1 :
オーバーテクナナシー:
とにかくっ! 空を一人で自由に飛び回りたいっ!!
……だけじゃ漠然としててなんだから、条件を付ければ
・地上から離着陸可能。垂直離着陸ができれば理想だが、ビルの屋上に据え付け可能なカタパルトを使用するのは可。
・きわめて小型であること。折り畳めば物置に入る大きさが理想。乗るというより身につけるという感覚。
・滞空時間は30分以上、1時間もあれば理想。
・速度は300km/h以下で十分。それ以上は人の手では操縦しにくいだろうから。
・燃料はガソリンor灯油。スタンドで普通に補給できるみたいな。
フライングヒューマノイド?
3 :
オーバーテクナナシー:2007/01/16(火) 22:42:15 ID:bhGwU8FE
>>1 ヴァルター機関のロケットベルトなら時間は短いけど飛べます。
オリンピックのロケットマンみたいなのが既にあるが滞空時間は数十秒から数分程度。
身に付ける程度で30分以上分の燃料を積んで飛ぶのかいな。
身に付けるならできればガソリンじゃないほうがいい。
簡単にドカン、ボン♪だから。
身に付けるより少し大げさになってしまうけど、オートジャイロみたいなものがいいかな。
いや、個人的にはグライダーがいいな。
いろいろ話聞いてると非常によさげだ。ほぼ無音に近い風切音だけの
世界、周りは空、かなりよさげだ。
ただなぁ、学生時代、大学に航空部があって、ソアラクラスの機体も
持ってたのよ、でもさすがに部費が月額ウン万と聞いて、俺は引いたぞ。
6 :
1:2007/01/17(水) 08:28:02 ID:H12QEaeN
>>3>>4 やはり、個人用飛行装置といえばロケットベルトが真っ先に思い浮かびますよねえ。
問題の燃費の悪さはエンジンがロケットだからであって、たとえばエンジンをターボジェット、
できればターボファンにすれば滞空時間は多少延ばせるはず。まずはそこから始めてみましょう。
>>5 確かに大空を一人で自由に飛び回れそうですが……、物置にしまい込むにはちと大きすぎるような気がします。
携帯でスマソ。「メーヴェは実現可能か?」ってスレが以前理系のどっかにあったよな?
当初「不可能、無駄」と叩かれてたけど、遂には1/2の実機を飛ばす所までこぎつけたのは去年の話。
現在でも頭デッカチに叩かれてるけど、双方とも実現するといいな。
なお、翼を付けるだけで必要な動力はホバリングの1/10で済むよ。
滑空してる間は僅かな燃料消費で済むし。
問題は翼の面積。
うろ覚えですまんが速度V(m/s)で翼面積S(m^2)で発生する揚力F(N)は、大気の密度を1(kg/m^3)として
F=1/2CpSV^2
【Cpは翼形状とかで決まる数値、だいたい0.7ぐらいか】
全備重量が200kgで時速36kmで飛ぶなら約60平方m、時速108kmなら約7平方m
折り畳み翼プラス離陸時カタパルト、着陸時パラグライダー展開とかならなんとか物置に入るかも。
>>6 ジェットエンジンの最大の弱点が重量推力比率の悪さ。
市販の小型な物で飛ぼうとなると、垂直か短距離で離陸することはまず出来ない。
そして、燃料も大量に持っていなければ長時間飛べない。
大量に持てばますます短距離で離陸できないと。
言うスパイラルに陥る。
軍用だと出力は大きいんだけど大型過ぎて装着なんて出来ないからな。
アメリカ人がタケコプターやらを作ったのテレビで見たことあるよ
プロペラヘリ並みで逆回転の二枚ついてたけど時速八十くらいで数時間飛べるとか
大きな扇風機みたいなの背負って飛ぶパラグライダーならあるでしょ
11 :
1:2007/01/17(水) 14:58:13 ID:H12QEaeN
>>7 >「メーヴェは実現可能か?」ってスレが以前理系のどっかにあったよな?
オープンスカイプロジェクトですね。
ttp://www.petworks.co.jp/~hachiya/works/OpenSky.html 気にはなっていますが、ちょっとメーヴェと呼ぶにはでかいかな? と。物置に入るかどうかも微妙…。
>折り畳み翼プラス離陸時カタパルト、着陸時パラグライダー展開とかならなんとか物置に入るかも。
垂直離着陸は無理ぽそうだからこの辺で妥協するしかないのかな?
>>8 >ジェットエンジンの最大の弱点が重量推力比率の悪さ。
うん、それは承知している。だから市販の小型ターボジェットよりもバイパスを持たせたターボファンならば
ある程度推力効率を改善できるのではないかなと期待している。素人の浅はかな考えだけどね。最新の
個人用ジェット機エクリプス500のエンジンは大人一人が片手で抱えられるサイズと重さなので、これを一
歩進めれば、あるいは。
>>9 >アメリカ人がタケコプターやらを作ったのテレビで見たことあるよ
グーグル先生にお伺いを立ててみたところ、多分、このことでしょう。
GEN H?4
ttp://www.gen-corp.jp/ 開発したのは日本人なのですが、日本では飛行許可が取れないので、アメリカで飛行試験をやってるらしいです。
サイズといいお値段といい、なかなか良さげなのではないでしょうか?
>>10 >>7の着陸時のイメージはまさにそれ。あのエンジンは3〜5馬力だったかな?
低速域ならパラ方式でいいかも知れんがヘリ並の300km/h出すなら硬質翼じゃないとツライよな。
>>11 300キロ程度ならターボプロップやレシプロの方が効率良いかと。
ジェットだと水噴射を併用すれば垂直離着陸が可能になるとおも。
ただ騒音がね…
13 :
遊び人の玲さん:2007/01/17(水) 17:14:16 ID:eLXlQ9V8
個人向け飛翔装置なんて、1990年代のロータリーエンジン&ダクテッドファン方式の、
スカイカーでとうに終わってる話だと思うけど、まだ何か未来技術として語れるものがあるのだろうか。
走って曲がって止まれる、世界最速の自動車を作る面白い話に、私も一枚噛んでるけど、
それまでの世界記録が、すでに音速を超えていたから、
実質航空機並みの推力を必要とする乗り物になるって話を前提に、検討が始まった。
時速400キロぐらいでも、空中に舞い上がってしまう事故が起こることがあるので、
地面にタイヤをダウンフォースで押し付けて前進する方式で音速を出して、
走って曲がって止まるなんて、あまりにも危険すぎるってことになって、
従来にない方式が求められることになった。
これから作られる世界最速の自動車は、VTOLと実質変わらない機能を要求される。
いろいろアイディアが出て来たが、その中で最も面白く、実現の可能性も高いとされたのが、
ボディ全体がタイヤホイール型をしていて、タイヤの両脇から羽が生えた、
シンプルでコンパクトなスタイルの、一輪車の一人乗り用の乗り物だ。
全翼機という飛行機のデザインがあるが、
全タイヤ機という自動車のデザインに相当すると受け止めている人もいる。
とにかく小さく作りこむことで、空気抵抗を減らしてやる必要があるから、
ボディの直径は1.5メートル前後という話になってきている。
今はまだ実機サイズのラジコンしか作られてないから、人が乗れるスペースがないんだけど、
ジェットエンジン搭載して、人が乗れるスペースも確保することが検討されている段階にある。
もちろん、ゴムタイヤではどう転んでも無理な話なので、
高温に耐えるタイヤシステムの製作のめどが付いて、
一気に音速の壁が破れそうな話になってきている。
14 :
遊び人の玲さん:2007/01/17(水) 17:23:29 ID:eLXlQ9V8
>1
速度は300km/h以下で十分なんて設定だと、未来技術板で語れることが無くなっちゃうよ。
自家用の乗用車ですら、音速を超えるものを作ろうって話になってきてるのに、
航空機でヘリコプター以下の速度って、未来技術じゃなく、
1940年代の航空機の技術レベルだと思う。
15 :
遊び人の玲さん:2007/01/17(水) 17:28:10 ID:eLXlQ9V8
>>11 メーヴェは今年、ジェットエンジン搭載実機のフライトテストやる話になってきてるね。
滑空型できるスポーツ用の機体なら、あのあたりが最もコンパクトなのかな。
あとは、リング翼機など、翼の形状を変えて強度と軽さを両立させることによる小型化が狙えるのかもしれないけど、
飛行機って、奇をてらう形はあまり好まれないところがあるから、スタイルもあれでいいってことになりそうだ。
16 :
遊び人の玲さん:2007/01/17(水) 17:37:10 ID:eLXlQ9V8
>>13 それなんてワンダー3?
第二次大戦中の日本かドイツでタイヤ型のロケット推進の乗り物開発してたらしい。
でも、全然前に進まなかったんだそうだ。
とりあえずクマー
18 :
遊び人の玲さん:2007/01/17(水) 19:03:43 ID:eLXlQ9V8
19 :
1:2007/01/17(水) 19:49:14 ID:H12QEaeN
>>12 >300キロ程度ならターボプロップやレシプロの方が効率良いかと。
>ジェットだと水噴射を併用すれば垂直離着陸が可能になるとおも。
ターボプロップか、、一応模型用のエンジンはあるけど、プロペラが邪魔になりそう…
水噴射……離着陸のたびにやられるとエンジンの寿命が縮みはしないかちょっと不安(^^;
>>17 イギリス パンジャンドラムでぐぐってみましょう。後はスレ違いなので省略。
地対艦ミサイル風に初期推力を稼ぐために底部ロケット化したジェットエンジンにする手もある。
巨大になるから結局身に付ける物にはならないけど。
おっぱいミサイルで飛べ!
>>18 俺未来板にはホント何年かぶりにカキコしたんだが、遊び人ってコテはココではどんな位置づけ?
妄想技術をさも実現したように解説して全ての議論を終わらせたがる人にしか見えないんだが。
思うに、たかだか80kgもない個人を数キロ、数十キロ移動させるために、1dもの鉄の塊を
日本の狭い道路で渋滞しまくりで走らせ、毎年1万人近い死者を出すのが現在の車社会なんだよね。
なら
>>1の言うように物置に入るくらいの小型軽量の飛翔機を着込み、広い空を目的地まで直線で飛ぶ。
騒音や安全面をクリアしたら意外と有効じゃないか?
離着陸は既存の屋上や広場、駐車場に限定してもいいし、球場やホコテン、病院上は飛行禁止とか。
東京−大阪間の「目的地近辺」までの所要時間が1時間半ってのも魅力じゃね?
