一先生も同じ格好だし、このままでいいか…。
D どうせなら、水都さんと同じ柄のメイド服にしてください!
A
「な、なに言ってんですか2人とも! 僕に女装癖はありません!」
僕は必死で否定した。
「ふーん、どうかなぁ〜?」
「ね〜?」
そんな僕の必死の弁解など聞いちゃいないとでもいうように、
水都さんと明音お姉さんが顔を見合わせてニコニコと笑いながらうなずきあう。
・・・その態度に、僕はどこかが切れたような感じがした。
「〜〜〜〜っ!着替えてきますッ!」
恥ずかしさと苛立ちが入り混じったような気分。
僕は少し怒鳴り気味にそういって、その場を後にした。

「・・・大体、あんな無神経なこといわないよ普通。
女装好きだなんていわれて喜ぶ男なんて少数なんだから」
一人になると、口から次々と文句が飛びだしてくる。
少しは抑えようとも思うのだが、今日に限って押さえが利かない。
次から次へと今までの不満が押し寄せてくる。
・・・そのとき、後ろから足音が聞こえた。
そして、僕の肩にぽん、と手を乗せる。
「・・・・・・っ!」
僕は思わずキッとにらみつけるように振り返ってしまった。
そこにいたのは・・・

A 水都さん
B 赤坂さん
C 相馬さん
D 柳島先輩
E 雪に似た女の子
E
そこにいたのは雪に似た女の子だった。
…いや、似ているなんてもんじゃない。どう見ても雪本人だ。
「ゆ、雪っ!?」
僕は思わず声を上げてしまった。
次の瞬間、身体が凍りついたように動かなくなった。
声も出ない。動揺している所為だろうか。それとも…。
頭の中が真っ白になる。
その時、雪(に似た女の子)の口が微かに動いた。
「………」
あまりの声の小ささで聞き取れなかったが、その子の唇は確かにこう言っていた。
“おにいちゃん…”
そう言い終わるか否か、一瞬、その子の顔が曇ったように見えた…。

「どうかしたの? 凪くん?」
僕の声を聞いて驚いたのか、柳島先輩がこちらに駆けて来る。
僕ははっとして柳島先輩のほうを見た。
「何かあったの?」
心配そうに僕の顔を覗き込む柳島先輩。
「あ…その…」
僕はもう一度雪のほうを振り向く。…しかし、既に雪の姿はどこにもなかった。
「!!?」
再びパニックになりそうなのを必死でおさえ、

A 「今、ここに雪が…」
B 「小学校1、2年生くらいの女の子見ませんでしたか?」
C 「いえ…、何でもありません…」
D 「あのぅ、僕まだズボン穿いてないんですけど…」
414名無しって呼んでいいか?:04/01/22 07:55 ID:???
A
415名無しくん、、、好きです。。。:04/01/26 17:38 ID:ViF8JcWV
「今、ここに雪が…」
「雪? 誰かいたの?」
柳島先輩は不思議そうに訊ね返してくる。
「小さな女の子で――あ、いえ・・・何でもないです」
・・・そういえば柳島先輩、雪のことは知らないかも。

先輩の反応は?
A 「女の子? だったら途中ですれ違ったけれど・・・」
B 「もうパーティーの準備は終わったよ?」
C 「さっきはごめんね・・・秋篠君」(泣きだす)
D 「そんなことより、二人っきりだね・・・」(抱きつく)
E 「雪ちゃんはね、まだあなたのそばにいたいって☆」(魔女の声で)
C
せんぱい〜!!
418名無しくん、、、好きです。。。:04/01/30 00:04 ID:Kxejj56B
「さっきはごめんね・・・秋篠君」
 柳島先輩が泣いている。
 なんでだろう。
 疑問に思うより前に、胸が痛くなってきた。
「泣かないでください先輩! 僕なら全然、気にしてないから!」
「ううん、そうじゃないの」
「そうじゃないって……」
「いいの、今のこと、忘れて」
 先輩…そんな表情……反則だよ。
「そんなことできないよ!」
 突然、唇に触れたやわらかい感触。
 すぐ目の前に先輩の顔が。
 僕は柳島先輩にキスをしていた――――。

 ガシャン。

 何かが落ちた音。
 廊下の向こうから誰かだこちらを見ている。
 それは……。

A 水都さん
B 赤坂さん
C 相馬さん
D 環
E 雪に似た女の子
F 明音お姉さん

人が少ないんであげとくね〜
A
「す、水都さん!」
実に気まずい雰囲気になってしまった。
「あ、ごめん……。私、邪魔だよね」
いつもはハキハキと喋る水都さんが、蚊の泣くような声でつぶやいた。
「あの、パーティーの準備終わったから……」
そういって水都さんはどこかへ行ってしまった。
「……」僕は呼び止める言葉も見つからずにただ呆然としていた。
「ごめん、私のせいかな。」柳島先輩が横でつぶやいた。
「キスしたの、僕からですから……」
水都さん、機嫌悪くしちゃったかな。あとで謝らなきゃ。

しばらくすると、水都さんが戻ってきて、掃除用具入れから塵取りを取り出した。
「あ、僕も手伝うよ」
「別にいいよ、私だけで十分だから」
相変わらず元気がなさそうだ。

A 素直に謝る
B 軽く相づちをしてパーティーに向かう
C 柳島先輩にアイコンタクトで救いを求める
D 気を失う
D
「待ってよ、僕も・・・っ!?」
水都さんに声をかけようと足を踏み出したそのとき。
僕の体はがくん、と前に傾いた。
そのまま重力にしたがって、床へと沈んでいく。
・・・一瞬のはずなのに、ひどくゆっくりで。
「きゃあああああああああっっ!!!!」
そして、誰かの悲鳴を最後に僕の意識は途切れた。

「う・・・ん・・・」
だんだんと視界がはっきりしてくる。
やがて、僕の目に最初に映ったものは・・・

A 水都さんの心配そうな顔
B 雪に似た少女の無表情な顔
C 魔女の怪しげな笑み
C
424名無しくん、、、好きです。。。:04/01/31 05:04 ID:CJDjAw36
幻想ちっくな展開・・・
「ふふふふ・・・」
冷酷な笑い声が聞こえる。
声のする方へ顔を上げると、そこにいたのはあのときの魔女。
「っ・・・!?」
魔女が僕の目の前で怪しげな笑みを浮かべている。
「また会ったわね、少年。
 今度は誰にも邪魔はさせない。
 なぜならここは、あなたと私だけの世界・・・」
以前とは違う、僕の心に直接語りかけてくるかのような魔女の言葉。
時間が止まっていると錯覚しそうなくらいゆっくりとした口調。
魔女は喋り続けているようだが、まだぼんやりとした僕の脳には伝わってこない。
・・・だめだ、このままじゃ僕の心は魔女に飲み込まれてしまう。
何故だか分からないけど、そう感じた。
(何とかして、この状況から脱しないと・・・)

A 「僕は、どうなったんだ?」と魔女に訊ねる。
B 「みんなは、どうなったんだ?」と魔女に訊ねる。
C 「ここは一体どこなんだ?」と魔女に訊ねる。
D ・・・魔女の頭を叩いてみる。
D
427名無しくん、、、好きです。。。:04/01/31 22:51 ID:TiWkt1Iq
「痛、なにするんですか! やめてくださいっ!」
 頭を抑えた魔女が涙目でにらんでいる。
 ・・・こいつ、弱いぞ・・・!
 僕と距離をとると魔女はまた偉そうにポーズをとった。
「無駄な足掻きなどよしなさい・・・魔力も持たない人間が・・・」
 あ。こいつさっきのことをなしにする気だ。

A 合わせてやるか・・・はあ(溜め息)「僕は、どうなったんだ?」
B 「みんなは、どうなったんだ?」と普通に魔女に訊ねる。
C 「キミ、弱いだろ?」素直に言ってみる。
D とりあえず眠気を覚まさないと・・・魔女に抱きついてみる。
428名無しって呼んでいいか?:04/01/31 23:58 ID:???
「みんなは、どうなったんだ?」僕は疑問に思っていたことを素直に魔女にたずねた。
すると魔女は今まで見たことないような優しい微笑みで、僕に言葉を返した。
「へえ、この状態になっても人のことを心配するんだ。
ねえ、教えてくれないかしら?こんな未知な世界で得体の知れない女と、
二人っきりになっても、自分のことより他人のことを心配する理由……」
その言葉を言われてふと気づいた。確かにその通りかもしれない。
確かに人のことを心配するよりも自分の身を案ずるべき状態に思えてきた。
じゃあなんでだろう?

A 魔女のことを得体の知れないものとは見ていないから。
B 案ずるべき人がいるから。
C 自分でも分からない
D 前言を撤回して、自分の身を案じる
430名無しくん、、、好きです。。。:04/02/03 02:20 ID:O3nvsbB4
D
流れ断ち切って悪いんだが、このスレってしたらばに感想スレみたいなのなかったっけ?
分かる人詳細キボン
ふと周囲を見渡すと、今立っている場所は
モノトーンの壁に囲まれた、窓もドアもない広い部屋だった。
明らかに、○iaキャ○ットの店内ではない。
これでは逃げ出しようがない。少しずつ不安が僕の心によぎる。

というか、僕の格好はおばさんが持ってきたメイド服のままなのだ。
雪に似た女の子に肩を叩かれてからずっと、着替え損ねたまま…
そして柳島先輩にキスされて、それを水都さんに見られて…

そうだ、水都さんに何て言おう?
彼女の感情が爆発しないうちに謝らないと…
あの連続デコピン、痛いからなぁ…
僕は自分の身を案じ、顔から血の気が引く気がした。

「どうやら現状が把握できたようね、メイド服の凪くん?」
魔女がニコニコしながら、僕の顔を覗き込む。
「では問題。答えが正解なら返してあげてもいいわ。
 あなたの事が好きな女の子はだ〜れだ?」

A 柳島先輩
B 水都さん
C 赤坂さん
D 相馬さん
E 妹たち
F …まさか洋子伯母さんではあるまいな
==

>>431
2スレ目の時あったのだけれど、使わないから消えました。
A
「柳島……先輩?」
そうだ。僕とのキスを拒まなかった先輩なら僕に少なからず気があるはずだ。
「……当たらずとも外れずってとこね」
どことなく予想も出来た答えだが、やはり言葉で言われるとそれなりにショックを伴った。
「あなた、このままじゃ彼女を失うわよ」
「え?」
淡々とした口調で言う魔女に、僕は驚きの表情を返すことしかできなかった。
「ま、一応は正解ってことでも良いかな」
「ちょ、ちょっと待って。さっきのを詳しく……」
彼女に話しかけようとしたとたん、また僕の体から力が抜けた。
そして、またも意識が遠のいていった。
僕が最後に聞いた言葉は、全ては僕次第だ。という魔女の言葉だった。

「う……ここは……」
駄目だ。まだ視界がぼやけている。

A 少し腕を動かしてみると腕に針のようなものが刺さっていることに気づいた。
B 皆(○iaキャ○ットにいた連中)の声が聞こえてきた。
C 何かは分からないが喧騒が聞こえてきた。
D 体の自由が利かなかった。

>>432
ああ、消えちゃったんですか。どうも
435名無しって呼んでいいか?:04/02/04 14:11 ID:???
よC(しー)!
スンマセン、Cです・・・。
遠くの方から喧騒が聞こえてくる・・・。誰かの話し声・・・? 
僕は、夢を見ているのか・・・? やがて僕の視界がはっきりしてくる。
そして、視界に広がったのは、見覚えのある古ぼけた粗末な建物。
(ここは、柳島先輩が育った孤児院・・・でもどうして・・・)
その場で立ち尽くしていると、どこからか女の子の泣き声が聞こえてきた。
周囲の明るい楽しそうな話し声とは対照的な、深い哀しみに満ちた様な泣き声。
僕は導かれるようにして、泣き声のする方へと向かう。
そこには、小学校高学年か、或いは中学生くらいの女の子が独り、
部屋の隅にうずくまりながら、まるで自分の存在を消してしまおうかというくらい
か細い声で泣いていた。この子は・・・まさか・・・
(柳島・・・先輩・・・? これは、夢なのか?
 もしかして、僕が見ているのは、柳島先輩の過去・・・?
 どうして柳島先輩は泣いているんだろう・・・)
初めて見る先輩の表情・・・、僕は何ともいたたまれない気持ちになった。

「・・・くん、・・・なぎくん、凪くん!」
心配そうな女の子の声が聞こえる・・・。
「う、・・・ん・・・」僕はゆっくりと目を開ける。やがて僕の目に最初に映ったのは・・・

A 柳島先輩。
B 水都さん。
C 赤坂さん。
D 相馬さん。
E 妹たち。
先輩ルートのところ悪いけど
Dでお願いします。
「ん……相馬、さん?」
僕の目にまず映ったのは相馬さんだった。
「よかった。気がついたんだ」
相馬さんは胸をなでおろして言った。
周りを見回すと、みんなも心配した顔で僕を見下ろしてくれている。
ここは……○iaキャ○ットかな。外もまだ明るいし、倒れてそんなに時間も経っていないんだろう。
そこで僕はふと気づいた。
「白……」
僕は寝転んだ状態なんだから、座っている状態の相馬さんのスカートの中とかも見えてしまうわけだ。
「えっ?……きゃぁ!」
僕の視線に気づいた相馬さんがスカートを抑えながら後ろに跳び引いた。
「いや、何も見てないって。本当だって本当」
僕は必死に言い訳をしながら起き上がった。

A 急に顔面にけりが飛んできた。
B 相馬さんが顔を真っ赤にしながら僕に口を開いた。
C 水都さんから疑いの視線を感じた。
D 先輩の視線がチクチクと刺さる。
E 「男の子なんだから仕方ないわよね」と洋子伯母さんが僕をかばってくれた。
439名無しって呼んでいいか?:04/02/05 14:32 ID:???
A
440名無しって呼んでいいか?:04/02/05 22:10 ID:???
そのとき、急に顔面にけりが飛んできた。
そして、見事に僕にヒット。
「うぐわああっっ!!」
そのまま、後ろへ吹っ飛ぶ。
「ったた・・・」
ちょっとした衝撃のあと、目をあける。
少し前には先ほどまで心配してくれていた、水都さん、相馬さん、柳島先輩、洋子おばさん。
しかし、その中で不自然に足を振り上げたままの人がいた。
・・・赤坂さんだ。
「いや〜、ゴメンゴメン♪ついつい足が」
赤坂さんは足を下ろしながら照れ笑いを浮かべた。・・・あんまり笑ってなかったが。
・・・それにしても、よく吹っ飛ばなかったな、僕。
ため息をつくと、頭を後ろに傾けた。
ふよん、とやわらかい感覚が後頭部に伝わってくる。
・・・ん?後頭部の、やわらかい感覚?
何だろう、と僕はそのまま後ろを向く。
「・・・!」
そして驚いて後ずさった。
だって、そこには・・・雪、いや雪に似たあの少女がいたから。

落ち着け、落ち着け、落ち着け。
あれは、雪、じゃない。
そうして何とか自分を落ち着かせたあと、僕は口を開いた。

A 「君は誰?」と少女に聞いた。
B 「何でつい足が出たの?」と赤坂さんに追求した。
C 「ほ、本当に何も見てないからね?」と相馬さんにもう一度言った。
D 「水都さん、何か怒ってない?」と様子のおかしい水都さんに話し掛ける。
E 「先輩、僕は大丈夫ですよ」と泣きそうな先輩をなだめる
C
「相馬さん・・・その、僕、本当に何も見てないからね?」
もう一度だけ相馬さんにそういった。
本当は、確かに見てしまったが・・・それは不可抗力というものだ。
「・・・わかった・・・凪君を信じる」
相馬さんが困惑しながらも微笑んでそういった。
・・・・・・何とかわかってもらえたみたいだ。
僕はほっと胸をなでおろしながら・・・相馬さんに心の中で改めてゴメンと謝った。

「ところで・・・」
僕はそこで、先ほどから僕の後ろで事の顛末を見守っていた少女に向き直った。
しかし、なんとなく落ち着かず視線をそらしてしまう。
「ええと、さっきはゴメン。大丈夫だった?」
「・・・・・・」
少女はふるふると首をたてに振った。許してくれる、ということなのだろうか。
・・・それにしてもずいぶんと無口な子だな。
「あの、その、君は・・・?」
僕がしどろもどろになりながらもそう聞くと、少女が歩み寄ってきた。
そのまま僕の手のひらをとるとそっと広げる。
そして、広げた僕の手のひらにゆっくりと指を走らせた。
ええと・・・。
ゆ・・・・・・・・・き・・・・・・・・ゆきだって!?

