7月24日
エヴァに乗る気が起きない。
でも乗らないと私の価値が無くなる。
しょうがないから乗る。
7月25日
2
3 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/25(月) 00:13:37 ID:Ues5333x
二冊目突入か
期待age。
4 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/25(月) 00:14:13 ID:jHjCc1kJ
やあ、また来たのかい?(~・ω・~)
君なら来ると思っていたよ。
これは私からの奢りだ。
つ旦
さて、注文を聞こうか。
8 :
1:2005/07/26(火) 23:12:18 ID:???
前スレは1000まで行ったの?
976でdat落ちしてんだけど
datでうpおながいしまつ
乙
7月28日
今日も暑い。
溶けそう。
もう何人目かもわからない。
14 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/29(金) 06:57:08 ID:bU9b1RTf
これは・・・血?
私・・・生理なの?
7月29日
この日記もとうとう二冊目。夏バテ気味な私だけど頑張って続けようと思う。
学校はもう夏休み。特に予定もないので本部内をブラブラしてたら、休憩所で赤木博士と伊吹二尉を発見。
「先ぱ〜い。今年も夏休みナシですか〜?」
「仕方ないでしょ。B棟の修理とかマギの検診とか、技術部に休みは無いのよ。」
「せっかくかわいい浴衣買ったのに〜。お祭りぐらい行きたいですぅ。」
伊吹二尉が駄々こねてるところを初めてみた。
「わかったわ。考えておくから仕事に戻りなさい。」
「先ぱ〜い!ありがとうございますっ!」
赤木博士って伊吹二尉には甘い気がする。そう、これがレズビアンなのね。それはそうと、伊吹二尉が誰と行くのか気になるので調査しに行こうと思う。碇君と一緒に。
乙です
別展開?
7月30日
今日も本部内をウロウロしていると、葛城三佐に
「最近ジオフロントに籠りっぱなしじゃない?たまには外に出たら?」
と言われた。
「ヒッキーかい?ヒッキーなんだね?僕とおな…」
脈絡なく現れたフィフスを瞬時に殴り飛ばすと、私は地上に出た。私はヒッキーじゃない。
地上では殺人的な暑さが続く。とりあえず碇君ちに避難。
「外暑かったでしょ。今麦茶いれるから待ってて。」
テーブルからキッチンを覗くと、冷蔵庫が二つあることに気付いた。
「はい、麦茶。」
「…ありがとう。」
麦茶を口にしたその時。
冷蔵庫からペンギンが飛び出した。
私の口から麦茶も飛び出した。
それを浴びた碇君は睨んでた。
平謝りして帰ってきたけど、あれはペンギンのせい。
私は悪くない。
明日は実験があるのでもう寝る。
7月30日
今日も本部内をウロウロしていると、葛城三佐に
「最近ジオフロントに籠りっぱなしじゃない?たまには外に出たら?」
と言われた。
「ヒッキーかい?ヒッキーなんだね?僕とおな…」
脈絡なく現れたフィフスを瞬時に殴り飛ばすと、私は地上に出た。私はヒッキーじゃない。
地上では殺人的な暑さが続く。とりあえず碇君ちに避難。
「外暑かったでしょ。今麦茶いれるから待ってて。」
テーブルからキッチンを覗くと、冷蔵庫が二つあることに気付いた。
「はい、麦茶。」
「…ありがとう。」
麦茶を口にしたその時。
冷蔵庫からペンギンが飛び出した。
私の口から麦茶も飛び出した。
それを浴びた碇君は睨んでた。
平謝りして帰ってきたけど、あれはペンギンのせい。
私は悪くない。
明日は実験があるのでもう寝る。
二重スマソ
乙です
投稿失敗したかなと思ってもリロードして確認するとうまく投稿されている場合もありますよ。
こちらもよし!
今日は登校日。暑い中をだらだら登校。
お昼前に帰されたので、そのまま碇君の家に向かう。
「あ、綾波来たんだね。お昼そうめんでいいかな?」
そんな私を見た弐号機パイロット
「あんたねえ!毎日毎日当然のようにやってきてお昼食べていくけど
たまには手みやげのひとつも持ってきたらどう?気が利かないわね!」
以前来る途中に道に捨ててあったぶきみな犬の置物をみやげだと持って行ったら
すごく怒ったのは誰かしら?第一碇君を下僕のごとくこき使い何一つしないあなたに
そんなこといわれたくないわと思ったが、今ここでけんかをしても何の得にも
ならないので、黙って碇君の手伝いをすることにする。
みんなでお昼を食べていると、葛城三佐がものすごい勢いで部屋に駆け込んできた 。
碇君がお昼一緒にどうですか?と声をかけると
「ごめーん。忘れ物を取りに来ただけで
すぐ本部に戻らないといけないの。あ、そうだ!あなたたちに渡すものがあったんだ。」
そういってバッグの中から何かをとりだしテーブルの上に置いた。
手に取るとそれは最近この近くにできたばかりの屋内プールの招待券だった
「出先でもらったんだけど、それ期限が明日までなのよ。私忙しくていけそうもないし
あなたたち行ってきたら?今日はテストもないし、たまには息抜きもしないとね。」
そういってあわただしく去っていった。
特に予定もない私たちはその申し出をありがたく受けることにする。
26 :
25:2005/08/01(月) 16:46:37 ID:???
日記日付けが抜けてました
(コピペの失敗です)
8月某日 としてください
すみません。
27 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/01(月) 21:20:42 ID:U5btthmt
八月某日ってw
きょう八月になったばかりじゃん
乙です
うーん、可愛い人だ。プールに期待。
(24の続きです その1)
一旦家に帰り、必要なものを持って再び碇君の家に行く。
現地に到着し、着替えをすませプール入口とかかれたゲートをくぐる。
ジャングルをイメージして作られたというその場所は
木々が生い茂り、極彩色の花が咲き乱れる中にプールや遊具が所狭しと並んでいた。
ふと思い出したのだが、碇君は水が苦手だったはず。
こんなところに来て大丈夫なのか心配になって訪ねると
「水に入らなければ平気だよ。こういうところは雰囲気を味わうだけでも
楽しいし。」
そういってわずかに動かした視線の先には、ビキニ姿の女性
血は争えないってこの事かしら。
碇君は休憩所に向かい、弐号機パイロットはスライダーを制覇してくると言って
去ってしまった。
1人残された私は借りた大きな浮き輪で流れるプールの中を漂う。
流れにそって変わる景色が何とも新鮮だ。
しばらくすると弐号機パイロットが私の所に泳いでやってきた。
「向こうでおもしろそうなイベントやってるんだけど、勝負しない?」
ただの勝負ではおもしろくないので、負けた方がジュースをおごるという条件で
その勝負を受けることにする。
乙です
続き待ち。
(24の続き その2です)
参加したのは水面に浮かんだ平均台そっくりの柱の上に座って
互いの手首に付けたボールを持っている棒で先に落とした方が勝ちというゲーム。
お互い必死で隙をつこうとするせいかにらみ合ったまま動けない。
隙がなければ作ればいい。先制攻撃を仕掛けることにする。
「弐号機パイロット!」
「な!何よいきなり大声出して!」
「最近太った?」
敏感に反応し、固まる弐号機パイロット。
その隙をついてシュ!と棒をつきだしボールを手首から落とすのに成功
しかし勢い余ってバランスを崩した私は水中へダイブ。両者失格になってしまった。
少々疲れたので休憩所へ向かう、後ろから真っ赤な顔をして拳を振り上げながら
ついてくる弐号機パイロット。もしかして図星だったのかしら?
だったら昼食後にいつも食べてる大量のお菓子をやめるべきだと思う。
休憩所の近くまで来ると絹を裂くような女性の..ではなく碇君の悲鳴が聞こえた
走って休憩所に駆け込むと、白い何かにのしかかられうずくまる碇君の姿が見えた。
弐号機パイロットと視線を一瞬合わせた後、走ってきた勢いを利用して
空高くジャンプ、落下の勢いを利用して白い物体に同時攻撃
白い物体は碇君の体を離れ、地面を転がっていった。
着地まで見事に決めた私たちに周りからは拍手喝采。
しばらく陶酔していたが、はっと我に返り碇君に駆け寄る
着衣がだいぶ乱れていたが、何もなかったようだ。
潤んだ目で「あ、ありがとう」とお礼を言われちょっぴりどきっとする。
碇君にかき氷とジュースをおごってもらい、夕飯をごちそうになった後帰宅
疲れたからもう寝ることにする。
乙です
白いのは量産機っつーかカヲル?
オッテュ
白い物体w
待機
h
小悪魔レイ待ち
マターリとネタ待ち
8月7日
そろそろこの仕事を辞めたい。
?
age
42 :
レレレのレイ:2005/08/12(金) 18:22:12 ID:???
おでかけ?
2015年8月12日
司令のお供で りんかい線に乗り 国際展示場という停車場で降りた
なぜかわからないが みんな肥満体 またはやせ過ぎの十代二十代の
男性ばかり ディバッグや紙袋を 両手いっぱいに持っていた
司令は 同人誌なるものを 買いあさっていたが カードが使えない為
長い行列の 最後尾について キャッシュコーナーで 現金を下ろした
待っていると 「いまどき エヴァのコスプレ?」
と声をかけていく人が 数人いた
(;´Д`)
前スレの神は今いずこ
スレ立てが遅れたせいで過疎化したんだな。
いや、あの人はもう綾波スレで書くのは終わりにしてるよ
ここには来ない
え、まぢで?
書いていた人はエヴァ板にまだいるけどね
充電中なのでは?
age
いつかそのうち。
楽しみだわ…フフッ
そう、これは日記なのね…
そう。このスレの神様はしばらくお出かけなのね?
・・・拙文をさらすなら、いまのうち・・・
A月1日
今日は碇君の所に遊びに行った。
白くてへんなものを食べさせられた。
おいしかった。
でも、弐号機パイロットは尋ねてもいないのに、
「あんたバカぁ?ヨーグルトも知らないの?」
とつっかかってきた。
むかついたので、お風呂の温度ツマミに細工した。
これでおサルは苦手な熱いお風呂を満喫するというわけ。
さすがだ、私。
司令がニヤリ笑いする気持ちがよくわかった。
56 :
55:2005/08/27(土) 00:29:54 ID:???
A月2日
どうやら私の作戦はまずかったみたい。
碇君に被害が及んでしまった。もみじのついたほっぺたをみればよくわかる。
風呂で弐号機パイロットを茹でるのには成功したのだろうか。
確認しようにも服を剥ぎ取る訓練が足りない。
加地一尉が得意らしいのでこんど弟子入りする。
昨日から机の上にだしっぱなしだった牛乳が噂のヨーグルトになっていた。
多分。見た目は似ている。
国語辞典の定義にも合致。問題ない。
明日の朝食に決定。
57 :
55:2005/08/27(土) 00:32:00 ID:???
A月3日
おなかがいたくなった。
ねるふもやすむ。
じだいげきのさいほうそうをえんえんとみた。
おもしろかった。
58 :
55:2005/08/27(土) 00:35:08 ID:???
A月4日
お風呂のつまみの件がばれてたみたい。
調べはついてるんだ!神妙にしろっ、と弐号機パイロットが言うものだから、
下町の同心風情が、分をわきまえい、って返してやった。
・・・いきなりグーで殴るのはお約束違反。日本のテレビ様式美を学びなさい。
でも。
ものども、であえぃであえぃ!って言っても、だれも出てこなかった。
クラスメイト、あなた達には失望した。
で、結局いつも通り、拳で語り合うことになった。
伝統の綾惣戦、第41回戦。お日柄もよく大変エキサイト。
おサルのキックは色々な意味で危険。
見ていた碇君が鼻血を出し始めたので、まずいと思い、
とりあえず停戦した。淑女らしい態度だったと思う。
でも、あとで博士におこられた。
今日の私は相対的に見れば十二分におしとやか。
つつましいだけでは生きてゆけないの。博士も知ってるでしょ。
って言ったらマジではたかれた。なぜ。
納得がいかない。
そうそう、おサルのぱんつは白に紺のストライプだった。
碇君。それのどこがいいの。おしえて欲しい。
シンジ日記の人?
オッテュ
61 :
55:2005/08/28(日) 01:35:59 ID:???
A月5日
目標の着衣を迅速に排除する方法について、
加地一尉に質問してきた。
でも教えてくれなかった。
かわりにルパンダイブなるものを教わった。
(注:みしゃとちゅわぁあぁあんと叫びながら、
ジャンプし、頂点でぱんつ以外の着衣を脱ぎ、
水泳の飛び込みのようにベッドに突入する技。伝聞ママ)
笑いがとまらない。
とにかく、弐号機パイロットよりもさきにルパンダイブを決めれば、
色々な意味で勝ったも同然。
とりあえず、一尉の忠告どおり一世一代の必殺技にするので秘密にしておく。
私はいっぱいいるから使い放題なのも秘密。
62 :
55:2005/08/28(日) 01:38:21 ID:???
A月6日
ルパンダイブの練習をしていたらベッドが崩壊した。
床の上で寝るのは痛い。痛くて寝られないので日記を書いている。
あー。
もう2時間たった。
眠れない。
暇つぶしに床の上でルパンダイブをやってみる。
・・・
わかってたけど着地が痛い。マジ痛い。
プロレスラーって偉大なのね。私に場外乱闘は無理。
古傷も痛みだした。出血がないからいいけど。
こんどから弐号機パイロットの部屋で練習することにしよう。
あ。
でも。
なんだか。
痛みで気がとおくなってきた これならねれs
乙です
×加地○加持ですよん。
64 :
55:2005/08/28(日) 02:12:48 ID:???
ぎゃふん。ありがとうございます。
A月7日
今日は司令がカレーを食べたがっていた。
でも、食堂では売切れ。
「夏はカレーだ。それ以外認めん!」
ってごねて、食堂のおばちゃんをこまらせてた。
おばちゃんがかわいそうだったので、博士の冷凍庫に保存されていた、
葛城一尉スペシャルカレーを差し入れた。
人に喜んでもらうこと。それは自分も嬉しいこと。
博士は、冷凍庫がすっきりしたので喜んでいた。
司令も、すごーく、うれしそうだった(たべるまえ)。
A月8日
今日の定例ミーティングの後で、
副司令の名前が、OJIICHAN.K.FUTSKY、だって教わった。
ありがとう、司令。
で、
副司令にはずっと昔に自己紹介されただけで、苗字しか覚えていない。
司令によると、副司令、ウクライナから来たんだって。
ぶっちゃけ前からロシア人だとおもってた。私のカンもなかなか。
・・・なので、
オフィシャル->プライベートで、
ふゆつきー副司令->ふゆつきーおじいちゃん->おじいちゃん
っていうのが正しい呼び方。
私が呼ぶ時は、ふゆつきーおじいちゃんでいいそうだ。
納得。メモメモ。さっそくつかう。
そういば、司令、今日はちょっとおちつかない。おどおどしている感じ。
誰かに似ている。
68 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/30(火) 01:58:20 ID:kZcemR5Q
A月9日
本部内でみんなからウケがよかった。
特に発令所では大ウケだった。なぜ。
みんな副司令の話ばかりするの。
へんなの。
それとも。
やっとみんなが私の魅力に気が付いたのね。
そうにちがいない。
久しぶりに今日は碇君の家でご飯を食べた。
司令にカレーをあげた話をしたらみんな固まった(葛城一尉除く)。
すごいレアアイテムだったのかしら。自分で食べればよかった。
せっかく壊し放題のおサルの巣(ベッド)があるのだから、
隙をうかがって、ルパンダイブの練習をしてきた。
早速脚を一本粉砕。慌ててベッドの下を覗いたら。
碇君の写真があった。
私、えらい。ちゃんと保護してきた。
今日はとてもいい一日だった。
あしたも楽しい一日でありますように。
A月10日
だまされてた。
司令。
許さない。
冬月コウゾウ副司令じゃん!日本人じゃん!
だましたのね!
澄んだ瞳のレイはもう二度と戻ってこないと覚悟なさい。
って叫んでおいて、
でも、ピノがあれば機嫌が直るかも。
とボソっとつぶやいて黙って立ちつくしてみた。
まるでアスカに怒鳴られた碇君。
司令、おろおろする様子が本当にそっくり。
眉毛がハの字になってるの。
でも、やっぱり俺は要らない司令なんだ、
ってブツブツ言うばかりで、私のおねだりに気が付かない。
恥をしのんで5回ばかしつぶやいたんだけど。
ユイっち(初号機のなかのひと)の言う、かわいい、って意味がちょっとわかった。
そう、保護してあげたくなるの。ついでに一発殴りたくなるくらいかわいいの。
47分32秒くらい立ってたら、飽きてきたので帰った。
なんだかとてもむなしくなって、帰りのコンビニにてピノを10箱お買い上げ。
でも部屋に着くまえに全部溶けた。
やりきれない。
駄文な上に上げてしまいました。ごめんなさい。
まあがんがって。
71 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/30(火) 11:34:08 ID:D+Ro+Hkx
まるでシンジの妄想レイのようだ。
∴月∵日
得にすることもなく暇なので
ネルフ本部内を散歩。すると
フィフスが上機嫌で歌いながら歩いていたので、こちらに気付いた瞬間を見計らい
こないだ読んだ漫画を基に編み出した「綾波キック」をお見舞いした。
「やぁ、歌は…ふぐッ!!」と何だか面白い悲鳴をあげて吹っ飛ぶフィフス。
いつも(最近?)なら歌っているくらいでヤツに手をあげたりはしないのだけど、
歌っていたのが銀杏boysの「あの娘は綾波レイが好き」だったので
躊躇いなく制裁を下させてもらった。
あの歌、私の名前使ってるのに内容が全然私と関係ないから
ちょっと複雑な気分。
とりあえず、「あばずれ」ってどういう意味なのか
今度葛城三佐に聞いてみようと思う。
オッテュ
乙です
うんうん。
いいねいいね
76 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/08/31(水) 10:45:23 ID:Tb7kVESL
次は綾波国電パンチか。
77 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/03(土) 00:29:22 ID:JfmXhf1c
†月‡日
今日は誰とも口をきかなかった。
いや、「ききたくなかった」と言うほうが正しいかもしれない。
人目をなるべく避け、声をかけられても気付かないふりを何度かした。
とにかく他人に近づきたくなかった。
理由は簡単。
昼食のラーメンに、備え付けのおろしニンニクを大量にかけて食べたから。
その結果、口臭はもちろんのこと
喋らなくても常に私の周辺にニンニクの強烈な匂いが漂うという状態なってしまった。
その威力は匂いの発信源である私自身も目眩を起こしそうになるほど。
ニンニクラーメンは好き。でも、何事もほどほどが良いと言うことを
今日身を持って知った。
何も知らない碇君は私を気遣って
「何かあったの?大丈夫!?」と何度も声をかけてくれたけど、全て無視した。ちょっと心が痛む。
ごめんね碇君。この場を借りて謝っておくことにする。
しかしその後、不覚にも出くわしてしまったセカンドに
「また四人目だか五人目だかって言うんでしょ。
その内どっかのヒゲオヤジみたいにキノコ食べて大きくなったりするんじゃないの」と
懲りずにまたいらん(不必要な)事言うので、
後ろから優しく、それでいて絶対逃がさないようにセカンドを抱き締め
7・8回ゆっくりと深呼吸をしたらいつの間にかセカンドは
白目をむいて泡を吹きながら気絶していた。
久々の圧勝。
せめてものはなむけに「楽勝ッ♪」とセカンドを意識しながら叫んで自宅に帰る。
今日は良く寝られそう。
明日までにこのニンニクの匂いが消えてくれれば
もっと良いのだけれど。
乙です
Δ月$日
今日、葛城一尉から修学旅行に行くなといわれる。
碇くんはあまり残念そうじゃなかったけど、葱流さんは水着まで買っていたらしくよっぽどいきたかったのか屋内プールに付き合わされる。
泳ぐのは嫌いではないけど、プールから上がると葱流さんがの声がうるさいのでずっと水に潜っていた。
そのせいで右の耳に水が入ってしまい、赤城博士のよく聞こえなくてボーッとしてたらいつのまにか葱流さんが作戦担当者になっていた。
でも日本は常に暖かいのだからわざわざ溶岩に潜ることもないと思い
待機中はずっと、どうやって耳に入った水を出すか考えていた。
結局、作戦中は待機命令が解かれることはなく耳に入った水の呪縛から逃れることのできないまま帰宅する。
流石にそのまま寝るのは無理とおもいとりあえず綿棒を探すが見つからなかった
しかたがないので、司令のの眼鏡に包帯の切れ端を巻きつけたもので代用した。
80 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/03(土) 03:58:07 ID:QWbcxM8I
メガネで耳かき・・・ハァハ(ry
81 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/03(土) 09:56:08 ID:VxS9pXnk
Δ月$日
下痢気味なので早退。
○月♂日、
今日はおかしなことになってしまった。
それはトイレに入ったときのこと、
私は女子トイレに入ったのだが、そこにはズボンとパンツを脱いでいて、
ブラリと股間から垂れ下がるものを隠しもせず、狼狽えている男子がいたのだ。
それはちょっと調子をくずしている、2thチルドレンの代わりにドイツから来た、
5th渚カヲルだった。
私は呆然と股間のものを眺めていた。
すでにこれが、かなり恥ずかしいことだとはわかってはいるが、
なかなか言葉にはならない。
「どこに出していいんだかわからないのさ」狼狽えているカヲルはそう言った。
「私が…」私はそれをくわえてみることにした。
何かが出てきた。
吐いてみると、白い液体…
「にがい…」私はそう呟いたら、彼は気持ち良さそうにしていた。
私はその場を去った…
なんだったんだろう…
ええぇぇぇ
・・・
(´・ω・`)つ旦 お茶、置いときますね・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おえっ。
>>82の爆弾が落とされてもう5日
なんなんだこの空気は
88 :
>:2005/09/08(木) 18:25:07 ID:dsfvBYvy
いつになったらエヴァシリーズが来るんだよ・・・
平凡すぎてそろそろ飽きてきた・・・鬱。
□月♀日、
この前のフィフスとの出来事はいったい何だったのだろう。
気になって仕方がなかったので伊吹二尉に話してみた。
すると、
「きゃあーー!不潔よ!」と言って、走り去ってしまった。
その次は赤木博士を尋ねてみた。最初は驚いていたけど
親身になって教えてくれた。私がフィフスにした行為は
どうやら「フェ○チオ」というらしい。好きな男性だけにしてあげる事だと。
男性にとってそれは、とてもとても気持ちいい事らしい。
今度は碇君にしてあげようと思う。
待っててね、碇君。
「Silver Clock」
銀の時計を君にあげよう
君にとっても似合うはずだよ
君はすぐに時間を忘れるから
老いることのない永遠の14歳
僕のシンデレラ
概念の中の住人
もし君とともに
年を重ねることができたなら…
(どんなに幸せだろうか…嗚呼)
下ネタ嫌い
学校の月帰りに日
学校の帰り道、碇君を見つけた。
この前フィフスにしたこと事を碇君にも試してみようと思った。
ズボンのチャックを下ろし、碇君のモノを引っ張り出した。
碇君は顔を真っ赤にして、
「痛っ!な、何するんだよ!綾波!!」
そう言われて、頬を打たれてしまった。
碇君は走って逃げていった。
痛い・・・・・・・・・・・・・・これが、涙。
泣いているのは私。
碇君が喜ぶとばかり思っていた。
でも怒らせてしまった。
今度はちゃんと喜ばせたい。
でも碇君の喜ぶ事って何?
下ネタ、嫌いだもの
授業の月中で日
今日、授業中に碇君と目が合った。
睨まれてすぐに目をそらされてしまった。
昨日の事を怒っているのね・・・・・
どうすればいいのかわからない。
最初、赤木博士に相談しようと思ったけどよく考えたら彼女のせいで
碇君は怒った。赤木博士の言ってることは信用できない。
あの母親にしてこの娘って事なのね。
とりあえず伊吹二尉に聞いたみた。
「シンジ君の喜ぶ事ねー。んー、プレゼントでもあげてみたら?」
ということで碇君に何か良いものをあげようと思う。
でも、何をあげたらいいの?
>>91 >>93 まあ、あれだ、とりあえずスマソ
もう下ネタ書かないから許して。
>>82とは別人でございます。
自分なりに
>>82の続きを書いてみた(´〜`)
書いた後に思ったけど何で
>>82の続きなんか書いたんだろ('A`)
とりあえず続くかも?
,、_i__/!!|.i/!!| ,,,、 /!!|
i __,,,,、 !!!!!!!!!!!!‐|!!!!/!!!!!!i /!!!!|
|___,,、__,,、_ニコ!!ヽ┌!!!!|┐/`!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!//!!!!!!!!|_,,/!!!!i、__,, i
\!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!|||||!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!|..,,_|i _,, | ,
`|ヽ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!||||!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!| ||/!!!!!!!!!、 // /
| `i!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!|||!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!||/||!!!!!!!!!!!!| !!`//,‐/、
| !、!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! |||!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! /、
| | | ̄ ̄|`ーi'"~ ̄| | ̄ ̄^^| |``''''i i、!-i''ii'''!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!`!!!!!!、 /
| | | | i :| |i ,‘ i |. | |`!|i| || |,  ̄| i:|"'フ/、!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!`''/
| | | | | | |! ’|| |:| `i ‐/,,‐、,| i'"イ゛| | ,, `i"`''ヾ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!/
| | | | | |. | l| |:| || `!!!!!!!!!|:|'゛ | | | | | | |:| `"''i、!!/`"''//!!/!!!ノ
| | | | | i ! | | '!!!!!!!|:| | | | ! !| | ::| |`''゛!''| |
. 、|, ! | | ! ,!!!!! || | ! | | ! | ! ! |
´´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
とりあえずいきなり下ネタを書く空気の読めない
>>82と
>>95には消えてもらういますよ。
97 :
95:2005/09/08(木) 23:05:57 ID:???
すんませんでした('A`)
半年ROMります。
いや一生ROMってて。
職人さん待ち
百
101匹の犬と歩く綾波
犬月100日
突然碇指令に呼び出され命令を受けた。
何故か判らない…その命令は100匹の犬を散歩に連れて行けとの事だった。
私は命令なので任務を遂行するべく100本の縄をもち街に出た。
この髪と目なのでいつもなにかしらの視線は受けるけど今日は周囲の目が露骨だった。
初めて恥ずかしいという気持ちを味わった。初めての経験。
少し大人になった気がした。
その事をセカンドに話したらバカにされた。
ムッとしたので明日はセカンドに散歩を任せようと思った。
気分が良くなったので今日はこれで寝ることにする。
103 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/14(水) 10:59:27 ID:FnjZu+jt
犬に引きずり回される綾波萌え。
電月車日
今日、碇指令がレンタルビデオ店で昔の映画を借りてきた。
せっかくなのでネルフの視聴覚室で一緒に見ることにした。
ちょっと冴えない男の人が、電車の中で酔っ払いに
絡まれていた綺麗な女の人を助ける、と言うラブストーリー。
ラストに近づき、男の人が女の人に告白するシーンに
さしかかった所で、鼻をすする音が聞こえた。
ココには私と碇指令しかいない。
…チラッ
泣いてた。碇指令超泣いてた。
グラサンから盛大に流れる大量の涙。そして鼻水。
碇指令も、泣くんだ。
エンディングが終わった後、碇指令は、
「レイ、あとを頼む」
と言い、そそくさとトイレへ駆け込んでいった。
トイレへ駆け込む指令の姿、なんだか可愛かった。ていうかウケた。
本当は昨日の犬の散歩のお返しに、雪見だいふくを
百個程度買ってもらおうと思っていたのだが、指令の新たな
一面を見れたのでとりあえず我慢しておく事にした。
今度は一緒にどんな映画を見ようかしら。
ほんのりLRGですねw GJ!!
面白かった!GJ!
107 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/17(土) 23:00:04 ID:J8avUY+B
age
カピバラ月108日 Aパート
今日は私の家にフィフスが来やがった。
「やぁ、久しぶりだね。実はちょっと話したいことが
あるんだ。入れてくれないかい?」
何ほざいてるのかしら、と思い
「すみません、知らない銀髪野郎は家に入れるなと母に
言われてますので。とっとと帰れ」
と言ったが、銀髪の手にあるモナ王5個に引かれて
敷居をまたがせてしまった。何か悔しい。
「実は、話って言うのは相談なんだ。」
「…」
「僕は、ある人物に好意をよせている」
「へぇ。へぇ。」
「2へぇかよ!賞金200円じゃん!まぁいいや。で、その相手って
言うのが…シンジ君なんだよ。」
は?
Bパート
「彼の事は前々から好きだったんだけど、昨日なんて夢に
出てきたんだ。しかも学ランで。参ったよ。自分が学ラン萌え
だったなんて知らなかったからね。まぁたそれが可愛くて」
…重症。かなりの重症だわ、この人。
これが最近ネルフで噂の、渚カヲルクォリティー、なのね。
「…体育の授業なんてさ、ジャージがダボダボしててさ、もう…
ひーっひっひ…っと、話がそれてしまった。つまりは、僕と
シンジ君をくっつけてほしいんだ。いわゆる恋のキューピッドだね。」
「…私、そんな事したくないわ。碇君には幸せな恋愛をしてほしいの。
あなたみたいな万年発情期銀髪野郎に碇君は勿体無いわ。」
そう言って綾波パンチ(改良版)をお見舞い。私の華麗なパンチは
見事フィフスのわき腹へヒット。ミシって音が聞こえた様な気が
するけど、気にしない気にしない。大人の女はクールにいかなきゃ。
「…ふふっ、こんなパンチ、碇指令のエビアン水を勝手に飲んだ時に
くらったゲンドウパンチ以来だよ…見かけによらず強いな…」
そう言って、フィフスは私の家を出て行った。
「シンジ君にふさわしいのは…この僕…!!カヲル、行っきマース!!」
と言う台詞を残して。
何だか、逆にフィフスのやる気(犯る気)を高めちゃったみたい。
さて、これからどうしようかしら。
110 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/09/19(月) 19:51:32 ID:753A58g5
今日は月手巻き日
お魚くわえたドラ猫を追いかけて公園へ行くと、憎きフィフスが
ツナギを着てトイレ近くのベンチに腰掛けていた。
「…ここは…う〜ん…」
彼は何か独り言をブツブツ言っていた。気になったので、
ベンチのすぐ後ろの草むらに隠れて耳を澄ましてみた。すると、
「チャックを下ろすのは、この位のスピードでいいかな…で、シンジ君が
僕の息子を確認できる位置まで着たら、その瞬間、上目遣いであの言葉を…」
…ま まさか
「や ら な い か…うん、こんな感じだな。よし、もう一回リハーサルだ!!
えーっと、シンジ君がトイレ目当てでこの公園に入ってくる、で、僕が…」
本気。本気だわ、この人。ツナギ青いし。
とりあえずローキックをくらわした後、顔全体にマタタビを
塗っておいたけれど、このままでは碇君が本格的に危なくなってくる。
使徒襲来、それだけは避けなければ。
正直この流れ嫌いじゃない、むしろ好きだ
次回予告
はたして最後の使徒のスペルマを飲んで補完されてしまうのか、
それとも・・・・・・・・・・。
お口じゃなくて、生でいいのよ!サービスしちゃうからん!
乳頭ね
カツオには月マヨネーズ日 Aパート
フィフスが碇君に襲来しそうだと言う事をお猿のアスカちゃんに伝え、
レイちゃん&猿の超強力タッグを結成しようと思ったら、なんと猿は
風邪をひいて学校をお休み。肝心な時にいないのね、お猿さんてば…
仕方がないので、今日は私1人で碇君を守る事にした。
フィフスはまるでゴキブリの様な瞬発力とゴキブリの様な判断力が持ち味。
登下校、休み時間はもちろん、授業中だって油断はできないわ、と思い
教室でも、廊下でも、屋上でも私は碇君から離れないでおいた。
(トイレの時も離れたくなかったのだが、碇君が涙目だったのでガ・マ・ン)
私の鉄壁のガードに、さすがのフィフスも碇君を諦めざるを得なかった…
の様に思えた。けれど、フィフスはまだ諦めてはいなかったわ。
放課後、私は碇君を教室に1人残し、トイレへ行った。
(碇君もつれて行きたかったが、碇君が涙目だったのでガ・マ・ン)
用を足して教室へ戻った時、そこに碇君はいなかった…
Bパート
「碇?碇なら、渚君と一緒に帰ったみたいだよ」
昇降口で木製の古い電柱の様に突っ立ってた相田君がそう教えてくれた。
彼が言うには、2人は腕を組んで、公園の方へ歩いていったとか。
走って公園へ行くと、フィフスは(いつの間にか)青いツナギを着て、ベンチに
座っていた。片手でツナギのチャックをつかんでいる。そして、フィフスの
前方2m程度には、直立の碇君。このシチュエーション…ま、まさか…!!!
「シンジ君…僕は君にこの言葉を言うために産まれてきたのかもしれない…」
「…?何か今日のカヲル君変だよ…そのツナギも妙に青いし…一体何なの?」
…くらいなさい、フィフス…!!!
「ふふ、シンジ君、や ら な い kぐはぁ!!!」
「!? あ、綾波っ!?」
…いちかばちかの綾波スクリューパンチUが、奇跡的にもフィフスの
みぞおちへ。ふぅっ、良かった☆ミ
「綾波!!どうしたのさ、登場早々スクリューパンチなんて!!訳分かんないよ!!」
「…何でもないわ。それよりも、どうして私を置いて帰ったの?」
「え、だって君はトイレの窓から帰ったって、カヲル君が…」
「そんなの、嘘に決まってるじゃない。さぁ、帰りましょう」
そう言って、私は碇君の手を引く。心優しい碇君は、血を流して倒れている
フィフスを心配してなかなか帰ろうとしなかったが、「早く帰りたい」と
泣き真似をしたら、あっさりその場から立ち去った。やっぱりちょろい。
公園の近くで救急車のサイレンが鳴っていた所からして、きっとフィフスは
助かってしまうであろう。このままでは、想像以上の速さで彼は襲来する。
身を引き締めなければ。よっしゃぁ!!!
>>111氏
ありがとうございます。そう言っていただけると書く気が沸いてきます。
まだまだ未熟ですが、無い頭をひねらせて頑張っていこうと思います
>>112氏
思わず笑ってしまいました。サービスて!!これをミサトさん(の中の方)
が読んだら、スペルマと言う単語が妙に爽やかに聞こえそうですね。
>>113氏
乳頭…いわゆる乳首ですか。ちくび!!ちくび!!
オッテュ
乙です
頑張って。
ホウ月3日 Aパート
今日はまたもやフィフスがうちに来た。
「こないだはどうも。ちょっと君に言っておきたい事があってね。」
「何を間違っているの?私の家はゴキブリホイホイじゃないわ。失せなさい」
と言ったが、彼の両手にあった文庫版美味しんぼ全巻に惹かれて、またもや
家に入れてしまった。読欲に負けてしまうなんて…私もまだまだね。
「…しかし、相変わらず殺風景な部屋だねぇ」
「床に粘着液がないだけマシよ。それよりも、用件があるなら早く言って」
「ああ、そうだったね。…単刀直入に言うよ。僕はシンジ君を諦めた」
…え?
「それって、ほんとう?」
「ああ。もうすっぱりざっぱりさ。彼を恋愛対象とするのはやめたよ。」
「…そう。それがいいわ。あなたも大人になったのね、フィフス」
「まぁね」
ああ、良かった…これで碇君の貞操が守られ…
「そう、今までの僕は子供だったんだ。君みたいな素敵な女の子が、
僕に好意をよせている事に今まで気づけなかったなんて、ね」
………あぁ?
Bパート
「ふふっ、恥ずかしがらなくていいよ。今まで僕とシンジ君を邪魔してたのは、
一種の妬きもちなんだろう?全く、不器用な愛情表現なんだからっ★」
……
………きんもーっ☆
「あの、それ、勘違い…」
「照れるなって、僕は君みたいな魅力的なgirlなら大歓迎さ」
「かんちg」
「もーう、ファーストはシャイなんだから。あ、ファーストじゃ
悪いね。これからはレイレイって呼ぶよ。僕の事はカヲカヲでよろしく」
リズム悪!!言いにく!!
「そういえば、昨日のレイェッ…レイレイのパンチは凄かったよ。指令なんて目じゃないね」
早速噛んでるし!!