23 :
オーバーテクナナシー:2007/01/17(水) 23:51:07 ID:SzUipHsN
>>22 ただのキモヲタ。
誰にも相手にされていない。
懲りもせず、飽きもせず、十年一日同じネタ書き込む馬鹿ってな評価。
まぁ、ググればわかるよ。
それはキモオタに失礼だろ
>>23 俺は経済効果は眼中にない。
ただ、物理的に可能か?は気にしてる。物理屋だから。
オタクという呼称はトーシロを指す言葉であって、俺らプロには関係ない。
26 :
オーバーテクナナシー:2007/01/18(木) 09:20:14 ID:GlXUnA5e
27 :
遊び人の玲さん:2007/01/18(木) 13:19:45 ID:omwkC9Qp
>>19 パンジャンドラムは、スーパーマッ○な私でも敬遠したいな。
未完のトンでも兵器の代表格みたいなものだからね。
ロケット推進のタイヤ型爆弾なんて、冗談じゃない。
それに、あれは2輪車だよね。
29 :
1:2007/01/18(木) 16:10:28 ID:cnUhWMpn
30 :
オーバーテクナナシー:2007/01/18(木) 17:00:54 ID:3hnLdiWm
下のやつは小型といってもいいんじゃないか?
・きわめて小型であること。折り畳めば物置に入る大きさが理想。乗るというより身につけるという感覚。
だから乗っちゃったらレギュレーション違反。
33 :
22:2007/01/19(金) 10:53:36 ID:j2LkKioX
2日かけて色々ググッて見た。パンジャン教えてくれた人ありがと、ハゲワロタよ。
とりあえず遊びナントカはスルーする必要がある事もわかった。
オープンスカイのブログ見て気付いたけど、翼面積12m^2しかなくても時速36kmでも失速しないんだね。
迎え角と形状によってはCL(Cpって書いちゃったけど)が1.5超えるのもあるみたい。
複葉機みたく上下に翼つけて、グランドエフェクト稼ぎながら、ジェットでパージしながら離着陸
すれば、本当に物置に入るサイズで済むかもね。
>>29 ああいう密封型のホバリング機構はヘリより燃費悪いよ。
13kgの推力の模型用ジェットが500ml/分だから、100kgのを作ったとしても1分間に4リットルも消費。
フライングプラットフォームの後継機Vz-8Pは1dもあるのに航続距離56kmしかないんだよね。
やはり翼つけるかヘリとかジャイロみたくローターつけようよ。
ハンググライダーの揚抗比が約8で、人と機体合わせて大体100kgだから、
水平飛行に必要な推力は100/8=12.5kgf。これなら
>>33の模型用ジェットで出せるかと。
滞空時間30分だと燃料消費が(密度1として)0.5kg/分だから、
さらに燃料を15kg積むと離陸重量は115kg、推力は115/8=14.4kgfで不足してしまう。
安全も考えてエンジンを2発にすると、滞空時間30分のままなら燃料が30kg必要で、
離陸重量が130kg、推力は130/8=16.3kgfだから、これなら余裕がある。
インラインスケートを履いてフル推力26kgfを出せば、26/130(重量)=0.2だから、
11.5度の坂道を滑り降りるのと同じ加速がある。ハンググライダーの速度が大体
時速60kmだから、地上滑走からの離陸も可能だろう。
航続距離は時速60kmで30分=30kmしかないが。
これならまあまあ現実的?その代わり未来技術的でないが…orz
35 :
期待あげ:2007/01/20(土) 14:12:40 ID:Thnu0TzR
>>34 GJ!そういう風に揚抗比と推力計算して必要な燃料出すんだ?専門家さんでつか?
ちと重くなるけど、同じ揚抗比と推力なら自重200Kgでもなんとか浮くよね。
そうすると燃料は倍の60kg積んでも少しは余裕あるかと。
これで航続時間は1時間。
あと、動力ついたハンググライダーの速度が60km/hってことは無いと思う。
翼の素材と人間が耐えられるかはわからないけど、150ぐらいは出るかと。
それでも
>>1の言う300には遠いか…
で、
>>1はどこ行った?
36 :
34:2007/01/20(土) 14:35:23 ID:ajABNTnp
37 :
オーバーテクナナシー:2007/01/20(土) 20:22:31 ID:xDkb5z8p
>>1です。野暮用で遠くにいってました。
ええと、300km/hですがこれは生身むき出しで操縦できるであろう限界を示しただけで、300km/h以下なら最高速度をどう設定してもよい
という意味でつけました。誤解を与えたとしたら申し訳ない。
そこで新たに「航続距離は100km以上」という条件を付け加えたいがどうでしょう?
>>33 とりあえず翼をつけるという方向性でいきましょう。ローターだと
>>11のタケコプターと被ってしまうから。速度も遅いし。
>>34 ハンググライダーは確かに現実的な答えですね。ただ模型用ジェットは燃費が悪いので、
ターボプロップの方が良さげな気も。
ちなみに模型用ジェットの大手JetCatのターボプロップ。
ttp://www.jetcatusa.com/spt5.html これを二発で一つのプロペラを回し、さらにこれを2セット、計四発のエンジンを折りたたみ式の
翼に乗せる。離陸はスキージャンプ式のカタパルトに乗せ、着陸はパラグライダーを使用すれば
なんとか物置に収まるか。ただ離着陸時にプロペラがあちこちにぶつかりそうだな……、プロペラ
の径を小さくしてその分ブレードの数を6枚〜8枚にすればいいのか。
未来技術板にしたのは単に航空板がサーバ移転中のためですので(^^; 深いことは考えず、自由な発想でいきましょう。
38 :
34:2007/01/20(土) 21:44:03 ID:OFYpJ/kX
>>37 ターボプロップの方が良さげな気も。
>>34のハンググライダー案で行くと、
>>37のターボプロップエンジンで
27インチ(約68センチ)プロペラを7000rpmで使用したときの最大推力が
55ポンド=25kgfだから、1発で十分に推力が足りる。
これで燃料消費が8オンス/min=約0.23kg/min。
速度が
>>34より60km/hとすると、100km飛ぶのに100分かかるから、
必要な燃料は0.23×100=23kg。これで離陸重量が123kgになるが、
そのときの必要推力は123/8=15.4kgf。エンジンや滑油重量を入れても
まだ余裕がある。
>離着陸時にプロペラがあちこちにぶつかりそうだな
飛行艇風に翼の上にプロペラとエンジンを搭載すれば良いかと。
飛行時の抗力とかも入ってる?
40 :
オーバーテクナナシー:2007/01/21(日) 02:10:18 ID:yMnoY+la
41 :
オーバーテクナナシー:2007/01/21(日) 02:47:00 ID:yMnoY+la
自転車の前輪の上と後輪の上の辺りにローターを配置して、前後のローターは
逆回転させるというのは?
自衛隊で使っている輸送用ヘリをイメージしてみて。
人力でローターを回転させて飛べないかな?
タンデムローターか。人力では難しいだろうな。
人力航空機でヘリってのはえらい大変な力が必要だと思う。
44 :
1:2007/01/21(日) 11:10:11 ID:8r/aN4J8
>>40 やはりというか。出てきましたなモーターハング。航空板だったらこれで手打ちかもしれないが、未来技術板的にはちょっと物足りない。
そこで条件の変更を申し出たい。これまでの「最高速度は300km/h以下」から「最高速度は100km/h〜300km/hの間」という風に。
最高速度に下限を設けることで、多少は未来技術らしい案が出てくるのではないかと期待。
>>41>>42>>43 ググってみたところ、人力ヘリコプターがいかに困難な課題であることがわかりますな。……ですがさすがにこれはスレ違いでしょう。
45 :
オーバーテクナナシー:2007/01/21(日) 12:20:48 ID:yMnoY+la
ハンググライダーのあの構造のままじゃ100km/h〜というのは厳しいと思われ
46 :
オーバーテクナナシー:2007/01/21(日) 13:22:04 ID:yMnoY+la
47 :
1:2007/01/21(日) 15:19:00 ID:8r/aN4J8
今のところこの種の飛翔機でもっとも条件に近いのはこちらのジェットマン。
ttp://www.jet-man.com/actuel.html 180km/hで飛び回り、折り畳めば物置に簡単に入るなど結構良さげ。ただ地上から飛び立てない、滞空時間が5〜6分
しかないなどの欠点がありますが。(次のプロトタイプでは滞空時間10分、地上からの離陸などを目標としてる様だ)
まあ、頭がむき出しで空力が悪そうとか、模型用ジェットエンジンを四発も積んでるから燃費悪すぎとか、無尾翼機
なので操縦が難しく素人向きではないとか航空学には素人な俺でも突っ込みどころがたくさんある訳で、そのへん
の課題をどうクリアしていくか。
まずはエンジンをターボジェットからターボファン、あるいはターボプロップに換装する。これだけで燃費がかなり改善される。
あとは頭部を保護と空力改善を兼ねた風帽で覆う。翼を延ばして翼面積を増やすなどなど。あと着地がパラグライダーなのはどう
にかならんか、このままではスポーツとしてはいいが、通勤には使いにくい。V-22オスプレイみたく垂直離着陸はできないものか…
>>46 ホルテンの全翼機ですね。一人乗りにするとコクピットサイズの都合で腹這いになって操縦しなければならないかも。
48 :
34:2007/01/21(日) 16:45:45 ID:nXzroTSG
49 :
34:2007/01/21(日) 18:02:35 ID:nXzroTSG
Jetmanの翼幅が3m(
ttp://www.gizmag.com/go/3280/)から、
翼面積は大体1.7m^2。(中央での翼弦=0.75m、翼端での翼弦=0.4m、翼幅3mと仮定)また、
速度 :180km/h(時速115マイル)
揚抗比 :4(高度を3km失う間に12km滑空したとあるので)
パイロットの体重がわからないが、とりあえず機体と合わせて100kgとする。
揚抗比から水平飛行時の推力は25kg。これならラジコン用ターボプロップ(1発=25kgf)
2発付ければOK。
180km/hで100km飛ぶと33分なので、燃料は2×0.23kg/min×33=15.2kg。
これでも推力に余裕はあるから、航続距離、速度としては成立しそう。
このとき、揚力係数=揚力/(動圧×翼面積)=100×9.8/(1562.5×1.7)
=980/2656.25=0.37となって、揚力係数としては手ごろな値。迎え角3度くらいか。
(動圧:0.5ρv^2=1562.5N/m^2 翼面積:1.7m^2より)
最大揚力係数は1.3くらいだろうから、揚力係数が0.37の約4倍=速度約半分、
約90km/hのところで失速するだろう。
離陸速度を失速速度の30%増しとすると離陸速度は117km/hとなる。
これだと自力での離陸は難しいかもしれないし、着陸時も大体この速度で
降りることになるから、インラインスケートによる離着陸滑走はかなり危険かも。
50 :
1:2007/01/21(日) 19:53:56 ID:8r/aN4J8
>>49 やっぱり離着陸がネックですか、、、離陸にはカタパルトを使うことも考えたのですが、これじゃスキーのジャンプ台が必要ですねえ。
エンジンを奮発してもう二つ装備させ、一つのプロペラを二つのエンジンで動かすことで垂直離着陸できないかと考えてみたのですが
推力が足らなそうだし。難しいのかなあ、、、
51 :
オーバーテクナナシー:2007/01/21(日) 23:53:29 ID:yMnoY+la
やはり機体の下に車輪をつけて滑走するしかないでしょ
52 :
遊び人の玲さん:2007/01/23(火) 07:04:14 ID:H6k7xf76
私が上でリンク貼って紹介しておいたジェットマン、なかなかだよね。
ただし、気分だけジェットって感じで、実質的にはスカイダイビングだよね。
垂直上昇なんかやろうにも出来ない。(やったらエンジンが熱くなりすぎて、熱で壊れる)
そんなのじゃ、ジェットエンジン搭載の意味がないことになる。
富士山山頂から動力付きハンググライダーで飛んだことがあるけど、動力無しのほうが気持ちいいね。
なぜかって言うと、周りに物体がない空では、自分の速度が速いか遅いかよく分からないんだよね。
なら、無音で快適に浮いていられるほうが気持ちいいわけで、
曲芸飛行の宙返りなんかも、ハンググライダーで十分可能だから、動力が欲しいとは思わない。
上昇気流を捕らえれば、トンビのように輪を描いて、3千meterぐらい簡単に上がれるから、
場所と時間を選んで気象を見ながら飛べば、動力はまるでいらなかったりする。
スノーボードを足に取り付けてスカイダイビングするのが流行ってるけど、
ジェットマンよりいろんな動きが出来て、技が楽しめるから、私はスノーボードタイプを選ぶね。
ただし、ジェットマンで出勤するなら、動力は考えないといけないね。
騒音問題などもあるから、レシプロエンジンもジェットエンジンも好ましくないとすると、
残るのは・・・私の発明品じゃないのと、特許関係の問題があって、ここには書けないけど、
いちおう、騒音問題などが起きない、時速30kiloからに対応した、新しいコンパクトな推進器のシステムはある。
外見はダクテッドファン方式のように見えるけど、大きな騒音が出なくて、快適な空の旅が出来るのが特徴。
いずれにしろ未来技術じゃなく、既知科学技術で板違いの話で終わってしまうね。
未来技術なら、竹コプターかエアートレックを語るしかない。
53 :
1:2007/01/23(火) 17:35:02 ID:SLoVrcfL
>>49 まあ、現実的な手段としては翼を従来の倍に延ばして翼面積を稼ぐしかないのかな。
物置に入るかどうかはぎりぎりかもしれないけど、エンジンパワーは余裕がありそうだから、
浮くくらいならできるかも。必要ならエンジンを追加するスペースも増えたし。
54 :
鏡 ◆SPFZZ.Mi9E :2007/01/24(水) 16:39:17 ID:KJEsEP/F
揚力の公式見ていて思ったのですが、機体重量+運転手重量<揚力であれば翔べるんだよね?(単純にモデル化)
重量を1/2にすれば、速度(推力?)と代表面積(翼?)も小さくできないのかな?
