754 :
G3:2006/12/27(水) 23:21:49 ID:???
>>752 そうですね。申し訳ありません。旅丸さんが復活する事を前提として考えたら次スレの事を本腰を
入れて考えなければいけませんね。とりあえずタイトルは
「世界の中心でアイを叫んだケモノ 第3章」か「EVA恋愛投下スレ。たぶん3人目だと思うから・・・」
でどうでしょう??
続
>>753 シンジは
「もぉ!!母さんには関係ないだろぉ!?」
と言い、席を立つ。ユイは
「もぉ!お父さんに似て照れ屋で可愛いんだから!!」
と火に油を注ぐようにシンジをからかう。シンジはお茶を一気飲みすると
「ちょっと出かけてくるよ!」
と言う。ユイは
「どこ行くの?」
とシンジに尋ねる。
「隣のアスカの家。遊ぶ約束してるんだ」
と言うと、ユイは
「私は隣のアスカちゃんよりレイちゃんの方がいいなぁ〜」
とまだシンジをからかい続ける。シンジは呆れて
「いい年してなに言ってるんだ・・・・」
と言い残して再び外へ出て行く。
つづく
恋愛という言葉が必ず入っていれば問題は無いと思うよ。
756 :
G3:2006/12/28(木) 00:25:19 ID:???
これが次スレってわかりやすいタイトルがいいなと思います。
続
>>754 シンジはアスカの家の玄関の前に立つと、インターホンを押す。そうすると、
ドタバタと誰かが走る音が聞こえ、扉が開く。扉の中からアスカが顔を出し、
「待ってたわ」
と言うとシンジを招き入れる。
「お邪魔します・・・・」
と言ってシンジは靴を脱いでアスカの家に上がる。人の家の匂いと言うものは
独特で、入った瞬間、異国に来たような気分になるシンジ。アスカの母親である
キョウコが奥から出てきて、シンジを迎えてくれる。アスカは
「邪魔しないでよママ」
とキョウコに言うと、シンジの腕を掴み、二階の自分の部屋に連れて行く。
「さ、入って!!」
とアスカが自室の扉を開け、シンジを誘導する。
つづく
757 :
G3:2006/12/28(木) 01:26:26 ID:???
続
>>756 アスカの部屋に入るシンジ。女の子の部屋に入るのは初めで、違う惑星に来た
ような感じがしたが、慣れれば何の変哲も無いただの部屋だ。
アスカはクローゼットから座布団を取り出し、
「はい!パス!!!」
と言って、フリスビーのようにシンジに投げる。シンジは取り損なって座布団は
壁にぶち当たる。
「下手くそぉ〜!!」
とアスカが言い放つ。シンジは
「ごめん」
とわけも無く謝り、座布団を拾って座る。アスカは座布団をもう一枚取り出す
と、シンジの横に持ってきて座る。アスカはレイとは違い、言葉を詰らせる事
無く話し始める。それは同時にアスカの作戦開始を意味する。アスカはヒカリ
からシンジの情報を得ているため、色々な手を考えてある。まずはレイの事を
話題にする。
「ねぇ〜ファーストとはどうやって知り合ったの??」
とであった経緯から聞いてくる。
「中学1年の時、同じクラスで、僕と読んでた本がたまたま同じで、その本に
ついて話すようになったのがそもそものきっかけ」
とシンジが語る。
つづく
758 :
G3:2006/12/28(木) 01:35:50 ID:???
続
>>757 次にアスカは、
「じゃぁさ、あの子のどこに魅かれてるの???」
と尋ねる。これはどうすればシンジの心を自分に引き付けることができるか
を知るためには、知っておいたほうが得である。
「う〜ん。僕と似てるからかな?」
「あんたと似てる??」
「うん。おとなしいし、人と話すのが苦手って言うか、その・・・・」
「それでどうして好きって事になるのよ??」
「それは、つまり、・・・ う〜ん。言葉では言い表せないかな??」
「そう。」
あまり参考にならなかった。次に、アスカはレイを否定する。
「でもさぁ〜。あの子、ちょっと臭くない?」
「そんな事ないでしょ??」
「いや、絶対臭いわ。」
「どこが??いい匂いするけど。」
「それからちょっと、毛の色おかしくない??」
「それは・・・・どうしてそんな事言うの?綾波は、結構辛い思いしてるんだから!」
シンジはさっきのレイとの会話でレイの辛い経験を聞いてるから少し不機嫌になる。
つづく
759 :
G3:2006/12/28(木) 01:58:43 ID:???
