+基本ルール+
・参加者全員に、最後の一人になるまで殺し合いをしてもらう。
……ハズでしたが、生存者は全員ゲームから脱出しています。
参加者が今後どうなるかは、書き手次第です。
+首輪関連+
・参加者には生存判定用のセンサーがついた『首輪』が付けられる。
この首輪には爆弾が内蔵されており、着用者が禁止された行動を取る、
または運営者が遠隔操作型の手動起爆装置を押すことで爆破される。
……ハズでしたが、生存者は全員首輪が外れています。
+魔法・技に関して+
・初期で禁止されている魔法・特技は以下の通り↓
「レイズ」「アレイズ」「リレイズ」「フェニックス(転生の炎)」
「ザオラル」「ザオリク」「ザオリーマ」「メガザル」「メガザルダンス」「精霊の歌」その他、復活系の魔法・特技
・全体攻撃の範囲は「攻撃側から見えていて、なおかつ敵と判断した相手全て」。
※現在の禁止技:
復活系の魔法・特技。
ルーラ、バシルーラ、テレポなどの転移呪文・魔法。および、リターン、デジョン、ラナルータ
アストロン、メテオ、コメテオ、コメゥト、クエイク
ミニマム・トード・カッパー・ブレイク、ポーキー・ゾンビー
+戦場となる舞台について+
・現在の舞台はゾーマの城。
━━━━━お願い━━━━━
※一旦死亡確認表示のなされた死者の復活は認めません。
※新参加者の追加は一切認めません。
※書き込みされる方はCTRL+F(Macならコマンド+F)などで検索し話の前後で混乱がないように配慮してください。
※参加者の死亡があればレス末に、【死亡確認】の表示を行ってください。
※又、武器等の所持アイテム、編成変更、現在位置の表示も極力行ってください。
※人物死亡等の場合アイテムは、基本的にその場に放置となります。
※本スレはレス数500KBを超えると書き込みできなります。注意してください。
書き手の心得その1(心構え)
・この物語はリレー小説です。
みんなでひとつの物語をつくっている、ということを意識しましょう。一人で先走らないように。
・知らないキャラを書くときは、綿密な下調べをしてください。
二次創作で口調や言動に違和感を感じるのは致命的です。
・DQ板は連投規制が厳しいです。話の途中で止まっていても書き込み最後の現状報告が終わるまでマターリお待ちください。
・UPされた作品は、原則的に修正は禁止です。
うpする前に本当に前レスと矛盾がないか、誤字脱字がないか推敲してください。
・巧い文章はではなく、キャラへの愛情と物語への情熱をもって、自分のもてる力すべてをふり絞って書け!
・叩かれても泣かない。
・来るのが辛いだろうけど、ものいいがついたらできる限り顔を出す事。
できれば自分で弁解なり無効宣言して欲しいです。
書き手の心得その2(実際に書いてみる)
・…を使うのが基本です。・・・や...はお勧めしません。また、リズムを崩すので多用は禁物。
・適切なところに句読点をうちましょう。特に文末は油断しているとつけわすれが多いです。
ただし、かぎかっこ「 」の文末にはつけなくてよいようです。
・適切なところで改行をしましょう。
改行のしすぎは文のリズムを崩しますが、ないと読みづらかったり、煩雑な印象を与えます。
・人物背景はできるだけ把握しておく事。
・過去ログ、マップはできるだけよんでおくこと。
特に自分の書くキャラの位置、周辺の情報は絶対にチェックしてください。
・一人称と三人称は区別してください。
・極力ご都合主義にならないよう配慮してください。露骨にやられると萎えます。
・「なぜ、どうしてこうなったのか」をはっきりとさせましょう。
・状況はきちんと描写することが大切です。また、会話の連続は控えたほうが吉。
ひとつの基準として、内容の多い会話は3つ以上連続させないなど。
・フラグは大事にする事。キャラの持ち味を殺さないように。ベタすぎる展開は避けてください。
・ライトノベルのような萌え要素などは両刃の剣。
・位置は誰にでもわかるよう、明確に書きましょう。
現在位置:ゾーマの城
【アルス(マジャスティス習得・消耗・負傷) 所持武器:対人レミラーマの杖 天空の剣 黄金の腕輪】
【ライアン(消耗) 所持武器:大地のハンマー エドガーのメモ(写し)】
【ティナ(消耗) 所持武器:プラチナソード チキンナイフ】
【バーバラ(消耗) 所持武器:果物ナイフ・ホイミンの核・メイジマッシャー・ミスリルナイフ】
【エドガー 所持武器:エンハンスソード ミスリルシールド ボウガン スナイパーアイ ブーメラン 首輪×5】
【エアリス 所持品:エドガーのメモ マジャスティスのメモ 癒しの杖 妖精のロッド 月の扇】
【ティーダ 所持品:吹雪の剣 いかづちの杖 参加者リスト ロトの剣 小型のミスリルシールド マテリア(かいふく) 真実のオーブ】
【アーロン 所持武器:バスターソード 折れた鋼の剣】
【バッツ(魔法剣士 白魔法)/ 所持武器:ブレイブブレイド、グレネード五個 レナのペンダント】
【オルテガ 所持武器:危ない水着 グレートソード 覆面 壊れた水鉄砲 ビーナスゴスペル&マテリア(回復)天罰の杖】
行動方針:バラモスゾンビを倒す
【デスピサロ 所持アイテム:『光の玉』について書かれた本 死神の鎌】
【サマンサ 所持アイテム:勲章(重装備可能)星降る腕輪 手榴弾×1】
【デッシュ 所持武器:アサシンダガー 加速装置 裁きの杖 首輪×5】
【とんぬら 所持品:さざなみの剣】
【クーパー 所持武器:珊瑚の剣 天空の鎧 天空の盾 天空の兜】
【アニー 所持品:マインゴーシュ】
【リディア(魔法使用不可) 所持品:なし】
【エーコ&モーグリ 所持武器:なし】
【アイラ(ゾンビ・左腕欠損、処置済み)所持武器:ダイアソード 死者の指輪】
【パパス 所持品:アイスブランド イオの書 妖剣かまいたち ドラゴンテイル 食料多】
行動方針:別の魔王を迎え撃つ
【ゼニス 所持武器:アンブレラ 羽帽子?】
行動方針:最後まで物見遊山?
【リュック(進化完全制御):所持武器:なし】
行動方針:ゾーマを倒し、仲間を救う
429 名前: 名前が無い@ただの名無しのようだ [sage] 投稿日: 04/02/24 00:03 ID:48PABvbh
作品別生存状況一覧
DQ1 0/1 全滅
DQ2 0/5 全滅
DQ3 4/6 アルス、サマンサ、オルテガ、ゼニス
DQ4 2/16 ライアン、デスピサロ
DQ5 4/10 とんぬら、クーパー、アニー、パパス
DQ6 1/5 バーバラ
DQ7 1/7 アイラ
DQM 0/3 全滅
計 12/53
FF1 0/1 全滅
FF2 0/5 全滅
FF3 1/3 デッシュ
FF4 1/9 リディア
FF5 1/5 バッツ
FF6 2/7 ティナ、エドガー
FF7 1/7 エアリス
FF8 0/4 全滅
FF9 1/10 エーコ
FF10 3/4 ティーダ、アーロン、リュック
FFT 0/3 全滅
計 10/58
9 :
1/4:04/02/26 00:15 ID:+qBYSiZD
バラモスゾンビとオル……あらくれ仮面の戦いは激しさを増した。
一撃一撃がとてつもない破壊を伴った暴風のようなもの。
その狭間で、二つの化け物たちが踊り狂う。
今のところ、戦力は拮抗している。
身体能力を強化する覆面のお陰もあったが、長時間にわたる戦闘で確実にバラモスゾンビの能力は削られていた。
それが忌々しくもあり、愉快でもある。魔王である自分をてこずらせるのは小賢しいが、彼奴らの腸をブチまけるのはさぞかし快感であるだろう。
負ける事など考えていない。それは、魔王なのだから。
「やるではないか」
バラモスゾンビの言葉に、
「悪に誉められても嬉しくない」
あらくれ仮面は素っ気無く返す。
「受け取っておけ。冥土の土産ぐらいにはなろう」
「そなたの、か?」
バラモスゾンビは笑ったようだった。あらくれ仮面も笑った、ようだが覆面に隠れて見えない。
そして――――
「ゴォォォォォォォォォ!!」
「フゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」
人のものとは思えない……まあいろいろな意味で人ではないのだが……雄叫び。
ほぼ同時に床を蹴り、お互いがお互いに突撃する。
刹那の交錯、一瞬の激震。力と力のぶつかり合いが周囲を揺らし
……そして消えた。
「よもや、ここまで、とはな」
バラモスゾンビが己の体を見下ろしながら呟く。
「………ふん」
あらくれ仮面……オルテガはその状況に素っ気無く鼻で笑った。
10 :
2/4:04/02/26 00:16 ID:+qBYSiZD
バラモスゾンビの体には、グレートソードが突き刺さっている。
左肩から心臓のあたりまで切り裂いて、そこで刃が折れて止まっている。
オルテガの体には、バラモスゾンビの腕が生えている。
例えどんなに屈強な肉体であろうと所詮、人。
筋肉だけで魔王の腕を防げるわけもなく、胸から背中へ、腕は突き抜けていた。
バラモスゾンビは腕を引き抜き、ゆっくりと振り上げる。
オルテガは吐血を堪えながら、それを睨みつける。
「オレはお前に破れる。だがお前も終わりだ。若者たちがお前を打ち滅ぼすだろう」
「そうか、では息子にその正体を知られぬまま死ね」
それはある意味恩情であるかもしれない、とオルテガは思う。
覆面の誘惑に耐えきれず醜態を晒し続けた自分が、どうして名乗り出る事ができようか。
自分の正体を知る者は一人として生き残らず、そして自分は死ぬ。
しかし一つでも置き土産が出来たのだから、それは無駄ではなかったと思う……
人が、人として、生きることができる、そんな理想の世界を求めて、戦ってきた。
それは、果される事はなく、無念ではあるが、不安ではない。
後を継ぐ者が、いるのだから。自分が、駄目ならば、次が、きっと、果す、だろう。
人は、弱い。だから、そうして、命を、繋いで、未来を、作ってきたのだ。
だから、後の事は、頼む――――アルス。我が息子よ。
11 :
3/4:04/02/26 00:17 ID:+qBYSiZD
バラモスゾンビは、もう動かなくなったそれを一瞥すると、廊下の向こうを見た。
状態は悪い。ゾンビ状態なので痛みもなく正確なことはわからないが、
蓄積したダメージはけして軽くはない。骨は所々ヒビが入り、グレートソードの刃は抜けない。
歩くたびにパラパラと、体から何かが抜けていく。
だが、それが何だというのだ。だから負けるという事はありえないのだ。
廊下の向こうから宿敵が現われる。その手には先程とは違う剣が握られている。
淡く光る白銀の刃、翼を広げた鳥の意匠の鍔、その中央には真紅の玉石が輝く。
それは彼の剣だった。世界に平穏をもたらした伝説の剣が今、現実に戻る。
敵が走る。自分も走る。
交差は一瞬、音もなく、ただ振るわれた武器が熾した風のみ残る。
それで全ては決した。バカな、と思う間も無く、全てが終わった。
先程の戦闘とは比べ物にならないほど、速く、性格で、鋭い一撃は、
オルテガの一撃をなぞってグレートソードの刃を砕き、バラモスゾンビを両断したのだった。
アルスはバラモスゾンビが塵に帰るのを確認すると、一つ息を吐いた。
ティーダから譲ってもらった剣は相当のものだったし、連戦で相当弱っていた。
特に、グレートソードが突き刺さっていた左肩は動かないようだった。
それらが重なって生まれたのが、先程の一撃だ。
「やったっスね。さすがアルス」
駆け寄ってきたティーダに、アルスは首を横に振る。
「いや、ティーダが来てくれなかったら危なかったよ。
僕だけじゃ勝てなかった。みんながいてこその勝利だよ」
他人の剣である天空の剣でこの結果を引き出せたかどうかはわからない。
重さも重心も、全てが自分の好みであるこの剣も勝利の一因であることは間違いない。
12 :
4/4:04/02/26 00:20 ID:+qBYSiZD
倒れている男の様子を見に行ったエアリスは、アルスたちに首を横に振る。
チョコボは悲しそうに鳴き、アルスは溜息をつく。
割と正体不明だったが、自分を助け、バラモスゾンビに決定的なダメージを与えたことだけは間違いない。
だから感謝とお礼がしたかったのだが……
何故だろう。この胸を過ぎる寂寥感は。自分はまた、間に合わなかったのか。
また? アルスは眉を顰める。ゾーマから渡された紋章、時折感じる違和感、この剣を握ったときの感覚。
自分は大切な何かを忘れている……そんな気がした。
【アルス(マジャスティス習得・消耗) 所持武器:ロトの剣→王者の剣 対人レミラーマの杖 天空の剣 黄金の腕輪】
【ライアン(消耗) 所持武器:大地のハンマー エドガーのメモ(写し)】
【ティナ(消耗) 所持武器:プラチナソード チキンナイフ】
【バーバラ(消耗) 所持武器:果物ナイフ・ホイミンの核・メイジマッシャー・ミスリルナイフ】
【エドガー 所持武器:エンハンスソード ミスリルシールド ボウガン スナイパーアイ ブーメラン 首輪×5】
【エアリス 所持品:エドガーのメモ マジャスティスのメモ 癒しの杖 妖精のロッド 月の扇】
【ティーダ 所持品:吹雪の剣 いかづちの杖 参加者リスト 小型のミスリルシールド マテリア(かいふく) 真実のオーブ】
【アーロン 所持武器:バスターソード 折れた鋼の剣】
【バッツ(魔法剣士 白魔法)/ 所持武器:ブレイブブレイド、グレネード五個 レナのペンダント】
以上、第一行動方針:バラモスゾンビを倒す
最終行動方針:打倒ゾーマ
(オルテガのチョコボは此方にいます)
【オルテガ 死亡】
【バラモスゾンビ 消滅】
大廊下を進みゆくバロモスブロス、それを迎えうつ11人の参加者たち。
ゲームは終盤に入り大きく様変わりした。運営側が手を自ら手を下さなければいつまで経とうとも
ゲームは終わらない。参加者側、運営側、双方の作為が運命を変えたのだ。
お互い、相手を倒す以外に生き延びる術はない。
バラモスブロスは部屋の前で大きく息を吸った。
「部下たちがここに来るまでに終わらせてやる」
バラモスブロスの大きく裂けた口元が艶やかに赤く染まって、憤怒の色めきあいを帯びた形相に移り変わった。
確認できるだけで七人、まだ他にも物陰に隠れた連中が少なからずいる。
どれもこれも小さい、大した存在ではない、取るに足らない小虫でしかない。こんな連中と自分が
同じ線上に立っているというのか。
バラモスブロスは全身を震わせ、怒り任せに体じゅうに発生させた熱を一点に収束させる。
この城には人間なぞが居て良いような空間などない!
喉の奥から生まれた煮えたぎるもの、目の前にいる人間たちを焼き尽くすに充分な火勢がせりあがってきた。
「人間ども、雑魚どもめ。わらわらと群がる虫ケラどもがあっ」
バラモスブロスは激しい炎を吐き出した。
長い年月をかけて塗り固められた壁がどろどろと溶け出して崩れていく。火炎は部屋すべてを飲み込み、
逃げ場はどこにもないと思われた。
と、淡い光が突然満ちあふれ、炎が行き場を失って追い立てられるようにまわりに弾かれていく。
フバーハの光につつまれた中からひとつの影が飛び出した。
「ぬおっ」
バラモスブロスは足元に鋭い痛みを感じて身悶えた。クーパーがブロスの足首に剣を埋め込んでいた。
「ぐぉぉおおお」
クーパーは剣を放すタイミングを逸してブロスと一緒に倒れこんだ。大音響とともに地響きがまき起こる。
「クーパー!」
倒れたブロスが暴れて、クーパーがたまらず剣を放した途端、硬い床の上に放り出された。
とんぬらがクーパーを追う、アイラが剣を抜いて続く。
「バイキルト」
サマンサの声が部屋内に響きわたった。
「この、小うるさい人間ども!」
仰向けになったバラモスブロスは、近よる人間たちを叩き潰そうと両手両足を振り回した。
巨大な腕が、息子に駆け寄るとんぬらの頭上に迫る。
「でぇいっ」
鋭く頭からダイビング、からくも圧殺の手をまぬがれ、クーパーの隣りに滑り込む。
「お父さん、剣が抜けなくて」
「父さんのを貸してやる」
とんぬらがクーパーの手を引いてアイラの姿を探す。
ブロスの手足をかいくぐったアイラが爆発的な豪力を剣に注ぎ込んだ。魔王の胴体の上から、必殺の一撃を
その胸めがけて叩き落す、サマンサのバイキルトの力も上乗せして。これならいかな魔王といえども絶命
するはずである。アイラは床を蹴りつけ大きく飛んだ。
空中で錐揉み一回転、そして
「危ないっ」
そのとき、アイラは目の前に迫り来る太陽が爆発したような幻想的で圧倒的な光景を目にした。
突然首をもたげかけたバラモスブロスが炎を吐き出したのだ。
アイラは放射された灼熱に身を焼かれ、さらに吹き飛ばされた。
――では行くか
部屋の中から歩き出したピサロは外套を羽ばたかせ、内側に収納していた死神の鎌を右手の掌に落としこむ。
この世界に来た時から、ピサロは本来の力を取り戻したような感覚を覚えていた。
ここは魔界に近い空気に満たされている空間だったのだ。
【デスピサロ 所持アイテム:『光の玉』について書かれた本 死神の鎌】
【サマンサ 所持アイテム:勲章(重装備可能)星降る腕輪 手榴弾×1】
【デッシュ 所持武器:アサシンダガー 加速装置 裁きの杖 首輪×5】
【とんぬら 所持品:さざなみの剣】
【クーパー 所持武器:珊瑚の剣 天空の鎧 天空の盾 天空の兜】
【アニー 所持品:マインゴーシュ】
【リディア(魔法使用不可) 所持品:なし】
【エーコ&モーグリ 所持武器:なし】
【アイラ(ゾンビ・左腕欠損、処置済み)所持武器:ダイアソード 死者の指輪】
【パパス 所持品:アイスブランド イオの書 妖剣かまいたち ドラゴンテイル 食料多】
以上、第一行動方針:バラモスブロス打倒
最終行動方針:ゾーマ打倒
【ゼニス 所持武器:アンブレラ 羽帽子? 行動方針:最後まで物見遊山?】
hosyu
ぼっしゅ
catcher
またそれですか。
ぴっちゃぁ
さくごえ
新着レスの数で期待したらなにしてるんだきさljぁ5rdctfy
h
hh
hhh
hhhh
ぽれぴんぽ
27 :
1/2:04/03/05 14:35 ID:Fn3k2V+q
「せぇのっ!」
リュックの元気のいい声とともに、彼女の目の前にある巨大な門がはじけ飛んだ。
門の欠片が彼女の髪をまとめていた紐を断ち切って、その綺麗な金髪を自由にする。
「あっ…もうっ!」
リュックはほどけた髪を軽くなでつけて、歩み出した。
もうどれくらい駆け回っただろう?敵にも味方にも会うことなく、ただただゾーマを探してかけずり回って。
「全くどこに…」
言いかけて、彼女の口が止まる。
何故か?簡単なことだ。そんな愚痴よりも大事なことが目の前に存在していたからだ。
ついさっきまで気づかなかったのは、何でだ?
髪のことを気にしていたからか?それとも…
「ほう?エビルマージの玩具ではないか」
そういってこちらをみているゾーマから、まるで覇気が感じられなかったからか。
「あっ、あんた…」
リュックは真正面にある玉座に腰掛けているゾーマを見た。
ゲームの最初に見たときと、同じ姿だ。
心が芯まで冷たくなるような、髑髏に似たその顔。不自然に白いローブ。
そして彼の全身を包み込むようにほの青く光る『バリア』。
何もかも、あのときのままなのに。
まるで、違う。あの、ずっしりと肩にのしかかるような重圧感。迫力だとか覇気だとか、そういったモノがまるで抜け落ちている。
それは、この玉座の間にあの最初の部屋のような禍々しい装飾がないからか。ゾーマの眉間に不自然なひび割れが走っているせいか。
…否、すべて違う。もっと、根本的な何かが足りない。
28 :
2/2:04/03/05 14:37 ID:Fn3k2V+q
「死にゆく玩具に用はない。貴様も我が手の中で眠るがいい」
巨大な玉座に腰掛けた、巨大な体を持った魔王は静かに言った。
リュックに言った風ではない。むしろ、独り言のようなつぶやき。
「五月蠅いっ!アンタを倒して、みんなで帰るんだからっ!」
リュックがピッとゾーマを指さすと、その腕が見る見るいびつにふくれあがる。
バキバキと何かが砕けるような音とともに、三つ又の昆虫の脚のようなかぎ爪がその姿を露わにし、
薄手のシャツを突き破って背中からコウモリの羽が二つ、生えそろう。
「アンタなんかにっ!殺されてっ!たまるもんかぁぁぁぁぁぁっ!」
どんっ!
砲音のような音とともにリュックが地面を蹴った。
異形に変じた右腕を振り上げ、その邪悪な面貌に叩きつけようと…
「 小 賢 し い っ ! 」
ゾーマが立ち上がり、吼えた。
眼がつり上がり、顔中を走る腱に力がこもって般若のようなぞっとする貌を作り出す。
同時に、今まで毛ほどもなかった威圧感というべき精神的な圧力がゾーマから発せられ、暴れ狂う。
「っ…?!」
飛びかかったリュックの動きが空中で止まり、その圧力に身を固くする。
上からのしかかるような、あの威圧感ではない。もっと若々しい、まるで横殴りの突風のような…
「魔王たる儂をあなどるでないぞ…美しく、死にゆくがよい…!」
ゾーマはそう言ってにやりと笑った。以前では考えられぬほどに、生気に満ちて。
彼の眉間のひび割れが、ピシリと広がった。
【リュック(進化完全制御):所持武器:なし 行動方針:ゾーマを倒し、仲間を救う】
今ならば計り知れない己の力を存分に使いこなせる。そう確信したからこそ、ピサロは魔王相手に動じる
ことなく右手の指を躍動させ、その武器にリズムを伝わらせた。
相手は死神の鎌、ピサロが掌で死の踊りを演じてみせるのを黙って受けいれた。
だが黒塗りの鋭い刃に深く眠る死神の目を覚ますには、これだけでは足らない、
彼の琴線に触れるだけの興味をひくものがなくてはならない。何よりも鮮やかで、火を通した鉄のように
熱を帯び、あふれる意欲の源、身体じゅうをかけめぐる生命の声。
血だ。
ピサロは鎌の先端をつまんでぐっと押さえた。細い切り傷からこぼれた血は、刃をつたって床に滴り落ちる。
死神の鎌がふるえて暗い光を放った。
部屋の一番奥にいたピサロはゆっくりと、一歩一歩ふみ出す。
その横でパパスのスカートのように長い毛皮の腰巻きがひらめいた。
「先に行く!」
剣を携え気迫のこもった目を前方にぶつけて走った。子供たちの戦場に偉大な父が加わっていく。
部屋と廊下の仕切りの上で、サマンサは隣りに並ぶデッシュをちらりと横見て呪文を矢継ぎ早に前線まで
とばす。今度は防御呪文スカラを唱えた。
紅蓮の炎を浴びて倒れたアイラに駆け寄るとんぬらとクーパー。そこに防御の幕を発生させた。
バラモスブロスは駄々をこねる赤子のように暴れ続けている。時おり、巨大な口に憎悪の光をのぞかせながら
魔王の巨体はけたたましく揺れ動いた。響きわたる振動、耳につんざく衝撃音。
「あなたも何かしてください」
「俺にはどうすることもできないっ、どうせ俺は後方担当だ」
デッシュは己の存在などこの場においては邪魔物でしかないことを痛感していた。力添えができないなら
おとなしく身を退くのみだ。
「足手まといにだけはならないようにするさ!」
悔しいけれど戦いは生粋の戦士に任せるしかない、デッシュは唇を噛み締めた。
部屋の物陰に隠れていた女子供たちはその姿を現していた。
皆、これから出て行こうとするピサロのもとに集まろうとする。
アニーの手には、武器であり、抵抗の意思であるものが握られている。
エーコの手には何もない、でも勇気の拳が握られている
ピサロは視線を落とす。二人の少女が気を張り詰めてふんばっているのが見える。
「折角だが」
ピサロは傍にきたアニーとエーコの肩を手で払うように隅に追いやった。
エーコは押しのけられながらピサロの高い肩を見上げた
「ちょっと、一人で行く気?」
アニーの頬は泣き出しそうなくらい赤くなっていた。
「わたしだって闘えるから!」
だがピサロは何も答えず歩き出してしまう。
ぽつんとリディアは立ちつくしていた、敵である魔王とおなじくらい、恐ろしい存在がすぐ眼の前にいるのだから。
彼はピサロといい、かつては恐ろしい力を持った魔王だった。今ではその力は眠っていて、ずっと引き出しの
なかで、呼び覚まされることのないまま永遠の刻をきざみ続けているはずだった。
昔、魔王の宮殿で育ったことを彼は遠く記憶のかなたに棄て去り、人間の世界に溶け込んでいるかのように
暮らしていた。
穏やかな日々の移り変わりと現実の変幻自在に心を打ちのめされたような、まるで素朴な人間がいだく感想
みたいなことまでつぶやいた。
エルフの娘がいて、一緒に暮らしていられれば、それで満足だと柄にもないことを口にした。
力はもう必要ない、優しさが力とさえ思いもするようになった。
すべてが変わり、闇の下でうごめいていた昔のことなど思い出すことは決してないと、そう思いかけていた。
それが、ピサロはこの最終局面に関わって、力をまた欲するようなピサロに戻っていく。
今、まわりを取り巻く空気の流れが、もう一度彼を闘争の只中に呼び戻した。
死神の鎌は彼のなかで大きくなっていった。
【デスピサロ 所持アイテム:『光の玉』について書かれた本 死神の鎌】
【サマンサ 所持アイテム:勲章(重装備可能)星降る腕輪 手榴弾×1】
【デッシュ 所持武器:アサシンダガー 加速装置 裁きの杖 首輪×5】
【とんぬら 所持品:さざなみの剣】
【クーパー 所持武器:珊瑚の剣 天空の鎧 天空の盾 天空の兜】
【アニー 所持品:マインゴーシュ】
【リディア(魔法使用不可) 所持品:なし】
【エーコ&モーグリ 所持武器:なし】
【アイラ(ゾンビ・左腕欠損、処置済み)所持武器:ダイアソード 死者の指輪】
【パパス 所持品:アイスブランド イオの書 妖剣かまいたち ドラゴンテイル 食料多】
以上、第一行動方針:バラモスブロス打倒
最終行動方針:ゾーマ打倒
【ゼニス 所持武器:アンブレラ 羽帽子? 行動方針:最後まで物見遊山?】
サマンサは戦列に加わったパパスに呪文の力をあたえようとしていた。
「もういい、サマンサ」
背後から声がかかった。
サマンサはぞくりと背中に走るものを感じた。動悸がして息が苦しくなる。こんな経験は初めてだった。
肩をひどく冷たい手につかまれる、真夏の暑さのなかに居たのに突然極点に放りだされたような感覚。
ふるえながら顔を横にむける。デッシュが両膝を床におとして焦点を失った目をしている。
まるで魂を抜かれて人形になってしまっている。
「ピサロ卿、何を、なさるのです……」
サマンサは額に流れる汗を感じながらあえいだ。背中がわを見るなんてとてもできない。不安と恐れで
目が狂いそうだった。
ピサロは横をむいたままのサマンサの目前を通りすぎた。銀髪は普段と同じく、鋭くこまやかに流れていた。
サマンサもデッシュと同じだった。膝から崩れ落ちて茫然と景色を見つめるだけの存在になってしまった。
「……あ……っ」
それ以上声が出ない。
エーコとアニーがサマンサたちのもとへ駆けよる。尋常ではない二人の様子を見てとって
「どういうこと。あの人普通じゃないわよ。あれじゃまるで魔王かなにかじゃないの!」
エーコは信じられないといったふうにわめいた。
「わたし、あれと似た力を前に感じたことがある」
アニーは屈みこんでデッシュに癒しの呪文をかける。
「魔界、あそこで、感じたことがあるの。……あの人、魔族なのよ、たぶん」
毛の生えぎわに汗をうかべて途切れそうな息をしていた。
「しょうこりもない人間ども! わざわざ死ににくる能無し! それほどとどめを刺してもらいたいか!」
アイラを追って一度さがったとんぬらが、パパスの繰りだす剣戟の合間を縫って真空呪文をとばし、バラモス
ブロスの衣装を切り裂いた。間髪入れずにクーパーが敵の足に刺さったままの珊瑚の剣に雷を落とす。
ブロスがそれに堪えた様子はない、いきり立って口元からもれる炎熱を周囲に漂わせはじめた。
「ライデインじゃダメだ、ギガデインじゃないと! おじいちゃんはなれて!」
パパスは魔王のかぎつめをかわしながら、アイスブランドを叩き込む機会をうかがっていた。
「なんとギガデインとは、本当に勇者なのだな」
一瞬の隙をついて降りそそぐ三本の凶器、紫の鋭い爪はパパスの頭をとらえた。
「死ね」
パパスは咄嗟に身体を右に振った。
「ぐっ」
人間の腕より太い爪がパパスの左肩を引き裂く。とんぬらの叫び声とともに血しぶきが舞う。
叩きおろされた削岩機のような大腕が勢いあまって床を砕く。粉々になって炸裂する岩盤。
目くらましがかかった。
噴き上がるマグマさながらに飛びちる床の破片の只中で、パパスは全精神を集中させた。
孫の力も見たかったが、今ここで消耗させてはいけない。勇者の力は最後の決戦のために温存しなければ
ばならない。大魔王はこの程度の敵ではないはずだ。
耳が、何も聞こえない。
千切れかけた左腕が痛む。右腕だけでよい。一撃の刃を魔王の身体に叩きこむ。
歯ぎしりの音だけが体じゅうを駆けめぐった。
下半身に力が入った。体当たりに必要な踏み込む力を!
パパスは咆哮をあげて突撃した。
巨大な影はパパスをとらえて放してはいなかった。
魔王の双眸が、いま輝いて、飛びかかったパパスを正面に据えた。
がばりと開いた口から灼熱を吐きだして、戦士を氷の剣ごと炎のなかに呑みこんだ。
熱い、光が散じていくつもの星になる光景が見える、パパスは心中で息子の名前を叫んだ。
黒い旋風が大廊下をつき抜ける。風は炎をかき消し、死の香りを運んで魔王すらを戦慄させた。
孤を描きながら死神の鎌が空を切って、ピサロの手元にもどってくる。
鎌の柄をがっしりと握り、冷ややかな視線をバラモスブロスとパパスに送った。
「なんだ……今、なにをしたのだ」
圧倒的な熱量を誇る炎がすっかり姿を消していた。バラモスブロスは驚愕してピサロを見つめる。
目線を落とせばすぐ眼の前にパパスがいるのに、うわごとをつぶやいて動こうとしない。
尻もちをついているパパスは、空恐ろしい魔王の相貌を見上げた。
その魔王の顔が一瞬で文字どおり氷ついた。
「ぐおおあっ」
バラモスブロスの巨体にみるみる氷雪がこびりつく。さらに追いうちをかけて氷の散弾が魔王の体躯に
穴を穿つ。たまらず引きずられるように後方に追い詰められていく。
「これは、マヒャ、ドかぁっ」
バラモスブロスは再び仰向けに倒れた。
「いったい……」「部屋に戻っていろ、私一人でやる」
ピサロは自分の言葉をパパスの言葉に覆いかぶせた。
パパスはそれでもう何もいえなくなった。心ここにあらずといった感じで、肩の痛みも忘れて
じりじりと後ろにさがっていった。
部屋にはピサロを除く全員が集まっていた。とんぬらも、クーパーも、同じように追い払われて。
動くことのできなかったアイラもピサロが送り届けたのだ。
バラモスブロスを遠目に短く息を吸い、床と並行に構えた死神の鎌に今一度力をあたえた。
「いいか、一瞬で終わらせろ」
ピサロはステップを踏んだ。右手に握られた死神の鎌がそれに合わせて上下に揺れる。
風にのって両腕を拡げ、銀色の髪をたなびかせてピサロは踊った。
殺伐とした舞台でひとり優雅な舞を披露してくれる踊り子になって、それは破滅をさそう死の踊りになって、
氷結したバラモスブロスの目を見張らせた。
ピサロの両腕は見境なく斬り乱れる細身の剣より狂的に暴れ回った。
バラモスブロスは無理やり首を折り曲げ、怒りそのものである激しい炎を自らの体にあびせかけた。
氷が溶けていき、衣装は燃えさかって毒々しい色の肉体に高熱が帯びていく。
魔王は拳を床に叩きつけ立ち上がった。怒りに全身がふるえていた。
「があぁぁぁあああ」
魔王は穴だらけの体躯から緑の霧をあふれ出させた。
妖気に満ちた霧の勢いは、周囲の空気を生物が呼吸できないものに変えていく。
「人間どもはこれで終わりだ!」
デスピサロはうっすらと微笑んだ。全身に禍々しいオーラが湧き上がった。
死神の鎌が巨大な竜の顎のように肥大して周囲の景色を暗黒に変えた。
デッシュが茫然と立ち尽くしているのを横目で確かに見たパパスは、自身も言葉を失って唖然としていること
にあらためて気づく。
リディアが怯えて小さく固まっているのは、「敵の魔王」以上の恐怖が現れたからだ。
「……!」
バラモスブロスは大口をひらいて悶絶している。魔王の体は縛られて言うことをきかない。
デスピサロはバックステップして巨大な鎌を大きく横になぎ払った。
どす黒い閃光が魔王を両断した。
血は見えない。暗黒でしか生きられないものの体に流れているのは、ねじれ歪んだ邪念しかないのである。
魔王の体から噴きでてきたのは、デスピサロが生み出した漆黒の大鎌に勝るとも劣らない暗黒に満ちた邪念、
怨念、救いようのない罪人が己の罪を悔まずに憎悪だけを募らせているような姿。
真っ二つになったバラモスブロスは、この瞬間も、己が人間ごときに敗れるはずがないと、
恨みがましい悪罵の限りをデスピサロにぶつけていた。
デスピサロはバラモスブロスに背を向ける。
一回、地鳴りがした。
もう一回、魔王の下半身が前のめりに倒れて、地響きが起こった。
死神は血が吸えなかったことに腹を立てた。行き場を失った欲求は持ち主に襲いかかった。
ならばお前の血をもっとよこせと白い手をのばしてデスピサロの首筋を掴まえようとした。
デスピサロはその手を軽く払いのけ鎌の刃をつかむ。気合をこもった声が辺りに響きわたった。
「消えろ」
ピサロは言いざまに何かを放り投げた。
大鎌は姿を消し、ピサロはいつものピサロに戻った。
ふと闇は薄らいでいく。
自失ぎみのサマンサの足元にぽつんと降ってきたのは、刃を失った鎌の柄だった。
「あ、あ、あの……」
言葉を取り戻したサマンサたち、歩いてくるピサロに恐る恐る伺いをたてた。
ピサロは不思議そうにサマンサを見つめる。
「なんだ、どうした」
彼女の足元に落ちている鎌の柄を、もうこれは役に立たない、と踏みつぶした。
サマンサは目を伏せる。そこへデッシュが身を乗り出してきた。
「おい、おいったら、そんなに強いんなら、そのままゾーマも倒してくれよ」
ピサロはどこまでも冷ややかだった。デッシュの視線をはずして口を開く。
「……できればな」
【デスピサロ 所持アイテム:『光の玉』について書かれた本 死神の鎌】
【サマンサ 所持アイテム:勲章(重装備可能)星降る腕輪 手榴弾×1】
【デッシュ 所持武器:アサシンダガー 加速装置 裁きの杖 首輪×5】
【とんぬら 所持品:さざなみの剣】
【クーパー 所持武器:珊瑚の剣 天空の鎧 天空の盾 天空の兜】
【アニー 所持品:マインゴーシュ】
【リディア(魔法使用不可) 所持品:なし】
【エーコ&モーグリ 所持武器:なし】
【アイラ(ゾンビ・左腕欠損、処置済み)所持武器:ダイアソード 死者の指輪】
【パパス 所持品:アイスブランド イオの書 妖剣かまいたち ドラゴンテイル 食料多】
以上、第一行動方針:アルスたちと合流?
最終行動方針:ゾーマ打倒
【ゼニス 所持武器:アンブレラ 羽帽子? 行動方針:最後まで物見遊山?】
37 :
1/5:04/03/11 00:21 ID:HC3nm4CH
バラモスゾンビを打ち倒したアルスたちは転送機の部屋に残った仲間たちの元に向かった。
腕の立つ仲間が数人残ったとはいえ、相手が相手ゆえに楽観は出来ない。
戦い続けていたアルス、ライアン、ティナ、バーバラの4人はかなり消耗していたが、休んでいる暇はなかった。
幸いというか、あの覆面男のチョコボがいたので特に消耗が激しいティナとバーバラを乗せ、先を急ぐ。
安否を気遣いながら先に急ぐアルスたち、再会はまもなく訪れた。
「みんな、無事だったか」
「そりゃこっちの台詞だぜ。四人とも無事でよかった」
エドガーの安堵の声に、デッシュは答える。
「とんぬら殿!それにアイラ殿も、無事だったのでござるな」
「ライアンさんも無事で良かった。あれから色々ありましたが……子供たちとも無事再会できました」
そっとクーパーとアニーの方を叩くとんぬら。ライアンは我が事のように嬉しそうにうなずく。
やはり、子供は親といるのが一番良い。天空の勇者といえど、それは変わらない。
ライアンはかつて故国で起こった誘拐事件とその顛末を思い出す。今は亡きソロの姿も。
それで、思い付いた。
「アルス殿。天空の剣を」
アルスは首を傾げながらライアンにその剣を手渡す。
クーパーにとっては、子供の頃から共に過ごしてきた分身、そのものだ。
「受け取られよ、天空の勇者」
ライアンはクーパーの前に跪き、剣を差し出す。
父がうなずいたのを確認すると、クーパーは剣を受け取り、掲げる。
その場にいる誰もが息を呑んだ。
場内に立ち込める暗雲を切り裂く不思議な波動が広がっていく。
それは紛れもなく、それは天空の剣の力。鎧、盾、兜も剣に呼応し光り輝く。
パパスはそれを呆然と見ていた。
ずっと探していた。長い時を、生まれたての子供が成長して走り回るぐらいの時を、探し続けていた。
それが自分の孫であるということは皮肉かもしれない。しかし、それは確かに己の生きた証である。
「天空の武具が勇者の元に集い、ここに伝説は復活する。
世界に闇が現れしとき、勇者もまた現れん。全ては言い伝えのままに」
38 :
2/5:04/03/11 00:24 ID:HC3nm4CH
「とにかく、これで参加者全員が揃ったわけだが」
一旦仕切り直すエドガー。情報をばら撒いたり、ミッドガルに呼びかけたりしたため、自然と彼がリーダーのような立場になった。
もっとも、集まったのは揃いも揃って一癖も二癖もある連中である。リーダーというよりは宴会の幹事に近い。
「1、2、3………20。結構集まったなぁ」
「開始時には100人以上いたのだがな」
頭数を数えてなんとなく口にしたティーダにアーロンは突っ込みを入れる。
ティーダは口ごもった。もう4/5以上が死んでいる。集まった面々の中には親しい人を亡くしたものもいるだろう。
それを思えば、あまりにも軽率な発言だったと思う。
「あー、その。とにかくゾーマを倒しに行くっスよ! あいつをブッ倒せばそれで終わるんだから!」
「でも……今の戦いで随分と消耗してしまったわ」
頭をかきながら言うティーダに、やや表情を暗くしてティナは異を唱える。
「うーん。そうだね、さすがに一休みしたいかなぁ」
バーバラもそれに賛同する。長時間の戦闘で魔法を惜しみなく使った二人はさすがに疲労の色が濃い。
「とにかく、ここで固まっていても仕方ない。とにかく移動しないか?
