1 :
juuroku :
02/10/18 21:42 ID:pUog2YTN 大きいけれど泣き虫で、強いけれど天然ボケ、巨大娘フェチのニューウエーブ。 癒されたい人、萌えたい人、いらっしゃ〜い! ほのぼの系巨大娘フェチ新装開店でござーい! 煽りは入店お断り・・・のほほん、また〜り参りましょう。
3 :
名無しさん@ピンキー :02/10/18 21:46 ID:MzbRKCt0
乙
乙カレー さて,後はどうやって☆を召喚するか
きょ・・・だい・・・って・・?イイ? そうよ、イイにきまってるわっ!ねっ!ねっ! おめぇらハァハァうるせーんだよっ!「どげげっ!」 はぐれ巨大娘ぼのぼの・・・ シンデキマツ
昨日の夕方、巨大娘が街中で 野糞をしているのを見てしまいました。 小人の食べすぎで我慢出来なくなったのでしょう。 太くて巨大なウンコを2本ひねり出していました。 後で見に行くと小人が20人程その巨大ウンコの下敷きになって圧死していました。
乙彼〜。 ☆娘さん、来るといいね。
9 :
名無しさん@ピンキー :02/10/18 22:25 ID:u1UQkXEo
委員会の掲示板に書き込めない なぜ?
立った立った〜!クララが立った〜!(違
立ったら意外にでかかった〜!
>>1 縦乙
12 :
名無しさん@ピンキー :02/10/18 22:47 ID:VmvrgoR7
>>11 ワラタ!
次は巨大ハイジ・巨大ペリーヌ・巨大ルーシーメイか?
間違ってロッテンマイヤーさんを巨大化させないように。
13 :
瞳 :02/10/18 22:54 ID:VkJIGVnq
巨大娘って、縦に大きい人のこと?横に大きい人のこと?私は天然・泣き虫はあてはまってるけど娘ぢゃない・・参考までに教えて
デヴとの違いは??
15 :
Pz :02/10/18 23:25 ID:LRQOONgM
新スレ開設ご苦労様です。 ところで、ほのぼのできる巨大娘の身長は やはり50メートルが限界でしょうか。 それ以上だと、どうしてもほのぼのできません。
17 :
名無しさん@ピンキー :02/10/18 23:29 ID:Nqe7Pcwv
>>13 縦にも横にも大きい娘さん。
実在はしないよ・・・住んでいるのは頭の中だけ。
普通のプロポーションで身長10mとかね。
>>13-14 このスレで言う「巨大娘」は、背が高いとか太いという意味ではなくて
ウン十メートルといった想像上の大きさを指します。
19 :
ゆんぞ :02/10/18 23:40 ID:vwxvFSiP
スレ立て乙
>>1 >>15 うーん、ウチには最大200m以上つーのが居たりします(笑)。
普通にインタラクション取るのでさえ苦労するという場面が
書きたかったのでつ。
あっ、ゆんぞさんとPzさんだ、後は☆娘さんが来れば最強? >Pzさん やっぱりそのくらいが実用限度かと? 会話が成り立たなくなっちゃうとほのぼの出来ない >ゆんぞさん エリザちゃんはその日のお日様の具合で大きさが決まるんでしたっけ?
21 :
名無しさん@ピンキー :02/10/19 00:10 ID:ePPGo1T2
ゆんぞさんところの「エリザ」たん ☆娘さんところの「ステラ」たん Pzさんところの新作ほのぼの娘が一同に介して 巨大な悪に立ち向かっていくというのは駄目でしょうか
22 :
:02/10/19 00:12 ID:Qo+7PXrO
エリザさんは看護婦(?)、ステラさんはメイドさん…。 Pzさんの新作、職業はいかに? 友紀子さんはOLだったけど…婦人自衛官? 身長は50mと予想してみるテスト。
24 :
ゆんぞ :02/10/19 00:48 ID:BbuZV88+
>>20 天気と本人の気次第、言い換えれば作者の都合です(w
>>21 そんなB級パロディみたいな(w
それよりも、ここでキャラの設定なりを出し合って
何か作ってみませんか? そうでもしないと
すぐに寂れてしまうような気がするので。
Bパロ好き・・・。 巨大な悪は、身体も巨大な罠
26 :
名無しさん@ピンキー :02/10/19 01:41 ID:vqry3jdN
>>24 ほほお・・・何気に面白そう、B級パロ含めて(笑)
時代・地域・人種・身長・職業・服装・髪型・名前・性格etc?
ほのぼの巨大娘プロジェクトX 全員が共感し易いよう、設定し易いよう 現代・日本がヨロスイかと 身長は上限50mでいかが
29 :
名無しさん@ピンキー :02/10/19 07:05 ID:RLa2gIYB
身長もっと小さくしようよ・・・精々20mくらいに。 あと鬼の娘(性格という意味じゃなく、○ムちゃんという意味じゃなく)なんてどうかと。 もちチャームポイントは角ね。(藁)
30 :
パイパイ :02/10/19 07:55 ID:LxKKYxBq
巨大娘の設定だけれど、最初から巨人である先天性巨大娘と、普通の女の子が何らかの方法で 巨大化したり自分の意思で任意のサイズに巨大化できる後天性巨大娘とでは、どちらのほうが 「ほのぼの系」にふさわしいかな?
>>30 たとえば魔法少女モノなんかだったら普段とのギャップが激しいほど笑える。
何せ服やアクセサリーまで一緒にでかくなるんだから。
自分の意志に反して巨大化させられちゃったのは先天でも後天でもない第三勢力だね。
漏れの趣味は先天性巨大娘もしくは第三勢力。
巨大化・縮小自由自在というのは話し書くのは楽そうだけど何でもありだろ?
ただ「ほのぼの系」というところが微妙かな。
32 :
名無しさん@ピンキー :02/10/19 08:25 ID:Zzbtt51W
普段通常サイズで生活ってのは食事とか排泄とか考えなくて良いからねえ やっぱり巨大化は現在進行形から巨大方向への一方通行が良くね? ところで性格はやっぱり天然方向で決まりかい?
34 :
名無しさん@ピンキー :02/10/19 11:55 ID:+WnmEqgV
でも怒らせると怖いというのはお約束(笑
35 :
名無しさん@ピンキー :02/10/19 12:06 ID:kGHE5Vif
みなさんsageお忘れなく、広告ウザイから。 漏れ、むしろB級パロがいいな! パロディになるのは原作がしっかりしている証拠だし。 互いにボケかまし合って逆に破壊なんて楽しそう。
あのさあ…設定起こすのはいいけれど,どうやって作品に仕上げるのyo 一行小説,それとも神社に奉納して神主さんの秋祭り? 一行小説じゃあ不完全燃焼起こしそうだしなあ。 設定(含むストーリー)起こしたら、ゆんぞ神様は受けてくれるのだろうか?
ほのぼの系でも不慮の破壊は外せないという罠
39 :
名無しさん@ピンキー :02/10/19 13:38 ID:/Y+lpOXq
神社モドキ、おかしくないですか?
噂だけどG−ZONE・G−forkが落ちたそうで・・・。 それと関係あるのかな。
>>38 ほのぼの系だからこそ、不慮の破壊に萌えですよね。
そのつもりがないのに物を破壊して、おたおたする描写が(・∀・)イイ!!
ゆんぞさんとこのエリザさんは治癒術師…、 ☆娘さんとこのステラさんはメイド…。 そしたら、次もなんかに仕える巨大少女がいいと思う。 「巫女さん」…なんてどうだろう? それと「鉄人28号」みたいに巨大少女とセットで少年を加えるといいかも。
>>41 城の残骸埋めてるステラたんに萌えますた。
ボケのスケールもでかいよ!!
>巨大巫女さん 「大魔神」とか「ウルトラマンティガ」(すごい組み合せだ…)みたいに、 それまでは封印されていて「石像」のようになっていたのが、 ピンチに陥ったことで巨大娘として復活するというのはどうだろう?
46 :
名無しさん@ピンキー :02/10/19 22:40 ID:ayCEPgPJ
「みよしの」のBBSにイラスト載ってたな、巨大巫女
>>45 巫女さん萌えー!
でも巫女さんを封印する・・・というのがチト意味不明という罠
いっそのこと巨大卑弥呼なんてのはどうだ?
でも、ほのぼのと離れちゃうかな?
>>43 漏れもそのシーン好き。
何気に書いてあるけど、凄い大ボケ・・・。
「私、なにやってるんだろう?」ってアンタ(笑
あと盗賊の上に落ちてくるシーンと、
その後の盗賊ぶっ飛ばしておいて「私、暴力嫌いです」の台詞にワラタ。
49 :
名無しさん@ピンキー :02/10/19 23:16 ID:dA7sqOJs
ステラには性欲あるのかな,☆娘に聞いてみたい
>49 お痛が過ぎます!
当方巫女フェチでもあるので巫女って設定は良い感じだな。
巫女さんじゃなくって、昔、祟りをなして封印されていた狐っ娘ってのはどう? デフォルトの衣装が巫女装束にするとかして。 これなら封印されて石化されていたことの説明も付くし。
ネコ耳がいい・・・(ボソ
ステラたんのメイド服は赤(ワインカラー)…という事はやはり通常の3倍(以下略
56 :
名無しさん@ピンキー :02/10/20 00:32 ID:52rMmWhd
通常の3倍ドジという罠。
58 :
ゆんぞ :02/10/20 01:02 ID:18bCVGGS
>>37 設定ばかりで話として出来ないんでないか?
という危惧だと思いますが、
ほのぼの系として話すること自体が多分初めてなので
そのためのお題と考えて頂きたく。
余り先を考えてもしゃーないと思ってます。
今まで書いたことの無い人に手を挙げて欲しいなあと他力本願(w
実は設定を考えているときが一番楽しかったりする罠
60 :
ゆんぞ :02/10/20 02:17 ID:18bCVGGS
>>36 あ、特にB級パロ否定している訳じゃないですよ。
このスレに沿うようなら適当に弄って貰っても構いません。
自分パロはちょっとアレなんで私自身は手を出さないとしても。
>>50 ほのぼのというか、微妙に可愛い気のあるキャラかきますよね、埴丸さん。
こずえタンもすっとぼけてて良いなあ(笑
>>53 イイ!ていうかクレ!
巨大キツネっ娘タン・・、しかも巫女風。
封印した人間共に復讐を・・って、ここじゃそれはない罠
ちぇ
62 :
名無しさん@ピンキー :02/10/20 04:43 ID:lHvU59zC
狐だったら化けられるよね? でも封印されちゃうって事は結局ドジという事でしょ? 封印されたドジな狐っ娘が封印を解かれ(事故か何かで) 人間に復習しようとして巨大巫女に化けるなんてどうよ? 自分を封印した巫女を悪者にしようとして ところが生来ドジな上に、蘇った世界は遠い未来(現代)という罠 化けたはイイが、元に戻れなくなって一騒動なんてどだ?
なんか昔話ってか,ほのぼの系だね。 ☆さんテイストでストーリー化してくんないかな。 てか,☆さんココ知らないか(グスン
>>63 昨日fkchann氏が普及委員会の掲示板に
ここのことカキコしてたよ。
あとは、来てくれることを祈るのみかな。
2Pカラーみたいだな。
67 :
65 :02/10/20 14:14 ID:XRTRy1Fs
68 :
お手玉 :02/10/20 14:55 ID:DWlJu3UX
やっぱ好きな人ができて、その人をスカート(袴、か・・・)の上でおもちゃにしたり、 摘んだり、手のひらの上で戯れたりは欠かせないでしょう(笑)。 巫女さん服だと袖で戯れたり袂に入れたりも可。 好きな人が相手のときだけお茶目で、それ以外のときは消え入りそうな巨大少女・・・
70 :
名無しさん@ピンキー :02/10/20 17:54 ID:BxneuCG8
同じ材料(設定)で、それぞれの作家さんの競作なんて面白くないか。 設定同じでも違う物が出来てくる、すなわち各作家のテイスト。 たとえば、今俎上に上がっている巨大狐っ娘(巫女さん風) 設定だけ提供してストーリーは各自自由に起こしてもらうとかさ。 Pzさんならパワフルで刺激的な巨大娘に、 ゆんぞさんならノーブルでジェントルな巨大娘に、 ☆娘さんならドタバタとコミカルな巨大娘に会えると思うけど。
>68 ステラ? カワイイ! ☆さんに見せたい! >70 オモシロイと思うけど,みんな乗ってくれるかな? 第一設定って決まってないじゃん,まだ
>>65 >>67 絵のマルチポストははじめて見たよ
街スレがさびれてるんで可哀相だから貼ったって感じもするが
73 :
65 :02/10/20 19:10 ID:yK36ReHB
失礼な行為とは思うが、白兎さんのイラストの作風は
☆娘さんの作品に合うと思ったので、ついやってしまいました。
単なる思い込みかもしれん。でも、マジに描いて欲しいなぁ。
>>72 どっちかっつーと、メインはあっちです。
ここはほのぼの系だから、貼ってもいいかなと思ったんですが。
ウザイなら、今後止めときます。
71よ、レス番間違えてるぞ(笑) 「巨大狐っ娘(巫女さん風)で何か書いてください」でいいんじゃねーの ・舞台は現代日本で ・狐っ娘は石像に封印されていた ・過去には祟りをなしたらしい ・巫女さん風衣装を着用 名前とかサイズとか性格は各自に任せる、どうよ
75 :
74 :02/10/20 19:30 ID:E3ZydCQK
73、くれ…ウザくない! 漏れは歓迎しる
>>73 他のスレにも貼ったことを書いておけば問題はないと思うよ
あっちがメインていうのは
かなり嬉しい
77 :
☆娘 :02/10/20 20:47 ID:Kf8XPwpJ
新スレ開店(?)おめでとうございます。 なんだか大きな藤田まことさんが出てきそうなスレタイトルですね(w ところでなんで、うちのステラはドジがキ−ワ−ドなんだろう? え〜と、私の所為か(w
>>77 早速のご来店、有り難う御座います。
自分の家だと思って、ゆっくりのんびりマターリしていってください。
>大きな藤田まことさんが出てきそう
いえいえ、大きな岡本麗が(笑)
ほのぼの系の巨大娘のストーリーにはコンビになるような 異性の友達…少年を登場させるといいと思う。 今出ている巨大狐娘だったら、 ・石化の封印を解いてあげる(お札を剥がすとか) ・近隣の住民への口利きをしてあげる(この子は暴れたりしませんよとか) …というのはいかがでしょうか?>ALL
80 :
Pz :02/10/20 22:25 ID:ljlTyLjn
なんだか「悪魔君」の巨大娘版を考えていたが、 巨大巫女さんのパートナーはやはり大人の男がいいと思った。 性描写はほのぼの系ではご法度かな。 それはそうと、書きかけの話が四つも・・・。
>>80 >性描写はほのぼの系ではご法度かな。
ムズカシーね。書き方にもよるだろうけど。
面倒なら無い方が。
82 :
名無しさん@ピンキー :02/10/21 01:43 ID:X2BoEbrO
☆娘キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)ノД`)━━━!!!
>>81 軽めのエッチな描写ならあってもいいのでは。
84 :
名無しさん@ピンキー :02/10/21 02:42 ID:Z78wFh1O
逆手にとってHな事しないと巨大化できないとか・・・逝ってきます
えち云々ということはPzさんは巨大狐娘書いてくれる気があるのかな ☆さんはどうだろう 二人の凶作もとい競作なんて期待しちゃうぞ 乱入を名乗り出る勇気のある新人はいないのか
もし書いてくれるなら、ここでUPでいいんだよな。 作品としてまとまってから一気に読むのもいいけどライブ感がホスイ! 連載マンガを週毎に楽しみにしながら雑誌買うようにさ。 コミックスみたくまとめて読むのや読み返したりってのは 完成後に普及委員会あたりに投稿してもらうって事で。
87 :
名無しさん@ピンキー :02/10/21 08:29 ID:fdgXOZPy
何気に最近マルルンが静かだね
88 :
名無しさん@ピンキー :02/10/21 10:55 ID:cxjPZ84m
破壊系とかと違くて、そういう見せ場少ないでそ、ほのぼの系 キャラとストーリーが命のほのぼの系に固定のストーリーで話しを書けってナンセンス こんなキャラ使て、こんなシュチュ(エピゾード)いかがでつか?くらいに留めないと 折角の作家さんの持ち味殺しちゃう、つか作家さんだって楽しくナカロ
>Pz氏 可愛く一人えちぃなんてのなら,むしろ萌えです。
あっ、☆娘来たーーー! 普及委員会の掲示板読ませてもらったけど、意外と表に出てない設定とか有りそうですね。 こぼれ話とか裏話とかあったら教えていただけませんか? ステラはマイ・ベスト巨大娘です。 新作も読みたいけど、ぜひここでの競作考えてください。
91 :
名無しさん@ピンキー :02/10/21 12:15 ID:gC0L2PQQ
皆の衆、ゆんぞさんとこのHPが更新されてますぞ! お帰りなさい☆娘さん、ほのぼのの灯は消えずですな
もし☆娘氏がその時スペアミントガムじゃなくてクールミントガムを噛んでいたら・・・ ステラの名前は「クール」になっていたのかと小一時間 漏れもここでのぅpをキボンヌ ところでここには絵師はおらんのか
看護婦・メイド・OL・巫女・・・GTSはコスプレですか?
96 :
65 :02/10/21 18:49 ID:sHbCwqup
97 :
65 :02/10/21 18:54 ID:sHbCwqup
あ、いうまでもないけどマルチです。
98 :
Pz :02/10/21 21:20 ID:IEHdHs7k
絵描きさん達はどうやら地下活動に転向せざるを得ないようだ。 はー。自己虫な人による圧力は想像以上のようです。 巫女の服装調べようとして、検索した。 いやー、奥が深いね巫女の世界。 袴娘推進委員会って、サイトにはチョト笑った。 向こうも本家見て笑ってるんだろうな。
まあ、2chで名無しで発表する分には楽なんだろうけどな。
100 :
99 :02/10/21 21:35 ID:6p3iLJGY
あ、新人が、ってことね。
101 :
Pz :02/10/21 22:37 ID:IEHdHs7k
私はストレートな反応、意見を聞きたいし、言いたいが。
102 :
☆娘 :02/10/22 00:47 ID:mcWqFU7P
>Pz様 今あらためて友紀子嬢読み返しておりますで〜す! 先ず名前が良い・・・佐藤友紀子、何処にでも居そうな普通のOL。 女神様の本当の名前はなんて言うんだろう? 平凡な名前の普通のOLが狂気の世界に転げ落ちていく・・・怖い。 それにしても戦闘シ−ン凄いね、臨場感というか細かい描写が。 Pzさん、もしかして軍事マニア? 私も人の事言えないか・・・でも私は軍艦、オ−ルドタイマ−が好き・・・未だに大艦巨砲(w 他人の作品読むのって刺激になるなぁ・・・。 ところでPzさんは巫女さん書くんですか?・・・私も参加させてもらおうかな。 次作に煮詰まっているもので気分転換に。 同じ御題で違う答え・・・笑点の大切りかいな(w
103 :
☆娘 :02/10/22 00:48 ID:mcWqFU7P
>>1 様
あんまり向こうに書き込むと五月蝿がられそうだからコチラで御返事(w
ここの人ってみんな真剣に何か作ろうとしているところが凄いですね。
教えてくださって感謝です。
>>65 様
絵、お上手ですね・・・私は絵心まったく無いから(泣
可愛いな・・・メイド服がちょっと私のイメ−ジと違うけど、それは言わない御約束(w
絵描ける人羨ましい・・・。
ステラの隠し設定・・・う〜ん?
エルガという呼び名・・・実はL(Large)−ガ−ルという意味でして。
でも、ステラには内緒です・・・じゃないと精神感応兵器の餌食にされちゃう(w
104 :
ゆんぞ :02/10/22 02:02 ID:OV9OVEsz
>>91 あ、早速有り難うございます。
更新が10時半って、まるでプーですな、俺(笑
進行遅い上にマンネリ感が漂いつつありますが、
まぁボチボチやっていきますわ。
狐巫女モノは...ううむ、余力あるかな.....
105 :
名無しさん@ピンキー :02/10/22 04:44 ID:mcWqFU7P
巫女といえば神社、神社といえば神主、神主といえばゆんぞさん。 やはり巫女モノといえばゆんぞさんを外す訳にはいかないでしょう。 創作後は神社モドキの巫女さんとして就職させましょうよ(笑)
106 :
☆娘 :02/10/22 04:49 ID:mcWqFU7P
↑ ごめんなさい、余所から帰ってきたもので・・・。 コテハン抜けてるは、ageてるは・・・すいません。
107 :
65 :02/10/22 06:31 ID:1/Md3Ll/
>>103 ☆娘さん
あ、あの絵は「美代し野」のお絵描きBBS(らくがき掲示板)にあった
白兎さんの作品を私が勝手に改変したモノ(白兎さん、すいません!)ですので、
お間違いの無きよう(汗
可愛いのは白兎さんの絵柄のお陰ですので。
私にはとても・・・。
私はメイド服には詳しくないので、今後機会があれば調べてみたいですね。
時代設定は19世紀末〜20世紀初頭のようですから、
NHKで放送されていた「シャーロックホームズの冒険」のビデオを
見返せばメイドさん出てくるかな?
何か参考になるモノをお教えいただけると嬉しいです。
108 :
99 :02/10/22 12:08 ID:cBhfuwj/
>>101 >Pz氏
2chって匿名掲示板だから、お互いの顔が見えない分、
忌憚無い意見が言えるかなと思ったんですが。
でもヘタに書くと、絵師さん逃げたりする罠。
これはお互いがイーブンな立場で議論する時の話ですね。
じゃ、やっぱり駄目じゃん。スマソ。
一番の問題はやっぱり自己中な人ですか。(;´Д`)ハァ-3
絵描きさんに対して、一体どんなことするんでしょう?その人たち。
>>102 大艦巨砲主義・・・。いいですねぇ。
そういや超大和級の45口径乃至50口径51センチ砲は巨大娘に効果あるのかなぁ・・・(←バカ)
いっそのこと仮想戦記みたいな設定で、現代を舞台にドンパチな話読んでみたいなあ・・・(←大バカ)
でも超大和級、もし30ノット出たとしても巨大娘からは逃げ切れやしないんだろうなぁ・・・(←激バカ)
やっぱり九七艦攻の41センチ砲用九一式徹甲弾改造800kg爆弾か、あるいは
アブロ・ランカスターでグランドスラムの方がてっとり早いのかなぁ・・・(←逝ってよし)
いやいやいや、いっそのこと現代の非人道兵器、FAEがいいのでH(PAM! PAM!)
...⊂⌒~⊃。Д。)⊃
でも巨大娘にはちっとも効かない罠(泣
激しくスレ違いでデムパ垂れ流しな独り言ですな。スレ汚し失礼。
さらっと流してくれい。
110 :
ゆんぞ :02/10/22 13:13 ID:9Ji7E9sK
忌憚ない「意見」ならばwelcomeですが、 嗜好の相違を批判にすり替えて喚くDQNは勘弁して欲しいです。 他のスレで何度か見ましたが、 そういう奴に限って自身の嗜好を表現できん罠。 絵師さんが隠れる原因にはいくつかありそうですが、 私が聞く範囲では表での活動(not GTS)しか知らない人に 裏の活動(GTS関係)を悟られたくないからとか、 やふぐる転載厨の見苦しい言い分に切れたとか、 際限ないクレ厨対応に疲れたとか、そんな感じみたいです。
111 :
ゆんぞ :02/10/22 13:18 ID:9Ji7E9sK
>>105 うーん、奉納のお申し出は有り難いのですが、
神社モドキはリンク集であって それ以上でも以下でもない
という運営方針で行きたいのです。
しんぷるいづべすと、と。
申し訳ないです。
112 :
109 :02/10/22 14:23 ID:YfP/Rnzo
一応言っとくが。
>>109 はとーっても笑えないけど、単なるネタなんだからね?
「無敵!不死身!!巨大娘スレ」964で晒されたのと同様なイタイカキコなんだよ?引かないでくれよ?>ALL
ウザイと思ったら脳内あぼーんしてね。
あと一応補足。30ノット=55.5km/hな。
113 :
名無しさん@ピンキー :02/10/22 16:29 ID:keNJmd9g
圧倒的少数派たるほのぼの系は、 滅 殺 ! 破壊と残虐こそが、巨大娘の本質であり、全て。
>>113 嗜好の相違を批判にすり替えて喚くDQNは勘弁して欲しいです。
ここなら絵描きさんもノビノビ暮らせませんかね。 わざわざそういうスレにやってきて、嗜好の相違を批判にすり替えて喚くDQNもいないし(笑)
116 :
ゆんぞ :02/10/22 17:40 ID:9Ji7E9sK
あ〜、しもたなあ。 街スレでの笛値氏バッシングやらWintersスレ乱入を思い出したのか 言葉が過ぎていたやうです。暑くなってスマソ。
117 :
82 :02/10/22 18:38 ID:oOpBOj4X
>Pz氏、 ☆娘氏 お二人は宮崎駿氏の作品がお好きだそうですね。 では、氏が18年程前から描いている「雑想ノート」という作品を御存知でしょうか。 これはラジオドラマにもなったし、既に御存知かも知れませんが。 もし未読で、興味があるのでしたら、是非ご一読を。知ってたらすいません。 大日本絵画 宮崎駿の雑想ノート〈増補改訂版〉 2800円 宮崎駿の妄想ノート「泥まみれの虎」 2500円 作品作りの為の、何かの参考になるかも知れません。 もしならなくても、軍事関係の読み物として面白いものですから、お薦めです。
118 :
虹82 :02/10/22 18:43 ID:oOpBOj4X
119 :
99 :02/10/22 20:37 ID:wqXxa1bN
>>110 そういう事情なのですか。
そういったウザイ事があれば、表立った活動をやめたくなるでしょうね。
こういったものは絵描きさんの嗜好の赴くままに描くのが良いのであって、
他の人がリクエスト、意見する時は参考程度になる位にとどめておくべきだと思います。
無論、絵描きさんがリクエストを受け付けるというのならば話は別ですが。
それを自分の好みだけでいちいち批判したりするのなら、
「てめーでやれやゴルァ!(゚д゚)」と思うんですけど。
その絵が気にくわないのなら、自分で気にくわない所を直せばいい。
なんだったら自分の趣味に合うものを創作するべき。
絵描きさんだって昔から努力してきたから、絵が描けるんだし。
最悪、写真やマンガの直トレスでもすりゃいいじゃん。
それができないのなら黙っているべきではないでしょうか。
絵描きさんが労力をかけて描いて、好意で発表したものを何だと思っているのでしょうか。
ましてや別に絵描きさんにお金を払っている訳では無いのですし。
インターネットの接続料ですか?それは絵描きさんも同じかそれ以上でしょうね。
そもそも自分の嗜好の為にネットに接続しているんだから当然の出費ですよね。
「気にくわん」と絵描きさんに文句つける位なら、
それ以後はその絵描きさんの作品には関わらない方が宜しいのではないかと。
120 :
99 :02/10/22 20:38 ID:wqXxa1bN
(続き) 街スレでもあったけど、人の好みは千差万別なんだから、他人の価値観は認めるべきだと思います。 特にこういった性的嗜好の話の場合、まずその人の好みが優先されるのではないかと。 「自分の嗜好はこうだ」と公表するのはいいんですけど、人に押し付けるのはねぇ・・・。 こういった趣味の世界で、しかも商業的なものが無いところで人を批判するのなら、 まず自分で絵なり小説なりを創作して、相手と同じ立場に立つべきではないでしょうか。 と、ここまで書いて、世の中には「意見」を「批判」にすり替えるどころか、 「批判」を「意見」と頭から信じ込む輩がいるのではないかということに気付き、愕然。 それじゃあ何言っても無駄なのかー? 以上、俺の考えはこうです。なんか俺も熱くなっちった。 勘違い&事実誤認等あったらスマソ。あと無駄な長文も激しく御免。 でも街スレの絵描きさんは、人数が少ないということがあるかも知れんが、マターリだ(w
121 :
99 :02/10/22 21:28 ID:/EfSvko3
うーむ。別にどっちか半分だけで良かったか。ウザイスレ汚しスマソ。
122 :
ゆんぞ :02/10/22 21:35 ID:l+/kV5zL
俺が言うのもなんだけど、おちけつ。
123 :
99 :02/10/22 22:10 ID:7x1KNF+w
スマソ。つい・・・。
124 :
☆娘 :02/10/22 22:39 ID:OJCVGSWt
>>107 (65)様
白兎さん・・・ふむ・・・めもめも。
でも嬉しいです・・・。
ここ私のお気に入り
ttp://pine.zero.ad.jp/~zad98677/ ギャラリ−の中の「配達」という絵が特に好き・・・趣味バレバレ(w
ちなみに頭に被っているのがヘッドドレス(日本ではカチュ−シャとも)
ステラ読み返したら両方の名称使っちゃってる(泣
この構図だと手首が見えないけど、当然白いカフスがポイント。
本当は紺系のメイド服が好きなのですが、ステラの場合は一応主役だし、カ−テン地だから・・・。
お役に立てましたでしょうか?
ちなみにグラナダTVのヤツ・・・NHKで放送された故ジェレミ−=ブレットのホ−ムズ、全巻持ってます。
125 :
☆娘 :02/10/22 22:50 ID:OJCVGSWt
>>109 様
大艦巨砲趣味・・・でも大和はあんまり好きじゃない。
日本の戦艦で一番好きなのは比叡。
世界で一番好きなのは英国のヴァンガ−ド・・・主砲古いし、一度も実戦してないけど。
大きいだけの艦は趣味じゃない。
ちなみに仮想戦記モノも・・・都合よく超兵器持ち出して勝った勝ったは嫌。
とか言いながら構想は一つ、昔から温めているんですけど・・・。
あう・・・ネタにネタで応えてしまった・・・スレ違いすみませんです、はい・・・。
126 :
☆娘 :02/10/22 23:03 ID:0BH20hiW
>虹82様 情報ありがとうございます。 持ってはいないけど、パラパラと中見た事はありますよ。 同じ宮崎駿の名探偵ホ−ムズに出てきた英国戦艦・・・タンブルホ−ムが大きくてフランスの戦艦みたい。 虹板って御絵描きの方ですか? 行った事無いし、なんか今専用のプラウザ入れないと見れないとか何とか? そこまで苦労して行こうとも思ってない呑気な私(w 機会があったら作品見せてくださいな。
127 :
Pz :02/10/22 23:11 ID:h3CxDwrx
>☆娘さま。 再度の作品批評ありがとうございます。 実は私、旧軍機とドイツ戦車がかなり好きなもので・・・。 オールドタイマーの艦艇好き。 ステラ中にモニターが出てくるのでなんとなくそんな気がしました。 巨大巫女さん書いてますよ。 ワードをここに載せるにはどうすればいいんでしょうか? >99 真摯な貴兄のかき込み、うれしく思います。 フェチ作品は発表するのも意見するのも難しいですね。 >109 うーん。水平爆撃は当たらないと思う。 99艦爆での急降下爆撃にしないと。
128 :
Pz :02/10/22 23:17 ID:h3CxDwrx
>ゆんぞ様 更新、拝見させていただきました。 巨大な治療師と人間の対比を表現することによる 面白味。 作品世界が完成されているからこその手法と思いました。 貴兄も性描写は敬遠してますね。 ほのぼの系での競作、なんとなくやってみたいのですが・・・。
129 :
Pz :02/10/22 23:21 ID:h3CxDwrx
>82 もちろん持ってますよ! ハンスとドランシのコンビが特にいい! 泥まみれの豚 は、私も戦車に乗っていたことがあるので ちょっと共感。 でも寝れないのは辛いぞー。
130 :
☆娘 :02/10/22 23:33 ID:ppyRLR+f
>Pz様 お久しぶりです。 モニタ−知ってるなんて・・・まさかココでそんな人に会えるなんて思ってもいなかった。 うちは普及委員会の投稿もメ−ルでそのまま送っちゃってるんで・・・はて? その代わり、とっても読み辛いという罠(w >ゆん様 私がこの道に目覚めたのはエリザさんのおかげですのですのです♪ 狐さん・・・導入部分だけ書いてみました・・・後どう落とそうか考えてません(w 洒落です・・・洒落ですからね・・・怒らないで下さいね。 関係ないけど「大切り」は「大喜利」だよなぁって自分にツッコミ・・・。
131 :
Pz :02/10/22 23:35 ID:h3CxDwrx
豚ではなく虎でしたね。 逝ってきます。
132 :
☆娘 :02/10/22 23:40 ID:ppyRLR+f
我が名はイリナ@ 我が名はイリナ・・・暗黒の女王。 永き旅路の果てに、この星に舞い下りし銀髪の堕天使。 破壊と殺戮が我が使命。 幾多の星が我が前に滅び去った。 我が鋼の尾の前にひれ伏せ。 愚かなる人間どもの恐怖と狂気が我が糧。 この封印解かれし時、全ての者に等しく死を与えん。 我が名を恐れよ・・・我が名はイリナ・・・。
133 :
☆娘 :02/10/22 23:42 ID:ppyRLR+f
「・・・今夜半から雨・風とも強くなってくるでしょう。 落雷・突風・洪水・崖崩れ等に御注意ください。 台風は針路を北北東に変え上陸の公算が・・・」 杉の木立がさっきからざわざわと賑やかだ・・・きゅるきゅると木の枝が擦れ会う音が聞こえる。 宮司の神城愉造は渋茶を啜りながら、テレビの台風情報を聞くとは無しに聞いていた。 ガラス窓がガタガタと喧しい・・・後で境内を一回りしなくてはと思う。 何事も無く台風が過ぎ去ってくれれば良いと願いながら・・・。 ごうと風が唸って母屋が揺れた・・・一瞬室内の灯かりが暗くなる・・・懐中電灯は何処にあったろう? 降るというより叩き付けるような雨、テレビの音量が小さく感じる。 遠く雷鳴が轟く・・・湿った空気がびりびりと振動する。 家族は親戚の家に出かけており、さっきの電話では予定の飛行機が欠航になったという。 この天候では無理もない、いま家とそれに続く不二見神社には彼しかいない。 再び雷鳴と突風・・・家が大きく揺れた・・・裏山は大丈夫だろうか? 雷鳴がその間隔を縮めるているようだ、その度に夜の底が蒼白く照らし出される。 粗末なカップラ−メンでの夕食を摂っていると何度目かの突風が家を大きく揺らし、めりめりと音がしたかと思うと今度はどすんという鈍い音がして家が揺らいだ。 どうも杉の木が倒れたようだった。 せっかく家人が出かけている絶好のチャンスだというのに・・・愉造は軽くチッと舌打ちをした。 この状況では、大好きなGTSサイトを覗いて回る事も出来ない。
134 :
☆娘 :02/10/22 23:46 ID:ppyRLR+f
その時一際明るく戸外が光ったと思った瞬間巨大な爆裂音とともに家が震えた。 境内の何処かに雷が落ちたようだった・・・ごろごろというよりがらがらという音がする。 一瞬にして灯かりが消えテレビが沈黙する・・・そして再び灯かりが点く事はなかった。 ぴしっ、という音がして何枚かガラスが割れたようだった。 「音がしたのは狐石の方か・・・まさかなぁ?」 大丈夫だと自分に言い聞かせようと思う反面、不安が首を擡げてくる。 彼は手元に用意しておいた雨合羽を羽織ると、懐中電灯を点し風雨をついて表に出た。 入り口の戸を開けた瞬間、玄関口の物が飛んだ・・・凄まじい風、雨が容赦無く吹き込む。 男の彼が立っている事もままならない風雨の中を彼は狐石を目指して歩き出した。 狐石・・・大昔、土地で悪さを成した狐の妖怪を封印してあると言う巨大な石。 何を馬鹿な・・・と思う反面、彼はこの不二見神社の存在理由こそが、その狐石である事も承知していた。 表に出た愉造は、暴風雨に翻弄され、忽ち下着までぐっしょり濡れてしまう。 境内に杉の古木が一本横たわり、行く手を阻んでいる・・・彼は初めて一人ぼっちの孤独を感じた。 普段なら見える筈の狐石は狭い視界の中で見えてこない・・・彼は焦りを感じていた。 なかなか前に進まない歩みをもどかしく思いながら、それでも進む。 ふと見ると、彼の足下に黒焦げたシメ縄の残骸が落ちているのに気付いた・・・不安は的中していた。 おもむろに懐中電灯の灯かりを狐石の方に向ける・・・ビル程もある巨大な狐石が砕けて割れていた。 辺りには石の欠片が散乱している。 「なんてぇこった・・・」 祟りなど信じてはいないが、後の事を考えると彼は不安になって風雨の中に呆然と立ち尽くした。 その時、嵐の中に雷鳴とは違う音がするのに彼は気付いた・・・どすんどすん・・・まるで大きな足音のような・・・。 愉造は音のする方に懐中電灯の灯かりを巡らせた。 そこで彼が見た物は・・・。 「・・・バッ、バケモノ!・・・」 彼は気を失い、その場に倒れた・・・。
135 :
☆娘 :02/10/22 23:53 ID:ppyRLR+f
取り敢えずココまで・・・だと、全然ほのぼのじゃないねい? でも、元々私自分がほのぼの系だとは思ってないんだけどなぁ? さてこれをどうほのぼのさせるか・・・。 さあ、引っ込みがつかなくなった・・・やるしかない(w >Pz様 あや・・・本職の方だったんだ・・・道理で凄いリアル感。 もしかしてPzって、パンツァ−の意?
136 :
Pz :02/10/23 00:22 ID:9zJuo8E3
>☆娘様 そうです。TKにしようかと思ったのですが。 ひー。ワードの貼り付け方がわからん。 ライブ一騎打ちだと言うのに。
137 :
ゆんぞ :02/10/23 00:52 ID:2sIcJhZC
>>68 お手玉さん
ども、挨拶忘れてました。
なかなかご希望に添えなくて申し訳ないです(笑)。
>>128 Pzさん
破壊抜きで巨大感を出すため、こういう一寸したところでの
対比とか描写に力を入れてます。ソレヨリ ハナシヲ ススメロト....
性描写はなんとなく避けているウチに 書きにくい雰囲気が
出来てしまったような感じです。初めての駄文ですので。
>>130 ☆娘さん
うお、まぢすか。お世辞でも照れちまいます。
>>ALL
人に仇なす妖狐でどうやったらほのぼの系になるのかと
小一時間自問自答しているうちに、
それっぽいプロットが出来かけてしまってたり(汗
遅筆ですので、期待せずにお待ち下さい。
138 :
ゆんぞ :02/10/23 00:55 ID:2sIcJhZC
>>133-134 なんかさらに照れますです(笑
現実の私はいわゆるモバイラーなので、多分電源が切れても(以下略
>>136 ワープロから直接コピー&ペースト、
もしくは「ファイル」→「名前を付けて保存」でテキスト形式で保存し、
それをメモ帳で開いてコピー&ペースト。
ってのでどないでしょう?
☆娘さんがむばれ
まずは白状します。65、109は実は虹82です。
いちいちコテハン使ってカキコするの面倒だったんで・・・すいません。
>☆娘さん
>>124 >「伯 爵 夫 人 の 昼 食 会」
ありがとうございます。
これは漫画家の方のサイトのようですね。
なるほど、これは参考になります。
ぢゃ、早速あの絵を改造・・・(PAM!)
>ステラ読み返したら両方の名称使っちゃってる(泣
ああ、そういうことだったのですか。読んでてちょっと気になっていたのですが。
>ちなみにグラナダTVのヤツ・・・NHKで放送された故ジェレミ−=ブレットのホ−ムズ、全巻持ってます。
私はNHKで放送されたものをビデオ録画したもののみです。しかもまばらな感じだし・・・。
故ジェレミ−=ブレット氏のホームズは、映像作品としては一番リアリティを感じます。服装とか。
といっても他のはあまり見てないので、そんなこと言えた口じゃないんですが。
>>125 ネタにわざわざレスありがとうございます。
超大和級は、実現すれば世界最大の戦艦になったであろう事からチョイスしました。
別にアイオワ級とかでも良かったんですけどね。つかそっちの方がよっぽど現実的ですけど。
そんな事書いておいて、私艦船関係は割と浅い知識で、そう詳しくはないのですが、
ヴァンガ−ドとは第二次大戦中に造られた史上最後の戦艦にも関わらず、
主砲は他艦のお古で済まされ、あげくの果てには戦後にビスマルク役で映画に出演した艦でしょうか?
うろ覚えなので、見事に記憶違いでしたらすいません。
比叡といえば金剛型。金剛と言えばイギリス・ビッカース社ですね。
☆娘さんはイギリス好きな方のようですね。特に比叡と仰るのは、細かい艤装や改装の違いによるものでしょうか。
私は、大和は好きな方です。46cm砲艦としてはコンパクトな艦体、換装するのが大変な機関、被弾すると恐ろしい副砲等、
日本海軍の最高の技術と、とてつもない無茶が詰まった感じで(歪んだ愛情だなぁ)。
>仮想戦記モノも・・・都合よく超兵器持ち出して勝った勝ったは嫌。
ああ、それは場火葬戦記小説ってやつですね。私はどっちかというと、
「地獄のような戦場」とか、「戦術的に勝っても負け戦」というのに燃える方です。
あと細かい描写がある作品も。
佐藤大輔先生の「レッドサンブラッククロス」や
梅本弘先生の「ビルマの虎」「逆襲の虎」「ラストブリッツベルリン1945」といった作品が好きですね。
>Pz氏
>>127 あう。ネタに冷静に突っ込まれてしまった。
まぁ、私の考えを述べてみるならば、二五番とか、通常爆弾とかじゃ役不足かな、と思いましたんで。
で、九七艦攻で徹甲爆弾かなと。水平爆撃による命中率の低さは、
対艦攻撃みたいに多方向からの飽和攻撃と月月火水木金金の激しい訓練による錬度で、
って現代を舞台にって設定はどうした(バカ)
現用兵器であればレーザー誘導爆弾とかがあるから、それを改造するなりしてやっぱり飽和攻撃でしょうか。
実際そんなことしたら周辺地域への被害は甚大でしょうけど、その辺はいろいろと理由を付けられましょう。
後はFAEとか、現有するいろいろな兵器をどう使うのか。
「破壊神 友紀子」の続編では米軍も相手になりましょうから、Pz氏がそのあたりをどのように書くのか、
ってそれが目的の小説じゃないと何度言ったら(以下略
>>129 あ、やっぱり持っていらっしゃいましたか。
私は戦車には乗ったことはないので戦車の運用が如何に大変かは、
これらの作品や、戦記小説の記述から想像するしかありませんが、
ティーガーを指して「卵の上に乗った鋼鉄の箱」とは分かりやすい言葉です。
また、戦争での兵士の日常がどういったものか、という宮崎氏の妄想は、
こういった創作にはとても役にたつものだと思います。
いや、そこまでこだわらなくてもいいような気もしなくもないですけど。
つか、いつからこのスレは軍事板になりましたか(w
すいません。長々とスレ違いな話で。でも微妙に作品作りの話に絡めてある罠。
144 :
Pz :02/10/23 05:53 ID:TzfDWjJS
木々の葉をさわさわと揺らす、夏の朝の風。 突き抜けるように青く晴れ渡った空には大きな入道雲が立ち上がっていた。 青々とした田んぼの稲は風が吹くたびに波打ち、木々の葉には朝露が きらきらと光る。 山郷の夏の朝はすべてが光り輝き、命の躍動を感じさせた。 「この道の先を行ったところに・・・」 功一は一人、森に続く道を歩いていた。 砂利道に生える夏草の葉が露を蓄え、功一のスニーカーをぬらす。 つい先日、母親に買ってもらった新品のスニーカーが汚れることも 気にしていない。 今年小学6年生になった源田功一は、この夏休みに両親と 妹の家族四人で父親の実家に帰郷している。 不慣れな枕と旧家独特のにおいの中、功一は毎晩同じ夢を見ていたのだ。 光るような夏の朝日の中、森に続く道を歩く功一。 森に入り、朝日が遮られひんやりとした森の冷気が彼を包むとき、 功一の目の前に美しい巫女が立っているのだ。 功一はその巫女を見ると何か懐かしく悲しくなっている。 夢の中で泣き出しそうになる自分。 「悲しまないでください。ようやくあなたと再会できるのですから。」 美しい巫女はそういって微笑み、立ち尽くしたままだ。 功一は巫女に近づく。功一の背丈の倍はありそうな巫女。 いとおしそうに見下ろす巫女の優しい笑顔。 夢はそこで終わる。
145 :
Pz :02/10/23 06:00 ID:TzfDWjJS
夢はそこで終わる。 まだ夜の涼しさを残す夏の朝の風。 突き抜けるように青く晴れ渡った空には大きな入道雲が立ち上がっていた。 青々とした田んぼの稲は風が吹くたびに波打ち、木々の葉には朝露が きらきらと光る。 山郷の夏の朝はすべてが光り輝き、命の躍動を感じさせた。
146 :
Pz :02/10/23 06:03 ID:TzfDWjJS
図工の宿題である風景画を描くために、画板と水彩絵の具、画材を もって実家の裏山に朝早く入っていった功一。 祖母がその早起きをほめ、母親に内緒でハンバーグとトースト、 それに家では滅多に飲ませてもらえなかったコーヒーを出してくれた。 朝からの好物に喜び驚き、それをあわててかきこみ旧家を飛び出してきたのだ。 暫くは山へと続く一本道を、夏の朝の美しさに驚きながら歩いていった。 そしてとうとう毎晩夢で見た森の道に出くわしてしまったのであった。 功一の胸の中に不安と恐怖が渦巻く。森の中に消えてゆく道。 功一はその先に足を踏み入れる。 明るく強い夏の朝日がさえぎられ、ひんやりと森の冷気が功一を包んだ。 森の匂い。早起き鳥のさえずり。 日のあたる山の斜面ではもう油蝉が鳴き始めている。 画板と画材を持ったままの功一はその顔をひょい、と後ろに向けたとき、 そこには夢の中に現れた巫女が立っていた。 「うわー!」悲鳴をあげ、画材を放り出す功一。腰を抜かして地べたに 座り込んでしまった。 その様をみて、やさしく微笑む巫女。 背は高い。夢の中と同じく功一の頭が、巫女のおなかぐらいの高さだった。
147 :
Pz :02/10/23 06:05 ID:TzfDWjJS
黒く澄んだ瞳が美しい切れ長の目。色白の肌に、小さな口に赤い唇。 腰まである長い黒髪は首の辺りで結ばれ、垂れ下がっている。 漆黒の髪は風を受けてさわさわと音を立てている。 真っ赤な袴と純白の白衣、腰には帯代わりの紐を巻いている。 年は20代中盤であるクラス担任の女先生と同じくらいか。 「ようやくお会いできました。懐かしく思います。」 満面の笑みを浮かべ、巫女が言う。 功一は恐怖で声も上げられない。 「あなたはだれですか?」 かすれ、震える声でそういうのが精一杯だった。 「あなたの妻です。」 いとおしそうに功一を見つめる巫女。 「妻?あの、お名前は?」 やさしく微笑む巫女を見て、少し安心した功一は彼女に質問をする。 「私?私はすず。」 簡潔に答えるすずと名乗る巫女。 功一はやっと立ち上がると、じっとすずを見つめた。
148 :
Pz :02/10/23 06:08 ID:TzfDWjJS
妻・・・。奥さんという意味だろう。 身長も倍なら年も倍ぐらいかな・・・。 そんなことを考えながらすずの顔を見上げる功一。 そっとすずが右手を差し出し、功一の手をとった。 異変が起こったのはそのときだった。 山から鳥の声がしなくなり、明るかった夏の空が一気に曇りだしたのだ。 すずの顔が一気に険しくなる。 「ようやくお会いできと思ったら、もう悪鬼たちがやってきたわ。」 どしーん、と地響きが聞こえたのはそのときだった。 めきめき、と、木が倒れる音、バキバキと枝の折れる音。 何か巨大な生き物が近づいてくる。 功一はまたしても腰を抜かす。 「そこでじっとしていてね、功一様!」 すず、と名乗る巫女はそういうや森の中に走り入った。 そして地響きがすぐ近くに聞こえたとき、功一は特撮番組に出てくる怪獣の様に 巨大な女性の姿を目にしたのだ。 山の木々を軽くまたぎこす巨大な女性。 身長は50メートル近くあるように見えた。 金色の髪に、青い瞳。真っ白な肌にピンク色の唇が映える。 大きな胸は毛皮で作ったような布で覆われ、功一の実家より大きなお尻も同様の 生地に包まれていた。 「見つけましたよ・・・。武様。」 森の木々をなぎ倒し、大きな足跡を柔らかな地面に刻みつけ、 青い瞳をした巨大女性は大またを開いて功一を見下ろした。 「さあ、私たちの国に帰りましょう・・・。」
149 :
Pz :02/10/23 06:20 ID:TzfDWjJS
やっぱり推敲しないとなー。
150 :
虹82 :02/10/23 07:46 ID:m5VY0CAs
>☆娘さん
>>141 で私、誤解されそうなこと書いてますけど、
別にヴァンガ−ドという艦をけなしている訳じゃありませんので(汗
時代に翻弄された悲運の艦なのだと思っております。
私の記憶が正しいのであれば、の話なんですが。ほんと自信無い・・・。
>Pz氏
おおっ、Pz氏も新作発表ですね!
いや、皆さんの勢い、とても凄いです。頑張ってくださいね!
さて、さんざんっぱらスレ違いやったことだし、私も逝ってくるか。
151 :
名無しさん@ピンキー :02/10/23 08:14 ID:7XC2vCgU
巨大狐娘競作,何だか☆娘さんとPzさんのスタンスが逆転してるよ〜な と思たらPz狐,最後で(現在の)祭りの予感 巫女さんも巨大化して(もつろん裸?)ウルトラファイトかな 相変わらず緻密な表現&描写は健在でつね ☆狐は何だかガメラの冒頭部分みたいな始まりだけど,思いっきり裏切られるという罠? もつろんソレを望んでいるんだけど(笑 完成したら巨大娘普及委員会にうpキボン ガムバレPz・☆,そして後に続く人達
152 :
☆娘 :02/10/23 11:24 ID:cOd1bJTk
我が名はイリナA したしたした・・・したしたした・・・何か生暖かい物が愉造の顔を撫でる。 何だ?・・・目を開けて、愉造は腰を抜かした。 彼が気を失う前に見た物・・・それは巫女服を着た銀色の髪の巨大な少女だった。 その少女が、今彼を自分の掌の上に載せて、舌で彼の顔を舐めていた。 如何に彼が家族に内緒のGTS趣味とは言っても、これに驚かない訳が無い。 食われる・・・彼は咄嗟に思った。 少女の掌の上で後ずさりする愉造・・・しかし、少女は彼が息を吹き返したのを見ると嬉しそうに笑った。 「大丈夫かの?」 幼さを残す声が彼にかけられた・・・図体に似合わず可愛い声だ。 「言葉が解るのか?」 「馬鹿にしたものではない」 「お前は・・・一体?」 「わらわか?・・・わらわはイリナじゃ」 イリナ・・・愉造は、その名前を聞いて驚いた・・・神社に残る古文書にある祟りを成し、狐石に封じ込められた妖怪の名前・・・いや、妖怪というよりエイリアンだ。 しかし、まさかこんなにでかいとは! 彼は嬉しい悲鳴を上げている自分に気付いた・・・この真性め!
153 :
☆娘 :02/10/23 11:26 ID:cOd1bJTk
「ところでヌシは何と申す?」 「はあ・・・この不二見神社で宮司をしております、神城愉造と申します」 「愉造・・・ゆんぞじゃの。 ところでここは何処じゃ? 不二見神社とは聞き覚えの無い社じゃの?」 そういうとイリナと名乗った巨大巫女は耳を垂れた・・・一見人間と変わらないが頭の上に二つの尖った耳が飛び出している・・・後ろではたはたしているのは尻尾か? イリナに不二見神社の記憶が無いのは当たり前だろう・・・何しろ、この神社は彼女を狐石に封印してから建てられたのだから・・・大昔にはここには牟鏑神社という小さな社があった事になっている。 しかし古文書に書かれている妖怪とは随分勝手が違うな? そもそも何で巫女服着てるんだ・・・日本語喋るのも解らん・・・随分古風な喋り方だけど? 黒目勝ちな瞳をくるくるさせて尻尾を振る少女・・・なんだか犬みたいだ、凶悪なエイリアンには見えない。 気がつくと既に夜は明けていた・・・嵐も止んで、台風一過の抜けるような青空に少女の巫女の装束の赤と白が絶妙のコントラストを見せている。 ところでさっきからイリナが鼻をヒク付かせているのが気になる・・・やはり自分を食べるつもりなのか? 「良い匂いじゃ・・・油揚げの匂い・・・堪らぬのう・・・腹が減ったのう・・・」 それはうちの親戚が神社の石段の下で営む豆腐屋「稲荷屋」の油揚げを揚げる油の匂いだった。 狐の妖怪を退治してから、油揚げはこの土地の名物となっており、稲荷屋は豆腐屋の傍ら由緒正しい油揚げを売る店として名が通っていた・・・やっぱり狐は油揚げが好きなのか? イリナは目を輝かせて、喉を鳴らしながら生唾をごくんと呑み込んだ。 「油揚げは御好きで?」 「好きじゃ、大好きじゃ!・・・じゃが・・・」 涎を垂らさんばかりのイリナ・・・しかし、その瞳が一瞬曇った。
154 :
☆娘 :02/10/23 11:31 ID:cOd1bJTk
「・・・許さん・・・もみじの奴・・・絶対に許さん! 友達だと思っていたのに・・・油揚げの中に痺れ薬など入れおって・・・ ああ、何だか腹が立ってきた・・・むかちゅく・・・絶対に許さんぞ!」 そういうとイリナは足下の自動車ほどの大きさの岩の破片を踏みつけた・・・岩は脆くも砕け散る。 いくら可愛い顔していても、その身の丈は4〜5階建ての建物ほどもあるのだ。 もみじ・・・なんだか聞き覚えがある名前だなぁ・・・確かイリナを狐石に封印した巫女の名前が、もみじ・・・ 稲荷屋の御先祖様の名前だった様な・・・。 「・・・復讐じゃ・・・人間どもに復讐じゃ・・・もみじめ、わらわの神通力で人望を集め社も大きくしてやったというのに・・・許さんぞ・・・ 幾多の星々を恐怖に陥れた我が力、目にもの見せてくれる・・・愚かな人間どもを恐怖のズンドコに叩き落としてくれるは! コ−リアン(イリナの星の人間の総称らしい。 間違ってもキムチの国の事ではない)の恐ろしさとくと見るが良い!」 イリナは愉造を右手に載せたまま左手を顔の前に持っていき、ゆっくりと上げ始めた。
155 :
☆娘 :02/10/23 11:33 ID:cOd1bJTk
大魔神・・・愉造の頭に、そんな三文字が浮かんだ・・・怒りの形相が現れる・・・のか? が・・・そこに現れたのは切れ長の涼し気な瞳の、緑の黒髪の少女・・・怒りではなく、薄ら微笑んでみせる。 「どうじゃ?・・・もみじに見えるかのお〜?」 だから俺、もみじさんの顔知らないったら・・・でも、この顔・・・何処かで? 「・・・化けられるんですか?」 「化けるとは人聞きの悪い・・・変身と呼んで欲しいのお。 我らコ−リアンの体は半分幽体じゃからの・・・ これくらい朝飯前じゃ・・・いや、本当に朝飯前じゃが・・・腹減ったのう・・・すまんが、ちと降りてくれるか・・・ 先ずは腹ごしらえを整えて、それから破壊と殺戮のテンコ盛りじゃ! もみじの顔で暴れまくってくれるは・・・これで今度はもみじが悪者じゃ・・・ふふふっ、楽しみ楽しみ・・・」 そういうとイリナは愉造を境内に降ろし、彼に軽く手を振ると石段を使わずに一気に下界へ跳んだ。 巨大な少女が街中で暴れ回る・・・彼の趣味ではあるが・・・。 だけど、何処かで見た顔だよな?・・・相変わらず耳と尻尾が付いていたけれど・・・誰の顔だっけ? その時石段の下からどす〜んという大きな音が響いてきた・・・イリナが着地した音だろう。 腹ごしらえって・・・何を・・・油揚げ・・・稲荷屋・・・あっ!、その時彼は変身したイリナの顔が 誰に似ているのかを思い出した・・・。
156 :
☆娘 :02/10/23 11:34 ID:cOd1bJTk
取り敢えず暇を見つけてUPだけ。
157 :
99 :02/10/23 12:37 ID:EY+YFt6P
ウザイかもしれんけど、も一回ね。 俺のいってることは、綺麗事じゃないか、とも思います。 自分だって気付かずにそういった事をやってるかも知れないですし。 やはり、人の性格はそれぞれだから、他人のことが解らない事は多いでしょう。 また、こういった性的嗜好の場合は、あまり理性が効かない人もいるのかもしれません。 俺の考えすぎなのかもしれませんが。 いろいろ考えてみると、改めて難しい問題だと思う。 絵描きさんにも、ある程度の割り切りは必要なのかもしれないですね。 サイトに発表する以上、転載はあって当たり前、とか。 厨な人から何言われても柳に風、な態度を取るとか。 相手の発言をあらかじめ見越しておいて予防線を張る、とか。 趣味の世界で嫌な思いは、誰もしたくないでしょう。 少なくとも、これからでてくる新人の人は、 先人の艱難辛苦を肝に銘じ、それ相応の覚悟をするといいのではないかと思います。 あれから考えてみたことをつらつらと書いてみました。あくまで、俺の考えはこう、ってやつなんで。 じゃ、そういうことで。
158 :
99 :02/10/23 12:53 ID:ulOB3Lbr
>>127 Pzさん
>真摯な貴兄のかき込み、うれしく思います。
ありがとうございます。
俺の意見が何かの参考になればいいんですが。
いきなり180度方向転換みたいな話の展開。 相変わらず振り回される楽しさ。 「イリナ」は「いなり」のアナグラムかと言ってみるテスト。
160 :
名無しさん@ピンキー :02/10/23 15:25 ID:iFPDJU4H
イリナたん、お約束で大ボケこいてますな メイドさん・巫女さん、コスプレ街道まっしぐらな☆娘 この方のお話は会話形式でお話が進んでいくんで描写が甘いように言う人いるけど的外れ 台詞こそが命だと思う 逆に感情移入しやすいし描写がくどくない それこそが☆娘の持ち味だと思う
色々言おうとすると文が変になるので、「good job!」で済ませてみるテスト。
「巨大な女の子が街を… 」スレ、鯖移転に伴ってかしらんが、 落ちた・・・。
☆娘さん、Pzさん、 お二人の作品が一緒に読めるなんて・・・ つづきが楽しみです。
166 :
Pz :02/10/23 21:46 ID:4Ja/1XfR
>☆娘さま いや、やはりキャラクターつくりが上手ですね。 ところで、「ダークブルー」は見に行きますか? RAFは興味ありません?
ココを覗く度に、自分の駄文っぷりが身に染み入りますわ。
168 :
Pz :02/10/23 23:16 ID:4Ja/1XfR
さあ、私たちの国に帰りましょう・・・。」 そういうや、巨大な金髪の半裸女性はゆっくりとひざを折り曲げ 腰をかがめた。 両膝が地面につく。太股が押し広げられ、ぐっと横に広がる。 短い毛皮のスカートは大きく広げられたお尻によって 足の露出度を最大限に引き上げた。 功一の東京にある一戸建て住宅とほぼ同じ大きさの乳房を包む 毛皮のブラジャーは、巨大な金髪女性が屈みこむことにより ピン、と張り詰める。 功一は目の前が真っ暗になる。気を失う寸前なのだ。 地面につけられた巨大女性の両膝が、重心を代えたときにであろう、 ぐっと一メートルは沈み込む。 大きな女性の真っ白な手が目の前に迫る。 功一は腰を抜かしたまま、その巨大な指に摘み上げられた。 「お帰りなさい。タケル様。」
169 :
Pz :02/10/23 23:18 ID:4Ja/1XfR
流暢な日本語を話す、金髪碧眼の巨大女性。 手のひらに乗せられ、巨大女性の顔の前まで運ばれてしまった。 女性の金色の髪はしっとりとして重たく、金色に輝く。 濃いブルーの瞳は、功一をじっと見据えピンク色の唇がきゅっと曲がった。 しかし、その目はすずと名乗る巫女と同じほど、優しさに包まれていたのだった。 手のひらに功一を乗せ、巨大な金髪女性は立ち上がる。 功一は急激な動きにより、体を女性の手のひらに押し付けられた。 地響きを上げ、森の木々を踏み倒しブロンドのしっとりと重い髪をなびかせ 碧眼の女性は歩き始める。 功一が目の前に認めた黒く歪んだ空間。碧眼のブロンド巨大女性が その空間に歩み寄った時、功一はまた信じられない光景を 目の当たりにする。 「功一様を帰しなさい!この悪鬼め!」 山々を震わす大音声がとどろく。 功一はブロンドの巨大女性の手の上から半身乗り出し、ちょっとだけ 予想していた事態を目の当たりにした。 そこにはやはり身長50メートルほどに巨大化したすずが、 巫女の服装のまま森の木々を踏みつけながら立っていたのだ。
170 :
Pz :02/10/23 23:21 ID:4Ja/1XfR
ブロンドの巨大女性の表情がこわばる。 「悪鬼とはよくいってくれるわね!この女狐め!」 これまた山を震わす大音声。 功一は両手で耳をふさぐ。 ズシン、ズシンと地響きを上げ、すずはブロンド女性に歩み寄る。 「功一様を返しなさい!」
171 :
虹82 :02/10/24 00:15 ID:Y80tCYAU
172 :
☆娘 :02/10/24 01:07 ID:czNbWp3d
>虹82様 もしかして私の趣味に合わせてくれました? カラ−(襟)が変わって、カフスが付いて・・・とってもメイドさんしてるわぁ・・・。 ありがとう、大切にします! 紺バ−ジョンまで・・・今夜は良い夢見られそう(w なんだかステラに会いたくなった・・・。 最後だなんて言わないでくださいよ〜(泣
173 :
☆娘 :02/10/24 01:25 ID:czNbWp3d
え〜とですね、オホン! 英国戦艦ヴァンガ−ドはですね、完成は戦後だったんですよ。 空母に改造されたハッシュ・ハッシュクル−ザ−のカレイジアスとグロ−リアス、 この2艦の15インチ連装砲塔を積んで合計8門の武装でした。 完成当初から「大叔母の入れ歯を付けた新戦艦」と揶揄されましたが、 後年のNATO軍の演習では荒天下、他国の艦がモタモタと走る中、颯爽と乗り切ってみせたそうです。 比叡は大和建造にあたって大和級の艦橋のモデルとして改装されました。 後部主砲塔を1基降ろして練習戦艦として活躍した時期もあり、日本国民にはなじみ深い艦です。 空母に随伴できたのも最長老の金剛級、空母あるところに金剛級あり。 大和は鈍足で置いてきぼり・・・。 ジェレミ−のホ−ムズ、私も彼のホ−ムズが一番だと思います・・・色々見比べても。 元々ホ−ムズって人物は、あまり人に好かれるタイプの人じゃない、いわば変人。 でもジェレミ−の手の動き、指の動き・・・艶めかしくて好き。 グラナダTVのホ−ムズはまた、原作に忠実ですからね、うん!
174 :
虹82 :02/10/24 01:28 ID:12EQSoTt
>>172 ☆娘さん
>最後だなんて言わないでくださいよ〜(泣
あ、いえ、とりあえず今回のうp分で納得いったんで、
一連のシリーズ(マルチポスト含む)は終わり、と言う事なんですけど。
>紺バ−ジョンまで・・・
それが白兎さんのオリジナルの絵です。
但しサイズを、私が改変した絵に合わせました。
ブラウザで変遷をお楽しみ下さい。
喜んでいただけて嬉しいです。ぜひ大切にして下さい。
175 :
☆娘 :02/10/24 01:42 ID:BON2zdV6
イリナ・・・いなり・・・バレバレですね(泣 やっぱりシリアスにはなれないの〜私♪ 某神主さんには無断で頑張ってもらってます・・・いや、オモチャにしてる? >Pz様 オチどうするんですか・・・って、この人にオチを求めちゃいけない。 Pzさん所の巨大っ娘達が劇団四季なら、うちの娘達は吉本だもんなぁ(泣 ダ−クブル−・・・ごめんなさい・・・知らないんです。 >juuroku様 オチどうしましょう・・・って引っ張るなあ〜私。 何か良いアイデアか、お好みの結末ありますか?
船は女性名詞に分類されていますから、 戦艦なんかは全身200mを越える娘さん・・・ と言えなくも無いかも。
177 :
☆娘 :02/10/24 02:00 ID:BON2zdV6
>>176 ロマンチストですね・・・戦艦に限らず船はみんな可愛い女の子です。
英国の艦船に冠されるH.M.Sは「ハ−・マジェスティ・シップ」(スペル忘れた)
つまりは女王陛下のお船ですからね。
え〜と、忘れてた・・・友紀子嬢の絵見せていただきました。
どっちにレスしたら良いんだろう?
絵も素晴らしいけど原作も素晴らしいということで・・・一つご容赦を。
巨大感と肉感が凄い・・・絵を見ながらもう一度原作を読もう・・・。
>>175 う〜ん。☆娘さんの考えた結末がおいらのお好みの結末です。
ってのじゃ駄目ですか(汗
やはり、ゆんさん、いや愉蔵さんに体を張って止めて貰わないとね(w
最初は悪魔くんとメフィストのような関係になるかと思ってたんですが、
うしおととら風もいいかも知れませんね。
グラナダTVのホームズ、私も好きです。海外ドラマ好きなんで。
四つの署名あたりまでは毎回見てましたね。
その後はビデオに取り貯めるばかりになってしまって(汗汗
たしか、重度のコカイン中毒になったホームズをフロイトが治す
とゆう映画もありましたよね。
179 :
虹82 :02/10/24 03:12 ID:ozksR405
>>173 ☆娘さん
>英国戦艦ヴァンガ−ドはですね、完成は戦後だったんですよ。
ご教授ありがとうございます。
武装こそお古でも、最新鋭艦だけに性能が良好な、いい艦だったのですね。
戦局が有利になったから工事の優先順位が下げられた、とかいった事情はあったのでしょうか?
>比叡は大和建造にあたって大和級の艦橋のモデルとして改装されました。
なるほど、近代化改装にそういった違いがあったのですね。
実際の話、大和級を造るよりは、防御を強化しつつも高速性を重視した、
金剛級の代艦たる高速戦艦を建造した方がよっぽど活躍したかも知れませんね。
ヘンダーソン飛行場に対する艦砲射撃とかを見ても。
時代は大艦巨砲主義全盛で、航空機が未だ明確な脅威と見なされていない時期だけに、
そういった判断が日本海軍上層部でなされる可能性は相当低いと思われますが。
>ジェレミ−のホ−ムズ、私も彼のホ−ムズが一番だと思います・・・色々見比べても。
あのシリーズは、グラナダTVの開局何周年とかの記念作品として作られた、と記憶しています。(勘違いかも知れませんが。)
それだけに原作へのこだわりが凄かったと思います。ホームズを生み出した国だけに、下手なものは作れないですし。
そういえば一般におけるホームズ像というのは、アメリカの映画会社の仕業だったのでしょうか?