続
>>758 アスカはシンジが機嫌を損ねた事を察し、ひとまず話題を変える事にする。
シンジは結構、人に同情したり、困っている人を見ると放っておけない人間
なので、シンジの関心を引き付けるには、自分の辛い経験を語ると良いとヒ
カリからアドバイスを受けている。だから、今度は自分の話を始める。
今での男性との恋愛や性交経験をアスカは生々しく語り始める。彼女はする事
だけされたら捨てられる、いわゆる「ヤリ逃げ」に幾度も遭っている事を語る。
シンジは真剣に聞いている。やがてシンジは
「酷いねそれは。男は慎重に選んだ方がいいよ。」
と言う。その言葉を聞き、アスカは
「うん。だから、今度は大人しい目の人で、困っている時に話を聞いてくれて、
助けてくれる人がいいの。」
と、シンジと言う人間の性格の特徴を言ってみる。そしてトドメの一発を言い放つ
「あんたみたいなのいいかもしれない・・・・」
と。シンジは
「僕??いや、もっとアスカに相応しい人いるでしょ?それに僕には綾・・・」
と言いかけるが、その先を言わせず、
「好きよ。あんた。」
といきなり告白して、ギュッと抱きついてみる。シンジは戸惑う。アスカはレイとは
全く逆の特徴を持っていた。レイは優しく心地好い匂いがした。だがアスカは誘惑し
自分を取り込もうとする危ないぐらいいい匂いを放っている。シンジは戸惑いながらも
我を失わず。
「ごめん。僕には、綾波が居るから」
と言うと、アスカから優しく離れる。でも次にこう付け加えた。
「でも、いい“友達”にはなれそうな気がするよ。」
と。
完
760 :
G3:2006/12/28(木) 02:09:11 ID:???
第伍話予告
第伍レイもアスカも出てきません。臨床心理士を目指す、マヤが研究論文を
書くため、実験の被験者としてシンジを数日間、長野県に連れ出すというお
話です。
そこで実験二日目にやってくるもう一人の被験者の女の子の・・・・
これ以上はネタバレになりますのでここまで。
スレタイは今のままで
【恋愛投下】世界の中心で愛を叫んだけもの 第参章
でいいと思う。G3さんの後の方の私が(ryは他のスレであった気がする・・・
あと個人的にアイを愛にしてるのがミソだと思う!
ROM禁もといた方いいね。旅丸さんの騒動でROMってるの多いこと判明したし。
あとは職人のプロフをどうするかだと思う
G3さんのは私がついてなかった。
たぶん3人目(ryだったorz
誤爆スマソ
とりあえずG3さん乙。
やはりシンジの本命はレイか…
3を参にしてるのもミソか?
漏れも次のスレタイは今のままで、「第参章」とつければいいと思う。
ちなみにスレタイの流れ
もしアスカとレイがコンビニで働いてたら (うろ覚え)
↓→もしエヴァキャラが○○で働いてたら
【どんな】エヴァ、恋愛投下!【結末?】
↓
【恋愛投下】世界の中心で愛を叫んだけもの 第弐章
あと「ROM専禁止」より「感想書き込み推奨」のほうがいいと思う
次に、職人のプロフで旅丸氏は省くべきか載せるべきか。
書いていいと思うが、一連を知らないやつが質問してくるような書き方はマズイ
最後に「場所をブログに移し執筆中」とか付けるんでいいだろ
でブログどこですか
769 :
G3:2006/12/28(木) 21:56:11 ID:???
