と、トウジっ! やめてよ、僕…ぼくっ!

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しが氏んでも代わりはいるもの
危うしシンジのケツ
2名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 14:20:22 ID:???
2いさんそれはまずいよ
3名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 14:22:25 ID:???
そうだな、オルバよ
4名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 15:03:36 ID:???
両スレ
5名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 16:22:30 ID:???
意外に荒れてない。
トウシンは人気あるのか、ないのか
6名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 17:14:43 ID:???
うっ!!ワシもう…いってまう…

いっ…イッてぇ〜!僕のお尻っ…中っ…出してぇ〜ん!!!


ぴゅ
7名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 17:49:21 ID:???
>>5
というかカヲシンが強すぎだから影に隠れてしまうんじゃw
漏れは好きだが
8名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 18:02:27 ID:7eKZ1JSO
>>1
「リリンの倫理」って10回言ってみな
9名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 19:00:40 ID:???
設定がそうだから
10名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 19:11:40 ID:???
いや…やめて…トウジぃ…あっ…あぁ…ズプ…ズププ…

あ〜あ、入っちゃった…、これでシンジはトウジの肉人形、カヲルはもういらない(゜Д゜)ヾノ〇アッチイケ!
11名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 19:23:46 ID:0XKrNmIb
シンジ凸
トウジ凹
がいいな。気の弱いシンジが掘りまくり気の強いトウジが掘られまくる
12名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 19:31:39 ID:???
ばかだなおまえ、しんじのおしりはなあ、めっさかわいいんだぞ

萌えー!!!
13名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 19:37:26 ID:???
シンジが攻めるってのが想像できん…。
俺は一人でもネ申の襲来を待つ
14名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 19:42:45 ID:???
シンジの桃尻いいなぁ…
10巻見てそれだけ思った
15名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 19:43:16 ID:???
カヲシンってうざいよな、男ならやっぱトウシンだろ
16名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 19:45:02 ID:???
貞本のでトウシンに目覚めた
17名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 20:15:43 ID:???
シンジの桃尻は可愛くて感度も最高!
くうっ!
18名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 20:21:58 ID:???
>>19
入れてるのか?挿れてるのか!?
そこは大人しくトウジネ申に渡したまえ
19名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 20:25:41 ID:???
トウジにも譲りたいけどっ…やっぱりッ…俺が…
ハアハァ
20名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 21:16:03 ID:???
エロ無しほのぼのならトウジモノスレに良作が来てるよ

神降臨待ち
21名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 22:06:51 ID:???
なぜかシンジが殴られるシーンで興奮して抜きまくった
22名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 22:21:23 ID:???
トウジ「シンジ…またカヲルと逢い引きしよったな……許さん!ワシはおまえを殴らなにゃならん…」

バキッ

シンジ「痛い…グスンッ…い…痛いよぉ…」

トウジ「はっ!!?すまん…ご…ごめんなシンジ…怪我ないか…?」

シンジ「平気…浮気して…ごめんね…グスン」

トウジ「ううぅ…ごめんなぁシンジ…ワシ…ワシ…おまえのかわええ顔に、傷つけてまうところやった…許してくれやぁ……。そや、ワシを殴れ…」

シンジ「えっ!?」

トウジ「お返ししてええで…」

シンジ「わ…わかったよ…じゃあ…いくよ…?」

トウジ「ああ…手加減なしやで…」

シンジ「うん…」

ちゅっ☆

トウジ「んっ、えっ…?!」

シンジ「これで…オアイコだかんね☆」

トウジ「シンジ…なんてかわええやつなんや…」

むぎゅう〜
23名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 22:27:07 ID:???
やってくれたな…。
シンジはもっと奥手だ!
24名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 22:29:57 ID:???
>>23
昼休みに赤面しながらトウジにお弁当渡すかんじか?
25名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 23:28:30 ID:???
そ れ だ……!
恋仲ならな
26名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 23:36:51 ID:???
>>23
昼休みに赤便しながらトウジにお便渡すかんじか?
27名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 23:43:05 ID:???
とりあえず、トウジとシンジが絡めばいいわけだな?
28名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:05:29 ID:???
そ う だ……!
SMならな
29名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:08:09 ID:???
SMはシンジ・ミサトだろ、STにしてくれよ!
それとカヲルは出さないこと、トウジがかわいそうだ
30名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:11:14 ID:???
「ん…っ!!」

突然の挿入で、最初は痛みに翻弄されていたシンジだが、
トウジのゆっくりとした動きに呼応するように、徐々に快感を覚え始める。
「……ん、あ…はっ…はぁっ あぁ!トウ、ジ…いい、きもちいい、よ…っ」
シンジは堪らなくなり、細い体を反り返し妖艶にくねらせた。
ずぶずぶと抽挿が繰り返され、潤滑液で動きもスムーズになってくる。
「ぐっ、も…もっと!!アッ、ぁあ!!っ、ん、んむ!」
トウジは動きを止め、シンジの唇を塞いだ。そのまま貪る様に口付けを交わす。
何度も何度も角度を変え、舌と舌を味わい絡め合う。
暫く二人は繋がったまま濃厚なキスに没頭した。
31名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:17:41 ID:???
そうだ、それでいいんだ

入れる前の行程も忘れないこと

お願いします
32名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:18:57 ID:???
こんなはずではなかった。
最初はただふざけて、助け合いのようなつもりで
互いの手で互いの性器を弄び、慰め合っていただけだった。
いつしか彼らは繋がり合うことを覚え、互い無しではいられない体になっていた。

第三東京市。廃墟と化したマンションの一室。
一度、事の最中にトウジの祖父が帰宅したときは
慌てて身支度を整え何とか事なきを得たものの、
トウジの家で行為に没頭するのには限界があることを悟った。
二人にとって、他人に関係を知られ引き離されることが堪らなく怖かった。
そんなことがあってからセックスは決まってここでするようになった。
誰にも見つかってはいけない。この関係を知られてはいけない。
普段は気の合う友人同士を装いながらも
二人だけの空間になると身体が疼き、我慢できなくなる。
ここは、やっと探し当てた、人目に触れないという点でセックスには最適な場所だったが
なごりで衣服はいつも身に着けたままだった。
薄汚れたベッドの上
若い二人の情欲は止められなかった。
33名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:23:11 ID:???
GJキタコレwwwwwww
頑張ってくれ!!頼む
34名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:24:04 ID:???
期待してるお
35名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:26:43 ID:???
いつもはよく喋るトウジだが、セックスのときはなぜか無口だった。
だが、その内に秘めたような静かな
それでいて激しい力強さが、シンジには心地よかった。

ちゅ…と音をたて唇が離れると、シンジは呼吸を乱し空気を求めて喘ぐ。
苦しげに上気させたシンジの顔を両手で挟み、焦点をこちらに合わさせて再び強引に口付ける。

「んっ…ん……ハァ…。好き、トウジ。好き、好きだよぉ…!」

ケンスケに無理矢理見せられたAVの中の女優は、確か最中にこんな台詞を吐いていた。
もっと、もっと気持ちよくなりたい。ただそれだけだった。
早く、動いて欲しい。滅茶苦茶にして欲しい。
大人の真似事は快感を増長させた。
シンジにとっては気分を高揚させるための媚薬でしかなかった。
36名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:28:12 ID:???
良スレGJ
トウシン好きな奴はマナーがいいとわかった
37名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:30:24 ID:???
エロい…ハァハァ
38名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:30:33 ID:???
ゲンドウ「シンジ、そんなゴロツキと付き合うことはお父さんが許さん!貴様…私のシンジを誘惑しおって…」
39名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:31:13 ID:???
「!う、ああっ!!」
いきなりペニスを握られ、腰の動きが再び開始される。
そこには、先ほどまでとは明らかに違う激しさがあった。
驚きに目を見開くが、腰のスピードは益々速くなる。
古いベッドがギシギシと音をたて揺れた。

「あ!あっ!だ、だめ!そんなに、したらっ!!」
そんなシンジの言葉を無視しガンガンと腰を打ち付ける。
シンジはトウジに必死で体を巻きつけた。
「ま、まって、まって!トウジ!!アあぁっ!!」
ピッチがどんどん早くなっていく。
激し過ぎる責め、解放が許されず逆流していく感覚。 
「も、だ…めっ!お願い…っ!イ、かせて…!!はっ!あっ!か、はッ!!…ひぁっ!く、るしっ…!」
40名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:43:47 ID:???
シンジはトウジの動きに翻弄されるしかなく、快感と苦痛の涙を流した。
「ひ!あっ!あっ!あんっ!す、すごいっっ!!ぁあっ!トウジィっ!!!」
体が仰け反り、握られたままのペニスが爆発しそうになる。

早く解放されたい。でもずっとこうされていたい。優しくして欲しい。もっと酷くして欲しい。
シンジの中で様々な葛藤が生まれては消え、生まれては消える。
いよいよ意識を手放しそうになったとき、不意に下半身の戒めが解かれた。


「シンジ、ワシもや!ワシも…お前だけが…好きやっ…!」

シンジはその言葉を知覚した途端一気に絶頂を向かえ、あっけなく精を放った。
続いて自分の中でトウジの熱い迸りを感じる。

トウジがドサッとシンジの上に倒れこむ。
虚ろな目をしたシンジの体に覆いかぶさり、肩口に顔を埋めた。
眉を寄せ、軋むほどに強く抱きしめる。
41名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:52:15 ID:???
あ(あなる)ほど…体位はバックだったんですか、いいですね…でも正常位の方が好きだな、トウジがシンジの表情見やすいでしょ。
42名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:54:31 ID:???
(トウジ…)

眩暈がした。
思えば、彼とはこれまで幾度となく体を重ねてきたが
はっきりとした形で思いを伝えられたのはこれが初めてだった。

(トウジが、僕を…)

汗と精液でぐちゃぐちゃになった体と体が密着する。
互いの心臓の音がダイレクトに体に響く。
シンジを抱き締めるトウジの腕により一層の力が篭った。

遠くでサイレンの音が聞こえる。
シンジはトウジの体越しに灰色の天井を見つめていた。
そして相変わらず自分を抱き締め続けるトウジの言葉の中に、何か悲愴な想いを感じ取っていた。
43名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:58:12 ID:???
>>38



ン、襲来
44名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:58:31 ID:???
バックではなかったな
45名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 01:04:23 ID:???
乙!
エロだけじゃなくて心理描写もあるカンジがイイヽ('ー'#)/
46名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 06:10:36 ID:???
見た。
朝から興奮した。
…朝だからか…
47名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 12:11:20 ID:???
仕方ないだろ!!朝なんだから
…ってもう昼か
48名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 13:45:16 ID:???
昼間から興奮した。
よし、神降臨を待つ。
49名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 13:46:27 ID:???
トウジの台詞が最後の一言だけってのにクるものがあった
50名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 16:10:49 ID:???
続きが早く読みたいが俺は待つ
マターリと
51名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 18:58:19 ID:???
カヲル「あっ…トウジ君っ…何をするんだ…そんなところに…指をっ…入れるなんて…ああっ…」



^^
52名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 20:56:20 ID:???
>>42
早く続き書いてくれ…
53名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 22:19:06 ID:???
いつもの一日が過ぎ、いつもの放課後を迎えた。
日直の仕事を済ませ、誰もいなくなった教室をシンジが足早に去ろうとした時。

「シンジ。」

自分を呼び止める声に立ち止まる。
「今日も…行くやろ?」
どこへ?とは聞かない。分かり切ったことだからだ。
だがシンジの答えはトウジの予想に反するものだった。
「…今日は…やめとく。」
振り返ろうともせず、小さく呟いた。
「なんでや?」
訝しげにトウジが尋ねる。
「体調、悪いんだ。」

「体調悪いて、大丈夫か?」
トウジは心配そうにシンジの肩に手を置き、顔を覗き込む。
そこには表情を強張らせたシンジの顔があった。
明らかにいつもと違う様子のシンジにトウジは戸惑いを隠せなかった。
「シンジ、どないしたんや?」
「ちょっと、気分が悪いだけ…。
気にしないで。ほっといて。…今日は先に帰ってよ…」
シンジは煩わしそうに顔を背けた。
「そんなん、放っとけるかい。送ってくで」
こちらを向こうとしないシンジの手をとると、思いがけない力で振り払われる。
「ほっといてったら!!」
54名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 22:32:17 ID:???
「シンジ…。」
シンジは一瞬後悔したような顔をしたが
目を軽く伏せると、トウジに向き直る。
意を決したように掌をぎゅっと握って拳を作ると、ためらいがちに口を開く。
「…トウジは、さ…。女の子としてみたいって、思わないの?」
脈絡のないシンジの言葉にトウジの表情が変わる。
「…シンジは、そう思うとるんか」
「そりゃ、そうだよ…。僕だって…僕だって、男なんだよ。」
半分嘘で半分本当だった。
シンジは女性に興味がないわけではなかった。
同じ部屋の中を無防備な格好で動き回るアスカやミサトに赤面する場面も多々あった。
しかし、これまで女の子を抱いてみたいと強く思ったことはない。
誰かに受け入れてもらうことなど、とうの昔に諦めていた。
自分にとっては、受け入れる行為の方が精神的にはずっと楽で、ずっと気持ちいいことに思えた。
55名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 23:07:14 ID:???
キター!!!激しく乙!
張ってた俺は勝ち組~ヽ('ー`)ノ~
56名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 23:13:02 ID:???
シンジの思う所が気になる感じ。
57名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 23:25:14 ID:???
トウジは酷く悲しそうな顔をしていた。
やめてよ、トウジ。そんな顔しないでよ。
シンジはそれ以上トウジの顔を見ることができなくなって、足元に視線を注いだ。
上から、トウジの声が降りてくる。
「ワシは、好きな奴としか、したいと思わん。」
シンジは「好き」という言葉に敏感に反応した。
咄嗟にトウジを見上げると、自虐的に笑いながら言う。
「好きって…僕、男だよ?本気なの?」
「ああ、好きや。お前が好きや。ずっと、ずっと好きやった。」

真っ直ぐなトウジの言葉がシンジの胸に突き刺さる。
「…もう、やめてよ…」

「何度でも言うたるわ!ワシはお前が好きやねん!!」
トウジは必死な形相で、叩きつける様に叫ぶ。
シンジはこれ以上聞きたくないという風に耳を塞いだ。
58名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 23:45:42 ID:???
キテタwwwww
トウジセツナス…
59名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 23:50:01 ID:???
シンジをもっと幸せにしてやってくれ…
60名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 23:54:43 ID:???
保存の仕方ワカンネ
61名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 00:11:24 ID:???
イイ!!(・∀・)
職人GJ
62名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 00:29:57 ID:???
「お前は…シンジはワシのこと、好きやないんか。」
「……。」
何も言わないシンジ。トウジはそれを肯定の意と受け取った。
気がつけば、衝動的にシンジを床に押し倒していた。
その拍子にシンジの鞄の中身がバサバサと散らばった。

「!何するんだよ!」
小声で叫ぶシンジのベルトを性急に引き抜き、ジッパーを下げる。
「や、やめてよ!!こんなところで…!」
シンジは懸命にトウジを引き剥がそうとするが、逆に強い力で押さえつけられてしまう。
「やめて!やめろったら!!誰か、来ちゃうよ…!!み、つかっちゃ…っ!!」
トウジはシンジのペニスを取り出し迷うことなく口に含んだ。
63名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 00:38:42 ID:???
シンジは自身が飲み込まれる感覚に息を呑む。
舌を使い、丹念に舐め回す。シンジのものは刺激を受けて徐々に膨張していく。
トウジは口に咥えたままゆっくりと上下に動かし、わざと音をたてて吸った。
「あ、はぁ…!!」
羞恥心がざわざわと沸き立つようにシンジに襲い掛かる。
しかし、それを上回る快感がシンジを支配していた。
根元まで咥え込むと、頭を仰け反らせ小さく喘ぐ。
トウジはその反応に気をよくしたのか、今度は少し速度を上げ何度も深く咥え込んでやる。
シンジはイヤイヤをするように首を左右に振った。
「うぅっ!」
先端をきつく吸い上げられて、全身をビクビクと震わせると、堪え切れずに達してしまう。
64名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 00:58:13 ID:???
トウジは口内に放たれたものをごくりと飲み干すと
仰向けになったシンジの顔の脇に両手を突いて見下ろした。
そのまま捲くし立てる様に問いただす。

「なんでや?シンジかて、いつもいつも、あんなよがってたやないか!
ワシのこと、好きや言うたやないか!」
そう言うと、シンジの左手を掴み、引っ張り上げた。
「ふ、うっ…うぅ…。…だ。嫌だ、嫌だ…いやだ…!!」
シンジは右手の甲で顔を覆い、止め処なく涙を流していた。
そんなシンジの様子に、トウジはそれ以上行為を続けることが出来なくなった。
65名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 01:12:22 ID:???
「お前がワシを好きやなくてもええ…!ワシは、ワシは…!!」
トウジは今にも泣き出しそうな声で叫んだ。

(僕には、トウジでなければならない理由なんてないはずだ。)
ただ、自分を満たしてくれれば誰でもよかった。シンジにとってはそのはずだった。
トウジとは相性がいいから、だからこの関係を続けていたんだ。
あの時、あんなことを言わなければ良かった、とシンジは思った。
感情なんていらない。
そんな煩わしいものを、なんで人間は持ち合わせているんだろう。
感情なんて、気持ちなんてなければ、悩むこともない。辛い思いもしなくて済むのに。

シンジは涙で歪んだ視界の中に
トウジの明確な姿を捉えることが出来ずにいた。
66名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 01:23:05 ID:???
GJ!
シンジカワユイ!!
起きてるといいことあるもんだね
67名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 01:36:29 ID:???
シンジえらい切ないわぁ(ρ.T)
すれ違いかいな
親父さんに見捨てられへんかったらこんな考えも生まれんやったんやろな。
と、トウジ風に考察してみる。
なんにしろ職人GJ!
68名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 01:49:11 ID:???
トウジもシンジもセツナス
乙です。
69名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 02:02:47 ID:vpgvyxNJ
びっくりしたぁ!
何この良スレw

6巻のSTAGE40の「黄昏を黒に染めて…」のツーショットに
萌え死んだ俺が来ましたよと。
70名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 02:12:29 ID:???
トウジは友達より恋人をえらんだわけだ
71名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 02:57:31 ID:???
シンジを好きなトウジと、自分を見てくれる人が好きなシンジか
トウシンって無邪気なだけの関係じゃいけない希ガス
72名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 03:06:35 ID:???
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1141026959/

↑トウシン好きなら>>191から読んでみ
73名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 03:25:40 ID:???
もう寝ようと思ったら投下されてたwww
シンジいいなシンジ!
74名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 03:50:15 ID:???
シンジ「あんあんあん、これ以上突かれたらうんち出ちゃう〜」

ブリッ!ブボォーッ!!

シンジ「はあはあ、でちゃったぁ…」
75名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 18:17:32 ID:???
今日も今日とて待ち。(´・ω・`)
76名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 20:10:13 ID:???
ケ、ケンスケ…ワシおかしゅうなるよ…^^
77名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 20:28:39 ID:???
一気読みした。
微妙な関係っていいよな。
78名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 03:20:08 ID:???
シンジ「僕やっぱりカヲル君のほうがいいな、かっこいいし」
79名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 15:09:47 ID:???
若いなぁ、時代はトウシンじゃよ。使徒はイラネ!
80名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 16:57:58 ID:???
トウシンのよさはお子様には分からんですよ
つかスレ違い、な。>78
81名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 17:58:11 ID:???
シンジ「僕やっぱりケンスケのほうがいいな、頭良さそうだし」
82名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 18:01:34 ID:???
懺悔します…カヲシンが好きでした。でも今はトウシンが好き
83名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 18:44:33 ID:???
>>81
ワシのがケンスケのより気持ちええで?どや、でっかいやろ!?

ゴクリ、僕が間違ってたよトウジ!
84名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 18:46:02 ID:???
助けてカヲル君…僕、犯されちゃうよ…
トウジに犯されちゃうよ…
85名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 18:58:43 ID:???
>>82
トウシンの良さが分かってもらえて漏れは嬉しいよ
86名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 19:35:36 ID:???
実際問題、現実にいるカップルだし。
87名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 19:46:10 ID:???
某電波スレの影響で
カヲル≒キールとか思ってた
ここのスレではカヲルは悪役にした方がおもすれーと思う
88名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 19:56:25 ID:???
てゆうかカヲルは出さないほうがいい、邪魔
89名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 20:10:11 ID:???
現実のホモじゃねーからな
90名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 20:12:56 ID:???
近所の同人女が言うには
カヲル≒SWのパルパティーンだそうだ
リアルホモやDQN率の高い今のエヴァ板には受けんよ
91名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 20:22:18 ID:???
そういえば刑務所ではナルシストやホストみたいなのが
嫌われるつーか、リンチにされ易いそうだな…
子供じみてて素直なシンジやトウジとかは
事務所のオジキとかに可愛がられるタイプなんだろうか
92名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 20:28:16 ID:???
そんなんじゃねーって。一年前運営側が八頭身カヲルをネタに出した時
ホモを侮蔑するネタを連発したため、リアルホモに嫌われてるだけ。
93名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 20:31:10 ID:???
カヲルって表情がひろゆきに似てるな、悪い意味で
94名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 21:06:02 ID:???
カヲルを悪役にだすなら
カヲルに襲われるシンジ→死にたいと嘆くシンジ→トウジ慰める→ゴールイン
考えといて何だけどキモいな
出来れば出さない方がいい
95名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 21:09:49 ID:???
まぁ展開は職人に任せる
96名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 21:10:33 ID:???
シンジは優しいから襲われたらすぐに身を預けてしまうんだろうな…
悲しいよ…。゜(ノД`)゜。
97名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 21:46:07 ID:???
るよ
98名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 22:50:55 ID:???
二人が体を合わせなくなってから一週間が過ぎていた。
日常の学校生活の中でもよそよそしくなり、目を合わせることもなくなった。
二人の距離は傍から見ても分かるように、日に日に広がっていった。

「シンジィ、どうしたんだよ。トウジとケンカでもしたのか?」
何も知らないケンスケが、からかう様に聞いてくる。
「別に…。ケンカ…って程のものじゃないよ。」
「ふーん。珍しいこともあるもんだな。ま、程々にしとけよ。」
察しのいいケンスケは、神妙な面持ちのシンジに
それ以上踏み込むべき問題でないと感じたのか
そのまま背を向けひらひらと手を振り去っていった。
99名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 23:01:10 ID:???
昼ドラ的展開か?
期待sage
100名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 23:04:01 ID:???
シンジはケンスケの後姿を見送りながら、あの頃のようには戻れないと予感していた。
なぜトウジと一線を越えてしまったのかと、シンジは思い悩む。
行為に及んでいなければ、きっと友達のままでいられただろう。
こんなことになるのなら、いっそ出会わなければよかったとさえ思う。

「友達、か…。」

トウジはあれからシンジ以上に塞ぎこみ、すっかり元気をなくしていた。
教室では始終頬杖を付き、いつもは心待ちにしている昼食の時間も、呆けたように味気ないパンをかじる。
得意な体育のバスケでも、ボールをことごとく奪われ仲間には冷やかされる始末だった。

そんなトウジを見ているのが辛くて、シンジは益々トウジを遠ざけた。
そしてシンジも同じように、心身が憔悴しつつあった。
101名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 23:10:53 ID:???
頼む、仲直りしてくれ…
102名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 23:15:30 ID:???
シンジは夢を見ていた。
子供の頃の夢だ。

みんな楽しそうに笑ってる。
僕はちっとも楽しくないのに。
ボール遊びをしても、砂場でお城を作っても、ブランコに乗っても、何をしても。
ただ、寂しかった。
気が付けばいつも周りには誰もいなくなっている。
みんな大人に手を引かれ、家族のいる家へと帰っていく。
でも、僕にだって父さんがいるんだ。
いつか、父さんは僕を迎えに来てくれる。きっと、来てくれる…
僕には父さんがいるんだから。
父さんしか、いないんだから。

シンジの前に立ち塞がる、恐ろしいほどに大きく赤い夕日。
逆光で前のものが何も見えない。
いつしかシンジの心に暗闇が生まれ、深く濃く増していった。

人付き合いが苦手で、心を閉ざしがちなシンジにとって
友人と呼べる存在はトウジとケンスケが初めてだった。
シンジは彼らに出会い、初めて人と接することを楽しいと感じた。

(僕は…一人が寂しいだけなんだ…。)
103名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 23:16:59 ID:???
1.シンジはトウジが好きなのか?
2.それとも自分のこと好きな奴だから気になってるだけか?
3.単なる好奇心?

3だともれなくシンジが嫌な奴に。
104名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 23:23:39 ID:???
>>103
希望としては1だけど2のような希ガス
でもシンジは優しいっつか流され易いから後々好きになるとも思う
105名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 23:31:42 ID:???
いつかは愛に気付くさ…
そしてトウジの胸に飛び込むだろう
106名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 23:34:56 ID:???
「気ィ付いたか。」
声のする方に顔を向けると、見慣れた少年が丸椅子に座っていた。
「トウジ…。」

「エヴァのパイロットちゅーのは大変なやっちゃな。
何も倒れるまで根詰めることないやんか。」
「倒れる…?」
シンジは朦朧とした感覚が残る中で、
自分の置かれている状況が飲み込めずにいた。
「お前、教室で倒れてずっと寝とったんやで。もう下校時刻や。」
トウジは背後の窓に目を向ける。シンジもつられて窓の外を見やった。
そこにあるのは夢の中とは違う、眩むほどに美しい夕日だった。
暫く眺めていると、シンジは自分が保健室のベッドの上にいることにようやく気付き、半身を起こした。

「トウジ…ずっと付いててくれたんだ。」
シンジの問いに、まぁな、と頷く。
シンジは目覚めた自分が泣いていなかったことに安堵した。
あの時女の子のように泣き出した自分を心のどこかで恥じていた。
107名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 23:42:23 ID:???
『女の子のように泣き出した』

…いつもの事だ。
108名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 23:44:24 ID:???
トウジが優しすぎると思ったのは俺だけ?
109名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 23:51:13 ID:???
>>107
友人として対等でいたいんじゃないか?
110名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 23:56:04 ID:???
「なんや、お前と話すんも久しぶりやなあ。」

つい最近までは、毎日のように体を重ねていた。
シンジはトウジとの情事を思い出し、この状況に不思議な違和感を感じていた。

「もう大丈夫なんかいな」
トウジは身を乗り出し、シンジとの距離を狭めた。
急な接近に、瞬間、シンジはびくりと体を強張らせる。
そんなシンジに、トウジは一瞬動きを止め、苦々しく笑いながら言う。
「心配せんでもええ。もう襲ったりせえへんわ。」

「…ごめん。」

気まずい沈黙が流れた。

「…シンジ、あん時のことやけど…」
沈黙を裂くトウジの言葉に、シンジは表情を凍りつかせた。
「その話なら…」
「ええから聞けや。こないな時やないと、シンジ、話聞いてくれへんやろ。」
トウジはそのまま言葉を続ける。
「ワシ…自分の気持ちばっかり押し付けて、すまんかったな。」
111名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 00:07:16 ID:???
トウジ!!据膳食わぬは男の恥やで!
112名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 00:12:53 ID:???
シンジは何か言おうと口を開いたが、言葉が出てこない。
口を閉ざすと、黙ったまま俯いてしまう。
夕日で赤く染まるシンジの横顔を見つめながら、トウジは目を細めて言った。
「なぁ、シンジ。前みたいに戻ろうや。…逢ったばっかりの頃に。」

シンジは俯いた顔を上げ目を瞬かせる。
友達に戻れるのなら、シンジにとってそれ以上の幸せはなかった。

「…うん…うん…!」
シンジは瞳を輝かせて、幼い子供のように頷いた。
トウジは消え入りそうな笑みを浮かべながら下を向いた。
113名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 00:53:56 ID:???
トウジが痛々しくて切ない…。
なんだろうこの気持ち。これが萌え?
114名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 01:30:49 ID:???
職人さんGJ!!
115名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 02:16:27 ID:???
>>103
シンジは体だけでよかったのに
トウジの気持ちが入ってきて怯えているのではないか。
好かれていることに気付いてから遠ざけてるし。
正に「お前は人に好かれることに慣れていないだけだ」状態
116名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 06:56:35 ID:???
いいね、GJ
117名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 09:42:35 ID:???
男ならゲン×冬だろうが!!
118名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 12:26:55 ID:???
うぜえ…トウシンだ馬鹿
119名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 20:38:15 ID:???
良スレage
120名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 20:55:27 ID:???
キモ腐女子死ね
121名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 21:07:20 ID:???
>>120
いや、おまえが死んだほうがいいよ
122名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 21:17:10 ID:???
はいはいスルースルー
そんなヤツほっといて職人待ちしとこうぜ。
123名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 23:09:00 ID:???
俺も待つ…。
124名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 03:23:42 ID:???
あれから、二人はいつも通りの関係に戻った。
放課後、二人きりの時間を過ごさなくなったことを除いては。
トウジはすっかり普段の調子を取り戻していたようだった。
シンジもそんなトウジを見て安心し、穏やかな心持ちでいられた。

「かーっ!やっと昼飯やで」
三人で屋上へ出て昼食を取る。
「しっかし、いつもよう出来た弁当こさえてくんなぁ。惣流の分も作っとるんやろ?」
トウジはシンジの開けた弁当箱を覗き込んで、ため息をつく。
「うん、折角だしね。」
トウジはうらやましいやっちゃ、と零し腕を組んだ。
「シンジ、将来主夫にでもなったら?」
「え…。」
ケンスケの言葉にトウジが噛み付いた。
「アカン!男は黙って働きに出るもんや!」
「…ほんっと、トウジは時代遅れだよな。」
ケンスケが呆れたように呟く。
がなるトウジを片手で制しながら
シンジを横からまじまじと見つめ、顎に手を当てて言う。
「でも…そうだな。実際シンジが女だったら、イイ線いってるかもしれないな。」
その言葉を聞いたシンジは、怒ったような顔をしてケンスケを横目で睨んだ。
ケンスケは肩をすくめ、おどけて見せた。

シンジはこんな何気ない日常を取り戻せたことを、心の底から喜んでいた。
125名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 03:33:03 ID:???
授業の終わりを告げる鐘が鳴った。
シンジが教科書やノートを鞄に詰め込んでいると
ケンスケが側に寄り耳打ちをしてきた。
「なぁ、あの二人ってさ、ちょっとアヤシイと思わないか?」

ケンスケの視線の先を辿ると
トウジをたしなめているヒカリと、口を尖らせるトウジの姿があった。
どうもトウジが授業中眠っていたことを注意しているらしい。

「怒られてるようにしか見えないけど…」
「馬っ鹿だなぁ。乙女ゴコロってやつだよ。
好きな奴には突っ掛かる、意地を張って素直になれない、ってね。」
言われてみれば、ヒカリは心なしか頬を染めているように見えた。
「トウジも満更でもないんじゃないか?」
トウジはいつも通りに見えた。いつも通りに…

(委員長が…トウジを…)
シンジは微かに口を開き、少し離れた距離から二人の姿を見ていた。

その日以来、シンジは二人の様子を意識するようになった。
意識し出すと、確かに二人はよく絡んでいることに気が付く。
ヒカリからの一方的なお小言が大半だったが
トウジからもよくヒカリに話しかけていた。
その度に、シンジは心の奥底で何かわだかまる物を感じていた。

シンジはそんなざわつく心を抑えながら、なんとか取り戻した日常を過ごしていた。
126名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 03:44:48 ID:???
シンジは急いでいた。
その日は急な訓練が入っていた。
「参ったなぁ…。アスカも綾波も、知ってたなら教えてくれればいいのに…」
二人は先に連絡が来たのか、シンジより前に学校を後にしていたようだった。
シンジは駅まで近道をしようと、街路樹が並ぶ大通りからそれた細道に入る。
十字路に差し掛かったとき、視界の横に、見慣れた人物の後姿が入ってきた。

トウジとヒカリだった。
二人は何か話し込みながら肩を並べ歩いていた。
どこへ行くのか、トウジの家とは逆方向に向かっている。
単に帰りが一緒になったから、というわけではなさそうだった。
127名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 03:51:14 ID:???
シンジは立ち止まり二人を見つめた。
二人の後姿は、やけに楽しそうに見えた。

(ああ…。よかった、トウジ。)
(やっぱりトウジには委員長みたいな女の子の方が似合ってる。
僕なんかより、ずっと、似合ってる。)

シンジは自分とヒカリを比べていることに気付き、必死で思考を打ち消した。
委員長は女の子で、自分は男だ。
比較すること自体が、間違っているのだと。
シンジは拳を握り締め、何かを振り切るように駆け出した。
128名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 04:00:33 ID:???
「よかったね。トウジ」
次の日の朝、教室でトウジに会って、シンジが開口一番に言った言葉だった。
「何がや?」
机に足を掛けて椅子に座るトウジは、ぽかんとした顔でシンジを見上げた。
「昨日、二人で歩いてるの見たよ。
…委員長と、上手くいってるみたいじゃない。」

トウジは少しの沈黙のあと、小さく答えた。
「…ああ。」

思いがけなく短いトウジの返答に
シンジはそのまま何も言えなくなってしまい、
作り笑いを浮かべると、自分の席に戻っていった。

席に着くと机に両肘を突いて、両手を顔の前で硬く握った。
自分から言ったことなのに、何を後悔してるんだ。
トウジの口から否定の言葉を聞きたかったのか。
――自分は、嫉妬しているのか。

(違う、嫉妬なんかじゃない。)
シンジは自分自身に言い聞かせる。

トウジは友達だ。
トウジは、自分と戯れているうちに情が移ってしまっただけだ。
(…だから僕を好きだなんて言ったんだ。)
そしてそれは自分も同じで、少し踏み込みすぎただけであって。

それとも彼は、体を重ねなくても自分を好きだと言っただろうか。
129名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 04:06:51 ID:???
きっかけはどうあれ、トウジは自分に好意を寄せてくれた。
(…僕だけに。)
脳裏にあの二人の後姿が蘇る。
シンジはトウジとヒカリの築く幸せな家庭を想像した。
自分には到底実現できないこと。
同時にケンスケの言葉を思い出す。
――――シンジが、女だったら

(結局、そうなんだ。みんなみんな僕から離れていく。
どんなに望んでも、どんなに欲しても、
最後には、僕は取り残される。
だったら、だったら最初から。)

(…でも…遠ざけたのは、僕自身だ…)

シンジは深く目を閉じた。
後から自分に注がれるトウジの視線には、気付いていなかった。
130名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 04:20:33 ID:???
その日一日はどう過ごしたのかあまり覚えていない。
気が付けばシンジは自分の部屋のベットの上で、枕を抱き締め寝転んでいた。

考えるのはトウジとヒカリのことばかりだった。
あの後どこへ行ったんだろう。
トウジは委員長とどんな話をするんだろう。
…トウジは委員長を、どんな風に、抱くんだろう。
やっぱり女の子と男じゃ違うんだろうか。
(女の子の方が、いいに決まってるよね…)
131名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 04:47:47 ID:???
シンジは仰向けに寝返り、いつかのように天井を見つめた。
見慣れた天井なのに、酷く広く感じる。

「トウジ…」

名前を呟いてみる。胸が締め付けられるように苦しい。
シンジは自分の股間に手を伸ばした。

「ん…。」
トウジの声、トウジの指、トウジの匂い
均整の取れた筋肉や、少し高めの体温、自分を突き上げる力強さ。
シンジは己の記憶に刻み込まれたトウジの全てを掘り起こし
熱に浮かされたように、ひたすらに手を動かした。

「は…あ、あぁ…」
132名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 04:51:46 ID:???
「…ジ…、トウジ…」
掠れた声でトウジの名を呼ぶ。
今、家には誰もいないのに、大きな声で呼んではいけない気がした。
「んっ…!!」
傍らにあったティッシュに自分の欲望を吐き出すと、
とてつもない虚脱感と疲労感に襲われる。
身の置き場がない。
このまま、消えてしまいたいと思う。
シンジは身を起こすとベットを降りる。
足元にあった鞄を蹴飛ばしてしまい、中身が床に散乱した。
床に膝をついて散らばった冊子を無表情にかき集める。
133名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 04:56:51 ID:???
不意に手が止まった。
同じ光景がフラッシュバックで蘇る。
トウジが気持ちをぶつけてきたときのこと。そのまま無理矢理押し倒されて…
(―――トウジが僕に触れて…。僕を、見ていた。…僕を…。)
シンジは連鎖的に、冷静になった頭でトウジの腕に抱かれていた自分を思い出し
どうしようもなく惨めな気持ちになった。


「っく…。うっ…。」

シンジの瞳から零れ落ちたものが、床にいくつもの染みを作っていた。
なぜ自分は泣いているのか。
何がこんなに悲しいのだろう。
シンジは自分の心が見えず、嗚咽を漏らすことしか出来なかった。
134名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 05:45:25 ID:???
GJ!!
心理描写がいいなぁ
続きに期待
135名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 11:42:17 ID:???
最初から読んだ。シンジの葛藤いいな。
GJ
136名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 11:46:10 ID:???
寝てる間にキテター!!!
やっぱイイ!乙
137名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 18:09:48 ID:???
しんじのおっぱい吸いたい…
138名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 18:31:32 ID:???
いいんちょとトウジの後ろ姿を思いだし、泣きながらシンジは思った…


「トウジ…僕を捨てないで…」


はっ!?何を考えてるんだ僕は…トウジはただの友達なんだ…誰と付き合ったって…いいじゃないか…
139名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 18:42:44 ID:???
名スレの悪寒
140名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 22:13:44 ID:???
一気読みしました。
俺の中で何かが芽生えたよ…GJ
141名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 22:21:36 ID:???
覚 醒
142あげ:2006/04/09(日) 10:01:36 ID:???
あげ
143名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/09(日) 11:01:23 ID:???
やつもそろそろトウジの温もりを確かめられていたあの頃が幸せだったことに気付くときだろう。


よってあげ
144名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/09(日) 19:55:29 ID:???
正直10巻より6巻のほうが感動するよな!