これまたうろ覚えなので確信は持てないのですが。
>>177 ありがとうございます。まあ、アレも元絵のあるやつなので、
そこは元絵の功績ということで。
新作、いいですね!
>>154 の「むかちゅく・・・」に萌え〜。
イリナは怒るとそんな言葉づかいになるという設定ですか?
とにかく、結末を楽しみにしております。
180 :
Pz :02/10/24 07:22 ID:dvsJIS9B
>☆娘様 オチ、私も考えていない。 破壊なし、残酷描写なしでいこうと思うので どたばたコメディー風にしようと思うけど。 私の作風からすると中途半端な結果になりそうです。
182 :
マルルン :02/10/24 19:13 ID:+wlDaetM
ほのぼの系じゃないんですけど My name is a crossing. Koji. I t is the third grader who goes to S junior high school for about 30 minutes from a house. Since a certain day and I were called to the younger generation's 玲於奈, I went to the homemaking course room. I got Cookie from 玲於奈 there. I who was the Japanese butterfly ど誕生日 decided to return to Cookie 持って家 got from 玲於奈. However, since he has forgotten lunch and had been hungry, Cookie was eaten. Since he wanted to have come to go to a toilet, it went into the nearby thicket. Then, all the things of why and the surroundings were large. Then, I invented, when he was small. I remain as it is. an about 2cm small living thing -- と -- it has become The grassy place until [ whose ] was a free thicket had become like a wood a while ago. I decided to walk and return to a house, since it was about 10m distance generally. The things which are even now were only glasses for show at a school uniform and 木刀.
私の名前は交差です。麹。
Iつのtは家からS中学校に約30分間行く、3年生です。
ある日および私がより若い世代の玲於奈に呼ばれたので、
私は家政コース室へ行きました。私は、玲於奈からCookieをそこに得ました。
日本の蝶ど誕生日だった私は、玲於奈から得られたCookie持って家に戻ることを決定しました。
しかしながら、彼がランチを忘れて空腹だったので、Cookieは食べられました。
彼がトイレへ行くように来たかったので、それは近くの茂みに入りました。
その後、すべてのもの、なぜ、また、環境は大きかった。
その後、私は発明しました、彼が小さかった時。私はそのまま残ります。
約2cmの小さな生き物(と)それは草深い場所になりました、まで[誰の、自由な茂みだった]森のようにしばらく前になりました。
私は、それが一般に約10mの距離だったので、歩き家へ返ることを決定しました。
今さえあるものは学校制服および木刀のショー用眼鏡だけでした。
>>182 わざわざ自動翻訳にかけたのかい?嫌がらせかね?キミは。
オレモナー。
『FAE(Fuel Air Explosive) 燃料気化爆弾』
アメリカは、燃料気化爆弾と呼ばれる、恐るべき破壊力を持った大量殺戮兵器を開発・配備している。
燃焼性の非常に高い液体状態の燃料を詰めた容器を投下し、目標近くで破裂させ、広域に液体燃料をばらまく。
この燃料のミストが空気と混合された時点で、時間差で点火、爆発的な燃焼を起こさせるというものである。
その延焼効果を伴った破壊力はすさまじく、TNT等を使った通常の炸薬よりもはるかに大きい。
核兵器に次いで威力のある兵器とされている。
この爆弾が爆発すると、衝撃波によって地上の構造物はことごとく破壊され、数km四方が火の海となる。
さらにその激しい燃焼によって周辺地域では急激に酸素が奪われる。
たとえ、塹壕や地下に隠れていたとしても、数km以内に存在する人間は高温の炎と窒息効果によってことごとく死に至る。
また、酸素の減少と凄まじい上昇気流によって生じた急激な気圧低下は、内臓破裂等を引き起こす効果があるとも言われている。
気化爆弾には、いくつかのタイプがあるが、最大のものでは、その効果範囲は半径8kmである。
あまりに強力すぎるため、燃料気化爆弾は国際的に禁止すべしとの声もあがっているが、アメリカは断固拒否しているようだ。
改めて調べてみると、こんな無茶なもの、とても小説には使えやしません。禁じ手ですな(汗
Pz氏、すいません。
>>143 のカキコは無かったことにしてください・・・。
『役不足』
「その人の力量に比べて、役目が軽すぎること。」
>>143 の「二五番とか、通常爆弾とかじゃ役不足かな、と思いましたんで。 」は誤用。
「能力不足」が正解。
以上、補足と訂正です。鬱だ死のう。
186 :
マルルン :02/10/24 23:02 ID:V2jBtg7Z
訳文はこれです。 俺の名前は、辻 浩二。家から30分ほどの、S中学校に通う3年生だ。 或る日、俺は後輩の玲於奈に呼び出されたので、家庭科室に行った。 俺はそこで、玲於奈に、クッキーをもらった。その日ちょうど誕生日だった 俺は、玲於奈に貰ったクッキー持って家に帰ることにした。 しかし、弁当を忘れて、お腹が空いていた為、クッキーを食べてみた。 トイレに行きたくなったので、近くの茂みに入った。 するとなぜか、周りの物がすべて大きくなっていた。 その時、俺は自分が小さくなっているのだと考え付いた。 俺は、そのまま。2cmほどの小さな生物にとなってしまった。 さっきまでは、ただの茂みだった草むらが、林のようになっていた。 俺は、家まで大体10m程の道のりだったので、歩いて帰ることにした。 今もって居る物は、学生服と木刀に伊達メガネだけだった。
187 :
Pz :02/10/24 23:14 ID:dzkWKzjY
ブロンド巨大女性は功一を右の手のひらに乗せ、そっと左手を添え、 功一に余分な動揺を与えないようにゆっくりと歩きだす。 黒くゆがんだ空間に向けて。 「お待ちなさい!」 すずの腕がブロンド女性の見事な金髪をつかむ。 振り返り、きっ、とすずをにらむ巨大ブロンド女性。 「この女狐!私にさわるな!」 と、ブロンド女性が叫んだとき、彼女はすずが短刀を右手に 持っているのに気がつく。 ブロンド女性は森の木々を踏み倒しながら大きく足を開いた。 両手のひらの中に功一がいることで、彼女は体のバランスを崩しそうに なっていたのだ。 「功一様に何かあったら、あなたの世界を殲滅するからね!」 すずが低くゆっくりとした口調でブロンド女性に言った。 キラリと光る短刀をブロンド女性の喉下に突きつける。 「待って。タケル様を地面に降ろすから。」 功一は体に強い重力を感じ、白い手のひらが地上に降りてゆくのを 体で感じた。 さらに、大音声の二人の会話も。 真っ暗で何も見えなかった功一。さっと光が功一の全身を包む。 巨大ブロンド女性の手が開かれ、功一は地面にそっと降ろされた。 都心のビルぐらいに大きなビキニ水着姿の巨大女性が、ゆっくりと 立ち上がるのを目の前にする。 そして、同じぐらいの大きさの赤い袴に白い衣をつけたすずを見上げる。 油断なく短刀を構えるすず。 悔しそうな顔をして後づさる巨大ブロンド女性。 雑木をめりめりと踏みおり、真っ白な足は少しづつ後ろに下がる。 「タケル様、またお迎えに上がります!」 そういうや金髪をなびかせ、碧眼の女性は黒い空間に飛び込んだ。
188 :
Pz :02/10/24 23:16 ID:dzkWKzjY
ただ呆然とする功一。 「功一様・・・。」 短刀を鞘に入れ、功一を見下ろす すず。 白い足袋に白いぞうり。ずし、ずし、と地面を踏みしめ功一の 目の前にやってくる。 「近寄るなー!たすけてー!」 とうとう泣き叫び始めた功一。 それを見たすずも、泣き出しそうな顔になる。 「功一様・・・。私が妖怪にみえるのでしょうね・・・。」 相変わらず巨大なままのすず。 「お前、かいじゅうだよー!」 顔をくしゃくしゃにして叫ぶ功一。 ズシン、とすずは両膝を地面につけた。 功一の目の前に真っ赤な袴の壁ができる。 「功一様・・・。」 今にも泣きそうな顔をして、功一をそっとつかみ上げようとする すず。 「やめてー!たすけてー。」 泣きながら走り出す功一。 「あ、功一様・・・」 切れ長の目から涙が流れ出す すず。
189 :
Pz :02/10/24 23:34 ID:dzkWKzjY
今日はマルルン君だけかな。参加者は。 マルルンよ、ここは巨大娘スレなのだがな。 >虹82 すまん。実は現用兵器ほとんど知らない。 86年以降の自衛隊装備もよく知らない。 でも他のGTS小説では、軍隊の描写が?だらけなもんだから ちょっと細かく書こうと思った。
修理修理> ここは18禁だ。カエレ! まったく何度言ったらわかるんだか、 親の顔が見てみたい。
>マルルンさん
ここは巨大娘スレなので、
巨大娘の話を書いてくださいね
以上、
>>1 からのお願いでした。
192 :
☆娘 :02/10/25 00:26 ID:xZszm4ov
>虹82様 むかちゅく・・・私の口癖です(w え〜と、厳密な意味での3万5千トン級戦艦(いわゆる条約型戦艦)と呼べるのは、 英国のネルソン級・キングジョ−ジX級、米国のノ−スカロライナ級くらい。 平賀中将のデザインした3万5千トン級戦艦が日の目を見ていたら、 大和と金剛に対する要求を両方満たしていたかもしれませんねぇ? 冷凍保存されていたホ−ムズが現代に蘇るなんて映画もあったなぁ・・・。 気化爆弾って映画「アウトブレイク」でアフリカの村を焼き払ったヤツでしょ? >Pz様 二つの種族(世界)があると言う事なのかな? 幻想的というか伝奇的な世界観が垣間見えますですね。 うちのは、ほのぼのというよりホンワカパッパの吉本系だからなぁ(泣 ほんわかぱっぱ系でも立てようかな・・・。
193 :
Pz :02/10/25 00:32 ID:+eYBKRdN
>☆娘さま おお、いらっしゃいましたか。 この話、もう少し寝かしてからじっくり書いてみたいです。 巫女の魅力も表現できないし。 「軍艦 武蔵」って、ドキュメント映画はご覧になりましたか? とても戦艦に乗ろうとは思わせない映画でした。
194 :
☆娘 :02/10/25 00:36 ID:xZszm4ov
>juuroku様 ふふふ・・・思い切り裏切って、破壊系に走っちゃったりして、結末・・・無理か(泣
195 :
☆娘 :02/10/25 00:46 ID:xZszm4ov
>Pz様 うちも今、書き始めたは良いけれど、どっちへ分岐させようか思案の最中で〜す。 でも、何だかウルトラQ的で好きですよ、そういう雰囲気。 私も巫女さんの知識がある訳じゃ無し・・・え〜ん(ほんとに泣 ふん・・・どうせコスプレだい! グレてやる!
>>194 ううん・・・
スレタイを変えなければ。
ほんわか発破系に(爆
197 :
Pz :02/10/25 00:58 ID:+eYBKRdN
>196 ほんわか発破系! ☆娘さんと埴丸さんぐらいか、かける人。 ゆんぞさん、まだかなー。
198 :
ゆんぞ :02/10/25 01:41 ID:xGdJ63WU
初夏の日差しを受けて青々と茂る木々の中、洋一は必死で石段を駆け上っていた。 ガキ大将だった徹雄が都会の中学へ進学したため、 やっと秘密基地の主として改造を施すことができる。 秘密基地は住宅街の裏山、神社のほとりにある。 年始と秋祭以外は人も来ない、小さな神社だ。 「ついた〜!」 百数段の石段をどうにか登りきり、洋一は荷物の一杯入った袋を降ろす。 丘の広場は村祭りに使われることもあって縦横30mくらいあり、 奥にある二坪弱の小さな社がさらに小さく見える。 その社が普段のそれと違うことに、洋一はふと気づいた。 扉が開いているのだ。昨日の風で鍵が壊れたのか、それとも神主が閉め忘れたのか。 事情はわからないが、これは親たちから入るなと厳命されている社の中を見られる 又とない好機だ。洋一は社の前まで駆け寄ると ぎこちない動作ながら二礼二拍手し、 中に入る。 社の中に安置されていたのは、犬でいうと「お座り」の姿勢をした狐の石像だった。 洋一の肩とその石像の肩が同じくらいの高さにある。実物の3倍くらいは あるだろうか。額のところに白い紙が貼られている。 「なんだろ、これ……」 紙には洋一には読めない字が描かれている。ペンキ塗り立て、ではないらしい。 手に持ってみると、ぴっという軽い音を立てて紙が剥がれる。 いきなり洋一の目の前に光が溢れ、 その次の瞬間 彼は衝撃に襲われて後方に吹っ飛ばされた。
199 :
ゆんぞ :02/10/25 01:42 ID:xGdJ63WU
目を覚ました洋一が最初に見たのは、自分を見下ろしている女性の顔だった。 少なくとも彼の知っている顔ではない。歳は彼の姉より少し上くらいだろうか、 やや勝ち気そうな雰囲気の子だが、なぜか頭に犬の耳のような飾り物を付けている。 彼女も自分を見ているのに気付き 少しどきっとするが、 焦点がなんとなく合わない。ごしごしと目をこすりながら彼が身を起こし、 改めて見渡すと…… 正面に、緋色の……幕? 再び上を見ると、彼を見下ろす顔。 その間、多分20mくらいの高さが、白と緋の装束で繋がっている。 「……!!」 反射的に体を起こし、身を翻して逃げる洋一。 しかし、彼の胴体にいきなり太い腕が絡む。 いや、腕ではない。太さで体育の先生の倍はありそうだが、それは指だ。 洋一の体はふわりと持ち上げられ、再び反転して下ろされる。 犬の耳を付けた巨大な巫女に また対峙させられてしまった。 そんなの居る筈がない……あり得ない。洋一は目を閉じて首を左右に振るが、 それで目の前の状況が変わるわけではない。目を開ければ、やはり 目の前には圧倒的な大きさを持つ 犬耳付きの巫女が座っている。
200 :
ゆんぞ :02/10/25 01:42 ID:xGdJ63WU
「頭を打って気が触れたのかと思ったぞ」 その巫女は何か企んでいるのか、それとも彼の驚き慌てる様子を 楽しんでいるのか。とにかくそんな悪戯っぽい笑みを浮かべている。 ぴんと立った耳までが、なんとなく楽しそうだ。 「お主だな? 我を永き眠りから解き放ったのは」 百年杉より高いところから響く声は、 その若い容姿とは裏腹に堂々としていた。 「は、はい。多分……」 力無く応えながら、洋一はまず何を問おうか考えていた。 しかし この無茶な状況さえ把握できないため、まともな質問なんて とても思い浮かばない。やっと出せた問いは、 「あ、あなたは?」 これだった。 「ん? 我は妖狐……妖狐の……」 得意げに名乗ろうとした妖狐だが、急に語調が弱くなり 途切れる。 不思議に思った洋一が見上げると、その妖狐は明らかに焦った表情を浮かべ、 視線を方々の彼方に向けている。 「よ、ようこ……さん?」 「否ッ!」 問い返す洋一に 短い怒鳴り声。洋一は慌てて身を竦めるが、 それを嘲笑う余裕も無いほどに妖狐は焦っていた。 「否……だが……思い出せぬ……」
201 :
ゆんぞ :02/10/25 01:43 ID:VSntGJQm
自分の名が無いと天地への誓いさえ立たない。 もちろん、言霊を用いた妖術も使えない。 「じゃ、じゃあ、洋子さんで良いのでは……。ね、洋子さん?」 (こ、こやつ……) 勝手に決めつけている洋一を妖狐は忌々しく思ったが、 名無しでは妖術を使えない以上、今はその名を授かる他に無い。 しかし、名を授かるということは即ち主従の契りを意味する。 こんな毒気のない子供に従うのも、彼女の気位からすれば 承伏し難いことであった。なんとか主従を解消しつつ名を授かる方策を……。 「……やっぱり、もっと違う名前が良いのかな。 狐だから、コン助とか、ゴン太とか、ポチとかタマとか……」 洋一もまた悩んでいた。その呟きを聞き、妖狐の焦りが倍加する。 「ま、まて」 身を乗り出してどん、と手をつく。衝撃と服が巻いた風に洋一の体が翻弄され、 後ろに二三歩よろめく。 「……洋子で、構わぬ」 無念に震えながらも、なんとか声を絞り出した。
202 :
ゆんぞ :02/10/25 01:52 ID:VSntGJQm
こんな感じでつ。 巨大感が出しにくいっす。続き迷うっす。 >>☆娘 さん いやー、良いように弄ばれてますね、神主。 残虐な悪巧みの筈なのに「恐怖のズンドコ」ってあーた(笑 >>Pz さん 外見とか動作の細かい描写が秀逸ですね。 即興でここまで詳細に書けるとは……
>>189 Pz氏
>でも他のGTS小説では、軍隊の描写が?だらけなもんだから
ギク。そういや私も昔同じこと考えて、短いのを書いて晒したことあったっけなぁ。あっはっは。
今となっては恥ずかしい過去の想い出です。だって、一人乗り戦車なんて・・・(泣
>すまん。実は現用兵器ほとんど知らない。
するとWWU専門ですか。じゃあ現用兵器の戦闘シーンを書く時は、
小林源文先生の劇画などを参考になさるのでしょうか。
>>192 ☆娘さん
>むかちゅく・・・私の口癖です(w
なるほど。いい感じです(何がだ?)
>大和と金剛に対する要求を両方満たしていたかもしれませんねぇ?
え〜と、それは光栄の「未完成艦名鑑」によると、「金剛代艦」とありますね。
ロンドン軍縮条約の締結により計画が流れたとありますが、速度は26Ktとあり、
実現していれば戦艦として運用されたであろう、とあります。
それらの計画と同時期に第一次改装を受けた金剛級も、速度が26Ktに低下するのも構わず装甲を強化し、
戦艦として運用する方向で考えられていたとあります。
金剛級が30Ktの高速戦艦に改装されるのは1940年とありますから、
「金剛代艦」は「高速戦艦」にはなれなかったようですね。
>冷凍保存されていたホ−ムズが現代に蘇るなんて映画もあったなぁ・・・。
・・・何も言えません(愕然
>気化爆弾って映画「アウトブレイク」でアフリカの村を焼き払ったヤツでしょ?
すいません、あまり映画は詳しくなくて。何かのウィルスが蔓延する話でしたっけ?
米軍はベトナムや湾岸戦争などで使用したそうです。
お二人とも、結末に困っていらっしゃるようで。
Pz氏が言うように、ちょっと寝かせるのも手かもしれませんね。
204 :
虹82 :02/10/25 06:12 ID:FtFmjQ31
>>198-202 ゆんぞ氏
おお、ゆんぞ氏も新作を発表できましたか。
これで作家さん三人揃い踏み、皆さんの作品の続きが楽しみです。
私は、完成は急がなくてもいいと思います。
先にも書きましたが、煮詰まれば少し寝かせてもいいのでは。
じっくり作品を創って頂きたいと思います。
>>203 名前入れるの忘れた・・・(鬱
ついに3人集まっちゃいましたね。 なんだか凄いなぁこのスレ(なんて他人事みたいに言ってみるテスト でももう御三方とも煮詰まりかけていらっしゃる様でつね・・・う〜ん >☆娘さま あそこまでの情報で、結末を考えるって云うのは、 エラリー・クインの挑戦状よりも難しいのではと(w とりあえず、この場を収める方法は考えてみましたけど。 >冷凍保存されていたホ−ムズが現代に蘇るなんて映画もあったなぁ・・・。 たしか、ホームズ氏はかなりの長生きだったはず。 おじじホームズ大活躍の映画なんでしょうか(w >Pzさま >もう少し寝かしてからじっくり書いてみたいです。 そう云わずもう少し、女の子を泣かしたままじゃかわいそうっす >ゆんぞさま あるじが相手を従属させていることに気づいて いない主従関係というのも面白いですね
206 :
お手玉 :02/10/25 09:02 ID:sUbElL83
Pzさま、☆娘さま、ゆんぞさま、力作、ありがとうございます。 コピーして保存させていただきました。 >冷凍保存されていたホームズが ヒットラーなんか何回よみがえらされたかわかりませんがな(笑)
207 :
暇人 :02/10/25 16:36 ID:P44rjQel
>>182 ,
>>186 マルルン(修理修理)へ
あなたのその煩悩だけは認めるんだけどさ。
あなたが、あなたの好きなシュリンカー小説を書き込むんだったら、ちゃんと最後まで書き上げて、
それを十回以上読み直して内容を確認し(←ここ重要)、それからスレッドを新規に立てて、そこに全部載せないか?
(立ててから書くというのは、どうせ途中でdat落ちするだけだから駄目。)
このような冒頭だけの、しかも結局、完結もしないような文章をこういった所に書き込まれても困るんですけど。
あるいは「踏み潰されて死んだ」みたいな、味も素っ気もないオチで終わりとかね。
しかも今回は意図不明の英文。で、肝心の本文はといえば、英文の自動翻訳だけ読んでも
殆ど話が分かるような(別に分からなくても構わないけど)、いつもと同じ定型文。その上スレ違い。
そんな「誰も喜ばない文章」を、誰に何を言われようと凝りもせずに書き込むというのは、
正直、勘弁して下さい。しかもこことは別の掲示板でも、以前から同じ事をやってたし。
ていうか、あなたは「巨大娘系の小説」スレ(自分で立てたんだ、忘れたとか覚えてないとは言わさんぞ?)の
15氏のアドバイスに従い、まずは小説を読みあさり、
文章の書き方、物事の表現方法、物語の組み立て方を学ぶ事の方が先決だ。
名前:15 投稿日:02/09/25 23:17 ID:O6BkVTzl
がむばれ!ワカゾー!
句読点とか、表現の仕方とか、小説を読みあさって勉強してね!
煩悩は力なり!だよ。
どうしても
>>186 のような自己満足文を書きたいのなら書いてもいいけど、わざわざここに書き込まないで下さい。
そういう事は自分の部屋の中だけで、真夜中に薄暗い照明の中、こっそりとやるものだ。
返事はしなくていいので(ていうかするな)、
じっくりとっくり、いろんな本を読んで、5年後くらいに改めて出直して来て下さい。
あなたが人に読んでもらう、そして喜んでもらう文を書くつもりなら、それくらいの勉強は必要です。
あ、くれぐれも言っとくけど、漫画とか無しね。小説だよ?普通の。
208 :
☆娘 :02/10/25 18:19 ID:g6eNj18n
我が名はイリナB つかさが危ない! 愉造は参道の石段を駆け降りるのももどかしく思って山道を車で麓を目指した。 曲がりくねってはいても車の方が早いだろう・・・最悪武器としても使えるかも知れない。 つかさは稲荷屋を営む穴守家の一人娘・・・もみじの直系の子孫だ。 もみじに化けたイリナの顔が、つかさに似ているのは当然・・・迂闊だった。 復讐に燃えるイリナが、つかさに出会ったら・・・腹を空かせたイリナは油揚げの代わりにつかさを食べてしまうかもしれない。 でも、さっきイリナはもみじの事を「友達だと思っていた」と言っていた・・・もみじって人はイリナに何をしたんだ? 「うわっ!」 カ−ブを切った先に大きな岩が転がっていた・・・慌ててハンドルを切る。 がっ、バンパ−が岩に当たって愉造の運転する軽自動車は道を外れて山の斜面に飛び出し、そのまま直滑降で山の斜面を駆け下る・・・舌を噛みそうだ。 メリ・ポキ・ドカ・グシャ・ベキ・ゴス・ギシ・ガリ・ゴゴ・ドコ・バキ・ミシ・・・。 どすんと音を立てて車は一段下の道に飛び出した・・・丁度山をひと巻きショ−トカットしたような感じで。 ヨタヨタになりながら車は参道の鳥居の前に広がる、ささやかな土産物店の並ぶ道に躍り出た。 「遅かったか・・・」
209 :
☆娘 :02/10/25 18:21 ID:g6eNj18n
巨大な尻尾と耳のある長い黒髪の巫女さんが稲荷屋の前に立っていた・・・掌の中に見慣れた人影を載せて。 「大丈夫か、つかさ・・・あれ?」 何か様子がおかしい・・・なんだかイリナの方がつかさに気圧されている感じ。 「だ〜からさぁ・・・私、もみじじゃなくて、つかさ・・・つ〜か〜さ!」 「それでは、わらわの復讐はどうなるのじゃ・・・」 「知らないわよ・・・徳川家康がした借金を慶喜の所に取り立てに来るような事しないでよ!」 「うう・・・誰じゃそれはぁ?」 イリナの掌の上で腰に手を宛がい毅然とした態度のつかさに、たじたじの風体のイリナ・・・立場が逆転している。 「おい、つかさ・・・」 「あっ、ゆんぞおじちゃん・・・おはよう!」 「ゆんぞ〜、どうもこの世にはもう、もみじは居ないようなのじゃ・・・子孫に祟りを成して良いものなのかのお〜?」 つかさがイリナをキッと睨み付ける。 「そう言えば昔も、わらわはもみじが苦手じゃった・・・嫌いではないが、口では敵わん」 イリナの耳と尻尾が元気無く、うな垂れている・・・愉造はイリナが可哀想に思えた。 「つかさ・・・今日の分の油揚げは俺がみんな買い取る・・・それで勘弁してくれないか?」 「ゆんぞおじちゃん・・・なんでこんな奴の為に・・・」
210 :
☆娘 :02/10/25 18:32 ID:g6eNj18n
後ろに油揚げを満載したオンボロ軽は山道を喘ぎながら登る・・・その後ろを尻尾を振りながらイリナが続く。 神社に戻り油揚げを頬ばるイリナ。 「美味いのお・・・美味いのお・・・」 まるで子供みたいだ・・・無邪気に無心に油揚げを平らげていく・・・随分能天気な妖怪だな。 油揚げをすっかり平らげると、イリナは腹ごなしだと言って境内に倒れた杉の古木を固唾け始めた。 大きな杉の巨木に手を掛け力任せにへし折る、先ず半分に、そしてまた半分に・・・とうとう杉の巨木は8本の丸太になってしまった。 散らかった木の枝や瓦礫は尻尾を器用に箒のように使って掃き清めていく。 ただ、それを行っている人物が見慣れた、つかさの顔だというのが一寸複雑だ。 「のう・・・ゆんぞよ・・・わらわはこれからどうしたら良いのかのう?」 すっかり境内を奇麗に掃き終えたイリナは手持ち無沙汰に尻尾をぶらつかせながら黄昏ていた。 「つかさか・・・下品な女じゃ・・・あんな短い腰蓑なぞ着けおって・・・下穿きが見えるではないか」 ミニスカ−トの事か?・・・確かにパンツ見えるよな、あれじゃ・・・。 「あの・・・ところで・・・イリナ・・・さん・・・いや、様?」 「安心せい、取って食いはせんから・・・イリナで良い!」 「はあ・・・それでは・・・イリナ・・・もみじはどうやって君を狐石に封印したのでしょう?」
211 :
☆娘 :02/10/25 18:39 ID:g6eNj18n
「封印・・・まるでもののけ扱いじゃの・・・まあ良いが・・・ 狐石、あれはわらわの脱出ポッドじゃ・・・船を壊されてしもうての・・・ この星に降りて最初に出会ったのがもみじじゃ。 この星の言葉も教えてくれた。 油揚げの味を覚えたのももみじに馳走になっての事じゃ。 もみじは牟嫡神社の巫女をしておった。 再び宇宙(ソラ)へ帰れる見込みも無かったので、 わらわはもみじの教えに従ってこの星の言葉や習慣を覚えた。 わらわの力を持ってすれば、この星を意のままにするは容易い事じゃが・・・ 力の差があり過ぎる・・・まるで弱い者イジメじゃからな、 わらわは共存の道を選んだ・・・わらわも丸くなったものよ・・・」 「どの辺が?」 「尻の辺りが最近とみに・・・って、何を言わせる! 茶化すではない、昔ならヌシなどとうに踏み潰しておるぞ・・・ まったく、この星の者は調子が狂う。 もみじは野心家で、わらわの力を使って奇跡を行ってみせた・・・ この星の人間からすれば、わらわの力はみな奇跡のようなものじゃからのう・・・。 土地の豪氏の圧政から下々の民を救ってやった事もある・・・狐火でちょちょいと・・・」 「狐火?」 「うむ・・・もみじはそう呼んでおった・・・見たいか?」 「いえ・・・遠慮しておきます」 「そうか・・・それは残念・・・あの憎っき、つかさという娘の頭の上に食らわせてやりたい気もするが・・・この社も無事では済まぬからのう・・・」 おいおい・・・それそんなに物騒なものなのか? 「民心を集め、牟鏑神社も大きくなった・・・この巫女の装束も皆が無心してくれた。 さすがにこの体を休める社まで求めるのは憚られたので、 わらわは脱出ポッドで寝泊まりしておった。 わらわはこの辺境の星で一生を終わるのも良いかと思い始めていた・・・その矢先に!」
212 :
☆娘 :02/10/25 18:43 ID:g6eNj18n
突如イリナの大きな拳が振り下ろされる・・・オンボロ軽に引導を渡す形で・・・。 「すっ、すまぬ・・・つい興奮してしもうた・・・許してたもれ」 「・・・いやあ・・・どの道もう廃車は免れなかったかと言ってみるテスト・・・」 愉造は境内の玉砂利に埋もれて潰れた軽自動車を前に呆ける。 「もみじめ!・・・わらわにイナリを馳走すると言うので、わらわは何の疑いも無く、 もみじの作ったイナリを馳走になったのじゃ・・・ ところが、暫くすると激しい眠気と痺れがわらわを襲った・・・ もみじめ、わらわに痺れ薬入りのイナリを振舞ったのじゃ・・・ 山ほどのイナリを・・・食らう方も食らう方じゃが・・・ わらわは堪らなく眠くなりポッドに潜り込んで眠るつもりじゃった・・・ そこへもみじがポッドの中へ飛び込み、 コ−ルドスリ−プの目盛りをいっぱいに回し、 シ−ルドを下ろすと逃げ出して行きおった・・・目覚めれば、この有り様じゃ!!」 再びイリナの拳が打ち下ろされる・・・跡形も無くなり、更に地面に深くめり込む軽自動車。 「すっ、すまぬ・・・思い出したら、つい・・・ああ、むかちゅく・・・むかちゅくぅぅぅぅぅぅ〜!」 「あは・・・廃車手続きしなくても良いかもと言ってみるテスト・・・」 もう、どうにでも好きにして・・・。 その時、境内に一台のタクシ−が乗り付けた。 親戚の所から一日遅れで帰ってきた愉造の家内と息子の慎太郎が帰ってきたのだった。 二人は愉造に手を振ろうとして後ろのイリナに気付きフリ−ズしてしまった・・・当然だろう・・・。 「・・・之介様・・・慎之介様・・・慎之介様〜!」 そう叫ぶと、突然イリナが地響きを立てて走り出した・・・二人を目掛けて。 玉砂利を蹴立てながら迫り来る巨大な社寺関係者に驚き、 タクシ−がドアも閉めずにタイヤから白煙を上げて急発進した・・・ 後ろも見ずに、料金も受け取らないまま・・・。
213 :
虹82 :02/10/25 19:07 ID:a7Po4pmE
>>203 自己レス。
なんか頭悪いレスですな。(あり、あり〜)
夜中に文章書くもんじゃないな、と思いますた。
☆娘さん、Pz氏、乱文ご容赦を。
>たしか、ホームズ氏はかなりの長生きだったはず。
そういえば、「ホームズは晩年、田舎に引っ込んで養蜂業を営んでいた」という話は本当ですか?
とか、ここで馬脚をあらわしてみるテスト(汗
「ホームズ」を読んでいたのは確かなんだけど、最近読み返してないから、もうなにがなんやら。
>マルルン(修理修理)へ
確かにやる気はあるんだろうから、そのやる気を小説の勉強に使って欲しい。
自分の書く文章の何が駄目なのか、皆さんの意見をきちんと受け止め、糧としていってください。
「巨大娘系の小説」スレの15氏の修正文はよい手本になるはずです。
>>182 つーか君は、この私に対して嫌がらせをしているのか?
私に英文を見せるな!
などといまさら、訳の分からない発言をしてみたり。
いや、割と本気で英文なんぞ見たくないな(鬱
あと自動翻訳も。
>>208-212 ☆娘さん
あっ続きだ!さっそく読ませていただきます。と、割り込みはしないだろうな・・・(汗
214 :
☆娘 :02/10/25 19:30 ID:CyET1Yub
>虹82様 金剛級は元々巡洋戦艦ですからねぇ・・・。 ジュトランド海戦で英国の巡戦の被害が大きかった事に起因して各国ではポスト・ジュトランド型の戦艦を建造します。 主砲の拡大と砲戦距離の拡大による大角度での落下弾に対応する為に。 英国のフッド(巡戦)・日本の長門・米国のメリ−ランド、そして英国のネルソン・・・。 日本で言うなら伊勢・扶桑などは22〜23ノット、当時としては26ノットは充分高速。 長門は16インチ砲(8門)に26ノット・・・金剛代艦、長門より強力? 大きく造るのは簡単だけど、私は3万5千トンというサイズに拘りたいな! 特に英国のネルソン・KJXの排水量見ると涙ぐましいモノがありますですよ。 初代ウルトラマンの体重も3万5千トンだった様な・・・ちなみにステラの体重は15トン。 巨大娘としては軽すぎるけど、女の子としては充分重い・・・やば、聞かれた・・・逝ってきます(w
215 :
☆娘 :02/10/25 19:41 ID:CyET1Yub
>虹82様 あっ、漏れた・・・ホ−ムズの養蜂業、本当ですよ・・・原作にもある。 >ゆん様 日ごろの御活躍お疲れ様です・・・○リナに踏まれないよう気を付けて(w お好みの弄ばれ方あります? 冒頭はハック・フィンみたいでワクワク。 「ようこ(妖狐)・・・ようこさん?」・・・ワラタ。 さすがお師匠様。
>☆娘さん >徳川家康がした借金を慶喜の所に取り立てに来るような事しないでよ!」 ワロタ。この娘面白いこと云うなあ 財政が悪化したのは綱吉以後、って突っ込みは無しですね(w >思い切り裏切って、破壊系に走っちゃったり もう、本気にしちゃったじゃないですか。そういう場合の収拾の付け方考えたりとかも しましたけど。やっぱり、ホンワカパッパがよろしいですわ。 軽自動車潰されちゃう辺りが、ほんわか発破系なのか?w >ホームズ氏はかなりの長生き 我が家の本棚には家人の誰が買い求めたのか知れない 「シャーロック・ホームズ ガス灯に浮かぶその生涯」という古書がありまして そのエピローグだけを読んで得た知識なんです。スミマセン 今度ちゃんと読んで見ます。
217 :
名無しさん@ピンキー :02/10/25 21:34 ID:Oh1ClDki
Pzさんの巨大狐娘は,なぜ巫女さんなのか未だ不明 ゆんぞさんのは,巫女さんでなければ話が成り立たない予感 ☆娘さんのは,巫女さんでなければいけない必要を感じない というよりボケてくれれば,なんでもOK(笑) 三者三様のアプローチの仕方,世界観の相違がオモロイね競作って
218 :
Pz :02/10/25 21:59 ID:PeIZTPI3
>217 これから、これから書くから! でも他の二人はテーマをクリアしてるよな。 俺はまだ耳も出ないし、封印も出てこない。 うーん、判定は不利か。
219 :
Pz :02/10/25 22:17 ID:PeIZTPI3
>ゆんぞ様 スタンダードな導入ですね。また魅力のあるキャラクターを 作られるのでしょうね。 洋子・・・。 ちょっとわらた。 >☆娘さま もしかして松本零士好きですか? おや、そうきましたか。
220 :
虹82 :02/10/25 22:35 ID:a7Po4pmE
>>208-212 ☆娘さん
いや〜、イリナ、可愛いですね!
しかもさらに一波乱ありそうで、ますます続きが楽しみです。
>>198-202 ゆんぞ氏
改めて感想をば。
何気なくとぼけた感じの洋一と、彼に翻弄される妖狐の洋子。
「名前がないと言霊を用いた妖術が使えない」という設定もいいですね。
洋子を窮地に立たせるために小気味良く効いてます。
これからどんな展開になるのやら、楽しみです。
>Pz氏
相変わらず、緻密な描写が素晴らしい。
そして二人の女性の対立と、彼女らに翻弄される功一、
心情の描写もいいですね。
さて、この先は・・・?
221 :
虹82 :02/10/25 22:38 ID:a7Po4pmE
>>214 ☆娘さん
早速のレスありがとうございます。
>日本で言うなら伊勢・扶桑などは22〜23ノット、当時としては26ノットは充分高速。
いわれてみれば、1930年代で26Ktというのは十分高速ですね。
特に仮想敵国たる米国の戦艦群は鈍足だったようですし。その辺からも馬脚が・・・(汗
いま、光栄の「未完成艦名鑑」を読んでいますが、金剛代艦が実現していれば、
設計が新しいこともありましょうから、長門級より強力な艦になりますね。
16インチ砲が「藤本案」3連装3基9門、「平賀案」が3連装2基、連装2基10門となっていますし、
また長門級は、後の改装でバルジが追加され、当初の公称速度くらいに最高速度が落ちたという事もありますしね。(23Kt?)
「藤本案」「平賀案」双方のどちらが採用されたかは分からないでしょうが、これらの案が後の大和級に結実したことを考えれば、
金剛代艦の完成型は、条約型の「大和」みたいなものになったのでしょうか。
>特に英国のネルソン・KJXの排水量見ると涙ぐましいモノがありますですよ。
英国は第二次ロンドン条約での排水量制限35,000tそのまま、キング・ジョージ5世級を建造しましたね。
当初の計画では14インチ砲4連装3基だったのを、装甲厚の不足から2番砲塔を連装とした、とあります。
米国はKJX級と同じレイアウトの予定だったワシントン級を、日本の条約不参加を確認してから
改めて16インチ砲3連装3基に再設計しましたから、当初の計画通りのKJXの能力不足は否めませんでしたが、
ドイツのビスマルク級の建造状況も考慮し、現状で我慢したとか。第二次世界大戦における欧州戦線の開戦時期からみると、
本級を当初の計画通りに建造したことが結果的に良かったというのも、面白い話です。
あ、「未完成艦名鑑」にヴァンガ−ドの記述がありました。
この艦はKJX級の拡大型として計画され、戦時下の物資欠乏から建造が中止された、
ライオン級の代わりに建造されたのですね。しかも16インチ砲を積める艦体に設計してありながら、
これも資材の節約や時間の短縮を目的として、空母改装時に陸揚げされ、倉庫に眠っていた
カレイジアス級の砲塔を載せた、となっていますね。それでも完成が対日戦集結の一年後とは・・・(⊃д`)
222 :
虹82 :02/10/25 22:39 ID:a7Po4pmE
>ちなみにステラの体重は15トン。
確か米国製の軽戦車、M3スチュアート並みの重量ですか。(何故そっちに振る?)
あろひろし先生のマンガ「MORUMO1/10」の白瀬もるもはほぼ同じ身長で45トンですから、
三分の一位ですね。すると彼女の足の接地圧は、普通の人間の約3倍に・・・なるんだっけ?
軟弱地では足を取られそうだ。あと、立ち止まっているとだんだん沈んでいったり。
雪が降ったら、かんじきかなぁ?(んなわきゃね〜っつうの)
>>215 >あっ、漏れた・・・ホ−ムズの養蜂業、本当ですよ・・・原作にもある。
ありがとうございます。いや、もう記憶が曖昧で・・・。
ホームズの言い方で言えば、記憶の容量には限界があるのに、
私の頭の中は詰め込みすぎで溢れかけ、でしょうか?これもうろ覚えだ・・・。
小説本を掘り起こして(どこに行ったっけ〜?)読み返してみます。
ステラでは「ゴルァ!」 イリナでは「テスト」 ☆娘の作品は何気に2ちゃんねらーしてると言ってみるテスト(ワラ 次はなんだ?
224 :
☆娘 :02/10/26 00:04 ID:7KnKz2wX
>juuroku様 もし、破壊に走ったら、どう収拾を付けるつもりだったのかと小一時間(w >Pz様 松本零士・・・好きですよ! でもここのイメ−ジはルパンV世カリオストロの城でお願いします(w >虹82様 一波乱で済むのかな・・・って、自分で聞くなァ〜! ステラの体重・・・(キョロキョロ)・・・よしよし、ステラはいないな(w 歩く事もままならなくなりそうなので極力軽く設定しています。 なるべくキャラを動かしたかったので。 普通の人間と同じ比重なら、もるもみたいに50トン近くなっちゃうんでしょうね? でも軽いな・・・だから機関車に引き摺られちゃうんだけど・・・ステラ太った? ゆんぞ神様と同様にみなさんにも出演してもらおうかと考えてみるテスト(w
225 :
虹82 :02/10/26 00:36 ID:yHL1614H
>>224 ☆娘さん
>歩く事もままならなくなりそうなので極力軽く設定しています。
もるも並みの体重ですと、実際にそのまま歩ける所は少ないように思います。
また兵器の話で恐縮ですけど、WWUのドイツ軍のティーガーT(57t)が走れるところは、
人を一人おぶって(つまり二人分の体重で)片足で立って、それでめり込まないところだそうですね。
つまり人の4倍の接地圧だということなので、ステラはセーフですが、10倍のもるもは・・・。
そのせいかどうかは分かりませんが、もるもは劇中、道路の一箇所の部分にずっと立ち止まって地下道をぶち抜くという話が。
>ゆんぞ神様と同様にみなさんにも出演してもらおうかと考えてみるテスト(w
えっ、そんな企画を考えていらっしゃるんですか?それは一体、どんな話になるのだろう・・・。
>>224 >収拾を付けるつもりだったのかと小一時間
暴れながら稲荷屋へ迫るイリナ
揚げをたいらげ、住宅地へ2、3歩踏み出す
が、体がしびれると訴え、ビルをなぎ倒しながら倒れ伏す
売り物のお揚げに痺れ薬が入っているはずもなく
痺れの原因は大量に摂取した食品添加物だった
ダメ押しで稲荷屋の看板には大きく「無添加」の文字が(w
また騙してるやん(w
これでイリナさんには3日ぐらい眠ってもらって
その間に方策を考えようと
ていうのを考えて見たす。たわ言なんで忘れてくだせい
>みなさんにも出演してもらおうかと
まさかあっしも?ここの名前は語呂が悪いんであっちの名前で、(ってオイオイ)
>>224-225 ,,v‐v-/l_ (⌒)
_「/ ̄ く /
lYノノ/_ノl_ヽ))
<イ( l l )l> / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<|)'|l、"(フノ|l < 女の子の体重の話をするなんて
,(ヨリ<>o<>リ'] \ 失礼です(プンプン)
|ト‐!]-ム- i']l \_____________
ヽ_ノv__l/ /
. ノ[//‐─‐/_/、
( /E|, (フlヨ \
,-| El___lヨ /
└-\`^^^^^^´/ メイドさんのAAを拾ったんで、つい(汗
 ̄ ̄ ̄
228 :
☆娘 :02/10/26 07:44 ID:gQZV+jFZ
>juuroku様 メイドさんAA、可愛い・・・ありがとうございます。 Pzさんには見透かされてしまったけど、松本零士好き・・・。 零士ワ−ルド同様に、私のGTS世界も複雑に絡み合った世界にしたいなァ〜。 ということは、イリナが破壊に走ったら地球の危機にステラが目覚める?・・・ないない(w juurokuさんの収拾の付け方、風刺が利いてて面白いわあ・・・めもめも。 >虹82様 ステラは合成された生命という事で体重絡みを逃げてるんですけど・・・。 イリナはもう少し重くしないとなァ・・・って、イリナに聞かれたら尻尾で往復ビンタという罠。 スタッフ総動員・・・あくまで楽屋オチですから・・・イリナと戯れてください(w
229 :
お手玉 :02/10/26 09:21 ID:VhYWgmGR
お手玉にされるの希望 ゆんさん、イリナさまに鉄板にされた軽トラ、3月31日までに廃車手続きしないと税金とられまっせ(笑)
230 :
Pz :02/10/26 11:58 ID:t8quruVt
山道を駆け下りる功一。 だが、しくしくと巨大なすずのすすり泣きが功一について回った。 恐る恐る振り返る。 森の木々から上半身をぬっと突き出し、両手を顔に当てて泣いているすず。 夢ではない・・・。 荒々しく折り倒された雑木、蹴散らされた木の葉。 座っていても30メートルはありそうな巨大な巫女。 功一は立ち止まり、すずを見つめた。 「夢に毎晩出てきたんだし。大きいけど、やさしそうだったな。」 何よりも、女性のすすり泣きに付きまとわれるのは気味が悪い。 功一はすずに向かって歩き始めた。
231 :
Pz :02/10/26 11:59 ID:t8quruVt
赤い目をして、顔を涙でぬらしていた巨大な巫女は、小さな功一が 歩いて戻ってくるのを見ると一転、笑顔を作る。 「功一様!」 「お姉さん、誰なの?」 巨大な巫女、すずは微笑む。涙をぬぐい、功一を見据える。 「驚かれるのも無理はありません。功一様は800年前になくなられた 皇子の生まれ変わりなのです。」 夢を見ている、または自分の頭がどうかしたのかと、功一は思った。 だが、目の前の巨大な巫女の存在はこれが夢ではなく、現実であることを 証明している。 いつの間にか空が晴れ渡り、強い夏の日差しが照りつけ始めた。 蝉の鳴き声が聞こえ始める。 しばらく沈黙するすずと功一。 「お姉さんは僕をどうするの?」 微笑みながら功一に向かってそっと手を差し出す すず。 目の前に巨大な手のひらがすう、と下りてくる。 功一がその上に乗るのを待っているのだ。 夏の強い日差しが純白の上着に反射する。 黒く長い、後ろでくくられた髪は陽の光をうけ、虹色に輝く。 功一は巨大なすずの美しさに圧倒される。 恐怖は克服されてしまった。
232 :
Pz :02/10/26 12:01 ID:t8quruVt
丸太のようなすずの指の上に飛び乗り、這いながら手のひらの中央に 移る功一。 右手に乗せた功一をそっと持ち上げるすず。 顔の前に持ってくる。 「800年前、功一様と私は結ばれることになっていたのです。」 はにかみながらも、きっぱりとした口調ですずは言った。 功一は戸惑う。 身長50メートルの巫女さんが突然800年前の結婚を切り出してきたのだ。 「あの、僕は12歳なんですが。それとそんなに前のことはおぼえていません・・・。」 いとおしそうに功一を見つめるすず。 「長い時間、御待ちしました。功一様がこの世に再び現れるまで。」 功一は何を言われても驚かなかった。 信じられない事態はもう何時間も続いているから。 「神にお仕えして私も徳を積んでまいりました。また功一様がこの世に いらっしゃるこの日のために・・・。」 すずの顔が功一にぐっと近づく。 功一はどきどきとした。 母親と妹以外に女の人をこんなに近くで見たことないのだ。 甘酸っぱい、夏の花のようにいいにおいがする。 真っ白の素肌に赤い唇。 さっきまでの涙が乾き、そこには涙の筋が残っていた。 夏の風が功一をつつみ去ってゆく。 口付けなど、功一はしたこともない。そんな話をクラスの 友達としたことはある。 だが、年上の、それも身長50メートルの巫女さんが相手となると、 事情も違ってくる。 「
233 :
Pz :02/10/26 12:02 ID:t8quruVt
「あの、僕うちに帰りたいんですけど。」 一瞬、顔を曇らせる。 それからちょっとだけ照れるように笑うすず。 「はい。この体でお送り差し上げるわけにはまいりませんね。」 そっと、功一を地面に降ろす。 「功一様、私はいつもあなたの御側に居りますから。」
234 :
☆娘 :02/10/26 20:17 ID:Q/FuAYYN
>お手玉様 お手玉というより特大の油揚げで包んで巾着にされる可能性大! こういうのって食い系って言うんですか? >Pz様 ほぉ〜、すずさんの素性が朧に・・・。 ところで最初から大きかったのかな、それとも徳を得るうちに大きくなっていったのか? あれ、何処かで見たような展開になってきたぞ? 衝突回避、後進全速、取り舵一杯・・・駄目だ・・・間に合わない(w
235 :
虹82 :02/10/26 20:50 ID:KyQF+q56
>>216 juuroku氏
>そのエピローグだけを読んで得た知識なんです。スミマセン
ちょっと遅レスですけど、juuroku氏が謝る必要はないのでは?特に変な事を仰った訳ではないと思いますよ?
つか、私が横レス入れたのがまずかったですか?そうだったのでしたら、すいません(汗
・・・まぁとにかく、「ホームズ」、読んでみてくださいね。
>>227 まほろさん(w
ごめんなさい・・・。
>>228 ☆娘さん
>ステラは合成された生命という事で体重絡みを逃げてるんですけど・・・。
そういった問題は、いくら考えてもキリが無いですね。(ってさっき謝っといてまだ言ってるし)
路面の強度、地盤の強度との因果関係とか、そんな事、素人に分かる訳ないですし。
ある程度想像はできるでしょうけど。つか、そこまで考える必要も無いような・・・。
でも、その問題に真っ正面から取り組んだ「MORUMO1/10」は、画期的なものだったと思います。
そういえば、もるもが小さくなったとき、彼女の体温はどうなるのか、ということも考察していましたね。
こういった体重絡みのネタを話に入れられるのは、身長10倍サイズ位までが限界でしょうか。
それ以上は、気にしないとゆーか、気にしたら負けとゆーか、考えちゃいけないとゆーか・・・。
>スタッフ総動員・・・あくまで楽屋オチですから・・・イリナと戯れてください(w
楽しみにしています(w
>Pzさん やっぱり女の子には笑顔がいちばんですね ここからは「もう少し寝かしてからじっくり書く」モードに入られてしまうんでしょか >☆娘さん >風刺が利いてて面白いわあ・・・めもめも はずかしい(真っ赤)メモなんか取らずに忘れてくだせい(汗汗 >虹82さん ホームズが好きなみなさん全員に謝るつもりでの「スミマセン」です 聞きかじりで書いたことが、 「俺は詳しい」みたいに感じる文になってしまったもので・・・
仮に巨大化する元となる女性の体のデータを 身長:X(m)、体重:Y(kg)、密度:Z(kg/立方m)とし、倍率をn(倍)とし、 さらに元の足裏の面積をA(平方m)とする。 ここで先にこの女性の接地圧=P(kg/平方m)を求めて置くことにする。 接地圧=体重÷足裏面積=Y(kg)/A(平方m)より、 P=Y/A(kg/平方m)…(1)になる。 n倍した女性の体はそれぞれ、 身長:n*X(m)、体重:n3乗*Y(kg)、密度:Z(kg/立方m)、 足裏面積:n2乗*A(平方m)になる。 これから巨大化した女性の接地圧を求めようとすると、 接地圧'=体重÷足裏面積=n3乗*Y(kg)/n2乗*A(平方m)より、 P'=n[Y/A](kg/平方m)…(2)になる。 (1)(2)より、n倍した女性の接地圧P'は倍率nに比例することが求められた。 接地圧P'を不整地でも行動できるようにP'=5Pとすると 巨大化した時の密度は、Z'=[1/2n]Zにしなければならなくなる。 #誰か検算頼む…。
238 :
☆娘 :02/10/26 23:29 ID:nGYXvc2B
>>237 数字に弱い私には遠い外国の言葉に聞こえます(w
239 :
Pz :02/10/26 23:32 ID:l/URLSxZ
>☆娘様 あう。どっかにあったか、この展開。 友紀子は ノンマルトの使者 をベースにしたが、今回は 海のトリトン でいこうかと思ったのですが。 まあ、おいおい厚みをだします・・・。 ダークブルー、見てきた。 ビデオでよし。宮崎駿はどこを評価したのか。
240 :
☆娘 :02/10/26 23:35 ID:nGYXvc2B
>Pz様 こんばんは♪ いえ、うちのイリナもこれからそっちの展開になるもので(汗汗
241 :
Pz :02/10/26 23:46 ID:l/URLSxZ
>☆娘さま いやさ、友紀子で過去から来た人物が主人公を触発させる、 っていう展開にしたから。 これとは別の話にしたかったが、巨大狐巫女だとねー。 言い訳か。 いま、GTSそっちのけで銃撃戦を展開している Pz風ほのぼの系新作、切り口だけは新しいです。
242 :
☆娘 :02/10/26 23:52 ID:nGYXvc2B
>Pz様 ノンマルト・・・ウルトラセブンでしたっけ? うちは何やってもラブコメ風になっちゃう(泣 銃撃戦???
243 :
Pz :02/10/26 23:59 ID:l/URLSxZ
>☆娘さま そうです。ウルトラセブンは完成度の高い話が多く、 特に人類のために戦うことが正義か、とセブンが悩む ように思えました。 イギリステレビでは「謎の円盤UFO」がお気に入り。 エヴァもセブンとUFOにかなり影響されていますよね。 冬月先生は顔から服からフリーマン大佐だし。
244 :
☆娘 :02/10/27 00:18 ID:T4YB3Myz
>Pz様 地球を守る警備隊、名づけてウルトラ警備隊♪ 小さい頃はウルトラマンでしたけど、歳を経るにしたがってセブンですね、私(w 謎の円盤UFO・・・1999年が舞台でしたっけ(スペ−ス1999ではない) あのテ−マ音楽が頭から離れないの(w でもサンダ−バ−ドも好き!
245 :
Pz :02/10/27 00:26 ID:9jh0ilxj
>☆娘さま チャット状態ですね。 UFOは1980年が舞台です。すでに20年前が舞台・・・。 当時のITC製作者は空軍経験者が多く、メカニズムの表現に リアリティーがあったのもそのためか。 私の書き物、くどい描写が多いのはやはりITC作品の影響かと 思います。 巨大狐娘、ブロンドの巨乳巨大娘が出てくるが、イメージは 当然、エリス中尉でお願いします。 プラチナブロンドではありませんが。
246 :
☆娘 :02/10/27 00:38 ID:T4YB3Myz
>Pz様 >チャット状態ですね。 ありゃ・・・本当だ、調子に乗り過ぎたかな? でも、私チャットってした事無いんよ。 はて? イリナの胸・・・考えてなかった(w ステラはペチャだったけど・・・って、ギク・・・逝ってきます。
247 :
Pz :02/10/27 00:44 ID:9jh0ilxj
>☆娘さま 本当はステラ風に書きたかったんだが、話の性格上 ちょっと無理だったので、別キャラにしました。 いつかステラのような、ほのぼの娘を書きたいものです。
248 :
ゆんぞ :02/10/27 01:00 ID:P6+Kcq/7
どもです。
たしかに 同じ題目で文章作ると、作者の視点が一層浮き彫りになって面白いですね。
私の場合は、テーブルトークRPGにハマった経験が反映されてるっぽいです。
中学〜大学入ってしばらくの間だから もう7-8年前の話なわけですが...。
>>235 & 237
体重3乗、面積2乗。よって圧力は身長に比例ですね。
でも、
>>235 でもあるように、圧力やら強度やら動きの緩慢さまで含めると
辻褄は合わないと思いますし、そこを突くのは野暮ってモンです(w
249 :
Pz :02/10/27 01:16 ID:9jh0ilxj
あ、ゆんぞ様。こんばんは。 いや、この企画、面白いけどきつい。 巫女の魅力が何であるかをわからないと書けん。 GTSに物理とか持ち出すと話作れなくなる。 神がかり的な破壊力を描写する補助知識的にしておかないと。 物理的には存在不可能なのですし。
250 :
名無しさん@ピンキー :02/10/27 03:40 ID:4usx1fd/
物理的にどうとかはどうでもいいけど漏れ 怪獣図鑑みたくGTS図鑑みたいのあったらおもしろくね? 名前、身長、体重、性格、特徴、必殺技、BWHとかさ
他人のキャラで悪いけど 名前 石川亜里沙 身長 640m 体重 18000s(18t) B 36000cm(360m) W 22800cm(228m) H 33200cm(332m) 出身 埼玉県(推測) 特徴 髪型はセミロング、可愛い、肌は滑々、処女 職業 アイドルを経て女神(歌は上手くない模様) 性格 目立ちたがり屋、仰ぎ見られることを好む、割りと茶目ッ気あり 必殺技 ゴジラをも蹴殺す鬼の様なキック(ボールコントロール良好) 踏み潰し、踊り喰い 主食 人間?(噛み潰すより踊り食いを好む)ただし、無制限には 食べないと推測 本人から 「うふふ、そう、それじゃみんなは、 これから私のあさごはんになるのよ。あーん。」 以上のデータは本編より こんな感じかね?図鑑
けっこうできると思われ わからんところは推測で。 有名(というか古参?)の巨大娘たちでつくってみる? 窓香とか(南って苗字なんだよね、たしか)
>>250-253 いいね!それ、面白そう。
でもキャラ的に、このスレに合わない娘もいるし、
>>254 の言うとおり、あっちのスレでやるといいよね。あっち、ほんとに寂れてるし。
>251 > 体重 18000s(18t) は軽すぎだと思う・・・
257 :
虹97 :02/10/27 14:13 ID:KII6LAPp
禿同。 人間一人当たりの体積で、0.281gしかないぞ。 空気より軽いんじゃないか?
258 :
虹97 :02/10/27 14:28 ID:KII6LAPp
連カキコスマソ。 45kgの娘が400倍になると、単純計算で 2,880,000,000kg(2,880,000t)。 18tは幾等なんでも軽すぎ。 戦車砲を受けたら無傷でも思いっきり後ろに吹っ飛ぶ。 ビルは18tぐらいなら踏み潰されずに耐えるんじゃないかな? 人間180人ぐらいビルの中に居るでしょ。
>>256-258 「巨大な黒い靴底が288万トンの重量をのせて大地に激突した。」
という記述が本編にあるし、
>>251 氏の勘違いと思われます。
あと、石川亜里沙は巨大化が三段階あったんだし、それを加えてもいいのでは?
ビルというのは、中にいる人間を含めた重量を、ビル全体の構造で分散して受け止めるんだよね?よくしらんが。
たから18tという重量は、それを一点集中しない限りはビルを破壊できないと思う。
ビルを解体する時は、何tあるか知らないけど鉄球ぶちかまして破砕したりするんだし。
体重18tだったら人間と同じ比重と仮定して、大体サイズが7.5倍あたりの時ですね。
で、
>>254 、
>>255 両氏の提案通り、あっちのスレに行ってやるっつーのはどう?
>>259 >あっちのスレに行ってやるっつーのはどう?
禿しく同意
あっちに逝ったほうが間借りした感じが無くてのびのび出来そうだ
Pz氏が既にあっちで
>>259 にレスをつけているぞ
図鑑編纂員は巨スレに急げ!
262 :
お手玉 :02/10/27 20:49 ID:JN4TOcBh
体重もだけど、骨や筋肉の強度の問題やら、血圧の問題やら、神経の伝達速度の問題やら、 身長が1キロくらいになってくると気温や気圧の問題も出てきて・・・ ついでに手足を動かすと回転モーメントという厄介なものまで・・・ ま〜身長10メートル台の2速歩行の陸棲動物はいたわけだから、この位まではリアルの範囲なんだろうけど。 ステラちゃんなんかは異星の超科学の産物だから、体重なんかはあんまり考えなくても ってか考えると矛盾が・・・ もるも、結構苦労してたもんね、物理で。 でも「高圧酸素錠」はワロタ。厚さが10倍になった肺胞でも破裂しないか(笑)凍りそうだし。 そう、気圧や浸透圧が変わらない限り、そういった問題も出てきますね。 ま、その辺は「魔術(エリザちゃんね)」や「超科学」でぼかしておくのが平和だと 巾着はおでんにした時点で別トピ(笑) 放り上げようが摘もうが尻尾でおもちゃにしようが指相撲(指先で力比べをする)しようが 袴のすそや袖でかまおうが、小人が特に苦痛もなく生きていられればほのぼの系でOK. ・・・と思うんですけど。 この辺もまじめに考えると収拾つかなくなるし。 極端な話、1/10サイズのもるもに受け止めてもらっても4階から飛び降りたら 無傷ではすまないと思うし、 100メートルほどになったエリザちゃんに手のひらに乗せて持ち上げられたら 4秒以上かけないと自由落下と同じ位の衝撃がくることになるし。
263 :
☆娘 :02/10/27 23:16 ID:DRNGQeHo
>Pz様 Pzさんの手になるステラ・・・興味あるなぁ・・・凄くアダルトに成長してたりして(w >ゆん様 >たしかに 同じ題目で文章作ると、作者の視点が一層浮き彫りになって面白いですね。 本当、洋子さんとすずさん、そしてうちのイリナ・・・同じ題目とは思えない。 うちのは受けてナンボの芸人さんですから(w 以前、juurokuさんに教えていただいたテーブルトークRPG・・・。 長い・・・なかなかモ・エギさんに辿り着けない(泣 >お手玉様 「超科学」の産物・・・随分、天然の入った超科学だわあ・・・ステラ(w うちのは、ぼかしてあるんじゃなくてボケてるんですけど・・・。
264 :
☆娘 :02/10/27 23:20 ID:DRNGQeHo
ああ・・・また漏れた・・・ボケているのは作者の方だったりして(泣 >250様 >251様 面白い事考え付く人達だなぁ・・・。 うちではBWHを明記した途端に私の命の火が消えるという罠。
>>263 TRPG好きはおいらじゃないですよ。
掲示板で確認しましょう
266 :
☆娘 :02/10/27 23:30 ID:DRNGQeHo
>juuroku様 勘違いしてました・・・おわび。
向こうはあまり盛り上がってない様子 こっちのほうが住人多いのか?
>>266 >☆娘さま
「TRPG好き」さんは、ほのぼの系のかわいい巨大女性の絵を描かれるんですよ。
ここに貼りに来てくれないかなぁ。
269 :
☆娘 :02/10/27 23:56 ID:DRNGQeHo
>juuroku様 そうなんだ・・・そう言えばまだ読み終わっていないから御返事出してないや・・・むぅ。 絵描きさんて凄い・・・私、絵描けないから(泣
270 :
名無しさん@ピンキー :02/10/28 02:30 ID:pDTq997A
油age
271 :
虹82 :02/10/28 03:35 ID:n0vPlm20
>>269 ☆娘さま
横レスすみません。
人それぞれに得手不得手があるのですから、気になさらなくてもよろしいのでは?
☆娘さんは素晴らしい小説を書かれるのですから、それでいいと思います。
小説を書くには相応の努力があったのでしょうし、それは絵描きさんとて同じだと思います。
絵描きさんは絵描きさんで、きっと小説を書かれる方を凄いと思っていらっしゃるのでしょうから。
どっちも満足に出来ない私のような者からみれば、どちらの方々も羨望の的ですよ。
272 :
虹82 :02/10/28 12:02 ID:Iz1Sfiu0
>>271 追伸
もし、☆娘さんが絵を志しているのであれば、得手不得手の別なく、
どんな事にもひるまぬ精進、たゆまぬ努力があれば成就すると思います。
「好きこそものの上手なれ」というのは、それが好きだからこそ上達する、
ということでしょうから。(そういう意味でいいんですよね?諺って難しいし。)
私はそれを信じてやっております。
それで今の所模写とかばっかりだから、この先は長いのですが(苦笑)
273 :
名無しさん@ピンキー :02/10/28 13:31 ID:CxqWwzwE
>>272 最近説教じみてるぞ
下手の横好きという諺もある
同じ筆でも文筆の方で、あれだけ才を見せてくれてるんだ多くを求めるな
そっちに走って物にならず、文章も疎かになったら損失だと思うがどうよ?
おまいさんが絵を付けてやればいいじゃないか
☆娘さんの巨大っ子達は何気にチビ(?)が多い。 これは人間の世界に彼女たちを共存させたいというスタンスの現われだと思う。 食事・排泄・住居等の当然発生するであろう問題にも微妙に触れながらもサラっと解決してる。 と同時にそれから派生するであろうドタバタが作品世界を彩っている。 ステラもイリナも本当は世界を滅ぼしてしまうくらい強いのにのほほんと現在の生活を楽しんでいる。 ☆娘ワールドは大きくて小さくて優しくて暖かい。
275 :
虹82 :02/10/28 17:14 ID:ryc8uvO+
>>273 さま
>最近説教じみてるぞ
そうですね。
>>271-272 はちょっとクドすぎるカキコでしたね。
申し訳ありませんでした。
とゆーわけで私、自戒というか反省をこめて、しばらくROMに戻って
次回作の制作に専念しようと思います。
一応、もしも何か必要のある場合には、ちょこっと出てくるかもしれませんですが。
それでは皆さんの作品、図鑑ともども、楽しみにしております〜。
ああっ! 虹82さんがいなくなってしまった!! 虹さんの描く絵楽しみにしてたのに・・・。 戻ってきて〜!
277 :
虹82 :02/10/28 19:19 ID:7jP9nwIi
278 :
276 :02/10/28 19:24 ID:SRH14OIH
おおっ! 良かった。 早く色が付いたのが見たいですね♪
279 :
虹82 :02/10/28 19:44 ID:tTZuMRdR
あ、慌ててたから肝心な事書いてないや。
☆娘さんの「我が名はイリナ」から、
『神社に戻り油揚げを頬ばるイリナ。「美味いのお・・・美味いのお・・・」
まるで子供みたいだ・・・無邪気に無心に油揚げを平らげていく・・・随分能天気な妖怪だな。 』
のシーンです。髪型や服装、軽自動車など、「こんな感じかな」という、いわば叩き台ですので、
☆娘さん、更に他の方々も、何か気が付いた事などありましたらご意見下さい。
>>276 さま
まぁ、期待しないで待ってて下さい(汗
>>277 もすかして,お食事中のイリナたんですか?
するってえと,前に立っておられるのが愉造神主?
左の軽は,この直後…合掌(笑)
出現時はイリナたんは自分の顔だったかーら,これはもみじに変身後のお姿かと
イリナたんの本当の顔ってどんなん?