ゾーマがどこにいるかわからないんだし、どこかに休憩できる場所があるかもしれない」
バッツの提案はどっちつかずだったが、ここにいても仕方ないことは間違いない。
とんぬらとパパスはバッツの意見に賛成し、
デスピサロもうなずいたことで一堂は揃って移動することにした。
非戦闘員+ゼニスと消耗しているアルスたちを中央にかばいながら城内を巡る。
途中、度々魔物と遭遇したが、戦える者が揃っているので何とか無傷で切り抜けることができている。
城内の中央部(と思われる)辺りに入った一向は、廊下の向こうに巨大な扉があるのを見つけた。
扉といっても、ぶち抜かれて破壊されているが。
「あからさまに怪しいですね。この先にゾーマが?」
「いや、気配は感じない。いるとしたら更にこの先だろう」
サマンサの疑問に事なげに答え、デスピサロは扉の向こうへ進んでいく。
そして、その向こうで見た光景に、ティーダなど一部の者が驚きの声を上げた。
「リュック!?」
そこには、血まみれになって倒れているリュックの姿があった。
39 :
3/5:04/03/11 00:30 ID:HC3nm4CH
その姿に、アルス、ティナ、バーバラ、エアリス、エーコはかつて見た異形を思い出して立ち竦む。
しかしティーダとアーロンはそれを知りつつも彼女に駆け寄った。
どんな事態になっていようが、彼女は仲間なのだから。
「リューック! おーい、大丈夫か!?」
「あ、ティーダ……? ……とまもふ(おはよう)」
ムクリ、と身を起こす。わりと元気そうな仕草と姿のギャップにティーダは混乱する。
「何寝ぼけてんだっつーの!」
「その怪我でよく生きていられたな」
アーロンも呆れた様に言う。そんな仲間たちの態度にリュックはため息をついた。
「そりゃ表面の傷は塞げたけどさぁ。こんなデタラメな体になってなかったら死んでたよ」
デタラメな体、という表現にその理由を知っている者たちは表情を曇らせる。
異質なモノを生やして苦しみ呻き暴れたリュックの姿を覚えているから。
「そっか。それで……今は大丈夫なのか? いきなり暴れたりしないよな?」
「一応ね。変な筒に入れられて色々改造されたんだけど、そのおかげみたい」
「改造って、それってもしかして大事じゃないのか?」
「んー、多分ね。でもまあ生きてるんだし」
しれっと言うリュックにそれでいいのかと小一時間突っ込みたくなる。
もちろんそんな暇はないから誰もやらないが。
エアリスは癒しの杖を持ってリュックの元に向かった。
「傷を塞いだって言ってたけど、治療しようか?」
「うん、お願い。実はさ、外は直ったんだけど中身グッチャグチャなんだよね」
深刻なことをお気楽に言うリュックにティーダも頭を抱え、エアリスは笑いきれずに表情を引きつらせる。
もうすぐ最終決戦だし、もう少しシリアスでもいいんじゃないのか?とか、ティーダは思った。
「小娘、その傷はゾーマにやられたのか?」
そんな雰囲気に割ってはいるデスピサロ。ある意味空気が読めていない。
「うん。この先にいるんだけど、バリアみたいなので思うように攻撃が通らなくて。
ボロボロにされて何とか逃げだしたんだけど、ここで力尽きたんだ」
嘆息するリュック。しかし、その発言には重要な事実が秘められている。
デスピサロだけが、そのことに気付いた。
40 :
4/5:04/03/11 00:39 ID:HC3nm4CH
「なるほど。ゾーマめ、何らかの理由で弱体化しているらしいな」
「何故、そのようなことがわかるのですか?」
代表して問うサマンサに、デスピサロは鼻で笑って見せる。
「知らぬのか。大魔王からは逃げられない」
きっぱりと言い切るデスピサロに、誰も反論できない。……まあ、正確には絶句しているのだが。
「だがその小娘は逃げ出せた。それはつまり弱体化しているということだ」
「逃げられたのではなく、逃がしたということですか?」
「おそらくは、そういうことだろう」
そしてデスピサロは、リュックの体をマジマジと眺める。
そんな彼の行動に、ライアンはやっぱり特殊な性癖なのだろうか、と悩んだがそれはさておき。
「――――フン。アルス、貴様は黄金の腕輪を持っていたな」
「え? ああ、これか」
突然話を振られて、あわてて道具袋から黄金の腕輪を取り出す。
デスピサロはそれを見た。元の世界であれほど捜し求めていた代物。それが目の前にある。
「この女にくれてやれ。それはそういうモノだ」
未練がないといえば嘘になる。しかし、今はいらない物だ。
自身で進化の秘宝を試す暇はない。ならば女が持つのが一番良い。
「あ、これ……!」
リュックはそれを見て目を輝かせた。
究極生物の未完成体だった頃、手に入れたモノ。
状況がつかめなくてパンク寸前だった状況で、『知恵』を与えてくれたアーティファクト。
進化の秘宝。アルスから受け取ったリュックは、それを腕にはめる。
途端、不思議な感覚に包まれる。渦巻きが静まって一方向に流れていくような。
全身を覆っていた高揚感が薄れ、程よく鎮まっていくのを感じる。
なるほど、確かにこれはそのためのものだと実感する。これで更に上手く力を使えるだろう。
しかし。リュックは思う、前回は必死で気付かなかったんだけどさ。
この腕輪。………デザイン良くないよねぇ。
41 :
5/5:04/03/11 00:41 ID:HC3nm4CH
【アルス(マジャスティス習得・消耗) 所持武器:王者の剣 対人レミラーマの杖】
【ライアン(消耗) 所持武器:大地のハンマー エドガーのメモ(写し)】
【ティナ(消耗) 所持武器:プラチナソード チキンナイフ】
【バーバラ(消耗) 所持武器:果物ナイフ・ホイミンの核・メイジマッシャー・ミスリルナイフ】
【エドガー 所持武器:エンハンスソード ミスリルシールド ボウガン スナイパーアイ ブーメラン 首輪×5】
【エアリス 所持品:エドガーのメモ マジャスティスのメモ 癒しの杖 妖精のロッド 月の扇】
【ティーダ 所持品:吹雪の剣 いかづちの杖 参加者リスト 小型のミスリルシールド マテリア(かいふく) 真実のオーブ】
【アーロン 所持武器:バスターソード 折れた鋼の剣】
【バッツ(魔法剣士 白魔法)/ 所持武器:ブレイブブレイド、グレネード五個 レナのペンダント】
【デスピサロ 所持アイテム:『光の玉』について書かれた本 死神の鎌】
【サマンサ 所持アイテム:勲章(重装備可能)星降る腕輪 手榴弾×1】
【デッシュ 所持武器:アサシンダガー 加速装置 裁きの杖 首輪×5】
【とんぬら 所持品:さざなみの剣】
【クーパー 所持武器:天空の剣 天空の鎧 天空の盾 天空の兜 珊瑚の剣】
【アニー 所持品:マインゴーシュ】
【リディア(魔法使用不可) 所持品:なし】
【エーコ&モーグリ 所持武器:なし】
【アイラ(ゾンビ・左腕欠損、処置済み)所持武器:ダイアソード 死者の指輪】
【パパス 所持品:アイスブランド イオの書 妖剣かまいたち ドラゴンテイル 食料多】
【リュック(進化完全制御)所持武器:黄金の腕輪】
以上、行動方針:ゾーマ打倒
(チョコボがついてきています)
【ゼニス 所持武器:アンブレラ 羽帽子? 行動方針:最後まで物見遊山?】
保守
43 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/03/16 11:38 ID:AwEDzWkC
保守
「話をしよう」
周囲に魔物の気配がないこと、この先にゾーマがいるというリュックの証言から、一旦この場で休憩する事になった。
デスピサロ、アルス、クーパーの三人は
クーパーにマジャスティスを教えるために部屋の外に出ているが、
その他の者は部屋に残り、来るべき決戦を待っている。
ある者は座り込み、ある者は奥の様子を探り、ある者は背後に注意を払う。
誰一人緊張を解いてはいない。それもこれからの事を思えば当然だろう。
「ここに来るまでの話でもさ、ここに来てからの話でもさ。何だっていいんだ」
ゾーマとの戦いが死闘になることは間違いない。
倒せたとしても、犠牲が出る可能性は十分ある。不安材料は幾らでもある。
そんな恐怖と不安に耐えていれば、自ずと押し黙ってしまう。
「ずっとこれまでバカみたいな殺し合いさせられてきたからさ」
だからティーダは敢えて切り出した。
かつて、故郷の名を持つあの遺跡で口にした言葉を。
「俺はみんなのことを知らないし、みんなも俺のことを知らない。
そんなの嫌だ。一緒に戦う仲間を俺は忘れないし、忘れられたくない」
この戦いが終わればどうなるのかわからない。
全てが解決するのか。それともこれは始まりに過ぎないのか。
何にしても死んだ者、大切な人を失った者がいることに変わりはない。
「ここに来ていろんな事があった。でも、それも――――」
しかし、それでも生きることを選んだ者たちがここにいる。
だったら、前に進むしかないだろう。心の痛みも生まれた友情も思い出にして。
それを心の支えにして最後の決戦を迎えよう。
けして――――後悔だけはせぬように。
「最後かもしれないだろ? だから、全部話しておきたいんだ」
【ライアン(消耗) 所持武器:大地のハンマー エドガーのメモ(写し)】
【ティナ(消耗) 所持武器:プラチナソード チキンナイフ】
【バーバラ(消耗) 所持武器:果物ナイフ・ホイミンの核・メイジマッシャー・ミスリルナイフ】
【エドガー 所持武器:エンハンスソード ミスリルシールド ボウガン スナイパーアイ ブーメラン 首輪×5】
【エアリス 所持品:エドガーのメモ マジャスティスのメモ 癒しの杖 妖精のロッド 月の扇】
【ティーダ 所持品:吹雪の剣 いかづちの杖 参加者リスト 小型のミスリルシールド マテリア(かいふく) 真実のオーブ】
【アーロン 所持武器:バスターソード 折れた鋼の剣】
【バッツ(魔法剣士 白魔法)/ 所持武器:ブレイブブレイド、グレネード五個 レナのペンダント】
【サマンサ 所持アイテム:勲章(重装備可能)星降る腕輪 手榴弾×1】
【デッシュ 所持武器:アサシンダガー 加速装置 裁きの杖 首輪×5】
【とんぬら 所持品:さざなみの剣】
【アニー 所持品:マインゴーシュ】
【リディア(魔法使用不可) 所持品:なし】
【エーコ&モーグリ 所持武器:なし】
【アイラ(ゾンビ・左腕欠損、処置済み)所持武器:ダイアソード 死者の指輪】
【パパス 所持品:アイスブランド イオの書 妖剣かまいたち ドラゴンテイル 食料多】
【リュック(進化完全制御)所持武器:黄金の腕輪】
(チョコボがついてきています)
行動方針:休憩中、思い出話
【デスピサロ 所持アイテム:『光の玉』について書かれた本 死神の鎌】
【アルス(マジャスティス習得・消耗) 所持武器:王者の剣 対人レミラーマの杖】
【クーパー 所持武器:天空の剣 天空の鎧 天空の盾 天空の兜 珊瑚の剣】
行動方針:クーパーにマジャスティスを習得させる
【ゼニス 所持武器:アンブレラ 羽帽子? 行動方針:最後まで物見遊山?】
保守
保守
48 :
1/3:04/03/23 21:28 ID:NoKa3oB8
「あの…バッツ、隣、いい?」
鞘に収めた剣を抱くようにして座っているバッツの隣に、バーバラが立った。
バッツは軽く顔を上げ、険しかった顔をわずかにゆるめた。
「ん、別にいいけど」
「バッツは、さ。何か話さないの?」
隣に膝を抱えて座り込むバーバラに聞かれて、バッツはひょいと肩をすくめた。
「今、考えてた。何話すべきか、さ」
バーバラはふうんと返事を返してから、意を決して話を切りだした。
「あのね、こういう事聞くの、レナお姉ちゃんに悪いかもしれないんだけど…
でも、やっぱり、聞いておきたいから」
「?」
バーバラはバッツの顔に、ぐいと顔を近づけた。
「レナお姉ちゃんの手紙、なんて書いてあったの?」
「手紙?なんだ、それ?」
………………沈黙。
「へ?」
「いや、それ、初耳だぞ。手紙って」
困った顔をするバッツ。唖然とするバーバラ。
ふと思い出してみる。ペンダントを渡して、バッツの頬を叩いて、それから泣いていて…
「ごめん。伝えてなかった」
「…まあ、いいけどな。今、聞けたし」
バッツは申し訳なさそうに両手を合わせるバーバラの頭を軽く撫でてやる。
それからレナのペンダントをザックから取り出した。
大空を舞う飛竜をかたどったペンダント。その竜の首を軽く捻ると、ぽん、と軽い音がしてはずれた。
49 :
2/3:04/03/23 21:30 ID:NoKa3oB8
本来は、遺髪などを納めるための物なのだろう。中は空洞になっている。
小さく丸められた紙片が、その中から小さく顔をのぞかせている。
バッツはそれを取り出し広げようとしたところで、隣に座っていたバーバラが離れようとしているのに気づいた?
「ん、どうした?」
「あの…ごめん。近くにいると、聞きたくなっちゃうから」
バーバラは立ち上がりぺこりと頭を下げた。くくった髪が大きく揺れる。
「やっぱり、お姉ちゃんとの約束破れないから…ごめんね」
そう言って、バーバラは少し離れた場所に移動を始める。
「聞かせられる中身なら、後で教えてやるよ。それならルール違反じゃないだろ?」
そのバッツの言葉に、バーバラは背を向けたまま、小さく小さく頷いた。
ぱさり、と髪が擦れる音がする。
十センチ四方ほどの小さな手紙。書いてある文字はさほど多くはない。と言うか、少ない。
バッツはゆっくりと字を目で追い、すぐに読み終わる。
バッツは泣いてはいなかった。泣くわけには行かなかった。
この手紙を呼んだ以上、泣くわけには行かなかった。
“バッツへ。
私は、もうあなたには会えないかもしれません。
だけど、私は、ここにいます。
きっと、ここに、います。”
他に伝えたい事があったはずだ。タイクーンに、ファリスに、クルルに、自分に。
でも、レナが書いたのはこれだけだ。
レナは、心配性だった。ちょっとした怪我でも、ちょっと危ないところに行くだけでも、とても心配した。
泣いたりしたら、きっと困るだろう。誰かが死んだりしたら、とても傷つくだろう。
だったら、泣けない。泣くわけには行かない。
みんなを守らなければならない。
レナがここにいるのなら、彼女を悲しませ、泣かすわけには行かないのだ。
バッツは手紙を懐に収め、そう、決意を固めた。
即死判定ってどれくらいまで続くのかな…保守
即死判定ってどれくらいまで続くのかな…保守2
即死判定ってどれくらいまで続くのかな…保守3
ワロタ。保守
保守
56 :
sage:04/03/28 00:34 ID:LRVeCsG9
保守
結構人がいるもんだな…。捕手。
きゃっちゃー
きゃっちゃーじょーじま
ふるたとうにゅう
保守
保って守る
正式には
ほっしゅほっしゅ
緊急保守
テロ対策保守
地震予知連絡会総合対策保守
h
参加してぇ……。
酸化してぇ……。
保守ちんこ
捕手ちんこ
くぁwセDrftgyふじこlp;@:「」
保守うんこ
捕手うんこ
うんこちんこまんこ
シットペニスヴァギナ
書き手コナイー
ショボン
書き手コキー
シャボン
保守しまっす
歩手師マッス
81 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/16 15:57 ID:rEeOHNFI
ほあゆ
嵐が来てるので緊急保守。
感想スレ落ちた?
83 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/04/16 22:36 ID:T7fmiTfA
ageなくてもいいとはわかってるが恐いので保守age
なんで書き手いないの?
無駄な保守カキコがめっちゃ増えたから
いちお、今書いてる。
も、ちょい待って。
87 :
1/2:04/04/17 18:58 ID:VyvkPQxJ
「あの…私、良いかな?」
バーバラがそこらに座ったところで、エアリスが軽く手を挙げた。
何人かが頷き、全員が注目する。エアリスは一呼吸ついてから、話し始めた。
「私は、ここに来る前に、一度死にました」
エアリスの第一声に、皆の体が小さく強張った。
死んだはずの人間がゲームにいた、と言う事は、何人かは知っている。
と、言うか、アーロンとパパスはそのものズバリ、死人だ。
とんぬらやティーダ達から見れば、と言う意味ではあるが。
だがアーロンは元の世界に在った時から“死人”であり、パパスには“自分が死んでいた”という自覚はない。ここに来たのは死ぬ前だから。
だが、彼女は死んでいたと言った。
死人が、このゲームに参加するためだけに、死者の世界から引き上げられ、殺し殺されるためにあの世界を走り回っていたというのか?
「なんて事だ…」
とんぬらがうめく。エアリスは言葉を続ける。
「最初は、生きるか死ぬかなんて実感がなかった。
クラウドに会えたらいいな。なんて事しか考えてなかった」
エアリスの言葉は言葉を不器用につなげたような、まるで小学生の作文を読んでいるようなしゃべり方だった。
頭が回り、口も達者な普段のエアリスとはまるで違う。
「でも、シドが、トルネコさんが、カインさんが、マリベルが、ギルガメッシュ君も、モニカも、
エッジさんも、イリーナも、ラグナさんも、ティファも、ロックさんも、ガウ君も、ミレーユさんも、
…ザックスもクラウドも、死んじゃった」
エアリスが頭を振る。誰も喋らない。問いかけない励まさない慰めないいたわらない。喋る事すらない。
そのどれかでもしてしまったら、エアリスはきっとそれ以上喋る事ができなくなってしまうだろうから。
エアリスは泣いていない。ただ、歯を小さく食いしばっていた
88 :
2/2:04/04/17 19:00 ID:VyvkPQxJ
「目の前で死んだ人もいた。知らない内にいなくなっちゃった人もいた。
…でも、私はまだ生きてる。死んじゃったはずの私はまだ、生きてる」
あの時に、自分の役割は終わったはずなのに。それなのに自分はここにいる。
まだ生きて、果たすべき役割がある人たちは、皆死んでしまったのに。
己を呪いたくもなる。どうして、自分なのだろうか?どうして、残されたのか?
「でも、残されたなら、やるべき事はあると思う。みんなの事、忘れないように、生きて、生きて
みんなの事を知ってる人に、みんなの事を伝えて、生きて行かなくちゃいけないと思う。
ここにいるみんなは生きてる。いなくなっちゃったみんなの事、覚えておかなくちゃいけない。だから」
エアリスはそこで言葉を切った。
ゆっくりとした動作で立ち上がり、皆を見回す。
その声に強い決意をにじませながら、エアリスはきっぱりと宣言した。
「みんなは、死んじゃ駄目。差し違えてとか、命に代えてとかはもってのほかよ!
もうこれ以上、こんな悲しい事が増えるなんて、絶対に駄目なんだから!
そんな事はもう、考えないで!」
クラウドもそうだった。命に代えても自分を守ると思っていたのだろう。あの、最後の行動は。
だが、そんなのは、もう、駄目だ。
“一人だけでも”ではなく、“みんなで”帰らなければ意味なんてないのだ。
だとすればもう、意味はとっくに無くなっているのかもしれないが。
でも、だけど、それでも、想う事で、土壇場で踏ん張る事もできるはずだから。
89 :
1/3:04/04/18 23:12 ID:+uLMxNr6
「死んだはず、か。わしの場合はかなりの時間を超えたようだな」
パパスは呟く。
彼の知っている息子は、自分の孫だと言う少年少女より幼かった。
それなのに、目の前にいる息子は逞しい青年になり、子供さえいる。
20年。一言で言えばそれだけの期間だ。しかし、その間に子供は親になった。
自分の想いは全て息子が果した、それは誇らしい事ではあったが、
同時に寂しいと思う。これが親離れするということなのか。
「とんぬら、言わなくてはいけないことがある。ヘンリー王子のことだ」
「………」
すうっと、息子の目が鋭くなる。
困難に立ち向かう覚悟を決めた眼。それを、彼は持っている。
「彼は、わしが殺めた」
パパスの言葉に、アニーは息を飲んだ。
とんぬらは無言のままである。暫くして、重い溜息をつく。
「そう、ですか」
口を紡いだまま、視線を下げる。
怒っているわけでも悔やんでいるわけでも、ましてや喜んでいるわけでもない。
そんな彼の様子から、複雑な事情を抱えていることは窺える。
「アイツは、きっと満足して死んだと思う。口にすることはなかったけど、
ずっと父さんが死んだのは自分のせいだって、自分を責め続けてたから」
それはとんぬらも同じである。
あの時の光景は瞼を閉じれば何時でも思い出せる。
あの地獄に比べたら。あらゆる苦難も、たかが知れる。
90 :
2/3:04/04/18 23:16 ID:+uLMxNr6
「……僕たちは、ずっと後悔を糧にしてきた。奴隷なっても責め苦を耐えた。
父さんは無駄死にをしたんじゃないって証明するために生きなきゃいけなかった。
その誓いは、今でもきっと、死ぬまでずっと在り続ける」
ヘンリーが結婚した後、かつて彼が使っていた部屋の宝箱に残された言葉。
それが、自分たちが生きる理由であり、戦う理由であった。
「アイツが他の参加者を殺して回っているって知ったとき、殺さなくてはいけないと思った。
父さんに救ってもらった命で無意味な殺戮をすることが許せなかった。
だから、僕があいつを殺さなきゃいけなかった」
ああ、と。パパスは内心うめく。
どうやら自分は死して子供たちを守ると同時に、重い呪いも残したらしい。
無理もない、自分の知るとんぬらは優しくて純粋な子供だった。
だから自分に代わってマーサを探せというその遺言を愚直に守り続けた。
死んだ父の想いを果す為に危険な戦場に身を置いた。
その生き方は……どれだけ、歪だったか。
「たわけ。親友が殺さないといけないなどということがあるか」
「父さん……」
「親は子を守るものだ。それも全てはこの幸せを思うがためだ。
命を捨てたのも、お前が生きて幸せになって欲しいと願ったからなのだぞ」
「……うん。わかるよ。僕にもこの子達が生まれて、やっとわかった」
ヘンリーは、きっと自分が歪だということに気付いていた。
マリアと結婚した後の、幸せそうなヘンリーが言ったこと。
一緒に歩いてくれる人がいるといいな、と。
父の想いを継ぐのはいいが、まず幸せになれ、と。
91 :
3/3:04/04/18 23:18 ID:+uLMxNr6
「この子達には、僕のような生き方をして欲しくないと思う。
フローラはもういないけど、その分まで僕がこの子達を見守るよ」
とんぬらはアニーの頭を撫でた。
その表情は、どう見ても子供を慈しむ親の顔である。
辛い経験と歪んだ観念に駆られながら、息子はそこに辿り着いた。
「そうか……いい男になったな。わしはお前の父であることを誇りに思うよ」
キョトン、と、口を開いたままでとんぬらはパパスを見る。
父が何と言ったのかを理解して、目元が熱くなる。
きっとそれは、自分がずっと望んでいた言葉。
――――それが、こんな所で叶うとは。
涙を堪えながら言う。これだけは、言っておかなくてはいけない――――
「ありがとう。僕は父さんの子供に生まれてよかった」
感想スレが落ちたからこっちで聞いてみる。
そろそろ先に進めていいかな?
何か書きたいエピソードがあれば宣言を。
もういいならゾーマ戦に突入します。
その前に感想スレを立てるのが先なのではないかと。
>>92 どうぞどうぞ。はやく続きを読みたかったし。
>>93 感想スレは今日にでも立てられる。
廃スレ再利用でもよさそうだし、あるいはこのスレに直接感想書いてもいいんじゃないかとも思うけどね。
ま、とにかく書き手の人は気になさらずにじゃんじゃんうpしてください。
>93
この状況では感想スレ立ててもまた落としてしまいそうだし、
このスレに直接感想を書いてもらえばいいと思いますが。
>94
何もなければ明日から書きます。
今しばらくお待ちを。
パパスととんぬらはハズレがほとんど無いな。
ずっとカッコイイままだ。
>>92 お願いします。
楽しみに待っています。ついに佳境ですね。
今日の20時から鯖メンテだそうですが・・・
修繕されたようなので続きをまってるよ
100 :
1/3:04/04/22 22:40 ID:CjRKUpfW
話は続く。
戻ってきたデスピサロ、アルス、クーパーも輪に加わり、
お互いの世界のそれぞれの冒険を語り合う。
終わった物語があって、まだ続いていく物語があった。
手に入れたものがあって、手に入れなきゃいけないものがあった。
だから、誰もが思う。帰ろう、と。
失ったものはもう元に戻らない。消えた空白を一生抱えなきゃいけない。
それでも、続きを生きたいという願いだけは、ここにいる誰もが共有しているはずだった。
いや……その少女だけは、違っていたのかもしれない。
何故なら記憶を失っていたから。度重なる苦難に、彼女は中身を損失していた。
けれど、最初に立ち上がったのは他でもない、その少女だった。
「行こうよ。思い出話は……もう……おしまいっ」
皆が、それぞれの表情で頷き、立ちあがる。
その表情に、もう迷いはない。
「さて、ではゾーマを倒しに行くでござるよ」
ライアンは力強く立ち上がる。
「うん。ちゃちゃっとすませましょ」
エーコはさらっと言ってのける。
「そろそろスピラに帰るか。まだやる事が残っているからな」
アーロンはバスターソードを背負う。
「ああ。いい加減みんなも心配してるだろーし」
ティーダは背伸びをしながら気楽に言う。
「そうだねぇ。でも大丈夫、リュックにお任せっ!」
リュックもそれに倣う。
「うん、頼りにしてる。やることがあるからガンバれるよね」
エアリスも笑顔を浮かべる。
101 :
2/3:04/04/22 22:44 ID:CjRKUpfW
「お気楽なもんだなぁ。けどまあ沁みったれるよりはいいか」
バッツは頭を掻きながら笑い、
「貴方も相当だってレナお姉ちゃんは言ってたよ」
バーバラがそれに突っ込む。
「でも、絶望に負けないことは大切だと思う」
ティナの誓うような言葉に、
「ああ。こんな状況でも何とかなると思えるからな」
エドガーは同意する。
「死にに行くわけじゃない。そう思えば戦うことは恐くない」
そうやって生きてきたとんぬらに、
「一人で出来ることは少ない。しかし共に歩く者がいれば別だ」
パパスは諭し、
「みんな一人じゃないから。私もみんなの力になる」
アニーは父の手を握りしめる。
「………」
そんな家族を守るように、アイラは無言で立ち上がる。
「勝算が測れない戦いは好みではありませんが」
サマンサは肩を竦め、
「それでも、避けられぬ戦いというものはある」
デスピサロは冷たく言い放つ。
「倒すべきはゾーマ。奴を討たない限り、先はない……!」
アルスの闘気が篭った宣言に、皆が頷いた。
102 :
3/3:04/04/22 22:47 ID:CjRKUpfW
クーパーは立ち上がると、リディアに向き直った。
絢爛豪華な武具を纏う少年に、少女は思わず息を飲む。
「リディアはここで待っていて。この先は、僕たちだけで行く」
「……でも!」
「大丈夫、ゾーマを倒して迎えに来るから」
「……でも」
「絶対だよ。約束だ」
そう言って、小指を差し出すクーパー。
何を言いたいのか気付いて、おずおずとリディアは小指を絡める。
――――ゆびきりげんまん うそついたらハリセンボンのます ゆびきった
「青春だな。ま、仕方ない……足手まといはここで祈るか」
デッシュは苦笑した。苦笑するしかなかった。
自分はエンジニアだ。壊す側ではなく、作る側の人間だ。
だから、戦うのは自分の役目ではないし、戦えないことを卑下するつもりもない。
けれどこの時ばかりは、武器を持てない自分が嫌になる……
そうして、戦えるものは先に進み、
戦えないもの……リディア、デッシュは部屋に残った。
ゼニスはその一部始終をただ眺めていた。
語るべきこともなく、為すべきこともない故に。
【アルス(マジャスティス習得) 所持武器:王者の剣 対人レミラーマの杖】
【サマンサ 所持アイテム:勲章(重装備可能)星降る腕輪 手榴弾×1】
【ライアン 所持武器:大地のハンマー エドガーのメモ(写し)】
【デスピサロ 所持アイテム:『光の玉』について書かれた本 死神の鎌】
【とんぬら 所持品:さざなみの剣】
【クーパー(マジャスティス習得) 所持武器:天空の剣 天空の鎧 天空の盾 天空の兜 珊瑚の剣】
【アニー 所持品:マインゴーシュ】
【パパス 所持品:アイスブランド イオの書 妖剣かまいたち ドラゴンテイル 食料多】
【バーバラ 所持武器:果物ナイフ・ホイミンの核・メイジマッシャー・ミスリルナイフ】
【アイラ(ゾンビ・左腕欠損、処置済み)所持武器:ダイアソード 死者の指輪】
【バッツ(魔法剣士 白魔法)/ 所持武器:ブレイブブレイド、グレネード五個 レナのペンダント】
【ティナ 所持武器:プラチナソード チキンナイフ】
【エドガー 所持武器:エンハンスソード ミスリルシールド ボウガン スナイパーアイ ブーメラン 首輪×5】
【エアリス 所持品:エドガーのメモ マジャスティスのメモ 癒しの杖 妖精のロッド 月の扇】
【ティーダ 所持品:吹雪の剣 いかづちの杖 参加者リスト 小型のミスリルシールド マテリア(かいふく) 真実のオーブ】
【エーコ&モーグリ 所持武器:なし】
【アーロン 所持武器:バスターソード 折れた鋼の剣】
【リュック(進化完全制御)所持武器:黄金の腕輪】
行動方針:ゾーマと決戦
【デッシュ 所持武器:アサシンダガー 加速装置 裁きの杖 首輪×5】
【リディア(魔法使用不可) 所持品:なし】
(チョコボがいます)
行動方針:待機
【ゼニス 所持武器:アンブレラ 羽帽子? 行動方針:最後まで物見遊山?】
104 :
1/2:04/04/23 23:52 ID:5HQPhr9i
総勢十八人の戦士たちは、部屋の奥へと向かった。
周囲には魔物の気配はおろか、物音一つしない。
完全な静寂の中を、足音だけが響き渡る。
今のところ何もないが、いつ何があってもいいように、
覚悟をしながら慎重に先へ進む。
不意に。それは唐突に起った。
「え……?」
周囲の空気が変わったかと思うと、景色が反転する。
それは一瞬の事だった。城内の広い廊下を進んでいた筈の一行は、
次の瞬間には星空の廃墟にいた。
いたる所に転がる瓦礫と漂う光の塊が、幻想的な雰囲気をかもし出している。
「ザナル……カンド?」
「ふん、つまらん趣向だ」
ティーダは呆然と呟き、アーロンは吐き捨てるように言う。
これまであった事を話し合った後、覚悟を決めて先に進んだ先に広がっていた光景。
かつてティーダたちが体験したことが、そっくりそのまま再現されたのだ。
デスピサロは足元の瓦礫の欠片を蹴飛ばした。
カラン、カランと音を立てて転がっていく。
「確かにな。自身の力を見せつけているつもりか。小賢しい」
「ですが、これほどまでの広域結界を張るとは、やはり侮れません」
「そうかな。私には単に悪あがきをしているように思えるが」
サマンサの感想に素っ気無く答える。
「でも、物悲しい光景ね……ここも、昔はきっと立派な街だったのに」
「栄枯盛衰か。国が滅び、人が去るということはこういうことだな」
ティナとエドガーはどこか遠い目でボロボロの街並みを見る。
自分たちの世界に訪れた、今なお深い傷痕を残す崩壊とこの廃虚を重ねたからだ。
105 :
2/2:04/04/23 23:53 ID:5HQPhr9i
ティーダは唇を噛んだ。
ザナルカンドは自分の故郷だ。例え幻想であったとしても、夢であったとしても。
その光景をこんな、戯れに使われたことに、どうしようもなく腹が立った。
だから、そして瓦礫を蹴って駆け出した。
「ティーダ!?」
その後をアルス、アーロン、リュックが追う。
少し遅れて、残りの面々も後に続いた。
瓦礫に埋まったメインストリートは一本道に伸びている。
その奥に見えるのは、半ば崩壊したドームだ。
迷うことなく、ドームの中へと駆け込む。
ドームの中は、外観とはかけ離れた、整然とした広間になっていた。
二対の祭壇が左右に配置され、奥にズラリと並べられている。
ここはもう、ザナルカンドではない。
「ここは……!」
今度はアルスが速度を上げた。
一度だって来たことがないはずの場所だ。
けれど確かに来たことがある場所である。この先に、倒すべき闇がある。
祭壇の間を抜ける度に、祭壇に火が灯る。
暗闇に浸されたドームの中が徐々に照らされる。
その一番奥に、それはあった。
「ようこそ参加者諸君。些か数は多いが、まずは歓迎しよう」
【アルス(マジャスティス習得) 所持武器:王者の剣 対人レミラーマの杖】
【サマンサ 所持アイテム:勲章(重装備可能)星降る腕輪 手榴弾×1】
【ライアン 所持武器:大地のハンマー エドガーのメモ(写し)】
【デスピサロ 所持アイテム:『光の玉』について書かれた本 死神の鎌】
【とんぬら 所持品:さざなみの剣】
【クーパー(マジャスティス習得) 所持武器:天空の剣 天空の鎧 天空の盾 天空の兜 珊瑚の剣】
【アニー 所持品:マインゴーシュ】
【パパス 所持品:アイスブランド イオの書 妖剣かまいたち ドラゴンテイル 食料多】
【バーバラ 所持武器:果物ナイフ・ホイミンの核・メイジマッシャー・ミスリルナイフ】
【アイラ(ゾンビ・左腕欠損、処置済み)所持武器:ダイアソード 死者の指輪】
【バッツ(魔法剣士 白魔法)/ 所持武器:ブレイブブレイド、グレネード五個 レナのペンダント】
【ティナ 所持武器:プラチナソード チキンナイフ】
【エドガー 所持武器:エンハンスソード ミスリルシールド ボウガン スナイパーアイ ブーメラン 首輪×5】
【エアリス 所持品:エドガーのメモ マジャスティスのメモ 癒しの杖 妖精のロッド 月の扇】
【ティーダ 所持品:吹雪の剣 いかづちの杖 参加者リスト 小型のミスリルシールド マテリア(かいふく) 真実のオーブ】
【エーコ&モーグリ 所持武器:なし】
【アーロン 所持武器:バスターソード 折れた鋼の剣】
【リュック(進化完全制御)所持武器:黄金の腕輪】
行動方針:ゾーマと決戦
遂に決戦か…
108 :
1/2:04/04/24 22:38 ID:+qKoEpDp
デッシュはウロウロと部屋の中を歩き回っていた。
今は吉報を待つしかない。しかし、ジッとしているのは嫌だった。
仲間たちがゾーマと死闘を繰り広げている時に、のうのうと時間を潰していてもいいのか。
しかし、もう自分にできることはない。それが現実だ。
結果、何にもならないと知りながら、こうして歩き続けている……
「そこの青年、少しは落ち着いてはどうかね」
不意に声を掛けられてデッシュは振り向いた。
そこには柱にもたれかかって座り込んでいる老人がいる。
よく見ると、身なりは良く堂々とした態度は身分の高さを窺わせる。
しかし同時に自己主張をしないため、今まで誰も気に止めていなかった。
知らぬ間に、ただそこにいる者として受け入れられていた。
そんな老人から声を掛けられてデッシュはやや不意を突かれた。
思わず言い返す。
「わかってるけどさ、ただ待つのが辛いんだよ」
「しかし君が動いていてはそこの少女も気が気ではないじゃろう。
まずは座ってみてはどうかね」
確かに、リディアは不安そうにしている。
そうだった。できることがただ一つある、それはリディアを保護することだけだ。
こんな時だからこそ年長者として、この少女を安心させないといけない。
デッシュは座った。老人の座っている場所と、リディアが座っている場所の中間に。
座って………さて、何をしよう。
話はつい先程やった。自分は種切れだし、少女はあまり記憶がはっきりしていない。
黙って待っているのも気が滅入る。ならば……
109 :
2/2:04/04/24 22:40 ID:+qKoEpDp
「なあ、あんたまだ話をしてなかったよな」
「わしの話を聞きたいのかね?」
「ああ。良かったら何か聞かせてくれ」
老人、ゼニスはふむ、と頷いた。
何かを考えているような、何も考えていないような……
つまりは、何だか良くわからない仕種の後、答えた。
「よいじゃろ。少々長くなるが」
「この際好都合だ。リディアもいいだろ?」
話を振られて、慌てて頷くリディア。
そんな少女を見ながら、ゼニスは口を開く。
「では、ある物語を語ろう。ある一つの夢から始まった物語を……」
【デッシュ 所持武器:アサシンダガー 加速装置 裁きの杖 首輪×5】
【リディア(魔法使用不可) 所持品:なし】
【ゼニス 所持武器:アンブレラ 羽帽子?】
(チョコボがいます)
行動方針:待機、ゼニスの話
110 :
1/4:04/04/26 23:07 ID:BRv95GLc
「ようやく辿り着いたぞ、ゾーマ!」
王者の剣を構え、今にも飛び掛らんとするアルス。
ゾーマは玉座に座したまま動かない。ただ、クツクツと喉を鳴らす。
「相も変わらず勇ましいことだ。だが光の玉もない貴様に何ができる」
「光の……玉?」
まただ。また訳のわからない感覚だ。
知っていた筈のこと、とても大切であるはずのこと。
しかし、頭に靄がかかった状態は一向に解けようとしない。
「さて……一つだけ問おう。もう一度、ゲームをやり直すつもりはないか」
「なんだと……!?」
ゾーマの言葉に、バッツは聞き返す。
「我が城で不逞を働いた罪は許す。生き残ったものには生存を約束しよう」
「ふざけるなっ! もう殺し合いなんか出来るか! もうたくさんだ!」
叫びながらブレイブブレイドを引き抜く。
それは他の者も一緒だった。それぞれの獲物を構え、ゾーマを包囲する。
「では、仕方あるまい。我が手を下すのは意に反するが、直接選定しよう」
「みんな、いくぞ! これが最後の戦いだ!」
エドガーの掛け声と共に、アルス、ライアン、パパス、とんぬら、クーパー、アイラ、バッツ、ティーダ、アーロン、リュックが一斉に飛び掛る。
ゾーマは立ち上がらない。ただ片手を上げる。
その手から生まれた光の波動は、一瞬にしてフロア全体を大爆発の渦に巻き込んだ。
とんぬら、バッツ、ティーダは床を蹴って直撃をかわす。
ライアン、パパス、アーロンはすかさず防御体制を取って凌ぐ。
アルス、クーパー、アイラは止まらなかった。
アルスの王者の剣は爆風を切り裂き、クーパーが纏う天空の武具は主を守り、そしてアイラは死を恐れない勢いで舞う様にしてかわす。
「ゾーマ、覚悟っ!」
二つの伝説の剣がゾーマに迫る。それでもゾーマは動かない。
111 :
2/4:04/04/26 23:09 ID:BRv95GLc
「な―――!?」
振り下ろされた剣は、片手だけで防がれた。
呆然とする二人の勇者に、ゾーマは淡々と語る。
「その程度か」
フゥ、と溜息のような仕種。瞬間、二人を冷たく輝く息が襲い掛かる
魂すらも凍てつかせる冷気が完全に二人を包み込む前に、リュックとアイラは二人を突き飛ばす。
「アルスくんっ!」
ティナはファイガの魔法を完成させた。
サマンサ、アニー、バーバラもそれぞれ攻撃魔法を唱え終える。
後は放つだけだ。しかし、
「待て、不用意に呪文を撃つな」
「ピサロ卿、しかし」
「反射されるかもしれん。私が合図するまで待て」
デスピサロはそう言うと、死神の鎌を手に前線へと向かった。
つい先程放たれた爆風と冷気の波が入り混じっている。
そんな気持ちが悪い風を受けて、デスピサロは冷然とゾーマを見据えていた。
そして、傍らに対比した二人の勇者を見下ろす。
「愚か者が。今、貴様たちが為すべき事はそれではない」
「なっ……!」
デスピサロは二人の反論も聞かず駆け出した。
目指すはゾーマの首一つ。ゾーマが放つ光弾をかわしつつ、死神の鎌を振りかぶる。
「終わりだ、ゾーマ。この数日で何があったかは知らんが、弱体化した貴様になど負けん」
「ほう……よく言った、小僧」
ゾーマは腕を振るい、デスピサロの体を叩き潰そうとする。
しかし、それは見切っていた。体重が無いかのように宙を待って回避すると、そのまま斬りつける!
だが、それは。
ゾーマの前の空間を僅かに歪めただけで終わった。
112 :
3/4:04/04/26 23:11 ID:BRv95GLc
「大言壮語も程々にするがいい」
翻った腕が空中にあるデスピサロを捕らえる。
「ぐ……!」
腹部に腕がめり込み、更に宙に浮き上がった。
攻撃はまだ止まらない。デスピサロを射す指に業火の塊が生まれる。
メラゾーマ。奇しくも魔王の名を関する、全てを焼き尽くす火炎系最強呪文だ。
それが放たれようとした瞬間、
「させないよっと!」
リュックの拳がゾーマに迫る。
進化の秘宝で強化されたリュックの拳は並みの武器より遥かに強い。しかし、
「またか、小娘。何度試そうが貴様の攻撃など効かぬ」
「あちゃ……やっぱ卑怯だぁ」
ゾーマが纏う歪んだ空間の前に、無効化されてしまう。
デスピサロの代わりにリュックがメラゾーマの餌食になって吹き飛ばされた。
「あつつ……もう、ホント死んじゃうって」
「デタラメね、これで生きてるんだから」
何とか身を起こすリュックに駆け寄ったエーコは回復魔法を唱える。
効果はすぐさま現われた。ただでさえ強化された体力が回復を支えているのか。
「ん、ありがと。そんじゃ行ってくるね!」
「もう、ちょっとは落ち着いたら!」
子供の言うことなど耳を貸さず、リュックは再びゾーマ目掛けて走り出した。
床に落下したデスピサロの傍に、とんぬらが駆け寄る。
何も言わずに回復魔法をかけ、デスピサロが立ち上がるのを確認して、とんぬらは剣を構えた。
「今でも桁外れである事に違いはない。どうする?」
自分に話し掛けてくるとんぬらを不思議な男だとデスピサロは思う。
彼は魔と呼ばれるものを前にしても全く萎縮しない。
ライアンとはまた違う意味で、何故か信用してみたくなる。
「時間を稼いで状況を整える」
「わかった」
113 :
4/4:04/04/26 23:13 ID:BRv95GLc
「ったく、この状況でどうしろってんだよ!」
ティーダは悪態をつきながら走り回っていた。
攻撃するためではなく、ゾーマの攻撃をかわすためだ。
雨霰と降り注ぐ光弾は、かするだけでも根こそぎ力を奪っていく。
かわすしかない。それはバッツやライアン、パパスやアーロンも同じことだった。
攻撃の合間をぬって攻撃を仕掛けるが、やはり歪んだ空間の前に飲み込まれてしまう。
暫くして、ゾーマが立ち上がった。
「口ほどにもない。この茶番も終わりだ」
何処かしらに傷を負った戦士たちを見下ろす。
ライアン、デスピサロ、とんぬら、パパス、アイラ、バッツ、エドガー、ティーダ、アーロン、リュック。
後方にはサマンサ、アニー、バーバラ、ティナ、エアリス、エーコ。
デスピサロは、口元に滲んだ血の塊を拭き取ると、不敵に言い放つ。
「そうだな、全く手間取らせる」
「なに?」
そういえば、何かが足りない。
魔王の前に立ちふさがるのは、戦士でも僧侶でも魔法使いでもなく。
「いまだ、撃て!」
「言われ、なくても!」
刹那、光が溢れた。ゾーマの左右にいる二人の勇者の手が眩しく輝いている。
爆砕せんとゾーマは魔法を唱えるが、もう遅い。
闇を剥ぎ取り、あるべき姿へと返す聖なる魔法が発動した。
『マジャスティス――――ッ!』
【アルス(マジャスティス習得) 所持武器:王者の剣 対人レミラーマの杖】
【サマンサ 所持アイテム:勲章(重装備可能)星降る腕輪 手榴弾×1】
【ライアン 所持武器:大地のハンマー エドガーのメモ(写し)】
【デスピサロ 所持アイテム:『光の玉』について書かれた本 死神の鎌】
【とんぬら 所持品:さざなみの剣】
【クーパー(マジャスティス習得) 所持武器:天空の剣 天空の鎧 天空の盾 天空の兜 珊瑚の剣】
【アニー 所持品:マインゴーシュ】
【パパス 所持品:アイスブランド イオの書 妖剣かまいたち ドラゴンテイル 食料多】
【バーバラ 所持武器:果物ナイフ・ホイミンの核・メイジマッシャー・ミスリルナイフ】
【アイラ(ゾンビ・左腕欠損、処置済み)所持武器:ダイアソード 死者の指輪】
【バッツ(魔法剣士 白魔法)/ 所持武器:ブレイブブレイド、グレネード五個 レナのペンダント】
【ティナ 所持武器:プラチナソード チキンナイフ】
【エドガー 所持武器:エンハンスソード ミスリルシールド ボウガン スナイパーアイ ブーメラン 首輪×5】
【エアリス 所持品:エドガーのメモ マジャスティスのメモ 癒しの杖 妖精のロッド 月の扇】
【ティーダ 所持品:吹雪の剣 いかづちの杖 参加者リスト 小型のミスリルシールド マテリア(かいふく) 真実のオーブ】
【エーコ&モーグリ 所持武器:なし】
【アーロン 所持武器:バスターソード 折れた鋼の剣】
【リュック(進化完全制御)所持武器:黄金の腕輪】
行動方針:ゾーマと決戦
115 :
1/2:04/04/27 22:42 ID:b4jj/vG3
「世界には無限の可能性が存在する。故に、無限に近い異世界が存在する」
「……はあ?」
奇妙なことを言い出したゼニスに、デッシュは首をかしげた。
「可能性の分岐じゃよ。例えばサイコロを一度だけ振ったとしたら、どんな結果になるかね?」
「1から6の内、どれか一つだろ」
「うむ。では、その内もっとも出易い目は?」
「そんなもんがあるか。全部1/6だよ。どれが出てもおかしくない」
ゼニスは頷く。
「その通り。1が出る未来、2が出る未来、3が出る未来……どれがあってもおかしくない。
それが可能性による分岐だ」
「おいおい、そんなのは詭弁だろ。幾ら可能性があっても選ばれる未来は一つなんだぜ」
「それは我等が時に縛られているからだな。可能性が複数あるなら、未来も同じだけしてもいい。
ただ、我等は一つの未来しか見ることが出来ない」
デッシュは肩を竦めた。これ以上話しても平行線だと思ったからだ。
「……OK、その理屈は納得しよう。で、それがなんだってんだ?」
「幾つもの世界があって、そこにはそれぞれの人々が住んでいる。
海も大地の形も違う場所で、それぞれの文化と歴史を築いて生きている。
それを、寂しいと思う者がいた」
「……元は同じなのに、隣り合ってたのに、別々になってしまったから?」
リディアの言葉にゼニスは頷く。
「だから、願った。それぞれの世界の人たちの触れ合いを見たいと。
そこにはきっと友情や愛情が出来て、一つの理想世界が現われるんじゃないかと夢想した」
116 :
2/2:04/04/27 22:45 ID:b4jj/vG3
「そんなこと、できるわけがない」
デッシュの呟きにゼニスは苦笑する。
「そう、できるわけがなかった。完全に異なる世界になってしまったが故、
一つになればどうしても矛盾を内包してしまう。その矛盾により自壊する。
それが理想世界の終焉じゃよ。そんなことが……何度も、何度も繰り返された」
「それは、今も?」
「きっと、続くのであろうな。これからも、ずっと。
何かを為そうとする者は須く諦めが悪い。失敗に挫けることがない」
ゼニスは溜息をつく。
「故に、その強固な執念は闇に呑まれたのだ」
【デッシュ 所持武器:アサシンダガー 加速装置 裁きの杖 首輪×5】
【リディア(魔法使用不可) 所持品:なし】
【ゼニス 所持武器:アンブレラ 羽帽子?】
(チョコボがいます)
行動方針:待機、ゼニスの話
117 :
1/3:04/04/28 23:57 ID:lY/wiKLf
眩しい光が室内を満たす。
その中央にあるのは闇の中の闇、大魔王ゾーマ。
「ぬ――――!」
光が絡みつき、ゾーマが纏う闇の衣を削り取っていく。
光が収まり、視界が元に戻って解き、そこにあったのは。
全身がヒビ割れた、見る影もない存在だった。
「おのれ……!」
ゾーマの両手が輝き、イオナズンの魔法が乱れ飛ぶ。
その威力は先程までに比べれば弱くなっている。
先程はまともに受ければ七度死ぬくらい、今は四度死ぬくらいか。
死ぬことに変わりはないが、やはりそこには大きな差と意味があった。
「みんな、今よ!」
ティナの呼びかけと同時に、後方のサマンサ、アニー、バーバラが一斉にイオナズンを放つ。
ゾーマのイオナズンと魔法使いたちのイオナズンがぶつかり合い、相殺しあう。
とはいえ、三人がかりでも詠唱の早さも威力自体もゾーマが上だ。
次第に押され始めるが、それでも次々と呪文を唱える。
エアリスとエーコは走り回っていた。
治療をたった二人で行うのは地味ながらも激務だ。
前衛にも後衛にも回復魔法の使い手はいたが、それでもとても追いつかない。
しかし諦めるわけにはいかなかった。自分たちが倒れればそこで終わってしまう。
静かながらも、最も激しい戦いを彼女たちは繰り広げている。
そんな後衛の支援を受け、武器を持った戦士たちは果敢に攻めかかった。
ゾーマがひとたび息を吹けば体は凍りつき、ひとたび手を掲げれば炎に焼かれる。
それでも前に。前に出ては吹き飛ばされても、それでも前に。
118 :
2/3:04/04/29 00:00 ID:O+vi1WTg
「小賢しい、消え去れ!」
ゾーマの腕が激しく輝く。これまでとは比べ物にならない、膨大な魔力が溢れる!
