【女勝ち】バトルファックMシチュ第2支部【男負け】

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1名無しさん@ピンキー
セックス勝負のシチュエーションの中でも特に一方的な女勝ちがそれに類する勝負を扱うスレッドです。

本スレ
バトルファック −ROUND37−
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1299352719/

前スレ
【女勝ち】バトルファックMシチュ支部【男負け】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1270912247
2名無しさん@ピンキー:2011/08/15(月) 01:31:23.73 ID:4dCQNhb/
とある御仁のお力により、スレ立てできました。
多謝。
3名無しさん@ピンキー:2011/08/15(月) 15:43:54.11 ID:goStgUzc
スレ立て乙。
4名無しさん@ピンキー:2011/08/15(月) 21:53:38.23 ID:GXtzK8+N
前スレでBF体育祭というモノを書いてた者です。
新しいスレが出来たようなので、後日続編をこちらに投下したいと思います。
また、前スレで感想を下さった方々、誠にありがとうございました。おかげでかなりテンション上がりました。
今度は挿入も書いてみたいと思ってます。
5名無しさん@ピンキー:2011/08/16(火) 04:38:19.27 ID:m7rLQKYu
期待しながら気長に待ってる
6名無しさん@ピンキー:2011/08/16(火) 08:55:53.57 ID:3BHk6LqH
>>1
7名無しさん@ピンキー:2011/08/17(水) 18:36:05.61 ID:gqyrGPwt
wktk
8名無しさん@ピンキー:2011/08/19(金) 19:54:18.38 ID:udj4CZIU
ttp://vocorale.blog55.fc2.com/blog-date-201104-1.html
これ最高。腕力でも負けてしまうシチュってすごい好きだ
9名無しさん@ピンキー:2011/08/21(日) 20:23:16.79 ID:xTlNm2la
体育祭の人です。
BF体育祭アフターを執筆してみたのですが…
本番に入るまでの前座(という名の会話。微エロ程度)を50KB近く書いてしまったorz
即刻エロいの希望な方には適さないかもなので、エロいとこまで書いてから投下しようと頑張ってます…
今エロい所を執筆中ですが、時間がかかるようだったら微エロ部分を先に投下します。
なお、前スレが落ちてしまったようなので、前スレで投下した「BF体育祭」は、「みんなでBF小説」なる場所に投下しておく予定です。
10名無しさん@ピンキー:2011/08/21(日) 21:30:16.82 ID:elOhC0ap
11体育祭の人:2011/08/21(日) 23:43:13.93 ID:iW5jfgZd
ううむ…やっぱり、エロシーンはもう少し練りたい。
ということで、今回は非エロのプロローグだけお送りします。
エロシーンだけしか見たくないという方はもう暫しお待ち下さい。
下記の作品は前作の続編なので、読む前には上記した場所にある前作を読むことをオススメします。
12体育祭の人:2011/08/21(日) 23:46:43.24 ID:iW5jfgZd
ザァァァァァァァァァ―――…

降り注ぐ水滴が、身体や壁にぶつかって音を立てる。
BF体育祭の耐久競争を終えた俺は、BF部の控え室でシャワーを浴びていた。
身体に付着していた気持ち悪い汗が流れていく感触は、とても清々しい。
しかし、同時に競技で戦った彼女と身体を合わせていた痕跡まで流れて行ってしまうかと思うと、少しだけさみしい気もした。

「…今更、だな」

ぼそりと、俺は誰ともなく呟く。
バトルファックは、これが最後。
ふとした思いつきだったが、俺は競技の前にそう心に決めていた。
以前から、バトルファックは自分に向いていないと思っていた。先ほどの競技でも、俺の全力は年下の後輩にすら届かなかった。
人には、それぞれ向き不向きがある。所詮、それが俺の限界なのだ。

「………」

まるで自分自身を諦めさせるように、俺は心の中で理由を並び立てる。
しかし、どうしても心の中にはもやもやが残ったままだった。
もう一度、バトルファックをしたい。そして、今度は勝ちたいと、思ってしまう自分がいた。

「――ハァ」

視線を自らの手のひらに向けると、身体がかなりふやけてしまっていた。いつの間にか、だいぶ時間が立っていたらしい。
俺はシャワーを止めると、のろのろとカーテンを開けて外に出た。そして、掛けてあったタオルを手にとって全身を拭う。
そういえば、次は応援合戦だったか。別に参加するわけではないが、少なくとも席に居ないとまた群団長に説教されるかもしれない。
ともかく、退部届を書くのは体育祭が終わった後にしよう。そう結論付け、俺は着替えのジャージを探して視線を彷徨わせた。
――その時、
13体育祭の人:2011/08/21(日) 23:50:53.58 ID:iW5jfgZd
「ん?」

ぱたぱたと、足音が聞こえた気がした。
俺は視線を辺りへと向けてみるが、シャワー室には俺以外誰も残っていない。
この部屋に俺が入ってきたときは何人か残っていたはずだが、おそらく彼らは既に応援合戦に備えて席に戻っていったのだろう。
では、この足音は一体誰のモノなのか。

「…あ?」

次に聞こえてきたのは、ガチャガチャと扉を開けようとする音。
まるで、空いている扉を捜していて一つずつ扉を引いているかのようだった。
音を発している何者かは、徐々に俺がいるシャワー室に近づいてくる。
マズイ。相手が誰かは知らないが、誰だって何も着ていない状態で誰かと遭遇したくはない。
急いでジャージを捜すか、それとも隠れるか。一瞬の迷いが、俺の行動を遅らせる。

「あ」

そうこうしているうちに、ガチャリと音を立てて目の前でシャワー室の扉が開かれた。
それと同時に、「わっ!」と小さな悲鳴のような声が聞こえてきた。
結局俺は、タオルを腰に巻いただけの格好のまま、その場に凍り付いた。
扉の向こうでは、小柄な人影が尻餅をついた姿勢で倒れている。
もしかすると、扉が開くとは思っておらず、扉が開いた反動で後ろに倒れてしまったのかもしれない。

「イタタ…あれ。この部屋、なんで開いて――」

お尻をさすりながら、小柄な人影は立ち上がろうとする。その声には、聞き覚えがあった。
俺と彼女の視線が、ぱちりと交差する。

「あ、あれ? セン、パイ?」
「…ルリ?」

身に付けているのは、ピンク色の可愛らしいパンツとブラジャーのみ。彼女のモノらしい赤色のジャージが、その両腕に抱えられている。
そんなあられもない格好のまま唖然とした表情でこちらを見ていたのは、先ほどの競技で俺をことごとく圧倒した後輩――ルリ、だった。
14体育祭の人:2011/08/21(日) 23:53:14.14 ID:iW5jfgZd
〜 BF体育祭アフター 〜


ザァァァァァァァァァ―――…

降り注ぐ水滴が、身体や壁にぶつかって音を立てる。
蛇口を調整する音や突拍子のない鼻歌が時折聞こえてきて、その度に俺はぎくりと体を強ばらせてしまう。
正直、猛烈に居心地が悪い。薄いビニールの向こうに一糸纏わずの後輩がいるとなれば、それは当然のことだが。

「いやー、センパイがいてくれて、本当に助かりました。
 危うく、汗でベトベトのまま途方に暮れるところでした」

シャワーカーテンの向こうから、相変わらずどこかあっけらかんとした声が聞こえてくる。
俺とルリは、敵同士として俺と競い合ったばかりのはず。
なのに、彼女はそれを物ともせず、明るく平時の調子で話しかけてきた。

「…なんで、シャワー室の鍵、持ってないんだ? BF部に所属してる生徒は、全員持ってるはずだろ」

俺はといえば、未だ彼女に対する劣等感が強く、声や口調は普段通りとはいかなかった。
自分で聞いても、どこか余所余所しく素っ気ない印象が感じられる声音。
そんな俺の言葉に対して、ルリは何やら「あー、うー」と逡巡するような呻き声を放つ。

「じ、実はですね…私、BF部に所属してないんです…」
「は? …いや、おかしいだろ。さっきの競技は、BF部に所属してないと出られないって聞いたぞ」
「あ、いや、その。今は、所属してないっていう方が正しいんですかね?昔、ちょっとだけ、入部させてもらっていたことが…」
「…嗚呼、成程」

それなら、ある程度理解できる。
先程俺達が参加した競技は、バトルファック経験がないと出場できないと聞いていた。
退部した生徒でも、経験がある生徒であれば良かったということか。

「バトルファックは、とても久しぶりでした。ちゃんと出来るか心配でしたけど…」
「………」

その話を聞いて、俺は更に落ち込んだ。
彼女は現在1年生なので、入学直後にBF部に入部したとしても、半年以内に退部した計算になる。
大した経験も積んでいない新人レベルの相手に、俺はあっさりと負けてしまったということ。
彼女の才能への嫉妬、そして自らの才能の無さへの怒りがまた込み上がってくる。

「ご、ごめんなさい…センパイまで、巻き込んでしまって。もう、次のスケジュール、間に合いませんよね…」

シャワーの音に紛れて、おずおずとした小さな声が聞こえてくる。
確かに、次のスケジュール――応援合戦は既に始まってしまっている。
もし俺がサボったことが群団長に知れてしまったら、面倒なことになるのは間違いない。
しかし、シャワー室の戸締りは必須というのが、BF部の規則。
もちろん鍵を部外者に渡すのはあまり宜しくないことなので、必然的に俺はルリがシャワーを終えるまで待たなければならない。
15体育祭の人:2011/08/21(日) 23:57:23.03 ID:iW5jfgZd
「この場合は…仕方ない。ただ、もし可能なら群団長に釈明する時に付いてきて貰えると助かる。
 まともな理由がないと、確実にぶん殴られるからな…」
「そ、そうなんですか…厳しいんですね、センパイの群団長さん。
 私のところの群団長は、厳しいですけど殴ったりはしませんよ。群団長は女の人だから、当たり前かもですけど」
「そう、なのか」

ルリはカーテンの向こうから明るく話しかけてくれるのだが、俺はそれに対して淡白な返事しか返せない。
元よりこういう会話が苦手なのもあるが、やはり心を蝕む劣等感が一番の原因だろう。
結局、すぐに話は止まってしまう。気不味い沈黙が、二人の間に訪れる。

「そ、そういえば…センパイ。私とのバトルファック…どう、でしたか?」
「ッ…」

何気なく、といった様子で聞かれた、ルリの一言。
それに、俺は過剰に反応してしまった。
声こそ出なかったか、あからさま歯を食いしばってしまう。

「…まあ、良かった、な。久しぶりだったとは、思えない」
「そ、そうですか? 私、ちゃんとセンパイを気持ち良く出来たのか、心配だったんですけど…」

ぐさり、と彼女の言葉が胸に刺さる。
あれで、心配だった? なら、心配じゃないというのはどういう時なのか。
謙遜であることはわかっていたが、気持ちの整理が余り得意でない俺は、どうしても心を乱してしまう。

「気持ち良くないわけ、ないだろ。何回射精させられたと思ってんだ」
「あ…そういえば、センパイ凄く絶倫ですよね。あんなに出るなんて、思ってもみませんでしたよ」
「ッ…」

センパイって、弱いですね――遠回しに、そう言われている気がした。
被害妄想なのは、わかっている。しかし、一度悪い方に傾いた心の動きはそう簡単に戻らない。
劣等感が更なる劣等感を呼んで、悪い方にばかり言葉の裏を読み取ってしまう。

「あ、あの…センパイ。今日のバトルファック、とっても楽しかったです。
 その…もし良ければ何ですけど…携帯のメルアドとか、教えてくれませんか?
「…は?」

俺は思わず、素っ頓狂な声を上げてしまった。あまりにも、唐突な誘い。
可愛らしい後輩に、アドレス交換を求められる。普通の男子なら、大喜びするところだろう。
しかし、俺はむしろ不信感が先立ってしまった。
あれだけ無様な大敗を喫した俺のどこを見て、彼女がこの話を持ちかけたのか、皆目見当がつかない。

「私、ある事情でBF部を辞めちゃったんですけど…バトルファック自体は、嫌いじゃないんです。
 センパイとなら、良いバトルファックの練習ができるような気がして…その。駄目、ですか…?」

最後の方は、シャワーの音に紛れて殆ど聞こえないほど小さな声だった。
バトルファックの、練習。ざわり、と俺の心が一瞬だけざわめいた。
俺と練習して、ルリが一体何を得られるというのか。経験は俺の方が上かもしれないが、才能や技術は彼女の方が圧倒的に上だ。
彼女とバトルファックをすればするほど、それは明らかになっていくことだろう。そんな屈辱に、俺が耐えられるわけが、ない。
16体育祭の人:2011/08/22(月) 00:03:09.06 ID:iW5jfgZd
「悪いが、それは無理だ。もう、バトルファックは、しない」
「…え」

極力抑揚を無くした俺の言葉に、彼女はショックを受けたような力のない言葉を返した。
もしかすると、彼女なりに勇気を振り絞っての申し出だったのかもしれない。
彼女に対する劣等感に咥えて、彼女にそんな声を出させてしまった自分に対する軽蔑感が沸き上がってくる。

「ど、どうして…ですか?」
「俺は…もう、バトルファックは止めるって、決めたんだ。今更、一度決めたことを取り消すのは…嫌なんだ」

一度決めたことを、取り消したくない――それは、言い訳同然の綺麗事だ。
本当は、ただ負けたくないから。また彼女と戦って、また彼女に負けて、屈辱を味わいたくないから。
彼女との戦いは、幸いにも悔い無くすっきりと終わることができた。しかし、次もそうであるとは限らない。
此処で、綺麗に負けたまま立ち去りたい――そんな弱い俺の本心に一番落胆していたのは、おそらく俺だっただろう。

「で…でも、センパイ、さっき、『今回は、俺の負けだ』っていいましたよね。
 そう言ったからには、次があるんじゃ、無いんですか?」
「それ、は…」

流石に、痛いところをついてくる。
言うなれば、あれは無意識に口から出た強がりも同然だ。
相手からは見えないとわかっているのに、俺は顔を逸らしながら言葉を続ける。

「言葉の、あやだ。間違えた…だけだ。
 ともかく俺は、もうお前とバトルファックはできない。…どうせ、もう一回やっても、お前が勝つ、だろうし」

ポツリ、と最後に本音が漏れる。その声は小さく震えていて、どうしようもなく格好悪かった。
しかし彼女は、耳聡くその言葉を聞きとってしまったらしい。
水滴が壁に当たる音に紛れて、小さく息を飲む気配がした――気がした。
数秒の後、ひどく動揺した様子の声が、ポツポツと聞こえてきた。

「で、でも…私はまだ、その。未熟、ですし。
 もう一度やったら、きっとセンパイが勝つと、思うの、ですけど…」
「――ッ!」

怯えているようなその言葉の影に同情の念を感じ取り、俺の心が大きくざわめいた。
年下に向けられる同情ほど、情け無いモノはない。
ぷつんと、何かが振り切れた気がした。今まで押しとどめていた何かが、止めどなく心から口へと流れていく。

「お前が勝つに、決まってるだろ」
「で、でも…ほら、センパイ、体の調子とか、色々ありますし――」
「そんなモノ、関係あるか。俺は今日、全力でお前にぶつかったんだ。
 アレが俺の全力だった。あのザマが、俺の全てだったんだ…」

彼女に負けた瞬間を、一矢報いることすらかなわなかった先ほどの試合を思い出す。
何も悔いはなかったはずなのに、後悔と屈辱感が沸き上がってくる。
俺は感情を抑えきることができず、溢れた分の感情は拳と共にシャワー室の壁に叩きつけられた。
バシン、と硬いものを殴る音が鳴り響く。びくり、とルリが身をこわばらせた気配を感じた。
17体育祭の人:2011/08/22(月) 00:07:03.51 ID:WtKDIWlL
「これ以上、何も言わせないでくれ…!」

身体を震えさせながら、俺は小さく言い捨てる。
おそらくそのザマは、俺の人生の中でも最も無様な姿だっただろう。
ゆっくりと、頭が冷えてくる。叩きつけた拳に、痛覚がじわじわと戻ってくる
俺は天井を仰ぎ見て、大きく息を吐き出す。

「…悪い。とにかく、その話は無理だ。
 鍵は此処に置いとくから、俺はもう行くぞ。鍵は、後でBF部の誰かに渡しておいてくれ…」

居た堪れない気持ちになり、俺はそそくさと立ち去ろうとした。
ルリには、とても悪いことをしたと思う。しかし、冷静に事を収める自信が、俺にはもう無かった。
このまま立ち去って二度と会わないのが、お互いにとって一番良い。
そう結論付けた俺は、鍵を彼女のジャージが収まっている棚の近くに置き、扉へと向かおうとした――が、その時、

「――だ、駄目ですッ!!」

シャァ、と甲高い音がしたかと思うと、カーテンで遮られていたシャワーの音が突然大きくなった。
個室から漏れた水しぶきが、若干だが俺のジャージに振りかかる。
その声の剣幕に驚いた俺は、思わず後ろを振り向き――そして、凍り付いてしまった。
視線の先では、ルリがその華奢な肢体を全く隠すこと無く、俺に手を伸ばすような姿勢で立っていた。


「か、勝手に行っちゃわないで下さい!
 だ、だって私、センパイじゃなきゃ――あ」

俺に向かって一歩駆け出そうとしたところで、ルリは自らの姿に気づいたらしい。
「きゃあっ!?」と可愛らしい声をあげて、シャワーカーテンで要所を隠し始める。
俺はといえば、彼女の肢体(主に胸)に目を奪われて、完全に思考がフリーズしていた。
二人の間に、何度目かわからない気不味い雰囲気が立ち込め始める。
先に声を出したのは、ルリだった。半ば泣きそうな顔で、深々と頭を下げる。
18体育祭の人:2011/08/22(月) 00:12:21.90 ID:WtKDIWlL
「ご…ごめん、なさい」
「あ、いや…別に、俺は良いけど」

むしろ、眼福だった。彼女の裸は既に見ているが、それでも水の滴る彼女の肢体は別格だった。
俺のペニスは先程彼女にかなり搾り取られてしまっていたので、ちょっとやそっとじゃ反応しないはずだった。
それにも関わらず、俺のモノはシャワーで濡れた彼女の身体を見た瞬間、ぴくりと反応してしまった。
まあ、それはともかく――俺は少し冷静になった頭で、彼女の言葉を思い出す。
彼女の言葉を聞く限り、彼女が俺に練習相手を頼んだのは、俺じゃなければならない理由があるから…ということだろうか。

「…どうして、俺なんだ。お前だって、わかってんだろ。俺は、お前より弱い。
 バトルファックが上手くなりたければ、俺より強い奴に頼めよ」
「センパイは、弱くなんて、ないですよ」
「同情は、止めてくれ。余計惨めになる――」

俺は反射的に返したが、思ったよりも力強いルリの視線に押し負けて、途中で口を噤んでしまった。
ルリは、今までにないしっかりとした眼で、俺の眼を見つめ続けていた。

「同情なんて、してません。だって、センパイは…私を、指導してくれたじゃないですか」
「…指導?」

俺は中空に視線を巡らせ、一体それはどういう意味かと考える。
答えは、すぐに出た。確か、彼女は先程の競技中に『ご指導ありがとうございました』と言っていた気がする。
しかし、大したことを教えた記憶もない。俺は首を振りながら、ルリに言葉を返す。

「あんなもん、俺じゃなくても誰かが教えてくれるだろ。俺じゃなくても良いはずだ」
「確かに…そう、なのかもしれません。
 でも、あんなふうに教えてくれたのは…センパイが、初めてだったんです。センパイだけ…だったん、です」

ルリの言葉の語尾は、なぜか怯えるように震えていた。
その大きな眼から僅かながら涙が流れそうになっている気がして、俺はぎくりと体を震わせてしまった。
どうやら、何やら事情があるのは確からしい。俺は深々とため息をつきながら、どうしたものかと考える。
わかっていることは、このまま彼女を投げ出すのは、男としてどうかということ。

「…とりあえず、理由を聞かせてくれ。話は、それからだな」

結局、俺は彼女の言い分を聞いてみることにした。
俺の出した結論に、ルリは片手で目元を拭いながら嬉しそうに笑った。
遠くから、応援歌らしき重低音が響き渡ってくる。おそらく校庭では、あの暑苦しい群団長が汗水垂らして旗を振っていることだろう。
あの場所に戻すのは、もう少し先になりそうだ。戻った後のことを想像して少し憂鬱になりながら、俺はシャワー室の鍵をポケットに戻した。
19体育祭の人:2011/08/22(月) 00:20:35.83 ID:WtKDIWlL
ここまでがプロローグ。ちょっと急いでやったので、問題あったら申し訳ありません。
今思うと、「あのザマが、俺の全てだったんだ…」ってセリフ、中々アレですね…コレを書いた当時の私、何かに影響された気がします。
エロ中心だった前作と比べて、キャラに重点をおいてみたかったのですが、思ったより難しいです。ニーズからかけ離れてしまわないよう、気を付けたいです。
エロいのが良いところまで書け次第、次を投下したいと思います。
20名無しさん@ピンキー:2011/08/22(月) 01:33:41.12 ID:bfCR1yZb
エロいバトルシーン期待してるぜ。1ヶ月でも2ヶ月でもゆっくり書いてくれ。
21名無しさん@ピンキー:2011/08/22(月) 09:22:59.76 ID:WNQQYp4X
主人公の自分の心の葛藤で乱れつつも女性に当り散らさない冷静さは好きだな。
最近、逆ギレする主人公や周りに流されるばかりのへタレ主人公のアニメとか多くて、
俺好みの主人公がいなかったらドストライクですわ。
22名無しさん@ピンキー:2011/08/22(月) 14:35:52.67 ID:N7K0/Oig
おお、これは期待
熱くてエロいバトル期待してるぜ!
23名無しさん@ピンキー:2011/08/23(火) 06:16:55.74 ID:Wct5xH/H
女が謙虚すぎるような・・・。
もう少しSが入っているほうが俺は好き。
24名無しさん@ピンキー:2011/08/23(火) 06:30:22.16 ID:an2+el1a
しっかりストーリーがあるBFっていいよね。
続き期待してます。
25名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 01:25:04.02 ID:G4rG6/FL
触発されてSS書き始めた。
週末の間に終わらせる予定。

また巨乳モノだけど勘弁な!
26約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/08/26(金) 01:30:16.85 ID:G4rG6/FL
ずっと一緒だった。
これからも一緒だと思っていた。

「巨乳女学院に行く」

だから、あいつがそう言った時には、言葉が出てこなかった。

「私には巨乳女学院のカリキュラムの方がBF学園より向いてると思うの。もっと強くなりたい」

どうして、とさえ言えなかった俺に、あいつは寂し気な、だが凛とした微笑みを浮かべて言った。

「次は、全国大会で会おうね」

俺たちは握手をして……
……そして、呆気なく離れ離れになった。
27約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/08/26(金) 01:31:16.94 ID:G4rG6/FL
『赤コーナー、真庭千歳。巨乳女学院』



あれから1年と半年。

俺は頑張った。死に物狂いでBFの練習に取り組んだ。
『全国大会で会おうね』…… その約束が果たされたら、この心にぽっかり空いた穴が埋められると思った。

厳しいレギュラー争奪戦を、そして激戦区の地方予選を、歯を食いしばって乗り越えた。
猛者が集う全国大会の舞台を、1回戦、2回戦と死力を尽くして勝ち上がり……



『青コーナー、古賀誠一郎。BF学園』



「約束、守ってくれたね」
「ああ。お前もな」

今、俺は全国大会の……約束のリングに立っていた。
美しく成長した幼馴染との再会を果たしながら。
28約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/08/26(金) 01:32:26.40 ID:G4rG6/FL
「負けないわよ」

そう言って笑う千歳は綺麗だった。本当に綺麗になっていた。
髪を少し伸ばしていた。シャンプーでも変えたのか、艶も香りも大人っぽい。
背も伸びていた。俺がそれ以上に伸びているのであまり目立たなかったが……頭身が変わっているのか、少し小さく見える顔にドキっとさせられる。
すらりと伸びた手足は、記憶の中の細っこいそれよりもはるかに肉付きが良く……女性らしい曲線に思わず生唾が溢れる。
そして、何よりその胸。
中学の時から発育がよく、俺を散々苦しめたそれは、一回りも二回りも大きくなっていた。
熟し方も瑞々しさも、当時の比ではない。ただ呼吸に合わせて揺れる姿さえ、生々しいハリとツヤを見せつける巨大な兵器。
その先端の可憐な乳首は、危険な暗器。

「……ああ、俺もな」

ともすれば見惚れそうになる、幼馴染の美少女の艶姿を前にして、俺も負けじと胸を張った。
BF学園のカリキュラムは、俺が想像していたものよりもはるかに過酷だった。
その地獄と天国の中で鍛え抜かれてきた肉体、磨き抜かれてきたペニスは、中学生の時とは比較にならないはずだ。

俺が、お前の成長に驚き、見惚れているように
お前にも、俺の成長に目を見張って欲しい

果たして千歳は、俺の反り返った長大な逸物を見て目を潤ませ、熱い溜息をついた。
29約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/08/26(金) 01:35:09.30 ID:G4rG6/FL
もうすぐゴングが鳴る。
再会を懐かしむにはあまりにも短い時間…… 俺は、矢も盾もたまらず口走っていた。

「BF学園に来ないか」
「え?」

自分でも唐突だと思う。口をついた言葉がそのまま吐き出されただけ。
きょとん、とする千歳に、俺は止まらない唇から思いの丈を吐き出す。

「俺が勝ったら、さ。BF学園にいる方が強くなれるってことだろ」

……我ながら、ひどい言い訳だった。
あの時千歳は、巨乳女学院の方が自分に合っていると言っただけ。単純にどちらが上かなんてこと、一言も口にしていない。
どうして素直に、ただ一緒にいたいと言えないのだろう。
これじゃ、別れの時と同じ。
BFばかり強くなっても、俺はまるっきり子供のままだ。

「……そうだね。それもいいかな」

そんな俺に、千歳は微笑んで、そう言った。

「でも、私が勝ったら…… そうだな。誠ちゃん、乳女に来ない?」
「……乳女って、女子校だろ」

今度は俺がきょとん、とする番だった。

「うん。だから学生じゃなくて、特別講師として。生徒の練習用に、そういう制度があるんだよ」

千歳の、練習相手として……?
千歳と、一緒に……!

「ふふ、もちろん、私を手こずらせるくらい強かったら、だけどね?」

千歳はそう言って笑った。

「……言ってろ。バーカ」

寂しげな笑顔でも、凛とした笑顔でも無い、ひどく妖艶な笑み。
俺はそう言い返すのが精一杯だった。



『試合開始!』

カーン!

交わせた言葉は、一年半ぶりの再会にはあまりに短い。
容赦なく戦いの始まりを告げたゴングに、俺たちは幼馴染から、学校の名誉を背負って、男と女の誇りを懸けて争う敵同士へと変えられていく。

「行くよ、誠ちゃん」
「来い、千歳!」

俺の、俺たちの戦いが始まった。
30名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 01:36:17.79 ID:G4rG6/FL
今日はここまで。
31名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 12:03:37.99 ID:N3bH6Ozr
wktk
32名無しさん@ピンキー:2011/08/26(金) 17:56:41.32 ID:iZDJFZoO
ちくしょーーーー
33体育祭の人:2011/08/26(金) 22:27:12.26 ID:7QsiloxE
>>20-24
感想、ありがとうございました。骨身にしみます。
ストーリー付きBFに需要があるかわからなかったのですが、あって良かったです。
ただ書いてみて、ちょいとストーリー部分が長すぎたかも…orz。エロいバトルはもう少しお待ちを。
あと、今回は小悪魔&甘々な感じを目指したので、S成分は少し弱めかもですね。
ドSな先輩にアンアン言わされるのも書いてみたいと思ってますが。
とりあえず、近々本番前(微エロ)を投下予定。
可能であれば、前哨戦部分を週末辺りに投下したいところ。

>>25
巨乳モノktkr。wktk待機。
34体育祭の人:2011/08/26(金) 23:35:56.34 ID:2u/GTs+j
「ど、どうですか、センパイ。痛かったり、しませんか?」
「い、いや…まあ、少なくとも、痛くはないが」

どこかぎこちない様子のルリの問い掛けに、同じくぎこちない返事を返す俺。
どうしてこうなった。俺は、心の中で自問する。
一言で言えば、今現在俺はルリにマッサージされている。
まず、タオルの敷かれたシャワー室の床の上に、下着姿の俺が俯せになっている。
そんな俺の背にジャージ姿のルリがのしかかり、せっせと肩を揉んでいた。

「…なあ。今更なんだが、なんでマッサージなんだ?」

どういう流れでこうなったのか、俺自身よくわかっていない。
まず、先程彼女がシャワー室を飛び出した拍子に、シャワーの水で俺のジャージが濡れてしまうということが起こった。
濡れた感触を気持ち悪く思い、ジャージを脱がせて欲しいと俺が頼んだ結果――いつの間にか、こうなった。
はっきり言って、ワケがわからない。

「え? あ、いえその。
 センパイに水かけちゃったのは私のせいですし、服無しで長話するにはちょっと寒そうですし。
 それならセンパイにマッサージしてあげながらお話すれば、センパイも寒くないかな、なんて…」
「どんな配慮の仕方だよ…」

全く予想不可能な気の回し方に、俺は思わず呆れた声を上げる。しかしまあ、確かに寒くはない。
俺の両肩は、温かいタオルで覆われている。その上から、ルリが小さな手のひらで俺の肩を力強く圧迫している。
温度が高めの彼女の身体が背中に密着していることもあり、寒さに凍える心配は全くなかった。
問題といえば、可愛い後輩に密着されながらマッサージされるという美味しすぎる状況に、俺の鼓動が激しいビートを刻み続けていることくらいだ。

「ご、ごめんなさい。ちょっと変かもしれませんけど…私、誰かをマッサージしてあげてると落ち着くんですよ。
 お母さんが元按摩師で、お母さんに何か相談する時とか、こうしてマッサージしてあげたり、して貰ったりしてたんです」
「成程ねぇ…道理で、動きが本格的だと思った」

ルリの動きは、子供が親の肩を揉むようなモノではない。
時に肘を使ったり、ツボを探したりと、よく分からないが細かい動きをしているように思えた。
思いの外気持良くて、瞼がとろんと落ちそうになる。

「お世辞かもですけど、お母さんにはプロ並みだって言われました。
 めったに褒めてくれないお姉ちゃんも、これだけは褒めてくれましたし…あれ、センパイ?」
「…はっ!」

いつの間にか、意識が落ちていた。
口元を拭うと涎が垂れていて、ぼんやりした頭で視線を上げると、にへらと笑うルリと目が合った。
後輩に、情けない寝顔を見られてしまった。羞恥心がかっと燃え上がる。

「ふふ…♪ 気持ち良くなって貰えたみたいで、何よりです」
「う、うるさい…! で、何。姉が何だって?」
「あ、はい。ええと、そうですね…」

ルリは迷いなく手を動かしながら、黙々と何かを考えている様子だった。
忘れてしまいそうになったが、元々彼女は俺に教示を求める理由を語るはずだった。
もしかすると、マッサージをしながらどこから話すべきかを考えているのかもしれない。

「ちょっと長くなるかもですけど、私がバトルファックを始めた理由から話して良いですか?」
「…まあ、言いたければ」
「ありがとうございます。えっと…さっきも言いましたが、私はお姉ちゃんがいるんです。
 私より二歳年上で…とても凄いバトルファッカーだった、らしいんです」

きゅ、と強く肩を揉み込まれた後、彼女の身体が少しだけ後退した。
俺の腰の上辺りに彼女のお尻が乗り、今度は背中に手のひらを押し付け始める。
35体育祭の人:2011/08/26(金) 23:37:58.19 ID:2u/GTs+j
「実際にバトルファックをしてるところは、一度も見たこと無いんですけど…何度か、大会のDVDを見せて貰いました。
 最初は…その。ちょっと私には刺激が強くて、まともに見れなかったんですけど…
 見ているうちに、だんだんお姉ちゃんや戦ってる人達が格好良く見えてきて…」
「つまり、姉ちゃんに憧れてバトルファックに興味を持ったと」
「そういうこと、ですかね。…すみません、私、うまく話せなくて。家族以外にこんなこと話すの、久しぶりで…」

恥ずかしそうに、彼女はボソボソと小さな声を出す。
試合中はあれだけ俺を言葉責めで責め立てていたというのに、どちらかというと会話は苦手な方らしい。

「それで私、バトルファックで有名なBF学園に入りたいと思って、色々勉強しました。
 入学が決まってからは、バトルファックのことを色々予習して…」
「予習?」
「えと、有名な大会のDVDとか…そっち方面の、DVDとか…」

むにゃむにゃと、彼女は言葉を濁す。語尾の方は、掠れて殆ど聞き取れなかった。
そっち方面とは、おそらくアダルトビデオとかだろうか。
俺は思わず、一見幼気な少女であるルリが真っ赤な顔でアダルトビデオを見る様子を想像してしまった。
何というか…随分、勉強熱心なことだ。何も考えずBF学園に入り、その場の乗りでBF部に入った俺とは雲泥の差だ。
覚悟の差というものを見せつけられた気がして、俺は少し暗い気持ちになる。

「お姉ちゃんからも、色々と練習の方法とかを教えて貰って。
 自分で言うのもアレですが、BF部に入った時にはもう一通りの初歩的な技術は身に付けていたと思います」
「………」

声のトーンが、少しだけ下がった気がした。誇らしげというよりも、嫌なことを思い出してしまったかのように。
ルリは初歩的な技術というが、本当にそうだったのだろうか。
姉が本当に強いバトルファッカーだったなら、その遺伝を彼女が持っていてもおかしくない。
そんな彼女が、それだけの練習を重ねてスタート地点に立てば、一体どうなるのか。
うまく、想像できない。ただ、嫌な予感だけがする。

「BF部って、最初に色々と教えて貰えますよね? 基本的な技の練習とか、実際に練習試合をしてみたりとか」
「ああ…そうだな。新入生と、高学年が二人一組になってやる、アレだよな」

BF部の新入生には、それぞれ一人の部員が教育役として割り当てられる。
基本的に経験豊富な三年が教育者となり、入部後何ヶ月かの間バトルファックについてみっちり叩き込まれる。
童貞だったり処女だったりを捨てるのもだいたいその時で、実際俺はその時だった。
…あの時のことは、あまり思い出したくない。教育役は当然当たり外れがあり、俺は見事スパルタな先輩に当たってしまった。

「私の担当だった先輩は、優しい三年生の男の人でした。
 教えて貰ったことは、殆ど知っていたことばかりでしたけど…時々実践的なテクニックを教えて貰うこともありました。
 思えば、あの時が…BF部に入っていた時の中で、一番楽しかったなぁ…」
「………」

明らかに、雲行きが怪しくなってきた。
ルリのマッサージ対象が、俺の背中から腰へと移る。
俺は無言で、彼女が次の言葉を紡ぐのを待った。

「BF部に入ってから、一ヶ月後くらいの時、私はその先輩と…初めての、バトルファックをしました。
 ルールも適当な練習試合だったけど…私、必死で頑張って。結果は…その、私の、勝ちでした。
 先輩も、少し悔しそうだったけど、笑いながらおめでとうって言ってくれました。でも――」

ルリの声色が、陰りを帯びる。
初めてのバトルファックでの勝利、それは非常に珍しいことだ。
相手が三年生だったのならば、それは尚更のこと。しかし、才能ある彼女ならやりかねない。
俺は、次の展開が多少なりとも予想できた。なぜならば――俺も、度合いは違えど似たような経験があったから。
36体育祭の人:2011/08/26(金) 23:42:54.21 ID:2u/GTs+j
「次の日、私が先輩と練習していたら…突然、三年生の男子達が私のところにやって来ました。
 怖い顔で、先輩達は、言いました。俺とバトルファックをしろ、って…」

いわゆる、『かわいがり』だ。
BF部に限らず、体育会系の部活では高学年が低学年に対して陰湿な私刑を行うことがある。
自分達を脅かす生意気な後輩に対して、高学年が力を振りかざして抑えつけるという、卑劣な行為。

「たぶん、その人達は…私が三年生の先輩に勝ったのが、気に食わなかったんだと思います。
 教育担当だった三年の先輩は私を庇ってくれたんですけど、結局先輩達とバトルファックすることになってしまって…」
「――で。また、勝ったんだな? その、三年の男子に」

ぴくり、とルリの手のひらの動きが止まった。少しだけ、手が震えているような気がした。
「…はい」と消え入るような声が聞こえてきた。

「女子の先輩達は、喜んでくれました。凄い新人が来たって。
 でも、その日から私はBF部の男子全員に避けられるようになってしまって…
 次の日も、他の先輩達が来ました。私、本気でやらないといけないと思って…ずっと全力で、頑張りました」

震える彼女の声を聞きながら、俺は昔のこと思い出していた。
大して強くもなかった俺だが、一年生の頃一度だけ二年の先輩に勝ったことがあった。
毎回大会に出場して上位にランクインするほどの実力を持つ彼女に勝てたことは、とても嬉しかった。
しかし、彼女が負けた時に見せたあの恐ろしい表情と、その後に起きた出来事は…あまり、思い出したくない。
あの時、俺の心に『先輩の顔は立てなければならない』という、暗黙的なルールが刻み込まれた。

「あれは…BF部に入ってから一ヶ月後くらい、だと思います。大会で優勝経験がある、とても大きな先輩が、来ました。
 いつものように戦って…結構ギリギリだったんですけど、私が勝ちそうになりました。
 ちょうど…今日の、センパイみたいな況状、だったと思います」

その言葉に、俺は試合の時のルリの様子を思い出す。確か一度だけ、彼女が妙な反応をした時があった。
俺が彼女に膝上パイズリを決められ、全く抵抗できず蹂躙されていた時。
彼女は、泣きそうな顔でなんと言っていたか。

「あと少しで、私の勝ちって時…その先輩、とても悔しそうな顔をしてたんです。
 普通じゃない、っていうか…とても、怖い、顔で……それで私、もうどうすればいいか、分からなくて…」
「…言ったのか。――もう、止めますか、って」

返事は、帰ってこなかった。
いつの間にか彼女の手のひらの感触が消え、嗚咽のような声が聞こえてきている。
ぽたり、と腰辺りに何か水滴のようなものが落ちてきた――気がした。

「………」

生憎と、ハンカチなどという気の利いたモノを持ち歩く性分ではない。
俺は辺りに視線を巡らし、ルリがマッサージのために積み上げたらしいハンドタオルを発見する。
どうにか腕を伸ばしてタオルを一枚掴みとると、俺の太もも辺りに腰掛けていた彼女にそれを差し出した。
手の中から、ハンドタオルが消える。少しの間、シャワー室の中に小さな嗚咽が響き渡り続ける。

「ごめん、なさい。…ありがとう、ございます」
「別に、良い」

大した言葉も思いつかず、俺は素っ気無い返事を返した。
こういう時に何か言えると、男として恰好良いのかもしれない。
彼女の手のひらが、殊更優しく俺の尻を撫で回してきた。マッサージの一環なのだろうが、俺はぎくりと身体を凍らせてしまう。
37体育祭の人:2011/08/26(金) 23:50:02.40 ID:2u/GTs+j
「私が、そういった瞬間――その先輩は、私に、殴りかかって、きました。
 私、思わず、大声を上げてしまって――その後のことは、よく覚えていません。
 色んな事があったと思うのですけど…覚えているのは、その日から私は、一人ぼっちになってしまったこと、だけです」

訥々と、彼女は話の続きを語る。
今年の五月、上級生の間で険悪な雰囲気が漂っていたことがあったが、どうやら理由はコレらしい。
既に涙は止まっているようだったが、言葉の端々が震えているのがよくわかった。
彼女の話は、未だ確信にたどり着いていない。しかし、それを早く言うように急かす真似が無粋なのは、愚鈍な俺でも流石に分かる。
だから俺は、彼女がゆっくりと言葉を紡ぐのを根気強く待った。

「私、どうすれば良かったんでしょうか…
 私のせいで、BF部の空気を悪くしてしまって…優しかった教育担当の先輩は、責任を取らされて退部させられてしまって。
 やっぱり私、バトルファックに、向いてないんでしょうか…」

どうやら、ルリの思考が悪い方に言ってしまったらしい。
自問しているのか、俺に尋ねているのか、どちらか分からない言葉を呟いてしまっている。
こうして彼女の話を聞いていると、彼女が俺より年下の後輩であることをひどく実感できる。
幾らバトルファックが強くとも、彼女はやはり歳相応で迷い多い少女だということか。
そんなルリに対して、俺は僅かな同情と共に――なぜか、苛立ちに似た感情を覚えてしまった。

「…向いてないわけ、無いだろ。俺を、あれだけコテンパンにした癖に」

ぼそりと、俺は思わず意気地のない事を言ってしまった。
「え」とルリが、嗚咽のような小さい言葉を口から漏らす。

「お前のは、主に人間関係の問題だろ。
 バトルファックがどうとかって奴じゃなくて、部活動内の面倒臭い組織構造の話じゃねぇか。
 どうすればいいかってんなら、対戦相手の気持ちを考えて行動できるようになれば良いんだよ」
「き、気持ちを、考えて…ですか」

きょとんとした様子で、ルリは俺の話に耳を傾け始める。
いつしかマッサージの動きも止まっていて、俺の声を聞き取るためか身体を俺の顔に近づけてきた。
甘い香りが漂ってきてドキマギしてしまいながらも、俺はゆっくりと言葉を続ける。

「お前の場合、相手の気持ちはわかってるが、その後どう行動するかに問題があるんだ。
 例えば…今日、俺に向かって『降参しますか』みたいなこと言ったろ。
 アレ、はっきり言って言い方が悪い。からかう感じで言ってたら言葉責めで済んだのに、あんな顔で言うから駄目なんだ」
「え。あ。あ、わ、私…駄目な顔、してたんですか?」
「あれじゃ、相手は同情されてるように思って当然だろ。男は、そういうのが一番嫌いなんだよ。
 まあ、結局男が女に負けたら結局多少こじれることはあるが…それでも、あんなことを言って相手を怒らせるよりはいいはずだ」
「そう、ですか。…そう、ですよね」

ルリは、俺の言葉を反芻するように呟いた。
俺にとっては、当たり前のこと。しかし、ルリからすれば、誰かに教えて貰わなければわからなかったことなのだろう。
ほぅ、とルリは嘆息するように溜息をつく。吹き出された彼女の息が俺の耳元まで届いてきて、俺は思わず身震いしてしまった。
それをごまかすように、俺は早口で次の言葉を放つ。

「まあ、あれだ。要するに、穏便に済ませたいなら先輩は敬ったほうがいいってことだ。
 多少、人と話す練習すれば良い。お前の性格なら…上手くやれば、怒ってる相手の心まで包み込んでどうにかするとかできそうだしな。
 だから…バトルファックが向いてないとか、絶対言うな」

でなきゃ、お前に負けた俺は一体何だったんだ。そう、俺は心の中で続ける。
もし彼女がバトルファックに向いていないのなら、俺はそれ以上の雑魚ということになってしまう。
彼女に実力で負けているという事実は悔しかったが、彼女が自らを過小評価している事実にも耐えられない俺が居る。
38体育祭の人:2011/08/27(土) 00:00:42.70 ID:ma6dSl5f
「…やっぱり、センパイは、優しいです」

ぼそりと、ルリが聞こえるか聞こえないかの小さな声で、呟いた。
そして突然、背中の上に何か柔らかいものが降ってきた。
背中で潰れた二つのそれは、試合の際散々押し付けられた彼女の持つ最大の凶器だった。
柔らかすぎるその感触に、俺は一時的に思考を停止させられる。

「お、おい! ルリ――」
「そうやって、センパイは私に、丁寧に教えてくれましたよね。試合の、最中でも。私…センパイに、ヒドイ事、言ったのに」
「…降参しますかっていう、アレか」

確かに、あの言葉を聞いた瞬間は本当に頭に血が昇った。
流石に殴るまでにはいかないにせよ、彼女に殴りかかった先輩とやらの気持ちがわからないでもない。
どうして俺は、その先輩のように彼女に殴りかかったりしなかったのか。
自分でもよく分からないが、おそらく俺は最後までバトルファッカーで居たかったのだろう。
もしあの場で暴力に訴えてしまえば、バトルファッカーとしては失格だから。

「俺は…最後のバトルファックで、反則負けになんてなりたくなかった。ただ、それだけだ」
「最後の、バトルファック…です、か?」

徐に、ルリの両腕が俺の首に絡まってきた。
流石の俺もそれには驚き、咄嗟に首を振り向かせようとする。
そして、再度凍りついた。目と鼻の先に、上気した彼女の顔があった。
彼女の小振りな口が、小さく開閉する。

「私は、生意気で、人の気持ちも考えられない、馬鹿な後輩だったから…誰にも、教えて貰えませんでした。
 けど、センパイは、教えてくれました。私と試合をした後も、関係なく。
 私、色々と駄目だから…センパイに色々教えてもらって、もっと賢くなりたい、んです」

潤んだルリの眼が、至近距離で俺を見つめる。
彼女の吐息が、俺の唇まで届く。喉が、異様に乾くのを感じる。

「駄目、ですか?」

ルリの首が、僅かに傾く。さらり、と彼女の髪が俺の頬に触れる。
バトルファックはもう止めると、心に決めていた――はずだった。
しかし俺は、真剣な表情で俺を見つめる彼女を前にして、どうしてもその言葉をもう一度口にすることが出来なかった。
ごくりと、俺は息を飲み――そして、言う。

「ルリ」
「は、はい」
「その…顔が、近い。あと、当たってる」
「え? …あ!」

ささっ、と猛烈な勢いでルリが仰け反った。
背中に当たっていた柔らかい感触が消え、少しだけ残念な気持ちになる。
顔を真赤にしているその様子を見る限り、どうやらわざとというわけではなかったらしい。

「ご、ごめんなさい。私、その、ちょっと興奮しちゃって…」

両手で自らの頬を包みながら、ルリはむにゃむにゃと口を動かす。
バトルファック中の彼女は、可愛らしさと艶やかさを併せ持つ難敵にしか見えなかったが、
こうして普通に言葉を交わしている時の彼女は、どこか天然で抜けているように思える。
キャラを作っているようにも見えないので、元々こういう性格なのだろう。
しかし性格はどうあれ、バトルファックの才能が俺より上なのは、変えようのない事実。
39体育祭の人:2011/08/27(土) 00:08:13.56 ID:ma6dSl5f
「お前が俺にバトルファックを教わりたい理由は、何となくわかった。でも、俺がお前に教えられることなんて、何も無いだろ」
「え…そ、そんなこと、無いと思いますけど…
 センパイは私よりも一年早くバトルファックを始めてるわけですし…私より、断然経験豊富だと思いますよ?」
「それだけ、だろ。俺は経験しかない。お前みたいに、才能は持ってないんだ。
 …俺はお前より才能ないのに、どうやってモノを教えろっていうんだ」

まるで自分に言い聞かせるように、俺は訥々と語る。そう――俺には、才能がない。
ルリは入部直後に三年生を破るほどの実力を持っていたというのに、俺は入部から一年半が経った今でも試合にすら出れない弱輩だ。
俺に教えられること、彼女より優っていることといえば…この一年半ほどで培った、実戦経験だけ。
だがそれも、彼女はあっという間に吸収してしまい、俺が彼女に勝るモノは何もなくなってしまうだろう。
これ以上、ルリに負けたくない。後輩である彼女の方が才能が上であるということを、認めたくない。
見るに耐えない、意地汚い先輩としての誇り。醜いと思いながらも、俺はそれを捨てることが出来なかった。

「…センパイ。もしかして…センパイより私の方が才能がある、って…思って、ますか?」

ぼそり、とルリが言う。小さな声は、恐る恐るというよりも、淡々とした声だった。
ざわり、と俺の心がざわめく。苛立ちと共に、忘れていたはずの黒い感情が蘇ってきそうになる。
何を――今更。そんなこと、確認するまでもないだろうに。

「当たり前、だろ。お前は、俺に、あれだけ圧勝したんだ。俺がお前よりも才能あるわけ――」

わずかに震える声で、俺がそう言おうとした――その時、突然がしりと肩口を掴まれた。そして、驚く間もなく仰向けにひっくり返される。
俺の視界を、ルリの怒ったような顔が覆い尽くした。俺の顔の両脇には、いつの間にか彼女の両手が振り下ろされている。
どこか弱々しくも、しっかりとした意志を持ったその顔に、俺は少しだけ気圧されてしまった。

「――センパイ。私、これでも色々頑張って、此処まできたんです。生まれつきの才能だなんて、思ってません。
 だから、そんなふうに、言って欲しく、ないです」

間近にあるルリの顔はそれほど怖くなかったが、ルリが出来る限り怒り顔をしようとしていることはよくわかった。
泣いたり、笑ったり、赤くなったり、怒ったり。彼女は本当に、表情がコロコロと変わる。

「でも…実際、お前は俺に勝っただろ。お前の方が…年下、なのに」

ずきり、と胸が痛む。この言葉は、出来れば言いたくなかったのに。
俺の言葉に、彼女はますます眉を寄せて俺を睨みつける。

「歳なんて…関係、ありません。関係あるのは…どれくらい、頑張ったかです。
 失礼を承知で、聞きます。センパイは、本当に、頑張っていたんですか?」
「――な、に?」

どくん、と心臓が大きく脈打った。頭に血が昇り、まるで目眩のように視界がかすむ。
本当に、頑張っていたか? 頑張っていたに、決まっている。そうでなければ、とうの昔にBF部なんて辞めている。
諦めきれなかったからこそ、今日の今日まで退部には踏み切れなかった。
――お前に、何がわかる。お前に、何が――

「っ…!」

口から止めどない感情の本流が溢れそうになり、俺は唇を噛み締める。
おそらく今の俺は、とても情けない顔をしているのだろう。つい先ほどの試合の時のように。
そんな俺の顔を、彼女は意志の篭った鋭い視線でしばらく見つめ――そして、

「やっぱり、センパイは、私と同じです」

にこり、と笑う。まるで花のような心が洗われるような笑顔だった。
呆気にとられる俺を他所に、彼女は顔を下へと引っ込めてしまった。
俺に半ばのしかかっていた上体を起こし、俺の膝辺りに腰を下ろす。
そして、両手で俺の太ももに優しく触れ、するすると上へとなぞっていき――何を思ったのか、突然俺が穿いていたトランクスの中に手を入れてきた。
40体育祭の人:2011/08/27(土) 00:13:25.98 ID:ma6dSl5f
「――って、オイ! 何してんだ!」
「あ、すみません。一応、こっちの方も確認しておこうかと思いまして」
「こ、こっちの方って――っ!」

ふに、と柔らかい感触が俺の股間を包み込んだ。
びくりと、弱い電流が身体に流れたかのような鋭い刺激。
あっという間に、彼女の両手のひらがトランクスの中にあった俺の陰嚢を包み込んでいた。

「んー。やっぱり、あまり元気なさそうですね…」
「あ、当たり前だろ。お前にどれだけ搾られたと思ってんだ…」
「ですよねー。あれだけだしてくれたのはセンパイが初めてです♪
 どうです、センパイ。こっちの方も、マッサージしてあげましょうか?」
「は?」

首を傾げる俺に、彼女は両手で俺の陰嚢を優しく揉みながら100万ボルト級の笑顔を返す。
完全に不意打ちだったその笑顔に、俺は思わず思考を停止させてしまった。
俺が無言であったことを肯定と読み取ったのか、ルリは即座に俺のトランクスに手を掛け始める。
手馴れた様子で、俺の下半身はあっさりと裸にされてしまった。
彼女の眼前に、俺のペニスと陰嚢が晒される。

「く…ぅ」

羞恥心が蘇ってきて、俺は咄嗟に顔を背ける。
今の俺のペニスは、硬さを完全に失っているわけではなかったが、力なく横たわっていた。
先ほどの競技で、ルリに死ぬほど搾られたダメージがまだ残っているからだ。
ふにゃふにゃになっているペニスを見ていると、嫌なことばかり思い出してしまう。
かつてBF部の女子先輩に足コキでコテンパンにされ、挙句力尽きたペニスを陰嚢ごと足蹴にされた記憶が蘇る。

「んん…やっぱり、ちょっと元気ないですね…でも――」

両手で包むように幾度か俺のペニスを揉み込んだ後、ルリは右手を陰嚢へと移動させる。
俺の経験からして、大量射精後の陰嚢は、触れると痛みに近い刺激を感じることがある。
しかし、慈しむような彼女の手つきは俺に全く痛みを感じされること無く、逆に言いようの無い心地良さを抱かせた。
蘇った記憶とは真逆の彼女の優しい仕草に、心にわだかまっていた悔しさが少しずつ晴れていく。

「モミモミしてあげれば…もう少し、頑張ってくれそうですね。えーっと、ちょっと待ってて下さい」

ルリは俺の陰嚢から手を離すと、傍らに積まれていたハンドタオルを手に取った。
流れるような動きでタオルをシャワーのお湯で濡らして搾り、そして慎重に俺の陰嚢を包み始める。
一通りの作業を終えると、彼女はほぅ、と小さく息を吐き出した。

「こうしてあげると、タマタマが柔らかくなって、マッサージし易くなる…って、どこかで聞きました。
 ココのマッサージは、誰かにしっかりと教わったわけじゃないんですけど…が、頑張ります」
「…まさかとは思うが、マッサージで俺のココが復活したあかつきには、すぐに俺ともう一戦したいとか言い出すんじゃないだろうな」
「んー、それも良いですね。センパイはとっても絶倫だし、不可能じゃなさそうです」
「お、おいおい…」

できるわけがない、と俺は胸中と呟く。
今の俺のペニスは、勃起すらできない状態だ。
もうバトルファックはしないと決めていることもあるが、今日のうちにもう一戦するというのは現実的に無理だ。

「センパイなら、ダイジョーブですよ。私がモミモミしてあげれば、またココは元気になっちゃいますって」

そう言いながら、ルリは俺の陰嚢を包んでいたタオルを開いた。
若干柔らかくなったように思える陰嚢が、タオルの中から姿を現した。
41体育祭の人:2011/08/27(土) 00:17:41.90 ID:ma6dSl5f
「問題は、きっとセンパイの気持ちのほうだけですよ。センパイがもうバトルファックをしたくないって言うなら、私も強要したくありません」
「む…」

バトルファックをしたくない、というのは少し違う気がする。
正直なことを言えば、バトルファックは続けたい。
しかし俺は、ルリのようなバトルファッカーになれるとは思えない。それなのにバトルファックを続けるというのは――惨め過ぎる。

「センパイは、バトルファックが好きですか?」
「…何だって?」
「私は、好きです。バトルファックを通して…気持良くしてもらったり、してあげるのが好きだから、楽しくて、此処まで頑張れました。
 センパイは、楽しかったですか? 楽しくて――頑張って、いたんですか?」
「………」

それは、先ほどの『センパイは本当に頑張っていたんですか?』というルリの問いをほんの少し明確化したものだった。
先程は反射的に怒ってしまったが、今度は彼女の言いたいことをはっきりと理解できた。
バトルファックが好きかといえば、俺の答えはイエスだ。成り行きで始めたモノだったが、バトルファックを嫌いになったことは一度もない。
しかし、楽しくて頑張っていたかといえば――答えはノーだ。
明確な理由が思い当たらず、ただ負けたくない、周りに置いていかれたくないという惰性のような理由しか思い当たらない。
バトルファックを始めた当初は、勝ち負けに関わらず、ただ練習を頑張っているだけで楽しかったというのに。

「…っ!」
「あっ。す、すみません。痛かった、ですか?」

一際鋭い刺激が、俺の思考を妨げる。
視線を下半身へ向けると、ルリが俺の陰嚢を両手で握り、揉みしだいているところだった。
彼女は二つのタマをそれぞれの手で包み、揉んだり引っ張ったりしている。

「やっぱり、ちょっと敏感になってるみたいです。少し優しくしますね」
「あ、ああ…」

今まで感じたことのない快感に翻弄されながら、俺は生返事を返す。
これだけ長時間陰嚢を触られる機会というのは、バトルファック中でもあまりない。
彼女が陰嚢を握るたびに、俺の腰はぴくんと反応してしまった。
文字通り、男の弱点を彼女に握られてしまった形だが、不思議と危機感はない。
まるで、マッサージによって彼女に対する警戒心を根こそぎ奪われてしまったかのようだった。

「センパイは、もっと自信を持ったほうが良いですよ。私があれだけ追い詰められたのは、センパイが初めてなんですから…」
「…は?」

ルリがボソボソと呟いたその言葉に、俺は怪訝な顔をしてしまった。
俺が見る限り、彼女の強さは高い攻撃力にあり、耐久力はそれほどないように思えた。
彼女を追い詰めるだけなら、俺じゃなくても可能であるように思えた。

「嘘つけ。俺じゃなくても、お前をあそこまで追い詰めるだけなら出来たはずだろ」
「そんなこと、ないですよ。あの時ほど危なかったのは、今まで無いです。
 特に、センパイにクンニされながらお尻を撫でられた時は、本当に気持ち良くて…正直ヤバかったです」

てへ、とルリは小さく舌を出す。
彼女の手が俺の陰嚢を若干強くグニグニと揉みしだき始め、俺の身体は意思に反して震え始めた。
これは…意外と、効く。射精に連なる快感とは別の快感が、次々に押し寄せてきた。
もう今日は無理だと思っていたのに、次々に精子が陰嚢に充填されていくのを感じる。

「こういってはアレですけど…他の人は、ちょっと乱暴なんですよね。
 性感帯を擦ればイカせられるって、思ってるように感じます。私はそういうの、好きじゃないです」

そのルリの言葉に、俺は少しだけはっとさせられ、そして共感を覚えた。
性行為で男が求めるものと女が求めるものにはズレがあると、どこかで聞いたことがある。
男は肉体的快楽を重視する傾向にあるため、男のバトルファッカーは相手の性感帯をただ刺激すれば良いと短絡的に考えがちだ。
しかし、女はどちらかというと精神的快楽を重視する傾向がある。例えバトルファックであろうとも、相手に対する気持ちが重要になる。
42体育祭の人:2011/08/27(土) 00:30:02.69 ID:ma6dSl5f
「前に、無理やりアナルに指を挿し込まれたことがあったんですけど。あれは本当に痛くて…あんなんじゃ、気持ち良くなるわけないですよ。
 でもセンパイは…最後まで、優しくしてくれました。だから、センパイは――もっと、自信を持って、いいんです」
「………」

結論から言えば、偶然だ。
偶然彼女が優しくされるのが好きで、偶然俺がそれに気づいたというだけの話。
しかしそれでも、俺がその事に気づけたという事実は、一応は俺の実力によるものだったのかもしれない。そう思うと、少しだけ心が軽くなった。
ふと気づくと、ルリがニコニコと笑みを浮かべながらこちらを見ていた。

「ふふ…センパイ、少しは元気になってくれたみたいですね。こっちの方も、もう少しで、元気になってくれそうですね…♪」

ルリが、軽く俺のペニスを撫でた。節操のない俺のそれは、びくんと大きく反応を返してしまう。
彼女の視線に淫らなモノが紛れているのを感じ、俺はふと不安になる。
そろそろ潮時かと思い、俺は上半身を起き上がらせて彼女を止めようとしたが、途端に陰嚢を強く握られてあっさり阻止される。
「う」と呻き声を漏らしながら脱力して動きを止める俺を、ルリの右手が優しく押し返す。

「だーめーでーす。マッサージはまだ終わってません。取っておきが残ってるんですから…♪」

そう言うや否や、ルリは上に着ていたジャージを脱ぎ捨てた。
ぷるん、とブラジャーに包まれた双球が顕になり、再び俺の思考はフリーズしてしまう。
動きを止めた俺を艶めかしい視線で見つめながら、ルリはすかさず胸を俺の股間へと寄せてきた。
未だ完全には硬くなっていない俺のペニスを手で直立させると、その真上に下乳を移動させる。そして、

「うくっ…!」

不意打ちの快感が全身を駆け巡り、俺は情けない声を上げてしまった。
まだ半勃ち状態だった俺のペニスが、完全に彼女の胸の中に埋もれてしまっていた。
一分の隙間もなくしっとりとした柔らかい双球にペニス全体を包まれる感触に、思わずため息が漏れる。

「気持ち良さそーですねぇ、センパイ…♪ でも、マッサージはまだ始まってませんよ。ちゃんと、モミモミしてあげないと…♪」

ぎゅ、とルリが両手で胸ごと俺のペニスを押し潰してきた。
力を入れたかと思うと、すぐに力を抜く。射精には直接つながらない、ソフトな刺激。
ルリの意図はわかっていたが、俺にはどうすることも出来なかった。まるで彼女の胸に力を吸われているかのように、動けない。
彼女の胸の中で、俺のペニスがどんどん硬さを増していくのを感じる。

「んん…もう、いい感じですね。じゃあ、最後に――えいっ♪」
「――くはっ…!」

ルリは力の限り乳房で俺のペニスを押し包んだかと思うと、勢い良くペニスを擦り上げてきた。
中身の詰まった柔肉にカリ首をめくり上げられるように刺激され、俺は全身を震えさせてしまった。
やっとルリの胸から解放された俺のペニスは、完全に勃起して直立姿勢となっていた。
満足そうに笑みを深めるルリに対して、俺は何とも複雑な表情を浮かべてしまう。
43体育祭の人:2011/08/27(土) 00:38:34.15 ID:ma6dSl5f
「オイ…マッサージとは聞いてたけど、此処までするとは聞いてなかったぞ。どーすんだよ、これ」
「んー、このままじゃ、トランクスの中には戻せないかもしれませんねぇ…」

まるで他人事の様にのたまうルリに、俺はさらに苦言を呈そうとして――凍り付いた。
淫らに色づき、挑発的になった彼女の視線が、俺の視線と交錯する。その意図を悟り、俺は思わず渋面になる。

「…だから、言っただろ。バトルファックは、もう――」
「なら…もう、止めちゃいますか? 後輩の私に…負けを、認めちゃうんですか?」
「――ん、な」

ルリの言葉を聞いた瞬間、俺の脳裏は真っ白になった。
それは、俺の心を抉る致命的な言葉であり、彼女自身が避け続けていた言葉だった。
上目遣いで、艶やかで可愛らしくも小悪魔的な笑みと共に放たれた、その言葉。
しかし、沸き上がってきたのは、怒りだけではなかった。

――アレ、はっきり言って言い方が悪い。からかう感じで言ってたら言葉責めで済んだのに、あんな顔で言うから駄目なんだ。

ルリの言葉は、先ほどの俺の助言を見事に昇華していた。その学習の早さに、俺は感嘆する。
此処で逃げたら、男ではない。対抗心と闘争心が、俺の中で激しく燃え上がる。

「――わかった。やってやる。後で、泣いても…知らないからな」

殆ど反射的に、俺はそう答えてしまっていた。
まんまと挑発に乗る形になった俺の言葉は、かなり格好悪く聞こえた。
しかし、俺の言葉を聞いた瞬間、ルリは一瞬で表情を崩した。その顔に浮かんだのは、彼女らしい純粋で無邪気な笑顔。
その表情は、俺には眩しすぎて――俺は思わず、童貞のように赤面してしまいそうになった。
やはり、ルリは強い。だからこそ、負けたくない。俺は心の中で、何かが再び燃え上がるのを感じた。

(続く)

どうしてこうなった。
スレのニーズそっちのけで長々とストーリーを書いてしまった感が。
全力でぶつかるも紙一重でいなされ、小悪魔っぽい後輩にじわじわと嬲られる話を書きたかっただけなのですが…
ドロドロとした青春を書いてみたいと思ったのが運の尽き。ううむ、楽しんで頂ければ良いのですが。
次からはやっとエロいバトルです。皆様本当におまたせしました。
既にカタチはできてますので、添削次第投下すると思います。
44名無しさん@ピンキー:2011/08/27(土) 00:39:13.00 ID:TdcBND6a
たのしみいいいいい
45名無しさん@ピンキー:2011/08/27(土) 00:44:55.42 ID:Ur1+bmqa
読んでて非常に楽しませて頂きました
勝負内容とは別に二人の顛末が気になってしょうがないです
続き楽しみにしています!
46名無しさん@ピンキー:2011/08/27(土) 01:06:45.54 ID:7figIomv
他人に技術を教える才能と、自分自身の実力は別だからな。
そういう意味で主人公はコーチ役したら能力発揮しそう。
他者をよく見ているし、アドバイスも的確だし。ま、それはともかく、

ルリちゃんに回春マッサージしてもらいたい。
47名無しさん@ピンキー:2011/08/27(土) 02:44:14.28 ID:dVBKtOn5
ストーリーパートが多いのはむしろもっとやれって思いました
その分バトルファックのシーンがエロくなるっていう。

個人的に主人公はヒロインには負けるがなんだかんだで強くなってるようなのがいいなあと思ったり。あくまで個人的趣向なので書き手の人にはリビドーの赴くまま書いて欲しいぜ
48名無しさん@ピンキー:2011/08/27(土) 02:55:40.32 ID:jSC+Sw5y
巨乳の人も体育祭の人も熱いバトルを期待してます。
49約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/08/27(土) 11:07:08.86 ID:qRLNynoG
ぷるん……

軽いフットワークに合わせて、凶悪な二つの爆弾が揺れる。
不敗無敵を誇る巨乳女学院の双球…… それを、あの千歳が持っているという事実に、かすかな眩暈を憶えた。

甘く見ては精液が何リットルあっても足りないだろう。俺はサイドへ、そしてバックへ回りこもうと体を横に流す。

ぷるんっ!

巨乳を艶やかに揺らし、肉塊の重さを感じさせない羽のようなフットワークで、千歳はあっさりと俺の動きに付いてきた。

「どうしたの? 誠ちゃん。やっぱり私のおっぱいが怖い?」

ぷるん……

千歳は誇らしげに胸を突き出し、見せ付けるように揺らした。
並の男ならそれだけで視線どころか思考まで奪われ、棒立ちで敗北の時を待つしかなくなる、危険なムーヴ。

「別に……」
「ふふ、いいんだよ。挟まれて逃れた男は一人もいない、巨乳女学院のオッパイだもの。怖がらない方がバカだよね」

千歳の言うとおりだった。
乳女の乳房と接触したペニスの射精率は100%。
これは全学BF連のレコードブックが証明する事実である。

加えてそのKO率は90%以上。
立ち上がった1割にも満たない男たちも、そこから逆転したケースは……『0』。

早い話、乳女にパイズられたら終わりなのである。それが、記録と統計から導かれる簡潔で明快な結論なのだ。

「怖くなんて無いけど、警戒くらいはしてやるよ。そうじゃないとお前の立場が無いだろ。仮にも乳女なんだから」
「言ってなさい!」

睨みあいながら、お互い有利な体位を取ろうと、リングの上で踊るようにステップを繰りかえす。
その度にペニスが振れ、バストが弾ける、淫らなダンスパーティ。

永遠に続くかのように錯覚したそれは、あっという間に終わりを告げた。
50約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/08/27(土) 11:07:45.33 ID:qRLNynoG
ぽす。



「!?」

俺の背中が、コーナーポストに当たる。
いつの間に? 千歳のボディと仕草に集中しすぎて、気がつかなかったのか?