>>768 私もグーグルやYahooで探してますが、見つかりません。
次スレの話をされているようなので、投下はもうちょい見送りますね。
このまま本人登場ないなら別にいいんじゃないか。ブログもわからないなら載せる意味ないだろ
>>769 まだ余裕あるから平気だと思うが、容量制限があるからなあ
このペースならあと何レスとか計算できるもんなんだろうか、教えてエロイ人
772 :
G3:2006/12/28(木) 23:11:37 ID:???
よし、決まりだね!
んで次スレは何レス目で立てるの?前回と同じで
>>950あたりか?
たぶん容量がそこまで持たない
800もあやしい・・・と思う
前スレが容量限界で次スレ移行の際、
当然リンクがなかったので、このスレに気付いた時には、
レス数が350くらいだった。
800も怪しいほど容量ないのか?俺には容量の出し方わからないからなんともいえないが
俺も容量の計算方法までは知らないが、前回より容量使ってるのは確かだと思う。
職人さんの熱き大連投wや、観客の感想などの書き込みが他のスレより著しく多いからな、
ここの恋愛スレは(良い意味でw)
旅丸のテロもあったしな。
正しいかわからんが
前スレを全て選択コピー→メモ帳に保存してサイズ確認
で約455KBだった
このスレを同じ方法でやったところ、現時点で447KB
もうすぐ落ちるかもしんない
780 :
G3:2006/12/29(金) 15:53:52 ID:???
では、第伍話は次スレにした方がいいですかね???
先に建てて、あとは書けなくなるまでこっちで、でいんじゃないか
誰かよろ
782 :
G3:2006/12/29(金) 17:56:39 ID:???
えっと、ゲームにしか出てこないキャラ出しても問題ないですか??
山岸マユミとか霧島マナとか??
好きなように書いてくれるのが一番嬉しいですよ
まあ問題あるか無いかだったらあるはずがない
784 :
監督:2006/12/29(金) 21:32:14 ID:???
更新遅れて申し訳ありません。
とりあえず新スレが立ったら続きを再開したいと思います。
786 :
旅 丸:2006/12/30(土) 01:04:09 ID:???
787 :
旅 丸:2006/12/30(土) 01:05:56 ID:???
せめてもの償い。では、職人の皆さん後は頼んだ
で、次スレ建てるのはいいが、このスレ後何レスぐらい持ちそう?オレ的には20は持たないと見た!
当然だがな…
梅
790 :
G3:2006/12/30(土) 02:00:17 ID:???
新しいスレ建ってますね。
一応、第伍話が半分ぐらいまでできたのですが、どっちに投下しましょうか?
参じゃなくて3だぁぁぁぁぁ!!!!!!!
俺は参がよかったのに
ならてめえが立てろよ
てことで
>>786乙! 続き書いたらブログの場所もお願い
あなたも職人の一人ですよっと
>>790 埋まるまでこっちじゃないか。あと100くらい持つ可能性もあるんだし
建て直していいわけ?
むこう書き込まなければdat落ちするし俺旅丸アンチ派だし
君はROMってた方がいいな
うわぁ・・・空気嫁ないのがいるみたいだな。
最後の償いって言ってんだから良いじゃねぇかよ・・・。遠慮なく使わしてもらおうぜ。
参と三の違いでどうのこうの言ってる心の狭い香具師は多分社会に出てからも適合しないよ。
・・・まぁ厨臭いからどうでも良いけどよ
いやもっと根本のところでさ・・・
・・・まぁ(ry
この話は終わり!
さっさと埋めて次スレいこうぜ
んだな、じゃあ暇潰しにたまにはスレ違いかもしれないが雑談でもしようぜ。
G3さん第伍話まだ?
799 :
G3:2006/12/30(土) 16:55:52 ID:???
できたら投下したいのですが、いいでしょうか??
何を躊躇ってるのかわかんないけどカマーン!
801 :
G3:2006/12/30(土) 18:28:35 ID:???