「あの、勘違いしてる様だから言っておくけれど、私はあなたに好意をよせて
なんていないわ。この万年発情期ゴッキーが。さっさと帰りなさい」
ここまで言えばさすがの彼も目が覚める…と思った。
けれど、渚カヲルクォリティーは、私が考えたよりずっと強烈だったわ。
「ふふふ、照れてる君もまた美しい…」
………KI★MO★I★
とりあえず顔面にゴキジェットを噴射し気絶させた後、公園のジャングルジム
の真上に放置。色んな意味で、目が覚めてくれる事を願っている。
>>117氏
オッテュをティッシュかと思いました。ありがとうございます。
>>118氏
どうもです。グダグダな文章ですが、頑張ります。
蒼の月世界日 Aパート
今日、ネルフでシンクロ率のテストを受けた。結果は…下がってしまった。
赤城博士が言うには、「精神的なストレスが原因」だとか。恐らく、てゆか絶対に
昨日のフィフスのせいだわ。もう目を覚ましているといいけれど…
テストが終了した後、碇指令から
「話がある、着替え終わったら視聴覚室へ来なさい」
と呼び出された。着替えた後、言われた通り視聴覚室に行くと、いきなり、
「最近の調子はどうだ」と聞かれた。
私はてっきりエヴァの事だと思い、今日行ったテストでシンクロ率が
下がってしまった事を言うと、指令は、
「そっちじゃない、レイ自身の事だ。シンジ達と仲良くやれているのか?」
と言い直した。この間、お昼休みに一緒にドッチボールをした事を言うと、
「そうか、良かった。クラスで孤立してるのではないかと、心配していたんだ」
と言われた。何だか碇指令が学校の先生に見えた。こんな春日部の某幼稚園の
園長先生なみに怖い顔した先生、いたら困るけれど…
「他に、何か悩みがあったら言いなさい。私が協力できる事があるかもしれない」
と指令が言うので、フィフスの事を話してみた。
Bパート
「…それは本当なのか、レイ」
「ええ」
「そうか。…彼も、きっと寂しいのだろう」
「…寂しい?フィフスがですか?」
「ああ。人とは寂しがりやな生き物だ。それ故に、確実に自分の傍にいてくれる存在を
無意識に求める。赤ん坊が涙を流して母親を求めるようにね。そういうものだよ、レイ」
そうなのかしら。いつも余裕のある顔をしているフィフスに、寂しいなんて
感情があるのかしら。…あるのだとしたら、私と、いっしょ。
寂しがりやなのに、独りになりたがる。悲しいのに、笑う。弱いのに、強がる。
私も、フィフスも、寂しいんだわ
でもそれとこれとは別。
「けれど指令、このままでは私、シンクロ率が下がりすぎて、零ちゃんに
嫌われちゃいます。そんな事になったら、私…くすん」
と泣き真似。すると、途端にオロオロしだす。こういう所を見ると
碇君にはちゃんと指令の遺伝子が組み込まれているんだわ、と思う。
泣き真似を始めて一分程経った時、ついに指令に
「わかったよ、レイ。私がなんとかしよう」
と言わせる事に成功。涙は、女と赤ちゃんの武器なのね、きっと。
きっと今頃、指令はフィフスを大人しくする為の作戦を徹夜で考えている
だろう。指令、そして指令の睡眠不足から来るイライラ解消の標的となる
碇君には悪いけれど、私はさっさと寝ることにする。おやすみなさい。
司令だ
問題ない
そして赤木博士だ
いえ、そう言ってもらえるとうれしい
>>124 >>126 ダブルで誤字だorz
教えてくださってありがとうございます!!次からは間違えない様にします。
と言いたい所ですが、当方アフォな為、すぐにまた間違えるかもしれません…
その時はつっこみお願いします。
>>125 問題ないですか!!しかし誤字orz
今度はもっと問題ない文章が書ける様に頑張ります
>>127 嬉しい!!私も嬉しいですよ(?)
レスありがとうございました。何だかずっと同じネタ(フィフス発情期)で
書き続けていてすみません。これからは気づいたらマンネリだわ、なんて事に
ならないよう、よく考えて書きます。
南月風日 Aパート
「レイ、そろそろ例の作戦を始めるぞ」
碇司令がそう言った。軽くダジャレ。
「本当に、あの作戦を実行するのですか」
「ああ」
「もっと、他の作戦は無かったのでしょうか?」
「この私が寝る間も惜しんで考えた作戦だぞ。一体何の不満がある?」
「だって…これじゃ、彼があまりにも」
私が言葉に詰まった瞬間、司令が冷たく言い放つ。
「いきすぎた感情と言うものには、それなりの罰を与えなければいけない」
その後、司令と一言もしゃべらないまま、目的地の公園まで歩いた。
公園には、前もって呼び出しておいたフィフスが一人、お魚くわえてない
野良猫とじゃれていた。とても柔らかな、笑顔。
「フィフス」
「…!!レイレイ、待っていたよ。一体何の用…あれ?碇司令?」
「やあ」
「あ、どうも。司令もここの公園に用があったんですか?」
「ああ。正確に言うと、君に用があるんだ、フィフスチルドレン、渚カヲル君」
「え?僕…に?」
☆
Bパート
司令が、靴を鳴らしながらゆっくりとフィフスに近づいていく。
「レイレイ…これは一体…?」
未だ状況が飲み込めていない彼が、私と司令を交互に見ながら私に問う。この後
彼に襲い掛かる事態を考えると、私は声が出せなかった。…ごめんね、フィフス。
司令の左手が、フィフスの右腕を力強く握る。彼の目が、司令に釘付けになる。
野良猫はいつの間にかいなくなっていた。司令は、ただ一言、こう言った。
「…悪く思わないでくれ」
その瞬間、司令はすばやく右ポケットから練り済みの納豆パックを取り出し、フィフスの
鼻に近づけた。ポカンとするフィフス。…ああ、そんなに勢いよく嗅いじゃダメ…
「…うわくっさ!!何コ…ちょ、くっさ!!すごいくさい!!くさい!!」
必死に司令の手を振りほどこうとするフィフス。けれど、司令は生粋のサディスト。
彼が抵抗すればするほど、納豆を鼻に近づけていく司令。…あ、2、3粒ついてる…
一分半程もすると、フィフスは倒れこんだ。司令は勝ち誇った顔で、私にこう言った。
「これで安心だ、レイ。気絶する程の臭いを嗅いだ渚カヲルは、きっとここ一週間程度の
記憶を失うはずだ。レイを想う気持ちごとな」
「…そんなにうまくいくでしょうか」
「問題ない。もしもの時のために、ネルフが極秘で開発した、一部分の記憶を失う薬を醤油と
共に納豆に混ぜておいた。本来は、地球に襲来した使徒に使い、記憶と共にブレインを退化
させて、倒しやすくするものだが、死にはしないさ」
だったら最初からそれを使えばいいじゃないの、と思ったが、心と日記に秘めておく。
「司令、ありがとうございました」
「ああ」
フィフスは司令がおんぶしてネルフに連れていった。司令は安心だ、と言って
いたが、実際に目が覚めたフィフスが元通りになっているかどうかはまだ分からない。
明日は学校もお休み。今日は早く寝て、明日の朝一番にネルフに行って確かめようと思う。
何だか今日の日記は作文みたいになっちゃった。ごめんね、日記さん。
>>130 (o゚ω゚o)ノ……☆
こうすると、☆型のハイパーヨーヨーで遊んでるように…
見えませんね、フフフ。レスありがとうございました。
ビールと月プリン日
今日は朝一番にネルフへ行く為に、学校のある平日より早起き。
ちょっと眠かったけれど、いつもより空がキレイに見えた気がした。
ネルフに着くと、碇司令が真っ先にフィフスが休憩しているという保健室へ
私を連れていった。司令にフィフスの状態を聞くと、
「安心したまえ。私の予測通り、彼にはここ一週間の記憶がない」
と満足気な様子。
保健室のドアを開けると、部屋の真ん中でフィフスがMDを聞いていた。
「やあ、おはようファースト。どうしたの?」
と真顔で聞かれた。あなたを見に来た、と言うと
「心配してくれたのかい?…フフ、どうもありがとう」
と言われた。どうやら本当に、発情する前のフィフスに戻ったよう。安心したけれど、
「どうやら誰かに化学薬品の様な物を嗅がされたみたいでね。ここしばらくの
記憶がちょっと曖昧なんだ。でもそれ以外に外傷とかは無いから大丈夫だよ」
と、不安気な目で言う彼を見ると、何となく罪悪感を感じた。
そのまま十分程度、フィフスと雑談し、保健室を後にした。司令は、
「レイ、良かったな」
と言ってくれたけれど、何となくすっきりしないので、また明日ネルフに
お見舞いに行く事にした。今からその時に持っていくクッキーを作ろうと思う。
上手くできるといいけれど…
乙れみお路面
朝月顔日
今日は放課後に碇君のおうちへ遊びに行った。というのも、学校で昨日
フィフスにクッキーをあげた事を話したら、碇君に
「へぇ、そうなの…僕も、綾波の作ったクッキー食べてみたいな」
とおねだりされ、じゃあ放課後におうちに持っていくわ、と言う事になったのだ。
碇君ちに行くと、昨日やっと熱が下がったと言うセカンドがお昼寝していた。
鼻の穴にタバスコかけたろかと思ったけど、病み上がりと言う事でやめておいた。
「あのさ…それで、その…早速なんだけど…食べてもいいかな?」
と、照れた顔で言う碇君にちょっとキュン。私は余分に焼いた分を彼にあげてみた。
盛大に倒れた碇君の口から、これまた盛大に大量の泡が出てきた。
私はどうしていいか分からず、セカンドを叩き起こしてみた。するとセカンド、
「泡?それいいじゃない、ポケモンのゼニガメみたいに相手にダメージ与えられるかもよ」
と言い捨てて、またさっさと寝てしまった。役立たず。碇君はしばらく目を覚ましそうに
ないので、体が冷えない様にセカンドの布団に一緒に寝かせ、私は碇君ちを出た。
帰りついでにネルフへ行くと、なんだか皆が焦っている。一体全体どうしたのか
碇司令に聞いてみると、フィフスが私のクッキーを食べた後に、口からひよこを出したと
言い出した。…本当かしら。本当だったら自分の料理の腕が、冗談だったら碇司令の
ギャグセンスがすごぶる怖い。
とりあえず明日はネルフに行かなきゃダメっぽい。今日は早く寝る。
>>134 レスどうもです。路面(´∀`)スキ-
もっと良い日記がかける様頑張ります。
オッテュ
乙。いつも噴かせてもらってます。
春月景色日
昨日ネルフへ行ったら、フィフスは普通に元気だった。というより、心無しか
前より元気になったみたい。ああ、良かった。これでスッキリしたわ。
「ファーストのクッキーを食べた後、面白い夢を見たんだよ。僕の目の前が
ひよこでいっぱいになるんだ。変にリアルでさ。ピヨピヨ鳴いて可愛かったなぁ」
と、まるでアロンアルファの様な透明な瞳で語っていた。…本当、面白い夢。
「今度、クッキーのお礼にケーキでもおごるよ。楽しみにしてて」
とも言われた。今度のお休みの日が楽しみ。
今日学校へ行くと、碇君のほっぺがアンパンマンみたいに腫れていた。
どうしたの、と聞いても「何でもないよ、ハハ…」の一点張り。(ほっぺのせいで
喋るのにも一苦労な筈なのに、最後にちゃんと愛想笑いを入れる碇君は偉い)
よく分からないけど、今日から学校に復帰してきたお猿さんの仕業っぽい。
どうにかして碇君の敵を取りたくて、セカンドのノートにめかぶを挟む方法を
考えていたら、授業中に居眠りをしてしまった。もっと気を引き締めなきゃ。
明日はフィフスも学校に来れるみたい。久しぶりに皆でドッチボールとか
指部スマとか格付けごっことかして遊びたい。こういう他愛も無い遊びを
ディズニーランドのアトラクションよりも面白く感じられるのは、きっと
友達のお陰。私は、この幸せが続く事を強く願っている。
>>137 ありがとうございます。よくよく考えるとオッテュって可愛い響きですね。
>>138 マジですか!!ありがとうございます。噴いてもらえて幸せですw
フルハウスみたいなほんわかギャグ目指して頑張ります。
オッテュ
別の遊びも憶えた方がいい気もするけど、ま、いっか。
仲良きことは美しき哉。
乙です!
乙です
継続は力なり。頑張ってね。
待機
利家とまつ
町田
真知だ
待ってます
職人降臨キボン
我慢が肝心
〇月★日
今日は久しぶりにメンバーが揃ったからドッジボールでもしようと思っていたんだけど、
たまには気分変えてプールで水球することになったわ。暑いしちょうどいい。
もちろん水着に着替えて、男女混合でチームを組んだの。私は碇君とフィフスと同じチームだった。
試合が始まると結構白熱して面白かった。…途中までだけど。
セカンドが鈴原君ともみ合ったとき、彼の水着が脱げてしまったの。
次の瞬間彼は校庭までぶっ飛ばされてしまってたわ。同じチームで争うなんて…ぶざまね。
それにしても水の中は動きづらいしすごく疲れるものだわ。
お腹もとっても空いてしまった。だからフィフスに先日約束したようにケーキを奢ってもらうことにした。
次のページに続く
フィフスと待ち合わせして、最近新しくできたばかりというケーキ屋兼カフェに行った。
彼がなんでも好きなもの頼んでいいよって言うから、
ショーケースの中の全部って言ったら、彼とお店の人に涙目で説得されてしまったの。
仕方ないから、ケース1段分にしておいたわ。とてもおいしかった。
レジでフィフスが顔面蒼白だったけどどうかしたのかしら。体調はよさそうに見えたけど。
またクッキーでも送りつけて、今度はお寿司奢ってもらおうっと。
まだお腹の半分も満たされてなかったけど、プールで疲れてたので帰ったらすぐ寝てしまった。
日記書くのを忘れてたから、今朝こうして書いている。
明日…じゃなかった、今日もいいことあるかしら。
初参加です。おもしろそうだったので書いてみました。
こういうのは初めてなんで、うまく書けなくてすみません…。
何事も経験です
がんがれ
恋月愛日
昨日、フィフスに「君を見ていると変な気分になるんだ。原因を突き止めたいから、
君のことを調べさせてもらっていいかい?」と言われた。
どうでもいいのでOKしたら、フィフスがマクラとお風呂用アヒールちゃんを持って泊まりに来た。
二時間ごとにノートに私のことを書きこんでいる。
せっかくなので二時間ごとにサービスしてみた。
フィフスの考えていることはわからないけど、どうやら彼は私に興味があるらしい。
今日、廊下でフィフスと話している碇君に呼び止められた。
「今ちょうど綾波の話をしていたんだよ」
「そう(陰口を言っていたのか聞きたいわ・・。)」
話の内容を探ろうとしたらフィフスにさえぎられた。
「また君の部屋に行ってもいいかな?ファースト」
「ええいいわ。」
「え?え?えええ!?そ・そんな仲だったの?二人とも!?!?」
「「何が?」」
とても驚いている碇君・・顔が赤いんだか青いんだかよくわからない色になっている。
「じゃ・じゃぁ僕はこれで!お邪魔しましたぁ!!」
変な顔色のままで走り去っていっちゃったけど・・どうしたのかしら?
「・・・なんだか誤解されたみたいだけど・・いいのかい?」
「よくわからないわ・・。」
例の場所と同じ人だね?
今度はシンジの日記か?
157 :
155:2005/10/29(土) 19:52:07 ID:???
>>156 碇シンジ・綾波レイ・渚カヲルの日記に同じ内容の文を書き込みました。
つまんない文ですみません・・・・。
気にするな。続き読ませてください!
159 :
155:2005/10/30(日) 14:54:23 ID:???
>>158 初めて好反応がきた!嬉しいです。ありがとうございます。
ネタが浮かび次第投下しますね。
そしてそのままカヲル×レイの方向に・・・・・。
・・・無理かな。
イラネ
いる
イラネ
いる
イラネ
いる
いらね
さすがに、もう最終局面にいった方がいいと思う。
ずっとこのままの状態だと、のほほんとしていてエヴァの世界観がない。敵もいないし。
作者さん、劇場版の戦いを書いてください!オネガイします!!
劇場版の後の世界も早く描いてほしいんで、そろそろいったほうがいいと思われます!
カヲルがどういうことをするのか気になるし!
これが日記…毎日書くものなのね。
☆
>>168 自分も同意見です。
このまままの流れだとイクナイ。
綾波まち
ちま波綾
神が戻ってくるのをまとう
いつでも待ってます・・・
何時までも投下を待ってます・・・
ここのところ日課は 碇くんに電気アンマ。
身体をクネらせて「キャハハ、やめてやめて、
やだやだ、ストップ、アハハ」と騒ぐ。
3分経過後
「や、やぁめ、、う、うぅぅぅ・・おし・・っこもれちゃぅぅうぅぅ」と泣きそうな顔でジタバタ。
しかし手が届かずどうにも出来ない。私はそのまま小刻みに足を動かす。
更に2分経過後
泣きながら 「お、おしっこが・・・う゛ぅ゛ぅうぅぅうぅぅぅぅぅッッ!!」と引き絞るような声を上げて硬直。
短パンの横からのぞく固いちんちんが、溢れ出た液でぬるぬるになる。
絶頂冷めやらぬまま責められて「うッ・・らめっっ・・ウ゛ッ・・・・うぅッ・・・」と顔を紅潮させてうめく。
股をよじらせ、Tシャツの裾を掴んで皺くちゃにして耐えているのがいやらしい。
更に10分 。Tシャツは汗で透けて、股間は痛そうなくらい勃っている。
時々身体をビクビクさせながら
だめ、、、だめ、、、あやな・・・たす
神待ち
180 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/12/05(月) 17:39:47 ID:w1jX8SJR
age
僕のレイを汚すな!
神募集中
183 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/12/07(水) 01:06:25 ID:Mq8nGdP/
今日はダメなの。三日目。
でも、触れたいの。碇君の○○○に。
そろそろ神を呼び込まんと、邪神(荒らし)が来ちまうぞ
お前が荒らしたいだけと違うのかと小市次官
こないだから綾波系のスレに片っ端から妙な爆撃くれてる変な奴がいるし
勘弁してほしい
スルー
職人まち
綾波まち
もうパロディ系はいいみたいな事言ってましたけど…
12月21日
今日は葛城三佐、セカンド、赤木博士、伊吹二尉と共に街へ買い物に行った。
朝寝ていた所に突然セカンドがやってきて「起きなさいよファースト!今日はミサト達と一緒に女の買い物に行くのだからアンタも来なさい!」と大声で言いながら毛布をはがれ、続けざまに「命令よ!じゃあ…ミサトからの!」と言った
命令と言われたので着いて行く事に。いつもの服を着てセカンドについて行くと、待ち合わせ場所で葛城三佐達が少し驚いた顔をして私を見た
「あらぁレイ!珍しいわね…!」葛城三佐が笑顔で私の頭を撫で、赤木博士は「レイ……あなた…」と驚いき伊吹二尉は「レイちゃんこんにちは!」と普通に言った。
そしてその後少々談笑しながら移動し、セカンドが少し小綺麗でかわいらしい(とセカンドが言っていた)店に入店。
中に入るとそれぞれ服を見始めたようなので、私も服を見ることにした。
適当に近くにあった「ワンピース」を見た。小さなフリルが沢山ついていて、見ているとなにかを胸のあたりに感じた。
私がしばらく立ったままでいると葛城三佐がやって来、「何?レイこの服に興味があるの?」と笑いつつ話し掛けた。私が少し気になるとの回答をすると、葛城三佐は服についている値札を見て「よし!レイ、ちょっと待ってなさいよ」と言って服を持っていってしまった。
しばらくすると葛城三佐が戻ってきて私にピンク色の袋を渡して「はい!これよかったら来てちょうだい!」と言われた。私はなんだか嬉しくなり、上手く返事が出来なかった。
「あらレイ、良かったわね」「へぇ?似合うんじゃないそのデザイン。」「きっと似合いますよ」と周りの人達が言っていて、なんだか顔が熱かった。
セカンドも葛城三佐にスカートを買ってもらったらしく、それを着て帰ると言い試着室で着替えて来た。それはとても似合っていて、
私も今さっき葛城三佐に貰った服を着ることにした。
試着室から出ると赤木博士が「レイ…似合うわね」と言い葛城三佐も「さっすが私が選んだだけの事はあるわね!」
と言っていた、
伊吹二尉が「わあ…アスカにも劣らず可愛いわ!」と言った途端に、セカンドが私の方を睨みつけ、「…ファースト!あんた明日!それ着てネルフ来なさい!フェアに…シンジに見てもらおうじゃない!」 と言われ
葛城三佐も「いいわねぇそれ♪」と言い出していて着ていく事が決定してしまった。
初めての制服以外の服が増えて少し嬉しい。明日は少し不安だけど
■月□日
今日、碇君から昨日はお酒を飲んでひどい目にあったと聞いた。
詳細は教えてくれなかったが、一つ重要なことを聞いた。
どうやらお酒を飲むと自信が沸いて来て、日頃隠されたパワーを発揮できるらしい。
コレは良い情報だ。
もしそれが事実ならば決戦前にお酒を飲んで戦ったならば勝率は上がるのではないだろうか?
これは実験せねば。
しかし最初に自分で試すのはいささか抵抗がある。
(碇君はひどい目にあったと言ってたし、何より今日は碇君体中痛そうだった。副作用か?)
そこで私はフィフで実験することにし、フィフスの部屋に行くことにした。
フィフスの部屋のドアを勝手に開けると、そこにはいつもよりハイテンションなフィフスが居た。
「酒はよいよれぇ。
酒は心を売るをしてくれろ、りりんの生み出した文化のきわみらよ。
そうは思らないかい、碇シンジ君?」
畜生、先に飲んでやがったか。
そういえば碇君の話を聞いてたとき、碇君のATフィールドが侵食されていたがこいつのせいだったのか。
しかもなにやら都合の良い夢を勝手に見ているようだ。
私は取り合えず結果オーライではあるが嫌なハイテンションにイラッときたし、碇君のATフィールドを侵食していた報いとしてわき腹に3、4発叩き込んで部屋を出た。
ドアを閉めると「ぷげろあ!!」と何やら不可解な声が聞こえたが、見たくないものを見る羽目になりそうなのでほっといたが、まぁ良い判断だったと思う。
しかしコレでフィフスで実験が出来なくなってしまった。
仕方ない自分の体で試すしかないのか・・・。
取り合えず今日はもうメンドクサイのでもう寝る。
他に何か良い方法は無いものか。
太郎氏のと微妙にリンクしてるような
シンジの日記内ではカヲルは出さないようなので、これはこれでいいコンビかも
>>194 けど君には文才がないよ?
もう書かない方がいいんじゃない?
いや、面白いよ
191 ネ申 ワクワクテカテカ
十分おもしろいから
つか191と194て別人だろ?
カヲレイ厨乙
プッ
%月 9日
今日私はすごい事を思いついた…
それは、すでにみんなの頭の中には記憶として残っていないであろう
『スーパーマルチタップ2』についてだ。
これは某人気キャラクター、ボ○バーマンの顔の形をしているが
スーファミの2Pにつなげば最大5人までプレイできるという優れものだ。
先日私はコレをあるディスカウントショップで発見し、
裏面の説明書きをなめるように読んですぐに魅了された。
しかも特売で300円という破格の値段で売っていたため、
所持金をあまり減らさずに購入することができた。
残り400円だけど…
レジで支払いを終え、帰ろうとしたときに4歳ぐらいの男の子がこっちを見ていた。
無視しようとしたが、目をキョトンとさせながらふいにその子は
「ねぇパパ、あのおねぇちゃん今買ったのパパが昔よく遊んだっていう
『すぱーふぁみこん』ってやつに接続して遊ぶやつでしょう?なんでこのIT時代に
そんなの買うんだろうね?もしかしてオウチ貧乏なのかな?」
賢いのかバカなのかよくわからなかったが、とりあえず帰り際に
父親の見てる前でエルボ食らわせてやった……
胸がスーッとサクロンを飲んだとき以上に感じてスッキリしたの
なんだか前置きが長くなったけどそろそろ本題に入ることにする…
そう、それはスーパーマルチタップ2を使って「母子のカーベィースーパーDX」
の味方CPUを5体まで増やそうという繋ぎワザ…。
あいにく私にはコントローラーが1つしかないので、帰りの途中フィフスと碇君から
それぞれ2つずつ借りることにした。
碇君は素直に貸してくれ…もとい、くれた…
どうやらPS2があるのでもうスーファミとは縁を切るらしい…
私は嬉しさと同時にそのスーファミに同情した。なんだか私と似ている気がしたから
それはいいとして苦労したのはフィフスだ。
ネルフによ寄り、彼の部屋を訪れる…ドアを開けてビックリ
フィフスは自分の部屋で人間サイズの使徒何体かと一緒に指スマをしていた。
オカルトチックな描写のはずなのになんだか私はほほえましいと思ってしまった…情けない
とりあえずさっさと貸してもらおうと単刀直入にお願いするがフィフスは満面の笑みで
「そうか君も指スマがしたい…」
聞き終える前に永遠の眠りに就かせてやり、私はコントローラーを借りた。
半ば奪う形になってしまったがまぁどうせフィフスだし…いいよね?
使徒たちがオロオロしてたが気にせず、急いで自宅へ向かった。
準備する手が思わず武者震いし、
アダプタやコントローラーがなかなか接続できなかった。
さぁ準備は整った…
スイッチオン!
私は早速そこらへんの敵を吸い込んでまずは一匹、味方CPUを召還する。
いよいよだ…2体目のCPUを出すためにまた敵を吸い込む…
Aボタンを押す指に神経が集中する…
(ポチッ)
赤木博士に電話して助けを求めた。
「〜で無理だったんですが、どうすれば…」
私は微かな希望を胸に尋ねる…
「レイ…残念だけどそれは『ボ○バーマン5』専用よ。他のソフトとの互換性は無いわ…」
うそだうそだうそだうそだうそだうそだうそだ…
そんなはずは無い。確かにパッケージには3〜5人にまで遊べるよと書いてある。
あんまりじゃないか…
でも私はまだ諦めない…何か手があると信じて今日はもう寝る
%月 10日
この日、私は学校に『スーパーマルチタップ2』を持参し
授業中もソレを見つめながら色々考えてみた…
でも結局それらしい方法は導き出せなかった。
それどころか先生にこっぴどくしかられた…
昼休み、碇君たちに相談してもらったが笑われるだけで、
私は悲しくなってきた…
「あきらめる」
実に嫌な言葉だが引き際も大事。サレンダーすることにした。
その日の放課後、借りたコントローラーを返すためにまずネルフの所に行った。
部屋ではフィフスが昨日と同じメンバーでスーファミを前に困り果てていた。
私に気づいたフィフスは
「やぁ!ファースト、丁度いいところに来たね。昨日君が借りてったコントローラー
返してくれないかい?僕たちこれからボ○バーマンするつもりなんだけど…」
私は何も言わずコントローラーを差し出した……ん?
今フィフスはボ○バーマンと言った?
「フィフス、それは3かしら?それとも4?」
私の問いにフィフスは答える。
「あっはっは!3?4?そんなの古い古い!5だよ5!新しいね」
スーファミで遊ぶこと自体時代遅れだというのに…
あぁ、それは私も同じだったか……人の事いえない。
私は制服のポケットから『スーパーマルチタップ2』を取り出して
「コレを使うといいわ…」
どうせもう私には必要ないし。
まぁだからと言ってフィフスにあげるつもりは無かったのだが、最近ちょっとフィフスに
酷い事しすぎてたなと反省しているのだ。だからほんの償いの気持だった。
「ホントかい!?いいのかい!?ほんとかい!?イイノカイ!?」
フィフスはいささか錯乱気味だった。相当嬉しかったのだろう。
使徒たちもキャッキャしてる。
「それとこれも…」
私は碇君からもらった大切なコントローラーもあげてしまった。
(ゴメンね碇君。でもこのコントローラーを見るとなんだか悲しい過去が甦るの)
さぁもう帰ろう。そう思ってフィフスの部屋を去ろうとした…
「ねぇ、なんだったら一緒にやろうじゃないかファースト?」
は?
ただでさえ『スーパーマルチタップ2』に振り回されて疲れているのに…
ここで巻き込まれたらそれこそ身が持たない…………のかな?
そういえばいつもフィフスのこととなると、私は否定的な考えしかもてなかった。
一方的なのは私の方だったのかもしれない…
ある程度の対人関係も大切だし。
ここは騙されたと思って付き合ってみるか…
こうしてフィフスとその奇妙な仲間たちとでボ○バーマンに熱中した。
━━━アレ?結構……━━━
最初はもちろん抵抗があった。
でもしだいにこの空間を居心地良いと感じている自分がいることに気がついた。
不思議…こういうこともあるのね…
それから5時間くらい経って初めて遊びすぎていたことに気づいた。
人は夢中になると時を忘れるというが本当らしい…
私はふとフィフスたちを見た。半寝状態だった。
どうもみんなの動きが鈍いなと思ったら…
私は自宅に帰り、あのときの感覚を思い返す。
「ホントに不思議だわ…」
まぁあの感覚はいずれ時間が解決してくれるだろう…
今日はいつになく疲れた……
○月×日
爆弾男。
それはとても苦い思い出。
ファミコンの爆弾男で、開始一個目の爆弾で自爆する結果となった人は多数いただろう。
そう。あの右上隅から開始した時、一個目の爆弾で自分を閉じ込めてしまった事は。
私は休憩室で32面まで進めた時、急にトイレに行きたくなって駆け込んだ際、
偶然やって来た碇司令が何の断りもなしにタイムを解除してプレイし、
これをやった時にはさすがに怒りを覚えた。
しかしその後、司令は『たけしの挑戦状』を買ってくれたので許してあげたけれど。
さて、さっきこの苦い思い出を64面で再現してくれたフィフスを、
今日葛城参佐の家で作った雪だるまの中に埋めてこなければ。
乙です
いつもネタや文体には感心してます。
__,.-----.,___
r'~:::::_,,,_:::::::::::::::ヽ
|:::r'~ ~"""''-、::| ┌───────────┐
|;;| ,へ、 ,.ヘ、.|::| │こんな げーむに まじに │
r'レ' .・ .::::::. ・ .'y^i │なっちゃって どうするの │
ゝ'、 '、___,'. ,;'-' └───────────┘
'、 ---- .,;' 、
';、 .,;' .!~二~7
 ̄ ̄ ̄ _7^[_,i
オッテュ
>キャッキャしている
カヲルw
そ う し れ い こ う む し つ
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| いったい なんの ようた゛ ? | / ̄\
| | `ー‐‐‐'
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┏━━━┓| し゛ひょうを だす |
┃ 愛 ┃| きゅうしょく する |
┃ ┃| ゆうきゅうきゅうかねか゛い |
┃;, 人 ??┃|l>しれいを なく゛る |
┗━━━┛| おへ゛っかを つかう ??|lニ〉
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__ ,ー、 ⊂ニヽ
l lゝ ■ヽ l・_・lノ 从'
| l/`ー'-、 _____ /l tヽゝ 从'
|└―‐l_j l l ̄ ̄l lo/ r しコ | ̄|
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ヽ ´ ∀`゙': | .|
ミ ⊃ .∋―┤ .|
゙., ´''ミ | .|,、 ,,ハ,ハ
ミ ;:' (~ ̄ ):;∀` ';,
'; ,彡 ) ̄ ̄ ̄(;: c .ミ
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,--y'"'~"゙´ヽ\ \
ヽ ´ ∀`/\/) あけましておめでとうございます
ミ /)//)ミ ( ( コネコネ
゙., ´''ミ )) ,,ハ,ハ
ミ ;:' ( ⌒ヽ q;∀` ';,
'; ,彡 ) ̄ ̄ ̄(;: c .ミ
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219 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/01/03(火) 01:03:18 ID:trm1GtUd
新職人を探しageてみる
綾波まち
221 :
1月2日:2006/01/09(月) 04:55:51 ID:???
世間様的にはお正月。
ネルフは世間並みの休日どころか、昼も夜も眠らない不夜城だけれど、
それでも技術部以外の大抵の部署は、交代でお正月休みを取っているらしい。
で、わたしは要領よくも正月三ヶ日の休みをばっちりゲットした葛城三佐の
家にお邪魔している。
正確には、年明け前に二年参りに行こうと私を誘いに家を訪ねてきた碇君に、
暖房器具がぶっ壊れてベッドの上であるだけ毛布をかき集めて歯をならしている
姿を目撃され、そのまま拉致同然にさらわれてきてしまったのだ。
中途半端に四季を戻してしまった自分の仕事のお粗末さには頭にきているし、
碇君にまたしても醜態を晒してしまった自分の粗忽さにも涙が出そうだけど、
おかげでこうして暖かいお正月を過ごせている。
私は幸せだ。
「こうすると、ほら、ファーストの頭って鏡餅みたいじゃない?」
「お客さんに失礼なことしないの!」
蜜柑を私の頭に乗せたセカンドが、碇君に怒られている。
怒られているのだけれど、その実なんだか二人はとても楽しそうにしてる様に見える。
腹立たしいので、頭の上の蜜柑を取って皮を剥き、一房口に含んだ。
…すっぱい。とても酸っぱい。筆舌に尽くしがたいくらい酸っぱい。
あまりの酸っぱさと惨めさのコンボで泣けてきた。
「これが涙…泣いているのは、私…?」
途端に碇君がすごく優しくあれこれ気を使ってくれる様になった。
これ、いい…好きかもしれない…。
お年玉は碇君がいい。
葛城三佐に上申してみようと思った。
よぉ、遅かったじゃないか
GJ!!
ガンガ!!!
ネルフ本部で人サイズの使徒に出くわしても動じない私、
でも今日は流石にびっくりした。
ターミナルドグマの近くの廊下で、全身白タイツ姿の男達
(アレこそぶら下げて無かったけれど、男性の体躯だった)
が複数人、こちらに向かってゆっくりと歩いてきた。
頭までタイツを被っているのか、彼らはいずれも耳や鼻の
凹凸がなく、ペプシマンのようなのっぺらぼうだった。
その異様な姿を見て戦慄し、しばらくはその場に立ち竦んだが、
どうも彼らの事を見るのは初めてではないような気がしてきた。
恐る恐る近づいてみると、彼らは全身タイツを着ているの
ではないことが分かった。白いのはタイツではなく彼らの
皮膚そのもののようだ、のっぺらぼうなのも、
アレをぶら下げてないのも、そういう身体だということ。
更に彼らは全身LCLでずぶ濡れていて、その足跡が
ターミナルドグマのほうから続いてきているのを見て私は確信した。
彼らはターミナルドグマに磔にされている使徒の下半身、
あの腰のもこもこから生えているのが、分離してきたもののようだ。
なぜこんな事が起きたのかは私には分からない、
人サイズの使徒がたむろしている今のネルフ本部で
そんなことを考えるのはナンセンス。
だから考えないことにした。
観察している間も、彼らは私を気に留めることもなく
のろのろと歩き続け、私とすれ違った。
「あなたたち、どこへ行くの?」と声を掛けてみたけど、
彼らはなにも反応しないで歩き続けた。
言葉が通じているのいないのか、そもそも声が聞こえて
いたのか分からないけれど、とにかくシカトされたようで
癪だったので、持っていたマジックペンで彼らの顔に
(´Д`)と書き込んでやった、不気味なのっぺらぼうより
少しは愛嬌が沸くと思ったから。
すると突然、彼らの頭から耳のような鬼の角の様な
突起が二本生えてきた、そして何かに憑かれたかのように
「イチ サァーン ドコー?」と言い出し、物凄い速さで走り出した。
廊下は走ってはダメ、と言うまでも無く彼らは姿を消した。
なにやらとてもよくない気がしたので、すぐに本部を後にし、家に帰った。
乙です
待ってたぴょん。そんな秘話がw。
本部で遭った、あの不気味な使徒のことを忘れるために、
帰りがけに「松本人志の一人ごっつ」のビデオを借りて自宅で見た。
お笑い全国統一模試、是非私も受けたい、また実施してほしけど多分無理。
この時代に生まれたことを呪う。ビデオを見終えるとお腹が空いていた、
ちょうど夕食時だ、でも冷蔵庫の中はからっぽ、当然葛城宅にタカリに行く。
部屋に着くと、意外なことに弐号機パイロットが迎えてくれた。
「アンタどこにいたの? 本部で大変だったんだから!」
やっぱりよくないことが起きたようだ、たぶんあの生き物のせいだろう、
でも私のせいじゃない。
「なにかあったの? 碇君は?」と私は訊ねた。
「バカシンジなら奥、とにかく入って」と言われて中に入った。
碇君は自室のなっている物置に閉じ篭って、身を縮めてガタガタと震えていた。
「僕はイチサンじゃない……キモイ、キモイよ」などとぶつぶつ呟いている。
よほど恐ろしい目に遭ったらしい。
弐号機パイロットによると、訓練が終わったあとにロビーでジュースを
飲んで寛いでいたら、突然全身白タイツ姿の男達が現れ、
「イチサン見ーつけた!」といって碇君を拉致ったそうだ。
弐号機パイロットはあっけにとられながらもすぐに葛城三左たちに連絡し、
捜索を始めた。幸い、ネルフの施設内だったのであっという間に位置を突き止め、
人サイズの使徒を引き連れたフィフスが誰よりも早く現場に急行し、
フィフス達とタイツ野郎達が乱闘している間に碇君を救出。
碇君はかなりうろたえ、怯えていたが、外傷は(全身にキスマークがある以外は)
無いようなので、三佐に言われて弐号機パイロットが連れて帰ってきたそうだ。
フィフス達とタイツ野郎の乱闘、ちょっと見てみたかった。
というか、3rdインパクトは大丈夫? ナンセンスなので心配しないことにした。
>碇君は自室のなっている
>碇君は自室となっている
誤植には気をつけよう…
碇君救出後も、フィフス達と白タイツの乱闘は終わらず、
葛城三佐は対応に追われて、今日は何時に帰れるかわからない、
碇君も夕食の支度ができる状況じゃないので、
何か出前を取ろうとしたところに私が来たということだ。
彼女は中華飯店に電話を掛け、私には何も注文を聞かずに、
フカヒレチャーシュー麺と餃子を二人前ずつ注文し、電話を切った。
「どうせ夕食が目当てだったんでしょ? アンタ。奢ってあげるわ」と言われた。
見透かされたようで顔にかっと血が上った。
支払いは三佐の財布からだろうに、奢ってもらうことは確かなので何も言い返せない、
「悔しい」とはこの感情のことなのだろう。
2書き込みで収まるかと思ったら、「改行大杉」のエラーが出た。
これも今度からは気をつけねば――
出前が来るのを待っている間、私たちはあの白タイツが一体何者なのか話し合った、
といってもほとんど弐号機パイロットが一方的に話していた。
彼女は新手の使徒か、ネルフの対抗組織の妨害工作淫だなどと熱弁を振るったが、
私はこの事について考えるのはナンセンスだと結論を出していたので、
適当に相槌を打つだけにした。
もちろん、ターミナルドグマの近くで彼らに遭遇したのも黙っていた。
私はフカヒレも叉焼も、餃子も食べられない。
「いただきます。」と私が言い終えないうちに
「もーらいッ!」と言って弐号機パイロットは私のラーメンからフカヒレと
叉焼をさらって言った。思わず彼女に抗議の目を向けると
「なによ。アンタはどーせ食べられないでしょ? それとも食べるの?」と言われた。
ちなみに、餃子の一人前はペンギンの分だ。ペンギンは餃子を一つ丸呑みにしては、
喉を通る餃子の熱さに暴れまくっていた。私に残ったのは素の醤油ラーメンだけ。
鼻の奥の方がキューンと熱くなるのを紛らわすように、凄い勢いでラーメンを食べた。
弐号機パイロットはちょっとヒいているようだったが、知ったこっちゃ無い。
食べ終えるとごちそうさまも言わずに葛城宅を飛び出し、家に帰った。
コノ屈辱、ハラサデオクベキカ……
>ネルフの対抗組織の妨害工作淫
わざと?ねぇ、わざと!?