焦る俺に、千歳は、明らかにしてやったりとばかりのイヤらしい笑みを浮かべた。

「あれぇ? 逃げ場がなくなっちゃったよ? どうする、誠ちゃん?」

「……っ!」

千歳にしてやられた……プレッシャーで誘導され、手の内で踊らされたという事実に、俺の頭にカァッと熱いものが走った。

「誰が逃げてたって? バカ言ってんじゃねぇよ!!」

ポストを蹴って、前に出る。
千歳の胸に正面から飛び込む形になるが、コーナーに閉じ込められた以上はそうするしかなかった。



何より、俺が千歳と正面からぶつかりたかった。そういう気分だった。



ふにゅっ……



柔らかな感触。俺は幼馴染と1年半ぶりに抱き合っていた。
51約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/08/27(土) 11:08:23.84 ID:qRLNynoG
「っ……!」

まず感じたのは、やはり、強烈な胸の感触。
蕩けるような柔らかさと凶暴な弾力を併せ持つ、男には一生理解しきれないと言われる特殊な感触。
みっしりと重いその圧力に、声も上げず腰も退かずにすんだのは、ガムシャラに頑張ってきた厳しい毎日のおかげだと思う。

「一年半ぶりの、誠ちゃんだね……」

熱く甘い吐息が首筋にかかる。

「直に触って、確かめさせて?」

そして、千歳の手が俺の体をまさぐり始めた。
左手は背中から首筋、右手は腰から尻へ……

「ああ、俺も……」

応えた声は、自分でも驚くほど熱かった。抱きしめた腕で千歳の腰の曲線を何度もなぞり、そのしなやかさを確かめる。
ヒップの張りは驚くほどだった。心地よく指が沈むのに、むっちりとした手ごたえが返って来る。

触り飽きなかった。
本当に、すばらしい体だった。
肌と脂肪の質が違う。単に部活で練習を頑張ったというだけでは、こうはならない。
それこそスキンケアから食べ物に至るまで、ごく日常的な努力をひたすら積み重ね続けて、ようやく形成が可能な肉体。

「ん……上手だね…… でも、これはどう?」

千歳が体を軽く上下させた。

「くっ」

押し付けられた胸が凶悪に弾み、ギンギンのペニスが滑らかな下腹に擦られた。今度は、声が漏れるのを堪えきれない。
過激な密着。男の方が不利になる体勢だ。さすがにたまらず、体の間に手をこじ入れる。
生まれた隙間を縫うように、胸と股間へ手を滑らせた。

「ふふっ……」

ひどく癇に障るように、しかしたまらなく妖艶に、千歳は鼻で笑うと、俺の乳首とペニスに手を伸ばした。

「ふぅぅっ……」

『憶えているよ』と言わんばかりに、俺のツボの上を淀みなく白い指が滑った。俺はまた熱い息を吐かされる。

ペニスと乳首に立て続けに刺激が走る。どちらか一方に忍耐力を集中できない、基本的で効果的なコンビネーション。
その上、凶悪な乳房がぐいぐいと押し付けられる。あまりの柔らかさに、分かっていても時折り意識が奪われてしまう。
時間にすればほんの一瞬。だがその一瞬を見逃さずに、千歳は一気にペニスを扱き立ててくる。ペニスが踊り、先走りが散った。

強い。なんという強さ。
ボディだけじゃなく、テクニックも強烈だ。これほどまでに強くなっていたのか、千歳は。
52約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/08/27(土) 11:09:09.22 ID:qRLNynoG
「……負けるかよ!」

俺だって憶えている。千歳の乳、千歳の膣。
この日のために……この日のためだけに磨いてきた忍耐力と集中力で、次の快感を予想し、堪え、そして反撃の手を伸ばす。
上目遣いで勝ち誇った顔を見せる千歳の唇に吸い付くと、俺は乳を揉みしだき、クリトリスを擦りながら膣をかき回した。

「んっ……!」

千歳が鼻にかかった喘ぎを漏らした。トロ、と指先に蜜を感じる。
一気に攻めに転じようとする、が、千歳の体が擦り寄るように動いた。

「くぅ……!」

乳房に溶かしこまれるように、一瞬集中力が飛ぶ。
その一瞬を憎らしいほど逃さず、強く乳首を抓られた。

「……っ!!」

効いた。身をよじる。体勢が崩れる。

「……っぉおっ!!」

崩れた体勢を、鍛え抜かれた足腰と精神力で立て直す。かさにかかって押してくる女体を押し返し、強く胸を揉む。

「っぁ」

同時に膣内で指を曲げる。こりっとした感触を捕らえた。千歳のふとももが硬直し、切なげに擦りあわされる。
だが、同時に千歳の指が俺の裏筋を高速で擦りたてていた。カウンター気味に入ったその一撃にペニスが暴れる。制御できない。

強い。
何度感嘆しても足りない。本当に強い。千歳は。

1年半……地獄を見てきた甲斐があった。
俺の体力、技術、気力。全てをぶつけるにふさわしい相手に巡り合えた。
舌を絡め、熱い唾液を酌み交わしながら、ムチムチのオッパイを優しく強く捏ねる。



俺たちの戦いは、まだ始まったばかりだ。
53名無しさん@ピンキー:2011/08/27(土) 11:12:28.51 ID:qRLNynoG
今日はこれまで。

>>43
ルリの小悪魔覚醒シーンは最高でした
できれば回想のBF部ルリ連勝篇もいつか見たいです。
54名無しさん@ピンキー:2011/08/27(土) 17:47:19.66 ID:Zp+O0W3s
GJ!
55名無しさん@ピンキー:2011/08/27(土) 18:59:02.96 ID:TdcBND6a
おつつt
56体育祭の人:2011/08/27(土) 23:00:25.38 ID:5WnMC2LD
>>44-48
どうやら、楽しんで頂けたようですね。何よりです。
ストーリーも需要あるのですね…ほっとしました。
お言葉に甘えて、libidoに従い書き進めたいと思います。

>>53
GJ。今後の展開に期待してます(巨乳的な意味で)。
連勝篇ですか…インスピレーションが働けば、なんとかなるかもですが…
ちょいと後味悪そうですね。書き方次第でしょうか。

後程、前哨戦を投下します。
お口に合えば、幸いです。
57体育祭の人:2011/08/27(土) 23:43:40.39 ID:5WnMC2LD
BF部の練習部屋。正式な試合ではない、部員同士の練習のために設けられた個室。
それほど広くない部屋の中には、所狭しと大きめなベッドが並べられている。
一糸纏わずの俺とルリは、誰もいないその場所で、こっそりとバトルファックを行う準備を進めていた。

「…準備は、いいか?」
「はい、バッチリです!」

そう言いながら、ルリはベッドの上によじ登る。
俺はベッドやタイマー、ストップウォッチの具合を確かめた後、彼女の対面に移動した。

「い、良いんですかね…勝手に使っちゃって」
「元はと言えば、お前が言い出したんだろうが。まあ…バレなきゃ大丈夫だろ」

部員は全員体育祭に参加しているだろうから、余程のことがない限りは見つからないだろう。
ベッドのシーツを試合後に取り替えてしまうなどして痕跡を消せば、おそらく問題ない。
ルリは入り口の方を気にしながらも、いわゆる女の子座りでベッドの上に座り込んだ。

「それで…ルールは、どうしますか? 今度は、普通の試合形式にします?」
「…いや、これはあくまで俺の希望だけど、さっきの競技と同じ形式にしないか?」
「え。さっきと同じって…『耐久競争』ですか? 15分間、連続でやるっていう…」

訝しげに、ルリは首を傾げる。そう思うのも、無理はない。
『耐久競争』のような競技はバトルファックとしてはマイナーで、体育祭等のイベントでもない限り行うことはない。
あえてそのルールを選ぶ理由が、ルリには分からないのだろう。

「えと、センパイ…15分も、大丈夫ですか? 体力的に、大変じゃないかと思うんですけど」
「それは、お互い様だろ」

実を言えば、このルールを選んだ理由はないも同然だ。
理由と言えば、単に先程と同じルールでルリと戦い、そして今度は勝ちたいという思いがあることくらい。
確かに、体力的には辛いかもしれない。しかし、それはルリも同じだ。
ルリの唯一と言ってもいい弱点は、体力の少なさだからだ。決して多くはないが、勝機は十分にある。

「じゃあ、ルールの確認だ。
 時間内に、相手を絶頂させた回数が多いほうが勝ち。それと、相手を10秒間バトルファック継続不可能にした場合でも勝ちだ。
 俺の場合は動けなくなるか、ペニスが勃たなくなったら。お前の方は…動けなくなったらだな。これで良いか?」
「は、はい。大丈夫、です」

そう返答したルリの面持ちは、どこか硬いように感じた。
いざ試合を始める段階になって、緊張してきてしまったのかもしれない。
俺は出来るだけセクハラに思われないよう、なるべく自然に彼女の肩に手を置いた。
全く予想外だったのか、「ひぅ!?」と彼女は奇妙な悲鳴を上げて身体を震えさせた。

「…少しは落ち着け。
 一応言っとくが、さっきの競技の時みたいにペース配分間違えて途中でバテるなよ。
 前は俺の個人的都合で追い討ちできなかったが、今度バテたらきっかり責めさせて貰うからな」
「え、あ。は、はい。気をつけ、ます…」

顔を真っ赤にしながら、ルリはコクコクと頷いた。
俺が彼女の肩から手を離すや否や、彼女は自らの頬を両手のひらでぱちんと軽く叩く。
58体育祭の人:2011/08/27(土) 23:49:20.98 ID:5WnMC2LD
「よし…そろそろ、始めるか」
「はいっ! よろしくお願いしますっ!」

ぺこり、と深々とお辞儀をするルリ。
やっと調子が戻ってきた彼女の様子に、俺は思わず笑みを漏らしてしまった。
しかし、俺はすぐに気を引き締める。
もうバトルファックはしないという、自らで決めた決まりを破ってまですることにした、この試合。
そこまでしたのだから、俺はこの試合で――何かを得なければならない。

「用意――始め」

今回は審判が居ないため、タイマーや絶頂回数の計算は全て自分でしなければならない。
ルリが定位置でファイティングポーズを取る様を横目で見やりながら、俺はタイマーのスイッチを押す。
バトルファックが、始まった。
俺は即座にベッドの中心に戻り、不敵な笑みを浮かべる彼女の対面に移動した。
ルリは緩やかに身体を揺らしながら、俺の隙を伺っている様子だった。

「…こないのか?」
「今回は、慎重に行こうと思いまして。同じ手は、二度も通じないでしょうし」

ニコニコと笑いながら、ルリは身体を揺らす。
その笑顔の下で、たぷたぷと彼女の体型とは不釣合いな双球が揺れている。
流石の俺も、揺れる様を見るだけで隙を見せることはなくなっていた。
しかし、その様子が刺激的であることには変わりないので、長時間視界に収めていると鼓動が高なっていってしまうのを感じる。
俺は、しっかりと彼女の眼に向けていた視線をちらりと脇に逸らす。当然、彼女はそれを見逃さない。

「――隙ありっ!」

不安定なベッドの上とは思えない速度で、ルリが飛び込んできた。
俺は落ち着いて、彼女の挙動を注視する。
前回のようなトリッキーな動きに惑わされないよう、俺は彼女の足運びを慎重に見切る。
僅かに、彼女の動きが脇に逸れるように見えたが――これは、フェイントだ。
彼女がまっすぐに飛びついてくるのを確認した瞬間、俺は腰を下げつつ大股に一歩だけ進み出した。

「わっ…!」
「お、っと…!」

腕の中に、ルリが飛び込んでくる。
身体を反転させて衝撃を吸収しながら、俺は正面から彼女と抱き合う形になった。
ルリは驚きの表情を浮かべながらも、俺の背中に手を回して強く抱きついてくる。
先程視線を逸らしたのは、攻撃を誘う陽動。誘いに乗り、ペニスを狙って飛びついてきた彼女を何とか見切って受け止めることが出来た。
ただ唯一想定外だったのは、俺の胸板で潰れる彼女の胸の柔らかさだった。予想以上に心地良い肌触りに、背筋が震えそうになる。

「あー…不意打ち失敗ですか…」
「今回は、慎重にお前の動きを見てたからな。さっきみたいに、開始早々流れを持って行かれるのは御免だ」
「むぅ…それじゃあ、こういうのはどうです?」

上目遣いに俺を見るルリの瞳が、怪しく光る。
次の瞬間、ルリはその小さな口を俺の首筋に押し付け、強く吸い付いてきた。
甘い快感が、背筋を走り抜ける。脱力しそうになる俺を、ルリはさらに追撃する。
彼女の二つの手が俺の背中を愛撫し、柔らかい胸が俺の胸板に押し付けられた。
相手を骨抜きにすることを目的とした、甘ったるい動き。
59体育祭の人:2011/08/27(土) 23:54:16.81 ID:5WnMC2LD
「っく…ぅ…そう、きたか」
「えへへ…こういうのも気持ち良いですよね。我慢できなくなったら、このまま倒れちゃってもいいんですよ、センパイ…♪」

ルリはさりげなく俺に体重をかけながら、首筋にペロペロと舌を這わせる。
彼女の右手が脇腹をくすぐるように撫でてきて、俺はがくりと膝をつきそうになった。
このまま押し倒されてして彼女に有利な態勢となってしまえば、勝負はそれでほぼ決まったも同然。
俺は脱力しかけた自らの足を叱咤して、彼女の身体を支えながら反撃に出る。
眼前に晒されている彼女の首筋に、彼女がしているように口付けする。

「んっ…♪」

ひたすら俺の首に吸い付いていた彼女の口から、甘い吐息が漏れる。
口以外の場所へのキスは、あまり経験がない。口以外へのキスは与える快感も少なく、扱いが難しいからだ。
俺はこれまでの知識を総動員して、彼女の首筋を優しく愛撫した。同時に、ルリの身体を強く抱きしめる。

「んんっ…♪」

鎖骨から首筋に唇を滑らせると、ルリは一際強く切なげな声を漏らす。
男と違って精神的快楽を重視する女性を高めるために最も大切なのは、『雰囲気』だ。
歯を彼女の肌に突き立てるなどという無粋な真似を起こさないよう注意しながら、俺は心を込めて彼女を愛撫し続ける。
どうやら、俺の愛撫の仕方は間違っていなかったらしい。僅かに、彼女の腕の拘束が緩んだ。
すかさず俺は、彼女の耳元に唇を寄せると、紅く染まりかけていた耳たぶを唇で挟んでみた。

「ひぁっ…!?」

効果は、抜群だった。
ルリはか細い悲鳴と共に完全に脱力し、ベッドの上に崩れ落ちた。
俺は若干慌てながらも彼女の身体が地面に落ちる前に受け止め、彼女の半身に軽くのしかかるような体勢になる。
視界のやや下の方で、ルリは顔を真赤にしながらぱくぱくと口を開閉させていた。

「ず、ずるいです、センパイ…」
「いや…別に、ずるくないだろ。つーか、何。お前、耳が弱いのか?」
「よ、弱いっていうか、慣れない刺激だったというか…
 今まで試合をした人で、そんなところに触れようとした人は誰も――ひぅ!」

ルリの耳に軽く息を吹きかけると、彼女はまた悲鳴を上げた。思いつきの攻撃だったが、効果は予想以上のようだ。
早くも息を荒くしているルリの身体に、俺は左腕を巻きつけて動きを制限する。
そして、若干湿りかけている彼女の膣へと右手を伸ばした。

「あっ――! あ、ぅ…!」

膣口に手で触れた瞬間、ぴくんとルリは身体を震えさせた。
この時、流れは完全に俺へと傾いたと確信する。
このまま上手く彼女を愛撫できれば、彼女をイカせることができる――!
勝利の予感に心を滾らせながら、俺は中指で膣の中を掘り進むように彼女のナカを撫で回した。

「あ、あぅぅ…セ、セン、パぁイ…♪」

ルリは腕の中でじたばたと逃れようとするが、弛緩した身体で俺の力を振りほどくことはできないだろう。
しかし、彼女も完全に諦めている様子ではない。
とろんとした表情で俺を見つめながら、さりげなく身体を擦りつけて俺の脱力を誘っている。
下顎辺りに胸を押し付けられ、俺は度々思考を停止させられそうになった。
彼女は喘ぎながらも艶やかな笑みを浮かべると、俺の耳元目掛けて息を吹きかけてきた。
60体育祭の人:2011/08/27(土) 23:59:27.66 ID:5WnMC2LD
「っく、ぅ…!」
「ふふ…お返しですよ、センパイ♪」

甘い吐息にぐらりと頭がふらつき、危うくルリを逃しそうになった。
追い詰めているのは俺のはずなのに、一向に彼女は絶頂に達しない。
彼女をイカせるためには…あと一手、何かが足りない。
歯を食いしばりながら彼女のナカを撫で回す俺の視界に、彼女の胸が迫ってきた。
ぐに、と口元を柔らかいものに覆われ、俺の思考が一瞬だけ停止する。

「っ…!」
「どうですか、センパぁイ…♪ もし手を離してくれたら、ぱふぱふしてあげますよ…♪」

ルリの甘い誘惑に耳を傾けそうになってしまう、男としての自分が恨めしい。
このままでは、ジリ貧だ。一か八か――賭けてみるべきか。
俺は決心して、目の前にある彼女の胸の中に自らの顔を押し付けた。
「ぁんっ!?」と驚きの悲鳴をあげる彼女を無視して、乳房の中心にあるピンク色の突起――乳首に、口を寄せる。

「あ! そ、そこは駄目――あ、あぁぁ!」

びくん、とルリの身体が大きく痙攣した。
柔らかい乳肉を顔全体に押し付けられながらも、俺は彼女の乳首を口の中に含み、力の限り吸い上げる。
もちろん、俺の右手は彼女の膣内を撫で回し続けている。上下の同時攻撃に、ルリはか細い悲鳴を上げた。

「ん、んん―−!」

びくん、ともう一度ルリの身体が痙攣する。
イッた――かに見えたが、俺の見立てではBF試合でカウントできるほどの絶頂ではない。
しかし、あと一度乳首を吸い上げてやれば確実に絶頂させることができる。
俺は勝利を確信すると共に、再び彼女の乳首に吸い付こうとした――しかし、

「むぐっ!?」
「ふふ…引っ掛かり、ましたね♪」

巨乳に顔を包まれていたせいで視界がぼやけていたことを考えていなかったのが、最大の失敗だった。
ルリは絶妙なタイミングで体を動かす。その結果、乳首に吸い付こうとした俺はまんまと彼女の胸の谷間に飛び込んでしまう。
眼から下を、彼女の胸に挟まれる。彼女の甘い汗の香りに、脳が蕩けそうになる。

「ん、んぐぐっ…!」
「ふふ…やっと、捕まえ、ましたよ…センパイ…♪」

気づいたときには、もう遅かった。
俺の拘束から逃れた彼女の両腕が、俺の頭をしっかりと抱きしめてきた。
柔らかい圧迫感と至福感に包まれ、俺はあと少しで意識を手放しそうになってしまった。
もし俺が少しの間でも意識を手放してしまえば、以前の競技のように彼女は有利な体勢となり俺を責め立て始めるだろう。
しかし――まだ、終わってない。俺の右手は、まだ彼女の膣にあてがわれたまま。俺は手探りで、彼女のナカを刺激し続ける。

「ぁうっ…! し、しぶといですね…! じゃあ――こうです!」
「――ぷはっ!?」

唐突に、ルリは俺を胸から解放した。同時に、くるりと天地が逆転する感覚。
気づけば、彼女の身体は俺に密着したまま下方にずれ、彼女の頭が俺の胸板付近に移動していた。
必然的に、俺の手は彼女の膣から離れてしまう。あと少し、彼女を絶頂させることが、できたのに――心が、挫けそうになる。
嘆く間もなく、彼女が動く。仰向けになった俺の胸板に彼女の顔が乗り、にこりと笑みを浮べる。
何やら、嫌な予感がした。
61体育祭の人:2011/08/28(日) 00:08:29.04 ID:gD7ggzbL
「えへへー。センパイは男の子だけど…確か、此処も弱いですよね♪ お返し、です。――ちゅうっ!」
「くあっ…!」

胸板から全身に、電気が走ったかのような刺激が走った。
ルリはとても楽しそうな表情で、俺の乳首に吸い付いてきた。しかも、吸いながらも乳首の先端に舌を這わせ、さらなる脱力を誘っている。
動きを止めた俺を見て満足そうに笑みを深めながら、とうとう彼女は俺のペニスへと右手を伸ばしてきた。
乳首を責めながらの、手コキ。俺が先程彼女にしていたモノと、同じ類の攻撃。
咄嗟に逃げようとしたが、すかさず彼女に乳首を吸われ――俺はあっさりと、彼女に自らの分身を握られてしまった。

「あは…♪ やっと、センパイの、捕まえちゃいました♪ ピクピク震えて、すぐにでも出したいって言ってます…♪」
「く、ぅぅ…」

ルリの手に少し擦り上げられただけで、俺のペニスは我慢汁を吐き出した。
あれだけ彼女の痴態を見せられたあとで、男である俺が興奮しないわけがない。
俺は何とか体勢を立て直そうと身動ぎしたが、彼女の反対の手が俺の身体に絡みついて動きを封じてきた。
さらに、彼女の両足が俺の太ももに絡みつく。二の腕に胸を押し付けられ、心拍数が更に上がるのを感じる。
流れ出した我慢汁をペニス全体に塗りたくりながら、ルリは俺を淫らな視線を向ける。

「大丈夫ですよ…センパイ。我慢なんて、させてあげません。
 たくさんシコシコして、乳首をチューチューして…気持ち良ーく、ビュービュー射精させてあげますからね…♪」

そんな挑発的な言葉責めを放つや否や、ルリは俺の乳首に強く吸い付いた。
すっかり刺激に敏感になった俺の身体が、俺の意思に反して大きく痙攣した。
俺は歯を食いしばりながらも、乳首に意識を集中して快感を抑えようとする――瞬間、ルリがにやりと笑った。
彼女の手が、俺のペニスにしっかりと絡みついたまま上下する。不意打ちの快感に、脳が焼かれたように感じた。
ぴゅ、と危うくペニスの先端から精液が漏れそうになる。

「こうやって、交互に刺激されたら…我慢なんて、できませんよね。センパイ♪」

そう言いながら、ルリはまた乳首を吸い上げてきた。そして間髪入れず、手コキを再開する。
俺がペニスに力を込めれば、彼女は乳首へと刺激する。そんな変則的な彼女の責めに、俺はなすすべ無く高められていく。
指先で彼女の身体を撫でたり、息を吹きかけたりして彼女の隙を産み出そうと試みるが、彼女は嬉しそうに頬を染めるだけで拘束を緩めようとしない。
いつの間にかルリの手は中指と親指で輪を作っており、根元からカリ首までを締め付けるように上下していた。
指の輪がカリ首に密着し、横に回転させるように刺激され、俺の視界がスパークした。駄目だ――もう、我慢、出来ない。

「びくん、ってしましたね。もう、我慢できないんですね…♪
 じゃあ…抜いちゃいますね。センパイ、たくさん気持ち良くしてくれたから…私も、思いっきり気持よくしてあげますからね…♪」

そう言って、ルリは俺の乳首に口付け、ペニスを握り締める。
一体、どちらの刺激が先に来るのか。乳首責めか、それとも手コキか。
わからない。しかし、最後まで諦められるわけがない。俺は一か八か、全力で乳首とペニスの両方に力を入れて堪えた――しかし、
ぬるり、と動いたのは俺を拘束していた彼女の左手だった。汗を帯びた5本の指が、脇腹をくすぐるように這い回る。

「っくはっ…――!?」

力が、抜ける。最後の砦が、破られる。
また――負けてしまう。絶望しながら、俺はその瞬間、彼女の顔を見下ろした。
ルリが乱らに色づいた眼で俺の顔を上目遣いに見上げ――そして、口と手を同時に動かした。
これまでの中で最も強い力で乳首を吸われ、指の輪に根元から亀頭までを擦り上げられ、そして最後に人差し指で尿道口をほじられる。
頭が、真っ白になった。
62体育祭の人:2011/08/28(日) 00:18:21.44 ID:gD7ggzbL
どっぴゅぅ!

大量の精液が、ペニスの先端から迸った。
我慢していたせいか、明らかに量が多い。横目にペニスを見ていたルリの表情が、この上ない歓喜に染まる。
とうとう、イカされてしまった。また、ルリに先制を許してしまった。
悔しさに、涙が出そうになる。だが後輩の前で涙はみせまいと、俺は歯を食いしばる。
しかし、ルリは感傷に浸る暇を与えてくれなかった。彼女の手の動きは一向に止まらず、乳首を吸う吸引力も強さを緩めない。

「っつ、ぅ、く…ぁあ…!」
「出しながらシコシコされるの、気持ち良いですか…? ぜーんぶ、出し切っちゃって下さいね、センパイ…♪」

ルリは右手のひらで亀頭を包み込み、射精中にもかかわらずぐにぐにと刺激し続ける。
精液を根こそぎ搾り取ろうとするかのようなその刺激に、俺は悶絶する。
射精時間を長くすることで、俺の体力を削ろうとしている――それはわかっていたが、強すぎる快感に俺は悶えることしかできなかった。
尿道口から白濁が吹き出す毎に、彼女に体力を奪われているような錯覚を受ける。
やがて射精は収まると、ルリは俺の乳首を吸引するのを止めてこちらに笑いかけてきた。

「残念でしたね、センパイ――また、私にイカされちゃいましたね♪ イってるセンパイの顔、とても可愛かったですよ♪」

勝利の余韻を漂わせた、挑発的な笑顔。それが嘲笑に見えてしまい、俺の心に黒い感情が生まれそうになる。
――あと、少し、だったのに。
彼女を絶頂させる寸前まで行っただけに、先にイカされてしまった自分に対する落胆は、かなりものだった。
やはり、俺は勝てないのか――この、可愛らしい後輩に。
醜い劣等感と羞恥心に俺が押し潰されそうになった――その時、俺はふと気づく。

「…あ」

彼女の視線には、確かに勝利を勝ち誇る勝者の笑みが含まれている。しかし、それだけではない気がする。
勝利の興奮の中に含まれる、穏やかな感情。相手を称えると同時に、相手を気持ち良くさせることができたことを喜ぶ――優しい眼差し。
それを見た瞬間――すとんと、俺は心が軽くなった。何かを、思い出せそうな気がした。
彼女を、気持ち良くさせて――今度こそ、イカせたい。純粋な対抗心が、俺の胸中を占領し始める。
ルリは俺の胸板に浮かぶ汗を優しく舐め取ると、また俺に上目遣いの視線を向けてきた。

「たくさん出してくれて、嬉しいです――センパイ。でも、まだ出せますよね? そういう競技、ですもんね」

手についた精液を妖艶な仕草で舐めながら、挑発的にルリは言い放つ。
当たり前だ――俺は、そう心の中で呟きながら、彼女の身体に素早く、しかし可能な限り優しく吸い付いた。
甘い嬌声を挙げて、ルリが体を仰け反らせる。彼女もまた、俺の身体に手を這わせて愛撫し始める。
時間は、あと10分強。まだ勝負は、始まったばかり。
俺は心のどこかが変わっていくのを感じながら、彼女の身体に唇を這わせた。

(続く)

最後の最後でちょっと変更があり、少々不安定な出来に。
前作と比べ、屈辱感が大好物な方にとっては、少々物足りないかもしれません。
熱いバトルになっていれば、幸いなのですが。
これ以降はまだプロット段階なので、投下は少し先になりそうです。
あくまで予定ですが、あと二回くらいでバトルを完結させる予定。
63名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 01:19:46.52 ID:4dmFI+rE
盛り上がってきたーーー!!
64名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 01:28:14.62 ID:yQJuyGKs
おつ
うまいバランスだと思うよ
65名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 02:05:16.38 ID:2N39VxF3
このバトルの応援合戦に行きたい。
66名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 03:36:36.34 ID:ZgDuAYIp
つかぬ事をお聞きしたいのですが
1.男の精神が入った女
2.女の精神が入った男

この二人がBFしたらどちらが負け(勝て)ればこのスレの需要に合うのでしょうか?
67名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 03:40:36.81 ID:XMtYwtCh
男の精神が入った男が女の精神が入った女に負ければスレの需要に合います
68名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 03:46:54.83 ID:yQJuyGKs
スレを分けるような特殊嗜好を除けば
たいていのものに需要はあると思うんだが
69名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 17:26:11.25 ID:4dmFI+rE
>>66
これはどういう嗜好に分類されるんだ?
入れ替えとか?
TS?
70約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/08/29(月) 00:57:36.77 ID:N23IQI4M
もつれ合い、絡み合うこと……5分弱。

「どうしたの〜? さっきから手が止まってない〜?」

桜色に火照った顔に笑みを浮かべて、千歳が囁く。

「くぅっ」

俺は必死に震える指に力を入れ、千歳の胸を揉みしだく。

むにゅっ……

握力を吸い取られるような柔らかさ。
力の抜けた掌が、また千歳の巨乳に弾かれる。

「う、うぅっ」
「なぁに? それで責めたつもり? 全然効かないわよ?」

千歳の挑発に、ただでさえ火照った顔にさらに血が上って、目が眩む。

こんなに……こんなに大きかったか。千歳のおっぱいは。
こんなに柔らかく、重く、そしてプリプリで、ムチムチだったか……?

指に憶えがない。こんな千歳は、知らない。
71約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/08/29(月) 00:58:30.06 ID:N23IQI4M
「責めってのは…… もっと、こう!」
「ぐあああっ!!」

力を振り絞った反撃で、ガラ空きになったペニスを手馴れた手つきで扱かれ、俺は絶叫した。
ハァハァと、興奮しきった荒い息が恥ずかしげもなく洩れた。

ダメ、だ。
強、すぎる。

俺は悟らざるを得なかった。自分の敗北を。
肉体の性能も、技量も、千歳が一枚上手であることを。

「ぐぅっ…… まだまだぁ!」

悟りながらも、俺は歯を食いしばった。なけなしの忍耐力をペニスにかき集め、腰が引けた無様な体勢で千歳の股間をさすり続ける。

千歳に押されている。
同い年の幼馴染に実力で負けている……
……悔しさで胸がいっぱいになり、でも、その悔しさは不思議と嫌な気分ではなかった。
それよりも、千歳に俺の全力を、限界を見せられずに終わってしまう方が嫌だった。
72約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/08/29(月) 00:58:59.38 ID:N23IQI4M
巨乳の弾力に負けた指で、乳首を撫で回す。
膣の圧力に負けた指で、クリトリスを転がす。
荒い息を注ぎこむように、千歳の唇にキスした。
俺の全てをかけて、千歳を責めた。

「んふっ……♪」

千里が強引に体を寄せた。
俺の背中がコーナーポストに触れた。

「ふぁあっ」

潰される。
女体とポストに挟まれて、逃げ場をなくした俺に巨乳の圧力が殺到する。
俺の全身全霊が、潰される。

「まずは私の先制点だね、誠ちゃん♪」

強烈すぎるサンドイッチ。もはや動けない俺に、たまらないほど挑発的に、千歳は囁く。
そのまま、コーナーポストにもたれてしまった俺のペニスにフトモモを押し当て、すり潰すように捏ね上げた。

「あ、あ、千歳ぇっ………!!!」
「イっちゃえ♪」

どぴゅうううっ!!!!

白旗が上がる。会場が沸く。
俺は千歳の肩を軽く二度叩いて、エスケープ…… ダウンを奪われたことを認めながら、ポストに背中を預けたまま滑り落ちるようにリングに崩れた。
73約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/08/29(月) 00:59:21.79 ID:N23IQI4M
「ワン! ツー!!」

悠然とニュートラルコーナーへ歩み去っていく千歳のヒップを眺めながら、俺はひと時の休息を噛み締める。

確かに千歳は強い。俺の全力を受け止め、上回るほどに。
だが、まだ一度イかされただけだ。それで終わるほどヤワな精力と精神力はしていない。
BF学園の練習は、こんなものではなかった。

射精して冷静になった頭で、体の状態、残った戦闘能力をチェックする。
同時に、先ほどの攻防を分析し、彼我の戦力差とそれに伴う戦術を構築する。

……問題ない。

体力はまだ9割以上残っている。戦況は6:4……いや、7:3で千歳というところだが、まだ正面からの競り合いで後れを取っただけにすぎない。作戦と体位を変化させる余地はまだまだある。

「エイト! ナイ……」

短い時間で可能な限りのことを済ませて、俺は立ち上がった。
ダウンした時以上の歓声に、右手を上げて応える。

千歳が、当然だとばかりにさっさとニュートラルコーナーを後にしてリング中央へ戻る。
それが何よりも嬉しかった。

「まずは大したもんだと言っておくかな。だが、まだまだこんなもんじゃないぜ?」

余裕の微笑を浮かべて、千歳を見下ろす。
千歳も笑って、返した。

「分かってるって。あれくらいじゃウォーミングアップにもならないよね? 私もまだ全然本気出してないし」

…………
なん、だと?

いや、よくある挑発だ。まさか、あれだけのテクニックを披露して、本気でないはずがない。
正面からぶつかるだけの単調な戦術を取ったことについて、そう言っているだけだろう。胸の押し付けも、手コキも、それ自体は本気だったはずだ。

「……ああ、俺もまだまだ本気じゃないぜ……BF学園の実力、見せてやる」

千歳を睨みつけながら、俺は応える。
まだ軽く肌が桜色に染まっているだけで、息も乱していなければ、汗すらかいていない。
そんな千歳の余裕の微笑みに、わずかに寒いものを感じながら、俺は野太い笑みを浮かべてそれをかき消した。



「試合再開!!」

ジャッジが叫ぶ。俺たちはまたステップを刻み、ダンスを踊り始める。



俺たちの戦いは、まだ、始まったばかり…… なのだから。
74名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 01:01:33.71 ID:N23IQI4M
今日はこれまで。短いけど。

>>62
主人公がやる気をとり戻してる分、やられた屈辱感が強くなっててたまりません
続きを期待してます。
75名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 12:11:15.90 ID:9YhMyc8/
バカスレだなぁ(良い意味で)
76名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 16:12:23.65 ID:5LCvYrHW
いいね
77名無しさん@ピンキー:2011/08/30(火) 23:58:16.01 ID:quBjYxwD
実に良いスレだ
いつのまにかテント張ってるわ
78名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 20:02:52.56 ID:7jDKLXUY
GJ!!
79体育祭の人:2011/09/03(土) 18:47:36.92 ID:VXYfRUVQ
体育祭の人です。
感想を下さった方々、誠にありがとうございました。感謝の極み。
やっと続きが出来ましたので、確認後投下します。
屈辱感と克己心を、上手く表現できているといいのですが。
80名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 18:54:02.79 ID:XuExdy42
おおお。待ってたよ^^
81体育祭の人:2011/09/03(土) 18:55:11.97 ID:VXYfRUVQ
「ん…んふ…っ…♪」

俺を射精させた後、ルリは打って変わって穏やかな責めを続けていた。
俺の身体を撫で回したり、首筋に舌を這わせたりと、あまり力を使わない責めに専念している。
おそらく、先ほどの競技の時のように途中で体力切れにならないよう、配分を考えて行動しているのだろう。
しかし体力を温存している状態ということは、同時に隙が生じ易くなるということ。
俺は対抗するように愛撫を続けながら、俺の上に乗っかっている彼女の身体を降ろそうとした。しかし、

「っくあ…!」

痛覚に近い強烈な快感が、全身を焼いた。
身体を震わせながらも何が起きたか確認しようとすると、ルリの右手がペニスから陰嚢へと移動していた。
そして、先程マッサージをしていた時のように、ぐにぐにとタマを揉み込んでいる。
ルリは俺の胸板に口付けながら、淫靡な笑みを浮かべる。

「動いちゃ、駄目ですよ…センパイ。
 もう少ししたら、またシコシコしてあげますから…♪ もう暫く、モミモミで我慢して下さいね?」

砂糖のように甘い声が、耳朶を打つ。脳まで染みこんでくるようなその声音に、俺は思わずごくりと息を飲む。
ルリはペニスの根元に人差し指と親指を絡めながら、他の指で二つのタマを優しく転がす。
省エネでありつつ巧みに力を調整されたルリの陰嚢責めに、俺の心は徐々に溶かされていく。
このまま快楽に流されて翻弄されたままで居たいという欲求が、心の中で沸き上がってくる。

「ぐ…負けて、たまるか…!」

殆ど気力だけで、俺はルリに立ち向かっていた。
試合前から既に精力を消耗した状態だった上に、先ほどの射精でさらに体力を奪われた。
それでも、諦めたくない。まだ、バトルファックを続けたい。
俺は決心して、一か八か彼女の首に両腕を巻きつけた。
半ば強引に俺の顔の方へと引き寄せられたルリは、「きゃ」と小さな悲鳴をあげる。そして、俺の意図を察して――ぼん、と顔を真っ赤に染めた。

「も、もしかして…キス、ですか?」
「…ああ。思えば、さっきの競技でもやってなかったしな」

通常、口同士のキスによる舌戦は、試合の最初に行われることが多い。
『雰囲気』を高める意味でも、キスはバトルファックで先手を打つには欠かせない技だ。
なぜこれまでキスを行わなかったかといえば、ルリが口に対するキスをそれとなく避けているような様子だったからだ。
もしかすると、口にキスされると弱いのかもしれない。しかし、単に唇同士のキスが嫌いな可能性もある。
だから俺は、行為の前に一度確認することにした。

「嫌なら、言って良い。されたくない相手にされるのは、嫌だろうし」
「い、いえ! そんなことは、全然――」

あっさりと俺の身体から両手を離し、ルリはぶんぶんと首を左右に振る。
妙に反応が大袈裟だが、どうやら嫌ではないらしい。
問題はなさそうだったので、俺は不意打ちに近い形でキスを敢行する。

「んむっ…!?」

押し付けるのではなく、唇同士で触れるだけの軽いキス。
初めて触れ合うルリの口唇は、しっとりと湿っていてとても触れ心地が良かった。
唇を触れさせた途端、ルリはあからさまに動揺した様子で顔を高潮させる。
この瞬間、俺は確信する。彼女は、口同士のキスはあまり得意ではない。
82体育祭の人:2011/09/03(土) 19:08:46.54 ID:VXYfRUVQ
「ん、んんっ…!」

今度は、ルリの方から唇を寄せてきた。
しかし、やはり彼女の動きはどことなく稚拙で、ただ唇を押し付けているだけに近い印象だった。
それでも、巨乳を胸板に押し付けられながらの口付けは中々効いた。
彼女の肢体に翻弄されかけながらも、俺は全く隙だらけだった彼女の唇に軽く舌を這わせる。

「――っ!?」

びくりと、ルリの身体が驚きに震えた。さらに顔を赤く染める彼女の顔を、俺は至近距離で直視してしまう。
ヤバイ。いちいち反応が可愛すぎる。それだけで、達してしまいそうになる。
これがわざとなら、俺は本気で彼女のことを恐怖しなければならないところだ。
こちらの動揺に気付かれないよう軽く目を瞑りながら、俺は彼女を責め続ける。緩んだ唇の間に舌を割り込ませ、舌先を歯茎に押し付ける。

「んんっ!?」

ルリの身体が、完全に脱力した。
この場で体勢を逆転させても良かったが、せっかくなので俺はさらに追撃することを選んだ。
俺は舌をさらに奥へと伸ばし――彼女の舌に、自らのそれを絡めた。
ぴくぴくと震えながらも、ルリは舌戦に応じた。しかし脱力してしまっていることもあり、その動きは拙い。
隙を見て舌裏を舐め上げると、ルリはまたくぐもった嬌声を上げた。
俺は全く抵抗がなくなった彼女の身体をさりげなく下ろし、逆にのしかかる。

「――ぷはぁっ!」

唇を離した途端、ルリは大きく深呼吸を始めた。
どうやら、行為に熱中するあまり呼吸をしていなかったらしい。
蕩け切った表情で俺を見上げる彼女の顔に、俺は割と本気で悩殺されそうになった。
…おかしい。追い詰めているのは俺のはずなのに、むしろ興奮させられているのは俺のような気がしてくる。

「セ、センパひ…見かけによらず、キスうますぎでふ…」
「見かけによらず、は余計だろ。…これでも、一年半は鍛えてきたんだ」

そういえば、入部当時先輩に「キスだけは巧い」と言われたのを思い出した。
もちろん、キスだけでは決定打に欠ける。だからこそ、俺はずっと結果を出せなかった。
自嘲的な笑みを浮かべながら、俺はルリの耳裏辺りを優しく撫でた。
ルリは気持ち良さそうに、ぽーっと頬を染めながらまるで猫のように目を細くする。
もはや、彼女に戦意は感じられない。決めるなら、今しかない。

「そろそろ…いいか?」
「…ふぁ、ふぁい…? なんれふ…わっ!」

すっかり呂律が回らなくなっているルリの腰に、俺は腕を巻きつける。
そして若干腰を引き、自らの股間でそそり立つそれをその場所へと突きつける。
俺の言わんとするところを理解したのか、ルリの眼が大きく見開かれた。

「も、もしかして…挿れる、んですか…?」
「お前のそこ、もう随分と濡れてるみたいだぞ。見かけによらず、結構えっちなんだな」
「や、やぁ…」

羞恥で顔を真っ赤にしながら、ルリは顔を隠してみせる。
何というか…ものすごく、そそる。むらむらとしたモノが、俺の心に押し寄せてくる。
早く、挿れたい。この可愛く小悪魔的な後輩に――ぶちこんで、やりたい。
殆ど衝動のままに、俺は彼女の膣へ自らのペニスを突き入れようとした。
その瞬間、ほんの僅かに、ルリの表情が強張った気がした。
83体育祭の人:2011/09/03(土) 19:16:02.88 ID:VXYfRUVQ
「――っ!」

ルリが、僅かに身体をずらしたように見えた。そのせいか、少しだけ狙いがそれた。
俺のペニスは彼女の膣の中に入ることなく、彼女の股と太ももの間に差し込まれる形になった。
いわゆる、スマタ。挿入と比べると、女性に与えられる快感はそれほど多くない体勢。
内心で舌打ちしながら、俺は腰を引く。しかしその途端、ルリはびくんと身体を仰け反らせた。

「ん、んん――っ!?」

びくびくと身体を震わせるその反応は、絶頂判定とまではいかないが、限りなくそれに近いモノだった。
腰を引いた際にペニスが膣口に擦りつけられ、それが思いの外効いたらしい。
今、目の前で体を震わせているルリは、完全に無防備だった。
彼女の両手は、力なく左右に投げ出されている。反撃の可能性は、限りなく低い。
責めるなら、今しかない――俺は、がむしゃらに彼女の膣目掛けてペニスを突き出した。

「んんっ、や、ああっ! …あっ…ああっ――!」

腰を突き出すたびに、ルリは可愛らしい嬌声を上げる。
しかし、俺はなぜか一向に彼女の膣への挿入を果たせないでいた。
俺が下手なのか、はたまた彼女の身じろぎが原因なのか、どうしてもスマタのような形になってしまう。
柔らかい太ももと膣口の感触、そして腰を打ち付けるたびに胸板で潰れる巨乳の感触に、俺は徐々に消耗していくのを感じた。
確実に、彼女の耐久力を削ることはできている。しかし、やはり――決定打、強烈な快感を与えるきっかけがない。

「ぐ…これで、どうだ…ッ!」

ルリの腰をしっかりと固定して、完全に逃げ場を無くした。強く身体を掴まれたルリが、小さく息を飲む。
膣に一撃を加えることが出来れば、彼女は間違いなく絶頂する。
今までずっと翻弄されてきた相手を、逆に喘がせることができる――嗜虐的な喜びが、心の奥底から沸き上がってくる。
蓄積された興奮と高揚感に視界が歪む中、俺は彼女の膣目掛けて、今度こそペニスを突き入れた。――しかし、

「――な」

次の瞬間やってきたのは、彼女の膣とは明らかに違う感触だった。
ヌルヌルとした柔らかい壁のようなものに、俺のペニスは弾かれ――いや、包み込まれた。
ぎょっとして視線を下方に向け、俺は驚愕する。
いつの間にか膣の前に、彼女の右手が立ち塞がっていた。
まんまとやってきた獲物を捕える食虫植物のように、彼女の右手が俺のペニスの先端を包み込んでいる。

「油断、大敵…ですよ? センパイ♪」

先ほどまで力なく喘いでいたはずのルリが、にこりと笑う。
ぎゅむ、と亀頭を握り込まれ、俺は思わず情けない声を上げそうになった。
すかさず、彼女の左手が俺の背に巻き付き、ルリの右手が、俺のペニスを太ももの間に引きずり込んできた。
ペニスの先端が柔らかい太ももの間に沈み込み、鋭い快感が全身を駆け抜ける。

「うふふ…残念でしたね、センパイ。あと、少しだったのに。
 センパイの、そろそろ限界ですよね。どうせなら、太ももの中にぴゅっぴゅしてくれたら、嬉しいです…♪」

ルリは甘い言葉責めと共に、太ももを器用に擦り合わせ始めた。
程よい柔らかさの太ももに力強く亀頭をしごかれ、俺は悶絶する。
柔らかさは胸に劣るが、圧迫感は明らかにこちらの方が上だった。
しかも、ペニスの根元は彼女の右手によって握られ、搾り出すように扱かれ続けている。
急激に湧き上がる射精感。焦燥感に駆られた俺は咄嗟に腰を引こうとするも、背に巻きついた彼女の左手が逃してくれない。

「亀頭をぐにぐにされて、力がでないんですよね…♪ じゃあ、もう後は…イッちゃうしか、ないですね…♪」

そう言いながら、ルリは俺の首筋を艶かしく舐め上げた。
ぷちん、と我慢の糸が切れる。
84体育祭の人:2011/09/03(土) 19:20:02.02 ID:VXYfRUVQ
――どくん。

尿を漏らすように俺は彼女の太ももの間で射精していた。
完全に脱力し、俺はがくりと彼女の上に倒れ込む。

「また、出しちゃいましたね、センパイ?」

脱力しきって身体をを震わせている俺に、ルリが小さな声で語りかけてくる。
俯く俺の視線の先で、彼女はニコニコと笑っていた。
からかうような、そして――どこかがっかりしたような、そんな笑み。
ちくり、と胸に棘が刺さったような痛みが走る。言いようのない感情が、俺の胸中で渦巻く。

「あと少しってところになると、センパイは熱くなっちゃう所があるみたいですね。
 さっきのセンパイ――まるで、お猿さんみたいでしたよ?」
「な――な、に?」

かあっ、と一気に頭が沸騰する。ルリの言葉は、俺のバトルファックを否定するものだった。
俺はこの試合の中で、常に冷静に勝利を模索していたつもりだった。可能な限りルリを気遣いながら、彼女を責めていたつもりだった。
俺が今日まで培ってきたバトルファックの技術を、後輩であるルリに否定された。
ルリから見て、俺は弱い人間、いや猿同然――彼女はそう、言い切った。
その事実に、言葉にならない怒りが込み上がってくる。暗い感情が沸き上がってきて、しまう。

「ぁっ…」

その瞬間、ルリの表情がビクリと強張った。まるで、何か怖いモノでも見たかのように。
見覚えがあるその表情に、俺ははっとした。俺は――また、そんな顔をしていたのだろうか。かつて、彼女に殴りかかった先輩と同じ表情を。
俺の胸中は、即座に自己嫌悪で満たされた。おそらく情けないであろうその表情を、彼女の前に晒してしまう。
ルリと俺の視線は、気不味い雰囲気のままで暫くの間交錯する。
いっそ、このままギブアップしてしまいたい。そう、俺が心の中で思ってしまった――その時、

「セン、パイ。女の子には、もっと優しくしてあげなきゃ、駄目です。
 さっき腰を掴まれた時、ちょっと痛かった、です、よ?」

ほんの僅かに泣きそうな顔を垣間見せながら、ルリはからかうような笑みを浮かべていた。
健気に言葉責めを続けてみせる彼女に、俺は思わず呆然と息を呑んでしまった。
ルリは戸惑うように暫く視線を彷徨わせた後、突然身体を密着させてきた。
柔らかい彼女の身体、特に腹部に押し付けられた二つの乳房の感触に、俺は身体を硬直させる。

「だから、これは、その…仕返し? 違いますね…リベンジ? ええと…なんて言えば、良いんですかね?」

表情を強張らせたまま、ルリは可愛らしく首を傾げる。
どうやら、テンパッてしまった結果本気で言葉が出てこなくなってしまったらしい。
そんなあどけない彼女の様子に毒気を抜かれ、俺の心にわかだまっていたモノが徐々に消えていく。
その代わりというように、彼女に豊満な身体にあっさりと興奮させられた俺のモノが、むくむくと反り上がっていく。
完全に起き上がった俺のペニスを、ルリはきょとんとした様子で見つめる。そしてその顔が、徐々に赤みがかっていく。

「――そう、これは…オシオキ、です。だから、泣いたって、許して…あげませんからね♪」

そう言いながら顔を上げたとき、既にルリの表情は淫らに色づいていた。
さらには、ぱちりと見事なウインクまで決めてみせる。俺はその変わりように呆気にとられ、一時的に無防備になってしまった。
その隙を突いて、ルリは俺に身体を押し付けたままぬるりと下方へとずり下がる。
次の瞬間、俺は腰が抜けそうになった。暖かく、柔らかすぎる感触に、俺のペニスが完全に包み込まれた。

「ん…く…っ!?」

ルリのウインクに硬直させられていた俺は、そこでやっと正気に戻った。
視線を下ろし、すぐに状況を理解する。
俺はルリを押し倒すような形で、彼女の膣ではなく胸の谷間に挿入させられていた。
彼女は俺を逃すまいと、色っぽい笑みを浮かべながら俺の腰に抱きついている。
きゅ、とルリが両肘で胸を押しつぶす。胸ごとペニスを圧迫され、俺は小さく息を漏らしてしまった。
85体育祭の人:2011/09/03(土) 19:22:42.45 ID:VXYfRUVQ
「ふふ♪ センパイの、また私のおっぱいに包み込まれちゃいましたね…♪
 こうしてみると、まるで私のアソコに挿入してるみたいじゃないですか?」
「何を、馬鹿なこと…っうお…!?」

ルリの胸の恐ろしさを知っていた俺は、咄嗟に彼女を振り払おうとした。
しかし即座に、彼女は胸で俺のペニスを、更に言えば亀頭を甘く絞めつけてきた。
彼女は器用にも、俺に抱きつきながら胸でペニスを擦り上げ、脱力を誘う快感を叩きこんできた。
射精直後のペニスをぬるぬるの双球で揉み潰され、俺の腕は彼女を引き剥がすことすらできずにぷるぷると震える。
俺はどうにかルリの胸から逃げようとがむしゃらに身体をくねらせるが、彼女は一向に離れない。

「センパイ…あまり動かないほうがいいですよ? もっともっと、気持ち良くなっちゃいますよ…♪」

ルリの甘い言葉が、俺の脳を溶かす。
彼女の言うとおりだった。俺のモノは、根元から亀頭までの全てを彼女の胸に包まれている。
動けば動くほど、乳肉が俺のペニスに擦りつけられ、一方的に興奮させられていく。
胸にペニスを押し付けられる形になったルリに、快感がないわけではない。
しかし、俺が与えられる快楽と与える快楽の量を比べれば、明らかに前者のほうが多い。

「ぐ…ぅ…」

継続的に与えられた快感攻撃に、とうとう俺の体力が限界に達した。
腰砕けになった俺は、ペニスをルリの胸に捕えられたまま、四つん這いに近い体勢になる。

「ふふ、気持ち良すぎて、動けなくなっちゃいました? それじゃあ後は…おっぱいに食べられちゃうしか、ないですね♪」

この上なく楽しそうに、ルリはそう宣言した。
そして、俺の腰にしっかりと腕を回すと、勢い良く上半身を滑らせる。
ぎゅむ、と俺のペニスがとてつもない乳圧が加わり、俺は危うく一撃で持って行かれそうになった。
歯を食いしばって耐える俺の顔を見上げながら、ルリは感極まったような表情を浮かべる。

「私のおっぱいに犯されて、センパイとても気持ち良さそう…♪
 ほら…もっと腰を震えさせて、もっと気持ち良くなっちゃって良いんですよ…♪」

どこか嗜虐的な表情を浮かべながら、ルリはさらに胸をたわませる。
全く抵抗できないままむちむちの乳にペニスを搾られ、あっという間に俺は射精寸前まで追い詰められた。
無様に身体をぷるぷると震わせながら射精を堪える俺に、ルリはさらに追い打ちをかける。
あろうことか、彼女は――俺の腰に巻きつけていた右腕をするすると移動させ、陰嚢へと手を伸ばしてきた。
股間を襲った痛みに近い快感に、俺は激しく身体を痙攣させてしまった。

「ぅ…ぐっ‥!」
「こっちも、モミモミしちゃいます。おっぱいで搾りながら、タマタマモミモミ…センパイ、耐えられますか?」

屈託の無い笑顔を浮かべながら、恐ろしい宣告を下すルリ。
その表情はもはや小悪魔どころか、悪魔か淫魔と言った方が適切なのではないか――俺は、彼女のポテンシャルに心底戦慄した。
ぎゅ、とまた軽く陰嚢を握られ、俺はがくりと彼女の上に倒れ伏した。
むにゅ、とペニスが深々とルリの胸の中に沈み込み、どうしようもない快楽が俺を追い詰めていく。

「ぁあ…っ」
「センパイ、顔真っ赤にして…ほんと、可愛いです♪ でも…これは、オシオキ、なんです。
 女の子に優しくしてあげられないセンパイは――罰として、おっぱいで、全部、搾っちゃいます♪」

ルリが、力強く俺の腰に抱きついてきた。そして、力強い上下運動で俺のペニスを蹂躙する。
むにぃっ、むにぃっ、と胸が俺のペニスを搾るたびに、ペニスの先端から我慢汁が搾り出される。
時折胸の谷間から顔を覗かせるペニスの先端から、白い液体が漏れ出しているのを見て、俺は凍り付く。
やはり、駄目だ。ルリは――ルリの胸は、強すぎる。気持ち良すぎて、耐えられない。
そんな俺に止めを刺す様に、彼女はぎゅ、と陰嚢をマッサージしてきた。優しい、しかし致命的な快感に、俺の理性は一瞬で弾け飛ぶ。
86体育祭の人:2011/09/03(土) 19:26:38.57 ID:VXYfRUVQ
――どくん。

ルリの胸の最奥で、俺のペニスは白濁液を吹き出した。
俺はベッドの上に両手をつきながら、せめて無様な悲鳴を上げないよう耐えることしか出来なかった。
しかし、彼女はそれすら許してくれなかった。あろうことかルリは、上半身をくねらせてさらに射精中のペニスを追撃する。
ぬぷぅ、ぬぷぅ、と湿った音を立てながらルリの胸に射精を促される。当然、彼女の右手は依然と俺のタマを揉み続けている。
強すぎる快感が脳を焼き、あえなく俺は精液だけでなく呻き声までも搾り出される羽目になる。

「ぃ…っ! ぁ、くあ、や、やめっ…!」
「だ・め・で・す♪ これは、オシオキなんですから…♪
 センパイをお猿さんにしちゃう悪い精液は、ぜーんぶ、私が、搾りとってあげます…♪」

射精が、止まらない。マズイとわかっているのに、身体が動いてくれない。
俺はどうしようもなく身体を震わせたまま、呆然と彼女の胸が俺のペニスを搾る様を見下ろし続ける。
まるで溺れるようにペニスが胸の谷間に沈み込み、空気を求めるかのようにペニスの先端が一瞬だけ外に顔を出す。
しかし、亀頭はすぐさま引きずり込まれるように白濁液でヌルヌルになった胸の中に挟み込まれた。
呑み込まれたペニスは、哀れにもむにむにと咀嚼される。そのあまりにもエロスティックな光景に、また猛烈な射精感がこみ上げてきた。

「ぐぁ…――っ!」

――とぷん。

視線の先にあった彼女の胸の谷間から、ほんの僅かに白い液体が染み出してきた。
ぬちゃぬちゃと卑猥な音を立ててペニスをもみくちゃにされ、俺はまた無様な声を漏らしてしまった。
まるで中に入っている精液を根こそぎ搾り出そうとするかのように、ルリは俺のタマをやや強く握ってきた。
僅かな痛みと鋭い快感が俺を遅い、ルリの胸の中で僅かに射精の勢いが増した――気がした。
87体育祭の人:2011/09/03(土) 19:28:17.63 ID:VXYfRUVQ
「ぁ…ぁあああああぁ…」

その後も幾度か胸の中で射精させられた気がしたが、よく覚えていない。数える暇もないほど、俺の意識は混濁していた。
やっとペニスがぬるぬるになった双球から解放されたときには、立ち上がる力も残っていなかった。
ずるり、と俺の身体が彼女の上から滑り落ちる。
快楽の余韻と疲労でかすみ掛かる視界の中に、ルリの小さな顔が割り込んできた。
とても満足気な、しかし少しだけ申し訳なさそうな、そんな笑み。

「無理やり犯されるキモチ…少しはわかりましたか、センパイ?」

『犯される』という言葉が、ふらふらになった俺の頭に染みこんでいく。
ルリの言う通り、俺は今彼女に犯されたも同然だ。男である俺が、女であるルリに、全く抵抗できず、一方的に犯された。
羞恥心と怒りが俺の心を満たし始める。しかしそれと同時に、俺の心の中にあった冷静な部分が彼女の言葉を分析し始めた。
ルリの言葉は、俺を糾弾しているように思える。
温厚な彼女が此処まで俺を容赦なく蹂躙したのは――おそらく、それだけの理由があったということ。

「10秒勃たなくなったら…負け、ですよね?」

俺の思考を遮るように、ルリは呟くように言う。
俺は胡乱な視線を彼女に向け、そして彼女の視線の先にあるモノへと目を向け――ぎくりと、心を強張らせた。
視線の先では、俺のペニスが完全に力を無くして倒れ付していた。
精液にまみれてドロドロになり、何分の一かに縮んでしまったそれは――見紛う事無き、敗北の証。
はっとして彼女を見ると、彼女の手にはいつの間にかストップウォッチが握られていた。

「もし立ち上がれなかったら…私の勝ち――センパイの、負けです」

淡い笑みを浮かべながら、ルリは宣言する。
愕然としながらストップウォッチを見つめる俺の前で、彼女は迷いなくストップウォッチのボタンを押した。
カチリ、と音が鳴り、液晶に描かれた数字が減少を始めた。
競技時間、残りあと5分強。
時間はまだ残っているというのに、俺は早くも絶体絶命の窮地に立たされていた。

(続く)

やはり一日少しずつの執筆というのは、中々に難しいですね…前後関係の把握が心配になります。
おっぱいに食べられる描写でかなり悩んだのは秘密ダヨ。
少々予定と変わりましたが、残り一、二話で完結予定。
88名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 19:49:22.57 ID:Z9CD8wGJ
GJ!
89名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 20:28:03.96 ID:XuExdy42
いい。
気長に続き待ってます。
90名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 21:02:04.90 ID:G+qXKddI
良いなー。待ってた甲斐があった
先輩にはしっかりルリちゃんの思いを察して、これを機に成長してもらいたい


>>88
IDの末尾までGJしてて吹いた
91名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 21:41:23.90 ID:DqFTV0lD
負けてるのに成長する
負けてるのに強くなる

これは凄い
92名無しさん@ピンキー:2011/09/04(日) 00:35:21.31 ID:MoqkVBJ8
というか、わずか数時間の中でいったい何発射精してるんだ、この男は
超が付く天賦の才を持ってるじゃないか
93名無しさん@ピンキー:2011/09/04(日) 02:33:42.75 ID:wkSSD0um
だが早漏絶倫はBFerとして致命的ではないか
94名無しさん@ピンキー:2011/09/04(日) 03:39:41.84 ID:ijGZyxiq
乙!
95名無しさん@ピンキー:2011/09/04(日) 13:37:06.03 ID:ywW9MYi8
GJ

もしかしてルリちゃんてしょjy
96名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 20:26:44.28 ID:tdI1IVHy
>>93
だがこのスレの主人公としては新部長に匹敵する逸材ではあるまいか?
97約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/09/06(火) 22:58:31.10 ID:SD0jd90a
「さぁ、次はどうやってイかされたい?」

余裕で微笑みながら軽くステップを踏む千歳に、

「バーカ。次は俺のターンだ!」

俺は、今度は一気に間合いを詰めて、タックルに行った。
男のタックルを凌げる女はそうそういない。相手が素人ならまだしも、BF学園で鍛えられたこの俺のタックルを切れる女などいないはずだ。

それだけに男のタックルは、ちょっと乱暴に入っただけでも暴力行為とみなされて反則を取られかねない。
だが、俺は構わず全力で千歳につっかけた。
ルールを守ることよりも、全力でぶつかり合うことの方が、今は大切に思えた。

「おっ……と!」

千歳が素早く反応する。ふわりと軽く足が滑る。
まさか、避けられる?

と思った次の瞬間、俺は千里の腰を捉えていた。

……さすがに、そうか。
いかに千歳といえど、女の子には違いない。それこそレスリング部の男子にでも通じると自負している俺のタックルだ。逃れるような身体能力があるはずがない。

俺は達成感と、安堵と、そして少しの残念さを胸に、千歳をベッドに押し倒そうと体重を浴びせた。
98約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/09/06(火) 22:59:28.98 ID:SD0jd90a
その瞬間……

「えいっ!」

むにゅうぅううううぅぅぅ〜〜っ

「うっ!?!?!?」

上から、重く柔らかい感触が落ちてきた。
体の芯に狂おしい衝撃が走り、気が付くと俺は呆気なく地面に這いつくばっていた。
力が抜けて自分からへたりこんでしまったような感覚……それでいて凄い力で無理矢理押し潰されたようにも感じ、俺は身体感覚を見失う。

「甘い、甘いわねっ。そんなタックル、私には通用しないわよ?」

千歳が俺の動きに合わせて上からおっぱいを被せ、いとも簡単に俺のタックルを潰してしまったことに気が付いた時には、千歳は腰のクラッチも切って完全にうつ伏せになった俺を上から押さえ込んでいた。

「くっ……!?」

慌ててもがくも、千歳のフトモモががっちりと俺の首ねっこを押さえていた。そしておっぱいがみっしりむっちりと俺の腰の上にのしかかって、絶え間なくその心地よい重みを伝えてくる。
振りほどこうと暴れても、千歳の脚は強靭なゴムのように押し返した分だけ締め付けてきた。そのしなやかな力強さに、俺は慄然とする。

動けないのか?
俺は、千歳に押さえ込まれて、動けなくなっているのか?

タックルを潰され、押さえ込まれる。肉弾戦で千歳に完敗した事実がにわかに飲み込めず、俺はひたすら身を捩って無駄な足掻きを繰り返した。

「ふふっ…… 可愛いおしりががら空きよ? この体位じゃ防げないでしょう」

俺の必死の抵抗を上から眺めつつ、千歳は嘲笑うようにそう囁く。
尻の割れ目を濡れた指でなぞられ、俺の背筋が総毛だった。

「くっ……! くぅぅっ……!!??」

ベッドに爪を立てて必死にもがく。だが、背後から絡みつくフトモモと、のしかかる巨乳は、外れない……!
99約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/09/06(火) 23:00:32.39 ID:SD0jd90a
「ほーら♪」
「くぁっ、あぁっ」

千歳の指がアナルに触れる。俺は最後の抵抗とばかりに、括約筋を硬く引き締めたが……ムダだった。
2、3度軽くつついてほぐすと、千歳の細い指は難なく俺のアナルに滑り込んだ。

「んふぁあっ!!??」

一撃で俺の前立腺を探り当てられる。
この男の裏の弱点も、厳しい訓練で十分に鍛えていたつもりだった。
容易には感じない自信があった。
だが……

「あぃッ!? ぎッ!!!」
「あはっ、誠ちゃん、大げさだよ?」

前立腺をくい、くいと刺激すると同時に、そのリズムにぴたりと合わせて手早くペニスを擦られる。。
こみ上げた衝動に合わせて裏筋から雁首、亀頭から鈴口へと激しく扱かれる。かなり強めに。男の反応を、ペニスの扱いを知り尽くした手さばき。

幼馴染の前で思わず漏らした恥ずかしい声に顔を熱くしつつ、俺は歯を食いしばって熱い衝撃にも似た快感を堪える。

ヤバ、い。

性急過ぎる快感に遠くない射精の予感を感じた俺は、必死で下腹に力を込めて込み上げる精液を押しとどめる。
それでも確実に……しかも早く。1ミリ1ミリどころか1センチ、2センチとアナルから先端へ上っていく精液の感触。
その感触に身悶えしつつ、俺は千歳を跳ね除けようと、俺を押さえつける脚を掴んで渾身の力を込めた。
100約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/09/06(火) 23:01:12.75 ID:SD0jd90a
ふにゅっ……

「あ」

どぴゅっ! どぴゅどぴゅっ!!

「え?」

俺が緩んだアヘ声を漏らす。千歳が驚いた声を上げる。

……千歳は絶妙のタイミングで、腰におっぱいを押し付けてきた。絶対に力が抜けてはいけない瞬間に力が抜け、歯止めを失ったペニスはあっという間に精液を上らせた。

ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ……

「え、もう出ちゃったの? うそ」

……もし、そのままペニスをしごかれ、アナルをえぐられ、おっぱいを押し付けられていれば、俺はエスケープもできずに立て続けの絶頂を強制されていただろう。

唖然とした声を上げて千歳が手を止めている隙に、俺はベッドを連打してダウンを訴えた。

「ダウン! ブレイク、ブレイク!」

「あ、はい」

まだきょとんとした顔の千歳が、未だに腰を振るわせる俺の拘束をといてのろのろと立ち上がると、俺はようやく息をついてベッドに突っ伏すことができた。
101約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/09/06(火) 23:01:39.73 ID:SD0jd90a

「油断しすぎよ、誠ちゃん」

8カウントまで休んで立ち上がった俺に、千歳はニュートラルコーナーから歩み寄りながら苦笑混じりに言った。

「それとも、おしりは苦手?」
「……別に、そんなことねーよ。さっきのはちょっと油断しただけだ」
「そう、よね。じゃないと、あんな風にちょっと触っただけで、簡単にイっちゃうなんてこと、ないわよね」

ちょっと、触っただけ……?
あんな、絶妙極まりない三連コンボが……?

余裕の微笑で千歳に答えながら、俺は千歳から見えない背中にびっしりと脂汗を浮かべていた。

「でも、もう油断してたは通じないよ? 次イっちゃったら、それでおしまいなんだからね」

「分かってるよ」

その事実に、俺は目の前が暗くなった。
そうだ。あと1回千歳にイかされたら、3ダウン……TKOが確定する。
千歳との、1年半ぶりの試合が、約束の勝負が、終わってしまう。
俺の1ラウンドKO負け…… 一度も千歳をイかせることができないままの、無様な惨敗という形で。

「そろそろ、もっと気合の入ったテクを見せて欲しいな。さっきみたいな、女の子相手だからって遠慮しまくったようなへなちょこタックルは、もうノーサンキューだからね?」

へなちょこタックル、だって?

休息に現実感を失っていく視界。ベッドを踏みしめる足が、ふわふわする。

ちょっと、待ってくれ。

千歳は何を言っているんだ。

一体何が起きている。



「さぁ、誠ちゃんの本気…… 見せて」

千歳が笑って、ゆっくりと近づいてきた。



タイマーはまだ試合開始から10分も進んでいない。
俺たちの戦いは………… まだ、はじまった、ばかり…………
102名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 23:06:07.27 ID:SD0jd90a


今日はこれまで。

>>87
まさかの逆レッスン……肉体的にも精神的にも素晴らしい屈辱でした。
最近は毎週末が楽しみです。続きを期待しています。
103名無しさん@ピンキー:2011/09/06(火) 23:25:41.49 ID:iLur8eeQ
G






J
104名無しさん@ピンキー:2011/09/08(木) 01:11:52.94 ID:CLF+v6fJ
ふぅ

教えてくれ、俺は後何度このスレで抜けばいい?
105名無しさん@ピンキー:2011/09/08(木) 12:53:44.46 ID:5NUTphwg
無論死ぬまで
106名無しさん@ピンキー:2011/09/09(金) 00:28:09.80 ID:VPrO829G
飛天御剣流テクノブレイクか
107体育祭の人:2011/09/11(日) 02:01:24.60 ID:LvNfwu7d
体育祭の人です。
感想を書き込んで下さった方々、本当に有難うございます。
一応続きが形になりましたので、修正後投下します。
今回はちょい急いで書いたので、少々粗があるかもですが…お楽しみ頂ければ、幸いです。

>>88
ダブルGJ…だと…?
なんという奇跡。

>>89
真っ先に反応して頂き、誠にありがとうございました。
良いものですねぇ、「待ってたよ」と言われるのは。

>>91
人は何かに挫折して、それを省みることが出来たとき、最も成長できる…ですかね?
チョットイッテミタカッタダケー

>>92
>>93
デスヨネー
別に早漏絶倫キャラにするつもりはなかったのですが、書いていたらいつの間にかそうなってました。

>>95
真相は本編にて。
詳しくは次回になるかと。

>>96
かの新部長と比較して頂けるとは、感謝の極み。
あの作品が、本作を書こうと思ったモチベーションの源であるが故に。
108体育祭の人:2011/09/11(日) 02:08:58.63 ID:LvNfwu7d
「どうします、センパイ…?」

どこか切なげに、ほろ甘い笑みを浮かべるルリ。
その手元では、既に刻々とカウントダウンが始まっている。
残り、10秒弱。
それまでに俺のペニスが復活しなければ、俺の負けが確定する。
俺は無様に仰向けに倒れかけた姿勢のまま、呆然とその事実を反芻した。

「ぐ、ぅ…!」

――負けたくない。
即座に心に浮かび上がってきた言葉が、それだった。
二度目になるこの勝負でも、俺は彼女に一矢報いることすらできていない。
やはり、ルリは俺より強い。先程俺を圧倒した様子から見ても、それは明らか過ぎる。だがそれでも、諦めたくない。
彼女は、確かに感じていた。絶頂まで、あと少しというところまで言っていたはず。目の前にある好機を――逃したく、ない。

「…っ、ぅ…」

残り、9秒弱。俺の視線は、ストップウォッチから俺の股間へと向けられる。
幾ら力を込めても、容赦なく捻り出された白濁液でどろどろになった俺のモノはピクリともしない。
体育祭の競技でルリに大敗し、さらに今回の試合で彼女の胸に蹂躙された俺のペニスは、見るも無残な姿を晒していた。
むしろ、良くもったほうだと思う。短時間でこれだけ射精させられたのは、間違いなく生涯で初めてだ。
此処までボロボロになってしまった俺のペニスを、一体どうやって復活させろというのか。

「…ぁ…っ」

残り、8秒弱。唐突に、ぞくりとした悪寒が俺の背筋を駆け巡った。
もしこのまま負けてしまえば、何かが台無しになってしまう。そしてまた、全てが元通りになってしまう気がした。
BF部の女子先輩に弱者呼ばわりされ、同級生に避けられ、挙句後輩にまで軽蔑の視線を向けられた、昨日までの自分に。
ルリに軽蔑の眼差しを向けられる――それを想像しただけで、全身が総毛立った。
焦燥感だけが、募っていく。何も思いつかぬまま、時が過ぎていく。

「っぅ…」

残り、7秒ジャスト。とうとう、俺の頭はまっしろになってしまった。
何も考えられないまま、時間の流れがゆっくりになるのを感じながら、俺は呆然とストップウォッチを見つめ続ける。
その時、ストップウォッチが握られたルリの手が、だらりと下げられた。
何事かと視線を上げると、いつの間にか彼女の顔が目の前にあった。俺は驚き、思わず軽く身を引いてしまった。
彼女は何も言わないまま、ただ俺を見つめている。ストップウォッチには目もくれず、切なげな表情で俺の眼に視線を向ける。

「…ぁ」

――このまま、負けちゃうんですか、センパイ?
ルリの眼が、そう言ってる気がした。そう感じた瞬間、無気力になっていた俺の心が再沸騰した。
他の誰に負けても、こんなに強い感情を抱いたことはなかった。
しかし彼女にだけは、ルリにだけは、負けたくない。負けて、失望させたくない。
彼女は今、何かを求めている。それさえわかれば、彼女を失望させずに済む――本能的に、そう感じた。

「あ」

その途端、脳裏に一つの閃きが走る。
どうして思い出したのか、どうして思いついたのかはわからない。
しかし俺は、それが正解であるという確信があった。
迷うこと無く、俺はそれを実行に移す。間近にあったルリの首元にゆっくりと右手を巻きつけ、軽く引き寄せる。
そして、あっさりと俺に身を任せてきたルリの顔に、自らのそれを近づける。ルリの顔が、僅かに紅く染まった――気がした。
109体育祭の人:2011/09/11(日) 02:14:48.79 ID:LvNfwu7d
「んんっ――…!」

それほど強く押し付けていないにも関わらず、ルリは息苦しがるようなくぐもった声を上げた。
俺は無言のまま、口唇をルリのそれに軽く押し付け、少しだけ相手の口唇をぺろりと舐めてみせる。
俺の愛撫で火がついたのか、ルリは突然向こうから口唇を強く押し付け、舌を俺の口内に侵入させてきた。
その動きはやはり拙かったが、ルリの舌は必死で俺の歯茎や舌を愛撫しようと四苦八苦しているのが感じられた。
眼を若干固く瞑り、健気に俺の舌に自らのそれを巻き付けようとするルリを見ていると、心の奥底から沸々と何かが沸き上がってくるのを感じる。

「んっ、んんっ、んんんっ…!」

顔を真赤にしながら、ルリは俺の口の中で舌を動かしまくる。
がむしゃらに俺の舌に自らのそれをぶつける彼女の様子を見ていて、俺はふと冷静になる。
彼女はどこか焦っていて、何かに怯えているように見える。まるで、初めて他の動物を見た幼い子供のように。
それならばと、俺は暴れまわる彼女の舌を優しく受け止めるように絡めてみた。大きく円を描くように舌を動かして、動き回ろうとする彼女の舌を抑えこむ。
舌同士が擦れ合う快感に、俺も彼女も一様に酔いしれる。彼女の蕩け切った表情を前に、俺の心臓がどくんどくんと大きく高鳴り始める。

「ん、んん…っ…」

徐々にルリの舌の動きは鈍くなっていき、やがて殆ど動かなくなる。
――もっと、彼女を味わいたい。カチリ、と何かの音が聞こえた気がした。しかし、俺はかまわず彼女の舌に愛撫を続ける。
彼女の舌は快感に痺れて大分動きが遅くなっていたが、健気にも俺の歯茎をちろちろと舐めようとしていた。
俺はそんな彼女をねぎらうように、舌の裏側に舌を押し付けて逆にちろちろと動かしてみせる。ついでに、左手で彼女の頭を優しく撫でる。
「んんっ…!」とルリは可愛らしいくぐもった呻き声を上げ、すぐに脱力して大人しくなった。

「ん、ん――ぷ、はぁ………♪」

ルリはゆるゆると自らの舌を俺の口内から引き戻し、ゆっくりと顔を引いた。
ぬるりと、俺とルリの口唇の間で唾液の橋が出来上がる。だらりと垂れた橋の残骸を口の端に引っ付かせたまま、ルリは陶然と俺を見上げている。
…ヤバイ。これは、そそる。こんな表情を見せられて、健全な男子が冷静でいられるわけがない。
俺はぶんぶんと顔を左右に振って本能を押さえつけながら、彼女の右手に掴まれていたストップウォッチに目を向ける。
残り、0.12秒。奇跡的な数字が、素っ気ない意匠の液晶に浮かび上がっている。もちろん、彼女の手によって既にカウントダウンは止まっていた。

「………」

俺は、次に自らの股間へと視線を向ける。
そこには、完全とはいかないまでも、俺とルリの腹部に挟まれて雄々しく勃起する愚息の姿があった。
どうやら、ルリとのキスに予想以上に興奮させられてしまったらしい。正直、まだ勃起できるなんて俺自身もびっくりだ。
未だ夢心地で宙を見上げる彼女に視線を向け、俺は深々とため息を吐き出してしまった。
そして、彼女に向けてボソリと言う。

「…何。お前、優しくキスされながら挿れて欲しかったのか?」
「――へ? あ。いや――その。それは、ですね、そのぅ…」

ぼふんと、ルリの頭が爆発する。あっちこっちに視線を巡らせた挙句、もじもじと可愛らしく人差し指同士を合わせて見せる。
その挙措が可愛らしさを通り過ぎて若干癪だったので、俺は思わずわっしゃわっしゃと彼女の髪をやや強く撫で回してしまった。
あわわわっ、とルリは小さな悲鳴を上げるが、顔はまんざらでもなさそうに笑みを浮べている。
110体育祭の人:2011/09/11(日) 02:18:32.09 ID:LvNfwu7d
「正直に言う。バトルファックの最中に、そんな悠長なことを考えてる奴が居るとは思わなかった」
「う。…まあ、それはそうですけど…バトルファックは相手を気持ち良くさせることが出来たほうが勝ちなんですよ?
 どうすれば相手が気持ち良くなるかを考える勝負でもあるわけで…だからこそ、私の意志を尊重してくれても良いじゃないですかー…」

まるで子供のように、ルリは口を尖らせて見せる。俺は苦笑交じりに、彼女の言葉を受け止める。確かに、彼女の言っていることはあながち間違いではない。
バトルファックは、どちらが相手を気持ち良くさせることが出来るか――もっと言えば、どちらが相手を愛するのが上手いかということを競うもの。
純粋に性技が上手いだけでも、相手を愛することはできる。しかし幾ら相手の身体を責めるのが上手くても、相手が望んでいる行為をしなければ意味が無い。
相手が望む行為を行えず、相手を感じさせることができなければ、それだけ相手の精神に余裕ができてしまう。その結果、先ほどの俺のように反撃を許してしまうことになる。
結局のところ、俺は勝利を急ぎすぎた。焦るあまり、ルリの気持ちを全く考えていなかった。

「…ざまぁないな。こんなの、バトルファックをやり始めた時、真っ先に教えられたことじゃねーか」

ルリに聞こえないように、俺は小さく呟いてしまった。
どうやら俺は負けを重ね過ぎるあまり、いつの間にか初心を忘れていたらしい。
教えられたことをただ覚えることは簡単だが、体現するのは難しい。それを、身にしみて思い知った。
とりあえず、俺は此処ぞという時に熱くなりがちな癖を治す必要がありそうだ。
目先の勝利に惑わされず、どうすれば相手が気持ち良くなれるかを考えられるということ。それが、彼女にあって俺にはなかったモノ。

「――もう、時間がない。つーか、俺の理性が持たない。…挿れるぞ」

気づけば、残り時間は既に4分を切っている。
ついでに、甘く蕩けたルリの表情を見ていたら完全に血が頭に登ってしまった。
俺は力なく仰向けになっていたルリの背に、左手を巻き付ける。
俺の股間でそそり立つモノをルリの膣口に触れさせた途端、彼女は僅かに身を強張らせた。

「え? あ、や、セ、センパイ…!」
「わかってる」

この上なく不安そうな表情を浮かべていたルリの額に、俺は軽く口付けを落とした。もちろん、今度は先程のようなヘマをするつもりはない。
ペニスは膣口に触れさせるだけにしておき、俺は彼女の心を解き解す作業に専念する。
身体を密着させた状態で、彼女の口唇に軽いキスを繰り返す。そうしながら、右手で彼女の頭を撫でる。
くすぐったがるように身悶えしながらも、ルリは気持ち良さそうな吐息を漏らした。
先程の猛攻が嘘のように、彼女は俺に身体を預けてくる。反射的に強気の責めに転じて転じてしまいそうになる自らの心を、俺は何とか食い止める。

「…行くぞ。痛かったら、言ってくれ」
「は、はぃ…」

とろんと瞳を蕩けさせながらルリがそう言うのを確認した後、俺は正常位の体勢で挿入を開始した。
相手が処女でなくとも、男の挿入が下手だと女性側は痛い目を見ることになるという。
俺は彼女の緊張を解すために口付けを続けながら、慎重に膣口へと狙いを定める。
ルリが無防備だからといって、焦ってはいけない。常に、彼女の様子から気持ちを汲み取る努力をしなければならない。
今すぐにでも挿入したいと急かす本能を無理やり押さえつけながら、俺はとうとうペニスを彼女の膣に押し当てた。

「ん、っ――…!」
「ぐ、っ――…!」

狭い。これまでバトルファックをやってきた中で、一番締め付けがキツイように思える。
まだ半分ほど挿入されただけだというのに、俺のペニスはそれ以上前に進めなかった。
まさか――処女? 
俺は一瞬そう思ったが、すぐさま自らの考えを否定した。
BF部に入部すれば、入部直後に童貞や処女を捨てることになるはず。早々に退部したとはいえ、彼女がまだ処女であるとは思えない。

「んっ、あ、ぅ……!」

俺は咄嗟に、目の前にあったルリの顔を見やる。
そこにあったのは、若干苦しげで、しかし快感に痺れるように顔を緩ませて動けなくなっているルリの姿。
その反応を見る限り、やはり処女ではないように思える。処女であれば血が出始める頃合いだし、もっと痛がるはずだ。
妙に膣の締め付けが強いのは、単に彼女の体躯が小さいからというだけかもしれない。
111体育祭の人:2011/09/11(日) 02:21:30.56 ID:LvNfwu7d
「セ、セン…パイ…♪」

目と鼻の先にあったルリの口元が、小さく開閉する。
彼女の声はどちらかというと気持ち良さ気だったが、僅かに不安な様子が感じられた。
俺は一度挿入の動きを止め、彼女の首に右腕をまきつけながら、またキスを繰り返した。
ルリは俺が口唇を寄せると、まるで求めるように自ら口唇に吸い付いてきた。
口唇同士が幾度か触れ合い、その度に強張った彼女の膣壁が柔らかくなっていく。

「っぷは。…えへへへー…」
「…なんだ、いきなり。気持ち悪いな」
「やっぱり、センパイ、優しいです。本当に、キスが上手なんですね」
「………」

にへらと笑うルリの表情を直視してしまい、俺は思わず目を逸らしてしまった。
…なんだ、この普通のセックスっぽい雰囲気。
バトルファックの試合というものは、もう少し手に汗握るというか、鬼気迫る状況になるモノのように思える。
穏やかで甘ったるい雰囲気は、俺の中にあるバトルファック像とはひどくかけ離れている。
しかし、間違っているとも思えない。どちらが相手を絶頂させることができるかを競うという主旨は、全く変わっていない。

「遠慮しないで、もっと挿れちゃっても良いんですよ?
 もし全部入ったら、センパイの、きゅぅって絞めつけてあげて、たくさぁん搾りとってあげますよ♪」
「…強気だな、オイ。さっきまで心底不安そうな顔してた癖に」

言葉責めが出来るほど調子を取り戻したようなので、俺は遠慮なく挿入を再開した。
少しだけ強く腰を突き出すと、ルリはやや甲高い嬌声を上げた。
ぎゅ、と愛液でぬるぬるになった膣壁にペニスを絞めつけられ、俺は一瞬歯を食いしばってしまった。
ヤバイ。彼女の締め付けは、思ったよりも効く。油断すれば、溶けてしまう。

「あ、あの、センパイ…?」
「あ?」

徐に、ルリは俺の身体にしっかりと抱きついてきた。むにゅ、と胸板に柔らかい感触が押し付けられる。
どきりと硬直してしまった俺に、ルリは上目遣いの視線を向け、そして言う。

「その…出来れば、優しく、お願い、します…ね?」
「………」

なんて顔をしやがる。一瞬で、理性を吹き飛ばされそうになった。
相変わらず、俺が責めているはずなのに追い詰められているのは俺という、矛盾した状況。
悶々とした感情を抱えながらも、俺は可能な限り力を入れすぎないよう彼女のナカを突き進んでいく。
甘ったるいルリの嬌声を聞きながら腰を突き出していると、突如ペニスの先端が柔らかいものに包まれた。
おそらくは、子宮口。やっと彼女の最奥に、俺のモノが辿りついた。

「んんっ…全部、入りました…?」
「みたい、だな」

これまでも何度か女性への挿入を経験したが、ルリのナカは段違いに狭く、そして温度が高かった。
みっちりと隙間なく愛液で湿った膣壁がペニスに密着しており、しかも時折俺のモノを絞めつけるように膣内が収縮してくる。
きゅ、きゅ、とペニスが強く熱い感触に呑まれるたびに、蕩けてしまいそうなほどの快感が襲ってくる。
正直言って、名器と呼んでも差支えのないレベルだ。

「ふふ…センパイ、気持ちいいんですね。センパイ、顔に出やすいから、すぐに分かります♪」
「ぐ…お前、そのでかい胸といい、身体の性能高すぎだろ…」
「褒め言葉として、受け取っておきます♪
 あは…センパイのが私の中でピクピクしてるのがわかります…♪ もっと、気持ち良くなって、下さいね♪」

そう言いながら、ルリは膣に力を込めてきた。突然の快感に、俺のペニスはびくんと大きな反応を返してしまう。
相変わらずルリは俺に身体を預けている様子だが、それでも一方的にやられるつもりはないらしい。
俺は負けじと、ルリを感じさせるべくピストン運動を開始する。
身体を軽く起こし、しっかりと彼女の腰を両手で支えながら、俺は前後に腰を突き出した。
112体育祭の人:2011/09/11(日) 02:24:19.71 ID:LvNfwu7d
「んっ、あっ、あぅっ…!? セ、セン、パイっ…♪」

可愛らしい嬌声を上げながら、ルリは俺に熱のこもった視線を向けてくる。
俺が腰を突き出すたびに、俺の眼前で彼女の双球がぷるんぷるんと派手に揺れる。
なんだ――これは。視覚的に、強烈過ぎる。
頭に、血が上る。彼女の胸に顔をうずめて、そのまますべてを投げ出してしまいたい――そんなふざけた考えが、脳裏に浮かぶ。

「センパイ、どうしたんですか? 顔、真っ赤ですよ?
 そんなに、私のナカできゅっきゅされるの、気持ち良いんですか?」

ルリの言葉責めに、俺は返す言葉もない。
俺が腰を突き出すと同時に、ルリの膣は巧みに緩急を調整してペニスを絞めつけてくる。
その結果、俺のペニスは膣壁に強く締め付けられながら彼女のナカを掘り進むことになる。
亀頭やカリを彼女の膣壁に擦りつけられ、その度に視界がスパークしかける。
幾度と無く蹂躙されて刺激に弱くなった俺のペニスが、もう限界だと悲鳴を上げている。

「負けて…たまるかよ…!」

俺も感じてしまっているが、ルリも間違い無く感じている。
彼女を無茶苦茶に突いてしまいたいという本能を抑えつけながら、俺はルリに可能な限り優しいピストン運動を繰り返す。
大きく腰を引いて突き出した方がより広範囲の膣壁を擦れて快感が強いと聞くが、同時に痛みを感じさせてしまう可能性も高い。
今彼女が望んでいるのは、痛みが少ない優しい運動。俺はそう、確信していた。
俺はその自らの判断を信じて、彼女に対して小刻みな突きを繰り返した。――そして、それは正しかった。

「んあっ! あふっ…んんんっ――…♪」

ルリの嬌声はどんどん大きくなっていき、徐々に膣壁の動きも鈍くなってきた。
俺の首に巻き付けられた彼女の両腕の力も、殆ど無いに等しい。
蕩け切った彼女の表情を見る限り、彼女は殆ど快楽に呑まれかけているように見える。
俺もイってしまいそうだが、それよりも先に彼女の方がイってしまうのはほぼ間違いない。
このまま行けば、一矢報いることが出来る。それどころか、連続絶頂させて試合続行不可能にすれば、逆転勝利すら可能かもしれない――

「っ…!」

沸き上がってきた勝利に対する渇望を、俺はすんでのところで抑えこむ。
ここで、焦ってはいけない。同じミスを、犯してはならない。
俺はルリの目を見つめた。蓄積された快感に呑まれて湿った彼女の瞳が、何を望んでいるかを読み取る。
左手を彼女の背中に添えたまま、右手は彼女の後頭部辺りへと移動させる。
そして俺は、潤んだ瞳で俺を見上げるルリに、優しく口付ける。

「んっ――♪」

この上なく嬉しそうな表情で、ルリは俺の口付けに答え、そして舌を受け入れた。
その笑顔に悩殺されそうになりながらも、俺は軽く腰を前に突き出した。
先程からのピストン運動で、彼女が最も大きく反応を返してきたポイント目掛けて、俺はペニスを突き入れた。

「んんっ――――…♪」

ルリの小さな体が、大きく弓なりにのけぞった。審判によっては判定が分かれるかもしれないが、絶頂判定と言ってもいい反応。
彼女は嬉しそうな悲鳴を上げながらも、夢中で俺の舌に自らのそれを絡めている。
甘すぎる彼女の味に、酔いしれてしまいそうになる。しかし、まだ理性を投げ出すまいと俺は身体に力を込める。
彼女の名器に包み込まれ、俺のペニスは今にも射精してしまいそうだった。一度射精してしまえば、それで力尽きてしまうかもしれない。
何とか、こちらが達する前に彼女をイカせなければ。そう思った俺は、もう一度彼女の弱点目掛けて腰を引き絞った。――しかし、
113体育祭の人:2011/09/11(日) 02:28:36.95 ID:LvNfwu7d
「っくぉ…!?」

突然、腰の後ろに何かが絡みついてきた。半分ほど抜けかけていたペニスがルリの膣内へと押し戻される。
不意打ちの快感に、俺は危うく達しそうになる。急激に体温が上がり、ぶわっと全身から汗が吹き出す。
何事かと視線を背中に巡らし、ぎょっとする。いつの間にか、ルリの細い両足が俺の腰に絡み付いていた。
そして次の瞬間、ぬるりとした感触が俺の首筋を這い回る。
あろうことかルリは、俺を離すまいとするかのように両手両足で抱きつき、しかも首筋に舌を這わせてきた。

「ふふ…センパぁイ? この味は、野暮なことを考えてる味ですよぉ…?」

上目遣いに俺を睨みながら、ルリは腕の力を強めてきた。
むにゅ、と胸板で彼女の双球がぺしゃんこになり、コロコロとした乳首の感触が俺の腹部から胸部までを這い回る。
呻き声をあげて挿入の勢いを緩めてしまう俺に、ルリはしっかりと全身を密着させて絡みつく。そして、耳元へと口を近づけてきた。

「私だけ、イカせるつもりなんでしょ? でも、センパイのも、もう限界ですよね…♪
 私のナカで、イキたいって、ビクビクしてますもんね…♪」
「ぐ…」

ルリに完全に密着され、俺はピストン運動することすらできなくなっていた。
腰を引こうにも、彼女の足が俺の腰に巻き付いており、僅か足りともペニスを膣内から出すことができない。
その状態で、彼女はじわじわと追い詰めるようにペニスを腟壁で締め付ける。
ペロリ、とルリが俺の耳たぶに舌を這わせ、そして息を吹きかけてくる。
脳に直接染みこむような快感に悶絶する俺に、ルリはさらに耳元で言葉を投げかける。

「出しちゃっても、良いですよ…私、センパイのが、欲しいです。私のナカで、たくさん出して、私のナカを一杯にしたくないですか…?」
「…っ」
「一人だけじゃ、嫌です。私は、センパイと一緒に、イキたいです…♪」
「ん、な…!」

なんつー言葉責めだ! と俺は胸中で叫んでしまった。
未だかつて、俺はこれほど脳を犯してくるような言葉責めを聞いたことがない。
言葉責めとは、相手に羞恥心を与えて絶頂を促すものと思っていたが、これはどこか違う気がする。
何というか、純粋過ぎる。無意識に、彼女の意向に従いたいと思ってしまう。
俺は、彼女の言葉を必死で頭から振り払う。彼女の言いなりになってしまうまいと、全身に意志を張り巡らせる。

「んっ…、んっ…、あっ…、ああっ…――」

殆ど彼女の身体に密着したまま、ルリの膣内に押しこむように挿入を行う。
腰を突き出すたびにルリが甘い嬌声を上げるが、やはり密着したままでは与える快感は先程ほどまでより少ない。
コツコツとペニスの先端が柔らかい子宮口に触れるたびに、がくんと足が崩れそうになる。
もう、ほとんど体力が残っていない。しかし、それはルリも同じはず――

「っぐぁ…!?」

突如、猛烈な締め付けが俺のモノを襲った。
ちょうど俺が彼女の最奥に辿りついた瞬間、愛液にまみれた膣壁が俺のペニスを挟撃してきた。
亀頭を子宮口に包まれたままがっちりとペニスを包み込まれ、俺は腰の動きをピタリと止めてしまう。
俺は射精するまいと、咄嗟に歯を縛る。そんな俺の目の前で、ルリが蕩け切った顔で俺を見つめている。
彼女が何を求めているか――不思議と、俺はすぐにそれがわかった。

「んっ―――…♪」

目を瞑るルリの口元に、俺は優しくキスを落とす。
それと同時に、可能な限り優しく、彼女のナカにペニスを突き入れる。
びくん、とルリの身体が、これまでにないほど痙攣する。
114体育祭の人:2011/09/11(日) 02:33:36.73 ID:LvNfwu7d
「んんっ――――…♪♪♪」

誰が見ても明らかな、ルリの絶頂。
しかし、俺に喜ぶ暇はなかった。急激に収縮した膣壁にペニスを呑み込まれ、俺の我慢も一気に決壊した。
頭が真っ白になり、これまで意思の力で動かしてきた身体の感覚が、一気に消えて失せる。

「ぐぅっ――――…!!!」

――どくんっ! どくん、どくん…っ!

何の遠慮もなく、俺はルリの子宮の中に、最後の精液を注ぎ込んでしまった。
まるで搾り出された白濁を飲み干そうとするかのように、ルリの膣壁は激しく収縮する。
さらにルリは俺の唾液を吸い尽くそうとするかのように、俺の口内に強く吸い付いてきた。
彼女をイカせた達成感と、彼女にイカされてしまった悔しさを感じながら、俺は彼女の膣がペニスを咀嚼する快感に体を震わせる。

「はぁ、はぁ――」
「ふぅ、ふぅ――」

結局、彼女の望む通りになってしまった。しかしそれでも、心はどこかすっきりしていた。
ペニスと腟壁の脈動が終わるまで、そしてお互いに落ち着いてきてからも、俺とルリは大きく息を吐き出しながら抱き合っていた。
胸板で潰れる双球を通して、彼女の鼓動が聞こえてくる。俺と彼女の心音が、徐々に重なっていくような感覚。
やっと気持ちが落ち着いてきたところで、俺はぼそりとルリに語りかける。

「…良かった、か?」

きょとんとした顔で、ルリは俺を見上げてきた。
暫し後、彼女ははにかんだような笑顔を浮かべ、俺の首に巻き付けていた両腕に力を込めてきた。
引き寄せた俺の耳元に口を近づけ、かすかな声で囁く。

「良かった、です。私の人生で、一番、気持ち良かったですよ、センパイ…♪」

甘ったるい声が、直接脳に染みこんでいく。
その官能的な声音に、ルリのナカに挿入されたままのペニスがびくんと軽く反応してしまった。
一応、一矢報いることは出来たらしい。とはいえ、此処まで彼女に点を許している以上、俺の負けは既に確定しているわけだが。
少しだけ感傷的な気持ちになってしまいながらも、俺は射精後の余韻に身を任せていた――その時、

「ぅおっ…!?」

次の瞬間、俺の腰に巻き付いていたルリの両足が、がっしりと俺の腰を絞めつけてきた。
ルリの膣から半ば抜けかけていた俺のペニスが、再度彼女の膣の中へと閉じ込められる。
ぎゅ、とまたルリの膣壁が俺のペニスを強く絞めつけてきた。予想外の快感に、俺は全く対応できず呻き声を漏らす。
反射的にルリへ視線を向けると、そこには未だ火照りが抜けていない様子のルリの姿があった。

「どうしました、センパイ? まだ、時間は、残ってますよ?」

軽く息を切らしながらも、ルリはきらきらと顔を輝かせてそんなことをのたまう。
タイマーへと視線を向けると、確かに残り時間は後1分程残っている。
しまった、と気づいた時にはもう遅かった。
ルリは俺の身体を再度両手両足で絡め取ると、絶対に離さないとでも言うかのように俺に抱きついてきた。
俺はルリに覆いかぶさるような姿勢で、完全に身動きがとれなくなる。
115体育祭の人:2011/09/11(日) 02:38:17.96 ID:LvNfwu7d
「センパイ、つーかまーえたぁ…♪ センパイ、たくさんしてくれたから…今度は、私の番ですよね…♪」
「お、おい…わかってるだろ。俺のはもう、出しきって殆ど縮んじまって――」
「センパイなら、ダイジョーブ、ですよ。こうやって、モミモミしてあげれば…」
「っ――!?」

痛いほどの快感が、俺の全身を駆け巡る。
俺の陰嚢が、背中側から伸びた何かによって、こね回されている。
あろうことかルリは、俺の腰に巻きつけていた左足の指先を使って、陰嚢をこねているらしい。
指先で器用にタマを摘み、さらには菊門にまで足指を伸ばして入り口を摩ってくる。
そうして後ろを責めながらも、俺のペニスはルリのナカで断続的に締め付けられている。変則的な多重攻撃に、俺のペニスは少しずつ勃起させられていく。

「ぐ…お、い…ルリ、やめろって…もう、でないっての…!」
「えー…じゃあ、センパイは、諦めちゃうん、ですか…?」
「ぐ…」

挑発的な言葉責めに、俺は思わず口を噤んでしまう。
そう言い放ったルリを良く見てみると、かなり息が荒い。これ以上挿入の体勢でいるのは、むしろ無謀のようにも思えた。
此処まで消耗している状態で挿入を続ければ、途中で力尽きてルリの方が逆転負けしてしまう可能性すらあるというのに。
即座にこの体位から抜けだして、残りの一分間をあまり体力を使わない責めで凌いだほうが、明らかに得策。
どうしてルリはその選択を行わなかったのかと、俺は少しの間考え――そして、それを考えること自体が無粋であることに気がついた。

「セン、パぁイ…もっと、気持ち良くなっちゃって、良いんですよ? 
 私…もっと、センパイが、気持ち良さそうに、してるところ、見たいです…♪」

むにむにと胸を俺の身体に擦りつけながら、ルリはこちらまで蕩けてしまいそうな微笑みを俺に向けてくる。
言わばこれは、最後の一騎打ち。真正面から勝負を挑まれて、逃げるわけには、いかない。
意を決して、俺は震える身体にムチを打ち、彼女のナカにペニスを深々と突き入れた。
高く可愛らしい嬌声が、彼女の喉から紡ぎ出される。

「ぁ、ん―――…♪」
「ぐ、ぅ―――…!」

やはり、体勢的には俺のほうが不利だった。
俺はルリにのしかかっているような体勢だが、腰に巻きついた両足と首に巻きついた両腕が完全に俺の動きを束縛してしまっている。
おまけに、ルリの左足指が定期的に俺の陰嚢や菊門を弄り回してくるため、俺はその度に身体を震えさせてしまう。
だかそれでも、俺は可能な限り腰を前後させ、彼女の膣に俺のモノを押し込み続けた。
気持ち良さ気に嬌声を漏らしながらも、ルリはまだ余裕があるというようににこりと笑って見せ――次の瞬間、猛烈な快感が俺の全身を駆け巡った。
116体育祭の人:2011/09/11(日) 02:40:07.66 ID:LvNfwu7d
「…ぐ…あ…!」

ヤバイ、今のは効いた。
左足指で陰嚢を、膣壁でペニスを同時に搾る動きを幾度か繰り返され――全てを、吐き出しそうになった。
俺は残す数少ない精神力を股間に集中させることで、なんとか持ちこたえることに成功する。
汗で視界が滲んでタイマーが見えないが、おそらく残り時間は後僅か。

「負けて…たまるか…っ…!」

俺はルリの背中に手を回し、優しく抱きしめる。
そしてその状態で、ぐりぐりと回転させるようにルリの膣壁を刺激する。
顔を真っ赤にして嬌声を堪えるルリと、目が合う。疲労を隠し、健気に微笑みながら、彼女は応える。

「私だって――負けたく、ありません…――♪」

ぐにゅ、と俺の菊門に何かが入り込んできた。ルリの左足指が、ほんの僅かにだが腸内に侵入してくる。
そして同時に、右足でがっちりと俺の腰を捕らえながら、ルリの膣壁が俺のモノを搾乳器のように搾り立てる。
これまで幾度経験したかもわからない、どうしようもない射精感が、陰嚢の奥底から込み上げてくる。

「ぐぁ―――――――っ…!」

―――どくん。

ルリの甲高い嬌声が、俺が達すると同時に聞こえた気がした。しかし、どちらが先にイったかなんて、わかるはずがなかった。
俺は射精した瞬間、完全に力尽きて彼女の上に倒れ付してしまった。
本当の本当に最後の精液を吐き出す俺のペニスを、柔らかすぎるルリの子宮口が優しく受け止める。
膣壁の収縮に促され、尿道内に残っていた精液も残らず彼女のナカに注ぎ込まれていくのを感じる。
ルリの両手両足にしがみつかれたまま、俺は最後の一滴まで彼女の膣に搾り尽くされる。

「く、ぅ…」

ピー、と時間切れを告げる音が、聞こえた気がした。今度こそ――本当に、試合が終わった、らしい。
やっぱり、負けてしまった。その事実を、俺はゆっくりと噛み締める。
今にも瞼が落ちて意識を失ってしまいそうだったが、このまま気絶してしまえばルリを下敷きにしてしまう。
最後の力を振り絞って、俺は自身の体を彼女の上からベッドへとずり下ろす。
ぬる、とルリの膣から俺のペニスがまろびでる。愛液と精液に塗れたそれを見ていると、嘆かわしくもどこか誇らしい気持ちになる。

「セン、パイ…♪」

すぐ傍らから、ルリの声が聞こえてくる。
俺は何とかそちらへ顔を向けようとするが、もう指一本動かす力も残っていなかった。
仰向け大の字の姿勢でベッドの上に倒れたまま、俺の視界はゆっくりと暗闇に沈んでいく。
そんな俺の首に、のろのろと何かが巻き付いてくる。むに、と右腕辺りに何か柔らかいものが押し付けられる。

「あり―――ご―――した、セ――イ。だ――き、で―――…♪」

耳元で囁かれた、幾つかの言葉。
優しさと満足感に満ちたその言葉は、猛烈な睡魔に邪魔されて、殆ど聞きとることが出来なかった。
頬に、一瞬だけ柔らかい感触を感じた。しかし、それが何かもわからない。
言いようのない達成感を、その身に感じながら――すとん、と俺は意識を失ってしまった。

(続く)

挿入描写、意外と難しかった…というか、最近文章が長くなりすぎですかね…?
後は、エピローグを残すのみ。
残り、一回で完結予定。場合によっては増えるかも。
出来れば次もエロいの書くよ! っていうか書きたいよ!
117名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 10:27:36.91 ID:kLJRvTKM
今回も良かった。ほのぼのした気分になる。
いよいよ次で完結ということで楽しみ。
らぶらぶBFはいいなあと思いつつも、
ドSな女の子の話も読んでみたいと思ったり。
118名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 11:07:18.27 ID:DhnpOV3k
なぜか甘々路線なのが面白いw
119名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 11:59:59.00 ID:ZkDlW+Vv
GJ。ラブラブしてて、良いBFでした。お前らもう付き合っちゃえよ。

主人公の成長が見られたのは面白いし個人的にも嬉しいが、
仮に主人公が女より強くなってしまったらここでは書けなくなるというジレンマがあるので、長く続けるとなると難しいよね。
ともあれ、締めにも期待してます。
120名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 18:35:50.52 ID:3BpjJCS4
>>119
物語  →序盤→中盤→終盤→ED
主人公 →弱い→成長→強い→超強い
ヒロイン→強い→成長→最強→チートw
コレでどうよ?
121名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 20:27:59.26 ID:Skw0k37N
EDって勃起しなくなるのかと
122名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 20:40:20.79 ID:YjeKLH1q
個人的には最初はヒロインより主人公の方が強いのに何時の間にかヒロインの方が圧倒的に強くなってた。みたいなのが好きだけどな。長編じゃあちゃっと厳しいけど
123名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 22:32:51.57 ID:MiZgANSt
超強いと言ったって強い部分を描写できないから設定だけで意味ないしな
ハンターもので、主人公になれなかった主人公が、主人公になれたヒロインとその仲間達の鍛錬役兼性処理道具兼医療役として活躍する仄暗い話とか垂れ流した事あるが

この手の話で正統なカタルシスを得られるような長編なんて書けるんだろーか
124名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 23:20:31.19 ID:3BpjJCS4
>>123
冒頭にBF大会優勝!とかさせといて家に帰ったら奥さんになってたヒロインに
本気でバトルを挑んで一方的に攻撃させて貰っておきながら暴発しちゃうとかどうよ?
125名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 23:40:13.60 ID:MiZgANSt
>>124
いや、だって冒頭で勝たせる部分を書いちゃったらスレ違いだろ?
『優勝しますた』っていう部分だけ書いたら結局肩書きだけ、設定だけだし
短編ならそれでもいいけど、長編だとそれで主人公の成長なんて表現するのは俺には難しすぎるっていう……

ヒロインが強敵と戦って成長して勝つ→主人公と手合せする→主人公頑張るけど負ける
で強敵との技術の比較を並行しつつ、肩書き上げつつとかなら成長も表せるのかな。でもこれ文に起こすと異様にウザそうだ
それにこれだとBF戦の中心が完全にヒロインだっていう……
126名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 00:01:19.97 ID:lkdbaRHE
どんな男でも圧倒的に勝てない世界最強の女BFerにすんでのところで惜敗する主人公では
だめかね?
127体育祭の人:2011/09/12(月) 00:29:38.68 ID:hC2bKRus
体育祭の人です。

>>102
申し訳ありませぬ、昨日は寝惚けていて返信を書き忘れてました…
今回、屈辱的なシーンは少なめでしたが、前回は逆レッスンを楽しんで頂けたようで何よりです。
そちらのお話では、アナル+手コキ+おっぱいで止めのシーンがお気に入りです。
次はとうとう待ち望んだプレイがやってきそうなので、期待してお待ちしております。

>>117-119
早速の感想、ありがとうございました。
いつの間にかラブいBFになってましたが、個人的には満足してます。
ドSな女の子の話…実は少しだけ閃いたモノがあるので、出来れば形にしたいです。
確かに主人公が強くなってしまうと続編を書くのは難しいですが、一応対抗策は用意したつもり。
というわけで、もし書くとしたらまたまた本作の続編になる可能性があります。
まあ、まずは本作を完結させることが先決ですが。
128名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 02:55:27.88 ID:qAH3H1lb
まあ別にシチュエーションを変えたければ
(そこだけ)本家スレを使ってもいいわけだし、
やりようはいくらでも。SS投下自体は大歓迎
129名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 09:28:52.83 ID:tXxKmAg4
俺は肩書きだけ、設定だけでも十分だけどね
130名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 11:39:43.07 ID:jv7CNdVa
むしろ強いという肩書きすらいらない
強い設定付けてるのに、いざ始まったら童貞丸出しなキャラにしか見えなかったら萎えるし
131名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 11:45:59.94 ID:tXxKmAg4
女が強すぎて童貞にしか見えないと思えばいいんじゃない?
俺も弱いという肩書きが明記されてない限り、男は強いものだと脳内補完して読んでるよ。
132名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 14:24:12.32 ID:Q0vaAMYk
ショタ+勇者系の称号がついた主人公はまさに地雷原の塊
133名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 22:55:18.07 ID:kBTRCIBM
なんか過疎ってたの少しずつ盛り返してきたな。
やはりSS投下の恩恵か。ありがたや。
134名無しさん@ピンキー:2011/09/12(月) 23:08:44.40 ID:phvlJg/k
ほほえましいね
やっぱり好きな人多いしこれで書く人が増えてくれたらええな
135名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 15:48:14.67 ID:LBto0qjc
ヒロインが最強過ぎて他のBFerや淫魔には負け知らずだけど
やっぱりヒロインには手も足も出ないとか良いと思います
136名無しさん@ピンキー:2011/09/15(木) 00:26:33.10 ID:7F5g4dxA
淫魔プリンス3のウィンスとかか
137名無しさん@ピンキー:2011/09/15(木) 01:03:53.93 ID:/rpSuLOf
舞さんが勃ってしまった…
138名無しさん@ピンキー:2011/09/15(木) 01:28:39.53 ID:5waxrmDS
>>135
李緑氏の 闘牛士、または天才について なんかぴったりですな。
139名無しさん@ピンキー:2011/09/15(木) 07:24:35.43 ID:x8TcIdWO
ウィンス最高、他のヒロインなんかいらなかったんや!
140名無しさん@ピンキー:2011/09/15(木) 09:07:14.10 ID:iB1xDxI7
盛り上がるのはいいことだが、
今書いてくれてる投稿者さんの作品を置いて盛り上がってると
スレの寿命が縮むってことは心の片隅に留めておいた方がいい
141名無しさん@ピンキー:2011/09/15(木) 18:43:00.53 ID:x8TcIdWO
今の作者乙
142名無しさん@ピンキー:2011/09/15(木) 22:33:00.92 ID:D8zbrerb
ルリちゃんと先輩には幸せになって欲しい。
でも、もうすぐエピローグだからちょっとさびしいな。
143名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 00:23:14.85 ID:FPRU6QGO
一つの物語が終わっても彼らの人生は続いていく。
我々に出来る事は素晴らしい物語をつむいでくれた作者にGJを送り称えることだけだ。
だがそれでいい。
瞳を閉じて想いをはせれば見えてくるだろう。
Mシチュスレを飾った主人公達の悲鳴と歓喜の声が、ヒロイン達の妖艶な姿態と微笑が。
彼らは今も私達一人一人の心に息づいている。

【女勝ち】バトルファックMシチュ第2支部【男負け】 ―――完
144名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 01:26:29.93 ID:TOpadWv0
おい何終わらせてんだよw
145名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 02:13:06.70 ID:/GPNFAWf
かつては天才美少女バトルファッカーと呼ばれていたが
一児の母となってからはや18年
幼き頃の息子はかつての母の強さと美貌に尊敬の念を抱いていたが
今やその美貌は見る影もなく、乳は垂れ贅肉も付きまくり
それでもなお、観客から失笑をかいつつも現役を続けていた

そんな母に引導を渡すべく、18になった息子が固い決意を持って、ついにバトルファックを挑む……。

だが、スレタイ通りの結果になるSSを誰か書いてくれないだろうか
146名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 02:54:18.55 ID:JN7NvuGn
>>138
あれは現役でお世話になってる
147名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 06:10:01.23 ID:H9ataW+M
>>145
そういう特殊なシチュは自分で書いた方が間違いなく早い
148名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 11:04:54.05 ID:/hOG63yv
流石に劣化カーチャンは厳しい
149名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 12:39:18.78 ID:lva0GPO5
今はなきSNSにそんな感じのSSあったな
150名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 14:32:23.10 ID:8jsVDtX5
息子相手なので久しぶりに気を開放し若返る
151名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 14:35:10.39 ID:vgkVtGNK
お姉さんvsショタってよくね?
152名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 15:09:30.74 ID:x63ZzqWL
>>151
頭文字BのバトルファッカーさんがS学生の男の子をいぢめるショタBFをいつも妄想している
153名無しさん@ピンキー:2011/09/16(金) 17:13:51.76 ID:FPRU6QGO
相手が自分より年上とか年季が入っていると負けても当たり前って感じであまりカタルシスを感じない。
年下とか素人とか処女とかに負けるところを想像すると……フヒヒ!堪りませんばい!!
154名無しさん@ピンキー:2011/09/17(土) 04:25:12.19 ID:DUMSgqGh
とりあえず熟女は無しの方向で
155名無しさん@ピンキー:2011/09/17(土) 08:43:49.30 ID:EYSHmJNV
自分の嗜好を押し付けるのは良くない
156名無しさん@ピンキー:2011/09/17(土) 10:52:49.77 ID:PYXuihMX
押し付けてねーだろ
157名無しさん@ピンキー:2011/09/17(土) 14:19:48.57 ID:IS2j5dfL
押し付けるならおっぱいかふとももにしておくんだな
158名無しさん@ピンキー:2011/09/17(土) 14:23:22.36 ID:IG6MJzw4
お尻がいいです
159名無しさん@ピンキー:2011/09/17(土) 17:28:16.96 ID:tFfwwRoY
パイズリがいいです
160名無しさん@ピンキー:2011/09/17(土) 17:30:18.87 ID:w1Xtoozp
本番がいいです。
161名無しさん@ピンキー:2011/09/17(土) 17:48:43.64 ID:jiPr9Dls
おまえらww
162名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 00:38:36.30 ID:NbAryrt4
大事なトコロを鼻や口に擦り付けて欲しいなあ
163名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 01:21:58.91 ID:iVuvHxvp
BF書いてる人達は確実におっぱい好きが多い
164名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 01:57:52.00 ID:XoBvMe+B
でもおっぱいに挟まれるより太ももに挟まれたいよね
165名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 12:15:22.41 ID:wZBEtIuq
おれはお尻がいい
166名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 16:36:58.09 ID:uvXFyrJL
パイズリ人数分盛り合わせで頼む。
167体育祭の人:2011/09/18(日) 22:54:29.68 ID:Z50MHLUU
体育祭の人です。
此度も感想を書いて下さった方々、誠にありがとうございました。
スレも会話が増えて盛り上がってきたようで何よりです。
現在最終話を執筆中なのですが、まだ完成してません…
エロシーンの内容と流れについて熟考していたら、いつの間にか大幅修正に…orz
可能なら今夜切りの良いところで途中まで(非エロ)を投下しますが、完成はもう少し先になりそうです。
待ってる方がいたら、申し訳ありません。明日までに完成できると良いのですが…

>>142
確かに、私も少し寂しいです。
可能なら、さらに続編を書きたいと思ってます。
今度はドSな先輩を加えて。

>>163
否定できぬ。

>>166
私の分もよろしくお願いします<(_ _)>
168名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 23:04:43.40 ID:FdO4m3vC
なんとなくルリちゃんのお姉さんがドSな気がする
169名無しさん@ピンキー:2011/09/18(日) 23:12:05.90 ID:Ugg7Pm5n
太ももに挟まれてるだけでイっちゃって惨めな気持ちになりたいです
170名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 16:26:26.13 ID:XC3NBXTv
膝でいかされたい
171名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 21:32:31.06 ID:XJgJ32yI
さすがに無理がある
172名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 21:40:50.24 ID:kl4N95fT
金的の一種と考えれば無くも無い > 膝
それをバトルファックに組み込むのが凄く大変そうだが
173体育祭の人:2011/09/19(月) 21:49:54.10 ID:eZ53HRc5
とりあえず、できました。
しかし、なぜか異様に長い。どうしてこうなった。
量が多いので、確認しながら少しずつ投下します。
最終話、楽しんでもらえれば幸いです。
174体育祭の人:2011/09/19(月) 21:57:22.12 ID:eZ53HRc5
「ん…あ…?」

気がつくと、目と鼻の先にルリの顔があった。
微笑ましげな様子で、俺の顔をじっと見つめている。

「ぅおっ…!?」

反射的に俺は飛び起きかけたが、なぜか体がうまく動かなかった。
僅かに顔が後退しただけで、身体はベッドに沈み込んだままだった。

「あ…ごめんなさい。起こしちゃいました?」

申し訳なさそうな顔で、ルリが俺の顔を覗き込んでくる。
よく見ると、ルリはまだ服を着ていなかった。
俺も彼女も全裸のままで、向き合ってベッドの上で寝転んでいるような状態。
そこでやっと、俺は彼女とのバトルファックのことを思い出した。
ゆっくりと羞恥心が起き上がってきて、俺は彼女から目を逸らしてしまう。

「俺は…また、負けたんだな」

天井を見上げながら、俺はポツリと呟く。
不思議な心地、だった。
前に競技でルリに負けた時は、本当に真っ白に燃え尽きてしまったような心地だった。
しかし今の気持ちは、それとは少し違う気がした。
黒い感情があるわけでも、悔いがあるわけでもない。何か熱いものが、心の底に残っている。

「ええと…やっぱり、私の勝ち、なんですかね?」

釈然としないような様子で、ルリが首を傾げる。
その顔はまだ火照ったままで、どこか夢心地であるように見えた。

「実を言うと…私、どちらが何回達したとか、良く覚えてないんです。最後は、センパイと一緒に気を失っちゃいましたし…」
「…まあ、確かに。俺も…正確な絶頂回数はわからないな」

思えば、絶頂回数を数える審判なしでこの勝負を行うのは無謀だったかもしれない。
俺は自分でそれぞれの絶頂を判断して回数を数えようとしたが、勝負の最中にそれを行うのは想像以上に難しかった。
特に、女子の絶頂判定は男の俺から見れば非常に曖昧で、どこまでを絶頂としていいのか分からなかった時もあった。
とはいえ、今回の試合の結果は誰から見ても明らかだ。

「どちらにせよ、お前の勝ちは明らかだろ。イった回数は、俺の方が多いだろうし。
 最後のアレがダブルKOだったとしても、先に起きたお前の方が勝ちだ」
「そう、ですか。…それじゃあ今回は、私の勝ちってことにしておきます」

あっさりとした口調でルリは頷くと、突然横から俺の脇下に両腕を巻きつけてきた。
そして、相変わらず熱に浮かされているような表情のまま、俺の胸板に顔を擦りつけてきた。
まるでマタタビに酔わされた猫のように、心地良さ気に俺に身体を密着させる。
脇腹に押し当てられる柔らかい感触に、俺は少しドギマギしてしまう。

「えへへー♪」
「…なんだよ、気持ち悪いな」
「だって、こんなに気持ちよかったの、初めてでしたもん。もうちょっと、余韻を楽しませて下さい…♪」

俺の太ももに両足まで絡ませて、ルリは俺から離れるまいと力を込める。
こうして見ると、俺に懐いてくれている可愛らしい後輩にしか見えない。
しかし彼女は、これでも俺をあっさりと蹂躙するほどの力を持つバトルファッカーだ。
彼女が持つそのギャップに、俺はどうにも違和感を感じざるを得ない。
175体育祭の人:2011/09/19(月) 22:06:08.25 ID:eZ53HRc5
「センパイ」
「…なんだ」
「さっきのバトルファックで、何度かキスしましたよね」
「…それが?」

いたずらっぽい顔で、ルリは俺を見上げる。
そして俺の耳元に口を近づけると、殊更甘く息を吹きかけてみせながら言葉を紡ぐ。

「実は私、今回がファーストキスなんです」
「――は?」

俺は思わず、間抜けな声を上げてしまった。
通常なら、ありえない。少しの間でもBF部に所属していたというのなら、キスの練習の一つや二つしていないわけがない。
ちなみに、俺のファーストキスもBF部の先輩だった。
ちょっと変わった人だったが、人間関係がドロドロしていたBF部内の中では珍しくこざっぱりした性格の持ち主だった。
軽いライトキスの後、妙にねっとりしたディープキスで口内を蹂躙されたことをよく覚えている。

「『女の子なんだから、ファーストキスは大切にしないといけない』って、お姉ちゃんに言われて…
 だから、練習でも先輩に頼んでキスの練習だけはしてなくて、その後のバトルファックでも、ずっとキスはしてなかったんです。
 やっぱり、結構大変でしたけど…」

もじもじと恥ずかしげに告白するルリを前に、俺は口を半開きにしてしまっていた。
確かに、彼女はあまりキスが上手ではないように思えた。これが初めてのキスだったというのなら、それも頷ける。

「センパイ、ホントにキス上手でしたよね。私もう、メロメロでした…♪」
「あー、いや。その。単に、経験の、差だろ」

図らずも、こんなに可愛らしい後輩の初めてのキスを奪ってしまったという事実に、俺の心は混乱状態になってしまった。
責任、という二文字の言葉が脳裏に浮かび上がる。
話を聞く限り、ルリの姉とやらはルリを溺愛しているように思える。
殺されないだろうな…と危機感を顕にする俺に、ルリは更に言葉を続ける。

「きっと、経験だけじゃ、無いですよ。経験だけじゃ、きっとあんなに気持ち良くないです。
 私――初めてがセンパイで、本当に、良かったです…♪」

にこりと、ルリが笑う。まるで電撃のような笑顔が、俺の脳天を射ぬく。
至近距離でのクリティカルヒットに、俺の視界がぐらりと揺れた。
くぅ…可愛すぎる。もしこの笑顔をバトルファック中に向けられていたら、思考が硬直してしまったに違いない。
この天然混じりの後輩は、どこまで俺の心をズタズタにすれば気がすむのだろうか。
俺が紅潮しそうになる顔を無理やり抑えこもうとしていたその時、突然ルリの表情がわずかに変わった。

「――ところで…センパイ。センパイは、もうバトルファックはしないって、言ってましたけど…」

視線を下に向けると、ルリが打って変わって真剣な顔で俺の顔を見上げていた。
どこか不安げなその表情を見ていると、胸が締め付けられるような心地がする。
少しの間逡巡した後、俺はポツリと彼女に応える。

「バトルファックは――もう、しない」

そう言った瞬間、ルリの顔がくしゃりと歪んだ。そして、今にも泣きそうな表情で俺にしがみついてくる。
俺は軽くため息を吐き出しながら、安心させるように軽く笑ってみせる。

「そう、決めてたんだけどな…」

ルリから視線を外し、そっけない意匠の天井へをぼんやりと見上げる。
備え付けられた蛍光灯の光を何の気なしに見つめながら、俺は心の中を整理する。
一言でいえば、今の俺の心はまるでバトルファックを始めた時のようだった。
当時はまだわからない頃だらけで、先輩に翻弄されてばかりだったけど、勝っても負けても楽しかった。
あの頃の自分は、負けたことをはっきりと悔しいと思い、どうすれば相手を追い越すことばかりを考えていた。
176体育祭の人:2011/09/19(月) 22:08:08.39 ID:eZ53HRc5
「…悪い、ルリ。また今度、もう一度だけバトルファックで勝負させてくれないか」
「え?」
「ルールは…まあ、何でも良い。やっぱり…負けたままなのは――凄く、悔しい」

バトルファックは、止めると決めた。しかしその前に、彼女に勝ちたい。
後輩であるルリに負けたくないという、つまらないプライドがないとも言えない。
しかしそれ以上に、ただ純粋に彼女に負けたままでいたくないという気持ちがある。
BF部の中にあった先輩や後輩といった面倒な人間関係に左右されずに、純粋にバトルファックで勝負したい――そう、思った。

「だから…もう一度だけ、チャンスをくれないか?」

そうやって心中を吐露した俺の声は、思った以上に弱々しかった。
自分の弱さを改めて自覚したせいで、弱気になってしまったのかもしれない。先輩の威厳なんて、欠片もあったものではなかった。
優しい性格のルリのことだから俺の要望を断ったりすることはないだろう。
しかし、今俺が見せた軟弱な様子に幻滅してしまうことはあるかもしれない。
どこか諦観のようなものを漂わせながら、俺はルリの口元に視線を集中させる。僅かに口を震えさせながら、ルリは口を開く。

「嫌です」
「え?」

紡がれたのは、はっきりとした否定。
予想外の言葉に、俺はぎょっとして視線を上げる。
きっぱりとした否定の言葉とは裏腹に、ルリは慈しむような笑顔を浮かべていた。
未だ俺の身体にしっかりとしがみついたまま、ルリはさらに言葉を続ける。

「一度だけじゃ、嫌です」

まるで逃すまいとするかのように、ルリの腕に力がこもる。
むにゅりとした感触が押し付けられ、身体が熱くなるのを感じた。

「私、言いましたよね。センパイに色々教えてもらって、もっと賢くなりたいって。
 だから、一回だけじゃ…足りません」

言葉を一つずつ区切って、ルリは丁寧に言葉を紡ぐ。その口調からは、僅かに緊張した様子が感じられた。
言葉を探すように、ルリは暫しの間左右に視線を彷徨わせる。しかし、突然何かを思いついたように軽く目を見開いた。
そして俺の方へと顔を向け、ルリは不敵に笑って見せる。

「センパイ。少なくとも今、私はセンパイに二回勝ち越してるわけですよね?」
「…まあ、そうなる」
「それなら、負けた人が勝った人の言うことを聞くのが自然ですよね?」
「む…ぅ」

小悪魔的な笑みを浮かべながら、ルリはずいと身を乗り出してくる。
非常に小憎たらしいが、可愛らしい笑顔のせいで全く怒りが湧いてこない。
今の彼女なら、多少嫌われたとしても以前のように上級生を激昂させることはないように思える。
やはりルリは、物覚えが良い。軽く言ってみただけの俺が言葉を吸収して、どんどん成長している。

「だから…センパイが嫌って言っても、私はセンパイに付いて行って、センパイの技を盗んじゃいますから。
 もし私にバトルファックを教えるのが嫌なら、私に勝ってから言って下さい♪」

そう言って、ルリは俺の頬に口唇を寄せると、唐突に音高く口付けしてきた。
俺は咄嗟にキスされた場所を手で抑えてしまい、そして無様に動揺してしまった自分に気づき、思わず顔を赤らめる。
クスクスと、ルリが笑い声を上げる。流石に此処までからかわれてしまうと、穏やかな怒りが沸き上がってきてしまう。
177体育祭の人:2011/09/19(月) 22:10:02.71 ID:eZ53HRc5
「…後輩のくせに、生意気な」

思わず、そんな憎まれ口を叩いてしまった。
言い方を間違えればひどく雰囲気を壊してしまう一言だが、少し言い方が違うだけでそれは場を和ます一言になる。
俺がルリの頭を若干強くぐしゃぐしゃと撫で回してやると、ルリは嬉しそうに「きゃー」と笑い声を上げた。
ひとしきりじゃれ合った後、俺とルリはまたベッドの上に倒れ伏した。
散々髪を弄り回してやったにも相変わらず、ルリは俺の半身にしがみついて一向に離れようとしなかった。

「…もう、応援合戦も、終わる頃ですね」
「…だな。流石にそろそろ戻らないと、ヤバイかもな」

主に、俺が。
おそらくあの鬼群団長も、既に俺が居ないことには気づいているだろう。
猛烈に戻りたくないが、戻らないわけにもいかない。
やたら痛い群団長の拳骨の味を思い出して、俺は渋面になる。
その時、突然頬をつんつんと人差し指でつつかれた。視線を下げると、ルリが慈愛に満ちた視線をこちらに向けてくる。

「大丈夫ですよ、センパイ。私が、一緒に謝りに言ってあげますから」
「マジか。それは、助かる」

流石の鬼群団長も、可愛い後輩であるルリに対して怒りを爆発させることはできまい。…たぶん。
彼女に勝利を譲るだけでなく貸しまで作ってしまうことになるが、この際仕方ない。
俺はあっさりと先輩としてのプライドを捨て去り、ルリとがっちりと握手を交わす。

「その代わり、条件があります」
「なぬ?」

いきなりの催促に、俺の背筋に嫌な汗が流れ落ちる。
まさかとは思うが、体育祭終了後にまたバトルファックをしたいなんていうのではなかろうか。
流石に、もう無理だ。俺の身体に蓄積されていた精液は、根こそぎ彼女に搾り出されてしまっている。
ごくりと俺が息を飲んだその時、ルリは突如俺の胸板に顔を押し付けてきた。
そして背中に腕を回しながら、小さく呟く。

「もう少しだけ、こうやって…一緒にいて貰って良いですか?」
「…は?」

どうやらルリは、まだバトルファックの余韻を感じ足りないらしい。
俺は深々と息を吐き出しながら、首を縦に振った。ルリは嬉々として俺の腕に頭を乗せ、そのまま目を瞑る。
彼女の見せる穏やかな表情に、俺はふと違和感を感じてしまった。つい先程行ったあの試合が、本当にバトルファックといえるのか疑問になる。
しかし思い返せば、俺が経験してきた殺伐とした雰囲気のバトルファックは、BF学園の中だけのものだった。
もっと大きな大会では、違うのかもしれない。俺の経験したバトルファックは、数多くのそれのたった一部でしかなかったのかもしれない。

「これかも、宜しくお願いしますね、センパイ…♪」

むにゃむにゃと小さく呟きながら、ルリは寝息を立て始める。
小悪魔的に挑発してみせたりとそれなりに気丈に振舞っていたが、やはり疲れていたらしい。
俺はさりげなく彼女に腕枕をしている状態だ。つまり、彼女が起きるまで動けない。

「…次の競技も、サボりだな」

ポツリと呟いた後、俺はゆっくりと目を瞑る。
ルリとの勝負でかなり消耗していた俺の身体と意識は、あっさりと力を失って睡魔に身を委ねる。
温かいルリの体温をそばに感じながら、俺はゆっくりと眠りへと落ちて行く。
この後、結局俺とルリは体育祭が終わって後片付けが始まる頃まで眠りこけてしまった。
後片付けが終わりかける頃になって鬼群団長の前に現れた俺は、ルリの説得の甲斐なく殴り飛ばされてしまったのだが――それはまた、別の話。
178体育祭の人:2011/09/19(月) 22:14:22.34 ID:eZ53HRc5

体育祭が終わってから数日後。とある土曜日の午前中。
俺はBF部の練習部屋で、バトルファックをしていた。
相手は、俺がBF部の中で気兼ねなく会話をかわしていた数少ない3年生の一人である女子先輩。
彼女は既に退部しており、正確にはBF部のOGと言った方が良いかもしれない。
BF部に入ってから1年間ずっと世話になっていた先輩で、これまで俺が一度も勝ったことがなかった相手だった。

「あぁん――っ…! 
 …ぬわーっ! とうとう負けたぁー!」

可愛らしい嬌声の直後にそんな奇声を上げながら、学生にしては豊満な肢体を持つの女子――吉良先輩は、ベッドの上に倒れ伏した。
一見大人っぽい印象の先輩だが、手足をばたつかせて悔しがるその様子はまるで子供のようだった。
俺は苦笑しながら体を起こし、彼女の傍らに座り直す。

「うぅ…いつかこんな時が来てしまうとは思ったけど、とうとう追い抜かれちゃったかぁ…
 なんか、後輩君が遠くに行っちゃったみたいで寂しいなぁ…」
「そんな大袈裟な…今回はたまたま俺が勝ちましたけど、まだまだ俺は未熟ですよ。
 キラさんも、コンディションが万全ってわけじゃなかったでしょう?」

吉良先輩は、3年生の中ではかなり早くに退部したグループの一人だ。
噂によれば、吉良先輩はそこそこ良い進学先を目指して勉強するためにBF部を早々に退部したらしい。
どちらかと言えば勉強が苦手なスポーツマン気質の人で、最近は勉強ばかりでほとほと参ってしまっていると聞いた。
俺も勉強はあまり得意ではないので、進学の際は彼女のようにギリギリになって焦る羽目になるまいと心に決めておく。

「むぅ、確かに私は最近練習してなかったからブランクはあるけど…でも、君に負けたのはこれが初めてでしょ。
 あーあ、昔は私の胸に包まれただけでアンアン喘いじゃう可愛い後輩だったのにぃ…」

吉良先輩は恨めしげに俺…ではなく、今にも射精しそうなほど先輩に追い詰められた俺のペニスを睨みつける。
嫌な予感を感じ、俺は腰を上げて身体を後退させようとする。
しかし俺の行動より僅かに先んじて、先輩は胡座をかいていた俺の両足に体を身体を乗り上げさせてきた。
そして、熱く湿った視線で俺の顔を見上げてくる。

「ねぇ。さっきの勝負とは別に、この逞しい息子さんを私に鎮めさせてくれないかしら?
 昔みたいに、私の胸で気持ち良くなりたくなぁい?」
「全力でお断りします。アンタみたいな色情魔に捕まったら、一週間分は搾り取られるじゃないですか」
「いぃーけぇーずぅー!」

BF部内のどの派閥にも属さなかった自由人の、はっちゃけた言動と行動は健在らしい。
うつ伏せの姿勢でじたばたと暴れ始めた吉良先輩から距離を取りながら、俺は深々とため息を吐き出した。
先輩が激しく暴れたせいで、吉良先輩の身体から汗や愛液が飛び散ってベッドがさらに汚れてしまう。
掃除の手間がまた増えてしまい、やれやれと俺は首を横に振る。

「先輩がそれだけ欲求不満ってことは、俺の性技が未熟だったってことですよね。はあ…せいぜい、精進しますよ」
「いや? 君のクンニ、めっさ気持よかったよ? 前から気持ちがこもってて良いなーって思ってたけど、今日のはダンチだった。
 でも、どっちかっていうと私ってSなんだよねー。アンアン喘ぐより喘いでるのをニヤニヤ見てるほうが興奮するっっていうか」
「…さいですか」

既に知っていたことだが、やはり吉良先輩はSらしい。
そういえば、基本的にはおとなしいルリもさりげなく結構Sに近い性格をしている。
バトルファックをやっている女子は、基本的にSばかりなのだろうか?
179体育祭の人:2011/09/19(月) 22:16:58.51 ID:eZ53HRc5
「んー、そういえば、あの噂は本当なん? 君に、とうとう彼女が出来たっていうアレ。
 それが本当なら、君が強くなった理由も頷けるんだけど」
「…ああ、その話ですか」

予想はしていたことだが、どうやら吉良先輩の耳にも俺の噂は届いていたらしい。
一緒にいるところを見られた数はあまり多くないはずだが、やはり人の口に戸は立てられないものということか。
妙な噂を立ててしまい、ルリには申し訳ない限りだ。

「いや、その。そんなんじゃ、ないですよ。ただ、後輩に色々と世話を焼いたり…焼かれたり、してるだけです」
「ふーん? …焼かれたり、してるんだ。へー」
「…なんで、そこだけ強調するんですか」
「だって、君って頼りなさそーだし? どちらかというと、頼られるより頼ってる感じがするんだもんさ」

ずっばし、と痛いところをついてくる吉良先輩。はっきりと否定できない自分が、ひどく恨めしい。
結局何も言い返すことが出来ずにあさっての方を向いてイジけていると、先輩は徐に俺の頭を撫で回してきた。
ウェーブがかった長髪をさらりとゆらしながら、にこりとはにかんで見せる。

「まあ、めげずに色々と頑張りたまえ、少年♪ さぁて、そろそろ息抜きタイムも終了かねぇ。あー勉強めんどくさー」

相変わらず飄々とした様子で、吉良先輩はベッドから勢い良く飛び降りた。
俺が慌てて立ち上がってベッドから降りたときには、先輩は既に手馴れた様子でベッドの清掃を開始していた。
先輩に片付けを全て任せるわけにはいかないので、俺はタイマー諸々の小道具を片付けることにする。
先輩に会うのは久しぶりだったせいか、話が途切れるとうまく次の話題を持ち出すことが出来なかった。
俺と先輩は、背中合わせのまま黙々と片付けに没頭する。

「…君、明るくなったよね。その後輩ちゃんのおかげ?」
「え。…そう、ですか?」
「うん。私がBF部止める時さ、大分参ってる感じだったじゃん。なんか…その、色々あったみたいでさ。
 …だからさ、潰れちゃわないか、心配だったんだ」

吉良先輩の声に、どことなく優しい色が混じる。
次の瞬間、唐突に後ろから俺の顔にたおやかな両腕が巻き付いてきた。
視界が腕に塞がれると共に俺の頭は後ろへと引き寄せられる。むに、と後頭部に柔らかいものがぶつかった。
突然の事に、俺の思考は一瞬だけフリーズしてしまう。

「ごめんね。最後まで、面倒見てあげられなくて。私、自分のことで精一杯で…君のこと、見捨てたも同然だったよね」
「…そんなこと、ないですよ。俺が勝手に、潰れそうになってただけです」

久しぶりに触れる吉良先輩の優しさに、胸が少しだけ熱くなってしまった。
俺がある先輩を怒らせて、BF部内で強い権力を持っていた女子先輩達に目を付けられてしまったあの時。
もし吉良先輩が俺をかばっていたら、彼女もあの連中から陰湿な嫌がらせを受けることになっただろう。
元はと言えば、俺が悪い。先輩が気に病むことは何も無い。
何か思うところがあったのか、先輩は両腕によりいっそう力を込めてくる。

「…ん。やっぱり君、良い感じだね。相変わらず謙虚みたいだし、きっともっと、強くなれるよ。
 もし君が眼鏡属性持ちだったら、私までイチコロにされるところだったぜ」
「先輩は相変わらず、眼鏡属性に弱いんですね…」
「出来れば、ショタだとさらに効果抜群だけどね」

ぱっ、と吉良先輩は俺を解放して俺の正面に回りこんできた。
どこかほっとしたような笑顔を浮かべながら、先輩は俺の目を見つめてくる。
180体育祭の人:2011/09/19(月) 22:20:26.50 ID:eZ53HRc5
「この後、後輩ちゃんと会うんでしょ? 今度、紹介してよね」
「別にいいですけど…なんでまた?」
「ふっふっふ…聞いて驚くな。私は小さくて可愛ければ、男でも女でもイケる口だ!」
「やめて下さい」

深々とため息を吐き出しながら、俺は馬鹿な事を言っている吉良先輩の脇を通り抜ける。
「あーん待ってよー」と後を追ってくる先輩の声を聞きながら、俺はふと物思いにふける。
確かに、今俺がこうしてバトルファックを続けられているのはルリのおかけだ。
彼女と試合を続けているからこそ、俺は吉良先輩から一本取れるまでになった。
しかし、俺は未だ彼女を超えることはできていない。

(今日こそは、ルリに勝ってみせる)

背後に騒がしい先輩の声を聞きながら、俺はそう胸中で呟いた。

(続く)

昨日は此処まで投下しようとしていたのですが、寝落ちしましたorz
数分後、続きも投下します。
181体育祭の人:2011/09/19(月) 22:34:30.80 ID:eZ53HRc5
土曜の午後。
吉良先輩とのバトルファックを終えた俺は、ルリの家を訪れていた。
ルリの家は、これと言って特徴のない二階建ての一軒家だった。やや古めの日本家屋が、市街地の端にさりげなく建っている。
木製の表札に掘り込まれた苗字は、『立花』。その右隣に四人の名前が縦に並んでおり、その一番下に『瑠璃』と掘られていた。
ルリから貰った地図をもう一度見て、一応場所を確認する。どうやら、此処で間違いないらしい。

「………」

そういえば、ルリの家に来るのはこれが初めてのことだった。
普段の流れは、平日の夕方や土曜の午後といったBF部の活動が終了した後に練習部屋で落ち合って、そのままバトルファックに突入するという感じだ。
しかし今回は、突然ルリが「渡したいものがあるから、練習試合の前に一度私の家に来て欲しい」と申し出てきた。
だから俺は、こうして此処までやってきたわけなのだが…思えば、女子の家にやってくるなんて初めての経験だ。
現在の俺の服装は、学校規定のジャージという冴えない服装。もしかすると、着替えてくるべきだったかもしれない。

「…ん?」

ふと、気づく。
『瑠璃』の上に記されていたのは、『百合』という名前。これはおそらく、幾度か話に聞いていたルリの姉の名前だろう。
ユリ。…嫌な響きの名前だ。入部当時の悪夢を思い出してしまう。
よりにもよってまさか、そんなはずはあるまい――そう俺は思い直して、その名前を頭の中から追い出した。

「――あ。セ、センパイ…!」

聞きなれた声が頭上から聞こえてきて、俺はそちらへ視線を向ける。
二階にあった窓の隙間から、ルリが小さく顔を出していた。なぜか、どことなく焦った様子。
ちらりと視線を室内に向けた後、ルリは俺に向けて声を張り上げる。

「ちょ、ちょっと待ってて下さいね、センパイ。すぐ、行きますから!」

ルリの顔が家の中に引っ込んだ後、ぱたぱたと慌ただしく階段を降りる音が外まで聞こえてくる。
ガチャンと玄関の扉が開いたかと思うと猛烈な勢いで手を引かれ、俺は家の中に引っ張りこまれた。
何事かと眼を見開くが、ルリは何やら緊張した表情で口を閉ざしている。俺はルリに手を引かれるまま、家の中を進んでいく。
階段を登りふすまを開き、辿りついた先は可愛らしい畳部屋だった。
ぬいぐるみや教科書でごっちゃになっている勉強机と折りたたまれた布団。どうやら此処は、ルリの部屋らしい。

「あ、あははー。ごめんなさい、センパイ。ちょっと散らかってますけど…好きなところに座って下さい」

何気なく取り上げたぬいぐるみを恥ずかしげに抱きしめながら、ルリが敷き布団の上に座り込む。
さりげなく視線を巡らしてみるが、俺からしてみればそう散らかっているようには思えない。
それよりも気になるのは、何やら家の中に漂っている焦げ臭い匂い。
匂いの根源を辿ってみると、ルリの身体から微かに香ってきているような気もする。
状況が掴めずに首を傾げながらも、俺はルリの正面辺りに腰を下ろした。

「あー…今更だけど、お邪魔します。で、コレは一体どういう状況なんだ? 簡単に説明してくれ」
「え、ええとですね…ちょっと、面倒なことになってまして…」

ルリは片手で頭を押さえながら、頭の中を整理している様子だった。
此処数日でわかったことだが、彼女は突発的な出来事に対応できないところがあるようだ。
予想外のことがあると、すぐにテンパってしまって思考力が低下してしまうらしい。
その一方、平時の彼女はかなりハイスペックで、大抵の事はそつなくこなしてしまう。
それ故に、彼女とバトルファックする際は、如何に彼女を動揺させるかにかかっている。

「あー、うー。何から話せば、良いですかね…」
「…なあ。俺、勝手に入って大丈夫だったのか? 親御さんとかが居るんじゃないのか?」

ルリは一人で考え込むと、泥沼の思考になりやすい。
人と話している方が考えをまとめやすいという人間がいるが、おそらくルリはその類の人間だ。
顔を赤くしながら言葉を探しているルリに向けて、俺はとりあえず言葉を投げかける。
182体育祭の人:2011/09/19(月) 22:42:56.02 ID:eZ53HRc5
「その…家には、お父さんが、居ます。お母さんと姉さんは、外出中です」
「ああ、親父さんが居るのか。一応、挨拶しといたほうが良くないか?」
「お父さんは、さっき帰ってくるなり自分の部屋に戻って眠っちゃいました。昨日、夜勤だったらしくて」
「あ…そうなのか。じゃあ、挨拶はやめとくか」

つまり、この家に居るのは実質的に俺とルリの二人だけということになる。
…マズイ。狭い部屋の中で後輩と二人っきりというシチュエーションに、少しだけ緊張してきてしまった。
ふと彼女へと視線を向けると、彼女が着ているのは伸縮素材で出来た長袖黒色のスポーツウェア。
妙にぴっちりしていて、彼女の体型がそのまま浮き出ている。下手をすれば、裸よりも扇情的だった。
大きく膨らんだ胸元に視線を持って行かれそうになり、俺は軽く首を横に振って堪えた。

「つ、次の質問。この、焦げた匂いみたいなのは何だ? まさかとは思うが、火事じゃないよな?」
「え? …あ! いや、これはですね、そのぅ…」

急に慌てだしたかと思うと、ルリは勢いをなくして俯いてしまう。
どうやら、ルリが此処まで動転した主な理由は此処にあるらしい。しかし、ルリは焦げた匂いの正体については発言したくない様子。
そういえば、ルリは渡したいものがあると言っていた。しかし、何を渡したいのか、なぜ渡したいのかを俺はまだ聞いていなかった。
一体なぜ、俺はこの家に招待されたのか。それを聞こうにもルリは未だ混乱していて、はっきりした解答は期待できない。
どうしたものか、と俺は部屋の中に視線を漂わせ――ふと、机の上に何枚かの紙切れが丁寧に並べられていることに気がついた。

「なあ、ルリ。それ、なんだ?」
「はい? …あ、そうでした! これを見せるの、すっかり忘れてました!」

ぱちん、と手を叩いたかと思うと、ルリは猛烈な勢いで立ち上がって俺の視線の先にあった紙切れを取り上げた。
そして、何やら嬉々とした表情で俺に突きつけてくる。
その剣幕に軽く身を引きながらも、俺は彼女が差し出してきたそれらを手に取った。
やたら文字が書かれた3枚の紙は、どこか身に覚えがあった。というか、ごく最近見たような――

「中間試験の回答用紙か、これ? 英語と数学と…物理? ――ああ、そうか」

用紙の上部に書かれた科目名を見つけたところで、俺はやっと思い出した。
ちょうど一週間前、俺は土曜日の午後にルリとBF部の練習部屋で待ち合わせていたところやってきたルリに突然泣きつかれた。
聞けば、中間試験で赤点を取ってしまったと言う。その時、ルリが持ってきた3つの解答用紙を見せてもらったが、確かに散々たる結果だった。
このまま追試も赤点を取ってしまうと、進級に影響がある可能性がある。しかし、頼れる相手が他に居ない。
そんな訳では、俺は一昨日までBF部の活動終了後に図書館で彼女に勉強を教えていたのだった。

「で、これが追試の結果ってわけか…ほぼ満点じゃねーか」

右上の数字を見ると、どの教科も9割以上。物理に至っては満点だった。
なぜ赤点なんて取ったのか、採点を行った教師も首を傾げていたことだろう。
ルリは理系の科目が大の苦手と言っているが、この点数を見る限りそうであるようには思えない。
こういってはアレだが、赤点を取ってしまった理由は単にルリの学び方と教師の教え方が合わなかったためだろう。

「いやー、センパイのおかげで、首の皮が繋がったって感じです。
 もし追試も赤点だったら、今頃またお母さんの雷が炸裂するところだったんですよ…」
「俺は別に…大したことは、してない」

感謝を示すように、ルリは俺の手を握ってぶんぶんと振っている。
腕をふるたびに、視界の先で大きな二つのものが激しく揺れた。俺は気恥ずかしくなり、咄嗟に顔を背けてしまう。
俺がした事といえば、去年クラスの友人と力を合わせて作った中間試験対策ノートを渡して、多少解答の書き方について指摘したくらいだ。
最終的にルリがこの点数を取れたのは、彼女自身の努力のおかげだろう。
183体育祭の人:2011/09/19(月) 22:48:33.33 ID:eZ53HRc5
「つーか、この点数なら…別に俺が手伝わなくても大丈夫だったんじゃ?」
「そんなことないですよ。センパイが計算式の書き方とかを教えてくれなかったら…多分また、ダメでした。
 だから、センパイに何かお礼をしたかったんですけど…」
「別に良いって。そんな大したことしたわけじゃねーし」

ひらひらと手を振りながら、俺はルリの申し出をやんわりと返上する。
試験時の協力なんて貸し借り抜きでやっていることだし、そもそも先輩が後輩に対価を求めるのもどうかと思う。
しかしルリは、何やらどうしても借りを返したいといった風な視線を向けてくる。
どうしたものかと俺が腕を組んだその時、先程も感じた何かが焦げたような匂いがまた漂ってきた。
匂いの根源は、俺の手だった。いつの間にか俺の手に匂いが移っていて、ついでに何か白い粉のようなものが付着している。

「…小麦粉?」

そう俺が呟いた瞬間、ルリが「あ!」と声を上げた。
すぐさま自らの指を確認して、慌ただしく両手を払う。ぱらぱらと、彼女の手に着いていたらしい小麦粉が宙に舞った。
どうやら、俺の手に付いていた小麦粉と焦げた匂いは、握手の時に彼女の手から移ったものらしい。
焦げた匂い。小麦粉。俺に対するお礼。そして、何やら焦った様子のルリ。
かちりと、パズルが合うようにその答えが導かれた。

「もしかしてお前、クッキーか何か作ろうとしてたのか?」
「っ!?」

胸を大きく弾ませながら、ルリはあからさまに動揺する。
どうやら、図星らしい。何となく、事情がわかってきた。
やれやれと首を振りながら、俺はルリに詰問を開始する。

「今日俺を此処に呼んだのは…勉強を手伝った礼として手作りクッキーを渡すため、だったのか?」
「あぅ…そ、そんな感じ、です…」
「で、その分だと失敗したと。この焦げた匂いの正体は、それか」
「あぅぅ…」

羞恥心に顔を真っ赤にしながら、ルリは屈み込んで俯いてしまう。
その可愛らしい表情に、ほんの僅かに嗜虐心が芽生えてしまう。ちょっとした意地悪をしたくなる。
俺は可能な限り不表情を装ったまま、さらに追求する。

「少し話はそれるが、なんで俺を家に呼んだんだ? 別にクッキーを渡すだけなら、その必要はないと思うんだが」
「だ、だって…学校で渡したりして、渡してるの誰かに見られたら、恥ずかしいじゃないですか」

確かに、見られたら妙な噂が立ってしまうのは間違いない。
どこか抜けた様子のあるルリも、流石にその辺りは考慮しているらしい。
別にそれ以外の方法でも他にやりようがあったと思うが、彼女には思いつかなかったのだろう。

「しかし、家族に見られるというのも十分に恥ずかしい気がするんだけどな。自宅だと、その辺りやばくないか?」
「も、もちろんです。だから誰もいない今日にしようと思ったのに…クッキーを焼いてる最中に、お父さんが帰ってきてしまって…」

もごもごと、言い訳のような言葉を紡ぐルリ。
親父さんが帰ってきたのは、予想外の事。
俺は腕を組んだまま、得られた情報を組み合わせて状況を再度確認してみる。

「つまり、だ。今日お前は午前中にクッキーを作って俺に渡そうとしたが、その途中で親父さんが帰ってきてしまった。
 お前のことだから、クッキーを作ってるのを親父に隠そうとするあまり、焦ってクッキーを焦がした。
 で、途方に暮れてるところに俺がやってきてしまったと…そういうわけなのか?」
「うー…なんで、全部分かっちゃうんですかぁ…もしかしてセンパイ、エスパーか何かですか…?」
「お前がわかりやすいだけじゃねーの?」
184体育祭の人:2011/09/19(月) 22:52:02.58 ID:eZ53HRc5
へたりと両足を崩し、ルリは深々と項垂れる。「恥ずかしすぎて、死にたいです‥」などと小さな声が聞こえた気がした。
クッキー作りに失敗したことを知られたくなかったのなら、そもそも俺を家に引き込まなければよかったものを。
目の前で小さな身体をより小さくして蹲っているところを見ると、彼女は一見少しばかりそそっかしい後輩にしか見えない。
しかしひとたび服を脱げば、彼女は圧倒的な強さを誇るバトルファッカーに変貌する。
ルリと行動を共にしていると、人は見た目だけでは測れないということが本当に良く分かる。

「私としては、こうしてセンパイに何かを返してあげられないのは非常に心苦しいんですけど…」
「だから、別に良いって。強いて言えば…そうだな。
 これからも俺とのバトルファックに、付き合ってくれ。…それだけで、良い」

少し卑屈な思いが脳裏をよぎってしまい、声が僅かに沈んでしまった。
体育祭から今日まで、俺は幾度かルリとバトルファックを行ってきた。しかし、やはり俺は殆ど一方的に負けている。
俺の勝率は、およ2割ほど。勝てたのは、運良くルリの先制を凌げた時だけ。
一度ルリの先制を許した試合は、全て彼女の独壇場になり、俺の惨敗となっている。
俺はあれから多少強くなり、吉良先輩から一本取れるようにはなった。しかし、俺の手は未だルリには届いていない。

「そういえば…センパイ、午前中はBF部に行ってたんでしたよね」
「まあ、な」
「私、ずっと勉強ばっかりしてたから、鈍ってるかもです…センパイは最近、調子はどんな感じですか?」
「ぼちぼち…じゃないか。最近は、あまり負けてない気がするな」

既に手強い先輩達が進学の勉強のために殆ど活動に参加していないという理由もあるが、部活では最近調子が良い。
以前は後輩にすら負け続けだったことを考えれば、着実に実力はついてきているように思える。
しかし、喜んでばかりも居られない。いくら部活内で勝っても、ルリに実力で負けているの事実は変わらない。
まるで入部した当初のように、今の俺の中では向上心は燃え上がっている。
一刻も早く、実力でルリの隣に並び立ちたい。最近は、そればかりを考えていた。

「むぅ、そうですか…私も、頑張らないといけませんね…――あ」

座り込んだまま腕を組んでいたルリが、何かを思いついたように口を半開きにする。
そして何やら頬を赤くした後、真剣な表情でこちらを見つめてくる。

「セ…センパイ。一つ、お聞きしたいのですが…」
「なんだ? 急に改まって」
「ええと、率直に申し上げますと…さ、最近、溜まってませんか?」
「――は?」

一瞬言っている意味がわからず首を傾げ、すぐにその意味を理解して凍り付く。
もじもじと指先を動かしながら、ルリはさらに言葉を続ける。

「えっと…なんか、さっきから私の胸をちらちら見てるみたいでしたし。
 それによく見ると、センパイのジャージ、少しだけ膨らんでるような…」
「っ!?」

ぎょっとして、俺は咄嗟に股間を隠すように片膝を挙げてしまった。
確かに、ちょっとしたルリの行動で揺れる彼女の胸に視線が行ってしまったことはあった。
そのせいで勃起しかけてしまい、ジャージの股間部分にテントが張りかけていたのも事実。
よもや、気付かれているとは思わなかった。嫌な汗が背筋に浮き、頭に血が一気に上る。

「あ、いや。良いんですよ? センパイも、男の子なんですから。
 私が言いたいのは…その、もし良ければ、私がセンパイのを鎮めてあげられないかなー、って」
「お…おい、ちょっと待て。なんでそうなる?」

もし良ければ、抜いてあげましょうか――そう、ルリは言っている。
しかし、BF部の練習部屋ならいざしらず、此処はルリの自宅だ。しかも、睡眠中とはいえ下階にはルリの親父さんがいる。
こんな状況で、そんなことができるわけがない。
185体育祭の人:2011/09/19(月) 22:58:32.84 ID:eZ53HRc5
「だ、大丈夫ですよ。お父さん、一度寝入ったら余程のことがない限り起きませんし…
 それに私、どうしてもセンパイにお礼したいですし…」

そんな言葉を並べながら、ルリはじわじわと俺に近づいてきた。
いつの間にか、ルリの眼光が普段のそれからバトルファックの時のそれにシフトしている。
ヤバい――そう感じた俺は、反射的に右手にあったふすまに手を伸ばし、脱出を図る。
しかし、ルリは予想外の早さで片足を上げたかと思うと、俺とふすまの間に身体を割りこませてきた。
薄いスポーツウェア越しに柔らかい身体を押し付けられ、俺の思考がフリーズする。

「ふっふっふー…捕まえましたよ、センパイ♪」

目と鼻の先でにこりと笑うと、ルリは何を思ったか口唇を俺のそれに押し付けてきた。
不意打ちのキスに動転しながらも、俺は翻弄されまいと身を固くする。
おそらく彼女の目的は、舌を俺の口内に差し込んで俺を脱力させること。ひとまず防戦に徹して、隙を見て離れれば良い。
などという俺の考えは、甘すぎた。

「んー…ちゅ、む…♪」
「ん…む…っ!?」

ルリは俺の背に手を回してしっかりと抱きしめながら、俺の口内に侵入しようと舌を動かしてくる。
それだけならまだ良かったが、彼女はさらに身体を上下左右に動かして俺の胸板に乳房を強く押し付けてきた。
布越しのムニムニとした感触に集中力を奪われ、危うく口唇を緩めてしまいそうになる。
しかし、ルリの攻撃はそれだけで終わらなかった。
彼女はにこりと眼を細めたかと思うと、柔らかい太ももを俺の股間に押し付けてきた。

「―ーむぁっ!?」

突然の直接的な快感に、僅かにだが口唇が開いてしまった。
すかさずルリの舌が口内に入り込み、その後は完全に一方的な展開だった。
以前は初々しかったルリのキスも、俺との練習を重ねることでかなり上達していた。
単にキスだけならまだしも、胸やふとももや押し付けられながらのキスでは勝ち目がない。
ルリは体重をかけて俺を少しずつ部屋の中へ押しやっていく。脱力した身体では抵抗できず、俺はゆるゆると後退していく。

「んふ…♪」

舌を吸われると同時に身体を下方に引かれ、俺はとうとう膝をついてしまった。
口唇が離れ、視線の高さが逆転する。尻餅をついた俺が、立ち上がっているルリを見上げる形になる。
俺は何とか頭をフル回転させて再度立ち上がろうと試みたが、その前にルリは俺の後頭部に両手を巻きつけてきた。
あっという間に俺の顔は引き寄せられて、彼女の胸に沈み込まされる。
サラサラした布の感触と柔らかい弾力に顔を包まれ、また思考がかすみがかっていく。

「ん…む…っ!」

胸で優しく窒息させられ、そのままぱふぱふと顔を揉まれ、俺は完全に抵抗力を失った。
胸から解放されてからも俺の視界は暫くの間ぼやけたままで、身体に力も入らなかった。
ルリが必死の様子で俺の体を動かしている様を、俺は呆然と見つめていることしか出来ない。
意識が回復し、はっとして状況を確認しようとしたときには、もう遅かった。
俺は畳まれた布団の上に倒れていて、俺の腰はルリの膝に乗せられていた。彼女にとっての、必殺の体勢。

「どうですか? センパイ。私のキス、とっても上手になりましたよね?」

満面の笑みを浮かべながら、ルリは俺に軽くウインクしてみせた。
込み上がってくる悔しさに、俺は俯くことしかできない。
不意打ちだったとはいえ、ここまで彼女に翻弄されてしまったのは俺がまだ弱いからに他ならない。
体勢的には完全に決着がついたが、俺もルリもまだ服を身につけたまま。
ルリは嬉々とした様子で、俺の下半身を守るジャージに手をかける。
186体育祭の人:2011/09/19(月) 23:03:41.18 ID:eZ53HRc5
「それでは…センパイの息子さんに、ごたいめーん♪」
「こ、こら、止め――!」

膨らんでいた股間部分のジャージをひっペがされ、勢い良く俺のモノが姿を現した。
ルリによるキスやぱふぱふによって、俺のモノはいつの間にか完全に勃起させられていた。
それどころか、先端から僅かに我慢汁までこぼし始めている。
もしかすると、此処へ来る前に吉良先輩と試合をした時のダメージがまだ残っていたのかもしれない。

「わっ! 今日の息子さん、なんかすごい元気ですね…」
「うぅ…」

可愛らしい後輩に無理やり服を脱がされて、息子を凝視されているというこの状況。
恥ずかしすぎて、死にたい。
すぐにでも逃げたしたいが、ルリの両肘が俺のふとももの根っこをしっかりと抑えつけている。
この後ルリが服を脱いで俺のモノを胸の中に閉じ込めてしまえば、完全な膝上パイズリの体勢が完成する。
俺は絶望感と…ほんの僅かの期待感に、身を震えさせてしまっていた。

「あれ? …なんか、センパイの此処、ちょっとおかしいですね」

しかし、ルリは俺の股間をジロジロと見つめたまま首を捻り始めた。
一体何を見ているのかと視線をたどると、どうやら俺の陰嚢を見ているらしい。
微かに膨らんだり縮んだりしているそれを、彼女は形を確かめるように両手で包み込む。

「センパイ。もしかして…此処最近、ずっと射精してなかったりします?」
「な…なんで、それを聞く?」
「だって…センパイのタマタマ、かなり溜まってる感じがしますもん。もしかして、二週間くらい出してないんじゃ…」
「な…っ!?」

なぜ分かった――口にこそ出さなかったが、俺は驚愕に顔を強ばらせてしまった。
確かに俺は、此処二週間…つまり、以前ルリと試合をしてから今日まで、一度も射精していない。
最近はずっと連戦連勝であるという証拠でもあったが、正直かなりきつかった。
実を言うと午前中の吉良先輩との試合はかなりギリギリの辛勝で、あと少しで負けるところだった。

「だ…駄目じゃないですか、センパイ! 
 こんなに貯めてちゃ、バトルファックで全力なんて出せませんし…健康にも悪いじゃないですか!」
「し、仕方ないだろ…射精するってことは、負けるってことだろ。いつの間にか、こうなっちまったんだよ…」

割りと本気で怒っている様子のルリに、俺はたじたじになってしまう。
性処理について、後輩に怒られる俺――改めて考えると、めちゃくちゃ格好悪い。
今に限ったことではないが、ただでさえ少なかった俺の威厳がますます崩壊しているように感じた。

「で、でもバトルファックじゃなくても…その、自分で処理するとか、できなかったんですか?」
「い、いや、そりゃできたけど…」

ルリの顔を直視することができず、俺は無様な体勢のまま顔をそらす。
確かに、別にバトルファックで射精できずとも、自慰すればそれで済むことだった。
しかしその選択肢は、俺には選べなかった。

「ある理由で、できなかったんだよ…」
「ある理由…ですか? 何ですか、それ?」
「…っ」

あまり、言いたいことではなかった。
しかし、ルリの詰問するような視線に耐えかね、結局俺は白状してしまった。
ぼそぼそと、可能な限り小さい声で呟く。
187体育祭の人:2011/09/19(月) 23:10:16.69 ID:eZ53HRc5
「自分でしようとすると…どうしても、頭ん中にお前の顔が浮かぶんだよ。
 グラビアならまだしも…後輩をネタにするなんて…できるかっつーの」

ルリは一瞬だけ凍り付いて、次の瞬間ぼんっと一気に顔を真赤に染めた。
だから言いたくなかったんだ、と俺は深々と息を吐き出す。
おそらくバトルファックで彼女にイカされすぎたせいかだろうが、最近自慰しようとするとなぜかルリの顔が思い浮かんでしまった。
後輩をオカズにするなんて俺にはどうしてもできなかった。その結果、俺は此処まで精子を貯めこんでしまった。

「えー、あー、うー…つ、つまり…私のせい、ですか…?」
「違うっての。自分で処理できなかった俺が悪いに決まってるだろ」
「で、でも…ええと、この場合どうすればいいんでしょう? 怒るべき? 喜ぶべき?」

ルリは何やら顔を真っ赤にしたまま、意味のわからないことをのたまっている。
ひとしきり視線を彷徨わせた後、彼女はオーバーヒートに達したかのように動きを止めた。
そして何を思ったか、突如ギラギラした視線を俺のモノへと向けてきた。

「とりあえずアレです。要は、私がセンパイをすっきりさせてあげれば万事解決ですよね?」
「おい…なんでそうなる」
「問答無用です!」

ルリは徐に、身に纏っていたスポーツウェアの裾をたくし上げる。
そして胸辺りまで服を脱ぎかけたところで止めると、その状態で胸の中に俺のペニスを挿入しようとしてきた。
俺は咄嗟に彼女の腰から逃げようとしたが、押し付けられた彼女の肘によってあっさり阻止される。

「――っ!?」

ぬるりと、スポーツウェアを着たままのルリの双球に、俺のペニスが閉じ込められた。
汗でしっとりとした柔らかい感触がペニスに染みこんできて、俺は思わずため息を漏らしてしまう。
小柄な体躯に見合わない彼女の巨乳にみっちりと包み込まれ、俺の息子は全く身動きが取れなくなる。

「どうですか、センパイ? 着衣パイズリですよ♪ バトルファックの試合じゃ、こんな経験できませんよ…♪」

すっかりスイッチが入った様子で、ルリは俺を艶然とした視線を俺に向けてくる。
俺の眼を愉しげに見つめたまま、彼女は胸でペニスをこねくり回してきた。
スポーツウェアでペニスが全く見えない状態で、快感だけが俺の股間を襲ってくるという不思議な感覚。
胸の谷間で俺のモノがもみくちゃにされるさまを想像してしまい、じわじわと興奮が沸き上がってくる。
何とかして脱出しようと腰を動かしてみるものの、やはりルリの体勢は完璧で隙が見当たらない。

「ぐ…ッ!」
「あはっ…♪ もう、胸の中がトロトロになってきましたよ♪
 でも、まだまだ許してあげませんよ…もっとヌルヌルにして、センパイの息子さん、いじめちゃいます…♪」

最近さらに磨きがかかった淫語で俺を追い詰めながら、ルリは胸元に唾液を投下してきた。
温かくぬめりとした感触に俺が腰を震えさせる間もなく、彼女は激しく胸を上下させてきた。
胸が服に覆われているせいで、多少激しく動かしても胸からペニスが飛び出すことはない。
時折ペニスの先端をサラサラしたスポーツウェアに擦りつけられ、火花が散るような快感を植えつけられる。

「さきっぽ、気持ちいいんですね。それじゃあ、もっとしてあげます♪」

ルリは軽く双球を持ち上げると、亀頭が中心になるようにペニスをしっかりと包み込んできた。
身構える間もなく、ルリは両腕を激しく交互に動かしてきた。
ヌルヌルになっていた乳肉に激しく亀頭を擦り上げられ、がくがくと腰が無意識に震え始める。
早くも俺のペニスが射精しようとしていることに気づき、俺は愕然とした。
やはり吉良先輩との試合でのダメージが残っていたのか。はたまた、単に俺のペニスが早漏なのか。
188体育祭の人:2011/09/19(月) 23:19:01.07 ID:eZ53HRc5
「センパイの、胸の中でビクビクしてます。もう、出ちゃうんですね…♪
 確かセンパイは…胸の中でぎゅって包まれたまま出すのが好きなんですよね?」
「な、ち、違っ…!」
「嘘はダメですよ、センパイ。いつも、あんなに気持ち良さそうに震えてるのに…♪」

嗜虐的な笑みを浮かべながら、ルリはラストスパートに入る。
完全にペニスを胸の中に密封した状態で、彼女は激しく双球を上下させる。
一度乳房が上下するたびに、重い快感が俺のペニスに叩き込まれる。
この数週間溜りに溜まっていた精液が、どんどん陰嚢から汲み出されていく。

「イって、下さい…センパイっ♪」

この上なく愉しげに、ルリが声を張り上げる。
むにゅうっ、と大きく胸が弾み、俺の意識は一瞬ではじけ飛んだ。

「―――――ッ!」

――どくんっ、どくんっ、どくんっ…!

彼女の乳房にペニスをみっちり包まれた状態で、俺は溜まっていたモノを吐き出した。
久方ぶりの射精の快感に、俺の脳は痺れ切ってしまっていた。
身体を満たす多幸感と倦怠感に身を任せ、俺の身体は完全に脱力してしまう。
しかし、その余韻を楽しむ暇は俺になかった。
激しく精液を吹き出す俺のモノを、ルリはさらに胸で強く圧迫してきた。そして、先端を狙い済ませて激しく交互に擦り立て始める。

「いっ――ぁ、ああぁあっ――ル、ルリ、止め…っ!」
「止めませんっ♪ 出してる最中に搾られるのが、一番気持ち良いんですよね?
 たくさんモミモミしてあげますから、たっぷり出してタマタマからっぽにしちゃって下さい♪」
「っ――! …っ!!」

ぬちゃぬちゃと卑猥な音を立てながら胸を動かされ、焼けるような快感が全身に走る。
俺の腰が反射的に身を引こうとするが、彼女にしっかりと抱えられた腰はびくともしない。
彼女のバトルファックにおいて恐ろしいところの一つとして、かなり執拗な射精直後責めがある。
無意識か故意かは知らないが、ルリは射精した直後のペニスを激しく刺激することで、ペニスを徹底的に敏感にさせようとする癖がある。
特にパイズリの場合はペニス全体を刺激されながら亀頭を重点的に責め抜かれてしまうことになり、試合では致命的な一撃になる。

「わぁ…ほんとにたくさん…♪ もしかして、新記録じゃないですか?」

ルリのスポーツウェアが精液に濡れて、さらに濃い黒色となっていた。エロスティックなその光景に、俺はゴクリと息を飲む。
彼女の胸の動きが、直後責めの動きから根元から精液を搾り出す動きへと変化する。
先ほどと比べれば優しく甘い感触に、吐息が漏れ出してしまう。尿道内に残る精液を全て搾り出したところで、やっとルリの胸の動きが止まった。
だんだんと興奮が覚めてきて冷静な思考ができるようになり、今さらながらとんでもないことをしてしまったのではないかと思い始める。
もし下階で寝ている彼女の父親に俺達が行っていることを知られたら、かなりやばい気がする。

「むぅ…やっぱりセンパイ、溜め過ぎですよ。
 なんか、精液が黄色がかってますし…病気になったら、どうするんですかー」
「い、いや、それは悪かったから…そろそろ、終わりにしないか?
 このままだと、学校でバトルファックする時間も無くなりそうだし…」
「ダメです。見たところ、まだ搾り足りません♪
 もし来週も溜まったままだったら、他の人とバトルファックしたときに負けちゃうかもしれないじゃないですか。
 だから…今日のうちに、しっかりと全部搾りとっておかないと…♪」

精液でたぷたぷになった胸を、ルリはスポーツウェア越しにしっかりと支える。
ヤバイ。このままでは、いつものようにまた搾り取られる。
俺は力を振り絞って腰を動かすが、スポーツウェアが絡まって胸からペニスを抜くことができない。
出来た事といえば、胸の谷間からペニスの先端を突き出させることくらいだった。
スポーツウェアの隙間から僅かに顔を出した亀頭を見つめながら、ルリは獲物を見つけた猟犬のように舌舐りする。
189体育祭の人:2011/09/19(月) 23:21:20.65 ID:eZ53HRc5
「ふふ…逃げようとしても、ダメですよ。タマタマに溜まってるものを全部出さない限り、絶対に放しません…♪
 逃げようとする、悪いセンパイにはぁ…こうです♪」
「――ぃあ…――ッ!?」

ルリは胸元に顔を寄せたかと思うと、苦しげにパクパクと開閉していた尿道口に舌を鋭く差し込んできた。
限りなく痛みに近い快感が脳を焼き、俺の全身がびくんとはねる。
俺の身体をしっかりと押さえつけながら、ルリはさらに笑みを深くして激しく舌を動かしてくる。
全く身動きがとれない状態で舌先に尿道をほじくり回され、俺は呻き声を上げながらのたうちまわる。

「必殺、尿道責め…♪ 最近ビデオを見て覚えたんですけど、効果抜群ですね♪
 ところでセンパイ、あまり声を上げると、下にいるお父さんが起きちゃいますよ?」
「…ッ! んく、ぁ…ッ!」

舌先でくるくると尿道の周りを舐め回しながら、ルリは俺の反応を愉しむように俺の眼を見つめている。
どうやらルリは、俺が声をあげてしまう可能性も顧みず、責めを緩めないつもりらしい。俺は必死で、声が漏れないように歯を食いしばる。
ぎゅ、とルリの胸が圧力を増し、俺のペニスは先端以外を乳肉に包み込まれてしまう。
完全に身動きがとれなくなった俺のペニス目掛けてルリは舌を伸ばし、敏感な尿道をグリグリと挿しこみ続ける。

「…ッ! …ッ!?」
「ん…センパイ、もう抵抗できなくなっちゃったみたいですね。それじゃあ、また抜いちゃいますね♪
 さきっぽをイジメながら、胸でたぷたぷしてあげます。我慢しないで、たくさん気持ち良くなって下さいね…♪」

尿道を責めながらむにむにと胸でペニスを扱き上げ始め、脳を焼く快感が更に倍増した。
先端から搾り出された先走りは、滲み出ると同時に熱い舌に舐めとられる。
気が触れてしまいそうな快感に、俺はがくがくと身体を暴れさせてしまう。
しかし、脱力しきった俺の力では彼女を振り払うことはできなかった。
ルリは一向に責めを緩めないまま、力なく悶える俺を上目遣いで見つめている。

「く……ぁ……ッ!」
「気持ち良すぎて、腰が抜けちゃったみたいですね…♪
 センパイがイッちゃうところ、しっかり見ててあげますからね♪」

濡れた視線を俺の顔へと向けたまま、ルリはぬぷりと胸で俺のペニスをほぼ完全に包み込む。
散々舌を挿し込まれて開いてしまった鈴口だけが、僅かに胸の谷間から垣間見えていた。
俺のペニスは逃げ出そうとするかのようにビクビクと震えているが、みっちりとした乳肉に閉じ込められては逃げようがない。
ルリの小さな舌先がゆっくりとペニスへと近づいていき、その先端に深々と突き刺さる。
ぐにぐにと尿道の中を犯され、俺の意識が吹き飛びかける。ぬぷん、と搾り出すように胸でペニスを扱かれ、どうしようもない射精感が股間を覆い尽くす。

「……――ッ!」

どっぴゅぅ! どぴゅっ…どぴゅっ…――!

吹き上げられた白濁液が、ルリの舌を激しく叩く。
俺が達する瞬間、ルリはずっと俺の顔を見つめていた。俺のイク瞬間を彼女はとても嬉しそうな眼で眺め続けていた。
やはりというべきか、ルリの猛攻は一向に止まらなかった。
射精中の尿道口に舌をさらに押し付け、精液を搾り尽くそうとするかのように双球を上下させ続ける。
延々と射精が続くような快感に、俺は一欠片も抵抗できずに身体を任せてしまっていた。

「ん…ちゅぅぅぅぅッ!」
「ぃッ…――――――!」

裏筋に舌を押し付けたままペニスの先端を咥え込み、ルリは勢い良く尿道を吸い上げる。
とぷん、と尿道内に残っていた最後の精液が残らず吸い出され、射精そのもののような快感が俺の全身を駆け巡る。
ちゅうちゅうとペニスの先端を吸い上げながらも、ルリの視線は一度足りとも俺の顔から外れることはなかった。
全ての精液がルリの胸によってしごき出されたところで、やっとルリは俺のペニスから口を離した。
吸い取った精液をたっぷり口の中で舐め転がした後、こくりと喉を鳴らして飲み干してしまう。
190体育祭の人:2011/09/19(月) 23:24:04.64 ID:eZ53HRc5
「んー…やっぱり、精液ってあまり美味しくないですよね…」
「なら…飲まなきゃ…いいだろうが…」

息も絶え絶えにしながらも、俺は彼女の言葉にツッコミを入れる。
確かルリは、根っからの甘党だ。精液などという珍味を美味しく思うはずがない。
それなのに、バトルファックの際彼女は結構な頻度で俺の精液を飲み干している。

「だって…センパイがせっかく出してくれたのに、なんか勿体無いじゃないですか…♪
 センパイは飲んでもらったほうが、嬉しくありませんか?」
「そんな、わけ…」

無い。…と言いたい。そのような変態的な性癖は、無いと信じたい。
しかし、ルリが顔に精液を付着させながらペニスを舐める様子は…確かに、そそる。
油断なく俺のペニスを胸で拘束しながら、胸元に溜まった精液を舐め取るルリの姿を目前にして、興奮しないはずがない。
その視覚的効果の成果のせいか、俺のペニスはかなりの精液を搾取されたにも関わらず彼女の胸の中で屹立したままだった。

「ん…ごちそうさまでした。センパイのイキ顔、とっても可愛かったですよ♪」
「う…うる、さい…いい加減、離してくれ…」
「えー。でも、センパイの息子さんはまだ出し足りないって言ってますよ?」

むにゅ、と強く胸でペニスを圧迫され、俺のモノはびくんと大きく痙攣する。
執拗なルリの責めによってすっかり快楽漬けにされた俺は、胸で抱き締められただけで動けなくなってしまう。
年下の後輩にあっさりと手玉に取られてしまう自分自身に呆れ果て、悔しさを通り越して諦観のようなモノが芽生えてきてしまった。

「…なあ、ルリ。一つだけ、聞きたいことが…ある」
「ん? なんですか、センパイ?」
「お前…もう一度、BF部に戻りたいとは、思わないのか?」
「え?」

自虐的な気持ちになってしまい、俺は胸中でわかだまっていた言葉をポツリと口にする。
胸の動きをピタリと止めながら、ルリは訝しげに首を傾げる。

「体育祭から今日まで、結構お前と試合をしてきたけど…結局、俺はほとんどお前に勝ててないだろ。
 正直…俺、お前にとっては役不足なんじゃないか?
 BF部なら、俺より強い男は幾らでもいるし…もっと強くなりたいなら、もう一度戻ってきても良いんじゃないか?」

視線を逸らしながら放たれる俺の言葉を、ルリは真剣な表情で聞き入っていた。
悔しいが、この数週間でルリにバトルファックの才能があることは確定している。
キスや本番といった行為に関してはまだ俺が教えることも出来たが、その技術も徐々に追い抜かれようとしていた。
ルリがBF部を止めたのは先輩が原因だったというが、その先輩は進学準備のためにほぼ全員退部してしまっている。
今なら彼女が戻ってきても何ら問題なく、その方が彼女のためになるのではないか――そう、思っていた。

「お前なら、冬に開かれる大会だって優勝できそうだし…何なら、俺が部長に頼んで――ッ!?」

股間に走った強烈な快感に妨害され、強制的に会話を止められる。
ぎゅむ、と強く胸でペニスを圧迫しながら、いつの間にかルリが不機嫌そうな顔で俺を睨みつけていた。

「私がせっかくしてあげてるのに、他の男の人の話するなんて…野暮ですよ、センパイ?」
「い、いや…実際、勝率からしてみれば、明らかに俺はお前と吊り合ってな――ッ!?」

ぎゅむむ、と再び俺の言葉はルリの胸によってねじ伏せられる。
ルリは小さくため息を吐きながら、慈愛に満ちた視線をこちらへと向けてくる。

「センパイ。今、センパイはBF部の中で、どれくらいの強さなんですか?」
「あ? …い、今は…男の中じゃ、中の中…くらいじゃないか?」

唐突な質問に驚きながらも、俺は適当に頭の中で計算した結果を述べてみせる。
最近勝った女子の名前と、それに釣り合う男子を並べると、おそらくはそれくらいだろう。
ちなみに、以前は下の下…つまり、誰にも勝てない状況だった。それと比べれば、それなりに成長したと言えるのかもしれない。
191体育祭の人:2011/09/19(月) 23:27:55.67 ID:eZ53HRc5
「センパイは、それで満足してるんですか?」
「そんなわけ、ないだろ。出来れば俺は…大会出場できるくらいまでは、なりたい」

大会優勝なんて夢のまた夢かもしれないが、せっかくスポーツ系の部活動に入ったのだからそれくらい強くなりたい。
ルリはどこか年下らしからぬ母性的な笑みを浮かべながら、俺の言葉を静かに受け止める。

「そうですよね。それじゃあセンパイは…私に負けたままでも良いんですか?
 私がこのままBF部に入って、私が他の男の人とバトルファックをしても、良いんですか?」
「む…」

改めてルリにそう言われると、即答することができない自分がいた。
このままルリに負けたままでいるのは、御免だ。
しかしそれと同時に、俺が勝てないでいたルリが他の誰かに喘がされているのを見るのはそれ以上に苦痛だ。
それでも、ルリがこれ以上強くなるためには、仕方がない。そう自分に言い聞かせて、こうして俺は彼女に再入部を進めている。
ルリは悶々と悩みこんでいる俺の顔をじっくりと眺めた後、にこーっと何やら嬉しそうな顔を浮かべてきた。

「…なんだ、気持ち悪い」
「いやー、センパイってわかりやすいですよねー。やっぱりセンパイは、私が思った通りの人です♪」

勝手に納得している様子のルリの意図を読めずに、俺は無様に脱力した姿勢のまま首を傾げてしまう。
ルリは相変わらず油断なく俺のペニスを捉えたまま、さらに言葉を続ける。

「ええとですね…誤解してるみたいですけど…
 私はセンパイに教えて欲しいと言ったのであって、強くなりたいといったわけじゃないんですよ?」
「…どういう意味だ?」
「こういってはセンパイやBF部の人にに失礼かもですけど…私、あまり大会とかには興味ないんです。
 前に、センパイには言いましたよね。私が、バトルファックを始めた理由」
「姉ちゃんに憧れた…って話か?」

どこか恥ずかしげに、ルリはこくりと頷く。
言葉を探しているのか、ルリはむにむにと手持ち無沙汰に両手で胸を動かしながら、視線を中空に彷徨わせている。
ぬるぬると優しくペニスを擦られるたびに、生殺しのような快感が俺の全身を駆け巡る。

「姉さんに憧れてたのは確かなんですけど…
 もっと言えば、私はバトルファックを通して、青春っぽいことしてみたかった、んだと思います」
「…なんだ。青春っぽいって」
「じ、実は…私にもよくわかりません。
 ただ…そうですね。私の姉さん、大抵の事はそつなくこなしちゃうんですけど…その代わり、いつもつまらなそうなんです。
 家でも、世の中つまらないことばっかりって顔をしていて…でも、私が見せてもらったDVDに映っていた姉さんだけは、違ったんです。
 試合を終えた後、息を切らせながらとても楽しそうに対戦相手と握手していて…私、姉さんのあんな顔、初めて見たんです」

ぽつぽつと止めどなく言葉を紡いでいくルリの顔には、心から姉を尊敬し、そして祝福する気持ちが見て取れる。
家族の喜びは自分の喜び、彼女にはそう思えるのかもしれない。生憎俺は一人っ子であるため、その辺りの理屈はよく分からないが。

「そんな姉さんの顔を見ていて、青春だなーって思って、良いなーって思ったんですよ。
 だから私も、姉さんみたいにバトルファックを通して一緒に青春っぽいことがしたいなって思ったんです。
 ――そしてその結果、私はセンパイに会えたってわけです♪」
「…なんか、一気に話が飛んだな。つまり…どういう意味だ?」

話が飛躍しすぎていて、思考が追いつかない。
ルリにかなり搾り取られてしまって疲労感が募っていることもあり、まともにモノを考えることができていない。
回らない頭を何とか回転させながら、俺は彼女に対する返答を導き出す。
192体育祭の人:2011/09/19(月) 23:31:52.34 ID:eZ53HRc5
「…とりあえず、あれだ。青春って言うなら、別に俺だけじゃなくて良いんじゃないか?
 俺の知識では、青春ってのは部活とかで何人が集まって努力して感じられるもののように思えるんだが」
「そ、それはそうですけど…でも、まだ私には早いっていうか…
 あーもうっ! つまり今の私には、センパイがいれば十分なんですってば!」
「ぅおっ…!?」

ぎゅむぅ、とこれまでにない力で胸を押し付けられ、俺のペニスはぱくぱくと苦しげに尿道口を開閉させる。
どうやら、薮蛇だったらしい。
恨めたしげな視線で俺を睨みながら、ルリは再度両手で胸を抱え直す。

「確かに将来的にはもっと沢山の人と青春っぽいことしたいですけど…今はそんな話、どうでもいいじゃないですか。
 さあ、センパイ。さっきの続き、始めますよ。何も出なくなるまで、しっかりとヌキヌキしてあげます…♪」
「お、おい。午後にやる予定だったバトルファックはどうするんだ。何も出なくなったら、試合もできねーだろうが」
「良いじゃないですか。今日はお休みってことで。
 これは勉強とか色々教えてくれたセンパイへのお礼兼、試験とか色々頑張った私へのご褒美ってことで♪」
「ぐっ…!」

ルリは妖艶な表情で俺を睨みつけながら、ふとももと肘の間に俺の腰を挟み直しそうとする。
俺は咄嗟に彼女が体勢を整える瞬間を狙って腰を引き戻そうとしたが、すかさずルリは亀頭を乳房で押し潰してきた。
あっさり脱力した俺の身体を、ルリは流れるような動きで拘束し直す。
俺の抵抗空しく、彼女の必勝態勢――膝上パイズリが再完成する。

「ふっふっふー。また捕まっちゃいましたね、センパイ…♪
 でも、安心してください。これは、バトルファックじゃないんですから…
 センパイは頭からっぽにして、私に可愛いイキ顔を見せてくれれば良いんですよ…それが、何よりも私にとってご褒美になりますから♪」
「んな…っ、そ、そんな恥ずかしい真似、できるわけ…くぅッ!?」

むにゅぅ、とルリのスポーツウェアの中に俺のペニスが完全に閉じ込められた。
そして、俺の言葉を揉み消そうとするかのように激しくペニスを蹂躙する。
精液でドロドロになり、胸に張り付いたスポーツウェアが艶かしく弾む様を見せつけられ、一気に頭が沸騰する。
ぎゅ、とルリが強く両胸を押し下げた弾みで、ぬるぬるのスポーツウェアが強く亀頭に擦りつけられる。
得体のしれない快感が尿道から全身へと駆け抜けていき、がくりと俺の腰から力が抜けた。

――とくん。

ペニスの先端から、何かが漏れ出した――気がした。
俺自身がはっきりと射精感を自覚しないままの、漏れ出すような射精。
ぐちゅぐちゅと、彼女が胸を上下させる音がさらに卑猥に湿ったものに変わる。
体育祭の競技の時にも経験した、尿を漏らしてしまうような強制的な射精。

「あ…漏らしちゃいましたね、センパイ? 精液が暖かくて、気持ちいいです…♪
 でも、まだ溜まってますね。ずっと動かしててあげますから…もっと気持ちよさそうな顔、見せて下さい…♪」
「ぃっ! あ…ぁぁ…ッ!」

ドクドクと精液を吐き出しながら脈動しているペニスの先端を、ルリは集中的にこねまわす。
下半身がまるごと溶けてしまったかのような快感が全身を焼き、俺の身体は快楽から逃げようとするかのように勝手に動きまわった。
しかしルリはにこにこと笑みを浮かべたまま、一向に俺を離さずに延々と俺のモノを嬲り続ける。
とくん、とまた俺のモノが精液を吐き出した、ような気がした。もはや、自分が射精したかどうかも定かではない。
白濁液を搾り出されるたびにスポーツウェアに包まれた胸の感触がヌルヌルで心地良いものになっていき、射精を我慢するのが難しくなるという悪循環。
193体育祭の人:2011/09/19(月) 23:36:43.60 ID:eZ53HRc5
「く…そ、ぅ…」

心から溢れ出る悔しさに、口汚い言葉が僅かにこぼれてしまった。
実力の違いを頭の中では納得していても、やはり年下の後輩に弄ばれてしまうのは、先輩として情けなさすぎる。
幸いにも、以前のように彼女に対する黒い感情は湧いてこない。ただ純粋に、自分に対する不甲斐なさだけが残っている。
俺は今、後輩であるルリの背を追いかけることしかできていない。
こんな俺が、バトルファックの大会に出られるほど強くなることなんて――できるのだろうか。

「大丈夫ですよ、センパイ。きっとセンパイなら、BF部で一番強くなれますよ。
 センパイは、私と同じで…負けず嫌い、ですから」

俺の心を読んだかのように、ルリが優しく語りかける。
後輩に慰められるなんて先輩失格ではある。しかしその言葉を冷静に受け止められなければ、それも先輩失格だ。
俺が今どんな顔をしていたのか、自分で見ることはできない。
しかしルリの顔が優しげに微笑んでいるところを見る限り、俺は以前のような恐ろしい表情をしているわけじゃないらしい。

「でも、今はバトルファックの事は忘れて、一杯気持ち良くなって下さい♪
 これは、夜遅くまで図書館で勉強に付き合ってくれたセンパイへの、個人的なお礼なんですから。
 私とのバトルファックは、また来週…センパイが万全の時に、よろしくお願いします♪」

そう囁きながら、ルリは優しく胸を交互に動かし続ける。スポーツウェアに包まれた胸の中で、俺のモノは全く抵抗できずに翻弄される。
とくん、とまた尿道口から精液が溢れでた、気がした。まるでルリの胸に射精する毎に彼女に体力を奪われてしまっているような心地がする。
しかし、こうしている間にもひたすら快楽信号を送り続けられている俺には、何一つ抵抗することができない。
倦怠感が眠気に変わっていき、瞼が重くなってきてしまった。
まるで股間が別の人間の身体になってしまったかのように、現実感がなくなっていく。

「眠くなったら、寝ちゃって良いですよ。夕方には起こしてあげますし、眠ったままでもずっとヌキヌキしててあげますから…♪」

とくん、とペニスから何かが抜け出ていき、身体から力が抜けていく。
とても嬉しそうな表情で俺を見つめるルリの顔が目に映ったのを最後に、俺の意識はすとんと闇に沈み――
その日、俺は生涯で初めて、膝上パイズリによる失神KOを経験した。

(終わり)

まさかの50KBオーバー。申し開きのしようがございません。
次回作への伏線と学生っぽい日常描写を込めてみました。
どうにかしてさりげなく学生っぽさを出したかったのですが、なかなか難しい。
バレそうなところで嬲られるシチュといった色々なモノを詰めるために、かなり手間をかけてしまいました…
今更ですが、エロシーンだけでいいという方は、>>185-193をご覧下さい。
少々心残りなところもありますが、楽しんでもらえれば幸いです。
194名無しさん@ピンキー:2011/09/19(月) 23:38:25.05 ID:ftewNfB7
gjでした。
寝ようと思ってたのに1時間待機してしまった。
195名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 02:06:16.44 ID:TL1ZaUXo
完結乙です。
初めはこんな大作を読めるとは思ってませんでした。
そして姉フラグきた。
期待せざるをえない。
196名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 19:52:31.72 ID:FrJ567sn
うおおおお何時の間にか完結していた
マジでGJ。最高だったぜ
主人公も言ってるがこういう明るく楽しいBFってのもいいもんだな
こういう系統がもっと増えてくれたら嬉しいな

ところで百合姉さんのスピンオフは期待してもいいのですかね…?
197名無しさん@ピンキー:2011/09/20(火) 20:39:08.34 ID:FR94ELdg
体育祭の人、やっとの完結。長編ホントにお疲れ様でした。主人公とルリちゃんお幸せに。

ところで、最後に失神KOした主人公はその後どうなったんだろ?
夕方に起こされて、そのままルリちゃんの家で夕食を食べる流れかな・・・。
もちろんルリちゃんの家族全員に囲まれてw
198名無しさん@ピンキー:2011/09/21(水) 01:22:29.05 ID:+cmE2YkL


先輩は気絶した後にルリちゃんがイくためのおもちゃになったんですよね
って内容考えてたら辛抱たまらんのですよハイ
199体育祭の人:2011/09/21(水) 23:31:40.37 ID:WArsWw3b
体育祭の人です。

>>194
真っ先に読んで頂き、感謝の極み。焦らしてしまい、申し訳ない。

>>195
私もこんなに長くなるとは思ってもみませんでした…
そして、我ながらあからさまな姉フラグ…一応ある程度考えてはいますが、はてさてどうなることやら。

>>196
ハッピーエンド至上主義なもので。必然的に明るく愉しいBFにならざるを得ない。
需要があるか心配だったのですが、そう言って頂ければ幸いです。

>>197-198
失神後のお話は、ご想像にお任せします。羞恥プレイなのは間違いないはず。

次回作ですが、一応現在構想中です。
以前に言った通り、ドSな先輩に××される話を書こうかなーと思ってます。先輩が誰かは、前作から類推するということで。
なお、前作では耐久競争という俺ルールでのバトルファックでしたが、次作は一般ルールのバトルファックを題材にしようと考えてます。
というわけで、まずバトルファックのルールを正確に把握する事から始めております…
上手く構想がまとまれば、また投下したいと思います。
200名無しさん@ピンキー:2011/09/22(木) 01:08:28.65 ID:Wt6V9ESW
バトルファックのルールって統一されたのは何も無くて
作者さんが自分の書きたいシチュに合わせて都合のいいようにやってるだけだよな?
201名無しさん@ピンキー:2011/09/22(木) 03:09:33.07 ID:eHGbEf47
むしろ、公式ルールなんてものがあったら驚くw
202名無しさん@ピンキー:2011/09/22(木) 20:55:18.60 ID:I2PXku6R
みんな適当にルールとか世界観デッチ上げてるよなw
203名無しさん@ピンキー:2011/09/22(木) 21:06:11.07 ID:PvmzdUcb
それでいいのだ
204名無しさん@ピンキー:2011/09/22(木) 21:16:34.62 ID:BZTb1Odb
体育祭の人の「時間までにイカせた回数の多い方が勝ち」はありそうでなかった気がする
個人的にはSNSの小説にあった「イカせた直後3カウントフォールとったら勝ち」が割とお気に入り
205名無しさん@ピンキー:2011/09/22(木) 22:53:37.70 ID:jrNXe6i8
バトルファックなんて現実的に競技として成り立ちそうにないんだから、好きにやればいいじゃない
206名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 21:46:36.23 ID:UrpTxE7f
野球部VSソフト部の作者もういないのかなあ…
207名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 21:57:21.79 ID:noud5awn
コツコツと転載作業するか
208名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 22:32:19.46 ID:q4k6tUkF
>>206
俺も待ってるんだが、もう載せる場所ないからなあ
未完結の作品が出てしまったことを考えると、ガチスレが落ちたのは本当に残念だ
209名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 23:25:33.81 ID:xyd/ncOp
形を変えてひっそりと違うスレに出てたりするかもしれないけどな
もうBFは『いかせあいっこ』という形にして
違うシチュメインで出すのが一番いいかもわからんねって移ってった人もいるし
210名無しさん@ピンキー:2011/09/24(土) 23:38:26.05 ID:5dFTuxwO
ttp://www.youtube.com/watch?v=oc_G21n_Ir0&feature=player_embedded
バトルファックってこういうものだろって懐かしいものを発見した ただし男勝ち
211名無しさん@ピンキー:2011/09/25(日) 05:50:09.92 ID:134Os7wG
ガチスレの芳野vs祐一の再戦を何回妄想したか…
誰かにこのスレで良いから芳野が祐一をボコボコにするSSを書いて欲しいわ…
212名無しさん@ピンキー:2011/09/25(日) 12:02:23.95 ID:ZNVcl/S6
>>211
俺も待ちきれない気持ちだけど作者がまだ復活する可能性あるし
IFの話とはいえ勝手なこと書くと作者自身が書きにくくなりそうだし
まだ1年やそこらしかたってないのでもうしばらく待つべきかなと思ったり
213名無しさん@ピンキー:2011/09/27(火) 02:18:29.96 ID:ASEejp/L
>>210
こういう格闘込みのバトルファックは結構好きだけどなかなか書く人はいないよな
SNSがあったころはミックスファイトのプロレスにバトルファックを混ぜたような小説書いてる人がいたけど
214約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/09/28(水) 18:19:49.32 ID:ApTv/buR
「さぁ、かかってらっしゃい!」

千歳は微笑みながら、リングの中央で大胆に両手を広げた。
一見、胸も股間もがら空きな、隙だらけの体勢。
だが、実際には最大の武器である乳房と膣を男に突きつけながら、背後への回り込みを防ぐ難攻不落の体位である。
丸くぴちぴちに張り出した巨乳がたゆんたゆんと柔らかそうに弾む様を見せ付けられ、俺のペニスは早くも疼いた。

……落ち着け。
……まだ、勝負は突いちゃいない。まだできることはあるはずだ。

悔しいが、体の性能と性の技巧では千歳に大きく水を開けられている。それは認めざるを得ない。
体、技で破れたなら、残りは心…… 千歳の性癖の隙をつけないだろうか。

と言っても、千歳は多くの女バトルファッカーがそうであるように、男を責めて屈服させることに悦びと快感を見出すタイプである。
その隙を突くには、千歳に責めさせ、感じているフリをしながら快感を逸らしてしのぎ、千歳が興奮しすぎたところで一気に千歳の技から抜け出して逆襲する……

……ナンセンスだ。

俺は首を横に振らざるを得なかった。千歳のキスを、手コキを、フトモモの感触を……そして、押し付けられたおっぱいの蕩けそうな柔らかさを思い出す。
千歳に責め手を譲っておいて、俺のペニスが耐えられるわけが無い。

「どうしたの? 来ないならこっちから行くわよ?」

千歳が微笑んで、一歩前に出る。
強烈な巨乳が揺れた。我を忘れてむしゃぶりつきそうになり、たまらず俺は一歩下がる。

「……誠ちゃん?」

千歳が微笑んだまま、小首をかしげて俺を見る。
澄んだ瞳が語りかけてくる。


――どうして、逃げようとするの?
――どうして、立ち向かってこないの?
――どうして、あんなにあっさりイっちゃったの?
――どうして、押さえ込まれたまま反撃してこなかったの?

――もっと責めて。もっと責めさせて。
――あの頃みたいに、思いっきり全力をぶつけあって、受け止め合おうよ。
――誠ちゃんなら、それができるでしょ?


「……千歳、本気で行くぞ……!」

俺は、自分に言い聞かせるように、千歳に宣言する。

「うん、来て。私も本気だよ」

千歳は即答した。信頼と期待を込めた目で俺を見て、迷わず頷いた。

「うおおおおっっ!!!」

俺は雄叫びを上げて、一気に千歳に肉迫した。
215約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/09/28(水) 18:20:59.06 ID:ApTv/buR
体格とリーチに任せて、千歳の肩に手をかける。
そのまま押し倒そうとする。が、千歳はそれに逆らわず、倒れこみながら俺の両腕に両腕を絡めてきた。

巨乳が揺れる。

このまま押し倒せば、俺は両腕を封じられたまま、千歳のオッパイの上に落ちる。

「くっ」

俺は素早く体を引き起こしながら、完全に絡められる前に腕を引き抜いた。
そのまま逆に千歳の右手を掴む。右手で右手を引き込みながら左前へ踏み出せば、千歳のバックが取れる……

「なんの!」

……踏み出そうとした左足を、千歳の右足が突っ掛かけていた。

「くっ?」

バランスを崩しそうになる、立て直そうとした一瞬の隙に、千歳がふところへ潜り込んでくる。

巨乳が揺れる。

突き放そうと繰り出した左手が空を切る。
掴んだ右手を切られて、体が泳ぐ。

早い……!

巨乳選手にありがちな動きの鈍重さは、千歳には全く感じられなかった。キレのいい動きに巨乳が大胆に弾け、舞う。

胸板に巨乳が炸裂する。

「くぅっ」

俺はたたらを踏みながら、辛うじて正面で受け止めるのが精一杯だった。
リングの中央、千歳とがっぷり四つ。

ふにゅっ……
むにゅっ……

柔らかく潰れては、弾き返してくる双球の弾力と重み。
体が熱くなる。腰が抜けそうになる。

「ふふ、相撲みたいだね」

千歳が俺の耳元で懐かしむように笑った。
216約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/09/28(水) 18:21:30.09 ID:ApTv/buR
千歳と相撲を取って遊んでいたのは、何年前だろうか……
まだ千歳の背が俺より高かった頃の話。土俵から千歳に押し出されるたびに、俺は悔し涙を堪えていた。
俺の背が千歳より高くなって、俺たちの戦いは棒で書いた土俵の上からベッドの上へと移行し……
1年半の空白を挟んで、今、俺たちは観衆が見守るリングの上で戦っている。

「ああ、寄り倒してやる。いくぞっ!」

足腰と腕に力を込める。鍛え上げた筋肉が盛り上がる手応え。
このまま押し倒したところで千歳の胸の上に落ちるのは目に見えているが、ここまで密着されてはもはや後には引けなかった。上背を頼りに千歳に体重をかけていく。

「浴びせ倒しが正しいんだよっ!!」

千歳が体に力を込めた。
巨乳を自在に操る、強くしなやかな体幹が躍動する。
強烈な全身のバネに、巨乳の重みが乗る。

むにゅううううううううううううううううっっっ!!!!!!!!!!!!

「うっ、うあっ!?」

巨乳がフルパワーで押し付けられた。
俺の力と、千歳の力。その二つに挟まれても、千歳の巨乳はただ潰されるような無様を晒しはしなかった。
圧倒的な存在感。柔らかさに腰が抜ける。弾力に腰が砕ける。

「ふぁぁっ……!!」
「……え?」



俺は、呆気なく千歳に寄り倒……浴びせ倒されていた。
217約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/09/28(水) 18:22:04.37 ID:ApTv/buR
俺をいとも簡単に押し倒した千歳は……俺の上で、俺の顔を覗き込みながら、ぽかんとした顔をしていた。

覚悟ができていた分、俺の方が早かった。俺は呆然としている千歳を抱き込み、横転する。
あっと言う間に俺が上になると、千歳の目に光が戻った。呆然としていた顔に微笑みが浮かぶ。

「押し倒すと見せかけて引き込んだかぁ。小細工するようになったね、誠ちゃん?」

「うるさいな」

小細工なんてする気はなかった……そんな恥ずかしくて切ない悲鳴を噛み殺し、俺は応えながら千歳の肩を押さえて、魅惑の巨乳と距離を取る。

「ごめんごめん。ケガさせないようにしてくれたんでしょ? 余計なお世話だけど、ありがとうって言っとくよ」

正気を取り戻した後の千歳の反応は早かった。長い脚を俺の腰に絡める。
正常位で勝負せざるを得ない体勢が一瞬で完成した。

「でも、今度こそ遠慮は要らないよ? 誠ちゃんがどんなに激しく突いても、私は壊れないからね」
「……分かってるよ」
「イったらTKOよ? 誠ちゃんにはもう後が無い。本気の本気じゃなきゃダメだからね?」
「ああ…… お前こそ敵に余計な気使うんじゃねーよ」

俺は完全にヒザを立て、同時に千歳の腰を少し浮かせる。
これで、簡単に体を起こして巨乳を押し付けてくることはできないはずだ。

「はいはい。BF学園代表さん…… 巨乳女学院のオマンコ、味あわせてあげる。おっぱいを鍛えるってことが女にとってどう言う意味を持つのか、そのオチンチンに教えてあげるわ」

千歳はまるで動じず、俺の動きを受け入れた。仰向けになって潰れた……しかし潰れ切らない巨乳を静かに揺らしながら、膣口をぬめらせて俺の最大の武器を待ち受けている。

「味わわせるが正しいんだぜ!」

俺はペニスをいきり立たせる。
何度も千歳と戦ってきた、俺のペニス。
千歳の手で、脚で、口で、胸で、中で。何度もイかされ、何度もKOされてきた俺の最大の弱点。
そして、何度も千歳をイかせ、KOしてきた、俺の最大の武器。
この日、この瞬間のため、1年半かけて鍛え直してきた、俺のペニス。

「行くぞ、千歳!」
「来なさい、誠ちゃん!」

にゅるるっ……!!

全身の力と、思いの丈を込め、俺のペニスが千歳のヴァギナに突き刺さった。
218名無しさん@ピンキー:2011/09/28(水) 18:26:26.77 ID:MEc+vrp+
支援
219名無しさん@ピンキー:2011/09/28(水) 18:28:00.28 ID:ApTv/buR
今日はここまで

>>199
次回作期待してます。
そしてまたいつか、ルリちゃんと主人公がバトルファックするところが見られる日がくるのを待ってます
220名無しさん@ピンキー:2011/09/28(水) 18:58:53.57 ID:9jhoXDvQ
おお、来てたか
GJ
221名無しさん@ピンキー:2011/09/29(木) 02:21:52.46 ID:qO2e1Hrb
GJ
222名無しさん@ピンキー:2011/09/29(木) 02:36:41.24 ID:CyLmLbdv
熱い、そしてエロい
続きを楽しみにしてます
223名無しさん@ピンキー:2011/09/30(金) 02:03:15.45 ID:gQNZn1Mi
やばい。ここの作者さんたちはマジで最高だわ。
どちらもマジいける。
224名無しさん@ピンキー:2011/09/30(金) 19:54:03.46 ID:5YyU+q3m
>>204
それ抜けそうだな
どこで読める?
225名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 17:43:47.93 ID:NFhTV6AB
>>224
今は亡きバトルファックSNSにあってもう見れないはず
コピペしたのが一つだけあるけど晒すとマズイかな?
226名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 20:17:22.36 ID:ugULjwR5
>>225
SNSだけで公開されてた作品の無断転載か……
人目につくところに貼っちゃうのは良く無さそうだな

どこかのうpろだにでも上げてくれれば嬉しいが
227名無しさん@ピンキー:2011/10/01(土) 22:54:50.76 ID:Lb6v9pF0
本人に許可取れない限りやめたほうがいいんでないの
228名無しさん@ピンキー:2011/10/02(日) 17:58:06.42 ID:aAr4TpM6
ロダにあげるならいつでも消せる
229名無しさん@ピンキー:2011/10/02(日) 23:04:20.34 ID:S1XJvTT/
SNSかぁ
今から入りたいって言ってっももう無理なんだろうな……
230名無しさん@ピンキー:2011/10/02(日) 23:17:36.51 ID:/QvlbI4J
225の言ってるSNSは閉鎖済みで誰も見れない。

後継SNSになら、
作品公開して荒らしに粘着されるようになったところで、
旧まとめのしたらばに逃げ込むと高確率でそのSNSに勧誘してもらえるらしいって話は聞いたことあるが、まあガセだろう。
231名無しさん@ピンキー:2011/10/03(月) 02:05:35.24 ID:yE5bPA5q
>>225
そもそも、それって女勝ちなの?
男負けなら是非読みたいけど
232名無しさん@ピンキー:2011/10/03(月) 19:31:46.73 ID:BPaunFJi
是非うpしてほしい
233名無しさん@ピンキー:2011/10/03(月) 22:27:45.96 ID:IX/mLKnY
>>231
男負けだった
234名無しさん@ピンキー:2011/10/03(月) 22:34:29.48 ID:yE5bPA5q
>>233
くくくくれー
235小ネタ・屈辱の3カウント:2011/10/06(木) 02:06:05.04 ID:TlYmtN+w
「あーっとキングの顔面にプリンセスのフライングピーチが炸裂! キングがもんどりうって崩れ落ちるーっ!!」

男性アナウンサーの悲鳴じみた実況が響く。
男子チャンピオン対女子チャンピオン。男女のプライドをかけた戦いは……

「キング、マットに大の字! 立てない、立てないーっ! ああ、プリンセスが…… プリンセスが歩み寄ってキングを抱え上げたーっ」

……今、激戦の末に決着の時を迎えようとしていた。

「プリンセスがキングの股に腕を差し入れ、リフトアップーっ! ああ、キングのペニスがプリンセスの胸の谷間に深々と埋まったーっ! こ、これはーっ!!」

快感に呻き、喘ぐキングはもはやプリンセスの為すがまま。
プリンセス……いや、若きクイーンは、その細い体のどこにと思われんばかりの力で、筋骨隆々たるキングの巨体を高々と差し上げる。
身動きがとれないまま、自重でペニスがバストに埋もれ、キングが切ない息を漏らした。

「これは……これは、パイズリボムの体勢だーっ! 数え切れない男をマットに沈めてきたプリンセスのフィニッシュホールド! これを受けて立ち上がった男は未だ一人もいません!」

クイーンが笑う。
爆乳が揺れると、キングが完全に脱力した。

「ああ…… 我等がキングが……! 最強の男が……! あのキングさえもプリンセスの餌食になってしまうのか!? 男より女が強いことが証明されてしまうのか!? キングーっ! なんとかしてくれ、キングーっ!!!」

――私の勝ちよ――

アナウンサーの絶叫の中、クイーンは微笑を浮かべたまま、キングを振り下ろした。

ドシン!
むにゅう〜〜〜っっ!!!
どぴゅどぴゅどぴゅっ!!!

「き…… 決まったーっ!!」

マットに全身を叩きつけられた衝撃で、すっぽり包み込まれたペニスと爆乳が激しく震動する。
キングは激しく精液を迸らせ、そのまま動かなくなった。
クイーンはキングをマットに投げ出すと、たっぷりと精液に塗れた胸を観客に見せ付けるように、手を振りながらリングを一周した。
男の悲鳴と、女の歓声が響き渡る中、キングはクイーンが早すぎるウィニングランを終えるまで、萎びたペニスを晒したままピクリとも動かなかった。
リングを一周したクイーンが、見せ付けるようにゆっ……くりとキングに爆乳を乗せ、フォールする。

「ワン!」

女達が立ち上がって拳を振り上げる。

「ツー!」

男たちが祈るように腕を組み、目を閉じる。

「……スリーッ!!!」

レフェリーが……男性のレフェリーが、明らかに3秒に遅れて、それでも確かにマットを叩く。
誰が見ても分かるように、クイーンの爆乳の下、キングの両肩はマットにぴったりついたままピクリとも動かない。



カンカンカンカン!!



狂ったように鳴り響くゴング。怒声と歓声。
この日、リングに新しい歴史の1ページが刻まれた……
236名無しさん@ピンキー:2011/10/06(木) 02:07:37.56 ID:TlYmtN+w
妄想を刺激され、思い余って筆が滑った。お目汚し失礼。
237名無しさん@ピンキー:2011/10/06(木) 08:29:15.06 ID:vVCqEyFx
いや素晴らしいね、短い中に良さが凝縮されている

プロレスで負ける屈辱とエロレスで負ける屈辱・・・
ダブルの屈辱でキングは男のプライド崩壊でしょう

いやキングだけではなく見ている男達全員が女に犯されてしまったと言って良い!
キングの復帰戦はあるのか!!
238名無しさん@ピンキー:2011/10/08(土) 05:52:42.61 ID:WFEpoIVe
強い男がプライドを破壊され、かんぷなきまでに叩きのめされ負け犯されるって良い
239名無しさん@ピンキー:2011/10/08(土) 11:13:11.56 ID:DR6vfW67
状況がわかんねぇ
パワーボム的な?
240名無しさん@ピンキー:2011/10/08(土) 12:50:38.10 ID:MJRcUqmu
相手のケツ抱えた状態で腰からお辞儀する感じで落とすの想像した。結構アリじゃね?
そういえばレッする!アイドルっていうキルタイムの女子プロ漫画にクンニしながらのパワーボムがあったけど男相手だとフェラしながら落とすのかなあれ
241名無しさん@ピンキー:2011/10/09(日) 13:30:21.03 ID:FJs5RW77
そろそろケツふぇちの作者が出てきてもいいはず
242約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/09(日) 14:54:08.03 ID:IZebDdHZ

にゅるるっ……

「くっ」

思わず声が洩れた。千歳の中は苦も無く俺のペニスを奥まで飲み込んだ。
太く、硬く、長く、そして我慢強く鍛え上げた俺のペニス。

それを受け止めた千歳の中は……蕩けるように柔らかかった。
中学の頃、ぎゅんぎゅん締め付けてきて俺を散々苦しめた千歳の中。それとのギャップに、猛烈な眩暈と快感を感じる。

「どう? 私のナカ……凄いでしょ?」

千歳が笑う。
俺も笑い返そうとしたが、ダメだった。
243約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/09(日) 14:54:48.57 ID:IZebDdHZ
おっぱいとは、つまるところ肉の塊を皮で覆ったものである。
それを鍛えるということは、肉と肌を磨くこと。
全身の柔肉と柔肌を磨き上げた千歳の胎内は、信じられないほど柔らかく俺の硬直を受け止めた。
もちろん、柔らかいだけではない。粘膜はみっちりと吸い付いてきて、柔肌の弾力をこれでもかと伝えてくる。
それは極上の乳房に似た、柔らかさと弾力の二重奏。硬く鍛え上げた海綿体を柔らかく溶かされ、むき出しになった敏感な芯が全方位から強く強く締め上げられ……

「くぅぅっ!!」

俺は歯を食いしばって呻いた。

すご、い。

中学の頃とは、別人だった。比較にもならない。
これが、今の千歳のオマンコ……!
244約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/09(日) 14:55:25.33 ID:IZebDdHZ
「動かないんだ? 焦らしてるつもり?」

千歳が目を輝かせて、楽しそうに笑う。

「そっちがその気なら、こっちから……」

待って、くれ。
こんなの…… 強すぎる。

ぎゅっ!!

「うぁぁっ!?」

千歳の中が、さらに締まった。プリプリと弾ける肉襞の渦が2重3重に蠢いてペニスに絡みつき、締め上げる。

「それっ!」

千歳が腰を振る。四六時中胸に重りをぶら下げて鍛えた、強靭な体幹による凄いバネの躍動。

「はぁあぁあ!!」

猛烈に、擦れた。柔肉がねぶりつくように外皮をこそぎ落とす。無防備なペニスの芯を、無数の乳首のような肉粒がコリコリとつつき回し、いじめ抜く。

俺の頭は一瞬で真っ白になり、千歳の前であられもない悲鳴を上げていた。

どぴゅっ……
どぴゅどぴゅっ……

「えっ」
245約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/09(日) 14:55:42.21 ID:IZebDdHZ
どうしようもなかった。
もっと千歳と戦いたかった。一年半鍛えぬいたこのペニスを突き立て、もっと千歳と腰を振り交わしたかった。
千歳の前でこんな醜態をさらしたくなかった。一突きもできないまま、こんな形で終わるなんて、耐えられなかった。

でも、どうにもならなかった。

気持ちよすぎる。

俺は千歳の腰の一振りでひとたまりもなく絶頂に達し、無様に射精した。
全身が甘く痺れて、制御が全く利かない。みっともなく嬌声を上げ、情けなく千歳の上に崩れ落ち、だらしないアヘ顔を晒す。

終わった……
俺は、千歳に、負けたのだ。

目を閉じる。千歳の顔が見られない。
こんな無様な俺を、一体どんな目で見ているのか、考えるだけで恐ろしかった。絶頂の余韻に逃げ込み、温かい千歳の体の上に身を預ける。

その体が、ゆっくりと転がされた。

ああ……

後は、千歳がカウントを申請し、ニュートラルコーナーにタッチすれば、それで終わり。
3ダウンが成立し、俺はTKO負けになる。
1年半越しの想いを込めた再戦が、終わる。
さわりっこで完敗、肉弾戦で完敗、そして本番で完敗…… 何一つ、千歳にいいところを見せられないまま。
好敵手だった二人の歴史に、終止符を打つ形で……
俺は絶望から逃げるように、ペニスに残る千歳の感触の余韻に浸っていた。
246約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/09(日) 14:56:17.22 ID:IZebDdHZ
…………

どれくらいそうしていただろう。

週末を告げるゴングが聞こえない。

……?

俺はうっすらと目を開けて、審判を見る。
とっくに決着を告げているはずの審判は、男の絶頂を認める白い旗を上げたまま、困惑した顔で突っ立っていた。

…………!?