例えば、翼にヘリウム積めるとかして重量を減らすとか…。
まぁ、出来ないからやっていないんだろうけどw
55 :
22:2007/01/24(水) 16:48:05 ID:AWtcfK8Q
モーターハングのサイト見て気付いたんだけど、タイヤと座席つけると航空機扱いなんだな。
快適な通勤と安全な着陸には背もたれ式の座席とタイヤがお勧めなのに、法律で規制されるとは…
>>34フライングラムは以前調べた時に出て来た…ご冥福をお祈り致します。・゚・(ノД`)・゚・。
鳥とかロケッティアとかジェットマン、ハンググライダーは頭が前でうつぶせスタイルだけど、
長時間の飛行には向いてないし、着地時に姿勢変更とか危ないと思うんだ。
やっぱり牛乳とかサンドイッチ、オニギリ片手に飛びたいとか思う。
あとジェットマンは300km/hは出るみたいだね、生身でも人間は耐えられるんだな。
カラスや鳥に関しては高速時には高度稼げば僅かしか居ないし、お互い小さいことを考えると
まず当たらないんでないかな?自分から密集してるとこに突っ込んだりはしないだろうし。
で、可変翼ってのは個人サイズじゃ無理なの?
離着陸時は布製の伸展翼を展開とか。
57 :
オーバーテクナナシー:2007/01/25(木) 00:22:02 ID:H8oRHcEJ
>快適な通勤と安全な着陸には背もたれ式の座席とタイヤがお勧めなのに、法律で規制されるとは…
とか
>頭が前でうつぶせスタイルだけど<略>危ないと思うんだ。
本末転倒でおかしな話。
今現在の技術で安全性云々の話をするなら、ちゃんとした飛行機に乗れという話にしかならない。
58 :
遊び人の玲さん:2007/01/25(木) 11:14:48 ID:44wxEoNE
>57
同感。
もし欲しいなら、スカイカーを先行予約販売してるみたいだから、
話に乗ってみてはどうだろう。
未来技術じゃなくて、1990年代の技術で作られてる機体にしか見えないけど、
ヘリコプターよりいろんな面で危険でも、いちおうは何とかなってると思う。
59 :
1:2007/01/25(木) 15:12:09 ID:scguOh2N
>>55 >で、可変翼ってのは個人サイズじゃ無理なの?
機構が複雑になって重量が増したり、強度が低下して故障しやすくなったりするのではないかな、と思います。
ジェットマンの場合はダイブ時に展開、着地時に折り畳まれる機構がついているようですが、それが限界でしょう。
F-14に代表される可変翼戦闘機も現在は一線から遠ざかっていますしね。
60 :
34:2007/01/25(木) 21:21:20 ID:QLMoOo1u
可変翼はもともと超音速と亜音速での使い分けを考えてるからあまり役にはたたないかと。
その代わり、翼面積を4倍+フラップ装備で最大揚力係数3当たりを狙えば
離陸速度が1/√12=0.288倍(34km相当)まで下げられるから何とかなるかな。
後はその翼とパイロット含めて100kgくらいに出来るかどうかが問題だが。
>>54 翼にヘリウム積めるとかして重量を減らすとか
思いきって気球にするって手もあるかもよ。
1m3当たり1kgの浮揚力が得られるから、100m3の流線型気球を作ればOK。
体積の2/3乗を基準(21.5m2)としたときの抵抗係数は0.04程度なので、
30m/s(108km/h)での空気抵抗は562.5N/m2×21.5m2×0.04=49kgf。
これをラジコン機のプロペラ2基(推力50kgf)で推進すればOK。
気球だから、使わないときはヘリウム抜いて畳むということで。
膨らますと全長20m近くなるがw
61 :
遊び人の玲さん:2007/01/26(金) 05:04:48 ID:wOb20Upr
私は、人工衛星で地上を撮影するのではなく、もっと安価に、
高高度を飛ぶ気球で撮影する方法で、
けっこういろんな場所で起こっている出来事を観察している。
あれに撮影機材の代わりに人間吊るせば、面白いかもね。
今は、電離層のプラズマを観測したり、いろんな目的で使ってる。
62 :
オーバーテクナナシー:2007/01/26(金) 12:07:35 ID:O1Rd3Lda
あ。
63 :
1:2007/01/26(金) 18:00:15 ID:J+SVxAoC
>>60 翼面積をジェットマンの4倍にしたら物置に入らないのはおろか背負うのも大変で、重量も馬鹿にならなくなるかも。
せめて翼幅だけを倍にして、スキージャンプ型カタパルトで発進という事で手が打てませんでしょうかねえ?
>思いきって気球にするって手もあるかもよ。
飛行船が衰退した理由の一つが横風に対する弱さなんですよね。これを補うにはたとえば気球をリフティングボディ
の形に作って横風を受け流すようにすればいいかも。浮力に揚力がプラスされるからヘリウムも節約できるし、って
ヘリウムって値段が結構馬鹿にならないらしいですねえ、一回飛ぶたびに捨ててしまうのはもったいないような気も。
そういえば(全然個人向けではないけど)ツェッペリンNT、この前飛んでいたなー。
ヘリウムの放出は通常はしなくて、バロネットで空気を出し入れして調整しているんじゃなかったかな。
65 :
1:2007/01/27(土) 19:54:06 ID:lL/5Hxc2
もうちょっと深く考えてみる。今回の場合必要とされるのは短距離かつ低い速度での離着陸、つまりはSTOL技術だ。
今回の課題にSTOL技術を適用するにはどうすればいいか、まず翼幅をジェットマンの倍の6mにして揚力を稼ぐ。
次に、翼を延ばしたことで空いたスペースにエンジンとプロペラを追加して合計4発とし、出力に余裕を持たせる。
そしてエンジン後方にプロペラ後流を下向きに偏向するためのフラップを設ける。あとは多少の迎え角をかけることで
イメージ的には“ふんわりと”離着陸できるのではと考える。もちろんこれは航空学の素人の浅はかな妄想に過ぎない。
実際には模型や風洞実験でこれを実証しなければならないだろう。ということで、意見を求めます。
66 :
34:2007/01/28(日) 11:57:48 ID:ti9yPSxg
>>65 翼幅だけ2倍にすると翼面積×2、これにSTOL技術適用で揚力係数3
(これはフラップ、後流偏向、引き起こしによる迎角増含めて)だから
離着陸速度は1/√(3×2)=0.4倍、
>>49から48km/h。
着陸時は、プロペラ推力を最大まで上げ、フラップを出して引き起こし、
速度を48km/hまで下げる。ついでティルトローターのように
プロペラを少しずつ上に向ければプロペラ4発の推力は100kgなので、
ホバリングが可能なはず。
空気抵抗で前進速度が十分下がるか、プロペラを垂直よりも後ろに傾けて減速、
ついでプロペラ推力を絞って垂直降下、というので何とかなるのでは。
離陸はこれと逆に、フラップを出して48km/hまで加速、引き起こして浮上、
その後はプロペラで加速すればOKでは。
しかし、これを飛行姿勢(腹ばいで翼を背負った状態)でやらないと
いけないんだよな。着陸は翼をランドセルみたいに背負って立った姿勢でも良いが。
67 :
オーバーテクナナシー:2007/01/28(日) 13:07:00 ID:wB9xi3AM
68 :
34:2007/01/28(日) 13:22:19 ID:e+zNUjE6
>>66 あ、忘れてた。といいたいところだが、
重量増加はなしで作ってもらわないと厳しいな。
もともとパイロット70kg、機体30kgとしても翼幅2倍→重量2^3/2=2.8倍
→機体:84kg…これだと背負うのも厳しいし。
飛ぶだけなら浮かせるために速度が上がってもエンジンを4発にして
推力増強したことで賄えそうだが。
69 :
34:2007/01/28(日) 14:16:05 ID:e+zNUjE6
70 :
22:2007/01/28(日) 16:15:22 ID:qfMrqhGU
デカイなw
でもオープンスカイも失速36kmだから、実際はそんなでもないでしょ。
あと、アルピニストは150kg背負って山登れるんだから、アリスバッグみたくしっかりホールド
してりゃ100キロなんて余裕でしよ。
飛んでしまえば重さ関係ないし。
71 :
鏡 ◆SPFZZ.Mi9E :2007/01/28(日) 23:42:13 ID:DPHiwNN8
女性には辛そう。それと、あまり重いと着陸時に大変じゃないのかな?