マジでこいつら襲って来たら本気で逃げる
GJ!! ギガワロス
乙です
魔太郎がくる・・懐かしい。
ボッシュ
学校の帰りに本部に行ったら、葛城さんが碇君を連れていた。
「やめたんじゃ……なかったのね……」
「あ……うん結局もどってきたんだ」
「あたしでも初号機動かせるのに……」
碇君が戻ってきた。碇君……碇司令の息子、血の繋がった親子。
絆……私に無い碇司令との絆……。強い絆……。
碇君がネルフを辞めると聞いて、エヴァに乗れるのはまた私ひとりになるはずだった。
碇司令に答えられるのは、私ひとりになるはずだった……でも彼は戻ってきた。
一ヶ月前、零号機起動実験に失敗して私が大怪我をした時、碇司令は必死に私を助けてくれた、
私のことを心配してくれた……。あれが碇君だったら……自分の息子だったら、
碇司令は同じように心配したのだろうか……。
学校で水泳の授業があった。泳ぐのは好き……水に浮かぶと、
身体がなくなって水の一部になったように感じる……その感覚が気持ちいい。
プールサイドに座って休んでいる時、ふと校庭で体育の授業をしている男子たちを見た。
彼らはみんな私達の方を見ていた。碇君と目が合った、ずっと私のことを見ていたのだろうか。
目が合うと碇君は、隣にいた鈴原君の鼻に左手の指を突っ込み、
右手で鈴原君の右手首をつかんで踊り始めた。わけがわからない……。
周りにいたほかの女子たちはそれを見て笑い始めた。
碇司令と全然似ていない……司令はあんなことはしない。彼は本当に碇司令の息子なの?
シンクロテストが終えてプラグから出ると、碇司令が話しかけてきた。
「レイ……明日はいよいよ零号機再起動実験だな」
「はい」
「恐いか?」
「大丈夫です、心配ありません」
「そうか……。今度はきっとうまくいく」
「はい……」
恐いものなんてなにもない……碇司令に答えるのに、恐いことなんてなにもない。
シャワーを浴び終えて浴室を出ると、部屋の中に碇君がいた。
「ほゎあああっ!?」
碇君はすっとんきょうな声を上げて、手に持っていたものを落とした。
碇司令の眼鏡だった……あの事故の時に壊れて、私が貰った……たからもの……。
「ご…ごめん……あ…あの…えっと…僕っ」
屈んで眼鏡を拾った。
「ごめん! 僕何に見てないからっ!」
起き上がりかけた私の足に、碇君の足がかかって……あお向けに倒れた私に、
碇君が馬乗りになるような体勢になった。
「はっ! ご……ごめんっ。わざとじゃないんだ……」
しばらく黙って見下ろしていた碇君が、我を取り戻したみたいに喋り始めた。
「何のよう?」彼が何故部屋に来ていたのか、私は知らない。
私は起き上がって、司令の眼鏡をしまった。
「あ……僕は……その…カードが……カードを……新しくなったから届けてくれって……
ミサトさんに頼まれて……チャイム押しても壊れてるみたいだったし……ドアの……カギが……」
私は下着を身に着けながら聞いた。
「じゃ、カードそこに置いといて……」
「ごめん……」
カードを置いて、碇君は部屋を出た。何をあんなにあわてていたんだろう……。
本部に向かうために出かけると、碇君がいた。
「あ……綾波っ」
そのまま通り過ぎると、碇君は後を追ってきた。
「――本部に行くんだよね? ちょっとまってよ」
まだ何か用があるのかと思ったけど、モノレールに乗っている間も彼は何も話しかけてはこなかった。
「今日……零号機との再起動実験だよね?」
モノレールを降りて本部に向かって歩いていると、後ろから碇君が話しかけてきた。
「……綾波は怖くないの?」
「――何が?」
「何がって……その……エヴェに乗るのが……」
碇司令と同じことを聞く。
「あなたは怖いの?」私は聞き返した。
「そりゃ……怖いよ」短い沈黙のあと答えた。
「怖くないっていうほうがおかしいんじゃない?」
「お父さんの仕事が信じられないの?」
「信じられるわけないよ……あんな父親なんて」
私には碇君のその言葉の方が信じられなかった。碇君は碇司令の息子……血の繋がった親子……
それなのに碇君は碇司令のことが信じることができないのか――。
そう考えると、碇君がネルフを辞めると聞いたときに感じた感情が蘇った……。
とても心地よい感情。これは……嬉しい?
貞本版3巻の頭の方を綾波の一人称で書いてみた。
誰も読んでいないようだけど、肝心な最後の一行書き忘れた。
「私は信じてるわ。私が信じているのは、この世で碇司令だけ」
GJ!(・∀・)
神GJ!
同じシーンのシンジ視点版を、シンジ日記の方に張ったからよかったらどうぞ。
そのようですな
日記カモン
「じゃあレイ、あなたは今言った今後のスケジュールをシンジ君に伝えて、
もうすぐ薬が切れて目を覚ますはずよ……その後は集合時間まで本部内で待機。何か質問は……?」
「その作戦……碇君がエヴァに乗るのを拒否した場合は?」
私の問いかけに、葛城一尉は少しおどろいたような顔をした後、言いにくそうに答えた。
「その場合は……レイ、あなた一人でやってもらうしかないわ。
……まさか、あなたは乗らないなんてこと言わないわよね……?」
「言いません」
葛城一尉は一瞬含んだような笑みを浮かべたけど、すぐに真剣な表情に戻した。
「私は発令所に戻るから、シンジ君のほうお願いね」
「はい」
碇君の病室へ行くと、看護婦さんが食事を運んで来たところだった。
「もう薬は切れているはずなんですけど、まだ起きないようですね……あなたは?」
「私は彼に言伝をしなければならないので、彼が目を覚ますのをここで待ってます」
「そうですか……じゃあ、彼が目を覚ましたらこれを食べさせてください」
「食べさせる……私がですか?」
私は自分がコッペパンをちぎって碇君の口に運ぶ姿が頭に浮かんで戸惑った。
「牛乳をカップに注いで、トレイをこの台に乗せるだけですよ?
目が覚めれば自分で食べられるはずですから――」
「そうですか……」ほっとした。
看護婦さんは「じゃあよろしくお願いします」と言って出て行った。
「か……さん……」
看護婦さんを送り出した後、声がしたので碇君のほうを振り返ると彼の目は開かれていて、
その目からは涙が流れていた。
「綾波……」気が付いた碇君が言った。
「……食事。目が覚めたら食べるように……って」私はコップに牛乳を注ぎながら言った。
「……何も食べたくないよ」
「食べといたほうが言いと思うわ……。60分後には出発だから」
「――え?」何を言っているのかわからないと言った様子だ。
トレイを碇君の前の台に移して、ポケットからスケジュールを書き取ったメモを取り出した。
「明日午前0時から発動される作戦のスケジュール……読む?」
返事がなかったけど私はメモを読み上げた。
「――またあれに乗らなきゃならないのか。……こんな目にあったばかりなのに」
私が読み終えると、碇君は目線を外して独り言のように呟いた。
「いやなら……また逃げたら?」
私がそう言うと碇君は再び目線を私に戻した。
「初号機には私が乗る……パーソナル・データの書き換えなんてすぐだもの――」
碇君の目が少し険しくなって私を睨んだ――逃げないのね……。
「……じゃ、60分後にまた――。食事……ちゃんと食べてね」
そう言って部屋を出た後になって、少し心配になった。彼はちゃんと食べるかしら、
無理やり口に突っ込んででも食べさせた方がよかったのかも知れない……。
>私は自分がコッペパンをちぎって碇君の口に運ぶ姿が頭に浮かんで戸惑った。
萌え殺す気ですか?
250 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/01/29(日) 11:50:09 ID:rxHJgM2I
無表情な顔で「はい、あーん」
幸せそうなシンジ。
この子を守らねばと思わず決意。
コッペパン…
…無理やり突っ込んでほしい…。
乙です
優しいレイですね。
つづきまち
まち
その日の夜、人々が人口の灯を手に入れて初めて、日本全体が深い闇に沈んだ。
私のいるエヴァのブリッジは下方から照明が照らされているけど、
雲ひとつない夜空に散らばる星たちと、突然と毎夜の輝きを失った島国を
何事かと見下ろすように照らす満月の前にはそれも無用だったかもしれない。
「僕達、死ぬかもしれないね」
隣のブリッジから碇君が話しかけてきた。
「どうして?」
私の問いかけに答えずに、碇君は聞き返してきた。
「綾波はなぜそんなに平気なの? あんなに危ない目に何度もあってるのに」
私は碇君のように、エヴァに乗ることを怖いとは思わない。――何故だろう?
「絆……だから」しばらく自問してそう答えた。
「父さんとの……?」
「私には他に何もないもの……。私はエヴァに乗るために生まれてきたようなものだもの。
もしエヴァのパイロットをやめてしまったら、私には何もなくなってしまう――。
それは死んでいるのと同じだわ……」
エヴァに乗らなければ死んでいるのと同じ、だから私はエヴァに乗って死ぬのが怖くないのかもしれない。
「死んでいるのと同じ……じゃあ僕はここへ来る前そうだったのかな。
何もかもイヤで、無気力で、どうでもよくて、そのくせ表面上は素直でいい子を装ってしまう。
僕は……今まで生きているふりをしていただけなのかもしれない」
この人も私と同じ――エヴァに乗ることででしか自分が生きている理由を見出せない。
今回の任務は碇君が初号機で使徒を射撃し、私が零号機で盾になって使徒からの攻撃を防ぐ。
私が防ぎきらなければ作戦は失敗し、使徒は人を滅ぼす。命を賭して守らなければならないが、
エヴァに乗って死ぬのならば何も怖くはない。
「時間よ、行きましょ」
「あ……うん」
「碇君」
「え?」
「あなたは死なないわ、私が守るもの。――さようなら」
日本標準時0時00分、超長距離からポジトロン・ライフルで使徒を撃ち抜くヤシマ作戦が決行された。
碇君の初号機は地に伏せてライフルを構え、私は背後で盾を携えて敵の攻撃に備えた。
「全電力、二子山増設変電所へ」
「最終安全装置解除!」
「第三次接続問題なし!」
「撃鉄起こせ!」
次々と射撃への準備が進む報告がなされ、ついに発射の秒読みが始まった。
「9……8……7……6……」
しかし、目標の使徒も黙って大人しく的になるつもりはないようで、
こちらを狙って腹のうちでエネルギーを高めた。
「撃て!」
葛城二尉の掛け声と同時に初号機と、そして使徒は互いを狙って光の矢を放った。
本のや矢は中で交差し、互いの目標を狂わせた。使徒の放った矢は私達のすぐ傍に着弾し、
爆風に見舞われた。初号機の放った矢は、第三新東京市のビルを一つ一瞬で蒸発させ、
使徒の遥か後方に強大な火柱を作った。
直ちに第二射の準備がなされる。
「第二射急いで!!」
「ヒューズ交換!」
「再充電開始!!」
「銃身冷却開始!!」
「シンジ君!! 異動してっ、時間を稼ぐのよ!!」
「はい」
碇君は片手でライフルを握り、もう片方の手で送電コードを掴んで山の斜面を滑り降り、
私も後を追った。そして初号機が再びライフルを構えた時、使徒は既に二発目の矢を放っていた。
私は盾を前に構えて初号機の前に立つ。矢を受けた盾は見る見るうちに解けて形を失ったが、
初号機の第二射にはまだ間に合わない。私はなおも続く熱射を零号機の全身で受け、碇君を守った。
高温高圧の水流を全身で受け、皮膚が爛れるような感覚に襲われて意識が遠のいた。
気が付いた時、私は起動実験の事故の時の夢を見ているのかと思った。でも、それは夢ではなかった。
「碇……君」
碇君があの時の碇司令と同じように、心配そうな顔をして私を見下ろしていた。
「綾波……。よかった……生きてて、よかった」
――そう……私はまた死なずにすんだんだ。まだはっきりしない意識で碇君の顔を眺めると、
その頬に伝うものがあるのに気づいた。
「また、泣いてる……。きのうも眠りながら泣いていた――。なにがそんなに悲しいの?」
「バカ……違うよ。綾波が生きていたから……うれしくて泣いているんじゃないか」
碇君は涙を手で拭いながら言った。
「……うれしくて?」私は知らなかった。「うれしい時も涙が出るのね。
ごめんなさい、私はこんな時、どんな顔をしたらいいのかわからない――。
ほんとはうれしいはずなのにね」
「ふつうは嬉しかったら、笑うんだよ」
そう言った碇君の顔は、まだ目に涙を浮かべていたけれど微笑んでいた。
でも私にはそれがよくわからなかった、死なずにすんだ事は嬉しいはずなのに、
何の感情も浮かんでこなかった。
「立てる?」
そう言って碇君が手を差し伸べてくれたので、私はその手を取った。
碇君の手はスーツ越しにも暖かく、そのとき初めて死なずにすんで良かった思えた。
からっぽだった私の心に今込上げてくるもの、これがきっと碇君の言う「嬉しい」という気持ちなんだろう。
「どうかしたの?」
珍しいものでも見ているかのように、碇君が固まっているので私は問いかけた。
「あっ……いや、行こう」
まだ完全に身体の自由がきかない私は、碇君に肩を貸してもらって、作戦基地に向かって歩き始めた。
「綾波……もう別れ際に「さよなら」なんて悲しい事言うなよ」
歩きながら不意に碇君が喋り始めた。
「今、僕達にはエヴァに乗ること以外、何もないかもしれないけど……でも、
生きてさえいればいつか必ず、生きててよかったって思うときがあるよ」
エヴァに乗る以外の私なんて考えた事もなかった、考えてみても想像がつかない。
でも、生きていれば――私にも嬉しくて泣いたり笑ったりできるようになる日がくるんだろうか……。
私はその日が来るまで生きて――私のままでいられるのだろうか……。
乙です
なんか健気ですね。
セツナイ
261 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/06(月) 22:21:36 ID:PjVZ1IcC
水差します。異動ではなく、移動では?
( 公)y──┛~
良スレ……ですな…。
乙です。
263 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/06(月) 22:38:29 ID:WDtMnnTe
アヤナミストとしてあげ
碇くんが好きです
でも惣流さんのほうがもっと好きです
まち
三巻分は終わったけど、四巻ってレイの登場少ないよな‥‥
まつ
続きまだー?
2月17日
先日の戦闘で大怪我を負ってしまって1週間ぶりの学校。
今日はテストらしい。
成績なんてどうでもいい。私の未来はなにもないもの。
271 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/19(日) 09:29:37 ID:s0DRZgkL
レイっていつも難しい本読んでるから頭よさそ
そういや白タイツの続きってもう無いのだろうか…
いやある(反語
白タイツの人と、
>>235以下の人って同じ人じゃないか?
275 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/21(火) 20:13:57 ID:UaQIav77
鋼鉄のガールフレンドかよwww
職人さんまち
前スレの内容載せてるサイトない?
dat落ちしてしまってみれないのだよ
つ過去ログ墓場
「綾波レイの日記」で検索汁
シャケ━Σ゜lllllE━!!
>>278 ごめんなさい・・・・過去ログ墓場ってどこかわからないの・・・
ぐぐれ。一番最初に出てくるから。
282 :
wwwww:2006/02/25(土) 21:41:43 ID:O5OF3Zjh
綾波どこがいいの??
・・・エロいところ(夕陽とそれ以外のもので赤く頬を染めながら)
284 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/25(土) 22:37:30 ID:O5OF3Zjh
確かに!中学生の体じゃない!
>>281 発見した。ありがとう!!
劇場版を見て鬱になってる心を癒すにはこれしかない・・・
職人町
社会のゴミどもは2次元の・・・というかただの画に何を感情移入してるの?
アヤナミレイとかそんなもん実際には居ないゴミに何言ってるの?
実社会で生きろよ。
いややっぱ、全員死ねよ気持ち悪いから。
ひどい
290 :
裏レイ:2006/02/27(月) 21:40:41 ID:???
『ちょっとファースト、明日ミサトん家で誕生会やるんだけど、あんたも来ない?』
どうしてわざわざあなたの誕生日を祝わなくてはならないの?
『あ、ちなみに誕生日なのはシンジね』
それなら話は別。誕生日会に出席することにした。
『プレゼントは各自持参ね』
プレゼント・・・何をあげればいいんだろう・・・。
馬鹿にされそうなのであまり聞きたくなかったが、変なものをあげて碇くんに嫌われるのもいやなので、二号機パイロットに尋ねてみる。
『あんたばかぁ』
ほらきた・・・
『そんなの人それぞれじゃん。まあ、どうしてもわからないっていうなら、花束とか写真立てでもあげたら?』
そう。二号機パイロットにお礼を言い、放課後に買いにいってみることにする。
つづく
続き町
続きを読むにはネッルフネッルフと書き込んでください。
ワッフルワッフル
ネッルフネッルフ
あと5票入ったら続きを書いてみる。
カヲル君も絡ませたほうがいいかな?
ネッルフネッルフ
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・)
`ヽっ/⌒/⌒/c
298 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/01(水) 18:35:32 ID:kr8bbr7N
ネッルフネッルフ
ネッルフネッルフ
300 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/01(水) 18:41:18 ID:qtMrGm3c
ネッルフネッルフ
おらおら、はよせーや!
ネッルフネッルフ
5票たまったじゃん!
は、はやくきてくれfgbjうぇrt
鬱で死m
303 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/01(水) 20:38:56 ID:JyzDi5M3
ネッルフネッルフ
304 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/01(水) 20:41:22 ID:kr8bbr7N
ミップルメップル
305 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/02(木) 14:23:37 ID:ACNmb8Y9
ウッルフウッルフ
306 :
裏レイ:2006/03/02(木) 15:30:17 ID:???
なんかスレ違いな気がしてきたんだけど、続き書いていいの?
日記風ならば可
許――す
3月1日
今日、碇くんがパイロットを辞めた。鈴原くんのことが原因らしい。
そのせいか今日は葛城三佐の機嫌が悪かった。
私にはなぜ皆が碇くんを引き留めようとするのか理解できない。正直、碇くんがいなくても、私は困らない。
それよりも明日は三尉と遊園地に行く日。とても楽しみだ。
最近、三尉が気になる。三尉はどんな女の人が好きなんだろうとか、どんな食べ物がすきなんだろうとか、三尉は私の事、どう思っているんだろうとか、考えてしまう。
そう言えば、この前三尉が、アスカと会話しているのを見て、すごく嫌な気分になった、なぜだろう…。気が付いたら目が濡れていた。これが、涙?私、泣いてるの…?
それはそうと明日は早い、今日はもう寝ることにしよう。
明日は、いっぱいおしゃれしよう。三尉、喜べばいいけど…
終
311 :
裏レイ:2006/03/02(木) 21:51:50 ID:???
放課後、碇くんの誕生日プレゼントを買うため商店街に出る。
すると銀髪の少年に呼び止められる。
「君がファーストチル」
『どいてくれる?』
急いでいたのでその場を後にした。
ところで、写真立てはどこに売っているんだろう?
弐号機パイロットに聞いておけばよかったと後悔。
とりあえず、すいてる店に入ってみる。
そこは家具のようなものを扱ってる店のようだった。
写真たてを肉眼で確認。買うことにする。
適当に入った店で目当てのものを見つける自分は運がいいと思う。
少し大きい気もする。でもこのサイズしかないみたいだった。
値段は5000円。
思ったより高いのね。でも大丈夫、エヴァのパイロットだもの。
それくらいのお金はあるわ。
312 :
裏レイ:2006/03/02(木) 21:59:47 ID:???
レジへ向かうと花束も売っていた。
なんて品揃えのいい店なんだろうと思う。
これも買うことにする。
本日の出費5700円。
誕生日プレゼントはお金のかかるものなのね。
でもいいの。碇くんのためだもの。
店から出ようとするとさっきの銀髪の少年が現れた。
「あれ?誰かなく」
『どいてくれる?』
花が萎れるといけないので、素早くその場を後にする。
313 :
裏レイ:2006/03/02(木) 22:10:16 ID:???
部屋に着く。
早速花束をバケツの水に入れる。
無数の花びらが重なって1つの花となっている。
・・・・・・奇麗。
私はしばらく白と黄色の花に見とれていた。
写真たては少し大きい気もするけど、木枠で出来ていてとてもオシャレ。
たしか碇くんの写真があったはずなので、碇くんの写真も入れておくことにする。
でもこの写真たての額の大き差に比べ、写真が小さすぎるので
赤木博士に写真を大きくしてもらいに行くことにする。
(・・・続きを読むにはネッルフネッルフと書き込んでください)
おはようマクガーレン大尉
クソワロタ
ネッルフネッルフ
ネッルフネッルフ!ネッルフネッルフ!
よし!
>「君がファーストチル」
>『どいてくれる?』
>
>「あれ?誰かなく」
>『どいてくれる?』
カヲルカワイソスwwwwww
ネッルフネッルフ
ネッルフネッルフ
(・∀・)イイネ!!
カヲルへの対応がイイ!
マッサル!マッサル!せいっ!
321 :
裏レイ:2006/03/04(土) 00:09:16 ID:???
早速碇くんの写真を探すことにする。
たしか鮮度を保つために冷蔵庫に入れておいたはず。
碇くんの顔のアップ写真があったのでこれを入れることにする。
早速、赤木博士のいるネルフ本部へと向かう
――――ネルフ本部――――
赤木博士の研究室へと入る。
「あら、レイじゃない。どうしたの?」
『この写真のサイズを大きくしてほしいのですが、できますか?』
「ええ、もちろんできるわよ。でも、これ大きくしてどうするの?」
『碇くんにプレゼントします』
「・・・・・・あなた最近変わり者ね」
どう返答すればいいかわからなかったので『ありがとうございます』と答えておいた。
5分後、大きくした写真が出来上がった。
赤木博士にお礼を言い、家に帰ることにする。
322 :
裏レイ:2006/03/04(土) 00:19:05 ID:???
通路に出るとまた銀髪の少年が居た。
「君は僕と同」
『そう。良かったわね』
知らない人と話すのはあまり好きじゃないので適当に相槌をうつ。
(・・・続きを読むにはこの先の展開予想を書いてください)
展開は想像がつきませんが「写真立て」と「花束」の正体は判りました。
(ひょっとして、皆さんも既にお判り?これは書いてはいけなかった?)
シンジいぢめ?
シンジのそうし(ry
レイが入ったのはハセガワか・・・?
327 :
裏レイ:2006/03/04(土) 13:01:11 ID:???
みんな分かってたか。
それにしても続きが思い浮かばない!
続き待ってる人いるのかな?
>327
ここにいるよ
329 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/04(土) 20:56:16 ID:3HJNosBJ
ここにも
おもしれええええあなやみもえええええええええええええええええうぇwwwww
レイのカヲルをなじるシーンが毎度笑えるww
翌日。
花束になぜか入っていたヒマワリが枯れていた上、
寝ぼけて手を滑らし、写真立てを落としてしまった。
枯れた花束とヒビの入った写真立て。
別に私がもらう分には問題ないが、碇君にあげるには不吉な気がする。
しかし、財布にはお釣りの165円しか入っていないし、
家には割れた司令メガネとビーカーしかないので、本部でMAGIに聞いてみた。
一時間以内に用意できる男子中学生がもらってうれしい物は何か。165円以内で。
MAGIの出した答えは『愛の手』。
こんなのが都市を守っているのかと思うと、少し情けなくなった。
赤木博士に抗議に行ったが、
「MAGIは娘しか持った事がないのよ。わかってあげて。」
と言われてしまう。ついでに愛って何ですかと聞いてみたら、生意気な事を言うなと叱られた。
私に落ち度はないので腹が立ったが、直接文句を言うのは怖いので、
博士の猫の小物コレクションの中にドラえもんを混ぜて帰った。
仕方ないので、みんながプレゼントを持ち寄った際、
碇君に向かって「はーどっこい。」の台詞と共に、一度手を打っておいた。
するとみんなが笑い出した。弐号機パイロットは、
「ファーストが一発ギャグなんて珍しいわ。
シンジ、ありがたく受け取って置きなさいよ。」
とか言っていたし、碇君も嬉しそうに「そうだね。」と言っていたが、
わかってくれただろうか。
合いの手。
が、私の予想展開。
『花束』『写真たて』が何だかわからなかったので、ついカッとしてやった。
今は反省している。
多分。
334 :
裏レイ:2006/03/05(日) 19:43:58 ID:???
裏レイさん!続きキボン・・・
>>334 ガンバレ!敵wはまだ『花束』『写真たて』に気付いていないぞ。
乙です
駄洒落はいいね。リリンが生み出した文化の極(ry。
このスレって学生が多い?
さあ
341 :
裏レイ:2006/03/08(水) 20:42:29 ID:???
外に出ると2重スパイに会った。
挨拶をして帰ろうとすると「家まで送ってあげるよ」と言われた。
エレベーターで葛城三佐を襲ったという噂がある危ない人。
そんな人の車には乗りたくない。
変なことをされそうなので『いい』と言ったが、半ば強制的に車に乗せられた。
降りようと思ったけど、車は発進してしまった。
貞操は碇くんにあげるつもりだったのに・・・・。
「ところで、その大きな写真はどうしたんだい?」と話しかけられた。
私は警戒しつつ返事を返した
『碇くんにプレゼントします。写真たてに入れて』
「おいおい、そんな大きい写真たてがあるのかい?」
『ええ、5000円もしたわ』
「・・・それは多分、写真たてじゃないと思うぞ」
・・・・・・・違うの?どうして?
そんなことを考えているとマンションについた。
結局何もされなかった。
疑ってごめんなさい。
「ちょっとその写真たてと言ってるものを見せてくれないか?」
そういわれたので、部屋から写真たてを持ってきた。
どう見ても写真たてなのに。
342 :
裏レイ:2006/03/08(水) 20:50:13 ID:???
つづく
344 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/08(水) 22:09:54 ID:N7Y6P+vB
逃げちゃダメダ
写真たてがなんなのか・・・きになる。orz
続き早くキボン
>>346 おっ!まだ気づかないのかww
まぁ
いいんじゃない(・∀・)!!
オッテュ
続木町
桜木町
351 :
(レイ):2006/03/11(土) 20:41:37 ID:???
月 日
今日はホント最悪な一日だった。
姉さん(3)は姉さん(2)が死んだとかでどっかに行っちゃうし
別に姉さん(2)は好きじゃなかったけど、姉さん(3)は私の面倒を良く見てくれた。
妹(14)私のプリンを勝手に食べて泣いてるときも新しいのを金髪のオバサンから貰ってきてくれたし、
私に
「いつも浮いてるだけじゃ次の人に選ばれないわよ」
と言ってバタフライを教えてくれた。
まぁ、実際あのヒゲの前でバタフライを見せてやったら驚いて
「こんなのは私のレイではない」
と言って廃棄処分にされかけたけど。
はぁ・・けどとうとう此処の中では私が一番年上になってしまった。
明日から妹の世話が面倒だ。
姉さん(3)帰って来ないかなぁ。
352 :
裏レイ:2006/03/11(土) 23:59:34 ID:???
カオル、
畑
の
向こうに
353 :
裏レイ:2006/03/12(日) 00:09:56 ID:???
「・・・コレは違うよ。死んだ人の写真を入れる葬式道具さ。
こんなのプレゼントしたら嫌われるぞ」
・・・・・!
そう、そうだったの。
碇くんにプレゼントする前でよかったと思う。
後で返品しに行こう。
すると2重スパイはこのこれを売ってくれと言ってきた。
自分用に持っておくらしい。
ガン宣告でもされたのかしら?
「いくらしたんだい?」と聞かれたので5000円と言ったら、1万円札を差し出してきた。
「おつりはシンジ君のプレゼント代にでも使ってくれ」
なんて羽振りのいい人なんだろう。お金持ちなのね。
お金も受け取ったので部屋に帰ろうとすると
「俺はもう少し君と話がしたいな。もし良かったらついてこないか?」
いったい何なんだろう?よほど暇なのかしら?
5000円もくれたし、また何かくれるかもしれないのでついていくことにする。
354 :
裏レイ:2006/03/12(日) 00:24:47 ID:???
車、オープンカー、涼しい風、気持ちよい。
エヴァの中ではこんな心地は味わえない。
そんなことを考えていたら話し掛けられた。外の風景見たいのに。
「君は畑なんて見たこと無いだろう?」
畑?わからない・・・。
そんな事を言ったら畑に連れてってくれると言ってきた。
別にいいのに。
「畑って言うのは野菜を育ててる土地のことさ。それで俺はスイカを育ててる。
植物を育てるのはいいものさ。子供のように反発されることもない」
酢イカ・・・ああ、スイカか。
食べたことはないけど、緑と黒の縞々が入った丸いものだった気がする。
でもそんなとこに連れてってどうするのかしら?
「さあ、ついたぞ・・・んっ!」
着いたと思いきや、いきなりスパイが慌しくなった。
スイカ泥棒がいたらしい。
見ると銀髪の少年だった。
355 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/12(日) 00:29:11 ID:O0nTc1Sq
まさか…赤土食いの!?
スレ違いスマソorz
356 :
裏レイ:2006/03/12(日) 01:00:07 ID:???
銀髪の少年はなぜか土を食べていた。
スパイの人はすかさず落ちてたスイカを投げつけた。
銀髪の少年は一瞬ひるんだけど、逃げてしまった。
「くそっ・・・また逃げられたか・・・おとといも荒らされたって言うのに」
どうやら土をたべるせいで畑が荒れるらしい。
あの少年はなんなのかしら?
スパイの人もよくわからないらしい。
ここが畑・・・スイカがいっぱい。
こんなにあるけど全部食べるのかしら。
「ま、逃げられたものはしかたない。ところで、スイカ好きかい?」
『食べたこと、ない』
「スイカも食べたこと無いのか。スイカは美味いぞー。2,3個持ってきなよ」
そう言ってスパイの人はスイカを3つもくれた。美味しいのかな。
スイカを車のトランクに積み、畑へ戻ってくるとスパイの人は水をやっていた。
空を見るともう夕焼けが出ていて奇麗だった。
357 :
裏レイ:2006/03/12(日) 01:01:04 ID:???
「君は、碇指令の命令には人形のように従うだろ。
そして君は1度もあの人に反発したことは無い。そうだろ?
君と碇指令の関係は、ここにあるスイカと俺の関係みたいなもんさ。
スイカの世話をしているのは俺だが、いつかは食べられてしまう。それと同じさ。
スイカは植物だから逃げることも、反発することも出来ない。
でも君は人間だ。逃げることも、反発することさえ出来る。
君はいずれ碇指令に食べられる、といっても実際に食べるわけじゃないけどね。
このままでは君は幸せになれない。幸せを掴み取るにはあの人を裏切るしかない。
・・・この先どうするか決めるのは君自身だけどね。
俺の忠告として心の隅にでも留めといてくれ。
・・・・・・あ、夕焼けに夢中で話を聞いてなかった・・・。
358 :
裏レイ:2006/03/12(日) 01:02:12 ID:???
俺の忠告として心の隅にでも留めといてくれ の後に」を付けるのわすれてたぁぁぁ
オッテュ
裏レイは男かよ
乙じゃ
362 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/12(日) 11:37:24 ID:O0nTc1Sq
赤土カヲルオッテュ
363 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 22:07:51 ID:cvlcRERH
とりあえず頷いておく。
スパイの人はにっこりと笑ってくれた。
どうやらこれでよかったらしい。
帰るため再び車に乗る。
オープンカーなのにやけにタバコの匂いがするのはなぜかしら?
よほどタバコばかりすってるのね。
スパイの人は明日も仕事でどっかに行くらしい。
忙しい人なのね。
忙しいのに、なんで私を畑につれってたのかしら?
不思議。
マンションの前に着く。
そういえば家庭科の時間に作ったクッキーがバックの中にあるのを思い出した。
今日のお礼としてあげることにした。
すると思った以上に喜んでくれた。
砂糖と塩の分量を間違えたやつだけど、
しょっぱいものが好きそうな顔してたから大丈夫だと思う。
別れを告げマンションの階段を上る。
・・・・私の部屋の前に銀髪の少年がいた。
「やあ、待ってたよファ」
『どいてくれる?』
ドアの前に居られると部屋に入れないのでどいてもらうことにする。
部屋に入るとなぜか彼も着いてきた。
「君は僕との会話を極端に嫌がるね。どうしてだい?」
『嫌ってはいないわ。ただ、あなたの話しかけるタイミングが悪いだけなの。』
「そうか、悪かったね」
『…あなた、私になにか用があるの?』
「まあね。お茶でも飲みながらゆっくり話すよ」
そういうと、彼は台所まで行って紅茶を入れていた。
用件があるなら早く言ってほしい。
とりあえず、ベットで待つことにした。
「そろそろ出来たかな」
そう言って、彼は紅茶を入れたコップを持って私の隣に座った。
座るのはかまわないけど、自分の分だけ紅茶を持ってくるのはどうかと思う。
そんな私の気持ちはお構いなしに、彼は話を始めた。
ファ?
「紅茶はいいねぇ。リリンが生み出したお茶の極みだよ」
『・・・それが言いたくて、昼間から私に話しかけてきたの?』
「ハハハ、君は面白いことを言うね。そんなわけ無いだろ」
『じゃあ、何?』
そして、やっと彼は用件を話し始めた。
「僕は17番目の使徒さ」
『そう、最近の使徒は人間の形をしているのね』
「・・・驚かないのかい?」
驚くもなにもどうせ嘘だろうと思った。
しかし、彼は今までの使徒の形や色などを正確に言い当てた。
もしかしたら本当に使徒なのかもしれない と思った。
『・・・あなた、もしかして本当に使徒なの?』
「さっきから言ってるじゃないか」
そういって彼は微笑んだ。
困った。エヴァがないとどうにも出来ない。
きっとここで殺される・・・
「そんなに身構えなくとも大丈夫さ。なにもしないよ。僕はホニャラララ・・・」
それを聞いて安心した。
彼はゼーレという組織から送り出された使徒だけど、碇くんに合うために来ただけらしい。
碇くんの写真を見た瞬間、気に入ったらしい。
本当に使徒なのかしら。
『そういえば明日、碇くんの誕生日パーティーがあるの』
「僕も行っていいのかい?」
『多分、ダメだと思うわ。』
「そうか。初対面なのに誕生日パーティーに行くのは失礼かもしれないね。
明日のパーティーの前にシンジ君と友達になってくるよ」
そう言って彼は立ち上がった。
気になったので聞いてみた。
『どうやって友達になるつもりなの?』
「それはね、ホニャラララ」
『そんなことしたら嫌われる、と思うわ』
つなぎの服を着てベンチに座って待ち、碇くんが来たらつなぎのファスナーを
開いて「やらないか」という作戦はあまりに無謀だと思う。
『そうか。やはりリリンの心はガラスのように繊細なんだね。特に彼は』
そう言うと、彼は立ち上がって部屋から出て行こうとした。
しかしドアの前で立ち止まったまま動かなかった。
自動ドアと勘違いしてるのかもしれない。
『ドアノブを回さなければ、ドアは開かないわ』
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1142271364/l50 で
トリップをfusianasannだと思ってる馬鹿ハケーンwwww
:ネオパン400 244.net059085175.t-com.ne.jpn:2006/03/14(火) 23:00:53 ID:???
>>606 偽者が現れたんでつけた
:ネオパン400 244.net059085175.t-com.ne.jpn:2006/03/14(火) 23:00:53 ID:???
>>606 偽者が現れたんでつけた
:ネオパン400 244.net059085175.t-com.ne.jpn:2006/03/14(火) 23:00:53 ID:???
>>606 偽者が現れたんでつけた
:ネオパン400 244.net059085175.t-com.ne.jpn:2006/03/14(火) 23:00:53 ID:???