A 「おまえなんか雪じゃないっ!」
僕は思わず手を振り解き、そう叫んだ。
B 「・・・・」
湧き上がる感情を抑え、僕はそのまま少女の反応を待った。
C 「君、もしかして口が利けないの?」
僕は、先ほどからの少女の様子を見てそう問い掛けた。
B
話、すすんでるー!w
「……」
僕はわきあがる感情を抑えつつ、その少女の反応を待った。
彼女は僕をからかっているだけなのだろうか。それに、全く言葉を発しないということは唖なのか?
そんな僕の心を知ってか知らずか、少女は悲しそうな表情をした。
その表情も、何もかも全てが雪と酷似している。
「ね、お兄ちゃん。あのさ……」
急に横で声をかけられて一瞬びっくりしたが、声をかけてきたのは環だった。
「あのさ、あの人なんかすごく雪ちゃんに似てない?」
そのまま耳打ちする状態で環は話しかけてきた。

A 環の意見を肯定し、自分もそう思っていたと言う。
B 環の意見を否定し、雪はもう死んだと言う。
C 確かに似ているが違和感を感じ、警戒するように注意をするように言う。
D 魔女の契約を思い出し、容姿がそっくりだった赤坂さんに目をやる。
E ふと自分の着ているメイド服が気になった。
D
つか、メイド服のままだったのかw
僕は魔女の契約のことを思い出していた。
魔女は「私に協力したら雪を生き返らせる」といったのだ。
でも、僕は魔女に協力などしていない。
しかし、この「ゆき」と名乗る少女が「雪」なのだとしたら・・・・。
これは・・・いったい、どういうことなんだ?
僕は、魔女に酷似している少女・・・赤坂さんを見る。
まさか今、あの魔女が化けてるってことはないよな・・・?
「・・・な、何?・・・もしかして、さっきのこと、怒ってるの?」
僕がしばらくじっと見ていると、彼女はしどろもどろになりながら急にそんなことを言い出した。
・・・どうやら僕は知らず知らずのうちに表情が険しくなっていたらしい。

(くいくい)
・・・ん?
振り向くと少女が、悲しげな表情のまま首を横に何度も振っていた。
そして再び僕の手を広げ、その上に指を走らせる。
ち、が、う。・・・違う?
・・・いったい、何が違うっていうんだ?

A 君の名前が違う?
B 君が雪だということが違う?
C 君がしゃべれないということが違う?
D ・・・わからないよ、いったい何が違うんだ?
D
名無しくんが先輩からチョコをもらえる裏ルートまだー?
「・・・わからないよ、いったい何が違うんだ?」
僕は少し戸惑いながら少女に聞いてみた。
すると少女は再び悲しげな表情のまま首を横に振った。
・・・どういう意味なんだ?僕には教えられないって言うのか。
それとも、僕自身が答えを見つけなければならないんだろうか・・・。

「どうしたの、お兄ちゃん・・・?」
僕の困惑した表情を見てか、環がいぶかしげに尋ねてきた。
その声で我に帰った僕に、続けて話し掛けてくる。
「ねえ、お兄ちゃんはあの子のこと、どう思う?」
(ああ、さっきの話しか。確かにあの子は何から何まで雪に似ている・・・。
 けれど・・・)

A 環の意見を肯定し、自分もそう思っていたと言う。
B 環の意見を否定し、雪はもう死んだと言う。
C 「違う」の意味を環にも考えてもらう。
D 今度は環から少女に話し掛けてもらう。
E ふと気がつくと、他のみんなが僕たちのほうを見ていた。
F ストーリー的にはバレンタインイベントはまだまだ先だなぁと物思いにふける。
452名無しって呼んでいいか?:04/02/11 21:45 ID:???
E
(・・・ん?)
ふと気が付くと、ほかのみんなが僕を見ていた。
しかし、僕がそちらを向くとみないっせいにさまざまな反応を返してくる。
うつむく水都さん、困惑する赤坂さん、キョロキョロとしている相馬さん、僕から視線をそらす先輩。
・・・みんな、どうしたって言うんだ?
僕は一番様子の気になる「彼女」に声をかけることにした。
その「彼女」は・・・

A うつむいて表情の見えない水都さん
B 困惑したような表情の赤坂さん
C 状況がわからずあたりをキョロキョロとしている相馬さん
D 悲しげな表情で僕から視線をそらす先輩
最近相馬さん関係の選択肢人気だなー。
・・・つか、とうとうエロパロ板にも出張してたんですがこれ。
キョロキョロとしている相馬さんだ。
「ねえ、相馬さんどうしたの?やけにキョロキョロしてるけど」
「え、うん……それより、凪君こそ大丈夫?ちょっと休んだ方がいいんじゃ……」
相馬さんが僕を気遣ってかそういってくれたがどうも様子がおかしい。
「やっぱり私のキックが原因かな。ごめん。凪君がそんなのになっちゃうなんて」
赤坂さんも同様に僕を心配してくれているようだ。でも、僕の何がおかしいんだろうか?
「え?僕はただこの娘と話してるだけだけど……なんかまずいことしてる?」
僕はそういって雪と酷似している娘を指差した。
しかし何故か先輩は顔をうつぶせて悲しげな表情をして、赤坂さんは頭を抱えていて、
水都さんは俯いたまま、相馬さんに限っては泣き出してしまった。
しかし、状況をつかめていない僕と環と雅はきょとんとしてみんなの様子を見るしかなかった。
「あ、あの、皆どうしたの?なんかまずいこと言っちゃったかな……」
「そのさ、ひとつ訊いていいかな?」
遠慮がちに訊いて来る先輩に僕はうなずいた。
「凪君、誰と話してるの?」
どういうことだ?まさか皆にはこの娘が見えてないのか?

A 環と雅には見えているのか訊いてみる。
B 先輩には全く(自称)雪が見えてないのか訊いてみる
C 赤坂さんのせいじゃないことを言う
D 相馬さんを泣き止ませる
E 水都さんが気になる
457名無しって呼んでいいか?:04/02/12 22:50 ID:???
E
「水都さん?どうかしたの?」
僕はさっきから様子のおかしい水都さんに声をかけた。
僕の声に反応して水都さんがゆっくりと顔を上げる。
その表情は何かに耐えるような、つらそうな表情で。
「なんでも、ない・・・どうもしないよ・・・・」
返事もそこそこに、水都さんは再びうつむいた。
心なしか肩も振るえている気がする。
・・・いったい、どうしたって言うんだろう?

僕は水都さんのことも気になったが、とりあえずは少女の正体について考えることにした。
みんなの言い分が真実であるなら「彼女は今のところ僕と環にだけ見えている」ということになる。
なぜ、みんなに彼女の姿が見えないのか・・・

A やっぱり彼女は雪で、幽霊だから・・・なのか?
B ・・・いや、まだ決め付けるのは早い。本人に聞いてみよう。
C ・・・本当にみんな彼女が見えてないのだろうか?
さっきみたいにみんなで僕をだまそうとしてるんじゃ・・・
460BADEND:04/02/13 00:48 ID:???
「やっぱり彼女は雪だから・・・幽霊だから・・・」
「いいかげんにして!いいかげんにしてよっ!」
僕が呆然とつぶやいたそのとき、水都さんが張り裂けんばかりの声で叫んだ。
「何なのよっ、さっきから!ワケのわからないことばっかり!
さっきだけじゃない、ここ最近!凪君はワケのわからないことばっかり!もう限界よっ!」
水都さんは狂ったように叫びつづける。みんな、呆然としていた。
「どうしたら・・・どうしたらいいのよ・・・?ワケわかんなくて・・・あたし、壊れちゃうよ・・・」
水都さんが救いを求めるようにあたりを見まわす。そして、その目に先輩の姿が映ったとき。
「ひとつくらい・・・ワケのわからないこと消しちゃえば・・・楽になれるかな」
水都さんに狂気の光が宿った。そして、そのまま水都さんは先輩に向かって走り出す。
・・・いったい、何を・・・?
(「あなた、このままじゃ彼女を失うわよ」)

そのとき、魔女の言葉が頭をよぎった。
気が付いたら、体が動いていた。先輩に抱きつくようにしてかばう。そして。
461BADEND:04/02/13 00:53 ID:???
ズブリ・・・と何かが、深く僕に侵入してくるような感覚。
「・・・っ」
「・・・・・・ぁ?」
水都さんの呆然としたような声が後ろから聞こえる。どこかからカランカランと乾いた音がした。
熱い。痛い。苦しい。気持ち悪い。
さまざまな感情が僕の中をめぐり、そのまま先輩に覆い被さる形で倒れこむ。
「・・・秋篠君?」
抱きとめる形で先輩の手が、僕の背中に触れる。
驚いていたような表情は、やがて少しずつ驚愕と絶望へと塗り替えられていく。
「いやあああああああああああああっっ!!!秋篠君!秋篠君っ!!いやっ、だめっ、しっかりしてぇぇっ!」
先輩が泣き叫びながら僕を激しく揺さぶる。・・・だが、それもだんだん遠くあいまいになっていく。

彼女たちがどうなったのか・・・僕にはもう知ることができない。
赤坂さんや相馬さん、そして妹たちの安否も、先輩が助かったのかも、突然の水都さんの行動の理由も・・・。
・・・そして、雪を名乗っていたあの少女の正体も。
BADEND「DQNの限界、DQNの衝動」

さて、こんなBADにしてしまったわけですが。(俺が)
このあとの展開はいかがいたしましょう?

A むしろNEW GAMEにしたくなってきた・・・
B こんなファンタジーまがいなんてこのスレらしくない!学園編やろうぜ
C バカヤロー!続きが気になるじゃねえか!このままファンタジー路線で進めれ!
うっわ、ガクガクブルブルなBADですな。
遥香もまさにDQN。何が彼女にこういう行動をさせたんだ?

とりあえず魔女とか幽霊とかの展開には疲れた。
つーかついていけんのでAかBでよろ。
いいな〜。理不尽BADエンドはたまに見ると最高だよ〜。
ほぼどうでもいいが「雅」の存在ほぼ忘れられてるよな。
妹は一応二人なんだが。
具体的にどこからはじめるか書いてくれた方が書き手としてはやりやすいかもな気分
>>463
環は活躍してるけどねー。

じゃあ、どこからはじめるか書いていないので選択肢だすね。
>>462が学園編もしくはNEWGAMEを望んでいるので

A キャラクターはこのままでここからNEWGAME
B むしろすべてやり直しのNEWGAME 
C 魔女が出てくる寸前の>>213のA、C、Dのどれか(選択者が指定)
D 出てきても契約を断る>>221のB
E むしろ自分で決めます(選択者が指定)

*先に選んだ人がファンタジー路線に疲れてるのでその辺は配慮してあげましょう。
では、ドゾー。
Cで
>>221の選択肢は
A・二人を優しく抱きしめる
をキボン
466465:04/02/13 14:21 ID:???
↑スマソ、
>>221ではなくて、
>>213でした。
鬱だ吊ってくる・・・
467464:04/02/13 14:40 ID:???
いくなー。
そんなこといったら漏れも>>464のCの選択肢間違ったYO。
正しくは>>213のA、B、Dのどれかだった
先輩からチョコもらたよ!
469 :04/02/14 16:50 ID:???
バレンタインage
まだ本編が再開されてないのでちょっと息抜きにバレンタイン物語投下します。
・・・では、まず今回の主人公を決めてください。

A 本編どおり凪
B 俺だって出番がほしいぜ!名無しくん
C もう影が薄くなってきている矢島
C
確かに男は書かれづらいわな

ちなみに本編の季節は現在4月中旬。
恐ろしいほどに寂れたな
まぁ、こんなにも巻き戻しになれば無理もないと思うが

で、>>213のAからやるのか?
4月中旬のバレンタインからやるのか?
バレンタインネタ、結局何も進まなかったのな。
じゃあ>>213のAからはじめようか。
進む気配0ですね。感想・雑談スレとか立てたら叩かれるだろうか。

僕は兄として、二人を優しく抱きしめた。もう雪は帰ってこないんだ。
これからはもっと……前向きに生きよう。母さんと父さんと僕と環と雅で。
「僕は夕飯作っておくから、二人ともリビングでテレビでも見ておいて」
そういった僕に、二人は揃って相槌を打つ。

今日の料理は、ご飯と味噌汁と焼き魚にした。うん、我ながらなかなかの出来ばえだ。
「環、雅、ご飯できたよ」
そういって環と雅を呼んだ。
「あれ?二人とも何やってるんだ?」
リビングまで様子を見に来ると環も雅も寝てしまっていた。
「ああ、二人とも寝ちゃってるよ……」

A 環と雅を起こす。
B つけたままのテレビを消す。
C とりあえず食事にラップを着せておく。
D 毛布をかぶせる。
D


ではなくA
476474:04/02/21 17:16 ID:???
なんか需要なさ過ぎるんで俺が続き書き込んでもいいんだろうか
って言うかもう続かないかな……このスレそれなりに好きだったんだが
じゃあ、せっかくなので続きお願いします。
「環、雅、起きて。ご飯できたよ」
僕がそういって二人をゆすると、二人ともすぐにおきてくれた。
「う……ああ、お兄ちゃん。私たち寝ちゃってたんだ」
環が目をこすりながら体を起こす。
「うわー、お兄ちゃんは相変わらず料理上手だねえ」

そうして僕たちは夕食を自宅で食べた。
水都さんの家で食事させてもらうのはまた機会があればお願いしよう。

A まだ時間的には若干早いが風呂に入ってすぐに床に就いた。
B 食事が終わると急に電話が鳴った。
C リビングでテレビでも見てようかな。(環と一緒に)
D 食事の後片付けをしよう。(雅の手伝い)
E レンタルCDを今日中に返さないといけないことに気づいた。
E
なぜ環をぷにぷにしない!?(号泣)
ここ1週間ほど来てなかったんだが、あまり進んでないな・・・。
俺も結構このスレ好きなんだが。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
自室へ戻り一息ついたところで僕は
レンタルCDを今日中に返さないといけないことに気づいた。

そういえば、この街に引っ越してきて初めて行ったお店だったっけ。
いろいろ忙しくて返しに行くのすっかり忘れてたな。
さてと、支度をして出かけよう。今は何時だ・・・?

A 7時か。まだ早いし、雅と環を連れて行こう。2人の気晴らしにでも・・・。
B 8時か。あまり遅くなりすぎないうちにさっさと行ってさっさと帰ってこよう。
C 9時か。まだこの辺の地理には慣れてないし、延滞料金払って明日返そう・・・。
D 9時か。まだこの辺の地理には慣れてないし、水都さんに付き合ってもらおう。

まぁ作品投下に波があるのは仕方ないよ。
レンタルCD屋まではあまり遠くないので、10分ほどで着いた
「それじゃ、僕はCD返してるから。ちょっとその辺りを見ててよ。
 借りたいのがあったらまずは僕の所に持ってきてね」
それを聞くと2人はきょろきょろ周りを探索しながら店の奥へと入っていった。

2人が行くのを見てから、僕はカウンターへ向かった。
ふと隣のレジを見るとビデオを抱え込んだ中年男がレジで精算している。
「そう言えばここ、ビデオも借りれたんだっけ」
中年男が店員さんから手渡されているのは、20歳未満はお断りのアレだった。
おいおい、いい年こいてあんなもん借りるなよ・・・
「・・・待てよ。と言う事は・・・だ。」
無論、ここにもそう言うビデオが置いてあると言う事だ。
「まさかとは思うけど・・・あっちのコーナー、見てない・・・よな?」
雅はともかく、環は小学生だからちょっと危なげだ

A:考えすぎか
B:とりあえず二人を探そう
C:探す探さないに関わらず、そこに行ってみる
D:そう言うビデオ持ってこられたらどうしよう・・・
C
書き手さんガンガレってください
485名無しくん、、、好きです。。。:04/02/25 23:18 ID:79i7PIDM
あげ
486483:04/02/26 01:59 ID:???
また来てみたけど、やっぱこの状況じゃ進んでないか・・・
連続で書いたらリレー式じゃないし、とりあえず待ってみる。
ってか誰かいる・・・?
前から参加してみたいとは思ってたけど、スレの2・3が読めないせいで、
人物設定なんやかんやもよくわからんし、書けない。
一応行っておこう。……いずれ世話になるかもしれないし。
そう思って行ってみると、体つきのいい独りの中年男がいた。
あれ?あの人どこかで見たような気が……。
その男は仁王立ちしてビデオを手にとっては裏面を見て元に戻し、
手にとっては裏面を見て元に戻し、と同じ作業を繰り返している。
「んん、猫耳か。悪くないな……」
男はビデオを入念にチェックしながら一人で呟いている。
やっぱり見たことがあるような……。
そんな調子でしばらく男の様子を見ていると目が合ってしまった。
「君、たしか柔道場で合わなかったか?」
「あ・・・・・・」
思い出した。……赤坂満だ。

A 挨拶をして矢島の友人だという。
B 挨拶をして赤坂のファンだという。
C 人違いだという。
D 後ろから誰かに声をかけられた。
=================
誰か雑談・感想スレ立ててくれないか?俺ホスト的に無理なんだが。
それともいりませんか。そうですか……。
D
490名無しくん、、、好きです。。。:04/02/26 21:06 ID:kqu+OfpY
雑談はしたらばでは駄目?
とりあえず立ててみた。
http://jbbs.shitaraba.com/otaku/1807/662.html
がんばれ〜 がんばれ〜
「お兄ちゃん、猫耳ってなぁに?」
その声はやはり・・・僕の妹、環だった。。。
「お姉ちゃん、向こうでビデオ見るの夢中になっちゃってるんだもん。
 だから私がお兄ちゃんを探しに来たのっ」
「あ、ありがとう。環」
良かった・・・まだココがどう言う所なのかは理解してないみたいだ・・・。
しかし一息ついたのも束の間、今度は僕の腕がぐいと引っ張られた。
「・・・猫耳を知りたければ、なりきる事が大切だ」
そう言うと赤坂さんはカバンの中をガサゴソと探し始めた。
「君とはやはり、前に会った事があるな。しかし・・・君の妹が猫耳に興味が
 あるとはな。これも何かの縁と言う事だな」
「あの、ちょっと・・・」
「だからこれは君にプレゼントしようではないか、大事に使いたまえ」
そう言って取り出したのは・・・猫耳だ。

A:貰うだけ貰っておこう・・・
B:い、いりませんよ!!
C:僕の妹はこんな物に興味はありません
D:逃げよう、環!!
E:しっぽも欲しいんですけど
B
相馬さんを笑わせたあの技があるからイラネ
今回は猫耳多いなw
書き手さんの仕様ではw
「い、いりませんよ!!」
そんなもんに妹たちが興味を持ったら大変だ。きっぱりと断る。
「そうかい? 残念だなあ、それじゃあ・・・」
赤坂さんが再び自分のカバンを弄り始める。
「い、行こう環。」
僕は環の手を取ると、そそくさとその場を後にした。
また変なものを出されたらたまらん・・・。

「あ、お兄ちゃん、ここにいたの? 探してたんだよ。」
映画のコーナーまで逃げてくると、そこには雅がいた。
「ああ、雅。何か借りたいビデオ、見つかった?」
「うん、私これを借りたいんだけど・・・」
そう言って雅が見せてきたのは、今話題のファンタジー映画、
『ロード・オブ・ザ・リンダ』だ。
「よし、わかった。それじゃあレジへ行こうか。」
環も僕も特に借りたいものは無いのでそのままレジへ・・・。

帰宅後。さて、何をしようかな。寝るにはまだ早いし・・・。

A 妹たちと一緒に『ロード・オブ・ザ・リンダ』を見る。
B 一人で読書をする。
C 矢島に借りたギャルゲーをやる。
D 風呂に入る。
E 明日に備えて早めに寝る。
A
妹は大切に
よし、妹たちと一緒に『ロード・オブ・ザ・リンダ』を見ることにしようか。
そう思い、自室からリビングにいってみると丁度環がビデオをセットしているところだった。
僕も雅の横でソファーに身をゆだねた。

映画の内容は実にシンプルだった。
主人公の少年が彼女のリンダとともに特殊な能力を秘めた指輪を求めて冒険をするという話だった。
前半は二人で今まで一度も出たことのないむらを旅立ち、後半は怪物たちと戦って行くというものだった……
「……あれ?」
なんだか急にスタッフロールが流れてきた。おかしい……どう考えても完結していない。
環は伸びをしていて、雅は普通に流れている英字を見つめている。
「ねえ、これで終わり?」
「うん。これ三部作だよ」
お兄ちゃん知らないの?と言って環が言葉を返してくる。なるほど、
盛り上がってきたところでCMを入れるようなものか。こうすると続きが見たくなって
結局また映画を見に行ってしまうと。個人的にはあまり好かない方法だけど商売としてはうまいと思う。

A 疲れた。そろそろ風呂に入って寝ようかな。
B 続きが気になる……確かあのレンタルビデオ・CD店は11時まで開いていたよな。まだ間に合うかな。
C 小腹が空いてきた。台所で何か探す。(雅が食器洗い中)
D 横で環の寝息が聞こえてきた。
E 勉強しておこうか。
A
ロード・オブ・ザ・リンダ、最高w
疲れた。そろそろ風呂に入って寝ようかな。
「ふい〜、やっぱりお風呂はいいなぁ」
熱めの風呂に一日の疲れが癒されていく。
ほくほくと幸せを満喫していると、不意に環と雅の声が聞こえた。
「おにいちゃ〜ん、一緒に入っていい?」
そういえば一緒にお風呂なんて久しぶり・・・
え! ちょっと待った!?

A 「ダメだ! 絶対にダメ!」
B 「そ、そんなこと急に言われても困るって!」
C 「・・・環と雅が入りたいって言うなら、いいよ・・・」
D 「うん、一緒に背中を流しっこしよう!」
「ダメだ!絶対にダメ!」
僕は断固として言い放った。
流石にもう小学五年と中学二年なんだから兄と一緒にお風呂はおかしい。
「ちぇ、たまには兄弟のスキンシップとかも大事だよ。お兄ちゃん」
環の声が扉ひとつを隔てて聞こえて来た後、足音が遠ざかっていった。
どうやら二人とも去ってようだ。二人ともどうかしたのかな?

風呂を出てから僕はすぐに自室に戻り、少し勉強をした後、就寝した。

A 環に起こされる
B 自力で起きる
C 携帯電話の音が聞こえて起きる
D 雅に起こされる
E 寝過ごす
C
くっ、先輩はまだか!?
禁断症状が。。。はぐぅ!!
ピリリリリリ、ピリリリリリ・・・
(ん、んん・・・あれ、電話だ!)
鳴り響く携帯電話の着信音で目が覚める。
(誰だろう、こんな朝早く)
僕は眠い目を擦りながら、枕元に置いてあった携帯電話を取った。
「はい、もしもし。」
「もしもし、凪くん? 朝早くごめんね。起きてた?」
電話の向こうから聞き覚えのある声が聞こえてくる。
「あ、うん。今起きたところ・・・。」
(この声は・・・)

A 水都さん
B 赤坂さん
C 相馬さん
D 柳島先輩
E 矢島のいたずらかッ!
ぎゃー! 遅かった! ・・・先輩〜・・・
相馬さんは奥手のイメージがあったからドキドキですよ
「あれ?相馬さん、どうしたの?」
この声は相馬さんのものだ。
「え?あ、いや、その……」
何か様子がおかしいような。やけに吃ってるし。
「あ、あの、今日はいい天気だね」
「え?ああ、そうだね」
言ってからカーテンを開けてみると、空はこれでもかと言わんばかりに雲が敷き詰めており、
水滴が空から降ってくるのが見てとれた。
「……」
「……ごめんなさい」
いや、謝られても困るんだけど。
「あの、今日一緒に登校しない?」
「それだけ?勿論いいけど」
「あ、ありがとう。じゃあ八時頃に凪君の家に迎えにいくね」
「え、うん。よろし…く」
言ってる途中で電話を切られた……ま、いいか。
なんかやけに喜んでたような気がするけど、やっぱり何かあったのかな。
それにしてもまだ六時半か。相馬さんいつもこんな時間に起きてるのかな?

A 眠い。駄目だとはわかっていても二度寝したくなる。
B たまには代わりに朝食を作るのも悪くないかな。
C リビングでニュースでも見てようか。
D 矢島起こして遊ぶか。
A
う〜、まだ眠い。普段はこんな時間に起きないからな。
まあ、少しくらい寝ても大丈夫だろう。
そう思い、再び眠りに落ちた。


「お兄ちゃん、お兄ちゃん・・・」
ん・・・
「お兄ちゃんてば、起きて!」
この声は、雅か
「お友達が迎えにきてるよ!」
お友達?そう聞いた瞬間、がばっと起き上がり時計を見た。
時刻は八時ちょうど。
待ち合わせ時間ぴったりだ。
さすがは相馬さん。じゃなくて、完全に寝過ごした。
いつもは、もっと早い時間に目覚ましをかけてあるのに、今日に限ってセット
するのを忘れてしまったようだ。
しかもまだ寝巻き姿、かなりやばい。
「雅、すまないけど少し相馬さんに待っててくれって言ってきてくれないか?
あと朝ご飯はいらないから!」
「うん、わかった早く着替えてね」
そう言って雅はとたとたと出て行った。
あぁ相馬さんになんて言おう

A.正直に寝坊したって言ってあやまろう
B.環の奴がご飯をぶちまけたことにしよう
C.ここは一つ、笑いをとって許してもらおう
>>514
早いなオイ!!
『…ごめん、環っ!』
心の中で環に平謝りしつつ、僕は昨日脱ぎ捨てた制服に袖を通した。
昨日帰ってから一度も空けていないまま鞄を片手に
自室のドアを思い切り開け、廊下に飛び出した。
「カギ締めてってね、お兄ちゃん!」
雅の声と共に、玄関の扉が閉まる音がした。
…ということは、環はもう集団登校で小学校に行ったんだな。

「傘は…折りたたみでいいかな?」
玄関の前で、回れ右。ここからは見えない居間に向いて手を合わす。
「雪、行ってくるよ」

「えぇと…待たせてごめんね、相馬さん。
 環のやつがご飯をひっくり返しちゃって…」
水玉模様の傘の持ち主、相馬さんが振り向いた。
「あ…わたしこそごめんね。 こんな天気なのに、
 一緒に行こうだなんて、変なこと言っちゃって…」
相馬さんは少し慌てながら、学校へと歩き出した。

僕は…
A.何も言わずに相馬さんと並んで歩く
B.ちょっとごめんね、と相馬さんの傘に入りこんだ
C.後ろから話しかけた
相馬さんが隣にちょこんと座っていると可愛いかもしんない。
僕は何も言わずに相馬さんと並んで歩く事ことにした。
少しばかり、沈黙が続いた。
相馬さんも黙って僕の隣を歩いている。
うーん、何か話したほうがいいよな、でもなにを話せばいいだろう。
そういえば、こんな風に二人で歩いたことはなかった気がするな、
今日はどうして僕を誘ったのだろう。
そう思った僕は相馬さんに話しかけてみることにした。
「あのさ、」
「あの・・・」
相馬さんも僕に言いたいことがあったらしく、ちょうど声が重なってしまった。
「あ・・・凪君からどうぞ」
僕は、

A.相馬さんに先に言ってもらうことにした。
B.お言葉に甘えて、先に話すことにした。
C.そのとき、誰かに後ろから声をかけられた。
A
先に相馬さんに行ってもらおうと、言葉を促した。
「え、うん。あの……怒ってない?」
相馬さんはさも心配そうに僕に訊いてくる。
別に怒る理由なんて見つからない。なにか相馬さんに嫌がらせでもされただろうか。
「その……朝電話したときもまだ寝てたみたいだし、私なんかより遥香ちゃんと一緒に登校した方が面白いだろうし」
僕が考え事をしてると、相馬さんが沈黙を破って言った。
「全然怒ってないよ。それに……」
(相馬さんと登校するのもこれはこれで悪くないかな)
相馬さんがどうしたのか、という顔で覗き込んでくる。
相馬さんって近くで見るとほんと小さいな。155cmもないんじゃないだろうか。
そんなことを考えていると、すぐに校門が見えてきた。それと同時に学校から予鈴のチャイムが響いてきた。
「あ」
まずい、遅刻だ。
僕と相馬さんは二人して顔を見合わせて、同時に走り出すことになった。

A 教室につくと矢島が挨拶をしてきた。
B 廊下を走っていると校長先生に呼び止められた。
C 下駄箱まで来て、相馬さんが下駄箱の扉を開くと中から小さなかえるが出てきた。
A
危ない危ない、なんとか間に合ったな。
僕が寝過ごしたせいで、相馬さんまで遅刻してしまったら申し訳ないからな。
そんなことを考えてると矢島があいさつをしてきた。
「よっ、今日はぎりぎりのご登校だな。
ん?もしかして相馬と二人で来たのか?ふーんいつの間にそんな仲に
なったんだ?」
と、なにやらにやにやしながらこちらを見ている。
なにやら誤解してるみたいだな。まあ、たしかに僕と相馬さんが
二人で登校するなんて今までになかったけど。
とりあいず誤解は解いておいたほうがいいか。
相馬さんにも迷惑だろうし。

A.誤解を解く。
B.誤解を解こうとしたら、先に相馬さんが声をあげた。
C.「まあ、ここ最近で親しくなってね」と矢島に合わしてみる。
相馬さんBiィィイムー!
諸君、時代は相馬さんなのか!?
>>523の選択は>>524でBでいいの?
527524:04/03/18 17:12 ID:???
ん。
528名無しくん、、、好きです。。。:04/03/19 03:40 ID:blwqJT0+
相馬さんあげ
>>525
そうらしい。
530名無しくん、、、好きです。。。:04/03/20 00:27 ID:P2u/Kdiw
ごあんな〜い。

雑談板
http://jbbs.shitaraba.com/otaku/1807/662.html
531名無しさん:04/03/20 00:34 ID:r4Ynw/cs
僕が誤解を解こうとしたとき、相馬さんが声をあげた。
「あ、あの、仲良くなったとか、そーいうのじゃなくて・・・
私が今朝、一緒に登校しようって電話したから、一緒に凪君が来てくれた
だけで・・・」
みるみる相馬さんの顔が赤くなっていく。
「へー、相馬が男の家に電話ね〜」
矢島は、相変わらずにやにやしている。
なんだか、相馬さんがかわいそうになってきた。
「だ、だから、私と凪君が仲良くなったわけじゃないの・・・
遥香ちゃんに悪いと思ったんだけど、凪君優しいから・・・
わ、私、何言ってるんだろ。あはは・・・ごめんなさい」
そう言って、相馬さんは教室を出て行ってしまった。
目に涙を溜めながら・・・
矢島も驚いたらしく、目を丸くしている。
相馬さん、いったいどうしたんだろう・・・

A.相馬さんの後を追う。
B.もうすぐ授業が始まるし、後で事情を聞くことにする。
C.矢島を怒る。
A 一波乱キテー!
    |┃三,.、   ,r 、
    |┃ ,! ヽ ,:'  ゙;
    |┃. !  ゙, |   }
    |┃≡゙;  i_i  ,/
    |┃. ,r'     `ヽ、    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃.i"       ゙;  < おい矢島!表へ出ろ!
    |┃:!. ・     ・ ,!   \____________
    | (ゝゝ.   x  _,::''
______|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.   
    |┃  |      r';
    |┃  ゙';:r--;--:、‐'
    |┃≡ ゙---'゙'--゙'
 ガラッ
みんな相馬さんの時代らしいから先輩は俺がもらってくよ。
なに、彼女は俺が幸せにするからおまいらは心配しなさんなって。
536名無しくん、、、好きです。。。:04/03/22 17:42 ID:q1J8YQs8
age
「相馬さん! ちょっと待ってよ!」
僕もすかさず教室を飛び出し、相馬さんの後を追う。
廊下に出ると、前方から声が聞こえてきた。
「あー、凪くん。今朝亜美ちゃんと一緒に登校してたでしょ?
 どうして私も誘ってくれなかったのー?」
水都さんが少し拗ね気味に話し掛けてくる。
「私も一緒に行きたかったのにー」
「ご、ごめん・・・」
とりあえず謝ったが、今はそれどころじゃない。相馬さんを追っている最中だ、急がなきゃ。
しかし水都さんは続けて話してきた。
「それはそうと、さっきの亜美ちゃんじゃないの?
 何だか今にも泣き出しそうな顔で、向こうに走って行っちゃったけど・・・、何かあったの?」
「・・・・・・」
困惑したような表情で、相馬さんが走っていった方向と、僕とを交互に見ている水都さん。
僕は、

A 水都さんには構わず、相馬さんの後を追う。
B 水都さんに事情を説明して、相馬さんの後を追う。
C 相馬さんには後で事情を聞くことにして、水都さんと教室に入る。
D 何だか頭がモヤモヤする。授業をサボる。
A
「水都さんごめん、理由は後で話すから!」
そう言い残して、僕は相馬さんの後を追った。
階段の前まで来ると、ちょうど赤坂さんが階段を登ってきたところだった。
「赤坂さん、相馬さんを見なかった!?」
「え、なんか屋上に上がっていったみたいだけど・・・」
「わかった、ありがとう」
赤坂さんが最後まで話し終わる前に、僕は階段を駆け上っていた。
屋上の扉は開いていた、僕が扉を潜り抜けるのと同時にチャイムが鳴り出した。
相馬さんは、屋上の真ん中あたりで、入り口に背を向けて立っていた。
「相馬さん・・・」
名前を呼ぶと、くるりとこちらに振り向いた。
目が、赤くなっている
「凪君・・・ごめんなさい、急に取り乱しちゃって・・・
でも、追ってきてくれてありがとう。実は、朝からずっと話したいことが
あったの・・・」
「話したいこと?」
だから今朝、電話をくれたのか・・・でも、僕が寝坊したせいで言えなかったんだな。
「もう、言える機会がないかもしれないから・・・今、言うね。
実は、私・・・来月に引っ越す事になったの・・・」
え、相馬さんが引っ越す・・・?