72 :
22:2007/01/29(月) 14:35:50 ID:QxiJJycZ
50kgでも100kgでも、30km/hで生身の足で着地すんのは大変、つか不可能でしょ。
パラグライダーやパラシュートは着地時にパージして体浮き気味にできるから…
a)ジェットの推力方向変えてホバー
b)タイヤつける
c)翼の上に人が乗り、GEで胴体着陸
d)人だけ降りる、翼はどっか飛んで行く(;^ω^)
e)全身エアバッグ
とりあえずこんなとこか?
73 :
オーバーテクナナシー:2007/01/29(月) 15:55:29 ID:hUYYm1HO
f) 飛行機にドッキング
74 :
1:2007/01/30(火) 16:11:38 ID:pQZqpdpT
やはり重さが問題なのだな。自分で言うのもなんだが、6mのカーボンモノコックの翼に、
エンジンが4発と動かすための燃料、離陸用に引込脚も必要かもな。それに安定性の
悪い無尾翼機を素人にも操縦しやすいようにするためのフライバイワイヤー装置(ジョイ
スティック&ジャイロ&加速度センサー&制御用コンピュータ&サーボモーター)それに
緊急用のパラシュートも必要か。これで重量30kgはきびしいかも。離陸はいいとして着陸
をうまくやらないと確実にニークラッシャーになってしまうな。
>>66 着陸はホバリングですか。推力100kgでは少々きびしいかも。それよりも空中での
安定性をどうやって維持するかが問題ですな。プロペラは可変ピッチってわけにも
いかないし、推力偏向をやろうにもレスポンスの悪いターボプロップではやりにくい
だろうし。ならばロケットベルトみたく翼を直接傾けるとか。
75 :
遊び人の玲さん:2007/01/30(火) 17:59:11 ID:uO+NSwZy
77 :
kenzi:2007/01/30(火) 20:56:49 ID:5jRFQ3Vp
>>75 ヘリコプターの音のほとんどがエンジン音じゃないの?
79 :
オーバーテクナナシー:2007/01/31(水) 09:28:42 ID:HyT71HLk
ウィングマンって、そういう装置にはならないのか?
80 :
1:2007/01/31(水) 17:22:27 ID:tcG7V7vo
なんだか、離着陸時に脚を出すのは危険だという気になってきた。インラインスケートを使おうとも思ったけど、
着地時につんのめって転ぶ可能性が高そうだ。やはり脚は金具などで固定して最初から車輪で離着陸した方
が安全な気がする。車輪は両翼に一つずつと中央で両足でまたぐ感じのものが一つ、計三つあればいい。
で、今度は操縦の話をしよう。本機は無尾翼機である。不安定で操縦は難しい部類に入る。同じ無尾翼機でも
ジェットマンの場合動翼はエルロンだけで、あとは翼を直接傾けて操縦していた。これは半ば強引な手法で、
素人向きではない。やはり無尾翼機には無尾翼機ならではの操縦法がいい。ググってみたらこんなサイトを
見つけた。
全翼機の世界
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~FlyWing/FlyingWing.html これを一通り読めば無尾翼機の操縦についてわかった気になれる。ただ今勉強中であるが、いくつかわかった
事がある。その一つが“やはり垂直尾翼は必要”だということ。特に後退角の無い矩形翼の本機は水平安定性
が悪いのでなおさら必要らしい。翼端ウィングレットをつけるか、滑走輪のカバーを垂直尾翼代わりにするなど
して水平安定性を確保する必要がある様だ。
あと、やはり素人でも操縦しやすいように、フライバイワイヤーシステムを入れた方がいい。現在の技術ならきわ
めて小型で低コストなシステムが作れるはずだ。
81 :
遊び人の玲さん:2007/01/31(水) 18:51:40 ID:GX359swc
>>77 風切り音がほとんどしないガスタービンエンジンは、それなりに使えるよ。
>>80 ジャイロを使ったフライバイワイヤーを使うなら垂直尾翼は省ける可能性大ですよ。鳥は垂直
尾翼は持っていないのだから。まあ、無理にはずすこともないけど。
全翼でアスペクト比が1で矩形翼でも飛ばないわけではない。実際厚紙で実験すれば
分かるが以外と飛ぶ。
後はつっこみ
>水平安定性 が悪いのでなおさら必要らしい。
方向安定の間違いでは?
>翼端ウィングレット
これは翼端流の制御のためで方向安定のためについているものではありません。つまり、
付けてもあまり変わらない。垂直安定板とは別物です。
83 :
1:2007/02/01(木) 12:54:48 ID:uknblf5t
84 :
82:2007/02/01(木) 19:55:26 ID:7WT0GkNz
>>83 最初にことわっておくけど、別に垂直尾翼がない方がいいとか無理矢理取れとか
ではなくて、なくても飛ぶことは可能、程度のことです。自分が作るなら絶対垂直尾翼は
付けると思う。
その上での話↓
ヘリオスほどのアスペクト比だとかえって方向安定は悪くなります。アスペクト比は
2とか3くらいの方が安定する。実際パラグライダーは垂直面がほとんどないでしょ。
静的安定が乏しくてもフライバイワイヤーで制御は可能、というかF−16はわざと静的安定を
最小限にして機体制御してます。
まあ、飛行機に関してはかなり奥が深いのでじっくり取り組んでみてください。
ウルトラライトプレーンが1のコンセプトに近いと思うし、空力的にはアイデアはすでに
出尽くしてしまっていると思うけど、ハイテクで新しいものができるかもね。
イオンクラフトってどうかなと思ったんだけど
あんな危ないものには乗れないな・・・
コンセント付きになりそうだしな。
89 :
22:2007/02/03(土) 08:38:23 ID:2iv4eH98
TBSでオープンスカイキターー!
90 :
1:2007/02/03(土) 09:25:44 ID:7JzMArLJ
↑タケコプターことGEN H-4も出てましたね。ただ、日本では航空法との関連で、その能力を
十分に発揮できないのが残念ですが。
91 :
遊び人の玲さん:2007/02/03(土) 13:07:42 ID:2SeJEiOQ
GEN H-4、私なら今のままの形状のものは、まず作らないし、うちの工房のスタッフにも作らせないな。
衝突時にパイロットを保護するものが何もない乗り物なんて、考えられない。
ダウンバーストやビル風などのの突風で流されて、何かにちょっとぶつかったらもうアウトだよね。
私なら、何らかの保護対策を採るよ。
それから、ローターが周囲にいる人を巻き込まないように、ダクテッドファン方式にする事を考えるね。
万が一、人がいる方向に向かって流されたら、大勢の人の首をローター翼で切り落とす、
スプラッタ・マシーンになりかねない。
そういった惨事が起これば、普及どころの話ではなくなってしまう。
「安全に見学できる施設はない」ような説明が公式サイトにあるようなので、
危険を承知で、十分注意して飛んでいるぶんには、事故は起きにくいと思うが、
今後、不特定多数の人が、場所を選ばず飛べるように、
普及を考えるなら、やはり安全対策の充実を考えるしかないと思う。
ダクテッドファンなどにすると、ローターの回転を上げるしかなく、
騒音が増加したり、安全性が確保できなくなる問題は、
エアーコンフォート・テクノロジーを使えば大幅に下げられる。
それから、どうしても設計が・・・稚拙な印象を受けてしまう。
ヘリコプターの曲芸飛行世界一を狙う機体だって夢ではないだけに、残念。
もっと運動性能を上げて、軽快なスポーティさを得るための、設計上の工夫の余地が残っているね。
改善提案20項目ぐらいは思いついたが、メールを送りつけると迷惑と受け取られるかもしれないので、
やめておく事にした。
うちの工房で似たようなものを作るなら、私は200ぐらい改善提案を出すと思う。
92 :
遊び人の玲さん:2007/02/03(土) 13:27:48 ID:2SeJEiOQ
安全対策や、宙返りが出来るような性能アップは、大幅な変更を伴うから、横に置いておくとして、
低空飛行を安定させる工夫が何も施されていないのは、ちょっとないんじゃないかなと思う。
安全確実な着陸は、このような乗り物にとって最も重要だからね。
ちょっとした工夫で、もっと安全に安定して飛べるようになるだけに残念。
93 :
1:2007/02/03(土) 13:39:31 ID:7JzMArLJ
94 :
遊び人の玲さん:2007/02/03(土) 16:38:59 ID:2SeJEiOQ
95 :
遊び人の玲さん:2007/02/03(土) 16:40:23 ID:2SeJEiOQ
カーターコプターの着陸シーンを見れば分かると思うけど、
着陸装置がきちんとしていないSoloTrek XFVやGEN H-4では、
安全に着陸出来ないケースが出てくる可能性がある。
http://www.cartercopters.com/ じつに美しい機体で、
しかも信頼性が高い技術で作りこまれていることは、実験機のテストフライトのビデオなどからも明らか。
ヘリと飛行機が合体した形式のVTOLは、相当前から数々のアプローチが行われているけど、
実用化には高いハードルが存在していて、なかなか量産化まで繋がるものがないなかで、
かなり頑張ってるよね。
GEN H-4などは横風に弱すぎて、ちょっと煽られても危険だが、
カーターコプターなら、そういった不安はいっさいないよね。
うちの発明家工房でサンダル代わりになる通勤用自家用機を作るなら、
このタイプが最有力候補だね。
もちろん、一人乗り通勤用なら、実験機のサイズまでは楽に小さく出来る。
よりコンパクト化を狙って取り回しを良くして、安全にビルの谷間を飛んだり、
乗用車と同じように道路を走れるようにするためのハードルも、高くはないよね。
96 :
22:2007/02/03(土) 17:28:41 ID:2iv4eH98
午前中は脊髄反射で書き込みしてスマソ。
ココは他スレと違って考えて書きたいから毎日は書けないよね。まぁマターリ行きましょう。
遊び人とやらは相変わらず突っ込み所満載だけどあえて華麗にスルー
ハイテクで思ったんだが、可変の可動翼って人間用に作れないか?つまり鳥の羽ばたきの大型版。
…こう書くとトンデモとかリリエンタール時代に逆行かよ!とか言われそう…
巡航時とか高速飛行はジェットと小さい翼で充分だよね。それこそスリングバニヤーみたく。
で、鳥みたくしょっちゅう羽ばたくわけじゃなく、離着陸時のみ地面付近で羽を広げてバサッと…
反動で機体が浮いて対地速度がゼロ近くになるし、機体が先に接地するから重さも感じないかと。
さらに翼形状を変化させることで、ウルトラライトプレーンの弱点である突風にも動的に対応ができそう。
もちろん電子制御と各種センサの装備は必須だろうけど、今の技術なら軽量に出来ないか?