281 :
☆娘 :02/10/28 21:27 ID:ra+Y7W+s
我が名はイリナC 慎之介・・・牟鏑神社の神主の名前らしい。 何故か先の古文書には牟鏑神社の記載が一切無い・・・同じ場所にありながら。 「当たり前じゃ、そんな古文書なぞ自分に都合よく、もみじの奴がでっち上げたに決まっておる」 そう言いながらイリナは学生服の慎太郎を掌の中に包み込んでアイスキャンディ−の様にべろべろと舐め回している・・・ イリナの星の愛情表現なんだろうか・・・なんだか味見をしているようにも見える。 「のう・・・ヌシは本当に慎之介様ではないのか?」 イリナの唾液で全身ずぶ濡れの慎太郎が困り果てたように答える。 「父さん・・・何とか言ってよ・・・俺は慎太郎で慎之介じゃないって・・・」 「そうかのう?・・・慎之介様に瓜二つじゃが・・・では、あの約束も知らぬのか・・・」 本殿の前の境内にぺたんと座り込んで息子の慎太郎を掌の上で弄ぶイリナ。 「約束?」
282 :
☆娘 :02/10/28 21:29 ID:ra+Y7W+s
「そうじゃ・・・わらわを慎之介様の嫁にしてくださるという約束じゃ・・・」 本殿の前の階段に腰を下ろして渋茶を啜っていた愉造は、思わず啜っていたお茶を吹き出した。 お茶で虹がかかる・・・。 愉造はふと想像してしまった・・・ノミの夫婦ならぬアメ−バ−の夫婦・・・。 「やめてよ、俺まだ高校生だよ」 「愛さえあれば関係ない! わらわが、もみじに騙されて落ち込んでいると、 慎之介様は何時もわらわを慰めてくださった・・・優しい御方じゃ・・・そもそも、コ〜コ〜セイとは何じゃ?」 「高校生ってのはさあ・・・う〜ん・・・」 慎太郎は説明するのを断念したようだった。 「わらわが、もみじの言い付けを守って良い子にしておったのも・・・慎之介様がおったからじゃ。 さもなくばこんな星、一夜で滅ぼしてくれるわ・・・」 そう言いながらイリナはチラリと愉造を見た・・・こいつ、外堀から埋める気か?・・・でも、イリナなら本当にやりかねないのが恐ろしい。 「もみじの奴、わらわと慎之介様の仲に横恋慕しおって、わらわを狐石に閉じ込めたのじゃ・・・許せん!」 ぎりっとイリナの奥歯が鳴る。
283 :
☆娘 :02/10/28 21:31 ID:ra+Y7W+s
「でも、イリナって、もみじって人の身内じゃないの?」 「むかちゅく・・・何故そうなるのじゃ・・・」 「だって、もみじって・・・つかさの御先祖様なんだろう・・・で、イリナって、つかさと同じ顔してるじゃん?」 「いや、これには深い訳があって・・・その・・・むう・・・」 思い人の慎之介と同じ顔をした慎太郎の前で、もみじに復讐する為に、もみじに化けたとは言い難いらしくイリナは言葉を濁す・・・ 慎太郎にだけは悪さを成すもののけだとは思われたくないのだろう・・・変なところで女の子してる。 考えてみれば、つかさともみじの顔は似ているというか同じらしい・・・ ということは慎之介と慎太郎が同じ顔をしていても不思議はあるまい・・・随分、作者の御都合主義だとは思うが。 「こ、これは本当のわらわの顔ではない・・・わらわはもっと、その愛くるしいというか、 抱きしめたくなるというか、萌え〜というか・・・何にしろ、こんな性悪な顔ではない。 慎之介様なら知っている筈じゃが・・・待っておれ、いま元に戻すによって・・・」 反って妖怪だと思われる気がするが・・・。 イリナは愉造にして見せたように慎太郎を掌に載せたまま腕を顔の前で上下させる・・・が、何の変化も無い・・・。 「どうじゃ、惚れ直したじゃろう。 これがわらわの真の姿じゃ!」 「いや、その何にも変わってないし・・・」と愉造。 「そんな筈は・・・はて、面妖な・・・どれ、もう一度・・・どうじゃ?」 首を横に振る慎太郎・・・幼稚園児の御遊戯の様に腕を振るイリナ・・・その度に慎太郎の首が横に振られる。 「馬鹿な・・・わらわの見目麗しき顔が・・・嘘じゃろ、嘘だと言うてたも・・・」 愉造と慎太郎の首が練習を積んだ器械体操の演技のように揃って横に振られる。 「妖怪はどっちじゃ・・・もみじの方がよっぽど妖怪ではないか・・・もみじなんぞに化けたばかりに・・・祟りなぞ成しおって・・・むかちゅくぅぅぅぅぅ〜〜!」 すっくと立ちあがるとイリナは、ひと跳びで下界に消える・・・暫くして、ずど〜んという音が聞こえた。
284 :
☆娘 :02/10/28 21:32 ID:ra+Y7W+s
「何処行く気なんだろう?」 「稲荷屋・・・というか、つかさのところだろう・・・」 「何しに?」 「多分、つかさの顔というか、もみじの顔というか、自分の顔に文句を付けに・・・」 「つかさちゃん大丈夫かな?」 「心配はいらないと思うぞ・・・多分・・・つかさの方が一枚上手だ、直ぐにしょぼんとして帰ってくる」 そこへ高校の制服のままで自転車に乗ったつかさがやってきた。 「何? 今の音?」 「ほら、噂をすればつかさが・・・なに、イリナがまた・・・」 「もう、止めてよ・・・あの化けギツネ・・・仲見世の駐車場、また目茶目茶だわ・・・町会長さんに怒られる」 「止めなよ、つかさちゃん・・・化けギツネだなんて、可哀想じゃないか」 「慎ちゃん、なに言ってるのよ・・・アイツ、私に化けてるのよ・・・迷惑なのはこっちよ・・・恥ずかしい!」 「でも・・・」 「何よ・・・慎ちゃん、イリナの肩持つの・・・もしかして、ゆんぞおじちゃんと同じ趣味?」 ぎっく〜〜〜、愉造の顔が蒼ざめる。 「ふふふ・・・知ってるんだから、おじちゃんがGTS趣味だって」 「GTSって何?」 「GTSってのはねぇ・・・」 「うわあ・・・大変だ、ほら・・・稲荷屋の危機だぞ! 早く帰れ、話はまただ・・・ほら帰れ、そら帰れ!」 愉造は、つかさの背中を押して追い返そうとする。 「私も巨大化して、イリナを退治してあげようか?」 追い返そうとする愉造に囁くつかさ・・・瞳に妖しい光が灯っている・・・。 「まさか・・・つかさ・・・出来るの?」 「ふふふ・・・出来る訳無いじゃない・・・冗談よ、冗談!」 って、俺・・・何を期待してるんだ? 軽くウインクすると、つかさは笑いながら自転車で走り去った・・・つかさなら巨大化などしなくても、舌先三寸でイリナを退治できるだろう・・・愉造はそう思った。 「そうそう、イリナに潰された軽トラ・・・来年の3月31日までに廃車手続きした方が良いよ・・・税金かかるから〜」 つかさは手を振りながら自転車で山道を駆け下りていった。
285 :
☆娘 :02/10/28 21:33 ID:ra+Y7W+s
「つかさはガッコというところにいるようじゃが・・・何処にあるのじゃ?」 つかさの父親、稲荷屋の主人を掌の上で御手玉にして散々弄んだ挙げ句、 彼からつかさの居所を聞き出したイリナは電線を引き千切り、仲見世のカラ−舗装を踏み砕きながら学校を探して歩き出した。 「下界はごみごみしていていかんのう・・・」 水道管が破裂して道路に水が溢れ出す・・・幸いな事にガス管は踏み潰されなかったようだ。 電線や電話線、そして水道管を壊されて仲見世界隈はライフラインを失いブラックアウトしていく。 学校に行っても、つかさをどうしようかなどとは正直考えていなかったイリナだが、 慎太郎の前で失態を犯した自分が惨めで、せめてつかさに文句の一つも言ってやろうと思って街を歩き出したのだった。 自分でも、またつかさにやり込められるのは解ってはいるのだが・・・。 その頃、警察は台風一過の街に巨大な巫女さんが現れたという通報に戸惑っていた。 悪戯にしては通報件数が異常だ・・・無視する訳にもいかない・・・一台のパトカ−が仲見世を目指していた。 「こちら移動16、まもなく現場に到着・・・現在のところ異常・・・うわ!」 路地から仲見世通りに左折しようとした福田巡査の運転するパトカ−が突然横転した。 彼は自問自答していた・・・今のなんだろう?・・・でっかい草履と白い足袋、赤い垂れ幕が移動していく。 最近俺疲れてるからなぁ・・・ ハンドルを握ったままシ−トベルトで固定されて宙ぶらりんになった彼はボンヤリそんな事を考えていた。
286 :
☆娘 :02/10/28 21:54 ID:LhA+VoRL
>274様 褒め過ぎです・・・実は何にも考えてなかったりして(w >虹82様 え〜とですね、私も文を起こす時には一応頭の中で絵は書いているのですよ。 でっ、そこから必要な絵だけを抜き出して文に置き換える。 だからすかすかな絵になってしまうんですけど(泣 手段は違っても創作という行為は同じだと思います・・・後は得手不得手。 イリナ描いてくださったんですね・・・こいつ本当に能天気に油揚げなんぞ・・・でも嬉しそうだな。 出来たら尻尾をもっと大きくしていただけると嬉しい・・・立っても地面に付いて箒になるくらい(w でも尻尾がぽてぽてと・・・かわいいな・・・ありがとうございます。 取り敢えずjuurokuさんと御手玉さんに出張ってもらいました。 虹82さんとPzさんはどう料理しようかな?
287 :
ゆんぞ :02/10/28 21:56 ID:4us1KRkv
>>277 早速、狐耳の巫女さんの画像が貼られてますね(笑)>巫女スレ
嗚呼、なんかPz&☆娘両氏から続々。
私はちょいと多忙のため暫く書けそうになさげですが、
草葉の陰から見守っております。
288 :
「TRPG好き」 :02/10/28 22:15 ID:K1K5rRnc
どーもーここでははじめまして。(でも名前違う) >☆娘様 >長い・・・なかなかモ・エギさんに辿り着けない(泣 ゴメンナサイ(謝・・・あれ、4年越しのキャンペーンなんで・・・。 話のつながり考えなければ、第10話、とんで22話と23話、27話と 28話を見ていただければよろしいかと。初登場は第4話なのですが、 GTSメインではないのでどうしても出番が限られてしまうのです(泣)。 感想のお返事はそのうちで大丈夫です。気長に待ってます(笑)。 >絵描きさんて凄い・・・私、絵描けないから(泣 素晴らしい文を書けること自体凄いことです。 >juuroku様 絵のほうは待っててください。いろいろ直さなきゃいけないけれど、 なかなか時間が無くて……ゴメンナサイ。 あと、すでに外出のものでも良いのでしょうか? それでは。
289 :
Pz :02/10/28 22:50 ID:WfSCONmt
うーむむ、ほのぼのからどろどろ系に方針転換しようかな。 >ゆんぞ様 早めのカムバックを! >☆娘さま いや、私の書いてるのとはだいぶ違いますね。(当然か) 作品作りを楽しんでいらっしゃる。
>>288 さん
いやぁ、ゴメンネ。ここで名前をそのまま出すのは悪いかなと思って
ガイシュツの画でもいいと思いますよ
>☆娘さま
>>286 を読むまで自分がカメオ(?)してることに気づかないおいらって…
イリナさんに直接どうにかされたかったなぁ。いいなぁお手玉さん。
神通力(?)が使えなくなった理由って・・・マサカネ
>Pzさま
今日は、数時間おきにコンビニを偵察に行くとゆうアホな事をしております
理由はまあ追々
>ゆんさま
お忙しいことは重々承知しております
が・・・、やっぱり続きが気になるぅっ!
291 :
Pz :02/10/28 23:53 ID:WfSCONmt
>イリナ様 やさしくしてねー!
292 :
Pz :02/10/29 00:27 ID:csZ5hX1O
∧∧ /⌒ヽ) さて、破壊系に戻るか。 i三 ∪ 〜三 | (/~∪ 三三 三三 三三
293 :
Pz :02/10/29 00:32 ID:csZ5hX1O
あ、耳飛んだ。
>>293 行頭の半角スペースは無視されちゃうんです。たしか
295 :
Pz :02/10/29 00:42 ID:csZ5hX1O
あいしゃるりたーん! 週末には・・・。
296 :
虹82 :02/10/29 03:46 ID:zFZW/yCN
>>280 さま
>イリナたんの本当の顔ってどんなん?
そこはそれ、各自で脳内補完すればよろしいのではないかと思います。
>>281-286 ☆娘さま
イリナ、遂に街へ繰り出しちゃいましたね。大変だぁ(w
>手段は違っても創作という行為は同じだと思います・・・後は得手不得手。
得手不得手は人それぞれ、でも、ものを創る事に変わりはない、そういう事ですね。
>イリナ描いてくださったんですね・・・
一応、暫定的に描いてみました。あとはご要望の通りに耳、尻尾を修正していきます。
あと軽自動車は軽トラに直しておきます。で、これを「カリ城」のFIAT500のイメージで・・・。
>虹82さんとPzさんはどう料理しようかな?
お手柔らかにおながいします(w
>>287 ゆんぞさま
情報ありがとうございます。いいですねコレ。これはどなたかが早速?
でも保守ってあるし・・・偶然だったら面白いですね。とにかく貼ってくれた方に感謝。
それでは、また。
>>245 私もUFO好きです。
イギリスならではの雰囲気(落ち着きとゆうか風格とゆうか)が良いですよね。
メカ的には、スカイ1の発射シークエンスにワクワクしましたね。
で、「アホな事」の結果ですが。結局、箱買いするも、エリス中尉は入っておらず、
コナミ「謎の円盤UFO」はノーマルコンプリートとなりました。
今回も素晴らしい出来です。1個500円以上の価値はあると思います。
298 :
☆娘 :02/10/29 07:40 ID:I/gzn+RM
>ゆん様 イリナのお守りで疲れちゃったかなぁ・・・草葉の陰って、実は酒場の陰だったりして(w 粗製濫造で、ゆん様の持ち味を損なわれる方が哀しい。 ゆっくりと御時間掛けて、ゆん様の納得のいく作品読ませてください。 >TRPG好き様 ダイジェストNoありがとうございます・・・でも、今嵌まりかけてる最中です(w 絵描きさんなんですよね?・・・私も見たい・・・すいません、ネットでこの道入ったの日が浅いもので。 >Pz様 ごめんなさい・・・貴方の場合は多分「優しく」はされないと思う(w イリナの破壊力の餌食になってもらうつもりなんですよ。 でも破壊系のPzさんには、ここは針のムシロかなぁ・・・ここ完全に破壊はオフなんでしょうか? だとするとイリナも大きく結末を変えなければいけないのですが・・・。 どろどろ系・・・私、結構怪談とか好きなんです・・・伝奇的な感じ・・・読んでみたい。 昔話って結構突き詰めると怖い内容多いですよね?
299 :
☆娘 :02/10/29 07:59 ID:3g4f5mgm
>juuroku様 いえ、ブロ−チはしてないと・・・って、そのカメオじゃな〜い(w ふむ・・・イリナに直接弄ばれるのが御望みと・・・めもめも。 UFOのメカって何でも出来る万能機じゃないところが好きです。 >虹82様 イリナは元々破壊には何の疑問も抱いてないから・・・。 ただ地球で生活しているうちにお尻・・・じゃなかった、性格大分丸くなったもので(w 破壊はあっても人は一人も死なないと思う・・・安心して弄ばれてください。 軽トラ・・・御手玉さんの書き込みを活かしたかったので軽トラになっちゃったんですけど、 ほんとは軽なら何でも良かったんですよ。 絵があるとフィ−ドバック効果でイメ−ジが膨らむわあ・・・ありがとうございます。
300 :
Pz :02/10/29 08:00 ID:3ux/t/MQ
>☆娘さま ああ、やっぱり。 破壊はありではないかと思います。 ただ、書き方にもよるでしょう。 のんびりできる朝はいいなー。
301 :
☆娘 :02/10/29 08:09 ID:3g4f5mgm
>Pz様 おはようございます。 では安心して暴れさせちゃおう・・・弄ばれてやってください(w
302 :
名無しさん@ピンキー :02/10/29 15:36 ID:Jmm9hRm0
303 :
302 :02/10/29 15:46 ID:Jmm9hRm0
↑グゲ、ヘマった ☆さんの書く女の子は松本零士のメカみたい 999にしてもヤマトにしてもアルカディア号にしても一見すると古い でも実は凄い性能という罠 メイドさん&巫女さんと古臭くて大人しいイメージの子が実は! そのギャップがたのすい 松本零士が好きだとカキコしてたのもわかる
Pz氏へ 破壊シーン書こうよ、破壊は目的じゃここの趣旨に反するかもしれんけどさ 破壊シーン無しじゃPz節じゃないし、ほのぼのでもない やむなく至った破壊ならOKでしょ 妖怪伝奇みたいな感じでさ
絵師さん乱入キボン!
はっぱ【発破】 鉱山や土木工事などで、火薬を仕掛けて岩石を爆破すること。 つまり、「操作・調節出来る破壊」という意味と無理やり取ることも出来る。 「ほんわか発破系」とは言い得て妙(笑)
つまりボケた振りして意図的に破壊すると。 おそるべき、ステ(以下略
>>277 「尻尾で掃除する姿が見たい」というのは反則でつか
☆娘さんは「ほんわかぱっぱ」といっていたように思うでし いつのまに「ほんわか発破」になったんでし
ここは、ほのぼの・破壊・絵師・雑談、来るものを拒まずだな(笑) またーりしていて良いよ。 >277(虹82) ぜひ巨大狐巫女さん完成させて見せて下さい。
311 :
Pz :02/10/29 22:22 ID:uzvxHFGY
>309 多分Juuroku氏と私が読み間違えたから。 でもなんとなく面白いのでほおっておきたい。 >juuroku様 探し物は見つかりましたか? >304氏 ご心配なく。50パーセントオフ(当社比)程度で破壊も あります。 もっと強烈なのは新作で。
オオ,Pzさんの破壊宣言じゃ! >50パーセントオフ(当社比)程度で破壊も で…今ならダブルチャンスでもう一回と言ってみるTEST ほのぼのとは多少世界が違うかもしれないけど,Pz巫女さんの謎解き風作品に期待してます ところでタイトルは付けないんですか?
313 :
Pz :02/10/29 23:16 ID:uzvxHFGY
>312 タイトル、まだ考えていません。 ドタバタコメディーはなんとなく無理だし、幻想的な 伝奇ものにしてゆこうかと。 ラストは決まりました。
>310 またーり・・・、 だが破壊・エロ一切無しの純ほのぼのは 非常にうpしづらいと思うのは漏れだけでつか ・・・。 >288 おお!期待しておりまする、頑張ってたも。
>>311 >>192 の>ほんわかぱっぱ系でも立てようかな
と、
>>194 をうけて、
ぱっぱを発破(はっぱ)に変えてみるってお遊びで、
「ほのぼのしてるけど、破壊も有り」って意味。
ジョークを解説するのって恥ずかしい・・・ジョークになって無いって?スンマソン
>Pzさん>探し物は見つかりましたか?
昨日は、コナミのお菓子付玩具「謎の円盤UFO」が
コンビニに入荷するのを張ってたんです。
フィギュアを集める趣味は無いんですが、コナミのITCシリーズは話が別、
素晴らしい完成度です。インターセプターは3機そろえたいなぁ。
316 :
ゆんぞ :02/10/30 00:04 ID:CYYGM41Q
>>315 言葉の遊びを解さない無粋な輩が多くて困る
それを逆手にとって悪意すら感じる
>>316 禿同!!
それにここ破壊・エロ一切禁止なんてお約束あったっけ?
煽りは自スレでやってくれ入店
318 :
ゆんぞ :02/10/30 00:35 ID:CYYGM41Q
>>316 あ、まちごーた。
俺はうpしずらいとは思わないって意味ね。
>>317 まぁ、おちけつ。
319 :
314 :02/10/30 02:53 ID:ggVq7mFf
>>317 ルールがないからこそ
現状として破壊マンセーの流れになりつつあるでそ、
そういう所に今更破壊無し系作家が参入できるかってな話、
需要がなくなりつつあるとこにあえて出せん罠。
まあ、とかいいつつ漏れも破壊は嫌いじゃない罠(藁
320 :
ゆんぞ :02/10/30 03:16 ID:CYYGM41Q
>>317 >>314 を誤読してませんか?
>>319 破壊マンセーではなくて、ほのぼのしているなら破壊もありってところかと。
このスレが建った経緯は無敵スレの 170-230にありますので、
ルールはそこから判断しませう。
とりあえず、モノが有るなら うpぎぼん(笑
ここは「来る者は拒まず」の懐の深さが売りなんでは?
>>320 氏の
>破壊マンセーではなくて、ほのぼのしているなら破壊もありってところかと。
というスタンスで良いんじゃないか
Pz氏のように本来破壊系の作家さんがほのぼのに挑戦してみようという試みもみられるんだ
純ほのぼのオンリーでもいいけれど間口は広い方がいいと思う
純ほのぼのの需要が減っていると言うのなら君がメガトン級の作品でみんなの目を覚ましてやれよ
逆にドギツイ純破壊系をここでやる必要はないだろう他スレでどうぞ
ここは☆娘信者のスレですよ。 批判する香具師は袋だたき。それだけがルール。
煽り粘着、ミトーモナ〜イ!! 蟲は腐海にお帰り
324 :
名無しさん@ピンキー :02/10/30 12:37 ID:vsEvBNMX
虫下しage
325 :
名無しさん@ピンキー :02/10/30 12:40 ID:nLkQ1J0R
【御先祖スレ】 日本が生み出した巨大化ヒーロー・ウルトラマン! 正義の味方じゃなくてもいいや,女の子にも巨大化して頑張ってもらいましょう! 戦車を軽く握り潰し,大きなビルをオパ〜イでへし折る そんな巨大な女の子に萌える人いませんか〜? 【ぼの系】 大きいけれど泣き虫で、強いけれど天然ボケ、巨大娘フェチのニューウエーブ。 癒されたい人、萌えたい人、いらっしゃ〜い! ほのぼの系巨大娘フェチ新装開店でござーい! 煽りは入店お断り・・・のほほん、また〜り参りましょう。 はい一見同じようなスレですけど微妙に違いますからね ここ試験に出ますよ(笑)
>>322 少なくとも漏れは☆信者です(笑)
でもだからって袋叩きにはする気はありませんけど
普段はROM専スマソ
>>327 だから、煽りに反応するなっての・・・・。
329 :
虹82 :02/10/30 23:20 ID:kr5I0zZJ
330 :
虹82 :02/10/30 23:37 ID:kr5I0zZJ
あ、あと一つ。 巫女スレ、ちょっとした狐巫女さん祭りでしたね。 ありがたいことですた。この場を借りて感謝いたします。
331 :
Pz :02/10/31 00:08 ID:ltFYpU97
また発端は私かな。
332 :
308 :02/10/31 00:23 ID:YW7pLp4i
>>329 虹82さん
いいでし、かわいいでし!!
間違っても二股じゃない・・・ワラタ
>>331 Pzさん
なんの発端でしか?
スレ立て前に、破壊えろーす厳禁ってゆう意見があったのですが、 そこまでしっかり規制してしまうと身動き取れなくなるんじゃないかと、 破壊とエロについてはあえて明文化しませんでした。 おいら的には、ほんわかしてれば破壊やちょっとエッチなこともオッケーなんですが(w ここで小説を書かれる方々の個別の判断にお任せする。 とゆうことで如何でしょう。
335 :
ゆんぞ :02/10/31 21:42 ID:Lr5fa2pQ
ぬはっ。 はしゃいでるイリナたんとボロボロの車&神主の対比が めっちゃいい感じでつ(笑)。
いただきま〜つ(w イリナたん楽しそうでいいね 気になって読み返したら、イリナの身長15m前後なのね。 もうちっと大きいつもりで読んでたyo
337 :
☆娘 :02/10/31 22:48 ID:ZUQFu2VO
我が名はイリナD 「慎ちゃん、ちょっと付き合ってよ!」 慎太郎の部屋の窓から、つかさがひょっこり顔を出した。 「わっ、何だ・・・つかさ、学校行ったんじゃなかったのか?」 「まだ早いでしょう・・・それに、さっきは愉造おじちゃんがいたから・・・ 学校一緒に行こう、その前に確かめたい事もあるし・・・」 慎太郎も窓からこっそり抜け出した。 「うちにも古文書あるんだよ、ここの縁起書とほぼ同じ内容の・・・でもね、冒頭のイリナの言葉はどうも、 もみじさんの加筆みたいよ、だってアノ馬鹿にそんな台詞は吐ける? あたし、ああいう物好きだから小さい頃からうちの古文書読んでたし、 慎ちゃんとこの縁起書も読ませてもらっていたから解るんだけど・・・ でもね、うちの古文書にしか書いてない部分もあるんだよ」 つかさに急かされながら着いたのは狐石・・・ 石というより苔と松に覆われた巨大な岩。 辺りはイリナが尻尾で掃除を済ませたおかげで昨日の台風の影響も既に無く、 普段と変わらない風景だった。 「ほら、あそこ・・・」
338 :
☆娘 :02/10/31 22:52 ID:ZUQFu2VO
つかさが指差す先を見上げると狐石の上部の苔がごっそり剥がされて 黒々とした地肌が陽光に照らされてテカテカと光っている・・・まるで金属のような光沢。 「これね、本当はイリナの宇宙船なんだよ・・・ 縁起書にはもみじが自分の神通力でイリナを岩に閉じ込めた事になっているけど、 うちの古文書にはハッキリ宇宙船だと書いてあるんだよ」 何百年という歳月が過ぎ、イリナの宇宙船は苔と松に覆われ岩になってしまったのか・・・。 「ほら見て、慎ちゃん・・・ここ真っ直ぐに亀裂が走ってる・・・これがハッチの開いた跡だと思う」 なるほど岩肌に人工的な感じで真っ直ぐ苔が剥がれた跡がある。 「何とかして、もう一度イリナをこれに封印できないかな?」 「・・・可哀想じゃないか、騙されて眠らされて、やっと目覚めたらまた邪魔者扱いで眠らされるなんて」 「なに人事みたいに言ってるのよ、イリナは慎ちゃんの事、慎之介さんだと思っているのよ。 無理矢理イリナのお婿さんにさせられちゃうよ・・・力ずくで。 古文書には書かれてないけど、私も同じ女の子だから解るの、もみじの気持ち。 第一イリナと人間が共存できると思う?・・・あの馬鹿、力だけは凄いんだから。 大昔とは違うんだから・・・戦争になるよ」 「でも、イリナってそんなに悪い子じゃないよ・・・」 「なによ、慎ちゃん本当にイリナに惚れちゃったの?」 「そんなんじゃないと思うけど・・・なんだかさっき抱きしめられた時、懐かしい感じがしたんだ・・・」 「・・・馬鹿・・・変態・・・変態親子・・・もう知らない!」 つかさはぷいと踵を反して走り去る・・・大きくても小さくても女の子は難しい生き物だと慎太郎は思った。
339 :
☆娘 :02/10/31 22:56 ID:ZUQFu2VO
「のう・・・ヌシに物を尋ねたいのじゃが・・・ガッコとは何処にあるのじゃ?」 横転したパトカ−から這い出した福田巡査を大きな手が摘み上げた。 足下に地面が無いというのはなんとも不安なものだ・・・。 姿形は自分達人間と変わらない・・・まあ、頭の上のピンと立った耳とぽてぽてと動く大きな尻尾を除けば。 しかしでかい・・・圧倒的にでかい・・・4階建てのビルの屋上を足下に見て、彼は、自分は投身自殺は出来ないなと思った。 「わらわは、もみじ・・・否、つかさを捜しておるのじゃ・・・」 思案気に小首を傾げるイリナ・・・福田は自分の心にポっと蒼白い炎が灯るのを感じた・・・かわいい! 自分にそんな嗜好があるなんて・・・弄んで欲しい・・・彼は職務も忘れて切実にそう思った。 「福田先輩〜! 大丈夫ですか?」同僚の志村巡査がイリナの足下で拳銃を構えながら彼に声をかける。 「ヌシは福田と申すのか・・・ふくちゃんじゃの・・・わらわはイリナじゃ」 イリナはそういうと福田を掌に載せかえした。 「ところで、イリナさん・・・つかさって子捜してどうされるんですか?」 「う〜む・・・わらわも勢いで飛び出してきたので、実はどうするか定めてはおらんのじゃ・・・まあ、握り潰すか踏み潰すか殴り殺すか・・・そんなところじゃろうな」 おいおい、穏やかじゃないぞ!
340 :
Pz :02/10/31 22:56 ID:VRIqbPJw
はー。うまいもんですね。<334 ☆娘さんは15メートル前後がお好みか。 そういえば、軽トラの崖くだりシーンは「カリオストロの城」を イメージしてください、とのことだったが、あの擬音は松本ワールド。 「戦場漫画」か「男おいどん」を連想しました。
341 :
☆娘 :02/10/31 22:58 ID:ZUQFu2VO
「あのですね・・・実は私、貴方をお諌めに参りました・・・私の職務でありまして・・・このまま貴方を見過ごして学校に行かせてしまうと私は上司に酷く叱られます。 なんとかお怒りをお納めいただけないものでしょうか?」 福田巡査はイリナの掌の上で土下座をした。 上目つかいでイリナの表情を盗み見る福田・・・イリナの瞳が真っ直ぐ彼を捉えている。 イリナの大きな人差し指が伸びてきた・・・殺される・・・イリナは福田巡査の胸に指を突きつける。 思わず仰け反る福田・・・けらけらと乾いた笑い声を上げるイリナ。 「憂い奴、頭を上げられよ・・・男子の面子を潰したとあっては人の道に外れる。 いや、わらわも本気でつかさの奴めを殺そうと思った訳ではない・・・ただ引っ込みが付かなくなってのう・・・ここはふくちゃんの顔を立てて退散するとしようぞ」 「あっ、ありがとうございます」 「な〜に、礼には及ばぬ」 イリナは福田巡査を掌から地上に降ろし、横転したパトカ−を摘まんで起こした。 下から見上げると一層大きく感じられる・・・彼は自分の無事を喜ぶ反面、あのまま握り潰されたかったという後ろ暗い欲求を反芻していた。 尻尾を揺らしながら後ろ手に手を振り山へ帰って行くイリナ・・・それを見送り、ぼんやり手を振り返す福田。 「先輩、大丈夫ですか・・・先輩・・・先輩・・・先輩?」 不安げに彼の顔を覗き込む志村巡査・・・福田は、ぼそりと一言だけ答えた・・・。 「萌え・・・」
342 :
☆娘 :02/10/31 23:00 ID:ZUQFu2VO
愉造は裏山の石碑に腰を下ろしてモバイルのキ−を叩いていた。 最近出番が少ないなぁ・・・イリナは慎太郎一色だし・・・こっそり秘密のGTSサイト巡りも、なんだか楽しくない。 水着姿の巨乳美女がビルを破壊している画像をディスプレイしたままで黄昏る愉造。 「なんじゃ、そういうのが趣味なのか?」 突然背後からかけられた言葉に慌ててモバイルを抱えて隠す。 「見たぞよ」 「なっ、なんだ・・・イリナか・・・」 「どうもこの星の男どもの嗜好というのは解らん・・・自分達の星を女に壊されて嬉しいのか?」 イリナは境内に立っているのだが、顔は丁度裏山の愉造がいる位置に達してしまう。 「いくつも星を滅ぼしてきたが、そんな趣味のある星はついぞ見た事が無いぞよ?」 「地球でも少数派だから・・・」 振り向くと既にイリナはいなかった・・・ずしんずしんと足音を立てて境内を走っていく。 「慎之介様〜!」 なんだ、また慎太郎か・・・ふん、ぐれてやる・・・俺、もしかして息子に嫉妬してる?
343 :
☆娘 :02/10/31 23:01 ID:ZUQFu2VO
「ふ〜ふっふ・・・何故か、うちの古文書には痺れ薬の製法まで書いてあるのよねぇ〜♪」 つかさはエプロン姿で台所に立ち、大きな鍋で油揚げを煮ていた・・・その傍らには何やら危険な香りのする鍋がぼこぼこと・・・きっと白雪姫の魔法使いを実写にしたら、こんな感じだろう・・・。 「何だ、つかさ・・・油揚げ追加で揚げろって言うから作ったのに・・・しかも切らずに丸のまま煮る奴があるか・・・それに学校はどうした?」 「父さんは黙ってて・・・学校なんか行ってる場合じゃないの! あの化けギツネに人間様の怖さを思い知らせてやるのよ」 そう言うと、つかさはまた不気味な笑い声を上げた。 「化けギツネって、イリナちゃんの事か?」 「他に何処にいるのよ」 「止めとけ・・・お前の敵う相手じゃない・・・それに結構良い子だぞ」 「父さん、あたし知ってるのよ・・・ゆんぞおじちゃんにGTS教えたの、父さんだって・・・」 「ぎっく〜〜!」 「お母さんにバラされたくなかったら、ほら手伝って!」 稲荷屋の周辺には朝から油揚げを炊く甘辛い匂いが漂っていた・・・。
344 :
☆娘 :02/10/31 23:04 ID:ZUQFu2VO
尻尾をぱたぱたさせながらイリナは、慎太郎を掌の上で嬉しそうに弄んでいた。 またべろべろと嘗め回されて唾液だらけにされるのかと心配したが、今度は大丈夫なようだ。 「のう・・・慎之介様、慎之介様はガッコとかには行かんのか?」 「俺は慎太・・・もういいや・・・今日は自主休校、学校に行く気分じゃないんだ」 「ガッコというのは楽しいのかのう?」 「楽しくもあり、苦しくもある・・・愉快な奴もいれば、嫌な奴もいる」 「誰か慎之介様に仇成す者がおるのか・・・わらわが行って、とっちめてくれようぞ?」 「駄目だよイリナ・・・全部ひっくるめて学校なんだ」 「ふ〜む、良く解らんが・・・慎之介様は偉いのう」 「偉くなんか無い・・・みんな同じさ」 「みんな同じ・・・」
345 :
☆娘 :02/10/31 23:10 ID:ZUQFu2VO
イリナが急に無口になった・・・と思った次の瞬間、大音響が不二見神社の本殿を震わせた。 「うわぁ〜〜〜ん!」 見る見るうちに涙が溢れイリナの頬を伝って流れ落ちる・・・鼓膜が破れそうだ。 「わらわはみんなと同じじゃない・・・わらわは一人ぼっちじゃ・・・ 誰もわらわを好いてはくれぬ・・・わらわとて自分の星に帰りたい・・・なれど叶わぬのじゃ・・・ 妖怪と呼ばれ、嫌われ恐れられ・・・それでも、それでもわらわは女子なのじゃ・・・ 一人ぼっちは嫌なのじゃ、寂しいのじゃぁぁぁぁぁ〜!」 おいおい、涎の次は涙かよ・・・頬に擦り付けられ、ハンカチ代わりに涙を吸い込んでいく慎太郎の学生服。 まるで、でっかい赤ん坊だ・・・無邪気で、気まぐれで、手がかかって、でも放っておけなくて・・・。 可愛いなぁ・・・慎太郎は素直にそう思っていた。 強がりばっかり言ってるくせに、本当は寂しくてしょうがないんだな・・・ 無理も無い、心では解っていてもイリナはとてつもなくでっかい・・・心では埋められないほどに、でも女の子なんだ。 「泣くなよ・・・イリナは強いんだろ?」 「ひっく・・・男なんぞに遅れをとったことはない・・・この星に落ちてくる前までは怖いと思った事も無い・・・ 星を潰す時も楽しいと感じた事はあっても辛いなどと考えた事はなかった・・・ でも、人の優しさを知った今は・・・慎之介様に会いたい・・・ わらわを女の子として扱ってくれたのは慎之介様だけじゃった・・・ひっく・・・」 「いるじゃないか、慎之介ならここに・・・」 「ヌシは本当は慎太郎なんじゃろ・・・慎之介様ではない」 「・・・俺は・・・慎之介だよ・・・」 「・・・・・」 「俺は慎之介さ・・・」 「でもでもでも・・・」 慎太郎はイリナの言葉を遮ると、ゆっくりとこう言った。 「イリナ・・・永い事一人ぼっちにしてごめん・・・もう一人じゃない、俺は慎之介だよ」 「慎・・・之介様・・・慎之介様・・・慎之介様〜!」 イリナは慎之介を胸に押し付けぎゅっと抱きしめると耳を立て、嬉しそうに尻尾を千切れんばかりに振った・・・玉砂利が舞い上がる。 「慎之介様・・・慎之介様・・・嬉しいのじゃ、わらわはとても嬉しいのじゃ〜!」 「だぁ〜〜、苦しい・・・止めろイリナ・・・出る・・・中身が出ちゃう・・・潰れる!」
346 :
Pz :02/10/31 23:11 ID:VRIqbPJw
あ、失礼。変に割り込んだ。 新作来たー!
347 :
☆娘 :02/10/31 23:11 ID:ZUQFu2VO
その時境内に一台のパトカ−が猛スピ−ドで走り込んできた。 参道への石畳の縁に当たって大きく一つジャンプすると二人の目の前にどすんと着地して停まる。 タイヤが外れてぺしゃんと腹をつき、ドアが開かれると言うより剥がれて落ちた。 中から出てきたのは件の福田巡査だった。 「イリナさん、大変です・・・来ます、自衛隊が来ます!」 遠くからバタバタというヘリコプタ−の羽音が近づいてきた・・・。
348 :
Pz :02/10/31 23:27 ID:VRIqbPJw
また割り込んだ。 とうとうきたか、自衛隊。
349 :
☆娘 :02/10/31 23:28 ID:ZUQFu2VO
風邪引いちゃいました・・・あぐ。 さっきまで臥せってました・・・はう。 てなわけで続編UPします・・・どんな訳だ(w >虹82様 尻尾の箒・・・かわいい・・・ぱたぱたとやると埃が立つんで、しず〜しず〜と(w まるで柄の無い箒を操るように・・・イメ−ジ沸いてきた。 ルンルンと鼻歌が聞こえてきそう・・・。 >juuroku様 >おいら的には、ほんわかしてれば破壊やちょっとエッチなこともオッケーなんですが(w 私もそのくらいが良いな・・・でもえっちなのは書けないんです・・・恥ずかしくて。 「えっちなのはいけないと思います!」・・・某メイドさんの言葉より(w
350 :
Pz :02/10/31 23:48 ID:VRIqbPJw
>☆娘さま お体大切に。このところ急に寒くなりましたから。 しかし、面白いですね。 私の作とはまったく違う(これが目的の競作) ほのぼの系(どたばた?)の王道を行くか。 ゆんぞさんの作品が楽しみです。 >おいら的には、ほんわかしてれば破壊やちょっとエッチなこともオッケーなんですが(w わはは、ちょっとだけだぞ。
∧∧ /⌒ヽ) ・・・・、破壊系に戻るか・・・ i三 ∪ 〜三 | (/~∪ 三三 三三 三三
352 :
Pz :02/10/31 23:58 ID:VRIqbPJw
>351 耳飛ばないね。
>耳 何故か上手く・・・笑
354 :
☆娘 :02/11/01 00:07 ID:iI3RWWYP
>334様 はうぅぅぅぅ・・・嬉しいよ〜! 作者の私が言うのもなんですが、イリナがここまで能天気だとは知らなかった(w 尻尾がぶんぶんいってる音が聞こえてきそう・・・かわいい! ところで・・・私、イリナの髪型決め手無いのに気づいた・・・なんて無責任な作者だろう(w 虹82さんのイリナは巫女さんの持つ日本的なイメ−ジ重視・・・もみじに化けたイリナ。 >334さんのは、ちょっとワイルドな感じ・・・イリナ本人のイメ−ジかなと言ってみるテスト。 小説の競作も面白いけど、絵描きさんの競作も面白い! >再びjuuroku様 巨大な女の子・・・彼女たちを日常に生活させてあげたいんです、私。 そうすると、そのくらいの大きさがが限界かなって? かなり無茶な欲求なんだけど・・・ちなみにステラとイリナは殆ど同じ身長ですが、 イリナは30tくらいの設定です・・・それでも軽い(?)・・・半分幽体だから。 >Pz様 お待ちどうさま、出番です・・・スタンバって下さい(w
>☆娘さま うにゃ〜〜っ!福田巡査再登場 ノートPCの前で転げまわってます。他人には見せられない顔になってるかも(ハズっ つかさの悪巧みやら、自衛隊登場やら、 この先大波乱予感が。 それとも、ホンワカかわされてちゃうのか? >Pzさま 遂にあなたの出番ですよ。 >わはは、ちょっとだけだぞ。 (キョロキョロ、某メイドさんはみてないなっと) ちょっとだけおながいしまつ。
356 :
334 :02/11/01 00:19 ID:8IyEVdsS
>☆娘(作者)さま あっ!どうもです。無断のイメージ借用ゴメンナサイ。 いつもは破壊系なんですが、イリナタンに惚れてしまって・・。笑 またのほほんと遊びに来ますー。
358 :
虹82 :02/11/01 05:42 ID:h6L5vSSj
>>334 さま
おお、イリナたん可愛いですね!
次は是非、街の中を歩くイリナたんキボンヌ!してみたり(汗
いろいろ勉強させてもらっております。
>>349 ,
>>354 ☆娘さま
>>329 の絵はポーズに迷ったんですが、あのようにしてみました。
他の絵描きさんだったら、あのシチュエーションをどう描くのでしょうか。
絵描きさんが文章を読んで、そこからどう絵に起こすかというのを見るのも楽しいですね。
お二人とも、早く風邪、治して下さいね。お大事に。
>>334 この絵のタッチ…
もすかしてアナタは…神でしか?
360 :
パイパイ :02/11/01 08:13 ID:EddR623B
>>334 様、
>>357 様
☆娘様の小説の1シーンが見事に絵で再現されていると思います。
特にイリナ様の表情と仕草、そして☆娘様が設定された以上に巨大である事に猛烈に萌え〜であります。
それから・・・、風邪、お大事にして下さいね。
・・・と言いながら、ここまで萌え〜な絵を描いて下さると、もっと描いて欲しいなぁんて
思ってみたりして・・・。
風邪は下手に拗らせると肺炎まで一気に進みますから、御自愛下さいね。
明日からの3連休は、家から出ずに「禁煙箱入り親爺」状態を命ずる。
言うことを聞かなければイリナ様の鉄槌が下るであろう
・・・と言うのは冗談ですが、
ホント、この3日間は風邪を治すことに専念して下さいね。
>>358 360
あ、体調心配してくれてどうもですー。
あ、洋子たんだ。ありがとうございます。 寒気や怠さなら寝てればいいのですが、 喉と頭痛はそれだけではなかなか治らないから辛いですね。 寝不足神主は寝坊神主にクラスチェンジし、 こだまで行軍中。静岡長ぇ(w Jor7 えあえじ Hikky (スレ違
絵師さん乱舞、凄いですね。 いつもは破壊系・・・確かに(笑) こりゃPzさんの展開に期待かな・・・エッチあり破壊あり(爆) 物語に沿って絵を付けるというのもイイけれど、 逆に絵をうpして作家さんにショートストーリーを付けさせるなんて駄目でしょうか?
興奮してて脱字に気がつかなかったハズカシ
>>360 さん
sage進行でお願いします。メール欄に半角でsageと入力して下さい。
>>357 さん
いいなぁ慎太郎くん(こんなことばかり云ってるな、漏れw
>風邪MAXでハイなんです・・。
喉(気管支)が炎症ではれた場合、
気管を拡張しようとしてアドレナリンが分泌されるそうです。
ハイの原因はそれかも。
☆娘さんも、、357さん(どして名無しなの、ネェ)も、栄養をしっかり採って
水分補給(スポーツドリンク系)を欠かさないで下さいね
こじらせると怖いですよ、おいら死に掛けた事あるし(ガクガク
366 :
「TRPG好き」 :02/11/01 23:49 ID:C0Bmkowe
どーもです。 なんか、風邪が流行っているようですね。 >こじらせると怖いですよ、おいら死に掛けた事あるし(ガクガク あります。えぇ、ありますとも。会社休んでも何にも できないからうれしくもなんとも無いし。 ホントにこじらせると大変ですから、皆様お早めに治しましょう。 ところで二つほど質問です。 うpする絵は狐の巫女さんと関連の無いものでも良いのでしょうか。 あと、恥ずかしながら、絵の張り方がわからないことに今頃になって 気づきました(実はネットどころかPC初心者)。 情けない私めにご教授のほどを(泣)。 それでは。
367 :
☆娘 :02/11/02 00:17 ID:ujhjzOHV
風邪・・・辛いですね。 夕べも本調子じゃなかったから、あの後直ぐに寝ちゃって(泣 心配して下さった皆様に感〜謝! >334様 凄いですね、この方・・・矢継ぎ早に3点も(驚 しかも芸が細かい・・・イリナの指が唾液で濡れてる。 洋子さんの「ピキッ!」ワラタ! >juuroku様 のちほど続編UPしますが展開は予想通りだったでしょうか? 私にとっての実験的要素も多いので(w 後半になると一編が長くなる癖あるな、私・・・チト長いです。 >TRPG好き様 私もパソは初心者で〜す、しかも絵描いた事無いし〜(泣 狐巫女さん以外の絵・・・かまわないんじゃないかと私個人は・・・いかがでしょう? 最初はイリナは自分の子じゃないような気がしてたんですけど、段々愛着が湧いて。 元気な子(元気過ぎる?)に育ってくれて嬉しい。 これからも皆様に愛されてくれる事を祈ります。 いただいた御題に合わせて話し書くの、意外と合ってるみたいです、私。
370 :
☆娘 :02/11/02 00:22 ID:ujhjzOHV
我が名はイリナE 「ジエイタイ・・・とは何じゃ?」 今泣いたカラスがもうワラタ・・・イリナは自分の涙でべとべとになった慎太郎を、またべ〜ろべろと舐め回していた。 羨ましい・・・そこどけ、替われ・・・福田巡査は切実に欲していた。 「自衛隊と言うのは・・・軍隊・・・というと憲法上問題があるか・・・え〜と、自衛の為の戦力・・・う〜ん・・・」 「随分複雑な連中じゃの・・・その自衛隊がわらわに何の用じゃ? 誰かに苛められたから、わらわに助っ人を頼みに来るのか?」 「いえ、むしろイリナさんと戦う為に来るんじゃないかと・・・」 イリナは慎太郎を嘗め回すのをやめてきょとんとしている。 「随分身のほど知らずな連中じゃな・・・そも、何でわらわと戦う気になったのじゃ・・・わらわを倒して功名を上げる気か?」 「はあ・・・多分、イリナさんが街を壊したからじゃないかと・・・」 「わらわが街を・・・あんなのが壊したうちに入るのかのう?」 まったく自覚の無いイリナ。 「っま、良いか・・・退屈しのぎにはなるじゃろ・・・相手をしてつかわそうぞ」 イリナはそういうと慎太郎を境内に下ろし立ちあがった。 「ふくちゃんよ・・・慎太郎の事頼んだぞ・・・離れておれ、危ないぞ」 「駄目だよイリナ、殺されるぞ!」 けらけらと笑うイリナ。 「慎之介様は、やはり優しいのう・・・なに案ずるには及ばん・・・危険な波動は感じぬ・・・海の遥か向こうに気になる波動が一つ感じられるが・・・邪悪なものではない」
ああ、だぶった・・・ それも368さんのほうが親切丁寧 はぅぅ
372 :
☆娘 :02/11/02 00:28 ID:ujhjzOHV
「こちらレインボ−82、攻撃ヘリはまもなく不二見神社の上空に到達、指示を乞う!」 「こちら作戦司令部・・・レインボ−82、攻撃目標の周囲に一般人は見えるか?」 「目標の足下に破壊されたパトカ−が一台・・・警官が一般人の待避誘導中、それ以外に一般人の姿は見えない」 「了解、待避完了を確認の後、直ちに攻撃に移れ・・・目標が市街地に進攻する前に山岳地帯でこれをせん滅する」 二機の攻撃ヘリは二人がイリナから充分離れたのを確認すると、一気に距離を詰めイリナを射線に捕らえた。 イリナは近づいて来る二機の攻撃ヘリとその上空に占位する卵型の小さな偵察ヘリを尻尾をぱたぱたさせながら物珍しそうに眺めていた。 「でっかい竹とんぼじゃの・・・わらわが寝ている間に、人間どもも少しは進化したようじゃ」 何故かイリナはにま〜と嬉しそうに笑う。 ヘッドアップディスプレイに連動した回転銃座がカチカチと向きを変える。
373 :
☆娘 :02/11/02 00:36 ID:ujhjzOHV
「攻撃開始!」 先頭の攻撃ヘリがイリナに向けてガトリングガンを発射した・・・距離を思い切り詰めて、イリナの顔を狙って。 曳光弾の長い尾を引きながらイリナの顔めがけて殺到する砲弾・・・だが、命中する前にイリナの大きな掌がそれを拒んだ。 「名乗りもあげずにいきなり矢を射るとは・・・卑怯な奴じゃ・・・むかちゅく〜!」 イリナはきっと表情を変えると、自分からヘリに突進して行く。 「ガトリングガンによる攻撃効果無し・・・うわ、来る!」 パイロットの視界を大きなキツネ色の物体が塞いだ・・・イリナの尻尾がべべべんとヘリの機首を叩く。 「あだだだだだ・・・」 コントロ−ルを失って、ふらふらと落ちていくヘリ・・・が空中で止まる。 「捕まえたのじゃ〜! こりゃ、女子の顔を狙うとは感心せんぞ・・・」 嬉しそうにコックピットを覗き込むイリナ・・・力任せに風防を引き千切り、パイロットを摘まみ出し、ポイっと投げ捨てる・・・パイロットは裏山の石碑で巨大少女の破壊活動をぼ〜っと眺めていた愉造の側の木の茂みに降ってきた。
374 :
☆娘 :02/11/02 00:40 ID:ujhjzOHV
「どうすれば飛ぶのじゃこれ?」 イリナは子供が飛行機のオモチャでするように、ヘリを掴んでぶんぶん振り回す。 「そりゃ」 イリナの手を離れたヘリは力無く、ふらふらと空中をさまよい、 失速して下界に落ちていく・・・巨大な火柱が上がる。 「つまらんのう・・・」 そういうとイリナは軽く大地を蹴り空中に舞い上がると、 もう一機のヘリのロ−タ−の上に乗っかった。 「ひえ〜!」 空中でヘリを踏みつけたイリナは、そのまま境内に舞い戻って来る。 ヘリはロ−タ−を破壊され、 揚力を失い真っ直ぐ杉の密林の上に落ち、木立に引っかかって止まった。 「・・・・・」 「こちら作戦司令部・・・レインボ−82、今の爆発は何だ?」 「こちらレインボ−82、駄目だこりゃ・・・攻撃ヘリによる攻撃効果無し・・・ 全滅です・・・相手になりません・・・弄ばれてます」 「嘘だろ?」 「自分は嘘と坊主の頭はゆった事ありません」 「・・・そうか、解った・・・そうこなくっちゃ・・・よし、駐屯地からありったけ戦車持ってこい! 戦争だ、戦争! エイリアンに自衛隊の底力見せちゃる〜! 伊達に税金使ってる訳じゃない事教えてやる・・・野郎ども気合入れてかかれ! これは訓練ではない、繰り返すこれは訓練ではない・・・実戦だ、夢にまで見た実戦だ・・・ もういくつ寝るとと夢にまで見た実戦だ! もう自衛隊は軍隊じゃないなんて言わせね〜ぞ! なんならメ−サ−戦車も持ってこい!」 「・・・あるのかよ・・・そんなもん・・・」
375 :
☆娘 :02/11/02 00:42 ID:ujhjzOHV
愉造は空から降ってきたヘリのパイロットを茂みから助け出すと彼のヘルメットを脱がせてやった。 「大丈夫ですか? 派手にやられちゃったけど・・・」 まあ予想できる展開ではあるが・・・巨大娘がヘリの機関砲で始末できる訳が無い・・・少なくとも彼がお気に入りに入れてあるサイトでは常識だ・・・自衛隊ももっと巨大娘サイトを見るべきだ。 「のう、ゆんぞ〜! ちょっと街へ行って来るぞよ。 すまぬがこれを預かってくれぬか?」 振り返るとイリナが境内で、何故かイソイソと巫女の装束を脱ぎ捨てようとしている・・・一瞬どきっとしたが、装束の下には銀色に光り輝くメタリックなワンピ−ス水着のような物を着ていた。 「何でわざわざ服脱ぐ必要があるんだ?」 「村の民が、わらわの為に仕立ててくれた大事な巫女の装束じゃ・・・破いたり汚したりしたら申し訳ない。 それに」 「それに?」 「読者サ−ビスもあるしの・・・」 イリナはちろっと舌を出すと、脱ぎ捨てた巫女の衣装を奇麗に畳む。 畳み終えると足袋と草履も脱いで揃えておいた。 「そんなの着てたんだ・・・」 「これか・・・これは優れものなのじゃ・・・これを着ていると厠にいかなんで済む・・・ついでに月のモノも・・・」 あるのか、月のモノ?・・・意外と胸あるんだなぁ・・・。 「ゆんぞ、目がいやらしいぞよ・・・では行って来る、晩飯には戻るによって・・・油揚げが良いのう・・・そうじゃ、ゆんぞ・・・稲荷屋に言うておけ、味が落ちたぞと・・・もみじの作った油揚げはもっと美味じゃった」 そういうとイリナは毎度のように下界へと消えた。
376 :
☆娘 :02/11/02 00:46 ID:ujhjzOHV
「あんた、なんて格好してるのよ・・・恥ずかしい、今のあんたは私の顔なのよ!」 「ふんっ、下穿きが見える腰蓑着て喜んでるハシタ女に言われとうないは! わらわも好きでこの顔している訳ではない・・・戻らんのじゃ。 実に恐ろしきは、もみじの祟りよ・・・」 稲荷屋の店先で同じ顔をした二人が言い争いをしている。 店の中には避難勧告に来た二人の自衛隊員が手に手に、つかさに勧められて貰って食べたイナリを持ったまま倒れている・・・つかさに痺れ薬の効き目を試されたようだ。 「ところで、そんな格好で何処行くのよ・・・海水浴のシ−ズンじゃないわよ?」 「わらわは、これから戦に行くのじゃ・・・ところで・・・良い匂いじゃのう・・・堪らん・・・」 「おイナリさん作ったんだけど、作り過ぎちゃって・・・食べる?」 そう言うと、つかさは店の奥からリアカ−いっぱいのイナリを引き摺り出してきた・・・何処をどうすれば、こんなに作り過ぎるというのか? 「良いのか? 嬉しいのう・・・イナリは大好きじゃ!」 無邪気に喜ぶイリナ・・・イリナがイナリを・・・共食いのような気もするが・・・。
377 :
☆娘 :02/11/02 00:47 ID:ujhjzOHV
「いただきま〜す!」 「どうぞ、沢山召し上がれ・・・全部食べちゃっていいわよ」 嬉しそうにイナリを摘まむイリナ・・・つかさの口元がにま〜っと緩む・・・イリナが特大のイナリを口に放り込もうとしたその刹那、イリナの手がはたと止まった。 「なんだか前にもこんな事があったような気がするのう・・・」 つかさがチッと舌打ちをする。 「すまぬが、つかさ・・・先に一つ食うてみてくれんかのう?」 「そんな危険な事出来る訳ないでしょ・・・手加減せずに入れちゃったんだから、痺れ・・・あわ・・・」 「もしかして、またわらわを騙そうとしておるのか・・・馬鹿にしおって・・・」 つかさを見下ろすイリナ・・・逆光の為か、妙な凄みがある。 「そんな訳ないでしょ、いいわよもう上げないから!」 「すっ、すまぬ・・・なれど、わらわは一度もみじに手痛い仕打ちを受けておるのでの・・・すまぬ、許してたも・・・」 手を合わせて謝るイリナ・・・つかさの胸が少し痛んだ・・・この馬鹿・・・馬鹿だけど・・・素直だなあ・・・でも。 「わらわは、これから大事な戦じゃ・・・腹が減っては戦は出来ぬとは言うが・・・すまぬ、戦が終わってからいただく事とする・・・すまぬ!」 イリナはそう言うと未練気にイナリの山をちらと見て仲見世通りを歩き出した。 「馬鹿・・・」
378 :
☆娘 :02/11/02 00:49 ID:ujhjzOHV
「目標身長約16m、バスト8.6m、ウエスト5.9m、ヒップ8.2mと推定・・・私の好みです!」 「レインボ−82へ・・・誰がお前の好みを聞いたか? 攻撃開始!」 有線誘導の対戦車ミサイルが二発、イリナをめがけて微妙に針路を変えながら飛んでいく。 早々に住民の避難を完了し、電気・ガス・水道が止まり死の街と化した市街地にイリナの立てる足音と自衛隊の戦闘車両の音だけが木霊する。 「全弾命中!」 沸き上がる爆炎を押しのけてイリナの巨体が現れる。 「でも、効果ありません・・・」 商業地区でイリナを出迎えたのは二両の戦車だった・・・道幅が狭いので二両が限度なのだ。 「射撃開始!」 全館大棚ざらえ、在庫一掃処分のような勢いで戦車が矢継ぎ早に発砲を繰り返す。 「全弾命中・・・けど効果ありません・・・」 「効かぬのじゃぁ〜、鍛え方が違うのじゃぁ〜♪」 「マジすか? MBTの主砲弾雨あられと受けて、かすり傷一つ付かないなんて・・・」 後退する戦車を追い抜いて歩み去るイリナ・・・ほっとする戦車の塔乗員・・・が、次の瞬間イリナの尻尾が二両の戦車をべべべんと弾き飛ばす・・・横転して戦闘不能になる戦車・・・。 「強い・・・強すぎる・・・俺達遊ばれてるんじゃね〜の?」 「心配御無用! 私に策があります・・・お任せ下さい」
379 :
☆娘 :02/11/02 00:51 ID:ujhjzOHV
「目標、中央通り商店街を通過中。 まもなく市役所通りとの交差点に到達!」 「次の一戦が最終防衛ラインとなるでしょう・・・全車に司令、目標が市役所通りに到達、グランドホテル前に出現と同時にグランドホテル一階部分に向けて全力射撃・・・ありったけの対戦車ミサイルを巨大娘に叩き付け足を止めろ!」 「何をする気だ?」 「10階建てのグランドホテルを倒壊させ、巨大娘を押し潰します」 「勝てるのか?」 「勝てなきゃ、もう何やっても無駄です」 「でも、馬鹿正直に我々の予想針路をやって来るだろうか?」 「何故か、あの巨大娘・・・建物を壊さずに道路を歩いてきますので、恐らく・・」 「空自がナパ−ムで爆装した戦闘機を発進させました・・・」 「後始末が大変だ・・・それまでに片を付けましょう」 「うむ・・・」
380 :
☆娘 :02/11/02 00:52 ID:ujhjzOHV
イリナは道路を陥没させ、電線を引き千切り、乗り捨てられた自動車を蹴飛ばしながら市役所通りの交差点へとやってきた。 左手にガラス張りのグランドホテルが見える。 イリナはホテルの前に立ち、ガラスに映った自分を見て髪を手櫛で梳き始めた。 「髪が目茶苦茶なのじゃ・・・どんな時でも身だしなみは必要じゃ・・・これで顔が元のわらわならばのう・・・」 ホテルのガラスの壁の前で眉を顰めるイリナ。 「攻撃開始!」 イリナの背中といわず御尻といわず、無数の対戦車ミサイルが命中した。 市役所前の大通りに展開した5両の戦車は、一斉にグランドホテルの一階部分に向けて砲撃を開始。 さしものイリナも爆圧に耐えかねてグランドホテルの壁にもたれかかる・・・ガラスが一斉に砕け落ちて行く。 「何じゃ何じゃ何じゃ〜!」 10階建てのグランドホテルが傾き始めた・・・ホテルを担ぐような格好で建物にめり込むイリナ。 「たっ、倒れるのじゃ〜!」 まるでスロ−モ−ションの映像を見るようにグランドホテルの建物は、イリナを巻き込んで崩れ落ちていった。 凄まじい土埃が舞いあがり通りを駆け抜けていく・・・視界はゼロ。 数分後、土煙が収まった時にはグランドホテルの姿は地上から消え、瓦礫の山が交差点を埋め尽くしていた。 「殺ったのか?」 「無理でしょう・・・しかし無傷とは思えませんな」 「何とか捕獲して兵器の研究に使えないものかね?」 更に10分が経過した・・・戦車の塔乗員達もハッチを開け一服していた。
381 :
☆娘 :02/11/02 00:53 ID:ujhjzOHV
終わった・・・誰もがみんなそう思っていた・・・その時、瓦礫を押しのけ埃塗れのイリナが現れた。 「全員乗車〜!」 「全車後退、逃げろ〜!」 蜘蛛の子を散らすような騒ぎの部隊を尻目に、まるで無傷のイリナが迫ってきた。 「むう・・・不覚、怒ったのじゃ〜!」 イリナは後退する戦車を飛び越えて道路に舞い下りると尻尾で左右のビルをなぎ払った・・・崩れ落ち道路を塞ぐビルの残骸。 「生意気なカメムシめ・・・逃がさんのじゃぁ〜♪」 殺戮が始まる・・・誰もがそう思った・・・死にもの狂いで至近距離から主砲弾を命中させた戦車もあったが、結果は同じだった・・・指先で主砲をへし折られて戦闘不能になる。 「名乗りもあげずに、寄って集って・・・骨のある男はおらんのか?」 そう言うとイリナは、まるで賽の河原に石を積むように5両の戦車を積み上げていった。 「そこでそうして己の未熟を反省するが良いのじゃ!」
382 :
☆娘 :02/11/02 00:55 ID:ujhjzOHV
「最終防衛ライン、突破されました!」 「いよいよ俺の出番だな・・・前進!」 それまで静かに戦闘の行く末を見守っていた一両の戦車があった。 「車長・・・どうぞ」 メガホンを手渡されると男はハッチを開いてイリナに語りかけた。 「俺はPz・・・巨大娘、お前と一騎打ちの勝負がしたい!」 「ほほう、少しは骨のある武将もおるのじゃな・・・我が名はイリナじゃ・・・その勝負謹んで御受けいたそう」 「感謝する・・・決戦の場所にふさわしい場所を用意した・・・ついて参られよ!」 「うむ、忝けない・・・ところでPzとやら、ヌシのエモノは何じゃ?」 「俺は生っ粋の戦車乗り・・・俺のエモノはこの愛車と気心の知れた俺の一家だ」 「ほう・・・よほど腕に覚えがあるようじゃな・・・しかしそのカメムシでは、わらわには勝てぬぞ?」 「カメムシとは言ってくれる・・・もとより勝てるとは思っていない・・・しかし、このカメムシは少し手強いぞ」 Pzが指揮する戦車とイリナは近くの学校の校庭にやってきた。
383 :
☆娘 :02/11/02 00:58 ID:ujhjzOHV
校庭の端と端に別れて対峙するイリナと戦車・・・先に仕掛けたのはPzの戦車だった。 イリナの胴を狙って主砲を発射するが命中しても効き目が無い事は承知している。 両者は距離を詰めながら円を描くように相手の出方を見守る。 「今だ、点火!」 イリナの足下で仕掛けられていた爆薬が炸裂する・・・驚いて立ち止まるイリナ。 そこへ主砲弾がイリナの顔めがけて飛んできた。 間一髪、イリナは掌で砲弾を受けるがバランスを失って尻餅を付く・・・ここぞとばかりに砲弾が顔めがけて飛んでくる。 不二見神社で攻撃ヘリが機関砲をイリナの顔に発砲した時、イリナは掌でこれを防いでいる・・・どんな武芸の達人でも鍛えられないところはあるのだ。 「距離を取れ、取り付かれたら御終いだ・・・真上からパンチでも食らったら戦車ごとミンチにされるぞ!」 何とかイリナの足を止め、ウィ−クポイントへのヒット&ウェイ、それが彼の作戦だった・・・それでも致命傷になるかどうか? 近代戦は物量の戦いでもある、何も前時代的な一騎打ちでなくともとは思うのだが、力の差があり過ぎて物量の差が決して有利とは言えない状況を考えて、彼は敢えて一騎打ちを申し込んだ。 それに動きの速い相手に踏み込まれたら・・・一気に踏み潰されるだけだ。 彼の武器は拳と砲弾の差、つまりリ−チの差だけなのだから・・・。 「もう、顔ばかり狙いおって・・・むかちゅくぅぅぅぅぅ〜〜!」 イリナは立ちあがると一気に宙を跳んだ・・・スコ−プの中からイリナの姿が消える。
384 :
☆娘 :02/11/02 00:59 ID:ujhjzOHV
「討ち取った〜!」 彼の愛車がゴクンと動きを止め、車体が大きく揺れたかと思うと後部から凄まじい破壊音がして、戦車の動力が失われた・・・エンジンを踏み抜かれたらしい。 Pzと搭乗員は鉄拳が降ってくるのを待っていた・・・しかし、その気配は無かった。 代わりに砲塔をかりかりと引っ掻く音がする。 彼はハッチを開けて表に出た・・・イリナがしゃがみ込んで彼を出迎えた・・・それにしてもデカイな・・・。 「非力とはいえ、よ〜頑張ったの〜褒めて遣わす」 イリナは何だか嬉しそうだ。 「負けた・・・煮るなり焼くなり好きにしてくれ・・・」 「煮ても焼いても食う気になれぬ・・・それに美味しい晩御飯が待っておるのだ・・・すまぬが、わらわは美食なのじゃ」 彼は思わず吹き出していた。 「そうか・・・煮ても焼いても食えないってか・・・まあ、確かに美味そうじゃないよな・・・」 「代わりと言ってはなんじゃが、御印をいただこうぞよ」 そういうとイリナは彼の愛車の砲塔に手を掛け引き抜いた・・・負けた・・・でも負けても気持が良いのは何故だろう? 「カメムシはやはり臭いのじゃ・・・」 破壊されたエンジンからぶすぶすと煙が上がっていた・・・。
385 :
☆娘 :02/11/02 01:00 ID:ujhjzOHV
「これからどうする気だ? 京にでも攻め上るか?」 「興味は無い・・・わらわは油揚げと慎之介様があれば何もいらぬ・・・昔ならいざ知らず、今は戦いも望まぬ」 「でも人はそうは思わない・・・次には核を持ち出してくるだろう」 「カクとは何じゃ?」 「核ってのはスッゲ〜爆弾なんだよ・・・街も国も一発でフッ飛ばしちまうんだ」 「何じゃ狐火の事か?」 「狐火?」 「これじゃろ?」 イリナはそういうと掌の上に蒼白い炎を作ってみせた・・・それを軽く投げつけるように放つと狐火は明るさを増しながら街の上空を漂い始めた。 ぱりぱりぱりという音がすると狐火は静かに数qを進んで消えた・・・後には幅1qほどのクレ−タ−が延々と続いていた・・・家もビルも奇麗さっぱり、塵一つ残さずに・・・住民が避難していなかったら何千人が死んでいたろう? 俺はこんなのを相手にしていたのか・・・勝てる訳が無い。 「小さく作るのは大変なのじゃ・・・」
386 :
☆娘 :02/11/02 01:02 ID:ujhjzOHV
長くてすいません・・・今宵はここまで。 なんかすっかり破壊系? だって私、狐巫女ならぬ裏切りタヌキだも〜ん!
はぁー。あたしゃもうイリナタンにメロメロでつわ。(W 強いのにこう、ねぇ・・。 ☆さん、あんたやっぱりスゴイっす。 あ、イリナタンの顔ってもみじのまんまだったんですねぇ。 イメージ絵、違ってますね・・。すいません。(滝汗
☆娘さま 途中で割り込んでしまってスイマセン(土下座) 正攻法でしたね、対自衛隊戦。 >なんかすっかり破壊系? 発破どころではありませんでしたね(w >展開は予想通りだったでしょうか? 予想不可能です(w とにかく、あのイナリをくわないでぇ〜と願うばかり
Pzさんに質問 イリナの戦闘・破壊描写はどうですか、まだまだ甘いすか? でも狐火以外はほとんど自衛隊が街ぶっ壊しているという罠 あれだけぶっ壊しても一人も死んでないという罠 なんだか「うる星やつら」みたいで漏れは「好きだ〜!」
390 :
虹82 :02/11/02 10:32 ID:LLi5SxiD
>☆娘さま
>イリナたん
イリナたん、とっても純情だなぁ。いじらしいっす。
これでつかさたんも、少しは彼女と打ち解けられるかな?
