1 :
ナミ:
ジャンヌのエッチィ小説かきましょう
2 :
名無しさん@ピンキー:2001/08/25(土) 20:12 ID:LAjbEdhE
まろん「ああーっ!稚空、イクーーっ!」
稚空「クッ……まろん、もうイキそうだ」
まろん「いいのーっ!中で出して!」
3 :
ナミ:2001/08/25(土) 20:28 ID:MsCsApDk
効果音「じょぼじょぼじょぼぼぼぼ」
まろん「んっんん・・」
これいいね。どちらかというとただHな事をされるだけでなく、精神的に
いじめてみたい。
あの作者のスタンスを思うたびに・・(藁。
5 :
:01/09/04 19:15 ID:Jz/I/SLE
ジャソヌキャラ萌えない。時空異邦人KYOKOネタ気本。
6 :
名無しさん@ピンキー:01/09/04 20:36 ID:dfouzdVE
ボディガードは姫と同じ部屋で寝る。
逆滝は、同じベッドに響子が寝ているのを見て、毎晩耐えていた。
無防備に眠る響子。胸元がはだけている。
以前は氷月も一緒だったが、彼は憂のボディガードになったため、今は二人きりである。
どうやら理性を保ちつづけることは不可能なようだ。
7 :
名無しさん@ピンキー:01/09/04 20:53 ID:LVxvlL8E
逆滝は響子に口づけをした。
同時に、右手は響子の胸の膨らみ、左手は太ももを撫で始める。
「んっ…逆滝?」
響子が目を覚ましたようだ。
それには構わず、全身を愛撫しつづける。
逆滝は響子の唇、耳、首筋をすって、だんだん下へと下りて行く。
8 :
名無しさん@ピンキー:01/09/05 23:42 ID:p9jTxdN6
続き・・・
9 :
だだんだん:01/09/06 23:28 ID:xrUkqQvY
続きをお願いします。
あぼーん
11 :
名無しさん@ピンキー:01/09/07 18:28 ID:Hr0RlD0A
響子「ン……ど、しちゃったの………やっ」
逆滝「愛してる………」
響子「やっ………」
逆滝は理性ブットビ状態。いくら響子がもがこうが
もはや誰もとめられないのだ。
12 :
名無しさん@ピンキー:01/09/07 18:30 ID:pOMQakCA
響子の胸を弄る逆滝の手の動きが激しくなった。
薄いネグリジェを捲り上げ、乳房の頂点を転がすように舐め回す。
「あっ…ん…」響子の感度も上がってきたようだ。
腹を伝い、秘部まで下がってきた逆滝は感部をピチャピチャと
いやらしい音を立てて優しくなめる。
13 :
名無しさん@ピンキー:01/09/07 21:03 ID:Q84UlJKk
検索よけかもしれんが…
響子 じゃなくて
響古 でござる。
14 :
名無しさん@ピンキー:01/09/07 21:17 ID:qtm6JNw6
>13
分かってるよ。いちいち響と古に分けて打つのが面倒なだけ。
16 :
名無しさん@ピンキー:01/09/12 18:53 ID:KYMl3m8A
誰か続き書いてー
17 :
名無しさん@ピンキー:01/09/13 23:31 ID:CQZ1sVhk
あげ。
18 :
名無しさん@ピンキー:01/09/15 00:26 ID:wBKBS0pc
逆滝のすっかり硬くなったモノが響古の中に入っていく。
「あっ…ん、ふぅ…逆滝…」
「響古様!」
逆滝はピストン運動を続ける。
じゅぷじゅぷと愛液のぶつかる音がする。
19 :
:01/09/16 00:53 ID:k0.NWlQI
>18
いきなり挿入!酒瀧すごーい。
20 :
名無しさん@ピンキー:01/09/16 01:15 ID:1/LWGx9c
>19
我慢できなかったのでしょう。若いから(藁
21 :
名無しさん@ピンキー:01/09/16 12:41 ID:f3N5l56o
痛いよ逆滝、ひどい!
挿入された逆滝の肉棒が響古の中を押し広げていく。
「あっ…く!ふと、い…っ!逆滝の、ふと、いっああう!」
苦痛に顔をしかめながら響古が逆滝の背中に爪を立てる。
(いたい、いたいっ…でも、これで逆滝とひとつに…)
破瓜の血が愛液と共に響古の太腿を伝う。
痛みと圧迫感の中で響古は逆滝と一つに結ばれた悦びも感じていた。
「は、あ、くぁっ」
声にならない声でうめきながら逆滝の体にしがみつく。
爪を立てた逆滝の背中から血が出るくらいに、強く。
痛いだけの行為に耐える響古を見ながら逆滝は胸が苦しかった。
しかし包み込むような響古の中は逆滝の理性を狂わせる。
もっと、もっと中で動きたい…。
「響古さま…!愛しています!」
続くの?これ?
23 :
名無しさん@ピンキー:01/09/18 00:16 ID:TAHghpQk
>22
イイ!(゙∀゙)続きキボン!
だ、誰か続き書いてくれ!面白い!!
25 :
名無しさん@ピンキー:01/09/18 17:21 ID:qkQkHJtc
「さ…逆滝、わ、私も…あっ」
自分の気持ちを伝えたいのに、うまく声が出せない。
自分の中で逆滝が動いている。
響古の眼に涙が浮かぶ。
痛みと、悦びと奇妙な快楽が入り混じった涙。
26 :
22:01/09/18 18:07 ID:iwlPHZ9c
あ、反応がある。…調子乗ってみて続きを書いてみました。
でも恥ずかしいのでsage(藁
では25さんの続きから。
響古の手が逆滝の胸へとのびる。
あてた手のひらから逆滝の体温が伝わってきた。
「すごい、よ逆滝…逆滝の、鼓動が聞こえるよ…とくん、とくんって。
熱いよ…」
涙が頬を伝う。
(好き、逆滝が…誰よりも好き)
「私が父さまと時の最果てへ行った時、迎えに来てくれたっ、よね。
すごく、すごく嬉しかったんだよ…あぁっ!」
――もう会えないって、思っていたから。
逆滝は動きを止め、響古を見つめた。
瞳から大粒の涙がとめどなく流れている。
「ずっと、ずっと好きだったの…」
「響古さま…!」
ぎゅっと逆滝は抱き締めた。そのままくちづけをする。
「ん、ふっ…」
舌を響古の口の中へと割り込ませ、響古の舌と絡み合わせる。
唾液を含ませ貪るように。
響古の体がぴくぴくと細かく痙攣をする。
「ふ、ぅ…」
響古も瞳を閉じてそれを受け入れた。
すっかり力の抜けた響古の中は先ほどまでとは違い、
柔らかく包み込んでくれている。
響古の乳房を揉みながらできるだけ優しく逆滝は動き始めた。
ところでここってリレー小説可?
ちょっとした短編可?
氷月×憂可?やっぱ響古×逆滝だけかなぁ?
とか質問したりして。
恥ずかしいのでタブレットのペン眉間に刺して逝って来ます
27 :
名無しさん@ピンキー:01/09/18 21:54 ID:A3/sBvBs
個人的に氷月×憂読みたいです。
28 :
名無しさん@ピンキー:01/09/18 21:55 ID:RoUGQrgI
>26
貴方のの文好きですよ。エロなのにロマンチックで。
スレタイトルがジャソヌなのでキョーコは既にスレ違いですが
種村キャラなら何でもOKでは。
そもそも1作家1スレが原則ですし。
氷月×憂読みたいyo!検索しても全く見かけないしne!
でもジャンヌキャラも読みたいなあ。
30 :
22:01/09/19 14:37 ID:LgfQJykA
か、感想が…有難うございます。
響古と逆滝のエッチ最後まで書いてみました。
中途半端かな…?と思いましたので。
逆滝の優しい動きに響古は痛みが和らぐのを感じた。
「は、く…」
初めて受け入れた逆滝は響古の知らない痛みと熱、
そして何だか判らないような感情を生まれさせていた。
自然と逆滝の手が響古の手に重なり、静かに指と指とが絡み合う。
「あ、あ、熱い…さかたっ…き!」
びくびくと体を震わせ、潤んだ目で逆滝を見る。
逆滝の澄んだ瞳の中に響古が映った。
わずかに微笑む、昔と同じ顔が響古を安心させる。
「す、きっ…逆滝っ…大好きっ…!」
先程までの鈍い痛みは別のもの――快楽へと変わっていた。
逆滝が動く度に、二人の繋がった部分からとろけるような甘い痺れと
頭の中が白くなっていくような熱の波が襲う。
「あ、あんっ…ああっ…」
ぐちゅぐちゅといやらしい音が響古の中から聞こえる。
それが逆滝が響古の中をかきまわしているから出ているのを考え、
更に体が熱くなってくる。
「あ、はっ…逆滝ぃっ!好きっ!好き!」
「響古さま…もう、もう…」
苦しそうな逆滝の声に響古が微笑む。
「いいよ、逆滝…出して…中に…中に出してっ!」
「響古さま…響子さまっ!あ、中に…中に出しますっ!」
腰を抱え、逆滝の動きが更に激しくなる。
「は、は、はっ…ぁ、あっ!」
肉と肉とがぶつかる音が暗い部屋に響く。
響古は繋いだ手に力を込め、目を閉じる。
「あ、あ、あ、あっ…!」
頭の中がかきまわされ、白く、白くなっていく。
動きがだんだんと激しくなり――そして。
「う、ああああっ…さかたきぃぃぃっ!」
「はぁっ…うぁ!きょ、うこさまぁっ!」
逆滝がビク、ビクと大きく震えた瞬間、中にドクドクと熱い精液が出された。
「あはぁ…!」
初めての感覚に響古は小さく震えた。
(続きます)
31 :
22:01/09/19 14:43 ID:LgfQJykA
逆滝が響古の上に覆い被さる。
「響古さま…」
「逆滝…」
二人の視線がぶつかる。
「手荒な事をしてしまいました…申し訳ありません」
逆滝が謝る。響古は微笑んで首を振った。
「逆滝が奥手だからってずっと我慢してたの。
でもね、本当は嫌われているんじゃないかってずっと不安だったよ」
「しかし、こんな強姦みたいなことを…」
「いいの、逆滝だから。たしかにいたかったけど最後は気持ち良かったし」
「響古さま…」
「それに、一つになれたから――」
響古のその言葉に逆滝はキスをして答えた。
「愛してます、俺の姫さま…」
「ふふ、私も愛してるわ。私の騎士さま」
二人は顔を見合わせて笑いあった。
(まだオチが…続きます…長い…すみません)
32 :
22:01/09/19 14:54 ID:LgfQJykA
ひとしきり笑った後、逆滝がゆっくりと体を離した。
「抜きますね…」
「うん」
少し残念そうに響古が頷く。
ずるっと抜くとぱっくりと開いた響古の中から精液と愛液が溢れ出た。
ごぷっと音を立て、シーツを汚す。
「響古さま、すごくいやらしいですよ」
興奮したように逆滝が言う。響古が恥ずかしそうに逆滝に向かって叫んだ。
「変態!ばか!逆滝のえっち!」
くすくすと逆滝が笑って響古の秘部へと指を這わせた。
それだけでにちゃにちゃといやらしい音がし、愛液と精液が混じったものが指に絡む。
「あ…やだ…逆滝…」
「ここをこんなにして言っても、説得力がありませんよ?」
「やあっ…あ、ああ…」
息が乱れてきたのを見て逆滝が響古の手に自分のを握らせる。
一回出したばかりだというのにもう固くなり始めていた。
「もう一回…いいですか?」
息を荒げた逆滝に響古がうん、と答える。
秘部をなぞるだけだった指がゆっくりと中へと入ってくる。
「あ、あ…」
足を広げ、逆滝の手に自分の手を重ねた。
響古が自分からその手を動かし、激しく出し入れを始める。
「あ、あ、あああっ!」
(きもちいい…きもちいいよっ)
握らされた逆滝のをしごきながら響古は自分の中へもっと欲しい、と言うように自分の手を動かす。
(ああ、凄い…響古さまが自分で…なんていやらしいんだ)
始めてみる響古の姿に逆滝は興奮してくる。
一気に指を抜くと態勢を変え、
響古を赤ん坊のおしめを取り替えるような格好にする。
「あ…」
全て丸見えの格好に響古は顔をそむけた。
ひくひくと秘部が物欲しそうに蠢く。
「いれますよ、響古さま」
「逆滝…あ!」
ずぶ…と逆滝のモノが秘部を押し広げて入ってきた。
「あ、ああっ…」
(幸せ…すごく幸せよ)
響古は安らかな気持ちに包まれ、逆滝の手を握りしめた。
「この手を…離さないでいてね、逆滝…」
「ええ、響古さま…たとえ離れても、すぐに…」
二人はもう一度唇を重ねた。
33 :
22:01/09/19 15:01 ID:LgfQJykA
本文長すぎたようです(T.T)
取りあえずこんなオチはいかがでしょうか。
(オチておりませんて-汗)
本当はまだ続くのですが、長すぎますので割愛。
氷月×憂を次はかいて見ようと思います。
とは言っても挿入無しのソフトえっちしか浮かびません(;´Д`)
私の中で憂って子供そのものなんですよね(精神が)。
なのでハードえろえろとかは…想像ができなかったりとか。
ジャンヌだと陵辱えろえろしか浮かびませんが(藁
感想くださって有難うございます。嬉しかったです〜。
でもスレタイトルから見るとスレ違い…。
昼間からえろえろな思考ごと逝きます。
34 :
名無しさん@ピンキー:01/09/19 16:45 ID:VZK0xmak
>33
ありがとう!ラブラブHはいいねー。
逆滝×響古最初のほうは私が書いてたんだけど(11以外)
私文章力ないわ…。漫画で描きたいタイプなので。
憂たん陵辱…だとブラック氷月になるかな。
憂が嫌がってるけど、愛してるから歯止めが利かない、ての。
でもやっぱ憂には幸せなHして欲しい…。
いつからこんな妄想家になったんだ私。
35 :
名無しさん@ピンキー:01/09/21 21:30 ID:cBQYe/iw
期待あげ
36 :
名無しさん@ピンキー:01/09/21 22:33 ID:asjtwahc
書いてもいいですか?
響古と二人きりの寝室で逆滝の理性と情欲が戦っていたのと同様、氷月も
憂を「守るべき姫」としてではなく、一人の女性として見てしまう自分と
戦っていた。
ちょうど今から寝るところで、氷月と憂はベッドに座って雑談している。
しかし、氷月はあまり話しに集中出来ないでいた。
(どうして宮廷のネグリジェはこんなにセクシーなのだろう。)
白いキャミソールタイプのワンピース。
シンプルなデザインだが、だからこそ余計に体の美しさを際立たせる。
わずかに胸の谷間が覗く。
地球王は年頃の娘を、ボディガードとはいえ男と一緒に寝かせて
心配にならないのだろうか?
それとも、自分が特別いやらしい目をしてるのだろうか?
もしかして、響古様が手に入らないと分かったから、代わりに憂様に
矛先が向いているのだろうか?
このようなことを考えていたのだから、話に集中できるわけなどない。
(だとしたら…憂姫様を傷つけてしまう)
37 :
名無しさん@ピンキー:01/09/21 23:14 ID:bno3/YDo
「氷月、どうしたの?」
氷月の様子がおかしいことに気付いた憂が声をかける。
首を傾げて氷月の顔を覗き込んだので、ウェーブのかかった長い
髪が憂の肩の上をすべる。
深いブルーの瞳。こんな目で覗き込まれたのだからたまらない。
「あ…いえ、なんでもありません。今日はもう遅いので寝ましょう。
おやすみなさい、姫様」
本当は特に遅いわけでもなかったが、そそくさと布団に潜ってしまった。
これ以上憂を見つめているのが辛かったから。
「おやすみ…」
憂はなんだか不満そうに布団に潜る。
「氷月」
しばらくしてから、思い出したように憂が起き上がった。
「おやすみのちゅーv」
氷月の頬にそっとキスをする。
膝と手をついて上から覆う形になったので、胸元の開いたネグリジェ
からは胸が丸見えになってしまっていた。
右肩に掛かった紐が半分ズレかけている。
氷月の体を電撃の走ったような感覚が襲った。
満足そうに微笑む憂。
「憂姫様…」
起き上がった氷月は憂を抱き寄せ、口付けをした。
38 :
名無しさん@ピンキー:01/09/22 00:14 ID:rz46QY9U
(氷月…)
何度も夢に見た氷月のキスが現実のものとなって、憂の頬が紅潮する。
そして、ゆっくりと目を閉じた。
憂は体は17歳の少女のそれだが、まだ自我が成長しきっておらず、
精神年齢は幼い。
そんな憂だから、軽い気持ちの子供のキスだったのは氷月も
分かっていた。
しかし、体から湧き上がる欲望を抑えきれなかった。
「ん…っ」
氷月の舌が憂の唇を割って中に入り、憂の舌に絡みつく。
憂はこんなキスがあることを知らなかった。
こそばゆいような、初めて体験する微妙な感覚。
(息が…できないよ…)
どのくらいの間そうしていたのだろうか、氷月はようやく唇を解放した。
「あっ…はぁ…」
わずかに憂の息が上がっている。
「氷月…?」
「憂姫様!」
とさっ。
氷月の意図を掴めないでいる憂にはお構いなしに、氷月は憂の腕を
つかむと、そのまま倒れこんだ。
「氷月?」
予想だにしなかった氷月の行動に、動揺する憂。
39 :
名無しさん@ピンキー:01/09/22 01:32 ID:YUSI5EIs
氷月は改めて憂に口付けした後、耳を舐め、首筋を吸った。
「やっ…氷月!?」
憂は抵抗しようとするが、氷月に手首を捕まれて身動きが取れない。
(何だか氷月…怖いよ…)
チュ…ピチャ。
氷月の唇はそのまま胸元へ下りていき、膨らみのふもとの部分を吸い続ける。
氷月の左手がネグリジェの上からゆっくりと憂の胸を弄る。
「あっ、やだっ、氷月!」
左手は憂の右脇から服の中へ侵入し、生で胸を揉み解す。
「んっ…氷月、やめて!何でこんなことするの!?」
氷月の右手は、いつのまにかスカートの中に入っていた。
「すぐに気持ちよくなりますから…」
憂は氷月の行為に嫌悪感を覚えつつ、奇妙な感覚を感じていた。
スカートの中の手は、太ももの外側を、次いで内側を摩る。
始めは膝の辺りだったのが、摩りながら上へと移動していく。
40 :
36〜39:01/09/22 01:34 ID:YUSI5EIs
帰省するので続きは2.3日後に書きます。
41 :
名無しさん@ピンキー:01/09/23 21:41 ID:4QBDNdjk
でもキョーコって体はキユだから処女じゃないって話が・・・
42 :
名無しさん@ピンキー:01/09/24 00:48 ID:EtHSnmkc
>41
逆滝(え、響古様…処女じゃない!?まさか既に氷月に!?
…あ、これは女王さまの体だからか…。)
何か萎えるね。乗り移ったら顔は変わるのにやっぱり処女じゃないのか?
43 :
続き:01/09/26 01:09 ID:HWc.wkFU
両手が自由になった憂は氷月を押しのけようと抵抗を試みた。
「…!姫様…僕は…!」
憂に拒絶されて、氷月はようやく我に返って自分がしようとしたことの
重大さに気付き、慌てて憂から離れた。
ボディガードが姫に手を出した。
「氷月の…バカ…!」
憂の目には涙が浮かんでいる。
「あっ…姫様!」
氷月が何とか弁解しようとする前に、憂はパタパタと走って部屋を
出て行ってしまった。
憂は部屋の扉を閉めると、背を扉につけて深呼吸をした。
(なんで…こんなにドキドキするの?私…どうしたら…)
憂はそのままゆっくりと歩き出した。
そのころ氷月は呆然となっていた。
(僕は…憂姫様に何をしようとしていたんだ…!)
一番傷つけてはいけない人を傷つけてしまった。
氷月は自責の念に駆られながらも、憂を放っておくわけにはいかないので、
憂のストールを持って追いかけた。
44 :
名無しさん@ピンキー:01/09/26 01:11 ID:HWc.wkFU
憂はバルコニーにいた。手すりに手をかけ、外を見つめていた。
暗闇の中、月明かりが憂をより美しく際立たせていた。
(あんな氷月、初めて見た…)
憂は戸惑っていた。
氷月は大好きだけれど、怖くて、恥ずかしくて、逃げてきてしまった。
「憂姫様…」
憂を見つけた氷月が後ろから声をかけるが、憂は振り向かない。
(やはり怒っていらっしゃるのか…)
2.3歩歩み出て、もう一度話し掛ける。
「その…さっきはすみませんでした!自分の立場もわきまえず、大変な
無礼をはたらいてしまって…」
氷月は近づいていって、憂の肩にストールをかけた。
一瞬、憂はビクッと震えた。
「こんなところにいては、お風邪を召されます…。部屋にお戻りに
ならないと…」
今は昼間はまだ暑いが、夜中は肌寒い。しかも憂は薄着である。
「もう…何もしませんから…」
氷月は、自分がこんなことを言って部屋に戻るよう勧めるのは何か
変な感じがしたが、こうするより他は思いつかなかった。
憂はやや躊躇しながらもコクッと頷くと、黙って部屋に戻った。
気まずい夜が更けるのは、いつもより長く感じられた。
45 :
名無しさん@ピンキー:01/09/26 01:12 ID:HWc.wkFU
次の日、氷月と憂は顔を合わせ辛かった。
いち早く異変に気付いた響古は、早速憂に事情を聞くことにした。
「えーーっ!氷月に襲われたの!?」
響古は小声で叫んだ。
響古と憂は中庭のテーブルでティータイムをしているところである。
「憂、両思いじゃない!良かったね!」
(氷月のヤツ、やるわね。)
響古はニヤケ笑いをしながらからかう。
「で…でも…怖くて…恥ずかしくて…」
憂の声が小さくなる。
「それで逃げてきちゃったわけね。まあ、いきなりじゃ無理もないか。」
「氷月のことは好きなのに…どうしよう、嫌われちゃったかな!?」
憂は本気で心配しているようだ。
婚約者もいて余裕の響古は、初々しいなあと思いつつ、話を続けた。
「心配しなくてもいいよ。大丈夫と思える日がすぐにくるから。
氷月とちゃんと話せば、憂の気持ちは伝わるからね」
「う…うん…」
頷く憂。
「そうだ!仲直りの方法教えてあげる!」
響古が憂に何か耳打ちする。
響古のおせっかいが出たようだ。
46 :
名無しさん@ピンキー:01/09/26 01:12 ID:HWc.wkFU
まだ続きます。ごめんなさい。
47 :
名無しさん@ピンキー:01/09/30 00:08 ID:SFmhrSOA
はやくつづきかいてください
48 :
名無しさん@ピンキー:01/10/02 06:57 ID:Ygh58x5E
逆滝X強固 氷月X憂以外のキャラも登場さして
49 :
名無しさん@ピンキー:01/10/03 00:49 ID:VFgqvsUA
すみません、ちょっとしばらくパソコン使えませんでした。
そのころ、氷月はへこんでいた。
渡り廊下の所で逆滝が話を聞く。
「兄貴、実は結構手早いんだなー。」
「やめてくれよ逆滝君…憂姫様を傷つけてしまったんだよ?響古様のことで
前科もあるし、死刑は免れないよ…」
逆滝が意外そうに質問する。
「憂姫様は兄貴が好きなんだろ?なんでさっさと憂姫様と婚約しないんだ?
まさか、まだ響古様に未練が残ってるなんてことないよな?」
逆滝にそんなことは言われたくなかった。
響古の心をさらっていったのはその逆滝なのだから。
「逆滝君!僕の気持ちを知っててそんなこと言うのか!?僕は響古様の代わりに
体を求めるような最低な奴なんだ…。」
逆滝は、あっけに取られたような顔をした。
「兄貴、とっくに憂様のこと好きになってたんじゃなかったのか?
兄貴の憂様を見る目、迷惑そうで実は凄く和んでたから…」
氷月は戸惑った。
「え…僕は、響古様を愛して…」
「何言ってんだよ、それは昔の話じゃないのか?今はどうなんだ?」
ずっと、氷月は響古を愛していた。
しかし、それは思い込んでいただけだったのか?
自分でも気付かないうちに、憂に惹かれていたのだろうか?
「僕は…」
50 :
名無しさん@ピンキー:01/10/03 00:54 ID:VFgqvsUA
思い出す、憂の純粋な笑顔。無邪気さ。
子供っぽいけど、その瞳は真っ直ぐに氷月を見つめている。
思い出すと、そんな憂の瞳を涙で濡らしてしまったことに対する
後悔と愛しさが込みあがってきた。
(自分の気持ちなのに、初めて気付いた。憂様を女性として
見ていたのは、憂様を愛しているから…。)
「ありがとう逆滝君。」
氷月はようやく笑顔になった。
「今夜、言うよ、憂姫様に。婚約のこと。」
「そうか、これで堂々と手が出せるな!」
「こら!逆滝君!そんなつもりじゃ…」
氷月が慌てて逆滝の言葉をかき消す。
実は、その様子を遠くから地球王は見守っていた。
かわいい娘の恋路が気になっていたのだ。
憂が氷月と婚約したいと言っても、氷月にそれを押し付けるわけには
いかなかったので少し困っていたが、両思いと知って安心した。
(いいなあ、私にもあんな若い頃があったなぁ)
51 :
名無しさん@ピンキー:01/10/04 00:10 ID:rcV96RRg
夜も深まり、就寝の準備を整える憂と氷月。
二人は背を向けてベッドに座っていた。
昨日のことを思い出し、気まずい雰囲気が流れる。
「あ、あのね、氷月」
憂が思い切って声をかける。
「昨日…キスしてくれて嬉しかったよ。あの…逃げちゃったけど、
怖かったし…恥ずかしくて…で、でも、氷月のことは好きだから…」
一生懸命気持ちを伝えようとしているのが見て取れる。
「憂ひ…」
氷月が口を開こうとした時、憂が氷月の背中にくっついた。
頭を氷月の肩にもたれかけさせる。
「う、憂姫様!?」
憂の胸が背中に当たっている。
予想していなかった大胆な行動に、氷月の心拍数が増える。
実際には、憂の方がもっとドキドキしていたのだが。
「氷月…怒ってる?」
からだを密着させたまま憂が尋ねた。
響古のアドバイスとは色仕掛けだったようだ。
氷月がゆっくりと振り向き、憂を見つめる。
憂も氷月を見つめている。
そして、氷月は憂を優しく抱きしめた。
幸せな時間が流れる。
「憂姫様…婚約して下さいませんか?」
「氷月、ホントに!?」
思わず抱き合った体を離して氷月の目を凝視してしまう憂。
「ええ、本当です」
「ありがとう、氷月!」
嬉しさのあまり、氷月に抱きついた。
一度離れて向き合った二人は、そっと唇を重ねた。
52 :
名無しさん@ピンキー:01/10/04 00:13 ID:rcV96RRg
これで終わりです。
書いてるうちにただの恋愛小説になってしまいました。
エロは他の方におまかせ。
次は吟遊名華で花音×秋吉なんてどうだろう。
誰か書いてくれないの?
53 :
名無しさん@ピンキー:01/10/06 01:15 ID:JZhiCuEs
吟遊名華でエロキボン。
>33さんは氷憂かいてくれないの?
54 :
名無しさん@ピンキー:01/10/11 00:24 ID:0EHwPMdw
リクエストあげ
55 :
かなめ:01/10/14 12:22 ID:/9HsL6zi
誰か、逆×響か稚×まを書いてぇぇ!!
切実v
私もかくかなv
56 :
名無しさん@ピンキー:01/10/14 15:41 ID:kSVicsh5
>55
ぜひ書いて下さい!
57 :
かなめ:01/10/15 20:31 ID:AEXiKfnE
んでは、できたら書きますねv
稚×まを!!
ピンキ→さんは、どんなカップリングが好きなんですか?
58 :
名無しさん@ピンキー:01/10/16 17:47 ID:oY/DEC3w
種村の漫画はなんでもくっつけるから、いろいろできるな。
たとえばすとれんとか
59 :
名無したちの午後:01/10/16 17:52 ID:lM5w6UBZ
ジャンヌは小学生対象少女マンガでセクースシーンを描くという暴挙をしでかした
作品だからな・・・
60 :
名無しさん@ピンキー:01/10/16 19:03 ID:XtewSIAY
それじゃジャンヌで・・・
まろん×ノインでもいいかな?
雨の滴に濡れるベランダを窓越しに日下部まろんは
憂鬱な表情で見つめていた・・・
「・・・・っ誰!?」
無防備なまろんの腰へ不意に腕が巻き付けられた。
「・・・・ノイン・・・」
振り返り、男の顔を見るとまろんは何故か安堵の溜息を漏らした。
(・・・この人は、敵なはずなのに・・・・・)
まろんの表情に雲行きが走った。
「ジャンヌ・・・」
気付くとまろんは一糸纏わぬ姿で、
男の前で露わになった肌を見せつけるかのような
挑発的な目をしてノインを見つめていた。
「・・・本当に、いいのですか・・・・・?」
61 :
名無しさん@ピンキー:01/10/17 20:08 ID:UUt9Fe3z
誘い受けまろんたん…
62 :
かなめ:01/10/19 19:42 ID:XyUPOdDj
ピンキ→さん最高だようぅ!!
すごいですねぇ〜こんな小説書けてvv
私も今がんばってるので、できたらピンキ→さんに見せますね
大分遅くなってしまいましたが(涙)、氷×憂です。
事情があってしばらく離れてました…もう忘れられてたりして( ̄ー ̄;
憂姫はもくもくと視界を遮る湯気に目を細めた。
後ろでは侍女が笑いながら湯浴みの準備を始めている。
「…一人でできます…だから…」
「いけません。私のお仕事ですから。ね、憂姫様」
にこにこと侍女が笑いながら憂姫の背中を押す。
目の前には貝殻を模した湯船になみなみとお湯が張ってある。
「でも…」
もう既に全裸にされた憂姫は少し恥ずかしそうにしていた。
もじもじと自分の乳房を両手で隠している。
その様子を侍女は嬉しそうに見ていた。
――最初の頃は人前で恥ずかしがるなどしなかった憂姫だが、
最近は恥ずかしがるようになった。
ようやく、この姫は失われた16年の月日をゆっくりと取り戻し始めているのだ。
見た目こそ少女から女性へとなる年齢に見えるが、
実際は生まれたばかりの赤ん坊同然なのだ。
自分の目で物を見、触れ、取り戻し始めたばかり。
その証拠に彼女――憂姫は感情を表に出すようになってきた。
「ささ、折角入れたお湯が冷めてしまいますわ。
憂姫様、どうぞお入りになってください。私が王様に怒られてしまいます。
それとも、氷月様を呼んで頼んでいただきましょうか?」
「……」
怒っているような、恥ずかしがっているような…そんな微妙な顔をして
憂姫はゆっくりと湯船に片足を入れた。
熱くもなく、ぬるくもなく――程よい湯加減に安心し、もう片方の足を入れると
湯船からお湯が溢れた。
憂姫と同じように全裸になった侍女も湯船に入ってきた。
続きますι
64 :
22=33:01/10/20 23:21 ID:u3GVc3Mf
>63の訂正
×氷月様を呼んで頼んでいただきましょうか
○今氷月様を呼んできてお風呂に入るように頼みますよ
続きです
また、お湯が溢れた。
柔らかい絹のような憂姫の肌を侍女の指がそっとなぞる。
「美しいですわ…憂姫様」
侍女がタオルに石鹸を付け泡立てると憂姫の体を洗い始める。
憂姫は、どうもこの行為が苦手だった。
最初は特に疑問を持たなかったが、
だんだんと他の人に自分の体を見られ触られるという行為が、
本当はとても恥ずかしい事ではないかと思うようになっていた。
何故かは判らないけど服を脱ぐだけで運動をしている時のように、
体が熱くなり顔が赤くなってくるのが判った。
憂姫は自分の体を洗う侍女に目を向けた。
向かい合わせになりながら、侍女は割れ物を扱うような丁寧な手付きで
憂姫の体を洗っていく。
石鹸を付け、お湯をかけ流す…そんな行為が、憂姫にとっては恥ずかしかった。
目の前で自分の前に全裸でいる侍女に憂姫は聞きたかった。
恥ずかしくないの?と。
形の整った乳房、くびれた腰、そして…股間の茂み、全て『女』として主張している。
それに比べ、と憂姫は自分の体を見た。
自分の体は…ちゃんと女として見てもらえているのかな、と思った。
続きます
65 :
22=33:01/10/20 23:33 ID:u3GVc3Mf
続きです
「次は髪を洗いますから、ゆっくり湯船に浸かってくださいね」
憂は無言でうなずき、腰掛ける。
そしてまた考え事を始めた。
氷月を見ているだけで、憂の胸は苦しくなった。
切ないような、それでいて甘い…そんな想いをずっとしていた。
ある日憂は姉の響古姫に聞いてみた。
これって何?と。響古姫は笑って告げた。
それは『恋』だと。
憂は色々な人に聞いてみた恋って楽しいの?と。
皆楽しいと言うけれど、実際は苦しかった。
憂は、氷月が好きな人を知っていたから。
「…姫様、憂姫様!」
侍女の声で憂姫は我に返った。
顔を上げると侍女が少し心配そうに見ている。
「終わりましたよ」
何時の間にか髪も洗い終わっていた。
「ありがとう…」
そう言って侍女の手を取りゆっくり立ち上がる。
侍女が「まだ洗い残している場所があります」と言って微笑んだ。
「…?」
不安げに憂はまた胸を隠した。
「いいえ、そこじゃありません」
侍女は自分の手に石鹸を付けると良く泡立てた。
「もっと、デリケートな場所です」
続きます…前振り長いですね(´Д`;
66 :
22=33:01/10/20 23:54 ID:u3GVc3Mf
ageてしまったΣ(゚д゚lll)ガーン
恥ずかしいからsageてたのに…。
続きです
侍女の手が先ほどは洗わなかった下腹部へと伸びる。
「憂様、力を抜いてくださいまし」
恐れを含んだ表情で自分を見る姫に侍女が苦笑する。
「恥ずかしい…」
「ここも綺麗にしないと、好きな人に嫌われてしまいますよ」
侍女の言葉に憂姫が目を丸くする。
「どうして?」
「いつか、好きな方と一夜を共に過ごせば、判ります」
にっこりと笑いながら侍女は手を憂姫のぴったりと閉じた両足の隙間に入れる。
そのまま――手を上へと滑らせる。
侍女の細い指が憂姫の太腿を愛撫するかのようになぞっていく。
「は…ふっ!」
ぴく、と憂姫は体を震わせた。
「いや…こわい…」
憂姫が懇願するように侍女を見る。
彼女は困ったような顔をして姫に言い聞かせる。
「いいですか、姫様。ここを不潔にしておくと、病気にかかってしまいます。
その病気によっては子供を授かる事ができなくなるのですよ」
「…そう、なの?」
驚いた顔で侍女をみる憂姫。
「ええ、そうです。ここは清潔にしておかないといけないのですよ」
そう言うと侍女は手を上昇させ――憂姫の最も敏感な場所へと伸ばした。
薄っすらと生えた叢の中の花びらはぴったりと閉じている。
侍女の指は傷つける事がないようにゆっくりと上下に動く。
その丁寧な動きが憂姫の中の何かを揺さぶる。
(何…?いや…からだが…)
「ふ、く…」
石鹸の泡が潤滑油となって良くすべる。
最近になっての変化は、何も表情だけではなかった。
体にもゆっくりとした変化は訪れていた。
それが――特にこの、感覚である。
「は…ぁ…」
侍女の指が、姫の花びらを開いた。
続きます…長い…。
67 :
22=33:01/10/21 00:14 ID:ojsxMWQA
そこに空気が入る感覚に、憂姫が恥ずかしそうに俯いた。
「ぁ…あ…」
開いた花びらの中もゆっくりと、丁寧に泡をつけていく。
明らかに、泡以外の何かが中から溢れ、侍女の指を汚していく。
くちゅ、くちゅと指が動くたびに音がした。
「あ、あ…はぁ…」
どこか――どこか、惚けたような、とろけているような表情で憂姫が侍女にもたれる。
ここ数日の間に憂姫はこの溶けていくような熱い感覚に目覚めた。
「姫様、お湯をかけますよ」
侍女が手桶にお湯を汲み、憂姫の花びらを開いたままかける。
「ああっ!」
憂姫はビクビクと体を痙攣させ、とろんとした表情になった。
もうすっかり脱力した姫の花びらから丁寧に泡をとると
侍女はまた手に石鹸を持ち泡立てた。
すっかり湯の少なくなった湯船へ侍女の方にお尻を向けるように座るように言うと、
とろけている憂姫は恥ずかしそうな顔をしながら、そうした。
お風呂から上がり、着替えを済ませて憂は氷月と共に自室に戻った。
失った16年分の月日を取り戻すように憂は懸命に勉強をした。
マナーや王族としての知識などは姉響古がこの体に居た時に教えられた。
しかし、それはあくまで姉に教えられたものである。
憂姫自身に与えられたものではない――。
一応の知識として知ってはいるものの、憂はまだ完全に自分というが出来ないでいた。
続きます(^^;
68 :
22=33:01/10/21 00:22 ID:ojsxMWQA
手元に置いてあるクッキーを食べながら、憂が氷月にもそれを薦める。
「おいしいですから…氷月も食べてみます?」
「いいえ、僕は特にお腹すいてませんから」
「…そう」
残念そうに憂が俯く。今にも泣き出しそうな、そんな様子に
氷月は慌てて「でも一個だけなら」、と一つ手に取った。
笑顔でクッキーを食べる氷月を見ながら、憂は満面の笑みを浮かべた。
「氷月、おいしい?」
「おいしいです、憂姫様」
笑顔で食べかけのクッキーを手に氷月も笑い返す。
ほんのりと氷月の頬が赤らんでいる。
「明日は晴れるそうですから、外へ出かけませんか?」
「いい考えね」
ふふ、と憂が嬉しそうに目を閉じる。
(氷月といっしょ…)
その無防備な表情に氷月はドキッとした。
正直、氷月自身――今自分が誰を好きか、わからなくなっていた。
弟の逆滝と婚約をした響古姫を好きだったはずなのに…。
少しずつ、少しずつ表情が豊かになってきた憂姫の傍にいると
不思議と心が落ち着いてくる。
特に、今のように幸せそうな顔をしているのを見ると、自分も嬉しくなってくる。
もしかしたら――響古姫への想いは、恋とは違う憧れだったのかも知れないと思い始めてもいる。
ただ、だとしたら…この想いは、憂姫への想いも憧れかもしれないのだろうか?
氷月は言いようの無い不安に時折襲われる。
あの日――育ててくれた竜族を滅ぼした時からだったろうか。
自分は本当に、だれかを好きになってもいいのか…と。
本当は愛を知る権利がないのではないかと。
そんな氷月に気づいたのか、憂が不思議そうな顔で話し掛ける。
「氷月…?」
「憂姫さま、なんですか?」
直ぐに笑みで答え、憂の目を見る。
「明日、いっぱい食べるもの持っていきましょうね」
憂もまた笑顔を作って、言いたかった事を隠した。
続きます…次は起きたら書きます。
69 :
22=33:01/10/21 14:16 ID:ycXLUsjJ
『氷月の好きな人は、まだお姉ちゃんなの?』
時々、口にしそうになる一言。
憂の心に、時折澱んだ感情が生まれる時がある。
自分の16年間を奪った事への怒りと、憎しみ。
父の地球王ですら姉を自分以上に愛している事。
そして好きになった氷月が好きなのは姉であるという事実。
少しずつ、少しずつ時間を取り戻す内に憂の心に何かが芽生え始めた。
氷月を想う時の苦しみ切なさ…そして、いとしさ。
本当は自分だって姉が好きなのにそれ以上に募る、憎しみ。
考えたって仕方ないのは憂が一番良くわかっている。
今必要なのは失った『何か』を埋めていく時間と言う事も。
失った『何か』は家族の絆であり、愛情であり、
それらを築き上げいくのに必要だった『時間』だ。
勿論、姉も父も自分を愛してくれているのは判っている。
二人が憂を愛しく思ってくれているのも嬉しい。
だからこそ、悲しいのだ。
憂は氷月に着替えるので部屋を出るように言うと、
そっとアルバムを棚から抜き出した。
そこには笑っている子供の頃の響古や氷月、逆滝達の写真がある。
(お姉ちゃん…楽しそう)
とても幸せそうな写真の中には、憂は居ない。
響古の傍には、氷月と逆滝が必ず居る。
(氷月は前からやさしそうな顔をしている…穏やかな…顔)
ぎゅ、と憂はアルバムを抱きしめた。
ほろり、と涙が伝い落ちる。何故泣いているのか、憂は判らなかった。
でも、胸が苦しくて、痛くて、つらくて――涙が溢れた。
70 :
22=33:01/10/21 14:37 ID:ycXLUsjJ
「っ…!」
ほろほろと涙を流しながら、憂は声を押し殺した。
氷月に、迷惑をかけたくないから声は出したくなかった。
中の様子がおかしい事に気づいた氷月が、ドアをノックした。
「憂様?憂姫様?」
心配げな声に憂は涙を拭い、わざとそっけない声で大丈夫ですと答えた。
アルバムをしまうと憂は氷月に着替えるのは止めたから…と部屋へ戻す。
氷月は心配そうな顔で入ってきた。
憂は微笑んだ。泣いていた事を、悟られない為に。
しかし――氷月は憂のその笑みを見て悲しそうな顔をした。
そして、そっと憂を抱きしめる。
「…ひ…づき?」
「憂さま、泣いていたでしょう?」
「泣いてなんか…」
「僕の目を見て、言って下さい」
そう言うと氷月は正面から憂の顔を見る。
真剣なその表情に憂は何も言えなくなった。
「僕は、憂様の気持ちが良くわかります。
恐らく響古様が憎いのでしょう?」
憂はドキッとした。
知られたくない事を知られたような――そんな気持ちになる。
「僕も、逆滝が憎かった事があります」
「え?」
(あんなに、仲が良いのに?)
氷月が寂しそうな…悲しそうな顔になる。
「でも、憎しみは何も生みはしませんよ、憂様。
それはきっと憂様が良くわかっていることだと思います」
「氷月…」
真剣なその眼差しが、言葉が、全て心に体に染みてくる。
澱んだ何かが――消えていくのが判った。
「時間が必要かもしれません。
憂様は自分を見つめてみて下さい。
本当は憎むばかりではなく、確実にどこかでその人を愛している自分を、
きっと知るはずです」
氷月はにこりと笑った。
暗い何かを乗り越えた、そんな強さが感じられる。
憂はうなずいた。
「僕も、憂様の事を命に替えても護りますから」
すっと憂の手を取った。
憂の顔から悲痛な笑みは消え――涙が、瞳から溢れた。
「氷月…氷月…」
震える声で名を呼びながら、憂は氷月の腕を握った。
71 :
22=33:01/10/21 14:58 ID:ycXLUsjJ
何度も夢で見た、氷月とのキスシーン。
今はまだ夢でしかなくても、こうして傍に居ると誓ってくれるなら。
――それだけでいいと、憂は思った。
氷月は優しく憂の髪の毛を撫でる。
響古に抱いていた想いとは違う、とても穏やかで優しい気持ちになってくる。
「僕の前では、そのままでいいんですよ。姫様の事を嫌いになったりしませんから」
「うん…氷月…ありがとう…」
不意に氷月の顔が憂に近づき――舌で涙を拭い、そのまま頬にくちづけをする。
憂は一瞬、何が起こったのか判らなかった。
「………氷月?」
氷月もどこか照れたような、そんな顔で憂を見る。
「憂様、僕の事が好きですか?」
「うん…すき…」
「そうですか。憂様、僕のする事を否定しないで下さいね」
「?うん…っ!」
氷月の唇が憂の唇に重なった。
柔らかく、とろけるような――夢で見た時のような感覚がした。
それとも、これは――夢の中?
憂が嬉しそうな、驚いているような――そんな顔で氷月を見る。
「僕も、憂様のことが――好きです」
ドレス越しに、憂の乳房を揉み始める。
「でも、ひづ…きはお姉ちゃんのことが…?」
「響古様への恋はもう終わりました。逆滝君が幸せにしてくれるでしょう。
いや、僕は逆滝君だから諦めました…。今は――」
そう言って何かを言いかけた憂の唇を塞ぐ。
「ん…」
唇を塞いだまま、憂の肉付きの良い尻へと手を伸ばした。
(なんか…氷月、こわい…)
なんか内容が訳わからなくなってきてるかも(^^;
誤字脱字増えてます
72 :
かなめ:01/10/21 19:46 ID:uZgtx8mw
22=23様v
めちゃくちゃ小説良いですvってか最高ぅ!!!
なんでこんな上手い小説かけるのか不思議ですようぅ!!!
続き期待してます☆
73 :
名無しさん@ピンキー:01/10/22 21:09 ID:j6E5EcSo
イイ!イイヨ!
74 :
名無しさん@ピンキー:01/10/22 22:07 ID:gn9y+CsG
ってことは皆さんりぼんを読んでいるということですよね…。
おいくつでしょうか?
75 :
名無しさん@ピンキー:01/10/22 22:10 ID:GTajCCuw
19さ!
拾って読んでるとも!!
76 :
名無しさん@ピンキー:01/10/23 01:25 ID:AYy+lyFR
>75
21歳以下立ち入り禁止のはずなのに…某掲示板でここ教えたアホがいるから
厨が紛れ込んでしまった。
>72とか何でそんなありなファンサイトみたいなノリなわけ?
場を読めないの?
77 :
名無しさん@ピンキー:01/10/23 01:35 ID:XQZxhCRn
てか、それはキョウコじゃないのか
78 :
22=33:01/10/23 11:29 ID:gefogaoK
>72さん、>73さん
ほめていただいて有難うございます。
普段はノーマル書かないので(笑)、中々難しいですね。
>74さん
私はジャンヌを読む為に買い始めました。22になります。
・・・キショイとか言われたらどうしよう(汗)。
>75さん
拾って??
>76さん
某掲示板??でも、出来るだけまったりしたいですね。
厨と言ってもここのスレは住人少なそうですし。
>77さん
う…スレ違い、と言う事でしょうか。
同じ種村作品なので出来るだけ穏便に見ていただきたいです…。
79 :
22:01/10/23 11:43 ID:gefogaoK
>71の続き
(氷月…好きって、言ってくれた…)
嬉しいはずなのに、怖い。憂はどうすればいいか戸惑った。
「ん…ふ!」
憂のドレス越しに氷月がゆっくりと指を滑らせる。
生地の感触を楽しむような――憂の体のラインを確かめるような、
そんな動きで。
(いや…こわい…)
ゾクゾクと、背筋を何かが走り抜けていく。
侍女に体を洗ってもらっている時に感じた、「何か」。
「ん…ん」
憂は氷月から離れようともがくが氷月は強く憂を抱き寄せるだけで、
抵抗にもならない。
(こわい…氷月じゃないみたい…)
「んーんー!」
ぱたぱたと力なく氷月の腕を叩くが氷月のい指は、とまらない。
遠慮なしにドレスの裾をめくりあげると、
憂の普段は決して人目につくことはない白い肌が、
純白の下着がさらされる。ひやりとした空気があたった。
「ぷはぁっ…」
ようやく氷月の唇が離れると、憂は息を吸った。
「は、は…はぁ…」
顔を真っ赤にしながら懸命に息を吸う姿が愛らしい。
氷月は、自分を止めることが出来ないでいた。
(僕は、何をやってるんだ…?こんなことをしてはいけない。
まだ想いを伝えたばかりというのに―――)
しかし、体の奥底から憂を求めている。
80 :
22:01/10/23 12:02 ID:gefogaoK
自分でも痛いくらいに勃起しているのが判る。
憂に拒否されても――今ここで、抱きたかった。
だがそれをしてしまえば全てが壊れるのも、知っていた。
(憂様――)
ここで抱いてしまえば、憂の笑顔が崩れるかもしれない。
そう思ったら――抱くことなど、出来るはずが無かった。
すっと氷月が離れる。
「ひ…づき?」
「僕は――どうやら、すこしおかしくなっているようです。
頭を冷やしてきます」
苦しそうな顔で氷月が笑う。踵を返し、氷月が早足で出て行こうとする。
「待って…氷月…!」
憂が走って追い掛け――抱きついた。
「憂様!」
ドクン、と氷月の中で何かが蠢く。柔らかい憂の胸が、背中に当たる。
「こわい氷月はいやだけど、悲しい顔をした氷月はもっといや…。
そんな顔をしたまま――一人でどこかに行ってしまわないで。
私を、置いていかないで下さい…」
「憂様…」
氷月は何と言っていいものか迷った。
恐らく――憂は、まだ性に関しての知識は無いだろうし、
かと言ってここで男について理解してほしくて説明するのも気が引ける。
迷う内に、憂の手が――氷月の股間へと伸びた。
「!?」(姫様…!!(  ̄◇ ̄:))
まだ勃起したままの氷月のを撫で始める。
「な、何をするんですか姫様!!!」
慌ててどもる氷月に憂は恥ずかしそうな顔で「教えてもらったの」と答えた。
(憂姫に――誰が、こんな…)
もどかしい動きで上下にしごかれ、氷月は恥ずかしくなってきた。
「ひ、姫!う、う、う、憂姫様!お止め下さい!こ、こ、こここ、こんな…」
(意味を判っているのか??)
「・・・氷月の、大きい…」
その一言に、氷月は暴発しそうになる。
このままではマズイ、と思った。
(何とか止めさせなければ)
81 :
22:01/10/23 12:33 ID:gefogaoK
まさか、一国の王女である憂がこんな事をするとは思わなかった氷月は動揺が隠せない。
どうする事も出来ず、いや、逆にどうすればいいかわからずなすがままになっている。
「う、う、い…さま…!」
憂は氷月のジッパーを下ろすと苦しそうにしている氷月のを下着から出そうとした。
しかし後ろからなので良く判らないので前にやってきた。
「憂様…!」
慌てて氷月が隠そうとしたがその前に憂は「えいっ!」と氷月を床に押し倒した。
「お姉ちゃんから、教えてもらったの…
こうすれば、男の人は気持ち良くなるって…だから――」
「きょ、響古様が…!?」
「うん、逆滝にいつもしてるって…言ってた」
「……」
憂に馬乗りにされ、氷月は抵抗出来なくなっていた。
自分の股間を、食い入るように憂が見ている。
(恥ずかしいなぁ…)
もぞもぞと氷月のモノをパンツから出すと憂はそれをじーっと見た。
恐らく、見るのは始めてなのだろう。
顔の角度を変えては物珍しげに、見ている。
「憂様、恥ずかしいから…もう止めにしませんか?」
見上げながら氷月が言う。
憂はその言葉が耳に入らなかったのか、今度は直接しごき始めた。
「うっ…」
「お姉ちゃんの話だと…ここを吸えばいいって言ってた…」
ぼそぼそと言いながら憂が氷月の乳首をちゅうちゅうと吸い始める。
「っ…は…っ」
苦しげに見を捩じらせて氷月が息を漏らす。
(これでは…立場が…逆な気が…)
先ほどのたどたどしい動きから、慣れてきたのか早くなってきている。
マズイ、と思った。このままでは―…。
「は、ぅ…」
82 :
かなめ:01/10/23 18:47 ID:trsaHXYu
>76 騒いでごめんねι気悪くしたかな?すみません。
私は21です。
83 :
76:01/10/23 23:26 ID:r7XzaW/v
>82
うん、言い過ぎたかもしれない、すみません。
でも、☆とか!!!とかvとか連発されると本当に引くのです。
>22
文上手いですね。攻め憂…。
>77
一作家一スレが原則ですから、種村作品ここでまとめちゃって問題ないと思います。
84 :
22:01/10/24 13:17 ID:83RbxLwR
徐々に生産効率(笑)が落ちている22です。
今書いている氷月×憂が終わったら
ノイン×まろん書こうかと考えてます(w
>82さん
年近いですね〜☆とかを少し減らせば良いかと思います。
そんなに落ち込むこと無いですよ(^^
>76さん
誉めていただいて嬉しいです。
ふ、とこのまま氷月が攻めまくるのでは、面白くないなぁと。
攻める憂も見たいなぁ…と悪魔が囁いたのです(w
85 :
22:01/10/24 13:37 ID:83RbxLwR
何か自分がイタくなってきてるような気がしてますが、>81の続きです。
氷月のをしごく憂の手に汗とは違う液体が付く。
驚いて視線を下げると、氷月の先端から透明な汁が溢れている。
「なんか出てきました…」
まだそれが何であるか知らない憂が??と?を飛ばしている。
氷月はどこか遠くへ逃げたかった。いやむしろ消え入りたかった。
(あ、もしかして…ジュースかな?…美味しいのかな…?)
羞恥で頬は紅潮し、息も乱れる。
憂にはだけさせられた服にじっとりと汗がにじむ。
「もう…やめ…!」
言いかけた氷月のモノを、温かい何かが――包んだ。
ぞくり、ぞくりと悪寒が走る。
「う、あ、ぁぁ…う、う…い…さっ…な、にを」
見ると憂が氷月のを口に咥えていた。
しかし、微妙に顔をしかめている。
「…ひぇんなあじひゅる…(訳:変な味する)」
「ひ、姫、そりゃそうですよ、美味しいわけがなっ…う!」
じゅる、じゅると憂が吸いあげる。もう、氷月は限界だった。
憂の口いっぱいに何とも言えない変な味がした。
でも氷月が気持ち良さそうな顔してるし、もっとしてあげようと思った。
じゅ…じゅる…じゅるるるっ
「う、あ、あ…で、出ますっ…憂さまっ…愛して、ます」
氷月は憂の頭を押さえ、動かし始める。
「う、うぐっ…ふっ…」
温かな口腔の感触と、憂の口に入れていると言う想いが高みへと氷月を導く。
「ふ、ふ…ふぅう!」
苦しそうな表情の憂を見ながら何かが――氷月の中で何かがはじけた。
「う、ぁあっ!」
ずるっと憂の口から出すとぼうっした表情の顔に自分の欲望をぶちまける。
びゅ、びゅるっと勢い良く出されたそれは憂の顔を白く汚した。
「は、はぁ…」
肩で息をしながら憂を見るとまだ惚けた顔をしている。
顔にかかった精液がとろっと伝い落ちた。
86 :
22:01/10/24 13:50 ID:83RbxLwR
「ひ、姫さま…これは…その…」
憂の手が、ようやく動いたかと思うと顔についた精液を拭った。
「?」
くん、と匂いを嗅ぐとそれを口に含んだ。
サーっと氷月の顔から血の気がひく。
「う、うううううう憂さまっ?!」
「美味しくない…」
憂が泣きそうな顔で氷月に言う。
まだ精液がついた顔で見られ、氷月の股間が出したばかりだというのに
また疼いてきた。
「姫、とにかく顔を拭いて」
シャツの裾で自分の出したものを拭くと氷月は立ち上がって服を整えた。
「今顔を洗った方が良いと思います…」
と言うと憂を洗面所へと連れて行く。
着くまで憂は顔が何かパリパリする、と呟いていた。
87 :
22:01/10/24 13:57 ID:83RbxLwR
後日、中庭で憂が響古と話している時にその事を言うと響古は爆笑した。
「憂、ほんとにしたの?!」
驚きと笑いを同時にしながら響古が聞く。
「うん…お姉ちゃんが教えてくれた通りにしたよ」
「そっかー。で、最後までしたんでしょ?当然」
(氷月も中々やるわね)
にやりとした響古の問いに憂が不思議そうな顔で聞き返す。
「…最後?最後って何?」
「は?」
一瞬、響古が凍る。
「だから、氷月としたんでしょ?入れたんでしょ?」
「??そのままで終わったけど…あれで終わりじゃないの??」
「…はー…」
響古がため息をついた。
「だめだこりゃ」
(ある程度まで教えれば自然と最後までいくと思ったんだけどなー)
憂が幸せそうに満面の笑みで呟く。
「氷月が好きって言ってくれただけで、幸せ…」
その笑顔に響古も笑いながらそれはそれでいっかと思った。
氷月になら、憂を安心して任せられるだろうし。
二人の婚約の発表もそう遠い事ではないだろう。
春の風が、優しく吹いている。
二人はその場に座った。
「姫さま、ケーキ焼きあがりましたよ」
氷月がケーキを片手に二人の元へと駆けて来る。
逆滝も手に人数分のグラスとジュースを持ってきた。
氷月は憂の横へ、逆滝は響古の横に腰掛けると空を見上げた。
88 :
22:01/10/24 13:58 ID:83RbxLwR
…と、相変わらずオチてるのかオチてないのか判らないですが。
氷月×憂、終わりました。
なんかシリアスのつもりでギャグになってしまいました(^^;
長くてすみませんです。
攻め憂タン・・・イイ!
憂が主人公の物語を想像すると、
響古がすごく良いお姉ちゃんになってしまいますね。
22さん、ノイソ×マロソの小説も楽しみにしています。
90 :
かなめ:01/10/24 20:09 ID:jJmK76/i
88>とても良い小説ですね。
次回楽しみにしてます。
89>これからは、☆などを書かないようにします。
迷惑かけてすみませんでした。
89さんの小説を、また読みたいなぁなどと思っている自分です。
ここほんとにいいね。
まったりまったり。ちゃんと和解(?)してるし。
小説面白いし。
92 :
22:01/10/25 16:16 ID:mJAf8mjt
22です。感想有難うございます(^^
>89さん
原作を読んでいると本当は良いお姉さんなのではないか?
とは思ったのです。ただ表現されていませんでしたけど…。
たぶん憂が純粋だから色々と手助けしてあげてるんじゃないかな?と。
攻め憂を書く人は他に居ないのでしょうか。攻め憂プリーズ(w
>90さん
そう言っていただけると嬉しいです。
次回もまたがんばります。
>91さん
そうですよね〜まったりとしていて。
他の方の作品もまた読みたいです。
93 :
22:01/10/26 15:39 ID:6iBOyv6C
と言うわけでノイン×まろん、かなり長くなるのですが…はじめます。
かなり暗い話です(-_-;
――暗闇の中に一人で沈んでいた。
水とも泥とも違う感触の中――ただ独りで居た。
全てが凍り付いてしまったようにも思えた。
あの日――愛するあの人が殺されてしまってから――。
神への怒りで狂いそうになったあの日から、望みは潰えた。
そうだ――神など、居なくなってしまえば良い。
…そう、思って反逆行為を重ねた。
子供を犯し殺し、禁忌とされる同性愛にも溺れ。
しかし何も変わらないままだ。
あんなにも民を――自分を慕ってくれていた民を愛していたのに。
悪魔憑き――そう言われても何も感じず殺し続けた。
足元には血で出来た海。中から聞こえる人々の叫び、救いを求める声。
他人の血に塗れた、自分の体。
暗闇の中待ち続ける。
あの人が――彼女がいつか生まれ変わる、その時を。
再会を果たす、その瞬間を。
94 :
22:01/10/26 16:01 ID:6iBOyv6C
命の生まれる音を聞いた時、わずかに彼は微笑んだ。
――日下部、まろん。
それが彼の愛した女性の今生の名。
「見つけましたよ…ジャンヌ…ジャンヌ・ダルク…ようやく…」
凍りついた時間が少しずつ、動き始める。
数百年も待ち続けていた、恋人。
彼は――ノイン・クロードは立ち上がった。
「ジャンヌ――」
名を呟く彼の瞳からは涙が溢れていた。
微かに部屋に差し込んだ光が壁にかけられた逆さになった十字架を照らす。
「今度は、神になど渡さない――」
誰にともなく言うとノインは服を掴んだ。
まだ幼い日下部まろんは一人きりの家の中、
海外へ仕事に行ってしまった両親からの連絡を待っていた。
いつか帰ってくる――そう信じてずっと待ち続けている。
今日は雨が降っていた。
親友の都と家の前で別れ、シャワーを軽く浴びるとテレビをつけた。
(だれも…おうちにいない…)
まだ小学生のまろんは不安でたまらなかった。
今日は早めに寝ようとまろんはベッドへもぐりこんだ。
(おとうさん…おかあさん…)
涙目になりながら布団を握る。
不安で押しつぶされそうになりながら――いつしか、まろんは眠りに落ちていった。
95 :
22:01/10/26 16:11 ID:6iBOyv6C
優しい誰かの温もりでまろんは目を覚ました。
目の前に知らない男の人が座っていた。
「…?」
??と言う顔でまろんが男の人を見る。
まるでお伽話に出てくる格好の男性は微笑んだ。
「こんにちは。日下部まろんさん」
穏やかな――とても優しい声で呼ばれ、まろんもこんにちはと返した。
「えっと…誰?」
くすくすと笑って男の人はまろんへ挨拶をする。
「私はノイン。ノイン・クロードと申します」
「のいん?」
ええ、と頷く。まろんはどうして家に居るの?と聞いた。
「今ここはあなたの夢の中なんですよ。
そして私は何でも出来ます――たとえば」
ノインが指を弾くと空中からお菓子が現れた。
「こんなことも。空を飛ぶこともできます」
「す、すごい・・・!のいんってすごいね!」
まろんががしっとノインの腕を掴む。
今、ここは自分の夢の中…ならば――。
「おそらをとんでみたい…」
ノインは笑ってまろんを抱き上げた。
「では外へ出ましょう」
がら、と窓を開けてノインはたん、と地を蹴った。
ふわっ…
二人の体が浮き上がった。そのままぐんぐん上昇していく。
「わぁっ…」
ノインの服を掴みながらまろんが声をあげる。
住んでいる街が遥か下に――遠くなっていく。
雨上がりの街をキラキラと月が照らしている。
「まろん、これは夢なんですよ…覚めれば、忘れるでしょう。
手のひらで溶けていく雪のように――でも」
ノインが喜ぶまろんの頬にキスをする。
「いつか、あなたに会いに行きますよ」
まろんは自分の下に広がる世界に見惚れていた。
いつか、両親とともに見たいと思いながら――まろんの意識は遠ざかっていった。
96 :
22:01/10/26 16:18 ID:6iBOyv6C
不思議な夢をみていた気がする――と思った。
まろんは起き上がり、のびをする。
周りを見ても誰も居ない。窓には鍵がかかっている。
いつもの日常を繰り返す内にまろんはすっかり夢の事を忘れた。
あう、時間が無いのでちょっとここまでデス…ι
続きはまた後で…
97 :
:01/10/29 03:23 ID:sYZXptVp
今までの発言について 投稿者:便所種村 投稿日:2001/10/28(Sun) 09:31 No.144
http://mbspro6.uic.to/user/natukik.html 種村信者が2chネラーを嫌う理由をご説明します。
昔、種村有菜が「神風怪盗ジャンヌ」という作品を書いていたころの
話です。種村は2chの少女漫画板で自分の漫画が批判されているのを
発見しました。まぁ、常識ある人間なら放置して見なかったことにしたり、批判を一通りみて、自分の漫画の向上に使ったりしますよね。
でも種村はその批判されていたことを自分のコミックスの柱に書き、
「やめろ」と訴えたのです。その上、「でもでも、みんな許してあげてね。その人たちにも事情があるのよ」とあたかも「私は優しいのよ」
オーラを放ちました。あぁ、書いてる私も嫌になってきました。
まぁ、こんなやつなんです。それをみた、まだ頭脳が成長しきってない
リアル厨・・・おっと、失礼。お子さんさちが「ひっど〜い!!」
と2chをけなしはじめたのがきっかけです。あ〜本当は、まだまだ
あるんですよ、種村のキティガイ発言の数々・・・。
今回のカキコをみてもっと知りたいと言うひとはレスお願いします。
要は書いてる本人も「少女」だった、とゆーコトですか。
コドモって潔癖で残酷だよね。
や、自分は種村マンガ好きですよ。
ちょうどこの件載ってるコミックス読んでないんで
何であんな暗いんだろうと思ってたら。
まっさか2chが原因だったとは。
も少し大人だと思ってたよ………。
コピペにマジレスしちまったんでsage。
99 :
22:01/10/29 11:52 ID:On1ylO2U
>97
んー、あっちの板で既に見てるので別に何とも…。
掲示板アドレスを出すのは可哀想じゃないでしょうか。
もう十分にあれているんですし。
コミックスは全巻持ってますがもしかしてぶりっこ発言??
でも、種村先生はもう少し年相応に落ち着けばおお化けするかも。
と、未だに期待を捨てきれてないファンです。
お目汚しレスですね(-_-)
100 :
22:01/10/29 11:58 ID:On1ylO2U
怪盗ジャンヌとしての役目を果たし、全てが終わり――
まろんはようやく地に足をつけて暮らす事が出来るようになった。
常に自分を見守ってくれる名古屋稚空のおかげだろう。
ノインは時には稚空と競うように、でも何処か寂しげな顔でまろんを見守り続けた。
前世での想いは叶う事が無いと判っていてもまろんのジャンヌを護りたい、
その気持ちだけは変わらないままだ。
まろんもそんな気持ちを知ってか知らずかノインを良く家に招き入れる事が多かった。
勿論ノインの気持ちも知っているが自分は自分で前世は前世とまろんは割り切っている。
それが、逆にノインを苦しめているとも知らずに。
まろんはお茶をいれながらノインに話し掛けた。
「そろそろ稚空との結婚の話も出始めているの」
その言葉に僅かにノインの――紫界堂聖の顔に動揺の色が浮かんだ。
101 :
22:01/10/29 12:09 ID:On1ylO2U
「そう、ですか…それはおめでとうございます」
高校を卒業し、稚空は他の土地の大学へと行ってしまった。
まろんはこの家で、この場所で待ち続けている。
――恋人が帰ってくるのを。自分を迎えに来るその日まで。
聖は胸が痛んだ。
思いを告げ、きっぱりと断られたと言うのに――胸が痛い。
まろんが聖の前に茶の入ったカップを置いた。
白いその指に婚約指輪がキラリと光る。他の人間の物だと示すように。
聖は思わずまろんの手を取った。
思うよりも細い手首を握り、抱き寄せる。
「きゃっ…」
正面から抱き合うような形にまろんは動揺した。
「な……?」
何?と言いたげに聖の顔を見る。
――だが見た聖の顔は見た事も無いような悲しい、痛々しい表情だった。
102 :
22:01/10/29 12:17 ID:On1ylO2U
その唇が震え、何かを伝えようとする。
「……」
――愛しています。
その一言を告げたかった。小さい時からずっと見守ってきた。
誰よりもまろんの事を知っているし、まろんの中のジャンヌだけではなく、
まろん自身も愛している。
だが、ここで伝えても以前と同じようにかわされるだけだ。
それどころか結婚の話が持ち上がっている今、その行動はあまりに軽率だろう。
彼女の掴み始めた幸せを自分の手で汚すのは許せなかった。
まろんにも、雰囲気から聖が何を言いたいかが良く判った。
そして以前のようにかわす事しか出来ないのも。
すっとまろんの手首から、聖の手が離れた。
「…すみません」
それだけ言うと抱き寄せた腕もゆっくりと離す。
――微かに香る、シトラス。
これは自分へのものじゃない。
103 :
22:01/10/29 12:43 ID:On1ylO2U
聖は目を閉じた。
(もう…会うのは、いけない…)
二人の体が離れようとした、その瞬間――まろんが聖へと抱きついた。
「ごめんね…」
まろんの心もまた、痛かった。
こうして誰かの心を傷つけても、稚空の事が好きだから。
「でも、ノインの気持ちもわかるから――一度だけなら、いいよ」
まろんが着ていた服のボタンを外し始める。
「しかし…」
ごくりと聖は息を飲んだ。こんな事をしていいのだろうか?
だが、まろんは明らかに誘っている。
「…ね。しよ…」
まろんは耳元で囁いた。
104 :
:01/10/29 21:37 ID:7Sbo6Tpt
お、いよいよか
105 :
22:01/10/31 15:23 ID:Tu4syzlK
>104
前振りが長くてすみません(^^;
ようやく本編のエロです。
判りにくいですがノインが人間の姿をしている時は紫界堂聖、
悪魔の姿に戻った時はノインと表記してますι
やけに喉が乾いてくる。
先ほどまろんが茶をいれたにも関わらず――
ズキ、と下半身が熱を持ってくるのを感じる。
『…ね。しよ…』
まろんの声が、甘く、聖を誘う。
昼間から――誰も居ない家で、まろんは服を脱いだ。
下着だけとなると躊躇う聖の股間を撫で始めた。
妙に慣れた――男を知る、触り方。
「っ…ぅ…」
暫くぶりの他人の手にノインがひく、と震える。
先程から熱く、服の下で窮屈そうにそそり立つそれを、
長く思い続けた人が――まろんが触っている。
どこか興奮したような――熱に浮かされたような顔で
「あ…ノインの、勃ってる…よ…大きい…」
「お止め下さいい。あなたには――名古屋くんが…」
「ノインはずっと、私を好きだったんでしょう?
前世のジャンヌも、今の私も――…好きだったんだよね。
でも稚空がいるからノインと結ばれる事は出来ないけど…
一度だけなら抱かれても…いいよ?」
「…まろん…」
一時は他に想い人が居ても構わないと思っていた。
体さえ手に入れれば心も手に入れられると。
しかし、これは――違う。何かが、違う。
「抱いた後は――もう、ノインとは会わないから…」
切なげにまろんは目を伏せた。
106 :
22:01/10/31 15:38 ID:Tu4syzlK
前世からジャンヌを、まろんを見守り続けてきたノインを、
まろんもきっと心の何処かで慕ってきたのだろう。
稚空への恋心とは違う形の想いで。
だからこそ家へと招いてくれていたに違いなかった。
何処か、心が微妙に擦れ違っているような…そんな雰囲気の中、
まろんが聖のを形を確かめるように撫でながら、先端を指で弄くる。
ノインはまろんの手を取り、掴みあげた。
「ノ…イン?」
「まろん、愛しています」
ノインは何かを決めたように言うとまろんの唇に自分の唇を重ねた。
「ん…ふっ…」
無遠慮に舌を入れ、まろんの口腔を舐め回すと、まろんの舌へと絡ませる。
まろんは嫌がる素振りも見せず、うっとりとした顔でいる。
「ん、はっ…ふっ…」
ノインは掴んだ腕を放すと今度はまろんの手に自分の手を重ね、
まろん自身の股間へと伸ばした。
「んふぅっ!」
まろんがビク、と驚いたような仕草をする。
(や…恥ずかしい…)
積極的に舌を絡ませ、口の端から涎を垂らしながらまろんは震えた。
自分の指が――薄いパンティ越しにあそこに触れる。
もう既に濡れて、ほんのりと染みが出来ていた。
「ぷはっ…」
ようやくノインは口を離すと、二人の間にキラキラと涎が糸をひいた。
「はぁ、はっ、はっ…はぁ…」
苦しそうにまろんが息をしている。興奮なのか、息苦しいからなのか
耳まで赤くなっている。
107 :
22:01/10/31 16:07 ID:Tu4syzlK
聖はまろんの手を使って彼女自身の秘裂をこすらせる。
「ふ、う…ん…」
声を押し殺しながら聖を見上げる目は
もっとしてと言っているようにも見える。
「――まろん」
名前を呼び、重ねた手に力をこめる。
彼女の中指を秘裂に合わせ、ゆっくりと指を埋めていく。
「わかりますか?まろん…今中指の第一関節が入っていきますよ。
もうぬるぬるですからね、スムーズですね」
「あ、や、あああ…。あ、う…」
(指が…あそこに指が入ってくる…!)
自分の指が、他の人に操られて入ってくる――
そう考えただけでじゅん、と体がうずく。
聖はまろんの指をさらに深く埋め込ませると、抱えあげた。
「あっ!?」
何をするつもりか判らず戸惑うまろんに聖は微笑むと
指を抜かないように命令した。
108 :
22:01/10/31 16:22 ID:Tu4syzlK
大きな鏡の前でまろんを下ろすと鏡と向かい合わせになるように、
鏡に良くうつるように後ろに座る。
ちょこん、と座ったまろんの足を開かせると、
すっかり濡れて染みが大きくなっているパンティに指をひっかける。
「あっ…やっ…」
上へと指を上げると、すっかりパンティが食いこむような形になった。
まろんが指を入れたままの部分だけが妙に生々しく、隠している。
「まろん、、指が埋まっているのが良く判るでしょう?
こんな事してもらった事ありますか?」
「やっ…ノイン…やめて、恥ずかしいからやめてっ…」
首を振りながらまろんは言うが実際は指を抜こうともせず、
聖の手をはたこうともしない。
「おやおや。口と体は言っている事が随分と違うようですよ。ほら」
笑い、聖はまろんの手に自分の手を再び重ねると激しく動かし始める。
「ああ…」
指が布越しに深く埋まるかと思うと一気にひきぬかれる。
その度にくちゅ、くちゅといやらしい、耳を塞ぎたくなる音が響く。
「あ、あ、あっ…」
自分では指を入れた事が無いまろんは、恥ずかしくなった。
布越しとは言え、伝わってくる自分の中の温もり、そして指に絡み付く襞。
正面の鏡を見れば恍惚とした顔でなすがままになっている自分が居る。
足をだらしなく開いている為、パンティに指が埋まっては出てくるのが見える。
「や、いやっ…」
透けて見える自分のあそこの形にまろんは恥ずかしくなって首を振る。
聖はその反応を楽しむように動きを更に早めた。
「あ、や、いや、や、や、やああああああっ…」
ビクビクと震えながらまろんは鏡から視線を逸らせない。
鏡の中の自分も、気持ち良さそうにしている。
涎まで垂らして――あそこを、濡らして。
109 :
22:01/10/31 16:33 ID:Tu4syzlK
「あ、あ、あっ…」
指の動きにイキそうになりながらまろんが自分の手を必死に動かす。
もう聖の手はただ重ねているだけで動かしてはいない。
「は、あ、あ、いっちゃう…いっちゃうううううっ…」
ビクンビクンとしながらまろんが自分を見る。
物欲しそうにあそこをヒクつかせて、指を飲み込んでいる。
「あ、あ、恥ずかしいっ…でも、ダメえっ!」
更に指を動かそうとしたまろんの手を聖が止めた。
「やぁっ…」
非難するような視線を向けると意地悪そうに笑う。
「いやなようなので。止めましたよ」
「やぁっ…ノイン…」
「おや、もっとして欲しかったのですか?」
まろんの手をどけるとあそこの形が見えるくらいに
貼り付いているパンティをまた上へと引っ張る。
「はぁっ…!」
ズリ、ズリっとあそこがこすりあげられる。
「いやといったりそうでなかったり…わがままですね、まろんは。
どうして欲しいんですか…?」
低く囁くとまろんが自分から腰を動かし始める。
「あ、あ、ね、もっと…もっとしてっ…!」
「何をもっとして欲しいんですか?」
「あそこを…いじめてっ…!」
泣きそうな声で叫ぶと、まろんは自分の中の波を感じた。
もう、すぐに波にでもさらわれて――どうにかなってしまいそうな。
がくがくと足が震える。
聖はまろんのパンティを脱がすと、自分の髪を縛るリボンを外した。
…続きは、また後日書きマース。もうお腹イパーイですか??(汗
110 :
かなめ:01/10/31 19:45 ID:wtRLFo5v
すごく良いですよ22様。
私のツボにはまりますよ。
でも、稚×まも読みたいですねー。
その前に、この続きが読みたいですけど(笑
22様の小説、大好きです。
111 :
89:01/11/01 12:00 ID:5u6+QQpD
私も22さんの小説好きですよー。
いきなりH書くんじゃなく
ちゃんと物語としてまとまっているし。
ありなってぃの書くマロソよりも魅力的(w
112 :
名無しさん@ピンキー:01/11/04 21:37 ID:3JVt4UqN
つ、続きをはやくーーー!
113 :
22:01/11/05 11:46 ID:WxcQfI1I
す、すみません。流行の風邪にやられてました( ;´д`)
>かなめさん
そう言ってもらえると救われるような。
時々長いのでエロ部分だけ抜き出して書くべき?とも思うのです。
でも私自身エロに至るまでの背景が無いと萌えないので(w
ついつい長くなってしまいます。これでも短くしているのですが(^^;
>89=111さん
物語としてまとまっていますか…なんだかほっとしました。
消化不良気味な部分もありますが頑張ります。
>112さん
あ、あう…続きをどうぞです( ̄ー ̄)
114 :
22:01/11/05 12:05 ID:WxcQfI1I
>109の続きです
美しい、良く鍛えられた鉄のような髪がさらり、と流れる。
紫界堂聖から本来の自分の姿へと戻ると、ノインはまろんの髪に唇を寄せる。
今、この一時だけは全て自分だけのもの――
「まろん――愛しています。ジャンヌではなく、あなたを」
聞こえるか聞こえないかの声で呟き、そっと唇で髪の毛を愛撫する。
「ふっ…」
敏感になった体は、それだけで快楽を覚える。
「ノ…イン…」
まろんが名前を呼び、ノインへと手を伸ばす。
顔は俯いたまま。
(ずっとずっと感じてたの…私へのノインの痛みを、想いを。
重くて、私には背負えないって知っていたから…
稚空が居るから、想いには応えられないって知っていたから――)
まろんの想いを感じたのか、ノインもその手に自分の手を重ねる。
「まろん…」
ノインも名前を呼び、まろんを見つめる。
――これで最後。想いに応える代わりに、もう二度と会わない。
(想いに応えるのは、本当の意味では出来ないけど――
これ以上は、ノインを傷つけていくだけだから…)
「…これを、最後にしよう?」
強い決意が込められたまろんの手をしっかりと握ると、
ノインは頷いた。
115 :
22:01/11/05 12:31 ID:WxcQfI1I
鏡に映る二人の姿は、今だけのもの。
切なさと、愛しさと、ほんの少しの「何か」を感じながら、まろんは鏡を見る。
ノインが悲しそうな…寂しそうな顔で笑っていた。
(鏡を見るのは怖かった…自分をそのまま映すから――
でも、もうノインの想いから逃げちゃだめなんだ…)
ノインがまろんの手をゆっくりと床に下ろす。
「……」
無言で全裸になったまろんのあそこを奥まで見えるように指で広げると、
まろんに見るように促す。
「いやっ、やめてノイン…恥ずかしいよぉ…」
泣きそうな顔でまろんが首を振る。
「まろん、見ないとあそこをいじめてあげませんよ?」
「あ…やっ…」
(稚空にすらこんなの…されてないのに…)
「ほら、まろん?」
ノインがあそこにあてた指で開いたり、閉じたりさせる。
くちゅ、くちゅと言う音と共にノインの指に溢れ出てきた蜜が絡む。
「やっ…やぁんっ」
薄っすらと目を開けて鏡を見る。
足を開き、あそこを広げられて――いやらしい顔をしてる自分が見える。
「いやとか言いながら見ているのですね。
まろんは淫乱な人だ。ここもこんなに音を立ててる。
ほら、広げられたここが、ヒクヒクしているのが見えるでしょう?」
「いやっ…ああ…」
吐息を漏らし、まろんは首を振る。
しかしノインの言葉通り広げられたあそこは奥まで見え、
物欲しそうにヒクヒクと襞が蠢いている。
溢れ出た蜜はまろんの太腿を、ノインの指を汚した。
116 :
22:01/11/05 12:46 ID:WxcQfI1I
「ね、もう…早く…して…」
「まだですよ」
くすくすと笑い、まろんの手を取った。
「まろん、両手で自分のあそこを広げて下さい。
良く、見えるように」
「できな…い…よっ」
まだ恥ずかしがるまろんにノインが囁く。
「先程私に迫った事の方が、恥ずべき事ではないのですか?」
「!…そ、それは…」
「それにまろん。恥ずかしがっている割には――行動が伴っていませんよ」
「…いじわる…しないで…」
「いじわるなんかしてませんよ。
まろんがいつまでも恥ずかしがっているから、言ってるだけの事です」
ノインが服を脱ぎ始める。
「全て脱ぐまでに、自分のあそこを両手で広げていないと、入れませんよ?」
「やぁっ…」
(体が熱いのに…欲しいのに……そんなのっ…やっ…!)
まろんがおずおずと自分のあそこに手を伸ばした。
すっと近くに触れるだけでピク、と体が反応する。
(こんな…こんな事…)
はぁ、はぁと息を荒げ、熱に浮かされたように朦朧としてくる。
自分の体ではないかのように熱いそこを両手で広げると、ノインを見る。
ぬる、と蜜が指に絡むんだ。
117 :
22:01/11/05 13:09 ID:WxcQfI1I
しまった、絡むんだではなく絡んだです>最後の一行
マヌケ過ぎ…。
続き、といきたかったのですが時間切れです(T_T)
また後ほど〜
118 :
かなめ:01/11/05 20:38 ID:y0GBpRvH
22様。もうツボにはまりすぎですね。
ぜひ、この続きを!!
この話が終わったら稚空×まろんを書いてはもらえないでしょうか?
なぜか。このカップリング好きなんですよ。
聖×まろんも良いですけど。
これからも応援してます。
119 :
かなめ:01/11/06 18:31 ID:2tBTkKJ4
続きをお願いします
120 :
名無しさん@ピンキー:01/11/06 21:34 ID:4ABGvdzM
すんごくいい。続きを早く読みたい!
121 :
22:01/11/07 21:51 ID:IIqqtjmt
>かなめさん、120さん
待たせてすみません、続きです。
稚×まですが考えてみます〜。
と言うか変な所で切りすぎですね…すみません(´Д` ;)
122 :
22:01/11/07 22:04 ID:IIqqtjmt
「恥ずかしいのではなかったのですか?」
くすくすと笑われ、目を閉じる。
「…いじわるなのね…ノイン…」
「いじわる?ふふ、あなたを愛しているからこそ――ですよ」
服を脱いだノインが足を開き、自分であそこを広げるまろんの前に座る。
「はっ…あ…」
(全部、見られちゃうっ…)
ノインがじっくりと観察するように眺めるとそれだけでまろんが震えた。
とろとろと蜜は溢れ、太腿から床へと伝い落ちる。
「ね、はや…く…」
(もう…我慢できないの)
恥じらいつつも言葉通りに行動するまろんへと手を伸ばす。
「愛してますよ…心から」
「……ノイン」
決して愛している、とはまろんは言えなかった。
恋人から婚約者へとなった人が居るから――。
少し困ったようなまろんにノインはキスをし、すぐ離す。
「あなたが、誰を愛しているか――それぐらいは、知っています。
決してその心が私に向かない事も」
「ノイン…私…」
「あなたの事を前世から見ているのですよ、わたしは。
ジャンヌの時も…まろんの時も、いつもわたしは見ていた。
あなたが、私への愛の言葉を囁く日が来なくても…
わたしは、あなたを――愛しています」
まろんの髪を撫で、優しく微笑む。
「ただ一度だけでも、あなたと一つになれるだけで私は良いのです」
あそこを広げたままのまろんの手を取る。
「…それだけで…良いのですよ」
123 :
22:01/11/07 22:21 ID:IIqqtjmt
自分に言い聞かせるように呟くと、まろんの手にくちづけをする。
――悪魔となった今でも、あなただけを愛しています。
そう、届かない想いを込めて。
「ノイン…」
ゆっくりと、唇を離しまろんの開いたあそこへと自分のを宛がう。
ぬるぬるとしている――これなら、楽に入るだろう。
「今だけは、わたしだけのまろんで居てください。
あなたの心を、わたしだけで占めていてください――」
切なげに囁くと、まろんが返事をする前にぐっと腰を突き出す。
「う、あっあ…」
ぬぷっと中に入ってくるのが判る。
「は、あっ…入ってくる…ノインの…入って…!」
初めて稚空以外の人間のが入ってくるのを感じ、まろんは熱くなった。
これは、裏切りだ。稚空への――自分への。
そう思っていても、ノインを受け入れたかった。
ただ、稚空と離れて寂しかったのを埋めたかっただけかもしれない。
ただ、ノインを利用しているだけかもしれない――。
いずれはっきりさせなければと思っていた。
ノインがいつまでも過去の想いに捕らわれているならば終わらせなければいけない。
抱かれる事が本当に必要かどうかも判らなかった。
でも、ノインの待ち続けた想いだけを無視していくのはできなかった。
自分だけが幸せになってしまってはジャンヌが生まれ変わるのを待った彼に申し訳無かった。
想いに応えられない償いになるとは思わない。
しかし今、言葉にならない何かが普段のまろんではしない事をさせている。
「ノ…インッ…」
自分の体に重なってきたノインの手を握る。
「まろん…」
少しためらいがちに握り返し、更にまろんへと体を寄せる。
温かい、まろんの中が優しくノインを包み込む。
「はっ、ああ、熱いっ…ノインの…熱いっ…」
ノインは根元まで入れると一息つきまろんの顔を見た。
124 :
22:01/11/07 22:43 ID:IIqqtjmt
はあはあと肩で息をし、惚けたような顔でノインを見つめている。
前世の時と全く変わらない、澄んだ眼差しで。
(――ああ…やはり、あなたはジャンヌでもあるのですね…)
数百の月日を経ても変わらない眼差しにノインは胸が熱くなる。
まろんは自分の中で脈打つノインのモノを感じる。
十分に濡れているので痛くは無いけれど――心が痛い。
愛してくれている稚空を、婚約者を裏切っている事実。
稚空と変わらない、いや、それ以上の想いで愛してくれているノインを、
ただ傷つける事しか出来ない自分。
二人を同じように愛するなんて器用な事はできない。
「…まろん?」
まろんのそんな心情に気付いたのか、怪訝そうな顔でノインが見ている。
慌てて笑みを返すとノインと繋いだ手に力をこめる。
「…いいよ、動いて…今だけは、ノインだけの私だから――」
「ありがとう、まろん」
頷き、ノインはゆっくりと動かし始める。
「う、あ、あんっ…もっと激しくても、だいじょう、ぶっ…ああんっ」
「ふふ、まろんのが良く締めつけてくれますよ」
じゅぶ、じゅぶとノインが動く度に音がする。
溢れかえった蜜が絡み、潤滑油の役目となって動きをスムーズにしてくれる。
「は、あっ…あ、あ、ああ、あっ」
「っまろんっ…!」
じゅぶ、じゅぶ、じゅぶっ…
まろんの中を掻き回し、抜き、一気に根元まで入れながら乳房を揉む。
いつの間に、こんなに『女』へと成長したのだろう。
ノインの中のまろんは子供の時と何ら変わり無いのに。
手のひらからもはみ出すほど大きい乳房を手でこね、形を変え楽しむ。
125 :
22:01/11/07 22:49 ID:IIqqtjmt
しまった!ageちゃったぁああ(>_<)
「は、あ、あっ…!」
まろんの手が離れ、ノインの背中へとまわされた。
ノインは開いた手でまろんのクリトリスを探る。
「ひゃっ…う!」
ぶるッとまろんが震え、目を見開く。
もう既に固く勃起したクリトリスをつまみ、痛くならない程度に転がす。
「は、あ、あっあっつあっ!」
ピクン、ピクンと震える体を抱き締めて更にピストンを早める。
きゅううっとまろんの襞が締まり、ノインへと絡みつく。
「うっ…」
まろんの締め付けに顔をしかめながら耐える。
ノインの背中に爪を立て、まろんが甘い声を漏らす。
「あ、あんっ…ダメ、もう、だめぇっ…くるッ…きちゃうぅっ!」
ビクビクと体を震わせ迫り来る何かにまろんも耐える。
「ノイン、もうだめっ…もう、だめぇぇっ!イッちゃう!イッちゃうっ…!」
「まろん、私ももうっ…」
「あ、なら、いっしょ…に、いっしょに!」
ノインはまろんの体を強く抱き締め、頷く。
「あ、あ、あ、あはっ、あ、は、あ、あああああああああ、っ…っ!」
声にならない声をあげ、ノインにしがみつく。
体が浮いてどこかへ飛ばされそうになる――そんな快楽の中、ノインへと縋る。
「ノイン、ノイン、ノインッ…も、だめ、いくッ…いくううううううううううっ!」
「まろんっ…愛してますっ…」
ぎゅうぅっとしがみつきながら――まろんは絶頂を迎えた。
更に締めつけられ、ノインも我慢できずにまろんの中へと放つ。
どく、どくと中に出されるのを感じ、まろんははぁぁあ、と息を吐いた。
126 :
:01/11/07 22:52 ID:raAsSGuy
ん?
127 :
22:01/11/07 23:03 ID:IIqqtjmt
暫く重なったまま、二人は動かなかった。
はあ、は、はあと呼吸だけが部屋に響く。
「…まろん」
最初に口を開いたのはノインだった。
自分の腕の中でまろんが泣いているのに気付いた。
ぽろぽろと、溢れ出た雫がまろんの頬を濡らしている。
ノインに声をかけられ、まろんが自分の手で顔を覆った。
「…なさい…ごめんなさいっ…ノイン…」
「なぜ、あなたが謝るのです?わたしが――謝るべきでは…」
今更中に出した事に気付きノインが申し訳なさそうにする。
まろんはただ首を振った。
「ごめんなさいっ…ごめんなさい…」
繰り返すその言葉にノインもどう声をかければ良いのか判らなかった。
まろんから自分のモノを抜くと開いたまろんのあそこからどろっと精液が溢れかえる。
床を汚したそれをノインは複雑な心境で見つめた。
想いを遂げたはずなのに――何処か、心が寒かった。
何が?何が違ったと言うのだろう。
服を整えるとノインはマントを全裸のまろんにかける。
ひっく、ひっくと泣いているまろんをマントでくるみ、抱き締める。
「すみませんでした――あなたを、傷つけたくは無かったのに」
その優しい言葉にまろんが首を振る。
「ちがっ、うの。ノインは悪くないわ…応えられない私が…悪いの…」
「でも、結果としては抱くことであなたが傷ついてしまった…」
「ノインは、悪くないの――」
まろんが泣きながら繰り返す。ごめんなさい、ノインは悪くない、と。
ノインは溜息をつき窓を見た。
もう既に夜の闇に閉ざされ、何も見ることが出来ない。
まろんを抱え上げるとノインは窓を開けた。
「ノイン?」
驚くまろんに黙ったまま、ノインは地面を蹴った。
128 :
22:01/11/07 23:18 ID:IIqqtjmt
も、眠くてボロボロです…( ;´Д`)
自分でも何かいているんだかわかりませんがエロ薄いっすね。
…精進します。
ふわり、と二人の体が浮き上がる。
風に乗り、ノインは上へと向かった。
まろんも真剣なノインの表情に何も言えない。
街が見下ろせるまで高く昇るとノインはまろんに話しかけた。
「――昔も、こうしてあなたと空を飛んだことがあったんですよ。
あなたはもう既に忘れているかもしれませんが。
わたしは、あなたの幸せを、と考えてきました。
怪盗ジャンヌとなったあなたと出会った時は自分しか見えていませんでしたが。
今は、わたしよりもまろん…あなたの幸せを。
――あなたにとっての幸せにわたしが邪魔ならば、あなたの元を去りましょう――」
きらきらとした光を見つめノインがまろんに囁く。
「――あなたの人生に、これから多くの幸せが、あるように」
「ノイン…ごめんなさ…」
まろんの言葉を唇で塞ぎ、ゆっくりと目を閉じる。
「ん、ふっ…」
ゆっくりと唇が離れ、ノインがまろんをもう一度抱き締めた。
「…あなたが、愛しい人といつまでも在れるように。
わたしは遠くから、見守っていますよ」
「ノ…」
何かを言いかけたまろんの額に手をかざし、術をかける。
とろん、とした顔になったかと思うとまろんは気を失った。
「さようなら、まろん」
辛そうな笑顔で呟いた。
129 :
22:01/11/07 23:34 ID:IIqqtjmt
これで最後です(^_^;
まろんの記憶から抱いた事を消すとノインは手紙で遠くに行くことを告げた。
連絡先は一切書かなかった。彼女のこれからを思えば、当然の行為だろう。
自分の存在が邪魔になってくるだろうからとノインはシルクを連れ、フランスへと戻った。
――暗闇の中に一人で沈んでいた。
水とも泥とも違う感触の中――ただ独りで居た。
全てが凍り付いてしまったようにも思えた。
――暗闇に、光が差した。
凍りついた心は溶け、穏やかな光の中、一人でいる。
今はただ、愛する人の、幸せを。
結ばれることではなく、彼女が幸せになれるように。
多くの、幸せを得られるように。
ただ、それだけを想い、光の中にいる。
静かに時間が流れ――また彼女が死んだとしても、再び待つだろう。
彼女が生まれ変わるその日を。
恋人として結ばれるのではなくただ見守り続けよう。
いつまでも、いつまでも――。
他に誰かを愛したとしてもそうしていくだろう。
悪魔である彼には時間があるのだから。
――あなたの人生に、これから多くの幸せが、あるように
130 :
22:01/11/07 23:39 ID:IIqqtjmt
終わりました〜長くてすみません( ; ̄_ ̄)
どう考えても短編とかじゃないですね。
濃いエロにしようと思ったら卑語が出ちゃうんですよね。
(おま○ことか…ι)
出きるだけ出さないように心がけているんですが
…出しちゃっても、いいですかね?(w
ではでは、次は…稚×ま…かな??
いつになるか判りませんが(寝起きすぐかも知れませんし、
そうじゃないかも知れません…ι)。
まろん凌辱キボンage
132 :
かなめ:01/11/08 19:58 ID:VWm7On64
22様>素晴らしい小説ありがとうございます!!
すごいですねぇ〜こんなの書けて!!
稚×ま楽しみにしてますよ。おま○ことかの言葉がでてもOKです。
それよりも22様風邪にやられたと書いてありましたが、大丈夫でしょうか?
体に気をつけてくださいね。それでは、次の小説楽しみにしてます。
133 :
ゆりこ(112&120):01/11/08 20:23 ID:rzlJCxdj
とっっっってもよい小説でした!
感動です。どんな言葉がでてきてもOKです!
稚×まかなり楽しみです!
早く読みたいけど、その前にお風邪なおして下さいね。
22さんお疲れさまです。
私も次の小説楽しみにしています・・・と言いたい所ですが
22さんにばかり書かせて申し訳ないですね。
かといって私は小説書けないし(w
やっぱり22さんの文章や表現が好きです。
ここの住人もマターリしてるし、
風邪が治りましたらチクー×マロソお願いします!
ここは2ちゃんですしおま◎こ出しても良いと思いますよ(w
初めて見たけど22さん、すごいです。
エロ以外の部分も良いって感じです。
頑張って下さい。
22さん!はやく書いてください!!
あー楽しみ。 でも無理しないですね。
稚空は床に転がるまろんの服を乱暴に引き裂いた。ショックでまろんが目覚めたようだ。
「・・・・・・・!!・・・・・・・」
まろんは突然の出来事に呆然としている。
稚空はおもむろに片手に持っていたブラックジャックを彼女の頭に叩き込む。
「・・・くふっ・・・」
まろんの頭がへこみ、たまらず跳ねかえった時、稚空は彼女の両腕をつかみ逆にねじりあげ・・・落とした。
「ぎゃうふっ!!」
両腕が嫌な音を立てた・・・間違い無く根元から両方とも折れたろう。
続けざまに稚空はまろんの両腿にナイフを突き立てる。
「ふぐうっ!!」
くぐもった悲鳴をあげた彼女の腹にも稚空はナイフを突き立てた。
「ひぎゃっ!!くうううううう・・・・・」
「おい!もう殺しちまったのか? 死んだらもう遊べないぜ?」
アクセスが声をかけると稚空はニヤリと笑った
「大丈夫・・・人間はこれくらいじゃ死なない・・・よっと」
這って逃げようとするまろんの横腹に稚空のつま先がめり込む。
「・・・・・・っ・・・・・・ごふっ・・・!!」
「さあこれから地獄がはじまるよ・・・」
放心したまろんを恍惚の表情で見つめる稚空・・・
「まろん、まだ夜は長い・・・ゆっくりと・・・ゆっくりと楽しもうよ・・・」
あぼーん
139 :
22:01/11/12 15:10 ID:Yb2Gzeab
どうも、22です。風邪はすっかり良くなりました(^^)
流行りのようなので皆さんも気を付けて下さいね。
>かなめさん
そこまでほめていただくと次からもっと気合入れようと思います。
卑語はOKなようなので次からは出してみますね。
>ゆりこさん
感動していただけたようで良かったです。
稚空×まろん、頑張ります。
>89=111さん
いや、私ばかり書いてて良いのかしら、と思っていたり。
ここは珍しくまたーりしてるので書きやすいです。
文章の表現がすきと言われると嬉しいです(^^
>135さん
はじめまして〜。
エロ以外も良いと言ってもらえると嬉しいですv
頑張ります♪
>136さん
無理せず自分のペースで書くので遅いかも知れませんが、
読んで下さる方の為に頑張ろうと思います(^-^
>137さん
鬼畜系ですね〜(^-^;
これから猟奇な展開になっていくんでしょうか?
140 :
22:01/11/12 15:33 ID:Yb2Gzeab
ではでは、稚空×まろんです。
一人の青年が電車から降りた。
電車の窓から見た数年振りの街はすっかりその顔を変えていた。
改札を出ると周りを見ながら眼鏡をかける。
知った顔を――自分の恋人を探す為に。
駅の中を行き交う人ごみの中、遠くから手を振る女性の姿が見えた。
(いた――…)
眼鏡をかけているのではっきりと見える。
大学を無事卒業するまでは帰らない――そう誓って、家を出た。
長い間電話と手紙だけでしか触れ合えなかった恋人がそこに居た。
出ていく時はまだ少女の面影を残していたのに、
会えなかった月日が彼女を一人の「女性」へ変えていた。
肩までしかなかった髪が腰まで伸びていた。
足早に恋人の元へと駆け寄ると青年は微笑んだ。
「ただいま――まろん」
「おかえりなさい、稚空」
ふふ、と恋人の日下部まろんも笑みを返す。
薄っすらと瞳に涙がたまっているのが見えた。
ゆっくりと青年――名古屋稚空はまろんの頬に手を当てる。
「ごめんな、会いに来れなくて」
――長かった。一人の夜、辛くて寂しくて帰りたくなった時も
全てを終えるまでは家へと帰らないと誓ったから、帰る事も出来なかった。
そんな時まろんも耐えているだろうと頑張ってきた。
「でも、これからは一緒だから」
今にも溢れ返りそうな涙を拭い、まろんの手を取る。
まろんも稚空の手を握り返す。
「うん」
小さく頷いたまろんの手をひき人ごみの中を歩き始めた。
141 :
22:01/11/12 17:03 ID:Yb2Gzeab
鍵を差し込み、まわす。
鍵が外れたのを確認し扉を開けた。
「いいよ、稚空。入っても」
稚空を手招き、自分も家へと入る。
桃栗町へと着いたのが昼過ぎ――色々と知り合いの家を回り、
話しをしていたらもうすっかり暗くなっていた。
冬が終わり、春とは言ってもまだまだ肌寒い。
「寒いな…」
震える稚空をベッドへと案内する。
もう夜も遅いのだし、今から部屋を暖めても意味がないよ、と。
稚空を先に布団に入れると着替えながらまろんが聞く。
「ね、稚空。あっちの生活はどうだったの?」
「ん?手紙や電話だけじゃ判らなかったか…?」
「ううん、そうじゃないの」
服のボタンを一つ一つつけてまろんが言う。
「稚空の口から――聞きたいの」
「そっか…・来いよ、まろん。寒いだろ」
まだシャツしか着ていないまろんを呼ぶと、少し恥ずかしそうに布団へと入ってくる。
まだ少し冷たい布団の中、体を寄せ合う。
互いの吐息を感じられる距離まで顔を近付けると稚空が話し始める。
遠い、誰も知り合いが居ない中での大学生活。
何度も心細くなった事、まろんもアクセスも、知っている顔が無い土地で
バイトをしながら頑張ってきた事。
毎年まろんの誕生日はメッセージカードと共に花束とプレゼントを贈り続けた。
何がまろんが一番喜ぶか迷っていた事。
寂しくて辛くなった時、いつもいつもまろんの写真を見て気合を入れていた事など。
「――まろんの存在があったから、こうして今の俺がいるんだ」
髪を撫でながら稚空が囁く。まろんも嬉しそうに笑い、私も…と呟く。
「私も、稚空の存在があったから夜もこわくなくなったよ。
こうして私も頑張っていれば絶対稚空が帰ってくるって、そう信じてたから。
稚空のおかげ…だよ」
「まろん――好きだ」
ぎゅ、と稚空がまろんの体を抱き締める。
「もう、離さない」
142 :
22:01/11/12 17:43 ID:Yb2Gzeab
――ずっと、傍にいるよ。
言葉にせずに抱き締める事で表す。
「稚空…すき…もう、離さないでね」
まろんも背中へ手を回し、縋りつく。
ふわっと稚空の鼻をシトラスの香りがくすぐる。
街も、人も変わっていく中で心だけは変わらない。
「まろんの…匂いだ…」
落ち着く優しい香りに稚空は息を吐く。
「ふっ…」
耳に吐息があたり、ピクン、とまろんが体を震わせる。
「相変わらず…敏感なんだな。まろんは」
ふふ、と笑いながらまろんの柔らかい耳朶を口に含む。
「はぁっ…」
こりこり、と軟骨の感触を味わい、楽しみながらまろんの反応を楽しむ。
「それに、えっちな体のまろんが浮気してないか、俺は心配だったよ」
「んもう…そんな事、するわけないじゃないっ」
ふくれたようにまろんが言うと稚空がどうかな、と意地悪く言う。
「俺があっちに行くまで毎日していたよな?
ゴムは付けていたけど――それでも喜んでたじゃないか。
まろんは毎日自分からおま○こしてってねだってし」
「…いじわる。私は、稚空だけがすきだから…稚空だから、できるのに」
プン、とまろんが怒ると稚空が笑ってまろんの耳をわざと強く噛む。
「ひゃぁっ!」
情けない声を上げ、すぐに稚空をにらむ。
「…稚空っ!!」
「浮気なんかしてないって言うのは信じてる。
ただ、まろんが綺麗になってたからいじめてくなっただけだよ」
「もうっ…稚空なんか…稚空なんか…」
「折角一緒に居るのにまろんは喧嘩をするのか?」
「っ…いじわる!」
「いじわるでいいよ。俺はどうせあいつほど優しくないからな」
「…あいつ?」
「ノインだよ、ノイン。まだまろんの周りをうろついてんだろ?」
ノインの名前を聞いた瞬間まろんの頭に一瞬だけ痛みが走った。
それもすぐにおさまったが、何か大切な事を忘れている気がしてならなかった。
「…ノインは、今はもういないよ。突然フランス帰っちゃった」
143 :
22:01/11/12 18:06 ID:Yb2Gzeab
はあ?と稚空が怪訝そうな顔で聞く。
「なんでだよ。あいつ簡単に諦めるような奴じゃないだろ。
ずっとジャンヌが生まれ変わるのを待ってたくらいだぞ?」
うーん、とまろんが悩んだ顔でわからない、と言う。
「稚空と結婚決まったって言ったら、すぐ帰っちゃった」
(諦めるワケないよな。あいつの性格だったら。
ま、いいか。今はまろんと二人きりだし)
むにゅっとまろんの胸を揉みはじめ稚空がキスをする。
久し振りの、キス。
柔らかくて甘いまろんの唇を貪るように吸う。
ちゅ、ちゅっ…ちゅぱっ
「ふ、ん…ん」
シャツ越しにまろんの胸を揉みしだきながらその柔らかさを、
温かさを感じる。
(また、オッパイが大きくなったな)
むにゅ、むにゅと手を動かすたびに形を変える乳房の感触を楽しむ。
離れた土地で暮らす間浮気する事無く自分で処理する事で耐えてきた。
オカズは勿論――まろん。
「ん、ふ、くっ…はぁ…」
唇を離し、今度は耳から頬…そして首へと舌を滑らす。
舌が這った所をぬるぬると涎が軌跡を作っていく。
「まろんの体は甘いな…飴みたいだ」
首筋の皮膚に吸いつき、ちゅうちゅうと音を立て『しるし』をつける。
まろんは自分のモノだと――そう示すかのように。
「ふうっ…稚空、強いよ…ちょっとい、たいよ…」
泣きそうな弱い声でまろんが制止するが稚空は応えない。
そのまま胸元のボタンだけ外し、乳房を出す。
「あっ…やっ…」
完全に脱がさずに、服の上に乳房を出される。
全部脱がされるより恥ずかしいかも知れない格好にまろんが慌てる。
「稚空、やっ!」
「いやじゃないだろ…?まろん。
俺が帰ってくる時に期待してたんじゃないのか――こうなるコトを」
「う…」
それは、とまろんが俯く。
期待してなかったと言ったら嘘になる。
だけどロクに話しもせずにいきなりこれはちょっとヤだとも思った。
144 :
22:01/11/12 18:29 ID:Yb2Gzeab
「ひっ!」
まろんの乳首をつまみながら稚空が囁く。
「俺は、ずっとこうしたいって思ってたんだ。
オナニーした時だってまろんの事考えながら、してたんだ」
クリクリと勃起し始めた乳首を親指と人差し指で転がす。
「は、あ…ん…」
下半身が熱くなってくるのを感じ、まろんが太腿をすりよせる。
「なんだ。やっぱりまろんもしたいんじゃないか」
両乳首をいじりながらオカズにしていた時考えていた、言葉責めをはじめる。
「もうまろんだってマ○コぬるぬるなんだろ?」
ぴくん、とまろんが震える。
「そんなこと、ない」
「ふーん。まろんって嘘つきなんだな。
本当はもうヌルヌルでどうしようもないんじゃないか?
正直に言わないと…」
稚空が乳首から指を離し、手をふりあげる。
「えっ…やっ!」
まろんが慌てたが、遅い。
バチーンッ…
「うああああっ!」
まろんの乳房をヒリヒリと痛む。一瞬、何が起きたか理解できなかった。
目を見開き、ひゅうひゅうと息をするまろんに稚空は興奮を隠せない。
股間のモノは痛いほどに勃っている。
(――叩かれ、た?)
あまり力が入っていなかったのでそれほど長く痛みは続かなかった。
呆然とするまろんの傍で稚空は着ていた服を脱ぎ始める。
ようやく、何をされたか理解し我に返った時稚空はまろんの服をやや乱暴に脱がした。
「あ…や、や、やめ、てっ!」
恐怖に震えた声でまろんが叫ぶ。
シャツを脱がされ、パンツ一枚となった姿で震えながらシーツで身を隠そうとする。
すっと稚空がまろんの顔に手を伸ばした。
「俺が、こわいのか…?」
頬にあてた手は温かい。
「俺は、まろんが好きだ。好きだから…まろんをいじめたいんだ」
「そんなの…言われても、良く判らないよ」
シーツを握りながらまろんが首を振る。
145 :
22:01/11/12 18:45 ID:Yb2Gzeab
「俺は、普通の愛し方で感じるまろんだけじゃない、
色んなまろんを見たいんだ…」
頬にあてた手で撫でながら、優しく囁く。
「俺は、まろんだけが好きだよ」
「ち…稚空…」
まろんが息を吐く。胸がわずかに上下する。
「俺を信じてくれないか。まろん」
「う、ん…」
真剣な顔にまろんはそれ以上何も言えない。
おずおずとシーツで隠した部分を見せる。
豊満な乳房、くびれた腰――いつの間にこんな『女』として成長したのか。
ほんの数年会わなかっただけなのに。
自分が居ない間にまろんを見た、稚空の知らない男達に嫉妬しながら
閉じた膝へ手を当てるとぐいっと足を開かせた。
「あっ!」
閉じる前に体を割り込ませ、パンツを膝まで一気に下げる。
「やぁっ」
以前にセックスした時は甘く包むような優しいものだったのに比べ、
荒々しくやや乱暴な扱いにまろんは戸惑う。
「稚空…」
稚空が違う人間に思え、怖くなってくる。
もう何も隠すモノが無いまろんのそこをいきなり開く。
くちゅっと音がした。
「ああっ…」
何かを諦めるような、短い息を吐く。
稚空の鼻をまろんの牝としての匂いがつく。
「まろん、こんなに濡れてるじゃないか」
中には入れず閉じたり開いたりと手を動かすだけでくちゅ、くちゅと
いやらしい音がする。
(そんな…こんなのって…)
「ほら、聞こえるか。まろんのオマ○コの音だぜ」
普段決して口にしない言葉を聞き、まろんがいやいやと首を振る。
「稚空、やめて…ね、やめよ?」
恥ずかしさで死にそうだった。
今日はここまでです〜続きはまた今度(^^;
146 :
かなめ:01/11/12 21:31 ID:52SrUUEU
22さん>良すぎですよ!!この小説!
なんでこんな小説をかけるか不思議ですねo良い意味でo
はっきり言って私22さんのファンっぽくなってきてます・・・
これからもがんばって下さいね!
名無しのピンキーさん>すごいですね。
小説かけて、続き気になります。
147 :
ゆりこ:01/11/12 22:14 ID:eZ6tGCdL
うわーーー。ついにま×ちですねええ。
いいですー。続ききになります。
私、稚空好きなんですよ。
またまた感動っすよ。
続きもお風邪に気をつけて頑張って書いて下さい!!!
148 :
かなめ:01/11/13 17:17 ID:c9KU96to
ゆりこさんも稚空好きなんですか?
私もなんですよ。かっこいいですよね。
22さんやピンキーさんに悪いから私も小説書こうと思っています。
149 :
ゆりこ:01/11/13 22:16 ID:rk3HS3lZ
かなめさん、稚空ほんっっっと好きなんですー。
一途なとこが・・・・・!!
小説挑戦ですか?頑張って下さいー。
私は文かくのほんと苦手だから・・・(^^;
ここはネカマの巣窟ですか?
まろん凌辱あげ
152 :
22:01/11/16 16:17 ID:Qozljdwa
22です(^^;
続きはどうしたゴルァ(゚Д゚)って感じですが、
次レスから再開です。
>かなめさん
よすぎですか〜HPを持ってるので見かけたら笑ってください(^^;
ファンっぽくなってきたと言われると嬉しくて踊り出しそうです。
かなめさんの小説も待ってます(^-^)
>ゆりこさん
稚空好きなんですか〜私はノイン派ですが、カコイイですよね。
ノイン出てくるまでは稚空ファンでした(w
今回はラブラブソフトSMを目指してます。
153 :
22:01/11/16 16:30 ID:Qozljdwa
>145の続き
まろんの必死な態度に稚空がつまらなさそうな顔をする。
「ふうん」
稚空が指を離し、すっとまろんの目の前に出す。
「あぁ…」
何かを諦めたかのような溜息を漏らし、まろんが視線を逸らす。
ぬるりとした液体が稚空の指を濡らしているのが見えたからだ。
それは、間違い無くまろん自身の中から溢れたもの。
稚空が意地悪くまろんの頬にそれをなすりつける。
「まろんは素直じゃないな…体はこんなに素直なのに。
俺にいじめて欲しいと言っているのに」
「やっ…稚空…いやっ…」
こんな風に言葉でなじられるのは初めてだった。
一体何が優しい稚空を変えてしまったのか――?
まろんは羞恥と困惑で思考回路が停止しそうだ。
「俺は本当に、まろんの事が好きだ。
こんなに人を愛した事が無いくらいに。
…まろんは、違うのか?」
弱々しい稚空の声に顔をあげると、まろんは息を飲んだ。
何処か悲しそうな――今にも消えてしまいそうな顔で稚空がまろんを見ている。
きゅん、と胸が痛んだ。
「ち…あき…」
(どうしてそんな顔をするの?)
稚空がまろんに縋るように抱きつくと柔らかい乳房の中に顔を埋める。
「俺はまろんと出会うまで――人間なんてどんなに好きになっても
いなくなるものだからと本気で好きになんかならない方がいいと思ってた」
ぎゅ、とまろんの背中に回された手に力がこもる。
「だけど――まろんに出会ってからは」
震える稚空にまろんは戸惑いながらも髪の毛を撫でる。
「俺は、誰かを本気で愛してもいいと、思うようになったよ」
154 :
22:01/11/16 17:01 ID:Qozljdwa
だから、とまろんの顔をじっと見つめる。
「愛してるんだ…まろん。誰よりも…何よりも」
「稚空…」
痛いのも、乱暴なのも嫌だった。
でもそこまで稚空が愛してくれているなら――受け入れようと思った。
「あまり…痛くしないで、ね?」
その言葉に稚空が嬉しそうに頷くとズボンのベルトを外し、
それでまろんの手首を固定する。
「あ…?」
驚くまろんにキスをしながら乳首をいじり始める。
少し強く、きゅ、と摘むとまろんが切なそうに腰を浮かせる。
「ふ、ん…ん」
口が塞がれ、思うように息ができない。
苦しそうなまろんの表情に唇を離すと再び下腹部へと顔を埋める。
むっとむせかえるような匂いに何時まで我慢できるか不安になった。
花弁からはとろとろに蜜が溢れかえり、稚空を誘っているかのようだ。
まだ包皮をかぶっている蕾へと指を伸ばし、剥く。
ひんやりとした部屋の空気にまろんが思わず声をあげる。
「ひゃっあ…!」
敏感になっているそれを稚空は痛くならないよう指で弾く。
「はっああーっ!」
まろんが魂消るような声をあげて体を反らす。
その反応を楽しみながら蕾の下の花弁へと指を入れる。
「は、あ、あっ…」
ず、ずぷぷと中に入ってくる指の固い感触に眉を顰める。
最後に、セックスしたのはどれぐらい前だったろう?
バイブも指も入れていない事に不安はあったが、
蜜が潤滑油となってすんなりと痛みも無く入ってくる。
「あ、あ…」
ぴくん、ぴくんと体を震わせて稚空を見る。
嬉しそうな顔でまろんの痴態を見、勃起しているのが見えた。
(そうだ)
稚空は体を回転させるとまろんの顔の前に自分の男根を出した。
目の前でビクン、ビクンと熱く脈打つそれからは独特の匂いがする。
(あ…稚空の…オチ○チン…)
きゅうんと下半身が切なくなってくる。
最後にこれを入れられたのは何時だったろう?
遥か昔にも思えるし、つい最近にも思える。
自然とまろんは顔を近付け、口を開け舌を出す。
「うぁ…」
後少しの所で届かない。目の前に、あるのに――。
155 :
22:01/11/16 17:15 ID:Qozljdwa
れろれろと宙で下を動かし切なそうな顔で稚空を見る。
まろんだってずっと自慰だけで我慢していたのだ。
一人でする時は今目の前に稚空の男根で犯される事を考えて。
しゃぶりたくて、時には野菜などを見たててしゃぶった事もある。
折角今、目の前にあるのに――舐める事も出来ないなんて。
焦らされているようで悔しかった。
「どうしたんだまろん。しゃぶってくれるのか?」
くすくすと笑う声で稚空がわざとしているのだと知るとまろんが悔しそうな顔になる。
無言になったまろんの花弁を指で開き、視姦する。
暗い中でもじっくりと見られているだけで――それだけで、熱くなってくる。
「や…めて…」
ひくひくと蠢きながら稚空の指を咥えこんでいるのを今、見られている。
嬲るような視線から逃れようと体を捩るが腕を拘束されているので、
思うようにいかなかった。
「まろんのここ、ずっぽり俺の指が埋まっているよ…」
ゴク、と息をのむのが聞こえる。
「やぁ…ん…」
じっくりと、そんなに見ないで――と目を閉じる。
ひんやりとした空気が花弁を撫でる。
寒いはずなのに余計に体の中の熱は増すばかりだ。
意地悪をされているのが判っているのに、
稚空の行動一つ一つに敏感に反応してしまう。
これがさっき稚空の言っていた『普通じゃない愛し方で感じるまろん』と言う事なのだろうか?
(言葉で嬲られるだけで、どうにかなってしまいそう…)
いやな筈なのに、拒んでいる筈なのに。
あそこが熱くて、何も考えられなくなっていく。
目の前に出された男根に息を吹きかけて、まろんが切なげに喘ぐ。
「ね、稚空の…オチ○チン、しゃぶらせてぇっ…」
(こんなこと、言うつもりないのに…いやぁっ…)
稚空が男根をまろんの顔になすりつけながら呟く。
「最初から、そうしてれば良かったんだよ、まろん。
何も恥ずかしがる事なんかないんだから」
優しい声で言われ、もう我慢が出来なくなっていく。
口を大きく開き、顔の角度を変えると稚空の男根をしゃぶり始めた。
久し振りの男の味が、口の中に広がっていく。
苦いような、酸っぱいような何とも言えない味が。
156 :
22:01/11/16 17:49 ID:Qozljdwa
「んふ、ふっ」
(まろんが俺のをしゃぶっている…)
一心不乱にしゃぶるまろんに満足げに笑うと稚空は花弁の中の指を動かし始める。
ちゅぷっ…ちゅぷぷっ
上下に抜き差しするだけでなく回転も加えながら蕾も舌でいじくる。
「すごい…まろん、オマ○コ締めつけてくるよ」
きゅん、と稚空の指をまたまろんが締めつける。
「ふっう、う、う、っう!」
ビク、ビクと体を震わせながらまろんが男根を吸い上げる。
ゾクゾク、と背中を悪寒が懸け抜けて行く。
稚空はまろんの口の中から出すと再び態勢を変えた。
まろんの足を抱えるように持つと唾液でヌルヌルになったそれを花弁に押し当てる。
「ごめんまろん…俺、もう限界だっ…入れたい」
「うん、いれて、稚空っ!入れて!まろんのオマ○コ、犯してっ!」
すっかり理性を失った姿に興奮をしながらぐっと先端を入れる。
(入ってくる…稚空のっ…入ってくる!)
久し振りの感触に稚空も、まろんも微かに震える。
ずっ…ずぶっ!
「あーーーーーーーーっ」
一気に稚空は根元まで入れると腰を動かし始める。
「あ、あ、あ、あ、ああああああああっ!」
以前に比べて久し振りだからだろうか?
少しの痛みを感じながらまろんが首を振る。
「まろん、そんな声出したらっ…聞かれるぞ…」
「だって…ふ、といぃひぃ!」
中を広げられ、抉られる痛みから逃れようと体を捩らせるが
稚空がしっかりとまろんを抱き締め固定する。
「ひ、ああ…!」
目を開き、稚空を受け入れる。
「あ、ひ、ひぃいいいいいいいいぃっ!」
「くっ…締まるぞ、まろんっ」
「ひっぃっ…」
ぐっと叫ぶまろんの口を手で押さえて稚空が囁く。
「あんまりうるさいと近所迷惑になるからな」
「ふむぅっ…んむっ」
稚空の手にまろんの温かい息と唾液がつく。
手の間から漏れるくぐもったまろんの声が稚空を更に昂ぶらせる。
ず、ずっと腰を激しく動かしながらまろんの頬や耳、首筋、乳房にキスをする。
安心させるように手を拘束するベルトを外し、ぐったりとしたまろんに愛してるよと囁いた
まろんも涙目で稚空を見て頷く。
(稚空…すき…)
157 :
かなめ:01/11/16 18:02 ID:JLB/jqJQ
最高ですよ。22さん。
もう、ファンにはたまらんですよ。
HP持っていらっしゃるんですか?もし、よければ教えて下さい。
私もがんばって小説書きますね。でも、いつになるやらι
158 :
22:01/11/16 18:10 ID:Qozljdwa
痛みの中から、何かが溢れてくる。
稚空を好きだと思うたびにそれは大きくなっていく。
「ん、ふっ…ふ、ふっ、ぅ…」
膣をかき回される水音と肉がぶつかる音が部屋の中に響く。
まろんは感覚の麻痺した腕を稚空へと伸ばした。
――すき。
そう、想いを込めて。
気が付けば痛みが薄らぎ、気持ち良さだけが残っている。
稚空はまろんの口から手を離すとまろんにキスをした。
「愛してる…まろん」
「稚空…私もよ」
潤んだ眼差しで稚空を見上げるとまろんが力を抜き、稚空に全てをゆだねる。
乱暴な部分もあったけれどもこの行為自体は好きだから。
稚空と一つになっていると実感できて、体の中から満たされていくのが判る。
「稚空っ…稚空っ!」
稚空の動きに合わせ、まろんも動く。
「まろんっ…」
まろんの手を握りながら稚空が動きを更に早める。
稚空の汗がまろんの肌に落ちてくる――限界は近い。
中に入っている稚空自身も熱く、限界だと示すように震えている。
「いいよ…出して…稚空…中に…稚空の、出してェッ…」
「じゃ…出すよ、まろん」
まろんにキスをし、ぐっとまろんを持ち上げる。
ずっ…ずっ…ずぷっ…ずぷぷっ…
優しく包み込むようなまろんの中をかき回し、壊れるぐらい激しく突く。
「ひ、ひぃんっ…ひぁあああああっ!」
激しくピストン運動をしながら稚空は考えた。
このまま、ずっとまろんと繋がっていたい――と。
「うっ…ぁ」
限界を悟り、更にまろんが呼吸できないくらい早く動く。
そして――背中から、男根へと駆け抜けていったそれは、まろんの中に放出された。
ドクッ…
「っぁあああああああ!」
「うぁっ…あ」
熱い何かがまろんの中で弾け――とける。
ふっと体から力が抜けた稚空がまろんの上へ倒れこんだ。
159 :
22:01/11/16 18:26 ID:Qozljdwa
どれくらい時間が経っただろうか?
稚空が乱れた呼吸を整えるとまろんを見た。
まろんははらはらと涙を流し、稚空を見つめていた。
「――まろん?」
「稚空…嬉しいの…」
ぎゅ、と稚空の手を握りまろんが笑う。
「これから、一緒だって…思ったら。嬉しくて、嬉しくて――
泣けてきちゃった…へん、かな」
照れ笑いをするまろんの頬にキスをすると稚空も笑った。
「少しも、変じゃないさ。これからは、もう一人にしないから。
ずっとずっと、傍にいるよ――」
「夜の間も、ずっと?」
「ああ、まろんが眠れないときはずっと抱き締めるよ。
それでも眠れないときは色々話をしよう。
楽しかった話、辛かった話…嬉しかった話」
「寒い夜は…?」
「温かいミルクでも飲んで…こうやって抱き合おう」
「…稚空がいない、時は?」
「どうしても傍にいれない時でも、俺はずっとまろんの事を考えているよ。
「ほんと?」
「ああ」
まろんの溢れる涙を拭いながら稚空が微笑む。
「これからはもう、まろんは一人じゃないんだ。
だから、不安になることもないさ」
その言葉にまろんが頷く。
「うん…稚空…ありがとう…――大好きよ」
「俺もだよ」
まろんの唇に、稚空は自分の唇を重ねた。
甘くて――優しいキス。
少し乱暴な事をしてしまったけれど二人の愛を深める為のものだから。
稚空は唇を離すとまろんを抱き締めた。
流石に終わると寒くなってきたので布団で二人の体を包む。
あと、数時間もすれば朝になるだろう。
新しい生活が、これから二人を待っている。
稚空は微笑むと、再びまろんにキスをした。
160 :
22:01/11/16 18:31 ID:Qozljdwa
と、言うわけで稚×ま終了です〜。
短くすますつもりが長くなっちゃいました(w;
前回のノインの続きのつもりで書いてます。
…ノインの出番は無いんですけどね(^^;
>かなめさん
HPは同人系の検索エンジンで
「男性向」「ジャンヌ」で検索すると出てきますよ(^^
ここで書いている小説を2つ載せているのですぐ判ると思います♪
ってこれじゃ本当に特定されるかも…。
小説って妄想を膨らますと案外すんなりと進んだりしますよ〜。
頭に浮かんだのをそのまま書いても小説なのですし(^-^)
頑張ってくださいね〜お待ちしています。
161 :
かなめ:01/11/17 18:36 ID:qGCxVytT
22さん>最後とても良かったです。
HP行かせてもらいました!一度行った事のあるHPだったので、あそこのHPの管理人さんと
話してたなんて!とか、驚きながらも喜んでました。
小説・・がんばって今、考えてます!
待っててください。
162 :
名無しさん@ピンキー:01/11/18 02:25 ID:C68UYDH2
俺が果てた時には、まろんはピクリとも動かなくなった。その小さな生命の炎は完
全に消え、後には肉塊のみが残る。ペニスを引き抜くと、小さい未成熟な性器から
白と赤が入り乱れたピンク色の粘液がドロリと流れ出た。解体作業を再開する。
股関節を外すと、ゴキゴキと骨の砕ける音がした。太ももを切断する作業は、予想以
上に困難で、刃にこびり付いた脂を何度も拭い取った。肢体を切断し終わったので、次は
首を切断する。やはり骨の切断は難しくかなりの時間を要した。まろんの首は生気
を失い、かつての元気な面影は殆ど無い。だが俺の宝物にしておこう。胴体の腹部
を切り裂き臓物を取り出す。胃袋や腸の中には消化物が残っており臭気を放っていたため、
使えそうな臓物と選り分けてから生ゴミ用のバケツに放り込んだ。お尻の肉はとても柔ら
かく美味しそうだったので、切り取り生のまま口に運んだ。味は絶品で甘味のある上質の
トロのようである。切断した腕と足、胴体から肉をそぎ落とす。予想以上の量があり、大
量の肉の山が出来上がった。後に残ったのは骨だけだ。ミンチ用の機械に肉を放り込み挽
肉を作る。全ての作業を終えた時には夜が白々と明けていた。
163 :
ゆりこ:01/11/19 22:14 ID:cGWSn4vK
久しぶりにここきたら稚×ま編が終わってるなんてっ!
感動ですやっぱ。次回作も楽しみに待ってます。
HPがあるのですか?!さっそく行きますー。
かなめさん、小説頑張って下さいね。
ノリがどこぞのファンサイトになっとるなこのスレ
165 :
22:01/11/21 15:31 ID:0+9mypR2
22です。
>かなめさん
最後良かったですか〜HPにも来て下さって有難うございました。
小説文を組み立てていくのは大変かもしれませんが、
おくにプレッシャーなどを感じず自然体で書いて下さいね。
>162さん
淡々としてますね(^^;
改行がちゃんとされてればもうちょっと読みやすかったと思います。
137の続きでしょうか?…違ったらすみません。
>ゆりこさん
次回…まだ何か考えてなかったりして。
魚月×心時でも書いてみようかなぁ…とか。
HPは見たら多分ガカーリすると思います(^^;
166 :
かなめ:01/11/21 21:13 ID:x3ZJJamN
なんとか文にはなってるのかな?稚×まです。
今日12月24日はクリスマスイヴ町に行けばサンタのぬいぐるみやクリスマスツリーなどがおきまりのように売っている。
そんな中、茶髪で巻き毛の女の子が白い息を吐きながら歩いてきた。
日下部まろんだ。
「(クリスマス・・どうしよう。稚空のプレゼントまだ買ってないや・・)」
稚空とまろんは毎年クリスマスにはプレゼント交換をする事になっていたのだが、まろんはまだプレゼントを買っていないのだ。
「ん〜〜、サンタのぬいぐるみなんて欲しくないと思うしなぁ〜ι」
すると、まろんを後ろから抱きしめる男がいた。
「まっろん〜v何やってるんだ?」
まろんの悩みのもと、名古屋稚空だ。
「ちょっとね(プレゼント選んでるなんて言えないよねι)」
「そっか。今日のパーティー楽しみだなv俺の家に8時だよな、待ってるぜ!!じゃぁなv」
そう言うと走って何処かにいってしまった。
「?なんだったんだろう?」
・7時30分・
「どうしよ〜!!もう7時半だよぉ!!プレゼントもまだなのにぃぃ!!」
まろんはパーティー用の新しく買った服を着て軽く化粧をしながら叫んでいた。
稚空が走っていった後、2時間程プレゼントを探したのだが、ピンとくるものがなく、あきらめて帰ってきたのだ。
「はぁ〜本当どうしよう・・・今から手作りのお菓子ってのもなぁ・・・ι」
まろんは、悩みすぎて疲れたらしく少しソファーに座って考えていた。すると、
「もう・・あれしかないかな・・・?でも・・・」
また、まろんは腕を組み悩み出した。
167 :
名無しさん@ピンキー:01/11/23 20:07 ID:hmXacSYe
逝ってよし。
168 :
名無しさん@ピンキー:01/11/23 20:12 ID:hmXacSYe
みんな逝ってよし
169 :
かなめ:01/11/23 21:14 ID:DlZo99yN
「メリークリスマスまろん」
「メリークリスマス稚空」
2人はクラッカーを部屋に鳴り響かせ、テーブルについた。
そこには、チキンやらピザやらが並んでいて特に目立つのが2人ではどう考えても食べきれないだろうという大きなケーキ。
「はい、これ」
稚空は照れくさそうに、まろんへ小さなリボンをかけている箱を差し出した。
「開けてもいい?」
「あぁ」
まろんは少しの間、その箱を見ていて稚空に聞いた。
開けた箱には、小さな羽のブレスレットが入っていた。
「うわー!!可愛い、アリガトウ!!!」
まろんは、満面の笑みで稚空に言い、稚空はその笑顔を見て満足そうに微笑んだ。
「あの・・稚空・・・」
「ん?なんだ?」
「あのね、私まだプレゼント用意してないの・・・」
「あぁ、そんな事か。いいよそん・・」
稚空がそんな買わなくてもいい。といおうとしたとき、まろんが稚空の手を自分の胸に触らせ言った。
「それでね、私を・・私をプレゼントしようかな・・って・・・」
稚空にまろんの鼓動がどんどん早くなるのが解り、何秒かたったとき、稚空はまろんを引き寄せ抱きしめた。
「良いの?やめてっていっても止めないかもしれないよ?」
「・・・うん・・」
170 :
ゆりこ:01/11/24 15:07 ID:l86MFPwC
おお?!かなめさん小説に挑戦ですね!
頑張って下さいー。続きが気になるー。
171 :
かなめ:01/11/24 15:41 ID:AwRagxrO
稚空は軽くまろんを抱きカーペットへまろんを下ろした。
まろんはというと目を閉じ胸の上で手を握っている。
「まろん・・・」
「ん・・」
稚空はまろんに軽くキスをしながら胸の上の手をどかし軽く胸を揉み始めた。
まろんの胸はとても柔らかく、先は服の上から触ってもわかるくらいに固くなっていた。
「・・脱がすよ」
まろんは返事をせず、また硬く目を閉じた。まろんの服はワンピースだったのですぐに脱がす事ができた。
下着は薄いピンクでまろんの白い肌をいっそう際立たせた。
「きれいだ・・」
「はっ、恥ずかしいから早くして・・お願い・・」
まろんは下着姿を稚空に見られるのが恥ずかしくそっぽを向いて話した。
稚空は、また撫でる様にまろんの胸を触り、太ももへと手を伸ばし、上へと上っていった。
「あっ・・・」
稚空はその間にブラをとり、軽く胸の先端を舐めた。
「あんんっ」
「気持ちいいか?まろん?」
意地悪に稚空がいうが、まろんは顔を赤くして答えなった。
「そうくるか・・じゃぁ、これはどうかな」
稚空は膝までまろんのパンツを脱がせると、足を開かせ稚空以外に触らせた事がない、そこをなめ始めた。
「ひゃぁぁんっ、だめぇぇぇ、んんっ」
ざらざらとした舌の触感がまろんの敏感なそこを往復するたび、まろんは小さな声をあげた。
「はんんっ・・きゃぁんっ・・・」
「どうだ?まろん気持ち良いか?」
まろんは、はぁはぁ息を荒くしながら、
「稚空の意地悪・・・」
「だって今日はまろんは俺の物だからな、どうしようと勝手だろ」
「ヴ・・・」
稚空は軽くまろんを抱き寄せ耳もとで囁きいった。
「大丈夫、痛くはしないから・・・」
「ん・・」
172 :
かなめ:01/11/24 15:44 ID:AwRagxrO
ゆりこさん>はい。がんばって書きます!!
173 :
名無しさん@ピンキー:01/11/25 18:47 ID:xWODKwnk
あげ
まろんは戸惑いながらも、稚空を受け入れる事にした。
「入れるよ・・・」
「ん・」
稚空は先程からズボンの中でピンと立っている己を出し、先端をまろんに挿入し始めた。
まろんは軽い痛みの様な顔をしている。全てを入れ終わった。
「んっ・・・動いて・・」
「あぁ」
ちょっとここでストップ
ネカマうざい。
ウザっ
万一、ネカマでなかったら萌え〜。
ジャンヌダルクをレイープするのはマズイんじゃないかと思ってますが何か?
ピンキーさん>ネカマって何ですか?
もし良ければ教えて下さい。
かなめさん続きも頑張って!
ネカマって何でしょうか?
がんばります!!ネカマ・・なんでしょう?>ゆりこさん
ネット・オカマ
ネットでは姿も声も判らないのを良いことに、
女性を装って書き込むむさい男のこと。
そうだったのか!!教えてくれてありがとうございます!!
むさい男・・・うけますねぃ!!>ピンキーさん
age
185 :
名無しさん@ピンキー:01/12/05 21:20
はじめまして。かなめさんの小説の途中で、
割り込みになっちゃいますが失礼します。
氷月X憂姫で挿入シーンまでは書かれてないので
書かせてくださいね、それでは。
「氷月、憂の事どう思う?」
いきなり僕の目の前に現れて突拍子もない事を聞いてきたのは
地球国第一王女の響古姫だ。
大きな瞳を輝かせ、期待に満ちた表情で僕の答えを待っている。
「いきなり何ですか? 憂姫様は貴方の双子の妹君、地球国にとって大切な、
僕が命をかけてお守りしなければならない方です」
…あえて淡々と答えてみせる。
「それだけ?」
響古様は僕の顔を覗き込むようにして聞いてくる。
「他に何か?」
僕は笑ってはぐらかしてみる。
どういう答えをすれば響古様が喜ぶのかはわかっているが、
そんな事簡単に答えるわけにはいかない、なぜならばその答えは
自分ですらわかりかねるから。
憂姫様、姿は16歳だが、今までずっと眠っていたため、
内面はまだ幼い。
それでも今までの16年を取り戻すかのように、色々な事をかなりの速さで
吸収していく、まるで砂に水が吸い込まれていくように。
今も響古様と一緒ダンスの稽古を…。
「…響古様? ダンスの稽古はどうしたんですか? またさぼりましたね」
「あははは。ばれちゃった、でももう終る時間だし…」
響古様が苦笑いしながら言い訳をしている途中、僕の背後に人が近づいてくる気配がした。
ああ、この感じは…
「氷月」
憂姫様だ。僕の腕に自分の腕をからませてくる。
「ダンスのお稽古終わったの。でもね、
お姉さまお稽古サボったのよ。…あ、お姉さま」
話の途中で響古様の存在に気づいたようだ、今度は響古様に話しかける。
「ダンスの先生すごくがっかりしてたのよ。逆滝も怒りながら捜しに行ったし」
「うーん、私ダンスって苦手なのよぅ」響古様は憂姫様に言い訳の続きをした。
「でも私お姉さまと一緒にお稽古できるの楽しみにしてたのに…。
普通のお勉強だとお姉さまの方が進んでて一緒にできないでしょ?」
少し寂しそうに憂姫様が言うと響古様もさすがに申し訳なさそうな顔をして
「そっか…そうだよね、ごめんね。今度はちゃんとお稽古するね」と言った。
その言葉を聞いた憂姫様は嬉しそうに笑ってコクンと頷いた。
響古様も憂姫様には弱いみたいだ、なんだかんだといいつつやっと対面できた妹君が
かわいいみたいで、いつも色々と世話を焼いている。
187 :
名無しさん@ピンキー:01/12/05 21:21
最初はあまり喜怒哀楽もなかった憂姫様にも時とともに色んな表情を見せてくれるようになった。
たださえお人形のように愛らしいのだ、そんな風に変化していく憂姫様を見ていて
僕もお側で仕えさせて頂いて幸せだと感じる事が多くなってきた。
「ああっ 響古様! やっと見つけましたよ!」
あちらから血相をかけてやってくるのは僕の弟で響古様のボディーガード兼、婚約者の逆滝だ。
「あ 見つかちゃった、叱られてくるか」
響古様はペロリと舌を出しながら逆滝の方に向かって走っていく。
『叱られてくるか』等と言いながらもなんだか嬉しそうだ。
僕はなんだかほほえましいな、なんて思いながら響古様の後姿を見ていた。
昔、彼女を愛していた。
だけど時の流とは偉大なもので、今ではああやって逆滝と一緒に居る所を見ても
胸が痛む事はもう無くなっていた。
「氷月…」
ふいに憂姫様が声をかけてきた。
「はい、なんですか?」
「あ…なんでもないの」
何か僕に聞きたい事があるような顔をしているのに、何か言葉を飲み込んでいる、そんな感じだ。
なんだかその様子が気にはなるが、
「そうですか。何かあればなんでも言ってください」僕は笑ってそう答えた。
とりあえず続きは明日かあさってです。
ぜんぜんエロに突入してないでがすみません…。
かなめさんも続きがんばってくださいね、割り込み失礼しました。
ネカマも知らねぇ奴がこんなトコ書き込んでんなよ…。
原作者がイタいとファンもイタいって典型だなオイ(藁
185のピンキーさん>小説かくの遅くてすみません。
ピンキーさん小説上手いですね!
なんか、想像できますよ!!
続きがんばって下さい!私もがんばらねば・・
おお?!かなめさんの小説も楽しみですが、
ピンキーさんの小説も楽しみです!
お二人とも頑張って下さいね。
あぼーん
193 :
名無しさん@ピンキー:01/12/17 00:33 ID:NxjfWKNf
氷月×憂、私も楽しみにしてます。
男同士しか書けない人間なので、ノーマルが書ける人が羨ましいです。
ここってホモは駄目なんですよね・・・。
194 :
名無しさん@ピンキー:01/12/17 00:33 ID:OUTzf+6u
氷月×憂、私も楽しみにしてます。
男同士しか書けない人間なので、ノーマルが書ける人が羨ましいです。
ここってホモは駄目なんですよね・・・。
195 :
193:01/12/17 00:36 ID:OUTzf+6u
二重投稿スマソ。
接続切って逝って来ます。
196 :
ゆりこ:01/12/21 10:28 ID:qkGvrnQI
続きはいつ・・・・・?
197 :
185:01/12/23 12:14 ID:L75hmV+v
一応つづきです。前回まで
>>185-187 「氷月見なかった?」
私はさっきから宮廷内の人達に氷月の行方を聞いて回ってた。
「ああ、氷月さまならあちらに居ましたよ」
女中が指差した方を確認する。
「ありがとう、お仕事引き止めてしまってごめんなさい」
笑顔でお礼を言ってみる。
そうされると自分が嬉しいから、人に対してもそうしてみる事にしたの。
「いいえ、そんな事ないですわ」
彼女もにっこり笑って返事してくれる。
目が覚めたばかりの時やっぱり私、見えてない事が多かった。
自分の好きな食べ物も知らなかったし、世の中の事、とか、綺麗な物、…醜い物、
嬉しい事、悲しい…事。
お父様の事、お姉様の事、逆滝の事、氷月の事。
198 :
185:01/12/23 12:15 ID:L75hmV+v
氷月、私のボディガード。私の事無条件で守ってくれる人。でもそれはお仕事だから。
時々わがままを言っても笑って聞いてくれる。
私、氷月が好き。皆大好きだけど、氷月の事はなんだか違うの、なんて言ったらいいのかわからないけど。
そう、たとえば夢で見たみたいにキスしてくれないかな、とか。
そんな事考えながら歩いてると氷月を見つける、声をかけようとしたけど、…ためらってしまう。
お姉さまとお話してる。お姉さまってばダンスのお稽古さぼってたのに
こんなとこに居たんだ、一緒にお稽古したかったのに。
女中達の噂話で聞いた事ある。
…氷月はお姉さまの事好きだったって。婚約までしてたって。
今もお姉さまの事好きなのかな? この事考えると胸がちくりとする。
氷月と居ると楽しい、私が一番最初に覚えた楽しいこと。
氷月が一番好きなのは多分お姉さま、私が一番最初に覚えた悲しいこと。
199 :
185:01/12/23 12:17 ID:L75hmV+v
久しぶりに覗いたら一応読んで頂けてるみたいなので続きかいてみました。
それにしてもHシーンはいつになるやら…。
すいません、実は小説書くの初めてで訳わかってなくて。
それに憂ってなかなかHに持ち込みにくい(苦笑
>かなめさま
ありがとうございます、かなめさんも続き書いてくださいね。
>ゆりこさま
すいません、ちょっとだけどまた書いてみました。
>>193 ありがとうございます、男同士、いいのでは?
氷月×逆滝とかですか?
書いてみてください、私は見たいです。
200 :
185:01/12/23 13:24 ID:L75hmV+v
…ふと思ったけど「女中」じゃなくて「女官」の方が良かったのでは?
すみません、修行の旅に逝ってきます…。
201 :
名無しさん@ピンキー:01/12/25 17:09 ID:dt3uxC4o
早速H。
「あっ・・・。フィン。そんなっ・・。おっぱいくりくりしちゃ・・。ああああんっ!」
「まろんvかんじやすいんだねーv」
「あああんっいっちゃう―vvvv」
千秋乱入。
「おれもやらせろー!」
「えっ・・あっ。。。あああああんっあはんっ!おまんこいい!ああ」
「うふふ・・。。」
「ああああんっああああんっ!いっちゃうううううううう!とんぢゃううう!」
END。
だれか、「ああん」連発の小説を書いてくれ。
>193
私もホモ書きですよー。
カップリングは何ですか?
ちなみに私は氷月受で細々と・・・。
>193 >202
よくよく考えたらホモって801板じゃないといけないんですね。
いつもかちゅで来てたのでうっかりしてた185です。
でも801板で種村スレ立てられそうにないよね。
>202、氷月受って攻めは誰なのでしょう?
ひっそり教えてください。
204 :
ゆりこ:02/01/01 15:38 ID:R/fy2luC
185さん続きも頑張って下さい!
確かに憂は・・・・・・。やりにくい。
201さん・・・・・いや、ちょっとびっくりですよ。
いきなりっすか・・・・。
205 :
yu:02/01/04 16:11 ID:ngbUtHyi
185さん、すごいですね。本当尊敬ですよ。
201さん、びっくり・・・でも、読んでみたい気も・・(笑
206 :
202:02/01/05 18:38 ID:h8Oz5vrm
>203
・・・地球王・・・(ぼそ)。
207 :
185:02/01/06 16:58 ID:nI6P3AiV
前回まで
>>185-187 >>197-198 逆滝と一緒に居るお姉さまを見る氷月。
なんだか優しい目をしてる…。
それは今もお姉さまを好きだから?
それとももっと別な何かなの?
私はまだ人の考えてる事までは判断できない、だって他人と接する事が本当に少ないんだもの。
「氷月…」
つい、聞いてしまいたくて声をかける。
「はい、なんですか?」
お姉さま達から視線をこちらに移して、いつものように話し掛けてくれる。
「あ…なんでもないの」
聞けない、よ。
前は何も考えずに色々聞けたのに、最近はなんだか聞けない事があるの、怖くて聞けない。
さっきだって、そう。
本当は最初からお姉さまと一緒に居たのわかってたのに、はじめは気づかないふりをした。
それは怖かったからの。でもあの時も今も、何が怖いのか自分でもよくわからない。
「そうですか。何かあればなんでも言ってください」
氷月は優しく笑ってくれる、あ、その笑顔を見て思い出した。
208 :
185:02/01/06 17:00 ID:nI6P3AiV
「あのね、このお城の一番東にあるお庭の隅に、観賞用ではないお花畑があるんですって」
「ああ、そういえばありましたね」
頷きながら氷月は答えてくれる。
「そのお花畑が今満開ですごく綺麗だって庭師の人が教えてくれたの。
観賞用じゃないから、摘んだりして遊んでもいいんですって。
私、見てみたくて。氷月、一緒に見に行きましょうよ」
私は話しながらいつの間にか興奮してきてしまって、気付けば両手で氷月の手を握ってた。
そんな私を、しょうがないな、みたいな感じで笑いながら
「そうですね、今日の午後は憂姫様の予定も入ってないですし、
食事の後に一緒に見にいきましょうか」て答えてくれた。
私は嬉しくてきっと満面の笑顔。つられて氷月も素敵な笑顔。
綺麗なお花畑、私が見たいのはもちろんだけど、
氷月も見たらきっと喜んでくれるよね、だからさっき探してたんだ。
------------------------------
「うわぁ、すごく綺麗!」
憂姫様は花畑を見て感嘆の声をあげる。
今日はすごくいい天気で、澄み渡るような青空、柔らかな日差し、
そして目の前に広がる色とりどりの花達。
209 :
185:02/01/06 17:01 ID:nI6P3AiV
「色んな花がたくさん咲いてるのね、でも色んな色が混ざってるのが
素敵だわ、こうゆうのってどう表現したらいいのかしら?」
こんな花畑を見るのは憂姫様にとっては初めての事で、
驚きと喜びと感動が入り混じった表情で、僕に振り返って尋ねてきた。
「宝石箱をひっくり返したような…とよくいいますね」
僕がそう答えると
「本当ね! 誰が考えたのかしら、ぴったりだわ。だって目の前がなんだかきらきらしてるもの」
そう言って憂姫様は笑う。
僕にとっては、こんな風に素直に僕の言葉を受け取ってくれる憂姫様の方が輝いて見える。
憂姫様は花畑の中へ足を踏み入れる、憂姫様が歩く度に花びらがロングドレスの足元に舞ってる。
心地良い風に憂姫様の長い髪が揺れて、花畑の中に居る憂姫様はいつもより綺麗だ。
「今日習ったダンスはワルツなの。氷月、ここで一緒に踊らない?」
憂姫様はいつものように無邪気な笑顔でそう言った。
「いいですよ」
僕も笑ってそう答えると、花畑の中に入っていった。
210 :
185:02/01/06 17:03 ID:nI6P3AiV
…板違いもいいとこになってきてて、肩身の狭い185です…。
憂には幸せなHをしてもらいたので、つい。(ついなんだ!)
>201
前後がある方が萌えますよ〜。
>202
…やはりそうですか、そうかな、と思ったんです(受だし)
202さんの作品見たいです(でもここでは無理なんですよね…)
>ゆりこ様
やりにくいけど、変じゃないように話を持っていくつもりですので
もう少しお待ちください!
>yu様
ありがとうございます、でも誉めすぎです(苦笑)
211 :
名無しさん@ピンキー:02/01/12 14:02 ID:Kz3HIZQZ
------ 完 ---------
212 :
ゆかり:02/01/12 20:04 ID:ULm/QLZu
みない間に小説がUPされてる!!
すごいですねぇ〜真面目に上手いですよ皆さん!!
211>完?
ジャンヌを初めて読んだとき・・・・思いました・・・・。
おいおい、傭兵ピエールかいっ!!まんまやん!!
種村の作品はつまらなくて嫌い。だが、
同じ設定で違う人が描けば面白い作品ができると、
ここで実証された。
どなたか、凌辱ものをお願いしてもよろしいでしょうか…?
ゆりことかなめが癌?
217 :
名無しさん@ピンキー:02/01/14 05:28 ID:ZBN+tye1
ファンとして、ここウザイ
218 :
217:02/01/14 05:32 ID:pSAw2DuY
でもうまければいいけど、ちょ〜ド下手なのは許せない
誰か上手い小説かいてYo!
219 :
きのこ:02/01/14 05:47 ID:2poOf8Ot
『好きすぎて、故に…』
登場人物(仮)
○砂来
○水乃
○華蓮
――――
響古と逆滝が結婚してはや一ヵ月。地球国は、相変わらず平和だった…
が、ここに一人、尋常ならぬ顔をした人物がいた。
異邦人の一人、砂来だ。
砂来はこの一ヵ月、水乃に殴られようが蹴られようが、アタック一直線で過ごしてきた。
だが、ここ最近、やり切れない気持ちがたまっていた。
砂来/「水乃〜デートしよーぜー」
水乃/「毎日毎日うるさいのうわらわは忙しいんじゃ」
220 :
きのこ:02/01/14 06:00 ID:2owQ8lyB
砂来/「ちぇっつめてーのなぁ〜水乃〜」
水乃/「しつこいのうわらわは遊んでる暇はないんじゃ」
そう言って、水乃はどこかへ行ってしまった。
砂/「はぁ水乃…」
とそこへ、花を両手いっぱいに抱えている華蓮が来た。
華蓮/「砂来くん?暗いよ。どおしたの?」
砂/「鳥羽とらぶらぶなお前にはわかんねーよ」
華/「えっえへへ〜そんなことないけどぉ」
砂/「…」
華/「ハッ…げ、元気出して水乃ちゃん、照れてるだけだよ」
221 :
きのこ:02/01/14 06:10 ID:dqFmqDBP
砂/「お前…いいやつだなぁ」←単純
華/「えっあ、ありがとう」
砂/「鳥羽は幸せだよなぁ…」
華/「そんなこと…ないよ」
急に暗くなった華蓮を不思議に思い、砂来はわけをきいた。
華/「なんか、最近お互い忙しくて鳥羽さんと会う時間、少ないんだ。だから、鳥羽さん、私に飽き飽きしてるんじゃないかって…怖くって」
砂/「お前も悩んでたんだな。何も知らずにいろいろ言ってゴメン」
華/「ううんいいの気にしないで。それじゃあ、私行くねっ」
そう言って、華蓮は足早に去って行った。
>219
話はとりあえずおいとくとしても
・が気になるんだが。なんのつもりだ?
Macかな?見えないよ。「・」になってて
それか携帯か…。
1行空きになってるからマカーじゃない?
多分ハートマークだと思われ。
225 :
きのこ:02/01/14 07:30 ID:2poOf8Ot
ここ、iモ用のページだからつい絵文字使ってました;^^)
ごめんに
226 :
名無しさん@ピンキー:02/01/14 07:47 ID:dqFmqDBP
227 :
名無しさん@ピンキー:02/01/14 08:52 ID:2poOf8Ot
228 :
名無しさん@ピンキー:02/01/14 09:56 ID:jioMx70a
229 :
名無しさん@ピンキー:02/01/14 11:25 ID:5jLD6RQV
あーバイトじゃけー!!電車に乗るじょ〜♪
ぐぁたんぐぉとぅぉん━━━━━━━━━いけー!
230 :
22:02/01/14 17:22 ID:L0HpBomk
お久しぶりです、きっと忘れられている22です。
色々な方が小説UPされているようで嬉しいです。
185さん、続き頑張ってくださいね。憂の幸せなH…見てみたいです。
きのこさん、iモードですか。携帯からお疲れ様です〜。
ところでまた書いたりしてもいいでしょうか?
長文になっちゃいそうなのですが(汗
231 :
きのこ:02/01/14 20:15 ID:M5fToa9T
22さんの小説は好きですよん♪
書いて書いて。
「えぐって!もっと目玉えぐってぇ!」
「痛いだろ!?痛いんだろ!?」
「死にそうよ!でも頭痺れるのおぉ!」
「気持ちいいのかよ!目玉えぐられて、それでも気持ちいいのかよ変態!」
「いいのお!千秋だからいいのお!!」
事後
「……だいじょぶか?」
「あ、えへへ……まだちょっと頭の奥がズキズキするかも……ぐっ」
「あーあ、もうこんなになっちゃって……血ぃ滴ってるぜ……?」
「傷、すごく残っちゃいそう?」
「残るって、そりゃ。目からすげーはみだしてる」
「えへへぇ、千秋のマーキングだね……!これで誰が見てもあたし千秋のものだよ……」
233 :
かなめ:02/01/15 16:59 ID:8yad0WAt
216>何?
きのこさん>すごいですね。小説。応援してます
22さん>ぜひ、続きを!私もだけど・・。
232さん>いきなりでビビリました。
234 :
名無しさん@ピンキー:02/01/16 00:44 ID:m8nhLhj3
>>22 ずうーーーっと待ってたよおぉ!!!
是非是非書いて下さい。22さんの書く小説好きです。
235 :
22:02/01/16 08:54 ID:CcIYLD5J
あ、あう。皆さん待っていてくれたんですか。
感激です…では、お言葉に甘えさせていただきます。
今回のカプは心時×魚月です。
稚×まや氷×憂、逆×響を期待してたりしたらすみません(汗)。
では、次レスから始めたいと思います。
236 :
22:02/01/16 09:03 ID:CcIYLD5J
――ずっと、ずっと小さい頃から夢の中にあの人は出てきていた。
――優しく微笑んで私の事を抱き締めてくれていた。
――あの人は、誰なんだろう…?
――でも、私はあの人を知らないけれど知っているような気もする。
――あなたは…誰なの…?
誰かに抱き締められた所で日下部魚月は目を覚ました。
起き上がり、瞼を伏せたまま感触が残る自分の体を抱く。
「…また、あの夢…」
小さい頃からずっと見てきた夢だった。
ずっと知らない少年が自分の傍で笑い――夢の中では、
その少年と自分は恋人同士だった気がする。
起きてからもまだ残る切なくて甘い想い…魚月は小さく息を吐き、時計の針を見た。
朝の6時を少し過ぎたばかり――起きるには丁度良い時間だ。
まだドキドキする胸を抑え、魚月は立ち上がった。
237 :
22:02/01/16 09:19 ID:CcIYLD5J
脱衣所の鏡に映った自分の姿を魚月は見つめた。
服を脱ぎ、ブラを外したまま――鏡に映る自分をじっと見つめる。
鏡の中に映る自分に違和感を覚えるようになったのはつい最近の事だった。
鏡の中の自分に、見知らぬ髪の長い天使のような羽根を持った女性が重なるようになった。
夢の中の少年と同じように知らないはずなのにとても懐かしい感じがした。
鏡を見ると間違い無くそこには高校に入学したばかりの魚月が映っている。
それが当たり前の筈なのに――魚月は落ち着かなくなる。
まだ大きいとは言えない自分の乳房を掴み、鏡を見ながら揉み始める。
「ふっ…」
寒さで勃った乳首を摘むと親指と人差し指で挟み、きゅっと指の腹で刺激する。
「はっ…あぁ…」
これもつい最近からするようになった。
落ち着かなくなった時、こうして自慰をする癖が出来た。
きゅん、切なくなってたまらなくなってくる。
(まだ…朝なのに…お母さんやお父さんが来るかも知れないのに――)
家族が使う『脱衣所』で自分の体を弄っている…
そんな恥ずかしい行為をしていると言うだけでも魚月は興奮してくる。
「ふっ…あっ…」
洗面所のへりに手を置き、身を預けるように前屈みになる。
乳首を弄る手に徐々に力をこめる。
「ふぅんっ…ん、ぁはっ…」
懸命に声を押し殺しながら鏡に映る自分を見る。
とてもいやらしい顔をして、とろんとした目で自分を見ている。
(いやらしい顔してる…私、こんな顔しているんだ…)
少し強い力で乳首を摘むと、声が漏れそうになった。
238 :
22:02/01/16 09:36 ID:CcIYLD5J
「っっ…ぁあんっ!」
ぞくぞくと背筋を何かが走る。
じゅん、と熱くなった自分のあそこから溢れてくるのが判り、
魚月は最後のパンティも脱いだ。
パンティを見ると薄っすらと染みが出来ている。
それが余計にいやらしい気分にさせた。
乳首を弄っていた手を下へとのばし、自分のあそこを触る。
少し触れただけなのにぬるぬるとした愛液が指につく。
「っは…やらしいっ…」
くっと指で開くだけでくちゅっと音がした。
「んんっ」
そろそろ朝の忙しい時間になる。
今にも誰かがドアを開けて入ってくるかも知れない。
家族の父か母が自慰に耽る自分を見るかも知れない。
そう考えるだけで余計にぞくぞくとする。
(変態なのかな…私…。でも、いいの…)
指で開いたり閉じたりを繰り返すだけでもイキそうになる。
(誰でもいいから…見て…)
「ふぅっ、ぁっ」
漏れないように唇を閉じ、魚月は浅く指を入れる。
「っ…!」
(ああっ…入っちゃった…)
239 :
22:02/01/16 09:55 ID:CcIYLD5J
少しの異物感に眉を顰めながら指をもう少し深く埋める。
「んっ…おま○こにいれちゃってるよぉっ…」
いやらしい言葉を口走りながらずぷっ…ずぷと音がするほどかき回し、指の出し入れを早める。
「はっ…ぁっ…ぁぁんっ」
まだ男性経験の無い魚月だが、雑誌や友人の体験談でセックスがどんなものかは知っていた。
それに両親がしている最中を何度か見ている。
母が薄暗い中はしたない言葉を叫び、父に貫かれている姿は衝撃的でもあり
――同時に、魚月にとっては性に目覚めるきっかけでもあった。
自慰をしながら考える事は夢の中の少年の事や両親のセックス、
そして――隣に住む東大寺心時の事だった。
小さい頃一緒にお風呂に入った時相手の性器を見たりしていた。
あれが雑誌や実際父のを見たりしていると大きくなって今指を入れている場所に入るのだと言う。
正直指で精一杯だし、入るとは思えなかった。
だが、こうして指の出し入れを激しくしていると気持ち良くなってきて自分でも良く判らなくなる。
(オチ○チンって…気持ちいいのかな…)
友達は最初に痛いけど慣れると気持ちいいと教えてくれた。
『魚月には心時さんがいるじゃない。
相手は大学生だし、魚月だってまんざらでもないんでしょ?
セックスって気持ちいいよ』
その時はあんな奴なんか嫌だよ、と言ってはぐらかした。
だけどこうして自慰に耽る時、心時に貫かれる自分を想像してしまう。
大学でも恐らく女性に人気があるのでは――と思える程、心時は美形だと思う。
口ではロリコンとか言っているけど本当は――本当は――…。
「はっ…心時…入れてっ…」
小さい声で呟き、指のい動きを止める。
240 :
22:02/01/16 09:55 ID:CcIYLD5J
想像の中の心時は笑って耳元で囁く。
『どこに欲しいのかはっきり言ってもらわないとわからないぜ』
「あ…そこ…あそこに、欲しいのっ…」
『あそこだけじゃわからないって』
想像の中だけなのにどんどんと昂ぶっていく。
実際に言われたら、本当にどうなっていくんだろう…?
『はっきりいやらしい魚月のおま○こにおち○ちん入れてくださいって言ってみなよ』
「い、言えないよぉ…」
『じゃ、無理だな』
(想像の中で)意地悪く言われ、魚月は泣きそうな小さな声で呟く。
「い、れて…心時のかたくて太いおち○ちん、魚月のおま○こに入れてッ…!」
そう言った瞬間、魚月は自分の指を一気に挿し込んだ。
「はっ、いくっ…わた…し…いっちゃうっ…――っ!!!」
びくん、びくんと体を震わせて魚月はあはぁっと甘く息を吐く。
目を伏せ、指で自分の中の蠕動を感じる。
きゅう、とあそこが締めつけてくるのを感じた。
「…私って…淫乱、なのかな…」
241 :
22:02/01/16 10:01 ID:CcIYLD5J
シャワーを浴び終わると再び魚月は自分の体を鏡で見た。
「…私は、誰なの――?」
不安定な自分に対して魚月は確かめるように聞く。
「私は、本当に…日下部魚月なの?」
鏡の中の自分は不安そうな目で見つめるだけで何も言葉を返さない。
馬鹿げた話ではあるが魚月は自分に違和感を感じる。
別に周囲に不満がある訳でもない。
ただ――足元が不安定で、ぐらぐらするような――そんな感覚がずっと続いている。
生理が来る度にそれは余計に強くなっていた。
(近い…のかな…?)
魚月は鏡から目を逸らし、体を拭き始めた。
制服に着替え、食卓へと急ぐ。
自慰に耽っていたせいで時間が思ったよりも無くなっていた。
きっと両親は魚月が自慰をしていた事も知らずに洗面所使ったりするのだろう。
それを考え、魚月は心の中でごめんなさいと謝った。
242 :
22:02/01/16 10:09 ID:CcIYLD5J
なんで朝から書いているのか自分でもわかりませんが、まだ続きます。
全部でかなり長くなると思います(^^;
原作でにフィンが魚月として、
アクセスは都の息子・心時として生まれ変わった事に対して、
多分それなりの苦労をしていると思うので、
(特に記憶が残ったままの心時)二人の苦悩とか描けたらなぁとか。
お付き合いいただけたらと思います。
243 :
かなめ:02/01/16 17:51 ID:X+VBswcT
22さん>すっごく良いですよ。
魚月のこととかよく分かってる感じですね。
続きがんばって下さい。期待してます!早くよみたいです。
244 :
名無しさん@ピンキー:02/01/17 00:45 ID:FXGlABWW
22さん>>心時×魚月とは!!
凄い良いです。やっぱ22さんの書く小説はレベル高い〜。
どんどん長くなって下さい(文章変)
245 :
22:02/01/17 16:36 ID:QR5i9WlO
早速感想が…本当に有難うございます。
>かなめさん
魚月の性格はなんとなく想像です(^^;
出来るだけ早い間隔で続きを書いていきたいと思います。
>>244さん
心時×魚月は前から考えていたので結構楽しんで書いてます(笑)。
きっとどんどん話が長くなります(´Д`;)
しかし誤字が多くてすみません。
読み直して落ち着け、自分ってかんじです。
246 :
22:02/01/17 16:43 ID:QR5i9WlO
続き…の前に添削。
×東大寺心時→水無月心時です( ;´Д`)
キャラの名前を間違えてしまうとは………。
今後、気をつけます。
247 :
22:02/01/17 16:45 ID:QR5i9WlO
あう、それと×日下部魚月→○名古屋魚月です。
本当、落ち着け自分( ;´Д`)
248 :
22:02/01/17 17:07 ID:QR5i9WlO
>241からの続き
――そろそろ、だな。
ちら、と横目で時計を見ると心時は立ち上がった。
まだ食べかけのパンを牛乳で一気に流しこむ。
「んひゃ、ひってふるはら(んじゃ、行ってくるから)」
まだ新聞を読んでいる父と忙しげに弁当を作っている母に告げると玄関へと向かう。
「気をつけるのよ」
母の言葉に笑ってわかってるってと答える。
本当は大学へ行くにはまだ早い時間帯だった。
だがこの時間に出なければ隣の名古屋魚月と一緒に歩いたり出来ないのだ。
「じゃ、行ってくるから」
鼻歌混じりに靴を履きながら上機嫌で家を出る。
ガチャ、と隣のドアも一緒に開いた。
「行ってきまーす」
元気の良い魚月の声が響く。
「よ、魚月。おまえもこれから学校だろ。
――なんなら今日も一緒に行かないか?」
心時が魚月に向かって笑いかける。
毎朝こうして魚月と偶然に会った振り(多分、魚月にはバレバレ)をして学校まで送り届けている。
魚月に変な虫がつかないように。
いつもならここで軽口の一つでも叩いてくるのだが――今日は違った。
「!」
ボッと火がついたかのように魚月の顔が真っ赤になる。
「…魚月?」
ドアを閉めると急に心時から顔をそらす。
「また今日も朝から大学に行くの?」
心なしか声が震えているような気がする。
様子のおかしい魚月の肩に心時が手をのばすと、慌てて離れる。
「やぁっ…」
「な、なんだよっ」
心時もつられて手を戻した。
朝の爽やかな空気の中、きまずい雰囲気になってくる。
明らかに魚月の様子がおかしい。
「どうしたんだよ?」
「ご、ごめんっ…なんでもないからっ…今日は友達と行くからっ…いいっ」
鞄を小脇に抱えて魚月が走って心時の傍を駆け抜けて行く。
魚月の後姿を見ながら心時は頭をかいた。
「――俺、なんかしたかなぁ…?」
(まだ、何もしてないんだけどなぁ)
――まだ、何も…。
考えたら魚月が産まれた時から傍に居るのに、
二人はまだ「幼馴染」の枠から外れる事が出来ていなかった。
心時の気持ちには魚月は多分気付いてくれている筈だ。
(魚月は俺の事をどう思ってるんだろう…)
ふ、と心時は自分の手を見る。
249 :
22:02/01/17 17:26 ID:QR5i9WlO
(俺はフィンより4年早く生まれ変わる事が出来た。
目の前で死んでから…いつか生まれ変わって出会えると信じていた)
どう見ても人間の『男』の手にしか見えない。
だが――心時には水無月心時として生を受ける前の記憶があった。
その時の名は、アクセス。天使だった。
誰よりも愛したフィンと言う恋人が居た。
前世の恋の終わりは決して幸せと言えるものでは無かった。
目の前でフィンが――愛する人の命が消えていく感覚――何も出来なくて、助ける力さえなくて。
絶望と、悲しみと、憤りと。全てが無い混ぜになって押し寄せてきて――。
生まれ変わった今でも鮮明に思い出せるほど悲しくて――癒される事のない傷となっている。
それでも立ち直る事が出来たのは、まろんがフィンに『自分の力』を与えてくれたからだ。
フィンがいつか生まれ変われるようにと――希望を与えてくれたからこそ、
自分も天界での厳しい修行にも耐えて人間に生まれ変わる事が出来たのだ。
『アクセスのことはずっと好きだよ…』
死の間際にフィンがそう言ってくれなかったら、今ここに水無月心時は居なかったかも知れない。
いつか、きっといつか必ず再び出会えると――そう信じていたからこそ耐える事が出来た。
実際フィンは今――名古屋魚月として生を受けた。
二人は再会する事が出来たのだが…。
(参ったよなぁ…魚月は記憶が一切無いんだから)
ぎゅ、と自分の拳を握る。
だけど、それで良かったのかも知れない。
前世の記憶があれば苦しむだけだろう。
250 :
22:02/01/17 17:37 ID:QR5i9WlO
心時も魚月くらいの頃、自分が『アクセス』なのか『水無月心時』なのか判らなくっていた。
前世の記憶と自分の『今』の記憶が混ざり、現実感が乏しかった。
自分が好きなのは、魚月なのかフィンなのか、それすらも混ざって――辛かった。
そんな時救ってくれたのは魚月の笑顔だった。
傍に居てくれているのは、魚月であってフィンではない。
そして自分もアクセスではなく『水無月心時』だと――そう、思えるようになった。
さっきの魚月の反応を思い出し、心時ははっとした。
「魚月も、もしかしてあの頃の俺のように――不安定に…?」
もう既に魚月の姿は無いが、心時はその方向をじっと見つめた。
「…考え過ぎかな」
自分の思い過ごしだと――そう思いたくて呟く。
あの時期の事は思い出しても辛い事ばかりだった。
「あ」
心時ははっとして気付いた。
魚月をそのまま行かせたけど今日は何も大学に用事は無い。
いや、部活しに行ってもいいのだがそんな気分にはなれない。
魚月が気になる。
少し考えた後、心時は魚月の去った方へと歩き始めた。
251 :
22:02/01/17 17:49 ID:QR5i9WlO
足早に歩きながら魚月は前で鞄を抱えていた。
(…どうしちゃったんだろう…私、変だ)
先程心時に会った瞬間、夢の中の少年と姿が重なって見えた。
(年齢的に違うはずなのに――今日、さっき会って…気付いちゃった…)
心時と夢の中の少年は雰囲気が同じ、なのだ。
似ているのではなく全く同じ――だった。
そう感じた瞬間、魚月の中で心時が『幼馴染』から違う存在へと変化しているのに気付いた。
『幼馴染』から『男』へと――。
まだ、胸がドキドキしている。
『友達と行く』と嘘をついて走ってきたせいだけでは無い。
確実に、これは――魚月自身が一番認めたくない感情だった。
(…やだ、なんで心時が彼に似ているの?なんでこんなにドキドキするの――?)
落ち着かなくなってきて、魚月は再び走り始めた。
252 :
22:02/01/17 17:53 ID:QR5i9WlO
今日はこれまでです。色々と誤字・脱字が多いです…(´Д`;)
エロ無し………。あははははは…スミマシェン
253 :
かなめ:02/01/17 20:24 ID:rK1eYQ4d
22さん>すっごく良いですよ!これしか言えないですよ。
ちゃんとキャラの事理解してるし。
早く続きをっ!!
254 :
名無しさん@ピンキー:02/01/18 23:58 ID:IHmvRU3+
エロ期待!!!
続ききぼん。切実に。。。お願い!!22さん!!
256 :
22:02/01/21 15:12 ID:vvYa4vih
ちょっとお休みしてました(あせ
続きは次レスからです。
折角魚月は学生なんだし色々とさせたいです(~ー~)ニヤソ
>かなめさん
かなりオリジナル入ってます(汗
頑張って続きやります
>>254さん
エロ…エロい展開に持っていければいいんですが。
なんだかこのままだと一人エチ中心になりそうです(何
>>255さん
続き出します〜もっと早くに出せればいいんですけど…
先週末は死んでましたから…(T_T)
257 :
22:02/01/21 15:32 ID:vvYa4vih
>251の続きからです
結局魚月は教室まで走っていった。
汗だくになって来た魚月に友人達は驚いていた。
「魚月どしたの?その汗」
「なんでもないよー」
笑ってなんとかごまかしたが、魚月はまだドキドキが止まらないでいた。
心時と夢の少年と――雰囲気が全く同じ、の意味に困惑していた。
魚月は生まれた時、小さなピアスを握り締めていた、と両親が話してくれた。
ピアスの持ち主は誰なんだろう?と思っていたがすぐにその謎は解けた。
成長するに従い、夢の中に一人の少年が出てくるようになった。
天使のような格好の少年と抱き合い…時には語り合う――幸せで切ない夢だった。
そしてその少年は魚月が握っていたピアスをしていた。
――いつからだろう。
名前も知らない少年に恋をしている事に気付いたのは。
夢の中でしか会えない切なさに泣いた夜もあった。
彼は魚月の中で大きな存在になっていた。
それが――不意に、気付いてしまった。
心時と彼が似ているという事に。
(どうしよう…私…もしかして……心時の事が?)
きゅ、と制服を掴む。
毎日出会っては言い争いをしているのに?
(あんなロリコンな奴…好きなんかじゃないって思ってたのに)
落ち着かなくなってくる。
まだ授業が始まるまで時間があった。
「トイレ」
側で楽しそうに話している友人達に告げると足早に魚月はトイレへと向かった。
258 :
22:02/01/21 15:49 ID:vvYa4vih
しっかりと鍵を締めると魚月は制服の上から自分の乳房を揉み始める。
今までは家の中でしかした事がなかったのに――と思いながら片手で乳房を、
もう一つの手はスカートの中へともぐり込ませる。
乳房全体を包むように揉んだかと思うと、今度は布地越しに乳首を探る。
まだ勃起していないそれを指で軽く摘み、くりくりと刺激を与える。
「っ!」
指の腹で乳首が勃起する感触を味わいながら、
汚れないように下着を膝までずり下げるとまだ薄い恥毛を撫でる。
「――…ふっ」
それだけで甘い息が漏れた。
朝の授業が始まるまでの時間――ドア一枚隔てた向こうから、
廊下やトイレで話す声が聞こえてくる。
まるで――別世界の音のようだった。
意識が自分の体にだけ集中してくる。
体を狭い個室の壁に押しつけると勃った乳首がこすれるように動く。
「やだーなにそれー」「アハハハ」
外の話し声に興奮しながら魚月が自分の秘裂を両手で広げた。
トイレのムッとした空気と匂いに混ざって魚月の牝の香りが広がる。
(ああ、こんなの…誰かに、もし誰かに見つかったら――)
学校でこんな事はいけない――そう思いつつ指が理性の訴えとは逆の事をする。
こうして自分で慰めている間だけ落ち着いてくる。
誰にも聞こえないように口の中で小さく呟く。
「ね…いじめて、魚月のこと…」
剥き出しの秘裂を自分で広げながらくちゅくちゅと音をさせる。
(ああっ…誰かに、誰かに聞かれちゃう――…だめぇっ…こんなのっ…)
『キーンコーン…カーンコーン』
予鈴が鳴り響くとトイレから去っていく足音がする。
(私も早くいかなきゃ…)
早くこんな事は止めていかなければ――心の隅でそう思いながら指で秘裂を広げ、
ドアノブに押しつける。冷たい金属の感触が大きな刺激となり、思わず声をあげさせてしまった。
「ああっ、んっ…」
ぐちゅ、と音とキィキィとノブが回る音がした。
(あ、やだ…汚いのに…どうして止まらないの?!)
太腿を愛液が伝っていくのが判る。
(淫乱だ、私って…淫乱なんだっ…)
259 :
22:02/01/21 16:01 ID:vvYa4vih
自分の体を触り、快楽を貪るときだけ本当の自分なんじゃないかと魚月は思う。
いつも誰かに見られたい…いじめられたい…そう考えてオナニーをするのは、
もしかしたら魚月自身が誰かにしっかりとその存在を認めてもらいたい心の裏返しなのかも知れない。
別段家族にも、環境にも、友人にも不満など何一つ無い筈の中で――どうしてそう考えてしまうんだろうか。
後ろを向いてドアノブにグイグイと押し当てる。
グチュ、グチュッと耳を塞ぎたくなるような音と、学校でこんな事をしていると言う事実がどんどんと昂ぶらせていく。
(…私…ほんとうは誰かに見つけて欲しいのかな…)
こんな事をしている自分を。
一番誰にも見せたくない姿になっている自分を。
(必要として…お願い…)
「あっん、ん、んううっ…」
腰を振り、乳首を摘みながらビクビクと震える。
シーンと静まり返った中にもしかしたらこの声が――響いてるのかも知れない。
「おま○こいいっ…いいのぉっ…」
(私が必要だって言って…)
時折母親が自分をフィンと言う名前で呼ぶ事がある。
誰か知り合いなの?と聞いても両親は答えてくれなかった。
――フィンって誰?私は…私は名古屋魚月だよっ…
他の人の名前で呼ばれる時、魚月はどうしようもない無力感に襲われる。
まるで自分なんか要らないといわれているようで悲しかった。
「ふ、うっ、うっ」
切なさからなのか――快楽からなのか。
魚月は涙を流しながら激しく腰を動かす。
全て、辛いのを忘れられるのは快楽に身を任せている一時だけ――
それが、現実逃避にしか過ぎなくても。
魚月にはこの行為が必要だった。
――自分が壊れてしまわない為に。
――自分の存在を確認する為に。
260 :
22:02/01/21 16:09 ID:vvYa4vih
秘裂を広げた指をクリトリスへ伸ばし、キュっと強く摘んだ。
「――ふっ、ひっ…ふ、ふ、ふぅぅぅっ!」
ビク、ビクと体を仰け反らせて――魚月は達した。
プシャアアアアーッと愛液と尿が混ざり床へと落ちていく。
恍惚とした表情で魚月は壁にもたれかかった。
――私、居ても、いいんだよね――?
誰に言うとも無く魚月は呟いた。
自分の中の『誰か』がいつか『魚月』を消してしまいそうで怖い。
そんな事を考えては頭がおかしくなったのかと自問自答する。
誰かに支えて欲しいと思った。
血の繋がりがある人ではない、誰か。
「…心時…たすけて…こわいよ……こわいよ……」
涙を流しながら、魚月は震えた。
261 :
22:02/01/21 16:16 ID:vvYa4vih
「お願い…言って…いてもいいんだよって…言って…」
時間が過ぎる度に不安が押し寄せてくる。
夢の中の彼のように、抱き締めて安心させて欲しい。
両親ではなく、彼なら、心時ならばきっと不確かな明日を照らしてくれる――そんな気がする。
どうしてかは判らないけど魚月はそう感じていた。
「…こわいよ…アクセス…たすけて…」
魚月は我知らず呟き、アクセスって誰?と震えた。
確実に自分の中に在る別の誰か。
魚月は悲鳴をあげそうになり、必死に自分の体を抱いた。
1時間目が終わるまで、魚月は教室に戻らなかった。
自慰の後始末と――なんとなくの気不味さを感じて。
休み時間に戻ってきた魚月を友人達は心配そうに見つめたが魚月はなんでもないよと笑って答えた。
262 :
22:02/01/21 16:21 ID:vvYa4vih
今日の所はこれまでです。
なんか一人えっちばかりですね(^^;
そろそろ心時もはっきりと絡ませていきたいなーとか思いつつ、
簡単に最後までいけないだろうとも考えてます。
気が付けば魚月中心です。チトーモ心時絡んでないし(あせ
精進します( ;´Д`)
263 :
かなめ:02/01/21 16:35 ID:LJTiWxvv
22さん>良いですよ。22さんの小説すごい上手くて尊敬します。
心事とどうなるのか気になりますね。続きアプ待ってます。
264 :
弐弐:02/01/22 02:45 ID:9KIb2Uof
「い、痛いよ。はなしてよ」
「魚月・・・俺は、俺は」
強引に唇を奪おうとする。魚月は俺を突き飛ばし逃げだした。しかし・・・。ガ
タンッ!大きな音を立て、魚月は転倒しテーブルに頭をぶつけて動かなくなった。
「魚月?だ、大丈夫・・・?」
返事が無い。魚月は、頭をぶつけたショックで死んでしまったようだ。全身から
汗が吹き出す。死体を処分しなければならない。しかし、どうやって・・・。一つの考え
が頭の中をよぎり、その恐ろしい考えに俺は青くなる。だが、それと同時に性的な興奮を
覚えた。死体を厨房まで運ぶと調理台の上に乗せ、衣服を剥ぎ取る。健康的で幼い身体に
興奮しながら処理・・・いや、調理の方法を思案する。まずは解体だ。俺の店には太い骨
を切断する程の刃物が無い。魚月の右肩を押さえ右腕をねじる。ゴキリッ。嫌な
音を立て、肩の関節が外れる。関節の外れた右腕は、ぶらりと垂れ下がり床に手が付く。
筋肉の伸縮率は高いと聞いていたが、ここまで凄いとは予想外であった。刃の厚い中華用
肉切り包丁を肩の付け根に振り下ろす。スターンッ!勢いよく血が吹き出し右腕が切断さ
れた。次は左腕を同じ手順で切断。両腕を切断したら次は足だ。股関節を外すため、さく
らの右足を掴み上に上げる。次の瞬間、俺は硬直した。あらわになった性器を目の
当たりにしてしまい、思わず動きが止まってしまったのだ。俺はズボンを脱ぎ固くなった
ペニスの挿入を行う。駄目だ。上手く入らない。何かローションの替わりになるものはな
いだろうか。卵の白身、シロップ・・・色々思案するが結局魚月の腕から流れる
血液を代用させる事にした。
265 :
弐弐 :02/01/22 23:54 ID:EJfeEHVU
切断された腕から血液を手にとりペニスに塗りたくる。そして挿入。
上手くいった。腰を振ると快感が伝わってくる。
「ハァハァ。魚月…気持ちいいよ。本当に気持ちいいよ。魚月は死んでも最高なんだね」
「うぅ・・・う」
突然、魚月が呻き声を上げる。死体が生き返ったのかと思い、恐怖に駆られるが
違ったようである。魚月は死んではいなかったのだ。目を見開き魚月は
大きな声で悲鳴を上げる。
「きゃーーーっ痛い。痛いよぅ」
暴れようとするが、そこにあるはずの腕が無い。肩の付け根の筋肉がピクピクと動く。
「腕が・・・あたしの腕が・・・」
痛みと恐怖、そして絶望的な感情が入り乱れ、魚月は狂ったように叫び続ける。
俺は切断された腕を拾い、魚月の口にねじ込んだ。
「うーーーっ、んーーーっ!」
足を強く握り再び腰を振る。暴れる魚月の肩からは大量の血液が流れ出て、
魚月の顔はどんどん蒼ざめていった。
「あ、あぁ・・・うっ」
266 :
22:02/01/25 18:46 ID:36Y2M8PC
…やばいなぁ。気付けばあっと言う間に時間が経っている(汗
できるだけ早く――最低でも一週間に一度は書きたいと思います。
>かなめさん
大体話の大筋を考えてあとはぶっつけ本番で書いてますので、
自分でもどうなるか気になっています(笑)。
次レスからです
267 :
22:02/01/25 19:01 ID:36Y2M8PC
>261からの続き
心時は取り敢えず魚月の学校へ来たものの、
卒業生でも無い自分が中に入れないのに気付きどうするべきか考え込んでいた。
(こうしてても始まらないしなぁ)
ここ数日魚月の様子がおかしかったのが気になる。
まるで夢を見ているかのようにぼーっとしている事が多くなってきた。
――心時は学校に着くまでの間、ずっと魚月の事を考えていた。
今まで見せた事の無い表情と、ここ最近の魚月の不安定さ。
魚月にはまだ話していなかったが、心時は魚月の両親とは既知の仲だった。
二人から度々魚月の事で相談を受けたりもしている。
どうやら両親は二人とも魚月の様子がおかしい事に気付いているようだった。
昨夜、魚月の母――まろんから相談の電話があった。
元気な振りをしているけれどあれは空元気なのではないか、と。
それだけだと心時も魚月の体調が悪いだけだよ、と笑い飛ばせた。
しかし――まろんが言ったのだ。
『魚月を起こしに行った時にね、あのこ…私の事お母さんじゃなくて
おはようまろんって――フィンの時のように、呼んだのよ…』
思わずその時まろんは魚月をフィンと呼んでしまったようだが
すぐにその場でごまかしたらしい。
その話を聞いて以来、心時はもしかしたら――と思い始めてはいた。
だがその度に思い過ごしだよと自分を、まろんを納得させていた。
でももし――魚月が、フィンとしての記憶を思い出したら?
その時は今居る『魚月』は、そして『フィン』はどうなるのだろう?
268 :
22:02/01/25 19:09 ID:36Y2M8PC
前世、天使の身でありながら神を裏切り――一度、まろんを裏切った。
そんな辛い記憶を取り戻して魚月は耐えられるのだろうか?
元から記憶があった心時とは違い急激に自分の中の別の記憶を得たとしたら――?
想像するだけでも寒気がする。
「とりあえず…魚月に会わないと…」
会ってどうするか――なんてのは判っていない。
ただ、心配で魚月に早く会いたいだけだ。
腕時計を見るとそろそろ授業が始まる頃かもしれない。
心時は周りを見た。
「うーん…」
塀を越えれそうなものは無い。
自分の身長よりもやや高い塀としっかり閉められた門が恨めしい。
授業中だったらあまり人がいないだろうから容易に入れそうなのだが。
「お、そうだ」
心時はぽん、と手を叩いた。
確か一箇所、どこかに入れる場所があったはず。
以前魚月の様子を見に侵入した時使った覚えがあった。
(その後魚月に見つかり散々怒られた)
「早速行くか」
心時は足早に歩き始めた。
269 :
22:02/01/25 19:24 ID:36Y2M8PC
魚月は頭を抱えていた。
トイレで口から出たアクセスという名前を考えるだけで痛みが走る。
(アクセスなんて名前知らない…でも、でも)
確実に自分はその人を知っている。
知らないのに、知っている。
その現実が魚月を苦しめていた。
そんな魚月の様子を見かねた友人が教師に魚月の具合が悪そうなので――と
保健室に連れて行ったのもある意味自然な事だった。
端から見ても魚月の顔色は悪く、今にも倒れそうに見えた。
保健室に着くとまずベッドに寝かせられた。
スカートも緩め、出来るだけ楽にさせられ――体温も計られた。
「魚月、魚月、大丈夫?」
幸い熱は微熱程度だったが、大事を取って休まされる事になった。
「一時間寝て、少し様子を見ましょう。あ、付き添いのあなたは帰っていいからね」
「はーい。じゃ、魚月…戻るけど、頑張ってね」
こく、と青い顔で無言で頷く。
健康優良児の魚月はこんな経験は初めてだった。
(まさか学校の保健室で休むなんて――)
布団を掛けてもらっているのにちっとも温かくない。
むしろ、時間が経てば経つほど寒さと頭痛は増していくようだった。
目を閉じていれば、眠れるだろうかと目を閉じた時だった。
「――名古屋さん」
不意に名前を呼ばれ、魚月がはい、と元気無く返事をする。
「先生、ちょっとこれからここを空けるけど…一人で大丈夫?
二時間目が終わるまでには戻って来れると思うけど」
「…だいじょうぶ、だと思います」
魚月が元気無く返事をする。
「どうしてもはずせないから―――ごめんなさいね」
「いいえ――大丈夫ですから」
先程よりは幾分かはっきりした声で言うと魚月は目を閉じた。
扉を閉める音が聞こえ――途端に部屋が静かになった。
270 :
22:02/01/25 19:40 ID:36Y2M8PC
シーンとした中に、遠くの教室の声が聞こえる。
こんなに授業中って声が響くんだーと魚月は思った。
急に訪れた静けさが孤独を感じさせた。
校医が出ていった今、完全に誰も居ない。
(さみしいな…)
布団の中で震えながら魚月が丸まった。
こんな時、誰かが居てくれたらと思う。
誰か――そう、心時のような…――
「ってなんで…あいつがっ…」
魚月が自分の考えに驚いて声を上げた時だった。
――コンコン
(……?)
窓を叩く音が聞こえたような気がする。
ここは一階かだら有り得ない訳ではないけれど、ちょっと怖い。
――コンコンコン
確かに、聞こえている。
(何?何なの?)
――コンコンコン
「おーい、せんせ、入れてくれ〜」
(この声――もしかして)
魚月はベッドから置きあがると恐る恐る窓の方を見た。
そこには窓を叩いている心時の姿があった。
(なんでここにいるの?)
心時は叩く手を止め、何事か考えるとおもむろに保健室の窓をガタガタと動かし始めた。
すると――簡単に鍵が開いてしまった。
(これでいいのかしら、この学校…)
窓を開け、心時が入ってくる。
「うーん、前に来た時は先生が居たからなぁ…
あん時は次来ていないときはこうすれば開くよって言われたけど、
まさか本当に開くとは思わなかったなー」
ぼりぼりと頭を掻いて心時が窓を内側から閉め、鍵をする。
魚月は何も見なかった事にし、ベッドに戻った。
(なんで先生と知り合いなの?)
271 :
22:02/01/25 19:47 ID:36Y2M8PC
あー、と本日はここまでです(汗)。
…中途半端な所かもしれませんけど…(´Д`;)
22さんの作品、キャラクターの性格やバックボーンがしっかりしていて原作よりも
ずっとしっかりした、面白いお話に作り上げられてますね。
個人的に原作そのものはちょっと…でしたが、ノインは好きで応援していたので
ノイン×まろんが拝見できて嬉しかったです。
22さんのサイトの方も拝見してみたくて検索かけてみたのですが見つかりませんでした…。
やっぱりyahooじゃだめですか(−−;)。しかし同人系検索エンジンとはどういったものが
あるのでしょう…??
伺いたいですが、これ以上22さんの素性をここで特定してしまう訳にもいきませんしね。
22さん、ご無理なさらない程度に続き頑張って下さいませ。
274 :
272:02/01/28 00:41 ID:R4qEeEkP
>273
ああっ、ありがとうございます、親切な方!!早速逝ってみます〜。
275 :
ゆりこ:02/01/29 16:40 ID:Q61G5QU6
かーーーーーなーーーーーーりーーーーー
お久しぶりのゆりこです。パソコンの調子が悪くて
来れませんでした。来てみたら22さんがいて
びっくり&嬉しいです。魚月×心時楽しいです!
続き楽しみにしてるので頑張って下さい。
別に来なくて良いよ。
277 :
22:02/02/01 18:45 ID:N1axRzM5
あー、じぶんとこのHPで手一杯で遅れてました(×_×)
すみませんです、一週間に一度くらいは進めたい…。
>272さん
褒めていただいて有難うございます。
原作のここをこうして欲しかった…と言った部分を自分で補完してる感じです。
ノインは特に好きだったので、妙に力が入ってました(笑)。
私のサイトは来てもきっとガッカリするかも。
ただのエロサイトなので…(^^;
>ゆりこさん
お久しぶりです。パソコンの調子が悪いんですか?
私のパソは凄く不安定なので心境お察しします。
魚月×心時(今気付いたんですがこの表記だと心時受けですね)は頑張ります。
では、次レスから続きです。
278 :
22:02/02/01 19:07 ID:N1axRzM5
>270の続き
心時は靴を脱ぐと魚月の居るベッドへと歩いくる。
(げっ…なんでこっちにくるのよぅ)
布団の中に慌てて入りながら胸を抑える。
ドクッドクッといつもよりも鼓動が早く聞こえる。
かあっと頬が紅潮するのを感じた。
(やだっ…なんでこんなに…胸が熱いの?)
自分の感情を否定したくて魚月はシーツを強く握る。
(こんなの気のせいなんだから…気の、せいなんだからっ!)
そんな魚月に気付かずに心時は考え事をしていた。
(あー、らしくない)
ベッドと部屋を仕切るカーテンに心時が手をかけた。
(魚月が心配でこんな事までしちまうなんて――)
心時の頭の中から魚月の顔が離れない。
「あーくそっ…」
ブツブツと何やらひとりごとを言いながらカーテンを開けた。
シャッと音がし――心時は二つあるベッドの内一つが使われているのに気付いた。
(あ、やべっ…先客が居たのか?)
足元から、枕元へと視線を移す。
相手は心時に気付いてるのか、気付いてないのか。
頭からすっぽりと布団をかぶっていた。
(寝てるのかな?)
もし知り合いでなかったら学校へ不法侵入した事の言い訳が出来ない。
心時はそろそろと足音を立てないように回れ右をした。
「――何しにきたの、ロリコン」
背中越しに声を掛けられ、心時は振りかえった。
279 :
22:02/02/01 19:08 ID:N1axRzM5
(この声――)
「魚月っ!?」
慌ててベッドの方を向くと、魚月が顔だけを出して心時を見ていた。
ロリコン、と口に出してはいるがいつもの気丈な様子は見られない。
何処か具合が悪いのか――顔色は悪かった。
「な、つき…どうしたんだ?こんなとこで休んでるなんて」
今まで――魚月は健康体そのものだった。
心時の記憶では病気らしい病気もしてないし、命に関わるような怪我だってした事がない。
――そんな魚月が授業中に何故保健室で…?
心時の驚きの表情に魚月は何故か申し訳無さを感じた。
慌てて心時が魚月の側に寄る。
「どうしたんだよ、魚月――顔色変だぞ」
心配そうに心時が魚月の顔を見る。なんだか魚月はおかしかった。
自分を心配している心時の方が顔色が悪くなってきてるように見えるから。
「別に、これぐらい――悪寒と頭痛だけだし。それに、ロリコンは何しに来たの?」
「あ――っと…ほら、ここの先生方と親睦を深めに」
「卒業生でも無いのに?」
「うっ…」
心時が言葉に詰まる。その様子を見て魚月はくすっと笑った。
280 :
22:02/02/01 19:25 ID:N1axRzM5
何もかも魚月に見透かされているのではないか――
そんな気がして、心時は頭を掻いた。
「――魚月が、心配だったんだよ」
照れながら心時が魚月を見る。
「しん…ぱい?」
「ああ」
心時は頷くとそっと魚月の顔に触れる。
「…なんか、いつもと違ったからさ。
急に赤くなって逃げてくから――気になるじゃないか」
(ただそれだけで…?)
魚月が心時を不思議そうに見る。
どうしてそれだけで不法侵入してまで様子を見に来たんだろう。
確かに魚月は心時の想いに気付いていた。
今までは自分は心時を幼馴染以上に見れなかったから意識していなかった。
それに――魚月は、本当の恋を知らない。
だから心時が普段と少し違うと言う理由だけで学校まで来たのが良く判らなかった。
今一つしっくりきてない様子の魚月に、心時は少しむっとした。
魚月が生まれてから、ずっと魚月を見守ってきた。
いつか、魚月が自分を男として見てくれるまで待っているつもりでいた。
他の女とは手も握らず、キスもせず、セックスだって魚月とだけ、と決めていた。
だが――そろそろ、限界は近かった。時々思う。
――いつまで待ち続ければ良いのかと。
フィンが魚月となって生まれ変わるった今でもずっと待っている。
いつか、いつの日か魚月が本当の恋に目覚めるのを――その相手が自分になる日を。
本当の望みはこうして幼馴染として傍にいるのではなく、一人の男として傍に居たい。
いつも自分の想いに気付いてははぐらかす魚月に聞きたくなる。
俺のことはどう想ってるんだ?、と。
もしかしていつまでも繰り返しなのだろうか。
そう思った時、たまらなく辛くなって――気付けば、魚月の上に乗っていた。
「し、んじ…?」
281 :
22:02/02/01 19:51 ID:N1axRzM5
突然の事に魚月も、心時も混乱した。
しかし――心時は魚月の頬を撫で、顔を近付ける。
ここまで顔を近付けるのも、距離を詰めるのも初めてだった。
「やっ…」
魚月が恐怖に震えながら、顔を動かそうとする。
心時はしっかりと魚月の顔を固定し、話しかける。
「――俺は魚月が好きだ」
――何をしようとしているんだろう、俺は。
妙に何処か冷めたまま心時は考える。
「俺は――ずっと、待っていた。魚月がいつか俺を見てくれるのを。
幼馴染の水無月心時としてじゃなくて、一人の男として見てくれるのを、
ずっと待っていたんだ――」
魚月が生まれてきてくれたあの日から――ずっと、ずっとそれだけを。
今まで見た事の無い真剣な表情に、魚月は今まで通りかわす事は出来ないと思った。
曖昧な事を言ってははぐらかし続けてきた。
今の幼馴染としての関係を壊したくなくて――。
「わた…しは…」
――私は、夢の中のあの人と心時と、どっちが好きなんだろう。
答えに詰まる魚月の唇を奪うような形で心時が唇を重ねた。
「ん…」
抵抗しようと手を動かそうとするが心時がそれを押さえる。
「んー!んー!」
(こんな、こんな心時知らない――)
重なった柔らかな唇を割り込むように心時が舌をもぐり込ませる。
「んっ、んっ・んぅっ!」
必死に抵抗しようとするが心時の力の方が強い。
ぬるっとした舌が魚月の舌にねっとりと絡みついてくる。
――やだ、こんなのっ…やだっ…
心時は魚月の両手首を掴むと動かせないように片手で固定すると、
魚月の乳房を制服の上から揉み始める。
「んぅっ!」
ゆっくりと手の平で包み込むように優しく揉み始める。
282 :
22:02/02/01 20:01 ID:N1axRzM5
心時は心の何処かで必死にこれはいけない、傷つけるだけだと自分に言い聞かせようとしていた。
しかし、魚月の柔らかな体にもっと触れていたいと――そう本心は訴える。
(ああ、こんなのいや――…)
心時は戸惑い、脅える魚月を今度は安心させるようにキスをする。
同時に乳房全体を揉んでいた手で今度は乳首をいじりはじめた。
ぴくん、と魚月が震える。
(やだぁっ…やだよ、こんなの――)
コロコロと指の腹で刺激しながら、唇を離し耳元で囁く。
「ずっと、魚月だけにこうしたいって考えてたんだ――」
「やめて…ロリコン…ここ、学校なんだよ…こんなこと、しちゃダメなんだよ」
もうすでに涙声になりながらも魚月が訴える。
「ロリコンでもなんでもいい。好きな人だからこうしたいって思うのはいけないのかよ」
「でも、私の気持ちは何処にあるの?!こんなの…違う、間違ってる!」
キッと魚月が心時を睨む。
「こんなの、ただ心時の自己満足だよ…。
私…私、心時にまだ自分の気持ち言ってないのに!」
「――魚月」
睨みつける魚月の目から涙が零れ落ちる。
「こんなこと、する人嫌い――」
押さえつけられている手首からキリキリとした痛みがする。
「嫌い、か…」
小さく呟くと心時は乳房を愛撫していた手を離す。
「でも俺は魚月が好きだよ。誰よりも」
切なげに言うと心時はシーツ越しに魚月の太腿を撫でる。
「魚月は、俺のことはどう想ってるんだ?
それぐらいは、教えて欲しいんだ――」
「心時…」
魚月の太腿を撫でる手が、徐々に上がっていく。
「やめて……」
「俺の事をどう想っているか言ってくれたら止めるよ」
(嫌いって言われても、きっと諦められないんだろうけど)
「…私、は…」
シーツ越しの愛撫に腰ががくがくとしてくる。
「ずっと――」
小さい時から魚月を守ってくれてきたのは――誰だったろう?
「…が、好きだったよ」
自然に、出てきた名前に心時が――言った魚月本人が凍りついた。
283 :
22:02/02/01 20:02 ID:N1axRzM5
今日はこれまでです。
そろそろまとめに入りたいと思ってるんですが、
まだ考えてる全体の半分も来てないんですけどね(汗
本当に遅筆でスミマセンm(__)m
284 :
ゆりこ:02/02/01 22:25 ID:+nqUZKlv
22さん!!!さすがですよ!
全然遅筆じゃないです。
今のペースで頑張って下さい。
22さんの小説は素敵です!続き楽しみにしてます。
276さん、来ちゃだめですか?ごめんなさい。
22さん。続き毎晩覗いて待ってます〜
頑張って下さい
>284
ここは2chなんだし、ファンサイトのノリで書き込むのはどうかと。
こういう所ではよっぽど上手くやらないと“コテハンうざい”になってしまう。
仮にも匿名掲示板だからね。
272ですが、未だ22さんのサイトに辿り着く事ができてません(T_T)
教えて頂いたさいとで「男性向」「ジャンヌ」で検索したはずなのに「該当する
ページはありません」になってしまうのですよね。
もぅ諦めて22さんの作品を楽しむのはここだけにしておけという事でしょうか…うう。
という事で22さん、ご自身のサイトもこちらも頑張って下さ〜い。
288 :
名無しさん@ピンキー:02/02/05 21:58 ID:Bg87uRy9
>286
うぜーよ。
前回教えたものっす。まだつけてないんすか。
これをこのまま検索窓に貼りつけてみて。
男性向 ジャンヌ
何件かヒットするから、その内の一つ。
ヒント*比較的更新は頻繁な模様*
がんばれー。
290 :
287:02/02/07 21:25 ID:Z9wE+98A
>289
再びお気遣い頂いて感激です。結果は…用意して頂いたものをコピぺ
して検索かけたものの、やはり該当ページがなく、自宅以外のパソを使用しても
同じくだったのですが、ジャンヌのみで検索してみてようやく辿りつけました。
ご親切に有り難うございました。
と、住人の皆様、スレ内容から外れた話題を引っ張ってしまってすみませんでした。
22さんにも、個人サイトの事でこんなに騒いでしまってご不快に感じられたら申し訳ありません。
では、名無しに戻ります。
291 :
名無しさん@ピンキー:02/02/11 20:48 ID:J3TKY5Sa
ホモ小説つっても、アナルだから萌えないんだよね。
でも、リクがあれば書くよ。聖×稚空をね
>291
お願いしてみる
293 :
名無しさん@ピンキー:02/02/12 14:44 ID:LQPwgqHN
22様の続き読みたいage
294 :
291:02/02/12 19:26 ID:2ZhnWIMB
(前略)
稚空は聖の胸ぐらをつかんだ。
「やい、先生だからって生徒に手を出してもいいのか?」
「そんなことはありませんよ。ただ私は彼女に愛というものを教えていただけですから。」
稚空の目が血走り、拳が上がった。
「暴力はいけませんよ、名古屋くん。」
「うるせえ! お前みたいな奴がまろんを傷つけているんだ。覚悟しやがれ!」
すると、聖は稚空の肩をつかみ自分のほうへと引き寄せた。
刹那、聖と稚空の唇にぬくもりが感じられた。
「なにするんだ!?」
「なにって、決まっているじゃないですか。私と名古屋くんとの時間を楽しむのですよ。」
聖の手がいつの間にか、稚空の股間に触れていた。」
「あっ」
「おやおや、名古屋くん?君のペ○スが固くなっていますよ。」
稚空はそれを否定した。すると、さらに聖の手がいやらしく動く。
「ああっ」
「どうしたんですか?変な声だして。」
そして、聖は稚空の穿いてるものを全部脱がし、自分も脱いだ。
「名古屋くん、素晴らしい事をしてあげますよ。」
そういうと、聖は稚空の硬くなったペ○スを口にくわえ込んだ。
「おぁあ!」
「どうですか?私のフェ○は?」
「や、もう出…」
稚空がイキかけたとき、聖は稚空のペ○スから口を放した。
「こんどは名古屋くんの番ですよ。」
聖は稚空の頭をつかんで、自分のペ○スを咥えさせた。
「おぉ…名古屋くん…」
聖のペ○スに稚空の口や舌の粘液がねっとりと絡みつく。
そして、聖は自分のペ○スから稚空を放した。
「さて、そろそろよろしいでしょうか?名古屋くん。」
(続きは今度)
なんか2ch全然繋がりませんでした。
チャレンジしている時間帯が悪かったのかな…??
お久しぶりの22です。
>ゆりこさん
遅筆はどんどん悪化してます。
前のペースに戻れるようになりたいです。
>285さん
ああ、すみません…見てますか〜?(汗
続き書きましたです…。
>272さん
その後無事に着けたようですね〜。良かったです。
分り辛かったでしょうか(汗
>291さん
801…(´Д`;)ハァハァ
聖×稚空のカプは萌えです。
まったり続きをお待ちしています。
>293さん
次のレスから続きです。
応援してくださっている方々、遅くなってすみませんでした(´Д`;)
296 :
22:02/02/15 18:24 ID:xUGMHywM
>282からの続きです
『私、は…ずっと――アクセスが、好きだったよ…』
水無月心時ではない名前。
思わず心時は魚月の肩を抱いて叫んだ。
「思い出したのか?!魚月っ…」
「――え?」
――思い、出す……?
キィン…と魚月の頭に痛みが走り、一瞬何かの映像が頭を駆け巡る。
…兄と共に病弱な体を押しながら神に奉仕していた日々。
悪魔に憑かれた兄に殺され――天使へとなった後、出会った人達のこと。
そして――ずっと好きだった人――アクセスのこと――。
――何、今の…
――今のは――何なの――?
――私は…私は――
――私は、誰なの?
混乱し始めた魚月を見て心時は後悔した。
ただ偶然に魚月の口から出ただけかも知れなかった名前に必要以上に反応し、
その結果――魚月は記憶の混乱が始まっている。
ガクガクと震え、魚月が心時を見上げた。
297 :
22:02/02/15 18:24 ID:xUGMHywM
「――アクセス…なの?」
小さい時から見てきた夢は前世の記憶だったのだ。
生まれた時握っていたピアスは『フィンとして』死んだ時にアクセスが握らせたもの。
「…心時が、アクセスだったんだ…」
「魚月…思い、だしたんだな…」
良く見ればアクセスの時の雰囲気そのままだ。
あの時よりも少し大人で、落ち着いているように見えただけで。
記憶の混乱が自然と静まってきた。
(ああ、そっか…)
途端に、魚月の瞳に悲しみの色が広がる。
(小さい頃から優しかったのも好きだと言ってくれたのも全部、
前世の恋人だったから――フィンを好きだったからなんだ。
『名古屋魚月』を…私を好きな訳じゃなかったんだ)
「違うっ!」
魚月の心境を悟ったように心時が叫ぶ。
「違う、違うんだ魚月っ!」
ぎゅう、と魚月の体を強く抱き締め心時が泣きそうな声で首を振る。
「違うんだ――魚月…」
「アクセス…?」
「違う、俺はアクセスじゃない。俺は水無月心時だ。
お前も、フィン・フィッシュじゃない。名古屋魚月だ」
何を言ってるの、と魚月が心時の顔を見る。
「違うよ、心時はアクセスだよ。そして私は――フィン・フィッシュ。
一度神様を裏切って魔王の手下となった女…」
「違う、お前は名古屋魚月だ」
「どうしてそんなこと言うの?私にはフィンとしての記憶がある。
これで何故お母さんが私のことフィンって呼んでたのかわかったよ…。
私の名前が魚月なのも――わかったよ。
お母さん達は知り合いの名前からつけたって言ってたけど…
フィンの前世が『久ヶ原魚月』だったから、私の名前も魚月になったんだ。
私は、フィンとしての身代わりでしかないの?
私自身がフィンじゃなかったら、要らない存在なの?」
魚月から、悲しみの色が消えない。
心時は髪を撫でながら魚月に話し始める。
「それは――違うよ魚月。俺は魚月が好きだ。
でも、それは前世が恋人だったからとかそんなんじゃない。
俺にとって魚月はフィンじゃなく、名古屋魚月でしかないんだ」
「し…んじ…」
魚月が目を大きく見開いて心時を見る。
298 :
22:02/02/15 18:26 ID:xUGMHywM
心時は困ったような、照れたような笑顔を浮かべながら魚月に唇を重ねた。
先ほどとは違い、今度は想いも重ねる。
――俺は、魚月が好きだ。
それだけは何一つ偽りなど無い。
唇が離れ、二人が見つめ合う。魚月はゆっくりと心時の背中に手を回した。
「…もし、俺が前世の記憶を持ってなくて――魚月がフィンじゃなかったとしても。
俺はそれでもやっぱり魚月が好きになってたと思うんだ」
そこで言葉を一度切り、深呼吸をする。
「――俺、焦ってた。
時間が経つ毎に魚月はどんどん俺を置いて綺麗になっていく。
本当はいつだって他の男に魚月を連れていかれないか不安だった。
前世は恋人同士でも、今は違うだろ?
――ただの幼馴染だ。それ以上でも、それ以下でもない。
…魚月はいつだって俺の想いに気付いては曖昧に濁すし。
だから余計に不安と魚月が好きだって気持ちだけ持て余してた」
でも、と心時の顔が暗い表情になる。
「こんな事、許されないよな」
無理やり魚月を犯そうとした。その事実が、重い。
「…心時…本当に、私が好き?」
――フィンじゃなくても、好きでいてくれるの?
魚月のその視線に力強く心時が頷く。
「俺が好きなのは魚月だけだから」
「フィンじゃなくても…?」
「何バカなこと言ってんだよ」
心時がフィンの手を握り、頬に軽くキスをする。
「――もう、アクセスとフィンとしての生は終わっているんだ。
一人の人間として生まれた時から、俺達はアクセスでもフィンでもない。
この世に一人しかない水無月心時と名古屋魚月でしかないんだよ」
その言葉に魚月が驚いた顔をし、「…いいの?」と涙を零し始める。
「私、神様を裏切って、まろんやアクセス達を一度裏切ったのに…。
許されていいの?幸せになってもいいの?」
「――本当に、魚月はバカだな」
心時が優しく微笑むと魚月の頬を撫でる。
299 :
22:02/02/15 18:35 ID:xUGMHywM
「…人間として生まれかわったと言う事は、許されたんだよ…魚月。
もうお前はフィンじゃないんだから」
「でも、記憶は…」
「ああ、記憶はある。でも俺はアクセスじゃない。
おまえも――フィンじゃない」
「前世はそうだったのに…?」
「前世は前世だ。今それを引きずってはいけない。
お前はフィンフィッシュとしてじゃなく名古屋稚空とまろんの子供として、
名古屋魚月として生を受けたんだ」
「――心時…」
「俺は生まれたときからずっと記憶があった。
アクセスとしての記憶に丁度魚月くらいの頃苦しめられたよ。
たぶん魚月も感じていると思うけど自分が自分でないような感覚と、
自分が好きな相手が魚月なのかフィンなのか分らなくなって辛かった。
でもその時居てくれたのはフィンじゃなくて魚月だったから――」
――どうして普通の人間として生まれてこなかったんだろう。
そう思って迷っていた時も、魚月が横で励ましてくれたりしていたからここに居る。
「俺にとって魚月は、大切な存在だよ」
「…私…私…」
ぽろぽろと溢れる涙を心時は困った顔をしながら拭い、何度も何度も大丈夫、と抱き締める。
魚月がフィンに捕らわれず名古屋魚月に戻れるように。
300 :
22:02/02/15 18:35 ID:xUGMHywM
(心時…温かい…)
魚月は、何故両親や親友では駄目か判った気がする。
心時は前世の記憶を持っていた。
そして、それがどんなに苦しい事か理解していた。
――だから、心時でなければ駄目だったんだ。同じ苦しみを知っているから。
魚月はゆっくりと目を閉じた。心時にもたれかかるように力を抜く。
「心時…少し、寝てもいい…?」
「ああ、いいよ」
言って心時は魚月を抱く手から力を抜く。
「私、なんか…眠くなってきた…」
「ゆっくり寝ろよ。授業が終わったら起してやるからさ」
「うん…ありがとう…」
魚月は心時に笑いかけた。
――やっと、今まで感じていた重圧が無くなったのがわかる。
小さい頃から何故か生きている事に罪悪を覚えていた。
その理由は前世自分がした行いからだと今ようやく理解する事が出来た。
前世の記憶に無意識に自分は振り回されていたんだ…。
でも――今、心時に抱かれてドキドキしているのは…フィンの心なのかな…
それとも――私自身なのかな…?
魚月は心時の手を握ったまま眠りへと落ちていった。
301 :
22:02/02/15 18:40 ID:xUGMHywM
心時は眠りに就いた魚月の頬を撫でながら苦笑した。
先ほど魚月を犯そうとしたのに、当の本人はそれを気にする様子も無く眠ってしまった。
居心地が非常に悪いがここから離れる訳にもいかない。
「うーん…」
どうしたもんかと心時は頭を掻いた。
まあ、暫くはここで魚月が目を覚ますまで見守っていようか。
目を覚ましたら――まずは何を言おうか。何から話そうか。
告白の返事でも聞こうか。
魚月が前世の記憶を取り戻した事を彼女の両親に言うべきだろうか。
そんな事を心時は一人考え込んだ。
…まだ続きます(´Д`;)
302 :
22:02/02/15 18:42 ID:xUGMHywM
えーと、取り敢えず本日はここまでです。
実はまだ続きます…(´Д`;)
肝心の魚月と心時のぇちシーンがまだないですし。
…レイープ未遂はありますけど。
出来るだけ早い内に続きやれたらいいなぁとかんがえてます。
>22様
最高ですーーーー!!
自分はエロ小説であろうと何であろうとストーリー性があったほうが萌えるので
かなりもう、何というか・・・好きです!(w
続き楽しみにしてますです。
>>22さん
22さん、VIVA!!
ぇちシーン禿しく期待
305 :
291:02/02/19 19:24 ID:u/SQKvnS
>294の続き
聖は自分のペ○スの先をを稚空のペ○スの先にくっ付けた。
「さあ、いきますよ。」
ズポッズブブ・・・
聖にペ○スが稚空のペ○スの中に入った。
「う、ぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ほぅら、見事に入りましたよ。ふふ」
聖は稚空のペ○スを握りながら、腰をカクカクしている。
「おぉ、名古屋くん、私そろそろ…」
「う、せんせ、や…」
ごぼごぼっ!
聖は稚空の中に射精した。稚空のペ○スの中に聖のスペルマが注ぎ込まれている。
『あぁ〜♥』
そして、聖は稚空の中に入っている自分のペ○スを抜こうとした。しかし
「む!?」
「どうしたんだ!」
「すみません名古屋くん、抜けなくなっちゃいました。(にこっ)」
「(にこっ)じゃなぁーい!!」
その後、聖と稚空の関係を知ってしまった日下部まろんはショックで寝込んだそうな。
(終わり)
やっぱり22さんにはかないません。
私も22さんの小説楽しみにしています。
>305さん
かなりワラタヨ!かなり痛そ〜
307 :
名無しさん@ピンキー:02/02/23 19:09 ID:q6h97Ng7
>305
不覚にもワラタ
最近人来てないね・・・とりあえずage(w
あぼーん
>305
すんげー和露タ!
22さん降臨待ち
ノイン×まろん
氷月×響古ってダメですかね?(何
全然オッケイ
313 :
22:02/03/01 01:56 ID:hMXcAFpc
すみません、22です…
ちょっと諸事情で同人ゲーの制作を手伝う事になって、
暫く忙しくなりそうです(T_T)
いままで以上にペースは落ちますが、
それでも続きは書きたいと思ってます。
待ってる方々すみません(´Д`;)
>303さん、304さん
ありがとうございます〜
出来るだけがんばります。
>291さん
笑いました。聖の「抜けなくなっちゃいました(にこっ)」に
思わずツッコミ入れさせてもらいました。
面白かったです(藁
つ、続きは今しばらくお待ちを…。
>310さん
すみましぇん…(´Д`;)
>311さん
全然OKだと思いますよ〜楽しみにしてますです♪
続きは出来るだけ近い内にうぷしますので、お待ち下さい。
週末明け頃には…(´Д`;)
おお、こんなにいい反応がもらえるとは!
なんてお礼をしたらいいのやら…とりあえずありがとう。
22さん
楽しみに待っています。
315 :
----:02/03/02 14:10 ID:I6ROPgtk
どこぞで荒らしが22さんの小説使って荒らしてるようですな。
316 :
22:02/03/04 14:07 ID:2e+Qf/RB
>301からの続きです
――夢を見ていた。
遥か昔好きだった人と昔の私が手を振る夢を。
もう終わりにしていいんだよと告げられる夢を。
終わり…何に?と私が問うと彼女は笑って言った。
「苦しみに、終わりを」
彼も一緒に言ってくれた。
もうおまえはフィンじゃない。魚月なんだよ、と。
私は本当に良いの?と聞くと彼も彼女――フィンも笑っていた。
もう、いいんだよと。
二人は私に手を振りながらゆっくりと遠ざかっていった。
最後に幸せになってねと残して。
――そこで、夢は終わった。
317 :
22:02/03/04 14:22 ID:2e+Qf/RB
(…ここは…?)
閉じていた目がゆっくりと開く。
魚月はまだ頭がぼうっとしている。
(……保健室?)
薬の匂いに顔をしかめながら横を見た。
「魚月、起きたのか?」
心配そうに魚月の顔を覗きこむ心時の顔。
まだ、二人の手は繋がれたままだった。
「…心時…私…」
体を起そうとした魚月を制止し、心時が微笑む。
「無理すんな、まだ寝てろ」
「…心時」
――眠りに落ちる前、確かに言ってくれたよね?
『俺にとって魚月は、大切な存在だよ』って。
魚月は自分の気持ちに素直になろうと思った。
長い間意地を張って、心時の気持ちも、自分の気持ちもごまかしてきた。
けど、もう素直になろう。
心時が握っていてくれる手からは温かいぬくもりと気持ちが伝わってくる。
そして、それだけで胸もドキドキしているのは――きっと。
心時が、好きだということに違いないのだから。
「心時…聞いてくれる?」
「ん?なんだ、魚月」
「んとね…」
もじもじとしながら魚月が心時を見る。
今までに無い反応に心時もドキドキしてくる。
「私――本当の恋は、まだ知らないと思う。
自分の気持ちが…まだ恋かもわからない」
「なつ…」
呼びかけようとした心時の声を遮り、魚月が首を振る。
「でも、心時が私の事を好きって言ってくれると、すごくうれしいの。
ずっと年をとっても心時が居てくれたらな、って思うの」
ごくん、と心時が息をのむ。
「…この気持ちを、恋と呼べるかはわからないけど…
でも、きっと私…心時のことが好きなんだと思う。
ううん――好きよ、心時」
魚月は震える声で言うと、目を閉じた。
318 :
22:02/03/04 14:40 ID:2e+Qf/RB
ようやく魚月が応えてくれた事に心時は嬉しくて、
不覚にも泣きそうになっていた。
「俺だって…」
ごしごしと袖で涙を拭き、魚月の髪を撫でる。
「…ずっと、魚月だけを好きだった」
「心時、私で…いいの?」
「…ばか。魚月だから…俺は、魚月だから好きなんだ」
心時はゆっくりと顔を近付け、魚月の唇に自分の唇を重ねた。
「…ふっ」
目を閉じ、繋いだ手に微かに力を込める。
魚月の瞳から一筋の涙が零れた。
悲しいわけじゃない。
嬉しくて――涙が溢れてくる。
「っぷはぁっ…」
唇を離し、二人が見つめ合う。
「すきって言って。いっぱい、私のことすきって言って…」
「ああ、何度でも言うよ。魚月のことが好きだ、大好きだ」
今度は耳たぶを噛み、耳元で囁く。
「誰よりも、好きだよ――」
「嬉しい…嬉しいよ、心時」
「泣くなよ、魚月」
親指で涙を拭い、頬にキスをする。
「…そろそろ、先生が戻ってくるからこれ以上はできないけど。
また後で続きをするか?」
軽い冗談のつもりで心時が言った一言に魚月は真っ赤になった。
心時が予想していた反応とは大違いだった。
319 :
22:02/03/04 14:44 ID:2e+Qf/RB
てっきり「何いってるの!このロリコン!!」といつもの調子で怒るかと思っていたのに…。
もじもじと恥ずかしそうに魚月がこくん、と頷いた。
「私…いいよ…」
「な、魚月」
これはその、冗談で…と言う前に魚月が心時を見る。
「心時になら…いいよ?」
ボッ
心時は顔を真っ赤にするとこの予想外の反応にどうすればいいのか、
良く判らなくなった。
(や、やばい…ううん、これは、そういうことなのかっ!?魚月は俺との…)
色々なものが心時の脳裏を過ぎっていく。
魚月の裸や本で得た知識、そして先ほどの魚月の体の柔らかな感触。
と、その瞬間――
「きゃあああああっ!」
魚月が悲鳴をあげた。
はっとその声で心時が我に返り、魚月を見ると驚いた表情でこちらを見ている。
鼻の辺りに違和感を感じ、手をあてるとヌルリとした感触。
――鼻血だった。
慌てて魚月が起きあがり、ティッシュを取って来ると心時に渡した。
(なっさけねー)
妄想だけで鼻血を出してしまった。
生まれてから十数年、こんな経験は初めてだった。
家に帰って両親に話したら爆笑されるだろう。
自分でも正直情けないと心時は思った。
大丈夫?大丈夫?と魚月は心配した顔をしている。
心時は一つ、溜息を吐いた。
320 :
22:02/03/04 15:00 ID:2e+Qf/RB
結局それ以上の進展も望めず、魚月は早退をし、二人は家路についた。
ただそれまでとは違った雰囲気の二人に魚月の友人は何か気付いた様だが。
魚月の母は早退の話しを聞き動揺していたが、
心時が付いていると聞き落ち着いたようだ。
それだけ心時は魚月の両親からの信頼を置かれている証拠だろう。
二人の会話は少なかった。
互いにちらちらと見ては顔を赤くし、俯く。
正直心時も魚月もこう言った場合どうすれば良いか判らなかった。
心時も外見は遊んでいる様に見えるが女性とは付き合った事はないし、
魚月は魚月でこう言った経験は一切ない。
しかも先ほど心時は魚月を犯そうとした事もあって余計に気まずい。
「あ」
二人が同時に声を上げた。
目の前はもう既にマンションだった。
結局一言も言葉を交わさずにここまできたことになる。
あとはエレベーターに乗って行くだけ…。
魚月が心時をちらりと見る。
何やら凄い緊張しているのが魚月にもわかった。
(な、なんだろう…今日の心時やっぱり…変)
でも何か言わなくちゃ、と魚月が言葉を選んでいると突然心時が魚月の肩を掴んだ。
321 :
22:02/03/04 15:03 ID:2e+Qf/RB
「わぁあっ?!」
驚く魚月に心時が照れた様子で「魚月ッ」と名前を呼ぶ。
「は、は、はいぃ?!」
つられて魚月も返事をする。
「俺、実は女の子と付き合った事ないからどう言ったりすればいいか、
本当にわからないんだ…」
困った様に言いながら心時が魚月をまっすぐに見る。
「だから、その、こういった時なんて言えばいいかわからないんだ」
でも、と言葉を続ける。
「その、なんだ…いつでも、俺に頼って欲しいと思う。
辛い時も、苦しい時も俺は魚月の支えになりたいんだ」
言い終わると心時がエレベーターのボタンを押す。
『辛い時も、苦しい時も俺は魚月の支えになりたいんだ』
魚月の中に心時の言葉がゆっくりと染み込んで、温かなものになっていく。
「…うん」
頷いて、魚月はにっこりと笑う。
「でもね、私…支えてもらうだけにはならないよ。
心時も辛いときには…私を頼って欲しいの」
「おうよ」
心時もまだ照れながら魚月の手を握る。
ふふ、と魚月は小さく笑った。
朝家を出た時はこんなことになると思っていなかった。
それが今は――手を繋いで、いっしょにいる。
不思議だと思う。
けど、凄く満ち足りた気分で居た。
――ずっと、このままだといいな。
魚月は心の中で小さく願った。
このまま、幸せになれますようにと。
322 :
22:02/03/04 15:13 ID:2e+Qf/RB
エレベーターから降り、魚月は心時を見た。
「あの……」
「うん?」
「家、あがってかない?」
「あ?ああ…。でもいいのか?」
深い意味を考えずに心時が応える。
「うん、いいよ」
魚月は少し顔を赤らめたまま早足で歩き始めた。
(続きます)
323 :
22:02/03/04 15:15 ID:2e+Qf/RB
はい、なんというか次回かその次辺りで完結…すると思います。
つまり次はHシーンになると思われます。
…どうも私の書くHシーンはマンネリ化してるので色々とがんばります。
>291さん
ようやく?お届けできました〜。
ご賞味下さい(?)。
324 :
291:02/03/04 17:42 ID:Qk6vkW8s
朗読させてもらいました。
いいですね〜この調子でガンバって下さい。
325 :
名無しさん@ピンキー:02/03/04 22:44 ID:WEf0bq/k
魚月&心時…
な、何だか初々しくて…きゃわゆいぃ〜&heart
すごくイイですっ!22様…ファンと自称させてください(w
326 :
名無しさん@ピンキー:02/03/05 00:45 ID:w0dubDeN
今回も良かったです
次回はとうとう・・・!?
22さんお忙しいとは思いますが続き頑張って下さい。
miyako please!
ageてみる。
あぼーん
あぼーん
332 :
ゆりこ:02/03/19 23:11 ID:dLPT0K5p
22さん読みましたよ。いよいよ次ですね。
楽しみにして待ってます。頑張って下さい。
それにしてもやっぱ22さんの小説は最高ですね。
333 :
名無しさん@ピンキー:02/03/21 23:43 ID:vnKR29fu
22さんカムバック
334 :
名無しさん@ピンキー:02/03/21 23:50 ID:oEFGzl25
22さん・・・22さん・・・22さん・・・
いつまでも待ってるYO!
335 :
名無しさん@ピンキー:02/03/23 13:19 ID:aH8ADclw
何処にいるんだ・・22さん。
336 :
名無しさん@ピンキー:02/03/23 23:26 ID:FutF6CjO
22さ〜ん!!!!!!!!!!
337 :
222:02/03/27 19:11 ID:UriPqrjF
映画のジャンヌ・ダルクはウソばかり。歴史に詳しい俺が、本当の
ジャンヌ・ダルクを教えてやろう。
<姉が殺された時>
映画:いきなり刺されて死亡。
真実:イギリス兵に何度も何度もレイプされ、姉は「神様、助けて
ください!(注、姉はシスター)」と何度も泣き叫び、死にもの狂いで
抵抗していた。当時の貞操観念は、「レイプされた女はゴキブリ以下」
であった。宮殿で、ジャンヌが処女かどうかチェックされたあたりからも、
厳しい貞操観念が理解できるだろう。
本当は宮殿で処女であると検査されたとき、「姉が守ってくれた貞操」という、
感動的な話になるのだが、全部カットされてる。
姉は犯され損。
そのあと、姉はイギリス兵によって八つ裂きにされ、手足をちぎられ、
内臓を剣でグチャグチャにかき混ぜられた。もちろん、ジャンヌの
目の前で。ジャンヌの情緒不安定、妄想癖などは、これが原因とする説
が有力。
<ジャンヌが牢屋に入れられた時>
映画:兵がジャンヌの服を破り、男の服を渡したせいで、男の服装をしていた。
真実:軍の牢屋に入れられてからは、ジャンヌは毎日何百人もの兵士から
レイプされ続けた。毎日、ほぼ全裸か半裸で、精液まみれだった。司教
が来た時のみ、急いで兵士の服を着せただけ。
そして子供まで生まされる。子供は生まれてすぐに剣を一突きされ、
殺された。まだヘソの緒がつながっていた状態だった。
実際、ジャンヌは毎日「お願い、もう殺して!」と半狂乱で叫んでいたと
記録されているので、火あぶりにされて良かったと思う。
338 :
名無しさん@ピンキー:02/03/31 21:13 ID:jzGbOknG
22さん!!
339 :
名無しさん@ピンキー:02/04/01 01:22 ID:NcrEX8+g
22さんが居ないとこのスレどうにもならないよぅ
22さんカムバック!!
340 :
名無しさん@ピンキー:02/04/04 01:49 ID:G/ZB8VbM
22さん
1か月待ってみた・・・続き書いてくれプリーズ!!
あぼーん
age
22さんの小説以外はいらんのね・・・(´Д`)
344 :
名無しさん@ピンキー:02/04/06 13:50 ID:07dUrce8
22さーん!!
ここにもう22さんが来なかったら・・・
なんて考えると鬱で鬱で鬱で
346 :
名無しさん@ピンキー:02/04/12 01:57 ID:gmIIAtW9
純潔を失ったら正義の味方に変身できなくなると言う超お約束な設定。
なおかつラスボスとの最終決戦前夜という日になんのためらいもなく
セクースできる主人公とヒーローはなんですか?
本当に自分らの快楽のためなら地球なんかどうでもいいみたいです。
今までで見た最強のキチガイカップルだと思っております。
あぼーん
348 :
ゆりこ:02/04/13 17:23 ID:QDDNKxpT
22さん!?続きは????
早く読みたい!
349 :
名無しさん@ピンキー:02/04/19 11:56 ID:hdYw4k4G
22さーん!!
350 :
名無しさん@ピンキー:02/04/21 02:44 ID:mepEofVx
…砂来×水乃って需要ないのかな、と言ってみるテスト。
種村キャラの中ではこの2人が何故か1番好き…
あぼーん
あぼーん
22さんが来るまでこのスレは守り通します
2222煩い。
355 :
名無しさん@ピンキー:02/05/04 01:50 ID:oaN6RD3u
age
356 :
名無しさん@ピンキー:02/05/06 19:03 ID:/uFpPMsg
age
22さん。この叫び・・・届いてますか?
お前等きもいよ…。
それだけ待つ根気があるなら自分でなんか書けよ…。
需要と供給って分かるか?
359 :
・・・:02/05/08 14:14 ID:Nrht6iEG
キモイとかばかにすんならくんじゃねぇーよ。バカか?
360 :
名無しさん@ピンキー:02/05/09 16:36 ID:SnlUkoPa
新しく始まった満月をさがしての小説みてぇ。
誰か、ここにあるとか知らん?
361 :
名無しさん@ピンキー:02/05/20 20:30 ID:lszSdFnl
22様ー
362 :
6人目:02/05/26 10:38 ID:Qb+0aXgj
22〜
363 :
名無しさん@ピンキー:02/05/26 14:57 ID:PGHr3X/w
はぁ・・22さんがいない今俺らはいったい何を希望にして生きていけばいいんだ・・
364 :
↑:02/05/26 23:57 ID:24HH07j+
禿しく同意!!!
切ないよー。
365 :
名無しさん@ピンキー:02/05/27 22:46 ID:oQjuEmbR
だよな・・・・22さん!!!
しょうがねぇ・・さがすかな小説
22さんのHPを見るとしばらくこっちに書かなかったので続き書き辛いって。
そんなこといわずに書いてくれ〜!!
367 :
名無しさん@ピンキー:02/05/29 01:39 ID:M4ycBb9g
何!!!!????
むしろ22さんが居ないともうどうにもならによここ。
私はてっきり22さんがスレもう無いと思ってるとかかと思ってた・・・
本ッッッッッ当お願いします22さん。頼む〜。
368 :
名無しさん@ピンキー:02/06/06 03:25 ID:2rOxH4pS
お前らの粘着っぷりを見て引くのは当然だと思うぞ……
冷却期間を置いて、また気楽にやって来てくらはい
22さんじゃなきゃ書いちゃダメ?
満月タンハァハァなの書きたいけどスレ違いでちか?
370 :
名無しさん@ピンキー:02/06/08 15:53 ID:E7/T4qr/
キチク系はやだな・・
>369
>369
22さん以外も歓迎してるっす。
ハァハァ小説どうぞ
372 :
名無しさん@ピンキー:02/06/08 22:14 ID:Io2txQJ1
ぜひ書いて
携帯でも読めるくらいに区切ってほしい
373 :
名無しさん@ピンキー:02/06/08 22:16 ID:+5h+lYFF
ぜひ書いて
携帯でも読めるくらいに区切ってほしい
もまいら!
アニ板最萌え投票所23で
>>433がマンケツたんエロドジソ宣言だ!
ジャンヌはおしかったなぁ・・・
375 :
名無しさん@ピンキー:02/06/23 17:36 ID:ZUVKes9Y
満月たんの小説キボン。
ジャソヌはもっとキボン
376 :
名無しさん@ピンキー:02/06/23 17:37 ID:QEceMnew
満月たんの小説キボン。
ジャソヌはもっとキボン
まろんのテクニックに稚空メロメロ
378 :
名無しさん@ピンキー:02/07/05 21:09 ID:D7fTlPB3
だれかー
379 :
まろち:02/07/06 00:51 ID:cDFnBcHC
まろ稚の小説キボン
まろんの股の間をこすり胸の突起を舐める稚空。
「んっ・・っぁ・・はっやぁん・・ひゃ・・ぁ・・っぁん」
「まろん・・本当反応良いな・・」
まろんの身体を舐め回しじょじょに股の間を強く刺激する。
「んっ・・だめ・・ぁ・・んっぁ・・ふぁ・・」
だめと言いながら自分からこすりつけるまろん
まろんのあえぎ声はエロイ
でも身体はもっとエロイ
381 :
まろち:02/07/09 17:50 ID:imDDGzZx
だな・・誰かまろんのエロイ絵の携帯の待ち受け画像を作ってほしい・・
382 :
名無しさん@ピンキー:02/07/18 21:47 ID:h2SM6bqD
age~
あぼーん
384 :
名無しさん@ピンキー:02/07/22 03:56 ID:ygB96TEP
今日は暑くて寝苦しいから、窓を開けて寝ちゃおうかな…。
ここ、一階じゃないから大丈夫だよね。フィンもいるし。
まろんは、フィンがお風呂の栓につまって動けなくなっていることも、
何より危ないのは隣の稚空ということも知らずに、
窓を開けたまま眠りについた。
夜半…なんだか重くて目が覚める。
「んっ…?」誰かいる。直感でそうわかったが、怖くて目を開けられない。
「誰か」はまろんに覆い被さって、じっとこちらを見ているようだ。
385 :
名無しさん@ピンキー:02/07/22 04:00 ID:ygB96TEP
このままじゃ危ない!
そう思って、まろんは思い切って目を開けてみた。
「…!!」
と同時に唇になにか重なる。
「やぁっ。んんっ、んあっ……」
舌をかきまわされて、まろんの頭が真っ白になってしまう。
誰なの?やだ、やだ…助けてフィン!稚空っ!!!
まろんの目に涙がにじむが、「誰か」の舌は動くことをやめない。
より激しく、まろんの舌を絡めて、吸って…
「ふっ…」息が苦しくなってきた。
386 :
名無しさん@ピンキー:02/07/22 04:04 ID:ygB96TEP
その声に涙がにじんだとき、ようやく「誰か」の口が離れた。
「まろん!俺だよ、俺。」
「えっ?」暗くて顔がよく見えないが、その声は…
まろんが助けを求めた稚空本人だった。
一瞬何が起こったのかわからなくなるまろん。
「稚空…、助けに来てくれたの?」
「まろん…」気まずそうにする稚空。
まろんは、はっと気がついて顔を真っ赤にする。
「ちあきの馬鹿ーーーっ!!!」
387 :
名無しさん@ピンキー:02/07/22 04:09 ID:ygB96TEP
「あはは、ごめんごめん、まろんがそんなに
怖がるとは思わなくてさ。なんかやばそうだったから
俺ってばらしたけど…」と、笑う稚空が真顔に戻る。
「うっ……、っく」
まろんは片腕を目の上において、小さな肩をふるわせていた。
腕でかくしても、涙と泣き声はかくせない。
「まろん…ごめん、俺調子にのりすぎた」
「ほんとに怖かったんだからっ。うう…もう。
怖くて動けないし、稚空にももう顔向けできないと思ったら…ほんとに…」
そう言うまろんの声まで、涙混じりに震えている。
「まろん」
稚空はまろんの腕をとると、まぶたにキスをした。
388 :
名無しさん@ピンキー:02/07/22 04:14 ID:ygB96TEP
「もうっ、触らないでよ!やっ、稚空…」
稚空は、さっきよりも強引にまろんにキスをする。
「ふぅ…っ、やぁっ、ん…はっ、ち…あきっ」
舌を入れたまま何度も顔の角度を変える。
唾液が糸をひいてこぼれていく。
やがてまろんの震えは収まり、くちゅくちゅといやらしい音だけが
部屋にいっぱいになった。ぷはっ…くちゅ…ん…あっぁっ…
まろんがキスに夢中になり始めた途端、稚空が唇を離した。
389 :
名無しさん@ピンキー:02/07/22 04:22 ID:54krFDjT
「稚空?」
まろんが目を開けると、稚空はばっと身をおこして、立ち上がった。
ぱち…電気をつける。顔を真っ赤にしたまろんがまぶしそうに目を細めた。
「まろん、……したい?」
ボッ!まろんのもともと赤かった顔がさらに赤くなる。
「何言ってんのよ!稚空が突然襲ってきたんでしょ?
人のこと泣かせておいて…」
「でもこんなになってるぞ」
「ひゃあっ」
稚空はすばやくまろんのパジャマのすそに手をいれ、
ツンととがっている胸の先端を触った。
「やめっ…ちょっ、調子にのらな…っ。んあっ…はっ、はぁん」
まろんの止める声を聞かずに、稚空はやわらかな感触を楽しんでいる。
中心へよせるように円を描いて、またすぐに外側にまわす。
くにゅくにゅと、おもしろいようにまろんの胸が動く。
「きゃっ…ちあき、やだって…ああん、んふっ…」
「嫌だって言いながら、胸さわっただけでこんなに鳴いてるのは誰だ?」
「もうっ…。」
390 :
名無しさん@ピンキー:02/07/22 04:40 ID:mHDxTpGL
明るい中、稚空はまろんのパジャマのボタンを外していく。
ぷつん…ぷつん…
ゆっくり外していると、まろんの目がとろんとしてくる。
ぱっ。全てのボタンを外すと、稚空は思いきりよくパジャマを開いた。
「まろん、ノーブラで寝ちゃ駄目だよ…」
まろんの白い肌が目に飛び込んでくる。心なしか荒くなってきたまろんの吐息。
「待って、電気消してほしい…」
まろんはそう頼むが、稚空は楽しそうに
「いつも見せてくれないから、今夜はあえてつけてみたんだよ」
と答える。そしてさらにパジャマを脱がせていく。
ももに手が触れるだけで、まろんの体がびくっと跳ねる。
「感度が高すぎるんじゃない?まろんは」
「うるさいなあ…やめてよ稚空…せめて電気…お願いっ。」
稚空は聞こえないふりを続けて、スルリと足首からパジャマを抜いた。
足を固くとじるまろん。もう身につけているのは、薄いピンクの下着だけ。
「あれ?なんか湿って、色濃くなってないか?」
「なってないもん!!」ますます足を閉じるまろん。
両手は胸を必死で隠している。
「なってるよ。ほら、この辺が…」
そう言いながら稚空は、軽くさするようにまろんに触った。
「ぁぁっ、やだっ…」
また跳ねてしまうまろん。白い肌が、ほのかに赤くそまっていく。
391 :
名無しさん@ピンキー:02/07/22 14:02 ID:zhySvSxX
age
あぼーん
393 :
まろち:02/07/22 18:25 ID:Vp/xxJAn
383>このアドって携帯からいけますか?
384>すごくイイよ。この小説早くこの続きヲ!夜に読むとすごく萌えるね
394 :
名無しさん@ピンキー:02/07/22 21:07 ID:geRF86FH
age
395 :
名無しさん@ピンキー:02/07/22 21:46 ID:geRF86FH
22さんもういないの??
ってかHP行けない・・・・というか見つからない・・・
HPの名前(?)とかおあさいえてくれるといいっす!
22さん来てはよぉかいて-----!!
早くきてくれるようにage
>393
そんなの知らない。
ちょっと描いて載せただけ。
あんまり考えていない。
397 :
名無しさん@ピンキー:02/07/29 14:40 ID:ofaG3GJS
22さんのHPへ行くと
満月タンの一人Hが読めるYO!
大重タンアイドルから転落へ小説カキカキ中。
できたらあげるっす。
399 :
名無しさん@ピンキー:02/08/13 03:01 ID:3K2d9L5Y
hosyu
ホシュホシュ
保守
>399-401
もまいら、ホシュする気力があるんなら何か新作書け。
オレモナー
403 :
名無しさん@ピンキー:02/08/23 16:27 ID:820sXGSz
age~
エロ画像じゃ駄目か?
しまった((゜д゜))ここ、小説だった。
スマソ
>404
カマンщ(゚Д゚щ)
>405
適当なアップローダーがないので
今のところ無理。
HP直リン危ないし
407 :
まろち:02/08/28 21:38 ID:KqMSEqlD
小説・・・
やっぱまろんは、あんあん言ってなきゃつまらんよな・・
408 :
_:02/09/08 22:46 ID:FHus2q3+
ほしゅ
| \
|Д`) ダレモイナイ・・ダブンウプスルナラ イマノウチ
|⊂
|
411 :
410:02/09/14 00:29 ID:xlMRUe8j
想いが鬱陶しい。
彼女はいつもありったけの好意を寄せてくる。どれくらい本気なのか知らないけど。
この罰の中で、明るすぎるぐらいに僕に寄ってくる。
理解できない。
鬱陶しい。
「本当に…っ
本当に私とのコンビ解消して新人の子の面倒見る気なの!?」
「うん」
この罰の中で幸せを見つけようとしている君。
壊してあげる。めちゃくちゃに。
「一生ふりむいてくれなくってもいいから!!
だから…っ」
泣き出すし。
煩いし。
もう二度と近寄ってこないように、突き放そう。
彼女といると、いらいらするから。
近寄っていってキスをした。
最初は軽く。
412 :
410:02/09/14 00:30 ID:xlMRUe8j
「ねえめーちゃん。僕のこと好きなんだよね?」
「…う、うん…」
めろこが顔を真っ赤にして答える。
「じゃあ、抵抗しないでね」
ぐっと引き寄せ、もう一度唇を合わせた。
深く、深く、角度を変えて何度も。
「ん…ふ…」
息苦しさでかめろこの目に涙がたまっていく。
流れてくる唾液を夢中で飲み込んでいく姿を冷めた目で見つめていた。
くす、と笑う。
「かわいいね…」
耳元でささやかれた言葉に、めろこの全身に鳥肌がたった。
413 :
410:02/09/14 00:32 ID:xlMRUe8j
「あ…ふ…っ」
手のひらでめろこの胸をもみしだく。
時折強弱を加えて反応を楽しんだ。
空いている手で背中のファスナーを下ろし上半身をはだけさせる。
露になった肌にキスをして、舌をはわせた。
指先で胸をなぞると突起が固くなっている。
口の中で突起を転がすたびにびくんと身体が跳ね上がっていく。
「もうこんな固くなってるじゃん。
えっちだね。めーちゃんは」
「や…ぁん…いずみく…」
舌で突起を弄り回しながら、手を下の方へ伸ばした。
スカートをめくりあげ、腿の内側を撫で上げる。
「く…ぅん」
そっと秘部に触れるとしっとりと濡れていた。
そのまま下着越しに撫で上げる。
「…っ…あ、ん」
「胸だけでこんなに感じたんだ?」
「んっ…」
ふるふると声を抑えたいのかぎゅっといずみに抱きついている。
快感を煽るようにゆっくりとこねまわし、同時に舌で胸を攻める。
「や…ん…だ…め…も…」
びくんとめろこの身体が跳ねた。
414 :
410:02/09/14 00:32 ID:xlMRUe8j
「自分だけ先にイってずるいな、めーちゃんは」
手についた愛液を舌でなめとる。
「ご、ごめんなさいっっ」
頬を赤らめ慌てたようにあやまりはじめる。うさ耳がしゅんと垂れ下がってるのがちょっと可愛い。
「別にいいけど」
「え…」
ぐっと抱き寄せ、うさ耳に口付ける。
「その分めーちゃんが奉仕してくれればね」
「な…え…」
「してくれるよね?」
顔を真っ赤にして離れようとするめろこに、営業スマイルを投げかけた。
「ん…む…」
「なんだ、上手いじゃんめーちゃん。カマトトぶってるだけだね」
耳を撫でながら言う。
時折耳の中に指を入れるとうさ耳が跳ねて可愛い。
それとは逆にぴちゃぴちゃと音を立ててモノを舐めあげていく淫乱な女の姿とのギャップが激しくイイ。
懸命にしゃぶる彼女の中で、更に膨張していくのが自分でもわかった。
「全部飲んでね?」
「ん…ふ?」
一言断ってからめろこの頭を掴んで奥に突き立てる。そして口の中に全て吐き出した。
めろこは涙目で眉を寄せて、懸命に喉を鳴らす。
その姿も妙にそそる。
「淫乱だね。うさぎさん?」
きゅっと涙を親指でぬぎとってやり、横に倒した。
415 :
410:02/09/14 00:33 ID:xlMRUe8j
茂みの中に指をはわせる。
「ぁ…」
めろこの身体が跳ね上がった。
「僕の咥えながら感じてたんだ?こんなに」
くちゅ、と形をゆっくりとなぞる。
「や…言わないでぇ…」
そのまま中心部を触らないように、くちゅくちゅと音だけを立てた。
もう片方の手と舌で胸の先端をいじる。
「んっ…い…ずみく…」
「何?」
「…っ…あ」
「言いたいことあるなら言えば?」
意地悪く胸を舐め上げる。
「い…じわるっ…ああんっ…」
「僕に優しさを求める方が間違いじゃない?
言いなよ、何して欲しいか」
「そ…んな…」
「じゃあこのままでいようか?」
目を合わせてくすくすと笑う。
「や、やだ…」
「やだじゃわかんないなぁ」
「…触…て…」
消え入りそうな声で哀願した。
416 :
410:02/09/14 00:34 ID:xlMRUe8j
くりくりと手で中心を揉みあげる。
「ああっ!」
ちゅっと軽く胸の先端を吸い上げる。
膣内に指を入れ軽くかき混ぜた。
「あ、ああっ!」
「すごい敏感だね。また先にイくつもり?」
「ん…あん!だ、だって…っ」
与えられる快楽にめろこの意識は溺れかかっていた。
それを見て、じゅぶ、と膣内に入れてた指を抜く。
「え…」
感覚が無くなり、不思議そうにいずみを見る。
「そっちからきてよ。
めーちゃんだけ気持ちよくなるのは、ずるいでしょ?」
「そ…んな…」
「いらないの?」
無視して仰向けに横になると、顔を真っ赤にして泣きそうになりながらも、自分の中へと腰を沈めていった。
ぐちゅ、と腰を打ち付けるたびに卑猥な音がする。
「はあっ!ああっ…んっ」
あいている手をめろこの胸に伸ばす。
びくん、と身体が跳ね上がると中も締め付けられた。
「ふ…ああ!や、だめえっ」
「だめ?」
「…も…っ…ああん!」
417 :
410:02/09/14 00:35 ID:xlMRUe8j
突起を弄るたびに締め付けられる膣内に、少し限界を感じて起き上がりめろこを抱きかかえた形になる。
「い…ずみく…っ」
胸の突起を舌で転がすと切なそうにめろこが鳴いた。
「あ、ああ!私、もうっ…!!」
めろこの腰を持ち奥へと突き上げていく。
「く…ああ!いずみく…っ」
締め付けが一層強くなる。
ぎゅっと背中に回してくる手に答えめろこの身体を抱きしめる。
そのまま絶頂へと駆け上り、めろこの中へと欲望を吐き出した。
「あ、あの、いずみくん」
「何?」
「ミルメイクの…ん…」
言葉を途中で中断させて口付けた。
めろこは目を閉じて、そのまま流されている。
…これからどうされるのか知らずに。
「わかった」
唇を離し、目を見て言う。
「新人の奴の所行くのやめるよ。
せっかく用意したプレゼント、無駄にしたくないしね」
閉まっておいた衣装を取り出す。
黒い罰の色。
永遠に続く罰に縛り付ける首輪をつけて。
嬉しそうに衣装を受け取り、自分の部屋へと戻る君。
絶望を与えてあげるよ。
それでも、僕を好きだと言える…?
418 :
410:02/09/14 00:37 ID:xlMRUe8j
以上、おた増からのネタでした。
ゴメンナサイと謝っときます…モウダメポ
22さんはもう来てくれないんだろうか…
398さんとか他の神も。
419 :
名無しさん@ピンキー:02/09/14 01:49 ID:X8eYU1lB
おおヒサビサ新作SS!!!イイ!!!
また是非書いて下さいな、410さん。
22さんは・・・本当に神だったなぁ(しみじみ)
未だに降臨してくれないかなぁーと期待している
420 :
名無しさん@ピンキー:02/09/14 14:55 ID:yfyfvNrQ
age~
421 :
名無しさん@ピンキー:02/09/14 17:11 ID:GHDcaRHu
画像きぼんぬ
422 :
名無しさん@ピンキー:02/09/15 14:01 ID:H5bnJVxL
>410さん
キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!
いずめろ好きですなのですよ。また是非ウプしてくださいな。
22さんは…ご自分のHPの方で手一杯なのかな?
気が向いたらまた来て欲しいものです
423 :
名無しさん@ピンキー:02/09/18 22:27 ID:tEwmllsm
ジャンヌだけなん?
イ・オ・ンとか書きたい〜。
満月は・・・イイヤ
424 :
名無しさん@ピンキー:02/09/20 01:04 ID:1Y1qtpZw
イ・オ・ン読みたいーー!!
生徒会長×イオンきぼーん
425 :
_:02/09/25 00:53 ID:HU85aede
hoshu
426 :
名無しさん@ピンキー:02/09/27 21:06 ID:Ku/hkXFq
いちおうほしゅ
428 :
名無しさん@ピンキー:02/09/29 02:51 ID:cUavjzsV
レイプ風求める
404
かしこまり
430 :
名無しさん@ピンキー:02/10/01 22:36 ID:W9lK8NIA
揚げ
あぼーん
あぼーん
433 :
名無しさん@ピンキー:02/10/05 20:27 ID:9VmgCuRo
保守っとく
なんか書くとかいっといててウプしてくれないのね皆…
434 :
名無しさん@ピンキー:02/10/07 19:18 ID:YUlgFMjL
保守~
435 :
22:02/10/08 18:51 ID:bpCH57Kb
410さんのいずめろにハァハァしつつ、続き書いてきました…。
ここが見つからず難民してました(汗
でもまだHシーン終わってませんでつ…。
出来あがったところまでうぷしていきます。
>322からの続きです
436 :
22:02/10/08 18:53 ID:bpCH57Kb
魚月はただいまーとドアを開けると母親は笑顔でおかえり、と迎えてくれた。
「魚月、丁度良い時に帰ってきてくれたわ」
見ると母親――まろんの服装がいつもと違う。
「あれ?お母さん何処か出かけるの?」
「ええ、ちょっと急に用事が出来て…すぐに帰って来れると思うけど」
こんな時にごめんね、とまろんが謝ると魚月は首を振って
「もう私は大丈夫だから」
と返した。
「それに、心時も居るし」
ぐい、と心時の腕を引っ張りだから心配しないで、と懸命に笑う。
「あら…?魚月、心時の事嫌いなんじゃなかったかしら?」
意地悪そうなまろんの声に魚月が顔を赤くして今は違うもん、と呟く。
「でも今は急いでいるから後で詳しく…教えてね?魚月」
「う…うん」
「それじゃ行ってくるから…心時、魚月の事頼んだわよ」
「まかせとけって」
親指を立て、心時が力強く言う。
「魚月にあまり変なことをしないでね」
「なっ…」
「へ、へんなこと?」
二人が慌てて何かを言い返そうとしたがまろんはそれより早く扉を開けた。
「いってきます」
「あ……――いってらっしゃい」
意地悪そうなまろんの顔に、二人は敗北を悟った。
扉が小さな音を立て、閉まる。
――妙な静寂が玄関を包んだ。
どちらも、どう話そうか視線を泳がせている。
最初に口を開いたのは――心時だった。
「取り敢えずおばさんが帰るまでは一緒に居るよ…そっちの方が、今はいいだろ?」
「う…うん、一緒に…居て欲しい、な」
「魚月?」
今までとは違う魚月の態度。
437 :
22:02/10/08 18:53 ID:bpCH57Kb
顔を赤らめてもじもじと俯いて――昨日までの強気な態度は微塵も感じさせない。
もしかして本当の魚月は、こんな女の子だったんじゃないだろうか。
ただ意地を張って心時への思いを隠していただけで。
「あの……家に、入ろう?」
「あ。ああ」
しげしげと見つめられ、恥ずかしそうに魚月が言った。
魚月も靴を脱ぎ、家へと上がろうとした。その腕を心時が引っ張る。
「あ…?」
「魚月、前」
「え?あ…」
言われ、顔を上げると目の前は壁だった。
「どうしたんだ?ボーっとして」
「う、うん、ごめんね…あの、私着替えてくる!」
慌てて謝るとばたばたとスリッパを履かずに家の奥へと入っていった。
「…なんだ?魚月の奴…」
一人置いて行かれたが心時も靴を脱ぎ小声でお邪魔します、と呟き居間へと向かった。
438 :
22:02/10/08 18:54 ID:bpCH57Kb
――待つこと数分。
(魚月来ないな〜……)
テーブルにはお菓子食べてね☆とまろんの手書きのメモが置かれていた。
言葉に甘え、心時はそれを食べながら魚月が来るのを待つ。
今日1日の事を思い返すと、本当に色々あったなあと思う。
魚月がフィンとしての記憶を取り戻した事。
魚月を犯そうとした事。
そして、魚月からようやく告白の返事を貰えた事。
何とも慌しい1日だった。
(柔らかかったなあ…魚月…)
魚月の肌の温もりとその柔らかな感触を思い出すと自然に勃起してくるのを感じた。
(やば…)
魚月が戻るまでに、何とか戻さないと。
折角両思いになれたのにこれを見られたらまた変態とか言われるかも知れない。
(ど、どうする…?)
今ここで来れば間違い無く、勃起しているのがバレる。
=魚月に変態呼ばわり→(゚д゚)マズー
(…マズイ)
何か魚月以外の事を考えなければ。
魚月以外の事…魚月以外の…。
(そう言えば…フィンもとても柔らかい体してたよな…)
魔王との最終決戦前夜に初めてフィンと体を重ねた時を思い返す。
あの時もフィンは…とても恥ずかしそうに、でも積極的にアクセスをリードした。
(柔らかい手で、しごいてくれたんだっけ…いや、しごくだけじゃなくて口で…)
「…ってこれじゃ考えてる事が殆ど一緒じゃないか!」
自分で突っ込み、思わず立ち上がる。
トイレを借りて処理する方が早いかも知れない。
439 :
22:02/10/08 18:54 ID:bpCH57Kb
だが…。
「ごめんねー」
パタパタと軽快な足音を立て、魚月が入ってくる。
心時は慌てて中腰になり、魚月に背を向ける。
「お、おおおお、遅かったじゃないか」
「?何やってんの心時」
「べ、別にっ?何も!」
不自然な心時の姿勢に魚月が首を傾げる。
「何か隠してない?」
「べ、別に。何でもないって言ってるだろ!」
そうは言うものの声が震えている。
心時は魚月と視線を合わせないようにしながらわざとらしくテレビをつけて話題をそらそうとした。
「な、魚月、あ、あのさ…」
「なに?」
「…やっぱなんでもないわ」
「?変な心時」
首を傾げ、魚月が心時をじぃっと見る。
居心地が悪そうに心時は視線を逸らし、口笛を吹き始めた。
440 :
22:02/10/08 18:55 ID:bpCH57Kb
(…あやしい)
「何か、隠してるでしょ?」
「べ、別に…(ドキドキ)」
「嘘。目を見ればわかるよーだ!何を隠してるの?」
ずずいと魚月は心時の横に座り、心時に詰め寄る。
(わっ!バカ、そんなにくっついたら…)
内心ヒヤヒヤとしながら心時が少し離れる。
がしっと魚月は心時の腕を掴むと、顔を近付けた。
「何をそんなに隠してるの?」
声と顔は普通だが、目が笑っていない。
「や、やだな魚月。俺、なんか隠してるようにみえる?」
「うん」
間髪入れずに魚月は頷く。
「別に何も隠してないってー…」
そう言い、中腰のまま心時が後ずさる。
「待 ち な さ い よ」
掴んだ手に力をこめて魚月が近寄る。心時は再び後ずさろうとしたが――。
「何をそんなに必死に隠してるの?気になるじゃない!」
「あっ…ばっ!」
魚月が心時に覆い被さるように詰め寄る。
瞬間、魚月が凍りついた。
(っちゃー…見られたか…)
一人頭を抱える心時と、硬直している魚月。
「これは、その…」
言い訳が浮かばない。
今きっと心時が世界で一番情けないかも知れない。
「魚月、その…俺…」
「……」
少しも魚月は動く様子がない。
「魚月?」
どうした、と聞こうとした瞬間魚月の手が心時の股間にのびた。
441 :
22:02/10/08 18:55 ID:bpCH57Kb
「なっ…」
「心時、なんでこんなになってるの…」
魚月の息が心時の頬にかかる。声が震えている…。
「な、つき…」
「ねえ、何を考えてこんなになったの?」
ゆっくりとズボン越しに撫で始める。
(やだ…私なにやってるんだろ…こんなこと…でも…)
自分ではどうすることも出来ないほど興奮している。
「ねえ、教えて?心時」
「魚月こそ何考えてるんだよ…変だぞ」
自分で言いながら不意に心時はおかしくなった。
――自分だってさっき魚月を犯そうとしたくせに。
「私の質問の方が先だよ」
「っく…」
魚月の手が心時の最も弱い所を攻める。
「凄いよ、びくんびくんってしてる…」
「やめっ…っ」
――これじゃ立場が逆だ。
「ね、何を考えてこんなになっちゃったの?」
魚月が軽く心時の耳を噛む。
「ふっ…」
ぴく、と身体が反応するのが憎い。心時は負けじと魚月の首筋をそっと撫でる。
「やっ!」
「魚月の肌が白くて、綺麗だから俺…」
首筋に這わせた指をそっと上下させる。触れては離れ、離れては触れるような繊細な動きで。
「…んっ」
魚月の手が止まった。何かに耐えるように唇を噛みしめている。
「魚月は敏感だな…」
「やっ…そんなこと、ない」
首を振り否定するが心時はうそつき、と呟いた。
442 :
22:02/10/08 18:56 ID:bpCH57Kb
「昔から素直じゃなかったからな――魚月は」
魚月のシャツを一気に胸元までたくし上げると白い下着ごと魚月の乳房を両手で揉み始める。
「や、恥ずかし…ん!」
突然の事に抗議する前に心時が魚月の唇を塞ぐ。
(この態勢…結構辛いな…)
少し背中と腰が痛い。なんとかして態勢を変えなければ。
「ふ、むっ…むぅぅっ…」
(私…心時にされてるんだ…心時に――)
きゅん、と胸が熱くなってくる。嬉しいからか、苦しいからか、涙が溢れてきた。
両手でこねるように動かしたかと思うと優しく包み込むように下から揉む。
時には親指で乳首を弾いたり、摘んだりしながら動きに変化をつけていく。
「むぅっ…ぷはっ…」
長い接吻を終え、唇が離れ――潤んだ魚月と心時の視線がぶつかった。
「…好き…」
今度は魚月から心時に唇を重ねる。心時も目を閉じ、魚月の髪を撫でる。
――俺もだよ、魚月。
唇が離れると心時もおかえしにとくちづけをする。
何度も何度もそれを繰り返し、お互いの気持ちを伝え合う。
唇が、指が触れ、重なる度にお互いの想いが流れこんでくる。
二度と――もう二度と離れたくない――あの時のように。
443 :
22:02/10/08 18:56 ID:bpCH57Kb
「心時…」
何度目かの接吻の後、魚月が心時の手を握った。
「約束してね。ずっと離れないって…ずっとずっと傍にいて護り続けてくれるって」
「当たり前だ…俺は、魚月が嫌って言ってもずっと一緒に居るよ」
その言葉に安心したように魚月が笑う。
「うん…ねえ、心時」
「なんだ?」
「私、心時と一つになりたい。心時に抱かれたい」
「…魚月は、いいんだな?」
「ここまでしておいて、聞く?」
胸元までめくれたシャツにずれてしまっている下着。
「それもそうだな」
苦笑し、心時が魚月の頬に優しくキスをした。
444 :
22:02/10/08 18:58 ID:bpCH57Kb
続きのHシーンはまだ途中なのでここまでうぷしときます。
もう既にどっちが攻めなんだか(w;
そろそろ終わりが見えてきてなんだか寂しいです。
続き書いたらまたうぷります。
445 :
名無しさん@ピンキー:02/10/08 19:18 ID:XgxBXAr+
キタ━━━( ´∀`)゚∀゚)*゚ー゚)・ω・) ゚Д゚)´ー`)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)`Д´)-_-)´Д`)丶`∀´>.`∀´);゚Д゚)))ノД`)・゚・。━━━!!
キターーーーーーーーーーーーー!!
祭り!!!祭りだ!!!おかえり22さん!!
待ってたなんて書いたら引かれてしまうだろうか・・
でもずっと待ってますた!!ウワァァンノД`)・゚・
是非とも続き出来たらうぷって下さい!!待ってマス。
興奮気味で痛いですな。今日は良い夢が見れそうだ。
もう続きは読めないものかと、半分諦めてたのに・・・
嬉しいですよーー!22さん!
448 :
名無しさん@ピンキー:02/10/09 22:31 ID:1oTO9UIp
age~
449 :
名無しさん@ピンキー:02/10/14 00:47 ID:DMh3DAzu
age
450 :
名無しさん@ピンキー:02/10/14 13:12 ID:pY5oiOK8
あぼーん
452 :
名無しさん@ピンキー:02/10/15 21:19 ID:zaxWkb0l
22さんきぼんぬ~age
453 :
名無しさん@ピンキー:02/10/22 17:53 ID:RPBarC4Y
ホシュ
あぼーん
455 :
名無しさん@ピンキー:02/10/22 22:26 ID:X2mKxcNt
(^ .^)y-~~~
456 :
名無しさん@ピンキー:02/10/22 22:47 ID:oBAqXAfL
保守。
あぼーん
458 :
名無しさん@ピンキー:02/10/26 14:15 ID:ClP3MqYP
ホシュ
あぼーん
鳥羽×華蓮書いたんだけど、華蓮視点なため乙女ちっくでハズカチー
それ以前になんてマイナーなことか。オオオ
鳥羽×華蓮読みたいです〜〜。是非うぷしてくだされ!!お願いしまふ。
マイナーでも乙女ちっくでもむしろオッケイです。はい。
462 :
名無しさん@ピンキー:02/10/28 16:57 ID:fdsYVLBG
>460
鳥×華是非!乙女ちっく歓迎。
お願いします〜〜。
463 :
460:02/10/29 00:27 ID:o6UVtgdW
反応どうもでつ
旅の恥を書き捨てる気分で置き去ります。…匿名って素敵だ。
464 :
460:02/10/29 00:27 ID:o6UVtgdW
今度は、症状が出てもその苦しみにたえられるくらい好きになれる人みつけるんだ
「ここにくれば式典でみつけたバラの舞姫に会えると思って…」
優しい笑顔の彼が照れながら言うから、ときめいてしまったの。
この人かな?ううん、この人ならいいな。涙が出ても我慢できる人。
私の運命の人。
優しく私に触れる彼。
条件反射で涙があふれる。
今までは名前の知らない涙だったけど、今は胸がきゅっとしてどきどきしてもどかしくて、きっと幸せすぎて溢れる涙。
あなたでよかった。
465 :
460:02/10/29 00:28 ID:o6UVtgdW
彼の指先が私の髪をくすぐる。
やさしく絡みあって、飛び散った花びらで演出される。
「こんなに触れてたら、涙枯れちゃうかな?」
ゆっくりと彼の指が頬をなでる。
「うん、枯れちゃえばいいのにな」
「本当に平気?」
「平気よ。鳥羽さんだもん」
そっと彼の唇が触れる。
頬に
睫に
唇に
そっと触れるだけのキス。
押し付け、つつき、くわえて、
彼の一つ一つの動作に唇が声をあげる。溜め息がでる。
指先で私の涙を拭い、髪を撫で、今度は押さえ付けるように唇が合わさった。
食べられるようなキス。恥ずかしくて閉じていた唇も彼の舌で開かれて、舌と舌があわさっていった。
顔の角度を変えて、口内全てを攻めてくる。
唾液が混じりあう。
酸素を求めて離れようとすると追っかけてくる。
なんだか頭がぼーっとして、なすがままにされていた。
466 :
460:02/10/29 00:29 ID:o6UVtgdW
唇が離れて、ベットに横にさせられる。
その上にそっと鳥羽さんが重なった。
続けてもう一度唇にキスをして、頬や首に執拗なほどに優しく、キスの雨を降らせてきた。
全身から力が抜けてく感じがする。
指先で身体のラインをなぞられると、ぴくんと身体が揺れた。
鳥羽さんの右手が私の胸を包み込む。
ゆっくり、やさしく愛撫を始めてきた。
「…んっ…」
もう片方の空いている手で私の服を脱がしてくる。
脱がせやすいようにと少し身体を持ち上げると、その隙間から背中に手を回して、するっと表現するのがものすごく正しいくらいに服を取り外された。
空いている方の胸にキスの標的を変えて、何度も何度もキスをする。
壊れ物を扱うように、愛撫も、キスも優しかった。
「ん…ふ、ぁん…」
溢れ出てくる涙を拭う。
すごいせつない気分で、お腹の奥のほうが熱くなっていく。
胸の先端が固くなっていくのを感じた。
その固い部分を口に含み、ころころと舌で転がしていく。
「…あ、ふっ…」
ぞくぞくした感覚に身をよじらせた。
467 :
460:02/10/29 00:30 ID:o6UVtgdW
「大丈夫?華蓮…」
「ん…平気…」
なんだか恥ずかしくて、テレながら答えた。
その様子を見て鳥羽さんは優しい笑みを返してくれた。
指が下腹部に伸びてくる。
そのまま秘裂をそっと撫で上げる。
「はぅ…ん…あ、はっ…」
びくんと身体に電流が走った。
「んっ…く…ぁ…」
くりくりと中心を弄ぶ。その間も胸への愛撫は忘れていない。
キスがだんだん下に下りてきて、その部分に到達した。
「あ…やん…ひゃ…んっ…」
ざらざらとしたものが巧みに動いて快感へと導いてく。
「あ、ああっ、ん…く…」
そのまま中指を私の中に侵入してきた。
秘唇を舐められ、中をかき混ぜられ、敏感な部分を軽く吸われて、とろけそうなほど熱くなる。
涙を拭うのを忘れるくらい快感に溺れていた。
「華連…いい?」
身体を離され、髪についた花びらを1枚、指ですくう。
涙も手の甲で拭われ、優しいキスをおとされた。
気持ちよくて、もどかしくて、麻痺した頭でこくんとうなずいた。
468 :
460:02/10/29 00:30 ID:o6UVtgdW
覆うようにしてぎゅっと身体を密着させ、鳥羽さんを抱きしめる。
固いものが秘部に触れて、身体がこわばった
ゆっくりと腰を沈めてくる。
「んく…ふっ…!」
中に異物が侵入してくる。
慣れない不思議な感覚に戸惑い、鳥羽さんにしがみついた。
「と…ばさ…っ!ぁあっ…!」
彼が動くたびにベットに散らばった花びらが舞い踊る。
身体の芯が痺れるような快楽が流れ込んでくる。
「ぁ…!やんっ!」
かき混ぜるように強く押し込んでいく。それでもどこか優しさは残っていて。
満さんと交じり合った時とはまた別の快感が広まっていた。
「あ、はっ…も、だめぇっ…!!」
どこか自分の意識が別の所に飛んでいってしまうようで、不安でぎゅうっと抱きつく。
同じくらいの強さで抱きしめ返してくれる腕に安心できた。
この人でよかった。
あなたとなら、どんな苦しみも耐えてみせる。
男性恐怖症の原因はわからないけれど、鳥羽さんなら我慢できる。
469 :
460:02/10/29 00:31 ID:o6UVtgdW
激しくなった腰の動きに声にならない声をあげる。
「鳥羽さっ…!もっ…!!」
大きな波が襲い掛かってきた。
「や、だ、だめぇっ、あっっ、やぁぁんっっ!!」
反射的にぎゅぅっと鳥羽さんを締め付ける。
低く唸って、鳥羽さんも中へと放った。
どくんと波打つモノを全て受け止め、発作とは違う涙をこぼした。
470 :
460:02/10/29 00:35 ID:o6UVtgdW
以上です。全然エチーじゃなくてごめんなさい。
描き終わってから気づいたこと。
湿疹もでるんだっけか華連…やられたよママン
木耳とヤったのか…
472 :
名無しさん@ピンキー:02/10/31 19:11 ID:smJs4dap
ホシュ~
あぼーん
あぼーん
476 :
名無しさん@ピンキー:02/11/04 20:43 ID:z1cscDXw
ホシュ
477 :
名無しさん@ピンキー:02/11/13 11:23 ID:TZKURrxL
いずめろ・・・
478 :
名無しさん@ピンキー:02/11/15 20:12 ID:+8m8c7Lv
あぼーん
あぼーん
保守age
482 :
名無しさん@ピンキー:02/11/30 11:04 ID:JMiKCYbm
「んっやぁ・・///こんなとこで都にばれちゃうぅ・・ぁ・・///」
「あっ・・だめ・・そんな濡れちゃうよぉ・・」
マンションの階段でやる稚空とまろん。
483 :
名無しさん@ピンキー:02/11/30 11:42 ID:8a/f55c1
↑毎日してそうだな
484 :
名無しさん@ピンキー:02/11/30 18:44 ID:uojWZJGC
いずめろ好きの神キボン。
485 :
名無しさん@ピンキー:02/11/30 18:55 ID:CEW/l5RS
ノイン×まろん、もう一度お願いしますぅ〜vvvv
486 :
名無しさん@ピンキー:02/12/01 00:02 ID:hmxAGtcg
私的に王道の稚まろキボン。
神はあらわれぬのか…
↑のキボンの方
「んぁ・・ぁ・・聖せんせ・・ぁっ・・///」
「こんなに濡れていやらしいですね…」
「やぁん・・・///」
そしてその現場を稚に見られ謝るために稚とまはやり続ける…
・・ちょっと逝ってくる
487 :
名無しさん@ピンキー:02/12/01 21:58 ID:1QrfxhES
保守。
488 :
名無しさん@ピンキー:02/12/02 22:31 ID:Bes1+CIP
>477
タクめろ?めろタク?満めろ?めろ満?ジョナめろ?鍋めろ?
好きなのを選んでみ
489 :
名無しさん@ピンキー:02/12/03 00:04 ID:UCPi9u3O
鍋めろで
490 :
名無しさん@ピンキー:02/12/03 00:06 ID:3iwf9vVC
_∧ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
プ ミ (´∀` ) <
\ ミ⊂ ) \__________
( / /⌒)=*
| | |(__)| /
|_|_| |_|_|
/_/_| /_/_|
491 :
488:02/12/03 00:13 ID:Ev3Rmsl3
>489
よーし、パパがんばっちゃうぞ〜
でも期待はしないでね。
鍋って誰だよ〜?
493 :
名無しさん@ピンキー:02/12/12 02:03 ID:y6QtdJRi
age
494 :
名無しさん@ピンキー:02/12/14 02:16 ID:rMtqQnfz
パパまだー?
495 :
488:02/12/15 01:33 ID:lTVSKbvn
ごめんな坊主。パパ、ジョナサン口調で悪戦苦闘してるんだ…
流れは出来てるんでもうちょっとだけ待っとってくれ、すまん
ジョナサン期待age
あぼーん
498 :
名無しさん@ピンキー:02/12/16 23:09 ID:WqRF6ofC
誰かまろんたんがシンドバットに犯られる小説しらんか?めちゃくちゃキボン。神よこうりんしたまえ…
あぼーん
あぼーん
501 :
488:02/12/18 22:18 ID:HTEsC++i
闇鍋のなりきりスレ見つけたので読んだんだけど、
ジョナサンの口調が全然違ったらしい。
ウプしないでよかった…つД`)
なのでしばらくもぐります。スマソ
502 :
名無しさん@ピンキー:02/12/19 18:33 ID:ejvvfa/Y
そのなりきりスレのアド求む↑
あぼーん
504 :
488:02/12/19 23:02 ID:vbqmW8rq
505 :
名無しさん@ピンキー:02/12/20 12:02 ID:qGN2MkY6
さんくす。
あぼーん
507 :
名無しさん@ピンキー:02/12/21 10:08 ID:LThSHZjp
保守
508 :
名無しさん@ピンキー:02/12/23 11:13 ID:VPKc+zfr
「ノイン・・・/////」
「まろん・・・」
見詰め合う2人。
「まろん、愛しています・・・」
「や・・・んんん!!あぁん!!ノイン!」
あぼーん
「///」は厨くさいからやめとけ
511 :
名無しさん@ピンキー:02/12/25 00:58 ID:QQHWWfzW
508>稚空まろんキボン。
512 :
名無しさん@ピンキー:02/12/27 00:29 ID:ShBiHGh9
誰かまろんたんがやられてる小説があるサイトを教えてくれ
同人誌がかなり抜けるのである
514 :
名無しさん@ピンキー:02/12/30 18:04 ID:IPNQAoB/
↑どんな?
515 :
名無しさん@ピンキー:03/01/02 06:02 ID:ta/Y9YYp
−−稚空は私の事…
ある日、日下部まろんは部屋の隅に座り込み物想いにふけていた。
(稚空は…私の事どう思ってるのかしら?)
まろんは恋人稚空に密かな疑問を抱いていた。
彼は、十分過ぎる愛を注いでくれる…そこまでは良いのだが、それ以上に身体の関係を望んでくる。その行為は別に嫌いではないし、愛を深めるためなら仕方がない。しかし、彼女はこう思い始めた。
(稚空は身体だけが目的なのかしら…?)
もうすぐ悩みの原因、稚空がくる時間…と、時計を見ながら再び俯き悩み始めた。
ヘボイね。ごめん逝ってくるよ…
じゃー続き書いちゃお
私のことを好きでいてくれるって、両思いになる前からも
ひしひし感じてた。でも、恋人同士になった途端に
稚空は私を組み敷いて……
あのときは頭が混乱していたけど、どうしてあんなに
すぐに…待ちくたびれて、嫌になっちゃってたのかもしれない。
でも私が気持ちをうち明けたから、身体だけでもって
思ったのかもしれない。
そこでチャイムが鳴った。
「お帰り、稚空。おじさま元気だった?」
「ああ、あの親父はいつ会っても元気だよ。若すぎて困るくらいだ」
笑いながらもまろんの心は晴れない。
稚空はひょいっとまろんの顔をのぞきこむ。
「なんだか元気無いな、まろん。」
そう言うなり唇を塞ぐ稚空。
すぐに舌が唇の薄い隙間を割って入ってくる。
「!」
最近はついばむようなキスをしてくれなくなった。
一度疑い出すと何もかもが「身体目当て」につながる気がして
仕方ない。「んん…っ、ん、……」息が苦しい。
私を求める稚空の熱い舌…本当に求めているのは、私?身体?
稚空の舌はまろんの口を蹂躙してねっとりと動く。
頭が真っ白になる。稚空、私を今も好きですか……?
それだけになる。
「や、稚空、まだ昼間だよ。それに玄関で…っ、ぁ、」
まろんは思いがけず感じてしまう。恥ずかしい。
「じゃあ暗い場所に行こうか。夜までずっと寝ていよう、
そうすれば関係ないだろ」
まろんは軽々とだっこされて、寝室へ連れて行かれる。
稚空はすっかり遠慮が無くなった。初めのころは、
無理矢理押し倒しても必ず「まろん、今日つらくないか?」
「嫌だったり痛かったりしたらすぐ言えよ。」と
優しい一面も見せてくれた。最近ではまろんが痛がっても
少しのことではやめてくれない。逆に涙の浮かんだ瞳に
サディスティックに笑うだけだ。
今日もそうなのだろうか。
そっとベッドに横たえられ、その仕草にさえ慰められる。
稚空、私のことを…今も好き…よね?
信じていいのよね?
そう思いこもうとするまろんを裏切るように、稚空はすぐ
覆い被さってきた。今のまろんには、
こうして求められることに愛情を感じるしかなかった。
お願い、信じさせて…
まろんの思いは空回りを続ける。
好きな気持ちを受け止められている気がしない。
ただ、人形になるだけ。
稚空はまろんの首筋をつつ…っと舌で舐めあげ、熱い息を吹きかける。
「ぅ…」
いつもに比べあまり反応しないまろんを少しいぶかしげに
見つめるが、また身体にむしゃぶりつく。
ワンピースの裾をたくし上げ、一緒に美しい足をつまさきから
その付け根まで優しくなでる。
「……っ、は……」
まろんは声を押し殺そうと必死になる。こんな不安な状態で
感じたくない、おぼれたくない、
全てがうやむやに進んでしまう気がするから。
稚空の手がワンピースを荒々しく脱がせきり、ブラのホックを外してしまう。
いつもならまろんが背中を少し浮かせて外しやすくするのだが、
今日はぴくりとも動かないので
左手で背中を支え、まろんの身体を浮かせて右手で外した。
「?」
ここで稚空もさすがに何かおかしい、と感じたようだ。
「まろん……?」
「……」
気が付いてくれた。嬉しい…
そんなまろんの思いをまたも裏切り、稚空は
まろんの胸から浮いたブラごと胸を右手でつかむ。
「今日はなかなか強情だなあ。でも見てろよ、すぐに
気持ちよくしてあげるから」
そう言うと、稚空はいつも以上に情熱的に愛撫を始めた。
胸を搾り取るように手を動かす。包んではすぼめ、たまに強くつかむ。
「稚…、はあっ、……うぅ…」
ふくよか胸の全体、頂点にブラの生地が柔らかくこすれて
刺激する。どんどん頂点が固く、高くなっていくのがわかる。
駄目、ここで感じちゃ…なし崩しは嫌……
しかしまろんは自分の思いとは裏腹に身体をぴくっ、ぴくっと
動かしてしまう。声は殺しているものの息があがる。
荒めに胸をすくって、一緒にブラも取り去る稚空。
胸が揺れる。突然空気にさらされて冷たい。
それも手伝ってか、
頂点はもう隠しようがないほどに膨らんでいた。
「まろんは感じやすいなあ、今日はどうして声を聞かせてくれないんだ?」
稚空は今日のまろんの様子を、新しい試みだとしか受け取っていなかった。
急に恥ずかしくなったのかもしれないな、などとのんきに捉えていた。
「はっ、はぁ、……はあっ…。」
まろんの息は大分あがってきた。そんな自分が悔しくて、悲しい。
稚空はためらいなくふもとに舌を這わせる。
だんだんと頂点に近づくようにゆっくりと円を描く。
「くぅ…っ、や、……あぁっ」
隠しきれない喘ぎに、稚空はますますかき立てられて
空いている左の胸をいじっていた手に力を入れる。
その手もわざと頂点には触れずに、荒々しく全体を揉みほぐすだけ…。
まろんは自分の乳首だけが冷たいようなきがした。
そこだけ外気にさらされているかのような。
ますます膨らんでいくのがわかる。早く触れて欲しいと
思ってしまうのを、なんとか押しとどめようと必死だ。
稚空はまろんの胸が好きで、普段からも執拗に攻めてくる。
今日はそれだけではなく、まろんを焦らしてもいるようだ。
さんざん焦らしきってから、自分も待ちきれなかったように
頂点を大きくくわえ込む。左手もつん、とつつき始めた。
胸全体が温かい、ぬるぬると動く愛する人の唇。
口全体で頬張られた胸は、舌だけで頂点を責め立てられる。
「あ…!やぁっ……あ、あ、あっ……」
舌でつつかれる度に声があがってしまう。
稚空はしてやったりというように、より早くつつき出す。
「ち、…っ、…ちあきっ……ふうっ、んはっ!」
どうして声が出てしまうの、どうして溺れてしまうの…
まろんは自分が情けなくて、目に涙をためる。
おまけに、胸ばかりを愛撫されているうちに身体の下の方がじんじん
してきた。…濡れているかも、いや、そうに違いない。
「んあ、はあっ、…く、く、…あぁぁ」
早く……そう求めている自分に困惑して、涙があふれてきてしまう。
お願い、信じさせて。もう溺れさせないで…
本心が逆であることは自分でよくわかっているくせに、
稚空を信じたい気持ちがこう言わせた。
「稚空っ…、も、ぁあっ、もうっ…やっ、やめっ…」
はあはあと荒い息の中で喘ぎも止まらないまろんだが、
稚空はその声に涙が混じっていることにようやく気が付いた。
「やめてぇ……」
まろんの絞り出したような小さな声に止まる稚空。
ぱっと起きあがり、電気をつける。
「!」
まろんは慌てて掛け布団を身にまとう。
稚空は洋服のまま、自分はあられもない姿……。
胸元には赤い印がくっきり残っており、まろんは恥ずかしくて
仕方がなかった。
「やだ、稚空、暗くして…」
まろんは涙が頬を流れていることにももはや無自覚だった。
「まろん、ごめん。」
「暗くして…」
稚空は首を横にふり、聞かない。
「ちゃんと話そう。今日、嫌だったのか?体調悪かった?
無理しちゃってごめんな。」
「……」
何も言えずに俯くまろんの肩をつかみ、稚空はじっと見つめる。
「ほんとにごめん。……ちゃんと、目を見せてくれないか?
まろん、俺を見て…?」
まろんは顔を上げられない。稚空は優しく話してくれるけど、
もう…私を好きでないのなら…この手を自分から離すなんて
出来ないけれど、そうしなくちゃ。
自分がみじめだし、稚空にも……
本当に愛している人を、抱いて欲しい。
まろんは自分から切り出さなくてはならない別れを思うと
涙が止まらない。息が苦しい。
稚空はそんなまろんを見て、ただごとでは無い、と肩をつかむ手に
無意識のうちに力をこめていた。
「まろん。…もしかして、俺がもう嫌い?」
「違っ…」
そんなことがあるわけない。今も大好きよ、稚空、でも……
「違うなら…ちゃんと、話して?
気が付けなくてごめんな、今日まろんずっとおかしかったのに、
俺自分のことばっかりで。
……で、今日…何かあったのか?」
まろんは仕方なく口を開く。決心しなきゃ。
「…あの…ね…、正直に…言ってほしいの、私が傷つくとか気にしないで」
うん、と稚空はまろんから目を離さない。
まろんはそんな稚空とどうしても目が合わせられない。
その目を見たら言えなくなる。
「私と…別れたい?もう私のこと…好きじゃ…ないの…?」
最後はもう涙でぐしゃぐしゃの声になってしまった。
胸を隠している布団を押さえる手が震えて、その下で
心がぎゅうぎゅうと音を立てているのがわかった。
苦しい、嫌、こんなこと聞くのは怖い…。
「ひっ……。」
まろんは俯いて苦しそうに泣いている。
「何、なに言ってんだよ。まろん! ちゃんとこっち向けよ!」
稚空、怒ってる…。まろんは無理に顎をつかまれ、
目を合わせざるを得なくなった。
やっと顔をあげると、稚空の顔が真っ赤になっていた。
「本当、なに考えてんだ?! そんなわけないだろ、何言ってるんだよっ。
またそうやって一人で悩んで……」
そんなわけない…?まろんは納得ができなくて、言葉があふれ出す。
「だって…」
「なんだよ?」
「…って…、稚空、もう私の…身体が目当てで付き合ってるんでしょ?
私は…私は今でも稚空が好きよ、大好き…でも、つらいよ……
好きな人に気持ちを無視されて、抱かれるだけなんて嫌っ…。
だから、ちゃんとしよう、もう…やめようよ……」
一度口を開くと止まらなかった。
どうして涙が尽きないんだろう、最後にこんな顔しか見せられないなんて。
稚空は自分の頭にかっと血が上るのがわかった。
「まろん…俺、俺はな、単なるスケベにしか見えてないのかもしんないけど!
俺は好きな女以外は抱きたくないんだよ!
抱きたいのはまろんだけなんだよ! だから…」
まろんはぐずぐずの顔で、目を見開いている。
「情けねー…」
稚空はぐったり俯く。
「俺の気持ち、そんなに伝わってなかったのか?
好きな女にそんなこと思わせるなんて、俺サイテーだ……。
身体目当てなんて…そんなわけないだろ、まろんはわかってないんだよ、
俺がどんだけ好きでいるのかわかってないっ……」
まろんは自分の手だけでなく、全身ががくがく震えるのがわかった。
胸が、温かくなっていく。
「俺は、普段からちゃらちゃら好きとか言ってるけど…ちゃんと
伝えるには…もう気持ちが大きすぎて、重すぎて、こうして…抱くことで
しか表せなかったんだ。それ以前に…」
稚空が顔を上げる。さっきとは別の理由で赤くなっている。
「抱きたくて仕方なかったんだよ。」
まろんの涙も、もうさっきとは別の意味を持っていた。
途中でなぜかID変わったりしてますが全部
私です。だいぶ長くなってきたんで逝きます!
誰か続き書いてくれてもいいし
またふらっと立ち寄ったときに
なんも続いてなかったら続き書きます。んじゃ
528 :
515:03/01/02 08:23 ID:ta/Y9YYp
516>すげぇイイ。
ファンになりそうだ…逝くっていったのに帰ってきてスマソ。
529 :
名無しさん@ピンキー:03/01/02 09:20 ID:ta/Y9YYp
抱きたくて仕方なかった…その心がまろんに響く。
(稚空を信じてもいいの…ううん…信じなきゃ、こんなにも想ってくれてるこの人を信じなくてどうするの)
そう心に思った時、まろんは稚空に抱きついていた。当の稚空は目を見開きまろんを眺めた。
「…ごめんなさ・・ぃ・・本当・・に・・ごめん・・ね・・」
涙を流し稚空の胸元に顔を埋め震えながら謝る。信じられなかった事とこんなに良い人と一緒にいられて幸せな意味を二つ添えて。
530 :
名無しさん@ピンキー:03/01/02 09:32 ID:ta/Y9YYp
稚空はそんなまろんを凝視し、少ししてまろんの頭を撫でた。まろんはぴくっと、反応し瞳に涙を浮かべながら顔を上げる、すると瞳には愛おしそうに微笑む稚空の姿が映っていた。そして、まろんを優しく包み込んだ。
「ちぁ・・き・・?」
「…愛してるよ・・まろん・・俺にはまろんしかいない・・」
ぎゅぅっと、力を込めて抱き締める稚空の服を震える手で強く掴み顔を埋めたまま言う。
「…怒って・・ないの・・?」
携帯からだと書ける文字数が少ないな…誰か続きキボン。
あぼーん
>>515(529)と
>>516のコラボレーション(wに乾杯!!!
つーか>529から携帯で打った根性もすごいね。
久しぶりににぎわってきましたな。
533 :
515:03/01/02 21:45 ID:ta/Y9YYp
携帯でまでやるくらい妄想でいっぱいさ↑
534 :
名無しさん@ピンキー:03/01/03 00:18 ID:BcBd4AiN
いい
あぼーん
続きキボンヌ
537 :
名無しさん@ピンキー:03/01/03 23:56 ID:5UE83ip7
神!早く光臨すれ!
いや してください、おあずけつらいよーn
「神風怪盗ジャンヌ SS」でググれ。多量に出るが、丹念に探す、出るぞ。
「怒ってるわけないだろ…いや、ちょっと怒ってるけど。」
まろんがほっとしたのも束の間、稚空はまろんを
容赦なく押し倒した。
「もう身体だけなんて言わせないからな」
そう言って熱く唇を塞ぐ。
また、割って入ってくる舌…。
言葉と行動が矛盾しているが、なぜかまろんは
稚空を信じられる気がした。信じていた。
稚空の手が布団をそっと取り去る。
「寒いよ、稚空……」
「すぐに熱くしてやる、風邪ひかないようにな。」
稚空は優しい瞳で、両手でそっとまろんの両腕を撫でた。
「嫌か?」
嫌なんて言えるはずがない。
ドキドキして、どこかゾクゾクする。
「嫌じゃ…ないよ」
小さくつぶやくことしか出来なかったが、しっかりと
稚空に伝わったようだ。安心したようにため息を
つくと、それがスタートの合図のように稚空は
まろんを攻め始めた。
俺の気持ちを伝えてやる。
稚空はそう意気込んで、まろんの胸を丹念に撫でる。
「ん、ん…っ、稚…く、はあ…」
今度はまろんも途切れる声を抑えない。
焦らすことなく頂点を吸い、舌で触れるか触れないか程度に転がす。
「や、そっ、…あ、ぁん、あっ……」
最後に胸全体をぐるりと舐めて、稚空は
まろんが身につけていた小さな下着にゆっくり手をかけた。
わざとじりじりと下ろしていく。
まろんの薄い茂みが見えてきたところで少し止め、
よりゆっくり下ろす。
「稚空、は…恥ずかしい、早くして…?」
稚空はその声を無視して、もものラインを撫でながら
親指だけを下着にかけて下ろす。
「あれ?まろん、なんか…」
「えっ?」
「ずいぶん濡れてるけど。脱がせただけなんだけどな?」
「ばかっ…ひゃぁっ!」
稚空が突然、まろんの秘部全体に口を付けた。
温かい。秘部全体よりも一回り大きな粘膜に包まれているようだ。
「あっ、稚空、それだけはやめて…ッ」
稚空は口で大きな円を描く。その唇がまろんの芽を刺激するたび、
芽と声が大きくなっていった。
「はっ、やぁ!…ん、ん、あっ、ぁあんっ、はぁっ、はぁあ!」
「まろん、もっと声出るだろ?」
「やぁ、だっ…は、はずかしぃ…、ああぁ、あぁ、はぁっ…」
ジュプジュプと粘膜が音を立てる。シーツに小さなしみができている。
稚空は今度は舌を使って芽だけを舐め始めた。
上下に動き、たまにもも、時にはおへその方まで舌を動かす。
それでも最後は芽に戻ってまた上下運動を繰り返す。
「んーっ、ん、ん、あはぁっ、あ、あぁ、ん……っくぅ…ひゃっ…
は、はんっ、んんっ…あぁ!あっ、あっ、あっ……」
まろんの声がだんだん限界が近づいていることを告げた。
稚空はそれを察して、芽全体を丸く動かすように舐め回した。
「あぁ、あ、あ、あ、んっ、ああぁっ、かはッ、は、はぁ、は、」
あと少しで達しそうなところで、稚空は舌を止めた。
「ち…稚空?」
怪訝そうにまろんは起きあがった。
起きあがって揺れた胸を右手でつかむと、もみしだきながら
左手で支えてゆっくりと再度押し倒し、
覆い被さった。
「まろん、早くして欲しい?」
「えぇ…?稚空、やだ…そんなこと言いたくないよぉ…」
「して欲しいんだ?」
くすっと笑って、さりげなくまろんの泉を根でくすぐる。
「ひゃっ、あぅ…稚空のいじわ…っ、は、いじわる…」
今日はまろんを泣かせちゃったから、この辺にしておくかな。
稚空はそう思うが否や、焦らすのをやめて
一気にまろんを貫いた。
「ああ!あっ、稚空、ち…ああ、あん、あ、はあ!は、んはっ…」
入った途端に動き始める。
それと同時に、先ほど達する寸前まで攻めておいた芽に手を伸ばした。
「んんっ?!稚空!やだ、あぁ、あ、」
愛液にまみれた芽をコロコロと愛しむ。もうすっかり膨張しきっている、
まろんの限界も近い。
「あ、はぁあっ、あっ、く、くうぅっ、やっ、やん、あ、あ、あ、あぁぁぁっ」
まろんは稚空を中に入れたまま、きゅっときつく締まって芽で達してしまった。
「はぁ、は、はぁ…はぁ…ふ…」
息が上がっているまろんの下半身が、ぴくぴくとひくつく。
稚空は自身の限界をなんとか抑えられたことにほっとして、また
得意になって、まろんが落ち着かないままに動き始めた。
「ちぁ、ま、待ってっ…、はぁぁ、は、んっ、んあっ、や、
もう…もう駄っ、ああ!あ、ああ、あああ、あん、やあ、あっ、あっ、
く、、んくっ、はあ、はああっ、はっ……あああああぁぁぁっ」
今度は我慢できずに、締まるまろんと共に稚空も達してしまった。
まろんの中で根がびくん、びくんと動いて残りを流し込んでいく。
「稚空…、もう……」
ヌッ、と根を引き抜くときに、まろんが「んんっ…」と喘ぐ。
「まろん、わかった?俺がどんなに…まろんだけなのかが」
「うん…わかった。稚空、ありがと…」
名残惜しそうに根を吐き出した粘膜から、白い液体がゆっくりと流れた。
またモーニングピルを処方してもらわなくちゃ…と思うまろんでしたとさ。
今度は我慢できずに、締まるまろんと共に稚空も達してしまった。
まろんの中で根がびくん、びくんと動いて残りを流し込んでいく。
「稚空…、もう……」
ヌッ、と根を引き抜くときに、まろんが「んんっ…」と喘ぐ。
「まろん、わかった?俺がどんなに…まろんだけなのかが」
「うん…わかった。稚空、ありがと…」
名残惜しそうに根を吐き出した粘膜から、白い液体がゆっくりと流れた。
またモーニングアフターピルを処方してもらわなくちゃ…と思うまろんでしたとさ。
547 :
名無しさん@ピンキー:03/01/07 23:09 ID:wSbvRpnG
最高
548 :
名無しさん@ピンキー:03/01/07 23:14 ID:wSbvRpnG
すごいイイ!!
次回作もつくってほしい…また、まろんたんと稚空を作ってはくれませぬか?
あぼーん
純愛イイ(・∀・)!!
次作キボン
551 :
名無しさん@ピンキー:03/01/08 01:37 ID:O0ZDqal4
538>先輩さがしても見つかりません!!直リンじゃないアドキボン
552 :
538:03/01/08 02:27 ID:9lldnaZs
553 :
名無しさん@ピンキー:03/01/08 16:49 ID:bzYrLPUD
キェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェイ
554 :
名無しさん@ピンキー:03/01/08 17:15 ID:O0ZDqal4
552>ありがとぅ。あんたは最高だよ!!
まだあるなら良ければキボン
555 :
携帯:03/01/08 21:33 ID:O0ZDqal4
なんとなくまた書いてみた。
時は夕刻。日下部まろんは、昇進した正天使アクセス・タイムの相談を聞いていた。
「だからなぁ…まろんに言うのもなんだが……フィンが感じてくれねぇんだよ」
その言葉に一瞬固まり、少しして真剣なアクセスの瞳に気付き苦笑を浮かべながらまろんは応答した。
「そ、そういう事は稚空に聞いた方が良いんじゃない?」
「稚空に聞いたって、どうせまろんとの事思い出してまろん襲いにいっちまって話もへったくりもなくなっちまうよ…」
肩を落としながら座り込む。
556 :
携帯:03/01/08 21:45 ID:O0ZDqal4
まろんも床に座り、肩を落としているアクセスを不憫そうに見つめる。
「力になってあげたいけど…感じるって…個人で違うとおもうし…」
申し訳なさそうなまろんを見てアクセスは思いついたと言うように、まろんを床へ押し倒した。
「なっ、何するの!?」
「俺が今からフィンにしたようにするからまろんは何処が悪いか見つけてくれっ」
にかっと笑うとまろんの衣服に手をつけ軽く上半身をはだけさせると首筋に舌を這わせてきた。
「!!んっ…く……ぃや…ちょっ、アクセスっ!!」
大声を出してもアクセスはやめてくれない。
逝ってくる…
>>555-556 (・∀・)イイ!!
こういったシチュもまた(・∀・)イイネ!!
続きをおながいします。
558 :
538:03/01/09 00:00 ID:SyvncN8f
559 :
携帯:03/01/09 17:49 ID:VGt42icA
服を脱がされ下着のみとなったまろんはアクセスに身を任せてしまった。
アクセスの愛撫はフィンが感じないのが不思議な位、まろんにとって気持ちがよく、稚空以外の知人にされてるという素恥が余計にまろんを熱くさせた。
「ぁっ…そこ……っん!!ぁっあっ・・」
下着の上から秘部を責め、まろんの胸を揉みしだき楽しむ。
(…以外と胸でかいんだな……感度もいいし…フィンもこれくらい反応してくれたら…)
「ぁ…っ、いい・・そこぉっ…ふ…あぁぁんっっ」
まろんは自分からアクセスにこすりつけ、もっとというように腰を振る。
今日はここまで。
552>ありがとぅ。嬉しくて泣きそうだ…
561 :
名無しさん@ピンキー:03/01/10 15:54 ID:nSLCVEuI
age
563 :
名無しさん@ピンキー:03/01/11 08:33 ID:/le18T9v
22さんは偉大で壮大な素晴らしいお方だ
564 :
山崎渉:03/01/12 09:33 ID:qa0uQwIu
(^^)
565 :
名無しさん@ピンキー:03/01/13 16:35 ID:bjA3+9FF
ほしゅってみる
あぼーん
567 :
名無しさん@ピンキー:03/01/14 17:27 ID:gdFLA5ju
都ちゃんのエロも見たい!!!!
あぼーん
569 :
名無しさん@ピンキー:03/01/14 21:25 ID:zZFZcL5f
誰か、お願いします!!
ノインのエロエロ小説書いてくれ〜〜〜〜〜〜!!!!!
マジで萌え萌えvvvv
あぼーん
571 :
名無しさん@ピンキー:03/01/15 18:37 ID:JdHdaTb3
まろんとフィンはどっちが巨乳?
放課後の資料室、校庭や体育館では生徒達がクラブ活動に勤しむ声がする。
資料室の前を時折生徒が通過する声がする。
ま:「あん///せんせ」
聖:「いいんですか?そんなに声を出して、
学校ですよここ」
ま:「は、あ」
「先生の意地悪 あん」
聖に制服の上から秘部を触れられる度に出る声をまろんは必死に抑えていた。
こんなのでゴメンナサイ
あぼーん
あぼーん
576 :
携帯:03/01/16 21:46 ID:cZIPftAh
二人は真の目的を忘れ夢中で愛しあった。
「んっ…ぁっゃぁっ……はぁ……」
まろんの胸を激しく揉みしだき、先端を舐め、責め、まろんは意識が無くなっていくのを感じた。その時、アクセスの指が下着越しに挿入され、まろんの身体はこわばった。
「!!やっ、アクセスっストップっっ!!」
「…まろん?」
まろんが大声を上げ拒絶の声を張り上げたと同時にアクセスの顔が上がり指を抜く。
{…私ったら・・どうしよぅ…稚空がいるのに何やってるのよ…それに……感じちゃったし……}
577 :
携帯:03/01/16 21:50 ID:cZIPftAh
「…こ、ここまでっ!!……稚空に・・フィンにも悪いでしょ…?」
「…ぁ…あぁ、そうだな……」
脱ぎ散らかした服で胸を隠し、顔を背きながらまろんが言うと、少し残念気にアクセスは頭をかいた。
「……で、何処が悪かったか判ったか…?」
その言葉に少し考え言葉を返そうとした時、部屋の外から声がした。その声の主は…名古屋稚空だった……
遅れてすみません;
578 :
名無しさん@ピンキー:03/01/16 22:40 ID:7522uZM8
イイネイイネ!!!もっと書いてくれぇ〜〜〜〜vvv
そして、アクセス×まろんが終わったら次は、ノインの続きの小説書いてください!!!
579 :
山崎渉:03/01/17 07:19 ID:C4ctH7ZP
(^^;
580 :
携帯:03/01/18 22:09 ID:Augf0Rt3
この後、稚×まがやる予定ですが、この話をこの変で止めて、聖の話(続き)を書くのと、この話を続けて稚×まを書くのどちらが良いですか?
まろんとフィンだったら、まろんの方が大きいと思うのは私だけですか?
稚×まをおながいします
582 :
携帯:03/01/18 23:35 ID:Augf0Rt3
「ただいま」
名古屋稚空の声に焦り急いでまろんは着替え、アクセスはというとベランダに行きいつでも飛べる状態になっていた。
「役に立てなくてごめんね…稚空にばれないように気を付けて…」
「あぁ…無理やりしてごめんな……」
そういうと、アクセスは飛んでいってしまった。別に今稚空と会っても話をしていたなどと言ってしまえば平気なのだが今の二人には稚空への罪悪感が先を行き嘘など考えつく余裕など無かった。
「まろん?何処だ?」
廊下から稚空の声が聞こえ急いで扉を開け稚空のもとへ向かった。
583 :
携帯:03/01/18 23:37 ID:Augf0Rt3
「ぉっ、おかえり稚空っ」
微笑みを稚空に向け小走りで近寄る。
「ただいま、何してたんだ?」
「ぇっ…ちょっと部屋を片付けてたの……はっ、早く部屋に入ろっ、ねっ」
くるっと逆を向き扉を開ける。その時、先程アクセスとの行為のせいで出た女の匂いが風に乗って稚空に届いていた事にまろんは気付いていなかった。
584 :
携帯:03/01/19 00:09 ID:YgrkRMn1
「稚空、何か飲む?」
「……」
床に座り、稚空はまろんの問いに応答せず、まろんの身体を眺めていた。そんな稚空を不思議に思い近づき顔を寄せる。
「どうかした?」
「………」
すると、まろんの腕を掴み後ろ向きに抱き締めた。
「!!」
「俺がいない間に誰を家にいれたんだ…?」
「なっ、なんで…?」
一瞬固まり、苦笑しながら後ろの稚空に微笑む。
「遠回しに言ってもだめか……」
585 :
携帯:03/01/19 00:15 ID:YgrkRMn1
すると、いきなりまろんのスカ−トをまくり下着越しに秘部を触る。
「!!やっ…稚空っ」
「…まろんは一人では絶対しないよな…したい時は俺にねだってくるし……なのにこんなに濡れてるって事は誰かとやったって事だよな……?」
無表情でまろんを見つめながら秘部をまさぐる。
「んっ…くぅっ……怒ら…ないで……っ」
顔を赤くし潤目で後ろの稚空に哀願するが、稚空は応答せず、秘部の敏感な場所を摘みながら喋り出す。
586 :
携帯:03/01/19 00:18 ID:YgrkRMn1
「!!んぁっ…ぁぁあっっ、んんっん……」
「紫界道か…?それとも違う男か……誰としたんだ?」
秘部をいじりながら稚空は、まろんを責めたてていく。
こんな感じで良いのか判らないけどウプしてみた…。
キタ━(゚∀゚)━!
マヂでイイ(・∀・)!!
おぉ〜かなり興奮しまつた(;´Д`)
続きをお願いします。寸止めはヤメてーー
一応あげます。下げ進行だったらゴメンなさい
展開にハラハラさせられますた
続きキボン!!
591 :
携帯:03/01/20 19:30 ID:xGUBjneb
「ちっ…違うの稚空…っ……」
その言葉に行動を止めまろんを自分の方へ向かせる。
「……何が違うんだ?」
涙を浮かべ稚空へ強く抱きつき、稚空の胸板に顔を埋め話出す。
「…ごめ…なさぃ……アクセスと…でも最後まではしてなぃ…ちゃんとアクセスもやめて…くれたし…」
「………」
話しかけても無言の稚空に不安になり、顔を上げ稚空を見つめる。
「……稚空…?」
そういいかけた時、稚空の声でまろんの声がかきけされた。
「まろんは…もし俺が他の女と寝たら許す事できるのか…?」
「…ぇ」
592 :
名無しさん@ピンキー:03/01/20 19:32 ID:xGUBjneb
「俺はできない…いくら未遂でも、俺以外の男にまろんを取られて許す事なんてできる訳ないだろっっ!?」
まろんの肩を掴み大声で怒鳴る。まろんは目を見開き泣きながら稚空を凝視している。
「…ごめんなさぃ……嫌っ、嫌いになっちゃいやぁっ…」
「…………じゃぁ……俺を満足させて…」
「…ま…んぞく……?」
泣きながら応えると、稚空はまろんを抱き寄せこう囁いた。
―――俺と別れたくないなら、どれだけ俺の事まろんが想ってるか証明してみせて――――
今日はここまで。遅くてスマソ
あぼーん
続き待ってますよ〜!
595 :
名無しさん@ピンキー:03/01/22 10:30 ID:SqQghK5F
話がちゃんとしてるからただのエロより萌え(・∀・)!!
596 :
携帯:03/01/22 19:28 ID:/mb7MsMb
しばしの時間が過ぎ先に口を開いたのは、まろんだった。
「……満足したら……また好きになってくれるよね……」
そう言うと服を脱ぎ出し、脱いだ服を床に置き下着のみになると稚空の前に座り唇を重ねた。
まろんの下着は黒のレ−スで白い肌を一際美しく強調させた。今にも、その柔らかく豊満な胸を揉みしだきたかったが我慢して、まろんに全てを任せる。
「…ん……」
稚空の唇を割り開いて舌を差し込み、稚空の舌を求め口内を舐め回し絡める。それと同時に下にある稚空自身を形をなぞるように触る。
597 :
名無しさん@ピンキー:03/01/22 19:31 ID:/mb7MsMb
すると、むくむくと膨れ上がり、それを確認すると服越しに片手でそれをしごきだす。
「!!…っ………」
舌を絡めている口から声が少し漏れ、稚空は少し辛そうな顔をしている。まろんはそんな稚空を半開きの目で見ると、こう思った。
{私の手で感じて……}
少しの間そうしていると、まろんは稚空を誘導させソファ−に座らせ自分は床に再び座り込むと、稚空のズボンに手をかけ稚空自身を取り出す。
「……稚空の…大っきぃ……」
反り返る程膨張した稚空自身に軽くキスすると口に含み舌を絡め始めた。
「……くっ……!!」
598 :
携帯:03/01/22 19:36 ID:/mb7MsMb
稚空の声を聞きもっと気持ちよくさせようと先端を舌でつついたり音をたてて舐めたりといろいろな方法で稚空を責める。
「くっ……っぁっ……ま…ろん……」
自分の頭を撫でられ名前を呼ばれたまろんはくわえついたまま上目遣いで稚空を見る。
「…?」
すると、稚空自身をまろんの口から出し、床に座ったまろんを抱き上げソファ−に座っている自分の膝に座らせる。
「…ちぁ…き……?」「…舐めてどう思った……?」
いきなり問う稚空の質問に頬を赤らめ、まろんは応えた。
「……大きいし太くって口に入りきらなかった……です…」
599 :
携帯:03/01/22 19:38 ID:/mb7MsMb
真っ赤になり俯くと再び稚空は質問した。
「他には?」
”えっ”と、いうような視線を稚空に刺し再び俯くと答えだした。
「……はやく私に……まろんに…挿入れて…………ほしいです…」
すると、稚空はソファ−に寝ころび言った。
「まろんから来て」
そういうと目をつぶりそそりたつ自分自身を指指す。まろんはというと少しの間稚空を眺めパンツを脱ぎさると稚空に跨り秘所を自分で開きゆっくり膨張したそれを埋め込む。
{んっ……稚空の入ってくる……}
600 :
携帯:03/01/22 19:42 ID:/mb7MsMb
急いで書いたせいで変になってすみません;
皆様の期待に応えられていたら良いのですが(;´д`)
感想など書いてくださったかたありがとうございます。
601 :
名無しさん@ピンキー:03/01/22 21:49 ID:gVW1Wqiw
Hあげ!
あぼーん
敬語(;´Д`)ハァハァ
604 :
名無しさん@ピンキー:03/01/24 22:08 ID:6R1Fwr8+
ハァハァage
605 :
名無しさん@ピンキー:03/01/28 22:15 ID:VzTsVXD1
age。
>携帯様
イイ―――っす、続きを、続きを〜〜〜〜。
できれば、まろ×稚の初体験からシリーズで、ハァハァ。
リレー小説っぽいのはアリ?
608 :
名無しさん@ピンキー:03/01/29 21:23 ID:mZQMircM
レズものが見たいなあ・・・。
そういうのってここはだめだっけ?
609 :
携帯:03/01/29 21:29 ID:pFc2l06d
「くんっ…ぁっ……」
密かな喘ぎ声と共に先程の行為で十分濡れているそこに音をたてて入っていく。
「きゃぁっん……ぁっ、んっやぁっっ!!」
奥まで入りきった時、声を上げて腰を上げるまろんの腰を押さえ再び奥まで突く。
「まろんは俺を満足させてくれるんだろ?…じゃぁ我慢しないとな……」
そう言うと稚空はまろんのブラを外し、今にもこぼれてきそうな、まろんの胸を寝ながら鷲掴み、胸の温もりを味わった。
「ふ……ん…ぁっやぁ…はぁん…」
胸を揉まれながら自ら腰を動かし高まっていく。
「っ…ちぁ……はぁっっ……んんっ」
610 :
携帯:03/01/29 21:30 ID:pFc2l06d
「…まろん……もっと動いて……」
すると秘部の最も敏感な場所を触りながら、胸の突起に吸いつく。
「んぁっ、はぁっ、んんひゃぁぁんっ……ちぁきぃ…」
稚空の与える快感で頬を蒸気させ、腰を先程よりも激しく動かすまろん。稚空が敏感な部分に触れる度に、きゅっ、と秘所が締まり稚空が一瞬辛い顔をする。まろんのそれに応えるように稚空も寝ながらも腰を動かしまろんを責める。
何度もそれが繰り返され稚空も、まろんも限界までたどり着いていた。
「ちぁきぃっ、んぁっ!!ちぁきっちあきっっ」
611 :
携帯:03/01/29 21:35 ID:pFc2l06d
まろんの締めつけに、まろんの限界が近い事を悟り、まろんをゆっくりソファ−に寝ころばせ体位を変え今は正常位になり、まろんの腰を支え貫き始める。
「んっやぁぁっ…はぁっひゃぁぁんっっ」
涙目で稚空を見つめながら身体を反らせ振動で胸を上下させているまろんを見て余計に稚空は興奮し腰の動きを早め激しくまろんを貫く。
「んっっつぁああっっ!!はぁぁっ…あああああああああっっん!!」
稚空の強い刺激に耐えられなく、まろんは稚空をきつくきつく締め上げ達してしまった。
612 :
携帯:03/01/29 21:36 ID:pFc2l06d
稚空はその刺激に耐えられた事に息をつき、まろんから己を抜きだす。
「んっんぁ……」
はぁはぁと荒い息を整えながら起き上がり稚空に抱きつく。
「ちぁ…き……私の気持ち分かってくれた…?」
抱きつきながら肩でつらそうに息をする稚空を優しく抱き締め軽く身体を撫でる。
「ぁっ……」
敏感になった身体は触れるだけでまろんの口から甘い声を出させる。
「いつもこんなにした事なかったのに、よく頑張ったな…まろん……」
その言葉に顔を上げ稚空を見つめる。その瞳には優しく微笑む稚空の姿が写っており、頬に軽く唇があたる。
613 :
携帯:03/01/29 21:39 ID:pFc2l06d
「愛してる…もぅ誰にも渡したくない…まろんは俺のものだ……」
強く抱き締められ稚空の温もりを感じ、まろんは大きく息を吸い力を抜き稚空にもたれかかった。
「ごめんね…大好きだよ……」
その言葉に稚空は口元を緩め、再び強く抱き締めあった。明日の自分達の為に……。
その次の日、いたる所に打撲の後があるアクセスに、どうしたの?と、疑問の声を上げるフィンだったが、アクセスはひきつった笑いを浮かべる事しかできなかった。(笑
やっと終わりました…最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました。
614 :
携帯:03/01/29 21:41 ID:pFc2l06d
他の皆様の稚×まも読みたいと思っております(・∀・)
リレ−小説推薦。
>携帯さん
激しく興奮しまつた(;´Д`)ハァハァ
また小説書いてくれることを楽しみにしてまつ。
616 :
名無しさん@ピンキー:03/01/30 17:22 ID:RUYbhH9a
携帯さん最高です!!
あなたの書く文章好みです〜〜。
お疲れ様でした。
617 :
名無しさん@ピンキー:03/01/30 19:26 ID:ypBQTebh
ハァハァハァ・・・
618 :
名無しさん@ピンキー:03/01/30 21:47 ID:vV2BU+Rq
都ちゃんのハァハァ・・・・・・・・・・見たい・・・・・
「種村さん、どうしてもデビューしたいんだね?じゃあ、これから言うことを聞いてもらおうか」
そのまま、タネムラと編集長は、そばのソファに倒れ込む。
「あんっ・・・編集ちょぉ・・・」
「デビューしたら私がどんどん後押しをしよう」
「う、嬉しいです・・・編集長・・・あっ・・・あぁん・・・っ・・・イヤぁぁ・・・
あんっ・・・」
タネムラのデビューの真相(藁)
620 :
名無しさん@ピンキー:03/02/01 18:07 ID:lkBL/dA9
↑めちゃくちゃワラタ。
621 :
名無しさん@ピンキー:03/02/02 05:12 ID:y5H5+5j7
622 :
名無しさん@ピンキー:03/02/02 09:31 ID:NYSas1u9
>>621 (・∀・)イイ!!
ちょっとそれ欲しいなぁ...絵師とか詳細キボーソ
>>621 おいおい、それサイクロンじゃねーか、
色々やばいから貼るなよ(´Д`;)
625 :
携帯:03/02/02 19:13 ID:b3lVjctN
――初めての時は、天界での戦いの時、二人は無我夢中で相手の唇を求め、いつのまにか眠っていました―――
「まろんっ!!早くしなさいよっ!!」
「んもぉ〜、分かってるってばぁっ!!」
マンションのエレベ−タ−前。大きく手を振ってまろんを呼び、一方まろんは大きな買物袋を持ち走ってきた。なんとか間に合い自分達の階のボタンを押し、ふ−っと息を吐く。
「それにしても、あんたたくさん買ったわね?」
「お母さん達今いないでしょ?だから、余分にお金があるのよ」
626 :
携帯:03/02/02 19:15 ID:b3lVjctN
そんな話をしていると、エレベ−タ−が着きドアが開く。すると、青い髪の整った顔立ちが部屋から出てくるのが見えた。
「稚空!!」
声を出したのは都だった。その声で二人に気付き稚空は微笑む。
「買物行ってたのか?」
「そうよ、稚空は何処か行くの?」
「いや、別に散歩でもしようかと思っただけだよ」
「そぉ、じゃぁ、まろんと行ってきたら?私は御邪魔だから帰るわね」
今まで黙っていたまろんにウィンクすると高笑いしながら都は部屋に小走りで入っていく。
「ぇ、ちょっ都っ!!」
627 :
携帯:03/02/02 19:20 ID:b3lVjctN
部屋に入る都を頬を膨らませて見ていると、いきなり持っていた袋が軽くなり、まろんの腕から離れた。視線を上に上げると微笑み荷物を持ち上げる稚空がいた。
「重いだろ?俺が持つよ。すぐそこまでだけどな」
笑いながらまろんの部屋の前まで行くと、どうしたんだ?というようにこちらを見てくる。それに気付き焦って小走りで稚空のもとへ行き鍵を開け部屋に入れる。
買物の中身は殆ど洋服だったので寝室まで運んでもらい、まろんはベットに座り、稚空は買った袋を眺めていた。
「随分たくさん買ったな」
「ぇ…うんっ、そ、そうなのっ」
628 :
携帯:03/02/02 19:21 ID:b3lVjctN
素っ気無い返事のまろんを不思議に思い、まろんの横に座り直し肩を抱き寄せる。すると、まろんの顔は、みるみるうちに真っ赤になり俯いてしまった。
「…まろん?熱でもあるのか?」
顔を上げさせ額と額をくっつけようとすると、まろんは稚空を軽く押し顔を背ける。
「ねっ、熱なんてないから…気にしないでっ!!」
そんなまろんを見て再び抱き寄せ見つめながら囁いた。
「…この頃どうして俺の顔見てくれないんだ……?」
その言葉に顔を上げると辛そうな顔で自分を見ている稚空の顔があった。
629 :
携帯:03/02/02 19:28 ID:b3lVjctN
「嫌いになったのか…?」
「違っ……違うよ、そんなんじゃない…ただ…恥ずかしくて……」
「恥ずかしい…?」
疑問の顔でまろんを見ると先ほどよりも顔を赤くして抱きついてきた。
「……稚空の顔見ると……天界での事思い出しちゃうんだもん……」
少しの間稚空は考え込むと、まろんの背中をゆっくり撫でた。すると、ぴくっと反応し稚空の胸に埋めていた、まろんの顔が稚空の顔を赤面しながら盻む。
稚空は微笑み、ゆっくり唇を近づけ触れるだけのキスをし再びまろんを見つめた。
「……稚空?」
なんとなく書いてみました。続きキボン。
初書きです…
「嫌われたのかと思ったよ」
稚空は安心したようにそう言うと再び顔を近づけてきた。
さっきは予想していなかったし、この頃避けていたせいか、
久々に稚空の顔を間近で見たまろんは、ふいに天界での事を思い出して、さらに赤くなってしまう。
薄暗い部屋、汗の匂いや稚空の体温、鈍い痛みと―――その後の頭が真っ白になってしまいそうな感覚。
そんな事を考えている内に稚空はまろんの唇を塞ぐ。
そして、稚空が唇の隙間を割り、舌を入れようとした時まろんの恥ずかしさは限界に達した
631 :
名無しさん@ピンキー:03/02/02 23:51 ID:hY1Nnetb
「んっ……、やだっ…!!」
まろんは思わず、稚空から逃げてしまった。
稚空の驚いた顔を見て、ぁ、と小さくつぶやく。
「ご…ごめんなさい…」
何だか、違う。私、恥ずかしいのもあるけど…そうじゃない。
それだけじゃなくて……
「大丈夫、慣れれば恥ずかしく無くなるよ」
稚空はそう言うと半ば強引にまろんをベッドへ押し倒す。
そのまま首筋に舌を這わせ、赤い印をいたる所に刻みこむ。
「ゃ…ぁ…、稚空…は、ん…」
その状態のまま稚空はまろんのブラウスのボタンを外していく。
632 :
名無しさん@ピンキー:03/02/02 23:52 ID:Jd0kZ+x1
その手をまろんは拒み目をきつく閉じたまま、
小さな小さな声で怖い、とつぶやいた。
その声を聞いた稚空は愛撫を止め、まろんの顔を覗きこむ。
「…怖い…?痛いのが、か…?
それとも…俺が怖いのか…?」
稚空の言葉にまろんは首を振った。
「違…うの…、稚空と…その……したとき…
満たされたし幸せだなって思ったの…」
だけど、とまろんは続ける。
「何だか…気持ち良くって…自分を保てなくて、
何にも考えられないまま、流されちゃいそうで…怖いよ…」
まろんはそれだけ言い終えるとやっと稚空の顔を見た。
633 :
名無しさん@ピンキー:03/02/02 23:54 ID:Jd0kZ+x1
何とか書いてみたものの自分には無理でつ(´д`;)
誰か続きをおながいします。
ちなみに自分も携帯からだったりします
634 :
名無しさん@ピンキー:03/02/02 23:55 ID:7P7pb1xL
何とか書いてみたものの自分には無理でつ(´д`;)
誰か続きをおながいします。
ちなみに自分も携帯からだったりします
2重カキコすみません
しかもageてる…
逝ってきます…(;´д`)
>>633 いいっす!!!「小さな小さな声」よし!
637 :
続き:03/02/04 03:49 ID:QbXgXhfV
このスレは自然とリレーが始まってていいね。
携帯さんの書き出しがうまいから妄想ふくらむw
稚空とまろんは見つめ合ったまま、時間だけが過ぎていく。
まろんは自分のことばに後悔していた。
怖いなんて、言わなければ良かった。恥ずかしい、気持ちいいとか
言っちゃって、稚空あきれてるのかな?
でも目がそらせないよ…。
稚空は顔こそ真剣だったが、口元が緩まないようにするので
必死だった。
まろん、かわいいこと言うじゃないか…
この状態でそんなこと言って、火に油を注ぐようなものだよ。
稚空は目を開いたまま、まろんに軽く口づけた。
目が合う分いつもより二人は興奮していた。
「まろん。俺は、まろんのこと…
わけがわからないくらいに流したいよ。滅茶苦茶にしたい。
俺は天空で、まろんの告白を聞いてもう流されて大変
だったんだから、仕返しさせてくれよな」
そう言うと稚空は、くすっと笑って頬に唇で触れた。
「でも…でも、私どうなっちゃうかわからないよ。
稚空に嫌われるくらいに……」
「なに?」
「…おかしくなっちゃう、かも……」
そう言うとまろんは、目をそらした。赤くなって俯いている。
稚空は、自分がさらに暴走するのを感じた。
「俺がまろんを嫌いになることは絶対にないから大丈夫。
それに、流されたまろんのこと…見たい。」
そう言うと、すでにはだけたブラウスをぱっと開いた。
ブラジャーを乱暴に押し上げる。
胸がきゅうくつそうに現れて、ブラジャーの端でつぶされて
ゆがんでいた。
「稚空っ…きゃっ」
ちゃんと脱がせてほしい…なんて言えるはずもなく、
まろんは稚空の愛撫に溺れていった。
ゆがんだ胸をさらにゆがませるように、噛みつくように
愛撫をする稚空。
「ん、やあっ…」
まただ。まろんは天空での夜と同じ感覚を抱いていた。
どんどん、おかしくなってく…自分がとめられない。
もう、目の前は稚空だけになる。
私が感じているのはあなたの温度だけ。
熱くて、なんだか……おかしくなりそうなの。
気が付くと、腕が稚空の背中に回っていた。
やだ、私、これじゃ…「もっとして」って言ってるみたい。
恥ずかしくなって、腕をぱっと離す。
稚空は、それに気づくがそのまま胸を舐め回し続ける。
「ふっ…ぁ、あっ!」
舌が乳首をなぞるたびに、まろんはひくんと動く。
触れるか触れないかギリギリのところを、稚空の舌がかすめていく。
「んっ…くぅっ…、あぁん!」
まろんは声を殺そうとしているが、どうしても声が上がってしまう。
なんとか自分の方にひきつけておいた手が、
シーツを後ろ手でつかんで痙攣していた。
「んっ……んんっ…」
唇を噛んでも効果はない。稚空は押し殺した喘ぎを楽しんでも
いたが、やはりまろんに流されて欲しいと思った。
「まろん、声を出してもいいんだよ…もっと聞きたい。
聞かせて?」
そういうと稚空は、スカートの裾から手をすべらせ、たくしあげた。
天空のときにはお互いちゃんと服を脱いだが、
今は違う。稚空は全く乱れない姿でまろんを攻めている。
まろんは、自分だけがこんな姿でいることで余計恥ずかしくなった。
それに、声を我慢していることもばれているし…
「稚空ばっかりずるいよ…」
「え?」
「な、なんで、ん、私ばっかり…こんな格好……
恥ずかしい…」
胸元には赤い印がそこかしこに散らされ、ブラウスは完全に開かれている。
押し上げられたブラジャーから覗く豊満な胸はゆがみ、稚空の
愛撫によって濡れて光っていた。
スカートはたくし上げられて、小さな布だけがまろんを覆っている。
それに天空のときと何より違うのは、明るいということだった。
長くなってスマソ。
さらに続きキボンヌ
あぼーん
あぼーん
646 :
携帯:03/02/07 00:16 ID:C0nRg1va
「ずるくてもいいよ…まろんを気持ち良くさせる為なら俺はなんでもする……」
その言葉に稚空の顔から視線を反らし、押し倒された状態の身体を器用に動かしうつ伏せになる。
「そんな事言われたら…何もいえなくなっちゃうよ……」
小さく縮こまり顔や耳までも真っ赤に蒸気させ呟く。稚空はそんなまろんを眺めながらうつ伏せのまろんから身体を離し隣に座り込む。
稚空が離れた事に気付き身体を起こし上目で稚空を見るとあぐらをかき膝に肘をつきながら指でまろんを呼び顔を近づける。
647 :
携帯:03/02/07 00:22 ID:C0nRg1va
まろんはというと少し戸惑っていたがゆっくり唇を近づけ稚空に重ねる。
「…俺はまろんの為ならなんでもする……まろんを…喜ばしたいんだ…」
すると、稚空はまろんを抱き上げあぐらをかいている足の上に背中向けに座らせ後ろからブラウスをずらし背中にキスを降らしながら胸の突起を刺激する。どんどんまろんの呼吸は荒くなり稚空の刺激に合わせ身体が反応する。
「ちぁきぃ…ぁっ……んぅ」
後ろから愛撫され愛しい相手の顔が見えなく不安になり、愛撫している手に自分の手を重ね温もりを感じる。
648 :
携帯:03/02/07 00:23 ID:C0nRg1va
背筋に合わせ舌をツ−っと舐め上げられると、
「ぁぁあああんっっ!!」
大きな喘ぎ声と共に前にも似た感覚を得た事を思い出す、そう、初めて貫かれ愛しい人から受けた淡い絶頂感。
637さん誉め言葉ありがとうございました。皆様の素晴らしい小説楽しみに読ませていただきました。この続きキボンです。
あぼーん
650 :
名無しさん@ピンキー:03/02/07 23:27 ID:u9aDYQwo
633です…
643さん、携帯さんイイ(・∀・)!!です!
稚空は、先程の快感でぐったりしているまろんを
自分の方へ向き直させるとゆっくりベットへまろんの身体を倒し唇を重ねていく。
そのまま舌を差し込み口内をなめ回しまろんの舌を絡め取る。
「…ん…は、ぁ…」
まだ激しい口づけに慣れていないまろんは
息苦しさを感じ空気を求め唇を離そうともがくが、
力があまり入らず無駄に終わってしまう。
「はぁ…っ…」
やっと唇が離されると二人の間に唾液の糸が引く。
651 :
名無しさん@ピンキー:03/02/07 23:28 ID:1hLXvdY7
稚空は左手でまろんの頬に優しく触れると
右手は上半身をなぞり、撫でるように下半身へ向かって行く。
稚空の手がスカートのウエストの付近まで下りたときまろんはビクッと反応してしまう。
「まろん…まだ恥ずかしい?…怖い?」
目を閉じ顔を背けているまろんの耳元に息を吹きかけながら囁く。
「…う…ん…」
視線を外したまままろんは言う。
稚空はその答えに苦笑し、愛撫を再開する。
ウエストの部分から手を入れ、下着の上から触れるだけで
まろんの口から甘い声が漏れる。
652 :
名無しさん@ピンキー:03/02/07 23:29 ID:tkTWXsfP
稚空は少しの間そうしていると、まろんの敏感な場所に手をのばす。
「!や…だぁ…っ」
まろんは天界での時もそこを触れられるのを嫌がった。
嫌か?と聞くと快感が強すぎて耐えられない、とまろんはつぶやいた。
そんなまろんを愛しく思い、その時は止めたが、
今の稚空はまろんを感じさせたいという欲求にかられてしまっていた。
「…ぇっ…や……ちあっ…やめ…!」
前は嫌がると、ごめんな、と言い
すぐに止めてくれたのに、と戸惑うまろんの目を見つめ稚空は
「駄目だよ、今日は止めない」
とはっきりと言い愛撫を止めようとしない。
あぼーん
654 :
名無しさん@ピンキー:03/02/07 23:30 ID:H+hXCVR6
稚空は下着の上から敏感な部分を摘み、優しい手付きで揉み込む。
自分の身体を突き刺すような激しい刺激に
まろんはどんどん高まっていく。
「稚空っ…!やぁっ……そんなの、私っ…」
―――壊れちゃう…!
まろんはもう何も考えられなかった。
嫌がり受け好きなのでなかなか進まないでつ(´д`;)
続き期待してます
655 :
名無しさん@ピンキー:03/02/07 23:55 ID:GID319wA
まだこのスレあったんですね。新スレかと思った。
がんがれあげ
あぼーん
>>619 で、編集長の名前がタケシマだったりするの?
658 :
名無しさん@ピンキー:03/02/09 12:07 ID:JoiGYdU4
誰かタク満を・・
659 :
名無しさん@ピンキー:03/02/09 19:36 ID:RaJb0w04
の、前にノインの小説、頼んでたのになぁ
660 :
名無しさん@ピンキー:03/02/10 14:36 ID:2aXH4hzH
↑頼む前に書け。携帯さん達がつらくなるだろ
661 :
名無しさん@ピンキー:03/02/10 17:41 ID:Vh3oE4Q1
カシコマリー(・∀・)
662 :
あだ名無し:03/02/10 18:33 ID:2AapFe25
満月は窓にそっと手をかけた。澄みきった夜空に、窓から見えるまんまるいお月様。
(英知くん、逢いたいよ…)
アメリカに旅立った恋人は、優しくて暖かい人だった。明日も明後日もずっと一緒だと思っていたのに。渡米する前日も、この部屋で一緒に星を見ていたというのに…
今は、月に想いを託すことしかできない。
(あの夜、英知君と此処で…)
ふと、英知君が渡米する前日のことを思い出す。
汚されてしまった思い出。だけどとても嬉しかった、あの忘れられない日の事を…
663 :
あだ名無し:03/02/10 19:50 ID:2AapFe25
英知は想いをこらえきれずに、満月を抱き締めた。
「えいち…く…?」
満月は驚きを隠せないでいる。英知はそっと口を開く。
「満月、君が好きだ」
「うん♪私も英知君のこと好きだよ」
「違うんだ…!僕は君を妹みたく思ってるんじゃないんだよ!」
「愛しくて…苦しいんだ!」
英知は満月の腕を掴んでぐいっと引き寄せた。
「えい…」
満月の言葉は英知の唇でふさがれた。
初めての、キス。
「ふっ…」
息ができなくて苦しい。
わけがわからない。
664 :
あだ名無し:03/02/10 21:47 ID:2AapFe25
満月はぎゅっと目をつむった。
(こんなの…嫌…)
英知は、唇を離すようにして舌を絡めてきた。
「…!?」
その行為に満月は驚いて、思わず顔を背けた。でも英知は強い力で離さない。
665 :
あだ名無し:03/02/10 21:49 ID:2AapFe25
英知の唇は満月の小さな唇をしゃぶる。ぴちゃぴちゃと音がして、お互いの唾液が行き来するのがわかる。
「ふ…」
(こんなの嫌なはずなのに、なんだろう?)満月はよくわからないが、だんだんとろんとした甘い感覚に溺れていった。
「満月…」
英知が切ないような甘い声で言う。唇を首筋に這わせる。
「…は…んっ…」
満月がかすかに反応する。
首筋、肩、さこつにキスの雨を降らせる。
満月はこの行為自体が何だかも知らなかった。
心が英知君でいっぱいで、満たされたような気持ち良さだけを感じていた…
666 :
あだ名無し:03/02/10 22:20 ID:2AapFe25
英知はむさぼるように唇を這わせながら、満月のキャミソールの肩をはずした。
「あ…っ」
思わず声がもれる。
下着をはずし、満月のまだ小さいけれどふくらみはじめた胸に優しくキスした。
「はふぅ…」
(恥ずかしい…けど、何だか…)
小さな乳首にそっと舌の先をあてる。
「あんっ…!」
満月はぴくんと反応した。
左胸を撫でるように優しく揉み、右胸の乳首を舌で転がす。
667 :
あだ名無し:03/02/10 22:21 ID:2AapFe25
「は…ぁん…ふ…はぁ…あっ…ぁ…」
「満月、気持ち良い?」
「わかんなっ…あっ…ん…」
英知は、
「じゃあこうすれば?」
と言って舌の動きを早くし、強く揉みしだく。しだいに乳首がコリコリと固くなってく。「えいち…く…ん…あはっ…ん…はぁん…」「なぁに?」
「わた…し…気持ちっ…いいよ…」
満月は腰が浮くように気持ち良くなっていた。
あぼーん
いつのまにか15日になっちゃいました(´д`;)
―――2月14日、
今日は、稚空とまろんが恋人同士になって初めてのバレンタインデー。
まろんは朝から何度か稚空へチョコを渡そうとするが、
なかなか二人きりになるチャンスがないまま、時間は過ぎて行く。
もちろん本命は稚空だけだが、まろんは水無月や聖にもチョコを用意していた。
4限目が終わり、稚空と昼食を取ろうと教室を見渡すが、その姿はない。
職員室に行ったと級友から聞き、少し時間が出来たので、
お弁当を食べた後に渡そうと思っていた聖へのチョコを渡しに行く。
「これは、どうもありがとうございます。」
聖は、照れ笑いを浮かべてチョコを受け取りながら言う。
昼休みに入ってすぐだったせいか、社会資料室には彼一人だった。
「シルクの分もあるの。渡してあげてくれる?」
新任時にも騒がれていたし、意外ではないのだが
女子生徒から貰ったであろうチョコが山のように置かれた聖の机を
見ながらまろんは言った。
「名古屋君にはもう渡したのですか?」
と聖はまろんに尋ねる。
「…まだ、なの。なんだか緊張しちゃって…」
頬を少し赤く染め言うまろんを見て、聖は稚空に愛する人を奪われた
悔しさがよみがえる。
その瞬間、聖はまろんを抱きしめていた。
「……な…何?」
まろんは一瞬呆気にとられて、自分の今の状況が危ない事に理解する。
いつ誰が来るかもわからないのに、抱き合ってるのを見られてしまうかもしれないではないか。
それに自分には稚空がいる。こんなのはいけない。
「…っ、私、もう帰らなきゃ…」
まろんは強引に聖の腕を振りきると、勢い良くドアを開け、廊下へ出ると
用事はすんだのか、教室へ帰ろうとする稚空がいた。
「!ちぁ…」
「まろん?こんな所で何してるんだ?」
稚空がそういうと、まろんが出てきた部屋から聖が出てくる姿が見えた。
「日下部さん、ありがとうございました。」
わざと聖はまろんから貰ったチョコを手に持ち、彼女に微笑む。
独占欲の強い稚空の事だ。その様子を見て面白いはずがない。
稚空は無言でまろんの手をひき、教室と反対の方向へ連れて行く。
普段、生徒が使う教室からは離れた所にある空教室のうちの一つ。
稚空はそこにまろんを連れて入る。
ドアは閉まり、まろんは壁際に背中をつき、その向かいに稚空がいるという状況だ。
教室の中は静まり返っている。
稚空が何も言わないので、まろんは上目遣いでそっと様子をうかがう。
「どういうつもりだよ」
その時、稚空が口を開いた。
「…どういうって……チョコ、あげただけだよ…」
「まろんがそんな態度だから、あいつが図に乗るんだ!
あいつに何されたか忘れたわけじゃないだろ、また襲われたいのか?!」
「な…何言ってるのよ、そんな訳ないじゃない…」
稚空の独占欲の強さを知ってはいたが、あんな言い方をされ、ついまろんは言い返す。
あうぅ…むづかしい…。
よろしかったら誰か続き書いて下さい…。
ヘタでスマソ
673 :
マリア:03/02/15 18:01 ID:0lfCaK0q
「稚空、妬いてるの?」
まろんが尋ねると、稚空はまろんを抱きしめた。
「当たり前だろ・・・っ。まろんは俺のものだ。誰にも渡さない!!」
稚空はそう言ってまろんの首筋に舌を這わせた。突然の行為にまろんは戸惑う。
「や・・・ふ、あっ。ち、稚空?」
「チョコの代わりにまろんが欲しい。だからもらうんだ。」
にゃあ・・・。生意気にすみません。みなさんのような文豪にはかないませんよ〜。
気に入らなければ私は消えますんで。
あぼーん
675 :
名無しさん@ピンキー:03/02/15 18:48 ID:shflzV6f
676 :
名無しさん@ピンキー:03/02/16 11:51 ID:YsPiopGd
みなさんの小説を見てるとすっごく濡れちゃいます。
最高です☆
この間ケータイで学校で見ていたら我慢できなくなってトイレでしちゃいました。
これからも楽しみにしています☆
677 :
名無しさん@ピンキー:03/02/16 11:53 ID:YsPiopGd
>676
そんなに感じてるなら俺に入れさせろ!!
お前のマンコをグチョグチョにしてやるよ!!
あぼーん
679 :
名無しさん@ピンキー:03/02/16 15:46 ID:vIJVlsJn
(・∀・)イイ!!どんどん書いて、まろんたんを、あんあん言わせてくれ(;´д`)
あぼーん
681 :
名無しさん@ピンキー:03/02/16 22:33 ID:dotVyKt+
ああああぁああ・・・・・
なぜ??なぜ聖がでてきたというのに、、、あともうちょっとだったのに・・・
やっちゃって欲しかったぁぁぁぁぁあああああ!!!!!
682 :
名無しさん@ピンキー:03/02/18 23:48 ID:kCj3LrzY
「あん、あん、あん、あん、あん、ああああ」
快感と学校で犯られている恥らいとで興奮も高まるまろん
「いい、いいですよまろん」
放課後誰も居ない資料室で体液と肌と肌が重なるいやらしい音が響いていた。
顔を背けるまろんにの耳に聖は悪戯っぽくささやいた
「稚空君と最近ヤって無かった様で余程たまってたみたいですね」
確かに、地球に帰ってきてからというものまろんと稚空はなんだかぎこちなかった。
寧ろなんだか恥ずかしく、まろんから稚空を避けていた。
まろんを気遣ってか稚空もまろんにあまり手を出そうとはしなかった。
一度肌を重ねる快感を知ってからと言うもの、まろんは思った以上にそれを欲して居たのだった。
しかしやはり恥ずかしく、何も出来ないままで居るのを聖に悟られてしまったのだ。
「いや、あ、やめてノイン、ああっ」
机に組み伏せられながら必死で抵抗しようとするが、押さえつけられた腕がほどけずただただ行為に従うしかない。
こんな事は稚空でなくてはいけない、それはわかって居るのに聖に触られる度体は反応してしまう
「そんな事言っても、体は欲しているようですね」
「あぁぁ…んんっ、違っ違うの」
「ここ、もうこんなにぐちょくちょですよ」
そう言いながら指をまろんの秘部に根元まで埋めたり出したりした。
「指が2本もすんなり入ります、そんなにイイですか?」
「ど、どうして…どうしてこんな事、ああぁっ するの」
反応して出る声を必死で抑えながらまろんは聞いた。
行為を続けながら聖はそっけなく言う
「わたしの気持ちを知っていてその問いは無いでしょう、まろん」
文章力無いので上手く描写出来ません。
スマソ…
続きキボン!!!!
684 :
名無しさん@ピンキー:03/02/22 19:35 ID:QYIgPpEj
ハァハァハァ・・・・・
もう、、あそこがヌルヌルしてるぅぅ・・・
685 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 02:45 ID:C0Oupboq
「怪盗ジャソヌもうにげられないよ」
ジャソヌは名古屋邸地下牢に捕われていた。座ったままの状態で両手は頭上に縛り上げられている。そして目の前には最愛の人、名古屋稚空の父親、名古屋海生が立っていた。
「い、いや…来ないで」
大きな瞳一杯に涙を浮かべ懇願するジャソヌを嘲笑うかのように海生はジャソヌの襟元を掴み、一気にはだけさせた。
「いやああああっっ!!」
686 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 02:58 ID:jEQ0YB+M
和服の下に下着はなく、形の良い胸がそのまま見えている。海生はその胸に赤ん坊のように吸い付く。
「ふぅ…っ!やめっ」
「思った通りだ。色も、形も、味もね」
「いやぁ…」
ジャソヌはこの現実を否定するかのように頭を振り、涙をこぼす。片方の胸は揉みしだかれ、もう片方はぴちゃぴちゃと音を立てて嘗め回されていた。
687 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 03:07 ID:gyFipGCx
↑名古屋稚空も混ぜて3Pキボン。ってか、この小説(・∀・)イイ--!!
688 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 03:26 ID:jEQ0YB+M
なんとかこの状況から抜け出そうと手の中に武器のリボンを出現させる。
「ああ、悪い子だな。そんな恰好で攻撃できると思ったの?」
海生はやすやすとリボンを奪い取る。そして暫くそれを見つめていた。
「はっ…はあ。おね、お願い!返して!」
「そんなに言うなら返してあげてもいいけどね。さっきから反抗的な態度多すぎるよ?」
海生はジャソヌのポニーテールを掴んで匂いを嗅ぎ、まっすぐジャソヌの瞳を見ながら噛み付くように口づけた。
「!んふぅっ…あ、ふあぁやあ…んむっ」
それは稚空のキスよりもだいぶ技巧的なものでジャソヌは頭の中が白くなるのを抑えるので精一杯だった。
689 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 03:52 ID:tGRGbYJE
ぴちゅ…という音と白い糸をお互いの舌に絡ませながらようやく二人の唇が離れる。解放された気がしてジャソヌはあらわになった肩を上下させて呼吸する。「はあっはっ…」
「凄いね。こっちはまだ触ってないのに。ジャソヌの恋人よりは僕の方がキス上手なのかな?」
いつのまにか赤いスカートは捲くられ、そこから覗く白い下着からはじんわりと女の香が立ちのぼっていた。
稚空とよく似た顔なのに、その最愛の人から与えられる快感とは比べものにならない。ジャソヌはその事を本能では感じながら、頭の中ではそれを理解する前に飛びそうな意識を必死に繋ぎ止めていた。
690 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 04:30 ID:5xI6B7Gw
ゆっくりと下着を下ろされるが、もうジャソヌに抵抗する余裕はなかった。
「まだ若いね。色が綺麗なままだ」
海生はそう言うと手にしていたリボンの握り手の部分をジャソヌのそこへ押し当てる。
「っあ!」
「ほら。こうやって動かすと気持ちいいでしょ?」
「ひゃっあっああっ」
「もしかしてもうこれ位なら入るんじゃないかな」
海生は縦に動かしていた握り手をぐっと中へ押し込む。
「ふあっ?あああっいたっ」
ぐぷっじゅちゅちゅと粘液独特の音を響かせて穴の奥へ確実に入っていく。
「持ってないとすぐ出て来ちゃうね。全部入れちゃえば大丈夫なんだろうけど」
「親父!ここにいるのか?」
突然、稚空の声が地下に響いた。海生はそれを合図のように握り手を無理矢理全て埋め込んだ。
「うっああああっ!!」
691 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 05:01 ID:tGRGbYJE
「まろん!?」
稚空は今ここで聞く筈のない彼女の悲鳴を聞いて、戸惑いながらも足を進める。一歩一歩、父親と怪盗のいる牢へ近づく。角を曲がった正面の牢の戸が開いている。その中に、スーツの後ろ姿がしゃがみ込んでいるのが見えた。
「親父?」
恐る恐る声をかけてみる。すると、そのスーツ姿がすっと立ち上がり、一歩横にずれて稚空の方を向いた。
「稚空くん」
いつもと変わらぬ笑顔の父親の向こうには、足の付け根から赤いリボンを生やし、上半身に赤い華を点々と咲かせた少女。
「まろ…っ。ジャソヌ…!」
「あ…ちあ、き」
体の中の異物感に耐えながらも涙目で頬は上気していたジャソヌは驚愕の表情を浮かべて彼を見ていた。
692 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 05:12 ID:C0Oupboq
無駄に長い変なもの書いてスマソ。
設定おかしいし。旧コス萌え。
一応3Pぽく続けてみましたがどうでしょう?
693 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 07:35 ID:gyFipGCx
最高です。(・∀・)イイ--!!続きを…続きをおねがいします……(;´д`)
694 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 07:49 ID:gyFipGCx
海生を止める稚空
↓
海生から提案。ジャンヌに稚空を感じさせろと命令。
↓
手錠を外され、ジャンヌたん涙目で稚空にいろんな奉仕する。二人を眺める海生。
が(・∀・)イイ--!!
695 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 07:50 ID:gyFipGCx
バレンタイン小説の続きキボン。切実。
696 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 13:32 ID:5xI6B7Gw
「父さん!なんで、なんでこんなこと!ジャソヌ、今両手をはずすからな」
稚空がジャソヌの両手首を縛っている縄を力まかせに引き千切るのを海生は黙って見ていた。
「あ…やだあ…ちあき、見ないでぇ」
自分の恥態が稚空の視界に入るのに耐え切れず、ジャソヌは顔を両手で覆って泣き出した。
「もう大丈夫だからな。すぐ安全な所に」
稚空がジャソヌを抱き抱えながら言いかけたとき、カツンという音がした。
「稚空。正義のヒーロー気取るのもいいけどね、そんな物入れたままで大丈夫なんてよく言えるね」
海生は二人を冷ややかな目で見下している。
稚空がジャソヌの股間に手を滑らせてみると、そこにはさっき床に当たって音を発したものが突き刺さっていた。
「ちあきぃっ!いやあっ」
「お前、まさか。これ…」
体外に出ている、握り手から伸びた細い棒の部分を掴み、確認するように赤いリボンに目を走らせる。
「と、とにかく抜くぞ。いいな」
いいな、と言うと同時に稚空はぐっと棒を引こうとする。
「ふぅうっ!ふあっあっきゃああっ!」
想像していたよりもずっと大きく、なまめかしい嬌声に稚空は思わず手を離してしまった。
697 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 14:56 ID:gyFipGCx
すごい(・∀・)イイ!!最高です。続きをお願いしまつ。我慢できないでつ。
あぼーん
699 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 16:21 ID:5xI6B7Gw
「ごめん、なさ…っはあっ…お願いだかっらっ…早く、抜いてえ?」
稚空はこれ以上ジャソヌの鳴き声を聞いて正気でいられる自信がなかった。仮にリボンを抜いたとしても、すぐに別のものを埋め込んでしまうだろう。
「我慢できなくなるからやめるの?優しいね稚空くんは。代わりに僕が抜いてあげようか?」
ジャソヌの顎を持ち上げ、海生は極上の笑みで問い掛ける。
「うあっはっ…早くっお願いっ」
抜いてもらえば逃げられると考えたからか、それともただ快感に耐え切れなくなったからかはわからないが、僅かに震えながらジャソヌはそう答えるしかなかった。
「でもタダではやってあげないよ。どうしても抜いてほしいなら稚空くんを気持ち良くしてあげてくれるかな?」
「きもちよく?」
「何言ってんだよ!なんでそんなこと!」
海生は稚空のズボンの膨らみを指差した。
「なんでって、そんなにしてたら苦しいでしょ」
カチャカチャとジャソヌは稚空のベルトを外し始めた。
「なっ…やめろっ」
「だってしょうがないじゃないっ。稚空が抜いてくれないから。私だってこんなこと…」
立ち尽くしている稚空に膝まずいてジャソヌは白い手袋をしたまま稚空自身を取り出す。漫画や小説とは違う生々しさに、うっと躊躇するが海生に顎でさあ、と促され、目をぎゅっとつぶる。舌をいっぱいに伸ばしてほんの一瞬稚空に触れた。
どの小説も(・∀・)イイ!!続きキボン!!!
ところでココのスレは甘々よりも
キチク気味の方がうけるの?
701 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 17:57 ID:jEQ0YB+M
「うっ…」
ぴくん、と稚空が反応する。海生は相変わらず黙って二人を凝視していた。ジャソヌは溢れてきた涙を両手の甲でごしごしと拭うと、稚空を見上げた。
「ジャソヌ…」
もう彼が自分を止めてくれる事はないんだと悟り、深く息を吸い込んだ。そして、一瞬だけ稚空に無理矢理作った笑顔を向けると勢い良く稚空自身を頬張った。
「うあっジャソっ」
何も考えないように激しく頭を動かす。じゅっじゅぼっじゅぼおっ。唾液と粘液が混ざり合って卑猥な音が辺りに響く。もちろん海生の耳にもしっかりと届いていた。
ジャソヌの大きな紫色の瞳にはまた涙が溢れてきて、瞬きをする度にぽろぽろと涙の粒が零れ落ちる。
今や全身を動かして奉仕する彼女から生えた赤いリボンは時折シュル、シュルと音を立てる。その半分程までが濡れて色が濃くなっていた。
702 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 19:03 ID:gyFipGCx
甘甘で少しキチクが入ってるのが好きだ
703 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 19:13 ID:QCk888Cc
名古屋家最悪・・・!!!
ノインの方がよっぽどイイ!!
704 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 19:19 ID:vPz9iQJx
だからおもしろいんじゃん。
705 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 19:38 ID:QCk888Cc
そうか??
706 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 20:43 ID:gyFipGCx
顔が良ければ何されても良いのが女心。
707 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 20:55 ID:gyFipGCx
ノインなんて原作でレイプしようとしたんだからこれよりヒドイのでは?
708 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 21:20 ID:C0Oupboq
「くっ…あ…ジャソヌ離せ…」
稚空に言われてジャソヌが離れるとすぐに稚空は精を放ち、ジャソヌを抱き寄せた。
「はあっはあっ…ちあき、ちあき!」
「…っ…親父、約束だろ」
「しょうがないか。約束しちゃったからね。じゃあジャソヌをこっちへ渡してよ」
稚空は海生の要求に首を振り、更に強くジャソヌを抱き締めた。
「困った子だな。本当は顔見ながら解放してあげたかったんだけどね」
海生はリボンを掴むとゆっくりと引き抜き始めた。
「あっああっあふっ…あああああっ!」
ジャソヌは稚空の首にしがみついて快感に耐えている。
「あっあっやっはっ…あああーっ!!」
一番太い部分が外に出るとあとはもうずるんと抜くことができた。抜いた後に一度、ジャソヌの下半身がひくんっと痙攣した。
「はあっ…うっちあき!ちあき!ちあきっ!」
解放感からか泣き出したジャソヌの頭を稚空はぽんぽんと叩いてやった。
「あーあもう時間切れだ。稚空くんのせいで不完全燃焼だよ」
海生は少しも悪びれずに病院に戻ろうと牢から出た。
「待てよ。何でこんなことしたんだよ」
稚空の低い声に振り向いた海生は穏やかに笑って言った。
<700
意地悪気味なチクー×マロが好きだ
710 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 22:14 ID:tGRGbYJE
「母さんに似てたからだよ」
稚空はジャソヌの衣服の乱れを直していた手を止めた。
「だったら尚更何でこんな酷いことしたんだよ!大体どこが似てるって…」
「稚空やめて、聞きたくない、こんなこと忘れるんだから…!」
「そう。そんな風に気高い所がそっくりだよ。だから今度こそなくさないように捕まえておきたかったんだ」
「どんなに似てたって母さんはもういないんだよ!だから母さんを大切にしててほしいんだ!」
「うん。でもね、わかっててもそう思っちゃうときがあるんだよ」
海生は背を向けてそう言うと病院へ戻っていった。
そして数年後。二人はフィンの生まれ変わりに「魚月」という名をつけた。どんなに似ていてもフィンも、あの魚月も、アクセスも、そしてジャンヌ・ダルクももういないのに…。
711 :
名無しさん@ピンキー:03/02/23 22:31 ID:5xI6B7Gw
とりあえず終わりです。
マイナー&長文&キチクごめんなさい。
でも皆さんから何かしら反応があったのは嬉しかったので
また書くのを許してもらえるなら書くかもです。
やしろ×神楽の甘甘とか他の作品とかいろいろ。
あぼーん
>711
えがったっす、満月たんでひとつおながいします。
714 :
名無しさん@ピンキー:03/02/24 02:20 ID:8dPBmyw1
フルムーン希望!
715 :
711:03/02/24 22:24 ID:EwZ9chgP
薄暗いマンションの一室に荒い息遣いが響いていた。
「んっ…はあっはあっ…はっんっ」
ベットに潜り込んで満月は一人でイケナイ事をしていた。
どうしよう。私、変態なのかな?12歳なのにこんな事してるなんて…。
「んんっはうっ!」
びくっと大きく反応してから、だらんと手足を投げ出す。ハアハアと肩で息をしながら虚しさがこみあげてきた。
「英知くん…っけほっゲホッゲホッカフッ」
「満月っ!どうした!?」
バンッと乱暴にドアを開けてタクトが部屋に入ってきた。
716 :
711:03/02/24 22:27 ID:bV5MOY4e
「ケホケホッ…はあ。もう大丈夫だよ」
「何だ、また12歳のまま歌歌ったのか?」
「うっ!?うん」
まさか喘ぎすぎたとは言えなかった。服も下着もつけたまましていた為、タクトには気付かれていないらしい。しかし、咳込んだ為でなく潤んだ瞳、紅潮した頬、ほつれた髪の毛。何よりついさっきまでそんな事をしていた空間でタクトは何かを感じ取った。
あれ?やばいぞ俺。目の前にいるのは満月なのに。
タイミングの良いことにめろこはさっきどこかへ出掛けてしまっていた。
717 :
711:03/02/24 22:29 ID:bV5MOY4e
死神にとって性欲は食欲と同じでなければないで済むのだがおいしいものは食べたくなる。
「タクトどうしたの?何か変だよ」
「俺っ居間にいるからなんかあったら呼べよ」
このまま満月といたらタクトは満月に何かしてしまいそうだった。なのに。
「じゃあ私も行くよ」
満月は何も知らずに無邪気に言ってのけた。
「だめだっ!お前はここにいろっ!」
「何でそんなこと言うの!?ここ私の家なのに、ひどいよタクト!」
「ひどいのはお前だろ!それともお前俺に犯られてもいいのか!?」
718 :
711:03/02/24 22:31 ID:4XCl1hUF
叫んでしまってからタクトはハッとする。満月はきょとんとしている。
「や…?て。タクト?」
タクトはがしがし頭をかいて観念したように言った。
「だ〜か〜ら〜。俺は今そういう気分だから近寄るなってことだよ」
まさか満月にこんなことを言わなければならないなんてタクトは思ってもみなかった。気まずい沈黙が流れ出した所でタクトは部屋を出ようと満月に背を向けた。
「タクト、私と、したいの?」
突然の満月の言葉にタクトは立ち止まる。
「あのね。私、いいよ?」
その言葉にタクトはカッとなる。
719 :
711:03/02/24 22:33 ID:Xm3rGVnZ
「お前英知が好きなんだろ!好きでもない奴に抱かれて嬉しいのかよ!」
「嬉しいよ。私、タクト好きだから」
満月はベットから降りてタクトの正面に立つ。
「だって、英知は」
「タクトは私を大人にしてくれたよね。だからタクトにもっと大人にしてほしいんだ。タクトが好きだからこう思うんだよ」
「満月」
タクトは満月を抱き締めた。
本当は。一番好きなのは今でも英知君。だけどタクトを好きなのも嘘じゃないから。それに、英知君はもう…。
タクトの顔が近づいてきて、満月はそっと目を閉じる。優しい、唇が触れるだけのキス。
あぼーん
721 :
711:03/02/24 22:37 ID:bV5MOY4e
調子に乗ってまた
書いてしまいました。
また長文になってしまいました。
ごめんなさい。
>721
イイ―――っす続けてください。
723 :
名無しさん@ピンキー:03/02/25 15:37 ID:EzBl0EsQ
愛撫しながら満月たんを変身させるタクトキボン!!
724 :
711:03/02/25 16:07 ID:NNcRiD5y
そのまま満月はベットに寝かされる。息苦しくて少し口を開くとタクトの舌が入ってくる。
「…っふっん…」
優しく歯列をなぞられて、舌を絡められる。満月もタクトにたどたどしく応えようとする。
「ーっ。ぷはっ…」
長い口づけからやっと満月は解放される。顔が赤いのが自分でもわかった。小さい子供のように着ているものをタクトに一枚一枚脱がされるのを満月はおとなしく眺めていた。
「肌白いな」
「ずっと部屋に篭ってたからね。タクト達が来なかったら外の世界知らないまま終わっちゃうとこだった」
「ち…っ…」違うだろ。俺達が来なかったらお前はもっと生きられるんだぞ。とタクトは言いたかったが、やめた。そんな事言ってもどうしようもない。
じっと見つめられて恥ずかしくなった満月は上半身だけを起こした。英知君にもらった、お月様のペンダントだけを身につけている。満月はそうっとタクトの猫耳帽子に手を伸ばした。
「脱がせてもいい、かな?」
立て膝をついてタクトの帽子を掴んでいる 満月の胸がタクトの目の前にあった。
「好きにしろよ」
なんとなく意地を張った言い方をしてしまうが自然とタクトの顔が緩んでしまう。それを隠すようにタクトは目の前の小さな胸を撫でた。
「あっ…タクトッ」
驚いた満月は帽子を取り落とす。
「脱がせてくれるんだろ?」
タクトの声に今度は上着に手をかける。その間もタクトは手を休めない。膨らみを確認するようになぞり、頂点を指で押す。
「はふっはあっ…なっんかっあっへんっ」
パサ、パサとなんとか上着を全部脱がし終わると満月は手を止めた。
あぼーん
726 :
711:03/02/25 16:26 ID:B5wvsDnF
「えっと…」
満月の視線は残ったズボンの膨らみ。をなるべく意識しないようにベルトに注がれている。胸の感触を楽しんでいたタクトは視線に気付いて手を離す。
「ああ、こっちはいいよ」
言って満月の鎖骨の辺りに強く吸い付く。
「んんっ」
チュッと音を立ててタクトの唇が離れると、満月の体がぽんっと煙に包まれてフルムーンの姿になった。
「うあっ。あれ?」
「途中で倒れたりしたら困るからな」
「心配してくれるんだ…」
きゅ、と満月はタクトにしがみついた。成長した胸がタクトに押し当てられる。
「!あふっ」
いつのまにかタクトの手は、さっきよりも濃くなった茂みへ移動していた。そこはまるで源泉のように次から次へと温かいものが湧き出していた。
「すげ…みつき…」
タクトの太い指が2本来ても満月はスムーズに受け入れる。
「あっあっあーっ!たくとっ」
指を入れたまま満月を俯せに寝転がすと足を広げさせ、腰を持ち上げた。
「ひうっあったくっとぉ。はずかしいっはっんっ」
「もっとでかい声、出していいぞ?いつも我慢してんだろ」
「ひゃあああっ!だめえっばらばらにっ動かしちゃっああっ」
「初めて…にしちゃ感度いいな…」
満月はぎくっとした。もしかしたら一人でしすぎて普通の子よりも感じやすくなったのかもしれない。タクトに何か気付かれたらどうしよう!
しかしその不安は次のタクトの言葉に掻き消された。
「ったく。最近のガキは。満月が16歳は大人って言ったのも間違ってなかったんだな」
タクトが指を引き抜くと満月は、はふぅっと切な気な声を漏らした。
「満月、仰向けになって」
727 :
711:03/02/25 16:40 ID:vLtOG43x
「うん…」
満月は仰向けになると次にタクトにされることを予想して固く目をつぶる。初恋は英知君。ファーストキスも英知君。そして初体験は。
「あっやっタクト!いたいっ!」
「力、抜けって」
ぐっぐっとタクトが満月に押し付けられる。「まってっんんっ無理いーっ!あっかはっあっあああっ!?」
「はっはっ…満月大丈夫か?」
タクトに滲んできた涙を拭われ、満月はコクコクと頷いた。
「タクト、好き」
「ああ」
タクトはゆっくりと突いてみる。
「たっタクトすき」
「ああっ」
タクトは満月の方足を自分の肩にかけて激しく腰を振る。
「たあったくとっひっああっすきいっひいあああっあっあはああっ」
タクトには満月が
英知君が一番好き
と叫んでいるように聞こえた。
金色の髪を白いシーツの上で踊らせてはしたなく大きな声を上げる満月。もっと大きな声が出ることを教えてやりたくてタクトは何度も満月の最奥を突いた。
「あああっ!あっ!あっあっあっあっああっ!…ああああっ!」
ふ、と満月が目を開けると鼻と鼻がぶつかる距離でタクトがこちらを見ていた。ぼーっとした頭で満月はタクトの頭をなでた。
「みつき?」
「いつか、ここに猫耳が生えるんだよね」
それからタクトの背中をさする。
「ここに羽根」
そして尾てい骨まで手を滑らす。
「みっ…!」
「ここからしっぽ」
「寝ろよ。お前ただでさえ体力ないんだから」
「うん。…タクトの生耳触りたかったな」
満月はそう呟いて、また深い眠りに落ちていった。
あぼーん
729 :
名無しさん@ピンキー:03/03/02 16:59 ID:EjVTg44Z
続きを…続きをお願いします…全ての小説ウプキボン(;´д`)
730 :
711:03/03/03 22:00 ID:AlZCRDdi
続きというかあれで一応終わりです。
小説は書きながら考えてるのでリク次第で話変わっちゃうんですが
それって良いんでしょうか…?
731 :
名無しさん@ピンキー:03/03/03 22:25 ID:0nuuGUFb
私的にまた稚まろがみたいんだがだめか?
732 :
名無しさん@ピンキー:03/03/03 22:56 ID:dJEATgXS
稚まろキボン(・∀・)!!
「貰うって…んっ…!」
稚空の舌はまろんの耳へと移り、その周辺をなぞる。
「やっ…待って……ここ学校だよ?誰か来ちゃうっ…」
耳に押し当てられている稚空の唇から逃げようともがくが
熱い息を吹きかけられ力が入らず、上手くいかない。
(困ってるし、そろそろ許してやるか。可愛い顔も見れたし)
自分の腕の中で顔を真っ赤にし、力なく抵抗するまろんを見て
稚空はからかった事を少し反省しながら思っていた。
最後に、とまろんの髪にそっと口付けたとき、
先ほど聖に抱きしめられた時に移った、彼の香水の匂いが
かすかに稚空に届いてしまっていた。
「…あいつと何かしたのか?」
「ど…どうして…?何もしてない、よ?」
まろんは必死に平静を装いながら答えるが
稚空の真剣な顔と咄嗟についてしまった自分の嘘に、
どうしても瞳が見ることができない。
稚空はため息をつくと、下を向いているまろんの顔を指で上げさせる。
「…あいつと何かあったとしても、まろんが望んだ事じゃないって分かってる。
なのに、どうしてそんな嘘をつくんだ?それならもう…」
許してなんかやらない、と呟くと稚空は少し乱暴にまろんに口付けた。
そのまま舌を割り込ませ、まろんの口内を舐めまわす。
「…!っ、ちぁ……、ぅんっ…」
まろんは何か言おうとしていたが、その言葉は稚空の舌に絡め取られる。
735 :
名無しさん@ピンキー:03/03/04 01:41 ID:JjwpZbas
バレンタインのリレー小説を書き始めた者です。
久々に書いたのですが…つД`)ウマクイカネーヨ
どなたか続き書いて下さると嬉しいです…
他の方の小説もキボンです。
ちなみに自分は稚まろ推奨
736 :
携帯:03/03/05 19:03 ID:4LmbjxKa
↑禿しく(・∀・)イイすごく久しぶりに来た携帯です。前書いてた続きは後ほど書きますね。今、思い浮かんだのを書いてみました。
「ぁ…ちぁ…シンドバット…だめだよ…仕事ちゅ…ぁあっっ///」
今回のタ−ゲットは一リンの薔薇。二人の怪盗はいつも通り回収に向かったが、今回はいつもと違った。
「……ジャンヌ…愛してるよ…」
「はぁ…どうしちゃったのぉ…ちぁきぃ///」
恋人でありライバルである名古屋稚空が回収の途中いきなり後ろから抱き締め愛撫をしてきたのだ。いくらライパルであっても恋人の愛撫から逃げられないでいた。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
740 :
669=735:03/03/06 00:33 ID:EaAElr+Z
唇を離すと、稚空はまろんが息をつく暇もなく制服の上着のボタンを外す。
「ち…や、だめっ…」
その声を無視し、首もとのリボンを解くとその周辺を舐め上げ
自分のである事を示すかのように印を刻む。
このままでは本当に最後までいってしまう、と感じたまろんは急に焦り
稚空の肩を押し身体を離そうとするが、逆に手を壁に押さえつけられてしまう。
その間にも愛撫は続けられ、まろんの口からは声も漏れ始める。
「あいつに何された?こんな声聞かせたのか?」
稚空はそう言うと、まろんの胸へと手を伸ばし服の上からなぞるように触れる。
<<携帯さん
お待ちしてました!
ジャンヌ×シンドバッド萌え(・∀・)!!
続きというと初エチ-その後の話しでしょうか?
そちらも楽しみにしています。
741 :
まろん:03/03/09 15:37 ID:ucYHBkcs
ちぁきぃ…?いるぅ?
なんか身体が変なの…みてぇ……
(稚空の前で服を脱ぎ出す)
742 :
名無しさん@ピンキー:03/03/11 16:35 ID:6JXD02P6
22サンの小説キボンヌ
743 :
名無しさん@ピンキー:03/03/11 23:25 ID:6JXD02P6
イイ
744 :
名無しさん@ピンキー:03/03/12 19:23 ID:WJqSDx0F
いい小説だ・・・
あぼーん
746 :
名無しさん@ピンキー:03/03/12 21:16 ID:zWi5Vi8K
__,,:::=========:::,,_,__
...‐''゙ . ` ,_ ` ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
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│ / ゙゙ .'  ̄ ヽ __ , ─| ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......。・ ・ ・ ・ ・
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゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ヽ l ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
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::::日F|xxx・,`:::::::::::::::::: ゙゙゙゙タ.゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;/(゚∀゚)゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙!!゙゙゙゙゙ ::::::::::::::::::`'*[] H]. |[][]|:
::::日日II[][]'l*:::::::::::::::::: ノキli; i . .;, 、 .,, .V ` ; 、 .; ´ ;,i!!|iγ :::::::::::::::::::j;‘日/ .|[][]|::::
::::口旦 E=Д;‘`::::::::::::::::::::: /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|!!|;(゙ ::::::::::::::::::::::"‘、Дロ::::
::::Д日T† ;j;::::::::::::::::::::::: `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ :::::::::::::::::::::::・;日日T::: 日::::
あぼーん
748 :
669=735:03/03/12 22:48 ID:LxNgh05S
「はぁっ……や、ぁん…」
くすぐったさと、恥ずかしさにまろんは身体を捩る。
手のひらで胸全体を包むように揉むと
そのまま稚空は再びまろんに口付ける。
その時、授業の始まるチャイムが聞こえ二人のいる教室の隣の教室に
移動教室だろうか、生徒の入っていく足音にまろんは焦る。
「稚空っ……やめ、てぇ…」
「なんで?」
「だって…!隣の教室、授業じゃないっ…声、聞こえたら…!」
その答えに稚空は意地悪く笑う。
「聞かれたくないなら、出さなかったら良いだろ?…出来たら、だけどな」
「そんなの…!ひ、ぁっ!」
言葉の途中で胸の突起を服越しに刺激され、まろんは体がビクンと震える。
「やぁ、んっ…、っう…」
稚空はまろんを抱えあげると、机の上に仰向けに寝かせる。
机には全身は乗らず、まろんの足は宙を泳ぐ。
その不安定な状況に、なんとかそこから逃れようと身体を捩るが
稚空はそれを許さない。
749 :
669=735:03/03/12 23:03 ID:LxNgh05S
「やっ…学校でなんて…、いやぁ…!」
「何が嫌なんだ?そんな声、出してるくせに」
中途半端ですが、ここまでです。
750 :
669=735:03/03/12 23:16 ID:LxNgh05S
今読み返したら全然アマアマで無いでつね…(;´д`)
アマアマ推奨の方スマソ…
あぼーん
752 :
山崎渉:03/03/13 17:23 ID:30NJMGzf
(^^)
だ、だれか
ジャンヌ×ミスト
お願い
754 :
名無しさん@ピンキー:03/03/15 13:04 ID:llNsFwlF
氷月×憂がまたみたい
755 :
名無しさん@ピンキー:03/03/17 17:20 ID:PpMOQP5M
携帯様はパケット地獄にでもなってるんだろうか……。
「だからってこんな…ひぁあ!」
突然のひやりとした硬い異物の感触にまろんはのけぞった
「んぅ…うう」
「無駄ですどうせ勝てません、そろそろ私の行為に身を委ねてしまったら如何です?」
後ろからまろんの首筋を舐め上げながら聖は冷ややかに言う
「人は所詮己より強いものには適わない、ジャンヌでさえ」
ジャンヌは神に従った、しかし結局は捉えられてしまった
そこでの拷問はひどいものだった、声をはりあげて助けを求めても
誰も助けてくれなかった、自分も助ける事が出来なかった
力を持つ神さえも助けてはくれなかった
ジャンヌは神を助けてきたのに神はジャンヌを助けてはくれなかった
「や、あ、ああ…やめて」
後悔と怒り、愛憎の混じり合った訳のわからない感情、酷く苛々する
想えば想うほど想いは届かない、何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ
その感情を聖は、抵抗できないまろんにぶつける
ぎりぎりまで引き抜いてはこれでもかと己を押し付ける
「んぅ、ああっやっ!!」
「ノイン、もうやめて 許して」
両腕を固められ机に押し付けられ、貫かれながら
まろんは必死に懇願した
「許せ?なにをです」
何度このひとは自分を裏切るのか
言葉だけの謝罪する事で罪から逃れようというのか
酷い、醜い、言葉だけで何が出来るというのか、なぜ私を責めない
裏切った人々を責めない、神を責めない?
↑
>>682でつ。
頑張って書いてもこの程度でつスマソ
758 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 12:24 ID:fNFwOIUx
なかなかよいですよ。
あぼーん
760 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 12:46 ID:fNFwOIUx
「氷月・・・・・・キスして?」
寝る前の習慣となっていたその行い。
白い月光に浮かび上がる憂の姿は妖艶なまでに美しい。
滑らかな肌、整った体のライン。そして深い青の瞳。
すべてが氷月の欲望を掻き立てる。
「どうしたの・・・?」
不思議そうに氷月の顔をのぞく憂。
「何でもありません。」
そう言うと氷月は憂の唇にそっと自分の唇をかさねた。
そして下を割りいれ絡めあう。
甘い痺れが口の中に広がった。
氷月の下腹部に熱がたまってゆく。
ゆっくり口を離すと細い唾液の糸がつたった。
満足げに顔を赤らめ、無邪気な表情を浮かべる憂。
すぐにベットに潜り込むと、
「おやすみなさい。」
そういってゆっくり目を閉じた。
761 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 13:13 ID:fNFwOIUx
「おやすみなさい・・・。」
そう言って氷月も額に優しくキスをした。
しばらくするとスースーと寝息が聞こえるようになった。
無防備な寝顔に、はだけてあらわになっている胸元。
氷月の目線は無意識に胸元、そして毛布で隠れている局部へと動いていく。
体にどんどん熱が増していくのがわかった。
しかし何とか冷静さを取り戻した。
(このままではいつか憂さまを辱めてしまう・・・。)
何も知らずに寝息をたてる憂。
氷月はそんな憂の頬をそっと撫でた。
「風にあたってくるか・・・。」
バルコニーへと続く窓を開けると冷たい風が体をつたった。
「ふう・・・・。」
熱くなった体を冷ます。ふと見上げると、空は一面晴れ渡り、
青白い月がかかっていた。
それを眺めながら氷月は考えこんだ。
(どうしたものか・・・・これ以上一緒にいたら、いつかこの思いを
おさえきれなくなってしまう・・・。)
762 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 13:27 ID:fNFwOIUx
一方憂は、となりに氷月の気配がないのに気づいた。
「氷月・・・?」
氷月の姿を探す。
バルコニーに目をやると、氷月の後姿が見えた。
「氷月・・・どうかしたの?」
はっと気がついた氷月は後ろを振り返った。
「憂様・・・・・。」
「どうしたの?眠れないの?」
憂が聞いてくる。まだ胸がはだけたままのその姿は、
すっかり冷えた氷月の体を再び熱くした。
「いえ・・・少々考え事をしていただけです。部屋に戻りましょうか。」
そう言うと氷月は憂をを連れて部屋に戻った。
あぼーん
764 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 13:40 ID:fNFwOIUx
ベットに入ったはいいものの、どうも寝付けなかった。
手に届くところにある憂の体。
憂を陵辱してしまいそうな自分を必死に自制した。
しかし本能には勝てず、そっと憂の体に近ずいた
(触れるだけならば・・・・。)
そう思い、静かに口付けした。
765 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 14:42 ID:fNFwOIUx
指が憂の体をつたう。
首筋、鎖骨、そして胸元へ。
触れている部分が柔らかくなっていく。
そのふくらみをそっと撫でた。
口も少しずつ下にずらす。
首筋に優しいキスを何度も繰り返した。
指はゆっくり中心に移り、小さな突起に触れた。
唇はうなじに達し、一部を強くすう。
「んっ・・・。」
憂がふいに声を出す。
びくっと体が震えた。幸い、憂は起きていないようだ。
氷月はその手を止めた。
(・・・これ以上はいけない。)
体を離し、憂からすこしとうざかって氷月は眠りについた。
あぼーん
767 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 15:28 ID:fNFwOIUx
エロじゃなくてスマソ
768 :
名無しさん@ピンキー:03/03/19 16:02 ID:fNFwOIUx
「・・・?何だろうこれ。」
朝、鏡を見た憂がつぶやいた。
首のつけね辺りが赤くなっている。
首周りにも薄くだが赤い斑点が浮き出ていた。
「氷月、このあとなんだと思う?」
氷月は憂の言葉にドキッとした。
それは紛れもなく昨夜自分がつけたものだった。
しかし自分がつけたと言うわけにはいかない。
「さあ・・・虫にでも刺されたんじゃないですか?」
そう言うと納得したのか憂は鏡の前へ戻っていった。
氷月は心の中でほっと胸をなでおろした。
769 :
携帯:03/03/21 13:33 ID:NGEm9Uce
>>654 「はぁ……は、ぁ……ぁあっっ!!」
何度も敏感な部分への激しい愛撫のせいで虚ろになった瞳で稚空を見つめシ−ツを握り締める。
{……もぅ、良い頃だな………}
今まで愛撫をしていた手を止め、まろんから離れるとまろんの足元に行き軽く太股を開き秘部に顔を埋める。
何をされるか判らず稚空の行動を荒い息を落ち着かせながら追っていたまろんは何をされるか気付き足を閉じようとするが一足稚空の舌が早くツ−ッと秘部の溝に合わせてなぞる。
770 :
携帯:03/03/21 13:34 ID:NGEm9Uce
「っぁぁぁあああんっっ!!ぁっぁっ」
稚空の舌の快感に身体を震わせ少しでも声を出せまいと唇を噛むが、それは無駄に終わる。音を立て舐め時折吸い立てる。そんな刺激の強さに、まろんは何も考える事が出来なくなっている。
「………まろん‥ここ、こんなに濡れてるよ…」
秘部の愛液を指で取りまろんの頬に付ける。
「ん…やぁ……」
首を横に振り必死に素恥から逃げようとする。そんなまろんを見て、再び愛液を取るとまろんの口に指を入れ、耳許で「舐めるんだ…」と稚空は囁いた。
あぼーん
772 :
携帯:03/03/21 13:39 ID:NGEm9Uce
久しぶりの携帯です。いつのまにか小説が増えていて喜び&萌えながら読ませて頂きました。
バレンタイン楽しみにしてます。少々鬼畜が好きなのでかなり好みでつ。聖×ま も、(・∀・)イイ!!憂たんも萌えでつ。
続きを楽しみにさせて頂きまつ。
あぼーん
あぼーん
775 :
669=735:03/03/21 23:58 ID:ujso8Dlh
そういうと、稚空の手はまろんの服の中へと入ってゆき、胸を荒めに揉む。
「ちぁ…、っ…い、たい…」
優しく抱かれているときは、稚空の想いをより一層感じる事が出来るし
お互いの気持ちが繋がっているという感じがする。
今までにも、稚空が強引に求めてくるときもあった。
しかし、今回のように荒々しくされるのは初めてでまろんは困惑する。
そのまま稚空は背中に手をまわし下着を外す。
温かい胸に直に触れると先程とは全く違う、優しく繊細な愛撫に変わる。
突然の変化にまろんは途惑うが、その身体は荒い愛撫の後の優しいものを悦び
どんどん息も上がってくる。
「は、はぁ…っ、ふ…」
今までと違う稚空の愛撫の所為か、学校でしているという恥ずかしさからか
まろんの眼にうっすらと涙が浮かぶ。
稚空は表情一つ変えずにその涙をぬぐうと胸の突起を舌先でつつきながら
スカートの中へ手を潜り込ませてゆく。
776 :
669=735:03/03/22 00:25 ID:lCzyOY7G
「っ…、あ…ぅ…」
その指が下着越しに秘部に触れるとまろんが切なげに声を漏らす。
稚空は秘部の上を指を何度も往復させまろんの反応を見つめる。
声を漏らさないようにしているまろんは涙の滲む眼をきつく閉じ、
必死に唇を噛み締めている。
その様子は稚空をさらに高まらせる。
先程のように秘部の上を往復させ、時折浅く指を沈ませる。
その度にまろんはピクンと身体を震わせる。
そんな行為が何度も繰り返され、快感から何も考えられないまろんだったが
ふと自分に覆い被さっていた稚空の身体が離れた事に気付く。
「ぁき…嘘ついて、ごめ…ん、なさい…」
止めてくれた、やっとこれでちゃんと話しが出来る。
そう思い、稚空を見ると自分の足もとに涙越しにぼんやりと見えた。
少しだるさの残る身体を起こそうとすると、稚空の手がまろんの
両足の膝の裏にまわされ、そのまま太股が開かれる。
「え…?」
「…もう、終わりだと思った?」
777 :
669=735:03/03/22 00:57 ID:lCzyOY7G
不安そうな顔のまろんにそう呟くと
稚空はまろんの下着を取り去り、秘部へ舌を這わせる。
「っ…!ぁ、あ…っ」
敏感な部分を集中的に攻め、まろんの声も少しずつ我慢し切れなくなって来ている。
静かな教室に、まろんの声と、舌と秘部による卑猥な音だけが響く。
「ひぁ!や、あぁ、くぅっ…」
稚空が舌を熱く潤む秘所に突き込むと、愛液の溢れる音と共に
まろんの身体が大きくはねる。
「大丈夫、もう楽になるよ」
ぽろぽろと涙を流し、必死に快感に耐えるまろんを見て稚空は優しい声で囁くと
自身をまろんの秘所にあてがい一気に貫き動かし始める。
「ふ、ぁ…!やぁ、あっ、ん、っ…」
熱く、きつく締め付けるまろんの中に稚空もさらに激しく突く。
まろんは稚空の肩に顔を押し付け、声を何とか押さえようとする。
「あ、ぁ…ちぁ、私、もうっ…!」
まろんの限界を感じ、より速い貫きを加える。
そして最後に力強く突き、まろんは稚空にきつく抱きつく。
「ん、ぁ…あぁ…!!」
「っ、う…!」
まろんの中に熱い液体を流しこみ、稚空もまろんと同じく達した。
778 :
669=735:03/03/22 01:08 ID:lCzyOY7G
長くなって来たなーと思い、早いペースで書いたら肝心なところの
エロが短くなってしまいました。スマソ…
次で終わる予定ですので…
<682さん
心理描写、(・∀・)イイ!!です。
ただのエロよりこういう描写があった方が萌えーなので
<760さん
KYOKOの中では正直一番好きな化ぷです。
甘甘(・∀・)イイ!!
<携帯さん
<耳許で「舐めるんだ…」
(;´д`)ハァハァ
バレンタイン次の方で終わる予定です。
漏れも少々キチク好きです。
稚空S気味くらいがモエー
779 :
携帯:03/03/23 19:27 ID:R5Hw6+2H
バレンタイン小説(・∀・)イイでつ!中出ししちゃって…子供できたらどうするんだ…と思いつつ(;´д`)ハァハァさせて頂きました。
780 :
名無しさん@ピンキー:03/03/23 19:43 ID:7ScuPJIR
あぼーん
782 :
名無しさん@ピンキー:03/03/24 15:47 ID:lDvl+Aej
783 :
名無しさん@ピンキー:03/03/27 10:22 ID:0thrwW6Y
稚空×フィン×まろんの3Pキボン!
「だっ、めぇ…ぁっ……あぁっっ」
「まろん…気持ちいいか……」
「ぁっふ、きもちい、ぃ…でもっ、フィンそこだめぇっっ」
「まろんのここ…大きいね…フィン小さいからいろんな所見えるよ…」
「ゃっ、みちゃだめぇ…きゃん……」
784 :
名無しさん@ピンキー:03/03/28 18:13 ID:enQ+zq1k
ここの示す場所がどこか気になる
あぼーん
786 :
名無すぃ:03/03/28 19:49 ID:GcFqIV4+
ここマジ好き(゜∀゜)
787 :
名無しさん@ピンキー:03/03/28 20:22 ID:oXRhETd4
どんなカプが人気あるんでつか?
自分は稚マロ推奨
鬼畜もラブラブもやりやすい稚まろや、
シリアスラブにしやすい氷憂が多いか?
まろんって作中では「気高い」とか言われてんのに
ここでは散々オカズにされてんな…。
むしろそういうエロい雰囲気を一切出さない都とかの方が気高いと思うが。
まろんやジャンヌの「気高さ」を、
セリフでなく描写で見せてくれアリナチ…(´Д`)
789 :
名無しさん@ピンキー:03/03/28 23:48 ID:enQ+zq1k
俺も稚まろ好き。まろんたんは男を誘う身体しとるからな…この二人は毎夜毎夜やってるのに一票
あぼーん
791 :
名無すぃ:03/03/29 08:15 ID:Qt7rptgI
氷×憂も稚×まも響×逆もスキ。皆さんがんがって(≧∀≦)
792 :
名無しさん@ピンキー:03/03/30 18:36 ID:qdBSDgAO
↑の君も書こうよ…
あぼーん
あぼーん
>>792すいません;前に英×満かいたの私です(・∀・)
798 :
名無しさん@ピンキー:03/03/31 14:48 ID://m5zQ28
スマソ。あの時は素晴らしい文をありがとぅ。(・∀・)良かった!!
重複スレm(_ _)m私の小説続きを誰か…
ジャンヌには拷問こそ、お似合いさぁ
801 :
名無しさん@ピンキー:03/04/01 10:10 ID:13hb+NEK
まろんは和姦。ジャンヌは警察&シンドバットに強姦。まろんは襲われて嫌とか言っているものの犯られるのを楽しんでると思われ。
あぼーん
803 :
名無しさん@ピンキー:03/04/01 20:40 ID:ONTfcs/j
ノインがまろんを拷問するのもいいね。
私が、それ、書いちゃおうっかな?でも、難しそう。。
804 :
名無しさん@ピンキー:03/04/01 20:52 ID:XU5bSjxC
↑待ってまつ(・∀・)!!
805 :
携帯:03/04/03 17:02 ID:jT4LZ5a3
>>770 その言葉に指をくわえながら稚空を見上げると嫌とは言わせないと瞳でまろんを見据えていた。
その瞳に観念し戸惑いながらも稚空の指……自分の愛液を舐め出した。その様子を見て自分のモノをくわえさせたい衝動に駆られる稚空だが、まだくわえさせるには時期が早いな…俺も我慢できるか分からないしな、と自問自答しながらその気を抑えていた。
そんな事を考えていると、まだ舐めなきゃいけないの?と言いたげなまろんの視線を感じ口から指を抜き、よくやったと軽くキスをし再び下腹部に移動し舐め始める。
806 :
携帯:03/04/03 17:04 ID:jT4LZ5a3
「ぁっ、ん…きゃふっ…ゃん…」
最初は悲鳴に近い喘ぎだったが今は甘い誘う様な喘ぎになり身体も自分から稚空の顔に敏感な場所を腰を動かしこすりつけ、おねだりしてくる。
「まろん…気持ち良いか……?」
まろんに舐めながらそう問うと喘ぎが止まり頬を真っ赤に蒸気させ稚空から顔を背ける。そんなまろんを見て秘部の一番敏感な突起をちゅぅうっと吸い立てる。すると喘ぎをもらし耐え切れない快感に腰を浮かす。
「ゃっは、んっ、きもち…ぃい…ぁぁあ…」
807 :
携帯:03/04/03 17:06 ID:jT4LZ5a3
満足気にまろをを見て微笑むと先程からズボンをはちきらんばかりに反り返っている稚空自信をまろんの秘部のみぞに合わせて擦り合わす。
「ぁ…ふっ……んぁっ」
「まろんを見てこうなったんだ…責任とってもらうからな」
そう言い稚空は微笑み秘所に少しずつ挿入れていった…。
やっと少しずつ完成してきました…次の次位で終わります。下手な文ですみません;
808 :
名無しさん@ピンキー:03/04/03 17:43 ID:SJPvuPnX
あぼーん
「……で、どうしてお前がここにいるんだ?」
実家の広い廊下を歩きながら、名古屋稚空は右腕にまとわりつくそれに
訊ねた。
「それはもちろん、私が稚空さんの婚約者だからに決まってるからですわ♪」
右腕にまとわりついた少女―――山茶花弥白はにこにこと答えた。
「弥白、お前は神楽と上手くいってる筈じゃないのか?」
「いいえ。昨日別れましたの」
サラリと言い切った弥白に、稚空の左腕に腕を絡めている日下部まろんが目を瞠る。
「どう、して?」
「だって……あの人は私に無礼を働いたのですもの!」
「な、弥白お前なにされたんだ?!殴らたれのか?」
稚空もさすがに動揺して、語気を荒らげる。
「いいえ。でもあれは婚前の男女のする事ではありません!」
「まさか……襲われた、の?」
まろんが眉をひそめ、おっとりと首をかしげた。今日は妙に大人しい。
「いいえ。あの人は嫌がる私にむりやり……」
「むりやり?」
弥白ががっくりと肩を落とし、顔を真っ赤にして呟いた。
「接吻してきましたの!!!あぁ、私もうお嫁にいけませんっ!!」
一瞬にして二人の顔が固まった。そのまま弥白を置いて歩き出す。
「ちょ、稚空さん!どこにいかれますの?!」
「弥白。悪い事は言わないから早く神楽の所に戻れ」
稚空の言葉にまろんもうんうんと頷く。そんな二人に弥白がわめきちらす。
「いやです!私にはやはり稚空さんしかいません!!」
「弥白、お前には悪いけど、俺はまろんが好きだ。だからお前は大人しく帰れ」
稚空の言葉にまろんが耳まで赤くなる。その態度に弥白がさらにわめく。
「ならば壊すまでです!私はあなた方から離れませんわよ!!」
瞬間、稚空の瞳が楽しそうに細まる。その微妙な変化を感じたまろんが青ざめる。
「ふぅん。それじゃあ、一緒に来るか?」
泣きそうに俯いたまろんをみて、弥白は勝利を確信し、微笑んだ。
「もちろん」
連れて来られたのは大きなベッドが一つと、革張りのソファが一つ、
それから古いチェストが一つしか置いてない、がらんとした部屋だった。
「初めて入りましたわ、こんな部屋。……これからなにをなさるの?」
弥白が興味津々、といった様子で部屋を眺め回す。
「……ちょっとした遊びを、ね。まあそのうち分かるよ」
稚空がベッドに腰掛けながら楽しそうに答えた。まろんは今にも泣き出しそうな
顔でベッドの中央にぺたりと座り込んだ。
「そうだ。少し、聞きたい事がある、いいか?」
「もちろん?」
「弥白は俺の事好きなのか?」
「もちろんですわ」
よどみのない答えに稚空が悪戯っぽく笑う。
「じゃあ、俺がどんな奴でも?俺は弥白の思うような奴じゃないかもしれない」
「それでも」
弥白が凛として微笑んだ。強い瞳が稚空を射抜く。
「それでも私はあなたが好きですわ」
それを聞いた稚空がふぅん、と呟き笑った。後ろにいるまろんを振り返る。
「それじゃあ始めようか。な、まろん?」
まろんがかすかに頷くと、自分の服を脱ぎ始めた。いきなりの行動に弥白が
目をひん剥く。
「な、な、な、何をなさってるの!?ちょ、日下部さん?!」
まろんは無言で服を脱ぎ、髪をほどいた。顔を上げたときには
白い肌に良く映える黒いレースのキャミソールと揃いのショーツ姿で
弥白を見つめている。
「何って、これが遊びだろ?」
稚空が喜々として答えた時、まろんは稚空のシャツの前をはだけさせ、
彼の身体に口付けていた。
……なんとなく書いてみますた。世間知らずな弥白タソを
ちーまろが開発、みたいな。……妙なカップリングだな、これ。
長文スマソ。できれば続きキボン
>>805-807 携帯タンが帰ってきた!!
いつもハァハァさせてもらってまつ!
>>811-813 (・∀・)イイ!!
つっ、続きを期待しております!
弥白はこのスレ初参戦だけど、可愛い!
816 :
22:03/04/10 12:40 ID:8XOXLdpt
>443の続きです
テレビを消し、魚月の部屋へと向かった。
さすがに居間でするのは二人とも躊躇したからだ。
部屋のドアを開け心時を魚月は招き入れる。
――魚月の部屋に入るのは何年振りだろうか。
小さい頃は良く一緒に部屋で遊んだりしたのに、成長するにつれて別々に遊ぶようになっていた。
机の上に飾られた写真を見て心時は少し嬉しくなった。
小さい頃の魚月と自分の写真…。
もう心時は目の前の魚月が愛しくてたまらなかった。
「魚月…大好きだ!」
後ろから魚月を抱きしめる。
「あっ…」
ビク、と魚月の身体が固くなった。
「大丈夫だよ、魚月。出来るだけ俺、優しくするから」
心時はあくまでも優しく魚月の身体を愛撫していく。
乱暴にならないように、魚月が恐がらないように。
「ふっ、う…」
「魚月、脱がせていい?」
「ん…」
こく、と魚月は頷くと自分で服を脱ぎ始めた。
817 :
22:03/04/10 12:42 ID:8XOXLdpt
「……」
ごくりと心時が息を呑む。
魚月はぼうっとした顔で下着を残して服を全て脱いだ。
「えっと…ブラは、心時が外してくれるかな…」
恥ずかしそうに俯きながら魚月が言うと、無言で心時は頷きブラをはずそうとし…心時は硬直。
(どう外すんだ、これ…)
「…心時?」
「……」
心時の様子に魚月も悟る。
「こうやって外すんだよ」
魚月が自分の手を心時の手の上に添えて説明する。
「おお…」
(なるほど)
説明通りに指を動かし、外す。するっと腕から抜けた肩紐は魚月の肘で止まる。
(脱がされ、ちゃった…)
すう、っと乳房が外気に触れたのを感じ、目を伏せた。
「……っ」
魚月は震える手でぎゅっと心時の手を握る。
「…優しく、してね?」
「お、おう」
818 :
22:03/04/10 12:43 ID:8XOXLdpt
一応頷いたものの、自信は無い。
今すぐにでも理性は飛んでいきそうなくらいに興奮していた。
そっと指先で乳房に触れる。思ったよりも柔らかくて、温かい。
「ふっ…」
ぴく、と魚月が腕の中で震える。
(俺、魚月の体に今触れているんだ――)
股間がズキン、ズキンと痛むほど熱くなっている。
本当は愛撫せず、今すぐにでも魚月の中へと挿れたい。
だが――それではお互いの気持ちで一つになることにはならない。
「な、つき…」
興奮のあまり声が枯れる。
「なに…?」
お互いの呼吸が荒い。
819 :
22:03/04/10 12:44 ID:8XOXLdpt
「大好きだ」
言葉と同時に、魚月の両乳房を下から持ち上げるように揉み始める。
「あっ…」
ビク、と魚月が身を竦めた。
(心時――)
言葉を掛けずに耳朶を軽く噛む。
「ん、ん…」
手の中にしっかりと魚月の体温と柔らかさを感じる。
潰さない程度に力をこめ、ゆっくりと揉む。
「く、ふ…」
(魚月の、体温…)
温かな、魚月の身体。
小さい時からずっと見守ってきた彼女を今抱こうとしている。
「ふ、う、ぅん」
手が動くたびに魚月が甘い声を漏らす。
顔は見えない事が余計に心時を昂ぶらせる。
――今一体どんな顔で、どんな気持ちでいるんだろ。
「…魚月」
「なに?」
「俺のもさわって」
820 :
22:03/04/10 12:44 ID:8XOXLdpt
かすれた声で囁くと魚月の手を自分の股間へと導く。
はっきりと形がわかるほどに――硬くなっていた。
「あ…!」
「魚月に俺のをさわって欲しい」
(どうしよう…)
手の中でビクン、ビクンと脈打っている。
(心時の…かたくて熱いよ…)
耳に心時の息がかかる。
(心時も私と同じ…同じくらい興奮してるんだ…)
ごくん、と魚月が喉を鳴らす。
「ね、心時…」
(私、何を言おうとしてるんだろ…)
「床に、寝て?」
「…?」
言葉の意味を理解出来ない心時に恥ずかしそうに魚月がもう一度言う。
「床に、あお向けになってくれないかな…」
もぞもぞと慣れない手つきで心時のをズボン越しになぞる。
「あ…うん」
何となく言葉の意味に気付き、心時も頷くと魚月の体から離れると上だけすべて脱ぎ、
魚月の言葉通りに仰向けで床に寝そべる。
「これでいいのか?」
「うん…ね、目、とじて」
「あ?ああ…」
素直に従い、心時は目を閉じた。
821 :
22:03/04/10 12:45 ID:8XOXLdpt
と、とりあえず今日はここまでうぷします。
続きは後日…今更ですみません(´Д`;)
あぼーん
>>805-807 携帯タン、お帰りなさい&乙。
まろんのセリフがとっても漏れ好みでよかったでつ。
>>811-813 これまた(・∀・)イイ!!もの書くお方が。
弥白は初登場時から萌えキャラの一人だったのでとっても嬉しい。
できれば最終的には神楽×弥白キボンと言ってみるテスト
>>816-821 キ…(-_-)キ(_- )キ!(- )キッ!( )キタ(. ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ─wwヘ√レvv〜─ !!
22さん半年振りお帰りなさい、本当にお待ちしてますた。
こういう初々しくてえっちぃ展開はもろ漏れ好み。続きも激しく期待しております。
正直、このスレ今までチェキしててヨカターヨ・゚・(ノД`)・゚・
衣装は新体操あたりがイイ。漫画の中で縛られてる(絡まってる程度だが)
時の表情はMっぽかった
825 :
名無しさん@ピンキー:03/04/12 13:59 ID:L0RTmS22
まろんたんがちあきを考えてオナってる小説キボン
826 :
名無しさん@ピンキー:03/04/12 16:29 ID:Tekjr1PM
<<825
そこをにチク-見られるという展開を想像した漏れは逝ってよしでつか?
827 :
名無しさん@ピンキー:03/04/12 16:31 ID:Tekjr1PM
↑そこをチク-に、です。スマソ
828 :
名無しさん@ピンキー:03/04/12 18:25 ID:L0RTmS22
↑俺もそれ思った。見られて挿入みたいな。マロンたんはどんな風におなるんだろぅ…
あぼーん
>>826 見られて俺のここが欲しかったんだろ?と、じらされる
831 :
名無しさん@ピンキー:03/04/13 16:29 ID:6//hg7SQ
そして、稚空の一物を舐めるよぅに言われ自分から進んで舐めるマロン
あぼーん
レズ物キボン
>>833 「いつも稚空にこうしてもらってるの?」
とか言いながらまろんをいじめる都タン…(;´д`)ハァハァ
835 :
名無しさん@ピンキー:03/04/14 22:21 ID:5yM4R5Ue
そして稚空乱入3Pへ‥
あぼーん
ほしゅっと
あぼーん
839 :
山崎渉:03/04/17 12:20 ID:Ac1CXwMS
(^^)
840 :
名無しさん@ピンキー:03/04/18 15:09 ID:mUyWoQAL
>>833 某スレによると、新体の世界には百合が多いらしいからありえる
841 :
山崎 渉:03/04/20 04:16 ID:sTzjkZgc
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
842 :
名無しさん@ピンキー:03/04/22 23:47 ID:Jg/rFO4D
アヒャ
843 :
名無しさん@ピンキー:03/04/28 19:40 ID:NeOQLSWp
age
あぼーん
あぼーん
あぼーん
847 :
名無しさん@ピンキー:03/05/04 19:15 ID:x+RFvOqb
イイ!!
あぼーん
849 :
名無しさん@ピンキー:03/05/05 23:29 ID:UVnWUTHU
都×委も見てみたい。
850 :
名無しさん@ピンキー:03/05/07 18:22 ID:qUf5vdCg
誰かー
言う前に書いてみれば人寄せになるかも
「はぁ? 何言ってんの!?」
理解できない。本当に何を言ってるの? いきなりこいつは。
帰り道に待ち伏せされて、何言い出すかと思ったら…!
「でっ、ですから…今度の東大寺さんの誕生日! ぼ、僕と一緒に遊園地でも…」
「なんでこのあたしが自分の誕生日にあんたなんかと過ごさなきゃいけないのよ!
大体ねぇ、毎年誕生日は家族で過ごすって決めてんの! それに…」
遊園地には、あまりいい思い出が無いし…。
「それに…なんですか?」
「…なんでも無いわよ! 委員長ごときがあたしをデートに誘うなんて100年早いわ!
顔を洗って出直してくるのね」
委員長の親が経営してる遊園地。初めて、まろんと稚空と、こいつとも遊びに行った場所だ。
稚空をまろんにとられて、まろんを…稚空にとられたって本当に気づいた場所でもある。
わかってたわよ、最初からあの二人は…。
「諦め切れませんっ!」
は?
「あのっ、誕生日が駄目なら他の日でもいいんです! 僕待ってますから!
いつなら暇ですか? 僕空けときますよ!」
何? なになに? なんなのこいつ。顔真っ赤だし、何でこんなに必死なのよ。
委員長なんか、前まですっごいおどおどしてて、男らしくなくて、
こんな強引に話を進めるなんてあり得ないはずだったのに。
「た…誕生日だろうとなかろうと、あたしはあんたとデートなんか絶対しないわよ!
その辺よく考えて、望みは捨てなさい!」
顔を思いっきり背けた。あたしだって、今顔真っ赤になってるはず。
照れてるとかじゃなくて恥ずかしいだけよ!
だからって、こんな顔見られたらもっと恥ずかしいじゃない。
「前にも言いましたよね。僕…東大寺さんのこと、本気で好きですから、諦めたくないんです!」
顔が熱くなってくるのがわかる。さっきのセリフを最後にもう帰りたかったのに。
何でこいつはこんなことが言えるの? 恥ずかしくないの? よりによってあたしなんかに!
好きとかなんて今まで言われたことないし、どうやって対応していいか困るじゃない!
853 :
852:03/05/09 14:33 ID:1fH7dEp/
初投下です。
都と委員長書いてみました。
まだ途中までなので続きはまた今度で…。
エロまで長そうだ…w
都好きだあ(;´Д`)ガンガッテ
自分はエロ書けないんだよ・・・語彙が足りなくて
855 :
850:03/05/10 18:31 ID:GVjsy/Tp
>851
書きたいけどさ・・
あぼーん
857 :
名無しさん@ピンキー:03/05/12 10:32 ID:I3l+CrKp
ageとこ。
あぼーん
859 :
名無しさん@ピンキー:03/05/18 13:59 ID:M2zIo0Sb
あげ
あぼーん
861 :
山崎 渉:03/05/22 02:31 ID:xrMBzNXC
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
862 :
名無しさん@ピンキー:03/05/26 16:23 ID:AiiPjm5Q
age
863 :
山崎 渉:03/05/28 13:21 ID:1p/RwMnS
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
864 :
名無しさん@ピンキー:03/05/29 02:52 ID://nTfzNf
age
865 :
22:03/06/05 20:23 ID:2ysejfPA
>821の続きです
(なんか、魚月にリードされてるな俺…)
暢気に考えていると、ズボンのジッパーを下ろす音が聞こえた。
(……おおう)
目を閉じているせいか、下着から自分のが取り出されるのをはっきりと感じる。
(魚月積極的だな)
などと妙な感心をしているとすぐに柔らかい粘膜の感触がした。
「っく…」
魚月の唇が心時のを口に含む。
ちゅっ…ちゅぱっ…
「な、つき…」
口の中からすぐに出し、柔らかくしっとりと濡れた唇で先端をこすられる。
――ゾク、とした。
「ん…」
(あ、心時やらしい顔してる…)
魚月は先端を少しだけ含み、歯を立てたり軽く吸いながら指でカリから根元をなぞる。
(フィンの時もこうやってアクセスのいじったんだよね…)
前世のおぼろげな記憶を元に心時のを弄くる。
「絶対、目を開けないでね…」
目を閉じてもらったのはきっと今一番いやらしい顔をしていると思ったからだった。
そんな顔を見たら嫌われるかもしれない。
魚月自身、もうショーツが冷たくなる程濡れているのを感じている。
「お、おう…」
ちゅ、と軽くキスをするように唇で触れては離れる。
「絶対、目を開けないでね…」
もう一度強く念を押すと魚月は心時の顔の上に自分の股間を近付ける。
「っ…!」
むっとした匂いが心時の鼻をついた。
すぐに、魚月がどうしたかを悟ると心時は目を開けた。
866 :
22:03/06/05 20:24 ID:2ysejfPA
(うわっ…魚月の…魚月の…)
薄い布地越しにはっきりと形がわかるほど濡れている。
ごく、と唾を飲み込むとそろーっと手を動かす。
「見ないでね…」
すでに目を開けているのに気付かない魚月はそう言うと心時のモノを口の中いっぱいに頬張った。
ちゅうっ…
強い力で吸い上げられる。
「くっ…」
(俺だってやられっぱなしでいるわけじゃないっ!)
目の前の魚月のショーツに手を伸ばすと透けて見える割れ目を押し広げる。
「っ?!」
(え、なに…)
突然の行動に慌てる魚月にかまわず心時は少し顔を上げ、吸い付く。
ちゅううっ
「むぅうんっ!」
びく、びくと魚月が反応する。
「んぱっ…ちょっと、心時…んぁあああっ」
口を離し魚月が抗議しようとしたが心時の愛撫で言葉にならない。
吸う、軽くかむ、中へ舌を挿し込む…。
「や、や、だぁめぇっ…」
びくん、びくんと初めての感触に体を震わせ、静かに首を振る。
「だめ、だめっ…汚いよっ…シャワーだって浴びてないんだよ、だめっ…」
誰にも触られたことのない場所。それを今、心時が触っている。
――だめ。
(おかしくなっちゃうよ…)
867 :
22:03/06/05 20:24 ID:2ysejfPA
泣きそうな声でだめ、だめ…と抵抗するが心時の舌は遠慮もなしに中をかき回していく。
「う、うぁっ…う、くぅんっ…だめ、だめだよぉっ…」
もう心時のモノを弄くる余裕は無くなっていた。手で握り、快楽に身を震わせる事しか出来ない。
「魚月、口がお留守になってるぞ」
魚月自身から唇を離し、今度は指で割れ目を形になぞってそーっと撫でる。
上から下へ、下から上へ。
「ん、ふ、んんんっ…」
指が軽く触れるだけで愛液と魚月の柔らかい襞が絡みついてくる。
「や、だっ…て…」
はぁ、はぁと肩で息をしながら抗議するように心時を見る。
「目を開けないでって言ったのに…」
「…先にしたのは、魚月だろ…」
すねたように言うと、心時は魚月のショーツを膝まで下げる。
「あっ…!」
(だめ!見えちゃうっ…!)
慌てて心時の手を押えようと思ったが遅かった。
部屋の空気がひんやりと露になったそこを刺激した。
「うぅっ…」
誰にもまだ見せた事の無かった魚月自身がとうとう心時の目の前に晒されてしまう。
「やだぁ…見ないで…」
必死に太腿を擦り合せ、なんとか見えないように動くが結局無駄な努力だった。
868 :
22:03/06/05 20:25 ID:2ysejfPA
自分から上に乗った手前、これ以上何も言えない。
「……」
無言のまま、心時が魚月のそこを視姦する。
(やだ、やだ…なんでそんなに見るの?心時のばか…変態…えっち…)
口に出して罵倒したかった。でも、見られるだけなのに下半身ががくがくして全身が言う事をきかない。
唇も何かを言いたいのにはぁ、はぁ、と呼吸しか出来ない。
「魚月のここ、すごく綺麗だ…」
それだけ言うと心時が魚月の秘裂を広げる。
中からとろーっと愛液が溢れ出てきた。
「…っ!」
いや、と小さく呟くと恥ずかしさで涙が零れた。
「魚月がどう思ってるかわからないけど…俺だって我慢の限界が、あるんだからな…」
(散々焦らされているんだし…)
小さく呟くとしっとりと濡れたそこへ指を挿し込む。
「んっ…あ…」
くちゅ、っと音がする。
(心時の、指…入ってきた…)
「ん、ふ…」
少し遠慮がちに入ってくるとゆっくりとした動きで中を探る。
「痛くないか?大丈夫?」
(って自分で入れておいて聞く言葉じゃねーな…)
苦笑しつつ熱くなった魚月の中で指を動かす。
「う、ん、だいじょ…ぶ」
「…ん」
(濡れてるから二本行けるかな)
もう1本指を中に入れてみる。
869 :
22:03/06/05 20:26 ID:2ysejfPA
「いたっ…」
「ご、ごめん!」
慌てて指を引き抜く。
「この体でするの初めてだからあんまりうまくなくてごめん。痛かったか…?」
申し訳なさそうに謝る心時の姿妙におかしく見えた。
「ふふっ」
「なんだよ」
「だって、心時初めてなんでしょ?だからうまくなくて当たり前だよ。
私だって初めてだし…それにね」
魚月は心時の体から離れると心時の横に顔を向けたまま横たわる。
「えっちがうまくないならこれから一緒にうまくなろうよ。
こう言うのって、うまい、うまくないだけじゃないと思うんだ…」
心時の手をとると魚月が笑って自分の手で包む。
「…魚月…」
「好きだよ、心時。大好きっ…」
「魚月っ!」
名前を呼び、魚月の上に乗るとそっと魚月の唇に自分の唇を重ねる。
――ゆっくりでいいよ、ゆっくりでいいから二人でいっしょに歩こうよ。
唇が離れてもお互いを見つめたまま、手を握る。
「何があっても、魚月を幸せにするから」
囁き、魚月の髪にくちづけをするとスカートの中に手を入れる。
870 :
22:03/06/05 20:26 ID:2ysejfPA
「ぁ…」
すっかり熱くなった魚月のそこを指先でそーっとなぞる。
「ん…ふ…」
ぴくん、と小さく震える。
「ごめん、魚月…俺…」
魚月の中へ指を入れると中をかき回すように動かし始める。
「んああぁぅ!」
ぐちゅ、ぐちゅっ…
「俺、魚月の中に入れたい…」
「…入れる、の?っあ…」
中に入れた指に襞と愛液が絡みつき、いやらしい音を立てる。
「入れたい…」
「うん、いいよ…心時の、私のあそこに入れてっ…」
「魚月…」
(なんかすげーエロエロだ…)
ごくん、と息を呑むと心時は指を引き抜き魚月の足を広げる。
緊張した顔で魚月の割れ目に自分のモノを押し当て、魚月の顔を見る。
「…初めてなの…」
心時の手に自分の手を重ねて小さな声で魚月が呟く。
「…心時だから、いいの…」
「魚月…」
魚月の手が微かに震えている。
「好きだよ――俺も、魚月だから抱きたいと思ってるんだからな…」
恥ずかしそうに囁き、ぐっと腰を前に出す。
「うっ…ぅ」
中に少し、入ってくる。
――熱い鉄の棒が入ってくるみたい。
びくんびくんと心時の震えているのがわかる。
(…心時と一つになるんだ)
心時の背中に手を回し、そっと目を閉じ全てを委ねる。
「……っ」
自分に全てを委ねる魚月が愛しくて、まだ少ししか入ってないのにもう出しそうだった。
871 :
22:03/06/05 20:27 ID:2ysejfPA
「好きだっ…」
言うと同時に一気に腰を突き出す。
「ぅああっ!」
ぎゅぅぅっと心時の背中に回した手に力がこもる。
――はい、る…!
息苦しくて――中を圧迫される。身体が痛い。
「ぅ、あ、あああああああああーーっ」
一気に根元まで入れると息を吐いた。
(入った…)
心時の頬を流れる汗が下にいる魚月の顔に垂れる。
(熱い…)
もう出しそうだ。
魚月と一つになっている――それだけの事で、身体が自分のものじゃないかのように熱くなる。
(魚月大丈夫か…?)
ふ、と魚月の顔を見るとぼーっとした顔をしていた。
両目から涙を溢れさせている。
「魚月…?」
ぽろぽろと、透明な雫が零れる。
「な、ななな魚月っ」
(やっぱり痛かったかな…や、相当痛いだろうな…ど、どうする…)
――どうするって考えても、仕方ないよな…。
反応がない魚月の頬に軽くキスをし、耳元で優しく囁く。
872 :
22:03/06/05 20:28 ID:2ysejfPA
「魚月、痛い思いさせてごめん」
今の自分の気持ちを素直に伝えるだけ。
「でも、俺――魚月のこと好きだから」
魚月の乳房を揉む。少しでも痛みが和らぐように――。
「愛してる」
唇を重ね、魚月の身体を愛撫する。
軽く乳首を摘んだかと思えば指で擦ってみたり。
「ぅんっ…ん」
痛みが少しずつ、和らいでいく。
「…心時…」
苦しそうに、息を吐いて魚月が呟く。
「好きだから…もっとして、いいよ…動かしていいよ」
――痛いけど、我慢なら出きるから
にっこりと笑って心時の頬にキスをする。
「心時、好き…」
好きだから、少しくらいの痛みなら我慢出来るよ。
「…ばか。俺だけ気持ち良くなっても仕方ないだろ。魚月も、気持ち良くなってくれなきゃ…意味ないだろ」
「え?でも…」
心時が笑って結合部へと手を伸ばす。
ぬる…と感触がした。
(…?)
見ると魚月の愛液と、破瓜の血とで濡れている。
(魚月、痛いだろうな…)
ごめん、と心の中で謝る。もう少し魚月を気遣ってもっと愛撫して入れるべきだった。
「出来るだけ痛くしないからな…」
873 :
22:03/06/05 20:28 ID:2ysejfPA
そっとその少し上のクリトリスを指で摘むと優しく指でこすり始める。
「んっ…ちょっ、だめ…そこ、だめなの」
「何がどうだめ?」
意地悪そうな顔で心時が聞く。魚月は顔を俯けて「だめったらだめ!」と答える。
「だめってことは…ここ、弱いんだな」
きゅ、と少し強く摘んでみる。
「やあっ…!」
びくん、と魚月が震え、中が少し締まった。
「感じてるんだ」
わざとらしく言うと恥ずかしそうにしている魚月の耳を噛み、また指で挟むようにこする。
「ひぅっ、や、だ…」
指の動きに合わせ、心時はゆっくりと腰を動かす。
「うぅっ…ん」
身体を貫かれる痛みと――最も敏感な場所を弄られ、体奥が痺れてくる感覚とで魚月はどうにかなりそうだった。
「う、っく…ん、んん、んぅう」
(痛い筈なのに…痛いのに、身体が熱いっ…)
ゆっくりと、だが少しずつ心時は動きを早めていく。あくまで愛撫の動きに合わせて。
「ん、ぁ、ん、ん…」
貫かれ揺さぶられる度に魚月の髪が乱れ、額に浮かんだ汗が流れ落ちる。
「魚月の中…きつい…」
上ずった声で心時が囁く。
「ばか…」
中で心時のが固くなっているのがはっきりとわかる。
874 :
22:03/06/05 20:29 ID:2ysejfPA
「本当言うと、結構限界なんだ…」
眉をひそめて心時が魚月を見る。
「…出しそう?」
「…かなり…」
でも、と魚月の腰を抱えると心時はより密着するように身体を近付ける。
「少しでも魚月に気持ち良くなって欲しいから…我慢する」
「いいんだよ、最初は痛いって友達が言ってたし」
「でも…」
渋る心時の背中を軽く叩く。
「次から、もっともっと気持ちいいこと、してくれればいいから」
(気持ちいいことって…)
びくびくっと魚月の言葉に心時のモノが過剰反応する。
「あ、動いた…」
くすくす、と魚月が笑う。
「……魚月がエロエロなこと言うからだろ…」
顔を真っ赤にして呟くと腰を動かし始める。
「…次からは、もっと今より気持ち良く出来るように勉強してくるからさ…」
「う、ん…っふ…」
返事をしようとして、声にならなかった。
――あ、繋がってる。
心時が動く度に少しだけ抜けて、また中に入ってくる。奥の深い所を突いては離れる。
875 :
22:03/06/05 20:29 ID:2ysejfPA
「ふ、う…」
考えれば単純な動きの繰り返しなのに、魚月は痛みよりも快楽よりも――幸せを感じていた。
こうして、痛みも気持ち良さも感じるのは心時と繋がっているからなのだと、そう思えるから。
「う、ん、ん、んっ…んあぁあ、あ、あ、あ…」
ずぷっ…ずぷっ…
抜いては、奥を突く。
肉襞をかき回す音と二人の呼吸だけが部屋に響く。
「ん、はぁ、あ、あ、あ、あああ。あ、あああっ」
苦しそうな、それでいて恍惚とした表情を浮かべ、魚月は心時の身体に自分の身体を押し付ける。
より密着出来るように――もっと一つになれるように――。
「好きっ…好きなの…心時が、す、きっ…」
途切れ途切れにいいながら心時の唇に自分の唇を重ねる。触れた唇からそっと舌が口の中へと割り込んできた。
唾液と舌を絡ませ――心時が魚月のを突く。
「んぷっ…んぱぁっ…」
お互いの唾液を嚥下した瞬間唇が離れた。
「く、っ…」
心時の動きが少しだけ速くなった――と思った瞬間、動きが止まった。
「んっ…!」
びくん、びくんと心時自身が震えたかと思うと魚月の中に熱い精液が注がれた。
「あ、あぁ…出てる…」
「魚月…魚月ぃ…」
どく、どくっ…
沢山の量が中に溢れてくるのを感じ、魚月は目を閉じた。
876 :
22:03/06/05 20:33 ID:2ysejfPA
――どれくらい経っただろう。
繋がったまま二人は暫くそのままで居た。
やがて魚月に覆い被さっていた心時はゆっくりと魚月から自分自身を抜いた。
「あ…」
精液が糸を引いていた。
こぽっ…と音を立てて魚月の広がったそこから、大漁の精液と愛液と血が混ざりながら溢れ出た。
「…離れ、ちゃった…ね…」
ぼうっとしたまま魚月が呟く。
「…ああ」
心時も少しぼうっとしたまま頷く。
「……でも、ずっとこれからは一緒、だろ…」
心時が魚月の手を握る。
「うん、そうだね…」
すっ、と魚月の頬に手をあてる。
「魚月…愛してる…」
「うん…私も、だよ…」
目を閉じた魚月の唇に、もう一度唇を重ねる。
――二度と離れない。
同じことを繰り返すのではなく…。
これからは前の生で見つけられなかった楽しい事、辛い事をいっぱい二人で感じたい。
心から、そう思う。
魚月は心時の手を握ると、もう一度呟いた。
「大好き…」
静かに閉じた目から一粒の涙が零れ落ちた。
877 :
22:03/06/05 20:46 ID:R17nQ8Dr
――幸せに、なるからね。
兄に殺された久ヶ原魚月としての生。
アクセスとの約束を守る為に堕天の道を選んだフィンフィッシュとしての生。
どちらとも違う道を今は歩んでいける。
そばに大切な人が居るから――。
微かに感じる、風。
きっとこの風の中を彼となら歩いていける。
自分の過去を受け入れ、どちらとも違う自分が居るから。
同じ苦しみを知る彼が居るから。
二人で一緒なら、きっと大丈夫――。
繋いだ心時の手の温もりを感じながら魚月はゆっくりと眠りに落ちていった。
「…また寝た…」
心時は苦笑しながら眠ってしまった魚月をベッドに寝かすと服を整えた。
そしてそのまま、ベッドにもたれたまま目を閉じた。
魚月との手は繋いだまま――。
ようやく魚月と想いが通じ合えた幸せと、これから何が起こるかわからない不安と。
でも今は心時も睡魔に襲われていた。
次に目覚めた時は新しい何かが始まっている筈。
今は夢を見て――少しだけ休もう。
今日一日は色んなことがあったから。
明日は、きっと今日よりもいい一日になりますように。
878 :
22:03/06/05 20:49 ID:R17nQ8Dr
以上で終わりです。
続きをもう少し書こうかと思ったのですが
書けば書くほど蛇足って言うかなんて言うか(´Д`;)
長く掛かった割にはエロがあれと言うか何と言うかスミマセンスミマ(ry
>>823さん
どうもですた。忘れ去られているかとオモイマスタ。
半年も期間を開けて今更今更…と自分でもガクブルしつつうpさせていただきました。
今回は2ヶ月しか開かなくてほっとしてます。
他の方々のエロが読みたひ…と思う今日この頃でありました。
取り敢えず読んで頂いた方、有難うございますた(´∀`*)
神キタァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!
いやもうホント、ありがとうございます。
おお、久しぶりにフカーツ
881 :
名無しさん@ピンキー:03/06/07 17:16 ID:IBdhx6S7
前でてたマロソ1人エチー→チクーに見られる
って展開の小説キボン
それかリレーしたら誰か書いてくれまつか?
882 :
名無しさん@ピンキー:03/06/07 19:31 ID:ikNI0Ds8
皆で協力して書こうではないか
22氏キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
884 :
名無しさん@ピンキー:03/06/09 16:46 ID:cV2aGOhR
881氏ではないけど。。。
ここの所、稚空の様子がおかしい。
稚空の家のリビングの中央に鎮座してるテーブルの上に数学の参考書を
広げて、まろんは真剣な顔で問題を解いている恋人を睨んだ。
そろそろテスト前だし、とここ数日まろんは稚空に勉強を見てもらっている。
実際はそんな事してもらわなくても一人で勉強できるのだが、
一緒にいる口実が欲しくて、そう言ってはつい会いにきてしまう。
そこまではいい。彼は困った顔一つせずに、いつでもまろんを部屋に招き入れる。
それが例え深夜でも。
だがそれが問題だ。そんな時間帯に二人きりになると、なんとなく、そういう
展開を期待してしまう。
しかし、期待とは裏腹に、ここ最近そういうことが一切ない。
「まろん、どうしたんだ?」
稚空がふと顔をあげた。甘くて優しい目。自分ひとり邪なことを
考えてるのがなんだか恥ずかしくなって、そっぽを向いた。
885 :
名無しさん@ピンキー:03/06/09 17:00 ID:cV2aGOhR
「まろん?眠いのか?」
稚空がきょとんと首を傾げた。なぜ苛立っているか、本当にわかってない。
ぼんやりとあの快楽を求めている自分がバカみたいだ。
「べつにっっ!!」
まろんは勢いよく参考書を閉じた。がちゃがちゃと乱雑に
自分の荷物を片付ける。
「まろん?」
「仮眠するの!寝室借りるわよ!少ししたら起こして」
耳まで真っ赤にして、ほとんどわめきたてるようにまろんが言う。
「まろん」
稚空が呼びかけた。何よ、と半泣きの表情で振り返ったまろんの腕を
つかみ、体を引き寄せて口付けた。
「…っ!」
軽く触れるだけの口付け。握手ぐらい軽いスキンシップのような。
久しぶりに触れた唇はすぐに離れていった。
「おやすみ」
稚空が小さく笑った。
とりあえずここまで。誰か続きキボンヌ……、グフ。
あぼーん
あぼーん
888 :
名無しさん@ピンキー:03/06/09 20:30 ID:S7UwNK7p
884さん、イイ(゚∀゚)!!です。
何でそんなに鈍いのよ!
それにいつもは稚空から言ってきてたのに。
……私、嫌われちゃったのかな…。
でも稚空はいつもどおり優しいし…。
まろんは稚空のベッドに潜り、頭の中で彼への文句を言っていたが
それはどんどん不安となっていく。
どうして?という疑問で頭の中がいっぱいになって、
涙が出そうになってくる。
何か気に触る事、したのかな?
一番最近、身体を重ねた時の事を思い出してみるが
まろんとしては、稚空が怒っていた感じもしなかったし
何か変わった様子もなかったように思う。
889 :
名無しさん@ピンキー:03/06/09 21:11 ID:S7UwNK7p
なんの問題も無く身体を重ねていた頃の自分達に嫉妬してしまう。
それどころか、その時の事を思い出して、腰をもぞもぞと動かしてしまう。
こんなのはいけないと思いながらも、じっとしていられない感覚と、
興味本位の気持ちからそっと下半身に手が伸びる。
稚空にされたことを思い出しながら、自分の太股に触れてみる。
ビクッと身体が震えた。
だめ、だめ……と頭では考えているものの、まろんの身体は
さらなる刺激を求めて、手は上の方へ登って行く。
「はぁっ…」
その指がショーツ越しに敏感な突起に触れたとき、久々の感覚に
まろんの口から声が漏れる。
そのまま突起を指でつまみ、コリコリと揉みこむ。
「やぁ…!だ、めぇっ…」
目を閉じると、本当に稚空に触れられているような気分になる。
あぼーん
891 :
名無しさん@ピンキー:03/06/09 21:38 ID:S7UwNK7p
「ち、あきっ…ん、あぁっ…」
なんだか熱くて、ぼうっとしたまま
ショーツ越しにも分かるくらい濡れている秘所へ、触れてみる。
シーツはくしゃくしゃになり、掛け布団もはだけているが
もうまろんはそんな事には気づかない位に、次へ次へと快感を求めていた。
熱く潤む秘所へ指を沈めると、ゆっくりと動かす。
「…あ、ぁっ……ちぁ、き…!ん、はぁ…」
その息もどんどん荒くなり、愛する人の名前も甘い声と共に口から出る。
「…っ!ひあぁ…!!」
指を動かしたまま、敏感な突起に触れると、まろんは細い身体をビクビク、と
震わせて達した。
あぼーん
あぼーん
894 :
名無しさん@ピンキー:03/06/09 21:59 ID:S7UwNK7p
息も落ちついた頃、まろんの気持ちは冷静さを無くしていた。
…やだ…私、何してるんだろ…
今までこんな事したこと無かったのに、止めようって思ったのに…!
いやらしい自分への自己嫌悪と、恥ずかしさが急にこみ上げて来て
自分の身体をぎゅっと抱きしめ、消えてしまいたい衝動にかられる。
「まろん」
突然のその声に身体がビクッと反応する。
見られたかもしれない…!
恥ずかしさと不安とで、声が出ない。
その声の主がだんだん自分に向かって歩いて来るのが分かる。
胸がバクバクいって、不安で怖くてつぶれてしまいそうだ。
「まろん?もう寝たのか?」
「…え?」
稚空の言葉に一瞬驚いたが、すぐに見られていなかった事を悟り
胸をなでおろす。
言いだしっぺの881です。
エロが薄くてスマソ…
どなたか続きキボン
個人的には意地悪ちーまろが好みでつ
あぼーん
誰かまとめサイトきぼんぬ
897 :
名無しさん@ピンキー:03/06/14 11:31 ID:/2wWHp4Q
>>894 拝謁ながら・・
「あれ?」
という声と同時にまたビクっとする
「なにか濡れてないか?」
よく見ると、自分がさっき寝ていた所に妙なシミがついている
「しまったーーー」とまろんは心の中で叫んだがもう遅い
「おかしいな、何かこぼしたかな」
気づいていないようだ。しかし、そのとてつもない鈍感さと無神経さにまろんは呆れた
しかしその顔が少しにやにやしてるような気がするのは気のせいだろうか
898 :
名無しさん@ピンキー:03/06/14 15:24 ID:IqF8wyK2
良いっ!!皆様素晴らしい文才の持ち主だっ尊敬しますっっ!!続きを楽しみにしています
899 :
名無しさん@ピンキー:03/06/15 12:58 ID:i3dkRZAM
あぼーん
あぼーん
あぼーん
903 :
884:03/06/15 16:28 ID:MoiRMEuz
下手ながらにも頑張りまする……。。
>>897 「まろん、まろん」
稚空がまろんの肩を掴んで軽く揺らす。内心びくびくしつつも、
何も知らないフリを心がける。
「……なぁに……?」
上半身を起こすと、稚空がシーツの端のシミを指し、「何だかわかる?」
とでも言うようにまろんを見た。
「なに、それ?」
「さぁ。まろん、何かこぼしたのか?」
ううん、と首を振ると、稚空が黙って考え込んでしまった。
904 :
884:03/06/15 16:57 ID:MoiRMEuz
「……稚空?」
「本当に知らないんだな」
すぅっと細くなった稚空の双眸に、まろんは嫌な予感を覚えた。
つい嘘を認めたくなったが、ここまできたら、とシラを切りとおす。
「知らない。そんなの」
ふい、と横を向いて答えた途端、肩をきつく掴まれた。
わずかな痛みに眉をひそめる間もなく、ベッドの上に押し倒されてしまう。
「ゃ……っ!!な、なに!?」
覆い被さってきた稚空と目があった。が、稚空は質問には答えず
まろんの唇を自分のそれで塞ぐ。先ほどの唇を重ねるだけのキスとは違う。
舌を差し込まれ、念入りに口内を嘗め回されるこの感触。
905 :
884:03/06/15 17:13 ID:MoiRMEuz
ぞくぞくと悪寒にも似た快感が全身を走り、頭の中がだんだん霞んでくる。
ぼんやりとした意識の中、まろんは必死で入り込んできたそれに舌を絡め、
稚空の背に腕を廻す。
「ん……っふぁ……ぁ!!」
唇が離れると、稚空が微笑んだ。瞳の奥が鈍く光る。
「ねぇ、本当に何も知らないと思ってた?」
稚空の指がするするとまろんの肢体を撫で廻し、スカートの裾から
手を入れる。既に湿っている下着越しに、軽く秘所をさわる。
「ひぁっっ!!」
まろんの艶を含んだ声を聞き、稚空がにぃぃっと笑う。
そのまま耳元に口を寄せ、囁く。
「……まろん、一人でしてただろ?」
とりあえずここまでです。相変らず(以下略
エロ期待してます……。
「一人で一体何してたのかな?」
いやらしく尋問する。
「そんなにいいならまたここでそれやって見せてよ」
「そ、そんな」
稚空はまろんの手をその秘所へと導いた。
「もうこんなに・・・」
くちゅくちゅと蜜がいやらしい音を立てた。
後は惰性である「んっ」恋人に見られる快感でまろんはまたすぐに絶頂を迎えた
「一人で本当に楽しかった?」
本当に意地悪な質問だとまろんは心の中で思った。
「どうなの?何か欲しいものがあるんじゃない?正直に言わないと」
今まろんの中では二人のまろんが格闘していた。理性か本能か。
しかし今は本能が求める快楽へと傾いていくのがわかった。
907 :
881:03/06/15 22:17 ID:2D+qVUEr
そんな自分を封じ込めるかの様に、まろんは顔を真っ赤にして俯き、
唇を噛み締めているだけだった。
「ほら、黙ってたらわからないだろ?」
覆い被さっている稚空に、手首を捕まれているのに気付いた。
まっすぐ見つめられていて、逃げられない事も。
「……してない…」
「え?」
まろんの呟くような小さな声に気付いた稚空が声をあげる。
「…一人でなんて、してないもん」
叱られている小さな子供のように下を向き、必死に声を絞り出す。
まろんの今更の弁解に、一瞬困惑するが
圧倒的に不利な立場のまろんをもっと追い詰めたい衝動に駆られる。
908 :
881:03/06/15 22:18 ID:2D+qVUEr
「声聞こえてたけど。一人でするのって良かった?」
詰め寄るような視線から目を逸らす。
「してないったら、してな…!」
どうしても認めようとしないまろんの唇を、稚空が乱暴に塞ぐ。
「ん、ぁ…っ……!」
「全部見てたよ。俺の名前呼ぶとこも、やらしい顔してたのも。」
全身がかぁっと熱くなるのが分かった。
「だ…だって…あ、嫌っ…!」
「だって、何?」
言葉に詰まってしまうまろんの耳を舐め、甘噛みする。
弱い箇所を攻められ、声が震える。
「もうしてないなんて言えないよな。
本当は嫌なんかじゃないんだろ?俺がこうするのずっと待ってたんだよな?」
全てを見透かしたような彼の言葉に、まともに顔が見れない。
「…違っ…」
「違わないだろ。まろん、いつも一人であんなことしてたのか?」
自分を追い詰める言葉の数々に、ついに耐えきれなくなり
彼女の大きな瞳から涙が零れる。
909 :
881:03/06/15 22:20 ID:2D+qVUEr
皆さん(・∀・)イイ!!です。
自分ではなかなかエロまで進みません。
稚拙でスマソ…
続きキボンでつ
あぼーん
911 :
名無しさん@ピンキー:03/06/16 14:33 ID:vVJh4/tq
おもちゃとか薬使用のちーまろキボン
912 :
名無しさん@ピンキー:03/06/16 20:49 ID:7pzG68Tb
誰か新スレたてて〜
>>912 スレタイはどうしまつ?ジャンヌの名を残しますか?
それとも種村総合スレみたいな感じにしますか?
>>908 稚空は自らズボンを下ろし始めると、まろんを脱がせにかかった。
久しぶりに稚空の「もの」を見る。
「これが欲しかったんじゃなかったのか?」
目の前に長きにわたって求め続けたものを出され、狼狽する。
「ずるいな、一人で先に気持ちよくなって。俺も満足させてくれよ」
このままでは稚空の負けか。そう思われた矢先、ついにまろんは観念したように
「稚空の・・・が欲しいの・・」
か細く、」良く聞こえない声が羞恥を表していた。それが稚空をさらに燃えさせた。
「聞こえないな」
勝利をかみ締めながら、さらに冷酷に言った。
「稚空のを、私のなかに・・」顔はすでに真っ赤である。
そこでようやく満足した稚空は自分のものをまろんの口の前へと運んだ。
「まろんはもう2回もイッただろ?だから俺も口と下で満足させてくれよ」
聞き終わるとまろんはいとおしむように稚空を口に含み始めた
>>914続き
ようやく求めていたものを自分のなかで味わえる。
長かった道のり、さびし過ぎた過去。それらがいま消えようとしている。
すべてを、奥までじっくり包み、ピストン運動を繰り返す。
手を使い、舌を使い、全神経を集中させた。
そんな奉仕を見守るように、稚空は頭を撫ぜながら身を任せていた。
「あっ」
稚空が声をあげた。もうすぐのようだ。
「んんっ・・」
二人はほぼ同時に声を上げた。いままで溜まりに溜まった白いものがあふれ出た。
まろんはそれを丁寧にしゃぶり、吸い尽くして飲み干した。
しかし、これは二人にとってはまだ前戯でしかなかった。
916 :
名無しさん@ピンキー:03/06/18 15:58 ID:gGsFX7l3
917 :
名無しさん@ピンキー:03/06/18 15:58 ID:gGsFX7l3
>>915 放たれた熱い液体が喉を滑り降りる。唇を離すと、口の端から一筋
こぼれ落ちた。それを稚空は見逃さず、指で掬うとまろんの口に
そっと差し入れた。その指に舌を絡めながら、殆ど本能的にそれを舐めとる。
「……た?」
「ん?」
「気持ち、よかった……?」
どうしようもない疲労感を感じ、まろんはベッドに崩れ落ちた。
虚ろな瞳で稚空の顔をみる。彼は微笑むと、彼女の髪を撫でた。
深く、深く誠実な愛情を体中で感じ、この上ない幸福感で包まれた。
なのに体は正直に出来ていて、そうしている間にも
酷く体が疼き、下半身が痙攣した。
―――欲しくて欲しくて仕方ない―――。
あの快感が。満たされる感覚が。愛の言葉が。
「……ちょーだぃ……ねぇ、稚空のが欲しいの……」
あえぐような浅い呼吸で、まろんが懇願した。
ホシイホシイホシイホシイホシイ。
さながら駄々をこねる子供のように首を振り、まろんは自ら彼を引き寄せ口付けた。
「ま、まろ……っ!」
妙に積極的なまろんに驚き、稚空はすぐに唇を離したが、すぐにつかまり
また唇をふさがれる。
「ふ……」
軽く息を吐くと、引き寄せた稚空のシャツのボタンを
細い指で滑らすように外す。
「ちあき、早く……」
焦れた様子で伸び上がり、稚空の耳朶を甘噛みする。
「っは、わかったから、まろん、わかったから!」
頬を真っ赤に染めながらも、稚空はなんとかまろんを制した。
気を取り直すように頬と首筋にキスすると、くすぐったそうにまろんが
身をよじった。
921 :
名無しさん@ピンキー:03/06/21 12:31 ID:KySty5uI
>>918 >「……ちょーだぃ……ねぇ、稚空のが欲しいの……」
イイ!次スレは950あたりでいいんじゃないですか?
「ぁ……やぁ……」
細い首筋に、白い胸元に、赤いあざが散らされる。
ひとつ、またひとつとそれが増えていくたびに、まろんが小さく声を上げる。
肌に直に口付けられる、吐息がかかる。それだけで感じている。
「……ちぁき、もっと」
さらなる快感を得ようと、上目遣いで稚空にすがりつき、彼の首筋に吸い付いた。
赤い、あざ。鬱血して少し痛む。皮膚に歯がかちりと当たって、稚空が
眉をひそめた。
「どうしたんだ?今日はやけに」
「……わかん、ない……」
熱に浮かされたような顔で、キスをせがむ様に唇を開く。割って入ってくる
舌に自らの舌を絡ませる。そのまま、腕を伸ばして欲してやまない
稚空のそれに指をからめ、しごく。
「まっ……うあっ!」
訳の解らないまま走り続けるまろんに、一抹の不安を感じ、
稚空の眉間に入った皺がさらに深くなる。
「まろん……やめ…」
低い声で稚空が唸った。
923 :
紫陽花:03/06/24 13:33 ID:ZQe/7Kzs
「くっ・・・まろ・・ん・・やめ・・」
まろんの手を取り、やめさせようとする。
「いや・・・もっと・・稚空が欲しいの・・・」
細い腕からは信じられないような力でまろんが抵抗する。
「・・・まろん!やめろ!」
稚空は、思わずまろんを突き飛ばした。
924 :
名無しさん@ピンキー:03/06/26 18:29 ID:F+QVT3QH
(*^^*)
925 :
名無しさん@ピンキー:03/06/27 18:34 ID:C2kOL9qr
あげ
926 :
名無しさん@ピンキー:03/06/28 09:22 ID:I3ornqSp
>>923 稚空はまろんを突き飛ばしてしまってから考えた。
こんなにもまろんを狂わせたのは自分ではないのか?
ここまで自分を欲するまで放置した自分が無神経ではないか?
このように自責の念がわいてきた。
すると、それまでの償いに自分が今できることはまろんの欲望を満たしてやる
ことしかないのだと思った。
927 :
名無しさん@ピンキー:03/06/29 01:53 ID:TgDlEEKO
しかし、あんなにも乱れ本能的なまろんを見て、
稚空は理性の限界を感じていた。
このまままろんを抱いて正気でいられる自信がない。
自分の快楽だけを求め、乱暴な行為になるかもしれないという不安が
彼女を抱くことにブレーキをかけていた。
守りたい、傷つけたくないと思っているはずなのに
一方で全て壊してしまいたいという
自分勝手な独占欲が稚空を困惑させた。
928 :
名無しさん@ピンキー:03/06/30 13:35 ID:G0GT02BJ
一方、ベッドに転がっていたまろんも、理性をわずかに取り戻したせいで
ひどく動揺していた。初めて曝け出した本能の部分。
貪欲なほどに悦楽を得ようとあがく、いやらしい女の性。
あんな生々しい部分を見て、稚空はなんて言うだろう。
嫌われただろうか。失望されただろうか。
そのどちらも回避できるならきっとなんでもする。
そう思ったときに、なぜだか涙が溢れた。
「まろん?」
少し困ったような顔をして稚空がまろんの涙を指で拭う。
「……おねがい……に、ならないで……」
震える腕を伸ばし、稚空の首に腕をまわした。耳元に口を寄せ、囁く。
「なんでも、するから……お願い、嫌いにならないで……」
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
933 :
名無しさん@ピンキー:03/07/04 14:06 ID:rKWlTpqI
>>928 そのうるんだ瞳に同様する稚空。
「嫌いじゃないさ」
と、いいながら内心かなりどっきりしている。
「本当になんでもするんだな・・?」
少し低い声で言う彼にはまた冷酷さが戻ったようだ。
934 :
名無しさん@ピンキー:03/07/07 13:17 ID:TTixnsne
age
あぼーん
あぼーん
sage
938 :
名無しさん@ピンキー:03/07/10 21:54 ID:3Mnep/m7
稚空の手がまろんの顔の輪郭をなぞる。
「…俺が、欲しいの…?」
まだ涙の浮かぶ瞳が稚空をまっすぐに見つめ、肯定を示す。
「俺もまろんが欲しいよ。
……滅茶苦茶にしてしまいたい、俺が満足するまで…。」
優しい笑顔が険しくなる。
こんな稚空の欲求は初めてで
まろんの顔に不安の色が浮かぶ。
それでも、受け入れたいと思った。
自分がずっと望んでいたのはそうされる事ではないのかと。
「…うん。」
滅茶苦茶にされた自分がどうなってしまうか
怖さはあったがゆっくりと返事をする。
あぼーん
940 :
名無しさん@ピンキー:03/07/12 14:27 ID:MOMYBJMe
あげ
あぼーん
あぼーん
次のスレタイどうします?
>>943 今のままで良いのでは?
2とか番号つけて
タイトルはまんまで内容は禾重木寸作品総合スレでおながいします
むしろスレタイを禾重木寸作品総合にした方がいいかも
947 :
山崎 渉:03/07/15 11:10 ID:vhmwz+RP
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
948 :
名無しさん@ピンキー:03/07/16 09:48 ID:AAKUNS1R
あぼーん
950 :
名無しさん@ピンキー:03/07/16 13:27 ID:toXLlq9o
稚空は俯いたままのまろんに軽く口付けた後、ベッドに半ば押し付けるように
倒し、体にまとわりついている下着を剥いだ。
怖い。
まろんはそのとき恋人の顔を見て確かにそう思った。
喧嘩したり、怒られている時に感じる怖さとも、彼を失う事を恐れる時に
溢れだす怖さとも違う。冷たい視線に、自分の中で何かが危険だということを
必死に伝えようとしている。壊される?
さすがに下着を抜き取ることにも慣れたもので、彼から焦りは感じられない。
しかし、いつもはもっと気遣ってくれるのに、今日は急いている感じがする。
晒された胸に顔を埋め、先端を口に含んだ。動き回る舌の動きに感じすぎて
だろうか、痛みにも似たものが全身を貫く。
「ぁっ……乱暴に、しないで……っ!」
滅茶苦茶にしてしまうだろう、とわざわざ宣言してくれたのは、
それが嫌ならやめましょう、の意で。それでもかまわないといったのは自分で。
神経が一点に注がれすぎてしまって虚ろになった目で、
まろんは静かに空を眺めた。
951 :
名無しさん@ピンキー:03/07/16 21:47 ID:ntBYrnQ4
>>950 稚空は舌を抜きだすと
「もうこんなに濡れてるじゃないか」と言った。
またしても証拠を見せ付けられる。
滅茶苦茶にされることに同意してしまった後ではもう遅い。
稚空はまろんの足を大きく広げると、そこに自分の物を浅く入れていった。
「んっ」
久しぶりの快感におもわず声が出る。しかし稚空はすぐに物を引き抜き、また挿すのを繰り返した。
そして確かめるように「俺のが欲しいの?」と聞いた?
「稚空のが・・欲しいの」
一瞬迷ったようだがいまさら否定するわけもない。
その言葉を確認すると、稚空は今度は深く自分の物を挿し込んでいった。
953 :
名無しさん@ピンキー:03/07/20 18:34 ID:4BpxHl2W
次スレ読めるんだけど書けない、なぜ?
954 :
名無しさん@ピンキー:03/07/20 18:47 ID:oIRCGmhz
955 :
名無しさん@ピンキー:03/07/20 21:57 ID:XzpPiUsQ
<<953
漏れも。
どうするべき?
スレ立てなおしまつか?
即死したスレにカキコできるわけないがな。
957 :
名無しさん@ピンキー:03/07/20 23:12 ID:XzpPiUsQ
立てなおしキボン
958 :
名無しさん@ピンキー:03/07/21 18:04 ID:pYDQ4ZfN
漏れ無理だった>スレ立て
959 :
通行人:03/07/22 00:43 ID:vO2G/RP7
960 :
_:03/07/22 00:47 ID:pxBMKx6l
961 :
名無しさん@ピンキー:03/07/24 16:05 ID:b9By98sZ
んじゃスレ埋め立て用に小ネタを少々。
(4巻・ノイーン様のレイプシーンより)
「稚空のことがすきだから」
まろんの真摯な視線にも動じず、ノインは御符を彼女の細い手首に貼り付けた。
「きゃあ!」
まろんの腕に電流と共に痛みが走る。
「何を言っているのです。その眼差しは確かに私のジャンヌ・・・」
ノインが無抵抗になったまろんの服と下着を脱がせ、いそいそと
自分のモノをあてがい、体重を掛ける。
「っ・・・ゃあ!」
「心配しなくても、すぐに気持ちよくなります・・・」
ぐぐぐ、と力が加わり、それが侵入を始める。
それは乱暴に体内を侵し、そして遂には純潔を奪い――――奪うはずだった。
つるん、とでもいうようにノイン自身がまろんのなかに入り込んだ。
「・・・・・?」
「あーあ。はいっちゃったー」
今まで泣きながら可愛らしく哀願していた少女と本当に同一人物かと
疑いたくような不機嫌顔で、ノインを睨みつけている。
「な、あなた純潔は・・・?」
「・・・そんななもん今時守ってる人がいると思う?先生、考えが古いわよ」
ん、とまろんが下半身に軽く力を入れた。
するとすっぽり入っていたノインのそれが激しく動き、欲望を吐きだす。
「う・・・ぁっ!!」
962 :
名無しさん@ピンキー:03/07/24 16:05 ID:b9By98sZ
「・・・あ、かわい〜♪」
体をずらし、自分の中から取り出したノインのそれをしげしげと
ながめ、意地悪く摘んで笑った。
「すごい、未だにぴんくだぁ。しかもちっちゃいし!あはは!よくこんなんで
押し倒そうと思えたわね!」
可笑しくて仕方がない、といった様子でまろんがくすくす笑いを繰り返す。
ノインはいろんな意味で泣きたくなっていた。
「それからね、先生えっちするのすごい下手だわ。
服脱がすだけでハァハァ言い過ぎだし。全然キモチヨクない!
力ずくでしたければもうちょっとお勉強するべきね!」
963 :
名無しさん@ピンキー:03/07/24 16:12 ID:cV2bgHFA
964 :
名無しさん@ピンキー:03/07/24 16:12 ID:1+lHyu4o
965 :
名無しさん@ピンキー:03/07/24 16:13 ID:b9By98sZ
「うわぁ!!」
ノインが眠っていたソファから飛び起きた。
寝室では高土屋全の死に傷つき、気を失ったまろんが眠っている。
「ノインさま?」
脇で休んでいたシルクがノインに声を掛けたが、返答はない。
(・・・下手?私がか?!確かに経験はそう多くないが・・・
いや、そうじゃない!そうでなくてまろんが純潔でない?!
あの少年に奪われたのか?!いやいやまさか、でも・・・)
いつまで経っても黙っているノインにシルクが再び声を掛ける。
「ノイン、さま?」
「なんですか、シルク?」
振り返ったノインは優雅に微笑んでいた。が、目が笑っていない。
「の、のいんさま・・・・・・???」
ノインはだまってシルクの眉間に御符を突きつけた。
御符が瞬くまに光り、爆ぜて燃えた。
・・・その夜、紫界堂聖の住むマンションの周辺に断末魔の悲鳴が
響き渡ったのは、まぁ、言うまでもない。
966 :
_:03/07/24 16:14 ID:cfndNkor
967 :
68827:03/07/24 16:44 ID:nVf+KeEN
968 :
名無しさん@ピンキー:03/07/24 19:03 ID:0VkwDRtO
<<961
激しくワラタ
969 :
名無しさん@ピンキー:03/07/24 21:53 ID:EFf+6dSV
970 :
名無しさん@ピンキー:03/07/24 23:38 ID:2w/uPrA5
971 :
SEX:03/07/24 23:43 ID:Lx/0nfre
, -‐- 、
/^8 / ヽ
. / ノ.//ノノ ))))〉 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
'ノノ! ! |. ( | | || /同人をやっています!
`l |ゝ" lフ/リ < エロ過ぎるけど、見に来て下さいね!
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http://pink.sakura.ne.jp/~erotan/  ̄く `ヽ |l:|l、ヽ‐v'し'i |_____
` -ノニニト、ー┘ ´
// ! \
/ ヽ
. 〈 / ヽ i
ヽ/ i,ノ
` ァ‐ァr‐r ´
/、./ l .!
. l! l\ ll\!!
ヽ_)l__ノ
972 :
名無しさん@ピンキー:03/07/26 17:32 ID:ly+OyY+R
age
小ネタ第二段。普通にやった受けないカプで。
悪魔なんていないのよ。聡い彼女はいつか私にそう言って笑った。
神様に祈っても無駄なのよ。美しい彼女はいつか私にそう囁いた。
「だからね、願いは自分の手で掴むものなの」
私の愛する彼女は、天使みたいに綺麗な笑みをたたえて、そう言った。
「あれ、まろん少し痩せた?」
夏休みのある日。都はまろんの家に泊まりにきていた。
お風呂上りに脱衣所で着替えている時に覗くまろんの手足の細さや
腰のくびれに、都が目を丸くする。
「あぁ、最近暑いからね」
さして興味なさそうにまろんが答えた。湿ったままの長い髪を
邪魔にならないようにしばるその姿に、都はなんだかドギマギしてしまう。
なんだろう。最近のまろんは。妙に色っぽい、というか大人びたというか。
「都、早く着替えたら?ご飯にしよう」
まろんは柔らかい微笑を浮かべて、こっちをみた。
鼓動がひどく高鳴る。なんだろう、この感じは。
ダイニングのテーブルに向き合って座る。まろんは用意してあったらしい
夕食を出してくれて、それを一緒に食べた。
「おいしいかった?」
「まぁまぁね。ま、まろんにしては上出来じゃないの?」
都のいつもの憎まれ口に、まろんが苦笑する。おかしい。普段なら怒るくせに。
「これ、隣に持ってかないの?」
隣、と都は稚空の家の方向を指差した。なぜだか今夜はその名前を口にするのが
ひどく嫌になる。
「いいよ、別に。私がそこまでする必要ないもの」
まろんはどうでもよさそうに言って、空になった食器を運び、洗う。
水音が響く中、都はなるだけ興味ないふりを装ってまろんに訊ねる。
「……喧嘩したの?」
「別に。どうしてそう思うの?」
「いや、なんとなく。そしたらさ、ここに呼んでもいいわね?」
水音がやんだ。まろんが目を見開いてこっちを見ている。
「……いいわね?」
「今日は二人で居よう?ね、久しぶりの事なんだから!」
まろんが無理やり笑った。その表情の痛々しさに、都が頷いた。
「わかった。でも……話、聞かせて?」
寝室のベッドでまろんの隣り座って、都は彼女の話を聞いた。
まろんは稚空と喧嘩した。理由は束縛が激しすぎる、との事から。
まぁ、稚空の気持ちも分からないでもない。誰だって好きな人を
奪われるのは嫌だ。それを防ぐために縛るのも、仕方がない。
「しんようして……っぃく……ほしいの…にっ…」
まろんは話しているうちに泣き出してしまった。最近、彼女はよく泣く。
以前ならそんな事なかったのに。これが変わったということだろうか。
誰のせいで?彼のせいで?まろん、そんな人だったっけ?
「泣かないでよ!あーもう、じれったいなぁ」
都はまろんの肩を抱いてやった。その体の細さ、暖かさに胸が高鳴る。
まただ。都は記憶の底を掬う様に思い出す。初恋っていつだっけ。
最後に好きになったのは誰だっけ。
「みやこ……」
まろんが都の目を覗き込むように見つめた。なんでだろう。胸が痛い。
歯止めが利かない。衝動が大きすぎる。
「……っ!!」
気が付くと都はまろんの肩を掴んで押し倒し、唇をあわせていた。
驚きに目を瞠るまろんと目があった。視線が緩む。
まろんが本気で抵抗したから、唇を離した。息を吸い、大きく宣言する。
「だったら別れなさい!ねぇ、稚空と別れてずっと一緒にいよう!?」
「都……?」
「私だってあんたがずっと好きだった!…本当は、稚空にとられるの嫌だった。
だからお願い、稚空と別れて……」
都の言葉に、まろんが泣きそうに顔を歪めた。なんでそんな顔するのよ、バカ。
「え、と…都は、親友でしょ?だから……」
「だから何?何だって言うの?」
まろんは明らかに混乱している。それにつけこんで、都は甘く囁く。
それこそ、魂の契約を交わす悪魔みたいに。
「私はあんたの事よく知ってる。淋しい思いもさせないし、束縛もしない。
まろんはもう囚われる必要ないよ。だからずっと一緒にいようよ。ね?」
いやいやとまろんが首を振る。その弱々しい仕草に腹が立つ。
「……だったら、離れられなくしてあげる……」
都は脇のチェストからリボンを抜き取り、まろんの両手をそれで束ねた。
980 :
名無しさん@ピンキー:03/08/07 17:41 ID:WuJEWZxa
すごくイイ!!(*・∀・*)マロン可愛いっ!!この後稚空乱入でもし良かったら3Pキボン!!
981 :
_:03/08/07 18:00 ID:ug+dC70K
982 :
_:03/08/07 18:05 ID:ug+dC70K
まろんがとうとう泣き出した。か細い声を上げて、しゃくりあげる。
彼女が着ていた薄いキャミソールをはぐり、ブラを押し上げて外す。
肌の白さに、むせ返るような色気に、都は大きなため息をついた。
「……キレイ」
都は処女だし、もちろん女の子を押し倒して襲った経験もない。
となれば、何を参考にこれから行動すればいいだろう。
衝動で襲った割には、あまり後先を考えてなかった。
「都、ねぇやめようよ。こんな事やめよう?」
まろんが懇願する。あぁそうか。これが人を凶暴にさせる表情か。
「大丈夫よ。力抜いて」
自分の声の艶やかさに、内心うっとりしながら都はそっと
彼女の肌に触れた。やわらかい。
「いいなぁ、まろんは。どこもかしこも綺麗で。いいなぁ」
「やだ!さわらないで!都…やっ…めっ!」
「ねぇ、稚空にも全部見せたの?全部触らせたの?ねぇねぇ」
指先で彼女の胸のラインをなぞる。白い肢体がぴくんと跳ねた。
別に最後までやっちゃおうなんて気はないし。これ位、別にいいか。
随分と軽い気持ちで都はまろんの胸元にキスマークをつけた。
これでせいぜい稚空と大喧嘩して別れればいい。そう思うと頬が緩む。
「やっ!…み…や……めってってば!」
まろんがしきりに首を振って抵抗している。長い髪が頬に当たる。痛い。
「暴れないで。これ以上抵抗すると、下に入れちゃうよ?」
ぴたっとまろんの動きが止まった。へぇ、操を立てるつもりなのね。
彼女の外気に晒されてつんと尖った先端部をそっと口に含む。
「ひぁ……」
感触は正しく肉っぽい。あんまり口当たりのいいものではないなと思う。
けれどもまろんが気持ち良さそうに目を細めるから、まぁ良しとしよう。
「気持ちいい??」
「よくなっ……あっ!!」
口で含んだそれを、舌先でちょいとつついてみると、まろんが声を上げた。
「気持ちいいんじゃん。なにいってるんだか」
中学生のとき、ちょっとエッチなマンガをクラスの誰かかもって来てた。
そのなかで、たしか男の人はこうやって女を攻め立てていた。
あの時、都は顔を真っ赤にしながらそれ眺めてた。まろんは?
あぁ、薄く微笑んでいただけだ。
あの日、マンガを囲んでいた仲間のうちの何人が、今まろんがこうして
嬌声を上げていると思っただろう。もう男を知っていると想像できただろう。
「ねぇ……稚空のとどっちが気持ちいい?」
都の言葉に、まろんが顔を真っ赤にしてそっぽを向いた。
果たしてそれは恥じらいなのか、罪悪感なのか。つかめない。
「どっち?」
「やめてよ!ほんともぉねがいだからっっ!」
「い・や・よ」
「〜〜〜〜っっ!!」
まろんが足をばたつかせた。腰に当たると、普通に痛い。
「どうする?写真とって稚空に送りつけたげてもいいのよ?」
腹立ち紛れに一言。ひ、とまろんが息を呑む音が聞こえた。
「都!いい加減にやめないと、ホント怒るよ?!」
都が深く口付けた。唇を舌で割って開き、まろんの舌に絡ませる。
ぬめぬめととした感触と温度。好きな人のものでなきゃ、触れたくもないな。
ぼんやりと都が考え込んでいる間に、まろんが腕を戒めていたリボンを
ちぎり、都の肩を押して体を離してから、都をひっぱたいた。
「なにするのよ!都のばか!大ッ嫌い!!」
まろんはわんわん泣いている。都は嫌い、と言われたにもかかわらず、
妙に凪いだな気持ちで彼女を見ていた。
「……願い事の叶え方、知ってる?」
都が静かに目を伏せて訊ねた。まろんが身構える。
「神様に祈っても無駄だって、言ったのはまろんだよね?
神様のできることは願いをかなえることじゃない、って」
まろんは不思議そうな顔で都を見つめている。都は穏やかに微笑んだ。
「願いは自分の力でつかむ、って。まろん言ったよね?
だからこうしたの。私はまろんを傷つけてまでも手に入れたかった」
まろんの頬のラインを指でなぞる。こんな時にも、彼女は美しい。
「それが……願い事だったの?」
まろんの問いに、都が静かに首を振った。じゃあ、とまろんが言うのを制し、
彼女の瞳をまっすぐに見つめて、泣きだす寸前のような顔して笑った。
「今の願いはちがうの」
都はまろんの手の甲にそっと唇を寄せた。忠誠と、親愛の証に。
「お願いなんてただ一つ。あなたから許しを得ること。
愛してるわ。きっと、ずっと」
体を起こし、ベッドから降りた。ドアのところまで歩き、振り返る。
「今日の事は忘れて。許さなくてもいいから」
都、とまろんが声を掛けてきたけど、無視して部屋をでた。
明日になれば、全部変わってく。壊したのは都。責任もこっちにある。
「願い事……必ずかなえばいいのにね」
誰にでもなく呟いた。声にしたら泣けてきた。
こんなことしなきゃ良かった?そうとは思わない。
むしろこれでよかったんだ。
まろんの家の廊下は暗くて、まだ微かに彼女の匂いがした。
はい、以上です。エロ少ない(ない)うえにアンハッピーエンド。
まだノインネタのが書きやすかった・・・。
叩くなら叩いてください。以上!
989 :
名無しさん@ピンキー:
ィイ!!また新たな新作キボン!!