「急に、お父さんの仕事の都合で・・・」
そこまで話して、相馬さんは、一度大きく息を吸った。
「そ、それで、どうしても凪君に言いたいことが、あって、あ、あの・・・」
相馬さんは顔全体を真っ赤にしている。僕も、心臓がどきどきしてきた。
「私、凪君のことが好きなのっ!初めて会ったときから・・・」
また、相馬さんの目に涙があふれてきた。
「こんなこと言うのは、迷惑だってわかってるし、凪君は遥香ちゃんが好き
なんだろうけど・・・でも、でも・・・ごめん、なさい」
そう言って、また走り去っていってしまった。
僕はそこに立ち尽くしていた。
相馬さんが僕のことを好きだなんて・・・僕は・・・

A.授業に、でるか・・・
B.学校をさぼって、よく考えることにしよう。
C.相馬さんを恋愛対象としては見れない、相馬さんの気持ちには応えられない。
D.相馬さんが好きだ。
先輩復活キボンでC
542名無しくん、、、好きです。。。:04/03/28 03:40 ID:aOUSsT0w
相馬さんを恋愛対象としては見れない、相馬さんの気持ちには応えられない。
・・・最低だ。
そんなことは相馬さんだったわかってた。
緊張で震えてた相馬さん・・・頬を涙が伝っていた。
それでも勇気を振り絞って相馬さんは告白をしてくれたんだ。
こんな情けないヤツのために。
途方にくれて僕は空を見上げた。
いつも控えめで、内気だけど、誰にでも優しく接してくれていた
相馬さん・・・。
そんな彼女の告白に僕は何も答えて上げられなかった。
いや、答えなかったんだ。

・・・。
どれくらいの時間が経っただろう。屋上の扉から人の気配がした。
「ねえ、どうしたの?」
その声は――

A.赤坂さん
B.水都さん
C.先輩
少し迷ったけどCでお願いします、相談役は先輩しかいないかと
544名無しくん、、、好きです。。。:04/04/01 09:26 ID:VngIohN8
えいぷりるあげ
先輩なんてだいっきらいー!!
「先輩に向かってなんだ?そのセリフは!?」
先輩はティンポンで竜巻旋風脚をくりだした。
「その程度でっ!!」
こちらも負けずにティンポンで竜巻旋風脚をくりだした。

つーか続き書きにくいわ(w
548名無しくん、、、好きです。。。:04/04/03 18:31 ID:Kp2TE5Rv
「ねえ、どうしたの?」
その声は、柳島先輩だった。
背を向けたままでいる僕の隣に並んで、先輩は何も言わずに屋上から広がる風景を、一緒にただ見つめ続けてくれる。
正直、今の僕にはホッとした。
きっと何をいわれても言葉に詰まっただろうから。

いつまでもずっとこうしていたかったけれど・・・でも、先輩の好意に甘え続けるわけにはいかなかない。
「・・・どうして先輩、何も言わないんですか」
「どうしてなんて・・・秋篠君、泣いてるじゃない・・・」
泣いてる・・・僕が?
そうだね。先輩の言うとおり僕は悲しかったんだ・・・と思う。
相馬さんの心を傷つけたことに。
何もできなかった自分の弱さに。
「僕、相馬さんの心を傷つけたんだ・・・。泣きたいのは相馬さんのほうなのにさ。最低だよ・・・」
ねえ、どうしてあげれば良かったのかな、先輩。
僕の弱音に先輩は向き直ると――。

A.平手を放った。
B.やさしく抱きしめた。
C.キスをした。
D.「何で私にそんなこと言うのよ」と突き放した。
AかBかで迷うところだが・・・B
ぎゅっ…
先輩は何も言わず、僕をやさしく抱きしめてくれた。
先輩の温かい腕が、胸が、僕を包み込む。
僕はいつの間にか、また涙を流していた。

やがてそっと身体を離すと、先輩は再び景色を眺め始めた。
「…自分の所為で相手が悩んだり、苦しんだりするなんて、
 きっと彼女も辛いと思うな…。
 答えはすぐには出ないかもしれない…、迷うかもしれない…、だけど、
 自分を最低だなんて思わないで。…そんなところ、見たくないよ…。
 それが、好きな人ならなおさらね…」
くるっとこちらを振り向くと、先輩は今までに見せたことの無いほどやさしく微笑んだ。
その微笑は儚いくらいに優しかった。
先輩の温かさが伝わってくる…。僕は――。

A 「でも、悪いのは僕なんです」
B 「先輩に何がわかるっていうんですか!」
C 優しく抱きしめた。
D 力強く抱きしめた。
E キスをした。
C
先輩最高だがここで確定したら泥沼修羅場路線になりそうだし
僕はやさしく先輩を抱きしめた。
「・・・ありがとう、先輩」
「秋篠君・・・」
先輩の細い体は、力を入れると今にも折れてしまいそうに儚く、
かけがえのない存在に思えた。
あ、この感覚、まずいかも・・・。
頭がクラクラしてきた。
先輩の感触。先輩の髪のシャンプーの匂い。少しだけ体を離す。先輩の瞳。
そして、先輩の唇・・・。
やばい。目が釘付けになってしまう。
「・・・秋篠君?」
クッ、どうする秋篠凪――!

A.これも先輩のことを思えばこそ、先輩を突き飛ばす!
B.ギリギリ自制して・・・そっと先輩の体を離した。
C.自分の気持ちを告白しよう「僕も・・・先輩のことが好きです」
D.僕も先輩が好きだから、キスをした。
E.えーい、やけだ!オヤジギャグをいう。
B
イイヨイイヨー(・∀・)
Cルート希望
・・・もしかしたら、僕は先輩のことが気になっている・・・いや、好き・・・なのかもしれない。
でも、その思いは今ここで出してはいけないような気がした。
なぜかひどく後ろめたさが湧き上がり、僕はそっと先輩から離れる。
「秋篠君・・・」
先輩が心配そうに声をかける。
僕は今・・・どんな表情をしているのだろう?
「大丈夫です・・・大丈夫、ですから・・・」
僕は先輩に背を向け、そのまま屋上の扉を開く。
「あきしのくん・・・」
先輩の心配するような視線を背に、僕はドアを後ろ手で閉めた。
なぜか、大きなため息が出る。そして一気にどっと疲れが押し寄せて――
「あ・・・」
そのとき、僕の体に異変が起きた。
景色がゆがんでいく。体が重い。息が、うまくできない。
「う・・・くっ」
景色が傾いて、白い・・・何かがだんだんと近づいてくる。
僕は・・・

A 何も考えずに目を閉じた。
B 落下の中、誰かの声を聞いた。
C 僕なんかこのまま消えてしまえばいい――ふとそう思った。
もちろんBで
ttp://jbbs.shitaraba.com/otaku/1807/662.html
あまりに人がこないので再び雑談板の宣伝。
あっちでは今「2ch風リレー式恋愛ゲーム ...Horror Version...」がやっております。
まだかなり序盤なので入りやすいと思います。
皆さんの手でぜひとも話を進めてやってください。
サークルメンバーたちの未来はあなたの物語にかかってるぞ!
558名無しくん、、、好きです。。。:04/04/06 19:32 ID:+Pg+jRgI
なぎのこんじょーなしー!!ばかぁー!!
559名無しくん、、、好きです。。。:04/04/06 23:39 ID:utiuEm/a
聞こえてきた声は――――

A 水都さん
B 赤坂さん
C 相馬さん
D 柳島先輩
E 環
C
・・・修羅場の予感・・・
「凪君・・・」
薄れていく意識の中 僕は    相馬さんの声を
聞いた気がした・・・




暗闇の中、相馬さんが泣いている。
静かに、すすり泣いている。
あぁ、ぼくが彼女を泣かせたんだ。
思えば僕は、女の子を泣かしてしまったのは、初めての気がする。
そこまで僕のことを好きでいてくれたのか。
なのに、全然気が付いてあげられなかった・・・
きちんと会って、話しをしなければいけない。
それが彼女の思いに対する、礼儀なのだから・・・

そう決意したとき、ぼんやりと、少しずつ視界が開けてきた。
天井が見える。
そうか、僕はあの時倒れたのか。
体が少し痛んだ。
顔を横に向けると、誰かがいることに気が付いた。
その人は――

A.柳島先輩
B.水都さんと赤坂さん
C.相馬さん
D.純一先生
ここでわざとBにしてみるテスト
「凪君! 気がついた!?」
そこには心配そうな顔をした水都さんと赤坂さんがいた。
でもあれ、ここ保健室・・・。
「凪君が倒れたって言うから、純一先生がここまで運んできてくれたのよ」
きょろきょろと辺りを見回していた僕に、赤坂さんが胸を撫で下ろしながら言う。
「って、それどころじゃないの、凪君! 大変なの!!」
今度は水都さんが、さっきの表情とは一変し慌てふためいて叫ぶ。
「亜美ちゃんが、亜美ちゃんが、階段から落ちて病院に運ばれたの!!」
「っ!?」
相馬さんが・・・嘘・・・。
「亜美ちゃん、今日何だか元気がなくて、ぼーっとしてたから
 私たちも心配してたんだけど・・・」
そこまで言って水都さんは泣き出してしまった。
僕のせいなのか・・? 僕が相馬さんのことをもっと考えてあげていれば・・・
そんな考えが頭の中をぐるぐると廻る。
「心配しないで、凪君。落ちたって言っても、そんなに高いところからじゃないし、
 今は椿病院に緊急入院してるけど、2、3日で退院できるらしいから」
愕然としている僕に赤坂さんが優しく声をかけてくれる。
だが、今の僕には殆どその声は届いていなかった。
僕は――

A 今すぐ病院へ向かう。
B どうして良いか解らず、思わずその場から逃げ出す。
C とりあえず、気が落ち着くまで2人の話を聞く。
D やっぱり、相馬さんとは会いづらい。病院へは行かない。
E そういえば、先輩は・・・?
怖いもの見たさでB
566名無しくん、、、好きです。。。:04/04/11 15:00 ID:5qAkU+Hi
怖っ!!
567初カキコ:04/04/12 01:41 ID:???
「僕の……」
「え?」
「僕のせいじゃない…」
気が付いたらこんな言葉が口から漏れていた。言ってしまった後に
激しい後悔の念が押し寄せる。
「…凪君?」
「違うんだ!」
「凪君!」
僕は走り出した。走り出す?何処にむかって?何処だっていい、
僕を…僕を責めないで………歩みを止めた時僕は町外れの倉庫
の前にいた。近くにある壁を殴ってみる。痛い………これが生
きているという事……?僕は―――

A 「僕は…何をしている…」
B その場にへたりこんだ
C 薄暗い倉庫の中へと歩を進めた
Aでヨロ〜
          , -‐'"´ ̄ ̄ ̄ ``ヽ
        /爪  ヽ `ヽ、`ヽ、   \
       / / !lヽヽ  \  \ \  }、
.       / l l l ヽ ヽ、_弐_ --ヽ _ヽノノ!
      /! ll__l ヽ-‐' "┴─`  l/rヌ、ノ|
      !l/fri刀          >'〉} ノ!
         l ̄ 、 _      ,Lノノ |
            ',  ヽ'´ヽ    / | 「||l!,|  初カキコ、大儀である。
            ヽ、  ー'    / .| | | |!|
           ``ー-ャァ' ´ _」、lLl l!|
             __ノ /==三三ヽL
           / }ム/==ニ三-ァ-─‐ヽ
            」ll /O/ ニ, -'´ /    , -'´!
           i´{、/ //   /  , -'´   |
        / ̄  ̄ ー─‐'´   l      |、
       /l  /`ヽ           ノ     /」ヽ
       / l/   l     、   ヽ    / /'iヽヽ
          秋篠宮眞子内親王殿下
「僕は…何をしている…」
行くんだろ?相馬さんのところへ…。行かなければならない…
いや、行くんだ!
「………」
あれ…おかしいな……足が…まっすぐに立っていられない…気
持ちが悪い………それが、僕が最後に思った事だった。


「…ここは?」
気付いたら僕は僕の知らない場所にいた。背後から僕の
よく知る声の持ち主から声をかけられる。
「気が付いた?」
「水都さん…」
「あの後大変だったんだよ?駆け出した君を追いかけたら何も
言わずに倒れてるし…ここまで運ぶの結構大変だったんだから
ね?」
そっか…あの後僕はどうやら意識を失っていたらしい。水都さ
んにも迷惑をかけてしまったな。
「…ゴメン」
「ううん、いいの。紅茶入れたんだけど飲む?」
「あぁ、ありがとう」
受け取った紅茶はカップのそこまできれいに透けて見える
ストレートだった。僕は―――


A「やはり紅茶はストレート、それも淹れたてが一番だ」
B「ミルクの入ってないミルクティなんてタレのかかって
  いない焼肉のような物だ」
C「実を言うと僕は紅茶が大っ嫌いなんだ」
Aで
男はストレート
「やはり紅茶はストレート、それも淹れたてが一番だ」
昔から紅茶を飲むときはマイカップを使用する程の紅茶
好きである僕にとって彼女の行為は非常にありがたいモノ
があった。
「そう…凪君紅茶好きなんだ」
「ん?あぁ」
自分でも気付かない間に言葉が漏れていたらしい。
「昨日はありがと。でもそろそろ行かなくちゃ」
そして彼女に謝りたい、それだけが僕を突き動かす信念
でもある。
「亜美ちゃんの所に行くの?私もついてっていい?」
「…まぁ、好きにしてくれ」

―――――病院―――――
「相馬さん…」
相馬さんはベッドの上で静かに横たわっていた。病院の人の
話によると外傷自体は大したモノではないがそれよりも精神
的な問題が大きいらしい。ベッドの近くには彼女の両親が置
いて言ったと思われる皮が半分むかれたりんごと果物ナイフ
がある。僕は―――


A水都さんに席を外してもらう
B水都さんも一緒にいて欲しいと思う
C不意に殺意が湧いた
575名無しくん、、、好きです。。。:04/04/14 04:00 ID:SV/rzPkL


サスペンス風味も見てみたいが流れを尊重して・・・
だんだんナギーが男らしくなっていきますね。
このままいけば1000までには
マワシの似合うナイスガイになるに違いない。
とりあえず水都さんには席を外してもらおう。
「水都さん、悪いけどジュース買ってきてくんないかな。昨日
から何も口にしてないんだ」
「えーっ、そんなの凪君が行けばいいじゃない!どうしてそう
やって怠けようとするかねぇ?」
僕は無理矢理彼女の手に1000円札を握らせた。彼女も一瞬顔を
顰めたがそれ以上は追求してこなかった。
「…悪いね」
「もう、あとでたっぷり付き合ってもらうわよ!」
彼女に席を外してもらった後、僕は相馬さんを上から覗き込ん
だ。……それはどこか儚げな童話の中のお姫様のように見えな
くも無い。
「白雪姫は王子のキスで目覚めた。だがここにいる姫はもし
かしたら目を覚ます事は無いかもしれない。何故なら…」
「――――――――――――――――――――…


A王子様は王子様であると同時に悪い魔女でもあった
B王子様はキスをする事ができなかった
C彼は王子という存在にはなりえなかった
マジでゴメン。「何も口にしてないんだ」とか言って自分で
紅茶飲ませてるし。
複雑な男心でA
581名無しくん、、、好きです。。。:04/04/15 03:54 ID:yn7fMhNF


ナギーは根性なしなのだ!w
王子様は王子様であると同時に悪い魔女で・・・いや、男だから魔男か?
・・・こんなときに何を考えてるんだ僕は。
別にそんなことどうでもいいじゃないか。

そして僕が、相馬さんにかけてしまった魔法はきっと・・・

A 彼女を受け入れられない・・・”拒絶”という名の魔法だ
B 僕が好きなのは彼女じゃない・・・”絶望”という名の魔法だ
C 僕は逃げるばかりで何も選べない・・・”迷い”という名の魔法だ
A!
なぎー王子、ポエマーだなw
585名無しくん、、、好きです。。。:04/04/16 02:14 ID:FMDI6Lec
最近冗談増えてキターナ
姫は林檎を食し、王子はキスを拒んだ。王子の罪は余りにも
大きすぎた。だが彼は罪を償う方法を知らない、彼女は永遠
に彷徨い続けるだろう。彼が心を開かない限り…
「ン、ゥン……凪…君…?」
その瞬間僕の頭の中は凍りついた。医者の先生が言っていた事を
思い出す。
――――彼女は今、心に深い傷を受けています。くれぐれも彼女を刺激
しないようにしてください――――
彼女は僕の顔をみるとスッとベッドから立ち上がった。その際に
彼女の手に光るモノが握られていた事も見逃さない。
「ねぇ…凪君は…私の事を……どう思っていますか…?」
答えはもちろんあの時と変わっていない。僕は彼女の事を恋愛
対象としては見てこなかった。そして今も…だがそれを口に出
すかどうかはまた別の問題だ。そして相馬さんの目は医学に関
して全く知識を持たない僕からしても「異常」と知れた。
できる限り彼女を刺激しないように意識しなければ―――

A「…好きだよ」
B「別に僕は君の事を嫌ってるワケじゃないんだ」
C「………」
D「僕は君の事が嫌いだ」
E指を刺して「君はおかしくなってる!」と言い放つ。

相馬編決着か?
なんか、これ微妙に相馬BADルートっぽいなぁ・・・。

本編。

「別に僕は君の事を嫌ってるワケじゃないんだ」
僕はそう返した。あくまで嫌いではないということを伝えたかったのだ。
「よかったぁ・・・」
彼女は微笑を浮かべた。本当にうれしそうな、壊れた微笑。
「でも・・・」
「でも?」
僕が言葉を続けようとすると、相馬さんが再び警戒したような目つきになる。
慎重に、慎重に、僕は言葉を選んでいく。

A 「まだ、君を好きなのかどうかわからないんだ」
B 「僕にはほかに好きな人がいるんだ」
C 「今の君はきっと好きになれない」
D 「時間がなさ過ぎて・・・僕は君のことをよく知らないんだ」(この話スタートから時間的にそんなにたってないよね?)
Bで
でも何か変な感じの文になるな
「…ゴメン」
気付いたら僕は頭を下げていた。
「どうして…謝るの…?」
「君の気持ちは嬉しいんだ。…けど僕には好きな人がいる。
そしてその人は君じゃないんだ」
「そう…そうなんだ……」
彼女の顔からサーッと血の気が引いていく。そして…
「アハ…アハハハハハハハハ!」
突然何の前触れもなく笑い出したのだ。
「相馬…さん?」
「自分の欲求を満たしたいが為に、勝手に告白して、勝手に
傷ついて、大好きな凪君にも迷惑をかけて……私ったら馬鹿
みたいで…」
「相馬さん、もう…」
もういいんだ、そう彼女に言おうとした時、彼女は僕に向け
て果物ナイフを構えた。
「ゴメンね、凪君…私、これしか…」
まさか、僕を殺す気か!?そう思ったその時…!
「これしか…あなたに謝る方法を知らないから…」
彼女は自らの喉に向けて刃を振り下ろした!


A 飛び掛って彼女を押さえつける!
B ナースコールを押す!
C 自分の腕を彼女の喉元に滑り込ませた!
D 気が付いたら彼女は…
Bでお願いします
いまだに先輩エンドキボン
はぁ〜ミスった!
まあいいか、このままお願いします
選んでしまったか…
じゃ、続き書きます。
僕はナースコールを押した!よし!これで相馬さんは助か…




「ザクッ!」



気が付いたら病室にたくさんの人々が集まっていた。相馬さんは


…相馬さんは…死んでいるのだ…死んで……確かに死んでいる…


「ガシャン!」
窓を叩き割る。何人かの看護婦が振り向いたが気にしない。

僕は…其処に出来た空間に身を投げた…


落ちる…落ちる…落ちていく…
空は確実に離れていく………

「遠い…なぁ…」






林檎が潰れた音がした。



そして…それが秋篠凪の聞いた最後の音だった。

BADエンド  他人を頼った者の末路
>>591へクイックロード。

A 飛び掛って彼女を押さえつける!
C 自分の腕を彼女の喉元に滑り込ませた!
D 気が付いたら彼女は…
Dでも同じになる気がするのでB
やっと規制解けた。それじゃ続きを…
書き手何人くらいいるんだ?
彼女の鮮血が部屋を真っ赤に……染める事は無かった。何故
なら刃が抉っているのは他でもない、僕の腕だったからだ。
「グウゥ…!」
叫びたい衝動を堪え僕は相馬さんにできる限り優しく微笑み
かける。
「凪…君…?」
「人は生きるべくして天から命を授かった。それを捨てるな
んて嘘でもやっちゃいけない…それに…」
一呼吸置いて僕は彼女に言った。僕の…僕の現時点での本当
の気持ちを…。
「僕は…僕は君が居なくなったら寂しいんだ」
「え…でも凪君には好きな人がいるって…」
「ううん…」
一瞬先輩の顔が頭の中をよぎる。そしてそれはすぐに消えた。
「すがりたかっただけなんだ…きっと…」
僕は彼女の身体を引き寄せた。彼女の身体が一瞬強張ってのが
わかったがそれはすぐに柔らかくなる。
「今はまだ君の事を恋愛対象として見る事は出来ない…だが
約束しよう。君が泣きたくなったらいつでも僕の胸をかして
あげる」
「凪君…私…私…」
そこにいたのは只の一人の女の子だった。彼女はいつから泣く
のを我慢してきたのだろう、僕は彼女が泣き止むまでずっと
抱き締めてあげた。


さて、傷の手当ても済んだことだしこれからどうしようか―――


A もう時間も遅い事だし家に帰るか…
B 深夜の散歩ってのも悪くないな…
C そういえば水都さんは何処に…
C
そういえば水都さんは何処に…
病室から出ると、水都さんが廊下の向こうから缶ジュースを持って駆け寄ってきた。
「はい、凪君の好きな紅茶♪」
言いながら、水都さんは缶を差し出した。僕は礼を言って受け取る。
渡された紅茶の缶は暖かかった。
それは相馬さんの温もりにどこか似ていて、僕は妙なやるせなさを感じた。
僕ははたして彼女を救えたのだろうか。
ふと、一人の女の子の姿が浮かんだ。―――雪だ。
もう二度と、誰も死なせない、悲しませない………僕は心に誓った。


「凪君?……大丈夫?」
ハッと我に帰ると、水都さんが心配そうに僕の顔を覗きこんでいた。
僕は―――


A 「実は腕が痛むんだ……」
B 「大丈夫、全然平気さ。もう遅いし、家まで送るよ」
C 「実は、水都さんに話したいことがあるんだ」
D 疲労に負けて、気を失ってしまった。
今はおちけつの意味を込めB
606書き手 α:04/04/19 23:14 ID:???
>>600
書き手は名前をつけることにします?↑こんな感じで


<本文>
「大丈夫、全然平気さ。もう遅いし、家まで送るよ」
「えっ!?……いいの?」
「もちろんだよ。嫌かな?」
「ううん、嬉しいよ!ありがとう♪」
こうして相馬さんを病室に残し、僕らは病院を後にした。

すでに時計の針は10時を示していた。凍えた風が身を刺してくる。
ふと右手に暖かい何かが触れた。見ると、水都さんの手が僕の手を握っていた。
「す、水都さん?」
動揺しながら言うと、水都さんは僕に向き直って言った。
「あのね……凪君。大事な話があるの」
真っ直ぐに僕を見つめてくる瞳は、神秘的で、飲み込まれそうなほど綺麗だ。
僕は―――

A 「なに?大事な話って」
B 何故か逃げ出してしまった。
C 思わずキスをしてしまった。
D 「ごめん!その話、明日でもいいかな?」
ここは大人しくA

>>606
>>600じゃ無いけど、名無しで良くない?
皆で進める、というのがリレー式の楽しみ方ですし。
「私のお兄ちゃんね…あの病院に入院してるんだ…」
「入院って…」
「今日私が凪君について行ったのもお兄ちゃんに合う為の口実。
ごめんね、なんか騙しちゃったみたいで…」
僕は彼女の突然の告白にとまどいを覚えながらも話の先をうな
がした。
「凪君はDQNって知ってる?」
DQN?確か校長先生の話では水都さんや純一先生がそうだった
ような…。
「Dead Quail Nabir.通称DQN(ドキュン)。水都家の家系
はみな、私を除いてこの遺伝病に感染しているの。これにかか
った者は精神的に追い詰められた時、狂牛病のような症状が
発動、そのまま狂い死んでしまうの」
DQN?そんな、純一先生や水都さんのお兄さんがそんなモノ
を背負っていたなんて…。
「お兄ちゃんね…もう駄目かもしれないんだ…もう…私の事
も覚えてなくて…」
「ちょっと待って!」
相馬さんの話によると確かその病気は精神的に追い詰められ
た時に症状がでるって…。
「お兄ちゃんね…裏切られたんだ…」
「………」
「お兄ちゃんにはね、大切な女性(ひと)がいたの…でもね…


お兄ちゃんを残して死んじゃったんだ…そのヒト………。

ねぇ、凪君、私じゃ…私じゃお兄ちゃんの支えになって
やれないのかな…?」
彼女は…彼女は泣いていた…僕は―――


A 水都さんを優しく抱き締めた。
B いますぐ病院に向かう事にした。
C 僕に出来た事はその場に突っ立っている事だけだった。
ひとまずBで
 「ダメか……」
呼吸を整えながら吐き捨てた。目の前の扉は固く閉ざされており、
面会時間終了と記された大きな札が下げられていた。
僕はゆっくりと後ずさりながら病院を見上げた。そのまま純一先生の病室を探す。
もちろん分かるはずが無い。
 「DQN……」
小声でその言葉を反復してみる。
 「―――待てよ?」
確か、水都さんは純一先生が裏切られたと言っていなかったか?
大切な人に裏切られた。そう、大切な人………。
 「まさか―――」
声は震えていた。
 「明音……お姉さん?」
信じたくなかった。
つい数日前は笑っていた明音お姉さんが。
死んだなんて。
 「じょ、冗談だろ……?」
僕は青ざめた表情で後ずさった。背中に冷たい街灯が当たる。
何かの悪い冗談だ。
 「冗談じゃない」
横から声をかけられた。僕はとっさに振り向く。
そして絶句した。
僕が立っていた。
 「え……?僕が……?」
 「……君はそんなことも忘れたのか」
もう一人の僕はやれやれと首を振った。それからため息まじりに言う。
 「思い出せ。水都家にDQNという悪魔を招いたのは…君自信だろう?」
瞬間、脳裏に凄まじい衝撃が走った。

A 衝撃の過去を受け入れる。
B 「これは夢だ!よくある夢オチなんだ!」
B。
というか裏切られたのは純一じゃなくて前作の主人公な。
「これは夢だ!よくある夢オチなんだ!」
僕は叫んだ。ありったけの声で。この世界を、僕の何かを否定するように。
そのとき再び昼間のように視界がゆがんで・・・。
もう一人の僕は僕を哀れむような目で見つめ、言葉をつむいだ。
「そうだよ。君の答えは合っている・・・でも、それは逃げという偶然からつむいだ答え」
僕はそのまま床に倒れて、ぼんやりともう一人の僕の声を聞いていた。
「あの世界も・・・この世界も・・・君が現実から逃げるために、自分を責めるがゆえに生まれた世界たちだ。
ゆえに、どこにも真実などありはしない」
何を言っているのか、よくわからない。・・・いや。本当はわかっている。思い出した。
なぜ、魔女という存在が現れて雪を生き返らたりしたのか。
なぜ、水都さんがわけのわからない状況に突然発狂して殺人という行為に及んだのか。
なぜ、相馬さんが自殺してしまったときに責任を感じたとはいえ簡単に後を追うような真似ができたのか。
そして、そのあとに必ず起こる・・・僕という存在の時間移動。
「そうか・・・そうだったのか」
かろうじて、その言葉だけがつむがれる。気が付けば乾いたような笑いが口からこぼれ出ていた。
もう一人の僕は僕のそばにしゃがみこむ。
「目覚めるんだ・・・そして・・・今度こそ本当の君が生きる世界で・・・」
ささやくようなもう一人の僕の声が少女のような声と重なる。・・・君の、その声は・・・。
その瞬間、僕の意識は深く沈んでいった。

A 「・・・・・」目を覚まし、ゆっくりと上半身をおこす。教室のようだが、誰もいなかった。
僕はよくわからない切なさを感じながらオレンジ色の夕日をぼんやりと見つめていた。
B 「僕は・・・」 僕は室内を見回した。机の位置、カーテンの色、ベッドの方向。
僕が今まで見てきた「僕の部屋」とはぜんぜん違っていた。いや、これこそが本当の・・・僕の部屋だ。
C 「冷たいな・・・」僕は壁に背中を預けてつぶやいた。
その壁も、僕の体も雨にぬれていて冷たい。・・・そう、雨が降っていた。
D 「ん・・・」僕が最初に見たのは、白い天井だった。状況を確認しようと、体を起こそうとするがうまくいかない。
・・・そこで、僕は初めてたくさんの機器に囲まれていることに気がついた。
B
ここで新主人公登場か?
今から主人公交代かよ
今までの話は、凪が現実から逃れるための妄想だったってことでしょ?
なら、話しは変わるだろうけど、主人公は凪のままじゃないの?
僕は現実から逃げていた。
ならその現実とは何だったのか。
僕は考えてみた。
「いたっ・・・」
思い出そうとすると、ひどく頭が痛みだした。
僕の脳は、現実を受け入れたくないのだろうか。
思い出せない、この現実のことが・・・
いったいあの、僕が作り出した世界のことは、どこまでが真実だったのだろうか。

A.隣の家の水都さんの様子を見に行く。
B.雅と環は・・・?
C.しばらく一人で町を歩いてみる。
C
部屋にいても何も思い出せないだろう・・・
僕はそう思い、しばらく一人で町を歩いてみることにした。
玄関へと続く廊下を歩きながら、我が家の部屋の間取りを確認していく。
そこは間違いなく先日引っ越してきた新しい我が家だった。
しかし、僕の部屋と同様、全ての部屋の家具の配置は全く違っていた。
「これが、本当の僕の家なんだ・・・」
自分に言い聞かせるように呟く。

そして、玄関のドアを開ける。
そこに広がっていた光景は・・・

A いつもどおりの桜舞う住宅街。
B いつもの住宅街だがなぜか暑い・・・季節は夏?
C 引っ越す前に住んでいたマンションの廊下。
D 見覚えのない山と海に囲まれた田舎。
E 何もなかった・・・ただ白い空間が広がっているだけだった。
Aで
何か不思議な展開だな
今から新展開書くつもりだけどいいよね?
オッケー
むしろお願い
いつもどおりの桜舞う住宅街だった。そうか、アハハ、やっぱり
夢だったんだ…その希望も自分の背後を見た瞬間に消えうせた。
そこにあったのは家ではない…大きな屋敷になっていた…。
「………」
ドアをあける。無限に続くかと思われた長い長い廊下、そして
そこに一つの光を見つける。僕はその戸を開けた。


…そこには僕がいた。

「何故君がここに……そうか、計画は失敗したのか……役立たずめ」
僕は僕に悪態をついてきた。いや、目の前にいる僕は僕では
ないのか?なんでこんな所に僕の姿をした人が……。
「おっと、何も言わなくても結構だ。君の考えている事は君が
心で思うだけでも俺に伝わる。正直説明するのも手間だが少し
ぐらいは話してやろう。さぁ、何が聞きたい?」


A 君は一体何者だ?
B 計画とは一体何のことか?
C 僕の周りでおきた他の人の奇妙な行動の数々について?
D 僕は一体何者か?
E 目の前にいる僕は危険だと考えた。倒さなければいけない。

3つまで選択可。
E
B
A
放置プレイか…
今続き書いてるんだがどうにも長くなってしまう。
いろいろおかしくなるかも知れんが許してくれ。
「うわあぁぁぁぁぁぁあああ!」
気がついたら僕は部屋の中にある燭台を引っつかんで目の前に
いる僕に殴りかかっていた。そして、そのまま突き抜ける!


