ダメよファースト!…女同士でこんなこと…あっ 3rd
2 :
しん:2007/01/25(木) 09:06:21 ID:RfsUfZRz
アヤナミ愛 くの
3 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/25(木) 15:04:34 ID:pnCtiIBD
綾波が攻めとは…
これいかに(´д`)
5 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/25(木) 22:26:04 ID:xzMlH3Fk
レイたんは怖くてアスカの事は攻められないと思うお
攻めたら食われる
ならアスカ誘い受けで
前スレにも逆パターンはたびたび出てたから、そこまで気にしなくてもいいかと
アスカを怖がる綾波って想像できない
綾波に相手にされないアスカなら想像できる
10 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/27(土) 11:51:36 ID:jcUwbioO
ふぁっ
前スレまだ埋まってないよな
職人待ち
ここは二人が親友って感じのライトな作品はだめなのでしょうか?
全然おk
このスレは1stから
・アスカ→レイ
・レイ→アスカ
・親友
全部アリです。
>>13
前スレの541のSSのレイかわええww
ほ
もう一つのほうはdat落ちか?
らしいな。では改めてこちらで。
20 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/02/05(月) 13:54:32 ID:m7E0f/KW
アスカ「ちょっと!ファーストどういうこと!?」
レイ「何が?」
アスカ「最近、過疎に拍車が掛かってない?」
レイ「そうは言っても、元々私達結ばれないもの」
アスカ「・・・」
レイ「何?・・・あなた泣いてるの?」
アスカ「うっ...ファーストのばかぁ!」
タッタッタッ
レイ「セカンド...。あなたそこまで私のこと.わかったわ。ここは私が
全力で死守するわ」
アスカ「その前にネタ考えなさいよ」
>>20 みたいなカウボーイのアスカが町娘のレイをさらうSSを考えてるんだ。
ある西部の田舎町で盗賊に両親を殺された身寄りのないレイが、バーを経営するリツコに働くことを条件に養われていて、
毎日父親の事でリツコにいびられる日常に嫌気が差していたレイが、カーニバルの日に盗賊団を率いて街を襲いにやってきたアスカに連れ去られて…
みたいなの
>>22 いいねいいね、期待してるYO!
もうこの際、ストーリーはエヴァに全然関係なくても良いし。
グシャ
ヒカリ「アスカ、またラブレター捨てたの?」
アスカ「だって、こんなのよこす奴って私のこと何も知らないくせに好き
とか笑えるのよ」
シンジ「確かに、アスカのこと知ったら好きなんて思わないもんね(ボソッ」
レイ「資源の無駄遣いね」
ヒカリ「あ、綾波さん(話しかけてくるなんて珍しい)」
アスカ「って、あんたラブレター拾って何するのよ?」
レイ「これ、計算用紙に使うわ」
ヒカリ「確かに資源の再利用だけど、ラブレターを計算用紙に使うのは…」
シンジ「アスカが捨てるから悪いんだよ。せめて学校じゃなくて家のゴミ箱に捨てたら?」
アスカ「いやよ!大体、なんで私がいつもラブレターを読まずに捨ててるかわかる!?」
シンジ「あ、ラブレターと見せかけて挑戦状だったら怖いとか?」
アスカ「...。んなわけないでしょ」
ヒカリ(えっ、違うんだ。私もそう思ったのに)
レイ「もう心に決めている人がいるのね」
シンジ・ヒカリ「えっ」
アスカ「ち、違うわよ(////」
この過疎っぷりなら、俺のオナニーFlashを投下できると思っているんだが
投下していい?
せっかくレイ&アスカの画像が溜まったのでムービー調にしてみた。
おまけのつもりでしょぼい物語を初めて作ってみたが、駄作過ぎて今まで
投下できなかったんだけど・・・
よし、じゃあ家に帰ったら投下する。
AAで作ったしょぼい作品だから期待は禁物ですよ。
wktk
>>29 ちょw笑顔に会いたいとかナツカシスwww
いや、笑った萌えた。GJ!そして乙
な、なによここ!?
真っ暗だわ!!誰かいないの?ねえ!?
ミサト?シンジ?・・・ねえ?・・・リツコ?加持さん!?ヒカリ!!
私を一人にしないでーー!!
ガシッ!
レイ「痛いわ」
アスカ「ファースト!?・・・って、あれ?私」
教師「ようやくお目覚めか惣流」
教室中に笑い声が響く。
アスカ「え?ここは学校?」
教師「それより、いつまで綾波の腕をつかんでるんだ?」
アスカ「はっ!」
真っ赤になって勢いよく手を解くアスカ。
ヒカリが心配そうにアスカの顔を覗き込む。
ヒカリ「アスカ、大分魘されてたわよ。気分悪いなら保健室に行く?」
アスカ「ううん、いいの。ありがとう」
レイ「ねえ」
アスカ「・・・」
レイ「セカンド?」
アスカ「あっ。私?」
レイ「あなた今日日直よね?日誌を持って来いって先生から言付かったわ」
アスカ「あちゃー。まだ日誌書いてないから、後で自分で持って行くわ」
レイ「そう」
アスカ(うーん、あれから妙にファーストのことが気になるのよね。夢に出てくると
今まで意識しなかった人も意識してしまうってよく言うけど・・・)
レイ「セカンドぉ……センカドのことが気になってしかたがない……(//
もしセカンドに会ったら何かしそうで自分が怖い……」
あげときますね
レイ「セカンド……これ……」
アスカ「んー?何?」
レイ「……開けてみて…(///ポッ」
アスカ「…いいけど……(ゴソゴソ……あ!これって…チョコレート?」
レイ「そ、そうよ……バレンタインだから作ってみたの…」
アスカ「で…でも、これって女の子が好きな奴にあげるものなのよ?……あれ?」
レイ「(///ポッ」
アスカ「あ、あれ?……ってことは……えーーー!!?…え、ちょ(///…あんた、もしかして」
レイ「……(///……じゃ、じゃあまたね…」
アスカ「あ!まっ、待ちなさいよっ!……(///」
38 :
アスレイ:2007/02/14(水) 14:05:31 ID:???
アスカ「なんでこの私が・・・っ!!」
今日のシンクロテストでアスカは最下位。
プライドが高いアスカにとって、とても屈辱的なことだった。
アスカ「あの二人に負けるなんてっ・・・!!」
その時、一人の少女が更衣室に入ってきた。
ファーストチルドレン、零号機パイロット。
綾波レイだ。
アスカ(こんな時に・・・こんな奴と会いたくないのにっ・・・!!)
アスカの思いをよそに、レイは黙々と着替えていく。
アスカ・レイ「・・・・・・・・・」
沈黙が続くのなか、部屋には着替えの音だけが聞こえている。
その沈黙を破ったのはアスカだった。
39 :
アスレイ:2007/02/14(水) 14:07:44 ID:???
アスカ「さっすが碇指令のお気に入りと息子!!
私なんか二人の足元にも及ばないってかんじぃ〜。
二人がいれば無敵よね〜ほんと!」
アスカの嫌味にも答えず、着替えを終わらせたレイは部屋を出ようとアスカの目の前を通り過ぎていく。
ドアに手をかけた瞬間、その腕をアスカが掴んだ。
アスカ「なんとか言いなさいよアンタッ!!!人のことバカにすんじゃないわよっ!!」
怒鳴り散らすアスカ。
しかし、レイは冷ややかな目でアスカを見つめた。
アスカ「・・・なによっ・・・人形のくせにっ・・・」
アスカの発した言葉に、黙っていたレイが初めて口を開く。
レイ「・・・私は人形じゃないわ・・・」
40 :
アスレイ:2007/02/14(水) 14:09:47 ID:???
予想もしなかったレイの反論に、アスカが一瞬たじろぐ。
アスカ「あ・・・あんたもエヴァも・・・ただの人形とロボットのくせにっ・・・!!!」
レイ「・・・心を閉ざしている人にエヴァは動かせないわ。エヴァには心がある・・・私にも・・・」
アスカ「エヴァとあんたに心があるですって!?笑わせないでよっ!!」
再び訪れる沈黙。
アスカはレイを睨み続け、レイもアスカを見続けている。
レイが口を開いた。
「あなた・・・なにをそんなに脅えているの?」
41 :
アスレイ:2007/02/14(水) 14:12:29 ID:???
アスカ「・・・!?」
レイの言葉にアスカの心臓が大きく鳴った。
レイ「・・・怖いのね・・・自分の居場所がなくなることが・・・」
アスカ「・・・っ!!」
アスカの心を見透かしたようにレイは話す。
レイ「エヴァに乗ることでしか周りに認められないと思ってる・・・」
アスカ「・・・・・ゃめて・・・」
レイの言葉がアスカの心を締め付けていく。
レイ「エヴァに乗ることで自分の存在理由を作ってる・・・」
アスカ「・・・やめて・・・」
レイの言葉が、奥のほうにしまい込んだはずの嫌な記憶を掘り起こしていく。
母親の精神崩壊・・・死・・・。
レイ「一人になるのが怖いのね・・・」
アスカ「いやっ!!!やめてっ!!!これ以上思い出させないでっ!!!」」
アスカは掴んでいたレイの腕を離し、両手で自分の耳を塞いだ。
そして、震えながらその場に座り込んだ。
42 :
アスレイ:2007/02/14(水) 14:14:49 ID:???
アスカ「あんたに・・・あんたに何が分かるのよっ・・!!
私の気持ちなんて・・・あんたには分からないわよっ・・・!!」
アスカの目からとめどなく涙がこぼれ落ちる。
「もぉ二度と泣かない」
母親が死んだ時、そう決めていたはずだった。
泣きじゃくるアスカをレイは無言で見下ろしていた。
そして、ゆっくりとアスカと同じ高さになるようにしゃがんだ。
アスカ「・・・!?」
目の前にレイの顔があった。
綺麗なビー玉のような紅い瞳に吸い込まれそうになる。
アスカの唇に、柔らかく温かいものが触れた。
そしてアスカの体を優しく、あたたかい温もりが包みこむ。
アスカ「・・・ファー・・スト・・・?」
ずっと忘れていた優しい温もり。
レイがアスカを優しく抱き締めていた。
そして、レイは耳元で優しく囁く。
レイ「あなたは一人じゃないわ・・・」
43 :
アスレイ:2007/02/14(水) 14:15:53 ID:???
「一人じゃない」
ただそれだけの言葉。
しかし、アスカにとってとても特別な言葉だった。
レイ「人が生まれてくるのには理由がある・・・不必要な人間なんてこの世にいないわ・・・」
レイの言葉がアスカの心を優しく包みこんでいく。
レイ「大丈夫・・・もう怖がらなくていいのよ・・・」
心が洗われていく。
レイ「・・・私がそばにいるから・・・あなたはもう一人じゃない・・・」
ずっと言って欲しかった言葉。
ずっと誰かに必要とされたかった。
そばにいて欲しかった。
そのすべてをレイは満たしてくれた。
さっきまでの涙とは違う涙を流すアスカを、レイは優しく抱き締め続けていた。
職人さんGJ
GJ
レイ「セカンド、なぜあなたはこれほどまでに美しいの?なぜ…」
アスカの写真を眺めながら溜息をつくレイ。
シンジ「綾波、どうしたの?」
シンジが覗き込むのに気付きレイは写真をさっと隠した。
レイ「なんでもないわ」
シンジ「そうそう。今日の夜に学校の屋上で星を見るんだ。その、綾波も
良かったらどうかな?なんて」
レイ「惣流さんは来るの?」
シンジ「アスカは来ないよ。どうしてもリアルタイムでサッカーの試合が見たいんだって」
レイ「…そう。では私も遠慮するわ」
アスカ「ちょっと、シンジー」
シンジ「え?」
アスカがこちらへ来るのと同時にそそくさとレイはその場を離れた。
アスカ「何よアイツ。私が来るといつも逃げるのよね。感じ悪い」
シンジ「まあまあ、綾波はシャイなんだよ。あ、今日ミサトさんが仕事で帰れないから
夜御飯はアスカが作ってよ。僕は星を見た後にトウジの家に泊まるから」
アスカ「え〜。仕方ないわねえ」
シンジとアスカの後ろで本を読むフリをして聞き耳を立てている少女が一人。
レイ(今日はセカンドが一人...家に一人...ニヤリ)
<その日の夜>
アスカ「御飯どうしようかな。面倒だし出前でも…」
ピンポーン
アスカ「え?誰かしら?」
恐る恐るドアに近づくアスカ。ドアから覗くが何も見えない。
謎の声「ピザをお持ちしました」
アスカ「ピザ?そんなもの頼んでないわよ?」
謎の声「碇シンジ様から頼まれたのですが」
アスカ「へえ。あいつもなかなか気が利くじゃない!」
何の疑いもなくアスカはドアを開けた。
レイ「こんばんは」
アスカ「…はい?あ、あんた何してるの?まさかバイト?」
レイ「今日、あなた一人だと聞いて御飯を作ってきたわ」
アスカ「あんたが御飯をねえ(汗」
レイ「とにかく上がらせてもらうわ」
アスカ「ち、ちょっと!!…それより、あんた何で私が今日は一人だって知ってるわけ?」
レイ「あなたのことは何でもお見通しよ」
そう言ってレイは不気味な笑みを浮かべた。
そのときアスカは背筋がゾクッと凍る感覚を憶えた。
アスカ(こいつ、何か企んでるわね?)
レイ「あなたの生年月日、血液型はもちろん、出生の秘密から過去の出来事も全て」
アスカ「は、はは。何をでたらめ言ってるのよ。私の過去は極秘でミサトも知らないはずよ」
レイ「ええ、少し言いすぎたわごめんなさい。実は過去の事までは知らないの。でも、あなたには
私のこともっと知って欲しい」
アスカ「…あんた何言ってるの?それに今日はやけによくしゃべるわね」
レイ「セカンドと一度ゆっくり話がしたくて」
アスカ「ま、まあ良いけど。どうせ今日は暇だし」
レイ「じゃあ先にシャワー浴びてくるわね」
アスカ(なぜ急にシャワー!?しかもやらしく聞こえるのはなぜ?)
go ahead
楽しみ
wktk
ho
52 :
アスレイ:2007/02/23(金) 18:40:29 ID:???
つまらなかったかもしれないですが・・・
>>43の続きです。
シンジ「ミサトさん・・・アスカ遅いですね・・・」
帰りの遅いアスカを心配し、シンジは玄関のほうに目をやる。
ミサト「・・・そぉね」
ミサトは短く答えた。
いつもと様子の違うミサトを気にしながらも、シンジは話を続ける。
シンジ「やっぱりテストのことショックだったのかな・・・」
シンジの話をミサトは何も言わず、ただ黙って聞いていた。
いつになく真面目な顔・・・まるで作戦指揮をとっている時のような。
シンジはそんなミサトをしばらく見つめていたが、視線を外し、もう一度玄関のほうに目をやった。
その時、玄関のドアが開く音が聞こえた。
53 :
アスレイ:2007/02/23(金) 18:42:43 ID:???
シンジ「お、おかえりアスカ!」
シンジの声に反応し、ミサトが椅子から立ち上がる。
アスカ「ただいま〜もぉお腹ぺっこぺこ。
シンジッ!ご飯まだ?」
予想もしなかったアスカの様子に、二人はキョトンとしていた。
アスカ「なによ二人とも。どうかしたの?」
アスカの言葉に我にかえる二人。
シンジ「あ、いや、なんでもないよっ!ご飯すぐ用意するから!」
シンジは安心した様子で、あわててキッチンに向かった。
ミサトも安堵した表情でアスカを見つめていた。
シンジと同じように、彼女も保護者として、上司として、アスカの事を心配していた。
ミサト「アスカ、お風呂できてるから先に入っちゃっいなさい。
お風呂は命の洗濯よン♪♪
あ、シンちゃ〜ん♪ビールもぉ一本お願〜い♪♪」
いつもの日常。
アスカはそんな二人の様子を見ながら呟いた。
アスカ「心配させてごめん・・・もぉ大丈夫よ。ありがと・・・シンジ・・・ミサト・・・・・・・・・・ファースト」
54 :
アスレイ:2007/02/23(金) 18:46:05 ID:???
アスカ「あったかい・・・」
湯船につかり、目を閉じ、身体中で温もりを感じる。
体を包みこむあたたかい温もり。
アスカ「・・・ファーストに抱き締められてるみたい・・・」
ふと、更衣室でのことを思い返す。
アスカ(ファーストに抱き締められた時・・・まるでママに抱き締められたみたいだった・・・)
アスカ「・・・・・ママ・・・」
天井に向かって静かに呟いた。
ママ・・・私・・・もぉ一人じゃないのよ・・・。
そばにいると言ってくれた人がいるのよ・・・。
優しく抱き締めてくれた人がいるのよ・・・。
優しくキスしてくれた人がいるのよ・・・。
・・・・・・・・・・・・・・?
アスカ「・・・・キス・・・?」
アスカの頭の中にひとつ疑問が浮かんだ。
アスカ「ファースト・・・なんでキスなんかしてきたの・・・?」
55 :
アスレイ:2007/02/23(金) 18:58:08 ID:???
その頃、レイも更衣室でのことを思い返していた。
自分自身に問掛ける。
レイ「私・・・なぜそばにいると言ったの・・・?」
近付かないと決めたのに。
レイ「私・・・なぜ抱き締めたりしたの?」
触れたりしないと決めたのに。
レイ「私・・・なぜキスしたりしたの・・・?」
隠し通すと決めたのに。
私の気持ち。
アスカを想う気持ち。
叶わない想いだと分かっていたから。
だから隠そうとした。近付かないようにした。触れないようにした。
なのにあの時・・・アスカの泣き顔を見た瞬間、自分の意思とは関係なく体が動いていた。
守りたいと思った。そばにいたいと思った。愛しいと思った。
レイ「・・・バカね・・・私・・・」
レイは悲しげに目をふせた。
レイ「・・・私にはアスカを幸せにすることなんて出来ないのに・・・」
56 :
アスレイ:2007/02/25(日) 16:31:51 ID:???
〈次の日〉
シンジ「あ、おはようアスカ」
アスカが起きると、シンジは既に学校へ行く準備を終え、朝食のトーストを食べていた。
アスカ「ん〜・・・おはよシンジ・・・」
アスカはあくびをしながら部屋を見渡す。
いつもなら朝からビールを飲んでいるはずのミサトの姿が見えない。
シンジ「ミサトさんならもう本部に行ったよ。リツコさんから呼び出しがあったみたいだから」
アスカの考えていることが分かったのか、シンジが先に答えた。
アスカ「ふ〜ん・・・」
シンジ「・・・?どぉしたのアスカ?寝不足気味みたいだけど」
気だるそうなアスカを見てシンジは言った。
アスカ「な、なんでもないわよっほっといてよバカシンジッ!!」
シンジ「ご、ごめん」
アスカに怒鳴られ、シンジは反射的に謝った。
アスカ(言えるわけないじゃない・・・ファーストがなんでキスしたりしたのか気になって眠れなかったなんて・・・)
顔を真っ赤にしているアスカをシンジは不思議そうに見つめていた。
57 :
アスレイ:2007/02/26(月) 18:21:03 ID:???
『プルルルル・・・プルルルル・・・』
珍しくシンジの携帯が鳴った。
慣れない手つきで携帯をとり、電話に出る。
シンジ 「は、はいっもしもし・・・あっミサトさん。はい・・・はい・・・わかりました。アスカにも伝えておきます。・・・はい。それじゃ・・・」
アスカ「ミサト?」
シンジ「うん。今日もシンクロテストやるから、学校終わったら本部に来るよぉにって・・・」
アスカ「シンクロテストか・・・」
シンジ「うん・・・」
シンジは心配だった。
いつも通り明るく振る舞っているアスカだが、本当は無理しているんじゃないのか・・・
アスカ「・・・シンジっ!!」
シンジ「!!な、なに!?」
突然名前を呼ばれ、驚いてアスカを見た。
アスカ「今日は絶対負けないわよっ!今までの私とは違うんだからっ!!」
今までとは違う、なにかを決意し、自信に満ち溢れた顏をしたアスカがそこにいた。
58 :
アスレイ:2007/02/26(月) 21:42:48 ID:???
学校が終わり、アスカは本部へと向かっていた。
シンジは当番のようで、少し遅れて来るらしい。
レイの姿はすでになく、先に本部へ向かったようだった。
アスカ「ファーストに会ったらどんな顏すればいいのよ・・・」
アスカは溜め息をついた。
シンクロテストのことよりもレイのことが気になってしかたがない。
学校では、無意識のうちに何度もレイのほうへ目がいってしまっていた。
アスカ「もぉっ・・・なんなのよこの気持ち・・・」
レイのことを考えると胸が締め付けられそうになる。今まで感じたことのない、初めての感情。
アスカ「・・・だめっ!このままじゃテストもちゃんと受けれないわっ!気分落ち着かせかなきゃっ」
周りを見渡すと、小さな公園が見えた。
アスカ「シンジも少し遅れて来るみたいだし・・・ちょっとぐらい休んで行っても大丈夫よね」
アスカは公園に向かって歩き出した。
だんだんと近付く公園との距離。
公園に近付くにつれ、小さな人影があるのに気付く。
ブランコに座っている一つの影。
青い髪の少女。
鼓動が速くなるのを感じ、アスカは足を止めた。
アスカ「・・・ファースト・・・?」
59 :
アスレイ:2007/02/26(月) 22:46:30 ID:???
レイは少しだけブランコを漕ぎながら、黙って座っていた。
アスカには、レイが公園で親の迎えを待つ小さな子供のように見えた。
レイを見つめているアスカの心臓が大きく脈打つ。
大きく深呼吸し、アスカはゆっくりとレイに近付いていく。
アスカ「なにしてんのよファースト」
平静を装い、普段通りに声をかけた。
アスカに気付いたレイは、少し微笑んだように感じられた。
レイ「待ってたの・・・」
ブランコから立ち上がりながら、小さな声で答える。
アスカ「・・・?誰を・・・?」
赤い真紅の目がアスカの顏を見つめる。
レイ「・・・あなたを」
アスカ「わ、私っ!?」
レイは小さく頷く。
アスカはレイの言葉に自分の顏が赤くなっていくのを感じた。
レイ「本部まで一緒に行ってもいいかしら・・・」
思いもよらない言葉にアスカは驚く。
アスカ「え!?え・・・ええ・・・別にいいわよ・・・」
二人は公園の出口へ歩き始めた。
60 :
アスレイ:2007/02/27(火) 17:09:06 ID:/2NJqqgs
本部へ行くために通るいつもの道。
それほど長い距離ではない。
なにも言葉を交わさないままだから余計そう感じるのか、今日は本部への道のりがとても遠く感じられた。
アスカ(な、何話せばいいのよっ・・・なにか喋らなきゃ・・・ファーストに変に思われちゃうっ・・・)
焦れば焦るほど頭の中はパニックになり、声が出なくなる。
そんなアスカの様子に気付いたのか、レイが口を開いた。
レイ「ごめんなさい・・・迷惑だったかしら・・・」
レイの言葉に我にかえり、自分の態度がレイを誤解させていることに気付く。
アスカ「な、何言ってんのよっ!迷惑だったらアンタほっといて先に行くわよ!」
少しでも早く誤解を解きたい気持ちが先走り、アスカは声を張り上げてしまった。
本当はもっと違う言葉を言いたかった。
「嬉しかった」
その一言を素直に言えない自分に苛立ちながら、そっと横目でレイを見た。
レイ「そう・・・よかった・・・」
ホッとしたような優しい表情のレイに、アスカの胸が締め付けられた。
ずっと気になっていたことを今なら聞けそうな気がした。
アスカ「ねぇ・・・ファースト・・・」
レイ「なに・・・?」
少しの沈黙。
そしてゆっくりとアスカが口が開く。
アスカ「あの時・・・なんでキスしたの・・・?」
61 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/02/27(火) 19:00:40 ID:2OHZLUUl
>>60 すこしずつ距離が縮まってますね。
昨日まではすごく離れてたのに。
続きが楽しみです。
(*´Д`)アスレイハァハァ
アスカ「ファースト!」
レイ「なに?」
アスカ「あんたさっきシンジと話してたわね?」
レイ「それがどうしたの?」
アスカ「あんたは私の舎弟なんだから、私以外の人間に媚びてはいけないのよ」
レイ「媚びてなんてないわ。それに、舎弟ってなに?」
アスカ「舎弟ってのは弟分みたいなもんよ」
レイ「私、あなたの弟になった覚え…ないわ」
アスカ「ち、ちょっと待ちなさいよ!」
レイ「なに?」
レイは怪訝そうな目でアスカを睨んだ。
アスカ「な、なによ。なによ!せっかく仲良くしようって言ってるのに」
レイ「だったら上下関係なんていらないんじゃない?」
アスカ「まあ、そうだけど。・・・ってなんで私があんたと対等なのよ?」
レイ「じゃ、私急ぐから」
てくてく
レイ「・・・」
てくてく
アスカ「・・・」
てくてく...ピタッ
レイ「ついてこないで来れる?」
アスカ「はあ?あんたがついて来てるんでしょ?」
また怪訝そうな目でアスカを見た後、レイは急に曲がり角を曲がった。
アスカは負けじとレイの後を追う。そこでばったりトウジに出くわした。
トウジ「なんや、綾波やんか」
レイ「鈴原君、お見舞い?」
トウジ「まあな。妹もまだ小さいから寂しいやろうし」
レイ「そう。じゃ、私急ぐから」
トウジ「ああ。呼び止めてすまんかったな」
レイはスタスタと急ぐようにその場を離れた。
アスカ「鈴原」
トウジ「げっ。お前もおったんかいな」
アスカ「気安くファーストに話しかけてんじゃないわよ」
トウジ「なんや、クラスメイトに声掛けたらあかんのか?」
アスカ「ファーストはねえ、普段から命を張ってんのよ!あんたたちみたいに
見守ることしかできない人間とは違うの」
トウジ「なんやエヴァのパイロットかなんか知らんけど、お前らそんなに偉いんか?」
アスカ「当ったり前でしょ!私は小さい頃から辛い訓練にも耐えてきたんだから」
トウジ「お前、そんなこと言うとったらそのうち誰にも相手にされんくなるで。シンジ
は優しいからお前に付き合っとるけど、綾波は愛想尽かしてるんちゃう?」
アスカ「そ、そんなこと・・・」
トウジ「なっ。なんも泣くことないやんけ。・・・ちょっと言いすぎた、すまん」
(こんなんでも一応女やからな)
アスカ「勘違いしないで!あんたのために泣いてるんじゃないわよ!」
トウジ「くぅ〜、ほんまむかつく奴やのう!」
――次の日
アスカ「好っきだよと言えずに は〜つ〜恋は〜♪」
ヒカリ(アスカ、今日はいつになく唄に感情がこもってる!!)
65 :
アスレイ:2007/02/28(水) 15:04:16 ID:???
アスカの突然の質問にレイは足を止めた。
同じようにアスカも立ち止まる。
黙り込むレイ。
気まずい雰囲気が再び訪れる。
アスカ「・・・ファースト?」
黙りこんだまま動かないレイの顏をアスカが横から覗き込む。
レイは考えていた。
自分の気持ちを素直に伝えてもいいのだろうか・・・
気持ちを伝えたらアスカはどんな反応をするのだろう・・・
ほんの少し縮まった気がするアスカとの距離はまた離れてしまうのだろうか・・・
レイはアスカの顏に目を向けた。
心配そうなアスカの顏。
目が合うだけで・・・そばにいるだけで感情が高ぶっていく。
自分を制御できなくなるほどの強い感情・・・
伝えたい・・・ずっと隠していた・・・あなたを想う気持ち・・・
レイはゆっくりと重い口を開いた。
66 :
アスレイ:2007/02/28(水) 15:33:08 ID:???
レイ「わ・・・私・・・」
頬を赤く染めたレイがアスカを見つめた。
同性でも思わず抱き締めてしまいそうな、甘くせつない表情をしたレイに見つめられ、アスカは息をのんだ。
その時だった。
「アスカ?綾波?」
突然聞こえた声に二人は驚き、声のするほうを振り返る。
アスカ「げっ!!シ、シンジッ!!」
二人のすぐ後ろにシンジが立っていた。
アスカ「あ、あんた・・・いつからそこに・・・!?」
引きつった顏でアスカが聞く。
シンジ「たった今だけど・・・どうかしたの?」
シンジの何気無い言葉に顔が紅潮するアスカ。
アスカ「な、なんでもないわよっ!!バカッ!!」
アスカはそう吐き捨てると二人を残し、走り去ってしまった。
シンジ「・・・僕なんか気に触ること言ったのかな?」なにがなんだか分からないシンジは、アスカの後ろ姿を見つめながら呆然としている。
レイ「・・・知らない・・・バカ・・・」
シンジ「!?」
思いがけないレイの冷たい態度と言葉にシンジは固まった。
レイ「じゃ・・・先に行くから・・・」
固まったままのシンジを一人残し、レイ歩き出した。
67 :
アスレイ:2007/02/28(水) 17:05:45 ID:???
〈ネルフ本部〉
三人がようやく集合し、ネルフではシンクロテストが開始されていた。
リツコ「すごいわね・・・アスカのシンクロ率・・・昨日とは別人よ。・・・それに比べて・・・」
モニターを見ながら、リツコは溜め息をついた。
リツコ「どぉしちゃったのかしらねシンジ君・・・昨日より急激に下がってるわ」
リツコと同じように溜め息をつきながらミサトが口を開いた。
ミサト「朝はいつも通りだったのに・・・学校でなにかあったのかしら・・・」
心配そうなミサトを見て、リツコは微笑む。
リツコ「すっかり保護者が板についてるわね。昨日はアスカ・・・今日はシンジ君。大変ねあなたも」
クスクスとリツコが笑う。
ミサト「アスカのことはマジでどぉするか悩んでたんだけどね〜。帰ってきた時はいつも通りのアスカだったから私の出番はなかったわ」
ミサトは苦笑いで答えた。
その言葉にリツコの顔色がかわる。
リツコ「昨日のテストでアスカのプライドはずたずたのはずよ?それなのにいつも通りなんて・・・ありえないわ・・・」
ミサト「そぉなんだけどね〜・・・ま、アスカも少しは大人になったってことなんじゃない?」
楽天的な考えのミサトとは違い、リツコは考え込んでいた。
リツコ(アスカはまだそこまで大人じゃないわ・・・立ち直るにはまだ誰かの手助けがいる・・・・・・・・・・・・・・・・まさか・・・)
リツコの頭の中に一人の人物が思い浮かんだ。
リツコ(・・・・・レイ・・・?)
68 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/02/28(水) 18:09:57 ID:Xvs52mEa
>>67 リツコさんにはばればれみたいですね。
もしかして、こっそり・・・
69 :
アスレイ:2007/03/01(木) 13:59:09 ID:???
リツコ「三人ともお疲れ様。上がっていいわよ」
シンクロテストも無事に終わり、レイとアスカは更衣室へ向かおうとしていた。
「レイ」
扉の開く音とともに、後ろからレイを呼び止める声が聞こえ、レイはゆっくりと振りかえった。
二人の少し後ろに、神妙な顔付きをしたリツコが立っていた。
リツコ「ちょっと・・・いいかしら・・・?」
レイ「・・・はい・・・」
レイは小さく返事をすると、リツコのほうへと歩き出す。
その様子をアスカは黙って見ていた。
リツコとレイのいつもと違う様子に、なぜか胸がざわつく。
リツコ「アスカ」
そんなアスカの様子に気付いたのか、リツコが声をかけた。
リツコ「今日のシンクロテスト好成績だったわ・・・次も頑張ってね」
アスカは少しだけ頷き、ろくに返事もしないまま、リツコのそばに立っているレイを見つめた。
今は自分への誉め言葉などどうでもよかった。
レイのことだけが気になる。
レイもまた、アスカのことを黙って見ていた。
リツコ「レイ・・・。行きましょう」
レイ「・・・はい・・・」
リツコに促され、レイはリツコと共に扉の向こうへと消えていく。
アスカ「ファーストっ・・・!!」
アスカは叫んでいた。
なぜ叫んだのか自分でもよく分からない。
アスカの声に振りかえるレイの姿がわずかに見えた。
しかし、その姿は扉によって遮られ、見えなくなった。
wktkが止まらない展開!
ちょっと次の展開が怖いが…凄まじくGJ!!
72 :
アスレイ:2007/03/02(金) 09:12:37 ID:???
アスカと別れたあと、二人はある部屋にきていた。
リツコ「そこに座って・・・いつもの通り腕を出して」
レイ「はい・・・」
レイは言われた通りに静かに腕を差し出す。
何度来ても落ち着かない、薬品の匂いの染み付いた暗い部屋。
リツコは注射器を手に持ち、レイの白い腕に針を刺し入れる。
リツコ「・・・体の調子はどう?」
レイ「・・・問題ありません」
毎回同じようなリツコの質問に、レイは静かに答える。
リツコ「・・・そう」
リツコはレイの腕から針を抜きながら短く答えた。
何も喋らない二人の代わりに、リツコが器具を片付ける音だけが部屋に響く。
レイ「・・・失礼します」
一言だけ言い残し、ゆっくりと椅子から立ち上がり部屋を出ようとするレイ。
しかし、それを制止するようにリツコが口を開いた。
リツコ「・・・必要以上に他人に近付くなと言ったはずよ・・・レイ」
73 :
アスレイ:2007/03/02(金) 09:21:35 ID:???
その言葉にレイは立ち止まり、リツコのほうを振りかる。
リツコは厳しい表情でレイを見据えていた。
リツコ「あなた・・・アスカとなにかあったわね・・・?」
自分の質問に、レイの顔がこわばるのをリツコは見逃さなかった。
リツコ「やっぱりね・・・。あなたのアスカへの好意は知ってるわ」
レイ「・・・いけないことですか?」
レイはリツコに目を向けたまま小さく呟いた。
リツコ「自分の好きな人が他人の力を必要としている時・・・手を差しのべたくなるのは自然なことよ・・・。でもね・・・」
リツコの眼差しが冷たさを増していく。
リツコ「あなたには必要のない感情なの」
リツコの言葉に、レイは心が締め付けられるのを感じた。
そんなレイの様子にも気付かず、リツコは続ける。
リツコ「今あなたの秘密を誰かに知られるわけにはいかないの。あの計画・・・碇指令の計画の妨げになるようなことは絶対にあってはならないわ・・・分かるわね?」
レイはリツコの話を黙って聞いていたが、何も答えず、出口に向かって歩き出した。
リツコ「・・・レイッ!!」
リツコの声にもう一度足を止める。
リツコ「あなたがその体を維持できるのは誰のおかげなのか・・・覚えておきなさい・・・」
怒りの混じったリツコの声。
レイ「・・・・・・・はい」
レイはそれだけ答えると扉を開き、部屋をあとにした。
こうやってみると綾波ほど可哀想なキャラってないな
レイを救えるのはアスカだけ
空気の読まなさっぷりと傍若無人っぷりを活かして
76 :
アスレイ:2007/03/03(土) 15:56:46 ID:???
レイが部屋を出て数分後、再び扉が開き、ある人物が部屋へと入ってきた。
リツコは微笑みながら迎え入れる。
リツコ「碇指令・・・。どうかなさいました?」
ゲンドウ「どうだ?レイの様子は」
レイの名を耳にし、リツコの表情が再び険しくなる。
リツコ「・・・身体に異常はみられません。しかし・・・最近のレイの行動には目にあまるものがあります」
ゲンドウ「セカンドチルドレンのことか・・・・」
リツコ「知ってらしたのですか・・・!?」
驚愕している様子のリツコをよそに、ゲンドウは変わらぬ様子で答える。
ゲンドウ「そばで見ていれば分かる。・・・ほおっておきたまえ・・・問題ない」
リツコ「で、ですがっ・・・」
ゲンドウ「レイのことは心配ない。きみは計画を進めることだけを考えればいい」
反論しようとするリツコをゲンドウの言葉が押さえ込んだ。
リツコの顔が悔しさで歪む。
ゲンドウ「・・・キミの働きには期待しているよ・・・赤木リツコ君」
ゲンドウはそう言い残し、部屋をあとにした。
リツコ「いつも・・・いつもレイのことばかり・・・」
ぎゅっと力をいれた拳が震える。
リツコ「私も・・・あなたのそばにいたいのに・・・ 」
一人残された暗い部屋に、リツコの呟きだけが聞こえた。
wktkwktk
78 :
アスレイ:2007/03/04(日) 17:24:27 ID:???
レイは着替えを終え、一人椅子に座りこんでいた。
あの部屋を出てからずっと、リツコの言葉が頭から離れない。
レイ「・・・私には必要のない感情・・・」
レイは考え込んでいた。
隠しつつも大切に育ててきたアスカへの想い。
大切な想い。
やっと見つけることのできた人間らしい部分。
自分は人間なのだと感じることのできた唯一の感情。
そのすべてを否定し、自分には好きな人の為になにかしたいとゆう、ごく自然な感情を持つことさえ許されていないとゆう現実をつきつけたリツコの言葉。
レイは自分が存在する理由、生きている理由を深く考えさせられていた。
79 :
アスレイ:2007/03/04(日) 17:26:44 ID:???
あの人の計画に利用される為に生かされ、存在している自分。
自分の為に生きることも許されない、ただの道具でしかない自分の存在。
感情など必要ない。
道具だから。人形だから。
レイの心を覆う暗闇。
レイ「私は・・・私は人形じゃないっ・・・」
自分に言い聞かせるように声に出した。
同時に、大切な気持ちを失いそうになる恐怖と、心細さがレイを襲う。
震える自分の体をぎゅっと抱き締めるレイ。
会いたい・・・
声が聞きたい・・・
レイは心の中にいる少女の名を呼ぶ。
レイ「・・・・・・アスカっ・・・」
震えるレイの声が部屋に響く。
そして、その声に反応するように部屋の扉が開いた。
80 :
アスレイ:2007/03/04(日) 21:52:06 ID:???
レイ「・・・!!」
入ってきた人物を見てレイは驚いた。
アスカ「やっと見つけた・・・探したわよファースト・・・」
息をきらしながら、ホッとした顔でアスカが微笑む。
レイ「・・・どお・・・して・・・?」
どおしてアスカがここにいるの?
声に出したいのに声が出ない。
アスカ「べ、べつにアンタが心配だったわけじゃないわよっ!たまには一緒に帰ろうと思って待っててあげてたのに・・・なかなか戻ってこないからっ・・・」
照れながら慌てて弁解するアスカ。
アスカ「だ、だからっ・・・・・・・・・・・・・!?」
突然体に触れた柔らかい感触にアスカの声が止まる。
アスカ「な・・なに・・・・!?」
いきなりレイに抱き締められ、アスカは状況がのみこめない。
ふと、レイの体が震えているのに気付いた。
いつもの冷静なレイからは想像も出来ない弱々しい姿。
アスカ「・・・ファースト?」
いつもと違うレイの様子。レイになにかあったのだとゆうことを物語っている。
レイ「ごめんなさい・・・少しだけ・・・このままでいさせて・・・」
震えるレイの声がそれを決定づけさせた。
しかしアスカはそれ以上なにも言わず、震えるレイの体を両手で優しく包み込んだ。
>>80 (;´Д`)<萌えすぎる・・・・・
マジでGJ!
レイに頑張ってほすぃ・・・
83 :
アスレイ:2007/03/05(月) 12:12:22 ID:bkSOtCvI
どのくらい時間が経っただろうか・・・。
レイ「ありがとう・・・もう・・・大丈夫」
レイはゆっくりと口を開いた。
アスカ「・・・そう」
レイの体の震えが止まっているのを確認し、背中にまわしていた腕をゆっくりとほどく。
アスカ「じゃあ・・・・・・帰ろっか」
アスカはそう言って、レイに右手を差し出す。
差し出された右手を見ながらキョトンとしているレイ。
アスカ「ほらっ・・・手・・・出しなさいよ」
その様子をじれったそうに見ながら、照れ臭そうにアスカは言った。
レイは差し出された右手にゆっくりと触れ、手を繋ぐ。
アスカが優しく繋ぎ返すのが分かった。
アスカの体温と鼓動が伝わり、レイを包んでいく安心感。
人と繋がっているとゆう実感。
大好きな人と一緒にいられる幸福感。
くすぐったいような・・・照れくさい気持ち・・・
レイは自分の心を覆っていた暗闇が、取り除かれていくのを感じた。
84 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/05(月) 13:04:13 ID:e6/PriGM
ゲンドウさんって意外と優しいところがあるんですね。
道具扱いしてる云々の記述があったから、引き離そうとするのかな・・・
と思いきや、そのままにしている。
むしろ、応援しているように思える。
二人の幸せっぷりをみて、人類補完計画を放棄してほしいです。
それに引き換え、リツコさん・・・。
いくら羨ましいからって引き離すことはないでしょ。
一緒にいたいなら、レイみたいにすればいいのに。
アスカ「よりによってなんでアンタと二人でお風呂に入らなくちゃならないのよ」
レイ「仕方ないわ。今はネルフ内にいるように葛城三佐から言われてるもの」
アスカ「だからって、別々に入らせてくれたら良いのに」
レイ「噂だけど、ネルフ内に反逆者がいるらしいわ…今は一人での行動は危険…」
アスカ「それでネルフから出してくれないのね。でも、それって私達も疑われてるってことよね」
レイ「仕方…ないわ」
アスカ「なにが仕方ないのよ。私達が...」
パチッ
急に周りが真っ暗になった。
アスカ「な、なに!?停電」
レイ「スパイの仕業かしら?」
アスカ「そんなことより早く服を着ないと!」
レイ「私の服はどこだったかしら」
アスカ「ち、ちょっと!あんたどこさわってんのよ...あっ」
レイ「…(おもしろい声)」
アスカ「とにかく服を...んっ。そ、そこは...はあはあ」
レイ(なぜかしら股間が熱くなってきたわ」
アスカ「ファースト?…ハァ、あんた…ハァ…わざとやってるわね?」
レイ「ここ、感じる?」
アスカ「か、感じないわよ!?あんた何考えて!?...ひゃっ!」
レイ「...あら...もしかして...おもらし?」
アスカ「…違うわよ!(///」
シンジ「ごめんください、あの碇だけど。綾波、いるかい?
プリント持ってきたんだけど・・・お邪魔するよ」
ガチャ
シンジ「留守なのかな・・・。机に置いておこう。・・・ん、机に何か
貼ってある。こ、これはアスカとのツーショットのプリクラ!?二人で
手でハートマーク作ってる・・・いつの間に仲良くなったんだよ。
僕なんだか寂しいよ・・・」
その頃
アスカ「ね、美味しいでしょ?ここのケーキ」
レイ「うん、紅茶も良い香り。・・・私もおすすめのお店があるの」
アスカ「ほんと?じゃあ今度はそこ行こうよ!」
レイ「・・・行きつけのお好み焼き屋さんよ。そこの大将と仲良いの、私」
>>89 職人さんGJ!
アスカとレイのプリクラ・・・実際見てみたいwww
91 :
アスレイ:2007/03/06(火) 08:33:41 ID:???
手を繋いで歩く帰り道。
何も話さず、ただゆっくりと歩き続ける二人。
アスカはレイになにかあったのだと確信していたが、何も聞こうとはしなかった。
冷静さを失うほどあんなに震えていたのに、何も話そうとしなかったレイ。
なにか言えない理由があるのだろう。
だから、レイが自分から話したいと思う時まで待ったほうがいい。
アスカはそう考えていた。
そして、もし、助けを求めてきた時・・・その時は全身全霊でレイを守ろう。そばにいよう。
二度と悲しい思いはさせない。
静かにそう心に誓う。
レイ「・・・私・・・こっちだから・・・」
レイの声にアスカは我にかえる。
いつの間にか、レイの家の近くまで帰って来ていた。アスカ「あ・・・うん。・・・じゃあね」
寂しげに呟く。
しかし、アスカの言葉を聞いてもレイはなぜかその場から離れようとしない。
頬を赤く染めながら、何か言いたげだった。
アスカ「・・・?」
ふと、視線を下に落とす。しっかりとレイの左手を繋いだままの自分の右手に気付いた。
アスカ「あっ!ご、ごめんっ!!」
アスカは顔を真っ赤にしながら、急いで手を離した。
92 :
アスレイ:2007/03/06(火) 20:53:56 ID:???