自衛隊との戦闘も、何かこう、ほんわかしている感じで、面白かったです。
イリナたん、とっても楽しんでいたようだし(w
破壊系つっても人死にが出るわけでもなし、私的には、全然問題なかったです。
にしても、「メーサー戦車」って・・・指揮官の人はナニ考えて(以下略
>レインボ−82
「虹82」をどうするのかと思っていましたが、通信時の呼称ときましたか。ということは観測ヘリに乗って、
眼下で繰り広げられる一大スペクタクルを空の上から高見の見物ですね。こりゃ楽しそうだ(ぉ
ありがとうございますた。
>>387 さま
(゚ε゚)キニシナイ!! (←無責任)
・・・まぁ、私も、変身後のイリナたんの髪、勝手に短くしちゃったし(爆 アトデナオシテオコウ・・・
なので、私の絵を見た皆様におかれましては、アレはきっぱり忘れて、無かった事に頂けると嬉しいです(激汗
というわけで(なにがだ)、次に絵を描かれる時は、その辺を踏まえていれば宜しいのではないかと・・・。
お二人とも、お体の調子は如何ですか?くれぐれも、ご無理をなさいませぬよう・・・。
391 :
虹82 :02/11/02 12:20 ID:Gvy6bq7a
∧|∧ ( ⌒ ヽ ×無かった事に頂けると嬉しいです(激汗 ∪ ノ ○無かった事にして頂けると嬉しいです(激汗 ∪∪ 訂正です・・・スマソ。
虹82さんの感想を読んで。「ほんわかかわされてる」って気づかされました。 読み込みが甘いっすねおいら(ショボーン 通信時の呼称って「ブラボー」「チャーリー」てやつのことですか? ちょうど、☆娘さんが書き込んでる時間にここを覗くことが出来たのはラッキーでした。 テレビで生中継を見ているようで興奮しました。 2つ3つ前のレスの内容が反映されている(「羨ましい・・・そこどけ、替われ」w)のは驚きです(おいらの青い炎も大増幅中ですぜぃ。自爆 イリナたんと戦車の大きさの対比がチョイつかめないス、 模型屋で見たタミヤのRCティーガー(大)を2倍にしたぐらいの対比でしょか?
393 :
「TRPG好き」 :02/11/02 20:23 ID:2ZR1SGsQ
394 :
Pz :02/11/02 20:59 ID:tO3BV0bZ
いやー。面白い! マイルドな破壊ですね。☆娘さんらしいです。 戦車とイリナさんの一騎打ちですか。 楽しく読めました。 >389 かなり詳細な描写だと思いますよ。 でも、☆娘さんの作品においてはあまり重要ではありませんが。 Pz小隊ハ再編ノ用アリト認ム。出撃発起位置マデ後退ス。
395 :
虹82 :02/11/02 22:20 ID:IlfYfQYp
>>392 juurokuさま
>通信時の呼称
作戦司令部と観測ヘリが通信する時の、観測ヘリ側を指す呼称、と言う事のつもりで書きました。
こういった軍用通信では、発音による聞き違いを無くすため、「A」「B」「C」と言った「アルファベット」を
「アルファ」「ブラボー」「チャーリー」、という風に発音しているとの事です。
ですからここで仰る「ブラボー」「チャーリー」とは、B中隊、C中隊と言った部隊呼称の事でしょうね。
>RCティーガー(大)
アレは1/16ですからね。理想的な事を言えば京商の1/1090式戦車なんですが。
>>395 解説有難うございます。
AからZまで全部あるんでしょうね。
京商のってBB弾が出るのですか?
ふぅむ、あれをこう両手で持ち上げて5両ドンドンと重ねる。と、
うぅん、イリナさん無敵は素敵っス。萌え〜!
397 :
虹82 :02/11/02 23:27 ID:qwwp9Y7P
>>396 juurokuさま
>AからZまで全部あるんでしょうね。
ありますよ。
>京商のってBB弾が出るのですか?
いえ、BB弾が出るヤツは東京マルイの1/24です。
京商のヤツは1/10ですから、全長が砲身含めて98cm、幅34cm、高さ22cmになります。
ちなみに80万円です。
あ、1/6のドールと京商の1/60RC90式を買ってきて並べる、と言う手もありますね。
もっとも、劇中の戦車が90式である確証は何もないので、参考にしかなりませんけど。
>>397 作品中に「MBT」という表記があるから90式でいいんじゃないかな。
74式とかだと砲塔の形状からして積み上げるの無理だと思う。
>>393 (;´Д`)ハァハァ
しかし、画像ファイルはできればJPEGかGIFかPNGがいいと思われ
これからも期待
あと、「sage」はメール欄だよ〜
>>398 90式も74式も、どっちも「MBT」じゃないの?
どーもです。 >あと、「sage」はメール欄だよ〜 ゴメンナサイ。なんかトンデモねぇ勘違いをしておりました(汗)。 あと、画像ファイルもゴメンナサイ。おいら何もかもが初めてなので、 今後はいろいろ試してみようと思います。 何か良い方法がありましたら、またご教授願えれば幸いです。 先の絵ですが、あれ、実は自分のところのTRPGのキャラクターです。 以前こびちゃなどで紹介した[あれ]です。 最後に。イリナタンいいですね。順調に進んでいらっしゃるし。 でも、でも!、Pzさん、ゆんぞさん、お二人の小説の続きも見たいです! どうした!このままでは☆娘さんの一人勝ちになってしまいますぞ!! でも、☆娘さんも応援してます。 新参者がいきなり長文ゴメンナサイです。 それでは。
画像のフォーマット変換には IrfanView というソフトが良いよ。 日本語版が出ているので、google等で検索してみて下さい。
☆娘たん,もうすぐゴールインかな? 今度は何をおねだりしてみようかと言ってみるテスト(笑) 漏れとしては巨大化ヒロインものが読みたい(ボソ
404 :
虹82 :02/11/03 19:24 ID:0/KW/rAL
>>398 さま
>作品中に「MBT」という表記があるから90式でいいんじゃないかな。
私の認識では
>>400 さんの仰る通り、90式も74式もMBTです。以下長文スマソですけど私の認識です。
「MBT」とは、日本語で言えば「主力戦闘戦車」となると思います。
第二次世界大戦後、戦場における戦闘の様相の変化から、それまでの戦車開発での
「軽戦車」「中戦車」「重戦車」のカテゴリー分けは無意味とされ、
戦車開発は「火力」「装甲」「機動力」をバランス良く兼ね備えた「主力戦闘戦車」にほぼ一本化されました。
偵察部隊、緊急展開部隊などでの運用を目的とした軽戦車、という例外はありますが。
そのような経緯を経て開発された自衛隊の戦車は、61式の時点で既に「MBT」であろうと思われます。
ですから、「MBT」とは必ずしも最新鋭の戦車を指す物ではないと思います。
そもそも陸自の装備では、数の上では74式が主力です。(74式約800輛、90式約200輛)
また、90式はその重量による運用上の問題から、富士の教導団と北海道の部隊にのみ配備されているようです。
ですから話の上では、74式でも90式でも、どっちでも(・∀・)イイ!!かなと。
尤も、74式が全国の何処の駐屯地に配備されているかというのは、私は知らないんですけどね(苦笑
>74式とかだと砲塔の形状からして積み上げるの無理だと思う。
これは話を面白くするためのネタだと思ったので、これもどっちの戦車でも良いかなと思いましたです。
結局、登場した戦車が何とは明記してありませんから、各自の想像で好きに決めれば良いのではないでしょうか。
結論はこれだけなのにウザイ長文で申し訳ありません。逝ってきます・・・
>>404 Pz氏は「86年以降の自衛隊装備もよく知らない。 」って言ってるから、
74式戦車でいいんじゃないか?
兵器話はさっぱりワカラン・・・・・。汗
鼬害って誰か言ってヤレヨ・・・
おいらは東宝自衛隊(あ、防衛軍だっけ)しか知らないでつ Pz小隊の再編成はいつごろ完了するんでしょうね。 気長にお待ちしておりやす。
409 :
☆娘 :02/11/03 23:02 ID:/hjKN+Tl
我が名はイリナF 偵察ヘリ・レインボ−82は巨大なクレ−タ−を下に見ながら街の上空を飛んでいた・・・ガス欠寸前、乗員オ−バ−の状態で。 イリナは今、官庁街のビルの間を進んでいた。 自衛隊の抵抗は既に無く、ナパ−ムでの爆撃も取りやめられ、爆装した戦闘機も途中で引き返した。 狐火の破壊力を見せ付けられては、その気が失せるのも当然だろう・・・。 「あの馬鹿、派手に壊したわねえ・・・大丈夫、あの馬鹿はあたしが止めてみせるから・・・ところで、このタクシ−もっと速く飛べないの?」 「タクシ−って・・・君達、こんな事してタダで済むと思ってるのか?」 パイロットの羽仁は燃料計を睨みながら毒づいた・・・つかさの握るニュ−ナンブの銃口が彼に向けられる。 「ヘイ、お客さん・・・高速使ってもよ〜がすか?」 「素直でよろしい! タタじゃないなら、今度からメ−タ−くらい付けとく事ね」 「ヘ〜イ・・・」
410 :
☆娘 :02/11/03 23:03 ID:/hjKN+Tl
羽仁が愛機を不二見神社の境内に下ろしたのは基地へ帰頭するには燃料が足りない事に気づいたからだった。 同僚は着陸すると慌ててトイレに走っていった。 「早かったな?」 てっきり同僚が戻ってきたと思って振り向いた羽仁の視線に飛び込んできたのは、本来警官が持っているべきニュ−ナンブ拳銃だった。 「運転手さん、悪いけどあたし達をイリナのところまで運んでよ!」 「なんだ君達は? イリナって何だ?」 「尻尾の生えたでっかいのが暴れてるでしょう」 「あれか・・・イリナって言うのか・・・萌え・・・いや、その・・・その拳銃はどうした?」 「ふくちゃんに借りたのよ」 その頃福田巡査は、大きなしゃもじで殴り倒されて頭にコブをこしらえて本殿の裏に倒れていた。 「つかさちゃん・・・無茶するなよ〜」 「慎ちゃんは黙ってて、ほらいいから早く出す!」 そう言うと、つかさは空に向けて一発拳銃を発射した。
411 :
☆娘 :02/11/03 23:05 ID:/hjKN+Tl
レインボ−82は、つかさの指示によって4階建ての商業ビルの上に、燃料切れ寸前で着陸した。 ビルの間からイリナが、ぬっと姿を現す。 「あの・・・お客さん・・・じゃあなかった、つかさ様・・・あの方は、あなた様の御姉様か何かで?」 「何でそうなっちゃうのよ!」 「でも・・・同じ顔してらっしゃる・・・」 「それが困るのよ!」 つかさは腹立たし気に拳銃を空に向けて発砲した・・・その音に気づいてイリナが三人のいるビルに向けて歩み寄ってきた。 「なんじゃ、つかさか・・・あはっ、慎之介様も♪・・・こんなところで何をしておるのじゃ?・・・んっ、もう一人は見慣れん顔じゃが、誰じゃ?」 「はあ・・・羽仁と申します」 「ほう、はに−と申すか」 「あの、すいません・・・もう一度呼んでもらえませんか?」 「はに−と申すか」 「良い・・・俺は今猛烈に感動している・・・今度はマイハニ−でおねが−します」 「まいはに−?」 「良い・・・今度はマイスイ〜トハニ〜で!」 「まいすい〜とはに〜?」 「だ〜っ、辛抱たまらん〜!」
412 :
☆娘 :02/11/03 23:07 ID:/hjKN+Tl
「馬鹿ねアンタ・・・何やってんのよ・・・筋金入りの馬鹿! 馬鹿に付き合ってる場合じゃなかったは・・・イリナ、どうすんのよ街こんなにしちゃって?」 「わらわは売られた喧嘩を買っただけじゃ」 「やめなさい・・・今すぐ!」 「ヌシの指図は受けんのじゃ・・・とはいえ、これからどうしたものか? さっきPzとやらは『京へ攻め上るか』と言っていたが、それも面白いかもしれぬ・・・」 つかさは五重の塔をバックに水着姿で修学旅行で見覚えのある京都の街を破壊して歩く巨大な自分の姿を想像した。 「だ〜っ、やめなさい! 馬鹿言ってんじゃないの!」 「なあ〜に、わらわの力を持ってすれば容易い事じゃ♪」 「あたしが困るの! やめなさい!」 「嫌なのじゃ〜♪」 「ならばこっちにも考えがあるわ!」 そういうと、つかさは慎太郎に向けて拳銃を突き付けた。 「つっ、つかさちゃん・・・止めろよ、危ない・・・」 「あんたと違って人間はピストルの弾一つで死んじゃうんだから! 止めなきゃ慎ちゃんを撃つわよ!」 「卑怯者・・・慎之介様を人質に取るとは・・・ならばこちらにも考えがあるのじゃ!」 イリナの大きな手がビルの屋上に伸びてきて、さっきの幸せを反芻していた羽仁の体を握り締めた。 「これで合い子なのじゃ、はに−を握り潰されたくなくば、慎之介様を放すのじゃ!」
>406-407 まあその、ちと専門的過ぎるかな、とは思うが、細かいデテイルを積み重ねていく事によって 話にリアリティが出るという事もある訳で。 ・・・実は、Pz氏に与えられたのは廃棄処分寸前の61式戦車だったりして。 「どうせ壊されるんだ、思いっきりやって来い!」 「了解!」
414 :
☆娘 :02/11/03 23:08 ID:/hjKN+Tl
「あのねえ・・・その人はタクシ−の運転手さんで、知り合いでもなんでも無いの・・・握り潰すんなら握り潰せば?」 「なんと・・・この外道、鬼、悪魔、人でなし、便所こおろぎ〜!」 イリナは手の中の哀れな小人を後ろ手に投げ捨てた。 「あ〜れ〜!」 どぼ〜ん・・・空中を飛んだ羽仁は近くのドブ川の淀みに落ちた。 「ああ〜、むかちゅく・・・わらわの力は知っておるじゃろう! ヌシなど一突きで捻り潰せるのじゃぞ!」 「やってみなさいよ、その代わり慎ちゃんも一緒よ!」 つかさは拳銃を投げ捨てると慎太郎に抱き着いた。 「こりゃ・・・離れろ! わらわの大事な慎之介様に、このハシタ女、恥を知れ! 放せ、戻せ!」 イリナが巨大な地団太を踏む・・・ビルが揺れ、周囲の建物のガラスが割れる。 「嫌なのじゃ〜♪」 と何処かで聞いたフレ−ズを繰り返す、つかさ・・・。 「むきぃぃぃぃぃぃ〜、むかちゅくぅぅぅぅぅ〜!」 イリナは足下に乗り捨てられていた自動車を手当たりしだいに掴み上げ投げつける・・・トラックがバスがタクシ−がライトバンが自衛隊のジ−プが、ウルトラ警備隊のポインタ−が宙を飛び、後ろの8階建てのビルにめり込む。 「離れろ、離れるのじゃ〜! さもないと酷いのじゃ〜!」 もうほとんど駄々っ子状態のイリナ。
415 :
☆娘 :02/11/03 23:10 ID:/hjKN+Tl
「とどめ〜!」 つかさは慎太郎の首に手を回して、その唇にキスをした。 「嫌〜〜〜〜!!」 どっか〜ん・・・イリナの体が一瞬眩い光を放ったと思った瞬間、ぽんと白い煙がイリナを包み込んだ。 「なになになに?」 抱き合ったまま、それを見守る慎太郎とつかさ。 煙が消えると、そこには・・・銀色の長い髪の巨大な少女が地面にぺたんと座り込み泣きじゃくっていた。 「嫌なのじゃ〜! 慎之介様は、わらわのものなのじゃ〜! 酷いのじゃ、酷いのじゃ〜!」 大粒の涙で辺りを洪水に変えていくイリナ。 「・・・イリナ・・・」 「えっぐ・・・ひっく・・・うわ〜んんんん〜〜!」 「イリナ・・・」 「ぐすん・・・ひっく・・・ぐすん・・・」 「イリナ!」 「ひっく・・・なんなのじゃ・・・わらわの事は放っておいて欲しいのじゃ・・・」 「・・・イリナ・・・戻ってるよ・・・」 「・・・何がじゃ? ひっく・・・」 「顔・・・」 「そうかそれは良かった・・・ぐすん・・・ひっく・・・?!・・・なんじゃと?」 イリナはしゃかしゃかとガラス張りのビルに這い寄ると、ガラスに自分の顔を映したまま動かなくなった。 「・・・顔じゃ・・・わらわの顔じゃ・・・戻った、戻ったぞよ〜!」
416 :
☆娘 :02/11/03 23:12 ID:/hjKN+Tl
嬉しそうに飛び跳ねて道路を陥没させる・・・震動で三階建ての雑居ビルが崩れ落ちた。 「わらわの顔じゃ、わらわの顔じゃ〜♪」 慎太郎は、つかさの腕を振り解いてイリナに歩み寄る。 「・・・イリナ・・・イリナ、はじめまして・・・」 「はじめてではないぞよ・・・永い時を隔てて、やっと巡り合えたのじゃ・・・」 「そうだね・・・イリナ、お帰り・・・」 その時ビルの街にぐうぅぅぅぅぅぅ〜と聞き覚えのある音が、しかし常識はずれの大音響で鳴り響いた。 「・・・腹が減ったぞよ・・・つかさ、約束じゃ・・・イナリを馳走してくれるかのう?」 頬を赤らめ、恥ずかしそうにアスファルト道路に指でのの字を書くイリナ。 「馬鹿・・・あんな物食べたらどうなるか・・・」 「知っておる・・・」 「知ってたらなんで!」 「次に目覚めるのは何時の事やら・・・眠る前に腹いっぱいイナリを食いたい・・・ 慎之介様は好きじゃ、大好きじゃ・・・なれど人ならぬ我が身の悲しさ・・・ 人は、やはり人と結ばれるのが幸いというもの。 わらわは再び眠りに就こうと思う・・・ 慎之介様、いや慎太郎の事を思いながら・・・」 「あれだけ大騒ぎしておいて、あんた・・・それで良いの?」 「仕方あるまい・・・わらわは、もののけじゃ・・・」 そういうとイリナは涙を拭って笑ってみせた。 「皆には色々と迷惑をかけたの・・・短い間じゃったが、楽しかったぞよ・・・」 ゆっくりと立ち上がり、とぼとぼと帰り道につくイリナ・・・。
417 :
☆娘 :02/11/03 23:13 ID:/hjKN+Tl
「つかさちゃん、ごめん・・・俺、やっぱり!」 慎太郎は屋上の縁に駆け寄ると精一杯の大きな声でイリナにこう言った。 「イリナ、俺は慎之介じゃない慎太郎だ! 慎之介がした約束なんて関係ない・・・俺はイリナが好きだ、大好きだ! きっと生まれる前からそうだったんだ・・・イリナ帰ってこい! 思い出なんか、これから作れば良い!」 それは慎太郎の遺伝子に刻み込まれた遠い記憶だったかも知れない・・・しかし慎太郎は自分の言葉に迷いは無かった。 イリナの肩がふるふると震えていた・・・ゆっくりと尻尾の先が振れ、やがてばたばたと大きく音を立てた。 ぴんと耳を立て、振り向いたイリナの顔は喜びで輝いていた。 ビルを震わせて駆け寄ってくるイリナ。 「慎太郎〜!」 慎太郎はビルからイリナめがけて跳んだ・・・それを受け止め抱きしめるイリナ。 「嬉しいのじゃ〜、わらわはとても嬉しいのじゃ〜、もう放さぬ、誰にも邪魔はさせぬ! 慎太郎、わらわはヌシを待っていたのじゃ〜!」 慎太郎を胸に抱きしめぴょんぴょんと嬉しそうに飛び跳ねるイリナ・・・がっ、慎太郎の顔がゆっくり蒼ざめていく。 「苦しい・・・中身が出る・・・潰れる・・・イリナ・・・苦しい〜!」 「すまぬ・・・慎太郎、しっかりしてたも・・・ああ、死んだら嫌じゃ〜!」 ぽつんと屋上に取り残されたつかさは落ちていた拳銃を蹴飛ばすと、風に揺れる髪を指で掻き揚げた。 「馬鹿・・・」 つかさの視界がぼんやりと滲んでいった・・・涙? ぽつりぽつり・・・それは雨だった。 陽がさしているのに雨が降っていた・・・破壊された街を暖かい雨の滴が優しく包み込んでいった。 「こういうの『狐の嫁入り』って言うのよね?」 つかさは時ならぬお天気雨に感謝していた・・・今なら誰にも気づかれずに・・・顔を上げ、空を見上げる。
418 :
☆娘 :02/11/03 23:17 ID:/hjKN+Tl
「つかさちゃん、学校遅れるよ〜!」 「待って、慎ちゃん・・・今行く! おっとっと、行ってきま〜す!」 稲荷屋の店先から制服の二人が飛び出してくる・・・ 今、街は戦災の復興の槌音も高く、新しく生まれ変わろうとしていた。 「よう、お二人さん・・・遅刻するなよ!」 警邏中のパトカ−の窓を開け、福田巡査は慎太郎とつかさに声をかけた・・・気のせいか後頭部が痛む。 街中に出現した巨大なクレ−タ−は、その後、満々と水を湛えた湖へと変わった。 不二見神社を含む周辺地域はイリナ特区に指定され、新しい街は湖を取り囲むように広がっていった。 イリナ自身に関しては、不可侵の存在とされ再び自衛隊が彼女と刃を交える事はなかった。 後の調査で無農薬である筈の稲荷屋で仕入れていた大豆から大量の農薬が検出され、 イリナの変身が解けなかったのは、それが原因とされた。 今は仕入先を変え、本当に無添加・無農薬をうたうようになった稲荷屋の店先では、 つかさの父親と自衛隊を除隊した羽仁が、 今日も名物の油揚げと稲荷寿司を作るのに追われていた・・・GTS談義に花を咲かせながら。 賽銭箱に小銭を投げ入れると、Pzは手を合わせ武運長久を祈った・・・ 愉造が社務所に彼を招き入れ茶を勧める・・・ 境内では慎太郎を学校に送り出した銀髪の巨大な巫女が、いつものように尻尾で境内を掃除していた。 「ようこそ不二見神社へいらっしゃった・・・わらわがイリナじゃ。 どうじゃ、ここから見る稲荷湖は美しいじゃろ? 帰りには稲荷屋でイナリを食すが良いぞ、味はわらわが保証する。 土産はもちろん油揚げじゃ、 美味いのじゃあ〜♪ これ、巫女の衣装に触れてはならぬぞ。 わらわが望むは世界の平和じゃ・・・もしも何処かに平和を乱すような奴がおったら、 わらわに知らせるがよい・・・わらわが退治してくれるのじゃ〜♪」 我が名はイリナ<完>
419 :
☆娘 :02/11/03 23:22 ID:/hjKN+Tl
出来上がったばかりの、イリナ最終話です。 思ったより長くなっちゃった(泣 まだ碌に読み返してないから変なところあったら、ごめんなさい。 ところで、これ普及委員会に送っちゃっても良いもんなんでしょうか?
420 :
Pz :02/11/03 23:25 ID:7XaPObYe
いや、おみごと。 俺も気合入れて書こう。 ゆんぞさんの戦列復帰をお待ちします。
421 :
☆娘 :02/11/03 23:32 ID:/hjKN+Tl
え〜と、絵師様には髪型等、曖昧なところが多くご迷惑おかけしました。 無断で借用・・・じゃんじゃんやって下さい、大歓迎です(w レインボ−82・・・コ−ドネ−ム、ニックネ−ムくらいに考えて下さい。 実は新しい兵器は私も良く知らない、ってオ〜イ! ヘリの武装・・・ヘッドアップディスプレイだったか、ヘルメットに連動だったか? 対戦車ミサイル・・・有線誘導なのか、ファイア&フォ−ゲットなのか? 戦車も特に特定のモデルありません・・・なんならレオポルドでも結構です(w 変身が解けない理由・・・juurokuさんのアイデア使わせていただきました。 >TRPG好き様 モ・エギ姫ですね?
422 :
☆娘 :02/11/03 23:36 ID:/hjKN+Tl
うわ・・・また忘れてた(泣 最後に、勝手に出演させてしまった皆様に感〜謝! 特に、ゆん様には大活躍いただきました(w 勝手に弄んでしまって、ごめんなさい。 Pzさん・・・あなただけシビアな扱いで、すいません。
423 :
413 :02/11/03 23:51 ID:N6EydMG7
割込み失礼しました。(汗)
424 :
Pz :02/11/03 23:52 ID:7XaPObYe
>☆娘さま いえいえ、予想よりはマイルドな扱いで一安心。 見せ場が多くうれしかったですよ。 (私が書いたら間違いなく命を落としたでしょう。多分、尻の下で。) 戦車が話題に出てますが、私が乗っていた戦車は61式です。 これは昨年全車リタイアしてます。 やはり74式が妥当か。 一騎打ちの勝負・・・。 まだ終わっていません! (もはや山中に潜み遊撃戦を残すのみ、って感じですが。)
425 :
☆娘 :02/11/04 00:11 ID:A6XjKAaZ
>Pz様 >山中に潜み遊撃戦を残すのみ こういうのが意外と手強いんです。 61式って鉄道輸送が出来るコンパクトサイズの奴ですよねえ? >虹82様 >juuroku様 だって怪獣映画には必要でしょ・・・メ−サ−戦車? 私の頭の中の戦闘機は未だにF−104ですって、ガメラかい?
イリナタン・・・ ああ、マジですごいっす・・。 ほんわか通り越して泣いちゃった。 まとめ方といい、ほんとに上手いです。拍手! キャラのイメージがホント良く伝わってきますわー。 しばらくこの感動をかみしめるつもり。 ありがとう、☆娘さん・・・。 (余裕ができたらまたイメージ画描かせてくださいね〜♪)
427 :
☆娘 :02/11/04 00:25 ID:A6XjKAaZ
>426様 ありがとうございます・・・身に余るお褒めの言葉・・・。 また、ぜひ元気なイリナの姿見せて下さいね! ところで、風邪いかが? 私、元々頭痛持ちだから、頭痛いの〜(泣
428 :
Pz :02/11/04 00:54 ID:b4RGVqei
いやー、実際話の書き方、キャラクターの作り方がほとんどプロ並み の表現力。 このような場所では自分の作品世界でしか表現できない キャラクター、ストーリーしか作れない人をよく見かけます。 (否定してるわけではない。天空の城ラピュタと赤い眼鏡、どちらが 一般の人に受け入れられたか、っといった話。受けての立場を考えた比較。) その中で、即興でこれだけ多くの人たちを引き付けられる作品、キャラクター 作れることは羨ましい限りです。 ☆娘さんの作品とそれに対する反応を見ていて、やはり「ほのぼの系」は キャラクターが重要と思いました。 爾後はキャラクターに留意しての作品作りを心がけます。 (でも基本的に破壊と殺戮だからなー。ダークPz。) 61式戦車。 味のあるいい戦車でした。操縦はあれのダブルクラッチを使いこなして 一人前。搭載機銃はすべてアメリカ製。故障はありませんでした。 対する74式の機関銃ときたら・・・。
429 :
Pz :02/11/04 01:19 ID:b4RGVqei
>このような場所では自分の作品世界でしか表現できない キャラクター、ストーリーしか作れない人をよく見かけます。 この趣味での書き込みは除きます。フェチ作品にそのような フィルターをかけても意味なし。
430 :
虹82 :02/11/04 01:54 ID:0BZ8cKMy
>☆娘さま
おお、遂に最終回ですね!
見事な大団円でしたね。イリナたんも想いが実って、めでたいです。
お疲れ様でした。
羽仁・・・はに−・・・ワラタ。
高見の見物で終わるかと思ってたら、続きがありましたか。
で、除隊して稲荷屋・・・いいですねぇ(w
あと、鼬害ですし、私も詳しくない部分がありますが、知ってる範囲でちょっとだけ。
>ヘッドアップディスプレイだったか、ヘルメットに連動だったか?
その辺は分からないんですが、AH−1Sの射撃中の写真を見たら、
何かスコープ覗いてましたね。双眼式の顕微鏡みたいなの。
>対戦車ミサイル・・・有線誘導なのか、ファイア&フォ−ゲットなのか?
AH−1SはTOWミサイルで、これは有線誘導だったように思います。(射程4000m位?)
撃ち放しが出来るのは、AH−64アパッチのヘルファイアミサイルからのようです。
あと、自衛隊にナパームの装備は無いのでは・・・?
>>413 さま
そ の 手 が あ っ た か !
431 :
虹82 :02/11/04 01:56 ID:0BZ8cKMy
∧∧ /⌒ヽ) ・・・・さて、軍事板に逝くか・・・ i三 ∪ 〜三 | (/~∪ 三三 三三 三三
432 :
Pz :02/11/04 02:20 ID:b4RGVqei
>レインボー82 ・・・、耳飛ばないな・・・。
435 :
☆娘 :02/11/04 07:04 ID:4rU18+hy
>Pz様 今からでも遅くない、乗りなれた61式にしますか(w >虹82様 西村寿行さんの「滅びの笛」の中に東京と山梨の県境一帯をナパ−ムで焼き払う、 というのが出てきたので自衛隊持ってるもんだと思ってた(ヤバヤバ >2ch修行中…様 いらっしゃいませ、白狐・・・もとい、白兎さん! 虹82さんに教えていただいてから、すっかり貴方のファンです。 しかもカラ−・・・初めて見た・・・凄いなあ、やっぱりこの人。 周りの封印の岩が結界になってるのかなぁ? また素晴らしい作品拝見させて下さいな。 >434様 面白い世界を考え付く人いるんですね・・・うちのは生身で兵器だけど(w
>☆娘さま 完結おめでとうございます。 ちょいと滅入ってるおいらの気持ちを晴れやかにしてくれる結末でした。 イリナには「イノセンスの危険な部分」みたいなことを感じてたんですが、 まったく的外れでした。 彼女も人に傷つき、人を気遣う、愛すべき者達の一人でしたね。 PCを家人に使われていたので、最終回に立ち会えなかったのが悔やまれるっす。 これからってところで気絶してる福田巡査とシンクロしちゃってるよ(w おいらの拙いプロットの一部を使って頂けるなんてうれしいっす。 2度もリクエストに応えて頂いたのも、うれしくも恥ずかしくもある体験でした。 今、なんか、妙な達成感に包まれてます。
キターーー!来ちゃったよマイハニー、じゃない前82氏、どうするね
>>433 いらっしゃいませ。2ちゃんに貼るのはは初めてなんですか、意外です。
美しい配色に、やさしく細やかな描線、素晴らしいでつ
これからも覗きに来てくださいね。
あ、ちなみに軽トラは中古でちょっと新しいの買ったということで・・。(W おんなじ三菱のミニキャブ〜♪
神キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
紙(藁)キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!! 稲荷湖を眺めながら物思い。ほんわかしててイイす!(若干一名除く(爆 つかさタンの想像も絵にしておくれやす(w
442 :
虹82 :02/11/04 16:47 ID:kVWUcSIx
>>433 さま
まずはお詫びから。
私は、あなたの作品を勝手に改竄して、ここの
>>171 で発表してしまいました。
作者であるあなたの心情への配慮をせず、軽率な行動であったと思います。
大変申し訳ありませんでした。
作品、拝見させていただきました。
ほのぼのとした感じで、素晴らしい雰囲気の作品ですね。
443 :
虹82 :02/11/04 16:48 ID:kVWUcSIx
>>432 Pzさま
一旦メモ帳など(フォントはMSPゴシックで)にコピペして試すのも良い手かと思います。
>>434 さま
割と初代スレからDOMしております。ちなみに私には、あのスレの神々のような絵は描けまっしぇん。
>>435 ☆娘さま
ナパームは自衛隊図鑑には記載されていませんでした。そもそも、自衛目的には過剰装備と思われます。
自衛隊の装備でナパームに匹敵しそうな兵器と言えば、せいぜいクラスター爆弾
(敵陣上空で投下後、大量の子弾が広範囲にバラ撒かれ、敵を撃破するもの)くらいでしょうか。
小説の話を鵜呑みにするのはいけないと思いますが、かといって正しい情報を得るのも難しい話だと思います。
例えば、ある戦車専門誌などはたまに愉快な事が書いてあったりして、油断なりません。
結局、小説に盛り込む情報というのは、作家さんの塩梅次第だと言うことでしょうか。
>>438 さすらいのへタレ絵師(謎 さま
おお、新作ですね。イリナたん、幸せそうで(・∀・)イイ!!
でも、つかさたんが・・・つかさたんが・・・激しく復讐の情念に燃えている・・・(w
444 :
虹82 :02/11/04 16:49 ID:kVWUcSIx
>>437 juurokuさま
あのイラストを色替えしていたあの日の朝、
今日のような事態になるなどとは、夢にも思っていませんですた。
な ん て こ っ た 。
∧∧
/⌒ヽ) ・・・・さて、模型板に逝くか・・・
i三 ∪
〜三 |
(/~∪
三三
三三
三三
>☆娘さま こちらこそ大ファンです〜! ほんわかコメディー&シリアスなストーリーは 個人的に完全につぼにはまってます(笑)。 キャラも立っててすばらしいですよね、 私も生き生きとしたキャラ描けるよう頑張りたいです。 ところで次はどんなお話なんでしょう(ワクワク♪)。 >438さま 毎回的確な描写、かつ短期間でのうp、お見それしますです。 元気で可愛いキャラにいつも萌えさせてもらってます♪ また某所で破壊系も見せてください(笑)。 風邪のほうは完治しましたか?どうかご自愛くださいませ。
>虹82さま あわわ、あれ確かにビックリしました(笑)。 なんか照れますね〜、でもなんだか恥ずかちぃので もう勘弁してくださいませです〜(あうあう)。 イリナタンのお茶目なイラストお待ちしてます! ところで気化爆弾、クラスター爆弾と聞いてなんとなく プレステ2のAC4を思い出してしまいました。 う〜ん、対巨大娘な3Dシューティング出ませんかねぇ〜(笑)。
みなさんありがたい感想どうも有り難うですー。 ☆さん、頭痛、たいへんですね。おいらも只今頭痛震度7・・。泣 おいらの中で「イリナ」はしばらく引きずりそう(笑)なので、 またイメージが出来たらうpします・・。コソーリ・・・ >白兎さん 短時間でうp出来るのは「鉛筆画」故です・・。色塗ってたらいつになることやら・・。笑 破壊エロ系(そうは言ってない)!!むはー。ここではヤヴァイムードでつね。 今年の風邪はしつっこいので、ひかないようにお気をつけください〜。 >虹82さん つかさタン・・。なぜか「うどん」をうってる絵が描きたくなってあーなってしまいました。笑 最近「きつねうどん」というお品書きにもムハー もうだめぽ・・。滝汗
448 :
447 :02/11/04 19:26 ID:AHd09Ulw
ヤヴァイムード→ヤヴァイワード したしたしたした・・・・・(舐
絵師大集結スゲーーー! ヘタレ絵師さま(ご謙遜ヲ)いいっす! ぜひ暴れるイリナたんもupしてくださーませ! 家宝にしまするでつ
(・∀・)イイ!! 戦車がいとも簡単にベベベンと。 巫女さんもいいけど・・・水着(?)もイイ!(爆) このスレでこんなに興奮していいのか漏れ? 今夜は・・・ムフ。
453 :
虹82 :02/11/04 23:13 ID:fyX/NDjS
>>446 白兎さま
>もう勘弁してくださいませです〜(あうあう)。
もちろん、今後一切、そのようなことは致しませんです、ハイ(激汗
>イリナタンのお茶目なイラストお待ちしてます!
う゛・・・。あー・・、えー、・・・善処致します・・・(汗
>う〜ん、対巨大娘な3Dシューティング出ませんかねぇ〜(笑)。
そうですね。私も3DCGで、街の中などで巨大娘が動き回る、っていうのを見たいなあ、と思います。
で、それを戦闘機や戦車、或いは普通の人間の視点から見るというのが良さげです。
ところで、そういったシューティングゲームを仕立てても、巨大娘に対するプレイヤーの攻撃は一切効かなかったりしますか?
>>449 ,
>>451 さすらいのへタレ絵描きさま
はやっ!すごいですね・・・。
イリナたん、つかさたんにやり込められて泣いてる・・・。
街の中で自衛隊と遊んで楽しんでる・・・。
☆娘さんの小説のイメージが、更に増幅されていく感じです。とっても(・∀・)イイ!!ですよ!
454 :
流浪兎 :02/11/04 23:52 ID:6grEN+y0
>>449 ,
>>451 さすらいのへタレ絵描きさま、仕事早すぎです(笑)、もう素敵すぎ♪
なんだか私も俄然やる気が出てきました!描きたいっっっ!!
・・・って明日朝一から出張いヤーン!そんなご無体な・・・(泣)。
これからもがむばってください。
でも休養もしっかり取ってくださいね。
>虹82さま
>巨大娘に対するプレイヤーの攻撃は一切効かなかったりしますか?
うわ、確かに効かなさそうですよね、
とりあえず局所攻撃で満足して帰ってもらうとか(笑)。
といいますか、私としてはおもちゃにしてもらえれば
それで良かったりしまふ(笑)。
455 :
ゆんぞ :02/11/05 00:52 ID:jlnsQ5bv
う〜、なんか感想書く暇もないくらいに次々と(汗
プロット出来たものから書いているので、Webpageの更新が先になりそうです。
二周連続で外出だし……スマソ。
>>☆娘さん
完結おめでとうございます〜。
結構街ボロボロだけど 結局は大団円ということで。
こういう、当たり前のように巨大娘が居る光景って良いですよね(w
>>さすらいのヘタレ絵描き(w さん
もの凄い勢いですね。
表情も泣いていたり、勇ましかったりと変幻自在で非常に良いです。
その反面、つかさタンはずっと怒りっぱなしみたいですが(w
>>白兎さん
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
巫女さんも可愛いけど、背景の凝り方が凄い。
>>395 さん
ttp://www.wakam.com/kokishin/phonetic.html
ヘタレ絵描さま つかさたん、良い味出してますねえ(笑) イリナたんの破壊シーンでハアハア(お得意!) ラストシーンでホロッ!! ごちそうさまですた
>>451 さすらいのへタレ絵描きさま
イイっすねぇ!!おいら、こおゆうの見たかったんです。
絵師さまの本領発揮ですにぁ(でも100%では無いっポイぞw)
「イメージ汚してそうで怖い」と心配されてますが、
みんな、こんな風に、快活に暴れまくるイリナたんを見たいと思ってますって。
「読者サービス」って本人も言ってるし(w
458 :
☆娘 :02/11/05 07:22 ID:4Uky5QUm
みなさま、お返事遅くなりまして申し訳ありません、犯人(☆)です。 >juuroku様 とんでもない、こちらこそ感〜謝! おかげで楽しく書き進める事出来ました、またアイデア等拝借させて下さいな。 >みんな、こんな風に、快活に暴れまくるイリナたんを見たいと思ってますって。 私も見たい・・・。 >さすらいのヘタレ絵師様 貴方が描いて下さったラストシ−ン・・・。 優しいイリナの眼差しで私のイリナは、ようやっと本当のエンドを迎えられたような気がします(喜 化けイリナ・・・顔が変わっている、はじめまして(w 喜怒哀楽・・・命を吹き込まれたイリナに、もっと会いたいなんてオネダリしてみたりして(汗汗 「もっと描いてくれぬと狐火じゃぁ〜♪」・・・イリナからのメッセ−ジです。
459 :
☆娘 :02/11/05 07:44 ID:EyHJVjEG
>虹82様 巨大娘スレ・虹板・軍事板・模型板・・・この方は何処の住人なんだろう? でも、だからこそ話題や情報が豊富なんでしょうね・・・マイスイ〜トハニ〜? >白兎様 >こちらこそ大ファンです〜! いや〜ん、恥ずかしい・・・顔から火(w >ところで次はどんなお話なんでしょう(ワクワク♪) まだ何にも考えてなかったりして・・・お〜い! 何か面白そうな御題ありませんか? 本当、この方の描く絵って緻密で凄いわぁ・・・。 >ゆん様 忙しいですか? 兎と亀・・・取り敢えず一着でゴ−ルしましたけど、大逆転が怖い・・・洋子たんに期待と恐怖(w >当たり前のように巨大娘が居る光景って良いですよね はい・・・それがやりたいばっかりに、うちのはチビ揃い。 HP更新・・・エリザさん、これからどうなるのかにゃ?
懺悔しまつ、夕べイリナたんでしてしまいますた
461 :
虹82 :02/11/05 18:31 ID:/n9vhDZM
>>454 流浪兎さま(「るろうに」ならぬ「るろうと」と読むのですか?)
>といいますか、私としてはおもちゃにしてもらえればそれで良かったりしまふ(笑)。
ということは、プレイヤーの攻撃の仕方とか命中率とか稼いだポイントとかでそういったイベントが・・・(深く考えなくていいって)
・・・まぁ、こういったゲームは商業ベースに乗せるには、所詮どういじっても無理のある内容でしょうし、
将来、そういったゲームが個人レベルで作れるようになるといいですね。(希望っつーか妄想・・・)
内容としてはPS2のAC4(実はこれ詳細は知らないのですが・・・)のようなフライトシムゲームもいいのですが、
個人的には「パンツァーフロント」(戦車3Dアクションゲーム)みたいなのが希望だったりします。あと攻撃ヘリとかも。
というか現状でも、3Dムービーなら機材さえあれば個人で何とかいけそうな感じですね。私には無理ですけど。
>>455 ゆんぞさま
情報ありがとうございました。この「フォネティック・コード」の資料、手元に無かったのでとても助かりました。
>>459 ☆娘さま
>この方は何処の住人なんだろう?
私は一介の流れ者なので・・・次はオカルト板逝こうかな・・・(嘘
>でも、だからこそ話題や情報が豊富なんでしょうね・・・
単に、興味があったら何にでも手ぇ出して、んで途中で飽きてしまう半端者です。(下手の横好きというのもありますね)
話題が豊富なように思えるのは、それがたまたま私の知識の守備範囲内の話題だったからでしょう。
実際、私よりも博識な方はたくさんいらっしゃいますから、もっと勉強しないと・・・。
ステラもイリナも今日び,こんな純な女の子はいない いないからこそ余計に引かれるね、漏れ 巨大娘って、ただたんにその場面を切り取ってハアハアする物だと思ってた デカーイけど抱きしめてー! 性格美人マンセー!! ステラでも逝った漏れって
463 :
名無しさん@ピンキー :02/11/05 20:20 ID:VjP0P6y4
埋もれそうなのでage
>>463 ageなさるな。
今日は絵師さん来るかな?
絵師たん━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! 来年は漏れ,不二見神社に初詣に行くでつ。
イリナを委員会に送ることについて、どなたも意見が無いとゆうのは、
異議なし、って意味にとって良いのでしょうか?
初期レスにあった、神社に奉納ってのも捨てがたいなぁ(w
>☆娘さん
チョト提案、
ハニーのセリフの「良い」は「(・∀・)イイ!! 」のほうが良いのでは(w
慎ちゃんのセリフの「良い」は”ヨイ”と読んでしまうので、
ひらがなで「いい」としたほうが。
あと、「小人」って表現に過剰に拒否反応をしめす方もいるので、
他の呼び方(って、おいらは思いつかないw)にしてみては如何でしょう。
以上、余計なお世話デシタ(w
もう一つの「読者サービス」に今頃気付きましたよ。
邂逅を激しくキボンヌっす。
ナパームと聞くと、「帰ってきたウルトラマン」を思い出します。
「ナパーム投下!」ってセリフがしょっちゅうあった様な気が。
>>460 ,462
祈りなさい、ハゲシク祈りなさい。
>>465 にぁーーー!きょうもキターーー!!
お許しが出ちゃってるので、どんどん妄想しちゃてくだせい(爆
おいらもハゲシク祈ることになりそう(自爆、大爆発
468 :
ゆんぞ :02/11/05 21:34 ID:u8A9Ym+f
>>465 わはは。神主アフォや。んなけどナイスや。
別のところで言いましたが、もう私は俎上の鯉ですので
とことんまで弄ってやってください(爆
>>467 >祈りなさい、ハゲシク祈りなさい。
祈る→祈祷→激しく祈祷→激しく亀(以下自粛
☆様には是非次回は絵師様の絵の様な巨大娘同士の格闘ものをおねがーしまつ。
あと絵師様にもおねがー,是非連作で普及委員会へのうpをお考えくださーませ。
ごめん正直に言います・・・。 この絵師さんの描く絵で泣けるとは思いませんでした。 イリナのラストが湖を見つめる絵なら つかさのラストはここで決まりですよね。 つかさ女の子してますね...涙涙。 出来たら以下の絵もキボンヌ! ・つかさを求めて学校へ行く場面(巫女服で破壊) ・自衛隊戦の前の稲荷屋のシーン ・ホテル前の攻防戦 ・対Pz戦 ・京都の街を歩くイリナ(妄想) ・つかさが慎太郎にキスして泣きじゃくるイリナ(本当の姿) ぜひお願いします。
>>469 むぅ、そんなとこを衝いてくるかね。
あなたも祈りなさい(w
絵師さんのうp先は絵が消えたりしないらしいんで、このままで好いんじゃない。
>>470 >へたれ絵師さま
つかさタンって、イリナへの対抗心で慎太郎に接していて。
その中で、自分の本気に気付いたって感じなのかなぁ。
>獣の免疫弱いので・・・・。
「さすらい絵師ケモノ偏」なんてどうすか。でもコレだと早死にしそう(爆
>>471 クレクレ廚イクナイ!ホントに早死にするぞ。
でも、アクセル全開中の様なので、幾つかは応えてくれるかも(爆
望んで俎上に乗った身としては、
仲見世で掴み上げられてる福田巡査をキボンヌしたい!
クレクレ廚に説教するつもりが、自分もクレクレしてるやん 反省・・・
SM板の巨大娘スレが見れないよ? なんでだ
反応下さった方々、ありがとうございますー。 でも、おいら自分のイメージというか「頭の中」を 具現化してるだけなので、祈祷(笑)して頂いてもへろへろな罠ー。 只今、表の同人原稿まっしぐらっぽいので、描けそうなら描いてみますですー。 16〆なもので・・。(滝汗 アクセルは全開なのですが、ヂーゼルなので遅くて汚い・・。(w 今はただ、風邪なおるように祈祷しまつ・・。カミヨー
476 :
ゆんぞ :02/11/05 23:24 ID:ZqPad19K
477 :
☆娘 :02/11/06 00:02 ID:qBZBjklG
>460.462及びjuuroku様 健康を害する恐れがあります、健康の為・・・過ぎには注意しましょうJT、もといGTS(w >虹82様 オカルト板って・・・小一時間(w >さすらい絵描きケモノ編様 脱帽・・・凄いは、やっぱりこの方・・・神主さん妄想爆発してるし(w 空想の断片を紡いででっち上げた駄文を元に、ここまでイメ−ジを膨らめさせられるなんて。 イリナは、もうすっかり貴方の作品です・・・私も嬉しい。 つかさにまで優しい心使い、御腹を痛めた甲斐がありました。 お忙しい時にすいませんです、〆切り落とさない様・・・私は編集さんか? >再びjuuroku様 実は今日送っちゃったんです・・・しまった、残念(泣 私もコッソリ出演しておけば良かったと今頃・・・絵師様に描いてもらえたかも(w 「ナパ−ム投下!」 >ゆん様 お会いした事も無いのに・・・すっかりイメ−ジ崩しちゃって(汗汗 本当は、この世界で一番ノ−ブルな作品を書く作家さんだと思っているのに(滝汗 >469様 巨大娘同士の格闘・・・私が書いたらドツキ漫才になりますが?
あ、それと「委員会」へのうpなんですが、 今の所は・・、考えていないです。 あそこは超メジャーなので、表の知り合いとかにばれてるんですよ。(w (以前ひやかされて、カナーリ恥ずかしい思いをしたので・・。笑) 雑誌とかでも紹介されてますからねぇ・・。 あと、完成度の問題もありますので、できればひっそりとやらせて頂ければ吉かな、と・・。
>>477 >実は今日送っちゃったんです・・・しまった、残念(泣
いや、まだ間に合う!
あそこ、更新遅いから(なに言ってんだおいら。爆
480 :
478 :02/11/06 00:13 ID:yEpwLNLK
>☆娘さん わー!どうもです。 いえいえ、☆さんの想像力と文章力の賜です・・。 ほんと、ああいう文章をすらすら書けるなんて羨ましいです・・。 おかげさまでイメージ「大暴走」気味ですが、すいませんです、ホント・・。 感動をありがとうございますー!
481 :
478 :02/11/06 00:16 ID:yEpwLNLK
>出演 ははは、皆さんのイメージ壊しまくりです・・。 ていうか、これからも壊しそう・・、ごめんなさい(滝汗 ヤヴァイ・・。
482 :
☆娘 :02/11/06 00:23 ID:oh8h+KTn
>TRPG好き様 あう・・・また忘れた(泣 あんまり遅くなると失礼なのでダイジェストNoからの感想・・・こっちで宜しいですか? モ・エギ姫・・・確かに、うちのステラと似てる設定多数見受けられました。 実はコッソリ盗用させていただきました・・・そりゃ嘘ですけれど(w 大きさや種の違いに苦悩しながらも、それを乗り越えて二人が結ばれる日が来る事を祈らずにはいられません。 メタル・キメラ・・・ステラの生い立ちに似てる? 生命力を分け与える事が出来るところなんかも・・・とても他人とは思えない。 温泉湖で、ようやく二人の思いを確かめ合った所、何だか顔がニヤケてしまふ。 でも二人は決して永遠に歩み続ける事は出来ないんですね・・・寿命が違い過ぎる。 いただいた絵と合わせて楽しませていただきました。 冒険と戦いに明け暮れる毎日なのに、心がぽわんと暖かくなりましたですよ、はい。
483 :
☆娘 :02/11/06 00:38 ID:H4hpfMbi
>480様 >ああいう文章をすらすら書けるなんて羨ましいです・・。 いえ、本当はのたのたもたもたと・・・それでも読み返すと・・・自爆! >感動をありがとうございますー! いえ、こちらこそ感〜謝!
485 :
ゆんぞ :02/11/06 01:36 ID:m2ijAiYh
>>477 えーと、イメージに関しては大丈夫でつ。
チャットやoff-lineでは私の駄目っぷりがバレてますから(w
「実はゴーストライターだろッ!」
……至言でアリマス(笑)。
>>479 Webpageの更新は、見ている人が思うより面倒なものですよん。
念のため。
>>484 ありがとうございます、家宝にしまふ(爆)一生ついて逝きやす(シツコイ
でも、☆娘さんのイメージは銭ブルかもしれない罠(爆
>>485 >ゆんさま
何にも知らずに、勝手なこと言ってすみません。
今日2度目の反省・・・
回線切って寝ます
488 :
484 :02/11/06 01:54 ID:yEpwLNLK
>juuroku さすがに「510ブル」は古すぎると・・・(w そうですねぇ、あそこは特に大手だからg-boyさん大変だと思います。 まぁ、気長に待ちましょう〜♪
489 :
484 :02/11/06 01:55 ID:yEpwLNLK
敬称忘れた・・・。禿鬱・・。
イリナに触発された.....か? GTSエルフ物語 5年ぶりに執筆中 冬コミに間に合うかな?
491 :
ゆんぞ :02/11/06 02:03 ID:w7sb4UPK
おお、callonさん キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! エルたんでつね。懐かしい....
冬コミはみよしのなんか出すのかな?
>>467 漏れ、「我が名はイリナ」、テキスト文書にコピペして、細かい修正とかしてたんだけど、
(例「くれるは」→「くれるわ」)
その時、羽仁の台詞、「良い」から「(・∀・)イイ!!」にしちゃった(藁
ちょうど単語登録してあったし。
あと、グランドホテルの倒壊には爆薬とかも一緒に使った方が(・∀・)イイ!!かも、と思いますた。
もう遅いけどね。
>さすらいのへタレ絵師様
イラストの連貼りスゴイっすね!もうクラクラするくらい素敵ッス!
どつき漫才でイイ、どつき漫才がイイ!
496 :
マルルン :02/11/06 11:09 ID:UhB+Gmg6
最近調べたこと 成人は一日に約1,5Kg〜2Kgほど一日に食べる これを元にして巨大娘が一日に摂取する量を計算すると somari氏の窓香は約200倍なので 200×200×200×1,5kg=1200t 人一人当たりの体重を60kgとすると20万人 つまり生協コープかごしまの会員すべてを一日で食べることになります。 また白い足さんの箱の中Xに出てくる亜弥ちゃんならば 10000×10000×10000×1,5kg=1億5000万t 先ほどの計算で計算すれば250億人になるので つまり世界の総人口を4回平らげるほどになります。
スレ違い。どこがほのぼのしているのかと小一時間・・・ 喰いスレか無敵スレに投げるよーに。
>>487 多少の変更なら管理者も受け付けてくれると思う。
作者の納得しないものを掲載したくはないだろうし
いくら☆娘さんが2ch出身を公言して憚らないといってもさ 普及委員会は2ちゃんねらーだけが見る訳じゃないぞ (・∀・)イイ!!、では他の閲覧者を置いてきぼりにしちゃうよ >作者の納得しないものを 作者は納得したから送ったんだろう 納得してないのは別人だと思うがどうよ 明らかな誤字・脱字以外の表現を直すってのは作家の持ち味を殺す事にならないか >マルルン 君のその情熱は評価するが、いつも君は何処か的が外れている 一時期叩かれていた軍事関連の話題も話にリアリテイを持たせる為には漏れは必要だと思う 向こうで誰か書いていたけど、じゃなきゃPz氏の存在自体アウト・オブ・眼中じゃん 同様に巨大娘が本当にいたら食料はどうなる、本来避けては通れない道だ でも、なんかやっぱりここの趣旨とはかけ離れてるぞ そも、おまいサンは本来シュリじゃなかったのか、転んだか どうせなら新作のシュチでも考えて送ってみたら、まだ次回作は考えてないみたいだぞ
500 :
マルルン :02/11/06 13:18 ID:3DFD5w6w
>>499 行っておくがシュリが好きなだけで別に巨大娘が嫌いだと言っている訳ではない
>>500 マルルン
>行っておく
言っておく...だろ、逝っておけ(笑
>>500 だーかーらー、そーゆー進歩の無い誤変換と、間違った態度が面白いんだっつーの。
もう支援する気にもならんね。こーゆー馬鹿されるとさぁ。
まあまあマターリと、オイラも親に隠れてエロ本でハアハアしたおぼえあるし、みんなもそうでし。 ここの雰囲気はソッチをあまり感じさせないほどノホホンしてるけど。 でもマルルン君、基本的に18禁なの忘れずにね、たまに覗くくらいなら知ったこっちゃないけど。 くだらない事でレス消費させないように。
連続スマソ Pzさん、新作・続編まだ? 待ってるのヨン。
3連続スマソ、ホント最後。 ☆娘さんって一見描写とか甘いと言う人もいたけど(前スレ) 内容は複雑に絡み合って、むしろ緻密な計算を感じさせますでそ。 けっこう律義なレスの付け方からして血液型A型だと思うけどどうよ?
ここは21禁。世界標準を先取りしてます(藁)
>>507 さすらいへタレ(・∀・様
このペース、凄いです、とっても萌えてますね!
⊂(。Д。⊂~⌒⊃
漏れも萌え氏む〜・・・
510 :
509 :02/11/06 21:36 ID:yEpwLNLK
11枚でした・・・。滝汗
511 :
508 :02/11/06 21:48 ID:n2ZcuPDN
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
>>508 、ふっかーつ!!
\ \
 ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ ∧∧
(゚Д゚∩
⊂/ ノ
 ̄  ̄ 「_ |〜 ト  ̄  ̄  ̄
∪ ヽ l オ
/ ∪ \
/ : オ
/ || . ォ \
/ | : ォ \
/ .
| . ォ
| | : .
|: .
|| .
.
|
| | : .
. : .
| .:
>>509 へタレ(滝汗 様
うおお、更なる新作だぁ!こりゃのんびり氏んでられねー!(w
最後の決闘シーンですね!(・∀・)イイ!!
>>484 ちゃんとした感想を云ってなかったので。
キターー!ヨダレが(笑)、他人に見せられない顔はとはコレか〜(ちゃんとして無いじゃん。げしっ
摘み上げられてる姿が情けなくてよいでつ
一条刑事みたいな顔が良かったなぁ(身の程知らず。げしげしっ
「カリ城」ってもう22年前なんですねぇ。ぜんぜん古さ感じないや。
毎年テレビで見てるからか?(w
銭ブルは30年ぐらい前の車なんでしょか?
>>507 ,509
ほんと、恐るべきペースっす。(死ぬるよホント
クレクレのリクにも応えちゃってるし(描きたいから描いてるだけっちゅう話も(w
コレって、水着じゃなくて「バニー…(げしげしげしっ
泣いてるイリナたんカワイイ・・・(ぽっ
戦車がうらやましーす!
あんなアングルからイリナたんを見れるなんてっ
・・・・・おいら、もう祈ってなんかイラレネエヤ!(大爆発
>11枚でした・・・
洋子たんを入れ忘れてますな。
コレは後で大変な目に・・・(w
513 :
509 :02/11/06 23:45 ID:yEpwLNLK
>>511 タン
生き返って頂けたようで・・。(w
>>juurokuサン
あうー、一条刑事・・。そうでしたか。(笑
実物はもっとカコイイですもんね。うんうん。
銭ブルは昭和45年頃の車ではなかったかと・・。
カリ城・・、名作ですねぇ。
恐るべきペースもここまで!?後はマターリとしまつ。(多分
イリナタンの絵が11枚という事でご勘弁を・・・。(w
どーもー。
>☆娘様
ご感想ありがとうございます。
いやー内心怖かったですけどね。でも、おおむねご満足いただけたようで
よかったです。
あの温泉郷の話、実際プレイしているときはこっぱずかしかったですよハイ。
なんせプレイヤーキャラクター相手に告白する話なんて初めてですし。
現在あの二人がどうなっていくかはクサナギのプレイヤーと話し合っており、
本人としては今かかわっている事件が終わり次第結婚式をさせたい、とのこと
です(笑)。まぁ、問題は山済みですが、あの二人なら大丈夫でしょう。
余談ですが、モ・エギはメタルキメラではないです。[御仁(おに)]
という種族(?)です。もっとも、御仁も正体不明なので、ひょっとしたら、
……かもしれません(笑)。
あと、遅ればせながらイリナ完結おめでとう&お疲れ様です。
こっちはこっちで結ばれましたが、イリナタンと慎太郎クンの今後も
気になるところですね(笑)。つかさタンもこのまま引き下がるとは
思えないし(笑)……どうなんでしょう(笑)。
>ヘタレ様
あっという間に11枚!そのスピードとバイタリティとセンス、分けて
いただきたい(笑)。自分はあれ1枚だし……
最後に。最初の文わからない人のためにいちおうURLを。
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-King/5068/ 長文ゴメンナサイ。
それでは。
うわわ、ちょっと見ない内に滅茶進んでる(笑)。 >へタレ(滝汗 様 何度も言いますが凄すぎです! 表現の多彩さは流石ですね、一矢報いるヒマも無しっす(笑)。 同人原稿ともども頑張ってくださいまし〜! さて私もマターリ頑張るかな・・・(遠い目)。
516 :
☆娘 :02/11/07 00:38 ID:juQZkhVZ
>TRPG好き様 >あの温泉郷の話、実際プレイしているときはこっぱずかしかったですよハイ。 >なんせプレイヤーキャラクター相手に告白する話なんて初めてですし。 愛を感じましたか?・・・単なるキャラだと思えば恥ずかしいなんて感情沸かないと思います。 やっぱり思い入れの有るキャラだからこそ、そういう感情生まれるんじゃないかと。 愛されるキャラ・・・羨ましいです。 え〜と、モ・エギ姫がメタル・キメラでない事は承知してるのですが、 うちのステラは超金属生命体なので、そっちの意味で・・・。 モ・エギ姫というか、御仁は食事をしなくても良いのですよね? ステラは食べますよ(w でも消化器官が反物質反応炉になっているので、少しの食事でも馬鹿力。 ちなみに精神感応兵器というのは、一種の唄みたいなものです(マクロスかいな?) だからと言って、決して音痴という意味でも無い(w 固体特有の振動数を作り相手に叩き付けて崩壊させる兵器です。 だから感受性が高い方が破壊力がある。 結果としてステラは、ぼっちゃまと一緒に泣いたり笑ったりしたおかげで最強の兵器になっちゃったんですけど。
517 :
☆娘 :02/11/07 00:53 ID:juQZkhVZ
>juuroku様 取り敢えずヨダレを拭いて(w >でも、☆娘さんのイメージは銭ブルかもしれない罠(爆 もちろん埼玉県警で(w >494様 >例「くれるは」→「くれるわ」 私、基本的に口語体で文章考えるんですけど、いざ文章に起こす時は文語体になっちゃうんですよ。 (・∀・)イイ!!、は>499さんのおっしゃる通りかもしれないので・・・。 でもご自由に変えて楽しんで下さい、UPしちゃったら作品は一人歩きするものだと思ってますから。
518 :
☆娘 :02/11/07 01:06 ID:bcE0Q8Lh
>505様 >けっこう律義なレスの付け方からして血液型A型だと思うけどどうよ? はずれです・・・そもそも私の血液型知って、どうしようと言うの・・・輸血でもしてくれるのかしらん? でもでも会社ではA型だと思われてるし通ってる・・・間違って輸血されたらどうしよう(泣 >ヘタレ神様 私、あんな凄い場面書いた憶えないは・・・完全に文章負けてるやん(泣 こうなったら眉毛剃り落として山篭もりして文章の精進しなくちゃ・・・そんな根性あらへんあらへん。 涙の洪水作ってるイリナ、かわいいなぁ・・・。 それにしてもPzさん・・・渋いなあ。
519 :
Pz :02/11/07 01:08 ID:XJ+VUDeS
すんません。続編は修正した後、委員会に送ります。 ちょっと、ここの雰囲気とはなじみそうにない内容に なってきたもので。 別スレでブレーキなしの作品作りますわ。
520 :
☆娘 :02/11/07 01:18 ID:bcE0Q8Lh
>Pz様 ということはPz節復活の予感! 期待してま〜す。 あの、念のため・・・私、破壊系嫌いじゃないんですよ、そう思われてるかもしれないけど。 ただ自分では書けないの・・・すぐお茶らけたくなるから。
521 :
Pz :02/11/07 01:30 ID:XJ+VUDeS
>☆娘さま Pz節!ハマコーですか、私は(笑
522 :
☆娘 :02/11/07 01:37 ID:bcE0Q8Lh
>Pz様 それじゃあ、北島三郎ということで(w
GTSエルフ キャラが暴走し始めた〜 ストーリー全体を同時作業で書いていたら 展開上クラッシュが避けられなくなった..... いくら心優しいGTSでも恋人を傷つけられたらその怒りは..... あ〜ぁ、クラッシュだよ.....
524 :
Pz :02/11/07 01:47 ID:XJ+VUDeS
なんか私のイメージ固定化されてきてるなー。 んー、でも☆娘さんの作品世界がクリームチーズケーキに紅茶を いただいてる暖かな昼下がり、って感じだけど、 私の作品世界は暑かった夏の宵の口に焼き鳥(塩)でホッピーって 感じだからなー。 同一条件で競作は辛かった。ZEROと巴戦をやってしまった グラマンみたいなもんでした。
525 :
Pz :02/11/07 01:59 ID:XJ+VUDeS
後は頼みましたよー!ゆんぞさん。(勝手な話だ)
526 :
☆娘 :02/11/07 02:09 ID:X9sxFQyW
>Pz様 すいません・・・北島三郎・・・そういう意味では無かったんですけど。 ただ「節」の一語を活かしたかったんで。 クリ−ムチ−ズケ−キ&紅茶・焼き鳥&ホッピ−、どちらも美味しくいただきましょう! あっ、私レアチ−ズケ−キが好き・・・紅茶はミルク、レモンは邪道。 私が破壊系サイトでPzさんとやりあったら・・・竹槍とB−29ですよ(泣 >callon様 お初です、☆娘と申します。 この世界、日が浅いもので、すいません。 巨大エルフ・・・面白そうですね・・・わくわく。
527 :
509 :02/11/07 02:13 ID:Smrus44q
今日はきちんとレス・・。 >TRPG好きさん おすそ分け〜♪ って「毒」の部分も一緒に貰ってくださいね。(w >515タン 絵描きさんでつか?是非とも一矢報いてくださいっ! 人の絵でハァハァしたいこの頃なのでつ・・。ドジーン頑張ります〜。 >☆さん 何をおっしゃいまつか、文章も絵も、全て貴方の産み出したモノですよ。 貴方の原作が無ければ、ここまですらすら描けなかった・・。 とにかく、イメージがすごく沸いて来るんですよ〜。 おいらも「スーパー銭湯の打たせ湯」にて修行積んできますね。(温 >Pzさん 楽しみにしてます〜♪おいらもともと「破壊系」なんで(w >callonさん 久々のご活動、がんばってくださいねー。
>☆娘さま、ヘタレさま(どんどん短くなってるやんw)、 お二人のセンス、ヴァイタリティには、ほとほと感服いたしておりやす。 羨望の的っすよ。 おいら、絵心も文才も無いんで、周辺のことでお役に立てればと思ってやす。 >Pzさま 複雑な心境ですが、 巨大娘小説がまた一つ世に出ることには変わりないので、委員会での発表、 楽しみにさせて頂きます。 別スレの方も楽しみっす。全開モードでお願いしま〜す
お、お〜っと。これ云い忘れてた。 がんばれ、ゆんぞさ〜〜〜ん(爆 >「TRPG好き」さん また、カワイイ絵をおながいしまつね〜〜 白兎さんはいつ出張から帰ってくるのかなぁ(ワクワク callonさんお初っす。とても興味がわいてきてます。 冬コミ行きたいなぁ、行けるかなぁ・・・ チーズケーキ食べたいなぁ。 りくろーおじさんのチーズケーキ食いて〜(とっとと朝食くえ。げしッ
530 :
ゆんぞ :02/11/07 19:22 ID:vTMYIGqc
某所ぼそっと更新。 風邪ひいてマンネン……
531 :
虹82 :02/11/07 20:09 ID:xyyYEUkp
>>507 ,
>>509 さすらいのヘタレ神様
はー、凄いペースだなー。
どちらの出来も素晴らしいですね!
次の作品も楽しみにしておりますです。
>銭ブルは昭和45年頃の車ではなかったかと・・。
「510ブル」は1967年(昭和42年)から1971年(昭和46年)の間発売されていたようですね。
>☆娘さま
とゆーわけで、私が以前晒した絵は、ここで正式に「無し」とさせていただきます。
もう、イリナたんのイメージと言えばヘタレ神様か白兎さんの絵しかないっつーか。私自身、既に。
いまさら私が超弩級なへたれ絵を晒してもしょうがないですし。
(つか、神様が「へたれ」って言ったら、私はなんといえばいいのでつか?「モグリ」かな?)