俺は、おそるおそる千歳の方をうかがう。

「…… え…… え……」

千歳は、俺の枕元にしどけなく座ったまま、股間に手をやっては、溢れてくる精液をすくい、不思議そうに眺めていた。

「え…… なんで…… え……?」

呆然とした表情のまま、俺の敗北の証をすくっては、臭いをかぎ、舐め、乳房に塗り…… そして呆然とした表情のまま、また俺の敗北の証を指ですくいとり、見つめる。

胸が締め付けられるような思いがした。

千歳…… すまない。
それが…… 現実なんだ。
これが…… 俺とお前の実力の差なんだ。
それほどまでに俺を信じてくれていたのに……すまない。


カーン!!


千歳がカウントを申請しないまま、1ラウンド終了のゴングが鳴った。
247約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/09(日) 14:56:34.44 ID:IZebDdHZ
「あっ」

ゴングの音で、我に帰ったのだろう。千歳は俺に背を向けて、コーナーへ帰っていく。

……試合、続行なのか……

観客がざわめいていた。審判も腑に落ちない顔をしていたが、それ以上何をするでもなく、2R開始の準備にかかる。
俺は、まだ痺れの残る体を引きずって、自分のコーナーに帰った。

俺たちの戦いは、まだ続くらしい。
続けなければ、いけない、らしい……
248名無しさん@ピンキー:2011/10/09(日) 14:58:15.13 ID:IZebDdHZ
今日はここまで。
249名無しさん@ピンキー:2011/10/09(日) 15:23:48.18 ID:Bf8rQpWt
信頼を裏切られた千歳の反応が楽しみ。
続き期待してます!
250名無しさん@ピンキー:2011/10/10(月) 11:03:03.40 ID:uink3kjD
いい感じに盛り上がってきましたな
GJ
251名無しさん@ピンキー:2011/10/10(月) 11:18:35.93 ID:vnxIXu8W
ここから主人公が意地を見せるのか死体にムチ打ち状態になるのか気になるところ
252名無しさん@ピンキー:2011/10/10(月) 22:36:50.98 ID:LDPu5lW7
>>235だが続きっぽい駄文を書き散らしてしまった。もし需要あるなら垂れ流す。

こんなものより>>225のSSが読みたい……
253名無しさん@ピンキー:2011/10/10(月) 22:40:58.23 ID:vnxIXu8W
あるぞー!
254小ネタ・恥辱の3カウント:2011/10/10(月) 22:48:29.94 ID:LDPu5lW7
じゃあ流す。駄文で散文だが。

〜〜

男たちには、まだ最後の切り札があった。
長きに渡ってリングに君臨した最強の男・キング……その後継者、若き皇帝。


キングは屈強な男たちと長きに渡る激戦を繰り広げてきた。その古傷も多く、プリンセスと戦ったときはすでに万全とは言えなかった。
そんなキングを痛めつけて、調子に乗っている女にリングに上がる資格は無い。仇は俺が取る。そして本当の男の強さを証明する……


カイザーの声明、そして挑戦。


何度やっても、誰が来ても結果は同じ。女が男に負けるはずがないわ……


プリンセスサイドはこれを快諾。こうして、プライドを叩き潰された男たちの、再起をかけた激闘が始まった。
255小ネタ・恥辱の3カウント:2011/10/10(月) 22:51:43.76 ID:LDPu5lW7
開始早々、リング中央で4つに組み合う二人、だが、さすがに力比べは体格にも体力にも勝るカイザーが優勢。
プリンセスを押し崩し、リフトアップしてボディスラムを叩き込もうとするカイザー。だが、プリンセスは身軽に空中で体を翻して、逆にカイザーにボディアタックを浴びせた。
何人もの男子を翻弄したプリンセス得意の空中殺法…… だが、カイザーはこれを受けてもわずかによろめきさえしたが、倒れることなくがっしりとプリンセスを捕らえた。
そのまま叩きつけるようなパワースラム。プリンセスがか弱い乙女のように悲鳴を上げた。

そのままプリンセスに覆いかぶさるカイザー。激しいグラウンドの攻防が始まった。
体格とパワーではカイザーが、柔軟さとスピードではプリンセスが上。
テクニックでは……プリンセスが上。そして、受けたダメージでは、カイザーに分がある。
条件はほぼ互角。行き詰まる寝技の攻防は……

「あーっと! プリンセスがカイザーのペニスを掴んだ! そして、ボディシザーーーーース!」

……プリンセスはもつれあいながら再三カイザーに爆乳を押し付けた。
カイザーとプリンセスが互いの両腕を封じ合っても、プリンセスの爆乳は容赦なくカイザーに押し付けられる。
その感触にたまらず勃起したカイザーのペニスは、プリンセスにとって格好の的。
プリンセスの細く白い手がカイザーの剛直を扱き上げる。反応するカイザーの隙をついて、プリンセスは次第に優勢に……

「うわあああーっ!!! ブレストスムーザーが決まったーっ!!! カイザーっ!! 大丈夫かカイザーっ!!!」

そして、一方的になっていく。カイザーの顔面を爆乳で包み込み、ふとももでペニスをシザースして艶笑うプリンセス。
男たちの必死の声援虚しく、カイザーはプリンセスの体を跳ね返すことなく痙攣した。

どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ……

若き皇帝が、若き姫、若き女王の下で爆ぜた。
256小ネタ・恥辱の3カウント:2011/10/10(月) 22:52:16.31 ID:LDPu5lW7
そのままリングに手足を投げ出したまま、プリンセスの胸の谷間で窒息するかと思われたカイザー。
だが、プリンセスはカイザーを解放し、引き起こした。そして、リングの中央に仁王立ちし、カイザーに手招きする。
この挑発にカイザーは猛然と襲い掛かった。プリンセスと再び4つに組合い、そのまま力づくでねじ伏せようとする。

が、呼吸困難と射精で大量のスタミナを奪われたカイザーは……

じりじりと、プリンセスの手がカイザーの手を押していく。
カイザーは必死の形相で歯を食いしばるが、力が思うように入らない。
ついにヒザをつくカイザー。カイザーの手をねじり上げるプリンセス。男たちの悲鳴。
ヒザをついたカイザーの顔面に、プリンセスがフトモモでラリアットを打ち込むと、カイザーは吹き飛んでもんどりうった。
倒れてもがくカイザーの顔面に、プリンセスのランニングヒップドロップ!
悶絶するカイザーの顔面へ、プリンセスのジャンピングバストドロップ!
ぐったりしたカイザーを眼下に、プリンセスはトップロープに駆け上がり、観客に手を振った。

そして……

「ああ、プリンセスが跳んだーっ!! 華麗に空中で回転して…… バストがカイザーのペニスに…… 落ちたぁぁぁぁあぁあ!!!」

プリンセスの必殺技の一つ。エンジェルウィング・ダイナマイト・プレス。
全体重と遠心力の乗った爆乳の衝撃に、カイザーのペニスは物凄い勢いで精液を暴発させた。

自らの爆乳と、そこに飛び散った大量の精液を見せ付けるようにリングを一周する、プリンセスのウィニングラン。
いまだ受けて立ち上がった男はいない、プリンセスのダイナマイトプレス。しなびたペニスを晒したままのカイザーに、男の絶望の呻きがこだまする。
果たしてリングを一周したプリンセスが、カイザーをゆっ……くりとフォールし……

「ワン!」

女達の拍手。

「ツー!!」

男たちはもはや皆心折られ、うつむく。中には泣き出す者もいた。

「ス……」
257小ネタ・恥辱の3カウント:2011/10/10(月) 22:52:53.05 ID:LDPu5lW7
「あーっと肩が……! 肩が上がったーっ!! カイザーが、カイザーが!!! カウント2.9! 2.9で、プリンセスのフォールを返したーっ!!!」

爆乳の下、確かにカイザーの肩は力強く動き、リングから浮き上がった。
総立ちになる男たち、満面の笑み、拍手と歓声。
呆気にとられた表情のプリンセスを押しのけて、カイザーが立ち上がり、拳を突き上げると、満場の男たちが熱狂した。

「立ったーっ!! 立ち上がりましたカイザーっ!! 若き皇帝がプリンセスの猛攻をしのいで立ち上がったーっ! 見たか! 見たかこれが男の力! 男の強さだっ!! 真の男の実力だーっ!!」

熱狂する男たち……
プリンセスは初めてフォールを返された屈辱に、口元に微笑を浮かべたまま、笑っていない目でギラギラとカイザーを見つめていた……
258小ネタ・恥辱の3カウント:2011/10/10(月) 22:53:14.36 ID:LDPu5lW7
試合再会直後、行け行けムードの男たちに押されて前へ出たカイザーの顔面に、素早くリングを蹴ったプリンセスのフライングピーチがいきなり炸裂!
ロープまで吹っ飛ばされ、反動で前へよろけたカイザーの腕を取り、リバースフルネルソンの体勢から、顔面を爆乳の谷間に埋める!!

歓声から悲鳴に変わる男たちの声。

プリンセスはたっぷり、たっぷりともがくカイザーを見下ろし、愉悦の表情を浮かべると、そのまま身を反らせて後ろへ投げ捨てた!
酸欠で窒息寸前の顔を晒してリングに転がるカイザー。プリンセスは獰猛な獣のように素早く駆け寄って、カイザーを抱えてジャイアントスイングの体勢になる。

「これは、ジャイアントスイングかーっ!? プリンセスがジャイアントスイングを見せるのは初めて……
 い、いや! ただのジャイアントスイングではないっ! プリンセス、カイザーを深く抱えて、胸と股間を密着させたーっ!? こ、これはっ!?」

――『天獄』を見せてあげる――

プリンセスがカイザーを振り回し、回転する。
回転するたびに遠心力で爆乳がペニスを圧殺し、カイザーがあられもない声を上げた。

初めて披露された、プリンセスの新必殺技……否、禁断の必殺技……ジャイアント・パイズリ・スイング。
回転はますます速く激しくなり、それにともなって爆乳の乳圧が爆発的に増大していく。カイザーは一回転ごとに絶頂に達し、一回転ごとに精液を噴き出した。

10回転……15回転……20回転……!
まるでバレリーナやフィギュアスケーターのように、プリンセスは何回転してもバランスを崩さない。
夥しい精液がリングに撒き散らされ、カイザーが掠れた悲鳴を上げ始めると、ついに男性陣から嗚咽と嘆願が上がった。

もう、止めてください……
もう、勘弁して下さい…………!

プリンセスは改心の笑顔で、もはや悲鳴も上げられなくなったカイザーの体を投げ捨てた。
ロープまで転がったカイザーの体は、もうぴくりとも動かなかった。

大量の精液と萎れたペニスを晒して息も絶え絶えな若き皇帝に……最強を継ぐ男に……男たちの最後の希望に……プリンセスの爆乳フォールが、ゆっ………………くりと、のしかかる。

ワン、ツー、スリー…… 通夜のような3カウントが、あっさりと入った。
カンカンカンカン……



若き皇帝、完全KO。
会場には男たちの啜り泣きがいつまでも響いていた。
259名無しさん@ピンキー:2011/10/10(月) 22:54:19.28 ID:LDPu5lW7
御終い。こんなので喜んでもらえるなら有難い。
260名無しさん@ピンキー:2011/10/10(月) 23:37:14.32 ID:vnxIXu8W

こうしてみると書き手によって屈辱具合が変わってていいなあ
こう徹底的に屈辱を与え続けるのもいいね
261名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 01:42:55.38 ID:4zxkPREV
いいね
プロレスミックスファイトは大好きなんでツボにハマる
262名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 13:54:10.34 ID:/aUyeoJ7
ミックスファイト系良いですね!
3カウントがこんなに屈辱的だとは

キング、カイザー・・・もう男に希望はないかな
263名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 16:50:23.71 ID:5z/fT3iF
おもしろかった
屈辱具合にビクンビクン
264名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 18:31:28.31 ID:BhLEaaaP
いや、まだ俺達にはアメリカで修行中のアイツがいるじゃないか!
265名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 19:40:07.15 ID:BPWzW7R/
そうだゴッドだ!俺達にはまだゴッドがいる!!

……あれ? プリンセスの足元で首輪つけて尻尾振ってるの、ゴ……ッ……ド……。
266名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 19:46:06.10 ID:I3GyoLDA
俺たちには最強のプリンス様がいるじゃないか!
267名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 20:15:56.42 ID:Zo02DPb4
プリンスならプリンセスの従者のメイドに搾られてたよ
268名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 22:36:30.46 ID:lv4bMkd6
自分では強いと思っていた男性が
Mの女性になすすべもなく搾られるとか読みたい。
269名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 22:55:31.55 ID:ghgjgh5z
Mの女ってこのスレ的に需要どうなん
270名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 23:03:34.26 ID:6yG8vo3n
バストカップがMってのがあったな確か
271名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 23:04:18.57 ID:nRZ7tB0E
>>269
意味がわからない
272名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 23:11:49.21 ID:/H9VC6+q
やりようによっては可能でしょう。
マゾ女がテクニシャンって結構興奮するぞ。

「Sだというから期待してたのに…」「もっと私を悶えさせて」と
期待されながら決して満足させることができない、とかかな。
M側がSを見捨てる、失望するって、実は結構な衝撃ではなかろうか。
273名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 23:16:34.75 ID:ghgjgh5z
>>271
Mって結局受けに回るわけだから、ここの住人の嗜好に合うのかどうか気になった

個人的には、男がガン攻めでM女にピストンしまくっていて、女は一応感じているけど全然イく気配がなくて、
「もっと突いてぇ…♪」とか誘われるがまま男が腰振ったあげく自滅してしまうようなのも好きだが
274名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 23:57:17.89 ID:B6TSVajW
お前が挿入したのはイかせるためじゃなくてイくためなんだろ?ってシチュなら
275名無しさん@ピンキー:2011/10/11(火) 23:58:21.25 ID:NU5ZraKa
>>273
ふむ... わるくないね!
276小ネタ・涙の3カウント:2011/10/13(木) 23:14:54.66 ID:O8XgtMhG
>>267
それいただき。図らずも3部作となりました。

〜〜〜〜〜〜

キング、カイザーの完敗を受けて、男子サイドは一つの声明を出した。
それは、プリンセスの強さを称えるもの……
プリンセスは100年、1000年に一度の逸材であり、もはや女性の代表というより、人類の至宝と言うべきである……というものだった。

これを受けて、女性サイドは女性の優位を再主張。適切なトレーニングさえ受ければ、女は誰しもプリンセスになれる、と宣言。
そして、その証明として、プリンセスの同門から一人の少女をリングへと送った……

男としては、耐え難きを耐え忍び難きを忍んで出した、プリンセスに対する事実上の敗北宣言…… それに対する、女性サイドのこの態度。
男性サイドは大いに怒り狂った。
そしてこのケンカを買って出たのが、一人の若き天才であった。デビュー間もなく実績こそ少ないものの、その実力はキング、カイザーに勝るとも劣らない……否、真の最強は彼だ、と言う者までいる男。

こうして、プリンスvsメイド、男にとって決して譲れない一線をかけた、絶対に負けられない戦いが始まった……
277小ネタ・涙の3カウント:2011/10/13(木) 23:15:26.89 ID:O8XgtMhG
「うわぁああーーーっ!! またも決まったメイドの『御奉仕固め!』 プリンスが……プリンスがまた射精したぁぁ〜〜〜っ!!!」

むにっ! むにぃっ!! むにゅぅうぅう〜〜!!
どぴゅっ! ぴゅっ!! どぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅっ!!!

戦いの始まりを継げたゴングから30分…… 事態は男たちにとって、もはや絶望的な段階まで進んでいた。



試合開始からしばらくは、余裕を持って攻めるプリンスの技から、緊張した面持ちのメイドが辛うじて逃れる展開が続いていた。
だが、プリンスのフライングクロスチョップを、それよりも高く跳び上がったメイドがムーンサルトボディプレスで撃墜した時から、試合の流れは変わった。
地を這わされて逆上したプリンスの攻撃を、緊張がほぐれて急に動きが良くなったメイドが華麗に切り返す。
巨乳を大胆に密着させての、強烈なスープレックスが再三プリンスをマットに叩きつける!!
最初こそ猛然と立ち上がって反撃をしかけていたプリンスだが、徐々に、明らかにダメージが傍目にも分かるようになっていく……
ついに立ち上がりきれず、よろめいてヒザをついたプリンスの顔面に、メイドのヒップアタックが直撃!
もんどり打って倒れたプリンスを見下ろし、メイドは会場に手を振って高らかに宣言する。

――いきます、必殺・御奉仕固め!!――

初めて耳にするその技は…… 言うなれば、ただの、ヒザ上パイズリ。
しかし、これが恐ろしく凶悪だった。一体どれほど気持ちが良いのか、プリンスはみっともない喘ぎ声を上げて、立て続けに精液を迸らせて悶絶する。
夥しい精液の量と、プリンスの異様な痙攣。美少女のセクシーな必殺技に鼻の下を伸ばしていた男たちが、『え……これってヤバいんじゃね……?』と思い始めたところで、メイドはプリンスを解放する。

――今回のところはこれくらいで許してさしあげますわ……――

屈辱にいきりたつ男性陣の罵声と裏腹に、プリンスは腰が抜けたようにマットに這い蹲り、立ち上がれない。
メイドが肩を貸して無理矢理抱き起こす…… プリンスはふらつく足でマットを辛うじて踏みしめながら、狂おしげに腰を震わせた。
278小ネタ・涙の3カウント:2011/10/13(木) 23:16:11.34 ID:O8XgtMhG
……その後は惨憺たる有様だった。大量の射精で消耗したプリンスは、もはやメイドの動きについていくことはできなかった。いいように翻弄される。
残る力を振り絞って必死のタックルをしかけるプリンス。しかし非情にもメイドは悠々とプリンスの頭上へ舞い上がってかわし、プリンスの首に両のふとももをかける。
フランケンシュタイナー! 地面に叩きつけられ、大の字になるプリンス。

力なく呻きながら身を捩るその姿に、もはやイケメンの貫禄も男の威厳もどこにもない。
男たちの悲痛な声援の中、メイドの御奉仕固めがまたも炸裂するのだった……



「プリンスぅ〜〜!! 立て! 立ってくれ、プリンスぅ〜〜!!!」

男たちの絶叫も、もうアヘ顔でヨガるプリンスには届かない。
精液の出が悪くなると、メイドが巨乳を強く捏ね上げた。

むにゅっ! むにゅにゅにゅっ!!!
どぴゅっ!! どぴゅどぴゅっ!!! どぴゅぴゅぴゅぴゅーーーっ!!!

プリンスは薄紅色の精液を盛大に迸らせると、そのまま泡を吹き、白目を剥いて動かなくなった。
萎れたペニスを解放し、メイドは、プリンセスがそうしたように、男の精液を乳房に塗りつけ、見せ付けるように手を振りながらリングを一周する。
男たちは懸命にプリンスにエールを送る…… ピクリとも動かないプリンスに向けて、執拗に、執拗に。


だって、相手はプリンスではないのだ。
今まで公式戦のリングに立ったこともない、ぽっと出の少女なのだ。
そんな相手にプリンスが負けたら、本当に証明されてしまう。

……女は男より強いという事実が。



ロープから手を振るメイドの、妖艶な巨乳にたまらずペニスを握りながらも、男たちは必死にプリンスに向かい、立て、立つんだ! と絶叫する。
だが…… プリンスは動かない。メイドがゆっくりとウィニングランを終えても。
メイドの巨乳がプリンスをフォールすると、男たちが絶叫した。もはや言葉の形を為さない、赤子の喚き声のような、意味不明な金切り声。

「ワン!」

レフェリーが…… 男のレフェリーが、涙声でカウントを取る。

「ツーッ!!!」

明らかなロングカウント、だが、メイドも、女たちも、それを咎めない。
ただ、笑って見ている。男たちのプライドが尽き、朽ち果てる瞬間を。
プリンセスでもなんでもない、ただの少女に最強の男が破れ、女が男より強いことが証明される瞬間を……!

「ス…… うわああああああああああーーーーーーっ!!!!」

レフェリーはマットを叩こうとした右手を投げ出し、そのままリングに突っ伏して号泣した。
動かない。プリンスは動かない。メイドの巨乳の下、両肩をマットに沈めたまま、ピクリとも動かない……
279小ネタ・涙の3カウント:2011/10/13(木) 23:16:29.92 ID:O8XgtMhG
メイドは苦笑して、プリンスをフォールから解放した。
そして、プリンスに頬をすりよせるようにして、耳元で囁く。

――ギブアップ、なさい?――

プリンスは、息も絶え絶えに応えた。

――まだだ…… 俺は、負けてない…… まだ…… まだやれる…… 戦えるんだ……――
――お前なんかに…… 女なんかに…… 負けてたまるか…… 負けられないんだ……!――

メイドはむっ、とした表情になり、プリンスの無防備な睾丸を手の平に包み、転がして言った。

――素直にギブアップしないと、ここ、潰しちゃいますよ?――

プリンスが息を呑む。
硬直したプリンスに、メイドは優しく微笑みかけると、甘い声で囁いた。

――素直に、参りました、って言えたら、また、御奉仕固め、してあげる――

プリンスは震え上がった。
しなびたペニスが、力なく痙攣した。恥汁がとろりと洩れた。



この日が、戦う男たちの栄光の歴史が最後の日となった。男のプライドとカリスマに自ら終止符を打った逆賊は、その日を限りにリングの表舞台から消えた。

プリンスは男の屑だ―― 手の平を返したようにそう表明し、メイドに勝負を挑んだ男たちは数多くいたが、その誰もがリングの上でプリンスと同じ……いや、それより惨めな運命を辿った。

プリンセス達が提唱した、女性の体に合わせた適切なトレーニングとテクニック…… それは今や広く知られるものとなり、強く美しくイヤらしく磨き上げられた少女たちが、筋骨隆々の男たちをいとも簡単に叩きのめし、搾り尽くすのが当然の光景となった。

今、男たちは大慌てで「男性の体に合わせた適切なトレーニング」の研究に取り掛かっている…… 成果が上がったという話は、未だ聞かない。
280名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 23:17:20.32 ID:O8XgtMhG
御終い。さすがにこれで最後かなと思う。
こんなもんで盛り上がってくれた人たち、どうもありがとう。
281名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 21:50:31.54 ID:fQtKdh05
いやあ良いですねえ、屈辱の3カウントシリーズ最高でした


女子の絶対優位性が白日になり、男たちの敗北は決定的になっちゃいましたからねえ
プライドをすべて搾り取られてしまった男をいたぶってもただの弱いものいぢめですからね

抜かしていただきました面白かったです
282名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 01:17:25.09 ID:NVCtbhYd
乙!
まさか2秒で考えたテキトーなレスから作ってくれるとは
メイドはもちろんメイド服かメイド服っぽいコスチュームですよね。鯖2のメイデン桜崎的な
しかしメイドっていいなあ。俺も書きたくなったSSなんて書いたことないけど
283名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 03:30:33.07 ID:g0W1+IKH
マッスルリベンジャーでTKOだな
284名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 04:56:01.30 ID:LqSME5FY
淫肉バスター(五所蹂躙絡み)
チングリ返しの体勢で顔面騎乗、パイズリ、右手でアナル前立腺、左手で亀頭、口でタマフェラを同時に行い
どんな男も勃ち所にイかせてしまう必殺技だ!!
285名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 18:40:57.21 ID:8DLDxpL8
プロレス系BF漫画作者の某氏が言ってた6をひっくり返すと9になるネタっていうのも
>>284みたいなのだろうか
286名無しさん@ピンキー:2011/10/16(日) 00:56:55.24 ID:2eMx8llz
実況が加わるとどう頑張ってもギャグにしか見えなくて困る
287名無しさん@ピンキー:2011/10/16(日) 06:15:40.36 ID:5yHBHoB/
むしろ、バトルファック自体のジャンルがギャグな気も・・・
一般公開されてるSEXは正気の沙汰じゃない
288名無しさん@ピンキー:2011/10/16(日) 08:02:01.38 ID:cRtTqmo0
競技みたいにするからギャグに見えちまうんですよ。
289名無しさん@ピンキー:2011/10/16(日) 08:18:18.33 ID:MmhzPlFU
プレイの一環としての逝かせ合いってバトルファックに入るのかな?
ラブラブカップルが翌月の食事当番をかけて逝かせ合い勝負とか
290名無しさん@ピンキー:2011/10/16(日) 12:35:26.96 ID:HzQEV5qU
お互いに相手をイかせようとする戦意さえあれば
バトルファックは成立するだろうが

このスレの趣旨としては「BFかどうか」よりも
「女勝ち男負けのMシチュかどうか」の方が大事
291名無しさん@ピンキー:2011/10/17(月) 08:54:39.29 ID:ir+6h4Bs
屈辱の3カウントzeroが見たい
女子と男子の最初の戦いを
292驚愕の3カウント-zero-:2011/10/17(月) 20:35:46.72 ID:ZNU8Qr0P
――どうして、そんな風に鍛えちゃったの?――

男勝りの巨体と筋肉を見せ付ける女子チャンピオンを前に…… その半分の体重もなさそうな少女は言った。

――女のしなやかさも、柔らかさも……美しさも失って…… そして力強さでは男に勝てない……――

ほっそりとした体から、爆乳が美しく突き出し、きわどいリングコスチュームをイヤらしく押し上げている。

――ただの醜い劣化男子…… せっかくの女の体を、もったいない……――

苦笑する美少女に、女子チャンピオンは顔を真っ赤にして怒り、襲い掛かった……



そうしてプリンセスは新女子チャンピオンとなり、新時代の幕開けを告げたのだった。
293驚愕の3カウント-zero-:2011/10/17(月) 20:37:01.38 ID:ZNU8Qr0P
身長は160センチ、年齢は20にも満たない小娘の挑戦など、男子サイドは最初相手にもしなかった。
勝つのは当然。ヘタをうてば女にケガをさせた男として名声に傷を負うだけ。そんな勝負に名乗りを上げる選手はいない。
そんな勝負が成立したのは、偏にプリンセスの枕営業……と言われている。
一晩でメロメロの骨抜きになったプロモーターは、プリンセスの言うがままにカードを組んで男子選手を一人、無理矢理リングに引きずり上げた。
こうして、ミスターvsプリンセス…… 男と女の戦いは始まったのである。

実力・実績・人気。全てを兼ね備えたミスターは、キングへの挑戦を目前にして、プロモーターの圧力で茶番に引っ張り出されたことにひどく辟易していた。

ミスターは試合のゴングが鳴ると、両手を大きく広げて無防備にリング中央に立った。
プリンセスがミスターを、元女子チャンピオンをマットに沈めた華麗なスープレックスでマットに叩きつける。
ミスターは大げさに悲鳴を上げて、リングに大の字になった。

――オーノー。参った、参った!! ユーはなんて強いんだ!――

観客席の男たちから、失笑と拍手が巻き起こる。

いいぞー! プリンセスちゃーん!
かわいー! こっちむいてー!!

プリンセスは微笑んで男たちの声援に手を振り…… そして、

微笑を浮かべたまま、ミスターのトランクスをあっという間に剥ぎ取り、ペニスを観衆の面前で丸出しにしてしまったのである。



場内の空気は一変した。
294驚愕の3カウント-zero-:2011/10/17(月) 20:38:06.50 ID:ZNU8Qr0P
優しくしてやってりゃつけあがりやがって!
そのカンチガイ女を叩きのめせ!!


怒りと羞恥と屈辱に燃え、ミスターがその筋肉を躍動させてプリンセスに襲い掛かる。
猛獣のようなスピードとパワーであっという間にプリンセスの細い体を掴み、軽い体を高々とリフトアップする。

ざまぁ見ろ、アホ女……
男を舐めるとどうなるか、思い知れ……

会場の男たちの誰もが、ミスターの呆気ない勝利を確信して、溜飲を下げたその瞬間、
プリンセスはミスターの肩を蹴って、ミスターの腕をするりと抜けて宙へ舞い上がり……
そのままフライングボディプレス! ミスターは目を白黒させて為す術も無くマットに崩れ落ちた。

怒りの形相で跳ね起きるミスター。
血走った目で野次を飛ばす観客。

美少女は微笑みを浮かべたまま、リング中央でミスターを手招きした……



そして、男たちの悪夢が始まったのである。



「うわぁぁぁーーーっ!!?? またもプリンセスのアバランシュ・ホールドが炸裂ぅぅ!? どうした? どうしたミスター!? もう遠慮は要らないぞ! 早くトランクスを奪い返せーーっ!!!」

ミスターは翻弄された。
プリンセスのすべすべの白い肌と細くしなやかな肢体は、ミスターのクラッチを面白いようにすりぬける。
そして、プリンセスが繰り出す、その爆乳で男の体を弾き上げるかのような、抱え込み投げの数々。
マットに叩きつけると同時に重く柔らかな爆乳を落とされ、ミスターの丸出しのペニスは恥ずかしいほどに勃起していた。

荒い息をつき、よろめきながら立ち上がるミスターの顔に、明らかな困惑と焦燥の色。
プリンセスは妖しい微笑みを浮かべて、またミスターを手招きする。

ミスターが疾走した。
派手な予備動作も、観客へのアピールも何も無い、ケンカ屋時代を髣髴とさせる弾丸タックル。
そのミスターの顔面が、目にも留まらぬ早さで身を翻したプリンセスのヒップに激突した!!
超高速ヒップアタックの直撃に、ミスターが吹っ飛んで1回転し、マットに落ちる。
起き上がろうとしてよろめき、ヒザをつくミスター。
明らかに効いている…… 観客席の男たちに動揺が走る。

ミスター! ミスター!! 男たちがミスターに送る、本気で真摯な応援コール。
プリンセスは観客席を見渡して会心の笑みを浮かべた。
295驚愕の3カウント-zero-:2011/10/17(月) 20:38:34.28 ID:ZNU8Qr0P
――あと3回……3回でフィニッシュよ――

男たちのブーイングの中、プリンセスは3本の指を立て、その手を高々と差し上げる。

必死の形相で、ミスターがプリンセス目掛けて襲い掛かる……!

「ああーっ!! プリンセスのツームストンパイルドライバーだぁぁぁ!!!」

襲い掛かる……

「決まったぁぁーっ!!! ミスターのベアハッグっ!! プリンセス悶絶ーっ!!!
 ……い、いや違うっ!? 悶絶しているのはミスターの方だっ!?
 これはブレストスムーザーッ!! プリンセスの爆乳がミスターの顔面に入っているッ!!」

……どさり

プリンセスのくびれた胴に回した腕から力が抜け、持ち上げたプリンセスの体重を支えきれなくなったミスターが、浴びせた押されるようにマットに崩れ落ちた。
もはや立ち上がろうとしないミスターの顔面を爆乳から解放して立ち上がり、プリンセスは右手を天に翳すと指を1本突き上げる。

――フィニッシュ――

怒号と悲鳴の中、プリンセスは仰向けに倒れたミスターの、だらしなく開かれた両脚の間に立つ。
そのまま腰を抱え、高々と持ち上げる。密着した股間と胸に全体重がかかり、ペニスが爆乳にのめりこんだ。

ミスターの口から情けない悲鳴が上がった。
それは男なら誰もが憶えのある、切羽詰った呻き声。射精寸前の上ずった喘ぎ声。
プリンセスはゆっくりと爆乳を揺らし、ミスターを揺らし、そのだらしなく脱力しきった顔と、みっともなく硬直する体を観客に見せ付ける。

――これが、男には絶対に耐えられない、女の子の必殺技――

プリンセスがミスターの突っ張った脚を掬い上げながら、体を前傾させてミスターを落とす……

ドシン!!
むにゅうううううううううっ!!!!
どぴゅっ! どぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅっ!!!!!

――パイズリ・ボムよ――

睾丸とペニスをがっちりと爆乳でホールドし、大量の精液を胸に浴びながら、プリンセスは高らかに宣言した。
苦悶と至福の表情で白目を剥いたミスターは、もうぴくりとも動かない。
296驚愕の3カウント-zero-:2011/10/17(月) 20:39:03.69 ID:ZNU8Qr0P
なんだ
なんだ、これは……?

爆乳を真っ白に染めて、ゆっくりと見せ付けるようにリングを一周するプリンセスの姿と、その後ろで倒れたままピクリとも動かないミスターの姿を、男たちは声もなく見つめる。

どういうことだ。
なぜミスターが倒れている。なぜプリンセスが立っている。
実力派で慣らした強者の一角。数多の屈強な男を正々堂々と打ち破ってきた猛者。最強の男・キングに挑まんとする憧れの勇者。
それがなぜ、生意気なだけの小娘の足元に寝転がっている……?

実況も解説も言葉が無いまま、プリンセスはゆっくりとウィニングランを終え、そして、ゆっ……くりと、ミスターの胸板に爆乳を乗せた。
爆乳がムッチリとたわむと、ミスターの両肩が深々とマットに沈み込んだ。

――レフェリー、カウント――

呆然としていたレフェリーが、震える手でマットを叩き始める。

「ワン……」

ミスターは動かない。
男たちがざわめき始める。

「ツ……ぅ……」

女たちが立ち上がった。
観客席の片隅で、男たちの剣幕に怯えるように小さくなっていた、観客の2割にも満たない女たち。
それが、総立ちになって、拍手と喝采をプリンセスに送った。

「ス……リぃ……」

レフェリーが呆然とした顔のまま、機械的に己の職務を果たす。

びくびくっ!!!

ミスターが動いた。
だが、浮いたのは肩ではなく腰。プリンセスの爆乳の下、無様に腰を浮かせてカクカクと震え、潮のような精液を撒き散らす。
肩はプリンセスの爆乳に押さえつけられたまま、マットに沈んでビクともしない。



カンカンカンカン!!

イカサマだ! 八百長だ! 狂ったように喚き散らす男たちの中を、意識を取り戻さないままのミスターが担架で運ばれていく。
これが、男たちの恥辱と屈辱、そして涙と絶望の始まりとなる、男女のプライドを賭けた戦いの最初の3カウントであった……
297名無しさん@ピンキー:2011/10/17(月) 20:41:22.94 ID:ZNU8Qr0P
おしまい。超適当ですまん。お気に入りの水着絵でも添えてリンコスだと思えばこんなのでも結構抜けるんだ。
298名無しさん@ピンキー:2011/10/18(火) 00:55:45.55 ID:VGg7di4H
いいね!
プリンセス最強伝説が止まらない!
次は異種格闘技に殴り込んで欲しい
299名無しさん@ピンキー:2011/10/18(火) 09:19:52.60 ID:5mBswzYD
男と女の本気対決最高
負けるはずのない相手にまさかの惨敗最高
男の意地、プライド、名誉、名声完全崩壊最高
300名無しさん@ピンキー:2011/10/19(水) 06:04:04.19 ID:uRie6EJL
いやあ面白かった
301約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/19(水) 17:48:16.43 ID:bZHaaJUu
たった3回の、追撃も無いダウンから回復するには、BF学園で過ごした俺の1年半の死に物狂いの日々は十分すぎた。
インターバルの間にペニスからはほとんどダメージが抜けていた。軽いステップを踏みながら、俺はリング中央へ歩み出す。

……気持ちは、果てしなく重かった。
静かにリング中央へ歩いて来た千歳の顔は、凍りついたように表情が無かった。
千歳は何も言わない。俺も、何もかける言葉が思いつかない。

カーン!

試合再開の合図だけが、容赦なく鳴り響いた。
302約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/19(水) 17:49:13.34 ID:bZHaaJUu
響いたその瞬間、千歳が動いた。
軽く巨乳に手を添えて、少し持ち上げると同時に、腰をくねらせる。

ぷるるんっ!

美巨乳が元気よく弾けた。イヤらしく形を変えるその光景に、押し付けられた時の張りと柔らかさが否応無くフラッシュバックする。

エロい……
なんてドスケベな乳房。

俺はたまらず熱い息を漏らす。股間がズクンと疼き、胸の奥が締め付けられるように息苦しくなった。

「うっ、うあぁあっ!?」

俺が、千歳の誘惑に、いとも簡単に視界と思考を奪われてしまったという事実に気がついたのは、妖艶な乳房がイヤらしく迫り、俺のペニスをあっという間に挟み込んでしまってからだった。

「あっ…… ァッ」

千歳はうつむいたまま、顔を上げない。
どんな顔をして俺のペニスを挟んでいるのか分からなかったが、俺はもうそれどころじゃなかった。

「あ……! あ……!」

きもちよすぎる。
このやわらかさ、ほんとにチンポがとろけそう。
303約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/19(水) 17:50:08.34 ID:bZHaaJUu
去年の大会…… 俺など及びもつかない実力を持った尊敬するBF学園の先輩たちが、乳女と対戦し、為す術も無く5−0で敗れたことを思い出す。
その時は、先輩たちの無様な姿に……バトルファッカーとも思えない、あまりに緩みきったアヘ顔に幻滅さえ覚えたものだが…… 今なら、先輩たちの気持ちが良く分かる。

チンポがこんなにきもちよくては、バトルファックどころじゃない。
軽く挟まれただけの谷間に、とめどなく先走り汁が溢れていくのが分かった。
止められない。止めようと思うことすらできない。ただ圧倒的な快感に包まれて呆然としたまま、みっともない汁を恥ずかしげも無く垂れ流して、谷間をヌルヌルにするだけ。

それほどまでに千歳の胸は気持ちよかった。あまりにも柔らかすぎる。大きすぎる。
大きいと言っても所詮は10リットルにも満たない、女性の乳房……なのに、その時の俺にとっては、まるで、世界の全てが千歳の柔肉で埋め尽くされているかのように感じた。

パイズリは、その乳房に魅惑されない限り、そう簡単には決まらない大技である。
それだけに、決まればまさに一撃必殺。女の、文字通り最大の武器の直撃を受けたペニスが、耐え得る理論は未だに発見されていない。
ただ射精させ、ダウンさせるだけでは済まさず、男を一時的におっぱいドランカー状態に追い込み、性的戦闘力を根底から奪い去る魔性の技。
2,3ランク格下の女子にさえ、まかり間違って決めさせてしまえば、精力から試合の流れまでごっそり持って行かれてしまう、文字通りの必殺技……

千歳に何度もこの技を決められ、敗れた。
千歳の目の前で他校の女子にこの技を決められ、無様に敗れる姿を見せてしまったこともある。
初めて先輩にこの技を決められた時は、あまりの気持ちよさに愕然とした。こんなに気持ちいい技を持っているんじゃ、女に勝つなんて不可能だとまで思った。
油断して後輩に決められたこともある。先輩の、男の意地でギブアップが遅れた俺は病院のベッドで目を覚まし、『手加減しなくてごめんなさい』と謝られた……こともあろうに、後輩に。
今年の、BF学園男女対抗戦。男子代表の栄誉を勝ち取って意気揚々とリングに上り、今年こそ男の意地を見せ付けてやると意気込む俺の希望を、見るも無惨に打ち砕いたのも、この技だった。

パイズリは、俺の、敗北と屈辱の歴史。
その集大成が、今、俺のペニスを包み込んでいた。
何度も挑み、何度も破れ、ついに越えられなかった山……
どうしようも無い諦めが、俺の全身を襲った。
304約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/19(水) 17:52:03.94 ID:bZHaaJUu



「……ほんとに、この程度…… か」



千歳の低い呟きを、夢見心地で聞く。
千歳が胸を上下させた。蕩けきったペニスを圧倒的な弾力の塊で磨り潰され、俺に抗う術があるはずもなかった。

「あ!」

どぴゅっ!
どぴゅっ! どぴゅっ!! どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅっ!!!
びゅーっ! びゅくびゅくっ!! びゅるるっ! びゅっ! どぴゅーっ!!!

短い悲鳴を漏らすのが精一杯だった。喉をひきつらせ、全身を硬直させ、体と心の全てが勃起した1本のチンポとなって、俺は精液をぶちまけた。
305名無しさん@ピンキー:2011/10/19(水) 17:53:12.98 ID:bZHaaJUu
今日はこれまで。明日には続きを投下できる予定。
週末までには完結させられそう。
306名無しさん@ピンキー:2011/10/19(水) 18:24:00.20 ID:7YbElqQ2
とうとう千歳がドS化したか…
307名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 12:15:12.93 ID:w9rfcGaA
ナカで優しく絞り尽くして欲しいね
308名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 12:43:07.86 ID:YhAWRSVE
手加減されても惨めだし、搾られまくっても惨めだし、ご褒・・・だ、大ピンチだな、主人公。
309名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 14:28:19.92 ID:bTnsqN07
かませ犬軍団として定評あるBF学園男子部員
310名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 15:37:04.52 ID:dGCXQOxe
あいつらはただのかませ犬だ
本当に強い男たちは他にいる
そいつらは女なんかに負けたりしない

>>309が自分にそう言い聞かせて男のプライドを保とうとしていると思い込むと興奮する
311名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 16:51:48.45 ID:2HLGNvIJ
最初から弱い奴はかませ犬ですらない、やられ役だ
312名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 17:05:50.55 ID:PqNXhN5/
だが誠ちゃんは綾や結花里先輩すらイかせてしまうほど強い男の中の男なのさ
313名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 17:23:17.97 ID:8283MvoK
女を絶対強者の位置に置こうとするところが女信仰っていうかマザコンっぽくて
キモい
314名無しさん@ピンキー:2011/10/20(木) 19:53:24.81 ID:YAbgfd0o
Mスレなんだからそんなこというなよ
315名無しさん@ピンキー:2011/10/21(金) 00:06:54.75 ID:NE+ysL7C
>>313
ありがとうございます!ありがとうございます!
316名無しさん@ピンキー:2011/10/21(金) 09:01:36.23 ID:1WzEsQa/
っていうかごく普通のことですよね
317約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/21(金) 22:50:08.64 ID:YIv/6BKI

……ぱんっ

頬で乾いた音がして、俺は目を覚ました。
まだ微睡みの中にいるような、快感の余韻で甘く痺れた脳。
ゆっくりと目を開くと、そこには千歳の顔。
この1年半、何度も夢に見た、愛しい幼馴染の顔……
……頬を叩かれて起こされたのだと気がつき、意識が急激に覚めていく。
千歳は、凍りついたような笑みを浮かべながら、怒りと……悲しみを込めた瞳で、俺の顔を見つめていた。

背筋が寒くなった。

全国大会の試合中……千歳との約束の再戦の最中だったことを思い出し、俺は慌てて身を起こそうとする。
あれから何秒立った? カウントは? 俺はもう負けてしまったのか!?

「ふ、ぁっ」

起きようとして、起き上がれなかった。
千歳のパイズリが、体の芯まで効いていた。足腰に、下腹に、全く力が入らず、俺は無様に地べたでもがく。

「……寝てていいのよ? ダウンなんか、申請してないから」

千歳が殊更に抑揚の無い声で言った。
そうだ、千歳はニュートラルコーナーにいない。
俺のすぐ側に座っている。
その胸に、俺の放った精液……俺と千歳の、力の差の『証拠』をたっぷりと滴らせた、ままで。
318約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/21(金) 22:50:18.31 ID:YIv/6BKI

「……ねぇ、誠ちゃん?」

千歳がぎこちなく笑って、俺を見下ろす。

「どういうことかな?」

ほぼ生まれた時からの付き合いである、俺でさえあまり見たことの無い、千歳が本気で怒った時の、顔。

「これじゃ、そこら辺の男の子と、全然変わらないよ?」

……ああ……

ぼろ、と涙がこぼれるのが分かった。思わず顔を手で覆う。

イヤだ。
そこら辺の男と変わらないなんて、イヤだ。イヤだ。
俺は千歳にとって特別な男でいたい。
だって、今までずっとそうだったじゃないか。

「違うっ…… 違うんだ千歳っ……!!
 こんなのちょっと油断しただけだっ……!!
 俺の実力はこんなもんじゃないっ……!!!」

無理矢理涙を拭う。無理矢理体を起こして、ふらふらと立ち上がる。
2、3度よろけてヒザをつきながら、ロープにすがるようにして立ち上がった。
自分でも驚くほどの説得力の無さに泣きたくなる。
だけど、どうしても認められなかった。認めたくなかった。

「ふー……ん」

千歳が冷たい声で返事をし、冷めた顔で俺を見た。

見るな!
そんな目で俺を見ないでくれぇぇぇっ!!!

「う……うおおおおおっ!!!」

俺は千歳に突撃した。
319約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/21(金) 22:51:58.70 ID:YIv/6BKI
俺のテクであの顔をヨガらせ、あの体をイかせれば、俺は千歳にあんな目で見られずに済む。
また千歳に…… 試合が始まった時の様な懐かしい微笑を…… いつも一緒にいたときのような、優しい瞳を向けてもらえる……!!!


むにゅっ!!


とびかかった俺のふところへ素早くもぐりこみ、胸板へ、おっぱいの一撃。


ふにょん……


前かがみになった俺の頭を掴み、顔を胸に埋めるように一撃。


にちゃあっ!!!


のけぞった俺の股間へかがみ込み、無防備に反り返ったペニスへ……一撃。
俺は何一つ抵抗できなかった。「あ、おっぱいが揺れた……」と思った時には、もう気持ちよくなっていた。


どぴゅうっ!


千歳の流れるような三連撃で、俺は一瞬で絶頂に達した。無様にリングに転がり、快感に暴走するペニスを押さえて、うずくまる。
審判が白旗を上げたが、もう、そんなものは、どうでもよかった。

「……それが、誠ちゃんの言う、本当の実力?」

見下ろされている。
足元に這いつくばり、指の隙間から滲み出す精液を必死にごまかそうとしている俺を、千歳が見下ろしている。

「私は、この一年半、巨乳女学院でがんばってきたのよ? 誠ちゃんを倒す為の、新必殺技だって編み出してきた」

聞きたくない。千歳のこんな声、こんな言葉、聞きたくない。
ペニスの芯に疼くように残る、柔らかく優しいおっぱいの感触の余韻に逃げ込みたくなる。
だけど…… 俺の顎をつまみ上げた千歳の指が、覗き込んだ瞳が、それを許してくれなかった。

「誠ちゃんは…… この一年半、BF学園で、何してきたの?」
320約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/21(金) 22:52:42.48 ID:YIv/6BKI
「お……」

ぼろり。

「おれだって……! おれだって、がんばっ……!!」

ぼろり、ぼろり。


千歳に泣かされたのは、これで3度目。
最初は、幼稚園のころ。初めて相撲で負かされた時。
2度目は、小学生のころ。初めてBFで負かされた時。

「じゃあ、見せてよ。泣いてないで、その努力の成果、見せてよ。
 それともBF学園じゃ、泣けば許してもらえたの?
 泣けば、優しい女の子が、優しく慰めて、優しくイかせてくれたの!?」
「バカにすんなよお前ぇぇっ!!!」

泣きながら、千歳に襲い掛かる。力任せに押し倒す。

「バカにされたくなかったら、見せなさいよ!
 誠ちゃんの強さを見せてよ! 私をイかせて見せなさいよ!!」

叫ぶ千歳の目から…… 一粒、涙が零れ落ちた。
俺は、はっ、と我に返る。

それ以上、御託は要らなかった。

「……見せてやる……! 見せてやるからな……!」

俺は力強くうなづくと、押し倒されたまま動かない千歳に覆いかぶさる。
股を開かせて、ペニスを押し当てる。同時に、乳首に舌を当てる……

千歳がぴく、と震えた。

そうだ。これが、俺が1年半かけて、磨いてきた技……!
巨乳女学院なんかへ行ってしまった千歳。それが間違いだったと分からせるために、その巨乳を蹂躙し、征服しようと血の滲む思いで磨いて来た業……!!

「行くぞ、千歳ぇぇぇっ!!!」
「来なさい、誠ちゃん……!」

俺は千歳の胸をもみしだき、乳首にむしゃぶりついた。
同時に、俺の最大の武器を、千歳のナカに打ち込む。

両乳房と膣、女の象徴を全て同時に攻め立てる。『女殺し三処絡み』
俺は持てる全てをかけて千歳の乳を吸い、こね、ねぶり、揉み、しゃぶり、そして奥を突き上げた。
321名無しさん@ピンキー:2011/10/21(金) 22:54:08.70 ID:YIv/6BKI
今日はこれまで。
明日か明後日には次を投下、それで完結予定です。
322名無しさん@ピンキー:2011/10/21(金) 23:37:53.81 ID:ZUDQEXt0
あつい展開だw
323名無しさん@ピンキー:2011/10/21(金) 23:56:28.51 ID:r0pex/U6
ハッピーエンドで終わってほしい
324名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 02:27:48.96 ID:n0t6adpn
一年半、いったい何を頑張ったと問われても
他のたくさんの女とエッチしまくって、とにかく気持ち良い思いしてきました
と答えるしかないのが冷静に考えると凄い話
325名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 02:34:40.96 ID:UzHordAI
しかし巨乳学園の女生徒を毎日相手にするであろう男性トレーナーは色々ヤバそうだな
最強格か奴隷かのどっちかというイメージ
326約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/22(土) 21:07:22.19 ID:xt01wGt5

「……どうしたの? これで終わり? 全然効かないよ、誠ちゃん!?」
「まだまだぁっ!!」

……自殺行為だとは、分かっていた。
千歳の胸は、凄過ぎる。柔らかさに舌が溶ける。頬が触れるたびに脳が揺れる。弾力に指が弾かれる。甘くイヤらしい雌の香りが、名器に苦しむ亀頭に追い打ちをかけてくる。
それでも俺は責め続ける…… とっくに、限界は越えていた。

「それでいいの? こんなの、簡単に返せるわよ? 誠ちゃん、本当にこれが実力の全部でいいの!?」
「うおおおおおっ!!!!」

腰を止めない。手も。舌も。
優しく、激しく、正確に…… 女が感じる場所、千歳が感じる場所。その強弱、そのリズム。
千歳を強く抱きしめながら、俺は千歳と分かれて過ごした1年半の技術を…… そして、千歳と共に過ごした15年の思いの全てを、千歳の体に、打ち込んでいく。


見ろ! 千歳!
これが…… 俺の全てだ!!
327約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/22(土) 21:07:53.51 ID:xt01wGt5

「……丁寧で、優しくて、一生懸命な愛撫だね、誠ちゃん」

千歳が呟く。
呟いて、俺の頭を撫でた。
千歳が誉めてくれた。俺のテクニックを認めてくれた。
溶けて尽きそうだった気力が戻ってくる。俺はさらなる力を振り絞り、千歳の反応をペニスで探りながら、想いを込めて乳首を舐め回していく。

「……メンタルの弱い二流選手が相手なら、通じたかもね」

俺の頭を撫でた千歳の手が、頭を抱き寄せ、抱きしめた。

「……っ……!?」

顔が深く谷間に埋まる…… 柔らかな優しさに包まれて、あっという間に意識が混濁する。

「おっぱいの柔らかさと弾力のバランスが見切れてない揉み手……
 気持ちよさで震えて、正確な突きが出しきれないおちんちん……」

千歳がそのまま胸を揺らし、腰をしならせてペニスを締め付けた。

「……〜〜〜っ!!」


どぴゅっ……


「そんなヘタっぴなテク、私には通じないよ」

千歳がいとも簡単に俺の必殺技を破ってしまったことを、俺は全身を震わせながら理解した。
328約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/22(土) 21:08:28.98 ID:xt01wGt5

どぴゅ、どぴゅ、どぴゅ……


ああ……
胸に包まれた頭と、膣に包まれた亀頭の感触が、体の中で溶け合って生み出す、未曾有の快感。
気持ちよすぎる射精をしながら、俺は千歳に抱きしめられ、実感していた。
絶対的な実力差を。
千歳は、もはや俺の手の届く相手ではないのだと。
……俺とつり合う女では、無いのだと。

「早いね…… そして、弱いね。誠ちゃん?」

俺を抱きしめたまま、千歳が呟く。

「こんなんじゃ、私の本気なんて、見せて上げられないね……
 私が本気で責めたら、誠ちゃん、死んじゃうわね……」

窒息寸前の俺の顔を胸の谷間から解放し、震える腰を撫でながら、千歳は呟く。
俺は、許容量を越えた快感に咽び、もがきながら…… 千歳に叫んだ。

「見せて、くれ…… 千歳の、本気……」

俺は……

「それで…… それで、殺して、くれ……! お前と、戦えない、俺なんか…… 生きてる価値も、無い……!!」

俺は、もう涙を隠そうともせず、千歳に泣きついた。
惨めだった。悲しかった。自分が許せなかった。
千歳が手の届かない存在になってしまう、くらいなら。
それならいっそ、このまま…… 千歳のぬくもりを、感じながら……!

「……誠、ちゃん……」
329約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/22(土) 21:09:17.36 ID:xt01wGt5

「……誠ちゃん」

絶望に打ちひしがれていた俺は…… その千歳の声で……
今まで聞いたことが無いような千歳の声で、震え上がった。

「そう…… 誠ちゃんは、諦めちゃうのね。今日は負けたけど次は勝ってやる……って、もう、言えないんだ」

俺は、その時初めて知った。
千歳は、今まで、俺の前で本気で怒ったことなんて、一度もなかったのだと。

「私に、絶対、一生、適わない、負け犬の、ダメ男、だって…… 自分で、認めちゃうのね」

ヤバ、い。

俺の本能が警告を発した。快感に惚けていた思考が、冷や水を浴びせられたようにクリアになる。

ヤバい!!

俺は逃げた。千歳を突き飛ばして、逃げようとした。
だが、逃げられない。千歳はあっという間に俺を捕まえて組み伏せると、仰向けにした俺の股を開かせて、自分のヒザの上に引きずり上げた。

凄い速さ。凄い力。
そして…… 凄い、色気。

千歳が笑っている。男なら誰もが跪き、身も心も投げ出したくなる、美しさ。
おっぱいが揺れている…… 男なら皆その谷間に埋もれ、全てを捧げたいと思わずには要られない、魅惑の……禁断の、果実。

「いいよ…… 殺してあげる」

むっちぃぃぃぃ!!!

「ぁ!」

どびゅるるっ!!!

千歳が俺のペニスを無造作に挟み込んだ。そのまま一気に、乳圧にモノを言わせて、挟み潰した。
330約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/22(土) 21:09:41.99 ID:xt01wGt5
パイズリは最高難度の技術だ。乳がデカいだけの素人なんかには、男を気持ち良くするどころか、挟み込んで揉み合わせながら擦り立てるという、その動きを実現することすらままならない。
乳が大きくなればなるほど、柔らかくなればなるほど、弾力が強くなればなるほど、それを自在に操るために必要となる体力・技量・集中力は加速度的に増大していく。
……それだけに、完璧なパイズリが実現した時、その破壊力は乳房の大きさに応じて等比級数的に爆発する。

千歳のパイズリは……完璧だった。どれほどの修練を積めば、これほどのオッパイをこれほどのテクで扱えるのか……
柔肌は吸いつくように離れないまま、滑らかに擦れてそのすべらかさを伝えてくる。
柔肉はすっぽりとペニスを包み込み、際限なく体力と精神力を吸い取っていく。
そして、その柔らかさと一瞬ごとに入れ替わりながら襲ってくる強烈な乳圧は、完全に包み込まれたペニスの全ての急所を同時に蹂躙するのだ。
どうペニスを鍛えれば耐えられるというのか……?
俺のペニスは一瞬で敗北し、男の根から最高濃度の原液を捻り出した。

「……死んじゃえ」

微笑み、千歳が胸を……弾ませる。

「ーっ! ーーっっ!!」

俺はのたうち回った。正確にはそれすらできず、死に掛けの虫のように痙攣した。
ペニスが連続で擦られる。俺をいとも簡単に一撃で絶頂せしめる乳撃が、何度も何度も容赦なく俺のペニスへ叩き込まれる。

俺は立て続けに絶頂し、立て続けに射精した。
331約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/22(土) 21:14:31.44 ID:xt01wGt5
気持ちいい。気持ちよすぎる。
こんな快感、生まれて初めてだ。

比喩ではなく、本当にこんな快感は初めてだった。今までの絶頂とは何かが根本的に違う。
今までなら、女に責められて許容範囲を超えた快感は、ペニスの先から精液とともに抜けていった。
それは絶頂の到達感と射精の解放感を伴う、終戦の苦い後悔。

なのに……これは違う。千歳のパイズリは、全然違う。

絶頂感はあるのに、解放感が無い。
ペニスの中を精液が駆け抜け、迸り出る感覚はある。確かにある。
だが、そんな射精の快楽は、千歳の両の乳房から送られてくる途方も無い快感の嵐に、いとも容易く塗り潰されてしまう。
どんなにペニスの先から精液とともに快感を排出しても、全然間に合わない。それをはるかに上回るペースで、千歳が快感を際限なく送り込んでくる。
解放されない。終わりが、無い。快感が無限に蓄積し、ペニスを犯し続ける。

なんだ、これ。
ヤバすぎる。
どうにかなっちまう!!

そう思っても、何の抵抗もできなかった。
千歳にされるがまま。体の自由なんてとっくに利かない。気持ちよすぎる。
全身の神経が快楽で飽和し、頭の中はおっぱいでいっぱいいっぱい。他のことは何も出来ない。
ただ、千歳の巨乳の柔らかさと弾力を、芯まで剥き出しになったペニスで感じ続けるだけ。

どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ……

俺の精液が、子種が、命の分身が、湯水の様に搾り出され、死んでいく。
千歳の胎内に届くことなく、胸の谷間で、死んでいく。
332約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/22(土) 21:15:11.97 ID:xt01wGt5

……ああ……
……でも、それでいいじゃないか……
……だって、こんなに……キモチいい……

俺の脳神経が快感で溶かし尽くされるまで、時間はかからなかった。

……こんなにキモチいいのに、これが終わるなんてイヤだ……
……ずっとこうされていたい…… ずっと千歳のオッパイで、チンポをメチャクチャにされ続けていたい……!



千歳……

初めて千歳とBFしたのは、小学5年生の時……
結果は……千歳の圧勝。童貞だった俺が、幼いとはいえ神秘の女体に太刀打ちできるはずもなかった。

小学6年生。一所懸命にテクニックを憶えた俺は、ほころび始めた千歳の縦筋を舐め回しびしょびしょにしてから挿入。
その日俺は、初めて千歳をイかせた。千歳に勝った。

中学1年生。膨らみ始めた千歳の胸。
激しく興奮させられた俺は、千歳の指に軽く触れられただけで負けてしまった。

中学2年生。部のエースの座をかけて対決……
5本勝負の結果は、2勝2敗1分け。
お互いに完全決着を望んでの、延長6本目……それが、俺が千歳のパイズリを初めて受けた勝負。
密かに猛練習していたと言う秘密兵器。そのあまりの威力に、俺はどうすることもできなかった。初めて千歳の柔らかさと弾力を味わったペニスはあっという間に絶頂し、俺ははじめて千歳に失神させられた。

中学3年生。引退試合。
俺たちは共に決勝まで勝ち残り、そこで中学最後の二人の決戦をした。
1ラウンド目から激しく仕掛けあった俺たちは、1回づつダウンを奪い合う。
2ラウンド目もお互い一歩も引かなかった。またも1回づつダウンを奪い合い、互角の死闘を繰り広げた俺と千歳……
だが、運命の3ラウンド目。俺は一瞬の隙をつかれ、千歳のパイズリをモロに浴びた。ますます成長し、ますます破壊力を増していた千歳のオッパイを……
俺は頑張った。最後まで諦めず戦い抜いた。
そして、千歳も最後まで手を抜かなかった。立ち上がるのが精一杯の俺に、容赦なく最大の武器を、最強の必殺技を叩き込み、叩き込み……
パイズリに犯された体で、千歳の全力全開に曝されたのだ。3ラウンド目をゴングに救われるまで持ちこたえただけでも奇跡だった。4ラウンド目を戦いきる力は、もう残されていなかった。
千歳の4発目のパイズリを受けた俺は、思いっ切り射精した。そのままベッドに大の字になって、指一本動かせずに10カウントを聞いた。
完全に腰が抜けていた俺は、千歳の肩を借りて立ち上がり、満場の拍手を送ってくれる観客に二人並んで応えた。

その後、二人で全国大会のレベルを思い知らされたのも、いい思い出……



高校1年……千歳のいない季節。俺は再会を夢見て己を鍛え抜いた。

そして、高校2年。俺は、美しく成長した千歳と、全国大会の舞台で再会した。
俺は、強くなりすぎた千歳に、手も足も出なかった。
立ち合いで翻弄され、肉弾戦で捻り潰され、挿入戦で性器の性能の差を見せ付けられ。そして、美巨乳のあまりの威力に、完膚なきまでに逸物と心をヘシ折られ、溶かし尽くされた。



ああ、そうか。

これは、走馬灯だ。



どっぴゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう
333約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/22(土) 21:16:18.16 ID:xt01wGt5
うううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううどぴゅぴゅどぴゅぴゅぴゅううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!


ブレイク! ブレイクだ! 離しなさい!!
救護班! 心臓マッサージだ! 早くAEDを!


騒がしいな……
邪魔しないでくれ。
俺はやっと、千歳と……一緒に……



「……さよなら、誠ちゃん」



めくるめく思い出と快感の中で、俺の意識はその言葉を最後に、消えた。
334約束は残酷に、再会は無惨に。:2011/10/22(土) 21:17:58.52 ID:xt01wGt5

BFニュース 〜全国大会の舞台で悲劇。男子選手、テクノブレイ

○年×月△日。全国BF高校選手権で行われた巨乳女学院の女生徒
BF学園・古賀誠一郎選手(17)との試合において、2R11分30
一瞬で射精させられ、昏倒。この時点でもはや勝負はついたかと思
く抵抗できず弄ばれた古賀選手だが、それでも降参する気配は見せ
拗なパイズリで失神。審判が試合を止めた時にはすでに危険な状態
試合展開は一方的なものであり、古賀選手は女生徒Mに全く歯が立
らば試合中の事故として処理されるところだが、女生徒Mは試合中
倒的な実力差が明らかでありながら、故意に試合を引き延ばすよう
点も多く、指導に当たっていた教諭も含めて事情の聴取を行う必要
女性とMの友人は「明るく優しい子で、試合の時も男子への気遣い
られません」と揃ってコメント。教諭も「あんなMさんは初めて見
16〜18才は昔から女子が最も美しい年代と言われており、男子
力差が大きいこの時期に対等のルールで競うことには無理があると
男子は女子に負けることを恥と思わず、早めにギブアップするよう
た上で、女子は男子を労り尊重するという指導を徹底する必要に迫
度とこのような悲劇を繰り返さぬよう、学生の健全なBFについて
のではないだろうか。
335名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 21:25:00.62 ID:xt01wGt5
以上で完結。読んでくれた人ありがとう。

最後の一節は破れた新聞記事の一片とでも思ってください。
卑怯なやり方だろうけど、重体か死亡かは読んでくれた人の自由ということで
336名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 21:39:05.56 ID:tgVGVW6/
テクノブレイクで不覚にもワロタ
337名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 21:47:30.06 ID:78+iHGK0
誠「千歳!テクノブレイクでこい!」
誠「ぐわあああーっ!」

こんなのが頭の中に降りてきて吹いてしまった
乙です、誠ちゃんのだめっぷりが素晴らしかったです
338名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 22:15:13.26 ID:5YIEw7jn


ただ胸に挟まれただけで我慢出来ないなんて有り得ないから、そういった過剰な表現で
少し萎えてしまう……
339名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 22:25:35.30 ID:ZL+Lgubn
>>338  
ドラゴンボールを見てあの強さはありえないから……なんて思わないだろう?
フィクションだと割り切って楽しもうぜ!

約束は残酷に、再会は無残に。
 すばらしい実力差だった、こんだけ気持ちよくされちゃったら死んでも悔いは残らないだろう。
340名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 00:14:06.82 ID:/37mC1Ol
千歳ちゃん、主人公があっさり負けたことに対して、幻滅して冷めるならわかるけど、
あっさり負けたという事実に執着している感じがあるんだよな。これには理由がありそう。

過去の試合などの裏づけで事前にレベル差があるって分かってるのに、
それでも対等でいて欲しい、でなきゃ死ね、ってのはなんかヤンデレっぽい。
そりゃ主人公から殺してくれとは言ったけどさ、
試合で興奮して冷静でない時の言葉を真に受けられても困る。

ヤンデレで無ければ、寝取られ要素が背景にありそう。
千歳ちゃん1年半会わないうちに裏でいろいろヤられてて、
白馬の王子様とやっと会えたと思ったら簡単に負けたと。
今の千歳ちゃんの状況を打破してくれる道が潰え、自暴自棄になった、と。

どっちにしても、殺そうと思い立ったところへの動機付けがはっきりしなくて、
その部分にもやもやする。



とまぁ、長々と考察したけど、バトルファックのストーリーは勢いで押し切るのが王道だからな!
こういう風に清々しく負けに向かって突き進むお話っては、その勢いに身を任せて楽しむのが正解。
いや実際、イかせ殺される緊迫感にゾクゾクしたし、本気で身震いしました。
試合運びの迫力はすごかったと思います。
341名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 02:49:31.37 ID:b2GT3viK
過去の試合、誠一郎は負けたこと、
とくにパイズリで負けた結果ばかり思い出しているけど、
『2勝2敗1分け』だったとかの記述もあるし、
実力で一歩譲るにせよ、勝ったこともあればいい勝負もしていたと思われる。
事前にレベル差があるって分かっていた、というのはちょっと違うんじゃないか

千歳は、誠一郎があっさり負けたことにかなり怒ってはいたようだが
本気でキレてしまったのは誠一郎が単に負けた・弱かったからではなく、
修行しなおしてリベンジすることさえ諦めてしまったような発言、
千歳との関係・約束を解消するような発言をしたからだろう

だから死んじゃえってのはやっぱりヤンデレだと思うけどw
342名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 22:44:03.18 ID:aawENt9I
GJ
343名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 00:56:13.42 ID:f5pquwWx
男殺すまでフルボッコ描写自体は全然いいんだけど
手加減に失敗してとかじゃなくて、積極的にやるなら
それが正当化できる設定でやって欲しかったかな・・・
対淫魔みたいに、最初から生死をかけた戦いだったりとか

ただのスポーツ設定でそこまでやられちゃうと
後味が悪く感じられて、ちょっと残念

それ以外は言うことなしの素晴らしい作品でした
344名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 01:19:02.73 ID:i6myJVzC
自分を下に置きたがるマゾにはいい薬なんじゃないの
345名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 02:30:10.35 ID:gCvanFIc
バッドエンドだから文句は出るわな。
その辺はぶっちゃけ 睦美さまとこうちゃん との対比だろ?

そういうとこも含めておもしろかった。
次も期待してる。
346名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 05:52:48.91 ID:qkUFQoUl
>>344
え?
……ご褒美じゃないの……?
347名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 09:54:28.63 ID:X4TPZTMu
千歳ちゃんはもともと気が触れていた
だから同年代の男女の成績や風潮にも全く気が付いていなかったし
試合中に相手が弱音を吐いたらいきなり発狂した
これでおk
348名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 11:20:23.05 ID:amfNaddh
Mスレだし、死亡エンドはご褒美だろ。
俺は遠慮しとくけどな。
349名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 15:15:24.91 ID:pL6+hlUI
むしろ死亡エンドのがいいわ。死以上の責めなどない。
大変良いものを読ませてもらった。次も期待してます。
350名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 15:52:07.25 ID:kOFXxVH0
誠一郎が諦めなかったら体育祭の人の主人公みたいなルートになってたかもなw
351名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 21:34:01.35 ID:UNYyqgIG
>>51

>肌と脂肪の質が違う。単に部活で練習を頑張ったというだけでは、こうはならない。
>それこそスキンケアから食べ物に至るまで、ごく日常的な努力をひたすら積み重ね続けて、ようやく形成が可能な肉体。

あたりで、延々と鳥の笹身と卵の白身食わされてグレた悪魔超人の話思い出した。
千歳は巨乳女学院の苛酷な生活管理で頭おかしくなってたのかも……
352名無しさん@ピンキー:2011/10/24(月) 21:52:47.73 ID:+7YdomrW
同じように耐えられなくなった選手が暴走、
脱走して街に解き放たれ無差別に男を襲うとか
それを捕獲するためにまた男子部が投入されるも逆に挿乳され……とかを頼む。
353名無しさん@ピンキー:2011/10/25(火) 23:34:27.33 ID:cn792phM
描写自体はエロさがたっぷりあって良いんだけど、
「ほぼ互角だった筈の二人が、何故ここまで実力差がついたのか」
理由が分からないのがどうしても消化不良になってしまうんだと思う。
ヒロインに殺害されるのよりもそっちの方が気になった。

こういう女に圧倒されるシチュは最初から男の方に勝ち目が無いのが
ハッキリしていた方が分かりやすいのかもね。
354名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 00:56:29.62 ID:kR1aT8Ng
実力がついた理由としては
>>351あたりが後付の理由として機能するかな
巨乳女学院は名門校の域を通り越した非人間的なおっぱいマシーンの養成所なのさ

BF学園の生徒たちが学生同士で厳しくも楽しい練習をしている時
巨乳女学院の生徒たちは特別講師を相手に、男を最大効率で性的に破壊する訓練を積んでいるのさ
きっと特別講師は、秘密裏に呼ばれたプロBF選手や、闇賭博BF場の裏プロだったりするんだ

極秘で特別講師に呼ばれたプロのBF選手が、女子高生とのスパーで連敗を繰り返してプライド崩壊するサイドストーリー希望
355名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 01:12:10.72 ID:hVs1W1Sz
良かったGJ
>>328の前半くらいで終わる作品も多いけど、BadEndだがここまで書いてくれてるも刺激がある
356名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 19:07:55.24 ID:dCKRmvny
ガチスレの祐一vs芳野 第3戦の妄想SSを投下させてくれ
212で「待つべき」って書いたんだけどやっぱ待てなかった 
あくまで作者本人じゃなくIFの妄想だからな
ちょっと長いから、もし途中で止まったらごめん

一応復習
・祐一(3年)→副部長、レギュラー、巨根、体育会系、男尊女卑、得意:本番
・芳野(2年)→レギュラー、巨乳、お調子者、人気者、得意:パイズリ
祐一vs芳野は、練習で祐一が圧倒してきたが、最近は祐一勝利→芳野初勝利。の流れ。
357祐一vs芳野 第三戦−1:2011/10/26(水) 19:11:40.75 ID:dCKRmvny
負けた−−完全に格下だった、下級生の芳野に。
祐一のスランプは、出口の見えない暗闇を彷徨うかのようだ。

たかがスパーリングでの、ただの一敗。……そう済ませるには、内容が悪すぎた。
必勝パターンの正常位、駅弁に持ち込みながら、返された。
舌遣いでも劣勢を強いられ、最後は乳技をまともに食らって沈められた。
まさに地にまみれる、完敗だった。

芳野は、スパーリングが終わってからも、弱っている祐一に容赦なく追い討ちをかけてきた。
私怨…女の恨みは、恐ろしい。
すなわち、わずか一週間後に、祐一との再戦を要求。しかも審判ありの公式試合ルールでだ。
上下関係の厳しい部活では、リング上だけが、下級生が上級生に思う存分自己主張できる場。
個人種目ならではの実力主義であり、下克上の世界。
芳野は、好調を生かし、祐一のスランプを突き、BFの実力をもって、上下関係を完全に逆転するつもりなのだ。

さらに、祐一を驚愕させる言葉が部長・矢沢栞の口から放たれた。
「えっと、次の笹倉(芳野)とのスパー、今後の団体戦レギュラーメンバー選考に使わせてもらうから」
選考?レギュラーメンバー?祐一は、わが耳を疑った。
スパーリングの結果しだいでは、俺がレギュラーメンバーから外されるかもしれないのか?
……前回の交流戦で惨敗を喫した祐一は、なんとスタメン落ちの危機に晒されてしまったのだ。

副部長の役職だからといって、スタメンの座が確保されているとは限らない。
だが、いくらなんでも急展開すぎないか??−−人間関係の機微に疎い祐一でさえ、思い当たるふしがあった。
芳野は部内の、特に1〜2年の間で、かなりの発言力がある。
女子部員だけではなく、男子部員にも人気があり、何人かは特にツルんでいるらしい。
公式戦レギュラーメンバーを、審判ありの部内実戦スパーで選抜するのは、従来から行われてきたことだ。
だが芳野が事前に根回しをして、部長を動かし、仲のよい男子部員を「合法的に」のし上がらせようと企んでるとしたら??
このタイミングで、祐一が芳野と部員達の環視のもとで戦わされる理由としては、十分だ。
芳野の立場からすれば、自分が副部長に勝てば勿論レギュラーの座はますます安泰。
万一負けたとしても、相手はずっとレギュラーを張ってきた副部長だ。マイナスポイントは少ないし、二の手を打って挽回することも可能だろう。
……深読みすれば、実によく仕組まれた話なのだ。

一週間という時間は、負のスパイラルから脱出するにはあまりに短い。
勝ちパターンを潰され、負けパターンばかりが増えている。
祐一の過剰なまでの自信が砕け、自尊心の強さは空回りしている。
状況は悪い。……それでも、祐一は心に誓った。今度ばかりは、勝たねばならない。
たとえ泥臭くとも、傍目に見苦しくとも、勝利を得なければならない。
負けたときこそ、真剣に考えなければならない。さもないと、また負ける。
−−だが、どうやって勝つ?どこをどう改善する?
芳野は目覚しい勢いで強くなっている。
敗北の記憶が、祐一の体に刻み込まれている。

祐一は、寝てもさめても、芳野の幻とBFし続けていた……
358祐一vs芳野 第三戦−2:2011/10/26(水) 19:16:17.77 ID:dCKRmvny
そして、祐一と芳野は三たびリングに上がった。
直近の対戦結果は一勝一敗だ。大げさに表現するなら、因縁のラバーマッチ。
スパーリングとはいえ、レギュラー争奪戦でもあるこの対戦。
矢沢部長自らが、審判を務める運びとなった。
「ツーノックダウン(射精または絶頂)、または10カウントで立てなければ続行不能とみなしKO負け。
一度の射精または絶頂では、終了しませんので注意してください。OK?」
祐一と芳野はリングの中央で頷いた。
他校との公式戦でさえ、一発決着ルールが多い現状。
ツーノックダウンルールは、学生にはハードなルールだ。
だが、ハードなだけに試合は完全決着となり、両者の真の実力差が浮き彫りになるだろう。
スタメン争奪戦である以上、言い訳や逃げは許されない。

「ファイッ!」

部長の凛々しい声が試合開始を告げる。
と同時に、攻撃型の芳野は一気に間合いを詰め、得意のタックルだ。
祐一に考える暇も与えない。
それを本能のまま組みとめる祐一。
体が芳野の攻め方を覚えている。立ちパイズリでくるか?意表を突いて唇を奪いにくるか?
今日は勝たねばならない。やすやすと攻めさせるわけにはいかない。
いつになく慎重になっている祐一。まるで相撲のように、腰を引いて、ペニスを相手から遠ざける。
自分の頬と相手の頬をくっつけるようにして、キスを防ぐ。
豪快なパワーファイターのイメージとは裏腹な祐一の挙動に、ギャラリーがざわつく。

顔と顔が至近距離でくっつく。芳野が息を吹きかけながら祐一に話しかける。
「くすっ♪先輩どうしたんですか?なんか、らしくないですよ?みんなも驚いてます」
「……今日は勝つ、それだけだ」
「そんな、ビビらないでくださいよー♪前より、もっと良くしてあげますから」
言い終わると、芳野の舌が祐一の頬をぺろりと舐めた。
大胆不敵な芳野の行動に、祐一の体がぴくりと緊張する。
間髪いれず、祐一の右腕に芳野の柔らかな胸が押し付けられる。
まるで、どんな体勢からでも攻められると言わんばかりに。

守っているだけでは、絶対に勝てない。
祐一は、空いた左腕を伸ばして芳野の太股を抱え、相手の体勢を崩しにいく。
だが、芳野の体は柔らかくて軟らかい。
腰をくねらせ、するりと足を抜く。同じ動作で、祐一のバック(背中)に回ろうとする。
祐一も、体を回転させて正対しようとするが、体の軟らかさでは敵わない。
芳野の体が、流れるように祐一の背後へとスライドしていく。
そして、むにゅり、と祐一の背中で芳野のおっぱいが波打つ。
このまま祐一が芳野に手足を絡められてしまうと、バックポジションを奪われる。
芳野の回り込む動きは速く、祐一の目の前にはもう芳野の体はない……
いや、あった。上半身から先に回転したため、芳野の片足だけが、まだ背後に回りきれていなかった。
祐一は、頼みの綱とばかりに、芳野の足にしがみつく。
そのせいで、二人の体が複雑に絡まる。お互い立っていられない。
二つの体がマットにゆっくり沈む。
こんがらがった体勢。有利なのはやはり、バックを取りかけていた芳野だった。
祐一が上半身を正対させようとする動きを利用して、芳野が上を取ったのだ。
だが、祐一は頼みの綱である芳野の足にしがみついたままだ。
芳野は、足に絡まった祐一の腕をふりほどくことを諦め、自分が上の69の体勢を取った。

69−二人にとっては、因縁とも言えるポジションである。
女が圧倒的に有利と言われる体位でありながら、芳野はこれまで祐一に秘処を責められ、尻穴を責められ、惨敗させられてきた。
だが、いまや芳野には好調と勝利に裏付けられた自信があった。
今度こそ、69の体勢で祐一をイかせてみせる。秘策も用意している。
「負け」の体勢を「勝ち」の体勢に変え、圧倒して屈服させてみせる。前回のスパーと同じように。
芳野は、目の前で反り返ったペニスを押し潰さんばかりに、豊かなバストを沈みこませた−−。
359祐一vs芳野 第三戦−3:2011/10/26(水) 19:22:42.77 ID:dCKRmvny
にゅうっ……
反った亀頭の裏側に、おっぱいの感触が沁みていく。
この体勢では、芳野の豊かな胸をもってしても、祐一の剛直の全てを挟みこむことはできない。
何故なら、祐一が芳野の足を下から抱えているため、69のベストポジションより位置がずれているからだ。
祐一のモノが長くて反り返っているため、その先端は芳野の胸からはみ出してしまっている。
芳野の秘処もまた、本来の69の位置からずれていた。
すなわち、祐一の顔面の上ではなく、首の下、鎖骨のあたり、やや濃い陰毛は祐一の胸骨をくすぐっていたのだ。

にゅっ、にゅっ。
芳野が上半身全部を使って動くと、剛直の根元が双乳の谷間から見え隠れする。
だが、動きを制限された芳野は、いかにも窮屈そうだ。しびれを切らして、声を出す。
「もう!先輩、いつまで足にしがみついてる気ですか、離してください!」
「ああ、離してやるさ、俺が攻めるためにな!」
祐一は、発言通りに、両腕を芳野の脚からほどき、指を上らせていく。
たどり着く頂上は、2つの尻だ。
まずは手のひらもいっぱいに使って、尻肉をゆっくりいやらしく揉みほぐす。
「ひゃっ!!あ……ちょっとぉ!!」
「おらっ!お前もわかんねぇ奴だな!自分の弱点をこんな目の前に曝け出して!」
性感帯には程遠いはずの2つの肉塊が、祐一の手で強引に揉まれてゆく。
強く揉まれても痛みはない。それどころか、あらぬ方に尻肉が引き伸ばされ、縮められ、ほぐされるほど、アナルの入り口が広げられていく感触。

芳野の脳裏に不安と恐怖がよぎった。
(まさか、こんな序盤にアナル指挿入とか……入るわけない、感じるわけない!)
無理やり頭の中で否定しようとする。大事な一戦で、尻で感じさせられてしまうことを。
祐一の指が一本、尻の割れ目をすぅっと這う。まるで戦場を下見する偵察兵のように。
びくんっ、と芳野は震える。不安と恐怖が倍増する。
(このままお尻をいじらせては駄目。)
芳野は気持ちを奮い立たせ、再び攻めに転じた。
自由になった脚で、祐一の顔面を両側から挟みつける。「逆センタク挟み」だ。
女とはいえ、脚の力は男も驚くほど強い。
しかも、太股は顔面を挟み込むだけでなく、首にも食い込もうとする。
三角絞めのような絞まりやすい角度ではないが、それでも祐一は警戒せざるを得ない。
あごを引いて、芳野の暴力的な太股から身を守るしかないのだ。
この逆センタク挟みこそ、これまで69体勢で劣勢を強いられてきた芳野が、新たに用意してきた技だった。

ずぅぅぅっ………じゅるっ………
「うっ!!」
顔面の防御に気をとられていた祐一は、下半身への不意打ちに思わず声を出した。
芳野の口腔が玉袋を呑み、吸い上げたのだ。
べろっ……れろっ……
さらに、舌が玉を、ペニスの付け根を、蟻の門渡りを、舐めあげる。
69の体勢を維持したまま、芳野の舌が本格的に侵略を開始する。
祐一は、顔面を太ももで両側から挟みつけられたまま、玉袋から強制的に快感を引き出されていった。

ずぉぉぉっ!!
さらに大きな音を立て、玉袋を吸い上げる芳野。
男の急所を激しく攻められ、祐一の口が半開きになる。
勃起しきったペニスの竿が、芳野の双乳に押さえつけられたまま、ひくっ、と震える。
効果あり。芳野はほくそえみながら、蟻の門渡りを舌でほじる。
ペニスの震えたところは、間違いなく男の弱点。
平均サイズを上回る祐一の剛直。だが、弱いところだけをピンポイントで攻めれば陥落させうることは、前回の対戦で証明した。
芳野は、上半身全部でのしかかるようにしながら双乳で左右から包み込む。
自慢の胸の柔らかさを誇示しながら、体を揺らしてペニスを刺激する。
唾液をたっぷり含んだ舌は、ペニスの根元や玉袋を這い回り、精液の流れを促すかのようだ。
太ももで祐一の顔面を捕らえたまま、パイズリフェラを実行可能な芳野。
特殊な性技ほど、汎用性は低いものだが、芳野にとって祐一の体格はちょうどうってつけであった。
この一週間、祐一とほぼ同じ体格の同級生男子をモルモットにして、新技のシミュレーションに明け暮れた芳野。
猛練習の成果が、部員たちの見ているこの「本番」で、表れようとしていた。
360祐一vs芳野 第三戦−4:2011/10/26(水) 19:25:50.20 ID:dCKRmvny
「うぁ……あぁぁっ……」
祐一の喘ぎが漏れる。
隠し切れない快楽。勝負の行方を見守る部員達全員が、副部長の窮状を認識した。
祐一の上で舞う芳野は、それほど激しい動きを見せていない。
祐一を逆センタク挟みに捕らえた両脚はほとんど動いてないし、ペニスを挟んだ胸もむしろゆったりとした動きで、ペースが上がる様子もない。
本格的なパイズリというよりは、上からペニスを押しつぶして前後左右に揺らす、泡踊りのような乳技だ。
玉袋や股座を攻める舌の動きも、淫らではあるが、さほど猛烈な攻めには見えない。
「ぁぁっ……ぁぁ……」
それにもかかわらず、祐一の声がますます陶然としたものになっていく。
固唾を飲んで見守っていた部員たちが、目の前の異様な光景にざわめく。
ひそひそ話をする下級生たち。
(おい、あれすげぇ効いてねぇ?)(副部長、ちょっとやばくね?)
(芳野さん、こんな強かったんだ……)(こんな一方的なの、部長戦以来だよ?)

ひくっ……ひくっ……
祐一の剛直が、力なく震える。
早くも、下半身が彼の意志を離れ、射精という本能的行為の準備に入っているのだ。
「ぐっ……ぐぅっ……」
祐一は呻きながら耐えていた。
両脚にぐっと力をこめ、芳野の舌や胸によって与えられた快楽を散らそうとする。

「ふふ、先輩どうしたんですか?ずいぶん力はいってますけど。結構キツくなってきました?」
言いながら、芳野は余裕を見せつけるかのように、手の平で祐一の脚を撫でる。
撫でられる新しい感触に、祐一の体が小さく痙攣する。
芳野はその動きを見逃さない。
柔らかな乳房でペニスを挟み、体ごと前後にゆったりと揺らして追撃する。
複数箇所を攻める相乗効果。
単調な乳技に頼りっきりだった芳野はもういない。

「うぁ……ああっ……!」
ぷしゅっ……
祐一の剛直から、大量のカウパー汁が噴出する。
射精かと思うほどの勢い。いや、本来なら完全に精を放っているはずのところを、祐一は根性だけで踏ん張ってみせたのだ。
芳野は少し体を起こし、自分の腹にかかった体液を、指で掬って確かめる。
「うわっ……ガマン汁出しすぎです!イったのかと思ったら紛らわしいですね、ほんと」
そして指についたカウパー汁を、自分の胸の谷間やペニスに塗りつけていく。
何度もヌルヌルと塗りつけていくうちに、接触部分がベトベトになってゆく。
祐一は、もはや射精をこらえるだけで精一杯の状態だ。

「じゃ……こんどは本当に出させてあげます」
芳野の白い肢体が再び沈みこむ。
祐一を逆センタク挟みに捕らえての69パイズリだ。
ぬちゅっ……
体液塗れの反り返ったペニスに、柔らかな胸がのしかかる。
むっちりとした太ももが、祐一の頬を両側から挟みつける。
ぐいっ。
芳野が脇を閉めるとペニスにかかる乳圧が上がる。
さらに、太股もしっかりと祐一の首元を捕らえている。
「……ぐぁ……」
深い。さっきよりも深く脚が入ってしまっている。太ももが首に食い込んでしまいそうだ。
祐一の抵抗が弱まったせいだ。体の自由が奪われ、状況はますます一方的になる。
祐一は、ペニスに加えられる柔らかな快感に耐えながら、顎を引いて首元も守らなければならなかった。
もし顎を上げてしまったら、芳野の太股が蛇のように首に巻きついてきて、快楽の中で絞め落とされてしまうだろう。
361祐一vs芳野 第三戦−5:2011/10/26(水) 19:29:36.11 ID:dCKRmvny
ぬちゅ……むにゅぅぅっ……
寄せられた乳肉が、両サイドから竿を包み込んでくる。
上から押し付けるだけでなく、剛直の先っぽと竿を全方向から包み込む動き。
祐一自身の臍に当たりそうなほど反っていたペニスが、乳肉の圧力によって浮き上がる。
芳野が、自分の最も攻めやすい位置にペニスを誘い、作り出した柔肉の空間の中に閉じ込めたのだ。
にゅっ……
微調整も終わり、芳野の技の型が完成した。
あとはこのまま擦って仕留めるだけ。芳野は、もう勝利を確信している。
同級生の男子を技の実験台にした時も、この形のパイズリであっという間に射精させたのだ。
2ノックダウンシステムとはいえ、完璧にイかせてしまえば、テンカウントまでには立ち上がれまい。
絶対の自信を持つ、彼女の得意技である。

「じゃあ、先輩の弱いところ攻めちゃいます♪」
「ぐ……ぅっ………」

にちゅっ、にちゅっ、にちゅっ、にちゅっ……

69の体勢のまま、芳野の本気パイズリが始まった。
乳肉を巧みに手で弾ませ、上半身の動きも利用しながら、ペニスを胸で扱きあげる。
一往復ごとに、聞くだけでも気持ちよさそうな音が、部員たちにもわかるほど響いていた。

ひくっ、ひくっ……
祐一のペニスが柔乳の牢獄の中で、何度目かの痙攣をする。
「くすっ……すっごく気持ち良さそうですね?」
「……うっ、ううっ……」
「それじゃ、認めてるのと同じですよ♪ なんか割と気分がいいから、もっと気持ち良くしてあげます♪」

ゆっくりと、芳野の体が舞う。
上体を揺らして竿を擦っては、腋を閉めてぷるんぷるんと弾けさせる。
そして、トドメとばかりに、手を使って胸を激しく揺する。
祐一の剛直は、柔らかな女の武器にずっと攻められっぱなしでいる。
対して祐一は、何一つ有効な攻めを繰り出すことができていない。

「ほらっ、早くイってよっ、白いの出してくださいよ!」
「……誰……が……出……」

芳野の「イかせる」ためのパイズリが続く。
射精寸前のペニスを、自慢のおっぱいで責め立てる。
百往復、二百往復、それ以上、乳肉が竿を扱き上げ、快楽漬けにしている。
……だが、祐一はまだ射精しなかった。
実験台の同級生なら、もう3回分は乳の谷間に白い花を咲かせるほど、芳野は激しく責めたのに。

自信満々の表情だった芳野の顔が紅潮し、やがて口は開いてハァハァと荒い息をつきはじめた。
おかしい。こんなはずじゃない。
あとほんの少しでイかせられるはずなのに、いくら攻めても最後の壁を崩せない。
祐一の全プライドを賭けた驚異的な粘りと根性が、芳野の必勝戦略を崩し始めていた。
362祐一vs芳野 第三戦−6:2011/10/26(水) 19:33:28.60 ID:dCKRmvny
BFは、メンタルが大きく影響を及ぼす。
プランが崩れたことで、芳野は今まで抑え込んで来た疲労感や、自らの体の火照りを強く感じていた。

(なんで……なんでこんなにしぶといの……!?)

芳野は、焦りを感じながら自分のパイズリを確かめていた。
祐一のペニスは太く、逞しい。
芳野の巨乳でさえも、完全には包みこめていない。
並みのペニスなら、根元以外はおっぱいで完全に捕獲して、たやすく射精させられるのに。
挟みきれない分は、手の指先を伸ばして、ペニスが逃げられないように手でふたをする。
そして、竿や亀頭の敏感な部分を中心に扱きあげる。
……だが、69の体勢では余り激しく動けないし、裏筋などの弱点も責めにくい。

やはり、同級生たちのペニスに比べて、硬度も強度も断然上だと、芳野は心の中で認めざるをえなかった。
この剛直を武器に、対外試合でも勝ち越してきたのが副部長の実力なのだ。
芳野も、つい最近までは全く歯が立たず、この剛棒を挿入され、子宮を突きまくられ、はしたない喘ぎ声でイかされてきたのだ。

「はぁっ……はぁっ……」
「ぐっ……ぅぅっ……」

69パイズリを続ける芳野の声に、甘いものが混ざりはじめた。
観戦している部員たちにも、「攻め疲れたか?」と悟られはじめるほどに。

(はやく……はやくイってよぉ……)
(じゃないと、あたし……)
(やっぱり、このチンチンすごいかも……)
(もし、今、これをあたしの中に挿れられちゃったら……)

激しい運動によって、人間の脳は快楽物質を放出させる。
芳野の激しいパイズリは、祐一だけでなく芳野にも快楽を生み出していた。
快楽は、さらなる快楽を求める。
芳野は試合中だというのに、妄想と願望に酔いはじめていた。

じゅわっ……

芳野の股間から、愛液が滴る。
それに気づいたのは、まだ芳野本人だけ。
だがもし、芳野の秘部から祐一の首筋に愛液が滴り落ちてしまえば、バレてしまうのは当然だ。

(気づかれちゃダメ…)

試合中に、お漏らしするなんて論外だ。愛液だろうと何だろうと。
芳野は、股にグっと力をこめ、淫らな液体の流れを塞き止めようとした。
もはや、体力的にも気力的にも、芳野の方にだって余裕はない。

このままパイズリを続けてイかせられなかったら、膠着とみなされ、ブレイクされてしまう。
有利な体勢で責めまくったのに耐え切られて無得点、ただ疲労しただけ、という拙い試合展開になってしまうのだ。
別の攻めに移行すべきか?
祐一を相手に今の状態で、本番勝負はまずい。
フェラ?手コキ?それともこのまま攻めるべきか?
体勢を変える?どんな体勢に?せっかく上に乗ってて有利なのに体勢を変えるの?
…芳野は、迷い始めた。

が、その時。
363祐一vs芳野 第三戦−7:2011/10/26(水) 19:40:51.31 ID:dCKRmvny
「んっ!?」
芳野の下半身に何かの感触が伝わり、芳野は思わずピクんと反応した。
祐一の手が、芳野の太ももを撫でるように触れてきたのだ。

(まさか、反撃?)(濡れてるのがバレちゃった?)
警戒する芳野。
だが、祐一の手の動きは、まるで助けを乞うかのような弱弱しいもので、攻めようという気迫は全く感じられなかった。
長時間、上にのしかかられ、ペニスを攻められまくられ、耐え続けてきた祐一。
しかもその間ずっと、顔面を芳野の太ももに挟みつけられっぱなしであった。
頚動脈や、気道を強く圧迫されない限り、すぐに絞め落とされるということは無い。
だが、長きにわたって苦しい体勢で締め付けられ続け、快感を我慢し続けていたら、どうしてもジワジワと効かされてしまう。
じょじょに消耗し、酸素が足りなくて頭がボーっとなり、意識がどんどんぼやけていく。
祐一は、柔らかくて温かい太ももに巻きつかれることが、しだいに気持ちよくなり始めていた。
そんな時に、芳野は愛液を滴らせまいと、偶然、股の締め付けを一気に強めたのである。

ぐっ……
芳野の太ももに力がこもる。
白くて肉付きのいい彼女の太ももの肉圧と、男でも簡単にはねのけられないパワーは、密着戦での大きな脅威となる。
ペニスにかかる快感を耐えることに専念していた祐一は、その脅威をまともに受けることになった。

(!!!)
息苦しさと気持ちよさを半分ずつ感じながら、祐一は声にならない声をあげた。
真綿で締められるように、意識が少しずつ遠のいてしまいそうになる。
無意識のうちに、芳野の太股に手を置きにいってしまう。
祐一の手の届くところに、芳野のヒップが、性感帯が無防備なままで晒されているというのに。

芳野は、事態が展開していることにすぐ気がついた。
祐一の根性と粘りによって弱気になりかけていた彼女に、明るい希望の光が差しこんだ。
やはり祐一は、自分の攻めで陥落寸前だったのだ。ちょっと予定外の方法であったが。

「先輩、どうしたんですか?その手。あたしの太ももが苦しいんですか?」
すっかり平静を取り戻し、わざと問いかける芳野。声には、娼婦の様な色気と艶があった。
芳野は、太ももの圧力を少し弱め、そしてまた強く、いやらしく、挟みつけた。
それだけで、祐一のペニスが、芳野の胸の谷間でさらに硬くなった。

「…うわっ。これって。動けないように足で挟んでただけなのに、ひょっとして太ももで気持ちよくなっちゃったんですか?」
言葉でも責めながら、芳野は祐一の顔面を太ももで挟んで、祐一の心を陵辱していく。
芳野の太ももがギュッ、ギュッと締め付けるたびに、祐一の体が硬直する。
パイズリは一時停止中なのに、ペニスは胸の中で暴れ回り、今にも白濁を放ってしまいそうだ。

「…くすっ。すっごーい。…なんか新発見で楽しい!こんなに効いちゃうんだぁ。」
「……!!!」
「あっ、そうだ。本で読んだんですけど、イきそうな状態で失神すると、イくと逝くが同時に起きて最高に気持ちいいって書いてましたよぉ。
 …それ、今からやってあげてもいいですよ。ちょうどいい体勢だし。…どうしますー、先輩?」
「…ってこの状態じゃ、しゃべれないですよね。かわいそうな先輩、くすっ。…じゃあ、首絞めながらパイズってあげますから、好きなように逝くなり

イくなりしてください♪…あっ、ギブアップでもいいですよ。どうせどれを選んでもあたしの勝ちですし♪」

そう言うと、芳野は太ももで顔をギュっと締め付けながら、69パイズリを再開した。
にゅっ……にゅっ……
芳野の動きが少し加速する。
ペニスを挟み込んだ胸が一往復するたびに、巨大な快感がもたらされ、祐一の体の痺れがどんどん溜まっていく。
どうしようもない性感の波。今まで根性で射精を押さえ込んできたが、もう体に力が入らない。
柔肉で扱かれるたびに、射精の時が近づいていく。太ももで顔を挟まれる感触も、もはや完全なご褒美と化していた。
……だが、現状では絞め技としては不十分だ。絞め技は、ちゃんと急所に極まっていないと失神させることはできない。
※この状況で、祐一が最後の行動をどう取るかによって、BFの結末は、若干変化するだろう。

【選択肢】祐一の最後の行動は…
1.無抵抗もうむりぽ
2.(何か別の選択肢) ※未完成
364名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 19:44:18.03 ID:FFCg17Qu
1しかない!
365祐一vs芳野 第三戦−8:2011/10/26(水) 19:44:32.74 ID:dCKRmvny
〔1.無抵抗もうむりぽ〕

もはや祐一には、抵抗する体力も気力も残っていなかった。
ただ、ノーガードで芳野の攻めを受けるだけ。
太ももで顔をギューっと挟みつけられるたびに、心地よく苦しい肉圧で、放心状態になる。
そこにパイズリの快感をまとめて食らってしまっては、たまらない。

祐一の最後の一線を守っていた壁が、打ち砕かれた。

(イく……!)
芳野の胸の動きは止まらない。
決して速くも激しくもないのに、ずっと包み込まれたまま柔乳で扱き続けられると、逃げ場がない。
胸の谷間で膨れ上がった快楽が、ついに暴発する。

ドピュッ!!ピュッ!!ピュ……

精液が芳野の白く柔らかい胸に打ちつけられる。
何度も発射された白濁は、胸の谷間から零れ落ちたり、水鉄砲のように体の隙間から弾け飛んだりして、辺りを生臭く汚していく。

「わ……っ、んっ!すっごい出てますね、………それにまだイってるし」
言いながらも、芳野はパイズリを止めない。一気に全てを搾り尽くそうと、逆に速度を上げていく。

ピュ………ピュ………………ピュッ………

長い射精。
祐一は、ペニス以外微動だにさせていない。

……一瞬の静寂のあと、芳野がすっと技を解き、体を離して立ち上がった。
「部長、カウントお願いします!」

「カウント!1、2、3、……」

観戦する部員たちがざわめく。
10カウントまでに立ち上がらなければ、芳野のKO勝ち。
しかも、副部長に殆ど何もさせずに完勝、ということになる。

「4、5、6、……」
高らかに読み上げていく部長の、よく通る声。
夢心地だった祐一の意識が、現実に引き戻される。
立たなければいけない。時間がない。
祐一は、必死でマットを手で押し、体を起こす。
両腕はなんとか動かせる。だが、下半身がいうことを聞かない。
足で立たなければいけないのに。

「7、8、……」
祐一は無理やり自分の体を奮い起こす。
上半身だけは起き上がった。
無理にでも立って、ファイティングポーズを取らなければ。

「9、……」

祐一は、全力でマットを手で押さえ、反動の勢いで立ち上がる。

(ざわざわ……)(立った……!)

祐一は立ち上がった。足はガクガクと震えているが、腕はしっかりとファイティングポーズを取っている。
試合続行か。…誰もが思った時。
366祐一vs芳野 第三戦−9:2011/10/26(水) 19:47:04.98 ID:dCKRmvny
(むにゅっ……)
祐一は、ペニスに柔らかい肉がまとわりつくのを感じた。
芳野は、もうはるか離れたリングの反対側で祐一を見ているのに。

(むにゅっ、むにゅっ……)
あるはずのない感触が祐一の下半身を襲う。
祐一の意識が錯乱し、五感が悲鳴を上げる。

そして、祐一の視界が急激に反転し、ブラックアウトした。
急に起き上がろうとして、立ちくらみを起こしたのだ。

「ぐぁ……」

一度は立ち上がったはずの祐一の足が、ぐらりと揺れる。

「……!?」

ピュッ……ピュッ……
再びペニスから白濁の残滓が飛び、祐一は崩れ落ちた。

ピュ…………ピュ………
わずかな体液が、祐一の倒れたマットに染みを作っていく。
芳野は、逆コーナーから目を丸くしてその様子を見ていた。

部長が、大きく手を上げて交差させる。
「KO、続行不能!勝者、芳野!」

わぁっ、と女子部員たちが歓声をあげ、芳野に近づく。
芳野は、驚きながらも友人たちに応えるように、輝かしい笑顔を見せた。

祐一はシャクトリムシのような体勢でマットに顔を突っ伏している。
男子部員たちがリング内になだれ込み、3人掛かりで祐一を運び出す。
だが祐一の反応はない。力尽きていた。
どう見ても完全ノックアウトだ。

仕組まれた、部内実戦スパー。
副部長・祐一は、部員たちの面前で、かつてない醜態を晒してしまった。
また、芳野の急成長ぶりも部員たちを驚かせた。
結局、全ては芳野の思惑通りに事が運んだのだ。

芳野が、この件を機に、太ももを使った性技の習熟に励み、乳技に並ぶ得意技として、更に実力を上げて成長したこと、
祐一が、並ならぬ根性と耐久力は見せたものの、技術的には見せ場なく芳野に惨敗してしまい、進退が問われるほど追い詰められたこと、
2人の、その後の展開。
……だがそれは、また別の話である。

【END】
367名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 19:53:29.39 ID:dCKRmvny
以上です。
本当はガチスレ用に、途中で分岐して祐一がピストンして勝つバージョンも存在したんだけど、スレ違いなので抹消
で、本番とか無くなって体位変化も少なくてちょっと書き足りない感が。
・屈辱のギブアップを奪われ、芳野の騎乗位の練習台にされつつ公開逆陵辱
・絞められたついでにマウント△かなんかに持ち込まれて上から見下されつつ手コキで果てる
・その他なにかグっとくる展開はないかな・・・
後日もう1バージョンぐらい書いてみたい。あと勝手なことして作者本人さんが怒らないことを祈る・・・
368名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 19:55:32.51 ID:h2InHQzV
せっかくだから勝つバージョンも見たい
男負けも書いてる以上スレチではないと思う
369名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 20:00:08.34 ID:FFCg17Qu
男が勝つバージョンは荒れるからやめといた方がいいと思う
別バージョンに期待して待ってます
370名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 20:00:08.95 ID:Zq1WmyT8
いや、ピストンしても敗北するシーンに変更するべきだ!
371名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 20:08:42.45 ID:dCKRmvny
>>369
>>370
そんな感じでいこうと考えてます
まだイメージぼやけてるけど
372名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 20:43:38.34 ID:hVs1W1Sz
これだけしっかり書けるなら他人のキャラ使わず自分のキャラ作ればいいのに
373名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 21:13:31.96 ID:kR1aT8Ng
祐一が祐一である必要がないんだよな
ナツメ戦のようにもっと男のプライドにこだわった戦いぶりを見せて欲しかった
374名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 21:27:13.51 ID:h2InHQzV
確かに荒れること考えると男勝ちはあげないほうがいいな
ただ読みやすいしどこかで読める日も楽しみにしてる
375名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 22:35:21.24 ID:W/sYMdCO
まぁ男勝ちは本スレがあるしね
376名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 22:43:32.45 ID:dCKRmvny
>>373
自分でもそれは気になってた
もっとくやしがらせたり暴れたりしたほうがよかったかも
芳野やレイナ先輩が好きで書いてるので肩入れしすぎたかも
377名無しさん@ピンキー:2011/10/26(水) 23:39:40.22 ID:kR1aT8Ng
俺の妄想としては……

祐一が必殺の駅弁に持ち込む。悶絶する芳野。
しかし吉野は諦めず、祐一の顔を胸の谷間に埋めて抵抗する。
祐一は構わずに己の必殺技で芳野を捻じ伏せようとするが、
芳野は必死に堪えながら、丁寧なパフパフで祐一の呼吸をコントロールして、スタミナをごっそりと奪っていく。
やがて男の力を女の技が凌駕する時が来た。スタミナを奪われ尽くした祐一は駅弁をついに維持できなくなり、
芳野に押し崩されるように駅弁を破られ、騎乗位にもちこまれてしまう。
必殺技が後輩に正面から破られた。その現実を否定するかのように暴れ、芳野を突き上げる祐一。
だが、もはや残スタミナの差は決定的。呼吸を乱されて疲れ果てた祐一は、ナツメにそうされたように、芳野の腰振りに力づくで捻じ伏せられてしまう。
自分より背の低い後輩の女子に力で組み敷かれ、手も足も出なくなっている事実を見せ付けられ、祐一はプライド崩壊していく……
完全KOされ、起き上がることもできず、呆然と天井を見上げる祐一に、栞部長は「分かったでしょ? あんたのやり方じゃ女には勝てない」と厳しい言葉。
祐一はプライドを抱いたまま崩壊していくか、プライドを捨てて生まれ変わるかの岐路に立たされる……

てな感じだった。
378名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 01:27:50.58 ID:/MdTw/d/
騎乗位、イイと想います
379名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 01:47:14.74 ID:50qLsoJp
やすにし先生…顔騎が見たいです…
380名無しさん@ピンキー:2011/10/27(木) 06:45:35.02 ID:G6OLlPDg
>>377
もし祐一vs栞部長なら同じ感じに妄想したな
381名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 23:05:00.64 ID:VyLKit4f
ttp://wook.jp/book/detail.html?id=215380
これあらすじ読む限り、男負けのフラグ立ってるな。
買って読んだ椰子の感想キボンヌ。
382名無しさん@ピンキー:2011/10/30(日) 04:31:50.06 ID:ks1TQdRO
>>381
言い出しっぺの法則
383名無しさん@ピンキー:2011/10/30(日) 12:59:45.60 ID:fev55UaB
>>381
どうみても風俗ライターが負けるっぽいw
DL−MARKETにも同じの売ってるな。
384名無しさん@ピンキー:2011/10/30(日) 13:23:38.24 ID:BEFaqZsU
買って読んでみたが、最初の風俗嬢とのBFは男勝ちなので注意。
後の速攻天女戦は女勝ち的にはかなり理想的展開だが、最後にはイッた? ような描写あり。

作者の自分語りの長さに耐えられるなら買ってみてもいいかも。
385名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 00:08:07.86 ID:L4U0rrM/
そもそもいつ電車男より盛り上がったんだよwっていう
386名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 17:19:38.75 ID:RLQdLp3S
まあ電車男の盛り上がりじたいが捏造なんだけどな。
速攻スレは規模は知らんがそれなりに盛り上がってたのは事実。
387名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 21:37:03.46 ID:A9O7kq+0
ところで>>204のSSはまだ?
388名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 01:02:55.57 ID:QQrI6IK2
俺も速攻本買った。半分金捨てるつもりだったけど意外と満足。
かなりエロいし、普通に小説としても面白かった。
エロ描写以外のとこで所々にキラリと光る部分あり。
スラスラと読みやすい印象。
ただ前半は風俗とかに興味ないひとは辛いかも。
中盤から終盤にかけてのエロさは官能小説の中でも秀逸だと思った。
389名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 01:19:25.53 ID:uj7gocbc
>>388
普段どんなのを読んでて比べてんだよ
390名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 10:44:28.84 ID:mL97oV47
速天女の本読みました。
確かに読みやすいかもです。私は普段小説読まないですが
そんな私でも5時間ほどで一気に読破しました。
でもその5時間は概ねドキドキワクワク感が継続してた感じ。
充実した時間を過ごせました。
他のスレでも評価してるがいましたがその方の言うとおり
前半は若干ダレる部分があるかもです。
でも中盤以降がこの作品の真髄だと思います。
作者さんがあとがきで書いてますが速攻女さんを事前に
知ってるかどうかでこの作品の評価は大きく変わる気がしますね。
私的にはお腹いっぱい大満足です。
あと沢田研二ファンでジョジョの奇妙な冒険を読んでた私は
最後のページでニヤリとしてしまいました(^^)
391名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 17:20:46.40 ID:jmZ6l9l6
なにこのながれ
392名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 17:25:43.69 ID:xjgkWHgl
Amazonのレビュー読めばいいんでないの
393名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 20:34:53.35 ID:v2u+Hha6
宣伝ひどすぎわろた
好きにすればいいとは思うけれどこのスレでやらないで欲しいな
394名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 22:04:05.42 ID:dDvaGkwS
そもそもバトルファックなんて現実でやったらナンセンスだろ
395名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 22:32:43.45 ID:zZlt8+0v
いや、一度はやってしまうだろ
396名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 22:37:39.25 ID:xjgkWHgl
試しに彼女に頼んでBFプレイさせてもらう

思いのほか強くて惨敗

彼女がそっちの性癖に目覚める
397名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 22:43:45.38 ID:/DcdweEK
>>396
まさにバトルファックMシチュだな
398名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 22:43:50.85 ID:6gKNRZ+P
>>396
あれ?俺がいる
399名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 23:22:11.80 ID:1PGX/Vhy
>>396
そのシチュでSS一本頼む
400名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 00:24:21.64 ID:HveJmhhj
速攻天国行きの手を持つ女にたのんで「イカせ合い」させてもらう

思いのほか強すぎて秒殺くらう

速攻天国行きの手を持つ女が既にそっちの性癖だった


ってゆうのが本の内容だった。マジでw
401名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 07:51:49.98 ID:ZkyF4RYR
もう本の話はいいよ
402名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 16:50:22.20 ID:yLSM++ng
bmfさんで好評価だったんで買ってみた>速攻天国行きの手を持つ女
サイトにあった通り、BFシチュがかなり優れてる。
しかし前半の女(おかちめんこ)とか管理人室の化けモンとかはイランな。
中盤からがこの作品の本気モードかと思われ。
かなり股間にズシリとくる内容。
速攻天女の誘惑や挑発のしかたの描写は神懸りレベル。
ただし前半の贅肉を省けてたらもっとよかった。
因みにエロと関係ないところで軽く笑わせてくれる場面が多々。
コスパは微妙なところ。速攻天女への思い入れ次第か・・・・・

>>400実際読まれた口ですねw
それネタじゃなくって本当だったからワロタw
403名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 17:32:03.43 ID:IauJfrTr
もう本の話はいいよ
404名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 21:06:34.43 ID:jrghCPCc
お前ら金出す気ないからってそんな嫌がるなよw
405名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 21:24:47.49 ID:XnoaDVQa
どうせ宣伝厨は作者の仲間だろうから
買って中身を厳しく吟味して酷評してやりたいけど
微妙な値段設定で手が出せん。
官能小説読みまくりの達人さん、正確なレビューをぷりぃず。
406名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 21:38:44.36 ID:KxK24LHb
ああ、バトルファックスレらしくクソみたいな荒れ方しそうだなw
407名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 22:10:15.22 ID:AmXPPD9V
抜けた
408名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 22:27:08.35 ID:eJQCm9xj
余計な宣伝のせいでひどいスレになりそうや
売る気で頑張ったんだろうけど長い目で見れば逆効果になると思うで・・・
409名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 23:05:49.83 ID:Vvg9++ac
宣伝でもなんでも小説の中身が気になってしまうオレは負け組みort
410名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 23:33:24.58 ID:DmvSSjRa
だからそういうヘタな宣伝がよくないんだってば
411409:2011/11/02(水) 23:40:57.50 ID:Vvg9++ac
>>410
オレの事?スマン。そんなつもりはなかったが
結果的には助長しちゃったかもね。
じゃあもう絶対スルーするから許してちょんまげ。
412名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 00:13:12.09 ID:Y2lMeH6Y
ごめん俺はちょっと興味ある
ってかバトルファック関連のものって少ないから
今までだってその少ない作品の話してきただろ?
糞みたいなオリジナルAVとかでも気になっちゃったりしたんじゃね?
413名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 00:30:15.59 ID:P2zinAzn
スレに勢いがあるからピンポイントで狙ってんのか?

本スレでレビューが出てるんだからそれを読めよ。バトルファック関連のAV情報もあるぞ。
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1299352719/400
414名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 01:29:08.89 ID:Y2lMeH6Y
ここ本スレじゃなかったのか誤爆してた・・・
415名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 10:02:16.49 ID:qpSklnSa
販売サイト逝くと何時も「最近売れた本」の上位にあるのがしゃくだな。
宣伝効果でまくりってことか。
416名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 10:22:39.73 ID:Y2lMeH6Y
>>415
あのさ・・・
こんな板に何の効果もないからね?
便所の落書きに書いてたからって誰が買うよ?
いい加減目覚ませって
この手の書き込み見ると最近2ch初めて
ウエルカムアンダーグラウンドとか言っちゃってるタイプなのがよくわかるわ
417名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 12:23:30.86 ID:/PpFCP2I
これが典型的な鎮火するつもりで油をかけてる状態か
418名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 12:29:43.52 ID:Y2lMeH6Y
燃えて燃えつきてしまえばいいんじゃね?
そうすれば自分を客観視できるだろ
べつにこいつが売れようが売れまいがかまわない
自分には関係ないことって
419名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 12:33:10.72 ID:DRHIpDRg
SSが投下されるまではこんな感じだろ
420名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 13:01:22.98 ID:1fvFUJsA
部下♂vs上司♂でもいいの?
421名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 13:25:01.12 ID:MCyEf0Oh
>>420
いいわけねーだろ
スレタイ嫁よ
422名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 13:25:37.42 ID:MCyEf0Oh
スマンsage忘れ
423名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 20:20:21.46 ID:opb30sok
見直したらorz
部下♀です…
424名無しさん@ピンキー:2011/11/03(木) 20:28:20.09 ID:0pOWR6k3
何でわざわざ尋ねたのか分からんが、
>>423ってことなら、結果的にその部下が勝つならいいんだろう。
425名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 08:05:26.91 ID:u3x1K9TO
スマン
一連のエロ小説が表紙がエロくて気になってるんだが
内容的には抜けるのか?速攻〜〜というやつ
蒸し返してスマンが簡単な内容だけ説明してくれ>>読んだ椰子
426名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 08:14:57.63 ID:btNqnpx3
>>425
本スレでレビュー出てるからそれ読めばいいだろう
427名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 09:46:16.87 ID:Li47aQ9h
>>425読んでみたが他のスレにある評価と概ね一緒。
速攻女の挑発シーンはなかなか見ごたえあって良し。
文章の巧さも一応プロレベルな感じ。
ただし速攻女と会うまでは人によってはどうでもいい話か。
(風俗嬢とのBFはなかなか勃起度高いが)
作者の価値観押し付けに我慢できる人なら
相当に満足度は高い作品だろうが、速攻女にしか興味ないやつは
前半の話は読み飛ばすだろうな。
こっちのサイト主がもっと詳しくレビューしてるから
買うか迷ってるんならとりあえずこれを嫁。

http://battlefuckmania.blog41.fc2.com/blog-entry-601.html
428名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 19:18:18.95 ID:bsTl/uN2
回りくどく中身が気になると繰り返す書き込み
判で押したように同じ内容、同じ文章のレビュー
スレの空気問わず出没したがる傾向

どうみても宣伝です、パターンからしてたぶん中身もつまらない
429名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 20:26:45.93 ID:FvQtXkph
宣伝くらい放っておけw
買わなきゃ害はない
430名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 20:42:20.49 ID:TxHTPziZ
スルースキル皆無だなこのスレ
431名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 21:31:19.31 ID:TO6qXDYZ
宣伝は勝手だけど結局こんな風にスレが廃れちゃうのよね
結局マイナスで皆に迷惑かけだだけって分かってるんだろうか
お金稼ぎだけして満足なんだろうなぁ
432名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 23:37:12.47 ID:MWEp1p2C
>>418で言ってるように、徹底的に荒らします宣言か
433名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 00:17:34.02 ID:6/f/2uR1
過剰反応しなきゃいいだけなのにね
434名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 02:16:19.85 ID:b8ZeYtKe
>>432
俺はどうでもいい派
宣伝あろうとなかろうと買わない派w
435名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 05:53:33.91 ID:NaBQ0Auj
長編書いてた人が居て
二次創作する人も居たスレなのに
宣伝の話題関連一色になっちゃったね
436名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 08:06:33.52 ID:MZBHJzEA
以降この本の話題は無かったことに
437名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 10:48:06.96 ID:1Tv9r0ZJ
>>436
そのカキコ自体が・・・・・と小一時間・・・・・
438名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 12:58:14.71 ID:A10iZiAX
宣伝の話題一色になるのは他に何も話してないからだろ
イヤなら今までの作品の感想でもこれからの作品への期待でもなんでも
好きに語れよ
439名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 17:12:10.95 ID:twotjgDi
宣伝嫌なら何か話題振れよ
話題無いのに宣伝乙の書き込みばかりとか、荒らしだろ
440名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 17:14:40.94 ID:YGbSgbsA
最近、アマアマとか愛のある作品が多いので
もっと、敵だとか悪の色の濃いS女に責められるM向けのが欲しい。
部活とか祭りとか開放的すぎて
ヌーディストビーチの裸体みたいにエロさが半減するので設定が閉鎖的なアングラなのをキボンヌ。
 >438好きに希望を語りました。
441名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 19:59:47.10 ID:b8ZeYtKe
>>ヌーディストビーチの裸体みたいにエロさが半減する
納得してしまった

じゃあ地下格闘議場とか金持ちの道楽的な感じ?
442名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 21:08:36.11 ID:YGbSgbsA
>>じゃあ地下格闘議場とか金持ちの道楽的な感じ?

良いねソレ。
個人的にはとーさんの『試合前』とかが凄く良かった
443名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 21:15:13.95 ID:JZwI8pYi
>>じゃあ地下格闘議場とか金持ちの道楽的な感じ?

良いねソレ。
個人的にはまーさんの『LOST』とかが凄く良かった
444名無しさん@ピンキー:2011/11/05(土) 21:40:09.23 ID:rUcpHgez
>>じゃあ地下格闘議場とか金持ちの道楽的な感じ?

良いねソレ。
個人的には東西さんの『ヤマベの最終問題』とかが凄く良かった。
445名無しさん@ピンキー:2011/11/06(日) 00:20:20.94 ID:w4u7mDMP
BF小説サイトの掲示板にあったナオヤvsミヤノっていうSSが個人的に最高傑作だった
徹底的にMシチュだしスレ民にもオススメ
446名無しさん@ピンキー:2011/11/06(日) 00:47:32.56 ID:1drSJUs5
ぞうさん?
447地下性技場にて:2011/11/06(日) 02:14:16.03 ID:LMj/XQES
多額の賭け金が動く裏性技場……
恵まれた顔と鍛えぬいた技で、若くして一躍花形選手として人気を博していた俺も、ファイトマネーだけでは彼女の借金を返せそうになかった。
彼女の両親が事業に失敗して抱えた借金。銀行の貸し渋りにあって闇金から借りざるを得なかったという、その借金の暴利はすでに1億を越えるらしい。

取立てが怖くてしかたないの……

化粧っ気の無い顔に地味な三つ編み……苦しい生活の色も濃い姿。
大学を中退して、この日陰業界で水商売に身を投じるしかなかったという彼女は、震えながらそう言った。

すぐになんとかしてやる。大丈夫。俺を信じろ。

彼女の肩を抱いて、俺はそう言った。
そうして、俺は全財産を自分の勝ちにつぎ込み、今夜のリングへ上がる。
一人の男として、愛する女のために。
448名無しさん@ピンキー:2011/11/06(日) 02:14:56.56 ID:LMj/XQES
こんな感じで書いてみる。すぐ終わる短編。
449地下性技場にて:2011/11/06(日) 10:13:01.26 ID:LMj/XQES
薄暗い地下に、ピンク色の派手で趣味の悪い照明が回る。
騒々しいメインイベントのBGMと、アナウンサーの喚き声。
今日の相手は、俺もリングネームを知っている、花形の女子選手だ。
下馬評は電光掲示板のレートが教えてくれる…… 女有利。
上等だ。そうでなければ大金と気合を注ぎ込んだ価値が無い。
この日のために鍛えなおしてきた肉体を見せびらかすように、俺は花道をリングへと駆け上がる。
対戦相手の女が、ゆっくりと客に愛想を振りまきながら、リングへ上がってくるのが見えた。
さすがは名うての強豪。歩き方からして色っぽい。
艶やかな長い黒髪は下品な照明の中でも輝きを失わない。
何人もの男をベッドに沈めた美巨乳は、その若さを主張するように弾んで垂れることを知らない。
くびれた腰がしなやかに揺れると、俺のペニスがズクンと疼いた。

目を閉じて、俺は彼女のことを思い出す。
知り合ってまだ半年にもならないが、今までコマしてきた女たちとは何かが違った。細やかな気配りと、路傍の花のような笑顔に、俺は初めて本気になった。
まだ抱くどころか、キスもできてない女のために、全財産をつぎこんで破滅をかけたリングに上がる……
気合と覚悟を新たにすると、ペニスの疼きはおさまっていた。

カァン!

性技場の興奮は最高潮に達していた。投票権を握り締めたどこぞの金持ちどもが、品性も威厳も忘れて口汚い叫びを上げる。
アイドルのおっかけのように、女の名前を夢中で叫び続ける奴。
俺に向かって、負けたら殺すぞと喚き散らす奴。
日の当たらない地下闘技場…… こんな場所で稼いだ金で、彼女は喜んでくれるのだろうか……

喜んでくれなくてもいいさ。
その時は、彼女の借金だけ返して、黙って去る。
そして彼女にふさわしい、真面目で気のいい男が現れることを祈るさ。

「行くぜ!」
俺は雑念を振り払うべく雄叫びを上げて、何も知らずに艶笑する女に向かっていった。
450地下性技場にて:2011/11/06(日) 10:13:29.30 ID:LMj/XQES
派手な化粧でごまかした女の顔は、間近で見ると意外と童顔で、少し驚いた。俺と同年代の26、7だと思っていたが、見た目よりずっと若いのかもしれない。
そんなわずかな驚きの隙を突くように、女は俺を自信たっぷりに正面から受け止め、ペニスに手を伸ばしてきた。
俺も女の股間に手を伸ばして、正面から勝負しようとする…… だが、押し付けられた巨乳の感触に、一瞬動きが遅れた。
柔らかい。重い。すべすべの白い肌がイヤらしく俺の肌に吸い付いてくる。
女の指は淀みなく俺のペニスに絡みつき、馴れた手つきで扱きはじめた。
「うっ……」
男を知り尽くした手さばき。感じるポイントを、強めの力加減と速めのストロークで大胆に責めて来る。
「あら、もう感じちゃったの?」
耳元で女がハスキーに呟く。背筋に軽い痺れが走った。
「まだまださ」
俺は余裕を装って笑い返しながら、女に二手遅れて彼女の股間に手を差し込む。
女である以上、逃れられない性感がある。火照った肉芽を優しく小刻みに撫でてやると、たちまち膣から潤みが溢れた。
「気持ちいいかい?」
「全然」
女は息を乱さずに応えて、亀頭を手のひらで擦り立てる。
「あなたこそ、気持ちいいんでしょ」
「いや、まだまだだな」
強い刺激に声が上ずりそうになるのを隠して、微笑を返す。これくらいは基本中の基本だ。対して難しいことでもない。
「ウソばっかり。私に触れて気持ちよくならない男なんていないわ……」
自信に満ちた囁きが耳に吹き込まれる。
頭の片隅に痺れが走った。
なるほど、強い。
だが、負けられない。
「じゃあ、俺が特別な男だってことさ」
この程度で指先の制御を失ったりしない。テクニカルなバイブレーションでクリトリスと膣口を弄り回す。女の汎用的な性感を炙りながら、この女独自の弱点を探していく。
会陰の近くを指で炙ったとき、女の体が小さく震えた。
すかさず、そこに指を強く押し当てつつ、さらなる開発を目指して膣内へ指を挿入する。
はぁっ、と、涼しい顔をしている女が、確かに熱い息を漏らした。
「ますます濡れてきたぜ……ほら」
少し音を立ててやる。
ちゅくちゅくと卑猥な水音がすると、ついに女が「あっ……」と声を上げた。
「ふん、少しはやるわね…… でも、すぐに化けの皮を剥がしてあげるわ……」
女は上目使いで拗ねたように俺を睨むと、自分の乳首を俺の乳首に押し付けた。
451地下性技場にて:2011/11/06(日) 10:14:18.34 ID:LMj/XQES
ちゅく、ちゅく……
にちゃ、にちゃ、にちゃ、にちゃ、にちゃ、にちゃ、にちゃっ……!

「ほ〜ら…… だんだん素直になってきた……」
「まだまだ…… う、くっ……」
5分後。
俺は自分の先走りが立てる粘った音を散々に聞かされながら、歯を食いしばって女の膣に指ピストンを繰り出していた。
その指ピストンも、女の巧妙な腰のくねりと、膣内の絞め付けによる妨害で、思うような効果が上がっていないのが分かる。
柔らかい乳房に飲み込まれながら、尖った乳首で弾かれる俺の乳首は、今や俺の予想をはるかに上回る性器と化していた。
まるで胸にペニスを二本つけられたよう。
女が自在に繰り出す3点の快感に翻弄され、俺は次々と我慢汁を搾り出された。
たまらず上ずった声が漏れるたびに、女が俺の顔を上目遣いに覗きこみ、イヤらしい顔で笑う。
「分かる? 貴方のエッチなおちんちん、いっぱい恥ずかしい汁が出てるわよ…… ほら、ここをこうするといいんでしょ?」
「くっ!」
敏感な裏筋、ペニス小帯へ強めの一撃。カウパーでヌルヌルになったペニスは、力の入った指先でも滑らかに擦れる。
「乳首も、ほら…… 赤くなって、カタくなって…… ボッキしてるの、分かる?」
クスクスと笑いながら、意識がペニスにむいた俺の胸板で、女の巨乳が弾んだ。
「くぅぅ……! ぅぅっ……!」
強い弾力で、激しく乳首がぶつかり合う。ダメージを受けるのは、俺。
女の乳首も立っていたが、俺の乳首はそれ以上に腫れあがっている。女の言うとおり、勃起した亀頭のよう。

くそ…… 負けられないんだ……!

俺は歯を食いしばって耐えながら、逆転の一手を狙う。
さっきから、ずっと狙っている。密着した女の体を抱きしめながら、ヒップに手を回して、アナルへの一撃。
だが、指に力が思うように入らない。狭い入り口の強靭な括約筋が突き抜けない。
このままでは…… 焦るな、焦るなと言い聞かせながら、俺は懸命に膣とアナルの二段攻撃を仕掛けようとする。
だが、快感に削られていく集中力。状況は悪化する一方で、俺の指は童貞のペニスのように女の中へ入れず彷徨う。

強い、この女…… マジで、ヤバい。
こいつのテク、俺より上……!
452地下性技場にて:2011/11/06(日) 10:14:42.17 ID:LMj/XQES
「がんばったね。でも、さすがに辛いでしょ? そろそろ終わりにしてあげる」
女が勝ち誇った声で笑う。
「まだ、まだぁっ……」
もはや快感に咽ぶ荒い息を隠すことも出来ないまま、俺は必死に抵抗する。
だが、女が強く俺を抱きしめ、同時に高速でペニスを一気に扱き上げた。
「うあぁっ!!」
乳首が乳房に閉じ込められる。女の乳首と一緒に閉じ込められ、密室で弾き回される。
三点同時攻撃。入念な3点交互攻撃の後で、この攻撃はあまりにも刺激的過ぎた。
声が出る。体が反る。ペニスが震えて、体の底から何かが込み上げてくる。

負けるか……っ!

フラッシュする脳裏に、彼女の顔を思い浮かべる。
今もヤクザな取立てに怯えながら、俺を待っているであろう、俺を信じているであろう、彼女の姿。

絶対に負けられない……っ!

歯を食いしばりなおす。尻から力を抜き、鈴口の一点に力を集中して、精液を押し止める。
堪える、堪えてみせる。男の意地にかけて……
「わぁ、耐えたんだ。すごーい…… でも、これでお終いよ」

ぬぷり。

密着した俺の体を抱きしめた彼女の腕。その細い指先が我慢汁をたっぷり絡めて尻の割れ目を走ると、俺のアナルはあっさりと貫かれた。
ただでさえ限界のところに、体の裏側からさらに加えられる刺激。
「あぁーっ!!!!」
自分の絶叫が聞こえた。快感で頭が真っ白になり、体が完全に制御を失う。
女の指先がくい、と曲がる感触。体の奥底から怒涛が迸り、鈴口が呆気なく決壊した。

どびゅううううっ!!

「ほら、終わっちゃった…… 結局、私の思い通りね」
彼女の嘲笑を聞きながら、俺は反り返ったまま射精の勢いに押されるように、ベッドに仰向けに倒れた。
453地下性技場にて:2011/11/06(日) 10:19:20.79 ID:LMj/XQES
俺に賭けた連中の罵声が聞こえる。
ふざけるな。お前らは道楽だろうが…… 俺は人生を賭けてるんだ。
それも、俺と、彼女と、二人分の人生を。
「立てる? 無理かな? 腰が抜けちゃったかな?」
女が笑いながら、俺の精液を弄んでいる。
すぐにフォールに来ないとは……なんという舐めっぷり。
怒りに任せて、ベッドを手で叩いて起き上がろうとした。
だが、下半身が言うことを利かない。無様に地べたでもがく。
「あははっ。もうお終い〜? だらしないの。男なんてみんな同じよね」
女が俺の精液を拭い捨てて、ゆっくりと近づいてくる。
巨乳が揺れる。アレに押さえつけられて、3カウントが入ったら、終わり。
彼女は借金を抱えたまま。俺は無一文……

「うおおおおっ!!!」

これほどまでに全力を振り絞ったことは、生まれて初めてだっただろう。
自分でもどうやってか分からない。とにかく雄叫びを上げて、震える足で無理矢理立ち上がった。
精神論なんかに頼るのは二流三流だと思っていたが……今の俺には、彼女が支えて、立たせてくれたように感じた。

まだやれる…… やれるさ。
負けられないんだ…… 負けてたまるか!

俺は彼女の顔を思い出しながら、目の前の女を睨み付けた。
454地下性技場にて:2011/11/06(日) 10:32:41.52 ID:LMj/XQES
「おー、立てるんだ。すごいすごい」
女が笑って、手を叩く。
「まぁ、でも、それくらいはできないとね〜。絶対負けられない理由があるもんね?」
「……な、に?」

耳を疑った。
なんだ? こいつがなぜ、そんなことを?

「お前……」
「ふふっ、何ぼーっとしてるの? 試合再開よ?」
女は俺の疑問を無視して、立ち上がった俺に素早く駆け寄ってくる。
タックル!?
マズい、と避けようとした足が震えた。
射精の余韻と疲労で、ヒザのバネが死んでいる。
「くっ!」
慌てて、転がって避けようとする……が、俺の視界で迫る女の美巨乳が揺れた。
柔らかそうに弾むその魅惑の塊に、さっきまで苛められていた乳首がドクンと疼く。
「く」
感触を思い出し、体が自然に反る。腰が意に反して突き出されていく。
「くぅぅっ!!」
動きが大幅に遅れた。遅れさせられた。
「私のおっぱいに釘付けね……」
女が嘲笑し、柔らかい感触がペニス一杯に広がる。
「うっ!?」
下半身から一気に力が抜けた。
さっきは乳首がペニスみたいだと思ったが、やはり乳首は乳首だ。
ペニスで……男の最大の急所で味わう女の乳は、先の指技が子供の戯れに思えるほど、圧倒的な重みと質感があった。
俺はあっという間に押し倒され……女のヒザの上へ引きずり上げられた。
455地下性技場にて:2011/11/06(日) 10:59:38.29 ID:LMj/XQES
ヒザ上パイズリ。絶望的な体位に、観客の罵声と歓声が鳴り止まない。
「立ったと思ったら、すぐ倒れちゃったね…… 立てるのはチンチンだけ?」
今度は俺を見下ろしながら、女が両手で乳房をこねる。
「ぅおっ!」
ヤバい。威力が手の比じゃない。
声を抑えることさえできず、俺は悶え、喘いだ。
「くすっ、気持ちいい顔してる。平気なんじゃないの? ほら、まだまだって言ってごらん?」
女が乳を弾ませ、上下した。
「ぁああっ!!」
柔らかい肌がねぶりつくように滑り、俺は悶絶した。
女の膣を突き荒らすために硬く鍛え上げた男根が、乳房の柔らかさの前に無力。
腰を暴れさせても、柔らかく受け止められてしまう。豊かな肉厚は、標準よりかなり大きめだと自負している俺のペニスに先端を出すことすら許さない。
「あらあら……全然ダメみたいね。可愛い声出しちゃって。男でA級なんて言っても、女のA級が相手じゃこのザマ?」
悶える俺を女が見下ろしている。
「まぁ、しかたないよね。今まで戦った男もみんなコレですぐイっちゃったし……あなたは頑張ってる方かな?」
くすくす笑いながら、女は余裕の表情で、弄ぶように軽く巨乳を揺すってくる。
それだけも、俺は体を跳ねさせてしまう。
凄い。この女のパイズリは、凄い。
「ふふっ、どうしたの? せっかくフェラと違ってお口がフリーになってるんだから、もっとお喋りしよ?」
女が心憎いほどわざとらしく、谷間の圧迫を緩める。
俺は詰めていた息を吐いて、背中をベッドに預けて、人心地つく。
明らかに手を抜かれている。女に手加減されている。その事実が、男の甲斐性を背負ってリングに上がってきた俺のプライドを、ひどく痛めつけた。
だが……これはチャンスだ。相手が甘く見てトドメを刺せる時に刺さないのなら、それでいい。
彼女のために、勝てればそれでいい。プライドなんか、この胸の谷間にでも捨ててやる!
俺は自分にそう言い聞かせて、冷静さを保った。
「あれ〜? もう喋る余裕もない? もうイっちゃいそうなのかな?」
「ま……まだまだ……!」
気持ちを入れ替えて、軽口に応えながら隙をうかがう。
乳肉の拘束なんて、大したものじゃないはずなんだ。
今までだって大丈夫だった。今回もきっとそうだ。
吸い付いてくる重みの中で、俺は必死に自分にそう言い聞かせる。
456地下性技場にて:2011/11/06(日) 10:59:59.68 ID:LMj/XQES
「そう、まだガマンするんだ? 好きな女の子のためなら、男の子はまだガマンできるのかな?」
「な……!」
知っている。この女は……知っている。
間違いない。俺と彼女のことを、知っている。俺が全財産をかけてこの試合に挑んでいることを、そのいきさつを、知っている。
でも、なぜ?
この性技場はその辺のキャバクラなんかよりはるかに闇深い場所。彼女が絶対に関わらないように、俺は細心の注意を払っていた、はず。
この女と俺の彼女に、どういう接点が……?
「何でお前が……ふぁあっ!?」
「なぁに? 聞こえない。もっとはっきり言って?」
問い返そうとした瞬間に乳で強く挟まれ、俺は悶絶した。
気持ち、いい。
巨乳と呼ばれる女でも、パイズリはたいてい手コキやフェラのオプションだ。本当に乳肉だけで男根を包み、擦りまくれる乳なんて、今までお目にかかったことが無い。
……この女のパイズリは、本物の『パイズリ』だ。
オッパイの感触が100%ペニスに叩き込まれる。こんなの、初めてだ。

俺は……童貞のように、気がついた時にはもう出していた。
457地下性技場にて:2011/11/06(日) 11:00:24.02 ID:LMj/XQES
どろっ……

一瞬意識が飛んでしまっていたのか、見ればすでに大量の精液が、谷間から滲み出して池を作っている。
「ふふっ…… 私がその気になれば、あなたなんていつでもイかせられるのよ……」
俺を見下ろして、嘲笑し、勝利宣言をしながら、彼女が谷間を開く。
大量の精液に塗れ、力なく萎れかけた情けないペニスが、俺の目の前に現れた。
「あ……あ」
これで、立ち上がれるのか?
立ち上がれたところで、まともに戦えるのか?
見せ付けられた自分の相棒の惨状と、強烈すぎる初めての快感の余韻に、俺の心が折れそうになる。
「どうしたの? 早く立たないと負けちゃうよ? 彼女のために負けられないんじゃなかったの?」
女はやはりすぐにはフォールにこなかった…… からかうようにそう言って、仰向けに倒れたままの俺の顔を覗き込む。
「な……なんで、お前が、それを……」
息が整わない。時間稼ぎ代わりに、その疑問をぶつける。
458地下性技場にて:2011/11/06(日) 11:00:55.20 ID:LMj/XQES
「……まだ気づかない? 声ですぐ分かるんじゃないかと思ったんだけどなぁ……」
女は、そう言うとニュートラルコーナーへ立ち去っていく。
「……?」
何だ? この女、何を言っている……?
辛うじて上体を起こして、女の動きを追う。
まだ足は動かない。これ幸いと女の奇行を横目に、俺は足をマッサージし……
女は髪を編み始めた。
ペニスを扱きたてるときのような早く正確な手つきで、あっという間に、長い髪を三つ編みに編んでいく。
その後姿を見て…… 俺は、
いや、そんなバカ……な。
「しかたないなぁ、ほら。これならニブいあなたでも分かるでしょ?」
振り向いた女が、ウェットティッシュを手に、顔を撫でる。
化粧のことは良く分からないが、汗や汁でも流れないBF用のメイクが、その一撫でで綺麗に落ちた。
「あ…… あ……」
そこにいたのは、彼女。
借金の取立てに怯えながら、俺の助けを待っているはずの、俺の彼女。
「うん、騙しちゃった。ごめんね?」
あっけらかんと、彼女は言った。
……女に騙されたことは、初めてじゃない。もっと青臭いガキだったころ、この世界に足を踏み入れるきっかけになったのは、苦い思い出のせいだった。
その経験が、残念ながら、俺に現実を受け入れないことを許さない。
「あ……あああ……っ!」
「胴元さんと取引してね。あなたの稼ぎ、回収しちゃった」
「こ……この…… クソアマ……」
怒り、怒り、怒り。圧倒的な、怒り。
俺は立ち上がる。足の震えは気にならなかった。
「今日であなたは無一文。女の子と逃げようなんて考えずに、またしっかり稼いでね〜」
「ふざけるんじゃねぇ!!!」
俺は猛然と叫び、彼女に向かっていった。
459地下性技場にて:2011/11/06(日) 11:01:24.40 ID:LMj/XQES
そうだ。まだ俺は何も失っちゃいない。この試合に勝てば、俺の全財産は倍以上になって戻ってくる。
たかだか、女一人と別れるだけの話じゃないか。何の問題も……無い!
自然と拳が握られていた。
ああ、このクソ女の顔面にコイツをぶちこんで、その綺麗な顔をグシャグシャにしてやる。
そして、泣きながらヒィヒィ言ってるところにブチこんで、犯してやる。男を舐めるとどういう目に合うか、思い知らせてやる……!!
不良と呼ばれた学生時代から、ケンカはBFより得意だった。俺は踏み込み、彼女の顔面目掛けて、全身のバネと体重、そして怒りを込めた渾身のパンチを繰り出した!

「はぁ?」
……俺の全てを込め、思い切り振りぬいたはずの拳は、まるで腰が入ってない、ハエが止まるようなパンチだった。
彼女は溜め息をつきながらやすやすと避けて、俺に足をかける。それだけで、俺はヒザが砕けたようにベッドに転がった。
「何言ってるの? あなたが私に勝てるわけないじゃない」
転ばされたまま、足がもつれて地面でもがく俺に、彼女がゆっくりと近づいてくる。
見せ付けるように、あの巨乳を両手で捧げ、腰をくねらせて。
「あ……」
俺の怒りに応えてくれたはずの足は、全く動かなかった。俺は呆然と彼女の乳を見つめながら、その谷間に挟まれた。
460地下性技場にて:2011/11/06(日) 11:02:07.06 ID:LMj/XQES
「お、おォッ…………!」
押し潰された弾力は、先ほど挟まれたときとは比べ物にならなかった。
「言ったでしょ? 私がその気になれば、あなたなんかいつでもイかせられるって……」
そんな、そんなことがあるはずがない。
俺が、女にだまされた挙句、バトルファックでも負けるなんて……!
ウソだ、ウソだ……!

どぴゅっ!

秒殺……いや、瞬殺だった。気持ちよすぎて、何もできなかった。
あまりに気持ちよすぎて、どうしていいか分からない。まるで童貞。
3擦り半、どころじゃない。一擦り……いや、挟み潰されただけで、俺のペニスは溶けていた。
鍛えぬいたはずの俺の相棒は、いとも簡単に彼女の乳に粉砕されていた。
461地下性技場にて:2011/11/06(日) 11:02:28.26 ID:LMj/XQES
「最後まで、キスも本番もしてあげられなかったね。でも、こんなに早漏じゃしかたないよね?」
ベッドに倒れて、ショックに震えている俺に、彼女がゆっくりとのしかかってくる。
フォールだ。
跳ね除けないと……負ける。
彼女に騙され、奪われ、イかされ、いいように弄ばれたまま……終わる。

そんな……そんなのって、あるか。
そんな終わり方、認められるか……!

むにゅっ……

「うぁあ……!!」
俺を瞬殺した乳がのしかかると、ペニスが浅ましく痙攣した。

「ワン!」

カウントが始まる。
俺は最後の力を振り絞った。振り絞ろうとした。
だが、体に力が入らない。腰ばかりカクカク暴れて、そのクセ、肩は乳の重さと柔らかさに甘えるように微動だにしてくれない。

「ツー!!」

俺の全財産……!
このクソ女に、目にモノ見せて……!
涙が勝手に流れ出てくる。
畜生、畜生……! 俺は必死に暴れた。もがきまくった。
なのに、彼女の体は柔らかくて温かくて、ビクともしない。
462地下性技場にて:2011/11/06(日) 11:02:44.75 ID:LMj/XQES
「……私に勝てるような男だったら、本当にあなたのモノになって、二人で逃げても良かったんだけどね」

俺を優しく強く押さえ込み、男の本気の、死にもの狂いの抵抗を捻じ伏せながら、彼女が耳元で囁く。

「残念。あなたもタダの、私の獲物にすぎなかったね」



「スリーっ!!!」

ぷしゃっ!!

完全敗北を悟った俺のペニスから、3カウントと同時に男の潮がしぶいた。
なんという無様。これほどまでに実力差を見せ付けられて敗れたことなど、今までになかった。
その相手が、俺を騙した……俺が愛した女だなんて。

もういい。もうイヤだ。
もう何も、考えたくない……

カンカンカンカン……

「ふふっ、後で、『いつものお店』にでも来る? 儲けさせてもらったし、かわいそうだから一杯奢ってあげてもいいわよ」

ぴゅっ!!

勝ち名乗りを受けるべく立ち上がる行きがけの駄賃に、彼女が俺の耳元で囁いた。
俺の中で何かが壊れた音が聞こえた。彼女の体はもう離れてしまったのに、俺はその囁きだけでペニスから再度潮を吹いていた。
深い絶望感と、なぜか分からない幸福感を感じながら、俺は力尽き、意識を失っていった……
463名無しさん@ピンキー:2011/11/06(日) 11:19:15.38 ID:LMj/XQES
終わり。
464名無しさん@ピンキー:2011/11/06(日) 11:22:13.12 ID:bo3CVcRE
屈辱感が最高
いいものを読ませていただきました
GJ
465名無しさん@ピンキー:2011/11/06(日) 12:27:20.61 ID:LMj/XQES
>>445
BF小説サイトの掲示板って、とあるページの掲示板でいいの?
よかったらスレタイ教えてくれ
466名無しさん@ピンキー:2011/11/06(日) 12:35:07.59 ID:zCE+hmrt
こんなハニートラップ受けてみてー
467名無しさん@ピンキー:2011/11/06(日) 21:40:18.71 ID:5lBwhjLm
>>465
BFS
一方的展開ではないが、個人的には同スレのトモユキvsレリィもおすすめ
468名無しさん@ピンキー:2011/11/06(日) 23:36:05.03 ID:LMj/XQES
>>467
ありがとう。これはいい。
469名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 00:11:29.45 ID:KtgH/CyK
>>447
すばらしい! エロ描写も良かった!
470名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 07:15:29.34 ID:XTIz6NxC
>>465
bfmだな。あそこは様々なジャンルのBF系紹介してるから
役に立つ。最近だと「速攻天国行きの手を持つ女」つーエロ小説を
推してるが、オイラ的には未視聴AVのクロスレビューとして
見させてもらってる。
471名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 07:46:40.65 ID:rlI++BnN
>>470
ちがいます
472名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 08:05:11.75 ID:H6QwfkEB
それでも俺はルリちゃんを心待ちにしてるんだ。
らぶらぶBFさいこー
473名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:16:24.52 ID:Xoq/jUVw
男負けって言っても人それぞれ好みのシチュって違うんだなぁ
個人的には因縁のある相手に負けるのが好き
前スレの愚か者へのスピリチュアルとか最高だった
474名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:59:59.39 ID:mqrG2HVx
>>473
だな。俺は女の誘惑に負かされてからイカされちゃうのに萌える。
あとマウントポジションや背後からの手コキで攻められるともう駄目。
絶対負ける自信あるw
速攻天国行きの手を持つ女のシチュも比較的ド真ん中。
年下(女子高生くらい)の女の子が意外とテクニシャンで
69したらあっちゅう間い逝かされちゃったりすんのも好き。
やっぱ人それぞれ好みがあって面白いな。
475名無しさん@ピンキー:2011/11/08(火) 00:50:02.43 ID:Y+nWcC41
トモユキvsレリィってどこにあるんや
476名無しさん@ピンキー:2011/11/08(火) 01:26:21.26 ID:eGIkvdg8
とあるシチュが好きなサイト、の掲示板のBFSっていうスレッドに投下されてるはず
477名無しさん@ピンキー:2011/11/09(水) 23:21:15.60 ID:yffX34yl
教えたら過疎った?
みんなBFSに逝ったのか?
478名無しさん@ピンキー:2011/11/10(木) 01:00:05.68 ID:IjpB0jMj
BFSとわ何かね?
479名無しさん@ピンキー:2011/11/10(木) 03:36:48.27 ID:c5ilxd8H
もともと過疎や
480名無しさん@ピンキー:2011/11/10(木) 08:53:10.19 ID:9kJ5hdQu
せやな
481名無しさん@ピンキー:2011/11/10(木) 09:02:59.10 ID:1ShF80+e
せやせや
482名無しさん@ピンキー:2011/11/11(金) 23:57:47.81 ID:YPfhJ6nV
>>473
アレは俺も好きだ。圧倒的な実力差もいいが、諦め切れない実力差もまた違う趣があっていい
終盤からラストにかけての芹浦さんのいじめっぷりも最高。

人気投票じみたこともしてみたいけど、職人さんに優劣つけるようで角が立つよな……
同作品内ならどうだろう。

1:綾、優良、結花里先輩、雪灯(新部長の苦悩)
2:揚羽、立羽、瑠璃羽(3on3大会?)
3:恭子、小真理、玖美、千々穂(巨乳女学院中等部)

複数女の子がバトルした作品ってこれくらいか?
俺は優良、瑠璃羽、玖美がヒットだが。
483名無しさん@ピンキー:2011/11/13(日) 03:11:37.41 ID:vsFanGVw
よく分からん
過去ログとかないの?
484名無しさん@ピンキー:2011/11/13(日) 15:50:18.08 ID:FUUNeWdn
県立南校BF部とか良かったな
485名無しさん@ピンキー:2011/11/13(日) 19:07:47.59 ID:i0Vzv/lg
新部長のほうはあまりに負けっぷりがかわいそうでMシチュながら成長して欲しいと思った
486名無しさん@ピンキー:2011/11/13(日) 20:27:11.56 ID:W33fQov9
>>485
優良とアマアマちゅっちゅっしながら成長できそうで
487名無しさん@ピンキー:2011/11/14(月) 09:36:45.91 ID:M6JV2gQs
新部長は超絶倫なんで心配する事は無く、もっと負けて欲しいと願ったな
一体、体のどこからあれだけの量の精液を生産してるのやら
1日で出す量をビーカーに集めていったら余裕で溢れさせそう
488名無しさん@ピンキー:2011/11/14(月) 15:37:22.37 ID:VsDbWeqG
公式試合で一度も逝ったことのない最強の男「アンブロークン」
どんな超絶技巧を持った美女が相手でもものともしないその姿に老若男女全てのBF好きたちが憧れていた
しかし彼らは知らない
アンブロークンが愛する妻によって毎晩他の女では逝けぬようBFプレイという名の鬼畜調教を受けていることを……
489名無しさん@ピンキー:2011/11/15(火) 01:27:38.61 ID:EcNNDMK8
キャラお借りして二次創作でもしてみようかな……
何か希望ある?
490名無しさん@ピンキー:2011/11/15(火) 03:53:59.71 ID:ZR+v+s1Q
上のほうにあったメイドのご奉仕固めの詳細が見たい
もう一回してあげるって言われただけで骨抜きになっちゃうようなの希望
491名無しさん@ピンキー:2011/11/15(火) 06:15:40.95 ID:sj4uF3sK
>>489
昔の速攻天国行きの手を持つ女口調で
ひとつおながいしまつ。
492名無しさん@ピンキー:2011/11/15(火) 06:21:43.59 ID:EcNNDMK8
>>491
買わんよw
493名無しさん@ピンキー:2011/11/15(火) 06:55:04.69 ID:zA3fD4KP
やっぱり優良か綾が見たいなぁ
このスレの一番最初のSSだし未だに続編待ってる…
優良が年上じゃなくて同期か年下と闘う番外編とか見てみたい。
先輩には優しい優良が同期か年下の男を言葉責めしながら…とか
494名無しさん@ピンキー:2011/11/17(木) 07:02:01.88 ID:CvuUnOds
速攻女の人、次回作でないかなあ。
495名無しさん@ピンキー:2011/11/17(木) 08:22:16.28 ID:cRIIcObv
そのうちでるんじゃね?
ここの宣伝に煽られて本買っちまったけどw
あとがきにそれっぽいニュアンスのこと書いてあったべ。
というか何だかんだで人気だな>速攻本。
496名無しさん@ピンキー:2011/11/17(木) 10:22:19.96 ID:46fwEqki
ヘイトとかアレスとかが負ける話はどうよ
男が弱すぎだのとどうこう言う奴はいないと思うが
497名無しさん@ピンキー:2011/11/17(木) 11:30:31.39 ID:6nxAQwB1
兵と荒れ巣ってどんな歯無しよ?
男の負けっぷりが無様なやつがいい。
498名無しさん@ピンキー:2011/11/17(木) 13:14:24.85 ID:ayTO7STi
俺は淫魔ハンターハンターが好きだったな。
499名無しさん@ピンキー:2011/11/17(木) 17:00:12.76 ID:MHn6R1Lt
俺の中でソフィア先輩は未だに至高
パイズリフルコースのほんの序盤であっさりイかされ、どうしようもない実力差を見せ付けられた挙句そのまま弄ばれてヒィヒィ泣かされるとか
命乞いさせられる(しないとあっさり搾り殺される)とか
あのドMなイベントの数々は忘れられない
500名無しさん@ピンキー:2011/11/18(金) 13:10:26.44 ID:UAVM5JrP
こんなやつにヤられるなんて!
って感じの屈辱感がほしい
501名無しさん@ピンキー:2011/11/18(金) 19:38:53.79 ID:3aHYJ/E6
>>500
そうなるとあれか
BFとは無縁そうな大人しくて清楚なお嬢様とか胸も尻も未だ発展途上なロリッ娘に負けるとかかな?
502名無しさん@ピンキー:2011/11/18(金) 20:17:12.09 ID:sCseLn+E
>>501
個人的にはお嬢様よりも
ひたすら鍛えて来たのに新人に負けて
慰められたりすると屈辱感が良いです。
503名無しさん@ピンキー:2011/11/18(金) 21:29:16.70 ID:WdwPhbfx
本気で好きになった素人の処女に挿入して三擦り半で発射。
その後も五分と持たせられず泣き崩れ、捨てられる。
504名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 00:26:11.77 ID:GQWbAIOq
>>500
そもそも「女なんかに負けるなんて!」っていう屈辱感が基本だからな
505名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 02:27:10.11 ID:81nCWO86
(腕力で)
506名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 07:20:36.15 ID:mVeh/8gt
別に腕力で負けなくてもいいんだけど、鍛えてる男が女性に性技で脱力させられて全く抵抗出来ず無理矢理…ってのはいいなぁ。
507名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 09:02:26.31 ID:nud0M0P2
「負けるわけにはいかないのに・・・でも・・・」
と篭絡されてしまうのがいいなぁ
508名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 18:17:40.72 ID:Lij0njU4
調子に乗って二人まとめて相手にしたら負けちゃうとか
509名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 18:27:03.19 ID:t4uB30Zr
本スレひどすぎワロタ
510名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 19:35:46.92 ID:GQWbAIOq
二次創作なら沙智さんや優衣ちゃんがいいな
女が格上すぎたり天才すぎたりすると屈辱感が薄れる

個人的には3カウントシリーズの
プリンセスは天才だから仕方ないよね! → メイドに完敗
は凄い興奮した。
511名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 21:11:35.34 ID:6xprd3wM
>>「負けるわけにはいかないのに・・・でも・・・」
と篭絡されてしまうのがいいなぁ

むっ! 禿げ同。あとわ「この俺様がこんなクソ女に・・・・・」
みたいなのもいい。


>>510それはどっかに投下されてたプロレスのやつか?
ちんこ握られながら持ち上げる女に萌えた記憶ならあるがw

どうでもいいが誰かそろそろSS投下してくれ。
512名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 21:19:41.96 ID:o+hgQZMM
男が女にパワー負けする展開とか好きだ。
腕力で押し負けて、完全に抑えこまれながら為す術もなく搾り取られるとか
文字通り男顔負けの力強い腰使いに圧倒されたり。
513名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 22:32:20.20 ID:7oQ96Grh
>>501
こういうのはどうでしょう? 前に別なとこに書いた物ですが。
短かめです。



「じゃあ、プロレスごっこしよう?」
「はっ!? なにが ‘じゃあ, なんだよ?」
俺は唖然としながら、俺の腕にまとわりつきベタベタしてくるお子ちゃま、
リノの顔を見た。

リノは俺のうちの隣に住んでる小学生のお子ちゃまだ。

学校が休みの日などはこうしてベタベタ甘えにやってくる。
相当親から小遣いをもらっているらしく、
俺ん内にある最新ゲーム機はこいつに買ってもらったものだ。

今日も俺の家にやってきて、
「お兄ちゃん一緒に遊ぼう!」
と、俺の都合も聞かずに俺の部屋でゲームの電源を入れ始めた。

めんどくさいがしょうがなく、
しばらく適当に一緒に遊んでやってたが。
負けが込んできたため、
「うにゅうぅ……!」
と、呻きしばらく黙りこくっていた。

いつもなら。

『もう、意地悪!』

と、怒り。

『お兄ちゃんの馬鹿! ちょっとは手加減してよ!』
と言って帰ってくれるのだが、今日は勝手が違った。

「ねえ、お兄ちゃん、リノねえ、もうすぐ誕生日なんだ」
突然何事かを言い出す。

そもそも俺みたいなありふれた高校生に何を期待するんだか。
514名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 22:32:56.55 ID:7oQ96Grh
「その日は用事があるんだけどな」
「えっ……じゃあ……」

そう言ってリノはちょっと黙ったあと。

「じゃあ、リノとプロレスごっこしよう」
「は!? 何が ‘じゃあ, なんだよ?」

と、突然訳の分からないことを言い出したのだ。


「負けた方は勝った相手の言うことを何でも聞くの、どう?」
「まあ、いいけど」

アホだこいつ。
俺に勝つつもりらしい。

てっきりゲーム機を人質に、
『デートしないならこれ返して!!』
とか始めるのかと思った。

しめしめ。

「お兄ちゃんは痛いのとかしちゃダメだからね」
はいはい。

「先にマイッタした方の負けね」
はいはい。

「じゃああ兄ちゃんも準備して」
はいは……イ!?

何をトチ狂ったか突然俺の目の前で子ジャリが服を脱ぎ始め出していた。

「な、なにやってんだ!?」

「何って、プロレスってパンツ一枚でやるでしょ?」
そう言いながら、俺の目の前のお子ちゃまがガンガン脱いでいく。
やがて子供パンツ一枚の姿で気合を入れ始めるリノ。
515名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 22:33:34.75 ID:7oQ96Grh
「ほら、お兄ちゃんも早く! あれ? もしかして負けるのが怖くなっちゃった?」
ニヤニヤと得意げな顔で腰に手を当てるリノ。

「分かったよ、まったく」
俺はブツブツ文句を言いながら同じ様に服を脱ぎ始めた。

「リノねえ、この前の修学旅行で同じ部屋の女の子たちとプロレスごっこして皆に勝っちゃったんだよ?」
腰に手を当て得意そうにするリノ。
だからどうした。

トランクス一枚になり膝立ちになる俺。

目の前のリノは当たり前だが全く凹凸のない体をしている。
少しアバラがういてる。
柔らかそうな、白い肌をしていた。
寒いのか、いっちょ前に全くない胸の先端を‘ピン,と立ててやがる。
まったく生意気なお子ちゃまだ。

と、

「カーン!」

何事かを叫び。

「エーイ!」

リノは俺に思いっきり抱きついてきた。

「えい! このこの!」

ぐいぐいと俺の体に自分の体を擦りつけて来るリノ。
白くフニフニした体が俺にグイグイ密着してくる。
パンツ一枚のローリングが俺に抱きついてくる地獄絵図。

今日親がいなくてよかった、本当に。
516名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 22:34:02.36 ID:7oQ96Grh
思えば俺、彼女ができたのつい最近だ。
無論、この全裸幼女のことではないが。

ついこの前まで俺も、彼女も小学生だったんだ、
そう思うと何やら変な気分になってくる。

グイグイと、先程からずっと俺を倒そうとしているのか、一心不乱にリノは俺に体を擦りつけ、
俺の股間にちょうど自分の股間を押し付ける形になっている。

少々ヤバイ。

「仕方ないか……ほらよ」
「えっ!? きゃぁ……!」
逆に俺が押し倒すと、体の下でリノが小さく悲鳴を上げた。

『パンツ一枚の幼女を押し倒している構図』

もはや言い逃れ不能なほど、やばい光景。
歴史の時間に習った、どの偉人たちだって、これほどのやばい光景はないだろう。

(さっさとマイッタッて言わせなきゃな)
そう思い俺はそっとリノの両手を右手で押さえつけて、左手を脇腹の下にもっていった。

「な、何するの? 痛いのやだよ……あっ!?」
「痛くないだろ? ほらどうだ?」
コチョコチョコチョ。

俺はリノの両手を押さえつけながら脇腹を思いっきりくすぐり上げた。

「どうだ? マイッタするか?」
「アハハハハ、し、しないー!」
ゲラゲラ笑い転げながら尚も抵抗を試みるリノ。
517名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 22:34:34.71 ID:7oQ96Grh
じゃあ、お腹もこちょこちょしてやるか。
フニフニしたお腹に指を這わすと、びくびくと跳ね上がりながら、
大声で笑い転げる。

「ほら、早く参ったって言え」
「や、やだ!」
体をくすぐるたびに足をバタバタさせ、髪がバタバタ揺れる。

まるで、女の子を襲ってるみたいだ。
ハアハアと荒い息を吐いている姿を見て何だか不思議な気分になってくる。
だんだんと俺は自分でも気づかないうちに、ひどくそのことに興奮を覚えて来ていた。
ふと気がつくと、リノはおっぱいの先端をツンツンと立たせている。

「そ、そうか、じゃあ仕方ない」
そう言うと俺はゴクリとつばを飲み込み、
リノの胸に指を近づける。

「えっ!? お、おにいちゃん!? それ反則だよぉ!」
胸に指先が近づいてるのを見てリノが慌てて暴れる。
「な、何が反則か決めてないだろ!」

そう言いながら俺はリノの胸をコリコリと ‘くすぐり, 始めた。
「にゃああん、は、反則ぅ! 反則だよ」
生意気にも感じ始めてるのか、変な声を上げ始めるリノ。

「お兄ちゃんがそうするなら、リノだって……」
「えっ? う、うお!?」

俺の股間に何かが当たる。
それが目の前のリノの足だと気がついたのは、完全に俺のものを掌握された時だった。
「えへへ、お兄ちゃんのここ、すっごいことになってるよ?」
ニヤニヤと笑いながら、グリグリと俺のモノを足でいじり倒す。

「ちょ、ちょっとまて」
「なに? 降参?」
「だ、だれが」
「だ・よ・ね」
518名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 22:35:18.89 ID:7oQ96Grh
そう言いながら再び足の動きを強めていくリノ。

その凶暴な足の動きは、AVなどで見る‘足コキ,そのものだ。

ヤバイ、逝く!

そう思った瞬間。

「あ、残念、ロープブレイク」
そう言いながら、リノは足コキをやめモソモソ這いずっていく。

「残念だなあ、もう少しでお兄いちゃん、参ったしそうだったのに」

ロープブレイク? 何の事だ? ここはリングじゃないんだからそんな物はないのに。
兎も角どうやら助かったらしい。

危うく小学生の足コキで発射と云う最悪なケースは免がれた。

(これはさっさとかたを付けないととヤバイ)

そう判断した俺が動こうとした矢先。

「えーい」

気のない掛け声と共に、リノが飛び込んできた。

だが其れはさっきの様な、抱きつきではなく、
俺の下半身めがけてのタックルだった。
「えへへへ、どう?」
飛びつくや否や、俺のトランクスの上から両手でしっかりと俺のモノを扱いてくる。

「お、おい、ま、まて!」
「あれ? もう降参?」

驚いたように目をまん丸にしながら、リノが訪ねてくる。

「ち、ちがう」
「だ・よ・ね」
519名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 22:35:47.16 ID:7oQ96Grh
途端にグニグニとさらに手を強くリノは動かしてくる。
直接触れてくるわけではないが、それは直接よりよほど強い感触だ。

「ギブアップ?」
少し手を緩め、ニヤニヤとリノが訪ねてくる。
「だ、誰が」
口では強がるがギブアップ寸前だ。

と、突然また。

「ああん、残念、ロープブレイクだね」
リノが体を放す。

「えっ……?」

ぼんやりとリノを見つめる俺。
ニヤニヤと離れて行くリノを見つめ俺は全てを理解する。

(俺を生殺しにする気か)
そうなれば方法は二つ。

俺が早くリノをマイッタさせ、この状態をどうにかするか。
俺が早くマイッタして、この状態をどうにかさせるか。

だがさっきみたいに無理やり押さえつけても強烈な足コキが待ってるのは目に見えている。
だったら、次の攻撃が来たらすぐにマイッタしてしまうか?
小学生のリノに俺が抜いてもらう?
そういうわけにも行かないだろう。
第一弱みを握られたら後で何を――――。
「スキあり!」

色々と考えていたら再びリノが抱きついてきた。
520名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 22:36:29.14 ID:7oQ96Grh
「えい、えい」

最初と同じようにその体を俺に押し付けてくる。

フニフニとした柔らかい体の中に、
ツンツンとした乳首がコリコリと俺の体に突き刺さり、
トランクスとリノのパンツが密着しグニグニと柔らかく温かな感触が俺の股間を責めたてた。

(も、もう我慢の限界だ)

「リ、リノ……ギ、ギブアップ……」
俺は血を吐くおもいで告げる。
だが、
「あっ! 残念! またロープだァ、惜しいなあ」
そう言いながら、リノは離れていった。

「い、いや、違う、リノ、ギブだギブアップ、俺の負けだ」
余りにも滑稽な姿だったろう、その時の俺は。
だけれども俺はこれ以上耐えられそうにもなかったのも事実だ。

「えっ? ギブアップて何? リノ英語わかんないよ〜」
リノの一言はそんな俺の心を無情にも打ち砕いた。

「ほら、お兄ちゃん、離れて」
グイグイと俺の体を押してくるリノ。
「ま、参った、いや、リ、リノお願いだ! も、もう我慢できない、頼む」

完全に俺の心は折れていた。

その時のリノは凄く嫌な笑いを浮かべていたのだろう。
だが、俺には優しいほほ笑みに感じられた。
リノが体重を預けてくるのを俺は抵抗せず受け入れる。
521名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 22:36:55.52 ID:7oQ96Grh
「お兄ちゃんのここギブアップ?」
「は、はい」
おれは慎重に言葉を選ぶ。
「じゃあ、何カウントでギブアップするか試してあげる」
そう言いながらゆっくりとリノの手が俺の物をトランクス越しに撫でていく。

「ワーン、ツゥー、スリー」
リノが焦らすようにカウントをとっていく。

「う、うお、だ、ダメだ、リノも、もう……!」

俺は堪えきれずリノの手に自分の欲求の全てをぶちまけた。



「エヘヘ、リノの……勝ちだよ……」
優しく笑い、手についたそれをクチュクチュと舐めとっていくリノ。
「リノが勝ったから、お兄ちゃん、今度の誕生日、リノと一緒にいてね」
そう言いながら、まだ荒い息を吐く俺に抱きついてきた。

「嬉しい、お兄ちゃん大好きだよ……」

うっとりとした表情を浮かべるリノを見つめながら、




俺は今度のリノの誕生日までに、今付き合ってる彼女になんて断りを言えば良いか、
考えていた。
522名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 22:38:11.05 ID:7oQ96Grh
以上です、あんまり勝負って感じではないですが。
523名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 22:59:38.63 ID:6xprd3wM
せっかくやけどなぁ
幼女は・・・・・・需要あんの?
いや別に長編投稿してくれて感謝しとるんやけど
幼女はマニアックすぐるだろw
524名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 23:05:15.95 ID:wRelyWwi
今日は変な虫が纏わりついてるな。
525名無しさん@ピンキー:2011/11/19(土) 23:31:26.08 ID:GQWbAIOq
>>511
このスレに投下されたSSだよ

>>522
乙。次は他所に投下したものじゃなくて
このスレのために作った作品を読んでみたい
526名無しさん@ピンキー:2011/11/20(日) 03:11:57.29 ID:UEcqHoFA
>>522
乙。BF感は薄かったけど凄く良かったよ

思い出してみると昔、これと似た様な状況になった事あるだよな…
さすがにここまで露骨じゃなかったがw
何故、あの時はさっさと終わりにしてしまったのか…
もう一度あの時に戻りたい…
527名無しさん@ピンキー:2011/11/20(日) 03:39:00.08 ID:2SzmG50o
小学生に翻弄されるとか、俺得すぎる
528名無しさん@ピンキー:2011/11/20(日) 07:38:52.19 ID:n5cSPJuX
よかった。小学生か、俺得だな。遠慮なくその線で書いていってほしい
529名無しさん@ピンキー:2011/11/20(日) 10:40:07.06 ID:e3hXxaNK
>>522
ソフトBFって感じでいいね
>>526
くわしく話を聞こうか
530名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 11:49:13.65 ID:I2AupiL7
ベン・トーの白梅梅がイイ。あの往復ビンタとか足蹴が大好き。
531名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 12:46:39.66 ID:e4Hx8MZ8
本スレのはこっちに投下すれば良かったのかもね
532名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 20:44:07.01 ID:S7WIBTX7
>>499
ソフィア先輩くわしく
最近パイズリに目覚めてきて作品探してる
533名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 21:37:51.99 ID:hOenN1pk
>>522
広い意味ではBFものじゃないかな。
文章が好みなので、
もっとバトルっぽいものを書いていただけるならぜひ読んでみたい。

それにしても新部長の人はどこに行っちゃったのかな。
ちょうど続きが気になるところだったのに。
534名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 23:07:09.57 ID:CwnCOYa6
珍しくBFゲーが出るみたいなので
http://softhouse-seal.com/product/g-003/index.html
535名無しさん@ピンキー:2011/11/22(火) 04:50:56.68 ID:mg6AB44R
>>484
あれ完結していないようだけど、良いよな。
536名無しさん@ピンキー:2011/11/22(火) 06:26:59.93 ID:hgkW1l0Q
>>532
淫魔ハンター外伝に登場する敵。
淫魔ハンター1とセットになった淫魔ハンター+++でも登場する。
再うpスレ辺りで手に入るんじゃないか?
537名無しさん@ピンキー:2011/11/22(火) 06:44:50.68 ID:XMFGlDxD
>>536
ありがとうありがとう
目標が一つできたわ
538名無しさん@ピンキー:2011/11/22(火) 18:52:05.67 ID:qOYJDtrW
>>512
「みんなでBF小説」の八雲氏の作品とかおすすめよ
女が疲弊した男を力づくで押さえ込んだり、
挿入で勝負をかけるも男が力負け、という展開多し
539名無しさん@ピンキー:2011/11/24(木) 22:51:32.39 ID:IOAMeI+Z
久しぶりに少し書かせてください。
6〜7ぐらいです


「と、いうわけでお兄ちゃんに再戦のチャンスを持ってきました!!」

アノ事より数日後、俺の所にセコジャリ―― リノがやって来た。

「どう言う訳だ? て云うか、なんだ再戦のチャンスって?」

得意そうにするリノに対し俺は思わず怪訝そうな視線を向ける。
当然リノはその視線を面白くなく感じ、口を‘へ,の字にまげた。

「ムー! なにその態度!」

バタバタと手足を大きく振り回すリノ。

本当に子供っぽい仕草ばかりする。
「あれ? その子供の足コキでみっとなくギブアップしたのは誰だっけ?」
いたずらっぽく笑う小悪魔。

はったおしてやりたいがそんなことしたら後で、
というか今後の俺の人生は終了を告げてしまう。
「ダ、ダカらサイセンてナンダヨ」

ヤバイ声が上ずった。
かなり動揺しちまった。

だが気にした風も無くリノは体を回転させて顔だけを此方に捻る。
「エヘヘ、ききたい?」
「ああ」
「うん! マヤ、はいってきていいよ!」

リノがドアの外に声をかけるとリノと同じ年ぐらいの少女が入ってきた。
ピンクの可愛らしいワンピースが、よく似合っている。
長い黒髪の大人しそうな女の子だ。

「ほら、マヤ! 自己紹介!」
「あ、え、ええと初めまして、リノちゃんと同じクラスの飛鳥井マヤです」
ぺこりとおじぎをされて、
「あ、はあ、はじめまして」
俺も思わず頭を下げる。
540名無しさん@ピンキー:2011/11/24(木) 22:52:14.47 ID:IOAMeI+Z
「リノはね、このままお兄ちゃんが小学生に負ける負け犬じゃいやだから……」

そう言うとリノは突然マヤちゃんのスカートを思いっきりめくり上げる。

「きゃ!」
「このマヤを倒してヤル気をとりもどしてほしいの」

スカートを抑えようとするのをお構いなしにガンガンと痴女JSが純真JSを脱がそうとする。
本当にこの痴女JSは何を考えているんだ!!

だが、それが良い。

薄桃色のパンツを丸出しにされながらマヤちゃんはわたわたと暴れている。
「ちょ、ちょっと、リノちゃん待って」
「ん? アレ欲しくないの?」
「え……? う、うん、ほ、ほしいけど」
「じゃあ、お兄ちゃんとプロレスごっこしてよ」
「う、うん」

どうやらマヤちゃんはリノのやつに何か弱みを握られているらしい。
可哀想に。
本当に悪魔の様なJSだ。

だが、それが良い。

戸惑いながらワンピースを脱いで行き、この前のリノと同じように下着姿になっていく。
この前と違うのはJS用のブラを身に着けているところだ。
胸にピンクの可愛らしいリボンが付いている子供っぽいデザインだ。

「この前見たく先にマイッタした方の負けでお兄ちゃんは痛いことマヤにしちゃダメね?」

お前がレフェリーなのか、何様だ?

「今回は最初からHナノありにしてあげるからマヤのこと思いっきりヤちゃっていいよ?」
何を言うんだ痴女JS、見ろ純真JSが怯えてるぞ。

「だいじょうぶだよ、おにいちゃん、マヤはね、お兄ちゃんよりHした数おおいから」
驚きのあまりマヤちゃんを見ると、マヤちゃんは恥ずかしそうに顔を下に向けた。

世も末だ。
541名無しさん@ピンキー:2011/11/24(木) 22:52:47.37 ID:IOAMeI+Z
「じゃあ、開始!」
カーン。
リノが口ゴングを鳴らす。

糞、ドウにでもなれ。
見ると、マヤちゃんは困った表情を浮かべ、リノの方をチラチラ見ている。

「も、もうどうなっても知らねえぞ!」
勢いを付け俺は目の前の下着姿の少女に覆いかぶさる。

「あ、きゃ……」
身を固くしたままマヤちゃんは倒れ込んだ。

少し怯えた表情を向けるマヤちゃんに一瞬罪悪感が湧くが、
「ほら! お兄ちゃん! はやくはぎとっちゃえ!」
リノの声にハッとなり、ゆっくりとブラに手をかける。

「あ! だ、だめです……」
弱々しい声。
だがその声を無視してブラを剥ぎ取ると、小さな胸があらわになった。
頭の中を罪悪感が再び過ぎる。

ゴクリとつばを飲み込むとユックリと指を近づけてコリコリとさすってゆく。

「あ、ああう、だ、だめです……」

JSを押さえつけて、いじり倒していく背徳感。


たまらない。

いや、いかん! これはイカン、俺は小悪魔JSに一矢報いるため、この子を弄ってるんだ。
俺はローリングじゃねえ。
断じて違う。
542名無しさん@ピンキー:2011/11/24(木) 22:53:18.53 ID:IOAMeI+Z
「お、お兄さん……い、痛いです」
ちょっと涙目になるマヤちゃん。

「あ、ご、ごめん」
思わず手を止める。
その途端もそもそとマヤちゃんが立ち上がりくるりと背中を向ける。
何事かと思うと、
「い、行きます……!」
意を決したように声を出すと俺の顔にマヤちゃんの可愛らしいお尻が近づいてくる。

「えっ!? ウグ……!」
勢いよく襲い掛かってきたお尻の圧力を受け、思わず俺は仰向けに倒れ込んでしまう。

「し、失礼します……」

グイグイとお尻で俺の顔を押さえつけながら、
グニグニと俺の股間に手を伸ばしてモノを弄り始めてきた。

うお、結構上手い。
俺がマヤちゃんの技に身を任していると。

「ちょ、ちょっと!! マヤのやわらかマOコに舌とか入れてはんげきしなよ!」
横からリノの声が聞こえる。

ああ、そうか、ここでこの子に負ける訳にいかない。

必死に舌をマヤちゃんの中にねじ込んでいく。
手でお尻をユックリと押し広げながら舐め上げていくと、
舌に女の子の味が広がっていく。
543名無しさん@ピンキー:2011/11/24(木) 22:53:51.16 ID:IOAMeI+Z
「ふ、ふああん! お、お兄さん、すごいですゥ……!」

ピクピクと逃れるようにお尻が動く。
だが逃さないように押さえつけながら、責めを止めないように舐めていく。

「す、すごいですねお兄さん、でも私も……負けません!」

興奮し切った俺のモノにマヤちゃんの口が近づいてきてるのがわかる。
口が近づくのを感じ、それだけで更に興奮が増していく。

「お兄さんのここ……スゴイです……マヤの口に入るかな……」
指でユックリと摩った後、俺のモノに舌が近づいてきた。

「う、うおお、すげえ」
思わず悲鳴を上げてしまう。

舌先がチロチロと俺のモノを舐め上げていくたびに思わず声を上げてしまう。

だがこのままJSに敗北を喫してしまえば、もう二度と俺は自分の机の『JS』マークを、
拝めなくなる。
JSマークで逝ってしまい、十字架を背負って生きていくのか、
ここで男を上げ、脱ローリング宣言をするのか、まさに運命の分かれ道――。
の、はずだった。

「うっ、おおうう!」
「ふわぁあ!!」

マヤちゃんの驚いた声が俺の耳に届く。
それはそうだろう、相当溜まってた物が、いたいけな少女の顔に直撃したのだから。

「……ごめん」
俺はただ一言そういうしかなかった。
「あ、い、いえ、大丈夫です……、いっぱい出たんで少しびっくりしちゃいました」
なんと言えばいいのか。
「ごめん……」

マヤちゃんのお尻の下敷きになりながら、謝罪の言葉を繰り返す。
俺はこの感触を思い出しながら、明日から学校でJSマークを見るたびに、
嫌な気分になるのか。
クソ、最悪だ。
544名無しさん@ピンキー:2011/11/24(木) 22:54:28.10 ID:IOAMeI+Z
「モウ、マヤってばいつまでのってるの!!」

リノの声が耳に入る。

ごめんなリノ。
俺はJSの尻に敷かれながら大量に個人情報をダダ漏れさせる、駄目人間です。

俺の体の上から、マヤちゃんを引き剥したリノが、じっと倒れた俺の顔を見つめる。

「マヤ、今のナシ! もう一回!」
「えっ……?」
マヤちゃんが困惑してる。
当然だ。
「ゴメン、リノ、俺の負けだ済まないな」
「もう、お兄ちゃんのチOコよわすぎ! これからまいにちリノとトックンだからね!!」
「リ、リノちゃん、お兄さん今日は調子悪かっただけだと思うよ」
慰めなんてやめてくれ。
弱チOコですいません、本当に。

ああ、奨学生並みかよ、俺の強さ。

そう思っていたらマヤちゃんがそっと耳元に近づいてくる。
「ごめんなさいお兄さん、今度こういう事があったら、もっと手加減しますから」

ああ、落ちるとこまで落ちるのか、俺。

ローリングで、激弱で、これからの学校生活、一生JSのマークに怯えて暮らすのか。
545名無しさん@ピンキー:2011/11/24(木) 22:54:55.10 ID:IOAMeI+Z
「最低! 馬鹿弱兄!!!」
「いでえええ!!」

リノのやつが思いっきり俺のモノを握りこんできやがった。

くそお、俺はこの先、ずっとリノに主導権と違うものを握られながら生きていかないといけないのか!




だが、それも良い。
546名無しさん@ピンキー:2011/11/24(木) 22:56:03.50 ID:IOAMeI+Z
以上です、ありがとうございました。
547名無しさん@ピンキー:2011/11/24(木) 23:24:40.75 ID:gM3TPIpg
>>546
よえぇぇぇぇ
よわすぎるw

BFってよりもシチュエーションや言い回しギャグ的に楽しかった
548名無しさん@ピンキー:2011/11/25(金) 15:45:43.93 ID:2qeMMeJ9
どうしても追い出されたことにしたい子がいるようだが
どうみてもマッチポンプやって自分から出ていったんだよね
当時の人間は皆気づいてた
今回も同じ
549名無しさん@ピンキー:2011/11/25(金) 16:07:10.02 ID:2qeMMeJ9
すまん
盛大に誤爆
550名無しさん@ピンキー:2011/11/30(水) 21:05:09.03 ID:1v98KEL2
クライマックスだけなら結構すぐ仕上がるんだが
前フリを作るのが難しくて面倒

でも前フリがないとせっかくのクライマックスも唐突になるだけだし
困ったもんだ
551名無しさん@ピンキー:2011/11/30(水) 21:11:43.90 ID:oUnPCoE7
な、何ぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!

そんな馬鹿な! この俺様がこんなメス豚に落とされるなんて・・・・

ぐっぱぁぁぁぁっっっ!!! どぴゅうううっっっ!!!




こんな感じになるのか?

552名無しさん@ピンキー:2011/12/01(木) 00:30:45.78 ID:Jdaho+S8
どっちが勝ってもおかしくない状況でほぼ偶然で男が負ける状況ってMスレ的には萌えないかな?
553名無しさん@ピンキー:2011/12/01(木) 02:54:50.92 ID:otviSazt
>552
実力均衡の女勝ちも需要あると思う。
少なくとも自分は読みたい。
554名無しさん@ピンキー:2011/12/01(木) 09:18:08.88 ID:pA4ikuqq
そーゆーケースで偶然で男が勝っちゃうと
超ガッカリするの?
555名無しさん@ピンキー:2011/12/01(木) 12:40:31.87 ID:qItrFPt+
たぶんここの人は男がイかされるところをおかずに使う
だから男が勝つと男がイかされないからおかずに使えない→意味ない
556名無しさん@ピンキー:2011/12/01(木) 13:25:16.16 ID:wxfLPrjZ
それもあるし男が勝つときって男が偉そうでうざいことが多い

>>543
JSマークワロタ
557名無しさん@ピンキー:2011/12/01(木) 23:33:38.93 ID:3RfEdbEY
体育祭の人ー
自分、いつまでも待ってるぞー
558名無しさん@ピンキー:2011/12/06(火) 02:27:30.03 ID:PJ2YzL/d
ss投下はよ
559名無しさん@ピンキー:2011/12/12(月) 21:13:27.75 ID:H+i+hgaI
えー
560名無しさん@ピンキー:2011/12/15(木) 09:30:08.48 ID:+ZUrqI9O
>>554
偶然で女が勝っちゃう方がいい(´・ω・`)
561名無しさん@ピンキー:2011/12/16(金) 01:39:57.69 ID:qEHI2TRZ
>>557体育祭の人

俺も待っている!!!
562名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 01:03:48.98 ID:HbmkxkTz
体育祭の人が書いた作品って体育祭だけかな
563名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 17:08:18.03 ID:xByIGHlG
どうでもいいけど
めだかちゃんってバトルファック強そうだよな
564名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 17:21:42.35 ID:raeqfrxb
もがなさんの超人的肺活量を活かしたフェラ固め〜
565名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 17:28:55.98 ID:CWrIV12T
いたみさんの脚力で拘束顔面騎乗
566名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:48:41.95 ID:jy6IWe62
>>564じゃないけど、小ネタ投下します。
567名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:49:36.58 ID:jy6IWe62
BF部員・上原恭司が、水泳部の白石凛子とBFするはめになったのは、簡単に言えば白石凛子が美少女だったからである。



「出たぁ! 『マーメイド・クラッシュ』〜!」
「ちょっ、やめてよ、それ! 恥ずかしいから!」

囃し立てる女子たちと、囃し立てられた白石凛子の抗議の声…… そして、凛子と勝負していた男子の法悦と絶頂の悲鳴を聞きながら、その日、上原恭司はBFの授業の審判をしていた。

「上原くんにも勝てちゃうんじゃない?」
「やめてよ、そんなわけないじゃない、ねぇ?」

他愛も無い野次に、そう首を振って苦笑する凛子…… が、ちら、と自分の方を向いた凛子の顔は、

―まぁ、勝てると思うけど?―
―実行して上原くんに恥をかかせたりはしないから、安心してね?―

そう、言っているように感じた。
568名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:50:08.53 ID:jy6IWe62
その程度の挑発、しかも妄想の中の挑発で、冷静さを欠くような恭司ではなかったが、悪いことに、白石凛子はとびきりの美少女だった。
水の抵抗で鍛えられた伸びやかな肢体に、水の抵抗をものともせずにたっぷりと張り出した豊満な乳房。
とびきりのプロポーションの上に鎮座するのは、神の寵愛を一心に受けた花の顔だ。

この学校のBF部は、そう大したレベルではない。
恭司もさほどレベルが高いバトルファッカーではなかった。天賦の才で言うならば、どう贔屓目に評価しても、中の上。
それでも、白石凛子に比べればお世辞にも恵まれたとは言い難い目鼻立ちを、必死に髪型やナチュラルメイクを勉強し、研究して、できる限りのイケメンに仕上げている自負は、ある。

―素人相手に、調子に乗るなよな―
―俺の鍛えぬいたテクにかかれば、お前なんか!―

そんな思いを常日ごろから抱えていた上原恭司は、

「頼むよ、上原、お前なら勝てるだろ?」
「白石に、女子に一泡吹かせてやってくれよ……」

男子たちの懇願に乗せられてしかたなく、というフリをしながら、密かな闘志を燃やしてマットの上に上がった。

「お手柔らかにね、上原くん」

そういって、こちらも女子たちに煽られてしかたなく、という感じでマットに上がってきた凛子が、困ったように微笑んで握手を求めてきた。

「うん、まぁ、お互いがんばろう」

そう言って握り返した手に、汗ばんだ熱気と込められた力が伝わってきて、恭司は思わず凛子を見る。

たゆん……

誇らしげに豊満な乳房を揺らしながら、微笑を浮かべる唇とは対照的な、自信と闘志が漲った瞳で恭司を睨みつけている凛子。

―生意気な……―

強く手を握り返し、強く目を睨み返す。
BF部の男子と、水泳部の美少女の間に、真剣勝負の火花が散った。

「はじめ!」

クラス中の男子と女子が固唾を飲んで見守る中、ささやかな、けれども限りなく重大な、男と女のプライドをかけたバトルファックが始まった。
569名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:50:34.34 ID:jy6IWe62
凛子は堂々と正面から突っかけ、恭司をハグした。
恭司も当然引かない。退けるわけがない。真っ向からハグで受け止め、そのまま唇を合わせてBFの基本・キスでの勝負を挑む。
凛子は臆せず唇を軽く開いてそれを受け、積極的に恭司の舌に舌を絡めて来た。
素人らしからぬ、力強く正確な動き。それは自信の表れだ。
後れを取ってたまるものかと、恭司は日夜部活で鍛えたテクニックで凛子の攻撃を迎え撃つ。
舌を絡め返して、そのまま先端の味蕾を刺激すると、凛子の体がぴく、と震えた。

―思い知ったか?―
―テクニックで俺に挑むとは―
―可愛いだけでBFに勝てると思うなよ!―

一気に舌を吸い上げると、凛子が背中を反らして、んんっ!? と鼻を鳴らした。
恭司は続いて、唾液をたっぷりと凛子の口内に注ぎ込む。
吸い上げた凛子の唾液と混ぜるように、口腔で舌と一緒に攪拌してやると、凛子の体から力が抜け、ヒザが震えた。

男子の歓声。女子の悲鳴。

恭司は勝利を確信しながら、一気にトドメを刺すべく、震える凛子の太腿の間に指を差し入れた。
570名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:51:25.35 ID:jy6IWe62
その、ほんの一瞬の隙……
隙とも言えない、恭司が息を継ぐため、鼻から空気を吸い込もうとした、その一瞬。
その一瞬に、凛子は恭司の舌を思い切り吸い上げた。

「っ!?」

不意を突かれた、と言うほど気が緩んでいたわけではない。ただ、多少の油断はあったかもしれない。
だが、今さらそんなことはどうでもいい。恭司の舌が凛子に吸い上げられ、舐めまわされている。その事実が問題だった。

恭司がいきなり舌を襲った快感に、動きを止めたその一瞬を、狙い済ましたかのように凛子が反撃に出る。
引き締まった太腿で恭司の手を逆に捕らえる。そのままハグに力を込めて、巨乳を恭司に押し付けた。

恭司が目を白黒させる。凛子が恭司を押し戻し、逆に恭司の背が反った。
凛子に隙は無い。動きの切れ目が無い。凛子は息継ぎをしていなかった。
水泳部の肺活量がなせる業か。50mを一気に泳ぎきるような怒涛の勢いで、凛子は吸い上げた唾液を恭司の口の中に送り返す。
文字通り、息継ぐヒマもない攻撃。唾液の海に溺れそうになった恭司の喉が二度、三度と動いて、凛子の唾液を嚥下させられていく。

「んっ! んぐっ!?」

酸素を求め、恭司の鼻が鳴った。回転する舌に舌を扱かれ、仰け反った体に緊張が走っていく

水泳部女子が、BF部男子を相手に見せた逆転劇。この異常事態に戸惑う男子達を尻目に、女子は黄色い歓声を上げて凛子にエールを送る。
571名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:51:55.71 ID:jy6IWe62
「〜〜〜〜〜〜ッ!!」

抵抗しようともがく恭司。だが、胸板に押し付けられた巨乳の圧力が肺から酸素を搾り出すように、反撃を許さない。

「……んふっ」

満を持した、とばかりに鼻で笑った凛子が、仰け反った体から無防備に突き出されたBF部員のペニスを捕らえ、扱いた。



恭司は耐え切れず、凛子に押し倒された。
572名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:52:25.80 ID:jy6IWe62
水泳部の女子に、可愛いだけの素人に、キスで後れをとり、押し倒された……
残酷な事実に、呆然としている時間は、恭司にはなかった。上になった凛子の巨乳が、一層胸板を柔らかく圧迫してくる。
弾力の強い乳房だった。胸板が溶かされ、肺が搾られるような感覚。
ひっきりなしにイヤらしい水音を立ててかき回され続ける口内では、舌に危険な痺れが二度、三度と走っている。
そして、ペニスは強いスナップと力強いストロークで、扱きまくられていた。

―反撃、を……―

できない。頭がぼーっとする。酸欠と快感のせいだ。
兎にも角にも酸素を補給しようと、鼻から空気を吸い込もうとする恭司。
だが、やはりその隙を……凛子は逃さない。
後手に回った恭司のペニスを、水で磨かれたすべすべのフトモモに押し当て、一気に擦った。

恭司の体が跳ねた。
573名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:53:14.62 ID:jy6IWe62
にちゃっ!!

粘っこい先走り汁が滑らかな肌で泡立つ音が、はっきりと体育館に響いた。

BF部の男子が、水泳部の女子に先走りを搾り出された……

恭司の顔が羞恥に染まる。凛子の顔に優越感に満ちた笑みが浮かぶ。
女子が手を叩いて歓声を上げ、男子が悲痛な声で応援を繰り返す。

「よしっ! いくわよ!」

恭司が我慢汁をこぼしたと見るや、凛子は唇を離して、息を素早く継ぐと同時に気合の雄叫び……いや、雌叫び? を上げた。
ようやく唇を開放された恭司が、喘ぐように酸素を吸う…… その一瞬に、またしても凛子は先手を取る。
素人離れした、圧倒的な積極性。
BF部員を相手に、臆するところが全く無い。女としてのゆるぎない自信がそうさせるのだ。

凛子が腰をくねらせ、フトモモから小さくペニスを滑らせる。

「ぅぁあッ!?」

濡れた亀頭が一気に秘唇に飲み込まれ、ついに恭司が悲鳴を上げた。



「出たぁ! 凛子のドルフィンファックーーーっ!!!」
574名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:55:51.98 ID:jy6IWe62
「うぁあっ!! 上原ーーーっ!!!」

女子の歓声と、男子の絶叫が最高潮に達した。
凛子の腰が上下に激しくうねる。女子の言うとおり、それはバタフライのドルフィンキックに似ていた。
水を蹴立てて躍動する、のびやかな肢体の繰り出す猛烈な腰使い。何人もの男子が為す術も無く精液を搾り出されたムーブメントに、身に憶えのある男子達が皆、絶望の悲鳴を上げる。
凛子は、恥ずかしいからやめて、と言いたげな視線を一瞬だけ女子達に送ったが…… すぐに視線を恭司に戻し、表情を伺いながら得意の腰技を連発した。

「ぅッ! くッ!」

情けない悲鳴を噛み殺しながら、恭司はペニスに走る暴力的な快感を堪える。
575名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:56:17.64 ID:jy6IWe62
―なんだよっ……こんなもん……!―
―ただ、強く締め付けて、強く腰を振ってるだけじゃねぇかっ!!―
―こんな、何のテクもない腰技にっ!!!―

歯を食いしばって、恭司は腰を突き上げ、反撃する。

「っくぁァッ!!!」

だが、腰を突き上げながら、恭司は快感に絶叫した。
締め付けが強すぎる。腰振りが速すぎる。
大きく、力強い動きがペニスを純粋に蹂躙していく。女の膣が持って生まれたペニスをイかせる機能が、男がついていけないペースでペニスを往復していく。

―く……そ……―
―俺の……俺のテクで……!―

習い憶えたGスポットを、ボルチオを、懸命に突こうと腰を繰り出す恭司。
だが、凛子の動きが速すぎて、亀頭がポイントを捕らえることができない。元より、力負けした腰は思い通りに動かすこともできず、恭司の腰は玄人というには余りに惨めな動きをヘコヘコと繰り返すだけだった。
576名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:57:04.61 ID:jy6IWe62
―圧倒している―
―女が男をパワーで圧倒している……―
―水泳部の美少女が、BF部員の男子をセックスで圧倒している……!!―

組み敷かれたまま快感に歪む恭司の顔と、それを見下ろして勝ち誇る凛子の笑顔に、クラスの全員がその事実を認識するしかなかった。

「あ…… あ……!!」

快感と疲労、屈辱と絶望に喘ぐ恭司の顔を覗きこみ、激しくも優美なドルフィンキックを続けながら、凛子が囁く。

「水泳部のセックスはどう? 上原くん?」
「うっ…… くゥッ……!」
「全然効かないかな? BF部だもんね? これくらいじゃ通じないよね?」

言って凛子は……ドルフィンキックのスピードを、『さらに上げた』。

「あぁあ!!」

もはや体裁を取り繕う余裕もなく、涎を散らして悲鳴を上げ、悶え狂う恭司。

「……あはっ♪」
577名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:57:42.35 ID:jy6IWe62
凛子は輝く汗を散らして妖艶に笑うと、勝利宣言をする。

「ウソウソ。ホントは気持ちイイんだよね? 上原くん、もう溺れそうな顔してるもの……」
「……!」

その言葉に、顔をくしゃっと歪めて目じりを光らせる恭司。
その顔を見下ろし、凛子は悦にいった瞳を向けると…… ドルフィンキックを続けながら、体をするりと前に滑らせた。

「いいよ、上原くん。溺れて……」

そして、言葉通り、快感と涙と涎で溺れ死にそうな、惨めな上原の顔に……

「わたしのオッパイに♪」

自慢の巨乳を、たぷっと落とした。



どぴゅーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!



BF部の男子が、水泳部の美少女の下で、激しく痙攣した。
恭司がついていけなかった、凛子のドルフィンキックと同じリズムで、ペニスから精液が立て続けに迸る。
耐え切れるはずもない。吊り上げられた魚のように跳ねた恭司の体が、一瞬で動かなくなった。

「くすっ……♪」

女子の黄色い勝利の声と、男子のすすり泣くようなうめき声をバックに、小悪魔のような笑みを浮かべ、凛子はようやくドルフィンキックを止め、恭司の顔を乳房から開放する。


恭司は完全に失神し、苦悶と恍惚の谷間で無惨なアヘ顔を晒して窒息していた……
578名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 20:58:14.68 ID:jy6IWe62
「気がついた? ごめんごめん」

恭司が気が付いた時、凛子の顔が目の前にあった。
鼻をつままれている。人工呼吸されていたのだという事実を、恭司はおぼろげに認識する。

「ごめんね、上原くん。おっぱいで窒息させるのは、暴力行為で反則なんだよね?」

凛子が優しく上原の頭をひざの上に抱き上げながら、申し訳無さそうに言った。

「わたし、そういうの知らなかったから。いきなり反則されて、上原くん、ビックリしたでしょ? ごめんね」

―いきなり、反則?―
―何言ってるんだ、俺が、ぱふぱふをされたのは……―

徐々に鮮明になる意識の中で、恭司は、
すまなそうに肩をすくめる凛子の目の、勝ち誇った嘲笑に気がついた。


「だから、勝負はわたしの反則『負け』だね」
579名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 21:00:02.14 ID:jy6IWe62
「凛ー 熱くなりすぎー!」
「ごめんねー上原くん。大丈夫ー?」
「残念。凛でも本職には勝てなかったかー」

生暖かい笑みを浮かべて、女子たちが口々に恭司をねぎらう。
男子は…… 無言。
恭司は、その時ようやく、自分の犯してしまった失態と、その意味に気がついた。

「白石ぃっ!!!」

顔と頭にカァっと血が上るのを感じ、恭司は凛子のひざの上から飛び起きた。
……腰がふらつき、よろめく。

「きゃっ、大丈夫?」

凛子に支えられた体を、乱暴に引き剥がして、ふらつく足腰でなんとか立つと、恭司は凛子を睨みつける。

「あぅ〜。だから、反則したのは、ゴメンってば〜。怒らないで、ねっ、許して?」

そう言って手を合わせ頭を下げ、上目使いで顔を覗き込んでくる凛子の目に、男子に本気で怒りを込めて睨まれた恐怖は、一切無かった。
屈辱と羞恥に、二の句を告げない恭司。

「凛ー。誠意が足りないー」
「そーよ。ボクシングで言えばケリ入れたのと同じじゃん?」
「試合に響いたらどーすんのよー」

口々にはやし立てる女子達も、もはや勝利の笑顔を満面に浮かべていた。
中にはこっそり噴き出している女子もいる。
男子の一人が、堪えきれず小さく歯軋りを漏らすと、恭司は叫んでいた。

「もう一度勝負だ、白石っ!!」

―そうだ! もう一回!―
―さっきのはノーカンだろ!―
―ちゃんと勝負しろよ!―

恭司の叫びに応え、男子が怒涛のような咆哮を上げる。
女子たちが顔を見合わせ…… そして、

―ばーか。止めときゃいーのに……―
―せっかく収めてあげたのにさ……―
―いいよ凛。もう容赦なくヤっちゃえー!―

黄色い声で、聞くに耐えない罵声を飛ばした。


「……いいよ。勝負しよう? 今度は正々堂々と……ね♪」


ネズミをもてあそぶ猫の顔で、凛子は笑った……
580名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 21:01:27.43 ID:jy6IWe62
前編はこれで終了。後編はまた今度。年内には多分……
581名無しさん@ピンキー:2011/12/18(日) 21:18:31.38 ID:n3gg7l2d
これは期待せざるをえない
582名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 08:12:55.86 ID:I/v8yz0u
BF部員が水泳部なんかに・・・凄く良い!!
キスで負かされるの良いね
583名無しさん@ピンキー:2011/12/19(月) 15:05:59.99 ID:3RiG5YoS
「タバコが迷惑なら、子育てだって迷惑だ!」
   こんな刺激的なタイトルで、ライブドアニュースの
「眼光紙背」コラムを書いたのは、フリーライターの赤木智弘さん(33)。
週刊誌などで、フリーターやニートについて発言していることで知られる。
   赤木さんは、2009年4月16日付のこのコラムで、
まずJR東日本が1日から首都圏の駅で全面禁煙に
踏み切ったことに不満を述べた。
たばこ税も大迷惑
でも個人輸入すれば大丈夫。日本語の輸入代行も多数。 
「たばこ 通販」とかで検索するとあるある、、、 
送料込みで1箱90円とかの激安サイトもある。" 
584名無しさん@ピンキー:2011/12/20(火) 03:00:32.17 ID:qexTBDOf
もんむすの息抜きにココを覗いたらドルフィンファックされるシーンで抜いていた。
金を出して買ったゲームより興奮してしまったぜ!
585名無しさん@ピンキー:2011/12/20(火) 07:07:15.47 ID:PrYEK/uE
水泳部が競泳でBF部に負かされるなんてありえないこと

それと同様にBF部がセックスで素人に負けるなんて・・屈辱すぎる
中の上クラスがこの完敗、チャンプでも敗れ去りそう
586名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 14:19:01.18 ID:NFwggGe4
これは凄い・・・まさにバトル!

シチュエーションがどれもどストライク
たくさんあるがその中でも特に女子がBF部ではないという設定が素敵すぎる
587名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 17:24:37.55 ID:Y+Nm5QpX
感想ありがとうでした。中篇を投下します。
588名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 17:24:57.81 ID:Y+Nm5QpX
「はじめ!」

男のプライドがかかった、リベンジマッチの開始を告げる合図。
期待と不安でクラス中が張り詰めていた1回戦とは違う、楽勝ムードで高みの見物気分の女子達と、祈るような必死の視線を向ける男子達。
その温度差の中、凛子は1回戦とまるで同じように、正面から恭司に突っかけてきた。
恭司は……退かなかった。1回戦と同じく、正面から凛子を受け止め、ハグする。

「いいの? バトルファックってもっと、下から組み付いたりバックを取ったりするものじゃないの?」

気で圧倒した自負があったのだろう。凛子は意外そうに小首をかしげて恭司を見上げる。
見上げると言っても、身長165センチ強の恭司と、165センチ弱の凛子である。5センチと離れていない至近距離で見つめあいながら、恭司は応える。

「素人相手に、そんなんしねーよ」
「へぇ?」

実際、慣れない素人相手に取っ組み合い紛いの体位争いをすると、膝や頭突きが入ったり、引っかかれたりする危険性が結構高い。
もっとも、それこそ素人である凛子に、そういう意図は全く届かなかった。

――さっき、私にどうされたか、もう忘れたの? ――
――なかったことにしたいのかな? ――
――なら、思い出させて、思い知らせてあげる…… ――

強気で嗜虐的な光を目に宿らせて、凛子が恭司にキスをした。

炸裂する、凛子の無呼吸ディープキス。
柔らかくもしなやかな舌が、恭司の口の中でピチピチと踊る。その素人離れした威力に、たまらず恭司の喉が反った。
589名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 17:25:17.66 ID:Y+Nm5QpX
女子の、押せ押せムードの黄色い声援。
男子の、不安を振り切るような重い声援。

そんな外野の身勝手な狂乱を聞き流しながら、恭司は軽く凛子の背中に添えた手を上下させる。
下が疎かになっている…… と探るや、後ろから股間に手を差し入れ、蟻の門渡りを擦りつつ、アナルを軽くくすぐった。

「んっ!?」

凛子がびくっ、と身を震わせる。
その隙に、恭司は悠々と鼻から息を吸い込んだ。

凛子はもぞもぞと腰を動かしつつも、臆せず恭司の舌を吸い上げにかかる。
水泳部の肺活量を生かした強烈な吸い込みに、丸ごと舌が持っていかれそうになる。恭司は丁寧に舌に舌を絡めて、辛うじて防戦する。

懸命に防戦しつつ、今度はヒップを軽く撫でた手を、するりと脇から差し込む。
慣れた手つきで、一発で乳首を摘んだ。そのまま捻ると、凛子の肩がびくっと跳ねた。

恭司はまた息を継ぎ、そしてぐっと詰めると、絡めた舌を激しく扱き合わせつつ、一気に唾液を送り込む。

「んっ、ぅんっ………」

甘く切なく鼻を鳴らし、凛子の喉がこくり、と鳴った。

男子が歓声を上げる。
女子が手のひらを返したかのように、悲鳴を上げる。

――まぁ、ざっとこんなもんかな ――

水泳部の肺活量を活かして、息を継ぐ隙を突いた、凛子のキス・ラッシュ。確かに強烈な性技だった。一度は不覚を取るほどに。
だが、そうしてくると分かっていれば…… それしかできないと見えていれば、対応する抽斗はいくらでも持っている。


――バトルファックを舐めるなよ! ――


乳首をさらに捻り込む。痛みを感じるギリギリの強さに、凛子の背が反った。
無防備に突き出された、美少女の濡れたクリトリスを、湿った水音を立てて擦る。
健康美に溢れた水泳部の美少女の、のびやかな肢体が、ついに脱力した。
大人しくなった舌先を、舌先でチロチロと優しく突つきながら、恭司は優しく押し倒すように凛子をマットに横たえた。

男子の大歓声が体育館に響いた。
590名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 17:27:49.17 ID:Y+Nm5QpX
唇を開放すると、仰向けになっても潰れ切らない、若い巨乳がぷるんと震えた。
顔を見下ろされた凛子は、快感に潤んだ瞳で精一杯恭司を睨み付けた。それを恭司は軽く受け流す。
左手で体を支え、右手で凛子の乳房を撫で、乳首を転がしながら、鍛えられたペニスでクリトリスをくい、と擦った。

ぴちゅっ……

「ンぁあ!」

鈴を転がすような悲鳴が上がった。ペニスの熱さと逞しさを刷り込まれた小さな肉芽が籠った水音を立てる。

「んっ…… こ、のぉ……!」

それでも、反撃しようとペニスに手を伸ばしてくる辺り、さすがという他なかった。
恭司はその手をかわすように、亀頭をクリトリスからさらに下へと滑らせる。

「……っ」

先ほど、ドルフィンファックで完敗させられた、水泳部の美少女のおまんこ。
恭司の動きが一瞬止まった。

凛子の手が震えていなければ、それは致命的なタイムロスになったであろう。

――大丈夫だ。いける……! ――

水泳で鍛えた、凛子の体力と持久力はかなりのものだ。現に一度、恭司はその荒腰の前に完全にパワー負けし、為す術も無く精液を搾り取られた。
だが、恭司だって運動部員だ。トレーニングは疎かにしているつもりはない。
何より、恭司は男で、凛子は女だ。

――上に乗られた不利を覆すほどの体力差はなくとも…… ――
――逆に、自分が上の体勢ならば……!! ――

にゅちゅっ!!
じゅぷっ!!!!

「あぁんッ!?」

獲物を狙う女の手をギリギリのところでかいくぐり、恭司のペニスが凛子のヴァギナに潜るように突き刺さった。
591名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 17:28:12.21 ID:Y+Nm5QpX
みちゅっ……

ペニスを鍛えていても、強い締まりに思わず背筋が震えた。
膣圧に負けないように、勃起を硬く奮い立たせ、恭司は凛子の中を突く。
両手と両膝でマットに根を張り、部活で鍛えぬいた足腰を躍動させる。
狙いあやまたず、Gスポットをエラがゴリッと擦った。

「いやぁあっ!!」

何人ものクラスメイトの男子を昇天させた美少女の膣が、快感にわななく。
男子たちへの嘲笑に歪んでいた唇が喘ぎ、咽ぶのを、男子達は恭司への大喝采を持って歓迎した。
女子たちは声もなく、犯される凛子を見つめている。
女子の優位、女の強さの象徴が、男の逸物に犯されるのを為す術も無く見つめている。

「このぉっ…… 負けないんっ…… だからっ……!」

それでも負けん気を失わず、凛子が腰を振り返す。

ずんっ!!

「くぅんっ!」

体格に勝る男子の、強烈な突き下ろしを受けて、美少女の腰がガクガクと震えた。

「ムリすんなって。今イかせてやるから」

勝ち誇った顔で、恭司が腰を振る。力強くもねちっこい、堂にいった動きに、女子たちの目が釘付けになる。
男の強さを見せ付けられ、声もなく見入っている。

「ぁっ……! いやっ……! ぁあっ……!!」

男の力を体の奥底へ立て続けに打ち込まれ、凛子があられもない甘い悲鳴を上げた。
会心の笑みを浮かべ、恭司が凛子を見下ろす。
黒目がちな、大きな瞳に満ちていた強気な光が、快感に潤んで瞬く様を、
薄紅色の形の良い唇が、唾液に濡れながら歪む様を、思う存分に見下ろす。
592名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 17:28:30.54 ID:Y+Nm5QpX
見下ろす…………

――綺麗だ ――
――やっぱり、こいつ、メチャクチャ可愛い ――

美少女の悶える様を堪能していた恭司の胸に、甘い疼きが込み上げる。
潤んだ瞳と、上気した頬、濡れた唇の下で、体を揺さぶられる度に弾ける乳房がことさらに大きく見えた。

……ズクン

「うっ!?」

ペニスが切なく脈打った。反射的に射精しそうになり、恭司は思わず腰を止める。
戦いの最中に、美少女の痴態に見惚れ、興奮してしまった失態に気がついた恭司は、舌打ちしながら一旦腰を退き、体勢を立て直そうとした……

その瞬間。

みゅちぃっ!!!

「うぉっ!?」

いきなりペニスが隙間無く締め上げられ、渦巻く肉襞と火照った熱が突然に殺到した。
たまらずうめき声を漏らした恭司の下で、舌なめずりをするように涎を拭い、凛子が睨む。

その目に絶望の色は欠片もなかった。アレほどまさぐられ、組み伏せられ、突きまくられ、ヨガらされてなお、自分が負けるとは微塵も思っていなかったらしい。
ただ屈辱と怒りを込め、美少女は責め手を緩めた侵入者を締め上げる。

「えぇいっ!!」
「うっ!? くぁぁ……!」

水泳で鍛えたとびきりのヒップとフトモモ。その柔らかな曲線がしなやかに引き締まって、下に隠された筋肉の躍動を伝えてくる。
雌叫びとともに渾身の力で締めつけられた膣肉は、体勢を立て直そうとしていた男根に芯まで食い込み、動きを完全に止めた。

「いつまでも調子にのらないでよねっ!」

その隙を見逃す凛子ではない。隙と見せかけた誘いかもしれない、などと思って二の足を踏んだりしない。
自分の攻撃が効いていないかもしれない、なんてそもそも考えない。傲慢なまでの女の自信。

凛子は両腕を伸ばして、頭の上で組んだ。張られた胸の上で乳房が弾ける。
己のBF経験では見たことも無い異形の構えに、恭司が怯んだ。

気圧されている……

勝利を目前に掴んだBF部の男子が、未だ快感の余韻に肌を染めている水泳部の美少女に気圧されている。
その屈辱的な事実を、恭司が脳の片隅で認識した瞬間……

「上原くん? わたしね」

早くも息を整えはじめた凛子が、得意げに笑って、言った。

「背泳ぎの選手なの」

言われた瞬間、恭司も思い当たった。
オリンピック中継で、何度か見たことのある、この体勢。

――バサロ! ――

気づいた瞬間、下から猛烈な腰の躍動が、恭司に襲い掛かった。
593名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 17:28:48.95 ID:Y+Nm5QpX
「出たーっ!!! 凛子のバサロファックーーーっ!!!」

復活した女子たちの大歓声に、

「行けーっ!! 上原ーーーっ!!!」

男子も負けじと声を張り上げる。

「くぅっ…… なめんなっ……!!!」

全身を宙に跳ね上げられるほど揺さぶられ、目を白黒させた恭司。だが、間をおかず歯を食いしばり、上から体重をのせてピストンを返す。

さっきとは違う。今度は男が上なのだ。有利な体位なのだ。

「ゅんっ! なによこんなのっ……!」

腰が激突し、男根が体の奥まで突き刺さるのをものともせず、凛子はさらに独特な腰の上下運動を加速させていく。
脳天まで快感が突き抜けたはずなのに、フォームは少しも崩れない。日々積み重ねた練習の成果が、頭がトんだ瞬間も体を正確に動かし続ける。

だが、それは恭司も同じこと。

水泳部の美少女の激しいバサロに、怯まず腰を打ちつけ返す。日夜繰り返し練習したピストン運動。
一度は捻じ伏せられた、そのリベンジとばかりに。体力負けしてなるものかと言わんばかりの男の意地を込めて、激しいピストンを眼下の少女に見舞う。

ぱぁん! ぱぁん!
ずちゅっ! くちゃっ!!

濡れた肌がぶつかり合い、我慢汁と愛液が混ざり合う卑猥な音が立て続けに響いた。

「凛ーっ!! がんばれーっ!!」
「男なんかに負けるなーっ!!」

「上原ーっ!! ファイトだーっ!!」
「女なんかに負けるんじゃねーっ!!」

腰を振り交わす二人に、クラスを真っ二つに割って、男子と女子の怒涛の声援が降り注ぐ。熱気に汗が舞い散り、凛子の肌に弾かれてマットを濡らしていく。

激闘…………

男と女の意地をかけた戦いは、今、まさにクライマックスを迎えていた。
594名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 17:29:05.71 ID:Y+Nm5QpX
有史以来連綿と続く、男と女の戦い……
恭司と凛子の決戦も、永遠に続くかのように思われた。

だが、そんなはずはない。
一人の男と、一人の女の勝負なら、優劣が決まる瞬間は、必ず来る。

「はっ…… はっ……!」
「はぁっ…… ふぅっ……!!」

恭司の呼吸が乱れ始めた。
凛子は呼吸を乱していない。

「はっ…… はっ……!」
「うっ……! う、うぉおっ……!!」

小さな差は、すぐに広がり始めた。恭司の腰の動きが徐々に遅く、小さくなっていく。
凛子のバサロは止まらない。凛子のリズムを維持したまま、力強い上下を続けていく。

「うっ…… 上原ーっ!?」
「ウソだろ…… 冗談はやめてくれよ、上原ぁぁ!!!」

異変に気づいた男子達の声援が、悲鳴に変わっていく。

「くそっ……! こんなっ……!!」

恭司は必死の形相で、歯を食いしばり、全身の力を搾り出し、かき集めるようにして腰を突き出していく。

「はっ…… ははっ、なぁに? 上原くん。もうバテたの?」

凛子も汗だくで、決して楽そうではない。それでも、笑顔を作る余裕を持って、凛子はしなやかに全身を弾ませる。
激しくも優美なバサロを繰り返しながら、下腹に力を込めて、ヴァギナをぎゅうっと締め付けた。

「ぅああーーーっ!!!」

ついに洩れた、恭司の悲鳴。男子の焦燥と絶望の悲鳴が、それに重なっていく。
男達の悲鳴が、搾り出されていく。

凛子の締まりは秀逸だった。幾重にも連なる肉襞がみっちりと巻きつき、多重防壁となって女の奥をえぐろうとする男根の勢いを削いでいく。
こうも隙間無く密着されては、恭司がテクニックを振るおうにも、文字通り余地が無い。
動きを封じられたペニスから、我慢汁を搾り出してムリヤリ潤滑し、猛烈な腰の上下運動で強引に抽挿を繰り返させる。

これが、白石凛子のバサロファック。
単に女性器と男性器を力の限りぶつけ合わせるだけの、性技とも呼べない技。
ただ純粋に性器の性能を比べるだけの、強引な技。その上で女の必勝を期した、傲慢な必殺技。

それに、今、BF部の男子が、屈しようとしている。
女体の性能だけに、男の性技が叩き潰されようとしている。
595名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 17:29:32.56 ID:Y+Nm5QpX
「ああっ…… あっ……」

食いしばった歯の隙間から切ない吐息が漏れ、ついに恭司は凛子の上に崩れ落ちた。
その瞬間、強靭な体幹に揺さぶられて大胆に弾ける豊満な乳房が、恭司を滅多打ちにする。
それは、もはや腰もペニスも、そして精神力も限界に達していた恭司に取って、あまりに過酷すぎる追い打ちとなった。

「ちくっ…… ちくしょ…… あッ!」

女の上に突っ伏した惨めな体勢で、腰だけがビクン! と踊る。

もう、どんなに頑張っても、腰は動かない。
もう、どんなに頑張っても、射精は止まらない。

信じられない、信じたくない。
足掻き、悶える恭司のペニスに容赦なく、凛子の腰という名の現実が、凛子の膣という名の絶対的な快感が襲い掛かった。

「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

どぷっ! どぷどぷどぷっ! どぷどぷっ!!!

上ずった情けない絶叫と同時に、凛子に揺さぶられるままの恭司の腰がわなないた。


手の内を計られた後の、2回目の勝負。
男性上位の体位での勝負。
水泳部とBF部の勝負。
……男子と女子の勝負。


数々の不利を荒腰で捻じ伏せて、軍配は水泳部の美少女に上がった。
さっきまで戦っていた相手に無防備に体を預けてくる、息も絶え絶えな男を転がし、少しだけふらつく足でマットに立ち上がって、敗者を見下ろす。
仰向けに転がされたまま、萎れたペニスを晒して大の字になる恭司。
女相手に体力を使い果たし、女に精力を搾り取られた、無力で無様な男の姿がそこにあった。

「これで、フォールして、3カウントが入れば、私の勝ちだよね?」

汗だくの顔に勝ち誇った笑みを浮かべ、凛子はゆっくりと恭司の肩の上で四つんばいになる。
596名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 17:30:04.65 ID:Y+Nm5QpX
恭司は答えない。答えられない。ただ荒い息を必死に繰り返すだけ。

「上原くん? わたし、何か反則しちゃったかな?」

泣き出しそうな顔の男に、目を背けることを許さない。嗜虐的な笑みを浮かべて、凛子は恭司の顔を覗きこむ。

「……!」

恭司は聞き分けの無い子供の様に、頭を振って目を閉じた。
目蓋から光るものが溢れ出すのを見ると、凛子はたまらないといわんばかりの恍惚とした微笑を浮かべ、

「じゃあ、フォールするね…… 返されちゃうかな?」

細く柔らかな、しかし、たった今、逞しい男を蹂躙して見せた女体を、瀕死の男の上にのしかけた。

「「ワン!!!」」

女子がカウントを大合唱する。

「「ツーっ!!!」」

男子は狂ったように上原の名前を呼び、立て、立ってくれと喚き散らす。

「「スリーっ!!!」」

……当然、力尽きた恭司に、凛子の巨乳を跳ね除ける力は残っていなかった。
少し体を動かして抵抗したような気もしたが、痙攣しただけかもしれない。見分けはつかなかった。

言葉も無く俯く男子達に、手を叩いて囃し立てる女子達の黄色い笑い声がいつまでも降り注いだ……
597名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 17:30:24.89 ID:Y+Nm5QpX
「これで、1勝1敗だから、この勝負、『引き分け』だね」

ようやく呼吸が収まってきた恭司を助け起こしながら、凛子はそう言って恭司に微笑みかけた。

「そうそう。引き分け引き分け」
「本職相手に上出来よねー」
「凛、がんばったじゃーん」

ぱちぱちと、マットの上に生暖かい拍手を注ぐ女子たちの前で、男子たちは半泣きで肩を震わせていた。

女に情けをかけられるのは、男にとって最大の屈辱……

少年漫画の男が言ったような台詞の意味を、実感とともに噛み締める。

――こんなの、ひどすぎる ――
――こんなの、あんまりだ ――
――なんとか、なんとかならないのか ――
――誰か俺達を救ってくれる男はいないのか……! ――

声にならない、クラス中の男子達の叫びが、恭司を突き動かした。
思いは彼も同じだ。乱暴に凛子の肩を振り払い、崩れそうなヒザを気合だけで支えて、凛子を睨みつける。

「3回勝負だ!!」

凛子に指を突きつけて放たれた、小学生のような滑稽な台詞に、しかし男子は三度蘇ったように大喝采を送った。

「え…… い、いいけど…… だいじょうぶ?」

散々男をいじめて楽しんだ凛子も、思わず聞き返す。
それだけ恭司の惨状は無惨なものだった。

目の焦点が微妙に合っていない。喉はまだ苦しげにひゅうひゅう鳴っている。
ヒザが完全に笑っている。背中も腰も良く見ると微妙に痙攣している。
何より、そのペニスが惨めだった。溶けたアイスのように精液に塗れ、股間で頼りなげにぶらぶらしているその姿は、もはや勃起しているというより、腫れているといった感じ。

――あんなフニャフニャにとろけたおちんちん、ちゃんと入るのかしら…… ――

女子の誰もがそう思い、心配さえする恭司の惨状に、それでも男子達は退く事を知らぬ声援を送り続ける。

まるで、少年漫画のワンシーンのように。
どんなに傷ついても倒れても、決してあきらめない主人公が、最後に逆転するのを信じるかのように。

「大丈夫って、何がだよ! 俺は、全然大丈夫だよ!」

咳き込むように、恭司は応えた。

今さらのように、凛子は気づく。
自分が、どれだけ恭司の、男のプライドを傷つけてしまったのか。

「……はいはい。いいよ。じゃあ、1勝1敗だから、次で決着をつけよっか?」

そう言って、よろめきながら必死に立つ恭司と、声も枯れよと恭司に声援を送るクラスの男子達を見渡して、答えた凛子は、

……ゾッとするほど妖艶で、楽しげな微笑を浮かべていた……
598名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 17:34:07.38 ID:Y+Nm5QpX
中篇はこれで終了。次でラストです。多分年内には……
599名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 19:39:44.53 ID:nVGCGSbT
……馬鹿な。
もんむすのために取っておこうとした精液が、
気がついたときには自分を恭司に置き換えて必死にチンコ扱いていた。
ちくっしょおおお、GJw
600名無しさん@ピンキー:2011/12/21(水) 20:05:59.85 ID:qo8IFZ41
凛子がドSな感じで凄くいい
601名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 09:23:52.01 ID:BdWXyq9G
これぞバトルファックっすなあ
どれだけ男のプライドを傷つけてしまったのか・・・・
とあるので少々反省していると思いきや
ぞっとするほど妖艶で楽しげな微笑を・・・・
ねっからの女王気質ですね
恭司マジで競泳部の女子ごときに壊されるぞ
602名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 11:26:35.37 ID:QOhS9Mwo
コンビニで何気なくヤングチャンピオンを手にとったらバトルファックものがあってクソワロタ
603名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 13:35:58.71 ID:YNtHAEk7
それは読みきり?
604名無しさん@ピンキー:2011/12/22(木) 15:53:01.69 ID:QOhS9Mwo
いや連載だと思う
敵のボス(男)を二人掛かりでイカせてた
一人がナニを擦ってもう一人が後ろから前立腺を撃ち抜くコンビネーション
605名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 01:46:48.39 ID:AxqHGwIi
このうえない屈辱だな
恭司
606名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 10:34:41.92 ID:BLSuh0Ha
>>604
タイトルくやしく
607名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 10:47:24.07 ID:M9zwYVgK
もうバトルファックってオワコンくさくね?
水泳部登場させたり苦労してんのは分かるけどさ。
正直飽きたわ。
なんつーか、もっと刺激的なもんはないかね?
もんむすくえすとみたいに搾り採られまくるみたいな。
あれ面白かったわ。
608名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 12:05:34.19 ID:2LrO+MYX
同じもんばっか食ってたらそりゃ飽きるだろ。
他所で別のジャンルでも楽しんで、それに飽きたころにまたおいで。
609名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 20:48:29.01 ID:WnVT11Wj
ミックスファイトの男負けも好きなので
3カウントフォールとか最高すぎる
女子の1.2.3大合唱良いわ

凛子の言葉責めも良い
610名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 21:08:38.23 ID:tCRxiHL0
淫魔とかに搾り取られるのが好きな人
人間同士の戦いで女に負かされるのが好きな人
両方好きな人

このスレはタイトルの通りは人間同士のBFで女に負けるのが多いよね。
俺は淫魔モノよりこの方が好きだけど。
611名無しさん@ピンキー:2011/12/23(金) 22:20:17.52 ID:WnVT11Wj
絶対負けるはずのない相手にまさかの惨敗がすき
だからvs水泳部は良い!!
プライドが粉々に砕けるのが良い
612名無しさん@ピンキー:2011/12/24(土) 07:25:38.39 ID:DEDETGGD
やはり男としての意地やプライドをいかに崩壊させるかだよね
613名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:44:20.62 ID:alXS0g6B
感想ありがとうございました。最後、後編を投下します。
614名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:45:28.38 ID:alXS0g6B
「はじめ!」

3度目の号令とともに、凛子はやはり、BF部の男子を相手に臆することなく、正面から歩み寄る。
恭司は……動けない。
2度に渡り、堂々と凛子のハグを正面から受け止めてきた恭司。
だが、ピストンで体力を使い果たしたところを、さらに思い切り射精させられてしまったダメージは、あまりにも深すぎた。
棒立ちのまま抱きしめられた男の体が震える。
二度にわたって自分を打ち負かし、蹂躙した女体の感触を思い出すかのように震え上がる。

「ふふっ…… ねぇ、上原くん。キスしていい?」

濡れた唇から、鮮やかな紅色の舌をちろりとのぞかせて、凛子が笑いかける。

「くふぅ……っ!」

恭司は唸った。
まだ呼吸を整えることすらできない唇に、あの、凛子の無呼吸ディープキスをくらったら、耐えられるはずもない。
615名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:45:44.61 ID:alXS0g6B
「はぁっ…… はぁっ…… す、好きにすりゃいいだろ……! 勝負なんだから……っ!」

頭ではそう分かっていても、『耐えられないから止めてくれ』などと言えようはずも無い。
BF部員の、男の誇りが、恭司を自ら窮地へ誘う。

「ふふっ。じゃあ、キスしちゃおうかな…… ねぇ、上原くんは、キス、得意な方?」

押しただけで倒れそうな恭司の体を抱きしめながら、耳たぶを舐めるように凛子が囁いた。

「一度目は、わたしに負けちゃったよね? あんまり得意な方じゃないのかな?」
「くっ……!」
「でも、二度目は凄く上手だったよね〜? ひょっとして、1回目は、油断してただけ、なのか、なっ!?」

ぎゅううっ!!

「んはぁっ!!!」

根に持っていたといわんばかりに、凛子が恭司を強く抱きしめた。
しなやかな両腕が、恭司の疲れきった胴体を絞め上げる。
柔らかい女体が、巨乳が、思い切り押し付けられ、苦痛と快感で恭司が悶絶した。
振りほどこうとしても、できない。
鉄の閂で固められたかのように、ビクともしないわけではない。だが、押した分だけ押し返してくるゴムのような腕が、恭司の体にみっちりと巻きついて、もがいてももがいても離れる気配がまるで無い。
細く柔らかい女体のどこに、これほどの力があるのか。

腕の中の男の無力さを楽しむように、凛子が笑う。

「キスも1勝1敗だもんね。これで決着をつけよう?」

悩ましく腰をくねらせる。密着した下腹でペニスがびくんと脈打つのを確かめると、凛子は恭司の喘ぐ唇に唇を重ねた。
616名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:46:06.48 ID:alXS0g6B
「んふぅぅうぅぅううぅぅうううう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

……一方的だった。
ただでさえ肩で息をしていたところを、胴を絞めつけられ、口を犯されて、恭司はあっと言う間に呼吸困難に陥った。
舌技で抵抗するどころか、ただ立っていることすらままならない恭司。
そんな恭司を抱きしめた腕で固定し、凛子は容赦なく舌を送り込む。
水泳部の美少女の、ピチピチと踊る舌に、舌の根まで舐め回される。
唾液を根こそぎ吸い上げられ、それを女の唾液と混ぜ合わせたスペシャルドリンクを注ぎ込まれ、喉の奥から腹の底まで侵される。

――あ、あぁ…… ――

何の抵抗もできないまま、恭司の意識は早くも朦朧としていた。

――き…… きもち…… いい…… ――

美少女のハグ……ベアハッグのような強烈なハグで二人は猛烈に密着し、その間で硬いはずのペニスが潰される。
水着でもつけているかのように弛みの無い、すべすべの下腹に潰される。
それでいて、柔らかいはずの乳房は潰れない。
ゴム鞠のような弾力を発揮して、鍛えているはずの恭司の胸板を肺まで蹂躙してくる。

苦しいほどに激しく強いハグとキス…… だが、女体の柔らかさは、それらを『息苦しいほどの快感』として男の脳に伝えてくる。
無骨な男の体にはどうあがいても不可能な、女体だけに可能な荒技だった。

凛子に高度なBF理論の知識など無い。せいぜいが体育の教科書に載っている知識を、期末試験のレベルで抑えている程度にすぎない。
ただ、水泳で鍛えた体を、女の本能で動かしているだけ。

それでも、そんな凛子の下腹で、BF部員のペニスは磨り潰されるように断末魔の痙攣をした。
して、しまった。

どぴゅっ……

凛子の腕の中で、恭司は夢心地のまま、漏らすように射精した。
617名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:46:41.25 ID:alXS0g6B
「んっ……!?」

恭司が突然に、不規則に痙攣する。
何かの抵抗かと思い、凛子はさらにキスを深くし、さらにハグを強くして、暴れる体を捻じ伏せにかかる。
すぐに捻じ伏せられたペニスから熱が走り、下腹のヌメりが強くなったのを感じて、凛子は理解する。

「んふふっ……♪」

ハグを解いてやると、恭司はクラゲのようにマットにへたりこんだ。
その情けない姿に、必死の声援を送っていた男子達が呻き声を上げる。
そんな男子達の前で、凛子は下腹を拭って、したたる白い粘りを目の高さに掲げる。
さりげなく、なのにまるで見せ付けるような、艶っぽい仕草。

「え、なに? セーエキ?」
「ウッソー! 上原くん、キスだけでイっちゃったの!?」

キスだけ、ではない。強烈な巨乳の押し付けと、下腹でのペニスへの直接刺激があったからこその射精だ。
だが、そんな弁解をする余裕が恭司にあるはずもない。許容量を越えた屈辱と酸欠と快感の余韻に、ただ呆然と頭を真っ白にしながら、凛子の足元に這いつくばるだけ。

「ぷぷっ…… いくらなんでもそれは無いでしょ? 上原くん、BF部だしー」
「そうそう。アレはきっと、先走りの濃いのよ…… くすっ」
「先走りの、濃いの…… ぷぷっ」
「うんうん。だってほら、さっき射精した時は、もっといっぱい出てたじゃん? ……くくっ」
「ぶーっ!! ……そっかぁ。BF部って先走りだけでもあんな凄いんだぁ。さすがだねぇ」
「凛ー。それはシャセーじゃないから、まだフォールしちゃダメよー? ……ぷっ」

言いたい放題だった。
射精の余韻が過ぎ去れば、男は冷静になるだけ。
夢見心地の幸せな時間は終わり、過酷な現実が押し寄せてくる。
まだ身動きもできない恭司の目尻に、汗に混じって光る水の玉が浮かんだ。

「まぁ、とりあえずキスだけは、わたしの勝ちでいいかな、上原くん?」

ゆっくりと、凛子が恭司にかがみこむ。拭い取った勝利の証を、恭司の鼻先に突きつけながら。
青臭い、あまりにも青臭すぎる切ない臭いに、恭司は咽せて、涙を零す。

クラス最強の男女の決戦の、始まりを告げたキス対決は、まさかの絶頂を持っての完全決着で終わった。
勝ったのは、BF部の男子ではなく、水泳部の美少女。
男子達はもう何を言っていいのか分からず、屈辱と悲しみと、やり場の無い怒りに震えるだけ。
マットの上から目を背け、現実から逃避する男子も出始めた。

だが…… マットの上の恭司は、この現実から逃げられない。
618名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:47:10.77 ID:alXS0g6B
――立て…… 立つんだ…… ――

立たないと、また、凛子に組み敷かれる。
組み敷かれて、あのドルフィンファックの餌食になる。
あの激しすぎる腰使いに、強すぎる締め付けに、ペニスが粘土のように捏ね回されるハメになる。

びくんっ……

圧倒的な快感を思い出したペニスが、期待で浅ましく痙攣する。
相棒に裏切られ、恭司はただ歯を食いしばることしかできなかった。

「ねぇ、上原くん? 今、責めてもいいのかな? 反則になったりしない?」

歯を食いしばる恭司を見下ろして、凛子はうっすらと微笑を浮かべて尋ねる。
答えの分かりきった質問を、敢えてする。

「だって、上原くん、無防備に寝たままだし? BFのルール的には安全地帯だったりするのかなーって」

女子が揃って笑った。
男子は顔を真っ赤にし、また真っ青にし、何か叫ぼうと口を開くが、言葉が出てこない。

凛子は恭司をじっと見下ろす。
荒い息をついて顔を歪める以外にリアクションが取れない恭司の、息が整うのを、残酷に待つ。
619名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:47:34.25 ID:alXS0g6B
反則になどなるはずもない。
凛子がわざと責め手を控えている……手加減されている、弄ばれている。

本当なら、もっと休んでいたい。
だが、恭司のプライドが耐えられなかった。
手を出されずにいる、見下されている一秒一秒が、恭司にとってあまりにも耐え難い、地獄の時間だった。
疲れ果てた体と、壊れそうな心の鬩ぎ合いの末、恭司は自分に死刑宣告を下す。

「……反則……なんかにゃ……ならねーよ……ッ!!」

苦しい息の下から、苦しそうな表情で、恭司はついに答えた。

その葛藤の軌跡を、じっくりと顔を覗き込みながら存分に堪能していた凛子は……その言葉に、美しくもイヤらしい笑みを浮かべて、

「じゃあ、責めるね?」

死刑を承認した。
620名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:47:51.70 ID:alXS0g6B
涙ぐましいほど必死に、しかしわずかに、身を捩って、逃れようとする恭司の足を、凛子はあまりにも易々と捕まえる。
ぐい、と割り開くと、男が為す術も無く開脚し、無防備な睾丸と力の無いペニスを晒した。
目を背けたくなるような光景を、恭司は目を逸らさずに見つめる。
よく見て、凛子の隙を伺う。最後まで勝負を諦めない、BF魂を、男の意地を込めて。

――のしかかってこない…… ――
――ドルフィンファック、じゃ、ないのか……? ――

思ってから、恭司は自分を窘める。
そりゃそうだ。こんな半勃ちのペニスを胎内に吸い込むような技術、素人が持っているわけがない。
今の凛子に、ドルフィンファックは使えない。

――だとすると、手コキかフェラか…… ――
――……っ!? ――

思い至った瞬間、恭司は総毛だった。


「ああっ…… あの体勢は……」

男子の一人が、絶望の声を上げる。
その響きは、苦しげで悲痛なのに、どこか歓声にも似ていた。

「いくよ、上原くん。 ……わたし、これが一番得意なの。ガマンできるかな?」

凛子が割り開いた股間に体を潜り込ませる。



「出たーーーーっ!!! 凛子のマーメイド・クラッシューーーーーっ!!!!」

女子の喜色満面の黄色い声が、体育館に鳴り響いた。
621名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:48:38.45 ID:alXS0g6B


白石凛子は水泳部だ。
決して大会で入賞するような、非凡な競泳選手ではない。でも、泳ぐことが、水と戯れることが大好きだった。
その理由のひとつは…… 胸が軽くなるから。



「あっ……! あぁっ……!」

恭司が緩んだ声で、上擦った喘ぎを漏らす。



――人魚姫って、王子様とどうやってセックスする気だったのかな? ――

そんな、他愛も無い冗談。
魚の下半身と、人間の上半身。貝殻で乳首だけを申し訳程度に隠した、豊満な乳房。
そんな挿絵から想像された、人魚の姫と人間の男の性行為。



にゅむむむむ……!
にちゅちゅ……

恭司のペニスは卑猥な音を立てながら、凛子の巨乳にすっぽりと挟み込まれていた。



なんてことはない、単なるパイズリ。
ただ、そのあまりに巨大な迫力と、神秘的なまでの美しさ、そして凶悪すぎる破壊力を称え、水泳部の人魚姫に送られたスペシャル・ネームが『マーメイド・クラッシュ』

本来なら、擦るどころか挟むだけでも相当な熟練を要する、難度トップクラスの性技。
だが、90センチを軽々と越える豊満さと、自ら男根に吸い付くモッチリとした肌を併せ持った凛子の美巨乳は、BFの奥義を易々と可能にする。

それはまさに、天から与えられた至宝。
男を魅了し、屈服させるために進化したという、女の最大の武器。
622名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:49:10.97 ID:alXS0g6B
むっちぃぃぃぃ……


「はぅっ…… ぅっ……!!」

深い谷間にすっぽりと、あますところなくくるみ込まれたペニスが、左右……否、全方位から激しい弾力にさらされる。

「ふふっ、すっぽり挟めちゃった。BF部っていっても、特別おちんちんが大きいわけじゃないんだね?」
「んなっ! てめぇっ! ……ぁ」

嘯く凛子が、乳房を動かし始める…… 優しくも強烈な、乳房独特の刺激に逃げ場も無く包まれた恭司は、屈辱的な挑発に言い返すこともできずに悶絶した。

「上原くん、どう? 気持ちいい? 他の男子は、みんな1分も持たずに、すぐ出しちゃうんだけど……」

快楽にのたうち回る恭司を姿を眺めながら、凛子は笑顔で胸を揺する。
並の女なら、いや、男でも持て余しそうな大きく重い乳房を、軽々と扱ってみせる。大胆なスイングに、恭司のペニスがにっちゃにっちゃとひどい水音を立てた。

「BF部の上原くんには、この程度の攻撃じゃ効かないかな? ねぇ、どうなの?」

凛子の動きが加速していく。
大きくて重い乳房を、水泳で鍛えたしなやかで強靭な体幹の力で、思い切り振り回す。
質量と速度。水泳部員の生み出す運動エネルギーが、美少女のオッパイという至高の性的システムで快感へとトランスされ、魅惑の谷間に囚われた哀れなペニスに殺到する。

「ぁっ! ぁっ、あーーーっ!!!!」

あまりの快感に意識がフラッシュする。瞬間的に男の意地もBF部の誇りも白くかすんで、恭司はあられもない悲鳴を上げた。
『アタック』でも『ファック』でもなく、『クラッシュ』と名づけられたその破壊力は伊達ではない。みっちりと雌肉の詰まった、弾力のある巨乳にメチャクチャにされ、ペニスが嬉しくも切ない悲鳴を上げる。

「ふふっ…… 効いてるよね? だって……」

淫魔のような笑みを浮かべ、容赦なく乳房を弾ませながら、凛子が囁く。

「上原くん、おんなじ顔してるもの…… わたしの胸でイっちゃった男子たちと、おんなじ顔……」

恭司の体が、雷に打たれたように震えた。

「あっ」

怒りと屈辱、悔恨と絶望……
そして何よりも快感に、恭司は噛まれた小犬のような泣き声を漏らす。

凛子は、ペニスがびくびくと痙攣しながら腫れ上がっていく感触を、胸の谷間で直に感じ取ると、にっこり笑って、
……容赦なく、それを挟み潰した。

「あ!」

短い悲鳴と同時に、BF部員のペニスが水泳部の美少女の巨乳に屈した。
挟まれてから……40秒。拍子抜けするほど呆気ない勝負だった。


どびゅううっ!!!


きゃっきゃっと手を叩く女子たちと、無言で俯いて立ち尽くす男子達の前で、恭司は凛子の乳房に搾られるまま、何度も何度も精液を撃ち出した。
凛子が乳房を下げるたびに、亀頭から小気味良く精液が飛んで、恭司の腹に、胸に落ちる。
前もって搾られていなければ、顔まで飛んでいたかもしれない。それだけが、本当にそれだけが、不幸中の幸いだった。
623名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:49:37.82 ID:alXS0g6B
「……上原くんでも、わたしのオッパイには1分持たないんだね…… 男子ってそーいうモノなのかな?」

激しいパイズリをようやく止めた凛子が、息も切らせず余裕綽々の笑顔で、マットに背中を預けた恭司を見下ろす。

「あぅうっ…… うっ…… ぐ……」

恭司は疲労と快感に咽ぶ唇を、反駁しようとパクパクさせる。
だが、言葉が出てこない。

お前のパイズリなんか、素人のテクニックなんか効かないと言いたい。
男が女に負けるものかと、声を大にしていいたい。

でも、言えない。無様に精液を撒き散らしながら、言えるはずがない。

泣きそうな目で凛子を力なく睨む。
だが、凛子に艶っぽい瞳で睨み返されると……恭司は不覚にも、目を反らしてしまった。
眼力で男を黙らせ、美少女が艶笑う。

「なぁに? その目? ひょっとして、まだ本気じゃないって言いたいの?」

悪戯っぽい、小悪魔の顔。

「じゃあ、外して見せて? パイズリの抜け方、みんなに見せてあげてよ。ほら!」
「ぁひっ!?」

無情にも凛子が上下運動を再開すると、恭司の口から掠れた悲鳴が上がった。
624名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:49:56.89 ID:alXS0g6B

――畜生……! 畜生……!! ――
――なんだよ、こんなパイズリなんか……! ――

恭司は必死に思い出す。習い憶えたBFの技と知識、積み重ねて来た経験を思い返し、この絶望的な状況をどうにかする抽斗が無いかと、足掻く。

もっと乳のデカい女と戦ったこともあった。
この何倍も気持ちいい、超絶テクニックのパイズリを受けたことも、ある。
凛子より激しい腰使いの女もいた。
凛子より締まる、凛子より襞の多い膣を、凛子よりも執拗にうねらせてくる女子と戦ったこともある。

――負けるもんか。 ――
――こんな女に、負けるもんか!! ――

大会で肌を合わせた女子たち……本物のバトルファッカーの強さを思い返し、恭司は心を奮い立たせようとする。

――思い出せ! 俺はあの時どうした……!? どう戦った……!? ――

……思い出して見たところで、そんな強豪校の強豪選手を相手に、中堅高の中堅選手にすぎない恭司が、いい勝負できたわけでもなかった。
ただ、凛子にヤられたよりもボコボコに、さらにコテンパンに、負かされただけ。
相手が手加減を知っている分、まだマシだった感すらある。
625名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:50:29.09 ID:alXS0g6B
「あっ! ……んあっ!」

恭司は結局、快感に喘ぎ声を漏らす以外にどうすることもできないまま、凛子の巨乳にいいようにペニスを擦られ続けた。
現役女子水泳部員のピチピチの乳房に、ペニスをズられまくる快感は、筆舌に尽くし難い。
弾力が強めの凛子のオッパイは、ペニスをグイグイ潰してくる。それでいて、なぜかしっかり柔らかさもある、極上の媚肉。
その美味を、秒間3往復近いハイペースで味わわされ続けたペニスは、もう溺れる寸前だ。
芯が蕩け、腰が抜け、体に力が入らない。呼吸するだけでも精一杯。
呼吸するたびに、凛子に飲まされた唾液の味が、唇から舌、喉、胃まで熱く走り抜ける。

――負けるわけには…… いかねぇんだよぉっ……! ――
――パイズリを…… パイズリを、破るには……!! ――

乳首に逆襲して、怯んだ隙にペニスを抜く……
恭司が憶えている限り、確か、それが唯一の突破口。

最後の力を振り絞って、恭司はわずかに身を起こす。
ひっきり無しにペニスを擦られ、潰され、芯まで揉みほぐされ続ける快感に、身も心も反り返りそうになる。
それでも恭司は、歯を食いしばり、残された気力と体力の全てをかけて、凛子の乳首に手を伸ばした。

……疲労と快感に震える指先では、激しく躍動する巨乳の先の、小さな乳首を捕らえられるはずもなかった。
恭司の手は2度、3度と凛子の巨乳に弾かれ、力なくマットに落ちる。

「ん? なぁに、今の? もしかして、反撃なの?」

死力を尽くした男を鼻で笑い、凛子のパイズリは……マーメイド・クラッシュは、止まらない。
626名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:50:51.34 ID:alXS0g6B
「ねぇ、外さないの? 早く抜けないと、ほら、さっきみたいにオチンチンがピクピクしてきたよ? このままじゃまたイっちゃうんじゃないの? ン?」

哄笑され、恥辱に顔を真っ赤にしても、外せないものは外せない。
どうすることもできないまま、ただ揺れる巨乳の重さと弾力を深く、深く刷り込まれ続ける。
体がフワフワする。頭がぼーっとする。胸が苦しい。下腹が熱い。
肛門から睾丸の辺り、蟻の戸渡りがひどく切ない。
そして、ペニスが根元から竿、そして先端まで、鈴口も裏筋も気持ちよくてたまらない。
大きすぎるものに包まれる、無力感と安心感に、心が折れそうになる。

「がんばれーっ! 上原くーん!」
「BF部の実力が見たいなー」
「男らしいとこ見せてー!」

沈黙した男子に代わって、女子たちが恭司に声援を送る……失笑交じりで。

恭司はもう一度、力を振り絞って凛子の胸に手を伸ばそうとしたが…… もう体は思い通りにならなかった。
恭司の意志を離れ、ペニスが胸の谷間で慄く。腰が浅ましく震える。

「あはっ。やっぱりイっちゃうんだ。上原くん、またわたしの胸でイっちゃうんだ?」

凛子が笑う。勝利の笑顔で。

「部活で鍛えてても、わたしのオッパイに挟まれるとこんなカンタンにイっちゃうんだ? おちんちんってそーいうモノなの?」



どびゅううううううっ!!!!!
627名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:51:06.65 ID:alXS0g6B
恭司がまたも射精した。胸の谷間に股間の熱を垂れ流す。
5度目の射精に勢いはなかった。凛子が挟み付けを緩めてみても、谷間から滲み出す程度で、量も粘度も痛ましい。

「どうしたの? 少ないよ? もう空っぽなの?」

凛子が艶笑う。

「そんなことないよね? まだまだ出せるよね? BF部だもん」

一度は緩めた巨乳を、寄せる。非情なまでにペニスを押し潰す。

「がァッ!?」

びゅるっ!!!

「ほーら、やっぱり出た…… さすがBF部だね♪」

楽しそうに、泥遊びをする子供のように、凛子が乳房を捏ねまわす。
巨乳に囚われた、絶頂中のペニスを、ぐにゅぐにゅ、むぎゅむぎゅ、にちゃにちゃとメチャクチャに捏ねまわす。

「ヒッ! ヒぎっ!!」

ぴゅっ! ぴゅるっ! ぴゅぅっ!

恭司は奇声を上げて、全身を滑稽なまでに震わせ、立て続けに精液を撃ち上げた。
628名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:51:37.25 ID:alXS0g6B
男の象徴であるペニスが、女の象徴であるオッパイに捻り潰され、男の敗北の象徴である射精を繰り返す……
誰が見ても、もう勝負はついていた。
凛子の勝ちだ。
上原恭司は、白石凛子に負けたのだ。
クラス最強の男子が、女子に敗れたのだ。

学校のクラスという小さな世界。
だが、若い少年少女たちにとっては大きすぎる、生活と青春の大半を占める世界。
その世界において、男女の優劣が決定したのだ。

『女は男より強い』と。

その証明が、目の前でまざまざと繰り広げられている。
オッパイがチンポを犯している。
男が女に犯され、なすすべも無く精液を搾られ続けている。
629名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:51:58.39 ID:alXS0g6B
「ぃぎィッ!」

ぷしゃっ!!!

乳房の波間から、潮が吹いた。
精液が枯渇し、カウパー氏腺液だけが射精運動で迸る、男の潮噴き。
凛子がようやく、パイズリを止めた。

恭司は白目を剥いて、トんでいる。
凛子はそっと恭司を抱き起こし、頬を優しく叩いて、恭司を起こした。
まるで、溺れた王子を助ける人魚姫。
……溺れさせたのは、人魚姫自身だが。

「……ねぇ、上原くん…… まだ、やる?」

フォールもせずに、凛子は恭司の顔を覗きこみ、にっこり笑って問いかける。
胸に、顔に、髪に。飛び散った精液を見せつけながら。

「……!」

ぶわっ、と恭司の目から、ついに涙が溢れ出した。
630名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:52:15.80 ID:alXS0g6B
「うるせぇっ……! やるよっ……! まだやれるっ……! まだ負けてなんかっ……! 負けてなんかっ……!!」

ついに耐え切れなくなった。もう耐えられなかった。

「お前なんかにっ…… 負けてたまるかっ……! オレはBF部員だっ!! お前なんかにっ…… ちょっと可愛いからってっ…… くそっ…… くそぉっ……!!!」

凛子のヒザの上で、力の全く入らない体を、むずかる赤子のように揺らしながら、恭司が喚く。
涙をとめどなく流し、しゃくり上げながら、泣き叫ぶ。

凛子は、恥辱と屈辱でグシャグシャになった男の顔を、じっくりと覗き込みながら、

「そう…… じゃあ、もう一回、おっぱいで責めるね?」

恭司の性技に晒されたときよりも、もっと恍惚とした表情で、そう答えた。
その言葉に、恭司は泣きながらペニスを震わせた。萎れていた竿がびくびくとのた打ち回り、乳房に向かって伸び上がるように亀頭が膨れ上がった。
勃起というには、あまりにも浅ましく弱々しい、無惨な腫れ物。

「ちょっ……凛、も、もういいんじゃない……?」

ここに至って、さすがに女子たちも、気まずそうに顔を見合わせた。
631名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:52:32.20 ID:alXS0g6B
男子たちの中にも、恭司につられるように嗚咽を始めた者がいる。沈痛な雰囲気に、黄色い歓声を上げていた女子たちは、手のひらを返したかのように静まり返った。

「ねっ、もう試合終了じゃない? そろそろ、授業終わっちゃうし……」
「そ、そうそう。もう片付けないと……」
「じゃ、じゃあ、最後の勝負は、時間切れ、引き分けってことでよくない?」
「う、うん! そうだね。それでいいと思う!」
「1勝1敗1引き分けだねっ! うん、いい勝負だったねっ! あは、は……」
「二人ともよくがんばったよー。ナイスファック! はは……」

口々にそう言って、そそくさと身の回りの片づけを始めようとする女子たち。

……凛子は、そんな仲間達に目をやって……


「でも、引き分けじゃ、上原くんも、納得しないよね?」


その一言に、クラス中が総毛だった。
632名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:53:37.96 ID:alXS0g6B
凛子の笑顔に…… その屈託の無い笑顔の、あまりの美しさに、男子はもちろん、女子まで背筋を寒くする。

「やっ、やめようよ、やめてあげてよ……」
「う、上原くん、かわいそうだよぉ……!」

力ない制止の言葉を呟く女子たち。悲嘆と絶望に虚ろな目を、戸惑うように見合わせる男子たち。
おろおろするクラスメイトたちの前で、凛子は、ゆっくりと恭司をマットに寝かせ、添い寝をするように身を寄せる。

それだけでも、巨乳と女体の感触に、恭司の萎れたペニスが夏のアスファルトの上のミミズのようにのたうった。

「上原くん…… いくよぉ……?」

力尽き、精魂尽き果て、息も絶え絶えな男の耳元で、美少女が囁く。

これから一体どんな陵辱劇が…… 逆レイプショーが、拷問が、惨劇が始まるのか。

不安に慄きながらも、誰も凛子を止めるものはない。
みんな、凛子に見惚れている。
見つめる女子の、何人かの喉が、ごくりと鳴った。

「ちくしょぉ…… 素人だと思って手加減してりゃ調子に乗りやがって……! ここからは本気だからな……! もう本気出すからな……! ちくしょぉ…… 畜生ッ!!!」

大粒の涙をボロボロとこぼしながら、うわごとのように嗚咽混じりの罵声を繰り返す恭司。

そんな恭司を見下ろし、凛子は、天使のような微笑を浮かべながら……

「えいっ♪」

恭司の顔を、その巨乳で柔らかく包み込んだ。
633名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 16:54:02.10 ID:alXS0g6B
「んぁ〜。それでは、自習終わり〜」

定年間近の、やる気の無い体育教師が戻ってきたのは、その5分後だった。
634名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 17:01:17.11 ID:alXS0g6B

この日行われた、上原恭司と白石凛子の3本勝負の結果は、日誌に短く、こう残されている。




1回戦、暴力行為により上原恭司の反則勝ち
2回戦、白石凛子のピンフォール勝ち。
3回戦、暴力行為により上原恭司の反則勝ち

以上、2勝1敗で、上原恭司の勝ち。




……と。
635名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 17:04:26.73 ID:alXS0g6B
以上で完結です。楽しんでくれた人はありがとう。楽しめなかった人はごめんなさい。
それでは、来年もまったりと良スレでありますように。
636名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 17:10:51.77 ID:jw+yqx0t
一年の締めにいいもの見せてもらいました。
GJ
637名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 19:01:59.84 ID:nS1qAihC
ごちそうさまっす
638名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 19:02:33.41 ID:ZNktEIAr
おっぱいで窒息させるのは反則!反則です!

というかお話の締め方が上手いなぁ。
最後のは獲物をもてあそんでるようであり、男をいたわる優しさのようであり・・・。
こういう読後感が味わえる作品は貴重。
639名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 20:09:48.32 ID:9svCabTl
更に、ココで重要なのは二人がクラスメイトであると言う事!
これから先、目が合うたび擦れ違うたびにどれほどの羞恥を味合わなくては為らないのか!
それを思うと、もうチンコが張り裂けそうだ……!!
640名無しさん@ピンキー:2011/12/26(月) 21:47:35.11 ID:/WiTkdA1
ナイスファック!で噴き出してしまった

>>606
ラブゆ!
641名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 01:18:59.49 ID:vUBawiMJ
個人的には
体育の教科書に載っている知識、期末試験に吹き出し
人魚姫と王子様のセックスの想像の発想力に驚き
俺はもっと強い奴らと戦ってきた!→気持ち良く射精した敗北の思い出しか無かった

とギャグのキレもエロも素晴らしいSSだった
642名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 05:07:07.69 ID:L8g2FLhH
エグイなあ
643名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 12:42:22.38 ID:vXnKOxE6
最初は味方してたクラスの女子勢が引き始めたとこが凛子の特別性を演出しててよかった(小学生並みの感想)
644名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 13:14:35.24 ID:tuqYTUAm
>>640
ナイスファックd!
645名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 13:15:29.53 ID:y3+c17Zs
高校生にもなった男が子供の様にグズるシーンで、
母性本能を刺激されてキュンキュン来ちゃったところが良かった(俺の脳内の感想)
646名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 13:43:30.53 ID:ZNjS8wYU
素晴らしい。自分も書いてみたいと思うほどの感銘を受けました。
647名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 15:24:39.29 ID:bStKLrer
搾りつくす展開って多いけど、寸止めで自分からイカせてくれって懇願
させる展開って意外と少ないよね。
結構屈辱的だと思うんだけど(なんかの代表戦とかだったら特にいい)
648名無しさん@ピンキー:2011/12/28(水) 20:57:53.51 ID:fBW5hO3K
もうすぐ500kBだな
490KBくらいで次スレか?

それだけSSが投下されてるってことで
贅沢なスレだよここは。
649名無しさん@ピンキー:2011/12/29(木) 13:55:07.80 ID:ec8QjoXf
ナイスファック!
650名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 14:05:32.73 ID:BWql1JFD
もうこうなったら文芸部系の女子に名器の性能だけで敗北させられてしまうBF部員がいてもいいよね!
651名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 15:44:17.91 ID:/F2pkxUX
名器ってあんまピンと来ないわ
普通のまんまんでも気持ちいい
652名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 17:01:12.00 ID:O0KuoXZT
>>650
pixivのミックスファイトもので、体育祭の男女別プロレス勝負で運動部の奴が文化部の眼鏡っ娘に負けると言うシチュあったなw
ミックスファイトものは男負けがほとんどだからバトルファックもMシチュの方が盛り上がるのもなんかわかる気がする
653名無しさん@ピンキー:2011/12/30(金) 19:12:37.00 ID:cramrMah
>>652
あの絵師さんは何気にBFも好きそう。
実際描いたりしてるので期待してるんだけど、更新が遅い・・・
654『ムカシガタリ』:2012/01/02(月) 19:54:46.51 ID:vuldaNnJ
昨年は色々とありがとうございました。
本年もよろしくお願いします。


家の付近をフラフラ散歩し、
明乃野という所を過ぎて、駒木田と云う所にある文化史料館に
フラフラ入った時に見つけたものです。

これから書くのは現代語に近い訳を私が書き留めたものなので、
色々と元文などが違っていたりするかもしれませんが、ご容赦ください。
雰囲気だけ解って頂ければ幸いと存じます。




慶長4年と或から、1600年頃の話であろう。
相模の国、下総にて、ともある。
何が事の起こりかは、今となっては知るすべもないが、
五十程の郷士が集まり、皆、白い裃を身に付け、じとと事の成り行きを見守っている。
皆の輪の中には、二間、三間(3×5メートル位)の板畳がしかれ。
周りには赤々と篝火が燃え。
香木が焚いているのか、辺には強い匂いが漂っている。

板畳の上には、白い薄衣を着た男と女。
相向かい合っている。
男は年の頃23、4、立派な丈夫。
グイと女に近づき。
「鹿田宗兵衛が家来、横田次郎衛門が息子、横田平市なり、これよりその方を打ち倒し
淫辱せしめるが、恨みなきよう!」
と、名乗る。
名乗りを受け、女性(にょしょう)がずいと前に出る。
「今松木十郎の娘、せい、其の方こそ恥をかく前に身を引いたらいかがか?」
年の頃16,7とあるから、今の年齢で14,5かも知れない。
男の身の丈が六尺と有るから、180以上はあるのだろう。
対して女性の方が、『五尺を上回り』と有るからもしかすると170ぐらいかもしれない。
いずれにしろ両雄立派な体格であったは想像に固くなし。

立会いの者が掛け声をかけ、ズイズイと合間を詰め。
気合と共に平市がせいを押し倒す。
やはり体躯に勝る男が圧倒的に有利である。
655『ムカシガタリ』:2012/01/02(月) 19:55:18.97 ID:vuldaNnJ
『白猫を甚振る山犬の如し』
と、注釈があるから、所詮男が力に任せ女の薄絹を乱暴に剥ぎ取っていくのが、よくわかる。
やがて、平市はせいの‘口吸い,(キスのこと)をはじめ、両の乳房を揉みしだいていく。
ジリジリとせいは体を動かし、平市の攻め手を逃れようとしながら、腰を動かし始める。
動かしながら平市の‘腰物,に自分の体を擦りつける。
慌てて、平市が体を離そうとするを、得たりとばかりにせいの手がするりと、平市に伸びる。
堪らず、平市がその手を払おうとするも、及ばず。
せいの手は平市の逸物を握りしめる。
平市だがさるもので有り。
せいの女淫に手を伸ばし、指をいれ、エイエイと責め立てる。
平市とせいの、欲情ためのわずかなる悲鳴が、はたして、板間の上に響く。
やがて、

せいが自分の中に差し入れようとしたのか? 
はたまた、平市が『頃や良し』と見て決めに来たのか?
逸物を女淫の中に差し入れた。

二人から同時に悲鳴が上がった。

だがひときわ大きく挙げたのは外でもない。

平市であった。

せいの女壺が想像のそれよりも大きく異なっていたのだろう。
そのあまりの快楽に平市悲鳴を上げたのだ。

最早逃れられぬ平市をせいが責め立てる。
やがて、大きく‘気を吐いて, 平市が倒れ込む。

立会いがせいの勝ちたるを告げ。
せいは平市より離れる。
立ち上がり、深々と郷士に頭を下げたる時、股を平市の吐いた‘気,がツイと垂れ落ちる様は、
真に妖艶にて淫猥なり。
656『ムカシガタリ』:2012/01/02(月) 19:55:50.12 ID:vuldaNnJ
文章はここで終わりです。

二人が何者であるのか?
なぜ二人が大勢の見守る中、戦わねばいけなかったのか?
負けた平市はどうなり、また勝ちを収めたせいはその後どうなったのか?

それらを書き記した物は何もありません。
私があれこれ書くより、
お読みいただいた方々が、想像していただくのが、興があっていいかもしれません。


ですけども、女と男の戦いというのは、遡れば日本書紀にも出てきますし、
案外色々と深い物なのかもしれませね。
657名無しさん@ピンキー:2012/01/02(月) 19:57:15.83 ID:vuldaNnJ
以上です。
少し短めですが、まあ新年最初ということで。


ではまた。
658名無しさん@ピンキー:2012/01/03(火) 17:08:02.37 ID:wxUtS6g8
乙。
また年末年始の慌しさが去ったら、腰を据えてゆっくり創作してくれ。
659名無しさん@ピンキー:2012/01/05(木) 22:51:33.65 ID:IWhPf4pM
age
660名無しさん@ピンキー:2012/01/16(月) 15:49:33.18 ID:c2Il2A2U
過疎ってるなあ
661名無しさん@ピンキー:2012/01/20(金) 20:18:40.96 ID:YDyJWEiT
また、体育祭の人のみたいなSSが見たいな。
女勝ちなんだけどラブラブなかんじ
662名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 03:02:55.79 ID:0JEo5EiU
甘々好き意外といるのかな
なんとなく徹底的にプライド粉砕するドS好きが主流だと思ってた
663名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 03:31:39.11 ID:X9vuUBVF
俺は後者のが好きだな
664名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 03:34:27.43 ID:wtAvY+lS
俺も甘々好きだなー、彼女や好きな子にコテンパンに犯されて負けたり
優しい女子に思い切り手加減されて、それでも勝てなくて慰められながら射精しちゃったり
想像するだけで……ハァハァ、……うっ!
665名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 22:18:01.16 ID:33T7fbOZ
女勝ち(甘々)→だんだんものたりなくなる→女勝ち(ハード)→悔しいっ(ビクンビクン→男勝ち(ソフト)→やっぱり女勝ちのほうが……→最初に戻る

そんなBF人生
666名無しさん@ピンキー:2012/01/21(土) 23:27:32.37 ID:bBBJMusn
卑怯な手で負けちゃうけど甘々、が好み
667名無しさん@ピンキー:2012/01/22(日) 00:11:14.62 ID:HHykmREK
>>665
すごいわかるわw
一つのシチュエーションにずっと拘ってるわけではなかったりする
668名無しさん@ピンキー:2012/01/23(月) 03:42:01.91 ID:aXGJ5s1I
屈辱感を味わえるのが好き
669名無しさん@ピンキー:2012/01/24(火) 23:07:08.13 ID:0Q4AyD4f
ちょっとぐらいならいいか。相手は雑魚だし

これだけで勃起できる
670名無しさん@ピンキー:2012/01/25(水) 08:23:25.59 ID:irtn5kIj
BATLLE FACKER B子読んだ人いる?
どんな内容かよかったら教えてほしいんだが
よさそうだったら買おうとおもうんだが 
671名無しさん@ピンキー:2012/01/25(水) 11:22:18.50 ID:8oZ5YIbh
>>670
男女の実力が拮抗してるのでMシチュではない
質は悪くないけど、オチのせいで俺は抜けなかった
貴重なBF物、絵もそこそこ綺麗、低価格、ということで一応オススメはする
672名無しさん@ピンキー:2012/01/25(水) 14:33:57.59 ID:lrW0nnfm
DLsiteでB子買ったけでど
内容よりも糞プロテクトがひどかった
ソフトを入れては再起動要求されるし
VNCとかのリモートソフトとケンカするし
もうプロテクト作品は買わないと決めたわ
673名無しさん@ピンキー:2012/01/25(水) 17:39:42.60 ID:V7X26a7a
・決着つかない
・普通に買ってるのにプロテクトめんどい
どっちか勘弁してくれ
674名無しさん@ピンキー:2012/01/25(水) 18:58:44.01 ID:FmMciHjE
まあでも安価なので一読の価値はあるかと
確か300円かそこらじゃなかったっけ
675名無しさん@ピンキー:2012/01/25(水) 20:55:23.91 ID:UkVq7Gs8
関係ないけど格ゲーのエロパロスレってもうない?
676名無しさん@ピンキー:2012/02/02(木) 08:06:15.86 ID:u/jkojYg
ない
677名無しさん@ピンキー:2012/02/10(金) 17:56:24.22 ID:qO4neRmT

てす
678名無しさん@ピンキー:2012/02/12(日) 00:11:36.08 ID:mypyMIY3
過疎ってるけど…作品待ってますんで作者の方々お願いします
679名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 10:49:53.59 ID:LDOPCDlu
どぴゅ
680名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 13:27:41.78 ID:3mAO32pL
681名無しさん@ピンキー:2012/02/17(金) 23:27:07.60 ID:KYsYKHno
せやな
682名無しさん@ピンキー:2012/02/19(日) 19:13:42.80 ID:2vdYAvvt
>>680
間違えたのか荒らしなのか
683名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 01:44:01.37 ID:nChdsKa7
保守
684名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 16:03:29.76 ID:ncfoxdjO
おっぱい合気道。
それは豊満な乳房により男根を挟み込み男の動きを封じつつ、乳房の愛撫により射精させるというバトルファックの技術である。
西洋式のパイズリとは違い、単純な力やサブミッションの応用による抑え込みとは根本的に異なり、男の性感を掌握して動きを支配する高等技術である。
とはいえ、男根を挟み込むだけの豊満さが必要であり、歴史は古いものの小柄な日本女性には使い手が少なかった。
しかし近年の日本女性の発育の向上や、大会での優勝者がおっぱい合気道の使い手であったことにより、海外のバトルファッカーの入門者も増えている。
そのため、今後おっぱい合気道の使い手はますます増えていくものと思われる。
なお、公式の大会において、おっぱい合気道の使い手と対戦し、勝利した男性は現在時点で存在しない。
685おっぱい合気道・黎明編:2012/02/26(日) 17:44:25.89 ID:pfHgxvcq
その年の全日本選手権の準々決勝で対戦したのは、トータルファッキングの名門として名高い富士見ジムの伊藤雄介と、未だ無名のおっぱい合気道・水橋道場の早乙女桜子だった。

……ベスト8が出揃った時点で、勝ち残った男性はただ一人という異例の事態である。
しかも、女性7人のうち、4名がおっぱい合気道の道場からの出場となれば、おっぱい合気道に注目が集まるのは当然のことであった。
使い手が余りに少なく、歴史の影に埋もれてきたおっぱい合気道。
その道場の看板を背負った選手が、公式大会に参加したのはこれが初めてである。
……その参加者数、4名。
実に、全員が無敗。

雄介は油断なく桜子を上から下まで舐めるように見回したが、多少おっぱいが大きい意外に、特筆するべきところはなさそうに見えた。
均整の取れたスタイルだが、それは一流バトルファッカーとしては当然のこと。
長い黒髪の典型的な日本美人で、裸でなければさぞ楚々としたたたずまいであっただろう。
確かに胸は大きいが、外国人選手を含む爆乳バトルファッカー達と戦ってきた巨根自慢の雄介にとっては、巨乳をウリにするには物足りなく見えた。

自分が負ける理由は、無い。ように見える。
ただの、ビギナーズラックでであろうか。

そうに違いないと、雄介は自分に言い聞かせる。しり込みしていては、勝てるものも勝てない。
いつも通り、大胆に。合理的に。油断はせず。

そんな雄介の心の動きを知ってか知らずか、桜子は穏やかな微笑を浮かべたまま、ぴんと背筋をのばして、豊満な乳房を男の視線に晒していた。
686おっぱい合気道・黎明編:2012/02/26(日) 17:44:59.12 ID:pfHgxvcq
ホイッスルが鳴り、試合が始まる。
その瞬間に、雄介は仕掛けた。大きく踏み込んで、桜子の肩を掴む。
胸の重みで初動が後れがちな巨乳相手には、先手必勝が常套手段。そのまま背後へ回って巨乳を封じようとした。

するり……

「え?」

肩を掴んだと思った手は、するりと滑って、いつの間にやら、桜子の胸を掴んでいた。
不意に手を包んだ柔らかさに、一瞬、思考が止まる。

桜子が薄く笑った。

「あっ、あっ!?」

雄介は声を上げることしかできなかった。指先から手首、腕、脇、胸、腹と、あっという間にしっとりとしたおっぱいの感触が滑っていく。
乳房の柔らかさと乳首の刺激が、股間までそよ風のように吹き抜け、我知らず雄介は陶酔した。

「おっぱい合気道、『入り身一教』…… 初歩の初歩です」

こともなげに呟く桜子の胸の谷間に、雄介の巨根はあっさり挟み込まれていた。
687おっぱい合気道・黎明編:2012/02/26(日) 17:45:21.37 ID:pfHgxvcq
桜子の声と、危険すぎる光景に、我に返った雄介は、慌てて、桜子を突き飛ばそうとする。

「くっ!?」

が、動かない。
改めて桜子の細い肩に添えた手は、まるで力が入らない。必死に押し返したつもりでも、桜子の姿勢の良い肩はびくともしなかった。
おっぱいの柔らかさが、雄介の鍛え上げた筋肉に染みこんで、溶かしてしまうような感じ。
体の底、会陰部が緩んだような感触がして、どっと先走り汁が溢れた。
膝がガクガク震える。立っているのもままならない。

「こ、これ、は……」

柔らかな巨乳に急所を挟まれて、力が入らなくなったことは、何度もある。
でも、それはたっぷりあやされ、執拗にほぐされ、カンペキに蕩かされた時の話だ。
ゆるゆると、静かに乳房を揺らす桜子の谷間で、雄介は初めて乳房の柔らかさを知った童貞のように喘いだ。

「ふむ。『三角雁落とし』なり、『天地鈴返し』なり披露しようかと思いましたが…… 必要無さそうですね」

息も乱さず、白い肌を妖しく輝かせて、黒髪の美少女が笑う。

「『擦り身一教』で十分でしょう。心行くまで射精なさいませ」

ふわり、と豊満な乳房が上下した。

「あっ!?」

一瞬、乳房の弾力を感じたような気がした。が、それもすぐに良く分からなくなった。

ぴゅるぴゅるぴゅるぴゅるぴゅる……

桜子の谷間で垂れ流すように射精し、完全に腰が抜けた雄介はベッドに崩れ落ちた。
688おっぱい合気道・黎明編:2012/02/26(日) 17:45:51.14 ID:pfHgxvcq
ここで負けたら、男子は決勝を待たずして全滅。
悲惨極まりない醜態を避けるべく、男達の懸命の応援を背に、雄介は立ち上がった。

だが、体に未だに力が入らない。
全身の穴という穴が緩んでしまったよう。女慣れしているはずの自分から、どうしてこうも女体の余韻が消えないのか。雄介は戸惑う以外に何もできなかった。

「立ったことは誉めて差し上げましょう。ですが……もはや赤子も同然ですね」

立っているだけでせいいっぱいの雄介に、静かに歩み寄って、桜子は言った。

「では、赤子のごとく果てなさいな。西洋かぶれの日本男児に、大和撫子の乳の味を思い出させてさしあげましょう」

そう言って、桜子は雄介の頭を撫でた。
身長180センチの大柄な雄介が、158センチと日本女性の平均身長しかない桜子に頭を撫でられ、呆気なく膝を崩す。

倒れた雄介に優しく寄り添うように寝そべった桜子は、白いふとももで雄介の巨根を擦り上げつつ、雄介の喘いで緩んだ唇にそっと乳首を含ませた。
689おっぱい合気道・黎明編:2012/02/26(日) 17:46:15.65 ID:pfHgxvcq
ああ……


雄介は声にならないため息を漏らすと、力なく目を閉じて、自ら顔を桜子の胸に埋めた。

「『苺の型、膝返し』……終わりです」

どぴゅうううっ!!!!

桜子のおっぱいを吸いながら、雄介は果てた。ミルクなど出なかったが、甘い甘い味が舌から脳髄まで蕩かした。
眠るように意識を失った雄介が、再び立ち上がれるはずもなかった。

「他愛も無い…… 最後の一人がこの程度とは、日本男児も堕ちたものですわ」

汗をかくどころか、その黒髪を乱すことすらなく、雄介をベッドに沈めた桜子は、形の良い眉を軽く潜めて、憂うように呟いた。
その冷ややかな視線の先。雄介は幸せそうな顔で、完全に失神したまま、無様に転がっていた……
690おっぱい合気道・黎明編:2012/02/26(日) 17:46:48.91 ID:pfHgxvcq
これが、近代史におっぱい合気道が登場した、最初の大会である。
これより今に至るまで、おっぱい合気道が男性に敗北した記録は無い。
691名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 17:48:23.95 ID:pfHgxvcq
以上、やっつけ仕事で小ネタ。ボリュームやら完成度やらについては勘弁な。
692名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 18:29:44.73 ID:/sMOS1b+

パイズリでいかせた後、顔をおっぱいで挟む描写って結構あるよね
でも、よく考えたらそれって・・・
693名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 18:43:05.26 ID:6TM3e+4N
乙です。
しかし、残りが微妙になってきたな。長編投下するには少ないし、埋めるのもちょっと早いか?
694名無しさん@ピンキー:2012/02/26(日) 18:43:18.60 ID:skHOsyxN
>>692
秘技、顔射返し
695名無しさん@ピンキー:2012/02/27(月) 00:52:35.71 ID:+Sau1oA1
乙です、素晴らしい。
696名無しさん@ピンキー:2012/02/27(月) 01:19:26.55 ID:1cLIErQ+
ツルツルなおっぱいで挟んでも、絶対に気持よくないって。
パイズリでイクなんて、都市伝説だよ。
697名無しさん@ピンキー:2012/02/27(月) 01:30:52.60 ID:mkCgxV82
>>696
きっちり挟まれて全体をパイずられたらあっという間にイったことあるぜ
698名無しさん@ピンキー:2012/02/27(月) 01:37:13.57 ID:1cLIErQ+
マジか…。それ風俗?
俺も風俗でやってもらおうかな。
699名無しさん@ピンキー:2012/02/27(月) 02:02:24.67 ID:KCJCJ6dn
BFにもイップスみたいなのがあっていいよね。
前回、対戦したときのことを思い出して体が反応してしまうみたいな。
しかも、そのことを相手に指摘されて、言葉責めされて感じてしまうみたいな。
そんで、最後は自分からイカせてくださいってお願いしてしまうみたいな。
相手に対して最終的に敬語になったり、相手が年下だったりしたらもう最高だね。
700名無しさん@ピンキー:2012/02/27(月) 02:27:34.24 ID:LWHEyRSR
一対一なら圧倒できるやつらを侮って一度にまとめて相手にしたら完敗しちゃう
みたいな展開が見たい
701名無しさん@ピンキー:2012/02/28(火) 01:42:33.94 ID:pa4PgPco
とあるBFの名門校では、一年間は普通に練習させ、二年に上がるときに男子と女子を対決させ、
勝った方を正式に部員にし、負けた方は二年間ただサンドバックのような練習台にさせられてしまうという
恐ろしい伝統が……
二年間も練習台にされた方は完全に開発されて二度と選手には戻れない。


うーん、シビアすぎるか…。虎の穴みたいだな。それこそ地下格闘場みたいにしたほうがいいかな…
702名無しさん@ピンキー:2012/02/28(火) 07:14:59.20 ID:x38Z2ZoA
男子は正式部員になれないなw
703名無しさん@ピンキー:2012/02/28(火) 08:31:40.87 ID:IsqjCKvA
>>699
そういうのいいね。
本来なら勝てるはずの相手にそのせいで負けてしまうっていうのもいい
704名無しさん@ピンキー:2012/02/28(火) 09:02:57.27 ID:9zBMPoUD
このスレ女の子が小柄な設定が多いね
誰か同じか身長高い設定が良いんだけど
やっぱみんな小さい方がいいのか
705名無しさん@ピンキー:2012/02/28(火) 12:51:59.62 ID:7RPoFkhp
>>704
自分より低身長の女の子にいいように弄ばれるっていう屈辱感が大きい
でも自分より高身長の女性に見下されながら弄ばれるってのも素晴らしい
706名無しさん@ピンキー:2012/02/28(火) 18:07:26.27 ID:fuahrfZq
>>691
素晴らしい
大和撫子の乳の味、堪能させていただきました
707名無しさん@ピンキー:2012/02/29(水) 00:12:08.38 ID:jh8m3VQB
Mシチュにおいてはどれだけ負けたくない・負けられない状況を作るかが重要だなぁ。
代表戦とか先輩と後輩の勝負とか。
国の誇りとか学校の誇りとか先輩としての立場とか、男が女に負けることにプラスしてそういう要素が入るのもいいなぁ。
708名無しさん@ピンキー:2012/02/29(水) 00:58:32.20 ID:FTFX1Xen
イかされる度に単位が減っていく大学とかアリかな?
709名無しさん@ピンキー:2012/02/29(水) 01:09:22.29 ID:jh8m3VQB
>>708
確実に留年しそうww
710名無しさん@ピンキー:2012/02/29(水) 12:43:27.51 ID:4+00yr3l
>>708
なにそのBF大学
711名無しさん@ピンキー:2012/02/29(水) 16:23:35.40 ID:ntGTibms
負けシチュじゃないがクール系委員長と主人公(いわゆる平凡な高校生)が普段は接点なく学校生活送ってるけど
放課後人気のない教室や体育館で毎日バトルファックを行ってるって設定を昔考えたことがある
712名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 00:37:57.56 ID:4U+O7R4G
野球部VSソフト部とか祐一VS芳野とか愚か者へのスピリチュアルとかは、
代表戦と先輩後輩関係が、設定だけじゃなくて話の中でうまく表現されてて良かった。
713名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 01:23:41.60 ID:ioQSv4x4
先輩としてのプライドが粉々になるという意味では新部長の憂鬱シリーズが最高峰だったな
Mシチュスレとはいえ部長には古部と同等にまで成長して欲しかった
714名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 01:40:54.34 ID:4U+O7R4G
>>713
新部長シリーズも大体一年前くらいの作品になるんだよね。
作者さん本人は、二次創作は歓迎しますって言ってたからそこに期待するしかないのかなぁ。
715名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 01:46:47.21 ID:ioQSv4x4
新部長の作者ってあれ以降姿見せてないよね?
別の書いてたら読みたいもんだが

しかし新部長の二次は難しそうだなあ。本編が本当に完成されてるし。
よくあれだけ容赦なく主人公のプライドや劣等感を徹底的に責めるなあと感心する
その上で成長させようとしてたし、少なくとも俺にあの続きは書けねえ
716名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 01:53:09.76 ID:4U+O7R4G
確かに続きは難しいだろうね。
まぁ、副部長の先輩蹂躙編とか、結花里先輩と新部長の初対決の過去編とか
サイドストーリー的な感じにするしかないんじゃないか。
717名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 15:15:02.24 ID:8qI0CSI2
過去スレで見た気がするんだが

BF対戦前に対戦相手の双子の女がきてそいつに金縛りにさせられてずっとビデオ見せられて興奮→試合で負ける

見たいなののタイトルわからないか?
718名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 16:03:27.31 ID:O8cciJfQ
古部はマジで再戦期待してたんやけどなー
719名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 17:58:43.56 ID:4U+O7R4G
>>717
多分、みんなでBF小説にある『試験前夜の訪問者』だと思うよ。
ポイズンさんの作品だね。
720名無しさん@ピンキー:2012/03/01(木) 21:46:15.40 ID:laMPQqAw
>>718
俺も俺もー

先輩、今度は何回イきたいですか?前は13回だったから今度は15回ですか?それとも20回?
え、違う?今度はお前をイかせてやるって?無理ですよ先輩。
だってあんなに手加減してたのに一回も反撃できなかったじゃないですか。
本当は気持ち良くして欲しいだけなんですよね先輩?
そうでなければあんなにふらふらになるまでスパーリングを続けたりしませんよ。
ほら、もう先走ってオチンチンがびしょ濡れじゃないですか。
いいんですよ?私、思い切り手加減して先輩を少しでも長く、たくさん気持ちよくしてあげます。
それとも本気でパイズリして欲しいですか?手加減抜きで全力で乳圧を掛けておっぱいを揺さぶって、一瞬で射精させてあげましょうか?
もちろん射精したってパイズリを止めたりしません。先輩の精液を一滴残らず搾り取るまで、ううん先輩が満足するまでパイズリしてあげます。
あれ、どうしたんですかオチンチンを押さえて?射精しちゃったんですか?まだ何もしてないのに?可愛いですね先輩。
じゃあ始めましょうかスパーリング、ああバトルファックでしたっけ?試合になるといいですね、先輩。

みたいなドS優良ちゃんを妄想して何度抜いた事か!え?そこまで書けるんならお前が続き書けって?
だが断る!この私の最も好きな事の一つは他人の書いた女勝ちBF男負けで抜く事なのだ!!
721名無しさん@ピンキー:2012/03/02(金) 01:01:21.45 ID:BZa1ie8d
このスレで『地下性技場にて』っていう作品があったけど、ああいうハニートラップ的な
感じも良かったけど、本当に彼女に借金があって、彼女の目の前で別の女と勝負して負け
るってのもいいなぁ。なんか想像しただけで抜けそう。負けるわけにはいかないのにって
感じで
722名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 03:06:43.92 ID:dnwTdJvt
男は最後まで抵抗するのがいい。
最後の最後まで抵抗して、抵抗して
そして、心を折られる。屈服させられる。
その瞬間がいいよね。
「許してください」とか「もうやめてください」
とか言い出しちゃうといいよね。
最初は自信満々だったりするとなおいいね。
723名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 03:10:01.43 ID:vXpXlBzT
昨日 現実の女の膣に初めて入れてきたけど
全然気持よくなかった・・・

一突きもできることなく瞬殺されししまうBF膣とはなんだったのか
現実は甘くなかったのか
724名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 08:31:37.56 ID:TPEBNjVU
お前はバトルファッカーじゃない女に何を期待していたんだ?
725名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 08:32:10.09 ID:rn4AYsqi
>>723
テニプリみてテニスやったら全然違ってたというくらいの主張
726名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 17:52:00.42 ID:UxGYZWSo
挿入した瞬間、イカされてしまう光景をイメージするんだ。
それくらい気持ちいいと自分に暗示をかければ、あっという間にイカされるようになる。
そして早漏をなじられて冷たく見下ろされるというご褒美まで付いてくる。
その後も付き合いが続くかはわからんが。
727名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 20:28:32.20 ID:gq7Ll8gZ
>>723
@ガバマン
A人工膣
Bおまえがちっちゃすぎ

好きなのを選ぶがいい
728名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 21:12:59.39 ID:vXpXlBzT
>>726
いや、悲しいかなプロの人相手だったんだw
気持ちの問題ってのはわかる
物理的には正直出来のいい人工膣のほうが上かもしれん
バトルファッカーはわからん
729名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 21:46:10.10 ID:hqjLv/bd
>>728
相手が凄腕のバトルファッカーでこちらが童貞である事を見抜いて手加減してくれたのでは?
さすがに初めてのセックスで瞬殺されたらトラウマになると思うから。
730名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 22:13:08.62 ID:JC+C/pJR
ガバマンなだけじゃね? 
731名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 22:20:31.48 ID:sTVGWrAK
究極の快楽をくれるという伝説のバトルファッカーを探して流浪の旅にでる>>723であった
732名無しさん@ピンキー:2012/03/03(土) 23:51:30.70 ID:lGcg98pT
謎の美女「>>723、999999(シックスナイン)に乗りなさい……」

>>723を淫河鉄道に誘う美女の正体とは!?
果たして>>723は一突きも出来ずに果てることが出来ると言う名器のバトルファッカーに辿り着く事が出来るのか?
次回 第二話「仮性の赤い風」 停射時間は8分38秒です。
733名無しさん@ピンキー:2012/03/04(日) 00:21:34.29 ID:2obrIj+U
よく思いつくよなそういうネタ。

仏教! てってってってれれ てってってってれれ
両手を合わせて唱えるだけ〜で 極楽浄土にあなたも行け〜る
734名無しさん@ピンキー:2012/03/04(日) 01:51:42.95 ID:rY04055j
490kb超えたし、そろそろ新スレ立てるかね。
735名無しさん@ピンキー:2012/03/04(日) 03:12:03.94 ID:KRACeAZW
異議なし。SSも投下しにくいだろうし
736名無しさん@ピンキー
新スレ立ちました。↓

http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1330876698/

読む人も書く人も移動をお願いします。