瞬間、強烈な光が室内を包む。あらゆる物を吹き飛ばし、全てを爆砕するだけの魔法。
その中から、人影一つ現われた。
爆炎を背にゾーマに詰め寄り、構えた獲物をゾーマに叩き付ける!
「まずは一太刀でござる!」
大地のハンマーは受け止めんとした左腕を叩き潰す。
ライアンは髭が焦げた口元をニヤリとゆがめる。
瞬間、右腕で殴り飛ばされて、数十メートル吹き飛んだ。
「これでどうだ!?」
続いてアーロンの援護を受けたティーダが右脇腹を斬る。
刹那、魔法の直撃を受けて倒れ伏した。
その間に右腕をアーロンとパパスの剣が斬り飛ばす。
直後、冷たく輝く息を受けて、剣を取り落とした。
「小癪な……!」
忌々しげにゾーマが唸る。
あらゆる面において自分は優れており、相手が勝るのは数のみだ。
なのに何故こうも抵抗される? 何故こうも手間取るのだ?
119 :
3/3:04/04/29 00:03 ID:O+vi1WTg
「これが人の力だ、ゾーマ!」
アルスは叫ぶ。
「例え一人一人は弱くても、力はあわせることが出来るなら!
強くあれるし、戦える! それが人の強さだ!」
「フザけた、ことを――――!」
ゾーマの怒号が大地を揺らす。
体に刻まれたヒビがビシビシと鳴っているが、それもお構いなしで。
生きとし生けるものを屈服させんとする咆哮が響き渡る。
しかし、アルスは揺るがない。
その目に強固なる意思を込め、けして負けぬと無言で主張し続ける。
大地を蹴り、彼の為に鍛えられた剣を上段に構える。
「ゾーマ、覚悟!!」
駆け抜ける一陣の稲妻。
それは闇の中を駆け抜ける力の象徴。
ゾーマはありったけの怨嗟を込めてアルスを睨みつける。
――――それこそが勇者の在り方であり。
それこそが忌むべき者である、と――――
120 :
4/3:04/04/29 00:07 ID:O+vi1WTg
「こんな、バカな……」
体の崩壊はもう止められないのか。
アルスによって縦一文字に切り裂かれたゾーマが呆然と呟く。
「人の力を舐めすぎたな、ゾーマ」
デスピサロは嘲笑った。
「貴様の敗因は貴様自身だ。その傲慢と慢心が招いた敗北だ。
故にそこで朽ち果てろ。それがお似合いだ」
「これで勝ったつもりか……。愚か者め。光がある限り闇もまたある」
「元よりこの身は闇の存在だ。今更言われるまでもないわ。消えろ」
ゾーマの体が崩れていく。
ボロボロと、音もなく崩れて、そして消えていく。
ゾーマは笑っていた。楽しそうに、愉快そうに、笑っていた。
「愚か者め、大魔王ゾーマは滅びぬ! 闇ある限り何度でも現われる!」
そして全員が息を飲む。崩壊した体の中から……
「聞くがいい! 命を吸いし者! 魂を磨きし者! 存在を重ねし者!」
一人の少女が出てきたからだ。
「闇が絶望ならば、その淵より立ち上がりし者こそ暗闇を凌駕せし者!」
少女は叫ぶ。体が消えていくのも構わない。
「闇を統べ、闇を従え、闇をその身に宿したる者!」
ただ愉快そうに、ひたすら嬉しそうに。
「我すらも見下すその傲慢こそ、闇の中の闇たる証! 故に――――」
少女は消える。その体は塵一つ残さず消える。
ただ、最後にその一言だけを残して。
――――我が事、成れり。
121 :
1/2:04/04/29 22:09 ID:AX1omk3k
「蟲毒というものを知っているかね?」
「孤独?」
聞き返したリディアにゼニスは首を横に振る。
「ムシのドクと書いてコドクという。とある地方に伝わる呪いでな。
多くの蟲を壺の中に入れて封をし、しばらく放置して共食いをさせる。
そして最後に残った一匹を媒介にして術をかける」
説明を聞いてリディアは表情を硬くする。
「悪趣味な術だな」
デッシュも思わず眉を顰めた。
「しかし効率的じゃ。死は絶対であり、けして取り返しがつかない。
それゆえに、死から最も遠い存在こそが最優であるといえよう。
体力、知力、魔力はあくまで存在の一要素に過ぎない。
例え力がなくとも、生き易いモノこそ、最も強い」
「それは……そうかもな。けどそれが、なんだって言うんだ?」
「初めはな、多分誰が一番強いのか、というところからじゃ」
「はぁ?」
「先程の、もしも世界が一つなら……という話じゃよ。
それぞれの世界にそれぞれの人々が、戦士が、英雄が住んでいる。
その中で最も強いのは誰か。そなたには答えられるかね?」
「無理だ。異世界の存在の強さをどうして比べられるんだ?」
「そうじゃな。どんなに話し合っても平行線になるだけ―――」
ゼニスはふう、と一息つく。
「―――だから、試してみることにした」
122 :
2/2:04/04/29 22:12 ID:AX1omk3k
「え……?」
「なっ!? おい、爺さんそれってもしかして……!?」
ようやくゼニスが何を話しているのか気付いて、二人は慌てふためいた。
異なる世界、異なる時間軸から集められ、最も死に辛い存在を選定する。
それは。
まさしく自分たちを取り巻くこの状況、そのままではないか。
「そこで先程の蟲毒の話が絡む。最も優れた存在は最も呪いを受けし存在。
力のある無しなど関係ない。例え誰も殺めなかったとしても関係ない。
その時、その場所で生き延びたことが最強の証明」
「………」
呆然と、二人は目の前の老人を見る。
何故、そんなことを話す? 何故、そんなことを知っている?
何故、こんな所にいる? 何故、この老人は生きている?
「幾数多の命と怨嗟を浴び、ただ生きるだけで闇を背負う。
故に、闇の中の闇。絶望を越える王。滅びの支配者。
――――大魔王 ゾーマ」
123 :
1/3:04/04/30 20:08 ID:h4QPQ4eL
「な、何と言っていいかわからぬが…
案外、あっさり終わったでござるな…」
崩れ去り、消え失せたゾーマのいた空間をじっと見つめながら、ライアンは呆然とつぶやいた。
「こういう事は、案外そう言う物なのだろう。
“我が事成れり”と言うのが気に入らんが、な」
勝ち逃げをされた気分だ。所詮自己満足の言葉だと割り切る事ができぬほどの、ゾーマの自信。
戦いの目標は勝つ事、負けぬ事。いかなる事があっても負けないと言う自信があるのなら、すでに事が成されていたのなら。
…最初から、奴の勝ちであったのかもしれない。だが。
「みんな、生き残った。一人も欠けずに…!」
ティナのつぶやきに、エアリスが強く頷いた。
そうだ。生きている。大魔王と戦った者達が、みんな生きている…!
「ならば我々の勝ちだな、ゾーマよ…」
「当たり前だよ、ヤツがなんと言おうが、俺たちの…勝ちは勝ちだ」
ピサロの肩をぽんと叩いてバッツが言う。その足取りは軽い。
「暢気な男だ…これからが大変だ。
全員を元の世界に帰さねばならん。このまま一生ここにいるわけにはいかんからな」
「少し休んでから探そう。さすがに少し疲れ…ん?」
バッツは自分の口から漏れる声に違和感を感じた。
声がわずかに震えている?
そんなに疲れているのか。駄目だな、少し休まないと、しかし、なんだか変だ。
脚もがくがく震えて、いや違う、足下が…。
「地震だ!」
誰かが叫んだ。
124 :
2/3:04/04/30 20:12 ID:h4QPQ4eL
揺れる。柱が、床が、壁が天井が部屋が全部が。
「なんか…やな予感、するよね?」
「お約束…だしね?」
真っ青な顔をして、エーコとアニーが顔を見合わせる。
悪の居城。敵を倒した。その後に続くのは…。
「崩れるぞ…!」
押し殺したエドガーの叫び。
それに呼応して、どんどん揺れは激しくなっていく。
目眩がするほど上下に揺さぶられ、自分が立っているのかどうかも分からなくなる。
ぴしり
と、イヤな音がした。
岩が軋む音。壁がひび割れる音。崩れ落ちる音。
ぴしり、ぴしりぴしりぴしりぴしりぴしりぴしりぴしりぴしりぴしりぴしりぴしりぴしり!
「逃げろ!」
今度は、アルスの声。それが聞こえるか聞こえないかのうちに、全員がその場から駆けだした。
125 :
3/3:04/04/30 20:14 ID:h4QPQ4eL
「リディア!」
自分を呼ぶ凛々しい声に、リディアはぱっ、と顔を輝かせた。
ゼニスの話を聞いている時の、突然の地震。
訳も分からずデッシュにしがみつき、混乱していた彼女の胸に、その声はとても明るく響き渡った。
「どうなってんだ!やったのか?!」
しがみついていたリディアを降ろしてやりながら、デッシュは走ってくる皆に向けて怒鳴った。
「やったさ!面倒な事になったがな!」
怒鳴り返すエドガー、その足下に亀裂が走る。
「どうすんだ!」
「逃げるさ!」
そう言って、エドガーはデッシュの肩をつかんだ。そのとたん、彼らの足下が、裂けた。
「へっ…?!」
ティーダの、多少間の抜けた悲鳴。
石畳の地面が一気に砕け散り、揺れが止まる。耳が痛くなるほど静かになる。
石畳の消えた足下には、真っ暗な空間が広がっていた。どこまでも深い、深淵。
壁が砕け、天井が消え、そして、深淵と戦士達だけが残る。
「ここは…」
バッツが唸る。そこには見覚えがあった。
エクスデスと戦った時の、無の空間。星々が煌めいてはいないが、そこによく、似ている。
見回せば、仲間達は全員近くに浮かんでいる。
(ここはいったい…何だ?)
えらくあっさり勝負ついたな…と思ったらまだ何かあるのかな?
取りあえず期待。感想スレって落ちてるよね?
127 :
1/3:04/05/03 22:54 ID:Qgv7RyMM
「まだ、ゾーマは滅んでいない」
その言葉に、誰もがギョッと身を竦めた。
発言者のゼニスは一人、その場に座っていた。
上も下もない空間で、ただ悠然とした様子で、遠くを見ている。
慌ててデッシュが駆け寄り、その胸倉を掴む。
「そりゃどういうことだ!? あんた一体何もので、何が目的なんだ!?」
「言葉の通りじゃよ。わしは傍観者。故にただ行方を見守るだけじゃ。
さて、そのわしが何故この舞台にいるのか」
「言葉遊びはたくさんだ! ここは何処なんだ!? 何故ゾーマは滅びない!?」
「ここは破綻した世界の果て。そして、ゾーマが滅びない理由は」
「え?」
漏れる声。誰かが倒れる音。
無の世界に拡散して、そして消える赤い血の雫。
倒れているのは――――女性。
「ピ、サロ卿……?」
倒れている者の傍らに立つ、一人の青年。
銀の髪、整った容姿、手に死神の鎌。
その瞳は暗い。どこまでいっても闇しか映していない暗さがある。
「――――新たなゾーマが誕生するから」
「そんな……バカな」
呆然とアルスは呟く。
確かに倒した筈なのに。倒した筈のゾーマがここにいる。
姿かたちは変わっても、その暗黒の魔力は変わらない。
「一人だけ生き残るというのは、そういう意味か……!」
エドガーは唇を噛む。情報は断片的だが、これだけはわかる。
殺し合いに生き残った最後に一人がゾーマになる、ということは。
128 :
2/3:04/05/03 22:56 ID:Qgv7RyMM
「クソ、どっかで聞いたぞそれは!」
ティーダはうめく。アーロン、リュックも同じだ。
自身を滅ぼした存在に寄生し、成り代わる。
それは皮肉にも自分たちが倒すべき敵、シンの存在と酷似する。
『ゾーマ』は目の前にいる戦士たちを眺めた。
そのうちにある感情は、破壊、滅亡、殺戮。
それを成すことは極めて容易い。
器が魔の存在だった故に闇の力は程よく馴染んでいる。
何しろ本人すらもその力の根源が自分自身にあると勘違いしたほどだ。
それほどまでに、かつてのゾーマが注いだ闇の力は器と一体化している。
程無く、自在に操れるようになるだろう。
それで、計画は完遂する。
長い年月で磨耗し『疲れる』という感情を持つに至った古い魂は消え、
異世界から集められた強靭かつ絶望に染まった魂と、
ゾーマ自身の魂(しゅくふく)を加えることで、『ゾーマ』は新生する。
「ピサロ殿、正気にかえるでござる!」
ソレも古き名だ。膨大な絶望に押し流された古き存在だ。
今ここにあるのは無を望むだけの魔王。
それは、死と滅びを振り撒く存在。
デスピサロ=ゾーマ。
129 :
3/3:04/05/03 22:58 ID:Qgv7RyMM
【アルス(マジャスティス習得) 所持武器:王者の剣 対人レミラーマの杖】
【とんぬら 所持品:さざなみの剣】
【クーパー(マジャスティス習得) 所持武器:天空の剣 天空の鎧 天空の盾 天空の兜 珊瑚の剣】
【アニー 所持品:マインゴーシュ】
【バーバラ 所持武器:果物ナイフ・ホイミンの核・メイジマッシャー・ミスリルナイフ】
【アイラ(ゾンビ・左腕欠損、処置済み)所持武器:ダイアソード 死者の指輪】
【バッツ(魔法剣士 白魔法)/ 所持武器:ブレイブブレイド、グレネード五個 レナのペンダント】
【ティナ 所持武器:プラチナソード チキンナイフ】
【エドガー 所持武器:エンハンスソード ミスリルシールド ボウガン スナイパーアイ ブーメラン 首輪×5】
【エアリス 所持品:エドガーのメモ マジャスティスのメモ 癒しの杖 妖精のロッド 月の扇】
【エーコ&モーグリ 所持武器:なし】
【リュック(進化完全制御)所持武器:黄金の腕輪】
【ライアン(負傷) 所持武器:大地のハンマー エドガーのメモ(写し)】
【パパス(負傷) 所持品:アイスブランド イオの書 妖剣かまいたち ドラゴンテイル 食料多】
【ティーダ(負傷) 所持品:吹雪の剣 いかづちの杖 参加者リスト 小型のミスリルシールド マテリア(かいふく) 真実のオーブ】
【アーロン(負傷) 所持武器:バスターソード 折れた鋼の剣】
【サマンサ(瀕死) 所持アイテム:勲章(重装備可能)星降る腕輪 手榴弾×1】
【デッシュ 所持武器:アサシンダガー 加速装置 裁きの杖 首輪×5】
【リディア(魔法使用不可) 所持品:なし】
【ゼニス 所持武器:アンブレラ 羽帽子?】
(チョコボがいます)
行動方針:???
【デスピサロ(ゾーマ化) 所持アイテム:『光の玉』について書かれた本 死神の鎌】
行動方針:皆殺し
うわぁ……スゴい展開だぁ…。
続きに期待!
いい展開なとこスマンが死神の鎌にはもう刃がないんじゃ?
確かブロス倒したところで消したはず。
132 :
1/3:04/05/05 18:57 ID:T/+4nQoy
闇の中、デスピサロが立っている。
ピサロではなく、デスピサロ。そしてゾーマでもある存在。
いつぞやに砕け散ったはずの鎌の刃が魔力でかりそめの形を成していた。
魔法と言う朧にて実体を作り出すのは難しい。
火炎やイカヅチと言った無形の物、水や氷と言った周辺の元素を流用できる物ならばまだしも、魔法力そのものだけで
形や重さを持った“物体”を作り出す事は容易ではない。
鎌の刃は、後数回ほど何かを斬れば消えてしまうだろう。そんな不安定な存在。
だが、そんな不安定な存在でも、作り出せると言うだけでもう桁違いだ。とんでもない。
そんなとんでもない存在は、まだ動かない。
サマンサをたたき斬ったっきり、立ったまま動かない。
エーコとエアリス、それにアルスはサマンサにすぐさま駆け寄った。
上下の区別もなさそうな空間だというのに、あっさりと駆け寄る事ができる。
「サマンサ…!」
サマンサをかばう形で、残りのメンバーがピサロと向かい合う。リディアはゼニスが確保して後ろに下がっていた。いつの間にか。
アルスは彼らに背中を預け、彼女を助けるための呪文を唱え出す。
「アルス…私は、ピサロ卿がおかしくなる寸前まで、話を…」
ごぼりと、サマンサの口から血の塊が溢れる。言葉が途中で絶たれる。
「喋らないで…!」
エアリスがぴしゃりと言い放つが、サマンサは聞かない。
「武器を壊したのがあの城なら…あの城も一種の仮想…空間で、
……ゾーマ、一度死んで…崩れて、ゴホッ…ここは、たぶん仮想空間の外」
133 :
2/3:04/05/05 18:58 ID:T/+4nQoy
サマンサはしゃべり続ける。
「マジャスティスを最初に…ぐっ…使った時と同じです。
もしかしたらルーラが……そうすれば誰かの世界に退避できる…かも」
それを聞きながら回復魔法を使っていたエーコは、奇妙な事に気がついた。
傷が、思ったよりも浅い。
むろん瀕死の重傷には違いないが…覚悟していたような、致命傷ではない。
放っておけばすぐ死ぬが、すぐに治療をすれば生かす事も可能なレベルの…。
とりあえずもう一度回復を、とサマンサの、あの忌まわしい鎌で咲かれた腹部に触れたエーコの手に、奇妙な感覚があった。
毛皮の、ふさふさとした、柔らかい感触。
ためらいつつも引っ張り出すと、その正体はすぐにしれた。
キツネとリスを会わせたような生き物の、死体。
胸のあたりで真っ二つに切り裂かれた、死体。この動物のおかげで、紙一重で致命傷を免れたのだろうか?
サマンサはそれを見て一瞬悲しそうな顔をし、エーコに その子をお願いします と言った。
「私がピサロ卿の気を引きます。
みんなで集まってルーラを使って、それで終わりです」
「ち、ちょ…!」
サマンサの言葉をエアリスが遮る。
気を引いて自分達が逃げて…それでサマンサはどうなる?
あの時、自分は「みんなで生き延びて…」と言ったのだ。そんな事、できるはずが…。
134 :
3/3:04/05/05 19:00 ID:T/+4nQoy
「私はあの人の家臣です。
あの人を助けます。駄目ならば止めます。
貴方に信念が在るように…私にも、在ります」
半死人とは思えぬ…いや、半死人だからこその凄絶な視線が、エアリスを射抜く。
エアリスは反論しようと口を開く、が、その前に。
「だったら、俺も引けないな」
背中越しに、バッツがこちらに口を挟んだ。
「こんなのほっといたら、後からどんな事しでかすか分かったモンじゃない」
「それに、仲間なればこのような状態のピサロ殿を放ってはおけないでござるよ」
バッツと、それに答えるライアンとの台詞に、全員が頷き、もしくは返事を返した。
「エアリスさん、サマンサをゼニスさんの所に。
サマンサ…僕たちがあの人を止める。いざというときは…ルーラを頼む」
アルスはそう言うと、ピサロの方に向き直った。
135 :
忘れ物:04/05/05 19:05 ID:T/+4nQoy
行動方針変更:ピサロを止める。
いま書き手は一人なのかな?
応援してます、頑張ってください
同じく応援してます。
頑張ってください!
138 :
1/3:04/05/08 00:32 ID:dVsQbMEM
全員でデスピサロを囲む。だが、次の行動に移れない。
その強大な魔力に威圧され、何処から攻め込めばよいのかわからない。
圧倒的な格の違い。それはゲーム開始時にゾーマが見せた強さそのものだ。
デスピサロはおもむろに死神の鎌を振り上げる。
何をしようとしているのか。瞬時に察したのはバーバラだった。
「真空波……! みんな、散って!」
それを契機に全員が一斉にそれぞれの行動をとる。
アルスは王者の剣を掲げてサマンサと、彼女を癒すエアリスとエーコを守るように立つ。
とんぬらは呪文を唱えながら全員の前に出る。
瞬間、デスピサロの鎌から真空波が巻き起こった。
「剣よ!」
「バギクロス!」
アルスの剣ととんぬらの呪文が真空の竜巻を起こし、即死の空気を阻む。
何とか、真空波がサマンサの元に及ぶことだけは防いだ。
他の面々も二人が作り出した安全地帯に退避する。
「さてと、どうやって彼を止める?」
エドガーが周囲に問い掛ける。
彼を何とかして正気に戻さなくてはいけない、しかしどうすればいいのか。
「術を使わせまくって消耗させるとか」
バッツの提案に、横からバーバラは首を振る。
「無理だよ、真空波はその気になれば延々と放てるんだよ?」
「その前に、こっちが力尽きてしまうわね……」
ティナは表情を曇らせる。
139 :
2/3:04/05/08 00:35 ID:dVsQbMEM
「つまり、やられる前にぶっ飛ばす! ……しかないってこと?」
「ちと乱暴でござるが、それしかないでござるな」
ティーダはウンザリと項垂れ、ライアンは口元を引き締める。
しかしそれは、この真空波をかいくぐっていかなくてはいけないということだ。
そんなことをすれば100%辿り着く前に膾切りにされてしまう。
「自殺行為だな」
あくまで冷静にアーロンは断じる。
この状況で無闇に接近戦を仕掛けるのは危険だ。
「なら、呪文で」
「難しいと思う。あの人からは強い魔法耐性を感じるから」
アニーの提案を、ティナは横に振って否定する。
そっか、と項垂れるアニーを横目に見ながら、
「でも一つだけ、何とかなりそうな呪文があるよ」
「本当か、クーパー! どんな方法なんだ?」
「うん、みんなの魔力を集めて唱える呪文。少し時間がかかるけど威力は凄いよ」
「ならば、我々でその隙を何とか作ろう」
パパスの言葉に、アーロン、ライアンは頷く。
「じゃあ、あたしたちが何とかするから後はヨロシク。
それにね、ちょっと試してみたいこともあるんだ」
「なんだよ、リュックも何かいい手を思いついたのか?」
ティーダの問いに、リュックはうーん、と少し上を見上げると。
「絶対ってワケじゃないけど、多分イイとこまでいくんじゃないかなぁ?」
なるほど、期待できないらしいとその場に居る誰もが思った。
「よし、それじゃ魔法が得意な奴はクーパーの援護、それ以外は牽制で良いな?」
意義なし、とその場にいる者たちが頷こうとした瞬間、
「マズい、今度は呪文が来る!」
とんぬらの声を聞いて、慌ててその場から飛び離れた。
それで危うく難は逃れたが、前に出て結界を作っていたとんぬらは巻き込まれてしまう。
140 :
3/3:04/05/08 00:40 ID:dVsQbMEM
「ぐっ……!」
『お父さん!?』
ボロ切れのように吹き飛ぶとんぬらを見て子供たちは悲鳴を上げる。
その後、何とか身を起こした父の姿に、ほっと安堵の息を吐く。
その間にも、他の戦士たちは行動を起こしている。
「クーパー、後は任せるぞ!」
バッツはそう言い残してブレイブブレイドを手に切り込む。
並んでパパスとアイラも駆け出し、その後ろにライアン、ティーダ、アーロンも続く。
デスピサロは鎌を持ち直すと、無表情で迫りくる戦士たちを待ち構えた。
次々と繰り出される攻撃をデスピサロは難なく捌く。
実に危なげが無く、最小限の動きであっさりと攻撃を受け流す。
それは子供をあしらっている親のようであり、格下相手に体を慣らしているようでもある。
そのやや後方で、リュックはじっとしていた。
単純な能力ではデスピサロの方が遥かに上だ、普通に挑んだだけでは敵わない。
しかし、今の自分には進化の秘法という奥の手がある。
人間の姿で勝てないなら、より強くより適した形に変じればよい。
今のところ進化の制御は出来ているし、黄金の腕輪もあるから出来るはずだ。
だから、後は最強の形をイメージするのみ。
「そうだなぁ……マキナマズルって感じかな」
「それでクーパー君、私たちはどうすればいいの?」
ティナとバーバラ、そしてアニーがクーパーを取り囲む。
女の子ばっかりで少し照れるなあとか、そんなことを思いながら、
「みんなの魔力を僕に分けて。やり方はアニーの真似で。後は僕がやる」
「うん、私の力をクーパーに預ける」
双子だけあってすぐに気付いていたアニーは頷く。
「なるほど、あれね。わかったわ」
バーバラもクーパーの説明で何をするのか気付いて頷く。
「……?」
ティナだけはわからなかったが、それでもとりあえず頷いた。
ラスボス戦みたいだけどもう犠牲者はでないの?
俺、犠牲者出る話考えてるんだけど、ザオリクとかはもう使えるんだっけ?
メガザル…
書き手さん頑張れ〜。
ところで、今聞くのはご法度だとは思うけど、
これ終ったら第三部スタート?だったら参加したいな。
>>144 自分で最後まで完結させる覚悟が要るよ。
とりあえず蘇生魔法持ってるのって、
アルス(ザオラル)
とんぬら(ザオラル、メガザル)
クーパー(ザオリク)
だけか? バーバラは使えたっけ?
よく考えたらFFのレイズ系は生き返らないんだよな……
FF5のガラフみたいな状況だと、
DQの蘇生魔法も効果はないってのはどうよ?
ほしゅ
後方に下がったサマンサは、エアリスとエーコの治療を受けながら
前方で繰り広げられてる戦いに目を向けながら冷静に頭を働かせていた。
こんな状況だからこそ、自分は機械のように、氷のように冷静にならなければいけない、
彼女は自分自身に言い聞かせていた。
しかし、いくら考えてもこの状況を打破できるような考えは浮かんでこない。
彼女が最も危惧しているのは『闇の衣』の存在だった。
今はソレを使わずに攻撃を回避しているが、それが『闇の衣』が使えないのか、
使わないだけなのかではとるべき戦術が大きく違ってくる。
もし使わないだけなのだとしたら、絶望的だ。
こちらの攻撃はほとんど意味を成さなくなる。
大魔王相手に同じ戦術が通用するとは思えない。おそらくマジャスティスは発動前に潰される。
術者二人を守りきる実力がこちらにあるとは思えない。
そもそもデスピサロをどうやって止めるのか。
助けるにしても止めるにしても、どうすればいいのか思い浮かばない。
大魔王相手に死なない程度のギリギリの手加減なぞできるはずが無い。
こういう場合に重宝する封印系の魔法は自分には使えないし、味方の能力を全部把握しているわけでもない。
それに、あのゾーマの呪縛。コレを解決する術が無ければ自分達のしようとしている事は全て意味がなくなってしまう。
いまさらながら、状況は絶望的であった。
サマンサは半ば強引に思考を止め、軽く息を吸い込んだ。
エアリスとエーコのおかげで傷の痛みはだいぶ引いていたため、先程よりも軽く呼吸ができた。
(いけない、できない事ばかり考えていては。自分にできる事を、どうしたらできるようになるかを考えなくては)
今自分に必要なのは、情報だ。そしてサマンサは周りを見渡し…。
−−−見つけた。
おそらくこの中で一番ゾーマに近い場所にいる者。この中で一番謎を秘めている者。
手段など選んでいる時間はない。
サマンサは迷わず右手を『彼』の方へ向けると、その手のひらに火球を作り出した。
エアリスとエーコは突然の行動に息を呑み、デッシュは『彼』の傍に立っていたリディアをかばうように引き寄せた。
「あなた、ゼニスっていったわね。答えなさい。あなたの目的と、ゾーマに関して知りうる限りを」
150 :
1/2:04/05/13 23:56 ID:NK78+jps
そんなサマンサを前にしてなお、ゼニスは平然としていた。
冷静という以上に、この状況ではむしろ気味が悪い。
「さて、わしの目的は何であろうな。何故このゲームに巻き込まれたのか。
このゲームで何をさせたかったのか、それはわからぬ」
「その割りには……随分と、訳知りではないですか」
「わしは傍観者なのだよ」
「傍観者……?」
「人の手の届かぬ高みにあって、ただ世界を観察する者。
誰よりも知識を手に入れたが故に、その手に何も掴めない者」
「だから、このゲームのことも知っていた、ということですか」
「存在することだけは。しかし、わしは全知ではあるが無能なのだ。
わしにとっては物に触れるのも大地を歩くのも、何もかもが目新しいのだよ」
ふう、とサマンサは一息をつく。なるほど、コレは常人ではないことが良くわかった。
できれば関りたくはないが、それでも今は利用するしかない。
「ならば貴方が知りうることを教えなさい。ゾーマは、どうすれば倒せるのですか」
「ゾーマは絶対無敵じゃよ。倒すことは出来ない……全員の魂を吸ったのなら、の話じゃがな」
「どういうことですか……? あのゾーマはまだ完全ではない、と?」
「このシステムは最後に残った一人がゾーマを倒すことで成立する。
そのため、古いゾーマは参加者が一人死ぬごとに弱体化していくのだ。
最後の一人になったら時点では、女子でも縊り殺せるほどにな」
そう言われれば、自分たちが戦ったゾーマは最初に比べて酷く弱体化していた。
全てが予定調和だったということか。
「ここには20人残っていよう? その分、あのゾーマは完全ではないのだ」
「しかし、90余の魂を吸っているのなら、
単純計算で私たちの4倍以上の力を持っていることになる」
単純な戦術論では戦力が3倍以上になると覆せないという。
状況が絶望的であることに変わりはない。打開するためには策がいる。
それもとびきりの奇策が。
151 :
2/2:04/05/13 23:59 ID:NK78+jps
「何か……いい方法はないの? あのイケメンの目を覚ます方法とかさ」
エーコの質問に、ゼニスは頭を振る。
「ない。わしは知らぬ。しかし」
『しかし?』
サマンサ、エアリス、エーコ、デッシュ、リディアが唱和する。
「そなたたちは、それぞれの世界でそれ以上の不利を覆してきたのではないのかね?」
全員が息を飲む。ゼニスの言う通りだった。
絶望は身近なところにあり、何時だって立ち向かってきたのだ。
ならば、今回もそれをするだけである。
「まだ絶望するのは早い。
ほんの僅かでも良い、あの青年が我を取り戻すことができれば。
ゾーマの呪縛を己の力で破る切っ掛けさえ作ることができれば、状況は変わろう」
保守
153 :
1/3:04/05/16 22:12 ID:2/H3/5vf
「大丈夫ですか?」
「ああ、助かったよ」
アルスは回復魔法でとんぬらの傷を癒した。
それを確認してから、王者の剣を握りなおす。
「悪いけど、サマンサたちを頼みます」
それだけ言い残すとアルスはデスピサロ目掛けて突撃した。
歯を固く食いしばる。
デスピサロはゾーマを倒すため、助け合ってきた相手だ。
皆は何とかしてデスピサロを助けたいと思っているだろう。
特に元の世界で仲間だったサマンサは彼に絶対の信頼を置いている。
皮肉な話だ。
おそらく唯一、倒さなければいけないと思っているのが自分なのだから。
そう、デスピサロは倒すべきだ。
ライアンが言うように、魔族と人間が手を取り合うのは理想だろう。
しかし、その相手がデスピサロというのは承服できかねる。
アレは人間にとって敵だ。関る人間に必ず害を及ぼす。
だからこんな状況を抜きにしても、倒さなくてはいけない存在だと断言できる。
デスピサロの動きを止めようと、数人の戦士が攻撃を仕掛けている。
しかしあっさり往なされ、一撃として有効な攻撃を与えられない。
それも当り前だ。殺す気がない攻撃にどれほどの驚異がある?
だが、自分は違う。少なくとも、自分だけは違う。
乱れ飛ぶ真空の刃の間を突き抜ける。
下段に構えた王者の剣を、容赦の欠片もなく振り抜いた。
甲高い音が鳴って、死神の鎌の刃を打ち砕く。
だが幻の刃はすぐに元に戻り、結果としては攻撃を往なされたアルスが残る。
154 :
2/3:04/05/16 22:15 ID:2/H3/5vf
がら空きになったアルスの胴目掛けて、デスピサロは死神の鎌を振り落とす。
アルスはそれを剣で受け止めようとせず、デスピサロに体当たりした。
デスピサロは動じない。不動のままアルスを跳ね返し、鎌を再び薙ぎ払う。
アルスも動じない。もとより体当たりは体勢を整えるためのものだ。
王者の剣で攻撃を受け止める。さすがに力は強烈だが……!
「アルス殿……!」
ライアンはうめいた。
圧倒的な力に振り回されながらも、食いついていくアルスに感嘆した。
しかし同時に、アルスの殺気に困惑した。
あの勇者は、デスピサロを倒そうと、殺そうとしている。
少年はゾーマに対して並みならぬ敵意を持っていた、
それが今度はデスピサロに向けられている。
それをパパスやアーロンと言った面々も感じた。
止めることは出来ない。そんなことをすればこちらは全滅する。
殺す勢いでなければデスピサロは止められないことを、アルスは身を以って証明している。
ならば、覚悟を決めるべきだ。
パパスとアーロンは、剣を握り直してアルスの援護に入る。
ライアンは吼えた。
「それしか……無いのでござるか、デスピサロ殿……!」
しかしその呼びかけにも、デスピサロは微かにも応じることはない。
「ねえねえ、ふたりとも、ちょっといい?」
「はぁ!? 今それどころじゃないっての!」
「なんだい、お嬢さん」
リュックに声を掛けられて、ティーダとエドガーはそれぞれの反応を返す。
「うん、二人とも機械のこと知ってるんだよね?
聞きたいんだけどさ、強い機械の武器っていったらナニ思い浮かべる?」
155 :
3/3:04/05/16 22:17 ID:2/H3/5vf
「ドリル」
即答するエドガー。
マシーナリとしてこれだけは譲れないらしい。
しかしリュックとティーダに、はぁ? という顔をされたので、コホンと咳払いした。
「そうだな、ミサイルやレーザービームはどうかな」
「電撃放射とかマシンガンとか。で、そんなこと聞いてどうするんだ?」
「うん。まあそんなところかな、やっぱ」
リュックは腕に嵌った黄金の腕輪を触れた。
刹那、リュックの体が淡い光に包まれる。
「お、おい……!」
光の中で輪郭が潰れて、一つの塊になっていく。
光の塊は膨張を続け、ついには見上げるほどの大きさになる。
「嘘だろ……」
呆然と呟くエドガーとティーダの前に現われたのは、
恐竜を思わせる巨大な機械だった。
あちこちに兵装が施され、その上にリュックが乗っかっている。
「オッケー、イメージ通り。そんじゃ、行くよ〜!」
「うわっ」
前進を始めた機械の傍から慌てて離れる。
敵にやられるのもお断りだが、味方に踏み潰されるのはもっと御免被りたい。
「全く驚かされるな……しかし」
「まあ、あれならアイツにも通じる、かな?」
しかし何となく不安を隠せない男二人だった。
保守
157 :
1/3:04/05/18 23:51 ID:tJj/WuPp
リュックのマキナマズルがデスピサロ目掛けて突進する。
迫る巨体に気付き、デスピサロは視線をリュックに向ける。
翻る腕。巻き起こる真空波。
「みんな、下がって!」
マキナマズルはショックウェーブを放って迎え撃つ。
堪らないのは間に挟まれたアーロンたちだ。
「滅茶をする」
あちこちに裂傷を負いながらも退避できたのは、
彼らが戦士として優れていたからこそだろう。
前衛の戦士たちが離れたことを確認して、
リュックはすぅ、と息を吸い、それからデスピサロを指差した。
「そんじゃ、一気に行くよ!」
マキナマズルが震えだす。全身から青白い燐光が立つ。
「3、2、1……」
デスピサロは、それを超然と見上げる。それがどうしたのか、といわんばかりに。
「ゼロ!」
マキナマズルが吼え、光が溢れた。
それは呆気なくデスピサロを飲み込む、かと思えた。
超兵器の一撃を、生身の存在が受け止められるわけがない。
しかし、それは単なる思い込みに過ぎなかった。大切な事を見落としていたのだ。
デスピサロは魔王だということを。
「うそ」
光の向こうに、デスピサロがいる。掌を向け、平然と立っている。
マキナマズルが放つヴァジュラは全く届いていない、
その前に、デスピサロが呼び出した地獄の稲妻が弾き返しているのだ。
ジゴスパーク。それは神と真の勇者、そして魔王だけが使える神技。
158 :
2/3:04/05/18 23:52 ID:tJj/WuPp
「こ、こんなの、にっ!」
押されている。光が押し戻され、逆にマキナマズルを飲み込もうとする。
自分が想像した最強が圧倒されて、リュックは悲鳴気味に叫ぶ。
そのとき、マキナマズルを登ってリュックの隣りに人影が立った。
「まだ……諦めるな!」
黒髪の勇者が呪文を唱え、剣を掲げる。
剣は雷を浴び、光を散らして輝く。
「ギガディン!」
それを、魂を震わせる気合と共に振り下ろす。
ヴァジュラとギガディンの光が、ジゴスパークを押し返す!
「クッ……」
「うう、キツい」
それで何とか均衡を保つものの、アルスとリュックは額に玉の汗を浮かべてうめく。
最強技は全てを凝縮した一瞬の輝きでもある、常に使えるものではないのだ。
一方、デスピサロは揺るがない。威光が弱まることはなく、魔力が底に尽きることもない。
このままならば、アルスとリュックは打ち負けるだろう。
それは確定事項だ。……このままならば。
「クーパー」
「うん、いくよ。みんな!」
双子の分身の呼びかけに、蒼髪の勇者が頷く。
準備は整った。クーパーは両腕を天に掲げ、呪文を唱える。
アニーの、バーバラの、ティナの魔力が集まり、クーパーの体が淡く輝く。
パチン、と。クーパーの手の上の空間が歪んだ。
幾重にも幾重にもそれは重なり、それは見る見るうちに肥大化していく。
それが限界に達した時。飽和した歪みの中から、絶対的な力が生まれ出る。
159 :
3/3:04/05/18 23:56 ID:tJj/WuPp
それは弱い『人』の力を集めた一撃。
なれど魔王や神すらも凌駕する閃光。
人が、運命に立ち向かおうと勇気を振り絞った末に生んだ絶技。
クーパーは前方を睨みつけた。その先に止めるべき存在がいる。
だから、ぶつかり合う光の向こうにいる相手目掛けて、その力を解き放つ!
「――――ミナディン――――!!!」
「デイン」が「ディン」になってる……
ナニやってんだ漏れは_| ̄|○
スマソ、脳内変換よろ。
む、なかなかいい感じに続いてるニダ、頑張って完結させてほしいニダ
がんばれ保守
163 :
1/2:04/05/23 01:09 ID:QdzKeZqV
均衡は一瞬にして打ち破られた。
クーパーの放ったミナデインはヴァジュラとギガデインの光を飲み込み、
ジゴスパークの光を掻き消してデスピサロを飲み込んだ。
凄まじい轟音と衝撃が巻き起こる。
大抵のモンスターなら存在そのものを消し飛ばす程の力だ。
そんなものを受ければデスピサロとてタダでは済むまい。
しかし同時に、これでもまだ死にはしないという確信もあった。
何とか助けたいと思っているのに、殺す気でないといけない。
それは矛盾だ。殺す気でかかって、ようやく足止めができるという状況は。
光が薄れていく。
その向こうに、やはりデスピサロの姿があった。
さすがに無傷とは行かないのか、纏っている衣服はボロボロだ。
乱れた銀色の髪を整えようともせず、顔を伏せて立ち尽くしている。
しかし、戦闘不能になったわけではないだろう。
一時的に動きを止めただけ。無尽蔵に湧き上がる魔力が満ちれば、再び動き出す。
だから。今がチャンスなのだと、サマンサは思った。
傷の様子は思わしくない。力を込めるだけで激しく痛む。
辛いが……即死の一歩手前だったのだ、この短時間でこの状況ならば御の字だ。
不安そうに見つめてくるエアリスとエーコに、サマンサは顔面を引きつらせて笑みを浮かべる。
「コレで十分です。ありがとう」
「あの……!」
死なないで、と皆に訴えたエアリスが何かを言おうとする。
しかしそれは聞けない。彼女のいうことは理想でしかなく、現実は覆せない。
サマンサはデスピサロを見据えた。一歩一歩足を踏み出す。
――――答えは出た。
だから、「死ぬな」という言葉には従えない――――
164 :
2/2:04/05/23 01:10 ID:QdzKeZqV
そのころ、前衛では。
動きを止めたデスピサロを戦士たちが囲んでいる。
結局、時間を稼ぐということは後手に回らざるをえないということだ。
デスピサロが何をしても対応できるよう、準備している。
ただ一人、アルスだけは必殺の機会を狙っていた。
一見無防備に見えるデスピサロだったが、いざ攻めようとなると隙がない。
必要なのは一撃必殺。その機会を探して、様子を窺っている。
「え……?」
最初に気付いたのは、バーバラだった。
デスピサロは俯いたままで一体何をしているのか。
彼を取り巻く魔法力の流れをバーバラはよく知っている。
そんな筈はないと一度は否定した。あれは、自分にしか使えないものだ。
けれど、彼の口の動きが馴染みのあるフレーズを想像させる。
それは正しく、発動されてしまう……!