荒唐無稽ですかねぇ。
97 :
雑談スマソ:2007/02/03(土) 18:44:44 ID:58+kq0Lo
今晩は、華麗にスルーw
ちなみにカレーラーメンを食ってくるノシ
>>96 >鳥みたくしょっちゅう羽ばたくわけじゃなく、離着陸時のみ地面付近で羽を広げてバサッと…
円形翼で似たような着陸をテストされたことがあった。接地直前に大きくフレアを掛けて
ほぼ速度0で着陸。
99 :
1:2007/02/03(土) 20:45:32 ID:7JzMArLJ
100 :
34:2007/02/04(日) 11:22:39 ID:kKsd7Z88
101 :
1:2007/02/04(日) 11:56:20 ID:VA97uArD
>>100のサイトの飛行実験のビデオを見たのですが、やはり地表付近をゆっくりと飛んでました。
日付は2005年になっていてそれ以来更新された様子が無いのが気がかりですが。
102 :
34:2007/02/04(日) 12:31:14 ID:kKsd7Z88
>>101 地表付近をゆっくりと
なるほど。パワーに関する限り、ちゃんと飛びそうだけどねぇ…
横風時の安定性が悪いとか、安全性の点で高度を上げてのデモフライトが
出来ないのかな。
カーターコプターの実験機の軽快にかなりの高度まで飛び上がっては、
安定して降りてきて、スムーズに着地する動きと比べてみると、
いかに実用から程遠いものかわかると思うよ。
たぶん、細かい部分の設計が悪すぎたり、技術力が無さすぎるんじゃないかな。
SoloTrek XFVの公式サイトはここかな。
ttp://www.trekaero.com/index.html 残念だけど、10年前からぜんぜん技術的に進んでないみたいなんだよね。
技術革新の速度が遅すぎるのは致命的かな。
私達の発明家工房なら2年もあれば余裕で開発が終わるようなことを、
10年かかってやっても片付かないように見える。
あっという間に時代に取り残されていってしまうね。
ダーパの経済的支援を受けたり、スタンフォード大学と組んでもぜんぜん進まないSoloTrek XFVは、
すでに時代遅れになっていて、芽がないと思ったほうがいいんじゃないのかな。
ビルの谷間を吹く横風に弱くて、着陸時に操縦安定性が低下する問題などもあるとなると、
実用化はまず無理のような気がする。
横風の対策、着陸時の整流装置の開発、着陸装置の開発などが、可能なのにまったくやってないよね。
この点からも、明らかに開発スタッフの能力不足が目に付くんじゃないかな。
じつは、私の娘が何年か前に、近所の男の子にせがまれて、
SoloTrek XFVサイトで紹介されているドラゴンフライに似た構造を持つ、
ジャイロ搭載ラジコン機を作ってあげたことがある。
これは、宙返りなども簡単にこなす運動性能を発揮していたが、
デジカメをボディの下に咥えて飛び回って、
女性のスカートの中を盗撮するといった悪戯に使われはじめたため、
エアーダンパーを持つジャンピング機能搭載インラインスケートを装着した、
娘の怒りの一蹴りで、撃墜されて終わってしまったらしい。
あのままサイズを大きくすればいいはずなのに、実機の開発のほうは、なにやってるんだろうね。
そうそう、撮られた写真から、娘が下着を着けてないといった変な噂が一時的に広がったけど、
下のスレッドで紹介されている装置を装着していれば、
下着類は必要ないから着けていないだけ、後ろからだと見えないから写らなかったにすぎない。
http://science5.2ch.net/test/read.cgi/future/1102137995/270-277 もちろん、普通の下着以上にガードが固くて、スカートの中の写真撮影は無意味。
あの装置からは電力が取れるため、スカートの裾から電気コードが出ていることがあり、
不振に思われて、スカートめくりなどの悪戯をされることがあるらしいが、
裾をめくられても、下着を見られるわけではないから、本人は平気な顔をしている。
ただし、他の女性のスカートの中を、ラジコン機で撮影するとなると話は別で、
娘が怒って空中蹴りで仕留めたのは、友人が盗撮の被害にあったことが原因だったらしい。
玩具のラジコンは簡単に作れて、しっかり悪用までされているというのに、
実機が10年経ってもまだ使えない状態というのは、どう考えればいいんだろうね。
とにかく、危ないものは、一般の都市生活環境では使用できないね。
私達が構想しているカーターコプターから巨大なローターを取り去った改良版は、
たとえビルにぶつかっても、人にぶつかっていっても、電線に引っかかっても、
大事故にならないものに仕上がりそうな感じになってきている。
もちろん、人と接触しても、自転車よりも安全性を確保できるようにすることが可能だ。
これは、インテリジェント・スーツや、格闘訓練用のプロテクターの衣服内環境を理想的に保つ、
エアーコンフォート・テクノロジーが基礎にあって、
人体に空気の流れが当たる状況を自在に制御できたり、
上手く衝撃を消去する技術の積み重ねがあってこそ可能になるもの。
対人衝突安全試験をやったら、10年前からまったく進歩していない印象があるSoloTrek XFVとは、
たぶん比較にならないと思うよ。
私の娘が作ったドラゴンフライに似た構造のラジコン機が、
安全に女の子に接近して盗撮出来たのも、エアーコンフォートテクノロジーがあるから。
普通のダクテッドファン方式のフライングマシーンでは、
スカートの裾を吸い込んでしまうから、盗撮する前に墜落してしまうことは、誰でも分かると思う。
時速60キロでビルに向かって突っ込むシーンを考えてみれば、どうなるか、安全性は分かるよね。
私達が考えているものなら、気流に守られてビルの窓ガラスは割れず、誰も怪我をしないが、
SoloTrek XFVでは、けが人が出たり死亡事故が起こる可能性があるんじゃないだろうか。
地面や建造物に接近すると、気流が乱れて機体が安定しなくなる癖を持っているものと、
そうでないものとでは、安全性だけではなく、運用面でも大きな差がついてしまうよね。
106 :
オーバーテクナナシー:2007/02/05(月) 00:42:02 ID:g5f9deUt
>>101 更新されないのかな?
スゲー気になる。
107 :
1:2007/02/05(月) 12:48:17 ID:jqWcPlNv
調べてみると、
>>100の試作機もモラーのスカイカーも両方ともロータリーエンジンを採用している様だ。
アメリカのベンチャーが、小型高性能なエンジンを販売しているからだが、この種のパーソナルフライングマシン
(スレタイの個人向け飛翔装置はこれの直訳)にロータリーエンジンを採用することに果たしてどんなメリットがある
のだろうか? レシプロエンジンとガスタービンとの比較を交えて(無い知恵を振り回して)書いてみたい。
まず、パワーウェイトレシオはロータリーはレシプロより優れるが、ガスタービンには劣る。
続いて燃費はロータリーはガスタービンよりも優れるが、レシプロには劣る。
回転数は、ガスタービン>ロータリー>レシプロの順
整備性は、部品の少ないロータリーに分がある。レシプロは部品が多く、ガスタービンはわずかな故障が致命傷
になりやすい。
燃料はレシプロがガソリンのみなのに対し、ロータリーとガスタービンはディーゼル燃料や水素など多様な燃料を
使用できる。
最後に扱いやすさであるが、米Freedom Motors社
ttp://www.freedom-motors.com/ のロータリーエンジンは
完全にモジュラー化されていて取り付け位置を選ばないうえに二個三個と連結する事で更なる力を取り出せる。
この取り扱いの柔軟さは他のエンジンに対するかなりのアドバンテージとなっている。
以上から整備性と扱いの柔軟さからロータリーエンジンが採用されたものと思われる。
108 :
1:2007/02/05(月) 12:52:01 ID:jqWcPlNv
>>102 もしかしたらエンジンのパワーをファンに繋げるためのギアの耐久性に問題が
あるのかもしれませんよ。
ヘリコプターの維持には、とんでもない費用がかかるのだが、
スカイカーもSoloTrek XFVも、整備費用については問題ないレベルに収まっている。
ヘリコプターは、いきなり飛び立てない欠点もあるのだが、
スカイカーもSoloTrek XFVも、暖機運転などを必要としないようだね。
また、ガソリンスタンドで給油すれば使える利便性を、両者とも前面に押し出して宣伝している。
また、騒音の問題もかなり抑えることができるとされている。
このように、幾つかメリットはあるものの、
すでに乗り物としての発想が古すぎて、過去の遺物になりつつある点は、どうしようもないね。
30年前に世に出ていてもおかしくないような技術で作られた乗り物だね。
>>107 ロータリーエンジンの事、ちょっと過大評価気味というか、もう少し勉強した方が、妄想も楽しくなると思うよ。
例えば、回転数。
ロータリーエンジンは、その構造上、回転数を上げてしまうとピストンスピードが
上がりすぎてしまうのが避けられないので、レシプロエンジンよりも回転数は低
くなってしまうのは、理解できる?。
極端な例だけど、最近のフォーミュラ1のエンジンは2万回転弱まで回して、馬力を稼ぎます。
続いて整備性。
これも、結局はおむすびがぐるぐるハウジングを回ることから来ているのですが、空気が漏洩しないよう
にレシプロエンジンよりも、ハウジング全体を精度良く組み立てて上げる必要があります。
レシプロエンジンだって同じと言えば同じなんですけど、その組み付け精度がロータリーの方がシビアなのね。
面倒なの。だから部品点数が少ないからと言って整備性が良いと言える物ではないのね。
次は燃料。
ディーゼルエンジンは、レシプロにも当然ある。そのへんを走っているバスもレシプロのディーゼルエンジンですよ。
もう少し頑張って妄想しようね。
111 :
オーバーテクナナシー:2007/02/06(火) 11:37:07 ID:JCDgBmJC
>回転数を上げてしまうとピストンスピードが上がりすぎてしまう
ロータリにピストンなんて、在るの?
よく判らない…。
112 :
22:2007/02/06(火) 13:00:03 ID:cGK7Betd
>>97見て漏れもその日はリトルスプーンでカレーにしたわけだが、風邪気味で痛かった喉がさらに…
遊び人は一日一回か10レスに1レスにしてくんないかなぁ…
良スレが基地外の妄想で埋め尽くされるのは悲しいよ。
で、
>>98見て自分がフレアとパージを間違えてたことに気付いたorz
通常の航空機でもフレアきちんと噛ませば降下速度はゼロに出来るんだな。勉強不足でした。
>>1の構想にあるフライバイワイヤで車輪ありなら着陸についてはほとんど問題ないかと。
さらにDRAGON FLYみたいにダクテッドファン付加すれば翼はもう半分くらい短くなりそう。
trekaeroが地面スレスレでしか飛べないのは、地面効果を利用してるからでは?
前にも書いたけど、ダクテッドファンは燃費が悪い。なのにSoloTrekは一時間も飛べると言ってる完成しても地面スレスレしか飛べなかったりしてね。
ロータリー使ってるのは軽量高出力、高回転、始動が簡単なガソリンエンジンだからなだけかと。
>>110 ディーゼル使った航空機ってあまり見ないけど…
113 :
1:2007/02/06(火) 13:23:35 ID:rjBfh56G
妄想上等。だから以前から素人だって言ってるのに。航空学も流体力学も。その他諸々も。
ただ、そんな自分の妄想を食って消化してくれるありがたいヤシがいるからこそ安心してこうやって
書き続ける事ができるのである。そんなヤシらに感謝したい。
バイクのような手軽さと収納性を持ったパーソナルフライングマシン。それだけで十分に未来技術に値する。
これが制作可能かどうかを探ることが本スレの目的である。ずぶの素人の俺としてはこのスレを通じて航空
機に関する知識を深めたいと思っている。どうか引き続きご支援&ご教授願いたい。
114 :
1:2007/02/06(火) 13:52:23 ID:rjBfh56G
ラジコン飛行機のファンフライってのを見てみると面白いよ。
プロペラだけでホバリング、0速度着陸、超低速飛行何でもするよ。
もちろんすべて人間が制御(というか操縦)しているし、特に特殊な
装置を使っているわけではない。
十分なパワーのプロペラだけでもかなりのことができる。
実機でも今のスタント機も相当なことができるし。
>>113 妄想結構。無理ポなことはそう書くし、難しそうならそうも書くけど、
難しそうだからって諦めたらこの板の存在意義がなくなるよな。
流体力学は俺再試寸前だったから他人のこと言えない。w
>>114 その元記事てかwiki、かなり前に読んだ記憶が。ハイブリッドカーを
調べていて、その話に行き着いた>ヨーロッパにおけるディーゼルの
認識と日本との違い。中東由来の原油が多い日本の場合、やれ触媒だ
何だと手間かけないと排気が…って書いてありましたね。SOxって奴だ。
>>112 タッチダウン直前にフレアかませば降下速度を急激に落とすことができますが、
ヘタすっと失速して落っこちちゃいますね。ターンアラウンドができない
スペースシャトルとか、乗員がThe Right Staffと呼ばれるのもうなづけます。
戦闘機なんか比べ物にならないくらいのアプローチ速度だそうですから。
民間機だと、一昔前のコンコルドの着陸時のフレア(AoA)がスゴい角度で、
おかげで機首へし曲がるし、妙に着陸脚が長かったのが印象に残っています。
117 :
22:2007/02/06(火) 20:27:52 ID:cGK7Betd
>>114 替わりに調べてもらってdクス。一応ディーゼルのはあるにはあるんだな。
ここでは空気の薄い超高空を飛ぶわけではないだろうから、小型軽量であればディーゼルでもいいの?
>>116 漏れが読んだサイトには機首上げ=フレアって意味だったお?
着陸の話はとりあえず置いといて、調べてもイマイチわからないのはエンジンパワーと推力の関係。
単純に75kgの人間を浮かすには約750N≒1馬力の推力があればいいよね?
そしたら1馬力のエンジン持ってきてプロペラ回せばホバリングできるか?
って言ったらそんなわけでもない。空気の粘性やら摩擦やらその他で効率が落ちるらしい。
このプロペラ効率って、何馬力のエンジン使えば何kgfの推力出せるのかという表は無いのかな?
詳しい方おながいしまつ。
118 :
116:2007/02/06(火) 21:09:25 ID:d0AvlLV+
>>117 そっそ、フレアは着陸時に行われる機首上げです。
AoAはAngle of Attack。機体の進行方向と機首の方向の差のことです。
フレアかますとプラスの方向にズズーイと向くわけ。
>>117 ラジコンの話で恐縮だが、1馬力というと30クラスのエンジンの出力。
ラジコンの30エンジンとは0.3立方インチ(約5cc)で、
標準的な飛行機なら2キロ弱程度の重量
ヘリコプターなら3キロ程度の重量がある。
飛行機での離陸限界重量は正直分からないが、機体を1.4キロ以下に
すればほぼ垂直の上昇ができます。
ヘリの場合、5キロ弱が離陸限界のようです。
それと、人間は持続的に出せるのが1.5馬力らしいです。人力飛行機で
なんとか飛ぶ程度。
>>113 別に、君がド素人のボンクラだから責めている訳じゃないよ。
最初に書いた通り、「もう少し勉強した方が、妄想も楽しくなると思うよ」というのが指摘の趣旨。
このスレに航空機の専門家なんていないかもしれないし、みんな君と50歩100歩程度の知識しかないかもしれない。
「ずぶの素人が、このスレを通じて航空機に関する知識を深めたい」とか殊勝な事を思っているなら、「ずぶの素人」である事を免罪符にせず、勉強しなよ。
赤の他人が「自分の妄想を食って消化してくれる」のをただ待っていないで。
君がスレ立てしたんだから、誰よりもよく知りたいと思っているんでしょ?
今現在の技術で君の望みが可能かどうかを考察するなら、君自身が実際の飛行機を勉強した方がより良い成果を得られる。
近い将来、現有技術の延長線上に、君の望みが実現可能かどうかを知りたいなら、それもやはり実際の飛行機を勉強した方が良い。
完全な未来技術を想定して良いなら、それこそなんでもありなんだから、タケコプターの絵でも描いてりゃいい。
そういう話だよ、原則。
121 :
1:2007/02/07(水) 01:02:43 ID:/DwYriNR
>>117 今の技術ならディーゼルエンジンを小型軽量に作るのは難しくないはず、てか、軽自動車用ディーゼルも
結構ある。
ただディーゼルの特性は低回転高トルク。でも、プロペラは高速で回転させなければならないから間にギア
を挟まなければならず、その辺りで割を食っちゃうことは、あるはず。低燃費を売りにしたいならば選択肢の
一つとなりうるけれど、やはり他のエンジンと比べると見劣りするだろうというのが、飾らぬ意見。
>>121 ディーゼルの特性はそう。原理的に断熱圧縮点火を用いているから、
圧縮率がトンでもなく高い。その分高いトルクなんだね。
推進系の原理は何でもいいけど、まだ燃費よりは「どうやって飛ぶか」
の方が問題だと思うよ。ロケットマンは数十秒しか飛べないそうだけど、
それじゃ話にならなくて、せめて10分単位で飛んで、燃費はその次に
考えようよ。工学って、そうやって進歩するものだぜ。
123 :
1:2007/02/07(水) 08:15:52 ID:/DwYriNR
>>122 スレの最初の方を読みかえしてみましょう。
>>123 どのへん?MallarのSky Carなら何年も前から知ってるけど。
125 :
1:2007/02/07(水) 09:03:48 ID:/DwYriNR
126 :
オーバーテクナナシー:2007/02/07(水) 11:37:33 ID:m/6AvfO2
風船おじさん
>>121 ディーゼルエンジンは小型というだけならラジコン用で手のひらサイズのものがある。
>プロペラは高速で回転させなければならないから間にギア
>を挟まなければならず、その辺りで割を食っちゃうことは、あるはず。
実機のプロペラの回転数を知ってますか?それに実機のエンジンの回転数も。
しかも、普通飛行機のプロペラは減速して回していますよ。
むしろエンジンのドライブシャフトとプロペラを直結しているのはラジコンくらいなもの。
ついでに航空機のエンジンに求められる性能とは何か調べてみては?
>スレの最初の方を読みかえしてみましょう。
自分に対する態度と他人に求める態度に矛盾があるのはいただけないな。
まともなスレにしたいなら、口のききかたには気を付けるべき。122のようなまともな
人が去ってしまうよ。
内燃機関は効率悪過ぎないかな?
重た過ぎだし。
ACだかDCモータ(他にもあったが特性を忘れたopz)の方が良くないかな?
着陸時は、グライダみたいな滑空じゃ駄目?
129 :
1:2007/02/07(水) 13:12:41 ID:/DwYriNR
>>127 ここの話題は「飛行機」ではなくあくまで「パーソナルフライングマシン」であることをお忘れなきよう。
この場合、必要とされるのは小型軽量高回転数らしいので低回転のディーゼルの場合は増速ギアが
必須と思われます。常識を振りかざすのも結構ですが、その前にレスをしっかりお読みになられて
はいかがでしょう?
>>128 モーターは確かに小型・高効率化が進んでいますが、今度はバッテリーが重た過ぎという別の問題が
発生するかと。
>>129 調べもせずに返事しないように。
まずは常識を身につけてからレスされてはいかがでしょうw
>その前にレスをしっかりお読みになられて
>はいかがでしょう?
自分は人の書き込みをしっかり読んでないのに、他人にはしっかり読めとwww
おまえさんは、議論がしたいんじゃなくて自分が納得したいだけだろ。
おまえの書き込みをしっかり読むとそう読みとれる。
132 :
1:2007/02/07(水) 14:38:33 ID:/DwYriNR
>>1見れば一目同然でしょ、漏れは最初から自己満足のためにこのスレを立てたの。
いまさらなにをおっしゃるの?
>>131 スレ主だからねw
>>129 (
>>1)
バッテリーの事を忘れてましたw
スマソ。
機体数が増えても、エコで良いなって思ったんですが…orz
134 :
22:2007/02/07(水) 22:03:08 ID:h20M+ZqS
一晩たったら随分進んでたが、今更な話をしてるヤシが居るな。
ここは
>>1を教育・啓蒙するスレだから精神を鍛えてあげるのも有りだけど。
>>118 d。AoAを顔文字だと思ってました_| ̄|〇
なるほど、翼面積が小さいとフレアしても対地速度はゼロにはなるけど、対気流速度(ってゆーの?)
は高くなるんだな。個人向けなら4m/sだとフワリッて感覚に近いと思うけど、難しいかなぁ。
>>119 激しくありがと。ヘリのローター使っても一馬力あたり5キロまでしかホバリングさせられないんだ?