皆さんのイリナたんのイメージ壊しちゃいけませんよね。
532 :
509 :02/11/07 20:17 ID:Smrus44q
落書き、これで一段落つきました。
irinaend.jpgの一つ前のシーンでつ・・。
どうしても入れたかったシーンです。
(本編とはちょっと違うエピソードですが、つかさの想いというか
胸の内を、こういう風に読みとってしまいました。☆さんごめんなさい)
やっぱり、つかさにも頑張ってほしいので・・。
ttp://members.tripod.co.jp/ryu_no/irina11.jpg いやー、感動しました。
☆娘さん、ホントにありがとう、お疲れさまでした〜♪
そして、おいらの落書きに付き合って下さった方々、感謝です。
ありがとうございました・・・。
イリナ〜、つかさ〜、慎太郎、そしてその他のゲストキャラ〜。
お幸せに〜♪
533 :
ゆんぞ :02/11/07 20:22 ID:vTMYIGqc
後日談というか、本当にほのぼのしている感じがして良いですね。 お二人とも、お疲れさまでした。
534 :
509 :02/11/07 20:49 ID:Smrus44q
>虹82様 お久しぶりですー。 いえいえ、これも☆さんの原作の賜です〜。 「獣・おとぼけ・超強い・巨大・・」私の欲しいツボを全て取りそろえた 作品だったので、イメージを壊すかな、と思いつつ描き殴ってしまいました。(w 人にはそれぞれイメージがあるので、「こんなの違う」と思われた方もいらっしゃると 思います・・。(ごめんなさい・・) 私としては、虹サンのイメージをもっともっと拝見したいのですが・・。 他の人がこの作品をイメージ化するとどうなるのか・・。 どんどん描いて、イリナ達のイメージを無限大に広げてゆきましょうよ〜。 というわけで、まだまだお願いします〜。(w >神主タン どもでつー。 いやー、ほんと「つかさとイリナ」のバトル・・。 いつまでも続いて欲しいですね。 羨ましいぞ!慎太郎っ!(w ☆さんは早いペースで書き上げられましたが、洋子タンの続きも楽しみにして おります故、マターリでもいいので続編書いて下さいね〜。 がんがれー!
>>532 つかさちゃんを応援したくなってきたよ。
いいねぇ、ほのぼのしてるのって・・・・・・
御二人とも、ホントにお疲れ様でした。
しばらくはマターリとしていて下さいね。
本当は、
このコラボレーションがずうーーと続いて欲しいな、
なんて思ったりしてたんだけど。(しんみり…
>虹82さん
509さんの言われる通りですよ。
私は貴方がイメージするイリナをこれからも見たいです。
いけねっ ゆんぞさん、おいらも気長に待たせていただきます。 がんがー!!
537 :
Pz :02/11/07 23:04 ID:zQnW/Ntw
>ゆんぞ様 エリザさんの巨大滑り台いいですね。 ・・・向こうで使わせてもらいます・・・。
白兎さんの絵見られなかったYO。・゚・(ノД`)・゚・。
539 :
名無しさん@ピンキー :02/11/07 23:59 ID:CCt+oMs6
real系の巨大娘(大娘)フェチっていないのかな?
熱情-1- いつ頃からだったろう、彼女のことが気になりだしたのは..... この町に引っ越してきてから一年、 新築のマンションの窓から毎日彼女を見つめてはため息をつく日々が続いていた。 田舎生まれの僕にとっては憧れだった都会の生活。 名も知らない彼女、だが僕の心は彼女でいっぱいだった。 彼女の姿を見かけるたびに僕の心臓はその鼓動を早め、瞳は彼女以外を見る事を拒絶する. もし僕が鳥だったらすぐにでも彼女の元に飛んでいくのに.....神様は意地悪だ. 手を伸ばせば届きそうなところに幸せがあるというのに近づく事を拒絶する。 もうこんな生活はいやだ。 ある晴れた日、ついに僕は家出を決行した。愛しい彼女の元へ行くために...... **********************
熱情-2- 夜明けの街を僕は走った。大通りを渡って二つ目の路地を曲がって駐車場の隣の彼女の住む家へ。 一度も通った事の無い道を通い慣れた道のように走る僕、そのくらい彼女への思いは一途だったのだ。 彼女の家の門は開いていた。 悪戯をした子供のように身を隠しながら門の中へと入って行く。 遥か彼方に見ていた風景が目の前に広がっている。 そして僕の目は愛しい彼女の姿を追う。 いた。 初めて彼女との遭遇。 間近で見る彼女は他の誰よりも美しく輝いていた。 長い髪は腰まで届き豊満な乳房が深い谷間を形作っている。 白い腕と長い足、優しい瞳。 彼女の言葉も調べも歌声となって僕の耳を潤す。 でも、たった一つだけ僕の知らない彼女の本当の姿があった 彼女は.....あまりにも巨大だった..... **********************
熱情-3- 天を衝くかと思われるほどの背丈、僕の背丈では彼女の膝にも届かない。 遥か上空から彼女の好奇心に満ちた緑の瞳が僕を見下ろしている。 不思議と僕は彼女の大きな身体にこの上ない安心感を感じていた。 彼女は屈みこむと両手で僕を軽々と抱えあげた。 目も眩むような高さの彼女の唇にキスをする 長い長いキス..... 僕は突然極度に狼狽しておろおろする。 心の奥底から僕に向かって呼び掛けてくる声。 どこだ、心の炎が燃え盛っているのは ここか、それともここか いや、違う、 もっともっと奥だ 魂の奥底から湧きあがってくる押さえ切れない感情 苦しいほどの愛 迷いの道から抜け出すただ一つの光 ああ、憧れと幸福よ、僕の魂を満たしてくれ **********************
熱情-4- 僕は完全に忘我の状態に陥ってしまったらしい。 彼女は唖然として僕を見つめている。 僕はどうやって彼女にこの思いを伝えよう 僕の勇気よ鋭い武器となり彼女の心を貫け 深く深く柄も通れと突き刺され そして愛の炎が燃え盛る様子を僕に見せてくれ 僕は思い切って彼女に愛を告白する。 彼女の表情が見違えるように変化する。 驚きは情熱的な賛嘆の表情へと変わり、そして聖母のような優しさに包まれていった。 彼女も僕の愛を二つ返事で受け入れてくれた。 彼女に抱きかかえてもらったままその豊満な胸に顔を埋める。 彼女の山のような乳房は僕の顔はおろか上半身も余裕でその谷間に収めてしまう。 僕の心を癒してくれのは、ただそのやわらかな感触と心臓の鼓動音。 僕は幸せを手に入れるんだ! **********************
熱情-5- 僕は本能の赴くまま彼女と一つになる。 初めての体験で緊張する僕を彼女は優しく導いてくれた。 そして僕は身も心も本当の男になった 「ミシェル、ミシェル」 「ジョン、ジョン」 4頭のマスチフとチワワの雑種犬が生まれたのはそれから数ヶ月後のことであった。 <EOF>
あははは・・・ もう、いけずぅ ゆんぞさん、callonさんってどうゆう方なんすか(w
546 :
Pz :02/11/08 00:51 ID:mqIbmFda
うーむむ、オチ付ですか。 ボノ系ですね。
547 :
☆娘 :02/11/08 07:40 ID:FPQsI9AQ
>ヘテレ絵師様 >「獣・おとぼけ・超強い・巨大・・」私の欲しいツボを全て取りそろえた で、そのうえ巫女さんって、いま考えると凄い設定だったんだなぁ〜。 つかさのサイドスト−リ−、私がとっとと放ぽりだしちゃったモノを未だに大事に・・・感謝、感涙。 何か新規に作品提供できれば良いんですけど、ひ〜難しい! 獣・おとぼけ・超強い・巨大・・・なんてシュチュエ−ションどうすりゃええねん? 今は安易にイリナの続編とかには逃げたくないし・・・。 耳から紫の煙が・・・私はダ〜リン?、ココアはやっぱり森永・・・ボン!(壊 イリナの世界を具現化して下さった絵師様に何とか御礼がしたい。 無い頭絞って・・・ボン!(機能停止)・・・お好みの新作考えてみます。 出来るのか・・・やれるのか・・・いけるのか・・・☆娘、イキマ〜ス! 節操の無いヘタレもの書きより。
548 :
☆娘 :02/11/08 07:47 ID:FPQsI9AQ
↑) なんだヘテレって・・・鬱。 >ゆん様 HP更新お疲れ様です。 こういうシュチュエ−ション好きです・・・やっぱり我が師と仰ぐ御方です。 普通サイズの人間との交流が無くては、それにしてもエリザさん優しい・・・可愛い。 グランゼル様・・・最初は強持てなのかと思ってたけど・・・三の線ですね、すっかり(w
549 :
☆娘 :02/11/08 08:02 ID:sdbAhU+d
>callon様 何処かで御名前見かけた気がして・・・すいません、モグリで駆け出しなもので・・・。 普及委員会で作品見つけ出し読ませていただきました。 破壊に走っちゃうんですか・・・もっともエルの胸は破壊力充分だと思うけど(爆 胸に挟んで運ぶ・・・うちのステラだったら出来ない・・・ヤバ、聞かれた・・・。 熱情・・・ジョン君の視線でミシェル嬢の飼い主の少女(勝手に決めてるし)を追う映像にしたら面白そう。 で、最後に裏切る(w 新作期待しておりますです・・・エルさんの活躍や如何に、乞う御期待、カミングス〜ン?
550 :
☆娘 :02/11/08 08:17 ID:sdbAhU+d
>juuroku様 >虹82様 >Pz様 みなさんは、私がココへ来た時からの大事な戦友です。 特にPzさんは前スレからの同期のライバル(迷惑そうな顔しないで)だと。 戦線が変わるだけですよね? 他の戦線で貴方が大勝利を収めたとの吉報を心待ちにしております。 虹82さん、戦線縮少しないで・・・みなさんと同じく貴方の描く世界、私だって見たいんだから。 juurokuさん、いつも斬新なアイデアありがとうございます。 どれだけ窮地を助けられた事か・・・心強い援軍です。 >ALL 獣・おとぼけ・超強い・巨大で何か面白そうなシュチュエ−ションありませんでしょうか?
551 :
509 :02/11/08 13:08 ID:chyZg5+4
>juurokuさま ふふり、応援してやってください。 あなたの応援が力となって、つかさタンもおっきく・・。(爆 恋の巨大「ほのぼの」キャットファイト〜♪ 嘘です、ごめんなさい。 >☆さん やっぱり「ほのぼの」なんだから、みんなが幸せになる・・というか、なって欲しいですね。 つかさとイリナの恋のバトルがいつまでも続く・・、そんな感じなんでしょうか。(w お礼なんて・・・ニタ 元はと言えばおいらの妄想が勝手に暴走しただけなので・・。 これからも「はーとをーみんぐ」なお話、読ませてくださいねー。 壊れてる場合じゃないですよー。(w うーん、改めて最近のスレを見るとちょっとやりすぎたかも。 おいらの勝手なイメージ暴走で被害を被った方、ごめんなさい。(汗 まぁ、(例その1)位の感覚で見てくださいね。
552 :
虹82 :02/11/08 18:18 ID:5hXwpYL2
>☆娘さま 今の心境を例えるなら。 拓海に対するイツキ(池谷でも可)とゆーか、 アムロに対するジョブ・ジョンとゆーか、 スパイクに対するロコ・ボナーロとゆーか、 アーカードに対するヤン兄ちゃんとゆーか、 ティーガーUに対するM4(75mm砲装備)とゆーか、 ゆきのんに対するまほりんとゆーか、そんな感じですかね。 まぁ、私、元々人様の絵のパクリしか出来ないものですから、 最近、自分の絵の技術の基礎がなっていないというのが気にかかっていたんですよ。 ですからもうちょっと、絵を描く練習をしなければと考えています。 そして、いつか納得できる作品が描けたら、また改めて発表したいと思います。 取り敢えず、戦線縮少ではなく、装備改変の為の戦略的転進、ということで。 >さすらいのへたれ絵師様 >おいらの勝手なイメージ暴走で被害を被った方、ごめんなさい。(汗 そんな事無いですよ!もう全部、☆娘さんの小説に似合った、素敵な作品でしたよ。 私にもそんな表現力があったらなぁ・・・と羨む次第です。
553 :
Pz :02/11/08 22:42 ID:ECJowJ5h
>☆娘さま 私も☆娘さんがいなかったら、作品つくりを続けなかったと思います。 表現世界がかなり差異を持っているのでセッションは失敗しましたが、 あなたの存在はいつも気にかけています。 丁度、作品を作っていたときに出会った「ステラ」。 あのショックは忘れません。 えーと、巨大娘スレ2は見ることができますか? 新作そこに書いてます。 破壊、殺戮、エロスを主軸に妄想全開で書いていきます。 よろしければご覧ください。
554 :
Pz :02/11/08 22:56 ID:ECJowJ5h
ついでに、狐巫女は完成させます。 どうしても納得のいく作品にならなかったもんでして。 青筋立ててほのぼの系書こうとしてる自分に気がついて笑った。
>>549 クラッシュ部分 一部だけ公開
--------
「行っちゃだめ、落ち着いて」
激情に駆られて何も考えずにフレイのもとへ行こうとするエルを必死で止めるイーア、だがエルの猛烈な怒りが生み出す凄まじい力はイーアの膂力をも凌駕していた。
エルの歩みを止めようと腰にしがみ付いて押し留めるイーア、渾身の力で押さえつけてもエルは止まることなくイーアを引きずりながら進んでいった。
王都はすでに大混乱に陥っていた。
逃げ惑う人々、泣き叫ぶ子供、何もできずにおろおろする警備兵。
何が何でも行こうとするエル、それを押し留めようとするイーア。
二人の身体がもつれ合った次の瞬間恐れていた事が起きた。
ズッドドドドォォォォォォ!!
二人は不安定な態勢に耐え切れず市場の真ん中へ倒れこんでしまった。
ティターンエルフェの巨体は大音響と共に石造りの建物をその大重量で瓦礫と化し、数え切れない市場の天幕をその身体で押しつぶした。
恐ろしいほどの破壊力に呆然と立ち尽くす人々だったが、やがて怒号と罵声は阿鼻叫喚の叫び声へと変わっていった。
倒れた二人の下になった天幕は、つい先ほどまで多くの人々で賑わっていたはずだった。誰一人それらの人々がどうなったのか、考えたくなかった。
崩れ落ちた瓦礫の下からは身かすかにうめき声すら聞こえてくるようだった。
人々の目は二人のティターンエルフェが恐るべき殺戮者であるようにしか映らなくなっていた。
彼女らに向けられる視線は、荒野を徘徊する怪物たちに向けられるのと同じ視線だった。
-------
556 :
Pz :02/11/08 23:32 ID:ECJowJ5h
>callon様 はじめまして。 直接の表現を回避してるとこがいいですね。
>☆娘さん
>どれだけ窮地を助けられた事か・・・心強い援軍です。
ホントにそうならとても嬉しい。
ステラを読み終わってから、感動を与えて下さったお礼がしたい、
お役に立ちたい、とずっと思ってたので。
>>509 さん
>あなたの応援が力となって、つかさタンもおっきく・・。(爆
これはぜひ応援しなくてわっ!!(爆
つかさタンを大きくしる方法を考えてみよっかな(w
御二人の真のコラボが見られそうなヨカーン
>虹82さん
YOU CAN DO IT. I BELIEVE
>callonさん
胸が締め付けられました。
このあとは年末までおあずけかァ
>無敵スレ
専用ブラウザ入れないと駄目っすね。
ttp://www.monazilla.org/ へGo
558 :
☆娘 :02/11/09 00:48 ID:TO2O9o46
>509様 >つかさとイリナの恋のバトルがいつまでも続く・・、そんな感じなんでしょうか。(w 私も、そっちの方が安直だけど楽なんですけどね・・・どうするべ? あの、一つだけおねだりしても良いですか? うちの長女のステラの絵を一枚だけで結構ですから、いただけないでしょうか・・・。 同じ御腹を痛めた子として、ちょっと不憫で。 お閑な時で結構ですので(汗汗 けものでもないし、毛色も違うし、本文長いし・・・お好みではないとは思うのですが。 こんなん駄目じゃゴルア・・・萌えんはゴルア・・・長いんじゃゴルア・・・という御叱りは覚悟の上で。 無理は承知のクレクレ君ですので本当、顔から火が出るような御願いなんですが・・・。
559 :
☆娘 :02/11/09 00:55 ID:TO2O9o46
>虹82様 >いつか納得できる作品が描けたら、また改めて発表したいと思います。 >取り敢えず、戦線縮少ではなく、装備改変の為の戦略的転進 待っています・・・。 >Pz様 嬉しい御言葉・・・ありがとうございます。 え〜と、私お約束があるんで、そっち行けないんです。 完成したら普及委員会へUPしていただけますよね? それまで我慢我慢・・・。
560 :
☆娘 :02/11/09 01:06 ID:TO2O9o46
>callon様 ひぇ〜え、私にゃ〜書けない描写だ。 あの続きから、どういう経緯があって、こうなってしまうのですか・・・気になる。 同人誌限定のUPなのですか?・・・気になる。 私は敢えて避けているのですが、本当は実際に巨大な女の子が存在したら・・・こうなっちゃうんでしょうね。 >juuroku様 >ホントにそうならとても嬉しい 私は嘘は申しません・・・政治家になれるな(w あっ、でも本当に嘘は無いですよ。 >つかさタンを大きくしる方法を考えてみよっかな(w そんなものがあるならと小一時間(w
561 :
Pz :02/11/09 01:06 ID:Yten6hY4
>☆娘さま やはりそうでしたか。 手をつけた作品は必ず完成させます。 (でもー、全部で五作になるんだよねー。未発表含むと)
562 :
☆娘 :02/11/09 01:20 ID:TO2O9o46
>Pz様 全部で5作・・・凄いなぁ・・・ネタの隠し球、そんなに持ってるなんて。 うちはネタが無くて・・・田舎の御寿司屋さんみたいな私(w
563 :
509 :02/11/09 01:34 ID:1B5qEOWy
>虹82さま うわーん、そう言っていただけると有り難いです・・。 でも、ほんとに絵って人それぞれ。 おいらは82さんのイリナタンを見て「キター!」と思って触発されたんです。 ホントですよ。 お世辞とかじゃなくて、また元気(えろーす 笑)な絵を見せてくださいね! >☆さま あー、つかさとイリナの恋バトルは、結局おいらの中のイメージなんで・・。 原作者様は原作者様なりのエンディング・・ということで・・。笑 ステラタンですか!はう〜っ。おいらメイドさんのふりふりが苦手なんですけども・・。(w ここは☆さんの要望、聞かない訳にはいきませんね。 ということで、イメージっぽいものですが描いてみますね。 多分、明日の夜には貼れるかと・・。 ではは〜♪
564 :
Pz :02/11/09 01:45 ID:Yten6hY4
>☆娘さま いや、あなたの作品の影響力は凄まじいものがあります。 このスレを見ればわかります。 うーん、ほんとにゼロファイター。 別スレに破壊系書いてるけど、何の反応もなし。 なんだかなー。
565 :
509 :02/11/09 02:00 ID:1B5qEOWy
>PZさん いや、激しく興奮してますよ。 でも、専用ブラウザ入れられないから時々見れなくなるのが 辛いですけども・・・(w
566 :
ゆんぞ :02/11/09 03:56 ID:ZHq52FMq
>> 537
早速 別戦線でご活躍の様子。がんがって下さい。
Pzさんの描く巨大滑り台...爪先の方に滑らせて肉団(PAM
>>539 一応「超身長の高い女の子萌え」というスレがこの板にありますが
real&ほのぼの好き(tyoさんみたいな感じですね)と思しき人は
余り居なさげですね。
>>540-544 キター(笑
そ、そういうオチですかッ!
>>545 callonさんはやたら手広いコンテンツを揃えているWebpageをお持ちでした。
目黒寄生虫博物館へのリンクが何故か貼ってあったのを憶えています。
# 憶えている俺も謎ですが(w
567 :
ゆんぞ :02/11/09 03:56 ID:ZHq52FMq
>>548 やはり普通サイズの人間との交流があってこその ほのぼのでせう。
三の線。どう格好付けても結局は主導権を握られている罠ということで(w
>>561 5作!大変ですね。頑張ってください。
>>563 を。ついにステラたんの絵が。
期待しております。
570 :
☆娘 :02/11/09 07:07 ID:U9dZmNA+
>509様 あ〜う〜、すいませんです・・・無理を承知のおねだり・・・。 でも、貴方が描いてくれたイリナの活き活きした姿見てたら、つい・・・。 もうしませんから許して下さい(ペコ >Pz様 ゼロファイタ−・・・というよりフ−ファイタ−(UFO)じゃないかと(w 脅威というより、何がなんだか訳わからんと思われてるんじゃないかと。 新作は友紀子嬢の続編なのかな・・・読みたい・・・。 きっと大賛辞世界大戦ですよ! >ゆん様 実はグランゼル様は、ゆん様の投影だったりして(w >568様 図鑑・・・ですか? 無茶苦茶書かれていたりして(w 是非お願いいたします。
571 :
509 :02/11/09 14:59 ID:1B5qEOWy
<窃盗未遂>さい銭箱に入れた手、抜けず 66歳男逮捕 警視庁
6日午後8時半ごろ、東京都中央区銀座5の「あづま稲荷神社」で「男が大声で騒いでいる」
と通行人から近くの交番に通報があった。警視庁築地署員が駆けつけ、さい銭箱に手を突っ
込んだまま抜けなくなっている男を発見。事情を聴いたところ「金を取ろうとして手が抜けなく
なった」と話した。
東京消防庁のレスキュー隊が出動し、洗剤溶液をかけて手を引き抜き、同署員が窃盗未遂
容疑で男を現行犯逮捕した。
調べでは、住所不定、無職の男(66)。同署員は「管内にお稲荷さんは多いが、こんな事件
は初めて。天罰が下ったとしか言いようがない」と話していた。 【西脇真一】(毎日新聞)
[11月7日1時51分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021107-00000155-mai-soci
573 :
ゆんぞ :02/11/09 16:19 ID:GNuxDZhb
>>570 んなこたーない(w
>>571 ステラたんキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
見つめ合う二人とのどかな風景がマッチしててイイ!
傍らで寝てるマフィンがまたエエ味出してまつ(w
574 :
ゆんぞ :02/11/09 16:21 ID:GNuxDZhb
無敵スレ(#354)より転載。 354 名前:名無し調教中。 投稿日:02/10/30 19:31 名前 ステラ(正式名称アルテリトアルレヌエルガントテルルコアティルティムコルプ。二度も言えない名前) 身長 16m 体重 15t(合成された生命なので比較的軽い) B ペチャらしい(本人の前では禁句らしい) W ??? H ??? 出身 トポリックのアルテ(ステラの親)が所有する、星を渡る船。(推定) 特徴 長い紫の髪。冬空の星のように澄んだ瞳。少女のような外見。 メイドさんの服装がお気に入り。通常兵器では太刀打ち出来ない丈夫な体を持つ。 普段のほほんとしている彼女は、実は「エルガ」という兵器であった・・・のだが。 弱点 またたび。あとは普通の人より食費がかかるくらいか。 職業 メイド。(「・・・天駆ける宇宙最強のメイド・・・」とはアルテ談) 能力 飛翔能力、バリア展開、精神感応兵器など。(但し、それらの能力は封印されている) すごい視覚。すごい嗅覚。すごい腕力。すごい脚力。 性格 優しい。のんき。ぽわぽわ。たまにドジをする。戦いを好まない。 でも本当に怒ると、何をするかわからないらしい。 必殺技 蒸気機関車の強制停止。大砲などを軽く踏み潰す、すごい蹴り。 主食 普通の人と同じ。特に普通のト−ストが好きとのこと。 本人から 「私、暴力嫌いです・・・でも私の大事なぼっちゃまに怪我でもさせてご覧なさい、私、許さないから!」
575 :
ゆんぞ :02/11/09 16:22 ID:GNuxDZhb
無敵スレ(#423-424)より転載。 423 名前:名無し図鑑編纂員 投稿日:02/11/06 18:20 名前 イリナ 身長 16m 体重 30t B 8.6m(観測ヘリ搭乗員・羽仁三等兵の推定による) W 5.9m( 同 上 ) H 8.2m( 同 上 ) 出身 不明。(但し、彼女の星の人間は「コ−リアン」と呼ばれるということが判明している) 特徴 長い銀色の髪。狐のような耳と尻尾がある。少女のような外見。怒った時には「むかちゅく〜」が口癖。 村の民が彼女の為に仕立ててくれた巫女の装束を大切に着ている。 通常兵器では太刀打ち出来ない丈夫な体を持つ。そしてその体は、半分幽体で出来ている。 普段無邪気な彼女は、実は過去には幾多の星を滅ぼした暗黒の経歴を持つ・・・筈なのだが。 弱点 彼女は純真な心の持ち主であり、それ故に騙されやすい。過去につかさの先祖、もみじに騙され、永い間狐石(脱出ポッド)の中で眠っていた。 職業 騒動が収まった後、巫女。(いつも尻尾で境内を掃除している。その他の仕事は不明) 能力 飛翔能力。(推定) 変身。(但し、大量の農薬入り大豆で作ったイナリを食べると簡単には元に戻れなくなる) 性格 「まるで、でっかい赤ん坊だ・・・無邪気で、気まぐれで、手がかかって、でも、放っておけなくて・・・。」(慎太郎・談) 「この馬鹿・・・馬鹿だけど・・・素直だなあ・・・でも。」(つかさ・談) 地球に来るまでは恐いもの知らずのならず者だったようだが、地球で慎之介(慎太郎の先祖)に出会い、 彼によって人の優しさを知った後は、性格が丸くなったそうである。(「尻の辺りが最近とみに・・・って、何を言わせる!」イリナ・談)
576 :
ゆんぞ :02/11/09 16:22 ID:GNuxDZhb
424 名前:名無し図鑑編纂員 投稿日:02/11/06 18:21 必殺技 慎太郎べ〜ろべろ舐めまくり。(羨ましい・・・そこどけ、替われ・・・福田巡査・彼の切実な欲望) 狐火。(それが通った跡は、何もかもが消失する) 戦車をも軽々と積み上げるすごい腕力。 境内の掃除・戦車の弾き飛ばしから、ビルの薙ぎ払いまで何でもこなす巨大な尻尾。 主食 イナリ(但し、無農薬大豆100%使用のもののみ) 本人から 「嬉しいのじゃ〜、わらわはとても嬉しいのじゃあ〜、もう放さぬ、誰にも邪魔はさせぬ!慎太郎、わらわはヌシを待っていたのじゃ〜!」 備考 彼女と自衛隊との戦闘の後、不二見神社を含む周辺地域は「イリナ特区」に指定され、 戦災により壊滅した街は、狐火によって出来た湖を取り囲むように新しい街が広がっていった。 イリナ自身に関しては不可侵の存在とされ、再び自衛隊が彼女と刃を交える事はなかった。
577 :
Pz :02/11/09 20:42 ID:35n98P+D
>ゆんぞ様 いや、巨大滑り台はすべる方向が逆です。 すべすべの太ももを股間にむけてs PAM PAM PAM!
578 :
☆娘 :02/11/09 21:01 ID:B8yjrKMb
>509様 ただいま外出先から戻り、支度もとらずにパソ立ち上げました。 はじめまして、ステラ!・・・私がママよ(w 嬉しいなぁ・・・色まで塗っていただいて・・・淡い色合いがとっても素敵です。 気のせいか、胸が当社比30%増・・・やっぱりこの方も精神感応兵器の餌食にはなりたくないようで(w 私のペンネ−ムはステラあってのものだから・・・やっぱり嬉しい! この子にはね、本当に幸せになって欲しいんですよ、私・・・。 ふりふり苦手なのに無理を聞いていただいてありがとうございました、大切にします。
579 :
☆娘 :02/11/09 21:07 ID:B8yjrKMb
>ゆん様 ステラとイリナのプロフィ−ルの転載、ありがとうございました。 作者の私が忘れてるような事まで・・・大切に隅々まで読んでくれたんだなぁ・・・涙。 図鑑編纂員さんに感〜謝!
580 :
509 :02/11/09 21:14 ID:1B5qEOWy
>ゆんさん うー、やっぱりほのぼのした絵は苦手でつ。(w なんかこう、ほのぼのとした中にもシュールさを入れたくなっちゃうんですよね。(汗 >☆さん いやー、すいません。がんばってもこんな感じでした(笑 色塗らないと「ステラ」って感じが出せなくて。 雑塗りでごめんなさい。 胸は単においらの趣味で・・。(w 実はおいら「メイドモノ」そんなに興味無くて、 コレ描くためにじっくり再度読ませて頂いたのですが・・・。 うわーーーーん。キターーーーーーーー。 なんでこうココロに残るモノを書けるんでしょう。 すごいです。ホント。 本当はもっと描きたいのですが今夜から徹夜ゲンコなんで 時間が出来たらまたへろへろ描かせて頂きます〜。 でははー。
>>571 キターーー!!
色使いに、ヘタレ絵描きさんの意気込みをひしひしと感じますわん
雑な色塗りには見えないす。
メイド服が苦手なら、サマードレスなど如何っすか。
レースのカーテンで出来てるので、たぶんスケス…(ズゥンッ)はぐぅぅっ・・・
582 :
白兎 :02/11/09 23:24 ID:5HXvd9rn
>juurokuさま またお邪魔します〜。私の場合、筆は遅いわ的外れてるわで スレの流れを乱す可能性絶大(滝汗)ですが これからもマイペースで参加させてもらいます〜。 >ゆんぞさま エリザさんいいですね〜、巨大聖女モノ(?)に目がないだけに 新作発表はうれしいかぎりです! 有無を言わさぬ巨大滑り台、マジで体験してみたいっす(笑)
583 :
白兎 :02/11/09 23:26 ID:5HXvd9rn
>虹82さま >取り敢えず、戦線縮少ではなく、装備改変の為の戦略的転進、ということで。 一刻も早い戦線復帰を心待ちにしてます! "戦略的転進"、何か凄いものを見せてもらえそうで楽しみです、 期待してます〜! >さすらいのへたれ絵師さま >571 うわあ、ほんわか〜な感じがとってもイイです! キャラもきっちりものにしてますし、これをこんな短期間で・・・。 破○・エ○・ほのぼの、何でもこなせるなんてやっぱり凄すぎです〜。 ・・・さあ、おいらはとんずらだぁ〜(脱兎)
585 :
脱兎中… :02/11/09 23:31 ID:5HXvd9rn
586 :
509 :02/11/09 23:53 ID:1B5qEOWy
>juurokuさま き、来てます? 色塗りが極めて苦手なもので・・・。そう言って頂けると苦労した甲斐があります。(w サマードレス・・・。ステラタンでハァハァしたら天罰が下りそう・・。 >白兎さん イイ!いやー、実は「現代の街」と白兎さんのカップリングが見たかった! しかもこのくらいのサイズで・・。(w しかもセーラー+獣〜♪ パースとかも上手いし、こんなシューティングマジで出してほすい。 ごちそうさまでした。 ステラ、いい娘ですねぇ・・。思わずリキ入れてカラーっぽくやっちゃいました。 あぼーんしてますが。(w 精進せなー
587 :
ゆんぞ :02/11/10 02:09 ID:ySAUSC4/
>>579 ええ。編纂員さん、ホンマによー読んではりますわ。
よほど魅せられたんでしょう。
>>580 シュールって……巨大娘=シュールと言うことでどうかひとつ(w
>>582 巨大聖女とな。そんなカテゴリが何時の間に(笑
滑り台&強制執行(笑)が概ね好評で、ちょっと嬉しいです。
どっちかというとエリザの行動は受け身なものが目立っていましたが、
話の進行によって少しずつ変わると思います。
掲示板等で頂いたネタも幾つかは取り込めるんではないかと……
書くのが遅いという根本的な問題はありますが(駄
>>585 むは。写り込みとかひび割れとか影が細かいっすね。
こんなゲームが出るなら一万ペリカだすぞっ(笑
無敵・巨大・シューティングといえば、
パロディウスにそういうキャラが居たような気が(遠い目)
うぐぅ、何とか生還(爆ぁ 最近祈ってなかったからなぁ・・・ >509さん、白兎さん 期せずしてお二人のカラー競作になりましたね。 しかも、お互いの得意分野を交換しあったかのような絵になって、 偶然とはとても思えないですね(ドキドキ)
589 :
☆娘 :02/11/10 06:39 ID:ztodFQJK
>509様 二人からメッセ−ジが届いております。 ステラ「わあ・・・胸、大きい・・・♪ 私、恥ずかしい・・・でも、嬉しい・・・とっても嬉しい・・・」 イリナ「徹夜ゲンコ、頑張るのじゃ〜♪ 徹夜で拳固・・・誰と殴り合うのじゃ? 助太刀いたそうか?」 夕べは良い夢見せていただきました・・・あらためて感〜謝! >白兎様 お帰りなさいませ・・・巨大猫娘・・・町中の魚屋さんの危機ですね(w
590 :
☆娘 :02/11/10 06:46 ID:ztodFQJK
ああ・・・また忘れた(ボン! >509様 なかなかお好みのシュチュエ−ション思い付かないんで・・・。 取り敢えずイリナの続編で行こうかと思います、すいません(ペコ ええ、させますとも・・・何がなんでもさせますとも、つかさの巨大化(w 「イリナ2」(仮称)・・・しばらくお待ち下さい。
591 :
538 :02/11/10 08:35 ID:H+zwBDsQ
うわぁ、スルーされてるからあきらめてました、ありがとうございます。 ここの絵師さんの絵はなごみ系でいいですねぇ。
>>590 >☆娘さま
>取り敢えずイリナの続編で行こうかと思います、すいません(ペコ
これはヘタレ絵師さまオオヨロコビダ!(ついでに福田巡査大喜び)
番外「不二見神社慰安旅行編」なんてどうでしょう
イリナは旅行についてゆけるのか?w
「いやじゃ〜!わらわも一緒に『オンセン』を食べるのじゃあ〜!」(違いますって。笑)
>何がなんでもさせますとも、つかさの巨大化(w
むふふ、タノシミタノシミ
おいらも、巨大化の方法を思いついたんですが、
ここに書き込んで良いものかどうか・・・
貴方が考えてる方法と同じだったらネタバレになっちゃうし(同じになるわきゃ無いすね、汗
どうしよかな・・・
593 :
Pz :02/11/10 18:30 ID:TirIpiJj
TenchyoさんのHPが更新されてる。 やっぱり巫女が!私のイメージに近くてうれしい。 ところで、Tenchyoさんの小説、ジャイアンテスが話題に ほとんど昇らないのはなぜだろうか。 小説として完成されすぎていたからかな。 主人公のコラも良かった。
594 :
509 :02/11/10 18:35 ID:8LLwEIPJ
>☆さま うひー、なんか二人も大きいの(w)に言われると迫力ありそう・・。 いえいえ、あんなのでよければまた・・。 「イリナ2(仮)」出来るんですねー。ニタ つかさの巨大化も決定っぽいんでさらに・・ニタ 公開を楽しみに待ってますー。 無理されぬよう、がんばってくださいね。 >juurokuさん 温泉たべる・・・。ぽっ。イイカモ なんか温泉ってーと、イリナもついに「天●無用」か「らぶ●な」のノリか!?w
参考にはならないと思うけど 全体のイメージはワーグナーのパルジファルから 主人公の行動はワーグナーのジークフリートから ティターンエルフェは北欧神話系の巨人がモデルね
597 :
☆娘 :02/11/10 20:36 ID:xHxL2jUM
>juuroku様 ネタバレだろうと何だろうと臆面もなく書いちゃうのが私の凄いところ、えっへん! って、いいのか自分・・・お〜い? 是非教えて下さいな・・・私のより面白かったら容赦なくパクらせていただきます(w 温泉旅行・・・に近いシュチュエ−ションは考えていますで〜す。 >509様 >いえいえ、あんなのでよければまた・・。 駄目ですよ・・・本気にしちゃいます、私。 また、ひらひらで苦しみたいですか(w >Pz様 >TenchyoさんのHPが更新されてる。 >やっぱり巫女が!私のイメージに近くてうれしい。 ほ〜う、こういうイメ−ジだったのですね・・・嘘、貴方のはもっとエロいでしょ? でもこの方のコラ−ジュって、とっても粋ですよね。 >ところで、Tenchyoさんの小説、ジャイアンテスが話題に もろ破壊系だけど好きですよ。 しかも御自分の作品をパロってるなんて大人の仕事・・・。 >callon様 前段をバッサリ切り捨ててしまわれたのですか? 思い切った事する人だな・・・凄い。 アルツ山・・・魔女が箒に乗って飛ぶというハルツ山が語源なのかな? ワ−グナ−・・・私はモ−ツアルトが好き・・・。
598 :
Pz :02/11/10 20:57 ID:TirIpiJj
>☆娘さま 別スレで書いている作品、先ほど前編として委員会に送りました。 後編、これから書きますが、巨大カップル物にするつもりです。 (巨大な男の描写はかなりあっさりとすることでしょう。) 巨大滑り台をどこで使うかだな・・・。 >ほ〜う、こういうイメ−ジだったのですね・・・嘘、貴方のはもっとエロいでしょ? これこれ、固定的な認識は・・・まあ、そうかもね。 Tenchoさんでした。失礼しました。
つかさ巨大化計画(笑 イリナをやり込めるアイテムは無いかと狐石の中を物色するつかさ・・・ すって〜んコロリン、うっか〜り転んだら♪ちびっ子光線浴びちゃって♪みるみる小さくってチガーウッ ・・・適当に触ったため、医療システムがが誤作動。 治療フィールドに閉じ込められるつかさ 誤作動中のシステムは、つかさの、イリナに比べれば微小な生体反応を、危篤状態と判断して つかさに幽体エネルギーを照射してしまう。 狐石を転がり出たつかさは、イリナと同じ身の丈に・・・ こんなんで如何でしょう。 むう、コレだとつかさは99.9%幽体ってことに 巨大化の状態も二通り考えられるんで(普通サイズのつかさが幽体をまとっているor実態が分解、拡散している) 前者だとお気軽、後者だと深刻だけど好さげな話になりそう。 つかさタン本人は気にしないんでしょうねぇ(対等になったと歓びまくりか?w) 以上、箇条書きの駄文でした
>>普通サイズのつかさが幽体をまとっている いわゆるハイパー化ですな
僕はつかさたんのファンです
603 :
509 :02/11/11 02:51 ID:+M6aDjEU
>☆さん いやいや、実は描いてて結構楽しかったです。>ステラタン ふりふりのひらひらは苦手ですが、またステラタンの表情のある絵にも チャレンジしてみたいですね。w >juurokuさま それ、イイ!ね。w そゆーう設定だったら不自然じゃないカモ でもノーマルでも「対等以上に」渡り合えるつかさタンが巨大化したら・・。 イリナ、まけるなー。笑
604 :
虹82 :02/11/11 03:57 ID:vlnXkEAb
遅レスで申し訳ありません。とその前にまずは訂正を。
>>552 >「アーカードに対するヤン兄ちゃんとゆーか、」が分かる方へ
「ヤン兄ちゃん」は「ルークあんちゃん」の間違いですた。 ヤンは弟の方でし。いかんなぁ。(恥
>juurokuさま
>>557 >YOU CAN DO IT. I BELIEVE
ありがとうございます。ひとまず修行してきます。
>☆娘さま
>>559 >待っています・・・。
まぁ、ご期待に応えられればいいのですが・・・(激汗
「イリナ2」(仮称)、楽しみにしています。
>さすらいのへたれ絵師さま
>>563 >おいらは82さんのイリナタンを見て「キター!」と思って触発されたんです。
そう言っていただけると、私も拙い絵をうpした甲斐があったというものです。
>また元気(えろーす 笑)な絵を見せてくださいね!
どーも、そっちも不調だったりしまして。でも、何か描けたら別スレにうpします。
>>571 おお、ステラたん、来ましたね!ほのぼのした雰囲気が素晴らしいです!
>白兎さま
>>583 >"戦略的転進"、何か凄いものを見せてもらえそうで楽しみです
いや、私、なにせ基本からして怪しいヤシなんで、どうあがいたところで
「何か凄いもの」というのは激しく無理な話なのですが(汗
>>585 街の中を歩く巨大猫娘ですか、これはいいですね!こんなゲームが発売されたら、凄く欲しいだろうなぁ。
取り敢えず、このまま何もしないでだーらだーらと顔を出していてもしょうがないので、
「虹82」のコテハンでこちらにお邪魔するのは、次の作品をうpする時にしようかと思います。
というわけで今度こそ、草葉の陰からコソーリとこのスレを見守っていきますです。
皆さんもお元気で。でわ、さやうなら。
605 :
☆娘 :02/11/11 07:38 ID:yHjLegb1
>Pz様 巨大カップル?・・・予想不能・・・楽しみ・・・いつ更新されるのかな、普及委員会。 >callon様 はあ、なるほど・・・。 >juuroku様 幸か不幸か・・・巨大化の方法、私が朧気に考えていたのとは違いました。 そっちの方が面白そうだし、縮小も簡単そうだなあ・・・。 でも前後の繋がりの関係上、今回は見送り・・・でも別の機会にこそ〜り(w >602様 「当然よね、慎ちゃんがおかしいのよ! やっぱり親子で真性なのかしら? 見てらっしゃい!」 >509様 巨大つかさ・・・ムッチャ強いです(w >虹82様 コテハンでの帰還、待ってます・・・それまでは名無しさんで。
>☆娘さん
>幸か不幸か・・・巨大化の方法、私が朧気に考えていたのとは違いました。
かぶりませんでしたね(当然っすね)
どんな方法で巨大になるのか楽しみでつ。
おいらの考えも及ばない凄い方法なんだろうなぁ・・・ワクワク
>温泉旅行・・・に近いシュチュエ−ションは考えていますで〜す。
コッチも楽しみだにぁ〜〜
>>601 >いわゆるハイパー化ですな
オーラバトラーのハイパー化は良い巨大化手段だったよね。
パイロットもデッカクなればヨカタのに(w
>>509 お褒めに預かりアリガトデス
でも、☆さまがもっと良い方法でくるらしいので、そちらをオタノシミニ
つかさ、頑張れ〜!イリナ、負けるな〜!(w
608 :
509 :02/11/11 23:55 ID:+M6aDjEU
>虹さん いえいえ、こちらこそハァハァをありがとうございました。笑 別になんかやらなくちゃいけないとか・・、イイと思うんですが。 どうなんでしょうか?お早い復帰をお待ちいたしております〜。 >☆さん そうですか、やっぱり無茶苦茶強いですか・・・w 街は大変なことになりそうですねぇ・・。ニタ >juurokuさん ふふり、おいらとしてはつかさタンがおっきくなってくれればいいんですけどね、結局 笑 ここについて最近ちょっと考える事が・・。 なんか飛び入り参加でルールやら空気もわからずに 「めちゃくちゃ」やってしまった気がして・・ます。 私の連続投稿等で不愉快に思った方がおられましたら、この場をおかりして お詫び申し上げます。ごめんなさい。 それでは・・・。
609 :
☆娘 :02/11/12 00:03 ID:a6AAuYOR
>callon様 良いですね、こんな曲が似合う作品書けたら幸せ。 なんだかアマデウスが見たくなってきた・・・。 >juuroku様 >おいらの考えも及ばない凄い方法なんだろうなぁ >もっと良い方法でくるらしいので とんでもない・・・手垢べ〜たべたの陳腐な方法(泣
610 :
☆娘 :02/11/12 00:26 ID:a6AAuYOR
>509様 >私の連続投稿等で不愉快に思った方がおられましたら そんなん言われたら、私が一番場を乱してるよ〜(泣
611 :
2000 :02/11/12 01:23 ID:ro+GzT+t
age
612 :
509 :02/11/12 01:32 ID:RT82RRS5
イリナ、委員会掲載おめっとさんですー♪ これでまたファンが増えそうですね。 >☆さま うーん、一瞬頭をよぎったんですよね、そういう気持ちが。 まぁ、「一応ごめんなさい」程度ということでさらっと流して下さい。w
613 :
602 :02/11/12 04:57 ID:tf8HQWvj
ワーイ、つかさたんからレスが来たよw イリナタンに負けずにガンガレ
>私の連続投稿等で不愉快に思った方がおられましたら
まぁ、
>>404 のようなカキコを「延々」と続けた人に比べれば・・・。
全然問題ありませんですな。
615 :
☆娘 :02/11/12 07:50 ID:S9J5EaRb
>509様
夕べは
>>610 の後すぐにチェックもしないで寝てしまったので更新知りませんでした。
>これでまたファンが増えそうですね
いえ、ここでのイリナの好評は、ほとんど貴方への賛辞ですよ。
嘘じゃない、だって作者の私が一番「どんな絵付けてくれるんだろう」って、どきどきわくわくしてたもん(w
念のため私も、「一応ごめんなさい」という事で。
>602様
「まっかせなさ〜い!」
>614様
その
>>404 のようなカキコを延々と続けていた一人です、私・・・何か懲罰はありますか?
>Pz様
更新間に合わなかったようですね?・・・残念。
>ALL
すいません、16日まで家に戻れません・・・続編の第一稿は、それ以降かな・・・ごめんなさい。
| ∧
|Д゜) ・・・ヤヤ、☆娘サンハ、ナニカゴカイヲシテイルヨウダ・・・
|⊂
|
>>615 ☆娘さま
>>614 のカキコは私の事を指しているのであって、☆娘さんは関係ないですね。よって懲罰は不要です。
「延々」というのは、☆娘さんとの戦艦談義が終わった後も(その辺まではまだ容認されたのでしょうが)、
事ある毎にそんな「板違い」な事を「クドイ位」書いていたから、という意味ですね。
>>404 辺りがその最たる例です。
まぁ何事もほどほどにしろって言う事ですよ、あっはっは。では、そういうことで。
|
|
| 三 サッ
|
617 :
509 :02/11/12 20:37 ID:RT82RRS5
うーん、ちょっと湿った発言したばっかりによけい曇ってしまってる・・。 すいません。まぁ、さらっと流して次の話題へいっちゃってくださーい!w >☆さん わくわくしてくれてたんですか!?うれしいっす〜♪ おいらもわくわくして「イリナ2(仮題)」を待ってますー。笑 >戦略的転身(好転)さまw 逃げないデー。笑 まぁ確かに軍事関係しらない人(おいらもですが)にとっては「?」ではありましたが、 それによって盛り上がったのも事実かと・・。 すげーかっこいいご復帰、おまちしておりますっ! >614さん というわけで、ご迷惑おかけしちゃいました。すいませんです。汗
んじゃ、週末まで頑張って保守。 じゃなくて、新人登場をキボンヌ お前が書けってのは無しね(汗
半虹でハケーン tp://210.153.100.60/cgi-bin/animecg1/img-box/img20021112230116.gif
>>619 すごい・・・・・・これはなんの漫画でつか?
詳細キボン
>>620 昔のコミックボンボンに載ってた漫画だそうでつ。
詳細は不明(;´Д`)
どーもー。 >619 たしか、かつてコミックボンボンに連載されていた[トクサツマン] というタイトルの漫画だったと思います。そのシーンは女の子だま して自主制作の特撮映画を撮影中に起きたハプニングです(女の子は 怒って帰ってしまった)。 結局完成した映画のシーンではそれはカットされずにそのまま使用 されました(パワーの源のビキニを取られて逃げたとか……)。 ちなみにそれはそれでまた違った感じの絵が描かれていました (残念ながら自分は持ってません)。 不完全な情報でゴメンナサイ。 それでは。
>623 情報ありがとっす
625 :
名無しさん@ピンキー :02/11/14 00:20 ID:aqqxVXe5
agee
「学園戦記ムリョウ」ってほんわかしてて良い番組だったなあ。 ヒロインがそのまま巨大化してくれればナ、なんて思いながらミテタ(わら 学園モノなんてどう?
「ヴァルキュリアの機甲III」は、楽しみではあるが果たしてほのぼのしてるかどうかはかなり微妙なり。
628 :
名無しさん@ピンキー :02/11/15 20:43 ID:qWacOpRc
>627 話自体はけっこうキナ臭いからなあ<「ヴァルキュリア」
いかん、sage忘れた
人知れずに開設されてる いい感じの巨大娘サイトはないですか? 神社に無いやつキボン
>ヴァルキュリア 「(キャラに)可愛さが無い」とだけ言ってみるテスト。
633 :
☆娘 :02/11/16 21:23 ID:zYvC/VhD
イリナU〜@ 歳末商戦で賑わう師走の新中央通り商店街の本屋での事。 学校の帰り道、慎太郎は店先で雑誌を立ち読みしていると見覚えのある顔に気づいた。 Pz・・・以前イリナに酷い目に合わされた自衛隊の戦車乗りだったと思うのだけれど・・・。 彼は非番なのか、ボアのついた皮のロングジャケットを羽織って福田巡査と何やら話をしていた。 どこまでもミリタリ−調の抜けない人だなと思いながら、慎太郎は二人の会話を聞くとは無しに聞いていた。 「無いんだ、何処にも・・・どうやってあんな物?」 「一応盗難届け出しておきますか?」 二人は思案顔で腕を組んでいる。 「福田さん、どうしたの?」 「よう、慎太郎君・・・くんくん・・・なんだか君の髪、油臭いぞ?」 福田巡査が鼻をひく付かせる。 「ああ・・・その、今朝出掛けにイリナに舐められて・・・油揚げ食べた後だったから・・・」 「・・・羨まし・・・いや、その・・・はは・・・それでか・・・」 一瞬、福田巡査の手が腰のニュ−ナンブに伸びたような気がした。 「何か盗まれたんですか?」 「いやなに・・・その、戦車を5両ばかり・・・」 「ほら、例の狐娘が積み上げたヤツだ・・・」 木枯らしが慎太郎の心の中を吹き抜けた・・・目眩がする。 風邪を引いた訳でもないのにすう〜っと足下が寒くなった。 三人は腕を組み、どうしたものかと首を傾げて考え込んでしまった。
634 :
☆娘 :02/11/16 21:25 ID:zYvC/VhD
「お〜い、イリナ〜! つかさちゃ〜ん!」 慎太郎が仲見世通りまでやってくると、イリナが稲荷屋の前で何か右手にぶら下げながら尻尾を振っていた。 「げっ、慎ちゃん・・・イリナ、今日はもういいわ・・・それとこの事は誰にも・・・」 人指し指を唇に宛がいながら、そう言うと、つかさは店の中に引っ込んでしまった。 「変なヤツ・・・イリナ、それはなんだい?」 「これかの?・・・これはバイト代なのじゃ〜」 イリナは慎太郎を抱き上げると「あげ〜、あげ〜♪」と能天気な唄を歌いながら山道を不二見神社に向けて歩き出した。 「バイトって、どんなバイト?」 「秘密なのじゃ〜!」 イリナのバイトと消えた戦車・・・なんだか災いの火種の直ぐ側にいるような気がする慎太郎だった。 あまりの重量に、自衛隊でさえ手を焼き放置したままになっていた戦車の五重の塔・・・。 やっぱり裏には、つかさが関係してるのかな? 浮かぬ顔の慎太郎を、イリナの舌がし〜たし〜たと舐め回していた・・・。
635 :
☆娘 :02/11/16 21:28 ID:zYvC/VhD
「母さん、町内会の寄り合いに行ってきますよ」 夕飯を摂り終えると、愉造は作業衣に着替え何処かへ出かけていった。 夕方誰からか電話を受けてから父の様子がおかしい事に慎太郎は気付いていた・・・。 妙にそわそわびくびくとしている・・・怪しい。 慎太郎は自転車に飛び乗ると、愉造の軽トラの後を追いかけた。 浮気?・・・そんな度胸のある父ではない。 ノミの夫婦・・・慎太郎の母は愉造より20cmも背が高い・・・真性の上にリアル系まで入っているのか? 普段はのんびりぽわぽわの母だが・・・怒ると怖い・・・慎太郎は残念な事に父親似だった。 無灯火で愉造の車の後を追う・・・愉造の車は、今は住む人も無い灯かりも疎らな旧市街地へと入っていった。 何処行く気だよ・・・戦災の傷痕も生々しい夜の町を暫く走ると愉造は大きな工場の中へと車を乗り入れた。 何故か煌煌と明かりが点いている・・・。 自転車を乗り捨て門の陰から中を覗く・・・見慣れた車が停まっていた。 いや、愉造の車だけではない・・・稲荷屋のライトバン・奥田自工と書かれた2tトラック・自衛隊の兵員輸送車・・・。 リアのウインドウに16とあるパトカ−・・・カ−キ色のサイドカ−は、なんとなく持ち主が解る・・・。 工場の中から話し声が聞こえる・・・いや、話し声というより演説というべきか? 「・・・みんなに先ずこれを聞いて欲しい・・・」 恐る恐る中を覗く慎太郎・・・工場の中には自衛隊員が数名、それに混じって見覚えのある顔がずらり・・・。 消えた筈の戦車が5両・・・工場の中に隠され、その1両の上にアニメの世界から抜け出したような人物が立っていた。 真紅のレオタ−ドにロングブ−ツと手袋、黒いマントを羽織り顔には銀色のマスク・・・悪の首領かい? その人物は手にしたマイクロカセットコ−ダ−のスイッチを入れた。
636 :
☆娘 :02/11/16 21:30 ID:zYvC/VhD
「・・・ピチャペチャ・・・慎太郎、大好きじゃ・・・イナリよりも大好きじゃ・・・ペチョ・・・わらわは幸せなのじゃ〜♪」 その場にいた男達が一斉にどよめいた・・・何かドス黒い怒りさえ感じる。 これ・・・慎太郎は耳まで真っ赤になっていた。 「許せん、あのガキ! イリナちゃんとこんな、こんな・・・」 「いや、あのガキって・・・うちの息子だから・・・」 「神城さん、あんたどういう教育してるんだ・・・こんな、こんな、羨ましい!」 「まったくだ!」 その時、悪の首領が皆を制して語りかけた。 「これも全てイリナの所為だ・・・イリナを亡き者にしなくては我々GTS解放戦線の勝利は無い!」 「いや、イリナちゃんに罪は無いんじゃないかと・・・むしろ、あの慎太郎が憎い、憎いぞ〜!」 「駄目、慎ちゃんには罪は無いの・・・奥田のおじちゃん、そんな事言うと・・・」 再びマイクロカセットのスイッチが入る。 「でへ、ぐへへ・・・堪らんなぁ〜! やっぱGTSはイイヨな・・・かみさんや子供にゃ知られたくないが・・・」 油で汚れた青いツナギの男が慌てて叫ぶ。 「たっ、頼む・・・女房子供には内緒に・・・取り引き先にもどうか・・・じゃないと、俺は・・・」 「解ればよろしい・・・素直な人って好きよ。 さあ、みんなイリナを倒すのよ!」 「でも、自衛隊でも勝てない相手だぜ・・・どうやって?」 「私に策があるわ・・・任せなさ〜い! いざとなったら、あたしが巨大化してでもイリナをぶっ飛ばしてやるんだから」 おお〜!、男達がどよめく・・・軽い目眩を感じる慎太郎・・・サバトだ・・・。 その時、慎太郎のこめかみに冷たく硬いものが押し付けられた。 「・・・知られちゃったか・・・悪いけど!」 慎太郎は後頭部に鈍い痛みを感じた・・・遠のく意識の中で彼は彼等の陰謀を知った・・・。 「何やってるのよ、ふくちゃん! 慎ちゃん・・・大丈夫? もう、ゆんぞおじちゃん・・・尾けられたわね!」 「つかさちゃん、ごめん・・・」 「つかさじゃない、ボス!」 「ああ・・・慎太郎・・・どうしよう、母さんに怒られる・・・」 「知られた以上グズグズできないわよ、今夜中に作業を終わらせて明日が決戦よ!」 かくして、狂気の夜が更けていった・・・。
637 :
☆娘 :02/11/16 21:32 ID:zYvC/VhD
「慎太郎〜! 大変なのじゃあ〜!」 イリナが耳をうな垂れながら母屋の前でべそをかいていた。 「あらあら、イリナちゃん・・・どうしたの? 慎太郎見当たらないは・・・部屋にもいないし、あの人も・・・」 「うう〜、年中無休の稲荷屋が閉まっておるのじゃ・・・あげが貰えんのじゃ〜」 そう言うとイリナは地団駄を踏む・・・朝から姦しい事この上ない。 「あら・・・珍しい事があるものね・・・どうする、朝ゴハン?」 「・・・食べる・・・」 「納豆で良いかしら?」 「わらわは御箸の使い方が下手なのじゃ〜」 「やめておく?」 「・・・食べるのじゃ・・・」 「あら、電話だは・・・」 鳴り出した電話のベルに、慎太郎の母はぽてぽてと奥に消えていった。 「つかさの奴め、わらわを飢え死にさせる作戦か? 食い物の怨みは怖いのじゃ・・・家業を大切にしない奴は碌な死に方せんのじゃ!」 「イリナちゃん、お電話よ」 慎太郎の母が再びぽてぽてとやってきた。 「わらわに?」 「うん、TGVカイホウシンカンセンって方、ご存知?」 「知らんのじゃ・・・」 「この辺に新幹線の駅でも出来るのかしら・・・」 「はて、そのシンカンセンとやらが、何の用じゃろ?」 「それが・・・イリナちゃんに旧三丁目の廃工場に来て欲しいって・・・慎太郎は預かってるって、慎太郎の御友達かしら? イリナちゃんと決闘がしたいって、それだけ言うと切れちゃった・・・」 「慎太郎を預かっているとな・・・決闘じゃと・・・卑怯な・・・返り討ちじゃ!」 イリナは耳をぴんと立てると指をボキボキ鳴らし、いそいそと巫女の装束を脱ぎ始めた。 「ちょっと行って来るのじゃ、昼にはイナリが食べたいぞ・・・」 「はいはい、用意しておくわね・・・でも、あんまり騒がしいのおばちゃん嫌よ・・・ところで朝ゴハンどうする?」 「食べるのじゃ〜♪」
638 :
☆娘 :02/11/16 21:34 ID:zYvC/VhD
復旧後の仲見世通りは重戦車でゼロヨン遊びやってもビクともしない丈夫な舗装になっていた。 合わせて電線は地下に埋められ、ガス管・水道管も丈夫なものに取り替えられていた。 全てはイリナが自由に歩き回っても平気なように・・・それが新しい街のコンセプトなのだ。 しかし放棄された旧市街地は、そうはいかない・・・脆くなったアスファルトが歩く度に陥没する。 「歩きにくいのじゃぁ〜」 銀色のスペ−スス−ツ姿のイリナは尻尾を立てながら、もたもたと街を歩いて行く。 その時突然、街のそこここに置かれていたスピ−カ−から大音響のマ−チ調の曲が流れ出した。 「何じゃ何じゃ?」 見ると廃工場の中から赤・黄・青・緑・ピンクに塗られた戦車が走り出して来て、ズラリと横一線に並ぶと彼等の後ろに同じ色の煙幕が張られた。 「てんとう虫じゃ〜、可愛いのじゃ〜♪」 パチパチと拍手をしながら嬉しそうに尻尾を振るイリナ・・・。 「はて?・・・何処かで見た事があるような気もするが・・・?」 すると中央の赤い戦車のハッチが開き、赤いレオタ−ドに黒マントの人物が現れた。 「Pzレ〜ッド!」 「Pzブッル〜!」 「Pzイエロウ!」 「Pzグリイイ〜ン!」 「Pz・・・」 「???」 「ほら、早くしろよピンク!」 「何で俺がピンクなんだよ?」 「しようがないだろ、アミダで決めたんだから・・・」 「でもピンクはないだろ?」 「ほれ、早くしろよピンク!」 「そうだそうだピンク」 「まったくだぞピンク!」 「往生際が悪いぞピンク!」 「ピンクピンク言うな〜! ええ〜い、自棄だ! Pzピ〜〜ンク!!」 「手間取らせないでよ・・・お待ちどうさま、GTS解放戦線・自営戦隊Pzファイブ、ただいま見参! 」
639 :
☆娘 :02/11/16 21:44 ID:zYvC/VhD
リ−ダ−と思しきレオタ−ドの人物がそう言い放つ・・・足下から赤いヘルメットの男が顔を出す。 「おい、何で頭に『Pz』が付くんだよ・・・それじゃ個人的に俺が怨みかうじゃね〜か?」 「男が細かい事ごちゃごちゃ言わない! それともアンタもGTSファンだってこと自衛隊にバラす?」 女の手の中でマイクロカセットがカチっと音を立てる。 「待った待った待った〜! 喜んで戦わせてもらいます・・・」 「素直でよろしい〜! さあ、化けギツネ覚悟しなさい! 地球の平和を乱すエイリアンめ、このPzファイブが退治してくれるわ!」 「ほ〜う、ぴ〜ぜっとはいぶと申すのか・・・早速の名乗り忝けない、わらわはイリナじゃ・・・ところで慎太郎は何処じゃ?」 「慎ちゃんならココよ!」 戦車の中から引き出される慎太郎。 「慎太郎〜! 待っておれ、直ぐに救い出してくれようぞ・・・」 慎太郎の顔を見て、嬉しそうに尻尾と手を振るイリナ。 「・・・イリナ・・・ねえ、つかさちゃん・・・止めようよ、こんな事・・・」 「バ、馬鹿〜! つかさじゃないわよ・・・愛の戦士、ビジンツカ−サよ!」 「美人?」 「愛の戦士だって・・・プププププ」 「バレバレだって・・・ケケケ」 「だ〜っ、黙ってなさい・・・色塗り替えただけで自衛隊の戦車だって気付かない天然相手なのよ、それともみんなのこれからの人生ガタガタにしてあげようか?」 つかさの手の中でマイクロカセットがカチっと・・・。 「ビジンツカ−サ様、貴方にこの命奉げま〜す!」 男達が一斉につかさに忠誠を誓う。 「解ればよろしい、解れば・・・さあ、地球の男の子は地球の女の子のものだって事、あの馬鹿ギツネに教えてやるのよ、行け〜ピンク〜!」 「ピンク言うな〜!」 ディ−ゼルエンジンが一際高く吠えるとピンクに塗られた戦車がホイルスピンしながら突進を開始した。 一瞬ハッチが開くと赤い赤色回転灯が手早く装着される・・・何処かで聴いたピ〜ポというサイレンと共に・・・。 良く見ると砲身が無く、代わりに外付けで対戦車ミサイルを載せている。
640 :
☆娘 :02/11/16 21:45 ID:zYvC/VhD
「ミサイル発射〜!」 砲塔脇の仮設ランチャ−から2発の対戦車ミサイルが飛び出す。 「なんの!」 身構えるイリナの手前でミサイルは自爆する・・・もうもうと沸き上がる刺激臭の煙・・・化学兵器? 「は〜くちょん・・・なんじゃこれ・・・は〜くちょん、あれ、は〜くちょん・・・むわ・・・」 歩みが止まり、暴風のようなクシャミを繰り返すイリナ・・・商店の看板が吹き飛び、車が横転する。 「ふふふ・・・来来軒特製コショウ爆弾成功〜!」 「本当かよ?」 呆れ顔のPz・・・が、次の瞬間、イリナの素足がPzピンクを捕らえた。 「なかなかやるの〜! でもわらわの敵ではないのじゃ〜♪」 足に軽く体重をかけていくイリナ・・・必死で逃げようとするPzピンク・・・しかしキャタピラは虚しくアスファルトを抉るだけでピクとも動かない戦車。 めきょめきょと悲鳴を上げる車体、キャタピラが千切れ飛び、閣座するPzピンク・・・ボンと音を立てて沈黙する。 「まず一匹〜♪」 「ちいい〜っ、次は稲荷屋からのプレゼントよ、行け〜Pzレッド〜! 通常の三倍の速度で!」 「いっ、行けるのか?」 黄・青・緑の掩護射撃の中、Pzの操る赤い戦車・Pzレッドが猛スピ−ドでイリナに迫る。 「弾幕薄いぞ、何やってんの!」 主砲弾ですら効果の無い事は先刻承知している・・・掩護射撃もイリナの足を止める事は出来ない。 巧みに戦車を操りイリナを予定の針路に誘い込むPz・・・イリナが焦らつく。 「ええ〜い、ちょこまかと・・・むかちゅくぅぅぅぅぅ〜!」
641 :
☆娘 :02/11/16 21:47 ID:zYvC/VhD
「今だ!」 道幅の狭い交差点にイリナが差し掛かった時、交差点を囲むビルが一斉に爆炎を上げた。 「無駄なのじゃ〜、そんなものではわらわは押し潰されぬのじゃ〜!」 しかしビルは崩れ落ちること無く、ただしその最上階から茶色い奔流が交差点を埋め尽くす。 「ひえ〜、滑る・・・滑るのじゃぁ〜、気持ち悪い・・・これは納豆なのじゃ〜!」 摩擦を失って三階建ての雑居ビルを押し潰すイリナ・・・陥没する道路。 髪も体もヌトヌトと糸を引いている。 立ち上がろうとして放置されていた路線バスを押し潰し、顔から6階建てのオフィスビルにめり込むイリナ。 「うう・・・気持ち悪い・・・髪が・・・許さん、怒ったのじゃ〜!!」 イリナの着ているワンピ−ス水着状のスペ−スス−ツが一瞬眩い光を放ったかと思うと、イリナを包んでいた粘着性の汚れが空中に霧散した。 「嘘〜?」 唖然とするつかさ・・・いや、ビジンツカ−サの顔から銀色のマスクが落ちる。 「もう・・・こうなったら合体よ!」 「合体?」 「なにグズグズしてるのよ、さっさと合体してやっつけるのよ!」 「どうやって?」 「どうやってって・・・合体ボタンとかあるんでしょ?」 「何処に?」 「何処にって・・・無いの?」 「自衛隊の装備には、そんなもの無いぞ・・・」 顔を見合わせるPzとつかさ。 「嘘でしょう・・・だって甥っ子の見てる番組にはあったわよ・・・合〜体!って、大きなロボットになって・・・」 「あの、あれ嘘だから・・・作り物だから・・・戦車は合体しないから・・・」 「困ったなあ・・・アテにしてたのに・・・どうしよう・・・決め手が無くなっちゃった・・・」 「決め手って・・・それなの?」 「うん・・・」
642 :
☆娘 :02/11/16 21:48 ID:zYvC/VhD
「じゃあ、つかさちゃんが巨大化するということで、ここは・・・」 何処から現れたのか愉造が目尻を下げながら催促する。 「どうやって?」 「どうやってって・・・ほら、巨大化〜とか言いながら・・・あれ、出来ないの?」 「出来たらとっくにやってるよ、ゆんぞおじちゃん・・・」 「え〜と・・・」 頭を抱えながら考え込むPzと愉造・・・ずしんずしんとイリナの足音が近づいて来る・・・。 「性悪てんとう虫め、わらわの怒り、とくと思い知れ〜!」 怒りのオ−ラに包まれて蒼白い光を放つイリナの右手に、一際眩い光の球が現れる。 「ひえ〜〜〜!」 「狐火・・・」 「きゃあぁぁぁぁぁ〜〜!」 蜘蛛の子を散らすように逃げ出すPzファイブ。 しかしPzレッドはいくらスロットルを開けても前に進まない・・・虚しくキャタピラが空転する音がする。 「何やってんのよ〜!」 「いや、おかしいな・・・何かに乗り上げてるのか?」 「うわぁ・・・もう駄目だ・・・」
643 :
☆娘 :02/11/16 21:49 ID:zYvC/VhD
その時Pzレッドの車体がふわりと持ち上げられる感触があった。 「なになになに〜?」 「つかさちゃん・・・お痛が過ぎますよ・・・」 何処かで聞き覚えのある声がした・・・次の瞬間Pzレッドの車体が下から持ち上げられ宙を飛んだ。 大音響と大きな地響きを上げて地上に落ちるPzレッド・・・。 「あいたたたたた・・・」 しこたま腰を打ったつかさが顔を上げると、そこには和服にエプロン姿の慎太郎の母が立っていた。 「慎太郎、帰りますよ・・・つかさちゃんも悪戯は程々にしないと、おばちゃん怒るから・・・」 そう言うと慎太郎の母は愉造の襟首を摘み上げにこやかに笑った。 「あなた・・・あなたにはお話があります・・・イリナちゃん、そんな物騒なものは早くしまって、おねしょするわよ。 さあ、帰りましょう・・・お昼御飯よ」 「納豆はもう嫌なのじゃ・・・」 「約束でしょ、お昼はおイナリさん・・・沢山作ったから・・・」 「嬉しいのじゃぁ〜!」 イリナは決闘も忘れて、また例の「あげ〜、あげ〜♪」を口ずさみながら山に帰って行った。 その後を愉造を引き摺りながら慎太郎の母が続く。 「母さん笑ってる・・・」 「よく怒らないわね、あんたのママ・・・?」 「つかさちゃん・・・うちの母さんは笑ってる時の方が怖いんだよ・・・」 「それにしても、おばちゃんってどういう人なのよ?」 「嫌だ・・・俺、もうこの街の人間に関わるの嫌だ!」 ハッチからひょっこり顔を出したPzは、ぼそりとそう呟くともうもうと黒煙を上げて後ろも振り返らずに赤い戦車で走り去った・・・通常の三倍の速度で・・・。
644 :
☆娘 :02/11/16 21:59 ID:zYvC/VhD
お久しぶりです♪ イリナU第一編UPいたしました。 今回つかさの巨大化はブラフというか、お預けです(w 戦隊モノ・・・悪の首領の巨大化・・・というシュチュエ−ションをちょっとつまみ食い。 今回台詞が多いので長い長い・・・なんだかレス数を無駄に使ってるようで気が引ける(泣
645 :
Pz :02/11/16 23:16 ID:W1AsyUHj
おひさ。いや、たたみかけるようなストーリー展開でしたね。 ここまで私が遊ばれるとは思っていませんでした。 思いがけない展開! ☆娘さんは、一本あたり、どのくらいの時間でお書きになるのですか? 新作書いてますが、もう15ページ、まだ終わりにたどり着けません。 あの、ステラさん、少しだけお借りできますか? 名前は出しません。後編かいてますが、どうしてもキーとなる 位置にもって行きたくなりました物で・・・。
>☆娘さん 大いに笑わせて頂きました。 弱みを握られてるからやってる訳じゃないだろう! と突っ込みを入れたくなりますよ、あの人たちには(w イリナを退治する下準備に、イリナ本人を使うとは、 つかさタン策士でつね。 でも肝心なところがヌケテイル(w もしかして、最強なのは慎ちゃんのお母様ですか?w
647 :
ゆんぞ :02/11/16 23:56 ID:eMNv3uAT
ども。イリナ2読ませて頂きました。 オモロイです。いきなりこのハイテンション、 出張中に何があったんですかッ?(笑 # ヨメサンコワイヨー(w
648 :
☆娘 :02/11/17 00:57 ID:xu3TnpYd
>Pz様 私の場合、ショ−トエピソ−ドとかだと2〜3時間で上がっちゃう時も・・・。 でも、やっぱり前後に関係してくる時は慎重に一週間とかかかるし、 一旦スランプになれば一ヶ月でも2〜3行です(泣 ステラ・・・どうぞ、多分湖の底で眠っている筈です。 貴方ご自身を、これだけ引き摺り回したんだから、嫌なんて言えませんよ(w 新作楽しみに待っています・・・うちのステラがどう関わってくるのか? キ−になる・・・鍵の開かないキ−になりそう(w >juuroku様 つかさの巨大化・・・この回ですると思いました? 私、人の期待を裏切るの大好きなもので・・・性格わっる〜い! 慎太郎の母・・・謎の人です、名前も無いし・・・そう言えばステラのぼっちゃまも・・・。 >ゆん様 出先で・・・はあ、色々と(w 相変わらず弄んでるなあ、私・・・お体大切に(ww サンタ娘・・・無邪気で可愛い、もうすぐサンタ娘のシ−ズンですね!