アスカ「じゃ、じゃあまた明日ね!」
恥ずかしさのあまり、急いで帰ろうとするアスカ。
レイ「あ・・・待って・・・!」
アスカ「!?」
走り出そうとしたアスカの手を、レイが掴んだ。
アスカが驚いて振りかえる。
アスカ「・・・な、なに?ファースト」
レイは少しうつ向き、何か言いたげな表情をしていた。
アスカ「・・・?どぉしたのよ」
黙ったままのレイが心配になり、アスカは尋ねた。
レイが顔をあげ、アスカを見る。
レイの顔は真っ赤だった。
そして、勇気を振り絞り、小さな声でアスカに言った。
レイ「・・・少し・・・上がっていかない・・・?」
アスカ「えっ!?」
突然の言葉にアスカは驚き顔を赤らめる。
レイ「だめ・・・かしら・・・」
少し寂しそうな顔でレイは呟く。
アスカ「な、なに言ってんのよ!アンタがいいってゆんなら・・・え、遠慮なく上がらせてもらうわよ!」
寂しそうなレイの様子に、アスカは照れながら慌てて答えた。
アスカの返事にレイは頷き、嬉しそうに微笑んだ。
レイ「セカンド、今度二人で旅行に行かない?」
アスカ「ほかの人に頼みなさいよ。私はアンタと二人でなんてやーよ」
レイ「ふふっ、照れちゃって♪」
アスカ「誰も照れてないわよ。大体、あんたねえ、この前は更衣室でいきなり
抱きついてくるし、しかも私の入浴中に防水カメラまで用意して盗撮
するし、それだけに飽き足らず私が寝てるときにキスしたの知ってるのよ」
レイ「ば...ばれてたの?」
アスカ「当たり前でしょ?まさか、あんたばれてないと思ってたの?」
レイ「セカンドの性格を考えると、そういうことすると殴るか罵倒するでしょ?
何もしてこなかったからばれてないのかと」
アスカ「怒る気にもなれなかったのよ。あんた私の前ではキャラが違うし」
レイ「でも、怒らなかったってことは満更でもないのね?」
アスカ「べ、べつにそういうわけじゃあ…」
そういって、アスカはレイに顔を見られないように背けた。
レイ「やっぱり照れてる〜♪」
ヒカリ「あの、綾波さん?」
レイ「…何?」
ヒカリ「邪魔してごめんね。明日の日直って綾波さんよね?」
レイ「そうだけど」
ヒカリ「はい、これ。日誌」
レイ「ありがとう」
ヒカリ「じゃあ、私は帰るから」
レイ「そう」
アスカ「ちょっとヒカリ!私も一緒に!」
ヒカリがアスカのほうに振り向いたとき、レイの視線がこちらを刺すような
目つきだったことは言うまでもない。
ヒカリ「わ、私は一人で帰るから!じゃあね!」
そそくさと逃げるようにヒカリは教室から出て行った。
レイ「そうそう、旅行の日はあさっての土日だから」
アスカ「って、急すぎ!」
94 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/06(火) 23:17:21 ID:oq9CvNNh
れ、レイって見かけによらず・・・大胆。
男でなくて正解だったわ。
男だったら、今ごろ、ミラー(ry
95 :
アスレイ:2007/03/07(水) 13:08:16 ID:???
レイ「ここよ・・・」
アスカと共に自宅に向かっていたレイは、所々ヒビの入った壊れかけの建物の前で立ち止まった。
アスカ「・・・!?」
人が住んでいる気配もしない、閑散としたマンション。
工事の杭打ち機の音が不気味になり響いている。
レイ「・・・こっち」
マンションを見上げて立ちつくしているアスカにそう言うと、レイは階段をのぼり始めた。
アスカ(ファースト・・・こんなところに一人で住んでるの・・・?)
目の前を歩く寂しげな後ろ姿を、アスカは黙って見つめた。
『402』と書かれた部屋の前でレイは立ち止まり、鍵もかけていない扉を開く。
レイ「入って・・・」
アスカ「あ・・・うん」
レイ「靴・・・脱がなくていいから・・・」
靴を脱ぎかけたアスカを制止し、レイはそのまま部屋の中へ入って行く。
床は靴の跡がつき、砂ぼこりで汚れていた。
アスカも戸惑いながら後に続く。
部屋に入ったアスカの目に入ってきたもの・・・それは殺風景な病室のような部屋だった。
ひんやりとした部屋の中にはベッドや冷蔵庫、タンスなどの必要最低限な物しかなく、そのまわりにはビーカーや薬、使い捨てた包帯が置かれている。
孤独と悲しみが満ちた部屋。
それがこの部屋の印象だった。
アスカ(寂しい場所・・・ファーストはずっと一人でここに・・・)
この部屋で生活するレイの姿を想像するだけで、アスカの胸は締め付けられそうだった。
職人サンGJ!
97 :
アスレイ:2007/03/07(水) 16:38:52 ID:???
レイ「こんなものしかないけど・・・」
レイは台所から紙コップを二つ持ってくると、その一つをアスカに手渡した。
アスカ「あ、ありがと・・・」
手渡された紙コップからは温かい紅茶の香りが漂う。
椅子に座り、それをゆっくりと口に運びながら、アスカは尋ねた。
アスカ「・・・嫌じゃないの?こんなところに・・・一人でいるの」
レイ「・・・慣れてるもの。ずっと一人だったから・・・」
アスカの質問にレイは無表情で答えた。
レイ「・・・でも・・・」
レイの顔が少し曇る。
レイ「最近は違う・・・」
アスカと別れた後に感じる孤独と寂しさ。
この部屋はその感情を余計増幅させる。
レイ「・・・・寂しいのね・・・きっと・・・」
部屋の中を見渡しながらレイは呟いた。
アスカはその様子を黙って見ていたが、紅茶を勢いよく飲み干すと椅子から立ち上がった。
アスカ「ごちそうさま!美味しかったわ」
そのまま玄関へ向かうアスカ。
レイ「あっ・・・」
レイは焦って立ち上がり、その後ろを追いかける。
アスカの肩に触れようとした瞬間、アスカが振り向いた。
98 :
アスレイ:2007/03/08(木) 18:31:29 ID:???
振り向いた後、アスカは真面目な顔でレイを見つめた。
目の前にあるアスカの整った顔に、レイの目は釘付けになっていた。
心臓の音がアスカに聞こえそうなほど大きく高鳴る。
アスカはゆっくりとレイの両頬へ手を添えた。
そして少しづつ近付くアスカの顔。
レイ「・・・だ・・・だめ・・・」
レイは緊張のあまりぎゅっと目をつむる。
レイ「!!」
しかし次の瞬間、レイの頬を鈍い痛みが襲った。
驚いて目を開けると、少し不機嫌そうな表情でレイの頬をつねるアスカがいた。
アスカ「あんた・・・バカぁ!?」
レイ「え・・・?」
突然の罵声に、レイはなにがなんだか分からない。
アスカ「寂しいなら寂しいって・・・なんで言わないのよっ・・・!」
レイの頬から手を離しながら、アスカは悲しげにうつ向いた。
アスカの様子にレイは少し戸惑っていた。
自分が寂しいとゆう気持ちを口にしなかったことをなぜアスカは怒るのか、レイにはよく分からなかった。
レイ「なに怒ってるの・・・?」
アスカ「怒ってなんかないわっ!!」
レイの言葉にアスカは顔を上げて反論した。
その瞬間、アスカの青い瞳から涙がこぼれ落ちる。
アスカ「私ばっかり・・・アンタに助けてもらって・・・アンタが辛い時になにもしてあげられないなんて・・・悔しいじゃないっ!!」
職人さんいつも楽しませて頂いてます!ありがとうございます!
これからも続きをwktk!
101 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/09(金) 17:42:36 ID:0t+4tzhB
レイって幸せ者ですね。
優しくしてくれる存在がいる。辛い目にあったのに、その辛さを外に向けない。
その強さ、羨ましいです。
102 :
アスレイ:2007/03/09(金) 18:33:57 ID:???
アスカ「アンタが私のそばにいるって言ってくれたんだから・・・私だってアンタのそばにいる・・・」
こぼれ落ちる涙を手で拭いながらアスカは話す 。
アスカ「でも・・・アンタが思ってることちゃんと言ってくれなきゃ・・・私・・・いつそばにいればいいのか分かんないじゃないっ・・・。もっと私に頼んなさいよっ!アンタだって・・・一人なんかじゃないんだからっ・・・」
アスカが罵倒した理由をレイはやっと理解した。
自分を頼ろうとせず、助けさえ求めてこない相手に対する寂しさ。
アスカはレイが思っていた以上に、レイのことを心配し、力になろうとしてくれていた。
それに気付かず一人で塞ぎこんでいた自分。
レイ「ごめんなさい・・・」
謝罪の言葉と同時に、レイの胸に熱いものがこみあげる。
アスカのそばにいる時に感じる幸せとは違い、それよりも強く溢れだすような感情。
その胸の苦しさと同時に視界はぼやけ、レイ頬を涙が伝った。
104 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/09(金) 23:55:13 ID:4Nft6uma
105 :
アスレイ:2007/03/10(土) 15:56:37 ID:???
レイの瞳から溢れ出る涙。
アスカ「!?な、なんであんたまで泣いてんのよ!」突然の出来事にアスカは困惑する。
アスカ「ちょ、ちょっとファースト・・・ほっぺたつまんだのそんなに痛かったの・・・?」
アスカはオロオロしながらレイを気にかける。
レイはそっと呟いた。
レイ「・・ありがとう・・・・」
アスカ「え・・・?」
レイ「あんなこと言ってもらったの・・・初めてだから・・・」
アスカに出会う前、レイは命令に従うだけのただの人形のようだった。
アスカに出会って少しずつ変わり始めた心。
人の温もりを求めはじめ、すがりたい、そばにいてほしいという感情が胸に溢れていた。
でも、けっしてその気持ちを伝えようとはしなかった。
拒絶されるのを恐れ、触れ合おうともせず、心に壁をつくり、ただ逃げていただけだった。
なのにアスカは、そんな自分に手をさしのべ、そばにいてくれようとしている。
頼っていいとはっきりと言葉で伝え、心の壁を壊しててくれた。
レイ「頼りすぎて・・・迷惑かけるかもしれない・・・」
レイはそう言って、また涙を流す。
アスカ「バカ・・・平気よそんなの・・・。・・・ほらっいい加減泣くのやめなさいよ!」
アスカは少し呆れた顔でそう言うと、指でそっとレイの涙を拭う。
レイ「ごめんなさい・・・」アスカ「もおっ・・・・・・・・・(アンタの泣き顔見てると・・・無償に抱き締めたくなるのよ・・・) 」
レイ「なにか言っ・・・・・・」
レイの言葉を遮るように、アスカはそっとレイの体を抱き寄せた。
106 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/10(土) 21:01:33 ID:+hbLTVpX
107 :
アスレイ:2007/03/11(日) 20:03:25 ID:???
アスカ「・・・やっぱここから変えなきゃダメね・・・うん」
レイが泣きやんだあと、アスカは一人ブツブツ言いながら部屋を見回していた。
レイ「・・・なにやってるの?」
不審な動きのアスカを不思議そうに見ながらレイは問う。
アスカ「この部屋よっ!この部屋を変えるのよっ! 」
レイのほうに降り向き、アスカは自信たっぷりな笑みで答える。
レイ「・・・?なにを変えるの・・・?」
アスカ「そぉと決まれば・・・・・ファースト!!アンタ明日暇よね!?」
レイの話も聞かず、アスカは尋ねる。
レイ「え、ええ・・・」
アスカ「買い物行くわよっ!!」
レイ「!?」
突然の発言にレイは驚きを隠せない。
レイ「でも・・・買いたいもの・・・ないもの・・・」
その言葉にアスカは大きく溜め息をつく。
アスカ「アンタねぇ・・・そんなんだからこんな寂しい部屋になるんじゃない!適当に明るげな物買って置いとけばいいのよ!・・・とゆーわけで・・・明日1時にあの公園で待ち合わせね!」
勝手に話を進めていくアスカ。
レイは突然の展開に頭がついていかず、唖然としていた。
アスカ「いいわね!ファースト」
レイ「え、ええ・・・」
アスカの言葉に思わず頷く。
アスカ「じゃ!また明日ね!遅れずに来なさいよ!」アスカはそう言い残すと、嬉しそうに部屋をあとにした。
108 :
アスレイ:2007/03/12(月) 17:20:08 ID:???
アスカ「ねぇシンジっ!この服はどう?」
シンジ「え?う、うん。よく似合ってると思うよ」
シンジは力ない笑顔で答える。
これでもう11着目。
アスカは戻ってくるなり、部屋から服を引っ張り出してファッションショーのようなことをし始めた。
当然、シンジはそれに付き合わされていた。
ミサト「たっだいま〜」
シンジの疲れもピークに達した時、玄関から明るい声が聞こえた。
シンジ「お、お帰りなさいミサトさん!」
シンジはホッとした様子で嬉しそうにミサトを迎え出た。
ミサト「ただいまシンジ君♪アスカは?」
シンジ「それが・・・」
シンジは溜め息をつきながらリビングのほうに目をやった。
109 :
アスレイ:2007/03/12(月) 17:21:57 ID:???
ミサト「な、なによこれ・・・」
リビングにはアスカの脱ぎ散らかした服が山ずみになっていた。
アスカ「あ、お帰りミサト」
ミサト「な、なにやってるのアスカ・・・」
12着目に着替え終えたアスカを見つけ、ミサトは唖然としている。
アスカ「明日着ていく服をシンジに見てもらってただけよ」
ミサト「服を?デートでも行くの?」
アスカ「ち、違うわよっ!!」
アスカは顔を真っ赤にし、声を荒げた。
アスカ「出かけるだけよっ!!・・・だ、だれがファーストとデートなんかっ・・!!」
慌てて否定するアスカの口から出た名前に、二人は耳を疑った。
ミサト「う・・・うそ・・・」
ミサトの引きつった声が微かに聞こえ、アスカは二人のほうを向く。
目の前には、この世の終わりのような顔をした二人がアスカを見て固まっていた。
アスカ「な、なによっ・・・!?」
ミサト「ア・・・アスカが・・・」
シンジ「あ・・・綾波と・・・」
ミサト・シンジ「デートォォォォォっ!?」
悲鳴にも似た二人の声が夜のマンションに響いた。
うぉー続き気になるー!
111 :
アスレイ:2007/03/13(火) 11:41:29 ID:???
シンジ「う、嘘だ・・・アスカと・・・綾波が・・・」
ミサト「シンジくん・・・男として辛いかもしれないけど真実よ・・・受け止めなさい。二人は明日デートに行くのよ・・・」
アスカ「だ、だからデートなんかじゃ・・・」
ミサト「でもほんと面白い組み合わせねぇ。アスカとレイがねぇ〜・・・考えもしなかったわ」
シンジ「・・・そぉ言えばアスカ・・・この間綾波と仲良く歩いてたよね・・・」
アスカ「な、なに言って・・・」
ミサト「え!?そぉなの!?ちょっとアスカったらいつの間にぃ〜?」
アスカ「ち、違っ・・・」
シンジ「・・・でもよかった・・・ほんとによかった・・・!アスカと綾波って仲悪いんだと思ってたから・・・僕二人のこと応援するよ!」
ミサト「良いこと言うわねシンちゃん♪そぉよアスカ〜頑張んなさい♪」
からかい半分のミサト、暴走するシンジ。
自分の話をまったく聞こうとしない二人に、アスカの怒りは頂点に達した。
アスカ「・・・だからっ・・・・・違うって言ってんでしょ――――っ!!!」
怒鳴り声とともにアスカはテーブルを叩きつけた。
ミサト「じょ、冗談よ」
シンジ「ご、ごめん・・・」
部屋には重苦しい空気が流れる。
アスカ「・・・私・・・もぉ寝る・・・」
アスカはうつ向いたままそぉ言い残すと、散らかした服を抱え、自分の部屋へと戻っていった。
112 :
アスレイ:2007/03/14(水) 14:03:46 ID:???
ミサト「ちょっち・・・からかい過ぎたかしら・・・」
シンジ「ミサトさんのあの言い方・・・ちょっちなんかじゃなかったですよ・・・」ミサト「や、やっぱり?」
ミサトは大きく溜め息をついた。
ミサト「アスカももぉ少し自分の気持ち理解して素直になれればねぇ・・・。まぁ相手がレイだし・・・すぐには無理か・・・」
ミサトは最近のアスカとレイの様子から、二人の気持ちにうすうす感付いていた。
そんなミサトをよそに、シンジがポツリと呟く。
シンジ「なんで綾波と仲良いって言われるのがそんなに嫌なのかな・・・」
ミサト「!?」
二人の気持ちに当然気付いていると思っていたシンジの言葉に、ミサトは唖然とする。
ミサト「ちょ、ちょっとシンちゃん・・・もしかして・・・気付いてないの?」
シンジ「なにをですか?」ミサト「な、なにって・・・」
シンジの鈍感さに呆れるミサト。
そして哀れむような顔で呟いた。
ミサト「シンちゃんに女心はまだ分からないか・・・」
シンジ「な、なんですかいきなり・・・」
ミサトの言っている意味がシンジにはさっぱり分からない。
ミサト「ま、そのうち分かるわよ♪」
そぉ言って微笑むミサトを、シンジは不思議そうに見つめていた。
113 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/15(木) 01:08:24 ID:WKnxRDJc
アスレイ>>>>>>>>>庵野秀明 GJ!!!
114 :
アスレイ:2007/03/15(木) 10:02:06 ID:???
<次の日〉
アスカは待ち合わせ場所の公園に向かっていた。
かなりの寝不足。
昨日晩のミサトとシンジの会話がアスカの部屋まで筒抜けだった為、アスカは一晩中レイの事を考えるはめになってしまった。
アスカ「ほんとミサトってば好き勝手言ってくれちゃって・・・なにが『自分の気持ち理解して素直になれれば』よっ。自分の気持ちぐらい分かってるのにっ。ファーストは只の友達!そして仲間!ただそれだけよっ」
アスカは一人ブツブツ言いながら、レイに対する気持ちを自分の中で整理していく。
アスカ「なんでも話して欲しい。なにかあった時は力になりたい。寂しい時や辛い時はそばにいてあげたい・・・ま、こんなの友達だったら当然の感情よねっ!」
アスカは内心、ホッと胸をなでおろす。
アスカ「私がファーストに恋愛感情抱くわけないじゃない。普通に考えてありえないわ。そりゃあまぁ・・・見たことない表情にドキドキする時もたまにあるけど・・・」
照れた顔・・・泣き顔・・・嬉しそうな顔・・・微笑んだ顔・・・アスカの頭の中に、次々とレイの顔が浮ぶ。
ふと、愛しいとゆう感情と共に、その全てを自分だけに向けて欲しいとゆう気持ちが沸き起こっていく。
アスカ「!?」
アスカはその気持ちに驚き、足を止めた。
アスカ「な、なによ・・・!?この感情・・・」
心臓がものすごい速さで脈打つ。
アスカは公園の入り口で立ち止まったまま動かなくなった。
レイ「なにやってるの・・・?」
そんなアスカに、時間通りにやってきたレイが背後から声をかけた。
115 :
アスレイ:2007/03/17(土) 13:49:42 ID:???
アスカ「!?」
突然背後から聞こえたレイの声に驚き、アスカは後ろを振りかえる。
後ろには、不思議そうな眼差しでアスカを見つめたレイが、首をかしげて立っていた。
レイはアスカの顔をジッと見つめたまま、静かに尋ねる。
レイ「・・・どぉかしたの?」
アスカ「えっ!?な、なにが!?」
平静を装おおうとしたアスカだったが、声が裏返ってしまい、余計に様子が怪しくなってしまった。
レイ「・・・顔が赤いわ。それに・・・様子が変・・・」
レイに指摘され、アスカの顔はますます赤みを増していく。
アスカ「べべべ、べつにどぉもしないわ!!わ、私だけのものにしたいなんてぜんっぜん思ってないんだからっ!!」
アスカはレイの言葉に動揺するあまり、よけいなことを口走ってしまった。
アスカ「 ハッ!!ち、違っ・・・!」
レイ「・・・?」
弁解しようとしたが、あまりの恥ずかしさに頭が混乱し、声が出ない。
そんなアスカの様子に、レイはなにも分からずただ呆然としていた。
117 :
アスレイ:2007/03/18(日) 11:32:25 ID:???
アスカ「!?」
突然、アスカの額に冷んやりとしたものが触れる。
レイ「・・・熱はないのね・・・体の調子でも悪いの・・・?」
レイの白い手が、額にやさしく置かれていた。
額に伝わる心地のいい冷たさに、アスカの気持ちもだんだん落ち着いていく。
アスカ「だ・・・大丈夫・・・」顔はまだ赤いものの、いつものアスカに戻ったようだった。
レイ「そう・・・」
レイはまだ少し心配そうな様子だったが、アスカの言葉を聞き、ゆっくりと額から手を離した。
アスカ「じ、実は昨日あんまり寝れなかったのよ。ただの寝不足だから気にしないで!」
これ以上レイに心配かけさせるわけにはいかず、アスカは苦笑いをしながら嘘をついた。
レイ「よかった・・・。一緒に出かけるの楽しみだったから・・・少し心配したわ・・・」
そう言って、レイは安心した様子で微笑む。
アスカはその微笑みに罪悪感を感じたが、レイ本人に本当の理由を言えるはずもなく、ただ微笑みかえすことしかできなかった。
レイ「服・・・」
ふと、レイがアスカの服を見て呟く。
アスカもレイと同じく、制服を着て来ていた。
アスカ「え?あ、うん。ファーストも制服着てるじゃない」
レイ「私・・・私服持ってないもの・・・。でも・・・どうしてあなたまで・・・」
アスカ「ミサトがね、ファーストが私服着てるの見たことないから、たぶん今日も制服で来るって教えてくれたのよ。一人だけ制服ってゆうのも変だから制服デートでもしてきなさいって」
レイ「・・・デート・・・?」
その言葉を聞いたレイの顔は、みるみるうちに赤くなっていく。
その様子をみていたアスカの顔も、つられたように赤くなる。
アスカ「わ、私が言ったんじゃないんだからねっ!!ミサトよミサトっ!!ちょっと!!聞いてるのファースト!?・・・・・・もぉっ!!ほらっ早く行くわよっ!!」
顔を赤く染めたままボーッとしているレイの手を掴み、アスカはショッピングセンターへと向かった。
なぁ、このスレの保管庫作らね?
ネタはループしていても書き手によって萌えと燃えと和みと切ない系の要素がそれぞれの書き手によって違ってくる事に最近になってようやく気づいたw
このスレはペースはゆっくりでも長生きしそうだ。
初代スレから覗いてるよ。
119 :
アスレイ:2007/03/19(月) 20:26:20 ID:???
〈ショッピングセンター内〉
アスカ「さてと、なにから見よっかな〜・・・あっ!!この服可愛いいじゃない!あっ!あれも!こっちも可愛い!!あっちのも!!」
ショッビングセンターに入るなり、アスカはレイの買い物そっちのけで次々と店内を回り始めた。
レイは何も言わずその後ろを付いていく。
服を手に持つと、アスカはそれを自分の体に合わせて振り向いた。
アスカ「見て見てファースト!!これなんかどぉ?」
レイ「・・・良く似合ってるわ」
アスカ「やっぱり!?これ買っちゃお〜♪♪あっ!こっちは!?」
レイ「・・・似合ってるわ」
アスカ「じゃあこれも〜・・・げっ!!これ高いじゃない・・・」
着々と増えていくアスカの買い物袋。
もはや誰の為の買い物なのか、分からなくなっていた。
アスカ「ちょっと・・・買いすぎたわね・・・」
数時間後、両手いっぱいに持った袋を見て、アスカはやっと落ち着きを取り戻した。
アスカ「ねぇファースト!喉渇かない・・・・って、あれ?ファースト?」
ついさっきまで後ろにいたはずのレイの姿が見当たらない。
きょろきょろと辺りを見渡すと、あるお店の前でウインドウ越しに店内を見つめるレイの姿があった。
120 :
アスレイ:2007/03/19(月) 20:27:28 ID:???
アスカ「なに見てんの?」
レイが見つめているショーウインドウの中には、シンプルな写真立てが飾られていた。
アスカ「・・・写真立て?」レイは何も言わず、静かに頷く。
アスカ「シンプルで可愛いじゃない。買わないの?」
レイ「・・・いらない」
アスカ「なんで?」
レイ「買っても飾る写真・・・ないもの・・・」
静かにそう呟いたレイの横顔は、どことなく寂しそうに見えた。
レイ「買い物・・・もういいの?」
アスカのほうを向き、レイは尋ねる。
アスカ「あ・・・うん。喉乾いたからお茶でも飲もうと思って」
レイ「そう・・・。じゃ・・・行きましょ」
アスカ「うん・・・」
返事をしたもののアスカは動こうとしない。
レイ「どぉかしたの・・・?」
アスカ「えっ?あっその・・・・・・ぁあっ!!」
アスカは突然なにかを思い出したような声を出した。
アスカ「さっきのとこに忘れ物しちゃった!!悪いけど先に行っててくれない?この先にカフェがあるから!」
レイ「忘れ物?・・・私も一緒に行くわ」
アスカ「えっ!?い、いいわよ一人で!」
レイ「・・・そう。じゃあ先に行ってるわ」
アスカ「うんっ。すぐ行くから!」
カフェに向かうレイを見送りながら、アスカは手をふった。
122 :
118:2007/03/19(月) 20:48:24 ID:???
ギコナビからログ消してしまったんで過去ログ見れるとこあればネタまとめとか作れそうだけど・・・
保管庫ってなに?
ケータイから見てる初心者だからなんのことなのか分からん。
よかったら教えてください。
ようするにまとめサイトのことじゃないの?
126 :
アスレイ:2007/03/20(火) 22:27:09 ID:???
アスカ「お待たせっ!」
数分後、アスカは息を切らせながらレイの待つカフェにやって来た。
レイ「忘れ物・・・見つかった?」
アスカ「へ?・・・あっ!う、うんっ!ちゃんとあったわ!
レイ「そう・・・。なに忘れてたの?」
アスカ「えっ!?・・・・・そ、そんなことより注文よ!注文!」
アスカはなぜか焦った様子で話を遮り、注文し始めた。
紅茶を注文し、二人はそれをゆっくりと口に運ぶ。
レイ「おいしい・・・」
ほっと息をもらしながら、レイは嬉しそうに呟く。
アスカ「そぉ?ファーストが入れてくれた紅茶のほぉが美味しかったわ」
レイ「なっ・・・なにを言うのよ・・・」
何気無い言葉に顔を赤らめるレイを見て、アスカは笑った。
アスカ「ねぇファースト。時間まだ大丈夫よね?」
レイ「ええ・・・問題ないわ」
アスカ「行きたい場所あるんだけど付き合ってくれない?」
レイ「どこに行くの・・・?」
アスカ「いいところ♪♪」
レイの質問に、アスカはイタズラっぽい笑顔で答えた。
wktk
仕事の疲れが吹っ飛びますわ、毎回ありがたいです
アスレイは天才
129 :
アスレイ:2007/03/21(水) 22:31:17 ID:???
アスカ「んじゃ、そろそろ行こっか」
紅茶を飲み終え、二人はカフェを後にした。
そして、アスカはそのままショッピングセンターの外へと向かう。
レイ「・・・違うお店に行くの?」
アスカ「〜♪♪」
レイの言葉に答えず、アスカは鼻唄を歌いながら歩き続ける。
アスカに付いて歩き続けること数十分。
周りはビルではなく、山に囲まれ始めた。
道は上り坂でだんだんと狭くなり、家やお店など一つも見当たらない。
レイ「・・・どこまで行くの?」
人の気配さえなくなり始めた道を歩き続けるアスカに、レイは少し不安を感じ始めていた。
アスカ「ん〜・・・この辺だと思うのよね・・・あっ!この階段だわ!」
道のそばに、山の中へと続く石で造られた階段が見えた。
アスカ「この上よ!」
そう言うと、アスカはかけ足で階段を登っていく。
その後ろを、レイもゆっくりと登り始めた。
アスカ「ほらっ!もぉちょっとよファースト!!」
階段の中腹まで登り終えたレイの耳に、すでに頂上まで登り終わったアスカの声が聞こえた。
少し足を早め、レイは登り続ける。
あと五段・・・三段・・・一段・・・
レイ「・・・!!」
レイは目の前に広がる光景に息を飲んだ。
息を飲んだ。
まで読んだ
全部しっかり読んでるじゃねえかww
132 :
アスレイ:2007/03/22(木) 19:07:37 ID:???
ビルよりも高い場所から見下ろす景色。
はるか遠くに見える街は、夕焼けで綺麗なオレンジ色に染まっていた。
アスカ「良い眺め!!来てよかったでしょ?」
微笑むアスカに、レイは頷きながら微笑み返す。
レイは目の前に広がる景色に釘付けになっていた。
レイ「こんな景色・・・初めて見たわ・・・」
学校、本部、家の行き来しかしないレイにとって、この場所からの眺めは見たこともない美しい光景だった。
アスカ「ファースト!」
自分を呼ぶアスカの声にレイは振り向く。
『カシャッ』
レイ「!?」
レイを襲う突然の閃光。
アスカ「ちょっとファースト!なんて顔してんのよ!」
レイの驚きように笑うアスカ。
その手には、カメラが握られていた。
133 :
アスレイ:2007/03/22(木) 19:25:39 ID:???
レイ「カメラ・・・?」
アスカ「鞄の中見たら入ってたのよ。あと一枚残ってるから・・・その・・・一緒に撮らない?」
レイ「えっ・・・」
アスカ「べ、別にいいじゃない!・・・ほらっ!」
頬を赤く染めたレイの手を、同じように頬を染めたアスカが引っ張った。
オレンジ色の景色を背景に、二人は並ぶ。
アスカ「あんたねぇ・・・もっと寄らないと入らないじゃない」
アスカは、少し距離をとろうとするレイの肩を引き寄せると、レイの頬に自分の頬を寄せた。
二人の耳に、お互いの心臓の音だけが響き始める。
アスカ「いい?笑顔で撮るわよ?せーの・・・」
『カシャッ』
アスカ「よし、撮影完了♪♪」
写真を写し終えると、アスカは鞄の中にカメラをしまった。
と同時に、綺麗にラッピングした袋をそっと取りだし、レイに差し出した。
ビルよりも高い場所から見下ろす景色。
から
レイに差し出した。
まで読んだ
これはたまんねぇwwww
1 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2007/01/25(木) 09:03:30 ID:???
から
これはたまんねぇwwww
まで読んだ
138 :
アスレイ:2007/03/24(土) 11:47:59 ID:???
アスカ「はい!あげる」
レイ「え・・・?」
目の前に差し出されたプレゼントにレイは戸惑う。
アスカ「あんたのおかげで今の自分がいるから・・・そのお礼よ」
レイ「でも・・・」
アスカ「あ〜もうっほんとじれったいわね!黙って受取りなさいよ!」
胸に押し付けるように渡されたプレゼントを、レイは遠慮がちに受け取った。
アスカ「開けてみて♪」
レイは頷き、ゆっくりとプレゼントを開け始める。
レイ「あ・・・!!」
中を見てレイは驚いた。
袋の中には、自分がショッピングセンターで眺めていた写真立てが入っていた。
レイ「これ・・・」
アスカ「飾る写真もあるでしょ?さっき撮った写真・・・飾りなさいよね」
照れくさそうに話すアスカの言葉に、この場所に来たことも、写真を撮ったことも、全て自分の為だったことにレイは気付いた。
レイ「・・・嬉しい・・・ありがとう・・・!」
感謝の言葉を口にし、無邪気な笑顔で写真立てを大事そうに見つめるレイの姿。アスカは、そんなレイの姿を愛しそうに見つめていた。
アスカ「それと・・・実はもう一つあげたいものがあるの」
アスカはポケットの中から何かを取り出した。
アスカ「手・・・出して」
アスカに言われた通りにレイは手を差し出す。
差し出された手をアスカは左手でそっと支え、右手をレイの手のひらに重ねた。
wktk
140 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/25(日) 03:51:09 ID:yiMEEumv
アスレイは神
携帯小説化希望
141 :
アスレイ:2007/03/25(日) 12:35:12 ID:???
アスカの右手がレイの手のひらから離れると、レイの手のひらの上には、天使の羽をモチーフにしたシルバーのネックレスが置かれていた。
アスカ「ファーストに似合いそうだなって思って・・・ペアのネックレスなのよ。ほら」
そぉ言って、アスカは首元からネックレスを取り出して見せる。
アスカ「この羽の部分を二つくっつけると一つの翼になるの。これ付けてるといつも一緒にいるみたいで寂しくないでしょ?」
アスカはレイを見つめて優しく微笑んだ。
レイ「・・・付けてみてもいい・・・?」
その言葉に、アスカは嬉しそうに頷く。
アスカ「つけてあげるわ。後ろ向きなさいよ」
アスカはレイの手からネックレスを受け取り、後ろを向いたレイの首にそっとつけた。
アスカ「どぉ?気に入った?」
レイ「ええ・・・とても・・・」
そぉ言って振り返ったレイの目には涙が溢れていた。
アスカ「ちょっと!なに泣いて・・・!」
レイに抱きつかれ、アスカは言葉をつまらせる。
アスカの胸元で、レイは小さな声で呟いた。
レイ「ありがとう・・・すごく嬉しいわ・・・」
アスカ「バカね・・・泣くことないでしょ?」
レイの頭を優しく撫でながら、アスカは微笑む。
レイ「・・・ずっとあなたと一緒にいたい・・・もう・・・一人は嫌・・・」
レイの言葉と震える声に、レイが感じていた寂しさがどれほどのものだったのか、アスカはやっと分かった気がした。
アスカ「・・・一人になんかさせない・・・ずっと一緒にいるわ。もぉ寂しい思いなんかさせないから」
レイの震える体を、アスカはそっと抱き締めた。
アスカたんオットコ前ー!
アスレイ神!
だがしかしレイにお洋服を買ってやってほしかったぞw
良スレ
ホロッときた
素直にイイ
二人の表情やしぐさが脳内補完されていく・・・
145 :
アスレイ:2007/03/27(火) 23:38:12 ID:???
アスカ「すっかり遅くなっちゃったわね。・・・ミサト怒ってるかなぁ」
二人が街に戻ると、時計の針はすでに夜の七時をまわっていた。
ミサトに怒られている自分を想像して身震いするアスカをよそに、レイは首からかけたネックレスを嬉しそうに触りながら、ずっと眺めていた。
そんなレイの姿を、アスカは愛しそうに見つめる。
そしてレイの顔を横から覗きこみ、イタズラっぽい口調で尋ねた。
アスカ「なに?そんなに嬉しかった?」
アスカの言葉に、レイは恥ずかしそうに微笑む。
レイ「プレゼント・・・初めてだから。それに・・・お揃い・・・」
嬉しそうにアスカを見つめるレイの顔は、とても幸せそうだった。
そんなレイの表情に、アスカの心は温かいもので満たされる。
レイの表情一つ一つに反応する自分の感情に、アスカはもう驚きはしなかった。
ミサトの言葉をきっかけに、やっと気付くことができた感情。
自分の中に眠っていた想い。
知らず知らずのうちに抵抗し、認めようとしなかったその想いを、アスカはやっと素直に受け止めることができていた。
レイ「・・・なに?」
自分を見つめるアスカの視線に気付き、レイは照れながらも不思議そうな顔で尋ねた。
アスカ「へ?あ、べ、べつに!」
我に返ったアスカは顔を真っ赤にしてレイから目をそらす。
気持ちには気付いたものの、それを伝えることはアスカにはまだ出来なかった。
146 :
アスレイ:2007/03/28(水) 22:48:15 ID:???
レイは顔をそらせたままのアスカを少し寂しそうに眺めていた。
ふと、アスカが両手に持っている荷物に気付く。
レイ「袋・・・半分持つわ」
レイはそう言うと、アスカが右手に持っている買い物袋に手をかけた。
アスカ「大丈夫よ、軽いし自分で持てるわ」
レイの手から再び買い物袋を取ろうとするアスカの右手に、レイはそっと自分の左手を繋ぐ。
アスカ「!?」
レイ「だめ・・・。手・・・繋ぎたいから」
上目使いで無邪気に微笑むレイ。
そんなレイの表情に、アスカも恥ずかしそうに微笑んだ。
頬を赤らめ、嬉しそうに手を繋いで歩くレイ。
そんなレイを愛しく感じ、ドキドキが止まらないアスカ。
少し前までの自分からは想像もつかなかった今の自分の変わりように、アスカはクスリと笑う。
レイ「・・・?なに笑ってるの?」
笑っているアスカに、レイは不思議そうに尋ねた。
アスカ「ごめん、なんかさ・・・今の自分が信じられなくて・・・」
アスカはなにかを思い出すように少し目をふせる。
アスカ「前の私はいつも自分のことばっかり考えて・・・自分の周りに壁をつくって・・・他人なんか受け入れようともしなかった。でも今は・・・自分から触れ合いを求めたり、人の為に何かしたいって思ったり・・・やっと人間らしくなれた気がする・・・」
レイ「・・・人間・・・らしく・・・」
アスカの言葉を聞き、突然レイの足が止まった。
アスカ「ファースト?・・・どぉしたの?」
黙りこんでしまったレイを、アスカは心配そうに見つめる。
しばらくして、レイはなにかを決心したような眼差しでアスカを見ると、ゆっくりと話し始めた。
レイ「私・・・私あなたに話さなくちゃいけないことがあるの・・・」
dkdk
148 :
アスレイ:2007/03/30(金) 00:41:45 ID:???
アスカ「な、なによそんな深刻な顔しちゃって!話しにくいことなら無理に話さなくても・・・」
アスカの言葉に、レイは首を横に振る。
レイ「いつか・・・分かることだから・・・。それに・・・あなたにだけは話しておきたいの・・・」
いつもと違うレイの様子に、アスカの顔から笑みが消える。
アスカ「・・・なにを話すの・・・?」
一瞬、レイの顔に悲しみの色が浮かぶのをアスカは見逃さなかった。
レイは寂しげに微笑み、重たい口を開く。
レイ「私の・・・秘密・・・」
アスカ「秘密・・・?」
その時だった。
レイ「!?」
アスカ「な、なによあんたたちっ!!」
突然、黒いスーツを着た二人の男が現れ、レイのほうに近付いてきた。
149 :
アスレイ:2007/03/30(金) 00:53:17 ID:???
男「ネルフ本部の命令により、御同行願います」
アスカ「!?」
男の言葉に、アスカはレイのほうを見る。
レイは少し目を伏せると、ゆっくりと頷いた。
レイ「・・・はい」
アスカ「!?ちょ・・・ちょっとファーストっ!・・・」
レイ「今日はありがとう・・・とても楽しかったわ。大丈夫・・・心配しないで・・・」
止めようとするアスカを、レイは静かになだめた。
アスカはそれ以上何も言えず、連れていかれるレイの姿をただ見ていることしか出来なかった。
レイの姿がどんどんと遠ざかっていく。
またしても何も出来ない自分に苛立ち、アスカはうつ向いた。
レイ「アスカ」
自分の名を呼ぶレイの声に、アスカは驚いて顔をあげる。
優しく微笑えんだレイが、後ろを振り向いてアスカを見ていた。
レイ「また明日ね」
いつもと変わらない様子で話すレイの言葉に、アスカは微笑む。
レイの笑顔に、なにも心配しなくていいのだと思った。
アスカ「・・・うん!また明日」
アスカはレイの姿が見えなくなるまで、後ろ姿をずっと見つめていた。
その後ろ姿が、アスカの見る最後のレイの姿になるとも知らずに。
wkwktktk
え、レイ消えるの?
152 :
アスレイ:2007/03/31(土) 11:39:14 ID:???
ミサト「おかえり〜♪デートどぉだったぁ〜?」
アスカの心配をよそに、マンションに戻ったアスカをミサトは笑顔で迎えた。
アスカ「べ、べつにっ。ただ買い物しただけよ」
そっけない態度の中に嬉しさが滲み出ているアスカの様子に、ミサトは安心した。
ミサト「楽しかった?」
アスカ「まぁね。・・・それに・・・自分の気持ちにやっと素直になれたから」
アスカの口から出た思いがけない言葉。
その言葉に驚くミサトに、アスカは照れくさそうに微笑む。
そんなアスカに、ミサトは母親のような優しい笑顔で微笑み返した。
ミサト「それにしても随分遅かったわね。レイのマンションにでも寄ってたの?」
アスカ「それが聞いてよミサトっ!」
何気無いミサトの一言に、アスカは怒りのこもった口調で話し始める。
アスカ「いきなり黒いスーツ着た男が二人出てきてさっ!本部から呼び出しだって言ってファースト連れてっちゃったのよ!いきなりよいきなりっ!ほんと信じらんないっ!」
ミサト「本部に?変ねぇ〜・・・実験は今日はやらないはずだし・・・リツコもなにも言ってなかったけど・・・」
アスカ「はっ!!・・・も、もしかして・・・誘拐とか・・・!?」
アスカの考えに、ミサトは笑いながら答える。
ミサト「それはありえないわね。連れていったのはネルフの人間で間違いないと思うわよ?心配しなくていいわ。そんなことよりほら、早く着替えてきたら?」アスカ「・・・はぁい」
まだ納得できないまま部屋に向かうアスカを、ミサトは笑顔で見送る。
アスカの姿が見えなくなった瞬間、ミサトは一変して真面目な表情に変わった。
ミサト「黒いスーツの男か・・・。レイに付けてるガードがレイを本部に連れていくなんて・・・普通じゃありえないわね・・・なにかあったのかしら・・・」
wkwk
切ない予感…
これでシャレにならんバッドエンドなら、俺は泣く自信がある・・・
レイ居なくなっちゃ、らめえええええええええええええ!!!!!
>>155 奇遇だなw俺もだ
157 :
アスレイ:2007/04/01(日) 11:55:15 ID:???
〈次の日〉
アスカ「ファースト・・・どぉしたのかな・・・」
アスカは机に頬杖をつき、窓際にあるレイの席を見ながら溜め息をついた。
お昼休みになってもレイが学校に来る気配はない。
アスカ「早く学校終わればいいのに・・・」
早く本部に行ってレイに会いたい・・・。
朝からそんなことばかり考え、授業など聞いてもいなかった。
そんなアスカに、シンジが声をかける。
シンジ「どぉかしたのアスカ?朝から元気ないけど・・・」
アスカ「・・・うっさいわね・・・ほっといてよ。あんたに言ってもどぉせ分かんないわ・・・」
目も合わせずに話すアスカ。
不機嫌そうなアスカを目の前に、シンジは必死に違う話題を探した。
シンジ「・・・そ、そぉいえば綾波今日は来てないね。また実験かな・・・」
アスカ「・・・違うわよ・・・」
怒気を増した声でアスカは短く答える。
シンジ「じゃあ体調でも悪いのかな・・・寝坊しただけかも・・・」
『バンッ!!』
シンジのバカげた言葉に、アスカは机を叩いて立ち上がった。
アスカ「体調が悪いわけでも寝坊してるわけでもないわよっ!!」
突然の怒鳴り声。
教室は静まりかえり、クラス中の視線が二人に向けられた。
シンジ「ご・・・ごめん・・・」
シンジの申し訳なさそうな声と表情に、アスカは冷静さを取り戻す。
アスカ「・・・っ」
シンジ「あっ・・・!アスカっ!!」
シンジの声にも振り向かず、アスカは教室を飛び出した。
先を読むのが怖くなってきた・・・・
だがGJ
159 :
アスレイ:2007/04/02(月) 12:18:23 ID:???
教室を飛び出したあと、アスカは屋上に来ていた。
両膝を抱えて座り込み、屋上から見える景色をただじっと眺めているアスカ。
そんなアスカの後ろから、誰かが近付いてくる足音が聞こえた。
アスカを追いかけてきたシンジの足音だった。
シンジはアスカの少し後ろで立ち止まり、声をかけた。
シンジ「あ、あの・・・アスカ・・・」
アスカ「謝らないでっ・・・」
アスカに言葉を遮られ、シンジは黙る。
アスカ「あんたは悪くないもん・・・ごめん・・・八つ当たりしちゃって・・・。だめなのよ私・・・ファーストのことになると・・・他のこと考えれなくなっちゃって・・・」
アスカの口から出る弱音に少し驚きながらも、シンジはなにも言わず、ただ黙ってアスカの話を聞いていた。
アスカ「昨日・・・ファーストが本部に呼び出されたの・・・。ミサトに聞いてもなにも分からないみたいだし・・・学校にも来てないし・・・。なにかあったんじゃないかってずっと心配で・・・」
両膝を抱えたアスカの腕に、ギュッと力がこもる。
そんなアスカの弱々しい後ろ姿を、シンジは黙って見つめていた。
しばらく沈黙が続いた後、優しく落ち着いた声でシンジがアスカに話し始めた。
シンジ「・・・大丈夫だよ・・・きっと・・・」
なんだかなぁ
161 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/02(月) 13:20:55 ID:ltQKYy/9
セクロスマダー?
今って別の作品。投下しちゃマズイ時期ですか?
気にせず投下しちゃってください。
165 :
アスレイ:2007/04/03(火) 10:00:17 ID:???