>>606 偽者が現れたんでつけた
オッテュ
オモシロイデスホント
ネオパン
次の日
朝食はスパイの人から貰ったスイカを食べることにする。
が・・・包丁できれない。
仕方がないので、玄関に紙を敷いてドアにぶつけて割ることにした。
ドアに向かってスイカを投げた瞬間、ドアが開いた。
銀髪の少年だった。
そしてスイカは見事に、彼の顔に当たり、割れた。スイカが。
怒られると思ったら、笑って
『過激な挨拶だね』と言って許してくれた。
心の広い人なのね。
そして彼はスイカを食べ始めた・・・。
よく分からない人・・・。
このペースだと全部食べられてしまうので私も食べ始める。
甘くておいしかった。
銀髪の少年はスイカを食べ終え、
『ごちそうさま、美味しかったよ』と言って部屋から出て行った。
朝食を食べに来ただけみたい。ずうずうしい人。
滅多にならない電話が鳴った。
弐号機パイロットからだった。
どうやら、碇くんが熱を出して、今日のパーティーは中止らしい。
心配なのでお見舞いに行くことにする。
ちょうど昨日買ったお花もあるし。
お見舞いにお花を持っていけば喜んでくれるはず。
ついでにスイカも1つ持っていくことにする。
スイカと昨日買った白と黄色の花をもって、お見舞いに行くことにした。
スイカは結構重たく、大きくて持ちにくいので、転がしてもって行く。
手にはお花、足ではスイカを蹴りながら道を歩く。
途中で男の子が
『パス、パス!』って言ってきたけど、よく分からなかったので気にせず進んだ。
その後、洞木さんと会った。
部活に行くらしい。
『相変わらず綾波さんは面白いわね』と言って去っていった。
なにが面白いのかしら?
そして下り坂
スイカが転がっていってしまった・・!!
wktkして待つ
どうでもいいかもしんないけど・・・・
ホワイトデーネタなかったね!!
オッテュ
379 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/17(金) 22:46:35 ID:uMIzGpcQ
そしてスイカは川に落ちててどんぶらこ。
泳ぐのは得意なので、花をおいて川に入ってスイカを追いかける。
服を着てると泳ぎにくい・・・。
なんとかスイカを捕まえたけど、服が全部濡れてしまった。
寒い・・・。
水をポタポタたらしながら、私は碇くん宅へと急ぐ。
碇くん宅へ着き、チャイムを鳴らす。
弐号機パイロットが出て、なぜか入ってくるなと言われた。
せっかく来たのに。
すると『仕方ないわね・・・ちょっと来なさい!』と言われ洗面所へと連れて行かれた。
私は碇くんに合うために来たのに。洗面所には用はないのに。
そしてタオルと服を渡されて着替えろと言われた。
仕方がないので着替えた。
やっと面会の許可が出た。
碇くんに合える。
そういえばスイカと花を玄関に置きっぱなしだった。
取りに行かないと。
花とスイカを手にして碇くんのいる部屋にはいる。
碇くんは少し驚いていたけど、やはり元気がなかった。
早速お花をあげる。
なぜか碇くんは喜んでいない様子・・・。
それどころか悲しい顔になってしまった。
どうして?
すると弐号機パイロットも入ってきた。
いきなり『アンタバカぁ?今のシンジにそんなジョーダン通じるわけないじゃん』
またバカって言われた。あの人にも言われたことないのに。
それに冗談なんてついてない。
弐号機パイロットは相変わらずわけが分からない。
『アンタ、それなんていう花か分かってんの?』
『…わからない』
『それは菊の花よ!死んだ人にあげる花なの!そんなこともしらないの』
・・・知らなかった。
碇くんごめんなさい。
すると碇くんは『綾波は知らなかったんだよね。しょうがないよ』と言ってくれた。
それを聞いて嬉しいかった。碇くんが私をかばってくれて。
でもやっぱり熱のせいで元気がない様子。
スイカ、食べる?と聞いても『いらない・・・食欲ないから』と言われてしまった。
碇くん可哀想・・・。
スイカは弐号機パイロットに持っていかれてしまった。
碇くんにあげたのに。
乙!
続きに期待大!
乙です
ボケがいいね。
『寒気がする・・・またひどくなったのかな・・・』
と碇くんが辛そうに1人ごとを言っていた。
可哀想・・・・。
添い寝して、碇くんを暖めることにした。
『あ、綾波ぃ・・・』と碇くんは少し驚いていたが、病気がひどくなるといけないので
かまわず布団に入り、抱きついた。
これで暖かくなるはず。
『碇くん、暖かい?』と聞くと
『う、うん、、も、もういいよ』と言ってきた。
遠慮しなくていいのに。
碇くんの顔を見ると真っ赤になっていた・・!
遠慮したんじゃなくて本当に暑かったのかもしれない。
余計なことをしてしまった。
布団から出ようとすると、弐号機パイロットが帰ってきて
『あんたたち何やってんの!』と言っていきなり背中に飛び蹴りをされた。
ωβк@τ?эαχξ!!!!!
言葉にならない激痛が背中に響いた。
私はなにもやってないのに・・・。
弐号機パイロットはひどいと思う。
痛くて動けなかったので、自動的にそのまま碇くんと添い寝する形になった。
痛かったけど、碇くんと一緒に寝れたので楽しい1日だった。
(´Д`)ハァーーーーーーーン
(´Д`)チョローーーーーーーン
テラモエス
(´Д`)ハァーーーーーーーン
388 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/19(日) 00:17:36 ID:+RQQkJ5P
なんだこの流れw
389 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/03/19(日) 01:35:13 ID:/IqQdvs5
ただただw
390 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/20(月) 01:34:14 ID:BRiwG0c2
2/13
今日は学校に行った。
授業はいつもどうりつまらなかった。
放課後はネルフに行った。
なぜか赤木博士に身体検査された。
どこも悪くないのに。
どうやら定期的にやらなきゃないらしい。
私はまだ中学生だから必要ないと思う。
そろそろおばさんの赤木博士のほうが必要な気がする・・・
そんなことを行ったらペンを投げ付けられた・・・。
どうして?心配して言ってあげたのに。
納得はいかないが、赤木博士に謝っておいた。
なんとか赤木博士も落ち着いた様子。
そしたらなんか楽しそうに話し始めた。
『明日はね、バレンタインデーなのよ、レイ』
そういえば学校でそんなことを聞いた気がする。
赤木博士は構わずマシンガントークを続ける。
『私は碇指令にあげるつもりだけど、あなたも誰かにチョコを上げてみたら?』
「・・・誰にですか?」
『フフッ、シンジ君に決まってるじゃない』
赤木博士の命令で碇くんにチョコをあげなくてはないらしい。
明治チョコとチロルチョコのどっちがいいか聞いたら、自分で作るらしい。
買ってきたもののほうが美味しいから、そのほうが碇くんも喜ぶ気がするけど。
そんなことを言ったら『気持ちが大切なのよ』と言われた。
391 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/20(月) 01:40:18 ID:BRiwG0c2
命令なので、自分で作ることにする。
レシピを赤木おば・・・博士からもらい、チョコを買いにいく。
スーパーに着いた。
そこで私は重大なことに気づく。
お金を持ってきてなかった。
家に帰るのも時間が無駄になってしまうので、しゃがんで自動販売機の下を探ってみる。
しかし、お金は落ちてなかった・・・。
あきらめて立ち上がろうとすると、バーコードヘッドのおじさんが
私のすぐ後ろでしゃがんでニヤニヤしていた。
どうやら私のスカートの中をのぞいていた様子・・・。
392 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/20(月) 01:53:10 ID:BRiwG0c2
私が立ち上がっておじさんを見ているのに気づくと
『ゴ、ゴメン、つい・・・これで勘弁してくれ・・!!』
と言い、私に5千円を渡して走り去っていった。
・・・パンツを見せるとお金がもらえるのかしら?
とりあえず、お金が手に入ったので手作り用チョコを買う。
このままあげたいところだが、〔手作りで〕という命令がある。
チョコを手作りするのには、型も必要らしい。
ハート型、星型、丸型、ウルトラマン型・・・・いろいろある。
どれにしようか考えていると弐号機パイロットに出くわした。
今度は叩かないでね。
『アンタみたいな人形がチョコを上げるなんて、以外ねぇ』
私は人形じゃない・・・と言いたかったが、この前エレベーターの中でこれを言ったら
叩かれたので、何も言わないことにする。
『・・・とこで、誰にあげんのよ』
『碇くん・・・』
『やっぱり。聞く前から分かってたわよ』
なら聞かないでほしい。
弐号機パイロットにハート型を進められたので、星型を持ってレジに向かう。
素晴らしい文才だ
レイがんばれ〜〜
レイタソナイスアマノジャクw
でもバレンタインで星型チョコはへんじゃない?
いつも通り
すると弐号機パイロットが鬼のような形相で追いかけてきた。
『ちょっと!なんであたしの勧めたほうを買わないのよ?』
また叩かれそうだったので、仕方なくハート型のほうを選ぶ。
『最初からそうすればいいのよ』
「ごめんなさい、今度からそうするわ」
『わかればよし!』
どうやら機嫌は直った様子。
安心してレジへと向かう。
すると
『あんたばかぁ?』と罵声が飛んできた。
今度は何なんだろう・・・。
『そこはサービスカウンターなんですけどぉ』
あ・・・間違えた。
こんなときは笑うんだと碇くんに教わったはずなので笑ってみる。
『気持ち悪い』
・・・気持ち悪い?
碇くんからは、間違ったら笑ってごまかせと聞いていたんだけど。
やはりこの人は一筋縄ではいかないらしい。
『あんたと一緒にいると日が暮れちゃうわ』と言って、先にレジに向かった。
もう日は暮れてるけど。
私もレジへ行こうとすると財布が落ちてた。
中身は3万円も入っていた。
サービスカウンターに届けに行こうとすると、弐号機パイロットがずかずかと
迫ってきた。
『あんた、それ・・・私の財布じゃない!?
贔屓にされてるからって財布盗んだら犯罪者だからね!』
「落ちてたの」
『嘘ばっかり!警察に通報するからね!』
10分後、私はパトカーに乗せられていた。
ちょwwwww
えええーーーー!!!!レイが!!!!wwww
超展開w
乙です
ワラタ。
やべーw腹痛い
見事
そして取調べを受けさせられた。
幸い、防犯カメラに映ってた映像が証拠となり、盗んでいないことが証明された。
よかった。
なぜだか保護者の電話番号を聞かれた。
保護者って誰だろう?
とりあえず碇指令にしておいた。
そして警察官は電話をかける。
お詫びにとカツ丼をもらったが、肉は嫌いなので外にいたネコにあげた。
数分後、碇指令が迎えに来た。
ヘリコプターで。
警察官はすこし驚いていた。
そして解放され、ヘリコプターに乗ると碇指令が話しかけてきた。
『お前が財布を盗んだと言ったのはどいつだ?』
「……弐号機パイロットです」
『…そうか。弐号機パイロットには適切な処分を下す。問題ない、安心しろ』
「ありがとうございます」
激ワロスwww
『ところで、そのチョコはなんだ?』
「赤木博士の命令で碇くんにあげます」
『・・・シンジだけにか?』
「・・・はい」
『・・・そうか』
なぜか碇指令はしょんぼりしてしまった。
なにかまずいことを言ってしまったのだろうか・・・。
すると碇指令はまた口を開いた。
『ちなみに私はチョコが大好きだ。もらっても問題ない』
チョコがほしいのかしら?
そう思い、
「碇指令にも差し上げますか?」と言ったら
『フッ、シナリオ通りだ。問題ない』と言ってニヤニヤしていた。
不気味。
碇指令に上げるチョコは〔手作りで〕という命令はないので
そのままの形であげることにする。
2個買っておいてよかった。
碇指令にチョコを差し出すと
『・・・・・・・これがお前の気持ちか?』と聞かれた
・・・?どういう意味だろう?
良く分からないので「はい」と答えたら
『…そうか…俺のシナリオは崩れたか・・・』
と言ってまた落ち込んでいた。
時は流れて家に着く。
今日は疲れたので、明日早く起きてチョコを作ることにする。
乙です
落ちに継ぐ落ちですね。
おもろい
ゲンドウワロス
ゲンドウワロスwww
ゲンドウワロス
ゲンドウカワイイ
ゲンドワウロス
続きに期待シマツ
本編のゲンドウもこれくらいかわいげがあると良かったのだが
まち
ビタミンすぅーー
のは許しません
422 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 01:53:27 ID:zRRkQC2z
._.,―-------、、
.,/゛ 、 `\
./ .゙ミ-. .'. .、.゙i、
iillllliiil‐、、、 、 `''-ュ .,,ヽ.、'i、.|
llllllllllliilli、|ミ,'ュ\r,、ヽ `i、! .|゙l ゙l
lllllllllllllllt,.゙l"‘`゙エ゙ミ':、゙l、|.| .| ,l゙
llllllllllll!「|,!'":、 ||l | .|彳.|| .,!,〈
llllllllll!ト`` ゙l ./.リil゙ | l,!,i叭`, ヽ.,,,,,,、
lllll!!li、 ゙l、 ゜}|,从ド `.U. ^`-、 碇君・・・。
!!イご:ハ,,、 .゙l'::'"゚i"゙. ,-ど,,il“ ヽ
ミ,!、``ヘ `''く| `''/i、|.l゙.| .゙° |
m、 |ヽ ,!"/゙‐|、 ゙l
,.`_ー-,..、 ヽヽ | .゙l..l゙゛^ ._/_
丶ミヽ,,_^'j. ヽ\ ゙l.//′ .'',,i´ ゙l
‐x,-,`'ヘ). .ヽ,)lミ!l゙` / |
2月14日
今日はチョコを作るため、朝4時に起きた。
もっと眠りたかったけど、命令なので仕方なく起きる。
レシピとチョコを持って台所へ向かい、なべにチョコを入れて溶かす。
途中、煙が出てたけど多分大丈夫。
そしてチョコを型に入れる。あとは数時間寝かすだけ。
眠かったのでチョコと一緒に寝る。
8時起床、少し寝過ごしてしまった。
チョコも固まっていた。あとは包むだけ。
でも包み方がレシピには書いてないので分からなかった。
とりあえず紙に包んでリボンでぐるぐる巻きにしておいた。
チョコも出来たし、あとは学校で渡すだけ。
すべてはシナリオどおり
8:24分、学校に着く。なんとか間に合ったみたい。
出席をとる。弐号機パイロットは休みみたい。昨日は元気そうに私を警察に引き出したけど。
相田君がチョコをたくさん持って私の横を通っていった。
その時、彼のポッケから紙が落ちた。レシート?
なにやらたくさんのチョコを碇くんに見せている。何やってるのかしら?
とりあえず、相田君が落としたレシートを届ける。
すると相田君は黙ってしまい、碇くんは笑っていた。なにがそんなにおかしいの?
休み時間、碇くんが私のことをキョロキョロ見てくる。
気にせず、赤木博士からもらったチョコの渡し方の紙を見ながら、チョコを渡す計画を立てていた。
人気のないところで渡さなくてはならないと書いてある。
なので渡す場所は屋上にすることにした。
休み時間だと、屋上にも人がいたりするので放課後渡すことにした。
碇くんに『放課後、屋上へ来て』と用件を伝える。
すると碇くんは驚いた様子だった。『え、あ、その、うん、わかった』
とずいぶん長い返事が返ってきた。なぜ慌てたんだろう?
425 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 02:58:47 ID:lLz5hu/y
wkwk
乙です
この後が楽しみです。
ビタミンすぅーーー
マッチ
何やってんだ俺orz
ww
続きを待ち待つ
ワクテカしながら
(゜Д゜)・・
431 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 23:30:10 ID:Zi8MhWDo
wktkが止まらない
すると碇くんはなぜか謝ってきた、弐号機パイロットの代わりに。
私が警察に突き出されたことをもう知ってるみたい。
弐号機パイロットは1週間の自宅謹慎になったらしい。いい気味。
でも1週間は可哀想だから、碇指令に今日限りにしてもらうよう頼んでみよう。
掃除中、鈴原君が振り回してたほうきが頭に当たった。痛かった。
洞木さんに怒ってもらう。ガミガミガミ・・・
放課後、約束どおり屋上へ行く。
マニュアルだとチョコは相手が来るまで隠しておいたほうがいいみたい。
手すりに肘をかけ、外を眺める。校庭では手をつないでる男女がいた。
私も碇くんと一緒にあんなふうになりたいと心底思ってるんだと思う。
でも駄目。彼には弐号機パイロットがいるもの。
数分後、碇くんが来た。
チョコを鞄から取り出し、マニュアル通りの台詞を言う。
『これ、私の気持ち。碇くんのことが好きなの』と。
マニュアルどおりの台詞といっても嘘を言ってるわけではない。本当のこと。
これで赤木博士からの指令は無事達成した。
碇くんはとても喜んでいた。あげてよかったと思う。
すると突然抱きしめられた。
あまりに突然でびっくりしたので、私は屋上から落ちそうになった。
碇くん、私を殺す気?
(´Д`)
よすぎる・・びっくりするほど良作だ
続きも頼む
435 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/28(火) 20:44:29 ID:TvmhrLMh
ダメポ
最近盛り上がってるね
いいナガーレ(・∀・)
いい萩原流行とわるい萩原流行がいます。
碇くんはごめんと言って、すぐに私から離れてしまった。
もっと抱きしめててほしかった。離れたくなかった。
そういえば弐号機パイロットも今日はいない。今しかないと思った。
私から碇くんを抱きしめ返した。
今まではパイロットとしての自分だけしかなかった。
でもこのときは違かった。
初めて女としての自分が出てしまった。
碇くんは驚いていた。
当然だと思う。今までの私だったらこんなことしないもの。
しばらく何もいわず碇くんを抱きしめていた。
そしてどうしても聞きたかったことを聞いてしまった。
私と弐号機パイロット、どっちが好きか。
でも聞かなくても分かっていた。
彼は弐号機パイロットのほうが私よりもずっと好きなはず。そう思ってた。
むっはー(*´Д`)=з
佳境に入ったな…
ああ
問題無い
『そんなの、決められないよ』と中途半端な答えが返ってきた。
弐号機パイロットのほうが好きという答えが返ってくるんだと思ってた。
私は弐号機パイロットと同じくらいに好かれてるらしい。
なら私にも碇くんと一緒になる権利はあるとおもった。
私の心の隙間を埋めてくれる人・・・碇くん・・・。
弐号機パイロットには渡さない。
女としての自分に目覚めてしまって、今までとは違う考え方になってしまった。
その後、手をつなぎながらおしゃべりしながら帰り道を歩いた。
これはさっき私が望んでいたこと。
こんなにすぐ叶ってしまうなんて。
途中、綾波は何が好き?と聞かれたので、碇くんと答えたら
碇くんの顔が真っ赤になってしまった。
碇くん、おもしろい。
家に帰ると型に入れたままのチョコがあった。
どうやら寝ぼけてたから、別なものを包んで渡してしまったみたい。
私は何を包んでしまったんだろう・・・?
――――そのころ、ミサト宅では
シンジ『・・・・・パンツ?!』
ナイスオチ
うはwww
448 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 18:40:16 ID:6RlDv2GH
チョコよりいいかも
チャーーンス!
500ゲット
イイネ(・∀・)
でも日記じゃないな
間違えたorz
今書いてる人って>>1と同じ人?
>>450 どんまい
>451ああ・・・そうだな・・・
だが問題ない
レイのおおぼけぶりに大笑いしてもた。w
なんか話がホノボノしてていいね〜
レイガンガレ!!
まあおもろい
ヨイネー(´Д`)
>>457 書いてることと顔文字が一致してないなw
3月30日
今日は碇くんの家に呼び出された。
理由は来てから話す、と言われた。
なんだろう?極秘任務?
とりあえず行くことにする。
碇くんの家に入った瞬間、耳に爆発音が響き紙ふぶきが落ちてきた。
クラッカーを鳴らされたらしい。
心臓が止まったかと思った。
私を驚かせるためにここに呼んだの?
碇くんにそう聞いたら、私の誕生日パーティーをやってくれると言った。
私は自分の誕生日が分からない。なぜ碇くんは知ってるの?
まあいいかと思い、用意されていたケーキの前へと座る。
ケーキに刺したろうそくの火をつけっぱなしにしてると、
ロウがたれてケーキが美味しくなくなるのですぐに消した。
そしてみんなからプレゼントをもらった。
碇くんからはネックレス
葛城三佐からは洋服
そして弐号機パイロットからはアメリカ産牛肉500g
碇くん、ありがとう。葛城三佐、ありがとう。
そして弐号機パイロット、これいらない。
そう言うと、肉を食べないと夏ばてするから食べろとのことだった。
食べられないのに・・・。
いらないので、碇くんの分のケーキの上に肉を乗っけてあげた。
初めて誕生日を祝ってもらった。
騒がしいところは嫌だけど、今日はそうでもなかった。
むしろ楽しかった。
オメデトウ
おめでとう
肉ワロスww
腕が違うよ、腕が。
>>465お前はどっちを応援してるんだよ
ていうかどっちも良作だよ
パンツの続き読みたい・・・w
wktk
パンツ(・∀・)パンツ
パンツ(・∀・)パンツ
パンツ(・∀・)パンツ
パンツ(・∀・)パンツ
473 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 17:19:36 ID:brzLNm1E
PL月学園日
今日は、ばあさんに首を絞められ、、危うく死ぬところだった。
またいらんことを言ったに違いない。
いっぺん死んでもわからんかなあ……
§月$日
うだるように熱い。
学校から本部に行く道程で喉が渇いたのでスーパーによった。
百円でペットボトルのジュースが買えるなんて知らなかった。次からは自販機は使わないように気を付ける。
スーパーを一周すると消費期限ぎりぎりで半額になったプリンパフェが五つあった。
ほしい。
だけど、喉の渇きを癒すのが先決だわ。
レジを済ませ、腰掛けに座ってグビグビと一気飲みした。キモチ悪くなった。
小走りでパフェまで戻ると半額のパフェがごっそり無くなっていた。
許せない。必ず犯人を見つけだす。民間人ならエヴァで殺す。
押さえきれない殺意を胸にネルフに着くと司令が発令所の面々にパフェを振る舞っていた。
グーで殴って
「それでも人間なの?」
と言っておいた。
おろおろしていた。せいぜいおろおろするが良いわ。
ワロタwww
乙です
ワラタ。
レイ女王様だな
ドSレイ(*´Д`)ハァン
ドSレイ(*`Д´)ハァン
レイどすえぇ
レイが舞妓さんになったら源氏名は‥‥
冷奴?
「おまえはん、豆腐みたいな女やな」とトウジに言われてリアルに傷つく綾波さん。
裸の自信に醤油を掛けて「食べて」とシンジに迫る綾波さん
箸で乳首をつまむシンジ
「あんっ」って喘ぐレイ
「ひぎぃっ!!膣に出されたら赤ちゃん出来ちゃう〜っ!!!」って言う綾波さん
なんか混ざってるぞ
>>486いろんなとこで見るけど・・どこのセリフ?
tudukimoyomitai
oremodaoremoda
続き待ち期待
higiinakanidasaretaraakachyanndekityau
初めてなのですが、今度書いてもよろしいですか?
後、過去のを参考にしたいので、よろしかったら過去のがあいてあるHPの
アドレスを教えて下さい。
>493背中掻いて〜
第7使徒との戦闘の1日前
碇くんと弐号機パイロットはユニゾン訓練をしていた。
私はそれを見学していた。
「どうしてファ・・綾波さんが見てるんですか?集中できません」
私だってあなたを見たくて見てるわけじゃないのに。
隣の人はタバコ臭いし。
見学してろっていう命令があるからそうしてるだけ。
あと碇くんを見たかったから。
「アスカの代わりにやってみて」
キタ。私も碇くんと踊りたいと思っていたところ。
弐号機パイロットにも私の踊りを見せ付けてやろう。
弐号機パイロットどいてどいて。
どーらえもん♪どーらえもん♪〜
音楽に合わせて私は碇くんと踊る。
あわせてるわけじゃないけど、息はぴったりだった。
「零号機が修理中じゃなかったらレイと組ませるのに」
じゃあ弐号機貸して。ジェットアーロンでもいいから。
『じゃあ、綾波さんが私の弐号機に乗ればいいじゃないですか・・・』
やった。嬉しい。これで碇くんとユニゾンできる。
やっぱり私と碇くんは運命の赤い糸で・・・あっ碇くんどこ行くの?
えっ?アスカとする?
無理に決まってるのに。
「ほんわかぱっぱ〜ほんわかぱっぱ〜」で踊るのか・・・
ワロス
赤い糸・・
アヤナミ〜〜〜(*´Д`)/
ボツ設定だけど、綾波はゲンドウの玩具にされてたらしいね
500 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 22:34:05 ID:4uxsZZS3
nandatte-
まち
第16使徒襲来日の日記
今日はシンクロテストを行った。
私はいつもと変わりなかったが、弐号機のシンクロ率が急激に落ちていたみたい。
パイロット自身の精神的不安定が原因らしい。可哀想に。
テストが終わり、エレベータにのっていると弐号機パイロットも乗ってきた。
ん?・・・睨まれた?気のせい?
私は彼女を助けてあげたいと思った。
何かアドバイスしてあげたほうがいいのかもしれない。
私はいろいろ考えた挙句、『心を開かなければエヴァは動かないわ』
とアドバイスしてあげた。
すると、感謝されるどころか叩かれた・・・。
彼女を助けたいと思ってアドバイスした。
なのに・・・何故?
叩き返してやりたかったが、彼女はエレベータから降り、扉が閉まってしまった。
仕方ないので、今度あったときに仕返しをすることにした。
そして16使徒襲来。
私が前に出て、弐号機はバックアップの予定だった。
なのに弐号機パイロットは命令を無視して前に出たので
私がバックアップということになった。
自分勝手な人ね。
そういえば、さっきの仕返しがまだだったのを思い出した。
私は使徒を狙うふりをして、弐号機を狙撃した。
数十メートルは吹き飛んだ。
ATフィールドで若干威力は減ったものの、結構なダメージを与えた。
私もさっき痛かったから、これで御相子。
シンジ「ちょwwww綾波wwww」
16使徒? 第15使徒じゃないの?
17がホモだから
16がミミズ
15がトリだな
使徒の番号を間違えてしまった。
とほうに暮れていると窓から何か部屋に入ってきた。
っっ!!!声にならない声が出た。
テング?
おに?
いや、違かった、サルだった。顔が赤いから天狗や鬼と間違えてしまった。
しかし、なんでサルがこんなところに来たんだろう?
いかにもたこにも、このあたりに森はない。
のみが付いてそうなのであまり触りたくなかった。
か取り線香をお土産に持たせて追い返す。
なんだったんだろう
?
綾波・・サルかい!?
ヒント:縦
シンジ「おいしくないとおもうよ」
初号機「いや、おいしいよ」
ゼルエル「じゃあ、残さないでよ(´・ω・`)」
初号機「だってあなたの骨硬くて噛み砕けないんですもの。」
綾波まち
コン月ビニ日
今日はコンビニへ行った。
生理用品がきれてしまったからである。
すると弐号機パイロットに合った。
何やってんの?聞かれたので、生理用品を買いに来たといったら
『ふ〜ん、あんたにも生理がくるのね、以外』
惣流さん、私を何だと思ってるの?
一応女なんだけれど・・・。
つくづくこの人は、私をバカにしてるとしか思えない。
少し頭にきたので、彼女の背中に『生理中』という紙を張っておいた。
リツコさんが「血を流さない女」と言ってるんだから、
レイには生理なんてないのでは???
と一応突っ込んでおく。
>>519 君、ありったけの血を流しながら生きてんの?
>>517 それってどこで言ってた?
でも、それなら枕の血とかは?
523 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/09(日) 16:08:40 ID:iT9Wob49
ネタスレだし、どうでもいいんじゃない?
525 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/09(日) 16:30:20 ID:95McXC6A
ここ、お子様ばっかりなんだねぇ。
俺おっさんだよ。ケチャマンとか言ってたし。
アニメは子供の物だよ
>>528 そういう考えだからエヴァ見てるとアニヲタだと思われるんだ
とうかまち
くすぐりスレでリナレイの日記見ようぜ!
投下が車で・・
日記待ち
279 :のほほん名無しさん :2006/04/11(火) 16:19:53 ID:???
頑張って隣の席の子に話し掛け見たんだけど
うんって言って笑ってくれたけど結局話続かなくて
その後も『電車で来てるの?』て自分から聞いたけど返事が『うん』ってだけでオワタ。
帰りはさ、誰にも『さよなら』言わず言われずで帰りますた。
バスではその話し掛けたこと一緒だったけど他の子と居たし。
周りはみんな誰かと居るのに自分だけ一人ボチでなんかサミシカタ
朝起きたら背中に違和感を感じた。
見てみると羽らしきものが生えていた。
足にも生えている。合計で12枚。
これが大人になるってことなのかもしれない。
さあ人類最後の日がやってまいりましたよ。
乙
maci
まち
確かにww
忘れてたよw子供のものなんだよなww
とりあえず、赤木博士に見てもらうことにする。
ネルフへ行き、背中の羽を見せると
『あなた、目覚めてしまったのね・・・』
そう、私は目覚めてしまったのね。
何に?
ぱたぱたに?
ボンバー
まち
目覚め――――(゚Д゚)―――
赤木博士が言うには、私は使徒として目覚めてしまったらしい。
どうして?
理由は良く分からないけど、嫌いなものを1つ克服すると直るというのがマギの回答だった。
マギって便利ね。
天気予報も出来るみたい。
今度使ってみようと思う。
嫌いなもの・・・・肉。
でもあれを克服するのは大変。
肉は嫌い。だから無理。
ほかに嫌いなもの…弐号機パイロット。
私を馬鹿にして、私から碇くんを奪い取った嫌な存在。
この人を克服する…大変そうだけど、
肉よりはましかもしれない。
乙
イケ――――(゚Д゚)――― !!
>>517 第壱話 使徒襲来 (ANGEL ATTACK)でシンジに負傷したアヤナミが 、
抱きかかえられる時シンジの手に血が付くんで生理があるかどうかはともかく、
一応血がかよってるんでしょ w
それに、何話だったか忘れたけどシンジとトウジがアヤナミのアパート
に届け物をしに又勝手に上がりこんで、シンジは余計なお世話でベットの 、
脇の床下に転がっている紙ゴミをかたずけてるとこにアヤナミが帰ってくる
シーンがある。
シンジが「ゴミをかたずけておいたよ」と言うと
アヤナミが頬を真っ赤にするシーンがある
コレ、最初はアヤナミがシンジの親切に照れたから?と思った。
ただ、シンジがアスカをオカズにしていたのを見て
違う!! アヤナミはシンジをオカズにしていたのだと確信した w
床に散らばっていたのはオナヌーしたときのティシュ!!
>>548 だから女兄弟のいるトウジはシンジに「女の部屋は触らん方がええで」
と言っている、シンジは一人っ子だからその辺を知らない 。
当然ゴミ箱の中身は使用済みのナプキンだよん。
アヤナミカワイイ♪ 死んでるのか生きてるのか解らない幽「レイ」の
ような女だけどトウジがいる手前バレるので真っ赤になることもできずに
頬をそめてクールに振舞うアヤナミに萌えまつ。
それにしても、アヤナミはシンジをオカズ・・・・・面倒だから、
???→冬月→アヤナミ→シンジ→アスカ→カジ→リツコ→?
オカズの連鎖があったとは、リアルな設定にやるなガイナックス w
ところで、アヤナミに削除される前に日記のどこかにアヤナミのシンジ君
オカズ日記がないか加持なみの調査力でさがしてくれタノム(゚Д゚)ヽ 。
?
稲荷町
しょくにんまち
惣月流日
とりあえず、シンクロテスト後のシャワー室で、
弐号機パイロットに声をかけてみた。
「私、あなたのこと好きになりそうなの」
心にもないことを言って背中がムズ痒くてしかたないけれど、
肉を食べるよりマシ。
彼女は全速力で離れていった。
無理している私に気をつかってくれたみたい。
どうやら上手くやってけそう。
それにしても、さっきの彼女、美味しそうだった。
……肉を好きになるほうが早いのかな。
ガンガレ(*´∀`)/
シャワーを浴び終わって、家に帰ろうというところで
碇司令に呼び止められる
「ああ、レイ。悪いが残ってくれ」
この人は、いつも思いつきでものを言ってる。
先に言っておけ、とムカムカしつつ、でも乗ら
ないと私の価値が無くなるからヤル。
居残り任務はヤリを白いヤツに突き刺す、いつものアレだ。
ムカついていたので3回ぐらい多めに刺しておいた。
白いのが腰からエビみたいに跳ねて気持ち悪かった。
家に帰って、ベッドに寝転がる。
弐号機パイロット(セカンド)の胸。
セカンドの太もも。
セカンドのふくらはぎ……。
裸の弐号機パイロットが私の頭の中を走り回ってる。
ああ、美味しそう。
何度も反芻してしまう。
食べちゃいたい、と思ったところで羽が消えていた。
肉を克服したせいなのか、パイロットを克服したせいなのか、
よく判らない。
明日、MAGIに訊いてみよう。
おつ
綾波月 育成日
今日は綾波育成計画というゲームのパッケージの撮影にいった。
どうやら私を育てるゲームらしい。
私なんかを育てて面白いのかしら?
最近買ったけどボイスあるからそれだけで満足
面白いかは・・・ふつうかな
そしてパッケージには惣琉さんも写るらしい。
何故?と思ったが、隠しキャラとして出るみたい。
これを聞いた時点で帰りたくなってきた。
ならアスカ育成計画を出せばいいじゃない、と惣琉さんに言ったら
『私だって好き好んでアンタと同じゲームに出るわけじゃないわよ』
と言われた。
私も同じことを言いたかった。
そして撮影が始まった。
プラグスーツを着て、惣琉さんと抱き合うらしい。
鬱だ・・・。
カメラマンに
「にっこり笑って〜、いいよ〜」
と、おだてられる。しかし、内心穏やかではない。
撮影が終わると惣流さんはさっさと出ていってしまった。私もさっさと帰ろう。
眠い…。
帰る途中、駅でバッタリ惣流さんにまた会う。
声を掛けるべきか迷う。
彼女は猛反対してた。
私も心の中で猛猛猛反発した。
しかしこれは決定事項らしい。
こうなったら、水槽から1人連れてこようかしら・・・・。
しかし、そんなひらめきもむなしく、すぐに撮影が始まった。
嗚呼・・・。
とてもとても嫌そうな顔をした惣流さんが抱きついてくる。
鳥肌が立った。
ここまでならまだ耐えられた。
そして、撮影監督から惣流さんに1言。
『胸をレイちゃんの腕に押し当ててくれないかな?』
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ。
再び惣流さんは反対してた。
私も手話で、変態撮影監督に猛反対した。
しかしこれも決定事項らしい・・・。
もう帰りたい・・・・。
帰ろうとしたとき、惣流さんはその変態監督の条件を飲んでしまった。
どうしても自分のゲームを出したらしい。
私はゲームなんていいから帰りたいのに・・・・。
そんなことを彼女にテレパシーで送ったが無視された。
そして、彼女は私の腕へ胸を押し当ててくる。
気持ち悪い・・・タスケテ・・・・。
その時、急に左腕に痛みが走った。
総流さんが私の左腕をつねっていた。
このとき噛み付いてやろうと思ったが、彼女がなにか言ってきた。
『ほら、撮影するんだから笑いなさいよ』
いつの間にか撮影が始まってたらしい。
私は気持ち悪いと考えていたせいか、すごい顔になっていたらしい。
笑えば終わる!そう思って最高の微笑みでカメラに写った。
そして撮影終了。
派手に疲れた。
出来上がったパッケージ写真を見せてもらう。
嫌々ながら、がんばって出来るだけ、総流さんにくっついたつもりだったが
だいぶ離れていた。
体が彼女を拒絶してたみたい。
よく見ると彼女の手は私の腕をつねったまま。
いい気味だと思った。
これで、何か間違ってる彼女のファンも減るだろう。
今日は使徒戦以上に疲れたのですぐ寝ることにする。
そう思い、帰ろうとしたが、給料をもらうのを忘れていた。
給料をもらいにいったら、記念としてこのゲームもくれた。
でも私はゲーム機を持ってないので、今度碇くんの家でやらしてもらおうと思う。
惣流さんは監督に撮りなおしを要求してたが、しっかり断られていた。
あまりにおかしい出来事だったので、つい頬が引きつってしまった。
運悪く、それを彼女に見られしつこく怒られた。
仕方ないので、さっき拾ったキャンディーをあげたら、文句を言いながらそれを舐めてた。
そして怒りもだんだん収まったようだった。
子供みたい。
総流さんに会う時は、キャンディーを携帯すればいいことが分かった。
キャンディーワロスwwww
566 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 23:45:07 ID:6O0/TktO
乙
まち
乙
570 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 21:16:25 ID:eHaE4n97
乙!
乙
otu
乙!!!!
飴月砂日
弐号機パイロットが本当に飴で動くか確かめるために今日は飴を買っていった
試しに一つあげたらまずいといって吐き出された。
その時頭に飴が飛んできて髪にくっついた。
一瞬フィールド全開にしかけたけどなんとか思い止まれた
しかし仕返しとして一度踏み付けた飴をあげたら喜んで食べてた
どうやらゴミや砂がお気に入りらしい
どんな味覚してるんだろうか
乙だけで千いってやる
>>575 頼むからやめてくれ
1冊目から楽しみにしてるんだ
考えてみればアスカの日記とかと違って読者のコメント少ないね。
もう少しコメントしたほうが励ましになるのかな?
ペンペンスレや酔っ払いスレの二の舞を踏みたいのかい?
ここはここのやり方で、他とは比べずにやりな
げんに作家さんは定期的に投稿してくれてるじゃないか
二の舞は踏むではなく演じる
踏むのは二の足。ためらうこと
580 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/30(日) 11:53:26 ID:Vf9Ox3uK
ワッフルワッフル
べるぎーわっふるわっふる
まち
もっふるもっふる!
……ふも?
…ふもっふ!!
カルピス月 ウォーター日
司令に結婚を前提とした交際を申し込まれた。
私が知る限り普通は付き合う男女というものは年が近いものであり
親子程かそれ以上の年齢差があるものの多くは火遊びか援助交際というはず。
一世代間の差はだいたい20年から30年。つまり私と司令ははっきりと世代が離れている。
そして司令は私の生活の援助をしてくれているから
私が司令と交際をすると援助交際にあたると思う。
これが論理的思考。学校に通った成果。
本当に真面目な人はそういうことをせず、そういうことをする真面目な人はムッツリと言うらしい。
司令はとても真面目な人。
本気なのか聞いたらそうだと言われた。司令はムッツリ。
命令なのかと聞いたら
「私のもつ全ての権限とお前との間にある絆を全て動員して命令しかつ懇願する」
と言われた。
命令なので引き受けると司令はとても喜んだ。
そして碇君に母親のように優しく接するように命令された。
母親というものがどういうものなのかわからなかったが
以前碇君に母親のようだと言われたことがあるので
あの時の言動を参考にしてみよう。
どこでも月 いっしょ日
碇君に屋上に呼び出された。
司令からの極秘命令について聞き及んでいたらしくそのことについて問いただされた。
碇君もミッション参加者であるから話しても大丈夫。
ありのままに答えると彼は気分がすぐれないのか地面にうずくまってしまった。
きっとこのミッションは彼にとってとても困難で重圧を伴うものなのね。
とりあえず抱きしめてみる。私はお母さんだから。
碇君の匂いがした。
以前習ったことがある。
嫌じゃない匂いは"香しい"というらしい。
しばらく碇君の匂いを嗅いでいると碇君はいきなり走り去ってしまった。
以前と同じ腕なのに何かが足りなくなった気がする。
こねこも月 いっしょ日
碇君が学校を休んだ。理由はわからない。
私は学校を早退した。学校は嫌い。つまらないから。
それでも行かなくてはならないと司令に言われていた。
だから本当はいけないこと。だけど碇君が気になったから。
彼の身の安全を確かめるほうが優先されると思ったから。
きっとこれが母親のような行動なのだろう。
碇君は部屋でうずくまっていた。
どうしていつも丸まっているのだろう。
膝の間にマヨネーズ王国の入り口はないと思う。
ひょっとしてこれが胎内回帰願望? こういう時こそ母親の出番。私は碇君を抱きしめた。
今度は碇君はどこにもいかなかった。単に逃避先がこの部屋にしかないからかもしれない。
人類と碇君に逃げ場なし。
けど私と顔を合わせたがらない。返事もしてくれない。
仕方が無いので彼を膝に乗せた上でしっかりと押さえ込んだ。
これで逃げだせないし顔も背けないだろう。
理由はわからないけど母親っぽいようで違う気がした。
すぐ側で三佐が笑っていた。きっとこの状態が微笑ましいという状態であるからだろう。
碇君に聞いてみた。私に包まれていることは気持ちいいのか。
「うん。……すごく暖かい」
何度か碇君は恥ずかしがって抜け出そうとしたけど私はその度にそれを拒み彼を押さえつける。
まだそのままでいてほしいと懇願した、私も心地良かったから。
しばらくそんな時間を過ごしていると足がしびれてしまった。
碇君はそんな私を心配していたが少ししびれただけだと言うと彼は私の脚にマッサージをしてくれた。
ふと気付くとすぐ側で三佐が受話器をこちらに向けている。
程なく司令と赤木博士とその他ネルフ関係者が押し寄せてきた。
碇君に「何を血迷った」と荒い語調で問い詰める司令。
碇君は何も問題行為をしていませんと私が言うと
「やはり私のようなオジサンよりも若い男の方がいいのか」と今度は私が問い詰められた。
例の交際のことについて聞いているのなら答えはYESですと答える。
それが一般的な形ならYESと答えるしかない。やはり世間に後ろ指を指される行為というのは避けるべきだ。
うな垂れる司令。それを後ろから刺そうとする赤木博士。止める三佐。泣き喚くオペレーター。
ペンペンが楽しそうに走り回り惣流さんが碇君を振り回しパソコンやFAXが暴走を始める。
やがて三佐の提案で酒宴となりひとまず落ち着く。
大人はこうやって場を納めるものなのね。
とりあえず私はアルコールの匂いと酔った人間が苦手なので早々に引き上げてこの日記を書いている。
おみやげにもらったピーナッツと柿の種を食べながら。
やはり柿の種とピーナッツの割合は6:4に限ると思う。
追記:きっと碇君は後片付けで明日も学校を休むことだろう。
これ以上碇君に迷惑をかけないためにも司令との交際はお断りするつもり。
思いついたらなんとやらで書いてみましたが
目が汚れたとかと許容範囲外であったらスルーしてください。
オッテュ
イイトオモオ(*´ー`)
ああ、問題ない
乙 同時進行でシンジの日記も書いてるんですね。
柿ピーといえば野々村係長
乙
まち
まち
綾波まち
稲荷町
十日町
600
@月@日
-----------------------------------------------------------
「口数少ないんだね」「あまりしゃべらない人だね」
いつも人にそう言われ、悩んでいませんか?
毎日憂鬱な気分。コミュニケーションに自信がない。
いっその事、自分の性格そのものを変えてしまいませんか?
驚異の抗鬱薬「プロザック」。
明るく自信がつき人から好かれる性格に自分を変えてしまいます。
テンションを高めたい時、ハイになりたい時にも使えます。
早速試してみませんか?
------------------------------------------------------------------
こんな広告を見つけた。
確かに、しゃべらないねとよく言われる。
でも別に悩んではいない。
でも・・・碇くんはもっと喋る人が好きかしら・・・?
キタ――!!!
のか?
ここのレイは面白くて好きだ
スレの凪いだ雰囲気もいいし
乙
まち
606 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/11(木) 22:30:20 ID:7rT1y1Hw
ワッフルワッフル
まち
.'⌒⌒丶
( 从 从 ) 乙
ヽゝ゚ ‐゚ν
まち
大音響で目覚ましが鳴り響く鳴る。
どんな寝坊助でも起きられるという特注の目覚まし時計だ。
シンジはうなり声をあげながら目覚ましをとめようと
手を伸ばすが目覚まし時計がない。
キンキンと脳を直接刺激するアラームの音を不快に思いつつ目覚まし時計を探し求めて
目をこすりながら部屋中を探し回り、壁に釘で打ち付けてあった
目覚まし時計を見つけてスイッチを切る。すっかり目がさえた。
「昨日はベッドの下だったな」
シンジは、自分を起こそうとして目覚まし時計の場所を
毎日変えるレイの優しい気持ち を思ってにこりとした。
寝起きが悪いシンジを起こすのが手間なので
目覚まし時計を使っているのだとは少しも考えない。
台所に行くと、エプロン姿のレイがご飯とみそ汁を器によそる。
納豆、海苔、みそ汁、ご飯、シンプルの極み といった朝食だ。
スレ違い
気にするなw
俺は気にしない
それはダメ。スレ違いだから。だからダメ。
綾波月 同居日
今日は水槽の中からもう1人の私が出てきた。
なぜか魂を持ったみたい。
私の部屋で一緒に住むことになった。
彼女の名前は綾波2。
自分が2人・・・変な感じ。
部屋に入ってきても彼女はほとんど喋らない。
何か聞いてもすぐ会話が終わる。
この人、変な人。
乙です
601の人?がんばって。
乙
綾波2も君にだけは言われたくなかろうw
まち
まち
ウホッw
乙
十日町
まってますよー
まち
がんがれ
このスレ内での最高傑作はどれだろう?
とりあえず一冊目のメインの小悪魔レイはかわいい
激しく同意
小悪魔レイ、また来て欲しいな。
小悪魔レイまち
25日隕石来るらしいね
関係ないけど
◎月 ▲日
今日、学校の帰りに碇君達の食事(葛城家というのかしら?)に私も誘われた。
セカンドのいる騒がしい食卓につくのはあまり気が進まなかったけれど
碇君がいい笑顔をするので断りづらかった。
それにと思い直したことに、作るのがバリ面倒な私の食生活は非常に貧しい。
カップめん、固くてぼろぼろのコンビニ弁当、etc...買いに行くのが面倒なので寝て過ごしたこともある。
思い出すだけで涙が出そう。
やっぱり碇君の作る美味しく温かくやわらかい食事を食べさせてもらうことにした。
どうせなら持ってきてくれるとか私の部屋で作ってくれるとかなら
もっと良かったのだけれどさすがにそこまでの贅沢は言えない。
その分詰め込ませてもらうことにする。
内容は今まで食べたことのないような美味しいものばかりだった。
私が食べられないものもいくつかあったけどそれは碇君達が食べていた。
肉を選り分ければとも思ったけど成分がくっついてて臭いがするのでやめる。
三佐やセカンドはいつも碇君が作った美味しい朝食をとりお弁当を食べて夕食を食べているのだろうか。
ちょっと立腹、ねたましい。碇君をオトせば毎日私にもご飯を作ってくれるかもしれない。一考してみる価値はありそうだ。
一番美味しいのはこの牛乳プリン。ただ、美味しいけどちょっと温い。もっと冷やしてから食べればよかった。
マッサルマッサル
乙
何だろ……凄まじいまでのリアリティを感じるのだが。
読みずらいな
『読みづらい』だな
生々しいなw
どうしても主夫のポジションから抜け出せないシンジには同情する
シンジスレとリンクしてるぞ
乙です
G・J!!
まち
まち
乙
まち
待ちルダさん
職人待ち
( ゚д゚ )
)゚д゚(
))´∀`((
machi
十日町
age
投下が途絶えた(´・ω・`)
保守
職人さんはいずこOTL
まち
学校の体育の時間に、護身術としてジュウドウというものをやらされた。
ジュウドウって何?わからない。セカンドに聞いてみると、
「あんたバカァ?要するに身を護って相手をブッ倒せばいいのよ!」
そう、なのね。エヴァで使徒と戦うようなものかしら。
でも、私には武器が何もないもの。素手で身を護れというの?
困惑しているうちに、教師の指示で実践してみることとなった。
私の相手となるのは皆に委員長と呼ばれている人。
あなたに恨みはないけど、身を護るためには非情になることも必要なのね。
そうね、碇君が第三使徒を殲滅した戦いのイメージでやってみるわ。
開始の合図とともに、私は相手に飛び込むとその胸板に
両膝で打撃を加えた。そのまま馬乗りになって相手の戦意を削げばいいのね。
相手の自爆だけには注意しないと、とか思っていたら
セカンドはじめ数名が私を相手から引き離した。
どうして?相手をブッ倒せばいいと言ったのはあなたよ。
「アンタ、ホントに馬鹿ね。スポーツにはルールってモンがあんのよ!
膝蹴りなんて反側よ反則!」
ルール?反側?そう、これはしてはいけない攻撃だったのね。
ごめんなさい、こんな時どんな顔をすればいいのか・・・笑えばいいのね!
かつて碇君にそうした様に、顔の筋肉だけで笑顔を作り、気を失っている
「委員長」に微笑みかけてみた。何が気に入らなかったのか、セカンドが
「アンタって人は!!」とか言いながら私に向かってきて、首を絞められた。
後で知ったことだが、これは「裸締め」という技で、反側ではないらしい。
一人目に続き、窒息死するかと思った。
何故か周囲を怒らせてしまったようだが、見事身を護った私は合格。
GJ!
ヴァンダレイ、ワロスw
あんなに優しい委員長をこんな目に…なんて可哀想なお話なんだ GJ!
それでも合格判定のレイw
GJ!!
柔道でよかったよ
剣道なら委員長はコアを破壊され天に召されてた
おそるべしレイ
冬月命日
学校帰りに通りかかる公会堂で、テレビの公開収録というのをやっていた。
無料で中には入れるらしいので、碇君と、邪魔で仕方の無いセカンドと一緒に
見学してみることにした。
収録が始まったが、私にはこの番組のどこが面白いのかわからない。
碇君も時折、口元が笑っているだけ。その横でセカンドは
何かが弾けてしまったかのようにバカ笑いをしている。
この人、また精神崩壊しちゃったのかしら。
碇君が横にいること意外はつまらない時間が過ぎ、収録が終わった。
収録が終局・・・つまらない?そう。
そそくさと出口に向かって足早に歩を進めると、横にいたはずの碇君がいない。
振り返ってみると碇君が誰かに捕まっている。
私とセカンドが碇君に駆け寄ってみると、碇君の腕を掴んでいるこの人・・・
確か今の番組に出演していた「尾杉」とかいう性のボーダーレス化が
過度に進んでしまったような、敢えて例えればフィフスのような男だわ。
もっとも、外見はフィフスを最大出力のポジトロンライフルで五百回くらい
打ち抜いたようなものだけど・・・。
彼は執拗に碇君に話しかけている。
「ちょっとォ、あんたァ、どーお、お茶でも!」
「僕、男ですよ?」
どこかで聴いた様なやり取りに、セカンドが割ってはいる。
「アンタ、何やってんのよ、シンジを放しなさいよ!」
セカンドは実力行使も辞さないような構えだったが、相手は一応ながら
大人の男。力で敵うはずも無い。まるで興味の無いものを排除するかのように
吹っ飛ばされた。碇君に魔の手が伸びる。どうなる碇シンジ・・・
次回「男のかたち、カマのかたち」この次もサービ・・・あれ?
冬月命日 その2
吹っ飛ばされたセカンドは、壁にもたれるように腰を落とし
前頭部を押さえてうめいている。無様ね。
ここは私の出番ね。尾杉さん、あなたはヤレないわ、私が(碇君を)守るもの。
でも真正面から向かっていったら、腕力では敵いそうに無い。
ここは意味不明の言葉を連呼して、相手の動揺を誘う作戦に出よう。
「私はあなた、あなたは私。昔私だったもの。
だめ、碇君を連れて行かないで、私に返して!」
しかし全く効いていない、というか聞いていない。仕方なく実力行使に出るもあえなく玉砕。
そうこうしているうちに、碇君は奥の細い通路へと連れ込まれてしまう。
駄目なのね、もう。失望しかけている私に、態勢を立て直してきたセカンドが言った。
「ファースト!あの男を倒すには、股間にある二つのコアへの二点同時荷重攻撃しかないわ。
時間が無い、最初から最大戦速でいくわよ!」
「わかったわ。碇君がお尻を剥かれる62秒でケリをつける。」
珍しくセカンドと目的が一致したので即応する。
♪ちゃん、ちゃちゃっちゃっちゃっちゃっ、ちゃん、ちゃちゃっちゃっちゃっちゃっ、
ちゃん、ちゃちゃっちゃっちゃっちゃっちゃーらーらーらー(後略)
うるさい、セカンド!歌ってる場合じゃないでしょ。やっぱり壊れかけね。
私達は二人を猛追すると、男の振り向いた瞬間に同時に飛び蹴りを放った。
通常、飛び蹴りで狙われるものと思われる箇所よりやや下方に。
人に合わせることを知らないセカンドに一発で合わせるなんて、私って天才。
男は爆発こそしなかったものの、激しく悶絶し、碇君の救出に成功。
放心状態の碇君に肩を貸し、公会堂を後にする。
帰り道、ずっとセカンドが苛立っている。碇君救出の際、私が最後の着地に
失敗したことに腹を立てているらしい。
でも、碇君は助けられたんだし、私はやっぱり合格。
読んでるだけで痛いよ・・・でも少し羨ましい
乙です
たしかにコアだものなあ。なるほど。やるね。
ワロw いろんなネタが織り込まれてるな。
ただタイトルが冬月命日だったから、てっきり冬月ネタかと思ってた
〉〉670
いや、「なんがつなんにち」のつもりだったんだけど・・・
まち
6月4日(日)
碇司令に競馬の予想を聞かれた。
1月ほど前にも「NHKなんとか」と言うレースの予想を聞かれたことがあったが、
私には競馬の知識なんて無いので、その時は赤木博士に知恵を借りに行った。
そのとき博士は
「競馬はロジックじゃないのよ。」
と教えてくれたので、その言葉をそのまま、さも自分の考えのように
碇司令に伝えると、「消し消し」とひとり喜んでいたが、
そのレースに出走していたロジックという馬が勝ってしまい、恥をかいた。
素直に「赤木博士が言ってました」と言っておけばよかった。
やっぱり競馬はロジックよ。予想の筋道は自分で考えるわ。
今回はヤスダキネンというレース。さて、どこから手を付けようかしら。
と、思ったけれど、やっぱり私は競馬なんて知らないので、どうにもならない。
頑張って出馬表を穴の開くほど見ていると、騎手の欄に藤田「シンジ」君がいるわ。
1頭はこれで決まりね。シンジ君、碇君といえば・・・ああっ!
グ レイ トジャーニーという馬が出てるわ。「グ」が余計だけれど、
「シンジ君がレイとジャーニー(小旅行)」いいわね、これ。決めたわ。
碇司令に教えてあげよう。
結果?知らないわ。馬、嫌いだもの。
おつ
とうかまち
machi
677 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/10(土) 16:41:49 ID:W1PkWeVN
六月某日
今日学校の帰りに、碇君に「今日いっしょに夕飯食べない?」と誘われたわ。
特に予定もなく食品も底を尽き始めていたので、迷わずにOKしたの。
碇君は嬉しそうに「よかった。それじゃあ後で家に来てね。」と言っていたわ。
すると隙もなく白い物が
「シンジ君?僕もお邪魔させて貰ってもいいかい?」とかほざいていたの。
碇君は「う、うん。いいよ。じゃあカオル君も後で家に来てね。」と言ってしまったの。
せっかく碇君と(猿は無視)ご飯が食べれると思っていたのに、邪魔したわね。
帰り際に白い物をドブの中に突っ込んで、蓋をしたの。
とてもスッキリしたわ。
家に帰り今日は起動実験も無いので、すぐに葛城三佐の家へ向かったわ。
途中で白い物が平然と歩いていた気がしたけれど、問題ないわ。野良犬のエサにしたから。
葛城三佐の家に来てインターフォンを鳴らしたら、すぐに碇君が来てくれたの。
愛の力は凄いわね。
私がそんな事を考えている時、碇君が、
「綾波とカオル君、いらっしゃい。」
「?」
すかさず後ろから、「シンジ君、すぐに出てきてくれるなんて、愛の力は凄いねぇ。」
とか言ってホモ変態が傷一つ無く平然と立っていたの。
・・・すぐに捨てたわ。
そしたら碇君が「ああ!カオル君!!」とあたふた取り乱したしまったの。
アレを心配している事がなんだか物凄くイラついたわ、これが嫉妬?
私は「碇君、家に入れてくれない?」と言ったの。
碇君は、「あっ、ごめんね・・・。」と謝ったわ。
・・・なぜ謝ったのかしら?
「なんで僕の彼氏に手を出すのさ!」
碇君は言ったわ。
だからムカついて碇のもやし野郎をぶん投げてやったわ、せいぜい白髪野郎と天国で仲良くやればいいわ、このゲイ野郎が。
結局私は指令と食事をすることにした。
やっぱり指令が一番、なぜあんなゲイ野郎がこんな素敵な人の息子なのかわからないわ、似ても似つかない・・・
また微妙な投下だな。
体探しの 月 旅 日
ふう、参ったわ。今の私には日記どころじゃないの。
そんなの後でいくらでも書いてあげるから、今は私の苦労話を聞いて。
無口でクールを装っていても、愚痴を言いたくなる時だってあるえ、あれ?
私の存在は、「器に魂を宿らせたもの」。いつか赤木博士がそう言ってた。
言葉の意味はよくわからないが、とにかくすごい技術を要したらしい。
とにかく私は人為的に造られしもの、人が望めばそこに存在し、
あるいは、人が望めば消えてなくなる。自分のことをそんなふうに思っていた。
そして、あの日。人類補完計画の発動。碇司令を振り切り、私はリリスへと還る。
人類の補完、これも人が望んだこと。成就の暁には私はきっと・・・。
とか感傷に浸りながら巨大化していく。これで全てが終わるんだ、きっと。
何かの折に、ふと下のほうを覗くと半分になった人の頭らしきモノが見える。
「これは・・・グロ?割れているのは、私(の頭)・・・?」
一体どういうことなの?一瞬戸惑ったが、思い当たる節が無いでもない。
やっぱり。周りの景色は目に見えるけど、自分の体は確認できない。
また、先立たれたのね、器に。
どうやら私は魂だけの存在として取り残されてしまったようだ。
碇君に対する未練が残っていたからかもしれない。
困ったわね、このまま漂っていたら文字どうり「綾波霊」だわ。
途方にくれていると、碇君とセカンドの姿を確認。
どうやら補完計画は半ば失敗に終わったようだ。
何があったのか、碇君はセカンドに馬乗りになって彼女の首を絞めている。
セカンドがいなくなれば、私と碇君のために都合がいい。
まあ、私がこの状態では仕方ないのだけれど、精一杯碇君に声援(念援)を送った。
が、碇君は絞殺手前で力尽きてしまった。残念。
さて、どうしたものか。
私の魂の器になりそうなモノを探さなければ。
水槽にいっぱい泳いでいた私の体は赤木博士が壊してしまったようだし
・・・親子揃って私に恨みでもあるのかしら。
後で碇司令に叱って貰わなきゃ。
そりでも一縷の望みを持って、かすり傷程度の体が無いか探してみる。
頭部に亀裂が入ってるのや、片手がもげてる程度のものはあるけど、
これはかすり傷とは言わないわね。羅刹じゃあるまいし。
治癒できないと困るので却下。
NERV本部には、NERV職員、戦略自衛隊の隊員あわせて
死体がゴロゴロ転がっている。この中に器になりそうな体はあるかしら。
・・・汚物ね、この肉塊の山は。ますます肉、嫌いになりそうだわ。
せめて、伊吹二尉の体でもあれば。あの人、潔癖症で清潔にしているだろうから、
妥協してもよいのだけれど、それはもはや綾波レイではないわね。
幸か不幸か伊吹二尉の体は見つからない。きっとどこかで生きているのかも。
まあいいわ。次を物色しなければ。
と、どうここに辿り着いたのか、碇君とセカンドの姿が。
二人は、ふらふらと、元々はパイロットの控え室として使われていた部屋の跡へ。
ちょっと憑いてってみようっと。
・・・・・・二人は向かい合って目を閉じている。
碇君の手はセカンドの肩を掴み、セカンドの手は碇君の腰の辺りへ・・・
も、も、もしかして・・・これは、せ、せ、接吻しようとしているの?
なにぃ、デキてるわけぇ?ふたりぃ?
・・・取り乱したわ。・・・許せない!誰も見てないと思って!
私は実体の無い体で二人の間に入り込むと、セカンドの唇が碇君の唇に
届こうとした瞬間、「ATフィールド全開!」
セカンドは部屋の端まで弾き飛ばされてたわ。ざまあみなさい。
ちょっとイロウル気分。
どうしても綾波を暴力キャラにしないと気が済まないんだな…
6月某日
学校からの帰宅途中、ロナウジーニョとすれ違った。
サインを貰った。
私の宝物がまたひとつ増えた。
乙です
え、なに?三人目以前の記憶を話してるって?
だって「多分三人目だから知らない」というのは嘘。
赤木博士に「余計なことはしゃべるな」と口止めされてたから、
便宜上、知らないことにした方が都合がよかっただけ。
あんまり細かいこと気にしてるとセカンドに嫌われるわよ。
そんな話は置いておいて、器、器。
初号機はどうかしら。
そこら辺を探しても見つからないかしら?
アレならもし碇君がエントリーされれば、取り込んじゃって
ひとつになることもできるし。
でも、碇君がエントリーされる機会ももうないだろうし、
そもそも見つかってもそのまま廃棄処分される可能性も高そうだわ。
第一、探しに行くのも面倒くさいし。
・・・なんかもう、どうでもよくなってきたわ。
いっそ、人形にでも宿っちゃおうかしら。
セカンドの猿とか、赤木博士の猫とか。一瞬くらいなら笑ってもらえるかも。
でも、これをやってしまうと、セカンドに「人形」呼ばわりされた時、
思いっきり否定のし様がなくなってしまう。
半ば投げやりになりかけていると、見覚えのある人影が。
あれは、冬月副司令。LCLの海から帰ってこれたのね。
さすが「年の割には頑丈」と自称していただけのことはあるわ。
でも、今回の件で相当体力は消耗しているはず。
もう、いいや。コロッと逝ったらこの爺さんの体を貰ってしまおう。
副司令の追跡を開始する。
なかなかしっかりとした足取りで、今にも死にそうな人間の
それではない。アテが外れたかも。
それにしても、この爺さんどこへ行く気かしら。
行き着いた先は司令室跡。
瓦礫の山を掻い潜って部屋の中央部に辿り着くと、そこには
発令所の主要メンバーが揃っていた。私を除いて。
人類補完計画、壮大な骨折り損とはこのことね。
変な気分だわ。他のチルドレンが持っていた、「僕を構ってよ」とか
「優しくしてよ」とか「私を見て」とかいう気持ちが
今なら、解かる気がする。
「碇は、まだ戻っておらんのか・・・。」
副司令が口を開いた。そういえば副司令、皆の姿を見ても、顔色一つ変えていない。
これも彼の描いていたシナリオのひとつだとでも言うのかしら・・・。
「父さん、戻ってこれるんですか・・・?」
碇君がちょっと震えた声で、尋ねた。
「戻ってくるさ。アイツは『かわいい人』だからな。」
副司令の返答、意味不明。ボケてるのかしら。
「それと、綾波は・・・やっぱり・・・」
まあ、碇君、私のことも心配してくれているのね。嬉しい。
嬉しいときは笑えばいいのね。でも今は出来ないから気持ちだけでも受け取って。
碇君の寂しそうな顔を見つめ、横に寄り添ってるセカンドの存在が気に入らないけど。
「・・・ユイ君から聞いたことがある。男だったらシンジ、女だったらレイ・・・。」
碇君が間抜け面・・・いえ、驚いた顔を浮かべている。
「え、それって・・・」
「碇にとって、綾波レイとは『娘』だったんだよ。君にとっては、双子の姉か妹
といったことになるんだろうな・・・。」
えっ、碇君と私が兄妹か姉弟?こ、これは・・・禁断の愛じゃない。燃えるわ。
でもそうすると、碇司令はお父・・・さん?それは嫌。断固、否定するわ。
今の話は無かったことにしよう。
何も聞いてないし、知らないわ、多分、次は四人目だからということにしておこう。
どうなの?
冬月www
突然、部屋に激震が走る。
どうやら上層部で何かが崩れ落ちたようだ。
建材の崩れによる埃が部屋中を覆い、皆、目を押さえたり咳き込んだりしている。
こんな時には身体が無いことを都合よく感じる。
今の振動で部屋の奥の壁がカタカタと軋みはじめた。
「隠し・・・扉?まだ私にも何か隠していたの?」
と、赤木博士。この人もよく生きてたなあ。と、必要以上の生命力に感心。
私の目の前で碇司令に撃たれたはずなのに、致命傷には至らなかったのだろう。
最近、私の中で『ヤな人度』急上昇中だったのだけれど、まあ、それはいいわ。
副司令はやれやれといった表情で言った。
「ああ・・・碇の隠し部屋だ。」
そして、一瞬ためらいを見せたものの、扉に向かって進んだ。
その他の面々が、後に続く。
崩れかけの扉を無理やりこじ開けると、細く短い通路が続く。
その通路を抜けると、結構な広さの部屋に出た。
出入り口は部屋の中央に付いているので、通路からの視点では
部屋の奥に設置された機械が見える程度だったが、
実際中に入ってみると、部屋の壁面全面が機械だらけだ。
そして、部屋の隅においてあったモノ、これは・・・。
LCLの充満した透明の筒状の機材が二基。
中には、もう失われたと思っていた私の「器」がそれぞれ一体。
機材のふちには、ラベルが貼り付けてある。「保存用」「開封用」?
碇司令の素姓が割れてきた気がする。
「碇の・・・趣味だ。」
副司令のバツの悪そうな顔が印象的だ。渋味だけを醸し出している。
「僕は、やっぱり父さんとは、一生、理解り合えそうも無い。
もし、アスカやミサトさんの事を理解れる時が来たとしても、
父さんだけは、絶対・・・無い。」
碇君は完全に泣いていた。彼もNERVに来てから色々と辛い目を
見て来ただろうけど、この事実は、それらを凌駕するものかもしれない。
今まで偉そうにしていた自分の父親が「ただのロリXX」であったなんて知った日には、
人間の身でありながらATフィールドを展開できるくらい心の壁を
築きあげてしまっても不思議ではないと思う。
「君たち、誤解しているな。弁解するわけではないが・・・」
副司令が弁解を始めた。まあ、聞いてあげよう。
「碇の趣味は、この身体をより人間の身体に近づける事だった。それも、自分の手で。
奴はこう言っていたよ。
『我々の計画が成功しても、その後の世界がどうなってしまうのかは私にも分からない。
だが、もし、そのとき解放された魂が、拠り所を必要とするような事態があれば、
その時は、こいつを器にしてほしい。』
奴はユイ君や、惣流キョウコ君のことを挙げていたが、まあ、レイの為だろうな。」
副司令は一気にここまで喋ると、息を切らしている。
ここで絶命しても、もう彼の体に用は無いわ。
乙です。
乙です
わらった。
「リツコ君、そこにある資料に目を通してくれたまえ。」
赤木博士は紙の資料を手に取ると、驚愕の表情を浮かべた。
「これは・・・通常の人体の構成要素と99.99%一致!?」
「それが碇の努力の結果だよ。リツコ君、碇だって君の気持ちを知らんでいたわけではない。
レイの為に、君にそこまで作業させるのは、碇なりに忍びなく感じていたんだろう。
だから君には隠して・・・『かわいい』奴だろう?」
副司令が色々説明しているけど、私は、すごい器が手に入りそうな事にもう夢中。
「父さんは・・・やっぱり僕なんかより綾波のほうが大事だったんだ・・・」
大変、碇君はさっきからの動揺でもう精神崩壊してしまいそうだわ。
赤木博士は感涙に咽んでいる。
「碇司令、私が必ずこの身体に魂を宿らせて見せますわ・・・」
大丈夫よ。そんな事しなくても、私から宿ってあげるわ。
「日向君、青葉君、悪いけどこの実験台の上にレイの身体を・・・」
オペレーターズが作業にかかる。手を掛けたのは「開封用」と貼ってあるほう。
あのー、出来れば『保存用』になってるのの方がいいんですけど・・・。
まあいいわ。どうせどっちも私の器にしかならないんだし。
とうとうこの時が来た。今まで散々器を探しまくっていた苦労が報われる。
綾波レイの復活よ。
実験台に横たわった器に潜り込んでいく。何か掛け声でも掛けようかしら。
「憑依ぃぃぃぃぃ!」
私は上体を起こそうと試みる。ああ、動いたわ。
私の周りにいた日向、青葉の両オペレーターはじめ、皆口をポカーンと開いている。
私に背を向けて立っている副司令を除いて。
皆の唖然とした顔を不審に思ったのか、副司令が振り向く。
・・・・・・・・・・あっ、倒れた。
青葉二尉が副司令を抱き起こし、左胸に耳を当てる。
「副司令の心臓、活動停止!完全に沈黙しました!」
どうやら驚きで心臓麻痺を起こしたらしい。
葛城三佐の指示が飛ぶ。
「青葉君、日向君、心臓マッサージ早く!マヤちゃん、人工呼吸準備して!」
「・・・不潔です・・・」
「・・・・・シンジ君・・・命令よ。」
恐るべし冬月副司令。美味しい所を全部持っていかれてしまったわ。
必然的というか、何というか、手空きのセカンドと思いっきり目が合った。
相変わらず呆けた顔をしているが、心なしか目元に潤みが見て取れる。
怖いのかしら?そういえば人は嬉しい時にも泣くって前に碇君が言ってたわ。
今までずっと気丈に振舞ってきた彼女も、今は緊張感から解き放たれて、
いわゆる『デレ』モードに突入しているのかもしれない。
・・・さっきまでの彼女への仕打ちに少し罪悪感を覚える。正直、すみませんでした。
お詫びにといっては何だが、彼女に少し微笑んでみる。もちろん作り笑い。
セカンドは私に歩み寄ってきた。
「アンタとは、色々あったけど・・・」
彼女は、その言葉の先を言うことなく、私に背を向けると、
部屋の中を物色しはじめた。一体何を探しているのだろう。
セカンドは意の物を探し当てたらしい。
「愛媛みかん」と印刷されたダンボール箱を抱え、私の方に戻ってくる。
そして、それを私に差し出す。そんないっぱい食べられないわ。
「いつまでそんなカッコしてんの?なんか着なさいよ!」
セカンドがツンとして言った。やはりこの方が彼女らしい。
箱の中には、みかんではなく、私のプラグスーツやら下着やら制服やらが入っていた。
とりあえず私の普段着とも言える中学校の制服を着ておこう。
ひとつ確信したことがある。
機材に貼られていた「開封用」「保存用」のラベル、
そしてみかん箱に一緒に入っていた、体育着やスクール水着・・・。
副司令の説明、すべて欺瞞なのね。
当の副司令は、息を吹き返したようだが、さすがに青い顔をしている。
青葉二尉に背負われて、より良い処置が行える場所へと運ばれていった。
じいさんは、嘘つき。じいさんは、用無し。
なんとか「綾波レイ」と認識してもらえる状態に戻れた私。
こうして元と変わりない状態に戻る事が出来たのは、
多少の引っ掛かりがあるが、碇司令の趣味のおかげ。
もう一度あの人に逢うことが出来たなら、その時は言わなければならない。
あの人に、まだ言った事の無い、感謝の言葉を。
バロスwwwwwGJ
しかしいいのか感謝のことばってwww
オッテュ
乙です
本領発揮ですね。
絆 月 断絶 日
(中略)というわけで、碇司令が帰還を果たしたと
冬月副司令から連絡があったので、早速会いに行く。
感謝の言葉、気さくに「ありがとう」でいいのかしら?
それとも神妙に「ありがとうございました」の方がいいかしら?
いずれにしても言い馴れない言葉なので、ちょっと恥ずかしい。
副司令が言うには、碇司令は例の隠し部屋に篭って、人を遠ざけているらしい。
でも、私は娘なんだから大丈夫。いざとなったら副司令の許可を得た事にすればいいわ。
部屋の中に入ると、碇司令は部屋の隅に置かれた椅子に体育座りしていた。
机の天板に向こう脛が当っていてちょっと痛そうだ。
「碇司令・・・」
私の姿を確認すると、碇司令はあの顔でギョッとしていた。
「碇司令・・・その・・・あ、ありがとう」
やっぱり照れが入ってしまった。でもそんな、生きる事に対する
不器用さが私の人気の秘密の一つでもある。内緒よ。
「あ・・・こ、こちらこそお世話になりました。」
???。お礼を述べているのは私なのに、ご丁寧に挨拶されてしまった。
しばしの沈黙の後、碇司令は我に返ったのか、
「いや・・・その・・・だな・・・レイ・・・。」
何故か異常に顔を赤くしている。お礼を言われてそんなに照れくさいのかしら。
さすがは「カワイイ人」。
「済まなかったな、レイ。」
私にそう一言言うと、後は何も聞いてくれるなの一点張りだ。
まず、済まなかったと言う意味が分からない。謝るならまずは碇君にでは?
それに・・・聞くなと言われればますます聞きたくなるのが人間
・・・により近くなった「新生」綾波レイの性(さが)。
しつこく食い下がると、渋々と、自暴自棄げに語り始めた。
「当然といえば当然なのだが、レイ、お前は似すぎているのだよ、
私の妻であった「ユイ」に。私が「人類補完計画」を推し進めたのも、
ただ、「ユイに会いたい」その一念があってこそだ。」
そんなに恥ずかしがる事無いのに。それだけのためにこんな遠大な計画を
企てるなんてある意味ロマンだわ。幼児性も見えるけど。
そうか、だから皆に「カワイイ人」って言われちゃうのね。
「それでだな、わ、私も五十前の男だ。十年余の月日は長すぎた。
お前にユイの面影を重ねているうちに、その、我慢しきれなくなって、
・・・三回程、お世話になった・・・。レイ、本当に済まない。
だが、これだけは信じてくれ。使ったのは、自分の手だ。」
碇司令の説明では、肝心の「私が何の世話をしたのか」の部分が分からない。
でも、必死になって謝ってる碇司令を見ていると可哀想になってきたので、
許してあげる事にする。
とりあえず話が終わったので部屋を出て行こうとすると、
後ろで碇司令が呟くのが聞こえた。
「最低だ・・・俺って・・・。」
ちょwww
……親子、か……
α月 ○日
今日から碇君とセカンドチルドレンと一緒にあの部隊に参戦する。
私の役目は無口無感情のクールビューティ。
碇君ごめんね、冷たくして。
セカンドごめんね、貴方を冷たくあしらって優位に立つと気持ちいいの。
α月 #日
三佐とオペレーターさんの小声が聴こえた。
私のキャラはもっと微妙に人当たりがよかったらしい。
マズったわ。キャラ間違えた。
いまさら取り返しつかないわよね。このままいくしかないわ。
α月 *日
最近は3〜4機の機体で小隊を組んで行動するのが主流らしい。
で、碇君はセカンドと組んで私は別の小隊に編入。この気持ちは何?
艦長が言うことはわからないわけじゃない。でも納得できないこともある。
特にセカンドが碇君と組んでいることが。
彼女を小隊長にして碇君とは別の小隊にしたっていいじゃない。
それならバリア効果がもう一小隊に及んで便利ではないかと優等生らしく提案したら
部隊員の感情を慮ったという返事が返ってきた。
最近はできるだけカップルを組ませるのが暗黙の了解になっているんだそう。
・・・・気付いたら自爆コマンドを探している自分がいた。この気持ちは何?