ヘリ用のエンジンに千とか二千馬力のがゴロゴロしてるのはそういうことね。
全備150キロなら最低30馬力、安全みて3倍で約100馬力。trekaeroのと同じくらい。
確かに
>>100の言う通り地面効果使わなくてもビュンビュン飛べそうな感じ。
なんで実用化されないのかが俺も不思議になってきたw
>>133 そこで未来技術ですよ。マイクロウェーブで電力を(ry
135 :
1:2007/02/08(木) 00:46:02 ID:f0vIgmkz
>ここは
>>1を教育・啓蒙するスレだから精神を鍛えてあげるのも有りだけど。
お、お手柔らかに、、
>確かに
>>100の言う通り地面効果使わなくてもビュンビュン飛べそうな感じ。
>なんで実用化されないのかが俺も不思議になってきたw
地面効果を利用するのなら、まずファンを機体の下側に配置するはずですよね。
思うに、エンジンからファンにつながる部分、駆動シャフトがギアで直角に2度も曲がってる
部分の耐久性に問題があるのでは。
>そこで未来技術ですよ。マイクロウェーブで電力を(ry
いっけぇ、サテライトキャノ(ry
>>129 >ここの話題は「飛行機」ではなくあくまで「パーソナルフライングマシン」であることをお忘れなきよう
は?飛行機の定義も知らずにこの話をしてるの?
じゃあ、飛行機ではなくてパーソナルなんとかである条件はなに?
せめて重航空機と軽航空機がなんなのか、理解してよね。
>1見てもぜんぜん一目瞭然じゃないんだけどwそもそもその「自己満足」で
何が得たいの?
結局中身は遊び人の玲さん と同じってこと?
>>136 だいたい、飛行機だったら未来技術じゃないし。明らかにスレチ。
>>1みても漠然とし過ぎてるのは同意だけどw 煽りたいだけなら、別スレで♪
138 :
1:2007/02/08(木) 15:20:39 ID:f0vIgmkz
まあ確かにパーソナルフライングマシンの定義が曖昧だったのも事実だし、
>>1の要求も
いろいろ変更されたからわかりにくくなったのも事実。ならばということで博識なグーグル
様にお伺いを立ててみる。
personal flying machineで検索をかけてみると圧倒的に多いのがSoroTrek XFVだった。
確かに既存の航空機の定義から逸脱していて、フライングマシンとしか呼べない存在
である。
次いで多かったのはGEN H-4に代表される一人乗りヘリコプターでパイロットの露出した
タイプ。モラーのスカイカーはその次くらい。ただスカイカーはPFMとは言いがたいかも。
意外と多いのはモーターハングやウルトラライトプレーン。…ただこれらは未来技術とは
言いがたいので定義から外しておきたい。
以上からパーソナルフライングマシンの定義(暫定)を……
・一人乗りの飛行機械である事。
・最高速度は100km/h以上である事(これでウルトラライト系を省ける)
・航続距離は100km以上である事。
・十分に小型で、折り畳むか分解する事で物置に収納できる事。
・あと入れるかどうか悩んでいるのは「パイロットの体が露出している事」これは省いてもいいんじゃないか
と思うのだがどうだろう。
139 :
雑談スマソ:2007/02/08(木) 15:33:59 ID:tSloI82E
>>1 に変更かけれたら、通りすがりでも容易に議論できる様になるんだが…。どうにかならんものか。
俺はパカだから無理だけど、まとめサイト造ってくんなましorz
そう言えば、ナウシカの一人乗りのグライダー?(名前忘れたスマソ)のスレってまだ在るのかな?
俺はあれをイメージしていたんだけど。
140 :
1:2007/02/08(木) 19:34:46 ID:f0vIgmkz
141 :
22:2007/02/09(金) 06:03:42 ID:rrUyorM4
なんか人大杉状態のままでパソから見れない…
ヘリのホバリングに必要なエンジンパワー調べてたら「航空実用事典」というサイトに行き着いた。
ttp://www.jal.co.jp/jiten/ 用語とか簡単な疑問はほとんどここで間に合うみたい。
俺的にはこのサイト見つけられただけでもこのスレに存在価値はあったと思うよ。
で、肝心の垂直離着陸に必要な馬力。
ごく初期の模型 4kg/0.25HP 1馬力あたり16kg 蒸気機関
GEN-H4 185kg/32HP 1馬力あたり5.8kg 二重反転ロータ2サイクルガソリン 燃費19L/h
無人巡視ヘリ 48kg/12HP 1馬力あたり4.0kg 125ccガソリン 燃費10L/h
はまちどり 4250kg/1466HP 1馬力あたり2.9kg 横浜の防災ヘリ 324L/h
Mi-24ハインド 11000kg/4400HP 1馬力あたり2.5kg 軍用 燃費980L/h
ロビンソンR22B2 622kg/131HP 1馬力あたり4.7kg オークションで1000万円位 5915ccガソリン 燃費30L/h
軍用、緊急用でなければ
>>119氏の数値に近い。感謝。
142 :
22:2007/02/09(金) 06:45:04 ID:rrUyorM4
調べついでにバッテリー駆動を考えてみる。
過去レスから巡航には推力50kgf必要とあるので、10馬力≒7300Wのモーターが必要?
ユアサのEB160という重さ55kgのバッテリーが12V160Ah=1920Wh
消費電力8000Wとしても15分飛べないのか…
やはり月面基地から…w
>>139 2ちゃんで1番昔のスレが『【風の谷のナウシカ】のメーヴェ作成は可能か?』だったとおも。
過去倉庫行きで見れないですが。
>>137 飛行機だったら未来技術じゃない???
なんでよ。その飛行機が未来技術で作られていたらいいじゃん。
144 :
1:2007/02/09(金) 08:32:33 ID:zfNXzGz6
>>143 ご指摘の通りですねw
「飛行機の技術を単に継承したら」
の方が適切ですねorz
>>142 バッテリーは重たい鉛蓄電池じゃなくてリチウムポリマーだかリチウムイオンだかの
軽くて高容量なものを使うべきでしょ。といっても、電池というとどうしてもエネルギー密度が
低いから燃料に比べて不利であることは確かだが。
147 :
1:2007/02/10(土) 12:52:08 ID:GsYIUT4D
>>142 燃料電池ならそれ自体はかなり軽量なのでどうにかなるのかな? 燃料となる水素ボンベが
かなりでかくなるはずなのでそれをどう置くかですが。それでもエンジン並みのパワーが出せ
るかどうかは難しいところですが。
電動って設定なのか?
そういえば、水素自動車って結局実用化できずじまいだな。
>>149 プロトタイプならば水素ロータリーエンジンはすでにある。タンクを追加した上でも走行距離が短すぎて市販レベルにはできていないけど。
最近、恥かしくてコテ付けれないな俺orz
正直、みんな博識だよね。俺が羽にガス入れて軽量化の話をしたり、モータの話を振れば、2、3日後にはレス付くし、構想図はチャチャと描いてうpするし…orz
思い付き(熟考してるつもりw)しかレスできない。
雑談スマソ。
152 :
1:2007/02/11(日) 07:39:50 ID:vw/yyECG
水素は……、次世代燃料ともてはやされる割には、何から、どう取り出して、どうやって運んで、
どんな形で売り出すかが未だ不明瞭なままなのがどうもね……
153 :
34:2007/02/11(日) 11:26:38 ID:sWwkiOwG
なんか人大杉が続いてる間に伸びてるな。
>>152 >水素は…
それと飛び物にはタンクの容積効率が悪い
(吸蔵合金とか使っても重いしなあ…)のが難点だな。
154 :
22:2007/02/11(日) 12:01:20 ID:2cqSh4dc
>>146 熔融ナトリウム電池とか容量の多いのもあったけど、あくまでも一般に手に入るもので考えてみました。
気が付いたら朝だったんでユアサのしか調べられなかったっつーのもあるんだけどなorz
>>153 メタン・ブタン利用した燃料電池もあるよ。まだ内燃機関と効率そんな変わらないけど。
改質器入れてもかなり小さい。乾電池サイズも開発中だとか。
燃料電池なら豊富な電力を羽の制御やら障害物センサに使えたり、利点は多いよね。
重量あたりの出力はどうなんだろ?10馬力以上のモーターもかなり重いよな…
>>153 大きなお世話かもしれんが専用ブラウザ入れてみることを勧める。
>>154 電池にしろ発電にしろ、一度に取り出せる電流に制限がある。
十分な電圧と電流を確保するためには自ずと大きな電池になって
しまい、結果重い物になってしまう。リチウムポリマー電池などは
無理に電流を取り出そうとすると加熱破裂する事もある。
といっても、燃料電池もリチウムポリマーもまだまだ発展途上だから
可能性としては十分あると思うけど。
モーターはいわゆるブラシレスモーターになると思うが、たしか内燃機関と
重量的にそんなに変わらないと思う。
156 :
34:2007/02/11(日) 14:25:30 ID:sn4JKLKP
>>154 発熱量を比較すると、
水素:141.8kJ/g、航空燃料(灯油):約42kcal/g
と確かに水素の持っている質量当たりのエネルギーは灯油の約3.5倍になる。
しかしこれを常温常圧での容積(水素1g=11.2l、灯油:0.00125l)当たりに直すと、
水素:12.7kJ/l、灯油:33600kJ/lと大きな差が。
水素を150気圧ボンベに圧縮貯蔵しても1900kJ/l、
液化して体積を1/1000にしても12700kJ/l。
Ti系水素吸蔵合金で合金体積の2500倍の貯蔵が可能だから、やっとトントンくらい。
しかし吸蔵合金は比重が8近くて重い…といろいろ不利なんではないかと思うのよ。
まあ、あんまりコンベンショナルな技術でやっていては板違いになるかもしれないから、
水素で考えてみるのもいいかも知れないけど。
>>155 了解。
157 :
22:2007/02/11(日) 18:43:05 ID:2cqSh4dc
>>138 亀だが、パイロットの露出については密閉タイプが個人的には好き。
普段着のままサッと乗降できて。寒い日や突然の雨とかでも大丈夫とか嬉しい。
うろ覚えでスマンが、通勤90分の法則というのがあるらしい。
バブル期の調査だが、勤め人が耐えられる通勤時間がそれぐらいなんだそうだ。
ぐぐってみると普通世帯の75%が通勤1時間以内、平均は34分。
34分は新宿からだとギリギリ八王子、大宮のちょい先、横浜あたり。もちろん満員覚悟で。
90分だと沼津、宇都宮、甲府。新幹線使えば静岡、那須塩原あたりまでか。
通勤手段が徒歩で、が主だった昭和以前から比べれば随分遠くまで行けるようになったけど、
電車と高速道の線上近辺でしかないし、当たり前だけど土地代も高い。
>>1の構想で時速300キロ出せれば、30分で関東全域、90分なら東北、東海、越前までの面上全てが
「寝ながら」通勤通学できる圏内になるわけで。
未来には通勤そのものがいらないんジャマイカという意見は別として、家の庭から会社の屋上まで
空飛んで楽々、なんて、生きてるうちに実現しねーかなぁ…
>>91-92 あれは、宙返りしなくていいんじゃないかな。アクロバットするわけじゃないだから。
安全に人間が移動する事ができるのが、まず第一段階。
ダクテッドにしなくても、ローターの外側にリング状のガードをつけるという手もあるよ。
ローターの回転速度と飛行機械の慣性でつっこんできたらやっぱりただですまないのと、
格納に難があるのと、ガード自身が抵抗になって性能低下は否めないけどね。
>>105 世の中にはDQNがいるのだから、<差別用語>馬鹿</差別用語>が使っても大事故を起こさないようにするのは発明家の責務ですよね。
160 :
1:2007/02/12(月) 15:50:52 ID:HB/TBfMJ
モーターについて一言。
電気モーターというのは要するに鉄と磁石の固まりだから早々軽くできるものじゃないらしい。
たしかマブチモーターの技術者が語ったところによると現在のモーター設計技術は(採算を
度外視すれば)既に究極に近いところまでいってしまっていて、これ以上性能を上げたけれ
ばそれこそ常温超伝導でも実現しなければ無理らしい。ちょっと残念かも。
161 :
34:2007/02/12(月) 16:58:43 ID:1DVurnWW
そう言えばSoloTrekはファンの直径が小さめでダクトに入ってるから、
上空でのエンジン停止時にオートローテーションに入れて滑空させにくいのが
地面付近しか飛ばしてない理由かも知れないですね。
しかもエンジンは単発だし。
>>159 >ローターの外側にリング状のガードをつけるという手もあるよ。
それもダクティッドファンと言うんだけど。
>ガード自身が抵抗になって性能低下は否めないけどね。
本来、ダクティッドにする理由はプロペラ先端に発生する誘導抵抗を
減らしプロペラの効率を上げるという目的もある。実際、プロペラをわざわざ
ダクトにして機種もある。
ダクトの抵抗よりも、それ自身の重量増加の方が問題。
>>161 オートローテーションはヘリのように可変ピッチの機能が
ついていないとできません。
ちなみに、オートローテーションをかけている状態を「滑空している」
とは言いません。
ただ、ファンが小さいからオートローテーションができないのは正解。
ローターの慣性を使っているから。
164 :
34:2007/02/12(月) 19:00:39 ID:w8//fo+M
>>164 ヘリのように可変ピッチ、と書いてます。SoloTrekにマイナスピッチがつけれるのか?