シンジ「ほらっ、ミサトさんも本部にいるし・・・もし綾波になにかあったんだとしたらすぐ連絡してくれると思うよ?なにも連絡がないってことは綾波が無事に本部にいるってことだよ」
シンジの言葉に、アスカは伏せていた顔を少しあげる。
そしてその言葉を信じていいのか確認するように、シンジのほうに少しだけ振り向いた。
そんなアスカの視線に気付き、シンジは優しく微笑む。
アスカ「・・・そぉよね・・・きっと・・・大丈夫よね・・・!」
自分に言い聞かせるように頷き、アスカは元気よく立ち上がった。
アスカ「・・・よしっ!教室に戻るわよ・・・シンジ!」
アスカは笑顔で振りかえる。
シンジ「うん。戻ろう」
元気を取り戻したアスカの笑顔に、シンジは嬉しそうに微笑んだ。
教室に戻ろうと歩きは始めた二人。
しかし、シンジが突然立ち止まった。
アスカ「シンジ?」
後ろをついてこないシンジに気付き、アスカは声をかける。
シンジはなにも答えず、屋上から見える山の向こうの空を、くいいるように見つめていた。
そして、ゆっくりとその方向へ指をさした。
シンジ「・・・なんだろう・・・あれ・・・」
シンジの指さした方向に、金色に光る輪のようなものが空に浮かんでいるのが見えた。
浮遊したまま少しずつ街へと近付いている物体。
アスカ「・・・もしかして・・・使従・・・!?」
その言葉とともに、突然、けたたましいサイレンの音が街に響き始めた。
アスカ「緊急警報!?急がなきゃ・・・!!行くわよシンジ!!」
シンジ「うん!!」
サイレンの音が鳴り響く中、二人は本部に向かって走り出した。
167 :
受験者:2007/04/03(火) 10:06:15 ID:???
「アンタがファーストね」
私以外のチルドレンなんて要らない。
全ては私を引き立てるための存在。
あのときの私はそう思っていた。
「私はセカンドチルドレンの惣流アスカラングレー。チルドレン同士、仲良くしましょ」
「どうして?」
「その方が都合が良いからよ」
別に恥ずかしがってるわけじゃあない。
本当にその方が都合が良かっただけだ。
誰かに足を引っ張られるのはゴメンだから。
「命令ならそうするわ」
「そ、じゃあ命令よ」
なんの感情も見出せない彼女の表情を私は嫌いだと思った。
近くで不安そうに見ているアイツも私は嫌いだ。
なにもかもが気に入らなかった。
「了解」
彼女、綾波レイは、あのとき確かにそう言った。
だけど私はその言葉に何かを見出したりはしなかった。
ただの返事としか思っていなかったのだ。
だから私は気付けなかった。
これが全ての始まりで―――
―――全ての終わりでもあるなんて
168 :
受験者:2007/04/03(火) 10:07:07 ID:???
「惣流アスカラングレーです。よろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げてみせる。
この国に来てから何度目になるかわからないお辞儀と作り笑い。
だけどその成果もあって、クラスメイトの視線は羨望と賞賛で満たされていた。
指示された席は私の嫌いなアイツ、碇シンジの隣であった。
ファーストは左斜め後ろ。
窓際の席で静かに本を読んでいた。
席に着くと、すぐさまクラスメイトたちが私に群がり始めた。
「ねぇねぇ、どこから来たの?」
「その髪って地毛なの?」
「か、彼氏とかいるのかな?」
どいつもこいつもバカ面下げて、興味津々な顔で私を覗き込む。
優越感と不快感の入り混じった心中を隠しながら、私は綺麗に微笑んでみせる。
マシな奴なんて一人もいそうにないが、無駄に敵を作るつもりはなかった。
「こらっ、そんなに一片に質問したら惣流さんが困るでしょ」
人ごみを散らすように、お下げ頭の少女が現れた。
「ごめんなさいね、惣流さん。私は洞木ヒカリ。このクラスの委員長をしてるわ。なにか分からない事があったら何でも聞いてね」
そう言って微笑むヒカリに私も愛想の良い微笑みを返す。
「アスカでいいわよ。その代わり、私もヒカリって呼ぶから」
ヒカリは嬉しそうに頷いた。
とりあえず権力は傍に置いておくべきである。
それがクラスの委員長というちんけなものであってもだ。
「オホン、それじゃあ授業を始めます」
先生の一声にクラスメイトは各々の席へと戻っていく。
この騒ぎの間も、ファーストはひっそりと本を読んでいるだけだった。
だけど私は気付くべきだった。
ファーストの読んでいる本が初めて出会ったときの物とは違っていた事を。
そしてその意味に。
169 :
受験者:2007/04/03(火) 10:08:23 ID:???
学校が終わると私とシンジ、それにファーストの3人はネルフへと向かった。
来たばかりの私の紹介も兼ねて、シンクロテストが行われるのだ。
早速、私の力を見せ付けるときである。
私は少しばかりの緊張と過分な興奮を感じていた。
更衣室で着替えてる間も、私の昂りは落ち着いてはいなかった。
ちらりとだけ後ろで着替えているファーストを見る。
今までと違い、二人いる更衣室。
今までと違い、シンクロ率がその場で比べられる環境。
ライバル。
絶対に負けられない。
私の昂りは、むしろより高まっていた。
「ファースト、悪いけど私がトップを貰うわよ」
不敵に笑ってみせる。
敵を作るつもりはないが、どうしても隠し切れない闘志が湧いていた。
「なぜ?」
「なぜって、そんなの―――」
何を言ってるのかと思い、振り返って私は驚いた。
ファーストが私の目と鼻の先まで近づいていたからだ。
「そ、そんなの決まってるじゃない。私はエースだからよ」
少しだけ怯みながらも私は言ってやった。
ファーストはそんな私の目をじっと見つめて呟いた。
「レイって」
「…え?」
「仲良く」
ファーストの最後の言葉で私は意味を理解した。
私とヒカリの会話を聞いていたのだろう。
「そうね。分かったわ。これからは―――っ!!!」
170 :
受験者:2007/04/03(火) 10:09:39 ID:???
一瞬、何が起こったのか分からなかった。
口の中にざらざらとした感触が侵入してきて、どろどろと液体を流し込んでくる。
「……ん」
ファーストのキス。
生暖かいけれど、熱い?
「ちょ、やめ……んぁ」
息つく間もなくファーストの唇が再び、私の口に被さる。
脱ぎかけだった制服のワイシャツからは白い肌が露になっていた。
ファーストの左手がブラウスへと伸び、私の胸が外気に晒される。
何か探すかのようにファーストの指が胸の周りをさまよい始めた
それと同時に私のパンツにも手がかかる。
「むふぅ…」
ふと、視界にファーストの手荷物が見えた。
『なかよし〜女と女〜』『女同士』『Girl's Friend』
鞄の中からはみ出ていた本の表紙が目に飛び込む。
タイトルとは裏腹に表紙には裸で抱き合う女性の姿。
意識が急速に覚醒していくかのように、私は事態を察知し始めた。
私はパンツに伸びたファーストの右手を掴み取って止める。
すると、先ほどまで胸の辺りをさまよい歩いていたファーストの指が、探し物を見つけだしたかのように私の乳首をつまみ上げた。
「んんんっ!!!」
電流が体を駆け抜けていく。
ファーストの右手がその間に私の手から抜け出した。
171 :
受験者:2007/04/03(火) 10:10:44 ID:???
ママと同じで西洋人が持つ白くて綺麗な肌は私の自慢の一つでもある。
だけど今、その白さは充血した私の乳首を余計に目立たせて恥ずかしいだけだった。
羞恥心が意識を奮わせ、私は長い間ふさがれていた唇を広げる。
「ダメよファースト…女同士でこんなこと…あっ」
ファーストが私の耳たぶを軽く噛みほぐす。
私の体は言葉とは裏腹に、ファーストにもたれ掛かかるようになっていた。
そうしなければ立てないくらいに私の足はがくがくと震えていたのだ。
「レイって」
ファーストが耳元で呟く。
スカートの中に堂々とファーストの手が滑り込まれる。
私は抵抗らしい抵抗も出来なずにされるがままになっていた。
唯一、膝上で止まった脱げかけのパンツが、足を広げきらないようにと一人で頑張っている。
だけどファーストの指は着実に私の大事な場所へと近づいていた。
「呼んで」
そっと耳元で呟いては息を吹きかけるその行為に、私の背中がぞくぞくと小刻みに震えた。
ファーストの指が、私の割れ目のラインをゆっくりと上に撫で上げはじめる。
172 :
受験者:2007/04/03(火) 10:13:00 ID:???
太ももに一粒の雫が垂れるのを感じた。
雫はゆっくりと太ももを這って、そしてパンツに染み込んで消える。
あぁ、私、濡れてる…。
ファーストの指は本当にゆっくりとラインを撫でていくだけだった。
中へ入り込む様子はない。
じれったい。
私の口から弱々しく吐息が漏れだしていた。
「はぁ……はぁ…………レ…イぃあぁぁあぁぁっ!!」
私がファーストの名を呟くのと同時にファーストの指が私のクリトリスを弾く。
背中を仰け反らせた私の口から、先ほどとは比べ物にならないほど大きな声が飛びだした。
するりとファーストの体が私から離れる。
支えを失って私はぺたりと床にしゃがみこんでしまう。
「テストの時間だから」
それだけ言うとファーストは更衣室を後にした。
それに引き換え、私は撒き散らされた愛液の上でびくびくと体を震わせることしか出来なかった。
173 :
受験者:2007/04/03(火) 10:15:58 ID:???
「遅いわよ〜アスカ」
ミサトがへらへらとした笑みを浮かべて立っていた。
「ちょっと道に迷ったのよ」
「あ〜分かる分かる。私も最初は迷ったのよねぇ」
「ミサトなんかと一緒にしないで」
私は平静を装いながら会話を交わす。
よし、もう大丈夫、落ち着いている。
あの後、ファーストとの行為の後、しばらくの間は動けないでいた。
胸の動悸は激しく、息は十分に吸うことを許されなかった。
ようやく立ち上がれるようになったのは、大分時間が経ってからだった。
「シンクロテスト初めてもいいかしら? 他の二人はすでに準備してるのよ」
ミサトの横で不機嫌そうな顔をしたリツコが話を遮る。
エースである私が早くも叱られるなんて。
私は当初の予定が狂いつつあることに苛立ちを感じた。
そんな状態で受けたシンクロテストの結果は、とりあえずはトップを確保することができた。
ドイツでの記録より若干に下がっていたが、それは慣れない環境で疲れているのだろうと言うことで何も言われはしなかった。
そのことに安堵しつつも、私の足取りは重い。
再び更衣室へと行かなければならないからだ。
本当は何かと理由をつけて、ファーストがなくなるまでミサトたちと話しでもして時間を潰すつもりだった。
だけどそれは無理だった。
「歓迎会ひらいてあげるから、さっさと着替えていらっしゃい」
ミサトはそう言うと、さっさと部屋から出て行ってしまう。
リツコはどうやら作業を続けるようで部屋に残っていたのだが、仕事の邪魔になるから出て行ってくれと言われてしまった。
作戦部長とE計画担当者に嫌われてまで残る事は私には出来ない。
こうして私は仕方なく更衣室へと足を向けたのである。
174 :
受験者:2007/04/03(火) 10:17:24 ID:???
ひっそりとして誰もいない廊下で私は立っていた。
目の前には更衣室の扉がある。
この扉の先には多分ファーストがいる。
そう思うと、やはり入ることが躊躇われた。
「…あっ」
私の意志が固まるよりも先に、自動扉は私を察知して勝手に開く。
するとそこには、やはりファーストが待って居た。
プラグスーツを着込んだままあの本を読んでいたファーストは、私の存在に気がつくと本をしまい、さっと立ち上がった。
そんなファーストを睨みつけると、私はずんずんと更衣室の中に入っていく。
もう腹はくくった。
さっきとは状況が違う。
今度は不覚を取らないわよ。
背中越しに更衣室の扉が閉まるのを私は感じた―――。
つづく?
是非つづけてくださいー
レイの本www
ファーストだけにファーストキスか。なるほど
使従。って・・・
179 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/03(火) 23:09:26 ID:bjDgf3iY
セクロスキター(゚∀゚)ー!
良作品が次々と・・
両氏とも投下頑張ってください
>>174 いきなりされたら、嫌がると思うが…
でも、読んでいてすごくおもしろかった。
アスカの心境が伝わってくる。
最後の部分もアスカらしいといえばアスカらしい。
182 :
アスレイ:2007/04/04(水) 11:40:01 ID:???
>>165 <本部:司令室>
ゲンドウ「・・・本当なのかね?レイが自分の秘密を話そうとしたというのは・・・」
椅子に座り、目の前で手を組んだゲンドウが眼鏡越しにリツコを見つめる。
リツコ「レイに付けていたガードからの情報です。間違いありません」
ゲンドウ「・・・そうか・・・レイはどうしている?」
リツコ「昨晩から尋問を受けていますが・・・まだ否認を続けています。・・・どうなさるおつもりですか・・・司令」
リツコの問いにゲンドウは少し黙りこみ、一言呟いた。
ゲンドウ「・・・尋問は終わりだ」
リツコ「!?・・・し、しかしレイをこのままにしておくのは・・・!!最悪の場合、司令の計画までも公になる可能性がありますわっ」
ゲンドウ「尋問を続けても無駄だ・・・。レイが素直に認めると思うのか?・・・それよりもレイの記憶と感情の操作を優先したまえ」
リツコは驚いた様子でゲンドウを見た。
リツコ「記憶と感情を・・・ですか?・・・レイの様子を不審に思う者も出てくると思いますが・・・ほんとうによろしいのですか?」
ゲンドウ「・・・問題ない。今この計画を知られるわけにはいかないからな・・・。全ては計画の為だ・・・」
リツコ「・・・分かりました」
ゲンドウに一礼し、リツコがその場を去ろうとしたその時、ゲンドウの元に冬月から連絡が入った。
ゲンドウ「・・・なんだ?・・・そうか・・・わかった。では零号機を先に出撃させろ。初号機および弐号機は、パイロットの到着とともにすぐに出撃できるよう準備しておけ。・・・ああ・・・すぐそっちに行く」
リツコ「・・・使従・・・ですか?」
話を聞いていたリツコがゲンドウに尋ねる。
ゲンドウ「ああ・・・16番目の使従だ」
そう言いながら、ゲンドウは顔にうっすらと笑みを浮かべる。
ゲンドウ「もうすぐ・・・もうすぐだ・・・。もうすぐお前に会うことができる・・・・・・ユイ・・・」
最愛の人の名を呼ぶゲンドウの姿を、リツコは無言で見つめていた。
>>182 ゲンドウはあとで…辛い目にあいそうな予感がする。
_,,,......,,__
/_~ ,,...:::_::;; ~"'ヽ
(,, '"ヾヽ i|i //^''ヽ,,)
^ :'⌒i i⌒"
| ( ゚Д゚) < 先生! 使従ってなんれすか!
|(ノ |)
| |
ヽ _ノ
U"U
「使徒」な。
185 :
アスレイ:2007/04/04(水) 22:39:38 ID:???
186 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/05(木) 16:27:30 ID:tdTXZ1OB
いやいやアスレイさん、その程度なんでもないですよ普段のGJに比べたら
188 :
受験者:2007/04/06(金) 15:17:00 ID:???
>>174 「…ファースト」
私は自分でも気付かないうちに、随分と恐い声をだしていたと思う。
ファーストは不思議そうに首をかしげている。
「なぜ?」
なぜ、って…。
いったい、何を言ってるのだろう。
「それはこっちの台詞。なんであんな事したのよ」
「本に書いてあったわ」
ファーストはそう言って、先ほどまで読んでいた本を指差す。
からかわれているのだろうか。
「そんなこと聞いてんじゃないわよっ!」
そのファーストの態度に私は苛立つ。
そのまま怒りに身を任せ、ファーストに詰め寄る。
そして両腕を掴んでロッカーへと押し付けた。
「どうして私にあんな事したのっ!!」
もう一度、詰問する。
「命令だもの」
「何、訳のわからないことをっ!!」
私はファーストを締め上げる手に力を込める。
ファーストの顔が、痛みで軽くゆがんだ。
今度は違う意味で、お互いの吐息がかかるほどに顔を近づける。
「もう構わないで」
私は、はっきりとファーストに拒絶の言葉を投げかける。
「無理。命令だから」
ファーストもきっぱりと断る。
私はその言葉にカッとなり、手を振り上げる。
189 :
受験者:2007/04/06(金) 15:18:01 ID:???
「こんの―――っ!!」
手は振り落とせなかった。
私は股間に感じた違和感を取り除くため、慌ててファーストから離れようとする。
しかし、今度はファーストが私を掴んで離さない。
ファーストの太ももが、私の股の間に滑り込まされていた。
「やめてっ!」
先ほどのことを思い出し、私は一瞬の恐怖を感じる。
必死にもがいてみたが、抜け出る事はできそうになかった。
体勢が悪い。
後ろに逃げようとした所を掴み取られ、なおかつファーストの太ももの所為でまっすぐ立っていられない。
ファーストの太ももが、股の間で支えになって、なんとか体を起こしていると言った状態だった。
そしてファーストはがっちりと私を掴むと、今度はゆっくりと私を横に押し倒す。
私の体にぴったりと体をくっつけると、滑るかのように上下に動き出した。
私は一つ、勘違いしていたことに気付く。
プラグスーツを着ているから、服を脱がされることはないと思ってた。
だけど、それは間違いだった。
そもそも脱がす必要なんてなかったんだ。
確かに、体を直接触れさせることは防げてる。
でも、エヴァとのハーモニクスをあげるため、極限まで薄くされたプラグスーツではかえって危なかったのだ。
こうして重なりあうと、ファーストの体温が私にはしっかりと感じられた。
まるで裸で絡み合ってるも同然の感覚だ。
「どうしてファーストと呼ぶの?」
ファーストが尋ねてきた。
「…ふ、ふざけるな」
私は必死に虚勢をはる。
190 :
受験者:2007/04/06(金) 15:18:59 ID:???
ファーストの太ももは生き物のように、私の股間の間を擦り動いていた。
その動きを止めようと、私は力を込めて股を締める。
だけど、逆にそれがファーストをより近くに感じさせる。
「んぅ…」
お肉なんてなさそうなファーストの太ももは、こうしていると意外にもむっちりしていてエロティックだった。
「いい加減に…むぅ」
私の口に栓をするようにファーストが唇を重ねた。
ファーストの胸と私の胸が、擦れあうようにぶつかる。
プラグスーツ越しに私の乳首が、ぷっくりと膨らんでいるのがわかった。
まるで、より快感を得ようと背伸びしているかのように、そこだけ目立って見える。
そしてそれはファーストも同じだった。
ファーストの尖った乳首が私の体に擦れて、微かに刺激を与える。
私はファーストの口から何とか逃れようと顔を振る。
「…や……め…てっ……ふぁっ!」
乳首と乳首が擦れあい、思わず声が漏れる。
「…んっ」
今まで表情の見えなかったファーストにも、悶えの表情と共に喘ぎを帯びた声が漏れ始める。
興奮しているのだろうか?
ファーストの私を掴む力が弱くなったように感じられた。
試しにもう一度だけ抜け出そうと、私はもがいてみる。
簡単に抜け出る事ができた。
私はファーストの束縛から抜け出ると、すぐに体勢を整える。
そしてファーストを睨みつけてやる。
お互いの荒い息遣いだけが部屋の中で響いていた
「ふざけんじゃ…ないわよ…はぁ…はぁ…命令ってなんのことよ」
私はまた同じような質問を投げかける。
ファーストは、表情だけはいつもと変わらない機械的なものに戻り、私を見ていた。
「はぁ…はぁ…あなたが言ったのよ。命令…はぁ…だって」
「…私が?」
その瞬間、私の脳裏に一つの記憶が蘇る。
191 :
受験者:2007/04/06(金) 15:19:59 ID:???
そう古くはない記憶。
時間にすればたった6時間ほど前の記憶。
『私はセカンドチルドレンの惣流アスカラングレー。チルドレン同士、仲良くしましょ』
『命令ならそうするわ』
『そ、じゃあ命令よ』
『了解』
私は愕然とした。
ただの言葉遊びだと思ってた。
それなのにこんな事になるなんて。
「ファースト。あの命令はなしよ。だからこんな事はもう止めて」
ファーストはゆっくりと首を横に振った。
なんで?
「葛城一尉からも命令されてるわ」
私の中で何かが力なく崩れていくのを感じた。
確かにミサトなら言いそうな事だ。
私は逃げるように更衣室から飛び出した。
192 :
受験者:2007/04/06(金) 15:21:00 ID:???
その後、私はネルフ内をうろうろと歩き回って時間を潰した。
そしてレイがいなくなったのを確認してから更衣室に入り、着替えを済ます。
ミサトには遅いと叱られた。
仕方ないので、また迷ったのだと言い訳をすると「あら、アスカの言ったとおり、私とは一緒に出来ないわね」なんて茶化しをもらったが、私は何も言えないでいた。
それが悪かった。
ドイツでの私を知っているミサトは私の態度に何かしらを感じたらしく、同居の誘いをかけてきた。
慣れない国で一人じゃ何かと大変だろう、ということらしい。
私は断って見せたが、ミサトの性格からして引き下がるとは思えない。
案の定、次の瞬間にはミサトは私の住居の変更を登録していた。
まぁ、それも良いだろう。
作戦部長と仲良くなる事も大切だ。
ミサトの車で自宅に向かっていると、ミサトが思いも寄らぬ事を言い出す。
「実はもう一人、同居してんのよね」
もう一人?
それってまさか…。
193 :
受験者:2007/04/06(金) 15:21:54 ID:???
「シンジ君なんだけどさ。いいでしょ?」
正直、嫌だと思った。
あの情けない、おどおどして自信のない顔は気に入らない。
あんな奴が、同じエヴァのパイロットだと思うと無性に腹が立つ。
ただ、ファーストじゃなかっただけマシだとは思う。
ミサトがファーストを無理矢理同居させようとしている姿がなんの苦労もなく想像できる。
なにしろ私がそうなのだから。
「別に…」
何か言い返すと思ったのだろう、ミサトは不思議そうに私を見ていた。
アンタがあんなこと言わなければ。
そんな恨みがましい気持ちもミサトに湧いてきたが、私は何も言わなかった。
私は疲れていた。
どうしようもなく疲れていた。
これも全てファーストの所為だ。
ファーストがあんなことするから…。
今度会ったときは、必ず決着つけてやる。
程よい車の振動も手伝って、私はそのまま深い眠りへと落ちていった―――。
wktkwktk
195 :
アスレイ:2007/04/07(土) 00:53:25 ID:???
>>182 マヤ「エヴァ零号機、発進準備完了」
ミサト「了解」
ミサトはモニターに目を向け、レイと向かい合う。
ミサト「レイ、準備はいい?」
レイ「はい」
ミサト「外に出たらそのまま待機。向こうからこない限り、シンジ君とアスカが来るまでこっちから手は出さないで。わかったわね?」
レイ「了解」
返事とともに、モニターからレイの顔が消える。
ミサトは小さく頷くと、真っ直ぐに前を見据えた。
ミサト「エヴァ零号機!発進!!」
ミサトの声とともに、零号機が外へと射出される。
そしてその時を待っていたかのように、突然、使徒が形を変え始めた。
ミサト「お見通しってわけか・・・。来るわね・・・」
マヤ「零号機、出ます!!」
地上に現れた射出口。
使徒は素早い動きでそれに向かって行く。
ミサト「!!来たわっ!!レイっよけて!!」
レイ「!!」
目の前に迫った使徒を、零号機はなんとかかわした。
しかし、息をつく間もなく、使徒は再び零号機を追い詰めていく。
ミサト「レイッ!!ライフルで応戦してっ!!」
突然、使徒の体の先が八本に分かれ始めた。
そして次の瞬間、零号機を包み込むように八方向から襲いかかった。
ミサト「レイっ!!」
ミサトの命令にライフルを構えた零号機だったが、撃つ間もなく、八本全てが零号機の体に突き刺さる。
レイ「ゔっ・・・」
レイのうめき声とともに、零号機は力なくその場に倒れこんだ。
196 :
アスレイ:2007/04/07(土) 00:54:27 ID:???
シンジとアスカは急いで本部に向かっていた。
突然、少し後ろを走っていたシンジが声をあげる。
シンジの声に振り向くと、先ほどまで輪のような形をしていた使徒が、長い紐のように形を変えているのが見えた。
そして素早い動きで、一直線にどこかへと向かい始めた。
使徒が向かっている方向に突然現れる射出口。
シャッターが開き、その中に零号機の姿が見えた。
アスカ「零号機!?だめっ!!逃げてファーストっ!!!」
アスカの声に反応したように、ギリギリのところで使徒をかわす零号機。
よけられた使徒は射出口を破壊し、そのまま柔軟な動きで零号機を追いかけた。
そして体の先を変形させ、八方向から零号機を狙い始める。
ライフルを構える零号機。
しかしその素早い攻撃に、零号機は成す術もなく捕まってしまった。
シンジ「綾波っ・・・!!」
その様子を見ていたアスカを突然、どぉしようもない不安が襲う。
アスカ「・・・嫌な予感がする・・・」
一言呟くと、アスカはシンジを置いて走り出した。
シンジ「え?・・・あっ待ってよアスカっ!!」
アスカの後を追って、シンジも再び走り出す。
二人が走り出した直後、使徒に捕まった零号機は崩れるように倒れこんだ。
197 :
受験者:2007/04/07(土) 04:08:01 ID:???
>>193 学校では、まるで何事もなかったかのようにファーストは静かだった。
いつものように窓際の席で本を読んでいる。
何の本を読んでいるのかは分からない。
本にはカバーがしてあった。
それに何の本を読んでいるのかなんて、考えたくもなかった。
私は決心をして、ファーストに近寄る。
今日で決着をつけてやる。
ファーストは私が目の前に立っても何も言わなかった。
ただ本を読み続けている。
ファーストのそんな姿に少しだけ苛立ちを感じる。
「ちょっと。話があるんだけど」
「なに?」
声に反応して、顔を上げるファースト。
そこから感情は見出せない。
「ここじゃアレだから、屋上に来なさいよ」
「なぜ?」
「なんでもいいから来るのっ!」
私の声に、クラスメイトが何事かと顔を向ける。
だけど、私は気にしない。
私の一番の問題はファーストだから。
198 :
受験者:2007/04/07(土) 04:09:51 ID:???
ファーストを連れ立って屋上へ来る。
途中、クラスメイトの好奇の視線の中、ヒカリが心配そうに話しかけてくる。
私の態度を見て、ケンカか何かと思ったのだろう。
そんなヒカリに私は笑顔で対応して見せる。
よし、完璧だ。
私は冷静だ。
「もうやめて欲しいの。昨日みたいなことは」
「どうして?」
問いかけることしか出来ないのだろうか。
ファーストは自分の言葉で語らない。
だから気に入らない。
「だったら聞くけど、アンタは嫌じゃないわけ?」
「命令だもの」
またその言葉。
命令。
私は嫌いだ、その言葉。
「あんた命令ならなんでもするの?」
「ええ。それが命令ですもの」
愕然とする。
なんでもする?
そんなのって…
「最っ低。アンタ人形ね」
「私は人形じゃない」
「人形よ。あんた自分の意志なんてないんでしょ。全部、命令どおりなんでしょ」
「私は人形じゃない」
ファーストは頑なにその言葉を繰り返す。
いつもの冷静な姿からは想像ができないほどに、瞳は怒りの表情を映していた。
199 :
受験者:2007/04/07(土) 04:11:45 ID:???
「それに笑っちゃうわよ。仲良くしろ? それが命令? そんなの仲良くなんて言わないのよっ!」
「あなたが言ったんじゃない」
それを言われると困る。
確かに命令だと言ったのは私だ。
だけど、そんなの言葉遊びじゃない。
そのくらい分かって欲しい。
「あんなの冗談に決まってるじゃない」
「でも言ったわ」
「何も考えないで言われたとおりにするなんてやっぱり人形じゃない。所詮、アンタはエヴァの部品の一つよ」
「…あなただって」
「なっ…」
何を言いだすんだ、コイツは。
私のなかで、激しい怒りがこみ上げてくる。
「ふざけないで。そんな訳ないでしょ。私はアンタとは違うんだからっ!」
「じゃあ何故、あんなこと言ったの?」
「そんなの都合が良いからよ」
「なんの?」
なんの?
なんの都合か良いかって?
そんなのエヴァに乗るに当たって、パイロット同士の連携が取れたほうが良いに決まってる。
そう、エヴァのため。
…エヴァのため?
それはいけないこと?
だって私はエヴァに乗りたいから。
そう、これは私のため。
私はファーストとは違う。
200 :
受験者:2007/04/07(土) 04:13:24 ID:???
「…あなたも一緒」
ファーストのその言葉は、私に、というよりも自分に納得させているような響きがあった。
その言葉に私の理性が飛んで消えた。
私はファーストの首に手をかける。
「違うっ。私は人形なんかじゃない。自分のやりたいようにやって。自分のしたいようにしてる」
「…それがエヴァなの?」
「そうよっ! だから私はアンタとは違うっ!!!」
私は嫌いだ、人形なんて。
命令どおりのお人形さんなんて。
エヴァの部品の一つだなんて。
そんなの絶対に嫌。
ファーストの苦しそうな息遣いが聞こえる。
私の手は確実にファーストの首を締め上げていた。
それでもファーストは抵抗してこなかった。
いつも通り、冷めたような目で私を見ている。
それが気に入らない。
どこまでもお人形さんみたいな感じで。
「アスカっ!」
私は背中を押されて、ファーストの首から手が外れた。
背中を押したのはヒカリだった。
やはり心配になって見に来たらしい。
「大丈夫、綾波さん?」
ファーストは少しばかり咳き込むと、またいつもの能面のような面構えに戻り、一人すたすたと屋上から去る。
去り際に一言だけファーストの呟いた言葉が、風に乗って私の耳に入る。
「私と一緒」
「違う。私はアンタなんかとは…違う」
うなだれる私を、ヒカリが心配そうに見つめる。
「…アスカ」
だけど私はヒカリに応えることが出来ない。
ダメだ。
今の私は冷静じゃない…。
冷静なんかじゃ、ちっともないんだ―――。
>>196 とうとうアルミサエルと接触してしまいましたね。
この後、どうなることやら。
自爆だけは避けてほしいところです。
>>200 たまたま手にした本が、いわゆるあれ系のもの。
ごくごく普通の、親しくなる方法だったら、こうはならなかったのかもしれませんね。
ゲンドウあたりにでも乗り出してもらって、「それは仲良くなるための方法ではない。恋人同士ですること」ということを教えてほしいですね。
命令とはいえ、アスカと仲良くなろうとしているのに、なれないレイちゃんを見るのはかわいそうです。
むしろ自爆したほうが泣けていいんじゃまいか。
んで、あるとき記憶が蘇ると。
204 :
受験者:2007/04/09(月) 01:19:36 ID:???
>>200 屋上での一件以来、私は極力、ファーストを避けるように行動をしていた。
更衣室ではファーストと会わないように時間を調節し、それでも出会ってしまったときは急いで着替えを済ます。
そして話しかける暇も与えないように、部屋を出て行く。
ネルフでの対応はそれで十分だった。
別に逃げてるわけじゃない。
嫌ってるだけだ。
それに性的行為をされる可能性だってある。
これは正しい行動だ。
そんな今の私にとって一番の苦痛は学校だ。
クラスが同じ以上、ファーストの姿を必ず見ることになる。
流石にクラスメイトの前であのような行為に踏み切るとは思えなかったが、今は姿を見るのも嫌だった。
だから私は授業中以外は出来るだけファーストから離れるようにしていた。
幸い、クラスメイトも私とファーストを近づけないように、影ながらに取り計らってくれていた。
屋上での出来事を見ていた奴が、ヒカリ以外にもいたのだろう。
どうせロクでもない噂が流れているに違いない。
だけど、今はそれをありがたく使わせてもらう。
そして今日も、私はファーストから避けるように行動を開始する。
だが、それが思いも寄らぬことへと繋がってしまったのだ。
205 :
受験者:2007/04/09(月) 01:21:20 ID:???
それは昼休みに起こった。
教室での昼食を終えた私は、トイレに行こうと席を立つ。
教室にファースト姿は見えない。
それだけで私は上機嫌になっていた。
だが、その機嫌もすぐに悪くなる。
トイレの前にファーストが立っていたのだ。
私は慌てて廊下の角に隠れると、ファーストの様子を伺う。
トイレに入る気はないようだった。
それでもファーストはトイレの前から動かない。
まさか私が来るのを待っているのだろうか。
私は違う階のトイレを使うことにして、その場を後にしようとした。
その瞬間だった。
ファーストがこちらを見たのだ。
そしてゆっくりと歩き出した。
周りに人気はなかった。
ここは危険だ。
私は軽いパニックを引き起こし、逃げるように教室へと戻っていった。
大勢の人がいる場所は安心できる。
ファーストもここなら何も出来はしないだろうから。
そして私は結局、トイレに行けないまま午後の授業を受けることになったのだ。
206 :
受験者:2007/04/09(月) 01:23:03 ID:???
放課後になると、私は限界を感じ始めていた。
早くトイレに行きたい。
おしっこしたい。
家まで我慢するなんて出来ないと思った。
だから私は学校のトレイを使うことにする。
流石に今もファーストがトイレの前を張っているとは思えない。
それでも私は念のため、上級生が使う三階のトイレを使うことにした。
トイレには誰もいなかった。
私は安堵を感じて個室の中へと入っていく。
私は扉を閉じようとしたが、何かがそれを邪魔をした。
ファーストだった。
後をつけられていた?
私が何か言う前に、ファーストは個室の中へと入り込み、扉の鍵をしめる。
後ろには便座。
出口はファーストの背中越しに一つだけ。
人一人が入るために作られたこの個室では、ファーストの横をすりぬけて出て行くことは不可能と思われた。
だけど、不思議にもファーストへの恐怖は消えていた。
今はただ、おしっこが出そうな焦りと、言いようのない怒りで胸が一杯だった。
「いい加減にしなさいっ。私はアンタを避けてんのよっ!」
「知ってるわ」
ファーストは、さも当然だとばかりに言葉を返してきた。
その態度が更に私を怒らせる。
「だったら分かるでしょ。避けてるって事は嫌いってことなの。アンタと仲良くする気なんて私にはない。もう付きまとわないでっ!!!」
私の口から怒りの言葉がまくし立てられる。
これだけ言ってやれば、いくら命令されていようが、仲良くするなんて無理なんだとわかるだろう。
だが、ファーストの返答は私の理解を超えていた。
「問題ないわ。全てシナリオ通りだもの」
そう言ってファーストは私に一歩近づいた。
「な、なによ。シナリオって…」
強がって見せながらも、ファーストから離れようと体が後ろへ逃げていくのを感じられた。
207 :
受験者:2007/04/09(月) 01:24:52 ID:???
ファーストが私の体に手を伸ばす。
「やめてっ!」
私はその手を掴んで止める。
いつも言いようにされるわけじゃないんだ。
するとファーストは、私を押し倒すかのように体ごと前進を始める。
力比べなら、負けない。
私はファーストを押し返すように、体に力を込める。
「やめなさ…」
私は、抗議の言葉を最後まで言う事をやめた。
誰かがトイレに入ってきたのだ。
「あー、やっと授業終わったねぇ」
「ていうか、あんたはずっと寝てるじゃん」
どうやら上級生のようだった。
今の状況をバレるわけにはいかない。
私は出来るだけ物音を立てないように、それでいてファーストに抵抗をしなくてはいけなくなった。
私が静かになったのをいいことに、ファーストがここぞとばかりに攻撃を開始する。
まず、無理矢腕を振り回し、私の手から逃れようとする。
そんなに振り回したら、物音が立ってしまう。
恐れた私は、掴んでいたファーストの手を離す。
するとファーストは、その自由になった手を、再び私に伸ばす。
へたに抵抗の出来なくなった私の制服の裾から服の中へと手を潜り込ませる。
そして自由に私の胸をまさぐリ始めた。
208 :
受験者:2007/04/09(月) 01:26:30 ID:???
「私の事を避けるから…。これはおしおきよ」
耳元でファーストが何かの台詞を言う。
棒読みだったのですぐにわかる。
大方、あの本の中の台詞なのだろう
せめてもの抵抗と、私はファーストに背を向ける。
するとファーストは、私を後ろから抱きしめるように密着する。
片方の手で私の乳首を弄りながら、もう片方の手を下腹部を下腹部へと伸ばす。
溜め込んだおしっこで膨らんでいる私の膀胱に、ゆっくりとファーストの手が添えられる。
その間も乳首は弄られ、じんじんと熱くなっていく。
「ん…ぅぅ」
私は声が漏れないように必死で口を閉じる。
外ではのんきに上級生たちがお喋りに花を咲かせていた。
「そういえばさっき、あの子たち見たよぉ」
「レイちゃんとアスカちゃん?」
「そうそう。二人ともマジで可愛いよねぇ」
どうやらこの階にあがったのが見られてたらしい。
だけどこの姿は絶対に見せられない。
私は、早く彼女たちが出て行ってくれることを望んだ。
209 :
受験者:2007/04/09(月) 01:27:31 ID:???
ファーストが私の下腹部を軽く押す。
すると私の尿意が激しく燃え上がり、今にもおしっこが飛び出しそうになる。
「おしっこしたいの?」
ファーストの問いかけに、私は必死に首を横に振る。
弱みなんて見せてたまるか。
するとファーストの下腹部を押す力が強まっていく。
「んぐっ……んぅぅ」
もうダメだと思った。
でも、そのとき突然、ファーストの下腹部を押す手が止まった。
流石にファーストもそこまでしないのかと、思わず私は安心する。
だが、ファーストの動きは止まらない。
私の足の間にファーストは両手を入れ始めた。
そして次の瞬間、ファーストが私の足を広げて持ち上げたのだ。
私の足がMの字のような形を作る。
目の前に誰もいないことを知りつつも、私は恥ずかしさのあまり、手で露になったパンツを隠す。
ファーストは、そのまま私を便座に置く。
お尻にひんやりと便座の冷たさが伝わった。
一体、何をする気なの。
私は不安で胸が一杯になった。
「ほら、いい子だからしぃーしましょうね」
そう言ってファーストは、私の太ももを腕に挟み込んで、Mの字を保たせたまま私の秘部をパンツ越しにいじり始めた。
ファーストの指がパンツ越しに私のアソコをぐりぐりと、遠慮なく弄くる。
今度は違う形で、おしっこが出るのを我慢出来そうになくなる。
「ぁぁぁぁ…」
外にはまだ彼女たちがいるのに。
210 :
受験者:2007/04/09(月) 01:28:42 ID:???
「それにしても、あの子達可愛すぎよね。あぁ、苛めてあげたぁい」
「なにそれヘンタイっぽーい」
「じゃあじゃあ、二人が愛し合うってのはぁ?」
「きゃあ、それイイ」
「だとしたら、おとなしそうなレイちゃんが受けで、責めはもちろんアスカちゃんよね」
「当たり前じゃなぁい」
楽しそうな彼女たちの笑い声が聞こえる。
なに?
何を言ってるの?
私は今、アンタたちのすぐ近くでファーストにアソコをいじられて、おしっこ漏らしそうなのに。
バカみたいに足を開かされて、赤ちゃんみたいなポーズでおしっこさせられそうなのに。
アソコ無理矢理いじられて気持ちよくなって、どうにかなっちゃいそうなのに。
もうなにも考えられない。
私は頭の中が真っ白になっていくのを感じていた。
なにか…はじけ…る。
「んむぅっ…!!!!!!!!!!!!」
私のイクのと同時にファーストが唇を重ねる。
お陰で外にいた彼女たちに、私の喘ぎは聞こえなかったようだ。
211 :
受験者:2007/04/09(月) 01:29:34 ID:???
ファーストに唇を奪われながら、私はおしっこを漏らす。
そう、漏らしてる…。
おしっこはパンツに遮られ、私のお尻を辿って床に零れ落ちる。
それでもパンツを突き抜けるようにして便器に向かって飛んでいくものは、ぴちゃぴちゃと音を立てて水面を跳ねさせた。
その音がやけに大きく聞こえて、私はどうかなってしまいそうだった。
はやく終わって欲しい。
だけど我慢していた所為かおしっこは大量に出た。
私は恥ずかしさから逃げるように、頭の中でまるで違うことを考え始めていた。
そういえば、ファーストとのキスはこれで3度目。
だけど今日のキスは前とは何か違うような気がした。
何が違うんだろう。
わからないな。
でも、どうでもいっか…。
どうにだってなればいいんだ…。
「それじゃあ私、行くから」
ファーストは、そう言っていなくなった。
いつの間にか私のおしっこは止まっていた。
抑揚はなかったが、棒読みじゃないことから、それがファースト自身の言葉なのだと気付く。
ようやく終わったんだ。
気付けば上級生たちの姿もトイレには見えなかった。
私は誰もいなくなったトイレで、しばらく座り呆けていた―――。
gj!!!
ヤバイ。
このシチュはエロス
おしっこ我慢してるアスカ(´Д`;)ハァハァ
す、全て計算づくだったとは・・・
鬼だ・・・。
レイ受け身も見たい俺はSですかそうですか
216 :
アスレイ:2007/04/11(水) 22:52:51 ID:???
>>196 レイ「くっ・・・!?・・・あっ・・・!!」
突然、使徒が接触している場所から血管のようなものが機体に浮き始めた。
マヤ「使徒が零号機に侵入していきますっ!!」
ミサト「なんですって!?」
マヤの言葉に、ミサトの表情はいっそう険しさを増す。
少しずつ広がっていく使徒により侵蝕。
機体だけではなく、シンクロしているレイの体も同じような状態に陥っていた。
ミサト「零号機のA.T.フィールドは!?」
マヤ「展開中ですっ!!しかし使徒によって侵蝕されてます!!」
ミサト「くっ・・・エントリープラグの強制射出!!急いでっ!!」
マヤ「はいっ!!・・・ダ、ダメです!!反応しません!!」
ミサト「そ、そんなっ・・・!?」
このどぉしようもない状況に、ミサトは愕然とした。
この様子を見ていた冬月が、隣に座っているゲンドウに話しかける。
冬月「侵蝕型か・・・。碇・・・初号機も出撃させる気か?・・・この戦い・・・初号機にもなにが起こるか分からんぞ」
冬月の問掛けにゲンドウはなにも答えず、ただ戦況を見つめていた。
マヤ「零号機の生体部品が融合されています!!これ以上はパイロット共に危険ですっ!!」
ミサト「レイ・・・!!」
もうダメかと思いかけたその時、突然、モニターからアスカの声が聞こえた。
アスカ「ミサトっ!!」
ミサト「ア、アスカっ!!シンジ君!!」
モニターに映る二人を見て、ミサトの顔に笑みが戻る。
アスカ「遅くなってごめんなさい!準備出来たから早く発進させて!!」
ミサト「分かってるわ!シンジくんはレイの救出を担当!!アスカは援護をお願い!!」
エヴァ二機によるレイの救出を指示するミサト。
しかし、その作戦にゲンドウは黙っていなかった。
217 :
アスレイ:2007/04/11(水) 22:55:01 ID:???
ゲンドウ「待ちたまえ。葛城三佐」
ゲンドウの声に、ミサトは振り返る。
ゲンドウ「零号機パイロットの救出は弐号機が担当。・・・初号機は待機だ」
ミサト「な・・・!?」
ミサトだけではなく、その場にいる者全てがゲンドウの言葉に耳を疑った。
当然、待機を言い渡されたシンジはその言葉に納得するはずがなかった。
シンジ「何言ってるんだよ父さんっ!!綾波が危ないのにっ・・・なんで僕だけ待機なんだよっ!!」
命令に反対するシンジを、ゲンドウは厳しい表情で見つめた。
ゲンドウ「・・・エヴァ三機全てが侵蝕されるような事態になれば、もはや我々に未来はない。・・・待機か死か・・・お前はどっちを選ぶ?・・・シンジ」
シンジ「くっ・・・」
悔しそうに顔を歪めてうつ向くシンジ。
そんなシンジに、アスカは答える。
アスカ「大丈夫よシンジ!ようは私がうまくやればいいってことでしょ?心配しないで。ファーストは必ず助けるわ!」
頼もしいアスカの表情に、ゆっくりとシンジは頷いた。
シンジ「・・・気を付けてアスカ!」
シンジの言葉に、アスカも頷き返す。
アスカ「ミサト!作戦内容は?」
ミサト「使徒と接触しないよう力ずくでエントリープラグごとレイを救出した後、そのまま一時退却。いいわね?」
アスカ「了解!!」
ミサト「頼んだわよ・・・アスカ・・・!」
モニターに映るアスカは、ミサトに向かって力強く頷いた。
ミサト「エヴァ弐号機!発進!!」
ミサトの声と共に、弐号機は外へと射出されていった。
218 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/13(金) 21:02:14 ID:GbxAyy/3
gj!!
かなり良スレwwwwww久しぶりに来たらワっちw
NHKがいない…
ロム専最高っす
>>217 げ、ゲンちゃんがアスカに救出するように指示。
アスカが命令する前にでていくと思っていたので、まさかああなるとは思っても見ませんでした。
もしや、記憶を消す前にせめて一緒にいさせてやりたいという親心なんでしょうか。
この後の展開が怖いです。
222 :
受験者:2007/04/15(日) 13:45:35 ID:???
>>211 びしょびしょになったパンツを捨てて、私は一人、学校を後にした。
ぼんやりと意気消沈して歩いていた私だが、商店街まで出ると急に意識が覚醒しだす。
この薄っぺらい布の中で、私は裸体を露にしてる。
そう思うと、否が応でも意識せざる得なかった。
パンツを穿いていないだけなのに、どうしてこんな恥ずかしいんだろう。
見られてる訳じゃないのに。
ついつい足が速くなる。
人ごみの多い商店街の賑わしさが煩わしい。
「―――っ!!」
人ごみの中にファーストの姿を見たような気がして、私は慌てた。
もはや人ごみなんてものすら、ファーストの前には役に立たないと思う。
ファーストは、その気になればどこでだって私を襲うだろう。
命令には忠実。
信じがたい事だけど、ファーストはどんな命令でも忠実に実行する。
私は慌てて、近くのお店の中へと隠れる。
幸い、向こうは私に気づいていないようだった。
そもそも、本当にファーストがいたのかも定かじゃない。
私は、どうしようもなく気が動転していた。
どうやら私の逃げ込んだお店は本屋だったようで、棚には大量の本が陳列されていた。
特に欲しい本なんてなかった。
しかし店に入った手前、ただ立っているだけでは居辛いので店の中を適当に見て回ることにする。
「…あ」
レディースのコーナーに入っていたらしい私は、ある本に目が釘付けになった。
『なかよし〜女と女〜』
それはファーストが持っていた本だった。
私は周りを気にしながら、本棚からそれを取り出すと適当にページを開く。
そして驚愕する。
223 :
受験者:2007/04/15(日) 13:46:52 ID:???
『お願い…やめて』
ヨーコは、自分の足を広げさせているメグミに哀願する。
こんな体勢、恥ずかしくて死にそうだった。
『私のこと避けるから。これはおしおきよ』
そう言ってメグミが、イジワルそうに笑う。
そんなメグミに、ヨーコは必死になって言い訳をする。
『だ…だって…私たち女同士なのよ』
『どうしてダメなの?』
そう言われると困るのは本当だった。
女同士だから何が悪いのか。
それはそういう社会だから。
そんなことしか言えそうにない自分がヨーコは恨めしかった。
『だって…それは…あ、あん…』
メグミがヨーコの秘部を弄り始める。
それと同時に忘れていた尿意が蘇る。
『ダ…ダメ。でちゃうよ…』
『おしっこしたいの?』
『あぁん、したいのぉ。おしっこしたいのぉ。だからお願い。やめてぇぇぇぇ』
必死に首を横に振りながら叫ぶヨーコ。
するとメグミは嬉しそうに笑う。
『ほら、いい子だからしぃーしましょうね』
ヨーコは自分が限界に来ているのを悟った。
そして、太ももに暖かい感覚が広がった
224 :
受験者:2007/04/15(日) 13:48:12 ID:???
私は思わず声を漏らした。
「シナリオ通りって、このこと…」
確かに本の内容は今日あった出来事に類似していた。
会話から推測して、前後の状況も似たようなものだろう。
私はすばやくページをめくって、あらすじを確認していく。。
友人のメグミに性的行為をされて以来、メグミを避けるようになったヨーコ。
しかし、このトイレの一件以来、ヨーコの体は、嫌々ながらもメグミの行為に反応してしまう。
そしていつしか、ヨーコはメグミに溺れていく…。
これがファーストのシナリオという事か。
だったら…。
だったら次の展開も、やっぱりこの本の通りに動いてくるのだろうか?
そう思うと、この本は私の力強い味方になってくれるような気がした。
敵の手の内がわかっている戦いなんて、負けるわけがない。
にやりと笑みが浮かぶのを堪えることが出来なかった。
私はこの本を買うことを決めると、他にもファーストの持っていた本がないかを探してみる。
同じタイトルのものは見つからなかったが、ファーストの思考を辿り、ファーストが手に取りそうな本を物色する。
ファーストは私と仲良くするという命令を実行している。
仲良しの方向性は違うのだが、探すべきキーワードは「友情」「仲間」「仲良し」といったものだろう。
そうして私は、この手の本を数冊、手に取るとレジへと持っていった。
225 :
受験者:2007/04/15(日) 13:49:39 ID:???
先ほどまでは勇んでいた私だが、いざ買うとなると恥ずかしさがこみ上げてくる。
「いらっしゃ〜い。…ん〜?」
気だるそうに店番をしていた店主が、差し出された本を見てから、私を物珍しそうに見た。
上から下へと舐めるような視線が私の体を這っていく。
私は顔を真っ赤にして下を向く。
店主が、にやにやと厭らしい笑みを浮かべたのが見えた。
そういえばパンツを穿いていないんだった。
気付かれたんじゃないかと恐ろしくなって、私はスカートの端をきつく握った。
「えーと、『なかよし』が1300円。『性なる友情』が600円。『ちゅぱちゅぱ女の友情大作戦』が1200円。あわせて3100円ね」
わざわざ本の題名を読み上げる店主に私は怒りがこみ上げたが、今は一刻も早く、この場を立ち去りたいと思った私は素直に財布を開ける。
流石にネルフのカードで買うことは躊躇われ、私は財布から五千円札を取り出し手渡す。
「はい、じゃあこれお釣りね」
店主がお釣りを返すのと同時に私の手に軽く触れる。
気持ち悪い。
「カバーつけようか?」
「…ぃいです」
かすれた声しか出なかった。
とにかく早くこの場から逃げ出したい。
私は奪うようにして本を鞄に入れると、一目散に店を飛び出す。
226 :
受験者:2007/04/15(日) 13:50:28 ID:???
前を見ながら走ることも出来ず、私は下を向いたまま、ただただ足を動かした。
人ごみの中をぶつかりながら押し進む。
ふと、誰かが私の肩に触れ、私の動きを止めた。
「ぶつかっといて何もなしかよ」
馬鹿面をした若い男が私の肩に触れていた。
横には2人。
これまた馬鹿そうな奴らを連れている。
「…ごめんなさい」
普段なら叩き潰してやる所だけど、今はそういう気分じゃなかった。
私は簡単に謝罪の言葉を言うと、すぐにその場を去ろうとする。
しかし、男は私の肩を掴んで離さなかった。
「なにそれ。誠意が感じられないんだけどぉ?」
くそったれ。
こんな所で大立ち回りは出来ない。
派手に動き回れば、スカートが捲れる事は必須だろう。
それは避けたい。
「ごめんなさい」
悔しさを噛み殺し、私はもう一度謝罪する。
今度は、頭を下げてみせた。
「そんなんいいから、俺らと遊ばない?」
頭を下げたまま、私は眉間に皺を寄せる。
ああ、どうしてこんな時にかぎって。
「私、急いでるんで…」
「ええっ、じゃあさ。これがぶつかった事に対しての謝罪って事で。どうよ?」
もう二度も謝って見せたのに、こいつらは何を言い出すのだろう。
もはや私の我慢は限界だった。
私は黙って路地裏へと歩いていく。
227 :
受験者:2007/04/15(日) 13:52:07 ID:???
慌てて男達が私の後を追う。
「え、なにこれ? OKって事なの?」
下卑た笑いを浮かべる男たち。
もちろん私にそんなつもりない。
人目につかないところで、コイツラを瞬殺する。
それで万事解決。
狭い路地裏なら一人ずつ戦う事だって出来るし、一石二鳥だった。
「そんなわけ…ないでしょうがっ!!」
私の怒りが男の顔に解放される。
見事に男の顔に突き刺さった私の拳が、じーんと軽く痛んだ。
何の抵抗もなく、一人目の男は地面にひれ伏す。
「な、なにを…?」
「てやぁっ!!」
そのまま私は二人目へとダッシュして、股間に蹴りを入れてやる。
悶え苦しんでいるソイツの顔に、膝蹴りをかます。
二人目も撃沈。
残るは一人。
流石に三人目は、この急な展開に対応できたらしく私に向かって拳を繰り出してくる。
だけど、そんなものは無意味だ。
ネルフで幼少の頃から鍛えている私とじゃ、勝負になんてならない。
私は、その拳を軽くかわしてみせる。
「これでラストぉっ!!」
私は一番の得意技。
テンプルへのハイキックを決める。
終わった。
228 :
受験者:2007/04/15(日) 13:55:15 ID:???
「え?」
三人目の男は倒れなかった。
なんで?
私の一番の得意技なのに?
理由はすぐに分かった。
パンツを穿いていないという恥ずかしさが、私の技を鈍らせたのである。
相手の眉間へと高く掲げられるはずの私の足は、申し訳なさそうに男の肩に直撃していた。
男は、肩に突き刺さる私の足を掴み取ると、驚きと喜びの入り混じった笑みを浮かべた。
「おいおいノーパンかよ。やっぱり誘ってるんじゃねぇか」
「なっ、違う!!!」
抵抗する暇もなく、私は壁際に押し付けられる。
流石に片足を抑えらると、戦う事なんて出来なかった。
男の手が私の胸へと移動して、制服越しに私を味わい始める。
「ふざけないでっ。今すぐやめないと後悔するわよ」
「自分から誘っといて、それはねぇだろ?」
男の手が、何も隠されていない私のアソコを触る。
「この姿で学校かよ。お前ヘンタイだな」
「違うわよ」
男の言葉に私は顔を赤くする。
「違うって何が。現におまんこ丸出しで街中歩いてるじゃねぇか」
「私はそんなヘンタイじゃない」
「見知らぬ男の前で股を広げてる女の言う台詞かよ」
「それはアンタが足を掴むから…」
「わかったわかった。そういう事にしといてやるよ」
「…ちがう」
229 :
受験者:2007/04/15(日) 13:56:31 ID:???
違うのに。
これは違うのに。
男の指は容赦なく私のナカへと入っていった。
ガサガサとした感触が私を襲う。
ファーストの指だって、中には入ったことないのに…。
気持ちよくなんて、全くなかった。
次に男は私の唇を奪おうと、顔を寄せる。
私は必死に横を向いて抵抗するが、もう片方の手で顔を固定されると、びくとも動けなくなってしまう。
私の口の中を男の舌が無理矢理犯す。
「んんっ」
私の口の中で舌が暴れ回る。
私の口の中に、男の気持ち悪い唾液が広がりこんでくる。
キモチワルイ。
ファーストとは違う。
ファーストも無理矢理に私の口を奪うけれど、コイツとは違う。
ファーストはもっと…もっと…。
……もっとなんなんだろう?
…こんな時に何を考えているの、私?
私は男の舌に噛みつく。
「ってえ。このアマっ!!」
「離しなさいよっ!!」
私は、足を掴んだ男の手にも噛み付く。
慌てた男が私の髪を掴んで、路上へと投げ飛ばす。
歩いていた人だかりが、何事かと私に注目した。
「あれ、惣流さ―――」
その声に、私は顔を上げる。
そこにはクラスメイトの男子がいた。
名前はわからない。
だけど彼の驚きに見開いた目は、確実に見ていた。
捲くれ上がったスカートから見える私の秘部と、鞄から零れ落ちたあの本を。
こんな事ならカバーをかけてもらえばよかったな。
230 :
受験者:2007/04/15(日) 13:57:35 ID:???
「てめぇがノーパンで誘ってきたんだろうがぁ」
更にタイミング悪く、路地裏から出てきた男が人だかりなど気にする様子もなく怒鳴りをあげた。
怒鳴りをあげる男の視線が、集まった人だかりの視線が、名前も知らぬクラスメイトの視線が私を突き刺す。
「お願い…やめて」
か細い声で哀願する。
「くそ、なんだお前。そっちの趣味だったのかよ」
それを見た男が忌々しげに捨て台詞を吐く。
そしてどこかへ消えていく。
大方、この人だかりの気まずさに、今更ながら気付いたのだろう。
私は捲くれたスカートを直し、路上に散らばった本を回収し始める。
その姿を未だに人だかりが見ている。
なんて惨めなんだろう。
私は泣きそうになるのを必死で堪えた。
人前でなんて、泣いてたまるか。
「あの…これ…」
クラスメイトの男の子が、私に向かって『ちゅぱちゅぱ女の友情大作戦』を差し出す。
表紙では、ほとんど裸と言っていいような着かたで学生服を身に纏った女の子達が戯れていた。
余計な親切を…。
私は震える手でそれを受け取ると、ふらふらとした足取りでこの場から逃げだすようにと歩き出す。
本当は走り去りたかったが、下半身に力が入らなかった。
なんとか家にたどり着いた私は、そのままシャワールームへと入る。
そして、制服を着たまま頭から水を浴びる。
浴室の外でミサトが何か心配そうに尋ねてきたが、私は大丈夫だからと強がってみせ、早く出て行くように仕向けた。
静かになった浴室で、私は壁に向かって呟く。
「ちくしょう…」
瞳から水が零れ落ちた。
これはきっとシャワーの水だ…―――。
wktk
なんかアスカかわいそうだけど問題ない!乙だ!
いや、こっからの展開が楽しみだ!
GJ!
夢オチだと思ってたのに・・・思ってたのに・・・
続き気になる
こっからアスカに責められるレイが見れるというわけか!!
アスカに責められるレイはいやだな・・
攻めアスカが想像できねえ
238 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/17(火) 17:56:37 ID:cPUa0rFW
シャイニングウィザード!!!!!!!!ってかぁ?
239 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/17(火) 22:25:29 ID:28YB56no
これも…もしかして…シナリオ通りの展開という奴?
レイ、恐ろしいっす。
両方とも続きが気になる
241 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/19(木) 18:51:54 ID:/K/nxFcL
レイのペニバンマダー?
男のモノにされるアスカは見たくないが、レイやマナに屈伏して服従させられるアスカはぜひ見たいな。
もう来てくれないのかな?
244 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/28(土) 17:06:52 ID:dfeNYERc
レイのペニバンマダー?
>>242 個人的には、リツコやマヤにアスカのトラウマを・・・
246 :
受験者:2007/04/30(月) 08:27:10 ID:???
すみません。
リアルの方が、少し立て込んでて、もう少し遅れるかもしれません。
本当にスミマセン
まだレスは800有るんだ。気長に待ってるから、落ち着いたらじっくり書いて投下してくれ。
まだだ、まだ終わらんよ・・・!
俺は999まで待つわ
お前ほっんとペニバン好きだなーw
ほ
252 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/05(土) 20:49:57 ID:yY/su672
保守
253 :
新参者:2007/05/06(日) 23:32:55 ID:???
もうそろそろ眠りにつこうと思った深夜。
今日シンジはバカ共の家に泊まり。ミサトは加持さんとデート。
本当は「残業で忙しくてさ〜今日は明日の夜まで帰れないわ!」
なんて言ってたけど、…言わなくてもわかる。私の中でくやしい気持ちがあるのも。
でもミサトには敵わないと思ったのも事実だった。
「なんで誰も傍にいてくれないのよ…」
自分らしくなくぼそと弱音をつぶやく。
―その時いきなりピンポーンと、機械音が鳴った。
「こんな夜中に誰?」
ヘンタイ?シンジが帰ってきた?酔いつぶれたミサト?もしかして…加持さん?
とにかく受話器を取る。
『どちらさまですか?』
次の瞬間、冷たい声が響いた。
『…私。綾波レイ。』
―まさかこいつが来るとは思わなかった。
254 :
新参者:2007/05/06(日) 23:33:44 ID:???
とりあえず家に上がってもらって、適当にお茶を淹れた。
ヘンタイがいるかもしれないしこの深夜に女の子がうろついてたらさすがのファーストも危ない。
私もそこまで鬼じゃないのだ。
「終電逃して家に帰れなくなったの?」
「違う」
「あんたが家に帰れなかったら碇司令がボディーガードの一人や二人くらい」
「それ、無理」
「じゃあ…どうしたの?」
「…惣流さんに会いたかったから」
「明日は吹雪ね」
「好き」
「………………」
なんて言っていいかわからない。
「愛してるわ、惣流さん。」
頭を整理しよう。
こいつが私のこと好きになる要素なんてどこにない。
まさか前にステーキじゃなくてラーメンにしてあげたから?
いや、それだけで人を好きになるならこいつはバカシンジに惚れてるでしょ。
それに私はファーストのこと嫌いだし。第一優しくなんてしたことないし。
ファーストって人形みたいで人の言うことなんでもきくし。
…そうか、ミサトに言われたんだ。
255 :
新参者:2007/05/06(日) 23:34:39 ID:???
「冗談でそういうこと言うのやめなさいよ。愛しのシンジ様に言ってあげたら?」
「?」
「あいつだったら喜んでくれると思うわよ。あんたと話してる時まんざらでもないみたいだし」
「…私は…惣流さんが好きなの。
この気持ちを司令は人を愛すことだと言っていた…あなたと一つになりたい気持ち…」
「…一つになりたいってどういうこと?」
一瞬変なことを考えた。
「今日泊まっていっていい?」
一つになりたいと言われた後にそんなこと言われるなんて。
「あんたに何されるかわかったもんじゃないわ」
咄嗟に言ってしまった。
「無理。もう私帰れないもの」
にやっと、ファーストが笑ったような気がした。
続く
256 :
新参者:2007/05/06(日) 23:35:39 ID:???
勝手に投下しました。
一応続きますorz
よろしくお願いします。
4円
wktk
wktk
れ、レイの鬼・・・
ぜってー、帰れなくなる時を狙ってたはず。
(もしや、司令もこれに一枚かんでるとか?)
ho
262 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/11(金) 00:34:31 ID:7aA+bVd6
ペ ニ バ ン
ぺ二バンはAVみたいで嘘くさくて萎える
ペニバンってなに……?
エヴァ2を買おうと思ってるんですが、PSPもってなくてPS2のほう買おうか迷ってる。
PSP版ってPS2のエヴァ2と百合な点で変更点ってありますか?
ないならPS2のほう買おうと思んだけど。
>>265 ここで聞くのかw
PSPの方をお勧めしたいけど、百合に関してはあまり差は無いかな・・・
でもPSPの方が、会話や行動のバリエーションが多い分楽しめるかも・・・
だけどPSPは行動するたんびにインパルス(ドラクエのMPみたいなもん)が必要だから、
好きなだけ好きな行動は取れない。PS2だと制限無いけど、会話や行動にバリエーションが少ない。
まぁどっちも、同性でハグやキスや頬を染めあったりできるし、今言ったのが一長一短かな。あくまで対人に関しては。
お好きなほうをどうぞ。
>>263 ちょっと待てよ!お前ふざけんなって!俺はレイとアスカの為を思ってペニバンペニバン言ってんだよ!じゃあ何か?レイにチンポ生えたらどうだよ?それこそ萎えるだろー!現実味が無くなるよ・・
かといってセクロスなくしてみるか!?それじゃ物足りないだろう・・手満だのクンニだのじゃアスカが満足出来るわけないだろ常識的に考えて・・あのアスカだぜ!
お願いだからもっと冷静になってもう一度考えなおしてみてくれよ
何も俺だって自分の欲望のためだけにペニバンペニバン言ってるわけじゃないんだ
>>264 ペニスバンド
>>267 わかったから、お前も少し落ち着けwww
ベニパン嫌いじゃないよ
>>266 サンクス
まぁどっちにしろPSPないからPS2のしか買えないんだけどね。
中古なら安く売ってそうだし、今度買って来るか。
ペニバニスト熱いなw
ペニバンよりもバイブのほうが好きだなw
272 :
侍大将:2007/05/13(日) 23:21:04 ID:???
どうしてこんなことになってしまったんだろう。
アタシのこの問いに答えてくれる人はいない。
昨日。
「では惣流さん、綾波さんの家にプリントを届けてくれますか?」
柔らかい物言いで老教師はアタシに確認をとる。
なんでアタシが……。と思い、口にも出そうになるがもう少しの所で踏みとどまる。たしかにアタシは大学も卒業した天才美少女。高校の先生など怖くはない。いざとなったら義務教育を最大限利用すれば良い話しだ。(詰まるところサボリ。)
しかしアタシが断れば恐らくシンジが行く事になるであろう事は想像に難しくは無い。
思春期のアタシには同居人である同じ思春期の少年を女の子と密室に二人きりにするのは抵抗がある。
例えその少年がどうしようも無いフヌケであり、その少女が感情の起伏が無い人形のようなヤツであってもだ。
「解りました……。」
不本意ながら了承すると丁度それが最後の通達だったらしく、ホームルームは終了。放課後とあいなった。
「早めに帰って来てね……。」
何を言ってるんだ、コイツは!アタシが行く事を決めた元凶とも言うべきヤローがこんなこといいやがる。
273 :
侍大将:2007/05/13(日) 23:22:29 ID:???
「なによ!アンタ変わりに行って上げようとは思わないわけぇー!?」
「ご、ごめん」
直ぐに謝るコイツの悪い癖。無下にあしらいそそくさとアタシは教室を後にした。
しかしこの時、気付くべきだった。エヴァの無いこのご時世に何故、ファーストがネルフに呼ばれて学校を休むのかを……。
予め道筋をシンジから聞いた事があったため、迷うことなくファーストの家に到着した。
ファーストの住む団地は余りにもボロボロでよく使徒戦の中倒れずに残っていたなと思うほど、こんな所に住む位ならネルフの官舎に移れば良いのに。等と考えながらアタシは団地の中へと消えて行った。
インターフォンを何度か押すが反応はなく、故障の可能性を考え、ノックしてみるがこれまた反応無し。
郵便受けも手紙や配達物が放置されたまま山のように挿し込まれている。
もう入らないであろう郵便受けは無視し、アタシは部屋のドアをゆっくりと開けた。
ギィィィィィッという錆び付いた金属音をさせながら扉が開く。
部屋の中はティッシュや紙屑などのゴミが散乱しており、ミサトの部屋とまでは行かないものの、結構な散らかりようであった。
274 :
侍大将:2007/05/13(日) 23:23:58 ID:???
玄関には靴は無く、そこから推察すればファーストは外出中なのだろう。
部屋を見渡すと周りの壁はコンクリートの打ちっ放しで、ある意味ファーストの無機質さとピッタリと言える。
プリントを机の上に置き、なんとなく周りを見回して見る。冷蔵庫を開けると、中には野菜の炒め物があり、ガスコンロの上に置いてある鍋の中には味噌汁が入っている。
ファーストは料理などしない筈だ。シンジが言っていた、『綾波は料理なんかしないから心配で……。』と。
ん?シンジ?鍋や包丁、フライパン等の置いてある調理器具にはどれも見覚えがある。全て家で使っている物ばかりだ。
まさか、シンジはファーストの食事を作ってる?
少なからず思っていた少年が他の女の食事を作っている。
この事実は多分にアタシを打ちのめした。
アタシは茫然自失としたまま落ちているゴミを足で避けたり、ベッドの上に置いてあった下着を摘み上げたりしていると、突然背後でドアの開くけたたましい音が響き、飛び上がってしまった。
アタシが恐る恐る振り向いてみると、そこにいた人物は想像通りであったがアタシはシンジの炊事を問いつめる事も出来ず、驚愕の表情を崩せなかった。
「ファースト……、その格好……、どうしたのよ……。」
玄関に扉を背にして立っていたファーストは制服姿であったが、ブラウスのボタンは弾け飛び、両手で抑えているだけ、リボンは無くなっていた。
髪は乱れて頬には涙の跡がくっきりと残り、酷く疲れた顔をしている。
女のアタシには直ぐ分かった。
ファーストは暴行された。
「何でもない……。」
「何でもない訳無いじゃない!」
アタシは摘み上げていた下着をベッドの上に投げ捨てると、ズカズカとファーストの側まで歩み寄る。
しかしそのファーストは震える体でアタシの横を通り抜けようとする。アタシはそのファーストの肩を掴むと自らの眼前に引き寄せた。
「どうしたのって聞いてんのよ!」
アタシが怖かったのか、それとも緊張が溶けたからなのか、いつの間にかうつ向いたファーストの瞳からは涙が一つ、また一つと零れ落ちはじめる。
ファーストが泣く所を初めてみた。それを見ると、それまで人形などと罵ってきたアタシが酷く惨めに感じられてくる。人形などでは無い。ただ感情を表す術を知らないだけなのだ。
276 :
侍大将:2007/05/13(日) 23:28:02 ID:???
それがなんの解決にもならない事は分かっていた。しかしアタシはファーストの体を引き寄せ、両手の中に納めるように抱き締めた。
ファーストはそれを受け入れ、アタシの胸に顔を埋めるようにして嗚咽を漏らしはじめる。
それがアタシには酷く愛おしく感じられ、守ってあげたい。そう感じさせる程の物で、これが母性本能なのかと実感するほどの物だった。
アタシは無意識の内にファーストの頭に手を置き、優しく撫でる。するとファーストは震えながらポツリ、ポツリと話しだした。
「私、今日、赤木博士に、ネルフに呼ばれて……。検査が終わると……、博士と、伊吹二尉が、私を、密室に、閉じ込めて……。私の服を……。」
驚いた。ファーストがこんなふうな喋りをするのにもだが、なによりリツコとマヤがそんな事をするとは思わなかったからだ。
マヤにはたしかに色んな噂があったが、アタシは単なるリツコへの憧れだと思っていたからだ。
それよりなによりまさかリツコがそんなアブノーマルな趣味を持つとは思いもよらなかった。
277 :
侍大将:2007/05/13(日) 23:29:39 ID:???
少し……、おかしい……。勘違いかも知れないが、段々ファーストの体に力が加わり、ベッドの方へ追い詰められているように感じる……。
「ちょっと……、あんまり押さないで……。」
少し体を離そうとファーストの頭や、背中に回していた手を全面に押し出そうと突っ張る。
しかし、ファーストはあからさまに解る程アタシに抱きつき、ベッドの方へと押し込めて行く。
「ま、待って、解ったから……。」
無理矢理引き剥がす事も考えたが、先程のファーストが浮かべていた表情を思うとそうも行かない。
アタシの足が床のゴミを避けるように進み、ベッドの縁へとたどり着いた。
それを合図とするようにアタシの脇腹に沿えられているだけだったファーストの手が、まるで死体が急に生き返ったかのように意思を持って動き出す。
動へと転じたファーストの手は脇腹からアタシのスカートの上を滑るようにスライドしていき、膝の裏へ行き着く。
「あ!ふ、ファー……。」
アタシが声を上げ、やっと離脱しようとした時には既に手遅れであった。
278 :
侍大将:2007/05/13(日) 23:32:52 ID:???
ファーストの手は膝の裏をしっかりと掴み上げ、アタシの体を引っくり返すように引っ張ると、アタシの上体は簡単に倒される。
アタシの体は不思議な浮遊感に襲われ、気付いた時にはアタシの体は上を向かされていた。
自分の立っていた筈の方向を見遣わすとそこにはアタシの足をしっかりと持ち上げ、両脇に抱えているファーストが見下ろしていた。
ファーストはさっき見せていた落胆の表情など微塵も感じさせない婬媚とも取れる表情を浮かべている。
それが、どこか怖かった。
気付いてみるとアタシの足はファーストの腰を挟まされ、意図せずスカートの中を晒してしまっている。
「な、何すんのよぉ!」
大声を張り上げながら身を捩らせて脱け出そうとする。
しかし、足をしっかりと確保され、しかもスカートの中を見られている羞恥心から自然と内股となる為、巧く抜け出せない。
「は、放しなさいよ!こんなことしてただで済むと思ってんの!?」
279 :
侍大将:2007/05/13(日) 23:35:23 ID:???
シンジにするように凄んでみせるがファーストに動じる気配はなく、止めるどころかアタシの足を畳んで距離を詰めてくる。
蹴り飛ばすように足を激しく動かすが予想外の力で抑えられている上に腿の辺りまで近付いているため、意味を成さない。
「無駄よ。」
激しく動いた為にスカートが大幅に捲り上がってしまい、ショーツによって隠されている秘部が露になってしまう。
「やめて!見ないでぇ!助けてぇー!」
これまでに無い羞恥心に襲われ、鼓膜が破れんばかりの大声を張り上げて助けを求める。
「無駄……。この団地にはもう私しかいないの。貴方がどんなに叫んでも誰も助けてはくれない……。」
「が、ガードが、ガードがいるわ!」
「そう……、でも彼等はまだこない……。どうして?」
そうだ、こんな悲鳴が響けば例え外にいたとしてもこの静まり返った団地ならば聞こえる筈だ。しかしいまだにそんな気配は無い。静かすぎるくらいだ。
「ガードは付いていない。貴方にも、私にも。」
「ど、どうしてよ?」
280 :
侍大将:2007/05/13(日) 23:42:21 ID:???
「話を聞いたの……。碇君が顔を赤くして恥ずかしそうに
『アスカに……、告白……、したいんです。なので、今日一日だけ、部屋の監視を外せませんか……?』
と葛城三佐に言っているのを。葛城三佐は『シンジ君もお年頃だし、分かるんだけど……、一応司令には聞いてみるわ……、期待しないでね……。』と言っていたわ。
あのままでは無理だったと思う。
だけど、私が司令と赤木博士にお願いしたから監視と、ついでにガード、外れたの……。私のも。」
シンジがアタシに告白しようとしている。あの朴念仁で、バカで、情けなくて、内罰的なアイツが今までアタシが待っていた物を、やっとくれる。
この事実がアタシを一瞬だけガードが居ない絶望を忘れさせてくれたがファーストの行動で現実へ引き戻された。
「ん、んんっ!」
アタシの眼前にファーストの顔が一杯に展がり、唇と唇が当たっている。
アタシは今、ファーストとキスをしているのだ。
これがアタシを更に打ちのめした。
アタシはファーストに、犯される。
女同士エロは初めてです。
本日はここまで。
また今度。
GJ!!!
レイ→アスカ←シンジ
このシチュはなかなかお目にかからなないな・・・
楽しみにしてるよん
283 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/14(月) 08:30:15 ID:37qSySAf
もしや、マヤやリツコに無理やりされたのもうそ?
ガードを外したのもアスカとヤルタメ?
どうしてこう策士ばかりなのだ!?
>>283 >マヤやリツコに無理やりされたのもうそ?
逆にマヤやリツコを無理やりじゃねw?
ダメよファースト!…女同士でこんなこと…あっ
レイは無理矢理アスカに肩車させた…
「どう?惣流さん…。私のカラダ…」
「すごく…、重いです…」
GJ!
288 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/15(火) 01:31:40 ID:QAULKDjW
>>284 そんなことしたら、無事に家に帰られなくなるような気がする・・・
あの二人はMADだから・・・
侍氏乙です、続きwktk
>>267 テラペニスwwwww
290 :
受験者:2007/05/15(火) 06:07:47 ID:???
>>230 次の日、学校は私の噂で持ちきりだった。
それもそのはず。
昨日、アレだけの痴態をクラスメイトに晒したのだ。
噂にならないほうがおかしい。
クラスメイトは私を見ては、ひそひそと友人たちと会話を始める。
曰く、私はレズビアンの露出狂なんだという。
女子の目は概ね厳しく、汚らしいものを見るような目で見ている。
たまに興味深そうに見てみたり、中には期待を抱いたような不思議な視線を向けてくるものもいた。
それに比べ、男子の視線は単純だった。
誰もが私の下半身を厭らしく舐めまわし、スカートの向こう側にある私のアソコを想像しているであろうことが手に取るようにわかる。
生憎だが、私はパンツを穿いている。
私は、そんな視線も噂も気にしない振りをしてみせた。
だけど内心は怯えていた。
噂は発展し、ついには私のお相手役まで登場してくるようになる。
それがファーストである。
どうやら私はチルドレンと言う役職を良い事に、同じチルドレンであるファーストに厭らしい行為を迫っている事になったらしい。
一緒に戦って欲しければ、エッチさせろだの。
後ろから撃たれなくなければ体を明け渡せだの。
ネルフ内で、ファーストは私に良いように弄ばれているのだと言う。
屋上でのことも影響してるだろう。
全くもって的外れと言えるような、それでいてあながち嘘ではないような噂。
291 :
受験者:2007/05/15(火) 06:09:41 ID:???
実は学校中の皆が真実を知っているのではないだろうか?
それでいて、わざとこんな噂を流して私を遊んでいる?
なんだか私は、自分が酷く弱くなったように感じていた。
「大丈夫、アスカ?」
そんな中、ヒカリだけは私に話しかけてくれる。
心配そうに私を覗き込むその顔に、私は心からの笑みを返す。
「こんなの別に大したことないわよ」
「そう…」
強がって見せたが、それでもヒカリは心配そうに私を見つめる。
良い友達だと思う。
ヒカリの後ろでファーストがこちらを見ているのが目に入った。
いつも本ばかり読んで、他人に興味を示さないファーストにしては珍しい行為だと思えた。
だけど、心なしかファーストの視線は私ではなく、ヒカリに行っているよう感じる。
一体、ファーストは何を見ているのだろう?
ファーストは私の視線に気付くと顔を逸らした。
その行動が、さらにクラスメイトたちの会話に火をつけることとなる。
一体、ファーストは何を見て、何を考えていたのだろう。
292 :
受験者:2007/05/15(火) 06:11:40 ID:???
昼休み。
私は教室に居るのは辛かったので、屋上へと避難する。
案の定、私の後をファーストがついて来ていた。
「男に抱かれたの?」
相変わらず棒読みの台詞がファーストの口をついて出る。
そして私はこの台詞を知っている。
私は今日起こるであろう出来事を想定して、昨日買った本からシチュエーションを探し出していた。
「そうよ」
勝気に笑ってみせる。
ファーストの冷たい視線が私を射抜く。
「怖かったでしょ? 気持ち悪かったでしょ? やっぱり私じゃなきゃダメなのよ」
私は声を出して笑い出したくなるのを堪えた。
ファーストはお利口さんすぎる。
テキスト通りにしか動けない。
「そんなことないわよ。気持ちよかった。やっぱり男は違うわね。アンタと違ってアレがついてるもの」
ファーストの目が軽く見開いた気がした。
こんなバレバレな虚勢に引っかかる辺り、ファーストの人付き合いの下手さは折り紙つきのものだろう。
「いい加減、本の台詞どおりに喋るの読めたらぁ?」
私は挑発的に問いかける。
アンタの出方はわかってるんだから。
「…これしか知らないもの」
ファーストが悔しそうに私を見る。
こんな挑発にファーストが乗るとは思わなかったので意外だった。
「私、知ってるのよ。あなたの体は私じゃなきゃダメだって」
ファーストは性懲りもなく、棒読みで台詞を読み上げる。
でも、この台詞は知らない。
きっと私の言ったことを気にして、急遽、違う本からこの状況に合う台詞を持ち出してきたのだろう。
優等生なだけあって、大した応用力だ。
だけど私は落ち着いていた。
293 :
受験者:2007/05/15(火) 06:12:32 ID:???
「そう思うなら試してみる?」
私はファーストに向けてスカートを捲ってみせる。
ちょっとした賭けだったが、どうやら上手くいったようだ。
ファーストは、私のパンツを前にしてたじろいでいた。
「どうしてそういうこと言うの?」
しばらくの沈黙の後、いつもの口調に戻ってファーストが問いかける。
どうやらこの勝負は勝ったようだ。
「あんたが嫌いだからよ」
「…そう」
ファーストがまっすぐと私を見たまま近寄ってくる。
私は油断しないようにと、それに身構えた。
「私は違う」
「えっ?」
何を言い出すのかとファーストをまじまじと見る。
「私は…」
ファーストは適切な言葉を捜すように、話を一旦止める。
そして何か思いついたようで、その言葉を口に出す
「……わからない。この気持ちは何?」
自分で自分の気持ちに戸惑うファースト。
私だって戸惑う。
口調はいつものファーストのものだ。
なにかの演技ではないと思う。
「…一緒なのに、どうして違うの?」
ファーストの言ってる意味が分からない。
違うから一緒じゃないんでしょ?
「私はアンタじゃないもの」
「だったら試すわ」
294 :
受験者:2007/05/15(火) 06:15:12 ID:???
その言葉と同時にファーストが私にキスをする。
そして指が私のパンツの中へと入り込む。
今日はやけに積極的で、いつものようになぞったり、パンツ越しに弄るだけなんかじゃなった。
ファーストの指は、まるで急いで卵子へたどり着こうとする精子のように、私のナカへと入ってく。
「……んっ」
無理矢理に私を堪能するファーストの指と舌。
私は、されるがままにその行為を受け流す。
執拗に私を求めるファーストの姿を、私は冷静になって見ていた。
まるで、第三の視点から見下しているようだった。
だからこそ、分かったのかもしれない。
やってることは、あの男と同じだ。
それでもファーストとあの男は違った。
あんな男となんて全然違う。
そう、ファーストの激しさは粗暴ではなく、情熱の表れだった。
ファーストの行為は暴力ではなく、言葉だった。
私の手がファーストの背中へと回る。
それに気付いたファーストが、驚いたように私を見た。
「えっ…」
その視線で私も気付く。
一体、私は何をしてるんだ。
慌てて、ファーストを突き放す。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
息を荒くして、私は自分の手を見つめた。
どうして私はファーストの背中になんて手を回したのだろう。
「…なんで?」
私の心の内を声に出すように、ファーストが小さく尋ねる。
きっと彼女は私とは別の問いかけをしてるのだろう。
私はその声を無視して、屋上を後にする。
答えなんて、私も持っていないのだから―――。
>>288 まあ、そうなんだがw
たまには下克上してるレイが見たいなあとw
>>294 ブラボー!!
おおブラボー!!
次回楽しみにしてる!!!
wktkが止まらない
>>294 受験者GJ!受験者GJ!!
俺・・ペニバン期待してるから!
299 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/16(水) 23:42:02 ID:/MmhGUoH
俺・・・ローター責め期t(ry
>>298 しつけぇwwww
が、お前があまりにも必死でなんだか愛おしくなってきたwww
個人的には授業中バイブ攻めとか読んでみたいな。
302 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/17(木) 05:01:51 ID:smSzanlK
「あなたは一人じゃない」とレイに言わせた作者さんこないかな・・・
アスカが失神するまで手マソをキボンヌ
>>300 俺だってこんなしつこくペニバるつもりはなかったさ・・
だがしかし!受験者様のメ欄をみたとたん俺の中の燻っていた熱い魂に火が灯ったことは紛れも無い事実だ!
あの!!俺の一番のオキニの受験者様がペニバンに目をつけてくださったのだぞ!!!
俺は興奮を禁じえない。
まぁ落ち着け
まぁ餅つけ
ペニバニストワロスwww
>>304 てめえのしつこさを受験者様のせいのように言うんじゃない!www
…………でも、よかったわね
ところでペニパるって単語にコーヒーを噴き出した訳だが
謝罪と賠償を(ry
309 :
侍大将:2007/05/19(土) 16:43:37 ID:???
唯一自由になる両手をファーストの肩に当てると力を込め、引き剥がそうとする。しかし体重を乗せられると軽そうなファーストの体でさえ動かなかった。
体勢の変動でファーストに掴まれたままの足は自らの体に寄せられるように腿が接近し、膝から下は天井に向けて立ち上がっている。
物理の法則に従ってスカートの襞が下がり、お尻を隠すという役割を果たしていない。
ファーストの体である程度隠されているとはいえ内腿からお尻の双丘を外部に晒すというのは恥ずかしい。
自然と涙が流れてくる。
泣かないと決めたのに、せめて泣くなら好きな人に告白された時まで取っておこうと気持ちの整理をつけた矢先に、泣いてしまった。
力尽きたように抵抗が出来なくなる。アタシの口腔内を侵すようにファーストの舌が入り込む。
初めてのディープキスが女とだなんて……。夢であって欲しい。なんであの時断らなかったんだろう。そうすればシンジが……、いや、シンジがきていたならそれこそファーストは情事に及んだのではなかろうか?
ファーストがシンジに恋心を抱いていたとアタシは思っている。
310 :
侍大将:2007/05/19(土) 16:45:03 ID:???
アタシはシンジの、アイツとの未来のためのイケニエ。
そう割りきるのは簡単だ。ファーストの言う通りにシンジがアタシに告白してくれるのなら。これがアタシに科せられた運命ならば。アタシはこの恥辱を受けよう。
アタシの思考からはこの時、ファーストがレズであるという目の前に突き付けられた事実が見えていなかった。
抵抗をやめたアタシを見たファーストはアタシを落とすため、アタシの心に侵蝕してくる。
口腔を侵していた舌が退いていき、唇までも離れていく。
もしかして止めてくれるのかもしれない。
しかしファーストは体勢を崩さずに顔を落とし、耳元へ口を近付ける。
「碇君にこうして欲しい?」
耳元で囁かれた言葉にアタシは一瞬で上気しているであろう。実際、アタシの顔は焼けるように熱く、顔どころか体の芯から熱が込み上げてくる。五体が熱り、どうしようもなく熱い。
浮かぶシンジの顔。
それを待っていたかのようにファーストの手がアタシの内腿を擦り上げる。
「はうぅっ、はあぁ。」
甘い吐息が漏れ出るのを止められない。
浮かんだシンジの顔が消えてしまい、ファーストから与えられる快感に脳が支配されていく。
311 :
侍大将:2007/05/19(土) 16:47:05 ID:???
「貴方、いつもしていたのね……。碇君にこうされるのを想像してここを弄っていたのね。」
「そ、そんな事……。ひゃうっ。」
内腿を撫でていた指先が少しだけショーツに隠された裂目を突き、退いていく。
「だって……、こんなに濡れてる。」
麻痺していた感覚がやっと戻ってくる。秘部に感じられる湿り気。そこを再び触られるとビリビリと刺激が走り、悲鳴のような矯声が口から発せられ、トロッとした液体が秘裂から流れる。
「あ、ああ……。」
女に感じている。その事実にアタシは絶望を感じた。例えそれがシンジが媒介となった物だとしても。
それを感じとったようにファーストはアタシを攻め立てる。
内腿を愛撫する掌が、アタシの隠部に触るか触らないかくらいの距離まで接近していき、退いていく。
敏感な場所の近くで同じ種類の快感を伝える場所を撫でられる感覚に体が震える。
「はうぅ、や、やめ、ダメよファースト、女同士でこんなこと……。」
今更発せられる拒絶の言葉に感化されてか、それともただしたかったためか、ファーストは再び唇を重ねる。
312 :
侍大将:2007/05/19(土) 16:48:18 ID:???
「ん、んう……。」
ファーストの手が腿から離れていく。
少し落ち着きを取り戻すが、安心するアタシと共に次の快感に期待してしまうアタシがいる。
足の拘束が解かれ、自然に下へ下へと足が下がっていく。しかしそれでも足が閉じる事はなく、ベッドへは降りずにファーストの柳腰を挟み込むかたちで固定されてしまう。
「恥ずかしいよぉ……。止めてぇ……。」
淫らに濡れたアソコを上体を起こしたファーストに見下ろされ、消えてしまいたいほど恥ずかしい。
しかしファーストはそんなアタシの心を踏みにじるようにアタシの精神を快楽漬けとするべく動き出す。
ファーストは再び上体を倒して手をアタシの脇腹へ添える。撫で擦り、形を確かめるように這わす。
ファーストの愛撫によりアタシの神経は快楽を容易に受け入れるべく鋭敏になっていく。
「ひぃぃっ、あ、あうぅ!」
腿、脇腹を愛撫され、高ぶっていたアタシの体は制服越しに乳房へ指先が触っただけで快楽を感じてしまう。
次の段階へと進むべく遂にファーストはアタシの制服に取り掛かり始める。
淡い空色の制服を手際良く脱がせ、リボンをスルリと解かれる。
313 :
侍大将:2007/05/19(土) 16:49:38 ID:???
ブラウスのボタンが一つ一つ丁寧に外されていく。アタシの体を守る外堀が少しづつ埋められてしまう。
「ダメよファーストぉ……、アタシは……、ノーマル……、なのにぃ……。」
いつものアタシからはかけ離れた女の子の甘い声。ファーストに懐柔されてしまった。あれだけ嫌ったファーストに、意図も簡単に。
アタシの声は既に拒絶とは受け取らず、愉悦のエッセンスとしてしまったファーストは作業を終えてしまう。
アタシの腹部が外気に触れる。ファーストの右手が触るとそれは人間離れした冷たさを伝える。
「柔らかい……。」
そう言うとファーストは右手を上へ伸ばし、左手を顔の横に付いた。
「ここはもっと……。」
ファーストの右手がブラジャーに守られたアタシの左乳房へ乗せられる。
「柔らかい……。」
山頂の蕾は固く起立してしまっている。
嘘、うそよこんなの、興奮なんか……。
「ひゃんっ、あ、あんっ、んく、ぐぅ……。」
胸に置かれた掌が布一枚で守られた蕾を愛撫し、柔らかい乳房を揉み始める。
「や、あ、あふぅ……。」
314 :
侍大将:2007/05/19(土) 16:52:19 ID:???
使徒戦からこの一年で更に大きく成長した胸の膨らみが目の前で鷲掴みされて揺れている。
ミサトには敵わないまでも中三の標準を越える大きさと、柔らかさ、そして三十路を越えたミサトにはないしっかりとした張りをもつ丘はファーストの巧みな愛撫をアタシに快楽として伝えてくれる。
「あぁ、あ、うんっ、んはんっ……。ら、らめ……。い、い……、ん。」
ああ……、信じられない。スゴク、気持ちいい。
胸だけでこんなにも感じた事は無かった。勿論、男性経験は無い。オナニーぐらいしかない。
しかしオナニーなど足元にも及ばない。遅いくる快楽に身を委ねてしまいそうになる。
理性で性欲を押さえ付けるが、いつまでもつか解らない。しかしこれだけは確だ。
アタシは逃げられないし、このままではよがってしまう。確実に。
そしてそれは以外にも早かった。
ファーストは胸の愛撫を中断すると撫でるように胸のサイドを滑らせる。掌はアタシの脇を通ると背中とベッドの間へと侵入していく。
ファーストが何をしようとしているのか直ぐにわかったが反抗など出来ない。アタシはこの時、ファーストのすることをただ傍観するしか出来なかった。
背中の下の右手は少し探すように蠢くが直ぐに目当ての物を見つけた。
本日、終了。
せーっの、GJ!
GJ!
侍氏乙です
ダメよセカンド(いいけど…)……女同士でこんなこと……(///ポッ
wktk
2時間目の体育が終わった後だった。3時間目は数学なので教科書を
取ろうと机の中に手を入れたときだった。
「ガサッ」と紙の感触が手に触った。
「何かしら?」
机から手に触れた物を取り出すと一通の手紙が入っていた。
「今日の放課後、校舎裏で待っています」
レイは挑戦状ではないかと勘ぐったが、もしかしたら俗に言うラブレ
ターかも知れないと少しドキドキしているのが自分でもわかった。
「こんな気持ち…初めて」
その日の授業は普段よりとても長く感じた。
放課後を楽しみにすればするほど1分経つのがやけに遅く感じる。
自分でも驚くほど楽しみにしている。なぜだろう?
もしかしたら、自分自身も気付いていないだけで実は好きな人がいるのかも
知れない。そして、その人からの手紙なら良いのにと思っているのかも知れ
ない。それにしても、手紙の主は一体誰だろう…などと考えているともうす
ぐで時計が放課後の時間を指していた。
幸い非常召集はかからなかった。あとは終礼をして校舎裏へ行くだけだ。
終礼後、少しドキドキしながら校舎裏へ向かった。
するとそこにはセカンドがいた。
アスカ「待ってたわよ」
レイ「・・・何?」
アスカ「き、今日はアンタに話があるのよ!」
レイ「私はないわ」
アスカ「・・・いいから聞いて!」
レイ「それより待ち人が来るからどいてくれない?」
アスカ「待ち人??」
レイ「あなたには関係ないわ」
アスカ「アンタ、手紙読んだからここに来たんでしょ?」
レイ「・・・そうよ。なぜ手紙のことを?」
アスカ「あれは私が書いたのよ」
レイ「!?」
アスカ「なんというか、本当はこんなこと言いたくないんだけど、不本意
というか、自分でも信じられないというか…」
レイ「何?用がないなら帰るわ」
アスカ「ち、ちょっと待ちなさいよ!!実はアンタのこと好きになっちゃ
たみたいなのよ!!(////」
レイ「・・・」
アスカ「・・・」
レイ「・・・じゃ」
アスカ「え?『じゃ』って・・・。あれ?これってふられたの?うそ!!
うそよ!?ファーストが私をふるなんて」
レイ「どっからそんな自信が湧いてくるのかしら」
アスカ「ぐおぉぉぉ!こんちくしょー!!あきらめないわよー!」
そう言いながら負けた不良のように後ろを向きながら走り去るアスカ。
レイ「(;-_-) =3 ふぅ〜」
323 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/21(月) 03:12:21 ID:GlhF9PFv
>>314 これはレイプなのか?
レイプだよね!
現実でこんなことしても恨みを買うだけだよな?
頼むから、妄想だといってくれ・・・
女と付き合ったこと無い俺には毒だ・・・
頼むから、現実の女を書いてくれ。
間違えたことは覚えたくないんだ。
>>323 間違うもなにも、男×女じゃなくて女×女の話なんだがw
つーか、ノーマルカプスレにいけよw
326 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/21(月) 11:12:03 ID:GlhF9PFv
>>325 ノーマルでも、異性同士でも同じだと思う・・・
同性同士のレイプというのもあるし。
328 :
受験者:2007/05/21(月) 16:36:40 ID:???
>>294 私は酷く疲れていた。
ファーストに勝った喜びもなければ感動もない。
ただ、疲れていた。
そしてそんな自分が嫌だった。
クラスメイトの視線なんて気にするまでもないはずなのに。
私はエリート。
選ばれたエヴァのパイロット。
クラスの有象無象なんて関係ない。
関係ないはずなのに…。
それでも気にせずにはいられないのは、やっぱり私がファーストの事を気にしてるからだろう。
あのとき私は一体なにを感じ、なにをしていたんだろう…。
329 :
受験者:2007/05/21(月) 16:37:46 ID:???
放課後になり、私はヒカリと帰りを共にした。
一人で帰ってファーストに会ったら嫌だと思ったからだ。
ヒカリはクラスメイトの冷たい視線を浴びながらも、私と帰ることに快く承諾してくれた。
本当にヒカリと友達でよかった。
そう思うと同時に、私は始めてヒカリに会ったときの気持ちを恥じた。
「大丈夫?」
ヒカリは心配そうに覗き込む。
「…うん」
大丈夫そうには見えないだろうことは自分でもよく分かった。
もう何もわからない。
なんだか不安定な場所に心が置いてあるようだった。
胸がむかむかして吐き気がする。
「少し休憩しよっか」
ヒカリに言われるままに、私たちは人気のない公園のベンチに座る。
330 :
受験者:2007/05/21(月) 16:38:40 ID:???
私は黙りこくったまま、下を向いていた。
夕焼けが、体以上に大きな影を地面に映し出す。
ひどく不恰好に見える。
少しだけそんな風に思ったら、急に涙が零れ落ちた。
「うっ…うぅ…」
人前では絶対に泣かないようにと思ってたのに。
ヒカリはそんな私を心配そうに見つめている。
「止まれ。止まれぇ…うぅ…」
私は必死になって涙を拭う。
それでも涙は止まってくれなかった。
私の瞳から、次から次へと水の塊が零れ落ちていく。
「止まって…ひっく…止まってよ…ひっく」
331 :
受験者:2007/05/21(月) 16:40:18 ID:???
突然、ヒカリが私の腕を取った。
そしてそのまま、引っ張りこんだ。
何が起きたのか分かるよりも先に、私はヒカリの胸の中に顔をうずめていた。
「泣いてもいいんだよ」
ヒカリはそう言って優しく私の頭を抱きしめた。
まるでママみたいに。
「ぅん…ごめんね…グス。先に…帰ってもいいから」
私はそんなことを言ってヒカリを困らせる。
きっとヒカリなら、そんなことはしないとを信じて。
「別にいいよ」
ほら。
「…ありがと」
ヒカリは優しい。
とっても優しい。
それにすごく暖かくて、心地よい。
なんだろう、この感じ。
もっと。
もっと欲しい。
私の体がどんどん熱くなっていくのを感じた。
「えっ? アスカ?」
332 :
受験者:2007/05/21(月) 16:41:17 ID:???
ヒカリに寄りかかるように体重をかけ、ベンチに押し倒す。
そしてそのままヒカリの体に手を這わせる。
「やめて。アスカ、お願い。冗談はよして」
ヒカリの上ずった声。
私はその言葉を無視して、ヒカリの体を貪るように触りつくす。
制服をはだけさせ、ブラウスをずらす。
ヒカリの控えめ胸から、可愛いサクランボのような乳首が現れる。
私はそれに、そっと舌を這わせた。
ヒカリの体がびくびくと震える。
「ぁ…めっ」
ヒカリが私の体をどかそうと、力を込めるが、所詮はか弱い少女の力。
訓練された私を押しのけることは出来ない。
私はヒカリの腕を奪うと、私のパンツの中へ無理矢理もっていく。
しっとりと濡れた私のアソコにヒカリの冷たい手の感触が広がった。
お返しに、私もヒカリのパンツの中へ手を入れ、まさぐる。
「あぁ……ダメ…なの…アス…カ…お願い…ふぁ…あぁぁぁっ!!」
「ヒカリぃ…キスしてぇ。そしたら、そしたらやめるからぁ」
ヒカリはしばらく迷ったようだったが、その間にも私の指が体中を弄くりまわしていたので決意したようだった。
ゆっくりとヒカリの顔が近づいてくる。
私はだらしなく口を開けて、それを待つ。
たらりと涎が零れ落ちた。
「ヒカリぃ」
「…アスカぁ」
ヒカリの熱い息が顔にかかる。
そしてゆっくりと私たちは口を合わせる。
333 :
受験者:2007/05/21(月) 16:42:19 ID:???
ヒカリの口の中に舌を入れると、私はヒカリの舌を求めて暴れる。
ようやく見つけたヒカリの舌に私は舌を絡める。
それと同時に、ヒカリのアソコが私の指を強く締め付け始めた。
私は動かし難くなった指を、大胆に動かす。
「んふぅっ! むっ…ん…」
ヒカリの体が大きく仰け反った。
私はヒカリの口から離れないよう、更にヒカリを強く求める。
ねちょねちょと厭らしい音が、私たちの口の隙間から抜け出ていく。
「んむっ…はぁ」
どのくらいの時間が経ったのだろう。
私はそっとヒカリから顔を離した。
ねばついた唾液の糸が、私とヒカリの口の間に橋を架ける。
私はそれを舌で舐めとった。
ヒカリは優しい。
それに暖かい。
だけど…。
だけど、やっぱり違う。
これはただの口付けだ。
「んはぁ……もう…止めてくれるの?」
ヒカリの泣きそうな声に、私はハッとなる。
「え…嘘…。私…」
冷や水をかけられたように、急に意識が覚醒するのが分かった。
愕然として、ヒカリの上から体が転げ落ちる。
それと同時にベンチからも落ち、地面に尻餅をついてしまう。
「嘘よ……私…そんな…」
334 :
受験者:2007/05/21(月) 16:43:30 ID:???
急いで衣服を正すヒカリ。
その姿を私は呆然と見ていた。
私が脱がせたの?
自分のした事が信じられない。
体が熱くて、それでぼーっとして…。
「なんで…」
きっとヒカリのほうが、そう聞きたかっただろう。
ヒカリが私の視線から逃げるように顔を逸らした。
そのことに私は今更ながらにショックを受ける。
「…っ! ごめんっ!!」
それだけ言うと、私はヒカリを置いて走り出す。
本当に私はどうしてしまったんだろう。
なにかが変。
…怖い。
私は自分が変わりはじめている事に恐怖を感じていた―――。
GJ!
ふと疑問に思ったんだけど、ペニバニストとかペ
ニバるって言葉は前からあるもんなのか?
てか後者は何だよw
>>326 別にレイプおkといったつもりはない
ただ参考にはならんといいたかったw
>>320-
>>322に一つもレスがついていないことに盛大に吹いたwww
お前ら手厳しいwwwww
339 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/22(火) 03:20:03 ID:b4blzAAF
>>337 それなら・・・レイプっぽい描写は避けてほしい。
こういうやり方なら問題ないと学習してしまいそうだw
久しぶりにマジでキモイタイプの釣りをみたなぁ。
>>328 gj!!
341 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/22(火) 06:33:49 ID:b4blzAAF
>>340 どうして、キモイって思うんですか?
キモイという言葉だけじゃあ分かりません。
>>334 なんか別の展開ktkr!ペニバン来るかとオモタw
GJ!GJ!!
>336
ねーよw
女性同士であれ何であれ強姦はいけない事です。
本人同士の明確な合意の元に、良識あるセックスをしましょう。
と、マジレスしてみる。
>>343 釣りにしろマジレスにしろキモイのでお引き取りください
ここのスレにいる時点でキモいのはみんな一緒なんだから仲良くしようぜ
ho
>>343 だったら、なおさら、やめたほうが・・・
女経験のないやつが見たら、誤解するぞw
wktk
350 :
侍大将:2007/05/25(金) 16:20:35 ID:???
簡単にフックが外される。
抑える力が弱くなったアタシの胸は重力に負けない弾力を保ちながら少し揺れた。
ファーストは乗っているだけのブラジャーを掴むと床に投げ捨てる。
普段のピンクとは違い赤く充血した蕾は山頂で自らの存在を誇示するように膨張していた。
「ああっ!いっ、ひあぁあ!」
ファーストがその蕾を指先で軽く摘みあげるとビリッと電気が背骨をつき抜けるような感覚が走る。
アタシの脳はそれを痛みではなく快楽として認識していた。
蕾を弾き、挟み、乳房を揺らしながら愛撫される。愛撫を行うファーストの御手は二本に増えた。ベッドに付いた手が加わり、その快感を跳ね上げる。
その度に甘美な衝撃、痛みを脳へ伝達し、快楽を用いてアタシを登り詰めさせる。
「気持ちいいの?」
アタシはその問いに頭を力一杯振る事しか出来ない。無論、縦に。
今、アタシの顔はファーストにもたらされた恐ろしいほどの快楽に歪んでいるだろう。
同性の愛撫に喘ぎ、淫らに悶える『女』。
その羞恥が更なる快楽へのスパイスとなりアタシを悶えさせる。
「見て、凄い……。」
ファーストの声が妙に遠くから聞こえる。
351 :
侍大将:2007/05/25(金) 16:23:19 ID:???
ファーストの声が妙に遠くから聞こえる。
辛うじて反応することが出来た。視線を下ろすとファーストは接近していた体を起こし、アタシの胸を揉みしだきながら腕を突っ張っている。
ファーストはアタシの視線を確認すると目をしっかり合わせ、下を向く。それは同じ所を見ろと言う事なのだろう。
ファーストに従い目線を落とすとファーストの制服の一部が濡れたように色が変わっていた。
いや、ようにではなく、濡れている。
更によく見るとアタシの股間を隠すショーツは漏らしたようにビッショリ濡れていて、内腿と言わず最近やっと生え始めた薄い恥毛まで濡れそぼっていた。
こんなにも濡れてしまった。至近距離であれ離れていたファーストの制服を濡らすまでに。
恥ずかしさのために顔を腕でギュッと埋めて隠す。
「隠さないで……、淫らな快楽に歪んだ貴方の顔を見せて……。」
そう言うとファーストは胸から手を離して行く。
アタシは腕をゆっくりと外す。そしてアタシの目の前には淫美を浮かべ、ブラウスのボタンを次々と外して行くファーストの姿があった。
352 :
侍大将:2007/05/25(金) 16:25:53 ID:???
呆然としているアタシをしり目にボタンを外し終わったファーストはなんの躊躇いもなく、ブラウスを脱ぎ捨てた。
ブラに隠されている控え目な乳房が白い布の下から現れた瞬間、アタシの背筋を形容し難い悪寒が駆け抜けていく。
いつもは無表情なファーストの顔が女を凌辱する悦びに狂った男のように歪んでいる。
女に犯される。これまでほぼ完璧に人生の駒を進めてきたアタシにとってそれは死よりも恐怖と絶望を駆り立てる。
しかし、アタシの体は今現在、確実に女のファーストの愛撫に感じている。
ファーストは背中に手を回し、ブラのフックを外す。それは留めが無くなった力無くアタシのお腹の上に落ちる。ファーストがそれを掴み、ベッドの外に放り出すと、投げ出されたそれは丁度アタシのブラの上に重なり、それはまるで今のアタシ達を映し出す鏡のようにも見えた。
ブラを外したファーストはそのままスカートへと手を伸ばす。しかしアタシの足に挟まれたままでは巧く行かない。
ファーストにも計算外の事があるのだろう。
ファーストはアタシの足を退けるとベッドのスプリングを軋ませながら立ち上がり、スカートを脱ぎ始める。
353 :
侍大将:2007/05/25(金) 16:27:32 ID:???
この時アタシはたしかに逃げ出す事も出来た。しかしアタシは逃げれない。それはアタシが裸であった事も大きく作用している。例えこのマンションに人が居なくともアタシは花も恥じらう乙女だ。
しかしそれだけでは無い。体が言うことを聞かないからだ。アタシの体は麻薬でも射たれたように快楽に蕩けている。
アタシは、深層心理で愛撫を、ファーストを求めている。
ああ、ママ……、アタシこんなみっともない女になっちゃった……。
ママに助けを求めていたアタシの精神は目の前に突き出されたそれに現実へと引き戻された。
スカートの中から現れたファーストのショーツは濡れて丸く染みを作っていた。
アタシの事を見て感じてくれたんだ。
そのショーツまでも脱ぎ捨てる。露になったファーストのアソコは淫らな液で濡れそぼり、膣を守る唇はアタシと同じようにふやけて大口を開けている。
上部に隠れていたソレはすっかり大きくなり、固くなって顔を見せていた。
首を起こして自らのを見てみると同じように固くなり、花びらは開ききってしまっている。
アタシの下半身は物欲しそうにクネクネとさせて待ち受けていた。
354 :
侍大将:2007/05/25(金) 16:28:39 ID:???
ファーストは蠢くアタシの右腿を跨いで腰を落としこむ。
そしてファーストの左手がアタシの右胸へ伸び、右手はアタシの秘部へ触ろうと左腿を這っていく。
「はぁっ、はあぁ、ふぁぁ。」
左足に絡めついた蜜を全体に塗りこむように隠部へ向かうファーストの右手、それがアタシに吐息を吐き出させる。
ファーストの右手がアソコに近付いてくる。その感覚にアタシの脳は期待と快楽、そして絶望でグチャグチャだった。
もうまともな事など考えられない。快感で体が震える、声が止まらない。気持ちイイ。
「あぁっ!?なぁ、なにぃ?」
右足を何かヌルヌルした物体が上下している。その異様な感触に驚きの声を上げてしまった。
アタシが汗だくの頭を持ち上げて下半身に目を向けると、そこにいたのはファースト、そのファーストは、あろうことかアタシの右脛から膝の辺りに腰を押し付けて何やら上下させているではないか。。
なんとファーストはアタシの右足で足淫しているのだ。
ファーストは自らのアソコを押し上げる度に普段は絶対に聞かせる事の無い可愛くも淫らな矯声を上げて悶える。
もっと、もっと感じさせてあげたい。ファーストの右手からくる刺激で意思の統率も危ないがファーストの、快楽を与えてくれる“レイ”のために。
355 :
侍大将:2007/05/25(金) 16:30:11 ID:???
今日はここまで。
GJです!
>>355 仕事で疲れてるせいかフル勃起したw
ペニ乙バン
濡れました
wktk
360 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/26(土) 18:23:57 ID:SZy1nzKx
侍大将なんて似合わないな。
まさに征夷大将軍wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
↑この百合好きめっwww
濡れましたww
ホホイ\○/
保守
ア ス レ イ
365 :
侍大将:2007/05/30(水) 16:17:51 ID:???
ファーストが乗っているアタシの右足、それをファーストの動きに合わせて動かしてみる。
「あ、あはぁ……、ふ……、んんっ、あふぅ。」
アタシの足が愛液でグショグショになっていく。ファーストの足がアタシの右足をしっかり挟み込んで上下に動いた。その度に悶え、喘ぐファースト。
その間にもファーストの手はアタシの左腿を這い回っていく。
ファーストの声がドンドン高みへと登り詰めて行く。そして思い出される虚覚えの知識。『女も達する。』
アタシは、ファーストを刺激している右足を貧乏揺すりの様に小刻な刺激を送る
「あ、あんっ!はぁっ、セ、セカ……、きゃうんっ、ああ、ん……。」
艶かしい矯声が上がる。しかし、いきなりアタシの足からファーストの腰が離れてしまった。
アタシの愛撫が気に入らなかったのだろうか。
離れないで!捨てないで!
「どこ……、行くのよ……。」
高圧的な口調だが、語調は力無く、多分凄く惚けた顔をしていたと思う。事実、アタシの頭はぼーっとしてしまっていた。
ファーストは息を乱してはいたが、少し下がるとアタシの股に蹲る。
「アナタを気持ち良くさせたいの……。」
366 :
侍大将:2007/05/30(水) 16:20:32 ID:???
ファーストはそう呟くと左手を大腿部に添える。そして右手を下腹部に当てる。
ヒヤリとしたファーストの手が気持ちいい。しかしファーストがこれからする事を想像するとお腹の中から熱い物がジンジンと込み上げてくる。
アタシの秘所から止め処無く愛液が溢れ出てくる。アタシのアソコはもうグショグショになっているだろう。
それをファーストに見られている。あの『人形』と罵倒し、嫌ってきたあの女に。
「や……、い、や……、見ないでぇ……。」
見られている。改めてそれを確認した。
自分からさらけだしたのに!
それなのに、無くした筈の羞恥心が戻ってきた。アタシは顔を隠さずにはいられなかった。
両手で顔を覆い、嫌々と頭を振る。蜜を漏らしてしまった……、ファーストに……、犯される……。シンジ……。
ふと、頭に手が添えられる。柔らかく、フワリと……。
「大丈夫……、心配ないわ……。」
ファーストの声、アタシに語り掛けてくれる。諭すように。優しく……。
まるでママみたい……。
涙が流れるのを止められなかった。ギュッと覆っていた掌を離し、胸元で握り締める。
367 :
侍大将:2007/05/30(水) 16:23:17 ID:???
ファーストの笑顔はどこかぎこちなく見えたがアタシの心は、この笑顔を見ただけで落ち着く。コイツになら……、なにもかもあげれるかもしれない……。
嫌っていたアタシが馬鹿みたい……、馬鹿アスカ……、ね……。
悪くないわ……。
「ゴメンね……、折角アタシを気持ち良くしてくれるのに……、泣いちゃったわ……。」
ファーストがチュッとキスしてくれる。涙が止まらなかった。
アタシのお臍に頭から離れていった右手が触れた。体が悦びで震える。
ソロソロと下へ進む人指し指。それと共に体がファーストの体が下へ、下へと降りていく。
「あ、ああ、“レイ”。」
初めて名前を呼んだ。ハッキリと。アタシを縛っていた何かが切れてしまった気がした。
「レイ。来てぇ。」
求めてしまう。かつてミサトに『寂しい大人が慰めあってるだけ。』と言って否定した行為を、それも女と……。
だけどアタシには気にならない。どうでもいい、気持ち良いから……。
ミサトの気持ちも少しは解る。マヤの気持ちはもっと……。多少違っても尚思う。女が、レイが好き。
レイの指が薄い茂みへと入っていく。もう声は我慢していない。
368 :
侍大将:2007/05/30(水) 16:27:09 ID:???
指が唇へと近付いていく。そしてアタシの一番敏感な所へ……。
「ひゃあっ、あんっ!いん!」
豆が弾かれる、甘美で強烈な刺激が脊髄に突き刺さる。
突起が押され、捏ねられる。露出したそれはアタシを快楽に溺れさせる神器。
「ああぁ、凄く硬いわ……、綺麗ね……、セカンド……。」
「いやぁ、んっ、そ、そんな事……、言わ……、あんっ!い……いいっ!」
秘裂の愛液が掬い取られ、突起に擦り付ける。掌が当てられて擦り潰される。その度に腿が痙攣し、シーツを握り締めずにはいられない。
突起が掌に刺激されたまま手が反転され、秘裂の中心に中指が当てられる。当たっただけで快楽が走り腰が蠢く。
レイの手が激しく上下する。
「いいっ!イイのぉーっ、動いてぇ!あんっ、ああぁ、ひんっ。」
レイの手が更に激しくなっていく。アタシをイカせてくれる為に。
波がくる。高い波が。
イケるかも……、イヤ、イケる……。どんなにイイのかな……。もう何もいらない。
波がアタシを浚おうと、飲み込もうとする。受け入れる。何もかも。
「あ、ああ〜!いくぅっ!レイっ、レイぃーっ!」
369 :
侍大将:2007/05/30(水) 16:30:28 ID:???
一瞬、ピクッピクッ、下腹部が痙攣する。足が強張る、ベッドから投げ出された足が、空中を蹴るように突き出された。
達してしまった。視界がボヤける。強張っていた足がクタリと垂れてしまった。
お腹の痙攣が止まらない。
アソコが熱い。
子宮が熱い。
体が熱い。
「あ……。れ、レイぃ〜……。いっ、いひやぁーっ!な、なにかぁ!入って……。レイーッ!」
一時何があったのか分からなかった。しかし痺れたアソコに入り込む異物感。
レイの指が入ってる!アタシの中に。最初は痛かった。殆んど性経験は勿論、オナニーでさえロクにやった事さえ無いのだ。
「セカンド……、力を抜いて……、全て預けて……。」
そう……。力を抜き、快楽を求めれば良い。後は慣れ。直ぐに慣れるだろう。
実際、レイの言葉通りに力をユルユルと抜いていく。
やがて痛みが消えていく。慣れ始めたのだ。アソコからピリピリと快楽がくる。
「はあ、はあ……、あん……。」
レイが少し中で動くと刺激が来る、快楽の刺激が。レイもそれがわかったのか少しづつ、しかしだんだん大胆に、動かす。
370 :
侍大将:2007/05/30(水) 16:35:10 ID:???
今回はここまでです。
なんかリアル感がないなぁ…… orz
GJ!
元がアニメなんだからリアリティなど関係なし!
>>370 侍グージェイ!侍グージェイ!!
いいよ、いいよぉ〜
問題ない!GJ!
GJ
保守
保守
377 :
侍大将:2007/06/08(金) 17:31:34 ID:???
クチュッ、クチュ、ぐちゅ、クチャ、クチャ。
股間から淫らな音が聞こえてくる。レイの指がアタシの中で上下する淫媚な音。
「あん、あん、あうっ、うんぅ、レイぃ……、もっと、もっとぉーっ、はうぅ、はんっ!」
レイの指が更に激しく上下する。
「もっと……。」
そう言うとレイはアタシの右手を取った。腿に添えていた左手だろう。
レイに導かれるままにアタシの右手がアタシ自身の右胸へもって行かれる。
そう、自分でも快楽を貪れば良いのだ。すっかり赤く充血して屹立した先端は硬い、しかしこそばゆいなんて物じゃない快感が胸から脳へ伝達される。
レイの手淫がもたらす刺激と合わさり、相乗効果を産み出した。
いつしかアタシの右手は胸を普段出来ない程強く揉みしだいている。
「ああっ、あっ!キモチイイッ!レイッ、イイ、イイよッ!」
悲鳴にも似た、しかし全く異なる矯声が部屋に木霊する。
しかしアタシの耳にはどこか遠くで、フィルターを通して聞いている錯覚を覚える。
ふと、レイの姿を求めて、天を仰いでいた視線が下へ向く。
378 :
侍大将:2007/06/08(金) 17:34:11 ID:???
自らの胸を揉むアタシの右手。
汗が吹き出し艶やかな光が全身から放たれている。
そしてアタシのアソコを愛撫するレイの右手。左手は……?
時経たず見付かる。レイの左手は自らの秘部に伸び、グチュグチュと音を立てて上下していた。
レイは薄く目を開け、苦しそうに口を広げている。
自分の左手を見てみる。それはただアタシ自身の体を支えているだけ。
「レ……、イ……。ちょっと、あんっあは、はあ、はぁ。」
アタシは胸への愛撫を一時中止すると両手でレイの肩を優しく包み、引き寄せた。
アタシの体も一緒にベッドの上を移動する。
コツン、壁に頭を軽く当てる。辿り着いた。
あと少し体を摺り上げると、肩と後頭部を壁に預けて体を支えた。
これで両手が自由になった。
アタシだけではダメ……、レイもこの快楽を……。
アタシは右手を自らの胸へ戻す。レイの方へ左手を伸ばす。レイの肩に当たる。そのまま下へ這わすように進めた。
辿り着いた所、それはレイの双丘。控え目に揺れるそれはなぜかアタシをドキドキさせる。
そして突起を掌に当てるとそのままレイの胸全体を包み込む。
「せ、セカンド……、いい……、あん、あふぅ!うんっ、あ、いいぃ……。」
379 :
侍大将:2007/06/08(金) 17:36:23 ID:???
更に強く揉む。押す。突起を捏る。
レイは自らに突き立てた指を激しく上下させていく。レイのアソコからは指が引き出される度に愛液が噴き出す。
「あ、ああ、いい、もっと……、揉ん……、でぇー!」
「れ、レイっ……。んあぁ!」
アタシの中から楔が引き出されてしまう。
ま、まって……、なんで?なんで?アタシを捨てるの……?
絶望がアタシを襲う。何か心から大切な物が欠けたような……。最悪の未来が見える。しかしそうはならなかった。
「ひゃあっ。ああぁ!あっ、なぁ、なに?なにぃ?」
アソコからゾクゾクとした快楽が駆けてくる。突然の刺激に下を見遣わす。
そこにはアタシの秘部に顔を埋めて舐めるレイがいた。
「き、きたな……、あふぅっ、う、ひんっ、はんっ、はぁん、あんっ!」
信じられなかった。さっきの指よりもっと気持ちイイ。ゾワリ、ゾクゾクとした刺激が延髄を通り脳へ達する。何度も下腹部が痙攣する。
「あ、いい!それいいっ!もっと舐めてぇ!」
「そう、いいわセカンド!あんっ、いいっ!もっと揉んで、喘いでぇ!声を聞かせて!」
380 :
侍大将:2007/06/08(金) 17:40:23 ID:???
レイの愛撫で力が入りレイの胸を揉みしだく。痛みすら今のレイには快楽なのかも知れない。
「うひゃっ!来るぅ、来る!スゴイ!ひんっ、そう舐めて!そこで……、あはぁ!イクぅーッ!」
達した。
一瞬目の前が真っ白に染まり下半身全体が烈しく痙攣を起こし、上半身が迎け反る。
「私も、行く、来るぅ!ん、んんぅーッ!来たあああぁあぁぁあーッ!」
レイの体が震え、アタシの手の中で胸も波立つ。
痛い程体をそらす、アタシの手から胸が飛び出し、アタシの体の上に倒れこんだ。
「はあぁ、あは、うん……、はあ、はぁ、あうっ、うんぁ……。」
レイの体がアタシの上で小刻に震え、鼓動を伝える。
時計を見てみると既に8時を回っている。
この部屋に来てから3時間経っていた……。
381 :
侍大将:2007/06/08(金) 17:42:48 ID:???
家ではシンジが待っているだろう。
しかし帰る気にはなれなかった。このままファーストと寝ていたい。
そして話をしたい。
抱き締めて欲しい。
「ねえファースト?」
呼び方が戻っている事に我ながら違和感を覚える。
まあいい。この方がしっくり来るのだろう。
「なに?」
「どうしてこんな事?リツコ達に何かされたんなら……。」
「嘘よ……。」
「え……?」
嘘?リツコやマヤに何かされたと言うのも全て……。
「確にリツコ博士やマヤ二尉とはしてきたわ……。
だけど開発したのは私……。」
成程……、仕掛けたのはコイツ、そしてアタシを次の標的にした。
でもアタシは憎む事が出来なかった。ファーストを受け入れたアタシ、それを否定する事になるから……。そして何より……。
「アンタって……、ママみたい……。」
「そう……。」
「抱き締めて寝てもいい?」
「……。」
ファーストは黙って頷く。
そしてアタシは眠りについた。
続く
382 :
侍大将:2007/06/08(金) 17:46:32 ID:???
次辺りで終りです。
下げ忘れた
スマン
侍大将様GJでございます!
385 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/09(土) 11:10:20 ID:h60dkaVF
やっぱりそうだったのか・・・
そこらへんの馴れ初めも見てみたい。
まさに日本最後の侍。
おグッジョブにござる。
アスカのお尻にもちょっぴり触れてくれれば拙者は、拙者はもぅ…ハァハァ
こ、これは失礼つかまつった。
しかしアスカ殿のお尻のためなら腹を召すこともいとわぬ所存!
レス書いてたらだんだん時代がかってしまったナリよ(´・ω・`)
ペニバンマダー?
侍大将殿はペニバンに見切りを付けられたのでござる
受験者様もうこないのかな・・
390 :
受験者:2007/06/14(木) 08:14:31 ID:???
てすと
391 :
受験者:2007/06/14(木) 08:15:45 ID:???
>>334 家に戻った私は、未だに自分のしたことが信じられなくて、愕然としていた。
私はヒカリに何を…。
考え出すと、胸が不安で押しつぶされそうになる。
怖い。
何が?
ヒカリに会うのが?
それとも自分?
「…アスカ」
ふと名前が呼ばれ、思わず肩をびくりと震わせる。
しかし、慌てて周りを見回してみたものの、辺りには誰もいなかった。
「……はぁ…はぁ」
今度は、くぐもった息遣いが聞こえる。
そしてようやく、その声が何処から来ているのかに気付く。
シンジの部屋だ。
どうやらシンジが扉を閉め忘れたらしく、僅かに空いた隙間から声が洩れ聞こえているようだ。
一体、何をしているんだろう。
いや、これは詭弁か。
私はシンジが何をしているのか、大体の想像を持って、覗き込もうとしている。
好奇心に任せて、私はシンジの部屋をそっと覗いた。
「―――っ!!」
392 :
受験者:2007/06/14(木) 08:16:54 ID:???
私は思わず、声を出しそうになり、慌てて口を塞いだ
声を出さずにいられたのは、それが私の想像していた通りだったからだろう
やはりと言うべきか、シンジは熱心に自分のモノをしごいていた。
あれが男性の性器。
初めて見るソレに、私は驚きを隠せないでした。
「アスカ…綾波…」
どうやらシンジは私とファーストの事をオカズにしているようだった。
そして、きっとそれは学校での噂を元にしている。
私の中に嫌悪の気持ちが広がる。
もうこの場を立ち去ろう。
いつもの私ならそうしただろう。
流石に怒鳴り声を上げて、シンジを邪魔するなんて事までは考えない。
今は間が悪すぎる。
ただ、今日の私は、やっぱりどこかおかしかった。
動けない。
視線がシンジのアソコから離せない。
あの赤く腫れ上がったような突起物から目が離せないのだ。
私の股間が、再び熱を持ったように疼きだす。
そして、そんな私をまるで煽るかのように、シンジの手を動かすスピードが速くなった。
シンジの荒い息遣いが耳に届いてこだまする。
私もそれに同調するかのように息が荒くなる。
393 :
受験者:2007/06/14(木) 08:17:55 ID:???
気付けば、自然と右手が胸を弄っていた。
乳首を摘み上げると、歓喜の叫びを上げるように体に震えが走る。
「ぅうっ。アスカ…綾波…」
シンジの呻きが聞こえる。
ああ、確かに今日だって私はファーストとエッチなことをした。
ファーストとキスして、ファーストの指が私のナカに入った。
だけど、今日はいつもと違って、私は逃げる事ができた。
喜ぶべき日なのだ。
なのに。
喜ぶべき日のはずなのに。
なんで…
「切ないのぉ」
思わず声を出してしまい、私は慌てた。
見るとシンジの動きも止まっている。
気付かれた?
私はそれを確認する勇気もなく、慌てて部屋に引き返した。
394 :
受験者:2007/06/14(木) 08:19:11 ID:???
家に電話の音が鳴り響いた。
だけど私は部屋から出る気がしなくて、電話を取りには行かなかった。
もしもシンジと顔を合わせてしまったらと考えると尚更だった。
数回目のベルで、音が途切れる。
諦めたのか。
それとも誰かが電話を取ったのか。
誰か。
今それはシンジしかいない。
トントン
「な、なにっ?」
部屋をノックする音に私は驚く。
「今日、ミサトさん帰りが遅くなるって」
「そ、そう。わかった」
やはりシンジが電話を取ったらしい。
会話はこれで終わったが、私には扉の向こうでシンジが立っているのが感じられた。
しばらくの沈黙の後、シンジの情けなさそうな声が聞こえる
「あのさぁ、さっきなんだけど…」
「わからない。私、さっき帰ってきたところだからっ!」
下手な言い訳だ。
いや、言い訳にすらなってない。
これじゃあ、さっき私は見てましたと言ってる様なものだった。
「…そう」
シンジもそれがわかったらしく、酷く落ち込んだ声で返事をした。
そして今度こそ、シンジの気配はなくなった
395 :
受験者:2007/06/14(木) 08:20:06 ID:???
私はベッドに飛び込むように横になる。
「気持ち悪い。男って、ほんっとに最低」
そう言いながらも、私の股間の熱は収まらない。
まるで目に見えない何かを抑え込もうとするかのように、私は枕を頭にかぶせて目を閉じる。
何もかも忘れてしまえ。
だが暗闇には、先ほどのシンジの姿が浮かびだした。
あの赤黒く、ささくれ立った突起物。
初めてみた男性のソレは、グロテクスとしか形容の出来ない姿形だった。
想像もしたくはないが、つい頭の中に先日の記憶が蘇る。
街で男に襲われたとき、もしあのまま抵抗せずにいたら、私のナカにアレと同じものが入っていたのだろうか。
あんな気持ち悪くて、汚らしいて、大きいものが…。
「…ぁ」
私の指が小さく股間を刺激する。
「はぁん…ふぁ、ぁぁ、どうしてぇ…」
想像してはいけないと思えば思うほど、私の頭の中には男性器の姿が浮かび上がる。
すでに私の指は、指ではない。
巨大な蛇だ。
その蛇が私のナカを掻き乱しているんだ。
396 :
受験者:2007/06/14(木) 08:21:10 ID:???
今日はファーストから折角逃げれたのに。
こんなことしなくてもいいはずなのに。
「きもち…いいのぉ…」
ヒカリにも酷い事しちゃった。
私、ヒカリのこと犯しちゃった。
「ふぁぁぁ…」
罪悪感が私の中で快感に変わっていくのを感じる。
何かが上り詰める感覚と比例して、私の中の何かが壊れる
「あぁ、ダメなのにぃ…こんなことしちゃダメなのにぃ」
もう私を止めるものは何もなかった。
目の前が白くなっていく。
何かが込み上げてくる。
「あ…あ…ああぁぁぁぁっ!」
絶頂に至った私の喘ぎ声と同時に、何かが崩れ落ちる音を聞いたような気がした。
私は体を大きく震わしながら、大量の液体を溢れさせていた。
ぐったりと体から力が抜ける。
おなかが上下に激しく膨らんではしぼむ。
股間の熱は嘘のようになくなっていた。
その代わり、私の手はべっちょりと濡れている。
ベッドシーツもびちょびちょだ。
「私………。最っ低…」
濡れたベッドの気持ち悪い感触が、より私に不快感を与えていた――――
最高にGJ
おかえりなさい
受験者樣キタワァ(n‘∀‘)η
相変わらずGJ!
わーい!
ボキュも受験受験〜wwwww
GJだす
ギジョ!
空気読まずに投下
ファーストチルドレン綾波レイ。
過去の経歴はすべて抹消済。
アスカ「ファーストチルドレンの経歴って変わってるわね」
ミサト「そうね。碇司令以外と親しく話してるところもみたことないし、謎に包まれた子ね」
アスカ「なんか私、この子と仲良くできそうにないわ…」
ミサト「あら?アスカでも苦手なことってあるのねえ」
皮肉なのか冗談で言っているのかミサトはニヤニヤしている。
アスカ「別にー、同じパイロットだし仲良くしておけば何かと楽でしょ?」
ミサト「ま、仲良くしてもらえると私も助かるわ。でも、レイは手強いわよ」
アスカ「手強い?ふふふ、面白いわね。私にできないことなんてないわ」
−−−アスカ、転向初日
挨拶を終えて席に付いたアスカは、レイの写真を片手にキョロキョロしていた。
アスカ(いたいた、あの子がファーストチルドレンね)
レイは片手に頬を付きながら本を読んでいる。
アスカ(セカンドチルドレンが目の前にいるってのに全く興味なさそうね。ふん)
授業が終わって休み時間に入るとアスカは一目散にレイの元へと駆け寄った。
転校生で才色兼備ということもあってか、クラスの視線がアスカに注目していた。
アスカ「あなたが綾波レイね?」
レイ「…そうだけど」
レイは面倒そうに応答はしたが、視線は本に向けられたままである。
アスカ「聞いてると思うけど、私はセカンドチルドレンの惣流・アスカ・ラングレーよ」
レイ「そう」
アスカ「ところで、あなた何読んでるの?」
レイ「…ハリーポッターと謎のプリンスだけど?」
アスカ「ああ、あれね!私まだ読んでないのよ。それ、読んだら貸してよ」
レイ「だめ」
アスカ「…」
レイ「これ…。司令から借りた本だから」
アスカ(あのおっさんがハリーポッター???)
レイ「あと…あなたがいて集中できない」
アスカ「あー、そう。わかったわよ。じゃーね」
軽く手を振りながらアスカはレイの席を離れた。
アスカ(ミサトの言った通り、なかなか手強そうね。面白いじゃない)
そんなアスカの想いを知ってか知らずか、レイは全くアスカに無関心であった。
>>404続き
アスカ(とりあえずファーストの趣味を聞き出して、そこから話を広げる
作戦で行くわよ!まずは探る程度で良いわよね)
アスカ「ねえ、ファースト」
レイ「…何?」
アスカ「趣味とか特技ってある?」
レイ「…ないわ。私はただ命令に従って生きているだけ」
アスカ「…。それって空しくない?」
レイ「どうして?」
アスカ「どうしてって。そうねえ、他人に委ねられた人生なんて私はごめんだわ!」
レイ「そう」
アスカ「そう!私の人生は自分で切り開くの!」
レイ「あなたはそのためにエヴァに乗っているの?」
アスカ「そ、そうよ」
レイ「…」
アスカ「ま、この話は置いておいて。…ところで、休日は何をしてるの?」
レイ「自宅で待機のときは本を読むか寝ているわ」
アスカ「え!?買い物に行ったり、友達と遊んだりしないわけ?」
レイ「しないわ。だって、必要ないもの」
アスカ「…。余計なお世話かも知れないけど、生きてて楽しい?」
レイ「さあ、そんなこと考えたことないから」
アスカ「…」
レイ「今日はたくさん話して疲れたわ。じゃ」
夕日が差し込む教室にアスカは一人呆然と立ち尽くしていた。
死ぬこともできない、かといって生きようともしない少女に苛立ち、憎しみ
を感じながらもレイに親しみを覚え始めるアスカであった。
408 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/20(水) 07:18:47 ID:3Ndz+ERc
す、すごいですね・・・
冷たくされても、へこたれないなんて。
自分だったら、プッツン切れてしまいそうです。
wktk
410 :
侍大将:2007/06/21(木) 16:30:03 ID:???
「ココ……、何処?」
気付くとそこは見しらぬ天井だった。
体を起こすとそこはコンクリート打ちっぱなしの壁、床にゴミが散乱している。
気付くとアタシはなに一つ纏っていない、産まれたままの姿。
慌ててシーツを羽織る。
ベッドから起きると床には乱雑に畳まれた制服、そして見覚えの無い白い下着一式が置いてあった。
「ファースト……、か……。」
置いてあった下着をつけ……、ようとしたが、下着はサイズが合わないのでやむなく湿った自分の下着をつけ、シワシワの制服を着る。
「お腹空いた……。」
ふと、冷蔵庫のシンジが作り置きしておいたとおぼしき野菜炒めを掻っ込むと味噌汁を啜る。
時計を見てみる。10時……。
もう学校は間に合わないしシャワーも浴びてゆっくり眠りたい、家に帰ろう。
「た、ただいま……。」
少し遠慮がちに挨拶するとコンフォート17の自宅へ入って行く。
電気は点いていない。灯りを点け、自室から着替えを出すとバスルームへ直行した。
411 :
侍大将:2007/06/21(木) 16:32:11 ID:???
服を乱暴に脱ぎ捨て、浴室に入る。
シャワーのコックを捻るとお湯が吹き出し頭から浴びた。
壁に手をつき下へ目を向ける。
アタシの目線の先には昨日とは全く違う、慎ましく膣を守る唇があった。
なによ……、昨日はアタシを裏切ったクセに……。
女に感じるなんて……。
シャワーを浴び終えると部屋着を着込み、キッチンへと向かう。牛乳を飲むためだ。
頭を拭きながら冷蔵庫を開ける。
「こ、これって……。」
アタシの目の前にあるもの。
それは立派な皿に盛り付けられたハンバーグステーキ、綺麗に格好のついたサラダ、そしてアタシの故郷であるドイツ料理でシチューのグラーシュまで。
「アイツ……、あ!」
思い出した。
ファーストの言っていた『話を聞いたの……。碇君が顔を赤くして恥ずかしそうに『アスカに……、告白……、したいんです。なので、今日一日だけ、部屋の監視を外せませんか……?』と葛城三佐に言っているのを。…………………。』
そうだ。
アイツは告白しようとしていた。その為にこんな……。
ドイツ料理まで用意して待ってた。
412 :
侍大将:2007/06/21(木) 16:35:04 ID:???
それなのにアタシはファーストとあんなことして……。
自己嫌悪。
「なにしてんの、アタシは……。」
テーブルに突っ伏し、呟く。
そしてアタシは眠りの底へ引きずられていった。
「アスカ……。」
呟きが聞こえる。
覚醒したアタシはテーブルに突っ伏していた上体を起こし、玄関の方向へ身を捩った。
そこには制服姿でスーパーの袋を提げているシンジが突っ立っていた。
時計を見ると10時……。
「こんな時間まで何してたのよ……?」
「それはこっちの台詞だよ!」
我ながら理不尽な物言いにすかさずシンジが反論する。
しかしそれはいつもとどこか違った。
「昨日何処にいたんだよ!」
怒鳴るようなシンジの声が煩わしい。
たった一日泊まってきただけでそんなに目くじらを立てる事は無いのに。
413 :
侍大将:2007/06/21(木) 16:37:09 ID:???
そう思っているとアタシの目の前に数枚の写真が叩き付けられた。
その写真には、アタシの全裸写真。
そのどれもが、股間は液体で湿り気をおび、凄く淫美な寝顔をしている。
「なによ……、コレ……。」
「昨日何処に泊まったんだよ!」
呆然と写真を見つめてしまっていた。
「昨日何処泊まったか聞いてるんだよ!」
シンジの怒号が腹に響く。
かつての彼ならばここまで怒らなかっただろうが、アタシの精神崩壊とサードインパクトがシンジに影響を及ぼしているのだろう。
「き、昨日は、え、あ、ふ、ファーストの家に……。」
ろれつが回らない。動揺しているのも事実だが、シンジに睨まれて畏縮しているのだ。
「じゃあこれはなんだよ!」
「そ、それは……。」
414 :
侍大将:2007/06/21(木) 16:39:33 ID:???
まさか『レズのファーストとやってた。』などとは言えない。
「アスカがこんな女なんて知らなかったよ……。
僕は……。」
シンジがなにか口走りかけたが息を飲み、止めた。
「じゃあね……。」
シンジはそれだけ言うと玄関へ歩みだす。
「ま、まっ……。」
「ごめん、アスカ……、今は一人で考えたいんだ……。放っておいて……。」
シンジの背中は『着いてくるな。』と無言の圧力が滲みでていた。
その背中を見てしまうとアタシの足は意志に反してピクリとも動かせなかった。
プシュ。
自動ドアの閉まる音が聞こえる。
アタシは一人になった。
知らず知らずのうちに涙が出てくる。
バンッ。
テーブルの上に散乱した写真に拳を当てた。
乱打した。手が腫れる程何度も、泣き叫びながら。写真を破り、テーブルをひっくり返す。椅子を壁へ投げつけ、叩き壊す。ソファを破り、壁を蹴りつける。
泣き、悶え、呆然として外に出た。何処に行く宛ては無い。
頼るべき加持さんも死んだ。
もう、誰も居ない。
415 :
侍大将:2007/06/21(木) 16:43:48 ID:???
雨が降ってくる。
普段ならイライラとするが、今は都合が良い。
涙を隠せるから……。
何処を回っていたのか解らない。
それほどに酊銘していた。
気が付けば、アタシのいた場所はファーストの家の前。
体が快楽へと導いた。
現実から逃れる為に、来てしまった。
アタシはドアノブをゆっくりと掴み、開けると、一歩を踏み出した。二度と戻れない道へ。
どうしてこんなことになってしまったんだろう。
【後悔】〜終〜
終わりです。
最後はそれ系の描写は無かったですね。スマン。
一応終わりですが、モチベーションが上がればマヤとかリツコ辺りも交えてアスカを……。
などと考えてもいます……ってスレ違いかな。
長い間応援ありがとうございました。
侍大将先生の次回作にご期待ください。
417 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/21(木) 20:00:22 ID:2JqkIVN6
侍大将さん>お疲れさまでした。
まさかのBADエンドにショックを隠せません…シンジが介抱もせず、目の前にある事実のみを受け取ってしまったのが読んでいて辛い。もう少しアスカの身になって考えたれ…と
乱筆乱文にて失礼いたします。
>>417 愛情は裏切られると反動が大きいから…それだけシンジきゅんは(ry
ていうか、これで受け入れられたら逆につらいのでは
>侍大将氏
GJ。
続編はみんなで乱交パーティきぼんぬ
見事なBadエンド…たまにはこんなのも面白かった
超GJ
>>407続き
アスカ「…というわけで、私の予想だとファーストは自分と向き合うのが
怖いのよ。だからあんな風に感情がこもってないわけ」
シンジ「そんな難しいもんかな?」
アスカ「恐らく、ファーストは過去に辛いことがあったのよ!だから過去
が抹消されてるんだわ。それで、辛い過去から自分を守るために
感情を殺す訓練をしたに違いない!」
シンジ「そーかなあ」
アスカ「ふっ、あんたみたいな馬鹿にはわからないでしょうね。女性って
いうのは繊細なのよ」
シンジ「繊細?…アスカやミサトさんが繊細?…プッ」
アスカ「…。まあいいわ。そういうわけで、あんたファーストのこと何か
知らない?何でも良いのよ」
シンジ「そうだなあ。父さんと親しげに話しているところは見たことある
けど、それ以外は僕にもわからないよ」
アスカ「ったく、頼りないわねえ。もういいわよ、ミサトに聞いてみるわ」
シンジ「ミサトさんも詳しいことは知らないと思うよ」
アスカ「じゃあ…。司令に聞けって言うの?」
シンジ「そ、それは無理だと思うからリツコさんに聞いてみたら?」
アスカ「そういえばリツコなら何か知ってるかも!あんたもたまには役に立つじゃない!」
シンジ「ははは。そりゃどうも」
リツコ「それで、私のところに来た訳?」
アスカ「そうなのよ。何でも良いからファーストのこと教えてよ」
リツコ「だめよ」
アスカ「どうして?パイロット同士が仲良くなろうとしてるのに」
リツコ「あなたが考えているほど単純なものじゃないのよ、レイはね」
アスカ「そんなこといったって、ファーストは全然自分のことを話さないし
仲良くなろうにも成す術がないし、どうしたら良いかわかんないわよ」
リツコ「それより、どうしてそんなにレイにこだわるのかしら?」
アスカ「そ、それは。…なんていうか、私に出来ないことはないって証明したいのよ」
リツコ「…そう。大学出てても14歳だものね。まだまだ若いわ」
アスカ「(むっ)まあ、あくまで私はパイロット同士の交流が目的なわけよ」
リツコ「なら、自分で調べなさい」
アスカ「リツコのケチー」
リツコ「仕方ないでしょ。言えないことだってあるのよ」
アスカ(やっぱリツコは堅くてだめね)
リツコ「最後にひとつ忠告しておくわ。レイと必要以上に仲良くなろうなんて考えないことね」
ほとんど情報は得られなかったが、レイには何か秘密があるとアスカは感じでいた。
リツコ「あら、レイ」
レイ「…こんにちは」
リツコ「さっきアスカと話してたの。アスカ、あなたと友達になりたいそうよ」
レイ「そう」
リツコ「レイは、アスカのこと嫌いかしら?」
レイ「…嫌いじゃない」
リツコ「そう。ならもう少しアスカと話してみたらどう?」
レイ「でも…私…セカンドと話すのが怖い」
リツコ「怖い?」
レイ「はい」
リツコ「それは…。仲良くなるのが怖いってことかしら?」
レイ「違う。自分の中が覗かれているみたいで怖い」
リツコ「レイ、あなた余計なこと話したりしてないわね?」
レイ「…はい」
リツコ「なら良いんだけど。あのことは絶対に秘密、これは命令よ」
レイ「はい」
とりあえず今回はここまでにしておきます。
うわ・・続き気になる〜
おもろい予感
>>425続き
授業の終わるを告げるチャイムが鳴った。
そろそろ夕日が窓に差し込む時間である。
ヒカリ「ねえアスカ。この後空いてない?」
アスカ「ごめーん、今日はちょっと予定があるのよ」
ヒカリ「あ、そうなんだ。せっかく加持さんがよく来る店見つけたのに」
アスカ「え!加持さんが?」
ヒカリ「うん。私、学校の帰りによくスーパーに寄るんだけど、よく加持さん
らしき人を見掛けるの。さすが加持さん、安い店を知ってるわ」
アスカ「加持さんに会いたい…。けど…、うーん」
ヒカリ「先約ならそっちを優先しなよ」
アスカ「別に約束したわけじゃないんだけど。加持さんはかなりそそられる
んだけど、今日はやっぱりやめとくわ」
ヒカリ「うん、わかったわ」
アスカ「…げっ、あいつどこ行ったのかしら。あ、私急ぐからじゃあね!」
ヒカリ(きっと碇くんと帰るのね。アスカ、碇くんのこと好きなのかな)
アスカ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
レイ「…」
アスカ「ファースト!」
レイ「…私?」
アスカ「ハァハァ…あんた歩くの早いわね」
レイ「本の続き、早く読みたいから」
アスカ「ハァハァ…ハリーポッターってそんなに面白いわけ?」
レイ「わからない。でも、命令だから」
アスカ「あんたねえ、いくら司令の命令でもそこまでしなくて良いんじゃない?
どうせ『面白いぞ、読んでみろ』って感じで渡されたんでしょ?それは
ねえ、命令じゃないのよ?わかる?」
レイ「…」
レイはアスカの呆れた顔に背を向けてスタスタと歩き始めた。
アスカ「わっ、ちょっと待ってよ」
レイ「ところで用件は何?」
アスカ「今日、あんたの家にお邪魔するわ」
レイ「…私の家、何もないけど」
アスカ「別に何もなくていいのよ。訓練するだけなんだから」
レイ「訓練?」
アスカ「本当に何もないわねえ」
レイの部屋に入るなり驚いた様子でアスカが口を開いた。
レイ「だから言ったのに…」
アスカ「まあいいわ。とりあえずその椅子に座って」
レイ「本…読みたいんだけど」
アスカ「ええい!これはエヴァとのシンクロ率を上げるための訓練なのよ!
本なんていつでも読めるでしょ!」
アスカはレイの肩を掴んで無理やり椅子に座らせた。
レイ「…痛い」
アスカ「そう!痛いでしょ?今、痛かったでしょ?」
レイ「…?」
アスカ「ファーストは今、痛いと感じた。これが感情なのよ、わかる?」
レイ「…よくわからない」
アスカ「ふーむ、じゃあこれなんてどう?」
アスカは鞄から雑誌を取り出し開けて見せた。
レイ「気持ち悪いわ」
アスカ「そうよね!こんなマッチョな男がたくさん写ってる写真なんて気持ち悪いわよね!」
レイ「…」
アスカ「もうわかったわよね?自分が素直に感じたこと。それが感情なのよ!」
レイ「…わかったわ。だからそれ、早く閉じて」
アスカ「とりあえず第一段階合格よ。じゃあ次。あんたはシンジのこと嫌い?」
レイ「嫌いじゃないわ」
アスカ「じゃあ好きなのね?」
レイ「どちらでもない」
アスカ「ふーん(メモメモ)。じゃあミサトは?」
レイ「葛城三佐は上官」
アスカ「…そうじゃなくて、好きか嫌いかって聞いてんの(イライラ)」
レイ「別に、どちらでもないわ」
アスカ「ほほう、じゃあリツコは?」
レイ「…あまり…好きじゃない」
アスカ「へえ、意外ね。碇司令は?」
レイ「好き」
アスカ「じ、じゃあ私は?」
レイ「…どちらでもない」
アスカ「第二段階不合格。もう少し訓練が必要ね」
レイ「はぅ(´。`;)」
レイはこれのどこがシンクロ率の向上に繋がるのだろうかと疑問で仕方なかった。
wktkwktkハァハァハァハァ
ショートストーリー。冗談で書いたので器の広い人だけ見てくんろ。
アスカ(今日も来た。いつも戦闘が終わった後や訓練の後、私が落ち込んでいる
と励ましてくれるように造花が届くの)
・
・
・
ミサト「アスカ、また来たの?」
アスカ「そうなのよー。きっと私のファンの仕業ね。もてる女は辛いわ」
ミサト「しっかし、これで5回目よね?しかも決まって戦闘や訓練が終わった翌日
じゃない?ネルフ内の人間としか考えられないわ」
アスカ「じゃあ、やっぱり加持さんかしら!?」
ミサト「確かにアイツならこんな気障なこともしそうね」
アスカ「ああ、やっぱり加持さんなのね!」
ミサト「でも違うんじゃないかしら?アイツなら3日ほど前にドイツに行ったわよ」
アスカ「…あ、消印が昨日で第三東京都市発になってるわ」
ミサト「じゃあ加持君じゃないわね」
アスカ「えー。加持さんじゃないのぉ」
ミサト「ただ...ネルフ内の人間ってことは確かねー」
アスカ「もう、誰なのよ!こそこそしないで差出人のところ記入しなさいよねえ」
ミサト「ところでこの花…。何て名前の花なのかしら?」
アスカ「さー、日本の花じゃないの?」
ミサト「日本の花って言っても、ここ最近はずーっと夏だしヒマワリくらいしか見ないわよ」
アスカ「ねえ、ちょっとシンジ」
シンジ「何?あっ。また送られてきたの?山茶花」
アスカ「何これ、山茶花って言うの?」
シンジ「うん、たぶん…」
ミサト「やーだ、シンちゃん男の子のくせに詳しいのねえ」
シンジ「ばっ、別に男が花を好きでも良いじゃないですかあ!」
アスカ「とりあえず、明日ヒカリにも聞いてみようっと」
ヒカリ「へえ、これで5回目ねえ」
アスカ「差出人が不明ってところが気持ち悪いのよね」
ヒカリ「でも、きっとアスカに好意を持っている人だと思うけど」
アスカ「ネルフ内で私に興味を持っている人間…。心当たりがないわ」
ヒカリ「さっき図書館で調べたけど、山茶花ってアスカの誕生花よ」
アスカ「へえ。じゃあ花言葉は?」
レイ「その山茶花、白いから花言葉は愛嬌、理想の恋ね」
アスカ「わっ。急に出てこないでよ!びっくりするじゃない」
ヒカリ「で、でも綾波さん詳しいのね」
レイ「花…好きだから」
アスカ「ファーストが花好き?…プッ」
ヒカリ「アスカ、失礼じゃない!」
アスカ「だってえ。…あ、ねえファースト。ネルフ内に私に花を贈るような人間に心当りない?」
レイ「…わからないわ」
ヒカリ「き、きっと密かにアスカに想いを寄せてる人がいるのよ!」
ネルフ内にて―――
シンジ「…」
ミサト「どうしたの?シンちゃん。元気ないじゃない」
シンジ「あ、いえ。さっき、父さんが花を持ってたんです」
ミサト「司令が花をねえ」
シンジ「それが、持っていた花が白い山茶花だったんです」
ミサト「・・・げっ」
シンジ「もしかして父さん…」
ミサト「や、やあね!何かの間違いか偶然よ!」
シンジ「そうでしょうか」
ミサト「そうよ。そう信じましょう。じゃないと気持ち悪いわ」
リツコ「まあ、その花どうされたんです?」
ゲンドウ「さっきそこで拾った」
リツコ「それ、山茶花じゃありません?」
ゲンドウ「うむ。もう何年も見ていない」
レイ「司令」
ゲンドウ「レイ、どうした」
レイ「それ・・・。私が落としたものです」
リツコ「あら、これレイが落としたの?あなた山茶花知ってるの?」
レイ「はい」
リツコ「誰かにあげるの?」
レイ「はい」
ゲンドウ「私にか?」
レイ「違います」
ゲンドウ「・・・」
中途半端だけど終了
GJ
ゲンちゃん哀れ
理解するのに2回読んだ。乙。
437 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/28(木) 08:29:39 ID:ku4iTDa+
お祭りの人のざわめきが闇の向こうから遠くに聞こえてくる。
ファーストは浴衣の裾を捲り上げ、川の底まで透き通った小川に歩き疲れた足を浸していた。
そんなファーストの背中を、私は心地良い夜風に頬を撫でられながら見つめている。
どこまでも穏やかに流れていく時間、
こんな時間は長くは続かないだろう。
ミサトがくれた、たった一日だけの夏休み。
楽しい時間はあっと言う間に過ぎていく。
ファーストと一緒に食べた綿菓子の味、
ファーストと一緒に歩いた砂利道、
ファーストと一緒に見た始めての花火…
私は今日一日の出来事を、多分一生忘れることはないだろう。
大好きな…レイと一緒に過ごした今日の日を。
「アスカ…」
声に気がつくと、目の前にファーストが髪を治しながら歩み寄ってきていた。
saikoudesu
「もういいの?」
「うん…」
私の言葉に小さく頷いたファーストは、
そっと手を差し出してきた。
差し出してきた手を、私は指を絡めて受け入れた。
手を繋いだまましばらく砂利道を歩いていると、
「あっ、流れ星…」
ファーストの指が指した夜空を見上げると、
夜空一杯に敷き詰められた宝石のように散りばめられた星の中に、
流れ星が1つ、2つ、3つ…
いくつも夜空に線を引いては消えていった。
そろそろ出掛けなくてはいけないのでこれでおしまい
sage忘れスマソ
続き
私は徐に胸の前で両手を絡めて目を伏せた。
「…?何をしているの?」
うっすらと目を開けて声のした方へ視線を向けると、
子供のように無邪気な瞳が私をのぞき込んでいた。
「見てわかんない?願い事してんのよ」
「願い事…?」
「そ、流れ星が消えるまでの間に願い事をすると、それが叶うってわけ」
内心、小学生でも知ってそうなことをファーストが知らなかったという事に呆れつつも、
月明かりを写し込んだどこまでも無邪気な紅い瞳に問いかけられると、
そんな嫌味もぐっと喉の奥にしまい込む事ができた。
「「…………」」
ファーストが私の真似をして胸の前で手を組むと、
同じように目を伏せた。
流れ星はその間、無数に降り注いでいた。
ほんの2分程度の瞑想の後、
私達はお互いに何も言葉を口にする事なく、
古ぼけた駅のホームのベンチに腰掛けて
電車を待っていた。
ここまでの道中、
何度か話しかけようと試みたけれど、
あの2分の間にいつになく憂いを帯びたファーストの横顔を見つめる度に、
言葉に詰まり見ほれることしか出来なかった。
電車が来るまであと五分…
ホームの柱時計に目をやっていると、
私は自分の赤い浴衣の袖を引かれていることに気づき、
振り返ると、ファーストの白い手が浴衣の袖をつかんでいるのが見えた。
「何?」
「セカンド…アスカは…」
「?」
「アスカは…流れ星になんてお願い事をしたの…?」
とても真剣だった。
使徒と戦う時の物とはまた別の、
まるで孤独になるのを必死に逃れようとすがるかのような。
その真剣な瞳に、私は嘘をつく事ができなかった。
「私はね…この先何があっても、あんたの側にずーっとずーっと居たいって、そうお願いしたのよ」
「………!」
真剣な瞳は丸く見開かれ、
まるで喜んでいるかのように煌めいた。
「あんたは…?」
「?」
「あんたのお願いは何よ?私だけに言わせるのなんて卑怯じゃない」
wktk
ファーストが俯いてどれくらい時間が経っただろう。
柱時計に目をやると、
程なくして電車が到来する時間になっていた。
「……あーあ、待って損しちゃった。」
「…」
駅のアナウンスが電車の侵入を告げる。
私はやれやれと思いながら立ち上がり、
一歩を踏み出した。
(本当は、私と同じ事願っていてくれてれば…なんて思ったんだけど…)
喪失感にも似た気持ちを噛み締めながらも2歩目を踏み出したその時…
「アスカ…!」
ファーストの声に私は振り返った。
「待たせちゃって…ごめんなさい…私の願いは…」
「……」
「あなたと同じ…いつまでもあなたの側に居たいって…そう願ったの」
うれしかった。
待たされた事に対する怒りより、
私が大好きな人が、私と同じ事を願っていてくれたうれしさの方が何よりも先立って心を満たした。
「バカね…どうしてもっと早く言えないのよ」
自分でも声が嬉しさで震えているのが分かった。
自分が幼い頃から願っていた、
自分の側に居てくれる人を見つけた喜びで、
小さく涙が頬を伝った。
「私…なんだか嬉しくって…もっとこの気持ちを噛み締めていたくて…こんな気持ち初めてで…ごめん…なさい」
小さく頭を下げたレイの側に寄り添い、
頭を抱きしめる。
「そんなの気にしてないっての、本当にバカね…ほら、顔あげなさいよ」
自分の声が、自分でも聞いた事が無いほど穏やかな事に苦笑いを浮かべながら、
ファーストの頬に両手を添えて顔を上げる事を促す。
「………」
「レイ…ありがとう」
「…!」
初めてのキス。
目を閉じながら、映画やドラマの真似をする程度の拙いキスをレイの唇に落とした。
目を伏した暗闇の中には、
先ほどの夜空に浮かぶ煌めく星の海が見えたような気がした。
古ぼけた電車の中。
この車両には私達以外には誰も乗っていないようだった。
「………」
レイは私の肩に頭をもたげ、
時折電車の振動に揺れながら眠りについていた。
とても穏やかな寝顔を添えて。
「呑気に人の肩借りて寝ちゃって…」
柔らかい髪の毛を撫で、
私は愛らしい寝顔に見入っていた。
とても幸せだった。
この時間がいつまでも続けばいいと心の底から願った。
でも…この電車が第三新東京市につけば、この甘い時間も終わりを告げてしまう。
その先には戦いの日々が待っているに違いない。
でも…レイと一緒ならきっと恐くはない。
今日の思い出があれば…きっと。
「…」
車窓から空を眺めると、
星がほとんど見えなくなり、
見慣れた街並みが目に付き始めた。
レイの手をぎゅっと握りしめた。
例えば流れ星が見えなくても、
お互いがいれば、この心があれば、きっと…
終わり
小ネタくらいで終わらせるつもりがえらく長くなってしまってスマソ
締めがいまいちなのは勘弁してくれ
長編、掌編、中編
みんなちがって、みんないい。
えろす目的で来たけど、切なくてちょい甘で自分は好み。
リア厨のレイ×アスカはこうであって欲しいな‥‥
450 :
受験者:2007/07/01(日) 09:22:06 ID:???
翌朝、私は電車に乗っていた。
エヴァの定期実験をするためネルフに行く途中だった。
実験は午後から。
だからと言って学校に行くのも気が重い。
というより怖かった。
ヒカリに会う勇気が私にはない。
なんと言っていいのか分からない。
家にもいたくなかった。
シンジは何を落ち込んでいるのか、部屋から出て来ようとはしない。
私からすれば都合のいいことだが、ずっと同じ家にいると思うだけで、息が詰まりそうになるのも確かだった。
だから私は電車に乗っている。
ここには私を知る人はいないから。
朝の電車は、通勤時間と重なっていることもあり、かなり混雑している。
私は席を確保することも出来ず、人込みに飲みこまれないように、なんとか立っているので一杯一杯だ。
満員電車などに乗った事のなかった私にとって、これは大変な苦痛であった。
暑いし、辛いし、空気がこもって気持ち悪い。
だから私は、なるべく何も考えないように、ただ立っていることだけに集中するようにしていた。
451 :
受験者:2007/07/01(日) 09:22:59 ID:???
ふと、私は誰かに触られたような感触がして、意識を覚醒させる。
気のせいだと思った。
これだけ密集した場所にいるのだから、何処かしら周りの人間に触れてしまうものだ。
そして電車の揺れもある。
そう、だからこれは単なる接触
偶然が作り出した状況に過ぎない。
そう思っていた。
だけど何時からだろう。
私の中に生まれた一つの疑念が拭い取れない。
この撫でるようにしてお尻に触れている手は、本当に偶然なんだろうか。
まるで私の疑惑を感じとったかのように、手が更に下方へと下りていく。
そこには私の太ももがある。
スカートで覆われもいない、私の生の太ももが。
ぬくい感触が太ももに広がる。
確実に誰かの手が、私の太ももに触れている。
流石にここまで来ると、疑いようも無い。
これは偶然なんかじゃない。
そう頭では分かっているのだが、心がついていかない。
私の中のどこかでは、これはたまたまなんだと必死に言い聞かせる声が聞こえる。
それは私の儚い願いだ。
このまま何事も無く終わって欲しいという願い。
452 :
受験者:2007/07/01(日) 09:24:19 ID:???
そんな私の僅かな希望を打ち崩すかのように、内股へと潜り込んでいく手。
「んっ」
私は抵抗のつもりで、股を強く閉じる。
だけど、それは何の意味も持たない行為で、むしろ手を離さないように抑え付けている様にも見える。
手はそんな抵抗を意にも介さず、うねうねと上がっていくと、私のお尻のラインをそっとなぞっていく。
「…ひっ!!」
手が、私のパンツの紐に指をかける。
まるで遊んでいるかのように紐を絡めまわす。
パンツが食い込んで気持ち悪かった。
それでも私は何も出来ずにいた。
そもそも、これだけ狭くては身動きが取れない。
だけど、声を出すのは躊躇われる。
周りに今の状況を見られたくないと思った。
これだけ大勢の人の前で、お尻を触られているなんて事を、教えるのは恥ずかしすぎる。
何も出来ないと思うと、私は急に恐怖を感じ始めた。
まるで闇に掠め取られていくかのように、周りが暗くなる。
どんどんと自分の中へと心が逃げ込んでいくような不安感。
痴漢にあうのが、こんなに怖いことだったなんて。
453 :
受験者:2007/07/01(日) 09:25:34 ID:???
私が何も出来ないのをいい事に、手はどんどんと強欲になっていく。
指が、ついに私のパンツの中へと侵入していく。
不自然な体勢であることも手伝って、パンツはかなり圧迫されていた。
相手の指が私のお尻の肉の中へと沈んでいくのが分かった。
それでも私は、股を閉じる力を抜かない。
いや、抜けないのだ。
ここで解放して、自由に弄ばれるわけにはいかない。
手は不自由そうに私の股間を動きまわる
力を込めている所為か、余計に存在を感じ取れるのが苛立たしい。
私の股間が段々と湿りだしてきたのは、電車内にこもる熱気だけの所為ではないだろう。
「ふぅ…ん…」
声を必死に噛み殺す。
こんなところで声をあげてみろ。
大変なことになる。
私は躍起になって抵抗を示すが、体は着実に犯されていた。
なんとか足を閉じる力は込めているものの、立っているのもやっとの状況だ。
私は吊り革にぶら下がるような形で、なんとか体が沈みこむのを抑える。
するとまるで後ろにお尻を突き出してるかのような形になる。
これでは更に、相手に有利である。
私は必死に上半身を起こそうとするが、体がうまく言うことを聞かない。
その時、耳元で誰かが呟いた。
「人前の方が興奮するんでしょ?」
この声は…。
454 :
受験者:2007/07/01(日) 09:27:02 ID:???
「ファースト?」
蚊の鳴くような声で問いただす。
だが、もう答えは分かっている、
これはファーストの手だ。
そう思った途端、私の中にあった不安や恐れが全て消えてなくなった。
と、同時に股間が多量の熱を持ち始める。
「…ふぁ」
ファーストが体勢を生かすかのように、私を激しく攻め立てる。
先ほどまでとは違い、私は行為自体を肯定的に受け取るようになっていた。
快感が私の中を走り抜けていく。
「や…めて…こんな場所で…」
「洞木さんとは公園でしてたのに?」
目の前に閃光が走りぬけたかのような衝撃をくらう。
ファーストは見ていたのだ。
昨日の事。
「あなた、人前でされるのが好きなのよ。トイレの時だってそう。今もこんなに濡らしてる」
確かに私のアソコは、もうびしょびしょだった。
先ほどからの私は耐えることなんて考えてない。
体は快感を逃さぬように必死に、行為を受け止めている。
なんとなくだけど昨日の事を思い出してしまった。
蛇にめちゃめちゃにされる昨日の想像を。
そうすると、もう快感は止まらない。
電車の揺れに合わせて、私は密かに腰を上下させる。
もはや私は快楽の虜になっていた。
455 :
受験者:2007/07/01(日) 09:28:41 ID:???
小刻みに動く私を不振に思ったのか、前にいたおじさんが私に振り返った。
ファーストにお尻を突き出すということは、当然、私の顔は前に突き出されている。
私とおじさんの顔は異様に近くにあった、
「はぁ…はぁ…」
私の熱っぽい息が、おじさんの顔に当たるのがわかる。
その間も、ファーストの指は止まらずに私を弄り続ける。
「はぁ…んっ!!」
おじさんは顔を赤らめながら、私を舐めまわす様に見る。
ああ、私、見られてる。
ファーストにアソコ弄られて、気持ちよくなってる、はしたない顔が見られてる。
もうダメだ。
こんな状態なのに気持ち良いのが止まらない
イっちゃう。
「ぁっ―――……?」
だが、期待していた感覚はなかった。
ファーストが手を止めたからだ。
「なんで?」
私は思わずファーストに振り合える。
ファーストはにやりと頬をゆがめると言った。
「続きは学校で」
それだけ言うと、ファーストが電車を降りる。
もう、私の中には不安も迷いも生まれなかった―――。
わっふるわっふる!
. ∩____∩゜.:+___∩: :.+
ワッ. | ノ ヽノ ヽ+.:
:フル/ ● ● | ● ● | ワッ
ミ '' ( _●_)''ミ'' ( _●_)''ミ フル
. / ._ |_/__ノヽ__ |_/__ノヽ
-(___.)─(__)__.)─(__)─
乙っす
保守
四日町
学校でヒカリと3P
463 :
ほ:2007/07/14(土) 16:48:31 ID:???
ゅ
良スレ。
ただ受験者さんのアスカかわいそう…
そしてアスレイさんカムバック
465 :
受験者:2007/07/16(月) 05:42:36 ID:???
ファーストに言われるままに、私は学校へとやってきていた。
あれほど気が重かった学校にだ。
私が教室に入ると、すでに授業は始まっており、静寂を壊して入ってきた私にクラス中の視線が集まる。
その中にはヒカリの視線もあった。
しかし、ヒカリは私と目が会うと、すぐに顔を下げてしまった。
分かっていた事だが、やはり辛かった。
ファーストもすでに教室にいた。
といっても、私よりも少しだけ早かったというくらいだろう。
「惣流か。さっさと席に着きなさい」
「はい」
ネルフに所属してるということもあり、私が遅刻をしても責められる事は殆どない。
私は言われたままに自分の席に座る
ファーストは学校で続きをするといっていた。
それは一体、何時頃だろう。
私の体にはいまだに熱が残っており、アソコはじゅんじゅんと濡れていた。
退屈な国語の授業が、いつも以上に長く感じられる。
私は気を取り直し、机に入れっぱなしの教科書を取り出そうと手を入れる。
「あれ?」
私は違和感を感じて、思わず机の中を覗き込む。
机の中には、見たこともない筒状の物体が入っていた。
これって…。
466 :
受験者:2007/07/16(月) 05:44:37 ID:???
その筒状のものは、明らかに私のものではなった。
もしかして玩具?
実物を見たのは初めてだが、知識としてなら知っていた。
こんなことをするのはファーストしかいない。
「…どうしろって言うのよ?」
すると私の手の中で、小さく玩具が震えた。
自動操作?
驚いてファーストを振り返る。
まさか、今すぐに入れろということなのだろうか?
するとファーストは、にやりと微笑んで頷いて見せた。
授業中にクラスメイトのいる前で、バイブを入れるなんて、そんなの無理だ。
無理だと分かっている。
だけどアソコは、もうぐちょぐちょだ。
早く気持ち良くしてくれと体が渇望して止まない。
そして、これだけの前でイってしまったらどうなるのだろう。
そんな黒くて、危ない考えが私の頭を過ぎる
思わず、ごくりと唾を飲みこむ。
私は、そっと辺りを伺った。
不運にも私の席はちょうどクラスの真ん中だ。
前方の人間が見ていないことは容易に分かるが、横の席はあまり把握できない。
後ろとなると、これはもう完璧に不可能だった。
こんなの絶対に出来ない。
そう思いつつも、私のバイブを持った手がだんだんと下がっていく。
そして股の間に手が置かれる。
あまり不自然にならないように体をかがめる。
お尻を持ち上げてもバレない様にだ。
467 :
受験者:2007/07/16(月) 05:45:53 ID:???
机に立てた教科書にかぶりつくような形で、私はお尻を軽く持ち上げる。
傍から見れば、真面目な生徒に見えるだろう。
そうであって欲しい
そして辺りの様子を最大限に伺いながら、そっと手をスカートの中へと潜り込ませる。
イスとパンツが邪魔して、手が上手く動かない。
中にバイブを入れようとして、思わず何度も失敗してしまう。
押さえ気持ちを押さえ込み、そっと穴を探るように、モモを沿うようにバイブを動す。
「…ん」
場所さえ添えれば、玩具は簡単に中に入った。
もう十分に濡れているからかな。
常に異物によってアソコが押し広げられるのは不思議な感覚だった。
すると安心する間もなく、バイブが動き出す。
今まで感じたことも無いような感覚に、びくりと体が飛び跳ねる
ただでさえ、電車の中で十分に火照らされた私の体には、それは大きすぎる衝撃だった。
「んはぁっ!!」
思わず出た声に、授業が中断し、クラス中の視線が私に集まる。
皆が私を見ていると思うと、顔がカーっと赤くなるのを止められなった。
「惣流、大丈夫か?」
先生が心配そうに声をかけるのに対して、私は笑って対応してみせる。
「は、はい。大丈夫…ん、大丈夫です」
「…そうか。じゃあこの続きを読んでくれ。惣流」
運が悪い。
指名を受けるなんて。
快感に震える足腰に無理をさせて、なんとか席から立ち上がる。
気を許せば、今にもイってしまいそうだった。
468 :
受験者:2007/07/16(月) 05:46:55 ID:???
「今朝は日曜なれば…んっ…はぁ…はぁ…家に…在れど、心は樂しからず。んはぁ…エリスは床に臥すほどっ!!…
にはあらねど、小き鐵爐の畔に椅子さし寄せて言葉すくなし。この時、戸口に…あぁん……人の聲して、程なく庖厨にありしエリスが母は、郵便のんん!!」
ただでさえよく分からない日本語の教科書は、今日はろくに頭に入ってこない。
母国であるドイツの話だというので何となく気に留めていたが、今日はそれどころではない。
私の明らかにおかしい状態に、クラス中の視線が集まっているのを感じる。
それも男子は皆、等しくいやらしく下卑た笑みを浮かべた表情だ。
もしかしてバレてる?
バイブを入れるところを、誰かに見られたのだろうか?
いや、きっとそうじゃない。
私がナニをしているかは分からないが、いやらしく見える。
それだけに違いない。
それとも、私が自意識過剰になっているだけだろうか。
どちらにしても、たくさんの視線が突き刺さるのを感じ、それが私を快感へと持ち上げていく。
「どうした惣流? 本当に大丈夫か?」
「…ん、らいじゅぶですぅ」
うまく舌がまわらない。
ああ、気持ちよくて仕方が無い。
意識が遠のきそうだ。
今、私はクラスメイトの見ている前で、バイブを咥えてよがってる。
気持ちよくて仕方ない。
クラスメイトの視線が私を弄るように見回すのが快感でたまらない。
最早、私は変わってしまたのだ。
ファーストによって、変えられてしまったのだ。
「しぃじょうをもってきれぇ…あぁ…んっ…よにわらしつ。みればみおぼえあるあいざわが、んん…私、もう…らめぇぇぇぇぇぇ!!」
469 :
受験者:2007/07/16(月) 05:47:58 ID:???
その叫びと共に、糸の取れた人形のように席にすとんと座り込む。
勢いよくイスにお尻をついたことで、中のバイブに衝撃が走り、私の体に再び電撃が走る。
「ひゃんっ!!」
私の叫び声の後には、クラスが沈黙で包まれた。
誰もが今起こったことを理解しようと固まっていた。
ああ、私はついにクラスメイトの前でイッてしまった。
誰も何も言いだせない中、ファーストがそっと席を立った。
「保険室に運んでいきます」
「あ、ああ…」
先生は呆然としながら首を縦に振る。
それは本来、委員長であるヒカリの仕事だが、ヒカリは顔を赤らめ机に視線を落としていた。
ヒカリは気付いているのかもしれない。
全部ではないにしても、私が今、どういう状態なのかを。
先生の了解を得ると、ファーストは私の肩を担ぎ、席から立ち上がらせる。
その時、ファーストがそっと私に呟いた。
「クラスメイトの見えてる前でイった感想は?」
私は何も応えられず、ただ首をこくんと縦に振った。
それが何を意味しているのかは、考えないようにした―――。
うわぁ…
この後教室とアスカはどうなるんだろwktk
oh…
人によっては鬱注意だな…
アスカ好きな俺にとってはハァハァと鬱が同時に来た
神乙!
受験者氏……貴方って人は……
神だぁ!!
アスカがらめぇぇって言ったWWWWWWWWW
超グッジョブ!
477 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/21(土) 22:12:41 ID:WG2x5bp8
職人カモーン
続きに大期待
>>479 急かさず焦らずパンツ降ろして待とうじゃないか
俺は全裸で待つ
そんなかっこで夏風邪ひいても私しらないんだからねっ!
・・・でも風邪ひいたらお見舞いくらいは行ってあげてもいいわよ…///
ぎゃあああああああああああああああ
なんという神!神!超神!
なによそんな大げさに声あげちゃってさぁどうせ誰にでもそうやって言ってるんでしょ?
ここの人はみんなそうなんだから、嬉しくもなんともないわ!!
でも本当は…少し嬉し‥‥何でもないわよっ!
ツンデレ乙
ほ
続きマダー??
アスレイさんは
もう戻ってこないの(´・ω・`)?
完全に消えつつある(´;ω;`)
>>481が全裸で待機してから1週間経ったわけだが・・
風邪引くぞw
風邪をひいたアスカをレイが看病するシチュとか良さそう…
言い出しっぺである俺が書こうかな、わりとベタな感じになりそうだけど
「ダメよセカンド...女同士でこんなこと...(///ポッ」
「どうしてよ?」
今エヴァ板でもっとも暑いスレはここですか?
そりゃ寒かったら
>>481が下痢を起こしてしまうからな
ファーストレイとセカンドレイの百合なら書ける
497 :
侍大将:2007/08/05(日) 15:18:12 ID:???
完結編、投下。
近日予定。
499 :
受験者:2007/08/07(火) 00:51:45 ID:???
今月忙しくて、なかなか手が出せそうにないです。
すみません
またーりまってます
そういえばアスレイ氏はどこいった?
神スレだよな〜
精神的SMが見てみたいなあ
レイがSになるってシチュがあんまりないから
レイS、アスカMがいいな
「次はどうすればいいか・・・わかる・・・?」
「はぁっ、あっ、、、はいぃ・・・・・・」
アスカはゆっくりと制服を脱ぎ捨てる。
一枚一枚丁寧に。
(あぁぁ、ファーストに見られてる・・・なにもしてないのに、されてないのに・・・こんなに火照ったアタシのいやらしい身体、見られてるぅ・・・)
レイのシニカルな視線がアスカの柔肌を存分にいたぶる。
嘗め回すような、そして刺すような眼差しにアスカは立っているのが精一杯だった。
「なぁに?ソレ?」
「えっ・・・?」
既に何も見につけていないアスカ。
「誰が裸になれって言ったの? 私、言ったかしら?」
アスカのひざががくがくと揺れる。今にも崩れ落ちそうなくらいに。
「どうして服・・・脱いだのぉ?」
「あ・・・ひゃっ・・・はぁぁぁあぁ・・・・・・」
レイはアスカに近寄り耳もとでささやく。
「なに期待してるの? 信じられない、いやらしいコ・・・」
あくまで優しく、ゆっくりと抑揚をつけて、アスカの反応を楽しみながら。
「す・け・べ」
レイのすぼめた唇からふっと短く吐かれた息がアスカの耳の中へ潜り込む。
「ひああぁぁぁぁあああぁぁぁあぁんっ!!!!!!」
そのまま崩れ落ちたアスカはびくびくと身を震わせていた。
>>506 いいよ、いいよ。
それでストーリー書いてほしい。
511 :
侍大将:2007/08/19(日) 20:55:11 ID:???
『後悔?後悔なんてしていないわ。だってアタシは今、とても幸せだもの!』
アタシは壊れた様にも笑顔で、そう言った。
【後悔〜続〜】
アタシは今ひたすらに走っている。
汗ばんだ制服から、乾いた制服に着替えて、そして肩からは大きなスポーツバッグをぶら提げて。
30分前に帰宅したアタシは、直ぐにシャワーを浴びた。かつて勝負用だった高級品のシャンプー。それをたっぷりと掌に馴染ませ、髪を馬鹿丁寧に洗っていった。
髪のシャンプーを流し終わってから、アタシは着替えを持ってきていない事に気が付く。だけど前のように同居人の目にバスタオル一枚の姿を晒す気にはなれなかった。
アタシは今脱いだばかりの制服を着直し、バスルームを飛び出した。
直ぐに部屋に入り、彼女から言い聞かされたドレスコードである、学校指定の新品の制服をクローゼットから引っ張り出す。
同じ制服ではあるけど、汗臭くなってしまったそれを、ベッドの上に脱ぎ捨てて、新しい下着と制服に着替える。
押し入れからスポーツバッグを引きずり出して、制服姿のアタシを怪訝そうに、あれから止む事のない軽蔑を込めた眼差しで見る同居人に、挨拶すらしないで家を飛び出した。
そして、アタシは今走っている。赤いスポーツバッグをぶら提げて。
512 :
侍大将:2007/08/19(日) 20:57:03 ID:???
コンフォート17から飛び出したアタシの行く所は、運命の場所。
辿り着いたのは、壊れかけの団地で、アタシは、その中の一番古い棟へ飛込んでいった。
そう、アタシの目的の場所、ここはアタシの居るべき場所はここなんだ。
アタシは、無機質なコンクリートの階段を1段飛ばしにかけ上がる。
やがて見えてくるのは、カモフラージュの住居群に埋もれた扉。
この扉からは一番生活感が感じられない。
アタシは、ここ数時間、学校に居た間、会いたくて会いたくて堪らなかったアイツの居る部屋の扉を、ゆっくりと開けていった。
部屋に入ると、愛しくて狂いそうなアイツの芳しい香りが漂っていて、アタシの興奮を掻き立てた。
もう、いてもたっても居られない。
アタシは靴を脱ぎ捨て、部屋の中へ、飛込んでいく。
部屋の中にある、装飾すら無い、汚いベッド。しかしそれは、アタシ達が愛を育む為の揺り篭。
アイツは、その愛の揺り篭に座っていた。くらむ様な微笑を湛えながら……。
513 :
侍大将:2007/08/19(日) 20:58:32 ID:???
アタシの我慢はもう限界だった。
肩から提げていた、赤いスポーツバッグを、ベッドの傍らに投げ出す。
そして彼女、ファーストチルドレンこと、綾波レイに微笑みを投げ掛ける。
アタシとファーストとの距離が、段々せばまっていった。
アタシの両手が、ファーストの小さな肩に触れると、ファーストの微笑は更に深く、そして淫美に輝いた。
腕を曲げ、ファーストへ体を密着させていく。
目を閉じる……。
唇同士が軽く触れる。柔らかく、甘いその感覚。
ファーストの舌が、アタシの口腔へと浸入し、アタシの舌との邂逅を果たす。
舌同士が絡み合い、唾液が混ざりあって、嚥下されていく。
それはとても甘くて、アタシ達を高ぶらせる媚薬だった。
もう、アタシのアソコは、ヌルヌルとする愛蜜でビショビショになってしまっていた。
「んあぁ……あンっ……。」
アタシの胸に、なにかが触れた。
ファーストの右手だった。
衣服越しに触れる、柔らかい手。
それは弱々しくて、触れば壊れそうだけども、だからこそ神秘的で、美しい白い手。
514 :
侍大将:2007/08/19(日) 20:59:55 ID:???
その陶磁器の様だけど柔らかい綺麗な手は、アタシの奥底から、淫らな刺激を引き出し、感じさせてくれる。
ファーストの肩に置かれていたアタシの両手が、その陵線を撫でる様に背中へ回された。
抱き締める。
強く、強く。
「ん……んン……はぁ……。」
ニチャっと言う音と共に、アタシから、ファーストの唇が離れていく。
舌が、最後まで名残を惜しみ、空中で絡み合った。
そして引き離される舌と舌。
アタシの体はもう熱くて、しようがなくなってしまっていた。
体の奥底から湧き出る熱が汗を呼び、その汗はアタシのブラウスを透かして、アタシの白いブラが艶やかに浮き上がってしまい、ファーストの右手が、アタシの乳房に被さっていく……。
「はぁ……あ、んっ……んうぅ……。」
声が漏れてしまう。ファーストの手が、アタシの胸を、優しく揉んでくれる。
アタシの、恥ずかしく勃起した乳頭が、ブラに擦れて、気持ちイイ……。
いつの間にかアタシは膝立ちになっていて、ファーストと、熱い、濃厚なキスをしていた。
足が震える。腰が熱くて、堪えられない……。
「立って居られないの?」
ファーストの問いに、アタシはただ頷く。
515 :
侍大将:2007/08/19(日) 21:01:30 ID:???
アタシの唇を解放したファーストは、腰砕けになったアタシのくびれに手を添えて、倒れないようにして優しく座らせてくれた。
アタシはベッドにへたりこんでしまう。まともに座れないから、女の子座りの形だ。
しかも、事もあろうにアソコをシーツに触れるくらい腰を落として……。
再び始まる、濃厚なディープキス。
下半身は浅ましくも、ショーツ越しに秘部をシーツに擦りつけてしまっている。
くすぶる焔。熱に浮かされたように、頭がぼやけていく。
股間から這上がる焦す様な刺激と、口内を蹂躙するファーストの巧みな舌遣いに、アタシの股間にある器官が皮を剥いて、プクリと腫れ上がる。
つい最近までそれは外気に触れる事も無く、その独特な匂いを漂わせていたけど、今は愛しいファーストに洗われて、アタシの大好きな器官の1つになっていた。
「あ……ああっ!ふあぁん……。」
そのはしたなくて愛おしい突起が、ショーツに擦れて刺激される。その度に漏れる、甘い吐息と、トロトロの潤滑液。
その潤滑油が、ショーツに染み込んでいった。
きっと、アタシのアソコはショーツにその淫らな淫唇を浮かび上がらせちゃってる。見なくても解った。
アタシの股間はそれを感じとって、アタシの脳神経に快感として伝達してくれていた。
「はうぅ……ううん……はぁっ……。」
ファーストの右手がアタシの左乳房を這い回り、揉みしだく。
「セカンド……。」
516 :
侍大将:2007/08/19(日) 21:04:15 ID:???
一先ずこれだけ。
何を今更……
と思われる方も居られるでしょうが、出来ちまったモンはしょうがないって事で一つ宜しく。
囲囲囲囲囲ヽ(・∀・)ノ囲囲囲囲囲 ワッフルドゾー
わっふるわっふる
わっふるわっふる
わっふるわっふる
続きマダー??
ほ
523 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/08/31(金) 07:04:21 ID:PwfUCjVS
このスレ的にはふたなりはどうなんだろ
個人的にはどっちでも
525 :
侍大将:2007/09/02(日) 13:25:02 ID:???
気持ち良くてしようがなかったけど、始めたばかりの愛撫が直ぐに止む。
アタシは上気した瞳で、物欲しげに、彼女の顔を見遣わした。
だけど、ファーストの顔を見た瞬間、アタシの胸が、小さな心臓が鼓動を速めた。
ファーストの、興奮して朱色に染めた顔。
そして物言いたげな視線がアタシを貫く。
「わ……解ってるわよ……。」
ファーストの淫媚な表情に精神を高ぶらせながらも、愛撫が途絶えた事に少し苛ついたアタシ。
だけど本当の反抗なんてしない。それは上べだけ、セリフだけ。
その証拠に、ほら。アタシの語調だって弱々しくて、どこか甘い媚る様な声だもの。
そんな素直じゃないアタシに苦笑してしまう。勿論、心の中で。
そしてその心の大半は喜びで満ちていて……。
アタシの両手は、ファーストの背中から離れて、抱擁が解かれる。
その両手をブラウスへ。
ボタンに触れる。
パツッパツッと言う音と共に、アタシのブラウスがはだけていく。
そのだらしなく乱れたブラウスから姿を露にする双丘。
今、その豊かな肉の固まりは、アタシにとって邪魔なだけの繊維塊に覆われている。
双丘の頂上に位置する乳頭は、邪魔な繊維塊に隠されながらも存在を誇示するように赤く充血し、まるで腫れ上がっているかのように固く固く、屹立していた。
そして、アタシの両手はブラウスを脱がせ終わると、糸の切れた人形みたいに力なくダラリと垂れていた。
ファーストはそのアタシの体を、うるんだ赤い瞳で見つめていた。
その視線を意識すると、自然と体の熱さが増して、潤滑油の流失も増していく。
526 :
侍大将:2007/09/02(日) 13:26:56 ID:???
何時しかその潤滑油量は、ショーツの吸収力を上回り、溢れた蜜はショーツの横から、下に敷かれたシーツに染み出して、ゆっくりと汚染範囲を広げていた。
ファーストは暫くアタシの体を見つめて焦らしていたけど、少し微笑んでアタシを見てくれた。
体を見る瞳じゃない。
それは心を暖かく見つめるための瞳。
ああ。始まるんだ。
そう思うと蜜が増した。
ファーストの右手が、アタシの頭に触れる。思い出す、アタシはママにずっとこうして欲しいって願っていたんだ。
本当にママみたいに、ファーストはアタシの頭を撫でてくれた。
アタシの長い髪の中に、ファーストの右手が入っていく。
その手はやがてヘッドセットに行き着き、外される。
それは柔らかいベッドの上に静かに落ちて、アタシの髪はフワリと拡がる。
そしてもう片方はアタシが取ってあげた。
ファーストはアタシの長い髪が大好きなの。
ダミープラグの開発で髪が伸ばせないから、憧れていた……。
ファーストの右手が愛でる様に、流れる様に撫でていく。
そしてファーストはアタシの髪を少し手に乗せて、香りをかぐと瞼を閉じて、囁くように呟いた。
「いい、香り……。」
アタシは嬉しくて堪らなくなった。
だってアタシ、わざわざファーストが好きな香りのシャンプーを取り寄せたんだから。
527 :
侍大将:2007/09/02(日) 13:28:09 ID:???
ファーストの右手が離れていってしまう……。
「どうしたのよ……?」
ファーストは答えた。
「……続き、するわ……。」
ああ……良くしてくれるんだ……。
本当はアタシの髪を撫でたり、キスしたりして、抱き合いながら眠りたい筈なのに……。
アタシを気持ち良くしてくれるんだ……。
嬉しくて、でもファーストの気持ちを思うと悲しくて……。
ファーストの右手が移動していく。左肩に乗ると、今度は右手が左肩へ……。
キスを交した。
ファーストが、アタシの肩を引き寄せてのキスだった。
水々しい舌と舌の絡まる音を、コンクリートの壁に打ち付けながら、ファーストの掌が肩からブラウスの中へと滑り込む……。
腕の陵線を舐めるようにして、ブラウスを下へ降ろされていった。
スルスルと、腕を撫でながらずり落ちるブラウスが、こそばゆくもあり、気持ち良くもある。
音もなく落ちたブラウスは、アタシの手首に絡まってベッドの上で止まっていた。
アタシはそのブラウスから急くように腕を引き抜き、ファーストの首にしがみつく。
再び交される、アタシとファーストのディープキス。
それはアタシ達を溶かし、一つにした。
キスなのに、ただのキスなのに……。
「ふぅんっ……はぁっ!はぁ……。」
528 :
侍大将:2007/09/02(日) 13:30:06 ID:???
ファーストの右手が、再びアタシの豊かな乳房に触れ、そしてブラの中に侵入してきた。
アタシのお椀型のバストを、撫でる様に、ファーストの右手が這い回った。
掌で軽く押し込まれ、指が沈む。指先で尖端が捏られ、痛々しいほどに揉み込まれて変形するアタシのバスト。
バツッと音がして、ブラが落ちた。
汗で湿り気を帯びたそれを、ファーストは投げ捨てた。
キスしていたファーストの唇は、アタシの口許から少しづつ首筋へ移動していく。
ファーストは目を閉じて、何かに陶酔している様な顔をしながら首筋、鎖骨へ、そしてまた首筋、今度は耳へと唇を、舌を這わせていった。
そしてアタシは、愛撫し続けるファーストの肩に、両手を乗せた。
アタシはファーストの愛撫を止めさせ、引き離す。
ファーストが少し残念そうにするけど、アタシが快楽に歪んだ微笑みを掛けると、すぐに破顔した。
アタシの両手が、ファーストの制服からリボンをゆっくりと解いていく。
スルリと引き抜くと、それをベッドの外に落とした。
ファーストは、興奮した甘い吐息を漏らしながら、アタシのされるがままにブラウスを脱がされていた。
一つ一つ、ボタンが外れていった。やがてそのブラウスのはだけた間から、着痩せするファーストの果実が、姿を現した。
最初からブラなど着けてはいない、成熟しつつあるが、まだ早熟な双丘。
その頂上にあるピンクの突起物は、真っ赤に充血して、痛々しい程に膨れて立ち上がっていた。
「脱げた……。」
ファーストにそう言うと、彼女の笑みは更に深くなり、満足した感情が浮かんだ。
「ありがとう……。」
529 :
侍大将:2007/09/02(日) 13:32:11 ID:???
そう言って、アタシの腰に再び回されるファーストの両手。右手はアタシの脇から、そして左手はアタシの頭を引き寄せるようにして、ファーストはアタシを抱き締めた。
アタシは女の子座りになってファーストにしがみつく。
そして三度交される熱くて、蕩けそうになる大人のキスのもたらしてくれる快楽が、アタシを襲った。
「ふぁ……んんんぁ……はぁ、んん……。」
時々離れる、アタシとファーストの唇。そしてその度にアタシの口から漏らされる、甘い吐息。
アタシ達の胸が密着してひしゃげた。体を揺する度に乳頭が、互いの胸肉に沈み込んだまま擦れて、甘美な刺激が体を走る。
腰が浮き、更に密着するアタシとファーストの体。
背中を掻き抱いていたファーストの右手が、流れるようにアタシの体を南下していった。
ファーストの右手が腰を通り、お尻の方へ……。
「んあぁぁ……そこ……違うぅ……。」
アタシの制止なんて聞かない。イヤ、聞かないで……。
ボロボロに、グチャグチャにして、忘れさせて……。
「ファーストぉ……」
柔らかなアタシの臀部を強く握ったり、フニフニと揉んだり、撫で擦ったり……。
それだけで敏感なアタシの体は、反応してしまう。
アブノーマルで未知の刺激に、アタシは少しづつ犯されそうになる。
だけど解っているの。
ここはまだだって……。
でもいずれ……アタシのここもファーストに捧げて、アタシは全部の穴をファーストに犯してもらうんだぁ……。
530 :
侍大将:2007/09/02(日) 13:35:40 ID:???
あ〜、前作より長くなりそう……。
いつの間にか続ききてるーーーGJです
アスカがどんどんレイに虜になる様子がすごいいいです
533 :
香:2007/09/05(水) 16:52:22 ID:???
仕事終わってからになるけど…アスカ×レイ的な小説投下しちゃっても大丈夫ですかね?
よっしゃばっちこーい
いつでもok
wktk
こない・・・
ひょっとして釣られた?
538 :
受験者:2007/09/06(木) 06:10:19 ID:???
>>469 保健室は、がらりとして誰も居なかった。
私はレイにされるがままにベッドに横になると、荒い息を落ち着かせようと深く呼吸をする。
投げ出された足は、はしたなく左右に広がり、今では使い物にはならないほどに濡れた私のパンツを惜しげなく見せていた。
閉じようにも、股間の中にある異物の影響で、溜まらず再び足を広げる事となるのだ。
「お願い…ファースト、もぅ…」
か細い声をファーストに投げかける。
はやく股間の異物を取り除きたい。
このままでは、私が完璧にダメになってしまう。
そんな確信とも言える思いが私の中にはあった。
ファーストは私の言葉に対して、こくんと首を前に振った。
それを見た私は、安心して右手を下半身へと持っていく。
私の手がパンツの中へ入るか入らないかという所で、ファーストの手が私の手を掴んだ。
私が何事かと思いファーストを見上げると、そこにはファーストの面白そうに微笑んだ顔があった。
「手を使ってはダメ」
「なっ!」
私はファーストの言った言葉が理解できずに、思わず聞き返した。
「それじゃあどうやって…?」
「ふふ」
539 :
受験者:2007/09/06(木) 06:12:19 ID:???
ファーストは短く笑うと、空いている手で私のパンツをそっと撫で上げた。
私はその感覚に体を小刻みに震わせながらも、ファーストの意図が見えずに困惑していた。
ファーストは私の性器に当たる部分で手を止めると、突然、左右にパンツを裂きだした。
「なにをっ」
私は慌ててそれを止めようとするが、ファーストはうまく体を使って、私の手を阻止する。
びしょ濡れのパンツは、びりびりと音を立てながら簡単に裂けて行く。
私にはその光景が眼前にある鏡を通して見えていた。
ファーストはパンツを千切ったわけではなかった。
ただ裂け目を作っただけなのだ。性器の部分に。
白いパンツから濡れそぼったピンク色が、そっと顔を出す。
パンツはちゃんと形を保っている。
だからこそ、性器を曝け出すその裂け目は、まるでそこを弄ってくれと主張しているかのような卑猥さを見せていた。
クラスメイトの前であれだけの痴態を披露した私とは言え、そのあまりにも卑猥な姿に、思わず顔がカッと赤くなる。
それにあれは披露したと言うものではない。。
楽観的に考えれば、誰にだってバレていない可能性もある。
そう、卑猥なものを見せ付けるようなヘンタイじゃないんだ。
私は必死になって、体の底から湧きおこる黒くてドロドロとした欲望を振り払おうとした。
540 :
受験者:2007/09/06(木) 06:13:19 ID:???
ファーストは私のパンツに小さな裂け目を作ると、私の反対の手も掴みあげ、抑えつけるように身を乗り出した。
「さぁ、もう出しても良いわ」
「出すって…これでどうやって出せばいいのよ」
「力を入れれば出るじゃない」
私の問いに、ファーストがさも当然に応える。
そのあまりにも当たり前でしょ、というような言い方に、私はファーストの言っている意味がよく掴めなかった。
「力を入れる…?」
自分で同じ言葉を呟いて、ようやくその意味が私の中へと浸透していく。
つまりファーストは、手を使わず、アソコの力だけでこの玩具を抜き取れと言っているのだ。
「い、嫌よそんなの」
想像するのも躊躇われるほどの恥辱である。
なんでそんな、まるで排泄行為みたいなやり方でしなければいけないのだ。
私はファーストの手を振り解こうと身をよじるが、体力を消耗してる上に仰向けの状態では何とも仕様がなかった。
「抵抗してはダメ」
ファーストは小さく声をあげると、すばやく手を離し、ポケットに入れてあったローターのスイッチをオンにした。
すぐさまその電波は私の中へと入り込み、ローターが軽快な音を鳴らして小刻みに震えだす。
「はぁんっ」
その刺激に思わず背中が仰け反る。
ファーストは再び私を抑え付けると楽しそうに微笑を浮かべた。
「さぁ、出して良いわ」
「は…んぅ…」
しばらくは躊躇した。
そんな真似出来る訳がない。
ただ、それでもローターは留めなく私に刺激を送り続ける。
私がこの圧倒的な快楽から解放されるためには、もう方法は一つしかないことを理解するしかなかった。
541 :
受験者:2007/09/06(木) 06:15:30 ID:???
私は恥ずかしさに堪えながら、下腹部に力を込め始める。
肉圧に押されたローターが少しだけ外へ向けて動き出す。
それと同時に周りに肉の壁に擦れるようにローターが動くので、私の中により強い刺激が駆け巡る。
「んはぁ…ん、ぁぁぁ…」
私は小さく叫びを上げながらも、力を込める事をやめない。
痺れるような快楽と同時に、みりみりと少しずつだが、ローターが外へと出て行く感触を私は感じていた。
上から私を見下ろすファーストの視線が気になった。
こんな無様な姿を見られるなんて。
前に排泄行為を強いられ見られた事はあった。
今の状況は似ているが違う。
自ら力んでいるのだ。
そして私は、それでよがり喘いでいる。
どうしても他人の視線が気になった。
そして気にすれば気にするほど、私の内から興奮に近い何かが沸き起こるのも、また事実なのだ。
ファーストはそんな私の思いに気付いたのか、にやりと笑うと私に顔を近づける。
「もう少しよ、頑張って」
ファーストが耳元で囁く様に呟き、そっと息を吹きかけた。
「ふぁ」
その何とも言えない感触に思わず私の力が抜ける。
力を抜くと、今までかかっていた肉の圧がなくなり、ローターはほんの少しだが再び中へと戻ったようだった。
それは距離にすれば、他愛もないほどのものだ。
しかし、今の私にはその短い距離が、まるで永遠にも思えるのだ。
「んぅ…んぅぅ」
それでも私はめげずに力を再び込める。
それと同時に、私のアソコが潮を吹く。
もはや何度目になるか分からない絶頂に私は声を荒げる。
だが、確実に成果は出ている。
ローターの頭が、私の中から外へ向けて、ひょっこりと頭を出したのだ。
542 :
受験者:2007/09/06(木) 06:17:24 ID:???
あと少し。
そう思ったところでファーストがローターの頭を指で押さえつけた。
油断しきっていた私の体に再び電気が走る。
ファーストは、しばらくの間、ローターを指でぐりぐりと押し込みながら私の反応を楽しむように眺めていた。
「はぁっっ!! そんなの、やめぇ…」
声を荒げるだけの力もなく、私はただ、もじもじと体を動かす事で抵抗を示す。
しばらく指でローターを弄繰り回したファーストは、私の反応に満足したのか、そっと指を離す。
それと同時にローターが私の中からころりと転げ落ちた。
私はようやく解放された思いで、ほっと溜息をつく。
体中の力が抜けていくのを感じた。
そして凄く疲れた。
「よく出来たました。それじゃあご褒美よ」
「ご…ほうび?」
まだ何かあるのだろうかと、私はファーストの言葉に顔を上げる。
その時、私の瞳に、不自然に盛り上がるファーストのスカートの存在が映り込んだ――――。
ペニバン!!
忘れかけていたペニバンだよ父さん!!
受験者がペニバンを出してくれるんだよ!!
父さん、父さん!!
しっかりして父さん!!
ペニバンまで頑張るんだ!!
そう約束したじゃないか!!
かなり好みの展開
アスカがMでレイがSの設定いいね
おお、良スレ発見!
過去ログ誰かくれんかな…
548 :
香:2007/09/06(木) 22:53:07 ID:???
昨日はごめんなさい!
しかも、アスカ×レイとかいっときながら、レイ×アスカ小説投下します(^_-)
短文ですが、感想くださると嬉しいです(´ω`)
次レスに載せます。
楽しみにしてるよ
550 :
香:2007/09/06(木) 23:22:36 ID:???
「ねぇ、ファースト」
「…なに?」
シンクロテスト終了後の更衣室にやけに響くあたしの声。
別に大きな声で言ったわけでなく、つぶやくように言ったのに。
冷たい空間。
慣れてしまったあたし、別に怖くなかった。
「あたしが死ぬなって言ったら…死なない?」
「…それは命令?」
「願い事に近いかもしんない」
「…」
あたしたちが日々やっていること。使徒との戦い。
ファーストが無茶するたびに、あたしがどんな想いをしてきたか、皮肉にもアンタは知らないでしょう?
「…質問を変えるわ」
「…?」
「あたしが死んだら、どうする?」
551 :
香:2007/09/06(木) 23:27:22 ID:???
ファーストは、あたしが死んでも、その無機質な顔で見送るのだろうか。
そのうち忘れてしまうんじゃないかって。考えるだけで目頭が熱くなるのが分かる。
ホントは怖いんだ。きっと。
ねぇ、答えてよ。レイ。
「あなたが死んだら…その時は私も連れてって…」
顔をあげて、こんなにも近くにいたのかと改めて実感する。
細い、けど。確実にあたしを支えてくれる、抱き締めている腕…暖かい。心地よい。
「…それ以前に、死なせないけど。私が守るもの」
「…ば、ばかじゃない…?」
声が震えてたのは、きっと風邪気味のせいだ。そういうことにしといてほしい。
「…どこに辿り着くかわかんないのに?」
「…あなたのいない明るい未来を生きるより、あなたがいる闇を歩く方が、いい」
あたしは、なにが怖かったんだろう。ファーストはあたしを、こんなにも。あたしは、ファーストを。
「レ「アスカ」
重ねた唇。
震えていたのは、強がりの証。
End
釣りじゃなかったー、まさか今日くるとはね。
たまには純愛もいいな。
553 :
香:2007/09/06(木) 23:39:28 ID:???
昨日は家に着いてソッコー寝ちゃったんで…すみません。
迷惑でなかったら、これからちょくちょく投下しようと思います。
>>553 うん。あれだな。コテ名乗るならトリップ付けたほうがいいな。いろんな意味で。
555 :
侍大将:2007/09/07(金) 01:00:13 ID:???
スベスベで、汗の珠が光るアタシの丸いヒップを最後に一撫ですると、ファーストの手は臀部から抜け出していった。
そして滑るようにアタシの足へ向かう。
太腿に浮いた汗を舐めるように手は動いた。
吐息が漏れる。
腿を撫で、這い回るファーストの柔らかな手。
焦らされてる。ファーストの手が腿の裏へ進んでいった。
そこは駄目!そこはアタシの恥ずかしい液でヌルヌルしてるのに!
顔が上気してしまう。
「ふぁぁ……あふぅ……はぁん……。」
「可愛いいわ。セカンド……。」
ファーストの言葉に、赤くなる。
こんなに淫らでみっともないのに。
嬉しい……。
だけどもう駄目、このままだとアタシ、自分でしちゃう……。
「触ってぇ……、アソコ触ってよ……。ファーストぉ……。」
出来るだけ甘い声で、昔のアタシが見たら発狂すると思うほど甘く媚る淫乱な声で求めた。
だけど……。
「早くぅ……。」
556 :
侍大将:2007/09/07(金) 01:04:22 ID:???
アタシはねだる。触って欲しくて堪らないから……。
ファーストは、アタシを見つめる。
解っているでしょう?
ファーストの目はそう語っていた。
解ってる。アタシは解ってるの。
だって、アタシのアソコはまだショーツで守られているから。
アタシはゆっくりファーストから離れて膝立ちになった。
焦るように焦燥した顔をして、アタシはボックススカートのホックを外した。
パサリと下に落ちるスカート。
アタシはブラウスをベッドの外へ投げ捨てた。
アタシの視界に飛込んだのは、両手を広げて微笑むファーストの姿だった。
手を伸ばし、ファーストの左手に絡める。しっかりと、確かめる様に握りあった。
どちらともなく引き寄せられ、口付けをする。
ファーストの右手が脇腹に沿えられると、ゾワリとしたくすぐったさと快感が沸き上がった。
脇腹を撫でながら下へ下へと進む柔らかなファーストの右手。
557 :
侍大将:2007/09/07(金) 01:08:39 ID:???
その手はくびれを過ぎてお臍の方へと向かっていった。
地形を確かめる様に、優しく撫でられる。
そしてファーストの右手は、アタシのなだらかな下腹部を撫で回す。焦らす様に、ゆっくりと。
「はうぅ……焦らすんじゃ無いわよぉ……。」
早くして、早くして欲しい。焦らさないで、早くアソコを、苛めて。
「はあぁ!ふぁぁん、あっ、あんっ!」
遂に来た刺激。それはアタシが待ち望んだ物だった。
茂みを掻き分け、そこに辿り着いたファーストの右手が、アタシの大事な花びらに触れていた。
すっかり開いた大華は、その下に控える赤く充血した襞までもを、外気に晒して震えてしまっていた。
「あ、はあんっ、う、うあぁ……いい……。」
クチュクチュと卑猥な音と共に、ゾクゾクと這い上がってくる快感の波。
「ああっ……いいよぉ……感じるっ!ああ……ビラビラも、もっと……ああーっ!」
「凄く嫌らしいわ、セカンド……。」
ファーストの言葉にアタシは顔を背けた。羞恥で顔が赤くなってしまう。
だけど、次の言葉でアタシはファーストに、ノックアウトされてしまった。
558 :
侍大将:2007/09/07(金) 01:12:42 ID:???
「だけど、可愛いいわ……。」
はっとして顔を上げると、唇を奪われる。蕩けていく、何もかも。
「ふぁぁん、あっ、あんっ。」
声が漏れる。
気付くと、目の前にいたファーストの顔がなくて、左の乳房とアソコから沸き上がる快感があった。
下を見てみる。
ファーストは、まるで赤子の様に、アタシの胸に吸い付いていた。
そしてアソコから来る先程よりも強い快感。それと共に聞こえている水々しく、淫靡な音。
膣に広がる異物感と快感。それにアタシは腰を蠢かせて悶える。
「ひゃあぁっ……中っ、あっ、中で動いちゃ……感じる……。」
アタシは、ファーストの肩に置かれていた左手を後ろに突き、右手をアタシのアソコへ……。
アタシは、天井を見つめたまま、快楽に浸った。
下へ向かった右手は、自らの卑猥な突起器官を捏くり回していた。
小指より小さい位の突起を指先で押し潰し、指と指の間で、刺激する。
掌で擦りあげ、振動させた。
その度にアタシは「あっ!ああっ!イクっ、イクぅー!」と叫びながら意識が飛びそうになり、絶頂へ向かって進んでいった。
「はむ、んはぁ……ん……。」
559 :
侍大将:2007/09/07(金) 01:14:39 ID:???
ペチャペチャと、ファーストがアタシの乳房を舐め回した。
乳房を覆うゆったりとした刺激と、痺れる様な乳頭からの刺激。
その官能に身を捩り、喘ぎながら手を伸ばした。
伸ばされる先は、アタシ自らの右胸。
こんなに貪欲なアタシの心。浅ましくて、嫌らしくて、愛おしい……。
ファーストに揉まれるようになってから、更に大きくボリュームを増した、アタシのバストを、自分自身で愛撫する。
そして赤く充血した上に、コリコリに固くなって勃起した胸の尖端も……。
アタシは更に烈しく揉みしだいた。
いろんな形に姿を変え、シコリが徐々に消えて行き、アタシに快感をもたらしてくれた。
我ながら絶妙な揉み具合いと、尖端突起物とのバランス。
「ああ……もっと……。もっとぉ……。」
舌足らずに快楽を要求する、アタシの口。
それに答えるようにして、下半身に挿入されたファーストの中指が、抜き挿しのスピードを増して行った。
「あ、ああぁっ!はうぅっ、いいよぉ……はっはあぁんっ!」
喘ぎ声は止まらない。
アタシの体は、もう力無くベッドに横たわってしまっていた。
きっと、今のアタシの顔は、快楽で歪みきって嫌らしい淫乱女のみっともない顔になっている筈だった。
560 :
侍大将:2007/09/07(金) 01:16:39 ID:???
続く
GJ
ここ過疎ってるから職人が多少ふえても全然問題ないと思うよ。
563 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/07(金) 04:27:24 ID:LDv80VWI
アタシが一人称だとこれ↓を思い出してしまう
やったー携帯小説できたよー(^o^)ノ
───アタシの名前はアイ。心に傷を負った女子高生。モテカワスリムで恋愛体質の愛されガール♪
アタシがつるんでる友達は援助交際をやってるミキ、学校にナイショで
キャバクラで働いてるユウカ。訳あって不良グループの一員になってるアキナ。
友達がいてもやっぱり学校はタイクツ。今日もミキとちょっとしたことで口喧嘩になった。
女のコ同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で繁華街を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらしつこいキャッチを軽くあしらう。
「カノジョー、ちょっと話聞いてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
キャッチの男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
「すいません・・。」・・・またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとキャッチの男の顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」
男はホストだった。連れていかれてレイプされた。「キャーやめて!」ドラッグをきめた。
「ガッシ!ボカッ!」アタシは死んだ。スイーツ(笑)
レイにキスされるとおとなしくなるアスカ。
というより、抵抗する力を奪われるほど旨いレイのキス。
いい
アスレイ…
昔このスレに昔綾波が妄想してる動画があったはずだが・・・
アスカとカラオケデートしてるやつ。
かなりギャグが効いてる感じの。
あれ、もう一回観たいよ!
>>542 うおぉぉぉぉぉ!ペニバンクル━━(゚∀゚)━━!?
俺は受験者様を信じて待ってたよぉッー!受験者GJ!GJ!!
また放置プレイは無しよw
>>544 おお ムスコよ 私の夢が 叶うときが きたようだ・・ これでもう 思い残すことはない・・
おまいらのエロ描写に脱帽。
ストーリーなら書けるがエロ描写で挫折するぜ…
全力保守!
573 :
侍大将:2007/09/12(水) 19:03:03 ID:???
「はうぅっ……はあはぁはあ、ああぁっ!」
アタシの声じゃない。
誰の声?
アタシはゆっくりと、快楽に浸るように閉じていた瞼を開いて、声の元に目をやった。
そこに居たのは、アタシの上に被さって、アタシの胸を口に含みながら、アソコを愛撫してくれているファーストの姿だった。
ファースト……。
何でそんなに苦しそうにしているの?
どうして気持ち良さそうに喘いでいるの?
アタシは日の暮れ始めた夕日の挿し込む中、薄暗い中で目を凝らして、ファーストを見てみた。
ファーストは喘ぎを漏らしながらアタシの胸を舐めていた。
そしてアタシの秘部を愛撫する右手……。
アタシは目を見張る。
ファーストの左手はアタシにも、ベッドにも手を触れていなかった。
触れていたのはファースト自身の秘部。
ファーストの喘ぎに混じって聞こえてくる卑猥な音。
アタシは笑みを溢しながら、喘ぎのトーンを上げる。
すると、それに答えるようにファーストから発せられる喘ぎが1オクターブあがり、彼女のアソコから聞こえる手淫の音も烈しくなった。
574 :
侍大将:2007/09/12(水) 19:04:09 ID:???
感じてくれてる!
アタシの顔、体を見て、声やアソコからの淫らな音を聞いて……。
アタシは嬉しくて、もっと感じたくて、だからアタシ自身の、胸への手淫を更に激しいものにしていった。
「あっ!ああぁーっ!いいっ、気持ちいいぃー!あ、ああん、あっ!あはぁっ!」
胸の頂きを摘み上げ、揉みしだき、アソコの突起を擦り潰して、アタシは体を痙攣させた。
「ああっ!ふぁあんっ、セカンド……綺麗っ……。私も……いきそう……。」
「ああっ見てっ!ファーストぉ!アタシを、アタシをいかせてぇー!アタシでいってぇー!あっあぁぁっ!」
ガクガクとアタシは頭が振り乱しながら甲高い嬌声を上げた。アタシの長く、自慢の髪が、シーツの上に散らばり、肌にまとわりついた。
ゾクゾクと脳髄が快感で痺れだし、体を痙攣させた。
「あっ……ああぁぁぁあーっ!だめぇ!もうだめぇ!ああ……はぁ……。」
アソコが熱く、痺れる様な強い、頭が真っ白になる強烈な刺激がアタシを襲った。
迎け反っていたアタシの体は唐突に硬直して、全身に力が入った。足は伸びきり、暖かい快感が体を包み込む、そしてアタシは脱力した。
絶頂を極めたアタシの体はグッタリとして、口からは荒い吐息しか吐き出されてはいなかった。
遠くから聞こえるファーストの声が、アタシの耳に静かに入ってきた。
徐々にハッキリしてくるアタシの白く染まった意識。
575 :
侍大将:2007/09/12(水) 19:05:30 ID:???
視界に映るのは、コンクリート打ちっぱなしの無機質な天井だった。
「セカンド……。」
左を見遣ると、そこには何も身に付けず、産まれたままの姿で、アタシを見ているファーストの姿があった。
「ファーストぉ……。」
アタシは物欲しげに手を伸ばすけど、ファーストはただ首を横に振るだけだった。
「今日はお客が来るのよ……。」
アタシが怪訝そうに首を捻ると、ファーストは「直ぐ解るわ……。」と言って、優しくキスしてくれた。
ノックの音が聞こえる。
その音を聞いたファーストはアタシとのキスを止めて去ってしまう。
行かないで!
置いて行かないで!
そう思うけど、快楽で蕩けきったアタシの体は思うように動かなかった。
玄関は、こちらからはみえないから、誰が来たのかは、アタシには解らなかった。
だけど確かに扉の開く音が聞こえて、微かに話し声がする。
入ってきた人物に、アタシは目を見張った。
「マ……ヤ……?」
「あ、アスカまで……。」
576 :
侍大将:2007/09/12(水) 19:09:10 ID:???
ネルフの制服姿で部屋に入ってきたマヤが、呆けたみたいに口を開いて、アタシを見ていた。
アタシは緩慢な動きでシーツをたぐり寄せ、胸とアソコを隠す。
それを見たファーストはアタシの所までやって来て、せっかくたぐり寄せたシーツを剥ぎ取って行ってしまった。
アタシは恥ずかしげに呻くけど、本心では嫌がってなんかいなくて、アタシの中のマゾが疼いている。
そんなアタシを見て、マヤは驚いた風な顔をして、アタシを見ていた。
足は震えてさえいる。
どうして悲しそうにしてんのよぉ!
「まさか貴方、アスカまで引き込んだの!」
マヤが大声を出して、ファーストに怒鳴っていた。 今のアタシには、何故マヤが怒っているのか解らなかった。
マヤは更に叫び続ける。
胸元を交差した腕でかばいながら。
「またワタシが犯されるのを視姦する気!」
ヒステリー気味に叫ぶマヤに、ファーストはゆっくりとした首の動きで否定した。
その時アタシは見た。
歓喜とも、狂喜ともつかないマヤの歪みきり、淫らに輝くマヤの顔を。
「いいえ、今日はセカンドを、貴方が犯すのよ……。」
577 :
侍大将:2007/09/12(水) 19:10:15 ID:???
その言葉を聞いた瞬間、マヤは嬉しそうに甘い吐息を漏らした。
「ほ、本当に犯していいの?」
マヤが確認をして、ファーストが頷く。
その時アタシは悟った。
これからファーストじゃない人にして貰えるんだ……。
それは強い狂った様なマヤに対する、強い恐怖も一緒に伴ってきたけど、それよりも大きい、新しい快楽への期待があった。
マヤはゴワゴワとした、着心地の悪そうな制服のボタンを外しながら、ベッドの上で脱力しきったアタシに近付いて来た。
息を荒くし、頬を紅潮させたマヤが、アタシの傍らヘと、膝を突く。
そしてゆっくりと、マヤの右手が、アタシの頬に伸びてきた。
マヤは、強張るアタシの頬に手を当てる。淫らな表情を湛えたマヤの右手は、首筋へと流れる様に、撫でていった。
それが少しくずぐったくて、アタシは体を震わせて、吐息を漏らした。
「ああ……アスカの体って、凄く綺麗……。」
マヤに言われて、恥ずかしくなった。
つい数ヵ月前までは、同居人の少年に言って欲しかった筈の言葉を、マヤやファーストに言われて、歓喜に震える、アタシの精神。
そしてアタシの肌を優しく愛撫するマヤの手が、鎖骨を通って胸の方へ進んでいった。
「はぁ……まやぁ……。」
578 :
侍大将:2007/09/12(水) 19:18:53 ID:???
ついにマヤ登場です。
次の投下は5日後の予定。それまでに書けるとは思いますけど……。
正直、ここまでで前作より出来が悪いですねorz
今後はせめて前作の水準まで引き上げられるように精進しますのでよろしく。
5日間オナ禁決定!
なんて淫らなスレなの・・・・・・(///カァーッ
で、出来悪いの!?休みの真昼間にテント張っちゃった俺はどうしたらいい?orz
gj
wktk
セ、セカンド?・・・だ、ダメよ?(///ポッ
ペニバンマダー?
585 :
侍大将:2007/09/17(月) 18:03:01 ID:???
アタシは媚るような声と、淫らに細めた瞳で、マヤを求めた。
そんなアタシに、マヤは微笑みで答え、行動で示してくれる。
「はうぅぅ……。ふぁあ……あはぁ……あんっ!」
「ああ……アスカ。とっても可愛いい……。」
ふわりと左胸が、マヤの手に包まれた。
こそばゆいような、だけど狂おしい快感で漏らしてしまう喘ぎ。
そして、そんな浅ましいアタシを、マヤは可愛いいと言ってくれて、アタシの欲情は更に増していった。
もっと、もっと激しく、狂わして……。
そんな時に、アタシの視界には、ファーストが微笑んでアタシを見てくれていた。
見て、見て欲しい……。
アタシを見て!
狂ったアタシを見つめて!
犯して欲しい。
もっと。もっと。もっと!
「ああ……。マヤぁ……はんっ!マヤもっと!もっと激しく!強くしてぇ!」
「あ、アスカ……。」
586 :
侍大将:2007/09/17(月) 18:05:11 ID:???
そんなアタシを見て、清純そのものだったマヤの顔は、欲情に塗れて醜く歪んでいたけど、それをアタシは醜いとは思わない。
むしろ華麗で美しいと感じる。
「ああ……アスカっ……可愛いいっ可愛いいわ……。淫らで、淫靡で……ああアスカ!」
「あんっ!マヤっ、強い、ああ、いいよっいいよマヤ。あ、もっと……もっと揉んで!ああぁさきっぽ摘んじゃ……!いやぁ……。」
乳房が激しく揉まれて、痛い程だけど、凄く気持ちいい。
固く屹立した先端がキュッと摘まれて嬌声を上げてしまう。
マヤの指先からもたらされる刺激的な快感と、指全体で胸を揉まれながら掌でさきっぽを擦られるもどかしくてたゆたうような快感に揉みくちゃにされていくアタシの体。
胸の先端がおかしくなりそう……。
体が、体の芯が熱くなっていく。
「ふぁん……はあぁ……んっんふぅぅんっ、んぅ……。」
キスされた。
マヤの、ファーストのとは違う大人っぽく、ファーストと同じくらい柔らかい唇が、アタシの唇にフィットして密着した。
もう舌なんて自然に絡まる。
唾液が二人の絡まった舌を伝い、混ざりあった。
とても甘いその涎を嚥下すると、体の熱い疼きが増した。
貪るようにマヤの舌や唇を求めて唾液を吸っていく。
当然上げる事も忘れない。
マヤの吸い付きに応じて、唾液を流し込んで上げた。
アタシとマヤの淫らな水音が、二人の結合部から聞こえてきた。
587 :
侍大将:2007/09/17(月) 18:06:25 ID:???
それはきっとファーストにも聞こえていて、ファーストは多分紅く染まった頬でアタシ達を見守ってくれている筈だった。
それとも、下の唇で指を踊らせているのかしら?
もっとファーストに見て欲しい……。
もっと気持ち良くして……。
もっと狂いたい……。
だからアタシは、マヤの脇下から手を差し入れて、マヤの後頭部を掻き抱いて胸を押し付けた。
はだけた上着から覗いたブラウスに包まれたマヤの、大人の形のいい胸が、アタシのまだ子供の胸に当たった。
柔らかい豊満な感触。
そのやんわりとした、服の上からは解らない豊潤な肉体に良く似合う、やんわりとした大人の乳房。
そこでアタシは気付いた。
ノーブラなんだ……。
拘束具のがさついた感触など微塵も無い、ブラウスだけに包まれた胸。
想像してしまう。
その豊かな胸を上着の下で揺らしながら恥ずかしげにネルフの廊下を歩くマヤ。
紅く染まるマヤの頬。
もし人とぶつかったら?
もし転んでしまったら?
床や人の背中に当たってひしゃげる、制服とブラウスだけに守られたマヤの胸……。
そしてブラウスの荒い生地に乳頭が擦れて、マヤは「ひゃんっ!」と淫らな嬌声を漏らす。
そんなマヤの事を視姦する職員達……そしてそれを欲情した、紅い瞳で見つめる、ファースト……。
588 :
侍大将:2007/09/17(月) 18:08:14 ID:???
そんな倒錯した想像で、アタシのアソコはジュンって潤いを増した。
そして更に激しくなるアタシ達の熱いディープキス。
「んぅう……はっ……んっんう……んはぁ……ま……うぅ……んふぅぅ……や……。」
「あす……んっ、んんぅ……かぁ……ふぅうん……。」
アタシとマヤのくぐもった吐息が部屋に満ちる。
アタシは、両手でマヤの制服に被われた背中を撫で回した。
やがてアタシとマヤの唇はどちらともなく離れ掛け、空中で舌だけを絡ませあい、長い長い濃厚なキスが終わりを告げようとしていた。
そんな時……。
「あす……ひゃああぁあっ!ダメっ駄目ぇー!」
グンッとマヤの体が迎け反った。
筋肉の筋が伸びきって、汗を浮かべた綺麗な白い喉が、晒された。
振り乱されるマヤのショートヘアが、淫らな女の香りを、漂わせていた。
急に悩ましい喘ぎを漏らして体を捩らせたマヤに、アタシはハッとして、マヤの下半身に目を遣る。
「……ファースト?」
そこには、アタシの持ってきた赤いスポーツバッグに入っていたままの筈の、黒光りするゴム棒、ブルブルと微振動を繰り返すバイブレーターを握るファーストがいた。
ファーストが握る愛しいバイブは、彼女から貰ったアタシの、お気に入りの性具の一つだった。
連夜の激しく、身を焼く程のオナニーで、アタシの愛液がたっぷりと馴染んだそれは、事もあろうにアタシと重なりあうマヤのアソコに挿し込まれて、淫らで嫌らしい動きをしていた。
いつの間にか、引き降ろされてしまっていたマヤのタイツやショーツ。それが、汗と、それとは別の淫らな液でグッショリと湿りきって、床に落ちていた。
589 :
侍大将:2007/09/17(月) 18:10:09 ID:???
そして突き出す様に、マヤのその白く、たっぷりとしたヒップ。
スカートすらも巻き上げられて外気に触れたそれは、完全にファーストの紅い瞳に晒され、可愛らしい、小さな左手で撫で擦られていた。
アソコにその淫らな性具を挿し込まれて、迎け反り、頭を打ち振るうマヤの姿に、アタシは唾を飲み込み、喉を鳴らす。
ああ……なんて淫らで、綺麗なの?
アタシの興奮も増す一方で、マヤの口から吐き出される喘ぎが、それを更に加速させた。
「ふぁん……ひんっ、やん、あぅう……んふぅ……。」
「マヤっ!だめっ、ヤダそれぇ!やっ、はぁん。」
マヤが、体を反らせて腰を、蠢かせた。
膝立ちに、アタシの顔の横に両手を突いて、犬みたいにアタシの上に覆い被さったマヤの肢体が何度も迎け反り、その快感を物語った。
そして、マヤはファーストのバイブに膣を突かれる度に、手に収まりきらないアタシの胸をキュウって握り潰す様に、揉んでくれる。
そんな強い刺激に、アタシの口からは、止める事の出来ない嬌声が溢れてきた。
だけど……足りないの……もっと揉んで、苛めて、アソコに触って……。
「ひゃっ、ダメぇ、あ、あす、そこらめぇぇぇー!」
だからアタシは、マヤのアソコに手を伸ばして催促した。
だけど既にマヤの穴はファーストのバイブをズップリと飲み込んで、ピッタリと嵌り込んでゆったりとしたピストンの度に、蜜壺から漏れだした潤滑油を垂れ流してる。
だからアタシは、マヤの股間で唯一空いているコリコリした突起を抓み上げたの……。
それと同時に、ファーストの蠢かせていたアタシの可愛いいバイブが、マヤの膣奥で、ブゥンと起動したみたいだった。
「あああぁぁぁああぁー!だめっ!らめぇえぇー!中でっ中で動いて……クリト……リス抓まないでぇぁあぁ!イく!イっちゃうっ!イっちゃうぅ!もうらめぇぇぇええぇ!」
590 :
侍大将:2007/09/17(月) 18:14:16 ID:???
まぁ、こんなんでどうですかね?
自分で書いたでのはなぜか抜けなくて、いいのかどうかよく分からないんですよorz
これからは中四日で投下しようかな。
超乙乙!