トウジー!
145名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/09(日) 20:22:41 ID:???
胸が締め付けられる…
切ないです。°・(ノД`)・°。
146名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/09(日) 20:37:05 ID:???
6巻見てたらマジでトウシン応援したくなる…
シンジは好きな人を自分の手で…
なんてあんな悲しい結末はいやだ…

せめてここではトウジとシンジが結ばれてほしい…
147名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 00:20:14 ID:???
思えば、俺当時エース買って無かったんだが6巻の終わり方見て買うようになってたんだな。
お貞の思う壺だよチクショー
148名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 01:05:40 ID:???
頭部裂傷
右足切断
ひ臓破裂…

ひでえ死因だよな…
瞳孔もおもいっきり開いてたし…

シンジも可愛そうだったな、大好きなトウジを…さ

やべえ思い出しただけで感動する…。゜(ノД`)゜。
149名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 01:08:22 ID:???
ageんとな
150名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 05:06:25 ID:???
御免。一人称俺って気になるんだどうしても、どっち?
151名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 11:07:17 ID:???
>>138は誰だ
152名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 12:25:42 ID:???
>>151
>>138だがどうした?
153名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 13:49:19 ID:???
>>152
いいんちょ、!?
に違和感を感じた…
154名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 15:06:00 ID:???
委員長のことです



委員長、人呼んでいいんちょや!
155名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 15:23:17 ID:???
トウジが委員長のこといいんちょ言うのは変じゃないが
シンジが言うのは変だろう
156名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 18:58:04 ID:???
このスレもっと伸びねえかな



あげ
157名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 20:30:35 ID:???
>>155そう。それが言いたかった。職人さん変わったのかとおもた

>>156とりあえず友人5人にこのスレの存在を教えといた
158名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 20:50:03 ID:???
この二人は仲良くさせてやってくれ…あまり喧嘩はさせるなよ

もちろんトウジ凸シンジ凹で頼むよ
159名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 20:59:27 ID:???
時には障害も必要
160名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 21:06:01 ID:???
いや、あまりにせつない展開だったもんでつい…
161名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 22:26:26 ID:???
>>160心臓痛くなる…(´Д`)
今日は職人さん来ますように…
162名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 23:18:20 ID:???
続きを待ってるから眠れん
書いてくれ
163名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 00:14:50 ID:???
シンジはトウジとの交わりがなくなってから
抑えきれない性欲を、当然自慰で紛らわしていた。
想像するのはいつもトウジだった。
トウジに荒々しく抱かれている、自分を思った。
繰り返される射精の度に、自分が浅ましく、疎ましく思えてならなかった。

シンジはとっくに気が付いていた。
トウジに対し、どうしようもない執着を抱いている自分がいることに。

あれから、トウジと普段のように接することは困難になっていた。
自分はこんなにも鬱屈とした感情を抱えているのに
トウジは相変わらずで、むしろ以前より明るくなったような気がする。
シンジは行き場のない感情を昇華しきることが出来ず、悶々とした日々を過ごしていた。
164名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 00:28:02 ID:???
「鈴原!ちゃんと掃除しなさいよ!」
いつもの声が教室に響いた。
廊下でふざけていたトウジがヒカリに一喝され、すごすごと帰ってくる。

「委員長、ホンマうるさいわ…。」
ロッカーからバケツを取り出してぼやくトウジに
シンジがほうきをかけながら淡々と言った。
「でもそれは、トウジがちゃんと掃除しないからいけないんだよ。
あんまり委員長、怒らせないようにしなよ。」

トウジは拗ねたように言う。
「なんや、シンジはいいんちょの味方するんか。」
「そんなの、当たり前のことだよ。トウジがちゃんとしないから…」
(ちゃんと、しないから、委員長だって…)
165名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 00:38:16 ID:???
「何怒ってんねん、シンジ。」
ツンケンとした態度をとるシンジにトウジが問う。
「怒ってないよ。」
シンジは目を閉じ、きっぱりとした口調で返した。
「怒ってへんて…そやかてお前…」
「うるさいな!怒ってなんかないよ!!」
クラスメイトの視線が一斉に集まる。
シンジは自分の出した声の大きさに驚き、顔を赤らめた。
声を荒げ、ムキになった自分が居た堪れなくなり
握っていたほうきを手から離すと、その場を逃げるように走り去る。

(ダメだよ、無理なんだ。やっぱり、元に戻れるわけないんだ。)
教室を飛び出し、廊下を駆ける。シンジの目に涙がじわりと滲んできた。
(僕、自分一人で、バカみたいだ。)
シンジは二人の挙動に感情が振り回される自分が情けなくて仕方なかった。
166名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 00:45:49 ID:???
「待てや、シンジ!」
トウジが廊下の真ん中でシンジの肩を掴む。
シンジは足を止めた。

(なんで…なんで追いかけてくるんだよ…。
放っておいてくれた方が、ずっと、ずっと楽なのに…)

トウジは困ったような声で言う。
「シンジ…、最近お前おかしいで。…何か悩みでもあるんか。
言うてくれや。…ワシら…友達やんか…。」
友達、という言葉。かつてシンジが欲していた言葉。
今はシンジの心を掻き乱すだけだった。
167名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 00:51:28 ID:???
シンジは振り返ることが出来ず、ポツリと呟く。
「トウジ、僕…。…す、きな子が、いるんだ…。」

トウジは一瞬の間を置き、高いトーンで言った。
「…さ、よか。シンジやったら、絶対大丈夫や。ワシが保証する!」
シンジは眉をひそめ、唇を噛んだ。
「でも、ほら…。僕、誰とも付き合ったことないし…。自信、ないよ…。」
「何、言うてんねん。…自信持てや。お前なら、ええて言う奴、ぎょうさんおるわ。」

どこまでも期待を裏切るトウジの言葉は、シンジの頭を熱くした。
もうトウジは自分のことなど、何とも思っていない。
――僕だって、女の子の方がいいんだ。
いつまでもトウジに捕らわれ、トウジの幻影を求め続けなければならないなんて、まっぴらだ。
「…そ…かな…。」
しかし、シンジは蒼い顔を歪ませ、弱々しく呟くのみだった。
清掃時間の終わりを知らせる鐘が、意識の遠くで鳴り響いた。
168名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 01:01:59 ID:???
すきな子→トウジなのはわかったから!!
子供は駆け引きするなよ。°・(ノД`)・°。
169名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 01:03:27 ID:???
職人さん乙
いっぱい読めてぐっすり寝れそう
でも切なくて眠れなそう
170名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 01:54:08 ID:???
アスカ「あんたバカァ?本当にバカね。素直になりなさいよ!!」

職人さんGJ!
171名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 02:40:37 ID:???
トウシンネタ多し

い、いいんちょ…そろそろ…い、入れるで…っ…
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1141026959/
172名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 03:12:24 ID:???
なんで意地張るんだよ

じれってーなもう…
173名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 03:44:54 ID:???
>>172
焦らされた後に期待だ
174名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 04:10:58 ID:???
うおー!こんな良スレはあげるしかねぇ〜
175名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 15:10:18 ID:???
純愛FF乙!
176名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 16:19:16 ID:???
トウシンっていいな
177名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 22:06:16 ID:???
続き期待あげ
178名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 22:24:46 ID:???
心理描写上手いなー
かなり切ないよ…
179名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 23:56:25 ID:???
職人待ちあげ
180名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 00:27:05 ID:???
シンジは失ってみて初めて気付いたんだな、自分もトウジが好きだったことに…

ちくしょー!早く仲直りしてくれぇ〜(;_;)
181名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 01:17:12 ID:???
その晩、シンジは自室に篭り、夕食も取らずに考えていた。
これから、自分はどうすべきなのか。
シンジは今日のトウジの言葉から、彼に決定的に突き放された気がした。

同じクラスにいる限り、二人のやりとりに目や耳を塞いでいることは出来ない。
それに、いくら自分がトウジを想ったところで、もう遅いのだ。
たとえトウジが振り向いてくれたとしても、男同士である以上
不自然な関係になることは否めない。
トウジにとっては委員長といる方が、何倍もプラスになるだろう。
女の子らしくて、しっかりしていて、家庭的で…。
いつか想像したように、二人は家庭を築くかもしれない。
182名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 01:24:27 ID:???
(委員長なら、僕よりずっと、よくしてくれる。)

そうだ、からかってやればいい。
二人が揉めていたら、いつもの夫婦喧嘩が始まったと
クラスメイトに混じってはやし立ててやればいい。
報われない想いを抱いて、卑屈な顔でいるより、ずっといい。

(…違う。…僕は、二人を応援すればいい。)

トウジを想うのなら、きっとできる。
それが、自分を好きだと言ってくれたトウジへの、せめてもの感謝の印であるのだから。
183名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 01:38:05 ID:???
眠れないまま夜を過ごし、朝を迎えた。
シンジは疲弊しきっていた。
何をするにも億劫で、身に力が入らない。
気だるい体を引きずり、やっとの思いで学校に辿りつく。
おぼつかない手で下駄箱をあけた。

(…なんだ、これ…。)
シンジの上履きの上に、白い封筒が置かれていた。
中を開くと、女性らしい細い線で書かれた文字が並んでいた。

『――碇シンジ君へ 今日の五時、体育館裏で待っています』

差出人の名前はない。
しかし、確かに自分宛てだった。

「よ、シンジ。おはよう。」
後からケンスケの声がかかった。
「あ、ケ、ケンスケ、おはよう。」
シンジは手紙を慌ててカバンにしまい込み
眼鏡を押し上げながら怪訝な顔をするケンスケを尻目に、二人で教室へ向かった。
184名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 01:38:35 ID:???
しかしその気遣いがかえってトウジを苦しめてしまう
185名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 01:44:33 ID:???
>>184ん?
186名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 01:45:32 ID:???
このスレクオリティータカスw
187名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 01:47:57 ID:???
その日はシンジもトウジも、自分の席を離れようとはしなかった。

ケンスケはため息をつく。
「お前ら、最近よくケンカするなあ。」
俺の身にもなってくれよ、と、トウジの傍らで、前方に座るシンジの後姿を見ながら言う。
「ま、二人とも微妙なオトシゴロってわけか。青春だねえ。」
トウジはケンスケの言葉が耳に届いているのかいないのか
頭の後に腕を組み、無言のままだった。


シンジは時計を気にする。
(あと、二時間…。)
行くべきか、行かざるべきか。シンジは瀬戸際まで迷っていた。
苦悩するシンジの目にトウジと委員長が会話している姿が入った。
昨晩決めたことなのに、シンジにはまだ
二人の姿を見て騒ぐ心を抑えることが出来なかった。

(…僕だって…、僕だって…。)
トウジに当て付けてやろう、という思いがあったのかもしれない。
気乗りはしなかったが、その光景を見て、シンジはとうとう体育館裏に赴くことを決意した。
188名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 02:24:56 ID:???
>>187
めっちゃ気になる切り方しやがってぇぇぇぇぇ

GJ!!
189名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 09:36:18 ID:???
いいよいいよー
190名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 10:08:20 ID:???
この二人の関係は…


すれ違う心が俺らをジラす…


こんな感じだな…
191名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 16:11:19 ID:???
リアリティがあるなあ…乙
192名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 20:55:31 ID:???
久しぶりに萌える小説を見れたよ・・・・GJ!!!
193名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 00:37:56 ID:???
シンジは時間通りに指定の場所に向かったが、そこには誰もいなかった。

(やっぱり、ただのいたずらだったのかな…)
シンジはほっとしたような、残念なような、複雑な気持ちになった。
待ってみる気にもなれず、散々悩んだ自分がバカらしくなった。

「帰ろう…」
そう呟き、一歩踏み出したその時
(!!)
突然、何かが自分に覆い被さる衝撃を感じた。
背後からがっちりと抱き込められ、体が硬直する。
シンジは恐怖した。
それは、明らかに女の力ではなかった。

「やっ、やめ…!!この…っ!!は…な、せ…っ!!」
シンジの中の防衛本能が働く。渾身の力を振り絞り、抗おうと必死でもがいた。
不意に相手の力が緩んだ一瞬の隙を突き
やっとの思いで振り切ると、すぐさま後を振り返る。
194名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 00:48:34 ID:???
シンジは目を見開いた。
そこには、生気の抜けた、信じられないほど昏い目をした、トウジがいた。

「トウジ…!!」

「綺麗な字やったろ。昨日、女子に頼んで書いてもらってん。
ワシのヘタクソな字やったら、気付かれると思てな…」
トウジは俯いて、含み笑いで言う。
「なんで、こんなこと…」
「こうでもせんと、二人きりになれへん思たんや。」
「……どういうつもり、なんだよ…。」

シンジは平静を装おうと必死だった。
下手にうろたえたら、気持ちを見抜かれてしまいそうだった。
トウジの真意が掴めず、下を向いたまま無言のトウジの顔を覗き込む。
「ねぇ、トウ…」
雫が地面に落ちた。
195名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 01:07:36 ID:???
「…どうしたらええねん?
忘れられへんのや。…お前が、お前が好きなんや。」
顔を上げたトウジの目からは、ボロボロと涙が零れていた。

初めて見るトウジの涙にシンジは愕然とした。
それ以上に、トウジの発した言葉に驚きを隠せない。
トウジの言葉が、頭の中を、ぐるぐると駆け巡る。

トウジは額に手を押し当てながら、焦点の定まらない目で言う。
「何度も忘れようと思た。お前を困らせとうなかった。
お前に嫌われるくらいなら、側にいれんくなるくらいなら、
なんもかんも元に戻った方がええと思うた。」
196名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 01:14:30 ID:???
シンジはトウジの紡ぎ出す言葉に頭の回転が追い付かず、混乱していた。
こんなトウジを見たのは、あのとき以来だった。

「でも、アカンねや。抑えられへんねん。
……普通になんて、でけへん!!
もう、限界や…。お前に、触りたい。お前に…。お前を…」
壊れ物に触るようにシンジの左頬にトウジの右手が触れる。

「嫌やねん。お前が誰かと…他の奴と…、…そんなん、堪えられへんのや…!!」
悲痛な声を上げながらもう片方の手をシンジの左頬に当て
シンジの顔を自分の方に固定する。

「シンジ、頼むわ。一度だけでええ。
…そしたら、そしたらお前のこと、諦める。」
197名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 01:21:02 ID:???
シンジはトウジの瞳の中に映り込む自分の姿を
ただただ驚愕の思いで見つめるだけだった。

(…だって、トウジ、委員長は…)
シンジは「委員長」という言葉を出しかけ、喉に押し込んだ。
代わりに、別の言葉を口にする。

「…本当に?そうしたら、いつものトウジに戻ってくれる?」
トウジはシンジの目をじっと見つめ、こくりと頷く。
「……ああ。」

(僕は卑怯だ。トウジと繋がりたがっているのは、この僕の方だ。
…僕は…トウジの気持ちを、利用してるんだ。)

シンジは頬に触れるトウジの手に自分の片手を添えた。
「いいよ…。でも、これだけは約束して。」
トウジを真っ直ぐに見据える。
「…これが、最後だって。」
トウジは覚悟したように目を瞑り、再び開くと、確かな口調で答えた。
「これっきりや。約束する。」

シンジは、泣き出しそうに微笑んだ。
198名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 01:40:28 ID:???
>>196
>もう片方の手をシンジの左頬に当て
×左
○右

訂正
199名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 02:15:46 ID:???
新作キテタ―――――!!シンジ………頼むから素直になってくれ…。

職人さん乙&GJ
200名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 02:39:26 ID:???
あー切ないよ
職人うますぎ…
201名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 03:39:06 ID:???
トウジが優しすぎてシンジもかわいそうだ…
「諦める」なんて言われたらいやだと言えないじゃないか



。°・(ノД`)・°。
哀しくて眠れない…
202名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 06:23:21 ID:???
トウシンはマジで究極の愛だな…




感動した…
203名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 06:28:11 ID:???
仲良くしてるほうをみたければこっち↓




究極の愛 それがトウジ×シンジ
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1144778709/
204名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 20:59:48 ID:???
ある日、学校に転校生がきた


カヲル「渚カヲルです、よろしく…」
205名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 21:03:24 ID:???
カヲル「君がサードチルドレン、碇シンジ君だね」

シンジ「誰…?」

カヲル「僕はカヲル、渚カヲル…」

シンジ「な…何の用?」

カヲル「君は僕と同じだね」

シンジ「何を言ってるのかわからないよ…」

カヲル「今日、放課後僕と話をしないかな…?」

シンジ「す…少しだけだよ…」
206名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 21:06:54 ID:???
放課後


シンジ「話って何?」

ぎゅうっ!

シンジ「な…何を…するの…?」

カヲル「ねえ、人を好きになるのってどんな気分?」
207名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 21:13:06 ID:???
ガラガラッ

トウジ「おまえ、何しとんのや!」

カヲル「何だい?」

バキッ!

カヲル「な…何をするんだい、いきなり…」

トウジ「それはこっちのセリフや…立てや、ワシは…ワシはお前を殴らにゃならんのや!」

シンジ「やめてよトウジ…」

トウジ「おまえ…こいつのカタもつんか…」

シンジ「な…何言ってるんだよ…トウジ?」

トウジ「おまえ…、こいつのなんなんやぁ!!!」

シンジ「トウジ…怖いよ…いつものトウジじゃない…」
208名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 21:22:02 ID:???
シンジ(トウジだって…トウジだって、洞木さんと…仲いいクセに…)

トウジ「ワシは許せんのや………カヲルー!!ワイとタイマン張れやぁ!!」

カヲル「やめてくれよ…僕は喧嘩はきらいなんだ…」

トウジ「ワイは…ワイは…このままじゃ…済ませられんのや…」

泣き出すトウジ
209名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 21:23:48 ID:???
トウジVSカヲル編





糸冬了
210名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 21:31:50 ID:???
うん、面白くなかった!
211名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 21:40:26 ID:???
その言葉が聞きたかった、カヲルさよなら!
212名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 21:46:33 ID:???
むしろワロタ!GJ!
213名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 21:48:11 ID:???
どうせならトウジがかっこよくカヲルを倒す話がよかったなー
214名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 21:56:49 ID:???
なんかやる気ない相手を倒すのは弱いものいじめになりそうで余計みっともなく感じる…
215名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 23:19:57 ID:???
冗談でもカヲル出すのやめようよー
トウシンスレなんだからさー
216名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 23:46:25 ID:???
私 は 本 気 だ
217名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 00:03:55 ID:???
ゲンドウ「トウジくん、キミはシンジとどういう関係なんだね?」
218名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 01:26:58 ID:???
いいんだ、今日来てくれなくても…
土日は来てくれるだろう?






職人さん
219名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 05:26:28 ID:???
トウジ「あっ、お父さん、こりゃどーも!」
220名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 09:31:04 ID:???
ゲンドウ「キミにお父さん呼ばわりされる覚えはない」
221名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 12:31:08 ID:???
トウジ「お父さんと呼ばせてくださいや!」
222名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 13:08:15 ID:???
ゲンドウ「息子は二人もいらん。帰れ」
223名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 15:05:00 ID:???
トウジ「息子さんを僕にくださいや…」
224名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 15:19:38 ID:???
ゲンドウ「ダメ」
225名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 15:55:26 ID:/mbduMd/
…¬(´∀`;)г
226名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 16:09:15 ID:???
ゲンドウ「シンジはお前の人形じゃない」
227名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 18:20:59 ID:???
シンジ「いいでしょお父さん…僕、トウジと結婚したいんだよ…」
228名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 19:12:49 ID:???
ゲンドウ「いかん…こんな男など、父さん認めないからな」
229名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 20:11:18 ID:???
シンジ「ひどいよ…父さん…、トウジの事…何もわかってないくせに!」
230名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 22:18:07 ID:???
ゲンドウ「シンジ、お前はまだ男というものがどういうものか分かっていない…だが父さんにはわかる、いかん」
231名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 22:25:36 ID:???
シンジ「もういい!父さんのバカ!!トウジ、行こ!駆け落ちしよっ」
232名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 22:56:57 ID:???
ゲンドウ「待てシンジ…父さんはシンジのためを思って言っているのだ」
233名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 23:12:57 ID:???
シンジ「うそだ!父さんは自分のために言ってるんだ!」
234名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 23:15:59 ID:???
ゲンドウ「…子供のダダにこれ以上付き合う気はない…二人は今ここで別れる…それ以外の結論は認めん」
235名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 23:45:55 ID:???
まとめて書き込んでくれ
236名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 23:53:30 ID:???
そんな事言っても書いてるの別の奴だしw
237名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 02:23:46 ID:???
>>197の続き待ち…
あんまり俺を困らせるなよ…
238名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 04:08:28 ID:???
トウジ「ほな、ワイ、どうしたらええんや…」
239名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 04:21:54 ID:???
ゲンドウ「私のシンジから手を引け、二度と近づくな。今度手を出せば…(参号機の被験者になってもらうことになる)」
240名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 04:43:19 ID:???
シンジとトウジの初デート


なんばグランド花月
241名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 06:34:41 ID:jyHFvmS9
sage
242名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 08:06:01 ID:???
シンジってこんなに可愛かったっけ?
243名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 09:31:52 ID:???
シンジはもとから可愛いよ
244名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 18:31:28 ID:???
ここのシンジは妄想の産物だから実際よりも可愛いのだよ
245名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 22:47:08 ID:???
ゲンドウ「父さんの言う事が聞けない悪い子にはお仕置きが必要だな」
246名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 23:05:40 ID:???
シンジ「いやぁ…トウジ、助けて…」
247名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 00:50:15 ID:???
もはやゲンドウじゃねぇ
248名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 00:59:09 ID:???
ゲンドウをこのスレでギャグ以外で絡ませるのは賛成しない。
つか、197の続きが…
249名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 01:13:16 ID:???
体育館倉庫を内側から施錠し、二人は互いに向き合った。

(本当に、これで最後だ…)
トウジの腕が儀式のようにシンジ背中に回される。
ゆっくりと抱き締め、優しく包み込まれて、
シンジの胸に言い知れぬ喜びが広がった。
シンジもそれに答えるように、トウジの背に両腕を回す。
強い力を込めて抱き締め返され、唇から小さく息が漏れた。
暫く温もりを確かめ合うように抱き合っていると、背中を撫で上げられ
忘れていた感覚が、ぞくぞくと蘇ってくる。

そのままシンジのシャツの下に手が滑り込み
彷徨うようにうごめきながら、背中、腹部から胸へと移動する。
体を這い回る巧みな手指の動きにうっとりと酔いしれていると
トウジの屹立したモノがシンジの股間に押し当てられ、ぐっと腰を使って刺激された。
「はぁっ…!!」
思わず漏れた自分の声の艶かしさに、シンジはカッと赤くなる。

布越しとはいえ、一番敏感な部分である股間と股間を擦り合わせると
燻っていた快感の奔流が一気に沸き上がってくる。
「あ、…はっ……んぅ……」
シンジは声を抑えることができなくなり、切ない喘ぎを細かく漏らした。

トウジはもう片方の手でシンジのベルトを緩め、ズボンのボタンを外した。
そのままトウジの手が、シンジのズボンの下へと侵入する。
250名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 01:14:34 ID:???
神キタ(・∀・)
251名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 01:23:19 ID:???
「…っ!」

トウジの熱い手がペニスに直接絡みつく。
シンジはそのリアルな感触に、ぎゅっと目を瞑って堪える。
自分の手ではない、トウジの手。
あまりの快感の違いに、シンジは成す術もなく身を委ねた。
緩やかに扱き上げられ、腰がガクガクと震える。
己の力で立っていることが出来なくなり、トウジの肩にしがみ付く。

「ん…ぁ、……だ、だめ…!でちゃう、よおっ…!!」
「ええんや。出してまえ。」
耳元で低く囁かれる。体中の血流が沸騰したようになり
瞬間、ドクン、とトウジの手の中に精液を吐き出してしまう。
252名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 01:30:19 ID:???
トウジは己の手に纏わりつく精液を
汚れるのも気にせずにベタリと服に擦り付ける。
シンジの後頭部に手を回し顔を引き寄せると、何も言わずに口を塞いだ。

「…ん…」
最初はついばむ様に唇を触れ合わせていただけのものが
次第に深いキスへと変わっていく。
舌をねじ込まれ、吐息が交じり合う。
二人はもつれ合う様にマットに倒れこんだ。
それでも尚口付けは止まらない。

「…ハァッ、ハァッ…ぅんッ…ふ…」
シンジはトウジの首に手を回し、トウジはシンジの背を掻き抱きながら
互いの唾液を飲み込み、舌をしつこく絡めあわせ、呼吸さえ貪りあう。
長い間、激しいキスに我を忘れて陶酔する。
唇が離れると、ハアハアと荒く呼吸を乱しながら、互いの顔を見詰め合う。
253名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 01:41:04 ID:???
トウジの視線がシンジの潤んだ瞳に熱く、貫くように注がれる。
シンジはその視線から目をそらすことができない。
視線と共に、トウジの切ないほどの感情が
自分の中に直に流れ込んでくるようで、胸が詰まる。

これでもう二度と、トウジには触れられなくなる。
シンジはトウジの肩をぐいと押すと、トウジのズボンに手を掛け引きずり下ろした。
「…シンジ…!」

トウジの張り詰めたペニスを探り出し、両手で支え、そっと唇を寄せる。
舌を這わせ、根元から先端に向かって舐め上げてみると、トウジの体がビクリと揺れた。
先端を口に含み舌先で撫でる。トウジは呻きを漏らした。
思い切って深く咥え込み、何度も頬の内側の肉で擦り上げる。
トウジはその光景を後ろ手を突き、快楽に酔いしれながら薄目で見つめていた。
シンジは口をすぼめ強く吸った。連続して何度も同じように吸う。
「…アカン…!…っ!」
堪え切れなくなったトウジのペニスがドクドクと脈打ちながら弾け
飲み込みきれなかった精液が、シンジの口端から零れ顎を伝った。
254名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 01:55:52 ID:???
トウジは苦笑いをしながら指先で拭い取ってやる。
そしてシンジを優しく押し倒し、ズボンの前をはだけさせる。
膝の辺りまでズボンがずり下げられ、シンジは気恥ずかしさに顔を背けた。
精液でぬめった指が割れ目をなぞり、穴に辿り着くと、ゆっくりと侵入してくる。

シンジは目を閉じ、すう、と息を吸い込む。
もう、何度も何度も繰り返してきたことなのに。
挿入時はいつもいつも、息が詰まるような感覚に襲われる。

少しずつ指の動きが速まり、じわじわと慣らされていく。
中を押し広げるように動く指が一本、また一本と増えていく。
シンジはその感覚を体に刻もうと、指の動きに意識を集中した。
トウジは空いた片手でシンジの前髪を掻き上げ、その手を頬に滑らせて優しく撫でた。
そしてゆっくりと指を引き抜き、自身のものをシンジの秘部にあてがう。
これから迎える衝撃を待つかのごとく、シンジは再び静かに目を瞑った。
255名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 02:03:21 ID:???
先端がゆっくりと押し入っていく。シンジはくっと息を止めた。
トウジは腰を進め、シンジの中に徐々に飲み込まれていった。

「っん、…ぁ……うぅっ」
「…っく、……シ…ンジ…」
完全に埋没したことを確認すると、トウジはゆっくりと動きを開始した。
その動きには、己の行為に罪の意識を感じているかのようなためらいがあった。
いつもであれば行為を滑らかなものにするためのローション使っていたが、今日は用意していない。
トウジの自身への労り、慈しみの思いが感じられ、シンジは胸を焦がした。

嫌だ、トウジ。優しくなんかしてくれなくていい。酷くしてくれて構わない。
トウジが喜んでくれるなら、どんな苦痛だって厭わない。
シンジは俄かに自ら腰を使った。
256名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 02:11:34 ID:???
「ううっ…!!」
「!シンジ…!」
慣らしたとはいえ、まだ動きを容易に受け入れられる状態ではない。
内部が切り裂かれるような痛みに、固く瞼を閉じ、歯を食いしばる。
が、その痛みすら乗り越えて、構うことなく無理矢理に下から突き上げる。

トウジは苦しむシンジを目の前に躊躇を振り払うことができない。
シンジはトウジの手を掴み、ぐっと握った。
シンジの必死な様子に、観念したように、トウジは手を握り返す。
そして、堪えていたものを一気に溢れ出させるような激しい腰の律動を始めた。

シンジは薄く目を開け、ふっと微笑む。
そんなシンジを見て、トウジは心が剥がれ落ちそうな、泣き出したい気持ちになった。
できるだけ優しくしてやりたかった。自分の我が儘で傷付けたくなかった。
それでも、リズムを作り始めた自分の体を止めることが出来ない。
奥まで一気に突く。下半身から体中に駆け抜ける、痺れるような快感。
更にその先にあるものを追い求めたくて、力の限りに強く激しく突き上げる。
「ああ!!はっ!あっ…!あああっ!」
シンジは悲鳴のような声を上げ喘いだ。
257名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 02:20:31 ID:???
激しさの中に寂しさが見え隠れする。
どんなに腰を動かして、繋がりを深めようとしても
二人の間にぽっかりと開いた隙間が埋まることはない。

「シンジ…!」
突然呼びかけるように自分の名前を言われ
シンジは絶え絶えの息の中、トウジの声に必死で耳を傾けた。

「嘘でもええから言うてくれ…!ワシのこと、好きやって…言うてくれ!!」
シンジの胸がドクンと跳ね上がった。

言ってもいい。今言わなければ、きっと一生口にすることはない。

「は、あ…くっ、……好きっ、だよ…っ。トウ、ジ…ッ!!」
とうとう言葉にしてしまったが、口にしてしまえば簡単だった。
あの時の様に、想いの乗らない、何の意味も持たない言葉だからなのか。
違う。トウジが本気で捉えていないからだ。
言葉の裏にあるシンジの深い想いには、気付いていない。
トウジは滅茶苦茶に腰をぶつけてくる。

「うぁっ!あっ…!あっ!あっ!はあっ!ああ!!」
「……シンジ…!シンジ、シンジ、シンジ、シンジ!シンジ…ッ!!」
何度も名前を呼ばれ、シンジは押し寄せてくる感情に胸が押し潰されそうになった。
258名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 02:30:46 ID:???
(嘘じゃない。嘘じゃないんだ、トウジ。)
トウジが好きだ、本当なんだと言ってしまいたかった。
だけど、トウジには自分など、どう考えたって相応しくはない。
自分にはトウジのためになることなど、何一つ生み出せはしない。
(僕の気持ちなんて、封じ込めてしまった方がいい)
だから、今だけは、こうしていたいんだ。