>>648 >つかさの巨大化・・・この回ですると思いました?
そりゃぁ、期待してましたでつよ・・・
でも楽しみはあとに取っとく方だから(後回しにしすぎて
取りっぱぐれることも。笑)平気さ、平気な〜のさぁ〜〜♪(ヤケ
つかさたん(;´Д`)ハァハァ
651 :
Pz :02/11/17 10:22 ID:Q+4ZEfYX
>☆娘さま はー、早いですね。☆娘さん自身が楽しんでお書きになっているのでしょうね。 キャラクターがそろそろ一人歩きを始めるのではないでしょうか。 私など一日一ページが普通ですよ。 ステラさんの出演依頼、快諾ありがとうございます。 楽屋落ちのつもりで秘書役として前編に登場してもらおうとしたのですが、 その秘書がなぜそこにいるのか、と考えたらどうしてもエピソードを 一つ作らねばならなくなりました。 破壊、残酷描写は(ステラさんエピソードに限り)控えますのでご安心を。
>>626 >学園モノなんてどう?
誰に言ってるのさ?
ところで「学園戦記ムリョウ」ってどんな番組なのよ、漏れシラネーヨ
誰か情報クデ!
ムリョウはある意味巨大娘作品です。 ある意味、な。
654 :
Pz :02/11/17 23:11 ID:ppClWdMg
ついでにちょと驚いたエピソードなど。 いやね、渋谷のオネーサンが付く怪しいお店に遊びにいったんだよね。金曜日。 んでね、そこの栗毛の巨乳外人さんと仲良しになったんだ。 帰りに名刺と携帯番号もらったんだけど、そこに彼女が本名書いてくれたんだ。 その本名が Stella・・・。 イタリアのオネーサンだったけど。 すんごい巨乳だったけど。 でもステラ・・・。 あ、怒んないで☆娘さん・・・。
655 :
☆娘 :02/11/18 00:20 ID:+hWnwhuH
>juuroku様 つかさの巨大化への道程は遠く長いのですよ(w 血の滲むような努力と訓練の末に晴れて巨大化・・・って、それで巨大化できるなら世界中GTSだらけ・・・。 とあるきっかけがあって、つかさ巨大化が現実に・・・まだその時ではないのです。 >Pz様 ステラの秘書・・・全然「秘」じゃないような(w ところで、そのステラさんにも、やっぱり巨大化してもらいたいと思ってんじゃありませんか? >すんごい巨乳だったけど。 でもステラ・・・。 ワラタ・・・怒ったりしません、けど・・・うちのぺたんこステラがいじけています(w
656 :
名無しさん@ピンキー :02/11/18 08:19 ID:4dfeYSiu
ageるぞゴルァ!
657 :
名無しさん@ピンキー :02/11/18 08:20 ID:R1O6HqAb
回 送
>654 >すんごい巨乳だったけど。 もしかして源氏名はエル?
659 :
Pz :02/11/18 21:55 ID:MvmZLb2S
なんだかここも閑散としてきたな。 つかさの巨大化がなかったことが一因か。 過激なつかさの描写は面白く読めるのだけど。 >☆娘さま そろそろ腰入れて新作作りますか? >Callonさま 細かく書くとばれるけど。 アンドレア、でした。
>659 閑散とした理由はそうじゃないと思われ・・。
>>661 同意!!
絵師さん達が何故か姿をお隠しあそばしたのが最大の理由かと
ほのぼの系ではコラはほとんど期待できないし
情報の交換所としてだけこのスレが存在するというのなら,それもチト寂スウイ
ヤッパ,メインは投稿作品ではないかと
でもゆんぞさん,☆娘さんにばかり期待をかけるのは酷というもの
ここらで大型新人の出現をキボンヌ!
>>662 ワロタ
まさにタイトル通りですた,なぜここにあるんだ
このブラ誰のでつか
>>662 何年か前のCMですね(企業名は忘れた)CF自体は見たことはありませんが、
ブラは合成ではなく実物だったと記憶してます。
>>664 >このブラ誰のでつか
うちのエルなら多分ぴったりかと.....
サイズ?
女の子の年齢と体重とブラのサイズは命と引き換えに聞くものだってエルが言ってるんですけど.....
>>667 >>オーメンNoゲットおめ!
そのせいか〜?
ELFENWALD 世界観の矛盾が続出!
全30章同時進行は無理があるなぁ、やっぱり.....
669 :
名無しさん@ピンキー :02/11/20 01:50 ID:dZMc60cZ
age
670 :
☆娘 :02/11/21 00:17 ID:ufZ+EDDu
イリナU〜A つかさの短く切った髪に違和感を感じなくなった頃、不二見神社は新年の準備に追われていた。 イリナと自衛隊が街でドンパチやった後、つかさは自慢の長い黒髪をばっさりと切ってしまったのだった。 クラスメイトには散々「失恋?」とからかわれていたが、人の噂も八十八夜、野にも山にもワカメが増える・・・つかさのショ−トカットも今ではすっかり馴染んでいた。 「つかさちゃん、最近よくパソコンいじってるよね?」 「うん・・・なんとかNORADにアクセスできないかと思って・・・」 え゛っ?・・・アメリカの軍事施設にアクセスして何をする気なんだろう・・・。 「ほら、やっぱり狐火に対抗するには核兵器しかないと思うのよね・・・」 どこまで本気なんだろう・・・冗談だと言いきれないのが、つかさの怖いところだ。 そんなつかさも、ここ数日は年末年始の参拝客相手の準備に追われて大人しい。 なんでもキツネうどんを新しいメニュ−に加えるべく、うどんの打ち方を練習しているらしい・・・。 一度稲荷屋の前を通りかかった時、店の中からドスンバタンという音と共に「憶えてろ・・・化けギツネ・・・このヤロウ・・・食らえ〜!」という声が聞こえてきたが・・・うどん打ってるんだよね? さぞかし歯応えというか、コシのあるうどんが出来そうな気がする・・・。
671 :
☆娘 :02/11/21 00:21 ID:ufZ+EDDu
「慎太郎〜、御籤はこれで良いかの?」 イリナがライトバンほどもある大きな木の筒を抱えてやってきた。 「なによ、それ?」 「御神籤の引き札・・・かな、多分?」 「御籤なのじゃ〜、早速慎太郎の運勢を占って進ぜようぞ〜♪」 慎太郎とつかさの目の前で、イリナが引き札の詰まった木製の筒を振ってみせる。 コ〜ンと甲高い音がして、筒の底の穴から竹竿が飛び出してくる。 「五十五番・・・大吉なのじゃ〜♪ 特に結婚と旅行は吉とあるぞよ!」 「面白そうね、あたしのも占ってよ」 「百円じゃ」 「なっ、お金取るの?」 「当たり前なのじゃ」 「後で売れ残った油揚げあげるから・・・」 「仕方ないのじゃ・・・ほれ!」 勢い良く飛び出した竹竿が、つかさの目の前の地面に突き刺さる。 「だあ〜っ、危ないじゃないの〜! 怪我したらどうするのよ〜!」 「それも運命なのじゃ」 事も無げに言ってのけるイリナ。 「四十九番・・・大凶なのじゃ。 待ち人来らず、病気悪くなる、失せ物出でず、旅行最悪、恋実らず、金運・・・」 「ちょっと待った〜! わざとじゃないの? それに普通お神籤に大凶入れる?」 「仕方ないのじゃ、これも神様の思し召しなのじゃ〜♪」 「ここの御神体は狐石・・・って事は、あんたの思し召しって事じゃないの?」 「そうなのか? でも良く当たるのじゃ・・・ほれ、これを見るが良い」 そう言うとイリナは懐から何かの目録を取り出した。
672 :
☆娘 :02/11/21 00:23 ID:ufZ+EDDu
「さっき試しに引いたら大吉が出たのじゃ・・・その後商店街にお使いを頼まれて行ったら、これが当たったのじゃ」 「大蛸温泉ペア宿泊券・・・一等じゃないの!」 「そうなのじゃ」 「凄いなイリナ!」 「大蛸温泉ってのが如何にもうちの商店街って感じだけど・・・電車で一駅か・・・ねえ、慎ちゃん一緒に行こう?」 「こりゃ、何を勝手に・%%それを当てたのはわらわなのじゃ。 わらわが慎太郎と行くのじゃ」 「あんたどうやって旅館に泊まるのよ、あんたの努力は無にしないわ・・・って事で慎ちゃん一緒に行こうよ!」 「駄目なのじゃ、慎太郎はわらわと行くのじゃ!」 「ええ〜い、往生際の悪い!」 「あらあら賑やかねえ・・・どうしたの?」 そこへ慎太郎の母が、ぽてぽてとやってきた。 「まあ、それは困ったわねえ・・・でも、つかさちゃん・・・高校生の男の子と女の子が二人きりでお泊りは駄目よ」 「う゛っ・・・」 「何とか三人で行けないものかしら?」 「三人で〜?」 「三人で〜?」 イリナとつかさが二人して同時に不満を言葉にする。 二人の言葉を気に留めず、旅館のパンフレットをしげしげと眺める慎太郎の母。 「あら・・・ここの旅館ペット同伴自由だって・・・良かったわね、イリナちゃん」 「ぺっと?」 「あはははは・・・ペットだって、可愛気の無いペットだけど、それで慎ちゃんのおばちゃんが許してくれるなら、あたしそれでも良いわ!」 「のう慎太郎・・・ぺっととは何じゃ?」 「ペットって・・・」 慎太郎にはペットの意味をイリナに説明する勇気は無かった。
673 :
☆娘 :02/11/21 00:27 ID:ufZ+EDDu
戦場のような正月が過ぎた・・・。 イリナの巨大お神籤はことのほか好評で約50万円がイリナの手元に入った。 「これはイリナちゃんが御嫁に行く時の為に貯金しておきましょうね」 そう言って、慎太郎の母はイリナの稼いだお金を定期預金にしてしまった。 なんだか何処かで聞いたことがある台詞だな・・・慎太郎は小さい頃から貰ったお年玉の行方を思い出していた。 一方稲荷屋では、つかさが店先の椅子に腰を下ろして力無く呟いていた・・・。 「燃え尽きたぜ・・・真っ白に・・・」 実際イリナ目当てでやってくる参拝客の数は例年の参拝客の比ではなく、新メニュ−の所為もあって、つかさは正月中休むこと無く稲荷屋を切り盛りしていたのだった。 「・・・明日は温泉・・・けけけ・・・」 おい、こら・・・怖いぞ、つかさ・・・壊れてる場合じゃないだろう? その晩は稲荷屋の面々を含めて慎太郎の母が日頃の労をねぎらって心ばかりの手料理で皆をもてなした。 愉造とつかさの父、そして羽仁の三人は固まってひそひそとGTS談義に余念がない。 イリナは慎太郎を掌の上で弄び、相も変わらず、し〜たし〜たと舐め回している。 空ろな視線のつかさは、そんな慎太郎とイリナの姿を眺めながら一升瓶を次々に空にしていった。
674 :
☆娘 :02/11/21 00:28 ID:ufZ+EDDu
「そうだは・・・イリナちゃん、つかさちゃん、慎太郎・・・クリスマスには間に合わなかったけれど、これ私からのお年玉よ」 慎太郎の母は三人にリボンの掛かった包みを手渡した。 「何だろう?」 「なんなのじゃ〜?」 「ひっく・・・」 それぞれが包みを開けると、中には手編みの白いタ−トルネックのセ−タ−が入っていた。 「嬉しいのじゃ〜♪」 「ありがとう母さん!」 「ひっく・・・お揃いなの?」 イリナは早速に巫女の装束を脱ぎ捨て、スペ−スス−ツの上にセ−タ−を羽織った。 「似合うかの?」 「ええ、でも・・・あら、ちょっと丈が長すぎたかしら?」 「ひっく・・・おばちゃん、あのデカイのも手編みなの?」 「嬉しいのじゃ〜♪」 「ねえ、母さん・・・イリナの・・・その・・・下はどうするの? スカ−トか何か・・・あれだけなの?」 「・・・?・・・あら・・・やだ・・・そこまで考えてなかったは、母さん・・・」 「嬉しいのじゃ〜♪」 なんだかミニスカ−トを穿いているような風にも見えるイリナが尻尾を振りながら嬉しそうにくるくる回ってみせる。 「イイ・・・」 「うん、イイ・・・」 「はうぅ・・・堪りません・・・」 愉造達がぽかんと口を開けて踊るイリナを見つめていた・・・。
675 :
☆娘 :02/11/21 00:30 ID:ufZ+EDDu
「う゛〜、頭が痛いのじゃ〜」 狐石がぱっくり口を開けて中から頭を抱えたイリナが出てくる・・・セ−タ−を羽織ったままだ。 「あら、イリナちゃん・・・今お目覚め?」 「母様、おはようなのじゃ・・・う゛〜、それにしても頭が痛い・・・つかさに勧められて酒など馳走になったけれど・・・後の記憶が無い・・・よく狐石に戻ったものよ?」 「あら・・・イリナちゃん急に眠ってしまったから・・・私がイリナちゃんを狐石に運んでおいたのよ」 「母様が? すまぬのじゃ・・・ところでその三人はどうしたのじゃ?」 昨夜の宴の跡の緋毛氈の上に愉造・つかさの父・羽仁の三人が倒れている。 「夕べ、イリナちゃんが寝込んでしまった後、イリナちゃんが落とした杯のお酒を「勿体無い」って言って呑んでからピクリとも動かなくなっちゃったの・・・」 「生きておるのか?」 「息はしているみたいだけど・・・」 「それにしても、つかさは化物なのじゃ・・・わらわと呑み比べをして勝つなど、人間の所業ではないぞ。 ところで慎太郎は、もう起きているのかの・・・今日は楽しい温泉なのじゃ〜♪」 「慎太郎なら、つかさちゃんと先に出かけたはよ・・・お昼過ぎの電車で」 「なんと・・・何故起こしてくれぬのじゃ・・・今何時なのじゃ?」 「んん〜、もうすぐ三時かな? イリナちゃん起こそうかって聞いたら、つかさちゃん起こすの可哀想だからって、それに二度と目を覚まさないかも知れないって・・・」 イリナの耳がピンと立ち、拳がふるふると奮えている。 「もみじ・・・いや、つ〜か〜さ・・・やりおったな〜!」 怒りの蒼白いオ−ラを曳きながらイリナは下界へと消えた。
676 :
☆娘 :02/11/21 00:31 ID:ufZ+EDDu
仲見世の交番の前に見覚えのあるパトカ−が停まっていた。 怒りの形相で交番の中を覗き込むイリナ。 「わあ〜っ、イリナちゃん・・・どうした血相変えて?」 「ふくちゃん、電車とは何処におるのじゃ?」 「電車? 電車なら駅だけど・・・」 「駅か・・・駅とは何処じゃ、案内せい!」 「わっ、解った!」 福田巡査の運転するパトカ−に先導されてイリナが街を走る。 先導というが、少しでもアクセルをゆるめるとイリナが追い越してしまう。 追い越されるだけなら良いが、うっかりすると踏み潰しかねない勢いだ。 バックミラ−にイリナが歩道橋を引き千切るのが映る・・・何を怒っているんだろう? それにしても巫女の装束も良いが、セ−タ−も良いな・・・スカ−トが無いのがますます萌えだ。 パトカ−はタイヤを鳴らしながら駅前のロ−タリ−に走り込む。
677 :
☆娘 :02/11/21 00:33 ID:ufZ+EDDu
「ここが駅だけど・・・」 今まさに急行電車が駅を後にするところだった。 「あれが電車か・・・その電車待て〜い!」 イリナは、そう叫ぶと一気に駅舎を跳び越えて走り出した電車の先頭車に跨った。 架線が千切れ、一瞬にして停電し、駅舎が暗くなる・・・跨られた電車は真ん中からくの字に曲がって、イリナのお尻の下でめきょめきょと悲鳴を上げる。 「え〜い、この根性無し〜! わらわが乗ったくらいで潰れおって、わらわを大蛸温泉に運ぶのじゃ〜!」 怒りに任せて先頭の車両を持ち上げるイリナ・・・台車が車体から外れて線路にどすんと落ちる。 「いや、あの・・・これ天神橋行きだから・・・大蛸温泉なら逆だから・・・」 割れた運転台の窓から運転士が反対側のホ−ムを指差す。 「なら早く言わんか〜!」 イリナは電車をポイと投げ捨てる。 「駆け込み乗車は危険で〜す」 運転士の絶叫と共に電車は駅前のロ−タリ−に降ってきた・・・福田巡査のパトカ−を押し潰して。 電車を投げ捨てたイリナは架線を引き千切り、線路を捻じ曲げ、架線柱をへし折り、ホ−ムを陥没させながら反対側のホ−ムに停車中の電車に迫る・・・乗客が蜘蛛の子を散らすようにわらわらと電車から逃げ出す。 「これで良いのじゃな、さあ、わらわを大蛸温泉に運ぶのじゃ〜!」 「いや、もう電車動かないし・・・」 駅員がおろおろとイリナに告げる。 「なんでじゃ?」 「イリナさんが停電させちゃったから電車動かないし・・・それにたとえ動いても重過ぎて電車潰れちゃうし・・・」 「役たたず〜!」 イリナが電車を蹴りつける・・・ぐしゃぐしゃの鉄の固まりになって空中に舞いあがる電車。 「そうじゃ、つかさは電車で一駅だと言っておった・・・大蛸温泉はこの先にあるのじゃな?」 イリナはあっという間に駅を目茶目茶の瓦礫の山に変えると後も見ずに線路を走り出した・・・。
678 :
☆娘 :02/11/21 00:34 ID:ufZ+EDDu
「結構良い部屋じゃない?」 つかさは窓際の応接セットの上で飛跳ねながら青い海を見て喜んでいた。 「夕飯まで時間があるから温泉入ろうよ!」 ベレ−帽とマフラ−を取り、ジャケットを脱ぎ捨てる・・・下には夕べ貰ったばかりの白いタ−トルネックのセ−タ−を着ている。 がっ、つかさの手はそれで止まらない・・・そのままセ−タ−とチェックのミニスカ−トも脱ぎ捨てる。 「わあっ、つかさちゃん・・・何を!」 「ふふふ・・・じゃあ〜ん!」 そこには白いビキニ姿のつかさがいた。 「へへヘ・・・驚いた? 慎ちゃんに見てもらいたくて買っちゃった。 どう似合う?」 そう言うと、つかさは慎太郎の首に手を回し、慎太郎の顔を自分の胸に埋めた。 あたし・・・大胆だなぁ・・・でも、ここでリ−ドしておかないと慎ちゃんは・・・。 驚いた慎太郎はしゃかしゃかと部屋の片隅に逃げ出し脅えている。 「意気地なし・・・さあ、御風呂行こう! 露天風呂が良いって仲居さん言ってたよ!」 つかさはビキニの上に浴衣と丹前を羽織り部屋を出ていった。
679 :
☆娘 :02/11/21 00:38 ID:ufZ+EDDu
その頃イリナは幽体エネルギ−を幽かに震動させ体表面にバリアを張ると立ちはだかる岩肌に挑んでいった。 線路はその岩山をトンネルで抜けていくが、イリナがトンネルを抜けられる訳も無い。 イリナの体に触れた瞬間に巨大な岩山が音も立てずに消滅していく・・・全身が狐火になったような感じだ。 イリナの羽織るセ−タ−も体の一部のように守られ汚れ一つ付かない。 素手で岩山を吹き飛ばすのは簡単だったが、貰ったセ−タ−を汚すのが嫌なのだ。 突然、目の前から岩山が消えたと思った瞬間、イリナは岩肌から海への断崖を転げ落ちていた。 線路はトンネルを抜けると岩肌に取り付き海岸線に沿って大蛸温泉を目指す。 イリナは立ちはだかる岩山をぶち抜くと真っ直ぐ海へと飛び出してしまった。 「うわっ、なんじゃなんじゃなんじゃ〜!」 イリナは足下にあった洞窟の天井をぶち抜いて洞窟の中に尻餅を付いた。 落ちる直前に大蛸温泉の温泉街が見えた・・・足下は温泉の源泉地帯のようで白い湯気が上がっている。 気付くと足下に神社の鳥居の破片としめ縄が散乱していた・・・神社を押し潰してしまったらしい。 イリナがぶち抜いた洞窟の天井から陽光が暗い洞窟の中に降り注ぐ・・・点々と転がる白いものは? 白骨のようだった・・・犬・猫・人・・・大きいのは鯨か? 「何じゃここは?」 その時、暗い洞窟の中に蠢くものがあった。 しゃがみこんで散乱する白骨を眺めるイリナの首に、手に、足首に邪悪な意志を込めた触手が絡み付いた・・・。 「なんじゃなんじゃなんじゃ〜!?」
680 :
☆娘 :02/11/21 00:43 ID:ufZ+EDDu
露天風呂は脱衣所こそ男女別々だったが、浴場自体は混浴だった・・・。 つかさは手早く浴衣を脱ぎ捨てると露天風呂の岩陰に隠れた・・・慎太郎には混浴であることを告げていない。 幸いなことに今浴場にいるのは、つかさ一人だけだ。 肩まで湯に浸かりながら夕凪の海を見詰めるつかさ・・・。 「あたし・・・このごろおかしいなぁ・・・慎ちゃんの事は前から好きだったけど、でも幼なじみだし・・・いつも側にいるものだと思ってた・・・けど、最近男の子って意識しちゃうのよねぇ・・・あの馬鹿の所為なのかな?」 負けたくない・・・いや、勝ち負け以前に慎太郎を失いたくない。 その時、脱衣所の扉が開く音がした・・・慎ちゃん? 湯を浴びる音がして、木の手桶がかぽ〜んと鳴る。 静かに湯が波を作り、つかさの肌に打ち寄せた・・・鼓動が高鳴る。 背後に人の気配を感じてつかさは身を固くした・・・慎ちゃんになら・・・。 「早く・・・でも・・・怖い・・・」 背後からつかさの胸に伸びてきた手が、ビキニの上からさわさわと胸をまさぐった。 「慎ちゃん、大胆!」 顔を上気させ、つかさが振り返ると・・・そこには見覚えの無い中年のオヤジがいた。 顔を見合わせるつかさとオヤジ・・・オヤジがバツが悪そうに愛想笑いを浮かべる。 次の瞬間、つかさのハイキックがオヤジの顔に炸裂した・・・空中高く舞い上がり湯船に落ちるオヤジ・・・。
681 :
☆娘 :02/11/21 00:44 ID:ufZ+EDDu
湯船にぷかぷかとうつ伏せで浮かんでいるオヤジ目掛けて、つかさが軽自動車ほどもある岩を持ち上げ投げつけようとしたその時、空中から巨大な怪物が現れ湯船に落ちた・・・津波のような温泉の湯が押し寄せる。 「何なのよ〜!?」 「お土産なのじゃ〜♪」 「イリナ?」 気付くとイリナが海から上がってくるところだった・・・良く見ると落ちてきた怪物は巨大なタコだった。 「ふう〜、温いのじゃあ〜!」 イリナは足を露天風呂の中へ差し入れ腰を下ろす・・・けど、湯はイリナの踝にも満たない。 「あんたねぇ・・・フットバスじゃないんだから・・・」 「なに、ぶっ飛ばすとな・・・やる気かの?」 しかし露天風呂の底が30tの体重に耐えられる筈も無い・・・たちまち露天風呂の底が抜けて湯が抜け落ちていく。 「何だ何だ?」 そこにやってきたのは慎太郎だった。 目の前に広がる光景・・・巨岩を持ち上げているビキニ姿のつかさ、湯の無い湯船に腰を下ろすイリナ、バスほどもある巨大な茹でタコ、全裸で倒れている見知らぬオヤジ・・・に驚いて慎太郎の前を隠していたタオルがはらりと落ちる。 「きゃあぁぁぁぁぁ〜〜!」 つかさが持っていた巨岩を投げつける・・・脱衣所が粉々に砕け散った・・・。
682 :
☆娘 :02/11/21 00:44 ID:ufZ+EDDu
「ふん、てやんで〜バ〜ロ〜!」 茹でタコを肴に、つかさは今宵も一升瓶を片手に不機嫌だった。 イリナが退治した大タコは洞窟をねぐらにして辺りを荒らし回っていた主だったのだ。 温泉の適度な温かさがタコの成長を異常に促し餌にも困らなかったのだが、大きくなり過ぎて洞窟を出られなくなってしまったらしい。 「この助平タコ! 珍味のくせに生意気じゃ〜!」 さしもの大タコも、怒ったイリナの敵ではない・・・絡み付いた足を引き千切ると近くの高温の源泉に沈められて茹でタコにされてしまった。 「ひっく・・・ペットのくせに生意気よ〜!」 杯をあおって月に吠えるつかさ。 「ひっく・・・見てらっしゃい、絶対負けないんだから〜!」 そう言うと、つかさは浴衣を肌蹴て眠ってしまった。 慎太郎はというとせっかく旅館に泊まりながら床にも入らずに、イリナの大きな胸に抱かれて眠る・・・イリナの寝相が良い事を祈りながら・・・。 かくして、つかさの目論見は湯煙の向こうに消えたのだった・・・。
683 :
☆娘 :02/11/21 00:48 ID:ufZ+EDDu
取り敢えず、イリナU第二章です! つかさ・・・まだ巨大化しませんね(w
>☆娘さま >・・・まだその時ではないのです。 思わせぶりぃ、う〜ん、いけずぅ(w)いつなんでしょうねぇ・・・のんびり待たせて頂きます >Pzさま ちょっと小説を書き込む雰囲気ではありませんねぇ、無敵スレ。 「今だからこそ!」とゆうきもしますけど・・・ >callonさま HP訪問させて頂きました。 辞典面白いですね。 ますますどんな人なのか判んなくなっちゃいましたが(w 同時進行頑張ってください。 >命と引き換えに聞くもの それでも聞きたいおいらは逝ってよし(死語?)でつか?w
書き込んだら、既に新作が!(汗汗、、、
>☆娘さま リクに応えていただいて有難うございます(諸々採り入れてまつな〜ニタ でもそのために、この先数ヶ月は代替バスでピストン輸送かも(汗^^ そのうえ、無線16が・・・(ショボ〜ン) 破壊でハァハァ、ちょっち(カナリ?)えちいトコでニタニタしちゃいました(普通は逆かw 「大蛸温泉」て地名で、くるかな〜と思ってましたらヤッパリ(w 「北斎漫画」よりも「フランケンシュタイン対地底怪獣」ですかにぁ やはり、お母様は謎また謎の人です つかさタンも人を超えちゃってるし(爆
これだけ大騒ぎしても死人が出ない 何故か甘酸っぱい香りがする ☆さんの作品は単なるGTS小説の域を越えてると思う
>☆さんの作品は単なるGTS小説の域を越えてると思う 他のGTS作品のことも考えて発言しようね・・・。
689 :
687 :02/11/21 17:58 ID:c0xKwFlP
スマソです 他の作品が駄目という意味じゃなくて 青春ドラマやホ−ムコメディみたいだという意味で 「越えてる」がいけないのかな? じゃあ「逸脱してる」でいいのかな
690 :
687 :02/11/21 18:04 ID:c0xKwFlP
PS 普段ROM専なもので今後ROMに徹します もう発言しませんからご勘弁 最近ちょっとスレが寂しかったもんで調子に乗りました 逝ってきます
>辞典面白いですね。 「あんなものは飾りです 偉い人達にはそれがわからんのですよ」 .....って言ったら怒る?.....やっぱり.....
そういえば「ワールドタンクミュージアム」のシリーズに赤いタイガーがあったなぁ ボークスの1/6ドールと組み合わせると、ほーら、イリナたんのジオラマのできあがり
694 :
名無しさん@ピンキー :02/11/22 00:10 ID:ZfZ98EhN
つかさたんが壊れていく((((゚Д゚|||))))ガクガクブルブル
695 :
名無しさん@ピンキー :02/11/22 00:25 ID:4NkjWVr0
広告ヤメレ
Pzファイブは、脚本家の荒川稔久が書きそうな話しダターネ
巨大娘が食しますか? rouxscafe.ktplan.jp/camp/u-file/img20021121212715.jpg つーかうp板の方のコメントにワロタ
neru
>>694 つかさタンは壊れてるんじゃなくて、本気なの
「恋する乙女の本気」
恋敵が常識を超えちゃってるんで(w)
こっちも超えるしかない
そんな感じに勝手に思ってます
702 :
☆娘 :02/11/23 10:06 ID:PIGigeHm
イリナU〜B大迷惑 稲荷湖の湖畔に建つオ−プンカフェのテ−ブルと椅子がガラスの扉に当たってガラスが砕け散る。 テラスは激しい水の奔流に耐え切れず脆くも崩れ落ち、白亜の建物自体も積み木細工のように押し潰された。 湖畔の駐車場に停めてあった自動車も木の葉のように吹き飛ばされ、横転し押し流されていく。 ガラス張りのレストランシップは護岸に叩き付けられ、二つに折れて沈んでいった。 津波?・・・早朝の湖に起こった異変に眠りを妨げられた人々が湖に目をやると、そこには全長500m強の巨大な漆黒の戦艦が浮かんでいるのが見えた。 それを戦艦と呼んで良いのか・・・凶凶しい巨大な砲身が聳えてはいるが、全体の印象は航空機に近い。 翼の無い飛行機に大砲が生えているといった方が当たっているかもしれない。 自衛隊に、こんな軍艦があっただろうか・・・いや、何処の国の軍艦にも似ていない・・・しかもサイズは空母並み、いや、それ以上だが、ツルンと流線形のフォルムは航空機・・・でも翼は無い。 そもそも海ではない稲荷湖に、どうやってやってきたのだろう? 人々が不安げに見守る中、巨大戦艦の上部構造物の一部が二つに割れて人影が現れた。 なにせ戦艦が大き過ぎるのでサイズが解らないのだが・・・。 その時、その人影が甲板を蹴って空中に舞いあがった・・・驚くべき跳躍力! 沖合い500mほどの距離に停泊している戦艦から一気に湖畔を飛び越え、人気の無いオフィス街へと舞い下りる。 巨大な破裂音と激震を伴って、その人物は地上にその全容を現した。 丈夫な筈の新市街地の舗装道路を軽く踏み抜き、周囲のビルを巨大なクレ−タ−に葬ると、その人物は爆炎と砂塵の中から歩み出る。 巨大な、圧倒的に巨大なその人物は、乗ってきた戦艦同様に漆黒の光沢を放つワンピ−ス水着状の着衣に身を包んだ巨大な美女だった。 背丈はイリナを上回り、その胸でさえ兵器と呼んで差し支えない大きさだ。 何より異質なのは、その頭に生えた二本の角・・・鬼、というより蹄を思わせる黒のブ−ツと黒く長い尻尾、そして巨大なバストが牛を思わせた。 「うおぉぉぉぉぉぉ〜!」 両腕に力を込めて天に突き出し咆哮を放つ・・・周囲のビルのガラスが一斉に砕け、地上に降り注いだ。 「出てこいイリナ! この星にいることは解ってるんだ!」
703 :
☆娘 :02/11/23 10:08 ID:PIGigeHm
「身長18m、B9.5m、W6.1m、H9m・・・体重は70tってとこかな?」 テレビの画面から巨大牛女のスリ−サイズを予測する羽仁・・・実際イリナの時には1cmの狂いも無かった。 羽仁の視線がチラリとつかさを舐め回す。 「・・・B81cm、W58cm、H80cmってとこかな?」 「失礼ね、バストは82cmよ〜!」 つかさのハイキックが羽仁の顔面を的確にヒットする・・・店を飛び出し、丁度やってきた福田巡査のパトカ−のドアにめり込む羽仁。 「ああ、納車半年、大事にしてた新車なのに〜!」 「おかしい・・・俺の目に狂いはない筈なのに・・・」 「まだ言うか! 死ね〜!」 羽仁を狙ったつかさの蹴りが福田のパトカ−を直撃する・・・三回転半横転して仰向けになるパトカ−、回転灯と窓ガラスが砕けて道路に散乱する。 「ちっ、外したか・・・」 軽く舌打ちすると、つかさは自転車に飛び乗り不二見神社に向けて走り去った。 「酷いよ、つかさちゃ〜ん!」 福田が横転したパトカ−から這い出してきて恨み言をいう。
704 :
☆娘 :02/11/23 10:09 ID:PIGigeHm
「あんた、今度は何やったのよ! あんたの親戚が怒鳴り込んで来てるわよ!」 「何の事なのじゃ?」 双眼鏡とビデオカメラをぶら下げた愉造が、つかさと入れ替わりにイソイソと軽トラで下界に消えていった。 「テレビ見てないの? 街メチャメチャになってるのよ!」 「ゴハンを食べる時はテレビは見ないのじゃ〜」 イリナは箸で納豆の糸を引きながら答える。 「いいから早く食べ終わって、あの牛女連れて帰ってよ! あんたの親戚なんでしょ?」 「わらわは由緒正しきコ−リアンなのじゃ、牛など知らん」 「何でもいいから早く来て、あんなの止められるのアンタしかいないんだから!」 「母様、おかわりなのじゃ〜♪」 「だあ〜っ、おかわり無し! 慎ちゃんがどうなっても知らないから〜!」 そう言うとつかさは慎太郎を小脇に抱えて不二見神社を飛び出した。 「あら、慎太郎・・・いってらっしゃい!」 慎太郎の母が状況も解らぬまま、普段通りののんびりした口調で二人を送る。 「つかさめ、妙にカリカリしおって・・・月のモノかのう?」 やれやれといった風情でイリナが立ちあがり下界を見下ろす・・・稲荷湖を中心にどこか見慣れない風景が広がっていた。 「なんじゃあれは?」
705 :
☆娘 :02/11/23 10:13 ID:PIGigeHm
腹ごなしにイリナが街に繰り出すと巨大な爆煙が真っ直ぐに近づいて来るのが見えた。 道路など全く目に入らぬようで、稲荷湖から真っ直ぐビルを踏みにじり、押し潰しながらソレはやってきた。 「随分と短気な奴じゃの〜? これ退いておれ、危ないぞ」 イリナは進路上で警戒していたパトカ−の警官に下がるよう命じる。 正面の5階建てのビルが一瞬にして崩れ落ち、コンクリ−トの破片が道路を埋め尽くす。 「凄い凄い! 夕べ慎太郎と見た怪獣映画みたいなのじゃ〜♪」 無邪気に尻尾を振りながら、手を叩いて喜ぶイリナ。 「ぬわぁにを長閑に喜んどるかあ〜!」 つかさの言っていた牛女がもうもうと舞い上がる砂煙の中から怒声を放つ。 牛女はどかどかとイリナに歩み寄ると右手を口元に当ててイリナの耳に小さな声でこう尋ねた。 「ねえ、私の言葉・・・ちゃんと翻訳されてる? どうもアンタと語尾とか違うのよねぇ? 翻訳機のチャンネル間違えたかなぁ?」 「そうかの? わらわは気にならぬがの〜?」 「そう?・・・ならいいんだ」 牛女は、そう言うとさっきビルを押し潰して現れた所へと戻り、くるりとイリナの方に向き返ると左手を腰に宛がい、右手の人差し指をビシッとイリナに向ける。 「見つけたわよイリナ、さあ私と勝負しなさい!」 「・・・随分と律義な奴じゃの〜? ところで何で、わらわとヌシが戦わねばならぬのじゃ?」 「何でって・・・その・・・憶えてないの?」 二人の巨大美女の間に、しろ〜い空気が流れる。
706 :
☆娘 :02/11/23 10:18 ID:PIGigeHm
「うん、覚えとらん・・・何処ぞでヌシの弁当でも摘み食いでもしたか?」 「そんなんでワザワザこんな銀河の果ての辺境の星まで来るか〜!」 「なんだか今日は皆怒りっぽいのう・・・ヌシも月のモノか?」 「違わい! 本当に私の事憶えてないの?」 「うん、奇麗さっぱり・・・つかさは血縁の者と言っておったが・・・」 牛女が頭を抱えて考え込む。 「コ−リアンのアンタとブルカップの私がどうすれば親戚になるのよ?」 「そうじゃろうなぁ・・・」 「私達ブルカップは強靭な肉体と強い力を活かして傭兵として生活をしている者がほとんど・・・元々は戦いを好まない人種なんだけど力が強すぎて使い道が無いのさ・・・私もね」 「ほう・・・すると何処かの戦場で会ったことがあるのじゃな?」 「会ったどころか、私が指揮していた部隊を一瞬で全滅させたくせに・・・おかげでそれ以後何処からも傭兵の口がかからなくなっちゃって・・・宇宙を流れ歩いて、どれだけ苦労したことか・・・」 「ほうほう、長くなりそうじゃな・・・どうじゃ、不二見神社へ行って茶でも啜りながら苦労話を聞こうではないか」 「ありがとう・・・って、苦労話聞かせに来た訳じゃな〜い!」 ブ−ツで乗り捨てられていた大型トラックごと道路を踏み抜き陥没させる牛女。
707 :
☆娘 :02/11/23 10:20 ID:PIGigeHm
「私は元コ−リアン帝国第333独立機甲師団団長、ブルカップの傭兵ホルカ。 どう、思い出した?」 「なんじゃ、味方ではないか?」 「その味方の部隊を見境も無くソルアバ−ンで全滅させたの誰よ〜!」 「即あぼ〜ん?・・・ああ、狐火のことか?」 「問答無用! 死ね〜!!」 ホルカはそう言うと姿勢を低くし角を振り立ててイリナに突進してきた。 「これ、危ない・・・止めぬか」 ひらりと身をかわすイリナ・・・ホルカはその巨体で一瞬にしてビル5棟を積み木のように突き崩してしまう。 「止めるのじゃ〜!」 「お黙り! お前を倒して再び傭兵の口を見つけなければ食費も稼げないのよ」 再度突進してきたホルカの角を捕らえて押し戻すイリナ、しかし体重差が大きすぎて押されるイリナの草履の底からキナ臭い煙が上がる。 「取り付きさえすれば宇宙戦艦でさえ素手で引き裂く私の肉弾攻撃を食らってバラバラになるがいい!」 「口で言うてもわからんようじゃな・・・」 イリナは掴んでいたホルカの角を力任せにアスファルトに叩き付けると巫女の装束を脱ぎ捨てる。 「シワになるかの〜?」 袴を摘んで思案顔のイリナの背後からアスファルトを捲り上げて立ち上がったホルカが襲いかかる。
708 :
☆娘 :02/11/23 10:21 ID:PIGigeHm
袴をひらりと翻し、ホルカを捌くイリナ・・・。 「ぶもおぉぉぉぉぉ〜〜! なんだか興奮してきた〜!」 「なんじゃ・・・ヌシは巫女フェチなのか?」 「そんなん違う・・・けど、その赤いのチラチラさせるのヤメレ〜! イライラしてくる!」 「牛は赤い物見ると興奮するのか?」 「ウシ言うな〜!」 地響きを立てて迫るホルカを、イリナは再び袴でかわす・・・ホルカは真っ直ぐイリナの背後のビルに突っ込み軽々とビルを突き破る。 「ヌシ、もしかして真っ直ぐにしか走れんのかの?」 「お〜だ〜ま〜り〜〜〜!」 ホルカの渾身を込めた突進をイリナが片手で角を掴み受け止めると、ホルカの巨体を空中へと投げ上げた。 イリナの予想以上の怪力に愕きながら落ちてきたホルカの顔面を大きな茶色い物体がぶちのめす。 「ぐは・・・」 イリナの尻尾に叩かれて右へ飛ぶホルカの顔面を、今度は左から張り倒す。 「ぐえ・・・」 目にも止まらぬ早業で尻尾を操り、地上に降りることも許さず、イリナが尻尾でホルカの顔面をボテ繰り回す。 「あべべべべべべべ・・・」 空中に浮かんだまま尻尾で左右に翻弄されるホルカ。 「とどめじゃあ〜!」 一際大きくイリナの尻尾が振れたかと思うと、ホルカの巨体が石ころのように飛んで12階建ての合同庁舎の建物に突き刺さり、雪崩落ちる瓦礫の中に姿を消した。 濛々と舞い上がる砂塵が辺りを暗くし、視界を塞ぐ。
709 :
☆娘 :02/11/23 10:26 ID:PIGigeHm
「やり過ぎたかの?」 少し不安気なイリナ・・・が、瓦礫の山を突き破って立ち上がるホルカ・・・しかし、足下が覚束ず再び倒れ込む。 「これ、無理をするでない・・・脳が揺れておるぞ、寝ておれ・・・」 勝ち誇る訳でもないイリナの態度に半ば諦め顔でホルカは目を閉じる。 「わらわの尾は、その気になれば一薙ぎで戦艦をへし折ることが出来るのじゃ・・・ すまぬ事をしたの・・・大丈夫かの? しかしヌシのような丈夫な奴をいくら大地に叩きつけようとビルに叩き付けようと応えぬからの、 ヌシを止めるには、わらわが自ら手を下すしかないのじゃ・・・許してたも・・・」 手を差し伸べるイリナからぺたんと腰を抜かたまま逃げるようにして後ずさるホルカ。 「・・・怖い・・・尻尾怖い・・・強い・・・強すぎる・・・」 「・・・なに、上には上がおるのじゃ・・・わらわも昔は自分が一番強いと思っておったがの・・・」 ふと昔を思い出すように遠い目をするイリナ。 「もう良いじゃろ? これ以上やったら手加減できぬぞ・・・」 そう言うとイリナは近くのビルの上に載せておいた巫女の衣装を身に着け始めた。 「なんで・・・そんなに強いのにこんなちっぽけな星で燻ってるのよ・・・」 腫れ上がった頬を撫でながらホルカが尋ねる。 「いくらわらわでも船無しで長旅は出来んぞ」
710 :
☆娘 :02/11/23 10:32 ID:PIGigeHm
「じゃあ、私の船で送ってやろうか?」 イリナの耳と尻尾がぴんと立った・・・が、それは直ぐに力無くうな垂れる。 「少し前なら一も二も無く、その申し出喜んでお受けしたかも知れぬが・・・今はこの星を離れる気は無い・・・」 「なんでよ?」 「わらわは、この星が・・・この星の人間が好きになった・・・チビのくせに一生懸命生きておる・・・あれもきっとそうなのじゃろう・・・」 「アンタ・・・変わったね・・・私が知ってるイリナは・・・丸くなった・・・」 「そうじゃろ・・・尻の辺りがこのごろとみに・・・って何を言わせるのじゃ〜」 「あははははは!」 ホルカはビルを震わせて高らかに笑い声を上げる。 「そこで笑うのは酷いのじゃ・・・」
711 :
☆娘 :02/11/23 10:35 ID:PIGigeHm
「お〜い、イリナ〜!」 「あっ、慎太郎なのじゃ〜♪」 破壊し尽くされたオフィス街をリアカ−を曳いた慎太郎とつかさがやって来るのが見えた。 尻尾をぱたぱたと振って喜ぶイリナ。 「イリナ、差し入れよ〜!」 リアカ−には稲荷寿司が満載されている。 「嬉しいのじゃ〜♪ つかさ、気が利くのじゃ〜!」 「あれなによ?」 「イナリなのじゃ〜、美味いのじゃ〜、わらわの大好物なのじゃ〜♪」 その時廃虚と化したビルの街に食べ物と聞いてホルカの腹の虫がグウぅぅぅぅぅぅぅ〜と鳴る。 「なんじゃ、そんなに腹を減らしておったのか・・・少しなら分けてやるぞよ」 その言葉が終わらぬうちにホルカはリアカ−を摘み上げ一口で稲荷寿司の山を平らげてしまった。 「あっ、こりゃ・・・わらわのイナリを・・・むかちゅく・・・食い物の怨みは怖いのじゃぞ!」 しかしホルカがその言葉に応えることはなかった・・・イビキをかいて眠りこけるホルカ。 「つ〜か〜さ〜、ヌシ・・・そのイナリ、誰に食わすつもりじゃったのかの?」 イリナが拳を奮わせながらつかさに迫る。 「も、もちろん・・・その、あの・・・牛女に決まってるじゃない・・・」 「あれ?・・・つかさちゃん、さっきイリナに差し入れをするって言ってたじゃない・・・」 慎太郎がそう言い終わる前に、つかさの姿はそこから消えていた・・・。 「待て〜い、つかさ〜!」 イリナがドタドタとつかさを追いかける・・・かろうじて立っていたビルが一斉に崩れ落ちた・・・。
712 :
☆娘 :02/11/23 10:42 ID:PIGigeHm
そろそろつかさを巨大化させないと怒られそうな・・・。 壊れているのは、つかさじゃなくて作者だという噂もチラホラ(w
新キャラ登場は意外でした。 まさか、こんな感じで巨大娘がドンドン増えるとか(爆 船に乗って逝ってしまうのかと思ったよ〜ヨカタヨカタ
714 :
ゆんぞ :02/11/23 10:45 ID:JU0kHuiy
いやいや、ナイスな壊れっぷりで……ってフォローになってへんがな(笑 往年のまんまるさんを思い出すようなドタバタ喜劇っぷり、 それはそれで良いかもしれず。 さて。↓にちょいと続きを。
715 :
ゆんぞ :02/11/23 10:46 ID:JU0kHuiy
永い眠りからやっと冷めたと思ったら名を忘れ、宛われたのはなんとも平凡な名。 だが、悔やんでも仕方がない。 「これより術を行うゆえ、しばし下がっておれ」 そういって洋子は立ち上がる。そして洋一が十分に自分から離れたのを見てから 彼のの聞いたことのない言葉をやや変わったリズムで紡ぎ始める。 はじめつぶやきだったそれは徐々に大きくなり、やがて鳥の囀りや 木々のざわめきまでもが彼女の律に呼応しはじめる。 そしてどこからともなく吹いてきた二つの風がぶつかってつむじを巻き、 天へと登っていく。 それが、術の終わりのようだった。洋子の詠唱も それに呼応していたざわめきも はたと止み、二人の周りを不意に静寂が覆う。 「やれやれ。このような凡庸な名では少々恥ずかしかったぞ」 照れくさそうに洋子は呟く。いやあ、と気まずそうに洋一も軽く頭を下げるが、 そんな彼に対して洋子は唐突に提案を持ちかける。 「まあよい。で、解呪と名付の礼じゃ。そちの願い事を申せ」
716 :
ゆんぞ :02/11/23 10:46 ID:JU0kHuiy
「願い?」 いきなりの話に付いていけず、鸚鵡返しに問う洋一。 「うむ。我を封印から解き、さらに名まで頂いたからには、 願いの一つくらいは聞いてやらねばの。願いを増やせというのは無しじゃぞ」 洋子は上半身を軽く屈め、悪戯っぽく笑っている。 元が狐だったせいか犬歯に似た八重歯が覗いており、 勝ち気そうな表情をいっそう際だたせている。 姉が自分に都合の悪い頼みごとをするときの表情に似ている。 洋一はそう察していた。余り下手なことは言えそうにない気がする。 確か、アラジンだったか。 ランプを擦って出てきた魔人に彼は何をお願いしたのだろうか。 何か巧いことを言っていたのではないだろうか。 洋一としては先人の知恵を借りたかった。
717 :
ゆんぞ :02/11/23 10:46 ID:JU0kHuiy
「いや、ちょ、ちょっと……」 「ちょっと? なんじゃ、早う申せ」 しどろもどろに引き延ばそうとする洋一に、洋子は畳みかける。 願いの成就を主従の契りに替える腹積もりだから焦るのも道理ではあるが、 彼女の巨躯も相まって 洋一に警戒心を与えてしまう。 「ちょっと、待って欲しいんだ」 「うん? それが願いか?」 「ち、違うよっ!」 洋一は素早く叫び返し俯く。苛立たしそうに尾を振る洋子を 視界から外して考え、妙案を思いついたところで上を向き直って 一気に問う。 「でも、その前に教えて欲しいんだ。何で洋子さんそんなに大きいの?」
718 :
ゆんぞ :02/11/23 10:47 ID:HpixqAL6
って、これの前は
>>201 ですね。
500レスもオレハナニヲシテイタンダ……
>ゆんぞさま キターーーーー! そんなにあいだ開いちゃってましたか。 洋一くんピーンチ どうするどうなる! >☆娘さま 牛娘の登場で、 破壊の特盛つゆだくねぎだく、うれしいな〜(っておいらだけ? アル○ァ号ですか?あの船
720 :
名無しさん@ピンキー :02/11/23 12:33 ID:Z2IFftCh
www8.ocn.ne.jp/~cockhead/doll/ooutikobeya/ooutikobeya.htm イリナたん(モドキ)の写真見つけた
>>720 WTMと1/6ドールだとこんな風になるのか
タンク二両を両胸に押し当てているフォトがイイ!
722 :
☆娘 :02/11/24 01:44 ID:iOPZDyX0
>juuroku様 >まさか、こんな感じで巨大娘がドンドン増えるとか(爆 それじゃ「猿の惑星」ならぬ「GTSの惑星」ですよ(w >破壊の特盛つゆだくねぎだく、うれしいな〜 ホルカは牛娘だし、ここは2chだし・・・やっぱり吉野屋ネタは避けられないかと小一時間(w >ゆん様 ああ・・・やっぱりこの方が書くのは正統派ですね(はあと ちゃんと巫女さんっぽいもの・・・イリナは巫女服着てるけど巫女さんしてないものなあ(泣 私、すっかり最近破壊に走ってるしなぁ・・・。 もっとも破壊系の人から見たら、ぜんぜん温いんだろうけど。 一番壊れてるのは、実は作者の私です。 破壊系といえば、最近Pzさんを見かけないなぁ・・・そんなに根を詰めて作品書いてるのかな?
>☆娘さま >そろそろつかさを巨大化させないと怒られそうな・・・。 「ならぬ堪忍する」が堪忍と申しますから・・・(プルプルプル、w ホルカの登場でイリナがどれだけ強いのかわかりました。(丸くなり加減もw 尻尾でチョムチョム(w・・・コレは確かに怖いです。 でも、上には上がって・・・気になります〜 昼に食べにいちゃいました特盛つゆだくねぎだく(w ただの噛ませウシで終わったりはしませんよね。
ホルカタン、イイ! ☆さん、ガンバーレ!
725 :
Pz :02/11/24 07:07 ID:XflBXdyY
おや、ゆんぞさんが続きをお書きか。 ちょっと仕事が忙しくなったので、作品つくりが停滞してる。 筒井康隆の「我が良き狼」風のしみじみテイストGTS作品を考察中。 書きかけ作品を何とかするほうが先だが。 巨乳の方のステラさんとおデートしちゃった! はー、イタリアのHカップは大迫力でありました。 作品に活かそう。
726 :
お手玉 :02/11/24 08:31 ID:kSFRri3z
>ゆんぞさま 洋子さんへのお願いといったらこれしかないでしょう。 「ずっとそばにいてください」byK1(某有名マンガネタ) 「仲良くしてください」も可。 これでベルもとい洋子さん、帰れなくなりましたね〜 >☆娘さま 個人的には普通サイズでめちゃくちゃ強いひともアリなんで、つかさちゃん、今のままでもアリです。
いいなぁ・・・Pzさん かなりモテルひとと診た。 >お手玉さん やっぱ、そっちにいっちゃいますよねぇ。w さあ、どうでるゆんぞ氏
しまった!! うっかりダイレクトリンク仕掛けちゃった アドレス変更するのでちょっと待ってね
さあ、お楽しみのエルちゃんのお話しですよ プロローグ pine.zero.ad.jp/callon/ELLE/elfenwald00.txt 出会い pine.zero.ad.jp/callon/ELLE/elfenwald01.txt pine.zero.ad.jp/callon/ELLE/elfenwald02.txt pine.zero.ad.jp/callon/ELLE/elfenwald03.txt エルちゃん、ますますパワーアップしてます(どこが?) pine.zero.ad.jp/callon/ELLE/elfenwald04.txt pine.zero.ad.jp/callon/ELLE/elfenwald05.txt ここからは完全に新作 pine.zero.ad.jp/callon/ELLE/elfenwald06.txt 次回はいよいよ運命の初夜ですよ(ワラ)
733 :
Pz :02/11/24 21:51 ID:cTx1oKlq
>☆娘さま 帝國第333独立機甲師団師団長、ってのが松本零士テイスト風でよし。 キャラクター系GTSスレとなっているが、今にみてろー!
別にhを抜く必要はないような・・・。 2chでhを抜くのは、先方に2chからリンクされてるってのをばれない様にする為ナリ。
ダイレクトリンクから飛ぶと一旦スポンサーサイトを経由するから二度手間になるのと 経由するときにデータを抜かれていないという保証が無いから変更したの 興味の無い人が間違えて飛んでくるのを防止する意味もかねてるけどね
参考資料 世界観をまとめるために作ってみた pine.zero.ad.jp/callon/ELLE/Woerterbuch.txt 百科事典 pine.zero.ad.jp/callon/ELLE/Namelexikon.txt 紳士録 TRPGのルールブックみたい
737 :
☆娘 :02/11/25 02:35 ID:6Eb40qVM
>juuroku様 お待たせいたしました・・・つかさ巨大化で〜す! ただお好みのスト−リ−に仕上がっているかどうか、書いてるうちに不安になってきた。 >御手玉様 お久しぶりで・・・まあ、こっちの世界では年中無休で頑張ってもらってますが(w という訳で、つかさ巨大化しちゃいました・・・でも、まあ御安心を(謎 >Pz様 巨乳のステラ・・・まあ! 松本ワ−ルド・・・言葉を選んでると、自然とそういう言葉を選んでしまう。 根が好きですからね、うん! てなわけで(だからどんな訳だっつ−の)、つかさ巨大化編です。
738 :
☆娘 :02/11/25 02:38 ID:6Eb40qVM
イリナU〜C 「ねえ、アンタ・・・それなんて食べ物だか知ってる?」 丼飯をかき込むホルカに、つかさが声をかける。 「知らない・・・でも美味しい・・・私は稲荷寿司より、こっちの方が好き!」 「なら良いんだけど・・・牛丼って言うのよねぇ・・・それ・・・」 共食いだろう?・・・まあ、本人自覚無いみたいだけど・・・良いのかな?・・・まあ、本人が良ければいいけど・・・。 鼻の頭にゴハン粒付けて、無心に丼飯食らう牛のエイリアンを眺めながらつかさは案外宇宙人ってのも生活観のある連中なんだなとぼんやり考えていた。 「ふ〜ん、牛丼って言うんだ・・・レ−ションばっかりだったから・・・美味しい・・・」 それにしても何杯目だよ、それ? 自衛隊特製の巨大アルミ製丼が次々に積み上げられていく・・・何時か地球は、こいつに食い尽くされるぞ・・・。 ホルカはイリナに破れてからイリナの命令で自分で壊した街の復興の為に働いていた。 Pzの口利きで自衛隊の特殊建機という扱いで・・・燃料は牛丼だけど・・・。 破れたとは言えホルカがその気になれば地球を破壊しかねないのは解っているので、自衛隊としても高価な戦車や戦闘機をヤラレキャラとして踏み潰され、まったく効果の無い戦闘を強いられるよりは牛丼で手なづけておいた方が安上がりだということらしい。 実際ホルカは真面目な性格で、骨惜しみ無く良く働く・・・最強の建設作業員だった。 ホルカは誇り高い性格だが人前で、ああもアッサリぶちのめされては背に腹は変えられない。 立場は違えど、つかさはホルカに同情していた。 「でも、アンタは良いわよね・・・まだイリナと素手で殴り合えるんだから・・・それに引き換えあたしは・・・」 「そう?・・・結構不経済なんだよ。 いくら宇宙が広いっていっても、私達のサイズは異常だし、食費かかるし・・・就職口少ないし・・・つかさも大きくなってみれば解るよ」 「・・・なれるものならなりたいわよ・・・」 「なってみる?」 「え゛っ、なれるの?」
739 :
☆娘 :02/11/25 02:40 ID:6Eb40qVM
一日の作業を終えて船に戻るホルカについて、つかさは彼女の船を訪れた。 戦艦・・・実際は突撃艦というらしい・・・敵の艦隊に肉薄し、肉弾戦を仕掛ける為の船で、サイズとしては地球の駆逐艦のようなものだという。 じゃあ戦艦はどれくらい大きいんだろう? 地球の感覚では、ホルカの船はとてつもなく大きいけれど、ホルカのような巨人兵が乗る船は全自動で乗組員は一人きりなのだそうだ。 宇宙人といってもみんながみんな大きい訳ではないらしい・・・ただ、ホルカの人種ブルカップやイリナ達コ−リアンは生まれつき大きいのだそうだ。 「でも、コ−リアンの男は、この星の人間と変わらないサイズだけどね・・・」 男を掴んで嘗め回す・・・イリナの星では体格差を埋める、当たり前の愛情表現らしい。 小さく非力な男達は、もっぱら大きな戦艦に乗っているのだそうだ。 ホルカの船の外装に無数の星のマ−クが付いていたのは撃沈した敵艦の撃墜数だという。 「一度取り付いちゃえば戦艦だってイチコロさ、千隻は沈めてるかな・・・この手で」 とんでもない化物だが、それを上回るイリナって・・・つかさは身震いをした。 「イリナはコ−リアンの中でも特別さ・・・コ−リアンの女は誰でも全身の一割くらいは幽体で出来てるけど、イリナは半分幽体だからね・・・だから奴の体重は私の半分以下さ」 「幽体って何?」 「・・・う〜ん・・・形のあるエネルギ−みたいなものかな?・・・難しい事は良く解らない・・・私、勉強苦手だったから」 「狐火もそうなの?」 「狐火?・・・ああ、ソルアバ−ンの事ね・・・イリナはコ−リアン一の使い手さ! でも肉弾戦なら良いセンいけると思ったんだけどなぁ・・・幽体エネルギ−を旨く使えば姿形を変える事も出来るんだ・・・」 「ああ、化けるのね・・・」 「見た事ある?」 「被害者よ・・・」
740 :
☆娘 :02/11/25 02:54 ID:6Eb40qVM
つかさの目の前に大きな試験管のようなものが並んでいた。 「これで大きくなれるよ」 ホルカは事も無げに言ってのける。 「行った先の星で兵器として利用できそうな生き物を捕らえて巨大化させる装置なんだ」 「これでイリナと殴り合い出来る?」 「アンタ次第だけど・・・着水前にスキャンしたら、この星の生物は巨大化させても、ほとんど兵器としては役に立たないみたいだったなぁ・・・それでもいい?」 「・・・うん、一発でもあの馬鹿殴らないと気が済まない・・・それに慎ちゃんも・・・」 「なに?」 「ううん、何でもない・・・」 「試しにイリナの細胞取り込んでみる? 今まで色んな生物や自分で試してみたけど、奴は半分幽体なんで上手く行かなかったんだ・・・」 「それやったらどうなるの?」 「上手くシンクロすればイリナと同じ力を手に入れられる・・・でもソルアバ−ンは無理かも知れないけど、肉弾戦なら互角かそれ以上になる可能性はあるよ・・・地球人のアンタが巨大化しただけじゃ勝ち目は無いな」 「よ〜し、それいってみよう〜!」
741 :
☆娘 :02/11/25 03:03 ID:XCnbn8bZ
「私だってねえ・・・故郷に帰ってカフルに会いたいんだよ〜! しくしく・・・でも汚名を着たままじゃ帰れないんだよ〜!」 「アンタ・・・泣き上戸なのねえ・・・ひっく・・・」 すっかり意気投合したホルカとつかさは船の中で酒盛りを始めた。 「本当は故郷のブルカップで農業でもしながらノンビリ暮らしたいのよ・・・わかる? でも食費がかかるから、長女の私は傭兵でもしないと家族を養えないのよ・・・姉妹多いし・・・え〜ん」 「うんうん、ええ御話や・・・ささ、もう一杯・・・ひっく」 つかさはホルカの掌の上に胡座をかいてホルカの杯に自分の背丈ほどもある酒瓶から白く濁った酒を注ぐ。 「これ・・・美味しいわね・・・なんてお酒?」 「ブルカップの銘酒「ミルク誉」っていうの」 「ミルク?・・・原料は聞かないでおくわ・・・あたしだってね、痺れ薬混ぜたり、お馬鹿なGTSファン煽って戦隊作ったり・・・色々大変なんだから・・・ひっく・・・それもこれも慎ちゃんが鈍感な所為、ううん・・・みんなイリナの所為なんだからぁ〜!」 「わかる・・・わかるわよ〜! 痺れ薬混ぜたり、馬鹿煽って戦隊作ったり・・・って何か違わない?」 「良いのよ、みんなイリナが悪いんだから・・・呑み足りないんじゃないの?」 「う゛っ・・・私はもう・・・」
742 :
☆娘 :02/11/25 03:05 ID:XCnbn8bZ
「だらしないわねぇ・・・だからイリナに負けるのよ」 「もう言わないでよ・・・自分でも限界感じちゃってるんだからぁ・・・でもね、つかさ〜、アンタには期待してるんだ・・・さっき計測したら、アンタのイリナ細胞へのシンクロ率99%だったんだから」 「ひっく、まっかせ〜なさ〜い!」 つかさは胸を叩いてみせる。 「イリナなんてケチョンケチョンのコテンパンにしてやるんだから・・・きっと慎ちゃんは、ゆんぞおじちゃんと同じで隠れGTSファンなのよ・・・大きくて強いあたしにきっと惚れ直すわ!」 そう言うと、つかさは酒瓶ごと一気にミルク誉を飲み干す・・・パチパチと拍手するホルカ。 「明日なんて言わないで、これから直ぐに巨大化しよ♪」 ホルカは、つかさを摘んで巨大な透明の容器に放り込む。 コンソ−ルの前でパチパチと何やら入力作業を手早く済ますと赤いボタンの上に指を置き、潤んだ・・・というか焦点の合わない瞳でつかさを見据えるホルカ。 「いい? いくわよ〜!」 「・・・ねえ、ところで巨大化してイリナをブッ飛ばしたら・・・後で元に戻れるのよねぇ?」 ふと思い出したように、つかさがホルカに尋ねる。 「馬鹿言っちゃいけません・・・巨大生物を縮小する技術なんてありませ〜ん! てへっ!」 「てへっ・・・って、それじゃあたし大きいまんまなの?」 「ピンポ〜ン、正解・・・ご褒美に拡大率10%ア〜ップ!」 「待って待って待って、それ困る・・・大きいまんまじゃ困る・・・慎ちゃんとキスも出来ない!」 「スイッチオ〜ン!」 「わあっ、待って止め、取り消し、キャンセル、ク−リングオフ、出せ・・・ここから出せ! お〜い、聞いてるのか馬鹿! ホルスタイン、ウシ乳女、止めろ〜!」 つかさの入れられた容器がパチパチと帯電し始め、蒼白い光が辺りを満たした・・・。
743 :
☆娘 :02/11/25 03:07 ID:XCnbn8bZ
「なんだか大きくなった気がしないわ・・・」 ホルカと並んで立つつかさは右の手首を振って、何とか巨大化の実感を得ようと試みる。 周りの景色がホルカサイズなので自分の部屋にいるのと変わらないのだ。 「巨大化は成功だよ、イリナ細胞の拒絶反応も無いみたい」 「それは良いけど・・・あたしの服は?」 「無生物は巨大化しませ〜ん」 「何か着るもの無いの? パンツくらい穿かせてよ」 「着るものっていったって・・・私のスペ−スス−ツのスペアくらいしかないわよ?」 「サイズが・・・でもいいわ、貸して」 つかさはホルカから、ちょっとクラシックな肩紐タイプのス−ツを手渡され、渋々と着込む。 「胸とお尻が・・・でもそれ以外はぴったりって、なんかむかつくなぁ〜!」 「大丈夫よ、それ形状追従合金で出来ているから・・・しばらくしたら丁度になる・・・どんなペチャパイでも」 「アンタ、あたしに喧嘩売ってるの?」 確かにホルカの言う通り、しばらくするとス−ツは、つかさの体にぴったりとフィットした。 「ところで、あたしに何で耳と尻尾が生えてるのよ?」 不満気に尻尾を揺らすつかさ。 「それはイリナの細胞に選ばれた証拠よ」 「ねえ、このままじゃイリナがあたしに化けていた時の姿と見分けが付かないな、ここにコレ付けてよ」 つかさは自分の胸を指差し、スペ−スス−ツの上を指でなぞった。 「何これ?」 「秘密・・・でも、慎ちゃんなら、きっと気付いてくれる」 つかさは試しに自分の胸に触れてみる・・・ぷにぷにと弾む弾力・・・こんなんで本当にイリナと戦えるの? 「固いだけの物質は逆に脆いの・・・強くてしなやかな体こそが宇宙最強の武器なんだから・・・試してみる?」 ホルカはそう言うと自分の胸を叩いてからファイティングポ−ズをとった。
744 :
☆娘 :02/11/25 03:10 ID:XCnbn8bZ
「ちぇすとお〜!」 つかさの伝家の宝刀、ハイキックが炸裂した・・・しかし身長差があるので、つかさの足刀はホルカの胸に阻まれ、その弾力でつかさの方が跳ね飛ばされる。 「なんだ、思ったほど強くないわね?」 「こっちはまだ慣らし運転中よ! ウ・シ・チ・チ」 「むか! なによペチャパイ! 大きくなったばっかりのアンタなんかにゃ負けないから!」 ホルカは足を踏み鳴らし、つかさに向かって突進していった。 体が軽い・・・体中に力が漲る・・・つかさはホルカの突進を指一本で受け止めた。 「ぶもおぉぉぉぉぉぉ〜!」 青筋立てて力いっぱい踏ん張るホルカ・・・しかし、つかさはびくともしない。 「ちょい!」 つかさのデコピン一発でホルカの巨体が吹き飛ぶ。
745 :
☆娘 :02/11/25 03:15 ID:XCnbn8bZ
「今度はこっちから行くよ!」 つかさは素早く距離を詰めると、ホルカの長い黒い尻尾を掴み、力任せに振り回した。 ホルカの体重など、まるで感じはしない・・・つかさは自分の強さに酔っていた。 「オッパイ大きいからって威張るなぁ〜!」 つかさが手を放すと、ホルカは石ころのように宙を飛び、壁にめり込んだ。 オッパイは関係無いような気もするが、長年ペチャパイと蔑まれてきた彼女の魂の叫びだった。 ホルカの角を掴んでベリベリと壁から引き剥がし、そのまま投げ飛ばす・・・壁にはホルカのデスマスクが出来ている。 「ひい〜っ、殺される・・・アンタ本当に地球人なの?」 「正真正銘、筋金入りの地球人でい!」 つかさは腰に手を宛がうと、跪くホルカの頭に足を載せ、うりうりと弄ぶ・・・力の差があり過ぎて勝負どころか喧嘩にもならない。 「もう誰も、あたしを止める事は出来ないわ・・・見てなさいイリナ、慎ちゃんはあたしのモノよ・・・」 「私・・・なんかとんでもないもの造っちゃったかな?」 「ふふふ・・・暴れ足りないわ・・・この船も叩き潰しちゃおうかなぁ〜♪」 「止めて・・・まだロ−ンが残ってるんだから・・・」 「あたしに無断で逃げたりしたら、船ごと叩き潰しちゃうぞ・・・ちょっと街に行って来るね!」 そう言うと、つかさはハッチも開けずに壁を突き破って出かけていった。 つかさの空けた風穴から湖の向こうの平和な街が見える・・・これから巨大な災厄が上陸するのも知らないで。 「最後にお漏らししたのは何時の頃だったかなぁ?」 腰を抜かし、ぺたんと床にお尻をついて呆けるホルカ、やがてキッチンに雑巾を取りに行く為のろのろと立ち上がる。 スペ−スス−ツの処理能力を越えた汚水を拭き取る為に・・・。
746 :
☆娘 :02/11/25 03:19 ID:XCnbn8bZ
「しっかし、逞しい街だな・・・何度ぶっ壊されてもその度復興しちまう」 福田巡査は新中央通り商店街と更地になってしまったオフィス街を結ぶ道路でドアの凹んだ愛車を転がしていた。 これだけ破壊されても一人の死者も出てないのは奇跡だ。 ふと気が付くと湖の方からホルカがやってくる・・・いや、ちょっと様子が違うな? 髪が短いし、ブ−ツを履いていない・・・角の代わりにピンと立った耳、そして大きなふさふさとした茶色い尻尾が揺れている・・・何故か漆黒のスペ−スス−ツの胸には「17」の番号。 福田が、それは巨大なつかさであることに気付くまで暫くかかった。 「つっ、つかさちゃん?」
747 :
☆娘 :02/11/25 03:23 ID:XCnbn8bZ
福田巡査はパトカ−をUタ−ンさせて、巨大なつかさの後を追った。 なんで?、なんで、つかさちゃんが巨大化してるんだ・・・嬉し・・・いや、危険だ! ずしんずしんと大きな足音を立てて街をのし歩き、行く手のビルを、まるで砂糖菓子のように簡単に突き崩す。 お豆腐で作った壁みたいなものね・・・イリナやホルカが感じていた感触を、今つかさも味わっていた。 つかさは駅前までやってくると放置されたままの電車を一両持ち上げ、両手で雑巾を絞るように捻じ曲げると、そのまま真っ二つに捻じ切ってしまった。 「なぁ〜んだ、弱っちいの・・・」 そこへ福田のパトカ−がやっと追いつく。 「つかさちゃん、何やってんだよ・・・スク−ル水着なんか着て?」 「あっ、ふくちゃん・・・やっぱりスク−ル水着に見える? 失敗したかな?」 胸に記された「17」の文字が、どう見てもスク−ル水着のゼッケンに見える。 「ほら、前にイリナの奴、私の顔で街を破壊して歩いたじゃない・・・区別を付ける為に、それから明日であたし17才になるんだ、それで・・・でもやっぱりスク−ル水着に見えるよねぇ?」 「そんな事より、なんでそんなに大きくなっちゃったんだよ?」 「愛の・・・チカラかな?」 つかさはペロリと舌を出してみせる。 「ねえ、丁度いいわ・・・ふくちゃんに御願いがあるの! 聞いてくれるわよね?」 聞かなければ俺の愛車も、さっきの電車みたいになるんだろうな・・・断れる訳無いじゃん・・・。 「なんだい、つかさちゃん?」 「イリナを呼んできて欲しいの・・・人がいない旧市街地で待ってるから・・・慎ちゃんを懸けた、女と女の真剣勝負の一騎打ち」 「止めなよ、いくらつかさちゃんが大きくなっても・・・イリナちゃんは強すぎるよ」 「大丈夫、あたし強いわよ・・・ホルカがチビるくらいに。 ねっ、お願い!」
748 :
☆娘 :02/11/25 03:25 ID:XCnbn8bZ
全国のGTSファンのみなさんこんにちは! お待たせいたしました、誰もが待ちに待ったこのカ−ド 『暗黒の巫女イリナVSル−ル無用の堕天使つかさ』の世紀の一戦の火蓋が今まさに切って落とされようとしております。 解説にはGTS作家として今まさに日本の頂点に立つ毛利鴎外さんをお迎えしております」 「ども、毛利でつ」 「またゲストとしては不二見神社の宮司である神城愉造さんと今回の一戦の渦中の人、神城愉造さんのご子息でもあります神城慎太郎さん・・・」 「とっ、父さん・・・俺嫌だ・・・」 「また元自衛隊隊員で、現在はGTSコンサルタントとして活躍中のPzさんをお迎えしております」 「よろしくお願いします」 「この番組は不二見神社・稲荷屋・稲荷急行電鉄・大蛸温泉ホテル巨蛸閣・清酒ミルク誉の提供で全国45局をネットして御送りいたします。 それでは一旦コマ−シャルです!」 「戸惑いの酒〜、ミルク誉〜♪」 「稲荷急行は現在、稲荷湖畔〜稲荷本町〜大蛸温泉の間がバスによる振り替え輸送になっております。 不二見神社参拝は便利で快適、稲荷急行で!」 「ありゃま大蛸、巨蛸閣ヘ〜♪」 「さあ、いよいよ決戦のゴングが鳴ろうとしております。 なおレフリ−はブルカップのホルカさんです。」 「レディス&おとっつあん〜! 本日のメインエベント〜、コ−リアン代表イリナVS地球代表つかさの一本勝負を開始いたします」 旧市街が一斉に沸き上がる。
749 :
☆娘 :02/11/25 03:27 ID:XCnbn8bZ
「 赤コ−ナ−、コ−リアン代表・暗黒の巫女イリナ〜、身長16m、体重30t、B8.6m、W5.9m、H8.2m〜!」 巫女姿のイリナが不二見神社の方向から走り込んできて空中で一回転すると巫女の衣装を華麗に脱ぎ捨て、いつもの銀色のスペ−スス−ツになる。 「青コ−ナ−、地球代表・ル−ル無用の堕天使つかさ〜、身長16m、体重45t、バスト自称8.2m、W5.8m、H8m〜!」 一見スク−ル水着のつかさが軽く手を挙げる。 「なお、この戦いには狐火の使用は禁止されております」 ゴングが鳴る。 両者一斉にダッシュ、つかさがハイキックで先手を取ろうとするがイリナに軽くかわされ、後ろのビルが瞬時に砕け散る。 二人はそのまま両手を互いにつかみ合い、力で相手をねじ伏せようとする。 アスファルトが捲り上がり、乗り捨てられた自動車が踏み潰される。 「まさに力と力のぶつかり合いになりました、いかがですかここまでは、毛利さん?」 「イイでつ・・・三人とも尻尾とお耳と・・・けものはイイでつ!」 「はあ・・・随分とまたマニアックな視点で・・・かつて戦車でイリナ選手と戦い、惜しくも破れたPzさんはいかがですか?」 「先ずはどちらが先に一撃を与えるかでしょう・・・巨大化してからの戦いは初めて見ますが、つかさ選手の潜在能力が解りません」 「なるほどプロの見方は厳しいですね」 「おお〜っと、つかさ選手がイリナ選手を押し始めました!」 「ウエイトの差でしょうね」
750 :
☆娘 :02/11/25 03:29 ID:XCnbn8bZ
イリナは押されて4階建てのショッピングセンタ−にめり込む。 「今日はレフリ−として参加していますが、先日のホルカ戦でもイリナ選手はウエイト不足で苦戦していましたね」 「いや、私はスク−ル水着萌えでつ!」 「・・・毛利さん、さっきから斬新な御意見ありがとうございます・・・」 ショッピングセンタ−を押し潰して倒れ込むイリナ、つかさがマウントポジションを取るがイリナに蹴り飛ばされて再建工事中の駅舎を踏み潰す。 「さすが素早い切り替えし、イリナ選手に一日の長ありと言うところでしょうか?」 「イリナたんの脚力は凄まじいでつから」 「おや、毛利さん・・・珍しくまともな御意見ありがとうございます」 「やっぱりホルカとは違うわね」 そう言うと、つかさは電車を掴み上げイリナに襲いかかる・・・電車がイリナのボディを直撃するがペチャンコに潰れて半分の長さになってしまう・・・電車をポイと投げ捨てるつかさ。 「そんなもの効かぬのじゃ〜♪」 「ル−ル無用のつかさ選手、凶器攻撃ですが、これは効いていない」 「凶器は電車に限りまつ・・・電車はイイ!」 「はあ・・・また壊れてしまいましたか毛利さん・・・ところで不二見神社の神城さん、いかがですか?」 「イイです・・・生きてて良かった・・・」 「はあ・・・こちらも真性ですか・・・」
751 :
☆娘 :02/11/25 03:36 ID:9azD9QFr
解説席の後ろでは、つかさの父が商売に精を出していた。 「稲荷屋名物、イリナちゃんのチカライナリはいかがですか〜!」 「ハイ・・・ここでカメラを上空の羽仁さんにお渡ししましょう」 「こちら中継ヘリの羽仁です・・・二人は再び旧市街地のかつての自衛隊戦の激戦地を目指しております。 レフリ−のホルカさん、巻き添えを恐れて距離をとっているようですね」 カメラのアングルがヘリに切り替わりホルカ〜つかさ〜イリナの順で低空を舐めていく。 「さすが羽仁さん・・・素晴らしいロ−アングルです・・・見上げるような巨大感、さすがです」 今度は取って返し、イリナ〜つかさ〜ホルカの順で・・・ホルカを過ぎたところで画像が止まった。 「このスケベ!」 羽仁を摘み出すと、ホルカはヘリを握り潰してしまった。 「ああ・・・見つかっちゃいましたね・・・ホルカさん怒らせちゃって・・・残念!」 再び対峙するイリナとつかさ・・・互いに急速に接近すると二人ともクルリと後ろを向いて相手に尻尾を向ける。 「キタ〜! イリナ直伝、恐怖の尻尾攻撃・・・巨牛ホルカを一瞬にして葬った恐怖の核弾頭〜!」 尻尾と尻尾が火花を散らし、爆風が窓ガラスを叩き割る。 しかし、不幸なことに、尻尾が絡まって二人は身動きできなくなっていた。 「痛いのじゃ〜、放せ放せ!」 「痛たたた・・・ちょっと、引っ張らないでよ!」 レフリ−のホルカが尻尾を解こうとするが、尻尾への恐怖が先立ち、上手く解けない。 この機に乗じて、このまま二人とも蹴り殺してやろうか?・・・ホルカの脳裏に暗い考えが浮かんだ。 「ヌシ・・・今何を考えたのじゃ?」 「早く解きなさい・・・後で酷いわよ!」 「ひえ〜!」 ホルカは慌てて尻尾を解き始めた。
752 :
☆娘 :02/11/25 03:38 ID:9azD9QFr
試合開始から僅か10分ほどで旧市街地の町並みは奇麗さっぱり無くなろうとしていた。 そしてそれはほんの僅かな間隙に起こった。 瓦礫の下の地下駐車場をイリナが踏み抜き、バランスを崩したのである。 「なんじゃ?」 「貰った〜!」 つかさの尻尾がイリナの顔面を捉え、イリナを銀行のビルに叩きつけ、ビルを全壊させる。 つかさの渾身の一撃で意識を失うイリナ・・・ホルカがテンカウントをとる。 「・・・シックス・セブン・え〜と・・・エイト・ナイン・テン!」 ゴングが鳴った。 つかさはホルカが勝者の手を挙げるのももどかしく、さっさと手を振り解くと解説席に歩み寄り、慎太郎を摘み上げる。 「これで慎ちゃんは、あたしのモノ、もう誰もあたしを止められないわよ! ホルカ、さっさと船のエンジンかけなさい・・・地球全土をあたしと慎ちゃんの楽園に変えるの・・・逆らう者は踏み潰す!」 「え゛っ?」 「え゛っ、じゃないの、ほら早く!」 その時、別の場所からつかさの声が響いた。 「馬鹿、なに考えてるのよ・・・慎ちゃんは、あたしのモノ・・・最初の約束でしょ?」 解説席の後ろの観客席に陣取っていた季節外れの毛糸の帽子とスタジアムジャンパ−の人物が帽子とジャンパ−を脱ぎ捨てる。 「つかさちゃん?!」 「そうよ、あたしがオリジナルのつかさ・・・そっちのデッカイのは、あたしのクロ−ンサイボ−グ」 一同なにがなんだか解らなくなる。
753 :
☆娘 :02/11/25 03:39 ID:9azD9QFr
「最初は自分で巨大化するつもりだったけど、元に戻れなくなるって聞いて・・・だからあたしの細胞にイリナの細胞混ぜて創ったのがあれよ!」 巨大つかさは腰に手を宛がい蔑むように、つかさを見下ろす。 「あたしを止めることが出来る? 手始めにアメリカを全滅させちゃおうかな〜♪」 その場にいた男達はニュ−ヨ−クの摩天楼を破壊して歩くつかさの姿を想像した。 「馬鹿、アンタ達、本当の馬鹿! あの馬鹿は核兵器だって壊せないのよ・・・世界中メチャメチャにされるわよ!」 今にも泣き出しそうなつかさ・・・ふと思い付いたようにその場を走り去る。 「慎ちゃん・・・嬉しいでしょ?、あたしが一番強いのよ、それに大きいし・・・もうイリナのことは忘れて!」 「・・・俺、別に大きいからイリナの事好きな訳じゃないよ、今のつかさちゃんは・・・俺、嫌いだ・・・」 つかさの表情が一瞬曇る。 「そんな事言ってられるのも、今のうちよ・・・いいわ、後回しにしようと思ったけど・・・慎ちゃんの目の前でイリナを引き裂いてあげる」
754 :
☆娘 :02/11/25 03:40 ID:9azD9QFr
「ねえ、起きてイリナ! あたしを殺して!」 つかさはビルに埋もれて気絶しているイリナに向かって必死に叫んでいた。 「あいたたたた・・・つかさめ、手加減無しで張り倒しおって・・・迂闊じゃった・・・」 「イリナ、イリナ、イリナ〜! 大丈夫? 怪我してない?」 「なんじゃ、つかさ・・・もう萎んでしまったのかの? ヌシの一撃効いたぞ!」 「違う・・・あれはあたしだけどあたしじゃない・・・お願いイリナ、あれを殺して! 世界が、慎ちゃんが・・・」 イリナは頭を打ったショックなのか、ぼんやりとビルの瓦礫を大事そうに掌に掬い上げている。 「イリナ? どうかしちゃったの・・・」 「このビルだけは守ろうと思っておったのに・・・壊してしもうた。 慎太郎が、わらわを好きだと言ってくれた思い出の場所じゃったのに・・・」 「イリナ・・・ごめん、ごめんねイリナ・・・」 「何でヌシが謝るのじゃ? わらわの力が足りなかったのじゃ」 その時、再び巨大な足音が近づいてきた。
755 :
☆娘 :02/11/25 03:45 ID:5aT+Hduv
「ホルカかの?」 「違う・・・もう一人のあたし・・・醜い心のあたし・・・」 「なんだ・・・オチビのあたしも一緒だったの・・・いいわ、まとめて踏み潰してあげる!」 右の掌に慎太郎を捕らえた巨大なつかさが現れた。 「なんで・・・つかさが二人おるのじゃ?」 「お願いイリナ・・・慎ちゃんを助けて、世界を守って!」 「良く解らんが・・・このビルを壊したのは、あっちのつかさか・・・」 イリナは、つかさを安全な場所に移すと瓦礫を払い落としながら立ちあがった。 「良く解らんが・・・こっちのつかさからは油揚げの匂いがする・・・しかし、ヌシからは邪悪な匂いがする・・・まるで昔のわらわのようじゃ・・・慎太郎を還すのじゃ・・・今度は手加減せぬぞ!」 「ふふっ、何度やっても無駄よ・・・」 その言葉が終わらぬうちに、イリナは一気に間合いを詰めて慎太郎を握っているつかさの手を絞り上げた。 「痛たた・・・折れる、放せ・・・!」 つかさの掌から落ちる慎太郎を掬い上げるイリナ。 「つかさ・・・ヌシの馬鹿力信じておるぞ、慎太郎を頼む!」 そう言うとイリナは慎太郎をつかさ目掛けて投げ上げた。 「まっかせ〜なさ〜い・・・どすこ〜い!」 慎太郎は見事つかさの腕の中に抱き止められた。 「なんで・・・さっきとパワ−が違う・・・なんで?」 「乙女は恋すると強くなるのじゃ〜!」 その時、稲荷湖をホルカの船が離水しようとしているのが見えた・・・艦首を空に向けゆっくりと上昇して行く。 「今度この星でヌシを見かけたら・・・その時は覚悟する事じゃ!」 そう言うとイリナは巨大つかさの尻尾を掴んで力まかせに振り回した。 「忘れ物じゃ、受け取れ〜!」 巨大つかさはホルカの船の装甲を突き破ってコックピットまで突入し、離脱操作をしていたホルカを巻き込んで壁にめり込んだ・・・一瞬船が艦首を下げる。 「なによなによ、なんなのよ〜!」 「逃げろ、殺される・・・あんな化物がいる星なんて、こっちからお断りよ〜!」 「アンタ、これからどうする気?」 「さあ?・・・ホルカと一緒に傭兵でもしようかな? 一度はイリナを倒した女よ、星の世界で暴れまくってやる!」
756 :
☆娘 :02/11/25 03:46 ID:5aT+Hduv
イリナはつかさを摘み上げると掌の上でし〜たし〜たと舐め回した。 「うわっ、止め・・・イリナ、あたしつかさ・・・慎ちゃんじゃない・・・うわっ・・・」 「解っておるのじゃ・・・でも今はこうしていたいのじゃ〜♪」 「ごめんね、イリナ・・・今日までのあたしは死んだわ・・・明日からあたし生まれ変わる・・・もう17歳だし」 「そうか、良く解らんが良い事なのじゃ〜♪」 「稲荷屋寄ってよ、とびきり美味しいおイナリさん御馳走するから・・・」 「嬉しいのじゃ〜♪」 イリナには敵わないなぁ・・・でも、あたし今日イリナと本当の友達になれたんだよね?
757 :
名無しさん@ピンキー :02/11/25 12:07 ID:CCNT1upp
age
つかさタン、イイ! 最強ですねー! 電車を捻り切っちゃう・・。ハァハァ ぼくは、もうメロメロでつ・・。
759 :
Pz :02/11/26 00:04 ID:W/PJds1r
はー。ちょっと悪乗りが過ぎるかな、と思ったら最後は綺麗に 纏めましたね。 上手いもんです。 破壊の描写、☆娘さんが書くとなんだかコミカル。 ところで、書き込みの時間が深夜。 お仕事に支障ありませんでしたか?
つかさたん・゚・(ノД`)・゚・
つかさタンとイリナタンが和解するということは ひょっとして最終回ですか? もっと続きが読みたいです
保守
763 :
☆娘 :02/11/26 22:46 ID:CXa2lpmK
「最近、新参のホルカや地球人(?)のつかさに、すっかり食われてますよ!」 と先程イリナに小一時間ほど説教してきました・・・舐められたけど・・・。 >Pz様 >お仕事に支障ありませんでしたか? いやその、眠いのなんのって・・・早く書き上げる為に後半随分はしょっちゃったもので・・・。 加筆・修正分はいずれまた。 >761様 イリナUは全5話の予定なので、あと一回は御目汚し・・・。 あんまり続けているとサザエさんになっちゃうので、はあ。 でも、元気な奴等ですから、きっといつまでもドタバタやってる筈ですよ(w 何時か脳内で稲荷町を訪ねてやって下さい。 私が書くイリナの世界は次で終わりですけど、後はみなさんの持つ心の筆で・・・。 だからって、そこ・・・いきなり電車で・・・お〜い!
>☆さん >何時か脳内で稲荷町を訪ねてやって下さい。 >私が書くイリナの世界は次で終わりですけど、後はみなさんの持つ心の筆で・・・。 うう、いい事をおっしゃりなさる。 こういう事をさらっと書ける人って凄い人なんだなぁ。 電車・・!?別に・・!?な、何もしてませんが何か!?(ドキ
温泉のCMがおいらのツボにハマリまくり(笑)
>☆娘さま
>ただお好みのスト−リ−に仕上がっているかどうか、書いてるうちに不安になってきた。
貴方のお好みのストーリーが、おいらのお好みのストーリーです。(前にもこんなこと言ったような気が、汗
ビルを砂糖菓子のように簡単に突き崩 し、電車を捻じ切ってしまうつかさに萌え〜、な反面、
そこまでしてしまうつかさタンを心配してたんですが。なるほろにぁ〜
「そのまま巨大化しても同じコトです」と云われても、それはそれで納得(and萌え萌え)しちゃうんでつが(爆
慎ちゃんをしーたしーたと舐めるつかさを見たかった気も(ハァハァ
>いやその、眠いのなんのって・・・早く書き上げる為に後半随分はしょっちゃったもので・・・。
>加筆・修正分はいずれまた。
書き溜めたものをコピペしてたんじゃ無いってことなんですか!そんな気はしてたんですが。
世紀の一戦がもっとジックリ見られるんですか?加筆たのしみです。(解説もジックリ、爆
>何時か脳内で稲荷町を訪ねてやって下さい。
>私が書くイリナの世界は次で終わりですけど、後はみなさんの持つ心の筆で・・・。
まだ終わってないのに、泣けてくるじゃないですか・・・
最後の「ドタバタ」、おおいに期待させてもらいます。
終わる前に、せっかく夏が来たんだから、南の島でバカンスなんてのも見たかったですね。
>>764 してるな、ゼッタイ(ニタ
766 :
名無しさん@ピンキー :02/11/27 10:25 ID:hnOuy6FE
age
767 :
☆娘 :02/11/28 00:46 ID:sUxSnGSl
>juuroku様
つかさの巨大化プロセス・・・手垢べたべたやん・・・すいません、つかさ二人になっちゃってるし(泣
随分巨大化まで引っ張ったんで、この回は書き上げてから直ぐに貼っちゃったんです。
加筆分、そんなに長くないです・・・ごめんなさい。
>終わる前に、せっかく夏が来たんだから、南の島でバカンスなんてのも見たかったですね。
最終話・・・秋なんですよ・・・なんとかします・・・あう。
>>764 してるな、ゼッタイ(ニタ
768 :
☆娘 :02/11/28 00:54 ID:sUxSnGSl
>juuroku様 >温泉のCMがおいらのツボにハマリまくり(笑) わかる人がいるとは思わなかった(汗 大蛸温泉、ホテル巨蛸閣のペア宿泊券プレゼント〜♪
昔は私の住んでる地域でも流れてたんですよ〜CM 一度聞いたら、耳を離れない、さすが浪速のモーツァルト
>大蛸温泉、ホテル巨蛸閣のペア宿泊券プレゼント〜♪ わ〜い、温泉だぁ。でも誘う相手がいないッす(涙)、誰かおいらと行かない? 巨蛸閣のホムペに逝くと、CMソングが聴けますぜ(謎
771 :
Pz :02/11/28 23:29 ID:4KFsEw5E
ふーむむ、あまり気にしたこと無かったが、皆さんどこに住んでるんだろ。 西方の人が多いのかな。 GTS小説の定番、電車の破壊だけど、その電車の車両数で作者の生活圏が なんとなくわかる。 仕事で新宿の高層階にあるオフィスによくいったが、身長300メートルに 突然巨大化したら、その女性は足元見て、目がくらむだろうな、と思った。 作品中に取り込もうかと思ったが、既にゆんぞさんのエリザさん中に この描写あったのね。 さすがですな。
772 :
ゆんぞ :02/11/29 00:10 ID:jd7KgO02
>>722 うみゅ。そこまで☆娘さんに言われてしまうと恥ずかしいでつ(w
☆さんのほうこそ、放って置いても走り出しそうなくらい
キャラが立ってるではありませぬか(笑)。
>>726 >>727 > 「ずっとそばにいてください」byK1(某有名マンガネタ)
む。そう来ましたか。どうすべ……。
>>771 > その電車の車両数で作者の生活圏がなんとなくわかる。
そうですね。故郷では1-2両、育ったとこは4-8両、今は11-15両ですし。
バスみたく運賃表と運賃箱積んだ汽車なんて、なかなか想像出来んでしょ(w
> 突然巨大化したら、その女性は足元見て、目がくらむだろうな、と思った。
それについてなんですが、「(大きくなっているぶん)両目が離れているから、
それだけ距離感が異なるのではないか」という指摘をチャットで頂きました。
高層ビル街だったら、その高さより緻密さにポカーン(゜Д゜)?とするのかも。
773 :
Pz :02/11/29 00:42 ID:V0/sZa2n
>ゆんぞ様 なるほど。目玉も巨大だし、目の感覚も広がるか。 でもあの空気の層、スモッグによる霞とかはどうでしょう。 巨大感を表現するには有効かな、と思いました。 足元が霞んで見える巨大女性。 あと、今書いてる作品中に高所から見た地上を歩く人の描写もしといた。 高いとこから地上の人を見ると、蟻のようには見えません。 とにかく、黒や茶色の頭がチョコチョコ動いているのです。 あと、服装がカラフル。
hosyu
775 :
☆娘 :02/11/29 20:43 ID:EdqEo5Pb
>juuroku様 てっきり全国区だと思っていました、あのCM。 つかさを誘ってみたらいかが?・・・でも蹴り殺されないようにね(w >ゆん様 うちのは単なる野放し状態でして・・・そのうち電車で・・・。 ハマッタナ・・・(ニタリ、などと言われかねないのです(泣 ところで「汽車」って・・・何処の人や、この人? >Pz様 いっそのこと高所恐怖症の女の子を巨大化させたら・・・クドイってか? 頭を雲の上に出し・・・富士山みたい。
>>776 なんでも無い訳無いでょが!!!
白状なさいっ!!!!
坊ちゃまの脱力した感じが良いねぇ
ああハズカシイ URL削ればモトネタ判ったのね 恥ずかしいんで、回線切って(以下略…
779 :
ゆんぞ :02/11/30 02:46 ID:s+lYFLO7
>>775 ハマッタナ……(ニヤリ
かく言う私も、毛利氏からサンタ娘のアイデアを幾つか頂いておりまして(以下略
>ところで「汽車」って・・
同郷の人は東京駅で「上野行きの汽車どこです?」と尋ねてしまい、
「汽車はありませんねぇ」と素で返されたとか。
汽車は独特のエンジン音があってエエですよ。
さらに、持ち上げるとき架線が邪魔にならないそうで(w
780 :
ゆんぞ :02/11/30 02:45 ID:s+lYFLO7
>>775 ハマッタナ……(ニヤリ
かく言う私も、毛利氏からサンタ娘のアイデアを幾つか頂いておりまして(以下略
>ところで「汽車」って・・
同郷の人は東京駅で「上野行きの汽車どこです?」と尋ねてしまい、
「汽車はありませんねぇ」と素で返されたとか。
汽車は独特のエンジン音があってエエですよ。
さらに、持ち上げるとき架線が邪魔にならないそうで(w
781 :
名無しさん@ピンキー :02/11/30 06:50 ID:k1HfY6rG
>>777 フィーバー!
ハメられてるyo
ワザワザここに貼って
>なんでもありませんって
ワケないじゃん
>>汽車は独特のエンジン音があってエエですよ。 中で火を焚いているんだから火傷しますって!!
☆娘さんは此所以外に出没する場所はないのですか? #特にチャット
784 :
Pz :02/11/30 22:46 ID:yYTzzrKX
ランドマークタワーは雨の日に展望台に登ると馬鹿みたいだ。 270メートルで雲の中。 巨大娘で大きいのは、天候によって足元が見えなくなりそうだ。
785 :
ゆんぞ :02/11/30 23:15 ID:s+lYFLO7
270m程度でも雲の中に入ったりするんですね。確かに霧雨だとそうかも。 > 巨大娘で大きいのは、天候によって足元が見えなくなりそうだ。 手や吐息で払えばヨロシ(w
786 :
☆娘 :02/11/30 23:21 ID:k1HfY6rG
>>776 様
花右京?
>juuroku様
嵌められちゃいました?
>ゆん様
やっぱり、毛利さんだけに「三本の矢」ならぬ「三両の電車」の故事ですか(w
>>783 様
>☆娘さんは此所以外に出没する場所はないのですか? #特にチャット
全然関係ないスレに時々・・・出没ならぬ沈没を。
チャットは・・・タイピング遅いので未経験です(泣
>Pz様
私は高所恐怖症〜♪
787 :
Pz :02/11/30 23:54 ID:yYTzzrKX
>ゆんぞ様 濡れそぼった黒髪をたらしながら、四つんばいになり 巨大な裸体を市街地にさらしだす巨大女性。 「雲が邪魔で良く見えないの。あなたたちがね。」 小雨が彼女の白い裸体をぬらし、なまめかしく光らせる。 巨大な乳房は彼女が声を発するたびに小刻みに震えた。 小さな町を覆いつくさんばかりの彼女の巨体は、降りしきる雨を 街から遮る。 雨粒をさえぎられた小さな街は、巨大な女性の無遠慮な視線にさらされた。 ゆっくりと脚と腕を動かし始める巨大女性。 雨に洗われたばかりの市街地は巨大な女性の腕と膝により次々に建造物を 倒壊させられてゆく。 すんません。ボノ系にこんな妄想を書き込んでしまいました。 はー。新作早く完成せねば。 エリザさんは好調ですね。
788 :
Pz :02/12/01 00:37 ID:yOvhERwY
>☆娘さま 巨大滑り台、ぜひともご体験させてあげます。
789 :
ゆんぞ :02/12/01 02:08 ID:9BN81Zy3
>>786 >毛利さんだけに「三本の矢」ならぬ「三両の電車」の故事ですか(w
それでも「くしゃり」となる罠(w
# サンフレッチェ落ちたし(泣
>>787 その女性の上に降った雨が彼女の体をどう伝うのかと(以下略
>エリザさんは好調ですね。
ええ、奮起しております。「ステラ」の影響であります。
>>780 >さらに、持ち上げるとき架線が邪魔にならないそうで(w
コッチの方の事か(w)車輌搬入や事故処理の利点かと思テシマタヨ(爆ァ
伝聞ってことは、云うたのは毛利先生でつにぁ、笑
>callonさま
巨大娘さん達はその位のコトで火傷しないでしょう。
「火照っていてイイワァ」くらいなものなのでは?
電車よりも丈夫そうだし(爆
>Pzさま
妄想、スレ違いっぽいですがイイ!
ゆんぞさまの補足でさらにハァハァデツ
>☆娘さま
チャット、一度体験されてみたらイカガ
タイピングはおいらの方が遅いと思いまつでつ
>>巨大娘さん達はその位のコトで火傷しないでしょう。 火傷して「熱いっ」てその辺に捨てられるほうが迷惑 燃え盛る石炭ばら撒かれて火事になる ア、そういうシチュエーションって今まで無かったかも..... >>電車よりも丈夫そうだし(爆 握りつぶせば完全に100tの鉄の塊 独特のエンジン音ってもしかして気動車(ディーゼルカー)の事? あれはやめようよ 壊すと油でべとべとになって萎えるから.....
792 :
☆娘 :02/12/01 22:36 ID:654y+YTY
イリナU〜D イリナが永い眠りから覚めて今日で丁度一年か・・・確かあの晩も今夜のような嵐の夜だったな? 愉造はイリナとの衝撃的な出会いを思い出していた。 なにやらドタバタと賑やかな一年だったけど、今思えば楽しい一年だったような。 我が家にも大きいけれど可愛い娘が出来て、女の子を欲しがっていた母さんも嬉しそうだ。 愉造はと言えば相変わらずの真性GTSフェチだったが、破壊がすべてでもないかなと思い始めている今日この頃だった。 窓を叩く風雨も今は怖くない・・・きっとイリナがいるからだろう。 イリナにその気があれば台風だって吹き飛ばしてしまうんじゃないだろうか? あれだけ破壊の限りを尽くされた街も着実に、そして更に進歩した街へと再建されつつある。 巨大娘達から見れば人間は非力でひ弱な生き物かもしれないけれど、しぶとく逞しい生き物である事も事実だ。 最近、愉造は巨大娘の齎す破壊は、人類に更なる進歩を促す為の神の言葉なのではないかと都合の良い解釈をしている。 そして、それは同時に思い上がった人類に対する警告でもあるのだと。 気まぐれな女神達の逆鱗に触れぬ事だ・・・彼女達は神であると同時に女の子なのだから。 一際大きな風が母屋を揺らした。 翌朝、台風一過の晴れ渡った秋の空に、愉造は巨大な船が浮かんでいるのを見て腰を抜かした。 ホルカの船など、これに比べたら10分の1ほども無い。 そんな巨大な船が街の上空を埋め尽くしていた・・・それも一隻や二隻ではない・・・それこそ無数に。
793 :
☆娘 :02/12/01 22:41 ID:654y+YTY
「動力炉もそろそろオ−バ−ホ−ルしなくちゃいけないし、艦隊戦をやった訳でもないのに船体ぼろぼろだし・・・」 ホルカはオ−トチェック機構がはじき出したアラ−ムに目を通しながらボヤいていた。 「ねえ、ホルカ・・・お腹空いた!」 「忙しいのよ、自分でやって!」 頭の上につかさの足の裏の感触を感じながら、メシっとコンソ−ルにめり込むホルカ。 「ねえ、ホルカ・・・お腹空いた!」 これでも戦場ではエ−スパイロットとして恐れられた事もあるのに・・・ホルカはスク−ル水着の少女にいいように弄ばれている自分の身の不幸を呪った。 「・・・レ−ションで良いわよね・・・?」 「また〜? 暖かいもの食べたい!」 つかさはエプロンを用意して、目をキラキラ輝かせながらホルカに訴える。 渋々エプロンを身に着けキッチンを目指すホルカ・・・かつての部下達には絶対見られたくない格好だ。 その時全艦のアラ−ムがけたたましく鳴り響いた。 「なになになに?」 「何かワ−プアウトしてくる・・・数は千、二千・・・うわっ、囲まれた!」 ホログラムモニタ−にホルカの船を囲んで次々にワ−プアウトしてくる巨大な戦艦の姿が映し出される。 巨象の行進の中に迷い込んだアリンコのようなホルカの船。 「なにあれ?」 「コ−リアン近衛艦隊! うわっ、その後ろに続いてくるのは親衛隊の戦艦・・・なによ、この数! 決戦兵力にしても誰と戦うつもり?」 「近衛艦隊? 親衛隊? なにそれ?」 「前に言ったわよね・・・コ−リアンの男は慎太郎達地球の男とサイズはかわらないと・・・でもね、時々産まれてくるのよ、女より大きくて強い男が・・・そういった連中を集めて作ったのが近衛艦隊。 そして女の中でもとびきりの化物集めたのが親衛隊」 「どっちが強いの?」 「近衛艦隊は母星の防衛や皇帝の衛士としてのウエイトが重いから・・・実際に戦ったら親衛隊の敵じゃないわ」 「喧嘩売ってみようか?」 「馬鹿言ってんじゃないの! でも何処へ行く気? おかげでこっちには鼻も引っ掻けないで行き過ぎてくれるけど」 巨大な艦隊は暫く通常空間を航行すると再びワ−プして消えていく。 「助かった・・・」 「何しに行くんだろ? あたし達と逆の方向に飛んでっちゃったけど?」 「地球?・・・まさかね・・・」
794 :
☆娘 :02/12/01 22:43 ID:654y+YTY
再びアラ−ムが鳴る。 ワ−プアウトしてきたのは一際大きい奇形な船だった。 「工作補給艦か・・・」 「補給艦?・・・食べ物積んでる?」 「積んでるだけじゃなくて一つの大きな工場みたいなものだから軍艦から缶詰までなんでもございよ!」 「よ〜し、貰った!」 つかさはそう言うとハッチを開けて宇宙に飛び出した。 「わあっ、なに考えてるのよ?」 巨大な船に取り付くと、つかさは艦橋と思しき部分に跨って拳を作ってみせた。 「停まれ、さもないと叩き潰す!」
795 :
☆娘 :02/12/01 22:45 ID:654y+YTY
工作補給艦はコ−リアンの男だけで構成された船だったので、つかさの腕力の前にさしたる抵抗も無く、つかさの手中に堕ちた。 「アンタ、無茶するわね・・・」 「まっかせ〜なさ〜い!」 「でもバレたらどうする気?」 「後腐れ無く叩き潰しちゃう」 ホルカは頭を抱えてうめいた・・・無理矢理合成させてありついた牛丼の丼を落とすホルカ。 「ねえ、船修理させるよりさあ、あそこにぶら下がってる船貰っちゃおうよ!」 つかさが指差したのは新鋭の高速強襲突撃艦だった。 「馬鹿! あれ一隻で戦艦3隻買えるのよ!」 「良いわよね!」 「やっ、やめて下さい! あれはイリナ様の為に用意した船です」 「イリナ・・・さま〜?」 女兵士用のレストル−ムに腰を下ろしたつかさとホルカの間で補給艦の艦長が悲鳴を上げる。 「そっ、そうです・・・コ−リアン帝国第三皇女イリナ様の船です」 顔を見合わせるつかさとホルカ。 「知ってた?」 「うううん・・・私が知ってるイリナは第777独立遊動艦隊の指揮官だったけど・・・」 「イリナ様は前線の方が性分に合ってると申されまして、常に前線で戦っておいででしたから・・・ところが5センシほど前、突如消息が解らなくなりました・・・どうもエルガに襲われたようでして・・・」 「イリナって御姫様だったんだ・・・」 「エルガに・・・いくらイリナだって敵う訳が無い」 「はい・・・親衛隊が急行した時にはイリナ様の艦隊は跡形も無く消滅させられておりまして・・・戦死されたものとばかり思っておりましたが、最近銀河の辺境でイリナ様の救命コ−ドが確認されました」 「ところでエルガってなに?」 「化物・・・その姿を見た者はいないの・・・みんな殺されちゃうから・・・噂だと女の子だって言うけど・・・でもエルガは2分の1センシほど前に突然宇宙から姿を消してしまったの・・・」 「ふう〜ん・・・ねえ、あたし達があの船イリナに届けてあげるわ・・・文句無いわよね?」 つかさは女兵士用に丈夫に設えてあるテ−ブルを叩き割ってみせる。 「ひえ〜! しかしそれでは本国に・・・」 「それとも、この船叩き潰して勝手に持ってっちゃおうかな〜♪」 「はあ、その・・・お願いします・・・」 「よろしい! 素直な人って好きよ!」 つかさはカラカラと笑いながらレストル−ムを出ていった・・・ホルカと艦長が顔を見合わせながらそれを見送った。
796 :
☆娘 :02/12/01 22:49 ID:654y+YTY
街は大騒ぎになっていた・・・エイリアンの侵略? たった一人の巨大娘でさえ地球の戦力ではカスリ傷一つ付ける事すら出来ないのに・・・。 「親衛隊が今ごろ何の用じゃ?」 寝ぼけまなこのイリナが巨大戦艦を見上げながら欠伸をする。 その時、一隻の戦艦のから三人の人影が現れ復興され始めた旧市街地に舞い下りる。 凄まじい土埃が舞いあがり、巨大な激震が街を襲う。 イリナはもう一度欠伸をすると、いつものように下界に跳んで消えた。 「何事じゃ? 朝っぱらから・・・御近所に迷惑じゃぞ」 イリナの言葉にホルカ同様のスペ−スス−ツに赤い短いマントを羽織った三人の美女が傅く。 「アイ、マイ、ミ−・・・元気でおったかの?」 「イリナ姫・・・良くぞご無事で・・・」 「うむ・・・わらわは丈夫に出来ておるでな」 イリナの巫女服の懐から、もぞもぞと慎太郎とつかさが這い出してくる。 「ぶっ、無礼者! コ−リアン帝国第三皇女イリナ姫に・・・こら、虫けらのくせに、ひかえろ! 私でさえそんな羨ましい事した事ないんだぞ!」 先頭の巨大美女が立ち上がり、慎太郎とつかさに歩み寄る。 「おや・・・忘れておった・・・夕べは二人を抱いたまま寝てしまったのじゃ・・・アイ、二人はわらわの大事な人なのじゃ〜♪ 失礼があってはならぬぞ!」 「はあ・・・しかし・・・そう言えば姫様・・・なんだか御言葉使いが変わられましたねえ?」 「そうかの? ところで何の用なのじゃ、物々しい・・・この星を侵略するつもりかの?」 「いえ、こんなちっぽけな星など・・・姫様をお迎えに参りました」 イリナは後ろを向いて口笛を吹きながら不二見神社へ帰ろうとする。 「何の事かの? わらわは不二見神社の巫女でイリナと申すのじゃ・・・コ−リアンなど知らぬのじゃ〜」 「コ−リアンの一大事でございます・・・先日も我が帝国の宇宙捕鯨船がペティル−シャの軍艦に撃沈され、最近ではキャネル姫の力を後ろ盾に領宙内の漁獲量にも口を出すありさまで」 「キャネル、あのペティル−シャの跳ねっかえり娘に・・・しかし、わらわが眠っている間も・・・宇宙は相変わらずドンパチやっておるのか・・・進歩の無い事じゃ。 わらわはもう戦いには興味が無い・・・帝国を、あの泥棒猫どもにくれてやったらどうじゃ?」 「姫・・・第二皇女トマキ様、姫様の御姉様が亡くなられました・・・ペティル−シャのキャネル姫に破れて」
797 :
☆娘 :02/12/01 22:51 ID:654y+YTY
ふと足を止め、空を仰ぐイリナ。 「そうか・・・優しかったトマキ姉様が・・・エドマ姉様もトマキ姉様も戦いには向いておらんのじゃ・・・」 「キャネル姫の力は強力です・・・先日も9つの艦隊が一瞬にして全滅させられました・・・まるで一頃のイリナ姫を見るようです。 どうかイリナ姫の力をお貸し下さい・・・皇帝陛下もお待ちしております」 「父様は息災かの?」 「はい・・・しかし御高齢であります上に、最近は心労が祟って・・・」 「そうか・・・しかし、わらわはこの星を離れとうない」 「いえ、たとえ首に縄をしてでも御連れいたします!」 「出来るかの?」 「・・・・・」 「近衛艦隊と親衛隊を全滅させても良いのかの?」 「はい・・・いたしかたありません・・・姫を御連れできなければ、コ−リアンに未来はありません」 「この星でドンパチやれば、あれが目覚めるぞ・・・」
798 :
☆娘 :02/12/01 22:55 ID:654y+YTY
「あれ・・・と申しますと?」 「ヌシ達の船のセンサ−は揃って故障しておるのか?」 「旗艦パクティファロマ、もう一度この星をスキャンしろ!」 親衛隊トップのアイが上空の戦艦に向かって大声で命じる。 「なんら変わったところはありません・・・いたって平凡な、というか取るに足らない石ころみたいな星で・・・何の脅威も・・・あれ、これなんだろう? 酷く微弱な反応ですけど・・・あら、このパタ−ンって・・・うそ! だってあれは・・・います・・・この星にあれが!」 「だから・・・姫様といい・・・あれでは解らん!」 「エルガです、この星にエルガがいます〜!」 「んがっ!・・・」 アイは顎が外れたんじゃなかろうかと思うほど大きな口を開けたまま呆けていた。 「機械にばっかり頼っているからじゃ・・・微弱とは言え、あれの波動を感じないとは・・・情けないのじゃ〜」 イリナがジト目でアイを責める。 「だって、あれはもうとっくに・・・なんでこんな辺境の星に・・・」 「隊長・・・どうしましょう? もう一つ反応があります・・・月の裏側に・・・こっちはちょっと反応が凶悪ですう〜!」 「一時撤退! 全艦逃げろ〜!」 慌てて艦隊に退却を命じるアイ。
799 :
☆娘 :02/12/01 22:58 ID:654y+YTY
「姫様、お早く御乗艦を、危険です!」 「何度も言わせるな、わらわはこの星に残るのじゃ」 「そんな、駄々こねないでえ〜! コ−リアンを、帝国を救って下さい!」 「嫌なのじゃ〜♪」 「だあぁぁぁぁぁぁ〜、もう・・・諦めませんよ! 何度でも参ります!」 朝の空気を震わせてコ−リアンの艦隊は何処へともなく消えた。 「帰っちゃったの?」 イリナの右の肩に腰掛けたつかさが尋ねる。 「また来ると言っておったぞ」 ため息混じりに応えるイリナ。 「ねえ、イリナ・・・ところでエルガってなによ?」 「化物じゃ・・・可愛い顔してえげつなく強いのじゃ・・・わらわの艦隊も一瞬にして滅ぼされた」 「なんでそんなのがこの地球にいるのよ?」 「さあ、知らぬ・・・わらわがこの星に落ちて来た時にはおらなんだ・・・しかし、わらわが一戦を交えたエルガとは違うようじゃ・・・ 邪悪な波動ではない。 アイの奴め、エルガと聞いてビビリおって・・・ヤツにその気があれば、 艦隊が地球に進入する前に艦隊は消されておるのじゃ・・・しかし、変なエルガじゃの・・・一度会ってみたい気がする・・・」 「イリナ・・・星に帰るの?」 左の肩から慎太郎が尋ねた。 「慎太郎を置いて、わらわがこの星を去る訳が無かろう?」 「でもイリナの星の一大事なんだろう? 放っておくの?」 一瞬イリナの表情が曇る。 「・・・キャネルか・・・わらわがこの星で眠っている間に随分と腕を上げたようじゃな・・・トマキ姉様の仇か・・・ 仇討ちをしたくないと言えば嘘になる・・・しかし、憎しみからは憎しみしか生まれぬのじゃ・・・わらわに人を愛する事を教えてくれたのは・・・ヌシ、慎太郎・・・そして慎之介様じゃ・・・」 「でも、イリナが行かなければ大勢の人が死ぬんだろ?」 「・・・解っておる・・・」 「イリナらしくない・・・」 つかさがポツリと呟いた。 「痛いところを突く・・・それは自分が一番解っておるのじゃ・・・もう少し考えさせて欲しいのじゃ・・・」 その時空の一点を突き破って、物凄い速度で真っ赤な船がワ−プアウトしてきた・・・ホルカと巨大つかさを乗せた真っ赤な船が・・・。
800 :
☆娘 :02/12/01 23:00 ID:654y+YTY
「ねえ、みんなでハワイ行こうよ!」 突然のつかさの提案に戸惑う一同。 「あたしハワイ行った事無いんだ!」 「学校どうするのさ?」 「自主休校!」 軽く慎太郎にウインクしてみせるつかさ。 「それに・・・もうみんなで旅行なんて行ける機会無いかもしれないし・・・ふえっ・・・」 一見無鉄砲を装っているつかさだったが、慎太郎はその瞳に涙が溢れているのを見逃さなかった。 「・・・よし、つかさちゃん、ハワイ行こう!」 「行くのじゃ〜♪ ところで、はわいって何じゃ?」 「ハワイって南の島よ、奇麗な海があって・・・暖かくって・・・地上の楽園なの・・・戦いも無いところ・・・」 「あたし、スク−ル水着でハワイ行くの?」 巨大なつかさが不満を漏らす。 「行こうよ、つかさちゃん・・・俺達の修学旅行へ!」 「しゅうがくりょこうなのじゃ〜♪ しゅうがくりょこうって何じゃ〜?」 「修学旅行って・・・思い出さ、イリナ・・・」 「そうか、思い出じゃ〜♪」 「ねえ、ハワイに牛丼ある?」
801 :
☆娘 :02/12/01 23:02 ID:654y+YTY
軍艦で旅行・・・普段の慎太郎なら真っ先に異議を申し立てるところだが、今日の慎太郎はむしろ積極的だった。 ハワイってアメリカだよな・・・パスポ−トどうしよう?・・・などと何時もの癖でつまらぬ心配はしたものの、たった一人で人類を破滅させかねない巨大な女の子三人が一緒なのだ、アメリカ軍も見てみぬフリをしてくれるだろう? ワイキキの沖合いに巨大な戦艦が着水すると一際大きなビッグウエ−ブがビ−チを洗う。 イリナと慎太郎、そして二人のつかさが浜辺で日光浴を始めると、ビ−チはまるでキンバリ−の露天掘りみたいな状況で三人の巨大少女の体で抉られてビ−チの形が変わってしまう。 巨大つかさが「スイカ割しよ!」とか言ってガスタンクを捜し始めた時には、流石に慎太郎は慌てた。 沖合いを灰色の軍艦が走り回ってるのが見える・・・あまり三人を刺激してくれなければ良いのだけれど。 腹を空かせたホルカがハンバ−ガ−ショップのハンバ−ガ−を買い占めて満足していた・・・100%ビ−フって、だから共食いだったら・・・。 「楽しいのじゃ〜♪」 と言いながらイリナがワイキキビ−チに巨大な砂山を築く・・・沖合いから巨大つかさがそれにタンクロ−リ−並みの満載量の海水を両手で汲み上げてかける・・・ビ−チのホテル群が軒並み水浸しになった。 満腹になったホルカが海に体を浮かべて眠りこける。 長閑?・・・だなと思った矢先に哨戒行動中の駆逐艦に角を引っかけて沈めてしまった。 イリナと巨大つかさの競泳に付き合って溺れかけた慎太郎とつかさは浜辺に腰を下ろして三人の巨大少女がワイキキを恐怖のズンドコに落としいれていくのを半ば諦らめ顔で見守っている。 三人に悪気は無いのだけれど・・・。
802 :
☆娘 :02/12/01 23:03 ID:654y+YTY
「慎ちゃん・・・やっぱりイリナは帰っちゃうのかな?」 「解らない・・・でもイリナはコ−リアンの御姫様なんだ・・・そしてコ−リアンの人達はイリナの帰りを待っている・・・」 「キャネルって強いのかな?」 「・・・・・」 「イリナ勝てるのかな?」 「・・・大丈夫・・・きっと、イリナなら・・・」 「慎ちゃん、あたし・・・イリナと別れたくないよ・・・」 つかさは瞳に涙をいっぱいに貯めて慎太郎の胸にすがりついた。 「つかさちゃん・・・」 慎太郎はつかさの小さな肩に手を回した・・・何時も元気なつかさの肩が小刻みに震えている。 哀しみに耐えられなくなって鳴咽を上げるつかさが愛しかった。 「慎太郎・・・」 海から上がってきたイリナが抱き合う二人を見つめていた・・・。 「イリナ・・・これは・・・その・・・」 「違う・・・イリナ・・・慎ちゃんは悪くない・・・あたしが!」 一瞬寂し気な顔をしたイリナがにっこり笑って二人を掌の上に載せ、そして二人をし〜たし〜たと舐め回した。 「好きなのじゃ・・・慎太郎・・・好きなのじゃ・・・つかさ・・・みんなみんな好きなのじゃ〜」 「イリナ・・・」 「みんなみんな好きなのじゃ・・・別れとうないのじゃ・・・えっく・・・うう・・・うわ〜〜〜ん!」 砂浜にぺたんとへたり込み大声で泣きじゃくるイリナ・・・夕日がビ−チを茜に染めていた。 そこへドスドスと砂煙を巻き上げて巨大なつかさが走りより、イリナの掌からつかさを摘み上げる。 「あんた、あたしでしょう! 少しは気を使いなさいよ〜!」 そう言うと巨大つかさは小さなつかさを乗せたまま海にざぶざぶと入っていった。 「なによ・・・泣き虫・・・目が赤いわよ」 「五月蝿いチビ! 海の水が目に染みるのよ!」 「うそつき・・・泣き虫・・・」 巨大つかさはクロ−ルに切り替えて沖へと泳ぎ出す・・・運悪く眠りこけるホルカがその進路にいた。 ゴン・・・と鈍い音を立てて二人が衝突する・・・ぷかりと浮かび上がって気絶する二人の巨大娘を黄昏が包んだ。
803 :
☆娘 :02/12/01 23:05 ID:654y+YTY
翌朝・・・不二見神社の上空には一隻の戦艦が浮かんでいた。 「イリナ姫・・・御心はお決まりになりましたか?」 アイの問いかけに巫女服の袖を摘んで弄び無言で俯くイリナの姿があった。 「艦隊はこれよりペティル−シャに向けて出撃いたします・・・」 「皆殺しにされるぞ・・・」 「いたしかたありません・・・昨日フシミの要塞がキャネル姫の前に陥落しました、もう一刻の猶予もありません」 「・・・・・」 「永のお別れでございます」 「待て・・・アイ・・・」 「では、姫様・・・一緒に戦っていただけますので・・・」 「それは・・・」 「やはり駄目なのですね?」 「・・・わらわは、この地球が好きじゃ・・・離れとうない・・・」 アイは覚悟を決めると踵を反して歩き出した。 パン・・・乾いた音がイリナの頬に炸裂した・・・きょとんと驚いた顔のイリナ。
804 :
☆娘 :02/12/01 23:06 ID:654y+YTY
「慎太郎・・・」 「イリナ・・・自分の事しか考えないイリナなんて嫌いだ・・・イリナはコ−リアンの王女様なんだ・・・みんなの希望なんだ・・・みんなイリナの事待ってる・・・さよならは辛いけど・・・イリナ・・・」 「無礼者〜!」 親衛隊長アイの拳がイリナの肩に立つ慎太郎に炸裂するかと思われた寸前、イリナの掌がそれを受け止めた。 「・・・こんな痛いビンタ食ろうたのは初めてじゃ・・・慎太郎・・・今、本当に目が覚めたぞ礼を言う」 そう言うとイリナは慎太郎を足下のつかさに預け、巫女服を脱ぎ捨てた・・・。 「マイ、マントを用意せい! ミ−、村人から貰ったわらわの大切な巫女の装束、シワにならぬよう丁寧に畳むのじゃ! アイ、船を用意せよ・・・大きいだけの船など要らぬ! ホルカとつかさが運んだわらわの船に、二人を側付きとして召し抱えよ!」 イリナは後ろも見ずに真紅の新鋭艦を目指して歩き出した。 側で見ていたホルカと巨大なつかさが後を追う。 「イリナ・・・ありがとう、これでブルカップに帰れるよ!」 「良いのイリナ? さよならも言わないで?」 「さよならなど言ったら泣いてしまう・・・わらわはコ−リアンの王女なのじゃ・・・涙は見せられぬのじゃ・・・」 急角度で上昇していくイリナの船を見送る慎太郎とつかさ・・・。 「良いの慎ちゃん・・・本当に?」 「・・・・・」 「あっ、見えなくなっちゃった・・・」 「・・・・・」 「行っちゃったね・・・イリナ」 慎太郎はイリナの船が消えた空の一点をいつまでも見つめていた・・・さようならイリナ・・・さようなら・・・。 イリナは泣かなかったんだ・・・俺も・・・心に誓う慎太郎だった。
805 :
☆娘 :02/12/01 23:09 ID:654y+YTY
あれから冬が来て、春になり、また夏が来て・・・慎太郎とつかさも、もう三年生になっていた。 そして今はもう秋・・・進路を決めるにはもう遅すぎる時期だったが慎太郎は未だに自分の進路に迷っている。 イリナ達が地球を去って、もう一年・・・街はすっかり復興し、平和な日々が続いていた。 でも、平和過ぎるよ・・・慎太郎はイリナと過ごした日々を時々懐かしく思い出す。 「わあっ、遅刻する! ふくちゃん、パトカ−で学校送って〜!」 慎太郎を一番驚かせたのは、つかさの結婚だった。 つかさは福田巡査と結婚し、永久就職を決めてしまったのだった。 福田は一人娘のつかさの為に稲荷屋の婿に入ったのだが、つかさは彼を未だに「ふくちゃん」と呼び、彼もまた相変わらずパトカ−を転がしている。 愉造や、つかさの父、そしてGTS解放戦線の面々は、時折集まって何やら怪しげな事をしていた。 「べんとらべんとらすぺ〜すぴ〜ぷる・・・」 慎太郎は愉造が風呂の中で時々歌うように囁いているのを知っていた。 「慎ちゃん、またぼ〜っとしてる・・・イリナの事考えていたでしょ?」 つかさが慎太郎をからかう。 否定はしない・・・でもイリナは広大な宇宙に広がる一大帝国の姫君なのだ、今頃は慎太郎の事など忘れている。 イリナとキャネルの戦いの結果はどうなったんだろう? 銀河の辺境の小さな星には、それを知る手だては無い。
806 :
☆娘 :02/12/01 23:10 ID:654y+YTY
学校帰りの並木道を歩きながら、つかさが慎太郎の行く手を遮って悪戯っぽく慎太郎の顔を覗き込む。 「ねえ、慎ちゃん・・あたし学校辞めるんだ・・・」 「何で、突然・・・?」 「突然じゃないよ・・・決めてたんだ・・・赤ちゃんが出来たの」 「・・・・・」 慎太郎は自分が周りから取り残されていくような感じがした。 「慎ちゃんのお母さんみたいに強くて優しいお母さんになるんだ・・・」 「・・・なれるよ、つかさちゃんなら・・・絶対・・・」 「ありがとう・・・慎ちゃんなら、きっとそう言ってくれると思った」 かさこそと落ち葉を踏みしめながら、つかさは微笑んでみせた。 女の子って強いなぁ・・・たとえ大きくなくても・・・そして暖かい・・・イリナ達だって、大きいけれど女の子なんだ、決して怪物なんかじゃない。 「おめでとう、つかさちゃん!」 「ありがとう、でも尻尾が生えてなきゃ良いけど?」 おどけてみせるつかさ・・・その時一陣の風が吹き抜け、落ち葉を舞い散らす。 「なんなのよ〜、もう!」 スカ−トを押さえながら毒づくつかさの鼻の頭にぽつんと冷たい物があたった。 「雨?・・・晴れてるのに・・・まるで狐の嫁入りね・・・」 「本当だ・・・」 そう言って、二人は申し合わせたように空を見上げる。
807 :
☆娘 :02/12/01 23:12 ID:654y+YTY
稲荷湖の上空を真っ赤な巨大な船が、ゆっくりと降下してくるのが見えた。 「!!!」 船の上部のハッチが開いて、銀色に輝く人影が飛び出してくる。 船が艦首の発射管から何やら黒い物体を撃ち出す。 物体は空中で開くと、中から白と赤のパラシュ−トの様な物が空中に花開いた。 人影は空中で、それを掴むと素早く自分の身に付け、真っ直ぐ二人めがけて飛んで来た。 目の前で道路が陥没し、凄まじい土煙と共に落ち葉が舞い踊る。 「慎太郎〜! 会いたかったのじゃ〜♪」 「イリナ・・・」 巫女の装束に身を包んだイリナ・・・夢にまで見たイリナがそこにいた。 イリナは二人を掌に掬い上げると二人まとめて、し〜たし〜たと舐め回す。 「慎太郎、つかさ・・・会いたかったのじゃ〜! もう放しはせぬぞ〜♪」 「イリナ・・・お帰りイリナ・・・俺も、俺も会いたかった・・・」 「お帰り、イリナ・・・怪我してない?」 「なんの、わらわは丈夫に出来ておるのじゃ・・・でも、心配してくれて嬉しいぞ。 二人とも息災かの?」 「うん!」 「ところで勝負はどうなったのよ?」 「ちょちょいのちょいな〜のじゃ〜♪」
808 :
☆娘 :02/12/01 23:12 ID:654y+YTY
実際勝負は一瞬で決まったらしい・・・イリナが尻尾でキャネルをボテ繰り回し、倒れたキャネルを抱えてお尻に張り手を食らわす・・・とどめに大きな尻尾でキャネルの体中をくすぐり回したのだそうだ・・・。 「なんちゅう勝負なのよ・・・」 呆れ顔のつかさ。 「終いには、悶えてシッコ漏らしおったがの・・・あれも一角の武人じゃ、勝負が付いた後にトチ狂って攻撃を始めようとした見方の軍を自らの体で止めて、こう言いおった・・・引け、これ以上わらわに恥をかかせるな、さもなくば自分が相手じゃとな・・・」 イリナは、むしろ好敵手の存在が嬉しそうだった。 慎太郎が笑っていた・・・つかさが笑っていた・・・そしてイリナが笑っていた。 尽きぬ話に花が咲いた・・・今夜は徹夜で話をしよう・・・慎太郎はそう思っていた。 「それにしても、ふくちゃん・・・勇気があるの・・・つかさを嫁に取るとは・・・」 「ぬあんだと〜!」 相変わらずの二人の様子に、慎太郎は思わず吹き出し、大声で笑っていた。 きょとんとした顔のイリナとつかさ・・・。 「さあ、ホルカ・・・行くよ!」 「えっ、何処へ? せっかく故郷に帰ってきたのに、つかさは地上に降りないの?」 「ふっ、今のあたしには、この星は小さすぎるわ・・・それよりもホルカの星ブルカップを独立させるのよ! コ−リアンもペティル−シャもない、自由な世界をあたしが造ってやる!」 「出来るのそんな事?」 「まっかせ〜なさ〜い! さあ、出発出発!」 俄か雨に濡れた街が、陽の光に輝いていた。 街がまた走り出す・・・。 イリナU<完>
809 :
☆娘 :02/12/02 00:01 ID:ATW4vO5C
なんだかありきたりな結末になってしまったような(泣 >Pz様 だから私、高所恐怖症だって(号泣 >ゆん様 >ええ、奮起しております。「ステラ」の影響であります。 ボケの影響・・・老人問題ですか(w >juuroku様 チャットですか・・・何を話せば良いのやら? 初めてのお家訪ねるのって勇気いるんですよね・・・怖い。
810 :
Pz :02/12/02 00:13 ID:tLQ5tO/F
いや、ほのぼの系にふさわしい終わり方ですよ。 明るくキャラクターの未来を想像させる終わり方です。 ほんとにキャラの作り方が上手ですね。 そうか、エルガさんはどえらいお方だったのか。 気軽にゲスト出演してもらおうかと思ったのだが。 でももう書いちゃったしな。 新作はどうしてますか? 私のほうは別スレの後編がようやく書きあがりそうです。 狐巫女の方は間に合うか。 友紀子はほったらかしです。
完結おめでとうございます イリナたんすごいなぁ でも1番驚いたのはつかさたんのケコーンだったりw
>☆娘様 完結おめでとうございます。 またリクエストに応えて頂いてしまったのでつね、タブン。貴方のお住まいの方向には 足を向けて寝られませんでつ。 「イリナ・つかさ・ホルカ・南海の大決闘」ですにぁ。(違うか、爆 邂逅があるかと期待してたんですが・・・まあ、それはいずれ、ってことですよね。月の裏側かぁ。 おお〜いっ!あんまり驚かせないで〜〜(w やってみれば面白いですって、チャット
813 :
ゆんぞ :02/12/02 00:48 ID:lusjr88n
お疲れさまです。
思う存分暴れさせているけど、最後にはちゃんと納めるところに
納めているのが素晴らしいでつ。
>>712 ケコーンおめ(w
>> 709
いやいやそんな……そういえば今日晩飯食ったっけな?
814 :
☆娘 :02/12/02 01:54 ID:BlmpFCR8
>Pz様 イリナの前に書きかけていたのはインパクトが小さくなっちゃってペンディング。 さて、次はどうすべ〜? 新作楽しみに待ってま〜す! >juuroku様 ご結婚おめでとうございます(w 地球にいて湖の底の繭の中で眠ってるのは、とんでもない天然ですので。 起こすのは現代を舞台の続編を書く気になるまでおあずけ・・・まだその気にならない。 ちなみに月の裏にいる方は妹の方です。 南海の大決闘(w・・・こんなんで宜しかったでしょうか? チャット・・・気が向いたら、そのうち・・・。 >ゆん様 いや、正直ここまで暴れるとは作者の私も知らなんだ(w 結婚のエピソ−ドは、ありきたりな結末で終わりそうだったので、ちょっと爆弾。 最近結婚式呼ばれた所為もあるかしらねえ? お〜い、ボケはうちのステだけにしてえ〜(泣 牛丼で良いですか?
つかさたんケコーンおめでとう
>☆娘さま ありがとうございます、幸せになります(違うてかw 二人と一匹は月の裏側で何してるんでしょねぇ、100年近くも(w エルガがここまでストーリーに絡んでくるとは・・・ あくまで、読者サービスだと思ってましたヨ。 チャット、しつこく勧誘してすみませんでした では〜
817 :
名無しさん@ピンキー :02/12/03 11:13 ID:Eq19mAOD
出張から帰ってきたらイリナたんが,嬉しい! でも最終回,哀しい!! 福田巡査コロース!