英文訳すの面倒だから、指摘のHPは読んでないのでわからんが。
オートローテーションは垂直方向の速度調整の方法であって
揚抗比にたとえられるような滑空比を求められない、という意味で
滑空ではないのです。
ある意味表現上の問題ではあるな。
166 :
22:2007/02/13(火) 02:03:20 ID:T7RawI3y
>>165>>159の言ってるのは「安全のためにヘリの主ローターをダクト化して」という事なんで、
>>162の意見はプロペラ機と垂直ローターに関しての話なので的外れかと。
SoloTrekのオートローテーションの揚力が、あったとしても非常に小さいのは同意。
10m以上の高さでエンジン止まったら終わりですな。
何度も指摘するようだけど、ダクテッドファンのみで浮上する機の燃費は非常に悪くなると思う。
ヘリとか翼を持つ航空機と比べて、巡航時に前方からの風を利用して揚力を得る事ができないから。
エンジン停止しても比較的安全に降下できる、離着陸時も低騒音で済むという点でも、展開可能な
翼の装備を推したい。
エンジン、制御機構が止まっても自律して展開できる機能をつけて。
あ、自分が
>>141でヘリをズラズラ並べたのはローター機を推してるわけじゃなく、
垂直離着陸を行うために必要なパワーと、ローター機を採用した場合の燃費を示しただけです。
個人的にはパイロット完全保護して亜音速までカッ飛ばすのが夢。
そこまで速くなれば固定翼は非常に小さくていいわけだし。
〇〇フスキードライブはまだでつか?
167 :
1:2007/02/13(火) 15:26:09 ID:AkZM2I/M
>>166 ダクテッドファンは、ファンの周速が音速を超える場合は逆に効率的ですよ。
ダクトの無いプロペラでは超音速で回転させるために外側の部分に後退角をつけた
プロップファンが昔から研究されてきたけど結局うまくいかなかったし。
168 :
22:2007/02/14(水) 13:57:45 ID:+yy5qkjL
>>167 説明の仕方が悪かったですね。
「ダクトファンをメインローターにしたヘリコブターの燃費は悪い」
ってことです。
推進機としてのダクトファンの効率は良いですよ。
169 :
1:2007/02/14(水) 19:10:46 ID:NLbRCT+q
オープンスカイプロジェクトのクイズソフトが配布されています。内容は、個展会場に置いて
あるものと基本的に一緒。ダウンロードは以下のサイトで。
STUDIO-蔵
ttp://www.studio-kura.com/ ……なのですが、ちと困った事が一つ。このソフト、Mac OS X専用でして、Windowsでは動かんのです。
Macを持ってる珍しい(?)方はどうぞ。
170 :
1:2007/02/18(日) 18:06:06 ID:mH5Y/Aw7
保守。
172 :
1:2007/02/18(日) 22:20:06 ID:njgTdTP1
なんだか
>>1の偽物が横行してるみたいだがとりあえず流して、ここはあげついでに
TrekAeroと同様のマシンを電動にする事(妄想を交えながら)を考えてみる。
まずTrekAeroの試作機のダクテッドファン二つをモーター化する。ファン周縁にコイルを巻いて
ファンをリニアモーター化することで軽量化と高効率が達成される。以下のサイトが詳しい(PDFファイル注意)。
ttp://www.iat.jaxa.jp/info/prm/2005/006/0102.pdf TrekAeroのエンジン出力は118馬力。キロワットに換算すると88kW。ここはざくっと見て100kWとして使用可能な
バッテリーを探す。バッテリーは燃料電池以外にあり得ない。基本的にバッテリーとは酸化還元反応から電気
を起こす装置であり、反応に必要な酸化剤を内包した蓄電池よりも酸化剤を酸素として外部から取り入れる燃
料電池の方が重量面で有利なことは火を見るより明らかだからだ。調べてみると、ホンダの自動車用燃料電池
は出力100kWながら総重量はわずか67kgしかない。これは使えそうだ。実際には補助のエネルギー源として
キャパシターなんかが必要なのだが、まあ、それはそれとしよう。
問題は燃料である。改質器なしで直接水素を扱いたいが、圧縮水素ではすぐガス欠になってしまう。水素吸蔵
合金は効率はいいが重過ぎる。将来的にはカーボンナノチューブのような炭素系材料などが登場するかもし
れないが。そこまで待っていられない。で、残るのは液体水素となるが、?250度の低温に耐える軽い材料が
見当たらない。炭素系複合材料なども考えられているが基礎研究のみで、実機になるまでには至っていない。
まあ、何にせよ水素タンクは石油系のタンクよりも著しく大きくなるのは確実で、これで空を飛ぶ姿はかなり不
格好になる事が容易に想像される。orz
173 :
22:2007/02/19(月) 22:47:46 ID:gmsxAqCb
>>172 リニアモーターを円周上に配置したらそれは只の誘導モーターじゃね?
とか思ったんだが、PDF内でもリニアって言ってるね、よくわからん…
でも電動ファンだと推力方向の偏向が容易になるのはなるほど、と思った。
関係ないが、地面を蹴ってジャンプできる足ってのはどうだろう?
着陸時にも衝撃を和らげることができていいと思うんだが。
揚力って、簡単に言うと翼上面と下面の流体の抵抗(圧力)差だよね?
一時前の競泳水着みたいに抵抗が無くなる様な細工ってされてるのかな?
>>174 間違ってるよ。そんなことどこで覚えた?
176 :
>>174なんですが…。:2007/02/26(月) 17:41:42 ID:jbVvew/s
>>175 そうなんですか?
翼の傾き(仰角?)が4度付近から急激に揚力が上ってきて17度以降揚力って急激に落ちますよね。そして、抗力より推進力が勝っていないと飛行機に関しては飛べないと思っていました。
良かったら、訂正して頂けますか?
中房なんで、お手柔らかにお願いしますorz
>>176 揚抗比という言葉を誤解してると思われ。
坑力は見ての通り抵抗だが、揚力は抵抗では無いかと。
だから抵抗差という表現に関してツッコまれた。
圧力の差で浮くという表現に関しては合ってるはず。
詳しくはベルヌーイとか航空機、翼、揚力でぐぐるとよろし。
競泳用水着とは違うけど、翼上面の乱流は揚力を減ずるのでフロントスポイラーなどがあるね。
抵抗を少なくするような試みは当然競泳水着以上にやってる。
専門家じゃない人間が横ヤリスマソ。
翼の上の空気の流れなんて単純に仰角とか圧力だけで語れない。
>176での仰角の話でも、それは一つのモデルケースでしかない。
176が何を知りたいのかわからないが、空力で疑問があるなら航空板で
訊いた方がいいぞ。
179 :
1:2007/03/06(火) 18:30:08 ID:VCScSekX
久々の
>>1である。
ここ最近は正直、投下するべきネタが切れてきたので板からも遠ざかっていた。いつも見てくれている方々
に対しては申し訳ないように思う。そこで、スレの趣旨とは少々離れているが変な飛行物体系のサイト
を探してみた。
The JLN Labs
ttp://www.jlnlabs.org/ 今回注目してほしいのは、すこしスクロールすると登場するコアンダ効果を利用した空飛ぶ円盤の写真。
コアンダ効果は気流が曲面にそって流れる現象でSTOL機などで使われている。今回はダクテッドファン
からの気流を円盤表面にそって流す事で積極的に揚力を発生させている。また、気流を傘のように広げ
る事で単なるダクテッドファンよりも高い地面効果が得られるだろう。これを大型にする事で人を乗せる
事ができないだろうか? そこから始めたい。
……実のところこのサイトは普通の動力を使った飛行物体はコンテンツの一部に過ぎず、実際には
リフターに代表される電気推進とか、低温核融合とか、謎の合成燃料とか、未知の空間エネルギー
といった『あやしい』研究が中心らしく、疑似化学とかそのあたりが嫌いな人にはお勧めできないかも
しれない。ただ、これらの研究もある意味未来技術のように思う。漏れはこういうのは嫌いじゃない。
しかしスレ初期の個人に装着可能な飛行装置と言う物からかけ離れてしまっていますね。
181 :
オーバーテクナナシー:2008/03/06(木) 23:32:27 ID:gtr0a8zx
1人乗りの簡易ヘリコプターは市販されているけど。
182 :
オーバーテクナナシー:2009/11/26(木) 20:39:48 ID:iXv9+nIg
183 :
オーバーテクナナシー:2009/12/05(土) 09:26:31 ID:2LMh0icw
大陸間飛行って見出しで
大西洋横断にチャレンジしたのかと一瞬思ったよ
184 :
オーバーテクナナシー: