[レイプ]鬼畜陵辱[スカトロ]第13章

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1名無しさん@ピンキー
レイプ鬼畜陵辱スレです。スカトロもOK。
二次でもオリジナルでも内容が鬼畜なら何でもアリ。
2名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 01:15:01 ID:L/HTfzTv
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[レイプ]鬼畜陵辱[スカトロ]第四章
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[レイプ]鬼畜陵辱[スカトロ]第三章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126115669/

【レイプ】鬼畜陵辱投下専用スレ【スカトロ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1083240192/

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1112359376/

- 鬼畜陵辱スレSS保管サイト 〜第13収容所〜 -
http://kitisuka.s10.x-beat.com/
鬼畜陵辱スレの保管庫のサンプル
http://library.s12.dxbeat.com/kichiku/yes.html
3名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 05:03:16 ID:HBAfcRJi
>>1
4名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 08:05:36 ID:w/yyzARv
>>1
超乙!
5名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 19:38:17 ID:2JTNa7Dd
>>1
乙です!!
6名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 21:41:37 ID:UDzZGfiZ
このスレも盛り上がりますように
7名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 03:48:47 ID:vdL/H7iH
8ユカの狩られた日(オリジナル)1:2010/12/29(水) 03:54:11 ID:vdL/H7iH
ユカは目を覚ました
頭がぼぅっとして考えがまとまらない
なんで私はベッドで寝ているんだろう
ここはどこかの部屋のようだ。窓のない寒々しい部屋。地下室だろうか
なんで?学校から帰る途中のはずなのに・・・
頭が割れるように痛い。ここは・・・いったい?

「こんにちわ、ユカちゃん」
「え・・・あ?だれ?」
目の前に見知らぬ男の顔があった。あまりに近い
頬を赤らめるとユカは思わず顔をそむけた
ショートカットの髪がそれに合わせてさらりと流れる

だが、何かがおかしい
腕だ。腕が固定されていて首が回せないのだ。
見るとユカの細い腕は頭の上でロープでベッドの柵にくくりつけられていた
必死に逃れようと腕を動かしたが
ロープが食い込み腕の皮膚がすりむけるだけに終わった。ひりひりと痛い
9ユカの狩られた日(オリジナル)2:2010/12/29(水) 03:56:00 ID:vdL/H7iH
「え?・・・なに、これ?なんで?」
「なんだろうね?」
男は楽しげに笑っている
まだ若い。快活で親しみを感じさせる笑顔だ
だがユカは急に恐ろしくなってきた。この人、だれ?
「・・・あなたは誰ですか?」
「やだなぁ、忘れちゃったの、ユカちゃん?頭を強く殴りすぎたかな?」

思い出した。学校の帰り道に車からこの男に道を聞かれたのだ
とても困っているようだったのでユカは教えてあげることにした
車の中の見づらい地図。窓からのぞきこむ自分。そして衝撃。引きずり込まれる感覚。そして暗黒・・・

「なんでこんなことを?」
「ユカちゃんが可愛かったからさ。ねえ、ちょっと遊ぼうよ」
「ふざけないで!早くほどいてよ!」
毅然と男に向かって言い放つ

縛られている恐怖や不安などはおくびにも出さない
ユカの黒く大きな瞳が怒りに輝いていた
人形のように愛くるしい顔に強い意思が宿る。なかなかの迫力だ
10ユカの狩られた日(オリジナル)3:2010/12/29(水) 03:57:36 ID:vdL/H7iH
正義感の強いユカはこういった理不尽な行為が許せなかった
もっとも可愛らしい外見に似合わぬこの性格は
学年トップクラスの容姿も持ちながらもこれまでユカに彼氏を持たせることを妨げてもいたのだが・・・

だが男は動じなかった
見ると何かハンカチのようなものを鼻先に当てている
どこかで見たような気がする

「うぁ・・・あ!それ!」
それはまさにユカのお気に入りのパンティだった。
今朝はいたばかりだからよく覚えている、つまり・・・
「ノーパンでいきがっても怖くないんだけど(笑)」
血が凍るような恐怖にユカの顔が青ざめる
嘘だ。嘘に決まっている
視線を下ろした自分に見えるのはいつもの自分の制服だ
だが足もベッドの下の柵に広げるようにくくりつけられており
この位置から自分のスカートの中を見ることはできない
もぞもぞと腰を動かしスカートをずらそうとするが
うまくいかない
太ももが徐々に露になり
まるで男を誘っているようにも見える

焦るユカを笑いながら眺めていた男がスカートの中を手を入れる
手をはねあげるとスカートは簡単にユカのヘソまでまくれあがった
11ユカの狩られた日(オリジナル)4:2010/12/29(水) 03:59:26 ID:vdL/H7iH
「・・・え?・・・あ?いやああああああああ!」
まくれあがった布の海の向こうでは肉の丘に黒い茂みがそよいでいる
信じられない光景、悪夢だ

「見ないで!見ないでよぉ!」
先ほどの凛とした態度などどこにもない
顔を真っ赤に染めて泣きじゃくりながらユカは足を閉じようとする

しなやかな太ももが揺れ、茂みの奥の肉の唇がうねるように動くのまで見える
柔らかくみずみずしい尻の肉がベッドと擦れシーツに淫猥なしわを作っていく

「見ただけじゃないよ?ちゃんと撮ったからね」
「え・・・?」
涙ぐみながら下半身を隠そうとするユカの目の前に何かが突きつけられる
男の手にはユカの携帯が握られていた
画面には気を失ったユカの画像が写されていた
足を開かされ男の指で秘所が押し開かれ
鮮やかな粘膜までもが写し出されている
あろうことか開かれた肉のヒダの中心には男の指が中ほどまで突っ込まれ、ヌラヌラと何かに濡れて光っていた
12ユカの狩られた日(オリジナル)5:2010/12/29(水) 04:01:05 ID:vdL/H7iH
「あ・・・」
もう取り返しのつかないことをされてしまっていた。汚された。身体を汚された
ユカの胸が絶望で塗り潰される
呆然とするユカの隙を男は見逃さなかった

ユカの横に男が覆い被さるようにすわる
ユカの腹に男の体重がのしかかり思わず苦痛のうめきがあがる
苦しむユカの目の前で男の頭が徐々に下がり
内腿に男の顔が押しあてられるのがわかる
そしてなすすべもないまま男の鼻先が茂みをかき分け舌が肉の割れ目の粘膜をとらえ
ジュルジュルと音を立てながら男はユカの秘所を吸い立てた

「いやああああああ!やめて!やめてええええ!」
ヌラヌラした下水からはい出たナメクジが大切なところを這い回っている
そんなおぞましい感覚がユカに大きな悲鳴をあげさせた
「良い声だ」
よほど防音に自信があるのか男は意にも介さない
13ユカの狩られた日(オリジナル)6:2010/12/29(水) 04:03:09 ID:vdL/H7iH
「あぐううう!」
ユカの悲鳴が一際高くなる
男の舌がぷっくりと充血し膨れ上がった小さな肉の芽を責め立て始めたのだ

「いや!やだああああ!気持ち悪いよおおお!」

たが身体がいくら反応しても恐怖と屈辱の行為はユカに嫌悪と苦痛しかもたらさない
ユカは必死に足を閉じ、陵辱から逃れようとするが
それは逆に太ももで男の顔をはさみこみ責めを激しくすることにしかならなかった
ユカの細い腰をしっかりと男が抱え込んでいるのでどうにもならない
ユカは悲鳴をあげ続けながら悪夢の行為に耐えるしかなかった

男はぐったりと荒い息を続けるユカから身を離した
ユカのヘソまで男の唾液でベトベト汚れている。
ユカの瞳は虚ろに中空をさ迷い涙がとぎれることなく溢れている

「さて、そろそろいいかな」
男はユカの開かれた脚の間に陣取る
「さっき指で検査したけどユカちゃん初めてだよね。いただきます(笑)」
大切な所にまた何かがおしあてられる
だが、男の言葉がユカの最後の気力に火をつけた
顔をあげ必死に男を見ようとする
14ユカの狩られた日(オリジナル)7:2010/12/29(水) 04:05:27 ID:vdL/H7iH
「待って!お願い!お願いします!初めてなんです!好きな人がいるんです!」
涙と鼻水で顔をグシャグシャにしながらユカは懇願した。それだけは守りたいのだ
「好きな人?へえ、だれ?」
「・・・コージくん!コージくんです」
大切な所におしあてられている感覚が消える
男が自分の話に興味をもった。最後のチャンスかもしれない
ユカは必死にコージとのことを話した
どれほどコージの何気ない仕草に惹かれているかを
いつかは告白し結ばれたいと思っていることを

男の動きが止まる。もしかしてわかってくれたのだろうか
淡い期待にユカがつつまれる中
男の手は淡々とユカの携帯を操作していた
15ユカの狩られた日(オリジナル)8:2010/12/29(水) 04:07:15 ID:vdL/H7iH
「お?これがコージ君のアドレスね。さっきの画像を送信っと」
何を?一体何を言っているんだろう
理解するのが恐ろしくてユカは考えることすらできなかった
やがて着信音が鳴る。これはコージの番号に設定したメロディだ
「もしもし!ユカ!無事か!」
コージ!コージの声だ!
助けてコージ!汚されちゃった。初めては守ったけど。会いたい。会えない。会いたい

「もしもし?コージ君?今、ユカちゃんをいただくところでーす(笑)」
「誰だ!?テメー!ふざけんな!」
「元気だねー!よっと!」

男は引いていた腰を勢いよくユカの秘所に叩きつける

ずぶり
塗りたくられた唾液のせいで
一瞬の抵抗の後にあまりにすんなりと深々と
ユカの秘所は男のモノを受け入れていた
じわりと受け入れがたい感触が全身を包んでいく
耐えがたい激痛と崩壊。そして絶望

「いやあああああああああ!ああああああああ!」
「ユカ!?ユカ!」
身体の中をこじ開ける激痛にユカは身をよじらせ悲鳴をあげる
だが血と唾液に濡れたモノはあまりにも奥深くまでユカを何度もえぐり続ける
その声を聞きコージの声が大きくなる
「イヤだぁ!助けて!コージ君!コージ君!」
「ユカ!ユカ!ちくしょう!誰だ!ぶっころしてやる!」
ユカの悲鳴とコージの絶叫が響き続ける。最高のハーモニーだ

男はユカの中に深々とモノを差し入れると全てを解き放った
「あ・・・ウソ」
呆けたような声の後にユカの全身から力が抜ける
握りしめていた手がぐったりと落ち
やがて静かなすすり泣きが始まった
男は満足そうにモノを引き抜くと
まだ絶叫が続く携帯の電源を切った
16名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 04:09:20 ID:vdL/H7iH
以上
即死防止のスレ汚しご勘弁を
17名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 12:52:37 ID:MuIp6FH2
貴様は英雄と銘を受けるに相応しい。
GJ!
18名無しさん@ピンキー:2010/12/29(水) 22:50:25 ID:sAcnrrdG
乙だー
19名無しさん@ピンキー:2010/12/31(金) 02:38:54 ID:fbDLVeGg
>>16
GJ!!
貴方は鬼畜陵辱スレ英雄
20名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 01:55:32 ID:lpkcoktJ
20
21名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 08:39:03 ID:HLUmuoGN
「気をつけて行ってこい」

「はいっ!」

秋里ケイは初めて参加する大規模捜索、いわゆる『ガサ入れ』を前に張り切っていた。

彼女は新米に毛が生えたような19歳で、背は低いが明るい色の髪を短くボブにまとめた美人だ。
体つきは程よく肉付きがあり、尻はキュッと上がっている。
署内では皆の妹といった感じで可愛がられる存在であり、男達はみな彼女に好意があったが、
歳が離れている事もあり、彼女と一定の距離を保って可愛がる事は、男達の中では暗黙の了解となっていた。

今回、某宗教施設のガサ入れを前に、捜索の指揮を取る美作を初め、署長の貝塚までもが彼女を気にかけていた。
22名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 08:40:15 ID:HLUmuoGN
捜索は平日の昼に行われた。

装甲が厚く防弾ガラスを備えた『乗用車』数台が施設の脇に乗り付けられる。

ここ、『輝けるアークと朝日』の教団施設は、警察がかねてより捜索したかった施設である。
以前から度々ニュースを騒がせてきた、この通称『アーク』は、施設内での人体実験を初め、
様々な不法行為が元信者より報告されてきた。

許可状を持った指揮官が先頭に立ち、突入する。
半地下の施設は無人のようであった。
白い壁づたいに捜査員は奥へと進む。

「信者共々逃げちまったんですかね」
捜査員の結城がそう呟いた瞬間、後方で悲鳴が上がった。
23名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 08:41:24 ID:HLUmuoGN
壁から蒸気のように噴射される気体を浴びた捜査員達が、絶叫を上げながら床に転がる。
床は見る間に捜査員達の吐瀉物と排泄物まみれになる。

前方から振り返りそれを目の当たりにしたケイ達は、静かなパニックに陥る。
対応する間もなく天井から何かの液体が降注ぎ、彼女は意識を失いその場に崩れ落ちる。

前方の通路から、白衣に裸足の信者達が、満面の笑顔をたたえ、飛びはねながらやってくる。
24名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 08:42:32 ID:HLUmuoGN
ケイが目覚めたのは、窓に格子のはまった狭い部屋だった。
すぐ横に、同じ捜査員の結城が全裸で鎖に繋がれて座り込んでいる。

「結城さんっ!」

「ケイちゃん…」

ケイの周りには全裸の屈強な男達が四人、ケイを見下ろす形で立っていた。
ケイ自身はというと、全裸に下着一枚
(この下着も性器が丸出しになる卑猥なもので、レースの可愛い作りが逆に彼女の心をかき乱した)
で、風呂の椅子のようなものに足を開いて座らされていた。

「な、何を始める気?」

身を焦がす恥ずかしさと恐怖を堪えて気丈に言い放った彼女に、男の一人が答える。

「洗浄だ。今からお前の中の汚い物を全て出す」

ケイは股間の下の椅子から伸びた扇型の洗面器を見て旋律する。
25名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 08:43:28 ID:HLUmuoGN
男達は湯気の立つオイルを両手ですくい上げ、ケイの全身に塗り始める。

「うあっ!あっ!」

「体の力を抜け」

オイルを塗られた場所はじんじんと熱くなり、ケイは全身に男の手を感じた。

「くあっ!うう!ああ!」

乳房は搾るようにオイルを塗り込まれ、乳首が手から離れ弾かれるたび凄まじい快感の痺れを伴う。

腰を椅子から浮かされると尻の割れ目を開かれ、肛門の浅い部分にもオイルが塗り込まれる。

「ふうっ!くっ!ふうっ!」

「ケイちゃん…」

恐怖と凄まじい性的興奮で我を忘れた彼女に、何か声をかけようとする。
19歳が味わうには余りにも強烈な性的行為。
顔を真っ赤にした彼女の全身はオイルの中で暴れ、汗びっしょりでもがく。
四人の男による愛撫、ショックも快感も凄まじいものだろう。
26名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 08:44:28 ID:HLUmuoGN
愛撫は彼女の足の裏や足指に至る。
浮くような快感の中で彼女は声を絞り出す。

「くはああっ!もうっ!止めてくださあい!恥ずかしいい!苦しくて死んでしまいまあす!」

喉から必死に絞り出される哀願の言葉。
しかし男は彼女の小さい背中に覆い被さり、全身を擦りつけて愛撫する。
別の男が腹這いになり、ケイの濡れてまとまった陰毛の下の性器を割り開くと、白濁した愛液がドロリと流れ落ちる。

そこからは見るも無惨な絶叫地獄であった。
何時間か前、署長の前で元気に敬礼してみせた少女のアクメ。

男のオイルを含んだ屈強な指が、開かれた性器の全面を、手のひらで愛撫する。
クリトリスをオイルで転がされ、膣をずびっ!ずびっ!と左右に開かれるように二本ずつの指で掻き回される。

背中に乗った男は固い棒を彼女の背中にこすりつけ、せりあがる。

ケイは、その若さで受けるには余りに強烈な性行為に、体をくの字にしてあごをつきだし、哀願する。

「あわっわああああ!んわああああ!助けて結城さああん!あそこがあ!胸が苦しいですううう!」
27名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 08:45:28 ID:HLUmuoGN
そして、膣を擦られるうちに、今までの小さく連続したアクメではなく、巨大な波が彼女の中で膨れ上がる。

数時間前に署内で明るい笑顔を振り撒いていた少女は、今は男達と全裸で肌をこすり合わせ、
首の筋を伸ばして顎を付だし、目は苦悶をたたえて閉じられ、ビショビショの髪から汗を飛ばし、
結んだ口からは糸を引いたよだれを何本も飛び散らせている。

「くうっ!おおおっ!結城さんっ、わたしっ!何かすごいものがあ!何か出ますう!み、ない、で!」

蹴り飛ばされた扇型の洗面器が性器の下に添えられると、彼女は赤面し、
それがスイッチになったように腰を前後に動かし始める。

「うっ!うっ!うっ!うう!!!」

腰の突き出しと共に真っ白に濁ったさらさらの液体が、勢いよく洗面器に叩きつけられる。
その最中にも彼女は背中をさすられ、頭をよしよしと撫でられ、
赤い顔を更に真っ赤にして自分が絞り出す液体を見つめさせられる。
28名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 08:46:27 ID:HLUmuoGN
男の一人が、洗面器を見つめ丸くなるケイの後ろに回り、肛門に指を差し入れる。

「いいいいいっ!はっ!ああっ!」

なす統べなく立たされたケイの全身をむき出しにし、男達と結城の方に晒す。

「小さな体で沢山出したな。これが洗浄だ。お前の動物の、雌の欲望がそこに溜まっている。見ろ」

ケイは自分の愛液と小水の溜まった洗面器を見せられる。

「穢れは全てそこの男が受け止める」

結城は洗面器に溜まったケイの体液を飲まされ、頭から被る。

そして、ケイへの新たな責めが始まった。
29名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 08:47:36 ID:HLUmuoGN
「ううううう!怖いですう!」

男のペニスをまたぎ、腰をガクガク痙攣させる少女。

ついさっき、ペニスを膣にくわえこまされ、性器同士の性刺激の深さ、恐ろしさを覚え込まされたケイ。
あまりの快感の波、二人で子供を作る親密な行為をしているという自覚が子宮に響き、一瞬で彼女を支配した。

「ほら子宮はパクパクとおちんちんを欲しがっているぞ」

膣を拡げて子宮口を覗かれていた男に無理矢理腰を下げられる。
プルンとした亀頭が膣を登り子宮をツンと触り、固い枝のようなゴツゴツの竿が膣の要所を刺激する。

「あっわあああああ!」

目を閉じ、真っ赤な顔で涙を流しながら快感に必死で耐えるケイ。

「19歳か、可愛い悲鳴だな。洗浄の終わった男の精液はお前の洗浄を手伝ってくれる」
30名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 08:48:32 ID:HLUmuoGN
「怖い!怖い!精液怖いです!」

「受けてみろ。浄化の快楽は何にも代えがたい」

そして精液がケイの子宮の天井に叩きつけられる。

ビュルルバチャバチャ!

「あっっ!!!!んううんんんん!あっ!かっ!わああああっ!」

男達がケイの顔を覗き込む。

「これっ!うわっ!くくくっ!ぐんん!んぐくくっ!頭が苦しい!頭の中で広がってえ!」

「浄化の精液を子宮で味わえる女の快感だ。じっくりと噛み締めろ」

「くううう!はあっ!んわあっ!またきます!」

そして、ペニスを抜かれた性器の下に洗面器が添えられ、
汗で照り光る女らしい腹の下から我慢出来ずに迸る液体を受け止める。
31名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 08:49:30 ID:HLUmuoGN
エピローグ

警察が施設に突入したのはそれから二日後だった。
一室で縄で縛られ愛液を垂れ流していたケイを見つけた突入班は、他の捜索員の焼却前の死体も見つける事になった。

ケイは正気を保って居たが、衝撃と共に覚え込まされた様々な感覚、感情が
今後彼女をどのように変えていくか、誰も知る術は無かった。

教団『輝けるアークと朝日』が行っていたのは教義という名の暴行であり、
教団は解体され、人々の記憶から葬り去られた。

-了-
32名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 08:56:53 ID:HLUmuoGN
終わりです。
ナンバーつけるべきでした。
正月に帰省して溜まっている物を吐き出した感じです。
スレ汚し失礼しました。
33名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 09:06:55 ID:60Pzk0tQ
GJ!
34名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 09:14:03 ID:eeApRVpq
おお珍しい舞台だ。GJです!
35名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 01:54:33 ID:AO1MVV29
2人ともお疲れ様
36名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 22:19:02 ID:qH7himlL
便所におわすという、それはそれはきれいと巷で評判の女神さんを犯したい。

なんで?!と驚いて泣き叫ぶのを押さえつけて犯しつくしたい。
一度犯して以来、俺が便所の戸を開けるたびにビクッと驚き、涙目でガタガタおびえているのを眺めながら小便したい。
その後で、ひっ捕まえて犯したり、イラマったりして気軽な精液便所に使いたい。
時々、便を済ませてから何もせずに便所を出て戸を閉め、ほっとさせた後にゆっくり戸を開け「おっと、忘れてた〜」とか言って入りたい。
そんで「お願い、もう許してえ!」と泣き叫ぶのをあたりまえの様に犯しながら「ずっと、俺がションベンしたり、クソしてるのをニヤニヤ見てた変態のくせに、カマトトぶんな!このスカトロ女神!」と辱めたい。

37名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 04:42:57 ID:f6gmCk5U
何のキャラ?
38名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 01:35:50 ID:bHrQBsDY
トォイレェにはぁ、それはぁっそれはキレイなあ、女神様がぁいるんーんやでぇ。
39名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 18:32:44 ID:IxDsf/r2
「おばあちゃんは言っていた……トイレを毎日キレイにしていると女神様が美人にしてくれる、と…」

便所の女神ってエロい響きだよねw
40名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 18:33:49 ID:CD5+0WfQ
肉便所の女神様…
41名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 05:39:53 ID:sFu5ny4V
ギリシャ神話や北欧の女神たちを肉便器にするんだ
42名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 17:10:58 ID:saEH5NDA
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1294780325/

まさに肉便所。現実こえーよ
43名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 05:43:38 ID:ke6VBL1Q
二次キャラだと400人とセクロスつったら胸が熱くなるのに
三次だと病気が恐いな
44名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 08:36:52 ID:cuWXaEkW
保管庫消えてる?
45名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 22:16:40 ID:FthgTIG0
サーバーダウンじゃないみたいだし、何だろ?
46名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 00:08:01 ID:tMr1mA2q
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1295433453/

不謹慎だが妄想が止まらない
47名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 06:29:56 ID:9bjvH5l4
もう随分と前の話だけど
9年間ほど閉じこめられ、袋の中に入れられていた少女を思いだした
事件が起きた場所が場所だったので警察は北朝鮮に拉致られたと勝手に思って
操作をうち切ってたらしいが

当然その少女は9年間、男のオナホとして使われていたのだろうと妄想
48名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 15:43:17 ID:OW7gBRfa
同じ人が運営してた他のスレのも消えてるね>保管庫

やめちゃったのかな…
49名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 04:07:35 ID:QjsIIbEG
保管庫復旧しないね
こりゃマジで閉鎖か…(´・ω・`)

ローカルにログ残してなかったからマジで死ねるよorz
50 ◆vJEPoEPHsA :2011/01/23(日) 23:59:21 ID:DjR7JT7T
サーバー運営が過去3回も更新でミスしたからいい加減引っ越そうかと……
多分更新料払い忘れとか

ttp://w.livedoor.jp/kichiku/
こんな感じ?
51名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 17:03:25 ID:nReL/zwm
>50
乙です!
見易くなって良い感じ!
52名無しさん@ピンキー:2011/01/27(木) 17:55:28 ID:V1xJMmD6
保守
53名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 00:22:45 ID:GZSg0x1U
>>50
第三章のところの無題の作品が全部同じところに飛ばされるのなおしてちょ。
54名無しさん@ピンキー:2011/01/29(土) 19:24:06 ID:WyoK/fxD
>>50

ナウシカのが読み応えがあってよかった
この人が書いたほかのも読みたい
55名無しさん@ピンキー:2011/01/30(日) 14:34:08 ID:dSwBbfA0
>>50乙。      お茶ドゾー。
      ∧_,,∧   
      (´・ω・`) _。_
      /  J つc(__アi! < トポトポ
      しー-J     旦~
56名無しさん@ピンキー:2011/01/31(月) 19:01:21 ID:jYZvab02
よくぞやった。昔は戦火スレ無かったから、それっぽい作品も投下されてるね
57名無しさん@ピンキー:2011/02/03(木) 21:42:32 ID:Z0ffEhvR
>>50
乙です。
ナウシカさんて、確かこれが初投下だったんだよね。
ROMに戻ると言ったきりだけど。。。
俺もこの人の他の作品読みたい。
誰か知ってる人いないですか?
58名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 06:18:11 ID:krRSm+HF
私もナウシカ書いた人の他の作品が読みたい
59名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 05:55:01 ID:XdI5Olgj
60名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 11:06:48 ID:O7GaPbSv
>59
腋毛はあるけど、陰毛がないのは不自然なり。
61名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 19:30:58 ID:ySPAGo2n
>>60
普通に剃ったんだろ
62名無しさん@ピンキー:2011/02/12(土) 21:23:52 ID:DS6NGlR2
レイプ後、写メに撮って一斉送信は鬼畜のたしなみだよな?
63名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 05:48:13 ID:Na47KRRr
あたりまえだろ
ネット配信も忘れるなよ
64名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 07:06:22 ID:pf/SoYWy
もちろん送信済・配信済なのを黙って
送信・配信するぞと脅しさらなる陵辱を与えるのも常識
65名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 18:33:56 ID:yYtn7JC1
そしてネット配信を見た人から、ハード系によく出てるAV女優と思われるまで来たらほぼ完璧かな?w
66名無しさん@ピンキー:2011/02/24(木) 22:51:50 ID:Em/1xb9L
ほしゅ。
67名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 17:58:44.86 ID:1zXRGVAN
過疎です……
68名無しさん@ピンキー:2011/02/26(土) 18:44:28.31 ID:AUSYvNqC
今書き書きしてるけど中々完成しないよぉ
69名無しさん@ピンキー:2011/02/28(月) 05:15:48.59 ID:CXntw6KS
ヴィクトリカをレイプしながらほしゅしゅ
70名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 07:05:56.47 ID:48byvA2W
とりあえず書きはじめてはみたものの、まるで興奮しないので打ち切った作品を落とします。
むしゃむしゃしてくれたら浮かばれます。
71この女優を知ってるか (仮):2011/03/01(火) 07:07:03.31 ID:48byvA2W

首都圏近くの5階建て、3LDK20畳。
しかも鉄筋造りで防音完備。
この物件にタダで住めるとなれば、それは夢のような話だ。
しかしその方法は、例外的にではあるが存在する。

『AV撮影の為のマンションを管理する』という方法で。

AVの撮影といえばラブホテルで行われるように思われがちだが、
実際にはホテル風の装飾を施した普通のマンションの場合もある。
毎度毎度ホテルを利用するより、マンションを借りたほうが時として安く上がるのだそうだ。
ただAVの撮影ってのは、かなり汚れる。
精液、愛液、ローション、潮、小便……そういったものが室内至るところに撒き散らされる。
そういった撮影後の汚れを清掃し、かつ撮影のない日でも室内を管理しておく。
それが俺に与えられた仕事。
まさしく自宅警備員、というヤツだ。

まぁ知った風に語ってはいるけれども、今のは制作会社の請け売りで、
俺は実際にはやった事が無い。
先ほど誓約書と引き換えに渡された鍵で、ようやく件の部屋に入ることが出来るのだ。



しっかりした造りの鉄扉を開けると、広いダイニングキッチンが現れた。
キッチンの奥にはリビングがあり、その奥には寝室。
3つの部屋はいずれも6・7畳はあり、4人家族でも暮らせそうだ。
カーペットや電灯など、必要な家財道具はすでに揃っている。

最奥の寝室はラブホテルそのものだった。
ダブルサイズのベッドに薄紫のシーツ。
寝室の脇にあるバスルームも広い。俺が以前住んでいたマンションの倍はある。
バスタブは2人が身体を伸ばせるほどで、洗い場も5・6人は入れる広さ。
スケベ椅子と壁に立てかけられたエアマットはソープを思わせる。
実際ここで少女がソープ嬢として仕込まれたり、ソープ風のビデオが撮影されたりしたんだろう。
そう思うと胸が高鳴った。
いや、なにも過去の話に限らない。明日以降もまたこの場所が、AVの撮影現場になるんだ。
72この女優を知ってるか (仮):2011/03/01(火) 07:08:08.92 ID:48byvA2W

俺に物件を紹介してくれたのは大貫という人だ。
大学時代からちょっとした縁で世話になっていたヤクザで、俺の兄貴みたいなものだった。
実際、俺は彼を親しみを込めて“兄貴”と呼んでいる。
その兄貴がマンションを訪れたのは、俺が入居してから2日目のことだった。

「どうだ慶、ここの住み心地は?」
兄貴は合鍵でドアを開け、遠慮なく部屋に上がりこんで言った。
『慶』というのは俺の名前、慶太の愛称だ。
「あ、うん、凄ぇいいよ。広いし、綺麗だしさ」
俺は突然の来訪に虚を突かれながらもそう答える。
そして兄貴の方を向くと、その後ろに誰かが立っているのが見えた。
女性、それもかなりの美人だ。

歳は20代半ばだろうか。俺より少しだけ大人びて見える。
胸元まで伸びた黒髪には、頭頂部辺りで天使の輪のように艶がかかっていた。
額にかかる前髪も細かに分かれ、さらりとした手触りが伝わるようだ。
瞳の輪郭は鮮やかだった。
鼻筋もすっと通っていて、口は固く結ばれているが、恐らくアナウンサーのように綺麗に笑えるタイプの唇だろう。
憂いを帯びた清楚さが滲み出るような、文句のない美女。

「……その人は?」
俺は当然そう聞いた。彼女の存在を無視できる男なんていないだろう。
「ああ、新米女優の『みのり』だ。今日からしばらく、ココで研修をさせてやろうと思ってな」
兄貴は薄笑いを浮かべて答えた。

彼のいう女優というのは、舞台女優のことじゃない、AV女優だ。
清楚な女性をAV女優として教育する。
兄貴が薄笑いを浮かべたのは、それが楽しみで堪らないからだ。
解りきった事だった、それでも俺は強い異常性を感じる。
それほどに、お嬢様然としたみのりさんはこの状況に似つかわしくないと思えた。

「……その人、どうしてこんな所に?」
俺は馬鹿げた質問を投げかけた。
答えてもらえるはずが無いし、それを知ってもどうにもならないというのに。
兄貴は一瞬間の抜けたような表情をし、次に小馬鹿にしたように鼻を鳴らした。
「……さぁて、どうしてだろうな。
 モデルを目指して上京した田舎娘を、だまくらかして連れて来た。
 いいとこのご令嬢が、借金のカタに売られて来た。
 あるいは見た目によらず、弄ばれる事に興奮する変態女だ。
 好きな理由を考えな」
彼はそう吐き捨て、みのりさんの肩を抱いて寝室に歩を進める。
みのりさんは俯きがちにそれに従った。

本当にバカな質問をした、と思う。いくら兄貴と仲が良いとは言え、仕事に関する事柄だ。
俺が踏み込んでいい領域じゃなかった。
飄々とした人だから鼻で笑うに済ませたが、どつかれても文句は言えない。
でも、解っていてもそれをしてしまうぐらい、みのりさんは俺に強烈な印象を植え付けた。
73この女優を知ってるか (仮):2011/03/01(火) 07:09:01.83 ID:48byvA2W

兄貴は寝室のベッドに腰を下ろし、みのりさんに服を脱ぐように命じた。
彼女は抵抗と言うにはあまりに弱い、困ったような表情をしていたが、もう一度命じられると躊躇いがちに服に手をかける。
ベルトを外し、薄絹のような衣服が取り去られると下着姿が晒された。
驚くほどスタイルがいい。7.5頭身ほどのすらっとした身体つきだ。
肌の色は美しいクリーム色で、どこにも目立つ染みやホクロが見当たらない。
落ち着いた雰囲気は20台半ばを思わせるのに、身体の瑞々しさはまるで女子大生のそれだった。

下着姿になったみのりさんは、そこから一層の躊躇いをもってブラジャーのホックを外す。
さほど胸は大きくない。せいぜいBカップ程度だろう。
控えめな胸と、うっすら骨の透けるアバラ。よくAVで見るような洗練された裸とは違う。
でもそれは、本当に彼女がデビュー前の素人なのだと物語ってもいた。
すす、とショーツがずり下ろされると、こちらも品よく整えられた茂みが現れる。

みのりさんは脱いだ衣服を丁寧に畳み、ベッドの隅に重ねつつ、ショーツを上着の下に隠す。
そして乳房と繁みを手で隠しながら兄貴の方を向いた。
間違いなく育ちがいい女性の行動だ。
俺はつい、ほぅと息をついた。
素人だ。動きを見る限りみのりさんは、決して『脱ぎ慣れて』いない。
それどころか、殿方に肌を晒すなんて……などと言い出しそうな清楚さだ。

にも拘らず、なんと映像映えする身体だろう。
粗食ゆえか肉付きが甘いとはいえ、そこらに転がっているような素人モノのそれではない。
世に人気女優として取り沙汰される側のものだ。
もしも彼女がアダルトビデオに出たなら、間違いなく人気は爆発する。俺はそう確信した。
と同時に、女神の誕生の瞬間に立ち会っている現状を、夢のように感じもした。

「ふん、貧相な身体だ」
兄貴はみのりさんに憎まれ口を叩きつつ、その身体を抱き寄せた。
引き倒すようにベッドに座らせ、脚を開かせて股座に顔を近づける。
「い、いや!シャワーも浴びてないのに……!!」
当然みのりさんは拒絶するが、女の力でゴリラのような体格の兄貴を押しのける事はできない。
俺だって無理だ。

「洗う前に匂いを確かめンだよ。撮影に支障がねぇかどうかな」
兄貴は恥じらいの場所に鼻先を擦りつけて言う。
みのりさんの頬がほのかに赤らんだ。
「…………ふむ、匂わねぇな?こいつは上出来だ。肉とかあんまり喰わねぇのか?」
兄貴は秘部から顔を上げて問う。
みのりさんはなおも不満の色を消さず、その美しい顔を見ながら俺は、彼女の秘部からは一体どんな匂いがするんだろうと悶々としていた。
この時ばかりは兄貴の立場が羨ましくて仕方なかった。
74この女優を知ってるか (仮):2011/03/01(火) 07:09:55.46 ID:48byvA2W

兄貴は自分も服を脱ぎ、鍛えられた身体を露わにする。
色黒で筋肉質な男と、色白でほっそりとした女。
その並びは保健の教科書に出てくるほどに美しく、また何とも似つかわしい。

「みのり、行くぞ」
兄貴はみのりさんの腕を引いてバスルームの扉を開けた。
バスルームの戸が閉められると、それ以降は擦りガラスごしに男女の裸が見えるばかり。
その状況に、俺の悶々とした気持ちはますます募っていく。
ほんの少し向こうに裸のみのりさんが居るというのに、俺はただ見ているしかなかった。

体格が違うので、2つある人影の見分けは簡単につく。
今は大きい影が小さい影を背後から抱きかかえている。
腕の影が、小さい影の乳房や下腹、繁みを何度も往復する。
おそらくは泡まみれでみのりさんの身体を洗っているんだろう。
細身ながらも柔らかそうな身体だった。
控えめな乳房、腰のくびれ、太腿。水を浴びせればそのまま抵抗なく流れ落ちそうだ。

見知らぬ男に身体を洗われ、彼女の清楚な美貌はどんな表情を作るだろう。
兄貴は、ちょっと頭を前に出し、横を覗き込むだけでその表情を見ることができるのか。
「小せぇだけに感度がいいらしいな、この胸は」
兄貴の嬉しそうな声がバスルームから響いてくる。
その声を聞いたとき、俺の悶々とした気持ちはどうしようもなく高まった。
息が荒い。

俺は昂ぶりを抑えようと、ベッドに腰を掛ける。するとその手に何かが触れた。
薄い生地の上着。みのりさんが着ていたものだ。
どくん、と心臓が高鳴り、馬鹿な考えが脳裏を過ぎる。
バスルームの方を見やると、兄貴が浴槽の淵に腰掛け、みのりさんがその足元に跪いているようだった。
これからフェラチオを仕込むのだろう。
となれば、しばらくは浴室から出てこないはずだ。
その状況が、俺の悪戯心を強く後押しした。もう辛抱しきれない。
75この女優を知ってるか (仮):2011/03/01(火) 07:10:46.09 ID:48byvA2W

俺は浴槽の方を注意しながら、そっと衣服の山に手をかけた。
折り目も正しくきっちりと畳まれた上着をそのままに横へどけ、下に隠されたショーツを摘み上げる。
白と水色がストライプになったものだ。
AV女優が着けているにしては野暮ったい。彼女もまだ素人側の人間なのだ、と実感する。

鼓動を強めながら、俺はショーツを裏返した。
黄ばみも無く、おりものがついている様子もない。
そして恐る恐る股布に鼻に近づけて匂いを嗅ぐと、かすかに生々しい匂いが漂った。
「!!」
脳天を串刺しにされるような感覚が走り抜ける。何だろう、これは。
実のところ、俺はまだ女性経験が無い。女の下着の匂いを嗅いだのは初めてだ。
それでも、この匂いが特別なのはわかった。
決していい香りなどではない。でも、本能をくすぐるような、あそこに直接響くような匂いだ。
フェロモンと言ってもいいかもしれない。異常に、好ましい。

俺は盛りのついた雄犬のように、みのりさんのショーツを嗅ぎまわった。
何て浅ましい行為だ、と自己嫌悪が襲ってくるが、その感覚がさらに興奮を煽ってくる。
みのりさんのけして強くはない匂いが、何度も何度も脳天を突き刺す。

浴室の方からは、ぴちゃぴちゃとフェラチオの音が響いていた。
影の形から察するに、みのりさんは両手で逸物を握りながら先端をしゃぶっているらしい。
つまり、兄貴のモノは女性の2つの掌で包まれてなお、舐めるスペースがある長さという事になる。
俺は勃起しはじめた自分のモノを覗きこみ、妙な敗北感を覚えた。

「おら、もっとハデに音立つように工夫しろ!溜まったツバを麺啜るみてぇにするんだよ。
 ……ったく要領悪いなァ?んなおっとりしたフェラじゃ、見てるヤツは面白くねぇんだ。
 AVってなぁハデな音と動きが全てなんだぜ!?」

浴室からがなり立てる声が響いてくる。
兄貴が誰かと電話している時たまに放つ、身の竦む怒声だ。
俺はそれを聞く時、普段飄々としている彼も、やはり歴としたヤクザなのだと再認識する。

「玉袋を口に含め……そうだ、口の中で転がすんだ。その裏にあるスジもなぞれ……。
 ……こっちを見上げてみろ、手元にばっか目線落とすんじゃねえぞ、カメラ映えしねぇからな」

兄貴は様々に注文をつけ、みのりさんへ徹底的にフェラチオを仕込んでいるようだった。
みのりさんは背を屈めて懸命に兄貴のモノをしゃぶっている。
新人のソープ嬢もこうして仕込まれるのだろうか。俺はそう考え、また興奮に見舞われる。
76この女優を知ってるか (仮):2011/03/01(火) 07:11:50.39 ID:48byvA2W

しばしフェラチオが続いた後、擦りガラスの向こうで兄貴の手が動いた。
手はみのりさんの髪を押さえつけるようにしている。
「んんお゛うっ!!?」
ふいにみのりさんがくぐもった悲鳴を上げた。
あの悲鳴の出方は……AVを見ていて何度も聞いた事がある。
喉奥まで突きこまれる、イラマチオの時に女性から発せられるものだ。
 (兄……貴……?)
俺は思わずベッドから腰を浮かせる。
先ほどまでろくにフェラチオも出来なかったような人に、イラマチオは酷すぎるのでは。
危惧する俺をよそに、バスルームの中では容赦なく“それ”が始められた。

「おえ゛っ!!うううん゛ぇお、おお゛お゛んええぇぇ゛え゛!!!!」
バスルームにえづき声が反響する。
あのおっとりしたみのりさんが出しているとは思えないほど、汚く、必死な声。
「いちいち吐き出そうとすんじゃねぇ。口ぃ一杯に開いて、喉を開けんだよ!
 今日びAVでディープスロートも出来ねぇってんじゃあ、話にならねぇんだ!!」
兄貴はがなり立てながら、みのりさんの後頭部を押さえつける。
長い黒髪に凄まじいストロークが生まれていた。
苦しくて吐き出そうとするみのりさんと、押さえつける兄貴、その鬩ぎ合いだ。

「おら、喉開けっつってんだろ?さっきからちっとも奥に入り込まねぇじゃねえか。息は鼻でしろ!」
「おぉお゛ええぇえ゛!!!んうお゛お゛え゛ッ!!!!」
兄貴の怒号と、みのりさんのえづきが交じり合っている。
俺はさっきとは全く別の動悸に苛まれていた。
俺よりもずっと長さがあるはずの兄貴の逸物を、あんなに激しく突き込んで大丈夫なのか。
みのりさんが壊れてしまうんじゃないか。
そう心配でならない。
そして、そこから長い長い数分が経った頃、異変が起きた。
77この女優を知ってるか (仮):2011/03/01(火) 07:12:40.87 ID:48byvA2W

「え゛おろおお゛ぉ゛っっ!!ッお゛、え゛はっ……!!!!」
一際奇妙なえづきが上がり、みのりさんの背中が忙しなく上下する。
びちゃびちゃと水っぽいものがタイルに落ちる音が響く。
そして兄貴の舌打ちが続いた。
「ちっ、こいつ吐きやがって!!仮にも他人の家だぞ、これテメェが綺麗に洗い流せよ。
 ……ごめんなさいごめんなさいって、俺に謝ってもしゃあねンだよ」
兄貴は忌々しげにそう言った。

どうやら彼女は、イラマチオに耐え切れず吐いてしまったらしい。
俺はただうろたえるばかりだ。
そしてそこで俺は、自分がまだみのりさんのショーツを手にしたままである事に気がついた。
俺はそれが急に恥ずかしく思え、急いで衣類の山に戻す。
その上に慎重によけていた上着を戻し、見た目は元あったままになった。
焦りながらもこういった部分で慎重なのは、つくづく小悪党らしいと思う。
でもだからこそこの後ろ暗い世界でやっていけるし、この現状に至る事も出来たわけだ。
もっとも、それが幸せな事かどうかは、解らなくなりつつあるけれども。

「よし、じゃあ出すモンも出してすっきりしたろ。もう一度行くぞ、そら、よ……!!
 ……お、なんだ?一度吐いて喉奥が柔らかくなってんじゃねぇかよ。滑りもいいしなァ。
 っしゃ、どんどん行くぜ。しっかり目線だけはこっち向けるようにしとけよ。
 ほら、奥へ奥へ、しっかり飲み込め、下は顎の方に引きつけてな。
 ここ、喉奥だ。おら喉奥、喉奥、喉奥で……ッ!!」

兄貴は再びイラマチオを再開していた。
喉奥、喉奥、と暗示をかけるように繰り返しながら、鷲掴みにしたみのりさんの頭を前後させる。
みのりさんは最初こそ腕で兄貴を押しのけようと抵抗していたようだったが、
やがて観念したように床に手をついた。
えごっ、げごっ……とみのりさんのえづき声が浴室に響く。

「おお、いいぜ。吐きそうになって蠢く喉奥の感触がたまらねぇ。
 後はこっちを見上げる事をもっと意識しろ、せっかくそそる顔になってんだからよ」
兄貴はみのりさんの口戯を褒め始めていた。
プロの風俗嬢相手でもそうは褒めない兄貴だから、本当に気持ちがいいのかもしれない。
極上の喉、兄貴はそれを見抜いて、だからあえてイラマチオまで仕込んだんだろうか。
その心地よさはどんなものだろう、マッサージよりいいのか。想像もできない。

そんな事をつらつらと思い描きながら、それでも俺の一番大きな感情は、
聴こえてくるみのりさんのえづき声から、苦しみの色が薄れていて良かった……という事だった。
78この女優を知ってるか (仮):2011/03/01(火) 07:14:38.90 ID:48byvA2W

長いフェラチオ特訓が終わった後、2人は浴室から出てベッドに移る。
みのりさんは、浴室でずっと裸を晒していた兄貴にはともかく、傍観する俺には強い恥らいを示した。
兄貴は湯冷めするからと室温を上げ、みのりさんに脚を開かせる。
「よく見せろ」
兄貴が粗野な口調で命じると、みのりさんはおずおずと股座を晒した。
鮮やかなピンク色の秘部。
兄貴はみのりさんの腿を手で押さえながら、やおらそこに口をつける。
「んっ」
みのりさんが小さく声を上げた。
兄貴は音を立ててみのりさんの秘部に舌を這わせはじめる。
みのりさんは人差し指を唇で挟んで声を殺していた。
俺はそんな仕草をする女性に会ったことがない。本当にいい所のお嬢様なんだろう。

しばらく、ぴちゃぴちゃという水音と、みのりさんの微かな声が続いていた。
兄貴は舌の他に指も挿し入れ、みのりさんの秘部を弄る。
しかししばらくして、呆れたように顔を上げた。
「……ほとんど濡れねぇな、お前。あいつの元にいて、処女ってワケもねぇだろう。
 チッ……お淑やかなのは前準備に手間掛かって嫌いなんだがな」
兄貴はそうぼやき、持参した荷物からいくつかの道具を取り出す。
バイブに、ローター。いわゆる大人の玩具だ。

「いや、何ですかそれ……!!」
ヴーンと羽音を立て始めたローターに、みのりさんは新鮮な反応を示す。
「黙って股を開いてろ。すぐに良くなるからよ」
兄貴はそう言って、ローターを秘唇に押し当てる。
みのりさんの身体が恐ろしげに硬直した。
そこから兄貴は、バイブとローターを巧みに使い分け、指や舌まで駆使してみのりさんを蕩かしはじめる。
元々兄貴はセックス慣れした男だ。
名の通ったホステスが、兄貴でなければ満足しないと言うほどに。

濡れにくいとはいえ、その兄貴に責められては、流石のみのりさんにも変化が現れはじめた。
「ん……んッ」
押し殺したような喘ぎ声。口を押さえていた手がベッドの上部を掴む。
開ききった脚は直角に曲がり、足指がシーツに皺を刻む。
兄貴の指が淡みへ入り込むたび、白い尻がベッドを軋ませる。
長い、長い蕩かし。

「……もう……もう、やめて……!!へ、変に……なるっ……!!」
みのりさんがとうとうそう声を漏らした頃、シーツにはしっかりと愛液の地図が描かれていた。
「ようやく準備ができたらしいな」
兄貴はそう言って粘液に塗れた指を引き抜き、その粘液を自分の剛直に塗りつける。
いよいよセックスの始まりだ。
79この女優を知ってるか (仮):2011/03/01(火) 07:16:25.00 ID:48byvA2W
みのりさんは仰向けに寝た兄貴に、自ら腰を下ろすよう命じられた。
「こ、怖い……!!」
みのりさんは兄貴と腿を擦り合わせながら恐怖に脅える。
しかしその尻を無言で叩かれると、観念したかのようにゆっくりと腰を沈めた。
にちゃあっ……という生々しい音で、結合が始まる。
明らかに俺の全勃起時より大きい逸物が入り込む。
「お……大きい……!!」
みのりさんはそう漏らして眉を顰める。
だが一度入り込むと後はスムーズで、程なくして兄貴の浅黒い逸物は見えなくなった。
みのりさんは逸物の大きさに苦しんではいるものの、破瓜の痛みを感じている程でも無いように見える。
その事実がまた俺の妄想を掻き立てた。
借金を理由に脅され、ヤクザ者の手で無残に純潔を散らすみのりさんを夢想した。

現実のみのりさんは結合の後、命じられるまま腰を使い始める。
兄貴の分厚い胸板に手をつき、尻を上下させて。
「おら、尻を浮かすだけで誤魔化すな、膝の屈伸で抜き差ししろ。
 もっと腰を使え、上下に、前後に!てめぇの中を捏ねくり回すんだよ!!
 顔も上げろ、それじゃあ髪に顔が埋もれてカメラに映らねぇぞ!!?」
兄貴はみのりさんの騎乗位に口煩くダメ出しを喰らわせる。
「ん……んんっ……!!」
みのりさんは恥ずかしさからか泣きそうになりながら腰を使っていた。
その情景は、それがただの性交ではなく、カメラに映す事を前提とした“研修”なのだ、と改めて俺に認識させる。

ぎしっぎしっぎしっぎしっ。

ベッドの軋む音が遠くで延々と鳴り響いていた。
みのりさんは何度も何度も腰を上下させる。
たまに表情が険しくなるのは、痛みからか、それとも逆に達しそうになっているのか。
やがて彼女が汗みずくになった頃、兄貴は強い力でみのりさんを脇に避ける。
「体位を変えるぞ。降りてベッドに肘をつけ」
そう命じ、みのりさんが言うとおりにすると、背後から腰を掴んで逸物を突き入れた。
「きゃ、深いっ!!」
みのりさんが小さく叫ぶなか、逸物はぐじゅりと音を立てて奥まで捻じ込まれる。
そしてまた、今度は獣のような体位での“研修”が始まった。
80この女優を知ってるか (仮):2011/03/01(火) 07:17:27.34 ID:48byvA2W

「うっ……ん、ぁ!!」
みのりさんの押し殺した喘ぎ声が響いてくる。
彼女は浅ましい声を上げまいと、必死に唇を結んで耐えていた。
だがそれをまた兄貴に叱咤される。
「おい、もっと声を上げろ。過剰でもいい、大っぴらに息を吐いて喘げ」
兄貴はしっかとみのりさんの腰を掴み、深々と結合を繰り返しながら命じた。
確かに、AV女優として調教するなら当然の事だ。
音を消してAVを観るとまるで興奮度が違うように、女優の喘ぎと言うのは映像に於いて重要なファクターだ。
特に、みのりさんのような真面目そうなタイプが喘ぐ様は興奮度も高い。

「あっ、あ、ああっ!!」
みのりさんは言われた通り声を殺すのをやめた。しかし兄貴は満足しない。
「もっとだ、もっと聴こえるように喘いでみろ!!」
突き込みをより深めながらそう命じる。
「うん、あ、ああ、あああっ!!」
みのりさんはさらに大きく声を上げ始めた。近くで聴いていると煩いほどだ。
AVの現場というのはそれほどなのだろうか。
しかしその甲斐あって、みのりさんの喘ぎは実にそそった。
元々透んだいい声をしているが、それに艶が混じっている。さらには荒い息、鼻に掛かったような声も。
ビデオに撮って確認するまでもなく、『エロさ』という点では最初よりグッと増している。

声を調教しながら、兄貴は存分にみのりさんへ性感を叩き込む。
みのりさんが声を高めているのは、完全に演技というわけではない。
バックから犬のように突き続けられ、脚は震え、腰は艶やかに蠢く。
すらっとした脚を透明な雫が流れおちる。
第三者の目からでも明らかに感じているのが見て取れた。

「……だ、だめっ!!ああ、何これ、へ、変になるぅっ!!!」
やがてみのりさんは、ベッドに手を突きながら震え上がる。
イクんだろう、と俺にも解った。
「覚えとけ、それがエクスタシーってやつだ。“イク”、とも言うな」
兄貴は自身の物でみのりさんの内部を確認するように動かし、そう教える。
「い、いく……?いく、いくっ……!!!ああ、いくうっ!!!」
みのりさんの身体がぶるりと震える。
その一瞬の動きがどれほど美しかったか。俺の目には、それが今でも焼きついている。
81この女優を知ってるか (仮):2011/03/01(火) 07:18:26.99 ID:48byvA2W

おそらく初めての絶頂を迎え、みのりさんの足腰が崩れると、兄貴は場をベッドの上に戻した。
そして汗まみれのみのりさんを腰から折り曲げるようにする。
つまり、足先が肩の方へ向くように……まんぐり返しというやつだ。
その状態で蕩けきった秘部へ大きな逸物を沈み込ませる。

「や、やめて!休ませてください!!変なんです、さっきの感じがまだ、収まらなくて……!!」
イッたばかりのみのりさんは拒絶を示す。でも兄貴が許すはずもない。
「おいおい、こんな程度でもうダメなんつってたら、AV女優は勤まらねぇんだよ。
 今日び一日中撮影しっぱなしのAVなんてザラにあんだ。こんなもんじゃねえぞ」
そう凄みながら、押し潰すようにして秘唇を割る。
みのりさんはそれだけでびくんと肩を跳ねさせた。

「あっ、あっ、ああ、あーっ……!!!」
もはや兄貴が煩く言うまでもなく、みのりさんの艶やかな声が部屋に響く。
ぐちゃっぐちゃっと聴くだけで変な気分になる結合の音も。
兄貴は折り曲げたみのりさんの脚を掴み、淡々と抜き差しを繰り返している。
しかし淡々として見えるのは表面だけで、膣の中では様々に技巧を凝らしているのだろう。
みのりさんの何度も強張るふくらはぎや宙を掻く足指を見ていると、そうだとしか思えない。
「あああーっ!!!」
みのりさんの高い声が今一度響いた。
気持ち良さそうな顔だ。
目をぎゅっと瞑り、大口をあけ、その口の端から涎さえ垂らしている。
初対面での清楚さが嘘のような変わりよう。でもそれも間違いなく、みのりさんの作りえる表情なんだ。
そう考えると、俺は何とも妙な気持ちに苛まれる。

シーツに流れるみのりさんの髪は本当に艶やかで、まるで漆の川のようだ。
このむうっと漂う匂いは、その綺麗なみのりさんの大事なところから流れてきたのか。
今のあの表情は、脚の動きは、どんな快感を味わっての事なのだろう。
目の前で繰り返される行為自体は単調ながら、得られる情報は俺にとって多すぎた。
俺は痛いほどに勃起した物を手の平で押さえつける。
「ああ、あう、あううぅっ……!!!」
切ないようなみのりさんの喘ぎが、逸物の痛みに拍車をかけた。
82この女優を知ってるか (仮):2011/03/01(火) 07:20:14.35 ID:48byvA2W

何時間が経った事だろう。
みのりさんと兄貴は、互いに汗まみれになってベッドに折り重なっていた。
その汗は二人が共同作業をこなした証だ。
共に快感を与え合い、包みあって結合していた。ついさっきまで。
俺は疎外感に苛まれながら、二人がゆっくりとバスルームに入っていくのを見守った。
セックスを見始めた頃の俺なら、ここでそっとシーツに近寄ってみのりさんの匂いを嗅ぎたいとでも思ったものだろうけれど、今はもういい。
そうするまでもなく部屋中に漂いすぎている。俺の思考を包み込むほどに。


「世話かけたな、慶。だがついでに、ベッドの後始末も頼むぜ」
兄貴は着たときの服に身を包んで俺に言った。
当然ながらみのりさんのその後ろに、来た時の格好でいる。
そう、格好は同じ。しかしその頬はなお赤く、俺の想像の中の彼女もまた、変容している。
「解ったよ。……兄貴は、これからどこに?」
俺が聞くと、兄貴はみのりさんを肘でつついて溜息をついた。

「調教の続きだ。ああ生娘みたいなんじゃ、思った以上に手間が掛かりそうだからな。
 胸にしても感度は悪くねぇが、プロの女優にしちゃ小さすぎる。
 まぁまずは豊胸手術して、舎弟のフロ屋ででも働かせてみるか。
 好きモンだから公私ともにさんざ使いやがるだろうし、ボーイ相手に経験も積ませられるからな」

兄貴は薄笑いを浮かべながらそう言い、硬い表情になったみのりさんの肩を叩く。
そして俺に手を振り、揚々と扉を閉めた。
みのりさんの姿も見えなくなる。部屋の中にはまだ、嫌になるほどその匂いが残っているというのに……。



続……かない。エロ力が。
さこの後みのりさんはAV女優として、語り手の前で様々な撮影を行わされます。
83名無しさん@ピンキー:2011/03/01(火) 17:10:26.47 ID:IB2qU822
おぉ、作品投下乙です!
84名無しさん@ピンキー:2011/03/02(水) 00:53:10.15 ID:9ZuV7BVI
みもりです!
85名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 04:24:01.73 ID:wx+/XXJd
>>82
GJ。
イラマチオのシーンがとっても良かった、えづき声最高!
86名無しさん@ピンキー:2011/03/03(木) 21:37:56.00 ID:UP2iaUYW
>>82乙。
続きが無いのが残念。
みのりさんが相手じゃない(と思う)けど
語り手が筆おろし的なAVに出演とか
この部屋はいろんなバリエーションのシチュが使えそうだな・・・
87名無しさん@ピンキー:2011/03/06(日) 05:51:20.15 ID:HtW9ZM+A
>>82
今更だがマジGJ
この設定は確かに幾らでも話を広げられそうだ
88名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 18:55:14.51 ID:CgpeWzuP
>>82
魅入ってしまったGJ

続き待ち
89名無しさん@ピンキー:2011/03/07(月) 20:49:07.07 ID:xoVxX8V/
>>70
後背位から最後までの流れがたまらんかった
GJ!
90名無しさん@ピンキー:2011/03/12(土) 01:15:36.22 ID:s50VBLM/
地震…
何かいい作品が湧いて来そう
91名無しさん@ピンキー:2011/03/12(土) 07:26:18.48 ID:8GWhyTnz
不謹慎だが

被災地の避難所で起こる不安感からくる集団レイプ・乱交
死亡した女の子や意識不明になった女の子を遅う
家も家族も全てを失って体を売ることでしか衣奇異行けない女の子
レスキューや自衛隊が、閉じこめられ取り残された女の子に「助けてほしければ・・・」
92名無しさん@ピンキー:2011/03/14(月) 11:49:44.12 ID:O52JnUqZ
>>91
上三つは良いが自衛隊は個人的にやめろ
93名無しさん@ピンキー:2011/03/14(月) 21:32:20.99 ID:6gTaaYgt
>>1
リアルで被災者の救助に必死になってる方々を貶めるようなのはどうかと……
94名無しさん@ピンキー:2011/03/14(月) 21:54:03.56 ID:/TYTaF+n
このスレそのものを否定してくるとは……言うねぇ
95名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 03:29:58.57 ID:bmKMZhlE
レイプスレがレイプされたん?
96名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 04:58:46.93 ID:XDGxODih
被災地で被害に遭い、気を失ってる女の子が落ちてたので
拾って拉致監禁
その女の子は「行方不明者」として処理される
97名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 07:16:37.56 ID:gsbOMwfg
>>91
自衛隊いいな
98名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 12:41:39.78 ID:wpS8THV9
>>93

      ,.-‐、. _,,..-‐―- 、
     ,.ィ 〃ヽ`´ ̄ ゙̄''''ー-/´`ヽ、
  ,..-'", ! ! ィ    `ヽ / 死 臭 i
/  / 〉∨|    从、  |  ね  ぇ. i
´  /  .ィ´ヽ. ',    ! ', ヽ. !  .よ ん i\
 , イ ,'/ !  /!、  ! ∧ 丶 ブ だ ∧
/ , ! !i  ',  i ! ', .! i i  \タ よ/   ',
v'.ハ!_{,.-‐', !´ヘ '、  j-‐', . i  ̄ ̄
' ' ノ゙ハ_,,-ヽ.iヽヽ 、 {   ',从 i  i
  =‐三.ミ ', i ! ハ !, ____! ∧ ! ! .,'
 '-‐'‐¨‐`= '丶 リ / ,ニヽ、リ,! /
{ r'"´`\  _  ( 、 { o } i ソ ,'  イ
y  厂ヽ-'  '_〉   ヽ、`ー ' ノ/ /´
'``7    __      ````' / _,,..、/
゙i {   ,'‐--、      / /{ /,‐'', }
.', ',  ヒ´`¨`ーヽ      { {  〉 |E ラ .!
´   i  Y⌒`¨´゙Y    ヽヽ/ ヘ!_,,..-‐-、
    |   ',   。 .|     /`ラ'´
  /\  \   !,,..-‐','´ ゙̄'''ー-、
 ./|  `ー―ヽ、_} / マ ホ 死  ヽ
,イ、}| 从 ∨、  >'   ス ル ん   i
ラ/ .| i ,'∧ \ヽ i   .で マ .で    i
/ 人ヽヘ \ `''|   .も リ .切   i
{ ,'  ハ ', \.``ー|   .か ン り    |
| { ノ i/ _ ,.-、‐!   い の 刻   /
ハ ',   ,' 'ヽヽノ,-.|   て 中 ま  /
', ! \ !  ⊂',、ゝ‐ヘ  な で .れ ∧
 \ \   `´ー' \      てノ ∧
99名無しさん@ピンキー:2011/03/15(火) 13:32:16.67 ID:bmKMZhlE
>>97
おまいには戦国自衛隊をオススメする。千葉真一の出ているやつな
100100get ◆FkWYah.Hne3u :2011/03/16(水) 13:17:58.61 ID:3aTmQqP4
100get
101名無しさん@ピンキー:2011/03/16(水) 13:46:44.17 ID:/mnnG/Cf
>>99
自衛隊が被災者をレイプ?
102名無しさん@ピンキー:2011/03/17(木) 03:48:26.59 ID:uHB6hAHr
軍事組織・集団であれば性欲処理は大変だからな
上手く娼館を設定出来たり、現地女性による娼婦街が出来ればともかく
上手くいかなかった場合や戦争目的が民族浄化チックだとこのスレ御用達な展開に
ちなみにWW2のイタリア戦線では、ナポリを見て死ねなどと謳われた
美しい都市ナポリに上手く進駐した連合軍の戦闘力を最も削いだのが
戦死、戦傷ではなく現地の娼婦より感染した性病だそうなので
処女っぽい女の子を強姦して処理と言うのは
人道面、犯される側の心情を無視すれば一定の合理性はあるかも
まぁ、そんな事を組織立って積極的に行うと
占領統治が破綻しかねないし、現地住民が軍事的意味合いではなく
文字通りの意味でどちらかが「全滅」するまで抵抗しかねないが
まぁ、民族浄化的目的なら孕ませる事も目的に犯しまくりでしょうけど……
このスレ御用達な展開がって話に
103名無しさん@ピンキー:2011/03/17(木) 08:00:40.82 ID:86jscJ6x
そういうのを防ぐのが従軍慰安婦か
104名無しさん@ピンキー:2011/03/18(金) 11:22:09.04 ID:qbqwUij+
保管庫は更新なし…。
管理人は無事だろうか…。
105名無しさん@ピンキー:2011/03/18(金) 13:18:48.49 ID:xJD+LIcR
昔の戦国自衛隊でそんなシーンがあったような?
やった後に川に放り出すとか。
106名無しさん@ピンキー:2011/03/19(土) 04:35:05.07 ID:WZ/T3H31
渡瀬恒彦や竜雷太やらが海自の船で部隊から脱走して、漁村をヒャッハー!
男は殺して、女は艇にお持ち帰りでウマー!
見つかって戦う事になり、千葉真一に女を降ろせと言われて海にドボン!
107名無しさん@ピンキー:2011/03/19(土) 10:10:11.80 ID:EIydK1mX
地震を擬人化(女の子)して、被災者みんなで輪姦したい
108名無しさん@ピンキー:2011/03/19(土) 16:08:05.63 ID:qFeu65uO
地震よりずっと前から止まってるしなぁ>保管庫

せめてlivedoorユーザーのみ編集可、とかにしてもらえれば弄れるんだけど、
荒らし対策とかもあるから難しいんだろうなぁ。
109名無しさん@ピンキー:2011/03/20(日) 22:17:29.23 ID:7o5T+w/X
>>106
渡瀬恒彦とつるんでそれをやったのは、角野卓三と河原崎健三。
竜雷太は、子供のような武士(薬師丸ひろ子)を見てためらったばかりに、
刺し殺される役。
110106:2011/03/20(日) 22:26:53.96 ID:f4LC5Ljx
>>109
あら、そうだったか勘違いスマン
111精神倒壊:2011/03/21(月) 01:08:45.75 ID:aUKPJzjl
遠足で小学生を引率していた24ぐらいの女教師が、突然起こった震災で子供達と共に建物に閉じ込められる。
窓から見える景色は倒壊した建物と粉塵で視界ゼロ、携帯も通じない。
そして運の悪い事に、その場所には近所の悪ガキ達も退避してて一緒に閉じ込められる形に。
女教師は清楚なお嬢様系の美人だから、当然不良達のターゲットにされる。

子供を人質に取られ、子供には絶対に手を出さない事を確約させた上で渋々ストリップの要求に応じる女教師。
ブラウスとかベルト、ジーンズを脱ぐ度に歓声が起きる。
下にヒートテックを履いてるのが解った時には笑われて、お腹冷やせないセンセーは大変だねぇとかからかわれたり。
『そそる』から紺のハイソックスだけは残すよう変態じみた指示をされたり。

靴下を除いて裸になった後は、両手足を掴まれて嬲り者に。
背後から胸を揉まれたり乳首をコリコリされたり、片足を膝から持ち上げるようにされてクンニ。
まだ幼い生徒の手前、女教師は我慢しようとするんだけど、不良もなかなか上手い。
小一時間もすると、はぁはぁと白い息を吐きながら可愛く身悶えて、
桜色の乳首も八分勃ち、アソコの粘膜も湿りだす。

そうなった頃に、女教師は今度は綺麗めの床に座らされ、取り囲まれてフェラを強要される。
もちろん周り中から携帯で写真を取られながら。
常に一人の物を咥えさせられ、別の2人の物を手に握らされる状態。
育ちの良さそうな見た目通り、舌のひっかかる拙いフェラだけど、髪を押さえられて無理矢理前後させられる。
顎から喉元まで唾の垂れるような激しめのフェラ。

一人を勃起するまでに導いたら別の方向に顔を向けさせられ、またくさい逸物を突きつけられる。
その間にも背後には一人がくっついてアソコを指で弄くりまわしてる。
女教師はマゾ性があったのか、緊張からか、アレを無理矢理咥えさせられつつアソコを弄くられるうち、さっきとは比べ物にならないほどドロドロになってしまう。
最初こそ怒りから険しい顔をしてた女教師も、だんだんといじめられっ子っぽい困り顔に。
そうなったのを見届けて、フェラも一区切り。とうとうカーペットの上で本番に移る。
112精神倒壊:2011/03/21(月) 01:09:41.16 ID:aUKPJzjl

1人目が腰を掴んで正常位で突っ込んだころは、女教師もまだまだ冷静。
口はきゅっと結んで喘がず、白い首を反らせて子供達に顔を見せないよう逆を向く。
でもその丸見えになった顎の動きは、彼女が何度も奥歯を噛み締めて何かに耐えているのをよく物語っている。
さんざんヌチヌチという音を響かせた後、男の一人目が射精。2人目に移る。

2人目は女教師の片足をもう片方に乗せるようにし、膣の密着性を高めてから挿入。
しかも両手を掴み、自分の方へひきつける様にしての抜き差し。
これがかなり効いたのか、女教師の鼻息が秒単位で荒くなっていく。
噛み締めた下唇にしわが出来るようになって、細い顎が時々痙攣するみたいに上を向く。
完全に感じちゃってる反応。
結合部分から聞こえる音も、一人目の時の「ヌチヌチ」から「ぬっちゃぬっちゃ」って粘り気のある音に変わってて、どう聞いても新たにツユが分泌されてる状態。
場にも何ともいえない空気が流れ始めて、見守る生徒の中にも勃起する子供がでてくる。
もう12歳で、男子も女子も性的な事に興味を持ちはじめる時期だから。

そんな空気の中、ついに2人目も絶頂に至って立て続けの三人目。
女教師も冷静さを保てそうにないのか、ちらりと横目で逸物の大きさを確認する始末。
とはいえモノの太さと反り具合を見て、かえって脅えてしまう。
3人目は悪ガキの中でも年上、特に経験豊富そうなタイプで、女教師の白くてすらっと長い脚を腰から折るように持ち上げさせる。いわゆるまんぐり返しの格好。
そうして亀頭を何度も割れ目のヌメリに擦りつけ、たっぷり焦らしたあとでゆっくりと挿入していく。
かなりの時間をかけて挿入し、極太を根元まで沈み込ませた後で抽迭開始。

男は腰を円状にうねらせる動きを加えつつ、独自のペースで抜き差しを繰り返す。
男の腰と女教師の尻肉がぶつかるたびにたんったんっと鳴る。
物の道理も解らない小学生でさえ、何となく気持ちいいんだろうなと理解できる動き。
実際女教師の反応もハッキリと変わる。

子供に顔を見せるまいとしていた抵抗が止み、自然に斜め前を向く顔。
乱雑に広がる綺麗な黒髪。
細切れにはぁーはぁーと続く白い吐息。
頬は湯上りみたいに紅潮して、額といい顎といい汗に塗れ、異常にいやらしい。
喘ぎと共に白い歯を覗かせる様子は、小学生にすら可愛いと思わせるほど。
細い体が細かに震えてるさま。
肩の上へ投げ出された足先がたまらなさそうに宙を蹴るさま。
結合部付近の腰が、床へねっとりと粘液の膜を作りながら何度も浮き上がるさま。
それら全てが女の浸っている快感の大きさを直感的に理解させる。

間違いなく女教師はここで一度目の絶頂に至っている。
それでも当然、まだ挿入してない悪ガキ達はまだまだいた。
女教師へ余韻に浸る間も与えず、限界異常に勃起させたまま獣のように襲い掛かる。

すでに女教師も、教師より女の性質が前面にでた状態。
放置されては堪らないようにされている。
寝そべった男に自分で迎え入れるよう命じられ、腿を震わせながら恐る恐る腰を落とす。
そして一度結合が成った後は、もう我慢のしようもなく腰を上下させてしまう。
その喘ぐ口にも別の男のモノが捻じ込まれ、清楚な女教師は内も外もすっかり雄ガキの匂いに。
結局そのまま、一人当たり2・3回は射精するまで犯されまくる。
113精神倒壊:2011/03/21(月) 01:10:12.12 ID:aUKPJzjl

散々前の穴を使いまわし、ようやく人心地ついた頃には女教師もぐったりと放心状態。
でも悪ガキ達はその様子にまた興奮し始める。
女教師は寝てるからと、まだ幼い生徒の足を広げさせてパンツ越しに愛撫。
悲鳴を聞いて何とか身を起こした女教師は、自分が何でもするから勘弁してほしいと哀願する。
それならと再び身体を弄び始める悪ガキ達。

尻の間を触っていた男が突然、「そういえば一度こっちの穴でやってみたいと思ってた」、
と言いながら肛門に指を挿入する。
ひっ、とすくみ上がる女教師を面白がり、暇つぶしついでのアナル開発を決定。
女教師を室内に備えられたウォータークーラーの上によじ登らせ、肛門に水を入れるよう指示する。
女教師は言われた通りに従う。
上に突出する形の水飲み口に肛門を近づけ、指で広げながら少しずつ挿入。
僅かに入ったところで、悪ガキの一人が根元のペダルを踏む。
肛門に水が入り込み、悲鳴を上げる女教師。
入れ替わり立ち代わりペダルを踏む役を変え、女教師の反応を愉しむ悪ガキ達。

やがてそれに飽きると、悪ガキ達は自分達の煙草の灰皿に排泄するよう指示。
女教師はそれだけは絶対に、と拒否するも、子供を引き合いに出され口惜しげに承諾。
少年達の前で屈みこみ、灰皿の上へ腹の中の水をぶちまける。
ぶぶっ、ぶびっと音がして、水が出ていく。わずかではあるがそれ以外のものも。
当然その様子も携帯で写され、あるいは映像に残される。

屈辱の排泄の後は、性交時の愛液がこびりついたカーペットに四つん這いに。
そのまま尻を突き上げる格好を取らされ、肛門に指が入れられる。
唾液を潤滑油に人差し指1本から。
直腸の形を探るように丹念にほじり回す。
女教師は顔を不安一色に染め、息を殺しながら未知の辱めに耐えた。
1本指が抵抗なく動くようになると、中指も合わせての2本での蹂躙。
2本指の挿入には女の尻も跳ね上がり、前傾を支える腕にも力が篭もる。

しかしそれは本当にただの始まり。
そこからは、2本指により延々と尻穴嬲りが続けられる。
沈み込ませ、菊輪を拡げるべく第二関節で指を曲げ、奥に滑り込ませ、さらに奥のあなぐらを摩り。
にちっにちっと音が続く。
人も変わり、そのたびに指の太さや長さ、責め方のパターンも変わる。
指の長さに任せてコリコリと奥まりの骨を刺激してくる者、一々指を抜き出しては大仰に嗅ぐ者。
それらが女教師の心を揺さぶる。
途中からは一人が見つけてきた石鹸も利用され、尻穴をほじられる事による汚臭こそ消えたものの、名状しがたい異様なヌルヌル感が加わった。
114精神倒壊:2011/03/21(月) 01:10:44.09 ID:aUKPJzjl

絶え間ない尻穴開発を、女教師は延々と、延々と受け続ける。
教え子達の見守るすぐ傍で、ぬるぬる、ぬるぬると尻穴に指を抜き差しされながら。
肛門も立派な性器のひとつだ。そこを刺激されれば、否応なく何かしらの快感は得てしまう。
女教師はそれに気付きつつも必死に耐えていた。

しかし、心は耐えても身体は反応する。
彼女の尻は肛門を中心に悩ましい動きを見せ、男達をより一層愉しませた。
そしてついには、肛門の下、内腿に透明な雫を伝わせるほどになってしまう。
すでに先の性交の分は乾いている。その雫は、間違いなく肛門を嬲られて興奮してのものだ。
それに気付き、悪ガキ達はいよいよ盛り上がる。
すでに明らかな変化の見て取れる尻穴を、トドメとばかりに嬲りつくす。
女教師はとうに声を抑える事ができずにいた。
指を抜くたびに尻穴から放屁のような音が漏れ、蕩けたような腸液が溢れ出す。

いよいよ悪ガキ達の物も復活を迎えた頃、とうとうその一つが尻穴に宛がわれた。
女教師は動揺しつつも、覚悟を決めたらしく地面を睨みすえる。
尻穴にもかかわらず挿入は容易かった。
強く腰を掴まれたまま、バックスタイルで肛門を犯される。
この異常な体験を、女教師は目を見開き、口を半ば開いた表情で迎えていた。
その表情は間の抜けたものでありながら、妙に男の心をくすぐる。

締まりの強さもあり、悪ガキ連中は膣よりも早いペースで肛門を回していく。
ひとりとして遠慮せず、腸の奥にドクドクと精を放って。
女教師は途中、自尊心の痛みからか、叫びながら何度も強い抵抗を示した。
しかし今さら抵抗しきれる状態になく、容易く制される。
何度も何度も尻穴を使われ、また一人が騎乗位を強要しての2穴への挿入も為された。

やがて悪ガキ達と女教師が枯れ果て精根尽きても、閉じ込められた状況は変わらない。
悪ガキ達は建物に備えられた食糧と水を食い潰しながら、女教師でなるべくの暇つぶしをする。
自分達が打ち止めになると、女教師に目隠しをさせた上で生徒に彼女を襲わせた。
子供達も目の前で繰り広げられる痴態で、とうに我慢の限界だ。

当然猿のように女教師を犯しまくった。女教師は何も知らず、その猛り狂う物に悦びを示す。
一方女生徒達は、誰に言われるともなくその光景に自らを慰め始めていた。
日が暮れても、明けても、その浅ましいまぐわりが続く。


数日の後、ようやくの事でその建物からホコリ塗れの男女が見つかった。
しかしその様子たるや、筆舌に尽くしがたいものだったとのみ伝えられている……。
115名無しさん@ピンキー:2011/03/21(月) 01:11:40.93 ID:aUKPJzjl
妄想終了。
小ネタだから不謹慎じゃないもん!と思ったがそんな事はなかったぜ
116名無しさん@ピンキー:2011/03/21(月) 02:38:38.14 ID:xEDbS6pB
ふぅ。

けしからんもっと書くんだ!
乙!
117名無しさん@ピンキー:2011/03/21(月) 04:28:22.99 ID:B5ilMvzK
不謹慎だが興奮しちまったよ
GJだぜ
118名無しさん@ピンキー:2011/03/21(月) 13:49:31.60 ID:NZKtz+I8
gj

個人的には脱糞描写ほしいところだが
贅沢は言うまい
119名無しさん@ピンキー:2011/03/22(火) 18:00:13.67 ID:lmG4GZS6
>>115
ふぅ……
とてもGJでした
120うさぎのしいく1/7 ◆L5HDQw/jy. :2011/03/23(水) 07:55:53.68 ID:yfjr0vfn
 俺が通っている中学校では、校舎裏に設営された飼育小屋でウサギを飼っていて、その飼
育のために各クラスから一名ずつ飼育係に任命されるのだが。その役回りをかぜをひいて病
欠している間に決められてしまい、俺は飼育係をやらされることとなってしまった。
 クラス委員にされるよりマシだろうと何人かから言われたが、そいつらはなんの役回りも
ないことをいわれると所詮他人事なんだよなあと思わざるをえない。
 しかも、飼育係は曜日代わりで当番が二人ずつ決められているのだが、俺の相方である女
がどうにも陰気でやりにくい奴だった。
 平坂翔子。
 隣のクラスの女で、真っ黒い髪を背中まで伸ばしている、まるで日本人形を擬人化したみ
たいな奴で。よく言えば日本的な容姿というのだろうが、正直物陰とかに立たれると幽霊か
と見間違ってしまうほどだ。
 その上、平坂は超がつくほどの無口で、俺から喋りかけなければ声すら発しないような奴
だった。
 だから、毎週毎週ウサギ当番の日が来ると、憂鬱でしょうがなかった。
 
 
 放課後、俺はウサギ小屋の掃除をするために校舎裏へ向かうと、既に平坂がウサギ小屋の
中に居た。
 平坂はウサギの横にちょこんと座り、ウサギが餌を食べる様子を眺めているようだった。
 ――好きなんだろうか、ウサギ。まあかわいいから好きなのかもしれないな。
 そんなことを考えながらも、とっとと掃除を終わらせたい俺は、ウサギ小屋のフェンス越
しに話しかけた。
「おう、平坂」
 名前を呼んだ瞬間、平坂はびっくりしたのだろう「ひゃっ」と短い悲鳴をあげた。
「そんなに驚くなよ」
 苦笑いしてしまう。
「ウサギ愛でてたいのは分かるけどさ、先に掃除しちゃおうよ」
「え、あ、うん」
 平坂小さな頭で大きく頷くと立ち上がった。
「じゃあ、鍵あけてくれ」
 ウサギ小屋の扉は他の部分の壁と同じくフェンスでできていて、自転車のチェーンで壁と
扉が繋げられていて鍵がしめられているのだが。平坂はウサギ小屋に入ったあと、鍵をかけ
たのだろう、チェーンがかけられていた。
 平坂は「あけます」といって頷くと、制服のポケットに手を突っ込み、
「あれ」
 硬直した。
「ん、どうした」
「あ、あれ? おかしいな」
 平坂はそう言いながら、制服につけられているポケットを全て手でまさぐり、更に鞄を開
いてその中まで探し始めた。
「もしかして、鍵ないのか」
 平坂はその言葉に身体を再度硬直させ、まるで油がきれたブリキ人形のようにぎくしゃく
した動きで振り返ると、頷いた。
「マジかよ」
 ウサギ小屋の鍵は通常時職員室に保管されていて、掃除や餌やりに来るときだけ鍵をもっ
ていくようになっているのだが。今日来るときに職員室に寄ってみたが、鍵は持って行かれ
た後だった。
 だから平坂が持っているはずなのだが――
「あれ、おかしいな、なんでだろ」
 平坂は何度も何度も制服や鞄の中を見返している。
 俺は呆然としながらその様子を眺めていて、ふと視線の中にあるものを見つけた。飼育小
屋の外に置かれた餌やり用のバケツの中に、大量の餌と混じって銀色に輝く鍵があった。
 どうしてこんな所に落ちてしまったのかは分からなかったが、鍵は見つかった。平坂に教
えてやろうと思ったのだが――ふと、俺は思いついてしまった。
「なあ平坂、鍵なくしたやばくないか」
 俺は語りかけるように平坂に話しかけた。
 平坂は冷や汗を流しながら俺のほうを振り向いて大きく頷いた。
「そ、そうだよね先生に怒られちゃう」
 その言葉を遮るようにフェンスを叩くと、平坂は怯えたように身を竦めた。
「いや、そんなことじゃねーよ」
121うさぎのしいく2/7 ◆L5HDQw/jy. :2011/03/23(水) 07:56:26.29 ID:yfjr0vfn
「……ふぇ?」
「考えてみろ。ウサギ小屋の鍵がなくなったんだぞ、その鍵がみつかったらいいけど、みつ
からなくて誰かに拾われたらって考えろ。そいつがもし怖い奴で、ストレス発散目的とかで
ウサギいたぶって殺そうとか考えたらどうするんだ」
 俺の言葉に平坂の表情が驚愕に呑まれた。
「そうなったら、お前のせいだぞ」
「そんな、わたしは――」
 なにか言おうとした平坂の言葉を、フェンスを蹴って黙らせた。
 俺は怯える平坂を睨みつけ。
「本当に持ってないのか確かめるために、一旦服脱げ」
「え、なにいって……」
「別に素っ裸になれっていってんじゃねえよ。ポケットに穴開いてて服の中にいってたりと
か、制服の内側にいってるかもしんないから。一回脱いで探してみろってことだよ」
「でも……」
 まだなにか言いたげだったが、それを睨みつけることで黙らせた。
 平坂はまずブレザーを脱ぐと、裏返したり振ってみたりして鍵を探したがなかった。ブレ
ザーを畳んで、ウサギ小屋の端に置くと次にブラウスに手をかけた。
 ブラウスのボタンをぷちぷちと外していくと、平坂の病的なまでに白い柔肌が露わになっ
ていく。ボタンが全て外されると、ブラウスの内側に隠されていたブラジャーに包まれた乳
房がみえて、俺は思わず生唾を飲んでしまった。
 今まで興味もなかったから知らなかったが、平坂の乳房は豊かで同年代の少女たちに比べ
ても大きかった。というよりも、華奢な平坂の身体にはすこし不釣合いなようにもみえた。
 それにその乳房を包むブラジャーも、平坂のおとなしいイメージに似合わない派手なもの
で。黒地に真っ赤なバラの刺繍が施されているようだった。
 平坂はブラウスを脱ぐと、それも畳んでブレザーの上に重ねた。
 そうして両腕で乳房を隠しながら俺に視線を向けてきた。
「す、スカートも脱いだほうがいいの」
「え、ああ、もちろんだ」
 俺が大きく頷くと、平坂は「そっかぁ」と落胆したように肩を落とし、スカートのホック
に手をかけた。スカートはすとんと落ちると、平坂の下半身を露出させた。
 胸を包むブラジャーと違って、下腹部を隠すパンツはかわいらしいものだった。白地にピ
ンクの横じまがはいっているもので、中央には小さなリボンがついている。
 平坂は腕で胸を隠したままいった。
「……鍵、ないよ。どうしよう」
 不安そうな声でいう平坂。俺は間髪おかずに応えた。
「まだ下着脱いでないだろ」
 その言葉に、平坂は泣きそうな顔をした。
「どうしても脱がないとだめ……?」
「下着にはいっちまった可能性だってあるだろ」
 俺が強い語調でそういうと、平坂は力なく頷いた。
「……そうだよね」
 そういって、しかし俺に背を向けた。
 流石に素裸を同じ学年の男子に見られるのは恥ずかしいのだろう、背を向けたまま脱ぎ始
めた。
 しかし、それはまたとないチャンスだった。
 俺は平坂が背を向けた瞬間バケツから鍵を拾い上げると、チェーンを外し、扉を開くとウ
サギ小屋の中にはいった。
「え」
 物音で平坂は振り返ったが、遅かった。
 俺は平坂を突き飛ばし、平坂は抵抗することもできず地面に倒れてしまった。そこへ覆い
かぶさるようにして、俺は平坂に襲い掛かった。
 平坂の口を手で塞いだ。
 すると、
「んーっ、うっ、むーっ!」
 平坂はじたばたと暴れ始めた、当然の抵抗だったから予想できたし、すぐに対応できた。
俺は平坂の腹部を殴りつけた。
 平坂が抵抗をやめるまでそうするつもりだったが、平坂は一発でおとなしくなった。
 そのことに満足し、俺は笑みを浮かべると。
「おとなしくしてたら痛くしないからさ、いい子にしてて」
 できる限りやさしい声でそういった。
122うさぎのしいく3/7 ◆L5HDQw/jy. :2011/03/23(水) 07:56:57.09 ID:yfjr0vfn
 すると平坂は目尻に涙を浮かべながら、頷いた。
 俺は脱いだばかりの平坂のブラジャーを平坂の口に押し込むと、あいた両手で平坂の乳房
を掴んだ。
「うわ」
 思わず声を出してしまった。
 初めて触った女の胸は柔らかくて弾力があって、まるでマシュマロのようだと思った。
 俺は思わず力をこめて揉んでしまったが、どうやらまだ成長過程にある平坂の乳房はそう
されると痛いのか気持ちいいのか、それは平坂にしか分からないが、とても過敏なようで平
坂は背をのけ反らせてもがいた。
「んっ、ンーっ、ンン……うぅ」
「そんなに気持ちいいのかよ」
 俺は平坂の反応をそう解釈して、平坂の乳房を更に強く揉んだ。
 手に吸い付いてくるかのような肌触り、揉めば揉んだだけ手に弾力が返ってきて、更に強
くもみたくなってしまう。
 いつまでも平坂の乳房を揉んでいたかったのだが、ここはあくまでも校舎裏、いつ人が通
るか分からない。そう考えると悠長にしていられなかった。
 平坂の乳房から手を離すと、平坂の身体をうつぶせにひっくり返させ、更に腰を持ち上げ
突き出させた。
 乳房に見合わない小ぶりなお尻、それを包むパンツを脱がした。
 俺は思わず息を飲んだ。
 女性器をみるのははじめてだったし、他人の尻の穴をみるのだってはじめてだった。平坂
のふたつの穴は両方とも綺麗で、クラスメイトの誰かがいっていたようなグロテスクさは感
じなかった。
 俺は平坂のまんこに触れると、それを指で押し開いた。
「んぐーっ、んー、んー!」
 平坂が激しくうめき声をあげるが、口に詰まったブラジャーのせいで言葉になっていなかった。
 桜色の平坂の下の唇はおしっこ、いや、汗だろうかぬるぬると濡れていて、指を動かすと
ぴちゃぴちゃと音が鳴った。
 呻き身悶えする平坂の身体を押さえつけながら、ズボンを脱ぎ自らの陰茎を抜き出し、俺
は平坂に話しかけた。
「なあ、ここにさ、いれると気持ちいいんだろ。ちょっとやってみてもいいか、いいよな」
 俺は平坂の割れ目を指で押し広げながら、ちんこを手で掴んで、強引に平坂にいれた。
「――――っ!」
 平坂は声にならない悲鳴をあげたが、気持ちとしてはこっちも同じだった。平坂のまんこ
はぎゅうぎゅうにちんこを締め付けてきて、噛み千切られるかのようだった。
「おい、ばか、ゆるめろよ」
 平坂の頭を殴りつけたが、平坂はそれどころじゃないというようにもがいて俺の下から逃
げようとした。
 だが、ここまでやったなら、最後までやりたかった。
 背骨が折れても構わないというくらい強い力で平坂の背中を殴りつけると、這って逃げよ
うとした平坂の動きは止まった。
 俺は平坂の腰を掴むと、力をこめて自らの腰を動かした。
 ピストンみたいに前後に動かせばいいのは知っていた、だからそうしようとはしているの
だが、なかなか潤滑にはいかなかった。
 平坂の膣は未だにぎゅうぎゅうに締め付けるのはやめないし、動かすと血が流れてきて気
持ち悪かった。
 だけれど、動かしている内に段々と動かしやすくなってくると、痛いだけだった締め付け
も気持ちいいものだと思えた。
 それに先ほどまで獣のようにうめき声をあげていた平坂も、もう抵抗する気がなくなった
のか声も出さずされるがままになっていた。
 俺は手で押さえておかずとも、腰を前後に動かせるようになってくると、両手でマシュマ
ロのようなおっぱいを掴んだ。
 今度は揉むだけじゃなくその先端にあるこりこりとした感触の乳首をつまんでみたが、やっ
ぱり乳房の感触のほうが気持ちよかった。
 そうしている内に平坂の顔がみたくなった。
 平坂はどんな表情をしているだろう、俺がこんな気持ちいいんだから、きっと平坂も気持
ちよくなってるんだろうな。
 そう思って一旦ちんこを抜くと、平坂の身体をひっくり返して仰向けにした。
 すると、
「え」
123うさぎのしいく4/7 ◆L5HDQw/jy. :2011/03/23(水) 07:57:24.55 ID:yfjr0vfn
 土塗れになって汚れた平坂の顔、俺を強く睨みつけてくる瞳からは涙が溢れ続け、ブラジ
ャーを落とした口は強く歯を食いしばっていた。
 まるで強い恨みや怨嗟をこめたかのような表情/怒りとか悲しみとかそういう強い感情―
―それで俺は今自分がしていることの意味に気がついた。
 平坂はおとなしいからなにをしても抵抗しないだろう、そう思ってついやり始めただけの
行為だったが。これは――レイプだ。
 嫌がる少女を組み伏せ強引に犯す――犯罪。
 そう思うと、俺の心に火がついた。
「泣くなよ、きもい」
 俺はそう言い捨て、平坂の頬をはたいた。
 軽いビンタだったけれど、平坂の瞳からはどんどんと涙が溢れてくる。それが楽しかった、
悲観にくれる平坂の表情が愉快でしょうがなかった。もっと、もっともっとこいつの泣き顔
がみたいと思った。
 俺は平坂の両脚を掴むと強引に股を開かせて、再び挿入した。
「や――」
 平坂が悲鳴をあげようとしたのを察して、手で口を塞いだ。
 そしてもう片方の手で、平坂の首をしめた。
「勘違いすんなよ。お前なんて俺のおもちゃなんだ、俺のものなんだ、抵抗しようなんて考
えるなよ」
 言っているうちに平坂の顔が真っ赤になり、若干だったが青紫がかったところで手を離し
てやった。
 すると平坂はまるで溺れたあとかのように激しく息した。
 そうするのが面白くてしょうがなかった。
 平坂の苦しんでいる表情にいいようのない快感を覚え、俺の陰茎は平坂の膣の中で絶頂に
達し、精液をぶちまけた。
 どくん、どくんと平坂の中に俺の子種が注がれていく。
 俺はひとしきり射精し終えると、平坂の膣からちんこを抜き、立ち上がると制服のポケッ
トから携帯電話を取り出すと、犯されてぼろ雑巾のようになった平坂の姿を撮った。
 平坂はそれに気づくと、俺から携帯を奪おうとしたが、蹴り付けるとすぐにおとなしくな
った。
 仰向けで横たわる平坂の膣からは真っ赤な血と白い精液が混ざり合って溢れてきていた。
 俺は平坂の腹部を靴で踏みつけると、平坂に携帯の画面を見せつけ、いった。
「いいか、これからはお前は俺のペットだ。このことは誰にもいうなよ」
 平坂は力なく頷いた。
 俺はズボンを履きなおすと、ウサギ小屋を後にした。
 
 
***
 
 
 翌日、不登校にでもなるかと思われた平坂はふつうに登校していて、俺は少しほっとした。
 あれが原因で自殺されたらと思うとたまらなかった。
 そして平坂が俺に犯された翌週の放課後、平坂はふつうにウサギ小屋の掃除をしていた。
「いつもながら早いな」
 何気なく声をかけると、平坂は振り返って頷き、すぐに掃除に戻った。
 俺もそれを手伝おうとウサギ小屋に入った。
 掃除が終わりに差し掛かるまで俺たちは無言だった、まるで先週の出来事はなかったかの
ようだった。
 あの出来事は夢だったんじゃないだろうかと思い、確かめることにした。
 俺は平坂の背後から抱きつくと、その両乳房を掴み揉んだ。
 だが平坂は一切抵抗しなかった。
「今日、来たってことはこうされたかったんだろ」
「……」
 だが平坂は声を押し殺していて応えない。
 なんかそれがむかついて平坂を地面に座らせると、俺は平坂の目の前で勃起したちんこを
だしてみせた。
「ひっ」
 平坂は怯えた声をもらした。
「舐めていいぞ」
 いいながら平坂の唇に亀頭を押し付けた。
124うさぎのしいく5/7 ◆L5HDQw/jy. :2011/03/23(水) 07:57:50.58 ID:yfjr0vfn
 すると平坂は舌をだし、ぺろぺろと先端を舐め始めた。
 そうされるのも気持ちよかったけれど、アダルトビデオとかでみるやり方と違っていた。
だから、開かれた平坂の口にちんこを押し込んだ。
 俺の陰茎は平坂の喉をついたのだろう、平坂はすぐに身体を離すと、
「げほっ、げほっ」
 とむせた。
 だが俺は平坂の髪を掴んで、強引に俺のほうを向かせると、顎を掴んで口を開かせて再び
ちんこを咥えさせた。
「やりかたわかんないなら、吸い付いてたらいいんだよ」
 そういって平坂の小さな頭をはたいた。
 平坂は俺の言ったとおりに、俺のちんこを吸い始めた。
 それを確認すると、平坂の頭を押さえつけて腰を振った。平坂の頭に腰を打ちつけるよう
にして、何度も何度も腰を振る。
 そうするたびに平坂の喉に亀頭がぶつかって、平坂はえづきそうだったが堪えているよう
だった。その苦悶の表情がたまらなくよかった。
 それにちんこを締め付ける感じも、ぎゅうぎゅうに締め付けてくる膣よりも口のほうが程
よくて気持ちがよかった。
 だからか俺のちんぽはすぐに射精してしまった。
 射精し終え、ちんこを口から抜いたがまだ勃起したままだったので、まんこにいれて平坂
のことも気持ちよくしてやろうと思い平坂をみると。平坂は口を半開きにしたま、口から精
液をこぼしてしまっていた。
 そのせいで平坂の制服は精液で汚れてしまっていた。
「なにやってんだ、お前バカだなあ。ちゃんとのみこまないからこうなるんだよ」
 俺はティッシュで平坂の制服についた精液を拭ってやった。
 すると平坂は
「ありがとう」
 すごく小さな声でそういった。
 それが嬉しくて、気恥ずかしくて、俺はそういった感情を押し隠すために平坂を押し倒す
と、パンツを脱がさずずらしてそのまま挿入した。
「勘違いすんな。制服に跡のこったらばれるだろ」
 そう言いながら腰を振った、この前よりも平坂の膣は俺を受け入れてくれた。
 平坂は自分で口を覆って声を押し殺している、その姿をみながら俺は平坂にいった。
「よし、明日から昼休み俺と会うことな」
「……え?」
 平坂はきょとんとした顔を浮かべている。
「口でする時ちゃんと飲み込めるように練習するんだ、いいな」
 そういうと平坂はわずかに目を細め、頷いた。
「わかった」
 
 
***
 
 
 翌日から俺と平坂は人目につかない場所で会うようになった。
 最初の内は昼休みは口でするだけだったが、一週間も経つころには段々とこらえなくなり
昼休みも平坂のことを犯すようになっていった。
 する時、平坂がなにも言わないので俺はコンドームをつけていなかった。毎日やるのに、
つけていたら財布の中身がすっからかんになってしまうし、つけてするより生のほうが気持
ちよかった。
 だからせめて、外に射精するようにとも考えたが、行為の最中にはとてもじゃないがそん
な余裕はなく、気づけば毎回中だししてしまっていた。それが危険なことだと分かっていた
が、平坂も気持ちよさそうだったから気にならなくなっていった。
 それに、ある日俺たちの関係がクラスメイトに露見してしまった。
 ばれたときに恋人だといえばよかったのに、俺はクラスメイトたちに平坂のことを、
「え、平坂? 恋人じゃねーよ。あいつはただのセフレだよセフレ、あいつセックスするの
好きだからやってやってるだけだよ」
 その言葉にクラスメイトたちは「なら……」といった。
125うさぎのしいく6/7 ◆L5HDQw/jy. :2011/03/23(水) 07:58:34.39 ID:yfjr0vfn
 獣のようなにおいがウサギ小屋に充満していた。
 それもそのはずだ、三人もはいればいっぱいいっぱいな狭い空間の中に、俺を含め七人ほ
どの男がいて、一人の女を犯しているんだから。
 その日、丁度当番だった俺はクラスメイトたちを連れウサギ小屋へ向かい、先にいって待
っている平坂を集団で囲い襲わせた。
 平坂は最初抵抗したが、俺の顔をみるとすぐに抵抗をやめた。
 うちあげられたマグロのように無抵抗な平坂だったけれど、それでも生身の少女の身体を
自由に犯せるという状況は、クラスメイトたちを獣に変えるには十分だった。
 最初の内は順番に平坂の膣を使っていたが、堪えられなくなった奴が平坂の口にちんこを
押し込み、それからは酷いものだった。
 平坂の両手や髪を強引に自らのちんこにからませてしごいたり、胸でちんこをはさんだり
して平坂の身体を犯し続けた。
 一時間ほども平坂は犯され続けたのだろうか、クラスメイトたちは大体満足し終えると、
俺に礼をいって帰っていった。
 俺はぼろ雑巾のようになった平坂をみて、どうすべきか迷った。
 平坂は犯されている間ずっと黙っていて、正直生きているのか死んでいるのか分からなか
った、今もぐったりしていてどうなのかわからない。
「……平坂」
 おそるおそる声をかけると、平坂の身体がぴくんと動いた。
「おい、大丈夫か?」
 自分でも間抜けだと思える問いだった。
 誰のせいで平坂がこうなったのか、分からないわけじゃなかったのに、そう聞かずにはい
られなかった。
 すると平坂は身体を起こし、
「……だいじょぶ」
 こくんと頷いた。
 体中が精液で汚れていた。口端からは涎のように溢れているし、髪も精液でべたべたにな
ってしまっていたし、身体もぬめぬめと光っていた。
 俺は平坂の細い手首を掴むと、立ち上がらせた。
「洗ってやる、こい」
「ふぇ」
126うさぎのしいく7/7 ◆L5HDQw/jy. :2011/03/23(水) 08:00:30.01 ID:yfjr0vfn
 ウサギ小屋の裏には掃除用具を洗うための洗い場があった。
「冷たいけどがまんしろよ」
 そこに座らせて、ホースを掴むと冷水をかけた。
「ひゃっ」
 平坂がびっくりしたようなかわいらしい声をもらした。
 俺は慌てて「ごめん」と謝ってしまった。
 平坂はそんな俺をまっすぐ見つめ、くすっと笑った。
「いいよ、気にしなくて。だってわたしはあなたのモノなんだよね」
「あ、ああ…」
 俺はそれを肯定して、平坂の身体を洗ってやった。
 髪についた精液とかは水で洗ったくらいじゃ取れなかったが、それでも身体についたもの
はなんとなくだったが洗い落とせた。
 あらかた洗い終えると、俺は体育の授業があったため持ってきていた汗拭き用のタオルを
貸してやると、平坂は嬉しそうに笑った。
「どうした?」
 そう聞くと平坂はタオルに顔をうずめながらこう答えた。
「だってあなたの匂いがするから、嬉しくて」
 そう言いながら顔を埋めて深呼吸する
 その様子を見ていたら思わず笑みが漏れてしまった。
「そんなに嬉しいのか」
 俺は平坂の頭を撫でてやった、そうすることくらいしかしてやれなかった。
 平坂は満面の笑みで答えた。
「だってあなたのことが好きだから」
「…………え?」
「知らない男子たちに犯されるのは辛かったけど、それであなたが喜んでくれるのならかま
わないし。うん、あなたが喜んでくれるなら、わたしも嬉しいよ」
 平坂は無邪気な声でいった。
「そう、うん、だからねはじめてされた時も、最初は嫌だったの好きな人とのはじめてがこ
んな形なんてって。でもね、強引だったけどされて、それであなた言ってくれたでしょ『お
前は俺のものだ』って、それが凄く嬉しかった。これでわたしあなたの彼女なんだって」
「……なにを、いってるんだ」
 平坂の言葉の意味が理解できなかった。
 平坂が、俺のことを好きだった? ――バカじゃないのか、そんなのありえない。だって
こいつ、そんなこと言わなかった。
「ねえ、今更なんなんだけど……キスして。してくれたら、わたしどんなことされても耐え
る自信あるから、だからキスして」
 なにかいっていた。
 だが意味が分からなかった、まるで異国の言葉で話しているかのようにすら聞こえた、な
にいってるんだろう平坂の奴。
 平坂は座ったまま目を閉じている。
 これにキスしたら俺はこいつの彼氏になるのか。
 平坂の顎を掴むと――強引に口を開かせ、そこに勃起していないちんぽを押し込んだ。
「んぐぅ、――ど、どうして」
 平坂の頭を押さえつけ、こちらに目を向けられないようにしていった。
「いいからしゃぶれよ」
「う、うん」
 返事が聞こえた。
 平坂は勃起していないちんぽをうまく舌でころがして舐め続け、勃起するように動かし続
けた。
 フェラさせながら思った。
 先に好きだっていてくれていたなら、こんなことにならなかったのに――。
 そう思わずにはいられなかった。
 
 
 了
127名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 08:07:49.67 ID:yfjr0vfn
以上。
こういう「レイプした後に好きだったと明かされる」玉手箱みたいな展開が好きだったりする
エロ描写は難しいわあと思いました、失礼します。
128名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 08:16:29.11 ID:yfjr0vfn
ていうか、落ち着いて読み返してみると誤字脱字ひどいな。
深夜のテンションのまま勢いで投下すべきじゃなかった、すまん
129名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 14:58:34.80 ID:Onb7dBLW
ありがとウサギ
130名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 15:32:44.42 ID:nbXM/BHt
乙です!
131名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 16:08:24.93 ID:8/LwhHum
「ふぇ」が凄く場違いな感じで萎える
132名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 17:08:21.39 ID:o2zs96Su
GJ!
5分休憩の合間に読んでいたんですが、我を忘れて仕事に遅れてしまいました

ありがとウサギにクスっときた
133名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 21:55:19.26 ID:Ysvby4V2
GJ!
黒髪ロングで地味目で従順な巨乳とかツボだわ
輪姦だけは性に合わんかったけど、
犯したのに、懐かれてとかいいな
この後、どんどん奴隷化されていきそうでニヨニヨする
134名無しさん@ピンキー:2011/03/23(水) 23:18:08.70 ID:qyu9NqSQ
>>127 GJ!
だがしかし>>129のおかげで
脳内の平坂さんがほむほむ調の美少女だったのが
一気にACのブサイクウサギに変換されてしまったジャネーカ!www
135おにたけ:2011/03/31(木) 22:15:18.35 ID:qMmdp5N/
お久しぶりです。
おにたけと申します。
後先考えず、衝動的に書きました。
というわけで、某一人称ラノベを素材に三人称で淡々と綴りました。
最近他所のスレにも一人称で投下したのですが、やっぱ三人称が書きやすいなと自覚した次第です。

釈迦に説法ですが、元ネタはこの娘です。
ttp://www.oreimo-anime.com/chara/manami.html
それでは、10レス前後で投下します。
お気に召せば幸いです。
136おにたけ:2011/03/31(木) 22:16:35.90 ID:qMmdp5N/
『私のモデルデビューがこんなにくぁwせdrftgyふじこlp』

田村麻奈実が待ち合わせの場所に指定された喫茶店に現れたのは正午5分前だった。
中間試験の最終日を終えたあとの帰宅途中の姿である麻奈実は、弁展高校の制服を
着用し、眼鏡にショートカットというどこにでもいる普通の女子高生に見える。
「えーと、確か赤いノートパソコンを持った女のひとで……」
待ち合わせの目印で聞いていた特徴の女性は、すぐに見つかった。
喫茶店の一番奥のテーブルに腰かけ、こちらを見て微笑んでいるモデルのような美しい女性。
「あ、あの…目黒さんでしょうか?」
「はじめまして。田村麻奈実さん。目黒真紀ともうします。どうぞおかけになって」
自らを真紀と名乗ったその女性は、スーツ姿の20代半ばぐらいの女性だった。
真紀は緊張気味の麻奈実を和ませようとしているのか、終始微笑みを絶やさない。
「じゃあ、早速はじめましょうか。このお仕事の内容はもうご存じですよね?」
「あ、えと。はい。個人撮影会のモデル……というお話だったと」
「そう、スカウトの私が言うのもアレだけど、簡単なお仕事よ。ちょっと恥ずかしいかもしれないけど」
「このアルバイト、本当に私で大丈夫でしょうか、私ぜんぜんかわいくないのに」
麻奈実は自信なさげに問いかける。

確かに十人並みのルックス――言い換えれば平凡な女子高生の容貌である麻奈実が
モデルのバイトに不安があるのも致し方ないかもしれない。
「大丈夫よ。あなた十分にかわいいし、普通の女子高生っていうのが魅力的なのよ」
「でも、眼鏡でスタイルも良いとはいえないし…」
「美人イコールいいモデルじゃないの。あなたのような普通の女子高生を求めてる写真家もいるのよ」
真紀の熱い説得を聞いて、麻奈実は少し落ち着いたようだった。
(そう、<フツーの女子高生>を求めてる男たちがいるのよ。フフフ)
真紀の微笑みの仮面の下で、どす黒い情念が渦巻いていることなど麻奈実にはわかるわけがなかった。
「えっと、履歴書と学生証を持参していただけたかしら?」
「あ、はい。あと、言われてたスナップ写真も」
田村麻奈実の個人情報や、身分の証しの詰まった封筒を受け取った真紀は中身を確認している。
「えーと、一応確認なんだけど、志望理由は、ぶっちゃけお金よね?」
「あ、あの…は、はい。わけあってまとまったお金が必要なんです」
目を伏せがちに話す麻奈実。
家庭の事情か、それとも友人のためか、ともあれ今は真紀は理由を聞くことはしなかった。
137おにたけ:2011/03/31(木) 22:17:40.61 ID:qMmdp5N/
「続けて、いくつか質問するね。今、彼氏とかいる?」
「え、あ、あの、い、いませんよ。いません」
予想していた質問とは違ったせいか、麻奈実はひどく慌てているようだ。
「ちょっと見てたんだけど、この喫茶店に入る前まで男の子と一緒だったよね?」
「きょ、きょーちゃんは友達というか幼なじみというか…あ、あの……」
顔を赤らめ、しどろもどろになる麻奈実を見て、真紀は確信していた。
(この子、片思いかしら?それとも、男の子が奥手なのかしら。いずれにしても生娘っぽいわね)

「ごめんなさい、きょーちゃんというコには内緒のバイトなのかしら。もう聞かないわ」
「あ、あのそんな。気にしてませんから。大丈夫です」
すこし改まった表情で答える真紀を見て、麻奈実も恐縮している様子だった。
「では、最後の質問ね。健康管理というか、体調管理のためにみんなに聞いてるんだけど……」
「あ、はい。なんでしょうか」
「麻奈実ちゃん、直近の生理はいつかしら?水着モデルの仕事とかあったら調整しないといけないから」
「え。えと…2週間ぐらいまえです」
素直に答えた麻奈実を見て、目黒真紀は内心でほくそえんだ。
女性である真紀に対しては特に抵抗もなく答える娘が多いが、田村麻奈実も疑問は感じていない様だった。
(フフフ。排卵周期的にはばっちりね。予定通り、いますぐに<お仕事>いれなきゃ)
「ありがとう。じゃあ、早速で悪いんだけど、カメラテストしたいから車で移動しましょうか」
静かに会計をすませ、喫茶店を出ていく美女と女子高生の姿に不審を抱くものなど誰もいない。
これが地獄への片道切符であるなどとは、当の本人の麻奈実ですら気付いていなかった。
138おにたけ:2011/03/31(木) 22:18:44.97 ID:qMmdp5N/
二人が軽い世間話をしながら到着したのは、薄暗い闇を蛍光灯が灯す地下駐車場だった。
真紀が運転する車が停まったとき、麻奈実はこの場所が何処だかよくわからなかった。
「あ、あのぅ。ここは…」
「普段は事務所でカメリハやるんだけど、あいにく塞がっててね。ホテルの一室を借りたの」
申し訳なさそうに釈明する真紀に案内され、地下駐車場から部屋の中に入ったとき、麻奈実は少し驚いた表情を見せた。
ピンク色の壁紙、カラオケの機械、キングサイズの大きなダブルベッド、ガラス張りのバスルーム。
それはシティーホテルを予想していた麻奈実のイメージとは大きくかけ離れたものだった。
「あ、あの。このホテルは…」
「ごめんなさい。どこも満室で、ここしかなかったの。さすがに分かるわよね――ラブホテルって」
「は、はじめて来たので、そ、そのちょっと驚きました」
女子高生らしいウブな反応を示す麻奈実を見て、目黒真紀は相好を崩した。
「じゃあ、形式だけなんだけど何枚か撮るね。制服のままでいいから」
真紀はバッグから取り出したデジカメで麻奈実の姿を収めていく。
「少し笑って……そう。次はピース……ちょっとおふざけしてジャンプ」
言われるがまま、ぎこちない笑顔やポーズをする麻奈実の姿がメモリに記録されていく。
それは制服姿の女子高生のごく普通の写真であったが、唯一つ尋常でないのは
その写真の背景がラブホテルであることだった。
麻奈実本人は気付いていなかったが、ベッドの上で横たわるその姿とともにコンドームやラブローションなども
一緒に写真に収められている。
もし、この写真を知らない人物が見れば行為の前にラブホテルではしゃぐ女子高生にしか見えないだろう。
「いい<スナップ写真>が撮れたわ。あとでメールで送ってあげるね。きょーちゃんにも見せてあげたら?」
「そそそ…そんなのしませんよ」
顔を赤らめ恥ずかしがる清純な少女の姿は、これで見納めになるかもしれない。
そう思いつつ、真紀は次の行動に出た。
「はい、じゃあ面接とカメリハは終わり。この契約書にサインしてくれるかな?」
真紀に言われるがまま、麻奈実は小さな文字が両面にびっしりと印刷された書面にペンでサインをして拇印を押した。
そこに何が書かれているのか、自分が何を誰と契約したのか、などということは気にも留めていない。
この短い間に、話し上手で美人の真紀と打ち解けた麻奈実は、完全に目黒真紀という女性を信用していた。
微笑みを返す美人スカウト、目黒真紀の眼に暗い陰が宿ることにも麻奈実は気付かない。
139おにたけ:2011/03/31(木) 22:20:21.57 ID:qMmdp5N/
「あ、ごめんなさい。ちょっと電話に出るわね」
契約書を受け取った直後、真紀は着信音が鳴る携帯電話に出て小声で通話し始めた。
『えぇ、そうです。いま終わりました。はい……はい、大丈夫ですよ。今からでも……』
電話を切った目黒真紀は、麻奈実に申し訳なさそうに話し始めた。
「ごめんなさい、麻奈美ちゃん。急で悪いんだけど、今から撮影会に出てくれるかな?」
「え?い、今からですかぁ?」
「そう、ここで。あと10分ぐらいでカメラマンが来るわ」
「こ、こころの準備が……」
「ギャラは倍増しにするから…3時間の契約でおねがい!私を立てると思って。どうしても今って先方が」
頭を下げ、切実に語る真紀の姿を見てしまうと、麻奈実は断りを入れることはできなかった。
「わかりました。あまり遅くならなければは大丈夫です」
その決断が、己の運命を変えるものだとは気づいていない。
そう、これがこの少女の運命なのだろう。

「ありがとう!!すごく助かるわ。で、お願いついでなんだけど…わたし次のスケジュールがあるの……」
麻奈実が真紀から聞いたのは、このまま彼女が麻奈実を置いてホテルから出ていくということだった。
目に見えて不安の表情を浮かべる麻奈実に対して、真紀は話を続ける。
「3人お客さまが来るわ。麻奈実ちゃんが初心者だって話してあるから。で、この封筒も手渡してもらえればOKよ」
「でも、あの…その…」
あたふたと慌てる田村麻奈実を尻目に、真紀は身支度を整えて出立の準備をしている。
「じゃあ、お願いね。ギャラははずむから。なにかあったら携帯に電話を。すぐに駆けつけるから」
目黒真紀は麻奈実に部屋のカードキーと名刺、それにノリで封緘された茶封筒を手渡すと、もう一度深く
謝罪してから、あっという間に部屋を出て行った。
手渡された名刺には、目黒の携帯電話番号が記されている。
あわせて受け取ったなんの変哲もない茶封筒は<お客様各位>と宛名書きがある。
ただ、少し気になるのは、その封筒に書いてある<個人情報在中>という注意書きだった。
呆然と見送った麻奈実は、自分が一人でラブホテルに残された制服姿の女子高生であるということに改めて気付いた。
「ちょ、ちょっとこわいかも…」
その不安は、約10分後に的中することになる。
140おにたけ:2011/03/31(木) 22:21:24.51 ID:qMmdp5N/
電子ロックのドアが外から解錠される音のピーという電子音がラブホテルの部屋の中に響いた。

「よいしょっと、会場に到着。お、モデルさんはもう居るのか…」
掛け声とともにドアを開けて現れたのは、眼鏡をかけた中年の男だった。
一見普通に見えるが、耳に大量のピアスを装着しているのが歳に不相応な感じだ。

「ハァハァ…荷物重いなぁ。モデルさん、こんにちは」
続いて現れたのは、体重100kgはありそうな巨漢
の中年の男。

肩で息をして激しく汗を流しているのが暑苦しい。


「うわ、すげー会場!!ていうか、もうオンナノコ居るし」


三人目の男は、頭髪がバーコード状のスーツ姿の中年男性だった。
話し方に特徴があるというか、声の抑揚や話の内容が異様な感じがした。

三人の「お客様」はあらためて、モデルである田村麻奈実に自己紹介をした。
「高田です。はじめまして」
会釈する眼鏡の中年男。どことなく冷たい印象を田村真奈美は受けた。

「フゥフゥ…馬場です。よろしく。ここ、あっついなぁ…」
相変わらず汗を流している太った男。見ている麻奈実も暑苦しくなってきそうだった。

「新橋だよ。よろしく〜」
頭髪に反比例して異様にテンションの高い3人目の男に、麻奈実は少し身を引いた。
この自己紹介の時点で、麻奈実はある共通点に気付くべきだった。
高田、馬場、新橋……そして目黒真紀。
すべてに共通する山手線の駅名――それは目黒を含む全員が偽名である可能性が高いということだった。
だが、極度に緊張していた麻奈実はそんなことに気を回す余裕もなく聞き流していた。


「こ、こんにちは。た、田村麻奈実です。よろしくお願いします。あの、これを目黒さんが渡すようにと…」

固い面持ちで、麻奈舞は
目黒真紀に頼まれていた茶封筒を眼鏡男の高田に手渡す。
「麻奈実ちゃんか。よろしく」
高田は封筒の中身の書類を確認して、他の二人にも一部づつ手渡す。
そこにはモデル、すなわち麻奈実のプロフィールを記してあるようだった。
「弁展高校二年……制服は本物か」
まるで人形でも見るように眼鏡の奥から冷たい視線を投げかける高田。
「身長160、体重50、84の59の86か。ストライクゾーンど真ん中。フフフ」
スリーサイズまで書いてあるのか、巨躯をゆすってに喜ぶ馬場。
「あ、しってるよ。和菓子の田村屋。ていうか家ちかいじゃんか。」
新橋の奇妙な声を聞いて、麻奈実は背筋が寒くなった。
(もしかして家の住所まで?そんなの聞いてない……)
三人三様の反応を見て、麻奈実は後悔していた。なんとか帰りたいという思いが強くなる。
だが、そんな思いをよそに、三人は様々な機材を準備し始めた。
デジタルカメラやビデオ、三脚やモニター、そしてパソコンまで持参している。
141おにたけ:2011/03/31(木) 22:22:32.18 ID:qMmdp5N/
「では、今から3時間の撮影会開始ね。一応、規約を確認しようか」
「え、えと…規約って……」
高田が冷静な声で暗唱しはじめた。
「その1、モデルならびに撮影者は時間厳守のこと。途中退出、中断は厳禁」
続けて馬場が読み上げる。
「その2、モデルは可能な限り撮影者のポーズや衣装や小道具の指示に従うこと」
最後に新橋もにやけ顔で言い放つ。
「その3、モデルと撮影者は相互に深い親睦を図ること」
彼らが言っていることは、一見普通に聞こえるが、麻奈実は事前に規約があるとは聞いていなかった。
この規約の意味――いや、その解釈が彼女に苛烈な運命をもたらすことになる。

「そういうことなんで、楽しい3時間にしような」
「今日の<一番槍>は俺!!すげー大ヒット」
「ちぇ、JK回の今日に限って三番手とはついてねー!!」
山手線トリオの三人は、意気揚々として、いや目をギラギラと輝かせて麻奈実に視線を注いでいる。
「あ、あの…いちどスカウトの目黒真紀さんに電話を……」
三人の会話に割って入った麻奈実は、鞄の中から自分の携帯電話を取り出した。
その携帯電話をすばやく高田が奪い取る。
「あ、なにを」
「言ったろ。途中で中断はできねーって。もう始まってんだよ」
先ほどまでの冷静な態度は一変し、眼鏡男の言葉尻が乱暴になっている。
「じゃあ、これは一時ぼっしゅー」
新橋が麻奈実の鞄を手にした。
いや、没収と言いながら、すぐに床の上にに鞄の中身をぶちまけ、許可なく検分している。
「あ。ナプキンみーっけ」
出てきたポーチの中をまさぐって生理用品をみせびらかすサラリーマン風中年の新橋。
だが、麻奈実が最も驚いたのは<一番槍>を名乗った馬場の行動だった。
馬場はすでにズボンと下着を脱ぎ去り、下半身が丸裸になっていた。
毛深い足、突き出たメタボ腹、そして異様に濃い無駄毛が醜い。
そして、その馬場の中央にある<突起物>が、嫌がおうにも麻奈実の目に飛び込んでくる。
「きゃぁっ!!」
絶叫し思わず目を覆う麻奈実をものともせず、巨漢の馬場はお姫様だっこで麻奈実を
ベッドの上に持ち運びあおむけに寝かせた。
いや、その行動に対する麻奈実の受け止め方は違った<デブの中年男に押し倒された>のだ。
「グフフ。じゃあ、コスチュームの指示ね。まず下着になってもらうよ」
飽くまで撮影会の体裁に乗っ取ろうとする馬場だったが、麻奈実はそれどころではない。
100Kg近い体重の馬場にのしかかられ、左右の腕には高田と新橋ががっちり押さえている。
142おにたけ:2011/03/31(木) 22:23:39.90 ID:qMmdp5N/
「いやあっ!!誰かたすけて!!」
少女がいくら叫んでもラブホテルの防音の前には無力だった。
あっという間にブラウスは取り去られ、白い肌と白いブラジャーが露わにされる。
<コスチューム指示>と称して制服のスカートも乱暴にめくられる。
「お、やっぱ白か。下も白だし。地味なJKだなー」
馬場の感想の通り、人に見られることなど意識していない普段着用の普通の下着だった。
高田はハンディカムで、新橋は一眼で、その姿をとらえている。
それにベッドの周囲に乱立した三脚の上のビデオカメラがあますところなく麻奈実の肌を記録していた。
「じゃあ、次は芸術的にヌード撮影いってみよう」
下着撮影ですら許した覚えのない麻奈実にとって、その言葉は恐怖そのものだった。
その上、馬場の右手にはナイフが握られている。
「や、やめて…」
<撮影会モデル>が絞り出す悲鳴など意に介さず、馬場はナイフでブラとパンティを切り裂きむしりとる。
「キター。麻奈美ちゃんのマン毛丸見え〜」
狂喜、いや狂気の奇声をあげる新橋と、黙々と撮影を続ける高田が対照的だ。
馬場の陰毛にくらべて、はるかに控えめで薄い麻奈実の陰毛が三人の中年男にさらされる。
「ていうか、ピンクの乳首も最高。グフフ」
桜色の乳首に、上から見下ろす馬場の涎が垂れて濡れ光る。
そのおぞましい感触と、裸体を晒したうえに撮影されているという羞恥から麻奈実は小刻みに震えている。
だが、これで撮影会が終わりになるはずがなかった。いや、まだ始まって3分も経っていない。
「よーし。じゃあ規約どおり<親睦を深めよう>」
調子に乗った馬場は、自らの股間に手をあてがい、分泌液が濡れ光る亀頭を麻奈実の秘裂に押し当てた。
「ちょっ…そ、そこは!いやぁっ!!」
絶叫するのも当然だった。麻奈実にとって最も大事なもののひとつが奪われようとしているのだから。
「大丈夫、大丈夫。さきっちょだけだから。さきっちょだけ」
まるで本番をいやがる風俗嬢を相手にしているような感じの馬場は、にやにやと笑いながら
腰を小刻みに動かして亀頭をなすりつけている。

「それに親睦を深めてるだけなのに。まるでレイプみたいじゃないか」
押し倒した体勢で徐々に腰を沈めながら、うそぶく馬場。
「そうだな、笑顔が欲しいな。絵的にさ」
眼鏡をぎらつかせ、注文を出す高田。
「記念に麻奈実の携帯でも撮ってアゲル」
相変わらず声が不気味な新橋。
143おにたけ:2011/03/31(木) 22:24:43.11 ID:qMmdp5N/
「じゃあ、<ポーズ>指示ね。笑ってピースしてよ」
馬場は亀頭の先端を今にも押し込みそうな体勢で指示を出した。
「そ、そんな…いや……」
「オラ!!指示に従え」
高田が見た目とは裏腹に乱暴な物言いで恫喝しはじめた。
「はやく従わないと、俺このポーズ維持できないよ?なんか腰が勝手にさ…」
脂汗を流して腰を入れてくる馬場。亀頭の先端は麻奈実の陰唇に沈む寸前だ。
「ほら、初エッ…じゃねーや初撮影会の記念だヨ。写メ素材を撮ってあげるから!!」
頼みもしないのに、新橋は麻奈実の携帯電話で挿入寸前の裸身を撮っている。
「ハハハ!!はやくピースしないと、馬場ちゃんハメちゃうよ?ハメ写メになっちゃうよ」
「ハァハァ。もう…我慢できない」
「ホラ。はやくポーズとれや!!」
混乱の極みに達した麻奈実は、言われるがままピースのポーズをとる。
「あ、あの…どうか入れないで…」
「はやく笑えっつてんだろ」
麻奈実を追いこむのは、新橋の嘲笑や高田の恫喝だけではない。
馬場の腰の動きが切羽つまったオスのそれになってきている。
(笑顔のポーズをとれば大丈夫なの?まさか本当に入れないよね?)
意を決した麻奈実は恐怖と羞恥に震えながら、ひきつったような固い笑顔を浮かべた。

「よーし、いい画が撮れたぞ。まだまだ時間はたっぷりある」
「ウハ、この写メ素材、新品最後の写真かもよ」
囃したてる二人の外野の声を受けて、馬場は鼻息を荒くして一方的に言い放った。
「その笑顔。もうOKだよね?もう和姦だよね?もっと<深く>親睦しよう!!」
そして、先っちょだけという宣言など無かったかのように、馬場は腰を一気に入れた。

「ぎっ?いっ!!いったぃ!!いやぁっ!!」
カウパー粘膜まみれのそれが、麻奈実の柔壁を割り裂いて押し入った。
「お、きっつ。生JK最高!!」
ゴムを間に挟んでいない、肉と肉が直接触れ合う快感に馬場は狂喜した。
麻奈実の太ももを抱え上げ、正常位の体勢でメタボ腹を密着させ、激しく腰を打ち付ける。
144おにたけ:2011/03/31(木) 22:25:48.10 ID:qMmdp5N/
試験休み明けの真昼間に、堂々とラブホテルに連れ込まれて純潔を奪われるなどとは
麻奈実にとってはまさに悪夢のような――そう白昼夢のような出来事だった。
「いやぁっ!!誰か、誰かたすけて!!きょーちゃん!!きょーちゃん!!」
無意識に幼なじみの名前を連呼する麻奈実を、カメラは冷徹に記録していく。
「ハァハァ。きょーちゃんって彼氏か?悪いね、きょーちゃん。お先に食っちまってさ」

「いやぁ!抜いて、もうゆるしてぇっ!!」
痛みと恐怖で絶叫しても、馬場の腰の動きは止まらない。いやむしろ激しさを増しつつある。
「フゥフゥ…すげー気持ちいい。そうだ、キスシーンも撮らなきゃな」
馬場は宣言するや否や、カサカサに乾燥した唇を麻奈実の艶やかな唇に重ね合わせた。
「むっ!!ぐむむっ!!」
逃げる間もなく髪をつかまれ、顎を押さえられた麻奈実は、誰にも許したことのない唇を奪われた。
正常位で交わりながら、唇を重ね合うその姿は、愛し合う二人にこそふさわしい体位なのだが
真面目そうな女子高生と、ぶくぶく太った中年男がカメラに囲まれて交わる姿は、あまりにも異様だった。
(やだっこのおじさん舌を…やだぁっ!!)
唇を割り裂いて、馬場の舌が麻奈実の口内へと侵入する。
顎をつかまれては噛むこともままならず、あろうことかジュルジュルと耳触りな音を立てて唾液まで流し込んでいる。
甘い思い出になるはずの初めての口づけが、中年男とのディープキスとは、麻奈実にとって残酷な運命だった。
大量に流し込まれる唾液にカレーやラーメンの匂いが混じっているのも麻奈実の思い出を穢す要素だ。
(やだ、きたない!!おじさんのつばが…それにくさい!)
麻奈実の瞳から自然と涙があふれ、同時に口元からは中年男の唾液が涎となってあふれ出す。
<キスシーン>、すなわち少女の涙と、馬場が注ぎん溢れ出した泡だらけの唾液が
枕元を濡らしている姿を、ハイビジョンカメラが余すところなく記録していく。
(もうゆるして、もうやめて!!こんなキスはいやぁ)

麻奈実は唇を塞がれ絶叫することすらゆるされず、馬場に奪われたファーストキスの苦しみを味わっていた。
唇に注意を奪われていた麻奈実だったが、下半身の激痛が次第に増していることにも気付いた。
ギシギシとベッドが巨体の動きに合わせて軋む音が大きく、速くなっている。
そう、馬場のピストン運動が速く、激しくなっているのだ。
そして麻奈実の唇が唐突に解放された。
永遠に続くかとも思えた汚物に等しい唾液の交換行為を終えたと同時に、馬場は麻奈実の耳元でささやいた。
「もう出すよ。ハァハァ。このまま出すよ。ハァハァ…いいよね?麻奈実。いいよね!!いくよ!!」
まるで愛しい人にささやく言葉のように耳元で宣言した馬場は、巨体の下敷きになっている少女の返事も待たずに
胎内へと己の欲望の塊を放った。
あっという間の出来事だった。大量の液体が麻奈実の中に注ぎ込まれ、その瞬間をカメラがとらえていた。
「え?え?まさか…うそ、やだ!!やぁっ!!」
絶叫する麻奈実をよそに、満足したメタボ男はようやくベッドから下りた。
145おにたけ:2011/03/31(木) 22:26:53.97 ID:qMmdp5N/
ようやく自由になった麻奈実は、ベッドの上でしばらく呆けていた。
「フゥフゥ…この子いいモノ持ってるよ。たまにこういう真面目っ娘の初物とやれるのが、この会のいいところだよ」
「お前はいつも出しすぎなんだよ。みろよザーメン漏れてんじゃねーか。二番手のことも考えろ」
「ウヒャ。新品終了。中古品からいっぱい血が出たよ〜」
三人の男たちが思い思いの感想を漏らしながらカメラのフラッシュを焚いている。
(逃げなきゃ…)
ゆっくりと起き上った麻奈実の視界に入る血で染まったシーツが、現実をつきつけた。
鼻息の荒いこの汗だくのメタボ中年が、自分の初めての相手だとは思いたくなかった。
それも、この醜いデブ男の体液が許しも得ずに自分の胎内に放たれたという事実。

そして、今も静かに動作している無数のカメラがベッドの上の麻奈実の姿をとらえている。
押し倒され、脱がされ、あげくにピースサインで笑みを浮かべる姿も…
馬場がどす黒い怒張を沈めて醜い太った身体で交わる姿も…
いきなり唇を奪われ、涎を垂らして泣いたファーストキスの姿も…
いまこうして、股間のシーツを穢す破瓜の血と男の精液を垂らす姿も…
麻奈実の初体験の一部始終が3人の男が持ち込んだ機材にすべて記録された。

(とにかくはやくにげなきゃ)
ドアに向かって駆け出そうとした麻奈実の手首に、冷たいものが触れた。
「おい、次があるっていったろ。それにまだ3時間経ってねぇ」
カチャリという音と共に、麻奈実の両手首に金属の感触が伝わってくる。
後ろ手の体勢にされた両腕には金属製の手錠が光っていた。

「あのデブと違って、俺の<ポーズオーダー>は少々酷だぜ」
ニヤリとほくそ笑むピアス男の姿に、麻奈実は絶望した。
「衣装も小道具もいっぱいあるしな」
手にした麻縄のロープ、男の持ち込んだ鞄から見え隠れする蝋燭や無数の拘束具。
それが男のいう<衣装や小道具>であることは容易に想像できる。
「たすけて、もうゆるして」
処女を奪われた直後の女子高生の哀願は、このSM男にとっては火に油だった。
「いい声で泣いてくれよ」
ピアス男の微笑みが、麻奈実には悪魔の笑みように思えた。

「ていうか、俺もわすれんなよナ。いっぱい食わせてやっから」
相変わらず奇妙なイントネーションの新橋の手には不気味に光る注射器が握られていた。
その手が微かに震えているのと、静脈付近に無数に浮いている黒いアザは
いったい何なのか――麻奈実は目をそらし嫌な考えを振り払おうとした。
「おねがい…もういや。きょーちゃん。たすけて…」
地味で普通の女子高生、田村麻奈実の第一回個人撮影会は、まだまだ終わりそうになかった。
<続くかもしれない>
146おにたけ:2011/03/31(木) 22:27:57.35 ID:qMmdp5N/
以上です。
続きはあまり期待しないほうがいいかもしれません。
ではでは。
147名無しさん@ピンキー:2011/04/01(金) 11:06:16.83 ID:Z/uh5+hL
期待せざるおえない
148名無しさん@ピンキー:2011/04/01(金) 14:36:02.95 ID:afd5j3Jp
もちろん全力で期待
149 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/04/03(日) 17:42:40.58 ID:lf8G216J
期待
150おにたけ:2011/04/06(水) 21:54:48.67 ID:T77gG39Z
ご期待に添えるかどうか微妙ですが、またしても勢いで続きを書きました。
それでは、お気に召せば幸いです。
151おにたけ:2011/04/06(水) 21:55:25.57 ID:T77gG39Z
『私のモデルデビューがこんなにくぁwせdrftgyふじこlp』

「ひっ…やっ、やだぁっ!!」
少女の悲鳴が室内にこだまする。
今まで幾度となく繰り返された悲鳴だったが、その悲鳴をまともに聞いている人間は少女の周囲には存在しなかった。
昼下がりのラブホテルの一室に存在するのは、床に散らばった女子高生の制服と引き裂かれた下着。
無数に設置されたビデオカメラやデジタルカメラ、そして少女を取り囲む三人の中年男。
個人撮影会といえば聞こえはいいが、その実態は単なる援助交際――いや、ハメ撮りの舞台といえた。

手錠で後ろ手に戒められてベッドの上に転がされた田村麻奈実は大粒の涙を流していた。
つい先ほどまで男を知らぬ無垢な体だったその裸身は、麻縄を縦横無尽に巻きつけられていた。
縄で絞り出された白い乳房、結び目が無数に作られた股縄が麻奈実の羞恥心を昂ぶらせている。
「撮影会用の衣装はどうだ?気に入ったか?」
高田と名乗った眼鏡の男が、麻奈実の羞恥心を煽りたてる。
いわゆる亀甲縛りで<ドレスアップ>された麻奈実の姿をカメラが余すところなく記録している。
だが、もっとも麻奈実を辱めていたのは、高田が強要したポーズだった。
脚をあぐらの様に組ませ、その足首を縄で結びつけ、ベッドの上にうつ伏せに転がされているのだ。
座禅転がしという言葉を麻奈実は知る由もなかったが、突き上げられた尻が幾度となく焚かれる
カメラのフラッシュを受けて白く輝いている。

只でさえ恥ずかしい緊縛姿だったが、それ以上に悩ましいのが、股間の股縄に垂らされた得体のしれない液体だった。
ちょうどクリトリスと肛門の位置に作られた縄の結び目にまぶされたその液体が、得も言われぬ痒さを催すのだ。
「おいおい、自家発電してんじゃネーか。ハハハ」
奇怪な発音で揶揄をあびせる新橋という頭髪の薄い男。
だが、新橋の言うとおり、麻奈実は自分で自分の身体を抑制できないでいた。
(かゆい…あそこが……やだ…はずかしい)
陰核と肛門を絶えず襲う猛烈な痒みが、麻奈実を懊悩させる。
どうしてもモゾモゾと腰を動かし、縄目を擦りつけて痒みを解消しようとしてしまう。
いや、痒みだけではない。腰を動かし、股縄を前後にずらすことで得られる快感が麻奈実を肉の虜にしていた。
「ん…んんぅっ」
唇を固く結んでこらえていても、身体のうずきは抑えられなかった。
「ずいぶん励んでるな。<繭>も使うか?」
高田は鞄から取り出した二つの器具を麻奈実のふたつの穴それぞれにねじ込んだ。
「ひっ!なにを……いっ?ひぃっ!!んんんぅっ!!」
背後で股縄がずらされ、異物が挿入される恐怖に震えた麻奈実だったが、すぐに恐怖は快感へと変化した。
「ほれ、ローター電源ON!」
繭すなわちピンクローター内モーターがフル稼働する。
柔壁をはさんで膣内と直腸で転がり暴れる<繭>が掻痒剤や股縄の刺激と相まって麻奈実を襲う。
「んんんっ!!んぅんぅぅぅっ!!」
それでも唇を噛んで必死にこらえる麻奈実だったが、新橋や馬場はそれを見て爆笑していた。
「おいおい、あんまり腰振ると、俺の子種汁がもれるぞ」
「ギャハハ。これじゃ麻奈実じゃなくて<繭実>ちゃんじゃね?」
152おにたけ:2011/04/06(水) 21:55:58.92 ID:T77gG39Z
掻痒剤とピンクローターに踊らされ、腰振りダンスポーズを余儀なくされている麻奈実に対して高田はひとつの選択を迫った。
「どっちがいい?選ばせてやるぞ」
眼鏡をかけた男――自称高田が両手に持っているのは巨大な注射器のようなものだった。
右手のシリンジには赤い液体が、左手のそれには黒い液体が詰まっている。
それが浣腸器であると認識できない麻奈実は、男の言っている意味がわからなかった。

「初心者モデルのお前に説明してやろう。赤いのはタバスコブレンド、黒いのは黒酢とコーラのブレンド」
それでも麻奈実はその言葉の意味を図りかねている。
そもそも、シリンジが巨大な浣腸器であると認識できない麻奈実には、赤と黒の液体が○○ブレンドの
グリセリン溶液だと連想できるはずもない。

「え?あの…そ、それよりも…中のを止めてくださ…いひぃっ」
痒さと振動でガクガクと震えながらの麻奈実の哀願は、サディストの怒りを買うだけだった。
「ちっ!!折角選ばせてやるといってるのに。頭の悪いゆとりJKには両方入れる必要がありそうだな」
「まずは炭酸黒酢からだ」
股縄をずらした高田は、泡立つ黒い液体が詰まった浣腸液を、ローターが挿入されたままの肛門へ一気に流し込む。
「ひっ!!なっ?やぁっ!!」
男の目的がセックスだけであると思い込んでいた麻奈実にとって、肛門を責め立てる行為の意味が理解できなかった。
ごく普通のセックスを強要したメタボ腹中年の馬場と違い、この高田は麻奈実を苛むことが目的なのだ。
そんなことが全く理解できない麻奈実は、必死に懇願を繰り返す。
「ひぃっ。つめたい…こわいっ。やめてぇっ」
「こっちはホットだぜ」
赤い液体――タバスコで染まったグリセリン溶液は、人肌程度に温められていた。
「ぐっ!!あっ!あつい!!やめてぇっ!!」
麻奈実が絶叫するほどの高温ではないのだが、直前に冷たい炭酸を注がれていた直腸の内部は
人肌程度の辛子溶液でも、猛烈な刺激をもたらした。
麻奈実の腸壁をグリセリンとタバスコと酢が刺激し、炭酸のガスがどんどん腸内で体積を増し膨れていく。
異様な液体を腸内に注ぎ込まれた麻奈実は、恐れと痛みでベッドの上でのたうち始めた。
「い、いたいっ!!こわいよ…なにいれたの?やだよう、だれか、だれかたすけてよぅ」
だが、座禅転がしの体勢では、せいぜい腰を前後左右に振る程度しかできない。
それは女子高生がベッドの上で行う淫靡かつ滑稽なダンスだった。

「高田さん、初心者にはちょっと多すぎんじゃね?つーか、一種の健康法?」
麻奈実の哀願を無視して、煙草を吹かしながら、ヤジを飛ばす馬場。
「まなみチャン踊りすぎ。つーかさ、あとでオレがハメるんだから、ベッド汚さないでクレよ」
新橋は麻奈実を指をさし、ゲラゲラ笑いながら腰踊りをハイビジョン撮影している。
153おにたけ:2011/04/06(水) 21:56:33.62 ID:T77gG39Z
(やだ、おなかが痛い……もしかして、さっきのは浣腸液?)
腹部がゴロゴロと音を立て、刺すような痛みが波状に訪れては引くその様子から
下痢に似た排泄が近付いていることを麻奈実はようやく悟った。
下痢便がもたらす痛みもさることながら、それ以上に腹の中がガスで膨れていて、今にもおならが出そうになる。
麻奈実は脂汗を垂らしながらも、なんとか腹部と括約筋に全身全霊を傾けて押さえこんでいる状態だ。
「あ、あの…おねがい…トイレに……トイレに連れて行ってください」
頬を染めながら、か細い声で麻奈実は高田に懇願しはじめた。
「あぁ?意味がわかんね。今、俺のシーン指定で撮影中なんだけど」
「ど、どうかお願いします。おトイレに……ほんとうにおねがいします」
涙を目に浮かべて哀願する麻奈実の姿をみて、ニヤリと笑った高田が言い放った。
「じゃあ、まず<懇親>を深めようぜ。脚だけ解いてやる」
座禅のあぐらの形に縛られていた足首の戒めが解かれ、そしてクリトリスと肛門を苛んでいた股縄も外された。
膣内に入れられたローターが引き抜かれた時、その濡れっぷりが3人の笑いを誘う。

この隙に、麻奈実は逃げ出したかったが、後ろ手の手錠に繋がれたロープを握られていては、すぐに捕まってしまうだろう。
「自分で入れろよ。俺がイクまでトイレに行かせねぇぞ」
高田はベッドの上で天井を向いてあおむけに寝転がり、麻奈実を誘っている。
腹部が再びゴロゴロと鳴る。このままでは排泄の我慢の限界はすぐに訪れるだろう。
「女性上位でハメろ。お前が腰振って、俺をイカせてみろ」
麻奈実に選択肢はなかった。

だが、高田の下半身に屹立したものを見て、麻奈実は短い悲鳴をあげた。
高田ご自慢の竿には粒状の無数の隆起が存在した。
それは、いわゆる<真珠>を埋め込んであるペニスだった。
これが女性に快感をもたらすことはあまりなく、むしろ苦痛を呼び起こすことが多い。
だが、生粋のサディストの高田にとっては、むしろそれが狙いであり、真珠がもたらす嗜虐が目的なのだ。
「はやくハメろよ。自分でな」

意を決した麻奈実は、自ら高田の上にまたがり、腰を沈めて男の竿を受け入れる。
「いっ!!あ、あぁっ…」
先ほど破瓜を迎えたばかりの陰裂は、ヌルリと高田の真珠入り分身を受け入れた。
麻奈実が思っていたほど痛くなかったのは、媚薬の掻痒剤と股縄をつけた<ダンス>で慰めた結果の賜物だった。
媚薬と便意が麻奈実に一種異様な快感をもたらしている。
だが、それ以上に被虐の快楽つまりマゾ性があることに麻奈実自身は気づいていなかった。
(やだ、わたしおかしい。きょーちゃん。わたしどうなってるの?)
グロテスクな真珠入りのペニスに貫かれているというのに、その結合部からは粘液が奏でる<ピチャピチャ>という音まで聞こえる。
「おいおい、お前二回目で濡れ濡れかよ。ビッチじゃねーか」
男が無理やり塗り込んだ媚薬で精神を乱された麻奈実は、必死に自らを抑制しようとしていたが、どうしても声が漏れる。
「んぅ…んんんっ!!」
高田が嘲笑うその声も、麻奈実が漏らすせつない吐息も、すべてが録画されていく。
そして、なによりも自分で腰を上下に動かして、男の射精を促さなければならないという屈辱。
154おにたけ:2011/04/06(水) 21:57:06.75 ID:T77gG39Z
「ほら、速く腰振れよ。俺が中に出す前にヒリ出すんじゃねーぞ」
後ろ手に縛られ、中腰で腰を沈める麻奈実に対して、高田は罵声を浴びせる。
そして、高田の両手が無防備な麻奈実の乳首を襲う。
淫猥なクスリの効果で微かに固くなった乳首を指でつまんだサディストは、そのまま指の腹で押しつぶす。
「いっ、いやっ!!いたいっ」
「お、少し締まったぞ。その調子でケツ振れよ」
男の上で腰を動かすという恥ずかしさよりも、媚薬の心地よさと、切羽詰まってきた排泄刺激が麻奈実を大胆にしていく。
「あ、あっ…はやく。おねがい…もうわたし……」
「んん?早く出せってか?どんなビッチJKだよ。さっきまで処女だったくせによ」
浴びせられる嘲笑も、今の麻奈実には届いていない。
(あぁ、はやく終わって……はやく満足してよ)
自らの痴態を見るまいと瞳を閉じて、男の腹上で必死に腰をグラインドさせ喘ぐ女子高生の映像は
知らない者が見れば、援助交際のハメ撮りと言っても通じるだろう。
いや、事情をしらなければ、そうとしか思えない。幼なじみが見ても、同意の上のハメ撮りと思うかもしれない。
だが、目を閉じて現実を見るないようにとしていた麻奈実の抵抗も、すぐに破られた。
乳首を摘む高田の指の力が強くなり、強く引っ張られたのだ。
「いっ!!いたい!!やめてぇっ」
目を開けて自分の乳房を見下ろした麻奈実は、そこであり得ない光景を見た。
高田が右手で麻奈実の左乳首を引き延ばし、左手に握った長大な針のようなモノを刺す寸前の光景だったのだ。

「や、やだぁっ!!や、やめて…なに…なにをして……ぎゃあぁっ!!」
高田の手によって、針が乳首をたやすく貫いた。
「小道具の<アクセサリー>をつけてやるんだ。穴あけは無料だから安心しろ」
針のような器具はピアス穿孔用のものだった。
だがそれは普通のものより長大で、しかも消毒は高田が唾液で舐めとっただけ…というひどい代物だった。
「やめてぇっ、わたしのおっぱいが…やだぁっ!!」
麻奈実が泣き乞うても、高田は容赦しなかった。
乳首をつまみ上げられ、下腹部を真珠のイボだらけのペニスで貫かれた状態では逃げることもかなわない。
穿孔された乳首から流れ出る血が、白いふくらみに赤い筋を作る。

「さすが、いまどきのJK。ニプルピアスOKなんて進んでるなぁ」
馬場が関心したかのように言っているが、そもそも麻奈実はピアスに興味はないし許可した覚えなどない。
「痛いか?我慢しろ針を抜いて、すぐつけてやっから」
その言葉通り、高田は穿孔針を抜いて、有無を言わせずクローム色のピアスで麻奈実の乳首を貫いた。
そして、ペンチの様な工具でそれを挟んで何かを捻じり潰して圧着した。

「まぁ、一生取れないもんじゃねぇから安心しな。自分で外すのは無理だろうがな」
麻奈実の乳首に取り付けられた金属製の<アクセサリー>の形状が、麻奈実の気持ちをさらに沈めた。
恐怖と混乱に陥った麻奈実が暴れるたびに乳首のピアスが鈍く光る。
「ぎゃはは。ペアルックじゃねーか。高田と麻奈実ちゃん」
新橋の爆笑が部屋にこだまする。
彼が言うとおり、ピアス狂の高田の乳首にぶら下がっているコンドーム型のピアスと同じ形のものが麻奈実の薄桃色の乳首にも装着されていた。
高田と麻奈実の乳首に共通の<アクセサリー>がそろったことになる。
ただ少し違うのは、麻奈実のクローム製コンドーム型ピアスの先端は破けているようなデザインだということだった。
その避妊を否定するようなデザインが淫猥で下品だ。麻奈実の真面目そうなルックスにアクセントを与えている。
155おにたけ:2011/04/06(水) 21:57:37.93 ID:T77gG39Z
(やだ……こんなのいやだ…)
声すら出ない絶望が麻奈実を深い暗闇に沈めていく。
「特製ピアスだ。こんど彼氏に自慢しな。ていうか、お前もうそろそろ出そうじゃねぇか?さっきから、すげーくせえんだけど」
高田の指摘どおり、部屋の中には麻奈実の腸内から漏れでたガス――つまり透かしっ屁が淀み臭い始めていた。
「もう、まにあわねぇな。おい、馬場ちゃんよ。コイツの通学バッグで受け止めてやれや」
「え、マジ?まぁ、ベッド汚されちゃかなわんし。手伝ってやるか」
「そう…まず、そいつのブラウスを尻の下に敷いて……それからバッグを開いてその中に出させりゃいい」
高田の細かい指示で、麻奈実のブラウスが尻の下に広げられ、その上にチャックを開いた通学バッグが置かれた。
「え?だめ!おトイレに…おねがい!!」
我慢の限界が来ているのは事実だが、この男と交わったまま排泄するなど麻奈実には考えられない行為だった。
戸惑う麻奈実の髪を高田は鷲掴みにして、女性上位の体位のまま上半身を密着させる。
高田の乳首のピアスと、麻奈実の乳首に填められたピアスが触れ合い、チャラチャラと安っぽい音を立てる。
そして、そのまま唇を奪われ激しくキスを強要される。
上半身を折り曲げることで若干浮かんだ尻の割れ目に、馬場は麻奈実の通学バッグの口を開けをあてがう。
「準備オーケー。出してもいいよ〜」
馬場の掛け声とともに、高田は下から腰を浮かせて、亀頭で麻奈実の子宮頸部を突き上げた。
「むっ!!うむむむっ!!」
高田が髪を鷲掴みにして強制するキスが麻奈実から悲鳴と絶叫の自由すら奪う。
そして、麻奈実の排泄と、高田の膣内射精がほぼ同時に始まった。

まず大きな放屁音が部屋に響いた。
「うっは。くせー。つうか屁出しすぎ。オーディオレベル振り切れっぞ」
新橋や馬場が罵声を散々浴びせるが、麻奈実はどうやっても排泄を止めることはできなかった。
続いて、バッグの中に飛び出したのは、入れっぱなしにされていたピンクローターだった。
まるで卵を産むように排泄されたそれは、バッグの中でモーターの振動音をうならせている。
そして、最後に大量の下痢便とタバスコやコーラが混じった赤黒い浣腸液が放出された。
女子高生らしい可愛いクマのアクセサリーがついたバッグの中に、持ち主である麻奈実の糞便が吐き出される。
通学バッグの中に入れられたままだった麻奈実の文房具やノートはすべて糞便まみれになっていく。

図書館でこっそり借りた読みかけの恋愛小説。幼なじみの高坂京介と一緒に図書館で勉強したノート。
小学生のころから大事に使ってきた文房具。友人や京介と撮ったプリクラ写真。
それらのすべてが自らヒリ出した排泄物で穢され、失われていく。
(やだ、やだぁ止まって、とまってよ…)
永遠に続くかと思われた激しい糞便の放出が止まったのは、完全に高田が膣内に射精をし終えてからだった。
「あ、あぁ…やだ…どうして……わたしの…わたしが…そんな」

女子高生らしい品物と思い出が詰まっていたバッグは、もはや単なる汚物入れと化した。
そして、その下痢便の代わりとばかりに麻奈実の胎内放出された高田の精液は
徐々に少女の子宮を穢し、新たな生命を育む可能性を高めつつある。
「和菓子の田村屋のの看板娘のケツから、くっさいアンコがでてきたよーん。」
呆然とする麻奈実をよそに、新橋は爆笑しながら麻奈実のバッグの中身をアップで撮影している。
156おにたけ:2011/04/06(水) 21:58:26.58 ID:T77gG39Z
強制されていたキスから解放され、カメラや男たちの前で脱糞し、絶望に暮れる麻奈実に対して
ギャラリーと化してヤジを飛ばしていた馬場が問いかける。
「オーイ。このクソまみれのピンクローターどうする?」
「いらねーよ。麻奈実、お前にやるからカバンごと持って帰れよな。自分ちで使っていいぞ」
はき捨てるように言う高田の言葉が麻奈実を打ちのめす。
下痢便を放つ尻の下敷きにされていた麻奈実の白いブラウスも、所々に茶色い染みが浮き、異臭を放っている。
「それ、くせぇから、ベランダに出しとけ」
ラブホテル備え付けのポリ袋に包まれた麻奈実のブラウスとバッグはごみ同然の扱いでベランダに放り出された。

「まぁ、スッキリしただろ?ピアス代はいらねぇから」
破れたコンドームという下品なデザインのピアスを小道具と称して乳首にはめ込んだ男はニヤついている。
「このピアス、こんな使い方もできるんだぜ?マゾ実にはぴったりの<アイテム>になるぜ」
高田の手に握られていたのは釣り糸だった。
半ば放心状態の麻奈実の乳房をサディストらしい荒っぽい手つきでわしづかみにすると、釣り糸を麻奈実のピアスに結びつけた。
男の手が動いたとき、麻奈実は激痛から身をのけぞらせた。
「ひぃっ!!いたいっ!!」
穿孔されたばかりのピアス穴を引っ張られた痛みで、麻奈実は目をむいてあえいでいる。
「な、いい表情出せるだろ?モデルのマストアイテムになるぜ」
「ほんとうに痛いんです……どうかゆるし……ひぃっ!!」
涙を流し、痛みを訴えてもサディストの高田に通じるはずもなく、むしろ「良い画が撮れた」と糸を強く引き絞られた。
再び出血した乳首のピアス穴から流れる血を舐めとられ、もう一方の乳首も強く指の腹で握りつぶされる。
「やめてぇっ、もぅやめて、もうお家に帰る、もうやだぁ」
「真面目に仕事しろ。まだ俺のターンだぜ」
「もうゆるして……真紀さんに電話させてよ……おねがい」
大粒の涙を流し、必死に訴える麻奈実を見て、高田はなにやらほくそ笑んだ。
「電話したいのならさせてやってもいいが、3分だけだぜ。あと、俺のモデルポーズ指示に従えばの話だ。」
「ポーズって……」
不安で表情を曇らせる麻奈実に対して高田は畳みかけていく。
「撮影中に私用電話を許すんだぜ?いいから言うことを聞けよ。まず手錠を外してやるよ。」
後ろ手に拘束されていた両手が自由になった麻奈実だったが、高田は容赦なく次の指示を出す。
「四つん這いのポーズになれ。そうすれば、これを渡してやるよ」
麻奈実の携帯電話を右手に持ってちらつかせながら、言い放つ。
カメラや男たちの視線に晒されながら、全裸で犬のように四つん這いになるのは屈辱の極みだったが
今はこの男に従うしか手がない麻奈実は、顔を赤らめながらベッドの上で四つ足ポーズをとり、腰を掲げた。
157おにたけ:2011/04/06(水) 21:58:59.34 ID:T77gG39Z
「じっとしてろよ……俺とツーショットの構図を作るからな……」
麻奈実の腰を両手で掴んだ高田が次にとった行動に麻奈実は悲鳴で応えた。
「ぎぃっ!!そ、そこは……い…た…やだぁっ」
先ほど大量の薬液を注入され洗浄されたばかりの直腸に侵入してきたモノ――高田の真珠入り男根が麻奈実の悲鳴の原因だった。
「いつもモデルの尻処女は俺がもらうのが定番だ。ほれ電話してもいいぞ」
高田は少女の手元に携帯電話を投げた。
犬の交尾のように繋がったままの体勢でなんとか自分の携帯を手にした麻奈実は、排泄器官に激痛を感じながらも
電話をかけようと操作しはじめた。
「あ゛あ゛…や、やめ…いっ…」
ボタンを押すたびに高田が強く腰を入れるために、電話帳のリストを見るのもままならない。
「ほれほれ、がんばれ麻奈実。間違い電話すんなよ?ハハハ」
高田の嘲笑と、激痛と直腸を擦り上げる突起物の異様な感覚に悩まされながら、ようやく目的の目黒真紀の電話に発信したときに
麻奈実は背後から投げかけられた言葉を聞いた。

「そろそろ別の画も撮るか。ちょっと撮影用の小道具を使うからな」
掛け声と共に、まさしく犬のように背後からのしかかった高田は、麻奈実の唇を指でこじ開けてプラスチック製のボールの
ような器具をねじ込んだ。
「あ゛ぐっ!!むむ!!ぐぐぐ…」
麻奈実は両手を使って、その小道具――いや猿轡を外そうともがいたが、ベルトで固定されてしまった後では自力でそれを
外すことは困難だった。

『もしもし?麻奈実ちゃん?もしもし?』
高田に尻穴を穢されることと引き換えに、ようやくつながった電話だったが、口を塞がれていては麻奈実にはどうすることもできない。
「お?繋がったか。今から3分な」
わざとらしいセリフを吐きながら、腰を使う高田の声には嘲りが混じっている。
「むぅ!!ぐぐぐ…ふぅふぅ!!あ゛ぐ」
何かを必死に電話に向かって呻く麻奈実だったが、電波を通して自分の身に起きている窮地を伝えることは困難だった。
電話をかけるために恥ずかしいポーズに応じ、その上に肛虐まで許したというのに、あまりに酷い仕打ちだった。
「アンタ、詐欺師の素質あるヨ」
「まぁ、嘘は言ってないよな。<電話を掛けてもいい>っていう条件だしな」
新橋と馬場の相づちが、麻奈実をいっそう惨めな気持ちにさせる。

『もしもし?聞こえないわ……お電話遠いみたいよ?聞こえてる?』
「むぐ…ぐ」
(たすけて!!)
必死に叫ぶ麻奈実の思いはついに目黒真紀に通じることはなかった。
『ごめん、今は手が離せないから後で掛けなおすね』
その言葉を残して、電話は切れた。今は<ツーツー>というトーン音のみがスピーカーから流れている。
(やだ!!真紀さん!!真紀さん!!)
再び電話を手にしてリダイヤルを試みても、不在通知の冷たいアナウンスが聞こえてくるだけだった。
「電話にでんわギャハハ」
「諦めなよ。俺が留守電いれといてあげるよ」
新橋が奇声をあげて親父ギャグを披露し、馬場が麻奈実の携帯を奪い、勝手に録音を吹き込みはじめた。
「あ、もしもし?目黒さん。麻奈美ちゃんは今撮影に熱中してるみたいだからさ、後で電話して」
一方の高田は交尾スタイルのまま、麻奈実の直腸中に果てる寸前だった。
背後からまわした手で乳房を強く揉んだり、乳首に穿たれたピアスを引っ張ったりしながら
高田は真珠の瘤の埋め込まれたペニスを一心不乱に麻奈実の腸壁に擦りつけている。
「電話はもうおしまいか?じゃあ、俺もフィニッシュするぞ」
「ぐぅぅっ!!」
絶望すら言葉で表現できない麻奈実の叫びと、高田の射精の咆哮がほぼ同時に部屋に響いた。
158おにたけ:2011/04/06(水) 21:59:37.49 ID:T77gG39Z
麻奈実の排泄器官から引き抜かれた高田の分身には、所々に赤い血痕が見られた。
直腸壁に無理やり後背位でねじり込まれた真珠のイボイボが裂傷をもたらしたのだろう。
「うぅぅ…うぅぅ……」
「わるいな。クソするときは、切れ痔に注意しろよ。あ、そうだサービスに軟膏を塗ってやるよ」
泣き崩れる少女にはき捨てた高田は、右手の中指にクリーム状の塗り薬をまぶしてから
陵辱の限りを尽くしたばかりの肛門へと指をねじ込んだ。
「ぐぅぅっ!!」
「ほれ、ほれ。ここか?ここが痛いか?」
何度も指の関節を曲げては麻奈実の直腸を<触診>する高田。
傷口に得体のしれないクリームを塗りこめられて悶絶する麻奈実。
どさくさにまぎれて、少女の陰唇や陰核にも何かを塗り込んでいる。
「ぐぅっむぅぅっ!!」
敏感なクリトリスを剥かれて、<軟膏>を塗られるたびに身をよじらせて喚き泣き叫ぶ麻奈実。
そんな麻奈実が高田の手や指から解放されたのは、時計の針が午後2時を指すころだった。
結局、歯磨きチューブぐらいの大きさの容器が空っぽになるまで、クリームを二穴に塗布された麻奈実に対して
高田は満足げに声をかけた。
「ちょっと早いが、これで俺の撮影は終わりにしてやるよ。我ながら結構いい画が撮れたとおもうぜ」

ベッドの上で肩で息をするように悶えている麻奈実には、高田の声は聞こえていない。
麻奈実を苦しめた猿轡や、亀甲縛りのロープが解かれても、もはや逃げることすらできない様子だった。
傷心の女子高生モデルは身体を震わせ、股間に手をやり身悶えている。
「おいおい、ちょっとやりすぎじゃねーの?」
馬場がその様子を見て心配そうに言っているが、その手にはしっかりとカメラが握られ、この瞬間も撮影をしている。
『しらねーよ。俺はコイツからもらった軟膏を丁寧に塗ってやっただけだし」
高田が軟膏をもらったという言う先には、にやけ顔の新橋がいた。
「ヘヘヘ。大丈夫だよ。すこーしだけウズウズするだけだから」
「あ、あ…。やだ、もうやだよぅ…」
新橋の笑顔と、麻奈実の悩ましい表情が相反するのは、二人の立場を象徴するかのようだった。
麻奈実はようやくベッドから立ったかと思うと、脚を内股にしてバスルームへとヨチヨチ歩きを始めた。
おそらくシャワーで身体を清めるのが目的だろう。
だが、体内に塗られたクリームの媚薬効果のためか、その足取りはおぼつかない。
股間や肛門から流れ出るクリームや粘液、麻縄の縄目が身体じゅうに痣を残しているその姿は痛々しい。
「まぁ、俺は満足したよ。あとはお前の好きにしろよ」
高田が咥え煙草で声をかけた先には、待ちくたびれ、股間を手で弄んでいる頭髪の薄い中年男――新橋が居た。
159おにたけ:2011/04/06(水) 22:04:49.84 ID:T77gG39Z
「じゃあ、やっとボクの番ネ」
新橋が相好を崩して高らかに宣言する。
「ボクはドSな高田ちゃんと違ってラブラブなシーンを撮るからね〜」
果たしてこの男の言う<愛>の形とはどういったものなのか。
新橋はカメラ乗せた三脚を操作し、そのレンズを麻奈実が向かったガラス張りのバスルームに向ける。
二人の男たちに穢され、排泄やピアスを強要された上に、媚薬を体内に塗られた女子高生に追いすがるこの中年男が
純愛を語るなどと信じる者はいないだろう。
「さぁ、麻奈実ちゃん。お風呂でエッチな撮影会をしよ〜ね〜」
気持ちの悪い声で笑う中年サラリーマンの手には、無数のアンプルや注射器、その他多数の医療器具が握られている。
新橋が、サディストの高田に負けず劣らずさまざまな<撮影用小道具>を用意しているのは明らかだった。

「ひぃっ!!いやあっ、おふろに入ってこないで……」
「いいじゃん。ベッドの上だけじゃツマンナイっしょ。お風呂でラブラブなのを撮ろうよ」
全裸になり、涎を垂らしてバスルームに侵入してきた新橋を見て、麻奈実は絶句した。
なによりも驚いたのは、彼の股間にそびえ立つ凶器だった。
馬場や高田のそれを標準サイズというならば、新橋のはXLサイズともいえる大きさだった。
その上、その巨大な突起物の上に薬瓶を傾けてなにやら得体のしれないジェル状の液体を大量に塗り込んでいる。
「だいじょうぶ。最初だけだよ。イタイのは……いっしょに天国に行こうよ」
「やだ…やだぁ!!きょーちゃん。たすけて!!たすけてぇっ!!」
麻奈実の口から思わずるのは幼なじみの名前だった。
たった数時間前に喫茶店の前で別れた高坂の姿が、いまとなっては遠い過去のものに思える。
「きょーちゃんのことなんて忘れさせてあげるヨ。ボクのアイを信じてよ」
気持ちの悪い抑揚で話す新橋の精神状態が、常人のそれと違うことを麻奈実は感じ取っていた。
このまま、この男に身体を任せることが、今までの二人以上に悲惨な結果を招くことを予感させる。
「いや…いやぁ…」
麻奈実の悲鳴がバスルームに反響する。
だが、その声が届いたのは、冷徹に録音するビデオカメラのマイクまでであった。

二人の<撮影者>の要求に応えてきた田村麻奈実の個人モデル撮影会も残すところあと一時間余り。
果たして彼女が普通の女子高生に戻ることができるかどうかは、この三人目の男の思惑次第だった。

<続くかも…>
160おにたけ:2011/04/06(水) 22:05:23.77 ID:T77gG39Z
以上です。
続きは果たしてあるかどうか…未だ、ほぼ真っ白です。
161名無しさん@ピンキー:2011/04/07(木) 01:22:11.27 ID:Q6cQysPQ
おぉ、続きが!

投下乙です
162名無しさん@ピンキー:2011/04/07(木) 10:03:58.64 ID:wokiD+YX
ふー

すぐ3人目始まると腎虚になってしまう
続きはまたあとで頼みます
163名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 14:56:18.74 ID:d33iaEUl
なんとなくここはオリジナルだと思っていたけどエロパロだったんだね
164名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 17:19:28.78 ID:tM5JB5Xv
ああ、ここはエロパロ板だな
165名無しさん@ピンキー:2011/04/09(土) 21:23:04.23 ID:g/Rdtwom
オリジナルでも2次でも両方OKだよ
166名無しさん@ピンキー:2011/04/10(日) 00:13:18.66 ID:JhZCffEt
どっちでもおkだな
167名無しさん@ピンキー:2011/04/10(日) 00:27:54.44 ID:/On1xtFy
そんな当たり前のこと、みんなわかってるだろうに、自分が知らない作品が来たからって
>>163みたいな下らないこと言い出すやつは何なん?
168163:2011/04/10(日) 13:41:17.46 ID:/1qZsmwZ
ごめんなさい。
最初オリジナルだと思って読んで、
もう一度読み直したら、>>135に元ネタがあるのに気がつきました。
俺妹は薄い本しか読んだことがないけど、薄い本には
元ネタちゃんも登場していました。

なので、1回目と2回目と別のキャラで楽しみました。

167様が発狂するほど怒る様な事だとは思い至りませんでした。
深く反省しています。

確認いたしますが、163様はおにたけ様ではありませんよね。

169名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 00:18:37.45 ID:pU8/Z9JM
えっと・・・
何、こいつ?
170名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 01:21:23.50 ID:/RmFW3ub
春休みは終わったけど、
春の陽気に頭のおかしい奴が湧いてくるんだろうな。
171或る母娘の壊し方:2011/04/12(火) 23:34:57.86 ID:JrfkViLp
 先月の中旬にオープンした巨大ショッピングモールは、地方都市に分類されるこの街にとって、まさに人気スポットであった。
 立体駐車場との複合型という大規模な建築物の都合上、郊外に建設されたので車やバスを利用しなければならないというデメリットはあるものの、それでも人の足並みはオープン以来衰える事を知らない。

 一階から四階まで多種多様の店舗が軒を連ね、レストランやシアター、果てはアミューズメントパークまでもが存在するゆえに、週末である今日は家族連れから若いカップル、あるいは友達と遊びに来ているものが大半を占めている。
 娯楽の少ない都会とは異なる地方では、珍しくない光景だ。

「わぁ……やっぱり可愛いっ」
 レディースアパレルのテナントが密集した二階。
 その一角にある店舗で秋凪菜緒子(あきなぎ なおこ)は、ハンガーラックに掛かっていた花柄のワンピースを手に取ると、嬉々とした様子で自分の身体に当て、姿見で確認する。

 三月に小学校を卒業し、晴れて中学生になった菜緒子は入学祝いと称して母から好きなものを何でも買っていいと言われたので、前々から欲しかったこのワンピースを買ってもらうべく、このショッピングモールに足を運んだ。
「ねぇねぇママ、どうかな?」
 首だけを母の方に向けて、菜緒子は聞いた。

「良く似合ってると思うわよ。菜緒子」
 声音を弾ませて質す娘を、穏やかな眼差しで見据えながら秋凪理子(あきなぎ りこ)は率直な感想を述べる。

 およそ激情とは無縁な垂れ目に羽のように軽い巻き髪。
 巻き髪……といってもそれは、いわゆるアゲ嬢がやるようにVO5やケープの類でがちがちにセットしたものではない。
 整髪はヘアブラシで梳く程度に留めている。
 黒曜石を髣髴とさせる艶に満ちた黒髪は元来クセ毛のため、理子はそのクセを活かすように毎朝セットしているのだ。
 結果、スタイリング剤に頼ることがないゆえに、理子の髪には痛み一つない。
 その緩く巻いた髪が、育ちの良さを全面に表した玲瓏な美貌と相まって、
まるで銀幕女優のような輝きを誇っていた。
 三十七歳という年齢でありながらも、その容姿の艶やかさは失せる気配が皆無で、寧ろ熟れた女特有の色香を濃厚に醸している。

 加えてむっちりとした体型は、菜緒子を生んでからは少し肉が付いてしまい、ガードルからはみ出た脇腹の贅肉が密かな悩みになっているのだが、それはそれで歳相応の魅力を孕んで余りある。
 服の上からでも豊かに実ったのが分かる86センチの双丘。
 齢を重ねても垂れ下がらないそれは、まるで果実のように瑞々しさを含んでいる。

「えへへ……よかったぁ」
 破顔一笑のあと、ワンピースを身体から離し、改めてそのデザインを眺める菜緒子。
 ライトグリーンのコットン生地に花柄をあしらった七部袖のワンピースは、色こそ派手ではあるものの、春にはこういった明るいデザインのほうが見栄えは良い。
 このワンピースを買ったら単体で着るのはもちろん、持っているTシャツやサブリナパンツと組み合わせて着てみようと菜緒子は考えていた。
 理子とは対照的に、二次性徴が来ていない菜緒子は胸も膨らんではおらず、恥丘には縮れ毛一本すら生えていない。
 加えてピンクのシュシュで束ねたポニーテールが、彼女の幼さを一層際立てていた。
 しかし、母譲りの垂れ目や、ぽってりとした肉厚の唇は男の劣情を誘うには充分な要素を含んでいる。
 ゆえに、そういった服も似合うことだろう。
 現に、今着ているデニムジャケットと白いフレアスカートは素材の良さも相まって良く映えている。

「それでいいの?」
「うん! 前々から欲しかったんだぁ」
「じゃあお母さんは会計済ませてくるから、ナオはここにいて」
「オッケー。……ママ、分かってると思うけど、横取りしないでよ?」
「しないわよ」
 菜緒子の言葉を笑み一つで一蹴してからワンピースを受け取り、理子は会計ブースへと歩を進める。
 もう少しで袖を通すことが出来るワンピースを母の背とともに見送りながら、菜緒子は期待に胸を膨らませていた。



            ×            ×



「フンフンッフッフッ〜ン」
 鼻歌交じりに薄暗い立体駐車場をスキップする菜緒子は、一目見ただけでも上機嫌なのが分かった。
 店のロゴがプリントされたポリ袋を胸に抱え、しきりに中身を覗いている。
172或る母娘の壊し方:2011/04/12(火) 23:36:30.30 ID:JrfkViLp
「ナオ、気をつけないと転ぶわよ」
 やや呆れ顔で娘を嗜める理子だが、菜緒子が喜ぶ姿を見れて嬉しいのか、咎める口調はいつもより穏やかであった。

 理子は五年前に夫を心不全で亡くし、今日まで娘の菜緒子と二人で暮らしてきた。
 上場企業の重役であった夫は激務なのにも関わらず、家族と家庭を第一に考え、貴重な休日も全て家族サービスに費やす人間であった。
 理子にとってまさに夫は理想の伴侶。
 心から夫を愛し、どんな事になろうと一生添い遂げる決意を固めていた。

 故に、非業の死を前にした時は涙が枯れ果てるまで泣いた。
 喪失感に支配され、理子は半年ほど抜け殻のようになっていた。
 しかし、悲しみの深淵にあった理子の心を支えたのが娘の存在だった。
 布団に仰臥し、二度と目が覚めることのない父を目の当たりにした時も唇を噛んで涙を堪え、通夜と葬儀、そして出棺の時も菜緒子は決して泣かなかった。
 自暴自棄に陥っていた自分を懸命に励まし、元気付けてくれた一人娘。
 そんな姿を見て理子は、母親としての務めすら果たせない自分が情けなかった。

 ――この子は必死に耐えているのに、私がこんな醜態を晒してどうする?

 そう思って悲しみを振り切り、理子は娘のために全てを尽くそうと心に決めた。
 母として、菜緒子に精一杯の愛情を注ぎ、何があろうと菜緒子だけは守ろうと誓い、理子は菜緒子の事だけを考えて生きてきた。
 結果、理子は快活で母親想いの良い子に育った。
 時折父親のいないことに寂しさはみせるものの、そんな寂寥の思いを吐露することはなく、笑みを絶やさない。
 理子にとって菜緒子は、本当に良く出来た娘であった。
 だからこそ、普段は気丈に振舞う菜緒子が歳相応にはしゃいでる姿を見ると、キツく注意することも失念してしまう。

「ママ、早く鍵開けて」
「はいはい」
 立体駐車場の一角に停めてあるスカイブルーの日産マーチに辿り着いた菜緒子は、助席の扉の前に立って開錠を促す。
 この車はショッピングモールに来るとき、秋凪親娘が乗ってきたものだ。
 娘に急かされて苦笑を浮かべながらキーレスリモコンを取り出すべく、バッグの中を漁る。
「きゃっ!?」
 バッグを探りながら歩いていたため、視線を眼前から外していた理子は突然、何かにぶつかって小さな悲鳴を上げた。

 後ずさっれから視線を眼前に戻すと、そこには全身黒づくめの男が立っていた。
 身長は目測で185センチほど。
 かなりの偉丈夫である。
 服の上からでも分かる分厚い胸板。
 齢を重ねた大樹の枝のように太い腕と腿。
 まるでレスラーかボディビルダーのように全身が筋肉の鎧で覆われており、どう贔屓目に見ても堅気とは思えない風貌だ。
 加えて、金色に染めて両サイドを刈り込んだ短髪と刃物のように鋭い眼光は見るものに表しようのない威圧感を与える。
 少なくとも、至極全うな人生を歩んでいる人間ならば絶対に関わりたくないと思える要素を充分に含んだ手合いだ。

「あっ、すみません……お怪我はありませんか?」
 男の容姿を見て物怖じする理子が、申し訳なさそうに謝罪の辞を述べ、男の顔を見上げる。
 しかし、男は何も言わず、ただ理子の顔を刃物ように鋭い双眸で見据えていた。
「あの……大丈夫でしょうか?」
 今一度、遠慮がちに質す理子が男の顔を見上げた刹那、轟……と唸る音が耳朶に触れた。
「ぐほぉっ!?」
 音に伴い、理子は凄まじい激痛を鳩尾に感じた。
 突然のことに目を白黒させ、身体を『く』の字に折る理子は両手で鳩尾を抑える。
「ぐっ……ふぅ……おぶぅ……えぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛っっっっっ!!」

 痛みの余りその美貌が歪み、横隔膜を圧迫される衝撃に理子の口腔から唾液が迸る。
 何が起こったのか分からぬまま、理子は再度、男の顔を見ようと顔を上げ――瞬間、再び轟音が立体駐車場に響く。
 音の正体――果たしてそれは、男が拳を振るった結果、聞こえたものであった。
「ぎょぶぅぅぅぅぅっっっっっっ!!」
 岩石を思わせるゴツい男の拳が再び理子の鳩尾にめり込み、人体の急所とも言うべき箇所を微塵の容赦もなく圧する。
 生まれてこの方、暴力を受けるような生活とは無縁だった理子がそれに耐えられる道理はなかった。
「おっ……ごぉ……」
 膝を屈し、意識がぷっつりと遮断された理子はその場に崩れ落ち、顔からコンクリートの地面に落ちる。
173或る母娘の壊し方:2011/04/12(火) 23:38:31.11 ID:JrfkViLp
「……うん?」
 なにかの物音が反響し、それが理子の耳朶に触れる。
 不審に思った菜緒子がマーチから身を離し、先刻まで母が歩いていた場所に視線を移すと、そこには背を向けて立っている大男と、地面に倒れ伏している母の姿があった。
「……ママ? ママッ!! どうしたの!?」
 様子がおかしいことに気付いた菜緒子が慌てて理子に駆け寄る。
 しかし、理子はぴくりとも動かない。

「ママっ!! ママぁっ!!」
 悲痛な声を発して呼びかけるも、理子は応えず。
 強く揺すってもそれは同じ結果であった。
 錯乱状態に陥り、母親の姿しか捉えることの出来ない菜緒子。
 そんな彼女に先刻の大男が歩み寄った。
 ――瞬間、男は菜緒子のこめかみを膝で蹴り飛ばす。
「ぎゃあぁぁっっっっ!?」
 膝を鋭角に曲げての蹴りは相当な威力なのか、菜緒子の身体が横倒しになるほどであった。
 その勢いが殺されることもなかった為、菜緒子はコンクリートに側頭部をぶつけてしまい、数刹那の間に昏倒した。

「……」
 相変わらず男は無言。
 ただ平穏な休日を過ごしていた母娘の無様な姿を見下ろしつつ、じっと佇んでいた。
「いやぁ〜相変わらずマジ凄ぇよ。修司」
 それまで静寂を保っていた駐車場から、軽薄そうな声が聞こえてくる。
 同時に鉄筋の柱から人影が現れた。

 寡黙な大男とは違って肩まで掛かる長髪をアッシュブラウンに染め、肌は褐色になるまで焼いている。
 身体は虚弱体質なのではないかと疑いたくなるほど細い。
 そのひょろっとした痩躯をチノパンとヴァンキッシュのネルシャツで包み、シルバーの指輪とドロップ型のピアス、ターコイズのネックレスなどで飾った男は……声のイメージそのままにチャラチャラした風体。
 完全にギャル男のテンプレートに則った格好の少年であった。

「うっはぁ〜しっかも秒殺かよ! やべぇじゃん、まっじハンパねぇ!!」
 レンズの大きいサングラスを外してから秋凪母娘の傍らにしゃがみ、いちいちオーバーリアクションで叫ぶ褐色肌の男。
 その手の『ノリ』を理解できない人間であれば、確実に鬱陶しがられるだろう。
「……幸樹は?」
 褐色肌の男の言葉を無視して、初めて大男が口を開く。
 こちらも外見通りのまま、獣の唸りを髣髴とさせる低声だ。
「あぁ、アイツならアパートでネタ喰ってるよ。お得意さまから新しいの仕入れたから試したいんだってさ」
「……シャブ中が」
 苦虫を噛み潰すような表情で、修司と呼ばれた大男が吐き捨てる。

「いいんでないの? あいつネタと女食い散らかすことが生き甲斐って言ってるし。まぁでも、たまに俺の車の中でキメっちゃうのは勘弁なんだよね〜。おまわりに注射器とかアルミホイル見つかったらパクられんの俺だし」
「捨てておけばいいだろう?」
「いやぁん、面倒くさい〜」
「ほざいてろ」

 ふざけた言い分を嘲弄した後、修司は理子の体躯を米俵でも担ぐかのように持ち上げ、肩に乗せる。
「さっさと運ぶぞ亮太。お前はガキの方を運べ」
「はいはーい」
 修司に倣い、褐色の男……亮太は菜緒子を小脇に抱えて歩き出した。
「運転は俺がやる。幸樹に連絡頼むぞ」
「修司の運転荒いからなぁ……ぶつけんなよ〜」
「……フンッ」
 拉致という犯罪行為を犯しているにも関わらず、二人が動揺した様子は全くない。
 手際の良さといい、落ち着き払った態度といい、恐らくは常習犯なのだろう。
 しかも相当の場数を踏んでいる。
 そうでなければ、ここまで上手く事を運ばせる事は出来ない。
174或る母娘の壊し方:2011/04/12(火) 23:40:08.21 ID:JrfkViLp
 はたして二人……修司と亮太は、秋凪母娘が倒れ伏した場所のすぐ近く――ちょうど理子が運転していたマーチの向かいにあるホンダ・オデッセイのドアをスライドさせ、そこに母と娘を押し込むと、何事もなかったかのように車を発進させた。



            ×            ×



「うっ……うぅぅぅん……」
 瞼を震わせ、菜緒子が双眸を開けた時、まず視界に入ってきたのは見慣れない天井の壁紙であった。
 自分の家に貼られている真っ白な天井の壁紙とは違ってヤニで黄ばみ、蜘蛛の巣が張っている汚いものだ。
 天井が見えたのと、固く、ひんやりとしたフローリングに頬が触れているのもあり、菜緒子は自分が横たわっているんだと気付く。

“ここ……どこ……?”

 思案を巡らせて先刻までの記憶を探るものの、何故自分がこんな所にいるのか、さっきまで何をしていたのかを思い出せない。
 網膜を突き刺すような蛍光灯の眩い光に顔を顰めながらも、菜緒子はひたすら頭を捻る。
 ひとまず起き上がろう……そう思い手を動かそうとするが、それは叶わなかった。

“あ……あれ?”

 腕が動かせない……何故かと思い腕に視線を移すと、黒い革ベルトで両手を拘束されていた。
 何でこんなものが付けられているのか?
 菜緒子には皆目見当もつかなかった。
「んぅっ!? んぶぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!! おぶぅ……うぅぶぅぅむぅぅぅぅぅっっっっ!!!」
 ふと、菜緒子の耳朶にぐぐもったうめき声が触れる。
 まるで何かに耐えているような声は、明らかに尋常ではない。
 慌てて菜緒子は声が聞こえた方に視線を移した。
「おらババァ!! ちゃんとしゃぶらねぇとまた鼻栓して呼吸止めっかんな!!」
 視線の先にいたのは禿頭の男と短髪の大男。
 そして……最愛の母、理子の姿だった。

「あ……あぁ……」
 視界に飛び込んできた理子の姿を見て、菜緒子は茫然自失となる。
 何故なら目の前に映る母は、衣服を全て剥ぎ取られ、雪白のような柔肌全てを晒しながら四つん這いになっているのだから。
 のみならず、下半身を剥き出しにした禿頭の男の肉幹を口腔にねじ込まれ、全裸の大男に後背位で貫かれている。
 そんな光景を目の当たりにして正気を保っていろというのが無理な話だ。

「幸樹、あんまり喉の奥まで突っ込むな。ゲロ吐かれたら掃除が面倒だ」
「ババァかクソガキに飲ませりゃいいだろが」
「飲ませたらまた吐くぞ」
「知らねぇよ。流動食みてぇに無理矢理流し込んで食わせればいいんだよ。イルリガードルあんだろ?」
「それもそうだな」

 禿頭の男――幸樹はへらへらと品性のない笑みを浮かべながら理子の黒髪を掴み、そのまま彼女の頭を前後に揺さぶる。
「ぎゅぇぇぇぶぶぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっっっ!! おげぇぇぇぇぇっっっ!! うぶるぅぅぅぅぅぅぅ……ぐぅぅぅえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっ!!!!」

 肉棒を根元まで無理矢理押し込み、幸樹は理子の喉頭を容赦なく蹂躙する。
 ゴツゴツと喉奥を無遠慮に打ち続ける動きは、削岩機を思わせるほど荒々しい。
 屹立したおぞましいそれを、理子は鼻水を垂らし、タコのように口を窄ませて咥え込む。
 喉奥を何度も貫かれて猛烈にえずきながらも、理子は絶対に肉棒を放そうとはしなかった。
 その顔は平素、淑女といった言葉が当て嵌まる理子からは想像もつかない下品な間抜け面であった。
 牡肉が突き動かされる度に口腔からジュブジュブッと唾液が際限なく噴出し、まるでぶっ壊れた水道管を思わせる。

「ひひっ……ひひひひひひっ……このババァ、悪くねぇ……」
 殆ど抜け落ちた歯を覗かせて不気味な笑い声を発し、澱んだ目で理子を見下ろす幸樹の様相は常人のものではない。
 典型的な覚せい剤中毒者のそれだった。
175或る母娘の壊し方:2011/04/12(火) 23:41:58.09 ID:JrfkViLp
「そうか? こっちはキツ過ぎて動かしづらいだけだぞ」
「そりゃあテメェのがでか過ぎるんだよ。ったく、テメェが突っ込んだ後はガバガバで使い物にならねぇんだぞ。ちったぁ考えろよ」
「それは俺のより狭いやつが悪い」

 身勝手な不満と愚痴を漏らしながら力任せに腰を打ち付け、理子の膣内にペニスを抽送する大男……修司は一旦ペニスを膣内から引き抜く。
 膣内に埋没していた肉棒は、幸樹の言うとおり理屈抜きに巨大であった。
 肉傘の部分は丸々と実った椎茸のように広がっており、シャフトは350mlのジュース缶ほどの太さがある。
 睾丸も鶏卵と同じ大きさで、それが二つ子袋に入ってぶら下がっている。
 まさに凶器と呼ぶに相応しい代物であった。
 こんなにも巨大な肉棒で無遠慮に膣内を貫かれ、イラマチオまで強要されていた訳だから、理子が尋常でない叫び声を上げるのも無理からぬ事である。
 膣内から分泌した白濁の蜜にまみれた肉棒は、先刻まで熱を帯びた粘膜の中を掻き回していたせいか、外気に触れると巨大な肉棒全体から湯気が立ち込めていた。

「まぁいい。この際だから前と後ろ同時に拡張して俺が使いやすいようにするか」
 そう言って修司は自らの禍々しい肉茎を握り締め、今度は薄墨色の窄まりに亀頭を押し当てた。
「――っ!! ぶはぁぁぁっっっ! や、辞め……そこは違う!! お、お願い辞めて!! 辞めて下さいっ!! そんなの入れられたら裂けちゃうっっっ!!!!」
「俺の知ったことじゃない」
 それまで必死に咥えていた肉棒を口から放し、緩く巻いた黒髪を振り乱しながら必死に懇願するものの、修司はそれを一言で切り捨て、亀頭を尻穴にめり込ませる。


――めりぃぃぃぃぃぃっっっっっっ!!!! ぶちっ、ぶちぶちぶちぶちぶちぶちっっっっっ!! ぐちぐちゅぎゅちぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっっ!!!! ぎゅちゅるぅぅぅぅ……ごちゅぎゅちゅちゅちゅちゅちゅっっっっ!!!

「あぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 生ゴムが引き千切られるような音が部屋に響き渡ると同時に、獣の嘶きにも似た絶叫が耳をつんざく。
 ローションやワセリンといった潤滑油を付けない状態で獰猛な巨根が深々と理子のアヌスに侵入したのだから、当然痛みは生半可なものではない。
 直径五センチの肉竿によって無理矢理こじ開けられたセピア色の魚口は、握り拳が入りそうなほど無残に拡張され、同時に軟便混じりの腸汁が飛沫を上げて吹き出した。
 それだけに留まらず、排泄口から鮮血が滲み、フローリングに滴り落ちる。
 恐らく、完全に裂けたのだろう。
 その様は酷く痛々しい。

「あ、あがぁぁぁぁぁぁぁ……うぎ、うぎぎぎぎぎぎ……ごぎゅうぅぅぅぅぅぅぅっっっっっっ!!! 痛っ……いだいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっっ!!!!」
 金切り声を上げながらフローリングを爪で掻き毟り、理子は痛みを訴える。
 生前の夫にさえ挿入はおろか、愛撫を許した事のない肉穴を規格外の巨根で貫かれ、激痛とショックで気を失いそうだった。
「くぅ……ふんっ!!」
 膣内以上に、未使用のアヌスは修司のペニスを食いちぎらんばかりの力で絞り上げてくる。
 その締め付けに、あやうく射精しそうになった修司だが、かろうじて耐え抜くとペニスを根幹まで埋没させ、肉棒全てをアヌスに飲み込ませた。
 入り口は括約筋の力が強いゆえに、ぎっちりとしていて狭さを感じてはいたが、そこを越えて腸腔に進入すると、直腸特有の柔々とした感触が修司の肉棒に触れる。
 同時に、粘膜全てが修司の肉棒に吸盤の如く吸い付き、腸汁が多量に分泌されて腸腔全体を潤わせていく。
 滑りが良くなったのを肉棒を通じて分かったのか、修司は先刻の抽送と同じペースで腰を動かし、牡肉で直腸を掻き回す。

「ごぉぉぉぉぉっっっ!!! う、動かないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっっ!! こっ、こっ、こっ……壊れる……おじりがごわれるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっっ!!!! やめで、やめでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっっっ!!!!」
 内臓を蹂躙されるだけでなく、極太の肉塊の出し入れによって直腸が引っ張られる感覚に襲われた理子は、咆哮しながら全身を震わせていた。
 相変わらず痛みは治まらない。
 むしろ腸肉を滅茶苦茶に掻き回されている訳だから、先刻の肛門が裂けた時よりも一層酷い激痛が際限なく押し寄せてきている。
176或る母娘の壊し方:2011/04/12(火) 23:43:39.21 ID:JrfkViLp
「うるせぇババァだなぁ。ちっと静かにしろ」
 不快さも露に表情を歪める幸樹は、握り締めた拳で理子の顔を遠慮なしにぶん殴る。
「おぶぅっ!!」
 頬は殴られた衝撃で赤く腫れ、上下の前歯二、三本が折れてフローリングの床に散らばる。
「うっ……うぐっ……ぐぅ……」
 涙と鼻血で顔をぐしゃぐしゃに汚し、折れて不揃いになった前歯を覗かせながら
嗚咽を漏らす理子は、恐怖と激痛で精神崩壊一歩手前まで追い詰められていた。

「あぁ、そうだ。ババァにも『コレ』の良さを教えてやるよ」
 突如、幸樹は床に転がっていたプラスチック製の注射器を拾い上げる。
 その注射器は何度も使い回しているのか、先端に付いた注射針が少し右に曲がっていた。
「……?」
 理子は呆然と幸樹の手に収まるそれを見据えた。
 病院で見慣れたそれを、なぜこの男が持っているのか……? 
 彼女には皆目検討もつかない。
 しかし、無色透明の溶液が満たされた注射器は、理子に言い表しようのない恐怖感を植えつけるのに充分な要素を孕んでいた。
「なんだババァ、こんなのも知らねぇのか? じゃあ教えてやるよ。これはな……覚せい剤っていう魔法の薬なんだよ」
「ひ、ひぃぃぃぃぃぃっっ!!」

 得心がいかぬまま注射器を見つめる理子に、物覚えの悪い子供に自分だけが知っている知識をひけらかすような口振りで幸樹が説明すると、彼女は半狂乱になって叫んだ。
 いくら温室育ちで世間知らずな理子でも、覚せい剤がどういったものなのかくらい理解している。
 同時に、それがどんな結末をもたらすのかも……。
 必死の形相で逃げ出そうとするが、修司によって菊門を肉棒で穿たれているため、
その逃げるスピードは芋虫が這うにも及ばない。
 無様に両手を暴れさせてもがく理子に、溶液を滴らせる注射針が無情にも差し迫る。
「これはスゲェぜ。中国から台湾に流れてきた奴らしいけどよ。ここいらのヤー公が捌いてるようなもんと違って刺してから二秒ぐらいでガンギマリになれんだ」

 得意げに嘯きながら幸樹は理子の肩口に注射針をあてがい、躊躇なく突き刺すと、プランジャーを押し込んで中の液体を一気に流し込んでいく。
「――っ!!」
 針が皮膚を突き破り、血管に流し込まれる異物感に不快感を感じていた理子だが、それは直ぐに打ち消された。
 それだけでなく、肉棒を無理矢理挿入された尻穴も、折れた歯の部分の痛みも失われ、理子は自分が深い闇の中に沈んでいくような感覚に襲われた。
 例えるならそれは、今まで足場としていた地面が無くなり、奈落の底へと真っ逆さまに落下していくような状態であった。

「あー……あはー……あはっ、あはっ……はははっはははははっはははっははははっはははっははははっはははははっははははっは」
 二秒後、理子は幸樹と同じように目の光を宿さなくなり、けたけたと虚ろに笑い出した。
 覚せい剤が完全に極まった瞬間である。
 同時に、理子の中で激痛は完全に姿を潜め、代わりに姿を現したのは肉悦だった。
「あひっ、あひっ、きひぃぃぃ……な、に、これぇぇ……んぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!! あぁー……ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!! お、お、お、お尻が熱いぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!

 ――熱い。
 ただひたすらに熱い。
 腸穴が焼け爛れてしまいそうな熱さだった。
 だが、今の理子にはその熱さが心地良い。
 普通なら激痛を伴うだけの巨根によるピストンは、覚せい剤によって蠱惑的なインキュバスの愛撫にも匹敵するほどの快楽に変わり、理子の肉体を、心を、蕩かしていった。

 夫との情事ですら感じたことのない快楽を身を焦がして、理子は涙を流す。
 それは、先刻のように激痛や絶望で流す涙ではない。
 悦楽に打ち震える歓喜を代弁した滂沱の涙だ。
 肉棒がひたすら直腸を蹂躙するたび、理子の黒目がちな瞳が半分ほど裏返り、痴呆のように口を開け放ったままになる。
177或る母娘の壊し方:2011/04/12(火) 23:44:49.61 ID:JrfkViLp
「ほぉぉおぉぉぉおぉぉぉぉおぉぉぉおおぉぉっっっっっっっっ!! あ、穴が……お尻の穴が焼けちゃうぅぅ!!」
「ババァ、何で尻の穴が焼けるんだよ? えぇ?」
 相変わらず品のない声を発して幸樹は質す。
「おー、オチンチンがぁ……オチンチンがお尻の中に入ってるからですぅぅぅぅぅ……」
「ケッ、今さら上品ぶってんじゃねぇよ。言い直せ」
 アホ面丸出しの理子の顔面に、幸樹は唾を吐きかける。
「あはあー……あはははー……ち、チンポがぁ……でっーかいチンポが理子のケツマンコにずっぽりハマってぇーじゅぼじゅぼ動いてるんですぅー……きゃは、きゃはははははははぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 平素の理子ならば口にすることすら有り得ない淫猥な言葉を吐きながら、とうとう彼女は自分から腰を振り始める。
 その姿は、まるで盛りのついた牝犬のように酷く浅ましい。
 修司が動きを一層激しくすると、理子のケツ肉は直腸が捲れ上がり、じゅぶじゅぶと腸液を噴出しながら陰茎を締め付けていた。
 飛び出たサーモンピンクの内臓が肉棒を貪る光景は、グロテスクでありながら淫靡な光景であった。

「ママぁ!! ママぁ!!」
 一部始終を見ていた菜緒子は起き上がって悲痛な声を上げるものの、悪魔の薬と肉欲に心を屈した理子にその声は届かない。
 革ベルトで拘束された両腕を必死に揺すりながら、菜緒子は叫んだ。
「だめだよー。ママは今お楽しみ中なんだからさぁ」
 ふと、菜緒子の前に何者かが立ち塞がる。
 菜緒子が首だけを動かして見上げると、母を犯している二人の男とは全く違う褐色肌の男がいた。

「……っ!」
 声なき悲鳴を漏らして菜緒子は動きを止める。
 いや、正しくは恐怖で動けなくなってしまったのだ。
 軽薄な笑みを浮かべて悠然と立つ男とは対照的に、菜緒子は眦から大粒の涙を零して矮躯を小刻みに震わせる。
「そんなおびえないでよぉー。お兄ちゃん傷付いちゃうなぁ」
 言葉とは裏腹に、傷ついた様子など微塵もない男……亮太は菜緒子の隣に座り、無遠慮にフレアスカートの中に手を潜り込ませてドット柄のコットンショーツを膝辺りまで下ろすと、股座を探る。

「い、嫌ぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!」
 ヒステリックな叫び声を上げながら、菜緒子はポニーテールを振り乱して亮太から逃れようとするものの、いつの間にか肩を掴まれて動きを封じられており、それは不可能であった。
 入浴と排泄以外で触った事などない秘所をまさぐられる不快感とおぞましさに、背筋が粟立つ。

「うーん……まぁ当然っちゃ当然だけど、濡れるわけないよなー」
 菜緒子の股間から一度手を離して嘆息し、亮太は床に置いてあるボトルを手に取った。
 透明な容器であるそれには、無数の気泡が浮かぶレモンイエローの液体が入っている。
「まっ、コレ使えば多少はマシになっかな?」
 鼻歌交じりにボトルの蓋を捻って開けると、ボトルを反転させて中の液体をひり出す。
 液体の正体……それはローションだった。
 粘性を含んだローションを掌に取ると、亮太は手を握って開いてを繰り返し、
ローションを馴染ませる。
 一度畳んだ五指が伸びると同時、液体が糸を引いて亮太の手に纏わりついた。
「さーてと……んじゃ、ちゃちゃっと犯っちゃいますか」
 飄逸した語調で独りごちた後、亮太は菜緒子の無毛の恥丘にローションが付着した掌をあてがい、ぴったりと閉じた秘裂に指を突き入れる。
 同時に、空いた手で平坦な胸を揉みしだく事も忘れない。

「ひぐぅっ!!」
 遠慮など皆無な指が蠢くと同時、まだ誰の侵入すらも許したことのない膣口に亮太の人指し指と中指が埋め込まれた。
 純潔の象徴でもある環状処女膜が押し広げられると、菜緒子は身体を引き裂かれるような激痛に襲われ、短い悲鳴を上げながら天井を仰ぐ。
 まだ菜緒子の小指程度しかない広さの膣口に男の指が埋没したわけだから、激痛を感じるのは当然だ。


 しかし、何度か指を動かしているとローションによって幾分か滑りの良くなり、まるでぬかるみの中を足踏みするかのような音が漏れ始めてきた。
 膣口や左右の膣壁、Gスポットを指の腹で小刻みに擦り、指先でポルチオをノックする亮太の愛撫は、優しさこそ欠如するものの、実に巧みなものであった。
 この手合いは大抵、自分達の欲望さえ満たせれば良いとしか考えない人間なので、テクニックに関しては杜撰な者が少なくない。
 しかし、亮太は違った。
 かなり手馴れた様子を見ても分かるように、女がどういった所を弄れば悦ぶのかを心得ている。
178或る母娘の壊し方:2011/04/12(火) 23:46:12.08 ID:JrfkViLp
「んひぃ……んぅぅぅぅぅぅぅぅ……んあぁっ!!」
 先刻まで不快感の色しか滲ませなかった菜緒子の声音。
 だが、次第にそれは艶めいたものに変わりつつあった。
 徐々に指の往復が滑らかになっていくのと共に、指を埋め込んだ肉口の隙間からローションに混じって白く濁った蜜がしどとに溢れ出ている。
「はぁ……うぅん……はぁ……んはぁ……はぁ……ぁぁんっ……な、なにぃ……これぇ……?」
 頬を紅潮させ、身をよじりながら亮太の愛撫に翻弄される菜緒子の姿は、未成熟ながらも淫靡さを映している。
 双眸が淫欲に蕩け、理子譲りのぽてっとな唇が半開きになり、そこから熱い吐息が断続的に漏れ出していた。
 指で膣肉を擦られるたび、次第に下腹部が熱を帯びていく。
 未だかつて経験したことのない女の悦びに、菜緒子は戸惑いを感じるばかりであった。
「どう? 俺の手マン。今までヤッてきた奴らには結構評判なんだよね〜」
 菜緒子が着ていたデニムジャケットを脱がしてからTシャツの裾を捲り上げ、指で緋色の蕾を弄びながら亮太は質す。
 しかし、初めての感覚に菜緒子は狼狽するばかりで、答えられるような余裕は持ち合わせていない。
 
「ま、こんなんじゃ聞くまでもないか。それにしてもこんなに小さいのにエロい顔すんねー」
 菜緒子の細い顎を掴み、自分の方に向けさせながら亮太は野卑た笑みを浮かべる。
 そんな状況でありながらも、今の菜緒子は先刻と同じような恐怖を感じなかった。
 何故なら膣肉を何度も扱かれていくうちに、言い様のない浮遊感に身体と心を支配されているのだから。
 まるで身体全体が軽くなったかのような感覚である。
 浮遊感の正体……それは、菜緒子が生まれて初めて味わうオルガスムスの前兆。
 先刻よりも一層艶めいた吐息と小刻みに震える肢体が、菜緒子の性快楽の臨海に達しようとしているのを如実に物語っていた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっっっっ!! んんっ……んぅぅぅぅ……」

 やがて、口腔が覗くほど大きく口を開け放ち、頬を紅潮させた菜緒子は初めてのアクメを迎えた。
 未成熟な身体の震えが更に強くなり、肉壷が亮太の指をきゅうきゅうとイソギンチャクのように締め付けながら濁り蜜を滴らせているのが何よりの証拠である。
 色欲に蕩かされた相好は、やはり母と同じく淫靡で官能的なものだった。

「うぉっ、すっげぇ!! おいおい幸樹、修司。この子イッたぞ。やべぇ俺こんなチビッ子イかせられんだ。さっすが俺!!」
「うるせぇよタコ。いちいち騒ぐんじゃねぇ」
 不快さも露な声音で応じる幸樹は、理子に刺したばかりの注射器を床に放り投げてから亮太を睨む。
「あーあー怒られちゃった。ヤク切れのお兄さんはおっかないねぇ」
 肩を竦めてから、亮太はチノパンのファスナーを下ろして肉棒を外気に晒す。
「ひっ……!?」

 それまで肉悦に浸り、ぼんやりと夢心地に包まれていた菜緒子が屹立したおぞましい怒張を目にして後ずさる。
 亮太のそれは修司の肉茎よりも幾分かサイズは劣るものの、臍に届くほどの長さと握っても余るほどの太さを兼ね備えていた。
 サオも亀頭も肌以上にドス黒く、天井を向いて反り返っている肉棒は菜緒子に恐怖を与えるには十分な代物だ。

「はーい、開通工事行くよー」
 竦み上がる菜緒子に構うことなく、亮太は菜緒子のスカートとコットンショーツを完全に脱がしてから腿の内側に手を掛けて両脚を開く。
 その手際は、実に滑らかであり、菜緒子の下半身を裸になるのに二秒と要さなかった。
 瞬きをしている間に下半身を剥き出しにされた菜緒子は、それこそ一瞬何があったのか理解できなかっただろう。
 亮太の手によって両脚を無理矢理開かれ、ひっくり返った蛙のような格好になると、無毛の恥丘と未熟な淫裂が晒される。
 先刻のオルガスムスの名残か、縦に割った花びらが呼吸をするかの如く陰唇の開閉が繰り返され、濁り蜜を延々と吐き出していた。
179或る母娘の壊し方:2011/04/12(火) 23:47:05.75 ID:JrfkViLp
「最初は痛いけどさ、慣れてくりゃ腕でも入るようになるから心配しないで」
 恐怖を煽る台詞を口にしてから黒々とした肉棒を掴んで固定し、亮太は菜緒子の真っ白な淫裂に亀頭をあてがう。
 刹那、一気に腰を沈めて牡肉を根元まで突き込んだ。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!」
 それは、ベランダを仕切るサッシのガラスを震わせるほどの絶叫だった。
 窄まり程度だった膣口がそれよりも二回りほどサイズの大きい肉棒によって押し広げられ、処女膜が無惨にも突き破られたのだ。
 膣口を目一杯押し広げられ、ぎっちりと隙間なく埋められた肉棒。
 それが菜緒子の純潔を容赦なく奪い、死よりもなお苦しい激痛を与える。

「いだい、いだいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! ママァ!! ママァァァァァァァァァァァァァッッッッ!!!!」
「あはははぁぁぁぁ……ナオぉぉぉぉぉ、初体験おめでとう〜 これでナオも立派な大人の女ねぇぇぇぇぇぇ」
 泣訴しながら母に助けを求める菜緒子は、必死に理子へと手を伸ばした。
 しかし、今の理子に菜緒子の声は届かない。
 それどころか陵辱によって純潔を失った娘を、記念とばかりに祝福する。
 ドラッグによって良識すらも破壊された理子は、舌をダランと放り出したまま尋常でない笑みを浮かべてアナルをひたすら抉る修司の肉棒に身を委ねていた。

「あぐぅぅぅぅうぅぅっっっっ!! やだっ! 気持ち悪いっ! 怖いぃぃぃぃぃぃっ!!」
「あはは、いやー女の子の悲鳴って何度聞いても良いね〜クラブで踊るよりテンションアガるって絶対」

 泣き喚き続ける菜緒子の声は、しかしこの室内にいる人間の心に届くはずもなく、陵辱者を悦ばせるサウンドにしかならない。
 菜緒子の悲鳴を心地よく聞きながら双方の膝頭を掴んで腰を前後に動かし、手馴れた様子で男根を突き動かし、時折『の』の字を描くようにグラインドさせて膣内をかき回す。
 抽送によって根元まで押し込んだペニスが半分ほど露出すると、肉幹に破瓜の血が濁り蜜と混じってへばりついていた。

「かっ!! はひっ、ひっ……ひっ……ひぃ……ひぃ……こぼぉ……おぉ……」
 延々と繰り返されるストロークによってエラの張ったグロテスクな肉傘が膣壁全体を擦り続けると、突如として菜緒子が断続的な呼吸を始めた。
 恐らく精神的ショックにより、過呼吸に陥ったのだろう。
 顔面蒼白で目を血走らせ、丘に上がられた鯉のように口を何度も開閉しながら呼吸を繰り返す菜緒子の姿は本人にしてみれば必死だが、傍から見れば随分と無様である。

「あーあーそんなに喘いじゃって、お母さんに似てスキモノなんだねぇホント。ヤリマンの素質あるよ」
 菜緒子が異常をきたしているというのに、相変わらず亮太はふざけた口調で勝手な言葉を紡ぎ、尻の筋肉をぴくぴくと痙攣させながら動きを速めていった。

「うぅ……!? やばっ、そろそろイキそう」
 少しばかり情けない声を発して亮太は顔を顰める。
 肉棒全体から伝わる菜緒子の膣内は未成熟であるゆえに、非常に狭い。
 初潮も来ておらず、男を受け入れる準備すら出来ていないのだから当然だ。
 だからこそ、未成熟な膣肉は亮太の男根をぎゅうぎゅうと搾るように締め付けてくる。
 何十人ものキャバ嬢やギャルをヤリ捨てしてきた亮太にしても、幼子の膣肉による吸着は今までに経験した事のない感触であった。

「うっ! うぐっ……おぉぉぉっ!!」
 亮太が唸りの声を上げると同時、男根の先端を幼い子宮に突き込んでくる。それは子宮口の奥にまで当たるほどの深い一突きであった。
「いぎっ、いぎぅ!! ごほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっ!!!!」
 呼吸もままならない状態で子宮をゴツゴツと叩かれ、今までの比ではない激痛に菜緒子は危うい呼吸のまま咆哮した。
 亮太が一層強く腰を叩き付けると全身を引き攣らせる。
 そして、打ち付けた未成熟な子宮口に夥しい量の白濁液を断続的に放ち続けた。
「うぅぅぅぅぅぅ……ふぅ……いやー出した出した。やっぱり初物いいねー」
 しばし菜緒子の身体に自分の身体を重ねていた亮太は、射精を終えると同時に憑き物が落ちたような顔で感想を述べ、肉棒を菜緒子の膣から引き抜いた。


180名無しさん@ピンキー:2011/04/12(火) 23:48:38.62 ID:JrfkViLp
今日はここまで
かなり長くなったので分割して投下します

続きはまた後日
181名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 08:31:59.89 ID:CrhdGdD4
GJ
182名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 16:52:22.87 ID:UXN7fVX9
待ってる
183名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 18:15:35.59 ID:sxv94Bs7
本格派ktkr

GJ!
184名無しさん@ピンキー:2011/04/13(水) 22:00:51.28 ID:cdMqBU54
>>169
>>170
発狂してるwwww
185 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/04/14(木) 02:32:14.98 ID:RHoUWL+k
>>180
GJ過ぎる
続きに期待せざるおえない
186名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 18:59:49.23 ID:Nnz/rXDE
>>171-179の続き投下します。

※スカ、精神崩壊、食糞、マジキチ注意。
後半はかなりハードです。
187或る母娘の壊し方:2011/04/14(木) 19:02:34.75 ID:Nnz/rXDE
「はひっ……くひっ……ひっ……ひっ……ひっ……!!」
 肉棒が引き抜かれた後、菜緒子の膣口は鮮血と精液が乾いてこびりつき、理子の尻穴同様、肉棒と同じ口径に拡げられたまま閉じることはなく、まるで生き物のように蠢いていた。

 菜緒子は相変わらず呼吸が元に戻ることもなく、息苦しさを口で訴える代わりに手を伸ばして虚空を掻き毟る。
 しかし、今この場に菜緒子を助けようなどと考える人間などいるわけがなく、母も頼りにならない有様では、菜緒子の言葉なき懇願は受け止められることもない。
 幼い肢体を痙攣させながら、菜緒子は虚ろな眼差しで幸樹たちを見据えていた。

「ババァ、ガキのケツ穴が寂しそうだからコイツ突っ込んでやれよ」
 菜緒子の行動一部始終を冷徹に傍観していた幸樹は、理子にあるものを手渡す。
 それは、液体が満たされたガラス製の巨大な注射筒。
 つまり浣腸器だ。
 しかもその大きさは明らかに規格外で、どう見ても人間が使うようなでものではない。
 理子が手にしたのは、3000mlの薬液が入る巨大浣腸器だ。
 ここまでのオーバーサイズは市場で手に入ることはない。
 幸樹が知り合いであるSMクラブのオーナーのツテで手に入れたものである。
「あー……あー……何ですかこれー?」
 呆け面のまま首を傾げる理子は、圧倒的な質量を持つそれを呆然と見つめる。
「あぁ? どんだけ世間知らずなんだよ。こいつは浣腸っていってな、腹の中に溜まった糞を出すためのもんだ」
「これを使えばナオは気持ち良くなれるんですかー?」
「あぁ、ケツにぶち込んでやれば糞を出す時、最高に気持ちよくなれるぜ」
「あはー……じゃあナオにも教えてあげたいですねー」

 涎を垂らしながら携えた浣腸器を持ち直し、理子は一歩……また一歩と、覚束ない足取りで菜緒子に歩み寄る。
「ひぃ……ひぃ……や、や……だ……やだっ!! マ、マァ……正気に……戻って……」
「だいひょうぶよぉ……ナオぉ……きっとすごーく気持ちよくなれるからー……きゃは、あはははははぁぁぁぁ」
 血を吐く思いで紡いだ言葉すら、もはや意味を成さなかった。
 覚せい剤の効力によって思考能力すら欠如した理子に、菜緒子を守ろうという考えは皆無だ。
 あるのはただ、娘に更なる悦楽を味わって欲しいと思うベクトルの狂った親心。
 もう菜緒子の眼前にかつての優しく微笑む母はいない。
 目の前にいるのは、まともな生活を送ることすら不可能であろう母親だった女。

 その女がニタニタとおぞましい笑みを浮かべながら菜緒子の身体をひっ繰り返し、家畜のような四つん這いの体勢にする。
 間髪いれずに、理子は浣腸器の嘴を菜緒子の肛門に躊躇なく突き入れた。
「いぃぃぃっっっ!?」
「動くなよ。動いたらケツの中で嘴が折れて取り出せなくなるからな」
 ガラスの冷たい感触が肛門に触れ、直腸に差し込まれると菜緒子は思わず飛び上がり、先刻の理子と同じように逃げ出しそうになった。
 それを阻止すべく、幸樹がわざとらしく恐怖心を煽る警告を発する。
「……っ!!」
 幸樹の言葉を聞いて、菜緒子は完全に動きが止まった。
 同時に、理子が浣腸器のプランジャーを力任せに押し込み、シリンダーに収まっていた薬液を半分以上まで肛門に注入する。
「ぐぎぃぃぃいぃぃぃぃいぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃいっっっっっ!!!!!」
188或る母娘の壊し方:2011/04/14(木) 19:06:11.97 ID:Nnz/rXDE
 流動物が菜緒子の内臓に進入するや否や、菜緒子は形容しがたい感覚に堪らず半狂乱になって叫びを上げた。
 涙や鼻水、涎などの体液で整った顔を汚し、ぐるん、と瞳が裏返る。
 そして、痛みや恐怖に耐えるべく歯を食い縛っている表情は、昼間ショッピングモールで買い物をしていたときに見せていた可憐さなど、微塵もない。
 貼り付いているのは皴でクシャクシャになった汚らしい面のみだ。

「ごっ……おぼぉぉぉぉ……ふぐぅぅぅ……」
「くすくすくす……ナオのケツマンコは欲張りさんね。もう殆ど入っちゃったわぁ」
 嬉々とした声音で薬液を尻穴に注入する狂った母は、娘が苦しみむせぶ声を上げるのも構わず、拷問めいた行為を続けている。
 ようやくそれが終わったのは、巨大浣腸器の中身が空になる頃であった。
「うっ……ふぐっ……!! うぅぅぅ……痛いぃ……お腹……いたいぃぃぃ……」
 土下座するような体勢のまま、菜緒子は床に額を擦り合わせる。
 妊婦のように膨張した腹がぶるぶると震え、全身から脂汗を噴き出す菜緒子。
 薬液をぶちまけないよう、懸命に菊蕾を閉めてはいるものの、幼い菜緒子の力では限界があるのか、少しずつ漏れて大腿を伝っていた。
 それでも菜緒子が必死に耐えるのは、こんな所で排泄したくないという人として当たり前の羞恥心によるものだ。

 何で……こんな事になっちゃったの?
 何で……こんな目に合わなくちゃいけないの?
 わたしとママが一体何したっていうの?
 ……どうして?
 ……どうして?
 ……どうしてっ!?

 苦悶、嫌悪、絶望。
 そして現状の不条理と理不尽に対する怒りに満ちた幼き心は、湧き上がる疑問の答えを求めるのに精一杯だった。
 しかし、菜緒子の疑問に答えるような人間は、当然いない。
 何故なら彼女らを拉致してきた男達は、自分らの欲求を満たすためだけに二人を使っているのだから。

「あー、あはー……はあははぁあー……おなか……おなか風船みたいにふくらんでるぅ〜。あははははっっっはっっはぁぁぁぁぁ……」
 菜緒子が排泄感に苛まれている中、唐突に場違いな笑い声が響く。
 恐る恐る菜緒子が視線を移すと、床の真ん中で仰向けになった理子が水道ホースの先端を尻穴に突っ込まれていた。
 彼女もまた、菜緒子と同じように腹が醜く膨らんでいる。
 さながらそれは、死後腐敗した豚のように丸々と膨張した腹を髣髴とさせる。
 多少脂肪も付いてだらしなくはなっていたものの、女性特有の丸みや豊かさを孕んだ腹部は、もう見る影もない。

「亮太。そろそろ止めていいぞ」
 理子の背後に回り、熟れた双丘を揉みしだいていた修司が台所に立つ亮太に声を掛ける。
 理子の尻穴に差し込まれたホースを辿っていくと、菜緒子達がいる隣の部屋――キッチンにある流し台の水道蛇口に繋がっていた。
 ここから水を流し、理子に即席浣腸を施していたのだろう。

「あいよー」
 吸いさしのラーク・マイルドを排水口に放り込んでから蛇口のハンドルを締め、修司たちのところに戻ってきた亮太は再び菜緒子の傍らに座り込んで、歪に膨らんだボテ腹を摩る。
「ひぎっ!?」
 不意打ち同然だったせいか、菜緒子は驚きのあまり全身をびくん、と跳ねさせた。
 それにより、薬液が水鉄砲のようにケツ穴から飛び出す。

「なぁ、浣腸したって事はいつもみたいに逆流ポンプやんの?」
「当ったり前だろうが」
 聞き慣れない言葉を口にした亮太に対して幸樹が答えると、足元に置いてあったダンボール箱を漁ると、中から樹脂製のディルドーを取り出した。
 二本とも修司の陰茎と同じくらいの太さがあり、窓から射す陽光を浴びて黒光りするそれは、一目見ただけで言葉を失うほどの禍々しさを孕んでいる。
189或る母娘の壊し方:2011/04/14(木) 19:07:50.97 ID:Nnz/rXDE
「ババァ、間違っても漏らすんじゃねぇぞ」
「あはー……分かりましたー」
 心ここにあらずといった状態で返事をする理子に幸樹は軽く舌打ちした後、躊躇なく薄墨色の肛門に極太ディルドーを突き刺した。
「おほぉぉぉぉっっっ!! け……ケツぅ、ケツ穴、クソ穴にごんぶと擬似チンポ入ってるぅぅぅぅぅぅっっっ!!」
 獣の唸るような品性のない声で吠え、下品な言葉を口走りながら悶える理子。
 その姿に侮蔑の視線を向けてから、幸樹は四つん這いのまま震えている菜緒子の身体を足で転がして反転。
 理子と同じように仰向けにさせると、もう一本のディルドーを浣腸液でテラテラと濡れ光るアナルにねじ込む。

「ごがぁぁぁぁぁっっっ!!」
 腹を見せて仰臥する猫のような格好にされると共に、突然訪れた激痛と直腸を潰されるような圧迫感。
 そして、腹が突然の侵入者によって突き破られてしてしまうのではないかと思うような恐怖が、菜緒子を襲う。
 声なき絶叫を上げてから、菜緒子は新たに産み出された大粒の涙を眦から零した。
「準備完了だ。亮太、テメェはガキの方に乗れ」
「はいはい、っと」
 理子と菜緒子を横一列に並べてから指示を出す幸樹に対し、待ってましたと言わんばかりに亮太が菜緒子の太鼓腹に片足を乗せる。
 それはまるで、踏み台昇降のような姿勢であった。
 続けて幸樹が、亮太と同じ格好で理子の膨れ腹に片足を乗せる。
「うぶっ……うぶぅむぅぅぅぅぅ……」
「うぇぷっ!? おぶぅぅぅぅぅぅぅぅ……」

 腹に足を乗せられると、理子と菜緒子は互いに競りあがってくる何かによって、ウシガエルのような汚らしい声を漏らした。
 同時に、彼女らの吐息から強烈な糞便臭が漂ってくる。
 本来なら有り得るはずのない出来事だ。
 彼女達は今、糞穴から薬液や水道水を限界まで流し込まれている状態である。
 しかも、本来それらを排泄させるための穴は樹脂製の張形によって、隙間なく閉塞された有り様。
 つまり、理子と菜緒子は今、排泄が出来ない。
 それゆえに、行き場を失った膨大な液体は排泄口から腸を通じて消化器官に逆流し始めているのだ。

 同時に、本来は腸に留まっているはずだった糞塊も溶けて消化器官に流れている。
 直腸から胃、食道を通じて逆流してきた汚濁水が、いよいよ二人の咽喉にまで差し掛かっていた。
 二人が糞臭いおくびを漏らしたのも、それが原因である。
 頬をぱんぱんに膨らませ、青白い顔が土気色に変わり始めた秋凪母娘は口腔と鼻腔に漂ってくる悪臭にもがき苦しみ、抗おうとするものの、自分たちの力ではどうすることも叶わず、ただ迫り来る最悪の事態を待つしかなかった。

「せーので行くぞ」
「オッケー。これ見んの楽しみなんだよねー」
 苦悶の表情を浮かべる母娘とは対照的に、酷薄そうな笑みを浮かべる幸樹と亮太。
 彼らによる悪魔の所業。
 浣腸の時から一寸刻みで行われていた拷問が、いよいよ最悪な形で終わりを迎える。
「せーのっ……」
 二人の声が重なった瞬間、幸樹と亮太は床につけていた足を浮かせ、膨れ腹に乗せておいた足に自分の全体重をかけた。


――ぶぼびゅぅぅぅうぅぅぅぅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっっ!!!!!! ぶびっ、ぶぶりゅびゅぶぶぅぅぅぅぅ!!
ぶしゃぶびぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっっっっっ!!!!! ぼびゅちゅぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっっっっ!!!!
 びゅちゅうぅぅ、ぶちゅぅっっっ!! ぶばぁぁぁぁぁ!!!!!


「おぶるぅぅぅぅぅぅぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっ!!」
「んぼぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっ!!」

 60キロほどの重みが母娘の腹部に集中し、膨張した腹がべっこりと陥没すると、理子と菜緒子の鼻、口から黄土色と茶色の混じった汚汁が放水の如く噴き出した。
 脱糞の時同様に汚らしい轟音が部屋中に鳴り響き、本来なら尻穴からひり出されるはずだった泥便が断絶することなく、二人の呼吸器官から吐き出され続ける。
 文字通り、それはポンプのような噴出だった。
 糞便特有の生々しい、胸焼けするような腐乱臭が室内の大気を蹂躙し、汚泥のように濁りきった排便が噴水よろしく飛散しては、理子と菜緒子の顔に落下して美貌を汚していく。
190或る母娘の壊し方:2011/04/14(木) 19:09:05.67 ID:Nnz/rXDE
「うぉっ! 勢い強えぇっ!!」
「ぎゃははははははっ! 女の質が高けぇと逆流ポンプも良い画になるな!! ビデオ回しておけば良かったぜ」
 珂々と笑いながら、幸樹は更に理子の腹部を踏み付け、捻りを加えながら抉る。
 内臓をぶち破るのではないかと疑いたくなるほど、その行いには一切の加減がない。

 それは亮太も同じであった。
 年端の行かぬ菜緒子に対し、まるで蟻でも潰すかのような気軽さで容赦なく腹を踏み、しかも爪先から土踏まずは浮かせ、踵だけに体重を集中させて更なる苦痛を与えるようにしている。
「おげっ、ぶぼぇぇぇぇっっ!! ぼびゅぶべぅぅぅぅぅぅっっっ!!!」
 瞳が完全に裏返り、白目しか映さなくなった菜緒子は、未だ終わりが見えない激流便に気道を塞がれて呼吸も出来ぬまま意識を失った。

 理子もまた同じで、菜緒子以上に多量の吐瀉便をおくびと一緒に吐き続ける。
 最後には、吐き切る事の叶わなかった泥糞を鼻と口に詰まらせて無様に卒倒した。
 それに伴い、糞便吐瀉噴水……幸樹達の言う逆流ポンプが終焉を迎える。

「ったく、派手に吐いたなぁ」
 ひとしきり腹の中に収まっていたであろう糞便を吐き散らした二人の交互に見据えた幸樹は、二人の肛門から栓の役割を果たしていた極太ディルドーを引き抜く。
 秋凪母娘の体中が汚物にまみれているのはもちろんのこと、ニスの剥がれたフローリングまでもが本来の色を失って泥糞に蹂躙されていた。
 まるでトイレの排水口が詰まって逆流したのではないかと思いたくなるほど、悲惨な光景である。
「ホントすっげぇな。お隣さん夕飯の支度してんのに、こんな匂い嗅いで気の毒だねぇ」
「心にも無ぇこと言ってんじゃねぇ」
 亮太の軽口に、幸樹が悪態をついて小突く。
 元々この部屋は、不動産会社を経営している修司の親類を脅迫して無償で借りている賃貸物件である。
 それ故に、どれだけ汚れようが、どれだけ壊れようが幸樹には関係のないことだった。
 使えなくなったらさっさと出て行けばいいのだから。
 しかし、ここまで糞便まみれになると流石に気分が悪くなるのか、汚れた床と見てため息を漏らす。

“まぁいいか。当面の掃除係と金づるは確保できた訳だしな”
 散々嬲って愉しんだ後、掃除はこの母娘にやらせりゃいい……そう述懐して笑みを零すと、幸樹は愛用のマリファナ煙草を咥え、ライターで火種を植え付けた。


            ×            ×  


 しばらく幸樹が紫煙をくゆらせて煙草を吹かしていると、いつの間にか姿を消していた修司が長方形のコントロールボックスを持って幸樹たちのいる部屋へと戻ってきていた。
 ボックスの表面には二つのダイヤルとレバースイッチ、そしてアンペアとボルトのマークが表示されたメーター……つまり電流計と電圧計が付いている。
「おっ、修司。仕上げにそれやんのか?」
「あぁ。これがないと俺は物足りないからな」
「同感。逆流ポンプも面白いけど、コレないと終わりって感じしないもんな」
 楽しそうな声を発する二人に対し、修司は相変わらずの無表情。
 喜怒哀楽といった表情が欠如しているのではないかと疑いたくなるほど、能面のような相好であった。

 その表情のまま、機械的な動きで修司は準備を始める。
 まず、コントロールボックスの電源プラグを片隅のコンセントに差込み、次いでボックスの脇から伸びた赤と黒のケーブル四本を持ち、その先端に付いたワニグリップを理子と菜緒子の乳首やクリトリスに噛ませる。
 そして、もう一つの緑と黄色のケーブルの先端に付いた短い鉄の鉄棒二本を母娘の鼻腔奥深くに突っ込んだ。
191或る母娘の壊し方:2011/04/14(木) 19:11:45.04 ID:Nnz/rXDE
「修司。しょっぱなから電流全開で行けよ」
「分かった」
 短く答えてから、修司は床に置いたコントロールボックスのスイッチをONにして、電圧を200Vに調整した後、電流のダイアルを最大まで回す。
 
「んごぉぉぉおぉぉぉぉおぉぉぉぉおぉぉぉぉおぉっぉぉっっっっっ!!!!!!!」
「おぐるぅぅぉぉぉおぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉっっっっっっ!!!!!!」
 電流の針が最大数値の60アンペアまで達し、振り切れた刹那、秋凪親娘の身体が若鮎のように跳ね上がり、絶叫を響かせる口から夥しい量の泡を吹き出す。
 二人とも背骨が折れるほど弓なりに身体を反らし、電流が流れたことによって体温が上昇したのか、白かった皮膚が熾火を灯した木炭のように赤々と染まる。
 やがて、全身の皮膚から筋肉組織、脊髄から末端神経、脳にまで電流が駆け抜けるとスパークが生じ、理子と菜緒子の身体から溶接時に放たれるような眩い閃光が散り出した。

 肢体の筋肉がビクビクと震え、筋肉の動きと膀胱、括約筋の機能を失った二人の尿道からは黄金水が垂れ流され、ぽっかり開いたケツ穴からびちびちと下品な音を立てて腸に残っていた糞塊が漏れ出し始まる。
 その光景は、かつて電流戦争でエジソンがジョージ・ウェスティングハウスの主張する交流の危険性を見せしめるために行った電気椅子の実験を髣髴とさせるほど凄惨なものであった。

「おぉぉぉぉぉっ!! 花火みてぇに超綺麗!!」
「ははははははっっっ!! 昔、籍入れろとか鬱陶しかったクソアマに灯油ぶっ掛けて焼き殺してやったときも、こんな風に暴れ回ってたっけなぁ」
 目の前で醜惨を極めた光景が繰り広げられているというのに、亮太と幸樹はまるで祭りの花火でも見物するかのような語調で盛り上がる。
 この男達にもはや人としての倫理観は通用しないのだろう。
 今までの言動を見ていけば、彼らが人の皮を被った悪魔にしか見えない。
 恐らく、彼らの犠牲になった女は、この母娘だけではないはずだ。

「そろそろか……」
 数十分後、修司が独りごちてからコントロールボックスの電源をOFFに切り替える。
 すると、閃光が潰え、スパークが収まると同時に母娘の肢体がはっきりと見えるようになったが、当然彼女らの身体は筆舌に尽くしがたい惨状であった。
 全身からぶすぶすと黒煙が立ち込め、頭頂から爪先までの皮膚が真っ赤に焼け爛れている状態で、雪白のような肌はもう見る影もない。
 感電した名残か、身体は痙攣が続く有様で、理子に至っては胃液混じりの泡を吐いている状態だ。
 極めつけは匂い。
 糞便の腐乱臭と肉が焦げた匂い、そしてビニールが溶けたような匂いが混じりあった異臭が室内に充満している。
 それは、動物の死臭よりも酷い悪臭であった。
 カラスや猛禽類、蝿などは好みそうな匂いだが、その匂いに慣れない人間がこの部屋に入れば即刻嘔吐することだろう。
「あぁー楽しかったぁ。一通り愉しんだし、何か喰いに行こうぜ」
 ぐっと大きく伸びをすると、亮太が暢気な口調で提案を出す。
「んだな。腹減ったことだしよ。修司、喰いたいもんあるか?」
「……この匂いを嗅いでると焼肉が喰いたくなる」
「マジかよ。おめー相当神経切れてんな」
 品のない声で修司の言葉を茶化しながら、幸樹はげらげらと笑う。
 目的が決まったところで三人は部屋を出る。
 無論、理子と菜緒子は放置したまま。
 そして、帰ってきたらどんなプレイをするかを談笑しながら、彼らはアパートを後にした。


            ×            ×


 ――秋凪母娘が拉致されてから半年後。
 本来であれば親戚などの縁者がずっと家を空けている二人を心配して捜索願いを出すところなのだが、親類が殆どいない秋凪家は何日家を空けていようが、誰からもそういった届けは出されることはなく、理子と菜緒子は人知れぬまま行方不明者として扱われていた。

 失踪した原因など誰一人にも探られることのない母と娘は、相変わらずあのアパートで幸樹達の性処理道具として三人の相手をさせられている。
 しかし、最近はそれだけに留まらず、売春行為によって彼らの生活資金を稼がされる身にまで成り下がっていた……。
192或る母娘の壊し方:2011/04/14(木) 19:13:51.12 ID:Nnz/rXDE
「ババァ、ちゃんとそいつら満足させろよ。今日のノルマは30万だからな」
「あー……あはー……あはー……はいー」

 夏が終わり、風が心地よさを孕んだ季節が目の前に差し掛かったある日、アパートの室内で幸樹がそういうと、布一枚すら身に纏わない理子が光の消えた虚ろな眼差しを向けて頷く。
 今、理子の周りには全裸の男六人が彼女を囲んでいた。
 いずれも幸樹が携帯電話専用の匿名掲示板で適当に募った『顧客』である。
 八畳ほどのスペースしかないリビングにそれだけの人数が集まれば、明らかに定員オーバーの様相を呈しており、少しばかり息苦しい。
 身動きを取ることさえも不自由する。
 しかし、そんなこともお構いなしといわんばかりに、理子は豊かに実った乳房を下から掬い上げるように片手で持ち上げ、
小粒の突起を舐め回しながら蹲踞のような姿勢で座り、雑草の如く生えた陰毛と、使い込んで黒ずんだカスまみれの肉ビラを男達に見せ付けて劣情を誘う。
 もちろん、ポールダンサーのように腰を振るのも忘れない。

「あはー……みなさんー……本日はババァ肉便器・理子に若いチンポをお恵み下さるために足を運んでいただき有り難うございますー。
此度は、皆さんがオナニーするのも我慢して溜めまくったこってりキンタマ汁を、理子の加齢臭漂うマンコやクソ穴、ゲロ穴に射精して頂ければ嬉しいですー」

 貧民街の娼婦ですらやらないような頭の悪い格好をして、下品なセリフを紡ぎ続ける美女を前に、それまで半勃ち状態だった男達の肉棒が一斉に天を向いて反り返る。
 それを目の当たりにした理子は嫌悪するどころか、恍惚とした表情のまま屹立した左右の牡肉の両手で掴み、まるで牛の乳を搾るように擦り始めた。
「はぁー……はぁー……皆さん亀頭もサオもキンタマもデカくてー……理子大満足ですー……咥え応えあるチンポ、口マンコでたっぷりしゃぶりまくりたいですー」

 白痴のように口を開けて涎を垂らしながら手コキを継続させていると、握ったペニスの先端から濃厚な白濁液が迸る。
 欲望の産物ともいえるそれが理子の顔面、胸、肩、腹などに浴びせられた。
 すると、彼女の身体から青臭い匂いが立ち込める。
 理子のいうように、男達は相当溜めていたのか、その精液は膿のような黄色が混じり合っていた。
「あははー……濃ゆくてしょっぱくて美味しい……もっろ、もっろチンポ汁、キンタマが空っぽになるまで射精して下さいー」
 浴びた白濁を掌で掬い取り、それを理子は躊躇なく舐め取ると、口をもごもごさせて精液を咀嚼する。
 頬が紅潮し、双眸が蕩けた表情でザーメンを口腔で吟味する姿は、文字通り下劣な肉便器の様相を呈していた。
「ふぅー……ふぅー……お、俺のはく、く、く、口でしゃぶってくれよぉっ」
 それまで正面から手コキを静観していた肥満体型の男が、鼻息を荒くしながら理子の唇に亀頭が包皮で全て隠れたペニスを押し付ける。
「わぁー……包茎チンポじゃないですかー。ションベンとガマン汁とチンカスの匂いがミックスされてて美味しそうですー」
 声音を弾ませて理子は包皮の被った肉棒の先端を掴んで少しだけ奥に包皮を引っ張ると、皮を被ったピンク色の亀頭が晒される。
「あはははぁー……」
 寒天にへばりついたカビのように白い恥垢が亀頭に付着していたのを発見すると、理子は舌なめずりして、前歯の欠けた口腔に肉棒を放り込んだ。
 ぽってりとした唇が汚臭を放つペニスを挟んで締め付け、舌をシャフトに蛇の如く絡ませてから前後運動を開始する。
 時折、口の中から放り出して亀頭とカリの裏側に付いた恥垢を舐め取ることも忘れない。
「おぅ……っ!? おふっ……ふひひっ……すごい、一週間風呂入らなかったから相当臭いはずなのに……このオバさん、めちゃくちゃ美味そうにしゃぶってるよ……うぅぉぉ、イキそうっ!!」
 曇りきった眼鏡を外し、脂ぎった顔に醜い笑みを貼り付けた肥満体型の男は脂肪で膨らんだ腹を揺らしながら腰を振り、理子の前後運動に合わせて肉棒を抽送する。
 その動きが開始されてから十秒後、デブ男は巨体を震わせて理子の口内に粘性を含んだ精液を解き放つ。
「うぅ……おぉぉぉ……はぁ……はぁ……お、オバさん、まだまだ残ってるから尿道からちゃんと吸い出さないとダメだよぉ」
「んふっ……んぅぅぅ……はぁ……はぁ……はむっ……んむぅぅぅぅぅ……」
 存分にザーメンを解き放ったデブ男が不気味に笑いながら、奥のほうに残る精液を鈴口から吸い出させるように命じ、理子の口淫を存分に堪能していた。
 デブ男がたっぷりアフターケアを愉しんだ後に理子から離れると、入れ替わるように幸樹が理子の正面に立つ。
193或る母娘の壊し方:2011/04/14(木) 19:15:57.28 ID:Nnz/rXDE
「あぁ、そうだ。ババァ、言っとくがな……ちゃんとそいつらが払った代金分、きっちり満足させられなかったら、ヤクは無しだ」
「ふぁい〜……ちゃ、ちゃんろイカぜまず、みらざんのチンポからせーししぼりますー。らからもっどクシュリとチンポくらだい〜」
「そうかそうか。じゃあしっかり稼げよ」
 呂律の回らない理子の言葉を聞いて鷹揚に頷くと、幸樹は踵を返して元の位置に戻る。
 今の理子は、売春をして金を得ることは出来ない。
 稼いだ分全ては、幸樹達三人の懐にそのまま入ってしまうのだから。

 とはいえ、彼らも無償で働かせれば売春婦はやる気を出さないという事を心得ているためか、ノルマを達成すれば覚せい剤を理子に渡すというシステムを構築させて理子に身体を売らせている。
 なるほど、ドラッグに溺れたジャンキーを飼い慣らすには、これ以上ない最高の取引だ。

 かつては歳を感じさせない美貌と、令嬢然とした貞淑な心を持った理子であったが、今ではそれが前世紀も前の話なのではないのかと疑いたくなるほど、彼女は変わってしまっていた。
 墨染めの反物のように艶に満ちた黒い巻き髪は、今や白髪が六割を占めるようになり、整髪もなされていないのでボサボサのまま。
 覚せい剤の過剰摂取により脳神経に異常をきたした為、平常時であれば普通に喋れるのだが、極度の興奮状態になると言語に障害が及び、まともな言葉を発する事が出来ない。
 シミ一つなかったはずの肌も、ドラッグの悪影響により失い、皮膚が荒地の如くカサカサになっている。
 肘裏や肩口には幾度と無く穿たれた注射針の痕が肌を覆い、その箇所のみ紫に変色して見るも無惨な有様だった。
 もうかつての銀幕女優と見まがうような気品ある理子の面影は一切見当たらない。
 いや、唯一面影があるとするならば、それは未だに劣化することのない体型だろう。
 豊かなバストは未だ重みで垂れ下がることなく、脂肪が付いてだらしなくなった腹回りも、むっちりとした体型が好みの顧客には絶賛されていた。
尻穴の周りにまで生えた密林のように濃い陰毛も、彼女の淫靡な雰囲気を醸し出すのに一役買っている。
 それゆえに、理子は幸樹たちが呼ぶ顧客には非常に人気が高く、来るものは皆、理子を買うために金を惜しまない。

「しっかしよぉ、娘の前だってのに恥も外聞もなくシャブくれなんて言えるよな。シャブ中でチンポ中毒とかもう俺より救いねぇよ」
「あはは、奥さ〜ん。ナオちゃんがこっち見てるけど何か一言ある〜?」
「はー……ふは……はー……あはー……ナオ? ナオってダレでしゅかぁ? そんなことよりもっろチンポくらはい〜」
「ぎゃははははははははっ!! もう自分の娘すら覚えてねぇのかよ。こいつ廃人確定だな」
「ナオちゃ〜ん、お母さんもうナオちゃんの事分からないんだって。可哀想だねぇ」
 茶化すように、亮太がもう一人の娼婦、菜緒子の方を向いて言った。
「あー……あうー……あー……ままー……ままー……もっとチンポー……チンポー」
「こっちもこっちで似たような状況だぞ」
 菜緒子が答える代わりに、彼女の傍らに立っていた修司が肩をすくめて言葉を返す。
 理子同様に一糸纏わないのは当然のこと。
 四つん這いにされ、バイブを五本、アナルに突っ込まされているだけでなく、ニップルポンプで未熟な乳首両方を吸引され、真空状態のスポイト内で乳首を無理矢理勃起させられている。
 そして、濁った双眸で理子の方を見つめながら、顧客の飼い犬である大型犬のペニスを挿入されていた。
 見た目からして雑種の大型犬は、本能赴くままに菜緒子の牝穴に毛細血管が張り巡らされた赤い怒張を突きこみまくる。
「あはぁ……チンポ来たぁ……チンポ、チンポぉ……お兄さんのチンポ細長いけど、赤ちゃん出てくる入り口叩いてくれるから大好きだよぉ……」
 舌を出して息遣いを荒くする犬が菜緒子にのしかかるような体勢で器用にピストンを続けていき、それを膣全体で包み込む菜緒子は鼻水を垂れ流した馬鹿面のまま、母同じく白痴のように笑った。
194或る母娘の壊し方:2011/04/14(木) 19:18:11.44 ID:Nnz/rXDE
 あれから三人の手による幾度とない陵辱と拷問、そして顧客の相手をしてきた菜緒子は、度重なる精神的ストレスによって心が完全に壊れ、ある日とうとう発狂した。
 それからというものの、菜緒子は言葉を話す事は愚か、記憶喪失と視覚障害を発祥し、今では人間と犬すら判別が出来なくなった有様である。
 当然ながら、菜緒子はもう楽しみにしていた中学生活を送ることは出来ない。
 それどころか、普通の少女と歳相応に青春を謳歌する事も不可能だ。

「あぁー……あなたぁ、そこにいたんですかぁ? どうしていままでかえってきてくれなかっらんれすかぁ? りこはズットさみしかったんですよー。
だけど、これからはもうズットズットズット一緒ですねー……あはあはははははあははああはははははははははあははははははははあっはははははははああああはははははっは」

 室内にいる男達全員の精液で全身白濁まみれになったあと、膣とアナルに挿入されたサンドイッチファックという体勢で突かれたまま、理子は唐突に歓喜の色に染まった声を発す。
 今の理子には、もうこの世にはいない愛する夫が目の前に映っているのだろう。
 壊れた笑みしか作らなくなった表情は、とても幸せそうだった。
 例えそれが偽りであっても、理子がそれに気付く事はない。
 彼女自身がもう、現実を見れなくなっているのだから。

「ままー……ままー……ままー……あははははー……ままー……ままー……」
「おいクソガキ、少しうるせぇからコイツでも咥えてろ」
 母に便乗して笑う菜緒子に、幸樹はステンレス皿に盛られていた茶色の山……肉が腐ったような汚臭を放つ糞便の塊をひと掴みして、菜緒子の口腔にねじ込んだ。
 これは、菜緒子が四日前に排泄した糞塊であり、窓を閉め切った室内の湿度のせいで腐り、蛆虫が無数に湧いて這い回っている。
 そのせいか、黄土色の糞塊は半分以上が蛆虫の塊によって白く染まっていた。

「ふがっ!! おぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……」
 糞便を喰って丸々と肥えた蛆虫がくっついた排泄物を無理矢理放り込まれた菜緒子だが、吐き出す素振りは見せず、そのままぐちゃぐちゃと咀嚼し始めた。
 糞便の苦味とエグみ、鼻を摘みたくなるような腐臭、そして粘性を含んだ糞便の食感に混じって蛆虫をぷちぷちと噛み潰す感触まで口腔全体に伝わるものの、菜緒子にはそれが食べ物なのか排泄物なのかも分からないまま、糞便を噛み締める。

「……」
 ふと、菜緒子は床に落ちていたあるものに視線を移す。
 それは、精液や尿、そして自分達の排泄した糞便を拭う為に使われたボロ布……かつて菜緒子が着るのを楽しみにして買ってもらったワンピースだ。
 今の状態を見て、誰がそんな事を思えようか?
 ウエス同然にバラバラに引き裂かれ、白濁液や尿、糞便などの汚物にデコレーションされた状態では、もう袖を通すことも叶わない。

 しかし、完全に精神崩壊した菜緒子にそんなものは必要無かった。
 そもそも、精神的外傷を負って陵辱される前の記憶が喪失した菜緒子には、あれがもう何だったのかさえ、思い出せないのだから。
「んおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!」
 絶頂を迎えて犬の精液が子宮に何度も叩きつけられると、菜緒子は糞便を咥えたままくぐもった嬌声を上げ、虚ろな目でワンピースだったものを見つめていた。






                               END

195名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 19:20:14.24 ID:Nnz/rXDE
以上です。
有り難うございました。

196名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 20:03:29.22 ID:ZKX+lAy7
>>195
大作GJ!
特に電気の所良かったです。
197名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 20:15:30.97 ID:OdFqBEgk
えぐい上に生々しい。
すごいな…何ていうか…ホントすごいな。
スレタイ通りすぎてまさしくGJだ。
198名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 20:55:53.26 ID:RHoUWL+k
鬼畜過ぎて勃起した!
最高や、GJ!!
199名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 21:50:14.00 ID:oYuaK/uj
うわぁ・・・これはエグい。
警告無視って読んで後悔したorz

あ、書き手さんはGJですよ
200名無しさん@ピンキー:2011/04/14(木) 23:53:26.76 ID:wuyk/P0x
>>195
大作乙です。GJ!
シャブPの復帰作は是非コレで!w
201名無しさん@ピンキー:2011/04/15(金) 01:49:40.64 ID:2QT9ihz8
>>195
鬼!変態!精神異常者!!

GJです!!
202名無しさん@ピンキー:2011/04/17(日) 05:42:33.19 ID:TC0Z4w/N
このスレの先代の保管庫含めて、DXBEAT系使ってた各スレの保管庫が一斉に死んでると思ったら、こーゆーことだったのね…
今さらだけど一応書いとく。


>旧米国サーバー管理会社の経営上の問題のために、各サーバーがアクセスできない状態になっています。
>現在、管理の引き継ぎを行っている所でございますが、復旧できる見込みが厳しい状況です。
>(2011/01/24 00:00 AM)

公式より
203名無しさん@ピンキー:2011/04/18(月) 18:07:14.72 ID:glVOm1gR
GJだけど

こんがり焼けたら二目と見れない体になるんじゃ
売春できないんじゃ
204名無しさん@ピンキー:2011/04/22(金) 01:08:35.18 ID:ZblmwUZh
GJ過ぎなのですが、1A流すだけでも人は即死してしまいますご主人様!
205名無しさん@ピンキー:2011/04/22(金) 17:07:19.94 ID:eDFqUQLd
作者はマジキチ
206名無しさん@ピンキー:2011/04/24(日) 16:37:12.15 ID:KyzqeP9T
60アンペアってブレーカーか何か見たんだろうけど
人体に流れたら即死だろうね
207名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 05:42:45.54 ID:udU514SJ
せめて死なないように家庭用の100Vに
208名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 08:19:58.55 ID:dfRLnZrz
確かに突っ込みどころ満載でしたが、読み応えがあり非常に興奮しました
これで2〜3日はネタに困らない
GJでした
209名無しさん@ピンキー:2011/04/25(月) 23:53:34.16 ID:4QmS27hp
どう見てもガセネタだとは思うが
よもや>>200のネタが現実味を帯びてこようとは・・・w

酒井法子(40)に日活ロマンポルノの撮影開始情報
ttp://wjn.jp/article/detail/2953198/
210名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 15:21:14.54 ID:bnthcLgj
(^ω^)っかわいいウンチは大体よーすけ
211名無しさん@ピンキー:2011/04/26(火) 18:13:33.21 ID:ol2mqqvO
ついにシャブって美奈子ちゃん!制作か。
股間が熱くなるな。
212名無しさん@ピンキー:2011/04/29(金) 17:01:38.35 ID:Q4DwJ3KT
シャブ漬けにして犯り捨てか
ドキドキワクテカするね
213名無しさん@ピンキー:2011/04/30(土) 12:29:37.10 ID:xannds6W
まさに俺得シチュだな
214シャブりつくされる女:2011/05/01(日) 03:09:03.23 ID:Idm9TcLd
※この物語はフィクションです。実在ののりPとは一切関係ありません


ヤクザはいつの時代も嫌われ稼業だ。
マスコミの主導する街頭アンケートでは、身奇麗な女が眉を顰めて憤慨する。
「ヤクザなんて最低だと思います。人を騙して搾取して、悪いと思わないんでしょうか!」
なるほどもっともだ。だが笑える話でもある。
その女共が憧れ崇拝する『芸能界』には、ヤクザをも超える外道が巣食っているのだから。
数年前、薬物問題で世を騒がせたアイドル・大橋優佳。
あれなども業界人に食い物にされた一人だ。

大橋優佳は北陸地方の田舎に生まれ育った。
一日にバスが数本という本格的なド田舎だ。
人もまばらな商店街の外れで、偶然旅行に来ていたスカウトの心を射抜いたのだから、
その素材は一級品だと言って良いだろう。
『工夫のないセーラー服の上に、昭和みたいな丈の長いスカート。
 芋臭い事この上ない格好だったけど、その中身には一瞬で惚れたよ』
事実、スカウトマンはそう証言している。

元々、日本人離れしたすらりと長い脚をもっており、地元ではにわかに有名だったらしい。
いわゆる『村一番のめんこい娘』というやつだ。
その美貌は、上京してからのダンスレッスンでいよいよ磨き上げられた。
北陸出身ゆえの白い肌、都会ではそうは見かけない清楚で純朴な雰囲気、新生活への希望に満ちた瞳。
これだけの条件を備えた新星アイドルが、ブレイクしない理由はない。
雑誌の表紙を飾り、ネットでの人気投票では根強い支持を得、バラエティにも取り上げられた。
機転を利かせた面白い発言をする訳ではないが、そのわざとらしさのない生真面目さ・清楚さに、日々カルトじみたファンが増していった。
清純派アイドル。
大橋優佳が取り沙汰されていた時代、その謳い文句は彼女の為にあったと言っていい。

その彼女が転落するきっかけは、あるドラマへの進出だ。
有名若手俳優・観月健二が主演を張る『ヤドリギの花』。大橋優佳はそのヒロインに抜擢された。
当時上り調子にあったとはいえ、通常では考えられない栄誉。
優佳サイドが2つ返事で了承した事は想像に難くない。

真面目な優佳のことだ、女優としての初仕事にも魂を込めて挑んだのだろう。
泣き、笑い、憤り。優佳は劇中のヒロインになりきり、周囲が思う以上の熱演を見せた。
それに呼応するように他の役者の熱も上がり、ドラマは大成功を収める。
そしてラストシーンでの主人公とヒロインの熱愛がそのまま現実に顕われたかのように、
収録後も大橋優佳と観月健二の2人は親密さを増していった。

ただし、これを純愛などと反吐の出る呼び方をしてはならない。
観月健二は、外でこそ穏やかに笑い、『女を大事にしてくれそうな男ランキング』不動のトップを保っているが、その女癖の悪さは業界でも指折りだった。
奴にしてみれば、自分の中で及第点に達した女を、とりあえずつまみ食いしてみたに過ぎない。
無論、表面上はそんな気を微塵も見せないのが、外道の外道たる所以だ。
215シャブりつくされる女:2011/05/01(日) 03:09:32.53 ID:Idm9TcLd

観月健二が優佳を『喰った』のは、ドラマ収録を終えてから半年後の事だった。
優佳はオフの日、健二のマンションに呼び出された。
テレビなどで紹介されている自宅とはまったく間取りの違う、プライベートマンションだ。
そこに迎え入れられる事は、女に特別な思いを抱かせるだろう。

2人の砕けた空気を見る限り、もう何度も交際を繰り返している事が窺えた。
夜景を肴に色とりどりの酒を飲み、巨大なスクリーンで映画を鑑賞し、身を寄せ合う。
やがて優佳はバスルームに姿を消した。
おそらく彼女は、その時すでに、健二に抱かれる事を覚悟していたのだろう。
健二がバスルームの扉を開き、シャワーの降る中で優佳を抱きしめた時、彼女はさほど錯乱はしなかった。

「安心して。力を抜いて」
健二はベッドに腰を下ろし、全裸の優佳の乳房を弄びながら囁く。
なるほどその様は女を大事にする男のそれだ。
彼の指は楽器を奏でるような繊細さで膨らみを揉み解し、未熟な女を目覚めさせる。
「はっ……は、ぁ……っ」
優佳の表情と、刻一刻と形を確かにしていく乳首から察するに、それは多大な心地よさをもたらすらしい。
そうしてたっぷりと始まりの挨拶を施したあと、指は優佳の脚の間へと割り入った。
「ん」
優佳が初々しい声を上げる。
「処女なの?……大丈夫、痛くしない。最初の一瞬はつらいかもしれないけど、
 すぐに頭がおかしくなるくらい気持ちよくさせてあげるよ」
健二はそう囁きながら、優佳の潤みで指を蠢かす。
端正な顔や自信に満ちた態度ゆえか、若いながらに妙な説得力があった。

「可愛いよ、優佳」
夜景の広がるガラスにうっすらと姿を映しこみながら、健二は優佳を蕩かし続けた。
優佳はすでにほだされているようだ。
無理もない。これほどの男に大切さをアピールされながら尽くされて、心動かない女のほうが少ないだろう。
恋愛経験の乏しい生娘ならば尚更だ。
寝台に投げ出された優佳の脚の間は、十分なほどの潤いを見せていた。
指が蠢くたびに水気のある音を立てるほどに。
経験がなくとも、愛する男への気持ちが性のガードを緩めているのか。
216シャブりつくされる女:2011/05/01(日) 03:10:06.58 ID:Idm9TcLd

「さ、いくよ」
十分すぎるほどに蕩かしを施した後、正常位に向き合って健二が言う。
優佳は小さく頷いた。
「おねがい…………します」
不安そうに上目遣いで囁く様は、普通の女ならばカマトトぶっている、となる所だが、
優佳にあってはそれが自然体なのだから驚くばかりだ。

半身を起こした白肌が汗に光り、艶やかな黒髪がシーツに広がる。
まるで姫君のようなその身を抱けるとなれば、さすがの健二も興奮する事だろう。
だが奴はまだ仮面を外さない。
「力を抜いて、まず一度大きく深呼吸をしてみるんだ。そうしたら俺を信じて」
そのように囁きながら、胸を上下させた優佳の中に、ゆっくりと腰を押し進めた。
「んんッ……!」
優佳の眉が下がり、唇が引き結ばれる。手足の強張りが純白のシーツに皺を作る。
だがその苦痛は一瞬で峠を越え、大きな息とともに弛緩に至った。
「無事に入ったね」
健二は穏やかな笑みで告げる。
「……はい。入ってるの……解ります。私、大人になったんですね」
優佳も感極まった様子だ。
その髪を幾度か撫でてから、健二はゆっくりと腰を動かし始めた。
「ああ、すごく気持ち良いよ。優佳の中は最高だ。
 まだ誰も知らないんだよな。優佳は見た目だけじゃなく、中身もこんなに可愛いなんてさ」
機を見て褒めちぎる事も忘れない。

性教育の教科書にでも載せられそうな、綺麗なセックスだ。
理想的な身体つきの男女が、向き合って互いを労わるように繋がっている。
ぱんっ、ぱんっと肉の当たる音が優しく響く。
あまりにも綺麗すぎて、それが性器と性器の結合である事さえ疑わしくなってくる。
だが、結合部を凝視する女の瞳が、紛れもなく繋がりあっているという事実を物語った。

穏やかなセックス。
しかしそれは同時に、優佳にとって堪えきれぬほど心地の良いものらしい。
「ああ、……ああっ……」
いつも品よく閉じている唇から、絶え間なく熱い息が吐き出されている。
上体を支えるべく後ろ手についた腕は、時おり背筋ごとぞくりと快感の竦み上がりを見せ、
はじめ無造作に投げ出されていた脚は、今や踵でシーツを磨り潰さんばかりに張っている。
頬を涙のように伝う汗もまた、火照り具合をうまく象徴していた。
感じ入っているのだ。事を始める前は生娘だった女が。

そのスパイスは抱かれる男への愛だろうか。
それとも、若い娘なら10人に9人が好意を持つ有名俳優を独占している、
自らと繋がりあい、心地良さそうにしてくれている、その夢のような出来事への幸福感だろうか。
女は本能的に自分にとっての“王子様”を追い求める生き物らしい。
であれば、その状況下で感じてしまう優佳を責める事はできまい。
ただし重ねて言うが、そこにあるのは純愛ではない。
なにしろ、俺がこうして大橋優佳の初夜を語り聞かせられるのも、後に残る映像媒体があったからだ。
観月健二が自らの寝室で撮影し、獲物の捕食記録として裏の世界に売り捌いた映像が。

今カメラの向こうで天を仰いだ娘は、そんな事は夢にも思っていないだろうが。
217シャブりつくされる女:2011/05/01(日) 03:10:56.91 ID:Idm9TcLd

初夜で徹底的にセックスの味を覚えこまされた優佳は、すっかりその虜となった。
それは初めて食べたファーストフードに感銘を受け、連日通いつめる行為と似ている。
健二も惜しみなくその堕落に手を貸した。

二日目の夜、優佳はベッドに這ったまま、後ろから挿入を受けていた。
両肩に手を置かれ、一体感たっぷりに深い結合を受け続ける。
あの細い腰のどこに逸物が入るのか、と思えるほどだが、結合音は一定のリズムで繰り返された。
艶めく髪が背中にゆれ、整った顔は目を瞑ったまま顎を浮かせ。
優佳の様は、早くも女の悦びを見出している事が明らかだ。

互いの愛液が腿の間に粘ついた膜を作るころ、健二は優佳の身体を反転させた。
片脚を持ち上げて肩に担ぎ、大きく開かれた恥じらいの部分へ腰を沈み込ませる。
「あンっ、あ……!!」
これに優佳が実にいい声を出した。
まだ成熟には程遠い娘だが、その一瞬の声は女そのものだ。
「いかせてやる」
片脚を担ぎ直して姿勢を安定させながら、健二は確かにそう言った。
明らかに普段とは違う口調だ。本性を覗かせている。
しかし、快楽を待ちわびる優佳にそれを見抜く正気などなかっただろう。

昨日の小奇麗なセックスから一変し、荒々しく横向きに繋がり、乳房を揉みしだく交わり。
だが優佳は、三時を刻むように拡げた脚を何度も強張らせ、快感にうち震える。
純潔を失ってから僅かに2日目の夜。
優佳ははやくも絶頂の味を覚え込まされた。
それは次の日も、また、次の日も。
優佳が快楽を覚えるのに反比例し、健二は演技を止めてゆく。
まるでその分だけ、自らの本性を暴かれる心配がなくなった、と考えているかのように。

事実、一週間もする頃には、優佳は完全に健二の奴隷となっていた。
ワイングラスを傾ける健二の足元に跪き、その逸物を大切そうに舐めしゃぶる有り様だ。
まるで泡姫のような奉仕を強要されていた。
しかし、優佳がそれを嫌っている風はない。むしろ健二に奉仕できる事を誇りに思っている様子でもある。
完全に健二という男とそのセックスに酔わされているようだ。
根から純朴な彼女には、それを避けることなど叶わなかったことだろう。

そうして骨抜きにされた彼女に、ある日とうとう健二はクスリを使った。
いわゆる『シャブ漬け』だ。
クスリを使ったセックスは、一度やると忘れられない。
何度も快楽を刷り込みながら適量ずつクスリを用いると、どんな人間でも確実に中毒に陥る。
金のある限り、いや汚銭に手を出してまでクスリを求め続けるようになる。
クスリを提供する側の人間、つまり健二は、そうして優佳を性奴隷として繋ぎとめると共に、潤沢な貢ぎを受け続けるという寸法だ。
俺達ヤクザも女をシャブ漬けにする事はある。
だがそれは、あくまで女に稼がせる為の最終手段だ。組の利益にならない限りはやらない。
だが観月健二という男、いや芸能界という魔窟に住む連中は、遊び感覚でその一線をあっさりと踏み越える。
外道を超える外道、と俺が呼ぶのも、少しは理解できるだろうか。
218シャブりつくされる女:2011/05/01(日) 03:11:12.96 ID:Idm9TcLd

逃亡劇の末、やつれ切って連行される優佳の姿は、改めて俺が語るまでもないだろう。
優佳は自分の意思で逃げていたのではない、と俺は思う。
彼女の性格なら、世間で疑惑が持ち上がった時点で自主を望むはずだ。
それをさせなかったのが彼女の事務所か、健二らクスリの関係者だったのかは解らない。
ともかく彼女は、塀の中で全てを明らかにした。
その段になってなお男を庇うほど馬鹿でもないのだ。
観月健二は芋づる式に逮捕された。裏にある暴力団組織にも捜査の手が伸びた。
黒幕も明らかになり、これにて事件は終了だ。

表の世界では。

ここからは、極めて信憑性の低い話となる。
そうであれば実に淫靡だ、というある種都市伝説めいた部分がある事も認めよう。
俺がこの話の根拠とするのは、裏のルートから仕入れた数本のビデオだ。
そこに映っているのは、懲役を終えた大橋優佳だとされている。
もっとも画面は全体として薄暗く、彼女の印象も数年前と比べて若干変わっている為に、
俺自身も眉唾物という気はしている。
だが、『なまじ名の売れた大橋優佳が、芸能界を追放された後も行く宛てがなく、
業界のお偉いさんの慰み者にされている』という状況説明に、成る程と思う部分もあったのだ。

ビデオは前述の通り薄暗い。
コールタールのような濃い飴色に染まったそこは、どこかのバーか。
直感で特別な場所だと解る。
上品な場、という意味ではない。金の有り余る好事家連中の溜まり場、ということだ。
品のなさという点ではある意味スラムの酒場よりひどい。

暗いバーの中央にはお立ち台のようなテーブルがあり、そこに白い影が浮かんでいる。
目を凝らすと、それが座り込む白い肌の娘だと解った。
逃げられないようだ。
天井から下がった鎖で手首の枷を繋ぎとめられ、脚も太腿と膝下を縄で縛り合わされている。
勿論というべきか、服など一切纏っていない真裸だ。
219シャブりつくされる女:2011/05/01(日) 03:11:54.46 ID:Idm9TcLd

意外に素晴らしいその裸は、テーブルを囲むように座る男達の視線に晒されていた。
薄暗い中にも下卑た笑みが浮かんで見えるようだ。
そして、男達の視線はただ女の裸をなぞるだけではない。
粘つくような視線は、彼女の腹部から、震える脚をさすり、尻穴で止まる。
確かに女の尻は、何度か浮き沈みしており、何か妙だ。
注意深くその尻の付近に目を凝らすと、事情が飲み込めた。
テーブルの上、女の尻の下にイチジクの形をした容器が転がっている。
計四つ、いずれも潰されて使用済みの状態だ。
捨てられている場所からして、中身がどこへいったかなどは愚問だろう。

ぐるるるう……と女の腹が鳴った。

「お、お願いしますっ!!トイレに、トイレに行かせてください!!!」
女の声が映像内に響いた。
広くはない場所らしく、声が反響して聞こえている。
男達はただ笑っていた。
「お願いです、もう、もう限界なんです!!このまま出てしまいそうなんですっ!!!」
女の必死さはかなりのものだ。
正面に、横に、振り仰いだ背後に哀願の視線を向けている。
カメラに映った顔は整っていた。大橋優佳らしいかと言えば、らしくなくも無い。
少なくとも、こんな所で惨めな姿を晒さずともいくらでも生き方があるだろうという器量だった。
その彼女が、いよいよ苦しげに身悶える。

限界と見て取ったのか、男の一人が煙草をもみ消した灰皿を女の尻の下に滑らせた。
暗がりの中で宝石のように輝くガラスの灰皿。振り返った女が息を呑む。
「そこにしたまえ」
男が命じると、周りの笑いが大きくなった。
肩を揺らして大笑いする影の中心で、女が俯く。
しかし排泄欲には勝てなかったのか、腰を浮かせて灰皿に跨る格好を取った。
「う、うっ……!!ううっ……!!!」
苦悶か、泣き声か解らない声を漏らしている。
女の肌は雪のように白く美しかった。体型は向こう十年はグラビアでやっていけそうなほどに整っていた。
その女の排泄孔から、破裂音が響く。

「いやああああっ!!!!」
女の叫びは、それでも汚辱の音を掻き消すには至らない。
みちみちと浣腸液で緩んだ便が溶け出していく。灰皿の中に吸殻を覆い隠すように。
溶けたような軟便の後、太さのあるものも続く。時に千切れながら、滑り落ち、また奥から顔を出す。
何日にも渡って排便を禁じられていたのだろうか。
そう思えるほどの量で、灰皿の淵に設けられた窪みから外へ零れ出して行く。
やがては失禁も加わった。
それは灰皿に受け止められるはずも無く、テーブルに染みを広げてゆく。
笑い、笑い、笑い。
惨めな姿をなじり、見目に反してひどい匂いだと罵り、失禁を謗る。
女はそれにじっと耐えていた。
逃げられないようだった。
220シャブりつくされる女:2011/05/01(日) 03:12:15.58 ID:Idm9TcLd

そこから、女は終わりがないかと思えるほどに嬲られ続けていた。
まずは、後ろ手に縛られた背中を上から撮るやりかたで、延々と後背位が映された。
若々しさを際立たせるためか、長い黒髪がリボンで纏められている。
ほっそりしたボディラインも相まり、まるで女子高生を犯しているような映像だ。
顔は見切れており、ちょうどその見切れる辺りから苦しげな声が漏れていた。
「え゛ごっ、んごぉおお゛っっ!!」
排泄を乞うていた時から3オクターブは低い、獣のような声だ。
女が口からそんな声を出せる状況は限られる。

カメラが乱交の正面映像を抜いた。
案の定、男の剛直を喉奥深くまで捻じ込まれている。
それも、顔を持ち上げ、喉奥の突起に逸物を擦り付けるような極めて苦しいやり口だ。
明らかに女の苦悶を愉しむ目的でやっている。
剛直は喉奥の深くまで入りこんだのか、女の顎から喉、乳房に至るまでは吐瀉物に塗れていた。
あのえづき声は、まさに嘔吐している最中のものだったのだろう。

イラマチオも酷いが、それによる締め付けを喜んで犯し抜く背後の男も酷い。
完全に種付け目的での腰使いだ。事実、女の恥じらいからは濃厚な精が絶え間なく溢れている。
後ろ手に縛られたままでの、身体の中心を刺し貫くような前後からの責め。
女はそれを、少し内股になった姿勢で耐え続ける。

乱交映像ばかりではなかった。
別の映像では、女はすらりとした脚を肩の方に持ち上げられ、尻穴を嬲られていた。
大股を開いた脚の、足首、脛、腿、尻肉に至るまでを数人の手が鷲掴みにしている。
そうして脚を戻せなくしたまま、尻穴に指入れを行われているのだ。
尻穴に潜り込んでいるのは男の節ばった指。オイル状のものを纏い、ぬるぬると出入りしている。
その様は鏡を用いて女自身にも見せつけられていた。
女は押さえ込む男達の鼻息を間近に感じながら、排泄孔への指の抜き差しという異常事態に声をなくしている。

テーブルには他にもいくつものアナル責め用の器具が見て取れた。
雰囲気からして、それら全てをたっぷりの時間をかけて用いる事だろう。
当然、指や器具で終わるはずも無い。
十分に解し広げられた暁には、彼女はその後孔をも使われる事となる。
その絶望的な未来をありありと感じながら、女は尻穴に指が出入りするさまを見つめていた。



                         終わり
221名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 16:47:35.01 ID:zsMu0ach
ここで終わり、だと…?
GJだけど続きが見たいよ!
でもGJ!
222名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 17:20:38.68 ID:Us5jToxA
生殺しや…こんなの…

だがGJ!
223名無しさん@ピンキー:2011/05/01(日) 21:46:51.77 ID:BKkkpXpm
ちょ、続きは!!
GJです
続きマジで待ってます
224名無しさん@ピンキー:2011/05/06(金) 21:00:13.53 ID:YKXiwOKs
このスレ的に大先輩(天上人かも)であられる
官能(SM)小説の鬼才・団鬼六氏がお亡くなりあそばしてしまった・・・

ttp://mainichi.jp/enta/art/news/20110507k0000m040100000c.html
225私でない私   1/17:2011/05/09(月) 00:11:08.06 ID:h/KY1BOH

『そんなに優等生じゃないよ。』

それが私の口癖だった。小学生の頃から、ずっと。
確かに成績は常に上位で、部活にも熱心に取り組んできた。素行も悪くはない。
ただ、優等生と思われやすい本当の理由は、私の“いかにも”な見た目だろう。

髪は常に黒のロングストレートだ。
幼い頃は母の言いつけでそうしており、やがて級友に持て囃されるようになると、私自身が進んでそうするようになっていた。
艶のある長い黒髪はどこででも人気を得る。
さらに私自身、顔立ちはいいほうだ。
整形した顔の華やかさにはさすがに適わないとはいえ、素の素材としてはこれ以上を望むべくもない。
もちろん自惚れの意味ではなく、その顔をくれた両親に感謝する、という意味でだ。
くっきりとしつつも優しげな垂れ目に、ぽってりとした唇は、適度に知的で穏やかな印象を与える。
私自身、時に鏡に映った自分をどこのお嬢様かと思うほどだ。
私は確かに気真面目なほうかもしれないけれど、鏡に映った見た目ほどではない。
まるで外面だけが“私でない私”みたいだ。

その清楚な見た目は私に何度かいい思いをさせてくれた。
恋愛に不自由した事はないし、人受けもいい。
けれども逆に、その見た目のせいで嫌な思いも沢山した。
テニスの試合のたび、スコートの中を盗撮されたり、ストーカー被害に遭ったり。

特に忘れられないのが高校3年の時の甲子園観戦だ。
その年は母校が奇跡的に甲子園へ出場し、私もクラスメイトと共に応援に回っていた。
応援団用の白い帽子とパーカー、体操服に身を包んで。
すると、試合模様を写していたカメラマンが露骨に私を撮影しはじめたのだ。
最初は観戦席を回し撮っていた動きが、私をレンズへ捉えた途端に止まる。
メガホンで打者へ声援を送る様も、タオルで首筋の汗を拭う様も、水を飲む様も撮られていた。

「うわぁ、香菜……さっきから超撮られてるよ。
 甲子園のカメラマンって、かわいい子ばっか撮るって聞いたけどマジなんだ」
友達がそう囁いてきたのを覚えている。
とはいえ映像はライブ中継だろう。撮るのをやめろと抗議する訳にもいかず、
私はカメラに気がつかない風を装うしかなかった。
結果、試合展開のない間は私の映像がお茶の間に延々と流される事態となる。
226私でない私   2/17:2011/05/09(月) 00:11:45.89 ID:h/KY1BOH

その反響は大きかった。
恐ろしくて私自身では確認していないが、友人の話では、当時ネット上は試合内容より
『あの可愛い子は誰だ』という話題で持ちきりだったという。
私とキスしたい、口に男の物を咥えさせたい、セックスでよがらせたい。
そんな自分本位な書き込みが連日なされ、高校にも私目当ての不審者が押しかけて職員会議まで開かれた。

そんなどこまでも優等生じみた私の見目は、私自身の他にもう一人の人生をも狂わせる。
3つ下の弟、翔太だ。
翔太は、常に優等生だと持て囃される私を見てきた。
自分が頑張っても私ほどには褒められない毎日。
あの子が同じく満たされない友人とつるんで非行に走ったのも、今思えば仕方のない事だったのかもしれない。

けれども私は、朝帰りする翔太を放任主義の親に代わって事あるごとに叱り付けた。
憎らしいのではなくて、その将来が不安になったから。
翔太は昔から泣き虫で、要領が悪く、一人で何も決められないタイプだ。
それが不良になり粋がったところで、悪い人間に騙されるのは目に見えていた。
そしてその不安は、ついに最悪の形で的中する。

「ねえちゃん、お、俺……どうしたら、いいんだろ……?」
翔太はアパートの玄関口で泣き崩れた。
年上の不良に騙されて闇金で借金を重ね、毎日暴力団に脅されているという。
周り中が共犯で頼れる人間もおらず、親に泣きつく事もしたくないので、
大学入学を期に家を出た私を頼ったというわけだ。
私はそれを迷惑とは思わない。むしろよく知らせてくれたと思う。
「……解った。お姉ちゃんと一緒に何とかしよう」
しっかりと翔太の肩を抱いて告げ、その場で行動に移した。

翔太を連れて、脅しをかけているという暴力団の事務所を訪ねる。
翔太自身も騙された側で、まだ話の全容を理解していない。
まずは一度話を整理する必要があった。
こちらが事態を把握していない事には、警察にせよ弁護士にせよ、相談のしようがないから。
もちろん一度話し合っただけで解決するとは思っていない。
けれどもポケットにボイスレコーダーを仕込み、もし恫喝でもされれば録音して証拠とするぐらいの自衛手段は考えていた。
いかにヤクザとはいえ、この法治国家でいきなり一般人をどうにかする事はないだろう。
私達はそう考え、事務所の戸を叩いた時には、当然アパートに無事帰れるものと信じていた。
227私でない私   2/17:2011/05/09(月) 00:13:14.79 ID:h/KY1BOH

妙だと気づいたのは、事務所でいかつい男達に囲まれ、話し合いを始めてからだった。
視線が私に集まっている。犯したい、嬲りたいという露骨なオスの目だ。
私は背筋に寒いものを感じながら、努めて冷静に話を進める。
翔太の負債は利子も込みで800万円。さらに利子は10日で一割という暴利だという。
私はその時点で、こんな馬鹿げた話が通るはずがない、と確信した。
弁護士を通せばチャラとまではいかないまでも、現実的な金額にしてくれるはずだと。

ところが……同時に私は、別の事にも気付き始めていた。
このヤクザ達は普通ではない。大人しく話を聞いているように見せて、“何か”良からぬ事を狙っているように感じる。
「ね、ねえちゃん」
翔太もそれに気付いたらしく、落ち着かない様子で私の袖を引いた。
それを受けて私も話を纏める方に向かわせる。でも、遅かった。

「ぐあっ!!」
いきなり隣に座る翔太が叫び、頭を抱えて蹲った。
その背後には木刀を構えた組員がおり、翔太を殴り倒したのだと解る。
「ちょっと、いきなり何……」
私が抗議の声を上げる前で、さらに数人が翔太を蹴りつける。悲鳴が上がった。
「ちょ、や、やめてよっ!!」
私は止めようとするが、それを後ろから羽交い絞めにして遮られる。
離して、と暴れる私の前で、翔太は数人の暴力団員に痛めつけられた。
脅しというレベルには思えない。
靴で歯を踏みつけて折り、側頭部を殴り、鼻を潰し……そのまま殺しそうな暴力だ。
私の身体に震えが起こった。

「……驚かせて悪いな、お姉ちゃん。だが、こっちももう散々延滞喰らってんだ。
 どうあっても、本日この場で800万返す目処を立てて貰わないとねぇ」
血みどろになった弟の襟首を掴み、1人の組員が言う。
私は言葉がなかった。視線が弟のシャツを変色させる血に貼り付いた。
男はじっと私の身体を眺めている。
その視線で、私は悟った。この男達は、私の身体を狙っているのだと。

「方法は問わねぇよ。このクソガキにゃあ払いようもねぇが、姉ちゃん。あんたは別だ。
 稼げそうなモノを持って生まれてる。
 あんたほどの上玉が“大人の喜ぶ映像”を撮らせてくれりゃあ、800でも返せるさ」
男はそう言って弟を揺さぶった。血が滴る。
私は男の狙いが解っても、どうすべきか決められずにいた。
こんな外道の慰み者になるのは絶対に嫌だ。けれど、そうしなければ弟が殺される。
私が迷っていると、男は今一度翔太を蹴りつけた。
「……ア゛!!」
鈍い悲鳴が弟の口から上がる。このままだと本当に、死んでしまう。

「わ、わかりました!!」
私は反射的に叫んだ。男達が下卑た視線を向ける。
口惜しい。野蛮な恫喝行為だ、法治国家でこんな事がまかり通るなど信じられない。
けれども、私はそのストレートな暴力に、屈するしかなかった。
「……わかりました。……なんでも、しますから。だから、もう弟を蹴らないでください」
「なんでも?そりゃ結構だ。だが800万って金額にするには、普通のビデオじゃあ無理だぜ。
 ちょいと変わった撮影をさせてもらう事になるが……いいんだな?」
男の笑いながらの問いに、私は唇を噛みしめた。
端から選択肢など無い。
228私でない私   4/17:2011/05/09(月) 00:14:09.76 ID:h/KY1BOH

気絶した翔太が縛り上げられた後、私は男達に囲まれてストリップを強要された。
「おお、細ぇなあ!だが胸はある方か。グラドルでもイケそうだな」
「うっは、オイシそーな太腿!こりゃまたすげェ上玉が転がり込んできたもんだ!!」
私がブラウスやレギンスパンツを脱ぎ捨てるたび、男からの品評が飛ぶ。
叶うなら張り倒したい下劣さだ。
最後にショーツを足首から抜き取ると、私の性器に視線が集まった。
「そこに座って、足開け」
男の一人が顎でソファを指し示す。
私は男を睨みつけながらも、従った。してやったりという笑いが耳につく。

私はソファに腰を下ろし、男達に向けて脚を開くポーズを取った。
当然隠すべき所を晒すことになる。
すぐに一人の男が私の脚の間に腰を下ろし、秘部を覗き込んだ。
「っ!」
羞恥に足を閉じかけるが、膝を押さえて制される。
男は面白そうに私の顔を見上げながら、指で陰唇を割り開いた。
そして中から覗くだろう粘膜をも凝視しはじめる。
「お、綺麗なピンク色じゃねぇか。まさか姉ちゃん処女か?」
男が嬉しそうに言った。
それはない。私も意中の人と愛を交わす行為くらいした事はある。
とはいえ慣れているかというと、それも違った。

「うへへ、美味そうだ」
秘部を覗いていた男が、急に割れ目へと口をつける。
「ひっ!」
私はつい女らしい声を上げて後悔した。弱みは見せたくない。
けれどやはり、見知らぬ男に秘部を舐められるのはおぞましかった。
「へっ、今どき珍しいウブさだな。アソコ舐められただけであんな顔するとはねぇ」
「今のガキはマンコ舐めさせながら、しれっとケータイ弄るようなのばっかだしな。
 ゾクゾクくるぜ。本番の撮影に入ったらどうなるやらだ」
男達は私の表情を愉しんでいるようだ。
私はそれが癪に障り、目線を横に流して意識を逸らす。

秘部を舐られているうち、やがてソファの後ろからも手が伸びて私の胸を掴んだ。
「あっ!?」
不意の刺激に肩が跳ね上がる。
「おお、こりゃすげえぞ!?吸い付くようなモチ肌に、やらけぇ乳だ!!」
男は喜びの声を上げて私の乳房を弄ぶ。
男達の興味がますます高まったのがわかった。
「へぇ、胸は上々かい?だがマンコもいいぜぇ、匂いも控えめで、美味ぇもんだ」
前の男が鳥肌の立つような言葉を吐く。
そこからしばし、秘部を舐られ、乳房を揉みしだかれる状況が続いた。

「おい見ろよ、こいつ盗聴器なんて持ってやがったぜ!?見かけによらず怖えー女だな」
私の脱いだ服を嗅ぎまわっていた1人が、ジャケットからボイスレコーダーを取り出して叫ぶ。
男達の顔が一瞬強張り、次に私を面白そうに眺めた。
「残念だったな、計算通りに行かなくてよ。だがせっかく持ってきたんだ、活用してやろうぜ」
その言葉でボイスレコーダーが私に近づけられる。
そして秘部を舐める音や、性感帯を刺激されて漏れてしまう喘ぎを延々と録音し続けた。
229私でない私   5/17:2011/05/09(月) 00:14:38.97 ID:h/KY1BOH

「ね、ねえちゃんッ!?」

突如、空気の違う叫びを放ったのは翔太だ。
無事に目を覚ましたらしく、縛られたままこちらを見上げている。見開かれたその瞳がつらい。
私は今、ソファで大きく脚を開いて秘部を舐められ、乳房まで揉まれている状態だ。
とても弟に見せられる有様ではなかった。けれども、安心させてやらなければ。
「ショウ、そんな顔しないの。大丈夫、お姉ちゃん殺されたりしないから。
 ちょっと我慢すれば、翔太の借金なんてすぐに返せるんだから。
 ね、ほら? そんな顔……しないの……」
私はなるべく事もない顔で言ったつもりだった。
けれども、弟の顔が悲痛に歪んでいくのを見て、こちらまで居たたまれない気持ちになる。

「そうそう、未成年の弟クンは邪魔しねーの。お姉ちゃん今、気持ちよくなってんだぜ。
 オッパイ弄ってやってもう30分になるか。
 でかい房がますますやぁらかく張ってきちまって、乳首もほれ、コリコリだぜ」
後ろの男が私の胸の突起を摘みながら言う。
「……ッ!」
私はとっさに唇を噛んで声を殺したが、胸の先に存在する熱いしこりは否定できない。
ああ、と甘い声を上げるのが正直一番無理のない反応だ。
「気持ちいいんだろ?おい、マンコの方はどうよ、もうドロドロになってんじゃねえか?」
男は前の一人にそう声をかける。
前の男はようやく私の秘部から口を離した。
「さぁ、俺のツバで濡れてて解らねぇ。だがまぁ、ぴっちり閉じてて初々しいぜ。
 処女とほとんど変わらねぇ、締まり具合はここ最近の中でも抜群だろうな」
男は私の顔を眺めながらにやける。

その時、ガン、と何かを蹴る音がした。
翔太だ。縛られた脚で、傍らの棚を蹴りつけたらしい。
「クソッ!!テメェら、っざ、けんなよ……ブッ殺してやらぁ!!!!」
翔太の瞳は、今まで見た事もないほどに荒々しかった。
そんな顔が出来るという事は驚きではあるけれど、同時に不安も過ぎった。
「……あ?ナニ粋がってんだ小僧、今度こそマジに死ぬか?」
男達が翔太を踏みつける。
「おう、殺せよ!俺を殺してねえちゃん離せ!!」
翔太も引かない。放っておけば取り返しのつかない事になる。だから私は、一団に呼びかけた。
「あ、あの!そ、そろそろ場所を変えませんか?
 私、なんだか火照っちゃってて。でもこんな所じゃ……」
屈辱を押し殺し、色を込めてそう囁く。予想通り、男達の顔が好色そうに綻んだ。

「……ふん、まぁいい。そのガキは適当な所に押し込んどけ、嬢ちゃんの人質だ」
そう結論づけられ、何とか騒ぎは収まる。
私は元通り服を着直し、黒い高級車に乗せられた。翔太の絶望的な表情に見送られて。
230私でない私   6/17:2011/05/09(月) 00:16:10.47 ID:h/KY1BOH



連れ込まれたのは、ビルの地下階にある閉塞的な部屋だった。
灰色の壁には一様にビスケットのような穴が空いており、完全な防音仕様だと解る。
天井には強い照明があり、他にも三脚つきのビデオカメラや反射鏡など、撮影用の専門的な道具が随所に設置されている。
そこが裏ビデオの撮影現場だということは容易に理解できた。
その部屋で私は、後ろ手に縛られ、猿轡を噛まされたまま椅子に座らされている。
そして正面からその様をカメラに捉えられていた。

「いいねぇ、さすがは上玉だ。今までにねぇペースで視聴者が増えてやがる」
スキンヘッドの男がノートパソコンを覗き込んで呟く。
どうやら私を映すカメラのデータはそのパソコンに転送されており、会員制サイトのライブ中継として流されているようだ。
その視聴時間に応じて課金がなされ、それに人数を掛けたものが儲け、という図式らしい。
男の口ぶりからして、恐らく私の顔にモザイク処理などはなされていない。

「ほう、相当高い時間帯料金に設定してるっつうのに、もうかなりの人数がいるな。
 皆してあの数秒ばかしのサンプル映像に釣られやがったか。
 並の女高生ひっ捕まえてきても、ブスだなんだと文句つける目の肥えた連中だってのによ。
 このオスブタ共をこうまで惑わすたぁ、恐ろしい姉ちゃんだ」
髭面の男がやはりパソコン画面を覗いて漏らした。
その暴言もマイクに拾われて視聴者に届いているはずだが、男に気にする様子はない。
消費者至上の風潮に照らして考えれば、視聴者は暴言を吐かれてなお見続けるほどのクオリティを認めている、という事だろう。
もちろん、これから私になされる事も含めて。

「お、お客から早速ご要望だぜ。『オッパイ見せてください』だってよ」
スキンヘッドが告げると、私の傍にいる男達が笑みを浮かべた。
そして私のブラウスに手を掛けると、一気に左右に引き千切る。
「んんー!!」
私の抗議の声も聞かず、無遠慮にブラジャーまでも破り去られた。
隠す術を失った乳房がカメラの前に零れ出る。
「おうおう、連中すげぇ喜んでやがるぜ。ヤクザ様万歳だとよ」
「へへ、カワイソーな連中だぜ。オッパイ見るだけでそんなに嬉しいのかよ。
 俺なんかは、こうしてやらけー感触を味わったり、この別嬪の体臭を嗅ぐことさえ出来るんだぜ?」
髭面が勝ち誇ったような笑みで乳房を掴み、さらには持ち上げて乳房の下に鼻を寄せる。
「んむううっ!!」
私は再度非難のうめきを上げた。しかし何の効果も無い。

「おいおい、お前が煽るせいで視聴者サマがお冠だぜ?
 しゃーねーな、詫びにこん中で一番キッツイ要望を叶えてやるよ。
 ふむ……これだ。『この清楚美人に腹が膨らむほど浣腸して、糞をひり出させてやれ!』。
 ハンドルネームGUREN、あんたも救いようのない変態だね。だが叶えよう。
 ……ん、何?そんなS級素人にスカトロはどうせNGだろうって?
 アンタこのサイト始めてだね?ここじゃ女にNGなんて言わせねぇよ。
 事によっちゃキー局アナだろうが縛ってロウ垂らして、針でもぶっ刺してやるさ。
 悪いこた言わねぇ、目ぇひん剥いて見てな。これからこの清楚な女子大生のスカトロショウだ」

スキンヘッドの高笑いと共に、カメラが私の顔をアップに捉える。
私は心が抜け落ちるほどの恥辱を感じながら、それでも屈しまいとその映像を睨みつけた。
231私でない私   7/17:2011/05/09(月) 00:16:43.88 ID:h/KY1BOH

私は一旦拘束を解かれて服をすべて取り去られ、縄で後ろ手に縛り直される。
動画での盛り上がりは相当のもののようだ。
不特定多数の人間に裸を晒す……どうしてこんなことに。そう涙が零れそうになる。
翔太の為という正当性がなければ、とうに泣いているだろう。

縄で縛められた後は、バスルームに連れ込まれて浴槽に片足を乗せるよう命じられる。
またしても大きく秘部を開く形だ。私の人生で2度目のはしたない姿になる。
「きゅっと締まった、いいアナルだな。未使用ってのが一目で解るぜ」
1人が私の後孔を弄くり、ワセリンを塗りこめる。その様子もしっかりとカメラが捉えている事だろう。
でも私には、そんな事は些細な事でしかなかった。

これから私は、浣腸を施され、意思にかかわらず排泄をさせられるのだ。
その時に限って映像に撮られない、というのは余りにも都合のいい空想だろう。
頭が痛い。おかしくなりそうだ。
排泄を晒す?女の子が、そんな事を?この人間たちは、そんなものを見たいの?
理解が出来ない。荒唐無稽な話に思える。
しかし現実は非情に進行した。

円状の硬さと共に、シャワーノズルの外されたホースが私のお尻の穴に押し付けられる。
入る訳がない、という私の思いとは裏腹に、それはワセリンの力で少しずつ滑り込んでくる。
「いっ……!!」
悲痛な声しか出なかった。
ホースがある程度入り込むと、ついに蛇口が捻られる。
人肌程度にぬるいおぞましさが流れ込んでくる。
括約筋の内側から、その奥へ、さらにお臍近くに異常な冷たさを感じさせて。
片足を上げたまま腸内に湯を注がれる私を前に、カメラは無慈悲にも顔を映した。
惨めな顔を撮ろうというのだろう。
私は表情を引き締め、在らん限りの怒りを込めてカメラを睨みつける。
「ほう、惨めなカッコで浣腸されてるってのに気丈な顔だな。
 客も喜んでるぜぇ、気位の高い女ほど辱めたいって連中だからよ」
男達にそう嘲笑われても、私は睨みを緩めない。

水道管を水が流れる音とともに、刻一刻と私のお腹は重苦しくなってくる。
ぐるる、という腹の鳴りもしはじめた。額と背中に脂汗が浮く。
「頑張るねぇお嬢さん?もう細っこかった腹回りが膨れてきてるってのによ」
男にそう言われて視線を落とすと、確かにやや体型が変わっていた。
テニスと毎日のストレッチで作った括れがない。
脇腹から腰にかけてが、メリハリのない寸胴になっている。
カメラはハイエナのようにその醜い腹を捉えた。私は憤りに唇を噛む。
232私でない私   8/17:2011/05/09(月) 00:17:10.69 ID:h/KY1BOH

私は耐えた。
お腹の膨らみはカエルのように明らかなものとなり、体中に脂汗が流れている。
浴槽に乗せた左脚が痙攣を起こしたようになってもいる。
私は排泄を乞うことはしなかったが、やがてついに腸の限界が来る。
ぶしゅっという音で後ろの穴から湯があふれ出し、ホースを弾き飛ばした。
じゃあ、じゃあっとたちまち腸内の湯までがあふれ出す。
「おい、構えろ!」
男の叫びで、私の脚の間に洗面器が差し出された。
洗面器への排泄などとんでもないけれど、選り好みできる状況にはなかった。
お腹に力を入れて思いのままに排泄する。

何度も何度も惨めたらしい音が出た。
腸内から止め処なく水が溢れ、内腿を通って脚を伝い落ちていく。黄色かった。
単に汚液だけでなく、その中に目を背けたくなるような半固形のものも混じっていて、とぐろを巻くように右脚を滑り落ちる。
当然、お尻の穴からも何度も質量が抜け出し、洗面器の中に飛沫を上げた。
それら全てがカメラに収められている。
恐らくは私が把握できる範囲をはるかに逸脱した汚らわしさまで、余すところなく。
「う……ううう、ううッウ、うう゛……っ!!」
私は後ろ手に縛られたままで俯き、奥歯を噛みしめて涙を流した。
視界の両端に涙の雫が落ちていき、その中央でカメラのレンズが私の真正面を捉えた。

「最高だぜぇ嬢ちゃん、視聴者サマがもう大喜びだ!
 嬢ちゃんほどの上玉が、初出演でここまでハードな事やるとは思わなかったらしいな。
 何日溜めてたんですか?って質問が殺到してるぜ、答えてやんなよ」
パソコンを覗く男がそう告げ、周囲の笑いを呼んだ。

「さて、アンコールの声も多いからよ、もう一回かますぜ。全部キッチリと出し切んな。
 なんせ視聴者サマの熱いご要望に応えて、この後はアナル調教だ。
 時間かけてこってりと指入れしてやる。
 その最中にクソを漏らしたりしたらお前ぇ、ライブ映像だからモロバレだぜ」
男達はさらに醜悪な言葉を続けている。
私はお尻の穴に再びホースを捻じ込まれながら、それをぼんやりと耳にしていた。
あまりの羞恥に、感覚は鈍かった。
233私でない私   9/17:2011/05/09(月) 00:17:47.55 ID:h/KY1BOH



「うあっ!うあああっ!!」
私は堪えきれず声を上げてしまう。男の中指と薬指の第二間接が、菊輪の窄まりをヌルリといやらしく通り過ぎたからだ。
私は革張りの台に仰向けに寝かされ、お尻への執拗な指責めを受けていた。
手首は万歳をする格好で皮手錠に繋がれ、脚は180度近くに大股を開いたまま、太腿部分に拘束帯を嵌められている。
両脇を晒し、大股を開いて秘部を見せつける惨めな格好だ。

その格好を取らされてから、色々な事をやられた。
繁みの毛一本まで映り込む距離で秘部を接写された挙句、クスコと呼ばれる器具で膣を拡げられ、子宮の入り口までをも映像に収められた。
これに私が過剰気味に反応したのがいけなかったのだろう。
膣の中をペンライトで照らしながら何度も接写され、次に私の顔を撮り、を執拗に繰り返された。
わざわざ子宮の様子をカメラで撮って見せつけられもした。
それを続けられると変な気分になってしまい、やがては膣の奥が潤んだ、潤まないといった水掛論を聞く羽目になる。

腸内の撮影が飽きると、今度はついにその下に息づく排泄の穴が標的にされた。
指先で何度も何度も蕾の盛り上がりを撫で回し、筆まで使って刺激される。
そうして感覚を目覚めさせられると、今度はローションを塗した綿棒を中に挿し入れられた。
1本だけではすまない。2本、3本……お尻の穴が限界まで拡がるように。
綿棒の数が増えるたび、クスコで晒された膣の底にも盛り上がりができ始めたらしく、それを嘲笑われた。
これ以上お尻が拡がらないとなると、その綿棒の塊はゆっくりと前後される。
ローションの助けがあるとはいえ、未知の感覚。私は声を上げた。
それを気に入られてしまったのか、綿棒の塊は何度も私の不浄の穴を通過する。
言うまでもなく、カメラにその様子をしっかりと捉えられながら。

ようやく綿棒が抜かれると、今度は僅かに口を開けたお尻へ男の2本指が入り込む。
それが現状だ。
バスルームで男が言った通り、指入れはこってりとした念入りなものだった。
234私でない私   10/17:2011/05/09(月) 00:18:24.69 ID:h/KY1BOH

男はお尻の穴の責め方というものを心得ていた。
中指と薬指を揃えて浅く抜き差しし、関節部分で菊輪を刺激する巧みさ。
残りの人差し指と小指で陰唇を揉むように刺激し、親指で時おり優しく陰核をなぞる動き。
性器一帯がまるごと快感に潤み、強かったお尻への抵抗感が和らぐ。

さらには空いた方の手で内腿の辺りを撫で回されてもいて、これが地味に効いていた。
お尻への刺激と合わせて内腿をさすられると、括約筋がきゅうと締まってしまう。
その動きを待っていたように2本指で菊の華を押し拡げられると……これはもう衝撃的だ。
「お゛……っ!!」
妙な叫びと共に、勝手に腰が跳ね上がる。
快感、というものとは違うかもしれないが、腰が落ち着いてしばらくも荒い呼吸が収まらない。

「ははっ、また腰が跳ねたぞ。ホント反応いいなぁ、女優としても逸品だ」
「視聴者にも優しいしな。『脚の動きがエロい』ってコメントが山のように来てるぜ」
「ほうほう……腿やら脹脛の筋肉が波打ったり、足先がピーンって張る所がいいのか。
 映ってる部分しか情報がないとはいえ、よく見てやがるな」
「確かに。ここで全体見てっと、チチの揺れやら表情やらがエロすぎて脚なんざ目に入らねぇ」
男達は腕を組んで私を見下ろしながら、口々に品評していた。
そんな言葉を耳にすると、意識するまいと思っても脚の強張りが解ってしまう。
たちまちカメラも含めた視線が痛くなる。
炙るような恥じらいが割れ目の奥を刺激し、じわりと何かが滲み出る錯覚を覚えた。

その生ぬるい感覚に取り付かれながら、私は台に後頭部を沈ませる。
革独特の一面に張力が漲った反発。今までそれが何度も私を現実に引き戻してくれた。
しかし今やその感触を得てなお、尻穴責めの妙から抜け出せなくなりつつあった。
わずかしか潜り込んでいないはずの男の指が、長く感じる。
腸の奥まりまで入り込んでいるように。
指に犯されている。排泄の穴を、男の指に犯されている。
こんな公衆の面前で、お尻の穴を、また深く……捻られて……引きずり出されて……。
乱れた思考の末に、私の身体からは力が抜けた。
身体が革張りの上に溶け出したように感じる。
流体の身体の中、お尻の穴の感覚だけが感じられ、その穴からまた、どろどろと熱いものが流れ出しているような……感覚。
235私でない私   11/17:2011/05/09(月) 00:18:52.97 ID:h/KY1BOH

「ひゃっひゃ、おい見ろよ。アップで撮ってやれ!!」

男の品のない声で、私の意識は突如引き戻された。
視界に映るのは、男達のおかしそうな笑み。カメラは私のお尻を接写しており、
それまで淡々と指責めを施していた男までもが笑っている。

「よう、気分はどうだいお嬢様?ああ悪い、解ってんだ。気持ちよかっただろうなぁ。
 尻の穴に指ズボズボされて、所構わずクソを漏らすほどによ」
一人の男が私に告げる。
「うひひ、ネットの方も完全に祭り状態だぜ。
 まぁこんな清純そうな娘がケツほじられて、さんざっぱら感じた挙句に中身を漏らしたんだ。
 変態共にゃあ国宝級の一本になった事だろうぜ」
別の男もパソコンを前に笑った。さあっと血の気の失せるのが解る。
「どんな有り様か気になるだろ。見せてやれ」
その言葉で、自分のお尻の穴が写された画像を見せられる。

朱色に盛り上がった肉の輪。それを2本の指が割り開き、大量の泡を掻きだしていた。
静止画にもかかわらず肉の輪の心地よさが伝わってくるような図だ。
そしてその指の下部分……尾骨を通って背中側に向かう方へ、黄色い筋が見えた。
同じものが穴の周りにも広がっている。無駄なく引き締まった尻穴周辺と、その汚らわしさ。
それはおぞましいというより、むしろ官能的にさえ思えた。
それが私のお尻を写したものでさえなければ。

「時間も時間だ。今日の配信もそろそろ終わりにしようと思ってた所だが、最後にイイ山場ができたな。
 ただ尻を弄繰り回して終わりよりずっといいぜ。視聴者も大方が抜けたみてえだしよ」
「ああそうだ。それによ、指抜き差しされるたんびに顎上下させて、ああ、ああって喘ぎながらクソ漏らしてんのは、はっきし言って相当にエロかったぜ。生半可なセックスより、よっぽどな」

男達は笑いながらカメラを止め、私の拘束を解いて撮影の片付けに入った。
その中で私は呆然と座り込む。脳内の価値観が何一つとして繋がらなかった。
236私でない私   12/17:2011/05/09(月) 00:19:54.27 ID:h/KY1BOH



撮影後、私は別室に用意されたお風呂に浸かり、一階事務所の宴会に呼ばれた。
とはいえ気分よくお酒を飲めるはずもなく、酌をして回る役だ。
男達は酒が入ったことで、ある人間は陽気になり、ある人間は横柄さが増す。
陽気な方は、跪いて酌をする私の浴衣を肌蹴け、乳房を揉みしだいたり秘部を弄くった。
横柄な方は、私にも呑むよう命じ、何杯も一気飲みをさせてきた。
また私の注いだ酒をわざと男性器にこぼし、舐め清めるよう命じてきたりもした。

よく知りもしない相手の、それも相当に男臭い怒張だ。
大きさにしても今まで触れ合ってきた相手とは比にならず、先端は浅黒く、
根元は何か球状のもので凹凸ができている。
私は何度も生唾を飲み込み、やっとの事で覚悟を決めた。
先端を舌で舐めまわし、唾液を絡め、唇で吸い付きながら舌で輪郭をなぞる。
手で睾丸の入った袋を何度か握りながら、窄めた唇を上下させる。
今まで付き合ってきた人がみな喜んでくれたやり方だ。
「おお、結構手馴れてんじゃん」
ヤクザの中からもそういった声が上がる。
しかし、私に奉仕させる男には気に入らなかったらしい。

「おい、手をどけろ」
男は睾丸に触れていた私の手を離させると、いきなり頭を押さえつけた。
私にしてみれば咥えた男性器を喉奥に叩き込まれる事になる。
「うお゛ぉう゛っ!!?」
目をむいてえづき上げるのは当然の反応だった。
男は男性器を吐き出そうと首を上げる私をまた押さえつける。
「ごぉおお゛おぅえ゛っ!!」
連続の喉突きに、私のえづき声もひどくなった。

「あーあ可愛そうに、あんなデッケェもんいきなりイラマチオかよ」
「テッさんも好きだねぇ。おお、頭鷲掴みにしてグッポグッポ行ってやがる。ひでえわ」
そんな声が聴こえるが、誰も本気で同情などしていない。
むしろ男の太腿に手をかけて逃れようとする私を、面白そうに眺めている。
事実、ようやく男を射精に導いた後も順番に口でさせられ、必ず喉奥まで飲み込む事を強要されたのだった。
237私でない私   13/17:2011/05/09(月) 00:20:54.37 ID:h/KY1BOH

口でしている間にも、相変わらず背後から抱きつかれて割れ目を弄ばれる。
何しろ私自身にも少なくない量のお酒が入っている状態だ。
その状態で口を使われ、蜜壷まで刺激されれば……これはもう、濡れるしかない。
「へへ、そそるねぇ。ついに清楚なお前さんでも、トロトロになっちまったってぇワケだ?」
割れ目から指を抜かれ、糸を引く様を見せつけられた時、私の中の何かが急速に弱まった。


「うおおお、すっげぇ!マジでよく締まるわ」
サーファーのように日焼けした男が私の上で呻いた。その性器は私に入り込んでいる。
私は男に対してMの字を描くように脚を開いていた。
そのまま脚を押さえられて挿入を受ける。
カメラはない。動画の配信時間はとうに過ぎており、この交わりは一円の稼ぎにもならない。
撮影とは無関係なセックス。男達はいわば役得として、私の身体を使っているのだ。

「しっかし儲けモンだよなぁ、まさかこんな上玉とオマンコ出来るなんてよぉ!
 M字開脚がこんなに似合うスラーッと長い脚の女なんて、初めてじゃねえか?
 おっまけに下唇噛んだこの顔!たまんねぇだろ、どこのアイドルだよマジで!!」
男は興奮気味に叫びながら腰を打ち付けた。
性器の根元に埋め込まれた丸いものがゴリゴリと秘唇を刺激する。

「ああ、ああ、挙句の果てがこの締め付けだよ!まるっきし処女だぜこりゃあ!!
 突っ込むたびに中で一回引っ掛かって、そのまま折れそうに締め上げてよ。
 これが名器ってやつかよ、悪魔的だぜ!!
 名器なんてもんは顔で稼げねぇスケの為に用意された武器だろうが、
 なんでお前みたいに見ただけでおっ勃つ女にコレが付いちまったんだよ!
 俺の彼女にいっぺん詫びいれろや、なぁ!?」
男の言葉は興奮とともに言いがかりに近いものに変わっていった。
今まで入ってきた男も全員がそうだ。
私に搾り取られたと言っては、負け惜しみのような口調で野次りまわす。
それでも熱心な腰使いは止めない。むしろ熱が入っていく。

丹念に突かれれば、当然繋がりあう私にも影響はあった。
パンパンという肉を打ち付ける音に合わせて喘ぎが漏れそうになる。
それを指を噛んで耐え忍んだ先に、不意に腰の抜けそうな予感がする事もあった。
経験はないものの、おそらく中逝きと呼ばれるものだろう。
快感の象徴だ
私はそれを嫌い、腰が抜けそうになる度に頭を振って絶頂の感覚を振り払った。
それらの動作は、男達に清楚と受け取られ、余計に奮起させてしまうようだったけれども。

「チッ、ここまで気持ちいいなら、ゴムなしの生でやりてぇなあ」
「そう贅沢言うな。1人をこの人数で輪姦そうってんだぜ?
 一々生でやってりゃあ膣んなかがザーメン塗れで、気色悪いだろうがよ」
「それもそうだ。でも生の感触が気になるよなぁ」
男達は好き勝手な意見を交わし、入れ替わり立ち代わり、私の中に入り込んだ。
238私でない私   14/17:2011/05/09(月) 00:27:01.07 ID:h/KY1BOH

それから2時間ほどが経った頃、事務所へバイクの乗りつける音がし、ノックの音が続いた。
招き入れられたのは坊主頭の子供だ。まだ学生だろうか。
手には宅配ピザの箱があった。
「ま、毎度有難うございます!あのっ、ピ、ピザのお届けに上がりゃーした……」
暴力団事務所への宅配が怖いのだろう、声が震えている。
角刈りの男が財布から金を出す間、その視線は彷徨い、やがて私とぶつかる。

私はその時まだ事務所の片隅で犯されていた。
片脚を男の肩に担ぎ上げられ、横向けのまま深々と結合する。
腕は雰囲気が出るからと後ろで縛られ、口にもようやく咥えられる太さの怒張を捻じ込まれていた。
ピザ屋の子はそんな私を見て硬直していた。

「なんだボウズ、ヤりてぇのか」
財布から万札を抜いた角刈り男が訊ねる。小さな背筋が伸びた。
「あ、いや俺はっ……!」
「なぁーに、いいんだぜ?どうせここにいる人間全員で輪姦してる最中だ。
 今さらガキの1人増えたところでどってこたぁねえ。
 よぉーく見てみな、別嬪だろ?ボウズのクラスメイトにあれほどのがいるか?
 あそこまでの相手と出来る機会がそうそうあると思うか?」
男の囁きに、ピザ屋の子の喉が鳴る。
彼は鼻を膨らませて私を見ていた。私の顔、胸、脚……。
私にはその視線が痛い。

「…………みないで…………」

何とかそう言うのが精一杯だった。
その瞬間、ピザ屋の子は脅えたように身を竦ませ、勢いよく飛び出していく。
「オイ、金!」
角刈りの言葉も聞こえていないようだ。
「……へへ、若いねぇ。だがどっかにチクらねぇか?」
「いや、あれは無理だな。何年野球やっても部長になれねぇタイプよ」
男達はそう嘲笑いながらピザに喰らいつく。

私はまた片脚を抱え込まれてグッグッと力強く犯されながら、あの子供のことを思い出していた。
どこか頼りなげな、守ってやらなければならない存在。
そう考えた時、翔太の顔が脳裏に甦り、先ほど見た顔と重なる。
「う!!」
その瞬間、私の中を強い電流が流れた。明らかな絶頂の予感。
私を抱いていた男もそれに勘付いたのか、一気に奥まりを突いてきてしまう。
「………………くっっ!!!!!」
その瞬間、私の奥で何かが弾けた。
膣の奥が何度も痙攣するように収縮するのがわかり、足先まで震えがくる。
男の笑いが聴こえた。

「オイ、お前いまイッただろ?なぁイッたよな、俺に突かれてよ!
 傑作だぜ、そんなにさっきのガキに見られたのが善かったのかよ!?」
男は声高に叫び、脚を離して私の腰を持ち上げるようにして挿入しなおす。
「ああ!」
私は声を上げた。絶頂を迎えたばかりの中が蠢く。
他の男達も私の絶頂に興味を示しはじめているようだ。
私は初めて経験する膣内での絶頂に浸りながら、この先、一体何度絶頂を迎えるのだろうとうち震えた。
239私でない私   15/17:2011/05/09(月) 00:27:38.43 ID:h/KY1BOH



翌日の夕方からも、ライブ中継での撮影が行われた。
昨日の動画のせいか、開始時点ですでにかなりの人間がいるという。

「いっ、いくいくいくいくっ!!ああっいく、いくう、いっちゃううっ!!!!」
私は恥も外聞もなく叫び、身を捩っていた。
バスルームの洗面台に腰掛け、陰核にシャワーを浴びせられながら。
シャワーの強度はかなりのもので、またその水圧以外に、ゴム手袋をした指で優しく撫でるように転がされてもいる。
私の手首はタオル掛けに結わえ付けられ、逃げることも叶わない状態にあった。

「すげぇなぁ。嬢ちゃんの、もう小ぶりなアズキみてぇになってんぜ」
「皮もズル剥けだしな。あのままもう何回クリ逝きしてんだ、20回くらいか?
 40回連続逝きなんて無茶なリクエストだと思ったが、案外速攻かもな」
「その視聴者サマの意見も残酷だぜ。
 『清楚って聞いてきたけど、叫んで暴れてるばっかりで清楚かどうか解らない』とさ」
「へ。クリトリスでアクメし続けて、清楚さを保てる女なんざこの世にゃ居ねえって」
「そうそう。お嬢ちゃんが気持ち良さそうなんだからそれでいいだろ。
 あの蕩けきった顔見てみろよ、エロすぎだろ。
 まぁクリトリスじゃなくて、ケツの方が気持ちイイのかもしれねぇけどな」

クリトリスを柔らかく刺激され続ける私は、同時に今日もお尻を嬲られていた。
昨日と同じようにこってり丹念に指入れをされる。
「気持ちいいだろ?」
お尻に指を入れる男は、隙を見て私の耳元で囁いた。
最初は不快なだけだったその囁きも、時間が経つにつれて頭に刷り込まれてくる。

気持ちいい。クリトリスが気持ちいい、おしりも気持ちいい。
いく、クリトリスでいく、おしりを弄られながらクリトリスでいく、おしりでも……いく。

そうして、快感を得るたび、絶頂を極める度にお尻の快感と繋ぎ合わされる。
陰核の快感をお尻の快感だと何度も何度も刷り込まれ、
やがて陰核に刺激が与えられずとも、お尻の方を弄繰り回されただけで繁みの奥が潤むようになってしまう。
「ああっいくっ、もう、やすませ……ッあああいくいぐいぐっ、またイグんうううっっ!!!」
私は脳の信号が人為的に切り替えられた事実に恐怖しながらも、今はただ絶え間なく押し寄せる快感に身悶えるしかなかった。
240私でない私   16/17:2011/05/09(月) 00:28:13.32 ID:h/KY1BOH

その後も私のお尻への調教は執拗に続いた。
ある時は、私は裸のまま後ろ手に縛られ、片脚のみを天井から吊り下げられた。
縦方向に大きく脚を開いたまま秘部を晒す格好だ。
その状態で、さらに目隠しまでもが加えられる。
「いやっ、怖い!!」
私は堪らず叫んだ。
視界が遮られ、解るのは人の気配と、恥じらいの部分を見られているという事実だけ。
気が触れそうな状況だった。
その状況下で、丸見えになったお尻の穴を開発される。
その日は指入れもそこそこに、様々な道具が使われた。
アナルパールというらしい、いくつもの球が連なった道具。
アナルバルーンと呼ばれる、腸内を強烈に膨らませる心臓に悪い器具。
時には冷たく硬い栄養剤の瓶さえも捻じ込まれた。

けれども、それまでの調教ですっかり肛門の性感帯を目覚めさせられた身には、そのどれもが明らかな快感。
視界を奪われたことで感覚も鋭敏になり、お尻を弄られ、それをビデオに撮られている、という余りにもひどい状況で感じてしまっていた。

唸りを上げるバイブレーターが何度も抜き差しされる中、ついに足首に蜜が垂れるのを感じる。
「おうおう、嬢ちゃん、とうとう尻穴ほじくられて濡れたのかい」
間髪入れず指摘された事で、私自身の心もその事実を受け入れる。
機械的な羽音をお尻の穴から生じさせながら、私は幾筋も、幾筋も、蜜を溢していた。
「あ、あああ、あああ…………あ」
堪えようもなく声が上がった。
秘裂だけではなく上の口からも涎が零れていく。
床へ爪先立ちになった足指にも、太腿にも、背筋にも首筋にも、脳天にまで快感が走り抜ける。

見守る男達から雌の心を満たす声が掛けられる。
ネットの向こうの人間達からも好評を得られているらしい。
けれども私には、そんな事はどうでも良かった。私にはそれよりも、この快感に身を委ねる事のほうが心地良いのだから。
241私でない私   17/17:2011/05/09(月) 00:28:48.39 ID:h/KY1BOH



「あああ、あああああ、あああ……あああ、ああ…………」
自分の上げる声が耳元で煩く聴こえる。
私はベッドの上で膝を突き、お尻を大きく突き出す格好で這っていた。
後ろでは逞しい身体つきをした男の人が、私のお尻の穴へちんぽをねじ込んでいる。
正面から撮るカメラへの映りがいいよう、わざわざがに股に脚をひらく形での抜き差しだ。
実に大変なものだと思う。私などは楽なものだ。
ただ被害者ぶった哀れそうな顔をして、向こうが突き込んで来てくれるのを待てばいいのだから。

「フッ、フッ、フッ、フッ……!!!」
後ろの彼はトレーニングの時のような息を吐き、全力を込めて腸を穿ってくれる。
そもそも日本人では稀な極太さをもつ上に、あちこちに真珠の埋め込まれた力作だ。
それを男の逞しい力で叩き込んでくれるのだから、どうなるか。
真珠でゴリゴリと菊輪が擦れ、腸の形をへし曲げられ、奥を突かれる。
コレはもうたまらなく気持ちいい。
「んああーーーーーっ!!!!」
私は下半身全てを震え上がらせながら、シーツを掴んで乱れた口元を隠す。
私のようなアバズレに、なぜそんな楚々とした癖があるのか、自分でもわからない。
まるで私の内面に、“私ではない私”がいるみたいだ。

「へっ、相変わらず気持ち良さそうにセックスするなぁ嬢ちゃん。
 解ってるか?抜き差しされる尻穴から、背筋にどろーって液が垂れててよ、やらしいぜぇ」
別の男の人が私に声をかけて来る。
あの人は、いつも私の喉奥までちんぽをくわえ込ませる人だ。
始めは苦しくて、ビデオの前で嘔吐した時は死にたくなったけど、今は喉奥に呑み込むのが気持ち良い。
私はひどい事されるほど感じるから。もっともっとひどい事がいい。
今まで私が死にたいと思ったぐらいにひどい事をフルコースでして欲しいぐらい。

こうしてバックでお尻を犯されるのなんて普通すぎる。
どうせなら、浣腸したまま縛って吊るして、極太でお尻を犯すのをまたして欲しいな。
その情景を下からカメラで撮影するの。
犯されるたびに私の顔が歪んで、おっぱいが揺れて。
そのうちお尻セックスで堪えきれなくなって、カメラへ向けてうんちが垂れるのよね。
私がいくら泣き叫んでも、浣腸されたお尻からは止まらなくって、一突き毎にひどい事になる。
それでも前の穴からも蜜が垂れるものだから、映像を観た人には誰からも同情されなかったっけ。

ギロチン台みたいな場所に頭と手首を固定されて、前後から犯されるのも凄かったな。
前からは口の中に思うままにちんぽをねじ込まれて、ゲロゲロ吐いちゃう。
同時に後ろからも犯されて、前で吐かされるのと同時に動かれて、あんまりにも苦しいから内股になっちゃうのよね。
そしたら、見栄えが悪い、脚開けって腿を真っ赤になるまで叩かれたっけ。
そうして惨めたらしく爪先立ちのがに股のまま犯されて、私は可愛そうに泣きじゃくるのよ。
それが余計に虐めたい心をくすぐるんだって、もしかしたら私、あの時点で気付いてたのかな?

……私って本当、救いようのない変態だよね。
でも私の映像が有名になった今になって、どこかの球場にいた清楚な娘なんじゃ、なんて言われてるらしいの。
おまけにその噂を真に受けて、1人の男の子が『ねえちゃんゴメン』って叫びながら自殺未遂までしたんだって。
笑っちゃう。そんな人達には、ハッキリと言ってあげたい。

『そんなに優等生じゃないよ。』

……って。


                 END
242名無しさん@ピンキー:2011/05/09(月) 07:57:12.35 ID:4lNahXNg
GJです!!
お姉ちゃんハァハァ
最後は完璧堕ちたか
弟自殺したのね
243名無しさん@ピンキー:2011/05/09(月) 07:58:48.29 ID:4lNahXNg
あ、未遂か
244名無しさん@ピンキー:2011/05/09(月) 16:31:00.69 ID:zihBdAZC
神ktkr!!
開始時の女の子の述懐が調教を経て堕ちてしまった彼女の重さを際立たせている。

エロさもクオリティも素晴らしい。
もうね、金取っていいっていうか金払いたいレベル。

もうほんとGJマジGJ
good jobならgod jobでした。
245名無しさん@ピンキー:2011/05/09(月) 23:39:12.60 ID:0OQ9+6ev
これはすごい…

GJです!
246名無しさん@ピンキー:2011/05/16(月) 10:58:56.63 ID:yX3YH/0N
247 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/05/18(水) 20:13:33.14 ID:+yp64Ocj
「あ、気がついた?先輩」
 雄二の声でささらは目を覚ました。しかし、先程とは状況が変わっていた。
目の前は真っ暗で声もあまり出せない。そうやら自分は目隠しをされておりと口を塞がれているようだ。
さらに手足は縛られ、股は開いてる状態。そしてなにより秘唇には何か振動があった。
「んっ―――んんんんっ!」
「今、先輩の膣内の中にはバイブを入れてるんだ。もしかしてチンポの方が良かった?」
「んんっ!んぐっ!んんんっ――」
「でも今はお預け。これから大事なことをするからさ」
(大事なこと?まさか―――)
 ささらには薄々分かっていた。恐らく、貴明をここに連れて来るのだと。そして貴明の目の前でまた自分を犯すのだろう。
しかし、雄二の言ったことはささらの考えていたこととは全く違っていた。
「これから雄二を殺しに行くんだ。先輩はもう俺のものだからね」
(そ、そんな――――)
「一緒に犯そうと考えていたんだけど、もし貴明に襲われたら嫌だからな。ごめんな先輩、貴明と一つになれなくて。そして悪いけど、
先輩は少しの間眠っていてくれないかな?用が済んだらもっとしてあげるから・・・」
(待って、そんなことをしたら―――ダメ・・・意識が・・・)
ささらの意識は落ちていった。雄二の手にはクロロホルムの薬瓶を握っていた。
「さて、そろそろ行くか。貴明は屋上にいるだろうし」
雄二は机に薬瓶を置くと、ポケットからバイブのリモコンを取り出し強度を最大にした。
バイブは勢いよく振動し、ささらの膣内で暴れまわる。眠らせていてもささらの体は、ビクンッ!ビクンッ!と震えていた。
それを見るとクククッと笑い、雄二は保健室を後にした。
248名無しさん@ピンキー:2011/05/18(水) 20:15:07.64 ID:+yp64Ocj

 屋上の扉を開けるとそこには貴明がいた。貴明の表情は既に怒りを通り越している。
しかし雄二はそんなことを気にせず軽々しく話しかけた。
「どうだった?さっきの画像は」
「てめぇっ!先輩になんてこと――」
「いいじゃないか。お前もしたいだろ?もししたかったら先輩のところへ案内してやるよ」
「許さなねぇ・・・ぶっ殺してやる!」
貴明は拳を握り雄二に向かって突進した。雄二はやれやれと首を振り、
「そうか・・・残念だな」

バシュッ!

 貴明の体から血しぶきが飛んだ。雄二は改造のエアガンを手にしており、引き金を引いていた。
弾は貴明の右肩に命中した。続けて貴明の腹部、太ももに当てていく。貴明はなす術も無く倒れた。
「雄二・・・どうして・・・」
「どっちにしろお前は死ぬんだ。せいぜい苦しみながら死ぬんだな。俺は先輩と続きをすることにするよ。
じゃあな。ハハハハッ!!」
雄二は貴明の苦しさと悔しさの表情を見て笑うと屋上から立ち去って行った。
「ちくしょう・・・ちくしょうっ!」
撃たれた右手をおさえながら、貴明は誰もいない屋上で涙を流し続けた。


 雄二が保健室に戻ってもささらはまだ眠り続けていた。だが秘唇からは愛液が溢れシーツにはシミが出来ていた。
ささらが目を覚ました時は正気を保っていられなくなるだろう。最悪、精神が崩壊するかもしれない。
しかし雄二にはどうでも良かった。これからはずっと犯せるのだから。
「もっと犯してあげるよ先輩。もう俺のことしか考えられなくなるぐらいに」
雄二は不気味に笑みを浮かべた。
249名無しさん@ピンキー:2011/05/18(水) 20:16:39.84 ID:+yp64Ocj
382の弟子です。途中で放り投げて大変申し訳ありません。
今回は思い切って書きました。後悔はしてないです。
250名無しさん@ピンキー:2011/05/22(日) 01:41:29.89 ID:9YjnAljw
>>249
続き読みたいです
251名無しさん@ピンキー:2011/05/23(月) 19:13:23.81 ID:x/Am0peh
>>249
GJ!
同じく続き読みたいです

それと…ひょっとして

 愛佳SS(鬼畜)
http://www.geocities.jp/th2ss/12.html#title

の作者様でしょうか?
もし当人様でしたら、どうか続きをお願いいたします

由真が職員室前で捉えられ、愛佳・タマ姉共々、図書委員長&手下達に輪されて
チンポ・ザーメン堕ちしたシーンが見たい…。
252382の弟子 ◆254Tglpcrg :2011/05/24(火) 01:16:53.91 ID:yD//sFaX
>>249です。

>>251
残念ながら違います。
僕は他の人の作品の続きを一度だけ書いていただけですから。

あと、続きはありません。
けじめをつけたくて、過去にほったらかしにしてたやつをまた書き直して投下しました。
ご期待に添えず申し訳ありません。
253名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 11:20:36.99 ID:7stzj2Ue
>>252
…382の弟子さん的に>>252の「愛佳SS(鬼畜)」の続きみたいなのをリク…
って可能でしょうか?

これの作者、音信不通でエタった?…な感じだし…
由真が捕まってXXされるシーンが、みたひ…
254名無しさん@ピンキー:2011/05/26(木) 21:25:32.83 ID:SJPS1mfh
>>253
お前常識知らずなやつだな
255名無しさん@ピンキー:2011/05/27(金) 08:35:46.46 ID:8SD3OHa+
自演臭が
256名無しさん@ピンキー:2011/05/27(金) 12:51:53.35 ID:9RXBRt7t
>>253
クレクレ君は帰れ。カス
257名無しさん@ピンキー:2011/05/29(日) 08:36:04.78 ID:pUhGL2+L
楽しんごはむしろ嫌いな方の芸人なんだが
どどすこ〜という奴で

泣き叫ぶ女の周りを囲む男達が
「どどすこ〜シャブ注入(笑)♪」
と楽しそうにしてるのがなんか浮かんだ
258名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 01:25:50.60 ID:vswA1Hv1
保管庫更新されないな…
259名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 02:57:06.83 ID:BC7XrfBK
2/23までは順調に更新されてて、それっきりなんだよね

あそこまで放置プレイだと、
管理人氏になんかあったんじゃないかと不安になってくる
260名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 18:22:14.26 ID:5qT0jv/o
>>257

ミスキャンパスから成り行きで芸能界デビューした知性派アイドル、荻島ユミ。
もともとアイドルになりたい訳では無かったので、誘われるがまま入ってしまった芸能事務所は893と深い関わりが…
ぼちぼちコアなファンがついたユミは、事務所が持ってくる仕事に嫌気がさして移籍を目論むものの
それに気づいた社長が激怒して893のパーティーにほうり込まれる…

まで想像した。
261名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 19:11:08.57 ID:41DNlNQJ
>>260
綺羅 光の作品『隷嬢天使 唯梨の獣字架』がそんな感じの設定だったな
262名無しさん@ピンキー:2011/05/31(火) 20:09:05.83 ID:2wIQXX2L
>>259
震災で亡くなったとか?
263名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 00:18:39.76 ID:J0kkXmVp
>>262
縁起でもないこと言うなよ。
ところで臨時用に誰か作れる?
264名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 02:24:37.28 ID:gMbC86nD
wiki使えば、「まとまった時間がある人なら」誰でも作れるっしょ
ログはミラー変換器から生成できるし。

9章〜12章が未収録で、1スレあたり20作品以上あるから、合計80〜100作品程度収録かぁ…
265名無しさん@ピンキー:2011/06/01(水) 14:08:34.36 ID:4geNoAAE
>>264
確かに。俺なんか作る暇なんてないから無理だw
266名無しさん@ピンキー:2011/06/03(金) 15:31:55.24 ID:OC7u4p0O
というわけで他力すまないが、土日暇な奴よろ
267いきができない1/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:37:46.95 ID:CQiy229P
 あきらめることはかんたんだ。
 
 
***
 
 
 最初にそうなってしまったのは、たしか私が高校の受験先をどうするかで悩んでいた時期だった。
 うちは母子家庭ということもありあまり裕福ではなく、昼間高校に通うような余裕はなくて夜間か
通信制ならうちの家計でも大丈夫そうだと、私は考えていたのだが。三社面談で母さんが『将来のこ
とを考えると普通の高校に進むべきだ』と言い出したのだ。
 そんなの無理だと、うちの家計だと学費が払えないし、奨学金もいつかは払わないといけないんだ
からと説得したが母さんは頑として聞いてくれなかった。
 今でさえ家族三人の生活費を稼ぐのに、休みなく働いてるというのに。この上高校に通うための学
費まで稼ぐとなったら、母さんは倒れてしまうんじゃないだろうか。だが――そうする理由は分かっ
ていた。
 先生は母さんの心意気に打たれ、同意し、私に高校へいくように強く迫ってきた。受験の成績がよ
ければ特待生として学費が免除されるところを教えてくれた。
 最終的に、母さんも先生も私の意志に任せるといってくれた。
 私の意志――、
 私としては一刻もはやくうちから出て行きたかった。
 自立して一人暮らししたかった。
 誰にも縛られず、なんの負い目も感じず、友達を家に呼べるような環境に行きたかった。
 余計なことで悩みたくない。
 ――私の意志、私の考えに重い蓋をして、私の行動を妨げてくる存在がうちにはいる。
 
 
 こんこん。
 扉を二度ほど叩く。返事はない。
「……」
 こんこん。
 再度扉を叩いた。
 すると扉になにかが投げつけられ、ひどい音がした。
 しかし、いつものことだったので動じることもなかった。
「……兄さん、私、茜だよ。ちょっと話があるんだけど」
 すると、扉の向こうから声が返ってきた。
「なんだ茜か、どうした?」
「ちょっと話があるの、部屋、いれてくれない」
「……」
 兄さんはしばらく考えたのち「いいぞ」と応え、鍵を開けてくれた。
 扉を開くときつい臭いがした。汗の臭い+カビの臭い+食事の食べかすの臭い+それにあちこちに
転がるティッシュから放たれる臭い=酷い悪臭。思わず顔をしかめてしまうほどの。
「どうしたんだ、茜」
 兄さんは机に向かったまま、こちらを振り返ってくれない。パソコンでなにかやっているようだが、
よく分からなかった。カチカチとクリックが繰り返されている。
 パートにいっている母さんが帰ってくるにはまだ当分時間はあったけれど、念のため扉は閉めた。
母さんは私が兄さんの部屋にはいることをよく思ってない、私も兄さんみたいになられたら困るから
だろう。兄さんの部屋にはいると、母さんは理由をつけて私を叱りつける。
 マンガの本/フィギュア/おもちゃ/食器――さまざまなものが散らばっている兄の部屋、私はそ
れらを踏み壊さないように、兄の聖域に取り込まれないように、扉の前から話しかけた。
「相談、あるんだけど」
「……相談?」
 そういってようやく私のほうを振り返った。
 兄さんはなにも履いておらず、その上片方の手はその醜悪な一物を握りこんでいた。
 私の視線に気づいたのか、兄さんは引きつったような笑みを浮かべた。
「ああ、悪いな。オナニーの最中だったんだ。でも話くらいなら聞いてやれるよ」
 これが兄さんの数少ない楽しみだった。
 兄さんに逆らわないし説教もしない私に、自分が自慰しているところを見せ付けたり、私が洗濯籠
に放り込んだ下着を盗んだり、私の鞄の中に精液を撒き散らしたりして自らの性欲を吐き出す。
 それでも直接手を出してこないのは、兄さんが引きこもった理由が女性関係にあるからなんだろう。
268いきができない2/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:38:19.27 ID:CQiy229P
 兄さんは中学校時代からいじめにあっていたのだが、高校生になるといじめられなくなって、私か
らみたら青春を謳歌しているようにみえた。
 だがある日帰ってきた兄さんは、いきなり部屋に閉じこもってしまい。以来、学校へ行かず、部屋
から出てこなくなってしまった。
 後で聞かされた話によると、兄さんが好きな女の子に告白してオーケーされたそうなのだが、その
子と教室でセックスしようとしたらクラスメイトたちが現われ、どっきりだったといわれ、笑いもの
にされた。というのが兄さんが引きこもりになったきっかけだった。
 ――それは私が受験先を悩んでいる理由を作った原因でもある。
「兄さん、私ね、今年高校受験するんだけどさ。その志望校で悩んでてね」
「うん?」
 兄さんの荒い息遣いが室温をあげているような気がした。
「私さ、バイトしたいから夜間の学校に行こうと思ってるんだけどさ、母さんが許してくれなくて」
「バイト?」
 兄さんの手が一瞬止まった。
「なんでバイトするんだ。小遣い欲しいのか、それとも家の金稼ぐ気か。バイトなんてしなくてもあ
のババアが稼いでくれるだろ、それに父さんの保険金だってまだ残ってるんだから、お前はそんなこ
と気にするなよ」
「お小遣いほしいってのもあるけど、それになんていうか、自分で自由にできるお金欲しいって思っ
て」
「だめだめ、高校生がアルバイトなんて、おまえ、危険だよ。危ないだろ。どんな目にあわされるか
わかんないし」
 そういって兄さんは反対した。
「じゃ、兄さんも私が昼間、普通の高校に通うべきだって思ってるの?」
「それがいい」
 兄さんは深く頷いた。
「高校生活、青春なんて一度しか味わえないんだ。そういうのは経験しておいたほうがおまえのため
だ」
 自身は高校生活で挫折して引きこもってるくせに、よくいう。
「……本当に、そう思う?」
 私としても、本当だったらそれが一番だった。
 普通の高校生として勉強に遊びに恋にと、青春を謳歌してみたい。今の友達と一緒の高校を受験し
たい。
 だけど、
「ああ、勿論だ」
 やはりそうできない理由がある。
 ――兄さんだ。
 兄さんが家に引きこもっていて、なにもしないでお金をただただ浪費していくせいで、うちの家計
は逼迫していく、追い詰められていく。金銭的にも、精神的にも。母さんは今働けてるからいいけど
、もう若くない、いつまで無理が続けられるかも分からない。それに五年前に死んだお父さんの保険
金だって、そう多くはない。いつまでも母さんは兄さんのことを養えない。
 将来的なことを考えれば、兄さんと母さんを養うために、私がいい就職先をみつける必要性がある
のかもしれない。
 だが、私は兄さんのことを養いたくなんてない。
 私はこの家から出て行きたかった。
 ヒステリックな母親、ひきこもりの兄。暗く陰鬱な家。
 一日でも早く家から出るためには、バイトしてお金を稼ぐ必要があった。そう、私が夜間の学校に
行きたいといっているのはそういった理由からだった。
 お金をためて一人暮らししたい、その時に余計な負担を負いたくないから奨学金もらってまで高校
に行きたくない。
 おそらくは母さんはそうした私の考えを読み取っているのだろう、だから私が家から出て行くのを
防ぐため、私に母さんを見捨てられない負い目を背負わせるため、普通の高校にいけといっているの
だろう。一緒に兄さんの面倒を見続けろと、私にいっているのだ。
「それなら……」
 こちらにも考えがある。
「兄さんにお願いしたいことがあるの」
「……なんだよ」
 私は兄さんの目を強く睨みつけ、いった。
「もう引きこもるのはよして、家から出てアルバイトでもいいから働いてよ。兄さんがそうしてくれ
るなら、私だって普通の高校に通うよ。兄さんが働いてさえくれるなら」
 突然の言葉に、兄さんはぽかんと口を開けた。
269いきができない3/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:38:49.15 ID:CQiy229P
「母さんだってもう若くないんだよ、いつまでも兄さんの面倒なんか見てられないし、私だって兄さ
んのためになんか働きたくない。だからさ、兄さん働いてよ、お金稼いでよ」
 兄さんは首を横に振り、乾いた笑い声をあげた。
「な、おい、どうしたんだ、ババアみたいなこといって。落ち着けよ、茜」
 兄さんは立ち上がると、私のほうへと近づいてきた。
 私はいつでも逃げられるようにドアノブをしっかりと掴み、更にいった。
「パソコンばっかやってるけど、知ってる? パソコンいじるのにも電気代とかプロパイダー料金と
かかかるんだよ、ただじゃないんだよ。それに母さんのカードで買い物してるけど、あれだってただ
じゃないんだよ。毎月カード会社からいくら請求されてるのか知らないわけじゃないよね」
「お、おい、やめろ」
 どんどんと言葉があふれ出てきた、今まで我慢して兄さんにいえなかったことが、全部吐き出すこ
とができる気がした。
 だから、つい――
「私は兄さんのこと、飼いたくないんだよ」
 ――いってしまった。
「…………え」
「今の兄さんなんて飼われてるだけだよ。ただひたすら一日中家にいて、ずっとパソコンいじってる
だけで勉強もしないで、お金だって稼いでるわけじゃない」
「そ、それは今勉強してんだよ」
「なにを? ああ、FXとかそういうのの勉強してるんだっけ? でも、あれって初期投資にもお金
かかるんだよね、そのお金ってどこから出す気なの、まさかお父さんの保険金じゃないよね。兄さん
知らないかもしれないけど、もう保険金なんて殆どないよ。兄さんの無駄遣いのせいで!」
 私の言葉に兄さんは沈黙してしまった。どうやら結構ダメージがあるらしい、この調子で言い続け
たら、もしかしたら兄さん更正してくれるかもしれない。
 そう思った瞬間だった。
「……ちがう」
「大体兄さんは――え?」
「ちがうちがうちがうちがうちがうちがう、ちがうッ」
 兄さんはいきなり叫ぶと、こっちに向かって突進してきた。
「へ、ちょっとなにす、きゃっ」
 突然のことによけられず、兄さんの体当たりをまともに食らい、扉に叩きつけられてしまった。
 ドアノブを回した状態で掴んでいたせいで、私と兄さんはもつれ合うように廊下に飛び出してしま
った。
 私は背中を地面にぶつけ仰向きで倒れこんだ。
「おまえ、ちがう」
 その私の上に兄さんが覆いかぶさってきた。
 兄さんは血走った目で私のことを睨みつけながら、うわごとのように何かつぶやき続け、そして拳
を振り下ろした。
「――うぐっ」
 眉間に拳がぶつけられ、めまいがした。
「なにするの、兄さん。やめて」
 私の言葉は、しかし、兄さんには届いていなかったようだ。
「ちがう、おまえ、あかねじゃない。あかねがそんなこというはずない」
 そう言いながら兄さんは私のことを殴りつけてくる。
 私は腕で顔を守りながら、兄さんが落ち着いてくれるのを待つことにした。
 そうして数分もの間、兄さんは私のことを殴り続けた。腕や身体が燃えるように痛みを発していて、
どこが痛いのかよく分からなくなってきていた。
「こんなのうそだ、ゆめだ」
 兄さんはずっとうわごとの様に呟き続けている。
「そうだ夢、ゆめなら、ゆめだっていうなら」
 そういうと兄さんは私の制服のスカートを捲り上げた。
「え、ちょっと、兄さんっ!?」
「きれいだな茜は」
 兄さんは閉じようとする私の両足を強引に広げると、陰茎を押し当ててきた。
「ひっ」
 パンツ越しに感じる不快な感触、熱く、ぬめっとしている、兄さんのそれはまがましいものに感じ
た。
「やめて、兄さん」
「かわいいなあ、あかねは」
 パンツを少しだけずらして陰部を露出させると、そのまま陰茎を押し込んできた。
270いきができない4/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:39:19.49 ID:CQiy229P
「ひぐっ、ぅぅぅ……や、ぁ……」
 身体が引き裂かれていくような感覚がした。股を裂かれて、そのまま半分に引き裂かれしまうんじ
ゃないかとすら思った。
 あまりの痛みに抵抗することすらできなかった。
「あかね、いたいの? かわいそう、いまきもちよくしてあげるね」
 兄さんは私の頭を優しくなでると、腰をゆっくりと振りはじめたようだ。
 どうやらいきなり奥までは届かなかったようで、兄さんはこじあけるために何度も何度も私の穴を
突いてくる。
 その度に頭の中が白くなる、考えられない、痛みが身体全体を犯しているようだ。
「あかね、あかね」
 兄さんは私の名前を呼びながら、私の顔を舐め始めた。酷い口臭に、吐き気を催すほど。舌は頬を
舐め、唇を舐め、鼻を舐め、鼻の穴を舐め、眼球まで舐めようとしてきた。顔中が兄の唾液で侵され
ていく、兄さんの口臭が私の顔にしみこんでいくようだった。
 私は歯を食いしばって、堪えた。
 痛いのも/臭いのも/不快なのも――なんとか耐えることができた。
 いきなり実の妹を冒しはじめた気が狂った兄、下手に抵抗して刺激したらどんな目にあわされるか
分からない――だから、なにもしなかった。
 そうだ。あきらめることはひどくかんたんだ。
 部屋から出なくなったまでか、私に性的な嫌がらせをするようになっていた兄が、いずれこういう
ことをしてくるのはなんとなく予想ができていた。だからそうされる前に家をでたかったけれど、私
は遅すぎた。
 兄さんが引きこもってしまったことも諦めた。
 兄さんが私のパンツを盗んで、それで自慰することも諦めた。
 兄さんが私の留守中に部屋に入り込んで、私のベッドの中で自慰していくことも諦めた。
 だから、こうして兄さんに冒されることも、諦めることができた。
 そう、諦めることなんて簡単なんだ。
 そうだ。
「だ、だすぞ、あかね」
 私は兄さんの精液が膣を満たしていくのを感じながら、思った。
 兄さんを飼うことも諦めてしまえばいいんだ。
 痛みのせいで感覚はあやふやで、身体の一部で起きていることでしかないのに、膣だけでなく身体
全体に注ぎ込まれているような感じがした。
 兄さんは私の中で射精し終えると、私の身体の上に倒れこんできた。
「……ごめん、茜」
 小さく呟かれた声。
「俺、最低だ……実の妹とセックスするなんて」
 私への謝罪――のようでいて、違う。それはただの自己満足、自らがした行為に陶酔するためだけ
の言葉でしかない。
 その証拠に、兄さんは射精し終えたばかりだというのに、まだし足りないというように腰を動かし
続けている。
 そうして、母さんが帰ってくる時間まで私は兄さんに突かれ続けた。
 
 
***
 
 
 ――嫌なことを思い出してしまった。
 それもこれも高校生時代の制服を着てほしいと兄さんにいわれたからだ。
「あかね、あかね、気持ちいいよ」
 私の下で気持ちよさそうによがる兄さん。
 処女を奪われてから十年の歳月が経っていた。
 今の私は高校を卒業して、父がかつて勤めていた地元の銀行に働いていた。私と兄さん、二人分の
生活費を稼ぐぐらいの給料はもらえている。
 そう、今この家には二人しか暮らしていない。私と兄さんの二人きり、母さんの姿はもうない。
 母さんは私が高校を卒業する前日に、手紙一つ残して姿をくらませた。
 手紙にはこう書かれていた。
『茜へ。
 お母さんはもう疲れたので、でていくことにしました。
 お兄ちゃんのことはお願いします』
 たったこれだけ。
271いきができない5/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:39:50.09 ID:CQiy229P
 酷い親だと思うけれど、母さんとしてももうこんな家にはいたくなかっただろう。夫に他界され、
息子は引きこもり、その息子は妹と肉体関係にある。こんな家にいたら気が変になってしまいかねな
い。母さんのことを考えると、追いかけることなんてできなかった。
 それに見捨てられてもしょうがなかった。
 だって、兄さんも私も、もう世間からしたら気がおかしくなっているようなものだから。
 兄さんが引きこもっていることは近所でも知られていた、そのおかげでか私は近所の人たちから異
常に優しくしてもらえた。就職が決まったのだって、兄が引きこもっているからのようなものだった。
 面接のときに人事部の部長はこういった。
『お兄さんの面倒までみないといけないのは大変だろうけど、うちとしても出来る限りサポートして
あげるから』
 やさしい妹/しっかりした妹/責任感ある妹――そういう言葉で褒めてくれたけれど、でも私を端
的にあらわすなら『股のゆるい女』のほうが正しいような気がする。
『なんでも相談してよ、力になるから』
 人事部の部長はそういって、私の肩に手を置いた。私はその手を自分の胸に誘導し、掴ませた。
 そうすることで私の給料は同期たちよりも、少しだけ高かくなったし、楽な部署に配属させてもら
えた。
 ギブ・アンド・テイク。
 セックスさせてやる代わりに私はいくつもの代償を得ることができたし、それに私自身、セックス
してる間だけは全てを忘れられるから、セックスは好きだ。
 だから、課長に部長に係長、幾人もの男に抱かれた。男たちは全て妻子もちで、社会的に重要なポ
ジションだったから、私との関係が露わになることを恐れた。それでも私のことを抱き続けた。
 だがどんな男たちとのセックスよりも、私にとっては兄さんとのセックスのほうが好きだった。
 他の男たちには社会的地位も家庭もあるが、兄さんには私しかいない。兄さんは私しか抱いたこと
がないし、私しか抱くことができない。私がいなければ兄さんは死んでしまう、そう考えると暗い愉
悦が浮かんでしょうがなかった。
「あかね、きもちいいよ」
 兄さんの上で腰を振っていると、兄さんが喘ぐようにそういった。
「ふふ、そうでしょ」
 私はそういって兄さんの唇にキスをした。
 昔は耐えられなかった兄さんの臭いも、もうどうでもよくなってしまっていた。獣のような臭いの
兄さん、その臭いが私をより興奮させる。
「うっ」
 兄さんが辛そうなうめき声をあげた。
「兄さん、射精そうならいつでも射精していいんだからね」
 私がそういうと、兄さんはこっくりと頷き、射精した。
 膣を満たしていく兄の精液、どくんどくんと注ぎ込まれていく子種、私たち兄妹のセックスにはコ
ンドームはなかった。
 いつか兄さんの子を孕み、その子を産もうと考えてすらいた。
 そうすることによって無気力な兄さんが、いつの日か変わってくれるんじゃないか――と。
 でもそれは本心じゃない。
 私が兄さんの子供がほしい理由はもっと単純だ。
 兄さんを産みたかったのだ。
 いつか老いてしまう兄さん、その兄さんの代わりに私を抱いてくれる人がほしかった。いつか兄さ
んが私のことを抱けなくなってしまう、その日のために兄さんの代わりがほしかった。
 射精すると満足そうな笑顔を浮かべて兄さんは眠ってしまった、私も兄さんと繋がったまま眠りに
就くことにした。いつの日か兄さんの子を孕めるその日を夢見て。
 
 
◇◇◇
 
 
 ――眠りからさめると、いつもそうだ。
 セックスしていた妹は会社へと出勤してしまい、俺は孤独の中目が覚める。
 居間へいくと妹が用意した飯が載っていて、あれこれと注意書きがそばに置かれている。『これは
電子レンジで温めてから〜』『デザートは冷蔵庫に〜』それに従って妹の作った飯を食べる。
 そうして食べ終えると部屋へ戻り、パソコンをスリープ状態から復帰させ、掲示板を覗く。
 いくつものスレッドが立っている、その中から適当に選択し閲覧する。
 或いは。
 動画サイトを開き、アニメやゲームの動画をみたりする。
 そうしているだけで気づけば日が暮れ、妹が帰ってくる。
272いきができない6/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:40:18.57 ID:CQiy229P
 晩御飯は妹と一緒に食べることになっている。
「兄さん、今日はなにしていたの?」
 いつもそう聞かれるが「ネット」としか答えられない。面白いことはあったのだが、人に話そうと
するとどれも色あせてしまって、話す気になれない。
 それなのに妹は満足そうに微笑んでくれる。
 妹は俺の行動を否定しない、全てを受け入れてくれる。
 そう、こうして食事中であっても妹の乳房を掴むと、妹は静かに微笑みそれを受け入れる。
「ふふふ、兄さん、どうしたの。おっぱいほしいの」
 まるで子供でもあやすように妹はいうと、衣服をはだけ乳房を露出し、椅子に座った俺の上に座る
と乳房を顔に押し付けてきた。
「好きにしていいんだからね」
 そういわれ、俺はそうすることが義務であるかのように、妹の乳房に顔を埋めた。
「まったく、兄さんは甘えんぼさんなんだから」
 妹は股間を俺の下腹部に押し付けてくる。
 ぐりぐりとされている内に俺の陰茎は勃起していき、妹はそれに勘付くと、俺のパンツを下ろして
自分の中に迎え入れた。
「苦しいでしょ、今楽にしてあげるからね」
 茜はそういいながら腰を動かす。
 初めて犯したときはあんなに締め付けてくるようだった膣も、いまではとろとろと絡み付いてくる
だけで、抵抗してこない。
 あの日、俺に冒されて以来、妹は変わってしまった。
 それまで汚物をみるかのようだったのが、いきなりやさしくなった。俺のどんな求めにも応じるよ
うになった。アダルトビデオのような行為を、茜はすべて受け入れた。
 なぜ、そうなってしまったのか分からなかったし、気にもならなかった。だっていつでもやれるマ
ンコが手にはいったのだ、それを拒絶する理由なんてない。
 だから俺は茜を好き放題に冒した。
 けれど、最近、怖くなってきた。
 茜はすべてを受け入れてくれる、俺の存在を容認してくれる、その理由が分からないから怖い。
 俺が兄だから――実の親ですら見捨てて逃げていったのに。
 俺のことが好きだから――好きになられる理由がわからない。
 茜がどうして俺に優しくしてくれるのかが分からない、怖い。
 それに、いつ見捨てられるか分からないということが怖かった。
 父さんのように死んでしまう可能性だって、母さんのように見捨ててしまう可能性だってある、い
つまでもこの関係が続いていくとは思えない。
 それでも身体は茜の身体を蹂躙する。
 立ちバックで挿入した状態で台所までいくと、シチューのはいった鍋の蓋を開け、シチューの中に
妹の頭を突っ込んだ。
「ふっ――うぐ、ぐ、ごぶっ」
 もがく妹を押さえ込みながら、コンロの火をつけた。
 少しずつ煮えていくシチュー、妹は更に激しくもがく。
 時折、息を吸わせるために引き上げ、再びシチューに突っ込む。
 そうして二分ほども妹の顔をシチューと一緒に煮込んでやると、突き飛ばして床に倒した。
「や、う……火傷しちゃう」
 か細い声でそういった。
 俺は「そうだな」と頷き「それなら冷やしてやるよ」
 冷凍庫から氷を取り出すと、妹の膣に押し込んだ。
「ひぃっ、な、なにこれ」
 シチューを手で拭いながら、妹は自分の膣に更に氷が押し込まれるのを見て、声にならない悲鳴を
あげた。
 合計で五つほども押し込んでやると、腹が冷えたのか、妹はおしっこをもらしはじめてしまった。
 俺はそれを浴びながら、妹のアナルに陰茎をあてがい、押し込んだ。
「ひぐっ!?」
 膣に比べてまだ使い込まれていないアナルは、少女だった頃の妹を思い出させてくれる。
 しかし挿入される側としては、膣とは比べられないほど痛いらしく。
「やだ、やめよ、いたいよ」
 抜こうとして必死にもがき始めた。
 だが、妹を押さえつけながら、俺は何度も腰を叩きつけた。そうするたびに肉壁の向こうにある氷
の堅さが伝わってくるようだった。
 尻穴で射精すと、陰茎を抜いて、今度は妹の口に押し込んだ。
「綺麗にしろよ」
273いきができない7/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:40:47.85 ID:CQiy229P
 そういうと妹は従順に俺の陰茎についた汚れを舐め取っていく、そうやって丁寧にされていると、
気持ちよくなってしまって口の中でも射精してしまった。
 流石に二連続でだすと疲れてしまい、すこしめまいがした。
 俺は部屋へ帰ることにした。
 その脚を妹が掴んだ。
「だすなら、ナカでだしてよ兄さん」
 少し怒ったような口調。
 いつの頃からか、妹は中出しを好むようになっていた。いや、好む好まざるに関わらず俺は妹の中
で射精し続けてきてはいたのだが。気づいたときには、そうっすることを妹のほうから要求してくる
ようになっていた。
 俺としてはどちらでもよかった。
 ただ最近考えることがある、これでもし俺たちの間に子供ができてしまったら妹はどうするんだろ
う。俺の子供を産むのだろうか?
 妹と俺の子供……。
「茜、そんなに子供がほしいのかよ」
 皮肉めいた言葉を向ける。
 すると妹はシチューまみれの顔に恥ずかしそうな笑みを浮かべ。
「うん、私、兄さんの子供がほしいの」
 理解できなかった。
 妹は、茜はもしかしたらおかしくなってしまってるんじゃないだろうか?
 ――いや、俺がおかしくしてしまった、のか。
 
 
***
 
 
 ある日の晩、妹が暗い表情をして帰ってきた。
 働き始めてからというもの、妹がそういった表情を浮かべて帰ってくることはよくあることだった。
会社の上司と反りがあわないとか、先輩から些細なミスで叱られたとか、愚痴につきあわされたとか
――まあ、俺には理解できない話だ。それは茜もわかっているらしく、あまり俺へそうしたことは話
さない。
 いや、引きこもりの兄に向かって、仕事の愚痴をいってもしかたないのだろう。
 食事ができたからと呼ばれたのでリビングへ行くと、テーブルに一人分の食事が用意されていた。
茜はどこかで食べてきたのだろうか、ソファに寝転がっている。
 俺は椅子に座り「いただきます」というと、後は黙々と食事を口に運んだ。
「……ねえ、兄さん」
 寝っ転がったまま、なにげない口調で茜はいった。
「私が結婚するっていったら、どうする?」
「……うん?」
 一瞬、いわれた意味が分からなかった。
 結婚? 茜が? 誰と? ――それは俺の妹には縁遠い言葉だと思っていた。
「け、結婚って、茜……お前好きな男とかいるのか」
 俺は出来る限り平静を装おうとしながらも、どうしても動転してしまう気持ちを抑えられなかった。
 茜が結婚するっていうことは、つまり俺と茜の家に別な誰かが来るということか。いや、茜が俺を
置いてでていってしまうという可能性だってある。――冷静でいられるわけがない。
 慌てふためきそうになっている俺をよそに、茜は至極冷静な声で答えた。
「うん、いるよ」
 茜はそういうと身体を起こし、俺のほうをみて笑った。
「兄さん」
「へ?」
「兄さんのこと好きだよ。てか好きじゃなかったら、こうやって養ってあげないよ。うん、きっと放
り出してるよ、嫌いだったらさ」
 爽やかな笑みを浮かべていう茜、その笑顔を見た瞬間心に痛みを感じた。
 その痛みとは、もう長年の付き合いだった。俺の心には針が刺さっていて、ことあるごとにそれは
深く刺さっていくし、段々と本数も増えていっているような気がした。
「……茜」
 その痛みを緩和する方法を、俺は知っている。
 けれど、俺はそれをすることすらせず、ただ自らの心に深く深く針を突き刺していくだけしか出来
ない。
 そしてまた俺は針を刺す。
274いきができない8/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:41:20.22 ID:CQiy229P
「そうか。それなら……」
 言いながら立ち上がると、服を脱ぎながら茜へと歩み寄っていく。
 茜は穏やかな笑みを浮かべながら、自らの衣服を脱ぎ始めた。
 妹の愛に応える方法はいくらでもあることは知っていた、それでも俺にはこうすることしかできな
かった。
 そうだ。
 所詮俺なんかにできることなんてないんだ。
 ただのひきこもりの三十路手前の小太りの男に出来ることなんてない。高校は卒業できなかったか
ら中卒だし、働いた経験もないから履歴書に書けることなんて殆どない。
 この空白期間はなんですかなんて聞かれても、「家で妹を冒してました」としか答えられない。空
虚な時間、真っ白な俺の歴史。
 俺はただ寝て食べてセックスするくらいしかできない。そうだ、今も自責の念に潰されているよう
でいて、妹の顔を見ただけで勃起してしまっている。なんとかの犬みたいだ。
 
 
 結局、今日も仕事から帰ってきて疲れている妹とセックスをしていた。
 俺はソファ寝てしまっていたようで、妹がかけてくれたのであろう毛布がかけられていた。その毛
布にくるまりながら、もう一度寝ることにする。眠りにつくまでの間、なにか考えていようと頭をめ
ぐらせることにした。
 直ぐに思い浮かんだのは茜の言葉だった。
『私が結婚するっていったら、どうする?』
 茜がどうしてそんなことをいったのか考えてみることにした。
 あの後行為をしたことを考えると、茜はただ俺へ好意を伝えたかっただけなんだろうと楽観的にも
考えることはできた。
 そう考えるには俺と茜の――いや、茜の置かれた状況は絶望的な気がする。
 父親は死に、母親は失踪し、それらのせいもあって親戚とは縁遠く、頼れるものはいないにも関わ
らず、ひきこもりの実の兄を養っていかなければならない。
 誰かと交際しても、俺がいるせいで家へ連れて来ることは嫌だろうし。俺だって、妹が俺以外の誰
かとセックスする所なんて考えたくもない。それに妹は俺のことを好きだといってくれている、俺の
ことを愛しているといってくれる。だからいつまでも兄妹仲良く暮らしていけばいい。
 ただ近親相姦は一般の道徳的感覚からいくと禁じられている。というか、兄と妹が肉体関係になる
なんて、あってはならないことだと考えられている。
 それは世間の話であって、家から出ない俺には関係がないことだ。俺に通用するルールは、この家
のルールだけ。家の外のルールなんてしったことではないし、興味もない。
 けれど、茜はそうもいかないんじゃないだろうか?
 茜ももう二〇代半ば、結婚していてもおかしくない年齢だ。
 それなのに浮いた話のひとつもないのであれば、職場や周囲の人間が心配に思って見合いの場を用
意したりして、男を紹介するのは十分有り得る話だ。
 そういった場を勧められて、果たして茜は断ることができるんだろうか。会社での立場や人間関係、
色々な要因が絡み合って断れないということもあるんじゃないだろうか。断るとしてもどう断るんだ
ろう、まさか正直に『兄と愛しあっています』なんていえないだろうし。
 そうやって断れずにいった見合いやコンパで、好みの男がいたとしたら茜はどうするのだろうか。
 いくら愛しあっているとはいえ、俺と茜は兄と妹だ、結婚することはできないし。ひきこもりの俺
が茜を養っていくことなんてできるわけがない。
「……いや」
 それでも、茜は俺を選んでくれるはずだ。俺のことを愛しているといってくれるはずだ。茜自身に
とっても、愛のない結婚生活を送るくらいだったら、たとえ貧しくても俺との生活を選ぶはずだ。
 ……本当にそうなんだろうか?
 茜にとって俺はただの重石でしかないんじゃないだろうか。
 俺には他人から好かれる要素なんてなにひとつとしてない、俺と茜を繋ぐのはただ肉親であるとい
うことだけ、それもひきこもりの兄貴なんて疎まれることはあっても、それを好ましいと考えるよう
なやつはいないと思う。
 実際、茜が中学生だった頃いわれたことがある、そうだあれは俺がはじめて茜を冒した日のことだ。
『私は兄さんのこと、飼いたくないんだよ』
 妹はそういっていた。
 ニートである俺の面倒をみたくないと、養いたくないとそういっていた。それなのに、今はこうし
て俺の面倒をみている。
 それがどうしてなのか考えないようにしていた、茜に訊くこともなかった。どうして無職でひきこ
もりの俺を見捨てず、養ってくれているのかなんて訊けるはずもない。
 好きだから。
275いきができない9/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:41:55.59 ID:CQiy229P
 愛しているから。
 そう思うようにしていた、考えないようにしていた。
 だけど、いつまでもこの関係が続くとも思えなかった。いつかは終わりがくる、終わらせなければ
ならない関係だとは分かっていた。いつまでもひきこもってていいはずがないと、理解していた。
 それでも俺のことを庇護してくれる茜の存在に、そのやさしさの外にでたくなかった。この家から
でたくなかった。茜のそばから離れたくなかった。
 そう、――そうなんだ。
 俺は茜のことが好きなんだ。
 この閉ざされた世界の中で、自ら閉ざしてしまった世界の中で唯一好きなんだ。自分自身よりも、
茜のことが好きだった。いつまでも茜のそばにいたかった、茜の臭いが染み付いたこの家からでたく
なかった。
「……だったら」
 口元が裂けるようにして、笑みが浮かんだ。
「もう茜を」声が震えていた。「茜のことを」自分の口なのに、なにを言おうとしているのか全く分
からなかった。「茜を俺から開放してやるべき……だろ?」
 それは、俺という存在に唯一残された優しさだったのかもしれない。
「そうだ……茜を、楽にしてやろう」
 
 
***
 
 
「……ん?」
 身体の一部に痛みを感じて目が覚めた。
 なにが起きているのか直ぐには分からなかったけれど、なにをされているのかは理解できた。
「兄さん、どうしたの……?」
 暗闇の中、兄さんが無言で私のことを冒していた。
「まだしたりなかったの?」
 話しかけても兄さんは応えてくれず、ただ黙々と私の膣を突いてくる。
 こうしたことがこれまでになかったわけじゃない。それこそ私が高校生の頃にはよくあった、私が
無防備なところに来て胸を揉んだりキスをしたり。別にそうせずともいえばさせてあげたのだが、あ
の頃の兄さんは実の妹であっても女であるということに恐れを覚えていたような気がする。
 しかし、前戯もなく挿入したせいもあるだろうが、普段よりも兄さんが激しく突いてくるため、痛
かった。
「ねえ、兄さんもう少しゆっくり動かして」
 そういおうとしたのだが、半ばで私の言葉は止められた。
「――ぅぐっ!?」
 兄さんの手が私の首を掴み、締め上げた。
「んーっ、う、ぐぐっ」
 ソフトSM的な感じで兄さんがそうしてくることはあったけれど、そうするときはいつも兄さんは
力加減を抑えてくれているのが分かる――だが今日は違った。
 息ができない。
 首を押さえつけられるのも痛かったが、それ以上に呼吸できないということが苦しくてしょうがな
かった。
 どうして突然こんなことをするんだろう。
 そう思い兄さんをみて、背筋が凍った。
「あ……ぐっ……ん……」
 兄さんの表情には愉しんでいるようなところは一切なく、私のことをみつめてくる目からも感情は
読み取れなかった。
 ――殺される。
 本能的にそう思った。
 理由は分からなかったけれど、殺されるというのならば、せめてわけを話してからにしてほしかっ
た。
「ぁめっ……うう……」
 兄さんの手首を掴み引き剥がそうとするがうまくいかない。身体をじたばたと動かし、兄さんの下
から這いでようとするがそれもうまくいかない。私の倍ほどもある兄さんに覆いかぶさられているせ
いで、うまく身体が動かせない。
 それにじたばたするほど兄さんの手が強く食い込んでくるような気がして、こうやって暴れないほ
うがいいんじゃないかとすら思えた。
 だが、まだ殺されたくなかった。
276名無しさん@ピンキー:2011/06/07(火) 11:43:35.00 ID:CQiy229P
きせいかいひ
277いきができない10/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:44:50.84 ID:CQiy229P
 なんで兄さんこんなことするんだろう、わけがわからなかった。気づくと目尻から涙が溢れだして
いた。
 諦める事は簡単だ。
 とてもとても楽なことだ。歯を食いしばって、意固地になってもがくよりも、一切抵抗せずに諦め
てしまうことのほうが楽だ。
 でも、これは、自分の命ばかりは諦めることができなかった。
 ――いや、
 私は、抵抗をやめた。
 兄さんがそう望むのなら、殺されてもいいかと思えた。
 私を殺した後兄さんがどうやって生きていくのかは分からなかったが、でも兄さんがそう望むのな
ら、それでもいいんじゃないか。
 そう思うと楽になっていた。首は痛く、苦しかったが、辛くはなかった。それよりも脳裏に甦って
きた記憶のほうが辛かった。
 
 
 あれはそう私が中学生の時だ。
 その日、珍しく私の友達が家に遊びに来ていた。といっても、その子が塾へ行くまでの一時間ほど
の時間だったが、それでも珍しいことだった。
 私は家にいる兄さんが知らない人間が来たら嫌だろうと思い、それに兄さんを他人に見られたくな
かったから、家に誰も寄せ付けなかったのだが。その子とは学校で仲良くしていたため、断りきれな
かった。
 私はその子にお茶を出そうと思い、台所へ行くと下卑た笑いを浮かべた兄さんが立っていた。その
下半身はむき出しだった。
 思わずヒステリックな声をあげそうになった私、その首を兄さんは掴んだ。
『――ひぐっ』
 兄さんは笑い。
『あの子かわいいな』
 そういった。
 その瞬間脳裏に兄さんが友達を冒すイメージが沸いてきて、恐怖した。数少ない友達が兄さんに汚
されてしまう、それだけは避けたかった。
 だが――、
『見てたら勃起しちゃったから、やらせてくれよ』
 そういって兄さんは私の背後に回ると、尻を突き出させ、スカートの中に手を突っ込むとパンツを
ずり下げ、挿入した。
 私は友達に勘付かれまいと声を殺したが、兄さんはお構いなしのようだった。
『なあ、あの子処女かな。お前頼んだらやらせてくれないかな』
『……やだ』
『なんでだよ、いいだろ減るもんじゃないし』
 私は涙をこぼしながらいった。
『兄さんのちんちん、他の子に使わせたくない』
 それは、本心ではなかった。そういわなければ暴走した兄さんが、本当に友達をレイプしてしまう
んじゃないかと思ったから。兄さんの興味を私のほうへひきたかった、それだけだった。
 その虚偽の言葉でも、兄さんは満足してくれた。
『そうかそうか、それならしょうがないな』
 兄さんは嬉しそうにいいながら私のことを後ろから突いてくる。一度射精すれば満足して部屋へ帰
ってくれるだろう、そう思いながら私は声を堪え続けた。
 ただ、その時には下腹部に快感とは違う感覚を覚えていた。
 立った状態で後ろから突くのが初めてだったせいだろう、兄さんの動きはとてもぎこちなく、その
せいで時間がかかってしまった。
『茜ー? どうしたの?』
 そうしている内になかなか戻ってこない私を心配して、友達が部屋から出てきてしまった。
『ん、いっ、今いくから待ってて――ぁうっ』
 私は台所からそう叫んだ。
 今この姿を見られるのはまずい、なんとしても避けたかった。セックスによって熱くなっていた身
体が、一気に冷めていくようだった。
『あ、そっちにいるの』
 友達はいいながら、私の声を頼りにして台所へ向かって来ているようだった。
『やめっ、だめ、こないで。今行くから!』
 必死で叫んでも、友達には悪ふざけに聞こえたようで、友達は笑いながら。
『もー、どうしたのー』
278いきができない11/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:45:26.10 ID:CQiy229P
 そう言いながら台所に来た。
『茜……え?』
 笑顔だった友達の表情が、私を、私と兄さんをみて凍った。
『あ、ははは、……うっ……こ、これはその』
 私は明るく笑った、目尻から涙が溢れた。
 兄さんの手がスカートをまくりあげるのが分かった、繋がっている部分こそ見えないだろうけど、
友達は私の下半身をみて「え?」と引きつった笑みをこぼした。
『違うの、これ兄さんだから、あんっ、だから、別にそういうのじゃ――アハっ』
 必死にいいわけしようとしたが、どうしようもなかった。
 兄さんの手は制服のブラウスに手をかけ、ボタンを外すとブラジャーに包まれた乳房を露出させた。
 ブラジャーをずらし乳房を露わにすると、乳首をつねり引っ張った。
『つっ、あ、そこ……じゃない、んとね、あッ、これはそのね、ええと』
 冒されながら必死にごまかそうとする私をみて、友達はいった。
『……気持ち悪い』
 それが私へ向けていったのか、兄さんへ向けていわれたのか、それは分からない。いや、どちらへ
もなのだろう。そういわれた瞬間、私の頭の中でプツンッという音がした。
 次の瞬間、おしっこを漏らしてしまっていた。
『へ、な、なんで』
 自分でも分からなかった。
 だが尿はどう堪えようとしても堪えられず、汚らしい音を上げながら溢れていく。
『ひっ』
 友達がそれをみて泣きそうな顔をした。その友達へ向かって、兄さんは一旦陰茎を抜くと私の身体
を持ち上げ、尿道を友達のほうへ向けた。
 友達は避けることすらできず、わたしのおしっこを浴びてしまった。
 おしっこをもらし続ける尿道、割れ目はくっぱりと割れグロテスクな様相を晒してしまっている。
 異常な状態なのに、友達は極めて自然になにもないかのようにいった。
『茜、わたし帰るね』
 そういう友達の口の中に尿が入ってしまいむせこみながら、友達は私たちの前から姿を消した。
 呆然とする私を兄は床に押し倒し、尿で汚れる床に顔を押し付けさせ。
『自分で汚したんだから、自分で拭けよ』
 そういっておしっこを舌で舐めとることを要求してきた。
 
 
 ――アンモニア臭がした。
 目を開けると、そこに黄金色の液体がかけられ呻いた。
「ちょっ、なに」
 なんとか目を開けると、兄さんが私の顔に向かって立ちションしていた。兄さんの尿を飲まされた
のは、これが初めてかもしれない。
 しかし、どうやら私は死んでいないようだった。意識は飛んでしまったようだったが、それでも身
体の感覚はあった。
 どうやら膣とアナルにディルドーが押し込まれているようで、下腹部に違和感を感じる。
「兄さん、どうしたの」
 尿を浴びながらそう訊いたが、
「一度でいいからやってみたかったんだ」
 それは答えのようでいて違った。
 兄さんは私をうつぶせに寝かせると、右手を掴んで引っ張った、そして次の瞬間肩に強い衝撃が走
った。
「――――っ!!?」
 悲鳴すらあげることができなかった、だけどまるで焼け付くように腕の付け根が痛かった。
 痛い、痛い。
 更に、兄さんは私の左手を掴み、同じことをした。
 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いいたいいたいいたいいたい。
 悲鳴をあげようとしたら口に何か布のようなものを押し込まれた。
 私はそれを取り出そうと腕を動かそうとして初めて、自分の腕が自由に動かないことに気がついた。
 痛みのせい、だけではない。肩と腕が繋がっていない、そんな感じだった。腕に力が入らない。
 その腕を、兄さんは縛り上げ、更に脚も同じように縛られた。
 兄さんは芋虫のようになった私を担ぎ上げた。
 抵抗しようと思ったが、どうすることもできなかったし。痛みと恐怖のせいで身体が竦んでしまっ
ていた。
 兄さんに連れられ、浴室に来た。
279いきができない12/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:46:05.88 ID:CQiy229P
 嫌な予感がした。
 浴槽にはたっぷりと水が張られていた。
 ――予感は当たった。
 私は浴槽の中へ投げ込まれた。
「ふぐっ――!!」
 鼻の穴に一気に水が入ってくる、息ができない、身体を持ち上げて水面に顔をあげることすらでき
ない。
 やばい、死ぬ。
 なんで、なんで兄さんこんなことするの。本当に頭がおかしくなったんじゃないか、だめだやばい
しぬ、殺される。
 そう思っていると、髪を掴まれ引き上げられた。
 だが鼻に水が入っているせいでうまく呼吸ができない。すると兄さんが口の中に詰め込んでいたタ
オルを取ってくれた。
「――がはっ」
 酸素が一気に脳までいきわたるのが分かるようだった。身体がしびれるようだった。
「なにするのよっ」
 兄さんに向かってそう叫ぶと、頭を押さえつけられ再び水の中に戻された。
 折角吸った空気が口から一気に溢れた。
 しかし、今度は直ぐに引き上げられた。
「茜、気分はどうだ」
 兄さんはとても落ち着いた声でそういった。
『最悪よ』そう答えようとして、腕を折られた恐怖が甦った、ここで罵詈雑言を兄さんに向けたら更
に酷い目にあわされる。もうこんな拷問みたいな目はごめんだった。
「に、兄さん、どうしたの突然」
 兄さんは違うことをいった。
「……まだ、俺のことを好きだといえるか?」
「っ!」
 本心は、いえなかった。私はひきつった笑いを浮かべ。
「勿論、愛してるよ、兄さん。兄さんのこと好きだよ。だから――」
 そういった口に兄さんの陰茎がねじ込まれた。
 喉の奥を突かれて吐き気が襲ってきたが、吐き出すことはなかった。しかし、兄さんが私の頭を押
さえつけて何度も何度も叩きつけてくるせいで、胃液が逆流してきてしまった。
 だが兄さんはかまわず腰を振り続けた。
 胃の内容物が口の中いっぱいに溢れ、それだけではとどまらず口からもこぼれてしまった。
 それでも、兄さんは気にしていないようだ。
 口の中に満たされる吐瀉物、その味と臭いのせいで更に逆流してくる。鼻が詰まっているせいで呼
吸することも満足にできなかった。
 ようやく兄さんは解放してくれて、私は口の中のものを浴槽の中に吐き出した。だが全てとはいえ
ず口の中がえぐい。
 兄さんは陰茎についた汚れをシャワーで洗い落とすと、私の身体を掴んで引き上げた。
 洗い場にひきずりだされ、はじめて私は自分がおしっこをもらしてしまっていることに気がついた。
 止めようとしたが止まらなかった。
 兄さんはそんな私を見下ろしていた。
「本当のことをいってほしいんだ。お前はこんなことをされても、まだ俺のことを愛しているといえ
るのか」
 無表情に兄さんはいった。
 私は「もちろん」だといおうとして、いえなかった。
 だけど、ここで本心をいってしまったら殺されかねない。自分の腐りきった人生なんかいつ終わっ
てもいいと思っていたが、実際に生死の境に立たされると怖くてしょうがなかった。
 なんとかして「愛している」といおうとして、その度に口から違う言葉がでそうになってしまう。
「う、うう……」
 嗚咽と共に吐いた。固形物はでてこなかった。
 そんな私の頬を兄さんが叩いた。痛いはずなのに、痛みが分からなかった。
「怒らないから、いえよ」
 兄さんはとても優しい声でいった。その声がすごく懐かしかった、引きこもる前の兄さんの声みた
いだったからかもしれない。
 涙が溢れた。
「……きらい」
 なんでこうなってしまったんだろう。
「兄さんのことなんか、きらい」
280いきができない13/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:46:41.12 ID:CQiy229P
 私は/兄さんは/私たちは――どうしてこうなってしまったんだろう。
「兄さっ、アンタみたいなきもいのになんか抱かれたくないの、きもいのよ。せめて働いてよ、なん
で家から出ようとしないのよ。ほんと、いやだ。いやだよ。もうこんなの。おかしいよ」
 止まらなかった。
「くさいからお風呂はいってっていってもはいってくれないし、洗ったないちんこ入れられて病気に
なったらどうするのよ」
 今まで兄さんにいいたくてもいえなかったことが、どんどん口から溢れてきた。
「ご飯食べたら美味しいとかいってよ、ていうか作ってよ、一日中家にいるんだから。それくらいし
てよっ」
 兄さんをにらみつけると、ひどく穏やかな表情をしていた。それがむかついた。
「きもっ、笑ってんじゃない。気持ち悪いんだよ!」
 兄さんは私の身体を押し倒すと、股からディルドーを引き抜き、そこに自分の陰茎を押し込んだ。
「いやああああああ、やめて、ほんとやだ。なにいれてんのっ」
 泣き喚く私にかまわず兄さんは腰を振り続けた、そこに快感はなく、不快なだけだった。
 しかも、どうやら挿入前からいきそうだったらしく、兄さんは直ぐに私の膣内で射精し始めた。
「ひっ――、やだ、でてる、でてるっ。ださないでよ、ひぃ、やだ。やだやだ、抜いて、やだよ。抜
いて、ださないで」
 射精しながらも兄さんは動きをとめてくれないし、射精も止まらなかった。
「うう、でてるよぉ、いやだっつってんのに、うぅぅ……うっ」
 子宮の中に兄さんの精子がはいっていくイメージが脳裏で明確に描かれていく。
「ぬいて、もうぬいてよ。いいでしょ、もうだしたんだから、まんぞくだよね、もうぬいてよ。まだ
でてるし……やだぁ」
 体中を虫が這いまわっているかのようなおぞましい快感、脳が痺れていくような気がした。
 諦めて、受け入れたらいい。
 そう私が言っていた、でももう無理だった。我慢できる限界、諦められる範疇から逸脱していた。
そう逸脱してしまっていた。
 私はおかしかったんだ。
「やだ、もうやめて。痛いよ、やだ、兄さんやめて」
 兄さんとの異常な関係を諦めたとはいえ、受け入れるなんて普通の神経じゃ無理だ。兄さんのこと
をおかしいと思っていた、でもそれは違う。兄さんだけがおかしかったんじゃない、私もおかしかっ
たんだ。
「ちんぽぬいて、もう――ふ、うう、ああああああ! またでてる。なんでだすよ、やだ、やぁ、や
だああ」
 兄さんがひきこもることを認めてしまったからおかしくなった。
 兄さんが外に出るよう手伝えばよかったのに、私はそうしなかった。諦めてしまった。兄さんがひ
きこもりをやめてくれるかもしれないという可能性、それを諦めてしまった。
 それどころか、私は兄さんを飼うことに酔っていた。
 私がいないと兄さんはだめ――そう考えていた、兄さんを自立させようとせず、ただひたすら自分
のものだというように飼っていた。自らの行為に酔ってしまっていた。
 なら、これは罰なのかもしれない。受けて当然の報いなのかもしれない。
 兄さんの可能性を潰した罪。
 近親相姦の現場を母にみせてしまったせいで、母の気をおかしくしてしまった罪。
 そして、私自身の人生を暗く歪ませてしまった罪。
 その罪の罰なのだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                              あきらめよう。
281いきができない14/14 ◆L5HDQw/jy. :2011/06/07(火) 11:47:14.53 ID:CQiy229P
***
 
 
 諦める事は、簡単だ。
 俺は気絶してしまった妹をそのままにして浴室をでると、ベランダのほうへと歩いた。
 うちはマンションの七階にある。
 ベランダに出ると風が冷たく気持ちよかった。
 後のことを考えると茜のことがかわいそうだった。
 だけど、これ以上俺と暮らし続けることを考えると、まだそっちのほうが茜にはましだろうとも思えた。
 まだいくらだって抗うことはできるけれど。でも、茜のことを――いや、もう嫌なんだ。
 死んだような人生は、もう嫌なんだ。
 こんな人生に茜をつき合わせたくもなかった。
 あきらめることはかんたんだ。
 風がきもちよかった――、
 
 
 ――おわり
282名無しさん@ピンキー:2011/06/07(火) 18:24:53.64 ID:AuIfhEjM
これはすげーよ…

投下乙でした!
283 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/07(火) 18:46:47.48 ID:GZs8IHeq
兄さん、せめてしばった脚ほどいて逝けよw
GJ!
284名無しさん@ピンキー:2011/06/07(火) 19:54:34.95 ID:/HoTG9Zo
GJ
しかし妹もこの後普通の生活に戻れるとは思えんなぁ
285名無しさん@ピンキー:2011/06/08(水) 00:05:14.22 ID:t7XxTPwG
BADEND風か・・・でもGJ
286名無しさん@ピンキー:2011/06/08(水) 06:08:26.01 ID:iYrXBlOe
わざとなのかもしれんが、
「冒す」って表記だと萎えるな
287名無しさん@ピンキー:2011/06/09(木) 09:47:31.31 ID:rz6eREdt
エロも良かったけど
普通に話として面白かった 引きこまれた GJ
288名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/19(日) 20:45:03.74 ID:vyA9R/sV
>>283
縛ってあることで行為を強制していたとかそっちの方向になるんじゃね?
289名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/25(土) 20:02:08.68 ID:PrL+Lm3Q
>>288
肩の骨が逝ってるみたいだし、脚の拘束解かないと浴室から出られず死亡じゃね?
290名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/25(土) 22:15:24.09 ID:cu3qIUsr
7階から人落ちればすぐ騒ぎになるだろうし
どこから落ちたのか→警察の捜査→発見になると思う
少なくとも死ぬくらいの間誰も行かない事はないかと
291名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/26(日) 09:16:55.15 ID:HJNiTK0W
(あれ、私どうしたんだろう・・・・・・)
目覚めたばかりの視界はまだ霞んでいる。頭を持ち上げようとするが、酷く重い・・・・・・。
「お、さゆりちゃん起きたみたいっすよ。」
男の人が私の名前を呼ぶ声が聞こえてくる、誰だろう・・・・・・?

ようやくはっきりとしてきた私の視界に映ったのは、窓の無い部屋だった。辺りを見回してみると、
部屋は様々な物で雑然としており、男の人が三人居る、二人は何かの作業をしているようだ。
私はこの部屋の雰囲気には不釣合いな、大きなベッドに寝かされているようで、服は
セーラー服のままだった。
「やあ、さゆりちゃんおはよう。よく眠れたかい。」
正面のソファーに座っていた男の人が、私に話しかけてくる。なんだか軽薄そうで、あまり良い
印象を持てない人だ。こんな人知り合いには居ない筈だけど・・・・・・?
そんな事を考えていると、男の人は傍らから小さな布切れを取り上げ、指で摘まんで
顔の高さに垂らす。
「さゆりちゃん、これ何か分かる?」
その指先にぶら下がるものを見た瞬間、私の顔は真っ赤になっていたと思う。
「そ、それ、私の・・・・・・」
恥ずかしさのあまり言葉にするのもはばかられたが、男の人の指先にぶら下がっているものは
間違いなく私のパンツだった。しかも、今日はいている筈の・・・・・・。
動揺しつつ、スカートの上から手でそっと腰の辺りに触れてみると、当然あるべき下着の感触が
感じられない。
「ど、どうして・・・・・・」
私の発した疑問に対する男の人の答えは、耳を疑うようなものだった。
「さゆりちゃんが寝てる間にちょっと借りたんだよ。これからここでさゆりちゃん主役で
 AVの撮影をするからさ。」
「え?」
その言葉が一瞬理解できず、固まってしまった私の反応を満足そうに眺め、男の人は更に
言葉を続ける。
「まだこっちの準備ができてないみたいだから、段取りを説明しとくね。俺等の撮ってるのは、
 プレイ毎の短編もので、 お客さんは女の子を見て、好みのプレイの動画を選んで御購入って
 システムな訳。」
あっけにとられて固まっている私をよそに、男の人はどんどん話しを進めていく。
「で、これからさゆりちゃんで撮るのは、正常位レイプ物・後背位レイプ物・アナルレイプ・
 浣腸・イラマチオ・輪姦・・・・・・」
次々と読み上げられていく言葉に、顔から血の気が引いていくのが自分でも解った。
「・・・・・・で、最後が3リットル浣腸入れての妊婦プレイ。これマジできついみたいだから
 頑張ってね〜。一作品大体15〜20分だから、4時間くらいで今日の分はお終いかな。
 その後半日休憩して、明日は和姦物の撮影ね。さゆりちゃんの演技力に期待してるよ。
 まぁ、皆『もう一回妊婦物撮る?』って聞くと、必死になって演技してくれるんだけどね。
 舌を絡めあう甘々のディープキスから、足を絡ませての中出しおねだり、事後のお掃除
 フェラや、サンプル用の笑顔での自己紹介までさ。」
楽しそうに喋っている男の人と反対に、私の顔は青ざめ、手足は震えていた。
「準備できましたよ。」
今まで後ろで何か作業をしていた人が、ビデオカメラを持ってこっちへやってくる。
「お、やっとか。じゃあ、撮影開始といきますか。」
そう言って男の人が立ち上がるのを見て、私は思わず反対側へ逃げようとした。でも、そこには
いつの間にか別の男の人が居て、私はあっという間に両手を掴み上げられてしまう。
292名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/26(日) 09:17:39.48 ID:HJNiTK0W
「さぁて、最初は正常位レイプからだね。」
そう言って、ズボンを脱いだ男の人がベッドの上に上がってくる。股間には初めて見る
大きな男性器がそそり立っていた。
それを見て、どこか現実味のなかった意識が、急に現実身を帯びてきて、私は
どうしようもないほどの恐怖に駆られた。
「いやあっ!やめて、はなして!!」
大声で叫んで力の限り暴れるが、私の腕を掴んでいる手はびくともしない。私はあっという間に
ベッドの上に仰向けに引き倒され、両手を頭の上で押さえつけられる。
「ははは、いいね。やっぱり泣き叫んで暴れてくれないとレイプっぽい雰囲気が出ないからね。」
男の人は、涙を浮かべて暴れている私の事など全く意に介さずに、私に覆いかぶさり、両手で
太腿を持って私の下半身を軽く持ち上げ、スカートをまくって男性器を私の秘裂にあてがう。
本来そこを覆っている筈の布は既に取り去られていて、進入を遮るものは何もない。
「嫌、やめて。お願いです、やめてください!」
半狂乱になって絶叫する私だったが、そんな願いが聞き入れられる筈もなく、まだ何の準備も
できていない私の秘裂に、男性器が強引にねじ込まれ、激痛が私の体を突き抜ける。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛・・・・・・!」
私の喉から声にならない悲鳴が漏れる、凄まじい痛みに加え、言い知れない恐怖が
私を支配する。
「あれ、さゆりちゃん処女だったんだ。こりゃいいや、最初は処女レイプ物に変更だね。」
今にも消えそうになる意識の中、男の人の楽しそうな声が僅かに耳に届く。
それと同時に、メリメリと私の秘肉が引き裂かれ、異物が私の中に強引に突き入れられる。
「根元まで入ったよ、さゆりちゃん。女になった感想はどう?」
「あ、あ・・・あ・・・・・・」
激痛のあまり悲鳴も声にならない。見開いた目にも何も映らず、視界は真っ白だった。
男の人の軽口ももはや殆ど耳には入らない。ただ痛い、苦しい、怖い・・・・・・。
「返事する余裕もないか、まぁいいや。じゃあ動くよ。」
その言葉に、失われかけていた意識が引き戻される。
「やめて、動かないで。痛いの、ほんとに痛いの!」
必死の哀願が口を突いて出るが、その言葉を言い終わらないうちに、秘部に再び激痛がはしる。
「あぐっ、がぁ・・・・・・」
悲鳴を出すことも適わないほどの激しい痛みが、男の人の動きに伴って私を襲う。
逃れようにも、もう一人の男の人に腕を押さえられていて、ろくに動く事すら適わない。
「ひぐっ、うぎぃ。 お、お願いします、やめて、死んじゃう・・・・・・。」
かろうじて声を絞り出し、涙を流して慈悲を乞うが、この人達がそんな事でやめてくれる筈も
なかった。
男の人は私の事など全くかえりみず、ただ乱暴に腰を動かし続ける。
293名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/26(日) 09:18:32.04 ID:HJNiTK0W
「うっ・・・うぅ・・・・・・ あがっ!」
私は満足な抵抗も出来ず、涙を流し、うめき声をあげながらこの地獄に耐えているしかなかった。
時々思い出したように、男の人は腰を強く、深くねじ込んできて、一際強い痛みに悲鳴が出る。
「さすがに処女はキツいな。」
「すげー血出てるな、こりゃ処女膜だけじゃなくてマンコが裂けてるかもな。」
男の人が好き勝手に喋っている声も、心なしか遠くに聞こえる。
いつ終わるとも知れない苦痛と恐怖の中、私の意識は次第に薄れつつあった。
バシッ―――
突然頬を襲った鋭い痛みと音に、再び意識が引き戻される。
「ダメだよさゆりちゃん、寝てたらつまんないでしょ。これから人生初の中出し体験するのに。」
私の顔を打った男の人は、そう言うとまた腰を動かし始める。
私は同世代の女の子に比べればこう言う事には奥手な方だったが、それでもその言葉の
意味くらいは理解できる。
「だめっ! それだけはやめてください。そんな事されたら赤ちゃんできちゃう・・・・・・」
そう叫んで、再び渾身の力で抵抗を試みる。しかし、無常にも男の人二人に手と太腿を
押さえられていては、逃げる事はおろか、体を捩る事もままならない。
それでも何とか逃れようと、必死に力を振り絞って抵抗を続ける私の耳に、死刑宣告のような
言葉が届く。
「んんっ。さゆりちゃん、出すよっ!」
その言葉と共に一際強く男性器が差し込まれ、同時に私の中に生暖かいものが
注ぎ込まれるのを感じた。
「あ、ああぁぁぁぁ・・・・・」
二度三度と繰り返されるその感覚に、私の中で恐怖と苦痛に加えて、絶望が広がっていく。
お腹の中にある生暖かい塊が、股間の激しい痛みと共に私に現実を認識させ、涙が
とめどなく出てくる。
「ふぅ、中々良かったよさゆりちゃん。」
そう言って、男の人は私の中から男性器を引き抜く。
絶望の淵に沈んでいく私に、更なる過酷な現実を思い出させる言葉が投げかけられる。
「これで一本目は完了ね、次は後背位レイプ撮るから。」
私は、しばらく前にこの人が楽しそうに読み上げていた撮影内容を思い出して、目の前が
真っ暗になるのを感じた。
そうだ、もうこれで終わりじゃないんだ。私には絶望している事すら許されないんだ・・・・・・。


おしまい。
294名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/26(日) 09:54:59.66 ID:VDDgQvqJ
できれば妊婦プレイ後演技和姦プレイまで見たかった
295名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/30(木) 00:08:43.01 ID:W5Ah6Fpm
>>291-293
乙!!
これは続き読みたい
296名無しさん@ピンキー:2011/07/10(日) 19:01:04.46 ID:eUi3q2Vd
BLOODY MONDAYの響のケツがエロいので、つい監禁シーンを妄想して書いてみました。
ストーリー説明をはしょってますが、毎週読んでてもイミフなので問題ないかと。
その他、何か色々と適当な13レスです。よろしうに。
297filthy monday   1/13:2011/07/10(日) 19:01:57.30 ID:eUi3q2Vd

「くそっ……!」
高木藤丸はノートパソコンの淵を指で叩きながら舌打ちした。
この数分でもう4度めだ。
苛立ちを抱えているのは明らかだった。
そこには天才ハッカー『ファルコン』の面影はない。

だがそれも仕方のない事だった。
『水沢響は生きている』
恋人のクローンを目の前で銃殺された後、藤丸はその言葉だけを頼りに、
どこかに監禁されているであろう自らの恋人を探し続けた。
だが未だに、何の手かがりも掴めていない。
あれからもう3度目の月曜を迎えたというのに。

藤丸が何度目かの溜息と共に、ペットボトルを手にした時だ。
手元にあるノートパソコンから、不意にメールを受信した音が響く。
「ッ!?」
藤丸はペットボトルを置き、即座にそのメールを確認する。
件名は『To Falcon』、本文はどこかのサイトのURLのみだ。
「ファルコン宛、か……」
藤丸の顔に汗が流れる。
まるで迷惑メールのような如何わしい内容だが、藤丸はそれを開くしかなかった。

あるウェブサイトがブラウザに表示される。
黒を基調とし、随所に毒々しい紫や赤をあしらった悪趣味な造りだ。
サイトには3つの動画が並んでいた。
そのサムネイル画像を見やり、藤丸は思わず目を見開く。
そこに映っているのは、男達に犯される1人の女。
長い黒髪、くっきりとした瞳、薄い唇……紛れもなく藤丸のよく知る、最愛の女性だ。
「……う、嘘だろ……」
藤丸は震える手でその動画を再生する。
298filthy monday   2/13:2011/07/10(日) 19:02:23.01 ID:eUi3q2Vd



映像の冒頭で、響はあられもない姿のまま椅子に腰掛けていた。
捕らえられて間もない頃の映像だと判断できる。
響は、潜入時に着る黒いボディスーツを身に着けたままだからだ。
ボディスーツは所々が破れており、響が激しい抵抗の末に取り押さえられた事を示している。

秘部に当たる部分はことさら無慈悲に引き裂かれていた。
そこから覗く若々しい割れ目から、白濁した精の塊が溢れている。唇からもだ。
体はだらりと力なく、瞳はどこか遠くを見るように焦点を結んでいない。
それは、彼女がレイプされた事実を如実に物語っていた。
顔の造りはやはり“水沢響”そのものだ。
彼女もまた響のクローンである可能性があるが、そうでない可能性も同じくある。
その響に被さる形で、映像内に1人の男が映りこんだ。
藤丸にとっては見知らぬ顔だ。

『ごきげんよう、ファルコン。この映像、およびサイトは君個人に向けたものだ。
 もっともハッカーなる不逞の輩が、小汚い手段で中身を覗き見る可能性はあるがね。
 許せん事だな、なぁ“ファルコン”?』

男は映像の向こうで笑みを浮かべた。
子供でも解るような、目尻だけが歪んだ偽りの笑みだ。
その裏には、声を向ける相手への並ならぬ害意が読み取れた。
「……くっ!!」
藤丸はパソコンを覗きながら奥歯を鳴らす。

『彼女は、水沢響と言うらしいね。君の大切な女性だと聞いている。
 何人かクローンもいるらしいが……これが本物かどうかは、君の判断に委ねるよ』
男はそう言って、ぐったりとした響の頬に指を這わせる。

『……彼女は先刻まで、我々の同志に夜通しで輪姦されていたんだ。
 だが、こんな物は挨拶代わりに過ぎない。
 私達同志一堂は、これからこの女に様々な恥辱を与えてゆく。
 情報を得ることが目的ではない。ファルコン、ただ君を苦しめるためにだ。
 君には散々活動の邪魔をされ、苦渋を舐めさせられてきたからね。
 愛する女が醜く汚されていくのを、そちらで指を咥えて見ているがいい』

男がそう告げた数秒後、画面が変わる。
藤丸には、それが響の輪姦されている最中の映像だ、と直感的に理解できた。
299filthy monday   3/13:2011/07/10(日) 19:02:52.06 ID:eUi3q2Vd

1人の男が、響のむちりとした腿に挟まれる形、正常位で容赦なく腰を使っている。
当の響は、何か薬でも打たれたのか、拘束されていない手足の一本すら動かさずにされるがままになっていた。
男達は、ある者は響の細い腰を掴んで秘所を犯し、
ある者は容のいい顎に手を添えて、口腔で自らの物を慰めさせる。
そしてその二孔を白く汚した。
かすかに開いた秘裂から、桜色の唇より覗く歯の間から、白濁の流れが伝い落ちる。

様々な男が、各々の好む体位で響の身体を使っていった。
正常位、後背位、屈曲位、長い両脚を重ね合わせるような側位、そして騎乗位。
男達は皆、女の扱いに相当慣れている様子だった。
淡々と女を犯すその様は、アダルトビデオの名だたる男優のようでもあった。
そうした手練の男達に輪姦し者にされ、響は次第に花開いてゆく。

澄んだ瞳が熱に浮かされたように潤み、太腿の筋肉が弛緩し、下半身にまでその快感を伝播させ。
蕩けきった音で男と結合しながら、喉の奥からといった様子で喘ぐ。
『へ、すっかり子宮が降りてきやがった。突くたびに先が当たるぜ』
『頑なだったこの姉ちゃんも、ようやく感じてきたみてぇだな。
 こりゃ今晩中に、こん中の誰かのガキ身篭っちまうんじゃねえか?』
男達は響を取り囲みながら笑っていた。
そこで一つ目の映像が終わる。
300filthy monday   4/13:2011/07/10(日) 19:03:13.99 ID:eUi3q2Vd



2つ目の映像では、初めに白塗りの鉄扉が映し出された。
中から女のうめき声が漏れている。言うまでもなく響のものだ。
映像の中で扉が開けられ、尋問室の中の様子が晒される。

響は、片膝のみを大きく上げた格好で吊るされていた。
右の膝裏に縄が回されている。衣服は何も纏っていない。
『どうだ、様子は』
男の言葉で、響の背後にいた男女2人が振り返った。
男の方は手に玉蒟蒻を持っており、今まさにそれを響の後孔へ押し込んでいる所だった。
すでに多くが入り込んでいるのだろう、響の菊輪は微かな盛り上がりを見せている。
『……も、もうダメっ!!』
映像内の響が、地に着く左脚を震わせて叫んだ。
同時に赤い菊輪が盛り上がり、玉蒟蒻を吐き出し始める。
2つ、3つ、5つ。特に2つ同時に、水気のある球が吐き出されてゆく。
それらは女が構えた透明なボウルに、かすかな水音を立てながら受け止められた。

蒟蒻を全て吐きだした後、男は響の尻肉に手をかけ、割り開いて恥孔を露出させる。
ひとつ前の映像では菊の花のようにぴっちりと閉じていた響の尻孔。
それが今や、菊輪の一つ一つが瘤のように赤く膨らみ、物欲しげにヒクついていた。

『ふむ。丸一晩かけてアナルのみを責め抜いただけあって、よく出来上がっているな』
最初の男は満足げに笑った。
『そりゃ、ローターやら筆やらを使って、徹底的に肛門性感を目覚めさせましたからね。
 指入れだって、こってり四時間はやってまさぁ。
 入れては吐き出させた玉蒟蒻だって、ホレ、すっかり腸液に塗れてますぜ』
男がボウルの中の蒟蒻を摘んで言う。
『そうそう。お尻の中に指を入れると、サラサラの腸液が付くのよ。
 部屋の中にも、こんなに腸のにおいを充満させて。
 凄腕のエージェントっていっても、所詮はただの女ね。
 それから解らないのが、お尻を責めてただけで前には全然触れてないのに、
 お股から蜜が溢れてること。
 よっぽど肛門を撫ぜられて、穿り返されるのが良かったのかしら?』
女が重ねてそう告げると、響が恥じ入るように髪を揺らす。
だがその言葉通り、彼女の秘唇からは透明な液が滴り、すらりとした脚を伝って責め具の散乱する床へと垂れ落ちていた。
301filthy monday   5/13:2011/07/10(日) 19:03:44.59 ID:eUi3q2Vd

そこで場面は切り変わる。
次に映し出されたとき、響は両の手首足首、そして束ねた髪の毛を吊るされていた。
江戸時代の囚人が『駿河問い』を受ける格好だ。

『いい格好だな、エージェント』
男が問うと、響は気丈そうなアーモンド型の瞳を吊り上げた。
『こんな事、いくらやっても無駄なだけよ。
 こうして私で遊んでる間にも、鷹が狙いを定めている事を自覚するべきね』
響の言葉は、心からそう信じているという確信を孕むものだった。
やはり本物か。藤丸はブラウザの前で爪を噛む。
「響……。」
彼は先刻から、複数のコンピュータで発信元を特定しようと試みていた。
だが同時多発的に展開されるプロテクトに阻まれて上手くいかない。
間違いなく相手は組織レベルだ。

『なるほど、確かにファルコンは稀代のハッカーだ。
 だがこちらの有する対ハッキング部隊も一流かつ膨大。
 たとえ一企業の力を持ってしてでも、突破できるものではないよ』

男はそう告げながら、横の男から何かを受け取った。
根菜のようなもので、皮を剥いた半ばほどからが白い身を覗かせている。
『山芋だ』
それを響に見せつけながら、男が笑った。
響の顔が引き攣る。
『さすがは日本人を自称するだけあって、これを知っているようだな。
 皮を剥いたこれは粘膜に触れると、刺すような耐え難い痒みを生じさせる。
 まずは、これで浅ましく踊ってもらうとしよう』
男は山芋の皮の部分を握りなおし、響の後ろに回った。

『や、やめてっ!!そんなもの入れないで!!』
響が狼狽を露わにする。
だが男の指は、無慈悲にも響の秘裂を割り開いた。
『ううっ…………!!!』
響が歯を喰いしばる。ヌメリのある山芋が、その性器に入り込んだのだろう。
『ほう、旨そうに呑み込んだものだな。では、こちらにも馳走してやろう』
男は2本目の山芋を手に取り、膨らみを持った菊輪を指先で穿る。
『そ、そっちは本当に駄目!!』
響が抗議するも、聞き入れられる筈もない。
男は山芋の白い身を無理やりに捻じ込んでいく。
『く、んんんン……!!!』
響は眉を顰め、苦しげな声を漏らした。
だが一晩掛けて解されきった後孔は、太さのある山芋を易々と呑み込んでいく。

『さて、完了だ。その艶かしい身体をくねらせて、精々我々を愉しませてくれ』
男はそう笑い、響と距離を取って腰掛ける。
響は口惜しげに唇を引き結び、程なく襲い来るであろう苦しみに備えていた。
302filthy monday   6/13:2011/07/10(日) 19:04:12.63 ID:eUi3q2Vd

映像には、そこで一端のカットが入っている。
再び情景が映し出された時、その様子は部分的にだが変化していた。

『うう……ああうう、うぐ、ううう゛あ゛っ……!!!』
藤丸がもっとも心配する部分、響の顔は苦渋に塗れていた。
気丈だった瞳は赤らみ、目頭から大粒の涙を溢す。
口は開いて犬のように荒い呼吸を繰り返し、太腿がびぐりと硬直するのに合わせて噛みしめられる。
薄い唇より垂れ零れる涎が、その苦しさをよく表していた。

汗の量も尋常ではない。
黒髪を額に張り付かせ、顎から垂れ落ち。
手足を縛り上げて乳房を最下部にして吊られる形であるため、乳房の先からも大量の汗が滴っている。
十分な豊かさをもち、胸骨を覆うようにしながら柔らかく垂れ下がる乳房。
その一際目を引く女の部分は、当然というべきか男達の慰み者になっていた。

『へへ、長いこと捏ねくり回してるうちに、ビンビンにしこり勃っちまったな』
男の1人が、響の桜色の突起を摘みながら笑う。
執拗に責められていたのだろう、乳輪は収縮して盛り上がり、その先端は遠目にも尖りが見て取れるほどになっている。
男の太い指がその突起を挟み潰すと、上空で響の指が縄を揺らした。
『くんんンン……っ!!!』
下唇を噛んだ響から声が漏れる。
鼻にかかったようなその声は、見る者に明らかな快感を想起させた。
『おーお、キモチよさそうな声だ。このままミルクでも搾り出せそうな按配だな』
男達は茶化しながら、再び響の乳房を鷲掴みにして刺激し始める。
白い乳房は、荒々しい男の手の中で様々に形を変えた。
『うう゛っ!!っはぁ、うぅうんっ……!!!!』
響が声を上げる。
303filthy monday   7/13:2011/07/10(日) 19:04:45.86 ID:eUi3q2Vd

乳房に拘る一団がいる一方で、別のグループは響の下半身に集まっていた。
彼らの目の前では、すらりとした両脚が様々に悶え狂っていた。
くの字に折れ、足首で天井から吊るされた脚。
その内腿とふくらはぎに尋常でない力みが見て取れる。
原因は、まず間違いなく股の間から見え隠れする山芋だ。
それはただ静止している。
振動している訳でも、前後に抜き差しされている訳でもない。
けれども粘膜がそれに晒されるうち、響は痛烈な反応を露わにする。

『くっ……ああああ゛あ゛っ!!!!』
痒みに耐え切れなくなったのだろう。ある時、響は叫びを上げ、尻肉を引き締めた。
その強張りが内腿へ、ふくらはぎへと伝播し、足首を介して縄を揺らす。
天井から下がる太い縄の根元で、美しい手足の指が狂ったように空を掻きむしる。
『あう゛っ!!あ゛はぁ゛あ゛あ゛うう゛っ!!!!』
唸りながら、引き締まった腰を前後左右に振りたくり、痒みを鎮めんと内股に膝を擦り合わせる響。
それは浅ましいストリップショーの如くだ。
男達は、火達磨になった蛙が息絶えるまでを見守るように、その有様を愉しげに見つめていた。

『 はーーっ、はっーーー…。はー、はぁーーー…………っ 』

何度も何度も苦悶の臨界点を迎えた後、映像には響の重苦しい呼吸だけが繰り返されるようになる。
その段になって、最初に山芋を挿入した男が映像内に姿を見せた。

『流石に、そろそろ限界のようだな。どうだ、痒みでどうにも堪らんだろう。
 今すぐに産道と尻穴を掻き毟り、抉り回して欲しいんだろう?』
男が問うと、響は涙に濡れた瞳を動かした。
瞳には尚も若干の光が残っている。
しかし口は荒い呼吸を繰り返すばかりで、言葉を紡ぐことが出来ずにいる。
それは相手の指摘を受け入れるも同然だった。
304filthy monday   8/13:2011/07/10(日) 19:05:09.39 ID:eUi3q2Vd

男は響の脚を割り開くと、山芋を一つずつ抜き出し始めた。
抜き出された山芋の身はぬらぬらと濡れ光っている。
それが入っていた場所は、だらしなく口を開き、愛液と芋の汁の混ざった白い混合液を吐き溢す。
『うひひ、ドローッと出てきやがった』
『ああ。こりゃまた美人のアソコとは思えないほど、イヤラシイねぇ』
男達から歓声が上がった。

痒みの元が抜き去られ、何の刺激もなくなった後でもなお、響の秘部には反応があった。
物欲しげに前後の孔が戦慄いている。
やがてそれが痙攣するように収縮し、男達が見守る前で愛液を吐き溢す。
幾度も、幾度も。
『誘うみてぇヒクつかせやがって、すっかりメスだな』
『ああ。昨日輪姦した時にマンコ舐めた時にゃあ、匂いなんか殆どしなかったもんだが、
 今じゃ完全にオンナの匂いを撒き散らしていやがる』
男達は二穴を息のかかるような間近で観察し、匂いさえも嗅ぎまわって散々に罵った。
前方からのカメラがその時の響の表情を捉える。
『…………ッ!』
響は顔中に羞恥を表しながら、遠くの床を睨み据えていた。
その惨めな様に、藤丸も拳を握りしめる。
男はその藤丸の様子を見透かしたかのように笑いを寄越し、響の傍に歩み寄った。

男の手が響の脚の間に潜り込み、尻穴へ親指を、秘裂へ中指・薬指を添える。
そしてずぐりと抉りこんだ。
『うう゛!』
響は身を震わせて呻く。
『強い締まりだ。前も後ろも、指を咥え込んでいる』
男は前後の穴で指を蠢かし、ゆっくりと引き抜いた。
『仕方がない。飢えたネズミに、恵みをやろう』
男はそう告げ、2つの責め具を取り出す。成人男性の持ち物よりも大きさのあるものだ。
『せいぜい喜びのあまり狂わんようにな』
その威容を響自身に見せつけながら、男は愉しげに笑った。
305filthy monday   9/13:2011/07/10(日) 19:05:45.05 ID:eUi3q2Vd

『あああああっ!!!!うううぁああああううッッ!!!!!』

薄暗い部屋に、響の声がこだまする。

『すげぇ声だな。山芋で焦らされた後でのバイブ責めってなぁ、ここまで効くのかよ?』
『ま、蚊に刺された部分を掻くだけでじんわり気持ちよくなるもんな。
 それの数十倍キツいのだと思えば、納得もいくさ』
男達は狂乱する響を覗きながら語りあった。

男の手で二穴に責め具を抜き差しされ、響はその細身を悶えさせる。
挿入部からはくちゅくちゅと水気のある音が立っていた。
抜き差しに合わせて、吊られた身体の下へ愛蜜が滴っているのも見える。
男の責め方も巧みだ。
尻穴へは菊輪を捲りこむように捻り入れ、秘裂へは斜め下から抉るように突き入れる。
それによって、響は腰を捩じらせ、時には濡れた瞳を白目を剥くように上向かせるまでにされていた。
縛られて吊るされる彼女には、もはやそれしか出来ることはなかった。

『ああ゛!!うう゛んうあああああ゛っっ!!!!!』
『いい声だ。直腸を穿り返され、前ではGスポットとポルチオを休まず抉られる。
 すでに下半身の痺れのみならず、脊髄を伝って脳にまで快感が染み渡っているんだろう?』
男は見透かしたように囁きながら、容赦のない責めを繰り返す。
ぐちゅぐちゅ、ぐちゅぐちゅと攪拌の音が続く。
響は震え、荒い呼吸を繰り返す口から舌を出し、瞳を時に上向かせて悶え狂う。
それは藤丸でさえ見たことがないような、快感に蕩けきった響の表情だった。
蜜が垂れている。
男の責めで突き解され、響の蜜壷からとろとろと蜜が溢れていた。
それは石造りの床に雨のように滴った。

カメラが響の後ろ側を映す。
すらりと伸びた美しい脚が、がに股の姿勢を取り、その中央が咲き乱れている。
秘唇はまくれ上がって責め具の犯すままに蜜を吐き溢し、
その上に息づく菊輪さえもまた、責め具が引きずり出されるたびに透明な液を漏らした。
さらさらのそれは明らかに潤滑油ではなく、彼女の腸自体が分泌した腸液だ。
『あ゛ーーーっ!!!あああああ゛あ゛ーーーーっ!!!!!』
男達が狂乱する中、響は何度も叫びを上げた。
縛り上げられた手足の指が、確かなものを求めるように天井からの太縄へ縋りつく。
「……響……!」
戦慄くその動きが、藤丸の心臓を掻き毟るようだった。


散々に、散々に響の2穴を抉りつくした後、男はゆっくりと秘裂から責め具を引き抜く。
愛液まみれのそれを床に転がし、次に尻穴の一本を摘んで引き摺りだす。
腸の奥まりへ入っていた部分が外へ表れた時、彼はまるで解っていたかのごとく口端を吊り上げた。
『おやおや、これは……。いけないねぇ、恋するレディーは、中まで綺麗にしておかないと』
長い責め具の先端部分についたものを、響の眼前に突きつける。
映像の中の響と、外の藤丸が息を呑んだのは同時だった。
『……もう イヤ…………っ!!!』
響は眉をしかめ、目を伏せ、疲弊したように低く呟く。
306filthy monday   10/13:2011/07/10(日) 19:07:51.35 ID:eUi3q2Vd



3つ目、最後の映像は、藤丸にとって悪夢としか思えないものだった。
響が数人の男に抱え上げられ、ファッキングマシンに跨らされている。
マシンに備え付けられたディルドウは、先の動画のものよりもさらに長く太い物だ。
それは潤滑油をたっぷりと塗り込められ、響の後ろの孔へと入り込んでいた。

『やめて!!違う!!!』
響は肛虐に抵抗を示すが、手を縛られ、1人に腰を、別の2人に膝裏と足首を掴まれた状態では身動きが叶わない。
その3人が操るままに、機械へ腰を下ろすしかなかった。
ただ尻穴だけを接点にして。
『そうして脚を掴まれ、意思に反して無理やり腸の深くへ捻じ込まれるのは堪らんだろう』
男が響に問う。
響は口惜しげに男を睨みあげるが、その瞳には以前ほどの気の強さがない。

脚を大きく開かされ、尻穴に極太のバイブレーターを捻じ込まれる様が、正面から撮影される。
マシンの重い駆動音から、バイブレーターの威力の大きさが計り知れた。
それを可笑しそうに眺めながら、男の1人がビーカーに黄色い粉を溶かして掻き混ぜる。
そして響の顎を掴んで口を開けさせ、出来た溶液を流し込んだ。
『うえっ、えぼっ……!!な、何よこれ……!?』
響の恐ろしげな問いに、男は再度笑みを浮かべる。

『強烈な下剤だ。これを服用し、マシンで腸奥を抉られれば、どんな人間でも糞便を漏らすしかない。
 凄腕のエージェントとて、それは例外ではない。存分に腹の中の物をぶち撒けるがいい。
 皆が見ているぞ。私達と、そして…………』
男が響に耳打ちした瞬間、響の顔が一変する。そして、カメラを凝視したまま言葉を失くした。
意識が繋がった。藤丸はそう直感する。
「響……!」
藤丸は思わず呟く。
響は、撮影した映像が藤丸の元に届けられる、という事実を知らされたのだろう。
彼女は今、冷たいカメラの向こうに藤丸を見ているのだ。
藤丸がブラウザの向こうに響を見ているのと同じように。
307filthy monday   11/13:2011/07/10(日) 19:08:46.38 ID:eUi3q2Vd

『嫌……っ!嫌よ…………!!!』
響が顔を歪ませる。
しかし無慈悲にも、その細い腹部で鳴動が起き始めた。
雷轟を思わせる腹鳴り。強烈な下剤というのは本当らしく、すでに限界が近いことが解る。
『へへっ、来やがったぜ!』
男達は響の足腰を掴み直し、唸りを上げるマシンに再び響の身を沈めた。

踏ん張りも利かず、自重と男達の力で尻穴に抜き差しされる極太。
さらに残酷な事に、男達は最奥に当たる部分で腰を留め、響の腸奥を機械に抉られるままにし始めた。
『いやあっ、だめっ!!ダメ、これダメぇっ!!!!』
腸の奥の奥を機械の無慈悲さで抉りこまれ、響の顔がより悲壮に歪む。
ただでさえきついだろうに、今は下剤のせいで腹の調子も最悪だ。
絶望的という外なかった。
恋人の危機を目の当たりにしながら、藤丸には何も出来ない。
『あああううう゛くああああ゛あ゛あ゛っっ!!!!!』
苦悶の声。

藤丸の胸に、響の様々な表情が去来した。
初めて目の前に現れた時の、美しく、しかしどこか虚無的だった響が、
複製の中の1人ではなく、日本人・水沢響になりたいと言った響が、
この世の何よりも愛していると言ってくれた響が、
今、女として最悪の瞬間を迎える。

『見ない……で……“ふ”…………ファルコン…………!!』

響はその言葉を最後に、下半身を痙攣させ、尻穴から破裂音を轟かせた。
赤い後孔の蕾が盛り上がり、極太の責め具に抉られたまま、茶色い奔流を溢れさせる。
汚液はマシンを伝い落ち、床に液溜まりを形成する。

『へっ、とうとうやりやがった!美人の癖にひでぇ匂いだ!!』
『どうだ、堪らんだろ。クソ漏らしながら尻奥をゴンゴン突かれるなんざ、そう体験できる感覚じゃねーぞ?』
『しかしまぁ、出てくる出てくる。あの細い腰の、どこにこんな溜め込んでたんだ?』

男達になじられながら、響の排泄は続いた。
やがては汚液のみならず、半固形の軟便までもが剛直を押しのけて姿を現し、
マシンに纏いつくように滑り落ちてゆく。
308filthy monday   12/13:2011/07/10(日) 19:09:16.78 ID:eUi3q2Vd

藤丸は、ただ絶望的な心持ちでその様を見ていた。
もはや理屈ではない部分で、それが自分の愛した女性なのだと理解する。
彼女が自分の名を呼ぼうとした時の“ふ”という一文字。
あれは、ファルコン、の頭文字ではない。
藤丸、という名を呼ぼうとして、せめて情報を明かす事がないようにと、
あの極限の状況下で押し留めたのだ。

ひとしきり強制排便が終わった後も、なお響への肛虐は続いていた。
響の腹部は依然陰鬱な唸りを上げており、下剤の効力が残っている事を示す。
まだ、より一層酷い事になるのは明らかだった。
そのさ中で、響は項垂れたまま言葉を紡ぐ。

『ね、ファル……コン………………。
 私のことは……忘れて。私、もう、貴方の恋人で……いられない。
 私を捨てて…………どうか、先へ進んで…………。
 …………おねがい……………… 』

俯いた響の頬を、光る筋が流れた。
薄い唇が微かな笑みを湛えている。全てを諦めた自嘲の笑み。
嫌な予感を藤丸が覚えた、直後。
その唇を血が流れる。

「…………ひび、き…………?」
藤丸は呆然と呟いた。
止まった世界が、理解と共に緩慢に動き出し、やがて映像の中でも狂乱が起きる。
『お、おい、コイツ……!』
『しまった、舌を噛み切りやがった!!』
男達が狼狽した声を上げた。

最後の映像がそこで終わり、暗い画面が藤丸を現実に引き戻す。
藤丸は呆然としていた。
まるで趣味の悪い映画を見ていたようだ。
しかし、あれは現実なのだ。
動画に添えられた短い文が目に入る。

『いつかは生きて再会できる可能性もあったというのに、彼女は死を選んだ。
 あれは我々の想定を外れたものだった。
 その彼女の気高さによって、我々の陵辱劇もこれにて終了だ』

藤丸はその一文を眺め、ただ呆然と時を過ごす。
思考が停止しているのではない。逃避しているわけでもない。
ただ、自分の人生に降りかかった最大の悲しみを、じっくりと舐め溶かすように味わっているのだ。
心が痛む。一つの爪が剥ぎ取られたかのように。

一時間が経ち、二時間が過ぎた頃、藤丸の頬にようやく涙が伝い落ちた。
309filthy monday   13/13:2011/07/10(日) 19:09:42.73 ID:eUi3q2Vd



「藤丸、爆薬のセットが完了したわ。これで準備は万全よ」
黒髪の女性が無線を通じて報告する。
それを受け、ノートパソコンを覗き込む青年が頷いた。
「よくやったぞ……“響”」
同時に、他の仲間へも指令を飛ばして作戦の決行をかける。

テロリストを駆逐するためのテロリスト。
いつか志した目的の為に、藤丸、いや、ファルコンは闇に身を委ねる。
かつての恋人のクローンと共に。

すでに私は捨て去った。
藤丸は今になって、響が死を選んだ理由が僅かに理解できるようになっていた。
響はあくまでも、藤丸の中での“水沢響”でいたかったのだろう。
個を持たない女性であったがゆえに、藤丸に評価される自分を誇り、それを守るために死んだ。
その愛を見せられて、藤丸に出来ることは一つ。
“響が思い描く藤丸”を演じきることだ。
手段は問わない。慈悲すらかけない。ただ目的の為に、ただファルコンとして存在してゆく。

「響。障害はすべて排除しろ」
「……誰であろうと?」

「 誰であろうと、……だ。 」



                       END

310名無しさん@ピンキー:2011/07/11(月) 07:37:37.65 ID:7ZmeW0S2
すげーよ!

投下乙です
311名無しさん@ピンキー:2011/07/12(火) 00:52:15.94 ID:1YKpbvRv
これは、何かの二次なの?
312名無しさん@ピンキー:2011/07/12(火) 00:58:49.80 ID:4FZYm7j2
>>296読めば、たとえ元ネタ作品は知らなくても、何かの二次創作だってことぐらいわかるだろ……
313名無しさん@ピンキー:2011/07/12(火) 01:35:42.49 ID:W3PAf9Nv
>>311-312

前にもこんな事なかったっけ?
314名無しさん@ピンキー:2011/07/12(火) 09:54:50.09 ID:gUTJ3IaE
filthy
卑猥な
315名無しさん@ピンキー:2011/07/12(火) 14:14:30.36 ID:gUTJ3IaE
316名無しさん@ピンキー:2011/07/12(火) 16:14:57.06 ID:u3ASLsRc
>>309
遅くなったがGJ!!


保管庫復活しないかなぁ…
317名無しさん@ピンキー:2011/07/12(火) 16:15:47.38 ID:u3ASLsRc
あ、復活っていうか、更新再開ってことで。
318名無しさん@ピンキー:2011/07/20(水) 03:27:26.10 ID:wNEdimjz
filthyってコピペかなんか?
ものすごいデジャブ感がある
319名無しさん@ピンキー:2011/07/20(水) 20:00:01.20 ID:z0OPOOgM
18イニング連続無得点
320名無しさん@ピンキー:2011/07/27(水) 15:19:34.83 ID:1KQoLTA7
Kissより…続き見たいです
321名無しさん@ピンキー:2011/08/01(月) 23:57:13.42 ID:Y73gV3XY
>>320
おいおい・・・ それ、一体何年前に投下された作品だと思ってるんだ?
322名無しさん@ピンキー:2011/08/03(水) 12:38:17.19 ID:rg/CW4xR
急に続き読みたくなった
どこかにない?
323W:2011/08/08(月) 21:01:19.64 ID:i6pmgcFi
保管庫より少しだけなら
マイナーギャルゲー総合ってとこにあると思う

2chエロパロ板SS保管庫
ゲーム
dat落ちスレッドの部屋その3あたり
324名無しさん@ピンキー:2011/08/11(木) 02:15:58.78 ID:grsn5vOE
ありがとうございます
さっそく行ってきます
325名無しさん@ピンキー:2011/08/18(木) 14:42:07.72 ID:MZX2b0ic
326名無しさん@ピンキー:2011/08/20(土) 16:19:01.34 ID:C7eu2nSU
>>323
ありがとうございます
マイナーギャルゲー総合の続きありますか?
327名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 03:40:52.74 ID:T03ag+pn
一応ベース作ってきた。
http://www14.atwiki.jp/kichiku_pink/

あと、一応聞いておくが「この作品は載せないでくれ!」とかいる人はレスよろ。
それと俺も忙しいから編集が遅くなるかもしれん。協力してくれる人もいたら嬉しいかなww
328名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 03:42:23.07 ID:T03ag+pn
ついでにage
329名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 05:08:50.78 ID:T03ag+pn
1スレ目編集完了。もう寝る・・・。
25日から仕事なので土日以外は編集出来ないと思ってくれ。自分勝手ですまない

それと「ラストデイズ1日目」に文字数制限が入った。どこで分割していいかアドバイス頼む。
330 ◆vJEPoEPHsA :2011/08/24(水) 19:09:26.91 ID:MMBhWqBD
ろぐうp
passは両方kichiku
ttp://ll.la/C70I
フォルダの文字列はスレッド
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/ここの部分の数字/l50
テキストの最初6文字は投稿されたナンバー
123456だったら123〜456にかけて投稿されたとか
「」の中身は基本名前欄とか人物名
datはおまけ
331名無しさん@ピンキー:2011/08/24(水) 21:53:14.08 ID:T03ag+pn
>>330
エラーが起こって4割ぐらい真っ白になったが、パス入力したら全部見れたw
後は過去ログでも見て調整していく。

支援thx
332382の弟子 ◆2.k/FgH2bg :2011/08/25(木) 00:16:36.21 ID:zzO4N+SQ
お久しぶりです。保管庫についてのご相談なのですが、
8スレ目で書いた僕のSSを載せないでいただけますでしょうか?
あれは確実に失敗作ですのでwwどうかよろしくお願いします。
333名無しさん@ピンキー:2011/08/25(木) 00:27:02.43 ID:sCgX51qO
>>332
おk。8までにまとまるのはまだ先だと思うけどww

今日は2スレ目までまとめていく。それが終わったらあとは土日に持越しでw
334名無しさん@ピンキー:2011/08/25(木) 00:35:42.77 ID:pJ71qfXp
まとめさんお疲れ様です
335名無しさん@ピンキー:2011/08/25(木) 01:19:00.97 ID:sCgX51qO
以外に早く終わったw
http://www14.atwiki.jp/kichiku_pink/pages/44.html

とりあえず今日はここまで。1スレ目まとめた後寝れなくて、起きたら頭痛が酷かったww

制限保留中→CLANNAD:加筆修正 ◆inEm7wtNVQ氏
336名無しさん@ピンキー:2011/08/28(日) 23:28:20.34 ID:AKkIfNTi
一作投下。
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・国家には一切関係ありません
337痴観男   1/11:2011/08/28(日) 23:29:02.98 ID:AKkIfNTi

どうやら俺は、幾重もの罠に嵌められたらしい。

すべての始まりは、朝の通勤電車内で起こった事件だ。
いつものよう嫁に『行って来ます』を言い、資料の詰まった鞄を手に満員電車に滑り込んだ。
電車の混雑ぶりも、茹だるような熱気も、すべていつも通りだった。
目の前で制服姿の女子高生が窮屈そうにしていたが、それだって珍しい事じゃない。
けれども電車が2つ目の駅に着いた時、その日常は一変した。

「痴漢!!!」
目の前に立っていた女子高生が、突然俺の手首を掴んで叫ぶ。
俺は手首にじわりとした痛みを感じたまま、ただ呆気に取られてた。
俺はただ、大きな鞄を両手に持って電車に揺られていただけだ。
痴漢などしているわけがない。
「誰か、誰か助けてください!!この人が、私のあそこ触ってくるんですっ!!!」
女子高生はなおも表情を歪めて叫ぶ。その瞬間、周囲の俺へ向ける視線が変わった。
「この野郎!」
ガタイのいい数人が俺を取り押さえる。そしてそのまま、俺は駅員室へと連れこまれた。
「違う、誤解だ!俺は何もしてない!!」
俺は当然無罪を訴えたが、咽び泣く女子高生を前に、信用される事はない。

その後は『任意同行』での事情聴取との事だったが、断じて任意などではなかった。
警察官の1人が終始しっかりと俺の腕を掴んでいたからだ。
その後の刑事の取り調べも、事の是非を聞くのではなく、何故やったのか、その理由だけを尋ねてきた。
無罪にする気などないのだ。

一方、自称被害者だという女子高生は、いつも通りに学校へ通い、その帰りに俺の元に立ち寄った。
そして涙ながらに刑事にあらぬ嘘を吐いた後、立ち去り際に俺へ薄笑いを向ける。
その手元には、親指と人差し指で作った円マークが見えた。
はじめから慰謝料狙いでの演技だったのだ。
それを理解した途端、俺の中で何かがキレた。
もう何日にも渡って拘束され、会社を勝手に休まされ、寝かせてすら貰えていない。
嫁にさえ連絡できていない。
その精神的ストレスが積もり積もった上での女子高生の態度に、腸が煮えくり返った。
だがそれが、決定的なダメ押しとなる。
女子高生に襲い掛かる途中で取り押さえられた俺は、そこで完全に容疑者から『犯人』へ切り替わった。
痴漢行為も、同じく女子高生への歪んだ欲情から行ったのだろうと。
338痴観男   2/11:2011/08/28(日) 23:29:21.98 ID:AKkIfNTi

『犯人』になった後、俺にも弁護士がついた。
しかしその斉藤という弁護士もまた、俺の無罪を信じてはいないようだった。
勝ち目なしと思っているのか、無罪を主張するのではなく、罪を軽くする方法ばかり提案する。
当然、断固として無罪を主張する俺とは相容れない。
俺の絶望は一層深まった。頭を掻き毟るたびに抜け毛が落ちていった。
もし愛する嫁、絢子という存在がなければ、恐らく自殺していただろうと思う。

「……私は、アッちゃんを信じてるよ。アッちゃんが痴漢なんてするわけないって。
 待ってて、何とかして保釈金用意して、ここから出してあげるから。
 アッちゃんの好きな、パパイヤ入りの生姜焼き作るから、一生懸命作るから。
 …………早く、一緒に食べよ……。」

絢子は、ガラス戸の向こうで涙ながらにそう訴えてきた。
同じ涙でも、あの女子高生が流すものとは悲壮感がまるで違う。
絢子自身もやつれて見えた。
小学校の頃から常に長く伸ばしていた黒髪が、今は首後ろまでで短く切り揃えられている。
見慣れない髪型だが、絢子なりに明るく気分を変えようとした結果なのだろう。

「……無理するな。保釈金ったって、そう簡単に用意できる額じゃないだろ。
 痴漢の強制猥褻以外にも難癖つけられてる。弁護士費用と合わせて、350万だ」

俺は無理矢理表情を緩めながら答える。
事実、簡単に作れる金額じゃない。俺たちは結婚2年目、つい最近新居に越したばかりだ。
引越し費用に、家のローン、保険料……。
俺の稼ぎでは貯金どころか、毎月の光熱費を先延ばしにして何とか凌いでいる状態だった。
絢子もパートで支えたいと言ってくれるが、断ってきた。
俺の信条として、やはり母親は専業主婦で、子育てに専念してほしいからだ。
つまり、俺達には金がない。実家を頼ろうにも額が大きすぎる。
だから俺には、このまま拘留され続ける道しかなかった。
339痴観男   3/11:2011/08/28(日) 23:30:08.02 ID:AKkIfNTi

面会を終えた後も、俺は暗い留置場で絢子の事ばかりを考えていた。

初めて絢子に会ったのは小学校の時だ。
当時の絢子はクラスの女ボスという感じて、休み時間のたびに行うドッジボールでは、
ボールを持ったまま先陣を切って教室を飛び出すようなタイプだった。
けれども肌色は白めで、きりっとした瞳とポニーテールは何とも言えない色気があり、
またカラカラと笑っている印象しかないほどに笑みを絶やさない娘だった。
当然人気者で、いつも人に囲まれており、中学に入る頃には俺とは完全に違う世界に行ってしまっていた。

再会は偶然で、上京した先の大学でのことだ。
絢子は人懐こい雰囲気をそのままに、見違えるほど綺麗に成長していた。
「ね、きみアッちゃんでしょ?」
キャンパスで会うなり懐かしいあだ名で呼ばれ、ひどく驚いたのを覚えている。
久しぶりなのもあるが、あれだけ人気者だった絢子が、地味な俺を覚えている事が意外だった。

活動的なわりに雪のように白い肌、きりっとした瞳、艶の流れる長い黒髪。
かつて魅力的に思えたパーツは、今も変わらない輝きを放っている。
子供らしかった身体つきも、女子大生らしく、南国の果実を思わせる乳房やすらっとした脚に成長した。
隣の席に彼女が座った時には、ついその胸や太腿に視線を吸い寄せられたものだ。
また語学にも堪能になっており、特に中国語は現地留学を経て、ネイティブの教授と同等に議論するほどになっていた。

美人なうえ愛嬌がある絢子は、当然かなりの男に言い寄られていたようだ。
なぜ俺とくっついてくれたのかが不思議なくらいに。
小学校時代から一緒に遊んでいた同郷の友人だからか、あるいは周りの男ほどガツガツしていなかったからか。
ともかく絢子は、気がつけば俺と一緒にいることが多くなり、そして長い交際の末、2年前に指輪を交わした。
今ではかつてのやんちゃ振りが嘘のように、淑やかな“良い奥さん”をしている。

その絢子を、こんな形で不幸に巻き込んでしまったことが口惜しい。
数ヶ月、いや或いはこれから数年、痴漢で服役している夫を待たなければならないというのか。
それぐらいなら、いっそ別れよう。そしてまだまだ先のある絢子を自由にしよう。
俺は留置場でそう考え始めていた。
しかしそれが2か月ほど続いたある日、突如俺は釈放を赦された。
『保釈金が支払われた』のだという。ありえない。そんなすぐに用意できるはずがない。
そう思いながら留置場を出た俺を待っていたのは、愛する絢子の姿ではなく、見覚えのない男だった。
340痴観男   4/11:2011/08/28(日) 23:30:34.50 ID:AKkIfNTi

「斉藤の代理で来た、金岡だ。まずは出所、おめでとう」
男はそう切り出す。口調もぞんざいだがそれ以上に、細目から覗く挑むような視線は、
こちらを侮っているか敵意があるかのどちらかだろうと思えた。
「その出所が理解できないんだが、350万って金はどこから出たんだ?」
俺が同じく敵意を込めて尋ねると、金岡が目を細める。
俺はその仕草に、妙な悪寒を覚えた。

「あんたには美しい奥さんがいるだろう?彼女が健気にも工面したんだ。
 詳しく知りたいなら、場所を変えよう」
金岡はそう告げ、正面に止まっている車を示した。
およそ俺には馴染みのないような高級車だ、まるでヤクザが乗るような。
嫌な予感が強まる。まさか、……まさか。
薄っすらと見える悪夢に怯えながらも、真実に近づくためには乗るしかなかった。



車は都市部を抜け、やや寂しさの漂うビルの前で止まった。
見た目はごく普通のオフィスだ。しかし今の時代、ヤクザの事務所が解りやすい筈もない。
鉄の扉を開けると、やや胡散臭い革張りのソファが視界に飛び込んでくる。
壁の絵や壷、そしてカーペットも、無駄に華美でビジネスには相応しくない。
「遠慮なく掛けてくれ」
金岡が椅子に腰掛けながら、テレビの正面にあたるソファを指し示す。
やけによく沈む椅子はすわり心地が悪かった。
見渡しても部屋内に俺達以外の人間は見当たらないが、閉ざされたドアの向こうは解らない。
言い知れぬ不安が再度訪れた。
しかし、いくら不安でも、明らかにしておきたい事がある。

「……絢子は……妻は、身体を売ったのか」
俺はビールを注いでくる金岡に問うた。
350万などという大金が僅か2ヶ月程度で用意されたこと、
絢子が出所の出迎えに来ないこと、明らかに堅気のものとは思えない車……。
これらを鑑みれば、絢子が俺のために身を売ったとしか考えられない。
そして金岡は、首を縦に振ってそれをあっさりと肯定した。

「彼女も方々駆け回ってはいたそうだが、今の日本で何百万という金は中々借りられない。
 だから彼女は、焦るあまり闇金業者に相談を持ちかけたようだ。
 あんなに美人で清楚そうな女が、絶対にしてはならない真似だな。
 そして結局、すぐに大金が要るって弱みに付け込まれ、裏ビデオの世界に引っ張られた」

金岡はそこで言葉を切り、ガラステーブルに積まれたDVDの中から一つを拾い上げる。
そして私に静かな視線を向けた。
その意図を察した俺は、生唾を呑み、表情を強張らせて頷く。

冷や汗が背筋を流れた。
341痴観男   5/11:2011/08/28(日) 23:31:11.04 ID:AKkIfNTi




映像は薄暗い室内を映し出した。
コンクリートの壁と、シーツの掛かった白いベッド、そしてその奥に中華風の屏風が見える。
生活観の欠如したその空間は、裏ビデオの撮影現場に違いなかった。

室内には、ベッドやパイプ椅子に腰掛けた数人の男が映っている。
何かを待つように煙草をふかしている所からして、AV男優か。
いずれも浅黒く日焼けし、筋肉質な身体つきをしている。
刺青を彫り込んだ男もおり、さながら武闘派の暴力団員といった様子だ。
彼らは何かを語り合っているが、その意味が解らない。
よく見ればアジア系の顔立ちではあるものの、どこか日本人とは違って見える。

「何を話しているのか、解るか?」
金岡が映像内の会話を差して言った。俺は正直に首を振る。
すると金岡は可笑しそうに笑った。
「なら、存分に想像力を働かせてみることだな。
 日本人が海の向こうの連中に輪姦されるビデオは、国内のみならず大陸側でもウケがいいんだ」
金岡の言葉は冷ややかだった。俺はその一言に、突き刺されるような痛みを覚える。
その現実を受け入れたくない、と頭が訴える。
しかしそれに追い討ちをかけるかの如く、映像内に1人の女性が現れた。

絢子だ。
面会に訪れた時と同じく、首筋までに切り揃えた艶やかな髪の絢子がいる。
まさか、髪を切ったのはこの撮影の為だったのか。
心境の変化などではなく、いやらしい撮影の為に強制されて。
「……お前らが髪を切らせたのか?」
俺が問うと、金岡はまたしてもあっさりと肯定する。
「ああ。長ったらしい髪というのは撮影で邪魔だからな。
 行為中に肝心な部分を隠しかねんし、精液ですぐに汚れて不衛生だ。
 短く切り揃えた方が幼さが出て、ビデオの売り上げが上がるとアドバイスしたら、
 すぐに切ってきてくれたよ」
そう口元を吊り上げる金岡は憎らしい。
だがそれよりも、俺には映像内の絢子が気がかりだった。
342痴観男   6/11:2011/08/28(日) 23:31:50.75 ID:AKkIfNTi

絢子はバスローブのようなものを巻いた姿だった。
それは湯上りというよりも、いかにもアダルトビデオの撮影前という印象を受ける。
男の1人が絢子に声を掛けると、絢子はかすかに躊躇いを見せながらバスローブを肌蹴た。
中から絢子の裸体が表れる。俺は思わず息を呑んだ。
拘留中を別にしても、ここ半年近く、忙しさのあまり絢子と交わる機会がなかった。
またその際も、付き合いが長くなって恥ずかしくなってきた事もあり、彼女の裸体を凝視する事はなかった。
その裸体が、今映像の中で晒されている。

崩れていない。大学時代、彼女とビーチに出かけて感動した時のスタイルを維持している。
すっきりした顔の輪郭から降りる首筋の綺麗さ、浮き出た鎖骨、胸板から零れ出るような乳房、
すっと縦に一本線の入った腹筋に弓なりの腰つき、肉感的な腿から始まる逆三角の脚線。
女神の絵として裸婦画に残したいほどだ。
しかしその芸術的な裸体は、夫の俺ではなく、映像内の男に向けて晒されている。

絢子は素肌を晒すままにしながらも、秘部に当たる部分に前貼りをつけていた。
俺がそこを凝視していると、金岡が補足する。
「彼女はAVに出る事こそ承諾したが、秘部を使う事だけは頑として拒み続けた。
 あの紙製の前貼りは、彼女の貞操そのものだ。お前だけに捧げる……な。
 まったく羨ましい限りだよ」
その言葉に、俺は胸を撫で下ろす。そうか、そこは譲らなかったのか。
秘部を使わないとなれば、せいぜい男のモノをしゃぶるぐらいの内容になるだろう。
俺はそう考えた。しかし続く金岡の言葉は、そんな俺の予想を覆すものだった。

「まぁこちらとしては前が使えなくても、それはそれで構わないがな。
 清楚な若妻のアナルを徹底的に調教して、犯しぬいてやるのも悪くない」
金岡の言葉に、俺は凍りつく。よく意味が解らないが、ろくでもない事は伝わる。
「……アナル?」
「ああ、後ろについてるクソの孔だ。そこをほぐして、犯すんだよ。
 その様子じゃあ、アナルセックスなんてした事もないだろう?
 いかにも平凡な営みしかしそうにないタイプだ」
金岡はそう告げ、さも可笑しそうに笑う。
事実、俺は相当なショックを受けた。
尻の穴でのプレイがある事は知っていたが、汚らわしくて毛嫌いしていた。
人が普段排泄する穴でセックスするなどどうかしている。
絢子も、実際に話をした事はなかったが、そんな事に興味を示すタイプとは思えない。
だがそのおぞましい行為が、絢子に現実として圧し掛かっているのだ。
俺は吐き気を覚えた。
343痴観男   7/11:2011/08/28(日) 23:32:10.98 ID:AKkIfNTi

絢子は裸のまま、男達の手でベッドの上に運び込まれた。
そして男の1人が耳元で何か命じると、一瞬躊躇いの表情を見せる。
絢子には男の言葉が理解できているらしい。
絢子はしばし抗うような目をしていたが、再度強めに囁かれると、観念したように姿勢を変えた。
ベッドに腰掛けたまま大きく脚を開き、膝裏に手を掛けて引く形に。
つまりは、秘部と尻穴を前方に晒す格好だ。
男達から感嘆の声が上がった。言葉は解らないが、そうした直感的な意思は伝わってくる。
だがそのために、男達をただの木偶と思うことも難しかった。

絢子が脚をひきつけた事で、その秘部周辺がよく見えるようになる。
秘裂を覆うように貼られた前貼りが、かすかに割れ目に食い込んでいるのが見えた。
それは局所的だからこそ、水着の食い込みよりもさらにいやらしい。
その前貼りの上には手入れのされた繁みが縦長に広がっている。
そしてそれらのずっと下に、今回の主目的とされている肛門が覗いていた。
脚の付け根が造る骨ばったラインと、恥丘の膨らみに囲まれ、絢子の肛門は慎ましく窄まっている。
当然のごとく未使用なそこは、毛の一本ほどしか通りそうにない。
その窄まり具合といい、桜色の綺麗さといい、そこが毎日排泄している穴であるのか疑わしいほどだ。

映像内の男達もその孔に魅せられたのだろう。
奴らは絢子の尻や内腿に筋肉質な手を触れ、その柔な肉を揉みはじめた。
そして尻全体を揉むような動作の中、指先で押し込むように肛門を刺激し始める。
「……う……」
絢子が小さな言葉を吐く。拒絶か、動揺か。
男達の揉みしだく動きは次第に遠慮がなくなっていき、尻の形を変えるほどになっていく。
やがてタガが外れたかのように、1人がピンク色の肛門にむしゃぶりついた。
「やぁっ……!!」
絢子の声は、今度ははっきりと拒絶を示すものだった。
しかし男は構わず、絢子の尻穴を舐めまわし、唾液を塗りこめ、舌を腸内にねじ入れる。
「う、ああう、やぁっ!……あ!」
絢子は何度も嫌がりの声を漏らした。
そうして何度も何度も舐りまわされた末、やがて絢子のピンクの肛門はかすかに口を開いた状態になる。
当然、その孔の周りは男の唾液で濡れ光っていた。
344痴観男   8/11:2011/08/28(日) 23:33:00.69 ID:AKkIfNTi

その状態になった絢子の前に、画面外から檜の桶らしきものが運ばれてくる。
そして1人がその桶の中に、瓶入りの薬液を注ぎこんだ。
さらに別の薬液も注がれ、手で掻き混ぜられる。
2種類の薬液は桶の中で科学反応を起こしたのか、溶かした片栗粉のようなとろみをもちはじめた。
そこへ来て、男達は絢子の身体をひっくり返しにかかる。
体全体を逆さにし、首を支点にして倒立したまま脚を下ろす……ちょうど肛門が天を向くようにだ。
そしてその肛門へ漏斗をねじ込み、桶を傾けてその中身を少しずつ注ぎ込みはじめた。
浣腸、というやつだ。
普段出すだけの穴に液体が入り込み感覚。何ともおぞましい事だろう。

「い、いやぁあー!!なに、入ってくるっ、ああ、おしりにっ入ってくる……!!!
 やめてぇ、熱いっ!熱いおなか焼けちゃううっーー!!!!」
絢子の声が画面内に響いた。
髪の束がシーツの上でうねり、大きく開けた口が映りこむ。
それでも、狂乱する絢子を前に、男達は薄笑いを浮かべているだけなのだ。
まるで、留置場での俺を見ていた刑事や女子高生のように。
怒りのあまり、握りこんだ拳が震えた。

悪夢の注入が終わった後、絢子は座る姿勢に戻される。
だが絢子は腹部をさすったまま、何とも不安そうな表情を見せていた。
「   」
絢子は男達に向けて、短く何かを告げた。意味は解らない。
だが男達はそれを理解した上で首を振り、絢子の顔を引き攣らせた。
と、絢子の後ろに立つ男が、答える形で何かを告げる。
それを耳にした瞬間、絢子の目が見開かれた。
「な……何を言ったんだ!?」
俺は金岡に問うが、奴はただほくそ笑む。
「見ていればわかる」
そう言った金岡の視線の先で、男の1人がベッドに仁王立ちになっていた。
屹立した逸物を絢子の鼻先に突きつける形で。
絢子は思いつめたような表情でそれを凝視している。

なるほど……俺にも解ってしまった。
ペニスを舐めろ。絢子はそう命じられたのだ。
男達の物を舐めて射精に導く事が出来れば、トイレに行かせてやる。
そんな所だろう。
そしてそれを命じられた絢子は、相当な逡巡の後、諦めたように目を閉じた。
その腹部から、くるる、と小さな音が聞こえる。
そして絢子の小さな唇が、男の浅黒い逸物の先に触れた。
345痴観男   9/11:2011/08/28(日) 23:33:36.09 ID:AKkIfNTi

絢子は男の逸物を舐め始め、すぐに噎せたように鼻頭を顰める。
相当な臭気がするのだろうか。
だが男が絢子の髪に手を置いて促すと、渋々と手を添えて奉仕を始めた。
俺にとっては絶望的な絵面だ。
愛する嫁が、ベッドに仁王立ちになった見知らぬ男にかしずき、その逸物を舐めしゃぶっている。

男の逸物は、ビデオに出演するだけあってそれは立派なものだった。
長さで言えば、絢子の唇から首裏までの顔の横幅と大差ないほどで、
太さは大振りのステーキを頬張る口の形をしてちょうどいいほど。
口惜しいが、俺の物とは比較するまでもない。
当然それほどの大きさの物をしゃぶるのは、絢子とて大変なようだった。
何しろ普段は俺のサイズに合わせているのだ、勝手が全く違うだろう。

絢子は極太の亀頭部分のみを苦しそうに口に含み、溢れる唾液を塗していく。
同時に幹を手で擦るが、シェーカーを振るように手首を動かしてようやく扱ける規格外さに陰鬱な表情を見せた。
するとそれが気に触ったのだろうか。
物をしゃぶらせていた男が、絢子の後頭部を鷲掴みにし、逸物の方へ押し込むようにしはじめる。
「う゛お゛おぉえ゛っ!!?」
当然、絢子はえづき声を上げる。今までの生活で聞いた事がない類の汚い声だ。

「ふう゛ううう!!うむ゛ぉうう゛う゛っ!!!」
絢子は苦しみのあまり男の太腿に手を置き、押しのけるようにする。
けれども男の押さえつけの方がよほど強力らしく、その手は空しく男の太腿を横滑りするだけだった。
絢子は困りきったように上目遣いで男を見上げるが、男は短い言葉を繰り返すだけ。
恐らく「深く、深く」といったところだろう。
折れるつもりのない男の態度に、絢子は観念したように目を瞑った。
そして手を軽く男の脚に添える程度にし、男の動かすままに従う。
男は完全に気をよくし、絢子の頭を掴んでその喉を使い始めた。

ごえっ、げおっ、ごおえっ、げぉおぼっ……

絢子の低いえづき声が響く。
その異常性が物語る通り、男の長大な物はすでに8割ほどが絢子の口腔に収まっていた。
絢子の小さな口からは次々と粘り気のある唾液が掻きだされる。
それは時に、絢子の唇が前後する赤黒い肉茎から飛び散り、
時に絢子の白い喉を伝い、鎖骨を流れ、乳房の先端から滴ってシーツを汚す。
絢子の顔には汗もひどく流れていた。
346痴観男   10/11:2011/08/28(日) 23:34:00.80 ID:AKkIfNTi

「ひゅー、ひでえな。あんな凶悪なデカマラでイラマチオかますとはよ。
 奥さんもありゃ地獄の苦しみじゃないか?
 喉にゴリゴリ入ってンのがこっからでも見えるし、えづき声もヤバイだろ。
 せっかく可愛い顔してんのに涎ダラッダラで、エロいよなぁ。
 吐いてねぇ辺りディープのセンスはあるが、あの様子じゃ時間の問題だな」

横で金岡が興奮気味にまくし立てるが、俺にはあまり理解できなかった。
ただひどい状況である事だけは、嫌というほど解ってしまう。

地獄のようなディープスロートを受ける一方で、絢子にはまた別の苦しみも襲い掛かっていた。
浣腸の効果だ。
すでに絢子の腹部からは、ぐるる、ごぉるるる……と配水管が詰まったような音が発されている。
おまけに眼前の男にすがりつくような絢子の後ろには、別の1人がいた。
奴は上から尻肉を鷲掴みにするような形で、何度も何度も絢子の菊輪をほじくり返していた。
浣腸の効果で、すでに決壊が間近な肛門をだ。
当然、そんな事をされて無事に済むわけもない。
中指・人差し指の2本でなされる弄くりは、始めのうちこそぬちぬちと水っぽい音を立てるだけだった。
だが時が経つと、その2本指が抜き差しされる度、ぶぴっ、ぶびぴっと放屁のような音が漏れるようになる。
そうなってくると絢子の白い臀部も前後左右と振りたくられて拒否を示すようになり、
そしてその様を見下ろしながら、男達は嗤う。

やがて、とうとう口でさせている男が絶頂に至った。
絢子の頭を押さえつけて腰を震わせ、喘ぎながらどくどくと大量の精を注ぎ込む。
それは絢子の小さな口には収まらなかったらしく、唇の端から伝い落ちた。
そうしてようやく奉仕から解放された絢子は、歯の間から精子を吐き溢しながら何かを叫ぶ。
前の男に、振り返って後方の男達に、必死の形相で。
男達と同じような言葉で叫んでいるところからして、通じてはいるはずだ。
しかしその哀願にも、なぜか男達は笑うばかりだった。

「いやー必死だねぇ。あの清楚そうな奥さんがよ、
 『ウンチさせてください、何でもいいから今すぐウンチさせてください!!』
 っつって懇願してるよ。はは、傑作だ」
金岡も俺の肩に手を置いて笑う。
映像内の男達も、散々絢子を焦らして悲壮な哀願をさせた後、ようやく排泄の許可を出す。
347痴観男   11/11:2011/08/28(日) 23:34:30.76 ID:AKkIfNTi

絢子はベッドに置かれた桶へ、中腰で跨る格好を取らされた。
そして尻肉を自ら目一杯広げたまま、恥辱の排便をさせられる。
自ら尻肉を開いた事で、桜色の肛門が盛り上がり、開く所、そこから出る汚物が余さず映し出される。
出てくるのはやはり、片栗粉を溶いたようなとろみのある物体だった。
ただし、注入されたのが透明だったのに対し、出てくるものは茶色く濁っている。
それは独特の粘度を持ちながら、桶の中にびとっ、びとっと落ちていく。
そうして肛門から茶色い物が出る瞬間は、完全なノーモザイク、生々しい映像だ。
男達はその様に、狂ったように歓喜していた。
後ろを向いた絢子の、切ないむせび泣きをかき消すかのように。

全ての排泄が終わった後、男達は汚物の入った桶を持ち上げる。
そして紙を取り出して桶の側面に貼り付けた。

『日本女的大便』

紙にはそう書かれている。
男達はその文字を映し、また桶を傾けてその中身をカメラに撮らせ、
さらに突っ伏した絢子を接写して騒ぐ。
映された絢子の肛門は、指2本が入るほどに開き、自らの汚物でかすかに汚れていた。
それらが様々な角度で嫌というほど撮られた後、映像は絢子の顔を接写する。
涙と汗にまみれ、虚ろな瞳をした、俺の大切な嫁の顔を……。

348名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 00:44:28.44 ID:B+1VihpY
>>347
天丼は3回までって言葉知ってる?
349名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 17:42:44.60 ID:qa1xLzpb
350名無しさん@ピンキー:2011/08/29(月) 23:58:22.83 ID:9ZaYEqxg
>>347
GJ! ・・・だが、続きが無い・・・だと?
351 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/08/30(火) 14:19:15.16 ID:bCFqbRlb
>>347
素晴らしいGJ過ぎる
続きが読みたいぜ……
352名無しさん@ピンキー:2011/08/31(水) 18:31:35.72 ID:jIH5MhaB
グリセリン原液とかヤバい液体を入れられた状態で規格外のデカマラでがっちり栓されて
腸がいくら暴れてゴロゴロ鳴ってても痛みで意識飛んでも長時間出せないで苦しみ続けるとか
排泄を我慢しないと殺すぞとか脅されて
腹ゴロゴロ言わせてそれでも必死に我慢しながら膣でセックスとか
とにかく浣腸されて我慢する苦しみを長引かせたキツい鬼畜浣腸小説が見たい
353335:2011/09/01(木) 02:26:38.04 ID:2dC+VfD4
アカウント凍結されたww多分解除の見込みは無いと思うorz
他のところは大丈夫なのに何故だしwwww
354名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 02:36:17.52 ID:2dC+VfD4
というわけでまた作ってくる。今度はライブドアwikiのほうで。
最初からこうしておけば良かったorz
355名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 09:29:40.76 ID:z3ov6KSb
アナタイイヒトネ!
356名無しさん@ピンキー:2011/09/01(木) 14:49:29.42 ID:EZb+r0nf
乙です
357335:2011/09/02(金) 00:35:49.55 ID:gAN9IE1G
radiko使おうとしたらエリアが大阪に・・・。
兵庫住んでるのに訳分からんしw

あ、保管庫の新設は土曜に作るのでよろ。
358名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 01:58:15.21 ID:+81ryY2O
とりあえずベースは出来た。

http://wiki.livedoor.jp/prison_13/(URLは適当に決めたのでご勘弁をw)

更新は相変わらず土日祝しか出来ないのでよろ。
手伝ってくれる方大募集ですww
359名無しさん@ピンキー:2011/09/03(土) 16:46:35.53 ID:jtXGXrOd
何度もすまん
Kissより…続き見たいです 誰か知らない?
360名無しさん@ピンキー:2011/09/04(日) 23:46:12.39 ID:mSXGjpTf
昨日の大雨で床下浸水になりかけたので編集出来なかった・・・スマソorz

今日はなんとか出来るので頑張るw
361絶体絶命都市2というゲームのキャラです 1:2011/09/05(月) 00:32:52.14 ID:6YjXrJK1
大学生の佐伯優子は、兄殺しの容疑で逮捕され、韮沢署に連行された。
尋問した秋本茂という男は、初めから優子を犯人と決め付けていた。
なぜ自分の言うことがまるで信じてもらえないのか、優子には理解できない。
捕まった当初は困惑したものの、話さえ聞いてもらえれば大丈夫だと、どこかで安堵していた。
しかし、あの秋本という刑事は、まるで聞く耳というものを持ち合わせていなかった。
兄の部屋にいた黒いスーツの男のことを喋っても、嘘だと露骨に決め付けて苛立ちを露わにし、
時には机を叩いて優子を恫喝した。
「一体、これからどうなるの? 私、本当に刑務所に行くのかな……」
兄を殺されて誰よりも悲しいというのに、この仕打ちは一体何なのだ。
途方に暮れていると、強い地震が起きた。留置所に浸水が始まった。
「冗談じゃないわ」
優子は身の危険を感じて脱出を試みたが、すんでのところで秋本に目撃されてしまい、
手錠を掛けられたあげく、留置所に閉じ込められてしまう。
さらに、あの男は仲間に、
「もう、ここには誰もいないぞ!」
と言ってのけたのである。
優子は、絶望感に体を押さえつけられるような気がした。
だが諦めては終わりだ。優子は秋本の理不尽さと、手錠の不自由さに憤りながらも、
なんとか留置所から脱出した。
婦警の制服を拝借し、警官達の目を掻い潜る。
けれど不運は続く。
街頭テレビで流れたニュースを見たのか、秋本に尋ねられたウェイター姿の男が何と、
優子の方を指差すではないか。
結局、優子は再び捕まって、ワゴンタイプの警察車両に押し込められた。
3622:2011/09/05(月) 00:33:43.74 ID:6YjXrJK1
「まったく、てこずらせやがって」
秋本は唾を吐きかけかねない剣幕だ。
「なんでお前みたいな殺人者の命まで助けなきゃならんのだ。刑務所に入れたって、
食わせるだけで税金の無駄だ」
ジロリ、と優子を睨む。
「出所したら、どうせまた再犯するんだ。人権だと? 殺人犯に人権だと? 笑わせる」
優子はこの、らっきょのような風貌をした小柄な男を、どうにも生理的に受け付けない。
薄い頭髪に釣りあがった目、鼻は横に広く、唇は厚い。
そんな優子の嫌悪感が無意識に伝わるのだろう。秋本は優子の胸倉を掴んだ。
「殺人者に裁判なんか要らないんだ。さっさと殺しちまえばいいんだ」
優子は恐怖を感じた。この男は本当に自分を殺すのではないか、と。
だが秋本は、ふと気づいたように瞬きをして、優子の体を下から上へとなめまわしていた。
「婦警の格好なんかしやがって」
普段、自分のことを散々、陰口で蔑む婦警達のことが思い出される。
少しめくれ上がったスカートからは、黒いストッキングに包まれた脚がスラリと伸びていた。
「まったく、最近のガキは頭がカラッポのくせして、体だけは発達してやがる」
「え……」
「そういえばお前、脱走しようとした時に、見逃したら何でもすると言ったなぁ」
「は、はい……」
「考えてやらんこともないぞぉ?」
秋元の顔に、だらしない欲情の笑みが浮かぶ。同時に手が伸び、優子の胸をまさぐっていた。
「な、なにするんですか!」
「なんでもするんだろ!? この売女め!」
「そんな意味じゃ……!」
「うるさい! 佐伯優子、この殺人犯が!」
3633:2011/09/05(月) 00:34:28.47 ID:6YjXrJK1
秋本は優子のブラウスの前を力づくで引き裂き、スカートをまくし上げる。
「い、いやぁ!」
叫び声を上げるが、ワゴンの周囲には誰もいない。しかも豪雨の雨音で、誰かに声が届くこともない。
「観念しろ!」
今にも口端から唾液を垂れ流しそうな秋本は、ストッキングをビリビリ破っていく。
ブラジャーを上にずらし、覆い被さるようにして露出した乳房を口に含む。
ズッ ジュルッ
音を立て、まるで喰いついているかのようだ。
まだ少女らしさを残した優子の体と婦警の格好は、秋本の倒錯した嗜好にとって格好の餌食だった。
優子は、初めて男に乳首を吸われた。初めて体中に男の手が這いずった。
相手は好きでもない、まして秋元のような生理的に受け付けない男だ。
優子のきめ細かく、繊細な肌には、秋本の無骨な手は凶器的ですらある。
「なんだ、まだ男を知らないのかぁ? 最近のガキにしちゃ、ちと遅いんじゃないのかぁ?」
優子の顔を覗き込むようにしながら、ニヤニヤと気味の悪い笑みを浮かべる。
「ようし、俺が女にしてやるよ」
秋本は自分のベルトに手をかけた。
抵抗しようにも、手錠のせいで動きは限られている。秋本は悠然と自分の服を脱ぐだけだ。
「ひっ……」
優子は息を呑む。秋本のペニスはすでに勃起していた。
しかも、小柄な体躯のわりに凶悪なほど大きい。一瞬、鈍器かと見紛った。
幼い頃、父や兄と一緒に風呂に入って男性器は見ているが、もちろん勃起などしていないし、
そもそも、これほど巨大ではない。
優子は恐れすら感じた。
「チッ」
秋本は舌を打った。自分のペニスを見た女の反応は、いつもこんなものだ。
ただでさえこの容貌のせいで疎まれるのに、ようやくセックスまで漕ぎ付けても、
大きさを理由に嫌がられる。断られることすらあった。
「女ってヤツは、頭にくるぜ!」
3644:2011/09/05(月) 00:35:11.81 ID:6YjXrJK1
秋本にとって、性行為を強いるのは初めてではない。
学生時代には自分を馬鹿にする女を犯し、写真に顛末を収めて口止めしたことがある。
警察官になった後も、万引きした女を見つければ相手を見て脅した。
若ければセックスを要求し、年寄りなら金品を要求する。
前者なら、親や夫にバラされたくなかったら分かってるな? とホテルに連れ込んで犯すわけだ。
ホテル代は当然、女持ちである。
「おい」
座椅子に片脚を乗せ、優子の顔の前にペニスを突き付ける。
「しゃぶるんだ」
優子は涙目で、首を横に振る。
「今どきフェラもしない女なんて面倒なだけだ!」
叩く仕草をして見せて、無理やり口に含ませる。
「噛んだりしたら容赦せんからな。丁寧にやるんだ」
優子の頬を涙が伝う。我慢して、口の中に押し込まれたペニスを舌で刺激する。
秋本は吐息を漏らした。
「なんだ、良い舌使いじゃないか。本当は好きなんじゃないのか?」
ペニスを抜くと、今度は竿をなめるように促す。
優子は言われるがまま、手錠をかけられた手を、はだけた胸の前にして、ペニスに舌を這わせる。
手の抜けば殴られるだろうと、思いつく限りの行為をしてやった。
「はぁ、いいぜ。お前、兄貴相手にしてやってたんじゃないだろうな。初めてじゃないだろ」
次々と浴びせられる侮辱の言葉に、優子は半ば錯乱していた。
「せっかくだ、俺もしてやる。有難く思え」
秋本は座椅子から脚を下ろすとしゃがんで、優子の脚を開かせる。
「やめて!」
もちろん抗議は受け入れられず、秋本はショーツをずりさげ、露わになった秘裂に舌を這わせる。
かつて経験したことがない嫌悪感が、秘裂から全身へと駆け巡った。
3655:2011/09/05(月) 00:35:52.21 ID:6YjXrJK1
ジュルッ ズズッ
秋本は優子の太股を抱えるようにしながら、執拗に秘裂を刺激する。
クリトリスをなめ、吸い、舌先を膣口に押し込む。愛液の代用とばかりに、大量の唾液で濡らす。
「さて、いくぞぉ」
秋本はそれまで以上に陰湿、欲情に染まった笑みを浮かべて、
コンプレックスであると同時に自慢でもある、巨大なペニスを膣口に宛がう。
「やめて! やめてください! 他のことならなんでもしますから!」
「うるさい女だ! いい加減、諦めろ!」
なんとか逃れようと優子は体をくねらせるが、秋本は容赦なく、いきなり奥まで挿入した。
「ああっ!」
優子は悲鳴をあげる。初めて男を受け入れる体には、秋本のペニスは拷問に近い。
「痛い!」
「うるさい!」
秋本はさすがに加減したが、優子の頬を張った。
「もっと殴られたいか!? おとなくしくしてりゃ終わるんだ!」
秋本は自分の快楽の為だけに腰を振る。優子の体を道具のように扱って、自分本位で動く。
「いいぞぉ、さすがに処女マンコはキツイな!」
秋本は背徳感に愉悦を覚えた。
「だから犯すのはやめられないんだ!」
ペニスを突き入れながら乳首を吸う。
「やぁ!」
「へっ、濡れてきてるぞ」
それは体を守るための反応だが、秋本にとっては快感を増すためのものでしかない。
「気持ち良いんだろ? 気持ち良いと言え!」
「き、気持ち良いです」
「この淫乱が」
3666:2011/09/05(月) 00:36:34.38 ID:6YjXrJK1
優子は何度も体内を突き上げられながら、これは夢なのではないかと嘆いた。
そう、夢ならどれほど良いか。兄が殺されたことも、自分が容疑者であることも。
そして今、犯されていることも全て夢なら良いのに……。
「いいぞぉ、こりゃ名器だ。ははっ」
(早く終わって……!)
優子は目を瞑り、手錠をかけられた両手を組んで、ひたすら耐える。
「フン、俺が憎いか? 憎い奴のチンポをマンコに咥えこんでる気分ってのは、どんなもんだ?」
優子の嵐が過ぎ去るのを願うような態度は、秋本は嗜虐心を刺激したに過ぎなかった。
秋本は優子の頬をネットリなめ上げる。
「中に出して孕ませてやるからな!」
「え、い、いや!」
思わず、優子は目を開いた。視界に入るのは腰を動きを速めた秋元の姿だ。
「ダメ、せめて外に!」
「黙れ!」
優子は、自分の中でペニスが脈打つのが分かった。
ドクッ ドクッ
秋本は怒鳴ると同時に、膣内に大量の白濁液を叩きつけていた。
「ふぅー」
行為が終わった後も、秋本はしばらく体を離さず、優子の上に居座っていた。
優子は秋本の下で嗚咽を漏らして泣いていた。それすらも秋本にとっては快感である。
唇を吸い、舌をねじ込んで絡ませる。
「よかったぞ、佐伯優子。お前のマンコは最高だ」
言葉を浴びせながら何度か腰を往復させ、最後の一滴まで注ぎ、やっとペニスを引き抜く。
奥に放たれた精子は、中々出てこない。秋本は指を突っ込んで、かき出すようにする。
ドロッとようやく現れたそれは、まるでゼリーかというほどに濃厚だった。
「ほれ、初めて中出しされた精子だ」
秋本は優子の口に精子を押し込み、ペニスも口で掃除させた。
3677:2011/09/05(月) 00:37:15.87 ID:6YjXrJK1
優子はショックで動けず、膣口から白濁液を垂れ流したまま、
だらしなく両脚を開き、伸ばしている。
秋本は、まるで朝の出勤時かのように平静に、濡れたシャツ、
濡れたスーツを着た。まるで悪びれる様子がない。
「ここもそろそろ浸水だ。せいぜい達者でな」
秋本はコートを羽織ってワゴンを出て行った。鍵が掛けられる音がする。
「………」
一日のうちに、あらゆることが起こり過ぎた。
優子は何もできず、犯されたままの姿で虚空を見ていた。
(もう嫌だ。もう……)
秋本は、ここが浸水すると言った。
(このまま死んだって、もういい……)
例え生存しても、立ち直る自信がなかった。
その時、大きな揺れが車を襲った。優子が反射的に悲鳴を上げると同時に横倒しになる。
「……う」
体を打って呻く。だが、見ると後部の扉が衝撃のせいか開いている。
「………!」
光明が開けた思いだった。それまでが嘘のように、全身に活力がみなぎっていた。
歯を食い縛り、涙を流しながら這いつくばって、脱出した。
目前にある階段を上がる。上がり切ったと同時に津波が押し寄せ、
自分が乗っていたワゴンをたちまち飲み込み、さらっていった。危機一髪だった。
「まだ、死ねない……! 負けるもんか。お兄ちゃんを殺した人間を捜して、無実を証明するのよ!」
そして、秋本に犯されたことも全て白日の下に晒して、奴こそ刑務所に入れてやるのだ。
優子は前を見て、進んだ。


おわり
368名無しさん@ピンキー:2011/09/07(水) 01:20:26.63 ID:9Lex1hm0
>>361-367
GJ!!
こういうド直球な強姦もたまらんなあ
最高や
369名無しさん@ピンキー:2011/09/07(水) 14:26:01.10 ID:quU8bXTQ
>>367
GJ!

>>360
浸水しなくて良かったですね、がんばれ。
370名無しさん@ピンキー:2011/09/07(水) 23:23:47.41 ID:kN2yTJAg
>>360

無理せず自分のペースでやってくだしぃ
371痴観男(後)   1/10:2011/09/11(日) 16:30:55.09 ID:IJ4ytxUf

恥辱の浣腸が終わった後、ようやく画面が暗転してビデオが終わる。
「…………っはぁっ……!!」
俺はソファにもたれて大きく息を吐きだした。窒息しそうだった。

金岡がデッキからDVDを取り出している。
しかしそのもう片方の手を見て、俺は目を疑った。
そこには、今まさに一本目と入れ替えでデッキに差される、別のビデオがあったからだ。
ラベルには『肛門調教』とある。
「……おい、何だそれは。……まさか……!!」
思わず声を震わせる俺に、金岡はもう何度目かの薄笑いを浮かべる。

「記録はまだまだあるぜ。もう腹いっぱいだってんなら、止めとくがな。
 ただ、可愛い嫁さんが必死に頑張った記録なんだ。夫として、せめて観てやるべきじゃねぇか?」
金岡の言葉に、俺は奥歯を噛む。
ハラワタが煮えくり返りそうだ。だが絢子に降りかかった悲劇を知っておきたいのも事実。
「覚悟を決めな、旦那」
金岡は満足げに笑いながら、再生のボタンを押した。



背景に変わり映えがない所からして、これも1枚目と同じ部屋で撮影されたものらしい。
ベッドの上に裸の絢子が正座している。
「   」
男の1人が何かを告げると、絢子は一瞬躊躇いの表情を見せた後、おずおずと正座を崩した。
そしてMの字を描くように脚を開き、自ら膝を引きつけて秘部を晒す。
何と『はしたない』格好だろう。
俺の知る絢子は、そのような恥知らずな真似を進んでする女じゃない。
むしろ、俺が風呂上りに下着一つでいるのをたしなめる、母親のように分別ある女だ。
だからこそ俺は彼女に専業主婦になり、立派な子供を育てて欲しかった。
その絢子が、あんな格好を。

一方、映像内の男達は大喜びだった。
何事かを囁きあいながら、下卑た瞳で絢子の肛門を凝視する。
その視線に追従するようにカメラが寄り、むちりとした絢子の内腿を大きく映し出した。
白く柔らかそうな腿の間には、いやらしく食い込んだ前貼りと、ピンク色の蕾が見える。
きゅっと窄まった蕾が健気だ。

カメラはその肛門を淡々と映した後、映像を上に上げていく。
すっきりとしたお腹、斜め下へ豊かに張った乳房、結ばれた唇、そして不安げな下向きの瞳……。
それは、スタイルのいい美人妻が尻穴まで撮影されている、というえげつない現実を今一度認識させる。
「……ホント、別嬪だよな」
金岡の賛辞が耳に不快だった。
372痴観男(後)   2/10:2011/09/11(日) 16:31:15.45 ID:IJ4ytxUf

映像内で責めが始まる。
カメラが絢子の白い脚からさらに下方、男の節ばった指を映し出す。
指はローションらしき瓶から親指で少量を掬い取り、絢子の菊輪へと迫った。
親指が菊輪へローションを塗りつけると、絢子の内腿がびくりと反応する。
桜色の肛門から想起される通りの初々しい反応だ。
ぬるり、ぬるりとさらに塗りこめられると、あ、と小さな声も聴こえた。
絢子の声だ。
休日の前夜に抱き寄せ、うなじにキスをした時とまったく同じ声。
俺の首裏の血管を、温度の低い血が針のように流れる。

ひとしきりローションが塗り込められた後、ついに男の人差し指が、絢子の肛門を垂直に捉える。
ぐうっ、と音がするように入り込む人差し指。
「あ……ああ……」
映像に顔の見えない、絢子の声がした。
指はさらに奥へと入り込み、中で鉤状に曲げられて、菊輪を盛り上げるように穿り返す。
ローションでテカりを持った菊輪がぷっくりと膨れるのは圧巻だった。
「あっ……あ!!」
絢子の声もトーンが高く、感じるものが大きかったのだと解る。
その声を余韻に、指はいったん引き抜かれた。
そして男はあろう事か、その抜き出した指を絢子の前で嗅いでみせる。
ニヤける男を見て周りの連中は笑い、絢子自身はあまりの恥辱に凍りついていた。
俺もおぞましさに何度も眼を疑った。
俺達夫婦にとっては、到底理解のできない行動だ。

「へ、大した変態野郎だぜ……だがまぁ、気持ちは解る。なんせあの美人のだ。
 顔もカラダも品があるし、何よりあの使命感に燃えた目がタマらねぇ。
 あんなに甚振りたくなる若妻はそうそういねぇな」
金岡の下卑た台詞も終わらないうちに、映像では再び男の人指し指が第二関節まで入り込んでいた。

桜色の淡い輪の中に、浅黒い指が出入りする。
指に纏いついたローションのダマが、尻穴から出てきた時には平らにならされている。
尻穴の下に、余分なローションが川のように小分かれして伝っていく。
無修正のため、それら全てが余すところなく見える。
夫である俺に限らず、隣の金岡にも、このビデオを観る全ての人間にも。
373痴観男(後)   3/10:2011/09/11(日) 16:31:35.34 ID:IJ4ytxUf

そこから、しばし人差し指での刺激が続いた。
そして人差し指がスムーズに出入りするようになる頃、中指も加えた2本指が捻じ込まれる。
「あくっ……!!」
絢子の声がするが、気に留める者はいない。

2本の指が、ほのかに赤く盛り上がり始めた菊輪に出し入れされる。
一本目のビデオと比べれば随分と丁寧にやっているようだ。
ゆっくりと指を揃えて差し込み、時には菊輪をほぐすように柔らかく押し広げ、
時には腸内を攪拌するように力強く捏ね回す。
その指責めはよほど巧みなのか、肛門内で指が蠢くたび、開いた絢子の両脚がピクンと反応していた。
同時にベッドが軋む。

「んあっ、ああっ……!!あ……あうっ……ん!」
絢子の口からもやがて、堪えようもないという様子で声が漏れはじめた。
カメラが肛門の接写をやめ、再び絢子の上半身を映した時、その理由が明らかになる。
「ふあっ……!!」
肛虐の極感の仰け反る絢子の背後には、いつの間にか1人の筋肉質な男優が回りこんでいた。
男優は絢子を支えながら、その豊かな乳房を揉みしだいている。
手馴れた様子で胸をもみ上げ、乳首を指で挟み潰し。
その胸への責めもまた、絢子に声を上げさせている一因に違いない。

男達は前後から色責めを掛けながら、絢子に何かを囁きかけていた。
絢子も喘ぎながらもそれに答えている。
「あれは何て言ってるんだ、教えてくれ!」
俺は不安に駆られて金岡に尋ねた。
金岡は優越感の浮いた笑みを見せる。
374痴観男(後)   4/10:2011/09/11(日) 16:32:01.31 ID:IJ4ytxUf

「……あれか?なに、連中があの奥さんの性生活を聞き出してるだけさ。
 何でも、もう半年ばかしご無沙汰だったんだって?」

金岡の言葉に、俺はショックを受ける。
俺達夫婦がどれだけセックスしていないかなど、俺と絢子以外に解る人間はいない。
となれば、本当に男達がそれを聞き出しているのだ。
何も嘘だと思っていた訳でもないが、その『真実』は俺をひどく憔悴させた。

「他にも色々言ってるぜ。オナニーは今じゃ週2回、風呂場でやってんだってよ。
 20台半ばの若い身体を持て余してんだから当然だな。
 奥さん、相当男に飢えてるんじゃねえか?
 後ろから胸責めてる奴が、もう乳首コリコリにしこり立っちまったってよ」

金岡の言葉通り、背後の男が揉み潰す乳首は、最初と比べるまでもなく縦長に勃起していた。
乳輪も収縮し、吸い上げられたように盛り上がっていて、思わず吸い付きたいほどだ。
紛れもない性反応。
とうとう見えてしまった妻の性的な変化に、俺は生唾を飲み込んだ。
「ひゃっ、やァ……あっ、ああ……!!」
絢子の喘ぎ声一つ一つが、俺の肺を締め付けるようだ。

「嫁さん、イイ声が出てンな。だがあれでも随分と“堪えてる”はずだぜ?
 女の快感ってのは、神経を介して簡単に混ざり合っちまうもんらしい。
 あの奥さんは今、見知らぬ男に裸を晒す興奮と、ケツ穴をほじくられる違和感、
 プロに乳を揉みしだかれる快感で頭が一杯になってるはずだ。
 ケツに指が入ってくるのと同時に乳首からの快感が頭を突き刺してよ、混乱しちまう。
 一刻また一刻と、ケツが気持ちイイって刷り込まれてるワケだ。
 それがどれほどか解るか?
 今まで素人ビデオ山ほど撮ってきて、普段声の小さい奥さんが大声で喘いでるのも見た。
 それをお前の嫁さんは耐えてる、今の倍は声出しててもおかしくないのによ。
 清楚な良い女だぜ、まったく」

金岡は目を細めながら告げる。
その視線の先で、絢子は飽くことなく若い尻穴を開発され続けていた。
375痴観男(後)   5/10:2011/09/11(日) 16:32:21.81 ID:IJ4ytxUf

映像に変化を持たせる為だろうか。
絢子の肛虐は延々と続いたが、その責め方は少しずつ変わっていった。

今、絢子はベッドに寝かされ、拘束帯が巻かれた両脚を片側に投げ出す格好だ。
股はぴっちりと閉じたまま、剥き卵のような尻だけが無防備に晒されている。
その尻穴へは、変わらず責めが加えられていた。
今の責め具は、直径2センチほどの黒球がいくつも連なったビーズだ。
それにローションをたっぷりと塗して一球ずつ押んでいく。

「く、苦しい……!もう、××××……!!」
絢子が球を押し込む男を上目遣いに見上げながら訴える。
後半は日本語ではないので解らなかったが、恐らく『もう入らない』と言っているのだろう。
しかし男は構うことなく、無理矢理に球を指の腹で押し込んでいく。
その苦しさからか、絢子の膝に巻かれた拘束帯がギチギチと音を立てていた。

幾度かのやり取りの末、ついに黒球は全てが絢子の尻穴に収まる。
「はっ、は、はッ……!!」
絢子は目を細め、苦しさに息を荒げていた。
汗で湯上りのように貼り付く髪が異様に色っぽい。
絢子の頭の下には枕が積まれ、尻を取りながらも自然に顔が入るようにされているが、
なるほどAVとしては効果的な演出だと認めざるを得ない。

しばし絢子の顔が映された後、カメラは再び尻穴を映し始める。
そこでは男の指が、ビーズの末端についた輪っかに引っ掛けられていた。
そして撮影が良好と見るや、勢いよく引かれる。
輪が引かれ、同様に絢子の尻穴へ埋め込まれた黒球が勢いよく飛び出してくる。
「うああああっ!?」
絢子の驚きの声が響いた。それはある意味当然と思える結果だった。
先ほどまであれほど苦しんで入れたものが、勢いよく放たれたのだから。
それはどれほどの感覚だろう。
「ひゅう、スカッとするイイ鳴き声だ。脚をピタッと閉じてっから、余計にケツの感じ方が凄いんだろうぜ」
そう笑うのは金岡だ。

球がすべて抜き出された後、絢子の尻穴が接写される。
そこは球の大きさと同じだけ口を開き、ローションを薄く吐き溢していた。
明らかに最初より開発されたものだ。開き具合は勿論、菊輪の盛り上がりも解るほどになっている。
その尻穴へ、再び黒球が押し付けられた。
先ほどより明らかに弱い抵抗で、球が赤い輪に呑み込まれていく。絢子の太腿がびくりと震えた。
その反応を愉しむように、カメラは絢子の顔を映す。
目を細めて息を荒げる絢子。胸の谷間から覗くその口の端には、うっすらと涎の線が見える。
それが異様に、異様に、いやらしい。
俺は1人の男として、画面の向こうの遠い妻に、そう感じてしまっていた。
376痴観男(後)   6/10:2011/09/11(日) 16:32:42.91 ID:IJ4ytxUf

『やめてっ、そんな、無理、大きすぎて無理いいぃっ!!!』
映像の中で絢子の叫びが響き渡る。
絢子はベッドに手をつき、尻を高く掲げる格好で肛虐を受けていた。
ちょうど力士が立会いの時にするような姿勢だ。
足元には様々な淫具が転がっている。
黒球のビーズ、アナル用のバイブレーター、ペニスを模したディルドウ、
果てはゆで卵や玉こんにゃくまでもが、ローションに塗れてボウルの中で混ざり合っている。
すべて、絢子の尻穴に押し込まれ、排出されたものだ。
それらの仕上げとして、絢子の肛門には今、極太の責め具が押し込まれていた。

力士の立ち合いのような格好で悲鳴を上げる絢子。
しかし男優達に容赦はなく、尻肉を掴んで無理矢理に太い責め具を押し込んでいく。
絢子の膝はガクガクと震えていた。その震えが、絢子を襲うおぞましさを物語っていた。
カメラはそんな絢子の様子を撮りながら、尻穴の様子も的確に捉えている。
俺の逸物よりかなり大きい責め具が、その先端部分を絢子の肛門へ埋没させていた。
絢子の肛門は皺さえなくなるほどぴっちりと伸び切って、その剛直を迎え入れている。
明らかに限界といった大きさだ。
それが男数人の力で、無理矢理に押し込まれている。骨盤を割ろうかというほどに。
絢子は叫んだ。しかしその一方で、巨大な責め具は数ミリずつ、着実に埋め込まれていく。
絢子の腸内に。

絢子の吐き溢した涎がシーツに染みを作る頃、ようやく責め具は最奥まで入り込んだ。
男達は達成したように笑い、今度は責め具を引き抜きにかかる。
「うああぁう、ッぐ……!!!」
絢子の苦悶の声が再開した。
今度はすべて抜き去られる事はなく、途中で再び突き込まれはじめる。
突いて、抜いて、突いて、抜いて。
目を見張るような大きさの責め具が絢子の尻穴を出入りしている。
それは何とも信じがたい光景だった。しかし、それは事実だ。
絢子が苦しみの声をあげ、脚を震わせている以上、現実でないわけがない。

責め具の抜き差しは長く続いた。しかし、俺にとってはそれでもまだ良かった。
所詮は玩具を使った嫌がらせだ。許しがたいが、まだ不幸な事故だと思って済ませられる。
ただ……当然、それでは終わらなかった。
たっぷりと時間をかけて尻穴嬲りが映されたビデオは、ここで途切れる。
でも、次いで取り出された3本目のビデオには、はっきりと書いてあったんだ。

『 記録3. 肛門性交〜 』

その、絶望的な文字が。
377痴観男(後)   7/10:2011/09/11(日) 16:33:08.05 ID:IJ4ytxUf



3本目のビデオでは、絢子の汗がタオルで拭かれたように引いていた。
皺だらけのベッドシーツも取り替えられ、男優達は上半身裸にジーンズという格好になっている。
小休止が入ったのだろう。

その改まった空気の中で、絢子は1人の男優と共にベッドに上がる。
男優は絢子の髪を撫でつけ、まるで恋人のように桜色の唇を奪った。
「んっ!!」
絢子が目を見開いた。その間にも、男の下が絢子の唇を割り、中へ侵入していく。
俺はひどい息苦しさを感じた。
男優はテレビで見る韓流アイドルさながらの逞しい美形だが、俺にとっては見知らぬ外国人に過ぎない。
妻とのディープキスなど許容できる筈がなかった。
「んん、んっ……!!」
絢子が視線を横に逸らせて、拒絶の意思を示している、それがせめてもの救いだ。

映画のワンシーンのような口づけが終わったあと、男は絢子を寝かせ、指に唾をつけて絢子の肛門に宛がう。
2本指だが、散々開発された絢子の肛門はそれを易々と受け入れた。
男はさらにもう片手の2本指も加え、4本で思い切り絢子の肛門を押し開く。
「あ、ああ!!」
絢子が声を上げると同時に、赤い輪となった肛門は驚くほど大きく広がってしまう。
洞穴のような腸内はヒクヒクと物欲しげに蠢き、中からはローションとは違う液体が溢れ出てきていた。
「ふあ、あ……」
肛門を完全に拡げられ、絢子が放心したような声を発する。俺はその声色に耳を疑った。
「キモチ、よさそうだな」
金岡の言葉に、ドキリとする。
「あれだけ念入りに肛門を開発されたんだ。もうああやって指で弄くられるだけで感じるんだろう。
 おまけにあの逞しくて若いイケメン共に、これからクソの穴を輪姦されるんだぜ?
 そりゃどんな若妻だって興奮するわな」
「絢子はそんな女じゃない!!」
俺は思わず怒鳴っていた。
だが金岡は、別段気にする風もなくビデオに視線を戻す。
その無言の行動に、俺も同じく従うしかなかった。

映像の中では、男優がジーンズとトランクスを脱ぎ捨て、逸物を曝け出していた。
やはりでかい。AVに出演するような奴なのだから特別なのだろうが、長さが俺とは比べるべくもない。
男はいきり立った逸物を絢子の鼻先に近づけ、舐めさせはじめた。
「ん……んむぅっ……ちゅ……」
小さな唇へ長い逸物が出入りし、銀色に艶めく唾液を纏っていく。
竿全体が濡れ光る頃になると、ようやく男優は絢子の唇から逸物を抜き去った。
そして絢子の股を開き、すらりとした白い脚の間、前貼りの下にある排泄の穴へと逸物を宛がう。
俺は生唾を飲み込んだ。

「…………アッちゃん…………」

ふと、映像の中で、よく知った絢子の声がする。
絢子は正常位で今まさに貫かれようとしながら、男優より遥か遠くに視線を投げていた。

「…………アッちゃん、ごめん なさい………………」

その言葉が終わる時、ついに逸物が絢子の肛門へ入り込む。
絢子の潤んだ瞳が細まり、祈りを捧ぐようだった口元が引き攣る。
その表情を観るとよく理解できた。絢子が、2度目のバージンを奪われたのだと。
378痴観男(後)   8/10:2011/09/11(日) 16:33:29.45 ID:IJ4ytxUf

絢子が正常位で尻穴を犯される様は、真上から見下ろす形で撮影されていた。
犯す方も、撮る方も流石にプロだ。
男優は絢子の脚をカエルのように開かせながら、上体を引く格好で犯している。
そのお陰で、真上からのカメラに結合部分が隠れる事なく映されていた。
前貼りのお陰で、剛直が秘裂ではなく『肛門に』入り込んでいる事が瞬時に解る。
カメラがそこをアップにすれば、剛直が菊輪を押し込み、捲りかえす動きが無修正で映されていた。
その映像は淡々としながらも強烈で、責めを受ける絢子がどんな感覚に襲われているのかと想像せざるを得ない。

カメラの撮り方は本当に巧みなもので、結合部のアップを取りながらカメラを引き、すらりとした白い両脚を画面端に入れる。
まるで『こんないい脚の持ち主が、汚い排泄の穴を犯されているのだ』と強調するかのように。
そのさ中、唐突に絢子の表情を抜いたりもする。
絢子の鼻と唇の近さから、口惜しさがありありと読み取れた。瞳は親の敵をみるようにレンズを睨みつけてもいる。
気高い美貌をしばし映した後、カメラまた身体を撮りはじめる。
抜き差しに合わせて揺れる乳房、引き攣る腹筋、太腿、そして喘ぐ肛門。
それは表情に反して何ともだらしなく、そして本能を煽り立てるような色があった。
極上のAVだといっていいだろう。女優が嫁でさえなければ。

それから絢子は数人がかりで、様々に尻穴を犯された。
強姦シーンが欲しいということで、後ろ手に縛られ、膝に拘束帯を巻かれた上体で犯されもした。
男が背後から突くたび、絢子が身を預ける机がギシギシと音を立てた。
膝の拘束帯で脚がぴっちりと閉じ、それにより狭まった肛門へひときわ太い剛直が叩き込まれる。
その状況で、絢子は背後へ向けて必死に何かを叫んでいた。そう、必死に。

「なぁ、あれは何て言ってるんだ!?教えてくれ!!」
俺はまた金岡に頼る。金岡は鼻で笑った。
「さぁな。アンタも聞くばっかりじゃなく、考えなよ。大事な嫁さんの言葉だろ、愛してンなら解るだろ」
金岡はそう吐き捨てる。詭弁だ。いくら思っているからといって、知らない言語は理解できない。
「頼む、この通りだ!!」
俺は金岡に頭を下げる。屈辱極まりないが、仕方ない。
金岡はそれでやっと満足げに息を吐いた。
「……ヨガってんのさ。そこがいい、もう堪らないっつってな」
だが、返ってきたのはそのような答えだ。俺は憤りを増した。
「ふざけるな!!」
「ふざけちゃいねえよ。まぁ誇張ではあるが、遠からず、だ」
金岡はいよいよ余裕をもって煙草を咥え、ちらりと俺を見る。
俺は肩を震わせながらライターを取り出して火をつけた。大きく煙を吐き出し、金岡が続ける。

「そこはダメ、あまり突かないでって懇願してンのさ。ケツの穴穿たれてな。
 何、そう珍しいことでもねぇ。奴らはアダルトビデオのプロだ、
 さっきまでの肛門調教も、見た目には地味だが効く技巧を山のように仕込んでたみたいだぜ。
 言葉の解らないあんたは気付かなかったろうが、連中の奥さんへの囁きやら快感への誘導やらは、
 男の俺でも背筋がうすら寒くなるぐらいだった。
 断言していい。ついこの前日まで未開発だったあの奥さんのアナルは、もうドロドロに開発されきってるのさ」

金岡はそう笑い捨てた。言葉は軽いが、その表情は嘘を言っていない時のものだ。
実際、映像内の絢子は、一瞬、また一瞬と、俺の聞いたことのない類の強制を、見たことのない表情を見せ始めていた。
そして……。
379名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 16:48:31.15 ID:GZ23tddd
しえん
380痴観男(後):2011/09/11(日) 16:59:45.09 ID:ao32pt0X
絢子は、『恋人がするように』アナルセックスに応じるよう強制されているらしかった。
背後から抱きしめられ、両腕で男優の頭を包み込みながら何度もキスを交わし、しっかと腰を掴まれたまま直腸を犯される。
カメラはその絢子のブロンズ像のように美しい前身を映しながら、
時に艶かしく踏み変えられる脚を映すこともしていた。
白くすらりと伸びた脚には夥しい汗が流れ、股の下には透明な雫がぽた、ぽたと滴っていた。
汗にしては滴る場所が不自然だ、それは肛門の内部から溢れている。しかし潤滑用のローションにしては透明すぎる。

「あーあ、腸液が溢れてきてやがる。いよいよ本気で感じてンな」
金岡は訳知り顔で笑っていた。腸液、が何なのかは知らない。
だが本能で理解できてしまった。それはきっと、膣の愛液と似たもの。肛門性交で感じた証拠の体液。
それが絢子の肛門から溢れ出ている。

『恋人ごっこ』のアナルセックスは、今やますます深まっていた。
男優がベッドに寝そべり、その上に絢子が仰向けで覆い被さる形だ。
というより、先ほどの後ろから抱く体勢がそのままベッドに移った、と言った方が適切か。
この男優も撮影というものをよく心得ており、絢子に大股を開かせてカメラにはっきりと結合部が映るようにしていた。
絢子はもう相当に感じ入ってしまっているのだろう。そのようにはしたない格好を取らされているにもかかわらず、
大の字に開いた四肢でシーツを掴み、たまらないといった表情で天井へ声を投げていた。
その首にはまるで力がなく、男の肩に預けるままになっている。
まるで恋人が、愛する男に全てを預けるがごとく。
そんなあられもない絢子の様子が、隠す術もなくカメラに撮られてしまう。
何分も、何十分も。
381痴観男(後):2011/09/11(日) 17:00:16.72 ID:ao32pt0X
男の上で大の字になった絢子の股座に前貼りが見えていた。紙で出来た前貼りだ。
だがそれが、何ということか、絢子自身の溢れさせた愛液で溶かされている。
もはやそれは、前貼りの役目を果たしていない。ティッシュクズが絡まっているようなものだ。
金岡が笑った。
「へへ、何枚もペーパー重ねて作った前貼りだってのに、もう使い物にならねぇな。
 奥さんの貞淑を象徴する前貼りだったのになぁ、もうありゃアウトだぜ」

金岡が言うのとほぼ同時に、絢子を抱く男とは別の男優が絢子の正面に回る。
そしてふやけた前貼りを取り去り、その奥まりへ逸物を押し当てた。
「え、いやぁッ!?××、××××!!!」
絢子が非難めいた声を上げる。前はダメだと言っているのだろう、実際最初に、前はしないと言っていたはずだ。
「おい、約束が違うぞ!!」
俺も同じく非難するが、金岡は涼しい顔だ。
「しない、とは言ってないぜ。前貼りがあるうちはやらなかっただけだ。
 だがその前貼りが、奥さん自身の溢れさせる愛液でダメになってまった。解禁さ。
 だが仕方ねぇよな、貞操を失っちまったんだから。ケツ穴で濡らさなきゃ、前も使われなかっただろうに」
「ふざけるな!!」
俺は金岡の胸倉を掴み上げる。しかし、金岡は逆に俺を睨みつけた。
「……俺に当たってどうする。犯したのは俺じゃねえぞ」
ヤクザそのものの気迫に、俺は思わず手を離し、力なくその場に崩れ落ちる。
382痴観男(後):2011/09/11(日) 17:00:57.07 ID:ao32pt0X
放心状態となった俺の視界で、ビデオは続いていた。
前後から同時に挿入され、叫ぶ絢子。何度も何度も、徹底的に奥までを犯される、妻の姿。

「…………どうすれば、いい…………?」

俺は言葉を搾り出した。

「…………どうすれば、俺達は日常に戻れる?あいつと家に帰れるんだ?」

金岡に縋るような視線を投げかける。
すると金岡は、今までにないほど穏やかな笑みを見せた。

「買い戻すことだな、奥さんを。当初の借金に利子がついて、現状800万。
 ついでに言うと、ウチは良心的な『トイチ』だ。
 10日も待ってやっと1割ぽっち上乗せする。それをチョチョイと用立ててくれりゃいい」
「……払える訳が、ないだろう」
「何、今すぐじゃなくていいさ。働いて返せばいい。
 ああ、ちなみに暴利だからって弁護士に相談したりするんじゃないぞ。
 もしこの件で不穏な動きがあれば、二度と奥さんとは逢えなくなる」

金岡はそう言い残し、部屋を後にする。
嵌められた。ヤクザだ。これが、ヤクザなんだ。
10日で利子80万……返せるわけがない。そうと知っていて、絢子を奪うつもりだ。
ビデオの絢子が泣いている。俺に助けを求めているのか。
アイツは今、どこにいるのか。何もかも、解らない。
383痴観男(後)   10/10:2011/09/11(日) 17:02:46.00 ID:IJ4ytxUf


今でも俺は、あの時の借金を払い続けている。
しかし、10日で80万の利子すらも払える見込みはない。
そんな俺を嘲笑うかのように、俺は時おり金岡の事務所に呼び出され、組員共の前で新たな絢子のビデオを見せられる。

『ああっ……!!な、中は、お願い中はもう、やめて……!!!』
今度のビデオでは、絢子はどこかの倉庫らしき場所で、数人の男達に輪姦されていた。
腋の下を抱えられて身動きを封じられたまま、寝そべった男に跨る形だ。
その秘裂には目を疑うほど太い剛直が抜き差しされており、隙間から溢れる白濁が、どれほど執拗に膣内射精されたのかを物語る。
しかし男達に容赦はない。
絢子の細い腰を掴んだまま、逸物を深々と叩き込む。

「安心しな、奥さんの調教は順調に進んでるぜ。この調子でいきゃあ、大陸でも立派に稼げるようになるさ」
金岡が俺の肩を叩いて笑い、組員達も嘲笑を始める。
俺はその状況にもう憤る覇気さえなくし、いつしか、追従の笑いを浮かべるようになっていた……。



                          終わり

規制のお陰でカオスに
384名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 17:27:16.55 ID:+nA9Fw72
>>371-378
>>380-383
GJ過ぎる!!
絢子たん可愛いな
俺もこんな人妻を玩具にしたい
385名無しさん@ピンキー:2011/09/11(日) 21:38:34.63 ID:vrxmLKNX
で、そもそもの発端になった仕掛け人の女には何のアレも無いのかね?
386名無しさん@ピンキー:2011/09/14(水) 23:55:45.33 ID:lvxQM9Xi
新しい職人さんが来てくれることに期待
387名無しさん@ピンキー:2011/09/21(水) 21:50:15.16 ID:nmexMZej
今さらで申し訳ないが、昨日の大雨で浸水した(回線のルーターが水に濡れたため)。おまけにパソコンも不調の状態にorz
ルーターのほうは業者に頼んで取り寄せて貰っているけど、
パソコンの修理は1ヶ月以上はかかるとのこと。

というわけで保管庫のほうは暫く編集出来ない。みんなスマソ
388名無しさん@ピンキー:2011/09/21(水) 22:27:07.14 ID:tA9vv36f
名古屋国民?
389名無しさん@ピンキー:2011/09/21(水) 22:32:34.41 ID:+ZGjqfUz
まあ200万人都市の半分に避難勧告が出たからな
といっても、周辺県市町村、広範囲で勧告や指示発令
近畿も範疇。
中国四国もだぜ。

ともあれ、大変だったな・・・
390名無しさん@ピンキー:2011/09/21(水) 23:58:16.29 ID:nmexMZej
>>388
前にもレスしてると思うが兵庫県民だ。
391名無しさん@ピンキー:2011/09/22(木) 00:24:26.89 ID:Z5R3C75D
暇があったら収録お手伝いしようと思ってる、他スレの保管庫管理人ですが、
過去ログ、どこで拾ってきたらいいですか?

過去ログミラー変換器で拾ってこようとすると、
dat落ちまでの全レスを拾えないことが多くって。
392名無しさん@ピンキー:2011/10/10(月) 12:02:45.99 ID:V1VEpT2+
保守
393名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 02:59:55.35 ID:/JASslo6
>>2
鬼畜陵辱スレSS保管サイト
〜第13収容所〜 -http://kitisuka.s10.x-beat.com/


■お知らせ
旧米国サーバー管理会社の経営上の問題のために、各サーバーがアクセスできない状態になっています。
現在、管理の引き継ぎを行っている所でございますが、復旧できる見込みが厳しい状況です。当サービスを引き続きご愛用、ご検討いただける場合は、新たなサーバーにご登録いただく形で、運用を再開したいと思います。
この度は、ご迷惑をお掛けし、大変申し訳ありません。 (2011/01/24 00:00 AM)

らしいんだけど、もう過去SSは読めませんか?
394名無しさん@ピンキー:2011/10/13(木) 21:41:56.56 ID:fT1mPu9w
テンプレにある保管庫はずっと更新されてなかったんで、このスレになってから新保管庫へ移行することになった
>>358で出来たのがそれ

まだ保管作業の途中だし、>>387にあるように、そこを作ってくれた人の災難もあって今はちょっと作業が止まってるけど
395名無しさん@ピンキー:2011/10/14(金) 02:12:35.72 ID:9pc0GkqL
そっか、御丁寧にありがとう
396名無しさん@ピンキー:2011/10/15(土) 04:45:25.96 ID:Z0VFkIMW
ぬら孫の由良ちゃんレイプしたい
397名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 02:01:03.95 ID:8Ox+x9mi
お久しぶり。

昨日、PCとルーターが届き何とか復旧した。
今後も更新していくので何卒宜しく。
398名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 05:29:35.30 ID:d4+9V/Zk
乙!

>>396
由良は元々エロ要員だからな
妖怪に犯されてもなんら不思議はあるまいよ
399名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 09:39:11.24 ID:ouwKtRv3
>>397
お待ちしておりました!
楽しみにしてますよ〜。
400名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 12:41:42.44 ID:PwyOk2nz
>>397
管理人さんですか?
お疲れ様です。末永く宜しくお願いします。
401名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 14:26:41.18 ID:IVMXhQou

一つ投下させていただきます。
数回に分けての投下になりますがご了承下さい。
よろしくお願いいたします。

--------------------------------------------------------------

「遥20歳――堕ちた天使」


「今日は暖かでお出かけ日和です。それでは皆さん行ってらっしゃい!」

遥がカメラに向かってニッコリと微笑み、手を振る。

「はい、オッケー!」
ディレクターの声が響くと漂っていた緊張感がわずかにほぐれた。

「お疲れ様、よかったよ。もうすっかり慣れたね」

「ありがとうございます」
オフワイトのショートコートを着た若い女性キャスターが胸に手を当て
ほっと息を吐いた。

肩に届くくらいの黒髪につぶらな瞳、メイクは同年代の女性たちに比べて
やや薄めだが生真面目さと育ちのよさを感じさせる彼女の顔に似合っていた。

「明日から一週間の地方ロケだからね。よろしく頼むよ」
「はい、頑張ります!」
マイクのついたヘッドセットを外しながら遥がニッコリと微笑む。

「遥ちゃんは初めての地方ロケだね」
いつの間にかそばにやって来たプロデューサーの香田が声を掛ける。

「はい。ちょっと緊張してます…」
遥の顔が少しこわばる。

「大丈夫。いつもやってる通りにすればいいんだから」
香田はニッタリと笑うと、さりげなく遥の肩に手を回した。

「が、頑張ります…」
肩に置かれた中年男の手にちらりと目をやり、戸惑いの表情を浮べながら
遥がぺこりと頭を下げた。
402名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 14:29:22.87 ID:IVMXhQou

(さて…早く帰って明日からの準備をしないと…)

反省会を終えて昼前に局を出ると遥は足早に局のすぐ近くにある
駅へと向かう。

駅までのわずか数百メートルの通路にカメラや色紙を抱えた
数十人の男がたむろしている。

「は、遥ちゃんっ!サ、サイン下さいっ!!」
「倉原さんっ!写真お願いしますっ!」

通路に遥が姿を現すとたむろしていた男たちが一斉に遥に向かって
駆け寄ってきた。

「あ、は、はい」
戸惑いの表情を浮べつつ色紙にサインを書き、カメラに向かって
笑顔を浮べる。

「ふう……」
数十分の後、ようやく男たちから解放された遥は小走りに駅へと向かう。

「きゃっ!」
突然、目の前に大柄な男が飛び出してきた。

「で、出待ちのヲタクなんて無視しちゃえばいいのに…
 相手にしてたらキリ無いよ?」
脂ぎった髪を七三に撫で付けたでっぷりと太った男が豚の様な鼻から
荒い息を吐きながらぶつぶつと呟いている。

「で、でもみなさんせっかくこんな所まで私に会いに来て下さってるんですから…」
困惑の表情を浮べうつむく遥。

「や、やさしいんだね遥ちゃん…やっぱり遥ちゃんは天使だなぁ…」
目の前で戸惑ったようにうつむいている遥をうっとりと見つめている男。

「あ、あの野呂さん…もういいですか?
 私早く帰って明日からのロケの準備をしないと…」

「……あ、あのさ…よかったらこれからお昼食べに行かない…?
 ボクも今日は明日からのロケの支度があるから早く上がったんだ…」
もごもごと口ごもりながら野呂は目の前にいる美しい女性を見つめた。

「…………」
遥は困ったようにうつむいたままもじもじと体を揺らしている。

「ど、どうかな遥ちゃ…」
沈黙に耐えかねたように野呂が口を開いた瞬間、遥が意を決したように
顔を上げて言った。

「あの野呂さん、前にも申し上げたんですけど私、今はどなたとも
 お付き合いする気は無いんです…ですのでお食事とかも…」

「…………」
すまなそうな表情で頭を下げる遥を野呂が泣きそうな顔で見つめている。
403名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 14:31:52.40 ID:IVMXhQou

「は、遥ちゃん…ボ、ボクはキミが「キッチンアイドルまりん」を
 していた時からずっと…」
すがるような目で遥を見つめ、野呂が震える声で言った。

「あ、あのその事は…もう10年以上前の事ですし…」
遥が頬を赤らめ、うつむいた。

実は遥はかつて「ジュニアアイドル」と呼ばれるタレントであった。

小学校に入る前からCMやドラマに出演し、5年生の時に出演した
子供向け食育番組「キッチンアイドル、My!MAI!まりん!」の主人公、
「如月まりん」役によって子供たちだけでなくアイドル好きなオタクと
呼ばれる大人たちにも大きな人気を博した。

遥は中学1年の終わりまで「――まりん」を努めた後、番組の終了とともに
一切の芸能活動をやめて芸能界から引退したのであった。

元々、遥の両親はタレント活動を習い事の一つと捉えており、
人気アイドルとなった娘にも過度な芸能活動を強いる事はなかった。

そして遥自身も「人気ジュニアアイドル」という立場にまったく執着して
いなかったのである。

遥はきっぱりと芸能活動をやめると、忙しい芸能活動の中で受験勉強をして
見事合格していた名門女子校に普通の中学生として通い始めたのであった。

そして勉強と部活に励み二年前、付属の大学に進学していた。

二年生に進級した遥はフリーのアナウンサーやキャスターが多数所属する
とある事務所に入った。

いわゆる「業界」と呼ばれる世界から距離を置いていた遥がこの事務所に
入ったのには理由があった。
遥は大学を卒業したら「アナウンサー」になる事を目指していたのである。

その最初のステップとしてこのアナウンサーやキャスターが数多く
所属している事務所に入ったのであった。

大学に通う傍ら研修を受け、小さなイベントの司会などをするようになった。

そして三ヶ月前、この朝の情報番組の天気予報のコーナーの担当に
抜擢されたのである。
404名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 14:34:34.77 ID:IVMXhQou

遥が番組に登場するとネットの掲示板はすぐに遥の話題で持ちきりになった。
あっという間に遥の昔の活動は人々に知られることとなった。

当時遥は「美少女アイドル」として「オタク」と呼ばれる男たち、
特に幼い少女を好む男たちを中心に絶大な人気を誇っていた。

小さなイベントの司会などをしている時には気づかれなかったが、
全国放送の人気情報番組に出演となれば注目度は桁違いであった。

遥が昔「キッチンアイドルまりん」の如月まりんであった事は瞬く間に
「女子アナオタク」と呼ばれる女性アナウンサーをタレントのように
追いかけている男たちにも知れ渡った。

彼らは女性アナウンサーが外で中継をしているのを遠巻きに眺めたり、
TV局に出入りする彼女たちを待ち構え、サインを貰ったり写真を撮るのを
楽しみしている男たちである。

こうして遥が局のテラスで天気予報をしている後ろにはそういった男たちが
多数たむろし、局から最寄駅に向かう道には色紙やカメラを抱えた
「ジュニアアイドル」時代の遥のファンだった男たちと「女子アナオタク」の
男たちが遥の姿を一目見ようと毎日集まっていたのである。

先ほどの男たちはそうした類の人間であった。

そういった男たちを気味悪がって、サインや写真などの要求を無視する
女性キャスターも多い中、遥は極力ファンの要求に答えるようにしていた。

それはファンに媚を売って人気を得る為――ではなく、遥の生来の
優しい性格によるものであった。

毎日深夜二時起きというハードなスケジュールで疲れていても、
遥は帰宅の際にファンが局の前で待っていれば笑顔でサインや
写真の要求に答えていたのである。

しかし、ネットには好意的な意見ばかりではなかった。

「過去の人気が忘れられなくて芸能界に戻ってきた目立ちたがりのオンナ」などと
遥を中傷する者も少なからずいた。

そういった意見がある事は遥も承知していた。

それでもアナウンサーを志し、この世界に戻ってきたのはかつて見た
女性キャスターの凛々しい姿に憧れと尊敬の念を抱いていたからである。
405名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 14:36:43.62 ID:IVMXhQou

様々なニュースを冷静に伝える女性アナウンサーの姿に
小学生だった遥は強く惹かれた。

遥は周りになんと言われようとも絶対にアナウンサーになるつもりであった。

そんな遥の気持ちを知って最初は「アイドル上がりのお嬢ちゃん」と遥を
馬鹿にしていた番組のスタッフも皆、遥を応援するようになっていた。

ジュニアアイドル時代の事を話される事を好まない遥の気持ちを察し、
スタッフは遥に昔の話をする事を避けていたが、その中で1人だけ
空気を読まず事あるごとにジュニアアイドル時代の話を持ち出しては
遥を困惑させているのが番組のAD、野呂であった。

(困ったな……)

顔を真っ赤にしてちらちらと自分を見ている15も年上の男を
困惑の表情で見つめる遥。

「あ、あの野呂さん…今日は忙しいので…し、失礼します…」
遥はぺこりと頭を下げると顔を伏せたまま、泣きそうな顔で佇んでいる
野呂の脇をすり抜け、小走りに改札へと向かった。

「あっ、ま、待って遥ちゃん…!」
未練がましく追いかけてくる野呂を振り切って改札をくぐる。

(野呂さんって悪い人じゃないと思うんだけどちょっと気味悪いのよね…)

地下鉄の中で明日からのロケの予定表に目を通しながら遥がため息をついた――

-------------------------------------------------------------------

「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」
夕日の差し込む古いアパートの部屋に荒い息が響いている。

黄ばんだブリーフを膝まで下ろした野呂がテレビ画面を見つめ
いきり立った肉棒を握り締め激しくしごいている。

画面にはコック服をモチーフにした衣装を身につけた10歳の遥が
弾ける様な笑顔で歌を歌い、踊っている。

「は、遥…可愛いよ…遥…」

「キッチンアイドルまりん」に扮した当時小学校5年生の遥の笑顔が
アップになった。

「くあぁっ…!!」
その瞬間、野呂のいきり立った巨大な肉棒の先端から白い液体が
勢いよく噴き出した――
406名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 14:39:52.35 ID:IVMXhQou

「こういうお仕事は「まりん」をやってた時以来だな…」

スーツケースに洗面道具や下着を詰めながら遥が呟く。

「まりん」はほとんどがスタジオ収録だったが年に数回、
地方にロケに行く機会があった。

当時小学生だった遥は知らない町を訪れ、様々な人々に会い、
土地の名物料理を紹介する事が毎回楽しみだったものである。

(いろんな所に行けて楽しかったな…)
スーツケースの隅に丸めたショーツを押し込むと遥は
ぱたりとフタを閉めた――

-----------------------------------------------------------------

翌日、まだ夜も明けぬうちに局を大型バスで出発し、最初の中継地に
着いたのは午後である。

「今日は収録は無いから。ミーティングの後夕飯を食べたら早めに寝て。
 明日の朝、この宿の近くの高原から中継だから」

宿に入ると香田が寄って来て肩をぽんぽんと叩きながらニッタリと笑った。

「あ…は、はい…わかりました…」
機会があれば体を触ってくるプロデューサーに困惑の表情を浮べつつ
遥がこくりとうなずいて見せた。

その遥の姿を機材を入れたコンテナを運びながらじっとりと
野呂が見つめていた――

------------------------------------------------------------------

「倉原遥です!今日の「遥のお目覚めお天気」はこちらからお送りします!」
小さなマイクの付いたヘッドセットを頭に付けた遥がカメラに向かって
ニッコリと微笑む。

遥の後ろには広々とした高原が広がっている。

ピュアホワイトのショートコートが青空に映えている。
ほっそりとした腰と小振りなヒップを包むブラウンの膝丈のタイトスカートと
すらりと伸びた細い足を包んでいるモカブラウンのソフトブーツが
遥の清楚な雰囲気を引き立たせている。

「天使」と呼ぶ者さえいた小学生の頃の清楚な美しさはその頃と
まったく変わっていなかった。

否、そこにほのかな大人の色香が加わり、より魅力を増していた――
407名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 14:42:09.27 ID:IVMXhQou

「お疲れ様。よかったよ」

無事、中継が終わりほっと息をついている遥に香田が近づいてきた。

「明日もこの調子でな」
香田がニッタリと笑い、すっと手を伸ばす。

「きゃっ!!」
短い悲鳴を上げ、遥がびくんと飛び上がった。

香田の手がスエードのタイトスカートに包まれた小振りなヒップを
ゆっくりと撫でている。

「や、やめて下さい香田さん……」
頬を赤らめうつむく遥。

「ちょっとしたスキンシップだよ」
香田は下卑た笑みを浮かべながらきゅんと引き締まったヒップを
撫で回し続けている。

周りにいるスタッフはちらちらとこちらに視線を送っているが
誰一人何も言わない。

「じゃ、また後で」
たっぷりと遥のヒップを撫で回した後、ようやく香田は遥の元を離れていった。

「…………」
遥は恥ずかしさと恐怖で小刻みに体を震わせうなだれている。

実は野呂と並んで遥を悩ませているのがこのプロデューサーの香田であった。

香田は妻子がいるにも関わらず、女性スタッフや番組アシスタントの女性たちに
ちょっかいを出す事で有名な人物であった。

正社員である為、トラブルになりやすい局のアナウンサーにはめったに
手を出さなかったが、フリーの女子アナウンサーやキャスターは常に
香田のセクハラに晒されていた。

局の華である女子アナと違い、フリーのキャスターである彼女たちには
局の上層部の庇護も無く、香田のセクハラは黙認されていたのである。

あくまでもこの番組だけの契約である彼女たちの立場は弱い。
番組の最高権力者である香田に逆らえば即刻クビを切られてしまう。
彼女たちの多くは香田に猥褻な行為を受けてもひたすら耐え忍んでいた。

香田はそうした彼女たちの気持ちにつけこんでどす黒い欲望を満たしていたのである。

遥の前にこの番組でお天気キャスターをしていた永井美郷が突然降板したのも
香田の執拗なセクハラに耐えかねたからだ、と遥はこの番組の女性AD、
新庄彩香から聞いたことがあった。

しかし、二人は知らなかったが美郷が香田に受けた行為はとても
「セクハラ」などという生易しい物ではなかったのである――
408名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 14:48:41.01 ID:IVMXhQou

「あんっ…!んん…くんっ…!!」

今はほとんど使われていない古い大道具倉庫の中に悩ましい声が響いている。

「いい声だ…毎日局の前でオマエを待ち構えているオタクどもに
 聞かせてやりたいよ」

埃だらけの倉庫の壁に手を付いてむっちりとしたヒップを突き出している
美郷を後ろから突きたてながら香田がニッタリと笑った。

「はうんっ…!!くくっ…あはぁっ…!!」

ほのかに色香を漂わしている瑞々しいヒップに50歳のプロデューサーの
どす黒い肉棒が打ち込まれるたびにハタチの女子大生お天気キャスターが
悩ましい声を漏らす。

膝丈のフレアスカートは背中の上まで捲り上げられ、瑞々しいヒップを包んでいた
パステルピンクのショーツは膝の上までずり下ろされている。
そのショーツのクロッチの部分に小さな染みがついているのがわかった。

「はぁっ…はぁっ…」
息を荒げ香田が巨大な肉棒を打ち込む度にオフワイトのブラウスの
はだけた胸元から顔を覗かせている豊満な乳房がぷるんぷるんと前後に揺れる。

小柄な体からは意外に思えるボリュームを見せている瑞々しい膨らみは
見事な釣り鐘型のラインを描いている。

その若々しさに溢れた膨らみの先端で小刻みに震えている突起は
小指の先ほどの大きさで褐色の色素が沈着している幼さを感じさせる顔立ちとは
ギャップを感じさせるものだった。

「お、お願いです…こ、こんな所でするのは嫌…い、いつものようにホ、ホテルで…」
「はぁ?贅沢言ってんじゃねぇよ。そんなにいつもカネ掛けられるかよ。
 オマエなんかこの大道具倉庫で充分だ」
つぶらな瞳に涙を浮かべ、体を震わせている美郷のヒップに荒々しく
腰を叩きつけながら吐き捨てるように香田が言った。

「そろそろオマエにも飽きてきたからな。
 今度新しいお天気キャスターを使う事にしたよ…オマエは用済みだ」

少し垂れた目と丸い鼻、人懐っこい幼い顔をした22歳の現役女子大生の
キャスターを見下ろし、冷たく言い放つ。

「あ、新しいキャスター……」
絶句する美郷。

「一年近くやったんだ。もう充分チヤホヤされただろ?」
嘲るように香田が笑った。

409名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 14:51:34.82 ID:IVMXhQou

「そ、そんな…わ、私、何のためにずっと……」

そもそも美郷の両親は娘がテレビの世界で働く事に反対であった。
その猛反対を押し切り、受けたのがこの「お目覚めお天気」の
オーディションだった。

最初は戸惑っていた両親も毎朝、笑顔で天気を伝える娘の姿を見るのを
楽しみにするようになっていた。
そんな両親の為にも美郷はこの「お目覚めお天気」のキャスターの座を
手放したくなかったのである。

だからこそ美郷はキャスターに就任してすぐに始まった香田のセクハラに
困惑しながらもひたすら耐えた。

最初は今、遥が受けているようなバストやヒップへのタッチといった
軽いものだったが、やがてそれは徐々にエスカレートしていった。

飲み会の帰りのタクシーの中でブラウスの中に手を突っ込まれ、
荒々しく乳房を揉みしだかれ、スカートの中にショーツの上から
大切な部分を擦りあげられても歯を食いしばって耐えたのは活躍を
喜んでくれている両親を悲しませたくなかったからである。

しかしその結果、美郷は「レイプ」という地獄を味わう事になってしまったのであった――

番組を担当して一ヶ月ほど過ぎた頃、中継の終った後で連れて行かれた
有名ホテルでのランチ。そのホテルの客室で美郷は香田に犯されたのであった。

「おほ…まさかと思ったがヴァージンだったのかよオマエ…」
真っ白なシーツの上に点々と落ちている赤い血に目をやり、
香田が下卑た笑みを浮べた。

「うっ…うっ…うっ…」
シーツに顔をうずめ泣きじゃくっている美郷の大切な部分から
赤い血が白い液体と混じり合って溢れ出している。

「なかなかいいま○こしてんじゃん。これから毎日可愛がってやるからな」
ベッドの上に胡坐をかいてビールを飲んでいた香田がニッタリと笑うと
仰向けに寝転がるとシーツに顔をうずめて泣きじゃくっていた美郷を
体の上に跨らせた。

「あっ…い、嫌……」
まだ幼さを残した女子大生キャスターがいやいやをするように首を振る。

「あうんっ……」
どす黒い肉棒が大切な部分に飲み込まれた瞬間、美郷が悩ましい声を漏らし
ぴくんと体を震わせた――
410名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 14:54:09.06 ID:IVMXhQou

こうしてこの日から美郷は香田の性奴隷になったのである。
毎日のようにホテルや、時には局の中で22年間、誰にも触れられた事のなかった
大切な部分に自分の父親より年上の男の巨大な肉棒を打ち込まれ、
自分の体内から染み出した液体と悪魔の様なプロデューサーの精液で
どろどろに汚れたそれを舌で掃除させられた。

高層ホテルの窓に裸体を押し付けられ、向いのビルのオフィスで働く人々に
恥ずかしい姿を見せ付けるようにして後ろから犯された事もある。

昼休みで休憩していたビジネスマン達が窓際に集まってこちらを凝視していたのを
はっきりと覚えている。

「ま、また赤ちゃん出来ちゃう……」
涙を浮かべ、がっくりとうなだれる美郷。
その幼い顔に似合わず、黒々と生い茂ったヘアを伝って白い液体が
糸を引いて埃だらけの床の上に垂れている。

「今度孕んだら三回目、か……ほんとよく孕むよなぁ…
 普通、そんな簡単に妊娠しないけどな」
極太のどす黒い肉棒の先端からよだれのように精液を垂らしたまま
下卑た笑みを浮かべる香田。

これまでに美郷は二回、香田の子供を妊娠していた。
一回目は香田に犯されてヴァージンを失ったわずか二ヵ月後、
そして二回目はその三ヵ月後であった。

「ま、オマエは「お嫁さんにしたいお天気お姉さん」第一位だもんな。
 その位の方が「らしい」かな」

美郷は毎年発表される「お嫁さんにしたいお天気お姉さんランキング」で
今年、トップの座についていた。

キャスターになってから日に日に増えていた局の周辺で美郷を待ち構えている
男性ファンの数も膨大な人数になっており、その辺のアイドルよりも
その人気は凄かった。

そんな「女子アナオタク」の男たちは天使のように思っている美郷が
父親より年上のプロデュサーの性奴隷になっているとは夢にも思っていない。

結局美郷は埃だらけの大道具倉庫で犯された4日後に「突然番組を卒業」した。

失意の中、実家に戻った美郷が自分の胎内に悪魔の様な男の子供が
宿っている事に気づくのはその一ヵ月後のことであった――
411名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 14:56:29.05 ID:IVMXhQou

夕食後、ミーティングを終えたスタッフが明日の早朝からの中継に備え
早々に眠りに着いた頃、アシスタントディレクターの新庄彩香は
香田の部屋にいた。

入社二年目、スタッフの中で一番の下っ端である彩香が
番組の最高権力者である香田の顔を怒りを含んだ目で睨みつけている。

「話は大体わかった…で、どうしろと?」
自分から見れば乳臭い小娘でしかない若い女性スタッフを薄笑いを浮かべ
見つめる香田。

「で、ですから遥ちゃんに対するセクハラをやめて下さいと言ってるんです……
 他の女性スタッフに対しても…」
木で鼻をくくったような香田の態度に綾香の表情がますます険しくなる。

彩香は半年前にこの番組のスタッフになって以来、このプロデューサーの
女性スタッフに対する数々のセクシャルハラスメントを見聞きしてきた。

女性も増えてきたとはいえ、番組制作の現場はまだまだ男社会である。
多少なりともセクハラめいた事がある事は彩香も覚悟していた――が、
この有名情報番組の最高責任者の行為は目を背けたくなるものばかりだった。

ヘアメイクやタイムキーパーなどの女性スタッフのバストやヒップを触るのは
日常茶飯事、飲み会で両脇に侍らせた女性スタッフのスカートの中に手を入れて
左右同時に弄るといった常軌を逸しているとしか思えない行為まで目撃していた。

彩香と同時にこの番組に配属になった同期のAD園田美歩は配属直後に行われた
地方ロケに参加した直後に急に退職して田舎に帰ってしまった。
美歩が地方ロケの間、毎夜香田の部屋に呼び出されていたと
あるスタッフから彩香が聞いたのは彼女が田舎に帰った後だった。

その部屋で何が起こったのか――彩香の脳裏におぞましい想像が浮かんだ――
412名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 15:03:43.55 ID:IVMXhQou

「美郷ちゃんも美歩も香田さんのセ、セクハラが原因で辞めたんじゃないですか?
 他の女性スタッフやお天気キャスターの人も…」

メガネの奥の二重のつぶらな瞳に怒りの色を浮かべ、彩香が自分の父親と
同じ年のプロデューサーを見つめる。

「今朝も遥ちゃんのお尻を触ってましたよね?胸とかもしょっちゅう…」
「…………」

「前任の美郷ちゃんもずっと悩んでるみたいでした。
 香田さんが酷い事をしてたから……」
よもや美郷がレイプまでされており、その上妊娠までさせられていたとは知らない
彩香はあくまで「セクハラ」によって美郷が番組を降板したと思っていた。

「く…くくっ…」
「な、何がおかしいんですかっ!真面目に聞いてくださいっ!!」

綺麗に手入れされた艶やかな長い黒髪を茶色のシュシュで後ろにまとめ、
きめ細かな白い肌にごく薄いメイクを施した彩香の顔がかっと気色ばむ。

「まあ、そうカリカリすんなよ…ったく、日本一の国立女子大を
 ご卒業されただけあって真面目なんだなぁ…」
「ば、馬鹿にしてるんですかっ!!」

「落ち着けよ…ありゃスキンシップだよ、スキンシップ」
「ス、スキンシップですって?胸を触ったりお尻を撫でるのが?」

「いいだろちょっと位。減るもんじゃなし…」
「そ、それにアナタはもっと酷い事も…」
彩香が頬が赤く染めてうつむいた。

「言ってみろ…何だ…?」
薄笑いを浮かべ娘の様な年の若いADを見つめる。

「美歩を…無理やり…」
顔を真っ赤にしてうつむいたまま、彩香が呟いた。

413名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 15:06:51.62 ID:IVMXhQou

「犯っちゃったんでしょ、ってか」
香田がニッタリと笑って小さく鼻を鳴らした。

「ほ、ほんとに美歩を…」
信じられないと言った顔で香田を見つめる彩香。

「アイツだけじゃないよ。他のスタッフやお天気キャスターも同じ様に
 犯っちゃったよ」
「う、嘘……」

「大体、何でオマエがそんなに怒ってるんだよ?
 「まだ」オマエには怒られるような事をしてないと思うが」
「そ、それは香田さんの行為が余りにも目に余るから……
男のスタッフの人たちは何も言わないけど私は同じ女性として……」

「わかった、わかった。妬いてるのか?「何で私には…」って」
「バ、バカ言わないで下さいっ!!
 いい加減にしないと局長にこの事を告発しますよっ!!」

「……局長もおんなじような事してきたんだから構わないけどね…」
「きょ、局長も……」
呆然とする彩香を嘲るような目で見つめ、小さく唇を歪める。

「オマエも近々「喰う」つもりだったがせっかく来てくれたんだ…
 遥の「前菜」として今夜喰わせてもらうとするよ」

「きゃあーっ!!」

静かな部屋に彩香の悲鳴が響き渡り、ベッドの上でモデルのように
すらりとした彩香の体が大きく跳ねた――
414名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 15:08:31.66 ID:IVMXhQou

「遥20歳――堕ちた天使」 本日の投下は以上です。

ありがとうございました。
415名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 15:08:45.75 ID:OjvOf3Iq
>>411
GJ

とりあえず3章と4章の編集完了。今日はここまで。
次に編集できるのは明後日から(明日は大阪へ出張なので明後日が振り替え休日)。
416名無しさん@ピンキー:2011/10/22(土) 23:32:32.30 ID:3P2lLm/n
>>401-414
GJ
遥たんも良いが彩香たんも可愛い
美郷も良かった
これは野呂にも犯られる?
続き期待

>>415
編集乙です
417名無しさん@ピンキー:2011/10/23(日) 21:48:08.08 ID:7AQNPWpj
じょ
418名無しさん@ピンキー:2011/10/25(火) 00:31:28.50 ID:q/kU+3Al
投稿乙

>>415
編集乙
なんだけど、自己語り悪いんだけどいらない・・・
荒れやすくなるし
419名無しさん@ピンキー:2011/10/25(火) 01:15:39.28 ID:a6pSix/N
>>418
分かった。以後気をつける
420名無しさん@ピンキー:2011/10/25(火) 02:14:58.73 ID:qpQx0lA+
>>414
はうーんの人ですか!?
災害スレ落ちたからもう読めないかと思ったw
安心したぜ
421名無しさん@ピンキー:2011/10/25(火) 06:06:33.61 ID:r91py5IA
>>415
もう六章までいったんですね。
お疲れ様ですm(_ _)m
422名無しさん@ピンキー:2011/10/29(土) 02:17:19.45 ID:oahrEvDI
災害スレの続きは書いてくれないのかな?
423名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 16:20:22.61 ID:2cXMQ6OV

>>401です。

「遥20歳――堕ちた天使」 続きを投下させていただきます。

 読んでいただいた方々ありがとうございます。
 別スレで投下した時をご存知の方もいらっしゃるようですね。
 こちらもよろしくお願いいたします。

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「彩香さん遅いな……」

ホテルの中にある大浴場の脱衣所で浴衣を脱ぎながら遥が呟いた。

広々とした脱衣室には他に客はおらず遥1人である。
同じ部屋に泊まっている彩香から「せっかくだから温泉に入ろう」と誘われ
部屋に備えられたユニットバスでなくこのリゾートホテル自慢の天然温泉を
引いているという大浴場に二人で行く事にしたのであった。

「遥ちゃん、悪いけど先にお風呂に行ってて。すぐに私も行くから」
ところが浴衣に着替え始めた遥に何かを決意したような顔で言うと
彩香は先に部屋を出て行ったのである。

(すぐに行くって言ってたのに……)
彩香が出て行った後、遥はしばらく荷物の整理をしてから大浴場に
向かったのだが未だに彩香はやってこない。
外に出るようなことは言っていなかったのでこのホテルの中のどこかに
いるはずであった。

(どこに行ったんだろ…?)
レースのフリルのあしらわれたパステルピンクのブラジャーと、
揃いのセミビキニのショーツという姿になった遥が畳んだ浴衣を
脱衣カゴの中に入れながら戸惑いの表情を浮かべた。



424名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 16:22:34.73 ID:2cXMQ6OV

「とりあえず先に入って待っていよう……」

ぽつりと呟き、背中に手を廻しブラのホックを外す。
はらりとブラが外れると手のひらにすっぽりと収まってしまいそうな
小振りな乳房が露わになった。

その瑞々しい小さな膨らみはサイズこそ小振りだが、まるでヴィーナス像の
それのように美しい造形をしている。
その膨らみの先端で薄茶色の小さな突起がぽちんと起っている。
小さく畳んだブラを浴衣の下に隠すように仕舞う。

腰を屈めショーツをするりと引き下ろす。
フロントに小さなリボンの飾りが付いたパステルピンクのショーツが
脚から引き抜かれ遥の手元でくるりと丸まり、きゅんと引き締まった
小振りなヒップとまだ男性に見せた事の無い大切な部分が露わになる。

遥のそこは「清楚なお嬢さま」そのものの顔立ちからは想像も出来ない
悩ましい佇まいをしていた。

まだ男性を受け入れた事の無いそこを彩っているうっそうと生い茂る
漆黒のヘア。
艶やかに光る太目のそれはきゅんと持ち上がったヒップの後ろからも
はみ出ていた。

(彩香さんに見られたら恥ずかしいな…ちゃんとお手入れしてくればよかった…
 まさか温泉に入るなんて思ってなかったからなぁ…)
遥は頬を赤く染めるとバスタオルで体の前を隠しながら浴室へと入った。

------------------------------------------------------------------

「ふう…気持ちいい…」
広々とした岩風呂の中ですらりとした脚を伸ばした遥の顔に笑みが浮かぶ。

透明な湯の中でゆったりと伸びている脚の付け根で漆黒のヘアがワカメのように
ゆらゆらと揺れている。

遥のそこがヘアで彩られ始めたのは小学校4年の頃からであった。
4年生の半ば頃に細い縮れ毛が割れ目の周りに生え始め、5年生になって
「まりん」をやり始めた頃には漆黒の太目のヘアがぴったりと口を閉じた
割れ目の周囲を彩っていた。

胸の成長はクラスメイトに比べてもやや遅めといえる遥であったが、
秘部に関してはクラスの中、否、同級生の中でも早い部類に属していたのであった。

そして6年生に進級する頃にはすでに大人のそれと変わらぬほどの黒々と
生い茂ったヘアがまだ11歳の遥のそこを彩っていた。
夏のプールの時間が憂鬱になったのはその頃からである。
425名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 16:25:57.99 ID:2cXMQ6OV

――プールサイドに設えられた更衣室の中で少女たちが着替えている。

その体つきは様々である。まだ4年生くらいにしか見えない幼い体の少女もいれば
もう中学の2、3年生にしか見えない悩ましい裸体をした少女もいる。

そんな少女たちに混じり、ほっそりとした体にしっかりとバスタオルを巻いた遥が
体をちぢこませてショーツを脱いでいる。

(し、詩織ちゃんのあそこ…もうオトナの女の人みたい…)
まさに「ジャングル」といった表現がぴったりな、生えるがままにまかせている
ヘアをむき出しにしたまま無邪気に笑っているクラスメイトに目をやり、
頬を赤める遥。

(で、でも私も…)
遥が困惑したようにうつむいた。

身長はクラスでも平均くらいである。しかし細身で手足が長いため、
実際よりもずっと高く見える。

だがその乳房は周りで着替えているクラスメイトたちの多くよりも
遥かに慎ましく、まだ到底「乳房」と呼べる大きさではなかった。

横から見ると薄い胸板から小さな膨らみが三角形のように突き出して、
わずかに反り返ったようなラインを描いており、その先端に薄茶色の
豆粒の様な突起がぽっちりと付いている。

しかし、明らかに未発達な乳房と異なり、遥の大切な部分は、
すでに充分に「オトナ」の雰囲気を漂わせていた。

遥より5センチ以上も背が高く肉付きの詩織と違い、華奢な体つきの遥であったが、
まだ誰にも触れられた事の無いそこは、ランドセルを背負っていないと高校生に
間違われる事もある大人びたクラスメイトと遜色ない成長ぶりであった――

(は、恥ずかしい…こんなにヘアが生えてるの私と詩織ちゃんの他には
 香奈ちゃんくらいだし…)

遥や詩織のようにすでに大人のようにアンダーヘアが生えているのは
クラスでもほんの数人であった。
ほとんどの少女は割れ目の周囲をようやく細い縮れ毛が彩り始めたばかりの
まだ幼いくっきりとした割れ目も露わな状態であった。

(こんなにヘアが生えてるってみんなに気づかれたら……)
皆の前で裸になって着替えないといけないプールの授業は遥にとって
憂鬱極まりない時間であった。

しかし、その憂鬱な時間も今日で終わりである。
今日はプールの授業の最終日であった。

(よかった…やっとプールの授業も最後だ…)
ほっと息をついてすらりと伸びた足にスクール水着を通し、するすると引き上げる。
ほっそりとした体が濃紺のスクール水着にぴったりと包まれた。

遥はクラスメイトたちに背を向けるようにしてロッカーの前でそっと体をかがめると
その成長に追いつかなくなって水着の布地が食い込んでしまっている股間に
そっと手を伸ばした。

426名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 16:31:24.39 ID:2cXMQ6OV

頬を赤らめ、割れ目に食い込んでいる布地を引っ張り出し
股間の両脇を指先でなぞる。

(よ、よし…出てない…)
ほっと息をついて安堵の表情を浮べる。

プールの授業のたびに続けてきた「儀式」を終えると小学校での
最後のプールの授業にきゃあきゃあとはしゃいでいるクラスメイトたちの
後を追って更衣室を出た。

小学校最後のプールの授業、担任教師の計らいで最後の20分間は自由時間となった。

遥の通っている小学校は普通の公立小である為、男子生徒も一緒である。
彼らはこの時とばかりにプールの中ではしゃぎまわっている。

その中のシンクロナイズドスイミングの真似事をしていた数人の男子が
プールの隅で友達と水を掛けあってはしゃいでいる遥に向かって
熱い視線を送っている。

何しろ目の前に今、話題のジュニアアイドル「倉原遥」が水着姿で
笑顔を振りまいているのである。
少年達の目が釘付けになるのも無理はなかった。

美少女アイドルのクラスメイトである事の幸せを噛み締めながら、
濃紺のスクール水着を身に纏った天使の様な美少女を瞬きもせず見つめる少年達。

しかも、遥に熱い視線を送っているのは生徒ばかりではなかった。
プールサイドに仁王立ちになって生徒達に視線を送っている教師の作田も
その一人だった。

作田は30人ほどの生徒達に目を配りつつも常に視線の中に遥を捕らえていた。

(あの「まりん」のスク水姿が拝めるとはな…教師になって本当によかった…)

水に濡れてぴったりと細い身体に張り付いた濃紺のスクール水着を身に纏った
美少女を瞬きするのも忘れ見つめる。
427名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 16:33:52.93 ID:2cXMQ6OV

(「まりん」はお堅い局の番組だからな…アレに出てる間は
 他のジュニアアイドルみたいに水着のDVDなんて絶対出ないだろうし、
 アイツの親も固いから娘にそんな仕事はさせないだろうしなぁ…)

残念そうにため息をつく。
実は作田はロリータコンプレックスと言われる性癖の持ち主であった。
小学校の教師になったのも教職に就けば毎日大っぴらに少女たちと触れ合えると
考えたからである。

教室の中を歩きながらキャミソールやTのシャツの脇から顔を覗かせている
まだ幼い乳房たちを堪能し、教壇の椅子に腰掛けた視線の先に広がる無邪気に
広げられた脚の間から見えている色とりどりのデルタ地帯を目に焼き付ける。
そんな教え子たちの悩ましい姿を思い浮かべ、自宅で自慰に耽るのが
作田の密かな楽しみであった。

そんな作田にとって話題の美少女アイドルである遥の担任になれたのは
神からのプレゼントとしか思えない出来事だった。

作田はこの学校に転勤してくる前から遥の熱烈なファンであった。
学校から帰るとまず録画しておいた「まりん」を見る。
番組のDVDも全て揃えており、遥が掲載された雑誌も全て購入していた。

作田の家の本棚にずらりと並んだ運動会や水泳大会、林間学校などで
教え子達を「密かに記録した」写真が収められた秘蔵のアルバムの隣には
「キッチンアイドルまりん」「倉原遥」とタイトルの付けられた数十冊の
アルバムが並んでいた。

雑誌や新聞の切抜きばかりが貼り付けられていたその「遥コレクション」に
一般のファンが決して目にする事の出来ない素顔の遥が写った写真が加わったのは
遥が6年生になって作田の教え子となってからである。

(今日で遥のスク水を拝めるのも最後か…)
夏の間、作田は水泳の授業のたびにスクール水着にほっそりとした体を包んで
泳いでいる美しいマーメイドのような美少女の姿をじっくりと目に焼きつけて、
帰宅すると着替えもそこそこにそれを脳裏に浮べて自慰に耽っていた。

女子生徒や母親達にも評判の爽やかな風貌からは想像も出来ない
担任教師の異常な性癖を遥は知る由もなかった。
428名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 16:48:05.85 ID:2cXMQ6OV

三十歳には見えない若々しさと爽やかな笑みを湛えた作田にプールサイドに
座っている数人の女子生徒がちらちらと目をやり、ひそひそと何かを話している。

彼女たちの視線は引き締った体にぴったりとフィットした競泳用の
ビキニパンツに注がれている。

遥の水着姿を眺めている作田の小さな水着の薄い生地を通して、
女生徒たちの腕ほどの太さの肉茎と巨大な亀頭の形がくっきりと
浮かび上がっていた。

「作田先生のアレ、パパよりずっとおっきい…」
「オ、オトナの人のってあんなに凄いんだ…ウチの男子と全然違う…」
「アレの先っぽ…まるで亀の頭みたいな形してる…」

男子同様に女子も異性に強い興味を抱き始める年頃である。
まだ「コドモ」のクラスの男子より「オトナの男」である作田に
性的な関心を持つ女子生徒も少なくなかったのであった。
しかしその「憧れのオトナの男」が自分たちのあられもない無い姿を
想像しながら毎晩自慰に耽っているとは彼女たちは夢にも思っていなかった――

(……っといけね…時間だ)
遥に見とれていた作田が時計に目をやり慌てて口に咥えたホイッスルを吹く。

甲高い笛の音とともに生徒達がわいわいと騒ぎながらプールから上がる。

女子児童たちは作田の立っているすぐ脇にあるアルミの手すりに掴まり
プールから上がってくる。

目の前を瑞々しい体から水を滴らせながら横切っていく教え子達の
悩ましい姿を瞬きもせず見つめる。

(き、来たっ…!)
大人顔負けの乳房やまっ平らな胸元を堪能していた作田がごくりと唾を飲んだ。

「よいしょっ……」
小さく声を漏らし、手すりを掴んだ遥が飛沫を上げながら水面から上がってくる。

「あっ…!」「は、遥っ…!」「や、やだっ…」
突然、手すりのそばに座っていた数人の女子生徒が大きな声を上げた。
中には顔を真っ赤にしてうつむいてしまった少女もいる。

「えっ…?ど、どうしたのみんな?」
プールサイドに立った遥がざわめくクラスメイトを不思議そうな顔で見た。

「は、遥っ…し、下っ…出てるっ…出てるよっ…」
親友の美羽が頬を赤らめ、遥の下半身をちらちらと見ている。

「………?」
何事かと思いつつ、遥が下半身に目をやる。

次の瞬間――

「きゃあっ!!!」
遥が悲鳴を上げて顔を手で覆った。

水に濡れてぴったりと細い体に張り付いた濃紺のスクール水着が食い込んだ
股間の脇から数本の漆黒の太いヘアがはみ出し、白い太ももにぺったりと
張り付いていた――
429名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 16:59:34.75 ID:2cXMQ6OV

「遥っ…!こ、これっ…は、早くっ…」
慌ててフェンスに掛けてあった自分のバスタオルを取って来た美羽が
遥に大きなタオルを渡した。
遥は顔を真っ赤にしてタオルを受け取ると急いでそれを広げた。

しかし、わずかに遅かった――

「く、倉原…そ、それ…」
ざわめいている女生徒たちの後ろに立っている担任教師がしっとりと濡れて
太ももに張り付いている漆黒のヘアを瞬きもせず見つめていた――

遥の悲劇はまだ終らなかった。

女子の騒ぎに何事かとやってきた男子生徒たちが遥の姿を見て
プールの外まで聞こえるような叫び声を上げた。

「あっ!く、倉原ま○毛出てるっ…!!!」
「すげえ…倉原ってもうあんなにま○毛生えてるんだ…」

「いやぁーっ!!」
遥がプール中に響く悲鳴を上げると顔を覆ってプールサイドにしゃがみ込んだ――

----------------------------------------------------------------------------

「うっ…うっ…うっ…先生や男の子たちにアソコの毛が出てるの見られちゃったよぉ…」
大きなバスタオルを下半身に巻いてくれている美羽の前に佇み、顔を手で覆って
泣きじゃくっている遥。

「大丈夫だよ…先生も男子もあっちに行かせたから…もう泣かないで…」
今をときめく美少女アイドルであるクラスメイトのアンダーヘアを一目見んと
群がってきた男子生徒を追い払い、担任の男性教師にも向こうに向いていてもらうように
頼んで親友の世話を焼いていた美羽が突然、びくりと体を震わせた。

(や、やだ…作田先生…も、もしかして、は、遥のを見て……?)

自分たちからわずかに離れた所に顔を上気させて立っている担任教師の
小さな競泳パンツの股間が布を突き破らんばかりに大きなテントを
張っているのがはっきりとわかった。

(や、やだ…センセイって私たちの事そんな風に…)

美羽が顔を赤らめ、そっと目を逸らした。
430名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 17:02:50.81 ID:2cXMQ6OV

(あれでプールが嫌いになっちゃったな…人前で裸になるのも…)

硫黄の香りの漂う湯につかりながら遥がため息をついた。

あの事件があって以来、遥は友人に誘われても決してプールや
海に行こうとしなくなった。

家族と温泉にきても他人が入っていると入浴をやめてしまうほどであった。
それほどあの事件は遥にとって大きなショックだったのである。

幸い、小学校卒業後に進学した私立の女子校は水泳の授業がなく、
公共放送局の番組を担当していた遥は他のジュニアアイドルのように
水着のイメージDVDなどに出る事は禁止されていた。
そして番組終了とともにそのまま芸能界を引退した為、遥は他人の前で
水着姿を見せる事は無かったのである。

その遥が久しぶりに水着を着たのは高校三年の夏であった。
付属の大学に進学せず、外部の大学を受験する遥はクラスメイトと過ごす
最後の夏ということもあり受験勉強の合間を縫ってとあるプールに出かける事に
したのであった。

プールへ行く前日の夜――大きな姿見の前で初めてスクール水着以外の水着を
身につけた遥が鏡を見ながら小振りなヒップの割れ目に食い込んだカラフルな水着を
引っ張っている。

(大人しいデザインのヤツを捜してきたけど…それでも……)

散々デパートの水着売り場をまわって捜した水着は若い女性向けとしては
大人しいデザインであった。

それでも股間の布地は小振りなヒップに食い込み、大切な部分からは
ちょろちょろと漆黒のヘアがはみ出してしまっている。

「やっぱりお手入れしないと大変な事になっちゃう…」

遥はため息をつくと肩紐を下ろし、するすると水着を引き下ろした――

------------------------------------------------------------------

(こ、こんな格好、ママたちや浩輔に見られたら……)

遥は両親や弟が部屋に入ってこないように水着に着替える前に掛けた鍵を
再度確認し、一糸纏わぬ姿になって大きな姿見の前に座るとM字のように
大きく足を広げた。

(は、恥ずかしい…こんな格好…)
あられもない自分の姿に頬を赤らめている遥。

(で、でも…ちゃんとお手入れしていかないと6年生の時みたいに……)

クラスメイトの女子だけでなく、男子生徒、さらには担任教師にまでアンダーヘアを
見られてしまったあの時の事を思い出し、全身が真っ赤に染まる。

遥は床に置いたファッション誌に載っている夏の為のムダ毛処理の記事を見ながら、
黒々したヘアがうっそうと生い茂っている大切な部分に小さな電動シェーバーを当てた――
431名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 17:07:28.96 ID:2cXMQ6OV

こうして遥は大学に進学後も友人や家族とプールや温泉などに行く時は、
しっかりとアンダーヘアの手入れをしてから出かけるようになった。

しかし、今回のロケでは他人と一緒に入浴したり、裸になる機会は
無いはずであった。
その為、遥は普段同様、自然のままの状態でこのロケにやって来ていた。

(こんな所でヘアを剃ってる所を彩香さんに見られたらもっと恥ずかしいし……
 出来るだけ見られないようにするしかないわ…)

湯の中でワカメのようにゆらゆらと揺らめいている漆黒のヘアを見つめ、
ため息をついた。

その彩香は今、悪魔に犯されている真っ最中であった。

「あんっ…!んんっ…あはぁっ!!」
静かな部屋に悩ましい声が響いている。

「前からすげえとは思ってたけど、こうしてナマで見るとほんとにでっかいな……」
ベッドの上に四つんばいになった彩香を後ろから激しく突き立てている香田が、
ぶるんぶるんと激しく前後に揺れているたわわな乳房を鷲づかみにしてニッタリと笑った。

「お、お願いします…も、もうやめて下さい…」

荒々しく乳房を揉みしだきながらばしんばしんと腰を叩きつけている父親と
同い年のプロデューサーに向かって22歳のアシスタントディレクターが
涙を浮かべ訴える。

「さっきまでの威勢のよさはどうした?え?
 一回挿入れられただけでもう降参か?」

理知的な顔立ちをさらに引き立てているメガネの奥のつぶらな瞳に涙を浮かべている
彩香のむっちりとしたヒップにでっぷりと膨らんだ腹を揺らし腰を叩きつけている香田が
唇を歪め、吐き捨てるように言った。

「い、痛いの…ぬ、抜いて…抜いて下さい…」
まだ誰のものも受け入れた事の無かった大切な部分に30センチはあろう
巨大な肉棒を打ち込まれている24歳の女性ADが涙を流し、全身を震わせる。

「もうオトナのくせにガキみたいに割れ目が丸見えなのが妙にエロいな…
 小坊や中坊の子役のガキどもにブチ込んだ時の事を思い出すぜ…」

まだ小学生のように細く縮れたヘアが薄っすらと彩っているだけで、
割れ目がはっきりと見える大切な部分に出入りしている血まみれの肉棒に目をやり、
香田が下卑た笑みを浮かべる。

「しかも予想通りヴァージンときたもんだ……
 オマエ、確か小学校から大学までずっと女子校だったよな?
 高校まで有名お嬢さま学校で育って大学は国立の日本一の難関女子大だ。
 ガキの頃から勉強ばっかしててオトコと付き合ったことなんか無かったんだろ?」

「……………」
ぎゅっと目を閉じ、体を引き裂かれるような激痛に耐えている彩香を
嘲るように笑う。

香田の言う通り、彩香は24歳の今に至るまで一度も男性と交際した経験が無く、
セックスはおろかキスすら未経験であった。
父親以外の男性の手を握った事すら無かったのである。
432名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 17:10:20.72 ID:2cXMQ6OV

「たまんねぇ…ぐいぐい締め付けてきやがる…」
犬のように四つんばいにした娘と同い年の女性ADを突きたてながら
香田がうっとりと呟いた。

「た、助けて…お母様…お父様…」
「お母様、ときたか。大体、オマエみたいなお嬢さまがこんなとんでもない
 世界に来たのがそもそも間違いだったんだよ」
ほっそりとした腰をがっちりと両手で掴み、彩香の膣内から染み出した液体で
ねっとりと光っているどす黒い肉棒を突き立てながら唇を歪める。

「うんっ…!くくっ…んあっ!!」
シュシュで纏めた艶やかな黒髪を揺らし、部屋の外まで響く声を上げている彩香。

「この業界じゃこんな事普通だぜ。
 温室育ちのお嬢さまが興味本位で入ってきたのが運のツキだったな」
ほっそりとした体にはアンバランスにさえ思えるむっちりとしたヒップに
弛んだ腹を揺らしながら腰を叩きつけ、香田が吐き捨てるように言った。

「……そろそろ射精すぞ」
香田が体を小刻みに震わせ始めた。

「あっ…い、嫌…あ、赤ちゃん…赤ちゃん出来ちゃう……」
香田の言葉を聞いた彩香がびくんと体を震わせる。

「ふ…あんなお嬢さま学校でもちゃんと膣内射精しの意味は教えているんだな。
 「赤ちゃんはコウノトリが運んできます」とか教えてると思ってたよ」
不摂生な生活とだらしない性格を如実に表している弛んだ腹を揺らし
ケラケラと笑うと、とても50歳とは思えないスピードで腰を振りながら、
彩香のほっそりとした腰をぐいっと引き寄せた。

次の瞬間――

「はうーんっ!!!」

部屋の外まで響き渡る声を上げ、彩香が瑞々しい裸体を弓のようにのけぞらせた――
433名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 17:11:51.00 ID:2cXMQ6OV

「遥20歳――堕ちた天使」 本日の投下は以上です。

どうもありがとうございました。

434名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 21:59:25.22 ID:HsHRDgko
>>433
おお、やはり「はう〜ん!」のひと(瞬君シリーズの人)でしたか!
GJです! 続き楽しみにしています。
435名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 14:12:20.41 ID:QxpUZjKF
瞬君シリーズって何だ?
436名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 18:01:24.49 ID:vFgBcG6D
文脈からすると「はう〜ん!」のひとだろ
437名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 20:24:10.56 ID:TzNj89dQ
えらい懐かしいな、瞬シリーズ
そういえば、キャラ名+年齢と言うタイトルの付け方だったっけ
438名無しさん@ピンキー:2011/11/01(火) 23:27:25.68 ID:5z9Rq6S/
>>423-433
GJです!
彩香ちゃんと遥ちゃんが可愛すぎる
遥ちゃんは陰毛濃い目か……ゴクリ
野呂とか作田センセとか濃いキャラが居るな
そして香田はもっとエグい事して良いぞw

しかし瞬君シリーズとは懐かしいあの方でしたか
続き待ってます
439名無しさん@ピンキー:2011/11/02(水) 00:26:32.11 ID:IZnNtTdk
>>435
鬼畜な小学生瞬君が「大活躍」するSSのことだよん

保管庫 7章あたりから連載(女の子の名前・年号・季節)なタイトルが目印
ttp://w.livedoor.jp/kichiku/
440名無しさん@ピンキー:2011/11/04(金) 05:53:22.80 ID:8dKkwUiv
>>433
続き期待
441名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 01:40:42.31 ID:1uoj3P4w
次の瞬間――
あいーん!あおーん!はうーん!

シリーズはやっぱり笑ってしまう
これはブツンズッニュー!系SSの楽しみだな
442名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:01:25.36 ID:wxoOoNF7

「遥20歳――堕ちた天使」読んで頂いてる方々ありがとうございます。

随分前にこちらに書いた作品の事をまだ覚えてくださっている方々も
いらっしゃるみたいで驚きました。
今回の作品もよろしくお願いいたします。

それでは続きを投下させていただきます。


---------------------------------------------------------------

「よし、次はコイツを綺麗にするんだ」

ベッドの上に仁王立ちになった香田が、亀頭からよだれの様に白い液体を
垂らし、だらりと首を垂れている巨大な肉棒を呆然として自分の前に
へたり込んでいる彩香の小さな唇にぐいと押し付ける。

「あ、い、嫌…」
小さく顔を振って唇に押し付けられた父親と同い年の男の性器を
振り払おうとする彩香。

「いいからさっさと舐めろ。それとも膣内に射精れるほうがいいか?」

「わ、わかりました…言う通りにしますから…もう膣内には射精さないで…」

メガネの奥の涼やかな瞳に薄っすらと涙を浮かべた彩香はすがるように言うと、
破瓜の血と自分の体内から染み出した淫らな液体でどろどろに汚れている
どす黒い肉棒に恐る恐る舌を伸ばした。

「最初からそうすりゃいいんだ。いいか、舌をち○ぽ全体に絡ませるように
 ゆっくりと舐めるんだ」

「はい……」
そっと目を閉じると彩香は父親と同い年の男の肉棒にねっとりと
舌を絡め始めた――
443名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:05:19.76 ID:wxoOoNF7

「ん…ふ…」

飾り気の無い黒いセルフレームのメガネにごく薄いメイクという
大学の研究室にいる理系の学生の様な雰囲気の24歳のアシスタントディレクターが、
薄いピンクのルージュを塗った唇をべっとりと精液で汚しながら子供の腕ほどもある
どす黒い肉棒を慈しむようにねっとりと小さな舌を絡ませている。

(こういういかにも頭の良さそうなオンナに無理やり言う事を聞かせるってのが
 堪らないんだよな…)

三流大学をようやくの思いで卒業し、伯父のコネでこのTV局に潜り込んだ
香田は自分と違い、実力で何百倍もの競争を勝ち抜いて入社してきた
彩香の様な才媛を力ずくで凌辱する事に歪んだ悦びを覚えていた。

香田にとってこの業界はまさにパラダイスであった。
この業界では人間として決して許されない忌まわしい行為が全て容認されていた。

15年前――とある番組のディレクターであった香田は出演者の「女性」の楽屋にいた。

「凄いよ樹理亜ちゃんのま○こ…ち○ぽをきゅんきゅん締め付けてくるよ…」

香田がその「女性」の小さなヒップに激しく腰を叩きつけながら恍惚の表情を
浮かべている。

「んふ…んんっ…んんっ…!」
小さな口の中にもう一人の男のいきり立った肉棒をねじ込まれている
その「女性」はつぶらな瞳に涙を浮かべ声にならない悲鳴を上げている。

「ほら、しっかりしゃぶっておじさんをイカせないといつまでも終らないよ?」
「女性」の口にどす黒い肉棒をねじ込んで腰を振っている男がよだれを
垂らさんばかりの笑みを浮かべる。

「しかし、財津さんも好きですね…この子、娘さんと変わらない年でしょう?」
香田が「女性」を後ろから突きたてながらニッタリと笑った。

「ああ、下の娘と同い年だ。こうしてると娘に咥えてもらってるようで興奮するよ」
46歳のプロデューサーは耳を疑うような言葉を平然と言い放った。

「つくづくこの業界に入ってよかったと思いますよ。
 只のサラリーマンじゃこんな事絶対出来ないですから…」

楽屋の畳の上に一糸纏わぬ姿で四つんばいになっている11歳の少女に
巨大な肉棒を打ち込みながら香田が満面の笑みを浮かべた。

香田は自分が担当していた子供向け番組のMCを努めていた小学校5年生の
子役の少女をプロデューサーの財津と二人がかりで犯していたのである――
444名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:11:13.02 ID:wxoOoNF7

数分後――

「んふーっ!!!」
口内と膣内に同時に熱い液体を注ぎ込まれた樹理亜が声にならない悲鳴を
上げてびくんと体を震わせた。

「樹理亜ちゃんは本当にいいま○こしてるね。
 これならスポンサーのおじさんたちもきっと喜ぶよ。
 これからは樹理亜ちゃんもママと一緒にそういう人達に「接待」をするんだからね」
11歳のまだ幼い膣内にたっぷりと精液を注ぎ込んだ香田がニッタリと笑った。

「樹理亜ちゃんのママのおっぱい、凄くおっきくって柔らかいよね…
 「みんな」褒めてたよ。「あの奥さんのおっぱいは絶品だよ」ってね。
 知ってるかな?ママはおっぱい揉まれるのが大好きなんだよ。
 おじさんが後ろからおっぱい揉んであげると「あんあん」って可愛い声を
 出して悦ぶんだ。
 でも本当はおじさん、樹理亜ちゃんみたいなまだぺったんこの
 おっぱいが好きなんだよ」
まだ乳首の周辺が膨らんでいるだけの乳房と呼ぶにはまだ早い、
幼い膨らみをねっとりと揉みしだきながら財津が下卑た笑みを浮かべた。

「…………」
樹理亜は唇からよだれのように白い精液を垂らし、まだ産毛しか生えていない
幼い割れ目から精液を溢れさせうつろな目をして畳の上に倒れている。
その二重のつぶらな瞳には薄っすらと涙が浮かんでいる。

小さなリボンの付いたレモンイエローのジュニアショーツで肉棒の汚れを
拭いながら一糸纏わぬ姿で倒れている美少女を見つめ下卑た笑みを浮かべている香田。

一方、財津は先端から白い液体を垂らしたまま、放心状態の樹理亜の
まだ幼い膨らみに音を立てて吸い付いている。

ようやく樹理亜が地獄から解放されたのはこの一年間、娘を守る為にスポンサーや
香田たちに自分の身体を差し出していた母親が迎えにくる直前であった――

この様な人間とは思えない悪魔の様な行為を香田とともに行っていた財津が
今や、全てのスタッフを統括する責任者である局長を勤めていた。

香田の言う通り、この業界は末端の女性スタッフのセクハラの訴えなど
聞き入れてもらえるような世界ではなかったのである。

445名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:16:05.43 ID:wxoOoNF7

窓の外が白み始めた頃、彩香はようやく地獄から解放された。

「よし、とりあえず帰っていいぞ。30分後には中継に出るからな。
 ちゃんと来いよ」
でっぷりと膨らんだ腹の上に乗っている娘と同い年の美しいADに向かって
ニッタリと笑ってみせる香田。

「………」
うつろな目をした彩香が自分よりも遥かに背が低い、豚のような男の上で
ゆっくりと立ち上がる。

ぬぷっ……

割れ目がはっきりとわかるくらい薄いヘアが彩っている彩香の大切な部分から
どす黒い肉棒が淫らな音とともに引き抜かれる。

どろっ……

次の瞬間、その巨大な物の形そのままにぱっくりと口を開けた穴から
白い液体が勢いよく溢れ出した――

-------------------------------------------------------------------

(さ、3回も膣内に射精れちゃった…そ、その上あんな所にも…)

壁を伝うようによろよろと歩いている彩香の目に大粒の涙が浮かんでいる。
小刻みに震えているその足はまるで股間に何かが挟まっているように
O脚になっている。

「あっ、彩香さん、どこ行ってたんですか!?」
ようやく部屋に戻ると身支度をしてらしい遥が慌てて駆け寄ってきた。

「近くに住んでる友達と会ってたらすっかり遅くなっちゃって…
 も、もう中継に出かける時間よね…」
「は、はい…でも大丈夫ですか?顔色が悪いですよ?」

「だ、大丈夫…徹夜しちゃったから…ごめんね、心配したでしょ…?」
「い、いえ…でもお風呂にも来なかったし、部屋にも帰ってこないから…」

「悪かったわね…すっかり心配かけちゃって…すぐに着替えていくから
 先にロビーに下りててもらっていいかしら…」
「あ、は、はい…」

彩香は戸惑いの表情を浮かべながら遥が部屋から出て行くと震える指で
ブラウスのボタンを外し始めた。

憎んでも憎みきれない悪魔の様な男の爪によって糸がほつれてしまった
モカブラウンの上品なハーフカップのブラを外すと、すらりとした長身には
アンバランスにさえ見える豊満な釣り鐘型の乳房が露わになる。

たわわに実ったその瑞々しい乳房には彩香が激しい凌辱を受けた事を物語る
痛々しいミミズ腫れが何本も走り、無数のキスマークが付いている。

「………」
肌理細やかな白い肌に刻み込まれた痛々しい爪痕をそっと指でなぞる彩香。
その目に大粒の涙が浮かび上がって、頬を伝って流れ落ちた――
446名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:19:29.44 ID:wxoOoNF7

「あっ……」

わずかに腰を屈め、むっちりとしたヒップに食い込んでいるブラと揃いの
レースをあしらったモカブラウンのセミビキニのショーツを引き下ろした瞬間、
彩香がぴくんと身体を体を震わせ、小さく声を漏らした。

ぷちゅっ……

無意識の内に力を入れていた肛門への意識がわずかに緩んだ瞬間、
痛々しく裂けてしまっているアナルから精液が勢いよく噴き出した――

「いやぁぁ……」
思わず彩香が顔を覆ってしゃがみ込む。

その間にも直腸の中に注ぎ込まれた香田の精液はぱっくりと裂けてしまった
彩香のアナルから溢れ出してカーペットの上に白い染みを作っている。

「こ、これじゃ外にいけない……」
よろよろと立ち上がった彩香が途方にくれている。

早くロビーに行かなければ遥が部屋に戻ってくるかもしれない――

もしこんな姿を見られたら――彩香は慌ててスーツケースから
小さなポーチを取り上げると中から小さなビニールパックを取り出した。

クロッチの部分に鮮血が染み込んでいるショーツを丸めてスーツケースに押し込み、
真新しいミントブルーのショーツを手に取るとビニールパックを破いて
その中に入っていた生理用ナプキンを貼り付ける。

「と、とりあえず、こ、これで……」
ヒップの後ろまで覆う大きなナイト用ナプキンならばアナルから噴き出してくる精液と
滲み出てくる鮮血が外に漏れる事を防いでくれると彩香は考えたのだった。

「よ、よし……」

彩香は大きなナプキンを貼り付けたミントブルーのショーツに足を通し、
ピュアホワイトのブラジャーに悪魔に受けた凌辱の爪痕の残る豊満な乳房を
収めると番組のロゴの入ったオフワイトのポロシャツに濃紺のジーンズという
「ADルック」を身に纏った。

「……私、これからどうなっちゃうんだろう」

スーツケースを手にドアを開けながら彩香がぽつりと呟いた。
その瞬間、メガネの奥の涼やかな瞳から一粒の涙が落ちた。
447名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:25:35.96 ID:wxoOoNF7

(やっぱり彩香さんおかしい…一体何があったんだろ…?)

カメラに向かって微笑みを向けていた遥がカメラマンの足元で
中継の残り時間を書いたスケッチブックを持っている彩香に
戸惑いの視線を送る。

遥の着けているヘッドセットのイヤホンから流れてくるディレクターの
カウントダウンの声と彩香の掲げているスケッチブックの時間が完全に
ずれてしまっている。

彩香はスケッチブックを遥に向けてはいるが、心ここにあらず、といった感じで
ぼんやりと何が考え込んでいる様子であった。

(大丈夫かな彩香さん……)

中継が終わり、すぐに開かれた反省会でディレクターにこっぴどく
叱られていた彩香ががっくりとうなだれて、機材を運んでいる。

その足取りが重いのは遥にも理解が出来たが、遥が気になったのは
その歩き方であった。

(なんであんな変な歩き方…)

ケーブルの入ったケースを抱きかかえてロケバスに向かって歩いている彩香は
まるで股間に何かが挟まっているかのようにO脚になっている。

普段の彩香はまっすぐに背筋を伸ばし、すらりと伸びた長い足で
まるでファッションモデルがステージを歩くような美しい歩き方をしていた。
それが今日はまるで別人のように不恰好な姿で歩いているのである。

一晩中香田の巨大な肉棒を打ち込まれ続けていた彩香は未だに大切な部分に
父親と同い年の男の性器が挿入されているような錯覚に陥っていた。

(ま、まだアソコにアレが挿入ってる感じがする…
 あんな子供の腕みたいなおっきいお○んちん挿入られちゃったからだ…)

ずしりと重いケースを運びながらジーンズに包まれた太ももをもじもじと
擦り合わせ彩香が頬を赤らめた。

姉のように慕っているスタッフの異様な姿に戸惑っている遥と、陰鬱な表情を浮かべ
黙り込んだままの彩香を乗せ、ロケバスは次の中継地へ向けて出発した――

448名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:28:05.26 ID:wxoOoNF7

二人を乗せたロケバスは昼過ぎに次の中継地に到着した。

「うわ…すっごい…」

バスを降りた瞬間、遥が思わず声を漏らした。

遥の目の前には中世ヨーロッパの荘厳な城が燦然とそびえ立っていた――

日本にいることを忘れてしまいそうになるその古城はその昔、とある国の貴族が
住んでいた物をこの町の住民達が町おこしの為、苦労の末に手に入れて
観光の目玉としたものであった。

細部に至るまで忠実に移築されたそれは内部をホテルとして改装し、
隣接する湖にやってきたリゾート客をもてなす事が出来るようになっていた。

「従者の部屋は手軽に中世ヨーロッパの雰囲気を味わいたいファミリー向けに、
 側近達の部屋は少しリッチな気分を味わいたいカップルなどに、そして
 主の居室だった部屋はハネムーンなど優雅な時間を過ごしたい方のための
 スイートルームとして提供させていただくつもりです」

遥たちスタッフの横で香田に熱心に話しているのはこの城を先頭に立って
誘致してきた町役場の助役である。

「この古城ホテルをそちらの番組で取り上げていただければ素晴らしいPRになります!
 なにとぞよろしくお願いいたします!」
人の良さそうな顔をした助役が香田に向かって深々と頭を下げる。

「お任せ下さい。ウチの番組は朝の時間帯で10年間視聴率トップですからね。
 宣伝効果は抜群ですよ」
小さく鼻を鳴らし胸を張る香田。

「特に数字の高いのが今回こちらを紹介するコーナーの「お目覚めお天気」です。
 で、この子がそのコーナーを担当している倉原遥です」

遥の肩をぐいと抱き寄せ、ニッタリと笑う。

「よ、よろしくお願いします」
戸惑いの表情を浮かべつつ、遥は助役に頭を下げた。

------------------------------------------------------------------

「うわぁ…お部屋も凄い…」
割り当てられた部屋に足を踏み入れた瞬間、遥の口から思わず溜息が漏れた。

その昔、城で働くメイドが使っていたという部屋は決して広いとは言えないが、
見事な彫刻の施された家具や木製の頑丈そうなベッドが並び、まさにおとぎ話に
出てくる部屋そのものであった。

「こんな凄いお部屋を1人で使えるのは嬉しいけど、彩香さんが心配だな……」
遥が顔を曇らせる。

今夜、遥たち一行は町役場の厚意でオープンを間近に控えたこの古城ホテルに
宿泊させてもらうこととなっていた。
しかもスタッフ一人ひとりに客室が割り当てられ、遥や彩香達ADには
従者の使っていた部屋が、ディレクターたちには側近の部屋が、そして香田には
主の使っていたベッドルームが三つもある広大なスイートルームが提供されていた。

この荘厳な古城が忌まわしい凌辱の舞台になるとはその時、遥は想像もしていなかった――
449名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:33:59.40 ID:wxoOoNF7

古色蒼然とした巨大なダイニングでミーティングを兼ねた早めの夕食を済ませ、
部屋に戻ったスタッフたちの泊まっている部屋の一つの中で荒い息を吐きながら
いきり立った肉棒を激しくしごいている男がいた。

100sを優に越える巨体をベッドに横たえ、枕元に置いたノートパソコンを見ながら
びくんびくんと脈打っている肉棒を脂肪のついたグローブの様な手でしごいているのは、
遥をストーカーの様に追い回しているあのADの野呂である。
個室をあてがわれたのを幸い、早速野呂は自慰に耽っていたのだった。

私物のノートパソコンに写っているのは女性のスカートの中を写した動画である。

下から見上げるようなアングルで女性のスカートの中を捉えたその映像には、
黒いニーソックスに包まれたほっそりとした足と小振りなヒップにぴったりと
フィットしている淡いピンクのショーツがはっきりと映っている。

「逆さ撮り」と呼ばれるその映像は他でもない、遥のスカートの中を写した物だった――

野呂はネットで購入した小型カメラを仕込んだ盗撮用の靴を使って撮影した
「お宝映像」を見つめ、蕩けるような表情を浮かべている。

それは局内で仕事をしている遥を写した物であった。
黙々とコピーをとっている遥の背後から足を差し入れて撮影したらしいその映像は
ネットでよく見るその手の映像と比べて格段に鮮明な映像であった。

野呂がネットの海の底から探し出したその靴に仕込まれたカメラは
最先端医療の現場で使われている内視鏡に使われているものであった。

何の変哲も無いスニーカーの先端に開いた針の穴ほどの小さな穴。
その中にはわずかな光を数倍に増殖し、薄暗いスカートの中を昼間のように
写し出す事の出来る高性能レンズが埋め込まれていた。

よもやそんなおぞましいモノを身に着けた男が自分のスカートの中を盗撮しているとは
知る由も無い遥は、素知らぬ顔で後ろに立っている野呂にパステルピンクの
ショーツを晒したまま、明日の天気予報に使う資料をコピーしている。

外国製の高級車が余裕で買えるほどの価格のレンズに捉えられた遥のスカートの
内部はまるで照明を当てたように明るい。

ほっそりとした太ももに生えている産毛やショーツによっている
悩ましいシワまでがくっきりと映し出されていた。

「ああ…こんなんじゃなくてナマで遥ちゃんのパンティが見たい……」

千切れるのではないかと思うほど激しく肉棒をしごきながらパソコンの
画面を食い入るように見つめ呟く野呂。

35歳の今まで排泄と自慰にしか使った事の無い巨大な肉棒を荒い息を
吐きながらぎゅんぎゅんとしごき上げる。

次の瞬間――

「はうぅっ!」
コピーした書類を取る為にわずかに腰を屈めた遥のパステルピンクのショーツが
小さなヒップに食い込んだ瞬間を捉えた映像に向って野呂が白い液体を飛び散らせた――

450名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:36:49.35 ID:wxoOoNF7

「も、もうガマン出来ない…」

白い液体でどろどろに汚れた肉棒をティッシュで拭いながら、
野呂がボソリと呟いた。

まだ彼女が小学生のジュニアアイドルだった時から思いを募らせてきた。
しかし、その彼女はまったく「自分の気持ち」をわかってはくれない……

その苛立ちが野呂を悪魔へと変えていた――

「今夜、この広いお城にはウチのスタッフだけ…チャ、チャンスだ……」
思い詰めた表情の野呂がごくりと唾を飲んだ。

「こ、今夜、遥ちゃんをレ、レイプする…!」

野呂の目がぎらりと光った――

----------------------------------------------------------------

香田のみならず、野呂までが自分の身体を狙っているなどとは
夢にも思っていない遥はポロシャツにショートパンツというラフな格好で
ベッドに寝転がっていた。

(彩香さんのお部屋に行ってみようかな…でも…)

壁一つ隔てた部屋にいる姉の様なADの元を訪ねるべきか遥は悩んでいた。

(心配だけど、余計なお世話かもしれないし…どうしようかな…)

天井を見上げ、溜息をつく。

その時――

「遥ちゃん、居る…?」

分厚い木製のドアがノックされ、彩香の声がした。

「あ、は、はい…!すぐ開けます!」
遥は慌ててベッドから飛び起きると、ずっしりと重みのあるドアを開けた。
451名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:40:17.85 ID:wxoOoNF7

「疲れてるのにつき合わせて悪いわね…」

薄暗い螺旋階段を下りながら何か思い詰めたような様子の彩香が
後ろを振り返り弱々しい笑みを浮べた。

「いいえ、全然。ちょうど私も彩香さんとお話したいと思ってたんです」
遥が小さく微笑んだ。

「そう……」
彩香は遥から目をそらすように前を向くと、下へと続いている石造りの
階段を下りていく。

「こ、ここは…?」
分厚い鉄の扉が取り付けられている地下室の前に立った遥が
不安げな表情を浮かべている。

「話があるから付き合って欲しい」と言われ彩香に連れて来られたのは、
城の地下深くにある薄気味悪い部屋だった。

「入って……」
彩香は錆付いた鉄扉を開けると、ゆっくりと部屋の中へ入った。

「うわ…凄い…」
黴臭い薄暗い部屋の中に足を踏み入れた遥が思わず声を上げた。

石造りの部屋の中には甲冑や絵画、彫像などが雑然と並んでいる。

「ここはね、いずれ改装してこうした所蔵品を展示する博物館にするそうなの…」
「へえ…そうなんですか…」
いわくありげな品々を見回し、溜息をつく遥。

「ここなら人が来ないから…」
彩香がうつむいてぼそりと呟いた。

「元々、ここはこういうものが置いてあったんですか…?」
彩香の意味ありげな呟きに気が付かない遥はきょろきょろと部屋を
見渡している。

「元々は主のある楽しみの為の秘密の部屋だったんだ」

「こ、香田さん…!ど、どうしてここに……?!」

薄暗い部屋の奥から突然現れた香田に驚きの声を上げる遥。

「この地下室はこの城の主だった男が自分の「趣味」の為に作った部屋だそうだ」
苔むして黴の臭いのする石造りの部屋をぐるりと見回し、ニッタリと笑う。

「しゅ、趣味って…?」
薄暗い地下室の中に突然現れたプロデューサーに戸惑いと不安を隠せない遥が
おぞおずと尋ねる。

「家具も何も無い部屋に只一つあったのがコレだ」

壁際に置かれている木製の大きなベッドを指差す香田。

「べ、ベッドだけ…?」
戸惑いの表情を浮かべている遥に向って香田が言った。
452名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:44:50.96 ID:wxoOoNF7

「そう、つまりこの部屋はベッドだけあれば用が足りてたって事だ」
「えっ…?」

「わからないか?お嬢さまはこれだからな…彩香、この世間知らずの
 お嬢さまにわかりやすく教えてやれ」

(さ、彩香って…彩香さんの事を名前で呼び捨て…!?)
驚きの表情を浮かべ、横にいる彩香を見る。

「はい、わかりました…」
香田にまるで「自分のオンナ」と言わんばかりの口調で呼ばれた彩香が、
まったく感情の感じられない声で返事をした。

「この部屋はね、この城の主が自分に仕えるメイドの女性たちを
 夜な夜なここに呼び出しては犯していた部屋なの」

「えっ……?」
大学の研究生の様な理知的な美女から出てきた卑猥な言葉に唖然とする遥。

「このお城のメイドさんたちはとても若い女性ばかりだったそうよ……
 遺されていた資料によれば一番年上の女性で19歳、ほとんどのメイドさんは
 16、7歳だったって…」

「中にはまだ11歳、12歳の幼い少女たちもいたそうだ」
マットレスだけがなぜか新しくなっている古いベッドに腰掛けている香田が
ニッタリと笑う。

「え…ま、まさかその人は……」
遥の顔に困惑の色が浮かぶ。

「そう、その男は今の小学生くらいの少女を毎晩この部屋に呼び寄せては
 犯していたというわけだ」
下卑た笑みを浮かべ、遥を見つめる香田。

「そ、そんな…本当にそんな酷い事を……」
「嘘じゃない。さっき案内してくれた助役がいたろう?
 あの男がこの城の買い付けに行った時に現地で見つけたこの城の資料に
 書いてあったそうだ」

「…………」
「さすがに驚いたそうだがすでに向こうと契約寸前だったし、
 町長と相談してこの部屋の「秘密」も一緒にこの町に持ってきたそうだ」

「しかし、この城の主も相当なスキモノだったみたいだな。
 あんなモノまで作るとは…」

薄汚れた石壁に目をやり、ニッタリと笑う香田。
453名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:49:19.59 ID:wxoOoNF7

香田の視線の先には壁に埋め込まれた長い鎖の先に鉄の輪の付いた
奇妙な物体があった。

鎖は床から3メートルほどの所からぶら下がっており、鉄輪はちょうど
女性が手を伸ばしたくらいの高さに下がっている。

「ああいうのもあるぜ」
香田が天井を指差す。

「な、何にアレ…?」
天井を見上げた遥が小さく声を漏らす。

分厚い石の天井から錆付いた滑車がぶら下がっている。
なぜ部屋の中にそんなものが――?遥は戸惑いの表情を浮かべ、
天井からぶら下がっている大きな滑車を見つめた。

「わかるか?この壁の鎖に裸にしたメイドを繋いで嬲っていたんだ。
 天井の滑車もそうさ、あの滑車からロープで縛ったメイドをぶら下げて
 鞭で叩いたり、蝋燭で炙ったりして楽しんでいたと主の侍従が遺した資料に
 書かれていたそうだ。いわゆるSMってヤツだ」

「そ、そんな…ここのメイドだった人たちってまだ……」
口を手で覆ってぶるぶると震える遥。

「ああ、今の小学校5、6年生の女の子たちだ。
 そんな子供を鎖に繋いで犯していたって言うんだからとんでもない
 貴族サマだよな」

ケラケラと香田が笑う。それは自分と同じ様な下劣な人間が中世にもいた事を
心底悦んでいるようだった。

(この部屋が薄気味悪い感じがしたのはただ古い地下室だからじゃなかったんだ……
 ここでご主人に犯された女の子達の悲しみや悔しさが染み込んでいるから……)

遥は自分の父親や祖父のような年令の男に毎日のように犯され続けていた
まだ幼い少女たちの悲鳴が聞こえてくるような気がした――

454名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 11:50:56.54 ID:wxoOoNF7


「遥20歳――堕ちた天使」 本日の投下は以上です。

どうもありがとうございました。

455名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 16:06:17.97 ID:D8riy592
乙でした

これは野呂の活躍に期待せざるを得ない
456名無しさん@ピンキー:2011/11/07(月) 23:53:29.73 ID:sxFo0J+S
>>442-454
GJです!!
彩香ちゃんたまんねぇ、遥ちゃんも楽しみだ
後、樹理亜ちゃんのその後と樹理亜ママンが読みたいですw
とりあえず香田と野呂は頑張れw
続き待ってます
457名無しさん@ピンキー:2011/11/08(火) 01:23:20.68 ID:W5oE2+gY
乙乙!

続き待ってるよー
458名無しさん@ピンキー:2011/11/10(木) 08:06:03.99 ID:UFq5zsw+
男もWはう系Wなんだなw
459名無しさん@ピンキー
はう系ってなに?