バーバラは思わず悲鳴を上げた。
周囲のものがそんな彼女に目を向ける。
ダメだ、今から唱えても間に合わない。
大体、あんな巨大な魔力に、自分の『アレ』が対抗できるわけがない……!
「バーバラ、どうしたんだ?」
問い掛けてくるバッツに、バーバラは反射的に答える。
「みんな、逃げて!」
『え?』
突然の言葉に、一瞬呆然とする一堂。
その僅かの時間も命取りだ、バーバラは泣きそうになりながら叫んだ。
「『マダンテ』が発動しちゃう!」
マダンテ…
それは己の待ち得る全ての魔力を大爆発させる呪文の最高峰。
古代、誰もが気軽に呪文を使えるような都市の中でも一子相伝とされるほどの大技であった。
しかしバーバラの口から飛び出した「マダンテ」という言葉の意味を解するものはおらず…
─いや、いても何も変わらなかっただろうが─
周りのものはただ意味も分からず、ぽかんとするばかりであった。
ただ一人、アルスとクーパーを除いて。
二人の勇者は一気に飛び出しデスピサロを切りつけた。
ただ詠唱を続けるデスピサロを二人は何度も、何度も切る。切る。切りまくる。
血飛沫があがり、デスピサロの右腕が飛んだ。
それを見て、周りの戦士たちも正気を取り戻しデスピサロのもとへ走った。
皆、己の武器を持ってデスピサロを攻撃する。
それはまるで砂糖に群がる蟻のような光景だった。
やがてデスピサロの口が止まった。大魔王は死んだのだ。
…刹那、アルスの目から大粒の涙が零れ落ちた。
何故、この男を殺さなくてはいけなかったのだろうか?
気が付けば周りの者も皆顔を俯けていた。嗚咽が聞こえた。
しばらくし、あの男が口を開いた。…ゼニスだ。
「デスピサロを蘇らせたいか…?それならいい手段があるぞ。」
皆顔を上げた。目を赤らめ、ひどい顔だった。
「神竜に頼むと良い。ただ、ここに神竜を呼ぶには高レベルの召喚士の助けが必要じゃ。」
そこでアストロンですよ
>一見無防備に見えるデスピサロだったが、いざ攻めようとなると隙がない。
>必要なのは一撃必殺。その機会を探して、様子を窺っている。
って書いてあるのに嬲り殺す展開萌え。
最後の最後でまたdでもないのがきたよ。
さて、どう収拾つけてくれるのやら。
すげー展開だ。
まるで進化後のピサロが8逃げした導かれし者たちにボコられたような展開
dでも展開だな
サマンサのフラグが…
サマンサは何するつもりだったんだろう
メガンテは使えないよね?
あれ?
>>165ってネタじゃないの?
ほら、2ndやる前くらいの時期にやたら終了させたがってるやついたっしょ?
あれの類かと思ったんだけど。
>165は普通にスルーでいいんじゃね?
伏線使ってないし神竜で復活ってDBだし
だいいち死んだ奴が全員復活なんて展開にも繋がりかねない。
万が一、一方的にネタ認定+スルーはどうだろうっていう人がいるなら
他の書き手さんに別展開で話書いてもらって
読み手がイイと思った方を、本当の続きとして認定すればいい
けっこう文章は普通だから読んだらびっくりな感じだよな、165。
でも多人数対一人ならこんな展開は必然な気がするのは俺だけか?俺だけですか、そうでつか。
別に無効にはしなくてもいんじゃね?
デスピ死んでもゾーマの魂だけまで死んだとは限らないし
むしろデスピ死んだ分ゾーマ強くなれるし。
アイラみたいにデスピの死体動かせば今まで通りいけると思われマッスル!
>>166 禁止呪文。
>>165 これは判定が必要なのかもね。
珍しくもの言いがついてるし。
個人的には本人はネタで書いたのではないと思うのだけれども
165が続きや補足設定を書く気がなく
このまま放置するつもりならばネタ認定されても仕方ないのかもしれない。
もし判定を行える人がいない場合は、
スルーにするかこの続きを書くかは
次の書き手さん(165含む)次第だとは思います。
判定とかのことはよくわからんけど、
165は前とうまくつながってなくて
何か不自然だな、と思った。特にアルス
・あれだけ強大な力を振るって1対90をものともしなかったデスピサロが簡単に
袋叩きにされる展開はどう考えてもおかしいかと。
・アルスの描写も変。デスピサロを倒す必要を感じていたのに、まるで倒したことを後悔するような述懐。
・デスピサロ倒しても新たなゾーマが誕生するだけでは? これで終わりではないのに、皆妙に落ち着いてる。
もちろん結果だけ見れば、この展開になる可能性も無くはないよ。
例えばアルスがピサロを殺して後悔するのだって、そこに至る心理描写なりがしっかりしていれば納得
できるかもしれないし。
でもそれがないんです。
>>165の話には。
完全な説明・描写不足。
全て今後の書き手に任せるというのはどうかと。
そうやって文句並べてグダグダ言ってるからここは中断したしUは潰れたんだよ。
神竜で復活ってのはバトロワとしてどうかとは思うがそれ以外はケチつけるほどでもないよ。
>>179 2はどっちかというと無計画に殺しまくったせいだと思う。
俺は無効に一票。書いた人が出てこないと話進まないけどさ。
でもさすがにこれは荒れるよ
おれもビビッタ
有効一票。
第一にこれリレー小説だし。無効は極力避けるべき。
フラグミスとかあるだろけどそんなのは今までもあったよ。
ピサロはマダンテ唱えてたんだろ?
それならあんな展開になっても当然と思う。
ただの呪文だったら唱えながら防御とかもできるだろうけど
マダンテだしノーリスクでほいほい使っていいものでもないと思う。
クーパーのミナデインも発動まで面倒そうだったし。
万一無効にしてもマダンテ使ったピサロはどう戦うの?
まさかMP回復もないだろうし…
まあ神竜は…だけど。
リレー小説だだから無効は極力避けるべきってのはわかるが
終わりかけのクライマックスでこれはな・・・って感じだろ
文句言ってグダグダも何も、
「神竜で復活」とか言っている時点で>165は無効だって。
死人の復活が許されるなら、
ロワの参加者全員復活っつー糞展開に繋がりかねないだろ。
書き手が出てきて、該当個所を修正削除したのなら話は別だが。
それにマダンテは「MP全消費」がリスクなのであって
唱えている間は防御不能、なんて設定どこにもない。
ミナデインは全員のMPを集めて放つ呪文だから、集めるプロセスが必要だったてのはわかるが。
あと、MP回復はDQ4リメイクでデスピかエビプリが使ってなかったか?
ま、別に回復しなくても、ヤシは十分強いような気もするが……
リレー小説とはいえ、もう最後の最後なんだから
できるだけ納得のいく展開で終わってほしいよ
>>182 PS版DQ5の馬鹿AIじゃあるまいし、もうじき殺されそうなのにマダンテの呪文を唱え続ける大魔王の
どこが尋常?
あとフラグミスって何ヶ月も前の話の続きじゃないのに。
明らかに直前の話を読んでないか意図的に無視してるよ。
なんのためのリレーなんだか
>文句言ってグダグダも何も、
>「神竜で復活」とか言っている時点で>165は無効だって。
それで実際に復活したらその話をNGにするよ。
>それにマダンテは「MP全消費」がリスクなのであって
>唱えている間は防御不能、なんて設定どこにもない。
>ミナデインは全員のMPを集めて放つ呪文だから、集めるプロセスが必要だったてのはわかるが。
ゲーム上の話をするならミナデインも全員がMPを消費する以外のリスクは存在しない、
この程度の事なら許容範囲。
そこまで重箱の隅つついて楽しいか?
>186
それで?
隙がないと描写されているのにタコ殴りに出来たり、
殺す気満々だったアルスが悔やんだりしてるのはどうして?
コレを重箱の隅といえるなんて随分と巨大な重箱なんだね。
オレには重箱のど真ん中に穴が空いてるように見えるんだけど。
もの言いがついているのに
165が出てきてないようなので
無効に1票です。
ROMが意外と多かったんだな
190 :
165:04/05/25 00:26 ID:vyR6GBgb
まあ深い思い入れはないんで無効でもいいっス。
今更変更なんてきかないだろうし。
ただね、なんか大技の連続みたいな予感がしてたのよ。
実際、
でかい機械→ギガデイン→ジゴスパーク→ミナデイン→マダンテ…
まあこれはこれでいいとしても、飽くまでバトロワなんだから多人数の利もいかすべきだし
こんな展開だと普通のドラクエ小説と変わらない気もしたし、
マダンテがやばいと踏んだら危険を省みず止めに入るのも必然かな、と。
神竜は復活云々よりむしろリディアの存在を肯定するためって感じでつ。
まあ、とにかく無効ドゾー
191 :
188:04/05/25 00:36 ID:8tjRxl3I
>>190 無理やり出てこさせちゃったみたいでゴメン。
個人的にあなたの文章は嫌いではなかったです。
ネタだとは思わなかったし。
一応、フォローしたかったので。
駄レススマソ。
192 :
165:04/05/25 00:43 ID:vyR6GBgb
>>188タン
偶然来ただけだから気にしなくて(・∀・)イイヨ!
それではスレ汚しスマソでしたオヤシュミ
でもリレー小説で不満が残るのは仕方が無いことだと思う
あとはそれを認めるか認めないか
194 :
1/1:04/05/25 22:45 ID:ZQtCnO66
マダンテ。それがどんな意味を持つのかわかるものは少ない。
ただ、バーバラの様子からしてそれが只事ではないことだけはわかった。
真っ先に動いたのはアイラだった。身を翻し、一直線で後退していく。
次に動いたのはアルスで、彼女とは逆にデスピサロに突撃した。
マダンテの発動を防ごうと王者の剣を振るう。
バッツ、パパス、アーロン、リュックといった面々もアルスに加勢するが、
呪文の詠唱を止めることはおろか、傷一つ与えられない。
その前に空間が歪んで弾かれてしまう。
「闇の衣……!」
サマンサは歯噛みした。やはり、ゾーマになったデスピサロは万能結界を持っていた。
ミナデインのような絶技ならとにかく、生半可な攻撃ではアレを貫くことはできない。
状況は絶望的、力尽くでデスピサロを倒すことはほぼ不可能。
このままでは成す術もなくやられるだけ、だから。
サマンサは呪文を唱えつつ、駆け出す。
唱える呪文はルーラ。
空間の次元を歪めて一瞬だけ距離をゼロにすることで移動する呪文だ。
極めて強引な呪文ゆえに制御が難しく、一度も行ったことがない場所を目的地とするのは禁忌とされる。
この呪文に失敗した術者がどうなるかは定かではない。
一説には、時限の狭間に捕らわれてしまう、とも言う。
確実なのは、失敗した者は二度と帰ってこないということだ。
ルーラは対象だけを強制的に移動させることはできない。
自分と、それに属する者だけを移動させる。
それはどういう意味か。しかし、これしかないとサマンサは思う。
もっと良い方法があるかもしれないが、今この状況ではこうするしかないではないか。
195 :
1/2:04/05/25 22:51 ID:ZQtCnO66
クーパーは再び手を上げた。
一度で効かないなら、もう一度放つだけだ。
間に合うかどうかは微妙だが。
「みんな、もう一回行くよ!」
少年の言葉に少女たちは頷く。
それでも諦めることなんてできないから。
たくさんの犠牲の上に生きてきたのだから。
戦わずに負けるなんて結末を、認めるわけにはいかない……!
そして。
何処までも闇の広がる空間に、
何処までも深く沈む闇の底に、
全てを塗り潰すような、眩い光が溢れた――――
ナンバリングミスった……
ナニやってんだ漏れは_| ̄|○
とりあえず以上です。
そこで石の中にワープしてロストですよ
この次がエピローグ?
そんな書きっぷりだね
>>195
199 :
1/5:04/05/27 23:02 ID:V8VW4sZ+
少年は、闇の中で目を覚ました。
意識を失ったのは多分一瞬。しかし、その一瞬が全てを薙ぎ倒した。
痛む体を引き起こし、まず自分の体を見る。
体を包む伝説の鎧は揺らぎなく、
片方の手にあった伝説の盾は傷一つなく、
もう一方の手にある伝説の剣は輝き続けている。
ただ、中身がボロボロだった。
剣を支えにして立ち上がり、周囲を見回す。
誰もいない。ただ一人、暗闇の中にいる。
何故かはわからない。いや、わかるが理解することを拒否してしまう。
彼は人々の期待を受け続けてきたが、まだ10を数える程度の少年に過ぎない。
だから、耐えられなかった。こんな所に一人でいることに。
誰かいないのかと必死に目を凝らす。と、前方に人影があることに気付いた。
ボロボロで、いかにも瀕死であったが、間違いなくそこにあった。
しかし、それは少年にとって何ら救いを齎さない。
「あ……」
どうして。誰もいないのに、あんなのが残っているのか。
どうして、自分だけが残されて、あれと二人きりにならなくてはいけないのか。
染み出してくる絶望に、少年は立っていられなくなり、膝をつく――――
「クーパー」
「!!」
掛けられた声に、クーパーははっと振り向いた。
誰よりも強く、自分を守り続けてくれた、もっとも尊敬する人。
その姿は血に染まっていたが、確かに生きて、そこにいた。
200 :
2/5:04/05/27 23:06 ID:V8VW4sZ+
「アイラが……庇ってくれたんだ」
「お父さん」
父は一歩一歩、歩いて近付いてくる。
そんな父に抱き着いて甘えたい、そんな気持ちが強くなる。
しかし何故だろう。同時にそんなことをしている場合じゃないという予感もある。
「クーパー。君は一人じゃない」
「おとう、さん?」
「生まれた時から、ずっと一緒にいる妹がいる。支えあってくれる人がいる。
だから、どんなに辛くて悲しいことがあっても、きっと乗り越えていける」
「何を……いってるの?」
父は、少し困ったような笑みを浮かべた。
そして、ターバンを……幼い頃から、これだけは無くすまいと大切にしてきたものを外した。
それを息子の頭に、天空の兜の上に、そっと乗せる。
「こんな所で未来を潰させるわけにはいかない。僕たちの希望を、失うわけにはいかない。
父が……パパスがそうしたように、次の世代に伝えなくちゃいけない」
だから、ね? と。とんぬらはそう言ってクーパーの前に出た。
父の背中を、クーパーは呆然と見つめる。
止めなくてはいけない。こんなことやめさせなくてはいけない。
一体誰が喜ぶというのだ。しかし――――
「天空の剣を、構えろ。クーパー」
父の言葉はあまりに強く――――
「そして、生きろ。生き続けるんだ」
あまりに優しくて――――
「それだけが……親の望みだ」
あまりに頑なだった――――
201 :
3/5:04/05/27 23:09 ID:V8VW4sZ+
「う……」
何時しか、クーパーの瞳から涙が零れた。
認めたくない、こんな結末なんて誰も望んでいない。
けれど……
「うわぁぁぁぁぁぁ――――!!!」
父の思いを、受け取ってしまったから。
クーパーは泣き声を上げながら、それでも剣を振り上げた。
そんな息子の姿に、とんぬらは優しく微笑む。
瞼を閉じて思い浮かぶのは、自分を慕ってくれた息子たち。
辛い時を共にしたヘンリー。
父と自分を待ち続けたサンチョたち。
命を与えてくれた両親。
そして――――フローラ。
自分を愛してくれた人。自分の子を産んでくれた人。
始まりは歪だったかもしれない。
しかし一緒に旅をして過ごすうちに、確かに自分は彼女を愛していった。
僕は確かに人を愛している、と。
それだけは自信をもって言える。
だから。最後に残す言葉は決まっている。
その『呪文』を唱えながら、とんぬらは静かに呟く。
「ありがとう……僕は、誰よりも幸せに生きた――――」
202 :
4/5:04/05/27 23:13 ID:V8VW4sZ+
暗闇の空間に淡い光が瞬く。
無の世界に癒しが広がり、混沌の中から引き上げられ、命の形を作る。
復活していく戦士たち。
その代償は、術者が混沌に帰ること。
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――!!!!」
奇跡の中で、剣を手にした少年が駆け抜ける。
その閃光はあらゆる抵抗をものともせず、一気に突き抜ける。
マダンテで魔力を全て放出したからか、デスピサロの動きは鈍い。
クーパーの会心の一撃は無敵である筈の闇の衣を切り裂いて、デスピサロの体も貫いた。
しかしデスピサロは動きを止めない。
天空の剣を体に突き立てられたままで、憎しみで表情を歪めるクーパーを見据える。
例えこの体が終わりでも。『ソレ』が終わらない限り、ゾーマは在り続ける。
新たなる適格者は生まれた。より強きゾーマが顕現する。
そのとき。一人の男が叫んだ。
「もう、やめるでござるよ! ピサロ殿!!」
ライアンの絶叫が、果てしない無の世界の隅々まで響き渡る。
「我らは元の世界に戻らねばならぬ! 正気を取り戻されよピサロ殿!
またロザリー殿を置き去りにするのでござるか!?」
魔王に全てを乗っ取られた青年にライアンは呼びかけ続ける。
無駄だと断言されようが、ライアンには関係ない。
愚かだといわれようが、正しく真っ直ぐあることしかできない男だから。
203 :
5/5:04/05/27 23:18 ID:V8VW4sZ+
「戦いが続く限り、争いは止まらぬ。誰かが止めなくてはいけない。
それこそが真の強さであり、ピサロ殿にはその強さがあると信じるでござる!」
それは世迷いごとだ。一笑して切り捨てるものだ。
しかし、そんな愚かさを貫き続けるから、きっと。
そんな愚直な男だから、きっと。
そんなバカだから、きっと。
魔族である自分が、人間に賭けてみたいなどと感じてしまったのだろう。
「……過大評価も、程ほどにしておくのだな……」
デスピサロは微かに口元を上げ、掠れ切った声で呟く。
絶技を受け、魔力を使い果たし、伝説の剣で貫かれ、そして仲間の呼びかけを受け、
あまりに多くの代償を支払って、ようやく自我を取り戻したのだった。
保守
205 :
1/5:04/05/29 23:44 ID:qjVYBa4j
「ピサロ殿! 正気に戻られたか!?」
「ひとまず、な」
口元だけで笑みを作ってみるものの、口調はどこか苦い。
デスピサロの姿は見るからに瀕死で、貴公子然とした様子は欠片もない。
それでもなお、態度はふてぶてしいのは、彼のプライドが為せるわざだ。
「まだこの身はゾーマの呪いが蝕んでいる。こうして我を取り戻したのも、
ゾーマがこの体を捨てて、新しい器に移さんとした隙をついただけだ。
時が経って傷が癒え、魔力が満ちれば私は再びゾーマになってしまう」
デスピサロは正面を見下ろす。
そこには、自分に天空の剣を突き立てているクーパーの姿がある。
やはり、と。デスピサロは思う。天空の勇者は自分を殺さんとするものだった。
この場合、仕方ないことではあるが、それでも皮肉なものだと思う。
デスピサロは懐中時計を取り出した。
戦闘のせいで全体的に形が歪み、蓋が壊れて半ば空いている。
おそらくは、時計の針も止まってしまっているだろう、自分の終わりとともに。
それを、ライアンに向かって放り投げる。
「その懐中時計をロザリーに渡してくれ」
「ピサロ殿、それは」
「ゾーマは私が連れて行く。二度と巫山戯たことができぬように封じる」
サマンサが、ゆっくりとデスピサロの脇に並ぶ。
結局、デスピサロの内に入り込むことはできなかった。
しかしそれでも、
「そういうことだ。すまないな、サマンサ」
「ご安心を。今ならば正しく間違えられましょう」
この人について来てよかった、と思う。
206 :
2/5:04/05/29 23:45 ID:qjVYBa4j
「天空の勇者、剣を抜け」
「………」
呆然とこちらを見上げるクーパーに、デスピサロは不適な笑みを浮かべる。
クーパーは一瞬躊躇した後、剣を一気に引き抜いた。
ボタボタと胴体から血の塊が吹き出るが、倒れることだけは何とか堪える。
「ピサロ殿!」
「後は頼んだぞ、ライアン」
薄れていく意識と、身を縛るゾーマの呪縛と、
隣で呪文を唱えるサマンサを感じながら、デスピサロはゆっくり瞼を閉じる。
この結末は実に不本意だ。ロザリーに再開できないのは無念極まりない。
しかし同時に、不思議な安堵がある。
考えるのは、自分の死を知ったロザリーはどうなるかということだ。
泣くか。それとも耐えるか。どちらもロザリーらしいので判断がつかない。
ただ、あれは優しいから、悲しんでくれると思う。
そして、最後の最後で人間を仲間と認め、信じたことを。
「――――ロザリーは、きっと誉めてくれるだろう」
そうして、デスピサロとサマンサは消えた。
207 :
3/5:04/05/29 23:51 ID:qjVYBa4j
きっともう会うことは出来ないだろう。ライアンの瞳から涙が零れ落ちる。
クーパーもまた、泣いていた。父の形見を抱いて、声を殺して泣いた。
ザオリクをかけようにも、父の体は死とともに無の世界に飲み込まれてしまった。
対象がどこにあるのかわからない状況でザオリクは唱えられない。
母に続いて、父まで失ってしまった。少年の心は絶望に満ちていた。
泣いている少年に、分身たる少女と祖父が歩み寄る。
少女も泣いていた、少年が泣いている意味を悟ってしまったからだ。
支え合うように寄り添う二人の子供を見て、パパスは真一文字に口を食いしばる。
子の為に自らを犠牲にすること。かつて自分が行ったこと。
それを息子が行ったことに、パパスはなんとも言えない気分になる。
バッツとリディアもやってきた。不安そうに兄妹を見守る。
二人とも天涯孤独の身だ、その辛さを知っているからこそ、嘆くのもわかる。
しかし、これだけは言っておかないといけない、とバッツは思う。
「クーパー」
「バッツ兄ちゃん……お父さんが、お父さんが……」
「ああ。俺も父を看取ったから……いや、こんなこと言っても仕方ないな。
クーパー、今は泣いてもいい。けどこれだけは忘れないでくれ。
――――お前は、一人じゃないってことを」
クーパーは涙に濡れた顔を上げる。
バッツは屈んでクーパーの高さに合わせると、その両肩を掴む。
「お前の体には、血と想いが流れてる。願いを受け継いでいるんだ。
とんぬらさんはお前の中にいる」
「僕の、中に……」
「そうだ。それを忘れなければ、生きていける」
バッツの言葉にクーパーは小さく頷く。
頷き返しながら、バッツは思う。
今はまだ理解できないだろう、と。
しかし、クーパーは強いから、いずれ気付いてくれる、と。
208 :
4/5:04/05/29 23:53 ID:qjVYBa4j
そんな風景を、アイラはじっと見つめていた。
マダンテの影響で呪いの指輪は砕かれ、一度は混沌に帰った彼女だったが、
復活した時、元の姿に戻っていた。切り落とされた腕もだ。
彼を助けようと思っていたけれど、最後の最後まで助けられっぱなしだった。
それが、切ない。はぁ、と重い溜息をつく。
「ともあれ、これで終わりかな」
声をかけてきたのはエドガーだった。アイラは一瞥して答える。
「そうね……戦いはこれで終わり」
「後は、どうやって元の世界に帰るか、かな?」
「ええ。けれど今は――――」
難しいことを考える前に、休息が欲しい。
素っ気無いアイラの態度にエドガーは肩を竦める。
そんなエドガーを、デッシュは呆れた顔で眺めていた。
「エドガーの奴、ホント抜け目ないな」
「抜け目がないというより、節操がないだけだと思うけど」
エーコの評価は果てしなく辛い。
「最低限の気配りは必要だと思うけど?」
それに比べればエアリスの評価はやや甘い。
「とにかく、おつかれ様ってコトで」
やってきたティーダはやや小声で言う。
ティーダも母を亡くして父はあの有り様だからクーパーの気持ちはわかる。
ただ、かける言葉が見つからないので、こうして戻ってきたのだ。
「死の螺旋は断たれた、か」
「けど、最後の最後まで、誰かが犠牲になるんだね」
アーロンとリュックも渋い口調でやってくる。
誰かが死ぬことで一時の平穏を保つスピラと、結局は同じなのだ。
ティーダは呟く。
「だから、繰り返さないようにしないといけないんだろ」
209 :
5/5:04/05/29 23:56 ID:qjVYBa4j
「そうだ。巨悪を倒して、それで終わりってわけじゃないんだ」
アルスは剣を収めながら歩いてくる。
「生き抜いたからには私たちの物語は続いていくもの」
「元の世界に帰ったらどうなってるかはわかんないけどね」
ティナとバーバラも集まってくる。
ゾーマが消えた今、もうこんな所に止まる理由はない。
ただ惜しむのは、折角出会えた仲間たちとの別れだ。
だからこうして集まって、語り合ったりするのかもしれない。
「歓談中腰を折るが、そろそろではないかな」
しかし、そんな雰囲気もお構いなしなのが、この老人だった。
「そろそろって?」
何となくゼニスの対応役になってしまったデッシュが問い質す。
ゼニスは素っ気無く答えた。
「この世界が崩壊するということじゃよ」
「はぁ!? ちょっと待て、それってどうなるんだ!?」
「さて。ゾーマが消えて、この空間は方向性を失っているのでな。
どうなるかはわからん、しかし――――」
ふと気がつくと、世界があやふやになっていた。
それは次第に明確になっていく。視界が歪み、感覚が薄れていく。
何処にいるのか。隣に誰がいるのか。立っていることすら怪しい。
そんな状況で、ゼニスの声が聞こえてくる。
「――――方向性を与えてやれば、望む世界に通じる。
行くべき場所を思い描きながら進めば、約束の地に辿り着くはず」
ゾーマ戦、終了。
自分の中では最善は尽くしましたが、
これでよかったのかなあ、とか今更思ったり。
指摘があったらドゾ。
問題ないなら次は帰還編&エピローグです。
とんぬら・゚・(ノД`)・゚・
乙。
とんぬら最後に美味しいところ持ってったな。
セフィロス戦みたくもっとバタバタ死んでいくかと思ったけど、こういうのもいいのかも。
DQ1 0/1 全滅
DQ2 0/5 全滅
DQ3 3/6 アルス、オルテガ、ゼニス
DQ4 1/16 ライアン
DQ5 3/10 クーパー、アニー、パパス
DQ6 1/5 バーバラ
DQ7 1/7 アイラ
DQM 0/3 全滅
計 9/53
FF1 0/1 全滅
FF2 0/5 全滅
FF3 1/3 デッシュ
FF4 1/9 リディア
FF5 1/5 バッツ
FF6 2/7 ティナ、エドガー
FF7 1/7 エアリス
FF8 0/4 全滅
FF9 1/10 エーコ
FF10 3/4 ティーダ、アーロン、リュック
FFT 0/3 全滅
計 10/58
生存19人
オルテガって死んだんじゃない?
ああ、そうだった、スマソ。
DQ1 0/1 全滅
DQ2 0/5 全滅
DQ3 2/6 アルス、ゼニス
DQ4 1/16 ライアン
DQ5 3/10 クーパー、アニー、パパス
DQ6 1/5 バーバラ
DQ7 1/7 アイラ
DQM 0/3 全滅
計 8/53
FF1 0/1 全滅
FF2 0/5 全滅
FF3 1/3 デッシュ
FF4 1/9 リディア
FF5 1/5 バッツ
FF6 2/7 ティナ、エドガー
FF7 1/7 エアリス
FF8 0/4 全滅
FF9 1/10 エーコ
FF10 3/4 ティーダ、アーロン、リュック
FFT 0/3 全滅
計 10/58
で、生存18人が正解か?
乙でした。エピローグ、期待してます。
しかし、よくここまで話を引っぱりましたねおまいら。
正直感動した。
まあ最後のほうはリレーでなくほぼ独走状態だったんじゃないかと推測されるけど、
そうでもなければ絶対完結しなかったと思うし、やはりあの書き手の人はすごいと。分量も並じゃないだろうし。
とにかく乙でした。
……ところで一体何人の住人が初期から残っているんですかね。
バトロワサードがあるんだったら、
今度は原点回帰ということで、最初から細かく決め事は作らずにファーストみたいな自然発生
的な進め方をしたほうがいいと思うんだけど。
出したいキャラを勝手に書き込んで、それはいい、そいつは無理だろwとか、いざこざやりながら。
結局その方が長続きすると思う。
いや3rdは無理だろ。
1stはたまたま頑張ってくれる人がいたからよかったものの、
無事に終末を迎えることができたわけでは決してないし、2ndもあの惨状。
賢明な人なら3rdをやる気にはなれないと思う。
開始してここまで来るのに3年くらい?<1st
それくらいの年数を経る書き手の熱意が無ければ
サードを始められないと思われ。
初代スレが建ったのが2002年8月30日、第一話が上がったのが同9月19日。
大体1年9ヶ月って所か。
俺は最初の参加者投票で
バーバラと後誰だったか忘れたけど投票してから1年9ヶ月もROMしてきたのか
>>210 最後にもうちょっと書きたい事があるんだけど、いいかな?
いいんじゃないの?
224 :
210:04/05/31 20:31 ID:cR/zeMJD
>222
いいですよ。自分にお構いなく、ご自由にどうぞ。
結果的には一人で大半を書いてしまいましたが、元々はリレーですから、
書ける人が書けばいいと思います。
225 :
222:04/05/31 20:45 ID:r2PWjs4J
うーす。
時間かかるかもしれないケド、よろしくっす。
hosyu
ユフィとかティファとかどんな風に死んでしまったのか気になる…
>>228 ユフィは未参加。
ティファはDQロワで検索していけるとこの保管庫に入ってた。
セカンドも混ざってるけど。
誰かログ持ってるならいいんだけど。
続きはどうなったかな。
>>228 確かハーゴンの神殿でエリアを救おうとして部屋を飛び出た矢先に巡回中のキラーマシンに斬られた。
あの神殿ってキャラが死にまくったね・・・
ロックとセリスはなんだっけ?探しても見つからない
ロックはロンダルキア終盤セフィロスとの決戦の前に、セフィロスを誘い出す役を受け持って死亡。
セリスはミッドガルの上部から飛び降り自殺。
そろそろ死亡者、あらすじをまとめてくれる神はあらわれないかな?
とりあえず忘れてると思うので、誰々が参加していたのかを書いとく。
FF1 セーラ (1)
FF2 マリア、レオンハルト、ミンウ、ゴードン、フリオニール (5)
FF3 導師、エリア、デッシュ (3)
FF4 セシル、ローザ、カイン、デモンズウォール、エッジ、テラ、リディア、ギルバード、ヤンの奥さん (9)
FF5 バッツ、ファリス、ギルガメッシュ、レナ、リバイアサンにヌッコロされたエクスデスの部下(←正式名称) (5)
FF6 ティナ、ガウ、ロック、セリス、エドガー、ケフカ、セッツァー (7)
FF7 シド、セフィロス、エアリス、ティファ、ザックス、イリーナ、クラウド (7)
FF8 リノア、スコール、ラグナ、ゼル (4)
FF9 エーコ、フライヤ、ベアトリクス、ビビ、ジタン、ガーネット、サラマンダー、クイナ、黒のワルツ3号、
フラットレイ(10)
FF10 ティーダ、アーロン、シェリンダ、リュック (4)
FFT ラムザ、ラファ、アグリアス (3)
DQ1 ガライ (1)
DQ2 ムーンブルク王女、サマルトリア王子、ハーゴン、デルコンダル王、竜王のひ孫 (5)
DQ3 勇者、ゼニス、オルテガ、女盗賊、女賢者、女魔法使い (6)
DQ4 デスピサロ、勇者、アリーナ、パノン、ライアン、ミネア、トルネコ、エビプリ、ホフマン、トーマス、モニカ、 リバスト、ベロリンマン、ホイミン、トムじいさん、ネネ (16)
DQ5 ヘンリー、フローラ、マリア、主人公、王女、王子、ピエール、ピピン、パパス、むち男 (10)
DQ6 バーバラ、 ミレーユ、ハッサン、アモス、ルーキー (5)
DQ7 メルビン、マリベル、アイラ、レブレサック神父、ホンダラ、バーンズ、グレーテ (7)
DQM モンスターじいさん、謎の剣士、テリー (3)
計110名
ムーン王女とサマル王子がいてローレシア王子はいなかったり、ヤンの奥さんはいてヤンがいなかったり、
リバイアサンに(ry、とか、デモンズウォールとか、クリフト・マーニャ・ブライといったメイン層をさし措いて
トムじいさんやベロリンマンなど、普通じゃありえないキャラがエントリーされてたりして
話題には事欠かないリレー小説でありました。
じゃあ、適当に死亡者とその死に様でも書いてみるわ。
【開始直後】
DQ5・マリア:開始直後、見せしめとしてゾーマに首を刎ねられる。
【一日目アリアハン大陸・日没前】
FF4・テラ:アリアハン南の森でサラマンダーと遭遇。魔法で応戦するも敵わず、死亡。
DQ7・レブレサック神父:レーべ教会で祈りを捧げていた時、セフィロスに殺される。
FF2・ミンウ:死人であるアーロンを狙い、アルテマ(実はFF2使用)を発動させるが返り討ち。
DQ3・女盗賊:アリアハン城宝物庫で宝を漁ろうとしたところ、デスピサロに遭遇。交戦するも返り討ちに。
FF10・シェリンダ:レーべ東の森にてビビと遭遇し、彼の傷を回復。その直後、ヘンリーに殺害される。
DQ5・むち男:レーべの村でファリスを襲撃するが、その様子を目撃したアモスに殺害される。
FF9・黒のワルツ三号:レーべ北の海岸でジタンと激戦を繰り広げるが、覚悟を決めたジタンに殺される。
FF9・サラマンダー:戦いを求め、アリアハン南の森にてアリーナ+ゼルに戦闘を仕掛けるが
二人の連携による囮作戦に引っかかり、アリーナのショートソードで胸を貫かれる。
【一日目アリアハン大陸・日没後】
FF2・ゴードン:アリアハン最北端の海岸でフリオニールに殺害される。
FF4・ローザ:最北端の海岸を偶然通りがかったところ、フリオニールに殺害される。
FF2・マリア:仲間達と力を合わせようと、集合場所の海岸へ行くが
ゲームに乗ることを決めたフリオニールに殺害される。
DQ2・ムーンブルク王女:中央部の森で、仇敵ハーゴンと遭遇。返り討ちになるが、
その魂はゲーム脱出儀式の生贄として、生首に括られた。
DQ7・バーンズ王:親衛隊士アイラを探そうと考えるが、
正気を失ったスコールの襲撃に会い、アリアハンの教会で命を落とす。
DQ2・デルコンダル王:レーべの村でヤケ酒をあおっていた時、レオンハルトとミネアの交戦を目撃。
酔っ払って戦闘を邪魔したため、怒ったレオンハルトに殺される。
DQ6・ハッサン:アリアハン城王座の間でセッツァーと交戦、男の友情を育むが
トイレに行こうと地下に下りた時、デモンズウォールの襲撃に遭う。セッツァーを逃がすために自爆して死亡。
FF7・シド:呪いの兜「バーサクヘルム」を着用し、凶暴化。
その後、ルイーダの酒場にてアルス+ティーダと交戦。最後に正気を取り戻して死亡。
DQ2・竜王のひ孫:クラウドを発見し、ライブラの書を使用。その強さにビビって取り入ろうとするが無視される。
その後、レーべに向かったところ、レオンハルトと遭遇。脅され、入り江の小船に共に乗り込む。
レオンハルトの落としたキメラの翼で、小船を脱出しようとするが失敗。
最終的に、首輪エリア境界線外に放り投げられ爆死する。
FF5・リバイア(略):変化の杖でセフィロスに化け、なんとかやり過ごそうとするが
ナジミの塔付近で運悪く本物のセフィロスに遭遇し、殺される。
DQ4・ネネ:ヤンの奥さんと共に、ナジミの塔最上階から拡声器で呼びかけを行う。
しかし、殺人者となったフリオニールに殺害されてしまう。
FF4・ヤンの奥さん:ネネと共に、ナジミの塔最上階で戦闘放棄の呼びかけを行い
直後、塔を上ってきたフリオニールに殺害される。
DQ4・ミネア:レオンハルトと交戦後、岬の洞窟北西の森にてソロを発見。
しかし敵と勘違いしたソロが放ったライデインによって、命を落とす。
これで一日目は終了。抜けてるキャラがいたらゴメン。
ついでにアリアハン編終了まで張っとく。
【二日目アリアハン大陸・早朝】
DQ4・ベロリンマン:ガライの奏でる銀の竪琴の音色に誘われ、レーべ〜アリアハンの中間地点へ。
その後、音色に釣られてきたデモンズウォールと交戦するが、押しつぶされてしまった。
DQ4・トム爺さん:犬のトーマスに手紙と希望を託し、自分は静かに一生を終える決意を固める。
そして東の祠で、モン爺と一緒に碁を打っていたが、スコールに殺害される。
DQM・モンスター爺さん:東の祠でトム爺さんと会い、やはり静かに一生を終えるつもりで
スコールに殺害されるまで、碁を打っていた。
FF9・ガーネット:いざないの洞窟近くの森にて、
皆殺しの剣の呪いに取り付かれたベアトリクスに殺害される。
DQ4・パノン:笑おうとしない観客(セリス)の後を追うも、結局はぐれてしまい、東部山脈北部をうろついていた。
そこでセーラに遭遇するが、彼女が戦う意思を固めていたことに気づかず、殺されてしまう。
DQ4・トルネコ:ネネを失ったあと、東部山脈北部の旅の扉に向かった。
そこでエアリス+カイン組に遭遇し、旅の扉で待ち構えるセフィロスの存在を聞かされる。
三人でセフィロスの監視を潜りぬけ、旅の扉へ向かおうとしたが
セフィロスがエアリスを狙おうとしたことに気づき、彼女を庇って死亡する。
FF2・フリオニール:ネネ達を殺害した直後、セフィロスの襲撃を受け負傷。
その後、レオンハルトと遭遇し交戦するが、重傷を追う。
そして東部山脈の旅の扉にて激戦を繰り広げるセフィロス&カイン+アーロン組を発見し、
全員道連れにするつもりで、自分の命と引き換えにアルテマを発動させる。
FF6・セッツァー:アリアハン城前で、テリー+謎の剣士と遭遇。
テリーを反射的に守ろうと謎の剣士が投げた剣に、胸を貫かれた。
同行していたティナに希望を託し、息を引き取る。
DQM・謎の剣士:二度と過ちを犯さないために、自分の分身であるテリーと行動を共にしていたが
目の前でセッツァーを殺され、激昂したティナが放った火炎魔法に全身を焼き尽くされる。
FF9・ベアトリクス:ガーネットを殺めてしまった罪悪感と、彼女の死体を抱いてアリアハンに留まる。
最終的に、タイムオーバーによる首輪の爆発で死亡。
238 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/06/04 23:12 ID:7nCLIO6W
>>238 乙。
これからまとめていくの大変だろうけど頑張って。
>>238 おお! 最近になってこのスレを発見した俺としては嬉しすぎるページだ!!
過去ログは見れないし保管庫は穴だらけだししかも2つ目(?)のやつと混ざってるとかなんとかで訳わからんし……。
とりあえず今からまとめてある分を全部読んできます!!
というかゼニスが最後の最後で重要キャラになったのは驚いたな。
最初は只の空気キャラだったのに。
感想スレと並行して読んでみるとおもしろさは倍増するかもね。
どの話がおもしろかったかよりも、どの話が問題あったかの判定にしか使われなかったけどね、あのスレ。
特筆すべきキャラ七人。
・クラウド・・・瀕死と復活の連続。計三回瀕死に。記憶に残るエピソードはほとんど瀕死状態。
・ミレーユ・・・最後の仮想世界(ミッドガル)まで生き延びたにも関わらず、戦闘らしい戦闘は最後のスコール
との一戦のみ。
・ゼニス・・・聖域の巻物の上で一服、つまみ食いして石化した上放置される、といったわずかなエピソードを
のぞいて書き手からほぼ完スルー状態。しかし最後で大化け。
・ヘンリー・・・一般人に毛が生えた程度の戦闘能力だが、アグリアスという大物を絶望に追いやり打ち負かす。
・モニカ・・・ミッドガルまで生き延びたことが奇跡。ロンダルキア祠戦などの危機的状況が何度かあったにも
関わらず。
・オルテガ・・・シリアスとギャグのギャップが激しすぎ
・スコール・・・操り人形のようになってしまったから仕方ないにしても、、、セリフ少ない。
おお、スレが伸びてる新作キター
って、別の話題か。いや、>238は乙ですが。
新作まだかなぁ。そろそろ一週間経ってしまうんだけど。
>>246 やる気のある人が準備してるみたいだし、もうちょいマターリと待と。
俺、かなり序盤から書いてたんだが。
数えてみると結構キャラに引導を渡してた。
神社に行ってお祓いを受けておこう。
昨日このスレ見つけて
過去ログとかあさって何とかPART1〜3・5は何とか読破
だが6が読めん…このままでは感動のエンディングを堪能できそうにない
誰か助けて・゚・(ノД`)・゚・
6ってググったら出てきたような?
むしろそれ以前どこで読めたの?
238のおかげで1は読めたけど
250 :
248:04/06/06 12:52 ID:O7/2XQw2
>>250のサイトのあぷろだお借りしてPART6のログあげときますた
ROMの俺にはこれくらいしか出来ないけどね
252 :
249:04/06/06 14:19 ID:pkU0CjZF
>250
おおスゲエ、ありがとう!
6は>251が出してくれたようだけど、自分は「クーパー とんぬら」で
ググったら出ました。
キャラ名を無茶苦茶に組み合わせればもっとひっかかるかと思って
いろいろやったんだけど、そんなに甘くは無かったね・・・
254 :
248:04/06/07 01:22 ID:a/0eO9F5
>>251 おおお! ありがとうございます、さっそく夜更かしして読みます!
楽しみすぎて今日は寝れそうにないぜ!(朝起きれるかな…)
>>253 面白すぎて読みまくって週末潰したけど悔いは無いッス
つーか途中から目が疲れまくってブルーベリーキャンディ舐めながら読みました
続きマダー?
楽しみワクワク
同じく、続き楽しみにしてます。
どうなるんだろ??
259 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/06/11 00:45 ID:5lOZeSLX
238です
うpするのが遅くなって申し訳ない
とりあえず、1ページ目を終わらせて2ページ目に映りますた
こんなカンジでどうでしょう?
なかなかいいと思う。
ただ、アレフガルドでなくアリアハンのはず。
261 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/06/11 03:06 ID:ii7Z5p+X
ふたたび238です。
みなさんからの応援メッセージありがとう
返事、遅れてスマソスマソ…
仕事とHP制作の併用してるんで、更新がかなり滞ってしまっているので
申し訳ない…
>260
たしかにアレフガルドではなく、アリアハンでした。
指摘さんくすです
次回の更新には訂正しておきます。
>238
GJだが、sageれ。
266 :
222:04/06/13 02:50 ID:hTHcqCxG
それはほんの小さな後悔だったのかもしれない。
自分のできなかったコト、守れなかったモノ、犯してしまった過ち。
人の思いは強く、それゆえに過去に囚われ易い。
全てを忘れて前に進む事、過去に囚われて立ち止まる事。
どちらを選ぶのもそれぞれの自由。
―――いつの間に気を失ってしまっていたのだろうか。
クーパーはゆっくり立ち上がると、周りを見渡した。
どことなく夜の公園を思わせる場所。石のタイルが敷き詰められ、
広場の中心には一本のレトロな街灯がたっていた。
その周囲を腰ぐらいの高さの鉄製の柵が囲んでいる。
クーパーは柵に歩み寄り、そこから先になにがあるのか見ようとした。
彼方まで続く常闇。それは前方だけでなく、上も下も闇が続いていた。
自分は一体どこに来てしまったのだろう。
気を失う前まで一緒にいた仲間達の姿はどこにも見えない。
薄れゆく意識の中で聞いたゼニスの言葉が思い出される。
(ここが自分の望んでいる場所…?)