突き抜ける…?後ろにいた僕はやれやれと言った表情で僕の
方を振り返った。
「幽霊……とでも思ったか?残念ながらそれはむしろ君の方
だ。言わせて貰うともともと不安定な存在である君は神の祝
福を受けていない。…それも圧倒的に」
神の祝福を受けていないって…僕がそれを聞く前に目の前の
彼は話を切り出してきた。
「さて、まず一つ目の質問。俺が何者について、という事だ
がそれについてはこう答えておこう。俺は君という人格を
作った存在であり尚且つ君が今使っている身体の本来の持ち
主でもある」
作った?人格?ワケがわからない。目の前にいる彼は頭が
どうかしてしまったのだろうか…。
「そしてもう一つ、計画について、だが君はエネルギー保
存の法則というものを知っているか?」
エネルギー保存の法則…学校の授業で聞いたことがあるよ
うなないような…。
「全てのエネルギーはなんらかの形として保存される。そ
れは人間の存在についても同様だ。同じだけの 価 値 
がある人間がいなくなればそれと同様の 価 値 がある
人間が復活する。そして俺が達成しなければならない計画
…それは……」
彼の言わんとする言葉は何となくわかる。そして僕はそれ
を言わせたくない!しかしその期待はものの見事に裏切ら
れた。
「三年前に死んだ俺のたった一人の家族である雪の復活!
そして、それを実行する為には雪と同じだけ俺の事を思い
俺が雪に向ける想いと同じぐらい愛した女性を殺す事…
その為に凪、俺は君という人格を生み出した」

嘘だろ…そんな事をしたって雪が蘇るワケがない。それに
たった一人の家族って…。
「君という存在を作るにあたってあえてそのような要素は
取り入れなかったが実際に俺のそばにいた家族は雪しかいな
いし、もし生きていたとしたら年齢上では15になってる。
俺はその犠牲のコストを払う為に俺に最も近い存在である
君に恋をさせ、その想いが俺の雪に対するものと同じ時に
なった時に計画を実行しようと思っていたのだが…どうや
ら君は意図的にそれを避けていたらしいな」
心の奥底では知っていたから…僕は相馬さん達を殺させな
い為に敢えて彼女たちを拒絶していた…?
「俺自身は犠牲を払わずにリターンだけを得るというのは
流石に虫が良すぎたらしい 」
そう言うと彼は僕の目の前に手をかざして言った。


「ここでお別れだ、凪。計画は俺の手で実行してみせる」


気が遠くなる…。


「最後に俺の名を教えてやろう。俺の名は…」



「俺の名は秋篠来夏(アキシノライカ)だ。機会があればまた
会えるといいな」



そして僕の世界は失われた。

秋篠凪編エンド 僕という世界の終わり
「ん、んん…」
秋篠来夏、つまり俺、はこの時再び目覚めた。久し振りに
自分の意思で身体を動かす……悪くないな。
「お目覚めでしょうか来夏様」
メイド服を着た少女が俺に声を掛ける。年はまだ中〜高生
といった所だろうか。そして俺は彼女の事を知っている。
「おはよう、ユキ…」
ユキは俺が作った雪のクローンだ。彼女を作るにあたった経緯
は雪の魂が蘇った時に身体が必要になるから……というのは
建前に過ぎないのかもしれない。俺には雪の代わりが必要だっ
た。何故なら俺ひとりで…孤独…という名の恐怖に立ち向かう
のは分が悪すぎたからだ。
「今日のご予定はどうなされますか?」
そうだな―――


A 学校に行く
B 亜美の見舞いにでも行こうか…
C ユキと一緒にいたい
D その辺をぶらぶらするのも悪くないな…
>>629
乙〜



選択肢はAで
「学校に行くよ」
「そうですか・・・」
正直退屈でしかたがなかったが、まあたまにはいいだろう。
・・・俺は身支度をすると、家を出た。
「お気をつけていってらっしゃいませ」
「ああ」
ユキがお辞儀をして俺を見送る。
俺は軽く答えると、歩き出した。

(2ch風リレー式恋愛ゲーム その4 来夏編OPが流れる)

学校への道を歩いていると・・・少し前に、見知った後姿を見つけ声をかける。
「やぁ、センパイ」
「あ・・・」
俺に気づいたとたん、笑顔が突然消える。
「おはよう・・・ございます」
彼女はそう・・・生徒会長の柳島真理。
たしか、凪の世界では・・・頼れるドジな明るい先輩といった感じだっただろうか?
それはおおむね現実でも変わっていない。・・・ただし、それは俺以外に対してはだ。
俺の前では、このように無表情になり、口数か少なくなる。
いや、無表情を装ってはいるが・・・その中には蔑むような哀れむような何かが現れていた。
凪は彼女にほのかな恋心を抱いていたようだが、現実の俺にとっても・・・どこか気になる存在ではあった。
「もうよろしいですか?私行きますので・・・では」
彼女は早く立ち去りたいとばかりにさっさと歩き出した。

A 生徒会長を呼び止める
B 放っておいても問題はない
ここはAで
>>629
遅くなったが乙。
新しい主人公カコイイな
「おいおい、センパイ、幾らなんでもそれはないだろう」
立ち去ろうとした先輩の腕を掴んで引き止める。女性の
力では抜けられる事は無いだろう。
「いや、離して!」
とは言ったものの暴れ続ける彼女を押さえ付けて置くのは
一苦労だ。これ以上力を入れるのは彼女にとって酷だろう。
俺は腕の力を少し弱めた。
「離してよ、人殺し!」
そう言って、彼女は俺の腕を振り払った。人殺し…人殺しか


……なるほどね。


A 彼女の言葉に対して身に覚えがある。
B 何の事だかわからない。
C まさか俺の計画に気付いたのか…?
A
つーか先輩…
大好きです…
・・・彼女の言葉に対して身に覚えがあった。
すこし目を閉じて、昔のことを考える。
目を開くと・・・落ち着きを取り戻したのか、彼女はただ無表情を俺に向ける。
その目に言いようのない感情を込めて。
やれやれ・・・ずいぶんと嫌われたもんだな、俺も。
・・・そう、彼女の言う”人殺し”とはおそらく・・・

A 凪のことだろう。
B 彼女の親友のことだろう。
C 彼女の「家族」のことだろう。
D 思い出すのも忌まわしい・・・「アイツ」のことだろう。
D
「三年前、私の父はあなたの所へ行くと言って家を出て
行きました。その際に家の全財産を持って…」
「ほう…」
彼女の言葉で確信がもてた。おそらく彼女は「アイツ」
の娘なのだろう。
「一週間後、父は東京湾で発見されました。冷たい遺体
となって……何故、父は殺されなければならなかったの
ですか!?あなたに残された私達の苦しみがわかるとで
も…!?」
「アイツは死んで当然の男だった」
わかるさ…痛すぎるほどに…。
「確かにアイツは俺が殺した。だが、それの何が悪い?
君はアイツが俺達に何をしたかわかって…」
彼女の手刀が青色に光る。そしてそれが抜けていった時
には俺の髪の毛が一本焼ききれていた…スタンガンか!
「………」
スタンガンは今では暴漢避けグッズとしてわりとポピュラー
な部類に入る。当たっても死にはしないだろうが…これじゃ
どっちが暴漢かわからないな…やれやれ。
「うわあぁぁぁぁぁぁああ!」
彼女は前すら見ずにスタンガンをもって突っ込んできた。
身体を半歩ずらせば交わせる…。

「来夏様、お弁当をお忘れに…」
ユキ!?どうしてこんな所に…俺は―――


A スタンガンの切っ先をかわした!
B ユキをかばう!
C 受け止めて見せる!
失礼。
交わせる→かわせる

先輩がだんだんアレな人に・・・。
・・・というかふと疑問。
Cで家族って選択肢が出てるんだからDの「アイツ」で父親って言うのはなんか違うのでは?
>>645
Cを選んでいたら来夏は殺した相手が先輩の家族だと
知っていた事になる。Dの場合は殺した相手がたまた
ま先輩の父親だと先輩の発言からわかった事にさせて
もらった。
俺はとっさにスタンガンの切っ先をかわした!そして
その行動を激しく後悔する。先輩の放った一撃は見事
に俺の背後にいたユキを貫いていた。
「あッ………」
ユキの身体がビクンと跳ね上がる。そしてその身体は
糸がきれた操り人形のように機能を失った。
「…ユキ!」
俺はすぐさま彼女の元に駆け寄った。…よかった、ど
うやら気を失ってるだけらしい。そのすぐ傍で先輩は
呆然と何かを呟いていた。
「…私…私がやったんじゃない……私が…」
私がやったんじゃない、俺はそのあまりにも無責任な
言葉に一瞬我を失った。――「パン!」――気がついたら
俺は彼女の頬を引っぱたいていた…。
「あ、痛……」
その気のない反応にも無性に腹が立つ。いつしか俺は声を
荒げて怒鳴っていた。
「君はまた 雪 を殺すのか!アイツと同じように!」
「アイツ……お父さん………」
俺は―――


A 三年前の過去を全部ぶちまけてやった。
B こんな女に構っている暇はない。雪、いや、ユキを
  安全な場所へ連れて行こう。
C とりあえず落ちつくんだ来夏、焦ってもどうにもならないだろう。
C
・・・とりあえず落ちつくんだ来夏、焦ってもどうにもならないだろう。
腕の中にはユキ、そして目の前には先輩。
先輩を見る。
先輩はしゃくりあげながら泣いていた。

・・・先輩はこんなに感情的な人だっただろうか。
・・・先輩はこんな、人前で涙を簡単に見せるような人物だっただろうか。

ふと疑問が湧きあがる。
そして俺はとあることに気がついた。

先輩の、父親が、三年前に・・・俺に殺されただって?

違和感が決定的な形になって現れる。
凪の、あいつの世界とはいえ・・・オリジナルである俺の記憶も多少は含まれていたはずだ。
彼女たちのことで、俺が知りえる記憶は・・・ある程度凪に何らかの形で伝わっていたはずだ。
・・・そして、先輩が孤児だというのは本当の話。
父親が殺されたうんぬんの話の前に、彼女はそういったモノを知らないはずだ。
では、彼女はいったいなんだというんだ?

A 彼女は先輩ではない。
B 現実に誤差が生じているのか?
少し見ない間に、すごい展開になってるな。
凪は来夏が創り出した人格で、来夏と凪の世界は微妙に様子が
違ってるってことね。

彼女は先輩ではない。
先輩が本来知らないはずの情報を知っているんだ、それは間違いない。
だが、それだと説明がつかない。
なぜ、目の前のこの女は、先輩と瓜二つの容姿をしているんだ?

A.双子・・・か?
B.女に問いただしてみよう。
C.何かが、おかしい・・・
C
また展開変わりそう?
俺はこの世界にユキという存在を作り出した。そして彼女
は凪同様、神の祝福を受けていない。祝福を受けていない
者が存在する世界では他の者も何かしらの影響を受ける。
おそらく俺が先輩に対して感じた違和感もそれだろう。彼
女はおそらく厳密に言えば先輩ではなくそれに非常に近い
存在となっているのだろう。そしてそれは俺、いやこの世
界に住む者全てに言える。

…と難しく考えすぎてしまったな。とりあえず今はユキを
もう少し、落ち着いた場所に連れて行くのが先だろう。
「センパイ、さっきはいきなり殴ってすまなかったな。よ
ければどこか落ち着ける場所へ案内してくれないか?」
「あ…その……」
「ユキなら大丈夫だ。それに少し話もしたいしな」

―――――――――真理視点―――――――――

私は来夏君を近くにある公園まで案内した。来夏君は背負
っていた女の子(家政婦さん?)をベンチに座らせる。彼女
には本当にすまない事をしてしまった。理由すら聞かずに
自分の怒りを関係のない人にぶつけて…今にして思えば私
の行動は最低としか言いようが無かった。
「さて…」
来夏君が私の方を見る。その瞬間私の背筋にピリッとした
寒気のような物が走った。
「君が聞きたいのならば三年前に俺達とアイツの間にあっ
た事をはなしてやってもいい。当然他の者に話す事は許さ
ないがね。…ただそれを聞けば君は俺だけでなくアイツ、
そして君自身すら嫌いになってしまうかもしれない。君に
その覚悟があるか…?」
私は―――


A 覚悟はある。是非聞かせて欲しい。
B 今は遠慮しておきたい。
B
「………」
私は臆病だった。私は怖いだけだ…自分が傷ついてしまう
事が…いつから私はこんなに卑怯になってしまったのだろ
う…。
―――キーンコーンカーンコーン―――
「どうやら呼び鈴がなったらしいな。悪い、先輩、俺は
今日は休ませてもらう事にするよ。話はまた今度機会が
会った時にでも…」
そう言って来夏君は私の前から行こうとする…いいんだ、
私には勇気なんてないから…。
「それと、先輩」
「はっ、はい!」
「聞くのも覚悟がいると思うが俺は敢えて聞かないのも
勇気の一つだと…そう思っている。…じゃあな」
「あ……」
私は彼が見えなくなるまで彼の背を目で追っていた。
―――――――――来夏視点―――――――――
俺は一端屋敷に戻りユキをベッドに寝かせる。
「ハァ…」
不可抗力とはいえ、今の世界の学校の様子を見るという
今日の目的も果たせず、俺の為にわざわざ弁当を届けて
くれたユキに怪我させて…全く何やってんだろうな…。

さて、どうするか―――


A ユキの様子を見ている。
B 病院に行く。
A
そのままユキが目を覚ますまで様子を見ていることにした。
「ふぅ・・・・」
ユキが目覚める様子はない。
ユキを見つめながら、俺はとあることを考えていた。
それは・・・

A あの女が偽者なら・・・本当の「柳島真理」はどこにいるんだ?
B 遥香の家は隣にはない・・・あいつやかほりはどこにいるんだ?
C 俺はなぜ「凪」という存在でなければあの世界を作ることができなかったんだ?
D 亜美はいったいいつから入院していたんだっけか・・・
E あの世界にいた「凪」の妹たち・・・環と雅はどうなったんだろう?
E
さて、ここらで今までの復習でもしておこうか。まず環と雅
についてだがそんな人物はこの世界に存在しない。そして俺
はそれを知っている。おそらく凪の人格に俺の身体を渡して
いた時、凪が雪のいない世界の心の空白を埋める為に彼が
妄想した人物なのだろう。……もう一つ、先輩については現
状では先輩本人としてみて構わないだろう。多少、精神的に
問題がある様にも取れたが俺は彼女の父親であるアイツを
間接的とはいえ殺している…ある意味、仕方の無い事だ。
「ふう……」
少し頭を使いすぎたな。俺は再びユキに視線を戻す。

「………」
俺はユキから顔を離した。もうこれで何回目になるだろう
か…ユキと唇を合わせるのは………恋心、ではないと思う。
こうしないと…こうしないと不安に呑まれてしまいそうで
………俺はユキの事を―――


A 妹、つまり雪としてみている。
B 一人の女性としてみている。
A
つーか先輩めちゃくちゃになってない?
663名無しくん、、、好きです。。。:04/05/13 18:24 ID:h+y8REq3
hasyu
664名無しくん、、、好きです。。。:04/05/13 18:24 ID:h+y8REq3
禁断の兄妹愛?&初のキスシーン

キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(*´∀`*)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!

正直な話最近先輩と相馬さんばっかで飽きてきた
のでユキ編キボンとかいってみる。
ストーリーが把握しきれなくなってきた・・・
俺はユキの事を妹、つまり雪としてみている。
・・・いや、妹としてみるよう、そう努めているだけなのかもしれない。
俺のユキに対する本当の気持ちは・・・

「う、ん・・・」
その時、ユキが小さく声を漏らし、薄目を開けた。
「気がついたか、ユキ?」
スタンガンのショックが大した事ないといいんだが・・・。
「来夏様・・・私・・・、あ・・・」
不意にユキが喋るのを止め、指を口元に当てて囁いた。
「この感じ、もう何回目になるでしょう・・・。
 目を覚ますと微かに残る、やさしい感触・・・。
 来夏様・・・」
「ユキ、知ってたのか・・・」
俺がユキとキスをするのは、いつもユキが眠っている時だった。
まさか気づいていたとは・・・。
「何よりも心地よく、安心できる・・・。私、この感触が好きです・・・」
 来夏様をもっと感じていたい・・・」
ユキはそう言うと静かに目を閉じ、顔をゆっくりと近づけてきた。
いつものユキとはまるで違う言動、
少しあどけなさの残る少女の、桜色の唇が俺の思考を停止させる。
俺は――

A キスをする。
B キスをしない。
B
「すまない………」
俺はユキの肩を手で押さえながら言った。
「来夏様…」
「ユキ、俺には昔好きな人がいたんだ…最初は彼女に対してなんの
感情も抱かなかった、だが気付いてしまったんだ。俺は確かに彼女
を愛している」
もっともそれに気付いたのは彼女がいなくなってしまってからだが…。
「それは…」
ユキの美しい顔が一瞬苦痛に歪んだ様にみえた。
「その方は…雪様なんですね……」
無言の肯定…ユキは雪の事を知っている。そして彼女の事を教えた
のはもちろん俺だ。
「来夏様、私では…私では雪様の代わりにはなれないのでしょうか…」
「ユキ、君は君だ」
その言葉がどちらの意味でいったのか俺もわからない。ただ一つだけ
言える事は俺はユキを傷付ける事を避けたい。相手が他の者なら俺は
目的を達成する為にはどのような手段でも使うだろう。しかし、ユキだけ
は…。
「フ、可笑しいな俺は…実の妹に恋をしていた?相手は実の家族なの
に…?なぁユキ、俺ってホント駄目な奴だ…もういない妹の事を想い続
けて、その上彼女がいなくなった瞬間に君の事を求めている…。ユキ、
君は俺みたいなヤツの事をどう思う?」
私は―――


A 「それは、とても悲しい事だと思います」
B 「来夏様は決して間違ってなどいません」
C 「私で宜しければ…来夏様のお傍に…」
ゐ`
「それは、とても悲しい事だと思います」
ユキの目から、涙が一筋伝い、こぼれ落ちた。
「ユキ……、どうして、君が泣く?」
「来夏様は、とても、とても純粋なお方なのです。それが故に、自分を傷つけなさっている。」
俺が、純粋か……
「ふっ」
俺は、自分でもわかるくらいの、自嘲気味な笑いをあげた。
「ユキ、俺は純粋なんかじゃない。逆に、俺の心は歪に曲がっているだろう」
ユキは、ゆっくりと首を振り。
「来夏様、それは違います。来夏様は――」
俺はその言葉を遮った。
「違う、違うんだよ。俺は……」
俺が純粋な人間だったのなら、凪も、ユキも創りだしてはいないだろう。
凪も、そしてユキも、俺の狂気が生み出した産物。
俺は、本当にこれでいいのだろうか……
そう自問自答していると、ユキが穏やかな声でこういった。

A.「私は、来夏様に創って頂いて、感謝しております」
B.「来夏様のことは、私が誰よりも存じ上げています」
C.「私は、来夏様のことを、信じています。他の誰よりも」
A
「私は、来夏様に創って頂き、それに対して後悔した事はありません」
「ユキ…」
「全ての生命という物には何かしらの意味がある…来夏様は私に心を
与えてくれました。来夏様は私を闇から救ってくれたんです…」
ユキ……違うんだ、俺は俺は君のために君という存在をこの世界にに
生み出したワケじゃ………。

―――――――――――病院(三年前)―――――――――――

…あの事故の後、雪の身体は徐々に、そして確実に蝕まれていった。
「…兄さん、私、もう駄目みたい……」
「何言ってるんだよ、雪。大丈夫だ、君は絶対に助かる、僕が助けて
みせる!」
これはまだ俺の一人称が僕だった時の話だ。
「ううん…何となくわかるんだ……もうすぐ私はここからいなくなるって
……兄さん…最後に一つだけ、雪のお願い聞いてくれる?」
「馬鹿な事をいっちゃ駄目だ、雪、最後なんて…」
「私がいなくなった後、兄さんには自分の為に生きて欲しいの……普通
に暮らして、遊んで、勉強して、恋をして………」
俺は―――



A 雪の願いを承認した。
B 雪に口付けをした。
B
僕は雪に口を重ねていた。
「兄さん…どうして……」
雪の顔に浮かぶ表情は苦しみ、と呼んでもいいようにみえた。
「僕には雪のいない世界なんて耐えられないよ…」

――――――――――――――――――――――――――――

「来夏様!来夏様ッ!」
気がついたら俺はユキの膝の上に頭を乗せていた。
「ハァッ、ハァッ…」
そうだったんだ、俺は……。
「気が付かれたのですね…よかった……」
俺は雪を復活させる為だけに生きてきたんだ。そして、その為には…
「キャッ…来夏様、何を……」
俺はユキを先程彼女を寝かせていたベッドの上に押し倒した。一人の
大切な人を蘇らせるためにはその代わりとなる大切な人をこの手で殺
さなければならない。それがヤツとの契約…。
「…………」
ユキは覚悟を決めたかのように…いや、その命を差し出すかのように
眼を閉じた。俺は…俺はユキを殺す、殺してみせる!俺は彼女のほ
っそりとした首を………
「………」
何故だろう、俺はユキを殺さなければならないのに…なんで、なんで
…俺の瞳から水があふれた。そしてそれが留まることはない。俺は、
俺は―――



A ユキを殺すことができる。
B ユキを殺す事はできなかった。
A
(´Д`;)ユキたん・・・・・・・・・・・・・・・((;゚Д゚)ガクガクブルブル
決断してからは、俺の行動は早かった。なるべく彼女を苦しめない
ように一瞬で決める………。


「………」






「すまない、ユキ………」

―――――――――――――数日後―――――――――――――

俺の  望  ん  で  い  た  はずのモノはそこにあった。

「ねぇ、お兄様ぁ、あのね、雪ね…」



違うんだよ、雪。君は俺の事をお兄様なんて呼ばない。


「お兄様ぁ、もっと雪の事を見てよ」

違う、以前の君は決して俺に依存したりしなかった…。


「お兄様ぁ…」



俺がいけないのか?俺が、俺が 過 去 に捕われ続けたから……。



「来夏様…」



以前そこにいたユキという名の少女の優しい声が頭に響いた気がした。




もうここに俺の望む物は何一つ残されてはいない。そして俺はそれを
受け止める覚悟ができている。それが…それが俺に残された唯一の
贖罪の方法なのだから………。


BADエンド   戻らない刻、壊された時計
ロードしました。選択肢を選ぶべし。

A  >673の  A 雪の願いを承認した。を選ぶ。
B  >675の   B ユキを殺す事はできなかった。を選ぶ。
そうかかれると逆の選択をしたくなるものだよw
つーわけで、あえてA

雑談スレのホラーはとまってんなぁ。
桜タンや雪乃タン、もはや放置でちょとかわいそう。
俺は雪の願いを承認した。彼女が居なくなってしまってからという
もの、俺は、俺自身の幸せを探し続けた。屋敷を建て、無駄な装
飾を施し、自身の為に意味のない勉学も始め、挙句に彼女の分身
すらこの世界にうみだした。だが俺の心はそれで満たされる事は
なかった。何故なら俺は雪の事を愛していたから…彼女と過ごす
事だけが唯一の至福だと考えていたから………。だが――――


「大丈夫ですよ……」


目の前の少女は優しく俺の手を握ってくれる。



「私は、私はいつでも来夏様のお傍にいますから……」


やわらかいユキの温もり…俺は気付かなかった、いや、気付かな
いふりをしていただけかもしれない。幸せは自分の一番近くにある、
人は望めば必ず幸せになれる可能性があった事に…。

俺は―――


A 過去を振り切る事ができた。
B 過去を振り切る事ができなかった。
A
がんがれがんがれ
「それじゃ、行ってくる…」

俺はようやく過去を振り切る事が出来た。ただし、それを無かった事
にする事は出来ない。俺にはまだやらねばならない事が沢山ある。
先輩とアイツ、凪がこの世界にいた時の事、亜美、遥香と純一、そ
して俺にこの忌まわしい力を与えたヤツ………俺が犯してきた罪は
重い。そして俺はそれを全て償う事にした。以前の俺ならその様な
事は気にせず、自身の為だけに行動していたと思う。しかし……。


「はい、いってらっしゃいませ!」

今の俺は一人じゃない。大切な人がいる、彼女はいつも俺に対して
優しく微笑んでくれる………。


「ユキ!」


「え…来夏様、あの…………ぁ…」


俺自身を慰める為ではない、ユキへの想いを込めた心からのキス…
いつかきっと俺は自分自身を許す事ができるだろう、何故なら俺は…


俺自身のいるべき場所を見つけることができたのだから…。



ユキ編GOODエンド  動き出した歯車、そして未来へ…  
物語は今始まったばかりだ。俺にはやるべき事が沢山ある。まず俺は―――



A 学校に行く事にした。
B 病院に行く事にした。
A
687名無しくん、、、好きです。。。:04/06/10 04:38 ID:W9BJ2wQH
俺は一先ず学校へ向かう事にした。先輩の問題はまだ何も解決され
ていないし、何より遥香の様子も気になる。確か、あの時遥香は純一
が倒れた、ような事を言っていたが後で調べた結果、DQNとは遥香
の言う遺伝病のような物でなく主に某掲示板で使われているネット用
語という見解が正しいらしい。俺がいる時ならいざ知らず、凪に身体を
貸していた時に行われた事についてどう対処するか…これが今後の
課題になるだろう。

「………」

今更だが俺が俺として高校にでるのはこれが初めて、という事になる。
と、言う事は、だ。やはりお決まりのくだらない自己紹介をさせられたり
するのだろうか…。

「馬鹿馬鹿しい…」

そんな物はとっくに凪がすませているだろう。ただ、どうも俺が学校に
行く、といった場面が想像しづらい。

「あれは……」

物思いにふけっていて気付かなかったが、目の前には俺の良く知って
いる人物が歩いていた。それは―――


A 遥香だった。
B 先輩か…?
C 何故ここに純一が…。
先輩と…あそこにいる男は……アイツ?
「――……」
「―――――……」
先輩とアイツらしき男は何かを話した後、別れた。その時見た先輩の
表情は幸福そのもの…と見えなくも無いが少しやつれたようにも見え
る。俺はとりあえず先輩に声をかけて見る事にした。
「センパイ、随分と顔色が悪いように見えるが大丈夫か?」
「来夏君…」
「今、センパイと一緒にいたのは…」
「うん…戻ってきてくれたんだ、お父さん…」
聞くまでも無くそれは嘘だと知れた。死んだはずの人間がいきなり何
事もなかったかのように生きている…そのような事があるハズもない。
おそらく彼女は俺と同じように……俺は―――


A 「センパイ、まさかヤツにあったのか?」
B 「何を犠牲にしたんだ?センパイ」
B
「何を犠牲にしたんだ?センパイ」
先輩は信じられない、といった表情でつぶやいた。
「来夏君…どうしてそれを……」
「さぁ?敢えて言うなら君が俺に似ているから…ってトコだな」
俺がヤツから手にした死者を蘇らせる力、それを使うには必ずそれと
同等の価値、もしくはそれ以上の代価を払わなければならない。アイ
ツがここにいるという事は先輩も少なからずその代価を払っているの
だろう。
「話して、くれるか…?」
先輩は一瞬迷ったような表情をしたが話をしてくれた。俺と接触した日
の夜、彼女の住んでいる施設に一人の少女が姿を現したらしい。その
少女は黒ずくめのマントを羽織っておりその美しさはこの世の物とは
思えなかったとか……。その少女は先輩に対し、あなたの大切な人を
蘇らせたくはないか?と尋ねた。おそらく、俺の時と全く同じ様に……。
「それで、君は…一体何を……」
先輩が自分の家族を蘇らせる、それだけなら何も問題はない。むしろ
そんなことよりも…。
「私は私の命の半分をその娘に渡したの…」
「………ッ!」
最悪だ……先輩が自分の寿命の半分を代価として払った……それも
俺のせいで、だ。先輩がそこまで思いつめていたにも関わらず俺は自
分の事しか考えていなかった。そう思うと吐き気が込み上げてくる。何
としても俺は先輩を救わなければならない。そして現在それを解決す
る手段は多くみて二つ…。一つはヤツを見つけ出して、先輩の代価を
返させる事……そしてもう一つは―――



A ヤツを見つけ出す。
B 先輩の父親と話をする。
B
行くしか、ないか…。これは言わば贖罪だ。俺は過去を振り切る事が
出来た、憎しみも捨てる事が出来た。しかし、過去に犯した罪は消え
る事はない。俺は必ず償ってみせる…先輩の為だけじゃない、俺の
為にも………。
「あっ……」
先輩が何かを言おうとした時には既に俺は走り始めていた。アイツが
居る場所は大体見当が付く。そしてアイツがそこで俺を待っている事、
彼が何をしようとしているかも…。
―――――――――――――――――――――――――――――
すまん、途中で書き込んでしまった。
―――――――――――――東京湾―――――――――――――
俺がそこに辿り着いた時、アイツは海を見つめていた。俺が彼と出会
い、別れた場所で…。
「久し振りだね、来夏君。元気そうで何よりだ」
そう口を開いた男は三年前と何一つ変わっていなかった。彼の口元
に寂しそうな微笑が微かに見えなくもない。まるであの時と同じよう
に…。
「そういうアンタは随分と顔色が悪そうだな…」
「フフ、君とこうして話をするのも三年ぶりになるね。もう一度謝らせて
くれないか?あの時は君にも、君の妹さんにも、大変すまない事をし
た。本当にすまない」
「いや、その事はもういいんだ、俺もいい加減吹っ切れたよ」
―――――――――――――三年前―――――――――――――
雪が死んでから3日後、彼女を事故で殺したという男が俺をこの場所
に呼び出した。男はまず俺に謝罪した、自らの頭を何度も何度も地に
つけて…。俺名義の口座に20億という大金が振り込まれていたのも
ちょうどこの時だ。俺は彼を許した…彼に復讐しようと思えばいくらで
もできた。だが俺はそれをしなかった…、雪は……あの娘はそのよう
な事を望んでいないと知っていたから…。だが彼に恨みがなかった
ワケではない、むしろ恨んでいた、だから俺は彼にこういってやったん
だ―――。



A 「アンタ…未だによく、生きていられるな」
B 「アンタがいくら謝った所で雪は帰ってこない…」
B
――――――――――――親父視点――――――――――――
「アンタがいくら謝った所で雪は帰ってこない…」
その時、私はわかってしまったんだ…もう、彼に対して償う術は残さ
れていないと……。あるだけの金を詰んで頭を下げる…その程度で
許してもらえるなんて都合の良い事は微塵も思っていなかった。だ
が、心の底では何かを期待していた。…何を?私は恐れているんだ、
私と真理との生活が崩れてしまう事を……。だがそんな事を思うのも
これで最後だ…。
「おい、アンタ一体何を…」
―――罪は償う為にあるモノだ。
「さようなら…」
一面に広がる大海原に身を投げる……腕に衝撃が加わったような気
がした。
――――――――――――来夏視点――――――――――――
気付いたら俺は男の腕を掴んでいた。
「何故止める……君は私を恨んでいるのだろう?」
「さあ…な」
自分でも何故その様な行動に出たのかはよく解らない。ただ、雪が
死んだ事で他の者が死ぬ事、それが嫌だった。…例えそれが雪を
殺した男でも…。
「私を生かした所で何もいい事はない、さぁ、その手を離してくれ」
支える腕が震えてくる。無理もない、この時俺はまだ中学に上がっ
て間もない子供そのものだったのだから…。このまま男を支えて
いたら自らの体も海に投げ出されてしまうかもしれない。だから
俺は―――



A その手を離した。
B 離したくなかった。
離したくなかった。今この手を離したら一生後悔する、この男が死んだら
空にいる雪は必ず傷付く…、そんな事を俺が許すハズはない。
「最低だな、アンタ。かつて俺にも雪がいたようにアンタにもそれ相応の
大切な人がいるだろ?アンタはその命を勝手に投げ出して、その人に
俺と同じ想いをさせる気か?ふざけるな!」
「クク……」
「何を笑っている!どうしてそうやって…」
「私が死んだ所であの娘は悲しんではくれんよ…」
男の頬には涙がこびり付いていた。
「あの娘は元々私の娘ではない、私が私でいる為に呼び込んだ都合の
いい存在だ。あの娘がいる時確かに私は幸せだった…だがね……」
男は一瞬微笑んでこういった。
「疲れてしまったんだ…偽りの関係に……」
その時、俺はわかったんだ…もう、この男が生きていく術はないと…。
腕の力が抜けた、落ちていく――落ちていく―――男は最後の一瞬まで
微笑んでいた………。

「俺が…殺したのか……?違う、アイツは死んで当然の人間だった。そ
うだ、俺は悪くない…アイツは雪を殺したんだ、俺は悪くない、悪くない、
悪く……ウグッ……」
眼の奥から熱いモノが込み上げてくる、俺に残されたのは後悔と憎悪
のみ……俺は静かに目蓋を閉じた――――。

――――――――――――――――――――――――――――――
「しかしあの娘は本当に私の事を愛してくれていた。それも自分の命を
犠牲にしてまで…」
「それでアンタはどうするつもりだ?」
「フフ、私が消えればあの娘の命は再び蘇るだろう。今がその時、とい
う事だ」
「…先輩には会って行かないのか?」
「あぁ、会えばきっと戻れなくなる、それに…」
男は俺の方をみて微笑んだ。
「あの娘にも大切な友達ができたようだしね。後の事は頼んだよ」
「わかって…」
「お父さん!」
振り向くと先輩は俺のすぐそばまで来ていた。
「真理、これから私は少し遠い所へと旅立たねばならない、お前と一緒に
いれた時間はわずか数時間にも満たないが…私は幸せだったよ…」
「待ってよ、お父さん!私を…私を置いていかないで……!」
「大切な時をありがとう、真理―――」
男は光の粒子となって昇っていく…誰も届かない高みへと……。
「お父さぁん!!」
俺は先輩を―――。



A 止めた。
B 止められなかった。
B
止められなかった…性格には止めなかった……。先輩の気持ちは
誰よりも俺が知っている…大切な人を失う、そんな悲しい想いを…。
先輩は男を抱き締めようとして、、、倒れた。
俺は彼女に手を差し伸べた…。

―――――――――――――――――――――――――――――
それから数時間、特に何かを語り合うでもなく俺達は海を見つめて
いた。不意に先輩が口を開く。

「ねぇ、来夏君、今を生きている人が過去にいた人の事を思い出す
のは罪だと思う…?」

「さぁ、どうだろうな」

その行為は俺達が生きている限り行われる、言ってしまえば生理
現象となんら違いがない、答えを出す事自体が無理に思われた。

「否定しないんだね…」

「…しないさ」



「……ありがとう」

俺は先輩を引き寄せた。



真理編GOODエンド  現在を生きる者の義務
先輩と別れたあと俺は一端屋敷に戻る事にした。これ以上行動を
続ける事に限界を感じたからだ。
「お帰りなさいませ、来夏様」
そう言うと雪は俺にミルクティを入れてくれた…うまい、やはり紅茶
はミルク入りに限る。ストレートは淡白すぎて駄目だ、あんなモノに
はボリュームもクソも感じられない―――っとそんな事はどうでも
いい。先程から俺の頭にはどうも引っ掛かっている物がある。
それは―――