一応投下します。
>>759 第伍話 プロローグ
翌日、シンジはベットに寝そべりながらヘッドフォンで音楽を聴いていた。
外は寒く、暖房をつけずにはいられない。やがてシンジの携帯が鳴る。どうやら
電話がかかってきたようだ。しかもその着信音はレイからのものではなくマヤから
のものだった。シンジは電話を取り、マヤと話す。マヤからの用件は、
「突然で悪いんだけど、研究論文を書かなきゃいけないの。だから、どうしても高校生
ぐらいの子に来て欲しいんだけど、無理?」
とマヤは告げる。
「何をすればいいんですか?」
と、シンジは詳細を尋ねる。マヤからの回答は
「明日から、長野県で泊りがけで実験するんだけど、どう?31日の紅白が
始まる頃には家に帰れると思うけど。」
だった。シンジは親と相談しておくと言い、マヤは夕方にでも電話すると告げ、
電話を切る。電話が切れた後、シンジは慌てて一階へおりていき、ユイに相談
してみる。ユイはこころよくOKしてくれた。その場でシンジはマヤに折り返し
電話をかける。
「あの、OKみたいです。行かせて下さい。」
とシンジが言うとマヤはさぞかし喜んで
「そう!じゃぁ、明日の朝、友達の車で迎えに行くね!」
シンジは一つ質問をしてみる
「あの、綾波も連れて行っても・・・・」
マヤからの回答は
「ごめんなさい・・・一人までなの」
と残念そうに言う。シンジは了解したと事と、明日からお願いしますと告げ、電話を切る。
つづく
802 :
監督:2006/12/30(土) 19:37:41 ID:???
G3さん乙です!新スレになってもお互い頑張っていきましょう。
>>673の続き
しかし、シンジにとって夢のような一時はその日限りのものだった。
学級委員の仕事が少なくなってきたこともあり、翌日からまたシンジはレイと話す機会を失ってしまう。
シンジは時々、前の席のレイを見つめていた。
(いつも、こんなに近くにいるのに…その気になれば、触れることだってできる…なのに…なのにどうして…僕は…前へ進めないんだろう…)
近づきたいのに近づけない…どう接していいのか分からない…。
こみ上げてくる想いとは裏腹に、実際には何もできない自分に、シンジはもどかしさを感じていた。
トウジとカヲルは、ここのところシンジに絡む機会が減っていた。2人ともシンジのことは気になっていたが、自分のことで手一杯だったのだ。
トウジは同じクラスの洞木ヒカリという女の子と親しくなっていた。
前々からよく話していたのはシンジも知っていたが、最近はどうも2人きりで下校してるようだ。
シンジはトウジに何度か問うてみたが、トウジはいつも返事をうやむやにしていた。
だが、2人の仲は誰が見ても明らかだったので、クラスでは噂になっていた。
803 :
監督:
>>802の続き
一方カヲルは、D組に転校してきた女の子に熱を入れているようだ。
その転校生の評判はシンジのクラスにも広まっていた。
名前は惣流・アスカ・ラングレー。ドイツからやって来たらしい。
シンジはちらっとしか見たことは無かったが、赤み掛かった髪にすらっとしたスタイルの、中学生とは思えないほど大人っぽい女の子という印象を持っていた。
夏休みまで1ヶ月を切ったある日の放課後。シンジはひとり、自宅への道を歩いていた。
その時、向こうからカヲルが歩いてくるのが見えた。
シンジは手を挙げ声をかけようとしたが、挙げかけた手をとっさに引っ込めた。
カヲルの横には女の子がいたのだ。2人は楽しそうに話しながら、こちらへと歩いてくる。
(あの子…確かD組の転校生の…)
シンジはカヲルの邪魔をしてはいけないと思い、物陰に身を隠した。だが、一瞬早くカヲルに気づかれてしまった。
「シンジ君!どうしたの?なぜこんなところに隠れてるんだい?」
「えっ!いや…」
シンジは諦めてカヲルの前に出た。
カヲルの横にいるのは、やはりアスカだった。アスカは少し照れくさそうに、カヲルの陰に隠れているようだ。