さてと、それじゃあ俺はレイ達の愛の巣に潜り込んでくらぁ
ノシ
職人超GJ
是非その調子でお願いします
ところで、たまには逆に、アスカがレイを責めるのも見てみたいんだが、やはりスレ違い?
全然OKだけど、
ずっとレイが責めるスレだったからいまいちアスカが責めるのが想像できない。
たまにはいいかも
見てみたい
無謀にもアスカ責めを書いてみる…。
リツコ「三人とも、お疲れ様。今日はもう上がっていいわよ。」
今日もシンクロテストが終わり、ファーストと更衣室に向かう。
いつもと変わらない毎日だけど、日々募っていくある想いがある……。
ファーストへの性的な欲求……。
異常な想いだとはわかっているけど、こればかりはどうしようもない。
ファーストの声を聞く度、シャワーの時その肢体を見る度、異常な欲求は募っていく…。
ファーストを想い、自分を慰める夜も何度かあったけど、それだけではもう収まらない…。
収まりのつかないその欲求は、遂に私をある行動に移させた。
いつものように二人でシャワーを浴び、一足先に浴室を出ると、私は真っ先にファーストのロッカーへと向う。
ロッカーを開けると、目当てのモノはすぐに見つかった。
ファーストの制服と下着……。
高まる緊張と興奮を無理矢理押さえ、おそるおそる手に取り、それらに顔を埋めてみる。
「ファーストの匂いがする……。」
夢中で顔を埋め、その匂いを堪能していると、押さえの効かなくなった欲望は更にその勢いを増して来た…。
自然と私の右手が、下腹部へとゆっくりと向かい始めたその時………
「………………………………何してるの?」
心臓が止まりそうな程の驚きと共に瞬時に後ろを振り返ると、
そこにはバスタオルを肩に掛け、いつも以上の無表情でこちらを見ているファーストの姿があった…。
「ふぁ、ファースト!?ち、違うのこれは!!自分のと…間違えただけ!!」
「…………………さっきのセリフ…それが私のだって、知っててそんな真似したんでしょ?」
き、聞かれてたの!?
自分の決してバレてはいけない情事が、本人に筒抜けだとわかり、私の頭は更に混乱を極めた。
「そ、それは!!………その…………………」
「返してくれる?」
「え?」
もはや言い訳のしようもない立場で、必死に弁明を考えていると、不意にファーストから声をかけられ、間の抜けた返事をしてしまう。
「それ。」
ファーストが指し示す先には、私の手にしっかりと握られた彼女のショーツがあった。
「あ、ご、ごめん………。」
おずおずと差し出すと、ファーストは無言で、でも少し乱暴に自分のショーツを受け取る。
そして私に背を向け、淡々と下着を身につけながらこう言った。
「…………………二度とこんな事しないで。」
その声は静ながらも、どこか怒りと軽蔑と嫌悪を含んだような声だった。
「さよなら。」
着替え終わると、ファーストはそれだけ言い捨てていつものように更衣室を去っていった。
一人残された私は、この一連の出来事を経て、ある内心の変化を遂げていた。
今までは、ファーストに対して単純な性欲や好奇心だけがあった。
でも今は違う……!!
(前までは…人形みたいだったあの娘に…軽蔑されるなんて…!!)
ファーストが昔と比べて感情が豊かになりつつあるのはわかってた。
でもまさか、それがこんな形で自分に向けられるなんて……!!
ついさっきまでの罪悪感は身を潜め、今は言いようのない悔しさと怒りに満たされていた。
「いいわ……もう人形じゃなくなったんなら、私が存分に確かめてあげる……。」
今の私の中には、ファーストへの理性が消えた黒い欲望が渦巻いていた……。
つづく?
つづいて
>>597の続き
「シンジ〜。私、今日はファースト家泊まりに行くから、晩御飯いらないわ!」
あの出来事から数日後、この日のために私は【色々な準備】を済ませた。
この数日のファーストから私に対する態度は、心なしかいつも以上に冷たく感じたけど、
今日この夜の事を思えばそれも可愛いものだった。
「え、綾波の家?どうしたのアスカ?二人とも、あんまり仲良くなかった気がする…けど。」
「だからよ!お互いパイロットなんだし、『女同士』なんだから仲良くしたいでしょ!!
それにあの娘、なんだかいつも寂しそうだし……だからこの私からアプローチするの!!」
「そっか…うん、そうだよね。優しいんだね、アスカは…。綾波、いつも一人だからさ、アスカからも仲良くしてあげてよ。」
「もちろんよ!まっかせなさい!!じゃ、いってきま〜す♪」
ファーストったら、随分とシンジに気にかけてもらってるのね。
やっぱり、最近感情がわかりやすくなってきたのはシンジのおかげなのかしら…。
ま、その方が都合がいいんだけどね…。
家を出てファーストのマンションにつくと、そこは話に聞いていた以上の荒廃振りだった。
ドアの前まで行き、インターホンを鳴らしたけど反応しない。
仕方ないからドアを叩き、声をあげてファーストを呼ぶ。
「ファーストー!いるんでしょ?開けて!私よ、アスカ!! 」
少し間が開いてから、ガチャリとドアが開き、シャツ一枚のファーストが現れた。
その予想外に刺激的な格好に、思わずゴクリと喉が鳴り、胸が高鳴った。
「………………………何の用?」
相変わらず警戒心と冷たさを含んだような声で、私に用件を尋ねてきた。
「この前はごめんね!あれは…誤解っていうか…気の迷いっていうか…変な意味は無いの!
それで、お詫びっていったらなんだけど、晩御飯作ってあげるから!
知ってんのよ?アンタが毎日にろくなモノ食べてないの!
私が手料理の暖かさを教えてあげる!!だから…ね?上がってもいいでしょ?」
「…………………うん。」
ファーストは少し何かを考えるように間を置いた後、小さく頷いて私を部屋に上げてくれた。
「じゃ、キッチン借りるわね!アンタ確か肉嫌いなんでしょ?だから、肉を使わないカレーを作ってあげる♪」
「わかった。」
ファーストはそれだけ言うと、ベッドに腰掛けていつものように本を読み始めた。
私は持ってきた食材を引っ張りだし、手早く調理に取り掛かった。
前に、暇つぶしでシンジに教えてもらったり料理が、まさかこんな形で役に立つ日がくるとは思わなかった。
数10分後、机の上には出来の悪いカレーが二つ並んでいた。
やはり、前に一度教えてもらっただけで完璧に再現できるほど甘くはなかった…。
そもそも、私は料理が苦手みたいだ…。
「ま、まぁ問題は味よ!ちょっと水っぽいかもだけど、味は良いはずよ!さ、食べましょ!!」
「……いただきます。」
二人同時にスプーンを口へと運ぶ。
「……………う…これは。」
「………あまり…おいしくない……。」
「こーいうときは嘘でも美味しいって言うのよ!」
「でも、暖かいわ……。」
「でしょ!?味は問題じゃないのよ!それを知って欲しかったの!わかってるじゃない♪」
この会話を境に、二人で食卓を囲みながらいろんな事を話した。
ファーストは相変わらずの調子だったけど、聞けばいろんな事を話してくれた。
「プールが好き。」「花火が綺麗だった。」「注射は嫌い。」「辛いのは苦手。」「寒がり。」「シャワーは好き。」
「アナタは?」と、たまにこっちに聞き返してくることもあり、それに対して私は…
「〜が可愛くってさ!」「あの服も欲しいのよね〜」「〜のお店が美味しいんだって!」「私、辛いのは結構好きよ!」
と、それぞれ返答し、年相応のたわいもない世間話を続けた。
ファーストとこんな風に話せるなんて、一昔前までは夢にも思わなかった。
はたからみれば、私達はもう立派な友人同士に見えるだろう。
実際、私達ははいつの間にか名前で呼ぶようにもなり、立派な友達同士と言ってさしつかえなかった。
「あら、もうこんな時間ね。ところでレイ、ちょっとお願いがあるんだけど…いいかな?」
「なに?」
「実はさ、今日バカシンジと喧嘩しちゃって…今日は帰らないって言って出て来ちゃったのよ…。
だから、よかったら今日ここに泊めてくれない?お願い!!」
「別に、構わないわ。」
「ホントに!?アリガトウ!!」
今夜のやり取りが無かったら確実に泊めてはもらえなかったろうけど、
あのレイが快く承諾してくれたことで、今夜の私の努力は見事に実を結んだ。
全ては、今夜のこれからのため…夜はまだまだこれから…。
「ベッド、半分使っていいわ。」
「悪いわね…じゃ、お邪魔しま〜す♪」
二人して寝仕度を整えると、二人で使うには少し狭いベッドに潜り込んだ。
「おやすみ、レイ。」
「おやすみなさい。………………………あの、アスカ」
「ん?どーしたの?」
「その…今日はありがとう…。」
「いいのよ!アタシのほうこそ、アリガトね!」
そんな最後のやり取りが、これからレイにすることを考えると、私の罪悪感を少しだけ思い出させた。
だけど、それはすぐにその身を潜めた。
なぜなら、あの更衣室の出来事以来、今夜の団欒を経ても、私のレイに対する黒い欲望が収まることは一度も無かったのだから…。
レイの寝息が聞こえ始めてから十分時間の経った深夜3時、私は静かにベッドを抜け出し、
持ってきた鞄の中からロープを抜きだし、寝ているレイの傍らへと近付く…。
その穏やかな寝顔を見つめながら、私は思わず呟いていた…。
「夜は…これから……。」
603 :
597:2007/09/20(木) 20:53:46 ID:???
なかなかエロに入らないでごめんなさい…次から入る予定です
かなりダークで、ドSなアスカでよければ、投下させていただきたいです
もし要望や意見があれば言ってやってください
ここまでフレンドリィできておきながらドSだとう!?
いい前フリじゃないか。ドS故意や!
ドS最高
606 :
侍大将:2007/09/22(土) 21:07:01 ID:???
甲高い嬌声を上げたマヤは、そのまま脱力してアタシの上で崩れ落ちた。
アタシの手に感じる水分。
ピュッピュッって勢いよくマヤの肉壁が分泌して、ヴァギナの口から吐き出されて、アタシの手にまみれるなにか……。
最初それはマヤのオシッコかと思ったけど、アタシは直ぐに別の液体、生理現象に思い当たった。
マヤ……潮吹いたんだ……。
ズルリと、アタシのバイブが、マヤの中から引き出された。
また一つ女の中を経験した真っ黒なバイブは、大量のマヤが出した愛液と、潮でテラテラと電気光を反射させていて、凄く嫌らしい……。
マヤは、アタシの胸の上で、何かブツブツ呟いていた。
「犯したいの……もう犯されたく……無いのぉ……」
聞き取れたのはそれだけだった。
倒錯している。
アタシの周りが、周りを取り巻く人々全てが、おかしくなっていく。
アタシはそれを、中心の最も深く、壊れかけた理性の近い所で感じていた。
マヤの体がブルブルと小刻に震えて、甘い吐息が聞こえる。
マヤの背中を見てみると、ファーストが綺麗な舌を伸ばしてそこを舐めていた。
「ふぁんっ……はぁあぁぁ……。」
607 :
侍大将:2007/09/22(土) 21:09:24 ID:???
艶かしい喘ぎを上げながらマヤはもがき、やがてアタシの、ベッドの上から転がり落ちた。
惚けた動きでマヤは蹲っていた。
「ひゃうぅっ!あんっ!あ、ああぁ……。はぁん……。」
じっとしていたかと思うと、マヤの体が撥ね上がり汗が爆ぜる。
改めて見てみると、マヤのキュッと締まったお尻にあるすぼまりが押し拡げられて、アタシがまだ使った事がない、真っ黒で、大きなアナルバイブが収まってうねうねと脈動していた。
さっきまでの嬌態はこれが原因かと、納得する。
2箇所の穴を、同時に刺激されてしまった……。
もしアタシだったら?
……狂ってしまう……。
絶対に……。
「ひゃっ!あっ……ファーストッ!」
不意からきた快感に、不覚にも声を漏らしてしまう。
マヤに向けていた視線を下へ遣る。
ドロドロとふやけきったアソコから這上がってくる、言いようの無い、体の焼かれる様な快楽。
その主は、やはりファーストだった。
「イキたい?」
608 :
侍大将:2007/09/22(土) 21:12:31 ID:???
フフッと、ファーストは妖しい笑みを溢した。
そんなファーストを見て、アタシの高ぶった体は即座に反応してしまい、下の唇からは淫らな愛液の分泌量が増した。
アタシの恥ずかしいアソコにファーストの中指が隠れていく。
すっかり弛緩しきり、蜜の溜った唇に、細く綺麗なファーストの指がヌルヌルと言う感触と共に、侵入してくる。
痺れるような愉悦が、下半身から、少しづつ推し上がってくる。
「はぅんっ!」
指が、アタシの中でヴァギナを守る襞をくぐる感覚。
まるで、布に水を染み込ませた時の様に迫る快感がアタシを襲う。
アタシの体が甘美な刺激で、意思とは関係無く迎け反り、胸がフワフワと揺れるのを感じる。
ベッドの軋む音と、ファーストの僅かな息遣いに、マヤの嬌声、そしてアタシの淫らな喘ぎ。
今あるのはそれだけ。
「あ、あ、ああっ!ふぁっ!」
ファーストの指が、アタシの中で蠢く度に、口からは止め処なく嬌声が流れ落ち、快感が増していく。そして、アタシの下半身は、白くなだらかなお腹を波打たせて、ファーストの指を飲み込もうと、膣をうねらせていた。
何かが頬に触れた。それが目の前に晒されると、アタシは息を飲んだ。
「そ、それぇ……。」
それは、アタシの、マヤの中に入ったアタシのバイブだった。
テラテラと淫らに黒光るそれは、ファーストが根本のスイッチを入れる度に、ブゥンと細かく振動する。
まるでアタシの中に入りたがっているかの様に。
「はぁ、はぁ、はぁ……。」
609 :
侍大将:2007/09/22(土) 21:14:06 ID:???
アタシの、欲情しきった荒い、喘息の様な吐息。
そして、ファーストはアタシに言った。
「昂奮しているのね……。」
アタシは髪が目の前に振り乱されるのにも構わず、激しく頷いた。
「これ……欲しいの?」
アタシはまた頷いた。
するとファーストは、嫌らしい笑みを零して、その綺麗な手には不釣り合いに見えるディルドバイブの先端を、アタシの胸の谷間に触れさせて、スーと言う感じで、下半身の方へ向かわせた。
そして、マヤの愛液が、アタシの肌にバイブの航跡を残した。
胸の中心線に引かれたその蜜の筋は、まるで谷を流れる川のようだった。
ファーストの操るバイブは、お臍の側を通り過ぎ、下腹部の茂みの方へ分け行っていくと、アタシの、自らの蜜がまとわりついた隠毛に、マヤの分泌液を足すようにまぶした。
それは、マヤとアタシの愛液との、初めての邂逅だった。
アタシの耳元で、ファーストは言った。
「後で……教えて……。」
「な、何をよ……?」
フフッと微笑んで、ファーストは答えた。
「マヤと、貴方の蜜の味……。」
「ああ……はぁっ!あぐぅぅー!」
身を焼く様な快感が、アタシを襲った。
アタシの意思とはほとんど関係なく、背骨に痛みを感じるほどに、体が迎け反った。
610 :
侍大将:2007/09/22(土) 21:16:23 ID:???
「ふぅっ、ああっ!あっ大きいっ!」
太くて、長くてアタシの中にピッタリ嵌り込むバイブが、淫唇の中でアタシを玩弄して、狂わした。
アタシの肉筒が、バイブを更に深く、深く飲み込もうと悩ましげに脈動し、アタシの脳神経にその形を伝達させ、大脳がそれを快楽として認識した。
何故かアタシは、そのメカニズムを、はっきりと思い浮かべる事が出来て、神経がそんな快感に震えた。
「どんどん、どんどん入って来るよぉ……もっと、もっとぉ……深くっ深く入れてぇ……ファーストぉ……。」
アタシのアソコの中を、掻き分ける様にファーストの持つバイブが侵攻してくる。これが全部入ったら……アタシはどうなってしまうのか……。アタシはそんな自分の体が怖くて、恐ろしかった……。
そして、待ち望んだ享楽は、意外に早く、アタシを暖かく包み込んだ。
「ひ、ひぁあ!あ、ああうっ!あ、ああ……全部入っちゃったよぉ……。」
体の中に感じる異物感と、強すぎる程の快感がアタシの体を焼き付くそうと包み込み、狂いそうな享楽を脳髄に伝える。膣壁は、アタシの中に挿し込まれたバイブを神経から感じ取り、脳髄へと、それを快感として伝達した。
「ああ。もうらめぇぇ!アタシおかしくなるっ!ファースト!ファーストぉ!」
膣奥突かれ、Gスポットが刺激されて、アタシは絶頂に達してしまう。下腹部が波打ち、愛液が迸って、内腿はおろか、アタシの腹部、ファーストのお腹まで濡れそぼらせた。
「貴方、私の体まで汚してしまったのね……。」
「ああ、あん……ひゃうぅ……言うっ……あっああ……んじゃないぃぃ……わっよぉぉ……。んっ、ふぁん……。」
毎度毎度GJ!!!
エロとストーリーを両立してこのクオリティはホントすごい!
おお、GJ!!
毎度お世話になってます
職人さん乙乙乙乙!!!
ところで…過疎ってないかい?どのくらいの人がここ見てるんだろ…
読者、正直に挙手ノ
614 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/24(月) 23:12:57 ID:GFu6aYC3
わ、、わたしは見てなんか無いんだから
ノ
('A`)ノ
アスレイ・・・
ノ
はいはいっ! の
おお、意外といるもんだな…
ノ
ノ
ノシ
「ファースト!!」
鬼気迫る様相でアスカはレイに詰め寄る。
今にもつかみかからん勢いで迫るアスカの様子に対しても、
レイの表情はいつもと同じように無機質だった。
「……なに?」
いつもと変わらない、
怒りも悲しみも憐れみも感じられない、
相手に対していかなる感心も見られない、無機質な返事。
まるで機械のような。
その人形のように整い落ち着き払った態度が、
アスカの憎悪に火をつける。
「…………!!!」
「!?」
まるで親の敵を見つめるかのような鋭い目つきでレイに睨みつけると、
アスカは力一杯右腕で、レイの華奢な体をコンクリートの壁へ突き飛ばした。
「なにを…するの?」
叩きつけられた衝撃でむせかえるレイにお構いなく、
アスカはあゆみを進め、レイとの距離を縮める。
「あんた、こんな時にでもそんな余裕しゃくしゃくなんだ…」
自分が壁際に追い詰めた少女は、
多少同様の色を顔に浮かべてはいるものの、
シンジのようにオドオドしたり、
ミサトのように叱りつけたりするわけではない。
「…!」
レイの制服のボタンにアスカの白く細い指がかけられ、
思い切り引きちぎられる。
千切れたボタンが床に転がり、
床のあちらこちらに散乱する。
「前から気に食わなかったのよ…!あんたのその表情、なにもかも見下した人形みたいなその顔が…!」
言葉を吐き捨てると同時に、
ボタンを外したブレザーをつかみ放り捨て、
ブラウスを乱暴に引きちぎる。
「だから私が汚してあげる…!あんたのその表情を悔しさと苦痛で染めてやる…!」
目の前にあるアスカの憎悪に青く輝く瞳を見つめていると、
そっと目を伏せた。
「好きにすれば…?」
諦めたかのようにアスカに体を開くレイ。
(私には、いくらでも変わりがいるもの…)
627 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/25(火) 23:15:49 ID:7agoL376
ノ
職人さん投下乙です
>>603の続き
「スー…………スー……………」
レイは安らかな寝息を立てている。その顔は今までに見たこともないほど穏やかだった。
そんなレイを尻目に、私はロープと一緒に持ってきたビデオカメラを窓辺に設置し、
レイを包んでいる掛け布団をゆっくりと取り去る。
そして寝ているレイの両手を優しく束ね、ロープで縛り、束ねた両手をレイの頭上へと持って行き、
ベッドの上端の格子にその両手を縛るロープを結びつける。
同様に、右足、左足をそれぞれベッドの下端の格子に縛り付ける。
持ってきたロープが多少短かったため、足には多少の開閉ができる程度の余裕ができてしまったが問題ない。
準備が一通り終わると、私は台所からコップ一杯の水を持ってきて、寝ているレイの顔へと浴びせる。
「キャッ!………な…なに…?」
いきなりの刺激に無理矢理目を覚まされるが、突然すぎてまだ自分の身に何が起きているか把握できないでいるみたいだ。
「こ、これ…は…?誰が………………アスカが…?」
だんだんと意識が覚醒し始めたのか、ようやく自分の置かれている状況がわかったみたいだ。
しかし、自分を縛ったのも、水をかけたのも、
目の前の友人だとは理解できない…したくないようなので教えてあげることにする。
「そうよ、私がやったの。目、覚めた?てっとり早く目を覚ましてほしかったから水かけちゃった…ごめんね!」
「このロープは……?」
「それはね、私がアンタをこれから思いっきり陵辱するためよ!アンタきっと凄く抵抗するでしょうから、先に縛っといたの。」
「わからない……私とアナタは女同士…なのになぜそんなことを?」
「あら、世の中には女の子を好きな女の子もいるのよ?
まぁ、私はどっちかっていうとバイなんだけどね。男の子でも女の子でもイケるの♪」
「…………そう………。でも、私にそんな趣味は無いわ。これ、ほどいてくれる?」
「ダ〜メ!アンタがノーマルなのはわかってんのよ!だからイジメ甲斐があるんじゃない。
最初は嫌がるだろうけど、それを無理矢理辱めるのがいいのよ♪」
「……………なぜ?どうして……こんな……。さっきまでは……一緒に……」
私の本性を晒すにつれて、レイの表情に不安と恐怖と悲しみの色が浮き始めたのがわかる。
「一緒に仲良く楽しんでたのに…って言いたいの?そんなの、アンタの家に泊めてもらうための演技に決まってるじゃない。
まぁ、確かに私も楽しかったわよ。おかげでレイの色んな一面が見れたし…。
おかげでこれからの行為に更に熱が入るってもんだわ!」
「そん……な………………………。」
おそらく、友達らしい友達は私が初めてだったのだろう。
私の発言に対し、レイは明らかに悲しみの色を強くその表情に現していた。
「おしゃべりはこの辺にして、そろそろ始めるわね。
この団地、アンタくらいしか住んでないし、いくら声出してもいいわよ。どうせ誰も来ないら…。」
そう言って私は、レイの上半身を包んでいるシャツのボタンに手をかけ、一つずつ外していく…。
「……………イ……ヤ…………。」
その蚊の鳴くようなような小さな声には、絶望と悲しみに加え、
これから自分の身に降りかかる行為への不安と怯えが込められていた。
全てのボタンを外し、シャツをはだけさせると、形の良い二つの丘がその姿を露わにした。
その頂点に位置する乳頭は、レイの白い肌に良く栄える綺麗なピンク色をしていた。
寝ているときはブラを付けないのか、シャツをはだけさせると実質ショーツ一枚だけの官能的な姿だった。
「キレイね…………。」
私は露わになった二つの乳房に左右の掌を重ねると、愛おしむようにその二つの丘を撫で上げた。
「触らないで…………。」
その声はハッキリとした拒否と不快感を含んだ気丈な声だった。
その声に呼応するように、私は乳房を少し荒々しく揉み、その先端を人差し指の腹で弄る。
「……………ッ!?…あ……んっ……!!」
いきなりの刺激に思わず声を漏らすレイ。
レイの乳房は、力を加える度に私の掌の中で柔軟にその形を変え、
乳頭へと与えられる刺激は、本人の意志とは関係無くその口から喘ぎ声を漏れさせる。
「はぁっ……ぅ…ん…あん………ヤメ…テ……ッ!」
必死に喘ぎ声を押し殺そうとしながらも呟いた懇願の声は、もちろん私の耳には届かない。
自分の胸を蹂躙する私の手から逃れようと必死に体をくねらすが、
自分を繋いでるロープをギシギシと軋ませるだけの結果しか生まない。
「やめて欲しいの…?ハッキリ言いなさいよ。言えたらやめて上げるわよ?」
そう言いつつ私はレイの胸を更に激しく揉みしだき、乳頭を指でころがし、つまみ、撫で回す。
「ひゃ…あぁっ………ぅん…んん……、ヤメ……ぁん………ヤメテ…ぇ………ッ!!」
なんとか絞り出すように言った懇願の言葉は、やっとの思いでその形を成した。
「そ……。じゃ、やめて上げる。次はこれね♪」
「ハァ…ハァ…………え…?」
胸を蹂躙する掌から解放され、やっとの思いで一呼吸を置いてるレイの安息を打ち消すように
私はレイの右乳首に吸い付き、口の中でその先端をなめ回した。
「はぁ…あぁあっ……んぁ………んんッ……ぁん……!!!」
安堵していたところに新しい刺激を与えられたせいか反射的に声を上げたが、すぐに歯を食いしばり声を押し殺した。
せめて声を出さない事が、レイなりの抵抗の証なんだろう…。
GJ!!!
続きに大期待
今さらだけど ノ
あと職人GJ
馬鹿な…こんなに居ただと
の
職人GJ
635 :
受験者:2007/09/28(金) 18:45:02 ID:???
>>542 「な、なによそれ…」
私は声が震えるのを感じながら、ファーストのスカートを眺めていた。
ファーストのスカートは、一部だけ不自然に盛り上がり、その姿は異様であった。
特に、ファーストが女であるからこそ、余計にその膨らみはおかしく見える。
ファーストは私の驚きを見ると、嬉しそうに口を吊り上げる。
ゆっくりとその手でスカートの端を持ち上げ、まるで貴婦人の様に、ちょこんと持ち上げて見せた。
私の瞳に、衝撃が飛び込む。
ファーストの下腹部、そこには黒々と輝く一本の柱が存在した。
黒いビニール製のパンツで出来たその下着からは、重力に逆らうように傾斜を作りながら上へと向かってそそり立つ一本の棒が存在した。
先端部まるでキノコのかさのようである。
私は過去に似たようなものを見たことがある。
一体、どこで?
そうだ。
私が本格的に変わってしまった日。
ヒカリを押し倒してしまったあの日。
自宅でシンジがしごいていたソレに、この棒は酷似しているのだ。
ただ、シンジのソレが酷く生々しいグロテスクな姿をしていたのとは違い、この棒は、その黒いボディをつややかに輝かせていた。
「これはペニスバンドよ」
ファーストが、さも当たり前のように説明する。
だけど、それだけで私は納得が出来るわけがなかった。
「…なんでそんなものつけてるのよ」
わかり切った事だが、聞かずにはいられない。
ファーストが、ゆっくりとベッドの上へと膝を乗せる。
「一つになるの」
ファーストから伸びるソレが、私の目の前に突きつけられる。
私はソレから目を反らそうとしたが、なぜか視線が離せなかった。
636 :
受験者:2007/09/28(金) 18:46:08 ID:???
これではあの時と同じだ。
シンジの行為を覗いていたあの時と。
私の中に眠っていた欲望が顔を覗かす。
あれだけ立派なものに掻き乱されたのなら、私はどうなってしまうのだろう。
それは小さな恐怖を伴う好奇心という名の誘惑だった。
「舐めなさい」
「…なっ?」
ファーストの口から飛び出た命令口調の言葉に、私は絶句した。
視線を向けられたファーストは普段の時と変わりなく、その真っ直ぐな視線で私を貫く。
その言葉は、無くしかけていた私のプライドを呼び起こす。
だが、それに負けないくらいに、欲望の渦が私を捕らえて離さない。
ファーストが、私の頬にソレをねじ組むように押し付けた。。
黒いそのボディはひんやりと冷たく、私の意識を奪い去る。
私は小さく舌を出すと、恐る恐るソレにそっと舌を当てた。
まるでその感触に反応したかのように、ファーストのアレがぴくりと動いた。
私はその動きが気になり、もうひと舐めしてみる。
ソレは確かに、快感を示すようにその体をひくつかせていた。
私はじっとファーストのつけるペニスバンドへと目を凝らす。
そしてそのまま棒に唇を押し付けてみる。
「…んっ」
ファーストが腰を軽く引きながら、喘ぎ声を上げた。
そこで私は確信する。
これは双頭のペニスバンド。
つまり、この立派なイチモツはファーストのアソコを貫く形で、反り返るためのバランスを保っているのだ。
その事に気付いた瞬間、私は新しい玩具を手に入れたような歓びが包み込んだ。
私は舌を出すと、さきほどよりも大胆に舌を這わす。
637 :
受験者:2007/09/28(金) 18:48:05 ID:???
立場が逆転したことを喜ぶかのように、私は必死にソレを舐めていた。
ソフトクリームを大きく舐め取るかのように、根っこから先端まで大きく舌で舐めとる。
かと思えば、まるで大事なアイスキャンディーを舐めるかのように、小さく少しずつ舌を這わす。
そして時には、ちろちろとカサになった部分だけを舌の先端でくすぐるように舐め尽くす。
その度にファーストが腰を引きながら声をあげる。
その仕草が、声が、私の中に眠る何かを呼び起こす。
舌の動きは段々と激しさを増し、ついにはファーストのソレを私は口へと含む。
「んっ…こちらを見なさい」
ファーストの言葉に従い、私はソレを咥えたままファーストを見上げる。
快感に顔を上気させながらも、ファーストの透明な瞳が私を貫く。
途端に私の中の理性がもたげ、今の自分の浅ましさに顔を赤くする。
立場が再び逆転する。
動きの止まった私の顔を、ファーストがそっと手で抑えると、ゆっくりと腰を動かし始める。
ファーストの野太い棒が、暴れるように私の口の中を押し広げていく。
唇がまるで性器になったかのように、唾液で濡れそぼった口から、ぐちょぐちょと下品な音が漏れた。
そういう行為をしている私が居ることを、ファーストの視線が常に私に意識させる。
ファーストの瞳に映りこんだ私の姿は、まるで淫売のように嬉々とした表情を浮かべて立派なモノを咥え込んでいた。
事実、まるで陵辱するかのような力強さに口を犯されながら、私は不思議な従属感に心酔していたのだ。
「もういいわね」
ファーストはそう言うと、私の口内からモノを取り出す。
ねばりついた私の唾液が糸を引いて、空気に落ちた。
ファーストは優しく私を押し伏せると、私の唾液でねっとりとした棒を股間へとあてがった。
ねちょりとした感覚が私の腿に伝わる。
「い、嫌…待って」
流石に現実の問題に直面すれば、好奇心からくる誘惑にも歯止めがかかり始める。
私の“初めて”。
それが今、失われようとしているのだ。
だが、ファーストは私の言葉を受け取らなかった。
「いくわ」
自分自身に確認するかのようなファーストの言葉と供に、私の中に始めて指以上のモノが入り込んでいった。
638 :
受験者:2007/09/28(金) 18:51:44 ID:???
何かの切れる音と供に言葉ではあらわせない“ナニカ”が私を襲った。
私の目の前が白くなって、画面を埋め尽くす。
しばらくしてから、それが痛みだという事に気付く。
「痛いっ!!」
そう言葉にしたころには、衝撃はもう私の体を走りぬけていた。
後に残ったのは、ジンジンと音を立てているかのような鋭い痛みだけだ。
「痛い?」
ファーストはそこで始めて困惑した表情になった。
私は短く激しい息遣いで呼吸をつなぐ。
体を圧迫するファーストのソレが、私の呼吸を邪魔しているようだった。
ファーストは私の下腹部から流れる血を見て、その白い顔をさらに蒼くした。
「なぜ?」
「だ…って…」
ファーストの問いに私はうまく応えられない。
「なぜ? 男としたのではないの?」
「あんなの…うそに決まってる…じゃない…」
「うそ…?」
呆然としたように、口をあけたファーストがそこに居た。
今まで、これほどまでに気の抜けた、間抜けなファーストの顔を見たことはない。
「ふぁーすと?」
ファーストは何も言わずに、ただ座っていた。
その顔には困惑が広がっている。
私の問いかけに、一動作遅れながら反応を起こす。
「ごめんなさい、私…」
「っ!!」
ファーストが慌ててモノを抜き取ろうとする。
その急な動作に思わず痛みが体を走る。
「…あ」
ファーストは困ったように体の動きを止める。
どうすればいいのかも分からずに、ファーストはオロオロとしていた。
それはまるで母を失った迷子の子供のようでもある。
そんなファーストの姿を見て、私はそっとファーストの首へと向かって手を伸ばした―――。
GJ
GJ!!!!!!!!!
>>638 ペニバンキタタタタタタ━━━━━(゚゚゚゚゚゚∀゚゚゚゚゚゚゚)━━━━━!!!!!!!!
ペニバンを切望して早半年・・まさかこの日がくるとは(´;ω;)ウッ ウッ
受験者GJ!受験者GJ!!
643 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/02(火) 06:38:48 ID:qXo5ts1h
あげ
ペニバン出た事に喜ぶ君達に萌えるよ(ノ∀`)
645 :
侍大将:2007/10/04(木) 00:11:48 ID:???
強く、たゆたう様な快感で、巧く言葉も言えなくなっしまう、敏感なアタシの体は、ファーストの言葉に、体の熱さを増していった。
グチュグチュと、卑猥な音を立てながらアタシの股間でバイブが掻き回される。溶けてしまいそうな快楽に浸りきったアタシの体が、何度も痙攣して達しているのをファーストに教えてしまっていた。
「沢山、イったのね……。」
そう問うたファーストに、アタシは体を細かく、何度も迎け反らせながらアタシは答えた。
「そ、そうなのよぉ!アタシ、一杯、一杯イっちゃったんだからぁ!ひゃっ、はぁん……。」
バイブがピストンし、愛液をこそぎ出してシーツやアタシ達の白い肌を、濡らしていく。体の痙攣が、治まらない。それは、まるで地震の、それも予震の様に心と体を快感に震わせた。
「ああ!だめぇー!あっあっ、あっ!ひんっ!」
ファーストの手がバイブを挿し込む度に、アタシの奥深くで子宮口をそれがつつくけど、アタシは、もうそれを1ヶ月前の様に痛みとは認識しないで、快楽として感じていた。
Gスポットを突かれると、愛液の分泌が更に増して、アタシの昂奮の高さを表す。ファーストの手や、バイブは勿論、シーツにアタシ自身のアナルにまで、その淫らな蜜の飛沫が、飛び散った。
「ひゃあぁぁっ。ダメっ!ふ……深いぃぃ!あ、あん、あぁぁ、はんっ、ふぁんっ!そこっ、いいぃ……!」
「いいの?もっとして欲しい?」
ファーストがアタシに聞く。正直、アタシには、何故ファーストが、こんな事を聞くのか解らない。して欲しいのは解っている筈なのに、彼女は敢えてアタシに聞いた。
「私に言うのよ。一番淫らで、嫌らしい言葉で『して下さい。』って……。」
アタシは、やはり恥ずかしくて、言いたく無いように体を捩るけど、抑えられない、膣への苛虐を求める心が、アタシの中で、疼く。体の中が、子宮が熱を増して、快楽を欲していた。
646 :
侍大将:2007/10/04(木) 00:13:17 ID:???
何も爆ぜる事のなく、未だ起動しない、そのディルドバイブを、膣の奥深くへ向かえ入れようとアタシの体が、膣壁がうねる。ファーストの操るそれが、アタシを催促するように、壁を抉るようにして、淫唇を基点に円運動した。
「はぁああぁ!あうぅぅ、言うっ!言うわよぉー!もう、そんなに苛めないでぇー!」
アタシは、そんな責め苦に耐えきれ無くなって、ファーストに、誰にも言った事のない、懇願をして、快楽を、求めた。
それを見た、アタシの眼前にある、ファーストの表情が嬉しそうな笑顔で歪み、アタシはそれに、胸を締め付けられるような感覚を覚えた。
「あ、あた……アタシの……。」
「『アタシの……。』なに?」
キュッと、バイブを握る手とは別の手で、包被から剥き出しになった突起を扱かれてアタシの心の襟持は、粉々に砕けた。
「あぁぁぁ!ダメッダメェ!言うっ!言うわよぉ!あ、アタシのアソコッ、ああぁ!ヴァギナっ、膣にっ挿してっ振動……!もっと抜き挿ししてっ。震わせなさいよぉー!」
言ってしまった……。バイブの力を使って欲しいと……。
ファーストは、暫くアタシの言葉を吟味するように、アタシの淫らに歪んだ顔を見ていた。
「……よく……言ったわ。セカンド……。」
ファーストは、そう言ってバイブを動かしてくれた。
ブゥンと、アタシの中で、バイブがゆっくりと、起動した。
「ひぃゃああぁぁぁ!あ、あ、あ、あ、いいぃー……ああぁ、あぁぁ、イくぅ!イくっ!イっちゃ……あああぁぁー!もう、もうらめぇ、もうひゃめぇぇぇー!」
647 :
侍大将:2007/10/04(木) 00:14:24 ID:???
膣奥での、細かい、細かすぎる振動に、アタシの体は絶頂を極めていく。シーツを、皺が出来る程に握り締めて快楽から逃げられない様にすると、体が自然に迎け反り、ファーストの手からバイブを取り上げそうな位に、ファーストの体ごと撥ね上がる。
その体勢のまま、体が硬直して、アタシの目から、涙が零れ落ちた。
体が小刻に、下腹部を中心に全身に渡って痙攣を繰り返し、バイブを子宮に送り込もうとしている様に膣がうねった。
強烈な快感が、さざ波の様に引き、これまで何度も経験した余韻が体を覆う。脱力し、ベッドの上に拡がった自慢の髪の上に崩れ落ち、ベッドのスプリングが、けたたましい金属の反発音を発した。
「はぅうっ!ふぁん……はぁ、はぅ……はぁ、はぁはぁぁぁ……。」
「良かったのね?」
ファーストに、アタシはゆっくり頷き、四肢を震わせた。
もう、太腿を撫でられるだけでも達してしまいそうだった。
気が狂いそうだった。
シュプリと、バイブが抜かれて、ひやりとした感覚でアタシはまた、体を震わせた。
ヒクヒクと、アタシの息に合わせて、下の唇が開いたり、閉じたりするのを感じる。愛蜜が無尽蔵に、パッキンの壊れた蛇口のようにダラダラとアナルやシーツに溢れた。
また、スプリングがギシリと軋み、アタシの前からファーストが消えた。
ガサガサと何かを漁る音。何だろうと思うけど、今、体を動かしたら本当に、もう一度達してしまいそうで、見る事なんて、とても出来なかった。
辛うじて見れたのは、ベッドの脇で蹲って、いつの間にか上半身を脱ぎ捨ててしまい、嫌らしい姿になってしまったマヤだけだった。
マヤは、そのむっちりとした臀部で、右手をせわしなく動かしていた。彼女は、その右手に握られている、ゆっくりとうねるアナルバイブをピストンさせながら、快感に狂って喘いでいた。
648 :
侍大将:2007/10/04(木) 00:16:55 ID:???
ギシリと、再びスプリングの軋む音。それでアタシは、ファーストがベッドの上に戻ってきたと、解った。
「ふ、ファーストぉ……。」
すっかり暗くなった室内。チュッと、唇に触れる、ゴムの感触。何だろうと舌をだして探ってみると、それは、アタシのスポーツバッグに入っている筈の物だった。
「ん、んふぅ……んあ……これ、これはぁ……。」
暗闇の中で、ファーストが頷いた様に感じた。
「そう……一緒にするのよ……。」
アタシは微笑んだ。そうすれば、ファーストは直ぐにでも、それをしてくれると解っているから。ファーストが、アタシの口腔内にそれを押し込めて言った。
「んんぅ……。」
「舐めて……綺麗にするのよ……。」
アタシは、その願いに答えて、一心不乱に舐め続ける。
やがて、ショーツの中と外に、二つ付いた棒の全てを舐め終わった。
そして初めて、その淫らな道具の全体が、挿し込んだ月明かりに照らされて、露になった。
それは、俗に言う、ペニスバンドと称される物だった。
アタシの唾液で光るそのペニスバンドを持ったまま、ファーストがベッドの上で立ち上がり、それを履いていった。
「はぁっ!くぅんっ!」
649 :
侍大将:2007/10/04(木) 00:18:45 ID:???
ファーストの嬌声が上がり、体が軽く迎け反ったのが解る。
荒く息を湛えたまま、ファーストはアタシの上に腰を下ろしてきた。
四ん這いで、アタシに被さるファーストは、その体に不釣り合いなバイブディルドを股間から生やしていた。
「あ、あふぅ……あんっはんっ……はっ……いれ……るわ……。」
ああ……来るんだ……。
ファーストに犯される……。犯して貰えるんだ……これから……。
アタシの体は、そんな快楽への期待に震えた。
「来て……いいわよ……。」
アタシのそんな返事に、ファーストは微笑んだようだった。
クチュリと、アタシのアソコに冷たい感触。愛液でふやけ切った陰唇が、それを飲み込もうと、パクパク喘いでいた。
「ひんっ!焦らさないでぇ……。」
アタシは、ファーストの首筋に両腕をまわして、抱き締めるように引き寄せようとする。だけど、ファーストの体は、一向に近付かなかった。
ファーストは、四ん這いになっているのだから当然と言えば当然なのだけども、今のアタシの頭ではそんな事一々考えて行動してはいられなかった。
「はぁっ……はぁ、はぁ、ああん……ファースト……。」
「うぁ、ふぅっ……んあぁ……そんなに……はんっ……欲しいっ……あんっ……の?」
アタシは、ガクガクと激しく頷いき、意思を示した。
「はぁぁぁ……入れてぇ……。」
650 :
侍大将:2007/10/04(木) 00:20:46 ID:???
この時のアタシには、もう羞じらいなんて残ってはいなかった。
もっと……もっと欲しい……。犯して……気持ちよくして……。
この、このセカンドチルドレン、惣流アスカラングレーは、ここまで堕ちてしまった。
「はっ!あっ!ああぁっ!いんっ入ってきたぁ……。」
アタシのユルユルのアソコは、ちょっと押し込まれただけで、その亀頭を収めてしまった。
ひんっ、と声を上げて、頭を反らし、流れ込む快感を、一番ダメージの無い体勢で受け止める。
そんなそっぽを向いた様なアタシの顔へ、ファーストの髪を張り付かせた顔が近付いてきてキスをしてくれた。
キスの音ですら淫らで嫌らしく聞こえてしまう。
そして、ファーストの唇はアタシの唇から離れて、舌を這わせながら首筋へ向かっていく。むず痒い様な、だけどもゾクゾクとするような気持ちいいと感じるファーストの舌。
「はぐうぅんっ!はあっあぁぁ!い、いきなりっ!」
アソコへの挿入感が増し、驚いたアタシは、ファーストの胸元に両手を置き、思わず下を見遣る。するとアタシのアソコは、ファーストのアソコに装着されたバイブを、既に、根本まで飲み込んでしまっていた。
「はぁっ!入ってぇ……るぅ!あっ、はぁん……。」
「あっ!あっ、ふぅんっ、気持ちいい……。」
恥ずかしくて堪らない……だけどアタシは……。
ファーストの艶かしい喘ぎで、彼女がアタシと同じに快感を感じていると解り、アタシはファーストのその仕草や喘ぎに、妙に倒錯した一体感を覚えて嬉しくなる。
>>650 ふわああああああああああァァァァ
夢のペニバンコラボレーションギダッダダダタ━━━━━━(゚゚゚゚゚゚゚∀゚゚゚゚゚゚゚)━━━━━━!!!!!!!!!!!!
オヅラ:今でも信じられません!
ひこまろ:まさにペニバンの宝石箱やー!
星野:ペニバンはわしが育てた
大将GJ!大将GJ!!
うわ、過激だw
職人待ち
削除依頼出てた……
俺の癒しスレが…ちくしょー
とりあえず、削除されたら建て直すよ。
荒し一人に潰されるのも不愉快だから。
660 :
侍大将:2007/10/09(火) 18:05:11 ID:???
万一の場合はエロパロに投下する
他でも、エロ部分だけはエロパロ板に投下する形で、ケチを付けられないようにして
再建、存続を図るという流れになってきてるな。
さしあたり、今後はエロパロ板の方も定期的に保守して、使うときに落ちてないように
しないといかんな。
>>659 削除依頼を出した者ですが、もし削除が通って再度立てる場合、
スレタイの再考をお願いします。
前回のスレストの傾向を見る限り、内容より1の意向が重視されるようです。
荒し風情が厚かましいな
アスカヲ、アスレイスレ荒らしてた奴が名前変えて依頼しまくってるんじゃねぇのって、
IP辺りからバレだして焦ってンだろうな
万が一削除されたらエヴァ百合総合スレってことでここか百合板に立て直し?
総合にするとまでの話は出てきてないな。
百合板はちょっと無縁過ぎるだろ、エヴァ板の住人には。