ありったけの力を込めて自分を貫くトウジの激しさに、思考が飛び飛びになる。
それでも考える。トウジのこと、自分のこと、この先のこと。
(トウジのこれからの人生に、僕がいてもいなくても、この先きっと、何も変わりはしない)

(これで、終わりにするんだ。今なら友達に戻れる。…きっと、これからうまくやっていける)

シンジの頭の中に様々な像が浮かぶ。
白い歯を覗かせて、からりと笑う黒いジャージの少年。
素直になれない、一途で優しい女の子。
二人が寄り添い合うように並び歩む姿。
夕焼けに沈む街を、何時までも何時までも暗くなるまで眺めていた、幼かったあの頃。
母の腕の中の柔らかな安らぎ、父の背に負われ与えられる温もり、愛されることに焦がれていた自分。
優しいトウジはいつかきっと、自分の望んだそんな喜びを、子に与えられる家庭を築くのだろう。
自分ではない、誰かと。
溢れてくる涙の意味は分からないままでいい。
シンジは薄れ行く意識の中で、トウジの幸福をひたすらに願った。
259名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 03:37:50 ID:???
やばいぐらい泣けてきた。

GJすぎだ。
260名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 03:39:10 ID:1r3/qVW6
(T_T)
261名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 04:11:17 ID:???
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんでこんなスレタイなのに内容は濃いんだ…
泣かせてくれるな……
262名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 04:42:22 ID:???
せ、せつない……
263名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 05:37:32 ID:???
一度だけしたら諦めるなんてそんな悲しいこと言うなよ…
264名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 07:16:12 ID:???
お前ら本気でいってんのか?
頭やばいだろ…
265名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 10:10:34 ID:???
そう書き込みながら枕を濡らす>>264であった…
266名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 10:40:01 ID:???
それはエヴァ見てるやつ自体頭おかしいんだからしょうがない
267名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 12:12:38 ID:???
そしてパンツもビショビショの>>264であった…
268名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 20:58:15 ID:???
愛だな…
269名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 22:35:20 ID:???
やばい…ネ申だ
270名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 20:17:04 ID:???
トウジ「頼むシンジ!ブルマはいてくれや!!」

シンジ「い、いやだよ!…そ…その………恥ずかしいよ…」
271名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 21:33:24 ID:???
トウジ「そんならこっちのビキニパンツでも…ハァハァ…」
シンジ「こんなヒモみたいなの、穿けるわけないよ!」
272名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 22:17:25 ID:???
トウジ「わ、わかった、せ、せ、せ、せめてブラジャーだけでもしてくれんかぁ…」

シンジ「それならいいよー」
273名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 22:28:13 ID:???
トウジ「ええんか!?よし、じゃあさっそく…」
シンジ「でも、僕、胸ないし…」
274名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 01:18:21 ID:???
トウジ「シンジ!ワシのこと愛しとるんか?」
シンジ「…」
トウジ「愛しとるんなら着てくれるはずや、そうやろ」
シンジ「そんな…」
トウジ「分かった、愛してないんやな…そんならお別れや」
シンジ「え!?」
トウジ「だってそうやろ?愛しとらんのに」
シンジ「分かった、着るよ!着るから」
トウジ(わはは、ちょろいで)
シンジ「そのかわりトウジもこれ、つけてよね」
トウジ「へ!?」
275名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 18:51:33 ID:???
シンジ「コンドーム」
276名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 21:49:59 ID:???
シンジ「じゃなくてふんどし・・・」
277名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 00:45:29 ID:???
神待ち…(´Д`)
278名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 02:14:27 ID:???
待ち…
279名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 02:35:50 ID:???
トウジ「おらおらどうやシンジ!ブラジャーの上から胸揉まれてきもちええか?」
シンジ「いいよトウジ!オシリもいいよお!トウジのふんどし姿、男っぽくて僕もうメロメロだよ!」
280名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 06:36:30 ID:???
もっと優しく揉んでやれよ…
281名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 12:27:26 ID:???
シンジは優しさに飢えてるだけなんだよ、もっと優しくしてやれ
282名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 01:14:19 ID:???
次の日、トウジは学校に来なかった。
シンジは塞がれた思いで一日を過ごし、家に帰る気分にもなれず
机に頬杖をついて、まだ少し高い位置にある夕日を眺めていた。

プリントの束を抱えたヒカリが教室に入ってきた。
シンジはドキリとする。
彼女の姿がまともに視界に入ったことで、酷く後ろめたい気持ちになった。
「碇君、まだ残ってたの。」
「あ…、うん…。」
「もう遅いから、そろそろ帰った方がいいわよ。」
少し高めの、よく通る、優しい声。
嫌がって誰も関わらない雑務を委員長という名目だけで引き受け
こんな遅くまで学校に残って、着実にこなす。
(やっぱり、委員長は本当にいい子だ。)

ヒカリは机にドサリと荷物を置き、プリントの仕分け作業を始めた。
シンジは席を立つと、ヒカリの側に歩み寄り、声をかける。
「手伝うよ。」
「…ありがとう。」
にっこりと笑いかけられ、シンジもやんわりと微笑み返す。
微かに揺れるヒカリの髪からは、女の子特有の甘い香りがした。
前の椅子を机に引き寄せ、向かい合って座る。
紙が擦れる音だけが、閑散とした教室に響いた。

ふと、シンジの手が止まる。
283名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 01:27:20 ID:???
「委員長、トウジと…付き合ってるの?」
ヒカリは目を丸くして顔を上げた。
シンジはしまった、いう表情を浮かべる。
思わず口をついて出た言葉に、シンジ自身も驚いていた。
単刀直入すぎた自分の言葉。もはや取り消すことは出来ない。
慌てて質問を変えてみる。
「ご、ごめん!!…あ、…その…。
委員長、トウジのこと、…ど、どう思う?」


何も言わずに自分を見つめるヒカリ。
その視線から逃れるように言葉を繰り出す。
「トウジ、家庭的な子が好きなんだと、思うんだ。お昼だって、いつも…パンだし…」
一方的に喋る自分が酷く情けなく思えた。それでも、口が止まらない。
シンジは沈黙を恐れた。
何かを喋らなければ、とてもその場にいられなかった。

「この前、二人で歩いてたよね…。すごく、似合ってたよ。…だから…」
だから、どうだと言うのだろう。
トウジをよろしく――トウジと、仲良く――
自分はそんなことを言える立場なのか。
シンジは続ける言葉が見つからず、目を泳がせて口ごもる他なかった。
284名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 01:41:50 ID:???
「碇君て…繊細だね。
…鈴原も、そういうところが好きなんじゃないのかなぁ」

思わぬヒカリの発言に耳を疑う。
「何、言って…」
「私、鈴原と付き合ってるわけじゃないのよ。
ただ、妹さんのお見舞いに付き添っただけ。」
妹、という単語がシンジの胸にぐさりと突き刺さる。
同時に、どこかほっとした気持ちになった。

「言われちゃったの。ワシは好きな奴がおるねん、て。それって、碇君のことでしょ?」
何かを把握している様子のヒカリに、今更、違う、と否定する気は起きなかった。
「…お、かしいよね。だって僕、おと…」
「碇君!」
言葉を遮られ、ビクリと肩を揺らす。
「碇君は、ずるいよ…」
ヒカリの声は震えていた。
「鈴原の…鈴原の気持ちを踏みにじらないでよ…!!」
シンジは呆然とヒカリを見つめる。
いつも気丈な彼女の瞳からは、涙が次から次へと零れていた。
285名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 01:52:45 ID:???
「『いつも寂しそうな顔をした奴がおって…
ワシはただ、そいつの笑った顔が見たいだけなんや』」
トウジの関西弁を真似て、彼の言葉を再現する。
「私、いつも鈴原を見てたから、その時分かったの。
それは、碇君のことなんだなぁ、って」
シンジは頭を垂れる。
そんな話は聞きたくない。折角、諦めようとしているのに。
「鈴原、碇君を見てるとき…碇君の話をするときは、すごく、優しい目をしてた。
アイツ、ほんとに純粋で…。いつも、一生懸命で…」

尚頭を上げようとしないシンジに、ヒカリは諭す様に話す。
「ねえ、碇君。こんな言葉知ってる?
『――Gather ye rosebud while you may.』」
ヒカリは流暢な英語を流れるように発音した。
シンジはその意図を読み取れず、顔を少し上げて、小さく首を傾ける。

「日本語に訳すとね、『命短し、恋せよ、乙女』。聞いたことあるでしょ?
碇君は、女の子じゃないけど……でも、人を好きになる気持ちは、男の子でも同じだよね?」
その言葉に、動揺を隠すことが出来ないシンジがいた。
ヒカリには自分の心が読み取られているのだろうか。
トウジを好きだという、自分の心が。
286名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 02:06:01 ID:???
「それでね、そのあとこう続くの。
『Old time is still a-flying:
And this same flower that smiles today,Tomorrow will be dying.
――時は常に去り行く。
そして、今日微笑むこの花も、明日には枯れているだろう』」

シンジはその言葉を聞き入れると、何かを悟ったように手で口を塞いだ。
「分かるよね?碇君。
幸せは逃しちゃいけないの。…今を、生きないと…」
熱い涙がシンジの体の奥底からこみ上げる。
ヒカリは涙声で精一杯の笑顔を向けた。
「ね、碇君も…素直に…なって…。
鈴原は…鈴、原、は……」

「うん、うん…。わかってる…」
シンジは溢れる涙を拭うと、顔を上げた。
「委員長、ありがとう…」
ヒカリは花のように、柔らかに微笑んだ。
287名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 02:26:18 ID:???
今日もGJ!!!委員長いい女。°・(ノД`)・°。

ハッピーエンドな予感…
終わりが近付いてきましたね…この話が終わるのは寂しいよ……(´;ω;`)
288名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 06:34:50 ID:???
早く続き見てえ…
289名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 08:31:26 ID:b0rw4IDN
すごいなぁ…ホントに小説家なんじゃないの?
290名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 09:00:23 ID:???
せつなすぎ・・
291名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 12:52:37 ID:???
凄い感動、泣きそうになったよ。でも委員長いい子だ。よし、委員長は私が慰めよう!
292名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 15:06:02 ID:???
委員長にはカヲルでもあてがっておけ、俺はアスカとレイもらうから
293名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 15:58:40 ID:???
委員長はトウジに片想いのままでいいよ
カヲルにやるのはもったいない
294名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 16:07:19 ID:???
委員長には代わりに参号機に乗って死んでもらおうか
295名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 16:32:04 ID:???
ヽ(`Д´)ノ
296名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 18:28:12 ID:???
ぶっちゃけ委員長邪魔じゃない?
297名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 19:30:40 ID:???
もう委員長はいいよ…


早くトウシン見せて
298名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/21(金) 19:36:20 ID:???
委員長がいるからこその話だと思うんだ
299名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/21(金) 19:40:05 ID:???
いや、邪魔だな。委員長にとられそうで怖い…

シンジは寂しがりやなんだよ、一人にしないでやってくれ…
300名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/21(金) 22:50:58 ID:OxUphLcO
3000いただきます!
301名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/21(金) 23:54:26 ID:???
0一つ多いアル
302名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 02:00:03 ID:???
学校を出ると、夕日は傾き始めていた。
シンジはゆったりとした歩調で歩き出す。
一番会いたい人物に、思いを巡らせながら。

(――トウジはいつだって真っ直ぐに僕を見ていた。
僕はいつだって、自分のことしか考えていなかった。
トウジの妹のことだってそうだ。
保身に夢中で、傷付くのが怖くて、踏み込まれるのを拒んで…)

そんなシンジを変えたのは紛れもなくトウジだった。
トウジを想うことで、初めて他人の幸せを心から願うことができた。

男同士という罪悪感が燃え上がらせた
快楽を得たいがための、若さ故の衝動だったのかもしれない。
それでもこの気持ちは本物であると、シンジは今なら確信を持って言える。
遅くてもいい。明日トウジに会ったら、本当のことを言おう。

茜色の斜陽がシンジを照らす。
けれど、もうあの日の夕日とは違う。
自分を無下に貫く光でなく、優しく包み込む光だ。
通い慣れた道、見慣れた景色を、確かな足取りで追い越し、灰色の四角い建物の階段を上る。

いつものマンション。錆びた扉をゆっくりと押した。
303名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 02:15:04 ID:???
目に飛び込んできたのは部屋に差し込む眩しい光の海。
その光の中にある、ひとつの黒い影。
誰か、いる。
手をかざし、逆光に目を凝らす。

「…トウジ……!」
慣れてきた瞳の中に捉えた人物の名前を呼ぶ。
そこには、ベッドに腰を下ろしたトウジの姿があった。
トウジは驚きの表情でこちらを見つめている。
そして、それはシンジも同じだった。
「シンジ…。なんで、ここに…」
「…トウジこそ…なんで…」

シンジは扉を後ろ手で閉め、部屋に数歩足を踏み入れる。
トウジは視線を落とし、足の間で手を組んだ。

「あれからお前のこと、忘れよ思て、頭ん中整理しててん。」
シンジは黙ったままトウジを見つめる。
「でも、まだ無理みたいやわ。
忘れようとすればするほど、お前のことが頭から離れへんねん。
…気ィついたら、ここに来てた。」
伏し目がちに言うトウジは寂しげで、今にも消えてしまいそうに脆く、儚く見えた。

「ワシ、最低やで。委員長とのこと聞かれた時
もしかしたら、お前が妬いてくれるんやないか、思た。」
シンジは小さく息を呑んだ。
「…おとといの掃除ん時もや。
あん時、…怒ったお前に、期待しとった…。
ワシはいいんちょ、ダシに使ってん。」
男やないわ、と呟き、天井を仰ぐ。
304名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 02:30:54 ID:???
トウジは優しい目で続ける。
「なんや、最初は、いけ好かん奴やと思うとった。
でかいロボットで無茶苦茶しよる、そのくせウジウジしてて、ハッキリせえへん…。
それが…なんでやろな…。…あん時からかもしれへん。
エヴァん中で、苦しんでるお前を見たときから…」

シンジの心に去来するもの。
それは感動にも似た、切なさと喜びだった。

「お前が悲しそうな顔する度に、この辺がえらい苦しゅうなった。
…どうにか喜ばせたりたい、そう思た。」
ジャージの胸部を掴みながらシンジを見る。

「お前に最初好きや言われたとき…ワシ、ホンマに、ホンマに嬉しかってん。
……それが、…嘘でも。」
自嘲気味に笑みを浮かべるトウジを見て、シンジの心はズキズキと痛んだ。
自分への焦燥感が胸を覆う。
「お前にとっては迷惑なだけかもしれへんけど…
それでも、ワシは…お前が好きやねん。
お前が誰を好きでもええんや。…想うだけなら、自由やろ?」
305名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 02:38:56 ID:???
「…僕も、同じだよ。気がついたらここに来てた。
ずっと、トウジのことばかり考えてた。」

穏やかだったトウジの目が見開かれ、強い光を帯びた。
うるさいほどに鼓動する心臓を感じつつも
発した声が上擦っていないことに安心し、言葉を続ける。

「やっと分かったよ。…僕、トウジじゃないと、ダメなんだ。」
「シン…」
早く伝えなければ。トウジの想いが消え失せてしまわないうちに。
一分、一秒でも早く。

「好きなんだ。トウジが、好きなんだ。」

トウジは信じられないといった表情でベッドから腰を上げ、よろよろとシンジに近付く。
「…ホンマか?」

「うん…、僕は……トウジが委員長といるのを見て…苦しかった。
でもトウジは…。僕なんかより、委員長といる方が、幸せになれるって思った。」
途切れ途切れになりながらも、必死で言葉を紡ぎ訴えかけるシンジを
トウジは食い入るように見つめた。
306名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 02:51:08 ID:???
「けど、だけど……それだと、僕が困るんだ。
僕は、トウジじゃないと幸せになれない。
……僕は…トウジだけが、好きだから。」

言い終えて照れたように俯くと、再びトウジを見据える。
「これって、やっぱり、我が儘かな?」

それは、トウジが切望してやまなかった、夢にまで見た、想い人の心からの言葉だった。
トウジは小さく笑い顔を歪ませると、目に涙を光らせてシンジを引き寄せた。
「アホ、我が儘なことあるか。…もっと、早く言わんかい…」

そうしてシンジを腕の中に収め、強く強く抱き締めた。
シンジもトウジの背に手を回し、きつく抱き締め返す。
307名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 02:59:03 ID:???
「トウジ、情けないな…。男のくせに、泣くなんて。」
「…お前かて、よう泣いてるやん…」
「僕は…いいんだよ…」
その掠れた声色にハッとして、シンジの二の腕を掴み、顔を覗いた。
口元に微笑を浮かべたシンジの頬には、幾筋もの涙が伝っていた。
「今かて…泣いとるやんか…」
そう言ってシンジの頬を撫で、もう一度華奢な体を抱きすくめる。

トウジはずっと、この孤独な少年をこうして暖め、癒し、闇から救い出したかった。
その願いが、今やっと叶った気がする。

二人はこれ以上ないというほどに満たされた気持ちで一杯だった。
ずっとずっと求めていたもの。
何のしがらみも纏わない、裸の心で向き合うこと。
体を越えた心の繋がりを、ようやく手にすることが出来たのだ。
308名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 03:09:17 ID:???
トウジの肩に顎を乗せたシンジが呟く。
「トウジ…。僕、今度妹さんのお見舞いに、行ってもいいかな…」
トウジは鼻を啜る。
「そんなん、当たり前やがな…!会ったってくれや。アイツも、喜ぶわ…」

互いを抱き締める力が、更に強まった。
もう二度と逃しはしないと、誓いが込められた腕の力。
存在を確かめるように背に回した掌が服を握り
ぴったりと合わせられた胸が、鼓動と温もりを共有する。


「なぁ、シンジ…」
「…何?」
「その…。もっかい…あの言葉、言うてくれへんか。」
シンジは手を緩めた。
トウジの腰に手を残したまま体を離し、照れた少年の顔を見つめる。
そして、少しはにかむと、今まで誰にも見せたことのないような笑顔で
枷から解き放たれたように答えた。


「好きだよ、トウジ」


重なり合った二人を包む夕日が、名残惜しむように、ゆっくりと沈んでいった。



終わり
309名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 03:24:43 ID:???
めちゃくちゃ感動した。
超乙
310名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 04:46:43 ID:XbNN1boW
お…終わっちゃった。・゚・(つД⊂)・゚・唯一の楽しみだったのに…・゚・。(つД⊂) ・゚・。でもホントによかった…ありがとう…
311名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 06:50:19 ID:???
ちっきしょー!なんていい話なんだ…久々に泣いた…
312名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 07:04:01 ID:???
良い話だ…乙!!
313名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 09:04:57 ID:1LlOJyxY
凄く良かった・・・ホッとしたよ、二人が真の意味で結ばれて。
ありがとう、乙!!

314名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 17:20:12 ID:???
泣き疲れて目が真っ赤だ
本当に乙
また会えることを願っているキミに出会えてよかったよ
ありがとう
315名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 17:38:47 ID:???
最高だ。お疲れ様。
316名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 01:36:03 ID:ka6FNit/
ありがとう
感謝の言葉
317名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 01:40:44 ID:???
やはりここは、

おめでとう。
318名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 13:19:13 ID:???
自分と重なって、安心した。二人居ててもいいんだ。乙
319名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 13:40:26 ID:???
本編のシーンより泣けるかもしんねえ…
320名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 15:49:38 ID:???
おめでとう!
321名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 16:01:27 ID:???
作者様お疲れ様です
そして感動をありがとう
322名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 18:00:12 ID:???
神がいますな。久々に見たけど面白かった
323名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 19:50:56 ID:???
今からここは登神(トウシン)スレと呼ぼう
324名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 19:54:56 ID:???
神の他の作品が読みたい。サイト無いですか?
325名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 22:36:16 ID:???
次回作を期待しようじゃないか
もちろん他の職人の投下も
326名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 01:17:08 ID:???
神は今ネタ書き溜めしてる






たぶん
327名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 06:46:07 ID:???
もう一つのトウシンスレいってみ、エロだけどちゃんと愛のある神降臨してるよ
328名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 13:01:47 ID:???
嫌な書き方だな
329名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 17:37:32 ID:???
>>328何が
330名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 19:51:42 ID:???
エロだけで愛がない神がいるということだろう
331名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 20:10:47 ID:???
>>330
あなたは荒らしですか?
332名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 21:06:28 ID:???
男であることにプライドと引け目を感じているシンジか。
シンジの内面の描き方がいい。孤独が癒されてよかった。
各々のキャラを大事にしているのが伝わってきた
333名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 22:05:14 ID:???
334名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/27(木) 18:43:22 ID:DI1U+TgC
335名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/27(木) 18:52:16 ID:???

336名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 16:23:50 ID:???
廃人なりかけほ
337名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 21:56:41 ID:???
         っ
           す
338名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 01:39:22 ID:???
お前はストーカーか!!ほ
339名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 01:43:48 ID:???
              っ
               す
340名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 02:04:17 ID:???
sageてんのになんで見つかった…ho
341名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 02:11:28 ID:???
ssu
342名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 02:18:04 ID:???
もうお前のこと…好きになっちまほ
343名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 07:08:53 ID:???
っしゅっしゅっぽっぽー
344名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 10:52:54 ID:???
ああっ!>>342!もうきてよ入れて!お尻が熱いよお!
>>342のが欲しい!欲しい!早くう!
345名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 11:10:06 ID:???
>>344
ズボッ!

パンパンパンパン
346名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 11:39:28 ID:???
>>345
ああ…っ!おしりいいよぉっ!もっともっと突いてぇ…っ!
347名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 11:43:40 ID:???
やめろ
348名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 12:22:09 ID:???
トウシンでやれ
349名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 16:28:30 ID:q+qpKXWO
トウシンに変換して読めばよかろう
350名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/01(月) 18:19:51 ID:???
丸一日書き込みが…(´;ω;`)
351名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 00:16:20 ID:???
分厚い雲が空を覆いつくしている。
辺りは無機質な空気が立ち込め、白く澱んでおり
まるで世界が閉ざされているようで、妙な息苦しさを感じる。


シンジとの会話は、いつもどこかぎこちない。
ここに博識な親友が一緒にいれば
普段は役に立たないような、軍事に関する膨大な知識の中から
ふんだんに話題を提供してくれるのだろうが
今日彼は、生憎と学校を休んだ。
いつものように、カメラ片手に空母や戦艦でも見に行っているのだろう。

このときばかりは、ケンスケの饒舌な薀蓄が無性に恋しく思える。
それでも頭を捻り、少ない引き出しの中から話題を探り出す。
昨日見たテレビのこと、今日学校であったこと、明日の宿題のこと…
たわいも無い会話を、二言、三言繋げるだけで
努力も無為に、口はまた閉ざされる。
こうして会話は弾まず、後味の悪い沈黙だけが流れていく。
352名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 00:37:13 ID:???
虚しく空回りする思考は、別の事へと移行する。
もう、今日何度繰り返し考えたか知れないこと。

今朝、病院から電話があった。
深夜に、入院している妹の容態が急変したという。
今は安定に入り落ち着いたようだが
今日はずっとそのことばかり考えていて、気が気でなく。
言葉には出さなかったが、とてもいつも通りではいられなかった。

ちらりとシンジの横顔に目を向ける。
何を考えているのか分からない顔だ。
この顔を見ていると、ちりちりと胸を焼く、形容し難い感情が、腹の底から生まれてくる。

きっと、どこかで許せていないのだ。
シンジと初めて学校で会った日のことは、今でも鮮明に思い出せる。
あの日は、白い雲は流れど、空は憎らしいと思えるほどに晴れていた。
校舎裏へと誘い出したときの、怯えとも、予感ともつかない揺れる瞳。
殴ったことを後悔しつつも、あのとき一瞬でも心が晴れたのは事実だった。
353名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 00:38:40 ID:???
(゚Д゚)<…しばらく様子を見てみよう
354名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 00:48:23 ID:???
『乗りたくて乗ってるわけじゃないのに――』

あまりに無責任な言葉に、憤る心を抑えることはできなかった。
それでも、エヴァの中で苦痛に悶え叫び、
嗚咽を漏らす背中に、胸を刺す様な哀憐を覚えた。
その一方で、頭の片隅にはいつも、幼い妹の無邪気に笑う顔がある。

「トウジ。」

これまで押し黙っていたシンジから突然声を掛けられ、回想から呼び戻される。
「な、なんや?」

「さっきの道、曲がるんじゃないの?」
言われて初めて気付く。
自宅への帰路を、いつの間にか通り過ぎていたようだ。
355名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 00:50:01 ID:???
……神(゚Д゚)!?神なのか!??
356名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 00:59:08 ID:???
(゚Д゚)9mネ申
357名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 01:00:54 ID:???
「…今日は、こっちに用事があるんや。」
用事などあるはずもない。
咄嗟に頭の中で生成された言葉を吐き出す。

「…もしかして…病院…」

少しの間を置き、シンジが気遣わしげに口を開いた。
『病院』という単語から思い当たるのは。
他でもない、妹のことだ。

「いや、今日は…。面会はでけへん。」
「…そんなに、悪いの?」

この心に巣食う、曖昧で掴み所のない靄は、憎しみか。

『私たちを救ってくれたのは あのロボットなのよ』
そうだ。シンジがいなければ、自分は今ここに存在していないのかもしれない。
それでも、今でも思う。あの時あの場所にあのロボットが、
エヴァが、操縦者が、シンジが……いなければ。
考えれば考えるほど、出口のない迷路のような矛盾に陥る。
シンジの責任でないことは分かっている。
頭では分かっていても、心では、未だ割り切ることができないのだ。
358名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 01:03:27 ID:???
待ってたよー。°・(ノД`)・°。
359名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 01:14:20 ID:???
「気にせんでもええて。大分ようなってきてるんや。」

「…そう。よかった…。」

安堵するシンジの顔に向けた緩やかな笑みとは裏腹に、
心は恐ろしいほどに冷めていた。

――何が、よいものか。
妹は何時まで経ってもよくならない。それどころか、日に日に弱っている。
今日だって、急に、あんなことなって。
本当なら、今すぐにでも会いに行きたいのだ。
今でも、妹はあの陽の当たらない病室のベッドで、力なく横たわっている。
自分を心配させまいと、健気に笑顔を向ける、苦痛と戦う小さな体。
だけど、知っている。家が恋しいと、心細さに肩を震わせ、夜な夜な泣いていることを。
泣き腫らした赤い目が、幼い心に宿る寂しさと辛さを物語っている。
たった一人の大事な妹に、あんな苦しみを背負わせたのは誰だ。
何かが膨らんでいく。これまで抑えていたものが。
消え去ったはずの感情が。


シンジ、お前の、所為だ。
360名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 01:25:11 ID:???
『ワシはお前を殴らなアカン』

そう言って、無抵抗の顔に、二発の拳をぶつけた。
あの時からこれまでと、そしてこれからと。
逆転するような心を感じる。もう、抑えようがないのだ。
足りない。あんなものじゃ、十分とは言えない。
シンジ、お前は知るべきだ。
妹の苦しみを。
今も尚、心の底で静かに燃える、自分の怒りを。

「でも…だったら、どこに行くの。」

「…お前ん家や。」

「僕の家?」
「たまにはええやろ。」

シンジは、少し戸惑っているようだった。
無理もない。
ケンスケと一緒にシンジの家に行くことはあっても、
単身で訪れたことは、これまで一度もないのだ。

「いいけど…ミサトさん、今日は夜勤で帰ってこないよ。」
「そら、残念やな。まぁええわ。行こか。」
「う、うん…。」
半ば強引に押し切る形で承諾を得ると、歩調を速めた。
シンジがそれに合わせようと、足を踏み出す速度を上げ、歩幅を大に付いて来る。
その様子を横目で見ながら、僅かとは言い切れぬ加虐心が湧き上がるのを感じていた。
361名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 01:28:40 ID:???
鬼畜トウジな予感…ハァハァ
362名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 01:39:10 ID:???
コワいよ…ハァハァ…
363名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 02:03:48 ID:???
DV(´Д`;)
364名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 09:40:42 ID:???
それも良い
365名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 10:12:16 ID:???
いきなりおそっちゃうの…?
シンジかわいそう…
襲うなら襲うでかまわないけどときどきでいいから優しさ見せてやってほしい…
366名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 10:35:47 ID:???
神の好きに書かせたらいいじゃないか。
なんだかこのスレいちいち注文つけるヤツが多いな。
367名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 10:59:07 ID:???
はいはい喧嘩しない喧嘩しない、険悪なムードは職人に対してよくない。
さあ続き書いてくれ
368名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 11:24:51 ID:???
神、大・人・気!!
369名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 16:18:10 ID:???
         ∧_∧   ┌─────────
       ◯( ´∀` )◯ < 僕は、ネチネチDV派!!
        \    /  └─────────
       _/ __ \_
      (_/   \_)
           lll


370名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 19:57:11 ID:???
もしかして本郷か…?

このスレは結構神聖なスレだから凌辱はやめてくれよ…?
371名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 22:14:08 ID:???
372名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/04(木) 00:23:36 ID:???
>>371
ごめんなさい…感情的になりすぎました…

職人さんごめんなさい(´・ω・`)
373名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/04(木) 13:29:43 ID:???
>>372
大丈夫だ
神は優しい神だから
374名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/05(金) 01:26:30 ID:???
コンフォート17マンション。11階の角部屋。
ここへ来るのは何日ぶりだろう。
初めて来たとき、ここにシンジはいなかった。
代わりに出てきた綺麗な女性、葛城ミサト。
その気さくな陽気さと華やかな凛々しさに、ケンスケと共に憧れを抱いている。
彼女はシンジの保護者であり、上司であり、ネルフの作戦部長だという。
今はネルフの名前を思い出すだけで、虫唾が走るような思いに駆られる。
シンジが鞄からカードキーを取り出し、スリットに差し込み通すのを
その背後で、他人事のように見つめていた。

「惣流の奴はどうしたんや。」
シンジと生活を共にする、もう一人の人物の存在を思い出し
玄関先で靴を脱ぎながら尋ねてみる。

「アスカは…最近はいつも遅いよ。こっちに来てから友達も増えたみたいなんだ。
今日も、委員長の家に泊まるんだって喜んでたし。ほら、明日休みでしょ。」
いつもより言葉数多く、どこか嬉しそうにシンジは話す。
同居人に友人ができたことを多少なりとも祝福しているようだった。
「それやったら、今日はシンジ一人か。」
「うん。でも、慣れてるから。」

一人には慣れている。だから、寂しくもない。
そう聞こえた。
375名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/05(金) 01:41:14 ID:???
室内へと上がったところで、鞄を下ろしつつ、また質問してみる。
「シンジ、惣流とはどないなっとんねん。」
「え、アスカと?」
振り返ったシンジの顔には、明らかな驚きの色が浮かんでいた。
「性格はアレやけど、見た目はかなりのもんやからなぁ。
…一つ屋根の下に暮らしとったら、何かあってもおかしくないやろ。」
我ながら、皮肉を含む、嫌な尋ね方だと思う。
しかし、シンジがどう返してくるのか気になった。

「別に、何もないよ。アスカとは、成り行きで一緒に住んでるだけで…。」
思ったほど動揺も見せず、大きな反応を示さないシンジを見て、なぜか安心する。
だが分かっている。ただ、確認しただけだ。
シンジの普段の様子からは、色恋の気配は感じられなかった。
自分とは違い、何かに闘争心なり活力なりを燃やすこともなく
普段から大人しく口数もそれほど多くない彼は、何に対してもどこか淡白に見えた。
「…さよか。」
それだけ返す。
シンジは小さく頷くと、キッチンの方へと足を運んだ。

「トウジ、何か飲む?」
そう言いながら冷蔵庫を開け、紙パックのジュースをコップに注ぐ。
「ワシはええわ。」
「そういえば、何か用事があったんだよね。どうしたの?」
コップに口をつけ、オレンジ色の液体を飲み込むシンジ。
その上下する喉を見つめながら、自分の口が勝手に動くのを感じていた。
「…ああ、話があんねん。…それはお前の部屋で話すわ。」
「…そう。トウジ、ミサトさんに会いたいだけなのかと思ってた。」
シンジは苦笑しながら言って、中身を飲み干したコップをシンクに置いた。
376名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/05(金) 01:51:45 ID:???
シンジの部屋へと通され、両手を腰を当てて辺りを見回す。
きちんと整頓され、整然とした室内は、生活感があまり感じられない。

「ホンマ、お前の部屋にはなんもあらへんな。」
シンジに背を向けてあまり抑揚のない声で言う。
「ごめん、ゲームとかあんまり興味ないんだ。」
くるりと振り返り、シンジの方に体を向ける。

「…お前は、何にも興味なさそうやけどな。」
「…え…?」
続く言葉を発しようとする前に、強い力で腕を掴むと
シンジは痛みを感じたのか、微かに顔をしかめた。

自分は、今、何をしようとしているのか。
こんなにも、冷め切った心で。
何もかも、全てが、終わってしまうかもしれないのに。
377名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/05(金) 02:03:03 ID:???
一瞬、妹の顔が脳裏を掠めたような気がした。
――もう、引き返せはしない。

そのまま引っ張り、ベッドの上に放り出す。
「…!!」
体がどさりと沈み、シンジが衝撃にひるんでいる隙に
すかさずその上に覆いかぶさり、ベッドにしっかりと縫い止める。
一息に捕らえた眼前の儚い存在に、自分の中の何かに火がつく。
突いた両腕の間には、不安げに揺れる瞳があった。

そう、その目だ。
無性に傷付けたくなる。
蹂躙して、思い切り翻弄して、立ち上がれなくなるほどに、
完膚無きまでに打ちのめしたい。
その目を、もっともっと、羞恥に歪め、恐怖を植え込みたい。
この存在を、忘れられなくなるほどに、深く濃く刻み付けたい。
378名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/05(金) 02:13:51 ID:???
「ど、うしたの…?トウジ…」
状況を把握できず困惑するシンジは、いつもより数段幼く見えた。

