未来のトイレって・・・私の娘がトイレに行くのもおならをするのも恥ずかしいと発明したもので、
終わっているような気がするが、まだなにか必要なものがあるのだろうか。
尿は体から出たものを、圧力変化と加熱で一気に蒸発させてしまえば処理は終わりだし、
便のほうは、バイオ発酵式にすれば、
4時間もあれば、二酸化炭素と水蒸気とほんの少しのミネラルに変わってしまう。
発酵過程でバイオリアクター内に発生するメタンガスを用いて発電すれば、
リアクターを動かすだけでなく、電気製品を繋いで使う余裕すら出てくる。
おかげで、最新型のインテリジェント・スーツは、重いバッテリーを搭載しなくてよくなっている。
そういった処理をするコンパクトなバイオリアクターを、肛門から腸の中に入れて、
尿のほうも肛門を通して腸内のバイオリアクターに送り込んで処理するようにしておけば、
トイレに行く必要はまったくなくなる。
女性用は、どうやっても普通の方法では取り外せないため、
恥ずかしいところを人に見られたり、レイプされるのを防止できる効果もある。
男性用は、大きなイチモツが体の外に出っ張っているせいで、女性用に比べると少し概観のまとまりが悪い。
でもねぇ、ズボンの脇からならともかく・・・
スカートの中から電気コードが出て、ノートパソコンや携帯電話の充電器なんかに繋がってるのって、
誰が見ても・・・ちょっと変だよね。
まぁ、親が親だから、うちの娘の言動が、普通の人とかなり違うのは、遺伝と諦めるしかないんだけど、
うちの娘の体から電力が取れるもんだから、アンドロイドと勘違いされて、
体を産業スパイに狙われたりすることが希にあるのは、ちょっと困るというか、はらはらさせられる。
まぁ、娘が付けてる携帯トイレは、まず普通の方法では取り外せないから、
肝心なところを見ることすら誰も出来ないだろうし、服を剥いても意味がない筈なのだが、
一般ピープルはバイオ発酵式トイレの最先端技術なんか知らないだろうから、
つい可愛らしさの誘惑に負けてしまうんだろうね。
うちの娘が外出するときに着ているインテリジェント・スーツを剥くことは、普通の人にはまず出来ない。
ナイフや鋏では切ることが出来ない素材が使われている。
でも、家にいるときは、作務衣のような軽快な和装姿をしていることが多いし、
正月や、神事があって神社に顔を出しているときは、巫女姿なので、隙があると思う人もいるようだ。
しかし、ああ見えてかなり乱暴なことをする子だし、
腸内挿入型バイオ発酵方式携帯トイレには、リアルタイムOSで動くパソコンなど一式が組み込まれていて、
もちろんセキュリティ装備も搭載されているので、
下手に手を出そうとすると、スタンガンを食らったような痛みが走って、
しばらくの間は、麻痺して体が自分の意思で動かなくなることを覚悟しておいたほうがいい。
チカン撲滅を求める人などを中心に、市販を求める声もあるが、
某多国籍企業グループのセキュリティ部門に納品している特殊装備なので、
規約上詳細なスペックの公表や、画像などの一般公開は出来ないことになっている。
サイズや材質は異なるものの、
見た目は「エネ○グラ」といったキーワードでネット検索すると出てくるような、
大人の玩具類とあまり変わらないから、画像を提供する意味はないと思う。
例によって、この種のものは特許などは一切取ってないから、
誰かが類似品を開発して市販しても、なんら問題はない。
書き忘れてたが、女性は生理もあるので、
「フェミ○ット オートマジック」のような形状のものが、もう一つ必用になる。
トイレに関するウンチクを少し書いておこう。
人間がどうしてトイレの問題を抱えているかというと、
猿から進化したため、犬や猫のように、トイレを我慢することが出来るように体が出来ていないからだ。
木の上で生活していた猿だった頃は、我慢する必要はなかった。
犬猫は地上で生活しているため、トイレのしつけが可能だが、
猿回しの猿などは、オムツが必用になって、いろいろ難しいのは、
木の上で生活している動物は我慢しなくても、
いつでも地面に落としてそのまま済ませることが出来るからだ。
人間用のトイレに求められることは、我慢しなくてもいつでも使えること。
つまり、常時携帯できないと、意味がないことになる。
そこで、最も理想的なのは、腸内挿入型の携帯トイレということになる。
それから、オナラや糞が臭いのは、じつは食生活が悪いからで、
完全に理想的な食べ物を食べて、綺麗に理想的な状態まで乳酸菌で分解されていれば、
ミルクだけ飲んでいる赤ん坊と同じように、
人間の糞は乳酸菌発酵したものの匂いがして、ほとんど臭くは感じない。
したがって、現代人は食品をもう一度吟味する必要があるのと、
腸内で正常に完全発酵するように、人工的に調整してやる必要があることになる。
腸内挿入型バイオ発酵方式携帯トイレと書くと、
バイオリアクターの容器の中で処理することだけを考える人もいるようだが、
じつは、リアクターに入れて処理する前の、腸内の蓄積物に対しても、
積極的に酵素や繊毛を用いて、攪拌や発酵を促す工夫が必要になるため、
単純な機械的なメカでは対応できない。
散逸構造を有する高機能性素材などを用いているのはもちろん、
酵素を精製するメカニズムや、繊毛で腸の内容物を動かす機能なども、内蔵している必要がある。
腸内挿入型バイオ発酵方式携帯トイレは、腸の内容物から、
自身が活動するのに必要なエネルギーを得る必要もあり、生物に近い機能を要求されることになる。
そこで、この方式のトイレの開発にあたって、うちの娘が出した画期的な提案は、
腸内に住み着くことが出来る寄生虫をモデルにした、
生物のような物質とエネルギーの代謝サイクルを持ったメカの製作だった。
だから、この方式のトイレは、生命の作動原理で動く、
最先端を行く散逸構造体システムの一種になっている。
主なエネルギー発生源はメタンガスと、いちおう対外的には説明してきているが、
じつは、そういう単純な方法でエネルギーを作り出しているわけではない(笑)。
以前、デジカメのバッテリーが長続きしないため、糞尿をもとに電力を得るものを作って、
デジカメを動かしていたことがあるが、
これをさらに推進したエネルギー発生サイクルを用いている。
構造を知れば知るほど生物のように見えてくるという人もいるが、
求めているのは寄生虫のように、人の体と完全に親和するメカなので、
そういう印象を与えるのも無理はないと思う。
書き忘れてたが、女性は生理もあるので、
「フェミ○ット オートマジック」のような形状のものが、もう一つ必用になる。
トイレに関するウンチクを少し書いておこう。
人間がどうしてトイレの問題を抱えているかというと、
猿から進化したため、犬や猫のように、トイレを我慢することが出来るように体が出来ていないからだ。
木の上で生活していた猿だった頃は、我慢する必要はなかった。
犬猫は地上で生活しているため、トイレのしつけが可能だが、
猿回しの猿などは、オムツが必用になって、いろいろ難しいのは、
木の上で生活している動物は我慢しなくても、
いつでも地面に落としてそのまま済ませることが出来るからだ。
人間用のトイレに求められることは、我慢しなくてもいつでも使えること。
つまり、常時携帯できないと、意味がないことになる。
そこで、最も理想的なのは、腸内挿入型の携帯トイレということになる。
それから、オナラや糞が臭いのは、じつは食生活が悪いからで、
完全に理想的な食べ物を食べて、綺麗に理想的な状態まで乳酸菌で分解されていれば、
ミルクだけ飲んでいる赤ん坊と同じように、
人間の糞は乳酸菌発酵したものの匂いがして、ほとんど臭くは感じない。
したがって、現代人は食品をもう一度吟味する必要があるのと、
腸内で正常に完全発酵するように、人工的に調整してやる必要があることになる。
腸内挿入型バイオ発酵方式携帯トイレと書くと、
バイオリアクターの容器の中で処理することだけを考える人もいるようだが、
じつは、リアクターに入れて処理する前の、腸内の蓄積物に対しても、
積極的に酵素や繊毛を用いて、攪拌や発酵を促す工夫が必要になるため、
単純な機械的なメカでは対応できない。
散逸構造を有する高機能性素材などを用いているのはもちろん、
酵素を精製するメカニズムや、繊毛で腸の内容物を動かす機能なども、内蔵している必要がある。
腸内挿入型バイオ発酵方式携帯トイレは、腸の内容物から、
自身が活動するのに必要なエネルギーを得る必要もあり、生物に近い機能を要求されることになる。
そこで、この方式のトイレの開発にあたって、うちの娘が出した画期的な提案は、
腸内に住み着くことが出来る寄生虫をモデルにした、
生物のような物質とエネルギーの代謝サイクルを持ったメカの製作だった。
だから、この方式のトイレは、生命の作動原理で動く、
最先端を行く散逸構造体システムの一種になっている。
主なエネルギー発生源はメタンガスと、いちおう対外的には説明してきているが、
じつは、そういう単純な方法でエネルギーを作り出しているわけではない(笑)。
以前、デジカメのバッテリーが長続きしないため、糞尿をもとに電力を得るものを作って、
デジカメを動かしていたことがあるが、
これをさらに推進したエネルギー発生サイクルを用いている。
構造を知れば知るほど生物のように見えてくるという人もいるが、
求めているのは寄生虫のように、人の体と完全に親和するメカなので、
そういう印象を与えるのも無理はないと思う。
栄養を腸の壁から吸収された後、リアクターの中に取り込まれた腸の内容物は、
最終的に、水蒸気と二酸化炭素とごく微量のミネラルになって、大気中に放出されることになる。
大腸の中身を4時間程度で消滅させることが出来る性能を持つだけでなく、
『もし美少女ロボが自作できたら? 3体目【引越】』スレに書いた人工補助脳システム
http://science5.2ch.net/test/read.cgi/future/1097266269/630-645 の、自律神経などをコントロールする機能や、
メタボライザー(代謝調節装置)機能などを搭載することも可能で、
詳細はバージョンによってかなり異なる。
ユビキタスコンピューティング(どこでもコンピュータ)とか、
ウェアラブルコンピュータとか、いろんな概念を持った単語が巷では飛び交っているようだが、
最終的に人間が携帯するのに最も優れたコンピュータは、
腸の中に内蔵する寄生虫タイプになるというのが、私の娘の持論で、
それを現実にしたのが、腸内挿入型バイオ発酵方式携帯トイレという位置づけになる。
携帯型の散逸構造体システムとしては、究極のものと言っていいが、
完全に自立したメンテナンスフリーの状態にはまだ達しておらず、
インテリジェントスーツとの併用や、人工補助脳システムによるサポートが必要になっている。
チカン撲滅のために市販して欲しいといった要望に応じられないのは、
機密保持の理由からだけでなく、メンテナンス面もあってのことなので、
メールをいくら送って来られても、出来ないことは出来ないとしか答えられない。
まるで生物のような複雑な有機的な構造を持つ、散逸構造体システムの製作には、
分子一つ一つを制御するような、プラズマの技術も使われていて、
こつこつと組み上げていく製作工程はとてつもない数にのぼり、
製作には専用の工場で2年以上もかかる。
人類が、擬似人造生物を作る技術は、まだまだ未発達で、
とても市販できる金額の範囲に開発費が収まりそうもない。
なにしろ、ほんの数年前までは、単純な基本動作をするだけの散逸構造体システムでも、
50メートルプールのサイズと、それを維持する大勢の常駐スタッフを必要としたのだから。
人の腸の中に納まるサイズまで小型化されて、動かすのに人手を必用としなくなり、
携帯できるようになったことは、まるで夢のような気がする。
私は地球規模の開放型の散逸構造体システムを、電離層上に実装することを夢見て、
生得的真理のデータベースにいかにしてアクセスするかというテーマに夢中になっているが、
娘のほうはもっと現実的なものに目を向けていて、携帯できる散逸構造体システムの製作で、
一歩先を越されてしまったような気がする。
まあ、よい後継者に恵まれていると考えれば、悔しくもない。