1000到達前に512KB使い切りそうなヨカーン
また、小説がUPされれば、可能性はあるかもな
821 :
「豆寸 :02/12/06 03:37 ID:On0RhXGr
このスレをたまに見ていると思われる友へ 内輪向けだの描写が気に入らないだの、他人のスタイルを気にしている余裕は 無い筈なんだが、その辺りの意識はどうなのだろうか。 厳しいこと言うようだが、好きで氏の作品に振り回されているとしか思えない。 何でココに書いたかは、よく考えて察してくれ。でなけりゃ前には進めん。 そして☆娘氏はお疲れ様でした。
822 :
名無しさん@ピンキー :02/12/06 08:29 ID:9bXQZu4x
回送
それだけ無視できない作品だということはワカル
でも他人を卑下すれば自分の作品がヨクなるなんてこたないyo
優れたモノのコピーは絵画や文学の世界では当たり前
もっと素直にナレ、そこから生まれるオリジナルだってアル
>>818 パート2作ればヨロシ
825 :
「豆寸 :02/12/06 17:35 ID:On0RhXGr
踏みにじることで良い作品が作れる人は踏みにじって良しッ!
ただし心の中でとか、親密な友人に話すとか、野原に掘った穴の中にとか、
赤の他人に迷惑をかけない方法でよろしく。迷惑かけたら俺同様厨だから。
前回の書込みとは無関係な話でスマソね。
>>823 (短い投稿から忙しい人であると祖母の右脳が判断)の方
自分はカルシウム足りてます。ですが貴方の心臓は残念ながらハート型…。
しかも全然足りてませんね、毛が。ピンクなだけじゃ今時誰も見向きはしません。
せめてもう少し良い匂いがすれば…犬だけは。
いえ、蟹は誰に対してもですから加点対象外ですよ。マジです。
しかし当社では採用です。おめでとうございます。
ふくよかな二の腕が多くの男性に愛されている、貴方の腹違いの妹さんに幸あれ。
怪電波発信基地外
>825 そうやって、味方であり得たかもしれない人まで敵に回して、打ち倒す爽快感を味わいたいと。 だったら妄想攻撃なんかで逃げるなよ。 最後の一人まで論破してみせろよ。
釣られる香具師も厨です。気をつけよう
巨人セクースまだかな
831 :
「豆寸 :02/12/07 04:54 ID:+PXLRzDJ
どう弄ったら面白くなるか分からないので実験。
>>826 俺がキティということは正解なんだが、電波はもっぱら受信する側かな。
最近あまり良い電波を貰ってないから調子がいまいちだ。
>>827 俺みたいな人間に何かをやらせたい時は、弱みを握って強制することだね。
貴方は多分ロマンチストで慈悲深い人。優しい物語が作れそう。皮肉は含まれない。
>>828 貴様こそ氏ね。ばーか。ばーか。まーぬーけー。お前の父ちゃん奇跡!
>>829 賢い御方と御見受け致した。貴方のような人間がいると非常に助かる。
これからも引率をよろしくお願いします。
−
今頃俺と関わりを持った彼は後悔しているかもしれない。
次に会った時俺を殴るかもしれない。それでも良い。
彼が結果的に前進できるのなら俺はどうなっても…
833 :
名無しさん@ピンキー :02/12/07 08:01 ID:Rqq9xvx0
書きたい事を書きたいときに書きたいように書く 厨房に気兼ねせずに妄想を暴走させてくれ〜っ!
ヤマトの諸君
祭りのヨカー-ン。 ここはDQNとそれを放置できない厨ばっかだな。藁) 833>>の激励で831>>がハッスルしそうなヨカーーン!(・V・)
エルちゃんのつづき pine.zero.ad.jp/callon/ELLE/elfenwald07.txt 二人だけの夜!!!
837 :
「豆寸 :02/12/07 17:50 ID:+PXLRzDJ
こういうなんとも言い難いムード、好きだ。
>>832 俺は「豆寸だっての。不覚にもワラタがネ申じゃねぇ。
>>835 氏
説明が面倒臭くなければ俺がハッスルすると予想した理由を教えて呉。
833>>を見ても某所からのコピペと言うことしか分からなかったんだが。
なんだよコノヤロ俺にだけ秘密かよ畜sy
>自分はカルシウム足りてます。ですが貴方の心臓は残念ながらハート型…。 >しかも全然足りてませんね、毛が。ピンクなだけじゃ今時誰も見向きはしません。 >せめてもう少し良い匂いがすれば…犬だけは。 >いえ、蟹は誰に対してもですから加点対象外ですよ。マジです。 >しかし当社では採用です。おめでとうございます。 >ふくよかな二の腕が多くの男性に愛されている、貴方の腹違いの妹さんに幸あれ。 ↑833はこういう妄想を暴走させてくれ〜って事だろ? って事、833も期待してる事だし、ガンバッテくれぃ。藁)
ヤマトの諸君
841 :
☆娘 :02/12/07 23:33 ID:HV+NrDh6
クリスマス特別編 ☆聖夜☆〜ステラのクリスマス〜 「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ〜!」 ・・・またこけた・・・ステラは雪が苦手なようだ。 北の森の木立に積もった雪が、一斉に雪崩を起こす。 鼻の頭に雪を載せて、ステラがむっくりと起き上がる・・・底がつるつるのロ−ファ−では無理も無いかな? 「私、雪嫌いです・・・」 雪に覆われた屋敷を恨めしそうに見渡して、ステラが溜め息を吐いた。 星の船から戻って直ぐに、僕たちは結婚した・・・だからと言ってステラのどじが治る筈も無い。 でもステラが以前と変わらない事に、むしろ僕は安心した。 結婚してもステラにとって僕は相変わらず「ぼっちゃま」のままで、ステラは優しいステラのままだった。 永遠とも思えるステラの一生の、ほんの短い一瞬でも僕はステラと一緒にいられる事が嬉しかった。 エルガ・・・たとえステラが想像を絶する兵器として生まれた存在だとしても、僕はステラが変わらないでいてくれる事が嬉しかった・・・。 「どじ・・・」 「あう・・・酷い御言葉・・・」 ステラは雪の上にぺたんと座り込んでエプロンを揉みくしゃにしながらいじけてみせた。
842 :
☆娘 :02/12/07 23:35 ID:HV+NrDh6
最近ステラは雪の所為か部屋に閉じこもっている事が多かった。 しかも寒さに弱いトラのステラを部屋に入れているので、迂闊に部屋を訪ねる訳にもいかない。 夜はアンカ代わりに抱き合って寝ているようだけど・・・ステラに潰されるなよ、ステラ・・・。 冬の間で表の仕事も少ないし、ましてステラには屋敷の中の仕事をさせる事など出来はしないのは解りきっているけれど、僕はちょっと寂しかった。 もっとも今のステラは僕の奥さんなんだから使用人と一緒になって仕事する必要はないんだけれど、ステラは働きたいと言って譲らない・・・相変わらずメイド服着て飛び回っている。 そこがステラの良いところなんだけど・・・。 そんなある日の事、部屋で本を読んでいると窓のガラスをこつこつと叩く小さな音がした。 誰だろう?・・・請われるままに窓を開け顔を出すと、小さなアンリが精一杯背伸びをして中を覗き込んでいた。 「やあ、アンリよく来たね・・・どうかしたの?」 「・・・ステラ、今日もいないの?」 「いるでしょ、部屋に」 「・・・いないよ・・・いるのはトラのステラだけ・・・」 いない?・・・何処へ行ったんだ・・・それに今日もって・・・。 「もう何日も・・・いつ来てもいないんだよ!」 足下の雪に足を取られながら、アンリが不満を漏らす。 僕は小さなアンリを伴って北の森のステラの部屋を訪ねた。 大きなノッカ−は手袋をしていても冷たい・・・木立の雪がどさどさと落ちてくる。 「お〜い、ステラ〜!」 返事は無い。 ドアの下に開けられた小さな、といっても僕たちには充分過ぎる大きさのドアから中に入る。 物音一つしない部屋の中でトラのステラの瞳がきらりと光る・・・でもステラの姿はなかった。 「何処行ったんだ?」 部屋の中はステラの香りと、それに混じって幽かな干し草の匂いがした・・・。
843 :
☆娘 :02/12/07 23:39 ID:HV+NrDh6
北の森の端まで戻ると、僕はある事に気付いた。 屋敷へ向かうステラの足跡とは別に、西の丘を越えて街に向かう足跡がある事を・・・。 それも一度や二度ではない・・・何度か往復したと思われるステラの足跡が雪の上に印されている。 「街へ行ったのか?」 でも何しに・・・それじゃなくてもステラは雪道が嫌いなのに・・・。 僕は小さなアンリに家に戻るよう促し別れた後、その足跡を辿ってみた。 雪は踏み固められていて一見歩き易そうだったが、その分滑るのが難点だった。 足跡は西の丘を越えると街道に取り付き、予想通り街を目指していく。 一旦屋敷に戻って馬を連れてくれば良かった・・・僕は後悔していた。 しばらく行くと河に架かった橋の手前で、意外な事に足跡は街道にぷいと別れを告げて原野に踏み込んでいく。 ますます訳が解らない・・・街に行ったんじゃなかったのか? どうしようか・・・しばらく思案したが、ここまで来たんだ行けるところまでいてみよう。 僕は白一色の原野に足を踏み入れた・・・ステラの足跡を追って。 緩い起伏など簡単に越えていくステラの足跡、でも僕には一寸した山登り・・・何度滑り落ちた事か・・・。 はて、この先に何があったろうか?・・・線路しかないぞ?
844 :
☆娘 :02/12/07 23:41 ID:HV+NrDh6
その時ぴゅんぴゅんぴゅんと銃弾が空気を切り裂くような音が聞こえた。 何だ?・・・思わず姿勢を低くして隠れる僕・・・改めて顔を上げ音のした方角を見ると、この寒空に裸足で河の中に立つステラの姿が見えた・・・驚いた事に鉄橋を引き千切っている。 鉄橋と言っても、もちろん先の嵐で流失して河の中に放置されていた古い鉄橋の方だ。 ステラは軽く力を込めて鉄骨を引き剥がし、鉄橋を鉄材に変えていく。 その度に鉄骨をとめていたボルトやリベットが音を立てて飛び散り音を立てる。 あの空気を切り裂く音は、あれの音だったのか・・・。 僕は土手の上に置かれたステラのロ−ファ−と白い靴下の陰に隠れて様子を窺った。 良く見ると、鉄橋へと続く築堤には骨材を満載した貨物列車が停車していて、機関車が白い煙を吐いている。 ステラは捻じ曲がった鉄骨を真っ直ぐに伸ばし、それを運び易い長さに引き千切って貨車に載せていく。 「いやあ〜、お嬢ちゃんのおかげで仕事が捗るよ」 「そうですか?・・・そう言っていただけると私、嬉しい・・・」 「でも、この寒空に裸足で、冷たい河の中入って・・・辛くないかい?」 「あはっ・・・私ね、人よりちょっと丈夫に出来てるから・・・」 作業員の言葉ににっこり笑って応えるステラ。 「・・・おいおい、ちょっと丈夫って・・・たまげたね・・・ところで嬢ちゃん、何でこんな仕事を? 男だって二の足踏むような辛い仕事だぜ・・・よっぽど金に困ってるのかい?」 「私はお金いらないの・・・でも、もう直クリスマスでしょう・・・ぼっちゃまに私が貯めたお金でプレゼントがしたいの」 「幸せな野郎だな・・・それだけ頑張りゃ家だって2〜3軒建てられるぜ!」 「本当〜?」 ステラは嬉しそうに顔を輝かせた。 そうか、ステラの奴・・・僕はすっかりクリスマスのプレゼントの事なんか忘れていた。 一際大きな音を立てて、ステラが鉄橋を引き裂いた・・・。
845 :
☆娘 :02/12/07 23:45 ID:HV+NrDh6
「ぼっちゃま、何してらっしゃるんですか?」 芝生に腰を下ろして小首を傾げるステラが僕に尋ねる・・・寒さで運動不足のトラのステラを、鎖に繋いで連れていた。 散歩の途中で出会ったステラを芝生に座らせて僕はスケッチブックを取り出した。 このところ暖かい日が続いていたので雪がすっかり解け、乾いた芝が顔を出している。 「ステラ、ちょっと動かないで・・・」 僕は鉛筆でステラの姿を真っ白なスケッチブックの最初の頁に描きとめる。 久しぶりの陽光に、ステラの紫の長い髪が光を跳ねて美しい。 ステラから見れば、僕との時間はほんの一瞬かもしれないけど、僕は僕がステラと一緒に歩んだ時を永遠に焼き付けておきたかった。 大きくて、優しくて、強くて・・・そして暖かい星の娘と一緒に過ごした時を永遠に・・・。 「できたよ、ステラ!」 僕は腰を上げるとスケッチブックを持って、それをステラに手渡した。 「・・・これ・・・私ですか?」 「うん・・・そのつもりだけど・・・似て無い?」 「ううん・・・素敵・・・嬉しい・・・私、とても嬉しい!」 小さなスケッチブックを胸に抱きしめ、嬉しそうに首を振るステラ。 僕の目の前を鎖に繋がれたトラのステラが三往復した。 「ああっ、ごめん!・・・ごめんねステラ、しっかりして〜!」 突然の空中散歩に驚いて伸びてしまったトラのステラを胸に抱きしめるステラ・・・まったく、こいつと来たら・・・でもそこがステラらしいと言えばステラらしいんだけど・・・。
846 :
☆娘 :02/12/07 23:47 ID:HV+NrDh6
正直、僕はこれまで絵など描いた事は無かった。 父様の写真機をお借りしてポ−トレイトを撮ろうかとも思ったんだけれど、ステラの優しさは一枚のポ−トレイトには収まりきらないような気がする。 やっぱりステラと過ごした僕の時間は自分の手で残しておきたい。 だから無理を言って街に買い物に行くついでのセバスチャンにスケッチブックを買って来てもらったんだ。 本当は木炭か何かで描くらしいんだけど、取り敢えず鉛筆で代用する事にする。 それから天気の良い日は一日一枚ステラの絵を描くのが僕の日課になった。 下手な筈の僕の絵を見て、ステラはいつも喜んでくれる。 今では描き貯めた絵も随分な数になった・・・最初の頃よりは、少しは上達してるんじゃないかと思う・・・たぶん。 ステラの外出は、相変わらず続いているようだった・・・ステラにしてみれば小一時間で済んでしまう仕事かも知れないけれど、相手にもペ−スがあるのだろう。 僕の為にクリスマスのプレゼントを考えてくれるステラ。 せっかくだからステラがお金を貯めている事には気付かないフリをしておこうと思う。 ところで僕は何をステラにプレゼントすれば喜んでもらえるだろう? 考えが纏まらないうちに、クリスマスイヴはもう目の前に近づいていた・・・。
847 :
☆娘 :02/12/07 23:49 ID:HV+NrDh6
数日が経った・・・まだ僕はプレゼントを決めあぐねていた。 ステラがその気になれば、その力を利用していくらでもお金なんか稼げるだろう・・・。 いや、その気になれば世界を自分のモノにしてしまう事だって出来るんだから。 でも、ステラは決してそんな事しないし、望みもしないだろう。 何かお金で買えないもの・・・そんなプレゼントってあるだろうか? 僕はベッドの中で天井を見つめながら、あれこれと考えを巡らしていた。 おや?・・・気が付くと庭で子供達の声がする・・・村の子供達が遊びに来ているのかな? あの黄色い声は小さなアンリかな・・・でもまだ随分早いぞ? 僕は枕元の時計を見て時間を確かめると、ベッドを抜け出しカ−テンを開ける。 「うわっ!」 僕は思わず声をあげた・・・窓の外には巨大な白い怪人が立っている。 雪だ・・・雪が降っていた・・・その巨人は降りしきる雪と同じ色をしていた。 「あっ、ぼっちゃま・・・おはようございます〜♪」 「やっ、やあ、ステラ・・・おはよう・・・早いんだね?」 僕は窓を開けてステラに挨拶を返す・・・部屋の暖かい空気が吸い出され、換りにシンとした冷気が忍び込む。 「はい、雪が降ったんで早くからアンリ達が遊びに来たんです」 「そう・・・ところでステラ、その大きなのは何?」 「雪だるまで〜す!」 雪だるまって・・・自分より大きな雪だるま作る奴があるか・・・。 「違うよ、これはゴ−レムだよ!」 小さなアンリが口を尖らせて応える。 ゴ−レムって、うちの屋敷の庭に作るなよ・・・そもそもゴ−レムって雪じゃなくて泥だろう? 「あはっ、ゴ−レムさんって言うんだ・・・」 ステラ・・・喜んでる場合じゃないだろ・・・また園丁のモリソンに叱られるぞ・・・。 僕は朝の冷気に当てられたばかりでなく、これから起こるであろう諸々の事を考えて頭が痛くなてきた・・・。
848 :
☆娘 :02/12/07 23:52 ID:HV+NrDh6
再び朝が来る・・・昨日とは打って変わって暖かい一日だった。 森を庭を、そして屋敷を覆った雪も明日には消えてしまいそうだ・・・目障りなゴ−レムも・・・。 この分だと、雪の無いクリスマスになるんじゃないのかな?・・・僕の悩みも、この雪のように消えてしまえば良いのに。 相変わらずステラへのプレゼントは決まらない・・・明日はクリスマスイブだ。 いっそのことステラ本人に何が欲しいか聞いてみようか? でも、きっとステラのことだ、ぼっちゃまがいれば何もいらないとか言いそうだな・・・とても嬉しい言葉だけれど、今は困る。 ステラが欲しいもの・・・服や宝石、そんなものじゃない筈だ。 僕が、あれこれと頭を悩ましているところへ、西の丘の向こうからステラが大きな荷物を持ってやって来た。 軽々と担いではいるものの、ステラの右の肩の上に載っているものは、どこからどう見ても蒸気機関車だ・・・まさか?! 「ステラ!」 「あっ、ぼっちゃま〜!」 「どうしたのさ、その・・・機関車? まさか!」 「はい・・・ちょっとお手伝いをしたら色々頂きものをしてしまって・・・」 頂きものって・・・機関車を? 「ええ、もう使わない古い機関車なんだけど、スト−ブ代わりに使いませんかって・・・」 良かった・・・もしかしたらステラが列車を襲ったんじゃないかと心配してしまった。 それにしても大きなスト−ブだな・・・。 ステラは機関車を庭の端に静かに下ろす・・・モリソンの怒る顔が目に浮かぶ。 「そっちの大きな包みは何だい?」 「さあ?」
849 :
☆娘 :02/12/07 23:54 ID:HV+NrDh6
包みを開けてみると、中には大きなサンタクロ−スの衣装が入っていた。 「あはっ、可愛い・・・誰が着るんでしょう?」 誰がって・・・こんな大きな服着られるのは、僕が知っている限り一人しかいない。 随分と洒落がキツイ鉄道会社だな・・・ご丁寧に帽子と手袋と靴まで入っている。 僕はステラを促して、ステラにその衣装を着せてみた。 「ちょっと待ってて下さいね!」 ステラはサンタの衣装を抱えて北の森の自分の部屋へ帰っていった。 「あの・・・ちょっとスカ−ト短くないですか?」 しばらくして再び姿を現したステラは何処か落ち着かない風で、スカ−トの端を摘んでもじもじしている。 言われてみれば確かに・・・でも村の子供達がこんな大きなサンタを見たら、きっと喜ぶぞ。 明日、村の子供達を招いて屋敷で行うクリスマスパ−ティには、ぜひこの格好で子供達を迎えさせてやろう。 最後に小さな・・・といっても僕には随分大きく見えるけど・・・包みが一つ残った。 「そっちのは何だい?」 「これですか・・・これはまだ開けられないんです・・・ごめんなさい・・・」 ステラは、その包みを胸に抱くと、ことさら頬を赤らめ、小さくそう囁いた・・・。
850 :
☆娘 :02/12/07 23:55 ID:HV+NrDh6
「ねえ、ママ! 地球で精神感応兵器の反応があるよ!」 「まさか・・・エルガはもうフラムとステラしかいないのよ? あの子ったら、あの星潰しちゃう気かしら?」 「でも、ステラの精神感応兵器は封印されたままだよ・・・」 「フラム、君だって覚えがあるでしょ? 封印といっても一種の精神障壁みたいなものだから・・・使いたいと強く念じれば簡単に外れちゃうんだよ」 「でもでも、そんな強敵があの星にいる? それともあの星が嫌いになっちゃったのかな?」 「解らない・・・あの星の人間が、あの子を怒らせるようなことでもしたのかしら?」 「ステラ、本気で怒らせたら・・・この星系だけじゃ済まないよ・・・」 「読んでみる?」 「あの子、読めないのよねぇ〜」 「どっちにしろ本気で使われたら、もう何処に逃げても手遅れ・・・あの子の感受性は並みのエルガの比じゃないから、どんな波動も逃さない・・・全ての結合が解かれて原子に還されちゃう」 「どうせ逃げられないなら・・・ママ、地球へ行ってみようよ。 ボク、もう一度ステラに会いたい・・・」 「そうね・・・いいよ」
851 :
☆娘 :02/12/07 23:56 ID:HV+NrDh6
馬丁のエルマ−が庭に置かれた蒸気機関車に石炭をくべる。 集まった村の悪童達が、それに取り付いてオモチャにしていた・・・随分大きなオモチャだ。 とうとう僕からステラへのプレゼントは決まらないまま、クリスマスがやってきた・・・。 雪の無いクリスマス・・・機関車のスト−ブを使う必要も無いほど暖かな一日。 ステラが森から運んだ大きなモミの木のクリスマスツリ−にも雪は無い。 村の子供達には父様が御菓子やらマフラ−やらプレゼントを用意してくれていた。 子供達は去年までは敷居の高い、自分達と無縁の世界だったうちの屋敷でクリスマスを楽しんでいる。 当然ステラはサンタクロ−スの格好だ・・・本人は恥ずかしがっているけど・・・。 子供達はステラへのプレゼントとして、村の女達が総でで編んだ大きなマフラ−を運んできた。 僕にもと小さな包みが手渡された・・・ステラのマフラ−とお揃いらしいが、大きさが違い過ぎてお揃いに見えない。 「ぼっちゃまとお揃い・・・嬉しい・・・私、とっても嬉しい!」 ステラは早速に村の子供達の前でマフラ−をしてみせた。 屋敷の玄関口に荷馬車が運んできた大きな荷物が、更にステラを喜ばせることとなる。 陸軍のハンタ−将軍からは大きなフェルト地の長靴が、海軍のリンゼイ提督からは、これまた大きなダッフルコ−トが届いたのだった。 父様からはステラの要望で屋敷の使用人に合わせた紺色のメイド服が、そして屋敷の使用人達からはエルマ−がこしらえた底に滑り止めのある大きなロ−ファ−が用意されているらしい。 「嬉しい・・・私、みんなにこんなに思ってもらえて・・・とても嬉しい!」 僕の肩身がますます狭くなった。
852 :
☆娘 :02/12/08 00:00 ID:4udVt2Y9
「ねえ、ステラ・・・ゴ−レムが死んじゃうよ〜!」 賑やかなパ−ティ−の輪の中で、小さなアンリがステラに縋って泣いている。 昨日からの時ならぬ春のような陽気に、庭の雪はきれいさっぱり解けて無くなり、哀れなゴ−レム一人を残して消え去っていた。 死んでしまうとは如何にも子供の発想らしいが、ここは北極ではない・・・何時かは消える運命だ。 当の巨大な雪だるまは、体中から冷たい雫を滴らせて・・・それでもまだ充分に目障りな大きさを誇っていた。 如何に馬鹿力が取り柄のステラでも、融ける去る雪だるまを救うことなんて・・・。 「大丈夫、私に任せて!」 えっ?・・・僕は耳を疑った。 「出来るかな?・・・でも、きっと大丈夫・・・クリスマスには奇跡が起きるってぼっちゃま言ってたもの・・・」 子供とステラには迂闊なことを言うものじゃない・・・僕は思った。 ステラは大きく一つ深呼吸をすると、静かに目を閉じ・・・そして透き通る声で異星の歌を唄い始めた。 駄目だよステラ、子供相手に安易な約束をしては・・・僕はその原因が自分の言葉にあることを知りながらステラの行為を心の中で責めた。 「やめて、ステラ・・・僕が・・・」 そう言いかけて、僕は言葉を止めた・・・何だろう、この肌がざわつく感じは? 「あっ、雪・・・」
853 :
☆娘 :02/12/08 00:01 ID:4udVt2Y9
空を見上げるマ−ガレットの掌に小さな雪の結晶が静かに舞い下りた。 雲一つ無い青空から雪が降って来る・・・後から後から・・・。 雪は屋敷の周りにだけ降っていた。 降りしきる雪の向こうに空から大きな光が降りてくるのが見える・・・その下でサンタの格好のステラが踊る。 そしてステラの歌が終わる頃には屋敷はすっかり深い雪に包まれていた。 前にも増して雄々しく育ったゴ−レムが屋敷の庭に聳え立つ・・・子供達は奇跡を目撃した。 ふうと一つ息を付くと、ステラは優しくアンリに微笑んでみせる。 「ねっ、ゴ−レムさんもう大丈夫!」 ステラはそう言うと、僕に軽くウインクをしてみせた。 「出来るかな?・・・でも、きっと大丈夫・・・今度は私から世界の人達にプレゼント、私の元気をちょっとづつ・・・みんなが優しい心を忘れませんように!」 そして再び目を閉じると、そっと手を合わせ、さっきとは違う歌を唄い始めた。 その日、その時世界中の人々が一斉に手を休めて空を見上げた。 街角で靴を磨く少年が、砂漠を旅する隊商が、島一つ見えない海を行く船乗りが、そして戦場で銃を構えた兵士でさえもが空を見上げ、懐かしい暖かい灯火が心に灯るのを覚えた・・・そしてそれは僕の心にも・・・。 「・・・ねえ、アンリ・・・ゴ−レムさんを御友達のところに還してあげよう? ゴ−レムさん、一人きりじゃ可哀想だもの・・・大丈夫、雪が降る度にゴ−レムさんはアンリの事思い出す」 「ステラ・・・ステラも一人で寂しいの?」 「ううん、私にはぼっちゃまがいる、アンリ達がいる、大勢の大切な人達がいる・・・私は寂しくなんかない」 「・・・うん、ステラ・・・僕、ゴ−レムにさよなら言うよ・・・僕も寂しくない・・・みんながいるから!」 「うん、じゃあゴ−レムさん、帰るよ・・・」 ステラが目を閉じる・・・次の瞬間、屋敷を覆った雪が、巨大な雪だるまが潮が引くように消えて行った・・・小さなアンリの心に大きな思い出を残して・・・。
854 :
☆娘 :02/12/08 00:03 ID:4udVt2Y9
夕暮れ時、子供達がわいわい言いながら帰ってしまうと、屋敷は死んだように静かになった。 今度は、それぞれの家で、それぞれの家族とのクリスマスが待っているのだろう・・・。 屋敷でも使用人達を集めてささやかなクリスマスが始まっている。 僕はサンタ姿のステラの掌の上で、昼間の疲れから星を見ながら横になっていた。 「ぼっちゃま、寒くはないですか?」 「うん・・・」 ステラの体温が僕を包んでいた・・・寒くはない。 「ごめんね、ステラ・・・ステラは僕の奥さんなのに、屋敷のパ−ティ−に出られない・・・」 「あはっ・・・無理ですよ、この体ですから・・・」 「ごめんね、ステラ・・・」 「うううん・・・私は、ぼっちゃまがいてくれるだけで幸せですから」 「もう一つ謝らなけりゃいけないんだ・・・」 「何でしょう?」 「クリスマスのプレゼント・・・用意してないんだ・・・」 「な〜んだ、そんな事ですか・・・」 「色々考えたんだ・・・何が喜んでもらえるかなって・・・でも・・・」 「うううん・・・そう考えてくれただけで、私は幸せなんです!」 そう言って首を振ると、ステラは後ろ手に小さな包みを取り出した。
855 :
☆娘 :02/12/08 00:04 ID:4udVt2Y9
「遅くなっちゃったけど、これ・・・私からぼっちゃまへのプレゼントです!」 それは先日の、あの小さな包みだった。 「ありがとう・・・何だろう? 開けてみてもいい?」 「はい!」 随分と重い包みだ・・・がさごそと開いてみると、中からはイ−ゼル、キャンバス。絵の具、パレット・・・油絵の道具が出てきた。 「ぼっちゃま、この間から随分と熱心に絵を描いてらしたから・・・きっと絵がお好きなんだろうと思って・・・」 「うううん、違うよステラ・・・僕は絵が好きなんじゃなくて、ステラ・・・君を描くのが好きなんだ」 「・・・嬉しい・・・私、とっても嬉しい!」 「ごめん、本当にごめん・・・僕からのプレゼントは・・・ごめん・・・」 「・・・ぼっちゃま・・・私からプレゼントおねだりしても良いですか?」 「何だろう? なんでも言っておくれ!」 「私を・・・私を描いて下さい・・・私とぼっちゃまが同じ時間を過ごした証に・・・」 ステラの澄んだ瞳が僕を見つめていた。 「描くよ・・・描かせてもらう、約束する・・・僕とステラが過ごした時を・・・絶対だ!」 「嬉しい! 私の宝物・・・ぼっちゃま、大好きです!」 いつしか暗い夜の底から白い雪が舞い始めていた。 「ぼっちゃま・・・雪ですよ〜♪」 「そうだね、ステラ・・・雪だ。 メリ−クリスマス、ステラ!」 「メリ〜クリスマス・・・私のぼっちゃま・・・」 僕たちは降り始めた雪の中でくちづけをした・・・。
856 :
☆娘 :02/12/08 00:04 ID:4udVt2Y9
「呆れた子ね・・・初めて開放した精神感応兵器を消滅じゃなくて創生に使うなんて」 「精神感応兵器にあんな使い方があるなんて、ボク考えたこと無かった」 「そりゃ、造った私だって考えもしなかったから・・・まったく見てて飽きない子だは・・・」 「でもステラらしい・・・ボク、ママの娘で良かった・・・ステラの姉妹で良かった」 「馬鹿、恥ずかしい事言わないの!」 「ねえ、ママ・・・ボク達もクリスマスしようよ!」 「クリスマス?」 「うん、クリスマス・・・お〜い、マフィンちょっとおいで!」 『何ですか、フラム?』 「さあ、クリスマスだぞ、食べろ!」 『・・・え〜と、これは何かな?』 「見れば解るだろう、マフィンだよ!」 『マフィン・・・私の知ってるマフィンとは似ても似つかない物体だけど・・・』 「なに言ってるんだよ、お前の好物だって言うからボクが一生懸命作ってやったんだぞ、さあ食べろ!」 『そうですか・・・あんまり気が進まないけど・・・せっかくだから頂きます・・・』 「僕は今日お腹の具合が悪いから遠慮しとくよ、フラム・・・」 「どうだ? 美味しいか?」 『これ・・・拷問ですか? 歯が折れましたけど・・・』 「何だ鍛え方が足りないぞ!」 『鍛えて食べられる代物じゃありません・・・ああ、ステラの焼いたマフィンが食べたい・・・』 「何だと〜! ボクの焼いたマフィンは食べられないって言うのか!」 『食べられません!』 「面白い、ちょっと来い!」 『良いですとも、これ食べるくらいなら死んだ方がマシです!』 「捻り潰してやる!」 『相手になりますよ!』 フラムは自分の身の丈の倍もあるマフィンの巨体を、尻尾を掴んでずるずると引き摺って消えて行く。 「仲良いのよね・・・?」 アルテは小首を傾げて考える・・・後でメイド服とマフィンを合成してやろう・・・二人の為に・・・。 「メリ−クリスマス・・・」
857 :
☆娘 :02/12/08 00:06 ID:4udVt2Y9
世界中の人々がみんな幸せでありますように・・・。 世界中の人々が何時も笑顔でいられますように・・・。 そして私のぼっちゃまが幸せでありますように・・・。 世界中の人に心を込めて・・・メリ〜クリスマス〜♪ *)作者注・・・現在のサンタクロ−スの扮装、後年の某清涼飲料水メ−カ−のCMから生まれたことは承知しておりますが、敢えてそのままでイメ−ジさせていただいております、悪しからず。
858 :
☆娘 :02/12/08 00:11 ID:4udVt2Y9
さっき書き上げたばかりの短編UPいたしました。 碌に読み返してないから・・・なところあったらごめんなさい。 しかし、私一人で残りバイト数消費してるなあ・・・本当、ごめんなさい(泣 てな訳で、みなさんメり〜クリスマス〜♪(気の早い奴)
859 :
Pz :02/12/08 00:16 ID:slinlmw+
いつの間に!いつ寝てるんですかー?☆娘さん。 いやー。久しぶりのステラ。いいですね。 鬼畜物書いてる自分が・・・いや、わが道を行く。
今確認したらうちのエルのストーリーは 57.4KB (でもまだ7話までしかできてない) テキストでアップしたら完璧に容量オーバーしてたなぁ..... リンクにして正解だったかな? ところでうちのエルってその手の人には「萌へ」キャラですか? 他所で『エルたん萌へ...ハアハア..』って言われたんですけど どう反応していいかわかりましぇ〜〜〜〜ん!!! (T_T)
861 :
「豆寸 :02/12/08 01:20 ID:tKDr2m+D
>>838 御答えありがとう。
833は俺に期待していることにされてしまって可哀想だと思った。彼は純粋よ。
それと、貴方のために言いたいことがあるんだが、良いだろうか?
862 :
「豆寸 :02/12/08 01:34 ID:tKDr2m+D
>>860 フレイに魚を捕ってやる所なんかには萌えた。優しい娘が好き。
メリークリスマス。気が早いですねぇ☆娘さん(w 歌う場面よいでつ。うるうるさせて頂きました。
864 :
☆娘 :02/12/08 09:44 ID:mgg8DXNK
>Pz様 うちのはお湯かけて三分で出来るんですよ(w >juuroku様 気分はもう来年の水着ショ−です(w 歌うと物が壊れる・・・音痴じゃない、音痴じゃないんだ〜♪(ピシッ
ヤマトの諸君
>865 どういう意味
デスラー総統を知らんのか・・・
ガキと飼い猫の自慢話はつまらんよ 35過ぎて高齢出産した女が、劣化したDNAで ダウ×症児でも産んだようなはしゃぎ方だね 脳内奇×児のバカ親・・・
誤爆か? それとも ま た 電 波 か
870 :
名無しさん@ピンキー :02/12/09 15:20 ID:3gX0TRu0
委員会更新されてる。 Pz氏の巫女がUPされてるよ あと、callonさんのも(笑)
そういえば、昔北極海にステラー海牛と言う名前の哺乳動物がおりました。 体長は9メートル近く、重さも4トンを越えた大型哺乳類だったのですが、 動きが鈍く、北極海の鯨取り達に格好の食料として狙われ狩られてしまったため、 発見後27年後にして絶滅してしまったそうです。 一説によると、ステラー海牛は傷ついた仲間を心配して集まる習性があり、 それを利用されて次々と狩られていったとか。 大きくて心の優しい生き物には、人間の世界は住みよいところじゃないのかも・・・
875 :
名無しさん@ピンキー :02/12/10 02:24 ID:YXLKebY1
もんもんさんの新作がない・・・
>>874 何気に哀しいお話だね
ステラたんが知ってたら助けてくれたかな?
877 :
☆娘 :02/12/10 21:32 ID:0lVbaCOy
>Pz様 凄いですね、一挙に2作品・・・普及委員会! 狐巫女のすずさん・・・パズルのピ−スが一つまた一つと集まり、朧に輪郭が。 単純に光と影、正義と悪という構図ではないような・・・うちのは単純だけど(泣 前編でこれだもの、後編はさぞ・・・。 互いに街を血に染めて崩れ落ち・・・期待させるなあ・・・後編まだ〜?(茶碗を叩く ほのぼのというより怪奇幻想の世界・・・「怪談」小泉八雲を彷彿させる。(八雲好きなんです) 「ある滝の話」(だったかな?題名うろ覚え)のような容赦無い感じが素敵です。 あと撮影所に、うちの天然が紛れ込んでるみたいですが・・・あっ、早速転んだ(w
878 :
Pz :02/12/10 23:59 ID:hcR9QO1C
>☆娘さま ありがとうございます。読みにくかったでしょうに。 狐巫女の後編、年内には・・・。 ステラさんは後編で豪快に転んでました。死傷者ゼロの模様。
>Pzさま ぼのスレ掲載分の後の展開はかなり意外でした。 でも、ヤッパリPzさんはこうでなくっちゃ(スミマセン、汗 どちらの後編も、とてもタノシミですわ〜 次の更新は来月でしょかね。 来月ってもう来年じゃない!
>>878 ステラタンになら踏み潰されてもかまわない、後でわんわん泣いてくれそう。
881 :
名無しさん@ピンキー :02/12/11 16:03 ID:hwqIBSAT
882 :
Pz :02/12/12 06:51 ID:fGSnfmy0
>jyuuroku様 ありがとうございます。 「闇の〜」方は破壊描写は控えめにしてゆきます。が、私のことですから 当社比50パーセントカット、といったところでしょうか。 「婚約者の〜」方は後編かなり過激です。 >880 よその娘ですから、あまり勝手なことをさせられません。 友紀子あたりに車ごと踏み潰されるのはいかがですか?
「婚約者」後編楽しみ
884 :
名無しさん@ピンキー :02/12/12 20:59 ID:uZoIJKuA
こんにちわ、てかこんばんわ。10ぺーじと言います。 400くらいからこのスレを覗いてました。 ほのぼの系巨大娘最高です! ☆娘さんのステラさんや、Pzさんのすずさんに萌えました(w あまりにも印象に残ったので、俺もほのぼの系巨大娘の小説書きてぇ!とか思っちゃいました。 出来たら、ここに載せてもよろしいでしょうか? ここのスレにカキコしている人達にぜひ答えて欲しいです。
886 :
ゆんぞ :02/12/13 00:47 ID:SInF2moR
> 出来たら、ここに載せてもよろしいでしょうか? エエと思いますで。 がんがれ〜
おお!新人さん登場だぁ 楽しみにしてます〜
888 :
☆娘 :02/12/13 01:15 ID:DQkhCQbP
>10ペ−ジ様 いらっしゃいませ〜♪ 大歓迎なのですが、私が一人で領域食っちゃって(汗汗 どなたか新スレ立ててくれることを祈りつつ。 ごめんなさい、本当にごめんなさい! 作品UP期待しておりますです。
./ ヽ / ヽ
/ ヽ___/ ヽ キボンヌ〜キボンヌ〜
/ l___l \
| ● | | ● | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
へ | へ ヽ ./ | <
>>885 まぁ〜だぁ〜〜〜?
\\ \ \\ ヽ/ / \____________
チン \\ .> \\ ヽ
チン \\/ \\ _ |
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / ̄ ヽ / _
\回回回回回/ ̄ ̄ヽ / ̄ ̄ /|
\___/ ヽ____/ / |
/ |
/ |
891 :
Pz :02/12/13 07:17 ID:LqHoKlTl
>10ページ様 あせらずにゆっくりと。 もう10ページかいた、という意味のHNでしょうか。 私は他の作品の評価が下手ですが、ぜひとも新作拝見させてください。 感想を書かせてください。
>>10 ぺーじ
歓迎するよ、ウエルカム。
作品が長編でこっちに収まりきらないようだったら2号店の方へおながいします。
512KBがこのスレの終点ですぜ、ヨロシク!
どうも!すごい反響でとても嬉しいです。
ただ、皆さんの期待にこたえられるほど、上手く書けるかどうか分からないのでちょっと心配です。
えと、なんてか、☆娘さんの作品とPzさんの作品が混ざったような、一歩間違えるとパク路線みたいなものなんです…。
巫女モノですし、現代日本ですし、主人公(?)は普通の少年で…
あと、狐でないですし、最初は巨大でもないです…
>Pzさん
心遣いありがとうございます。
えと、HNはただのHNなんで…10ページ分はまだ…;
>☆娘さん
こんばんわ。領域はまだまだ大丈夫ですよ。
てか、まだそんなに書ききれてないんで…すみません…
>>893 さん
最初はコチラを使わせてもらいます。
ここが512KBに達したら、二号店に行きますんで…
心遣い、ありがとうございます。
>>890 さん
新スレ立てお疲れ様です。
それでは、ちょこっとだけ、UPします。 Pzさんや☆娘さんに比べると「お前大丈夫か!?厨房以下なんでねぇか!?」みたいな内容ですけど…
水穂の巫女 1 気がつけば、僕の生活にとって、その神社の巫女さんはかけがえのない存在だった。 優しく、美しく清らかで、そして、いつも笑顔を絶やさないでいた……。 埼玉県水穂町、僕の住んでいる町だ。 東京との県境にあって、S鉄道によって区内へ電車一本で行ける町だ。 ただ、周辺の大きなベッドタウンに比べると、田園風景が周辺にはかなり残っていて、通っていた小学校にも農家の子がたくさんいた。 そして、僕。 どこにでもあるような普通の家の、どこにでもいるような普通の小学五年生。 誰でも通う普通の学校の、誰でも取るような普通の成績の、まるで普通の小学生だった。 特技と言うものも、少し、人より足が速いくらいだった。 ただ、僕には人とは違う自慢があった。 僕の家の裏に、大きな山がポツンとあるんだ。 ただ、それだけ。でも、僕の山みたいで、それが自慢だった。 その裏の山に、「水穂神社」と言う大きな神社がある。 町の真ん中にある神社よりも、大きな社を構えている。 ここ町に昔からいる神様をまつっているらしい。 神様、という人を、僕は今までに見たことがない。 先生に聞けば、「神様は、本当はいないのよ。」と言う。 近所の農家のおばあちゃんに聞けば、「お山の神社に氏神様がいるんだよ。」と言う。 どっちが正しいのか、分からない。 だから、今まで隣にありながら入ったこともない、神社へ入ってみることにした。
ある春のぽかぽかとした土曜日、僕は家に帰って、ランドセルを玄関にほっぽると、昼ごはんも食べずに裏山へ走った。 家の門を出れば、山への道がすぐあって、山を登る石段のまん前には大きな鳥居が立っている。 僕は石段を半分まで上がると、もと来た道を見下ろした。 水穂町の畑のど真ん中を走る電車と、それを縦に跨ぐ送電線、そして、駅前の町の中心が見えた。 その奥には、関東山地と狭山丘陵が控えている。 その、低い山並みを見て、僕はトトロを思い出した。 八国山に、トトロの森があると聞いて、友達と自転車で八国山まで行ったけど、トトロは全然見つからなかった。 それをお母さんに言うと、「トトロは本当はいないのよ。」と、先生みたいなことを言った。 僕が、初めて夢を壊された時のこと。がっかりして、その夜はもうご飯も食べずに寝てしまった記憶がある。 「はぁっ、はぁっ。ふぅ…」 僕は、肩で息をして、やっと頂上にたどり着いた。 閉じられたつるべ井戸、対の灯ろう、そして、神社の大きな社があった。 とは言っても、僕の家より少し大きいくらいだった。 石畳でぺたぺたと音を鳴らしながら、僕は社へ近づいた。 お賽銭箱が、扉のまん前でその大きな口を構えていて、やっぱり神社なんだ、と言う実感がわいた。 僕は社の扉に手をかける。 ギギィと、ちょうつがいの音だけが響いた。 少し開けて中に入ると大きな部屋が目に入ってきた。 板張りの床は、少し冷たかった。 靴を脱いで中に入ると、神棚があるのが分かった。 近所のおばあちゃんちにあるような神棚より、もっと大きい。 神棚の前にある真新しいロウソクには、火が点っている。 誰か、住んでいるのかな…。ふと、そう思う。 おっかない神主さんでもいるのかな…。
目を凝らすと、扉のある箱のようなものが一番奥にあった。 僕の好奇心は、すぐにその箱へ移った。 「何だろう、これ…。」 社の中にまたもう一つの社があるような、そんな感じの大きな箱。 僕はその箱の扉をおそるおそる開いてみた。 入り口の扉より軽い音がして、扉が開いた。 「…わぁっ…」 中には、小さな石像が入っていた。 近くを流れる柳川の橋の隣にあるお地蔵さんと、同じ石の色だった。 でも、胴長短足なお地蔵さんとは違って頭が小さく、身体も縦に長かった。 それに何よりも、その像の頭は女の人のだった。 後に長い髪があって、本で見たような、大航海時代の船の女神像みたいだった。 「…これが…神様?」 僕はその石像を手に取ろうとした。 その時、後ろでミシッと、木の床を踏む音がした。 びっくりして振り向くと、扉の、ガラスで雨から守られている和紙の障子越しに、大きな影があった。 影は、その白い障子の上まで届いていた。 そして、僕が開かなかった、中から見て左側の扉の端を、長い指がつかんでいた。
(うわっ…まずい!!) 僕は足音を忍ばせて、それでも急いで、神棚の下に隠れた。 光の届かない奥まで入り込み、がたがたと震えた。 震え出すと同時に、扉がきしんだ。 そして、大きな影は部屋の中へ一歩を踏む。 ミシッ、ミシッ。 規則正しい音で、ゆっくりと、その足がどんどん神棚に近づいてくる。 足袋を履いているのが、神棚の脚先に分かる。 (見つかりませんように…見つかりませんように…。) とにかく僕は祈った。 僕は、その影の上には鬼の顔があるんじゃないか、と思った。 とにかく怖かった。
パタン。 足袋が歩みを止めると、上の箱の扉を閉まる音が聞こえた。 僕が少し顔を出しても、そこは死角になっていて、足袋の足しか分からない。 と、足袋が僕のほうに向いた。 慌てて僕は頭を神棚の下に戻した。 足袋は、僕の真ん前で止まった。 まるで、僕がここにいるのが分かっていたかのように。 真っ赤なカーテンが足袋の上にあった。 そして、そのカーテンが足袋にかぶさった。 多分、しゃがんだのに違いない。 「そんなところに入ってはいけません。」 声がした。 男の人の声じゃなくて、女の人、しかも若い女の人の。 透き通るような、優しい声だった。 僕は、おそるおそる顔をその下から出した。 優しそうな、そして綺麗な女の人の顔があった。 純白の着物のような服、そして、真っ赤な袴。 腰まで届きそうな髪が、入ってきた風で揺れていた。 その女の人は、僕の目と目が合うと、ニコッと微笑んだ。 「こんにちは。」 「…こ…こんちわっ…。」 僕と、その巫女さんとの出会いだった。
…最初はこんな感じです。 埼玉県だめぽ町…という架空の町です(w …パクリだとか言われそう… 中もとい小みたいな文章ですみません。
902 :
Pz :02/12/13 23:59 ID:UzOg1UkX
なかなか興味を引く滑り出しですね。 舞台設定の描写もいいですね。 10ページさんの山の中の神社のイメージが良く伝わります。 巫女さんの描写、もう少し色っぽく・・・、は、自分の作品でやろう。
903 :
☆娘 :02/12/14 00:47 ID:mdsGoZiG
清々しくて懐かしさを感じさせてくれますね・・・好きですよ、こういうの。 まだ導入部分だからスト−リ−は解らないけど、期待は勝手に膨らんでいます(w 尻尾ぱたぱた・・・続きが待ち遠しのじゃ〜♪
丁寧な描写、効果的な繰り返し、おぬしなかなかやるな(w 新スレ、に分載された場合、こっちがdat落ちすると、前半が読めなくなる可能性があります。 長く続きそうなストーリーであれば、新スレに貼り直しては如何?
905 :
ゆんぞ :02/12/14 02:58 ID:HiLryBTF
描写が緻密っすね。 これからどうなるのか期待大です。 がんがれ〜(こればっかや(w
>>10 ぺーじタン
マジでいいでつ。(;´Д`)ハァハァ
どうも。皆さん励ましありがとうございます! これから気張ってどんどん書こうと思います。 舞台的に、「ほのぼの」より「ほのぼのし過ぎ」がちょっと心配です(w
908 :
名無しさん@ピンキー :02/12/14 23:48 ID:UZrm/gH/
909 :
Tkahashi Meijin :02/12/15 04:06 ID:AL46dQGR
910 :
名無しさん@ピンキー :02/12/15 10:31 ID:EHmPC55v
そろそろ次スレ立てますか
それでは、2と、3ををUPします。ただいま急ピッチで書いてます。
2 「こんにちは。」 「…こ…こんちわっ…。」 この女の人は綺麗だった。 こんな、電車だけが便利な田舎町で、若い女の人は数えるくらいしかいなかった。 僕は、この女の人に見入っていた。 ハッと気付き、僕はまた頭の中で、この人の想像図NO.2を展開し始めた。 (こ、この人だって本当は怖いかもしれない!優しい顔してても本当は怖くて、いきなり僕捕まえてお尻ペンペンとか…にっ…逃げよう!) 僕はこの神社から逃げようと、身体を上げた。 でも… ガンッ!! 「あいたっ!!」 僕は神棚の角に強か頭をぶつけて、床板に顔から倒れてしまった。 目から、じわっと熱いものが出て来た。 角と言う最悪な場所に当たったその痛みが、一気に爆発に変わった。 「うぇーんうぇーんうぇーん!」 僕は、頭を押さえて泣き出してしまった。 それも、女の人の前で。 「男の子は泣いちゃいけないよ。」と、何度もみんなから言われた。 自分では泣かないように心がけているけれど…。 でも、あんまりにも痛くて、耐えられなかった。
その時、僕の体に温かいものが触れた。 女の人の手だった。 女の人は、僕を抱き上げるように神棚の下から引き出して、立ち上がった。 でも、なんて大きな女の人だろう。 僕の足は、床の遥か上で揺れていた。 135センチはある僕は、軽々と抱き上げられていた。 僕は、神棚の前の座布団の上に降ろされた。 座布団は、女の人が穿いている袴と同じ色をしていた。 さっき、座布団なんてあったのかな…と、ふと思う。 女の人は僕の前で正座になると、片方の手を僕の額に当てて、もう一つの手を僕の頭の、角に当たった方ににまわした。 そして、何かをつぶやく。 僕は泣くのも忘れて、成り行きを見守っていた。 温かい。お父さんの手のように温かくて、お母さんの手よりも柔らかい。 すると、頭から痛みがすぅっと消えていくのが分かった。 女の人は僕から手を離して、また微笑んで言った。 「もう、大丈夫です。」 僕は、おそるおそる頭に手を当ててみる。 さっきのたんこぶがない。 …どうやって、たんこぶを直したんだろう…。 「あ…ありがとう。」 僕がそういうと、女の人は満面の笑顔を作った。
「あの…お姉ちゃん、誰?」 言った後で、僕は少しまずい、と思った。 会うのも初めてなのに、手当てもしてもらったのに、こんなこときくのはちょっと失礼かもしれない。 「私は、この神社の巫女です。」 女の人は、素直に答えてくれた。 でも… 「…ぎっ、ギコ!?」 その時の僕は、「ミコ」なんて言葉を知らなかった。 何かの、猫のマスコットの名前と聞き違えてしまった。 でも、女の人は、クスッ、と笑ってまた言い直した。 「いいえ、ミコ、です。」 「…ミコ?」 「はい。」 「…カミサマ?」 「いいえ、巫女は神に仕える者のことです。」
僕は、その言葉に反応した。 「神様に仕える人!?じゃあ、神様って、本当にいるの!?」 女の人は、笑った頷いた。 「はい。もちろん。」 「本当!?やったぁーっ!」 僕ははしゃいで、社の外へすっ飛んでいった。 石段の上でくるくると回ったり、側転して走り回った。 でも、何が嬉しいのか、答えてって言われると、答えられないかも… ただ、とにかく嬉しかった。 「神様はホントにいるんだ!やったーっ!やーい、先生の嘘っこきーっ!」 ガンッ!! 「いたっ!!」 その時、いきなり社から大きな音がした。 見ると、巫女さんが、扉でおでこに手を当てながら、ぐらっとよろけていた。 こうして見ると、ずいぶん背の高い女の人らしい。 「どうしたの?」 僕は社の下に駆け寄って、巫女さんにきいた。 目に少し涙をためていた。 「…梁に、頭をぶつけてしまいました…」
扉の上の柱は、巫女さんの頭の丁度おでこくらいの場所だったんだ。 「心配かけてすみません。…ドジですね、私。」 「さっき、お姉ちゃんがやったので、治せないの?」 僕がそういうと、巫女さんはきょとんとして、そして困ったように微笑んだ。 「ああ、あれは、私自身には出来ないのですよ。未熟者なので。」 そう言って僕の前でしゃがむと、僕の頭を撫でた。 いつも頭を撫でられるのを、「子供みたいだからやめて!」と嫌っていた僕だったけど、何でかそれが、すごく気持ちが良かった。 「ゆたかーっ、ゆたかーっ。」 石段から、お母さんの声が聞こえてきた。 お母さんは、僕と巫女さんを見ると、深くお辞儀をした。 「すみません、うちの豊がご迷惑かけました。」 「いいえ、ご迷惑ですなんて、とんでもございません。」 「豊、巫女さんにさようなら言いなさい。」 「じゃあ、お姉ちゃん、またね。」 僕とおかあさんは、踵を神社のほうに向けた。 僕が振り返って手を振ると、巫女さんも手を振ってくれた。
「ご飯も食べずにどこ行ってたの!まったく。」 「…ごめんなさい。」 「でも…神社で止まっててよかったわ。あなたなら、そのまんま所沢まで歩いていきそうだもの。」 僕は、遠くまで行くのが好きだ。 いつも、日曜日は自転車で町を出たりしているんだ。 でも遠くまで行き過ぎて、気がついたら飯能のお巡りさんのお世話になっていたこともあった。 「ねぇ、お母さん。」 「何?」 「お母さんは、さっきの巫女さん、知ってるの?」 僕が聞くと、お母さんは当然という顔をした。 「もちろん。お隣さんだもの。」 「僕、今日初めて会った。」 「そうね。豊は遠くは行くのに近くは見向きもしないから。」 なんだかお母さんは投げるように言う。 「名前は何ていうの?」 「名前…?そうねぇ…きいた事なかったわ…。」 僕は、また神社のほうを振り返った。 石段と、山の木と、青空が僕を見下ろしていた。 でも、僕は何かが足りないと思った。 太陽は、まだまだ沈まない。
3 「ぅおーぃ、ボウズ。」 「何?」 「お前もあの巫女さん、会ったんだってなぁ。」 その夜、お父さんがビールの匂いをまとって、テレビを見る僕の隣に座った。 そして、肩に手を回して、匂いつきの言葉を言う。 お父さんは、どこかの大学の考古学者…らしい。 お母さんもそう言うから、多分そうなんだろう。 「うん、今日、会ったばかりなんだ。」 「そーぅかぁ〜。でげっくてぇベッピンだったろぉー!?」 「う、うん…」 「んかぁ〜!おめぇにも俺の、"リアルGTS"好きが移ったんだべなぁ〜!いがったいがった!」 お父さんは、酔うとこの町の昔の方言が出てくる。 今はすっかり標準語圏なのに…。 お父さんは、自分のペースで飲んでは大声を上げる。 「お父さん、変なことをその子に教えないで下さいな。」 「ばーか、手遅れだんべーっ。」 「…!?」 「にゃぁ、あの巫女たん、見上げるぐれぇでっげかったべや!?んだんべ?」 「う、うん…すっごい、身長高かった。」 「くわーっ!んがぁ"リアルGTS"は萌えなだーっ。まぁ"ナづラルGTS"の萌えは10m越えからがいーんけんどなぁ、ウン。」 お父さんは、相変わらず嬉しそうにビールをがぶ飲みしていた。 りあるじーてぃーえすとか、なちゅらるじーてぃーえす、って何のことなんだろう。 お母さんはあきらめてもうこっちには割り込まなかった。
「いんやーリアルGTSの巫女たんはまづぅハァハァだーっ。」 「ねぇ、お父さん。」 「ん?あんだ?」 「この町に、神様の伝説ってある?」 お父さんの目つきが変わる。 銀縁のメガネの奥が、学者の目に変わる。 「あるぞ。ちょうど、ウチの裏の神社でまつってる神様だ。」 「ちょっと、教えてくれない?」 「…よしゃ。じゃ、つぉっくら待づべ。」 お父さんはしっかりとした足取りで居間を出て行き、そして、大きな本を抱えて戻ってきた。 「ん〜…と、ここだ。」 「?」 「読めねぇか?しゃーねーな。」 「てん、みず…分かんない。」 「あまのみなほのかみ(天水穂神)。」 「あまのだめぽ?」 「天水穂神。雨を司る神様だ。」 「雨?」 「ここら辺は雨が少なくてな、それに降っても地面がすぐ吸い取っちまうんだ。」 関東平野の、特に大きな川が流れてない武蔵野台地の西側は、雨が周辺よりとにかく降らない。 東京区内や、荒川とか利根川が集まってくるの水郷地帯の方が、よく雨が降る。 武蔵野台地の赤土(ローム)は水はけが良すぎて水をさっさと吸収してしまう。 水田には向かないので、専ら畑が多い。 水田もないことはないけれど、かなりマイナーなんだ。
「だから、その神様が、雨の少ないこの地に雨を、降らせてくれるっちゅうこった。」 「ふーん…」 「それによ、おもすれーことはよぉ、その神様が雨を降らしてるとき、化け物が出るんだ。」 「お化け!?」 「おう。早朝がよく雨を降らせる時間らしいんだが、その時、かならず雨雲の下にいるんだ。」 「何?何?」 「…だいだら法師だ。」 だいだらぼっちは、言わば巨人のこと。 日本各地に伝説はあるらしいけれど、多分このだいだら法師はその一つだと思う。 「だいだらぼっち?"もののけ姫"の?」 「そうだ。シシ神とは違うけどな。だいだら法師は畑の作物を狙っているんだ。時々畑のど真ん中で座り込むんだ。」 「泥棒?」 「そういうこと。雨がやむと、だいだら法師は何でか神社の方に戻っていく。それ以外は一切危害を加えないらしい。」 「…。」 「どうだ、おもしれーか?」 「うん!」 「じゃあ、今日早く寝て、明日朝早く起きてみろ。今でも目撃例があるんだとよ。」 「…わかった!ありがとう!じゃあ、おやすみー。」 僕は居間を急いで出て行った。 お父さんがそれをずっと見守っていた。 「あの子も、あなたのようになりそうね。」 「GTSフェチか?」 「ちっがう!」 「だははは、じゃあ、何だよ。」 「…考古学者とかに…」 「…さぁな。」 お父さんは、残ったビールを全部あおった。
翌朝。僕は言われた通り、早く起きてみた。 時間は5時。そろそろ日の出る時間。 その朝は雨が降っていた。 だいだらぼっちに会えそうな気がしてたまらない。 僕がベランダにひそんでいると、地響きが聞こえてきた。 (…だいだらぼっち?) 僕がベランダの低い塀から覗くと、暗くてよく見えないけれど、石段の中間のところに、何かがかぶさっているのがわかった。 僕はすぐに、それがだいだらぼっちの足だということが分かった。 かなり大きい。 あの石段を、頂上からたった4歩で降りてしまった。 石段には、4つ踊り場みたいな中間点がある。 そこに、器用に足を乗せているんだ。 山自体は40mくらいでそんなに大きくないけど、石段はどこの石段でも、人には十分きついはず。 だいだらぼっちは、僕んちの前を通り過ぎた。 そして、前の農家を跨いで、畑に入る。 不思議なことに、足跡は、ついてすぐに消えてしまうんだ。 ウチの前のアスファルトの道を見ても、同じことだった。 陥没したアスファルトが、見る見るうちに元通りになっていく。 だいだらぼっちは、自分と同じくらいの大きさの送電線の電塔を透きぬけるように越え、畑の真ん中で止まると、手を大きく広げた。 手を広げて、何かを着ているんだということが分かった。 袖口が、垂れている。 だいだらぼっちは手を戻すと、しゃがみこんだ。
(畑の作物を食べるつもりなんだ。) 手が、ゆっくりと動いているのが分かる。 むしっているように、食べているように。 5分くらい経つと、だいだらぼっちは手を休めた。 そして、立ち上がろうとする。 でも…。 だいだらぼっちは立ち上がろうとしてすぐに、頭を抱えて座り込んだ。 ずぅぅぅん。 音が、数秒遅れて響く。 近くのものを見て、やっと僕は理解できた。 (…電塔の鉄骨に頭ぶつけたんだ…) 意外ととんまだ。 でもちょっと見ててやばい。 だって、電塔が横に傾いてるし、鉄骨がひしゃげて火花を散らしているんだもん。 やっと立ち上がっただいだらぼっちは、電塔の火花を見ると、少しあとずさった。 そして、その電塔に触ろうとする。 ばちーん!! 火花が大きく散った。 だいだらぼっちは、さも痛そうに、触った手を押さえていた。 意外よか、だいぶとんまなのかもしれない…。
だいだらぼっちは歩き出した。 がっかりしているかのように、首がうな垂れている。 (…あきらめちゃったんだ。) でも、今度こそは送電線を無事透き抜けた。 前の農家を越えて、石段を登り始める。 だいだらぼっちが登り終えると、すっとその黒い影が消えて、雨がやんだ。 雲が晴れ、朝日が昇り始めた。 だいだらぼっちの傷跡は、夕刊の地域欄で報道されてしまった。 『今日未明、埼玉県水穂町で、雷により電塔が大破。飯能市周辺が停電。落ちた電線で、S鉄道飯能線が一時運休。』
ここまで書きました。 やっと巨大系の兆しが(w 破壊とか、うまくかけません… Pzさんや、☆娘さんや、ゆんぞさんがうらやましいです… すずさん、イリナさん、クラファさん、少なからず破壊してますし…(w
新スレが即死判定を食らったようです(おいおい、、、 立て直すんでちょとお待ちを・・・
>10ページさま 良いですわ〜 長身の巫女さまにハァハァ(って、おいおい、、(矢玉 巫女とだいだらぼっちの関係がキニナルキナル〜 >破壊とか、うまくかけません… 無理に破壊を取り込まなくてもよいと思いますよ。 >1が破壊系が好きってのが悪いのでゴザル(汗
929 :
Pz :02/12/15 21:16 ID:zU8L5Ey0
なかなか調子よく話が進みますね。 巫女さんの描写があっさりしすぎと思いました。 だいだら法師の挿入はいいですね。 ラストはもう考えていますか?
>juurokuさん ハァハァなんて、そんな!(w でも、破壊系はどうもちょっと苦手ですね… 巨大系好きなのに、演出効果にキツイモンがあるかもしれないです。 >Pzさん はっ…巫女さんのところでしかられてしまった…(w ラストは考えてはいますけど、だいぶ先ですし、書いてる途中で変わっちゃうかもしれないです… このスレで、だいだらぼっち≠巨大娘はありえませんね!(w
931 :
ゆんぞ :02/12/16 00:32 ID:VNu0Qb/W
ドジというか長身を持てあましているのがナイスっすわ。 色々壊しているけど、のんびりした描写のためか ほのぼのしてますし(笑 でも小学生で2chはヤバイだろ(笑 > すずさん、イリナさん、クラファさん、少なからず破壊してますし…(w えーと、クラファに関しては原案者が真性破壊系(笑)なので 破壊は免れ得ないのであります。
932 :
ゆんぞ :02/12/16 04:31 ID:VNu0Qb/W
>ゆんぞさん …そうですね、もういいかげんこのスレではそろそろやばいかもしれないですね。 新スレで最初からアップします。 …ところで、☆娘さんの「我が名はイリナ」で、某神社の宮司にゆんぞさんの名前が使われていましたよね。 俺も使いたいのですけど、ダメでしょうか?
934 :
callon :02/12/16 15:53 ID:weqIZIwP
ELFENWALD 最初から新スレで公開します。
935 :
ゆんぞ :02/12/16 18:08 ID:tYpVg3gG
>>933 最初からではなく、続きで良いと思いますで。
dat落ち条件が近いとはいえ、今移行するなら
バックアップが取れないほどの即死にはならんでしょうし。
こちらの神主もゆんぞですか。
もう俎上の鯉なので 存分に弄くり回してやって下されい。
# わしゃ幸福者じゃ(笑
936 :
1 :02/12/17 00:59 ID:crzuntzt
937 :
業務連絡 :02/12/17 01:03 ID:crzuntzt
callonさん sageでお願いすます。メール欄に半角でsageと入力してください
Pz 闇の国の帝 144-148 168-170 187-188 230-233 787
ゆんぞ ??? 198-201 715-717
10ぺーじ 水穂の巫女 896-900 913-924
943 :
名無しさん@ピンキー :02/12/18 13:39 ID:QiXsFyhx
,,v‐v-/l_ (⌒) _「/ ̄ く / lYノノ/_ノl_ヽ)) <イ( l l )l> / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ <|)'|l、"(フノ|l < 埋めないのなら、踏んづけちゃうぞ! ,(ヨリ<>o<>リ'] \_________________ |ト‐!]-ム- i']l ヽ_ノv__l/ / . ノ[//‐─‐/_/、 ( /E|, (フlヨ \ ,-| El___lヨ / └-\`^^^^^^´/  ̄ ̄ ̄
1000までは無理かな? あと16KB
〇_〇 ( ・(エ)・) < 冬はコタツに限るクマ ( つ つ旦~~ 〜 人 Y .__ |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ,_ ,_ ̄ ̄ ̄\ ./..\\. (:.:.):.) \ / \|==================| \ ノ \ \ / .\ ___ (:.:.):.)\ ) |\__\ . ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ | |r――t| . |l\||=:@::|| |l ||  ̄ ̄ ̄|| . \||____||〜
踏み潰しイクナイ! し〜たし〜た舐めてもらいた〜い
コーリアンの男性が地球人と同じサイズなのが意外だった。 想像してシマイマスタ…
つかさの妊娠を知って、羨ましがるイリナを想像してシマイマシタ 「わらわも慎太郎の子供が欲しいのじゃ〜」
>>955 その後の展開を考えると
慎太郎に同情
でも本当は羨ましいゾ!
別にいいじゃん、夫婦みたいなもんなんだし。 でも本当は羨ましいぞ!!慎ちゃん。
958 :
:02/12/21 23:46 ID:nWyMn1xF
狐石の中で、ふたりでアンナコトヤコンナコトヲ・・・ハァハァ ここ暫くの書き込みが、☆娘様の目に触れませんように・・・
960 :
名無しさん@ピンキー :02/12/22 03:27 ID:vRJL+S8a
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| \ \ /ヽ
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| | ヽ ●/ ヽ ●) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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>>1 ここはオマンコ専用スレなんや!
ヽ∂ _/( |) ノ \____________
∪ / ヘノ ヽ ,-v-、
(_ /二二二/ / _ノ_ノ:^)
ヽ // / / _ノ_ノ_ノ /)
\ \ ヽ / ノ ノノ//
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/ i, ヽ─||||||||||\_____(" `ー" 、 ノ
-ー'/ 'i. ヽ、 ,二ニ/ \ ``ー-、 ゙ ノ
/ 'i、 /\ / > ( `ー''"ー'"
\ 'i," (__) / / \ /
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浜田AA省略 <
>>960 やめろや
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962 :
名無しさん@ピンキー :02/12/23 03:39 ID:AGYXR2Wq
kiroro
漏れはホルカたん萌えです・・・ハアハア
イリナが地球から去った後の狐石は、各国の軍事機関に狙われたりしなっかたのかな? 狐石ってオーバーテクノロジーが詰まってそうだし。