クーパーは半ば混乱しながら、自分がここに来てしまった理由を考えた。
その時、突然老人の声が聞こえた。
「おや? お客さんかの」
その時になってようやく、クーパーは街灯の下に立っていた老人に気がついた。
267 :
222:04/06/13 02:53 ID:hTHcqCxG
遅くなってスイマセンでした。
とりあえず、残っているフラグを消化しておきたいんで、
もうちょと続けさせてください。
書き上げるスピードを上げるようにがんばりますから(汗。
>>267 影ながら応援させてもらいます。
ガンバレ。
新作来たか!!
クロノ・トリガー?
まさか時の卵で復活……?
ま、神竜のこともあるしいまさらそんな糞展開に走る訳ないかw
てっきりこのまま元の世界に戻って終わりかと思ってたが……あまりグダグダ続くと萎えるな。
てかクロノだったらそれだけで萎える_| ̄|○
まだ続いていたのですね しかもほぼ完結
最初のころバトロワのお約束シーンを書きたくて無理やりフリオニールを桐山化させて
コイントスから呼びかけイベントあたりを書きました
ここまで継続して書き続けるのはとてもすごいと思います お疲れ様でした
>271
割と同意。
しかしまあ、この期に及んで全員復活なんてのは無いだろ。
……無いと思う。多分。
展開は書き手さんの意志次第。
ただ見守るのみ。
続き書いていいですか?
別人ですが
>275
>224
277 :
275:04/06/13 21:53 ID:eHoZDTtZ
ふむふむ、ではやはりやめときます
なんでやねん
続きを書いてみたいと思ったがこの展開だとクロノに繋げる以外に思いつかないから無理……。
てかマジでクロノなのか?クロノなのか?クロノなのか?
頼むからそれだけは 勘 弁 し て く れ 。
万が一これが時の最果てだったとしたら俺はNG要請をする。
何とか時の最果てと関係無いDQFFだけで繋げれる展開を思いつく事ができれば続きを書くんだが……。
まあ、なんだ、夜の公園とか、街灯とか、
クーパーがさも当たり前のように認識してるところが違和感あるな。
つーかクロノって板違いじゃん。
もしクロノなら、NGにするには板違いという理由だけで十分すぎる。
281 :
222:04/06/14 02:53 ID:GfPH16Xu
全員復活とかクロノの世界に繋げるとかやるつもりは無いんで、あしからず。
FFとDQの間にある空間で一時的に立ち止まれる場所が欲しかったんで『あの場所』を出したんですけど…。
正直、かなりきわどいな。
何がきわどいって『DQとFFの間=クロノ』という発想そのものが。
そう思ってる人間も居るんだろうけど、そう思ってない人間も居る事を考慮して欲しかった。
まだ適当な場所にルビスやマスドラ、クリスタル辺りを出して「ここは2つの世界の間〜」ってやった方が良かった気がする。
俺は許容できる。てか、むしろ楽しみ。
固有名詞さえ出さなきゃなんとかなりそうだし、ここでクーパーが何をするのか興味もある。
俺は嫌だな。
話を繋げる気は無いと言っても、すでに時の賢者ハッシュが登場してしまっている。
固有名詞を出さなくても、場所が時の最果てで、老人が時の賢者ハッシュである事は明白。つまり物語に思い切りクロノを出してるって事。
DQFFのキャラを異世界から集めてるんだから、DQFF以外の世界があっても別にいいよ。
でもそれを出すってなると話は別だ。
>>282の言うように、せめてDQFFの設定を使った世界を使えばよかったのに……。
てか無の世界ぽい所からそのまま元の世界に帰ればいいじゃん。FF[みたいな感じでさ。
んで誰かがスコールみたいに迷って帰れなくなって、そこで仲間が導いてくれて……とか。
ぶっちゃけ最終決戦の場所以外の異世界が出た時点でグタグタと流れが悪くなってると思う。その点はまだ許容範囲だがな……。
まあ何が言いたいかというとNGを希望する。後半はただの愚痴だが、前半はこのスレに反する点だ。
>>284 だったらその爺さんをハッシュとやらにしなければいい。
クーパーは、その老人の姿を見た。
それは、「信じられない」と言えるような人物だった。
モンスターじいさん。
そう、あの理不尽な殺し合いの犠牲になった老人、彼にソックリな姿をしているのだ。
寧ろ本物だといっても過言ではない。
そうこうしている内に、モンスターじいさん?はクーパーに優しく声をかけた。
「可愛いお客さんじゃのう。じゃが、あまり居座らぬ方がいいのう」
そう、言った。
「ここはどこ?」
クーパーが訊く。
「どこじゃろうな」
モンスターじいさん?は答える。
クーパーは「わけがわからない」というような顔でふと辺りを見回した。
当然だろう、クーパーでなくてもわけがわからなくなる。
だが、そのまま立ち尽くしても何も起こらないだろう。
クーパーは、恐る恐る老人にこう言った。
「お爺さんは、誰?」
……モンスターじいさん?は、黙っていた。
答えに迷う、というような表情ではない。
何故か、微笑んでいた。
そして、モンスターじいさん?はクーパーにこう言った。
「頑張るんじゃよ。人を助けられるようにするんじゃよ。人は、誰かになれるんじゃから」
そして、それが合図のようにあたりは大きな竜巻に巻き込まれ…否、時空が歪み周りの景色が渦巻いていた。
モンスターじいさん?はいつの間にか消えていた。
クーパーがもう一度辺りを見回すと、大勢の人が立っていた。
その人たちもまた、あの殺し合いに巻き込まれた人だった。
その中に、彼がいた。
彼の父に似た青年がいた。
そして、とんぬら?が微笑むと
彼の意識はまた途絶えた。
モンスターじいさんワロタ
俺もエピローグ投下したいけど
>>266が微妙なんでこのまま投下していいものか?
モンスターじいさんのはスルーしていいんだろうけどw
つーかどんなエピローグがいいだろうと想像してたら話を思いついちゃって、
もう最後の最後まで書き上げちゃった(汗
量にして27KB。別に投下せずうちのPCの肥やしにしても全然OKッス。
全部投下してもいいし、途中まで投下してもいいし。
>>266の続きからでも
>>266をNGにしても投下可能です。
まあゾーマ戦書いた人のエピローグも読んでみたいけどw
一応書いた話は破綻していないし、他ゲームのネタも出ません(
>>266の続きの場合時の最果て関連除く)
もちろん今までの殺し合いを無に返すような生き返りなんざありませんぜ。
リレーだから何も言わず続き投下しようかとも思ったんだけど、
時の最果てが微妙みたいなんでそれの結論出てからにします。
別に「スルー上等」だからって本当にスルーしなくても良いと思うが。
>>290 いや、ネタかなーと思って……。名前の後に『?』とかつけてるし。
ストーリーもハッシュじゃないって事をやっただけだし。
ネタじゃなかったんなら謝ります、本当にすいませんでした。
てかモンスターじいさんぽい人だったオチってこのスレ的にありなの?
ネタとして面白かったけど、これが普通にOKっていうのは、
『物語的に矛盾が無ければどんな突拍子のない展開でもOK』って事?
もっかい感想の過去ログ読んで出直してきます……_| ̄|○
>>291 これまで死んだ人たちの魂みたいなものが集まる場所にクーパーがいった
でも死んだ人間で見えるはずがないとクーパーが思ってたから『?』が付いただけ
って俺は解釈したんだが
>>291-292 どうも、スルー上等(と名乗らせてもらいます)です。
さて、ちょいと議論に上がった「?」についてなんですが…。
ドラクエモンスターズ1に、「テリー?」というのが出てくるんです。
だからその雰囲気を出したかったんです、DQですし。
まぁ、それよりも大きな理由は、
>>292がバッチリ言ってくれてます。
ぶっちゃけ、
「世界の間でなんだか不思議な事が起こっちゃいました」
な話だと考えてくれれば。
更に最後にまた別の空間に行ったような描写構えてますし。
このまま続けていただけるのなら、上記の補足を参照していただけると幸いです。
スルーも上等です。
長文、そして乱文で申し訳ない。
では。
>>293 そうだったのか……ドラクエモンスターズにそういう表現あったのか。
ただ
>>292の意見は、小説という点を考慮すると間違ってると思う。
小説ではああいう書き方は普通しないから、それでネタだと思ってしまった。
てかもうクーパーは仲間と再会せず元の世界に帰るの?
仲間全員の別れシーンとか書いちゃったけど使えそうにないな。まあそれがリレーの醍醐味だがw
別の展開考えるかな?
266をNGにして仕切り直すのが良いと思うのだが。
266がこの混乱の元になっているわけだし。
スルーどうこうは、普通にスレの流れ見れば
「成り行きによっては没で結構」って意味だろうな、と分かった。
「なんか不思議な雰囲気」っていうのも自分には伝わってきたけどな。
小説の正当な形式がどうこうってスレじゃないし、
「間違ってる」ってのは
言い過ぎなんじゃないの?
266に関してはあえてノーコメントです。
>289
27Kbって凄いですね……
凄いんですが、全部投下で最後まで一気に、ってのは止めて欲しいです。
やっぱ一つ二つはエピを書きたいし。
結果的には独走になっちゃったけど、
最後までリレーであって欲しいと思っていますので。
>>295 もちろん全部一気に投下する気なんてサラサラ無いよ。
リレーであって欲しいとは俺も思ってるので、途中で他の人にバトンが移るのは歓迎だし。
とりあえず俺は俺で書いた分を少しずつ投下するかな。
まあ誰も書かなきゃ最後の最後まで投下しちゃうけどw
とりあえず一日一回のペースで投下してみようかな?
書き込みの感覚が早くて他の人がストーリー考えれないようなら投下速度落とします。
299 :
1/3:04/06/16 00:29 ID:p+LcKZ3M
誰もが、自分の帰るべき世界を想った。
その想いが道標となり、足下から光の軌跡が伸びる。
「その光をたどれば、元の世界に帰れるはずじゃ。自分が帰りたい場所、時間を強く想いなさい。
現実の時間はすでに半年以上流れているが、この世界に呼び出された時間に近い時間に帰る事も可能じゃろう。
ここにいる何人かは、同じ世界の違う時間に生きているのだから……不可能ではないはず」
ゼニスの言葉は、彼等が待ち望んでいた『帰還』を示す言葉。
そして、この世界で共に闘った仲間達との『別れ』の言葉。
エアリスはみんなの顔を見渡して、優しく微笑んだ。
「みんな……お別れだね。ティーダ君。色々ありがとう」
「こっちこそありがとうッス。エアリスのおかげで生き残る事ができたッスよ」
「うふふ。そう言ってもらえると嬉しいな。それじゃ、彼女と仲良くね」
エアリスが光の道を歩き出すと、数歩も歩かないうちに彼女の背中は闇の中へ消えてしまった。
「バッツさん、エーコ、アニー、クーパー……! 色々ありがとう。みんなの事、忘れない」
とんぬらの癒しの力が働いたのだろうか。そう微笑むリディアの姿は、初めて会った時の年齢に戻っていた。
「リディア……」
「元気でね」
すっかり年上になったリディアは、クーパーの頬に軽く口づけをして、光の道を歩き出した。
クーパーは頬を真っ赤にしながら、リディアを見送る。
300 :
2/3:04/06/16 00:29 ID:p+LcKZ3M
「色々辛い事があったけど……みんなに会えてよかったよ」
デッシュはエドガーに向かって手を差し出した。エドガーはその手を力強く握る。
「エドガー。元の世界に戻っても、ボクの事忘れないでおいてくれよ」
「レディの名前なら絶対に忘れないが……キミの名前も決して忘れないだろう」
「ありがとう、じゃあね」
デッシュも光の道を歩き出す。やはり数歩も歩かないうちにその姿は消えてしまった。
「バッツさん……。レナお姉ちゃんの分まで、生きてね」
バーバラは寂しそうな顔で、バッツに言った。
「ああ……もちろんだ。バーバラも、レナの分まで生きてくれよ。それが。俺達がレナのためにしてやれる事だ」
「……うん!」
寂しい顔が、あっという間に元気な顔に早変わり。
バーバラはミニスカートをひるがえらせ、みんなに背を向けて走り出した。
「……アニー。元の世界に帰っちゃっても、私達はずっと友達だからね!」
エーコは瞳いっぱいに涙を浮かべて、アニーの手を握った。アニーもぐっと握り返す
「うん……。ずっと友達だよ」
そしてエーコは、今度はバッツへと向き直る。
「バッツさん……私はやっぱり、ジタンを殺したあなたの事……許せない」
「……すまない」
「でも……あなたは悪くない。あなたは悪くないと思う」
「…………ごめんな」
「…………バイバイ」
涙が瞳から溢れるよりも先に、エーコはバッツから顔をそらして光の道と共に消えた。
301 :
3/3:04/06/16 00:31 ID:p+LcKZ3M
「みんな、世話になったでござる」
ライアンは腰を折って、みんなに深くおじぎをした。
「クーパー殿。天空の勇者として、とんぬら殿の息子として、恥じる事の無い生き方をなされよ」
「……うん!」
「それではさらばでござる!」
こうしてライアンは走り出した。彼の背中が闇に飲まれると同時に、光の道も消える。
「やはり帰り道が同じだと、道も同じらしいな」
エドガーとティナの足下から伸びる光の道は、途中でつながり同じ方向へと伸びていた。
ティナは、特に思い入れの深い2人の仲間に声をかける。
「アルス、ティーダ。……ありがとう」
「ティナさん、今までありがとうございました。お元気で」
「ちょっぴり寂しいけど……ティナに会えてよかったッス!」
ティナは彼等との友情を噛み締めながら、ゆっくりと歩き出した。
「それでは麗しきレディ達、ごきげんよう」
キザったらしい台詞を口にして、エドガーも後に続く。
「さて、俺達も帰るとしますか!」
「早くユウナんに会いたいんでしょ〜」
「フッ……若いな」
リュックとアーロンにからかわれるティーダを、みんな微笑ましく見守る。
一番の大所帯だろう彼等との別れも、もう少しだ。
「ティーダ、元気でね……って、キミならどこへ行っても元気かな」
「アルスまで俺をからかうッスか〜?」
「アハハ。暗くなるよりはいいだろ?」
「それもそっか。それじゃ、アルスも元気でやるッスよ!」
こうしてティーダ達も歩き出す。自分達の世界へ向かって。
ティーダもリュックも、帰ったらアレをしようコレをしようとお喋りしながら。
そんな中……アーロンだけは黙ったままだった。けれど、そんな2人の姿を嬉しそうに見ていた。
>209より
ふと気がつくと、世界があやふやになっていた。
それは次第に明確になっていく。視界が歪み、感覚が薄れていく。
何処にいるのか。隣に誰がいるのか。立っていることすら怪しい。
そんな状況で、ゼニスの声が聞こえてくる。
この情況で別れの挨拶ができるかどうか微妙な気がするけど。
強制的にもとの世界に送還って感じがするし。
>>302 しまった……。クロノ・トリガーの仲間がそれぞれの時代に帰るシーンみたく感動的にしようと思って、つい……。
世界があやふやになったというのも、FF[のアルティミシア倒した後みたいなのをイメージしたのが悪かったか_| ̄|○
こなれば対処法は2つ。
後づけ設定編
自分の帰るべき場所を強く願う事で、感覚を何とか取り戻した。取り戻さなかった場合は闇に飲み込まれていた。
光の道ができた事で周囲が少し明るくなり、仲間の姿を確認できた。
という下記の説明を入れる。
NG編
思い切ってNGに。
とりあえず後づけ設定編の時に加える序文を書いときます。
闇に飲み込まれるように意識が混濁していく中……誰もが自分の帰るべき世界を想った。
その想いが道標となり、足下から光の軌跡が伸びる。
すると失いつつあった五感が戻り、光によって照らされた事で仲間の姿を確認する事ができた。
光の道は、それぞれ違う方向に伸び……数メートルもしないうちに闇に飲まれている。
けれどその先に、とても懐かしい気配を感じた。
デッシュの口調に違和感を感じる…
ボク派というよりはオレ派だと思う。
>>299からのヤツ使うなら、そこんとこよろしく。
>>304 うっ……確認してみたら確かに。Vやった事ないのが仇になったか……。
一人称は導師か誰かと混合してたかも_| ̄|○
以後気をつけます。
とりあえず続き投下してみます。
後半でバトロワスレのタブーに関わる内容が出てくるが、それを実行する気は無いので念のため。
306 :
1/3:04/06/16 21:45 ID:TSxp1sTV
次々と去っていく仲間達……。また1人、また1人と元の世界へと帰っていく。
「ゲーム中はほとんど呪われてたからあまり記憶が無いけど、みんなが大事な仲間だって事は忘れないよ」
アイラは足下に落ちていた死者の指輪の欠片を拾い上げながら言った。
その指輪を見て、いったい誰の事を思い出しているのだろうか?
「クーパー。お父さんの分まで、妹や仲間をしっかり護るんだよ」
「……うん。アイラさん、お父さんを護ってくれてありがとう」
「でも結局、ここにいるみんなが……あなたのお父さんに救われたのよね。それを誇りに思いなさい」
「はい!」
こうしてアイラもまた、闇の中へと消えていった。
「さて……そろそろボク達も行くとしよう」
アルスは光の行く末をしっかりと見定めた。
すぐにでも歩き出してしまいそうなアルスに、クーパーは咄嗟に声をかける。
「あの……アルスさん、ありがとうございました」
「こちらこそありがとう。キミは幼いのに、ボク以上の素晴らしい勇者だ」
「そんな事ありません……」
「キミはキミが思っている以上に強い。これからも勇者として、正義と平和を愛する心を忘れずに……」
こうして、勇者アルスもまた姿を消した。
彼の後をゼニスもついていったけど、それに触れる人物はいなかった。
307 :
2/3:04/06/16 21:47 ID:TSxp1sTV
「さて……俺達で最後だ。クーパー、アニー、元気でな」
「バッツお兄ちゃん……」
「そんな顔するなよ。やっと終わったんだから……」
「……うん」
別れを惜しむクーパーが寂しそうで、バッツはぎゅっと彼を抱き締めた。
「……俺は、親父の背中を追って大きくなった。親父に誇れる生き方をしてきたと思う。
お前の前には、とんぬらさんという大きな背中がある。その背中を忘れない限り、お前はどんな苦難にも負けはしない」
「……お父さんの背中だけじゃないよ。ボク……バッツさんの背中も絶対忘れないよ」
「俺はそんな、立派な人間じゃないさ」
「そんな事ない……そんな事ないよ」
「クーパー……」
別れたくない気持ちは、バッツも同じだ。レナとファリスを失った今、バッツの心の中でこの少年はとても大きなウェイトをしめている。
けれど別れなければならない。バッツはクーパーの肩をぐっと押し、身体を離した。
「クーパーとパパスさんは、道が同じみたいだな」
バッツの何気ない言葉に、パパスはゆっくりと首を振る。
「いや……確かに私達は同じ世界の住人だが、生きている時間は違う。恐らく途中までしか一緒に行けまい……」
「……そうか」
両親を失ったクーパーとアニーの側に、せめてパパスがいてやれれば……と思っていたのだが。
バッツは落胆に肩を落とす。
そして、さっきから黙り込んでいたアニーが、不安げに口を開く。
「……おじいちゃん。元の世界に帰ったら、やっぱり死んじゃうの?」
バッツもクーパーもハッと顔を上げ、パパスを見た。
「死ぬと分かっていてわざわざ死にに行くのは……な。それに私が死ねば、やはりとんぬらとヘンリー王子に辛い思いをさせてしまう」
自分がどんなに重い枷を作り出してしまったか……。とんぬらの死を見て、パパスは強く深く痛感していた。
「それじゃあ……おじいちゃんはヘンリー王子の誘拐を防いで、お父さんも奴隷にならずにすむのね!?」
「ああ。もしかしたら……お前達の時間に影響を与え、とんぬらを生き返らせられるかもしれん」
308 :
3/3:04/06/16 21:48 ID:TSxp1sTV
その言葉に、双子はパッと顔を輝かせる。
だがその希望に裏切られた時に絶望しないよう、パパスは念を押した。
「だが、もし私がとんぬらを救ったとしても……お前達の時間には何の影響も無いかもしれぬ。
とんぬらも私も死んだまま……という事を覚悟しておきなさい」
「そんな……」
泣きそうな顔になりながらも、双子は……そのわずかな希望を願わずにはいられなかった。
バッツは2人に何か言ってやろうと思うが……確証の無い希望を肯定しても仕方が無い。
駄目だった時に、2人の傷を大きくするだけだ。
だから……。
「クーパー! お父さんが生き返らなかったとしても……それで絶望しちゃいけない!
とんぬらさんも言っていただろう? お前は1人じゃない……。両親がいない今、アニーを護るのはお前の役目なんだぞ!」
「バッツお兄ちゃん……」
「クーパー……。辛かったり疲れたりしたら、立ち止まって泣いてもいいんだ。でも、そのまま終わっちゃいけない。
しっかり休んだら……また歩き出すんだぞ。男の約束だ、誓えるな?」
バッツの問いに、クーパーは勇者らしく凛と背筋を伸ばし、力強く答えた。
「はい!」
そして彼等は帰っていく。
自分達の世界に。
309 :
1/4:04/06/18 00:33 ID:9C7D1mJR
星の息吹が聞こえる。
深く、あたたかい場所。ライフストリーム。
星を護るために、それは優しい光をたたえていた。
「クラウド……ティファ……シド……」
その中でエアリスは、かつての仲間の名を呼ぶ。
決して応える事のない仲間の名を。
「大丈夫……。星は、私が護るから。バレットやレッド]V達もいるから……」
すでに肉体を失い『死』を迎えたエアリスだったが……それでもエアリスは生きていた。
星の中で。仲間達の心の中で。永久に……。
「リディアよ……何があったのだ? どうして泣いている?」
リディアは幻獣界に帰ってくるなり、突然リヴァイアサンに泣きついてきた。
どうしてリディアが泣いているのか分からず、リヴァイアサンもアスラも首をひねる。
「リディア……。何か悲しいことでもあったのかい?」
リディアは泣きながら、小さくうなずいた。
「みんな……みんな死んじゃった。みんなが……セシルや……エッジ達が……」
大切な、大切な仲間達。大好きだった仲間達。
もういない。もう会えない。みんなのいなくなってしまった世界で、自分はどうすればいいのか分からない。
リヴァイアサンは、そんなリディアの頭を優しく撫でた。
「泣きなさい。そして、悩みなさい。そして……これから自分が何をすべきか、どうやって生きていくべきか。
時間がかかってもいい……ゆっくり、決めていきなさい。リディアが泣き止むまで、私達が一緒にいてやろう……」
リヴァイアサンに抱かれ、リディアはいつまでも泣いていた。
310 :
2/4:04/06/18 00:35 ID:9C7D1mJR
若草の匂いが鼻腔を通り、肺を満たした。
清々しい空気に抱かれ、デッシュは草原に寝転がった。
見上げる空は果てしなく青く広がっている……。
「帰ってこれたのか……」
空を見ながら、ふと思う。
あれは……夢だったんじゃないだろうか? 性質の悪い悪夢だったのでは?
けれど、済んだ空気に混じってかすかに香る血の匂いが、それを否定していた。
たくさんの人が死んだ……あの最悪のゲーム。
デッシュの瞳が、じんわりと濡れる。
服の袖で目をゴシゴシ拭いていると、遠くから何かの騒音が近づいてきた。
ムクリと起き上がって音の方を見ると、一隻の飛空艇がこちらに向かって飛んできていた。
乗っているのは、きっと光の戦士達だろう。その内の1人は欠けているだろうけど。
「……さて、どう説明したものかな?」
導師の仲間達が流すだろう涙を予感して、デッシュの胸は痛んだ。
レイドック城、玉座。
そこに座るのは若き王。
その王様の表情はかんばしくない。彼の手は、いくつもの見合い写真。
何度も「結婚する気は無い」と言っているのに、何でこう毎日縁談を持ってくるのか?
「まったく……。見合い相手を探すより、ハッサンやミレーユを探してくれよ」
ついこの間、突然姿を消した仲間を思い……王様はため息をついた。
もっとも彼の心配はとても軽いものだった。
あの長く苦しい旅を戦い抜いてきた仲間達のことだ。どんな事態がおとずれようと問題無いだろう。
けれど……そんな彼の思いを打ち砕く存在が現れようとしていた。
玉座の間の中央に、突然金色の光が生まれる。
兵士達は慌て、警戒したが……彼だけはその光に懐かしい何かを感じ、見入っていた。
そして光は人の形を作り、床の上に倒れるように落ちた。
その姿の主は……もう2度と会えないはずの……。
若きレイドック王は大慌てて玉座から飛び降り、彼女の元へ駆けつけた。
311 :
3/4:04/06/18 00:36 ID:9C7D1mJR
お墓にそっと花を添える。
ここで眠るのは、止まってしまった黒魔道士達。
けれどその花は、彼等のために摘んだ物ではなかった。
いずれそこに入るだったろう親友のため。そして、仲間達のため。
悲しくて、寂しくて……。
こんなにも苦しいなら、いっそ死んだ方が楽かもしれない。
でも生きる。
自分がいずれ止まる事を知りながら、それでも一生懸命生きようとしたビビのように。
きっとジタンやガーネット達も、それを望んでいるから。
エーコがこれからすべき事。
それは……死んでしまったみんなの分まで生き、幸せになる事。
そうだよね? ジタン……ビビ……みんな……!
312 :
4/4:04/06/18 00:37 ID:9C7D1mJR
頬から流れ落ちると同時に、それは液体から固体へと姿を変える。
椅子に腰掛ける彼女の膝の上には、いくつものルビーが転がっていた。
「そうですか……。ピサロ様は、逝ってしまわれたのですね」
静かに頬を濡らすロザリーの様子を、ライアンは無言で見つめている。
不器用な彼は、こんな時どう慰めてやればいいのか分からない。
どんな言葉を並べても、それでピサロが生き返る訳ではないのだ。
ならばせめて、彼女が泣き止むまで一緒にいてやろう。そうライアンは思った。
しかし……。
ロザリーは濡れた頬を拭うと、毅然とした表情で立ち上がった。
「ごめんなさい、ライアンさん。私より、あなたの方がずっと辛いはずなのに……」
彼女の予想外の言葉に、ライアンは戸惑った。辛いのはロザリーのはずなのに、何故?
「ソロさんやホイミンさん。それに他の皆様との縁は……私よりあなたの方がずっと深いのに」
「ろ、ロザリー殿、拙者は……」
「私、もう泣きません。私が泣いていると、ピサロ様が心配するから」
そう言って微笑むロザリーの瞳には、力強い意志の光が輝いていた。
その後……ロザリーは人間と魔族の共存を目指して、長い戦いをする事になる。
勇者の仲間達の協力があっても、長き年月を重ねてできた種族の溝を埋める事は困難であった。
それでも少しずつ、世界は変わりつつある。
人間とか、魔族とか、そういった差別の無い世界に。
こうして、ロザリーの名は歴史に刻まれる事になる。
世界に平和をもたらした、心優しき指導者として。
そして史実にはこんな事が記されている。
ロザリーのかたわらには、彼女の全幅の信頼を得た戦士の姿がつねにあったそうだ。
その戦士の名は――。
GJ!!!
いいんじゃないの?やっと終わったんだねぇ……あの頃は俺も厨書き手として参加してたっけ。
特に問題ないんじゃない?
パパス生存もラスト考えれば十分許容範囲だと思うし。
てか、ついに完結か、乙。
ちょっとしんみりした。
ついに完結なんだね。
乙です。
エアリスにもフォロー入れてくれると嬉しいな。
本編で相当活躍してたので。
おお、最終話完成か。
それにしてもずいぶん明るい終わり方だな、みんな再会してるし。
俺の書き上げた最終話だとみんな元の世界に帰って、もう再会なんてできないし。
さらに「殺し合いなんてやっといて大団円なんてなるか!」と思って、死んだ仲間の事でかなり暗い展開だし。
特に何もなければ明日投下か……。今日中に(とうか今すぐにでも)俺の書いたやつ投下しちまおうかな? ケケケケケ。
ピサロが生きていたら、DQ4に関してだけは後日談を書きたかったんだけど
例の外伝の絡みでね。
>>317 了解。フォロー考えておきます。
>>318 再会が年単位で時間経過した後なので死んだ仲間たちの事をある程度割り切れてると言うのも、あります。
それに、ここにも仲間がいるというのも。
大円団は個人的な嗜好と、あとゼニスの語ってた最後の一文の絡みもあってああなりました。
321 :
1/9:04/06/19 15:07 ID:0KiQ2Bg0
ばたばたばたばた…風にはためくマントを左手で押さえながら、アルスは空を見た。
太陽だ。
すべてに恵みを与える太陽の光。この世界…アレフガルドには、無かった光。
「太陽…か」
草原の広がる丘の上で、アルスは小さくつぶやいた。
ゾーマが死に、アレフガルドには光が戻った。
アレフガルド全体から、歓喜の叫びが響き渡ってくる。
アルスはそのまま、しばらく空を見上げていた。
アルス…歴史に残る名を勇者ロト。
そして、ゾーマが滅びた後、勇者ロトを見た者はいなかったという。
ぱんっ!ぱぱぱぱぱぱんっ!
耳障りな音とともに両手の拳銃が吼えた。
華奢な黒髪の女性…ユウナという名だ…の両手の銃が、目の前に立ちふさがる巨大な獣をうち倒した。
すぐに振り向き、もう一発。背後から忍び寄ってきていた子鬼の頭蓋を吹っ飛ばす。
彼女を包囲している数十匹の異形の内、2匹が倒れ、それにおののいたのか攻撃の手が止まった。お互いに。
(こんな時に限ってパインとはぐれるなんて…ついてないな)
ユウナはふぅとため息をついた。マズイ。徹底的にマズイ。
このままでは自分は、自分を取り囲む異形どもになぶり者にされてしまう。
「そうは…させないけどッ!」
じゃっ!と音がして、ユウナの両腕が跳ね上がる。その手に握った拳銃の引き金を引き、左右の異形のいくつかを撃ち倒す。
「ユウナ!大丈夫っスか!」
直後に聞こえてくる、声。引き金を引く手がぴたりと止まる。今の声は、まさか…!そんな!
反射的に声のした方に…少し離れた高台の方に、ユウナが向き直る。
そこには、いた。
ぱたぱた暢気に手を振るリュックと、腕組みのままこちらを見ているアーロンと。
「ティーダ!」
そう言う名前の、ユウナの愛しい人とが。
322 :
2/9:04/06/19 15:08 ID:0KiQ2Bg0
「ぬおおおおおおおっ!」
紅蓮の炎が、己の身を包み込む。
それに力の限りあらがいながら、パパスは吼えた。
彼の目の前の青白い顔をした男…ゲマと名乗るそれは、驚いたように目を細める。
「ほほほほほ…がんばりますねぇ?貴方、本当に人間ですか?」
ゲマは右の脇に抱きかかえた二人の子供…ヘンリーととんぬらを弄びながら、笑った。
パパスはそいつをぎっ、と睨み付け、素手で炎をなぎ払う。
「息子を放せ…」
ぷすぷすとあちこちから黒い煙を立ち上らせながらも、パパスは力強く立ち続け、力強く敵を睨め付け続ける。
ゲマの配下の2匹の魔物は、彼の不死身ぶりを恐れて数歩後ずさった。もう何度も剣で斬りつけたのに、何故死なない?
「もう、息子達にあんな顔をさせたくはないのだ…」
重い枷を残してしまった大人のとんぬらの顔と、何かをあきらめてしまったような顔をしていたヘンリーを思い浮かべ、彼は言う。
もう、彼らのあんなつらそうな顔は、見たくない。もっと幸せな顔を、見たい。
「ほほ、いい話ですね。ですが、もう時間がありませんので…ルーラ!」
ゲマの言葉の最後の単語は、呪文だった。
一瞬にして2匹の魔物とゲマと、そのゲマの抱えていた息子達とがかき消える。
「おのれっ!」
パパスは舌打ちすると、体を翻して駆けだした。追わねば。
この後、パパスは息子達を探して放浪の旅に出る。
再会は18年後、魔界の大魔王ミルドラースの眼前。それまで、彼は走り続ける事になる。
323 :
3/9:04/06/19 15:09 ID:0KiQ2Bg0
ここはどこだ?
アイラは頭をぱたぱた振って、記憶を改めた。
足下は砂場。目の前は海。照りつける太陽…。
ふと振り向くと、すぐ近くに小さな村が見えた。それなりに大きな港を持った、村。
(ああ、そうか)
気づく。ここはフィッシュベル。彼のいるところだ。
ここに来たのは何故だろう…?
きっと、マリベル達が死んだ事を真っ先に伝えなければならないのが、彼だと思ったからか。
アイラは漁村フィッシュベルに向かい、ゆっくりと歩き出した。
バッツは森の中ではっ、と目を覚ました。
近くでたき火が揺れている。チョコボのボコがすやすや眠っている。自分は、寝っ転がっている。
「夢…じゃないな」
腰のブレイブブレイドを確かめて、バッツはうめいた。
レナのペンダントもある。ブレイブブレイドはほんのり血で赤く染まっている。
つまり、あのゲームは現実。ファリスが死んだ。レナも、死んだ。
バッツは目の前に、レナのぺンダントをかざす。飛龍をかたどった、ペンダント。
(私は、ここにいます)
レナの手紙の一文が脳裏をよぎる。
ここに、いる。彼女はここにいる。ファリスも、ここにいるのだろうか?たぶん。いるのだろう。そう思いたい。
バッツは立ち上がると、ボコを起こし、たき火を消した。このことを知らせなければならない人物は沢山いる。
その後ふと空を見て、小さく笑って、彼は言った。
「レナ、ファリス、クーパー、アニー、バーバラ、みんな…俺も、ここにいるよ」
その後の歴史書に、光の戦士バッツ=クラウザーの名が登場する事はなかった。
324 :
4/9:04/06/19 15:10 ID:0KiQ2Bg0
しんしんと降る雪の大地に、二人の男女が立っている。
翡翠色のの髪の少女と、蜂蜜色の髪の男性。
「さて、これからどうするかな?」
男性…エドガー=ロニ=フィガロは小さくつぶやいた。
さりげなく、隣の少女…ティナの肩に手を回そうとするが、それはあっさり彼女の手に阻まれる。
「みんなに…あのことを伝えたら、きっと、そのまま元の生活に戻っていくんだと、思うわ」
「…さみしいな。あんな事があって、あんなに死んで、それでも…元の生活に戻ってしまえるなんて」
だったら、何故彼らは生きていた?何故死んだ?
「そうね…とっても…さみしいわね」
二人はじっと立っていた。いつまでもいつまでも立っていた。
この後、エドガーはフィガロの機械王として、ティナはモブリズの母親として、それぞれの生活に戻っていった。
彼らの言葉通り、仲間を失った悲しみも徐々に癒えていき、何かが大きく変わると言う事はまるでなかった。
それは悲しい事なのだろうか?そうなのだろう。多分、おそらくは。
天上の城ゼニス城。一人の老人が座っている。
彼は何もしない。してはいけない。故に彼は傍観者と呼ばれた。
彼は何もしない。ただ、小さくつぶやいた。
「もう、二度と会う事もないじゃろうな…」
天空の城の主ゼニス。彼は無限の過去から無限の未来に至るまで、人の記した書物に現れる事は、ない。
そして――…月日は流れた。
325 :
5/9:04/06/19 15:14 ID:0KiQ2Bg0
深緑の海の波間に浮かぶ城グランバニア。
かつて、詩人はそこを英雄王とんぬらの城と歌った。
今、その城の城門の前に、二人の人物が立っている。
一人は女性。青い髪を長く伸ばし、側頭部に二つのリボンが揺れている。
ゆったりとしたドレス姿の、おとなしそうな女性だ。
もう一人は男性。とがった青い髪をターバン覆い、腰には美しく煌めく剣が揺れている。
動きやすそうな旅装束の、ちょっと子供っぽい男。
二人とも、年の頃は二十歳くらいか。
女性は心配顔で、男性は得意げな顔で、向かい合って立っている。
「クーパー、ほんとに行く気?」
女性は…男性をクーパーと呼んだ彼女は、腰に手を当ててむすっとした顔をして見せた。
彼女の名はアニー。そう、この二人はあの、クーパーとアニーだ。
「十年待ったんだ。俺、もう我慢できない」
たくましい青年になったクーパーは、ひょいっと肩をすくめて言った。
彼の一人称が「僕」から「俺」に変わったのはこの世界に帰還した後、すぐだった。
「俺、絶対見つけてくる…絶対、リディア達ともう一回会う方法を見つけてくる。
だから…グランバニア、頼むな」
その物言いは、彼の尊敬するバッツにそっくりで、思わず笑ってしまう。
くすくす笑うアニーを見て、今度はクーパーが不機嫌になった。
「な、なんだよ…急にくすくすってさ…」
「ふふふ、だって、クーパーってば…」
「まるでバッツさんの真似してるみたいじゃない。クーパーってばさ」
「ホントホント。今の言い方なんかそっくりで…」
326 :
6/9:04/06/19 15:17 ID:0KiQ2Bg0
そこでぴたっと、笑いが止まった。
今の会話、どこか、おかしい。
最初にクーパーが文句を言って、アニーが言い返して、それから…
第三者の横槍が入った。今。
ばっ、と、アニーが足元を見た。とっさに。
「やほー。アニー、元気してた?」
彼女の足下には角を生やした少女が一人、立っていた。
「「えっ、エーコッ?!」」
二人同時に驚きの声が漏れる。そう。二人の足下に立っているのは、あの時のままの、エーコ。
「どっ、どうして?どういう事?」
訳が分からない。もう会えないはずの彼女が。どうして?
「どうして、って…バッツさん達につれてきてもらったの。ほら、あっち」
ぴっ、と、エーコはクーパーの背後を指さした。
二人が振り向く。
チゾットへ続く街道がある。そして、その向こうの方に、立っていた。
アルスが、ティナがエドガーが、ゼニス、ティーダ、アーロン、リュック、パパス、ライアン。
バーバラにアイラに、デッシュと、バッツと、そして、リディア。
「みんな!リディア!」
いても立ってもいられず、クーパーはまっすぐ走っていった。仲間達の、元へ。
327 :
7/9:04/06/19 15:18 ID:0KiQ2Bg0
「リディア!久しぶり!」
「うん、クーパー、一年ぶりね」
わずかな距離を置いて、二人が向かい合う。
久々に交わした言葉に、しかしクーパーは眉をひそめた。一年ぶり?
彼に取っては、十年だった。ゲームから帰還して、体を鍛え、当時の事を何度も思い返し、十年。
二十歳になった今年、ようやく皆と会う手段を探す旅に出るところだったのだ。
「ピサロかサマンサがいれば解説してくれたんだろうがな…多分、時間の流れが違うってやつなんだろ。
俺にとっては、5年間だった」
まばらに無精ひげを生やしたバッツが、二人の間に割り込む。
「エーコなんか、戻って一月も経ってなかったらしいぜ?
あっさり再会できてかえって感動薄いって、ブーたれてたな」
笑う3人。背はクーパーが一番高くて、その次にバッツ。そしてリディアの順になっていた。
別れた時は、クーパーが一番小さかったのに。
「でも、安心したな。
リディアが大きくなっちゃって、歳が離れちゃって、今度会うときどうしようかって迷っちゃってさ」
「…そう?」
「一緒にいて、親子みたいに見えたら困るもんな…恋人同士になれても」
「え?」
クーパーの告白に、リディアが目を丸くする。
バッツはケタケタ笑って、クーパーのせなかをばんばん叩いた。「人前でへーきで恥ずかしい事言うなよ、お前は」
328 :
8/9:04/06/19 15:19 ID:0KiQ2Bg0
「でも、凄いな…どうやって、こっちに来たの?」
クーパーの疑問に、今度はデッシュが割り込んでくる。
「調べてたのさ…みんな、この場にいるほとんど全員が。
もう一度会いたいって…デビルロードだとか隕石だとか旅の扉だとか…
それぞれの世界の、それぞれの手段を」
もう一度会いたい。会って話をしたい。その思いが彼らを駆り立て、動かし、そして成したのだ。
「最初に成功したのは俺なんだ。すげぇだろ」と、デッシュが自慢げに付け足した。
その後ろで、以前よりずっと背の高くなったアルスが、こちらはあまり変わっていないティナと談笑している。
さりげなくエドガーが割り込み「私の世界のレディを口説くときは私に許可をもらう事だな」と言うが、
アルスはそれをさっと流してしまった。どうやら精神面でかなり成長したようだ。
それを見てティーダが笑い、リュックは翼を生やしてあたりの景色を見て回る。アーロンはじっとそれを見ていた。穏やかな顔で。
パパスとアイラは物憂げな瞳でグランバニアを見つめ、ライアンとバーバラが二人を元気づけようと肩を叩く。
ゼニスは相変わらず、ひとりでにこにこ、じっとしていた。
エアリスがいない事に気づいたクーパーはバッツに彼女の事を訪ねると、バッツは見つけられなかったと答えた。
「けど、すぐに会えるさ」と、彼は即座に付け足す。
そうだ。自分達が再開できたのだ。きっとまた会える。
バッツとクーパーとリディアはもう一度、お互いにとびっきりの笑顔を交換した。
それは平和な光景。世界で、すべての世界の中で、一番平和で幸せな光景に、違いなかった。
329 :
9/9:04/06/19 15:20 ID:0KiQ2Bg0
「よーし全員!再会を祝してパーティーだ!クーパーにおごってもらうぞ!」
「「「「「 お ー っ ! 」」」」」
バッツが声を上げ、全員が同時に返事を返した。
「ち、ちょっとまってよ!」
それに困った声を上げるクーパーの肩を、にやりと笑ってリュックが叩く。
「王子様なんでしょ?ほら、ぱーっとやろ!ぱーっと!」
その場にいた全員が、にこやかに笑いながらグランバニア城へと歩いていく。
アニーとエーコがこちらに向かって手を振っていた。
「ああっ、もう!しょうがないなぁ!
しょうがないからぱーっといこう!」
クーパーの半ばやけになった発言に、わぁっと全員から歓声が上がった。
初めは、誰が一番強いのかと言うところから始まった。
それぞれの世界の英雄の中の、真の最強。
それは誰も知らない。知りようがない。そして結局、それが分かる事はなかった。試したのに。
そして、それぞれの世界の英雄が顔を合わせればどうなるのかと、夢想した。
そこにはきっと友情や愛情が出来て、一つの理想世界が現われるんじゃないかと夢想した。
何度も、何度もそれは繰り返されて――…
その答えは、ここにあった。
DQFFバトルロワイアル 完
遂にラストキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ラスト、書き終えました。
投下した後にもかかわらずコレでよかったんかなとか思ったり。
登場キャラ達とか、カコイイ話を読ませてくれた書き手さんとか、
今までの俺の話を呼んでくれた人たちとかにお礼言っておきたいです。
てか、今それくらいしか考えられないや。
みなさん。ありがとうございました。
GJ!書き手のみなさんお疲れ様ですた〜!
オリジナルBRとは違って最後は掛け値なしの大円団。これでこそFFDQっすね
さあて次だ!!
終わったのはいいけど今後このスレはどうするので?
まぁとにかく書き手の皆さん、お疲れ様でした。
外伝の感想・批評スレになりますか?
終わったか・・・長い道のりだった
俺が歩き出したのはほんの数ヶ月前だが(笑
書き手さんGJでした!
>>318の暗いENDにも興味あるけど
仮に保管庫に上げたとしても
物語が完結しちゃった今じゃあもう投下しても惰性かねぇ?
マルチエンディングのようで、別にいいんじゃない?
終わりだし。記念ぽク
337 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/06/20 09:13 ID:YJfg42Gr
終了告知あげ
おお!?
しばらく外に出てたら終わってるよ。
やっぱエピ一つも書けなかった。まあ、別にいいけど。
最初はたまに書いてたまに煽ってたんけど、
2ndに分裂して書き手の大半がそっちに行ってしまったとき、
自ら始めた物語を途中で切り捨てるのがどうしても嫌で、
何が何でも、例え一人でも終わらせようと覚悟を決めた。
結果的にリレーではなくマラソンしてしまいましたが、
それでも一人ではなかったし、見守ってくれる人もいた。
そんな人たちに感謝を。みなさん、乙彼様ですた!
終了おめっとさん(´∀`)
おめでとう&お疲れさんです。
初期の頃から覗いてたので、なんかカンドー(つA‘)
昔、あの感想書いていた人は見てるのかな
エーコ生きててよかった。
で、このスレはどうする?
1:このまま1STの回想&雑談スレとして利用
2:外伝の雑談議論スレとして再利用
3:1STや2NDの失敗を踏まえた上で、もう一度バトロワする
話すことも無いし、無闇なスレ立てイクナイと思うなら2番。
このロワをもう少し早く知っていれば書き手として参加したかったとか、
外伝に反逆して、純粋なバトロワをもう一度やりたいという人がいるなら3番。
もうしばらくは感動に浸りつつ雑談したいとか、
アナザーストーリー・アナザーエンドを書きたい人がいるなら1番。
1&2で、正直もう一回やるならロワではなくサバにしないとやってられんと思う。
1。
ここはアナザーエンドとか感想とかで、いいんじゃないかな。
外伝は感想スレと本スレ兼用でしばらくやってみたら?
どれくらい書き手が集まるかわからんけど、
スレが二つだと結局維持できなくなって落ちるよ。
これまでの傾向からしてまず間違いない。
つーか、2nd再建はどーなったんだ。
もう2ndの書き手は全員撤退したのか?
残ってたとしても、番外編に流れるんじゃないか?
この板でもう一個リレーSSやるのは無理っぽいし。
2ndをやってた者だが、2ndはもう駄目だった。
みんな後先考えない展開で、キャラ同士を絡ませるなんて不可能なぐらいに全員がばらけてしまった。
…いや、固まってるチームもいたけど。
俺は末期にも再建しようと、話を繋げるようにがんばってたけど、
いかんせん俺1人(他にも数人の書き手さんが頑張ってくれてたが)じゃすぐネタが切れる。
で、最後はネタを振り絞って種をまいて、他の書き手がリレーしてくれるかと思って待ってたんだが、
無念のDAT落ち。
それで俺はここ最近ずっとROMだった。
できれば他の2ndの書き手の香具師の意見も聞きたいな。
誰か降臨キボン
2ndのことはもうほとんど憶えてないやw
一回だけ書いたけど、そのあとは見てなかった。
1stではラムザやファリスが早々と死んでしまったことが惜しまれる。
1stは印象的な話がいくつかあったけど、その最大なものはセフィロスの最期かな。
あのセリフなんか気に入ってた。
2nd。数回書いたりpart2スレ立てたりしたけどさ。
殺しに走るキャラが少ない&すぐ死んだ。
というより、行動方針が"仲間を探す"な奴が多すぎた為に戦闘が起こせなかったのが問題かな。
その上、各キャラが分散しすぎて絡ませることが出来ない…。
その点、1stは旅の扉によるフィールド変更が良かったんだと思う。
離別や遭遇の機会を多く設けることが出来るし。
放置気味のキャラの動きも書く必要性が出てくるし。
あと、悪い意味で壊れたキャラが多くて、どう書けばいいのやら…
ってな感じになった。
個人的にはこれが2nd衰退の最大の原因な気がします。
番外編は比較的ギャグ路線で進みそうな雰囲気だから、鬱々しい展開少なめで進んでくれることを期待
一部書き手?は「あっさり遭遇→あっさり死亡だからいくない!」と主張してたがな>フィールド変更
ハカロワ2を観察してるとこういうキャラがしっかり確立したものでロワをやる事自体が無謀なのかもしれん。
>347
>いかんせん俺1人(他にも数人の書き手さんが頑張ってくれてたが)じゃすぐネタが切れる。
1stのメインは一人か二人か。三人はいないと思うぞ。
そいつらはリレーに見切りをつけて延々と自己リレーしてたんだがな。
>349
>その点、1stは旅の扉によるフィールド変更が良かったんだと思う。
350も言ってるが、フィールド変更は出会い頭の即死が発生して叩かれてたんだが。
個人的にはレナの死が納得できん。
>あと、悪い意味で壊れたキャラが多くて、どう書けばいいのやら…
これは禿同。つーかDQ5主人公を壊した時点で漏れは見捨てた。
レナは別にあれでよかったと思う。
納得できないとか言い出したら、できる人の方が好くないんじゃない?
2ndのリュカは壊したのが悪いと言うより、
壊したいのが先にあって伏線を殺しちゃったように見える。
娘を殺したのが他ならぬビアンカ(壊れ妄想つき)ってとこ、
その後が面白そうだったのに
金髪殺すであっさりつぶされちゃって。
でも、じっくり書いて「ビアンカは僕が止めなきゃ」だと
ヘンリーと類似するだけだったのかな?と今思った。
353 :
352:04/06/25 09:04 ID:cL5WtcQv
×好くない→○少ない
>352
結局、1stでの失敗を何も生かせなかったってことか。
展開(リュカを壊す)のための展開(娘を殺す)は、
どうしても不自然になるって言われたのにな。
つーか、2ndが立ったのはその指摘を受けた後だったのに。
積もり積もった不自然とご都合にウンザリして人離れ、か。
>納得できないとか言い出したら、できる人の方が少ないんじゃない?
だから、あんな作品を書くのはヤメレってこと。
確かにNGではないが、間違いなく 駄 作 なんだから。
5主人公は愛されてるな
番外編の方なんだかなぁって感じ、いまいち方向性がわからない
ギャグにするのかシリアスにするのか
なんかまとまりがなくて萎え。
どっちでもごちゃまぜでいいのでは。
まだ始まったばっかりだし、
方向付けはこれからなわけで。
やる気があるなら自分の望む方向にもっていけるぞ。
ギャグに走っても
シリアスに走ってもいいんじゃないの。
今回は俺個人は極力ギャグに走れればいいと思っている。
ギャグ文章は難しいんだけどね。
AAも使えたら使っていってもいいと思うし
もちろんシリアスもいいと思うさね。
たださ、展開に意見や批判があるならグチグチグチグチ愚痴って無責任な言動するよか、
相手より先んじてリレー小説に加わろうと思わないのかな。
もし先んじられたら次はこうしよう、とは思わないのかな。
1stも最初はギャグチックな話が結構多かったものさ。
書き手以外は感想も言えないって雰囲気は大嫌いだな。
感想・雑談スレにしたのにね。
文句があるなら自分で書けって理屈が稚拙だとは思わないのかな。
読んでる奴=参加者ではないって思わないのかな。
>書き手以外は感想も言えないって雰囲気
あれだな、「これクソゲー!」「じゃあお前がもっとおもしろいの作ってみろよ」
この板で日常繰り返されてることだな。
俺の意識と根本から違うということか。
俺は
読むだけの人=参加者ではない
ではなく
読んで感想、意見、批判を書くだけというところで既に別の視点からだけどリレー小説参加している…と思っていたんだが。
このような特殊なリレー小説に対しては特に。
内容を左右しかねないから。
それはともかく。
読み手は意見批判は駄目とは言ってないんだけどな。
だが、
こういった意見がある。だけど、誰も書かない。それがリレー小説に反映できる。だったら、率先して書くべきだろうし。
反映できないなら普通に意見批判になるだろうし。
または成ってしまった事実に対し
事後策はまだ打てるというのに可能性を捨ててこのレースは無効だ、もう一つスレを立てて仕切り直しとか言うのは軽率すぎないのかな?
打てないならまあ、しゃあないな。議論になっても止む無し。(バトロワで死んでしまった…とかは。)
少なくとも俺は女勇者のケースに対してはまだ事後策は打てるだろうし、打ってみろというなら…やる。多少強引になるかも知れんが。
俺の口数不足だろうな。コミュニケーション力の欠落だな。
多分うまく説明できてはいない。
>361
>文句があるなら自分で書けって理屈が稚拙だとは思わないのかな。
稚拙というのはあえて否定しないけど、
シンプルで一番手っ取り早い方法だと思うね。
意見をするなとは誰も言わないと思うよ。
意見に従うとは言わないと思うけど。
本スレで女勇者書いた者だが、勇者が二人いる事をどう説明するか考えたらああいった形になってしまった。
まぁ魔法が使えないのか気に喰わんって事ならNGなりその部分を削るなりするが。
よし、折角シドーと一緒にいるんだから彼に少し手伝だってもらおう!
とりあえず誰も書かないなら俺が書く!
まぁ、任せるよ。
>>365 魔法が使えないのが気に食わないんじゃなくて
原作とかけ離れすぎてることが気に食わないの。
だいたいギャグ系の外伝なんだから、わざわざオリジナル設定入れて説明しなくても
「俺がもう一人いる!?」「勇者が二人いる!?」でいいじゃん。
なんでアリアハンに孤児院があってそこで育って
傭兵なんていう職業になってるのさ。わけわかんねぇ。
あんだけオリジナル要素いれるんなら、
1STみたく他の所にうPしてからにしてほしかった。
女勇者メインで使ってた人間にとっちゃ、
根本的な部分を無視された上に脳内妄想ぶちこまれたようですげー不快だ。
原作を大切にするのは全ての二次創作において基本だよな?
だいいち、文句言うならテメーで書けっていわれてもフォロー不可能だし。
問題が根元の部分に存在しちゃってるんだからな。
まぁいいや。みんな納得してるみたいだし、俺みたいなヤシが少数派なんだろうな。
1stも2ndも途中でぶっ壊れたり性格が変わったことはあったにせよ、
原作での行動や基本的なバックグラウンドは変えてなかったってのにな……
>だいたいギャグ系の外伝なんだから
どこにもそんな事は書いてない、戦闘は本分ではないと書いてあるだけだ。
因みに手元にスーパーファミコン版のDQ3の攻略本があるんだが、この『向いてる性格ベスト5』って何だ?
性格が『セクシーギャル』の女勇者なら文句無かったのか?
>どこにもそんな事は書いてない
検索って知ってますか?
検索してみた。
ギャグでいいと言ってるのは一人だけの様だが?
それに殺人に関しての諸氏の意見を見てもギャグオンリーという訳でもなさそうだが。
俺も原作は大切にして欲しいと思う
願いもできればキャラにそったものがいい、できればね
あの女勇者の話の何が嫌かって、ギャグうんぬんつー前に暗いのよ
殺しはないんだからもっと明るい雰囲気のほうがマッチしてると思うけど
皆があれでいいっていうならもう別にいいけどね。
373 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/06/27 13:39 ID:KRpEDkEu
殺しが無いからといって
全員が明るい雰囲気ってのはさすがに難しいわな。
特に願いが「〜を生き返らせる」って場合はな。
ageちゃった…
スマソ
レオ将軍VSベアトリクスはもう書かれちゃったか・・・
オレもこの将軍対決書きたかったんだけどな。まあいいや。
レオ将軍カコイイ!
>>369 だから、性格以前の問題だって言ってるんだっつの。
「設定」が原作と違いすぎるって話なんだよ。「設定」が。
双子の片割れで孤児院育ちで魔法が使えない自称傭兵の3女勇者ってどこに存在するの?
小説? ゲームブック? 漫画?
少なくとも、俺の持ってるDQ3の女勇者は
オルテガの娘で、アリアハンの自宅で母親とじーさんと一緒に暮らしていた
ギガデインやベホマズンなどの強力な魔法を使う「勇者」なんだがな。
それとも他の連中のROMには「双子の方割れで孤児院育ちの勇者」が存在してるのか?
ギャグ系の外伝と書いてないかもしれないけど
主催者がギャグっぽい性格なのは誰が見ても明らかだよな?
ああいうキャラが主催者なんだから、
わざわざ脳内のオリジナル設定入れてまで辻褄合わせるぐらいなら、
多少の矛盾は「ギャグだから」の一言で済ませて、原作に沿った設定を使ってほしかったって話よ。OK?
了解
そこまで来るとお互いの嗜好の問題だな、俺は勇者が二人いる事をギャグで済ませたくないし。
何れにせよこの件での話はこれまにするよ。
別にギャグにしなくてもパラレルワールドから来ましたでいいじゃん
gaaaa
つーか男勇者が既に女勇者に迫らんと勢いを上げて走っている(今は賢者相手だが)。
もうシリアス路線はその時点で無理だw
個人的にはシリアスとギャグが入り混じっていたほうがまとまりは無いかもしれんが好きだな。
同じガンガンコミックスならDQM+にしろよ、もょもと…orz
三巻以降は実質お前が主役といえる漫画じゃないか
打ち切られたけど
レオ将軍VSベアトリクスのあとのギャグ路線変更のギャップが激しく笑えるなw
メモリアリーフ主人AAで来るとは思わんかった。
今回メイド多いから相手には困らなさそう。
またかよ… 0rz
オルテガ・・・・
なっちまったもんはしかたあんめえよ。
今回はギャグ路線だそうだから尚更な〜。
388 :
238:04/06/29 02:37 ID:bybWE91a
うーん。さすがに2ndの続きから再開するのは難しいんじゃないかな。
壊れたキャラ多すぎて書きづらいとか、分散しすぎとか
問題点が多すぎる。
やるなら参加者だけ2ndを引き継いで最初から仕切りなおしたほうがいいかも。
……というか、自分以外に普通のロワをやりたいって思ってる人いるのかな?
別に今すぐにってわけじゃなくても、番外編終わってからとかでもいいけど。
DQ1:勇者
DQ2:ムーンブルク王女、サマルトリア王子
DQ4:トルネコ、ロザリー、ミネア、マーニャ、ドンガアデ、リック王子、勇者、アリーナ、クリフト
DQ5:クラウド、ピエール、バトラー、パパス、ヘンリー、ルドマン、サンチョ、カボチ村村長、イブール、プサン
DQ6:サマール、トンヌラ、ブラスト、バーバラ、主人公、ハッサン
DQ7:イルマ、ネリス、エルマ、メルビン、マリベル
DQM:サンチ
DQM2:ワルぼう、カメハ
猫3:ミリア、あやか
FF2:フリオニール、ミンウ
FF3:忍者、ドーガ
FF4:ルビカンテ、リディア、ルゲイエ、セシル、エッジ、カイン、バルバリシア、ギルバート
FF5:ギルガメッシュ、エクスデス、ゼザ、バッツ、レナ、ファリス、
FF6:シド、エドガー×2、マッシュ、ティナ、ロック、セリス
FF7:セフィロス、シエラ、神羅上等兵、パルマー、ウエッジ、クラウド、ジェシー、ティファ
FF8:シド、アーヴァイン、スコール
FF9:マーカス、ガーネット、クジャ、フライヤ、ジタン
FF10:ワッカ、ブラスカ、ジェクト、ティーダ、ユウナ、キマリ
FFT:アルマ、イズルード、アグリアス、ダイスダーグ郷、シド
ドウシヨウ………OTL
それとDQ4勇者の性別は書き手任せでOKだな?
ロワは……ハカロワ2の惨状見てるとナ〜〜
リデイア消してないし……スコールDQとFF間違えてるし……OTL
>389
つーか、番外編が終わるかどうか不安なんだが。
まだ顔見せ段階だからなんともいえないけど、
どーも2ndの二の舞になりそうな予感。
そういえば番外編って細かいルール決まってたっけ?
失格事項とかその辺なあなあでいいのか?
アイスソード出そうと思ってたら出てた…遅かったか_| ̄|○
アイスソードって何があったの?
誰かDQ5のクラウドとトルネコの冒険のスコールについて知ってる?
今検索してきたが、ひょっとしたら間違えてるんじゃないかと思って、念の為。
>>397 DQ5のクラウドはジージェの家の召使いぽかったな。ちなみに農夫みたいな格好してる
>>396 ねんがんのアイスソードをてにいれたぞ!
そう かんけいないね
ゆずってくれ、たのむ!→きさまのような悪人にこの剣をわたすわけにはいかない!!
ころしてでもうばいとる→な、なにをするきさまらー!(レクイエム流れる)
ロマサガネタ。
ちなみにアイスソードには冷属性の技はあっても冷属性自体は無い。
>>397 ジージョのとこの召使い。間違いない。FF7出てから知名度は上がったはず。
スコールはキラースコップのデフォの名前。ちゃんと攻略本にも載ってる。
401 :
396:04/06/30 02:05 ID:Ho7FLrV6
>>399 dクス
疑問もとけたし、2NDの二の舞にならんように俺も頑張るよ
ついでに400ゲト
ドラクエキャラに関しては説明入れてくれた人がいたはずだ。
スコール(セリフ全8種つき)も、クラウドも。
アイスソードは炎モンスター(溶岩魔神、フレイム)には二倍だが、氷系モンスター(氷河魔神、ブリザード)には1ダメージ。
失格事項だけははっきりしないと…
恐らく問題になるのは殺人は是か非か。くらいなものだろ。
アイスソードはトルネコ2の方か。
ロマサガの印象が強すぎてそっちを忘れてたわ。
おそらく殺人は無しという認識だろうな。
キャラが死亡する直前で、主催者権限で強制送還ってことにすればいいじゃん。
たとえアルテマが発動しても、セフィロスあたりに0.01秒で首を跳ねられそうになっても
神様が死ぬ寸前で助けてくれるという仕様。
もちろん、故意にしろ偶然にしろ未必の故意にしろ、加害者側へのペナルティはなし。
これなら戦闘も魔法もトラップも遠慮なくやれるでしょ。
そういや13日の金曜日のジェイソン=チェーンソー
って図式はいつの間に定着したんだろうか?
本編では確かジェイソンは一度もチェーンソーを使用してないはずだけど、俺もジェイソン=チェーンソーのイメージがある
自分はルールで定めて禁止にするべきかな。もちろんルール破ったら問答無用で失格。
今のままでも十分戦闘には不自由しないと思う。
1stバトロワであった出会い頭の殺人→失格をなくすためにも。
で、だ。ふと思ったが
一つエリアが終わったら中継地点になるんだろ?
でそこまでの一位になんらかの得点が加わって、次のステージ。それを繰り返してゴール。
そして、総合優勝。
で、総合優勝の基準は?
純粋にレース1位の奴?それともスティールボールランのように得点制?
前者ならとっとと次のステージに進むのだろうし、後者なら全員到着まで中継地点に留まるのかもしれない。
もし、区間賞として何らかの得点があるというなら後者で全員到着まで待つほうがいいと思う。
将軍同士の対戦やセフィロスの話で既に殺人は御法度になってる。
どの辺までセーフかは書き手次第。
ソロの対応見てると実際にぬッ頃すまでセーフか?
ソロはルール違反上等のドキュソだと思ってしまった俺、逝ってよし。
なんでソロはドキュソに描かれるんだろう
現在図書館にリディア、ギルバート、ソロ、ピサロ、もょもとがいるのか。
つか図書館でチョコボに乗ってるとは…
すいません、図書館は間違いです。
多分現状説明のやつをコピペした時に消し忘れました。
本当はレーベ南東の森のつもりでした。
>>413 それじゃあ訂正出して来たほうがいいぞ。
停滞してるねぇ。
書き手はいるみたいだがな
誰かFF側のマイナーキャラをまとめてくれる勇者はおらんものか
今試験中だから停滞も多少ありうるかな。
話考えてみてるけど
設定付けと状況作りで少々困ってたりもする…
今現在の未登場キャラ一覧
DQ2:ムーンブルク王女、サマルトリア王子
DQ4:ロザリー、ミネア、マーニャ、リック王子、アリーナ、クリフト
DQ5:クラウド、ピエール、バトラー、ヘンリー、ルドマン、サンチョ、カボチ村村長、イブール、プサン
DQ6:サマール、トンヌラ、ブラスト、バーバラ、主人公、
DQ7:イルマ、ネリス、エルマ、メルビン、マリベル
DQM:サンチ
DQM2:ワルぼう、カメハ
猫3:ミリア、あやか、スコール
FF2:フリオニール、ミンウ
FF3:ドーガ
FF4:ルビカンテ、ルゲイエ、カイン、バルバリシア、
FF5:ギルガメッシュ、エクスデス、ゼザ、バッツ、レナ、ファリス、
FF6:シド、エドガー×2、マッシュ、ティナ、
FF7:シエラ、神羅上等兵、パルマー、クラウド、ティファ
FF8:シド、アーヴァイン、
FF9:マーカス、ガーネット、クジャ、フライヤ、ジタン
FF10:ワッカ、ブラスカ、ジェクト、ティーダ、ユウナ、キマリ
FFT:アルマ、イズルード、アグリアス、ダイスダーグ郷、シド
これって今どこに旅の扉が出ているか、というのは知らされているの?
レスを読み返せ。
ごめん、見つけた。
参加者全員場所は知ってるみたいだね。
というか、すけさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
>>417 FF5〜7
ゼザ
バリア塔で爆死した香具師。
バッツの親父の知人。暁の四戦士の一人。
リヴァイアサンに頃(r
エクスデス直属の配下、ということ。
封印城クーザーの封印をとく石版が収められているイストリーの滝にてバッツたちに襲い掛かろうとするが後はリヴァイアサンがでてきてあぼーん。
そのあと、リヴァイアサンは無視できたりする。
実力は…あるんじゃない?一応。
FF6
シド
マイナーじゃないとは思うが一応。
魔道研究所で魔道の研究をしている。
世界崩壊後、疲れが溜まったのか寝込んでしまう。
このときシドを死なすか、助けるかは別に問題ない。むしろ何のペナルティもないので死なされることも多い不憫な香具師。
FF7
シエラ
シドの妻。トロいが仕事は丁寧。
宇宙に言った際、なぜか着いてきていて窮地のクラウドたちを助ける。
神羅警備兵
オープニングのあれだと恐らくこっち。
クラウドのジュノン侵入の際に登場。
神羅兵に扮しているクラウドのスペシャルポーズにほれ込み、いつか実践で決めてやろうと誓う。
で、メテオ接近後、クラウドたちが潜水艦を強奪する際に再登場。捕虜になる。
その他のシリーズは説明できる自信のないOR知らない。
>>424 グッジョブ!!
俺も頑張ってサブキャラいじってみるか・・・
ある程度の情報があればサブキャラの方が書きやすい。
自由に動かせるしね。
有名キャラは不特定多数のファンがいるし、確固たる性格付けもされてるから
ちょっとでもそれから外れると、文句が出る。
まあ、今回はギャグだから性格変わっても許容されるところは許容されるけどね
>>417 ・忍者(FF3)
戦士系最強のジョブ。オニオン装備を除く全ての武器を装備可能。
手裏剣を投げることは出来るけど忍術とかはまったく使えません。
ちなみに説明書で主人公達に主に使われている名前は
「ニセコくん」「アッピちゃん」「フラノくん」「ハッポウちゃ」
・ドーガ(FF3)
大魔導師ノアの弟子で、その魔力を受け継いだじーさん。
所々で主人公達に協力してくれる。
禁断の地エウレカの鍵を作る為に主人公達と戦い、死亡する。
・ルゲイエ(FF4)
ルビカンテ配下のマッドサイエンティスト。
バルナバと呼ぶロボットと一緒に襲い掛かってくる。
エッジの父ちゃん母ちゃんを魔物に改造した人。
・レオ将軍(FF6)
マイナーじゃないかもしんないけど。
ガストラ帝国の将軍で、立場的には敵だがいい人。
途中主人公達と行動を共にするものの、ケフカに殺される。
ステータス画面の顔が怖い。モヒカン。
・パルマー(FF7)
新羅カンパニー宇宙開発部門統括。
確かアホ面でバカっぽいデブのおっさん。
戦闘中は常に踊ってたり最後にトラックに轢かれたり。
うひょひょ。
9以降はほとんどわかりません。
FFTキャラ
アルマ
ジョブはクレリック、ラムザの妹。どちらかといえば気は強い方。
ブラコンっぽい。
聖アジョラの生まれ変わりで、こいつと融合しようとしたルカヴィが食い込み天使。
ダイスダーグ
ジョブはルーンナイト、つうか魔法剣士、でも本職は軍師。ラムザの兄。あごや腰が特徴。
FFT最大の策略家で腹黒、もちろん表向きは紳士。だが、自らの野心のためなら
家族や主君を殺すことも厭わない。政治家の鏡みたいなやつ。
主君ラーグ公を殺し、権力を握るが、弟ザルバックに強襲され、死亡。
聖石の力で、憤怒の霊帝アドラメレクと化す。
イズルード
神殿騎士。ジョブはナイトブレード、平たく言えば竜騎士+ナイト。メリアドールの弟。シスコンの気は無し。
勤勉実直な性格で、父や教会を盲信していたが、リオファネス城で父がルカヴィであることを知り、真実を知る。
その場で戦って戦死。
得意技はジャンプ、というかそればっかり。地下図書館でもジャンプします。
結局コース間優勝の商品って何よ?
願い事一つ増やせるの?他の参加者を邪魔できるの?
何かアイテムもらえるの?先に次ステージ行けるだけ?
それとも何も無し?
レアだかなんだか役立つか役立たないアイテムか、それとも一種の優遇条件か。
何でもいいんじゃないの?
千載一遇のチャンス!
一度はあきらめたことではあるがルドマンの体に力がみなぎってきた!
「サトチー殿をフローラの婿に!」
ルドマン主催の結婚式からかなりの時間がたってサトチーにも子供ができたていうのにまだ諦めてはいなかった。
「サトチー殿をフローラの婿に!!」
サトチーの臣下が聞いているも知れないというのにさらに声を張り上げる。
「もし渋るようなら重婚Okでということをお願いすればよし!」
よかねーよ。
「なんとしてもフローラをサトチー殿と結婚させるぞ!」
さらに声のボリュームを上げる。
「まずはこのステージを…くくぁwせdrftgyふじこlp;」
後頭部に激しい衝撃。
踊るようにくるりと回って幸せそうな顔で倒れこんだ。
「えっと、重婚は…いけないと思います!たぶん。きっと。」
そこには顔を真っ赤にして少し恥らいながら立つ少女。
タイクーン王国王女。レナ。
その手には支給品である鋼のはりせん。これでどついたということである。
加減したけど流石に一般市民を攻撃するのは抵抗はあった。
だけど、あれ以上大声で結婚だ、何だといわれると頭が沸騰してしまうと思ってしまった。
思い当たる節が多々。
「ムシャクシャしてやってしまいました」
「参加者なら誰でも良かった」
「今は反省しています…」
なんか違う。
とりあえず、ルドマンは気を失っているだけ。
エスナは…やめておいて、ケアルをかけてとりあえずその辺の岩場にも背を預けさせた。
願いを叶えてまでというわけじゃないけどささやかながらレナに野望が生まれた瞬間だった。
【ルドマン(気絶) 現在位置:レーベ北の海岸(平地と森との間) 所持品:? 行動方針:気絶中 願い:サトチーとフローラのケコーン(重婚上等)】
【レナ 現在位置:同上 所持品:鋼のはりせん 行動方針:村へ(ファリスorバッツとの合流) 願い:?】
間違えた
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ ノ
∪∪
本気で今更だが……
どー考えても100人って多すぎだよな。
各作品から2人ずつ、せいぜい40人程度が適当だろ。
今回はキャラが減りにくいから全然進まないし、
つーか、本当に終わるのか、これ?
俺はてっきり順位次第では落とされるものだと思っていたが。
キーアイテムだって数に限りがあるだろうし。
アリアハンステージでの足きりは下位2〜30人ぐらい?
・・・本当にどうでもいいんだが今回アルマとイルマとエルマがいるんだな
鋼のはりせんなんてアイテム在るの?
>>438 リメイク3の遊び人の武器。確かポルトガで売ってたと思う。
たしか、一番最初に手に入るのはアッサラーム南西のすごろく城。
攻撃力だけならモーニングスター以上。
だれか今まで出てきた支給品をまとめてもらえないですかね。
>>441 一応順番にな。
盗賊の壷 回数(容量)4…トルネコ2、リヴァイアサンに頃された奴
遠くにあるアイテムを吸い込みます。これで店の物を吸い取っても泥棒扱いにならない。
ちなみに猫3の吸い込みの壷は泥棒扱いになる。
クロスボウ…DQ4リメイク、シドー→ヒルダ
ブーメランの代わりに追加された武器。ブライも装備できる。
ロトの剣…DQ1,2、ヒルダ
ロトの剣。最近切れ味が鈍ってきた?それとも他の武器が強いのか?バギクロスの効果ももう無い。
草薙の剣…DQ3、レオ
おろちが持ってる剣。そこそこ強い。使うとルカナンの効果。
幸せの靴…DQシリーズにちらほら、マリーナ
一歩歩くと経験値1。FC版3ではレアアイテム。
スカウター…ドラゴンボール、スコール
相手の強さを数値化する。
スーパーファミコン用ACアダプター…現実世界、ダーマ神殿で昇天した勇者
ゲームするのに必要。差し込むところが当たったら痛いと思う。ちなみによく切れる。
鋼の○金術師 7巻まで…現実世界、もょもと
漫画。俺は読んだこと無いが、面白いらしい。ガンガンコミックスだよね?
覆面…DQ3,またはTDQ2、オルテガ
着るとあらくれのグラフィックになる。守備力は低い。オルテガは特別。バトロワ1stでも見て下さい。
コンドーム50個…現実世界、ピサロ
避妊具。俺はまだ使う歳ではない。
天空の剣…DQ天空シリーズ、アトラス
伝説の剣。凍てつく波動が使える。
魔法のビキニ…DQ3、リディア
防御力の高い水着。危ない水着と同じグラフィックに。耐性は無い。
アルテマウェポン…FF6以降、ソロ
現HPで威力の変化する武器。9はHP関係無かったような…
アイスソード…Romancing Sa・Ga、セシル
>>399。ロマサガ1最強の大剣。氷でできているわけではない。技は冷たい風、冬の嵐、冷凍剣。
棍棒、皮の盾…大抵のDQ&トルネコ、武器屋→トルネコ
序盤の弱い武器&防具。さびません。皮の盾だとハラヘリが半分に。
ガイアの剣…DQ3、ドン・ガアデ
大地を司る伝説の剣。刀のような形状。火山に投げ入れると噴火が起こる。まずまずの強さ。
世界宿屋ランキング…DQ5リメイク、トルネコ→ドン・ガアデ
部門別に世界の宿屋を分類した本。ゲーム中で見られるのはチゾットのみ。
チェーンソー…魔界塔士Sa・Ga、セフィロス
理論上は攻撃力が相手の防御力を「下回る」場合のみ効果がある。4000ケロ。
相手を一撃で殺す効果がある。→かみはバラバラになった。ホッケーマスクはおまけかと。
チキンナイフ…FF5、ギルバート
臆病になればなるほど強くなる。ただし、装備してると勝手に逃げてしまったりする。
しにがみの指輪…トルネコ3、ロック
水上通過、挟路移動、壁の中の通過可能(ただし、半分以上の体力を消費)
祝福の杖…DQ4以降、セリス
世界樹の枝から作られた回復効果のある杖。ベホイミの効果。武器ではあるが、攻撃力は低い。
破壊の気をまといし、はやぶさの剣(はかぶさの剣)…FC版DQ2、パパス
破壊の剣の攻撃力で2回攻撃ができる、最強の剣。
魔導アーマー…FF6、ジェシー
ガストラ帝国の魔導技術が開発した最新兵器。いろいろとビーム放ちます。
魔晄銃…FF7、ウェッジ
パルマーの武器。大量のMPを消費してファイラ・ブリザラ・サンダラのどれかを発動。
バクスイの巻物…不思議のダンジョン系統、プサン
部屋にいる自分以外を眠らせる。起きたとき、敵の速度が2倍に。
なお、祝福されていると読んでもなくならないが、高確率で祝福が消える。
あるくんです…現実世界、すけさん
DQ版万歩計ゲーム。
赤チョコボ…FFT、ミネア
チョコボイーターも返り討ち。チョコボ最上位種。チョコメテオが凶悪。
はがねのはりせん…DQ3リメイク、レナ
リメイク3の遊び人の武器。攻撃力だけならモーニングスター以上。
モーニングスター以上と言ってもわからないかも。
鋼のはりせん
攻撃力31。
比較対照になるアイテムといえば
鋼の剣(攻撃力33)
アイスソードはトルネコ2、3にもあったはずだけど?
>>446 確かにトルネコにもアイスソードはあるんだけど、
>でもこの支給品、いわくがありそうだよなぁ。アイスブランドでも無いし…
この言葉でロマサガの方のだと判断しました。
あっちの方が有名だし。
まあ一応トルネコの方も書いておくか。
アイスソード…トルネコ2,3
こっちは純粋に氷でできた剣。攻撃力は高く、炎系モンスターに効果絶大だが、
氷系には1ダメージになる。(2のみだと思う)
まとめ乙。
一応所持品不明のキャラもまとめると、
サトチー レックス タバサ セージ アルス
ピピン チェリ メモリアリーフ主人 アレフ
ハッサン ニセコくん エッジ マサール ルドマン
あと、ベアトリクスはなにかの剣を持ってる。
ちょい疑問に思ったんで。
魔導アーマーは、ティナだけが使える技も出せるんですか?
魔導ミサイルとかコンフューザーとかデジョネーターとか。
ティナ以外のキャラは炎氷雷のレーザー、ヒールフォースのみだろ。例外なく。
>>449 魔導ミサイルとかは装備はされてはいるけど使うことはできないんじゃないかと。
魔導レーザーはどうなんだろう?敵のアーマー兵は普通に撃ってくるけど。
ティナのが普通なんだろ。
ザックスとかのが旧式のアーマーなだけで。
新作読んだけど、イズルードカッコイイな。
戦略もこのレースで一番合理的だし、活躍して欲しいなあ。
個人的にはカインと絡むといいかも、とか勝手なことを思ってみる。
>>430 気に入らん香具師一人をオルゴにボコってもらえる
今のところの現在地一覧&地図
ttp://members.tripod.co.jp/ffdqbr/ariahan.png サトチー 現在位置:アリアハン王城東側の廊下
もょもと、ピサロ、ソロ、ギルバート 現在位置:王城図書館
ピピン 現在位置:アリアハン王の間
チェリ 現在位置:アリアハン王の寝室
セシル、マサール 現在位置:アリアハン城下町
プサン 現在位置:アリアハン宿屋2F
ミネア 現在位置:アリアハン教会
オルテガ(荒くれモード) 現在位置:アリアハン城下町から外へ
トルネコ 現在位置:アリアハン城下町西門周辺→レーベの村へ
スコール&ダーマ神殿で昇天した勇者 現在位置:アリアハン南の平原
ハッサン 現在位置:アリアハン南西の岬
セージ(DQ3男賢者) 現在位置:アリアハン近くの森の中
アルス(DQ3男勇者) 現在位置:森へと繋がる道(賢者の通った道)
アグリアス 現在位置:アリアハン北、橋の近辺
リディア 現在位置:レーベ南東の森林
レオ、ベアトリクス、アレフ 現在位置:レーベの村へ北上する道
すけさん 現在位置:レーベの村入口→アリアハンへ
メモリアリーフ主人、マリーナ、レックス、タバサ 現在位置:レーベの村
メルビン(踊り状態)、現在位置:レーベの村、魔法の玉があった家1F
イズルード 現在位置:レーベの村の教会→いざないの洞窟へ
ルドマン(気絶) 現在位置:レーベ北の海岸(平地と森との間)
レナ 現在位置:レーベ北の海岸(平地と森との間)→レーベの村へ
ジェシー、ウェッジ 現在位置:レーべ東の山岳地帯→レーベの村へ
アトラス 現在位置:アリアハン西の山岳地帯周辺
セフィロス 現在位置:アリアハン砂漠
ニセコくん、エッジ 現在位置:岬の洞窟より北の森→岬の洞窟へ
リヴァイアサンに頃された奴 現在位置:岬の洞窟
ヒルダ、シドー 現在位置:アリアハン南方、岬の洞窟対岸→塔へ
ドン・ガアデ 現在位置:アリアハン西の湖→塔へ
パパス 現在位置:ナジミの塔1F
マーニャ 現在位置:いざないの洞窟北西の森
ロック、セリス:現在位置:南東の祠
バトラー・ピエール 現在位置:空中
バトラーとピエールはどのくらい吹っ飛んでるんだろう?
定期今現在の未登場キャラ一覧
DQ2:ムーンブルク王女
DQ4:ロザリー、マーニャ、リック王子、アリーナ、クリフト
DQ5:クラウド、ヘンリー、サンチョ、カボチ村村長、イブール
DQ6:トンヌラ、ブラスト、バーバラ、主人公、
DQ7:イルマ、ネリス、エルマ、マリベル
DQM2:ワルぼう、カメハ
猫3:あやか、スコール
FF2:フリオニール、ミンウ
FF3:ドーガ
FF4:ルビカンテ、ルゲイエ、カイン、バルバリシア
FF5:ギルガメッシュ、ゼザ、バッツ、ファリス
FF6:シド、エドガー、マッシュ、ティナ、
FF7:シエラ、神羅上等兵、パルマー、クラウド、ティファ
FF8:シド、アーヴァイン、
FF9:マーカス、ガーネット、クジャ、フライヤ、ジタン
FF10:ワッカ、ブラスカ、ジェクト、ティーダ、ユウナ、キマリ
FFT:アルマ、シド
残りDQ23人、FF35人
>>459 うわ・・・消し忘れたスマソ
マーニャ書いたの自分なのに・・・_| ̄|○
とりあえず、俺は積極的にハズレアイテムを引かせているのだが…、
ハズレの支給品と当たりの支給品はどっちが比率多い?
当たりが多め。
上はライトブリンガー(最強の攻撃力追加効果)、はかぶさの剣(最強の攻撃力&二回攻撃)。
もしくは赤チョコボ。(水陸両用のレースの足となり、戦闘力もかなりのもの。遠距離攻撃のチョコメテオはMP消費なしでの命中率が高い遠距離攻撃。)
これから次第が幸せの靴。(一歩歩くだけで経験値1獲得)
下はコンドーム、扇子、鋼の錬金術師、あるくんです。
コンドーム、無駄に数が多いな。
絡みの鉄則のうちの一つ、微妙なすれ違いキター!!
そしてアイリン王女たんハァハァ
縛られハァハァうめき声ハァハァ
支給品の差がでか過ぎじゃない?
もっと普通のも出そうよ
原作からして上はマシンガンから下は鍋の蓋まで色々だったからねぇ……
とりあえず今のところヒラリマントが最強ではないかと。
どんな攻撃でも跳ね返すし。
まあマントの箇所以外が狙われたらダメージ受けるけど、少なくともアグリアスは
スネオより反射神経上だろうし
停滞しているようなので、いきなりルール変更というのはどうだろう。
人を殺すことを前提にしているわけじゃないから、こんくらい差があっても良いと思う。
個人的な考え。
実はオルゴたんが「レースにはスリルとサスペンスが必要だし、自分大魔王だから」という理由で
殺人してもすぐ失格にはならないよう細工してますた。
(もちろん参加者はそのことを知らず、殺人ご法度と思ったまま)
…というのは冗談だが、本家SBR読んでると
なんだか謎の殺人鬼の一人や二人出したくなってくるチョヤッ
ここで補足。
ヘンリーの支給品である、お札「守りの天蓋」について。
出典はKONAMIのゲーム、幻想水滸伝2より。ゲーム中の効果は「1ターンの間、紋章の攻撃(呪文のようなもの)を無効化する」。
だが、今回はその場合残り枚数の緊迫感が無いので「全ての呪文を1回だけ無効化する」と変更。
オルゴが送り込んだ殺し屋を一人登場させるか。
それかオルゴ自身がマーダーで参加とか
>>464 強力すぎると簡単に人を殺してしまうから逆に制約になると思うが。ライトブリンガーなんて最たるものだと思う。
赤チョコボの弱いほうの技、チョコボールでさえ一般人はおろか、鍛えていたって下手したら即死級のダメージを与えるだろうし。
>>469,471
だからなんでそこで殺しとかマーダーという考えになるんだ?
安直過ぎ。
殺しとかやってると空気が重いものになっていくし、書き手にもプレッシャーがかかってくる。
まだ、タイムアウトで失格とかそういったほうが個人的がいい。
たとえば1stステージの脱落者は10人(途中失格者除く)とか。
もう少し軽い気持ちでやりたい…
あと停滞してるのは強制IDのため連続して投下するのは気が引けるというのもあるんじゃない?
1stバトロワの最初のほうは任意IDだったから連続投下をしていた人だっていたんじゃない?
というか自分、連続投下していた。スマソ。
>470
つーか別のゲームのアイテム出すなよ。と、俺は思うんだが。
DQFFのリレーで、なんで別作品の予備知識を憶えにゃならんのだ?
>472
1st終盤はほぼ一人の連続投下でしたが何か?
あなたがそうだったように、本気の書き手はそんなこと気にしないよ。
停滞しているのは自由度が高すぎて手の付け所がわかんないのかなぁとか。
ぶっちゃけ、やる気だけだと思わんでもない。
ルールもなんも決めてなかったからね。
最低限のルールすらも。
2ndの反省なんだろうケド、ここまで適当に始めてしまったのはどうかと。
>>473 明らかに人いなかったんじゃない?書き手が。
それは止む無しだろうと思う。
前半はまだまだ書き手はいたと思うが。
やる気はあったけど、あまりにも連続して書くのは味気ないだろうと思っていた。
やる気もあるがそれだけじゃないと思う。
前半部位は同意。
あまり他ゲームのアイテムは持ち込まないほうが…
>>474 開始を急かした人に責任はあるだろう。それは。
で、本スレの
>>231-232。
モノカの杖は
人に対して使うとミミックになるだけ。(任意解除化、仲間モンスのスコール、ミリアは別。(即死))
モンスターに対しての効果と同じだと相手は経験値こそは入らないが死んだと同じだろ。
停滞の原因を考えてみると…
同じIDのうちに作品2つ投稿したくはない
昼間だと親兄弟にのぞき込まれるから書けないが夜は眠いし時間がない
別のスレで厨なことをしている
試験中ORそれで点が悪かった
一度に二つ以上の話を考えるとまとまらず、結局書けるのが2〜3日おきになってしまう
連投すると他の書き手さんに悪いと考えている
このキャラ分からない
自由度高すぎ
自分は5つ当てはまってる。
>>466 ヒラリマントは単体攻撃には強いだろうが、盗賊の壷やバクスイの巻物、踊りの石像は跳ね返しようがないから、
一概に最強とはいえない。
ひたすら有利な状況だからな、失格にしたい気持ちはわからんでも無いが失格ではないだろう。>クジャ
実際、人数大杉だしな〜
>>472 安直上等。今の状況はどう考えても参加人数大杉だろ。
断言するけど、脱落者をどんどん出して参加者を絞って話進めないといつまでたっても終わらないっつの。
1stステージ脱落者が10人程度じゃ全然足りない。
ロワ1stは1ステージ平均20人減ってあの体たらくだったってのにさ。
それともタイムアウトだけで脱落者を稼ぐの? それって話として単純過ぎない?
別に「殺しを前提にしろ」とは言ってない。軽い気持ちで書きたい奴はそれでいい。
ただ、自分が書きたくないからって完全禁止にするのはどうよ。
人が死ぬと空気が重いとか連呼してるが、
ドラゴンボールはそんなに空気が重い漫画かよ? アレだって人死にまくりだが。
それにこのロワは命の大切さを訴えるような、高尚なテーマ性を持った話か?
どう見ても一種の娯楽作品にしか見えないがな。
なんで本気の戦いや、その結果としての死を書くことを禁止する必要があるわけ?
ゲーム中だって戦闘不能や死亡することだってあるだろ?
主催者の片割れがあのお方っていう話の筋からしても不自然だよ。
そりゃ「殺人すら厭わない奴が願いを叶えられるなんて人道的にどうよ」って意見もあるだろうが
逆に「自分の手を汚す覚悟もないのに願いを叶えたいなんて虫が良すぎ」って考え方もある。
まぁ、要するに俺が言いたいのは
今の状況は殺人禁止の制約で脱落者が出にくい上、話の展開が固定されてる。
殺人に発展しかねないガチンコバトルより、馴れ合いや探索行動に終始しがちだからな。
それに、刺激がない似たようなマターリ展開続きというのは、
読み手が飽きてタダでさえ少ない感想が減る→書き手意欲の低下→リレー衰退に繋がりかねない。
だからこの停滞状況を打破するためにも、
あえて殺人展開の許可(もちろんフォローも含めて)を考慮すべきではないかということだ。
人を殺すとな、やれかっこよく書けだのセリフ回しが違うだの文句を並べてNGにする香具師が出現して此処の空気が重くなる。
だから今回は殺人ナシの方向で行こうってのもわからんでも無いのだな、セカンド落ちたし。
みんなは番外編を通して何がしたいのか、
全くつかめないのは俺だけ?
>>479 おおむね
>>480。
人が死ぬ描写などを描くとなると下手したら大量のブーイングが飛んでくる。
実際、1stバトロワの際に安易な描写があっただろ?(ラムザとかレナとか。)2ndは見てねーからわからんが(単に重複?と思ってた。。
それによってあれだこれだと空気悪くなるほうがはるかに痛いと思うんだがな。
それよりも安直でもいいからここまでが合格ラインというのをこれの参加者全員の合意で定めておけば軽減されないか?
まあ、ルールがはっきりしてねーからなんだろうけどさ。
はっきりさせないといけないな。
ルールを。
1・殺人はルール違反(既にご法度ということで流れている)をどうするか。
2・支給アイテムの範囲(他ゲームから持ってくることをどうか)
3・キーアイテムの発表時期。及びキーアイテムの発表方法。
4・エリア優勝ボーナス(有無だけでもはっきりさせないと)
5・どうやって参加者を減らすか。(1でもし殺人OKになるなら、議論することではない)
6・ずっと先にはなるが次マップについて。(できればわかりやすいところ。かつ広いところ。)
一つずつでもはっきりさせていかないと。
アイテムは今までどおり何でも可で。
そうでないとはっちゃけられない。
キーアイテムは正直すぐにでも発表するべきかと。話を進めたいなら。
エリア優勝ボーナスはあり。
賞品はなんでもいい。
で、参加者減らしについては・・・
強引な手段→一定時間ごとに排除ルーレット。当たったら退場
適当な手段→相手を気絶させたら即退場にできる
個人的な意見としては、
殺人はNG、アイテムは常識の範囲でなんでもあり。
キーアイテムは放送で発表かなあ・・・。時期は全員出そろってからか?今すぐでもいいけど
エリア優勝ボーナスはあり。アイテムとか気に入らない奴一人失格とか
参加者減らしは
第一ステージで30〜40人足切り
気絶・戦闘不能でも退場。
主催者側が鬼役を派遣、こいつらに捕まったらアウトとかで何人か配置される。
鬼の中の人は出てないメインキャラとか中ボスクラスとか。
とか考えてみたがどうだろう
>482
1.殺されたほうも殺したほうも退場。
やりたきゃお好きにどーぞ?ただし問答無用で失格な、というスタンス。
2.他ゲームのアイテムは全面禁止。
3.キーアイテムって結局出すの?つーか必要性がワカンネ。
4.あり。指定1名を強制失格させるか、1つだけアイテムをもらえる。
5.第一ステージで半分脱落(50)。第二ステージで更に半分(25)。
第三ステージでまた半分(12)。第四ステージがラスト。
サバイバルレースだからこれぐらいきつい方が良い。
1 殺人はアウト。気を失っているとかなら問題は無い。殺された方も失格。
殺人とほぼ同義、となると線引きが曖昧になるけど。
2 極力FFDQ。もちろん、説明を入れないとわからないようなアイテムは避けるべき。
3 せめて全員登場後、キリ番を踏んだやつが自由に決めてよしとか。
4 有り。これもなんかキリ番とか踏んだやつが決めてよしとかそういう風に。
5 失格者数 30人→20人→15人→10人→5人… 反則失格者は別。
>>485 本スレ。
133 名前: 名前が無い@ただの名無しのようだ [sage] 投稿日: 04/06/22 21:37 ID:eYFPsrm6
キーアイテムなしだと、全員が旅の扉目指して走りぬけるという展開に固定される。
つまりピオリムヘイストスロウガボミオスのスピード調整魔法や
元々素早さが高い盗賊・忍者・舞闘家系のキャラが有利すぎるのよ。
それを防ぎ、かつ駆け引きを作るための措置がキーアイテム。
殺しが駄目でもモノカはいいのか。
変なの。
モノカとか閉じこめの壷っていうのは厳密には死んでないんだろ。
まあパンにされて食われたら死決定だが。
とにかく殺しじゃないから失格ではない、ということなんじゃね?
ところで船やら別の旅の扉やらでステージ外に出てしまったら失格ってのは間違いないよね?
人数減らすなら
ステージ外に行く旅の扉に押し込んで追放
人が乗ってる船動かしてステージ外に船もろとも追放
とかいうのはあり?
このステージなら鍵かかってるがレーベの近くに旅の扉あるし。
いざないの洞窟のは次ステージ用なのかもしれんが。
だからいっそ殺人が滅多に起こらない状況にすればいいんじゃね?
全員最初からリレイズが掛かっているという設定にして
首ちょんぱや○○はバラバラになった、壁の中に(ry)など、本気で死にそうな状態も戦闘不能どまりで死なない。
でも、戦闘不能になったキャラはその時点でリタイヤ。
もちろん「戦闘不能状態にする≠殺害」だから、攻撃したキャラは失格にはならない。
あくまで目的のための行動、あるいは自己防衛の結果、そうなったというだけだから。
で、なんで戦闘不能になったら失格になるかというと
オートリレイズではなく、神様がいちいちリレイズを掛け直しているだけなので、
復活直後でリレイズが掛かる前に攻撃されると本当に死んでしまうから。一種のドクターストップ。
(つまり戦闘不能の人間を攻撃したり、デスペル・凍てつく波動などでリレイズの効果を剥ぎ取ってから重傷を負わせると
攻撃されたキャラは本当に死んでしまう)
(まぁ、事故や偶然や故意やなんかで本当に死んじゃった場合でも、後で神様が復活させるということで)
で、万が一本当に相手が死んだら、そこで初めて失格になる。
そしてデミーラの計らいで殺した相手とご対面→袋叩き決定(w
こんなんはどうよ?
>>489 複雑な気がする。
是か非かという単純にしたほうがいい
>>482 まず殺人に絞って話し合ったほうがいい。自分は殺人はアウト
>>487 大会終了まで解除されないと言うことは、結局元に戻れるってことだろ?
死とは月とスッポンの差
殺された人→退場+蘇生
殺した人→かなり重いペナルティ(24時間ミニマム、くちなし、ドンアク等)
モノカは公式では人にかけてもミミック化するだけらしいから
そういう風にした方がいいんじゃないかな。
とりあえず
1、殺人について
殺人禁止 4票
気絶までで失格 1票
重度ペナルティ(非失格) 1票
ノンペナルティ。(戦闘不能になったらやられたほうは失格) 1票
2、3、5は更なる議論が必要。
4、とりあえず有りということ。
ねんがんのアイスソードはどうなるの?
そう かんけいないね
はなしをしゅうせいしてくれ、たのむ!
ごういんにでもへんこうさせる
な、なにをするきさまらー!(レクイエム流れる)
同名のアイテムがトルネコ2,3にあるからあまり問題にはならないかと。
今のところFFDQ以外のゲーム・漫画のアイテムは、現実世界の物を除くと
スカウター(スコール)
アイスソード(セシル)
チェーンソー(セフィロス)
ヒラリマント(アグリアス)
ハーフデッドボム(マーニャ)
守りの天蓋(ヘンリー)
アバンの書(エルマ)
こんなもんか?個人的にはそれほど極端な物じゃなきゃいいと思うけど。
そういえば1stでも、終盤まで誰も別ゲームのだと気付かなかったアイテムとかあったな。
魔法のランプは今クジャの横に置かれてるの?
ありがとう。
気付かせてくれて。
すぐに訂正してくる。
定期今現在の未登場キャラ一覧
DQ4:ロザリー、リック王子
DQ5:サンチョ、イブール
DQ6:トンヌラ、ブラスト、バーバラ
DQ7:ネリス、マリベル
DQM2:ワルぼう、カメハ
FF2:フリオニール、ミンウ
FF4:ルビカンテ、ルゲイエ、カイン、バルバリシア
FF5:ゼザ、バッツ
FF6:シド、エドガー、マッシュ、ティナ、
FF7:シエラ、神羅上等兵、パルマー、クラウド、ティファ
FF8:シド、アーヴァイン
FF9:ガーネット、フライヤ、ジタン
FF10:ワッカ、ブラスカ、ジェクト、ティーダ、ユウナ、キマリ
FFT:アルマ、シド
残りDQ11人、FF30人
順調に減ってきましたね
FFキャラあんまり書かれてないな。
俺も二人しか書いてないが。
簡易版アリアハン大陸地下マップ。(
┏━┓
┃●┃
┃ ┃
┃ ┃
┏━━━━━━┛ ┃
┏━┓┃ ┃
┃ ┗┛ ┏━━━┓ ┏┛
┃■┏┓ ┃ ┠─┨
┗━┛┃ ┃ ┏┛ ┗┓
┃ ┃ ┃■ ■┃
┃ ┃ ┗━━━┛
━━━━━━━┫ ┣━━━━━
┃ ┃
┃ ┃
┃ ┃この辺は水路
┃ ┃
┏━┓ ┃ ┃
┃ ┗┓ ┏┛ ┗┓ ┏━┓
┃ ┗━━┛ ┗━━┛ ┃
┃ ┃
┃◎ ┏━━┓ ┏━━┓ ┃
┃ ┏┛ ┗┓△┏┛ ┠─┨
┗━┛ ┗━┛ ┃□┃
┗━┛
◎岬の洞窟へ
△なじみの塔へ
□アリアハン城地下(牢屋方面へ)
●レーベの村南の抜け道?
─盗賊の鍵による施錠
■宝箱
吹いた。
新作ワロタ
書き手が一人しかいない悪寒。
俺の勘だと5人ぐらいはいるな
夏って割と忙しいんだよなあ
少なくとも自分は。
10年ほど前の記憶でうろ覚えな上にちょっとどうでもいいことかもしれないけど、
マッシュの好物はピスタチオなんじゃないかと。
ほれ、マッシュのプロフィールだ。
年齢:27歳 身長:190cm 体重:106kg 生年月日:8月16日 血液型:O 出身地:フィガロ王国 宝物:表裏一体のコイン 好きな物:くるみ 嫌いな物:ナッツイーター 趣味:修行 (属性)
保守
保守
何でもょもとはコンドーム50個も持ち出したんだろうw
保守ばっかりなのも何なんでメモ帳的定期今現在の未登場キャラ一覧
DQ4:ロザリー
DQ5:サンチョ
DQ6:トンヌラ、ブラスト、バーバラ
DQ7:ネリス、マリベル
FF2:フリオニール、ミンウ
FF4:ルゲイエ、カイン、バルバリシア
FF5:ゼザ、バッツ
FF6:シド、ティナ
FF7:シエラ、神羅上等兵、クラウド、ティファ
FF8:シド、アーヴァイン
FF9:ガーネット、フライヤ、ジタン
FF10:ワッカ、ブラスカ、ジェクト、ティーダ、ユウナ、キマリ
FFT:アルマ
残りDQ7人、FF25人
ネタを考えてはいるんだが時間がない・・・orz
515 :
238:04/08/08 00:22 ID:B5xUnyS4
乙。
_n
( l _、_
\ \ ( <_,` )
ヽ___ ̄ ̄ ) グッジョブ!!
/ /
519 :
◆Tz30R5o5VI :04/08/11 22:10 ID:qhSYoHsW
過疎化の進むスレに救世主が!!
.__
ヽ|・∀・|ノ ようかんマン
|__|
| |
セカンドのときも思ったけど
アーヴァインいいキャラしてんなw
つーかAAってどうなのよ
別に問題ないと思う。
いやこのままいくと
AAの登場キャラと小説の登場キャラが絡むときはどうするんだ
っていうか絡まなくなっていっちゃうんじゃないか?
そんなに難しく考えなくてもいいだろ。
というか。
普通に書けばいいじゃん、普通に。
小説書く人はAAのキャラ書きづらいでしょ
表現方法を丸ごと変えるわけだから
その逆でAA職人さんも小説に登場しているキャラ描くのは描きづらいんじゃない?
そう?
自分は全く思わないけど。
こうすれば無問題。
例えば逃げているチェリと金縛りのクジャが遭遇するとする。
位置関係とかは無視。
,'{レ'´ ヽ} .
! ノリノ ))〉
l| |l;´Д`リ 「ウワアアン!コワイヨー」
チェリは走りながら森の中に逃げ込んだ。
「ちょ、ちょっと、そこのお嬢さん…」
茂みの中に誰か居るみたいだ。
チェリは足をとめ、恐る恐る茂みの中を覗き込んだ。
,'{レ'´ ヽ} .
! ノリノ ))〉 て
l| |l;´Д`リ て 「この服装…。マタヘンタイダー!!」
その言葉にクジャが反応する。
「また!?」
そして必死でこの森に逃げ込んできた所を見ると、恐らく今も誰かに追われているのだ。
――誰か、ヘンタイに。
「僕を助けてくれたらキミを追っている香具師を頃してあげるよ」
,'{レ'´ ヽ} .
! ノリノ ))〉
l| |l;´∀`リ 「ホント?」
こうして、チェリに助けてもらったクジャは、ピピンを迎え撃つのであった…。
そうだね書き手でもないのに偉そうなこと言って悪かった
>>527 空気読んでない俺のバカな感想なんかに
わざわざ手間を取らせてしまってすいません
これからも頑張って下さい
529 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/20 22:52 ID:cKmpm1/u
番外編撃沈!
落ちてないよ。
というか、20日に書き込みあったんだから落ちるわけない
研究は行き詰まり──
降って沸いたように魔物にさらわれて──
不本意ながら魔物に手を貸すことになり──
そして、開放される。
魔王は倒されて平和になる。
それで研究は進むかというとそうでもないわけで。
農夫兼研究家のトンヌラが空を見上げた。
村に戻って研究を続けてもサンプルとなる種も少なく、はっきり言って研究設備も足りない。
はっきり言って魔物にさらわれていたときの方がいい環境で研究させてくれていた。
「いや、エニクス殿には研究資金やサンプルをたくさん提供してくれているんだべ。文句は言っちゃあいけないだべ。」
とはいえ、研究は行き詰っている。
この特殊な種の生産に成功したならば命の恩人でもあるし、一国の王子であるエニクスにどれだけ恩返しとなるだろうか。
それだけではない。世界に革命を起こす。間違いない。
そんな彼を祝福するかのように彼は見たことのない種を見つけた。
「ラックの種」である。
これはどのような種だろうか。長い間研究を重ねてきた彼でさえわからない。(DQ6にはラックの種はない)
…トンヌラには知る由もないがアリアハン北東部の森林にはでは「さそりばち」というモンスターが出没した。
このモンスターにはこの種を集める傾向にある。
もちろんここだけではなくナジミの塔、いざないの洞窟にも出没する…
じっと見つめてもわかるはずはない。
トンヌラは動き始めた。
商人ならわかるはずだ。
【トンヌラ 所持品:ダイアのティアラ(クラウドが女装潜入の時に使ったもの) 現在位置:アリアハン東北の森 行動方針:商人を探す
願い:ステータスアップの種の生産技術、量産技術の確立】
誤爆
OTL
一応トルネコ3の使い魔の能力書いておく
敵
装備品を盗む。呪われてとれないアイテムは盗めない。
盗むと店か罠の近くにアイテムを置く。
味方
敵からアイテムを盗んで持ってくる。ただし、フロア内に店があるとそれを店の商品にする。
落ちているアイテムはそのまま持ってきてくれる。
あそこの人
久しぶりの更新乙。
ごめん、トンヌラって誰だろう
>>537 サンクス。
DQ6はやったはずなのにな、忘れてたよ。
そろそろキーアイテム発表してほしい…
発表すればキャラを動かしやすくなるし、進みよくなると思うけど。
全キャラ登場させてからじゃないとダメかな…やっぱり。
未登場キャラ一覧
DQ4:ロザリー
DQ5:サンチョ
DQ6:バーバラ
FF2:フリオニール、ミンウ
FF4:ルゲイエ、カイン、バルバリシア
FF5:ゼザ
FF6:シド、ティナ
FF7:シエラ、神羅上等兵、クラウド、ティファ
FF8:シド
FF9:ガーネット、ジタン
FF10:ワッカ、ブラスカ、ジェクト、ティーダ、ユウナ、キマリ
FFT:アルマ
残りDQ3人、FF22人
何故かFF10キャラはオープニング以外出てない。
>>540 同意。もう発表でいいのでは?
最初に全キャラ登場させる必要性も感じないし。
このまま続けてたらわけのわからん話ばっか書きたくなる
>キーアイテムはレス番200を過ぎてから登場&主催者に発表させる。
実際は200ゲットした書き手さんが自由に決めるか、感想スレでみんなで相談して決める。
レス番が250過ぎても決まっていない時は、誰でも勝手に決めて良し。
ただし、絶対条件として、コースの舞台となる場所で、実際に入手できるアイテムでなくてはならない。
また、レスが200に到達する前に感想スレなどで話し合って決めておいたりするのも禁止。
(↑先に判明していると、最初から全員がキーアイテムを入手する方向に話が進んでしまう可能性が高いから)
だそうですが、どうします?
というか、間違いなくキャラが多すぎ…。書き手がどれだけいるのかもわからないし、全部消化できるのか?
残ってるキャラで自分が書けそうなのはクラウド、ティファ、シエラとロザリー位。
といっても同じ書き手(自分)が連続して投下するのもどうかと思うし…困った。
レス200ってのも何か根拠があっての数字じゃないし、適当だからなー。
はやく発表しないとモチベーション下がりまくりだと思うよ。
>>543 連投は別に構わないよ。誰も書かないよりよっぽどいい。
とにかく自分はアイテム発表希望
それじゃ、キーアイテムの話し合いだな。
DQ3のアリアハンで手に入れることができるアイテム一覧を書くからちょっと待ってくれ。
FC、リメイクとでは違うだろうから間違い指摘よろしこ。
参加人数を間違えてたという理由でデミーラが一時アリアハンに登場。
参加者を30人くらい集めてその中の更に半分くらいをデミーラの腕力で脱落させるという展開でOK。
いわばデミーラの強制審査、これやるべし
>>547 強引な展開ですな。
しかし、参加人数は何らかの形で早めに減らす必要があると思う。
提案したら責任持ってその人が書く、という話になっていたのに登場しないキャラ大杉だし
100人以上はやっぱり無理があるかと
>>547 多少強引でもそれくらいやらないと減らすなんて無理。
それぞれのキャラ任せだと絶対人減らないと思う。
クジャの人減らし策もおじゃんになったし
そのままでなかったら普通に進めて第1チェックポイントで制限人数以内に入りませんでした。でいいんじゃない?
ちっとFCの記憶があやふやだ。
しかし、参加人数を間違えてたっていう理由は…
「多少」なら良いのですが、かなり強引。読み手が相当萎えるかと…。
減らしたいのは本音だけど、他に良さ気な方法がないかなと思います。
>>550 それでいいかも。無理やり登場させても続かないしね。
店で手に入れることができる
薬草 毒消し草 キメラの翼 お鍋の蓋 聖水 ターバン
ひのきの棒 棍棒 銅の剣 布の服 旅人の服 皮の鎧 皮の盾 聖なるナイフ(FCは店、リメイクはいざないの洞窟)
ブロンズナイフ(リメイクのみ) 棘の鞭(FCはレーベ、リメイクはメダル王) 鎖鎌
稽古着 皮の帽子
店では手に入らないが宝箱、ツボなど。
力の種 素早さの種 賢さの種(リメイクのみ?) ラックの種 スタミナの種(FCのみ?) 小さなメダル(リメイクのみ)
ルーンスタッフ(リメイクのみ)
木の帽子(リメイクのみ)
豪傑の腕輪(リメイクのみ)
力の秘密(本 リメイクのみ) おてんば辞典(本 リメイクのみ)
不思議な地図(リメイクのみ)
敵モンスターが落とすのみというアイテムはない。
その他。
当然存在が確認されているものや手渡しでもらえたりメダル王。
ガーターベルト 刃のブーメラン 力の指輪 インテリめがね しのびの服 正義のソロバン 疾風のバンダナ ドラゴンクロウ 復活の杖 神秘のビキニ ゴールドパス
以上メダル王
盗賊の鍵(ナジミの塔頂上階)
魔法の玉(レーベの村)
力の種 素早さの種 スタミナの種 賢さの種 ラックの種
以上ルイーダがたんまりと抱えている。
恐らくこれで全部。
宝箱から入手などは必要ならば存在する場所を全部教えれる。
>>553 乙です。
どうしましょうか。良さそうなのがない…
唯一品に関しては神様、デミーラの力で増やしました。ということにすればいいね。
神様なんだし複製くらいは造作もないだろう。
それだと魔法の玉、盗賊の鍵、種類辺りが妥当?
キーアイテムの奪い合いが面白そう、とかスレの最初のほうで言われていたので
店に売っているものはナシの方向のほうがいいかな。
アリアハンで手に入る物に限らなくてもいいんじゃないの。
>ただし、絶対条件として、コースの舞台となる場所で、実際に入手できるアイテムでなくてはならない。
というのもあるし、やっぱり今はアリアハンが舞台なんだからわざわざ他のアイテムにすることもないかと。
このスレの特定のレス番を踏んだ奴が決めるって言うのもいいな。
このペースだと
>>580くらい。
公開プロキシーって何…。
書き込めない(´・ω・`)
ごめん、書き込めた。
スレ汚し失礼(´・ω・`)
種はどうだろう
一見レアっぽくて取り合いになりそうだが実はルイーダにたんまりあるという
>563
面白そうだね。誰かがルイーダのところで譲ってもらってたんまりと抱えてたり。
>563-564
DQ3組が必死になってくるに100デミーラw
>565
何故?簡単に手に入れられるのでは?
良く分かりません。自分が阿呆なのか…
567 :
566:04/08/28 15:26 ID:Jlz/Zaxk
スマソ。本スレ書きこんだときから名前変え忘れてた。
>566
いや、まさかアリアハンにあるとは思わなかったわけだから、
殆どがアリアハンから出てるじゃん。賢者なんか特に遠くに行っちゃってるし。
だから必死になってアリアハンに戻るに100デミーラなわけで。
ややこしすぎてスマソ(´・ω・`)
ああ、そういうことかw確かに。
そういう展開がキーアイテムのポイントだと思うから、そう言う意味でも種は適してるかな?
そういや、自分
>>564で「誰かがルイーダのところで譲ってもらってたんまりと抱えてたり」とか言ってますが
キーアイテムは1人一つしか入手できないのでした。スマソ
力の種 素早さの種 賢さの種 ラックの種 スタミナの種 か。
FFキャラやDQ1,2キャラにはどれがどれだか見分けがつかないだろうな。
命の木の実まで出てるしな。
もしキーアイテムを種にするとして、ルイーダの酒場以外でも入手可なのかな?
森に落ちていたとか。ムーン王女が森でアイテム集めてたりするし、アリかなと思うんだけど。
宝箱かタンスに少量あるし、ラックの種(さそりばち)と力の種(ホイミスライム)は
アリアハン東地方に落ちてるかも(低確率)。
落ちてても変ではないってとこですかね。
しかし宝箱はともかくタンスを漁るキャラはいるんだろか…w
574 :
告発者:04/08/28 22:05 ID:uuvCZCth
では種ということで決定しました。
書き手の方よろしく
種だったら5種類のうちのドレでもOK?
>575
自分はOKだと思う。
どれか一つに絞ると見た目だとか手に入れられる確立だとかややこしいことになりそうだし。
関係ないけど、本スレの荒らしがうざいでつ。
さそりばちの生息地域
アリアハン北東部 ナジミの塔3階 いざないの洞窟地下2階
ホイミスライム
アリアハン南東部(祠周辺)
これらの場所なら手に入れることもできなくはない。
ttp://members.tripod.co.jp/ffdqbr/ariahan.png <アリアハン>
エドガー 現在位置:アリアハン地下1Fの牢屋内部
サトチー 現在位置:アリアハン王城東側の廊下
ソロ、ギルバート 現在位置:王城図書館跡
シド(FFT) 現在位置:王城図書館跡→?
ヘンリー 現在位置:アリアハン城玉座
バッツ 現在位置:アリアハン城入り口
アーヴァイン 現在位置:アリアハン城門前
フライヤ 現在位置:アリアハン領空
ピピンvsチェリ、アレフ&すけさん 現在位置:アリアハン城下町
セシル、クラウド(FF7) 現在位置:アリアハン城下町の武器屋へ
ミネア 現在位置:アリアハン教会
ネリス 現在位置:アリアハン井戸・メダルおじさんの家
マリベル 現在位置:アリアハン武器屋
プサン 現在位置:アリアハン宿屋2F
ミリア&ダイスダーグ 現在位置:ルイーダの酒場→アリアハン道具屋へ
<アリアハン周辺>
ピサロ&もょもと 現在位置:アリアハン城下町から外へ
トルネコ 現在位置:アリアハン城下町西門周辺→レーベの村へ
スコールvsダーマ神殿で昇天した勇者 現在位置:アリアハン南の平原
ハッサン 現在位置:アリアハン南西の岬
アルス(DQ3男勇者)、エニクス(DQ6主人公)、アイリン(DQ2王女) 現在位置:アリアハン北の森林
セージ 現在位置:アリアハン北の森林→レーベの村へ
アグリアス 現在位置:アリアハン北、橋の近辺
アリーナ&クリフト、クジャ 現在位置:アリアハン北の橋付近の森で川のほとり
<レーベ周辺>
イズルード 現在位置:レーベの村の教会→いざないの洞窟へ
ジェシー&ウェッジ 現在位置:レーべ東の山岳地帯→レーベの村へ
リディア 現在位置:レーベ南東の森林
レオvsベアトリクス 現在位置:レーベの村へ北上する道
ルドマン&サーフ&クラウド(DQ5)、レナ 現在位置:レーベ北の海岸→レーベの村へ
ワルぼう、オルテガ 現在位置:レーベ南西
アトラス&あやか 現在位置:アリアハン西の山岳地帯周辺
セフィロスvsレックス&タバサ 現在位置:アリアハン西の砂漠
<レーベの村>
メモリアリーフ主人vsマリーナ&イルマ&エルマ 現在位置:レーベの村屋外
メルビン&パルマー 現在位置:レーベの村、魔法の玉があった家1F
<岬の洞窟・ナジミの塔>
ニセコくん&エッジ 現在位置:岬の洞窟より北の森→岬の洞窟へ
リヴァイアサンに頃された奴 現在位置:岬の洞窟
ヒルダ&シドー、ドーガ 現在位置:ナジミの塔4F
ドン・ガアデ 現在位置:アリアハン西の湖→塔へ
パパス 現在位置:ナジミの塔1F
ブラスト 現在位置:ナジミの塔地下1F
<アリアハン東地方>
トンヌラ 現在位置:アリアハン北東の森
マーニャ 現在位置:いざないの洞窟北西の森
エクスデス 現在位置:アリアハン東の祠
ロック&セリス&サンチ 現在位置:アリアハン東の祠より南の海岸
ジタン&ロザリー 現在位置:アリアハン南東の海岸
<いざないの洞窟>
マッシュ 現在位置:いざないの洞窟前の泉付近
スコール(猫3) 現在位置:いざないの洞窟地下1F、石壁の前
カメハ 現在位置:いざないの洞窟地下2F
ギルガメッシュ 現在位置:いざないの洞窟地下3F
<?>
バトラー&ピエール 現在位置:空中
イブールvsルビカンテ、リック レーベの西の森海岸線?
本スレ>306ワロタw
前のときみたいに読者も読み手ももっと感想かかねえ?
折角ペース上がってきたんだし(´・ω・`)ショボーン
よかったな、ハッサン。
3も上がるなんてラッキーじゃねぇかw
>583
うん、それは良いと思う。
「適度な」批評も楽しいしねぇ。
何か、雰囲気的に感想かきにくくて。
漏れ読み手だからなんか書き手がどんどん進んじゃっておいてかれてるみたいに感じた。
殺し合いじゃないから前みたいに批判と感想でdでもなくもめることはないと思うし、いいとこも悪いとこもどんどん言っていこうよ。
で、思ってたこと言わせてもらおうと思うんだが
アレフのキャラ変わりすぎじゃないか?
すけさんと組ませる展開は面白いんだが、最初と別人だ。
あーゆーノリが好きな漏れとしてはちと寂しかったり。
ところで、回復魔法ってあり?
ケアルとか、ホイミとか。
基本過ぎてスマソ
>>586 今のところはありだと思うよ。
禁止魔法に加えられてないし。
>>585 実は自分で書いてて「キャラ違くね?これ…」とか思ってましたorz
何と言うか、すけさんがボケなのでアレフが必然的にツッコミになっちゃうんですよね。
キャラが変わったのはすけさんと組ませたのが原因かと思います。
アレフは1人で行動させるべきだったかもしれませんね、スミマセン…。
でも自分で書いといてなんですが自分的にはあのコンビは気に入ってるので。
>>586 全然ありだつよ。
もし回復魔法禁止だったらオルテガはそのまま死んでしまいますなw
キーアイテムである種の入手場所(敵が落とす、ルイーダ以外)
参考にしてね。
力の種(主人公の家のタンス アリアハンの城宝物庫の宝箱 魔法の鍵で施錠)
ラックの種(城のタンス)
素早さの種(ナジミの塔地下 盗賊の鍵で施錠 アリアハンの城宝物庫の宝箱 魔法の鍵で施錠)
賢さの種(魔法の玉の老人の家の一階ツボ)
サトチーは放送を王城の窓から見ていた。
キーアイテムは5種類の種。そのうちのいくつかは自分の世界でも見覚えがあった。
そして経験上、城や民家の壷や樽に入っていることが多いことも知っていた。誰が、何故そんなところにしまうのかは知らないが。
そして今、自分の居場所は王城。
「…。しょうがないんだ。王家のため、子孫のため。王家のため、子孫のため…」
サトチーは腹を決めた。
「ここにはないのかな…?」
一階の壷や樽、タンスをまでもを覗いて回ったが種は見つからない。薬草や小さなメダルはいくつかみつかったのけれど。
あ、ちなみにそれは気が引けるのでそのままにしておきましたよ。ええ、断じてコソドロではないので。
まだ二階は見ていない。サトチーは何となく複雑な気持ちで階段を上がっていった。
そして、サトチーは放送を王城の窓から見ていた。
キーアイテムは5種類の種。そのうちのいくつかは自分の世界でも見覚えがあった。
そして経験上、城や民家の壷や樽に入っていることが多いことも知っていた。誰が、何故そんなところにしまうのかは知らないが。
そして今、自分の居場所は王城。
「…。しょうがないんだ。王家のため、子孫のため。王家のため、子孫のため…」
サトチーは腹を決めた。
「ここにはないのかな…?」
一階の壷や樽、タンスをまでもを覗いて回ったが種は見つからない。薬草や小さなメダルはいくつかみつかったのけれど。
あ、ちなみにそれは気が引けるのでそのままにしておきましたよ。ええ、断じてコソドロではないので。
まだ二階は見ていない。サトチーは何となく複雑な気持ちで階段を上がっていった。
そして、
591 :
590:04/08/29 20:23 ID:dgBEZ87Z
すいません、投稿失敗でつ…OTL
>>590はなかったことに。新しく投稿します。
592 :
590:04/08/29 20:25 ID:dgBEZ87Z
…投稿失敗の上に誤爆したことに気がつかなかった。もうだめぽ
生`
ついでに、本スレのほうに投稿した文は最初の一行「サトチーは放送を王城の窓から見ていた。」が抜けてたぜ!
OTL もういいよなくっても
本スレの311、バトラー&ピエールの持ち物?になってるけど
ピエールの初期所持品ははオルテガが取ってるアイスブランドみたいだから訂正よろしく。
ところでエクスカリバー4ってエクスカリバー2みたいなもの?
アーヴァインマジでいいキャラしてるなw
アーヴァインは知らないんだけど激しくワロタw
番外編はギャグ率高いなー。
人、いねーのな。
>>598 今日は台風だからといってみる。
外の植木鉢が割れた音がしたけどまあいいや。
夏の終わりだからでしょう、と言ってみるテスト。
厨坊はみんな宿題やっつけ時期でつよ。そういう自分も終わってない。…のにマメに覗きに来てる。
>>599 台風直撃ですか。気をつけて。
601 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/31 18:05 ID:W85P470j
セカンドのログって残ってるのか?
そうじゃなくてセカンドだ!わかりにくくてスマソ
>>603 セカンドって未完のやつ?
>>602 もしかして3から先のログもあったりしますか?
自分は勝手に応援〜のとこからダウンロードして2まで読んだんだけど、3から先も読みたい。もしあったらUP希望
勝手に応援〜のところのあぷろだお借りして、手持ちの2ndのログあげといたよ
2ndの2スレはあれで最後だと思う…多分。
本スレの流れ、どうよ?
本スレ
>>326-328 せめてやるにしろオープニングを読んで、形式は整えて欲しい。
な、なんだってー!
うひしょえがないからsage4444てあげるよ
荒らしはスルー。
つうわけで本スレ>326-329もスルー。当然だけど。
>>609-610 お前つまんねえよ
>>607 自分も読んでみたいんですが、どこで読めるんでしょうか?スミマセン無知で…。
そろそろオルゴ・デミーラ登場させて、未だに書き手がつかない未登場キャラと他数名、
ふるいにかけるよ。
一気に脱落させる。
>613
へぇ、勝手に一人で決めて良い企画だとは知らなかったよ。
>>613 反対。自分
>>551で反対意見を述べたはずですが。
そして解決策?も
>>550で出てるのですが。
というか、「書き手がつかない」っていう言いかたはどうなんでしょうか?
同じキャラ独占して動かしてる人はあんまりいないと思うけど
少なくとも自分は放置してる。リレー小説だし、自分の書いたキャラを他の人に動かしてもらいたいし
書き手がつかないは文字通りの意味だろ。
誰も書こうとしない放置キャラ
放置なら放置のままでいいんじゃない?
そして、第1チェックポイントで脱落させればいい。
うん。ならそれでいいのでは。
619 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/01 19:21 ID:Kg9BNJHM
おまいらばかじゃねーのひたなやだ
もう終わってんじゃん番外編とかいうやつ
日本語喋れ。
荒らしなんてよほどの幼稚バカしかできん芸当だ
>616
そういう意味か…。すまん、何かすげえカコワルイな自分。今に始まったことじゃないですが
>>619 色んな意味でかわいそうな奴だな。お前・・・。
一度死んで生まれ変わってこい。
623 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/01 19:58 ID:Kg9BNJHM
生まれ変わってきました。
仲間にいれてもらえますか?
現在未登場キャラはどれくらいいるんだ?
誰か返事してくれよぉ!
>>624残りキャラ一覧
DQ5:サンチョ
DQ6:バーバラ
FF2:フリオニール、ミンウ
FF4:ルゲイエ、
FF5:ゼザ
FF6:シド、ティナ
FF7:シエラ
FF8:シド
FF9:ガーネット
FF10:ワッカ、ブラスカ、ジェクト、ユウナ、キマリ
FFT:アルマ
残りDQ2人、FF15人。
ff10キャラが相変わらず登場しない。
俺なりにチェックポイント1位のメリットを考えてみた。
よく分からん戯言と思ってくれてもかまわない。
まず一位を取った奴には「アイテムが贈られる」。
改めて最初のように支給品が一つゲットできるという仕組み。
ただ、勿論自分が貰いたいものを必ずもらえるわけではない。
では更に詳細な説明を。
まず誰かがチェックポイントを一位で追加。
一位の奴はアバウトに欲しいものを選ぶ(「敵を攻撃できる奴!」「トラップが欲しいねぇ」「移動に便利な奴よこせ」など)
そしてそのアバウトな希望に沿ったアイテムをオルゴが適当に用意し、本人に見せず袋に入れる。
そして次のステージから使用可能。
これにより、一位だった奴はまた支給品のドキドキを味わえる。
更に、アイテムを貰った事により一位も得する訳だ。
因みに、アイテムはランダム選出なので当然ピンからキリまである。
「遠くから攻撃したい」と言うアイテムの希望があれば、レパートリーはボーガンからそこらへんの石まである。
オルゴが希望に沿ったアイテムをダーツで決める様を思い浮かべたので、そういうのも良いかもしれないがw
まぁ、個人的な戯言だ。
気にすんな、とは流石に言えないけどなぁw
どうよ?
>627
すまん、ところどころ日本語じゃねェな……orz
優遇されるのは一位だけでいいのかなぁ。
一人ゴールしちゃうと二位以下〜ビリまで全部同じ扱いってのも……
ところで最初のアリアハンを通過できるのは上位何人までだっけ?
半分でいいんじゃない?
いまいちはっきりしてないとこ
・第一コースを通過できる人数
・中継地点があって通過人数到着まで待つのか、待たずにどんどん先に行ってしまうのか
・コースを一番に抜けた人へごほうびはでるのか
・殺人を犯した奴へのペナルティ
この辺をそろそろはっきりさせたい。
個人的意見を挙げる。
書いてるとキャラに愛着出ちゃうんで、6〜7割通過がいいが、
まあ半分でもいいや。
待たずにどんどん行くのもいいが、その場合は前のステージと混ざらないようにしないとね。
そこさえ気を付ければどんどん行って構わないと思う。
コース間優勝のごほうびは欲しい。というかすでに作品内に書いてある(本スレ211)。
自分は特別にアイテム入手+願い事1つ増加を。どうせ後者は直接関わりは無いしね。
殺人ペナルティは失格で。どうしてもいやだと思うなら猫2で神父殺したり十字架壊したときに
降ってくる天罰(HP1の瀕死状態に)か、くさいいきが適当だと思う。
ベホマやエスナで回復されると萎えるがな。
ところでブレイク、バシルーラ、閉じこめ投げは失格じゃないよな?
自分も個人的意見を書いてみる。
・初期参加者が109人だからアリアハン突破は50〜60人ぐらいが妥当かなあ。
・中継地点での小休止は個人的には面白いかも。なくてもいいけど。
・コース優勝ごほうびは1〜3位までとかどうだろう。
同じ物を希望しても金・銀・銅のランク差があるみたいな感じで。
・殺人は失格。魔王の間でお仕置きとか
>>612 ttp://ffdqbr.hp.infoseek.co.jp/に2ndのログあったよ。
part2はあぷろだから落とせばいい。
ついでにそこのろだお借りして後期の感想スレもあげといたんで興味のある人はどうぞ。
通過人数については
>>630 中継地点は待機。
ここで休憩もできる。
一位のみ。二位以下は全部ボーナスなし。
早く着けばそれだけ休めるんだから。
問答無用で失格、神や魔王による処罰付き。
殺された者は元の世界に送還後に復活。
>>633 こんなページあったんか!coolの方をブクマしてたよwアップローダー見つからん訳だ。
ありがたく全部読ませてもらいますた。2nd読んだら1stが完結したのが奇跡に思えてきたよ…。
好きなキャラは皆ぶっ壊れてたし…鬱だ
で、個人的意見。
・通過人数は…自分も愛着あるキャラ多数居る…70人がいい。しかし妥当なのは50人かと(複雑…)
・中継地点はあったほうがいい。面白そう。
・
>>632のアイテム入手+願い事1つ増加に賛同。
・殺人を犯した奴は即失格で。強制バシルーラされる。
通過人数50人。
50人が到着するまでは中継地点でマターリ。
一位のヤシはアイテム1つと優勝したときの願い事が1つ増える。
殺人は失格、神様んとこにつれてかれてお仕置きされて次の中継地点でみんなに晒されたり(これがルールを破ったヤシの姿だ、といった具合に)。
以上。
個人希望ばっかりでは進まないので、今のとこ出ている意見をまとめさせて頂きます
・通過人数は5割(50人)、ほぼ決定?
・中継地点は待機、ほぼ決定?
・殺人は失格。ほぼ決定?→その後、罰があるのか?
・ボーナスは結構意見がばらけてます。
(アイテムのみorアイテムと願い事プラス1)(対象は1位のみor3位まで)
>>627のような細かい意見も。その辺も決めるのか。
「一位のみ」に
「アイテム+願いごと増加」に一票。
他のはもう決定でいいだろ。進まねーヨ!
本スレいきなり寂れたな。
5割→55人?
それとも50人?
50人のほうがロンダルキアに行くときまたぴったり半分にできるのでわかりやすくていいと思われ。
55人だと次割り切れないぞ。
簡単に感想でも書く。書き手さんガンガレー
>331-332エニクスとアグリアス
エニクス、いい奴ですね。好きになった。
最後の方アグリアスの心情をもっと細かく書くといいかも。
あと少々テンポが悪くて読みずらい。話の雰囲気は(・∀・)イイ!
>333-335カメハとスコール、イズルード
みんな無理なく上手い具合に絡んでまつね。
ギルガメッシュがどう絡むか楽しみ。それともずっと気絶したままか?
カメハとスコールのコンビカワイイ。こういうの好きだ。
>336リヴァイアサンに頃された奴
空回りっぷりがナイス!全くOTLなやつだぜ。
前半の文章にもっと虚しさを漂わせると笑えた。
>337-338アレフとすけさん
こいつらアホすぎて好きだ!稲妻の険はアレフ持ちか。結構強いんだろな?
ダイスダーグと戦闘になるのか?気になる。
>339トンヌラ
文章すっきりしてて非常に読みやすいです。上手いですね。
トンヌラ勇気あるな。
本スレ
>>341 レーベは「爆発に飲み込まれた」のか?
それとも直撃ではなくかすっただけなのか?どっちだ?全然この先の展開が違ってくるぞ。
爆発に飲み込まれてたらジェシー達はもちろん他にも何人か死んでそうだけど。
ルゲイエは失格にならないのか…。
>>642 ほぼ直撃と考えていい。
死亡事実が明らかになり次第ルゲイエは失格処分となる。
本スレ>341
個人的には建物半倒壊+全員ススで真っ黒+髪型アフロ化という
ベタな爆発オチっぽい被害状況を希望。当然死人は0で。
スゲー急展開…なんか本ロワっぽいな
折角番外編なんだからあんまり死亡者は出したくない。
てことで
>>644キボーン
>644
いいね、早速投下してくれw
俺?ああ、文才無いから無理wwwwwwwwwwwwwwうぇwwwwwおkwwwwww
本スレ>343
乙。しかし、文中でウェッジがところどころビックスになってる…
訂正よろです。
ルゲイエの話を書いたものなんだが魔道と魔導を間違えていた…orz
>ルゲイエは正常ではなくなっていた。
なんかワロタ
>>636に書いてある
>殺人は失格、神様んとこにつれてかれてお仕置きされて次の中継地点でみんなに晒されたり(これがルールを破ったヤシの姿だ、といった具合に)。
というのはギャグに持っていけば面白いかもしれないね。
裸にされて吊るされるとか
顔に落書きされまくるとか
強制的に変な踊りを踊らされるとか。
殺人に走る奴が主催者側にとっ捕まって
滑稽な姿を晒されるのは本人にとってもかなり屈辱的だろう。
ちょっと書き手さんに質問したいんだけどよいかな?
1 どのくらいのペースで投下してる?
2 お気に入りのキャラは?
3 お気に入りの話は?(自作でも他作でも)
4 自作の話は?代表作をいくつか。
参考にしたいんでヒマだったらお願いします。
もちろん答えたくなかったらスルーで構わない。スマン。
ageちまった…鬱
>>652 三回しか投下したことないですけど…なにぶん忙しいもんで。
1:ここ一ヶ月半くらい投下してない…
2:レオ将軍。彼には何とかアリアハンを突破してもらいたい…
3:アトラスと天空の剣のコンビが好きだな。番外編で1番ほのぼのする自分的に。
4:レオ将軍とベアトリクスの対決の初登場シーン。アレフ初登場シーン。
ウェッジ、ジェシー初登場シーン。
時間ができたら投下を始めますんでそれまで皆さんにおまかせしますm(__)m
>>652 何の参考にするんですか?とつっこみつつ答えさせてもらいます。
1 1日〜2日に1回。
2 アレフ。書いてみたら大好きになってしまった…。
3 アーヴァイン関連の話。最高です、アーヴァイン。アホすぎて癒されます。
自作ならアレフとすけさんが稲妻の剣だなんだとだらだらしてるやつ。
4 ロック達放送後。アルスとアイリン。アレフとすけさん放送後。その他大量
8月の終わり頃に発見してハマって以来毎日のように書いてるんですが、
文章書きはじめたきっかけも番外編なので文書きになって日が浅くて…(ノД`)
毎回誤字脱字誤植があったりで見苦しすぎなので、もすこし控えようかなと思ってます。
ていうか見苦しかったら言って下さいお願いします。ギルとセリスの話とか、投稿してから少し自己嫌悪に…
OTL
>652
1:時々。思いつくままに。
2:セージ。元々賢者が好きだったのもあるが。あとはアーヴァインとかw
3:なんだろうな…ルゲイエ関係。アフロと尋常ではなかったのガイドラインとか。
4:セージ、ハズレを引くの巻。アルス、ハズレを引くの巻。もょもと、ハズレを(ry
ハズレアイテムは基本的に俺や親切な方々ですかねw
そしてまたしても誤字ってる罠。ギルとセリスじゃなくてギルとネリスです。
鬱だ氏脳。
まさか「いたスト」で本当にバトルロワイアルすることになるとはな…
>>652 1:週1ぐらい。むしろ気が向いた時というのが正しいかも。
2:リバイア(ryには何か頑張って欲しい。あとはギルガメとかアーヴァ(ry
3:ギルバートvsソロ。メルビン関連とかも好き。
4:パパス初登場、ハッサン放送中、イブールルビカンテとか。…あとオルテガ初登場
1stでオルテガ書いてた方すみません、ぶっちゃけキャラパクリました
駄文書きでごめんなさい某漫画からの分かりにくいパクリとか大好きでごめんなさい
1 気が向いたとき…というか話を思いついたとき。大体週に一回。ときどき二回。
2 ギルバート。VSトルネコのスレの住人だっただけに、何か好感が持てる。
3 アーヴァイン関連、ギルバート関連です。
4 深夜に投稿してるやつ。メルビンとパルマーの話や、あといざないの洞窟組など。
実はキャラ同士を絡ませたことはあまり無いです。現状維持中心。
書き始めたのは番外から。初代ロワのパート3あたりから見てはいました。
出してるのはほとんどトルネコのアイテム。応用が効きそうなので。
そして本編書くよりも未登場キャラ一覧や最終確認地一覧、アイテム調べの方が好きだったりします。
何だこのIDは…
1 気が向いたとき…なんだがそんなに間を空けてはないと思う。
2 インパクト勝負。メモリアリーフ主人、マリーナ
3 バッツが妖精の剣でアーヴァインにカンチョー。
4 ピピンがアーヴァイン蹴る奴。
アーヴァイン多いなw
>>662 が書くAAを使った作品、新鮮味があって結構好きです。
1 不定期。二ヶ月以上あいたりとか、一週間以内だったり
2 ハッサン、アーヴァイン、メルビンとかお笑い系
3 アトラスの話がいい感じ
4 ルゲイエとか、セシルやギルバートの初登場の話、基本はFF4
>>655 アンタの書いた話だいたいわかったけど、心情の描写とかは割と上手いと思うしなかなか面白いよ。
だから 控 え な い で 下 さ い よ!
ただでさえ過疎ってんのに!このスレにはアンタのような素早い書き手が必要だ。
1 気が向いたときかな
2 バッツ、もょもと辺りかな
3 オルテガの話、1stを髣髴とさせていい感じw あとルゲイエの自爆w
4 オープニング、アグリアス、ソロ初登場、神羅兵、スコール(FF8)とか
ぶっちゃけ番外編スレ立てたの自分です。
1stも結構書いてた。50作ぐらい。
もっと上手く書きたいけどねぇ・・・
>>668 偉いやる気みたいだが…
ここだけではなく小説スレは今ほとんどか過疎っている
無謀だ、はっきり言って
本格的に寂れてきましたね誰か何とかしてください
キーアイテムは一人一つと言われていたけど、トルネコの話は大丈夫?
キーアイテムは5種類あるけど、1種類につき1個、計5個というのは大丈夫?どうなんだろう?
>>669 誰かに与えて貴重な情報を聞いたりするのに使うとかだったら大丈夫では?
最終的にチェックポイントにたどり着いた時に1つもってりゃごまかせるでしょw
って見解なんだけど、どうよ。
>>669 あのルールって有効なの?ちょろっと話出てただけだからなあ
しかしそれを言うならトンヌラがすでに2つ持ってる罠
672 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/15 01:34:03 ID:nkQBw8n4
保守
……ワッカってこんな人だったっけ…。
ワッカ…クジャと絡ませる話書いてたのに、もたもたしてたら出てきてた。
これぞリレー小説だぜ
しかしワッカの実験台発言はどうなんだ、キャラ的に。
動きのあるキャラとそうでないキャラの差が激しいですな。
戦闘状態で大分放置されてるのは
スコールVSダーマ(ry レオ将軍VSベアトリクス
イブールVSルビカンテ(+リック王子) レックス、タバサVSセフィロス
この辺にそろそろ動きがほしいです。
あとオルテガあたりも。
で、ワッカの話はあのままでいいのかい?
よくないだろ。
せめて修正希望。
>命令するワッカの顔から、あの人懐っこさが完全に消えていた。
って、何でやねん。どうしても叶えたい願いがあるとかならわからんでもないがそういう描写も無いし。
そういうのを修正できればあの話は使ってもいいと思うけど…今のままではちょっと。
679 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/20 00:13:27 ID:1u/6dbon
人いねーな 新作読みたいよage
書いたやつはワッカ嫌いなんじゃない?もしくはFF10やってない香具師
ワッカの話なんだけど、NGにするの?
それともあのまま繋げる?
自分は後者でいいと思うんだけど
ワッカ好きなんで本当は嫌だが、、本人来ないからしょうがないかな…俺は繋げるで
本スレ。やっとスコール達の話動いたね。書いた人に拍手。というかホント過疎り杉
683 :
1/2:04/09/21 19:02:00 ID:sd1tO2or
「はぁぁぁ〜…」
どこまでも高く青く、さわやかな空。希望と勇気を与えてくれるような、そんな青色…
その空の下、城下町にて一人の男――サトチーがそれにはとても不似合いな溜息をついた。
「どうして僕はこう…昔から運がないんだろう…はぁ…」
ヘンリーにほんの数分の差で先を越された…ホントに運が無いなあ。
とか思ってたらいつのまにか昔の薄幸なことまで色々と…鮮明に思い出してしまった。テンション最・悪。
普段妻や子供達、家臣や友人達と過ごしているときは幸せだなあ、と思ってるんだけど。昔のことを一度思い出すと…きりがなかった。
「はぁぁぁ〜…」
また、溜息が出た。何だかさっきからずっとこんな調子のような…。
(いけないいけない…僕は優勝しないと。あんまりこんな考え事してちゃ…)
と、顔を上げたその時。
「きゃぁぁぁー!!」
「!?…女の子の悲鳴!襲われてるのか!?」
助けなくちゃ、と声のした方に駆け出したサトチー。そこの曲り角を曲がったところか!
サトチーは勢い良く道を折れ…
やべ、誤爆った…スマソ
今ギル・ネリス・ヘンリー話を書いてるんですがDQ7未プレイでネリスが微妙です。
設定とかはクグッて、人物像も理解しましたが肝心の口調がわかりません。
誰か教えてくれませんか。
…というか、あんまし知らないキャラは書くべきじゃないかな。
>>685 一般的な女性って感じかな。特別な印象はないし、特に気にするようなこともないと思う。
他人には丁寧語。弟には結構くだけた言葉遣い。姉ちゃん。
ダーマで昇天した勇者にも…多分丁寧語。
魂の剣うんぬんでキツイ口調になってるとこがあるが、あれは特殊だから気にしない方がいい。
それから知らないキャラでもどんどん書いていいよ。人物像も設定も理解してるなら大丈夫。
実際、メイド達なんか口調覚えてる人間自体少ないだろうし。
知らないキャラ書いてる人だって多いと思う。
>>686 わざわざありがとう。助かった。
自分も知らないキャラ、既に結構書いてますがDQ7はサブキャラが魅力的だとか聞いたんで一応…。
早いとこ投下しますわ。なかなか書けないけど…いつもは1時間くらいで終わるのになあ。何故。
定期age
ソロ=ドキュンが定着してますね
むう…
農民キャラのだべとかいう口調が難しい…
どうも違和感がある…
>>690ガンガレ!
どうやら今のとこ番外編のまとめサイトがないみたいなので、
今現在自分用に資料として保存してある話やキャラ傾向とかをまとめサイト作って
うpしちゃおうかと思案してるんですが…今はまだイランでしょうか。
>691
あると助かる!是非作って下さい。
じゃあ今日からでもページ作成に取りかかりたいと思います。
テスト前なので時間かかるかもしれませんが気長に待っててもらえれば幸い。
遅いですが本スレ>387-388
ルビカンテかっこよすぎ…!惚れましたハァハァ
レオとベアトリクスの続き書きました。
ベアトリクスの「何かの剣」を勝手にメタルキングの剣としましたが問題ないでしょうか?
>>695 問題ないでしょう。何かの剣っことは書き手におまかせっことでしょうから。
将軍カコイイッス!
ふと思ったんですが、スラリソ氏はまだこのスレにいるんだろうか…
698 :
691:04/09/29 00:42:20 ID:BA+W5FPa
ども、まとめサイト作ってる者です。
今までの話はこちらでセンスの欠片もねえタイトルをつけさせて貰ったのですが
これから投下する分、もし自分でタイトルを付けたいようでしたら付ける様にお願いします。
どうでもよい、めんどくさければこちらで適当に付けてしまうのでいいのですが。
今までの話もタイトルが付いているもの(最初の方の「dでもねえ名前をつけられた奴の決意」や「将軍」など)
はそのまま使ってますのでよろしくです。
>>698 セシルの登場の話が
「アイスソードを持つ男」
これだけは譲れない。この題名を頼む。
700 :
691:04/09/29 01:55:38 ID:BA+W5FPa
>>699 了解ですw
ああ、今までの話でも自分の書いたこれの題名これにしてくれよってのあったらどんどんドゾー
自分タイトルの付け方、ほんと下手なんで…ほとんどが本文から単語を引用してる。
ついでに700ゲット
ttp://members.tripod.co.jp/ffdqbr/ariahan.png <アリアハン>
神羅上等兵【311】 最終確認地:アリアハン城中庭
プサン【340】 最終確認地:アリアハン城内
バッツ【396】 最終確認地:アリアハン城内1F
シド(FFT)【271】 最終確認地:王城図書館跡→?
ティファ【322】 最終確認地:アリアハン城門前→?
ソロ【400】 最終確認地:アリアハン城門前
ピピンvsチェリ【383】、あやか【323】、エドガー【322】、アーヴァインvsバルバリシア【317】、マサール【202】 最終確認地:アリアハン城下町
セシル【366】 最終確認地:アリアハン武器屋前
クラウド(FF7)、ミンウ【366】 最終確認地:アリアハン武器屋
ミネア【398、種所持】 最終確認地:ルイーダの酒場→城下町
サトチー【398、種所持】 最終確認地:ルイーダの酒場2F
ネリス、ギルバート、ヘンリー【392】 最終確認地:アリアハン井戸内・メダルおじさんの家
ミリア&ダイスダーグ、アレフ&すけさん【338】 最終確認地:アリアハン道具屋へ
アトラス【376、種所持】 最終確認地:アリアハン西門前
<アリアハン周辺>
トルネコ【376、種所持】 最終確認地:アリアハン北
マリベル【378】 最終確認地:アリアハン城下町西門→外へ
スコールvsダーマ神殿で昇天した勇者、シド(FF8)【381】 最終確認地:アリアハン南の平原
ハッサン【306】 最終確認地:アリアハン南西の岬
アルス、アイリン【315】 最終確認地:アリアハン北の森林→城下町
セージ【351】 最終確認地:アリアハン北
アグリアス【332】 最終確認地:アリアハン北の橋近辺
エニクス【332】 最終確認地:アリアハン近郊の森の中
アリーナ&クリフト、クジャ【237】 最終確認地:アリアハン北の橋付近の森で川のほとり
バトラー、ピエール、ティーダ&カイン【377】 最終確認地:アリアハン北の橋より西に行った地点の平原
<レーベ周辺>
イブールvsルビカンテ、リック、リディア【388】 最終確認地:レーベの西の海岸
レナ【312、種所持】 最終確認地:レーベ→いざないの洞窟へ
ジェシー&ウェッジ【343】 最終確認地:レーべ東の平原→レーベの村へ
ルゲイエ【349】 最終確認地:レーべ東の平原
メモリアリーフ主人、マリーナ、イルマ、エルマ【361】 最終確認地:レーベ→アリアハン
レオ【402】 最終確認地:レーベの村へ北上する道→アリアハン
ベアトリクス【402】 最終確認地:レーベの村へ北上する道→レーベ
ルドマン&サーフ&クラウド(DQ5)【239】 最終確認地:レーベ北の海岸→レーベの村へ
ワルぼう、オルテガ【249】 最終確認地:レーベ南西
ユウナ&ワッカ【406】 最終確認地:レーベ近くの森林内
セフィロスvsレックス&タバサ【290】 最終確認地:アリアハン西の砂漠
ティナ、ファリス【385】 最終確認地:レーベ南の平原
<レーベの村>
ピサロ&もょもと【351】 最終確認地:レーベ入り口
<岬の洞窟・ナジミの塔>
ニセコくん&エッジ【198】 最終確認地:岬の洞窟より北の森→岬の洞窟へ
リヴァイアサンに頃された奴【336】 最終確認地:ナジミの塔地下1Fを北に進んでいる
ヒルダ&シドー、ドーガ【241】 最終確認地:ナジミの塔4F
ドン・ガアデ【188】 最終確認地:アリアハン西の湖→塔へ
パパス【196】 最終確認地:ナジミの塔1F
ブラスト【258】 最終確認地:ナジミの塔地下1F
<アリアハン東地方>
マーニャ【212】 現在位置:いざないの洞窟北西の森
エクスデス【215】 現在位置:アリアハン東の祠
ロック&セリス&サンチ【300】 最終確認地:アリアハン東の祠より南の海岸
ジタン&ロザリー【297】 最終確認地:アリアハン南東の海岸
トンヌラ【404、種所持】 現在位置:いざないの洞窟の泉近く
マッシュ&マッシュ&カメハ【404】 最終確認地:いざないの洞窟前の泉→アリアハン東の祠へ
<いざないの洞窟>
イズルード【335】 最終確認地:いざないの洞窟地下3F、盗賊の鍵の扉の裏
ギルガメッシュ【335】 最終確認地:いざないの洞窟地下3F、旅の扉のそばの柱の影
<?>
フライヤ【364】 最終確認地:レーベ領空
キマリ【400】 最終確認地:アリアハン城門前→亜空間
メルビン&パルマー【347】 最終確認地:レーベの村、魔法の玉があった家1F→空中へ
<失格>
マーカス【232】
<未登場> 本スレ【389】参照
サンチョ、バーバラ、フリオニール、ゼザ、シド(FF6)、シエラ、ガーネット、ブラスカ、ジェクト、アルマ
初代バトロワまとめサイト久しぶりの更新乙。
初代まとめサイトの人見てるかな?大変だろうけど頑張って。
更新のし忘れと思われるところが多い…
あとギルバートはどうしてもギルバードと間違われんのな。
画像ないのかな
708 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/03 00:13:44 ID:lL/kG28u
保守age
すみません、悪運ダイヤとエクスカリバー4がどんなものか、分かる人教えて下さい。
>>709 悪運ダイヤはドラえもんの道具。
ダイヤを渡した相手に自分の災難をなすりつけるもの。
例
タバサが川に落ちる→なんともない
セフィロスが代わりにずぶぬれになる
714 :
238:04/10/03 23:15:05 ID:+1+ZFdPr
715 :
238:04/10/03 23:18:28 ID:+1+ZFdPr
つけくわえ
次回更新には(誤)ギルバード → (正)ギルバート
しておきます。
すいません…_| ̄|○
716 :
711:04/10/03 23:46:31 ID:XjZOxdVp
>>713 IDがQD。惜しい
>>238氏
忙しいのにいつも更新乙です。
ところでそちらのまとめサイト、8ページ目が大幅に抜けてしまっているようですが…
次回更新の時にでもギルバートと一緒に修正するとヨイかとw
…実在人物のロワはどうしても怖くて読めない自分がいるぜ
バトルロワイアルなのに殺人禁止とか意味わからん
スティルボールラン?とか言われてたしね。
小説の形式が本ロワと同じだから名前を使ってるだけ。
なんていうか、バトロワサードよりも気軽に進めていけるし
試験的なものでもあるよね、番外編は。
サードやるとしても番外編完結してから…
しかし、このままのペースだとあと半年から一年はかかる悪寒
むしろ終わるのか…?
なんというか、サードもやりたいとは思う。
個人的には今からでも構わないけどね。
というか、本ロワの方がこの板の住人は食いついてくるような気がするんだよな
自分は番外編も楽しいんだけど
今受験シーズンなのが痛すぎる。それでも一週間に一度は書く自分。
キャラの現在位置が曖昧で、このキャラとあのキャラを絡めていいのかどうかわからんのが多い
サードやりたいと思ってんの、自分だけじゃなかったんだな。なんか嬉しい。
…もし、今始めると番外編が間違い無く落ちるな。
番外編もなかなか楽しいので最後まで書いていきたいよ。
>>722 多少強引でも大丈夫だと思う。
人数が多すぎて移動とかあんまり書かれて無いし、知らない間に移動してた奴も多いような。
…関係無いけどまともに時間使ってる奴等少なすぎ。
ティーダなんか何時間支給品眺めてたんだよ…。仕方ないけど。
ちょい質問。
おまいら、FF6のシドって、生かした派?それとも死なせた派?
>>724 なんか死なせたほうがそれっぽいから死なせたな。
>>724 …生かしました。なんか、助かるのに死なせるのは気が引ける…。
知らずにやって、死にました。
2回目からはずっと生の方向で。
新作乙。
>次元の狭間、滝の流れる暗い通路をこそこそと横切った過去の自分を思い出す。
めっちゃワロタ。
スカウターってバトロワだとかなり便利だよな。考えて見れば。
相手の位置や強さが性格に解るし。
>>729 こ、こいつら…力をコントロールしやが(ry
位置が解るのは便利だよね。
すみません、ナジミの塔の宝箱の中身が全てわかる方、いたら教えて下さい。
記憶があいまいだ…
>>733 ナジミの塔
B1F
やくそう
すばやさのたね
32ゴールド
2F
40ゴールド
3F
かわのぼうし
キメラのつばさ
>>735 新作乙です。
そういやナジミの塔のあの辺はパパスとかブラストとかもいるんだよな。
>736
あとヒルダ、シドー、ドーガも最上階にいるし、岬の洞窟にはニセコくんとエッジが…
こうしてみるとナジミの塔周辺の放置っぷりはすごいですね。書きたいんだけどネタが無いよ OTL
ブレイクとかトードとかカッパーは禁呪じゃないんだよな。
石やカッパになっても失格にはならない?
あと、バシルーラには酒場直行の効果は無いよね?
>>738 …どうなんだろう。そういえば禁止呪文の話し合い、全然してなかったね。
自分としては石やカッパはモノカと違って回復できるから、失格にはならなくていいと思う。
そのキャラが失格になるかどうかはその後の書き手次第ってことで。
バシルーラは本ロワと同じ、ランダムでどこかに飛ばされる、でいいのでは。
正直
番外編ツマンネ、打ち切って普通のバトロワしようぜ
な過具氏は漏れだけか?
いや、別に実行しようと思ってる訳じゃないが本音
確かに普通のバトロワもやりたいが番外編に何回も投下している自分にとっては複雑な気分。
なんか1stが終わったノリで始めちゃったしな
さすがに3rdはまだ時期尚早なんじゃないかな。本ロワやりたいのはやまやまだけど。
やるにしても話の柱になる部分(首輪の解除方法やゲーム脱出法など)を決めておいたほうがいいと思う。
書き手の自由が制限されたりや脱出法の推理をする読み手の楽しみは減ってしまうけど
こうでもしなければ2ndの二の舞なると思う。
まあ2ndは話の展開事態に愛想をつかした人も多いんだけれど…。
なにはともあれ新作GJ!
実はFF6のシドは魔導アーマーの開発者でもあるから、魔導アーマーに乗ったジェシーと絡ませる話を考えていたんだけど
投下する前に自爆しちゃったから書けなかったのさ…
3rdはキャラ投票やらなくていいと思う。出したいキャラをどんどん書いていけばいい。
「よく知らないけど、話をすすめるために無理やり書いたキャラ」
というのを少しでも減らすためにも
オルテガの話考えてるんだけど、仮にあのまま死んだらわるぼうは失格?
自分で手を下してなければ、罠とかが原因で他人が死んでもおk?
ちょっと意見を聞いてみたくなった。
まあ今のところ殺す気はあんまりないけど。
>>747 自分で手を下さなければ失格にならない、
だと思う
戦ったときの傷が炎症を起こして時間が経過した後に死んだ、とかは?
良い話ではないが。
>>756 でもそういうキャラに限っていいなり化けたりする可能性があるからいいと思うけどな。
知らないキャラを調べて書くのも楽しいのは自分だけか?
というか、出したいキャラをどんどん出してくなんてどんどんこんがらがってくよ。
どっちにしても書き手の好みの問題でマイナーなキャラはどうしても出てくるし。
サードやりたいのもやまやまだけど、まとめサイトまで作っちゃった身としては(w番外編もまだ続けたい。
というか自分セカンドの雰囲気嫌いだったな…何がいけなかったんだろ。いや色々いけなかったけど。
>>747 失格にならないと思う。
>>746の間違いです、ゴメン。
つうかいいなり化けるって何だ…OTL
752 :
747:04/10/08 22:14:03 ID:tW2+/iR8
レスくれた人サンクス。
週末使って書いてみるよ
ガンガレ!
いまさらなんですけど、自分は戦闘シーンが好きなんで
レオVSベアトリクスや、スコールVSダーマ神殿で昇天した勇者のように
番外編でも戦闘中心で書いていきたいのですがいいですかね?
構いません。是非。適度に戦闘がないとつまらないので。
自分は戦闘シーン書くのすごく苦手なんで尊敬(w
>>755 それではお言葉に甘えて早速なんか書きますw
最近全く出番のないパパスでも使おうかな…
757 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 04:04:10 ID:JPLcQGEs
一人さみしくあげ…
圧縮あった?最終レス2日前のスレが落ちてる…
危ねぇ…
俺の行ってたスレがみっつも落ちてるじゃないか…!
しかしここは無事でよかった…まじで…
圧縮が怖いのでマメに保守
みなさんの新作楽しみにしてます
名前無いと書きにくいな…
でも名前が思いつかん。
現在名前無しキャラって神羅上等兵とダーマ勇者とメモリアリーフ主人か。
どんなのがいいと思う?
ダーマ勇者には名前をつけてほしくない…w
リヴァイアサンに(ryと似たようなもんだと解釈してます。
神羅上等兵は動かしにくければつけてもいいと思うけど。
他のスクエニのキャラ(FF1アドバンスあたりかな)から頂くとか、数字をもじるとか簡単なのでよいのでは。
1日1度の保守
764 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/14 00:31:32 ID:84CU0k1A
今これ読んでる。
Part3ぐらい。
自分も参加したいなと思うから速く読むよ。
で、新作はドコデスカ?
Part3ってことは、読んでるのは1stかな?それなら完結してる。
今は
>>258番外編やってるよ。まだそんなに進んでない。
>>711のリンクから、1stのまとめサイト行けるから、読めないのがあればそこへどうぞ。
たまには一言感想でも書く
ニセコくんに萌えた俺はマジで逝ってよし
1日1作品ペースか…8月終わり頃の勢いがナツカスィよ
今書き手はどれくらいいるんだろう。自分含め3〜4人しかいない悪寒
768 :
764:04/10/15 16:35:55 ID:Verup6UO
読み終わったら参加したいと思います。
>>768 (*´∀`*)
感想スレも裏話がわかって面白いよ。
読み終わったぜ!
今から進んでる奴乱入してくるうぇ
「お絵かき掲示板ほしいかも」というご要望が送られてた。
設置するのはかまわないんですが、正直、描いてくれる人がほとんどいないと思う…
サード始まってから、サードと共用ならまだアレですが。
ついでに報告。更新しました。
しかし名簿はそのままです…こんなに手間がかかるものとは…(汗)
新作来てるが、はかぶさもラミアスも既出だぞ。
はかぶさはパパスだし、ラミアスは名前が天空の剣になってるけどアトラスが持っているし。
とはいえ、別に二本以上あっても問題無い、かな?
ギルガメッシュが見た映像って1stのセフィロスとの総力戦かな?
>>772 問題は無いかもしれないけど…できれば似たような威力の剣に修正して欲しいなあ。
新作読んで思ったけど、1stとの繋がり出すと面白くなるかもね。
完全に繋げるとフリオニールとかヘンリーの扱いに困るから(そういえばフリオ、結局補完されなかったね…)
…平行世界の話とか?
面白そうではあるが、難しそうでもあるな。
ま、書き手さん次第なんだけど。
俺は今までと同じように書くけどな。
ところで、「虹」ってどれに出てくるの?
>>775 多分クロノトリガーの「にじ」だと思う。
クロノの最強武器。形状は刀、クリティカル率70%アップ。
平行世界ってパラレルみたいなもん?
…面白そうだ…わくわく
>>777 パラレルって使うなら意味ぐらい知っとけ。
うわーん
1stロックとマリベルっていつ死んだんだっけ?
だから1stとの繋がりは無しだと(ry
>>771 お疲れ様です。
>>780 ロックはセフィロスを誘導した後力尽きて死亡。
マリベルはセフィロスに喉元を貫かれて死亡。
さて、未登場キャラはシエラ、ガーネット、ブラスカ、ジェクトの4人か。
知らないキャラばっかりだ。
携帯だから参加あきらめてたんだけど、初めて書いてみました!
ちゃんと投下できてるか心配ですが;
ギルガメッシュの話を投下したものですorz
>>772の突っ込みがありましたので、DQ2仕様の雷神の剣、陸奥守(FF6仕様)にさせていただきました。
1stとのつながりはエクスカリパーが見せたギルガメッシュの「体験」です。
1stの時の記憶はない(と思う)ので、彼らに会えば「映像」について何かわかるかもしれない、程度なものです。
正直書き手の心得スレスレな自分がこのまま書いても良いかどうか不安です。
とりあえず明日あさってテストなのでちょいとお休みします。orz
皆さん乙です
読むだけの傍観者で申し訳ないのですが
応援してますv
>>785 何度も新作乙。
個人的にギルガメッシュ好きなので活躍が嬉しかったり。
テスト頑張って下さい。
788 :
780:04/10/17 23:58:09 ID:wXcTG3BH
>>782 トンクス!!
ヤベー過去ログ読みたくなってきた
コッソリ深夜に。
しまった…DQ2使用の雷神の剣より「ルビスの剣」というのがあったじゃないか…orz
>>787さん
応援どうもですorz
自分もギルガメッシュが好きなものでorz
慣れてきたらギルガメッシュ以外の人も書くかもしれません。
テストは火曜に終わるので火曜にはギルのお話かそれ以外の人のお話を入れるツモリです。
790 :
780:04/10/18 01:15:32 ID:8lsgN6UY
1stで一番多く人殺したのって誰?
セフェロス以外で
オレはバッツかソロあたりだと思うんだが
ソロかヘンリーじゃないか?
フリオニールかソロかヘンリー…かな?
>>790 セフィロス…アーサー、リヴァイア略、レブレサック神父、アモス、トルネコ、ラグナ、ロック、メルビン、マリベル
(ガウ、ギルガメッシュ、ファリス)
スコール…モンスターじいさん、トムじいさん、ギルバート、ガライ、モニカ、ミレーユ、クラウド、ザックス、トーマス
バーンズ、アリーナ
フリオニール…ローザ、ゴードン、マリア、ネネ、ヤンの奥さん
ヘンリー…シェリンダ、ゼル、セシル、(アグリアス)
ソロ…ミネア、イリーナ、ラムザ、レナ
バッツ…エリア、ソロ、テリー
これで合ってるかな?
>>789 素早い投稿乙です。
もし誰もギル書かなかったらイズルードさしおいて旅の扉一番乗りにさせようと思ってた。
ちょい質問。
スーパーボールって、手に持てるほどの大きさだっけ?
スコールはリノアも殺してたの忘れてた。
6のは持てるんじゃない?
うわ、スコールすごいなあ…
ヘンリーは意外と少ないね。ただ、殺した相手が大物だけど。
799 :
sage:04/10/18 18:38:32 ID:uEMWX62A
ところで早急かもしれないんだが、次のキーアイテムはオメガの紋章(これは所持している人がいるから駄目だけど)みたいなボスを倒すと手に入るものにしないか?
1stのセフィロス戦みたいな展開が好きなんだが。
800 :
sage:04/10/18 18:39:32 ID:uEMWX62A
名前にsageとかあほやん俺…orz
>>796 自分の彼女殺したんかい・・・・・・最強だな
帝国領の各地に最強の魔道アーマーのガーディアンが配備されてたりとか。
>>802 ああ、それいいね。ボスキャラ設置するというのは。
一度総力戦みたいのがあるといいと思った。
みんなで力を合わせて云々ってのは面白いと思うけど、それが戦闘である必要はないだろ。
基本はレースなんだし、その辺を踏まえたイベントを盛り込むのならいいんじゃないかな。
自分はボスキャラ設置して総力戦闘でも面白いかなと思った。
基本はもちろんレースだけど、レースっていっても、並んで走って競い合ってる訳じゃないんだし。
まあ総力戦でも平行世界でも、なにかしらイベントというか山場がないと
展開がマンネリ化しそうだからね…。
ところで、フリオにギルガメみたいな感じで、平行世界の話をほんの少しだけ入れたいなと思ったのですが
本スレ>450-451のフリオとリヴァイア略の戦い、フリオが弾き飛ばされる過程っつーか、
弾き飛ばされる前、ようするに少し前にさかのぼる話を書いてしまっても良いでしょうかね?
期間限定で戦闘発生、その間はキルバトルありってのが一つ思い浮かんだ。
今ドカポンやってるけどそういうイベントありまくりだからねえ。
誰かがヘイカモン使って一箇所にプレイヤーを呼びよせてバトルロイヤルとか
イベント時に限り大々的に戦闘OKという風な感じもいいと思った
>>806 フリオとリヴァの話をかいたものです
私は構いませんよ〜。
むしろ、あの拙い話にそんな話を繋げてもらえれば嬉しい限りです!
でもギルガメは平行世界というよりは1stで最期に言ってた
「俺はよみがえる事が〜」のアレかなあ、と思ってた。
というか、それは今後の書き手さん次第ですかね〜
あ、平行世界の話は少しずつ取り入れていくと、
難しそうだけど話が深くなってすごく面白そうだと思ってます!
正直1stの話を絡めるのはもうやめてくれないか?
前の話とつなげると書き手も読み手も1stを読んでいなければならず、敷居が高くなる
特に書き手はしっかり把握している必要があるため、新規参入が困難になるという事態を招く
(実際、前の話読んでない人はもうギルガメッシュを動かせなくなってる)
といった理由で、番外編を始めるときに前の話とのつながりは無しということでだいたい合意したように記憶しているが。
もしかして書き手大分入れ替わったか? それはそれで歓迎だが。
orz
失礼、途中で送信してしまいました。
>>809さん
>前の話とつなげると書き手も読み手も1stを読んでいなければならず、敷居が高くなる
>特に書き手はしっかり把握している必要があるため、新規参入が困難になるという事態を招く
>(実際、前の話読んでない人はもうギルガメッシュを動かせなくなってる)
>といった理由で、番外編を始めるときに前の話とのつながりは無しということでだいたい合意したように記憶しているが。
申し訳ないです。
ですが、ほとんど今の書き手さんが1stを読んでいると思っていましたからorz
とりあえず1stとのつながりをなるべく薄くするように新作のほうを投下しますorz
私も書き手の一人ですが…
1stは残念ながら読んでいません。
まとめサイトの完成待ちというところです
ですが1stとの繋がりがあるのは別に構わないと思います…
あと、ボスの参戦には賛成ですv
ハッサンの盛大な空回りっぷりにワロタw
ハッサン自分もわろたよ…。
頭いいとかひっぱっといて足つったとは…くそ…不意打ちだ(w
で、自分は
>>806な訳ですが。結局書いていいのかダメなのかいまひとつ…
>>809の意見もわかるのですが、自分も1stと繋げた方が話の深みは出るかな、と思う。
もちろん一部のキャラだけとか、やりすぎない程度がいいと思うけど。
まあ繋げない方が気軽には進められると思うけど、個人的にギルガメの行く末は楽しみだし(独走してほしくはないですが)
これは自分の勝手な希望だけど、1stで補完されなかったフリオの話をなんとか入れてあげたい訳よ。
ダメならダメであきらめますんで、これは他の人の意見も聞きたいかも。
>>812 1stは更新止まってるほうのまとめサイトで、一応全部読めるはずですよ?
815 :
780:04/10/19 21:59:24 ID:TsScTQjT
>812
つーか>605で多分全部読めると思う
ハンドル消し忘れてたぜぃ!
1stとの連結がうまいこと作用して話に深みが出るのはいいよ。
でも、デメリットの新規参入者が入りづらいというのはやはり大きいね。
ここ参加してナンボのスレだからさぁ。できるだけ敷居は低くしたほうがいいと思う。
番外は番外として最初から最後まで自己完結できる方がいい。
>>814 独走してほしくないって言うけど、現時点でギルガメッシュは既に独走してしまっていると思うよ。
最初の取り決めで過去作との関連付けは無しってことになっているんだから。
818 :
817:04/10/19 22:19:42 ID:I63CneXR
あ、別にギルガメの話がイカンとか言いたいわけじゃないよ。
あれはあれでいい。
それこそやりすぎない範囲内で今後話を繋げてくれればさ。
ただ指摘したいことは指摘したかっただけ
819 :
814:04/10/19 22:26:45 ID:JzpYo4Vs
>>817 んー…そうだね。
1stは完結してるんだし、今ここでやってんのは『番外編』なんだし
ここで今からなんとか補完したいとか言いだす自分がどうかしてたな。
それより今の勢いに便乗して、他の話を書きますわ。
ギルガメは…何度でもよみがえるとか言ってた辺り、特殊扱いとかでなんとかならないか
いや、ごめんなんでもないッ素。
さすがはハッサン、いいキャラしてんな。
脱落も考えてみたけどやっぱやめた。
なんつーかさ、とりあえず1stと繋げるのを、控えめでも積極的に推奨すると、
収拾つかなくなるだろうと予言しておく。
それに1stと繋げて話に深みが出るという意見は甚だ疑問だ。
1stとの繋がりを持つのは無しにしてくれ…
読むだけでも時間がかかる。
話に深まりが増すとは全く思えない。
なにやら自分の投下文のせいで多大な迷惑をかけてしまったようで。
前回投下した分で、ギルガメッシュは「映像」については80%ほど忘れています。
ほとんど覚えてないです、バッツを探すことが第一前提になっているので。
1stとのつながりは消したツモリです。
またこのような事を招かない為に少々ROMしようと思いますorz
たまには自分の書くやつの雰囲気変えようと思ったんだ。
2ndのハッサン初登場のときみたいに。
でも、敬語ごまかしまくり orz
合ってればいいけど…
827 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/22 00:02:01 ID:Nsnr3Ki1
age
そろそろゴールするキャラが出そうなので。中継地点について。
中継地点は数種類用意しませんか?
管理者は、観客として来てる他のボスキャラでも使って。
なんか、参加者50人がマターリしてたら萎える気がする。
中継地点は五種類あって、ランダムで飛ばされて各10人ずつとか…どうでしょうか。
中継地点はいざないの洞窟最深部のみですよ。
>>828 順位別になっていると面白いかもね
上位10人は宮殿みたいな部屋で豪華な食事が出てウマー
下位10人はすきま風の通る部屋にゴザだけ敷いてあって
「次は絶対に1位になってやる!!」とか叫んでるの
こんなの書いたことないんですけど、書いてもいいんだろうか?
タカの目、うみどりの目、サイトロって参加者一人一人を見ることってできるかな?
タカの目は「なにかがみえる」程度だから無理そうだな。
サイトロはできてもおかしくはないと思う。
>>834 サンクス。
じゃあ放置気味のキャラ書いてみるか。
新作わくわく待ち保守
>>697 亀レスだけどいるよ。
名無しで潜伏してます。
いつも最終位置確認をやってくれている方、いらっしゃいますか?
そろそろこんがらがってきたのでお願いしたいです。
839 :
824:04/10/25 19:27:50 ID:R53GRxPS
やっと読み終わりますた
正直…感動した
これからも期待して…sage続けます(w
840 :
いつもの:04/10/25 20:09:48 ID:cFwSP5cq
ttp://members.tripod.co.jp/ffdqbr/ariahan.png <アリアハン>
神羅上等兵&バッツvsソロ【446】 最終確認地:アリアハン城一階廊下
プサン【340】 最終確認地:アリアハン城内
シド(FFT)【271】 最終確認地:王城図書館跡→?
ティファ【322】 最終確認地:アリアハン城門前→?
マサール【415、種所持】 最終確認地:アリアハン勇者の自宅
ピピンvsチェリ、アーヴァインvsバルバリシア【463】、エドガー【322】 最終確認地:アリアハン城下町
セシル【366】 最終確認地:アリアハン武器屋前
クラウド(FF7)、ミンウ【366】 最終確認地:アリアハン武器屋
ミネア【398、種所持】 最終確認地:ルイーダの酒場→城下町
メモリアリーフ主人、マリーナ&イルマ&エルマ【476】 最終確認地:ルイーダの酒場裏手
ネリス、ギルバート、ヘンリー【392】 最終確認地:アリアハン井戸内・メダルおじさんの家
アレフ&ダイスダーグ【480】 最終確認地:アリアハン道具屋
ミリア&すけさん【480】 最終確認地:アリアハン王城前
アルス【485】 最終確認地:アリアハン西門前
アイリン【485】 最終確認地:アリアハン城下・ルイーダの酒場
アトラス&あやか【485、種所持】 最終確認地:アリアハン西門
<アリアハン周辺>
トルネコ【376、種所持】 最終確認地:アリアハン北
マリベル【378】 最終確認地:アリアハン城下町西門→外へ
スコール、シド(FF8)【432】、ダーマ神殿で昇天した勇者【422】 最終確認地:アリアハン南の平原
サトチー【486】 最終確認地:アリアハン西
エニクス【332】 最終確認地:アリアハン近郊の森の中
アグリアス【332】、レオ、ジェクト【465】 最終確認地:アリアハン北の橋近辺
アリーナ&クリフト、クジャ【237】 最終確認地:アリアハン北の橋付近の森で川のほとり
バトラー、ピエール、ティーダ&カイン【377】 最終確認地:アリアハン北の橋より西に行った地点の平原
<レーベ周辺>
イブールvsルビカンテ、リック、リディア、メルビン、パルマー【412】 最終確認地:レーベの西の海岸
レナ【312、種所持】 最終確認地:レーベ→いざないの洞窟へ
ジェシー&ウェッジ【343】 最終確認地:レーべ東の平原→レーベの村へ
ルゲイエ【349】、シド(FF6)【459】 最終確認地:レーべ東の平原
ベアトリクス、ティナ、ファリス、バーバラ【458】 最終確認地:レーベ南の平原
ルドマン&サーフ&クラウド(DQ5)【239】 最終確認地:レーベ北の海岸→レーベの村へ
ワルぼう、オルテガ【249】 最終確認地:レーベ南西
ユウナ&ワッカ【406】 最終確認地:レーベ近くの森林内
セフィロスvsレックス&タバサ【290】 最終確認地:アリアハン西の砂漠
<レーベの村>
ピサロ&もょもと【351】、セージ【469】 最終確認地:レーベ村入口
シエラ【478】 最終確認地レーベの村教会
<岬の洞窟・ナジミの塔とその周辺>
サンチョ【431】 最終確認地:岬の洞窟内部
ニセコくん&エッジ【451】 最終確認地:ナジミの洞窟地下一階の西の宝箱の部屋前
リヴァイアサンに頃された奴vsフリオニール【451】 最終確認地:ナジミの洞窟地下一階の東の宝箱の部屋
ドーガ【488】 最終確認地:ナジミの塔4Fの小部屋
パパス【196】、ドン・ガアデ、アルマ【429】 最終確認地:ナジミの塔1階
ブラスト【258】 最終確認地:ナジミの塔地下1F
ヒルダ&シドー【488】 最終確認地:アリアハン西の湖上、岬の洞窟対岸付近
ハッサン【470】 最終確認地:ナジミの塔南の海上
<アリアハン東地方>
エクスデス【420】 現在位置:アリアハン東の祠から南へ
ロック&セリス&サンチ【300】 最終確認地:アリアハン東の祠より南の海岸
ジタン&ロザリー【420】 最終確認地:アリアハン東の祠
トンヌラ【404、種所持】 現在位置:いざないの洞窟の泉近く
マッシュ&スコール(猫3)&カメハ【468】 最終確認地:いざないの洞窟へ続く道
ギルガメッシュ【468】、ゼザ、マーニャ【466】 最終確認地:いざないの洞窟西の山岳地帯
<いざないの洞窟>
イズルード【335】 最終確認地:いざないの洞窟地下3F、盗賊の鍵の扉の裏
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フライヤ【364】 最終確認地:レーベ領空
キマリ【400】 最終確認地:アリアハン城門前→亜空間
<失格>
マーカス【232】
<未登場>
ガーネット、ブラスカ
>>840-842 ありがとうございます&乙です!
自分じゃまとめられないんで助かります…。
レーベの村入り口にセージ忘れてるよ
いや、一応書いてます。ピサロ&もょもとの横。
846 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 01:01:24 ID:NHx2Cuk0
hosyu
このスレを昨日発見して1stを一気に読ませてもらった。
めちゃくちゃオモロかった。感動した。
アリアハンのところとセフィロス戦は印刷して読み返してる。
番外編って、誰が書いてもいいんすか?
誰が書いてもいいよ。
とりあえず問題になっていたワッカの行動を正当化してみましたがどうでしょう?
あてつけと言われればそれまでですが…(汗
>>849 いいとおもうよ
オレはもとのワッカが好きだから
ちょっとフォローが欲しかった
>>849 自分もいいと思う。ちょっとアレはなあ…と思ってたし。
フォロー乙です。
ちょっと確認したいんですが、ふくろは本家と同じ
<人間以外ならどんな大きなものでも入れることが出来る(FFUのポシェポケみたいなものです) >
でいいんですよね?
新作投下してきたけど、ギルガメッシュってヘイスト使ってきてたよね?
ごめん、途中で送信した。
記憶が正しければやってきたし、サイトで調べてきてもそれっぽいことかいてあるんだが。
一週間放置して誰もあれの続き書かなかったら自分が書きますorz
>「凄い。この人に比べたら僕なんてまだまだだ」
冒頭部分に笑いました