6月某日
ここ最近、寝不足の男子生徒が多い。
1時間目から居眠りをする男子もいる。
話を聞いてみるとサッカーのテレビ観戦が理由らしい。
サッカーといえば
この頃「ボランチ」という言葉をよく耳にする。
昔は「ハーフ」と言っていたのだが。
乙です
サカ波レイ。
6月某日
梅雨入りした。
この季節は毎年、洗濯物の乾きが悪くなるので困る。
じつは今日はシャツが半乾きのままで登校した。
碇くんに相談してみたら「除湿器を買うべき」とのこと。
日曜日にヤマダ電気へ行ってみよう。
705の続き
「ちょっと待て、レイ。」
退室しようとする私を碇司令が呼び止めた。
「いいか、レイ。今の話は、私とお前だけの重要機密だ。
これは司令としての命令だ。いいな?」
今の話のどこが重要なのかは分からないけれど、司令がそれを命令として
下したのなら、それを漏らさないのが私の使命。
私はひとこと「はい」とだけ答えた。
「もう一つある。あの「みかん箱」、アレを見つけたのは、レイ、お前か?」
あの服の入ったみかん箱はセカンドが探してきてくれたんだっけ。
なので司令には「惣流さんが持ってきてくれました」と言うと、
さっきまで赤い顔をしていた司令の顔が、見る見る青くなっていった。
字で書くと簡単だけど、撮影してサンプルにしたい位の豹変だった。
司令は力ない声を振り絞って言った。
「で、お前はその中から中学の制服を選んでそれを着たのだな。」
その問いにも「はい」と答える。
「その箱には他に何か入っていたか?」
私は、水着・体育着・ねこみみ・メイド服・バニーなど思い出せる限りを列挙した。
「それをセカンドチルドレンは知っているのか?」
司令の声がどんどんか細くなっていく。なぜ?
打開策の思いつかない私には「惣流さんは横で見ていました」と正直に答えるしかない。
「わかった・・・。もう下がっていいぞ。」
司令の声には、もはや生気が無かった。
今度こそ退室しようとする私の耳に、またしても司令の呟きが届く。
「シンジにも迷惑を掛けるかも知れん・・・問題、大アリだな・・・。」
ゲンドウ・・・喪前って奴は・・・。
寺ワロスwwwwwwww
オッテュ
6月某日
スーパーで買い物をしているとスイカが陳列されていた。
もうスイカの季節だ。
今年も加持さんの畑からスイカをわけてもらおう。
つスイカ
6月某日
最近になってふと気付いたのだが
アスカさんはどうして中学校に通うのだろうか?
すでに大学を卒業しているのに。
6月某日
家に宅配便が届いた。
送り主は
>>718、荷物はスイカ。
短い手紙も同封されていた。
「使徒退治がんばってください。応援しています」
なぜ私の住所氏名を知っている?
なぜ私の「仕事」を知っている?
これは最近話題のファイル交換ソフトの仕業かもしれない。
伊吹マヤあたりが怪しい。注意が必要だ。
それにしても、荷物の着払いというのが組織の秘密漏洩よりも腹が立つ。
オッテュ
723 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/18(日) 09:54:43 ID:AARUSqoo
724 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/18(日) 11:19:58 ID:QZ9dW511
7月
真夏日…暑い…碇司令が服を脱いで全裸になる季節…
10月
肌寒い…紅葉…碇司令が服を脱いで全裸になる季節…
12月
寒期…寒い…碇司令が服を脱いで全裸になる季節…
4月
入卒期…ほのぼのしてる…碇司令が全裸になる季節…
あれから何年経ったの?…分からない…私は3人目だから…碇司令はいつも全裸…あれ…私…泣いてる…これが涙…?
sage進行にしようぜ、おまえらageすぎ
6月某日
梅雨。
それは雨の降りしきる時期。
洗濯物が乾かない季節。
食べ物が痛みやすくなる季節。
朝、じっとりと汗ばんだ肌の不快感に目を覚ました私は、
目をこすりながら身体を起こして、あくび一発ぶっこきながら
首の後ろをぽりぽりと掻いた。
掻くなり何かがぼろぼろとはがれて、指にまとわりついてきた。
すわ、もう肉体の限界がきたかと、目を見開いてそのまとわりついてきたブツを凝視する。
カビだった。
私、カビてるの?
かもされてるのは、私?
緊急事態につき、携帯電話にて碇君を召還。
きっかり10分後、なぜかセカンドが私の家のドアを蹴破って現れる。
鬼の形相で首根っこをひっつかまれて、お風呂に叩き込まれた。
3日ぶりのシャワーは気持ちよかった。
その旨をセカンドに伝えたら、顔を真っ赤にしてえんがちょを宣言された。
世はすべてこともなし。
乙です
うひゃー。
オッテュ
綾波日記
今日はシンクロテストを行った。
惣流さんの調子が悪いようなので、シャワーを浴びてる彼女にしぶしぶ声を掛けてみた。
彼女が入ってるシャワー室に入ったら追い返されたが、これ以上シンクロ率が低下すると大変なので、
少し手荒ながらも彼女のシャワー室へと入った。
背中を流してあげるといったのに断られた。
しかしここまで来て引き返すのも勿体無いので、手にした石鹸で彼女の体を洗ってく。
胸の辺りを洗ったら、変な声を出していた。
病気かしら・・・?
6月某日
今日はミサトさんの部屋で碇くんとアスカと一緒に学校の宿題をした。
ミサトさんの部屋にいると、ふと疑問が湧いてきた。
階級の差、年齢の差があるにせよ
同じネルフの仲間同士にもかかわらず、私の粗末な部屋と差がありすぎるのではないかという疑問・・・
碇くんにその疑問をぶつけてみた。
碇くん曰く「部屋の質を問う前に、綾波はまず自分の部屋を掃除するべきだ」
私は何も反論できなかった。
アスカが横で(・∀・)ニヤニヤしていた。
北 月 斗 日
最近、人の視線、というか碇司令の視線が気になる。
いつも監視されているような気がする。っていうか私が振り向くと
物陰に姿を隠す碇司令の存在に気付く。私が機密を漏らすとでも思っているのかしら。
大丈夫。機密は漏れないわ。私は(約束を)守るもの。
とはいえ、四六時中監視の目を気にしているのでは精神衛生上良くないので、
気晴らしに、久しぶりに第三新東京市に行ってみることにする。
今までは直通ルートを機械で移動していたので感じなかったが、
徒歩で移動するとなると結構遠い。まあ、道順は分かっているし、通路も開いているので
いつか本部が停電したときみたいに、扉を破壊したり、ダクトの中を移動する
必要は無い分、あの時よりは楽だけど。
地上に出てみると、人気はなく、辺り一面に爆発の痕跡が広がる。
そうか。二人目がここで自爆したのね。すると、辺りの住民は・・・ご愁傷様。
せっかく来たのにこれでは寂しいので、広範囲に移動を試みる。
すると、小規模ながら集落らしきものを発見する。
これは、教科書で見た戦後の日本のよう。というか、今も一応戦後といえるか。
当たってるわ、私。
荒廃してはいるものの、人々はシェルターから持ち出した非常食などで
当座を凌いでいる模様。備蓄はそれなりの量があるはずだから、先々を考えなければ
しばらくは持ちこたえられそう。
集落の片隅で、年端も行かぬ子供たちを集め、
「2015年、地球は核の炎に包まれた」とか嘘の情報を流している人を発見。
こういう人は危険だわ。あとで碇司令に報告しておこう。
きっと諜報部が派遣され、天に還されることになるわ。
こんなつまらない事をしているような人じゃ、生涯に悔い多数だと思うけど。
歩き回ったらお腹がすいてきた。
この状況でまともな手段で食料を入手するのは困難そうなので、
道の片隅で、ひざを抱えて座り込む。今私が演じているのは
「腹を減らして動けなくなり、座り込んでしまったいたいけな少女」。
きっとこうしていれば本当に親切な人か、下心丸見えな人が
食料を恵んでくれるはず。ネルフの緊急事態マニュアルにはそう書いてあったわ、多分。
そう長くない時間で、多分本当に親切な人が、私の前に袋をポンと投げると
そのまま足早に去っていった。世の中捨てたもんじゃないわね。
早速いただく事にする。袋を手に取り見ると、そこに書かれていた文字は
「ビーフジャーキー」・・・?
これは私に対する嫌がらせね。前言撤回。
本当に性格の悪い人だわ。あとで碇司令に報告しておこう。
きっと諜報部が(以下略)。
でも背に腹は代えられない。恐る恐る袋から一片を取り出し、かじってみる。
・・・美味しいじゃない、これ。肉って美味しかったんだ。
今まで、ラーメン屋さんでチャーシュー抜きを注文していた事を激しく後悔。
別にその分安くしてもらえる訳じゃないし。これからはバクバク肉を食べよう。
少し元気が出てきたので、他にも集落は無いか探検してみる。
ところが歩けば歩くほど、おおよそ人の住めそうな場所とはかけ離れていく。
諦めて戻ろうと思いかけた頃、行き倒れの老人を発見。
近寄ってみると、まだ息があるようだ。汚い小袋を大事そうに抱えている。
袋の中身は種モミだそうだ。老人の言うには、
「今ある食料はいずれ食い尽くしてしまう。そこで将来のために、この種モミを
使って米を収穫できるようにする。今日より明日なんじゃ・・・。」
今日より明日、久しぶりに人間に会った気がする。そこで老人を彼の
集落へと送り届ける事にする。稲作が上手くいった暁には、きっと
命の恩人である私の元へ盆暮れ問わず作物が貢がれてくるに違いない、うふふ。
爺さんは働き者。爺さんは用あり。
というわけで、老人を無事、彼の集落へ送り届けた。今日はもう日が暮れてしまったので
彼の好意に甘え、一晩泊めてもらうことにする。
乙です
おもすれー。
>爺さんは働き者。爺さんは用あり。
ワロタw GJ
オッテュ
6月某日
碇くんは毎日アスカのお弁当も作っている。
・・・・私の分も作ってはもらえないだろうか?
まち
鶏 月 肉 日
今日もいい天気。昨日に引き続き、荒廃した第三新東京市の
探検をする事にする。
老人に一宿一飯のお礼を述べ、帰り際にまた寄りますなどと
絵に描いたような社交辞令を交わして集落を後にする。
さーて、どこに行こうかしら。行き先は「女の勘」で決定する。
多分、葛城三佐のそれよりは当たるはずだと思うから。
周囲をふらふらしながら、徐々に集落からの距離を伸ばしていく。
しばらくそんな感じで歩いていると、地面に巨大な穴が開いているのを発見。
誰がこんなところに、こんな大きな穴を開けたのかしら。
よっぽどのヒマ人か、ただの馬鹿ね。どっちにしてもロクなもんじゃないわ。
この穴を見ていると、とある昔話を思い出した。
王様の秘密を知ってしまった床屋。当然口止めをされたのだが、
誰かに話したくて仕方ない。そこで、人に向かっては言えないので
穴に向かって大声で叫ぶ。確かそんな話。
せっかくこんな大穴があるのだから私もやってみよう。
「碇司令は、三回、私のお世話になりましたー。」
ふう、すっきりした。
やった後で気付いたのだが、あの穴の位置、あれは確か第拾四使徒、
ゼルエルがジオフロントに侵入してきた位置。あの大きさからして進入ルートと
された穴である事は間違いないだろう。だとするとあの穴は
ジオフロント上部に貫通している事になる。
と、いうことは、私の声がジオフロント内にこだましている可能性も
・・・まず無いだろうが、ゼロであるとも言い切れない。
碇司令、ごめんなさい。悪い推理が外れている事を祈ります。
気を取り直し、さらに行動範囲を広げる。
と、荒野のド真ン中に珍妙な生き物が。長○力かしら?
いや、あれはどこかで見た事があるわ。確か、葛城三佐の家にお邪魔したとき、
彼女の家にいた、温泉ペンギン。
とはいっても私は、遠目で見ただけで固体判別できるような
温泉ペンギンマニアではないので、近寄って確認してみる事にする。
「PEN2」と書かれた首輪をつけていたので、ペンペンと判明。
でも確かこのコは、洞木さんの所に預けられていたはずでは?
あの人、委員長なんて役職に就いていたくせに、無責任な人ね。
ああ、溶けちゃってるんだから仕方が無いのか。今回の件は不問にするわ。
・・・彼女が溶けるとき、ジャージ男が目の前に現れて・・・
想像してしまった。おえっ、気持ち悪。伊吹二尉やセカンドの気持ちが少し分かった。
やっぱり、どうせ溶けるならその時は碇君に現れて欲しいものだわ。私には関係ないけど。
ちなみに、このコは鳥類なので人類補完計画の影響は無かったものと思われる。
私とペンペンには、これといって特別な接点があったわけではなかったが、
今の世の中、これでも貴重なタンパク源になりそうなので、連れて帰ることにする。
肉、美味しかったし、育ち盛りの碇君も喜んでくれるに違いない。
さて、そろそろネルフ本部に帰りますか。朝、言ってしまった手前、
種モミ爺さんの所に寄る事にする。
爺さんの住んでいたテントに入ってみると・・・死んでる!
胸を背後から槍で貫かれ冷たくなっている。ああ、私の貢物が・・・。犯人は許せない。
あなたたちに今日を生きる資格は無いわ。
まあ、過ぎた事は仕方ないので、とりあえず今は帰ることにする。
でも、この槍、どこかで見たような・・・。!!!ロンギヌスの!!!
6月某日
今日は学校のプール開き。
じつは私はバサロ泳法で25mを余裕で潜水できるのだが
その秘技はまだ誰にも見せていない。
乙です
北斗展開。
746 :
745:2006/06/21(水) 06:04:16 ID:???
おつ
6月21日
午前中に霊柩車を見た。
色めきだって携帯で時間を確認すると、
11時を8分回ったところだった。残念。
オッテュ
6月某日
体育の時間はプールだった。
プールでの授業が終わり着替え終わる頃には、みんなの目が赤くなっている。
私と同じだ。
と、思っていた矢先に
「アンタはねぇ、目の瞳孔が赤いのよ!」
とのアスカの一言。
チッ。
乙。
……アスカ、読めてるんだねw
乙です
いい味だしてるなあ。
不粋を承知で訊くが、
赤いのは瞳孔じゃなくて虹彩……だよな?
>>753それは俺らに言わずにアスカ本人に言わなきゃ意味無いだろ
偏 月 食 日
第三新東京市では、身体が疲れているのに種モミ爺さんのテントに泊ったので、
その反動なのか、昨日は本部に帰還するなり倒れるように眠ってしまい、
目を覚ましたのが今日の午前十時。どうやら15〜6時間も眠っていたようね。
大切な身体なんだからもっと大事にしなければいけない。
・・・なんか、鼻を刺激する臭いがする。これは、汚臭・・・臭っているのは、私?
そういえば二日も入浴していないんだった。早速シャワーを浴びにいこう。
ふう、さっぱりしたら今度はお腹が減ってきた。
冷蔵庫を物色していると、中から昨日連れ帰ったペンペンが飛び出してきた。
・・・忘れてた。ずっと入れっぱなしになってたんだ。
体の一部に結露がみられる。この冷蔵庫、普段から冷やしすぎだったようだ。
ペンペンを碇君のところに連れて行かなきゃ。
碇君も最近ろくなものを口にしていないはずだから、きっと喜んでくれるはず。
ところで、日本ではペンギンって食用にするのかしら?
まあいいわ。食通の間では有名とでも言っておこう。
碇君は自分の部屋にいなかった。仕方なく通路をふらついていると、前から青葉二尉が
歩いてきたので、碇君がどこにいるか知らないかと聞いてみる。
「ああ、シンジ君ならアスカちゃんと、葛城さんの部屋の方へ歩いていったよ。」
と教えてくれたので、私もそちらへと向かう。
青葉二尉には、あとでお礼として鶏ガラでも差し入れておこう。
葛城三佐の部屋へと到着。中では三人で何やら話していたようだったが、
私の顔を見るなり、会話が途切れた。えっ、何?私、まだ臭かったかしら・・・。
私がちょっと居辛さを感じていると、
「ほらシンジ、自分で聞いてみなさいよ!」
セカンドが碇君の後頭部を平手で叩きながら言った。
どうやら微妙な空気は、私の「ほとばしる臭いスメル」のせいではないようだ。よかった。
「あ、あのさ、綾波って、テレパシーとか、使え・・・たり、する?」
い、碇君・・・何を言うのよ・・・。セカンドに頭を叩かれすぎて
おかしくなっちゃったのかしら?
「いや、なんか、昨日、空から綾波の声がしたような気がして。何となくなんだけど、
『碇司令』とか、『お世話』とか・・・。」
何てこと!私の心の叫びは碇君にはちゃんと届いていたのね・・・って
嬉しいんだけど、機密が漏れてしまうのは困る。私は心を鬼にして、激昂したふりをする。
「失礼ねっ!」
碇君の側頭部をグーで思いっきり叩いた。これで記憶が飛んでくれるといいんだけど。
セカンドと葛城三佐は、顔を引きつらせている。
「そんな怒るところじゃないだろ」とつっこまれたら、反論の余地も無い。
「そ、そだよね、ボクの気のせいだよね。ゴメンね綾波、ヘンな事聞いて。」
碇君は側頭部を抑え、瞳を潤ませながら、謝ってくる。とても痛々しい。
違うの、あなたが言ってることは半分正しいわ。ごめんなさい碇君、レイは悪い子です。
自分の気のせい、ということで納得しようとしている碇君の姿を見ていると、
さすがに罪悪感に責められる。これはやり過ぎだし、素直に謝る事にする。
「ごめんなさい・・・こんな時、これをあげるぐらいしか思い浮かばないの。」
と、連れてきたペンペンを差し出す。ホントにゴメンね碇君。
青葉二尉にあげようと思った鶏ガラの事はもういいから、丸ごと一匹好きにして。
「ペン・・・ペン?ペンペンじゃないかっ!お、お前、無事だったのか、良かったなあ。
また逢えて嬉しいよ!これからもよろしくなっ、ペンペン。」
へ?これからもよろしく?食べるんじゃないの?
碇君はもちろん、他の2人の表情も和んでいる。どうやらその方向で決定らしい。
「ありがとう綾波、ペンペンを見つけてきてくれて。」
お礼まで言われてしまった。碇君が喜んでくれているようなので、まあ、良しとする。
オッテュ
6月某日
今、私のクラスでは「コックリさん」が流行っている。
休み時間や昼休みになるとクラスメート全員がコックリさんに夢中だ。
碇くんやアスカも夢中である。
面白そうなので私もやってみた。
「コックリさん、コックリさん、来ていますか?」
すると、鉛筆が不思議と勝手に動く。
「いいえ」
隣でアスカが(・∀・)ニヤニヤしていた。
760 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/24(土) 14:20:22 ID:GoQoSOHL
おまえら
この報道を受けて
月曜日の銀行株(大手都市銀行)はどうなると思う?
ゴメン、誤爆した。
6月某日
じつはラーメンにはまっている。
以前、みんなと食べに行ったラーメン屋さんのニンニクラーメンの味に私は魅了されてしまった。
あれ以来、私は1人で密かにラーメン屋さんに通っている。
今日、学校で失敗したことは
前日の夜、平日にもかかわらずニンニクラーメンを食べてしまったことだ。
体から漂うニンニクの臭いはシャワーでは落とせなかった。
私の臭いに気付いたクラスメートがいたかもしれない・・・
葉月松日
茶飲み話に、先日の件を赤木博士に話したら、目の赤い部分は瞳孔ではなく虹彩なのだと指摘を受けた。
一つ賢くなった、のは真に良い事だが、
残念なのは私が幾ら言を尽くしても、それが私の聞き違いではなく、セカンドの生の発言であった事を信じてもらえなかったことである。
新誘導システムの試験の後で、赤木博士が愛用の猫耳マグカップを探していたが、私は知らない。
花月菊日
学校で先日の勘違いをセカンドに指摘したが、
途端に東北訛りのドイツ語で「ワタシ、ニホンゴワッカリマセーン!」などと言い出した。
怪しい外国人になりすまして誤魔化す魂胆であるようだった。
途端にドイツ語に切り替わったのにびっくりした碇君が事情を尋ねてきたので、
アスカの喋る事を懇切丁寧に翻訳したのだが、
「あ、綾波って冗談も言えるんだ」
などと、やけに感心したような返事が帰ってきた。
どうやらアスカの言を私の創作と解された模様。
何故?
乙です
がんがって。
方言まで再現しようとしたんだべ?
虹彩と言う言葉を覚えたので、使ってみる。
今日は学校で、水中眼鏡を付けずにプールに入り、
虹彩の周りも赤くしたら、碇君に言われた。
「今の綾波って、目からビーム撃てそうだね。」
期待に答えるため、鼻から牛乳を飲んで涙腺から飛ばしてみた。ビーム。
みんな顔では笑っていたが、明らかに引いていた。
久しぶりに自爆したくなったので、
新東京市の地下に仕掛けられているN2兵器の起動スイッチ、
通称自爆スイッチでも磨く事にしよう。
オッテュ
乙です
目の周りがかゆくなりそう。
たくさん隠し芸があるんだな
6月某日
土曜日も雨、そして日曜日も雨。
包帯でてるてる坊主を作ってみたのだが効果はなかった。
使用済みの包帯を使ったのがいけなかったのかもしれない。
乙!
残 月 悔 日
今日は碇司令に第三新東京市の現状を報告しに行く。
碇司令も忙しいのか、私を信用してか、もはや諦めたのか、私が地上から戻って以来、
私を付け回すような事をしなくなった。快適、快適。
私が穴に向かって叫んだ言葉も、碇君に断片的に聞こえただけみたいだし、
よもや「上」の年寄り二人に聞こえている事も無いだろう。
機密は守られている。安心、安心。
司令室へと向かう。途中、葛城三佐の部屋の前を通り過ぎようとすると、
ペンペンが飛び出してくる。この数日で私に懐いてしまったようだ。
私が食料にしようとしていたとも知らずに、さすがは下等動物。知らぬが仏ね。
司令室へと到着。が、中には、司令も副司令もいない。
奥の隠し部屋!そう思い入ってみるも、そこにも「保存用」の私がいるだけ。
昨日から何なのかしら、親子揃って私を避けているの?
赤木博士の研究室や葛城三佐の執務室を覗いてみても、碇司令の姿は無い。当然か。
そのまま発令所まで来てみるも、オペレーターズがくつろいでいるだけ。
例によって青葉二尉が、何かにとり憑かれたようにギターを弾く真似をしている。
きっと補完される時、彼の前に現れたのはヴィンテージもののレスポールだろう
などど想像してみる。ところで彼、本当に弾けるのかしら・・・。
冷たい視線を投げかけ、彼の前に立っていると、一曲演奏しきって満足したのか、
我に返ったようだ。私の冷たい視線ビームを、第伍使徒、ラミエルの
ATフィールドばりに跳ね返し、あの独特の子安声で
「やあ、子猫ちゃん。ボクに何か用かい?」
などどのたまっている。この人、一度、赤木博士に精密検査をしてもらう
必要があるのかもしれない。
用といえば用があるので、碇司令の所在を聞いてみる。
「ああ、司令と副司令なら、朝、何か変わった格好をして建物の出口の方へ
向かっているのを見たよ。どうだい、お役に立てたかい?子猫ちゃん。」
・・・有益な情報を提供してくれたので、子猫ちゃんについては不問にする。
あなたへのお礼は鶏ガラよりも子猫の方が良さそうね。
いつかフィフスが絞殺した子猫がどこかに(以下略)。
建物の出口の方へ向かったという事は、当然、建物から出て行ったということ。
でも、ジオフロントを隅々まで探していられるほど暇では・・・
暇なので、探す事にしよう。変わった格好をしていると言うので、
きっと目立つはずだ。一体どんな格好をしているのか興味津々。
色々と探しているのに、碇司令は見つからない。歩き疲れて喉が渇く。
そうだ、以前スパイの人がスイカを作っていた畑があるはず。
もしスイカが残っていたら、それを頂戴して喉を潤そう。
そうと決まれば善は急げよ。スイカ畑に向かって足を速める。
辿り着いてみると何とそこに、司令と副司令の姿が。いつものネルフの制服姿
ではなく、作務衣に身を包み、副司令の頭には鉢巻まで。これは・・・何?
二人が切株に腰を下ろし、スイカをほおばっている手前では、なぜか碇君が必死に
鍬を振り下ろしている。碇君は私の姿を確認すると、恨めしそうな視線を投げかける。
「綾波!・・・農具も、持たずに・・・。」
ちょっと碇君、その視線、痛いからやめてくれない?
「シンジ、お前は黙って命令通り開墾を続けろ!」
「嫌だよ!なんで僕が、父さんの家庭菜園に付き合わなきゃならないんだよ!
・・・せっかく父さんに声を掛けてもらったのに、こんなのってないよ!」
二人のやり取りは、碇君が初めてネルフに来た時の事を思い出させる。
もっとも、私は激痛に耐えるのが精一杯だったので、断片的にしか覚えていないが。
「菜園ではない、水田だ。どうしたシンジ、開墾するのかしないのか、
するなら早くしろ、しないなら帰・・・いや、帰っては駄目だ。」
乙です
ブラックですね。笑いましたけども。しかし、司令はいずこ。
そうか。碇司令も、このままではいつか食料が尽きてしまう事を危惧して、
食料の生産に着手するつもりなんだ。趣味と実益を兼ねて。今日より明日、ね。
って、こんな会話、最近他でもしたような・・・。デジャヴかしら。
しかし、スイカ畑の横に水田を水田を造るって、男が三人も集まりながら、
碇君だけが開墾作業に精を出しているのはなぜ?
「シンジには、農耕民族の血が流れている。」
・・・あなた、碇君の父親でしょ?司令も副司令も日本人でしょ?
「ああ、我々には体力が無いのだ・・・。」
要するに面倒な事はしたくないのね。碇君には一人で作業するほかに道はないようだ。
きっと地面を父親に見立てて、鍬を振るっているに違いない。
「それはそうと、どうだレイ、スイカでも食わんか?」
そうそう、私はこれを食べにここに来たんだった。ご丁寧に塩まで用意してある。
それでは、いただきます。碇君、頑張ってね。
「レイ、お前にいいものを見せてやろう。」
そういって司令は、懐から汚い小袋を取り出した。どこかで見覚えあるような・・・。
司令は得意そうに、袋の中身を少し、手のひらに撒けて見せた。やはり種モミだ。
も、もしかして人を殺して略奪してきたのですか?それではスペードと同じだわ。
「人聞きの悪い事を言うな。それは、赤木博士が新たに開発した、汎用人用決戦武器・
ロンギヌスの槍の投擲実験中の事故だ。これは、犠牲者の形見としてうば、貰ってきた。」
いくら司令でも許せない!私に送られてくるはずだった数々の貢物が、脳裏をよぎる。
「犠牲者には悪い事をした。だが、この"モミ"を手に入れたことにより、我々人類は
"飢餓の時"まで少しばかりの時間の猶予を手に入れたことになる。」
司令の自己弁護能力は、もはや、反論する気力さえ失せさせる。
でも、このやり場の無い悲しみは何処へぶつければいいの?
・・・丁度いいところに碇君が。・・・これ以上はお下劣過ぎて書けないわ。
776 :
774:2006/06/26(月) 01:19:51 ID:???
かぶってた。すみませんorz。
「帰ったら駄目だ」はいい味だしてますね。
乙
おつ
オッテュ
良作キタね
ほ
6月某日
今日は嫌なモノを見てしまった。
学校の掃除の時間、体育館裏で草むしりをしていると煙草の吸い殻を発見した。
どうやらこの学校にも不良がいるらしい。
乙
784 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/28(水) 00:46:00 ID:dHPNLYL/
乙!
アゲ なくていいからね。
786 :
な:2006/06/28(水) 00:48:21 ID:dHPNLYL/
乙!
sigh...!
○月×日 快晴
最近はツンデレというものが人気らしい。JJという女性向け雑誌によると、
さらに最近は女性からアタックし物にするというのが流行のようだ。物に
する・・・物にする・・・物にする・・・・
ということで、学校へついてから碇君を呼びだして弐号機パイロットを思い
出して、いろいろ考えたけれど、ツンデレというものはどうやら私にはでき
ないらしい。ということで二つ目のこちらからアタックして物にするを実行し
た。そうしたら、碇君はのびてしまった。
なにか間違っていたのだろうか。碇君の間合いを詰めてみぞおちにアタック
したのに・・・碇君は私の物にはならなかった。碇君が気絶してしまったので
仕方なく医務室へとつれてゆく。寝顔の碇君はとても暖かい感じがする。や
はり、女からアタックするのは間違えだったようだ。
乙です
お待ちしておりました。定番のギャグ、面白かったです。またよろしくお願いします。
乙!
> ツンデレというものはどうやら私にはできないらしい。
うん、レイちゃんよく気がついたねw
オッテュ
それ、ナイス。
GJ
6月某日
体育館裏にタバコの吸い殻が落ちていたことをアスカに話してみた。
アスカ曰く「絶対に許せない!!私が不良どもをつかまえてやるんだから!!」
とのこと。
ということで、今日の放課後は
不良をつかまえるべく私とアスカの2人で隠れながら体育館裏を見張っていた。
ところが、今日は誰も現れなかった。
うお、乙。
なんか展開してますね。
盾 月 詠 日
ビーフジャーキーによって「肉」に覚醒した私は、更なる美食を求め
日々、精進している。今日もお昼に、ネルフの食堂のメニューに、
「肉のお刺身」らしきモノを見つけ、それにチャレンジ。
薬味としてついてきた、これまた私の大好きな「ニンニク」を
お肉にどっぷりと絡め、愉悦に浸っていると、私の背後から、両手で私の目を隠し
「だぁーれだ?」
などと尋ねてくる人がいた。多少声色を変えてはいるが、隠し様の無い声質と
私の目を覆う両手が「素手でない」感触から、人物を特定。
「碇司令。」
目隠しする両手を振りほどき、振り返ると、そこにはやっぱり碇司令。
私が勝ち誇ってみせると、碇司令はちょっぴり寂しそうな顔になった。
「司令、何か御用ですか?」
私の声を聞いた碇司令がちょっとのけぞる。ニンニク臭かったかしら?
そして、私の食卓に目を遣った碇司令は、またまた寂しそうな顔になった。
「レイ、14歳の女のコが、昼食からレバ刺は無いと思うぞ・・・。」
えっ、そうなの?
「レイ、お前にひとつ、頼みがある。」
碇司令が用件を切り出した。かいつまんで説明するとこうだ。
・この間、碇君に強制的に耕作させた事で、親子仲がより険悪になった。
・でもそれは、冬月副司令が「若い者にやらせろ」と言うからだ。
・悪いのはすべて副司令。
・自分はシンジと仲の良い親子関係を築きたい。
・悪いのはすべて副司令。
・そこで、シンジに何かプレゼントをしようと思う。
・悪いのはすべて副司令。
・でも、シンジは一体何を欲しがっているのか分からない。
・悪いのはすべて副司令。
そこで、碇君が何を欲しがっているか調べつつ、悪いのはすべて副司令だと
吹き込んで欲しいのだそうだ。
そうだ、いい事を思いついた。碇君の欲しがってるものを聞き出し、
それが、私が入手できるものだったら、私からのプレゼントとして碇君にあげちゃおう。
そして、碇司令には私の欲しいものを教えておく。碇君のいらなそうな物を。
そいでもって、碇君が受け取り拒否すれば、プレゼントは私に回ってくるはず。完璧ね。
早速、碇君のもとへ突撃取材を敢行。本題に入る前に、もう一つの問題を片付けておく。
「碇君知ってる?使徒の襲来、あれは冬月副司令の所為なのよ。それだけじゃない、
各地で紛争が絶えないのも、凶悪犯罪が多発するのも、はたまた
バッジオがPKを外したのも、トッティがイミテーションをとられたのも、柳○の
シュートが決まらないのも、悪いのはすべて副司令。わかった?じゃ、さよなら。」
任務完了。これで碇君に、副司令が天下の大罪人であると印象付けられたはず。
碇司令に報告しに・・・しまった、熱弁を振るいすぎて肝心の本題を忘れていた。
既にその場を離れてしまった碇君を急いで追いかける。
今度は余計な話しをせずに、単刀直入に聞いてみよう。
「碇君、この間の農作業のご褒美に、碇司令が何かプレゼントしたいそうよ。
何か欲しいもの、ある?」
「えっ、父さんが?」
碇君は困惑した表情を隠せない。それはそうだろう、あの碇司令が、急に善人面しても
訝しがられて当然。碇君にとって、「信じられない、あんな父親」程度の存在でしか
ないんだわ。ぶざまね。それでも碇君を説得して、何か欲しいものを考えさせる。
「うーん、あの父さんからのプレゼントか・・・。」
碇君は真剣に悩みこんでしまった。
碇君、完全に沈黙してから10分経過・・・20分経過・・・
もしもし?碇君、起きてる?
「・・・あ、ぃや、並みの物じゃ、つまらないかな・・・なんて・・・。」
綾波のものじゃ、つまらない?失礼な碇君。よし、私の良さを分からせる為に、
碇君には、私が、「スイカ畑の隣の田んぼの隣の畑」で栽培を始めた、各種ニンニクセット
をプレゼントする事にしよう。
でも、どんな気持ち?お父さんからのプレゼントって?碇君に聞いてみる。
「うーん、やっぱり、『4つの、その次』かな・・・。」
・・・イカリ君、君が何を言ってるのか分からないよ。私の心を裏切ったのかしら?
「よし、あんまり高望みしても仕方ない。父さんがくれるんだったら、
S−DATのソフトが欲しいな。」
父からのプレゼントに、実は内心ワクワクしている様だけど、残念ながら碇君、
あなたへのプレゼントは既に「各種ニンニクセット」に決定してるわ。
以上の調査結果を踏まえて、碇司令に報告に行く。
「報告します。碇君の現在欲しがっているものは、食肉用の子牛を三頭ばかり。
そして、この世界の諸悪の根源が、冬月副司令であると認識させる事に成功。以上です。」
碇司令は、最初、困惑した表情を見せたが、やがて、
「子牛・・・か。ネルフの自給自足システムの中に牧畜も含まれていたはずだ、問題ない。
それにしても、冬月先生が諸悪の根源とは・・・私の言い方が悪かったのか・・・。
まあいい。よくやったな、レイ。良い結果が得られ、私も『4つの、その次』と思う。」
・・・碇司令、あなたも何を言ってるのか分からないわ。
さて、私は、各種ニンニクを収穫し、碇君に手渡しにいく。司令からのプレゼント、として。
肉牛は勿論、私が横領しておくから心配しないで。ところが、品物を見た碇君、
「父さん!裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったな!カヲル君と同じに裏切ったんだ!」
そんなにニンニクが嫌だったの・・・ごめんなさい。
乙
>>796-799 乙w
……うんうん、そうだよね、なんだかんだ言っても、パパからのプレゼントだもんね
……それだけにカワイソス
オッテュ
gj
乙かれ
ゲンドウ……「だぁーれだ?」ってw
7月某日
昨年に比べて肌が日焼けしているような感じする。
世間一般ではこの時期に肌が小麦色になるのは健康の証であるようだ。
健康・・・
正直、「健康」という言葉に少し嬉しさを感じる。
肌が日焼けした理由は
連日アスカといっしょに体育館裏を見張っているためであるのだが・・・
806 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/02(日) 14:18:58 ID:OyT0eOdI
肌弱いんじゃないかな
乙。粘ってるねw
正直なところ綾波お嬢さんの場合、日焼けすると真っ赤っかになるような気が・・・。
コパ塗ってれば大丈夫かな?
日焼けするほど日当たりのいい体育館裏でタバコを吸う
不良が陰のMVP。
7月3日
このアパート、クーラーがないの。夜中の三時だけど暑くてとても寝てられないわ。うだるって、こういうこと?
汗をかいてるし喉も乾いてきたわ。冷蔵庫は空っぽ、財布には37円。
……はぁ……寝るわ……
【わたしは、エヴァに乗るために存在しているモノ】
解っていたことだし、それが本当の事実。
でも、何かが胸に引っ掛かる。…なぜ?こんなこと考えるなんてどうかしてる。
学校でイカリ君に言われたあの言葉、
『綾波は、みんなに必要とされてるから、ここにいるんだよ。エヴァに乗るためだけに存在してるわけじゃない!綾波がエヴァに乗れなくなったとしても、僕は、綾っ…綾波が…たっ…大切だよ!!』
胸が熱い 心臓がキュゥってなる。これは何?
何ていう感情なの?
わからないけど、明日、学校に行ったら、イカリ君に「おはよう」って言ってみようかな
かき月氷日
今日はセカンドとかき氷を食べに行ってきた
楽しくはなかったけど、奢ってくれるっていうから仕方な…うん。仕方なくよ
「あんた、このあたしが奢ってやってんのにお礼も言えないわけー?」
うるさいわ、そんなこと言ってたら溶けちゃうじゃない。やっぱり練乳入りはおいしい
ごちゃごちゃ言ってるセカンドを尻目に突如かき氷を抱えてアパート近くまで猛ダッシュ
黙って一人で食べたいもの。あ、少し溶けてきちゃってる。それに制服が所々青い…走っててブルーハワイが飛び散ったんだわ。
気にせず歩きながら食べていると、なんとなく見たことあるようなないような白い人に話し掛けられそうになった。
「かきごぉ『さよなら』
振り向きもせずアパートで黙々とスーパーサイズを食べまくる。
あぁ、何だか頭が痛いわ…これが生きてるってことなのね
乙です
痛みは生きている証拠(違)。いいっす。
オッテュ
7月某日
人は見かけによらない。
「綾波さんってあんまり喜怒哀楽を表情に見せないよね」
と、クラスメートからよく言われるがそれは誤解である。
私だって嬉しいときは笑顔になるし、怒るときは本気で怒る。
ついカッとなって碇くんを殺そうしたことだってある。
アスカは人から「わがまま」と言われている。
私もそう思う。
しかし、それは一面的な見方であった。
「不良のひとりも捕まえられないで、何が使徒退治よ、何が地球の平和よ!!」
正論だ。非常に正義感の強い子なのである。
乙。
その微妙なバランスが好きです。
職人さん達
乙です(゚∀゚)このスレスキ
7月5日
寝れないわ こんな日記を書くくらいしか他にすることがないの
もうすぐ学校が始まるわね あまり行きたくないわ 昨日掃除さぼっちゃったし、委員長にしかられちゃう
前もさぼった時しかられながらいきなり浣腸されたもの
やっぱりあの子は苦手
浣腸される前に眼鏡取ってやるんだから
何故に眼鏡を取るw
やっさんか?
ん?誰の眼鏡とるの?
7月某日
登校時は快晴だったが下校時は大雨だった。
その下校時、私の置き傘がなくなっていた。
「ああぁぁあ!!」
という絶叫が近くで聞こえたので振り返ってみると
どうやらアスカも置き傘をなくしたらしい。
「なくした」というよりも「盗まれた」というのが正確な表現だろう。
やはりこの学校には不良が間違いなく存在する・・・・・・許せない。
○月×日 台風
今日は台風。嫌な一日。晴れの日は好き、曇りの日も好き、それなりに楽しい
ことがあるもの。でも雨の日は嫌。台風の日はもっと嫌… 雨漏りがするもの・・・
この間自分で直した場所からまた漏っている。しっかりとパテでふさぎ、プラ板で
がっちり固めたのに、また漏っている。もうすでにいざというときのためのセメント
は切らしている。いよいよ、この部屋も破棄する日が来たようだ。
台風はここ数日第三新東京市の上空に居座るつもりってニュースでやっていた
から、ここの破棄は時間の問題。この間見つけて置いたこの階の413号室へと
引越をした。もう長い間誰も使っていない部屋 さっきまでいた部屋と作りが全く
同じ。さようなら、私の部屋・・・ そして新しい部屋 もう雨漏りはしないでね。
乙です
え?別のスレですか?
乙
>>822 0号機と2号機で、がんばって悪をせんめつしてください。楽しみにまってます。
三鷹市・義夫君・12才
>>823 レイ、モデラーかよw
別府市・健志君・21才
オッテュ
7月某日
学校の昼休み
みんながワーワーと盛り上がって楽しそうだったので私も会話の輪に入ってみた。
「自分の意外な一面」をみんなの前で告白するというもの。
たしかに人の意外な一面は面白いものだ。
「綾波さんの意外な一面を知りたいなぁ」
私の番が回ってきたので
「私、今度、学級委員長に立候補しようと思っているの」
と、答えたらみんなから
「それは意外だなぁ・・・」
みんなから感嘆な声が漏れてきた。
特に委員長とアスカが(゚Д゚)こんな顔になっていた。
よほど意外だったらしい。
乙です(゚Д゚)
レイの委員長みてみたい
クラスはどうなるのか・・・
7月某日
七夕ということで
街のあちこちで願い事を書き記した短冊を付けた竹が飾ってある。
じつは私は他人が書いた短冊を読むのが密かに好きなのだ。
これが七夕の醍醐味であると私は思っている。
下校中、数多くの短冊を見て回ったので、家の帰宅時間が午後8時を過ぎていた。
今年の短冊もなかなか面白かった。
7月×日 晴れ
今日は晴れ、とても暑い、とても日射量が多くて私にとっては厳しい季節。
そんな中碇君が訪ねてきた。川にでも遊びに行かない?と誘われたので
ついていくことにした。太陽がまぶしいので帽子とサングラスをしていくこと
にしたら、碇君が驚いていた なにか変なのかしら・・・
川はとても冷たく気持ちがいい しばらく遊んでいると碇君が釣り竿を持って
来た。釣りをするみたい。私もやってみる。するとさっそく目がたくさんついた
魚が釣れた。ヤツメウナギというものらしい。ほかにも沢山つれた。今日の夕
食の材料が手に入ったと行って碇君は喜んでいた。
帰りに碇君の家に寄る。葛城三佐とキーの高い声がとても耳障りな赤毛がで
てきた。後者はとても不愉快だ。何しに来たという捨てぜりふを無視して碇君
のお手伝い。釣った魚を開いて調理してくれた。それを貰って私はさっさとこの
家から出る。家について夕食。とてもおいしいとてもたのしい一日だった。あの
赤毛にあったことをのぞいて。
832 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/08(土) 17:11:59 ID:bct1PlXz
>>830 八つ目ウナギには、目は二つしかないが。
オッテュ
835 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/08(土) 23:41:13 ID:WiSsttzf
ひょっとして第3新東京には、ネルフの妖しげな廃液の影響で、
「本当に目がたくさんあるウナギ」が…
7月9日
ちょっと大変。
トイレがつまって水が溢れてきたわ でもうちにはそれを解消させるあの器具がないの
あのゴム状のシュポシュポするやつ なんていうのかしら あのシュポシュポ
ドンキで買いに行ってこようかしら
トイレコーナーに置いてあるのかな… 全財産の280円で買えるかしら
買うのがちょっと恥ずかしいわ…こんな時間だし
つまったことバレバレじゃない?
でもこのままじゃ埒があかないわ わたしだってわからないように変装して行きましょ
服は制服しかないし仕方ないわね 髪は…そうそう、前にドンキで買った《イエローロングヘアー団子頭、あなたもわたしもセーラ無ン 1800円》これさえかぶればわたしだってわからないはず
よし装着完了。では、行ってきます
悪者退治に出発よ!!
乙。
装着したら目的が……ドンキすげぇぜ!
オッテュ
>>834 間違いを指摘してくれたのに、逆ギレはいけない。
1.
>>830 =
>>834 なの?
2. あれは「間違い」なの? そもそも何であんな名前がついたと思う?
目から腹にかけてのラインに白い斑点があり、それが目に見えるから
関係無いがここの綾波って素直シュールスレと同じ雰囲気がして好き
普通にいじめられてるなw
犯人は赤G(ry
847 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/10(月) 23:07:54 ID:Ou17Bq9g
ageないで欲しかったな……
屠 月 殺 日
今日は、ネルフの女性スタッフが集まって、料理会を開くことになった。
毎日毎日、同じ事を言ってる気がするが、最近、ロクなものを口にしていない
スタッフが多いので、たまには贅沢な食材を使った料理を作って、
職員たちに振舞おうというのだ。
セカンドは所用の為、遅れて参加するということだが、それ以外の、私の知っている
人達は皆参加しているので、私も張り切って参加する。集合場所は本部内の中庭。
多人数が参加をするので、そこに調理場を仮設して料理を行うそうだ。
イメージ的には、伊吹二尉なんかが料理上手そうな気もするのだが、
人は見かけによらないと
>>816にも書いてあるので、過剰な期待は避けておこう。
私は、この間、碇司令を騙して手に入れた子牛を連れてきた。
肉牛なので、どうにかして食べたいのだが、どう調理していいか分からないので、
誰か、わかる人に捌いてもらおう、と思っている。
ちなみに、葛城三佐は日向二尉を連れてきた。やはり、捌いてもらうつもりかしら?
その日向二尉、葛城三佐に誘われたのが余程嬉しかったのか、にこやかな顔をしている。
これから捌かれちゃうとも知らないで。
「日向くうん、ちょっとこっちに来てん♪」
葛城三佐が甘い声で日向二尉を招く。ほいほいと寄っていく日向二尉。
葛城三佐は、日向二尉に、あるものを手渡した。それは5羽の鶏が押し込められた鳥かご。
そして葛城三佐は、なにか小声で指示を出したようだ。仰天してみせる日向二尉。
「私達に見えないところでやってきてね。」
日向二尉は葛城三佐に言われるまま、鳥かごを抱え、とぼとぼと歩き出した。
一体何をするのか、見に行ってみる事にする。興味があるのか、伊吹二尉もついて来た。
仮設調理場から目の届かない辺りまで離れると、日向二尉は、かごから一羽の鶏を出し、
それを絞め殺した。そして、羽をむしり、包丁で捌いていく。
なるほど、鶏肉の調達を頼まれたのね。
日向二尉は、泣きながら次々と鶏を捌いていく。
・・・見ているうちに気持ち悪くなってきた。伊吹二尉は、既に周囲をゲロまみれにしている。
私はもう肉は食べれそうにない。また肉嫌いに戻ってしまったわ。
肉に、ありがとう。肉に、さようなら。短い期間だったけど、おいしかったわ。
「オレ、故郷に帰ろうかな・・・。」
日向二尉に相談された。私は本人の意思を尊重し、「なら、そうすれば。」と答える。
彼は、目を真っ赤に腫らし、本部建物内へと消えていった。さようなら、日向二尉。
調理場の方へ戻ると、私が連れてきた子牛と目が合ってしまった。
本当は食べるつもりだったが、私にはもう、肉は食べれないので、この子は飼う事にする。
生き物を大切にしていれば、きっとそのうち、いい事もあるだろう。
さて、肝心の料理の方だが、赤木博士はビーカーや試験管で不思議な調味料を調合しているし、
葛城三佐は茶色の謎の半固体(これが噂のミサトカレーか?)を加熱しているしで、
まともなものが出来上がっている気配はない。
そんなところへ、最後の希望、セカンドが到着したのだが、早々に葛城三佐に目を付けられ、
半ば強制的に、茶色の謎の半固体の味見をさせられる。
セカンドは、舌先にその半固体を少量乗せると、そのまま白目を剥いて失神してしまった。
「マヤちゃーん・・・。」
葛城三佐は、次の味見役として、伊吹二尉に白羽の矢を立てた。おびえる伊吹二尉。
当然のように断りきれず、口に異物を含める。・・・予想通り辺りはゲロの海。
もはや調理場とは思えない状態。伊吹二尉、あなたが一番不潔だわ。
二人を行動不能にし、さすがに葛城三佐も動揺を隠し切れない。
本人も味見をしているが、至って変わった様子はない。私も興味本位で一口味見をさせてもらう。
・・・・・あれ、おいしい?私の味覚がおかしいのかしら。
さらに事態は大変な事に。どこで話を聞きつけたのか、碇指令が中庭へと降りて来た。
失神&嘔吐の二人を目にすると、葛城三佐の前を素通りしていく。
さすがは司令、賢明な判断だわ。私には美味しく感じるけど。
司令は赤木博士のもとへ。
「リツコ君、調理前にその実験用具は洗浄したのかね?」
「・・・・あ・・・・。」
「せっかくLCLの海から戻って来たんだ。私はまだ、死ぬつもりはないよ・・・。」
いけない、このままでは、ネルフ女性陣の面子は丸潰れになってしまう。
私は、日向二尉の置き土産の鶏肉を串に刺し、焼き鳥でも作ろうと試みる。
これなら、そんなに致命的な失敗はしないはずだわ。
ふと見ると、司令は誰かに電話をかけている。
「シンジか。中庭に来い。命令だ。」
終わった・・・。碇君が来て、料理を始めたりしたら、もう女性陣の立つ瀬はないわ。
碇君は、姿を見せたものの、司令の急な呼び出しに、毎度の事ながらぶつくさ言っている。
「用があるから呼んだまでだ。シンジ、食えるものを作れ。命令だ。」
いつもなら駄々をこねる碇君だが、今日は喜んで命令に従っている。ああ・・・。
数十分後、碇君は見るからに美味しそうなご馳走を創りあげた。司令は、一口味見すると、
「よくやったな、シンジ。」と、珍しく碇君を褒めた。
その時の碇君の嬉しそうな顔と言ったら、今にも「チャンスタイム突入」とか言い出しそうに思えた。
よかった、これが碇親子の雪解けになるかもしれない。
私の焼き鳥は褒められたが、その他は調理人としては「用無し」だそうだ。
乙(゚∀゚)
乙!!
チャンスタイム言うなwww
乙。
仔牛の活躍に期待w
この調子だとドナドナな別れがありそうだ
オッテュ
ゲンドウ名采配ww
7月某日
「最近、綾波さんは包帯姿がめっきり減ったよねぇ」
と、クラスメートから言われるが
じつはこの頃、腰痛を患ってしまったため
外からは見えないが制服の内側では腰を包帯でガチガチに固めている。
梅雨のジメジメとした暑さの中での腰への包帯のグルグル巻きは
お腹の部分に汗疹(あせも)ができるほど過酷なものだ。
今日、赤木博士に
「エヴァが原因で腰痛になった。コクピットの改善を求める」
との意見を申したところ
「あなたの腰が細すぎるのよ」
との返答が返ってきた。
そういう問題なのだろうか?
>>858 腰痛カワイソス
コルセット使うとちょっとは楽かもよ
……でもリッちゃんの即答おみごとw
股間にマッサージ機を当てながら乗ると治るらしいですよ
乙
7月某日
学校の昼休み、相田くんが軍事兵器の雑誌を読んでいた。
ヒマだったので私も読ませてもらった。
私が雑誌を見ている最中、相田くんがずっと世界の兵器について私に熱心に説明していたようだが
私には難しくて意味がわからなかったので失礼ながらずっと聞き流していた。
放課後、ネルフへ立ち寄り赤木博士に
「私たちは戦闘時に専用のスーツは着用するがヘルメットは着用していない。安全のためヘルメットも被るべきだ」
と意見を申したところ
「ヘルメットを被ったら顔が見えなくなるじゃない。そういう細かい設定については監督に意見しなさい」
との返答が返ってきた。
顔が見えなくなる?
監督?
意味がわからない・・・・
ワロスw
漏れ達のためにもヘルメットは諦めてくれw
綾「他じゃ皆ヘルメットとか脱出用パラシュートとか持ってるもん!」
赤「余所は余所、ウチはウチ!!」
お母さん大変だなw
綾「もういいもん、赤木博士のバカッ」
赤「そんなこと言う子はウチの子じゃありません!
戦自の子にでもなっちゃいなさい!!」
>>867 思わず「なんじゃこりゃ」と言ってしまった。
7月○○日
司令が突然、何の前触れもなくアパートに訪ねてきた。
「レイ、プラグスーツをそろそろ違う色に交換しないか?」
急いできたのか、息を荒げて目を輝かせ、まるで変し…んーん。
「変えたほうが、いいのですか?」
「うむ。夏だからな。」
「わかりました、お願いします。」
そういうと、サッと帰っていった。
何だったのだろう。夏だから?夏だから衣替え?
でも色を変えるだけって…
まぁいいわ、明日ネルフに行ったらわかるはず。
7月某日
熱い。
「暑い」ではなく「熱い」だ。
学校には冷房はない。
もちろん扇風機もない。
ただ椅子に座って授業を聞いているだけで汗が流れてくる。
お肉を食べられない私には体力的にキツイ時期である。
そろそろ真剣に自分の食生活について考え直さなければいけないだろう。
ちなみに今、日記は全裸で書いている。
殉 月 哀 日
目と目が合った瞬間、恋が芽生える、そんな事、本当にあるものなのね。
どこから見ても、冴えた所はない。でも、私の心はあなたにもう夢中。
私の心を奪った相手、それは・・・子牛。
それまでは、食肉用としか考えてなかった。直前まで、食べるつもりでいた。
でも、日向二尉の繰り広げる残虐シーンを目の当たりにした後、
あなたと視線が合ったとき、私の心は一瞬にして癒された。
あなたにも名前を付けてあげよう。あなたは今日から「零号牛」。
うん、わたしの飼い牛にふさわしい名前ね。
ついでにコーラ風呂に浸して、ボディ毛色を黄色にしてしまおう。
ちなみに他の二頭の名前は、「初号牛」に「アラエル」。
間違っても「弐号牛」なんて名前はつけないわ。その「弐号牛」・・・じゃなかった、
弐号機パイロットを精神崩壊に追い込み、私の活躍の引き立て役となった
第拾伍使徒の名前を冠した牛。私のネーミングセンスもなかなかね。
残念な事に、零号牛は、異常に睡眠時間が長い。なかなか遊べる時間がない。
だから、零号牛が起動している時は、積極的に散歩に連れて行く。
零号牛はとても力持ちなので、私はその背中に乗せてもらう。
そんなときの私は、往年のスタン・ハンセンを髣髴とさせるテンガロンハットを
着用する事にしている。やっぱり雰囲気って大切だわ。
そしてBGM。零号牛は機械ではないので、ギューステレオを内蔵することが出来ない。
その代わり、紐(ブルロープとも言う)をつけたラジカセを、零号牛の首から
ぶら下げてもらっている。こんな時に聞く曲としてのお気に入りは、
不本意ながら「ASUKA STRIKES!」。なんとなくイメージが合うのよね。
零号牛の問題点は、移動速度が遅い事。私を背に乗せたその立ち姿は、
ラオウと黒王、前田慶次と松風、それに武豊とスペシャルウイークにも劣らないと
思うけれど、零号牛の疾走もとい疾歩する姿ときたら、赤木博士はおろか、
乗っている自分でさえ「ぶざまね」と言いたくなる程のものだ。
零号牛に乗っていると、ジョー樋口に「ハリーアップ」とアピールするハンセンの
気持ちが分かったような気がする。
某北斗神拳伝承者に出会ったら、「スローすぎてアクビが出るぜ」とか言われる事必至。
実際には、スローすぎて「アクビ」どころか、確実に睡魔に蝕まれる。
私がうつらうつらしているうちに、零号牛は一頭、随分遠くまで来てしまったようだ。
ここは、この間、碇君が司令に開発させられた水田。そのほとりには、
またしても司令&副司令コンビの姿が確認できる。
司令は、今度は、サトウキビ畑を作ろうと思い立ち、また碇君に開墾させようと
したのだが、身の危険を察した碇君に逃げられてしまったそうだ。
「レイ、丁度いい。その牛を使って、この土地を開墾してくれないか。」
零号牛にK型装備(開墾仕様)を施す。装備するのは、牛馬に曳かせて使用するタイプの
開墾道具。零号牛のパワーを持ってすれば、個人の趣味で行う程度の農地を開墾する
ぐらいなら、そう時間もかからないはずだ。
「ヘレフォード零号牛、起動。」
やはり雰囲気を大事にしたいので、声に出していってみる。ちなみにヘレフォードとは
肉牛の品種で、勿論零号牛の事。基本的には茶と白のツートンカラーなのだが、
零号牛は黄色になっている。いけない、あまり言うと動物愛護協会に目を付けられるわ。
ちなみに私が開墾に協力的なのは、碇司令の作ったサトウキビの、絞りかすを牛の飼料として
転化する、いわゆる「アン○ン・ハイセル」構想を目論んでのことだ。
乙です
子牛への恋。この落差がたまらない。やはり、神だね。
色々と雑学が豊富で面白いww
綾波さん、昭和の漫画とプロレスの知識どこから仕入れてきたんだw
神の復活に幸多かれ
7月☆日
さっきから小さい虫が私の周りを飛んでいる。気になって眠れない。虫、嫌いだもの。
あれは何?蝿?蚊?どちらにしたって鳥肌もんだ。
部屋の隅に電気を付けてるのに、そちらに行かず私の周りをちょろちょろと巡回してる。
奴の目的は何だろう。餌?アレが蚊だとしたら、狙っているのは私の血。
前に蚊にさされた事があるの。掻きすぎて血を出したことも。
私の心に闘志が湧いた。刺されて、なるものか。
虫除けジェットなるものは家にはない。またドンキで買いにいこうかしら。でも相手はたかだか一匹、自分で始末する。素手では無理なので、雑誌で討伐よ。
数十分の格闘ののち、勝利したのは私。
途中、隣の部屋から壁を叩く音と怒鳴り声が聞こえていた。きっと蚊を退治していたのだろう。
いい汗かいたし、おやすみなさい。
蚊に刺されると本当に痒いよね
あの建物、他に人住んでるのかw
○月×日 快晴
今日はぽかぽか暖かい日だというのに私は部屋にこもって端末いじり。どうも最近、余計なところまで
監視されている気がするので、ネルフの施設にログインを試みた。この端末だけは外部からrloginでき
るレベル5以上の人間だけが持てるマシンとカードで動く特別品。漁ってみてびっくり。葛城三佐の隠し
フォルダには碇君の生写真がいっぱいつまっていた。あんな写真やこんな写真がたくさん・・・・数枚ぬい
ておいた。そのためちょっと貧血になってしまった。
さすがに難しいかと思われた赤木博士のフォルダの暗号は解くのが難しかった。ネコの誕生日に赤木博士
の誕生日を掛けたものに碇司令の誕生日を引いたものにネルフ創立記念日を足したものが暗号だったな
んて・・・・でもこれもきっともう使えなくなる。そう思って中身を見ると、ソースコードやら作りかけのプログラム
に混じってネコの生写真、碇司令と親密そうな写真 と見ていたら、赤木博士にばれたようでとても怒られた。
でも収穫があったのでよしとする。葛城三佐はずるいと思った。ついでに碇司令のフォルダにあったファイル全て
と私の生写真をすべて消しておいた。問題が解決してすっきりした。
職人さん達乙('ー')
追 憶 編
そう、あれは私がエヴァのパイロットとしての訓練を受け始める数ヶ月前の事。
私は碇司令に、とある一室に呼び出された。
「レイ、お前にはこれから、地球の平和を守る為、人造人間エヴァンゲリオンの
パイロットとなってもらう事になる。」
碇司令は私に、正義のスーパーロボットの操縦者としての心構えとも言うべきものを
滔々と説いた。生活態度から言葉遣いに至るまで、さまざまな注文が付けられた。
正直言って私には、どうでもいい話にしか聞こえなかったので、半分聞き流していた。
適当に相槌を打っていれば、真面目に聞いているように見える、そう思っていたし、
実際、碇司令の目にもそう映っていたようだ。やはり私は、外見で得をしている。
その時の話で覚えているものをちょっと披露すると、「殲滅」という言葉の話がある。
ネルフ内部には、碇司令からの厳命で、戦闘結果報告の際、敵を「倒した」とか「やっつけた」
などという言葉を、極力使わないよう通達されている。使っていい言葉は「殲滅」「撃破」
それに「成敗」でも良いらしい。碇司令にその理由を聞いてみると、
「それらの言葉の方が、格調高そうに聞こえるから。」だそうだ。
碇司令の注文の理由には、意外とこんなものが多い。聞き流していた私は正解だと痛感。
碇司令の話はまだ続く。今度は敵との戦闘についての話。
「いいかレイ、正義のヒーロー・・・いや、お前はヒロインか・・・まあいい。
正義の味方はな、ただ戦って勝てばいいというものではないのだ。」
まず厳しく言われたのは、「敵の戦力を冷静に、正確に判断する」ということ。
確かにそれは重要な事であるし、私も納得できるのだが、碇司令は「その上で」と続けた。
「もし、敵が取るに足らない相手であったとしても、圧勝するような事はしてはいかん。
何故か?それは、もし相手が弱かったら、いくらお前が命懸けで戦っても、誰からも
尊敬や感謝をされなくなる。どんな相手でも、戦いにノーリスクということはない。
そのことをいつも頭に入れておけ。」
この狡猾さは、さすがというべきか。多分、信じてもらえないが、これは褒め言葉。
碇司令からの戦闘に関する指示は、もう一つ。「フィニッシュは華麗に」ということ。
「レイ、これを見てよく研究しよう。」
部屋に設置されたスクリーンに映し出されたのはプロレスの試合。古くて映像は汚い。
そこではアゴの突き出た日本人と、巨漢の外国人の試合が行われていた。
碇司令の解説によると、この両者では、アゴの方が実力的にはるかに上回っているそうだ。
そこで、アゴは観客を満足させる手段として、「相手の潜在能力を限界まで引き出したうえで、
自分は、それを更に上回る力を出して勝利する」という方法を採ったそうだ。
こうする事で、相手の強さを観客に認識させた上で、自分の強さをアピールする事が出来る。
これを俗に「風車の理論」と言うそうだ。
解説をしている時の碇司令の目は輝いている。碇司令、プヲタね・・・。
「私はどういう訳か若い頃、チンピラによく絡まれてな・・・。その上喧嘩には滅法弱く、
警察沙汰になると、相手はさっさと逃げてしまって、現場に残されているのはいつも
私の方だった。・・・憧れたよ、デカくて強いプロレスラーに・・・。まあ、その
警察沙汰をきっかけに、冬月先生と知り合えたんだから悪い事ばかりでもなかったがな。」
さすが碇司令、抜け目ない・・・。もちろん、褒め言葉よ。
「風車の理論」はいいけれど、これを敵とのガチ勝負の中で実践しろというの?
それは「強大な敵から世界を守った」という方が功績は上がるかもしれないけれど、
プロレスじゃないんだから、一歩間違えば自分の身が危険なんですけど・・・。
「案ずるな。お前が死んでも代わりはいるもの。」
・・・それで納得してしまっていいものだろうか?
碇司令は、さっきのもう一つの注文、敵に止めを刺す必殺技についても熱弁を振るう。
延髄斬り、卍固め、アントニオ・ドライバー、チョーク・スリーパー。
碇司令のお勧めの技は、どれも実践で使えそうな気がしない。
それからしばらくの間、私と碇司令は、プロレスの映像から実戦の研究をするという
日々を重ねた。碇司令には仕事があるので、それが終わるまでの間、私はゲームセンターや
マンガ喫茶で時間を潰す。でも、ゲームは私の性に会わない様なので、専らマンガ喫茶へ。
その漫画の中でも、私は恋愛モノなんかより、非現実的な少年漫画の方に惹かれた。
キン肉マン、聖闘士星矢、北斗の拳、と言った定番もよかったが、実は私のお気に入りは
魁!!男塾。あの漫画のおかげで、私は「人間爆弾」や、「人は死んでも容易に復活する」
といった、一般的には間違った価値観を植え付けられた気がする。
でも、後になって考えてみると、今挙げた二つ共、私は成し遂げているのだから不思議だ。
ちなみに、北斗と男塾を読んで、私が密かに中国行きを考えていた事は内緒だ。
そうそう、ゲームセンターに置いてあった、男塾を題材にしたパチンコを打った事が
あるのだが、その台には「男塾魂」が全く感じられなかったわ。
漫画の話はさておき、碇司令とのプロレス研究を進めるうちに、私は、資料映像の中に
衝撃的な戦いぶりを目にすることになる。最初から最後まで、たぶん無計画に暴れまくっている
ファイトスタイル、目の前のものをすべて排除しかねない破壊力。
そんな戦いを見せる男の名を「スタン・ハンセン」といった。
彼の暴れっぷりの前では、先に挙げた「風車の理論」も、その暴風に羽を壊されてしまいそう。
碇司令は、この映像が過去のものであるにもかかわらず、手に汗握って見入っている。
そして、ハンセンが攻勢に出るたびに怒り、劣勢に回るたびに喜びの表情を見せる。
碇司令、単なる猪木信者だったのね・・・。
私は、このハンセンの戦いぶりに魅了された。そして、いつか必ず来る「私が実戦に向かう時」
には、作戦に従う事を優先しつつも、こんな狂気に満ちた戦いをしてみたい、そう思った。
私は結構プロレスが好きになって、碇司令との研究も楽しくなってきた。そんなある日、
待ち合わせた部屋に、いつもより早く着くと、中から声がするのでそっと覗いてみると、
アゴを突き出し、手招きする格好をしながら「何だコノヤロー」などと言っている碇司令の
姿を見てしまった。碇司令、さすがにこれには褒め言葉は見つからないわ。
『あごの突き出た日本人』に吹かせて頂きました
乙です
女の子なのになんでだろと思っていたけど。そういう事でしたか。なるほどね。
面白いと思いつつ、しみじみさせていただきました。
オッテュ
乙
職人さん乙カレー
因みに猪木は日系ブラジリアンだとか何とか・・・てかゲンドウwww
GJ
猪木はブラジル系日系二世さんですな。
最近まで「アグネス仮面」愛読してた関係で、特によいお話でしたですよ。
あのなアニータ仮面、ブランコ発電は正直本気でどうかと思うんだ。
猛 月 牛 日
零号牛の角の具合が、今一つみすぼらしいので、赤木博士に相談に行く。
この貧弱な角は、どうにかならないものかと持ちかけると、
「このコはまだ子牛なんだから仕方ないわ。」
と、至極真っ当な答えをもらった。それでもどうにかして、と食い下がると、
角だけに作用する成長ホルモンを注射してくれると言う。赤木博士はとっても都合のいい人だ。
そしてその注射を打ってもらうと、これまた都合のいいことに、
見ているそばからグングンと角が伸びていき、60p位の、弧を描いた立派な角になった。
ノコギリクワガタの立派なやつを「水牛」と呼ぶ理由が分かった気がする。
とても格好よくなった零号牛を連れて、意気揚々と牛小屋のある中庭へと戻っていると、
前方にセカンドの後姿が。今度はまた都合の悪い事に、何故かプラグスーツを着ている。
その赤いプラグスーツが視界に入り、零号牛が反応してしまった。
私は必死に手綱を押さえたけれど、さすがに牛の力には勝てない。
自分の状況もかなり危ないのだけれど、人事のように、とある「やり取り」が脳裏に浮かんだ。
「ダメです、制御不能です!」「まさか・・・暴走?」・・・くすくす。
これは「暴走」と言うより、牛の「本能」ね。
手綱を振り切って、セカンドへと突進する零号牛。
「危ない、避けて!」とセカンドに声を掛けるも、時既に遅く、私の声に振り向きかけた
セカンドに、ハリケーン・ミキサーが炸裂。
さすがに、これはいけない。私は、被害を最小限に食い止めるべく、持っていたタオルで
零号牛に目隠しをする。視界を奪われた零号牛は、今度は混乱して暴れだす。
もう、ちょっとした、と言うか本格的なロデオ状態。ちょっと、どこまで行く気?
いい加減止まりなさい、という私の願いは、いとも簡単に壊される。ダメなのね、もう。
私が零号牛にしがみついている間に、騒ぎを聞きつけて研究室から飛び出してきた
赤木博士と伊吹二尉が、セカンドを保護しているのを肉眼で確認。よかった・・・。
・・・で、私はどこまで連れて行かれるのかしら?
零号牛はネルフ施設を飛び出し、例のスイカ畑の脇にある、農業用水の溜め池に
はまったことで、やっと止まった。文字通り頭を冷やして落ち着いたのね。
零号牛にしがみついていた私は、巻き添えを食らってびしょ濡れ。
なぜ私がこんな目に遭わなきゃならないの?セカンドなんて放って置けばよかった。
零号牛が溜め池に飛び込んだのが、あまりにも突然の事だったので、私は水を
飲み込んでしまった。ゲホゲホいいながら水を吐き出していると、口から茶色の塊が
飛び出してきた。これは・・・タガメ?
こんな身近なところに、こんなレアな水生昆虫が生息しているとは思わなかった。
今度、専門的に採取して、ペット屋さんに売りに行こう。きっと、もっとよく探せば
ゲンゴロウやミズカマキリなんかも採れるはずだ。
そんなこんなで零号牛を牛小屋に連れ戻し、私自身もシャワーを浴びで泥の臭いを落とす。
さすがに少しは罪悪感を感じているので、セカンドのお見舞いに行く。
幸か不幸か、セカンドの体に接触したのは、角の曲がった部分だった事、それに、
変に抵抗しないで素直に弾き飛ばされた為、思ったほどの重傷には至らなかったようだ。
セカンドには思いっきり罵倒された。反論の余地もないのだが、言われっぱなしは悔しいので、
「エヴァに乗るわけでもないのに、赤いプラグスーツなんか着てるのが悪い。」
と言い返してみる。自分でも分かっているが、これは逆ギレ。自分でもタチ悪いなと思う。
セカンドが言うには、換えの服を全部、碇君が洗濯してしまったんだそうだ。
まだそんなこと碇君にしてもらってるの?と問い詰めると、下着以外はすべて任せているらしい。
ちなみに葛城三佐の洗濯も、碇君が受け持っているらしい。
ひどい人達。碇君が一番洗濯したいのは、多分、下着なのに。
乙
同情ポイントもひとあじ違うなw
乙です
絶妙。
乙
コーラ吹いたwww
乙かれ
シンジ救われねーなw
オッテュ
と言う間に残り100を切ったな・・・
なんかサミシスorz
帰 月 省 日 (
>>849 参照)
この間、故郷に帰っていった日向二尉から、私宛の手紙が届いた。もちろん伝書鳩で。
レイちゃん、お久しぶり。僕は今、故郷である、新潟県の「第四新チャーザー村」
に来ています。ホントは「千谷沢村」といって、20世紀半ばには一度、周辺の町と
合併して、千谷沢村自体は消滅したんだけど、セカンドインパクト後に再度、独立して、
正式名称「第四新チャーザー村」となりました。
まあ、チャーザー村豆知識は、その辺にしておいて。
久しぶりの故郷なのですが、この村、誰もいないのです。
それが、サードインパクトの影響なのか、それとも、ただ単に過疎化が進んだだけなのか
分からないのが、この村の怖いところでもあります。
周りを見渡しても、馬、牛、それに鶏しかいません。これらの家畜も、世話をする人間が
いないため、常時放牧状態。いずれ野生化してしまうかもしれません。
もう、「パターン青」でもいいから、何か他の生命体に逢いたい気分です。
そんな状態で・・・言い辛いのですが、やっぱり僕は、ネルフに戻りたいです。
つきましては、レイちゃんにお願いがあります。
碇司令をはじめ、その他の皆さんに、とりなして貰えないでしょうか。
こんな事を頼めるのはレイちゃんだけなのです。どうか、よろしくお願いします。
吉報を待っています。
これは面白い事になってきた。司令への連絡は後にして、とりあえず早く帰ってきてもらおう。
伝書鳩さん、もう一回頑張ってね♪
「カツラギキトクスグカエレ」
というわけで碇司令に報告。日向二尉が復職を願い出ておりますが、いかがします?
「そういえば、最近顔をみないと思ったら、日向君は退職していたのか?」
し、司令・・・それはあんまりだわ。
「では、日向君は『出戻り』という訳だな?」
碇司令はそう言うと、ニヤリと笑った。何かよからぬことを思いついたようだ。
元々、狂気染みた面を持っていた碇司令ではあるが、サードインパクト後の司令は、その狂気が、
完全に「おバカ」方面にシフトしているので、何をやらかしてくれるのか、楽しみだ。
まあ、碇司令の場合、日向二尉が退職していた事すら知らなかったようなので、
彼が居ようと居まいと、どうでもいい事なのだろう。哀れな日向二尉。
ちなみに、同席していた「ネルフの良心」冬月副司令は、日向二尉が復職の意思を
示している事を伝えると、事のほか喜んでいた。よかったわね、日向二尉。
次に、同僚のオペレーターさん達に話しに行く。
まずは伊吹二尉に話を伝えると、
「へえ、そうなんだ。私の負担が軽くなるのは助かるけど。」と、素っ気無い答え。
・・・この人には赤木博士がいれば、あとはどうでもいいのね。話した私がバカだった。
続いて同様に、青葉二尉に話しかけると、こちらは意外と好感触。
「エッ、日向さん戻って来るんスか?いやー、一人減って大変だったんスよ。助かります。
でもねえ、あの人、休憩時間とかに漫画読んで、声出して笑うんスよねー、いい歳して。
それだけが、どうしても気になっちゃって、ねえ・・・。」
青葉二尉、それは周りの目からしたら、あなたのエアギターも一緒だわ。
どうも分かっていないようなので、正直に教えてあげると、彼はしょんぼりとしてしまった。
さて、最後に、日向二尉を退職に追い込んだ当事者にして、直接の上司の
葛城三佐。時折、厳しい面を見せる人なので、どういう反応を示すかちょっぴり不安。
ところが、意外にも日向二尉のその後を気に掛けていたようで、安堵の表情を見せる。
そりゃそうだ、オペレーター職の人に、鶏の解体の強要なんてしたら、その上司が嫌になって
逃げ出しても仕方ないだろう。しかも5羽も、それも業務外で。
これで今日の私の任務は、完了といっていいだろう。
あとは、日向二尉が帰って来るのを待つだけだ。それまでに皆が忘れてないといいけど。
オッテュ
乙。
次回 「ゲンドウ悪巧み」 wktk
乙です
いつも笑いをありがとう。
いるいるこーゆー人www
ワクワクテカテカ
イイネ
★月☆日
最近プラグスーツがきつくなった気がする。胸に圧迫感が。胸、大きくなるのかしら
中学生だからねえ。
屈 月 辱 日
ネルフの入り口近くの公園で砂遊びをしていると、故郷から帰ってきた
日向二尉を発見。早速近寄って話しかけてみると、深刻な表情で、葛城三佐について
尋ねられた。ひょっとして、「カツラギキトクスグカエレ」のことかしら?
「あれは嘘」とは言わず、「ここ2〜3日がヤマらしい」と教えておく。
また面白くなりそうな材料が増えたわ。
日向二尉は、自分の荷物以外に、一頭の牛を曳いていた。私がまじまじと見ていると、
「これはお土産だよ。レイちゃんには世話になったからね。」
これは凄いわ!外国種の零号牛なんかとは違う、本物の黒毛和牛じゃない!
・・・肉牛を四頭も独占か・・・その気になれば世界を滅ぼせる・・・わけないか。
とりあえず、日向二尉には、休憩所で待っていてもらい、私は日向二尉が帰って来た事を、
碇司令に報告しに行く。司令は、自分の部屋で雑務をこなしていたので、日向二尉をここへ
連れてきましょうかと尋ねると、ここではなく発令所の方に通せ、との命令。
休憩所に戻り、日向二尉にこの旨を伝え、ともに発令所へと向かう。
日向二尉は、不安と期待の入り混じった表情を浮かべているので、私は「平常心で」と
ナイスなアドバイスを送る。そういえば、この間の手紙には「何か他の生命体に逢いたい気分」
と書いてあったので、日向二尉をリラックスさせる意味で、私のとっておきに逢わせてあげよう。
「パターン茶、タガメです!」
なぜか蔑んだ目で見られた。・・・悔しい。
発令所に着いてみると、そこには既に碇司令の姿が。
「よく戻ってきたな、日向二尉。」
碇司令は厳しい顔をしている。でも、この顔は笑いをこらえてる顔。司令と過ごした時間の
長かった私には、わかる。口元が引きつっているもの。
「と、言いたいところだが、君には、ネルフに対する忠誠の証を見せてもらおう。」
私が考えているほど、ネルフは甘くない、か。
碇司令の言い分は、一度、組織を離れた者に対する要求として、理不尽なものではないと
思うが、存在自体が理不尽な碇司令のこと、さて、何を求めるやら。
「聞くところによると、君は、第四新チャーザー村の出身だそうじゃないか。・・・・・やれ。」
いきなり「やれ」と言われても、何をすればいいものか、日向二尉は戸惑いを隠せない。
「チャーザー村出身、と言えば、アレしかないだろう。」
やがて、何かに思い当たったのか、日向二尉は、曇った表情で弁明をはじめる。
「い、いや、第四新チャーザー村の出身と言っても、僕が生まれたセカンドインパクト前には
まだ、「第四新チャーザー村」として、独立していなかったわけで・・・。」
「・・・・・そんな事はどうでもいいのだよ。」
碇司令に理屈など通用しない事を悟ったのか、日向二尉は、観念した表情で言った。
「ごめんなさい、第四新チャーザー村出身、というのは「嘘」なんです・・・。
ホントは下町出身で、ここを飛び出した後は、錦糸公園で野宿してました・・・。」
私、騙されてたのね。そういえば、新潟から帰ってくるにしては、随分早いと思った!
「・・・・・語った嘘は、元には戻らない。だが、人の口で誤魔化し通すことはできる。
さあ、どうする日向二尉。やるなら早くしろ、でなければ、帰れ。」
日向二尉が、口で碇司令に勝つのは無理そうだ。彼に出来るのは、やるか、帰るか。
第三の選択肢は見つけ出せそうにない。
「・・・やります・・・僕が、やります!」
日向二尉は意を決したようだ、というか、他に選択肢がない事を悟ったようだ。
心なしか、彼の瞳が潤んで見える。そして、発令所内に沈黙と緊張感が張り詰める。
この期に及んで、私には、何を「やる」のかわからない・・・。
日向二尉は、胸に手を当て、呼吸を整える。そして、唾をゴクリと飲み込むと、
両手をYの字に拡げ、甲高い声で言い放った。
「・・・こ、こ、・・・こん平でーーーーーーーーす・・・。」
次の瞬間、沈黙を破り、発令所内に笑い声が響き渡る。
「・・・う、ウケた・・・のかな?」
日向二尉は、おめでたい人だ。嘲笑というのよ、これ。
碇司令が、拍手をしながら、日向二尉に声を掛ける。
「おめでとう。」
それに続き、発令所内の各人からも「おめでとう」の声が掛かる。
日向二尉は、それに対して「ありがとう」とか、一々応えているのだが、
自分が「おめでたいヤツだ」と言われている事に気付いてないのかしら?
そして、葛城三佐が日向二尉に声を掛けた。日向二尉はキョトンとした表情で、
「あれ、葛城さん、危篤だったんじゃ・・・。」
葛城三佐と日向二尉の視線が私に向けられる・・・。ピーンチ!
「葛城三佐は『奇特』な人。自分で日向二尉を追い詰めておいて、それを自分で
心配しているんだから。」
語った嘘は、元には戻らない。だが、人の口で誤魔化し通すことはできる、碇司令の
言葉を、そのまま実践してみた。悪戯っぽい笑顔まで添えて。
ここで、日向二尉に、初めて安堵の表情が戻った。
「よかった、皆に笑ってもらえて。僕はここに居てもいいんだ!」
この人、碇君になりたいのかしら?・・・まあ、よかったわね、
と、いうところに、碇司令が水をさす。
「・・・ときに、日向君、君の業務内容だが・・・。」
「え?オ、オペレーター業務をやらせて貰えるんじゃないんですか?」
「まずは、レイの飼っている牛の世話、という所からで、どうかね?」
「・・・・・・・・・・」
乙です
芸人好きですね。マコトカワイソス。どんでん返しの連続。そしてオチはそこですか!GJ!!
大好きです。
腹痛いw
牛
オッテュ
今思うと日向の活躍シーンってマトリエル戦だけだよね
活躍かどうかは置いといてww
こん平ww
雑 月 用 日
♪朝はーやく 飛び起ーきて 朝露踏ーんで 牛を追うー
こんなカリンカな生活を送っていた私だが、日向二尉という使用人のおかげで、
牛の世話から解放された。寝ワラを上げたり、餌をあげたり、放牧したりで、
一人で作業するのは結構大変だったので助かるわ。
でも、日向二尉には、一人で作業してもらうつもりだ。それがNERVペナルティ。
ところが、何気に日向二尉も楽しんでいるようで、笑顔で作業を続けている。
「ねえ、レイちゃん、何でこの牛は不自然に黄色いのかな?」
それは零号牛だから、と答えると、よくこんな黄色い牛見付けたね、と感心される。
あんたバカァ?おっと、キャラが違った。そんなの染めたからに決まってるでしょ!
「じゃあ、こっちの初号牛も、紫色に染めようよ。」
実は、それについては私も考えていたのだが、面倒臭いので実行していなかっただけなので、
特に反対はしない。日向二尉、アンタもスキね・・・。
日向二尉は、私の同意を得ると、毛染めを探しに、建物内へと消えていった。
紫色の毛染め、年配女性の中には、たまに使っている人を見かけるけど、ネルフ内部に
そんなもの使ってる人、いるのかしら?まあいいわ、私は砂遊びをしながら待つ事にする。
待つ事、二時間。大きな袋いっぱいに荷物を抱え、日向二尉が戻ってきた。
こんなに人を待たせて、何やってたんだろう。日向二尉に問いただす。
紫色の毛染めを使っている人間は、さすがにネルフ内部にはいなかったようだ。
そこで彼は、青+赤で紫になるのでは、と考えた。青に近い髪の色をしている人として、
まず、葛城三佐のことを思いついたので、彼女に尋ねてみたが、これは地毛の色だという。
「んで、次に思いついたのが、『青』と言えば青葉君!でも残念ながら、これもハズレ。」
・・・ホントにバカね。おっと、キャラが違った。なんて貧困な発想なの?やっぱり彼は
錦糸公園で野宿しているべきだったのかもしれない。もちろん、体が冷たくなるまで。
まさかとは思うが、次は、赤毛の人を捜してセカンドに「これは地毛だから」とか
言われているのでは?と思い、恐る恐る日向二尉に尋ねてみると、素っ頓狂な顔をして
「えっ、どうしてわかったの?」
・・・つくづく期待を裏切らない人だ。
「でさ、よくよく考えてみたら、レイちゃんの髪の色って青系じゃん。」
先に言っておくけど、これは地毛よ、多分。まさか、私の部屋を物色したりしてないわよね?
「いや、さすがに無断でそれはヤバいかなと思って、かわりに、ネルフ随一のアヤナミスト、
碇司令に話を聞きに行ってみたんだ。」
碇司令が、日向二尉の話に耳を傾けるハズがない、と思って聞いていたのだが、
案の定、「レイが毛染めを必要としている」という事にして、話を聞き出したらしい。
すると、司令からは「赤木博士に聞いてみろ」との答え。博士、最近、便利屋ね。
「碇司令の言葉を信じて、赤木博士に聞きに行ったさ。そして貰えたのが、コレ。」
日向二尉が得意気に大きな瓶を取り出した。その瓶に入っていた液体は、毛染め液ではないけれど
ネルフ内で私の体(要するに、水槽の中でいっぱい泳いでいたアレ)が造られた時に、
私の髪の色の素として使われた薬品で、染料としても使えるものだという。
そして赤木博士の元で、赤の毛染めも入手する事が出来たという。
何でも、博士が反抗期を迎えた14歳の頃、赤毛にしていた時期があるらしい。
なるほど、三十路を迎えてのあの金髪も、そんな過去を聞くと、ある意味納得。
揃った二色の毛染めを、日向二尉が調合し、初号機カラーを作り上げる。
ペンキや絵の具と違うので、染め上がるまでどんな発色になるか、わからなかったが、
一時間後の初号牛は、エヴァ初号機の前に立っていたら、保護色になるのではと思う程
初号機カラーに染め上がっていた。凄いわ、日向二尉。この調合、ペンキ屋さんも真っ青ね。
日向二尉の次の業務として、碇司令に報告しておこう。
「じゃあ今度、僕の連れてきた黒毛和牛は何色に染めようか?」
アレは黒のままでいいわ、参号牛にするから。
参号牛に死亡フラグww
乙(゚∀゚)
狂牛病かwww
オッテュ
建 月 設 日
私の飼っている牛たちが入居している牛小屋だが、元々は物置か何かに
使われていた、古い小屋に少々手を加えただけのものなので、実は結構
老朽化している。零号牛たちの前でそんな顔は出来ないが、本音を言えば
私も、あの汚い小屋に入るのはちょっと嫌だったりする。
そこで、碇司令に頼み込んで、新しい牛小屋を建てる予算をとってもらう事にした。
「国が一つ傾く程の金額でなくてもよいので、牛小屋予算を組んでください。」
目に入れても痛くない、かわいい私の頼みなら、きっと司令も聞いてくれるだろう。
ところが、予想に反し、司令は浮かない表情。えっ、どうして?
「あのなあ、レイ。サードインパクトにより、ネルフ本部が被った被害さえも
回復しきれてない現状で、さすがに牛小屋に金をかけるとは言い出せんよ・・・。」
碇司令にとっては、私の牛よりネルフの方が大切らしい。裏切られた気分だ。
資金繰りと、本部の改修箇所の優先順位付けに、頭を悩ませている碇司令の姿は、
「司令」というより、どこぞの「中間管理職」といった様。哀愁を漂わせている。
仕方なく、悲しげに背中を丸めて、碇司令の前を立ち去ろうとすると、
「・・・わかった。レイ、牛小屋の件については、何とかしよう・・・。」
まるで娘にはからっきし弱い父親のような碇司令。この人はカワイイ人なんですね。
「私が段取りをするから、お前は牛小屋の前で待っていろ。」
碇司令の指示通り、牛小屋の前で待つこと十数分。新しい牛小屋に想いを馳せていると、
私の前に現れたのは、ねじりはちまきに、はっぴ、地下足袋といういでたちの碇司令。
「・・・・・金を回すことは出来ないから、私が建てる・・・・・。」
碇司令は、現在の牛小屋から、小屋二件分くらい離れた場所で、測量を始めた。
素人がやっているにしては本格的。どんな小屋が出来るか楽しみだ。
ワクテカ(゚∀゚)ワクテカ
オッテュ
○月×日
ネルフ本部の奥にある、私のスペアボディが貯蔵してある『水槽』。
別に用はなかったし、立ち寄る気もなかった。
ただ、足が偶然その方向に向いただけだった。
あの部屋は相変わらず薄暗く、水槽の明かりがたくさんの私の顔を照らしていた。
ふと妙な視線を感じたので、水槽をよく覗いて見たら、
茶髪で髪が内ハネしてない私と目があった。
気味が悪くなったので赤木博士に報告すると、突然変異だと言われる。
私の内ハネは遺伝なのか。誰からもらったのだろうか。
クセっ毛の少ない本部で考えた今日。
○月×日
突然変異の様子を見に行く。
突然変異は水槽のへりにしがみついて頭を出し、
すごい裏声で「パンとパンツよこせ」と要求して来た。
いつの間に言葉まで覚えたのだろうか。賢い子。
だが、あいにくオレンジでストレートなカツラしか持っていなかったので、
それで我慢してもらう。
カツラをはこうとする突然変異に、カツラの存在意義を説明し、かぶせる。
突然変異はしばらく難しい顔になったかと思ったら、
「がうりぃ……あめりぁ……なーが?」
楽しい。
○月×日
何だか話し相手が見つかったような気がしたので、突然変異を見に行く。
急いでいたら、曲がり角で碇君と頭をぶつけた。
案外痛くないものだと納得したが、碇君は悶絶していた。
それをひとしきり観察した後、飽きた所で介抱。だが碇君は、
「……綾波って、すごい石頭だね。」
時々失礼な人。
それはそうと、突然変異がいなくなっていた。
驚いて赤木博士に脱走だと伝えたが、
「引き取り手が見つかったの。」
なんだそれ。
○月×日
転校生が来る。『霧島マナ』14歳。
転校初日だと言うのに、碇君と仲よさそうだ。
何だかとてもじれったい気持ちが湧き上がり、
むやみにイジめたくなったので、隙を見て後頭部にチョップ。
初号機に噛み付かれた時と同じくらい痛かった。すごい石頭。
ひとしきり悶絶した後、碇君と霧島さんに変な目で見られているのに気がつく。
一時撤退し、弐号機パイロット相手に愚痴る。
もの凄く迷惑そうだったが気にしない。愚痴る。
霧島さんのあだ名決定。
『鋼鉄』。
そう、彼女は
『鋼鉄のガールフレンド』
それにしても、どこかで見たような。
つスレイヤーズ
>>937 おお、「リナレイ」ってやつの語源になったアレですか?
>>938正解。
因みに元ネタは自分のちびホムンクルスを大量に造った場面かと
940 :
938:2006/08/02(水) 00:47:21 ID:???
遅くなったけど、ありがとう。
乙(゚∀゚)
観 月 賞 日
碇司令が建てている、新しい牛小屋の予定地は、周りを囲われてしまって、
立ち入り禁止区域とされている。作業を手伝わされている碇君や、
スーパーバイザーの冬月副司令が出入りしているのは、よく見かけるが、
私が「見せて」と碇司令に頼んでも、「危険だから」の一点張りで拒否されてしまう。
まあいいわ、完成までのお楽しみにしておこう。
特に急ぎの用事とかもないので、久しぶりに音楽鑑賞でもしようと思う。
でも、自分の手持ちCDは、ある程度聞き飽きているので、誰かにオススメCDを
貸してもらう事にする。
まずは碇君。ところが、碇君の持っている音源は、すべてS−DATばかり。
2015年現在、そんなフォーマットの再生機器を所有している人は、ごく少数。
当然、私も持っていないので、碇君から借りるのは諦める。
次にセカンドに当たってみる。
「これなんかどう?」と差し出されたCDは、ジャケットも何もない普通のCD−R。
ちょっと、これ、著作権とか問題あるシロモノじゃないでしょうね?
「大丈夫、大丈夫。」というセカンドの言葉を信じ、ちょっと聞いてみる。
収録されていた曲は、色んなジャンルの曲がミックスされたもの。一貫性がないので、
好き嫌いのはっきり分かれそうなものだが、そのぶん、面白みもある。
私には面白く感じられたのだが、そのCDのプラケースの裏側を見てみると、
「天才・アスカ様作曲」とマジックで書いてあるではないか!
こんなもので感性を刺激されるのは、私にとって恥辱でしかないので、即、返却。
音楽といえば青葉二尉!と思い立ったのだが、彼もセカンドと同じようなもので、
自分で演奏したギターとか、酷いものになると、「エアギターに合わせて、自分の口で
演奏したのを録音」しただけのものまである。却下。
どうも私の好みを直撃するようなものがない。この際だから、意表をついて
冬月副司令の部屋を覗いてみる。
「お前の好みに合うものなど、私は所持していないぞ。」
演歌、浪曲、詩吟、落語・・・。やはり爺さんは用無しね。さようなら、爺さん。
「CDを探すなら、碇の所へ行ってみてはどうだ?何やら沢山持っとるぞ。」
私が部屋を出る際に、副司令がそう教えてくれた。
ありがとう、爺さん。遺言だと思って信じてみるわ。
そんなこんなで司令室へ。碇司令は、牛小屋の建設現場に行っているので、
悪いけど、気に入ったものがあったら、黙って拝借する予定。
今まで意識した事はなかったが、よく見ると、この部屋、物凄い数のCDが散乱している。
早速、その一角から物色し始める。えーと、なになに、
「サムライ街道」、「俺の花だよ月見草」、「オマリーの六甲おろし」・・・。
何だこれ?何だこれ?何だこれ?・・・・・よくわかんないや。
こんなマニアックなモノしかないのかしら?
ふと見ると、気になるジャケットを見つけた。表面に「×」と大きく書いてある。
試聴してみると、とても速いテンポの、いわゆる「ヘビメタ」だ。
ボーカルは・・・歌声と言うより、首でも絞められて、苦しんでいる叫びに聞こえる。
私的には・・・やっぱり「×」だ。これも、碇司令の趣味の範疇なの・・・?
何枚かのCDを試聴しているうちに、とてもいい曲を発掘した。
でも、歌詞がこう、ちょっと暗い感じで、いちいち私の気に触る。挙げてみると、
「背中には羽がある」・・・・・・エヴァ量産機じゃあるまいし。
「私は自由を知る為の聖書」・・・私はあなたの聖書じゃない。
「女神なんてなれない」・・・・・だって、私って、「女神」だもん。
でも、とってもいい曲なので、気になってジャケットをよく見てみる。
曲名は「残酷な天使のテーゼ」。その下に小さく何か書いてある。
・・・「新世紀エヴァンゲリオン主題歌」・・・えっ・・・?
メ……メタ展開っ……!!
オッテュ
946 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/03(木) 04:51:24 ID:5LiPJmi5
GJ!!そして乙
>>943 > 「サムライ街道」、「俺の花だよ月見草」、「オマリーの六甲おろし」・・・。
ゲンドウよ……
一瞬尾崎豊かと思った
949 :
924:2006/08/04(金) 20:38:24 ID:???
エヴァ・クロニクルのスレ見てたら、エヴァの3・4号機は
数字表記が正しいらしい事が発覚(しかも基本とか書かれてた・・・)。
浅学に赤面しつつ、最後の一文を「3号牛」に訂正します・・・。
いまさらかよw
まあ、米国産だからなw
でも、プラモの3号機はみんな「参号機」って書いてあったよ
3号機なんて表記見たことない
まあ、クロニクルに書いてあるなら仕方がないがなw
てことはプラモメーカーはほとんど正しい3号機の名前を把握してないということかww
そも、EVA関連で綾しくない設定など無い。
本部で運用するんだし「参」号機でいいとずっと思っていましたが何か
まあ作者さんの好きなように進めてくださいな
人月 形日
昨日、冬月副司令から日本人形を頂いた。いえ、強制的に持ち帰させられた、の方が正しいわ。
さすがに捨てるのは失礼かと思ったから、部屋に飾ってみることにした。
漆黒でおかっぱの髪、白い肌に紅い着物を着て、真っ直ぐ私を見ている。
今、こうして日記を書いてる時もなんだか見られてるような気がする。
その内捨てるから、まぁいいか。
乙
2冊目もそろそろ終了か・・・
今でも1冊目から読み返すことがある人間としては感慨深いものがある。
>>957 いいんじゃないかな
スレ建てたことないから知らんけど
怪月 奇日
朝起きると真っ先にあの日本人形と目が会った。
ものすごく目覚めが悪かった。なぜかしら・・・。
そういえば寝てる間中、足元に重みを感じた気がする。
それはそうと、今日はなんだかうまくいかない日だった。
トイレに行った碇君を待つ間、教室の外を眺めていたら
いつの間にか碇君はセカンドと先に帰っていた。
碇君と一緒に帰る約束をしてたはずなのに…。
その後、一人で帰る途中、空を舞う鳩が私の肩に糞を落とした。
今度エヴァで引き裂いてやろうと思った。
そういえば家に帰ってから今までずっと、
あの日本人形に見られてる。(気がする)
なんだか変な感じだわ。
……夏……ですね。ひいいぃぃっ。
夏だから怪談か。乙
乙
日本人形の中の人は誰なんだろ?ユイさん?
崩 月 壊 日
今までの日記の中でも多少触れたが、私は最近「砂遊び」にハマっている。
砂を集めて山を造り、その中腹に両脇から穴を掘り、トンネルを貫通させる。
ようやく貫通して、向こう側の景色が見えたときの快感が堪らない。
そして最後にその山を思いっきり崩す。も、勿論、崩すのは、後で遊ぶ人の為よ・・・。
今日もネルフ中庭にある、私がホームグラウンドとしている砂場に向かう予定。
砂場は建設中の牛小屋のそばにある。ちょっと目をやれば、視界に入るほどの距離だ。
昨日の時点で、新しい小屋の外観は、大分仕上がっていた。落成も近いだろう。
「砂場」といえば、以前から試してみたい事がある。それは「砂風呂」と言うやつ。
葛城三佐から聞いたことがあるのだが、何でも、温まった砂の中に埋まることで
体を温めるそうで、美容と健康に効果があるらしい。私の場合、効果を期待している
訳ではなく、単なる興味本位なのだが、砂に埋まるのはちょっと怖いので、
今まで実行できずにいる。
さて、ウーロン茶の入った水筒と、板チョコを持ち、帽子を被って砂場へと出発。
すると、中庭の出入り口のところでセカンドとばったり。
特に用もないのだが、挨拶程度に会話を交わす。
「この間探していたCDだけど、あなたに聴かせて貰ったのが一番よかったわ。」
などど持ち上げてやると、さも当然と言わんばかりに満足げな顔をしている。単純ね。
そんな流れで話をしているうちに、ふと、いいコトを思いついてしまった。
砂風呂の試しとして、セカンドを砂に埋めてみよう。
難関となるのは、「セカンドを如何にして砂場に連れ出すか」だが、
正直に「砂遊びに行こう」などと誘おうものなら、侮蔑の視線を向けられること必至。
言い方を変えて「美容と健康に即効性がある」という事を強調して攻めてみる。
勿論、砂に埋めることは内緒にして。見事セカンドはこれに食いついてきた。
「・・・まさか、砂風呂とか言うんじゃあないでしょうね・・・?」
砂場に到着するなり、セカンドに感づかれる。でも、ここまで来たらもう遅いわ。
「まあまあ落ち着いて」などと言って、水筒からウーロン茶を一杯、セカンドに勧める。
今日の気温の高さの所為もあって、セカンドは一気に飲み干す。睡眠薬入りとも知らずに。
セカンドがグッタリ横になったのを確認して、彼女を埋める為の穴を掘り始める。
葛城三佐の話では、確か、首から上だけを残して砂埋めにするんだったっけ。
セカンドの身長から推察するに、深さ150p程の穴を掘れば、必要充分と思われる。
とはいえ、150pもの穴を手で掘っていたら、指先がおかしくなってしまう。
そこで、牛小屋から、備え付けの大きなスコップを取ってくる。
その甲斐あって、深さ150pの穴は、あっという間に掘りあがる・・・ハズもなく、
3時間ほどかけて、ようやく満足のいく物が出来上がる。
そろそろ急がないと、セカンドに飲ませた睡眠薬がきれてしまう。
私はセカンドを引きずって、上手いこと足から穴の中に落とし、砂で埋め始める。
この作業の最中に、セカンドが目を覚ましてしまったが、構わずに埋め続ける。
口汚く私を罵っているものの、どういうわけか抵抗する事もなく、見事生き埋め、もとい、
砂風呂に入浴していただく事に成功した。
リアル砂風呂を見ることが出来て私は大満足。
ついでにセカンドに湯・・・砂加減など聞いてみる。
「・・・・・死ぬ・・・・・」
セカンドの今にもへばりそうな顔を見ていたら、私の方も、今までの疲れが
ドッと出たのか、貧血を起こしたように意識を失ってしまった。
どれくらいの時間が経ったろうか。なんかお腹すいたなあ。
見上げれば空はあかね色に染まった夕焼け。明日もいい天気だ。
でも、何か違和感がある。私の目の前を、蟻が歩いているんですもの・・・。
こ、これは・・・砂風呂・・・、埋まっているのは・・・私?
恐る恐る上を見ると、あ、やっぱり。私の身長の二倍はあろう高さから、
セカンドが勝ち誇った顔で見下ろしている。
もう、私の膝の辺りまでが砂に埋まっている。
ここで、私の心は揺れた。私も砂風呂を経験してみるべきか、それとも脱出を試みる
べきか。ただ、私に砂を被せるセカンドの表情を見る限り、脱出が賢明と判断。
さっきから必死に体を動かそうとしているのだが、どうも上手くいかない。
そうか、セカンドを埋めた時も、無抵抗だったのではなく、身動きが取れなかっただけなのね。
仕方なく、私も砂風呂を経験する覚悟を決める。
腰の辺りまで砂に埋まった。凄い圧迫感を感じる。セカンドが「死ぬ」と言っていたのも
あながち大袈裟ではない。私が意識を失った後、セカンドは砂から首だけを
出した状態で「死ぬのは、イヤー」とか言ってたのかしら、ぶざまね。・・・笑えないわ。
とうとう首まで埋められた。・・・死ぬ・・・。
「私が死んでも代わりはいるもの」って言うか、代わりがいてもこの死に方は嫌だ。
そういえばセカンドは、この状態からどうやって脱出できたのだろう?
せめてヒントだけでも、と聞こうとしたが、・・・疲れ果てて寝ている・・・。
そこへ、今日の作業を終え、建設現場から帰る途中の碇司令が通りかかった。
司令が私達に気付く。今まで司令と目が合って、こんなに気まずかった事はない。
「レイ、砂風呂か?」
首まで埋まっている私と、砂まみれで横たわっているセカンド、という状況から、
さすがに、「はい」としか答えられない。
「レイ、縦穴に埋まっているのか?よく苦しくないな。私はやったことはないが、
砂風呂というのは、横たわってそこに砂を被せていくものらしいぞ。」
えっ、じゃあ、これって、ただの「生き埋め」?
あいかわらずボケ方がおみごと
ただの拷問じゃねえかw
968 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/08(火) 03:59:24 ID:t+bD3ntM
いいねぇ〜夏はぁ〜夏中に1000行くといいなぁ
縦穴はさすがにまずいだろww
乙です
アスカどうやって脱出したの?
俺の読解力がないだけ?
>>970 あなたは正しいわ、脱出方法、書いてないもの。
わからない、私が意識を失っている間に脱出していたんですもの。
それが聞きたくて、昼間から私の日記を見てたの?
えっ、「案外、綾波って『ロードランナー』とかが似合ってたりして」ですって?
・・・何を言うのよ・・・(照)。
お約束だからって、照れりゃいいってもんじゃないよ綾波。
だいいち、綾波ってパズルゲームやると大抵1時間でコントローラ踏みにじっちゃうじゃないか。
……ほら、まだ髪に砂が付いてるってば。
そんな事ないわ、掘ったり埋めたりは大好きよ。
そうそう、膨らまして破裂させたりするのも好きかも。
このスレも埋めちゃおうかしら。
ほら、これで顔拭いてよ(あれ、これ雑巾かな?)。
……そういえばさ、僕の膨張って、あれ熱膨張じゃないんだよね。
あれもどっちかっていうとポンプでモンスターが……って、いや、な、なんでもないよ。
と、とにかく、次スレはきっと 980 が立ててくれるけど(
>>956-957)、
スレ埋めるら日記で埋めてよね。
あ、その服、よく砂を払ってから洗濯機に入れなきゃダメだよ?
じゃ、明日は朝から内装の仕上げに呼ばれてるからもう帰るよ。おやすみ。
>>974 酸素だ!水素だ!プクプクポンと逝っちまいなぁ!
とややワイルド目な穴掘り職人をやや思い出したり。
あれはアレンジBGMの出来が実に良かったなぁ。
オッテュ
終 月 近 日
もうこのスレも終わりね。
後幾つかレスが付いたら、その後は新スレが立てられ、
さらにその後「埋め」「埋め」「埋め」とか書き込まれて
そのまま堕ちていくんだわ。
私は今日一日、悩んでいた。
現行スレに日記を投下すべきか、新スレを待つべきか。
と、言うのも、どうも、私の日記って、その当日の日記に書いた事が、
翌日以降に、変に展開している事が多い気がするから。
書いた日記がすぐ消えてしまったら、ただでさえ分かり辛い私の日常が、
より、分かり辛くなってしまう気がして・・・。
何か適当に書き込むにも、
>>974で通りすがりの碇君に
「スレ埋めるら日記で埋めてよね。」と言われてるし。
そんなわけで悶々として、鬱な表情を浮かべている私を気遣ってか、
碇司令がパチンコに誘ってくれた。気晴らしにはいいので、付き合うことにする。
碇司令の隣で打ちはじめて数分、液晶に「CHANCE」と表示されたので、
チャンスボタンを押してみると、液晶の中の私に似た人に、
「ここはじっと我慢よ。」と言われてしまった。そうか、わが意を得たり!
日記は次スレまでじっと我慢する事にする。
パチンコの結果は、私は散々だったけど、碇司令が爆裂させていた。
「何でも好きな景品を取っていいぞ。」と言ってくれたので、目に付いた
ドッグフードを貰う。零号牛達へのお土産。喜んで食べてくれるかしら?
「・・・レイ、犬と牛では、主食が全く違うと思うぞ・・・。」
・・・一々腹が立つ日だわ。セカンドの日記でも書き込んでやろうかしら!
>>978 いや、ねだったつもりはないんですけど、「あ、ありがとう」
と、感謝の言葉、初めての言葉を言っておきます。
実は、新スレ祝いにと、仕込んでいたネタがあるので、早速
書き込んでおきますね。いつものと毛色が違うけど、よろしければ、どうぞ。
……あの、綾波? 怒ってる?
な、なんか、余計なこと言っちゃったみたいで御免ね?
あ、あの、ほら、あと20レスもあればもう一山くるかな〜とか思っちゃって。
それに、他の綾波たちも来てくれるし。
あ、あと
>>978さん、すみません。スレ立てありがとうございました。
あ、それからみなさん、
>>980 は僕が踏んどきますんで、新スレ立てなくていいみたいです。
お騒がせしました。
……それから父さん。牛小屋の内装作業すっぽかして、どこ行ってたんだって?
>>980 怒ってなんかないわ。ただ、昔、私が一目置いている
「アゴの突き出た日本人」が、こんな感じのことを言っていたの。
「スキャンダルをビジネスに結びつけなければ興行師として失格。」
それに感銘を受けた私は
「スレ内のネタを日記に結びつけなければ、日記書きとして失格。」
と肝に銘じ、実践できるよう頑張ってるだけだから。
弄られるのも、結構、楽しいでしょ?え、不愉快?
そう、ごめんなさい、こんな時どんなレスをすればいいのかわからないの・・・。
崩 月 壊 日
終日建築作業。
朝、現場で父さんが「今日は内装作業だ」って言ったから、
「牛小屋に内装なんかするの?」って訊いたら、
「お前には失望した……
可愛いレイの可愛い牛たちの可愛いお家を“牛小屋”などと呼ぶな。」
と言われた。
なんだよ綾波本人の部屋はほったらかしのクセに……って
思ったんだけど、
「問題ない。キュートな馬場柄の壁紙は入手してある。」
そう言うのを聞いて、父さんが手を出さなくて
よかったんだ、と思った。
それにしても、本当にいつかあの牛を食べさせてくれるんだろうか?
なんか不安になった。父さんは信用できないから、綾波に確認しておいた方が
いいのかもしれない。
現場からの帰りに、砂場で綾波を発掘した。
何をやってんだか、本当にわけが判らない。
「セカンドに埋められて……」とか言ってたから嫌な予感はしてたんだけど、
家に帰るとやっぱり廊下がジャリジャリで、洗濯機の中には砂まみれの
アスカの服が入っていた。ホントに無神経に何でも放りこむよな。
でも、今日も下着だけは入ってなかった。
たまには“うっかり”してくれればいいのに。
崩 月 壊+1 日
終日建築作業。
父さんが現場に来なかった。
「来い。必要だから来い。毎日来い。でなければ来い。」って、
こないだ危ない目つきでそう言ったのは父さんだろ。
いつかのニンニク詰合わせといい今日のスッポカシといい、
ますます父さんが信用できなくなる。
僕を呼び出しては料理をさせたり、田植えをさせたり、大工仕事をさせたりって
いろいろあったから、少しは頼りにしてくれてるのかなって思ってたけど、
ホントは自分が不器用だから面倒な仕事を僕に押しつけてるんじゃないのか?
明日、第一人者の副司令に相談してみようかな。
今日も帰りに綾波に会った。零号牛を散歩させてた。
なんだか怒ったような顔をしてたから、
もしかして昨日何か余計なことを言ったんじゃないかと思って、
反射的に謝ってしまった。でも綾波は怒ってないって言ってくれた。
よかった。
(
>>983 ↓)
牛はいつごろ食べる予定なのか訊いてみたかったけど、
「零号牛がね……」とか「……なのよ、ヘレフォードったら」とか、
楽しそうに話す綾波を見てると、ちょっと言い出せなかった。
零号牛はなんだか諦めた方がいいような気がする。
でも、せめてあの参号黒毛和牛くらいは……黒毛和牛……
零号牛のことを話してる綾波を見ていると、その笑顔が
ヤシマ作戦の時よりも輝いてる気がしてなんだかつらくなってきたので
「父さんを見かけなかった?」って話をそらしてみた。
父さんは今日一日、綾波とパチンコをしていたそうだ。
……ふーん、綾波と、パチンコを。
もう日が沈みかけてたけど、とりあえず司令室に怒鳴りこんでみたら、居た。
最初は「前歯全部折ってやる」って気分だったんだけど、
「シ、シンジ!!
そ、そうか、内装作業は完了したのか、よくやったな。
お前のおかげで計画を60%も繰り上げられたぞ。
これは、あれだ、土産だ。」
なんて、チョコレートが一杯つまった袋を差し出しながらさえずってるのを見てたら、
なんだかどうでもよくなってしまった。
実際、父さんが居たからって現場の作業がそれほど捗るわけでもないし。
それで、とりあえずチョコレートをもらって帰った。
(
>>984 ↓)
帰りが遅くなったのでアスカに「どこいってたのよっ!
さっさとゴハン作んなさいよっ!!」って怒鳴られたけど、
チョコレートを半分わけてあげたらすぐにゴキゲンになった。
夕食はハンバーグでダメ押ししておいた。
作り置きしといたタネを解凍して焼くだけだったので、
かえって手抜きができてよかった。
以前は、冷凍モノの時にはソースを濃い目にしたりしてたんだけど、
普通にケチャップをかけただけで全然アスカは気づかないらしい。
ミサトさんならたぶん、ひじきを小麦粉で固めて焼いても、
「今日はハンバーグですよ」で通じちゃうんだろうな。
それにしても、やっぱりまた食べたいよ。
「半分豆腐」じゃないハンバーグ……
「全部豆腐」じゃないステーキ……
……黒毛和牛……。
……なんか、日記書いてるうちにチョコレート3枚も食べちゃった。
崩 月 壊+2 日 早朝
パンツ洗濯完了。
二人ともまだ寝てる。いつも思うんだけど、
シてから寝ればよかった。最低だ。
きのう笑顔の綾波と長話をしたのと、
夕食の豆腐ハンバーグと、チョコレートを食べすぎたのが
効いたんだと思う。
夢の中の綾波はすごく妖艶な笑顔で
「楽しいでしょ、碇くん?
いじられるの、楽しいでしょ?
こんなとこいじられるの、好きでしょ?
いじめられて踏みにじられるの、とてもとても気持ちいいでしょ?」
なんてせまってきて、真っ赤なハイヒールの右足でグリグリと……
と言うところで目が覚めた。僕、そんな嗜好は無いと思ってたけど、
……もしかして目覚めたのかな?
夢に突っ込んでもしかたないけど、それにしても、
真っ赤なハイヒールに、黒いソックスに中学の制服って変だよ綾波。
987 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/10(木) 18:34:50 ID:8Up8qn0S
いつの間にか碇シンジの日記スレ化してる件
べつに無理に埋める必要はないと思うんだが…
991 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/10(木) 21:11:20 ID:PXGO8iCk
キモ・・・・
乙です。
シンジやっぱりMだったのか……。
オッテュ
綾波日記にリンクしてるし、日記としてもおもしろい。
スレ違いになりそうだけど、埋めだけのためといわず、これからも平行してほしい勢い。
≫碇君
細かく読んでくれてるね、ありがたや。
≫スレの皆さん
何分、素人の駄文なもので、解りづらかったり、面白くなかったり
するかもしれませんが、新スレでもよろしくお願いします。
996 :
長野寄生虫:2006/08/11(金) 00:20:28 ID:446Lc5gx
八月十一日
359:長野寄生虫 :2006/08/11(金) 00:09:13 ID:??? [キモ味]
社会と共生するのが一般人■社会に寄生するのがキモ味や鉄道趣味の鉄人等のエヴァヲタ
自立して親孝行するのが一般人■親が買ってきた酒を目の前で投げ付けるのがエヴァヲタの キモ味
■親の生活保護に頼るのがエヴァヲタの鉄道趣味の鉄人
■親が買ってきたエヴァの同人誌をオカズにするのがエヴァヲタ
母親を幸せするのが一般人■母親を刺殺するのがエヴァヲタ
自分が入ってるスポーツクラブの監督を尊敬するのが一般人■スポーツもしないで自分が好きなアニメの監督に犯罪予告をするのがエヴァヲタ
映画を楽しみに見に劇場に行くのが一般人■映画で晒されて半永久に劇場に写るのがエヴァヲタ
997 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/11(金) 05:03:54 ID:MZyBj4yb
997
998
1000ならあの子が元気になる
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。