A 遥香の事
B 亜美の事
C ヤツの事
A
遥香の事だ。
俺は、直接彼女との面識はない。
だが、凪に体を貸していたときに見た、どこか自暴自棄気味の彼女を
放っておくことはできなかった。
あるいは、先輩との一件が俺の心に変化を与えたのかもしれない。
俺は―――

A.彼女の家を訪ねることにした。
B.病院に行ってみることにした。
C.家に帰り、DQNのことを詳しく調べることにした。
B
病院に行ってみることにした。 あそこには亜美もいるがまずは純一
の様子を見るのが先決だろう。俺は一晩過ごした後、早速病院に出
かけることにした。
「水都、アマデウ…だったか?純一って男と面会したいんだが…」
「あら、純一さんのお知り合いの方ですか、純一さんは302号室に
いますよ。よりしければ声でも掛けてあげてください」
あっさりOKをもらってしまった。おいおい、確か純一はかなりの重病
だと聞いたんだが…。それはともかく俺は純一のいる部屋へと向かう
事にした。とりあえず控えめにノックしてみる。
「どうぞ、入ってきたまえ」
随分と偉そうな声が聞こえてきた。俺は扉を開ける。
「おう、秋篠君じゃないか、学校はどうした?サボり…?ふむふむ、全
く世の中もすっかり腐れ果ててしまったもんだ」
「俺はアンタと違って勉強しなくても充分やっていけるんでね」
ズビシッ!脳天に激痛が走る。どうやら俺はデコピンをされたらしい。
頭を摩りながら俺は続ける。
「ところで純一、話があるんだが……ッ!」
「この・・・馬鹿弟子があっ!馬鹿弟子があっ!!馬鹿弟子がああっ!!!」
重症じゃなかったのかと聞こうとした所に計5発の強烈なデコピンを
もらった。地味にかなり痛い…。
「秋篠君、君はいつから僕に為口を聞くようになったんだい?それとも
今度からそんな口が聞けないよう調教してあげようか?」
ふむ、なんだか解らないが俺はどうやら目の前にいる男の事と非常
に気が合わないらしい。俺は―――



A ドロップキックをかました。
B 渾身のストレートを繰り出した。
C 落ち着け、一応この男は病人(だと思われる)だ
B
俺は渾身のストレートを純一に向かって繰り出した。
「ぐはぁっ!」
・・・見事に顔面に命中した。
「コラ秋篠! お前それが病人にとる態度か!?」
・・・怒っているらしい。しかし俺はいつでも沈着冷静だ。
「純一こそ、それが病人“が”取る態度かよ。
 ・・・というか、重病じゃなかったのか? 純一」
とりあえず話題を変えてみた。
「おう、今日は調子がいいんだ」
そう言ってベッドの上で伸びをする純一。
「今ならお前と男同士の不純な関係になってもいいぞ」
さらりと真顔で恐ろしい事を言う。・・・少し想像してしまい、吐き気を催した。
「冗談だ。気にするな」
ふむ、どうやら俺と純一はとことん気が合わないらしい。
「・・・話す気が失せた。出直してくる」
そう言って、純一に背を向けようとしたとき。

「お兄ちゃん、私だけど・・・」
ノックの音とともにドアの向こうから少女の声がした。遥香か。
そういえば、“来夏”として直接彼女に会うのは初めてだな。
そう考えると、なぜか少し居心地の悪さを感じた。
そこで俺は――

A とりあえずそこら辺に隠れる事にした。
B 別になんてことはない。堂々としている事にした。
C 遥香がドアを開けると同時に、疾風のごとく素早く病室を出る事にした。
D 「兄貴、愛してるぜえええぇぇぇぇぇ!!!」と高らかに叫ぶ事にした。
B
711名無しくん、、、好きです。。。:04/07/23 18:53 ID:Y2Nq1JDz
ガチャリ…扉が開く。俺は特に気後れする事も無く彼女に手を
振った。
「邪魔してるぞ」
ツカツカツカ――ズビシッ!……無言でデコピンされてしまった。
「来夏君!アンタ学校にも来ないでこんな所で何してんのよ!」
いきなり痛い所をついてくる。こういった所で血が繋がっていない
とはいえ彼等は兄弟なんだな、と感じさせた。
「秋篠、お前ってヤツは…先生は悲しいよ」
「そうそう、聞いてよねー、お兄ちゃん。秋篠君たらいつも…」
「ふむふむ…」
話が変な方向に行ってる様な気がするのは俺だけだろうか…?
「―――にメイドがいて…来夏様って…」
「何ッ、そいつはうらやま――‘‘ゴンッ’’!」
「もう、そんな事ばっか言うからお姉ちゃんも家を出ちゃうのよ!」
鞄で思いっきり殴りつける遥香。こういった所は本当に容赦がな
いな。そんなのんきな事を考えながら俺はある違和感を感じた。
それは―――



A 今、雪の話をしていなかったか?
B 今、出て行ったと言わなかったか?
712名無しくん、、、好きです。。。:04/07/24 14:56 ID:OOpSOUyw
B
713名無しくん、、、好きです。。。:04/07/25 21:45 ID:cVNf3t7n
「おい、遥香」
俺は遥香の話を制止して訊ねた。
「今、出て行ったと言わなかったか?」
「え、お姉ちゃんのこと?」
遥香が俺に訊ね返してくる。
・・・確か凪の世界では明音は死んだはずだったが。
「ああ、ちょっと気になることがあってな」
俺はそう言うと遥香に話を促した。
「うん、ちょっと前の話なんだけどね・・・、
 お兄ちゃんが入院する前の日に・・・、突然いなくなっちゃったの・・・」
とつとつと話し始める遥香。
「書置きとかも何もなかったし、部屋や荷物もそのままで・・・、
 最初は心配してたんだけど・・・、きっと家を出たんじゃないかって・・・」
「遥香、もういいだろ。これは家庭内の事情だ。あまり人に話すもんじゃない」
純一が話に割って入る。
「どうせお兄ちゃんが悪いんでしょ! ちょっとは反省してよね」
遥香が少しきつい口調で純一に言う。
どうやらこの兄妹は妹がやや優位な地位にいるようだ。
・・・と、それよりも俺は、今の遥香の話を聞いて気になる点があった。それは――

A 純一が入院する前日に明音が出て行ったということ
B 荷物もそのままで突然明音がいなくなったということ
C “純一が悪い”と言っていること
714名無しくん、、、好きです。。。:04/07/26 07:08 ID:gdmFCOpd
715名無しくん、、、好きです。。。:04/07/29 03:05 ID:fRaVLONt
純一の妻がいなくなった?確かあの時遥香は純一の妻は死ん
だというようなニュアンスを含んだ発言をしていたが…これにつ
いて思い当たる可能性は二つ、一つは俺と凪が入れ替わった
事による世界の認識の誤差、そしてもう一つは先輩同様にヤツ
が何らかの形で関わってる可能性…。前者なら結果的に純一
の妻が既に亡くなっている可能性は少なくとも凪が出ていた時
の世界と比べて低くなり俺としても悪くないのだが…後者だった
ら、、、現時点で先輩の件の事を考えるとこちらの方の説が残
念ながら有力だろう…。
「来夏君、来夏君!」
「あ、あぁ」
遙香の往復ビンタでようやく気がついた。それにしても地味に痛
い。
「学校にも来てないし今日もどこかボーっとしてるし…来夏君最
近変だよ?」
変も何も俺は凪とは違うんだから当たり前だ。それにしても……
駄目だ、どう考えても後手に回りすぎている。たまには俺から攻
めてみるのは悪くないな…よし、俺は―――



A 明音は自分が見つけると宣言した。
B 亜美の様子を確認しに行くことにした。
716名無しくん、、、好きです。。。:04/07/29 21:08 ID:3shve8H0
B
717名無しくん、、、好きです。。。:04/08/18 00:59 ID:O8O5LLVO
亜美の様子を確認しに行くことにした。
どうも、奴が与える影響というものは、俺が考えているより
はるかに大きいようだ。
なりはただの幼い女の子なのに、やってくれるぜ。
俺が一人思考を巡らせて黙っていると、遥香は不審そうな目を
こちらに向けた。
「来夏君? どうしたの?」
「いや、なんでもない。それより、これから亜美のお見舞いに行ってくる」
まだ遥香は不審そうな目をやめない。
「ふーん、そう。ま、いっか。亜美ちゃん、喜ぶと思うよ」
喜ばれても困るがな……。
俺は部屋を出ようとした。そのとき、
「今度は見舞い品を持って来いよ!」
という声がした。
たく、何て教師だ。
俺はその声に応えず病室をでた。

俺は亜美の病室の前に立っていた。
彼女は、凪に振られたんだったよな。
さて、俺はどういう顔をして病室に入ればいいのか……。

A. 俺が気にすることじゃない、普通に入る。
B. 飛び切りの笑顔を作って入る。
C. やはり気が重い、入るのはやめにする。

 
718名無しくん、、、好きです。。。:04/09/12 13:25:31 ID:g41Z+qEa
B
719名無しくん、、、好きです。。。:04/10/15 21:22:03 ID:uRs1GC3k
おっぱい
720名無しくん、、、好きです。。。:04/11/28 22:58:33 ID:4gqKLVHx
dds
721名無しくん、、、好きです。。。:04/12/31 03:43:51 ID:F5F+5g5S
722名無しくん、、、好きです。。。:05/01/05 17:56:28 ID:0kAcXy6g
「だーっはははははっははははっはははっはははは!」
俺は飛び切りの笑顔を作って入った。
「「・・・・・・」」
一瞬のうちに冷たい空気が流れる。
ここはすでに氷河期だ、俺は選択肢を間違えてしまったみたいだ。
失敗失敗。

A 謝る
B 再度笑う
C 逃げる
723名無しくん、、、好きです。。。:05/01/06 01:04:28 ID:02PlPMzh
724名無しくん、、、好きです。。。:05/01/06 18:34:00 ID:SuJT/1RU
「「…………」」
「…………」
気まずい沈黙が続く。なんて声をかけていいかも分からないので、逃げる事とする。
バタン!
扉を勢いよく閉めて、廊下を全力疾走する。
とりあえず病院のロビーに到着したところで、そこにある椅子に座って一息つく。
「ふぅ・・・」
ついその場の勢いで逃げてきたものの、これからどうしたものか…
このまま帰ってしまうか、気まずいが病室にもう一度行ってみるか。
さっき走ったからか喉も渇いてきたな。どうするか…

A 病室に行く
B そのまま帰る
C 病院内の売店に向かう
725名無しくん、、、好きです。。。:05/01/06 20:21:45 ID:02PlPMzh
b
726名無しくん、、、好きです。。。:05/01/08 03:07:40 ID:EP5Gmbk0
もうそのまま帰ることにした・・・
今日はいろいろありすぎだった

1 そのまま家に帰る
2 繁華街によってみる
3 みんな諦めて新しい恋に生きる
727名無しくん、、、好きです。。。:05/01/08 11:49:34 ID:sO2wccqX
B……いや2?
2で
728初代スレ1:05/02/16 15:21:45 ID:rItpR9y2
・・・ここ、見てる人いるかな?
久々に書き手として参加しようと思ったけど
何せ話が長くて今からじゃ参加しようにも参加できない・・・

誰か意見あったらレス下さいな
729名無しくん、、、好きです。。。:05/02/16 16:31:48 ID:6bfOzlur
見てるよ。
仕切り直して始める?
730名無しくん、、、好きです。。。:05/02/16 22:13:54 ID:rItpR9y2
でもそれっぽく始めたその5は
わずか12レスで落ちたんだよなぁ
731初代スレ1:05/02/16 22:16:09 ID:rItpR9y2
・・・書いてる途中で書き込んでしまった

んで仮に仕切り直しで始めるとしたら
このスレを再利用しちゃっていいのかな?
今まで4を進めて来た人には申し訳ないんだけど
732それまで4をすすめてきた人:05/02/18 16:24:59 ID:rUQ1dBD6
全然OKです。
ていうか俺も今はなきその5スレに参加してた一人だし
733名無しくん、、、好きです。。。:05/02/18 17:33:52 ID:Bnzs9nNt
完結させられないのが残念です。
734初代スレ1:05/02/18 21:12:13 ID:+3rRF6FM
それじゃあ仕切り直しって事で始めさせて貰います

「・・・ようし、バッチリ決まってるぜ俺!」
俺は南雲○○、高校二年生だ(名前は次の人が名前欄に入力してね)
今日の始業式は俺の高校生活の転機になるに違いない・・・
何故かって?そりゃあ――

A:今年から俺の通ってる高校が男女共学になるのさ!
B:なんたって俺は転校生だからな!
C:ふふ・・・今日から二度目の高校二年生とは
D:さっきTVの占いでおとめ座がNo,1だったんだよね
735名無しくん、、、好きです。。。:05/02/19 18:57:07 ID:ZaNLacM9
736名無しくん、、、好きです。。。:05/02/20 03:15:10 ID:aD52xeN8
占いの結果では恋愛運がバッチリ!
「きっと、憧れのあの娘と同じクラスになれるに違いない…」
上機嫌で玄関を開ける俺、すると
「忍(しのぶ)〜、なにニヤニヤしてんのよ?」
現れたのは、お隣りに住む幼馴染で腐れ縁のアイツだった
「ねぇ〜、何かいいことでもあったのぉ?」
いたずらっぽい笑みを浮かべて俺の顔を覗き込んでくる

A:「な、何でもないよ…」と照れてみる
B:ぎゅ〜っと、両のほっぺたをつねってやる
C:ニヤッと最高の笑みを返してやる
737名無しくん、、、好きです。。。:05/02/20 18:10:29 ID:uv7FW+9c
738初代スレ1:05/02/20 20:30:33 ID:I20qGFym
ぎゅ〜っ。ぐにぐにぐに・・・
「よう、もっちー。今日も良く伸びますなあ」
「ふぁ・・・ふぁなしなさいよぉ!」
こいつは持田加奈(もちだ かな)。
ほっぺたがもちもちしてるから(以下略
ところで・・・柔らかすぎてつねってる気がしないぞ。ぐにぐに・・・
「んぐぐ、早くふぁなしなさいってば〜!!」

A:仕方ない、放してやろう
B:待て待て・・・もう少しだけ
C:勢いよく放してやれ
D:どこまで伸びるかな・・・
739名無しくん、、、好きです。。。:05/02/20 21:52:07 ID:A77r0HyA
D
740名無しくん、、、好きです。。。:05/03/03 16:48:09 ID:7mcSjvPj
「HAHAHA、今日は限界に挑戦してみたくてね」
「ひひふぁうぇんい…」
ズゴッ!
鼻いっぱいに鉄の香りが広がる
「そ、その状態から頭突きか…貴様は本当に人間か?」
「アホか!もう置いてくよ!」
「あの、鼻血を…」
「これでも使え!」
彼女が投げてよこしたのは

A:ハンカチ
B:手作り弁当
C:ティッシュ一箱
D:犬
741名無しくん、、、好きです。。。:05/03/04 10:12:34 ID:lZUP/8F8
A
742初代スレ1:05/03/18 11:34:17 ID:zK8NNGL+
渡されたハンカチは可愛らしい花柄模様
「ちゃんと洗って返しなさいよねー!」
そう言って加奈の奴はとっとと一人で走って行ってしまった
恋愛運バッチリとは思えない一日スタートだ・・・
「あーあ、逃げられちゃったわねえ」
自転車のベルをジリジリ鳴らし
野次を飛ばしまくる聞き覚えのある声・・・嫌な予感

A:走って逃げよう!
B:振り返る
C:自転車の後ろにまたがる
D:まず鼻血拭かないと・・・
743名無しくん、、、好きです。。。:05/03/18 21:30:52 ID:H6/JNXBk
B
744名無しくん、、、好きです。。。:2005/04/09(土) 01:27:53 ID:6lIpEnQa
振り返ると、そこには加奈の親友の浅田彩奏(あさだ さやか)がにやにや
しながら自転車に乗っていた。
「……何がおかしいんだよ」
「うーん、とりあいずあんたの顔かな。鼻血くらい拭いたら?」
少し癇に障ったが、相手の言うことももっともなので、鼻血を拭こうと加奈に
投げてよこされたハンカチを広げた。
……これ、まだ新しいじゃん。
血って落ちにくいよなあ。どうしよう。

A.しょうがない。使うのは止めて、袖ででも拭っておくか。
B.どうせあいつが渡したんだ。使っても構わないだろ。
C.やっぱり、彩奏の言いなりになるのはしゃくだ。男は黙って自然乾燥。
745名無しくん、、、好きです。。。:2005/04/18(月) 23:43:31 ID:PjWjHBPW
B
746名無しくん、、、好きです。。。:2005/04/18(月) 23:57:00 ID:oo5YMUlM
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン
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747名無しくん、、、好きです。。。
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