「おかしいよ、トウジ。今日は、ずっと…。」
シンジの問いには、何も答えない。
敢えて聞こえないふりをする。

肘を置いて距離を狭めると、互いの顔が、息が掛かるほどに近付く。
シンジははっとして顔を横に背けた。
それを許さず、追いかける手がシンジの顎を掴み、惑う顔を正面に向き直す。
そのまま限界まで顔を寄せたところで、動きをぴたりと止める。
シンジが小さく息を吸う無声音を聞いた瞬間、唇を唇に落とした。
379名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/05(金) 02:23:57 ID:???
開いたままの己の目が、見開かれるシンジの目を見た。
ぐいと押し付けると、その目が大きく歪む。
微かに唇が開かれた隙を狙って、口内にするりと舌を差し込む。
自分の舌が、相手の生暖かい舌と接触した。
慌てたように逃げを打たれるが、逃しはしない。
執拗に追いかけて捕らえ、絡めて強く吸い上げる。
「ん、…んんぅっ…!」
シンジが苦しげに漏らす声に煽られる自分を自覚した。

これまで、キスなどしたことはない。
ましてこんな深いものをしている自分など、想像もしなかった。
性に関する知識も、慰めに使うビデオや本で得た程度のものしかない。
けれど、本能で知っている。この後は、どうすればいいのか。
迫り来る劣情の波は、引き際を知ることはなかった。
380名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/05(金) 03:26:57 ID:???
いつもGJ!!
何も語らず黙々と投下して去っていく神が好きだ
381名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/05(金) 16:42:37 ID:pVRES9xe
…凄いね…神は一般人ではないよね…?
382名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/05(金) 19:37:27 ID:???
神は神だからな
383名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/05(金) 20:10:01 ID:???
最強カプ、それが闘神…
384名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/06(土) 01:25:02 ID:???
ネ申降臨
以前とのギャップがあって
さらにハァハァ(*´Д`)
385名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/06(土) 08:05:52 ID:???
age
386名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/07(日) 02:46:02 ID:???
>>382
あ…いや…そういうことではなくてね…
387名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/07(日) 02:49:16 ID:???
ゲイじゃないかと言いたいのかな?
388名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/07(日) 03:09:00 ID:???
age
389名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/07(日) 10:13:23 ID:???
なんですか この神スレ
390名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/07(日) 13:08:26 ID:KPORR3aK
>>387
違います…普段から作家の仕事をしてる方かな…と…
391名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/07(日) 13:15:20 ID:???
神は神、それでいい
392名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/07(日) 20:07:08 ID:???
紙町
393名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 00:06:07 ID:???
白状します。トウシンなんてキモいだけだって思ってました。
ぶっちゃけスレ内容もほとんどスレタイから外れた雑談だと思ってました。





神待ち
394名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 03:42:09 ID:???
「ん…はぁ、…はっ…」

呼吸がうまく出来ず、くぐもった、喘ぎにも似た呼気が漏れている。
それでも、生き物のように動く舌は、相変わらずシンジの口腔を激しく掻き回す。
シンジはようやくこの事態の異常さをはっきりと認識したらしく
下から勢いよく腕を突き出して肩を押し、自分の身を引き剥がした。

「…トウジ、どうしちゃったんだよ…?
こ、こんな…こんなの…こんなこと、普通じゃないよ…!」
体の下で息を乱しながら、涙を溜めた目が解放を訴える。

「……ああ、そうやな。ワシは、おかしくなってもうたのかもしれん。」
感情を抑えた声でそう言って、素早くシンジの両手を取ると、指に指を絡ませた。
合わせた両手をベッドに押し付け、再び体を封じると、噛み付くように口付ける。
「んむ…っ!」
シンジは紅潮させた顔をずらして逃れようとするが、唇はどこまでも付いていく。
ギッと閉じられた歯列をどうにかこじ開けようと、
下唇に歯を立てたり、しつこく舌を突き刺したりして刺激を与え
僅かに生じた隙間に間髪を容れずに舌を送り込んだ。
「ン…んんんっ…!」
隙間なく合わせた口と口の内側で舌が深く絡まり合い、湿る音がしている。
きつく閉じた目尻から涙を滲ませるシンジに、心底欲情していた。
395名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 04:00:40 ID:???
互いに荒く息をつきながら、合わせた唇と同時に手を放すと
ズボンの上からシンジの股間をグッと掴んだ。
「…っわ!ちょっ…どこ、触って…!」
掌で覆った局部を、揉みしだくように弄る。
シンジはまだ整わない呼吸の中、与えられる手荒い刺激に敏感に反応した。
「や、やぁ…!…ふ、うっ……く、はぁッ…!」

声を殺した、溜息のような喘ぎ声。
ビデオの中の、セックスに慣れた女の喘ぎより、ずっと官能的に頭に響く。
シンジは感じている。他の誰でもない、この自分の手によって。
そう思うだけで、下半身に血流が集まり、みるみるうちに熱くなってくる。
抑制しようのない、貪欲な征服欲が、込み上げてくる。

乱暴な手付きでベルトを外し、引き裂くようにズボンの前を開く。
「えっ…え!?」
うろたえるシンジの声を聞き流し、下着の中に差し入れようと手を伸ばす。
その手首が不意にがしりと掴まれ、侵入を阻止された。

「う、嘘だよね。冗談、でしょ?ね…ね?トウジ…」
硬く強張った笑いを見せながら左手を自分の胸に突っ張り、体を離そうとする。
そんなシンジの言葉を無視して強引に振り切り、手を滑り込ませた。
「やっ、やだぁ!」
手中に収めたシンジのペニスは、先ほどの刺激で、すでに固さを持ち始めていた。
396名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 04:20:15 ID:???
他人のものに触れるのは初めてだが、嫌悪感は生じなかった。
自分と比べて多少小ぶりではあるものの、それほど変わりはないように感じた。

押さえ込んだシンジが体の下でもがくが、親指で先端を擦ると
あっ、と小さく声を漏らし、力が抜けたようにベッドに身を預けた。
今度は根元から強くこすり上げてみる。
「んくっ、あ、はぁ…っ!」
切なく喘ぎ、身悶える。シンジは確実に快感に溺れている。
「ええんやろ?」
が、シンジは懸命に唇を結び、声を漏らすまいとした。
動かす手は速度を上げ、じっと堪えるシンジを嬲り上げる。

「言うてみろや、気持ちええて。……言えや!!」
そのあまりの剣幕に、シンジは愕然として自分を見つめた。
しかし、それでも固く口を閉ざし必死に耐えんとする。
そうやって意地でも沈黙を貫こうとするシンジに業を煮やす。
苛立たしさに奥歯をギリ、と鳴らすと、手の中のものを、力を込めてギュッと握り込んだ。
「あぁっ!!……くっ…!や、め…っ!」
シンジは苦悶の表情を見せた。
その表情を目の当たりにし、徹底的にシンジを貶めてみたくなった。
「言わんと、このまま放さんで。」
397名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 04:36:17 ID:???
シンジは眉を寄せ、悲しそうに顔を歪めた。

「………き、きもち…いよ…」

とうとう彼は、聞こえるか聞こえないかの掠れたか細いで、目を逸らしながら呟いた。
自分の中に、こんな嗜虐的な一面があったとは。
その言葉に、興奮が昂るのを強く感じ、奇妙な感動さえ覚える。

「はッ!やっぱりな。男に触られて、こんなんしとる…。…変態と違うか。」
「…っ!…嘘だ…。…嘘だろ!?トウジが、こんなことするわけな…」
「嘘やないわ」
残酷に、突き付けるように言う。
自分でも驚くほどの、冷めたい声で。
「…トウジ…!!」
掴んだペニスから手を離し、下着と共にズボンを一気に脱がせる。
「…だ…!やめてよ!!」
下半身がさらけ出され、シンジの顔は更に赤みを増した。

脚の間で勃ち上がったペニスを再び握り込み、上下に激しく動かす。
「んっ、…んあぁ!」
扱き上げる度に、ぬめり気のある液体が先端から滲み出し、卑猥な音を立てる。
「あ、あッ、あぁ…!!」
手の動きに合わせる様に声を漏らして仰け反るシンジ。
きっと彼のこんな姿は誰も見たことがないだろう。
より一層の力を込めて、動きを速める。
「あぁッ!だ…っ、だめ、だめえぇええ!!」
脈動する手の中のペニス。シンジに迫る絶頂を察知し、手を放した。
その瞬間、腰が跳ね上がり、シンジはビクビクと痙攣しながら
服やシーツに白い液を撒き散らした。
398名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 04:47:23 ID:???
神キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

ちょっち荒っぽいトウシンもいいね。

無理せず地道に投下してってね。
399名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 04:50:42 ID:???
「イってもうたか。インランな体やなあ、シンジ。」
シンジはしどけなく口を開け、陶然とした表情で息を乱している。
射精後の朦朧とした意識の中にいるシンジの両足を持ち、肩に大きく担ぎ上げた。
シーツの上に飛び散った精液を掬い取り
指先に馴染ませると、人差し指を突き立てる。

「…!?何、やって…!?だ、ダメ、トウジ!そんなとこ、きたな…!」
慌てふためくシンジに構わず、指を挿入し内部に沈め込んでいく。
「んぅっ!ひあ、あぁっ!……い、いやだっ…!!」
根元まで挿入したところで指をくい、と曲げた。
「あぁ!」
中に押し込んだ指を掻き乱すように動かす。
狭いそこに、もう一本指を増やそうとした時。

「…くっ…っ…や、め…ろ…っ!!」
その声にこれまでのような甘い響きはなかった。
激した様子のシンジは腰を引き、指を追い出そうとする。
しかし、ここまできて引き下がるわけがない。
躊躇うことなく二本目の指をずぶりと突き込む。
「うぅ!」
その直後、シンジはカッと目に力を込めた。
400名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 04:59:08 ID:???
「は、なせ……放せよ…!」
いよいよ危機が目前に差し迫ったと感じたのか、或いは耐え切れなくなったのか
シンジは手足を懸命に振り動かし、力の限りに暴れ出した。
予想以上の強い力に、これまでのように取り押さえていることが困難になる。
一旦指を引き抜き、シンジの肩をベッドに押さえつけた。
「暴れんなや…大人しゅうしとけ…!せやないと、ただじゃ済まさんで!!」
そう凄んでも、シンジは抵抗をやめようとしない。
それどころか、抗いはますます酷くなるばかりだ。

頭のどこかで張り詰めていた糸が、プツリと切れた。


――抵抗など、許さない。――絶対に、逃しはしない。

遂に自分の手が、固く握り拳を作る。
それを振り上げると、衝動のままに、シンジの頬に叩き込んだ。
401名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 08:00:58 ID:???
そろそろチンチン入れてあげてください(゜∀゜)
402名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 09:43:40 ID:???
ちょww強引なトウシンwwww
403名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 10:15:52 ID:ZqHbSkzV
(´Д`;)ハアハア
404名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 11:51:52 ID:???
((#)`Д')殴ったね!父さんにもなg(ry
405名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 22:31:38 ID:???
シンジエロいよシンジ
406名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 22:58:40 ID:???
(´・ω・`)シンジかわいそう…
407名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 04:05:17 ID:???
訓練受けてるシンジにはトウジ勝てなさそうだけど大丈夫か?
408名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 07:13:35 ID:???
エヴァに乗らなきゃ弱いから大丈夫
409名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 08:32:22 ID:???
ゲームの話だけど格闘訓練あったな
あと、実はトウジが運動音痴の裏設定があったり。
喧嘩っ早いけど、喧嘩に弱いだったりしたらそりゃもう萌える
410名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 09:16:51 ID:???
なんだかんだでトウジのが力あるべ
411名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 12:34:48 ID:???
マジレスすると体自体が華奢なやつはどんなに鍛えても弱い
シンジもそんな感じだろ


それに強いシンジなんて俺は萌えない

ちなみにトウジがシンジのような弱いものをいたぶるのも関心できんな…
412名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 16:53:13 ID:???
嫌なら読まなきゃいい
俺は読む
413名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 17:10:42 ID:???
漏れも読むー
414名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 17:21:20 ID:???
誰もいやとは言っていないだろう…俺は凌辱が大好きな変態野郎なんだよ!続き見せろ
415名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 18:12:54 ID:???
ワロタ
416名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 22:50:32 ID:???
>>411
体格や力だけが強さじゃないぜ!

…合気道とか?

つかシンジってそんなか弱いかね。
いざという時は力を出せる、やっぱり強い男だと思うな
417名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 22:53:06 ID:???
弦楽器を弾く男は大抵ダメ男
418名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 22:56:40 ID:???
ヨーヨーマはいい男だ
419名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 22:59:16 ID:???
成司くんもいい男だ
420名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 23:27:13 ID:???
スレタイ通りの展開じゃないか
ハァハァ
421名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 00:41:24 ID:???
シンジの顔は与えられた衝撃で、横を向いたまま暫く動かなかった。
とうとう手をあげてしまったが、興奮しきった自分を支配する感覚は、
その、手の痛みだけだった。
殴られた頬に手を当て、シンジは呆然とこちら向く。
「そ、んな……トウ、ジ…」
裏切られた、子供のような顔で。

カタカタと細かく震え出すシンジの体。
その震えが恐怖からくるものなのか、怒りからくるものなのかは分からない。
ただ、自分を全身で拒絶している、それは確かだった。

「…なん…で…!なんで!?なんでだよっ!!?」
絶叫とも言えるシンジの悲痛な声は、自分の中には届かない。
シンジはぎりぎりと歯を食い縛り、満身の力を込めて、体を押し退けようとする。
その歯向かおうとする目が、堪らなく気に入らないと感じる。
頭に血が昇り、全く冷静さを欠いた自分には、もはや自制は効かなかった。
殴った頬と反対側の頬をめがけて、平手を思い切り打ち付ける。
「…っ!」
その音が、やけに大きく部屋に響いた。
422名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 00:53:29 ID:???
シンジは顔を脇に向けたまま自失し、体を硬直させていた。
すでに彼は、逆らう気力も抜け落ちているようだった。
体重を掛けてシンジの上に圧し掛かり、下半身をがっちりと固めると
強引にシャツを脱がせて、床に放り出す。

全裸にさせられたシンジは、恥辱を隠し切れない様子で身を強張らせていた。
肩に手を掛け、右耳の下から首筋に舌を這わせてきつく吸い、痕を残す。
「ひっ…!」
シンジは身震いをしながらも、体を隠そうと身を捩る。
両手を下に伸ばし、下半身を守ろうとするが、そんなことは許さない。
すぐ近くにあるシンジの顔をきつく睨みつけると、その手を掴み一括りに締め上げた。
「ッ!!」
すかさずシンジの中心に指を這わす。
今度は三本に束ねた指を一気に挿し込んだ。
「ぐぅ…っ!!…や、やだ…。嫌だ!!ね、お願いだから、やめて…!
こんなこと、やめようよ、トウジ…!!ねえ!?」

懇願するシンジの口調は、まるで自分を哀れんでいるように聞こえた。
「黙っとれ!!」
強い口調で言うと、体がビクッと跳ね、それから抗議の言葉は返ってこなくなった。
先ほどのように、殴打されると思ったのだろうか。
少し気になってシンジの顔を一瞥する。
その目には、はっきりとした絶望の影が表れていた。

自分はきっと、シンジにこんな顔をさせたかったのだ。
それなのに
見たくない、と思う。
423名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 01:09:35 ID:???
指を抜くと、乱暴に体を裏返し、背を向けさせる。
抵抗はなくなったが、シンジはシーツを握り込み、ベッドに張り付いて身を離すまいとする。
その髪を掴み、上体を反らす様に身を起こさせると、右腕を掴んで捻り上げた。
「痛ぁ!」
嫌がるシンジの腰を高く上げさせ、頭をベッドに押さえ付ける。
膝立ちになってジャージの下をずらし、いきり立つ性器を取り出す。
すでに隆起し先端から液を滲ませたそれに手を添え、シンジの中心にグッと押し当てた。
「ひっ…!」
ぐいぐいと押し付けて無理矢理にねじ込むが、
なかなか入らず、激情に追い立てられるような焦燥に駆られる。
「い、痛い!痛いよ!やだ、嫌だ…いやだ!やめてよぉ…!!」
シンジの腰を片手で掴んで、ぐいっと引き寄せると、一気に内部へと沈んだ。
「あああアァ!!」

遂に自分達は、完全なる結合を果たした。

「…あ、ぐぅ…!」
「くっ…キッツイな…」

締め上げられる感覚に、神経を研ぎ澄まして耐える。
それでも、初めて侵入した人の体内、密着感の強い肉の感触は、
眩みそうなほどの甘美に満ちていた。
しきりに首を振り、苦痛を訴えるシンジ。構わずに腰を動かす。
「あぅっ!!」
内部はきつく閉まり、なかなかスムーズな動きが得られない。
「うっ、く…。こら、思ってたより、難儀やな…」
「うう、あ…あぁ……い、た……」
シンジは苦しそうに呻くが、力を加えギクシャクと腰を推し進める。
「ああ!!痛いっ!痛いよおぉ!」
少しずつ緩やかさが加わり、腰の動きは、一定の律動を持ち始めた。
しかし、シンジの中の狭さ、また初めてだったことも相まって
すぐに内部へと熱い体液をぶちまけ達してしまう。
424名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 01:25:08 ID:???
「はぁっ…はぁ……はぁッ」
肩で息をしながら、シンジの中からずるりと引き抜く。
これまで感じたことのないような、信じられないほどの快感に、
自分の心身は甚だ陶酔しきっていた。
熱い息を吐き出しながら、シンジは脱力したように横たわっている。

シンジのものは挿入による痛みからか、すっかり萎えていた。
ジャージを脱ぎ捨てると、力の抜けたシンジのペニスを掴んで再び刺激を与える。
「…っあっ!ひぅ!……も…、無理っ…だ、よ…っ!」
「まだや…こんなもんで、終わらへん…終わらせへんで…!」
夢中で力を入れて扱き、激しく責め上げる。
「あ、んっ…んくぅ…んんんッ!」
シンジは強い刺激に反応し、再び勃ち上がりはじめた。
それを確認して体を離すと、シンジと体勢を入れ替え、体の上に座らせる。
シンジは鈍い動きながら、意外なほど素直に従った。
彼の目にはもはや反抗の色はなく、自分のされるがままだ。
腕をだらりと肩から垂れ、自分の大腿部に乗っている。

「入れるんや…シンジ、お前が」
「…!そ、そんなの、む、り…」
「入れろ」
高圧的な命令口調に、シンジは怯えた表情を見せる。
そして悔しそうに唇をぎゅっと噛むと、ほんの僅かに首を縦に動かした。
425名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 01:38:40 ID:???
シンジは腰を上げ、震える手で自分のペニスを握り、
恐る恐る底部にあてがった。
ゆっくりと、緩慢な動きで腰を下ろしていく。
「う、ぐ…!」

除々に飲み込まれ、肉壁に包まれていく感覚に思わず声が漏れる。
その動きののろさに待ちきれなくなり、まだ全て収まらないうちに
自らシンジの腰を掴み込んで突き上げた。
「いあッ!」
下から貫くその度に、麻痺するような快感が全身を突き抜ける。
「ひぁ!あ…!あ、あっ!アァッ!」
シンジの淫靡な表情に、震えがくるほどの欲心が湧いてくる。
彼もようやく、この行為から快さを会得し始めたようだ。
426名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 01:47:05 ID:???
キテタ!
あぁついにやっちゃったよトウジ…




ハァハァ
427名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 01:50:06 ID:???
だが、まだ足りない。もっと、もっとだ。もっと激しく、もっと酷く責め立てたい。
むくりと身を起こし、シンジと向き合う。
頭に両手を回し顔を近づけると、唇で唇を挟み込むようにしてきつく吸う。
「んぅ…っ!」
シンジも自分も、一度射精したことで持久力が高まったようだ。
濃厚なキスを交わしながら、ひたすらに腰を前後に動かす。
とにかく、とにかく気持ちがいい。それしか考えられなくなる。

「ふ…んむぅ、んッ、…!」
合わせた唇から声が漏れる。
この上なく昂り、獣のように荒々しい呼吸する自分。
シンジの体を突き飛ばすように押し倒し、
繋がったまま体の下に抱き込むと、角度を変えて激しく突く。
「んっ!い、アッ!ああっ!!!」
シンジは声を抑えることなく悶え喘いでいる。
ぎりぎりまで引き抜き、一気に奥まで突いたかと思えば
最奥で小刻みに、震動させるように腰を揺すり動かす。
「あッ!あっあっあっ、ああっ!」
シンジは強烈な追い立てに、涙を零しながら、びくんびくんと体を反り返した。
「か…あ、っ!あうっ!あ!あッ!ひああっ!」
ガツンと強く突いたすぐのち、シンジは大きく喘いで気絶せんばかりに果てた。
自分もそれを追うように、快楽の頂点を越え、大量の精液をシンジに注ぎ込んだ。
428名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 01:59:36 ID:???
キテタ―――!!
全員集合!!!!
429名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 02:01:21 ID:???


――色濃い疲労感だけが部屋を支配する。

シンジは仰向けになり、抜け殻のように体を投げ出していた。
その隣には、上半身を起こした状態で、
方膝を軽く立てた足に肘を掛け座りつくす自分の姿があった。
シンジの顔を、首だけ動かし、ちらりと振り返って見る。

「…………帰ってよ……」
昏い目を天井に向けたままそれだけ言うと、シンジはまた、それきり動かなくなった。

ベッドから足を下ろして立ち上がり、服を身に付け、鞄を拾い上げる。
「……ほな、な…」

シンジに背を向けたままそう言って、部屋を出る。
そうして、灰色の雲に包まれたマンションを後にした。

解消しようの無い、重く暗いしこりを残して。
430名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 02:08:22 ID:???
ネ申!!!!
おまいらオナってばっかいないで神にお礼を言え!!!
431名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 02:11:00 ID:???
あざーっす!
また待ってます!
432名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 02:13:38 ID:???
神ktkr
GJ!!!
433名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 02:14:06 ID:???
いつもありがとうございます。
ああもう目が離せない。
434名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 04:56:39 ID:???
すげえ
痛い、いたいぃ〜っ!が萌えた
435名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 11:45:58 ID:LTkTRpVL
「ドモン、イザークの声優関智一氏が韓国腐女子の餌食に」
http://live22x.2ch.net/test/read.cgi/news/1147217399/
436名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 13:16:19 ID:???
>>429プロですか! 巧すぎます!!!
437名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 13:26:34 ID:???
キテタ──(゚∀゚)────!!!

ネ申ありがとう!!!GJ!!!
またよろしく頼む!!!
438名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 16:08:51 ID:???
         / ̄ ̄ ̄フ\               _       ノ^)
       // ̄フ /   \            .//\     ./ /
      //  ∠/  ___\___  __//   \   / (___
    // ̄ ̄ ̄フ /_ .//_  //_  /      \./ (_(__)
   // ̄フ / ̄////////////         |  (_(__)
 /∠_/./ ./∠///∠///∠//      ∧ ∧ /) (_(__)
∠___,,,__/ .∠__/∠__/∠__/       (´ー` ( ( (_(___)
\    \ \/ ̄ ̄ ̄フ\ \ \_ \  _   /⌒ `´  人___ソ
  \    \ \フ / ̄\ \ .//\  //\ / 人 l  彡ノ     \
   \ _  \//___\/∠_  //   < Y ヽ ヽ (.       \
    //\///_  //_  ///     人├'"    ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   //  //.////////∠/      ヽ-i ヽ__  ヽ
 /∠_//./∠///∠// .\\       `リノ ヽ |\  ヽ
∠____/.∠__/∠__/∠フ\.\\      c;_,;....ノ ヾノヽ__ノ
439名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 20:49:50 ID:???
なんだこの神スレは
440名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/12(金) 01:24:52 ID:???
休日は好きでも嫌いでもない。

ただ、今日は休みで幸いだった。
トウジに、会わずに済む。
二人の同居人は、未だ帰らない。

昨夜から降り続ける雨は衰える気配を見せず、勢いは激しくなるばかりだ。
新しく変えたシーツは体に馴染まないが
カーテンを閉め切った薄暗い部屋の中、
こうしてベッドに体を投げ出し
一日何もせずに過ごすことが苦痛でないのは
いよいよ体が心を脱ぎつつある証拠だろうか。
どこへも行きたくないし、誰にも会いたくない。

この部屋でじっと身を縮こめ
時が過ぎ去るのを待っている方が、どれだけ楽か知れない。
何も考えず、何も感じず、何も欲せず。
そんなことが出来たらいい。
441名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/12(金) 01:38:34 ID:???
いつも表情を崩さない青い髪の少女は、その術を知っているのか。
彼女は言った。私には、何もないと。
あの時は、なんて悲しいことを言うんだと
自分の存在を希薄に思う彼女の孤独な背中に、心を痛めたものだが。

でもそれは、自分も同じだ。
自分にも、何もない。
――からっぽだ。
何もないのに、何故悲しみや恐怖を感じるのだろう。
心と体は、完全に剥離することはない。
空虚なこの体でも、こうして心が張り付いている以上
自分を取り巻く苦境から、この先も逃れることはできないのだろう。

エントリープラグのハッチをこじ開け、熱気の篭る内部へと侵入した時。
あの時の彼女の微笑みは、今でも胸に焼き付いて離れない。
442名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/12(金) 01:49:05 ID:???
ベッドに寝転んだまま、床に投げ出された制服をぼんやりと見つめる。
この衣類に身を通すとき生まれる負の感情。
プラグスーツを着る時に感じる、ちぐはぐとした不安や恐怖とはまた違う。
この服には、これまで経験してきた確かな失望が染み付いている。

鉛のような体を持ち上げてベッドを降りる。
人気のない、がらんとしたリビングを見渡し、
キッチンへ向かうと、冷蔵庫を開けて中を覗く。
昨日から何も食べていない空腹を満たしてくれそうなものは何もない。

飲みかけだったオレンジジュースのパックを取り出して、扉を閉める。
コップを取ろうと手を伸ばしかけ――その手を戻すと
パックの口を指で弾き、そのまま唇をつけて勢いよく流し込む。
その冷たさは、心身の覚醒を促した。
渇いた体に染み渡っていくようで、こんな些細なことからでも
自分は今、確かに生きているのだということを実感する。

そういえば、トウジもよくこんな風に牛乳を飲んでいた。
443名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/12(金) 02:08:26 ID:???
パックから口を離し、思いを馳せる。

鈴原 トウジ。
初めて会ったときは、畏怖さえ感じた。
あんなにも激しい、剥き出しの感情をぶつけてきた人物は、彼が初めてだった。

自分より少し背が高く、幾分発育の進んだ体格、くるくるとよく変わる表情。
言いたいことは臆することなくハッキリと言い、感情を隠そうとしない、真っ直ぐな瞳。
いつしか自分は彼に対して、憧憬にも似た思いを抱くようになっていた。
自分も、あんな風に、なれたら。
もっと、違う世界が見えるのかもしれない、と。

時折見せる物憂げな顔。きっと、妹のことを考えているのだろう。
自分が傷付けた、妹のことを。

彼は、これまでの人生において出来た、
友達と呼べるであろう、数少ない存在だった。
――けれど。

『友達』、とは言いつつも、日頃から常に、目に見えない隔たり、薄い壁を感じていた。
彼は自分に、完全には気を許せていない様子だった。
トウジにとって、ケンスケと自分とは違う。いつも、そう思っていた。
クラスメイトからは三バカトリオなどと呼称され
三人の中で笑っていても、どこか自分は溶け込めていない。
同じ道の上でも、一歩引いて歩いているような。そんな違和感があった。
だけど、それでもいいと思っていた。
むしろ、それでよかった。
これまでなるべく人と関わらないように生きてきたのだし
深入りしないことが世渡りのコツだと学習してきた。
近付き過ぎれば傷付くだけだ。
寂しさなど、今更感じるはずはない。
444名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/12(金) 02:19:25 ID:???
なるべく考えないようにしていたが、トウジのことを考え出すと
思考は昨日の出来事へと巡っていく。
思い出したくないのに、あの卑しく淫らな行為が生々しく
悪夢のように蘇り、気が狂いそうになる。
あんな辱めを受けたのは、生まれて初めてだ。
未だ鋭い痛みの残る体。
シャワーで洗い流しても、何かが流れ落ちていない気がする。
自分に向けられていた、憎しみとも取れる強い感情。

結局の所、友達だと思っていたのは、自分だけだったのかもしれない。

それでも。あんなことをされても、思うのは。
上辺だけでも、友情が結べたと感じていた、独りよがりな錯覚でも。
不確かで、曖昧なものでも。

この繋がりを、手放したくない。


ただ、それだけだ。


パックの中身を無理矢理に全て呷ると、霞む目で虚空を見つめた。
445名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/12(金) 06:13:51 ID:???
神キトッタ―――!!!
切ない、切ないよシンジ……!!
続きが気になるジャマイカ!
446名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/12(金) 13:25:45 ID:???
。°・(ノД`)・°。
これからどうなっちゃうんだろう…
447名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/12(金) 18:30:36 ID:???
それはちょっとずつ好きになってきてるってことだよ、ってシンジにアドバイスだしてあげたくなる
448名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/12(金) 22:31:27 ID:???
萌えた
449名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/13(土) 16:35:06 ID:wGD7aAfH
(~∀~;)
450名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 00:50:51 ID:???
待ち
451名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 01:39:23 ID:???
雨音が煩わしい。
机に肘をついて頭を支え、右手で握ったリモコンでつまらないテレビを消す。
休日だというのに、研究所勤めの父と祖父は今日も出勤している。
妹には、絶対安静が未だ解かれず面会は謝絶されており、会いに行けない。
濁る気持ちは浄化しようもなく、澱んでいくばかりだ。

――昨日は、随分と自分らしくないことをした。
シンジは、どうしているのか。
電話をしてみようかと思い立つが、すぐに首を横に振って取り止める。
あれほどのことをしたのだ。シンジにはもう完全に嫌われただろう。
それでいい。側に居れば、きっとまた同じことを繰り返してしまう。
あの時自分は妹のことさえ忘れ、腕の中で震える存在に欲情していた。
それは確かなことなのだ。

降り続く雨は激しさを増したようだ。
雷の音が混じり始めている。

突然、家の呼び鈴が鳴った。
居留守を使おうと思ったが、二度目の呼び鈴に仕方なく腰を上げる。
休日のこんな時間帯にやって来る客は、おそらく押し売りか何かだろう。
怒号で当り散らしてやる。
今はそんな気分だ。
452名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 01:52:49 ID:???
険しい顔を作り、勢いをつけて扉を開ける。
思わず、息を呑んだ。

「シンジ……!」

玄関先には、びしょ濡れの、黒髪の少年が
制服姿で、傘も持たずに立ち尽くしていた。
最も予想していなかった訪問者。呼吸をするのも忘れて凝視した。
突然鳴り響いた雷鳴に意識が呼び戻され、努めて冷静な声を発する。

「…どないしたん。」

髪から滴り落ちる雫が首筋を伝って流れ落ち
水分を限界まで含んだシンジの服に、更なる重みを持たせる。
微笑んでいるような、悲哀を帯びたような、
無表情ともいえる、シンジの見せる微かな表情。
この表情から窺い知ることが出来るのものは、この昏迷とした頭では、何もない。
453名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 01:55:08 ID:???
(;´Д`)ハァハァしたい・・・その気持ちは、本当だと思うから。
454名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 02:01:54 ID:???

「分かってるよ、トウジ……」

唐突な言葉にピクリと眉を動かす。
その意味を解することが出来ない。

「…何をや?」
「分かってるんだ。」
だから、何を――。
噛み合わない会話にじりじりとした歯がゆさを覚え、眉間を絞る。


「トウジは、僕を恨んでる。今でも。」


その瞬間、静寂が心身を包んだ。
すべての音が、遥か彼方に遠ざかる。
あれほどうるさかった、雨音さえも。
455名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 02:11:38 ID:???
「だから……トウジの気が済むのなら。僕は……」

表情を消したシンジの瞳からは、雨の雫ではない、
シンジの体内から生み出された水分が、確かに溢れ出していた。
よく見ると、唇の端が赤く腫れている。
昨日、殴った時に傷付けたのか。


どうしようもない後悔が、雪崩のように容赦なく、自分の総身に落ちてくる。
降り注ぐ、自己への激しい呵責の念。
何故だ。
自分は、こんな風にシンジを、身も心も傷付けたかったはずだ。

それなのに、こんなにも、胸が苦しい。

己の瞳に宿る憎しみの色が、零れ落ちそうな苦しみへと変化した瞬間。
それはいつだったか。
今正にこの時か。無理矢理に汚したときか。
それとももう、ずっと前から――。
456名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 02:22:25 ID:???
自分でも気付かないうちに育っていた、痛みにも似た靄のような思い。
ああして彼を犯したのは、衝動的な行動ではなかった。
自分の中に、潜在的に住みついていた願望でもあった。
本当に、シンジに対して抱いていたのは、憎悪だったのか。
憤る黒い感情は、エヴァの中で、たった一人で、
決死とも言える覚悟で戦う彼の姿を見たあのとき、
確かに、消え去っていたはずだ。

完全に、許せていたはずだ。

戦闘の翌日、次の日も、その次の日も、シンジは学校に来なかった。
ケンスケから渡された電話番号。
あの時も、こんな風に雨が降っていた。
けれどその時自分は、最後まで番号を押すことができなかった。
どうして、受話器を下ろしてしまった?
その三日間、自分が感じていた思いは…

心に掛かるこの靄に、明確な名前などあるのだろうか。
憎しみを言い訳にして、手篭めにしてしまいたかったのか。
457名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 02:32:19 ID:???
「…いや、お前は……分かってへんわ。」

自分にも分からないのに、分かるはずがない。
この歪んだ感情、どこか狂気染みた、妄執とも言える強い思いは
おそらく、もうどうすることもできない。

黙したままのシンジは、自分を見ているようで、何も見ていない。
何も映さないこの虚ろな瞳の中に、自分の像だけを結ばせていたい。
もどかしい距離感を、もっと、もっと狭めたい。
その涙が意味するものは何なのか、出来ることなら、教えて欲しい。

濡れたシンジの肩を引き寄せ、腕の中に封じ込める。
その体の冷たさに驚愕し、胸が潰れる音を聞いた。
シンジの服から、自分のシャツに染み込んでいく水が
ひたひたと、心の襞に行き渡っていく。
458名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 02:42:53 ID:???
「…トウジ…?」


なぜ、あんなにも酷くしてしまったのだろう。
どんなに悔いても、どんなに願っても、
もう、あの時を取り消すことはできないのに。
ただ自分は、無理矢理にでも、手酷くしてまでも、
あの揺らぐ目を、自分に向けさせたかっただけなのかもしれない。

矢の様に降り注ぐ雨は激しく地面を叩き、細かな飛沫が飛んでくる。
この雨は当分止みそうにない。
いや、止まないままでいい。
いっそ、このままずっと降り続けばいい。
腕の中の脆く頼りない存在を、帰さないで、済むように。

瞼を閉じ、鼓動に耳を傾ける。
少し力を込めると、細い体がびくりと揺れた。
こんな怯えを与えたいんじゃない。本当に、与えたいのものは…。
答えは未だ見つからない。
その答えは、目の前にあるのに。もうすぐで、掴めそうなのに。



「ちゃうねん。……お前のせいや、ないんや……。
……ワシは……、お前が…………」


喉の奥から搾り出すように囁いた声は、雨の音に掻き消され、雨水と共に流れていった。



終わり
459名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 03:02:03 ID:???
切ない・・・切なすぎる。
相変わらず、GJ
460名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 03:49:29 ID:81Ahd7N2
これで終わっちゃうの〜…
461名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 20:33:24 ID:???
神GJ!!大好きだ!
自分も何か書きたいんだがネタが無い…。
そもそも神の後に書いていいのか…?
462名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 20:41:13 ID:???
書きたければどうぞ
463名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 20:44:19 ID:???
深いな…乙。

>>461
職人は何人いてもいい。待ってるよ
464名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 21:10:31 ID:???
>>462>>463ありがとう。
なんとか頑張ってみるよ。また神が来て書きづらくならないうちに
465名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 21:54:11 ID:???
ガスッ!
真っ青な澄んだ空に鈍い音が響く。
普段なら心地良く感じているはずの天気の良い空が、今日は腹が立って仕方が無かった。
──全部コイツのせいや。
衝撃を受けた手がじんわりと熱い。
だが、殴られた相手の方が遥かに痛いだろう。
「…っトウジ!!」
聞き慣れた声に顔を上げると、少し離れた所に人が倒れている。
──ふん、良いザマやな。
視線が合った。ふ、とトウジは笑う。
…と、両腕を掴まれる。
「トウジ!何やってんだよ!!」
「っ…離せやケンスケ!こんくらいじゃ…こんくらいじゃ済まさんで!!もう一発…!」
「もういいだろ!このっ…バカトウジ!!」
「ぐっ…!」
頭を殴られ、不覚にもよろめく。
「碇には直接関係無いだろ!?」
ケンスケの言葉が胸に刺さる。トウジは暴れるのをやめ、踵を返した。
3歩ほど進んでふり返る。
「…ええか、転校生。ワシは誰が何て言おうと、お前を許さん。
…絶対、許さへんで!!」
そう言うと、校舎へ戻って行った。
「…待てよトウジ!ったく…」
ケンスケも早足でその場を去る。
一人になったシンジは痛む頬を押さえ、保健室はどこだったか、と考えていた。
何かで冷やさないと──ふと、空を見上げる。
さっきまで快晴だった空が、わずかに曇り始めている。
シンジは軽く溜息をつくと、ゆっくり立ち上がった。
466名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 22:04:43 ID:???
神 が 来 た か
467名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 22:08:34 ID:???
新たな職人か。期待sage
468名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/15(月) 00:10:10 ID:???
超良スレですな
神たちの文章に癒されたのは俺だけではあるまい…‥。
469名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/15(月) 03:57:19 ID:???
>>465>>464か?
470名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/15(月) 20:17:41 ID:???
>>466私は私。神じゃないわ。
>>467とりあえず暖かくも冷たくもなく見守ってて下さい。
>>468、俺もだよ
>>469そうだ。

やめようと思ったが返事。
亀ペースかもしれん。暇だったら皆で別物書いてくれ。
とりあえずこの作品は俺だけで完成させたい。
471名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/15(月) 21:15:22 ID:???
──仕方なかったんだ。
放課後、重い鞄を持ち上げながらシンジはあの時の事を思い出した。

シンジは幼い頃に母親を亡くし、父と二人で暮らしていた。
その父が、もっと良い仕事が見つかったと、勝手に引越しを決めたのだ。
父はそういう事に無関心だと思っていたシンジは、話を聞いた時心底驚いた。
いつも家に居ないほど働いてばかりなのに、なぜ今より良い仕事が必要なのか、
そもそもたった2人の生活に今以上稼ぐ必要はないだろうと、シンジは精一杯
抵抗したが、あの父が聞くはずなかった。
全て勝手に決められ、準備され、いつのまにか引越しの日になった。
シンジはあきらめて父に従う事にした。
472名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/15(月) 21:58:31 ID:???
──僕だって…来たくて来たんじゃない。

もともと友達はいなかった。別れて悲しい思いをする相手などいるはずもなく、
だからそういう事に対しての未練は無かった。不幸中の幸いと言ってもいい。
ただ、自分の生まれ育った環境から離れるのが嫌だった。
慣れない環境の中に住まなきゃいけないのも嫌だった。
悪い言い方をすれば──本心そのままで言えば──面倒だった。ものすごく。
そんな事を頭の中でぐちゃぐちゃと考えていると、意地でもここにしがみついて
いたい衝動にかられた。もう車はとっくに出ているというのに。
なんだかイライラしてきて、目の前の運転席にいるゲンドウを後ろから睨みつけると、
聞こえない様にそっと、「このバカ親父」とその背中に投げつけた。

そんなシンジでも、環境が変われば人も変わるのだと、
もしかしたら自分に『友達』ができるかもしれないと、
密かに淡い期待を抱いていたのは認めざるを得なかった。
──その期待の結果がコレ、か…。
まだズキズキと痛む頬にそっと手をやる。
シンジはまた溜息をつくと、誰もいない廊下を歩いた。
473名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/16(火) 01:23:42 ID:???
気になる
474名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/16(火) 19:35:28 ID:???
いい!上手い!!
応援してます。
475名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/16(火) 21:59:11 ID:???
「うひゃーっ濡れてしもたぁ」
放課後はものすごい雨だった。
まさかあそこまで降るとは思わず傘を持っていなかったトウジは、
なんとかケンスケの傘に入れてもらったのだが、トウジの体が入りきるはずもなく、
結局びしょ濡れになってしまった。
「うう…冷たぁ。カゼひくわ」
急いで服を脱ぎ洗濯機に放り込むと、すぐに風呂に入った。
「ふう…」
浴槽に入り一息つく。体が温まって先程の雨などどうでもよくなったトウジの頭に
浮かんできたのはこの前引越して来た転校生だった。
──クソ…何でアイツが…
トウジは必死に掻き消そうとしたが、その忌々しい声と姿は自分の頭にしがみついて
決して離れはしなかった。
碇…碇、シンジ。
無表情で、トウジに呼ばれた時も少しも表情を崩さなかった。
驚きもせず、怖がりもせず。多分無関心だったのだろう。
周りがどうなろうと自分がどうなろうと。
だからこそあんな事が言えたのだ。
476名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/17(水) 16:20:03 ID:???
キタ!!こういう関係萌えるんだが!!
477名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/17(水) 20:02:20 ID:???
GJ!
続き待ってる
478名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/17(水) 20:59:12 ID:???
『僕だって…』
シンジの声が頭に響く。

『僕だって来たくて来たんじゃない…』
『あぁ!?』
『あんなものに…乗りたくて乗った訳じゃない』
『じゃかあしい!ええか!お前があんなトコにおらんとけばなぁ…!』
『僕がいなけりゃ皆死んでただろ』
『っ……!!』
頭の奥で何かが切れた。無意識に体が動く。

──あんな事したアイツが悪いんや。…ワシは何も悪ぅない。
許せなかった。自分の妹にあんな大怪我をさせて、それでも自分は悪くないと
言う様に平然としているシンジが。だから、殴った。
それなのに、自分が付けた傷を冷やすシンジを見るのは辛かった。
シンジを見る度にイライラして、もっと酷い目に合わせてやりたいと
思うのに、心のどこかで罪悪感を持っている自分がいた。
479名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/17(水) 21:01:57 ID:???
真っ直ぐにこちらを見るシンジ。
俯いたシンジ。
目が合った時のシンジ。
思い出したくない。考えまいとすればするほど、
その姿は脳裏に焼き付き、声は鮮明に心に響く。
その姿は、その声はトウジの中を掻き乱し、心を焦がす。
やめろ。やめろ。来るな。お前なんか…
「ワシん中から出てけぇっ!!」
水面に手を叩きつけていた。声も出してしまったらしい。祖父が「うるさい」と
怒鳴ってきた。
トウジは軽く舌打ちをすると、浴槽の中に沈み込んだ。
──今日はええ夢、見れそうにないなぁ…。お前のせいやで、くそ。
もう一度舌打ちすると、未だ晴れぬ気分のまま、トウジは風呂から出た。
明日もっかいどついたる、と心に決めて。
480名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/17(水) 21:45:24 ID:???
それでそれで?
481名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/17(水) 22:55:39 ID:???

学園エヴァでも良さそうな設定だな
期待してるお
482名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 08:30:18 ID:???
保守
483名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 15:05:00 ID:???
急に過疎ったな…
484名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 16:44:09 ID:???
新規だが今夜投下してみるから暇なら読んでくれ
485名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 20:28:15 ID:???
わかったぜ!
待ってるよ
486名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 22:49:05 ID:???
期待待ちwktk
487名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 23:20:36 ID:???
「先生…あの、トイレに…」
碇シンジがおずおずと手をあげる。授業中、これが二度目だった。
「早く行ってきなさい」
体調でも悪いのだろう。教師はさして気に止めることなく、シンジの離席を許した。
「あいつ、腹イタかなぁ?」
心配したケンスケが小声でごちる。シンジはクラス中の視線に見送られるのを感じながら、
後ろ手に教室のドアを閉めた。

――数十分後。
「す、すみません…あの、もう一度トイレに…」
また、シンジだ。先程トイレから戻ってきて、まだ10分と経っていない。
初老の教師は1時間に何度も席を立つ彼を、ややいぶかしげに思いながら言い放つ。
「保険室に行った方がいいんじゃないかね?」
「すみません。じゃ…保健室に…」
クスクス…。あいつ、下痢か? サボリたいだけじゃねーの? 教室中の笑い者に
なる。さすがに1時間に三度もトイレと言い出せば、余計なことも思われるだろう。
ただでさえ、授業中のトイレは目立つのだ。
「碇、今度から体調の悪い時は先にそう言いなさい。教室に落ち着きがなくなるからね」
マジでピーピー? 三回は行き過ぎだろー? ちょっと、みんな静かにして!
「あの…すみませ…」
シンジの顔色は先程よりも悪い。こめかみに嫌な汗が浮かんでいるのも見てとれた。
「トイレは休み時間に済ませるものだ。まして体調が悪いなら無理をせずに授業を休んで…」
「あ、あの…っ」
ゲラゲラ。そんなに笑っちゃ可哀想よー。なにやってんのよ…もう、バカシンジ!
シンジの小さな声は教室のヤジにかき消される。
「…授業を乱すためにわざとやってる訳ではないと思うが、今度からちゃんと…」
さすがに三度目とあって、教師のお小言はまだ続くようだ。
「これはマナーの問題だよ。私は以前から言ってるように…」
「あの…っ」
シンジの手が小刻みに震える。恥ずかしさと押さえ切れない排せつ感に、頭がぼうっ
と白みがかってきた。(どうしよう。もう、我慢できな…)
488名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 23:21:31 ID:???
「センセー。ワイもトイレやー」
後方から大きな声が投げかけられる。派手に手を振り席を立つのは、鈴原トウジだ。
「さっき購買で買った牛乳が痛んどったかもしれんー!」
あいたたた、とその場で腹を押さえてかがんで見せる。
「鈴原もか…。どうして休み時間の間に行っておかなかったんだ」
「せやかて昼メシの腹イタやで? センセ、もう…間に合わへん!」
トウジがオーバーに地団駄を踏んで見せると、教室はドっと笑いに包まれた。
「…二人共、早く行ってきなさい」
「すんません! ほらシンジ、行くで!」
トウジは油汗で瞬時に動けない様子のシンジを見て、手を引いて走りだす。
シンジは白みがかった頭で、トウジは自分を助けてくれるために、わざとやってくれ
たんじゃないかと、ふと思った。トウジが閉めた教室のドアは、ピシャと勢いよく音
を立てる。それを聞いて、シンジはハっと我に還った気がした。
トイレはさほど遠くない。

「着いたで、トイレや」
「うん………あっ…」
トイレに着いたという開放感と、助けてもらったという安堵感で、体の緊張が一気に
解けたのがいけなかったのかもしれない。シンジは手洗い場で立ちすくみ、その場で
固まってしまった。
トウジは引いた手が急に留まったのを感じて振り返る。うつむくシンジを見て、股間
に目をやる。その後は、何も言わなかった。
シンジは喉が痛くなり、まぶたの裏が急速に熱くなるのを感じた。中学生にもなって
お漏らしなんて、それを友達に見られるなんて、もうこの上ない羞恥だ。
ズボンには大きなシミが広がる。布が含みきれなかった水分を、ポタポタとタイルに
こぼす。
長く感じたが、おそらくは数十秒程度であった沈黙が、シンジにとって途方もなく
重くのしかかる。
489名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 23:22:23 ID:???
「……ワイの体操着と制服、貸したるわ」
トウジがボソっと沈黙を破る。
シンジの垂れ下がった顔からも、ポタポタと水滴が落ちる。
「だって、トイレなんてそんなん…しゃーないやろ」
人間やし、とトウジは笑い飛ばすようにしてシンジを励ます。見えない顔を覗き込む
ようにして肩を抱くと、シンジの目から大きな涙がいくつもいくつも流れてくる。
止まらない。
「な、泣くなや。誰にも言わへん。ワイはジャージやから服貸したってかまへんし、
制服かて部活のロッカーに入れとるから、教室帰らんかて持って来れるし。誰にも
バレへんで」
シンジの足下には黄色い水たまりができていた。ズボンをつたって、まだ少しづつ
大きくなる感じだ。上履きも汚してるから、体育館シューズも貸してやらねばなら
ないかもしれない。
シンジは泣くのを止められなかった。喉が熱くて痛い。漏れる嗚咽を殺すのが精一杯
だった。
「……個室の方に入って待っとけや。着替え取ってくるから、な? 誰か来たら
困るやろ?」
シンジは動けない。足下の水たまりがタイルの目地に沿って川を作るのを、どうした
らいいのか分からない気持ちで、ただ睨視して泣いていた。
シンジが漏らした尿を気にしてるのを悟ったトウジは、トイレ内に据え付けの掃除
用具入れから、バケツとデッキブラシを取り出して水をくむ。
サっと水を流してその痕跡を無くすと、ブラシで汚水を排水溝へと押しやった。
490名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 23:23:43 ID:???
「すぐ戻ってくるから」
トウジは着替えを取りに駆け出す。シンジはやっと顔を上げて、トウジの後ろ姿に
感謝する。なさけない気持ちで一杯になりながら、個室に移動しようと数歩踏み
出した。歩くと股間に貼り付いた重い下着の違和感にまた泣きそうになる。
個室に入って数分、トウジが帰ってきた。
「シンジか?」
閉められたドアごしに、確認の小声が響く。
「……ごめん」
バツが悪そうに少し隙間を開けて、トウジの服を受け取る。袋の中には下着代わりの
体操着と、制服のズボン、体育館シューズ、購買部のビニール袋が入っていた。
濡れた衣服を入れるのに気をきかせてくれたのだろう。

「今日はこのまま早退するか? それやったらワイが言うといたるで」
「……で、でも…」
「せやったら、保健室行くか? 腹イタやったら薬飲んだ方がええかもしれん」
「い、いいよ…」
シンジはこれがどうして起こったことなのか、理解していた。過去の体験から
いって、もうそろそろ落ち着くはずだ、とも。
キイ、と小さな音を立てて扉が開く。手に持つ口を縛ったビニール袋と、トウジの
体操着を下着代わりにさせてもらってるバツの悪さで、どうしても顔が上げられない。

「それ、こっちの袋に入れェや。見えんの、嫌やろ?」
ビニールだと透けて衣類が見えるのを気遣ってくれる。だが、体操着入れまで汚して
しまうようで気が引けた。
「い、いいよ。もう、今日は帰るから…」
「ほな鞄取ってきたるわ。このまま戻らんと帰るんが一番ええ」
「……ごめ…」
「普通はごめんやのうて、ありがとうや」
トウジは笑って教室へと引き返す。
鞄を手にしてもう一度戻ってきてくれたトウジに、シンジは胸が詰まる思いで言った。
「…ありがとう」
「かまへん」
491名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 23:25:05 ID:???
とりあえずここまで。長くてスマン
492名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/25(木) 00:28:08 ID:???
GJ!続きにも期待
493名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/25(木) 00:28:53 ID:???
>>487-491
GJ!
いい話だ。続き期待してるよ。
494名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/25(木) 20:52:47 ID:???
あのさぁ








早く続き書いてください、このままじゃ寝れないかも
495名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/29(月) 02:08:10 ID:???
保守
496名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/29(月) 18:45:43 ID:???
>>479だ。
しばらく来てなくってスマソ。今テスト期間中でPC触れない。
親が出かけてほぼ誰も居ない状態だからこうして書いてるが・・・。
今週はもう来れないかもしれん。来週あたり来るから、それまで新規さん
の作品で頼む。何かおもしろそうだしな。
じゃあ、また来週かな。
497名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/29(月) 19:25:08 ID:???
保守
498名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/29(月) 20:20:32 ID:???
新規ももう来なさげだ・・・
人減ったからな
499名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/29(月) 20:22:24 ID:???
減ってはいない
基本的にこういうスレは投下がないと過疎る
500名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/29(月) 21:41:46 ID:???
そうか?
前は投下があったらもうちょっと盛り上がってた気が・・・
501名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/30(火) 00:23:24 ID:???
まあ話が導入部だしな
気長に待とうや
502名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/30(火) 21:09:47 ID:???
排泄ネタに嫌悪してる人はいないんだね
503名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/30(火) 21:14:31 ID:???
>>502
そんなこと言ったら投下来なくなるだろ
気に入らなきゃお前が読まなきゃいいだけ
504名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/30(火) 22:38:17 ID:???
電波の小説で慣れたよ
505名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/30(火) 23:51:40 ID:???
>>502
感想を書くだけならまだしも
同意を求めるような書き方の方に嫌悪したよ
506名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/31(水) 19:58:36 ID:???
同意なんか求めてないw
しかし、馬鹿な事書いてすまんかった。
お前らタフだな
507名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/01(木) 00:30:59 ID:???
ああ、問題ないw
508名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/01(木) 12:10:22 ID:???
この時期は中間テストだから神降臨しないのか…
509名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/01(木) 19:00:21 ID:???
嫌悪とか言われたらさすがに投下しにくいんじゃね?www
510名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/01(木) 22:10:06 ID:???
職人さんが戻ってくるまで保守
馬鹿は放置
511名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/01(木) 23:15:18 ID:???
>>506
一言多いんだよお前
去れ
512名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/02(金) 20:02:41 ID:???
今日テスト終わった。あまり疲れてないから来てみたんだが…。

仲良くしようよ。もっと楽しい雰囲気のが好きだ。
まぁお前らの事だから大丈夫だろう。
土日に投下する…と言いたいんだが、ちょっと二日間出かける。
父さんがPC持ってかないかぎり来れないな…スマソ。
>>508の言ったとおり中間テストで、ネタも考えてない…。

どうすりゃいいんだ、俺…。
513名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/02(金) 21:27:11 ID:???
のんびり待ってるから
焦らなくていいぞ
514名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/02(金) 22:52:41 ID:???
新規の神もテスト中なんか?
515名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/02(金) 23:06:03 ID:???
>>512
無駄な書き込みせずにさっさと投下しろ
言い訳がましい上に構ってチャンすぎ
516名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/02(金) 23:43:36 ID:???
過剰反応し過ぎだぜ
517名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/02(金) 23:49:03 ID:???
801ノリじゃない新規に期待
518名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 00:13:43 ID:???
>>512
父ちゃんのPCでやってんのか?
履歴でry
519名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 00:37:12 ID:???
履歴は消せばなんとかなるが、
ワードやメモ帳に文章を保存してるなら危険だなw
520名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 02:59:34 ID:???
>>517
もしそっち展開になったら投下しにくくなるんでは
521名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 03:27:54 ID:hd2fXRNs
>>515
何なんだこいつ…消え失せろゴミ
522名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 05:09:32 ID:???
うるせえ
523名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 14:15:31 ID:???
>>502=520だろ?
801スレでもないのに801を強要しようとする
ウザい腐女子は死ね
524名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 14:39:09 ID:???
>>521
テスト終わったらとっとと書けば?
パパのPC報告はいらないからサwww
525名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 15:01:20 ID:???
ま、「と、トウジっ! やめてよ、僕…ぼくっ!」 なんてスレタイだし
多少は濃い話を期待してるのが殆どだとは思うけど
このスレに今必要なのは投下だな
526名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 15:26:24 ID:???
まあとりあえず画を貼るよ

http://r.pic.to/5w4pt
527名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 15:35:39 ID:hd2fXRNs
>>524
俺は神じゃない。ふざけるな
528名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 15:38:35 ID:???
頬を赤く染めながら寄り添う二人
529名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 15:39:40 ID:???
>>527
ageてる時点でお前の方がふざけてる
530名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 15:41:00 ID:???
>>523>>525
ハゲド。スレタイ的にもここが801オンリーになるのは変
スレ主旨を強要したい801厨は究極の愛スレにでも行け
腐女子から見てちょっと毛色違う話が投下されたらって
そんな理由で神が煙たがられるのはおかしい
>>520みたいな牽制とかイラネ
531名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 15:56:00 ID:???
まあまあ、そんなん言ったらエロ織り交ぜながらSS書いた職人は立場なくなるべ
532名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:05:05 ID:???
厚顔の腐女子が嫌悪とか言い出すからだよ
あれで流れがおかしくなった
533名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:09:38 ID:???
ぶっちやけ801小説ツマンネ
リア厨の日記くずれの話なんて読みたくない
当然2〜3行で見切りをつけて読み飛ばすが、
その後付いたレスもキモくて嫌悪してるよw
534名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:22:31 ID:???
本当腐女子に嫌悪してる人間の方が遥かに多いのになwww
535名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:25:44 ID:???
神が消える予感
536名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:28:37 ID:???
みんなそんな事より>>526のトウシン画像の話でもしようぜ
537名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:32:49 ID:???
まあ小説なんて全部つまんねーけどな。キモヲタの妄想だと考えると萎えるわ。

ああキモキモ
538名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:35:34 ID:???
>>537
だったらこのスレ来るなwwwww

スカ小説の続きマダー?チンチン
539名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:35:41 ID:???
なんで変なのが湧いてるんだ?いったい何があったのか…
540名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:37:06 ID:???
>>539
2chは腐女子嫌いが多いってことさ
541名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:43:18 ID:???
荒らしは加持シンスレにもいたアレじゃないのか
まあ自分は小説楽しみにしてるし前の流れも別に気にならなかった
当然だが職人さんだって義務で書いてるわけじゃないぞ
542名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:44:32 ID:???
そもそも腐女子って何?
男女差別?
それともあんま深い意味はないの?
543名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:45:45 ID:???
良スレは一度は荒れる運命にあるってこった
544名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:47:52 ID:???
>>541
荒らしっつーより嫌悪発言や牽制レスで新規神を消された事に
キレてるんだと思うが
腐女子は意見を見ずに荒らし断定か・・・・
545名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:49:05 ID:???
なんだかどうでも良い話だな。
腐女子キモイとかそんなの昔から言ってるんだから相手もわかってるだろうに。
今更言ったってどうにもならんだろ。
546名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:50:11 ID:???
>>542
小説が自分好みの展開でないと嫌なレスを付けて
神を消すような人を腐女子と言います
547名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:51:03 ID:???
>>545
腐女子が俺化した腐女子擁護イラネ
548名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:51:37 ID:???
もういいだろ、トウジなんかほっといてさ、みんなでシンジのアナルいぢくるスレでいいじゃん
549名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:53:00 ID:???
こういう投下系スレは神を消されると荒れるよ。
消した理由が理不尽なものであればある程。
550名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:53:24 ID:???
>>544
意見言うだけならまだしも度が過ぎてるし、>>537のようなレス見れば荒れてると思うのは当たり前
551名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:53:59 ID:???
おまえらはこのスレに何を求めてるんだ
552名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:54:45 ID:???
>>550
度がすぎたのは嫌悪の方www
801書く神も消しておあいこだろwww
553名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:54:48 ID:???
>>546
それって801じゃなくてもいないか?とくにLASとかLRS、ひどいのでミサト×ペンペンとか…801はまだかわいいほうだろ
554名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:56:41 ID:???
>>548
お前基本的に正解。だがスレタイにトウジの名前がある以上
いぢくるのはトウジでないとスレ違いだ。
新規神はシンジ系のスレに移動する気はないだろうか?
555名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:57:12 ID:???
消してるやつはほとんどアンチがわざとやってんだろ、どこのスレいってもそうだろうな
556名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 16:58:29 ID:???
>>553
腐女子について知りたきゃググれよガキが
557名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:02:10 ID:???
>>555
パパPCにアンチならまだ分かる。誘いレスは2chじゃ嫌われるからな。
だが嫌悪の方はアンチ化する理由がわからん。
どう見ても腐女子の身勝手レスだな。好みに合わないというだけで叩いた
最低な部類。
558名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:03:28 ID:???
新規や嫌悪がどうとか何でこんなみみっちい事で騒いでんだ。
このスレ最初から読みなおせよ、みんな素直に小説楽しんでたじゃないか。
こんな雰囲気良くないぞ
559名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:03:43 ID:???
おそらくこの手の「…!」系スレはエロを求めてくる奴が大多数で
>>1からもスレ内容は察することができる
それが単にエロで終わらないからよかったんだろ。
560名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:04:48 ID:???
>>557
それを分からない腐女子の擁護が見苦しいこと
561名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:07:11 ID:???
>>558
その小説を書いてくれる神が消されたのに
みみっちいって・・・・
お前、嫌悪発言の本人だろ?
562名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:08:24 ID:???
>>559
エロ起点のスレタイのくせにエロなんかどこにもない
スレ違いは腐女子の方
563名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:08:26 ID:???
あのさ…
別に神消されてなくね?
564名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:09:22 ID:???
>>563
新規の方じゃね?
パパPCみたくアピールしねぇから消息わかんねwww
565名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:10:49 ID:???
>>564
これから投下するのかもしれない
566名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:11:37 ID:???
>>562
心から同意。腐女子のはショボイ。安い。スカでもないのに嫌悪ってバカ丸出し。
レベル低いリア厨はこれ系のスレタイに飛びつくなよな。
567名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:13:19 ID:???
ああっ!!誰だあげたやつは、なんか伸びてると思ったら変なやつらが沸いてるじゃねえか
568名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:13:57 ID:???
>>565
この流れじゃ無理だよ
569名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:14:49 ID:???
>>567
沸いてたのは腐女子の方
570名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:15:09 ID:???
>>566
その腐女子ってのは何を指してるんだ?
571名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:15:41 ID:???
そうかなるほどな、こいつら全員腐女子か
572名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:16:17 ID:???
>>570
腐女子の書く小説。
573名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:16:46 ID:???
トウジモノという友情寄りのスレがあることを伝えておこう
574名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:17:39 ID:???
801は究極の愛の方へ行って住みわけろよ
どう考えても801系はこのスレタイで飛びつく奴の期待には
答えられないんだからさー
575名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:19:13 ID:???
>>561
>>558だが、人違いだしこのスレの初期のノリが好きだっただけにこの流れが嫌なだけだよ
ずっと今の流れ見てても何でこんな荒れてんのかさっぱり分からん
576名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:20:01 ID:???
これでいいじゃん



シンジ「や、やめてよトウジ…そんなとこ舐めたら汚いよぉ…」

トウジ「そんなことあるかいな、おまえのここは綺麗だよ…」

シンジ「あん…ああん、そんなんしたら…う〇ちでちゃうよぉ…」

トウジ「出せや出せや、ぶっといのひねり出せや」

シンジ「うわあああああああああああああ」

ブリピー!ドバドバドバ…

シンジ「ハァハァ、う〇ち出ちゃったよぉ…しかも大好きなトウジの前で…」

トウジ「ホンマに汚いのォ…」

シンジ「えーん、ひどいよぉ…」

トウジ「でも全部食ったるわ、おまえのこと好きやからな」

シンジ「嬉しい…僕も大好きー」
577名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:20:05 ID:???
どうでもいいから
ssの続きたのむ
578名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:21:03 ID:???
>>572
つまり完結してる二つのことか
579名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:21:19 ID:???
>>575
投下にケチ付けた馬鹿が増長して牽制レスしたからだろ
580名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:22:48 ID:???
>>576
これをコピペしまくってるのが腐女子の荒らしだとは思わなかったな・・・
酷いな、腐女子って
581名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:24:57 ID:???
>>578
下手な女が書いた小説全部な
582名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:28:47 ID:???
や、やめて…。ト、トウジぃ〜っ…、やめてよ…、これ以上中に注入されたら…、うんち出ちゃうよぉ…

え、ええやんか、我慢せんと出せ出せシンジ…。ワシも…、出すぞっ! 精子かんちょう発射ッ! うっ!

ピュ

ブリブリッブチュチュバチュッ!!!ビチャビチャボトボトボトっ

はあっはあっ…、でちゃったよぉ…、うんち出ちゃったよぉ…
ヒックヒック

583名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:31:29 ID:???
スカコピペで嫌悪腐女子が荒らしだというのが良くわかった
584名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:32:03 ID:???
ヒカリダーク「碇ぃ〜ぁああああああああああぁぁぁぁ〜!!!!覚悟せえやぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!」
585名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:32:46 ID:???
嫌悪の奴が逆ギレか・・・
コピペで埋まるか。次スレイラネ
586名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:33:23 ID:???
>>581
よく分からん
このスレはどういう小説を投下するスレなんだ?
上二つみたいのが駄目だってことかい
587名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:33:41 ID:???
アンチがわざとやってんじゃねえの?
588名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:34:33 ID:???
おーい虐殺スレでギャハたんが暇してるぞー
589名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:35:25 ID:???
埋まっても次スレは俺が立てる、コピペなんかには屈しない!
590名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:35:37 ID:???
>>586
ショボイエロがイラネっつってんだよ
腐った脳で理解できないなら答えを求めるな
591名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:37:23 ID:???
上に落ちてる小説は別にスカじゃないと思うけど?いい話じゃん。
冒頭でスカ認定されたあげく、嫌悪とか書かれたのは正直可哀想。
592名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:38:38 ID:???
>>591
上って書くとややこしいか。新規のやつです。
過剰反応してるのは嫌悪や牽制?してる人の方だと思う。
593名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:39:02 ID:???
801キモイと言うのは勝手だがわざわざスレまで来て荒らし行為みたいに叩くのはよくない。自分のスレで同じようなことをやられたら嫌だろう。
594名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:39:51 ID:???
>>593
この場合先にやったのが801の方なんで、擁護すると余計荒れると思うが・・・
595名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:42:41 ID:???
先に何をやったんだ?
596名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:43:48 ID:???
>>595
意味がわからないなら住人じゃないな
死ね
597名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:47:14 ID:???
801がトウシンに対して何をした?
598名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:47:48 ID:???
吹っかけられた神を擁護せずに腐女子を擁護してる奴が
異 常 に 多 い こ と に 引 い た
599名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:49:31 ID:???
>>596
おちつけ
つか確かにこの流れは分かりにくい
600名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:49:45 ID:???
もうどうでもよくなってきた、このスレは好きに使っていいよ
601名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:49:52 ID:???
>>597
ハイハイ腐脳。腐脳。とぼけたフリして801じゃない神を
叩きまくってんだろ?
602名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:50:54 ID:???
腐女子は2ch総意の嫌われ者だから外野も食い付きやすいんだろ
603名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:51:09 ID:???
>>590
だから上二つの話を腐女子801と定義してるってことだろ
604名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:51:59 ID:???
荒らしてるのはちんたまと腐女子のギャハハハ。
605名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:52:03 ID:???
>>603
臭いから近寄るな
606名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:54:10 ID:???
このスレはもう駄目だな
801がどうのと言い出したからおかしくなった
607名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:54:18 ID:???
とりあえず腐女子と801が別物だということがわかった
608名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:54:28 ID:???
パパPCはどうでもいいが、新規は先が気になる
スカでもOKだからシンジ系のスレで続き書いてくれ
609名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:55:14 ID:???
つトウジモノ
610名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:55:25 ID:???
>>606
はいはい、嫌悪さん。どうしても自己肯定したいですか、そうですか。
611名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:56:49 ID:???
>>610
違うよ
新規の神待ってたのに
612名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:58:19 ID:???
>>611
だったら腐女子を擁護すんなボケ
613名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 17:59:18 ID:???
>>612
べつに擁護してないだろ
614名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:01:10 ID:???
叩きの対象が定かでない
何を腐女子としてるんだ
最初の神か?嫌悪発言した奴か?
615名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:06:10 ID:???
>>614
明らかに嫌悪発言だろ
616名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:07:17 ID:???
>>614
嫌悪厨か、それと変わらない腐脳の奴が>>517に対して>>520みたいな
レスまで付けたからキレた。
617名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:08:23 ID:???
>>613
だったら嫌悪厨を叩けよ。きっかけはそれなんだからな
618名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:13:30 ID:???
新規の神はシンジきゅん中心でパンツスレに投下して欲しい
あっちの方が遥かにレベル高い神がいるし、理解力ある住人多いからさ
陵辱系が多いから、今後の展開がラブラブすぎると受けは良くないかも
しれないが・・・
619名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:16:15 ID:???
陵辱と混ざるとよろしくないかと
ま、このスレはもう駄目だろ
嫌悪発言やなんかはスルーすればよかったのに
620名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:17:38 ID:???
>>619
スルーしたのに>>520ですよ
621名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:20:12 ID:???
>>619
陵辱というよりはパンツですすめてるんだが・・・
それに伏線っぽい下りでシンジが誰かに強要されてるっぽいから
陵辱方面でもおkかと
622名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:20:49 ID:???
だからそれもさ
まあ「もし」っつってるしそんな悪気が合って言ったわけでもなかろう
この先の展開なんて職人本人にしか分からないことだし
623名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:23:47 ID:???
この殺伐の中であのスレの話題出さないでほしかった…
624名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:24:02 ID:???
ここはレベル低いな
投下する神もスレ空気や住人を選ぶべきwww
625名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:25:34 ID:???
>>623
スマン。だが腐女子にはお呼びじゃ無いだろ
626名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:26:34 ID:???
>>621
何それ気付かなかった。伏線あったっけ?
627名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:29:23 ID:???
だからトウジとシンジの友情物ならトウジモノスレがあるじゃないか
628名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:31:06 ID:???
>>626>>627
この程度の読解力で友情モノやスカ認定で叩き・・・
このスレはリア厨しかいないのか
629名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:33:01 ID:???
わかった。伏線に気付いた奴は先を期待できるけど、
気付かなかった奴はトウジモノやスカコピペを勧めるわけだな
630名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:33:51 ID:???
スカ認定した奴なんて一人かそこらだろ
波紋広げんなよ
631名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:33:56 ID:???
どれが伏線かわからん…orz
632名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:34:51 ID:???
マジレベル低いな。そんな事も気付かずに叩いたり
してたのかよ
633名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:35:31 ID:???
叩きなんてあったか?
嫌悪発言くらいじゃん
634名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:37:00 ID:???
>>633
>>520とかトウジモノ
要はここで書くなって事を言ってる訳だから
635名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:38:08 ID:???
多分このスレはもう投下スレとして機能しないからだろ
636名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:38:15 ID:???
腐女子が脳も腐ってることは良く分った。
読んで理解できないから嫌悪した訳だな。
637名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:39:29 ID:???
>>635
とてもそう思えない。>>520の牽制など嫌味ったらしい事この上ない
638名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:43:10 ID:???
牽制っつーか、>>520にそんな深い意味あるか?
トウシンスレだしそういう展開もありうるんでは?という意図の発言だと思うけど
職人にはどんなレスがあろうと投下して欲しいが
639名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:44:13 ID:???
>>638
読解力ない奴が擁護するからおかしくなる
640名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:47:46 ID:???
喧嘩吹っ掛けるような物言いだから荒れるんじゃね
641名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:50:01 ID:???
>>638
どういう解釈だよ?

517 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの メェル:sage 投稿日:2006/06/02(金) 23:49:03 ID:???
801ノリじゃない新規に期待

520 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの メェル:sage 投稿日:2006/06/03(土) 02:59:34 ID:???
>>517
もしそっち展開になったら投下しにくくなるんでは

新規はあまり801ノリじゃないから期待してると書いた517に対して、
もしそっち展開になったら(801ノリじゃない展開になったら)
投下しにくくなる=投下する空気じゃなくなる=住人は望んでない
と暗に言ってるように聞こえるが?
642名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:53:15 ID:???
いいか、単に801でもなく友情モノでもない
ひょっとしたら陵辱モノも有りかもしれない、そんな話を
読みたいと思わないのかお前らは
いいかげんにしろ
643名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:54:12 ID:???
馬鹿でいいから伏線部分を教えてくれ。気になってご飯食べられない
644名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:55:35 ID:???
>>643
腐脳は永遠の謎でいろ
645名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:56:30 ID:???
>>641
あの…すみません。520ですが
万が一801展開になったら投下しにくくなるんでは…という意味で言ったんです
こんな荒れるとは…ほんとすいません
646名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:56:54 ID:???
>>645
死ねカス
647名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:58:44 ID:???
>>645
今さら見解変えんな卑怯者
801ノリじゃないのを支持してる奴に対して
あのレスはそう取られないだろが
648名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 18:59:47 ID:???
馬鹿ばっか。惜しい職人を亡くした・・・
649名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 19:01:55 ID:???
腐女子ってスカでもないのに嫌悪したり
意味わかってないくせに駄レス返して荒らすんだな
650名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 19:20:30 ID:???
>>647
これはもう完全に言葉が足りなかったと思います。
本当に申し訳なく、スレ開いた瞬間顔面蒼白となりました。
あまりレスしても怒りを煽るだけだと思いますのでこれだけは。
自分自身新規さんのSSの続きを楽しみにいることは間違いありません。
こんな雰囲気にしておいてなんですが
どうか続きを待っている方々の為にも続きの投下をお願いします。
651名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 19:53:14 ID:???
>>641
俺は>>645の言うようにとらえてたんだけども
これだけ荒れたしなあ。
でも投下スパンが長いみたいだから職人が消えたと考えるにはまだ早い
652名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:02:13 ID:???
非常に細かい事でイザコザになってますな
653名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:04:06 ID:???
そもそも嫌悪発言で空気がピリピリしてたのに
意味もわからず駄レス付けるからだよ
654名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:04:54 ID:???
とにかく嫌悪厨は死ぬべき
これだけはガチ
655名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:09:05 ID:???
>>651
そう思う奴は理解力が足りなさすぎ
517へのレスとしての520は文体からして肯定と捕らえられない
656名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:12:25 ID:???
>>650
よく言うよ。もう投下も糞もないほど荒れるまで
笑い噛み殺して見てたんだろが。
657名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:13:18 ID:???
もういい加減スルーを覚えようぜ
658名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:15:20 ID:???
>>651
さすが腐脳。都合いい解釈だ。もう神が来る訳ないだろボケ。
お前らがいるから来れねーの。わかった?
659名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:16:43 ID:???
「腐女子」は荒れる魔法の言葉だな
660名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:17:27 ID:???
>>659
腐女子は必ず馬鹿みたいな擁護するからな
661名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:19:20 ID:???
なにこのスレ
つーかトウジとシンジの絡みを期待してる時点で全員腐女子
662名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:20:04 ID:???
>>661
ハイまた馬鹿な腐女子が釣れましたー
663名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:21:01 ID:???
そうやってすぐ食い付くからいけない
664名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:26:42 ID:???
このスレタイでこれまでそれほど荒れなかったこと自体が軌跡なのか
665名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:27:43 ID:???
奇跡だった
666名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:29:50 ID:???
トウヒカの逆襲
667名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:31:14 ID:???
スレタイにそぐわない内容で怒り
神に嫌悪発言で怒り
腐女子が争点を理解もせずに馬鹿擁護したもんだからアンチ腐女子が怒り
無茶苦茶だ
668名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:39:18 ID:???
とりあえず今日ここに書き込んだやつは全員腐女子






あっ、俺もか
669名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:44:53 ID:???
久々に来たら何この流れ。
670名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:44:56 ID:???
腐女子腐女子うるさいですね
こうなったらもう俺が書くしかないようだな
671名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 20:56:57 ID:???
>>670
腐女子が嫌悪するような濃いのを頼む
672670:2006/06/03(土) 21:03:13 ID:???
と思ったけどういう話にニーズがあるのか分からなくなったからやめとく
ぶっちゃけ叩かれるのは怖いしね
673名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 21:07:43 ID:???
>>672
死ね嫌悪厨が。糞レスで気を引くな
674名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 21:08:40 ID:???
言葉遣いをもう少し考えないと雰囲気悪くなるだけだぞ
675名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 21:13:47 ID:???
>>674
それはまず嫌悪腐女子に言ってくれ
676名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 21:15:48 ID:???
まあ、初代職人も不憫だな
677名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 21:15:53 ID:???
どうでもいいよ、もう
どうせ投下は来ないだろうし
678名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/04(日) 00:11:46 ID:???
ttp://ranobe.com/up/src/up111605.jpg
なんか荒んでるのでトウジ貼っておきますね
679名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/04(日) 01:36:55 ID:???
>>678
トウジ、かっこいいじゃないか
シンジにはもったいなさすぎる
680名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/04(日) 03:41:32 ID:???
>>679カエレ(・∀・)!
681名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/04(日) 09:21:40 ID:???
もまいら餅つけ
なんでこんなに殺伐としているんだ?
682名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/04(日) 11:39:22 ID:???
腐女子と腐女子嫌いとアンチシンジとが荒らしてるんだよ
683名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/04(日) 12:59:22 ID:???
ここはみんなで職人さんを待つスレになりました(・∀・)

このスレはまったりいこうぜ
684名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/04(日) 13:30:21 ID:???
>>683
今までもそういうスレだったんだが…
投下されても嫌悪厨が荒らすんだろうなぁ
685名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/04(日) 14:02:54 ID:???
投下したら嫌悪されるスレはここですか
686名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/04(日) 14:07:53 ID:???
まあこの短期間でスレを回してたのは冷静になれなかった極僅かな人間だろう
大量投下でもあったのかとwktkしちまったよ
687名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/04(日) 18:22:36 ID:???
>>678
この画像の詳細キボン
688名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/04(日) 21:40:46 ID:???
Refrain of EvangelionってCDの付録ブックレットの絵
確かトウジのイラストは摩砂雪画
いい仕事しますね
689名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/05(月) 18:54:27 ID:???
ごめん。俺自体流れ良く分かってない。昨日帰ってきて今レス読んで、すごいびっくりした。
さすがに親父はPC持ってかなくて来れなかったから。
俺は神じゃないし、確かにこんな風な無駄レス多いし、とうてい黙々とすぱらしい
小説投下していけるような奴じゃないし、まだ続きの小説を書き始めてさえいないけど、
俺が叩かれるのは分かるよ。でも他が分からない。
俺はちゃんとスレも住人も選んでるよ。ここの雰囲気壊したのお前らだろ?
何で無駄レス書いてるかっつーと住人と話したかったからだよ。悪いか?そーいうのに
嫌悪してるんだったらわざわざこんなとこ来てまで読むな。
もうここを荒らさないでくれ。俺はここが好きなんだ。ここに居たいんだ。
ここで書いていたいんだ。だからもうやめてくれ。
一応言っておく。絶対続きは書く。もちろん無駄レスも付けてな。
俺はここに居る。
690名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/05(月) 20:38:46 ID:???
>>689
あんたはここにいてもいいんだ、期待してるよ
691名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/05(月) 21:35:29 ID:???
>>690ありがとう。俺もがんばるよ。
つーことで>>479の続きー。

「…なぁ、トウジ?」
いつもの屋上で、これまたいつものパンを頬張っていたトウジは、
後ろからの声に振り向いた。
「なんや、ケンスケかい…で、何やて?」
「やりすぎじゃないのか、アレは?」
ケンスケが隣に腰を下ろす。
トウジはなるべく感情を入れないように返事をした。
「…何の事や、分からへんな」
「とぼけるなよ。分かってるクセに」
「…」
「…碇の事。この間も殴ったろ?」
「アホ!殴ってへんわ!!」
「冗談だよ、バカ」
声を荒げた自分に、ケンスケはさらりと言い返す。
「でも、初対面の時殴ったよな」
「…殴られるくらい、当然なんや、アイツは…」
「罪悪感感じてるクセに」
ケンスケの言葉のトゲが、トウジにはえらく痛く突き刺さる。
トウジは顔をしかめた。
「何なんや、いったい」
692名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/05(月) 21:50:47 ID:???
「…別に?このままだと碇クンがかわいそうだなー…って」
思わせぶりな視線がトウジに注がれる。
「…何が言いたいんや、結局?」
トウジが項垂れて説明を求めると、ケンスケは改めてトウジに向き直った。
「見たんだよね。この間の放課後」
「…まさか」
「そ。教室で二人で話してたろ?」
「帰っとったんやなかったんか?」
「明日の予定何だったかと思って。ちょっと戻ってみたんだ。そしたら…さ」
ケンスケが少し間を置く。こういう雰囲気は嫌いだった。
「そしたら?」
「いや、何か深刻そうだったし、入るのはアレかなーと思ったんだけど…
ちょっと盗み聞きっていうか」
「…悪趣味やのう」
トウジはゆっくりと返事しながらも、内心焦っていた。
あの時の話を聞かれたという事と、その話題を持ち出されたという事で、
トウジの背中には汗が噴き出ていた。
693名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/05(月) 22:03:32 ID:???
>>689
別にそんな宣言いらなくね?
荒らしたい奴を呼び寄せるだけだぞ
694名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/05(月) 22:05:27 ID:???
トウジが帰ろうとしている時だった。
「ぁ、あのっ…鈴原…」
妙にか細い声に顔を上げると、シンジがいた。
そのまま無視して帰ろうかとも思ったが、シンジはトウジを帰そうとしなかった。
「話がしたいんだ。聞いてくれるだけでいい…」
「…」
黙っていると、やがてシンジが口を開いた。
「あのさ…鈴原が僕の事嫌ってるって分かってるよ。
でも…僕はこのままじゃ、嫌なんだ」
初めは他人に無関心で距離を置いていたシンジも、初めて触れた
トウジの冷たく突き放したような態度に、人に嫌われる事を知った。
もっとも、まだ今の時点では『居心地悪い』というだけだったが。
そしてシンジなりに、この関係を変えようというのだ。
…などという事をシンジはつまりながらも話した。
そしてトウジは黙って見ていた。


あう時間無い。また今度。
695名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/05(月) 22:38:24 ID:???
ごくろう、また後でな
696名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 00:32:41 ID:???
うん。また今度。
楽しみに待ってます。
697名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 00:48:20 ID:???
乙だが・・・・・・・・
あえて無駄レスしてまで話したいと思ってる住人って・・・いるか?
698名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 00:55:34 ID:???
>>697
いねぇwwwww
感想レスにレス返しするならまだしも、無駄レスの内容が
パパのPCとか中間テストとか、まるで日記だからさwww
そういう所を叩かれたんだと思うけど、自覚ゼロでますますヤル気って
空気の嫁なさに引いた。
699名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 01:27:57 ID:???
>>689
俺が叩かれるのは分かると言っておきながら、無駄レスの決意表明ですか。
2chでは嫌われるよ、そういうの。馴れ合いじゃないんだからさ。
乙ではあるけどさ。
700名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 01:39:10 ID:???
職人が出てくるのは程度越えなきゃそんな気にならないけど
まあ、あんまり影を見せ過ぎない方がいいね。
このスレを救うのは投下かな。ってわけで乙!

そして700get
701名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 01:42:59 ID:???
久しぶりにキテタ!投下乙!
702名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 15:59:30 ID:???
>>689
俺女きんもー☆
703名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 16:21:33 ID:???
>>699
2chでは嫌われるよ、って何を偉そうに。中二病プギャーm9(^Д^)
704名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 16:59:34 ID:???
というわけで、みんな嫌悪しときますね
705名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 21:12:34 ID:???
片割れの誕生日だというのにすさんどるな
706鈴原トウジ:2006/06/06(火) 21:15:27 ID:???
シンジ、誕生日おめでとさん!
プレゼントはワシや!

抱いたる!
707碇シンジ:2006/06/07(水) 19:36:02 ID:???
そ、そんなっ…
イキナリ困るよ、トウジ…。

嬉しいけど……。
708名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/10(土) 16:33:35 ID:???
保守っとく
709名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/16(金) 14:54:15 ID:+etr6wf5
あげ
710名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/18(日) 09:05:39 ID:???
>>697-699
もぐレイスレの崩壊やマナスレその他のなりきりの追い出しが起き
その荒らしに運営が何の対応も出来なかったことや
最萌えトーナメント以降の板の荒れようから
正直住人は運営に対し面従腹背の状態で信頼していないのではないかな

そして今の荒らしのすさんどる口調は
★あぼーん男爵その他のネットウォッチのキャップ持ちに酷似していて
正体が煽り屋=目先のアクセス数稼ぎと外部から憂さ晴らしが目的で来た
ボランティアではないか?という意見もあった

正直旧来の板住人や職人は気が弱いのが多いし
些細な叩きをやるだけでも住人が減り
板は逆に過疎化すると思うのだがどうだろうね
711名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/18(日) 09:07:36 ID:???
いいねえ、若いねえ
712名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/18(日) 09:43:23 ID:???
>>710
◆エヴァ板 自治集会所4◆
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1149953480/
713名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/18(日) 11:00:01 ID:???
これはひどい
714名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/18(日) 12:13:31 ID:???
もうネタ投下するしかねえ
715名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/18(日) 17:51:42 ID:???
>>714
がんばれ
716名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/21(水) 02:47:00 ID:???
1、依存ホモセックス 「イイっ!トウジィ!! 何でもするからやめないでぇっ!」
2、たどたどしい中学生エッチ 「あっ…トウジ!ちょ、ちょっと待って…!」
3、トウジ一方通行 「と、トウジっ!やめてよ、僕…ぼくっ!」
4、プラトニック純愛物 「僕、トウジのこと……す、好きなんだ…」
5、ホモ無し友情物 「ねぇトウジ、僕たちずっと…友達だよね」
6、悲劇・イタモノ 「トウジには、関係ないよ…!」

さあ選んでください
717名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/21(水) 07:35:25 ID:???
スレタイ的には1かな
718名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/21(水) 08:09:22 ID:???
待て。
スレタイ通りなら確実に3ではないのか。
そのまんまだぞ。
719名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/21(水) 09:49:21 ID:???
スレタイ通りなら3だな。
個人的趣味なら4だな。
720名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/21(水) 16:11:10 ID:???
個人的趣味は1だったが最近4や5の方が癒されることに気がついたw
721名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/21(水) 19:32:54 ID:???
ト「なぁ、シンジ。たまにはワシのこと好きって言ってくれへん?」
シ「い、嫌だよ」
ト「何でや?ワシのこと嫌いか?」
シ「ちがっ…」
ト「なら言うてや。な?な?」
シ「す、す、す、すっ」
ト(よっしゃ!もうちょい!)
シ「すあま」
ト「…。」
722名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/21(水) 19:46:32 ID:???
2もいいな。初々しくて。
んで、トウジが若さで強引に攻めて、3展開はいかがか。
723名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/21(水) 20:48:36 ID:???
このスレ初めて開いたが、1が結構好きだ。
痛い感じがして
724名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/21(水) 21:03:05 ID:???
トウジがシンジのお尻の穴にチ〇コを入れたり出したりして中に精子をドクドク流し込むのがいい
725名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/22(木) 00:21:31 ID:???
←タメ→+P龍〜撃閃!龍〜撃閃!
どないしたんや?
726名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/22(木) 02:46:43 ID:???
4+2
若しくは6から1に上がってくパターン
これだ
727名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/22(木) 07:17:47 ID:???
2+4
728名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/22(木) 14:14:48 ID:???
6→5→4→2
他人から友情、友情から愛情に変わっていく心理描写が読みたい。
729名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/22(木) 16:18:17 ID:???

  /⌒\
 (    )
  ( C () ))   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |   |<   6→5→4→3→2→1で!
 ( ・∀・)  \_____________
  )   (
 (__Y_)
730名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/25(日) 04:03:06 ID:???
6から1に上がってくパターン希望多いな。同じく希望だが。職人さん待ち。
731名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/28(水) 21:26:13 ID:???
ほっしゅ
732名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/02(日) 07:17:52 ID:???
ほし
733名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/06(木) 23:16:41 ID:???
まち
734名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/07(金) 16:53:52 ID:???
「帰ってよ!いいから、トウジ…僕なんかのことほっといてよ…!僕が何日学校ズル休みしようがトウジには関係ないじゃないか!」
「オマエはアホか!オマエがそういう態度とるから余計気になるんやろうが」
「………何でだよ、トウジと僕は…赤の他人じゃないか!」
「そんな言い方するんやないっ!!」
(ビクッ!)
「確かに血は繋がっとらんけどな…親友やろ?親友つかまえて赤の他人はないやろ!?」
「…違うよ、親友じゃない…!」
「ならなんや、友達やったらええんか?」
「違う!友達なんかでもないっ!トウジは僕のこと何にも知らないのに………みんな知らないのに…友達みたいなフリしてるだけなんだ…!」
「確かにワシはシンジのことほとんど知らんで?ワシの知っとるのはエヴァのパイロット、中学のクラスメート、そんから親友のシンジくらいやもんな。別にシンジが話したくないならそんだけでもええんや。そんだけでもワシはシンジのこと親友やと思うとる。」
「…止めてよ、トウジ。そんなの…」
「ワシがフリでこない糞真面目にベラベラ喋っとると本気で思うとるんか?こんなんワシのキャラやないで、自分で言うてて恥ずかしゅうて顔真っ赤っ赤や。」



ガチャ…キィ…
「やっとでてきおった。こない親友に心配させおって…ちったあ反省したんか?」
「………ホントに真っ赤か確かめただけ………ウソツキ…」
「まったく素直やないなぁ…何か聞いて欲しいこと溜まっとんのやろ?ワシがガス抜きしたるわ」
「………やっぱりいい…帰って」
グッ
(あれ、閉まらない…)「ずるいよトウジッ!騙したな!足抜いてよ!」
「ふふふ…甘く見てもろたら困るで、シンジ。ワシ相手に扉開けたらしまいや。今日はその腐った根性叩き直すまで帰らんからな!さあ観念さらせッ!?イダダダダダッ無理矢理閉めんなや!!」
735名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/07(金) 17:37:17 ID:???
wktk
736名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/07(金) 17:50:26 ID:???
「ほれ言えや」
「…何を?」
「しぶといやっちゃな…こら相当骨が折れそうや」
「勝手に上がり込んで何言ってんだよ」
「扉開けたんはお前やで」
「う………それはトウジが」
「ホンマは話聞いて欲しかったんやろ?意地はらんと何でも話したらええがな。」
「意地なんかはってない…」
「はっとる」
「はってない…!もう、トウジに話したいことないんだから…帰ってよ」
「嘘やな、ワシにはわかるで」
「どうしてだよ!?トウジに分かるわけない!」
「ワシやなくても分かるわ、そんなこと。そんな顔しとったらやな、他人やっても心配するわ。その顔はな、心配してくださいちゅう顔や」
「……そう、心配させるような顔で悪いけど、元からこういう顔だから。心配しないで帰っていいよ。ほら早く帰りなよ。」
「ええい、まどろっこしい!先週はそないな顔しとらんかったやないか!何かあったんやろ!?」
「何もないよ…だから話すことも何もない…ホントにもう帰ってよ、心配されることもないのに余計な心配されるのは迷惑だよ…!」
「そーか…そこまでゆーんならもうええわ…ワシも段々腹立ってきたわ」
「良かった、帰るの?じゃあね」
「まだ帰るとは言っとらんで」
「ええ!?何だよそれ」
「そんなに話したくないんならそれはええわ。せやけどな、明日学校には来るんやで、分かったな」
「やだよ何でトウジに命令されなきゃいけないんだよ」
「約束するまでワシはここから動かんからな」
「………はいはい分かったよ行けばいいんだろ?」
「ちゃんとワシの目ぇ見て言えや」
「行くよ!」
「そんなんダメや嘘ついとる!目ぇ見たら分かるで!」
「何なんだよ!顔見たらとか目見たらとか!もういい!勝手にそこに座ってれば?僕、もう寝るから!」
「ええで勝手にせえや!起きてきたら続きやからな!」
「………知らないッ!」
ガラガラッピシャン!
737名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/07(金) 18:18:39 ID:???
ガラガラ…
「………トウジッ!」
「ひっ…な、何やシンジか、脅かすなや」
「寝るくらいなら帰れば…」
「だ、誰が寝とるんや?ワシは寝とらんで?ペンペンか?」
「ふんっ…どうせそのくらいしか心配してないんだろ?やっぱりフリじゃないか…!嘘くさいんだよ…」
「ま、まだ言うんか!大体お前はグッスリ寝とったやないか、オアイコや!」
「もうわけわかんないよ…僕は晩ご飯作らなきゃいけないけど、話しかけないでね、気が散るから」
「おっメシか」
「…言っとくけど迷惑なクラスメートの分なんかないよ」
「べ、別にメシ食いに来たわけやないっ!シンジの心配して来たんや!」
「…どうだか」



(うう…!こら……旨そうなにお…はっ!負けたらアカン!食いもんなんかに釣られたらアカン!……なんや炒め…アホ!負けるなワシ!うっ…)



「帰らないの?」
「お、男に二言はない…!」
「ふ〜ん…無理してるのがバレバレなんだけど。トウジってほんと…馬鹿みたい」
「ば…!?…馬鹿でも何でも構わん…こうなったら引きずってでも明日シンジを学校に連れてったる…!」
「まあ無駄な努力だと思うけど」
(なんちゅう憎たらしいやつなんや!こんなやつ心配すんのアホらし…いやいや落ち着くんやトウジ…腹が減ってイライラしとるだけや。シンジのペースにハマったらアカン)
738名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/07(金) 18:55:28 ID:???
「いい加減帰って」
「ワシのことなら心配せんでええで。どうせ家には誰もおらんしなぁ」
「…誰も心配なんかしてない」
「まあええわ。明日は学校や、早く寝んとな」
「………電気消してよ」
ガラガラ…トンッ

(はぁ、結局喋らんかったな…シンジ。ワシがこない心配しとるのアイツも分かっとるはずやのに…それともワシやダメなんやろか?…せやけど他に話せるヤツも居てないようやし…やっぱワシがふんばらなアカンか…)



(うぅ…腹が空きすぎて眠られへん………ん!?)
ガ・ラ…ガラッ……ガラ
スル……スル…スル…
(な、何や…?こっちに…)
ファサッ
(ひっ…タ、タオルケットかいな………ん?何やどないしたん…)


「………」


「…シンジ」
「ト………!」
「聞こえたで」
「ず!ずるいよ!寝たふりなんかしてッ!」ダダダッガラガラガタンッ!
「こ、こら待て!開けんか!んくくっ!くっ、力なら負けんで!うおお!」
「やだ!やだっ!ズルイ!トウジずるいよッ!ああっ」
ガターン!
739名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/07(金) 19:15:44 ID:???
キタコレ!GJ!
続き待ってます!
740名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/07(金) 19:28:24 ID:???
>>716でいったら6あたり?
これからどんどん1まで上がっていって欲しい…。
741名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/07(金) 23:07:52 ID:???
「ハァ…ハァッ……どや、思っとること言うんはスッキリするやろ」
「…」
「な?残りも全部ぶちまけてまえ」
「……………やだ」
「な、なんでや」
「……………だって」
「だって、なんや」
「………だって…恥ずかしかった……」
「恥ずかしいて…何を恥ずかしがることがあるんや。ワシは別におかしい思わんし、それにシンジの本音が聞けた方が…その、なんや、うれしいで」
「さ、さっきのは…違うよ…!」
「何が違うんや?本音やなかったんか?」
「そうじゃなくて!………もう止めてよ、そうやって聞くの…ズルいよ…」
「ズルい思われても構わんで…それでシンジが楽になるんやったら」
「止めてよ!」
「な、何や急に…!」
「そういうに……されると僕………たまらないんだよ…!」
「シ…シンジ」
「触らないで!」
「す、すまん…つい…」
「そんなに…しないでよ!そんな風にトウジにかまってもらえるような人間じゃないんだよ!」
「わ、悪かった…そんなにシンジが…お前を追い詰めてもうて、悪かったわ…もう話さんでええから…」
「………ずっと…ずっと……酷いことばかり考えてたんだ………そんなこと喋ったら…」
「…」
「………絶対トウジに嫌われちゃうよ…」
742名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/08(土) 05:53:26 ID:???
「ワシをそないケツの穴小さいヤツやと思うとるんか?」
「そんなんじゃ…」
「ワシもシンジみたいに繊細なヤツと付き合うんは初めてやから、正直何考えとるんかようわからんとこもあるけど…ちっとやそっとでシンジのこと嫌いになったりせえへんから安心せえ。」
「…」
「…何やワシってそないに信用あらへんかったんか…」
「だから、そうじゃないってば…!」
「すまん、また余計なこと言ってもうたな。………もう寝よか。これ以上シンジ困らせてもアカンし」
「…」
「………ほな…おや」
「トウジ」
「…ん」
「………意地悪して、ごめん」
「ええんや、そないな気分の時もあるやろ」
「………ねえ」
「なんや」
「やっぱり……………その…まだ友達って…思ってくれてる?」
「あったりまえやろ。思ってなかったらとっくにパチキかまして帰っとるわ」
「………ごめん」
「…そこで、ごめん言うんがまたシンジらしいっちゅうか…」
「…え?」
「いや、何でもないわ…もうええか、寝るで」
「…ま…い、いいよベッドで寝てよ」
「…え?ワ、ワシはソファでええで」
「だけど、悪いから…!僕が向こうで寝る」
「せやけど…」
「お願い」
「…分かったわ、ほな遠慮なく…」
「じゃ、おやすみ」
「シンジ」
「な、何」
「明日は学校、行くよな?」
「………うん」
743名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/08(土) 07:07:13 ID:???
最悪だ…
散々困らせて、心配させて…結局トウジのこと…人が良いのを利用してる。
本当に見捨てられてもいいなんて覚悟もないくせに…あんなふうにかまってもらってうれしいだけなんだ。

友達だと思ってる?だなんて…馬鹿じゃないの!?…ほんとに…最悪。



なんでやろ…
ワシってああいうんに弱いんやなぁ。
なんちゅうか…そうやな、ほっとけんのやな、ああいうアホみたいなん。
ある意味分かりやすいんやけど、ようわからん、異星人みたいなとこもあるし。
まぁエヴァのパイロットになるくらいやからなぁー。

うぅ…!腹が…
さっさと朝にならんかのぉ…
744名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/08(土) 21:10:42 ID:???
職人さんGJ。
745名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/14(金) 22:41:50 ID:D7Iqkp9Z
あげ
746名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/17(月) 20:15:07 ID:???
テトリス無敗伝説
手戸 利守斗
利守斗「誰もオレを棒が来るまで止められねー!!!。
次の相手は碇シンジおまえか!よーしテトリスバトルだ!!!」
747名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/17(月) 20:33:26 ID:???
利守斗「何!バカな、3連続で…全消し!?」
シンジ「くらえ!魔女スティック!アタック!」
どーーーーーZ________ん
リスト「そんな、オレの5年連続全国大会優勝きろくが、、、ち…畜生」
シンジ「何だか呼びずらい名前だがリスト君、これが実力の差だ!」
リスト「う…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
シンジ「フン!雑魚には用はない!次は世界一だ!!!」
748名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/17(月) 20:38:07 ID:???
リスト「シンジ…」
シンジ「雑魚が、、泣け!!喚け!!!」
リスト「オレは、、お前を絶対倒す・・・だからまってろ、、、グスン」
シンジ「いいだろう!だがそのときは・・・返り討ちだ!!!」
リスト「じゃあな」
シンジ「フン」
完…
749名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/17(月) 20:45:17 ID:U4qxVfhO
元ネタ何?
750名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/17(月) 20:48:04 ID:???
オレのオリジナル…
751名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/17(月) 21:05:14 ID:???
激しくスレチじゃね?
752名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/20(木) 20:19:53 ID:???
昔みたいな神職人こないかな
753名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/22(土) 08:15:11 ID:???
ROMりながら枕を濡らしたあの頃が懐かしい…
754名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/22(土) 09:58:39 ID:???
心理描写の切なさに涙。
俺なんかメモ帳に編集して保存したよ…。
755名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/26(水) 22:44:24 ID:???
756名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/27(木) 08:23:37 ID:???
757名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/27(木) 15:40:18 ID:???
キタ!
758名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/01(火) 00:35:42 ID:???
何?この初期の神スレっぷり!
職人さん、カンバック。
759名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/04(金) 03:32:42 ID:???
職人さんこないかな
760名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/04(金) 22:06:42 ID:???
職人さん戻ってきてくれ…
761名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/05(土) 01:01:25 ID:???
過去完結済みの二作品書いてた神とか戻ってこないかな…。
続きが気になる作品残してった職人さんとかさ…。
762名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/07(月) 23:12:32 ID:???
ほしゅあげ
763名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/12(土) 02:43:14 ID:???
764名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/14(月) 00:34:42 ID:???
奇蹟の価値は
765名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/18(金) 00:38:35 ID:???
ほしゅっとこう
766名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/24(木) 01:30:57 ID:???
誰かおらんのか?
767名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/24(木) 09:47:15 ID:jj0BPnNv
おるよ
768名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/24(木) 12:45:10 ID:???
ノシ
769名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/28(月) 00:22:34 ID:???
何か語ろう
770名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/28(月) 13:20:52 ID:OTTJM4jK
トウジの肉体について
771名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/28(月) 14:31:50 ID:???
庵トウジは比較的体格が良いが、貞トウジは華奢で少年らしい体格について

どっちが萌えるかな?
772名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/29(火) 21:24:56 ID:???
あげ
773名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/30(水) 17:32:55 ID:???
少年らしい薄い身体がの方が好きだな。
適度に筋肉が付いている程度がちょうどいいかと
774名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/30(水) 18:36:26 ID:???
貞トウジが薄っぺらな胸板を気にしていれば、そりゃもう萌える
775名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/30(水) 18:39:24 ID:???
ちょっと体が出来てきてる感じがいい
776名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/30(水) 18:59:48 ID:???
7巻で上半身裸のトウジとシンジのカットあったけど、
トウジは身体作りかけの少年って感じだな。シンジは細すぎwww
777名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/30(水) 22:50:07 ID:???
運痴なのを気にして、せめて見た目だけでもと身体を鍛えてるトウジに萌える
778名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/31(木) 02:54:15 ID:???
それじゃあ、ボディビルダーになってしまうのではww
779名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/04(月) 17:36:47 ID:???
780名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/04(月) 20:17:37 ID:???
781名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/08(金) 00:12:48 ID:???
応援sage
782ナンシー:2006/09/12(火) 00:54:37 ID:/R88irGC
ムカつくほどの蒼い空、夏真っ盛りの8月の今日。
シンジは一人でリビングにっぷしていた。
「暑い・・・。」
呟いた言葉は扇風機の羽音にのまれた。
−ピンポーン−
蝉の声ばかりだった世界の音に新しい音が加わった
「・・誰だろう・・・。」
今日はアスカは委員長宅へお泊り、ミサトさんに限っては出張で帰ってこない
シンジがノソノソと玄関に向かってる間にも玄関チャイムが鳴り続ける。
「は〜〜い!今出ます!!」
玄関外の顔もわからぬ相手に少々苛立ちながらも
扉を開けると、そこには見知った顔が一つ
「よ!久ぶりやな。」
トウジだ。
「いや〜ほんま久しぶりやな〜・・。
 お前が休んでる間に夏休みに入ったから・・・
 一ヶ月ぶりやな!」
「一ヶ月かぁ〜・・道理でなんか懐かしいはずだよ。
 あ、ここじゃなんだし、上がってく?
 お茶くらいはだせるよ。」
「ええんか?ほな、お言葉に甘えて・・。」
僕しか居ないのに律儀に「お邪魔します〜。」っと
断りを入れるトウジに小さく微笑んだ。
783名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/12(火) 01:26:26 ID:???
職人さん、いらっしゃ〜い
784名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/12(火) 02:24:08 ID:???
wktk
785名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/15(金) 22:14:20 ID:???
保守
786ナンシー:2006/09/18(月) 01:36:00 ID:tQkCcF0z
「いや〜〜・・涼しいの〜・・クーラーは!
扇風機なんて目じゃないな!!」
トウジはそういうが、実際は今付けたばかりで
そんないうほど涼しくはないが、
この炎天下のなか自宅から歩いて来たのだから、
少しの風でも心地よく感じるのだろう。
「麦茶でいい?」
「ええで。そいや、惣流とミサトさんは?」
キョロキョロと辺りを見回しまた僕に視線を戻す姿は
まるでおもちゃ売り場で目当ての物を探す子供のようだ

(そういやミサトさん好きだもんな・・。
最初のこの部屋の状態見たらどうなるかな・・・。)
「ミサトさんは出張中。アスカは委員長の家だよ。
明後日まで僕一人・・。」

寂しそう
・・だと思った
「なら、ワイ今日泊まってってもええか?」
「え?」
「嫌なら断ってええ。どや?」
「・・・別に・・いいけど。
着替えとかは?どうするの?」
”借す”というのが普通だが、
トウジとシンジの体格差では無理だった。
「後で一旦帰って必要な物全部持ってくる。」



それからする事もなく、長い沈黙が流れた・・・。
787名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/18(月) 02:10:47 ID:???
乙です!
起きててよかった。
788名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/09/18(月) 02:23:21 ID:tQkCcF0z
続き書きたいけど・・・眠い!!

っかココエロは有り?無し?



おやすみなさい!!!
789名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/18(月) 02:34:15 ID:???
乙。
エロは有りだと思うけど。
っていうか、スレタイからしてそっち系だし
790名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/18(月) 02:45:33 ID:???
ていうかsageてくださいな
791名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/18(月) 21:42:53 ID:???
エロはありだろ。読みたい
sageてくれるんだったら幾らでもどうぞ
792名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/23(土) 02:54:13 ID:???
ほしゅまち
793ナンシー:2006/09/24(日) 00:43:13 ID:HbUl2NtG
「「あの」」
同時に発せられた声は一寸の狂いもなく重なった
「・・なんや、シンジ。」
「いや、トウジからでいいよ。」
「い〜から言え!」
はたから見ると奥手同士の恋人だ
「・・あの、ね?今日トウジが来るなんて思ってもなかったから
 冷蔵庫の中あんまりないんだ・・。
 で、買い物に行きたいんだけど・・・いいかな?」
「いいもなにも、ワシのせいやろ?
 ワシも一緒にいったる。荷物持ちにしかならんがな・・。」
 シンジが最後の台詞に苦笑した
「そん時ついでに着替えやら何やらを取りにいけばええんやし。」
「そだね、じゃあ比較的トウジの家に近いスーパーに行こうか。」
頭の中でスーパーまでの距離と時間を考えながら
トウジの好物を思い出そうとしていた
「トウジ何食べたい?」
考えたが、こういう事は本人に聞くのが一番早いのだ
靴を履きながら尋ねてみると
「ん〜〜・・・・・」
しばらく考え込む
「シンジの作ったもんならなんでもええ!」
よくもまあそんな甘い台詞を吐けたものだ
本人はそうは思っていないだろうが・・・
「・・・じゃあ、むこう行ってから考えようか。」
靴を履き終えたシンジがスッと立ち上がると
そこにはトウジの顔があった
二人の顔の距離約3cm


玄関の狭さが原因であろうその状況に
二人の中学生は思わず赤面した
794名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/24(日) 00:54:48 ID:???
乙。gj
でもお願いだからメ欄にsageと入れてくれないか?
795名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/24(日) 18:19:14 ID:???
同意
でもかわいいやん
796ナンシー:2006/09/24(日) 19:22:51 ID:???
トウジがシンジを呼ぶときの呼び方は
『シンジ』『センセ』のどっちでいけばいいんですか??
797名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/24(日) 19:32:38 ID:???
シンジでいいんじゃない?
もしくはからかう時はセンセで真面目な時はシンジで使い分けるとか
798ナンシー:2006/09/25(月) 16:21:33 ID:???
わっかた・・。
解答ありがとう。
799名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/29(金) 23:34:17 ID:???
保守しとく
800名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/03(火) 06:22:03 ID:???
もう…駄目なのね…
801名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/05(木) 02:20:50 ID:???
駄目じゃない!
802名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/06(金) 08:26:58 ID:???
やっぱり駄目なのね…
803名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/07(土) 17:23:21 ID:???
誰もいない……そう…もう…駄目なのね……
804名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/07(土) 17:32:56 ID:???
お前と俺がいるじゃないか
805名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/07(土) 18:46:07 ID:???
…? 私は3人目だから…
806名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/07(土) 18:59:23 ID:???
いるよノシ
そんなことよりトウジの話でもしようぜ
807名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/07(土) 19:02:36 ID:???
トウジスレでしろ
808名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/07(土) 19:04:16 ID:???
ここは何を話すスレなんだ?
809名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/07(土) 22:42:49 ID:???
鈴原君と碇君の事を語るスレじゃないの…?
810名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/08(日) 01:30:23 ID:???
>>809
いいんちょ降臨?
811名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/09(月) 10:13:26 ID:???
鈴原…君……
碇君じゃないと駄目なの…?
812名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/09(月) 12:00:56 ID:???
なりきりは巣に帰れ
813ナンシー:2006/10/10(火) 20:16:17 ID:???
二人の距離 約1m
理由、先程の急接近により気まずい・・・

(・・き、気まずい・・・)
「のぉ、シンジ。」
「ん?!な、何?」(焦って声上ずっちゃった・・。)
トウジの顔が夕方の太陽に照らされ紅く染まっている
「シンジは・・怖ないんか?」
「・・・何が?」
「アレに・・エヴァに乗って戦うって、怖ないんか?」
一瞬、シンジの眼が見開かれる
「怖ないんか?」
再度続く質問
「・・怖い・・かな?」
無理に笑った顔
「でも・・誰かがやらなきゃならないんだし・・・」
”世界の為”と少年は言う
それはただのエゴイズム
それはただ自分を見てもらうための唯一の術
自分の父親に認められてる綾波が羨ましい訳ではないが
いきなり呼び出されて”戦え”と言われて従って
それでも自分を見ない父に半場いやだちを感じていて、
いつか見てくれるんじゃないか、という事だけがシンジを戦わせていた


814ナンシー:2006/10/10(火) 21:07:40 ID:???
↑なんかまとまんなっかった・・orL
815名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/11(水) 01:02:03 ID:???
ナンシー関(・∀・)イイヨイイヨ
816名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/11(水) 13:32:02 ID:???
あらいいですね
817ナンシー:2006/10/13(金) 20:07:26 ID:???
重い・・重い空気が二人の間に流れていた
ふと・・シンジの脳裏にある言葉が浮かんだ
”何故トウジは自分にそんな事を聞くのか?”
「なんでそんな事「あれ?鈴原?」
後ろから聞こえた少女の声に振り返る
「あ、やっぱ鈴原だ・・それに」
「シンジィ?!」
今度は聞きなれた声
「あ、アスカ。」
「げっ・・委員長やないの・・。」
「”げっ”って何よ・・”げっ”って人をおばけみたいに
 言わないでよ。」
素っ気無い声は不機嫌へと豹変した
「で?シンジ達はどうして一緒にいるのよ
 あんた今日は家で一人じゃなかったの?」
「そのつもりだったんだけど・・」
「どうせ鈴原が押しかけて無理を言ったんでしょ?」
「し失礼やな〜〜・・・」
実際そういう事なので何も言えない
「ち・違うよ!僕も一人でつまんなかったし・・
 トウジが来てくれて・・良かったよ。」
818名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/14(土) 19:49:02 ID:???
819名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/18(水) 22:27:00 ID:???
もう…駄目なのね…
820名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/19(木) 00:15:11 ID:???
まだ終わらない
821名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/20(金) 12:15:43 ID:???
「と、トウジっ! やめてよ、僕…ぼくっ!こんなにされたらトウジのことっ!トウジのこと好きになっちゃうよぉっ!」
「なってくれシンジ!ワシ!ワシシンジのこと好っ…くああッ!」
ドプッドクッドクッ…
822名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/21(土) 07:16:40 ID:???
age
823名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/22(日) 01:32:59 ID:???
age
824名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/22(日) 01:47:43 ID:???
ageるな
825名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/23(月) 07:36:07 ID:???
age
826名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/24(火) 02:14:43 ID:???
age
827名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/24(火) 06:13:24 ID:???
ageないでってば

職人様待ち
828名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/24(火) 19:49:12 ID:7+KVf6l3
トウジたあああああああああああん!!!!!!
(;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ (;´Д`)ハァハァ

トウジXゲンドウ
829名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/24(火) 20:12:35 ID:???
ほら碇!どや?穴も案外気持ちええんやろが?
830名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/24(火) 20:15:21 ID:???
ああっ、  トウジが、 トウジのが奥に当たって変な感じだよぉっ><;
831名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/24(火) 21:10:54 ID:???
832名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/25(水) 23:16:25 ID:???
>>828->>830
何やってんだお前らwww
833名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/26(木) 23:01:59 ID:???
トウジ×無知なシンジ萌
834名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/27(金) 00:04:36 ID:???
アニメはそんな感じ
835名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/27(金) 00:38:03 ID:???
学園物のトウシンはよくあるけど、バル戦絡めたトウシンってあまり見ないな
見てみたいけど本編が本編だからしょうがないか
836名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/28(土) 23:08:52 ID:+QhElkQv
トウジに犯されたい
837名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/28(土) 23:14:16 ID:???
佐賀県
838名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/28(土) 23:20:38 ID:???
甘甘トウシンエロが見たい
839名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/28(土) 23:32:12 ID:???
こういうことは言いだしっぺがやるもんですよ
840名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/29(日) 08:06:48 ID:???
「ごめんね、トウジ。」
「んん…何がや…?」
「毎日おしかけちゃって。迷惑だよね。」
「そんなことないで。」
「でも仕事で疲れてるのに…甘えすぎだよやっぱり…」
「いらんこと考えんと甘えてええんやで。シンジにそんだけ求められとるってことやったら…ワシ、嬉しいわ。」
「でも、でも、最近すごく朝眠そうだし…」
「シンジが起こしてくれるんやろ?せやったら大丈夫や。」
「あっ…トウジ…でも…ぁ…」
「こんくらいでまいるワシやないで。体力あるとこ見せたるわ…」
「あ…ぁんっ…トウ…ジ…す………き…」
841名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/29(日) 14:52:59 ID:???
トウジより10歳も上だけど、トウジに攻められたい・・・(´・ω・`)
842名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/29(日) 18:18:02 ID:???

843名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/29(日) 18:20:17 ID:???
psp
844名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/29(日) 18:20:47 ID:???
トウジのあの男っぽく色っぽい顔は、中二じゃありえんよ
845名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/29(日) 21:13:25 ID:???
>>840
腹上死するぞ
846名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/29(日) 21:40:54 ID:???
流れ無視で投下

鈴原家にて
「この映画なかなか面白かったね!」
「せやな。まだ帰らんでええのんか?」
「うん。まだ大丈夫」
「ほうか。ワシちょっとトイレ…」

用を済まし戻ってくるトウジ。
シンジを見て急に焦り始める。

「ちょっ!おま、お前何観てんのや!!」
「いや、そこにあったから気になって…。やっぱりトウジもこういうビデオ観るんだね…」
「ちゃうねん!こん前ケンスケが来た時勝手に置いていったんや!ワシは観てないで!」
「そう…」

黙りこむシンジ。
間を置いて口を開く。

「そういうの…やっぱり興味ある?」
「んな、何言うてんねんな!」
「正直に!」
「…まぁ、ほんの少しは…」

「僕でいいなら…」
「シンジ?」
「僕でいいなら試してみる…?」
「!!!」

難しいっす…
847名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/29(日) 21:56:20 ID:???
あひっ
848名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/29(日) 22:23:57 ID:???
>>846
乙。頑張りなさいな。
849名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/31(火) 06:10:36 ID:???

850名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/03(金) 00:23:55 ID:???
初期の作品二つを読み返してみました
851名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/06(月) 02:39:52 ID:???
いかがでした?
852名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/06(月) 18:02:25 ID:???
age
853名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/09(木) 17:58:50 ID:???
>>846の続きを

「な、何バカな事言うてんねや!!」
「僕、本気だけど」
「ワシらは男同士なんやで!?そんなんできる訳ないやないか!」
「どうしてそんな風に決め付けるんだよ!!
僕トウジの事好きだよ。やっぱりそれだけじゃ…駄目なのかな?」
「んなっ……」

シンジのあまりに急で真っ直ぐな言葉と視線にトウジは思わず黙りこむ。
自分だってシンジの事は好きだ。でもそれは友情なのであって愛情とは全く別のモノ。だがシンジは躊躇なく踏み込んで来た。

仲間、親友、男同士…

この境界線は超えてしまってもいいのか…?
854名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/09(木) 18:31:14 ID:???
あら いいですねぇ
855名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/09(木) 18:57:29 ID:???
シンジ、強気だな!
856名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/09(木) 19:59:43 ID:???
越えなさい
857名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/09(木) 20:08:02 ID:???
スレタイ通りにするならばトウジがシンジを襲わないかん
だが積極的なシンジは新鮮だな
858名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/10(金) 01:25:14 ID:???
>>853の続きです

「その…なんでワシなんや?」
「え…?」
トウジは詮索をかけるようにシンジに尋ねた。

「ワシなんかの何がえぇねんな」
「わかんないよ、そんなの。気がついたら…好きになってたから。でも別に男が好きな訳じゃなくて!…トウジだから」
俯き今にも泣き出しそうなか細い声はトウジをより動揺させる。

「こんなの困るよね…ごめん。僕帰るよ」
「ちょ、ちょっと待ちいな!手…。手ぇ出しい」
「手?」
「えぇから!」
恐る恐る差し出すシンジ。トウジは間髪入れず引っ張ってシンジの身体を自分の方に引き寄せた。

「トウジッ!?」
「少しだけ!少しだけこのままにさせてくれ…」
トウジは初めて揺るごうとしている理性と闘っていた。
859名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/10(金) 01:33:11 ID:???
理性に戦いを挑んで、そして負けなさい
860名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/10(金) 03:01:08 ID:???
その先の事は考えてなかった。ただこうしていれば何か変化が訪れるかもしれない。そんな思いでシンジを抱き締めた。
が、シンジは抱き返してはこなかった。そして呟いた。

「同情ならよしてよ」

トウジの中で何かが弾けた。
シンジをベッドに押し倒し手で手を拘束する。その時の目は反抗的で、それが堕ちていくトウジの心に拍車をかけた。

「何する……んっ!!」
唇を強引に押し当て、言葉を阻む。
「…んっ…うんっ…」
息をするのも忘れるくらいにそれは激しいものであった。

完成間近の積木を壊す様に。
シンジの何気ない一言はトウジの理性を打ち砕いた。
861名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/10(金) 11:21:20 ID:???
モツカレー
862名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/10(金) 13:10:33 ID:???
スレタイ通りの展開きたね
863名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/11(土) 01:28:19 ID:???
「はぁっ…はぁはぁはぁ…」
唇を放すとシンジは小刻みに激しく呼吸を繰り返した。
その苦悶する表情をトウジは、まるで自分ではない第三者的視点で眺めていた。

次に首筋に吸い付きシャツのボタンを一つずつ外していく。

「ぅあ…!!あぁ……」
まだ声変わりを迎えていないシンジが喘ぐ声は女のそれの様だ。しかしトウジは動じない。

少しずつ露になっていく線の細い身体。それは怯える小動物みたいに震えきっていた。
自ら望んだ筈の事象が起こっているにも関わらず、心はそこに無い。

(いやだ…嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ……!!)

シンジの頬を涙が伝う。
864名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/11(土) 01:49:19 ID:???
よし、やっちまえ
865名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/11(土) 01:56:14 ID:???
シンジの表情に気付く事なくトウジの顔は首、胸、腹と下っていく。
その度に襲う刺激をシンジは言葉にしてはいけないと、必死で内に閉じ込めた。

トウジの手がベルトに伸びる。不器用に外すと静かにズボンを下ろした。
そしてその手を中に忍ばせようとした時だった。

「やめ…てよ…。もうやめてよっ!!」
シンジは渾身の力を込めてトウジを払いのけた。
床に倒れ込むトウジ。
ベッドに泣き崩れるシンジ。

「うぅっ…うっ…。どうして…どうしてこんな…」
シンジの止まらない嗚咽と哀れな姿を己の目に映した瞬間、全身の血が凍て付くかの様に、罪悪感が押し寄せてきた。
866名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/11(土) 02:03:25 ID:???
そこはやらないで正解だなw
867名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/11(土) 02:08:45 ID:???
「僕のこと、何にもわかっていないくせに…僕のそばにこないで!」
868名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/11(土) 02:14:00 ID:???
そこから徐々に愛が芽生えるといいよ
869名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/11(土) 02:39:37 ID:???
シンジ、お前が誘ったんじゃないか
870名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/11(土) 09:52:26 ID:???
シンジは愛してほしいんですよ
871名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/14(火) 00:29:11 ID:???
続きはないのですかい?
872名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/14(火) 01:53:01 ID:???
「シンジ…。ワシ…」
肩にそっと手を置いた。
「触らないでよっ!!」
シンジはすかさずそれを振り払う。
怒りと悲しみが混じり合った、そんな目をしていた。

「……ごめん」
そう言うとシンジは立ち上がった。
「元はと言えば僕があんな事言ったのがいけないんだよね。僕が言わなかったら…」
「違う!違うんや…ワシはただ…」
シンジは乱れた衣服を素早く直すと、鞄を手に取った。

「謝らないでよ。僕だって少し期待してたんだし。でも同情だけは…それだけは耐えられなかったんだ…!」
泣き声混じりにそう言い放つとシンジは部屋を後にした。

自分のした事のあまりの愚かしさに呆然とするよりなかった。
“同情”の意味に気付いた時、全ては遅かったから。

トウジの身体は最初も今も、冷えきったままだった。
873名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/14(火) 02:21:41 ID:???
トウジ、追い掛けれよ
874名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/14(火) 05:08:18 ID:???
追い掛けなくていいよそんなやつ
ノタレ死ね!
875名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/14(火) 06:28:53 ID:???
ageんな
876名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/14(火) 12:21:46 ID:???
ヘタレなトウジは良い
877名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/18(土) 13:03:05 ID:???
保全
878名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/20(月) 02:27:22 ID:???
ひっそり続きを待ってる俺がいる
879名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/21(火) 01:12:08 ID:???
翌日。
トウジは学校へ行くべきかやめるか悩んでいた。あんな事をしでかした後にどんな顔をして会えばいいというのか。だけどシンジを傷つけてしまった事実は今更変えようがない。
直接会って詫びるしかない。トウジは決心し、家を出た。

通学途中でさえ昨日のことを思い出さずにはいられなかった。シンジの素直な気持ちを裏切り、行為に及ぼうとした。それは興味本位であったとして、決して許されるものではない。謝ったところで自己満足なだけかもしれない。
だが、ただ一言言いたかった。
「ごめん」と…。

校門をくぐり下駄箱に着いた時、彼はそこに居た。唾を飲み込み意を決し、トウジは名前を呼ぶ。
「シンジッ!」
上靴を履き終えたシンジは言った。
「あぁ、トウジ。おはよっ!」

そこにあったのは、いつもと変わらないシンジの笑顔だった。
880名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/21(火) 22:13:51 ID:???
頑張れよトウジ
881名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/22(水) 01:08:04 ID:???
あまりに想像とかけ離れた反応に身動きが取れない。喉元まで出かかった言葉は姿を眩ました。
「どうしたの?早くしないと遅刻だよ!」
「あ、あぁ…」
教室でも昼休みの時でさえいつもと何ら変わりのない、いやそれ以上の態度でシンジは接してきた。
それは翌日も、そのまた次の日も繰り返された。その明るい笑顔が意図するものをいまいち掴めず、トウジは悶々としていた。ただ一つだけ。その明るさが普段のそれとは少し違うことだけが気になっていた。

「なぁ、トウジ」
「なんや?」
「碇のやつ最近明るくなったよな」
「せやな」
「本当にそう思う?」
「…どういうことや?」
「いいことだとは思うんだけど何か無理してるっていうか。俺の思い過ごしかもしれないけど…」
そう感じてるのは自分だけではない。つまりはそうさせているのは自分の存在か…?
伝えそびれた言葉。今こそ言うべきだと思った。
882名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/22(水) 21:58:46 ID:???
乙!
883名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/23(木) 00:26:18 ID:???
いいね。続きが気になる
884名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/25(土) 01:00:56 ID:???
「なぁシンジ、放課後ちょっと付き合って欲しいねんけど」
「ごめん!今日は本部に行かなくちゃいけなくて…」
「十分!いや五分でええねん!あかんか?」
「……わかったよ」
少し曇ったシンジの返事は何かを察しているかのようだった。
それでもトウジは伝えるべき言葉を携えて放課後の屋上でシンジを待った。そして静かにドアは開く。

「よう、来たか」
「用は何?手短に頼むよ」
「なんや二人になった途端それかいな。きついの〜」
「………」
「あの日のこと…すまんかった」
「…えっ?」
シンジは面食らった様な顔をした。
「ワシちゃんと謝ってなかったやろ?それだけどうしても言いたくてな」
「…どうしてだよ」
「どうしてって、言わんとワシ自身が許せんしお前にも辛い思いさし続ける思うたから…」
「どうしてそんなこと言うんだ!!」
シンジが今にも泣きそうな声で叫んだ。
トウジにはその理由がわからず、ただ立ちすくむしかなかった。
885名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/25(土) 21:43:18 ID:???
トウジが酷いやつだ
886名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/26(日) 11:56:39 ID:???
たまにはそういうのもいい
887名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/26(日) 15:13:39 ID:???
age
888名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/26(日) 19:45:52 ID:???
LOSもいいがTSもいいな




保守!
889名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/27(月) 23:45:26 ID:???






   何を言っても、エロと荒らししかできないお前らはエヴァ板の癌




890名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/28(火) 16:56:42 ID:???
もともとエヴァ板は2chの癌だろw
891名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/28(火) 17:23:06 ID:???
そーっすね
892名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/28(火) 20:41:46 ID:???
続き町
893名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/01(金) 00:31:25 ID:???
俺トウジたんの倍も年上だけど、トウジたんにケツ掘られたい
894名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/01(金) 23:05:33 ID:???
気持ちわりぃ
895名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/01(金) 23:09:44 ID:???
キモイな
896名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/01(金) 23:12:02 ID:???
キモチイイな
897名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/01(金) 23:25:41 ID:???
キモい
898名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/01(金) 23:44:10 ID:???
続きまだ?
899名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/02(土) 01:06:07 ID:???
「トウジは…何もわかってないんだ…」
シンジは拳を握り締め肩を震わせたまま言った。
「な、何のことやねん?ワシはただあの時ん事謝りたくて…」
「それが…!!それが…嫌だったのに…」
ますますトウジの頭の中は複雑になっていく。

「僕……馬鹿みたいじゃないか…」
「どういう…」
「無かった事にしてまたトウジと最初から友達に戻れたらって。あんな事言った後だしもう無理かもしれないって思ったけど…だけど!!
やっぱりトウジの事、好きだから…嫌われたくなかったから…。笑顔でいたら忘れて前みたいに話してくれると思ったんだ」
「シンジ……」
「だから今まで以上に明るく振る舞ったりしてみた。なのに謝られたら…僕、否定されてるみたいじゃないか…」
「ワシ…、ワシは…」
「ごめん…。こんな事言ったってわかる訳ないよね。僕が勝手に思ってるだけなのにさ。…もう、行かなきゃ」
去って行くシンジを引き止める事はどうしてもできなかった。
その後ろ姿はトウジを震えさせるくらい物哀しいものだった。
900名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/02(土) 01:12:10 ID:???
トウジがパンツを下ろす場面を繰り返し再生したのはおれだけではないはず
901名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/02(土) 01:17:39 ID:???
乙!
902名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/02(土) 01:25:00 ID:???
自分が何をしでかしたかにだんだん気付いてゆけばいいさ
903名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/02(土) 03:30:25 ID:???
このヘタレさがいい
904名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/03(日) 00:35:10 ID:???
続き町
905名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/03(日) 09:07:05 ID:KUzmpL3H
906名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/03(日) 16:35:34 ID:???
シンジ健気だなー
907名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/04(月) 08:24:39 ID:???
シンジは健気ですよ
908名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/04(月) 10:50:50 ID:???
「ワシはどないしたらええ?どないしたらシンジと元に戻れる?もう…わからん…」
トウジは自問自答していた。シンジの気持ちがわからない。シンジの考えが理解できない。だが、それよりも今まで自分はわかろうとしてきたのか?悩めば悩む程ただ苦しかった。

それから三日間、シンジは学校に来なかった。理由は大体推測できる。
「な〜に碇の机ばっか見てんのさ?」
「別に見てへん」
「そう。でも碇が三日も休むなんて最近じゃ珍しいよな。何かあった?」
「何もあらへんて」
「そっか。でも何かあったならさっさと片付けた方が楽だよ。トウジはただでさえ不器用なんだから」
こういう時察しのいい奴は扱いに困る。だけどどうしたらいい?今度ばかりはさすがに嫌われただろう。
…嫌われたくないのか?そうだ。嫌われたくない。シンジもこんな気持ちだったのだろうか。

考えてみればシンジはいつも生か死かの世界で戦っている。そんな状況下で気持ちを伝えるのは実は凄い決心があったんじゃないか?なのに自分はそれを踏み躙るような事をした。最低だ。

もう一度シンジと話をしたい。シンジがそうした様に、今度は自分の気持ちを伝える番だ。不器用なりの決心だった。
909名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/04(月) 19:50:46 ID:???
トウジよ、それが恋ですよ
910名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/04(月) 21:58:50 ID:???
いや。これはまだ恋じゃないんじゃないか?
一歩手前くらいな気がする
911名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/05(火) 23:18:20 ID:???
続きに期待
912名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/06(水) 22:39:06 ID:???
─ピンポーン─

シンジの家のベルを押した。直接訪れるのは少し気が引けたがそれが一番いい方法だと思った。
しばらくしてドアが静かに開く。
「はい」
少し虚ろ気味にシンジが出てきた。
「トウジ…」
「すまんな、急に」
「ううん、いいよ。上がる?」
「あっ、あぁ…」
拒絶されるかと思っていた為戸惑った。
「誰もおらへんのか?」
「うん。今はね」
「意外に元気そうやな」
「ちょっと怪我してね…。大した事はなかったんだけど念のためにってさ」
「そうやったんか」
ホッとした。と同時に考え過ぎた自分が少しおかしかった。

「もしかして僕が落ち込んで休んでると思ってた?」
「あっ、いやっ、まぁな…」
「ははっ、半分外れで半分当たりかな」
思わせ振りな言葉がトウジに向けられる。胸が少し痛んだ。
「確かに色々と考えてたんだ。今までの事とか…」
シンジの横顔がいきなり雰囲気を変える。

「ごめんね、トウジ」
913名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/07(木) 00:30:37 ID:???
シンジの一言がトウジの胸を貫く。あまりに唐突で何も返す言葉が見つからなかった。
「トウジ、困っただろ?自分の事ばかり考えて自分の気持ちばっか押しつけて…それでトウジからも逃げようとした。僕、最低だ…。僕は…」
「ちょ、ちょっと待ってや!」
淡々と話すシンジをトウジは思わず止めた。
「何でや?何でそうなんのや?悪いのは…最低なんはワシの方や!お前の真剣な気持ちをワシは面白おかしく弄んだんやで?
そんな奴に何でお前が謝る必要があるんや?謝るべきなんは、償うべきなんはワシの方やないかい!それなのに何で…何でや…」
内から急に湧き出た感情を思わずぶつけた。

固まった表情を緩め、シンジは微笑んだ。
「僕、今まであまり友達とかいなくてさ。こんなに仲良くできたのトウジやケンスケが初めてだったんだ。
だけどいつの間にかそこ飛び越えて、トウジの事好きになった。
そしたら頭の中コントロールできなくなって。欲張り過ぎたのかな…。今度はワガママ言わないから前みたいに側に居れたらって思ったんだ。…ダメかな?」

こんなにも純粋な想いをどうして直球で投げられる?しかもどうして自分に?
それ以前にシンジの抱えていた闇すら知らなかったっていうのに。

わからない…
わからないけどただ一つだけわかる事。

今、たまらなくシンジが愛しい。
914名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/07(木) 01:15:26 ID:???
今こそ抱き締めるときだと思うよ
915名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/08(金) 01:27:25 ID:???
うむ
916名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/09(土) 13:54:21 ID:???
900越えたな。伸びたなぁ、このスレ
917名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/10(日) 22:06:41 ID:???
続きは?
918名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/11(月) 18:26:29 ID:???
「シンジ…ちょっと立ってや」
トウジはおもむろに立ち上がり言った。
「うん…」
シンジも言われるがままに立ち上がる。そしてトウジは手を差し出した。
「握手…しようや」
「…えっ?」
「仲直りの握手や!ほら、はよ出さんかい!」
慣れない事を言ったせいか顔が熱くなっていくのがわかる。それに気付いたのかシンジも思わず笑った。
「これで…これでまた前みたいに戻れるよね」
「あぁ…」

シンジの手は白く、指は細い。トウジの手の方がひと回り大きいくらいか。それ故、簡単に手の中に収まる。
伝わってくる体温。緊張しているのか、微かに冷たい。

掴んだこの手、もう離したくない。離すべきではない。

そう思ったと同時、手を引いてシンジを自らの胸にグイと寄せた。今出せるありったけの力を込めて華奢な体を抱き締めた。

一瞬の出来事に、シンジは言葉をなくした。
919名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/11(月) 19:19:21 ID:???
キタッ! イイヨイイヨ〜
920名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/11(月) 22:32:40 ID:???
「と、トウジ!?」
シンジはふと我に返った。
「ねぇトウジ!?トウジったら!!」
トウジは無言のまま抱き続ける。シンジが抜け出そうといくらもがいても、その力には敵わなかった。
「トウジ…こんなの…こんなのって…!!」
滲み出た悲しみに心が染まりかけた直前、トウジは静かに口を開いた。

「すまん…。もう少しこのままでいさせてくれ…」
「トウ…ジ…?」
今までとは明らかに違う口調。背中から伝わる腕の震動。
以前とは何か違う…そう思った。
「わからんねん…。お前の事考えるとこう…なんちゅうか…モヤモヤすんねん」
すぐ真横にあるはずのトウジの顔。なのにその声は今にも消え入りそうだった。
「自分にイライラすんねや。せやからもう少しこうさせてくれ…。こうしとったらはっきりしそうな気がするんや。せやから…もう少し…」
いつの間にか力は抜けきっていた。

シンジは、そっと優しくトウジの背中に手を回した。
921名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/11(月) 23:51:10 ID:???
おちんちん大好きぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
922名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/12(火) 00:07:09 ID:???
冒頭と同じ行動なのに心理描写がまるで違ってて良いな
923名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/12(火) 03:18:09 ID:???
「アカンな…ワシ」
「何が?」
「こんな事でもせな自分の気持ち確認できんやなんて、勝手な奴や」
「トウジ…」
「しかもお前にあんな事した後やのにな。ホンマへたれやな…」
こんなに弱々しいトウジを見るのは初めてだった。いつもの面影も見当たらない。それでもトウジは続けた。

「でもな、わかったわ。ワシお前の事、多分好きや。今度は同情とかやないで」
「…ホント…に?」
「ようはわからん。やけどお前と一緒にいたい。シンジの側にずっとおりたい、そう思ったんや。それが好きっちゅう事なら…多分そうや」
言い回しが不器用な所がトウジらしいと思った。そして何よりトウジの口からそういう言葉を聞けた事が堪らなく嬉しかった。

その嬉しさを言葉で示す代わりに少し強く抱き締めた。トウジもまたシンジを抱き締める。壊れてしまわぬよう丁寧に。

シンジは愛される事の、トウジは愛する事の悦びを共に噛み締めていた。
924名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/12(火) 21:31:10 ID:???
いいね
925名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/13(水) 02:47:19 ID:???
ヘタレめ…
926名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/13(水) 17:06:25 ID:???
トウジは少し離れてシンジの両肩に手を置いた。
「あっ、あのな…」
「うん」
「いやっ、やっぱええわ…」
「何だよ!気になるじゃないか!」
「こんなん言うたらお前きっと引いてまうで」
なかなか目を合わせようとはしないトウジを見てシンジは悟った。

「ねぇ、トウジ」
「な、なんや?」
「もしトウジが僕と同じ事を考えてるなら…僕、大丈夫だよ」
「シンジ…?」
シンジは静かに目を瞑る。その端正な顔立ちは、幼さが残りつつもはっきりしており美しくさえ見えた。

少し尖らせた唇。
そしてその先端に、トウジは自らの唇を重ねた。優しく触れ合う程度に。そっと、そっと重ねた。
927名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/13(水) 17:53:23 ID:???
キテター!!
928名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/13(水) 18:01:03 ID:???
ホモは嫌いだけどトウシンは好きだ…純愛って良いね
929名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/13(水) 22:16:41 ID:???
「………んっ!!」
シンジが驚いたように口を離した。
「……はぁはぁ」
「す、すまん!苦しかったか?いつ離れたらいいかわからんかってん…」
「ううん…僕もわかんなくて…」
そう言ってシンジは笑った。その屈託のない笑顔にトウジの胸は高鳴っていく。

「なんか照れるね。こういうの」
「ホンマやな」
「トウジ、顔真っ赤だよ?」
「う、うっさいの!仕方ないやんか!」
「あははっ」
焦るトウジの前で、シンジは少し俯いた。
「トウジ…」
「ん?何や?」
「僕、今信じられないくらい幸せだよ」
「そ、そんなんワシもやで」
「それは嬉しいな!だけどね、それと同じくらいすごく不安なんだ…。こんなに幸せ過ぎていいのかなって…手ですくいあげても隙間からこぼれ落ちそうな気がして…。ねぇ、ほんとに、本当に僕なんかが幸せになってもいいのかな?トウジ…」

とても同じ歳の少年とは思えない言葉だった。
トウジは少し、哀しくなった。
930名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/13(水) 22:53:08 ID:???
いいんだよ
931名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/14(木) 01:24:27 ID:???
「シンジ…」
「ご、ごめん!また困らせる様な事言ってるね。馬鹿だな、僕…」
自分が思っている以上に目の前の少年は重い何かを背負っている。憂いを秘めた瞳がそれを物語っていた。

「なぁシンジ。手を前に出して掌を開いてみてや」
「えっ?こ、こう?」
するとトウジはシンジの手と自分の手とを重ね合わせ、更に指が交わるようにギュっと握った。
「これでもう大丈夫やな!」
「どういう事?」
シンジは意味がわからずトウジを見つめた。
「こうやってワシがお前の手を握っとれば幸せも逃げていかへんやろ?」
「トウジ…!」
そして再びシンジの体は、トウジの胸へと引き寄せられる。
今度は強い力だ。

「シンジ…そんな哀しい事言うなや。お前は小さい体張って人類守ってんのやで?そんなお前が幸せになれへん訳ないやないか」
トウジの腕の中で小刻みに震える体。おそらくシンジは泣いている。
「もし神さんがそれを許さんかったとしてもワシが必ずお前を守る。幸せにしたるわ!せやから、もうそんな事、言わんといてや…」
シンジを包み込む温かくて少し大きな体。
トウジもまた、涙を流した。
932名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/14(木) 08:57:14 ID:???
グリーンだよ!

トウジいいヤシ…(;つД`)
933名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/14(木) 23:06:34 ID:???
神町!
934名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/15(金) 02:47:04 ID:???
そして二人はまた唇を重ねる。今度はさっきとは違う。まるで擦りつけるかのように、激しく当てがった。
トウジの舌が、やがて口へ捻りこまれる。そしてそれがシンジの舌を見つけた時、互いに我を忘れ、幾度も幾度も交差させた。誰に教わった訳でもない本能のままの行動が、更に二人を助長させていく。トウジはシンジをベッドに押し倒した。
真下から見るトウジは大人びて見え、真上から見るシンジは性別など感じさせない程綺麗に思えた。

「ワシ、嘘はつきとうないから言うで。もっとお前を知りたい…不安やら忘れさせるくらい、ごっつ抱きたい。せやけどお前が嫌や言うならもう…」
「ここまでしといてそんな事言うんだ?」
「んな!?ワシはやなぁ!こん前みたいな事だけはもう、したくないさかい…」
「ごめんごめん!からかってみただけだよ!嫌な訳…ないじゃないか。トウジと…ひとつになりたいよ…」

滑らかなシーツの上で横たわる少年は迷い無く自分を求めてくれている。

それに答えるように、トウジは静かにゆっくりとシャツの下に手を伸ばした。
935名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/15(金) 17:30:25 ID:???
    _,,,,._                、-r    r--,      、-r
   ,.','" ̄',〈... _,,,_   _,,,_   _,,,,,| |     ~`l |  _,,,_   | |,,,,,_
  { {   ,___ ,'r⌒!゙! ,'r⌒!゙! ,.'r⌒| l      .| | ,'r⌒!゙! ..| |⌒','i
  ゝヽ、 ~]| ,i i  i l i l  i i .i i  .i .i      .| | i i  i l  .| i  .i |
   `ー-‐'"  ゞ_,.'ノ ゞ_,.'ノ ゞ__,.',、'ュ    ..l l  ゞ_,.'ノ.. .L、-_,'ノ
                        (~'-'ノ
                         `~~
ttp://up2.viploader.net/pic/src/viploader371805.jpg
936名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/17(日) 02:38:24 ID:???
肌にそっと手が触れた時、体が少し反応した。
「もう一度だけ言わせてくれ。ほんまに…ええんやな?」
「……うん」
それを合図に、若い二人の情事は更に加速していった。

トウジはゆっくりとシャツを脱がしていく。露になったシンジの肢体は以前と変わらないはずなのに、より美しく思えた。そして、首に口を当てた。
「……んっ……」
薄く漏れるシンジの声。感化されるようにトウジも勢いを増す。舌で首筋をなぞると肌の艶やかな感触がリアルに伝わって来る。次いで、鎖骨を越えて胸部へと向かう。
辿り着いた先に見た薄桃色の乳首の頂点を、同じく舌の先で触れてみる。

「あぁぁぁ!!んくっ…!」
今までとはまるで違う声。ただでさえ少し高めなシンジの声が甲高く響いた。
「ここ…気持ちええか?」
コクリとだけ頷く。
初めて味わう快楽は、言葉じゃ表現しようのないものだった。
937名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/17(日) 16:54:28 ID:???
やったれ!
938名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/18(月) 17:12:06 ID:???
トウジはジャージを脱ぎ捨てた。今度は優しく乳首を吸い上げる。
「あぁん!あっあっ…」
シンジの息が荒くなっていく。ここはかなり感じるみたいだ。口で覆って舌を使い上下させる。たまに甘く歯で噛むと、シンジはまるで絶頂に達したかのような顔をした。

「あっあぁ…ト…ウジ…、トウジぃ…」
「シンジ…めっちゃ可愛いで…」
トウジの言葉がシンジの感度を更に上げていく。トウジは持て余していた左手でスボンを下ろし始めた。
一つ一つの動作がとても柔らかく、その度にシンジの胸には嬉しさが広がっていく。
トランクスの中のそれは、既にはちきれんばかりだった。そしてトウジはシンジのを握った。

「いやっ…はぁっ!うんっ…」
他人触られるとこれ程までに気持ちが良いものなのか。まるで体に電気が走ったように、体を反らした。
程無くしてその手は動き始める…
939名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/18(月) 20:31:52 ID:???
神よ
次スレは俺が立ててやるから存分に投下したまえ
940名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/18(月) 21:24:58 ID:???
GJ!!
でもシンジはブリーフ派じゃね?
941名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/18(月) 21:47:13 ID:???
中2ならさすがにトランクスじゃね?
942名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/19(火) 02:14:23 ID:???
バッチリ写ってたシンジきゅんの純白ブリーフを見逃すなんて。これだから素人は困る
943名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/19(火) 07:46:25 ID:???
書いてる者ですがすいません。思いっきりど忘れしてました…
訂正させて下さい。
944名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/19(火) 16:15:20 ID:???
気にするな
945名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/20(水) 02:32:46 ID:???
快感に時々胸が押し潰されそうになる。
行為自体は知っていた。けれど試した事はまだ無かった。その初めてがトウジの手によるものだと思うと、自然とシンジの気持ちは沸き立った。
掴んだ手が緩やかに速度を増して行くにつれ、シンジの快楽は激流と化して溢れ出そうになる。

「はぁ…はぁ……あっ!あぁっ!」
「もうすぐ出そうか…?」
「わか…んないけど…、何か、来る…」
そう言うとトウジは手を止めた。いきなり塞き止められたみたいだった。
「トウジ……?」
そして次の瞬間
「ねぇ、ト…あっ!あぁぁっ!いやっ!…何…してるの…」
それまでとはまるで別格の気持ち良さにトウジを見る。その光景にシンジはただ驚くばかりだった。

「トウジ…ダメだよ……。そんなの…汚いよ…んあっ…」
「好きなモン同士がこうやるのは普通な事やねんで。心配せんかてええ。汚いなんてあらへんわ」
「だけど…あっ、はぁ…!ひゃ…あっ…あぁ…」
唾液により潤滑になった先端に舌が押し当てられると抗う術など無くなる。そして上へ下へと動かされると、止まっていたものが思考の全てを巻き込んで流れ出した。

「あっ、あっ、あっ!トウジ…出そう…出ちゃうよ…。顔離さないと…」
「ええんや…そのまま…」
「そんな…!あっ、もう…ダメ…!あっ!!あぁぁ……」
そのままトウジは嫌な顔一つせずに全部を飲み込むと、シンジに微笑みかけた。
946名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/20(水) 03:56:17 ID:???
「へへっ、ぎょうさん出しよったな。気持ち良かったか?」
「うん…。だけど本当に大丈夫?気持ち悪くない?」
「なんやまだ気にしとるんかいな。大丈夫や!ワシ嬉しいんやで?」
「何が?」
「シンジとちゃんと通じ合えた気ぃしてな。嬉しいんや」
「トウジ…」
二人の間には既に何の隔たりもなかった。互いの名を呼び合うだけで感じる幸せがそこにはあった。シンジは訳も無くトウジに抱きついた。

「おわっ!いきなり何すんねんな!?」
「いいだろ!もう少しこうさせてよ…」
「……仕方ないなぁ」
今まで他人に排他的であったシンジと心も体も繋ぎ合う事ができた幸せは、トウジもまた同等であった。

「僕も…」
「ん?どないした?」
「僕もトウジを気持ち良くしてあげたい」
「せやかてお前……いや、頼んでもええか?」
「うん…」
二人はキスを交わす。
そして唇はトウジの首、肩、胸を辿っていく。自分よりも大きく少し逞しい体。
トウジを求めていたのは、父親や兄といった自分を守ってくれそうなイメージを重ねたからかもしれない。そんな事をふと思った。
947名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/20(水) 22:06:46 ID:???
キタ!
948名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/21(木) 15:08:46 ID:???
(・∀・)イイヨイイヨー
949名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/22(金) 01:13:07 ID:???
トウジの体は男らしい。それは所々で感じる筋肉の為かもしれない。運動音痴なはずのトウジがそういう努力をしている想像をすると微笑ましかった。

「うぅっ!くっ…あっ…」
トウジもやはり感じるのだろうか。乳首を舐める度、僅かに声が聞こえる。
歯を食いしばり、できるだけ声を押し殺そうとしている様はどこか硬派だと思った。
ジャージの上からそっとトウジのペニスに触れてみる。
「ぅあっ…、そこ…は…」
布越しにも関わらず、痛いくらいに熱を持っていた。シンジはゆっくりジャージからそれを解き放つ。

掌から伝わるその温度は即座に全身へと行き渡る。そして、深呼吸を一つした後、口に含んだ。
「あぁっ!うぐっ…うぅ…」
先が少しだけ濡れていたが、まるで気にならなかった。
さっきのトウジの言葉が身に染みた。
950名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/22(金) 02:44:48 ID:???
シンジは不器用故に、丁寧すぎるくらい丁寧に舌を使って舐めた。
「くあっ…!んっ…」
終着点はそこまで見えている。見えているのに終わってしまうのが惜しくて、無理矢理我慢し続けた。
シンジはそんな事知る訳もなく、今度は上下に顔を動かし始める。
「あっ!あっ!くそっ…。く……そ…」
限界だった。
「あっ、あかんっ…!イってまう…」
聞こえてないのか。それでもシンジは止める事はなかった。
「もう…ダメや…あぁっ!あっ…あっ…あっ…、うあっ…!あぁぁ!!」



「……トウジ?」
「アホや…」
「えっ…」
「お前アホやで…」
トウジは顔に手を当て言った。

「ホンマは嫌やったんやないか?何もワシと同じ事せんかてよかったんや…」
「だってトウジが頼んだんじゃないか」
「でも!く、口でやらんかて…」
「気持ち良くなかった…?」
「アホ!めっちゃ…良かったわ…」
「じゃあいいじゃないか!僕に遠慮しないでよ…。僕はもうトウジの……」
「そうか…」

小さな胸に顔を近付ける。
鼓動はまだ早く刻まれていた。
951名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/22(金) 04:34:39 ID:???
「……ん……うん……」
気が付けば辺りはもう暗くなり始めていた。腕の中には静かに眠るトウジがいる。
「そっか…あのまま寝ちゃったんだ…」
頬にそっとキスをする。
「うぅん……」
「あっごめん。起こしちゃったね」
「いや、かまへんよ…」
眠たげに胸の中で目を擦るトウジ。
「シンジは温いなぁ…。もうワシここから出たないわぁ…」
「何言ってるんだよ、もう…」

「た・だ・い・ま〜!!」

「ウソっ!?」
「アカン!!」
アスカ様のご帰宅だ。遅刻に築いた朝の様に、二人は着替えを済ます。
そしてアスカは思いっきり引き戸を開けた。
「あれっ?アンタもいたの。今日はシンジが夕食当番だからね!」
「わ、わかってるよ!今から買い物してくるから…」

夕暮れに紅く染まる道を二人、並んで歩く。
「アスカもいいトコで帰ってきちゃったね」
「ほんまや!まったく…」
「じゃあ僕こっちだから」
「おう」
明日も学校で会うはずなのに。何故だか別れが寂しく思えた。
952名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/22(金) 05:13:45 ID:???
別れを告げて振り返る。
これ以上トウジの顔を見ていると泣いてしまいそうな自分がいた。
数メートル進んだ次の瞬間
「シンジ…!」
不意打ちだ。後ろから抱き締められた。
「トウジ…痛いよ…」
「ちょっと…ちょっとだけや…」
痛いのは体なんかじゃなかった。

「僕、トウジの事、大好きだよ」
「何や急に。ワシかてそうや」
「最初は違ったくせに?」
「んあ!?いや、あん時はやな…」
「トウジってわかりやすいな…。大丈夫だよ。トウジの気持ち、充分過ぎるくらい伝わってるから」
ゆっくり離れる二人。向かい合い視線を重ねる。
「ずっとずっと大好きだから………だからまた明日学校でね!」
「おぅ!学校でな!!」
これ以上の言葉は要らなかった。

最初は間違っていたかもしれない。今だって正しいかどうかなんてわからない。それでも二人が辿り着いた答え。
人を愛するという事。見つけた居場所。どれもが本当で、たった二人の真実。
後悔はない。それでいい。

今、夕陽を背に、少年達は歩き出す。

953名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/22(金) 05:26:34 ID:???
なんかノリで始めちゃったんですがこういうの初めてで
文章とか構成とかメチャクチャになってしまい申し訳ありません。

もっと激しい描写とか書けたらよかったんですがそんな文才は無いし
まだこの二人には早いかなと思って…

もっと勉強して出直して来ようと思います。
こんなのでも読んで下さった方、本当にありがとうございました。
954名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/22(金) 10:46:17 ID:???
おちゅ
955名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/22(金) 13:40:42 ID:???
>>953
乙でした!大変萌えさせていただきました。
956名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/22(金) 20:49:20 ID:???
また何か投下して
957名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/22(金) 22:20:09 ID:???
マジで乙!
958名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/23(土) 20:28:52 ID:???
>>953

アスカに情事を見られててもそれはそれで萌えるかも…と妄想中
とりあえず乙ですた!
959名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/24(日) 10:31:07 ID:???
乙!
また帰ってきてね〜!
960名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/24(日) 12:06:08 ID:???
トウシンってやっぱいいなぁ
ただのエロじゃなくてそれを超えた何かみたいな…

何だこの気持ち?
961名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/25(月) 17:18:16 ID:???
聖夜のセックスから日をまたいで誕生日セックスへと…

ないかw
962名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/25(月) 19:39:37 ID:???
クリスマスも誕生日もプレゼントは全裸のシンジで
963名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/25(月) 22:55:37 ID:???
夕立が来て湿度が増したトウジの部屋は蒸し風呂状態だ。
なんの動作をしなくとも汗がジワリと滲み出る。まとわりつく汗は彼のシャツを不快なものへと変えていく。
「…あっついのぉ…。」
彼の家には彼以外だれもいない。父や母は研究所務めで、今日は帰るコトができないと、電話があった。
彼には妹がいる。しかし、先日起きた、訳のわからない怪物と、巨大ロボとの戦いで瓦礫の下敷きになり、現在入院中である。容態は安定していて、トウジは家に帰ってきていた。
「…アカン、腹へったわぁ…。なんかないやろか?」
冷蔵庫を開くと冷気が溢れでた。汗に濡れたトウジは少し身震いし、冷蔵庫の中を見回した。
「んー、マヨネーズ、ケチャップ…牛乳…」
成長期のトウジの腹を満たせそうなものは見あたらなかった。
「はぁ…どないしょうか。しゃあない。飯、買いに行くか」
汗に濡れた下着を脱ぎ、代えの下着をさがす。下着を見つけ黒ジャージを着て、トウジは家をでた。
964名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/25(月) 23:07:30 ID:???
>>963
その脱いだ下着、くれ。
965名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/25(月) 23:12:03 ID:???
新作ですか?
966名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/25(月) 23:23:32 ID:???
家から近くのコンビニはクーラーがよくきいており、不快指数の高い外の世界とは別世界だった。トウジはとりあえず飲み物を買おうと、店の奥に行くと、綾波レイと碇シンジが何か話しながら品物を見ていた。
「綾波はジュースなにがいい?」
「べつに。何でもいい。」
「ふぅん…。そっか。アスカはコーラだっけ…。綾波もコーラでいい?」
「私、炭酸、だめなの。ウーロン茶でいいわ。」
「えぇっと…あ、ウーロン茶と、じゃあ僕は午後ティーにしようかなぁ…。」
そのとき午後ティーを探すシンジと目があった。
「おぉ!?センセ。こんなとこで会うたぁ奇遇やのぉ〜」
「あ、トウジも何か買いに来たの?僕はさアスカと洞木さんのお使いで…。」
「…センセ。女にパシリにされとんのかいな。なっさけないのう!綾波もパシリか?」
「違うわ。私たち大富豪で負けたから。下位二名がお使いするルールだったの。」
「それで、アスカが大富豪でしょ。洞木さんが平民。綾波が貧民で、僕が大貧民。」
「…私、カード苦手だから。」
どうやら4人で碇シンジ宅で集まって遊んでいるようだった。確かシンジの家にはクーラーがあったはずである。ウチに帰ればまた蒸し風呂。それは避けたかった。
「なぁセンセ!ワイもセンセとこ行ってもええか?今日家に1人でごっつ暇やねん。なぁええやろ?センセ。」
「えっ!?べつにいいけど。ねぇ綾波?」
「私はかまわないわ。」
「よっしゃ。ほな行こや!」
トウジたちは買い物を済ませ、シンジ宅に向かった。
967名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/26(火) 20:37:38 ID:???
今日はトウジのバースデーww
968名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/26(火) 23:40:41 ID:???
まとわりつく小雨の中、三人はシンジの家に向かっていた。
荷物を持つことになったトウジは両手が塞がり傘をさせないのでレイと一緒の傘に入っていた。
その少し後ろをシンジが歩く。
「それにしても、鬱陶しい雨やなぁ。ワシ雨ふると気ぃしずむわ。」
「…そう。」
「…あ、綾波はどうや?雨すきなんか?」
「…べつに。嫌い、じゃないわ。」
「…そうかぁ。(ワシ綾波苦手やなぁ。なんちゅうか、こう、会話続かへんしなあ。)」
レイとの会話は場が持たないことを再認識したトウジ。

「なぁ碇。今日はミサトさんおるんか?」
「あぁ、ミサトさんは今日は帰れないって。リツコ先生から電話あった。」
「はぁ。大変そうやな。ミサトさん。」
「何かトラブルあったらしくて。責任者は責任をとる為にあるのよ、シンジ君。だってさ。」

と、言うことはシンジんちにおんのは、委員長とあのじゃじゃ馬と、シンジとワシ。あと綾波か。

「なんちゅうか、変な組み合わせやな。」

「そう?まあ確かに変わった組み合わせかもね。」
「せやろ?委員長とじゃじゃ馬はうっさいねん!」
「はは、言えてる。」
談笑するトウジとシンジ。
突然、トウジは雨にうたれた。傘を持ってたレイ
969名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/27(水) 00:02:03 ID:???
>>968
が立ち止まり、トウジはそのまま歩き続けたからだった。

「どないしたんや?」
トウジはレイの傘に潜り込むようにしてもどった。
「ごめんなさい。洞木さんのジュース買うの忘れてたの。」
「あぁ!そうだった!確か野菜ジュースだっけ?しまったな。僕ちょっとコンビニに戻るよ。」
「べつにええやん。センセ。委員長は水道水で十分やで。」
「それはマズいよ。」
「私が戻る。頼まれたの、私だもの。」
レイは持っていたトウジの傘をシンジに渡した。
「碇君と鈴原君は先に帰ってて。すぐ追いつくわ。」
レイは踝を返して、今来た道を進んでいった。

シンジはトウジを傘に入れた。
体格のいいトウジが傘に入ると少し窮屈で、暑かった。
トウジの体温が高いのかもしれない。
ジャージの襟口からは太い鎖骨が見えていた。少し汗ばんでいるらしく、艶っぽく光っていた。

「なぁ碇。狭ないか。ワシ身体デカいし、荷物もっとるさかいに。すまんのぉ。」
「…………。」
「おい。聞いとんのかいな。センセ!」
「えっ?あ、ご、ゴメン。…せまくないよ。トウジこそもっと傘の中に入りなよ。濡れて風邪ひくよ。」

「ほな、お言葉に甘えさせて頂きますわ。」
トウジはシンジにぴったりて密着する形になった。

暑さでトウジの顔は赤くなっていた。
970名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/27(水) 00:04:19 ID:???
トウジの鎖骨しゃぶらせてくれ
971名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/27(水) 00:10:50 ID:???
水道水ってwwww
972名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/28(木) 07:51:29 ID:H4jkNjGx
age
973名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/30(土) 23:25:31 ID:???
続き街
974名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/01(月) 00:08:27 ID:???
「トウジ顔赤いよ。どうしたの?」
「えっ?そうかぁ?あ、ああ、そや蒸し暑いからや。ワイ暑いのだめやからなぁ…」
トウジは霧吹きでつけたような汗を額に浮かべていた。
洗い立てのジャージらしく、高い体温にのって柔らかい石鹸の匂いがした。
嗅いでいると心地よくなる。
「…トウジいい匂いがする。」
「そ、そうかぁ?」二の腕を鼻に近づけ匂いを嗅ぐトウジ。「うん。なんか安心する匂い。ずっと嗅いでたいくらい。」「なに言うてんねや。…照れるやん。」更に赤くなるトウジ。
体温が上がり更に
いい匂いがしてくる気がする。
「やめや。やめ。そんなコト急に言うなや碇。」
「ゴメン。ゴメン。」
「……。」





「あ、着いたで。結構かかったな。」
「うん。綾波はまだか…」

2人はマンションの階段を登りシンジ宅に着いた。
ドアを開けると同時に罵声が飛ぶ。
「おっそーい!何やってんのよ、バカシンジ!ん〜あんた確か3バカの…。なんであんたもいんのよ〜」
「かぁー、毎度毎度やっかましいヤツやなぁ。」
975名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/01(月) 00:28:59 ID:???
「トウジ顔赤いよ。どうしたの?」
「えっ?そうかぁ?あ、ああ、そや蒸し暑いからや。ワイ暑いのだめやからなぁ…」
トウジは霧吹きでつけたような汗を額に浮かべていた。
洗い立てのジャージらしく、高い体温にのって柔らかい石鹸の匂いがした。
嗅いでいると心地よくなる。
「…トウジいい匂いがする。」
「そ、そうかぁ?」二の腕を鼻に近づけ匂いを嗅ぐトウジ。「うん。なんか安心する匂い。ずっと嗅いでたいくらい。」「なに言うてんねや。…照れるやん。」更に赤くなるトウジ。
体温が上がり更に
いい匂いがしてくる気がする。
「やめや。やめ。そんなコト急に言うなや碇。」
「ゴメン。ゴメン。」
「……。」





「あ、着いたで。結構かかったな。」
「うん。綾波はまだか…」

2人はマンションの階段を登りシンジ宅に着いた。
ドアを開けると同時に罵声が飛ぶ。
「おっそーい!何やってんのよ、バカシンジ!ん〜あんた確か3バカの…。なんであんたもいんのよ〜」
「かぁー、毎度毎度やっかましいヤツやなぁ。」
976名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/01(月) 00:40:53 ID:???
「トウジ顔赤いよ。どうしたの?」
「えっ?そうかぁ?あ、ああ、そや蒸し暑いからや。ワイ暑いのだめやからなぁ…」
トウジは霧吹きでつけたような汗を額に浮かべていた。
洗い立てのジャージらしく、高い体温にのって柔らかい石鹸の匂いがした。
嗅いでいると心地よくなる。
「…トウジいい匂いがする。」
「そ、そうかぁ?」二の腕を鼻に近づけ匂いを嗅ぐトウジ。「うん。なんか安心する匂い。ずっと嗅いでたいくらい。」「なに言うてんねや。…照れるやん。」更に赤くなるトウジ。
体温が上がり更に
いい匂いがしてくる気がする。
「やめや。やめ。そんなコト急に言うなや碇。」
「ゴメン。ゴメン。」
「……。」





「あ、着いたで。結構かかったな。」
「うん。綾波はまだか…」

2人はマンションの階段を登りシンジ宅に着いた。
ドアを開けると同時に罵声が飛ぶ。
「おっそーい!何やってんのよ、バカシンジ!ん〜あんた確か3バカの…。なんであんたもいんのよ〜」
「かぁー、毎度毎度やっかましいヤツやなぁ。」
977名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/01(月) 00:44:55 ID:???
「トウジ顔赤いよ。どうしたの?」
「えっ?そうかぁ?あ、ああ、そや蒸し暑いからや。ワイ暑いのだめやからなぁ…」
トウジは霧吹きでつけたような汗を額に浮かべていた。
洗い立てのジャージらしく、高い体温にのって柔らかい石鹸の匂いがした。
嗅いでいると心地よくなる。
「…トウジいい匂いがする。」
「そ、そうかぁ?」二の腕を鼻に近づけ匂いを嗅ぐトウジ。「うん。なんか安心する匂い。ずっと嗅いでたいくらい。」「なに言うてんねや。…照れるやん。」更に赤くなるトウジ。
体温が上がり更に
いい匂いがしてくる気がする。
「やめや。やめ。そんなコト急に言うなや碇。」
「ゴメン。ゴメン。」
「……。」





「あ、着いたで。結構かかったな。」
「うん。綾波はまだか…」

2人はマンションの階段を登りシンジ宅に着いた。
ドアを開けると同時に罵声が飛ぶ。
「おっそーい!何やってんのよ、バカシンジ!ん〜あんた確か3バカの…。なんであんたもいんのよ〜」
「かぁー、毎度毎度やっかましいヤツやなぁ。」
978名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/01(月) 00:53:44 ID:???
「トウジ顔赤いよ。どうしたの?」
「えっ?そうかぁ?あ、ああ、そや蒸し暑いからや。ワイ暑いのだめやからなぁ…」
トウジは霧吹きでつけたような汗を額に浮かべていた。
洗い立てのジャージらしく、高い体温にのって柔らかい石鹸の匂いがした。
嗅いでいると心地よくなる。
「…トウジいい匂いがする。」
「そ、そうかぁ?」二の腕を鼻に近づけ匂いを嗅ぐトウジ。「うん。なんか安心する匂い。ずっと嗅いでたいくらい。」
「なに言うてんねや。…照れるやん。」更に赤くなるトウジ。
体温が上がり更に
いい匂いがしてくる気がする。
「やめや。やめ。そんなコト急に言うなや碇。」
「ゴメン。ゴメン。」
「……。」





「あ、着いたで。結構かかったな。」
「うん。綾波はまだか…」

2人はマンションの階段を登りシンジ宅に着いた。
ドアを開けると同時に罵声が飛ぶ。
「おっそーい!何やってんのよ、バカシンジ!ん〜あんた確か3バカの…。なんであんたもいんのよ〜」
「かぁー、毎度毎度やっかましいヤツやなぁ。」
979名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/01(月) 00:56:29 ID:???
「トウジ顔赤いよ。どうしたの?」
「えっ?そうかぁ?あ、ああ、そや蒸し暑いからや。ワイ暑いのだめやからなぁ…」
トウジは霧吹きでつけたような汗を額に浮かべていた。
洗い立てのジャージらしく、高い体温にのって柔らかい石鹸の匂いがした。
嗅いでいると心地よくなる。
「…トウジいい匂いがする。」
「そ、そうかぁ?」二の腕を鼻に近づけ匂いを嗅ぐトウジ。「うん。なんか安心する匂い。ずっと嗅いでたいくらい。」
「なに言うてんねや。…照れるやん。」更に赤くなるトウジ。
体温が上がり更に
いい匂いがしてくる気がする。
「やめや。やめ。そんなコト急に言うなや碇。」
「ゴメン。ゴメン。」
「……。」





「あ、着いたで。結構かかったな。」
「うん。綾波はまだか…」

2人はマンションの階段を登りシンジ宅に着いた。
ドアを開けると同時に罵声が飛ぶ。
「おっそーい!何やってんのよ、バカシンジ!ん〜あんた確か3バカの…。なんであんたもいんのよ〜」
「かぁー、毎度毎度やっかましいヤツやなぁ。」
980名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/01(月) 01:03:58 ID:???
「トウジ顔赤いよ。どうしたの?」
「えっ?そうかぁ?あ、ああ、そや蒸し暑いからや。ワイ暑いのだめやからなぁ…」
トウジは霧吹きでつけたような汗を額に浮かべていた。
洗い立てのジャージらしく、高い体温にのって柔らかい石鹸の匂いがした。
嗅いでいると心地よくなる。
「…トウジいい匂いがする。」
「そ、そうかぁ?」二の腕を鼻に近づけ匂いを嗅ぐトウジ。「うん。なんか安心する匂い。ずっと嗅いでたいくらい。」
「なに言うてんねや。…照れるやん。」更に赤くなるトウジ。
体温が上がり更に
いい匂いがしてくる気がする。
「やめや。やめ。そんなコト急に言うなや碇。」
「ゴメン。ゴメン。」
「……。」





「あ、着いたで。結構かかったな。」
「うん。綾波はまだか…」

2人はマンションの階段を登りシンジ宅に着いた。
ドアを開けると同時に罵声が飛ぶ。
「おっそーい!何やってんのよ、バカシンジ!ん〜あんた確か3バカの…。なんであんたもいんのよ〜」
「かぁー、毎度毎度やっかましいヤツやなぁ。」
981名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/01(月) 01:05:44 ID:???
連投スマソ
982 【大吉】   【702円】 :2007/01/01(月) 01:17:00 ID:???
ドンマイケル
しかし連投の数が半端ないなw
983名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/01(月) 01:44:47 ID:???
「なぁーんですってぇ!?アンタなんかにやっかましいなんて、言われたかないわよ!ばーか!」
また始まったいつもの痴話喧嘩。
「なんやとぉ?こんの性格ブスがぁ!」
「きぃーっ!も一回いってみなさいよ!この脳足りん!」
「まぁまぁ。2人とも喧嘩はよそうよ。ね?」
「シンジは黙ってて!!」
「せや!ワシは前からいけ好かん女やと思っとったんや!」
「すーずーはら〜!またいい加減にしなさいよ!」
アカリが奥から現れた。
「なんや委員長。悪いのワシだけやあらへんやろ?」
「あんたが悪いんでしょー。この容姿端麗、頭脳明晰、才色兼備のアタシに『性格ブス』なんて言ってさ!このサル」
「なんやと?!もいっぺん言ってみぃや!」
白熱するアスカとトウジ。
「いーわよ。サルサルサルサルサルサルサル!ばーか!」
「くぅ〜っ!!もうアカンワシ帰るわ!」
「はっその方がセイセイするわ!!ふんっ」
部屋の奥に行くアスカ。アカリは少し目を伏せトウジに視線を残しつつも、アスカの後を追った。

残されたシンジとトウジ。ため息をつくトウジは肩を落とし荷物を玄関に置いた。
984名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/01(月) 02:04:42 ID:???
「と言うこっちゃ。ワシ帰るわ、センセ。来週学校でな。」
1人の蒸し暑い家に帰るのは乗り気じゃないが、仕方なかった。
「ね、ねぇトウジ…」
「なんや?センセ?」
「あ、あのさ、その、僕泊まりに行ってもいいかな…?」
シンジの言葉に心が跳ねた。
「え、別に構わへんけど、ワシんちめちゃくちゃ暑いで?クーラー故障中やし。」
「別にいいよ。暑いのいやじゃないし。」
「そか…。ほんなら泊まり来いや!ワシ今日は1人やからな。暇やし」
「うん。じゃあ着替えとか用意するよ。待ってて。」
「ワシが着替えくらいかしたるさかい、別に用意せんでええよ。ジャージ以外にも服あるからな。」
「わかったよ。じゃ行こっか。」



マンションの入り口に行くとレイと鉢合わせた。
「碇君…。ドコ行くの?」
「実はトウジの家に泊まることになったんだ。アスカに言っといてくれないかな。」
「…。そう。わかったわ。じゃ」
「うん。じゃあ」
「ほなな!」


2人並んで傘をさして歩く。距離が離れてもトウジからはいい匂いがした。
何もかも委ねてしまいたくなる。
心地よい倦怠感と、その匂いをもっと吸い込みたい欲望がシンジに少しずつ、沸き起こっていた。
985名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/01(月) 02:15:04 ID:???
新年早々乙です
986名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/02(火) 02:08:00 ID:???
987名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/02(火) 19:26:43 ID:???
そろそろ埋めるか
988名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/02(火) 19:29:44 ID:???
そんな、ハメるだなんて・・・
989名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/02(火) 23:09:00 ID:???
1000を俺に
990名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/03(水) 20:24:41 ID:???
おまいら毎日通しで読んるよな
991名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/03(水) 20:29:15 ID:???
980越えたら24時間書き込まないと落ちるから
992名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/04(木) 18:18:44 ID:???
992
993名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/04(木) 18:37:48 ID:???
opopopooppo
994名無しが氏んでも代わりはいるもの
トウジのケツMOMISIDAKITEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE