【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ#13【総合】
1 :
名無しさん@ピンキー :
2010/12/19(日) 23:00:42 ID:kkpgbovm ワードナ率いるヴァンパイア軍団や、ローグ、オークその他のモンスターに凌辱される女冒険者たち。
プリーステス、ウィッチ、サキュバス、獣人などの女モンスターやNPCを凌辱する冒険者たち。
ここはそんな小説を読みたい人、書きたい人のメイルシュトローム。
凌辱・強姦に限らず、だだ甘な和姦や、(警告お断りの上でなら)特殊な属性などもどうぞ。
過去スレその他は、
>>2-10 辺り。
おおっと、 乙
乙
6 :
名無しさん@ピンキー :2010/12/28(火) 17:06:24 ID:brP/S7me
スレ立て乙
保管庫のワードナと魔女の話を読み返してたら、 再復活したトレボーがこんどは人間サイズになったおちんぽを振り立て 若い娘たちをかこっては並べた尻を片っ端からハメ倒して得意顔、 でもちょっとでもテクのある娘に手コキされたらすぐらめぇ状態、 どんなに怒こったときでもちょっとおちんぽにオナホをかぶせてやると即おサルさん状態 オナホを取り上げると泣きそうな顔になるのがかわゆいと大好評でハーレム志願者が絶えない すっかり愛され狂王として、威張って君臨してるつもりの本人の預かり知らぬところで大人気の萌えふたなりっ娘に という妄想をしてしまった
8 :
名無しさん@ピンキー :2011/01/01(土) 11:20:46 ID:Jka7hWG7
*あけましておめでとうございます*
9 :
前スレ628 :2011/01/07(金) 00:07:47 ID:c5xHeBCU
最後まで書きあげてから書き込むと約束したな。あれは嘘だ。 ** つづき ** 「どうかなブリちゃん。納得したかな? これが武器じゃなくて、気持ちよくなる為の棒だって事……。」 「……さあ、な。」 赤面していた。あんな様を見るのではなかった。冒険者とロビン・ウインドマーンが演じた痴態から、何故 自分は目が離せなかったのであろう。成程、かの棒の実体が張形と呼ばれる性具であるというのは、一 定それは真実かも知れぬ。だが真実を知って何になるというのだ。そもそも尻穴や陰門を慰める用にし か立たぬ棒なのだ。何とまあ、嫌になるほど罪深いのだ。不潔極まる棒なのだ。 汚された、と感じた。その様を知ってしまった耳と、目と、心が、どうしようもなく己を堕落に呼ぶような心地 がした。身体に触れられる事も無いというのに肌は火照り、息さえも僅かに乱れ、股からは陰水がつと漏 れて、腿をいじ汚く濡らした。あの魔術師の娘と見えない線で接続されてしまったかのような、不愉快な感 応が、彼女を苛むのだった。尻穴すらも疼くのである。あろう事か、全身が、この淫乱なエルフが触れて 来ることを待っていた。理性だけがそれを拒もうと、ごまかしごまかし、心に幾度も鞭を入れて道を正そう とするが、ああ、憎い魔術師よ、間断無い嬌声に、心ならずも惹かれるのである。無意味な筈の言葉が呼 び声のように、慰めへの憧れを煽るのである。 「ふふ……。まだ分からないなら、ボクがちゃんと教えてあげるからね」 童顔の狩人は服を脱ぎ捨てた。頭巾を取って、真っ直ぐな亜麻色の髪を、ニンフのような青白い肌に垂ら す。墓穴の暗がりの中では、少女の身体は殆ど無毛のように見えた。胸は小さいどころか、まっ平らで、 鍛え抜かれた筋肉は何処へ隠れているものか、玩具のような肩に、折れそうなほど細い足、蒼ざめた矮 躯には肋骨が浮き出ていた。白い腹ばかり滑らかに艶めいて、凄愴なほどの美しいのである。その優しげ な顔に、まるで慈愛のような……反面、どこまでも淫靡な微笑みを湛えて、彼女はブリガード・ウォルタン の方へ、一歩一歩、踏みしめるように迫った。 ――嫌だ、来るな。ただこれだけの事が、何故言えないのだろう。この卑怯なエルフめに、心領域の魔法 にかけられてしまったのであろうか。幾ら美しいと言っても、裸体の少女に魅了されるような趣味は自分に は無い。……無いはずなのだ。少なくとも、これまではそうだった。だが彼女が近付くほどに、その身体の 細かな肌理が明らかになり、ああ、触れてみたい。しゃぶり付きたくなってしまう……とんでもない事だ。こ の娘に絡み付く自分を想像しただけで、震えるような性感が体を駆け上ってくるのである。鼻の奥が痛む ほどに、のぼせが上がった。 いけない。このままでは。本当に。あの魔術師と同じ目に合わされてしまう。でも、それはきっと気持ちが良 いことなのだろう。――ああ、喘ぎ声が五月蠅いのだ。静かにして欲しい。考えに集中できない……。そうだ、 暗夜卿。あの方であれば、私を救けてくれるのではないか。私の代わりに、この淫乱娘めを叱り飛ばして、 私の貞操を守ってくれるのではないだろうか――? 視線を泳がせると、黒の騎士は微動だにせず、置物のように立っていた。エルフの娘も神女の様子に気付 き、彼の方を見た。 「……ねえ、黒兄さん?」 先手を打たれた、とブリガード・ウォルタンは思った。 「何だ?」 可笑しい程に平静な声だった。黒の騎士が首を回すと、珍しい事に、がしゃり、と鎧が音を立てた。 「すっかり黙り込んじゃって。勃ってるんでしょ?」 「……。」 下品な娘だ。純血の森エルフであるロビン・ウインドマーンの実年齢は、人間を基準に考えた外見とは相当 に食い違っており、彼女は実は暗夜卿や神女よりずっと歳を取っている。しかしそれでも、彼女の肉体と精 神は、理屈の上では、確かに未だ年端もゆかぬ少女のそれである筈なのである。それが、一体どうした事 だ? この慎みの無さときては。酒保の年寄りが、閣下のお好みの娘はいかがで御座いますかと、本陣に まで訊ね出る時の無神経さに通じるものがあると、彼は感じた。同族の内ではゆるやかに熟成される筈の、 長命種の精神も、こうして長く人に交われば、それなりの有様へと擦り切れてしまうという事か。全く、この娘 と来ては、嫌になるほど人間じみている……。 ――何の事はない、誤魔化しに余所事へ頭を巡らせたものの、事実彼の男性は起立していたのである。 「だったら、どうだと言うのだ?」 黒の騎士は虚勢を張った。
「勃ってるんだね。ふふ。」 いやらしい事をしてるカレンちゃんかな。それともブリちゃんが心配で勃起しちゃったのかなぁ。もしかして、 ボクに興奮してくれたのならすごく光栄だけど……でも、今はダメだよ。と、少女は言葉を続けた。 「……出しちゃいなよ。それ」 「……?」 「ペニス」 全くもって、品の無い事であった。一糸纏わぬ裸身の娘は、ご丁寧にも右手を軽く握って筒を形作り、左手 を添え、虚空にソレを表現した。 「今からボク、ブリちゃんと遊ぶから、黒兄さんはカレンちゃんを使って良いよ?」 呆れるほかは無い。魔術師の娘は自分の名前が呼ばれた事に驚いて顔を上げたが、ロビン・ウインドマー ンはそちらを顧みなかった。 「なんだと?」 「好きにしていいって事」 「お気持ちは有難いが、当人が望まないだろう? 何せ彼女の指を切ったのは、他ならぬ私なのだからな」 「気にする事ぁ無いよ。だってカレンちゃんは、ボクの物なんだもん」 「それに強姦は趣味ではない、ウォルタン殿が見ている前で、そんな事など……とてもとても、な」 「あっそう。それならいいよ。そうやってオチンチンをがちがちにしたまま、ボクがブリちゃんを滅茶苦茶にし ちゃうのを、じっと聞いていればいい。でも、邪魔だけはしないでね」 小憎らしいエルフめが、尻を向けたのがわかる。性臭に混じって菓子のような良い香りがした。少女の体臭 に違いない。歩調から尻の形が手に取るように分かるのだ。固く勃起したそれが、少女の事を考えれば、な おも強く反応するのである。……ふと、この娘を後ろから引き倒して、種を付けたい衝動に駆られた。今に も溢れそうな精を心ゆくまで吐き出したい。この娘を孕ませば、長く生きる子孫を得られるだろうか。何より も、この生意気な小娘を屈服させてみたいのだ。いかにも誂え向きの女ではないか。その小さく引き締まっ た尻は、お前を誘っているのだ。犯してしまえ。思うさま腰をぶつけて、その最奥に全てを解き放ってしまえ。 ――いや、騎士にあるまじき感情だ。二婦に心を動かすなど。そもそもお前は、なぜこの玄室に来たのだっ たか? あの、不器用な娘だけを、薔薇の神女と呼ばれるブリガード・ウォルタン殿だけを慕って、影日向に 守ってさえいれば満足だった筈だろう? 自問して心を鎮めようとする。だがその思考を妨げるかのように、神女の嬌声が耳に飛び込んでくる。あの エルフめが、彼女の身体に触れているのだ。これは彼女が危ういと見るべきなのだろうか。……いや、ロビ ン・ウインドマーンは彼女のことを、常から大切に扱っていた筈なのだ。きっと悪くはすまい。ならば、私が二 人に介入することで要らぬ火種を撒く事もあるまい……。 臆病なのであろうか。機を見てなおも、何もせぬ事を、さも賢しげに理由を付けて肯定しているだけに過ぎ ないのではないか。いっそあのエルフ娘を背後から打ち据えて、二人とも己の物にしてしまえば良いのだ。 ああ、汚いことだ。そんな事が出来たならば、かつての己の生涯はどれ程安楽であったろうか。決して二人 とも、己を赦すまい。ウインドマーンの娘は勿論のこと、きっと身に纏う武具の名に「蟷螂」と負う通り、ことの 後で彼女も私を引き裂くのだろう。 「……娘。」 黒の騎士は呟いた。 「……ぁっ、あっ、あ……は、はい!?」 慰めの手を止め、魔術師は顔を上げる。苛立ったように鎧をずらし、黒の騎士は性器を露出した。この一点 物の極上鎧は、戦場で滞り無く排泄する為に、股の辺りの装甲が取り外し易く出来ているのである。 「私に奉仕しろ」 そう言って祭壇へ、傲岸に腰かけた。蒸し風呂で汗を流すような風情で、腕を組み、じっと魔術師が起き上 がるのを待つ。 「……お待たせいたしました。って、うわ……おっき……。」 世辞ではなかった。それは張形にも勝るとも劣らぬ巨根であった。血管が浮き出て隆々と節くれ立ち、膨れ 上がった欲望に限界まで張り詰めて、鈴口からは透明な汁が垂れている。 「……えっと、手とか、口とか、どっちですれば良いのでしょうか」 「両方使えばいい。黙ってやるんだ」 「……はい」 魔術師はそれを両手でさすり、口付けした。射精を促すものとはとても思えないような稚拙な愛撫であった。 ただ手が竿に触れており、亀頭に舌と唇の感触があるというだけの事で、しごく動きではなかった。 「ほう……。」
むしろ興奮を覚えた。目の見えぬ暗夜卿にとって性欲というものは、何よりも触感が優先する。その稚拙な 技前を、神女の清純と重ね合わせたのである。想像の中で、彼はブリガード・ウォルタンの奉仕を受けていた。 初めて扱う男根に戸惑いながら、それでもなんとか快楽に導こうと、ぎこちのない動きで、せいいっぱい撫で さすっていた。あの気位の高いブリガード・ウォルタンが、このように可愛らしく、懸命に、己の逸物へ奉仕し ているのだ。ああ、そうだ。そのまま続けてくれ……。肉体の歓び以上の、計り知れぬ満足感があった。 「おおぉ……。」 思わず声が漏れる。 「……よろしいのですか?」 魔術師の声に、世界が破れた。幻の神女は消え失せ、黴臭い玄室の中で、見ず知らずの娼婦が己の股間 に不快な息を吐きかけていた。 「黙れ、と言っただろう。殺すぞ」 「ひっ……はい!」 崩れてしまった世界をもう一度構築し直そうと、男はまた行為に集中し始めた。――いや待て。何か聞こえる。 何処かで、小さな音がする。 彼は聞いてしまった。……エルフの少女が、彼の思い人である神女に、彼女の処女を貫いて良いかと訊ねる という……その密やかな声を。ぞっと全身から血の気が引く。くだらぬ女にかかずらっている間に、状況は既 にのっぴきならない事になっているらしい。 しかし彼は萎えなかった。むしろ激しい怒りに、逸物は猛り狂った。何故お前は彼女ではないのだ? 彼女 でないのに、どうしてそうも下手なのだ――。先には言い尽くせぬほどの充足を与えてくれた行為も、今はた だの紛い物に過ぎなかった。何もかもがひどく癇に障った。 彼は突然立ち上がった。ひざまずく魔術師の頭を掴み、剛直を口中に突き立てる。 「私が動く。歯が当たらないよう注意しろ」 そのまま口中を犯し始めた。ざらざらとした天井に亀頭を擦り付け、巨根を喉奥へと滑りこませてゆく。魔術 師にとっては堪ったものではない。喉を塞がれ息が詰まる。あまりの大きさに顎が外れそうになる……。 口腔を性器に見立て、黒の騎士は再度幻影を追って激しく腰を振った。挿入の感触こそ肉の詰まった雌穴 とは似つかなかったが、口中の粘膜への蹂躙は、先程の拙い愛撫よりずっと強い快感が得られる。それに 喉奥の弁が微震しながら亀頭に絡み付くのだ。長い幅を突き込むより、むしろ深い場所に擦り付けたほうが 具合が良いと分かった。快楽は勿論のこと、喉奥に深く挿し入れれば、魔術師は咥えたままえずき、肉穴が 細かに痙攣するように反応して……それが何とも面白いのだ。初めからこうしておけば良かった。奉仕させ る為でなく、突くための穴なのだ。腰を使って味わうための構造だ。こうやって! こうやって! ……さて、 この穴は、あの無作法な魔術師の口であったか、それとも、かのブリガード・ウォルタンの無防備な膣であっ たろうか? 耳には確かに、あの強情な神女の、押し詰めた様な可愛らしい喘ぎが聞こえるのである。そうだ、 愛しの神女殿よ。快感が腿の辺りから込み上げてきた。もう少しだ……振りたてる! 振り立てる! この奥 に射精しなければ気が済まない! 「いくぞ……ッ!」 一方的に宣言して咽頭を犯す。暖かく煮えた胃の吐物が、亀頭に酸の刺激を与えて、むず痒く……雁首で 内壁をひっかき回す。擦り付ける事で、夢中のように痒みを癒す。突き入れを止める事など今更出来はしな い。挿入したが最後、中断を許さない肉穴とは。とんでもない名器ではないか。 常ならず昂ぶっていた。それはまさしく射精のための穴なのだ。ぶる、と一際大きな快感が腰を痺れさせる。 咽頭に巨根を全身で叩き込む。濃厚な精液の塊が、幾つも幾つも、尿道を押し広げながら通り、魔術師の 体内に向けて吐き出される。 ――たまらぬ。 空想の中で、放たれた彼の子種はブリガード・ウォルタンの子宮を泳いでいた。顎が外れそうなほどの巨根 による深い挿入に、気道はぴったりと塞がれて、魔術師は呼吸が出来ずに、既に気絶していた。ずるり、と 肉棒を抜き出すと、魔術師の肉体は、喉奥に絡み付く粘液に反応し、ひどく咳込みながらもぼんやりと、目 を覚ました。どうやら気管にこびり付いてしまったらしく、咳が止まらないようだった。 「まさか、一度で終わるとは思っていまい?」 彼の逸物は萎えなかった。それどころか、魔術師が咳込む様子に、むしろひどく欲情してしまっていた。己は 今、この娘を“精液で溺れさせた”のだ。この娘がブリガード・ウォルタンで無かろうと、もはや関係ない。雄と しての征服の喜びが脳を麻痺させていた。
ふと、ロビン・ウインドマーンの凶行が脳裏をよぎる。私も、あれと同じ穴の狢、か。面白からざる気持ちで、し かし彼は嗤った。治まらぬ粘膜の痒みは、更なる快楽を求めている。早く粘液に浸さなければ包まなければ。 この雌の中に入って、粘膜を守らなければならない。快感を求める気持ちばかりがやたらに急いて、殆どそ れは心細いほどだった。 ……突然、背筋が凍った。彼の比類なく鋭敏な四感が、こちらを狙う敵の存在を察知したのである。決してそ れは、今まさに唇を再度犯されようとしていたこの儚い魔術師の事ではない。そもそも敵というのは。彼を脅 かしうる存在を指す言葉である。この未熟な冒険者達の様な手合いでは、とても彼の敵とは呼べなかった。 ならば、それは何者なのだ? 一体この空間の、何処からこちらを窺っているのだ? ――これは恐怖か。尻穴から臓物を全て引き抜かれたかのような、凄まじい空虚感に襲われていた。体中が 冷えて、逸物が萎えていく。彼は「復讐者」の柄に手をかけた。 その瞬間、彼の背に向かって剣が振り降ろされる。肩に斬り込む寸での所で、彼は刀身で斬撃を防ぎ、かつ その勢いに逆らわず、くるりと絡めて衝撃を受け流す。 「……グ。ハハハハァーッ!!」 先程までの静けさとは打って変わって、襲撃者は狂気じみた笑い声を爆発させた。ああ、この声は、あいつだ。 「ダイクタッ!」 「……まさか止めるとはな、然らば貴殿は本物か……? くひひ……。」 それは何やら鱗めいた、珍奇な防具を身に付けた大男であった。長身のブリガード・ウォルタンより、なおも大 柄な黒の騎士に比べても、その男はさらに一段と背が高く、殆ど巨人のような体躯である。そびえる様なその 紅い面は鬼の形相を表わし、兜には隆々と一対の金色の角が生えていた。刃の立たぬ瓦屋根のような鎧の 関節には髑髏をかたどった甲羅が被せられ、両の手には大小二本の刀を握っていた。暗夜卿の背を割ろうと した右手の大刀は、刀身から間断無く冷たい妖気を吐き出している。先程襲撃に気付く事が出来たのは、そ の冷気による所が大きかった。暗夜卿は己の不甲斐なさに歯噛みする。 「ふざけるな! 私を殺す気か!?」 「ハハッ! ハハハハァー! そうとも! 殺るともさ、暗夜卿! この様はどうした事なのだ? つい先程まで、 拙者はひとり殿の御寝所へ侍っておった……。拙者の挙げた首を土産として、殿のお目醒めを待ってな。だが 殿はちっとも動こうとはせなんだ……。何故だ? 何故お目醒めにならぬのだ? ……拙者は思ったよ。即ち ……殿は、まだ敵が存命であると仰せなのだと。褒賞の時にはまだ遠い、戦場に立ち戻り、それを討ち取れと。 左様にお身体でお示しなのだと!」 「遅すぎるな。とっくに戦いは終わっている」 「ヒヒッ! そして拙者は見出したァァアーッ! 神女の聖域に蔓延る悪徳を! 見るも浅ましい淫魔の宴をォッ! 見やれよ暗夜卿、この拙者ハイヤト・ダイクタと同じく、かの栄えある四天王ブリガード・ウォルタン! 並びに ロビン・ウインドマーン! 二名が無体にも、墓所の床などで玉の肌を晒す! そのような事が在り得るか!? 否ァぁ! つまり貴殿は、今まさに! 淫魔にたぶらかされておるのだよ、暗夜卿! 即ちそれが我らの敵よ……。 敵は殺す!」 「莫迦か! 淫魔など! そんなもの、この世界におるものか、あの二人は本物だぞ!」 「なんだと? 本物とな? では百歩譲って本物であるとしよう。然らばその娘は何者であるか? 拙者には、 そのような顔に見覚えは無いぞ!? 貴殿ともあろう者が、その娘を無我夢中で貪っておったではないか! 淫魔でなければ何者と言うのだよ!」 「ただの臆病な冒険者だッ!」 「ほざけよ、哀れ者の黒騎士。貴殿程の男さえ、操られている事に気付かぬからこその魔物の手管ということよ!」 「本当に、本当に……お前という莫迦者は……! どこまで人の話を聞かぬのだ!」 破綻した会話に、むしろ黒の騎士には巨漢の考えが読めた。この者は事実がどうあれ、ただ戦いたいのだ。ど のような言い分も、人を斬るための方便に過ぎない。とても共感は出来ないが如何にもハイヤト・ダイクタらしい 歪みだと、暗夜卿は思った。 「ハ! 何れが正しいかはすぐに知れるッ! もっとも貴殿は、その前に輪切りと散る定めであるがなぁあーッ!」 「戯けるなッ! 節度も知らぬ戦争屋が!」 二人の剣が突き出され、示し合わせたように交差する。開戦の合図に他ならない。
「うるっさいねー」 ……もうちょっとで、ブリちゃん陥落ちそうだったのにぃ、と。不機嫌そうな声がして、ゆらり、と全裸の少女が弓 を手に立ちあがった。 「はいはい、淫魔一号でござい、なんちゃって。ダイクタ兄さんってば、何をそんなに息巻いてるわけ?」 彼女の方に目もくれず、無言で巨漢は黒の騎士に斬りかかった。大きく踏み込んで大刀による右の大振りを、 暗夜卿は距離を取って避けたが、即座に左から小刀を返し、さらに半回転して背面を向けた姿勢から、ぐるり と太刀を突き伸ばす。黒の騎士は反応して魔剣を打ち降ろし、刀身にぶつけて突きを叩き落とした。しかし巨漢 は刀を取り落とさず、ならば平衡を崩して前に転ぶかと思いきや、そのまま宙返りしながら全体重を乗せた左 腕からの回転撃、さらに直後、右腕から同様の一撃を打ち降ろして、ずかりとしゃがみ込むように着地し、両腿 を伸ばして飛び掛かり、また左右からの連撃、連撃、距離を取ろうとする暗夜卿を追い詰める。 (まずい――!) 「ヒハハァーッ! どうしたよ暗夜卿ォ! お主の剣はそんなものかね!?」 勝ち誇って、巨漢が刀を振り上げる。そして、ドウッ、と肉を打つ音がした。 暗夜卿が斬られたのではない。ハイヤト・ダイクタの背に、矢が突き刺さっていた。 「無視しないでよねぇ」 「成程。ロビン・ウインドマーン……。」 確かに矢は彼の鎧を貫いている。だが、まるで痛みを感じていないかのように、鬼面の武者はゆっくりと振り返 った。 「拙者の火金胴の裏を抜くとは……貴殿が本物である旨、確かに理解した。しかし、だからと言って斬らぬとい う訳ではないぞ! 全裸で矢立ても持たぬ弓使いが、この拙者を仕留められる心算でいるのかよ!? 愚か! 実に愚か、愚か愚か愚かァァ!!」 叫びながら走り出した巨漢に、やれやれ、と少女は首を振った。 「矢の数はハンデだよ。……なんせ、三対一なんだから」 少女が言い終わらない内に、巨漢の身体が宙に浮かぶ。 「何!?」 自ら跳んだ先程とは訳が違う。巨漢は背中を強かに打ちつけ、自重によって矢が深く突き刺さる。筋肉で止まっ ていた矢尻が内臓を傷付け、ハイヤト・ダイクタは血を吐いた。天井を見る視界の端に、槍を構える全裸の神女 が見えた。成程、長物で足を払われたらしい。 「仲間割れなど……全く、馬鹿馬鹿しい。大丈夫か暗夜卿?」 神女は吐き捨てるように言うと、あわてて乳と股を隠した。彼には視力が無かったが、それが揺れる気配に、ほう、 と嘆息を漏らし――やや、神女殿に助けられてしまった、これではまるきり、私の望みと反対ではないか――。 そう思った。 「惜しかったな、ダイクタ。私一人では、きっとお前に負けていただろうが。……このような決着は、私としても不 本意であるのだが……まあ、今回はお前の負けだ。取りあえず武器を取り上げさせて貰う」 暗夜卿が右手首を容赦無く踏み付けると、さしものハイヤト・ダイクタも愛用の村正から手を離した。仰向けに 制圧されてなお、彼は左手の小太刀で抵抗したが、そんな攻撃が黒の騎士の鎧に通る筈もない。暗夜卿は左 手も同様に手放させると、ブリガード・ウォルタンの方へ蹴って寄越した。神女は石突きを回してひょいひょいと 床の刀を跳ね上げて、それらを掴むと、蓋の重い石棺の中に、両方とも厳重に片付けてしまった。 「……殺せ。もはや生きている意味も無い」 丸腰となったハイヤト・ダイクタは泣き言をいった。 「莫迦を言うな。はっきり言ってお前は苦手だが……それでも、主を同じくする者である事に違いは無い。王が 目覚めるまでは……それが何日か、何カ月後になるか知らないが……生きていてもらうぞ」 「戦いこそが拙者の存在意義なのだ……。殿が目覚められるまで、一体何をすれば良いのだ? 忠義の足り ん骸骨どもに躾をするか? 人魚どもでも狩りに行くか? ……いや、刀はお前たちに取り上げられてしまった。 ……拙者には、もう何も残されてはいない」 先程までと同一人物とは思えないほど、ハイヤト・ダイクタは消沈してしまっていた。黒の騎士は、戦闘に脅え て部屋の隅で小さくなっていた魔術師をみつけ出すと、強引に腕を引っ張り、巨漢の方に蹴り出した。 「大事に使え。暇を持て余すよりは良かろう」 「この娘は――。」 「戦いとは、剣の交わりだけではあるまい?」 そう言って、暗夜卿は総面の下でにやりと嗤った。魔術師の娘は名残惜しそうに――彼には随分酷い扱われ方 をしたというのに――暗夜卿の方を振り返ったが、彼の側に未練の無い事を察すると、三つ指をつき、ハイヤト・ ダイクタの傍に、静かにはべった。
「……黒兄さん、良かったの? カレンちゃんをダイクタ兄さんにあげちゃって」 全裸の少女が、黒の鎧を指でつつく。成程、あの咽頭の味わいを手離す事は確かに勿体ないと言えなくもない。 「ああ……良くはないな。だが――。」 暗夜卿は、面の下で悪戯げな笑みを浮かべた。流れのまま魔術師の口を犯していた折から、状況は大きく変わ った。ならば、もう、これを言ってしまっても良いのではないか? 「ウォルタン殿。かねてより……いえ、生前より長きに渡り、貴女の事をお慕いしておりました。先程もあの魔術師 と戯けていた私ではありますが、それでも。一時たりとも、貴女の事を思わなかった時はありません。この折につ いて。僭越ながら、私に――貴女を抱かせては頂けませんか?」 「――な!?」 「なな、な、な!?」 目を丸くする二人の美女に、ああ、たまには奇襲をかける側に回るのも悪くないものだな、と黒の騎士は思った。 これだけ驚かせば、ちょっとした嘘も――いっとき、魔術師の娘の口淫に全く夢中になっていたという――気付か れないものであるらしい。 「ダメだよ! 却下!」 そう叫んで、ロビン・ウインドマーンは腕を振り回した。 「……なんでお前が私の代わりに断るんだ?」 「だって、もうちょっとで、ボクがブリちゃんの処女を貰える所だったのに……ずるい! ずるいずるいッ! あり得 ないよ黒兄さん、そんな、横からかっさらうような真似、ボクが許さないよ。まさかブリちゃんも、いいなんて言わな いよね?」 「……ほう」 意外だった。彼女の純潔は、まだ貫かれてはいなかったのか。 「卿にしては、随分手こずっていたようだな」 「そうだよ! ブリちゃんが訳わかんなくなるまで、めろめろにしようって頑張ってたんだから!」 「本当に難儀したよ。抵抗しようにも……ロビンめ、上手いのなんの、あと少しで、私も堕ちてしまいそうだった」 随分腹を割った述懐であった。立て続けに起こる異常事態に、潔癖な神女も正常な判断力が妨げられてしまっ ているらしい。全裸である事の羞恥も、半分がた忘れかけているようだ。 「ならば、ウォルタン殿よ。この私が相手ではどうかな?」 好機とばかりに畳みかける暗夜卿を、ロビン・ウインドマーンは睨みつける。ブリガード・ウォルタンの美しい困り顔 の下方といえば、あの魔術師や、このエルフ娘当人とは、比較にならぬ立派な乳房がそびえているのである。見 る者に甜瓜を連想させる程の、殆ど球体と言って良いような誇らしげな大きさでありながら、処女らしい攻撃的な までの張りを備え、乳輪も控えめであった。槍術の達人である彼女の腕は、すらりと長く一片の脂肪も付いてい ない。いつもは鎧や布に隠されていた、くびれた腰や、重そうな尻と言えば、模範のような姿の良さで、その裸体 の艶めいた稜線を、舐めるように眺めれば……ロビン・ウインドマーンはあらゆる意味で溜息をついた。そして、か たやの黒の騎士の逸物は、交戦を望んで猛り立っている。この場の何もかもが、彼女には目に毒であった。 「うう……でかい。えぐい。本気だよこの人……ブリちゃん、見ちゃダメ! 犯されちゃうよ!」 エルフの少女は両手を広げ、彼女を背中に庇った。 「む? あの張形とやらもこの位だったと思うが……これで普通ではないのか?」 だが長身のブリガード・ウォルタンは、ひょいと小柄な娘の頭越しにそれを見る。まじまじと観察される興奮に、彼 はそれをぴくぴくと震えさせた。 「そんな訳ないでしょうが! あれは空想! つくり物! これは……これは、うん、その、アレだよ! つまり…… ずるいって事!」 何が言いたいのかさっぱり分からないといった表情で神女は首をかしげ、訊ねるように彼の顔を見る。 「……どういう事なのだ?」 「まあ、そういう事らしい」 「だから、どういう事なのだ?」 残念ながら疑問は晴れなかった。 「兎にかく私が言いたいのは、これを貴女の中に入れさせて貰えないかという事だよ……私とて無理強いはした くない。ウインドマーン卿との戯れが気に入ったのなら、続きをなさるがよかろう。だがきっと、私の逸物であれば、 あの張形より、気持ちよくして差し上げる事ができるのではないか、と……そして私も……お互いに、気持ちが良 くなるのではないかと思うのです、ウォルタン殿」 「却下ァっ!」 暗夜卿の頭に少女の拳が走った。それは素晴らしい速度の一撃で、がんっ、と良い音がし、少女は痛そうに手を 押さえた。勿論のこと、その衝撃は彼には届いていない。
「ダメダメダメぇっ! ブリちゃんダメ、耳を貸さないで! どんな凄いチンチンでも、持ち主が下手ッ糞なら粗チン 以下の役立たずなんだよ!? ……それにブリちゃんは初めてなんだし! 大きいぶん、そんなの痛いだけなん だから!」 「確かにウインドマーン卿と比べれば、確かに私の技は劣るかもしれない。だがウォルタン殿を慕う事にかけては、 引けを取るつもりはない……貴女の痛みを和らげるよう、淑女への礼を失わぬよう、いたす所存ではある」 「そんなのボクもだよ! ……ぶ、ブリちゃあーん? 黒兄さんの言う事なんか信用しないでね? ボクに気持ち 良くさせて?」 全裸の神女は二人の言葉を受けて、しばし腕を組んで考え込む。 「それなら、お前と暗夜卿の二人で技比べをすればいいんじゃないか?」 つまり模擬戦だな……と、さも名案を思いついたといった顔で、手もみしながら裁きを待つ二人に向かって、彼女 は凄まじい提案をした。 大した奇襲であった。流石はブリガード・ウォルタンと言うべきであろうか。戦況の混乱にあって、なおも戦意を失 わず、むしろ乗り気になっている所がまた良かった。好ましいと言うか、気に入った。ここまで彼女を整えてくれた ロビンには感謝しなければならない。想い人からこのような言葉を聞いて、ここで退き下がる男など、世界の何処 を探してもおるまいて。 提案の内容も望む所だった。いわゆる恋愛感情とは少し違うが、正直に言えば、かねてからロビン・ウインドマー ンのしなやかな身体についても……まあ、一度は試してみたかったのだ。それに彼女の提案であるのだから、こ れは浮気でもない。実に“おいしい”状況である。 「ほう……。どうするね、ウインドマーン卿よ」 そう言って、エルフの少女に挑発的にペニスを向ける。暴力的ですらある逸物の有様に、ロビン・ウインドマーン は反射的に一歩後ずさった。 「ブリちゃんのアホぉー!」 ほとんど泣きだしそうな顔で叫ぶ。 「私とブリちゃんに近付くな、このバカチン! デカマラ野郎! ホラスマス! 淫獣! 夜のボーパルバニー!」 「……それは罵倒か?」 「うるっさーい! フニャチンっ! アホ虫っ! 肉のクリーピングバイン! 股間がモンストラススネーク!」 「やれやれ。卿にやる気が無いのであれば、私の不戦勝という事かな?」 暗夜卿のふざけた言葉に少女は突如表情を強張らせると、彼に向かって小動物のように飛びかかった。 「うオっ!」 いきり立ったペニスを小さな両手で握られる。想像以上に温かく柔らかい感触だった。腰の引けた彼の反応に、 少女は悪戯げな表情を浮かべる。……全くころころと表情のよく変わる娘だ。 「先にイった方が負けってルールでいいね?」 「くッ……! おおぉ……!」 返答とも嘆息ともつかない声が漏れる。 「悪いけど、このまま勝たせてもらうよ……!」 竿を強烈にしごき立てる。楽しませる為ではなく、ただ絶頂させるための動きだった。機械のように冷酷に、精を 搾り出そうとする。 「流石に初心な魔術師とは少しものが違う、よう……だなッ」 「早くいっちゃいなよぉ?」 逸物を握る少女は、男に上目を使い、亀頭に頬ずりするような動きをした。 「ほらほら、もう切なそうにぴくぴくしてる。ボクの顔に、かけちゃってもいいんだよ? それとも飲んであげようか? すっごい気持ちーよぉ?」 そう言って亀頭に舌を這わせ、左手で陰嚢を揉む。快感の壺は今にも溢れそうに水位を増した。だがそれは罠だ。 こんなもので射精してしまう訳にはいかない。この後にも、まだまだ甘美な体験が待っているのだから。 「はははッ! っく、こんなものか!」 虚勢を張る。いや、虚勢ではない――此処からが反撃のしどころだ! 暗夜卿は低く腰を落としていく。少女も陰 茎を握ったまま、その動きにに従って姿勢が下がってゆき……。足の裏を床に付けたまま、膝が曲がり、上半身 は水平に、後頭部がほとんど床に付きそうになる。 「……くうっ、柔術、かッ!」 無理な姿勢を取らされ、少女は苦悶の声を出した。こうなっては、逸物を扱くどころではない。転ばぬよう、反射的 に両手でそれに掴まってしまう。 「その通りだ」 下方に引っ張られるペニスを腹筋に力を込めて支え、暗夜卿は兜を投げ捨てた。彼の顔は、鼻筋の通った少し 面長のごつい髭面で、目の辺りは幅広の鉢巻きに隠されていた。そのまま、黒の騎士たる象徴とも言うべき重厚 な鎧を、中腰のまま、ひょいひょいと器用に脱ぎ捨てていく。
瞬く間に黒髪の丈夫が鎧の中から現れ、しかしロビン・ウインドマーンも心得たもの、肉棒からの支配から逃れ るため自ら手を離した。床に背をつき、両手を広げて床を擦り、身体を回転させて逃れようとする。 「させん!」 すっかり裸体となった男は少女の胴に覆いかぶさり、肩と腋に腕を絡み付かせた。 「捕まえたぞ……。」 「うぐッ! やるねぇ、黒兄さん……。」 さて、どうしてくれようか――。組み敷いた少女の肉体は、小動物のように温かい。首筋と肩甲骨の辺りから、汗 とは違う説明不能の甘酸っぱいにおいがする。いい香りだ――髪の匂いは、より甘い。 固めていた腕を解き、まっ平らな胸に口付けする。仰向けに寝る少女の白い腹を撫でる。身体に触れるたび、手 練の娘は可愛らしく震える。 「ん……ぅくっ」 鈴のような声だった。しおらしくして居れば、こうなのだ。ひとまず愛しの思い人の事はさて置いて、素直に、この 少女の華奢な裸体を美しいと思った。幼すぎるほどの肢体が敏感に身悶えする様子に、どうにも肉棒が反応して しまう。腹から肩甲骨にかけての筋肉の流れが美しい。骨ばった腰回りが美しい。折れそうに細い脚が、美しい。 固めを解かれ、エルフの自由になった手は、男の肉体をしずしずと這う。先のような精液を搾り出す動きではない。 男の情を昂ぶらせる愛撫であった。――この娘は、私を何に導いているのだ? ブリガード・ウォルタンは二人が絡み合うのを、目も離さず見ていた。玄室の暗がりに、白い肌がきらめいて浮か び上がるのだ。成程、妖精の眷族に相応しい幻想的な風景であると彼女は感じた。無骨な男が小さな身体にのし かかっている様子さえ、何やら古めいた御伽話のようで、彼女はそれを、とても、素敵なことだと思った。 「抱くぞ」 「はいはい。どうぞ」 「随分と余裕だな」 「……ふふ。ヤメテ、って言ったらやめてくれるの? それとも、ただ紳士ぶってみたかったのかな?」 「……。」 「なんて、ね……。さっき、ちょっとだけカッコ良かったから……がんばる黒兄さんへの御褒美だよ。ボクの事、抱 かせてあげる」 悪戯げに耳元で囁き、細い足を男の胴へ軽く絡める。 「ね? お姉さんの中に来ていいよ? 」 「よく言う。この歳だけくった餓鬼が……。自らの有利を手放すような事を、これが勝負だと忘れた訳でも無かろう に……。」 圧し掛かったまま、熱く充血したペニスを彼女の腹に圧しつける。 「何をやった所で、勝つのはボクだもん」 少女は、男の背を優しく撫でると、余裕綽々といった顔でうそぶいた。 「ふん。」 暗夜卿は不機嫌そうに口元を歪める。 「勘違いするな。卿が私を招き入れるのではない」 巨根を狭い穴に突き入れる。 「私が、お前を犯すのだ」 男は濡れそぼる少女の粘肉を裂いて、強引に最奥に到達した。 「……いきなり、深いッて、ばぁ……。」 少女は鼻にかかった声を漏らす。 「それにしても迷いが無いね。でも、ふふふ、思い切りの良い子は好きだよ……。」 減らず口を無視し、腰を振って膣壁を味わう。これが――念願の、あの下品で小生意気なエルフ娘の味か。 温かな穴は、まるで折り重なったぬめる絹に包まれているようだ。何より、素晴らしくきつい穴だ。巨根の侵入 に反応して誂え向きに広がり……元の口径に戻ろうと締め付ける。浅い位置の子宮口は、飛び込んだ亀頭に 熱烈な口づけを返してくる。膣全体で咀嚼するように吸い付く、途轍もない名器であった。 たまらぬ――腰を振り立てる。これでは振らぬ訳にはいかぬ。 「ぐっ、ぐっ、はは、ははは! ひぃっ、はははっ! ひひっ! やっぱ何か敷かないとダメだね、背中、ちょっと 痛いよ! ひははぁっ!」 喘ぎ声までが下品な娘であった。 「……言ったろう? 犯すと。」 「それにしても黒兄さんはおっきいね! すっごくおっきいッ! ひっ、しかも滅茶苦茶腰振ってるし! んは、 ははは、ははははッ!」 そうとも。振るのだ。これを何度も突き入れてやる。お前がぶち壊れるまで何度も何度も突き入れてやる。この 気持ちのいい裂け目に。私の肉棒で快楽を刻み込んでやる。 無我夢中で突き立てる。粘液まみれのビロオドのような襞がペニスを握り込む呼吸に合わせて、自分の一番 気持ちのいい角度で、奥までぐいぐい抉りこむ。
「はははっ、ひっ、ひっ、あはっ! そうそう! もっとだよぉ! もっと激しく来てよぉ!」 「言ったなっ」 男はさらに動きを速める。豪快に、強引に、突き込み、未熟な子宮を何度も押し上げてゆく。それに応えて、娘 もまた締め付けを強めた。亀頭を擦り上げる狭穴の壁は、ぐちゃぐちゃに分泌された淫液が熱く絡み、逸物の 先が蕩けるようだ。 「いいよ、いいよぉッ! ははあっ、あはははは!」 「こんなやり方が好みか! この物狂いめ。淫乱な雌餓鬼め!」 さながら獣のまぐわいである。男は自らの快楽を追求し始め、娘も快感によく応えた。膣内に瘤肉を叩きつける、 捻じれる腰遣いで迎える。 「どう? どうっ!? あははは、あはぁッ!」 「何が、どう、だッ!?」 「気持ち良くてスッゴイでしょ? ボクの中をがんがん突いて、ドピュドピュいっちゃいたいでしょぉっ?」 淫らな物言いで情を煽り立てる。この小柄な娘が、丸々とした孕腹を撫でている様子を想像してしまう。まるで 皆無の乳房の下に、不釣り合いなぼて腹を備えた彼女が、天使のように微笑むのだ。それは、この幼姿の殺 戮者にはあり得ないような、それでいて、むしろ最も相応しいような、頭を痺れさせる想像であった。 「ああ、孕ませてやる……!」 口から願望が飛び出した。 「アハハッ! はははははっ! それ、本気? あひっ、ひひっ、さっすが黒兄さん! ホントいい、男っぷりだ っ、ねっ! へぇっ!」 細く小さな肉体を、くねくねとよじらせる。狭い膣の形が変わり、突く度に、擦れる部分が変化する。これでは、 膣壁からもたらされる快感が予測できない。――素晴らしい。 ともすれば男の独りよがりと成り得る、強引な姦淫であった。だが、ロビン・ウインドマーンはそれを能く悦ぶの である。己の快感を目指す事が、ひとりでに相手の快楽となる。何にもまして、都合のよい事ではないか。 「そうだよッ、黒兄さん! そっ、そおっ! その調子だよー! がんばれ、がんばれー! あはぁっ、あははッ! 気持ちいーい?」 良からいでか。何か莫迦にされている気もするが、確かに快感は高まってきていた。少女の言うように、今こそ まさに頑張り所なのだ。射精に到る好機であった。休みない突き込みで体温は異常に上昇し、呼吸は乱れて いた。返事が出来ない。声を出す代わりに腰遣いで応える。まるで限界を示すように、腰が前後する間隔は短 くなっていた。 「本当に、いくぞッ……。」 「中出ししていいよ! ボクの膣内に、たーっぷり精液出して!」 まったくもって良い女だ。身体のつくりこそ幼いものの、心憎いほど男の射精を煽りたてる、この上もない極め つけの雌だ――望みの通りにしてくれよう。肉棒の全てを娘の浅い胎内に埋め込んでしまうほどに、一際深く、 胎の臓物を喉まで押し上げるほどに、突き入れる。そして……解き放つ。本日二度目の射精ではあるが、精 液は彼の睾丸から過剰なまでに汲み上げられ、巨根に相応しい尋常ならざる量が噴き出た。 ――あっ。 「うふっ、あははっ! ひひひっ!」 沸騰する精液を膣に受けて、少女は満悦の笑いを漏らす。――しまった、と思った時はもう遅かった。臨界を 越えた快感は決壊し、もう射精は止まらない。少女の膣に包まれながら、肉棒から象牙色の先端が暴れ狂う。 胎内の最も奥をびちゃびちゃと叩いている。子袋に精を受ける快感に顔を赤らめ、猫のように舌舐めずりをし ……そっと男の唇に口付けた。 「はーい、んふふっ。すっごい量……ご馳走さま。いっちゃったねぇ、黒兄さん……いくらエルフが妊娠しにくい からって、こんなに出しちゃホントに出来ちゃうよぉ?」 あまりにも具合が良すぎた。まだ腰と射精を落ち着ける事ができない――。圧し掛かって突き込みを続ける盲 目の男に、エルフの少女は愛しげに頬ずりして、淫靡に嗤った。 「んっ、うっ……すっかり夢中みたいだけど……そろそろどいてよ、黒兄さん。ブリちゃんの処女……貰うから っ、ね」 この時、暗夜卿の頭の中で回っていたものは、ロビン・ウインドマーンの最深部を征服した満足感などではな い。もはや決してしまった「模擬戦」の勝敗の行方と、既に一仕事を終えて萎えつつある、彼の不肖の息子の 事ばかりが気にかかり、目の前の女体から離れるどころではない。――ならば、私よ。どうするのだ? この まま、この娘にブリガード・ウォルタンを奪われてしまって良いのか? ――否。否だ。絶対に認める事はでき ない。
「……さっきから、卿は何を言っているのだ? 私はまだ絶頂などしていないぞ……。」 囁いたのは、大嘘であった。幸い、巨根は栓となって完全に穴を塞ぎ、精液はまっしぐらに子宮に滑り込んで いたので、結合部から漏れ出る白濁によって真相が露見する事は無い。その状態を保つためにも――何より 今は、肉棒の起立を維持することだ。何を置いても、これを奮い立てねば。 「なっ……何言ってるってのはこっちの台詞だよッ!」 小さな両手で男の胸元を突き、押しのけようとする。しかし暗夜卿は意に介さず腰を振った。この狭い内部に満 ちた精液を、捏ね上げて形と為すかのように。 「ブリちゃん、見てたでしょ!? この人さっき、イッてたって、見てたらわかるでしょ!? 黒兄さんにどけって 言ってやってよ!」 「……あー、ロビン。悪いが、な、よく分からなかった。すまん」 神女は情け無く首を振った。成程、審判が初心というのは、とても便利なものだ。先の模擬戦の勧告といい、 今回の事といい、この気高くも美しい神槍の乙女は……時折……いやむしろ、度々、頭が弱いのではないか と思われる発言をする事があった。潔癖過ぎるが故の無知によるものであろうが、彼は神女の性質に感謝し、 そして愛した。彼女は信念によって意思を固めているのではなく、ただ純粋に臆病で、頑迷で、固陋なのである。 先にロビン・ウインドマーンが、熟達の指先技でもって、彼女の股ぐらに張った氷を見事に溶かして――もはや 処女を失う事さえ脅えぬように――しまった事からも、それは明らかだった。ああ、その愚かしさが、また可愛ら しい。ロビン・ウインドマーンの細い両足を抱え上げ、柔軟な身体を逆手に取り、脚にVの字を描かせる。 ――すぐ片付けてやる。暗夜卿はエルフ娘に肉棒を突き入れながらも、既に神女に心を馳せていた。 「こっ、おっ、のぉ! 卑怯ものぉ! 卑怯ものッ!」 エルフの少女は組み敷かれ、膣に逸物を擦り付けられ、涙声に近いような、掠れた声で抵抗した。――これが、 あのロビン・ウインドマーンか。なんとも不様な事だ。一度は見事、自分を絶頂に導いておきながらも、その意味 は果たされず、今となっては可愛らしく罵声を浴びせる事しか出来ないのだ。笑みがこぼれる。性感の波涛はま だ遠く、先に己を打ち負かした敵は、もはや為すがままに横たわっている。此度こそ、とくと、楽しませてやるぞ。 「ぐっ、くふ……ふぅ、うんっ……、んうっ!」 「笑わないのか? それが、卿本来の喘ぎ方なのかね?」 海老のように屈曲させられた少女は、男をきつく睨みつけた。 「許せないよッ……あとで、あんたの金玉、あはっ、ひっ、引きちぎって、ゾフィさんとこのバケ猫に喰わせてや、 るぅっ!」 「おお、怖い怖い」この娘の事だ、本気で言っているに違いない。なんとも恐ろしい宣言であったが、ならば事に 当たり如何するかと言えば、今の暗夜卿に出来る事と言えば、ただ肉棒を突き入れるのみ。 「きぃ、んうっ、きっ、聞こえてるの!? こんなっ、馬鹿ちんちん、まぐわう事しか考えてないんだからッ、タマ を引きちぎって、えへぇっ!」 お前を絶頂に導くために、抱いてやっているのに――即ち懸賞であるブリガード・ウォルタンを抱く為でもある が――それが、私を脅すとは何事だ。この生意気な小娘に、少し罰を与えなければ。限界まで突き込んだま ま、亀頭で子宮をぐりぐりと圧迫する。 「……ならば尚の事、途中で止めてやる訳にはいかないな。精を放てるのも、これで最後となれば……次に放 つ精で、必ずやお前を妊娠させなければ」 「何を言って――あ、あはっ! あははぁっ! えへへ、あはぁ!」 男は少女に痛みを与える心算であったが、その口からは久しぶりの笑い声が洩れるばかり。どうやら本当に具 合が良い時も、その反応を表わすものらしい。 「……まさか、イったのか?」 「ち、違うぅっよぉっ! いきなり気持ちいー事するから、吃驚しただけ!」 「それは良かった。」 この程度で気をやるようでは戦い甲斐が無いぞ――という意味と、愉しんでいただけて光栄だ――という、両方 の意味を込めた言葉であった。ロビン・ウインドマーンともあろう者が、敵対している筈の相手に、迂闊にも悦び を自白したのである。手の届く所まで降りてきたどころではない。もはや伝説の暗殺者は、隙だらけの、単なる 小柄な裸の少女であった。 「んん、んぃ! なに、笑ってるのッ! 黒兄さんだって、さっき、ボクの中で、あーんなに! たーっぷりイって た癖に!」 それでもやはり、気だけは強い。
「記憶に無いな。まあ、卿もそのような事は忘れてしまえ。……何もかも、快楽の内に溶かしてしまえ。このまま――。」 巨根には、もう萎える気配など微塵も無かった。限りなく張りつめて、しかも己の快楽には確と手綱を付けて、 雌穴を優しくさすり、時には押し潰すように圧迫し、屈服へ導いていく。 「うひぃ、あは、あはは! ひっ、もうっ、やめて……! あはっ、うっ、ひい!」 「随分……良くなってきたようだな?」 「気持っ、ち、良くなんか、ないよっ! やめ、っは、うあぁっ!」 快楽に耐えようと苦しげに身悶えする。 「いい声だ。卿は感じている時の方が可愛らしいぞ」 「く、ふうぅ、ぅぅ、こんな事しながら、口説くなあッ!」 くしゃくしゃに乱れた可憐な顔を、小さな両手で隠す。男は無抵抗な身体に覆いかぶさり、腹部同士を擦り合わ せるように、胎を深く突き上げる。少女は甘い声を返す。勝負などではないごく普通の睦事のように、肉体の内 から噴き上げる快感を浴びて……それでも少女は持ち堪えようと、しかし力なく、身体を震わせた。口の端か らは、だらしのない涎が垂れ始めていた。 「あっ、は、っう……あはぁッ、あはは。ぅん、んいっ、ダメぇ……。」 「……ウォルタン殿」 「っ、はい!? 如何なされた、暗夜卿!」 全裸の神女は二人の濃厚な交合を目も離さず見ていた。自らを慰める事もなく、しかし、しきりに太腿を擦り合 わせて、未知なる何かを待っていた。 「貴女にも、じきに同じ事をして差し上げよう。貴女の膣を私の肉棒で満たして……何も考えられなくなるまで、 何度も何度も、何度も何度も何度も、性器を擦り合い、互いを貪るのだ」 「お、お待ちしております」 「やだ、ダメぇっ! んぅ、ブリ、ちゃんっ! そんな事、言っちゃダメ!」 勝利の宣言は彼女たちに受け入れられた。掻き回す腰を止めず、横たわる少女を抱き抱える。耳元に顔を 寄せ、白い頬に舌を這わせて、彼は囁く。 「お前の大事なブリガードに、男女の契りの愉しみを、自らの身体を用いて、確と目に見せ、教えてやるのだ。 一興と思わんか?」 「何、ぃ、をッ! ひっ、ひいっ! ひいいっ!」 「子袋を圧されるのがお気に入りのようだな。お前はいい母親になるぞ」 「やめてよぉ! もう、やめてぇ! も、もう、もお……。」 いっちゃう、と少女はか細く言った。 「ああ。それで良い。私の子を孕むようであれば、尚の事よい」 「あはは、あへっ、ふ、や、だよ、やぁーだよっ……。」 喘ぎながら笑った。何時もの、笑いに似た喘ぎではなく、確かに今は笑いと喘ぎを一度に表わしていた。男 は彼女の薄い胸にしゃぶり付き、少女は緩みきった顔で、彼の頭を優しく撫でる。 「ダメなのに、こんなぁ、っこ、ん、な! ぅああ! あはっ、はは! ひっ、き、来てる、いっちゃう、いっちゃ――。」 「良いではないか? いってしまえば――。」 その言葉を受けてか、少女は男の首ったまを抱きかかえた。互いに深く絡み合いながら、それでも腰は止 まらずに快感を紡ぎだす。 「んいぃぃぃぃ! いぃぃぃいいいっ!」 少女の筋肉が強張り、全身が肉棒を締めつける。その瞬間、精液はまた奥に向かって飛び出していた。快 楽に正気を惑わされたか、それとも自ら身籠ることを望むのか、少女の脚は男の腰に絡められ――子宮口 が貪欲に精を飲み干していく。 「イかされちゃった……。はは。ごめんねブリちゃん、ボク、負けちゃった、よ……。」 その細い右腕で顔を隠し、少女は震えて呟いた。端から見える口元は嗤っている。 「私も射精してしまったのだがな」 「二回もね。ふふっ。中にばっかり……光栄に思ってよ?」 「ああ。卿の蜜壺に敬意を表そう。貴女と一戦交えられた事は、この迷宮で、自らも死者でありながら墓守 りを始めて以来か――久方ぶりに愉しかったよ」 「……ああ、でもイヤだな、ブリちゃん取られちゃうの……。でもイかされちゃったんだから、しょうがないか ぁ……。タマは……ひとまず、黒兄さんに預けとくよ。初めての殿方が玉無しっていうんじゃ、ブリちゃんが 可哀相だもん」 彼女の腕の下から、ちらりと拗ねたような目が見える。涙目のような、微笑みのような、満悦しながら悔しが り、暗夜卿と神女のこれからを祝福しつつ、悲しみと恥辱に耐えている。そんな表情だと、暗夜卿は思った。 「可愛いな」 そう言って、暗夜卿は萎えたペニスを彼女の膣から抜き出した。エルフの少女は目を見開く。 「卿の事が、本当に好きになってしまいそうだ」 「……した後で、ふざけるの禁止」
「いや、私は本気だぞ? お前の事を孕ませると言ったのも、な。今回の事で、もしも命中していなかったら ……また、抱かせてほしい。卿の腹が私の子で丸々とする様や、私との間の子を、卿があやす所を見たい のだ」 ――まるで、いや――これは愛の告白そのものではないか。兜が素顔とまで評された、私にまつわる、冷 たい仮面のイメージはどこに消えた? 「バカ、本命を抱く前から、いきなり浮気するもんじゃないよ?」 「本気だと言っているだろう。私は背徳と峻烈で知られた、黒の騎士だぞ。二婦に情を寄せたとて、それを 誰が咎めるというのだ?」 「ほんと、調子のいい子……。」 少女は慈しむように微笑んで、暗夜卿の唇に、また軽く口付けした。暗夜卿は、彼女をその逞しい腕に抱 き、くくく、と、いつものように嗤った。 「どうか、今後とも宜しくお願い致しますよ……ウインドマーン卿」 ぱち、ぱち、ぱち、と、ブリガード・ウォルタンは手を叩いた。二人が顧みると、傍にしゃがみ込んだ彼女は、 目を輝かせて二人のほうを見ていた。 「すごいな。うん、すごい!」 豊かな胸をぷるぷると揺らして大喜びであった。先の、ロビン・ウインドマーンの愛撫によって、とうに彼女 の心の殻は破れていたのだが――図らずも、拒否される事が無いどころか、性交に、前向きな興味を持 たせる事に成功してしまったらしい。 「いやー、二人がこんなに仲が良いとはな。それも本当に生き生きと、楽しそうで……感心したよ、私は」 「元はと言えば、ブリちゃんの提案で始まった事なんだけど」 「いやいや。何も、ここまでして見せろとは言わなかったが?」 頭と両手をひらひらと振ってみせる。 「……確かにな。あの時、ウォルタン殿は、技比べ、としか言ってはいなかった」 「いや、でも。……うう、ボクは黒兄さんから中出しまでされちゃったのに。釈然としないよー」 「誘ったのは卿の方だろう?」 「ボクの事をめちゃめちゃに犯しておいて、黒兄さんはこの言い草だし」 栓を失った少女の股からは精液が垂れている。彼女はそれを指で拭うと、すん、と臭いを嗅いだ。 「責任は取るさ」 「それで、結局、どっちが私に“して”くれるんだ?」 「そりゃあ、やっぱり……。」 自らの敗北を宣言しようとした少女を、男は手を伸ばして制する。 「ウインドマーン卿。実を言うと、私は少し疲れてしまった」 こうも、続けざま射精してはな――。回数を言わなかったのを、彼の小狡さであると見抜き、少女は苦笑 する。 「もちろんウォルタン殿への思慕にかけては、誰にも後れを取る心算はない。決して、もはや逸物が立た ぬとか、抱かぬと言っている訳ではない。貴女の事は、今からもちろん抱くわけだが……。」 少女の白い手を取り、男は跪いた。 「はっきり言って、精力を消耗しすぎてしまった。今の私一人ではウォルタン殿に最大の満足を与えられ る自信が無い。――そこで卿にも、ご助力を願いたいのだ」 「……あらぁ。」 それは、神女と弓士の、どちらが発した声だったろうか? 「ボクは、別に良いんだけど。ブリちゃんは?」 視線を向けると、長身の神女は、顔を赤らめて身を震わせていた。――この二人の責めを受ける? あ の長竿に貫かれる私の身体を、ロビンの手が這うというのか? 戦いに敗れたにも関わらず、自分の奉 仕を期待している神女に、少女なにやら安心したような、嬉しいような残念なような、奇妙な気持ちになった。 「……訊くまでも無いかな。意外だねぇ、黒兄さん。ボクに手伝えだなんて」 「ダイクタの剣技も、卿の性技も、間違いなく私より優れていた……だが、そのどちらにも、最後には私が 勝った。つまり、それと同じ事だ。私は運が良く、それでいて勝ち汚く、常にやり方が卑怯なのだよ」 「それって、付け込まれたって事?」 「人聞きが悪いな。私はウォルタン殿の処女を頂く、卿も彼女を抱ける、そしてウォルタン殿は天国を味わ う。誰も損はしないだろう?」 三人がしばし黙ると、玄室には、あーっ、という嬌声が響いた。以前ダイクタが詠んでいた句を思い出す。 迷宮にて――闇深し、隣は何を、する人ぞ――。なかなかどうして、向こうも愉しんでいるようではないか。 ロビン・ウインドマーンとブリガード・ウォルタン、これらの極上の娘たちを、続けざまに味わう悦びには、と ても及ぶまいが……ね。 *とりあえず ここまで*
いかん不快な表現が含まれるかもとか何とか書き忘れた このミス何度目だよ俺
乙です。
乙でした。 でも注意書きは忘れずに
正月にいい話をありがとう
なんという逆転劇お見事 いずれ末路は定っているにせよ一旦は魔術師ちゃんの手を元通りにしてあげてほすい
あとブリガードさんはアナルもきゅんきゅん来てるそうなので ロビンさんの活躍に期待
前スレ埋め、新スレ立て、初頭SS投下、 それぞれ乙であります
さて今スレはどんなSSに surprised you されるのか楽しみだ 小ネタに驚かされたり、新たな書き手さんに先制ブレスを吐かれたり これまで投下してくれた人達に色々ドレインされたりしたいもんだな
鑑定士の人の生存報告が欲しいです
自分も鑑定士の人の続きは勿論楽しみにしてるけど 迷宮でロストするわけじゃあるまいし生存報告なんて要望してどうなるよ。 待つ側に出来るのは、投下を待つか雑談で盛り上げて場を温めとくことだ。
迷宮内からtwitterで生存報告だと……?
石の中なう
石の中って、そりゃ生存してない報告だ
生存してるじゃん キャンプ解かないでティルトウェすりゃ帰れるんだし
そうか、FCやGBCだとリセットすればキャンプ張って生存報告も可能だったか しかしあえて突っ込むとティルトウェイト使えても事態は一向に好転しないだろw
**しんでしまいますよ!**
地球落下コースの大隕石までシャトルで行って、着陸した表面でドリル掘削して 内部で核を爆発させ、ばらばらにしてしまおうというハリウッド映画があって、 「核程度であの巨大な隕石を破壊できるのか!?」 「爆竹を、手の平に乗せて火を付ければ、火傷する程度で済むだろう。 だが、握りこんだ手の内側で爆発させれば、手はばらばらになる…!」 という超理論を元にしていたのだが、 同様に、石の中でティルトウェイトを爆発させれば、脱出できるかも知れない
石の壁もろとも爆散してロストから灰に格上げされるわけですね 遅ればせながらBCF話GJでした 今回のは注意書き無くてもまあ大丈夫だったのでは
39 :
11-447 :2011/01/15(土) 20:19:35 ID:FrmQlwP2
ネタはあれども文章は進まず また途中までとなりますが、12スレ目680-684の続きを投下します。 前回あんな引きであまり関係なさそうながらも話は一応続いています。 いつもながらに雑談的な会話文多めでさしたるエロも絡みもないですが、 濃厚なものの後だと軽くて薄いものもありかな、と。 では、未だタイトルも定まっていませんが、以下投下開始。
40 :
11-447 :2011/01/15(土) 20:20:34 ID:FrmQlwP2
* * * 時は黄昏。冒険者の宿の二階に位置するエコノミールーム。さして広くない個室には、一人用のベッドと簡素な 机や椅子が置いてあり、壁には作り付けの棚が設えられている。男が前庭に面した木窓を開けると、沈む直前 の夕日の残滓が細く差し込み、やや薄暗い部屋の中に赤い線を描いた。 外では時を報すカント寺院の鐘楼の鐘が鳴り響き、一日の終わりを告げている。男はその鐘の音が鳴り止むま で待った後で部屋の中に向き直ると、机の上に置かれたカンテラに火を灯す。そうしてから、彼は改めて、ベッド の上に座り込んでいる女の方に視線を向けた。 「やれやれだな」 「待っていたぞリーダー。しかし、予想よりも早く見つかってしまったか。これは私の負けだな」 「負けって、これはなにかの勝負だったのか?」 「では、仕方ないな。嫌々ながら、敗者への罰として、リーダーの足を舐めようではないか。さ、ブーツを脱いで くれ。私を捜して歩き回って、さぞ足が疲れたことだろうから、丹念に舌でマッサージして、汗も綺麗に舐めてし まわないと。将来、足が臭うようになって、娘に嫌われてしまったらいけないし」 「なにが嫌々だ。どう見てもお前のしたいことをしてるだけじゃねえかよ。大体だな、鬼ごっこをしてたわけでも なし、勝ち負けなんてどうでもいいだろ」 「む? では私の勝ちでかまわないのか。では、勝者の権利としてリーダーには私の脇を舐めてもらおうかな」 「どっちにしろお前が得するだけじゃねえか」 「得をするのはお互い様ではないか? しかし、残念だな。もう少し時間があれば、家族入り乱れてのくんずほ ぐれつを読者にお見せできたのだが」 「その話はもう終わりだ。まあ、君主にカンディを頼んだら、宿にいることだけは判ったからな。しかし、街に戻っ たと思ったら、途端に姿をくらましやがって。部屋に戻った気配はあったのに、なかなか帰ってこないと思えば、 お前はこんなところで、そんな珍妙な格好でなにをやってるんだよ」 女忍者は迷宮で着ていた黒衣を脱ぎ、今は東方風にあつらえた裾の長いガウンと帯を身につけている。だが、 その頭には、面甲や喉当てが付いた完全防備のクローズドヘルムを被っていた。 「一応断っておくと、明るい未来について一人妄想に耽ってこそいたが、ナニなどはしていないぞ」 「うるせえよ。しかしなあ、誰だって一人になりたい時ぐらいあるだろうけどさ、それならそれで、そう言ってくれ ればいいだろ」 「え? 私はこれまで、一人になりたいと思ったことなどないぞ。自分を慰める時でも、できれば誰かに見てい て欲しいと思っているし、諸事情で自重しているが、なんなら排泄の時もリーダーの顔――」 「そこから先は言うな。まったく、慌てて探して馬鹿を見たぜ」 「なあ、リーダー。もし人前で痴態を晒すのなら、よく知った人達の前と、全く見も知らない人々の前とでは、どち らがより快感を得られるだろうか? 具体的には、ギルガメッシュの酒場の卓上で自慰に耽って、蕩け切った顔 を晒すのと、城前の広場で張り型を二本刺しして、通りすがりの子供連れに向けて潮を吹くのでは、どちらが気 持ちいいかということなのだが。一人でいると、どうもそんなことが気になって仕方ないのだ」 「慌てた甲斐があったようで、俺は今、猛烈に嬉しいよ! そんな暴挙に及ぶ前にお前を捕まえられたんだから な!! はぁ、少しでもお前を心配した自分が可哀想に思えてきた。……で、どうなんだ? 機嫌は直ったか」 「リーダーが私如きを心配してくれていたとは、それを聞けただけで天にも昇る気持ちだぞ。だが、ここでリーダー があの兜を被ってくれないと、それもうっかりと地に堕ちてしまうかも知れないが」 相も変わらずの緊張感に欠けたやり取りは、もっか禁欲生活十四日目で絶賛放置中の、女忍者と侍の二人組 である。迷宮で拾った呪いのかかった古びた兜の取り扱いを巡って一悶着あった末、街に戻った途端に全力で どこかへ走り去った女忍者を、半日かけてようやく補足した侍であった。 「まあ、とりあえずは、いつもの部屋に戻るぞ。話はそれからだ」 「ああ、いや。前庭が見えるこの部屋の方がなにかと都合がいいのだ。いつもの部屋だと、通りとは逆の方向に なってしまうから」 「ん? なんでだよ。まあ、それならそれで、いつもの部屋は空けて前にも使った三階の部屋に移ればいいだろ。 あそこならちょうどここの真上だし、スイートを使う冒険者なんて限られてるから、きっと空いてるぜ?」
41 :
11-447 :2011/01/15(土) 20:21:03 ID:FrmQlwP2
ここ半年ほどは、宿の奥にある二階のスイートルームを根城としている二人だが、その前には通りに面した三階 のスイートを使っていた。だがある時、女忍者が高価なガラス窓を大破させてしまい、その修理に少し日にちが 掛かったこともあって、部屋を移った経緯がある。 「んー。しかしいつもの部屋は是が非でも押さえておきたいのだ。あそこには少し思い入れがあるからな」 「……まあ、別にいいけどよ。で、この際、兜ぐらいは被ってやるけど、お前、それ自分で装備してどうする気だよ。 俺に被せようにも、呪いを解いたら、ただのがらくたになっちまうぞ」 そう。彼女の被っている兜こそが、侍に被せようとしていたはずの "古びた兜" なのである。こういった不名誉な 二つ名を付けられた装備品の例に漏れず、装備した者に呪いをもたらすこの兜だが、他の呪いの装備品とは一 線を画す点がある。ボルタック商店での買い取り価格が、なぜだか分不相応に高い値段に設定されているのだ。 死の指輪のように、明らかに危険な使い道が想定されるものは別として、こんな役にも立たない装備に、あの強 欲な商会が意味も無くそんな価格設定をするはずがない。と、一部では様々な憶測が飛び交ってはいるが、どれ も推測の粋を出てはいない。だが、女忍者はこの兜に秘められた効果を知っていると言う。 「ああ、これは私物なのだ。迷宮で拾ったのは……ほら、ちゃんとここに確保してあるぞ」 女はベッドの脇に置いてあった背嚢から、自分の被っているのとそっくりな見た目の兜を取り出して男に示す。 「自前のまで持ってやがったのか」 「淑女としては当然の嗜みだな。さて、では覚悟はいいか?」 「どんな淑女だよ。で、やっぱり、覚悟しないといけないような代物なのか……。それ、本当に大丈夫か?」 「大丈夫だ。問題ない。なに、怖いのは最初だけだ。一度使ってしまえばやみつきになるぞ」 「それは明らかに人に勧めちゃいけないものを勧める時に言う台詞だ!」 「まあ、細かいことはどうでもいいではないか。ほら、ほらほら」 「……ま、やると決めたら早いとこやっちまうか」 「ようやく観念してくれたのだな。では、とりあえずベッドに腰掛けてもらおうか」 侍が言われたとおりにすると、女忍者は両手で持った兜を躊躇無く彼の頭に被せて、顎の根元に付いた留め金を 掛ける。面甲には細いスリットがあるだけで、視界は極めて悪い。だが、男は不思議と息苦しさを感じなかった。 内部には柔らかな内張りが施されており、被り心地も意外に悪くない。 「さすがにこんなもの初めて被ったけど、呪いの品ってわりには妙に安心感があるもんだな」 「それはそうだ。むしろ、その被り心地も含めて呪いの一部のようなものだからな。だが、もう呪いを解くまでは脱 ぐことは適わないぞ」 侍が試しに兜を脱ごうと留め金に手を掛けてみると、当然あるべき金属の継ぎ目が無くなっており、そこにはた だ一片の金属片が取り付けられているだけだった。指先に伝わるのは、元々そう作られていたかのような、ごく 自然な滑らかさを持った金属の感触である。 「なるほど。確かにそうみたいだな。じゃあ、さっさとお前の言う特殊な効果ってやつを試して、呪いを解きに行こ うじゃないか」 「ふふ。試した後には脱ぎたくなくなっているかも知れないがな。では、ちょっと失礼する」 女忍者はそう言うと、侍の頭を抱え込む体勢を取り、兜の横に付いたヒレ状の装飾に手を掛けた。スリットが女 の体で塞がれてしまったせいで、ただでさえ悪かった男の視界は完全に閉ざされてしまう。 「忍者ちゃんよ。そんなに体を押し付けなくても、手を伸ばせばどうとでもできるだろ」 「それが、正面からだと手が届きにくいのだ。まあ、ちょっとの辛抱だから、少し待っていてくれ」 そうしてしばらくの間、真っ暗な兜の中に金属を弄る音だけが響くのを聞きながら、彼はただ作業が終わるのを 待っていた。 と、不意に、侍の視界を閉ざしていた面甲がガラスの様に透けた。だが、女忍者の体に視界の大半を遮られてい るため、兜の中は未だほの暗い。そんな中、男の目に映ったのは、固い平面に押し付けられて変形した、女忍者 の見事な胸。ガウンの厚い布地を通して、なお存在を主張する迫力のある巨乳が、彼の視界全面に広がっている。
42 :
11-447 :2011/01/15(土) 20:21:31 ID:FrmQlwP2
「……!?」 侍が声を失う中、その眼前で見る間に女の衣服は透け始める。彼女の胸は、帯で下を押さえられて持ち上げられ ているせいか、普段よりさらに大きさが強調されていた。面甲に押し付けられたその先端は、押し潰されて、胸の 大きさの割に控えめな乳輪に埋没し、女が手を動かして姿勢が微妙に変わるたび、男の目の前数センチのとこ ろでぐりぐりと動いて、その存在をことさらに主張する。自然、男の視線はその薄桃色の蕾に釘付けになってしま い、女が作業を終えるまでの間、彼の目はその一点をひたすら追い続け、見つめ続けていた。 「よし。これで前が見えるようになったと思うのだが、どうかな。……リーダー?……リィーダァー!……ノックして もしもお〜〜〜し」 反応がないことに業を煮やした女忍者は、侍の頭を抱え込んだまま、その後頭部にガンガンと拳を打ち付ける。 「あ? あ、ああ。よぉく、本っ当によく見えてるよ。しかし、こいつは……」 そこで女忍者が体を離したため、侍にも部屋の中の様子がよく見えるようになった。目の前に立つ女忍者は裸に 兜を被っただけの斬新な出で立ちで、小首を傾げて彼を見下ろしている。彼が手を上げて面甲に触れてみると、 指に触れる硬い金属の感触が、目には見えないものの、それが確かにそこに存在していることを示していた。 頭を巡らして部屋の中を見回してみると、机や椅子から木窓に至るまで、室内にある物品の大半が綺麗に消え てしまっている。しかし、自分の腰掛けているベッドの感触は消えてはおらず、こちらも兜と同様、ただ見えなくな っているだけのようだ。試しに、目の前にいる裸の女忍者の腰に手を伸ばしてみると、それに届く前に男の指は 彼女の着ているガウンの布地に阻まれてしまった。 「なるほど」 そう呟いて、侍は上下の二重構造になっている面甲のひさしの方を跳ね上げた。すると、目に映る部屋はありふ れた宿の一室に戻り、当然のこと、女忍者も衣服をきちんと身に纏っている。そこでまたひさしを下ろすと、部屋 の光景は再び一変し、がらんとした素っ気ない部屋が眼前に現れた。 「ふーん。物が透けてみえるってわけか。……あ、待てよ。てことは、お前。ずっと俺の裸を眺めてたのか」 「さあ、それはどうだろうか。まあ見えていようと見えていまいと、私の腰に手を伸ばした時に、リーダーの股間が わずかに膨らんだことなど、私には手に取るようにわかるのだがな」 女は自分も兜のひさしを上げ、にこにこともにやにやとも言い難い、微妙な笑みを男に投げかける。そうして、蠱 惑的に尻を振りながら窓に近づくと、思わせぶりに脚を組んで、木の窓枠があったはずの場所に腰掛けた。 「さて、話を戻そうではないか。まあ、透けて見えると言っても、全てが透けるわけでもないのだ」 「ああ。部屋の床や壁、それに俺やお前の被っている兜そのもの。それにこいつも、鞘や柄こそないものの刀身 はそのままだ」 男がベッド脇に置いた村正を見ると、本来は柄に隠れて見えないはずの、特徴的な形をした茎が剥き出しになっ ており、その柄のあるはずの部分を握って持ち上げると、まるで奇術の様に刀身だけが空中に浮かんで見えた。 「ご明察だ。布や木、それに革などの生物由来のものは透過するのだが、石や金属などはそのまま見えるし、ま だ生きているものもその限りではない」 「しかし、効果が限定されてるにしても、使い方によっては、これって色々とえらいことになるだろ」 「遠回しだな。有り体に言えば、それを被って街角に立つだけでエロいことになる。お、ちょうどいい。リーダー、 こっちに来て外を見てくれ」 侍は手にした刀をベッドに置いて、窓際へと歩み寄る。そして、女が目で促す先を見下ろしてみると、今日の探 索を終えた冒険者の一団が宿へと戻ってきたところだった。 「こふっ!」 その姿を見て、侍は思わず鼻から変な息を漏らしてしまう。宿の門をくぐって前庭に入ってきたのは、彼らにもな にかと縁のある、女五人で構成された中立のパーティー。だが、兜の面甲を通して見るその姿は、あまりにも非 日常的な光景を醸し出していた。 先頭を行くエルフの侍は、上半身に胸当てを装備しているが、なまじ金属だけが透けずに見えることで、素肌に 直接鎧を纏ったような、妙に淫靡で扇情的な格好に見えてしまっている。そして、彼女は動きの速さを重視した 軽装を好んでいるので、普段から下半身には脛当てだけを装備していた。兜の効力で布製のスカートや下着は 透けてしまっているため、エルフらしい細い腰や太股が露わになっており、いまや、彼女の秘所を覆い隠すもの は、その慎ましやかな薄い金色の恥毛だけという始末である。
43 :
11-447 :2011/01/15(土) 20:22:08 ID:FrmQlwP2
その隣を歩くドワーフの君主は中立の鎧を身に着けているのだが、腰部を覆うタセットは動き易いように前面が 大きくカットされており、こちらも正面から見ると、股間の辺りは裸も同然の有様だった。濃くふさふさと茂った栗 色の恥毛が、ドワーフ男の髭の如く綺麗な形に整えられているのを見て、侍はドワーフ女の毛に対するこだわり が髪の毛だけに留まらないことを認識する。 続くは人間の二人組。革鎧を身につけた盗賊は腰に小剣を下げただけの丸裸で、細い体躯と薄い胸が少年のよ うな印象を与える。生来のものか、はたまた剃ってしまったものか、その股間には一筋の毛も生えていなかった。 対して、定番のローブ姿の魔術師は、こちらも一糸纏わぬ姿に見えているが、幼げな印象の顔に似合わぬ豊か な胸と、肉付きの良い腰を持っていることが見て取れる。普段はゆるやかなローブを着ているため目立たないが、 その中には、抱き応えのありそうな成熟した女の肉体が隠れていることを、侍はこの時初めて知ったのだった。 唯一人、大金をはたいてリルガミンから取り寄せたフルプレート "護りの鎧" に全身を包んだ人間の女戦士だけ が、男の被る兜の持つ透視の効果から、鎧の持つ二つ名の如く、その身を護り得ていたのである。 と、そこまできて、彼はあることに思い至った。よくよく考えてみると、自分は二階から見下ろしているのに、何故、 事細かに彼女達の姿を観察できているのだろう? そう思って、改めて階下に目を向けた侍は、すぐに兜の持つ もう一つの機能に気が付いた。少し意識を集中すると、船乗りの使う遠眼鏡で覗いたように、その視線の先が拡 大されて目に映るのである。 彼の手にも憶えのある、肉の薄いほっそりとしたエルフの腰。はたまた、探索の後で汗ばんだドワーフ娘のむっち りとした太股。盗賊の内股にある二つのほくろ。布地そのものは透けて見えないものの、下着やガーターリングが 肌に食い込むことでできる段差から窺い知ることのできる、魔術師の柔らかな肉の質感。そういったもろもろが、 意識を向けるだけで、思うがまま、手に取るように見えてしまうのであった。 男はそうしてしばらくの間、ついつい女達の姿に魅入ってしまっていた。だが、見られていることに気付いたのだ ろうか、エルフの侍がふと上を見上げ、二人の視線がぶつかったように思えた。すると、一瞬の間があった後で、 彼女は自分の腰に目をやると、右手に持つ盾ですっと自分の下半身を隠してしまう。 そこで我に帰った男は、図らずも自分が恥ずべき行為に及んでしまっていたことに気付いたが、もう後の祭りで ある。エルフは足を止めると、男の視線から庇うように他の娘達の前に立ち、咎めるような目で彼を見据えて口 を開いた。 「あなた、そこでなにを――」 「おーい、みんなー。お帰りー」 だが、男の横から顔を覗かせた女忍者が、間髪入れずにエルフの声を遮って、手を振りながら彼女達に向かって 声をかける。その声を聞いて、兜を被った二人組の中身を察したものか、エルフは呆れ顔で天を仰ぎ見ると、困っ たような表情をして肩を竦めた。 「え? あれって忍者さん?」 「あの声と胸はそうだよね。忍者ちゃーん、ただいま」 「そんなとこでそんなもん被ってなにしてんのさ。もしかして、顔を隠して浮気中とかー?」 「え、隣のってあの侍の彼じゃないの?」 手を振り返しながら口々に挨拶を返す娘達だったが、リーダーのエルフは、心なしか急き立てるように彼女達を 宿の中へと誘導していく。 「さあ、宿の前で騒ぐのもほどほどにして、私達も部屋で休みましょう。二人の邪魔をしてはいけませんよ」 「今夜はお楽しみだね。じゃあ、忍者ちゃん。また私達も相手してねー」 促されるまま宿の中に入っていく仲間達を見送ると、最後に残ったエルフの侍は一つため息をついてから、窓か ら顔を出す二人に、にっこりと微笑んだ。
44 :
11-447 :2011/01/15(土) 20:25:00 ID:FrmQlwP2
「まったく、そんなものまで被って。お遊びもほどほどにしておいてくださいね。相手と合意の上ならともかく、さす がにそれはあまり感心できる行為ではありませんよ」 「あ、ああ、いや、これは……」 「ええ、そちらにも言い分があるでしょう。今日のことは、明日の晩にでも静かなところでお話ししましょうか」 「だ、そうだぞリーダー。明日の晩は私のことなど気にせず、ゆっくりと体で語り合ってきてくれ」 「逃げるな。元はといえば、お前が言い出したことで、俺はハメられたようなもんじゃねえか」 「ハメるのはリーダの役目だろう。私もハメられるものならハメてみたい」 「いや、そういうのはいいから。お前も共犯、どころか主――」 「あ・し・た・の・ば・ん・で・す・よ。いいですね。少し時間を空けておいてください」 「…………」 「聞こえませんでしたか?」 「……イエス、マム」 「よろしい。ではまた」 男の返事を聞くと、エルフの侍はもう顔を上げることなく、二人に向けて手だけを軽く振って、仲間の待つ宿の中へ 消えていった。 といったところでキリのいい部分で投下終了。 書いているうちに勝手に会話の量が増えて、予定より長くなったので当面はここまで。 続きはまだ未定ですが、いざとなればここで終わっても大丈夫な気もします。 例によってエロ成分極薄で申し訳ないです。
エロいけど、小ネタにワラタ ・「大丈夫か?」「問題ない」 ・「ノックしてもしもーし」 ・「イエス、マム」(これはガイバーの自爆強要?) ・「おーい、みんなー」ここで耐え切れず吹いた ____ / ̄ ̄ ̄\ /___ \ / ___ ヽ / |´・ω・`| \ / |´・ω・`| \ みんな〜 /  ̄ ̄ ̄ \ / _  ̄⊂二二) | i ヽ、_ヽl | | └二二⊃ l ∪ | | | 、___ ノ | 、 | ヽ_二コ/ / ヽ / \ / _____/__/´ __ヽノ____`´
下半身だけ裸エルフハァハァ 兜の効力バレてるー!?
話来てたー!!! 乙でした!!!
ガラス状の板面に押し付けられて変形した女忍者の乳が視界一杯に・・・
そりゃいくら見慣れててる彼でも思考停止するよw
>>38 今回のは注意書き無くてもいいと思うけど,保管庫のって警告ゆる過ぎない?
切断としか書かれてないから大丈夫かと思って読んだら本人の手を入れるとこで凹んだ
保管庫さんには感謝してるけど,保管済みの部分の赤字警告をきっちりやって欲しい
どうして金属製は透視できないんだろ?
そりゃあその方がエロいからでは
今年はウサギ年なんだし ボーパルバニーがかわいい女の子に擬人化してほしいな
顔も普通の人間の女の子で!
それただのバニーじゃね 54のでなら書いてみたくもなるが、ただの兎耳ならお断りだ
誰も来ない・・・
そりゃあウィズスレだけに潜ってんだろメーン! 知ってるか?新米の女の子が多いパーティーに赤い靴をプレゼントするのがナウなトレンドなんだぜ! 「ピンチの時に必ず助かる御守り」だと言うと、ほとんどが使っちまうそうだぞ…フヒヒwww
>>56 こう、ガルディ使うとバニーと他の人間系モンスターが混ざっちゃいました的な……
しかも発情してんの
ザ・フライ
「ねえ、お姉ちゃん、今日が何の日か知ってる?」 「あんた一年間に五回も誕生日があんの?」 「ちがうわよ。今夜はビッグなイベントがまってるのよ」 「へー、じゃ明日になったら教えてね」 「えぇー…ちょっとは食いついてよ」 「やだ。どおせまたろくな事じゃないんだろ」 「…(ぐす)…おねえちゃあん…」 「わあかったよ! 聞きゃいいんだろ、聞きゃ」 「ありがとう、だからお姉ちゃんだーいすき! 実はね、私お姉ちゃんのために一週間も前から用意してたの」 「あはははーあそー。そりゃーたのしみだなー」 「じゃーん、なんとね、今日はSETU-BUNの日なのよ!」 「…セツブン?」 「そう! 東の国に古来より伝わる伝承のお祭りなの!」 「なんかもう嫌な予感しか……って、え? だれこの人たち? なんか下半身露出した変なのが部屋にはい…」 「東の国ではね、この日に“エホウマキ”を食べるの。そうすると、 シーフでもニンジャみたいなスーパーパワーが手に入るのよ!」 「え、いや、ていうか、だれこの人たち」 「いやー、一週間前にこの人に捕まっちゃいまして」 「か、隠れMなロリっ娘がいると聞いたんで…つい…」 「なっ…ちょ、えええ?!」 「捕まえてくるの大変だったのよ、エホウマキ」 「嘘つけこんバカエルフ! あんたの資料絶対間違ってるだろ!」 「ちゃんとホークウインドの自叙伝で調べたんだから間違いないわ。 それによると太さは口に咥えられるくらい、黒い外皮に包まれて 中は白いツブツブがいっぱいつまってて、かたい筋があるんだって」 「ぜんぜん黒くないだろ! それになんで二本もあるんだよ!」 「お姉ちゃんにいっぱいパワーをつけてもらいたくて…」 「いらないから! そもそもなんで二本ともエルフなんだよ!」 「一週間っスよ?! 狭い密室に閉じ込められて一週間も自主規制だったんスよ!」 「隠れMなロリと(ry」
62 :
翌年 :2011/02/01(火) 02:48:30 ID:4qCix1lZ
「うわ〜ん……ちゃいあ〜……」 「あれ、どしたの?」 「ひっく、あんね、ばかくのいちがね、ひっく、とっちぇもいたいいたいしてくるの…」 * ガタン! ドタッ! * 「ちゃ、ちゃいあ、どした、だいじょぶ?」 「……だいじょぶ、だいじょぶだよ……まさか、あんのバカ……」 「あ、お姉ちゃん、この辺でバカノーム見なかった?」 「きちゃああっ!」 「ちょっと、あんた、ここに座りなさい! なにしてんのよ!」 「なにって、今日はSETU-BUNでしょ? だから」 「ばっ、このバカエルフ! ケダモノ! あ、あんた、この子になにやらせて…」 「勘違いしないでよお姉ちゃん。今日は“マメマキ”してたのよ」 「このばっ……はあ? マメマキ?」 「そうよ。こうやって、水分をとばしたビーンズを『オニワソトー』って言いながら 悪霊に向かってぶつけるの。そーれ、オニワソトー!」 「いちゃいいちゃい! やめちぇええ!」 「…………あー、それかしてくれる?」 「あら、お姉ちゃんもやりたいの?」 「オニワソトー!!」 「きゃっ、ちょ、ちょっとお姉ちゃん! 私じゃなくて、悪霊に… い、いたっ、痛い痛い、お、お姉ちゃん、やめ、いたあい! や、やめてえぇ!」
63 :
翌々年 :2011/02/01(火) 02:51:10 ID:4qCix1lZ
「そろそろ時間ね。それじゃ、私は姉さんと組合の集会に行ってくるわ」
「シャイア、くれぐれもお姉ちゃんのこと頼みます」
「最善は尽くすよ」
「留守番よろしくね。ちゃんとフローを守るのよ。後は任せたわよ」
「まかされた! がんばる!」
* バタン *
「で、あんたが定例集会に参加するなんてどういう風の吹きまわし?」
「だって、今日の集会の号令かけたの、私だもん。
――あっ、お姉ちゃんどこいくの?」
「…どうせまたろくな事考えてないだろ!」
「そんなことないわ。国家元首も、東の国の文化を広めることに大賛成なのよ」
「またそっち系かよ…」
「そう、なんと言っても、今日は季節の節目のSETU-BUNなんだか…
――ちょっと、お姉ちゃん帰っちゃダメじゃない」
「もう飽きたっての! 毎年そう言ってバカなことばっかり…」
「今年は今までのとは違うのよ。シャイアさん、びっくりしないでね。
資料を詳しく調べてわかったんだけれど、二年前のSETU-BUNで
私は重大な間違いをおかしていたのよ」
「だろ?! やっと目が覚めたのかあ。
大体、あんなふざけた伝統行事があってたまるかってんだ――」
「実はね、SETU-BUNのエホウマキは…歳の数だけ食べなきゃいけなかったのよ」
「…………はあ?!」
「ごめんなさい、お姉ちゃん。笑ってちょうだい。
ニンジャともあろう者が、今までこんな恥ずかしい誤解をしていたなんて。
でも、今日という日は汚名を漱がせてもらうわ。この日のために、
一ヶ月もまえから入念に準備をしてきたんだから」
「ええっと…ま、まさか…今日の集会って…」
「心配しないで、食べる側の参加者は私たちだけじゃないわよ。
ただの一個人の呼びかけで、こんなに大規模な集会になるなんて、
この街もまだ捨てたものじゃないと思わない?」
「ふ、ふざけるなあっ! あ、や、やめ……こらあっ! はなせえええっ! バカエルフ!」
>>29 生存報告=なんか落とせボケなんだろうけど
いまはこの小ネタで精一杯。
おかえりなさい! あなたの帰還をずっと待ってました!
本編の投下もお待ちしてます
GJ 小ネタだけでも十分だ
ナイス小ネタ 一レス目の文体だけで誰だか判ってしまったw
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
待ってた待ってた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただのGJよりも一言の感想が書き手のモチベを上げるんだぜ
感想より罵声とか野次とかの方を喜ぶ変態もいるんだぜ たとえば俺とか
SETU-BUN……俺の知ってる節分とはとは違いすぎる!
SETU-BUNでは、エホウマキだけじゃなくマメも食べないといけないという噂。
閑話休題
ささやき ― えいしょう ― いのり ― ねんし゛ろ!
おんなにんじゃ は,KADORTOをつかわねばならない!
「いやいやいやいや。灰になったのは、ここのSS用に使っていたフォルダのほうだろう。書
き手の不注意のおかげで、私の禁欲が解けるのがまた伸びてしまったではないか。この
ままでは私も更正して、エロ奴隷からただの忍者にクラスチェンジしてしまいかねないぞ」
このスレ用に使っていたフォルダを不注意で削除してしまい、数話分の下書きやらなんや
らがすっ飛びました。まあ、プロットは頭の中にあるので、続きはまた改めて書きなおせば
いいのですが、Wizの資料諸々を一緒に消してしまったのがなんとも。
とりあえずカント寺院でデータをサルベージしてきますので、もし続きをお待ちの奇特な方
がいらっしゃれば、しばしお待ち下さい。興味の無い方々には、私的にスレの容量を消費
したこと、お詫び申し上げます。
これだけではなんなので、現状の女忍者の侍視点でのイメージ図を添えて。絵は描けないので、
写真素材からのトレースを切り張り加筆しての更正なのはご愛敬。
一応pass付きで、passは wiz
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1318695.jpg.html ささやき ― えいしょう ― いのり ― ねんし゛ろ!
74 :
11-447 :2011/02/05(土) 00:39:01 ID:jxL2O6pI
>>73 の書き込みをいたしました。連投申し訳ありません
全裸に覆面と大して変わらないなw でもエロいからオッケーよ♪
保管庫の[素顔じゃないから恥ずかしくないもんっ!]を思い出したwww
もう女忍者消えてるのか リーダー視点ってことは兜に押し付けられた胸?
ちゃんと保管庫に保管されますように
保管庫の昨日のカウンターがやけに回ってるんだけどなにかあったのかな? ここを見てる限りではこのスレに人はそれほど多くないと思うんだが
保管庫のカウンターが一日あたりいくつ回るのが平均的か なんて事を把握している人はもっと少ないと思うよ
どこかで何かが紹介されたのかも 住民が増えてくれたらありがたいな
このスレのせいでトレボーが女にしか思えなくなった。
ピンクのキャラサロンの関連スレ見れなくなっているので対策をお願いします。
eraWizが盛り上がってたみたい
バレンタインデー、冒険者及び迷宮の方々はどうでしたか?
ワードナ「チョコなんてもらえなかったわい!」
じゃあくなまじゅつし ワードナ の くつばこ うけつけじかんは 一月一日 から 12月31日 いま ワードナ は*チョコうけつけちゅう*
トレボー「現実を受け入れよトレボー。 ワシらみたいなキャラがチョコもらえるわけないだろうが……」
そりゃ王様ならチョコ貰わなくても酒池肉林できるだろ
フツーに考えたら、ワードナよりも バンパイアロードのほうにチョコ集まるよなぁw #1の女性型モンスターはプリーステスぐらいしかおらんけどwww
>>90 トレボー「そんなのおとぎ話の中だけだ……(´;ω;`)ぶわっ」
そこでトレボーキャンディですよ!
保守
最近、全く書き込みないなぁ・・・と、思いつつふと板情報を更新してみた そしてそれがずっと新しい書き込みがない原因だったのが分かって凹んだ そして更新しても、やっぱり書き込みが少ないのが分かって、更に凹んだ
96 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/07(月) 00:41:20.34 ID:PhLI5Um+
女王アイラスの裸の絵がみたい
さすがにSSにも書かれていないキャラの絵を所望されても困るだろうに まずはアイラスのSSを書くか、素直に他の板に行くかだな エロい はいきょうしゃめ! でていけ!
98 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/07(月) 01:35:51.27 ID:PhLI5Um+
>>96 アイラスは無理だが、外伝2のマナヤ王女の裸なら
ログアウト文庫の「砂の王」っていう小説の挿絵で拝めるぜ。
アンダーヘアーまでくっきりのピチピチの15歳の美少女だ!
まぁとっくの昔に絶版してるけどなw
100 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/08(火) 12:39:39.83 ID:OlvpPciT
101 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/08(火) 12:50:12.11 ID:OlvpPciT
102 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/08(火) 13:41:22.58 ID:OlvpPciT
何故か表示できない 見たい人はアドレスをコピーして 自分で貼り付けてみて、普通にクリックしても見れない アイラスのエロイラスト満載です(笑)
これほど「半年ROMれ」と言いたくなるオコサマは久々だ
あ
105 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/08(火) 21:23:26.76 ID:OlvpPciT
絵が見れないっす
106 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/08(火) 23:34:20.25 ID:OlvpPciT
アイラス
107 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 00:45:53.12 ID:ty9JSavj
上のイラスト見れた?
この板のガイドラインから >エロパロ&文章創作板 >■▼ >【この板の趣旨】 >一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、 >およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。 >以下は禁止、より相応しい他の板でどうぞ。 >キャラ単位、キャラ主体のスレッド →ピンクのキャラサロン >年齢制限付きの作品に関するスレッド →エロゲネタ&業界/エロ漫画小説アニメ/エロ同人等 >画像の貼り付け →半角二次元/お絵描き・創作等 ~~~~~~~~~~~~~~~~ >実在する人物(アイドル等)を元にした創作 →えっちねたロビー等 >【PINKちゃんねるは18歳未満立ち入り禁止】 >18歳未満の方は、エロ妄想を含まない範囲で2ちゃんねる掲示板をご利用ください。 小説の挿絵やネタならまだし、そういった内容は板違い 該当板で新たにスレッドを立てることをお勧めする ついでにPINKちゃんねるは2chではなく18禁サーバーの外部板だから 18歳未満ととられるような内容の書き込み、行為は控えるようお願いしたい
109 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 02:23:36.45 ID:ty9JSavj
>>108 おい、おいwアイラスのイラストはえろくねーーぞw
>>109 >>108 >画像の貼り付け →半角二次元/お絵描き・創作等
どこにもエロ画像とは書いていない
そもそもこの板は「18禁のみ」ではなく「18禁含む」なのでエロくなければOKでもない
111 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 02:54:43.90 ID:ty9JSavj
>>110 まあいいじゃねーーか 硬いこと言うなよ(笑
お前も超絶美人のアイラスのイラストを見なさい^^マジ綺麗だから〜♪
期待して見に行って損した
113 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 03:07:29.07 ID:ty9JSavj
114 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 03:11:24.25 ID:ty9JSavj
115 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 03:12:09.85 ID:ty9JSavj
116 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 03:18:34.99 ID:ty9JSavj
アイラスって美人だろ??
117 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 03:27:35.05 ID:ty9JSavj
見れたかどうか答えろよ!
118 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 03:33:54.56 ID:ty9JSavj
見れたかどうか 答えたら 姉のそ〜クスの美人も見せてやるぞ!
半年ROMれ
120 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 06:21:14.74 ID:ty9JSavj
どこかにBUSINのヴァーゴ様のエロはないかのう 言動があまりにもエロパロにハマるんで…
123 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 22:28:09.91 ID:ty9JSavj
124 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/09(水) 22:28:52.15 ID:ty9JSavj
このアドレスをコピーして 新しいタブを開いて 上にアドレスを貼りつけて 飛べば見れる そ〜クスも上の要領で見てくれ
>>123 これ攻略本のイラストだな
ここはハロディSSを書く場所なので、君が携帯ゲーキャラ板に立てたスレで貼ると喜ばれると思うぞ
あと明日の夜くらいに暇だったらvipでwizスレ立てて遊んでみるわ
とりあえずここで貼るのはここで最後な
126 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/11(金) 01:35:59.34 ID:rwuDUuo5
>>125 わかった これで最後にするわ
ウィズのスレを立ててくれたらそっちに貼りつけるので スレ作ったら ここにアド貼っておいて〜
128 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/12(土) 09:33:49.80 ID:UgTrXqYh
>>127 俺が立てたのではないよ 書き込みはしたけど〜
どんなSSでもいいから来てくれよ〜〜、と思っていて 今更ながら気付いたが、ウルトラマンみたいな奴にホイホイ誘われて 宇宙船で別の惑星に行くような話も、一応、WIZの範疇なんだな…
一応って言うか、外伝やらエンパやらよりも余程立派なWizardryでしょ
#8に興味があるけどプレミア化していて手が出ない件
おれはネメシスに興味がある
ネメシスはたしか、WIZの名を冠しているのが詐欺とまで言われるほど WIZとはこれっぽっちもゲーム性がかすってないと聞いたがw 世界樹がWIZの系列を継いでいくかと期待してたが、独自路線進んじゃったしな。 というか、DL販売で出した新作WIZよりも、WIZの名を廃したエルミナージュのほうがWIZらしいってのも変な話だw
134 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/14(月) 22:57:25.21 ID:XEjaExvo
エルミと聞いたら裸の札巫女がまず頭に浮かぶようになっちまった
あげてしまった!
裸の札巫女の話、また投下されないかなー
137 :
名無しさん@ピンキー :2011/03/17(木) 04:09:55.05 ID:pgG8YRrI
アイラス調教ゲームがやりたい!!
メガテンも好きな俺にとってはBUSINOはむしろご褒美です
hosyu
140 :
11-447 :2011/03/30(水) 01:43:10.91 ID:fj8mSn8K
例によってエロの書けない11-447です。 また間が開いてしまいましたが、前スレから続く40-44の続きを投下いたします。 今回も会話文ばかり多い、直接的なエロが絡まないものになってしまいましたが、 ともかくはこれを終わらせないと話が先に進まないので、またキリのいいところまで投下。 注意点は特に無し。 軽くて馬鹿な話なので、濃厚なエロスや重厚なWizらしさを求める方は回避された方がよろしいかと。
141 :
11-447 :2011/03/30(水) 01:43:47.98 ID:fj8mSn8K
* * * 「これは、明日の夜は二人揃ってお説教だな!」 声の調子から察するまでも無く、女忍者は兜の中で心底嬉しそうな表情を浮かべていることだろう。 「なんでお前はそんなに嬉しそうなんだ」 「あぅちっ!」 侍は、女忍者の脇腹を指で強くつついて彼女を黙らせる。そして、兜の面甲を上下共に開き、窓際を離れて部 屋の中へと戻ると、仰向けにベッドに倒れ込んだ。普段通りに戻った視界に映る石造りの天井を眺めながら、 男は長いため息を吐く。 女忍者は木窓を閉めてから、軽い足取りでベッドに近づくと、男の頭の脇に腰を下ろした。そして、自分も兜の 面甲を開き、体を捻って男の顔を覗き込んでくる。彼が想像していたとおり、今日一番の満面の笑顔がそこに あった。その表情は期待に満ち溢れ、尻尾を千切れそうなほどに振り回す子犬を連想させた。 「で、どんな折檻をされるのだろう? まあ、鞭や蝋燭は当然として、縄や手枷ぐらいはこちらで持参した方が いいのかな? 三角木馬に苦悩の梨、魔女の楔なども体験できるかと思うと、楽しみで今夜は眠れないな!」 「お前はいったいどこの拷問吏に会いに行くつもりだ!! なんだよ苦悩の梨って……」 「そんなことを言って、本当はよく知っているのに知らない振りをしてまで、わざわざ私に説明の機会をくれると は。そうまでして私の顔を立てることはないのだぞ? まあ、折角の気遣いだし、説明するとだな――」 「いや、説明はいい。聞かない方が幸せに一生を過ごせそうだ。てか、知ってようが知っていまいが、どっちに しろそんなもん一つも使うかよ」 「なに!? では、乳房絞め器やスペインのブーツも使わないというのか! 私もスペインの宗教裁判官に異端審 問されたい!!」 「誰もこんなところでスペインの宗教裁判官が出てくるなんて思ってねえよ!」 「まさかの時のスペイン宗教裁判!」 「五月蝿えよ!……まあ、頬を一発張られるぐらいはするだろうし、彼女の平手は尋常じゃなく効くんだけどさ。 それ以上にお説教の方が堪えるな」 「ほう。言葉責めか。では、あのエルフさんの口から "いいか、貴様らには原生動物の糞をかき集めた値打ちし かない。私に話しかけられた時以外は口を開くな。分かったか、このバブリースライム共!" みたいな口汚い罵 りの言葉が聞けるのだな!?」 「聞けねえよ!! 完全にその逆だ。まずはこっちの言い分を聞いた上で、懇切丁寧に、冷静に、なにが悪かった か理解して納得するまで、何時間でも根気強く、ただひたすら理を持って説教をされる。だけど、その真面目に 真っ当に説教されるのが本当に堪える。なまじ正論で隙が無いだけに余計にな」 「んー。それはそれでお説教されてみたいが……いや、やっぱり私は遠慮しておこう」 「遠慮すんなよ。精神的な責めもお前の得意分野だろ。ってまあ、多分怒られるのは俺だけだから心配すんな」 「二人っきりで夜のお説教タイムか。なんだかいやらしい響きだな」 「いやらしいのはお前だろ」 侍は自分の顔の横に座っている女忍者の尻を軽く叩くと、横向きに寝転がって彼女の腰に両腕を回す。そうして 横になっていると、日中は彼女を捜して街を歩き回ったせいか、わずかに疲れをおぼえて、しだいに目蓋が重く なってくる。当然、普段の迷宮での探索に比べると、肉体的な消耗などは然したるものではない。だが、侍自身 が思っていたよりも、心配や焦りなど、精神的な部分での疲労が溜まっていたのだろう。 「いやいや、いやらしいと言えば、彼女達を視姦するリーダーの様子もかなりのものだったぞ」 「視姦言うな」 「ドワーフちゃんの整えられた陰毛などはなかなかの見物だっただろう。それに、魔術師ちゃんのあのいやらしい 肉体。彼女は普段はかなり大きめのローブを着ているから、冒険者の中でも気付いている者は少ないだろうが、 あれを隠すのは勿体ないと私は常々思っているのだ」 確かにいい体だったよなぁ。と、侍は少しぼんやりとした頭で、先程見た女達の肌を思い出す。それぞれが違う 魅力を持った彼女達の肢体。まあ、盗賊の娘は少し肉が薄すぎる感じはあるが、自分の好みは別として、ああ いう中性的な肉体も、それはそれで大いに需要はあるだろう。
142 :
11-447 :2011/03/30(水) 01:44:27.10 ID:fj8mSn8K
(って、これじゃあ、俺もこいつのことをとやかく言えたもんじゃないよなぁ。見てみろって言ったのはこいつでも、 それにほいほい釣られて裸に魅入ってたのは俺自身だし。……しかし、あの汗ばんだ肌……って、視姦、か。 本当にそのとおりだな。これじゃあ、彼女に説教されるのも自業自得だ。んぅー、とりあえずは、すぐにでも宗教 裁判官に誤りに行った方が……いや、少し時間を置いてからの方が無難かな? あー、香辛料も買って帰らな いと。……そういや、梨って結局なんだったんだろうなぁ) しだいに強くなってくる眠気に身を任せつつ、侍はとりとめもなく考えを巡らせる。女忍者の腰に回した手は、無 意識のうちにガウンの裾を割って、彼女の内腿を撫でている。しっとりと手に馴染む触り慣れた肌の感触。女は その手を導くでもなく、かといって止めるでもなく、自分の手を男の手の甲に添え、ゆっくりと撫でさすっていた。 「なんだリーダー、もうおねむか? 兜を被ったままでは、起きた時に首が回らなくなるぞ。それに、眠るのはもう 少し待ってほしいのだが。まだ兜の説明は終わっていないのだ」 「んぅ。ああ、少しだけ。もう少しだけこのままで……」 そう言って、彼女の内腿を撫でながらも、男は頭の中で、他の女の肉体――エルフの侍の下腹から太股にかけ てのほっそりとした曲線――を思い浮かべていた。彼女の腰つきを直に見たのも何ヶ月ぶりになるだろう。そう、 あの細い腰と小さく可愛い尻を彼は知っている。女忍者がこの街に来る以前。幾度と無く肌を重ねたその肢体。 金色の恥毛に隠された秘唇と、彼の逸物には窮屈に感じるほどに狭く、それでいて深い女の部分――。 (ん? いやいや。待て、なにか違うぞ……そうだ、なにかがおかしい) 微睡みの中にあった男の意識が不意に覚醒した。それは、微かだが確かな違和感。それがなんなのか、その違 和感の原因を見つけようと記憶を呼び起こす。ついさっきまで見ていた夢が、目が覚めると一瞬の後には思い出 せなくなってしまうのと同じように、急激に薄れて消えていく夢想。その中から心をざわつかせる一言を拾い上げ ようと、男は思考を逆に辿り始めた。 (あぁ。っと、なんだ? 腰、尻、ほくろ。蟹?……違う。えぇーっと今の……あー、なんだったっけ。宗教裁判官、 生えてない、魔女の楔……。生えてない?……そうか、毛だ! 金色の毛……だと!?) 「リ、リーダー、そこは駄目だぞ。私は禁欲中なのだからな。ちょっ、さすっては! 肉、肉を揉んでるって!!」 「痛ぇっ!!」 皮の薄い手の甲を、身が千切れそうなほどに思い切り抓り上げられて、侍はベッドから飛び起きる。気付けば、 女忍者の内腿をさすっていた左手は、いつしか彼女の股間へと伸びて、シンプルな白い絹の下着に包まれたふ っくらとした土手を揉みしだいていた。 「人に禁欲を強いておいて、なにをするのだ!? 理性が性欲を凌駕している今の私だからこそ受け流せたものの、 普段の私なら、禁欲と性欲の板挟みで悶死していてもおかしくないぞ!」 「あ、あぁ悪い。つい無意識に手が」 「まったく。リーダーの方も溜まっているのだろうから、そう強く責めるつもりは無い。だが、それならそれで、私を 弄らずに自分のモノを弄るべきではないか。私にぶっかけたいのなら、それはきちんと受け止めるから」 そう言った女忍者は、口を尖らせ、わずかに頬を膨らませてむくれている。 (くそっ、ちょっと可愛いじゃねえか。っと、違う。そうじゃない) 「悪かったって。反省してるから許してくれよ。で、それはそうとしてだ。お前、この兜。本当にさっきのがこの兜の 効果なのか?」 「ほう。どういうことかな」 すると、女の表情はむくれていた顔から一転し、興味深そうに眼をしばたたかせながら小首を傾げる。 「さっきのが透視だったとすると、どうしてもつじつまの合わない部分があるんだよ。その……彼女の、エルフ の侍の股間なんだがな」 「ふむ」 「髪よりもほんの少し濃い金色の毛に隠れてたよな」 「ああ、そうだったな。毛は薄いが見たいところが見えなかった」 「確かに彼女の下の毛の大半はあんな感じだ。しかし、さっきの生え方は彼女のそれじゃないんだよ」 「ほほぅ」 「本物の彼女なら、下にいくほど次第に毛の色は薄く、太さも細くなってて、あそこの周りになるとほとんど産 毛みたいな毛質になってるんだ。なんでも、一族が代々その特徴をうけついでいるんだと」 「なるほど。ということはつまり……」
143 :
11-447 :2011/03/30(水) 01:45:01.30 ID:fj8mSn8K
男は自分がろくでもないことを口にしようとしていることに、今更ながらに気が付いたが、もう後には引けない。 「つまり、本来は彼女の毛じゃあ、肝心な部分を隠し切れない。金髪の産毛なんてもんは、見た目で言えば生え てないも同然。上から見下ろしていたにしても、あの角度であれだけ拡大して見られるのなら、はっきりと割れ目 が見えるはずだ! だから、さっきのは透視じゃない。あるいは、他の娘はどうか知らないが、少なくとも彼女だ けは本物じゃないってことだ!」 なかばやけっぱちに言い放った男は、せめてもの格好付けに、女忍者に指を突きつけてそう指摘する。だが、そ れはどう考えても決まらない、決まりようのない構図だった。 しばらくの沈黙の後、女忍者は笑みを浮かべ、ゆっくりと手を叩き始める。 「ブラボー! おお……ブラボー! 腰や尻の形は完璧だったはず。しかし、最大のネックだった陰毛の部分を 指摘してくるとは、さすがはリーダーだな。私如きのやることなど、全てお見通しというわけか。しかも、それほ どはっきりと言ってのけるとは、私はそこに痺れるし、また憧れるのだ」 「やめてくれ。ただでさえ、言ってるこっちが恥ずかしいのに、それを賞賛されると余計に恥ずかしさが増す」 「穴があったら入れたい、というやつだな」 「入りたい、だろ。で、あれは透視していたわけじゃないのは認めるんだな? てことは、兜の能力ってのは?」 「うむ。元々、それを説明する前のちょっとしたお遊びのつもりだったのが、無駄に長くなってしまったな。そう、 この兜の実際の効力は透視ではない。兜の面甲を通して、実際にそこに存在するかのように、妄想した場面を 見ることができるというものだ。まあ、有り体に言ってしまえば幻覚だな。兜の効力を発動したときにスリットが 閉じているのには気が付いていたか?」 「ああ? そう言えば。スリットがねえな」 改めて、手で面甲を撫でてみると、本来は前を覗くために必要なスリットが無くなり、兜のひさしは一枚の板にな ってしまっていた。スリットがあると、そこから現実の光景が見えるため、視界に食い違いが出てしまう。 「しかし、幻覚……か。じゃあ、さっきの彼女達は?」 「ああ。いや、彼女達は正真正銘の本物だ。しかし、エルフさんが盾で股間を隠すあたりからの動きは私の妄想 したものだ。実際には、みんな私達に手を振り返して、そのまま宿の中に入っていった。だから、残念ながら夜 のお説教をされる心配も無くなってしまったわけだな」 「お前の妄想ねえ。ん? じゃあ、この兜同士で幻覚を共有してるってことなのか?」 「うむ。おそらくは複数で同じ妄想の世界に浸って楽しむための機能なのだろうな。他の娘の裸は実際に私が見 たことがあるから、寸分違わず再現しているはずだ。しかし、私はエルフの侍さんの下着姿までは眼にしたこと はあるが、胸やあそこを直に見たことがない。だから、苦肉の策として金属は透けないという設定にして、下半 身だけの露出にとどめてみたのだが。毛の質と生え方は、以前に拾った彼女の陰毛から推測したが、実態は私 の想定の範囲外だったようだな」 「そんなもん拾ってんじゃねえよ! しかしなあ。あの肌の質感に、汗までかいてたとこなんて、あれがお前の妄 想の産物だと思うと恐ろしいぜ」 改めて思い出しても、間近に拡大して見た彼女達の素肌は、手を伸ばせば触れることのできそうな現実感を持っ て存在していた。それこそ、幾夜となくエルフの侍と肌を重ねたことのある彼でなければ気付くことは無かった唯 一の穴だったと言えよう。 「うむ。それも私の妄想力で補ったものだ。ちなみに、触れるぞ?」 「なん……だと?」 「そう驚くことでも無いだろう。誰あろう私の妄想なのだぞ。なんでも、古代の魔法文明では、幻覚の食物で腹を 満たすことさえ可能だったと聞いている。それに比べれば触るぐらいはどうということはない」 「どんだけお前の妄想は果てしないんだ!? そんなもんと妄想を比較の対象にしてんじゃねえよ」 「なにを言う。私の妄想力は無限大だ。いずれは妄想するだけで子も産めるとさえ考えている!」 「行き着くとこまで行っちまってた!!」 昔から幾分夢見がちではあったが、まさかこんなことになろうとは。こいつはどこで道を踏み外したのだろう。やは り自分が彼女を置いて師匠の元から独り立ちしたのが悪かったのか? そう自問する男であったが、そんな彼の 懊悩もいざ知らず、目の前の女は最大級の賛辞を浴びたように誇らしげな表情を見せていた。
144 :
11-447 :2011/03/30(水) 01:45:43.64 ID:fj8mSn8K
「で、それはそれとしてだ。疑うのなら、早速試してみようではないか」 女忍者は手を伸ばして侍の兜の面甲を閉じる。カチッという金属音がすると同時に面甲が透けた。いや、正確に は彼女の妄想により、寸分違わぬ部屋の光景が面甲の内部に映し出された、ということなのだろう。 そして、唐突に女忍者の右手に長大な張り型が現れる。彼女はそれを侍の方に投げて寄越した――が、彼がそ れを受け止めなかったため、張り型はそのまま音を立てて床に落ちた。 「なぜ受け取らない?」 「なぜそんなものを受け取る必要がある?」 「まったく、我が儘だな。なら、これではどうだろう」 すると、次に男の眼前に現れたのは件のエルフの侍。先程見たときとは違い、一糸纏わぬ姿の彼女の股間に生 えた繁みはより薄く、その秘所を隠すには至っていない。 「せっかくだから、さっき入手した情報も、反映させてもらったのだが、毛の生え方はこんな感じかな?」 「うーん。あそこの周りはもう少し毛が細いな。ああ、そうそう。それから上に行くにつれ徐々に……っと、そこで ストップ。もう少し下に戻って……お、そんな感じそんな感じ。あと、胸の大きさはそのまんまだけど、乳輪はもう 少し小さめで、乳首はもっと肌の色に近い。……うん。いいな」 「なるほど。こんな感じか。これは今後、いいおかずになりそうだ。これならリーダーも触りたくなるだろう」 「いや、別に俺は幻覚にそれほど興味があるわけじゃないぜ。でも、お前がそこまで言うなら、触ってみてもいい か。まあ、妄想だしな、妄想」 「触らないのなら消そうか?」 「謹んで触らせていただきます」 どうせ幻覚なのだから、迷惑もかけないことだし、構わないだろう。そう自分に言い聞かせて、侍は目の前のエ ルフに手を伸ばす。多少の後ろめたさを感じないではないが、どうせ触るならと、躊躇せず白い肌も眩しい尻を 鷲掴みにした。 と、その瞬間―― 「なあ、ついさっきよお、ご丁寧に "お遊びはほどほどにしておいてください" って言ったばっかりだよな? まっ たく、その恥知らずなサックスちんぽをおっ勃てることしか考えられねえのかよ、このおフェラオークは。それとも、 その汚いケツの穴に突っ込まれたいのか? てめえには、そこの変態を自称するしか能のない牝オーガがお似 合いだ。頭が死ぬほどしごき倒されて、性病で腐れ落ちるまでファックするがいいさ」 これまでもこれからも、エルフの侍の口からは決して発せられることの無いだろう暴言が、男に向けて浴びせら れた。出した手を引っ込めることもできず、そのままの姿勢で固まった侍は、ようやく首だけを動かして女忍者の 方を見やる。彼女はエルフの口から出た言葉を噛みしめ、全身をふるふると震わせていた。おそらくは感動の涙 を流しているのだろう、肌が露出している首元には涙の筋が伝っている。 「おい、こら」 「あ? ああ、すまない。ちょっとした出来心だ」 「おかげで、間違いなく彼女が本物じゃないとわかったよ」 「どうしても彼女に言わせてみたかったのだ。うむ、もう邪魔はしないから、遠慮無く存分に触ってくれ」 「ああ。触ってやるよ! 触ってやるとも!! 本物じゃないなら、もう遠慮なんかしてやるか」 男は手を触れたままのエルフの尻を執拗に撫で回す。全体的に肉の薄い彼女の尻は、小振りでキュッと締まっ ているが硬さは感じられず、さらっとした滑らかな肌はまさに本物と違わぬ触り心地だった。 「なあ。これって俺が妄想しても触れないのか?」 「こういうのも、鍛えれば鍛えるほどレベルが上がるものだからな。リーダーの秘めた潜在妄想力は私をも凌ぐも のだと信じて疑わないが、今の段階ではさすがに難しいと思う。私でも、幻覚に触れるようになるまで半月はかか ったから……リーダーならまあ、十日といったところか」 「妄想力って褒められてる気がしないんだが。そもそも、そんなもんで、お前を越えられるはずもないだろ」 「ちなみに、普通は触れるようになるまで、最低でも半年はかかるらしい。頭の固い者なら、一生かけても触れな いかも知れないな」 「俺の評価はどんだけ高いんだよ!?」
145 :
11-447 :2011/03/30(水) 01:48:42.86 ID:fj8mSn8K
「まあ、本来はそれを補うため、初心者は銅の小手を使うのだ」 「銅の小手?」 「そう。小手を装着して、妄想したものを触ったり握ったりすると、兜を通してその圧力や感触が反映されるのだ。 例えば、子供のおちんちんを想像して手に乗せれば、軽く軟らかい感触が。勃起したリーダーのおちんちんを想 像したなら、それより重く硬い感触が手に伝わる」 「なぜその例えを選んだのかはわからないが、たかが銅の小手にそんな機能があるってのか?」 「ああ。リーダーは、呪いの兜ほどではないにせよ、銅の小手の価格も異常だと思ったことはないか?」 「あれは……確か六千ゴールドだったか?」 彼は迷宮での探索を重ねた後、高レベルの魔術師から侍に転職した口である。それまでに得た財宝で、前衛職 の装備を整える資金には不自由せず、最初から相応の装備をボルタックで揃えることができた。そのため、銅の 小手などという性能の劣る品のことを気にしたことはなかったのだが、考えてみると、ただの銅製の小手一つが、 古代のエルフの技による最高品質の鎖帷子と同じ額で店売りされているのだ。これが普通であるわけがない。 「確かに異常だな」 「うむ。なんでも、一般にはただの小手としか認知されていないにも関わらず、本来の用途を知っている一部の好 事家の為の価格設定をされているそうだ」 「なるほどねえ。まさかこの兜と銅の小手にそんな関連性があったとはな」 「あったのだ。で、リーダー。いつまで尻を撫でているのだ? 指が穴に入ってしまいそうだぞ」 「あ……」 そんな会話をしつつも、侍の手はエルフの尻を、絶え間なくさすり、揉みしだいていた。その指先は菊門を執拗に 揉みほぐし、軟らかくなったそこに今にも押し入ろうとしている。時折、ビクッと体を震わせながらも、密道を蹂躙 されまいと、非難するような眼を男に向けて身を捩る彼女の様子は、やはり本物さながらの現実味を帯びていた。 その視線に気圧されて男は指をそこから離しはしたが、その手はまだ女の尻を撫で続けている。 「しかし、予想はしていたが、最初は尻から触るのだな」 「当然だ。彼女の尻は芸術品だぞ。……しかし、今更言うのもなんだが、凄いもんだなこの再現性は。お前、い つの間に、彼女の肌の感触を確かめたんだよ?」 「いや、私はまだ彼女の尻をそんなふうに撫で回したことはないぞ。まあ、私ぐらいになれば、肌を見ただけで触 った時の感触は大体想像できるのだが、リーダーのお墨付きを貰えたのなら間違いがないな。どれ、せっかくだ から私も触らせてもらおう」 女忍者は背後からエルフの腰に手を回し、薄い胸から脇にかけて手を這わし、胸の外側から中心を通って鎖骨ま でをマッサージするようにさすり上げる。すると、幻覚のエルフは声を上げ、身悶えした。 「ん……んはぁ、あぁっ」 「お。なかなかやるじゃないか。じゃあ、おれはこっちを」 「あー、そう来たか! そこは私が最初に試したかったのに、ずるいぞリーダー。なら……これはどうだ?」 「おいおい。そんなとこにそんなもんを。お前がそう出るなら、俺は同時にこっちも弄っちまうぞ?」 「いやいや。いくらなんでも、いきなりそんなとこを弄くりまわしてはまずいだろう。それに、そうするなら、こんなポー ズをとってもらったほうがやりやすいぞ」 「おいおいおい。妄想だからって彼女にそんな格好させたらさすがに……うわっ、これは見てられねえ」 「そのわりには手の動きが激しいぞリーダー。こうなったら、他の娘達にも参戦して貰うしかないな」 「おおおぉぉぉぉぉっ!? 漲ってきたああぁぁぁぁ!!――」 と、いったところで投下終了。 元は小ネタのつもりだったのが、データが消えた分を書き直している間にまた分量が増えてしまいました。 続きは近いうちに投下して、次でこの話は終わらせますので、タイトルもそれまでに決定いたします。 毎度のことですが、エロ成分極薄で申し訳なく思う次第。
いやいや、全然薄い事なんてないよ! GJ
めずらしく前回の事態が収拾されてまるく納まった上に ズッコケオチがつくこともなく侍大喜びのハッピーエンドだと…!? しかしラストが代名詞だらけで掻き立てるだけかきたてられまくった妄想をどうしろというんだ そしてなぜ女忍者は侍がなぜエルフの裸にくわしいのか追求しないの
朝起きたら投下来てた! 乙でしたー
>>73 の絵、もう一度うpお願いできますか?
見ようと思ったらいつの間にか消えてましたので……。
女忍者が更生してないようで少しずつ更生してるような、更生してるようで全く更生してないようなw
重いのも好きだけど原作自体カシナートやらモンティパイソンやらパロディ多いし軽いのもいいです
>>147 前にどの話だかで女忍者は侍がエルフとしたことあるのを気づいてる会話があった気がする
え、これどこまでが妄想で どこから現実なんだ…? 本当にこのエルフは本物の幻覚なのか?
お疲れ様でした。 エロ話ですが他の職人に期待しましょう。 鑑定士の話の作者様はご無事でしょうか?
BCFの魔法のイリュージョンが 「影と幻影の怪物を出現させる」って効果だったよね あれも術者の想像力次第では・・・と思ったけど 呼び出せる怪物にエロを期待できるやつがいなかったOTL
フィグメントたんのエロと聞いて
ショタな裸忍者を逆レイプするビューティなんてネタが浮かんだ。 裸のビューティを同族の裸忍者と勘違いして油断したところを襲われるって展開。
誰も来ないな ネタももう品切れか?
MRONの御神託 おっと きぼうはあるぜ! いや! きえうせちまった!
エンパイアのくの一とか違和感ないな 元々、くの一の歴史ってカラダでターゲットをたらし込むやり方らしいし 訓練した暗殺術でPT仲間を守り、訓練した性技術でPT仲間の戦いと旅の疲れを癒やす まさに生命と死のプロフェッショナル 格好いいじゃん
くの一のエロ読みたいな……。
160 :
名無しさん@ピンキー :2011/04/21(木) 10:36:39.68 ID:R8NXtDBV
迷宮で1人オナってた女忍者。それをバンパイアが発見・魅力する。 毒によって手足を麻痺。視覚も奪われ感覚が鋭くなった状態で指・言葉・器具攻め。 こんなのどう?
>>160 やられる展開なら性のプロのくの一より性に疎い女ビショップや僧侶の方がいい
ソープ嬢やヘルス嬢陵辱しても興奮しないだろ普通
司教は初出では賢者だった 実地はどうだか知らないが座学で知識だけは蓄えてるさ
海外#5は僧侶がクレリックで司教がウィザード
>>163 海外版てなんぞ?
APPLE][とIBMではどっちもPRIESTとMAGEのままだぞ?
ひょっとしてNESみたいなもの?それとも米国以外のバージョン?
SNESだったか? 女性モンスターやインキュバスがことごとく布増量されてて噴いたな
>>163 SNES版だな
タイトル画面からしてハートを抱える全裸の少女二人が服を着てるし
>>165 もあって全体的にエロ成分控えめ
エロネタじゃないが一部のモンスターの名前も違う
(グレーターデビル→Greater Fiend、アークデビル→Arch Fiend)
Fiendなんて単語目にしたのT&Tのルールブック以来だわw
このスレにはソーンやヴァーゴ等の毒婦マニアはおらんようだ 悪のPTに殴る蹴るの暴行のうえ別の暴行されても同情不要で妙にリアルだしww
「悪のPTに殴る蹴るの暴行のうえ別の暴行されても同情不要」 フツーに女性型モンスターやらなんやらに同じことしてる作品、いっぱいあるだろw 別に相手がソーンやヴァーゴじゃなきゃならんという話ではない。 てか、ソーンはまだしも、ヴァーゴさんは、その…w
悪PT一同「今までコボルドだのゲイズハウンドだの毒と炎の巨人だの 好き放題けしかけやがって、やっと俺らの側に来たと思ったらレベル19だと このブスアマ、マングリ返し縛りにして俺ら6人合計毎日12時間夜伽で前後上下の穴 3つ共ガバガバにして大小排泄一瞬欠かさず間近で凝視したうえ 俺らのガキ最低1ダース出産するまで監禁だー!」 ってとこか?Sの場合。
172 :
名無しさん@ピンキー :2011/05/02(月) 00:24:02.63 ID:zgfWPdBa
魔道にあるサキュバスの街でも行ってこい
>>169 毒婦ってよくわからないから見本を見せてもらえないか?
誘惑に負けてやっちゃうとレベル6の毒状態にされちゃう酷い相手ですよね。 突っ込まなくて貝合わせだから大丈夫と思ってレズった女戦士も毒状態に。
悪でドSってことぢゃね? 逆にMそうなキャラはWIZに少ないなあ
そりゃあプレイヤーが全員ドMだからな
「アマズールクイーンはベットの中ではドMよ」 ってクワリ・クボナが言ってた イッチングスキン責めが大層お気に入りらしい…
要は、友好的と思わせておいて、油断した冒険者を性的に騙し討ちしたり、 その肉体を使ってワードナやヴァンパイアロードを虜にして誑し込んで 迷宮を影から支配するポイゾンジャイアント♀のSSを書けばいいのだな?
何そのマカニト
個人的にはソーンは冷徹な妖婦でばぁこは愛すべき姉御ってイメージ。 毒婦って言葉には陰湿で強欲なイメージがあるけど、ばぁこはちょっと 欲が深いだけで結構サッパリした性格だからなー。 むしろ武神ならアンマリーの方が毒婦の素質がありそう。作中では 小悪魔レベルだけど、あのまま大人になったらすごい毒を吐きそうだ。
あのまま大人にする前にたっぷり教育(調教やら性教育やら)だハァハァ
リハビリを兼ねて……抱えた仕事は終わりは見えないわもう…… 内臓取るとどうも根気が、ね……。 切りのいいとこ(出来たとこまで)投下開始。
誰も滅多に近づく事の無い地下8階の闇の中、一つの影が魔法光により浮かび上がる。ロミルワの光だ。 視力強化を行なう補助スペル的な使用方法もあるが、こうして任意に燐光を発生させる使用方法もある。 完全にヘルム・シールド・ガントレッツ・プレートメイルに包まれた姿は、城塞都市の堅固な城壁を 思わせた。右手に回転する刃先を持たぬ、名匠が鍛えし普通の剣の形状をした名剣、【カシナートの剣】を 構え、左手にシールドを掲げつつ進む勇姿からは、防具達の立てる擦過音や金属音が最小限にしか 発生してはいない。 手練の者の証だった。スクロールの類を使ったわけでは無いのか、ヘルムから垣間見える目元からは 若干の疲労が窺える。 「残るはあと一人。――無事で居れば良いが……」 君主職、ロード。この闇を追う光は善の戒律しか転職が許されぬ、この場のロードが成せる奇蹟の業だった。 弛まぬ修練を積むと、プリーストスペルを4レベルから習得し始め、9レベルからは邪悪なる者どもを退ける ディスペルすら使えるようになる、選ばれし、神の奇蹟の担い手。それが君主職・ロードの特性だった。 その行いは常に正しく無ければならず、また品性をも要求される。……若干、修練の足らぬ不心得モノもいるが。 ロードは人目を憚るように素早くヘルムを被った頭を左右に動かし、そのスリットから周囲の様子を窺った。 サムライの『気』やニンジャの『感覚』を使った察知があまり得意ではないロードにとって、視覚と聴覚と 嗅覚を使った索敵は最優先事項なのだ。増してやこのパーティを組まず、たった一人きりの無謀な単独行ならば。 ――怪物どもは居ない。幸運なことにキャンプの結界陣を張る時に使う、聖水の匂いと効果がまだ残っていた。 「――来て――くれたのか。こう成り果てては、憎い憎い競争相手とは言え、哀れなものだろう?」 消えかけた結界陣の中心で、すらりと立つ人影がロードの視界に入った。ロードは腰に下げた雑嚢から 手馴れた様子で聖水の小瓶を取り出す。結界陣を描き直すためだ。安全なキャンプを設営する作業の一つだ。 迷宮に潜む怪物どもは陣の効果が持続する限り、キャンプを設えた空間のの中には入れない。心得の無い 普通のパーティならば、白墨か消し墨で簡単な結界陣を描くか呪言による強化を申し訳程度に行なうのみだ。 ロードが周囲をせっせと引っ切り無しに動いていると言うのに、当の人影は何故か、身じろぎひとつしない。 後頭部で高く結い上げ一纏めにして、馬の尾のように垂らした髪束が時折、迷宮の中を対流する風に揺れる。 ロミルワの魔法光はロードの吐く息に揺らめきもせず、人影を煌々と照らし出す。 ……それは【石化】していた。 ロードは目線を石化したその者から意識的に逸らし、結界陣を描く作業を継続する。一度目を向けたならば、 きっと正気を保てなくなる。どうそ、未熟なる下僕たるこの私めに今一度の助力を! ロードは真摯に神に 祈りながら、作業を黙々と続けていた。
「どうした? 見ても……良いのだぞ? 何を遠慮している? 」 石化状態にも色々ある。ただ全身が石になるもの、幸運にして四肢の一部のみが石化するだけになるもの。 下半身だけが石化するもの。魔法光が陰毛の蔭りすら無慈悲にも照らし出す。……声を放った主は、全裸。 何も武具を身に附けぬ状態こそが最高の能力を発揮すると言われる東方の神秘の職業――ニンジャの流儀だ。 ニンジャ装束のみを身に附ける流儀の者も居れば、こうして全てを曝け出して闘う者もいる。声の主は後者だ。 「措け! 恥を知る善の君主たるものが、赤裸々な、それも妙齢の女性の裸体を堂々と直視出来るものか!」 「汚い裸を、とは言わぬのだな。存外貴公は優しいと見える。お堅い善の連中にしては珍しい。見直したぞ」 ロードとニンジャは、善と悪の戒律の両極端を象徴するクラスであった。ロードはこのニンジャと顔を合わせる 度に「装束を着ろ」「性器を隠せ」「せめて乳首と陰部を隠せないか?」「顔だけは隠せ、恥の概念があるなら!」 とほぼ日課のように苦言を呈して来た。互いのパーティの仲間も加わり「臭マンどもめ」やら「童貞集団」やらの 悪罵の応酬を繰り広げて来た。一度関係がこじれてしまうと収拾がつかなくなるのが、戒律の対立する者の常だ。 「それにしても……何故一人でここまで……」 「今は話し掛けるな! 結界が不完全になる! 動ける私はまだ良いが、今の貴女を危機には晒せぬのだ!」 なにせ最後の一人の救出だ。この石化した女ニンジャを除いた、全滅した悪のパーティ全員の死体を……回収して 蘇生させるまでにどれだけ苦労したかは筆舌に尽くし難い。何故そんなことを思い至ったのか? 不思議でならない。 全員が全員、憎かったはずだった。童貞だの包茎だの男色だの、女だけの悪のパーティは自分たち、男だけで構成 された善のパーティを悪し様に罵って止まなかった。全滅の一報を耳にした仲間は「そらみろ神は見て御座った」やら 「穢れた女達についに天罰が下された」など、僧侶や司教ですら憚らず、酒場で祝杯を挙げっ放しにしていたほどだ。 それが善を奉ずる者のすることか! と怒鳴って救出を主張したが、せせら笑われ反対され、諭される始末だった。 「己が仲間に反対されてもなお、己の信ずる道を貫くのは、善の戒律の徳性か。動けぬこの身だが、感謝する」 「――私が好きでしたことだ。殊更、礼を言われるものでも無い。それより貴女の精神力こそ、驚嘆に値する」 やっとの事で発見した悪パーティの生存者は……石化したこのニンジャのみだった。ニンジャはパーティの仲間を 頑強に先に回収するように主張し、ロードは折れたのだ。一人で回収出来る限度は五人。このまま自分が残ると言い、 ロードは結界陣を張り、後ろ髪を引かれる思いでその場を後にし、ここに再び来るまで、丸二日余りが経過していた。 口は悪いが妙齢の美人揃いの悪パーティをカント寺院に放り込み、彼女等の死体に悪戯をせぬように見張りつつ 一人ずつ蘇生させたら感謝の言葉とともに一人一発ずつの計5発「拝観料よ!」と言われて何故か軽く頬を張られた。 『何故この私が殴られねばならぬ?! 』 と内心それを疑問に思いつつ、ニンジャがまだ一人で残っている、出来れば貴女達も救出を手伝ってくれないだろうかと 迷宮の一階で落ち合い依頼したが「うーむ……それはちと……」「ふーん……あたしは【ついで】だったんだ……ふーん」 「あの娘案外、男を見る目あったんだ」「もう……死んじゃえっ、ばーか! ばーかばーか!」「彼女が貴方だけを何故悪く 言わないのか…わかってしまいました」などと言いつつ、ロードを置いて5人全員が地上にさっさと上がってしまったのだ。 何と言う薄情者揃いだ! と憤慨したのはまだ記憶に新しい。
「貴女の仲間は全員、蘇生に成功した。全く、何と言う奴等だ! 人が頭を下げて助力を依頼したと言うのに……」 「……! それは本当なのか」 「ああ、この目で見届けたら殴られた。拝観料とか言ってな。誰一人助力に応じぬとは一体どう言う心算なのだ!」 「一生……このことを恩に着ねばならないな。私はとても気が利く、素晴しい仲間たちを得ていたようだ」 皮肉でも嘆息でもない本気の口調に、思わずロードはニンジャの方を見てしまった。首から下が石化したままでも、 神が手ずから作り賜うたであろう女体の形状の見事さは損なわれては居なかった。子供の頭程の大きさはあるだろう、 、乳輪も小さく、ツンと乳首が上を向いた双乳が、腕組みをした両腕で支えられている。女王蜂のように見事に括れた 腰と、張り出した、柔らかそうだが形のよい尻。すらりと伸びて、臑のあたりで組み合わせた両脚。彼女のこの体勢は、 跳躍した後の着地とともに石化が即座に進行したことを示していた。数分の後、ロードの口から肉塊が吐き出された。 頬の内側の肉を噛み切って、痛覚により情欲の衝動に耐えたのだ。鋼の意志の力が魅了についに勝利した証でもあった。 「不用意に声を掛けるな! ……結界陣を描き終えその中に入って居なければ、私は死んでいるところだったぞ!」 「何故私の仲間が、貴公の救出行の支援に一人も来ないのか、まだ貴公には皆目、全く見当も付かぬと言うのか?」 「解らぬ! 悪の戒律の者の女性の考えることなど、善の戒律の、それも大丈夫たる男の、私の思考の範疇ではな!」 ロードは吐き捨てるとその場に盾と剣を置いて、目を瞑ってニンジャに近寄り、ガントレットをしたまま肩に手を置き 呪言の詠唱を開始した。僧侶のスペルの6レベルに位置する、唯一石化を癒せる快癒【マディ】を発動させるためだった。 ガントレットから緑光が漏れ出し、効果が発動しつつあるのかニンジャの体が徐々に生気を取り戻して行く。呪文の詠唱が 終わって目を開けた途端に、急に光を感じるのを知覚する。頭髪がヘルムの重みから不意に解放された喜びを訴えていた。 自由になったニンジャの両手が、ヘルムを脱がせたと理解するまでに1呼吸。――もし相手に害意があれば死んでいた。 だが、目の前のニンジャは目尻に涙を溜めて微笑んでいた。ヘルムが無造作に落とされ、くぐもった金属音を立てる。 「貴公は、あとは蘇生させた私の仲間に私の救出をただ依頼するだけで済むのだ、と寸毫も考えなかったのか?」 「――――――え゛? あ――――――――」 間抜けな話だった。5人全員を蘇生させたならば、あとは座標が解っているのだから、善の戒律のロードが赴く必要は 全く無い。むしろ邪魔だ引っ込め大莫迦野郎と悪のパーティの面々から非難されてしかるべきはロード自身の方だった。 必ず救出に来るから、気を確かに持つのだぞとは言ったが、何もわざわざ危険を冒して自身が来る必要など――無かった。 「救出を待っている間、私はひとつの賭けをした。若し私の仲間しか来なかったら……探索者をその場で引退すると」 「だが、私が間抜けにも一人でこうして来てしまった、どうする? 私を大莫迦者だと仲間と哂いものにでもするか?」 ロードは唇の端を曲げて嘲笑して見せた。厳しげな装飾が施されたヘルムから現れた素顔は、まだ少年期の面影を多分に 残したままの、あどけなさを隠せてはいなかった。頬髯も顎髭も髭も生やしては居ないので、やけに幼く見えてしまうのだ。 二人の身長差は拳一つ分程度、ロードが高い。ただ言うなれば、ニンジャの背が同じ人間族の女性にしては高かった。 さらに言葉を継ごうとして開いたロードの唇を、暖かくぬめったモノが塞ぐ。カチカチと歯が当たる音を骨から耳が拾う。 血の味が抜けない口腔内を、熱い何かが這い回る。 数呼吸の後――ロードは己の置かれたこの状況をやっと頭脳で理解した。
「ム……ふぅっ! 貴女は何を……っぷ! 」 ロードは全力を以って、己の口に吸い付くニンジャの唇を離した。が、抵抗はあっと言う間に無力化され、また吸われる。 武器防具を持たぬ素手では、ニンジャに敵う者などなかなか居ない。腕を押さえられると器用にも小手の留め金具が外され、 脱がされて、ニンジャの背後に放り投げられ高い金属音を立てる。その下の皮手袋まで同時進行で片腕ずつ脱がされて行く。 それも接吻を続けたままで、だ。口から伝わる甘美な感覚に負けるまいと抵抗を続けるが、ニンジャの髪より発する匂いに より脳髄の奥が情欲を喚起され、痺れてくる。いっそ這い回るニンジャの舌を噛んでくれる! と歯を噛み締めようとするが 逃げられ、歯列や歯茎を愛撫されてしまう始末だ。ニンジャの手が離れた隙を見て、ロードはまた逃れようとニンジャの頭に 手をかけ、やっとのことで引き剥がす。が、鎧を飾るサーコートとマントを奪われ放り投げられてしまう。 「貴公は――気持ち良く――無かったか? 」 荒い息を吐き、唇を拭いニンジャを睨み付けるロードに向かって、なんとニンジャは哀しげな表情で小首を傾げて見せた。 その唇の端からはロードの血が交じった、紅い唾液が垂れたままだった。目に焼きついたその光景を振り払おうと、ロードは 激しく首を振った。その頭脳は混乱したままだ。一体何が起こってこうなったのか? ロードはまだ理解出来ていなかった。 「勿論気持ち良い――悪いなどの問題ではない! この接吻はどういう心算なのだ! 」 「……貴公が童貞なのは誠(マッコト)、真実のようだな?」 ロードの手をニンジャがその上から軽く押さえると、だらりと力無くその豪腕は垂れ下がる。瞬時に激痛が走り、無力化 されてしまったのだ。点穴を突かれたのだろうか、力も入らなくなる。ニンジャは優しく微笑むと、胸鎧の留め金に手を掛け、 器用に外して行く。ロードは歯軋りしながらも体躯をのたうたせて必死に抵抗するが、ニンジャの誇る絶妙の体術でかわされ、 また押さえ込まれてしまう。下腹部に馬乗りになられて鎧下の上半身まで脱がされ、乳首を咥えられて甘噛みされ、愛撫を される己が男として情けなく、ロードはついに下唇を噛み破り、肺腑を絞り、嗚咽交じりに叫んだ。 「いっそ殺せ! ここまで憎い男相手に充分に恥を掻かせたならば、もう貴女は本望だろう! 今すぐ私を殺せっ! 」 「やはり毎夜毎夜想像していた通りだな――嬉しくて嬉しくて仕方が無い反応だ――見ろ、もう私の娘はこんなに――」 ニンジャは腰を浮かせ、陰毛の叢の下の、形良く整い、綻んで来た桃色に色づき、止め処無い涎を垂らした陰唇をロードに 向かって、楚々として恥じらいつつも尻から手を廻した両手で大きく開いて見せた。――ロミルワより生まれし魔法光は、 透明な粘液が白濁しつつある秘部の奥まで照らし出す。見ろと言われたロードは目を見開き、思わずまじまじと凝視していた。 ニンジャの呼吸とともに、緩急をつけて秘唇や秘洞は収縮を続けている。その奥には中心に穴の空いた、襞(ヒダ)が見えた。 「どう、だ……? これ、なら、私の、歴と、した、乙女、たる、標(シルシ)っ……見えるっ……なァんッ! 」 ロードにそう言った直後に、拡げた秘腔から透明な潮を噴出し、頤(オトガイ)を逸らしてニンジャは極みを迎えてしまっていた。 ロードは眉根を寄せ、悩ましげな表情をする。ニンジャの身体に押さえつけられたままの下腹部の、隆起し続けたままの男根から、 ついに精を漏らしてしまったのだ。刺激を受けたわけでは無い。ただ、余りにも扇情的なこの光景に……耐え切れ無かったのだ。 一人前と自負する、一人の男としてのあまりの己の不甲斐無さに、ロードはまた唇を噛み締め目を硬く瞑り、思わず泣いてしまう。 この場からいっそ――消えてしまいたかった。
ふと、乳酪にも似た甘い薫りがロードの鼻腔を支配する。肌蹴られたままのロードの裸の胸は柔らかいものの感触と硬い二つの 感触を伝えてくる。頬は粘液に濡れた柔らかい女の手の感触を。そして噛み破った下唇からは、流れる血を嘗め回すモノの感触を。 目を開くと、意識を取り戻したニンジャが、身体全体を摺り寄せていた。ロードが目を開いたのを察知したのか、愛撫に夢中に なっていたニンジャが目を開き、視線を合わせて来る。ロードの非難と物問いたげな視線にハッと目を見開くと、蕩けた表情を 制御して、口唇を名残惜しげに離した。そのニンジャの様子は――後悔に、満ちていた。 「ここまですれば自ずと理解してくれると信じ切り――あまりに嬉しくて――つい――行動を先にしてしまった。許せ」 「つい――だと! つい何だと言うのだ! 許せ? 何をだ! 殺せ! さあ殺せ! さあ! さあ! どうした!? 」 「私は貴公がいとおしい。奉ずる戒律が違っても、善の貴公が悪の私を嫌ったままでも――私は貴公を――愛している」 言葉を聞いた途端にロードの怒りが霧散した。己の行動の理由にやっと思い至ったのだ。何故、この場に危険を冒して一人で 向かったのか? 何故、こうまでして頑なにこのニンジャを救いに来たのか? 全ての胸の中の蟠(ワダカマ)りが、氷解していた。 簡単なことだった。好きだったのだ。とっくに愛していたのだ。だから裸体を隠そうとした。だから言い続けた。他の男などに 見せたくはなかった。いっそ殺すか、とまで宿の一室で思い詰めたのは今にして思えば憎しみからではない、汚い独占欲からだ。 事ここに至るまで、こうまでされても気付かなかった己が滑稽で、可笑しくなってきて、くぐもった含み笑いをロードは漏らす。 「やはり……私のような、はしたない女は……嫌い……か?」 「……そうか、そうだったのか……クッ、考えてみればおかしな話だ」 「相済まぬが……もう、言葉と形にした私の想いは留められぬ。だから――今より好きにさせてもらうッ!」 ロードは残った鎧の前垂とコドピースとを素早く外され、下袴(カコ)と下着をいっぺんに脱がされる。……噎(ム)せ返るような 青臭い臭いがその場に立ち上る。黄色身を帯びた白いスライムのようなモノがまとわりついた、立派な肉の槍が雄雄しく天を 突き、湯気を上げていた。その綺麗な桃色をした先端は分厚い皮にまだ、半ばが覆われている。脱がせた勢いはどこに消えたのか、 ニンジャは昂奮に鼻腔を拡げて深呼吸し、臭いを堪能する。震える手を意志の力で制御しながら、肉槍に手を掛け、皮を剥き―― そして……迷わずガポリとひとくちに咥えた。 「ヌ……おぉゥッ!」 ニンジャの頬が窪み、窄んだ。――尿道に残る精液を吸い出すために。ニンジャの喉が動く。溜まった精液を飲み込むために。 それも、上目遣いでロードの反応を見ながら。その淫靡で背徳的な光景にロードはまた昂り――呻くと容赦無く濃い第二精弾を 大量に噴き出させてしまう。液弾はニンジャの喉を直撃したのか、えずき、咽(ムセ)て鼻から精液を漏らして鼻水状に垂らしても 口を離さない。それどころか鼻を啜り粘度の高い鼻汁のように精液を引っ込めると、一気に飲み込んでしまう。そして口を離すと、 ロードに恥じらいつつも、典雅に微笑んで見せた。
「男の精は初めて飲んだが……青臭く、喉に絡む。しかし貴公が私にくれたモノだと思えば、格別に一段と美味しく思える」 そう言うと、ニンジャは陰茎や陰嚢のみならず陰毛に絡みつき付着した、ロードが初回に漏らしていた精液まで舐め取ると、 煽情的かつ熱狂的にいとおしげに舌で洗浄する。視線は飽くまでロードから外さず、目元を羞恥と興奮に染めながら愛撫を続ける。 ニンジャは舐めている間、ひっきり無しに腰を振り、大きく張った形良い尻を蠢かせる。……片手はロードのモノをもてあそび、 もう片手は自らの股の間を濡れた音を立てながら触り続けている。ロードがこれは夢か幻覚だと錯覚してしまう、淫蕩な光景が 眼前で展開されて行く。股間を這う温い舌の感覚と冷たい手の温度、脚に乗るニンジャの心地良い重さが現実感をかろうじて 訴えている。 「ふふふっ……やっと綺麗になったぞ? どうだ、私は偉いだろう?」 小首を傾げ訊いて来るニンジャの頭を撫でてやると、嬉しそうに目を閉じ、陰茎に頬を摺り寄せる。まるでロードが幼き頃に 飼っていた黒毛の雌の子猫を思い出させる仕草だった。勿論、その子猫にこんな淫らで破廉恥な事をさせたわけではないが。 ……たまらなく、可愛い。 「貴公……? もしや……もう……怒って……いないのか?」 「怒っているとしたら俺自身にだ。今の今まで何を肩肘張って意地になっていたのやら、だ。――俺も貴女を愛していた」 「た? 今は――違うのか? キライに……なったのか?」 ロードは陰茎を弄びながら拗ねたように訊いて来るニンジャの、後ろで結わえて一つに纏めた髪房を持って己の顔に引き寄せた。 髪を引っ張られる痛みが極力無いように、力を加減した心算だが、ニンジャの顔が少々歪んでいる。――痛みでは無く、不安に。 ロードの胸板に、ニンジャの見事な胸乳が圧し掛かり、ひしゃげる様をロードは横目で見ながら、震える耳に熱い息を吹き込んだ。 「今は、もっともっと愛したい。貴女の全てを知りたい。浅ましくも、己のみのモノにしたい。その意味が――解るな?」 「う、嘘……あああああ……あ―――いや、いやあ、いやああああああああぁんっ! 停めて、停めてぇ、停まってぇ! 」 ニンジャの重なった体から、噴射音と暖かいものがロードへと流れ落ちる。迷宮で散々嗅ぎ慣れた臭いと、湯気がすぐに立ち上る。 ――ニンジャが、はしたなくもロードに向かって失禁していた。急いでロードがニンジャの顔を確認すると……普段の凛とした、 一分の隙も無いと言った一種雄雄しい表情が、爆発的な歓喜に無残にも弛緩し、無防備にお漏らしをした幼児の如く蕩け切っていた。 「ろ……ろえんあはい……ぅえひうっへ……ろまらないおぉ……」 ごめんなさい、嬉しくって停まらないの、とニンジャが言いたいのだとロードは理解する。結界陣の効果は、まだまだ消えない。 聖水に小水が混合すると悪くすれば汚濁したと判断され効果が減衰するかも知れないだろうが、広めに描いたのでまだ余裕はある。 ここで、死ぬかもしれない。 神がくれたであろうこの奇蹟の一時を、ロードは一瞬でも無駄にはしたくなかった。ニンジャの拡げて見せてくれた乙女たる標の 証明の光景が、ロードの男たる証を鋼の如く堅くさせてくれる。ニンジャが一通り膀胱に溜まった尿を出し終わったのか、水音が ようやく止まった。
ロードの肩に顔を伏せ、ひたすらいや、いやンッと擦り付け恥じ入るニンジャの耳に、ロードはまた再び熱い息を吹き込んだ。 「気持ち、良かったのか? 」 「うん……」 「そうだろうそうだろう? 私のような無力な気高き善の君主の身体を、故意に貴女の小便で穢した気分は最高だったろう?」 「んヒっ?! ひっ……ひぃんッ! 」 ニンジャは急に身体をのたうたせると、全身を突っ張らせて喘ぐ。己の痴態を認識しただけで、快楽の極みに達してしまったのだ。 先ずは仕返しは終了した。相手が熟練のニンジャとは言え、成すがままにされただけでは、やはり一人の男としては気分が優れない。 少々の悪戯や意地悪はお互いさまだ。何せ、突然の不意討ち――サプライズアタックを仕掛けてきたのはこのニンジャの側なのだ。 「……もしかして……気を遣(ヤ)った……のか?」 「うん……うんっ……! やったの……すごいの……きちゃったのぉ……」 復讐するは我に有り、と言いたいが、それは別の機会に取っておく。だらりと力を失ったニンジャの股間をまさぐると、熱い汁が かかる。その手を確認すると、白い粘液とさらっとした透明な液体が掛かっていた。パーティメンバーの善の盗賊だったかが確か 言っていた、本気汁と潮と言うものらしい。俺も話しに聞いただけだが、本当にイクと出すらしいんだと、と言っていた筈のものだ。 ロードは迷わず啜り、舐めて見る。 「これは……旨いな……なかなか……? 案外、調味料に良いかも知れん……」 悪の女パーティが喝破した通り、善のパーティは純粋な『童貞集団』だった。付着した汁の匂いを嗅ぐと、得も言われぬ香りがした。 臭マンと言うのは至極不当な悪口だった。後でパーティの皆に弁明し訂正せねば、とロードは堅く神と己に正義を成すことを誓った。 善の君主は自らと神に誓って不公正な行いは許されぬのだ。……己の我欲、欲するままに歓楽街を焼いた不心得モノも中にはいるが。 「ひどいぃっ……はずかしい……よぉっ……」 「……平気で丸裸で迷宮内や街中を歩いている貴女が、こんなことでか?」 「いぢわるっ……こうしてやるぅっ!」 「ングッ! ぬふぉッ! 」 互いの排出した粘液に塗れた唇が合わさり、口腔内で混ぜ合わされる。ロードはロードの精液の味を、ニンジャはニンジャの愛液の 味を、相手の唾液とともに味わうこととなる。それを汚い、嫌だと思う理由など、今の二人には全く無かった。フがフがと小鼻を膨ら ませ息継ぎをしつつ、互いの口腔に他の味がしなくなるまで唾を飲ませ、飲み込む様は真剣そのもので、甘い雰囲気が無ければ、 鬼気迫る対決を思わせた。 そして………ついに意を決したニンジャが名残惜しげに身体を起こし、立ち上がり、ロードの下半身を跨ぐ。
「……いいのか? 本当に……悪の……裸で出歩くようなニンジャの……この私で」 「今更何を言うのだ? 若しや、臆したのか? ……と、女を抱くやり方すら解らぬこの私が、貴女に言う台詞では無いな……済まぬ」 ロードの猛き昂りを片手で支え、ニンジャ歓喜に震える声で問うた。昂りの先端を自らのぬめ光る陰唇に当てて、あとは腰を下ろす のみの状態で、訊いていた。一度暴発したのか、精液がたっぷりと茎肌にも陰毛にも付着していた。三度放出しても萎えることのない その偉容は、耳年増なニンジャを狂喜させるに充分だった。――普通の男なら同じ女で3回も勃たないし持たないし興味無くなる―― と、パーティメンバーの同じく処女のエルフのメイジは訳知り顔で言っていたものだ。皆が皆、経験者ぶっていたが――匂いで解る。 「い……いく……ぞっ……んん……ん゛ん゛ん゛っ……! ひンぎィッ!」 「ぬ、ぬおっ、き、きついっ……あう゛ぅンっ!」 ニンジャは体内から、胎内がロードのもので埋め尽くされる、肉の軋む音を聴いていた。同時に、ロードの男にしては可愛い呻きも。 己の膣が容赦無くロードのものを締め付ける感覚と、乙女の証が裂けた痛み、操をロードに無事に捧げられた喜びがない交ぜになり、 涙と呻きを漏らしてしまう。ロードのモノが脈打って、滑るようにづヌ゛ルンっ、とさらに奥へと侵入したのを感じた。……刺激に 耐え切れず、また、ロードが盛大に射精したのだ。それも、ニンジャの膣の途中で。――孕みたい。孕ませてほしい、今、ここで。 ニンジャは痛みに構わず……己の体重を支える両脚から力を抜き、地から浮かせた。ロードのものがついに最奥を突いた、と感じた 瞬間、ニンジャは目の奥に火花が散ったと感じ、意識を数呼吸の間だけ飛ばし、膣が衝撃で勝手にロードをきつく締め上げてしまう。 ロードがまた、射精した。これで5回目だ、と思いつつ……ニンジャは射精の脈動に身を任せ、力なく痙攣し……そして遂に失神した。
で、今日はここまでッス。 んでは、お休みなさい。
GJ お体ご自愛下さいまし
GJGJ裸を晒しても平気なくのいちが 告られただけで嬉ション超GJ! もうアナル処女もうばっちゃえYo!
GJ 告白のときだけロードが俺になってるのが 本音に聞こえて余計嬉しかったんだろうな
GJ!今までより好みな内容だったわ 続きもの?ここが結末?
久しぶりの話、堪能させていただきました! 続編あるなら期待してます。
gj 続きあると勝手に信じてるわ 短編ならいつも必ずオチをつけてくるし
最終的にはもろとも惨殺されていつも通りの裸忍者否定に繋がると予想
GJでした。
ロードとニンジャのラブラブっぷりが最高でしたね。
この二人に幸多からん事を祈らせていただきます。
>>199 それならこのままで終わってほしいですね。
そういうのって本当に萎えますから……。
10スレ目埋めネタの内容があまりにも酷過ぎたからなあ…… 先の展開を(もしあったら)心配する声が出てくるのも頷ける かくいう私も心配 話はエロくて「予は満足じゃ!」って感じ 今回はここまでって事は続きあり? 最後に身体の方は大丈夫っすか? かなり辛そうな感じがしたので そんな大変な中での執筆お疲れ様
いつまでも小姑みたいにネチネチと
スルーしとくつもりだったのに、そんなレスをするから煽られちゃった A:過去の問題言動および人格の延長で、またも他人の嗜好(裸忍者)をディスって悦に入ろうとする →やっぱりろくでもねえわコイツ、なルート B:過去の問題言動および人格を封印してマイルドに演じ、人気ある題材(裸忍者)で好評を得ようとする →受けるためならポリシーも売る薄っぺらだわコイツ、なルート どっちのルートでも既に詰んでねえ?
裸忍者書いてヒネリを加えたのが今までだからな ビョーキらしーから今度はストレートじゃね?
全然関係ない話でもうしわけないが 319氏、今使ってるそのトリ、そうとう昔からある有名な割れトリだよ とりあえず変えといたほうがいいかと思われる
206 :
11-447 :2011/05/21(土) 00:04:19.66 ID:Q7EQYmnm
続きは近いうちに投下と書きつつも、一月以上放置の11-447です。 ちゃんとエロい投下がされた隙間を縫って、前スレからしつこく続く141-145の続きを投下いたします。 これもまた前言撤回で、またも続きが長くなってしまったため、一部のみ投下になります。 今回も会話メインの馬鹿な話で、まだ直接的なエロが無いため、予めお詫び申し上げます。 では、以下、投下開始します。
207 :
11-447 :2011/05/21(土) 00:05:00.09 ID:Q7EQYmnm
* * * 半時の後、ベッドの上に膝をついて落ち込む侍がいた。先程までベッドに横たわっていた幻覚の女達は、すで にその姿を消している。 「俺は……最低だ。なまじ現実味があるだけに、我に帰った時のやっちまった感が半端無い……」 いくら女忍者の妄想が生み出した幻覚とはいえ、見知った女達に対し、あれやこれやといたずらをしてしまった 罪悪感に苛まれる侍であった。女忍者は子供をあやすようにゆっくりと彼の背中を叩いている。 「ちょっとはしゃぎ過ぎな感はあったが、そんなに悔やむことはないのではないか? いくら現実味があっても、 あくまで私の妄想だ。妄想の中でぐらい好きに振る舞っても問題ないだろう」 「そうかな……俺は許されるのか?」 「うむ。このぐらいの妄想など、リーダーが自分を慰める時にいつもやっていることではないか。今回などは挿 入も射精もしていないのだから、いつもに比べて罪が少ないぐらいだ」 「お前がこの街に来てからこっち、そんなもんしてる余力は無い」 女忍者に反論する侍だが、そこに普段の普段の勢いはない。 「ふむ。短い中にも色々とツッコミどころの多い発言だな。それだと、捕らえようによっては、彼女達をおかずに していることを、否定し切れていないと思うぞ?」 「してねえよ。大体、お前は自分の友人達をおかず呼ばわりすんな」 「そうだな。訂正しよう。エルフさんに限っては、おかずではなく主菜だったな」 「そこじゃねえ!! お前、前に俺が彼女と関係があったこと、本当は怒ってんのか?」 「まさか。私もできればご相伴に与りたかったぐらいだ。それに、そんなことで怒っていたら、私の怒りの矛先 は、この街の女の子全てに対して向けられねばならないだろう?」 「お前は俺をどんだけ精に貪欲な人間だと思ってんだ!?」 「軽い冗談だ。まあ、とりあえずは元気を取り戻したようでなによりだ」 「お前のおかげで、落ち込んでいた自分が馬鹿馬鹿しく思えてきたところだよ」 「しかし、本来は挿入や射精をしてこそのスレなのだが」 「ん、なんかいったか?」 「いや? 空耳だろう」 侍は四つん這いの姿勢から体を起こすと、壁にもたれてベッドの上に座り直す。女忍者はいそいそとその脚の 間に収まり、そのまま男に背中を預けようとするが、互いの兜が邪魔になって、どうにも体の収まりが悪い。 「誰だ! こんな邪魔な兜を被せたのは!!」 「お前だよ。お前」 仕方なく隣に座り直した彼女の腰に手を回して、男はようやく人心地つく。 「ふぅ。しかし、なんて言うか、起きながらにして夢を見てた気分だな。それも夢だと分かっていても醒めない夢。 確かにこれなら五万ゴールドの価値はありそうだけど、いや、しかし色々と問題も多いか」 「そうだな。まず、熟練に要する日数。そしてなにより、着け外しが自在にはできないこと。それにだ、その二点 を乗り越えても、まだ大きな問題が残っている」 「問題? 外せない以上の問題があるってのかよ?」 「これはこれで扱いがなかなか難しいのだぞ。今の場合は、リーダーは私の設定した妄想の世界をゲストとし て楽しんだわけだ。しかし、いざ自分で妄想するとなると、本人自身のセンスが重要になってくる。そして、妄 想する能力に長けた者ほど陥りやすい罠――それも、致命的なものがいくつかあるのだ」 「致命的な罠?」 侍は、しばしの間、思考を巡らせ、欠点になりそうな理由の分析に取りかかる。彼とて元は魔術師として研鑽を 積んだ身。こういった思索や分析をすることは、すでに習慣となっており、ささやかな娯楽の一つでもある。 「面甲が上下に大きく開くから、食事は問題ないだろ。いや、そもそも妄想が得意だからこその欠点か……それ なら、飯なんかそっちのけで妄想に嵌り過ぎて衰弱死の方がありそうだ。外部と接触を絶っちまっての社会的な 死ってのもあるかな。……ああ、なにも妄想だからって、エロいことじゃなくてもいいんだよな。年を取った金持ち なんかが、子供の頃の夢だった姫を助ける大冒険を思い描いて、無駄に強い敵を想定したばっかりに、誤って 討ち死になんてのも笑えないな」 「うむ。どれも妄想の得意な者ほど陥りやすい状況だな。最初の二つは熟練者ほど注意が必要だし、最後のは 中級者にありがちで、直接的な危険の大きい事例だ。リーダーは幼少の頃、暗闇になにかエロいものが潜んで いるのではと考えてしまって、眠れなくなったことなどはないか?」 「それを聞くなら普通は怖いものだろ。ああ、まあ子供の頃ってのは、そういうのあるよな。それで怖くなってトイ レにも行けずに、おねしょしちまったりさ」
208 :
11-447 :2011/05/21(土) 00:05:19.41 ID:Q7EQYmnm
「おねしょか。久しぶりにしてみたいな」 「そんなのは狙ってするもんじゃねえよ!」 「ちょっとした冗談ではないか。私だって寝ている間に知らずに漏らすぐらいなら、街中で堂々と漏らしたい」 「それをしたら、さすがに俺も縁を切る。さっさと怖い想像に話を戻せ」 「おねしょなら縁は切られないのだな。まあ、話を戻そう。で、妄想を触れるぐらいにこの兜を使えるようになった 者が、妄想を制御できなくなってしまったらどうなると思う?」 「うーん。現実と区別がつかない出来の幻覚だと、それが一人歩きした時のリスクが高いってことだよな。子供 の頃の怖い想像なんかでも、一度考えちまうと、止めようと思っても勝手に想像が膨らんで、自分では止められ なくなったりするもんだしさ。その想像が現実に干渉する力を備えてたら、そりゃあ、とんでもないことになる」 「うむ。女の子に挿入していたはずが、ふと我に返ると突っ込んでいるのは男の尻だった。はたまた、美女を集 めたハーレムを楽しんでいたはずなのに、途中でいらぬことを考えたばかりに、最終的には複数のキャリアーに 掘られていた、なんてことにもなりかねない。それから、特に注意しなければいけないのは、痛みに快感をおぼ える類の人種だな。幻覚だからと侮って、より過酷な痛みを求めると、炎で自分の身を焼かれることにもなろう。 エスカレートした妄想には、十分に人を取り殺す力があるのだ」 「俺のすぐ隣にそれに該当しそうな奴がいるんだが、他人事みたいに聞こえるのは気のせいか? しかし、なる ほどな。例えはともかくとして、中途半端に慣れちまった時が一番危険なのは、妄想も現実も変わらないか」 「そうだな。冒険者でも、マハリトなどの中範囲殺傷魔法をおぼえて調子に乗り、つい深い階層に潜ってしまうと 全滅の憂き目に遭う。男と女も然りだな。変態さに中途半端に慣れられるよりは、いっそ諦めて自分も染まって しまうか、せめて毎回しっかりとツッコんでくれた方がいい」 「一般的には、それは男と女の関係性とは別の問題だ」 「一般的ではない男女にとっては、それこそが問題だ」 女忍者は腰に回された侍の手をほどくと、ベッドから降りて大きく伸びをする。見事に張り出した胸が服の襟元を 押し広げ、その膨らみに男はつい目を奪われる。だが、はち切れんばかりになった胸の先端が見える直前で女 は伸びを止め、弛んだ襟元をスッと整えた。 「ん、どうしたリーダー?」 「ああ、いや。乱れた服をさり気なく直すあたり、お前も成長したもんだと思ってな」 「リーダーの股間も一時的に成長してしまった様子だな」 残念な思いを隠しつつ、素知らぬ顔で冷静に返した男だったが、やはり彼女に視線を誘導されていたようだ。 「そう、男女の関係の如く、そしてその股間のものを扱うが如く、妄想の扱いも繊細さが要求されるものなのだ。 この私とて、うっかりと妄想を膨らませすぎて、二十人からのリーダーに囲まれて陵辱されたあげく、精液漬けで 窒息しそうになったことがある。あの時は本当に妄想で孕んでしまうかと思ったものだ」 「それは本当に妄想が暴走した結果か? しかし、俺達はそんなもん被ってて本当に大丈夫なのかよ」 「言っただろう。今、リーダーが体験したのは私の妄想だ。私はすでに妄想を自在に操れる域にあるから、心配 はいらないぞ。むしろ、うっかりと妄想を暴走させて、予想外の酷い目に遭うことも無くなったのが、残念に思え るぐらいだ」 胸に手を当てて得意気に言い切った女忍者。そんな彼女を頼もしく思えばいいのか、情けなく思えばいいのか、 判断に悩む侍だった。 「それに、だ。兜に取り付けて妄想を補助する魔法の品もある。本来は違う用途で使う品なのだが、副次的な機 能として、使用者の想像力を手助けし、暴走を押さえる効力が備わっているのだ」 「へえ、そんな便利なもんがあんのかよ。お前は今、それ使ってんのか?」 「いや、リーダーがこの部屋に来るまでは使っていたが、今は機能を停止している。ああ、ちょっと待ってくれ」 女忍者は自分の兜の背面に手を伸ばすと、ネックガードの一部を開いて直径二センチほどの小さな珠を取り出 した。彼女はその鈍い金色に光る珠を、指で摘んでくりくりと弄ぶ。 「これがその金玉だ。そう、金玉なのだ」 「へぇ。ちょっと見せてくれ」 「リーダーが冷たい……」 男が広げた手にその金玉が乗せられる。色からして本物の金かと思ったが、質感は水晶の珠に似ており、重さ はそれよりも軽い。
209 :
11-447 :2011/05/21(土) 00:05:56.28 ID:Q7EQYmnm
「ふーん、こんなのがねえ。で、これって、もしかして夢の宝珠ってやつか?」 「おお、その通りだ! リーダーの見識の広さには感服するな。私が説明するまでもなかったようだ」 「いや、うろ覚えだけどさ。確か "夢の宝珠。それを懐に入れて眠れば、簡単に熟睡が得られ、素晴らしい夢が見 られるという魔法の宝珠。一つの珠で見られる夢の内容はいつも同じだが、珠によってその夢の種類は異なって いる" だったか? 修業してた頃に文献で読んだことがあるな。しかし、これ、かなり珍しいもんだって聞いてたん だけど?」 「そうだったのだが、今はそこそこの数が裏で出回っているようだ。以前、この街にあった虎の子騎士団というのが 解体されたことは知っているかな?」 「ああ、俺が師匠からその話を聞いた時、お前も一緒だっただろ。昔、この城塞都市でかなり大がかりな政争があ って、当時はその話題で持ちきりだったとかってさ」 「いや、私はまだ子供だったからな。子供が興味を持つような話題でもなかったし、耳にはしたのだろうが、正直あ まりよくおぼえていない。これを貰った時に改めて話を聞いて知ったようなものだ」 ――虎の子騎士団とは、かつてこの城塞都市に存在した、特定の家柄の貴族の子息ばかりで構成された騎士 団である。団員のクラスは君主のみ。だが、騎士見習いと叙勲を受けたばかりの騎士が多く所属するため、総じ て団の戦力は低い。腕の立つ者、戦で功を挙げた者は、大抵が他の騎士団に配属し直されるので、残るのはま だ未熟な者や、なんらかの性格的な問題を抱える者が多いとの評判。かえってそれが居心地がいいと、将来を 有望視されながらも、あえて騎士団に留まる者もいたという。 だが、二十年ほど前に突然、騎士団の解体が宣告された。正式な理由は秘されているが、なんでも騎士団ぐるみ の不祥事があったと噂されている。それが飛び火し、団の騎士全ての家が減封、あるいは爵位の剥奪という騒動 に発展したため、他国にもそのことは広く伝わっていた――。 「で、それがこの宝珠とどう繋がるんだよ?」 「なんでも、虎の子騎士団に所属していた騎士達の家には、代々この宝珠が伝えられていたらしい。彼らはどこで どうしたものか、これを大量に保持していたそうだ。そして、騎士団解体の余波で家が傾いた時に、背に腹は代え られぬと、その多くが売りに出され、私のも母上が冒険者をしていた頃にこの街で手に入れたものだとか」 男は、今は自分の手の内にある金色の宝珠を、矯めつ眇めつ眺めてみる。とすると、これも元は貴族の手元に置 かれていた珠の一つなのかも知れない。 「そもそも、夢の宝珠というのは、この兜で見た妄想を記録するためのものなのだ。これを使えば、以前に見た妄 想を再現することが容易になるし、妄想力に乏しい者でも、他の誰かが見たハイレベルな妄想を追体験すること ができるのだ」 「ふーん。じゃあ、宝珠で見られる夢ってのも、元は誰かの妄想ってことか」 「そうなるな。夢として見る分には兜そのものは必要ない」 「この珠が記録媒体になるのか。そんな効力があるなら、妄想といわず、色んなものの記録を残すのに、これほ ど便利なもんはそう無いんじゃねえの?」 「そうした物が今に伝わっていないところを見ると、それはそれで別の媒体があったのだろうな。おそらく、この珠 は主に娯楽的な使い方をされていたのだろう。あと、これは母上からの受け売りになるが、なんでも元々は記録 した妄想の消去や上書きが自在だったようだ。しかし、現在では正しい使い方が失われているため、新しく記録 を残すには、元の記録者と同等以上の妄想力で上書きするという力技しか方法がない。だから結果的にレベル の高い妄想のみが今に伝わっているのではないかという話だな」 「なるほど。で、お前はこれを上書きできるのかよ?」 「愚問だな。むしろ、私に上書きできない妄想があるのなら、私はそれを望んで止まないだろう」 「上書きできるってことは……今これに入ってるのは、お前がさっきまで見てた妄想なのか?」 「そう。 "凄いぃぃぃ! リーダーの尻穴、気持ちいい!! みんなに見られてるのに、リーダーの中に私の子種吸い 取られるうぅぅぅ!! 出ちゃう! 全部、出てしまうぅぅぅ!!" という――」 「違ぇよ!! お前、まさか俺がこの部屋に来る前は、そんなおぞましい妄想してたのか!? 俺が言ってるのは、裸で 暮らす変態家族の話だ! あれは明らかにお前自身が作った妄想話だろう」
210 :
1-447 :2011/05/21(土) 00:06:31.04 ID:Q7EQYmnm
「ああ、さっき見ていたのはそっちの方だったか。うむ、そうなのだ。作者も別になんの脈絡もなく意味不明な妄想 オチで話を始めたわけではない」 「どうだか。後付感満載だと思うんだけどなぁ」 「まあ、それはいいとしてだな。リーダー、いま尿意は無いか?」 「お前!……まさか、とうとうそこまで!?」 「ん? おやおや、リーダーはとんだ勘違いをしているようだ。なにがそこまでなのかなぁ?」 「なんでもない、忘れろ。いや、さっき済ませたところだから無いけどさ」 「ふむ。それなら大丈夫だな。どうだ? リーダーもこの宝珠の効果を体感してみたくはないか?」 「体感ねえ。って言っても、さっきのもお前の妄想だったわけだから、内容は違ってても、効果は大差無いんじゃ ないのか? ならいいよ。もう兜の効果は試したし、ボルタックが夜の営業に移る前に、呪いを解いとかないとな」 そう言って、ベッドから立ち上がろうと腰を浮かした侍だったが、いつの間にか両脇に現れた二人の女忍者に、両 腕をがっちりとホールドされていた。いや、気づけば両脚にも二人、更に背後からもう一人の女忍者が男を羽交い 締めにして、完全にその動きを封じてしまう。 「これは、なんの真似だ?」 男は、目の前に立つ女忍者に向けて疑問を投げかける。一瞬、彼女自身も幻覚なのではないかと疑念を抱いた が、侍は生者が行動する際に発する気配の変化を "気" として察知する。彼女が本物と見て間違いはないだろう。 「リーダーも私の禁欲に付き合って、さぞ溜まっていることだろう。あまり溜め込むのは体に良くないと聞く。せめて 娼館ででも発散してくれれば良いのだが、私がおあずけされてからは、自分ですらしていないのだろう? 私はリ ーダーに無理をしてほしくない。こんな私でもリーダーの身を案じる権利ぐらいはあると思うのだ」 女は男の手から夢の宝珠を取り上げると、それを彼の兜の背面にあるスロットに装着する。そうしてから、手慣れ た手付きで、手際よく男の下半身を裸に剥いていく。 「あのなぁ。確かに俺もしてはないけどさ、残り六日ぐらいは大丈夫だって。それに、どうしてもって時には、お前 に頭を下げてでも、やらせてくれって頼み込むさ。だから早まるな。これ以上、禁欲期間を伸ばしてどうするつも りだ?」 「私は手も乳も出さないから、心配はいらないぞ。今は性欲が抑制されているとはいえ、私とてこれ以上禁欲が 続くのは望んでいないからな」 話は平行線。まさに余計なお世話というやつだが、なまじ本人に悪意が無いだけに、扱いにくいことこの上ない。 (ちゃんと謝って、しおらしくおねだりでもしてくれればな。こいつにしてはよく堪えてるし、正直、禁欲なんてもう 解いちまってもいいんだけど、こっちから言い出すのもどうかと思うしなぁ) 「ただ、惜しむらくは、内容が私のお古の流用になってしまうことだな。予想よりも早くリーダーに見つかってしま ったから、リーダー専用に特化した妄想世界を準備する時間が足りなかった。そこは多めに見てほしい」 「ちょっと待て! お前用の妄想のお古とか、どんな世界に放り込まれるかわかったもんじゃねえ!」 「リーダーは心配性だな。久しぶりの射精に、あまり刺激が強いものもどうかと思ったので、内容はほどほどに 大人しく調整しているぞ」 彼女のほどほどが、どれほどのものだか知れたものではない。なにかまだ打てる手はないか? と、対応策を 必死で考える侍は、自分がごく単純な方法を見落としていたことに気が付いた。 「あ、そうか。面甲を上げればいいんじゃねえか。それで幻覚は見えなくなるはずだよな」 気づけば、体を拘束していた複数の女忍者達は消えている。男は手を面甲に当てて、一気に跳ね上げた―― つもりだったが、それはしっかりと固定され、いくら力を込めても微動だにしなかった。 「ああ、面甲は下ろした時にロックしてあるぞ。宝珠に記録された妄想の再生が終われば、それも自動的に解除 される」 「糞ッ、抜かりねえな。参考までに聞くけど、記録時間はどれぐらいだ?」 「夜中の三時頃には解除されるはずだ」 「まだ、八時間ぐらいあるじゃねえか!」 「勿論、出し尽くしたら、すぐに手動で解除しよう。だが、私はドワーフちゃんに用事があるので、数時間もすれば 出かけなければならないのだ。それまでにイき切らなかった時のために、こういった装備も用意しておいた」
211 :
11-447 :2011/05/21(土) 00:07:17.48 ID:Q7EQYmnm
そう言って、女忍者が取り出したのは、T字型の革帯に金属の輪を組み合わせた装具。それと、なめし革で作ら れた長い管状の物体と、小さな革袋とガラスの小瓶といった品々だった。管の両端と革袋の口には、革帯と同 様に金属の輪が取り付けられている。 「……なんだ、そのいかがわしい品の数々は。それって、まさか貞操帯ってやつじゃないだろうな?」 「まあ、そう見えなくもないが、この状況で私がリーダーに貞操を強要しては本末転倒だろう。これはこう組み合 わせてだな……」 彼女は小瓶を革袋の中に入れると、その口に付いた金属の輪と管の端の輪をかみ合わせて、抜けないようにし っかりと咬合する。次に革帯を取り上げ、これも先程と同様の手順で管の逆端に取り付ける。 「まあ、こうなるわけだ。で、この管をリーダーのあそこに被せて、革帯で腰に装着する、と。そうしておけば、私 が部屋を離れた後でリーダーが射精しても、部屋を汚すことも無く、私も後で美味しく栄養補給ができて、一石 二鳥というやつだ」 「ああ、なるほどな。俺が出したのがその小瓶に溜まるってわけか。それならなんの問題も無いな――って、そ んなもんまで用意してんじゃねえ! 栄養補給って、あれか? お前が最近やけに肉ばっかり食ってんのは、俺 のを口にしてないからか!? 大体、瓶に溜めるってどんだけ出させるつもりだよ。山羊や牛の乳じゃねえんだぞ」 「まあまあ、あくまで念のためだ。それは、私だって搾り立ての新鮮な子種を直飲みする方がいいに決まってい る。だから、できれば、私が部屋を離れる前に出し切ってもらえるとありがたい。では、そろそろ始めようか。私は 邪魔になってはいけないし、姿を消して大人しく見守らせてもらうとしようかな」 女忍者は懐から紫色の液体が入った小瓶を取り出し、中にわずかに残ったその液体を手で伸ばして、それを自 分の兜に擦り込んだ。兜の首当てから、カチャッと小さな音が鳴る。そして、彼女はおもむろに、呪われて脱げな いはずの兜を脱ぎ去った。乱れた豊かな黒髪は、頭を数回振るだけで、肩をさらさらと流れて元の位置に落ち着 いた。 「へっ? お前、今なにをしたんだ。その兜も呪われてんじゃないのかよ?」 「ん? ああ、これを使ったのだ。持ってて良かったクレンジングオイル」 「クレンジングオイルって、それもレア物じゃねえか。塗るだけで呪いを解くってあれだろ?……なあ、方向性は 大いに間違ってる気がするけど、お前が俺の体を心配してることだけは良くわかった。だけど、俺にこんな兜は 必要ない。怒らないから、それをこっちに寄越すんだ」 「いやそれがだな……使い切ってしまった。なにせ高級品だし、瓶には少ししか残っていなかったのだ」 「どうせ、そんなことだろうと思ったよ!」 「では、存分に楽しんできてくれ。どんな濃い精が放たれるのか、口を開けて楽しみに待っているぞ」 「おおぉぉぉいぃっ! どうせイクなら生身のお――」 男の目の前が眩しい光に包まれ、意味を成さない記号や数字の羅列が渦巻くように流れ込む。ピッという音が 脳裏に響き、彼の視界は暗転した。
以上、今回はここまで。
続きは投下用の校正作業のみが残っていますので、その時間が取れ次第、こんどこそ数日中には投下する予定です。
僭越ながら、一つだけ遅レスを。
>>149 ご依頼はありがたいのですが、当面、イメージ図を再upする予定はありません。
元々絵を描く者ではなく、体のバランス等おかしな面も目に付きましたので、
描き直しでもしない限り、見るほどのものではないかと思いますよ。
有名な写真だったのか、元素材を特定された方がいらっしゃるようですので、
それを裸に剥いて、もろもろの部位を増量し、兜を被せたものを想像して頂ければ。
乙でした。 イメージ図を再うpしないのは残念でしたが。
画像は見られたけどすぐ消えると思わなかったから保存してなかったな 夢の宝珠ってディンギルで出たアイテムだったっけ? エロは無いけどあいかわらず飛ばしてる女忍者を見られて良かった しかしこれでまた禁欲伸びたりしない…よね
女忍者が子供のころから2人はいっしょだったと聞いて ロリ女忍者妄想でムラムラ
連載の続きお疲れ様です。
217 :
11-447 :2011/05/22(日) 23:55:05.33 ID:hOVjImd1
11-447です。
連投になってしまい申し訳ないですが、
>>207-211 の続きを投下いたします。
昨年暮れから然したるエロもなく続いてしまった話は今回で終了。
未定だったタイトルは N&S編「無想」 とします。
* 注意点 * 必ずお読み下さい。
・今回投下分には、異常性癖、あるいは性的倒錯に分類される内容が含まれます。
残虐的な表現こそ含まれませんが、社会通念から逸脱した嗜好を忌避される方は、
読まずに回避してください。
・今回も軽く馬鹿な話です。それを踏まえた上でお読みください。
では、以下 N&S編「無想」 投下開始。
218 :
11-447 :2011/05/22(日) 23:58:24.35 ID:hOVjImd1
* * * ガチャッ カタカタッ ピーッ ガッチャ カチッ カチン WELCOME TO THE WORLD OF ABNORMALITY! YOU CANNOT PLAY WITHOUT MAKING A SCENAEIO ORB! S)TART DREAM M)AKE SCENARIO ORB 突如、侍の目に映る光景が一変した。一面を草に覆われた丘の上。大きな石の煙突が立つ二階建ての家屋の横 手に彼は立っていた。辺りには、割終えた薪が積み上げられている。背後には高い山がそびえ、眼下に見下ろす は山間の渓谷。他の二方は緩やかに下っており、澄んだ空気の中、斜面を覆う森が遠く見晴らせた。日差しは穏 やかで、そよ風が運んでくる木々の香りには、初夏の雰囲気が漂っている。 頬を撫でる風の感触に、男は自分があのいまいましい兜を被っていないことに気づいた。夢の宝珠に込められた女 忍者の妄想に、肉体を離脱した感覚だけが取り込まれた状況なのだろうと、男は推察する。それは、夢を見ている 時などとは違い、彼の五感に本物に等しい現実感を与えていた。 男は、建物の裏口と思われる木戸に近づき、周囲を警戒しつつ中の様子を窺う。扉の中は土間のある台所になっ ており、生臭い磯の香りが立ちこめている。土間の隅に水瓶が置かれ、竈には橙色の燠火が燃えていた。部屋に 人の気配が無いのを確かめると、男は扉の間から身を滑り込ませ、そこに臭いの原因を見つける。 土間には巨大な蟹が部位毎に分けて置いてあり、部屋の真ん中のテーブルには数種類の野菜や香草、解体され た動物の肉が並べられていた。入り口の向かいの壁には次の部屋に通じる扉がある。男は慎重に歩を進め、その 扉をゆっくりと押し開けた。 ** 魔物に驚かされた! ** 1) 1 成長著しい全裸の少女 (1) 2) 2 未成熟な半裸の褐色少女 (1) 成長著しい全裸の少女 は,男 の脚をすくい上げた.そして,一回当たり 4のダメージ 未成熟な半裸の褐色少女 は,男 をタオルでぐるぐる巻きにした 男 はタオルでくるまれて,動けなくなった
219 :
11-447 :2011/05/23(月) 00:00:06.92 ID:O8BRow+r
男は抵抗する間もなく二人の少女に拘束されてしまった。 「まったく。こんないたいけな女の子を魔物呼ばわりするなんて、ひどい兄様だな」 「まあ、気にするな妹ちゃん。古来より女は魔物というではないか」 男はそのまま少女達に担ぎ上げられ、部屋の片隅にあるベッドに放り投げられる。 「いつまで寝てんだー! 起きろよ妹っ」 褐色の少女が、ベッドで眠りこけていた自分とそっくりの少女を蹴り起こすと、彼女は頭をさすりながらゆっくりと身 を起こした。 「ぃっったいなぁもう」 目を覚ました少女は双子の姉に向かって不満の声を漏らす。彼女達は、この地方では滅多に見かけない南方系 の茶褐色の肌に白銀色の髪を持っていた。まだ顔も体も女性として未成熟ではあるが、幼さの残る表情にも、す でに美貌の片鱗を垣間見せている。その二人ともが、裸に、股間を覆うコッドピース付きの男物の下着だけを身に 付けていた。 「ん、兄様帰ったのー?」 「ほら、そっちの腕持って! 兄様を取り押さえるんだ」 双子達は仰向けにベッドに転がる男を両脇から挟み込み、もがく彼を拘束する。男はなんとかタオルから脱出し、 腕に纏わり付く少女達を振りほどこうとするが、双子達は見た目にそぐわぬ恐るべき膂力で、彼をベッドに押さえ 込んだ。 「へへん。逃がさないぞ兄様。さ、とりあえずベッドに縛りつけちまおうぜー」 「そう暴れるな。往生際が悪いぞ弟ちゃん。今日こそは私と弟ちゃんの初めてを等価交換してもらうのだ」 「おっきい姉様。処女と童貞じゃ価値が違うと思うよ」 「一番の問題はそこじゃねえよ!」 「まあ、足りない分は後々に……えへっ、えへへへへへへっ」 その声、その顔。ベッドに這いつくばって上を見上げる男の視線の先にあるのは、鍛えられ引き締まった腰と、ま だ毛も生え揃わぬ、ぴったりと閉じた割れ目。血管が透けるような白い肌に纏わりつく長い黒髪のコントラストが 美しい。彼を見下ろしているのは、紛れもなく女忍者その人だった。しかし、背はやや低く、顔立ちもまだどことな く幼さを残している。その双丘はすでに男のものを挟むに足る立派なものではあるが、まだ、彼女本来の暴力的 なまでの質量を有してはいない。
220 :
11-447 :2011/05/23(月) 00:01:08.96 ID:hOVjImd1
(昔のあいつ?……いや、違うな。この年の頃はまだ魔術の修行中だ。痩せ形ではあったけど、こんなにキュッ と締まっちゃいない。もう少し肉付きが良くて、未成熟だからこその色気が……って、んなこと考えてる場合か! もしかして、弟ちゃんって俺のことか。なら、あいつが口走ってた妄想が土台になってるってのは確かだな) 気づけば彼女同様、いや、それよりも大幅に彼の年齢は低下しているようだ。身長は数十センチも低くなっており、 筋肉の付き具合も明らかに異なっていた。鍛えられ引き締まってはいても、体付きはまだ少年のそれである。 「さあ、弟ちゃん、覚悟はいいか? 私はできている。私は弟ちゃんとなら、禁断の関係を越えて、子を宿してさえ いいと思っているのだ。それとも、弟ちゃんはこんないやらしい姉は嫌いか?」 「嫌いとか好きとかそんな問題でもねえ!」 「女にここまで言わせてなにもしないなんて、兄様はそれでも男か! 燃える男の性欲を見せてみろ!!」 「ホントだよ。性のクルセイダーロードって呼ばれた兄様はどこにいったのさ」 「誰が性戦士だ。そんなもんに志願したおぼえは断じて無い」 「……そうか、わかった。私は今から弟ちゃんを犯す! まずはこの我が儘な肉体で弟ちゃんを虜にして、いずれ はその心まで虜にしてみせる。そうだ、犯すのだ。私は弟ちゃんを犯すぞ!」 「そうだ。姉様、犯っちゃえ〜」 悲しいかな。こんな状況でも、年齢のわりに逞しい少年のそれは、正直な反応を見せてしまっている。 「ここは正直だな。私に犯されることを期待して、狂おしいほどに股間を押し上げているぞ」 そんなことを言っている間にも、少女達は革紐やロープを巧みに使い、手際よく彼をベッドに縛り付けていく。 そうして、彼が両手足を縛られ、X字型にベッドに拘束された時だった。 「あなた達ー、さっきから五月蝿いわよ」 台所とは別方向の二間続きの隣室から聞こえてきたのは、これもまた女忍者の声。しかしその声は、現実の彼 女とも、彼の屹立した一物を今まさにその秘所に飲み込まんとする少女とも違う、落ち着いた雰囲気を持った声 音だった。男がそちらに目を向けると、大きな腹を抱えた、エプロン姿の女忍者がそこにいた。 これが、先刻耳にした女忍者の妄想の世界なら、救いの主は彼女しかいない! 男は一縷の望みを彼女に託し、 助けを求める声をあげる。 「母さん! この変態姉妹共をどうにかしてくれ。息子の貞操が危ないんだ!」 「そうねぇ……。でも、あなたも溜まっているのだから、素直に出して楽になってしまえばいいんじゃない?」 口元に指を当てて小首を傾げた母忍者だったが、案の定、その口から出たのは身も蓋もない言葉だった。 「ああ、ですよね。やっぱり、そうきますよね」 「しかし「犯す」「犯す」ってねぇ〜。どういうつもりなのあなたは。そういう言葉は、私達の世界には無いのよ……。 そんな、弱虫の使う言葉はね……。「犯す」……そんな言葉は使う必要が無いわ。なぜなら、私や、私の娘は、 その言葉を頭の中に思い浮かべた時には! 実際に相手を犯してしまって、もうすでに終わってるからよッ! だから使った事が無い。長女ちゃん、あなたもそうなるよわよねぇ〜、私の娘なら……。わかる? 私の言って る事……え? 『犯した』なら、使ってもいいわッ!」 「わかった、母様!! 母様の覚悟が!「言葉」でなく「心」で理解できた! 「犯す」って思った時は、母様ッ! す でに行動は終わっているのだな」 「やっぱ、駄目だこいつら。あー、はいはい、わかってましたよ。でも、望みぐらい持ってもいいじゃないか」 そんなものは無い。それはそうだろう。女忍者が彼の溜まった性欲を発散させるために調整した妄想だ。救いの 主なんてものがいようはずもない。 「なぜそんなに嫌がるのだ。私の体では不満か? やっぱり胸か? 胸がもっと大きい方がいいのか?」 「いや、この状況って、冷静に考えたら凄く恥ずかしい状況だろ。現実ではあいつが尻尾振ってこっちがイクのを 待ちかまえてんだぜ。どうせなら……」 「どうせなら?」 「生身のあいつとやりてえぇぇ!! 毎晩、毎晩、あんな凶器みたいなもん押し付けられて眠ってるこっちの身にも なってみろ。そりゃ、こっちだって限界だ。あいつにしごかれたり、くわえられたり、飲み込まれたりしたいに決ま ってんだろ!」 「……本音が出たか。しかし、浮き世のあれこれをここに持ち込むのは無粋というものだぞ」 「そうだよねー。現実の話をされてもさ。私らの存在はなんなのってことじゃん」
221 :
11-447 :2011/05/23(月) 00:01:49.94 ID:hOVjImd1
「まったく。男というのは素直になれないものなんだから。それなら最初から本人にそう言ってあげればいいの に。まあ、今はこの世界で存分に楽しみなさい。なにはどうあれ、私達はこうしてあなたの目の前に存在してい るの。さあ、これからは現実の話は禁止。家族水入らずで存分に楽しみましょ」 「俺は妄想には屈しないぞ! 絶対にイカずにここを乗り切って、あいつを啼かせてやる。さすって、舐めて、噛 み付いて、切れ切れの吐息を上げさせてやる!!」 「あー、はいはい。断固たる決意はわかったから」 「じゃ、とりあえず剥いちゃおうぜ」 「し、下は私が脱がせるのだからな!」 母忍者がエプロンを外しながらベッドに近づいてくる。エプロンの下に身につけているのは、妊婦に似つかわしく ない、申し訳程度に股間を隠す白い下着だけ。大きく膨らんだ臨月の腹と、その下で小さな三角形を描く面積の 狭い布地の取り合わせは、男に淫猥で背徳的な感情を喚起させた。 「母様、私達もしちゃっていいのかな?」 「んー。あなた達にはまだ早いわね。せめて子供が産める体になってからになさい」 「でも、今ならまだ中で出し放題だよ?」 「あら、それもそうね。じゃあ、お姉ちゃんが満足したら、あなた達も大人の仲間入りしちゃいましょうか」 「やったー! さすが母様、話がわかる」 「待ってる間は、ちゃんとお姉ちゃんのを見て勉強するんですよ。まずは、そのすべすべの肌でお兄ちゃんの身体 を磨いて、お手伝いをしてあげなさい」 「さあ、観念するのだな弟ちゃん」 「やーめーろーよー。はーなーせーよー!」 「男でしょ。四の五の言わない。せっかくだし、母さんも相手してもらっちゃおうかな」 「せっかくじゃねえ!」 「あの人はなかなか帰ってこないし母さん寂しいの。ちゃんとできたら、ご褒美に後でお乳をあげますからね」 それを聞いて、男はついその乳房に目を奪われる。更に大きさを増した双乳は、母乳で満たされて痛々しいほど に張りつめており、その圧倒的な重量感に、男はつい、喉を鳴らして唾を飲み込んでしまった。 「あ、ビクンってなった」 「凄く……大きい」 「おっきい姉様、鼻息荒いよ」 少年の両脇から、褐色も目に眩しい双子の少女が、しなだれかかるように身を寄せてきた。彼女達はその滑らか な肌を使い、彼の体を磨き上げていく。絹のような肌が男の胸や脇腹を滑り、ほのかに膨らんだ胸の先端の小さ な肉蕾が、くすぐるような微妙な刺激を肌に伝えてくる。だが時折、布地を押し上げて肌になにか固いモノが触れ るのは、彼の気のせいだろうか? 「おい、待て。この感触……まさか、お前ら男なの!?」 「なに言ってんだよ兄様。私ら女だぜ」 少年に密着させていた体を離すと、双子の少女達は彼の顔の両脇に膝立ちになり、穿いていた男物の下着をず り下ろした。確かに、毛も生えていないつるんとした股間には、まだ一本の縦筋でしかない割れ目があった―― のだが、そのすぐ上には、まだ皮を被ったままの子供らしい陰茎が、ピンと可愛らしく屹立している。 「やっぱり生えてんじゃねえか!」 「そうだよ。生えてるけど女だよ」 双子達は何事もなかったかのように元の位置に収まると、再び彼に肌を合わせて、その体を磨き始めた。 「ちょ、ちょっと待て。それを押し付けるな」 「なんだよ、兄様にもついてるだろー。別にいいじゃん」 「まったくだよ。私らのなんて可愛いもんなのに、自分はあんなおっきくて凶悪なの押っ立てて。おっきい姉様が 困ってるじゃない」 少年の腰に跨った裸の少女は、彼の意に反していきり立つ一物を握り、その先端を閉じた割れ目に押し当てて、 懸命に挿入を試みている。だが、まだ狭いそこには、彼のモノは大きすぎるのだろうか。年齢に不相応な立派な それをなかなか上手く飲み込めず、彼女は情けない声を上げた。 「母様ぁ……。弟ちゃんのこれ、おっきくてなかなか入らない」 「無理に入れようとしては駄目よ。最初はしっかりと濡らしてからにしないと」 「でもぉ、すぐしたい……」 「しょうのない子ねぇ。じゃあ、今回だけよ。ちょっと退いてちょうだい」 母忍者は尻を向けて少年の顔を跨ぐと、膨らんだ腹を彼の胸に乗せて股間の上に屈み込んだ。彼女が唯一身に 着けていた小さな下着はいつの間にか脱ぎ捨てられ、膨らんだ腹からつながるなだらかな下腹に形良く生え揃っ た淡い茂みと、ぷっくりと膨らんだ敏感な突起が彼の目の前に突きつけられる。 「おい、母親」 「ん? なにかしら」 「あー。……いいや、なんでもない」
222 :
11-447 :2011/05/23(月) 00:02:23.30 ID:hOVjImd1
(しっかし、妊婦の腹ってこんなに丸く大きくなるのか。あそこも無駄に現実味のある凝った妄想にしやがって) 子供を産んだ設定を反映してか、彼女の秘唇はやや色味を増して肉厚になり、そのいやらしさを強調する。だ が、それは子を四人も産んだとは思えないほどに、未だ綺麗な色と形を保っていた。 「少し待っててね……んんっ……ふぅ」 大きな腹の向こうから艶めかしい母忍者の声が聞こえたと思うと、彼の肉茎になにか温かい液体が降り注いだ。 しばらくそれが続くと、彼の元にも、少し血の臭いにも似た、それでいて甘く乳臭い匂いが漂ってきた。そして、 彼の肉茎は、とてつもなく柔らかくも張りのあるものに包まれて、揉み解すようにその液体を塗り込められる。 (……匂いまで生々しい) 「むぅ。母様、さっきよりおっきくなった気がするのだが」 「でも、ちゃんと滑りは良くなってるから。ほら、次はあなたの方も」 彼の方からは腹に遮られて見えないが、おそらくは、姉忍者の方にも同じ様な処置が施されているのだろう。 (腹が邪魔でなにも見えねえ……。にしても、こんな重たげに膨らんじまって、この下腹のラインは……。って、 これがいやらしく思えてきたら、俺の感性は色々と終わってるんじゃねえのか? ハハッ、まさか。俺はいたっ て普通……だよな?) 程無くして、ちゅくちゅくと濡れた肉をかき回す音がして、少女が艶めかしい声をあげだした。 「ひゃぁっ! か、母様。駄目、そんなに、そんなに入れたら弟ちゃんの子種が入らなくなるぅ」 「ほら、逃げないの。心配しないでも、そっちはもっと奥に注がれるものだから。しっかり塗っておかないと、ま た入れられないわよ」 (ん、そうか。あいつの妄想に干渉はできないまでも、俺の体だけならどうにかなるんじゃないか? 小さくな って拘束から抜け出して……は、無意味か。捕まっておもちゃにされるのがオチだな。じゃあ、巨大化したら? いや、ただでかいだけじゃ、迷宮の巨人を相手にするのと一緒だ。むしろ、でかくなったあそこを、喜々として 全身でしごき抜かれる絵しか浮かんでこねえ) 「ん、しょっと」 娘への処置が終わったのか、母忍者は重たげな腹を抱えて上体を起こし、男の顔の真上に膝立ちになった。 自然、彼の視界の大半は、彼女の尻と大きな腹によって埋め尽くされことになる。目の前すぐのところには、濡 れそぼった秘所とキュッと閉じた菊門。その皺の一本一本までが、鮮明に男の脳裏に焼き付き、性欲を強烈に 掻き立てる。 「さて、準備はできたわよ。あなたのモノが姉さんを女にするところをしっかりと見てあげなさい」 滑らかな指が、彼の一物を握りしめる感触。頭を少しもたげて下半身に目をやると、こちらは股間の上に大きく 脚を開いて跨った姉忍者が、再度の挿入を試みようと狙いを定めていた。自身の指で開かれた秘唇から溢れた 母忍者の乳が、これもまた乳にまみれた彼の一物に、とろりと流れ、垂れ落ちている。 (まずい。このままじゃ、本当に妄想に搾り尽くされかねない。……いや、それのなにが悪いんだ? この際だ。 別に妄想だろうと、楽しんじまえばいいんじゃねえのか?……いやいやいやいや、そりゃ駄目だろ。実際はあい つの前に股間晒して夢精しちまうようなもんだ。やっぱり、この状況はどうにかしないと) 娘は媚肉に肉茎の先端をじっくりと擦りつける。鈴口に伝わる柔らかい肉の感触が、男の背筋にぞくぞくとした 快感をもたらした。そして、彼女はゆっくりと腰を降ろし、まずは雁首の一部だけを、じわじわと自身の中に飲み 込んでいく。 「あせっては駄目よ。ゆっくり、ゆっくりとで、いいんだから」 「うん。頑張ってみる」 少年の両脇に張り付いた双子の少女達は、その様を食い入るように見つめながらも、その体の動きを止めるこ となく刺激を与えている。その手を彼の腹や乳首に這わせ、硬く強ばった乳頭を擦りつけ、滑らかな脚を胴に絡 ませる。 だが、当然のこと、彼女達の股間に可愛らしくいきり立ったものも、否応なく肌に押し付けられ、その感触が男の 思考を阻害する。 (あー、畜生ッ! 色んなとこに色んな感触がありすぎて、考えがまとまらねえ!!) 「ん、今度は大丈夫そうね。じゃあ、私も濡れてきちゃったし、ちょっとお願いしようかな」 母忍者の淫裂からは、透明な体液が糸を引いて滴っており、その雫が彼の口元に滴り落ちる。彼女はゆっくりと 彼の顔の上に腰を降ろし、濡れそぼったそれを彼の口元に押し当て、鼻先に後ろの穴を擦りつけた。 「ほら、ここがあなたの生まれてきた穴よ」
223 :
11-447 :2011/05/23(月) 00:03:15.79 ID:hOVjImd1
「ンーーーー!? ンーーンーーー!!」 「やんっ。焦らずじっくり味わって」 その瞬間、姉忍者は最初の、そして最後の一線を乗り越えようとしていた。 「ンーーーーーーーーーーーー!!」 「ぁ……ぁァァアアァァァ!? 弟ちゃんのがまだ大きくゥゥウゥゥ!!」 姉忍者が女になろうとした、まさにその時。興奮した男の肉杭には大量の血液が流れ込み、それは彼女の中で 更なる膨張を果たす。反射的に浮き上がった男の腰が、鈴口を押し戻す抵抗を突き破り、一息に少女の奥深くま で怒張を突き上げた。 「は、入っ…………たぁ」 肉杭全体を捻り切るように圧迫するきつい肉の感触。濡れた肉の交わる音。脇腹に当たる硬いものから滴る粘液。 尻の穴に細い少女の指を差し込まれる、初めての感覚。むせ返るような牝の匂いと、口元をしとどに濡らす蜜。視 界を埋め尽くす汗ばんだ肉。それが、男の理性を崩壊の一歩手前まで導いていく。 (だ、駄目……だ。感じるな……考えるんだ。呼吸を落ち着かせろ。剣を持て――八相発破――一刀両断――右 轉左轉――長……ああぁぁぁっ! 駄目だ、全っ然駄目だ。感じるな、考えるな。心を空にして、形を捨てろ) ここは妄想力、すなわち精神力がものをいう世界。それならば。男は侍たる自身の精神力に全てを賭ける。 (なにも聞くな……見るな……喋るな……感じるな……味わうな) 精神の力を自分のみに及ぼすことに集中。男はその体の感覚を一つずつ絶っていく――。 そして、最後に男は考えることをやめた。 男の頭の中には最早なにも無い。時間も空間も無く、自身すらも存在しない。ただの無。それは、侍の目指す剣 の境地。男の精神は世界と一つになり、無限の広がりを得た。 * おおっと * 「え?」 「へ?」 「あら?」 支えを失った母娘の尻がベッドに落ち、抱きしめる対象を無くした双子の少女の腕は虚しく空を切る。彼女達の兄、 弟、息子たる少年はそこにはいない。 その妄想世界から、男の肉体は消失した。 「な……なんだこ……これは……お……おい! 弟ちゃんはどこへ行ったのだ!? 弟ちゃーーーーーんッ!」 「か、母様! ロスト、ロストだよ! 兄様がロストした!!」 「ちょっと待って! 確かどこかに破滅の石が……神秘的な石だったかな?」 「どっちでもいいから!! どこ? どこにあるのさ!?」 ばたばたと慌てふためく裸の女達を、俯瞰するように宙から眺める存在が一つ。一瞬とも無限とも思える無の境 地を経て、精神だけが舞い戻ってきた侍その人である。 (ふぅ。とりあえずは上手くいったみたいだな。まさかこんなとこで、ただの一瞬にしろ剣の秘奥に達するとか、な んの冗談だっての。さて、どうするかな。なんかあの様子だとすぐに復活させられそうだけど、それならそれで精 神修養にはなるか。まあ、折角だし、今の感覚を忘れないうちに、みっちりと精神を鍛えさせてもらうさ) 女達が家の中をひっくり返す音を耳から閉め出し、男はしばしの間、瞑想に没入するのであった。 * * * (はぁ。ちょっと妄想を大人しく調整し過ぎたのだろうか。あれではリーダーには物足りなかったのかな) エコノミールームの扉が並ぶ宿の廊下をとぼとぼと歩きながら、反省しきりの女忍者である。いつもは、その大き な胸を強調するように背筋を伸ばして姿勢良く歩く彼女が、肩を落とし足下を見つめながら歩いている。 (やはり『白昼! 露出女司教、路上肛虐調教』か、『七人いる!? 新米冒険者恥辱の魔姦恍刹呆』のどちらかを 選んでおけば……。いや、『夜明けの簡易寝台童貞乱れ喰い』も捨てがたい……っと、これはリーダー向けには 調整しにくいな。うーん。やはり日を改めて、ちゃんと彼専用に特化した妄想を用意すべきだったのかなぁ) ――侍が妄想の世界に入ってから一時間。女忍者は東方伝来の待機座法 "正座スタイル" で、男のそれから 放たれる白い恋人を待ち構えていたのだが、彼は一向に達する気配を見せなかった。最初のうちこそいきり立っ ていた男の一物は、しばらくすると精を放つことなく急激に萎えてしまったのである。その後も男のそれは、時々 奮い立っては女に期待を抱かせ、またすぐに萎えては落胆させた。 「おかしいな。透明な汁はちゃんと先走っているし、まさか禁欲している間に、管が詰まってしまったということも ないだろうけど。……兜の不具合かな?」 そう一人ごちた女忍者は、男の兜に取り付けた夢の宝珠が、ちゃんと嵌っているか確かめようと、腰を浮かした。 「お、おぅっ? あぁ! 嗚呼ぃっいぃッ!!」
224 :
11-447 :2011/05/23(月) 00:04:12.30 ID:hOVjImd1
女は足に走った痺れに思わず快感の声を洩らしてしまう。長時間正座をしていた彼女の脚は痺れ切っており、立 ち上がり損ねた彼女は、もんどり打って床に転がった。圧迫された血管に急激に血が流れ込み、電気が走ったよ うに細かな痛みが、彼女の両脚に広がっている。 「おおぅっ。さ、さすがに忍者と侍の発祥の地、東方より伝わったエロ奴隷御用達の待機法だ。これほどお手軽に 快感が得られようとは、まだまだ世界は広いな」 ただ待つことにも少し飽きた彼女にとって、これは新たなお楽しみだった。男の兜が機能しているか確認した女 忍者は、再び正座をして男の射精を待つ。そして、たまに自分の足先を指で突っついたりさすったりしてわずか な痛みを楽しみ、完全に足の感覚が無くなったところで、おもむろに立ち上がろうとして床に突っ伏す。 そんなことを繰り返している間に、気づけば、はや数刻が経過しようとしていたのだが、その間も一度たりと、侍 は射精に至ることがないままだった。 そうしているうちに、ドワーフ娘との約束の時間が来てしまったため、女忍者は侍を置いて部屋を後にした。勿 論、彼の股間には先刻の革帯が抜かりなく装着済みである――。 (うーーーん。これはちょっと作戦の変更も必要かな。もしあれで駄目なら、明日の午前中に迷宮ででも、もう一 押しするとして、問題はあちらが上手く乗ってくれるか……。この際は、確実を期して――) 「あら。やはりこちらにいらっしゃいましたか。お一人ですか?」 考えに没頭していた女忍者は、声をかけられて初めて、廊下の向かいから歩いてきた人物に気がついた。それ は、夕方に自身の妄想の中で散々に弄んだエルフの女侍その人だった。 「あ。ど、どうもこんばんは」 「はい、こんばんは。ちょうど良かったですわ。少し用事があって、いつもの部屋を訪ねたのですけど、不在のよ うでしたので。もしかしたら、まだこちらかと思って来てみたのですが、どうやら正解だったようですね」 エルフの侍はにっこりと微笑んだ。夕方に自分達がしていた行いの後ろめたさからか、その笑顔を見た女忍者 の脳裏に"夜のお説教" という言葉が過ぎったが、それはあちらは知る由もないことだと思い直す。 「ああ、なるほど。それでわざわざこちらを訪ねて。えっと、それで、リーダーになにか御用なのだろうか?」 「いえ、特に彼でなくとも、あなたにお話を聞いてもいいのですが。……よろしいですか?」 「ん、なんだろうか? 私でわかることならいいのだけれど、エルフさんの質問なら、なんでも包み隠さずお答え しよう。リーダーの性癖、初体験時の年齢、私の穴それぞれに一晩平均で何回挿入するのか、都合、何回私の 中で果てたのか。どんなことでもなんなりと聞いてほしい」 「あぁ、いえ、そういうことでは。それに、年頃の娘が……いえ、年齢性別を問わず、そのようなことはこんな廊下 であまり声高に人に話すことではありませんよ」 「ご、ごめんなさい。つい、普段のノリで会話をしてしまった。どうぞ、話を進めてください」 「では、改めまして。そちらのパーティーが休養している間に、第十層まで降りるパーティーが二組増えましたの で、探索の際の順番の打ち合わせが必要になりそうなのです」 現在、迷宮最下層を探索できる実力を持ったパーティーは四組。だが、そこは生憎と一本道の構造で、同時に 複数のパーティーが降りるには向いていない。なにより、血の気も多く、戒律上の対立もある冒険者達のこと。 それぞれが同じエリアではち合わせると、玄室へ入る順番を巡って一悶着起こる恐れがある。 旧来、その辺りのことは、暗黙の了解の上で成り立っていたのだが、冒険者同士の無用な争いを避けるため、 今では、最下層を探索するパーティー間の協議によって、日毎での探索順の取り決めがなされていた。 「それで、当面の間はそちらのパーティー抜きでも話を進められますが、せめて復帰時期だけでもわかれば有り 難いと思いまして。いかがなものでしょう?」 「あー。どうだろうか。こっちの司教ちゃんの体調は大分良くなっているから、もう数日のことと思うのだけれど、 やはり細かいところはリーダーに聞いてもらわないと」 「そうですか。では、やはり少し彼と話をすることにしましょう。……ああ、そうそう。あなたにも用事があったの ですよ」 「へ? それは、あの……夜のお誘いとか? いや、勿論それはそれで大変嬉しいのだが、なにぶん私は禁欲 中の身で。でも、エルフさんがどうしてもというのなら、私の禁欲が明けてから、リーダーも一緒に三人で――」
225 :
11-447 :2011/05/23(月) 00:04:51.73 ID:O8BRow+r
「えーっと、ちょ、ちょっと待って下さい。色々と先走り過ぎです」 「あぁっ……すいません。またやってしまった。どうも、私は人の話を聞かない癖があるようで、昔からよく怒ら れていて。本当に申し訳ない」 「いえ、別にいいのですが。とりあえずは話を最後まで聞いてくださいね。用事というのは、うちのドワーフさん からの言伝なのですが、酒場から戻ったら彼女の方から部屋を訪ねるので、スイートで待っていてほしい、と のことです」 「では、ドワーフちゃんはまだ酒場かな?」 「ええ。あちらで夕食をとっていた折に、どうも、うちの娘達のお酒が過ぎてしまったようで、彼女以外はすっかり 酔い潰れてしまって。間の悪いことに、解毒の位階の魔力も探索の時に使い果たしていたものですから。私は そちらのリーダーにお話があったので、あまり遅くなるわけにもいかず、彼女に介抱を任せて、やむなく一足先 に宿に戻ってきたのです」 「なるほど。いや、わざわざの伝言、痛み入ります」 「いえ。彼女はあなたと約束があったようなのに、お待たせてしまって。さて、引き留めてすいませんでしたね」 (ふむ。ドワーフちゃんの方の首尾は上々のようだな。となると、どうしたものか――) 「あの、どうかしました? しばらくの間、彼をお借りしたいのですが、構わないでしょうか?」 「……あ! はい、どうぞどうぞ。別に私に断りなどいれなくても、エルフさんの好きにしてもらえれば。なんだった ら、しばらくと言わず、そちらの部屋にお持ち帰りしてもらっても、私の方は一向に構わない」 「まあ。でもそういうわけにもいきませんよ。ふふ、あなたは本当にそういうところに頓着されないというか、面白 い考え方をするのですね」 「え? 私はなにかおかしいことを言っただろうか?」 「いえ、別にいいのですよ。では、話が終わりましたら、彼はちゃんとお返ししますので」 そう言い残して廊下を立ち去っていくエルフの後ろ姿を、その場で見送っていた女忍者。その目は、歩くたびに 微かになびく、裾の短いエルフのスカートへと、自然に吸い寄せられていく。 (捲りたい……あのスカートを思いっきり捲り上げたい。ほっそりとした脚と、小振りなお尻。やはりエルフという 種族の女体は美術品のようだ。私も尻には大いに自信があるし、もう少し肉付きのいい方が好みだが、あれは あれで別種の美しさがある。……リーダーは彼女の尻にも挿入したことはあるのかな? 彼女の尻にリーダー のおちんちんは些か厳しいと思うのだが。それとも、もう根元まで飲み込めるほどに開発済みなのだろうか? これは一度問いただしてみる必要がありそうだな) そんな不埒なことを考えつつ、女忍者は踵を返して、自分の巣がある宿の奥へと足を向ける。 (しかし、それはいいとして、やっぱり、エルフさんには直接頼んでみるべきだろうか? 先程の感触だと、彼女 の方もまんざらではないと思うのだが。上手くいけばもろもろのナニがナニして……ん?……) 廊下の角を曲がったところで、女忍者ははたと歩みを止めて眉根を寄せた。体を抱くように腕を組み、片手の指 を額に当てて、廊下の壁にもたれかかる。 (あれ? 私はなにか、忘れてはいないか? えーーっと、なんだっけな) そのままの姿勢で固まった女忍者は、眉間を指で揉みほぐしながら、一点をじっと見つめている。そうして、数 十秒ばかりが経った頃。そんな彼女の横を、酒場帰りだろう、すっかりできあがった男ばかりの冒険者の一団 が通り過ぎた。彼らの目は、重たげな乳房を寄せて持ち上げるように腕組みをした彼女の方を、ぶしつけに、食 い入るように見つめている。 「いまの見たか?」 「ああ、凄えな。あんな乳にむしゃぶりつきてえもんだなぁ」 「なあ、思わせぶりにあんなとこに立ってんだ。ちょっと声かけてみろよ。澄ました顔してるけど、意外と尻軽で、 誰にでも簡単に股開く女かも知れねえぜ」 「それならよ。そんな面倒なことしないで、無理矢理、部屋に連れ込んで……」 「やめとけよ。あれってあの侍のパーティーの忍者だろ」 「知ってるさ。あいつめ、いっつも女を侍らしやがって。前から気に食わねえんだよ。俺達ゃあ、偽プリーステスに 掘られたり、散々だってのに」 「馬鹿、その話はすんなよ。思い出しただけで尻が痛くなる」 「どうだ、姉ちゃん。俺らの部屋で楽しまないか?」 と、そんな会話が聞こえたものか。女忍者はカッと目を見開き、壁から身を起こして男達の方に向き直りざま、大 きな声を上げた。
226 :
11-447 :2011/05/23(月) 00:05:34.62 ID:O8BRow+r
「アーーーーーーーっ!?」 「うぉっ!? な、なんだよ」 「なんか知らねえが、し、尻に響く叫びだな」 「だから、俺はやめとけって言ったんだ。なあ、ちょっとした冗談だ。怒んなよ」 だが、女忍者はつかつかと彼らの方に歩み寄ってくる。気圧された男達は思わず腰の獲物に手をかけるが、彼 女はそんな彼らに気付いた風もなく、冷たい汗を顔に浮かべて、何事かを呟いていた。 「しまった。今、エルフさんにリーダーの部屋に行かれてはまずい。怒られる。絶対にリーダーに怒られる。あんな 痴態を彼女の前に晒したら、どうにも取り繕いようが無いではないか」 「なんだ? なにぶつぶつ言ってんだよ」 「エ、エルフさん! ちょっと待ってーーーーー! い、ま、は、駄目ぇぇーーーーーーーッ!!」 タンッ! と床を踏みしめる音がしたと思うと、彼女は男達の方に向けて跳躍した。そして、彼らの間にあるわずか な隙間を、体を上手く横に捻って一直線に通り抜け、突き当たりの廊下の壁に激突する前にくるりと回転して足か ら着壁。体全体のバネを使って衝撃を殺すと、そのまま壁を蹴って廊下の角を宿の正面方向に消えていった。 「……なんだったんだ、一体?」 「おい! お前、大丈夫か!?」 女忍者が通り抜ける際、なまじ反応して避けようとしたばかりに、かえって運悪くその進路を塞いでしまったのだ ろうか? 彼女の体の一部に触れて吹き飛んだ盗賊が、壁に頭をしたたかにぶつけて床に伸びている。 「おい、すぐに回復呪文を!」 「畜生っ、あの女許さねえ。この責任はしっかりと取らせてやる」 「いや、違うぞ、お前ら。今のはこいつ自身の責任だ。俺は見た」 「見たぁ? なにを見たってんだよ」 「こいつ……自分から当たりにいきやがった。女が脇を通り過ぎる瞬間、こいつは、あの乳の通る軌道目掛けて、 自分から顔を差し出したんだよ!」 「はぁっ!?」 男達が盗賊の顔を覗き込むと、彼はだらしなく笑みを浮かべて昏倒している。頬は弛緩し、その表情は "我が生 涯に一遍の悔い無し" とでも言いたげな、至福に満ちたものであった。 「……なあ。どうするよ、こいつ」 「一人だけ乳ビンタなんか味わいやがって。いっそ、あのでかい乳で首を刎ねられちまえ」 「なんか回復すんのも面倒になってきたな」 「馬鹿馬鹿しい。マニフォでもかけて、明日の朝までカントに放り込んどけ。カントの坊主どもにケツをくれてやりゃ あいいさ」 カント寺院へ運ばれます 巨乳嗜好な盗賊 〜 了 〜
以上、投下終了です。 以前に書いた時は兜の小ネタだったはずが、変態共が勝手に動いて長くなりました。 小ネタは小ネタできっちり纏めないと、どうにもズルズル長引いていけませんね。 では、エロの書ける書き手さんの、登場と帰還を楽しみにしつつ、これにて失礼いたします。
228 :
11-447 :2011/05/23(月) 00:34:17.27 ID:O8BRow+r
* おおっと *
なんだか
>>227 に妙なトリップが付いてしまったようですが、単なるミスなので忘れてください。
名前入力時に削除し忘れた文字列があったようで、それがたまたまトリップになった様子。
ついでですが、夢の宝珠は#4の品。
ただ正座するだけで全裸待機スタイル完成とはニンジャは便利だなGJ 精神力で兜の呪縛を打ち破ったリーダーが 目の前のエルフさんを見た瞬間妄想世界の続きと勘違いして 兜の呪縛には勝てぬかと腹をくくって楽しむ方針に変更し エルフさんのお尻をしたたかにアナルファックする妄想が見られる兜きぼん
GJです ヘッドマウントディスプレイとグローブかと思ってたら電脳空間になったw 注意を読んでおそるおそる読んでみたら意外に普通に思えてしまったのは このスレだと特殊なシチュが多いから感覚が麻痺ったせいですか?
このスレじゃ変態は褒め言葉でしょ? それによってエロが生まれるのだから。 それはともかく乙でした。
続き来てたー いきなりフロッピーチックな読み込み音に笑った 確かに単語だけ抜き出してみると「少女・拘束・妊婦・母乳・生えてる」って普通じゃないな でも悪の冒険者や魔物が跋扈するこのスレだと「ほどほどに大人しい妄想」扱いw また女忍者がなんかたくらんでるっぽいし続きにエロいのも期待してます
正座の痺れすら快感とかもうどうしようもないなくのいちさん。 すごく・・・AVです、な妄想タイトルの数々とか思いがけない別作品のゲスト出演とか、盛りだくさんの内容乙でした。 またの投下期待してます。
複数でこの兜を使えば『Wizardry Online エロパロver.』が楽しめるってわけだな 悪の僧侶として蘇生した女冒険者を襲うか、はたまた少年侍としてエルフの忍者と懇ろになるか 女君主になって三馬鹿を従えるか、鑑定士として簡易寝台で賢者になるか、女忍者として変態道に墜ちるか ……どれも捨てがたいが、折角だから俺はこの SOUKO ってキャラを選ぶぜ!
鑑定士の話の作者様の新作そろそろ完成したかな? 連載作家のお二方の投下もあったしこの流れに乗じて投下してほしいところ。 それが無理ならせめて生存報告をどうかお願いします。
脳みそ溶けたアホが催促する度にスレが止まるなぁ と、ボヤきつつ保守
注意! ネタ、メタ、BBC、おバカ、エロ無しの小ネタ!
「ポイント E6 N1 Level4」 僕の術式を見守っていた一座から失意の溜息が漏れた。 「ファック」 「天に召されろ」 なんて下品な連中だ。僕の労に報いるどころかこの仕打ち。この馬鹿どもには マナーもなにもあったもんじゃない。第一こんな目に合わされたのも、この高慢 プリーストと能無しシーフのせいだと言うのに。僕より一つ年下のビショップだけ が労わるような目を僕に向けてきた。 「気にしないでください、メイジさんのせいじゃないんですから」 彼女はこのむさ苦しくて汁臭いパーティにおける唯一の癒しだ。ローブの上か らでも分かる甘美で官能的な曲線はまさに格好のオカズ……いや、年の割りに 発育の良いところを想像させ、僕の目の前を歩くときも、ミトラにたくし込んだ明 るい栗色の髪からふわりとした芳香が漂い、今にもアレをこすり付けたく……い や、僕の心をくすぐってくれる。彼女は昨今には珍しく物腰も柔らかく言葉遣いも 丁寧で、こんなどうしようもない屑ども相手でも優しく接している。しかも美人だ。 こんな天然記念物みたいな娘が訓練場のエロ教官どもの厳重な検閲をくぐりぬ け、いかがわしい連中の毒牙をかわし、酒場で(彼女自身は知らずに)行われた 超高倍率の抽選により我が男臭いパーティに加入できたことはまさしく奇跡と 言っていいだろう。いや、これというのも、当たりくじ引いた僕の日ごろの行いの 賜物とも言うべきか。神様、あんた最高です。 それにしても、世間を知らない純粋な彼女にこんな汚らわしい言葉を聞かせる わけには行かない。僕は二人に 「落ち着けカスども」 と釘を刺した。彼女の保護者として当然の義務だ。 「よし現状を確認してみよう」 暫定リーダー(仮)であるファイターが号令を掛けた。
「我々は今日初めてここ地下四階に降り立った」 「左様」 「我々は入念に準備を重ねた。六十匹以上のマーフィーたちの尊い犠牲を払 い、薬も揃えた」 「然り」 リーダーの言葉にサムライが一々相槌を入れる。いい奴なんだが、こいつの 言葉を聞いていると、時々無性に肥溜めのまん前に立たせてケツを蹴っ飛ばし てやりたくなる。 「激闘の末、見事閣下のトレーニングセンターの配属員に打ち勝った」 「で、この能無しの屑が宝箱をしくじった」 プリーストの言葉にシーフがいきり立った。 「お前のCALFOのせいだろ」 「私はちゃんと、これは爆弾ではないといった」 「お前毒針っていっただろ! テレポーターだって言ってりゃ俺はしくじらなかっ た! てめえのこと棚に上げてこのケツの穴野郎!」 「チェストの開錠ぐらいしか役に立たん癖に。どうせ前日マスターベーションしす ぎて寝不足だったんだろう?」 「うるせえインポ野郎」 なんという汚い言葉のやり取り。こいつらは生まれがアレなので無理もない が、なぜこんな酷いパーティに高潔な精神を持つ僕が在籍しなければならない のだろうか。『落ち着け屑ども、ケツの穴かっぽじって耳栓代わりに詰めてろよ』 と僕が苦言を呈する前にリーダーが間に入った。
「言い争っている場合じゃない、今大事なのはここをいかにして脱出するかだ」 愚問だ。やはりこのリーダーはどうしようもない愚物だ。僕たちは既に、この扉 の回廊を二週している。僕は口を開いた。 「MALORの冠持ってる奴いるかい?」 一同首を横に振る。 「LOKTOFEIT憶えてる?」 「いいや」 プリーストは答えた。 「ならロバートを訴えるしかないぞ」 僕の意見に皆が下を向いた。 そう、僕たちはこの回廊に閉じ込められていた。出口は入念に探したが見当た らない。完全に手詰まりだ。MALORを使える冒険者か誰かが、運良くここに飛び 込んでこない限りは。 寄ると触ると言い争いになり、責任の擦り付け合いがはじまり、そうこうしてい る間に閉じ込められてから約二十時間が経過した。皆の疲労と苛立ちもピーク に達している。ビショップの彼女も憔悴しきっている様子で壁に背をあずけて足 を崩し、何処を見るともなく自分の膝の辺りを見つめている。端正な顔立ちに軽 く前髪がかかり、ローブの隙間からわずかに生足が見える。見ているだけで舐 めまわしたくな……いや、可哀想になる。僕自身不安になってきた。僕たちがこ こでヒューマンの形をしたジャーキーになる前に誰か来てくれるのだろうか。
と、うつむいていたシーフがやにわに立ち上がり、いきなりベルトを外してズボ ンを膝下まで下ろした。唖然とする周囲を他所に、シーフは高らかに言い放っ た。 「みんな聞いてくれ。黙っていたが実は俺、カトリックなんだ」 わかったからその汚くて惨めなものをしまってくれ。勃起してはいるが、短小包 茎左曲がりと世の悲劇をかき集めたような代物じゃないか。こんな僕のより酷い ブツは初めて見……いや、とにかくその小汚いのはしまえ。ビショップの彼女な ぞ耳まで赤くして手で顔を隠しているじゃないか。個人的には彼女のこの表情は 実においしい……いや見るに耐えない。しかし、ネジの飛びかけたシーフは、よ りによって彼女の目の前で演説を始めた。 「し、シーフ……さん……あの……ズ、ズボンを履い……て下さ、ひいっ」 「ああ、俺がポコチンが勃起しているのはだな、誤解はしないでくれよ、これは完 全に健康的で健全な男の反応であり個人の意思ではどうしようもない生理的現 象なんだ。そう、健康な反応、ね。あんたは全然知らないだろうけど、男はなぁ、 こいつを定期的におマンコの中にぶち込まないと気が狂っちまうんだよ。他の連 中なら、こうやってマスを掻いて落ち着くこともできる」 さらに一歩、シーフは惨めなブツをしごきながら彼女に歩み寄る。すっかり怯え てしまった彼女はこれ以上退がれないほど壁に背を押し付け震えている。シー フの目は肌蹴たローブの狭間、あの不可侵の領域を注視していた。 「だが」 声のトーンを一つ上げてシーフはさらに詰め寄った。
「カトリックはそうは行かない! 神の教えで、楽しみのためだけにそこいらじゅう に精子を撒き散らすことを禁止されている! つまりカトリックの男は、女のワレ メ、膣、おマンコ、ヴァギナ、子宮の入り口でしか、射精することができないんだ よ! 正直に言おう、あんたとセックスがしたい!」 言いやがったぞこの野郎。彼女の目の前で「お汁」といいやがった。ついでにと んでもない事までさらりと吐きやがった。てかお前絶対カトリックじゃないだろ? むしろオナニーに関してはThe Grand Masterbation Adventurerの称号を頂ける ほどの腕前だろう? 馬鹿なことを考えている間に状況がより切迫してきた。まだ正常な理性を保て ているメンバーたちの間で素早い合図がいきわたり、奴に一気に飛び掛った。 瞬く間に奴は取り押さえられた。 「正気になれこの大馬鹿者、自分が何やってるのかわかってるのか!」 「俺は正気だ!」 奴はプリーストの言葉に下半身丸出しのまま反論した。 「俺は故郷も安全な生活も捨ててここに来た、冒険をするためにな! だがいく ら俺でも、捨てられねぇものはあるんだよ! 俺は、神に従いたい! いますぐ このやわらかいピチピチのおマンコに射精したい!」 奴の言葉に、僕の心の中で何か動くものがあった。だがこんな状況で言っても 所詮は変質者の戯言だ。ところが一緒に奴を取り押さえていたプリーストは違っ たようだ。まるで神の啓示を聞いたような顔でシーフから手を離し、僕たちから 一歩下がった。
「そうか、お前がそんなに言うのならば私はもう止めはしない」 厳格な顔のまま、プリーストはベルトに指を掛け厳かに続けた。 「だがその前に一つだけいいたいことがある。私はカトリックだ」 そしてそのままするりとベルトを外し己を解き放った。ああ、こいつはもう駄目 だ。 「実を申すと拙者もローマン・カトリックでござる」 こんな時にのってくんな。てか、てめぇブディストだろ? 僕は最後の希望を託 して、リーダーの顔を仰ぎ見た。こんなときでも、彼なら冷静でいられるだろう。な んだかんだいっても、やはり頼りになる男だ。 しかし僕の視線の先にいたのは、ズボンを脱ぎ捨て、何かを宣言しようとして いる筋骨隆々とした男だった。 ダメだ、もうお終いだ。追い詰められた彼女はとうとう泣き出してしまった。 「メイジさん……た、たすけてください、おねがいです、たすけてえ……」 せめて僕だけでも、彼女のために正気を保たなければならない。彼女にとって 頼れるのは僕だけなのだ。そうそうところで言い忘れていたことがあったけど、 実は僕もカトリック(ry
こんなことにならないためにも、まさか! の時のビショップ保険!! まず、その日の行程を事前にご登録! たったそれだけで、ピンチの時には 専属スタッフ(Lv239Bishop)がすぐ駆けつけます! また、当社のスタッフは不 測の事態にも柔軟に対応できます! ちょっと気分を変えてルート変更したら、 コズミックキューブの中で迷子になっちゃった、なんて時だって大丈夫! リセット不要、返金不可の素晴らしいこの保険! お値段はなんと、一日たった の五千ゴールド! 今なら踊らないカエルの置物と、Visa、モルドールチャージ の会員登録証まで無料でついてくる!(※クレジット年会費は別途掛かります) 資料のご請求はギルガメッシュ公共酒場、私書席339号まで! またカトリック入信希望者も同時募集!興味のある方は私書席338号までどうぞ。 飛行帽を被った赤服のプリーストが受け付けです。 お支払いは年間一括払いのみ承っております! お救いしましょう! あなたにお金がある限り!
忍法帖リセットキテター!! 昔なら一レスですんだものが3レスもかかる! すごい! こりゃ書き手さんも減るわけだ ところで、自分を召還しようとSOCORDIを試みるのはなるべく控えてもらえるとありがたいです。 自分はとても小心者なんです。しかも遅筆です。本編だって必死こいて書いてやっとあんなもんです。 上のこんな短い下らない話書くのだって一週間以上かかりました。やればやるほど筆も遅くなります。 いあいあしても、バイアクヘー様じゃなくてマーフィーズゴーストでてきたらがっかりどころじゃないでしょうし。 しかも無駄にスレストします。 ただでさえ忍法帖で書き手さん減ってるのに、 そういった空気の中では余計に投下しにくくなります。 色々書いてたらまた忍法帖の長文規制に引っかかっちゃった とりあえず、様つけと召還だけは勘弁してください。
あまりの下らなさに笑わせて貰いました 最高ですw ただ実在する宗教をネタにするのは、避けておいた方がいいと思うけどね
生きてたー!! 本編は気長に待ってますので自分のペースで書いてください。 今でもコツコツと書いているとわかっただけでも満足です。 忍法帖は……ねぇ。
>飛行帽を被った赤服のプリースト テリー・ジョーンズ乙 生きてて良かったよ
お久しぶり。乙です。
ザ・ビショップとスペインの宗教裁判とブラックメールの3重がけは 素人さんにはわからないと思う
すまぬ ミーニング・オブ・ライフもだから4重か
地震発生後音沙汰なしだったからまさかと思ったけどほっとした 本編は執筆放棄してない事がわかっただけで十分です
それで、もし執筆放棄してたらおまえさんはどうしたんだい?
252じゃないが、天を仰いだ後にやさしい気持ちになれるまで待って、ありがとうございましたと言う。
宝箱だ! シーフ「さてさて、今度は何かな」 罠を外した ?ようじょ を手に入れた シーフ「幼女?」 ファイターA「何故幼女が宝箱に」 ファイターB「とりあえずビショップ、鑑定よろ」 ビショップ「え?鑑定って事は識別の為に色々おさわり」 メイジ(エルフ・♀)「………」 プリースト(以下同)「………」 ビショップ「冗談じゃないかよぅ。そんな軽蔑の眼差しで見つめられたら興奮して射精しちゃうわぁ」 シーフ「いいからはよIDENTIFYせんか」 識別成功! ?ようじょ → フレイムたん ファイターA「なにこれ」 ファイターB「フレイムタンじゃなくてフレイムたんってか?」 シーフ「なにそれさむい」 ビショップ「いや熱いだろ。幼女ゲット的意味と炎の二重の意味で」 シーフ「なにそれこわい(性犯罪者的意味で)」
ファイターA「一応武器、なのか?」 メイジ「えっと、得物屋見るとST5のAT1、ダメージは1D10+1って書いてるわ。武器には違いないみたい」 プリースト「メイジちゃんいつの間にネットブックを」 ファイターB「武器だとしてもバトルアックス+2持ってる俺らにはいらんなあ。売るか」 ビショップ「幼女を売るなんて貴様鬼畜か!さすが悪!」 シーフ「お前も悪だ」 プリースト「お金には余裕あるから捨ててもいいけど」 ビショップ「幼女捨てるなんてプリちゃん怖い。あ、さては昔生んだばかりの子をダンジョンに」 プリーストはBADIをとなえた メイジ「売るのも捨てるのも駄目ってんなら、倉庫番に預けちゃう?」 ビショップ「あ、俺最近冒険者として限界を感じてて、そろそろ倉庫番に転職しようかと」 プリースト「チッ、効いてなかった」 ファイターA「このペドは置いとくとして、いったいどうしたもんかね」 魔物が現れた! プリースト「ええっ?なんで!?」 シーフ「あ、悪い。うっかりキャンプ閉じちった」 ファイターB「ざけんな!」 メイジ「だからイニシャルがKのシーフはやらかすって言ったのよ!」 ビショップ「おお、こわいこわい。やっぱエルフといっても悪は駄目だね。やっぱこの子みたいな幼女が最高、ってあれ?」
フレイムたんはマンアットアームズにとびかかった しかしはずれた ファイターA「自動的に飛びかかるのか。さすが武器」 ビショップ「あ、危ないよフレイムたん!」 ファイターB「仮にも武器にたいして危ないて」 ビショップ「そうじゃない!あれをよく見て」 シーフ「あれって、幼女が敵に抱きついてる光景か?」 ビショップ「フレイムたんの背丈だと顔が丁度マンアットアームズの股間に!これじゃまるでフェラチ」 プリーストはMONTINOをとなえた ビショップ「!!!…………!!………!」 プリースト「あ、効いた」 ファイターA「ん?敵の様子がおかしいな」 ファイターB「まさか向こうもペド野郎で、本気でフェラさせようとしてるんじゃ」 フレイムたんはマンアットアームズをかじった マンアットアームズのくびをはねた!
敵「ぎゃ嗚呼ああああああああああああああああああ!!!!!!」 ファイターA「うわっ!」 ファイターB「跳ねた首ってカリな首だよな?どう見ても」 シーフ「なにそれ超怖い。股間がきゅっとしてきたんだけど」 プリースト「あの子私が装備できないかな。目の前の変態のブツ刎ねたい。超刎ねたい」 メイジ「装備は無理だろうけど道具として使えばHALITOだから焼却はできるんじゃない?」 ビショップ「我々の業界ではご褒美です!」 ファイターA「誰かこいつモートモンスターの堀に放り込め!」
忍法帖で書き手減ってるとあったので試してみた うん、これじゃまともに投稿できない 暫定的に投稿専用のアプロダいるかも
笑ったw FC版で擬人化すると残念なことになるな… 宝箱だ! シーフ「さてさて、今度は何かな」 罠を外した ?みすぼらしいおとこ を手に入れた シーフ「みすぼらしいおとこ?」 ファイターA「な……んで宝箱から?」 ?おとこ「へっへっ」 ファイターB「コイツ喋るぞ」 ?おとこ「そこのアンタ、拳闘やらねぇか?」 シーフ「は? 拳闘?」 ビショップ「IDENTIFYしてみるか」 識別成功! ?みすぼらしいおとこ → 炎の段平 ファイターA「……まさか」 ファイターB「炎の……だんぺい?」 ビショップ「一応武器みたいだな」 シーフ「使えんのかこれ」 段平「あしたのためにー」 ビショップ「道具としても使えるようだぞ」 ファイターA「どうぐ→つかう」 段平「えぐりこむように打つべし!(ペシ)」 ファイターB「痛!」 シーフ「なんだこれ」 ビショップ「たぶんHALITE(張り手)じゃないか」 ファイターA「どうぐ→つかう」 段平「打つべし!(ペシ)」 ファイターB「いたっ、やめろって」 ビショップ「ああ、そんなに無駄使いすると……」 炎の段平 → ?こわれたアイテム 段平「まっ白に……燃えつきちまったぜ……」 ビショップ「あー壊れちゃったな」 ファイターA「立つんだジョー!」 ファイターB「いやジョーじゃねえし」 シーフ「ちゃんちゃん」
FCだと平仮名か英語になってしまうのは内緒だ 忍法帳の存在自体知らなかったのでいつ頃導入されたかは知らないが ここ1年だけ見てもコンスタントに活動してる人はそもそも極少数だし影響あるのかな
>>261 ・頻繁に書き込んでないとLvが上がらない
・連投するにはLvが必要
・連投や長いレスをするとLvが下がる
あとはわかるな?
というかな、投稿したい時にLvがあるとは全然限らない 日頃Lvをあげててもリセットされたらやり直し。 この仕様でSS系板全般が大打撃 かくいうこのレスもリセットでやり直し。忍法帳作成で2分待った。
ノクターンノベルズあたりに投稿してURL貼っちゃえ
行ってみたけどいいなここ 登録が必要なことぐらいか、手間といえば 作家が申告すればこっちの保管庫と両方の保管はOK?
忍法帖については自治スレで話し合われてるんで、そっち見たってくれ
267 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中 :2011/06/10(金) 21:44:28.51 ID:KSwm1YNq
一月程前に投下した時は問題なく投下出来たので気にも留めていませんでしたが、 いつの間にやら忍法帳なんて山田風太郎チックな名前のシステムがあったとは。 ここ以外は覗いていないので、忍法帳レベルとやらも訓練所登録直後の駆け出しのはずだし、 今後きちんと投下できるか試すのに、なにか小ネタでも考えてみますかね。
相当に遅ればせながら
>>245 モンティパイソンGJでした。
「E6 N1 Level4」が被ったので次のネタを考えようorz
連レス失礼いたしました。
>>269 かぶったっていいじゃないか
みんなネタに飢えている
そういわれて書き始めた奴もいるんです
自分の妄想が他の人の創造の妨害になるのは悲しいのであんま気にせず書いてください
ついでに、お前のネタマニアックすぎてようわからんという意見が以前からちらほらあったので
解説もかねたWIZARDRYの資料集をhtmlで作ってみました。
http://u3.getuploader.com/eroparo/download/96/%E8%B3%87%E6%96%99%E9%9B%86.zip 取扱説明書の画像なども含まれますので解凍してご覧下さい
資料集の随所で本編云々いってますが、これと一緒にSSも投下する予定だったからです
また、資料を書いていた時期が数ヶ月前のため、Amazonでの価格など若干情報が古い可能性があります
あと保管庫の管理人さんへ
SSでもなんでもないので、これは保管はしなくて結構です。
>>254 地震が発生してから何も書けなくなってしまいましたが
いつまでも書くよ書くよ詐欺ばかりではどうしょうもないので必死こいてみます
>>270 なかなか有用な資料でありがたいのだが、残念な事に女性側の資料が不足している不具合
エロパロ板だけにもっともっと女性側の資料を投稿するべきそうすべき
* おおっと ホスト規制 *
>>270 エルフ画像は進呈しかねますが、代わりに一つの疑問にお答えしましょう。
『The Knight of Diamonds』を検索するとドイツの勲章が引っかかるのは、
Ritterkreuz des Eisernen Kreuzes mit Eichenlaub, Schwertern und Brillanten(柏葉剣ダイアモンド付騎士鉄十時勲章)
Ritterkreuz des Eisernen Kreuzes mit goldenem Eichenlaub, Schwertern und Brillanten(黄金柏葉剣ダイアモンド付騎士鉄十時勲章)
という、ある意味で現実世界の「>GK*@」が存在するため。
後者に至っては唯一人のために制定されたようなもんなので、それ以上かも。
ロードス世代ではピロテースですね。わかります。 水野良は偉大なのかもしれない。
これは酷いw ここまで「お前は何を言っているんだ(AA略」という返しが似合うのも珍しい
「よう、リーダー。重要な話って何だ?」 ここはギルガメッシュの酒場の一席。パーティメンバーが一同に会している。 「ああ、実は常日頃から何となく思ってたんだが、今回確信した事がある」 話を振られたリーダー(Dwf-E-Fig)が神妙な面持ちで呟く。 余談だがリーダーに話を振ったのもDwf-E-Figであり、話を聞きながらをエールを流し込んでるのもDwf-E-Figである。 FFFPTMの構成は珍しくも無いが、同じ顔のちっこいオッサンが3枚並んでる姿は想像してみると怖いものがある。 「そいつぁ緊急会議開くほどのモンなのか?」 エール飲んでた3人目のドワーフが苛立たしげに訊ねる。 重要な話だからと開幕からペースを鈍らせているだけに、さっさと話を終わらせてガッツリ酒を流し込みたいのだろう。 「ああ、極めて重要だ。この事実によって俺らの今後のシノギが180度ひっくり返るかもしんねえ」 「ほう、そこまで言うなら聞かねえとな。で?」 リーダーの口ぶりにElf-E-Pri、Hob-E-Thi、Elf-E-Magも固唾を呑む。 「実はな…」 「俺らのACって、全然機能してないんじゃないか?」
「おまえは何を言っているんだ?」 クロコップの表情の戦士2号。3号はアホらしいとばかりに飲むペースを上げる。 「信じられないと言うのなら、こいつを持ってバブリースライムと戯れて来い」 コトッと軽い音を立てて戦士1号(リーダー)がテーブルに指輪を置く。今日の戦利品の守りの指輪だ。 「あいつの体当たりをことごとく交わせたら、今日の酒代は俺が持ってやる」 「ほう?そいつぁ俺が参加してもいいのかい?」 酒豪の3号が横槍を入れる。「昨日は6時から10時まで飲んでた」という言葉が朝の6時から22時までを指す男だ。 「避けれない理由を酒のせいにしないのならな」 「へっ、乗ったぜ。駆けつけ3杯終えてキリもいい。軽く残業してやらあ」 ちまちまグラスに注ぐのを面倒がる彼にとって、1杯分は1瓶の事を指している。 「おう、オヤジ!sakeを燗しといてくれ。10分後にちょうどいいようにな!」 「うわあ、ここぞとばかりに高いのを」 「東方のコメが原料のお酒よね確か」 プリーストとメイジが小声で確認しあう。 「ほんじゃ行ってくらあ。食前の軽い運動で酒がウマイ!ってな」 10分後
「このプログラムを作ったのは誰だあっ!!」 U−ZANの表情にピンク色のゲロもどきがこびりついた3号が帰還。 「そりゃmad overlordじゃないのか?」 「そうか よし ころす」 「やめろ。俺ら全員共犯扱いでブチこまれるぞ」 「そもそも戦犯はロバートじゃなくて移植したENDOだろ」 「野郎!セカンドチャンネルだかでキャップを持ってるとか調子ぶっこきやがって!」 「まあ落ち着け」 「またクリスマスのファックをアリノの電話で妨害されればいいんだ!」 「いいから黙れ」 ビシッ! シーフは戦士3号にチョップした そして1回当たり4のダメージ 「このアル中は放っとくとして、これで皆にも理解してもらえたと思う」 リーダーの言葉に残り4人がうなずく。3号はいまだブツブツ言ってるが書くと怒られそうな内容なので省略。 「しかし参ったなこりゃ。致命的な致命傷だぞ」 思わず謙虚なナイトの口ぶりになる2号。 「そうね。あたしの胴鎧と鉄の盾、3000GPが粗大ごみって事だもんね」 「あたしメイジで良かったあ」 「え?まず金なの?」 女性はそういうものである。
「それで、だ。何故こんな事になったのか俺なりに考えてみた。そしてひとつの結論に至った」 「どんな?」 メイジが疑わしい目を向ける。基本知力7の結論に嫌な予感しかしない。 「俺らは鎧の下にインナーを着ている。これが防具の二重装備扱いの罰則でACが無効化されてるんじゃないか?」 ポカーン 「お前天才だな!伊達にリーダーやってない」 呆然とするエルヴンと、所詮は脳筋の2号。 「確かにパンツ一丁じゃないとAC10じゃないってマクリーンが描いてたからな。インナーがAC−1の防具扱いと考えれば納得がいく」 多少酔いが覚めた表情の3号。発言は素面とは思えないが。 「なんてこった。そんな罠があったとは。アンドリューも意地悪な設定作りやがる」 同じく基本知力7の小人。 「やだ…なにこれ…」 エルフとして生を受けたことをマハマンの神に感謝するメイジ。 「という訳だ。前衛は明日から素肌に直接鎧を着てくれ。多少気持ち悪いだろうが命にゃ変えられない」 「「了解」」 「ちょっと待った」 即席羞恥心を相手に突っ込みをいれるメイジ。 「どうした?お前はAC高くても関係ないから今まで通りで構わんぞ」 「そうじゃない。今のあんた達の鎧って極上の鎧だったよね?」 「ああ。それが?」
「極上の鎧のデザイン、正確にはプレートメイル+2のデザインってこれなんだけど」
ttp://www.pekori.jp/~emonoya/item/1/psls/303.gif 「それが?」
「こんな股間丸出しの鎧を素肌の上から着たらどうなるくらい分かるでしょ!!」
メイジさんがキレた。
「プリちゃんも言ってやってよ!こんな紳士という名の変態なんかとパーティ組めないって!」
「………」
メイジが横を見やると、顔色が分かり易く青ざめているプリーストが。
「プリちゃん?どったの?」
「これ、あたしの胴鎧(ブレストプレート+1)のデザインなんだけど…」
ttp://www.pekori.jp/~emonoya/item/1/psls/205.gif 「上半身しか無いって事は、明日からあたし下半身は…」
「プリちゃああああああん!あなたまでそっちに行かないでええええええええ」
初期知力が10でもプリーストはボーナスを知力には振らないものだ。
「どうやらメイジもプリーストも根本的な勘違いをしてるようだな」
ふぅ、とため息をつきながらリーダー。
「パンツは履いててもACに影響無いってマクリーン公認じゃないか」
「パンツ履いてりゃいいってもんじゃないでしょ!!」
「そっかあ。だったら見せパン履けば少しは…」
「だからそっちに行かないでええええええ」
忍法帳の経験値稼ぎに
>>270 氏の資料を見て思いついたの書いてみた
意外と長くなってしまった
あとこのスレの中にゲースタ関係者がいないことを切に祈る
全滅したパーティーを捜索すべく プレートメイル+2を纏い颯爽と上下の金髪をなびかせる女ロード希望
「シーフ、お前今日から4番目にコンバートな」 リーダーのドワーフ(俺はひそかにガイアと呼んでいる)が死刑宣告を俺に告げた。 「…何故?」 俺は頭が真っ白になりかけながらも、搾り出すように説明の要求を求める。 「実は昨日の探索でプリーストとメイジがめでたくマスターレベルになった」 「へぇ、そいつは目出度い。今日は予定を変更して祝賀会やろうじゃないか」 よーし、パパ赤飯炊いちゃうぞー。 「それは週末にな。で、早速今朝転職してもらった。プリーストがメイジに、メイジがプリーストにな」 なんと。どうりで今日は大人びて見えた訳だ。 「えへへ、プリースト改めメイジだよ。これからも宜しくね、シーフ君」 こちらこそ宜しく、プリ、じゃなかったメイジちゃん。 「旧メイジこと新生プリーストよ、これからは私もカルフォでお手伝いするから」 頼りにしてるよ、メ…プリーストちゃん。 うーん、ややこしいなあ。でも2人とも可愛いからいいや。 いや、むしろ今までの典型的エルヴン美少女の2人も良かったけど、転職した事で大人の色気が出てきた今の2人の方がもっといい。 これからは益々セクシーになった2人のお尻を眺めながら冒険…ってちょっと待った。
「何で俺が4番目にコンバートなんだよ!」 俺は今までシーフとしては異例の最後尾、つまり6番目のポジションを勤めていた。 何故ならこのポジションは宝箱の解除に都合がいいからだ。 具体的には上ボタンを1回押すだけでカーソルを合わせる事ができる。 決して後衛職のエルフちゃんのお尻を堂々と視姦する為のポジショニングではない。 ましてや俺はホビット族だから、ちょうど目線の位置にエルフのお尻が来るのも偶然の産物に過ぎない。 最近は脳裏に焼きつけるだけじゃなく、シーフの器用さを利用してお尻のすぐ後ろを歩きながらナニをしごく技を身につけたのも、 あくまで効率を優先したが故の副産物に過ぎないのだ。 その俺様が4番手だと?4番手と言ったら俺の目の前がチーム美少女から浅黒い三連星になるって事じゃないか! 何が悲しゅうてオルテガのケツを見ながら探索しなきゃならんのだ。いや、身長的にケツじゃなくて頭部か背中だろうけど。 「ちょっと考えれば分かるだろ。今まで4番手だった奴がメイジになったんだ。防具を着れないのに4番手任せられるか?」 む?確かにそうだ。 4番手は度々前衛に押し出される事がある。AC高い職業が勤まるポジションじゃない。 たまにクリティカルやドレインの危機に晒されるプリーストちゃん(今はメイジちゃん)を見る度に心が痛んだものだ。 でも不安そうに勤め上げ、戦闘終了後にほっとした時の表情もこれまた格別で… っと話が逸れた。
「でもそういう事なら心苦しいけど、新プリーストちゃんを4番手にコンバートすればいいんじゃないのか?防具も使いまわせるだろうし」 確かサイズもほぼピッタリの筈だ。水浴びを覗いて2人の正確なサイズを把握してる俺が言うんだから間違いない。 ああ、いつかあの適度な大きさと、それ以上に目を引く形の美しいおっぱいに顔をうずめたい。 あわよくば俺の自慢のディックを挟んでもらいたい。 包み込むというよりは擦り付ける感じになるかもしれないけど不満は無い。 いや、待てよ。どうせなら2人のおっぱいの間に挟むというのも悪くない。悪くないどころか素晴らしいアイデアだ。 っと、また話が逸れてしまった。 「それも考えたが、メイジ上がりでHPが低すぎる。AC低くてもHP低かったら4番手は不安だ」 確かにこないだラハリト1発飛んできただけで瀕死になっていた。 衣装が焼け焦げて涙目になってたメイジちゃん、可愛そうだったけど妙なエロくて思い出すと胸と股が熱く… ってそうじゃないっつうの。 「そういう訳で、そこそこのHPとそこそこのACを併せ持つ、シーフのお前が4番手になるのが一番安全なんだ」 「………。そういう事なら仕方ないか」 これ以上反論してもただの我侭だ。エルフちゃん達に嫌われたくないし、不本意ながらも飲むしかない。 あ〜あ、こんな事ならもっと尻を目に焼きつけとけば良かった。 匂いもしっかり嗅いどけばよかった。 一度でいいから直接尻にぶっかけとけば良かった。 いや、最後のはやったら二度とパーティ組めないか。 はぁ…急に人生がつまらなく思えてきた。田舎に帰ろうかな。
「前衛の次に危険なポジションだが、お前ならきっと対応できる」 いや、別に危険うんぬんはどうでも良くて。 「それに4番といえばクリーンアップだ。名誉のポジションだぞ」 野球じゃねえよ。いや、ウィズボールってのも昔あったけど。 「大丈夫、シーフ君ならきっとできるって」 「私達も応援してるから」 うん、メイジちゃんプリーストちゃんありがとう。できれば言葉以外の方法でも元気づけてもらいたいな。特に股間を元気づける方向で。 それにしても一寸先はダークゾーンとは言ったものだ。今夜は2人のおぱんつを拝借してセルフ3Pでもしないとやってらんねえ。 あ、どうせならブラジャーでWパイズリにするか。パンツは包むものじゃなくて嗅ぐものだ。 そして 「よし、今日も9階を1周するいつものプランだ。ティルトウェイトあるとはいえ転職直後だからな。素早さ戻らない内に10階は危ない」 出発前のミーティング。今日からは俺も真面目に聞かないといけないんだろうが、全然耳に入ってこない。 着慣れてないレザーアーマー+2がキツく感じる。シールド+1も防具として持つとこんなに重いとは。
ふと横を見上げる。いつものようにプリーストちゃんとメイジちゃんが真面目に聞き入っている。 ああ、真剣な眼差しも可愛いなあ。今は可愛いというより綺麗って感じだけど。 そしてその美貌の下には *おおっと* 目新しい膨らみが。 そう、新メイジちゃんは今日から鎧ではなく私服なのだ(といっても探索用の汚れてもいい質素な物)。 うーん生乳とは違う、この布で表現されたラインだけでも抜けるね。 じゃあ新プリーストちゃんが鎧着てるのかというと、こちらもいつもの私服姿。 結局4番手:俺、5番手:新メイジちゃん、6番手:新プリーストちゃんの隊列になったので、別に防具はいらないという事に。 ビショップが帯同してないので荷物は最低限に留めたいという思惑もある。 ああ、それにしてもカバンを肩からかけてるからおっぱいが強調されててたまらん。しかも今日は更にもう一個ついてお値段据え置き!
「よし、じゃあ出発だ。今日も死なない程度に張り切っていくぞ!」 おー、っと形だけ皆に合わせる。 はぁ、やっぱり俺の目の前にはちっこいマッチョのオッサンだ。いや、俺より年下なんだけどね。 あーあ、俺の後ろには美女が2人もいるというのに視姦できないとはどんな拷問だ。 しかも今日は2人ともスカートなんだぞ。膝上数センチ程度だったけど俺的にはミニスカートだ。 いつもの6番手ならちょっとした拍子に下から覗きこめるのに。体格差があるから、そこまで極端に屈まなくても覗けるのだ。 あー畜生ムラムラしてきた。ズボンの中でジョンが窮屈そうに呻いてやがる。 でもなジョン、我慢してくれ。目の前にあるのはエルフの美尻じゃなくて兜被ったちっこいオッサンなんだ。 まるでこれ見て興奮してるみたいで気持ち悪いので収まってくれないかね? なに?なんか性的に刺激される匂いを感じるからだって? おいおい、遂にはダンジョンの腐敗臭で錯覚引き起こすようになっちまったのかい?こりゃ帰ったら病院だな。 一方、後衛のエルフコンビ 「へぇ、このポジションってこんな景色なんだ。新鮮〜」 「そうね。私達の前にいるのもドワーフなんかじゃなくて可愛いシーフ君ってのも最高ね」 「本当よね。…っと?」 「どしたの?」
「んっふっふっ、ちょっと静かにこっち来てみて」 「何かあったの?」 「この位置からだとシーフ君を上から覗きこめるでしょ?」 「あ、本当だ…って、あら?」 「ね?シーフ君おっきくしちゃってるでしょ」 「うん。上からでも大っきいの分かる」 「毎日のように私達のお尻を視姦してたもんねえ。いつ襲ってくれるのかなって待ってたのに」 「それができないから可愛いんじゃない。何だかんだで真面目君だもん」 「うん。罠解除の時のあの目、思い出すだけでゾクゾクってしちゃう」 「やだ…思い出したらなんか濡れてきちゃった」 「ちょっとぉ、シーフ君鼻いいんだからバレちゃうよ?」 「でも、火ぃついちゃうと、おさまらなくて、あぁん」 「ちょっとちょっと、今は聖職者なのよ。歩きながら弄るって、そこまでシーフ君の真似しなくても」 「そういう元聖職者さんも、私と一緒で、スカートの中は性職者になってるんでしょ?」 「…オヤジくさいわよ。でも正解」 「ね?パンツ履かないで正解でしょ?」 「うん。スカートも正解。簡単に直接弄れて、んうぅ!」 「あはぁ、もし今シーフ君がこっち振り向いたら、どんな顔するのかなあ」 「やめてよ、そんなの。想像したら、ますます止まらなくなっちゃう」 ええいっ!いい加減おちつきたまえチャールズ君。こんな洞窟に雌のフェロモンなんてある訳がないだろう? それともチンポバカになるって奴かね?第2回チキチキチンポバトルを開催しなくちゃいかんのかい?
乙ですけど、なんか中途半端に終わったような感じが
最初から生殺しの予感しかしなかったw
久し振りに来てみた。 保管庫の更新管理が素晴らしく持続している事に驚いた。 このスレの管理人様は、根気もウィザードリィに対する愛着も素晴らしいな。
中途半端というか、本当に途中かもな 忍法帳で、レベル高くなかったら制限あるだろ?
長くなるから前後編にしようと思った でも前編投下して評判悪かったら後編投下し辛いので明記しなかった そうこうしてる内に後編のオチに致命的な欠陥あるのに気づいた 評判関係なくお蔵入りになりそうなのでその際は上のは無かった事にして どちらにせよ後半もしょっぱいエロにしかならないだろうし
290あたりからずっと半立ちワッフルしてる
書き手さんの判断とはいえ折角の投下が勿体無いな まあ投下開始や終了宣言も無かったからあるいはと思ったけど 評判気にしてのぶつ切り未完や「どうせ〜だから」みたいのは逆効果かと
もったいないの一言につきます。 最後まで読みたかった……。
ところで忍法帳の連投規制って何レス連続まで大丈夫?
>>300 でも
>>218 からの投下とか一分間以内に連レスしてたりするんだよな
名無しレスだから推測しかできないけど
>>268 のレスもその人じゃないかと思うんだ
って書き手さん本人に尋ねた方が手っ取り早いか
連レス自体はいくらでも出来るよ。 ただ、SSみたいな一レス大量に、しかも連続投下で かつ、レベルも下げずに書き込みとなると、ちょっと大変。 投下の仕方間違えると、一回SS投下しただけで10レベルほどドレイン食らう。 ソースは俺。 240らへんでは二分以上間隔あけて普通に投下できている、様に見えるけど、 実際は見えないところで、何度も長文規制の警告入って レベルがすっからかんになったんよ。 あと、ocnや携帯なんかは忍法帖の対象外だから、 このルールは適用されてないみたい。 他にも、レベル10以上にならなきゃスレ立てできない仕様や、 お試し●持ちによる無差別水遁(個人が行えるピンポイントプチ規制機能)とかのせいで VIPみたいな回転速い板は軒並み書き込みが激減したよ。 お試し●持ちの無差別水遁は、今は出来なくなったみたいだけど。 AA長編板なんかは、要望で忍法帖の適用(連投規制、一レス容量規制のみ)除外 してもらったらしいけど、この板は多分このままなんじゃないかなあ… 20KBくらいの話なら頻発する警告文我慢できればレベルが低くても普通に投下できるよ。 前みたいに70KB弱の容量を投下すると、徹夜になる上に100レス近く消費しそうだけど。
303 :
301 :2011/06/29(水) 01:19:47.81 ID:FjV2SFOc
となると268の人も忍法帳対象外だったか 本人が知らないだけでレベル高かっただけかも知れないのか 鑑定士の人の実経験からの判りやすいレスどうもです
投下します。私の忍法帳のレベルだと20レスくらいになると思います。 話の都合上、一部wizの仕様を捻じ曲げてしまってる為、違和感があるかもしれません 加えてまだ続きはあるのですが切りがいいとこで一旦終わらせてます。
やあ(´・ω・`) 俺だよ俺。4番目にコンバートされたシーフって言えば分かるか? あの後の後日談を語ろうかと思ってね。 なに?興味無い?じゃあNGIDにでもぶち込んでくれ。 間違っても俺様のケツにぶち込むのは簡便な。 え?どうせまた大してエロくもないんだろって? 大正解だ。 というかこの状況でエロい展開が待ってたらそいつは四流の脚本家さ。 何故かって? このキャンプ画面を見てくれ。こいつをどう思う? Name Class AC Hits Status シーフ E−Thi 0 61 61 メイジ .E−Mag 8 82 82 プリースト E−Pri 8 41 41 ガイア E−Fig −6 0 しんて゛いる マッシュ E−Fig −5 0 しんて゛いる オルテガ E−Fig −5. 0 しんて゛いる すごく…超展開です… あ、ありのまま今起こった事を話すぜ! 『おれ達は9階の最後の部屋を開けたと思ったら、いつの間にか三連星が首を刎ねられていた』 な…何を言ってるのかわからねーと思うが以下略 汚いなさすが忍者きたない 俺はこれで忍者きらいになったなあもりにもひきょう過ぎるでしょう? というかどうやって帰ろうか。目の前の扉を開けないとシュートの部屋には辿り着けない。 しかし俺と呪文の尽きかけてるエルフちゃん2人でガードモンスター倒せるかというと怪しい。 じゃあ来た道を引き返せばいいじゃないかと思うが、逆方向にほぼ1周するという事は、 ほぼ確実に通常エンカウントを起こしてしまうという事だ。 なに?おとなしく救出部隊待てって? ねぇよ、そんなもん。
完全に手詰まりだ。いや、正確にはもう一つ手段がある。安全かつ確実に帰れる方法が。 メイジちゃんこと旧プリーストちゃんがレベル6の呪文を1回残しているからだ。 いざと言う時のマディ用に温存していたMPを使って「アレ」を唱えれば… でも、すっごい頼み辛い。今も女の子達は体育座りで俯いている。こんな状態でロクトフェイト使おうぜとは言い出せない。 俺としては安全に脱出できる上におっぱいが拝めるご褒美なんだけど、女の子にとっては文字通りの死活問題だろう。 とりあえずもう少しだけ待とう。その上で本当に申し訳なさそうに頼んでみるとしよう。 一方 「だ…駄目よ。まだ笑っちゃ。こらえるのよ。でも…」 メイジとプリーストはこみ上げてくる笑いを誤魔化すのに必死だった。 体育座りで俯く事で表情を隠し、かつ傍目からは絶望感を巧みに演出している。 「まさかこんなに早くロクトフェイトのチャンスが来るなんて」 「安全に脱出できる上にシーフ君に裸を見て貰えるなんてご褒美そのものよ」 2人はシーフから分からないようにアイコンタクトで会話する。 「でも先走っては駄目よ。すぐに唱えたら痴女みたく思われちゃうもの。悩みに悩みぬいた末に使うふりをしないと」 「分かってるわ。早々とレベル7の呪文を使い切ってマラーの選択肢を消したのもナイス判断だったわ」 「当たり前よ。マラーがあったらロクトフェイト使うなんて無理だもの。ティルトウェイトは最優先で使わないと」 「うふふふふ、越後屋お主も悪よのう」 「いえいえ、お代官様には適いませんわ。おほほほほ」 女は恐ろしい。そう思わざるを得ない会話を目線で繰り広げる2人。 一方シーフは、 「ああ、顔は見えないけど不安そうな2人も素敵だ。今すぐ抱きしめてあげたい。真面目な意味でもエロい意味でも」 腹黒さを見抜く事はできなかった。前行く尻で見抜く事はできたのに。
1時間程経っただろうか。ふとメイジとプリーストが立ち上がった。 「ちょっと部屋の隅で2人で話させて」 シーフはその言葉にうなずいた。 「2人で話か…ひょっとしたらロクトフェイト使おうかどうかって相談かな?だとしたら理想的な展開になってきたぞ」 胸と股を膨らませながら、それでも浮かれてると気付かれないように表情は引き締める。 シーフの予想は半分当たっていた。ロクトフェイト絡みには違いない。 ただ使うかどうかの相談ではなく、使う事は当然とした上でその後についての打ち合わせだったのだが。 「じゃあ脱出後はロイヤルスイートで3P。異存無いわね」 「ええ。裸見られた責任を取って貰うって展開ならそれが一番自然よ」 「確認するけど、シーフ君ってエルフの文化とかよく分からないのよね?」 「多分ね。だからエルフの社会は一夫多妻って言っても信じると思うわ」 「完璧ね。あまりに理想的すぎて逆に怖いわ。忍者には感謝しないと」 「本当。全部の呪文覚えたら次は忍者になるのも悪くないわね」 「あら、駄目よ。シーフ君のお仕事を奪っちゃうじゃない」 「そうでもないわよ。私達が忍者になって、シーフ君にも盗賊の短刀使って貰えば3人だけで冒険できるじゃない」 「なにそれ素敵。ドワーフ連中から独立できる上、シーフ君と一緒に裸で闊歩できるなんて」 「そしたらまたシーフ君には一番後ろを歩いてもらいましょ。今度は生尻見られながらと思うと股が濡れてくるわ」 「もっとも一度見られてるけどね。水浴びの時に」 「それは黙っててあげましょうよ。バレてるって気付いてないでしょうし」 「それもそうね。そもそもこの後にガッツリ見て貰えるんだもの。些細な事だわ」 ワードナ以来2例目3例目の戒律:極悪認定せざるを得ない会話である。
そして数分後、再びシーフ視点 「えっ?」 今、彼女達はなんと? 「ごめん、もう一度言って」 ひょっとしたら聞き違いかもしれない。まさかそんな男の願望そのものの展開がある訳が… 「2人で話し合ったんだけど、シーフ君さえ良ければロクトフェイトで脱出しようって」 「ただ、シーフ君の装備も失う事になっちゃうから、嫌だと言うなら他の方法も考えるけど」 想定通りというか願望通りだ。嫌だったら?誰の意見よそれ。 水浴び覗いた事あるとはいえ間近で見た事はないのに、それが適うチャンスを装備でフイにする男がどこにいる。 「うん、僕は構わないよ。まずは生きて帰る事が先決だからね」 うわ、つい僕とか言っちゃったよ。自分キモッ。 「それより…」 言い出し辛そうにチラッと2人の顔を見上げる。そこには覚悟を決めたような表情と、暗い洞窟内でも分かる頬の赤み。 「うん、私達は覚悟できてる。ただ、一つだけ心残りがあって」 「2人とも、男の人に裸見られた事無いの。だから初めてで大多数の人に見られるってのがどうしても耐えられなくて」 2人とも処女だなんて。益々興奮してきた。 「だから、シーフ君さえよければ、その、私達の…」 「初めて裸を見た男の人に、なって欲しいなって…」 なんという神展開。この脚本書いた奴は間違いなく四流。 だが言わせてくれ。ありがとうと。 とにもかくにもこんな展開になった以上、乗るしかない。このビッグウェーブに。 「うん、分かった。でも女の子の裸を見るのであれば、僕にもきちんと責任を取らせて欲しい」 俺の言葉に、2人が目を見開く。うーん、先走りすぎたか? でも責任にかこつけてその先まで発展する大チャンスだ。逃したくない。 「それって、つまり…?」 「シーフ君が私達の、恋人になってくれるって意味でいいの?」 「恋人になりたいし、もっと強い責任が欲しいのなら、その先だって。2人の裸を見る以上、それは当然の事さ」 そうとも。俺は誠実な男さ。誠実だから責任とって2人を嫁にする。決して願ったり適ったりとかではない。
「ただ、ホビット社会は一夫多妻だから僕自身は問題ないんだけど、エルフ社会だとそれは不誠実になっちゃうのかな?」 誠実な男は女性を喜ばせる為の嘘なら許されるもの。ソースは俺。 「そんな事ないわ。むしろエルフも一夫多妻よ。ね?」 「もちろんそうよ。まさかこんな都合よ…シーフ君が誠実な男性だと知らなくて、ちょっと驚いちゃった」 そう、これは誠意。美女エルフと毎晩3Pなんてロマンとは一切関係ない話。 「うん、そういう事ならシーフ君には是非私達の初めて、そして唯一の男性になってもらわないと」 「いっぱいいっぱい愛してね、シーフ君」 勿論さ。何なら今すぐこの場でも! …と、言いたいけど、誠実な男性なのだから初夜はロイヤルスイートあたりで迎えないとね。我慢我慢。 そして、俺達は脱出した。 勿論、脱出前に2人の裸体は隅々まで鑑賞済みだ。 鼻から赤い液体が、先っぽから白い液体が溢れないようにするのは苦労したぜ。 ああ、それにしても芸術品のような美しさだった。一生おかずに困らなくて済むね。 もっとも今日からは自分で処理しなくてもいいんだけど。ぐふふ。 リルガミンに戻ってきた俺達は、まずは一直線に宿屋に向かった。 エルフちゃん達の胸は彼女達自身で、下半身はシーフかつ小柄な俺がちょろまか動く事で必死に隠した。 それでも多少は野次馬に見られただろうが、肝心な部分は隠し切る事ができた。 あ、ちなみに三連星の死体は置いてきた。同意取ってないのに連れ帰ると後々トラブルになるかもしれないしね。 まあ俺は今日から誠実な男になったので、ちゃんと後で救出するさ。 救出はする。するが、その時の指定はしていない。 つまりその気になれば20年後30年後も可能だろう、ということ…! いや、冗談よ。ただね、折角恋人できたばかりなのだから数日は浮かれさせてよ。 それにロイヤルスイートって宿泊料金が一週間単位でしょ? きっちり7日間泊まらないと勿体無いじゃない、ねえ?
「じゃあ、私達は先に」 「待ってるから、シャワー浴びて待ってるからね」 宿屋に着いた俺達は、まずメイジちゃんとプリーストちゃんはロイヤルスイートへ。 俺は踵を返してギルガメッシュへ。理由は、 「あ、シーフさん。こんにちわああああああ!何してるんですか!」 素っ裸の俺を見た銀行兼鑑定屋がデカい声出しやがった。 「馬鹿!よけい注目集めるじゃねえか!半壊してロクトフェイト使ったんだよ」 「ロクト?よくあいつらOKしましたね」 あいつらときたもんだ。いくら同郷だからと彼女達に向かって相変わらず口の利き方がなってねえ奴だ。 「ま、誠実な俺様が責任を取る事にしたからな。というか金よこせ」 「誠実?ああ、なるほど。あいつらそういう事か」 「何がだよ」 「いや、何でも。まあ、お幸せに。はい、ご祝儀」 「おう。それと当面探索は中断する。しばらく休んでていいぞ」 「了解しました。それと僕からアドバイス」 「は?」 「エルフの女ってショタコンだから、あまり老けないように気をつけてくださいね」 「テメエがロリだからってエルフの性癖捏造すんじゃねえよ。彼女達に謝れ」 「本当なのになあ。あ、シーフ子ちゃん!こっちこっち!」 人との会話途中に♀ホビットに関心移してんじゃねえよペド野郎が。 まあいい。貰うもん貰ったし、これで彼女達の服を買って宿代払って、それから…ゲヘヘ。
ノックして部屋に入る。出迎えてくれたのはバスローブ姿のプリーストちゃん。 奥ではメイジちゃんが同じ格好で濡れた髪を乾かしている。 うぅ、その姿見てるだけでちょっと漏れそうになる。俺そんなに早い方でもないのに。 「えっと、とりあえず外出用の服だけ買ってきたよ。ちゃんとしたのは後で自分達でお願い。お金まだあるから」 「うん、ありがとう。助かる」 「シーフ君がいなかったらここから一歩も外に出れないところだったわ」 「いやあ、これくらい当然さ」 「そうよね、私達の素敵な旦那様なんだもの」 旦那様!いい響きだあ。 「そうそう素敵な旦那様、シャワー開いたよ」 「あ、それじゃ俺も浴びよっかな」 「お背中流しますか?旦那様」 それは魅力的な提案だ。でも、 「いや、いいよ。ここで待ってて」 「はーい」 ちょっと今だけは一人きりでシャワー室にこもりたい。というのも… 「うわあ、腹に張り付くまでなんてエロい事覚えた頃以来じゃね?」 あまりにもギンギンすぎる。ここまで興奮状態だと引かれかねないし、何より途中で暴発しかねない。 さっきから何度も何度も果てかけてるのだ。一度出してある程度鎮めとかないと。 おかずはいらない。さっきから魅力的な光景が脳裏に焼きつきまくってるのだから。 「あまり待たせちゃいけないし、さっさと終わらせないと」 どっちにしろ長く持たないだろうけどね。あぁ〜、プリーストちゃん!メイジちゃん! 同時刻
「うわあ、見て。あんなにギンッギン」 「うん…あれを直接欲しかったなあ。ちょっと勿体無い」 淑女共はしっかり覗いていた。 「でも気持ち分かるよ。私も一度イッとかないと、ちょっとあまりにも体が盛ってるもん」 「そうね、このままだとシーフ君に引かれちゃうわ」 ぐちゅっという音が、ぷちゅっという音がシャワー室と扉一枚隔てた脱衣所に響く。 プリーストは左手で乳首を擦り、右手の指で溝をツツゥーと撫でる。 メイジが負けじと左手で肉芽の包皮を押し上げ、むき出しの敏感な突起を中指で摩る。 それだけで限界まで高まっている躰はビクンッと達しかける。 「あぁ、シーフ君すごい。あんなに激しくしてる。痛くないのかなあ?」 「激しくされるの好きなのかも。待っててね、後で私も気持ちよくしてあげる」 つられるように自分達の指の動きも加速する。 割れ目をなぞる度に指にべっとりと液がつく。それを潤滑剤代わりにしてすぐ上を弄ると、その度に躯が振るえ、脳がとろける。 「あ、やだ、きもち、い、いい、ゆび、とまらな、あ、ああ、あああああ」 「やだ、そんな、かお、しないで、よ、わたし、まで、かお、くず、れて」 「むり、も、ゆび、も、かお、も、とまら、ない、あ、ああ、しーふ、くん、でる、のか、な?」 「ほん、と、も、いき、そ、わたしも、いく、いく、しーふくん、の、いくとこ、みて、わたし、いく」 「わたし、も、だめ、もう、みたい、しーふくん、いくとこ、みて、わたし、も、いく、からぁ」 表情も秘部も蕩けきった2人が達する頃、欲情の材料になってるホビットの少年も限界だった。 「あ、ああ、イクッ、いくよっ、メイジちゃん、プリーストちゃん、俺イクから!!」 「うんっ、きてっ、いくとこ、わたし、たち、に、みせてえ!!」 「「「ああああああっ!!!」」」 びびゅるっ!! ぷしゅっ!! ぶるるっ!! 若き性の快楽が一気に爆発し、シャワールームに独特の匂いが拡散してゆく。 「「「はあっ、はあっ…」」」 同時に達した3人。脳が快感により完全に麻痺し、その場で息を整える事しかできないでいた。 間違いなく、今までの人生で一番の自慰行為だった。
脳が戻ってきたシーフはタイル一面にぶちまけてしまった証拠を慌てて流す。 行為の後で彼女達がまたシャワーを浴びるであろう事を考えると、匂いも完全に消しとかなければ。 その後処理の間にメイジとプリーストが躰の熱を冷まし、息を整え、股ぐらの滑りを綺麗に拭き取る時間は十二分にあった。 唯一脱衣所内に充満する女の臭いだけは隠滅できなかったが、ロイヤルスイート独特の無駄に高い芳香剤の臭いで多少は誤魔化しが利く上に、 いくらシーフの鼻が良いとはいえ、初体験目前のテンパリ具合では臭いに気付ける状態ではなかった。 「えっと、おまたせ」 バスタオルを腰に巻きつけて戻る。バスローブを探したけどホビットサイズのは見つからなかった。ロイヤルの癖にサービスが悪い。 故に未だ衰え知らずがクッキリと自己主張してるのがすぐに分かる。 「あ、あがった、のね、うん」 2人がシーフの方に振り向き、目線がちょっと下がり、更に伏せられた。 「えっと、ごめん」 素直に謝る。 「あ、いいのよ。男の人って勝手にそうなるって聞いた事あるし」 「うん、それに、今日から奥さんになるんだから、逆に、喜ばないと、駄目だし」 2人の健気さに心打たれ、思わず硬度と角度が増してしまう。 そして目線を伏せながらもしっかりと一点に視線が集中してる新妻達も、思わず膣内の湿度が増す。 「でも、そういう事なら、早速、いいよ?」 「うん。私達も、準備、できてるから」 なんとデキた嫁達だろう。感動で益々硬度と(ry 意を決したシーフはバスタオルを剥ぐと、そのまま怪盗3世のごとくベッドの2人に向けてダイブした。 「きゃっ」 「もう、せっかちすぎ」 めっ、と額を人差し指で押され、シーフもあははゴメンと笑ったが、やがて言葉も途切れ、3人はお互いを見つめあっていた。 「えっと、キス、したいんだけど、どっちからがいいかな?」 シーフの提案にメイジとプリーストは顔を合わせたが、すぐに結論が出た。 「メイジちゃんからでいいよ。私達が今こうしていられるのも、メイジちゃんのロクトフェイトのおかげだもん」 プリーストのマラーガス欠というアシストがあってこそだが、それでもロクトフェイトの決定打を決めたのはメイジだからだ。 「そう?じゃあお言葉に甘えて。すぐに譲るからね」
「じゃあ、いくよ」 どきどきしながらシーフが顔を近づける。さっき念入りに歯を磨いたが臭わないかちょっと不安だが。 「ん…」 やがて唇同士が触れ、2人は愛を確かめ合う。 うわあ、キスってこんななんだあ。 まだ表面だけの軽いものながらなんという充足感だろうか。 このままでも幸せだが、それでも更に先に進みたくなり、一旦顔を離す。 「えっと、舌、入れてみてもいい?」 「ん、遠慮しないで。夫なんでしょ?」 ありがと、そう呟いてから再び顔を重ねる。 歯が当たらないように気持ち口を大きく開け、それでも当たるので唇でガードするようにして激しく交わる。 舌の動きがつつきあったり離れたり、なかなかうまく呼吸が合わないが、それだけ若々しく、情熱的な口腔愛撫となる。 「んんっ…ふうっ……んふぅ」 自然に鼻息が荒くなり下品かなと思いつつも、2人とも貪り合いを止めようとはしなかった。できなかった。 刹那にも永久にも思える刻。固くも柔らかい器官の絡み合い。舌を通じて相手の温もりが、興奮状態が、よく伝わってくる。 無心に、ただひたすら無心に互いの舌を求め合う2人。その光景を前に思わずポツリと「いいなあ」と漏らしてしまう。 ハッとしたように2人の動きが止まる。 「あ、ごめん。つい夢中になりすぎてて」 「うん、いいよ。交代」 「あ、違うの。そういうんじゃなくて。ごめん、気にしないで」 2人を気を使わせてしまい己の軽率さを恥じるプリースト。 「いいのいいの、プリーストちゃんもやろうよ。すっごく気持ちいいんだから」 「そうだよ。2人を平等に愛さないと夫失格だよ」 「えぅ…なんか駄々こねたみたいで悪いよぉ」 「いいからいいから。ほらほら」 渋りつつも、これから愛される事への期待が上回り、おずおずとプリーストがシーフに顔を近づける。 行くよ、と軽く声をかけられ、返事はそのまま塞がれた。 脳に、甘い空気がぶわっと広がる錯覚を感じた。 「ふあっ、あっ…」 声は出せないが、咄嗟にそんな言葉が紡がれた。こんな感覚を、さっきまで戦友は味わっていたのか。 思わずぎゅっとシーフを抱きしめる。今まで以上に彼を愛おしく思えてきての無意識の行動だった。
れろ…ぴちゃ…ちゅっ…あむ… 相手の舌を唇で挟んだり、逆に挟んでもらったり。 相手の歯の裏側を舐め回したり、その状態で自分の舌の付け根をつつかれたり。 顔を横にしてより密着面積を増やしたり、とにかく色んな方法を思いついては試さずにはいられない。 試す度に新しい快感で心が、頭が幸せで満たされてゆくのだから。 離したくない。メイジには悪いけど、もう少しだけ彼を独占していたい。もう少し味わったらちゃんと譲るから。 そんな考えが浮かんでは、すぐにちょっとの期限を向かえ、更に時効が延びる。 「駄目…キスだけで、こんなに気持ちいいなんて、知らなかった。シーフ君に会えてよかった。シーフ君とできて本当に良かった」 ただただ、そんな感想を抱きながら、もうちょっと、もうちょっとだけホビットの舌を味わいたかった。 だがしかし、 むにゅう〜っ 「ひゃっ!」 誰かに胸を強く揉まれ、反射的に顔を離してしまう。 「ちょっとぉ、流石に独占しすぎ。私の倍はしてたよ」 「え?そんなに?」 慌てて時計を見る。正確に測ってた訳じゃないけど、確かにメイジより長く交わってたかもしれない。 「僕も気付かなかった。ごめんね」 「いいけど、今度は3人でしましょ」 「3人?」 できるのだろうか?シーフはそう思いつつも顔を近づけあう。 そして舌を伸ばし、確かに2種類の舌を同時に味わえる。 さっきまでの深い絡め合いこそ無理なものの、唇の両端に2人の唇の感触が、舌先の両側面に2人分の滑りと温かみを感じ取れる。 「あ、これいいかも」 れろれろれろとジャブのように軽い責め。それでも2つの舌に同時に相手する、される事の快感、特に精神的快楽は想像以上だった。 やがてちょっと顔を左に捻って1対1のキス、すぐに反対側に顔を向けてもう一人もしっかり愛する。 交互に交互に愛情を伝え、返してくれる。本当に、こんなにも愛しい存在を2人も巡り合わせてくれた運命に感謝したい。 いつまでそうしていただろう。最後にもう一度だけ2人の嫁を味わい、そっと顔を離した。 「はあっ…なんかもうこれだけで満足」 肉体的にはともかく、精神的にはすっかり満たされきってしまった。 「あはは、ちょっと休む?」 「そうだね、ちょっとだけ横になるよ」 パタンと倒れこむようにベッドの中央へ。両側によりそうようにエルフ達も横になる。
その際むにゅっと嬉しい感触が両腕に。 「わお、おっぱい当たってるよ」 「そう?私は気にしないわ」 「私も。直接触ってもいいよ」 「2人とも積極的だなあ」 お言葉に甘え、バスローブの隙間に手を滑らせ、両手の平で程よい膨らみをそっと撫でる。 「やぁん」 「えっちぃ」 「えっちい男の子はお嫌いですか?」 休みながらなので本気で揉まず、愛しく撫で回す。文字通りの意味で愛撫する。 「んー、私は嫌いじゃないよ。他の女の子を見たりしないなら」 「そうね。私達にだけエッチな男の子なら大好き。何でもしてあげちゃう」 「なんでも?」 ピクッと眉と分身が反応する。 「そ、たとえば」 ビクッ 今度ははっきりと分身が反応する。 「私達もシーフ君のえっちな所さわって気持ちよくしてあげる」 メイジの手が棒を、プリーストの手が玉を優しくさする。 「それとも、シーフ君はこんなえっちな女の子は嫌い?」 「愚問」 ぎゅっと抱え込むように2人を抱き寄せる。 顔を左右に揺らして頬に口付けると、休憩は終わりとばかりに宣言する。 「月並みだけど、今夜は寝かさないから」 「お手柔らかに、お願いしますわ」 「ちゃんと深く愛してね」 それを合図に永い夜が、いや、永い一週間が幕をあげた。
「あ…やぁ…へんなかんじするよ」 つつぅーと首筋を舌でなぞるとプリーストの体がピクッと震える。 くすぐったいようなきもちいような微妙な感覚が響き渡る。 続けざまにホビットの小さな手の平が、左胸全体を、キスで敏感になってる先端をやさしく撫で回す。 「あ、やぁ、だめ、それ、きもちいい、もっと、して、おねがい」 シーフはやさしく、且つねちっこく胸をまさぐる。続けながら顔をそのままもう片方の胸まで持ってくると、 「ひゃっ」 あむっ、と唇で乳首をはさむ。 そのまま吸ったり、あるいは顔を左右に揺らすことで唇でしごいたり、舌先でトトトッとつついたり、 あるいは舌乳頭の凹凸を使って乳首全体を優しく撫で回す。 「あ…や……それ…い、い…」 「うわあ、プリーストちゃん目がイッてる。そんなにいいの?」 「あ、ふああ、や、あ、ん」 メイジの問いかけも耳に入ってないかのように、だらしなく半開きの口からは唾液と喘ぎしか漏れてこない。 「んー、じゃあ両方舐められたらどうなるのかなあ」 メイジはシーフにそっと合図し、片方の胸を譲ってもらうと、そのままむしゃぶりついてみた。 「ひゃあ!あ、だめ!そんな!2りなん、て、や、あああっ!」 ビクンッ!と分かり易く体が反った。 「あ、メイジちゃん、こうやると反応いいよ。唇で挟んで、舌を出しながら顔揺らすの。こうやって」 隣にアドバイスしながら実演する。シーフの顔が左右に振れる度にプリーストの躰が跳ねる。 「でもそれ2人でやると顔ぶつかっちゃうよ?あ、そか。縦にやればいいんだ」 それに気付くとプリーストの体を優しく倒し、正面から両脇に移動してから再び舐め回す。 「ひゃああっ!だめっ、そんな!ふたりで、はげしく、されたらあ!!」 あ、あ、あ、と呆けたようにプリーストの端正な顔がだらしなくなる。 「んー、おっぱいだけでイッちゃうかんじ?」 「えっ!?やだっ、それ、やっ!いじって!下もいじって!」 目を移すと太ももをすり合せて誘い込んでいる。シーフはそれを見て下半身に移動しようと思ったが、 「どうせなら胸だけでイクとこ見てみたいなあ」 メイジの呟きにあっさり賛同する。自分も見てみたかったからだ。
「え?やっ!してよぉ、下いじって!ちゃんとイキたいの!」 「ほいほーふはひゃい?ひくひはけへもいへふはんじはし(大丈夫じゃない?乳首だけでもイケる感じだし)」 メイジがモゴモゴしながらしゃべるだけでもプリーストの体に快感が走る。 「やだっ!イカせて!おまん、こ、で、いかせ、て!」 「おまんことか言っちゃう悪い子にはおしおきね」 名残惜しそうに顔を離すと、休む間もなく親指の腹で突起の先を激しく擦る。 「ひゃぅ!それ、はげ、し、や、あ、やああっ!」 シーフはその光景を上目で眺めながら、しかし動きは止めずに、メイジちゃんってSっ気あるのかなあとぼんやり考えていた。 「だめ、そんな、イッちゃ、うっ!むね、だけで、イク、いく、いくっ!」 止めとばかりに親指の摩擦速度をあげると、今までで一番大きく体が跳ね、そしてぐったりと動かなくなった。 「おー、イッたイッた。へー、こうなるんだ、胸だけでイクと」 メイジの習性か新たな発見には関心が高いようだ。昨日まではプリーストだった気もするけど。 「…いじわる。ちゃんと、いかせてって、いったのに」 まだ息を乱しながらプリーストが恨めしげに呟く。 「ごめん、つい」 シーフは申し訳なさそうにするが、メイジは、 「まあいいじゃない。お股弄らなくてもイケるって分かったわけだし」 特に反省の色は無い。 「ふーん、そういうこと、いうんだ。ふーん」 まだはぁはぁ言いながらも、ちょっと黒いオーラがプリーストから溢れてくる。 「ところでメイジちゃん」 「何か用かな?」 「シャワーでアナル洗いましたか?」 「念の為にしっかりと」 「そうですかありがとう受け入れ態勢すごいですね」 「それほどでもない」 ……… 「シーフ君!女体実験第2弾、メイジちゃんはお尻だけでイケるかどうかを実行すべきよ!」 「合点承知!」 「ちょっとお!?幾らなんでもそこは汚な」 「あ、大丈夫。石鹸のいい香りするよ」 「って嗅がないでえ!」 「分かった。嗅がない」 その代わり舌を差し入れる。 「それもだめええええええっ!」 ビクッと未知の快感に襲われながらメイジの叫びが嬌声に変わるのは時間の問題だった。
「えっと、うがいしてくるね。キスに抵抗あるだろうし」 「はーい」 「………」 残されたのは妙につやつやしてるプリーストと、完全にグロッキーなメイジ。 「んっふっふっ、メイジちゃんがお尻だけであんなに乱れる変態さんだったなんて知らなかったわあ」 「…勝ったと、思うなよ」 「もう勝負ついてるから」 さっき胸だけでイッてるから引き分けだと思うが。 「それにしても」 「ひゃあっ!」 プリーストの手がメイジの腿の隙間に滑り込む。 「この辺までぐっちょぐちょになってるなら、シーフ君戻ってきたら早速入れてもらう?」 「ふぇ?」 一瞬考える。が、 「ううん。プリーストちゃんが先でいいよ」 「遠慮しなくていいのに。今日のMVPはメイジちゃんなんだから」 「いいの。ファーストキスは私が貰えたし、それに」 「ひゃうっ!」 メイジもお返しとばかりに太股に進入する。 「そっちもこの辺までこんなになってるじゃない。もう我慢できないでしょ?」 「…うん」 直接弄って貰ってないお預け感と、メイジの艶姿で、プリーストの性感は限界まで高まっていた。 「ここでこんななら、本陣はどうなってるのかなあ?」 「いや、やめて、そこだけは」 「分かってる。最初に触って欲しいのはシーフ君だから、でしょ?」 よく分かってる。だから向こうも太腿どまりで止めてくれたのだろう。と、 「あ、戻ってきた」 このタイミングでシーフ帰還。 「おまたせー」 「ちょうどいいとこに。はい注目〜」 メイジの言葉にハテナマークを浮かべてると、素早くプリーストの背後に回りこんで、 「じゃーん、シークレットドア発見♪」 「きゃああああ!!」 「ブッ!!」 プリーストの閉じられた脚を強制的に大開脚。 「洞窟ではここまで見なかったでしょ?どう?生おまんこの感想は」 「な、な、なななななっ!」 「ど、どうって…はうっ!」 幾らさっきまで散々エロい事をやっていたとはいえ、やはり初めて見る女体の神秘は刺激が非常に強かった。 「プリーストちゃんは準備オッケイよ。あ、でも折角お口きれいにしてきたんだし、最初だけでもキスしてあげてね」 「え…キスって、どっちに?」 キスと言えば普通に口だろうが、話の流れ的には下の可能性も。 「両方に決まってるじゃない。言わせないでよいやらしい」 両方でした。
「そ、それじゃ」 「ん…」 まずは上から。 やはりキスが一番気持ちいいかも。プリーストは舌でまさぐりあいながらぼんやりと考えていた。 そりゃあ性感帯を直接弄られた方が肉体的快感は大きいだろうが、精神的な気持ちよさでキスに勝る物は無いと思える。 このままキスしながら貫かれたいなと思ったが、こればかりはホビットとエルフの体格差、物理的に困難なのであきらめる。 やがて名残惜しくも顔が離れると、 「えっと、間近で見るからね、プリーストちゃんの」 「うん…変な形だとしても、笑わないでね」 「そんな事するわけないよ。そもそもキレイな形してるもん」 さっきの強制開帳の時もしっかり見てはいたものの、こうして本当に目の前で見てみると、本当に整った形をしている。 他の女性器を見た事無いから比較のしようがないが、緩やかなな恥丘のふくらみと、ぴたりと閉じられている大小の陰唇。 そしてそこから溢れ出るぬらりとした液体の光沢は、ありふれた表現ながら一種の芸術品にさえ思えてくる。 「ちょっと、広げてみてもいい?」 「ふぇっ?や、その…」 「見るよ」 「いやぁ…」 顔は閉じるが、脚は閉じない。事実上の容認だった。 大陰唇を左右に開くと、これまた陳腐な表現ながら綺麗なピンク色が目の前に広がる。 「こっちにも、キスするからね」 返事は待たない。そのまま顔を押し付ける。 「ひぅっ!」 じゅるるっ、ずりゅ、ずるるるぅ、っぷ。 下品ながら淫靡な音が唇と唇の結合部から漏れ出し、それに呼応するかのようにビクビクッと面白いように痙攣する。 ただひたすらに、夢中でプリーストを味わう。 単純な味そのものはともかく、この味覚と匂いは、たとえ予備知識がなくとも男を興奮させるに足る代物だった。 「はぁ…やぁ…ふぁ…」 またも顔が蕩けるプリーストだったが、メイジはシーフのクンニリングステクニックに助言の余地があると感じた。 「ねえシーフ君」 「じゅぷっ、ぷちゅっ…え?なに?」 「まだ経験が浅い女の子ってね、おまんこ直接よりも、その上の方が感じやすいのよ」 「「えっ?」」 2人の声が重複する。 「ほら、ここの突起。ちょっと上を押し上げて、剥き出しになったここを舐めると、すっごく気持ちいいと思うわよ」 「へぇ」 「ちょっとメイジ!あなた何言って」
狼狽するプリースト。確かに言ってる事は正しい。だが、 「ちょっと本気のよがりっての見てみたくなって♪」 メイジは分かっていない。膣部を舐められただけでもこの快感なのに、もし一番敏感なクリトリスを舌で刺激なんてされたら… れろぉ 「ひいいいいいっ!!!」 今までで一番の痙攣。電気ショックを流したかのように激しく反りあがる。 「おお〜、すごい海老反り。そしてアヘ顔」 よがり顔と言うべきだろう。 ぢゅるる、じゅるっ、ぢゅううううう 「ひぃああああっ、だめえっ!こん、な、のっ!!」 まるでダンスを踊ってるかのように次々を躰を弾かせる。それだけ初体験の刺激が強すぎる。 「んー、これはやばいかも。シーフ君ストップ」 ピタッ シーフの舌が静止すると、プリーストは勿体無いような、それでいて助かったような複雑な感情が残った。 「ちょーっと刺激強すぎたかな。これから初体験って時に変にイキすぎちゃうのもどうかと思うし」 「はあっ、はあっ、はあっ…」 本当にプリーストがぐったりとしている。 「やっぱり皮は剥かない方がいいかも、慣れない内は」 「と、いうか…ちょっと、まって」 まだ敏感なままのクリトリスから快楽の余韻が伝わってくる。 「もう、しなくて、いい、から…それより、そろそろ、シーフくんも、挿れたい、でしょ?」 「え?う、うん…」 「さっきから、シーフくんは、全然きもちよくなってないし、もう我慢しなくていいよ?」 「で、でも大丈夫?」 傍からはまだ辛そうに見える。 「うん、大丈夫。落ち着いてきたから。むしろ、今すぐ欲しいかも」 強すぎる刺激で幸か不幸か、膣部自体が一種の麻痺状態にあり、今なら力む事無く受け入れる事ができそうだから。 「そ、それじゃ遠慮なく」 ようやくというか、さんざんお預けを喰らい続けた一物は限界まで隆起している。 先からはカウパーが止まるそぶりを見せず、一度抜いてるにもかかわらず、奥までねじこんだ瞬間に果てるかもしれない。 「ここ、でいいの?ちょっと分からない」 童貞らしいお約束を見せる。 「もうちょっと、下の辺り」 「ねえ、あたしが誘導したげてもいい?」 「お願い」
確認するとメイジはプリーストの陰唇を広げ膣口を露出させる。 そしてシーフの熱くて固いものを、ゆっくりと入り口へ誘導する。 鍵穴にピック差し込む時ってこんな感じなのかなあ。やっぱりいずれは忍者になりたいかな。 そんな事を考えつつ、本当に先っぽだけを侵させる。 「「ふあっ」」 ごく一部の結合だけでも、強烈な快感が2人を襲った。 「ん、後はそのまま腰を突き出せばOKよ。初めてなんだからゆっくりしてあげてね」 「うん、分かってる」 というかゆっくりしないと保たないだろうし、不慣れな腰使いで激しくしたらすぐに外れるだろうなと心の中で苦笑した。 「じゃあ、いくよ」 「うん、きて…」 覚悟を決め、ずずず…と静かに怒張が埋もれていく。 「くうっ!んんっ!」 「大丈夫?痛い?」 「へい、き…それより、きもちいい?」 「そりゃ、もう…」 気を抜くとこのまま出そうなんて言えない。 「じゃあ、少しづつ動くからね」 ずぶ、ぶ、ぶ、ぶ… 「んぐっ!くっ…」 異物感に必死に耐える。正直、思ってたより痛い。戯れで指を挿し入れてみた事はあった。が、それでも指の第二間接まで届いていない。 ホビットにしては立派なサイズを受け入れるのは、エルフの体格差を生かしても初回では困難だ。 だが、耐えられない程ではない。何より相手が、酒場で出会った時に一目で心奪われたあの少年。 いつかと夢見ても所詮は異種族間と諦めていたのに、彼は自分を妻にすると誓ってくれた。 その彼の男性器が自分を貫いている。そして彼が自分で気持ちよくなっている。 それだけで、たとえ肉体的には感じなくても、腰が動く度に甘美が自身を満たしていくのを感じ取れる。 「おめでとう」 目尻に水滴が浮き出ながらも幸せそうなプリーストに、メイジは微笑みながら祝言を耳元で囁く。 「ありが、とう…」 本当に、心からの感謝の気持ちを返す。 一時は想い人を巡って敵対もしたが、やがて萌えを共有する同士に、そして今は彼のもう一人の妻。 一夫多妻でも、彼女がもう一人の夫人なら文句は無い。いや、彼女以外の妻は認めない。 メイジに優しく見守られながらシーフと一つに…プリーストはこれ以上ない幸せを噛み締める。
「あっ、はっ、はあっ、はっ」 腰を突き出す度にプリーストが幸福感からか無意識に膣を締める。ただでさえ自分の為だけに用意されたかのような極上の器が益々威力を増し、 一突きの度にこみ上げる射精感を必死に押さえ込みながら腰を突き出し、引いては突く。 亀頭が肉襞の奥深くまで開拓し、膣も抵抗しながらも拒まずに受け入れる。その抵抗も排除が目的ではなく、歓迎を表現する為。 精一杯の温もりを、ぬめりを、抵抗する事で陰茎に伝え、その証に貫く度に、引き抜く度に、シーフの性感がこれ異常なく刺激される。 表情も正常を保てず、快楽に呆けた様子を映し出す。それが相手に伝わり、嬉しさから更にきゅっと締まる。 快楽のスパイラルに飲み込まれ、最早ホビットの少年には柔肉を貪る事以外の事が考えられなくなっていた。 「ねぇ、もっと、うごいていいよ」 「えっ、でも…」 自分の欲望を見透かされたかのような言葉に思わずたじろいでしまう。 「だいじょぶ…まだちょっと痛いけど、がまんできるし、それに、シーフくんの入ってくると、しあわせな気持ちになるの」 そうにっこりと微笑まれ、不覚にも涙腺が緩む。 「やぁ、んっ、んぁっ」 ずっちゅずっちゅ っぢゅぅ、ぢゅっちゅ 猥らな摩擦音がベッドの上で奏でられる。呼応するかのように、呻きに混じる微かな喘ぎが調和する。 その音楽が更なる性感を生み出し、シーフの脳を、男根を官能色に染め上げる。 女性の中が、こんなにいいなんて。 知ってよかった。生きててよかった。彼女達に出会えて本当に良かった。全てに感動と感謝を感じ、尚も抽送を続ける。 しかし、永久でも味わいたい一時も、やがては終焉の時を迎える。 「あっ、あ、もうだめ。限界。出ちゃう」 一度出してるからか比較的耐えた方だが、初体験の身ではこれ以上迫る射精欲を抑えきる事はできそうにない。 「え、うん、いいよ。このまま、いつでも、いいよ」 「うん、出すよ!このままプリーストちゃんの中に思いっきり出すからね!」 「うん、きて。わたしのなかに、シーフくんのいっぱいそそいでえっ!」 その言葉が最後の箍をはずした。
324 :
ラスト :2011/06/29(水) 21:47:19.46 ID:pxlN0SNS
びゅっ!! びゅびゅびゅっ! 「あ、あっ、あ…」 出てる。 はっきりと分かる。 自分の中に、熱くて嬉しいものが注がれている。 膣が無意識に収縮する。一滴も逃さず搾り取るかのように。 「あ、ああ、ああ…」 まだ出てる。 ピクピクと放出の度に中で蠢き、その熱さを感じ取る度に、急速に感覚が昂ぶり、その幸福感だけで軽く達してしまう。 ドサッ シーフがそのままプリーストの体に倒れこむ。目の焦点は定まっておらず、まるで魂までも注ぎ込んでしまったかのようだ。 プリーストはそんな彼をぎゅっと抱きしめる。ただ、ただ、愛しい。そんな存在を。 「どう?初体験の感想は」 静かに見守っていたメイジが問いかける。 「しあわせな感じ」 「何その惚気」 苦笑する。 「だって本当だもん」 「そうね、本当にそんな感じよ、今の貴女」 2人の愛し合う姿は、世辞抜きで一種の芸術作品であるかのように見えた。とても羨ましく、妬ましかった。 でも、 「次は私が幸せを感じ取る番ね」 そう、自分も芸術品になれる。 「でもシーフ君ちょっとダウンしちゃってるよ?」 依然グロッキー状態のシーフ。 「あ、その点は大丈夫よ。今からマディ使うから」 「マディ?」 レベル6の呪文は使いきってる筈だけど… プリーストが疑問に思ってると、メイジはシーフの耳元でそっと囁いた。 「ねぇん、シーフくぅん、あたし、もうおまんこぐっちょぐちょなのぉ。はやくおちんちんちょおだあい」 ピクッ まだプリーストの膣内に収められていた陰茎が反応したのが伝わってきた。 「大きくなった?」 「…ええ」 プリーストは苦笑するしかなかった。
以前お蔵入りになるかもと書いたのはロクトフェイトの効果を色々勘違いしてたんですよね 具体的には ・戦闘中じゃないと使えないの忘れてた ・作中で死体を置いていってるけど、別に死体は何も失わないので置いてく理由が無い ・というか転職直後のレベル1で唱えても失敗率高くて全然安全確実じゃない(成功率66%) 1つならまだしも色々間違えてるのでこれはまずいなと思って一旦お蔵入りにしようと思ってたんですけど 使った本人達もそんなに効果に詳しくなかったって事にしてゴリ押ししようかと 今後はちゃんと下調べして、実際にプレイして検証してみたりしてから書いた方がいいなと思いました、まる
面白ければ無問題! 乙でした!
>>325 お疲れ様!
んーロクトフェイトに関しては「男女のアレは戦闘中」ってな解釈を噛ますと簡単
レイプだとなおさら発動効果が上がるとか!
何、GBの外伝版ならどれも問題ない乙
外伝だと装備品も無事なんだっけか
外伝のロクトフェイトのペナルティは 「ロクトフェイトのスペルの存在を忘れる」だけだからな レベル上げて再取得できるカンタン仕様で(エ)ロマンのかけらもない と言ってさんざんレイプしたあと無理やり唱えさせて記憶消去ネタができるけれど
外伝仕様ってか#5仕様な 日本産WIZは基本的に#5仕様が基準だべ
「ディオス」 淫語ではなく本物の回復呪文をかけると、シーフの意識も段々鮮明になってきた。 「ありがと。大分頭も冴えてきた」 元気を取り戻しつつある一物をプリーストから抜き取る。 入り口が擦れた時に痛みとも快感ともつかない痺れが走り、プリーストが思わず「あんっ」と洩らしてしまう。 「そんなに良かったの?」 ちょっと複雑そうにメイジ。妬む訳ではないが、今から自分ともするのに、という思いがあるのだろう。 「うん、凄く良かった。ただ自分だけ気持ちよくなりすぎててちょっと反省」 挿れる前は同じく初めての彼女に配慮しなきゃと考えていたが、あまりの快楽に最後は本能のままに腰を振ってしまったからだ。 「だから、メイジちゃんともある意味初体験同士になるかも。肉体的にはともかく、精神的にはまだ子供かもしれないから」 「そうなんだ。じゃあ私を抱いて、身も心も夫に相応しい男の人になってね」 「うん、任せて」 決意表明とばかりに、そのまま唇を奪う。舌を絡め、唾液を絡め、想いを絡め、そして躰を絡めあう準備が整っていく。 「それじゃあ、いくからね」 「うん…」 シーフが勃起を倒し、先端で溝を上下に撫でる。まだセカンドチェリーの身では感覚で入り口を探し当てる事はできないため、 亀頭で陰唇を愛撫しながら、同時にうまく膣穴を手探りならぬ棒探りで見つけようとした。 が、 「あの、ここ…」 なかなかうまくいかず、結局メイジが誘導する。 「ごめん」 なんか情けない。 「気にしないで、まだ半分童貞さんなんでしょ?」 さっき自分が言った事を返され、そういえばそうだ、まだ自分は半人前なのだと気付かされた。 一緒に一人前になればいいじゃないか。変に格好つける必要はない。 「そうだね。じゃあ、今度こそいくよ」 「…うん」 ちゅく… 最初は撥水音。 ぢゅぶぶっ そして水気交じりの摩擦音。 ずぶっ 最後は、何かを貫くような音。 微細な音量ながら、確かに女体を貫いた音が、結合部から響き渡った。 「奥まで、入ったよ」 「うん、分かるよ。シーフ君のが入ってきた」 痛みを伴い異物感も凄いのに、それでも湧き上がる感情に否定的なものが見当たらない。 なるほど、幸せな感じと言ってたのが分かる気がする。 「じゃあ、ゆっくり動くからね」 「おねがい」 ずりゅりゅうぅ 「んんっ!」 ぢゅぶぶっ 「うんんっ!」 自分の膣内を、大きな物が蠢いている。これが見知らぬ男の物ならば嫌悪感しか抱かないし抱けない。 だがこの異物の正体は、いつかこの日がと想い続けていた相手が、自分で興奮し、快楽を得ている証そのもの。 ただそれだけの事実で、辛いのに、痛いのに、もっともっと続けて欲しいと心から思えてくる。
「ねえ、おっぱい吸いながらしてもいい?」 「えっ?」 唐突なシーフの提案。 「やっぱり、ちょっと辛そうだし、胸を責めながらだったら多少和らぐかなって」 本当に和らぐかどうか分からないが、その気遣いだけで断る理由がない。 「うん、いいよ。シーフ君のやりたいようにして」 「ありがと。じゃあ遠慮なく」 ちゅっ 「んんっ!」 ピクッ! 今までとは明らかに違う趣の声が漏れる。 れろっ…れろっ… 「ふあっ、あっ!」 ヤバイ。乳首舐められるのって想像以上に気持ちいい。 そりゃさっきプリーストが乳首だけでイク筈だ。 想像だにしなかった刺激に思わず膣が締められ、腰の動きが中断してるにもかかわらずシーフにも刺激が奔る。 ちゅっ…ぢゅるるっ、ずゅっちゅ、ちゅぅぅぅぅ 「あんっ、やぁんっ、だめっ、だめっ、これぇ」 メイジが喘ぐ度に膣が応え、それだけで緩やかにではあるものの射精欲がこみ上げてくる。 「そろそろ、動くよ」 「うん、きて、おっぱい、しながら、おちんちんきてぇ」 ちゅっ、ちゅっ、ぬぷっ、ぬぷっ 「やぁ、んっ、あぁ、やあぁ」 乳首の刺激で脳が蕩ける。そして下腹の痛みこそ変わらないものの、合算効果か全然辛くない。 全体的には初体験なのに感じている。楽しめている。もっと欲しいと心から思えてくる。 なんかプリーストちゃんに申し訳ないけど、これが後攻のアドバンテージなのだから悪く思わないで欲しいな。 きっとプリーストちゃんもセカンドバージンはこんなに気持ちいいよ。そう思いながらシーフの責め技に翻弄され、堪能する。
「メイジちゃん気持ち良さそう。もしかしたら初めてなのにイッちゃうのかも」 プリーストは率直にそう思った。ちょっと悔しいけど、羨ましいけど、それでも気持ち良さそうな姿を見てると自分まで幸せになってくる。 「うん、初めてで一緒にイケたら最高だもんね。応援するよ。という訳でシーフ君」 「ちゅうう、ちゅぅぅ、え?なに?」 一旦舌遣いも腰使いも止める。 「実はメイジちゃんって私と違ってクリトリスの自己開発進んでるの。だからこっち弄る方がもっと効果的よ」 「ええっ!?」 驚くメイジ。確かに、ちょっとは思った。乳首でこんなにいいならクリ責めだとどうなるのかと。 「おちんちん入れる時、体全体じゃなくて腰だけ動かすようにしてみて」 「こう?」 「うん。そうしながらなら右手でクリトリス弄れるでしょ。人差し指で皮を押し上げて、親指で擦ってみて」 「うん、分かった」 言われた通りにしてみると、 ビクビクッ!! 快楽の電流がメイジの全身を貫く。 「だめ、そん、な、クリちゃ、あ、ああっ!!」 乳首の快感が弱い訳ではなかったのに、陰核の刺激はそれを遥かに上回っていた。 「そのまま腰も動かしてみて。難しいかもしれないけど、そうしたらメイジちゃんと一緒にイク事できるから」 「分かった。メイジちゃん、どう?」 「やっ、あっ、だめっ!そんな、ほんとに、いっちゃうから!や、あ、あっ!」 先程よりはっきりと快感に飲まれているのが分かる。 「はや、く、シーフ、くん、もぉ。じゃない、と、わたし、だけ、いっちゃう、からぁ」 「わ、う、うん」 慌てて腰も動かす。 「あ、うん、きてる。クリ、と、おまんこ、に、シーフくん、が、きてるぅ」 どんどんぬめりがスムーズになってくる。どんどん締め付けてくる。メイジが本気で感じる事で、膣部が本来の能力でシーフを受け入れる。 まだ余裕があった筈なのに、一突きごとに急速に射精欲がもたげてくる。 「あ、どんどん、ぬるぬるして、あったかくて、駄目!もう出ちゃうよ」 「きてっ、きてぇ。もっと、クリしてっ、もっと、おまんこしてっ、いっしょに、いっしょにいい」 「出すよ!あ、だめ、でるでるでるでるっ!」 「きてっ、だしてっ、あたしもっ、もうだめええええっ!!」 びゅるるるっ!! 一番強く指腹で敏感を圧迫された瞬間、急速に膣が収束する。 それがとどめとなって一気に前立腺の圧力が開放され、限界まで放出を耐えていた精液が、 鬱憤を晴らすかのように勢い良く飛び出し、膣を、子宮口を染め上げる。 びゅく!びゅくびゅく! 都合3度目の射精だというのに勢いは衰えない。これが若さ故か、快楽の大きさ故かは不明。 襞も、もっと飲ませろ孕ませろと言わんばかりにきゅうきゅう締め上げ、最後の一滴まで搾り取らんとする。 どく…どくっ… 本当に限界まで放出すると、シーフは先程のリプレイのように再び倒れこむ。 先程と違うのは、まぐわった女の方も放心している事。 「はじめて、なのに…あたし、いっちゃった…」 うわごとのようにそう呟いて、メイジの意識は堕ちていった。
「お湯張り終わったよー」 メイジとシーフがダウンしている間に沸かしてた風呂の準備が整った。 「僕が最初でいいの?」 「勿論。旦那様だもん」 「というかあたし達湯船は無理。染みる」 なるほど。 「じゃあお言葉に甘えて」 パタパタパタ 「うー、今になってじんじんしてきた」 「同じくズキズキする」 正直残りのディオスを使いたくなるが、この痛みだけは呪文で治してはいけない気がして我慢する。 「血って出た?」 「ちょっとだけ」 「やっぱそんなもんかあ」 「どうも私達が勉強した性の知識って適当なのが多いような」 どのような資料を参考にしたのかは不明だが、2人が淑女という名の処女だった理由にその資料が大いに関係ありそうな点は確かだ。 「それより思ってた以上に痛くなってきたけど、この後どうしよ」 「そうねえ。今夜は寝かさないって言ってたしね」 あれはその場の勢いも十分あるだろうが、思春期の少年だけにまだ昂ぶりは完全に納まってない可能性も高い。 「一応さっきチラッと考えたのはあるんだけどね」 「なに?」 「えっとね」 ごにょごにょ 「おk、採用。多分シーフ君もノリノリ」 「じゃあその際は…」 「うんうん。それなら…」 2人の打ち合わせはシーフが戻るまでの間、続けられた。
「あー、サッパリした。2人はシャワーだけでも浴びる?」 「それもいいんだけど…」 「2人でえっちな話してたら、なんか続きしたくなっちゃった」 微妙に目がトロンとしてるメイジとプリースト。その表情はインターバルの効果もあるとはいえ再び隆起させるに十分な威力。 「僕もしたいけど、でも大丈夫?染みるとか言ってたから今日はもう無理かなって」 「うん、だからこういうのはどう?」 「よくよく考えたら、さっき私達、シーフ君には全然してなかったでしょ」 「へっ?」 2人はそのままシーフに近づくと、膝をついて、 ぬらぁ… 亀頭が生暖かい空間に包まれた。 「はぁう!!」 女壷ともまた違う快楽の洞穴に思わず陰茎に力が籠もる。 それだけではない。 れろぉ… 「ふわあっ!!」 カチカチの側部を柔らかい舌が這う。そのまま根元経由で睾丸まで辿り着き、唇全体で優しく挟まれる。 「ちょと、待って、こんな、立ってられない!」 あまりの快感に思わず尻餅をつきそうになる。 「ん、じゃあベッドに掛けて」 「さっきシーフ君だけ私達責めてたから、今度は私達の番だよ」 不適に素敵な笑顔。 シーフをベッドに腰掛けさせ、再び口戯で最愛のホビットを悦ばせる。 「あっ、うあっ、だめ、これすごくいい! ふたりともすごいよ!」 歯が当たらないように大きく開けた口、締め付けるように窄められた唇。亀頭全体を円運動のように舐め回す舌。 雁首を擦るように首が動き、対抗するかのようにもう一人が尿道海綿体を絶妙に舐める。 示し合わせたかのように時折交代したり、あるいは2人同時に亀頭を啄ばむ。 どこで覚えたのか軽く嫉妬さえ覚える技術(所詮は伝聞なのだが)を次々に繰り出され、シーフはただただ呆けたかのように喘ぐ事しかできない。 「きもち、いい、すごく、いいよ、これ、すごいきもちいい」 されるがままの状態。もはやシーフにできることは1分1秒でもこの快楽を長く味わおうと踏ん張る事だけだ。 ちゅぷっ、じゅぷっ、 あむ…ぴちゃ… 猥らな音が心地よく響く。このまま果てたい。2人の顔を穢してやりたい。ふとそんな考えがよぎる。
しかし、2人は自分の為にここまでしてくれるのだ。ならばもう少し甘えて、奥底に眠ってた願望を開放したい。そう強く思えてきた。 「はあっ、はあっ、ちょっと、ちょっとストップ」 「??」 「どしたの?イキそうならこのまま出してもいいよ」 「それもいいんだけど、実は折角なら2人にやって欲しい事があって」 「いいよ。どんなの?」 「いや、その、実は…2人の胸で、挟んでほしいなって…」 何度か妄想してみたり、ブラジャー使って疑似体験しようとしてみたり、確かにシーフにとってWパイズリは夢だった。 「いいけど、ウチらそんなに挟むほどないよ?」 「あー、でも2人でこう、両脇から体全体で挟むようにしたら何とか」 「あーなる。やってみよっか」 早速試す。少しでも邪魔にならないよう、シーフは上半身を倒して首だけ浮かす。 「こんな感じ?」 「何か挟んでるってより擦ってる感じだけど気持ちいい?」 言うとおり、確かにおっぱいで挟むというよりは胸部で擦るといった感覚だ。 だがそんな事はシーフには関係なかった。 念願のWパイズリ。それも今朝までは憧れの存在に過ぎなかった美女2名。 それがいまや自分の妻達であり、自分を悦ばせる為に奉仕してくれている。 その事実だけで肉棒自体の刺激を遥かに上回る高揚感をもたらす。 また、挟むには適せずとも膨らみ自体はそれなりにあり、前後左右に柔らかな触感が確かにある。 胸部全体のしっかりした圧力と、4つの乳房の弾力とが絡み合い、動きが慣れてくるたびに刺激面での快感も増してくる。 「うふふ、なんかメイジちゃんのおっぱいと乳首が私にも当たって変な感じ」 「あはは、私も。なんかやってて楽しいし、おちんちんが凄くぴくぴくして感じてるの分かって嬉しい」 んしょ、んしょと健気に上下へ動く2人。 「あは、もう、しあわせ…」 自分がもし死ぬ時はこの、腹上死じゃなくて胸中死でお願いしたいなとか考えてると、怒張の付け根がこそばゆくなってきた。 口淫でも相当高められた上に願望が適い、もう喜びの放射は待ってくれそうに無い。 一瞬どこに出そうか考えたが、すぐに結論は出た。 「あ、そろそろいく。もっとペースあげて」 「いいよ、いつでも出して」 「熱いの感じさせて!」 「出るっ!!」 びゅぶぶっ!! ちょうど乳房が亀頭を包み込んだタイミングで爆ぜる。 「きゃっ、あ、出てる…」 「うん、すごく熱い。びゅくびゅくって分かる」 狙い通りに胸の中で発射し、出した瞬間よりも強い恍惚感に覆われる。 「あは、おっぱいぬるぬるする」 「ほんと。そして、まだ濃いね。すごぉい」 手で撫で回してみたり、掬って舐めてみたり、直接視覚で捕らえるのは初めての精子に興味津々な2人。 「うん、こんなに出るなら、もう1回なら大丈夫?」 「実は私達もしてほしいプレイあって」 「えっと、うん。いいよ。どんなの?」 流石に4度の射精とあって若干しんどかったが、嫁の要求とあらば飲まねばならぬ。それにもう1回くらいなら何とかなる。 「うん、それはね…」
メイジが仰向けに寝そべる。そしてプリーストがその上にうつ伏せに重なる。 「重くない?」 「へーき。シーフ君、ちょっとお尻の方に来て」 言われた通りに尻を覗くと、2つの局部が合わさる絶景が。 「この間に、入れて欲しいの」 こ、これは伝説の御漫湖三度一致! 思わず脳内で古代中つ国のインチキ格闘技が繰り広げられたが、慌てて正気を取り戻す。 なるほど、確かに裂傷を負ったところにもう一度進入するのは痛々しい。 これなら表面をなぞるだけで痛みは無く、かつ彼女達の性感帯である陰核も刺激できる。 加えて先程までは無理だった、2人同時に愛する事が可能な夢の体位だ。 むくむくむくっ 2人を同時に抱くというのは初夜の締めとしてこれ以上なく相応しいだろう、いやむしろ、今からが本当の意味での初夜かもしれない。 そう思うと一気に元気を取り戻し、また嫁達も先程までの奉仕の影響か十分な分泌を携えており、互いに準備が整う。 「じゃあ、いくよ」 「うん…」 「きて…」 ずにゅぅぅぅぅ 「「「んんっ!!」」」 三口同音の喘ぎが漏れる。 陰茎が、亀頭が、柔肉に挟まれる。 挟むというだけなら先程もそうだったのだが、そこは流石女性器。 あったかいしぬるぬるしてるし、長年に渡って男を魅了するだけの事はある。 「どう?どんな感じ」 女性側の感想はどうなのか訊ねてみる。 「うん、擦れた瞬間に凄くえっちな気分に」 「クリちゃん、ぐって押し込まれた瞬間にすごい感じちゃった」 なかなかのようである。 「じゃあこのまま動くからね、辛かったら言ってね」 「うん、おっけぇだよ」 「でも私たちも激しくされた方がきもちいいかも。おねがいね」 シーフが抽送を再開する。 大陰唇は脂肪組織に富んでおり、その隙間に挿入する事は膣の快楽にも劣らない。 ましてや相手の痛みを気遣う必要もなく、本能の赴くままガンガン打ち付ける。 突く度に膣から潤滑液が生み出され、益々滑りが良くなり好循環を生む。 女性側も雁首が、裏筋がクリトリスを摩擦される度に快感に震え、また互いの性器の触感も興奮に輪をかける。 貝合わせという女性同士用の体位があるのも分かる気がする。
ずりゅっずりゅっ、ずにゅっ、ずにゅぅ ぺしっ、ぺちっ、ぺしっ、ぺちっ 摩擦音のみならず、シーフの腹がプリーストの尻をうちつける音も響く。 もっと奥まで、もっと奥までねじ込みたい。そんなシーフの欲望が見て取れる。 「やぁ、だめっ、らめ、これぇ」 「もっと、ついて、おまんこも、クリちゃんもお!」 シーフからは見えないが、メイジもプリーストも顔が自然に蕩ける。 互いのよがり顔がますます情欲を刺激して高まっていく。 ふと、どちらともなく唇が交わる。 別に同性愛に目覚めた訳ではなく、キスする事でもっと高まりそうだと本能が悟った。 そして肩越しとはいえその艶やかな光景は、シーフの硬度と抽送速度を増すだけの効力があった。 「あはぁ、メイジちゃん、キスじょおず〜」 「プリースト、ちゃんも、くちびる、やわらかいのぉ」 蕩けた声で互いを誉め合い、それが益々興奮を助長する。 追い討ちをかけるように陰核が擦られ、否が応にも発情が増し、高まっていく。 「2人とも、すごくかわいくて、すごくえっちで、おまんこ気持ちよくて、すごいいいよ!!」 ずりゅずりゅずりゅ ぐちゅっ、ぐちゅっ、ずちゅっ 快楽に脳が犯され、本能の赴くままに腰を振ることしかできない。 突き出す毎に愛液塗れの淫唇が絡みつき、敏感な先端を、カチカチの肉棒を優しく扱いてくれる。 シーフの精嚢は徐々に引き締まっていき、エルフ達のクリトリスも連動するように収束していく。絶頂が近い。 「あ、出る!また出るよ!イッてもいい?」 「うん、いいよ!あたしたちも、もうイッちゃうから」 「おねがい、いっしょにぃ、いっしょにい!!」 ずっちゅずっちゅずっちゅ! 「ああああイクッ!!」 ビクンッ!! 前立腺が、陰茎が、括約筋が、膣が、子宮が、実にリズミカルに収縮する。 膣液が一層溢れ、そこに味付けるように精液がまぶされる。 全身が小刻みに震え、絶頂の余韻を余す事無く味わう。 そのまま3人はグタッと倒れこむ。 一番下のメイジにとっては正直重かったが、この重みが幸福の証と思うと心地よかった。
こうして濃厚な初夜が終焉した。 細みなエルフと小柄なホビットな事もあり、ダブルベッドに3人で寝ても丁度良い。 両腕に可憐な頭部を乗せ、シーフは夢見心地である。 「はぁ〜、しあわせ」 未だにこうなったのが多少信じられないが、紛れも無い現実。 そう、現実である。こうなったそもそもの発端、パーティの半壊も含めて。 「やっぱ助けに行かないとなあ。救出依頼は無理だろうし」 救出作戦には主に2パターンある。自分達が直接救出するのと、ベテランの高レベル冒険者に依頼するのと。 しかし所詮は中堅レベルの自分らでは後者の選択はありえない。何故ならば依頼となると報酬が払えない。 金額の問題ではない。単純に金なら何度も死の指輪を手に入れればいいだけだし、向こうも金は有り余ってる。 なので救出の依頼となると報酬はレアアイテムだ。例えどんなお人よしPTに依頼するとしても、カシナートだのマラーの兜程度は無いと門前払い。 当然そんなのは9階探索パーティの自分らが所持している筈もなく、結局自分らで救出するしかないのだ。 「ま、何とかするか。ある意味あいつらのお陰でこうなったんだし」 チラッと両脇を見やる。綺麗な寝顔がスースーと寝息を立てている。 天使の寝顔を見ると、やっぱ引退して幸せな家庭築こうかなとか思えてくるが、懸命に振り払って決意を新たにする。 「よし、救出作戦頑張るぞ!」 だが、 「それはそれとして、残り6日はこの部屋に止まらないと宿代勿体無いもんね。来週から頑張ろう、うん」 本当に頑張れるのか不安になる言葉を続けた。
1週間が経ち、シーフ達は迷宮探索を再開した。 死体放置区画が9階エレベーターから遠くない為、新たに前衛を雇う必要は無いとの結論に至った。 というかその気になればマラーで行って帰って来れるのだが、玄室の為1度は戦う必要がある。 ACが軒並み高い3人なのにまた忍者だの麻痺持ちだのに出くわしたら今度こそ全滅だ。 僅かな油断で命を落とすのが迷宮だけに、準備に準備を重ねても過剰という事はあるまい。 一応キャンプを張ったまま死体を残してきており、魔物に食い荒らされる心配もないから尚更だ。 「ここが2階か。初めて来たなあ」 「パラレルワールドだとここの金の鍵が必須アイテムらしいけど」 「私たちには関係の無い話ね」 2階に降り立つ。理由はレベル上げだ。 最初は定石どおりマーフィー通いを考えたが、物理火力が圧倒的に足りない自分達では効率が悪すぎる。 なので次善策としてクリーピングコイン養殖を行うことにした。コインが相手なら自分らの命中率でも簡単に数を減らせるからだ。 またシーフもプリーストもボッタクル販売では最高の防具を身につけており、2階の敵が相手ならウサギやゾンビが出てきても対処可能。 唯一メイジだけが不安だが、だからといって特殊技能の敵がいないエリア、つまり1階の雑魚敵を延々駆るのは能率が悪すぎる。 「ローブとマポーフィックあるし、常に防御してればAC5程度の回避率だから何とかなると思うわ」 その言葉を信じて2階にやってきた。 適当な玄室を探索し、奇襲でメイジが麻痺ったりしながらもコインを探してると、ようやくお出まし。 「よし、養殖タイムスタート!」 「まずは7匹以上になるまで待機ね」 クリーピングコインはブレスをはいた! シーフに0のダメージ プリーストに0のダメージ メイジに0のダメージ 「相変わらず扇風機だなあ」 と思ってると 「「きゃあっ!!」」 後ろで嫁達が悲鳴。 「どうしたの!?」 慌てて振り向く。 「いや、その…」 「単にブレスでローブがめくれただけ…」 なあんだ。シーフは安心する。 そういえばメイジは勿論として、プリーストも上半身はブレストプレート+1だが、下半身はこないだと同じようなデザインのスカートだ。 コインのブレスは0ダメージとはいえ、まあ裾が捲れる程度の風量はあったのだろう。 シーフは安心して待機を続ける。
……… ん?待てよ? 「スカートがめくれるって?」 「うん」 「今日はズボンにすれば良かったなあ」 「………」 となるとやる事は一つ。 「チェンジ」 「「チェンジ??」」 ハモる嫁コンビ。 「俺、最後尾がいい」 どうせ待機するならパンツ見ながらのが断然いい。 「…えっち」 「夕べもあんなにしたのにぃ」 「それとこれとは別問題」 別腹である。 「しょうがないなあ」 「すけべな旦那様を持つと苦労するわね」 とか言いつつローブの裾を膝上まで引き上げるメイジさん。 クリーピングコインはブレスをはいた! 「いや〜ん♪」 「えっち〜♪」 この妻達、実にノリノリである。 「ほほう、ピンクとブルーですか。眼福眼福」 養殖終了後にそのまま致したのは言うまでもない。
数日後 「さて、帰りましょ。養殖もえっちも終わったし」 「それにしてもシーフ君今日は激しかったね。履いてなかったから?」 今日はノーパンプレイだった。興奮しすぎたのか養殖中にお尻に顔を埋めてきて大変だった。 「それにしても、この階段の昇り降りって地味に大変よね」 「階段っていうか縄梯子だもんね。普段はエレベーターでの階層移動だったから尚更」 そんな会話を耳に入れながら登ってると、 ポタッ 「ん?」 シーフの額になにか水滴が。 「雨漏り?」 今日は晴れてるはずだし、そもそもまだ地下2階で雨漏りの訳がない。 不思議に思い見上げると、 ポタッ 「うげっ」 正体が分かった。自分の精子だ。 先行するノーパンおまんこから垂れてきたのだ。 普段はパンツで防がれてたが、今日はそれが無い為必然ともいえる。 「顔にかかっちまったよ。気持ち悪いなあもう」 何が悲しくてセルフ顔射なんか。中出ししなければ良かったと後悔してると。 「ノーパンおまんこ?」 改めて見上げる。 すると、行為の痕跡が残るぬらぬらした陰唇が、梯子を上下する脚の動きでリズミカルに見え隠れしている。 その様子は非常に扇情的であり、さっき放出したばかりだというのに下腹に集うものがある。 「よし到着〜」 「メイジちゃん2着でゴール。そして今3着で…どうしたの?」 シーフが最後に1階に到達すると。 「うおおお!辛抱たまらん!」 「きゃあっ!」 抱きつく。そして腰をこすり付ける。 「ま、まだし足りなかったの?」 「し足りなかった!今すぐもう一発しよ、ね?」 「いえ、その、ここ1階だから、他の冒険者に見つかるかも」 「じゃあここの扉の中!ここなら誰も来ないから!」 「えっと、その、街まで待てない?」 「待てない!!」 いつになく強引。 「ど、どうしたの今日は本当に」 「ホビットってこの時期発情期とか、なのかな?」 そんな話は聞いた事ない。というかノーパンの破壊力をもっと勉強するべきであろう。
そして時は流れ、 「マハマン!」 [>ししゃをいきかえらせる 「ん?」 「あれ?ここは…」 「うわあ!忍者の奇襲だあ…って?」 ようやく仲間の救出と蘇生に成功した。 「おk、成功したよ!」 「じゃあ話は後!まずはマラーで退却よ!」 数十分後、ギルガメッシュの酒場。 「成程なあ。俺らが死んでから何ヶ月も」 「苦労かけたな」 「気にするな。逆にこっちがブレスや呪文で壊滅した時もあったんだから」 久方ぶりの再開を喜ぶ。 「ところで気になってたんだが」 「どうした?」 「お前もあいつらも忍者に転職したんだな」 リーダーが乾杯しているエルフコンビを親指で指差しながら聞く。 「あ、ああ。まあね。後衛職のままだとACがどうしても不安だったからね」 内心冷や汗をかきながらシーフ、もとい忍者。 「あ、ひょっとして忍者にやられたのに無神経すぎた?」 「別にそんな事はどうでもいいんだが、まさか盗賊の短刀使った訳じゃないよな?」 ギクッ 言うまでも無いが、盗賊の短刀は下層をひたすら探索してないと見つからないレアアイテム。 救出作戦をサボらない限りは簡単に見つかるものではないが… 「や、やだなあ。タチの悪い冗談はよしてよ。ははは」 「あと気になってたんだが、さっき俺らにマハマン蘇生したよな?」 マッシュが口を挟む。 「て事はあいつら少なくともマスターレベルだ。救出の為に忍者をマスターまでしたのか?」 ギクギクッ 「いや、その、ほら、そうだよ!3人をより確実に蘇生させる為にはマハマンしかないなって」 「ふーん」 疑わしげな目。 「まあ、それはいいとしてだ。もう一つすっげえ疑問点があるんだが」 今度はオルテガ。 「何であいつら老けてないの?」 ギクギクギクッ 「ド、ドウイウイミカナ?ボクワカンナイヤ」 「つまりP→M→NとM→P→Nなんだろ?2度転職したらどう若くても25歳くらいじゃないとおかしい」 「そういやあいつら20歳くらいに見えるよな」 「…しまった。20歳が若さとおっぱいのベストバランスだったから、ついそのまま」 「何か言ったか?」 「イエ?ナニモイッテナイデスヨ?」 「というかさ、明らかにお前も若返ってるよな。お前俺より年上だった筈だろ?」 だらだらだら 冷や汗が止まらない。 13歳が一番性欲旺盛で、硬度的にも嫁達を満足させられる歳だったのが裏目に出た。
と、その時。 「あ、先輩。こっちの時代にいたんですね。探しましたよ」 キタ!救いの神キタ!これで誤魔化せる! やってきたのはパーティの鑑定屋兼銀行員のビショップだ。 「お、お前も久しぶりだな。元気してたか?」 「あれ?お三方。生き返ってたんですか?」 「ああ、今日な。また鑑定宜しくな」 「ええ、こちらこそ。あ、そだ先輩」 シーフから忍者に転職し、且つ忍者が3人いる為、呼び方が先輩に変わっている。 「どした?」 「若返りの石持ってってないですか?ソウ子ちゃんに使おうと思って」 「こっちに持ってこれる訳ないだろ。つーかあの子15歳だろうが。使っても意味ねえよ」 「あ、そか。泉使わないと駄目か」 「どうでもいいけど12歳以下だと同意の上でも犯罪だからな。あとあの子を危険な目に合わすなよ」 「大丈夫ですよ。もうマリクトの回数もカンストしてるんですから。それじゃまた後で」 「「「………」」」 「ったくあのペド野郎が。ってどしたの3人とも?」 まだ核地雷を踏み抜いた事に気付いてない模様。 三連星は色々言いたい事があるのだが、とりあえず順に訊ねてみる。 「あいつレベル36以上なの?」 ドキッ 「え?あ、その…」 「というか今の会話内容、お前らダパルプスの迷宮行ってたの?」 ドキドキッ 「いや、その、あはは…」 「つーかソウ子ちゃんって誰だよ!」 A.KOD世界における荷物管理人兼新銀行員。ビショップお気に入りのホビットの女の子。 「あ、あはは…」 と、 きゃははははっ エルフコンビの笑い声が聞こえてきた。 「でも3人がいたの思い出せて良かったわね。1から戦士育てるの面倒だったし」 「そうよねえ。コッズ装備が忍者駄目なんて知らなかったもん。このままじゃクリアできなかったわ」 「「「「………」」」」 沈黙×4 「「「お前ら今まで何してたあああああ!?」」」 「ひいいいいっ!違うんだああ!最初はちょっと若返りに行くだけだったんだあああ!!!!」 シーフ忍者とドワーフ戦士の人力チェイスが幕を開けた。
以上です。ところで行数制限って32行辺りですかね? 知らなかったので急遽改行箇所増やしてgdgdに
かつてないほどのやりまくり回数GJ
乙でした。 素晴らしい話をありがとう。
この話の続きを書く予定はありますか? もう少し続き読みたいなと思ったので。
催促する困ったちゃんは何度となく見たが ここまで失礼な言い回しも珍しいな
3人とも忍者マスターってことは裸でクエストして 敵の弱い階層ではあたりかまわずセクロスしまくり 繋がったまま歩いたり戦闘したりってことかハァハァ
忘れられた仲間達が気の毒すぎるwww 続編も期待してる。
ネタ成分もさることながら、エロも話もうまくできてて乙とGJしか言いようがない。次の投下もあるとうれしいな。
これは凄い 凄いとしか言いようがない乙
誤爆すまんw;
流れ的に黙ってても誤爆バレなかったのにw
投下します。全13レスの予定です。
>>345 の続きになりますがエロが中途半端に感じたら申し訳ありません。
ただ今回のでやりたかったシチュとネタは出し尽くせたので自己満足だけはしています。
やあ(´・ω・`) うん、「また」なんだ。済まない。 仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。 あの後三連星達は 「やはり後衛はエルフやホビットよりやはりノームだな・・ 今回のでそれが良くわかったよ>>発情生物感謝」 とか言って去っていった。まあ怒るのも当然だ。 ただ去る前にキッチリGとKの称号は貰っていった辺りは流石冒険者。 で、俺らはどうしたかというと、その後も迷宮に潜ってレベル上げやアイテム漁りをしてた。 コッズが使えないから妻達の呪文でガンガン行って、呪文尽きたらすぐ帰還。 おかげで午前中には探索が終了して午後からはちゅっちゅらびゅらびゅな生活だったぜハッハッハッ。 ああ、済まない。別に自慢話をしたい訳じゃないんだ。帰り支度は待ってくれ。 で、だ。そんな日々を送る内に経験値もどんどん溜まっていって、遂に全員がレベル48以上になった。 そう、レベル48と言えば裸状態のACが−8。マポーフィックを使えばシャーマン戦車。 つまり… 「全裸探索が解禁じゃあああああああああ!!!!!」 心から叫ぶ。この日が来るのをどんなに待ち望んだ事か! 単なる男のロマンなだけではない。 裸忍者はアイテムを沢山持てる故、鑑定役のビショップを帯同させなくても良い(前回ビショップがレベル36になってた理由もそれ)。 つまり正真正銘の3人旅が可能になる。 ふっふっふっ、今後は邪魔者抜きでおまんこ眺めながら探索だぜ…と言いたい所なんだけど、実は完全な全裸をやるつもりはない。 嫁達も俺以外の男に見られるのは抵抗あるだろうし、俺も他の男に全部見せるつもりは無い。2人とも大事な大事な存在なのだ。 とはいえ裸忍者という響きは何物にも変えがたい魅力がある訳で、ではどうするかというとあれを着用する事にした。 そう、トーヨーの神秘、FUNDOSHIだ。
あれなら股間はしっかり隠せ、且つ隠してるにも関わらず妙なエロスを醸し出し、裸忍者でありながらもある意味装備を推奨される代物。 俺としてもTバックにも似た後姿を眺めながら探索できて言う事なし。 おっぱいの方はどうしようか今も尚思案中だが(SARASHIもあるのだが、上まで隠したら裸忍者失格ではという意見もある)、 下がFUNDOSHIなのは全会一致で可決しており、先日既に購入済みだ。 そして今、彼女達はこの扉の向こうで試着中。早く着替え終わらないかなあ。ワクワク。 え?覗かないのかって? 別にそんな事しなくてもこの後に…じゃなくて、こういうのは過程も楽しまないと。 「「おっけーだよー」」 キタアアアアアアアアアアアアアアア!! 逸る気持ちを抑えつつドアを開ける。洞窟みたく蹴飛ばしたい衝動に駆られたが後で宿屋のオヤジに修理代請求されるのも嫌なので普通に開ける。 そういや洞窟の扉って数多くの冒険者が蹴飛ばしてるのに一向に壊れる気配無いけどどんな施錠してんのかね? と、そんな事はさておき。 「じゃーん♪」 「えっと、どう、かな…?」 最高です!! なにこれひわい。 映像で表現できないのが皆に申し訳ないね。 上質な白色がすらりとした腰つきや脚に映えるなあ。超ミニスカートのような前垂れ布も、隠してるのに情欲をそそるそそる。 そして何といっても後姿!尻肉が惜しげもなく俺の目の前に。何度も視姦し揉みしだいてきたけれど、こういう形で眺めるのもまた違う趣が。 ある意味この姿すらも他の男には見せたくないなあ。でも一応隠してる訳だし、トーヨーでは水着としても使われた代物らしいし… うん、あまり宝物を独占するのも変な恨み買うからね。多少なりとも皆にお裾分けしないと。 と、股間に位置するホビット目線だとある事に気付いた。 「えっと、ちょっと言いにくいんだけど、脇から少しはみ出てるかも。お毛々」 前垂れで隠れてるから普通は分からないだろうけど、今の俺はちゃっかり捲ってジロジロ眺めてた訳で。 「あちゃあ。さっき一応処理したのにライン甘かったかな」 「思ってたよりも食い込んじゃったからね。もう一回処理しないと」 「あ、じゃあ俺やるよ」 というかやりたい。 「じゃあお願い。痛くしないでね」 「男の人にしてもらうなんて、初めて…」 何故嫁達はわざわざいやらしくおねだりするのか。 そして何故それだけで俺のパイソンが猛り狂うのだろうか。
「じゃあ、行くよ」 「うん」 まずはくーちゃんから。あ、くーちゃんってのは俺の嫁その1ね。 ほら、以前はメイジちゃんとかプリーストちゃんって呼んでたけど、今は俺も含めて忍者だからさ。 なのでくのいちから取って「くーちゃん」と「のんちゃん」。 え?「いちちゃん」はいないのかって?いるわけねーじゃん。強いて言うなら俺が「いち」かな。 いやいやいや、俺はキチンと男のままだって。性転換した訳じゃない。 じゃあ何で俺が「いち」かというと、ちょっと紙とペン用意して漢字の「女」を書いてみてくれ。そしたら上下逆さにする。 すると「く」と「ノ」が上半分で交わって、下半分を「一」が貫いてる形になってるだろ? そしたらその「く」「ノ」「一」を俺と嫁さん達にそっくり置き換えて想像してみてくれ。 ほら、嫁2人がベロチューしながら俺に跨ってる構図に見えてこない?しかも俺との交差点が位置的に俺の顔面や股間辺りで。 見えないかなあ?まあ見えても見えなくてもそういうことにしといて。 とまあ10行近く無駄に費やした所で無駄毛処理に入る。ゆっくり丁寧に抜かないと痛いだろうから慎重に。 「痛っ!」 早速やらかした。 「ごめん」 「ううん、気にしないで。どうしても多少は、ね?」 うーん難しい。そもそも目の前に布越しとはいえおまんこがあるのに冷静な作業できる訳がない。 とはいえ自分らで処理したと言ってた事もあり、はみ出してる本数は少ない。 ぷつっ スッ 上手く根元まで引き抜けるのもあれば切れてしまうものもありなかなか難しい。女性は普段からこうやって無駄毛処理してるのかと思うと恐れ入る。 別に俺自身は毛深くても構わず愛せるが、やはり見た目的にも整ってた方が好ましいし、舐める時も助かる。 そういや俺もしてもらってるんだからある程度陰毛の処理はした方がいいんだろうか。でも男がやるなんて聞いた事ないしなあ。 とまあそんな事を考えながらやってたからなのか邪念が入らずにスムーズに進んだ。 「ふぅ」 目ぼしいのは抜ききって一息つく。手も多少湿っている。珍しい、テレポーターの解除でもこんなに汗ばんだりしないのに。 やっぱ女性の大事な所を弄ってるという緊張感なんだろうかと思ったが、どうもおかしい。 これは、汗ではない? よく目の前を観察する。上質な白布に包まれた陰唇がうっすらと透けて見えるような。というか濡れてないですかおぜうさん? 「………」 顔を見上げると目が合った。そして気まずそうに頬を染めてる。 夫に無駄毛処理されて発情する恥知らずな嫁がいた!
ふむ、そんないやらしい娘さんには性的なおしおきを、といきたいんだけど、まだのんちゃん残ってるんだよね。 後回しにして致すと、のんちゃんをないがしろにしてるようだしねえ。 ここは心を鬼にして、あくまで無駄毛処理のみを遂行する。 スッ プッ ああっ!目の前でおまんこが誘ってる!涎だらだら垂らして俺のちんちん求めてきてる! 駄目だ駄目だ駄目だ!誘惑に負けちゃいかん!! 「はあっ、はあっ、終わったよ」 ふぅ、勝ったぜ俺は。そしてある意味期待に応えなくてごめんねくーちゃん。この埋め合わせはいずれ肉体的に。 「じゃあ次わたしね」 オッケー。これが終わったら2人同時に愛してあげるからねって初めからびちょびちょになってるーーーー!!! 「えへへ」 そんな幼女みたいな笑顔とは間逆じゃないですか、ここ。完全に男を知り尽くした女のそれじゃないですか姐さん。 「だってぇ、なんか見てるだけでえっちな気分になっちゃったんだもん」 落ち着け俺。素数を数えて落ち着くんだ。えっと、2乗すると−1になる虚数と実数の組み合わせってこれは複素数だ。 うーん、愛液でぬるぬるして滑るし、何より興奮して指先がおぼつかん。おまけにくーちゃんより若干処理が甘いから時間掛かりそう。 こうなったらさっさと終わらせてそのまま3Pだ。3Pの為に一刻も早く終わらせねば。 プツッ プチッ いかん、切れてしまうのが多い。落ち着け俺。素数を数えて落ち着くんだ。 自然数の約数の事を指し、別名素因子ともいう、ってこれは素因数だ。って素因数も素数の事じゃないか! うん?なんか赤くなってきたぞ。ちょっと乱暴に抜きすぎたか。丁寧に丁寧に。 でも赤みがかった無毛の大陰唇ってのも非常にそそるものがあり、今すぐ嘗め回したいですはい。 「んっ…ふぅ…」 明らかに痛みに耐えるのとは違う声が聞こえてくるけど聞こえないふりしつつ、ようやく作業を終えた。 俺、頑張ったよ!
「あ、終わった?それじゃあ」 覗き込んでたくーちゃんが、言うが早いか、のんちゃんに覆い被さる。 「はい、どうぞ♪」 いただきます! そのまま2人の間に突っ込む。 「「んんっ!」」 布越しに俺の陰茎の形を感じ取ったのか、くーちゃんとのんちゃんが同時に喘いだ。 上質な素材を使ってるってのもあるけど、愛液を吸いまくっててものの見事にぬるりと滑る。 おまけにその布がぷちゅぷちゅといやらしい音を立てるものだから余計に興奮が増す。 抽送を繰り返す度に、いつもより滑らかに、いつもより摩擦が強く、そしていつもよりぬめりを多く感じ取れる。 下着越しというアブノーマル気味なシチュエーションが、俺にも彼女達にも妙な高揚感をもたらしてるのかもしれない。 「んやぁ、あんっ、んあっ、ふあっ」 「ふぁぅ、んっ、んんっ、あんっ」 2人もいつもより感じてるように見える。クリトリスの包皮が布の向こうで剥けたのかもしれない。 そして一度剥けると今度はその布が邪魔して戻らないだけでなく、一番敏感なところにピタリとくっついて強い刺激が2人を襲う。 そこを更に俺の亀頭がずりずりと前後に擦るわけだから受け取る刺激はそれはそれは大きいのだろう。 その証拠にのんちゃんの顔が呆けてきた。完全によがってる。 多分俺の顔もだらしないだろう。口が開いてるのに今気付いたくらいだ。 だが、それを直す暇があるのなら1回でも多くこの淫溝に突っ込みたい。布越しに絡み付いてくる陰唇を心行くまで擦りあげたい。 「やぁっ、んぅ、やぁあ」 「だめ、きもち、いい、これ、へんな、かんじぃ」 じゅぶ、じゅぶ、ぶちゅ、ぐちゅ 水気交じりの摩擦音が耳に心地よい。 「やぁ、いっくん、いつもより、はげし」 「うん、それ、に、おっきぃ」 発情おまんこを前にお預けを喰らい続けたからなのか、俺の硬度も膨張もいつもより増してる気がする。 自分自身でそう感じるくらいなのだから、実際に体験している彼女達にとってはもっと感じるのだろう。
「ねぇ、のん、ちぁん」 「うん、んんっ、んぐっ」 嫁達が唇を重ねる。この体位の時の恒例行事になりつつある。 最近はディープキスのみならずお互いに胸も愛撫している。 レズに目覚めつつあるんじゃないかと多少心配にもなるけれど、たとえそうなったとしても俺も混じれるのであれば何も問題はない。 ずちゅ、ずちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ 雁首が濡布越しの柔唇に絡むごとに精巣が活発化していくのが直感で分かる。最初から興奮状態にあったせいか持ちそうに無い。 「ごめん、そろそろ出るっ!」 「だいじょおぶ、きて」 「あたしも、あとちょっとでいくからっ!」 ずっちゅずっちゅずっちゅ ぐっちゅぐっちゅぐっちゅ 「駄目だ!イクッ!!」 これ以上堰き止めるのを諦め、怒張のリミッターを解除した。 びゅるびゅるびゅるっ!! 「ふああっ!」 「あっつい…」 閉ざされた陰唇に遠慮なくぶちまける。あとで洗濯大変だなとか一瞬思ったけど、愛液塗れの時点で洗濯確定だったなあとか思ったり。 それにしても今日1発目とはいえ結構な量だ。こんな調子じゃその内精巣が過労死しないか心配。 「あは、いっぱいでたね」 「クリちゃんに熱いのきて、あたしもそれでイッちゃったぁ」 何とかパートナーの絶頂までは耐える事ができたようだ。でも精液の熱さでイッたなら若干フライングしたのかな? それにしても直接突っ込んだ訳でもなく、ましてや障害物すらあったのに嫁達のおまんこ気持ちよすぎでしょ。ありえん。 「でもいっくん、今日は激しかったね。ふんどしに興奮したの?」 「変態さんな旦那様を持つと苦労するわねえ」 無駄毛処理で濡れ濡れになってた変態な妻達が何か言ってる気がしたが聞こえてない。 何か言ったの? 俺のログには何も無いな。
「いよいよこの日が来たのね」 洗濯で一日延期してしまったが、遂に裸忍者デビューの時がきた。 尚、会場はワードナ事務局。こっちならクリティカル出なくても手刀のダメージだけでも倒せる。 テレポーターのリスクに関しては、基本的に回復の指輪所持テーブルの敵だけ倒すようにすれば大丈夫。 マイルフィックら5強も無視しなくてはいけないのが辛いが、ちょっと前ならともかく、今は失う物が大きすぎるから仕方ない。 まあ、それを言ったら今後は装備品自体がいらないっちゃいらないんだけど、 「僧侶の指輪が手に入ったら婚約指輪にしましょうね。あれ綺麗だし値段も高いし」 「じゃあ装飾が地味な回復の指輪は結婚指輪ね。実用的な意味でも」 こんな感じで妻達が指輪ハントに熱入れてるんだもん。 ちなみに指輪だけならポーフィックの指輪がボルタックの在庫に腐る程あるんだけど、 「えー1万円の指輪?きもーい。安物が許されるのは小学生までだよねーきゃはは」 とか言われそうなので却下。あ、でも俺1歳若返れば小学生になるんだっけ。 そんなこんなしてる内に8・2・8にマラーして探索開始。和風Tバックが目と股間に嬉しい。 おっぱいに関しては悩みに悩みぬいたが、SARASHIを使うと「人妻のくせして羞恥心を捨てれないエルフ忍者がいた!」とか ギルガメッシュで晒されそうなので泣く泣く隠すのを諦めた。 もっとも妻達はそれなりに割り切っており、最後まで駄々こねてたのは俺なんだけどね。 だってさあ、彼女達のおっぱい見ていいのは俺と将来の子供だけにしたいじゃん。ホビットとエルフで受精するか分からんけど。 とはいえ決まったものは仕方ない。こないだも言ったけど少しは周りにお裾分けしないとね。 おっと、気付けば最初の扉の前に。 「じゃあ、いくからね」 モンスターはまだこちらに気付いていない。 「お、ラッキー。しかもフロストジャイアント4匹とは幸先がいい」 当然フルボッコ。そして罠解除タイム。 「えっと、メイジブラスターかな」 「あら、くーちゃんはメイブラ?私はプリブラかなって」 「これはプリブラだと思うよ。くーちゃんハズレー」 こんな風に多数決をとればカルフォを使わなくても何とかなる。 「幸先悪いなあ。名誉挽回で私に解除させて」 「いいよ。どうせ発動しても意味ないし」 今日からはペド野郎がいないからね。いたら嫁達にこんな格好させてないけど。
それにしても、 「いい眺めだなあ」 こちらにTバックの尻を突き出して罠解除に励むくーちゃん萌え。 うーん、悪戯心とマイサンがむくむくとしてきたぞ。 どれどれ、 「ひゃあっ!」 流石に濡れてない上に褌越しだと入り口で止まっちゃうね。 「ちょっといっくん!?」 「大丈夫。気にしないで解除解除」 「こんな、できるわけないひゃうん!」 おまめちゃんはこの辺かな? 「うぅ、いっくんのスケベ!変態!絶倫!」 全部褒め言葉に聞こえるのは気のせいだろうか。 「なるほどー。識別ミスするとこういうお仕置きなのね」 別に罰ゲームじゃないんだけれど、面白そうなので黙っておく。 「じゃあ私は乳首ちゃんをいっただっきまーす♪」 「ひゃっ!ちょっとのんちゃんその位置は普通に邪魔ひゃうん!」 「はいひょふふぉ。ひょーへのひゃまひふぁいから(大丈夫よ。両手の邪魔しないから)」 カチャ ?剣を手に入れた。 「あ、終わっちゃった」 もう終了か。残念。 「うぅ、中途半端に火ついちゃったじゃないのよぉ」 ごめんごめん。でも多少お預け喰らった方が後で、ね? 「こうなったらさっさと6部屋踏破して宿に帰るんだから!」 多少怒ってて、且つ興奮してる表情も可愛いなあ。
そして2部屋目。 「ガス爆弾」 「同じく」 「今度は皆一緒か」 幾ら忍者の識別率が低いとはいえ全員正解する事もある。 「じゃ、これはいつも通りいっくんがお願いね」 ほいほい。普通の解除は一番レベルが高い俺の出番だ。 つっても全員レベル37以上なんだから誰が解除しても失敗しないんだけどね。 くちぃ 何の音だ?というか聞き覚えありまくりなような。 「んっ…」 って何こんなところでお股摩ってますかおぜうさん。 「だって、いっくん達のせいでずっとむずむずするんだもん」 宿まで我慢しなさい。というか何故俺の目の前にやってくる。 「大丈夫。罰ゲームじゃないから邪魔しないよ。邪魔はしない」 あの、肉体的に妨害してなければいいってもんじゃ、ってもうそんなに濡れてるの!? 「なるほどー。罰ゲームじゃない時はこうすればいいのね」 何でのんちゃんも来ますか。そしてオナニーしますか。 ああもうっ!目の前の鍵穴よりも上の膣穴の方が気になって仕方ないじゃないか! カチッ ?薬を手に入れた。 ?鎧を手に入れた。 「あ、終わっちゃった」 「もうちょっと見せつけながらしたかったのにぃ」 そういうプレイも悪くないけど宿屋でね。
そして、ちょっと省略して5部屋目。 「たぶん、毒針じゃないかなあ」 「自信ないけど同じく毒針」 「………」 やべえ。メイジブラスターにしか思えなかった。 「きた!リベンジきた!これで勝つる!」 「バキュームフェラの封印が解けられた!」 それは罰ゲームと言うよりご褒美な気がするけど、どちらにせよやっちまったい! 「ふっふっふっ、覚悟してね♪」 「どんなに気持ちよくても出しちゃ駄目だからね。ずっと寸止めしちゃうんだから」 はぁう! 毎日してくれてる筈なのに、今日は一段と激しい! じゅるるっ!ずるっ!ぢゅぶぶっ! そんな下品な音立てられたらもっと勃起しちゃうじゃないか! 「ふぉらふぉら、ふぁふぁくふぁらふぁいふぉ(ほらほら、早く罠解除)」 口の中でもごもごしながらしゃべらないで!地味に感じるから! うぅ、はやく解除して、この天国な地獄から開放されないと… *おおっと メイジブラスター* 「え?」 「へっ?」 「ふぁれ?(あれ?)」 えっと、これはつまり…
「俺だけが正解だったって事じゃないか!」 2人して間違えて、しかも同じ間違いとかやられても困るんですけど! 「あ、あはは…」 「ま、まあ気持ちよかったからいいでしょ?」 良かったけど良くないよ!こうなったら今から罰ゲーム! 「え?でも宝箱はもう開けちゃって」 その点はご心配なく。実は今入ってたアイテムって?護符が2つだったんだよね。 「それがどうかしたの?」 この手頃な大きさ、入れるに丁度いいと思わないかなあ? 「「………」」 大丈夫。ふんどししてるから落ちないって。そもそも2人の締まりなら杞憂だけど。 「はうう…2人ミスだからリアルな罰ゲームになってるぅ」 「せめて、せめていっくんが入れて、ね?」 当然。それじゃ早速開通式じゃあ!!
その日の午後、ロイヤルスイートの一室。 「んっ、んんっ、んぐっ」 「んぅっ、ふうっ、んあっ!」 くーちゃんとのんちゃんが舌を絡めあう。同時に俺の一物がくーちゃんの膣を突き上げ、 俺の舌がのんちゃんの陰唇と陰核をいやらしくなぞる。さっき説明した逆くのいち体位だ。 「やぁっ、クリちゃん、くちびるで、はさまれるの、よわいのぉ!」 「おちんちんも、すっごくかたくて、あたしもう、いっちゃいそお!」 俺も限界だ。さっきのバキュームで半端に目覚めさせられており、今すぐにでもこの暖かい柔襞に欲望をぶち撒けたい。 「だめっ!イッちゃうぅぅぅぅ!!」 「いっくんも、あついのだしてええええ!!」 くぅっ! どくん!どくんどくん! どぷっ、どぷぅ… はぁっ…中出し最高。 「えへへ、いっくんの精子を感じてる時が一番幸せ」 「今度は私の中に出してね」 勿論さ。やりたい盛りの肉体年齢はこの程度じゃ終わらないよ。 「それにしても」 ん?どしたの? 「この話、どうやってオチつけるの?」 そんなメタな。 ……… やべ、特に考えてなかった。
「どうするの?」 どうするのっつわれてもなあ。 よし、ゲイの軍人さんに来てもらって「馬鹿げてる」と言って貰おう。 「その人故人でしょ」 そうだった。じゃあ… 「こんなのまるでスペインの宗教裁判だ!」 これならどう? 「そんな都合よく来る訳…」 「スペインの宗教裁判官が出てくるなんて思ってなかったろう?!」 うわっ!本当に来た! って言うかお前ラックジョヴァーじゃねえか!シナリオ4に帰れ! 「ファングプリーストのが良かったか?」 そういう問題じゃねえよ。 「そうよね。ファング役の人、いまや超大物だし」 くーちゃん、そういう問題でもない。 「というか3P現場に踏み込むとかいい度胸してんじゃねえか。覚悟できてんだろうな?」 嫁のおっぱい拝んだ奴を生かしとく訳にはいかん。洞窟内でも、外でもな。 「いやいや、我々は友好的だよ。むしろ混ぜてほしいくらいで」 「本当に死にたいらしいな」 「いやいやいや。実はさっきから覗き見てたGRD.INQUISITORちゃんが発情してて大変なんだ」 お前らの紅一点のビショップが? 「さっきから宝物のビッシュの舌を使って擬似クンニしてるんだ」 レアアイテムんな事に使ってんじゃねえよ!
以上です。お粗末様でした。
乙でしたー。 こういうノリはかなり好きです、というかけっこうツボったかもwww 落ちのとこが落語っぽいのもよかったな。
モゲロ!やりすぎてチンチンもげちまえ!
もげろとしか言えない 上は和風ということでミニチュアNORENを左右二枚垂らしてみたらどうだろうか
いいんだよ エロけりゃオチなしでも
今年に入って3人も取り上げるとかスペインの宗教裁判官大人気だな
死んだオウムならぬ死んだノームってネタもあったんだけど エロ要素が一切無かったので没になった
保管庫管理人さんの帰還報告がなかなかない件について
覚えてないんだけど、もしかして3.11以降、姿が見えないって事?
恒例の旅行後に音沙汰無いって事でしょ こういう時の為のカンディじゃないか
毎年恒例らしいハイウェイマンですね。 11-447です。毎度下らない話を一つ。 プロバイダの規制が解けたようなので、もろもろの投下チェックを兼ねて小ネタを投下致します。 投下の際にしばらく間が空く可能性がありますが、予めお詫び申し上げます。 これまで書いてきたものとは時系列が多少ずれていますので、繋がりは考えずにお読みください。 * 注意点 * は特に無し。 例によって馬鹿馬鹿しい話ですので、重厚で濃厚でエロスな世界観をご所望の方は読み飛ばしてください。 相も変わらずエロ成分の少ない話ですが、どうか多めに見ていただけると有り難いかと。 では以下、タイトル未定の小ネタ投下開始。
382 :
11-447 :2011/07/19(火) 21:45:33.39 ID:eiftwoxG
ちょっと、なんなんですか。いいとこなんですから、邪魔しないでください。え、なにしてんのかって? 見り ゃわかるでしょ。覗きですよ、の・ぞ・き。わかったら、あっち行っててくれませんか。 ん? 見りゃわかるって言われても見えない?……ああ、あたしとしたことが、そういえば、ここダークゾー ンでしたっけ。つい自分の基準で話をしてました。こりゃあ失礼。おお、改めて見てみると、こりゃまた結構な 別嬪さんだ。 ええ、見えてますよ。まあぶっちゃけた話をしますとね、あたし、ナイトストーカーなんです。あたしらはダー クゾーンの中でも目が利くんですよ。だから、姿が見えないと思ってこんなとこで楽しんでるあちらさんみたい なのもね、全部見えちまうわけですな。ええ、そりゃもうなにからなにまで全部。ぜーんぶ見えてます。 しかし、あなたもよくあたしを見つけましたね。玄室で出くわすならともかく、覗きの最中にダークゾーンで あっさり見つけられちまったら、あたしらダークストーカーの商売上がったりです。あたしもよくよく注意して潜 んでたつもりなんですけどね。 え、匂った? そりゃ、いわゆる第六感的に「臭う」ってやつで……違う。あたし、臭いですかね。これでも結 構綺麗好きで、清潔にしてるつもりなんですけど。ああ、大丈夫? 本当に臭くないですか? それなら良か った。……へぇ、そんなに鼻が利くんですか。なんだか生々しい匂いがするから、それを辿ってきたら、たまた まあたしを見つけた? まさか。本当に? いや、そりゃ凄い。ええ、ええ。信じますよ。現にあたしはこうして 見つかっちまったわけですし。 え、今どんな感じかって? どんなって……ああ、覗かれてる連中のことですか。冒険者の男と女が一人ず ついますね。男の方は革鎧で、盗賊にしては結構いい体格してますよ。女は小柄なローブ姿。彼女は魔術師 でしょうな。ん、そういうことじゃなくて、今の状況? えっとね、女が立ったまま捲り上げたローブの裾を口に 咥えて、男が……あれはへそを舐めてんですかね。ずっと口を付けたまま……あー、いや、あなたみたいな若 い娘さんにはちょっと言いにくいことをしてますな。 構わないから先を続けろ? よござんすか? 後でいやらしいとか怒ったりしません? じゃ、続けましょ。そ う、男が女のへそにキスをしながら、自分のナニをしごいてます。ええ、ナニを。あーあー。女の方はくすぐった いんでしょう。全身を振るわせちまって……ありゃ、彼女も立ったまま自分で始めちまいましたね。単に興奮し てただけですか。 へ? 見てるだけで襲わないのかって? なに言ってんです。わかっちゃいませんね。覗きには覗きなりのプ ライドってもんがあるんです。あくまで見るだけ。手は出しちゃいけません。まあ、娘さんにこんなこと言っても わからないと思いますが――え、そうじゃない? 魔物だろって、そりゃあたしは魔物ですが?……ああ、なる ほど! そういうことですか。 いや、あたしは今日、迷宮守護の仕事は休みですから、冒険者を襲ったりしませんよ。それに、あたしの持ち 場は地下五階から十階です。管轄外で仕事なんかしちゃ、お偉いさんに怒られちまいます。まあ、本当はこの 階にいちゃいけないんですけど、見つかりさえしなきゃ、問題無いでしょ。……ありゃま! こりゃまずい。考え たらあたし、もうあなたに見つかっちまってますね。こりゃ参ったな。どうか、ここであたしと会ったことは内緒に しといてくださいませんかね。 ……そりゃあ、ありがたい。いや、上役がうるさいもんでしてね。本当に内緒にしといてくださいよ。あたしゃ 怒られちまいます。そう? なら、あたしも一安心です。……え? 内緒にする代わりに話を聞かせてくれ? いやぁ、あたしも話好きな方ですけど、あたしなんかの話を聞いても、そんな面白い話なんて出てきやしません よ。……いいんですか? まあ、あなたみたいな若い娘さんがそうまで言うんなら。あ、声のトーンは落としてく ださいね。あたしらがここにいるってばれちまいますから。 ええ、ええ。休みの時はよくここに来てますよ。奴さんたちね。この時間には大抵あそこで楽しんでるんです。 ここ、昇降機のすぐ近くでしょ。そう、冒険者風に座標で言うんなら、E9-N6、B1Fですか。中級以上のパーティ ーなら毎日みんなこの通路を通ります。でも手慣れた連中はみんな東側の壁沿いを歩きますし、通路のこっち 側を通る人なんて滅多にいやしません。奴さん方、そこに目を付けたんでしょうな。
383 :
11-447 :2011/07/19(火) 21:46:12.86 ID:eiftwoxG
自分たちが楽しんでるすぐ隣のブロックを、なにも知らない他の冒険者たちが大挙して通り過ぎていく。時に は結構な人数が昇降機の前で順番待ちしてますし、もしかしたらその中の誰かに気付かれるかも知れない。 でも、もし気付かれたとしても、なにせダークゾーンですから、自分たちの顔を見られる心配はない、と。ちょっ と冒険はしてみたいけど、露出するのには抵抗があるってとこでしょうかね。まあ、あたしにはそんなのお構い なしに一部始終が丸見えなんですけど。 いや、実際には気付いてる人も結構いるみたいですよ。熟練の冒険者なら気配ぐらいは感じるもんですから。 そうそう。前に一度、物好きな連中がちょっかいを出しに行ったんですが、その時は奴さん方、すぐに呪文で転 移して逃げちまいましたね。でもまあ、大抵は気付いてもわざわざ確かめに行きませんから。なにをやってるか まで察してる勘のいい連中ならなおさらです。 しかしねえ。あたしが冒険者だった頃も、迷宮の中でおっ始める連中ってのはいましたけど、一応は気を遣っ て、人の来ないところでこっそりとするもんでしたよ。いくらダークゾーンだからって、こんな人通りの多いところ でなんて、考えもしませんでしたけどね。いや、あたしが知らないだけでそんなこともあったのかなぁ。 冒険者だったのかって? ええ、実はあたしも元は人間でしてね。こう見えて、なかなかに信仰心に厚い僧 侶だったんです。でもね。迷宮に潜ってるうちに、魅せられたってんでしょうか。すっかりこの空間の虜になっち まったわけでして。ええ、ええ。最初はあたし自身も、自分にそんな面があるなんて、思ってもみませんでした。 でも、こう、なんて言うか、重い石組みに囲まれた閉塞感。この息の詰まるような、なんとも鬱陶しい感じが、 やけに性に合ってたんですな。そのうちに冒険者は天職だとさえ思うようになってましたよ。そりゃあもう迷宮 に潜るのが待ちきれなくて、毎朝、早くから目が覚めて仕方なかったもんです。 で、そんなある日のことでした。仲間の盗賊が地下四階でテレポーターを発動させちまいまして。これがまた、 飛ばされた先が同じ階の南西部。えーっと座標だと……あ、知ってます? あそこにある有名な回廊。そう。出 口が無いんですよ。魔術師はまだマダルトをおぼえたばかりでしたし、当然、あたしもロクトフェイトなんてもん は使えやしない。 それで、助けもこないまま、どこからか湧いてくる魔物を狩っては、その肉を食べて飢えを凌いだりしてたんで すが、それにも限界があります。なにせ迷宮の中じゃ満足に休息もとれませんし、呪文が切れた後は、もうじり 貧。それに、明かりのほとんどない迷宮の中で、何日も太陽を拝むこともなく過ごしてたわけですから、地上より も迷宮の方が好きなあたしはともかく、仲間たちは次第にどこかしら壊れていくわけですよ。 まあ、それから色々とありまして、仲間が一人減り、二人減りしていき、最後に私だけが生き残っちまったん です。で、どれぐらいの時間が経ったのか、私ももう駄目かな、まあ大好きな迷宮の中で朽ちていくなら本望か、 とか思ってたんですが、一向にお迎えが来る様子がない。 そこでね、ふと疑問に思ったわけですよ。仲間もとっくに骨だけになって、あたしももう何日も飲み食いしてな いのに、腹も空かないのはちょいと変じゃないかって。なんていうか飢えみたいなのは感じるんですが、空腹っ てのとはちょっと違う。それどころか、なんだか目も以前よりよく見えるし、患っていた痔も痛くない。 なによりね、魔物に襲われないんですよ。部屋に連中が入ってきて、いよいよあたしも仲間のところに行く日 が来たかと覚悟しても、奴さんがた、むしろ私を避けるようにして去っていくんです。 それでね、ある日とうとう、通りがかった魔物にこちらから声をかけてみたんです。いや、これがまたもの凄くあ たし好みの女の魔物でしてね。なんて言うか、ビビッときたんですな。もし声をかけて襲われるにしても、この 相手にだったら悔いはない。なんてことを思ったりしまして。 でもね、彼女はそれがさも当然のように、普通に私と会話をするんですよ。「たまの休みを利用して、モンス ター待機所の跡地を散策に来たの」とか、「あなたもここに興味があるの?」とか、そんな感じに。それで、あ たしは彼女に聞いたんです。なんであんたはあたしを襲わないのかって。そしたらね、彼女、なんて言ったと 思います? 怪訝そうな表情を浮かべて「あら? あなた……同族かと思ったけど、まだ堕ち切れてないのね」 って、こう言うんですよ。
384 :
11-447 :2011/07/19(火) 21:46:37.01 ID:eiftwoxG
そう、あたしは闇の中で暮らしてるうちに、いつの間にか、そちら側からこちら側に足を踏み入れちまってた んですな。それで、あたしは彼女に最後に残った精気を……いや、性器じゃないです精気。精の気。そう、その 精気をズッキュゥゥゥンっと吸われて、晴れて迷宮の住人、ナイトストーカーの仲間入りをしたってわけです。 人間やめてからも、まあそれなりに楽しくやってましたよ。大好きな迷宮のあちこちを、その彼女と冷たい手 と手を取り合って彷徨っては、時々、冒険者から精気を頂戴したりしてね。そのうち、彼女ともいい関係になっ て、迷宮の暗がりでアレしたりして。そう、アレですよアレ。男と女のエンカウント。で、気付けばいつのまに かカミさん持ちです。ええ、その時のナイトストーカーがうちのカミさん。いやぁ、あたしがいうのもなんですが、 うちのカミさんがまた――。 え? アンデッドにカミさんもなにもないだろうって? 馬鹿言っちゃいけません。不死族なんて一括りにされ ちまってますが、ゾンビやライフスティーラーなんて死体に毛の生えた連中はいざ知らず、高等なアンデッドに はそれなりの生活ってもんがあるんです。まあ、あたしは生きてないから生活というか死活っていうんでしょう かね。 娘さん、あなた結婚は? ああ、結婚はしてないけど、男はいる。上手くいってます? えっ、そんなに? 本 当ですか。かーっ、そりゃ凄い。いや、こりゃあんたの彼氏が羨ましい。いやね、連れ合いは大事にしないとい けませんよ。 おっと、ちょっと待ってください。奴さん方、いよいよ本番かな。あなたも聞きたい? そんな顔して、意外に好 きなんですね。まあ、いいでしょ。 今はね、女が壁に片手を付いて尻を突き出して、もう一方の手で後ろ手にローブの裾を摘んで持ち上げ…… うーん、割れ目ちゃんは見えそうで見えない。その後ろに男がしゃがんで膝裏を舐めて……ほら、もうちょっと 上……よし、太腿に舌を這わせて……また膝裏。よし、よしよし。ああ! ほらいけって。そう、もーうちょっと上! そうそう、そのまま顔を埋めて……え、なに? 声が大きくないか? 大丈夫。ダークゾーンは音の通りも悪い ですから。あたしはプロなんです。その辺は心得てます、大丈夫。 よし、そう。腰をぐっと抱き寄せて、ちろちろと焦らして焦らして……いかない。ん? ああ、そっちに。そのま まつーっとスジを伝って、尻肉を両手でぐっと広げて……いった! そうそう、もっと奥まで舌をねじ込んで、差 し込んで、ほじくり返して――。 * * * ふぅ。……しかし、娘さん。あんたもかなりに大胆というか……もうなんか通り越してますね。あたしもさすがに 初対面の人の前でってのは我慢してたんです。でも、そのあたしの前であんたの方が先に自分で始めちまうん ですから。いやあ、こんな別嬪さんが自分でねえ。ホント、あたしも自分の目を疑いましたよ。 え? あたしから同類の匂いがした? って、同じ性癖の持ち主ってことですか。いやいや、あたしは人前で 抜くなんて経験初めてですよ。……でも、まあ、あたしもずっと一人で覗きをやってきましたけど、こう、新しい 方向性が見えてきた気がします。いやぁ、趣味を同じくする覗き仲間がいるってのはいいもんですな。 本当にこう言っちゃあなんですが、若いのに相当な好き者ですね、あんたも。そんなに褒めるな? うーん。 これを褒め言葉として受け取れる方はなかなかいやしませんよ。いえいえ、勿論褒め言葉です。 ところで、大丈夫? あたしのかかりませんでした? ああ、かかっても害は無いですよ。あたしらが出すの はエナジードレインした精気の塊みたいなもんですから。むしろあんた方の体にはいいぐらいです。 さて、奴さん方も一休みみたいですし、その間に話の続きといきましょうか。えーっとなんでしたっけ。……あ あ、そうそう、うちのカミさんの話。ありゃあいい女でしたよ。正直、胸はちょっと慎ましやかで控えめでしたけど、 これがまたいい尻をしてまして。それをこうグッと持ち上げて後ろからあ……え? なんです? あんまり人の 話の腰を折るもんじゃありませんよ。なに、よくよく考えてみたらアンデッドに性器は必要なのかって? そりゃ まあ、アンデッドにだって夜の営みぐらいはありますよ。
385 :
11-447 :2011/07/19(火) 21:47:06.57 ID:eiftwoxG
勿論、あたしたちは子供こそ作りはしませんけど、それはそれ、これはこれです。あんたたちだって子作りの ためだけに、アレしてるわけじゃないでしょ。それと一緒です。どうするのかって? そりゃ人もアンデッドもお んなじです。ただ、あたしらの場合は、吸い取った精気を交換するわけです。男のココから女のアソコへ、女の アソコから男のココへってね。こう、循環させるわけですな。 いや、みなさんきっと勘違いしてますけどね、アンデッドの暮らしってのは決して無味乾燥なもんじゃないん です。ほら、バンパイア。知ってます? 彼らだって、むさ苦しい男の血よりも、生娘の血を好むっていうでしょ。 あたしらだって欲もあるし嗜好もある。味覚や嗅覚ってもんもあるんです。 アンデッドになって困ったこと? まあ、最初こそは戸惑いましたけど、おおむね楽しくやってますよ。ああ、 残念なことといったら、お気に入りだった豆料理を食べても、旨いと思えなくなったことですかね。人間だった 時とは、好みが変わっちまったんでしょうな。好きだった葉巻も……葉巻ですよ葉巻。ご存じない? 南方の 風習だからかな。そう、水煙管や嗅ぎ煙草みたいなもんです。その葉巻もめっきり吸わなくなりましたし。まあ、 そもそも普段は息もしてませんからね。さっき言った嗅覚の方も、意識して臭いを嗅いでんですよ。 ああ、また話がそれちまいました。で、うちのカミさん。あれとはずっと上手くやってきたんです。……でもね、 あれも二年前にとうとうディスペルされちまいまして。そう、ディスペル。ありゃあ、いけない。いけませんよ。あ たしらぐらいのアンデッドだと、剣や魔法でやられる分には、まだ手の施しようってのもあるんです。 死体さえあればいくらでも作れる連中は別として、そうそうどこにでもいるわけじゃないアンデッドには、それ 相応の待遇ってもんがありましてね。この迷宮には、あの、瘴気ってんですか。なんかそういうのが澱んでる の気付きません? ああ、なんとなくでいいんです。分かりますよね。あれってのはただ迷宮に溜まってるん じゃなく、ちゃんとそういうのが集まりやすいように、考えた上でこの迷宮が作られてるんです。 だから、あたしらは冒険者に倒されても、この迷宮に濃縮されたそういうのを吸って……まあ、結構な時間は かかるんですけどね……えっと、そう、時間をかけて肉体を作り直して、また元気にお勤めに戻るんです。まあ、 元気にって言っても、あたしらそもそも生きちゃいないんですが。 しかし、あのディスペル。さっきも言いましたけど、ありゃあいけません。あたしらアンデッドは、あんたがたに 言わせりゃ呪いってやつで体を動かしてるわけですが、ディスペルされるとそこの部分の繋がりがプツッと切 られちまう。そうすると、この世にいるための依代が無くなって、強制的にあの世に送られちまうんです。 そうなったらもう駄目です。もし体だけ元に戻っても、中身が無いんですから。終わり。そう、終わりなんです。 ディスペルされても平気で黄泉返るのは、ヴァンパイアロードかマイルフィックぐらいなもんですよ。 いえ、いいんですよ。あたしらはこんな稼業ですし、もう気持ちの整理もついてます。でもね、やっぱり寂しい んでしょうね。カミさんがいなくなってからですよ、あたしが覗きをはじめたのは。まあ、こんなところでコトに励 む方もどうかと思いますし、お互い様ってやつですか。 こう、ヒトがね、頑張ってアレしてる時に辺りに満ちる空気。ありゃあ生命力そのものです。あの迸る命の滾り を間近で浴びてると、こう、漲ってくるんです。え? そりゃヒトでも一緒だって? あー。いや、そういう意味じ ゃなくてね、いや、もちろんあたしのナニも漲りますから、そういう意味もあるんですけど。あのね、あたしらは ドレインで直接的に生者の精気を吸うでしょ? そう、エナジードレイン。だから、ことさら命の匂いってやつに は敏感なんです。 それで、あたしは休み毎に、こうして覗きで命の洗濯をしてるわけです。まあ、あたしアンデッドなんで洗濯 する命は無いんですけど。 お。奴さん方。今度こそ本当におっ始めるつもりだ。ローブも脱ぎ捨てて準備万端。じゃあ、ちょっとあたしは 近くまで忍び寄って、汁かぶりで見てきます。大丈夫、あたしも伊達にナイトストーカーやってるわけじゃありま せん。じゃ、あたしはこれで。娘さんと話ができて楽しかったですよ。
386 :
11-447 :2011/07/19(火) 21:47:44.05 ID:eiftwoxG
え、一緒に行く? でも、あんたには見えないでしょ。匂いと音だけで充分? いや、でもねえ。素人さんを 連れてって気付かれたら……忍者は伊達じゃない? ああ、娘さんは忍者ですか。んーーー。まあ、邪魔しな いならいいでしょ。でも、ここからは喋っちゃいけませんよ。 おっと、もう始まっちまってます。んー、立ったまま片脚を抱え上げての挿入ですか。この体位はちょっと見辛 いんですよね。持ち上げた脚の下に潜り込んで、と。でも、やっぱり男の脚が邪魔ですね。こんなところでする んなら、見る側のことも考えてもらわないと。って、ダークゾーンじゃ普通の覗きには見えませんか。 おおっと。急に体位を変えると危ないじゃないですか。危うくあたしの鼻先が大事なお豆さんにかするとこで した。あたしぐらいの覗き巧者じゃなけりゃ当たってましたよ。お、両膝を後ろから抱えて小柄な体を持ち上げ て……こりゃあ見やすい。いやあ、この恥ずかしい体勢はいい。いいですよ。ぱっくり開いた割れ目からケツの 穴まで、もう丸見えです。 先をあてがってくわえたところで一気に落とす。そしてそのまま体重を利用してゆっさゆっさと。んー、自身の 重みで自然と食い込んでいく様がもうなんとも言えませんな。これはあたしも楽しませてもらわないと。こんな 風に、舌を伸ばせば届きそうなぐらいに股間に顔を近づけても、このお二人さんは気付かないんですよねえ。 ダークストーカー様々です。いや、ホント。 おっと、飛沫が目に入っちまいました。もうあたしの顔なんて、愛液やらなんやら、よくわからない汁がかかっ てベトベトです。でも、まだまだ、やめられませんよ。もうちょい、もうちょいやらせてもらいます。いやあ、いい ですな。これはまさに生命の迸りって感じです。命の波動ってんですか、なんかそういうのに癒されますねえ。 おやおや、お嬢さん。耐えきれずに声を上げ始めましたか。もうイっちゃいます? でも、いいんですか? あ まり大きい声をだすと通りすがりの冒険者に聞こえちまいますよ。……ん、胸が気持ちいい? この体勢で胸を 責めるなんて器用な彼氏さんですね。 って、忍者の娘さん。あんたなにしてんです。そいつぁー、いけない、いけません。お触りは禁止ですよ。お嬢 さんもお嬢さんで「ああっ、いつもより上手! まるで手が四本あるみたい!」じゃないですよ。そりゃそうです。 実際に四本あるんですから。そりゃ彼氏さんの手じゃないですよ。ちょっ、駄目ですって。なんで乳首を吸ってん ですか。あたしらはあくまで覗き、見るだけがマナーですよ。参加しちゃいけませんって! うひゃっ、生暖かい!? あんたがあんまり責めるから、お嬢さん漏らしちゃったじゃないですか。お漏らしは癖に なりますよ。あたしの顔にかけないでください。あたしは体液はどんと来いですけど、排泄物を浴びて喜ぶ趣味 は無いんですがね。 え? 彼氏さんもイクんですか。中は駄目? ちょおっと待って下さい。この体勢だとあたしの顔にぶっかけち まいます。これは一旦離れて体勢を立て直さないと――おおっと。あたしとしたことが脱ぎ捨てたローブに足を 取られて――ちょっと、それをこっちに向けないでください。あたしゃぁ今、濡れたローブが絡んで……駄目です って、やめ、やめてくださーーーーーーい!! * * * 娘さん……あんた反省してます? 全く、酷い目に遭いましたよ。ええ、そりゃあ、精液なんてのは生命の源 そのものですけど、それはそれ。さすがにそんなもんかけられちゃ、あたしも堪ったもんじゃない。気持ちの問 題です。本当に反省してる?……本当に? まあ、いいでしょ。あたしも本気で怒ってるわけじゃない。じゃあ、あたしはこれで失礼しますよ。早く帰って洗 い流さないと。あたしはこう見えて綺麗好きなんです。あんたも早くお帰んなさいね。 ……なんです? 一つだけいいかって、まあ手短にお願いしますよ。……ふん……ええ、ええ。またここに来 ても構わないかって? んーーー、まあ、よござんしょ。奴さん方、あの状況で気付きもしませんでしたし、あん たにゃ素質がありそうだ。なんだかんだ言って、あたしもあんたと話ができて楽しかったですしね。
387 :
11-447 :2011/07/19(火) 21:51:59.12 ID:eiftwoxG
これさっきも言いましたっけ? そうでした。ああ、アタシからも一ついいですか。その、あんたと彼との濡れ 場ってのは、どこに行けば覗けますかね?今度はそっちの方もお願いしたいもんですな。じゃ、次がいつと約 束はできませんが、縁があればまた迷宮でお会いしましょ。 では、皆さん。くれぐれも、迷宮でコトに及ぶ時には、見てる目があるってことをお忘れなく。 〜 了 〜
以上、小ネタ投下終了です。
タイトルを考えるのを忘れていましたので、またそのうちに考えておきます。
次は予定通りにいけば多少なりエロい展開が投下でき……るようなできないような。
それでは次回を御期待くだ……さい? サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
>>301 お察しの通りですが、その本人です。
おそらく参考にはならないと思いますが、私は1レス投下毎にクッキーやキャッシュ等の削除をしています。
投下初期の頃に連投規制に引っかかった時、それで回避できたため、以来そんな感じで。
忍法帳はwikiにざっと目を通したぐらいですし、板の仕様等もよくは知らないため効果は不明です。
まあ、今回も滞り無く投下はできたようなので、とりあえずはそれでいいかなと。
投下GJ 忍法帖適用されるプロパ利用者はクッキー削除するたび レベルが1にリセットorレベル0にリセットのどちらかなので 忍法帖が適用されているプロパの人にはおすすめできない方法 411氏は忍法帖適用外のプロパか携帯みたいすな レベル1じゃその長さの半分以下の文章量で 忍法帖の長文規制にはじかれますから
ごめん名前間違えました 447氏でした
落語風かと思ったら刑事なストーカーGJでした エロい展開も待ってます うちもそうだけど最近規制が解けたんならplalaかな plalaは基本的には忍法帳対象外だったはず
ぷららは規制されやすいのが難点。 原因は一部の荒らしのせいなんだが。 こないだまでの規制は長かった…。
GJでした、毎度毎度視点というか着眼点が面白いなあ。 そしておさわり厳禁だというに手出ししてしまうくのいちさんはほんと自重しろwwww
乙、またくのいちかwwwwwwww
乙、そっか「うちのカミさん」ってコロンボかww ピーター・フォークもロストしてしまったんだなあ ところで水も食料も無くなって最後に生き残った奴が、 「仲間もとっくに骨〜何日も飲み食いしてない」って実は怖い話じゃね
保守
>>395 それはまぁ緊急避難ってやつじゃね?
錯乱した仲間が殺し合ったのか、
少しでもパーティが長く生き残るために生贄を選んだのかで
だいぶ意味合いが変わってくるけど
このナイトストーカーのセリフが小池朝雄で再生された。 ピーター・フォークとその吹き替え声優も既にロストか… R・I・P
なかまを さがしています …………………… だれも いません
『お前の秘密を知っている』
>>399 ,はなかまをよんだ.
しかし,たすけはこなかった.
仲魔で良ければ( ・ω・)ノ ちょっくら支援 『姉様』 『どうしたの、アイラス』 『姉様は将来このリルガミン王国を治められるのですよね』 『ふふ、私はリルガミンを支えるアイラスを支えるだけよ』 『本当に、本当ですか?』 『ええ、ニルダの杖の導きだから』 (これは、いつも見る夢・・。おかしい・・、私は確かに) グチ、ニチャッ・・・ (あれ、この音・・) 「・・・っひ、うっ!?」 まだ夢と現実の境界を彷徨う意識とは裏腹にソークスの肢体が弓なりに反り 返った。快楽の逃し所を求めて両手が硬く握られる。豊満というのも愚かな双 乳が薄衣を押し上げ、ぶるりと震えた。空を掴んだ足の指がいっそつりそうな ほどだ。 「んッ、ああっ!」 がくりと仰け反った耳元で聞き覚えのある声が響いた。 「お気づきになられたようですね、姉様」 ソークスの秘部をアイラスの指が掻き回していたのだ。めくれ上がったビラ と、硬くしこりになった淫核が擦り上げられ、突き込まれた指が奏でる快感の 旋律に腰から下の自由が利かない。 「ふふ、気に入っていただけたようですね」 アイラスの声が遠退く。全身を駆け回る快感の本流に押し流されソークスは まだ状況を把握出来ない。 (なっ、何これ・・・?) グチュグチュと音が響く、脳髄を刺激する甘い感覚が子宮から駆け上がって くるのを何とか抑え込む。 「ア・・イラス?」 「そうよ、姉様」 「なん・・」 紡いだ言葉は最後まで形作られる事は無かった。 「ンっ?ンンッ!ふぁ・・」 言葉の発生源をアイラスの唇が途切れさせたのだ。快感によってハッキリし た意識がかすれ、かすれた意識がまた快感によって揺り戻される。 口腔を蹂躙しつくしたアイラスの唇が離れたると二人の混ざり合った唾液が ソークスに注がれた。
「もう声も出ないほど気持ち良くなっていただいてるのですか?」 必死に左右に首を振るソークス、 「姉様の腰、動いてしまってますよ」 妖艶に微笑するアイラスの瞳、語られた言葉が信じられず視線を落とした。 (嘘・・ウソ!?) 「姉様があんまりいやらしいので私もおかしくなりそうです」 「・・うそ・・・よ・・ッ」 目を見開いて、丸見えになった秘部を凝視してしまう。 グチグチと音を立てながら怪しく蠢くソークスの秘部は綺麗に毛が剃られ、 何もかもをあさましく視界に映し出した。 蜜壷から溢れる粘液でアイラスの手をしとどに濡らし、快楽の愉悦を存分に 味わっているのだった。 突き込まれた指を更に奥へ誘うように、アイラスの腰があさましく、ガクガクと前後に揺れている。あまりに扇情的な光景に絶句するソークスの意志を虫 するかのように腰だけが自由意志を持つ生き物のように快感を求めて蠢いてい る。 「その衣装も似合ってますね、素裸よりよほど素敵です」 アイラスの言葉にソークスは海軍の制服を模したリルガミン魔導学院時代の 制服を身に纏っている事に気づいた。そしてその制服を押し上げている双乳熱 い視線が注がれる。 「姉様が通われていた時の制服は綿仕立てであまり着心地が良くなさそうでし たので絹仕立てをまたつくったんですよ」 硬くなった双乳の頂が柔らかい生地を押し上げてその存在を主張している。 それが、腰の動きにあわせて揺れている。言われなければ気づかなかったはず の快楽までアイラスの言葉によって衣擦れの感覚がもどかしく脳髄に送り込ま れてくる。 (ダメ、こ、このままじゃ・・・・・・) 先ほどまでより遙かに鮮明に聞こえる秘部からの淫猥な音とともに高められて いく性感・・。 「だっダメッ!あっ!・・ンッ!」 肉ヒダがアイラスの指をギュウッと締め上げ痙攣し、強制的に仰け反らされ た上半身が震えている。 「イってしまわれたのですね」 揶揄されたソークスは気恥ずかしさも手伝って瞳を伏せた。 「こういう反応、初々しいと言うんでしょうね」 「えっ!? あうっ!」 いきなり両手の指で摘みあげられた乳頭から痛みとさえ思えるほどの快楽が ソークスの肢体を再び快楽の淵に引きずり込む。 「や・・あぁっ・・くふぅ」 「愛液でヌルヌル乳首にされるとイイんですか?それとも衣擦れの快楽を味わ えるほうが良いでしょうか?」 「ひ・・ぁああっ、だ・・めっ、だ、ん、あぅっ・・ンぐ」 喘ぎのために開かれた口腔を再びアイラスの唇が塞ぎ、舌と舌のワルツが快 楽を紡ぎ出す。触れられていない秘部からトロトロと愛液があふれ、後ろの穴 まで装飾を施していく。 「ん・・ンンンッ!」 より深い快楽をむさぼるように胸を反らせ、ソークスは再び絶頂に押し上げられた。
外伝#1の結末が気に入らなくてムシャクシャして書いた。 後悔はしていない。
投下乙 模したのが水兵服なのか士官服なのか、それが問題だw
>>406 あぅあぅ、拙者としてはセーラー服を描写するのに使用した表現でござるが
とんだ落とし穴でござった・・・。
筆力の無さを痛感しつつも続き書いてくる
-−_─ - ─_−_─ - ─− ̄─ - ─_−_─ - _−-
-  ̄─_─ ̄─ -- = ─ -- = ─− ̄-
─ ̄ -−-- ─− ̄─−--− ̄−-
-  ̄─_─ ̄─ -- = ─ ─− ̄-
─ ̄ -−-- ─−--− ̄−-
∧∧
/⌒ヽ)
三三三
三三 ザブザブ....
>>407 いや女士官候補生ってのも結構エロいと思うよ
マジで
暑い中投下乙 こう熱いと全部脱いで全裸になりたいわ
410 :
403 :2011/08/17(水) 17:27:38.82 ID:vRm3ZOZS
気がつけばソークスの両手がアイラスの背中を抱き締めていた、グチュグチ ュと掻き回される秘部から絶え間なくが愛液が溢れる。息も絶え絶えの、アイ ラスの送りこんでくる快楽に声をあげる事さえできなくされてしまう。 「っ、うぁ、く・・・・ぁふぅ・・ぁぁ・・!」 それなのに快楽の発生源である腰だけは主の意志とは裏腹に貪欲にアイラス の指をむさぼろうとガクガクと揺れる。 ソークスはまたも快楽の頂へ押し上げられようとしていた。 「またイってしまわれるのですか、姉様」 耳朶に舌を這わし、揶揄するアイラスの言葉さえ快楽のアクセサリにしかな らない。 「アァ・・ッ!!」 ビクビクと、ソークスが全身を痙攣させた。蜜壷がアイラスの指を少しでも 深く引き入れようと締め上げた。かき抱いた両腕で力強くアイラスの体にしが みつき、身体中に押し寄せる快感に身を委ねる。 「姉・・様、私も昂ぶってきました。」 「えっ? ま、まだ・・」 昇り詰めたばかりのソークスの肢体を起こし、アイラスが後ろから抱きすく めた。 絶頂の余韻が冷めやらぬうちにアイラスは愛撫を再開した。立て続けに絶頂 を迎えたソークスの肢体は簡単に快楽に押し流されてしまう。 「や・・めっ!あぁ、はっ・・くッ!」 「姉様、一緒にこの猥らな身体を愛しませんか」 自分の胸に両の手をあてがわれると自然と柔らかな双乳を優しくこねてしま う。再び秘裂に突きこまれ、淫核を摘まれるといやらしい音が部屋中に響き渡 った。 快楽の泉に漬け込まれたソークスの肢体は汗と淫液でドロドロに溶け、初めて味わう被虐的な快楽に打ちのめされていた。 「だ、メ・・ッ、お願い・・だ、からっ!ああっ!ま、またッ!」 ビクビクと不規則に跳ねる身体、絶え間なく注がれる刺激が何度もソークスの意識を絶頂に押し上げ、押し上げられた意識とは逆に肉体は快楽の海溝へと引きずりこまれるのだ。 「ぁ、ハッ・・・っ!変に・・なりゅ、ぅぁあああ・・!」 ビクンとひと際おおきく身体を震わせ、ソークスは意識を手放した。 『・・・姉様、今度はアイラスを可愛がってくださいね』 遠くで妹の声が聞こえたような気がした・・。
411 :
403 :2011/08/17(水) 17:30:04.56 ID:vRm3ZOZS
チラ裏という訳で完結に〆させていただきました。 文才が無くてお目汚しですが・・・。 何か文章中でツッコミあればどうぞお願いします。参考に致しますので(^ω^
投下乙 外伝ネタはもっと増えてもいい
* 乙 * またの投下も期待しています
保管庫の管理人さん生きてるかな・・・・
>>415 セカンドパーティが無事救出したようだよ
管理人様へ
大変な目に会われたようですが、まずは無事で何よりです。
それと私信になりますが、
>>305 以降の話は
>>284-290 がプロローグとなってますので
次回更新の際にでも冒頭に転記して頂けると嬉しいです。
418 :
保管庫 :2011/08/25(木) 06:38:11.63 ID:AmBeDb7R
>>417 ご心配おかけしましたが管理人自身はトラブルなく、無事でした。
>>305 とプロローグは前編・後編に別けました。
その他、更新履歴の誤表記や内容注意表記抜けなどを修正・追加。
失礼致しました。
419 :
11-447 :2011/08/28(日) 14:51:55.45 ID:+ppnhpBf
>>411 何度でもムシャクシャして、何度でも投下してください。
11-447です。
小ネタ「リルガミンの暑い日」を投下します。
* 注意点 * はこれといって無し。相も変わらず馬鹿馬鹿しいだけの話です
420 :
11-447 :2011/08/28(日) 14:52:43.53 ID:+ppnhpBf
半月ほど前からこの地方で続く異常なまでの晴天。焼け付くような日差しに大地は晒され、リルガミンの街は 熱気をはらんだ大気に覆われていた。 この日も、市場の開放を告げる鐘が鳴る頃には、すでに昼間と遜色ない強い日差しが石畳を焼いていた。そし て、昼前になって突如降り始めた雨に、街の住民が喜びの声を上げたのも束の間。ものの数十分で止んでしま った雨は、熱気となって舞い上がり、涼を呼ぶどころか、かえって蒸し暑さを増す始末。戸外にいれば、容赦なく 降り注ぐ陽光に身を焦がされる。その日差しを厭うて屋内に逃げ込んでも、そこには蒸し風呂のような茹だった 空気が立ちこめている。 連日の暑さの中、ほとんどの冒険者達は、地上の熱気を避けるように、陽も昇らぬ時間から迷宮へと向かって いる。居残りの者の大半は、体から失われゆく水分の帳尻を合わせようと、ギルガメッシュの酒場にたむろして 酒を呷り、かえって酒場の気温を上げる役割を担っていた。 そんな茹だるような熱気の昼下がり。この時間の冒険者の宿には普段以上に人気が感じられない。開け放た れた窓から吹き込む熱風は、いたずらに部屋の空気をかき混ぜるばかりで、ただじっとしていても汗が止め処な く滴り落ちてくる。だが、他人と近寄るだけで暑苦しく感じる酷暑の最中、宿のとある一室では、物好きにも互い の肌を密着させて睦み合う一組の男女の姿があった。 ベッドの上に胡座をかいて座る男の腰に、彼の半分の背丈もない娘が後ろ向きに跨って、腰をくねらせている。 幾分、痩せ形ではあるが、その身体的特徴――やや膨らみ気味の下腹と、なにより特徴的な足の裏に生えた 固い毛――は彼女がホビットであることを示している。ホビットには珍しい金色の長い巻き毛は、汗と湿気を含ん で、普段の倍ほどにも膨らんでうねっていた。 そんな彼女の腰の動きに身を任せているのは、まだ年若い人間の僧侶。ともすれば女性と見間違われかねな いやさしげな顔には、長めの前髪が汗でべったりと張り付いている。彼は娘を背後から抱きしめ、その金の巻き 毛を手で掻き乱しながら、彼女の膣内で今にも暴発しそうな自分自身を懸命に押さえている。 エコノミールームの簡素なベッドにかけられた生成りのシーツは、すでに汗でぐっしょりと湿り、その上で絡み合 う二人の体は互いの汗にまみれて、娘が腰を振るたびに更なる汗が滴となって辺りに飛び散った。 「んぅぅ! ふぅ、んぅっ、ンゥぅぅぅぅぅぅぅぅ!」 程なくして、娘が声にならないような高い嬌声を上げた。小さな足の爪先がぴぃんと伸びて、仰け反った頭が男 の胸を圧迫する。二人はそのままベッドに倒れ伏し、濡れたシーツがびちゃりと重たい音を立てた。娘のほとん ど膨らみの無い胸は激しく上下し、歯の隙間から、ヒューヒューと空気が漏れるような音が聞こえてくる。 「う、ん……ダールイ アリフラー」 まだ余力を残していた男が治癒の呪文を唱えると、柔らかな光がその手を包み、娘の体に染み入るように溶け 込んでいく。と、すぐに彼女の息づかいは静まり、正常な呼吸を取り戻した。 「はぁ……。盗賊、もう落ち着いた?」 「う、ん……。……暑……いね」 「だよねぇ」 「ねー、あーつーいーよー」 「うん」 「本当に……いっぱい汗かいたら涼しくなるのかな」 「んー。さあ?」 「あーつーいー。ぬーるーぬーるすーるー」 「ぬるぬるだなぁ」 男は娘を抱きかかえたまま、ぐったりとした様子で気のない相づちをうち続けている。 「あー、暑い暑い暑い暑い! あーーつーーいーーーーーー!!」 「あーーーーっ! うるっせえんだよ、おい!!」 駄々をこねるように娘が一際大きい声で叫ぶのと、隣のベッドで飛び起きた女が怒声を上げるのは同時だった。 「……あ、戦士が起きた。おはよー」 「おはよー。……じゃねえよ、このちんちくりんが」 女戦士は寝乱れた長い赤毛を鬱陶しそうに掻き上げ、男の上に寝そべったまま暢気な挨拶をする盗賊に、剣 呑な目つきを向けて悪態をつく。本来は野性的な顔立ちが魅力的な、なかなかの美人なのだが、それだけに、 苛立ちを隠さず目を細めて凄まれると、獣じみた迫力がある。 「暑い暑い暑いって、いい加減にしやがれ! 暑いのはテメェらだけじゃねえんだよ!」 「ごめんごめん。でも暑いから仕方ないよね」 こんなやりとりは日常のことなのだろう。そんな威嚇もどこ吹く風と、盗賊はまたも暢気に返事を返す。 「そりゃ、そんだけ密着してりゃ、暑いに決まってんだろ! この糞暑い中でどんだけ盛ってんだお前ら。馬鹿な のか? 本ッ当の馬鹿なのか!?」
421 :
11-447 :2011/08/28(日) 14:53:33.92 ID:+ppnhpBf
「暑い時は、もっと汗かいて……えっと、なんだっけ。とにかく、たっぷりと汗かいて、うんと暑くなったら、後で涼 しくなるって魔術師が言ってたよ?」 「はぁ? あの野郎、適当な与太吹かしやがって。寝言は寝てから言えってんだ。テメェらも真に受けてんじゃね えよ。その頭ん中にはオークの糞でも詰まってんのか? それとも暑さで中身まで溶けちまったか。大体、こっ ちが寝てると思って、隣のベッドで朝からずっと、何時間ヤリっ放しなんだ。おめェら、なにか? 今日中に餓鬼 を一ダースもこさえねえと、お袋が死ぬ呪いにでもかかってんのか? ったく。昨日今日憶えたての小娘じゃあ るまいし、こんな真っ昼間から汗だくで腰振る以外にやることねえのかよ」 「まあまあ。それは、戦士が昨日の晩に飲み過ぎて、宿酔いで起きなかったからだろ。それで、僕が待ち合わせ の酒場から戻ってきて解毒の呪文をかけたら、今度は『この暑さだと町はずれに行くまでに鎧が焼けて死んじま う』とか言い出すんだから」 一息に捲し立てたものの、弱いところを僧侶に突かれ、自分なりに引け目を感じていた戦士は口ごもる。 「……仕方ねえだろ。お前らも、あの糞っ垂れな太陽が照りつける通りをプレートメイル着て歩いて見やがれ。迷 宮で死人臭え魔物共に遭う前に、街ん中で程良くレアに焼けた死体が一つ出来上がっちまわぁ」 「だから、日が昇りきる前に迷宮に行く予定だったんじゃないか。なのに戦士が起きないから」 「チッ……。そりゃそうだけどよ」 「迷宮の中って結構涼しいよね。そりゃ、階によってはちょっとジメっとしてるし、そもそも快適な空間とは言い難 い。……というか言っちゃいけないんだろうけど、少なくとも鎧を着て戦っても、こんな汗をかかないぐらいに涼し いのは確かだよね」 「あーーー、わかったよ! 全部、あたしが悪いんだ。今日、迷宮に行かなかったのも、この糞っ垂れな暑さも、 お前が幼女みてえな体のホビットにしか欲情しない変態なのも、全部あたしのせいだ!」 「僕だってそんな理不尽なことを言うつもりはないさ。それに、最後のは間違ってるよ。僕はホビットにしか欲情し ないわけじゃない。惚れた彼女がたまたまホビットだっただけのことさ」 「うるせえよ。どっちにしろ、テメェが起伏の無いぺったんこでしかイケねえってのは違いねえだろうが」 「それも違うね。なぜなら、僕は今、汗にまみれてあられもない姿のきみに欲情してる」 「ホントだよ。だって、おっきくなってるし」 僧侶の言うとおり、下着だけを身に着けて眠っていた戦士は、汗に濡れて裸同然の格好になっていた。その身 を隠すのは、襟元の大きく空いた袖無しの肌着と薄い下穿きだけ。鍛えられ引き締まった腹周りはぎりぎりまで 露出し、汗で張り付いた下着は、その立派な胸と形のいい腰のラインを隠す役目を全く果たしてはいない。 「よしやがれ、胸くそ悪ぃ。そんな粗チンでイケるかよ。テメェには盗賊の成長不全な割れ目がお似合いだ」 「ひっどいなあ。あたしはもう立派に成人した大人だよっ」 「そうだよ。彼女のここはただの穴じゃない。凄く具合のいい歴とした生殖器だ」 苛々と足を小刻みに揺すっていた戦士だったが、容貌に反して下品な僧侶の発言に毒気を抜かれたように、呆 けた表情を浮かべてため息を吐く。 「はぁ。話にならねえ。もう好きにしな」 二人になにを言っても無駄だと悟った彼女は、近くの台に置いてあった水差しに口を付けて一気に呷る。しかし、 その中には酷く温い水がわずかに残っていただけ。中途半端な水分が、より一層、喉の渇きを意識させる。 「糞ッ。……水が切れた。おい、そっちの水差しを寄こしな」 「んーー? ごめーん。これは空っぽ。もう一つは……ああ、まだ少し残ってる」 「あー。……いや、いい。そいつはテメェのために置いときな。しゃあねえ。水浴びがてら、井戸まで行くか」 戦士はベッドから下りると、二人の視線も気にせずに思い切りよく下着を脱ぎ捨てる。濡れて重くなった生地が ベチャリと音を立てて床に落ちた。彼女は手拭いで手早く体を拭うと、乾いた布を胸と腰に巻き付けて、水牛の皮 で作られたサンダルを履き、長い赤毛を手早く纏める。 「へぇ……。その格好だと、なんだか踊り子さんみたいだ」 「うん。色っぽいなぁ。それが濡れて透けるとさぞかし艶めかしいだろうね。浮いた乳首に、透けて見える陰毛。 是非、濡れたまんまで部屋に戻ってきて欲しいもんだね」
422 :
11-447 :2011/08/28(日) 14:54:34.71 ID:+ppnhpBf
確かに、こんな布地ぐらいは水を浴びるとすぐに透けてしまうだろう。だが、都市部はともかく農村などでは、ご く自然に男女一緒に水浴びをする習慣も残っている。辺鄙な土地の出身者も数多く、そもそも、探索の最中には、 慎みなどかなぐり捨てざるを得ないことも間々ある冒険者達の中では、一般と比べて、肌を見せることに抵抗を 感じない者の割合は多い。 「あぁん? よせや、気色悪い。ヘイ、与太はいいから、空の方の水差しをこっちに寄こしやがれ」 そう言いながら、戦士は床に落とした自分の下着と他二人の服を拾い上げて、手近にあった網籠に放り込む。 「どうせ井戸まで行くんだ。あたしのと一緒にお前らの服もついでに洗ってくる。あと、あたしは戻ったら部屋を移 るからな。水浴びで汗を流した後に、こんな濡れたベッドで眠りたくねえ」 「えー。戦士も一緒に汗かこうよ」 「願い下げだ。お前らも程々で切り上げて、乾いたベッドのある部屋に移れよ」 戦士は脇に衣類の入った籠を抱え、着替えのチュニックを肩に掛ける。そして、二つの水差しを指に引っかける と、開けっ放しだった部屋の扉を足で閉めて出ていった。 「なんだかんだ言ってても、彼女、優しいよね」 「うん。だから私は戦士が大好きなのさっ。あーあ、一緒に汗かいてけばいいのに」 そう言いながら、右の手を股間に這わした盗賊は、まだ繋がったままの部分から、汗とも体液ともつかない液 体をすくい取り、その小さな唇に濡れた指をくわえた。 「んわっ。すっごく、しょっぱい……それに、ちょっと酸っぱい」 「そりゃそうだよ。これだけ汗かいてるんだから塩っ辛いさ」 「そっか」 「そうだよ」 「ところでさ」 「ん」 「腰、止まってるよ。動いてよ」 「暑いからやだよ。上に乗ってるのはきみなんだし、きみが動いてよ」 「動くともっと暑いからやだ。ねーえー」 「なら、話をしてる間に僕のも少し縮こまっちゃったし、いつものあれやってよ。あれならそんなに動かなくてもいい だろ?」 「じゃあ、ちゃんとおっきくできたら僧侶が動いてよ」 僧侶が盗賊の体を軽く持ち上げると、彼のモノが抜けてしまった秘裂から、様々な体液の入り交じった汁がど ろりと流れ出した。盗賊は固い巻き毛の生えた足裏で、硬さを失った肉棒をギュッと挟み込むと、足を交互に上 下させ始める。体液を吸った二つのブラシが、小刻みに律動して、僧侶の一物を磨くように扱き上げる。すると、 それは魔法のように彼の肉体と精神に作用し、朝からもう何度も精を放ったはずの男の象徴は、たちまちにして 元気を取り戻した。彼は復活した自身の先端を盗賊の割れ目にあてがうと、持ち上げた彼女の体をゆっくりと降 ろして、肉茎を再びその膣内へと埋め込んだ。 「やっぱり、盗賊のこれは凄く効くなあ」 「じゃあ、約束通りいっぱい動いてね」 「やだよ、だって暑いじゃん」 「えーっ。さっき約束したのに。動けよーこのー」 そう言いながらも、二人はどちらからともなく、腰を動かし始め、汗をかく作業を再開する。盗賊は小さな尻を男 の腰に打ち付け、僧侶は軽い彼女の体を両手で支えて、娘の膣内のより深くまで自分の肉杭を食い込ませる。 ホビットの浅く狭い割れ目は男のモノの全てを呑み込み切れてはいないが、彼女は入りきらずに余った根元に片 手を添えて、自身の腰の動きに合わせて扱き上げることで、肉棒に満遍なく刺激を与え続ける。 「暑っ、暑いよぉ。でも、でも気持ちいいぃ」 「盗賊の中、凄く熱いよ。もう、出すよ」 「うん。もっと……もっとぐっちょぐちょで、もっとぬっるぬるにして」 男が射精した後も、しばらくそのまま交わり続けた二人だったが、途中で体の向きを変えて、座ったまま抱き合 う体勢をとる。お互いの体に腕を回し、汗で滑る肌を擦り合わせて上下に体を揺する。どこにまだそれほどの水分 が残っているのか、二人の肌からは滝のように汗が噴き出し、僧侶の腹にしがみついた盗賊は、肌に流れる汗 をその小さな舌で舐め続けている。彼女の頭を抱えて腰を突き上げる僧侶は、視界を埋める金の巻き毛に顔を埋 め、彼女の匂いを胸一杯に吸い込みながら、最奥に密着させた鈴口をこつこつと細やかに突き上げる。そのたび に狭い膣から押し出された精液が溢れ、汗や体液と混ざって溶けていく。 「あ。あひっ、あん! あ、あっ、あっ、ひぃっ!」 「はーーっ。はっ、ーーっふ」
423 :
11-447 :2011/08/28(日) 14:55:08.82 ID:+ppnhpBf
室内は、二人の荒い息づかいと、結合部が立てる卑猥な水音に満たされ、むせるように濃密な性の匂いが立ち こめている。自分が意識をしっかり保っていれば危険は無いと踏んでいた僧侶だったが、盗賊の狭い膣道に精を 放つたび、その理性は着実に削られていく。体内から失われゆく水分。暑さに朦朧とし始めた頭は、粘着質で単 調な水音に浸食され、二人は声も無く、ただ行為に没頭する。 微かに残った理性が頭の中で危険を告げている。息が苦しい。体が熱い。だが、そんなものはこの快楽に比べ ればどうでもいいこと。すでに頭は空っぽで、より強い快感を得るために情動と経験だけが体の動きを制御する。 二人の汗は混ざり合って流れ、互いの体の境界も曖昧で、身も心も一つに溶け合ったような錯覚に二人の動き はより一層、激しさを増す。 「ふー。ふーっふーフゥァっ。〜〜〜っ!」 「は〜〜〜っ。ーーーんぅっ」 「んぎっ! ーーぃ〜〜ふっ! いーーッ。ヒィーッ、ぃーーーーッ! ィーーーーーーー!!」 時折聞こえていた可愛らしい喘ぎはとっくに消え失せ、断続的な絶頂を迎える娘の口からは、再び空気の漏れ るような音が聞こえてくる。男はほとんど声もなく、いつ何回射精したかも知れぬまま、ただ腰を振り続けて、縦 横に彼女の膣壁をこね回し、そしてまた射精する。 息が吸えない。暑さを感じない。歪んだ視界の片隅で色鮮やかな光の玉が明滅する。脳裏をとりとめのない言 葉がよぎる――アイルランドよ永遠なれ! ベルを鳴らせ、本を読め、キャンドルを照らせ! チームワーク、チー ムワーク、チームワーク!――。 白。光。 * * * 「うわっ!? この部屋、外より熱いじゃねえか。しかも汗と精液が混ざり合った酷え臭いがしやがる。しっかし、た くよぉ。みんな考えることは一緒だな。あいつら、こぞって中庭の周りに集まりやがって。井戸を使うのにどれだ け待たせんだよ。……あー、そうだ。魔術師の奴、見つけたぜ。あいつ、中庭の回廊の石床に死体みたいに張 り付いてやがった」 陽も少し陰り始めた午後遅くになって、戦士が部屋に戻ってきた。すでに乾いた洗濯物の入った網籠を抱え、 なみなみと水を注いだ水差しを二つ手に持ったまま、器用に扉を開ける。水差しを台の上に置き、網籠を床に下 ろすと、そのまま床に座り込んで、籠から取り出した衣類を畳み始めた。 「で、服が乾くのを待つ間に、飯を食いがてら問いつめてみたらよ、なんだ、単純な話じゃねえか。たっぷりと水 飲んでから汗をかいたら、また水飲んで塩でも舐めて、熱めの風呂に浸かってから水を浴びれば、いい暑気払 いになるってな。なんで、お前ら、汗かくとこまでしかおぼえてねえんだよ」 手元に目をやって洗濯物を畳みつつ、心なしか少し上機嫌な戦士は問わず語りに話しを続ける。 「で、その通りにやってみたわけよ。飯食ってから一発ヤって――お、そうそう知ってたか? あいつ生意気に、 なかなか凄えもん持ってんだぜ。って、あー、それから公衆浴場で風呂入ってよ。また水浴びて。そしたら、こ れがなかなか効果あるじゃねえか。まあ結局、宿に戻ってくるだけで、また汗かいちまったけどな」 てきぱきと洗濯物を畳み終えると、戦士はそこで初めてベッドの方に目を向ける。 「おい、お前らも、ようやくやり飽きたんなら、水浴びぐらいしてこいよ。外も少しは涼しくなってきたし、さっぱりす るぜ。まあ、こんな部屋の中にいちゃ、すぐにまた汗まみれだ。まだ、あいつみたいに石の床で転がってた方 がよっぽど快適……って、ヘイ! 人の話、聞いてるか?」 しかし、二人は彼女の声に答えることもなく、抱き合ったままの姿勢でベッドに折り重なっている。――よくよく 見れば、彼らはもう、全く汗をかいておらず、どころか寝息の一つも立てていない。床から立ち上がった戦士は、 彼らの顔を覗き込んで、盛大にため息を吐く。
424 :
11-447 :2011/08/28(日) 14:56:07.72 ID:+ppnhpBf
…………ああ。こいつら、やっぱ阿呆だ。どうしようもない阿呆共だ。僧侶の奴は、まともじゃないにしろ、頭だ けは悪くないと思ってたが、下半身の世話が全然なっちゃいねえ。まったく、勘弁してくれ。多少は涼しくなって きたとはいえ、なにが楽しくて、一人半を背中に担いでカントくんだりまで行かなきゃならねえんだ。 こいつらは頭の中が溶けるまでヤリまくって、気持ちよく逝っちまったんだろうがな。あたしの気分はどうしてく れる。理不尽だ。なあ……誰が悪い? そりゃ、こいつらが悪い。それは当然として、飲み過ぎて宿酔いになっ た、昨日のあたしが悪いのか? いや、それなら、こいつらに余計なことを吹き込んだ魔術師の野郎が悪い。このチビっ子は、成人してても、中 身は見た目まんまの餓鬼なんだ。でも、こいつはこれでいい。このままが可愛いから、これでいいんだ。だから、 あの魔術師。あいつが悪い。カントから戻ったら、たっぷりとツケを払わせてやる。 理不尽? そんなの知ったことか。朝までしっぽりと決め込んで、あたしが満足するまで、あのデカいちんぽを 扱きヌいてやる。明日の探索も知ったこっちゃねえ。世の中楽しんだモンの勝ちだ。あんにゃろう、血が出るまで 搾ってやるから、覚悟して待ってやがれ。 そんな物騒なことを考えながらも、彼女の動きは細やかで如才無い。様々な汁にまみれた二人の体を丁寧に 拭き、しっかりと布でくるんで肩に担ぎ上げる。蘇生後に必要になる二人の着替えも忘れない。 そうして部屋を後にした赤毛の女戦士は、この上なく凶悪な――だが、どこか愉しげな――笑みをその面相に 浮かべて、カントへの道を歩いて行くのだった。 〜 涼 もとい 了 〜
以上、小ネタ投下終了です。もっと暑い盛りに投下出来ていれば……。
>保管庫管理人さん
無事の帰還、並びに保管作業お疲れ様です。
未定だった前回投下分
>>382-387 のタイトルですが「影なき窃視者」とさせていただきます。
あと、お手数ですが、前回と今回の投下分に、既保管の「女忍者と侍の女魔物考察 #1編」を
小ネタ分類としてまとめることは可能でしょうか?
ご面倒でなければ、またの更新の際にでもお願いできれば、有り難く存じます。
では、またそのうちに。
426 :
11-447 :2011/08/28(日) 15:01:04.36 ID:+ppnhpBf
っと、追記というか
>>425 の言い回しが変な部分の訂正。
以下3つを本編とは別の小ネタ枠としてまとめることは可能でしょうか?
「女忍者と侍の女魔物考察 #1編」並びに「影なき窃視者」、「リルガミンの暑い日」
連投失礼いたしました。
読んでるこっちが熱くなる話でしたなww
何時間もセクロスやりっぱなし萌え セクロスしながら第三者と日常会話萌え ホビットの足の裏毛で足コキは世界初なのか?
GJです むしろ半月前とかに投下されたら熱くて読めなかったかも知れないw
430 :
1-447 :2011/08/29(月) 22:40:09.23 ID:qPruxyN3
細かい部分で話そのものに支障はないのですが、推敲段階の文が混ざっていたため訂正。
>>420 の17-19行目
幾分、痩せ形ではあるが、その身体的特徴――やや膨らみ気味の下腹と、なにより特徴的な足の裏に生えた
固い毛――は彼女がホビットであることを示している。ホビットには珍しい金色の長い巻き毛は、汗と湿気を含ん
で、普段の倍ほどにも膨らんでうねっていた。
から
幾分、痩せ形ではあるが、その身体的特徴――やや膨らみ加減の下腹と、踝から先、足の甲から裏までを覆う
足毛――は、娘がホビットであることを示していた。その髪はホビットには珍しい金色の長い巻き毛。それが汗と
湿気を吸って、普段の倍ほどにも膨らんでうねっている。
と修正になります。
読んで感想をいただいた方々と、早速の保管並びに分類作業をしていただいた保管庫管理人さんに
お詫びと感謝を申し上げます。
乙でした 口は悪いしヤリマンっぽいのに面倒見がよくて マメに気が利く女戦士がなんか可愛く思えてきた
すっかり人も少なくなって投下来ても伸びないねえ ところで保管庫で別になってる13-277と13-305って同じ人なんじゃないかと思うんだ
仕方ない このスレ自体のピークが過ぎてるのはあるだろうし、 エロパロ板全体のピークも過ぎてて、相乗効果だ 閑古鳥がなくのも近い
今スレに入ってから小ネタ込みだと9人?で十数本ぐらいは投下されてるから、 最近のこのスレだといい方とは思うけど確かにレス自体は減ってるか 自分は保管庫で初見でもよほど遅くなければ出来るだけ乙してるけど、 保管庫で読むだけの人が1割でもレスすりゃ人数は増えるんだがなw まあでも実際には難しいだろう
世界陸上で高飛びとかの女子跳躍系種目見てると 装備無しの忍者ってこんな感じの体格かなとか妄想が膨らむな
二次元なんだから、もうちょいアレでもいいじゃない
いや、高跳びのロシアの選手とかかなり美形で手足も長いし 尖った耳だけ付けたら、まんま前衛エルフで妄想できるレベルだぞ
ドワーフ女がドタドタと走ってても何ら違和感ない
SSって二次元じゃないよな モンティ・パイソンのエリック・アイドルがいいともに出てて吹いた
文字も二次元じゃないのか? X軸だけじゃないだろ一応
裸忍のエロでなにかいいネタないかね?
うるさい人が来ないならネタ出しする
話ぶったぎって大変申し訳ない 保管庫の管理人さんと連絡とれる手段とかないですかね・・・ つまんない用事なんですが、ちょいお願いしたいことありまして ここだと長くなりすぎるもんで
夜空に向かってベントラーベントラー
ここしばらく過去スレを最初から順に読み進めがてらスレ消化日数なんぞ数えてみたら あと10日もすれば今スレが一番長く数存続したスレになるんだな 確かにピーク過ぎてんのかも知れないけど鳴く前にカンコ鳥を倒したいもんだ てなわけでうるさい人が来ないならネタ出しする人と9月になったら本気出す人に期待しよう まあ50年後ぐらいの9月に本気出すのかも知れないけど・・・
ネタ出しの為に一からやり直したら普通に没頭してたわ
高ボーナス狙いのキャラメイク止めてその場で作ったキャラでプレイしたら、なかなかスリリングでいい感じ
久々に屋根裏部屋から双葉社のウィザードリィ小説を発掘。 3巻から5巻までしかもってなかった…。 アマゾンで買うかな…。 普通のウィズに飽きた方にメイジ縛り 魔法使い呪文を使える職だけで組むのではなくメイジのみ。 あ、エロがない。
前衛死にまくりだろw
450 :
保管庫 :2011/09/16(金) 07:40:49.75 ID:II8q1m8I
>>430 報告遅れましたが修正しました。
えー、職人の皆様にありましてはなるべく推敲の程を〜(・∀・;
>>432 どうみても同じ人です本当にありがとうございました
……と言いたい所なのですが、公に指摘のレスがあった以上は職人様からの自己申告を一旦待って見ようと思います。
>>443 ◆RDYlohdf2Q 様
保管庫TOPのメニュー一覧っぽいところの [SV]
↓
サーバ全体(保管庫を含ム)に関わる運用掲示板の障害報告スレッドに飛ぶので「■掲示板に戻る■」
↓
掲示板TOPの一番左下にある「掲示板管理者へ連絡」
そこの送信フォームから送って頂いて結構です。
返信は管理者からのメールにて対応させて頂きます。
>>448 初めてダンジョンに降りたメイジ少女達をブッシュワーカーが奇襲する話でヨロシク
>>432 同じ人っちゃ同じ人なんだけども
話に繋がりないんで別に名乗り出る必要もないかなと
ごく少人数で回してるのが目に見えるのも嫌だしw
このレスも消えた忍法帳のレベル上げ無かったら書かなかったし
>>451 まどかはロストした!
マミはくびをはねられた!
さやかはしんだ!
きょうこはしんだ!
ほむらはリセットした!
保管庫さーん430の修正個所は反映されてないっぽいですよ
455 :
保管庫 :2011/09/17(土) 10:12:32.83 ID:X/G9gC6i
13-305のSSを13-277さんの項目へ移動しました。
保管庫的には纏まったほうがTOPページが無駄に縦長にならなくて済む程度かな、
名乗り出る出ないは作者さんの意向にお任せする方向で。
>>454 更新ミスってました。失礼しました。
456 :
11-447 :2011/09/17(土) 23:40:08.65 ID:lsf4sFbZ
>保管庫管理人さん 保管並びに修正ありがとうございました。 いつもお手数お掛け致しております。 低レベル時にブッシュワーカーからさぷらいずどゆーは迷宮からの酷い洗礼。 ブッシュワーカーと言えばザ・ブッシュワッカーズってタッグのレスラーがいたような。
えちシーン以外はスラスラ進むのに肝心なとこだと一気にタイピング止まる エロパロの難しさを改めて痛感する
wizでホーネット系のモンスターいたっけ? 某サイトで面白いSSみっけたんだが、エロがないからちょい残念
KODにそのまんまのホーネットスワームことGIANT HORNETがいるよ しかし昆虫系のSSは危険な感じがして読むのに抵抗があるな
投下します。全部で18レスの予定です。 注意事項として ・エロが比率はともかく内容が薄めかも ・女の子がホビットなのでロリ属性無いとキツいかも
パーティが解散する事になった。 理由は俺が10階でテレポータの罠を発動させたから。 1マスずれてセーフだったんだから問題ないだろうに、あの連中と来たら凄まじい形相で怒鳴りやがって。 だいたい悪いのは俺じゃない。2回も識別ミスったカルフォが悪い。 単に0.0025%を運悪く引いてしまっただけに過ぎない。 しかしあいつらは聞く耳も持たずに好き勝手のたまった挙句、これが潮時とばかりに解散決め込みやがった。 今日から無職である。いったいどうやって生計立てたものやら。 …なんて心配は全く無かったりする。 そもそも潮時だから解散って事は、一生暮らせる程度の稼ぎは既に得ているのだ。 なんせ俺自身、全呪文コンプのレベル3桁忍者である。他の仲間も言わずもがな。 そしてそれだけの廃スペックの持ち主なんぞ他の冒険者が放っておく訳もない。 このまま酒場へ向かえば解散の噂を聞きつけた冒険者から引っ張りだこ確定。 なんだけどそのまま再就職ってのも芸がない。一度やってみたかった事もあるので当面冒険者はお休み。 俺のやってみたい事、それは新人冒険者への家庭教師だ。 この世界は厳しい。意気込んで訓練所に登録してもボーナス1桁の平凡な冒険者なんぞ相手にされない。 金だけ剥がされてポイされるか、もしくは荷物持ちへのジョブチェンジが関の山だろう。 しかしボーナスが1桁だろうが2桁だろうが成長しきってしまえば能力値は一緒だ。 それをスタート時の資質がちょっと低いという理由で冒険者失格ではあんまりではないか。 ならば俺にできる事は一つ。訓練所に登録する前の新人を徹底的に鍛え上げ、ボーナス1桁の資質を2桁に引き上げてやる事だ。 2桁ならとりあえず迷宮に潜れる。その後生き残れるかは当人次第だが、スタートラインに立てるというのは大きい。 先述の通り俺は呪文コンプの忍者。つまり僧侶、魔術師、戦士、盗賊の基礎が身についている(盗賊は若干ヘボいが)。 どんな希望職にも対応できる一流家庭教師って訳だ。 なに?戒律悪らしくないって? まあ、俺も完全ボランティアでやるつもりはないさ。キチンと報酬はいただく。 とはいえ登録時に支給される金奪ったんじゃ1桁の末路と変わらんし、それでなくても金なら腐るほどある。 ならなんだって話だが、ここはエロパロ板なんだから言わなくても分かるだろ? 最近はかわい子ちゃんの冒険者も増えたからねえ。しかも新人だから皆若い。 それにこの世界に足突っ込むならバージンはさっさと捨てた方がいい。下手にとっといても悲惨な破瓜が待ってたりするし。 それならいっその事世話になった家庭教師の先生相手に、ってなったっていいじゃない。 あ、そういう訳で教え子は男子禁制ね。最近は男の娘ってのもあるらしいけど、それは女の子に飽きたら考える。今はいらん。
そんな訳で状況説明だけでまるまる1レス費やしてしまったが、俺は早速張り紙やビラ撒きを行う。 ロバート城の前で撒いて近衛兵に追っかけられたり、酒場に張りに行ったらスカウトの嵐に遭ったりしながら数日経過。 ようやく俺の一発目、じゃなかった一人目の教え子があらわれた。 「今日からお願いします、先生」 「おう、宜しく」 この子はホビットの14歳。俺は基本的にはおっぱい星人だけど、たまにはロリコンもいいよね! 「えっと、希望職はシーフだっけ?」 「はい。ゆくゆくは忍者志望ですけど、とりあえずはシーフです」 「忍者目指すって事は、ある程度前衛向けのステータスにしたい感じ?」 「はい。でも盗賊の仕事はキチンとしたいです。その上で前衛の仕事もこなせたらなあって」 となるとSTRとVITが戦士並に必要で、且つAGIが16以上。種族がホビットだから必要なボーナスは…25以上? おいおい、いきなりハードル高いじゃねえか。25以上のボーナスって0.0025%だぞ。 あ、でもカルフォの二重ミスと同じか。それ引いた俺なら何とかなるかも。 「よし、それじゃあまずは基礎体力作りからだな。運動着を用意したから着替えてきてくれ」 「はい」 小さな背を見送る。 ん?覗かないのかって? 焦んなくてもどうせ週末辺りにしっかり見れるさ。 それに向こうだって初体験の相手がセクハラ教師より優しい先生のがいいに決まってるじゃない。 「えっと、その、着替えて、きたんですけど…」 っと、意外と早かったな。うんうん、よく似合ってる似合ってる。 「これ、本当に運動着なんですか?」 そういって彼女は上着の裾を延ばして下を隠すようにしている。 「うむ。それは忍者の国ジパングでの標準的な運動着だ。ブルマ、とか言ったかな」 こんな運動着があるなんて素晴らしい国だ。一度観光に行ってみたい。 「でも、まるで下着みたいで恥ずかしいです」 「おいおい、向こうじゃ君より年下の子ですら文句言わず履いてる代物なんだぞ」 最近はジパングでも廃れかけてるとか風の噂で聞いたけどきっとデマだ。 「だいたい最終的には忍者志望なんだろ?格好で恥ずかしがってて忍者になれるかよ」 「私、手裏剣投げたくて忍者目指してるんです」
チッ、裸忍者否定派かよ。最近増えたな。つまらん。 「そもそも忍者目指してるっていうから忍者の国の運動着をわざわざ取り寄せたのに」 「あ、そ、そうだったんですか!?それは失礼しました」 そうだよ。決して君のその姿を視姦したい訳じゃないぞ。俺はセクハラ教師じゃないんだから。 「国で指定されてる運動着だから動き易さは保障されてる。前衛シーフの訓練にはピッタリの格好だと思うぞ」 「分かりました。恥ずかしいですけど折角先生が私の為に用意してくれたんです。これで頑張ります!」 うんうん、いい子だ。高い金出して取り寄せた甲斐があった。 「それじゃまずは柔軟体操から始めるか」 「はい」 俺は開脚前屈を手伝ってやる。後ろに回ってぐぐっと背中を押す。 ブラ紐の感触が無いなあ。見るからにペタンコだしつけてないのかも。 「うぎぎ、ちょっとキツいです」 「結構体固いんだな。希望職考えると少しは柔らかくないと厳しいぞ」 「うう、頑張ります」 彼女の髪から伝わってくる若い匂いが素晴らしい。 「じゃあ今度は前から引っ張るぞ」 「あ、お願いします」 前に回って彼女の前に腰掛ける。足の裏で相手の膝の辺りを固定し、両腕を引き寄せる。 「ぐぎぎぎぎ」 「本当固いな」 おかげで頭で隠れずに股間部が丸見えだ。なんという絶景。 しかもブルマを履き慣れてないせいかピンク色が脇からはみ出ている。 うーむ、いかんいかん。彼女の目の前での勃起は流石に。 「よし、準備運動はこんなもんか。それじゃ基礎体力作りから始めよう」 用意してた縄跳びを手渡す。 縄跳びは格闘家がフットワーク強化で行うし、戦士より短いリーチで戦う盗賊も足腰の強化は必要だろう。 決して縄跳びで上下に揺れるおっぱいを楽しみたかった訳じゃないぞ。 だから彼女の場合、想像以上に揺れてないけど別に問題ないさ。 それに視覚的には物足りなくても、ちっぱいの上下運動というのも結構そそるものが…ってそういう目的じゃないからね? あ、でも後ろから眺めると形のいいお尻が揺れてて素晴らしい。
翌日。 「よし、今日は水泳をやろう」 「水泳ですか?ダンジョンにプールなんてありましたっけ?」 5の世界にはあるらしいけど、今回は目的が違う。 「ダンジョンに長時間潜る事を考えると有酸素運動でのトレーニングも必要だからね。故障リスクの少ない水泳はうってつけだ」 「なるほど」 それに、ブルマとセットで買ったスクール水着なるものも着せたかったし。 「これが水着ですね。あの体操着と違って変ないやらしさも無さそうですし、早速着てきます」 そういって着替えに行く。 いやらしくなさそう、ねえ。くっくっくっ、若いな。男を知らなすぎる。 っと、俺も着替えないと。 「着替え終わりました、って先生?」 うんうん、この一見健全性と、その実フェチ心をくすぐるデザイン。ジパング万歳! 「先生の水着ってそれなんですか?」 「そうだよ。あ、ちゃんと普段の下着用じゃなくて水泳用の新品に着替えてるから安心してくれ」 「いや、そうじゃなくて、その、ふんどしが水着にもなるって知らなくて」 忍者だと割と普通じゃないのか? 「それにしても先生、やっぱり凄いんですね。鍛えられてるの私でも分かります」 「そりゃレベル3桁忍者だぞ俺は。たるんだ体の訳ないだろ」 素早さを追求した為余計な肉が一切無く、且つ魔物を手刀一発で沈める為の筋力はしっかりとついている。 「どうだ?惚れたか?ん?」 「馬鹿言ってないで早く訓練始めましょう」 へいへい。でも僅かに反応あったのは見逃さなかったぜ。 それにしても、水泳だから基本的に水中で訓練する訳で、となると体が水の中にある訳で。 指導者の俺が頻繁に水中に顔を入れる訳にもいかない訳だし、全然楽しめない失敗した。 でもその分、休憩の為にプールから上がると濡れたスク水姿がブラボー! 濡れてラインくっきりのちっぱいも素晴らしいが俺の一押しは尻だ。 スカート付なので上半分は隠れちゃうけど股間に近い部分はそのままだし、 それにデザイン的にミニスカートの中を覗き込んでるような背徳感が興奮を増幅させる。 バレないようにしっかりと目に焼き付けて今夜のおかずはこれで決まり!
「今日は雨も降ってる事だし罠識別についての講義をする」 俺が断じてセクハラ教師ではない事を証明しないとね。 「つっても俺は忍者だし自力での罠識別は新人盗賊レベルだ。本来は君への指導者としては相応しくないかもしれん」 「だが俺は忍者の識別能力でも通用する技術を持っている。君もそれを学べばデビュー直後や忍者転職後にも活躍できるさ」 彼女は熱心にノートをとりながら聞いている。 「例えば地下1階の宝箱の罠は毒針、石弓の矢、スタナー、爆弾の4つ。罠無しも含めれば5種類の識別結果になる」 「この内絶対に発動させちゃいけない罠はどれだ?」 「爆弾、ですか?」 「正解。理由は?」 「えっと、一番被害が大きい罠だから」 「その答えだと60点だな。確かに一番凶悪な罠だが、それだけじゃない。他の罠と違って仲間にも被害が及ぶ罠だからだ」 ここからは俺の持論。 「極端な話、毒針に引っかかろうが石弓で乙ろうが仲間は『しょうがないなあ』程度で笑って済ませてくれる。しかし爆弾は違う」 「自分達にまで被害が及ぶ罠を引くと一気に信頼を失う。それが二度三度あると仲間との間に深い溝ができてしまう恐れがある」 たった1回で致命的な溝入った事もあったけどな。ついこないだ。 「だから1階の場合、5種類以外の罠識別をしてしまったら迷わず爆弾と答えるんだ。罠無しの時も爆弾でいいくらいだ」 彼女はメモを取る。 「また、僧侶がディアルコ覚えるまではスタナーも要注意だ。毒と違って麻痺は治療費が必要だからな」 俺が僧侶だった頃、治療費稼ぎと罰を兼ねて3日間寺院に放置された盗賊がいたのを俺は忘れない。 「てな訳で、今日は君に魔物別の罠パターン全部と、シチュエーション別の罠凶悪度一覧を記憶してもらう」 「えええええっ!?全部ですかぁ?」 「当たり前だ。最低限9階と10階くらいは覚えてもらう。これは後衛シーフの子でも必須単位だ。覚えるまで卒業できんぞ」 「ふええっ、先生のオーガ!レッサーデーモン!」 せめてグレーターと呼んで欲しいな。特に股間がレッサーだと悲しいではないか。 あ、でもこの子相手だとレッサーのが負担が少ないのかな? 「うぅ、盗賊で頭使うなんて思ってもみなかった」 いるんだよねえ、呪文使わないから脳筋でも何とかなるって考えの子。 忍者に転職するのにINT17必要なのって、全魔物の首跳ね用急所の記憶が必須だからなんだよ。 まあPIEに関してはは俺もよく分からんけどさ。 元僧侶が言うのも何だが、あれ本当何の為に必要なんだろうな。
とまあ、そんな感じで一週間の個別レッスンが終わった。 基本的な事は一通り教えたし、この先は実際にダンジョンに潜らないと身につかない事ばかり。ちょっと寂しいが卒業の時だ。 「この一週間よく頑張ったな。これならボーナス2桁でデビューできるだろう」 「はい。先生、どうもありがとうございました!」 「例なら明日の訓練所での適性検査をクリアしてからにしてくれ」 彼女の資質なら大丈夫だろうが、万が一1桁だったら一週間無駄に費やしただけだからな。 もしもその時は責任とって嫁に…じゃなくて、マーフィーに連れてってレベルアップで能力値を引き上げてやるつもりだ。 初めての教え子がデビューできずに終わるなんて俺の評判に関わるってのも大きいが、 それでなくても一番弟子というのは可愛い。確かに顔も可愛いが、それ以外の意味でも。 「それじゃ今日は早めに寝て明日に備えろよ」 「はい。明日、いい報告できるように頑張ります!」 小さな背を見送っていると、巣立っていく雛を見やるような心境になる。うーん、なんかおセンチな気分やね。 よし、気晴らしにダンジョンに潜るか。9階なら1人でも大丈夫だろう。 「ふぅ、こんなもんかな」 そんな訳で軽く9階を一周して適度に汗を流してきた。 割と気分も晴れたし、最近自分自身の運動量が減ってたのでリハビリにもなった。 一旦マイ馬小屋に戻ってきて新品のふんどしを手にする。これからロイヤルスイートのシャワーだけ借りよう。汗を落としたい。 と、思ったら何故か来客がいた。スカウトが自宅(というか自厩?)に来るなんて珍しいなと思ってたら我が愛弟子ちゃんではないか。 「どうしたんだ。早く休めと言っただろ」 「それが、その、緊張して眠れなくて…」 うーん、まあ当然か。 「良ければ、ちょっとお話をと」 「ああ、いいよ。ただ先にシャワー浴びさせてくれ。動いてきたんでベタベタする」 「あ、それじゃあ私の部屋にシャワーありますんで是非使ってください」 「あれ?簡易寝台にシャワーついてたっけ?」 彼女はまだ冒険者として登録していない。よって馬小屋は使用できない。ここは冒険者専用の施設だから。 なので彼女はこの1週間、上の階の有料施設に泊まって俺の指導を受けてきた。 「いえ、私エコノミールームに泊まってるんです。冒険者支度金から自動引き落としって事にして」 「おいおい、いきなり100GPも使ったら冒険者になっても装備買えないぞ」 「いいんです。前衛シーフでも+1装備が揃わない内は前に出る事はないですし、それに…」
彼女は恥ずかしそうに俯いてこう続けた。 「それに、エコノミーなら個室ですから、明日、先生に抱かれる時も、都合いいかなって…」 ビキーン 一瞬で愚息が目覚める。 うん、確かに事前に『授業料』については説明済みだ。じゃないと後で問題になるし。 でもね、こうやって幼い顔立ちから直に言われるとね、こう、来るものがある訳ですよ。 「そっか。じゃあお言葉に甘えてシャワー借りようかな。でも男招いてシャワー貸すなんて前倒しになりかねんぞ」 「えっと、その」 さらに俯く。 「なに?今のセクハラだったか?」 「いえ、その」 しばしの沈黙の後、再び彼女は口を開いた。 「私は今夜でも、別に…」 ガッキーン 硬度及び角度が三段階上昇。 「君、結構大胆なのね。おじさん驚いちゃった」 「その、私、知ってしまったんです」 「何を?」 「女の忍者、くのいちの人って、男の忍者の恋人になって色々教わるものだって」 あー、聞いた事あるわ。本物のくのいちってそっちのテクの達人らしいし。 「だから、将来くのいち目指す為にも、エッチの技術も教えてください!」 ビクンビクンッ あぶねえあぶねえ、今のお願いと表情だけで射精しかけた。 この子が下向いてて助かったぜ。ホビット目線だと顔を上げたら俺の股間が目の前だもんな。 いくらその気だからって処女がこれを目の当たりにしたらドン引きだろう。 「ん、分かった。それじゃあ、お言葉に甘えようかな」 「はい、その、優しく、してくださいね」 ふっふっふっ、任せなさい。テクには自信があるんだ。 レベル37以上の盗賊系が罠解除率100%なのって、それだけ手先が器用になるって訳だからね。 はじめてなのにイッちゃうううぅ!な世界にご招待しませう。
「ふぅ、いいシャワーだった。先に使われてもらってありがとね」 「あ、いえ。それじゃ私も浴びてきます」 俺と入れ替わりで彼女が浴室へ向かう。 エコノミールームには初めて来たが、意外とちゃんとした部屋なんだと感心する。 確かに女の子にとっては簡易寝台よりこちらのが安心だろう。あっちは寝台車そのものだからな。揺れないだけで。 ベテランの冒険者カップルだと馬小屋の中でも堂々とまぐわるのもいるが(そして周りは平然と寝ている。あいつらおかしい)、 初めての子だったらこういうきちんとした場所のがいいだろう。 当初は一晩だけロイヤル借りようかと思ったけど、宿泊先とはいえ彼女の部屋というのもそそるものがある。 色々膨らませながら待っていると彼女が出てくる。 「あがりました」 「はいはーい。ちゃんと洗った?って…」 俺は振り返り、そして、 「ぶるま?」 初日にプレゼントした異国の運動着姿の教え子に呆然とする。 「あの、バスタオル一枚で出てくるのは流石に恥ずかしくて」 「いや、他に服無いの?パジャマとか」 「実はエコノミーだとフロントで洗濯サービス受けれるんですけど、明日の夕方チェックアウトなので」 「あー、洗濯に出しちゃったと」 「はい。これは今日使うかなと昨日洗濯したんですけど結局使わなかったし。あと残ってるのは明日の試験で着る服だけで」 なるほど。俺の為にブルマになった訳ではないと。ちょっと残念。でも結果オーライ。 すとんっ 彼女はベッドに腰掛けてる俺の横へ。ぴったり寄り添うでもなく、離れるでもなく微妙な距離に。 「そういえば話って何?」 ここに来る前にそんな事言ってたような。 「いえ、大した事じゃないんです。世間話でもして緊張和らげば寝れるかなって」 「なるほど、じゃあちょっとおしゃべりしようか」 「え?いや、その、こういう事になりましたし、別にもう」 「だって今すごく緊張してるでしょ?おしゃべりしてリラックスしてからのがいいでしょ」 「あ…」 そら緊張するなってのが無理な話だわな。
それから少しの間、俺らはおしゃべりしていた。 授業の事、お互いの事。色々話した。 「でも盗賊の短刀って結構出ないぜ?ウチらも見つけたの、三種の神器がとっくに揃った後だったかな」 「そうなんですか。じゃあ訓練所で転職した方がいいんですか?」 「そうとも言えない。短刀経由の方が圧倒的に得だから。ただ短刀経由だといつ忍者になれるかは全く分からないよと」 「大変ですね、忍者になるのって」 「その分の恩恵はあるさ。見よ、この鍛え抜かれたマイボディ」 言い忘れてたが、今の俺はシャワー上がりな事もあって下着姿。つまり褌一丁。 「見せ付けようとしないでください。セクハラで訴えますよ」 「さっきからチラチラ見てたくせにぃ」 「そ、そんな事ないです!」 「あら?そうかしら。プールの時も結構気にしてたように感じたんだけど」 「それを言ったら先生だって目線が怪しかったですよ?」 ギクッ 「そういえばこの運動着姿も、やけにお気に入りの気がするんですけどぉ?」 ギクギクギクッ 「あーあ、先生がこんな変態さんだったなんて幻滅だなあ」 「仕方ないじゃないか。それだけ君が可愛すぎるんだから」 「え?そ、そうですか?」 照れてる照れてる。 「そうさ。俺も鋼の理性で耐えてきたけど、それでもこんな美少女相手に全く意識しないなんて無理な話だよ」 「も、もうっ。お上手なんですから」 「本当だよ。その証拠に今も心臓どきどきしてるもん。ほら、耳当ててみて」 「あ、それじゃ失礼します。…うわ、本当に鼓動が早いです」 わたくし、教え子に手を出すってシチュに今までに無く興奮してます。 「先生も、緊張してるんですね」 「うん。緊張もしてるし、鋼の理性もそろそろヤバイかな」 彼女は見上げてるから分からないだろうが、白褌の下も凄い事になってる。 「だから、もし心の準備ができたなら、今すぐキスしたい」 「…はい、きてください。まだ緊張してますけど、それ以上に先生とキスしたいです」
ありがとう。 最後にそう囁いて彼女と唇を重ねる。最初は触れるだけのキス。 十数秒くらいだろうか。舌絡めないキスも久方ぶりだが、初々しくて悪くない。若い頃を思い出す。 「えへへ。キスも先生が初めてなんですよ?」 「そうなんだ。俺が最初なんて凄く嬉しいよ」 「わたしも、先生が初めてで嬉しいです」 くぅぅぅぅっ! 顔真っ赤にしてこう言ってくれるなんて素晴らしいね!男心ってもんが分かってる! 「おかわり、いい?」 「うん」 もう一度キスする。酸素補給の為にちょっと離してはくっついての繰り返し。 セックスの時のキス=ディープと固定概念があったけど、ライトキスというのも悪くない。 いや、悪くないどころか今後のセックスフローチャートが書き換わるかもしれない。 「どう?」 「はい、なんか、凄いふわふわしてます今」 目がトロンとするってこういう感じなんだろうな。 「もっと、もっとしてもらってもいいですか?」 「いいよ。お姫様が満足するまでいくらでも」 正直褌の中が『さっさと先進め』とうるさいのだが、彼女にとっての一生の思い出なのだから、なるべく希望に沿わせてあげたい。 「ふぁ…」 心ここにあらずといった感じの教え子。脳が蕩けるって言葉がピタリと当てはまる表情だ。 「ねえ、舌入れてもいい?」 「はぁい、おねがいします」 今度は舌も味わう。基本的には受け入れるがままだけど、たまに向こうからも絡めてきて、またそれが楽しい。 キスも愛撫の一つと言うが、今日ほど実感できる時は無い。 「もっと、もっとひてくだひゃい」 俺は舌が疲れを訴えても彼女の要求に応え続けた。 この後に口を使った愛撫ができるか不安だが、まあ構わないだろう。 さっきチラッと下半身に視線を移したら、まるでお漏らししたかのようになっていた。 彼女がキスだけでここまで悦んでくれたのだ。男冥利に尽きるというものだ。
「ふぁぁ…」 うーん、キスだけでイッてしまったようだ。肉体的には分からないが精神的には間違いなく達してる。 俺も口が疲れたしちょっと休もう。 「えへへぇ」 「どした?」 「いま、すごくしあわせです」 「喜んでいただけたようで何よりでございます」 「あの、わたしはすごくきもちよかったから、つぎはせんせいがきもちよくなっていいですよ?」 ん?それは突っ込んでもいいって事かえ? 気持ちは凄くありがたいが、折角ロリロリとのまぐわいなんだから一通りは楽しみたいぞ。 「じゃあお言葉に甘えて、気持ちよくというか、俺がしたい事してもいい?」 「はい」 「じゃあおっぱいいじるね」 俺は体操服のうえから薄い胸板をまさぐる。 「きゃうっ!」 うん、予想通りというかノーブラだ。手の平で撫でまわすと乳首らしき突起の感触が分かる。 「なでかたが、いやらしいです」 「好きなようにするって言ったじゃん。こうやってエロエロに撫で回したいの」 薄い胸は撫で回すに限るね。揉めないから必然なんだけど、こうやって突起を手の平全体で撫でるのは巨乳相手じゃ無理。 いや、物理的には無理じゃないだろうけど、おっきいとつい揉む方に気が行っちゃうからね。 「やっ、そんな、くすぐ、ったいです」 「嫌な感じ?」 「いやじゃ、ないでひゅうっ!」 うん、直揉みもいいけど、こうやって服越しってのもセクハラっぽくていい感じ。 まだ口が辛いから乳首舐めもしんどいし、このまま胸部マッサージを続けよう。 「せんせぇ、なんか、ちくびが、きもちよくなってきました」 「こう?」 撫でるのを止めて中指で両端を素早く擦りあげる。 「そ、それ!それ、あ、ああ、ああっ!」 おお、今度は乳首だけでイキそうな感じだ。本当感じやすくていい子だなあ。感激すら覚える。
「せん、せぇ…。もう、きて、ください。これいじょう、きもちよく、されたら、こわれちゃう」 愛撫が一段落した頃、彼女はややグロッキーと化していた。 最終的には服を捲って直弄り&疲れ取れた舌愛撫のコンボで陥落。 いやあ、膨らみも小さいけど乳輪も小さい、視覚用としては文句なしの一級品を目にしたら俺も若干暴走しちゃうって。 さて、いい加減俺も彼女も下半身が凄い事になっている。相手が非処女ならこのまま速攻で挿入なんだけど、 それでも初めての子が相手ならまずは指で軽く慣らす必要があるだろう。 まずはブルマの上からそっと一本筋をなぞる。 ずちゅぅ 着衣水泳の後みたいな凄い水気混じりの音が作られる。同時にビクンッと教え子の体が痙攣する。 このままブルマ越しでもう一回イカせるのも悪くない。だがちょっとやりたい事があるので今回は脱がせる事にする。 「下着ごとまとめて脱がすけどいい?」 「はい…」 見られる事の羞恥も残っているだろうが、半分脳が麻痺してるであろう現状では俺の言うがままになっている。 まるでローション使ったかのような糸を引きつつもブルマと下着が下腹部から離れ、ホビットの幼い女性器が露になった。 うーん、ロリロリパイパンまんこ。本格的にロリコンになっちゃいそうな破壊力だなこれは。 「それじゃ、入れる前に最後の授業をしようか」 「さいごの、じゅぎょう?」 「実は宝箱の鍵穴って女の子のここと共通点があるんだ」 そう言って陰唇に隠れてる穴の入り口を軽く触る。ちなみに手マンの口実じゃなくて本当だからね。 俺がテクに自身アリって言ったのもそれが理由。だから俺に限らず高レベルの盗賊系はみんな上手だと思うよ。 「そう、なん、ですか?」 ボーっとした表情で聞いてくる。 「うん。だから今から俺は罠解除の時のように指を動かすから、体で感じた方がより分かりやすいと思うよ」 「はい…おねがいします」 うむ、任せたまえ。 てなわけで早速左手の親指でクリトリスを押さえる。 「ひっ!」 ビクンと体が跳ねる。 「鍵穴を膣の入り口に例えると、ちょうどクリトリスの位置が宝箱の上下接合部になる事が多い」 「ここを開いた瞬間に警報が作動するから、まずはここを簡単にチェックするんだよ」
「は、はいぃぃ」 刺激の強い快楽に耐えながらも授業を聞こうと必死になっている姿がまた可愛い。 ぶっちゃけそんなに真面目な授業じゃなくて、とりあえず耳に入れとけばいいか程度の話なんだけどね。 「そして入り口にちょっとだけピックを通して、まずはぐるっと一周するように鍵穴を撫で回す」 ピックの動きを指で再現。 「爆弾や石弓の矢みたいな直接ダメージ系統はこの辺に仕掛けが多いからね」 「んんっ、は、はいっ!」 「ここが問題無さそうなら、最初に女性でいうGスポットを目指すんだ。ここね」 該当箇所をグッと押し上げる。その刹那、激しく体が跳ね上がる。 「ここに毒針やガス爆弾等の毒系の起爆スイッチが仕掛けられてる事が多い。ここをチェックするんだ」 グリグリッ 「ひゃぁう!」 分からせるように何度も弄るたび、あられもない喘ぎ声が彼女の口から漏れる。 「次にブラスターやスタナー等の麻痺系の罠だけど、Gスポットの反対側のこの辺に仕掛けられる事が多い」 ぐにぐに。 該当箇所を指先でなぞる。Gスポットより刺激は薄いだろうが、それでも膣壁をなぞられて何も感じない女は少ない。 彼女も例外ではなく俺の指の動きに合わせて体が震え、柔襞が縮小する。 「あとはテレポータだけど」 「はあっ、はあっ…」 一連の指の動きでますますぐったりしてしまった。 「これ以上は無理かな」 「いえ、さいごまで、おねがい、します」 健気にもそんな事を言ってくる。なんていい子なんだ。卒業させるのが惜しくなってくる。 「うん、でもテレポータは奥深くに仕掛けられてるからね。そこまで指を入れると痛いと思うし」 Gスポットを探す時もちょっと苦しそうだったからね。比較的浅い位置にあったから数センチ程度しか入れてなかったんだけど。 「それに、奥まで入れるなら、こっちを入れたいんだ。流石にもう我慢の限界」 強い興奮状態の今なら見ても平気だろうと判断し、俺は褌越しに隆起を見せ付ける。 「あ…はい。きてください。テレポータは、先生のそれで、教えてください」 やや緊張の面持ちながら、健気にも受け入れようとする。 やばい、色んな意味で本気になりそうで怖い。
ちゅくっ 先っぽを合わせただけで一瞬出かけた。お預けしすぎて敏感になりすぎてる。 やばい、これは持ちそうにない。その方が彼女にとってはいいんだろうけど。 「ん、行くよ」 「はい、おねがいします」 十分に潤滑液で満たされているが、それでも入り口を過ぎると明らかな拒みを亀頭で感じる。 「んんっ!」 快感には遠い呻き声。やはり破瓜、それもホビットの体格では相当負担が大きいようだ。 少しづつ慎重に。それこそテレポータを解除するかのように少しづつ沈めていく。 時間を掛け、ようやく根元まで挿入しきった。結合部を見ると一筋の赤い道ができている。 「がんばったね。ここが最後のポイントだよ」 俺はキツキツの膣内で男根に力を込め、特に亀頭を膨張させる。 「くうぅっ!」 「今、奥で大きくなったでしょ。ここにテレポータの解除装置があるんだ。ここを優しくノックしてあげると」 そう言って少しだけ腰を前後させる。 「ひぐっ!」 「罠は解除されるんだけど、大丈夫?」 「だ、だいじょぶです…。とても、よくわかりました」 まさに身をもっての体験。 「それじゃ、よく理解できた優等生にごほうび」 チュッ 啄ばむような軽いキスをする。 「えへへ」 痛みを堪える表情と、嬉しそうな表情が混じっていて、それが一層情欲を刺激して硬度が増すのが自分でも分かる。 「せんせい」 「どうした?」 「ぎゅっってだきしめてください」 ああ、いちいち可愛いなあもうっ! 「お安い御用です、お嬢様」 あまり刺激しないようにそっと、両腕を背中に滑らせる。
しばらくそのまま抱き合い、たまにキスしていちゃついていた。 理由は2つ。想像以上にキツキツでちょっと動くだけで彼女が辛そうな事。 そしてちょっと動くだけで俺が達しかねない事。 「先生」 「ん?」 「わたし、先生が初めてで良かった」 こういう事言ったりしてくるんだもん。もうその度に射精耐えるの大変だったんだから。 「でも、そろそろ動いていいですよ。男の人って、精子出さないと気持ちよくないんですよね?」 「大丈夫?」 「はい。こっからは私の事を気遣わなくてもいいですよ」 それじゃあ、お言葉に甘えて。流石にそろそろ出したかったし。 「ひぐぅっ!」 引き抜く動きでも彼女は痛みに耐え、俺は射精本能に耐えていた。 駄目だ、ゆっくり動いても持たない。こうなったらこの子には悪いけど。 「ひぐっ、ぐっ、いぎっ」 抽送を早める。どうせ出るならがっつがっつ突いてすぐに終わらせる。 結果的に彼女への負担も長時間結合よりは軽いはずだ。 「せんっ、せいのっ、でてっ、はいって、いたいけど、うれしいっ」 「ああっ、俺もっ、凄い気持ちいいぞ、お前の中!」 今まで味わった事のない締め付けで扱かれ、擦れる度に性感が麻痺していくのが分かる。 本当に持ちそうにない。早めに抜き取って腹の上にでも射精しないといけないのに、限界ギリギリまでこの名器が惜しい。 あと一擦り、もう一擦りと思ってる内に頭が麻痺してくる。このまま奥に注ぎ込みたい。 それはまずい。まずいのに止まらない。責任取れるのかよ俺。 責任、責任… 取ってやる!こんな可愛い子、こんな気持ちいい子、手放すものか! 「ああ、出るぞ出るぞ。このまま中に出すぞっ!」 「きて、くだ、さい!なか、で、だし、てっ!」 あああああ駄目だ!出るっ!! ビクビクビクッ! びゅびゅっびゅるるっ!
「ふああっ!あっ!あっ…でて、る。せんせいが、いってるの、わかる…」 びゅびゅびゅっ!びゅぶぶりゅっ! まだ出てる。絶頂の快感が長続きしててヤバイ。 というか冷静に考えると別の意味でヤバイ。こんだけ出したら一匹くらい卵子に届くかも。 「あの、つい中で出しちゃったけど」 「あ、妊娠ですか?」 「うん。その、いざと言う時は責任取るけど」 「大丈夫ですよ。私生理は安定してる方ですから。多分明後日辺りにまた来るんじゃないかなと」 そ、そうなの? 「あ、でも責任取ってくれるって言うし、先生の赤ちゃんなら生んでみたいかも」 冒険者の夢はどうした。 「もちろん冗談ですよ。折角修行したのに勿体無いし、それに」 「それに?」 「くのいちの勉強するなら、1回だけじゃ駄目でしょ?」 ぴくんっ あ、またちんこ立っちゃった。 「…先生のすけべ」 まだ繋がったままだったので向こうにも気付かれた。 「君が男を揺さぶるような事を言うからだ。天然の小悪魔め」 「私レッサーデーモンじゃないですー、グレーターがいいですぅ」 なんか俺も似たような事言ってたような言ってなかったような。 「せんせい」 「ん?」 「このまま、もうちょっと抱きしめてもらってもいいですか?」 「いいよ」 処女相手なら後戯も大事だ。 でもいい加減挿しっぱもどうかと思うのでそれは抜いとく。 「痛っ!」 大きくなる前に抜くべきだったか。失敗。 あとでマディをかけておこう。明日に響くと大変だし、怪我状態で寝ると加齢しちゃうかもしれないし。
その後はしばらくまったりタイムを過ごした後、またシャワーを浴びたりブルマwith下着を手洗いしたりしていた。 これだけ追加で依頼するのもどうかと思うし、汚れの内容的にも依頼しづらい。 一通り後処理が終わったので、そろそろお暇の時間だ。 「帰っちゃうんですか?」 俺も心情的には一緒にいたいんだけどね。手続きしてないから不正宿泊扱いされかねんし、 じゃあ手続きすればいいじゃんってなるけど、そうなると一旦馬小屋を引き払わなきゃいけないから凄く面倒くさい。 「明日また会えるさ。登録手続きは丸一日掛かるだろうけど、夕方には終わるでしょ」 「あ、じゃあ明日、晩御飯一緒に食べましょう」 「おう、楽しみにしてる」 こうして、この日は別れた。 そして翌日の夕方。 俺はソワソワしていた。 「うーん、遅いなあ」 そろそろ来てもいい時間だが、まだ教え子の姿は見えない。 「ひょっとして、駄目だったのか?」 彼女の資質ならボーナス2桁は間違いないと思うんだが。どの授業もなんだかんだでソツなくこなしてたし。 あ、でも罠識別はちょっと苦手にしてたな。でも成功率を考えるとAGI12くらいの力はあるだろうし。 って12じゃ全然駄目じゃないか! 「あああ、やっぱり駄目だったのか?最低点の5点だったりしたのか?」 胃がキリキリしてきた。この後ディナーだと言うのに。 というか初めての教え子とは言え肩入れしすぎだ。やっぱり俺はあの子に… 「あ、先生。遅くなりました」 キタッ! 「すいません、まさかこんなに掛かるなんて」 「いや、いいさ。最近は希望者も増えたからその分時間が掛かるみたいだしね。それで、どうだったの?」 「あ、そうですね。実は2つ嬉しいお知らせありますけど」 「2つ?」 1つは高ボーナスだとしても、もう一つはなんだろ? 「はい、実は一日早く生理来ちゃいまして。だから妊娠はしてないですので安心してください」 ああ、なるほど。
「って生理来たのに適性検査って大丈夫だったの!?」 「はい、何とか。私元々軽い方なので」 はー、立派な子だなあ。 「それで、もう一つの吉報ってのは当然?」 「はい!私、念願の忍者になれました!」 おおっ!そうか良かった良かった。 いやあ、忍者になれるとはメデタイ。 …え? 「忍者?盗賊でなくて?」 「はい。何故かボーナスが58ポイントも貰えちゃって」 なにそれこわい。 「まさかの展開に登録所の職員も大慌てで。間違いないかの確認で偉い人までやってきて大変でした」 そりゃそうだろう。ボーナス50台なんて都市伝説レベルだぞ。 「これも先生の指導が素晴らしかったからです。本当に感謝してます!」 うーん、そうなのかなあ? 「それで、えっと、厚かましいんですけど」 「ん?」 「今までは基本的に盗賊向けの指導だったから、忍者コースの指導を改めて受けたいなって」 ああ、なるほど。忍者は忍者でまた色々覚える事もあるからね。 「それで、その、『授業料』なんですけど…」 もじもじ ああっ、もういちいち可愛いなあこいつは! 「当方では全コース、同一報酬で業務を請け負っております」 がばっと抱きしめ、そう耳元で囁いた。 「ちなみに特別カリキュラムのくのいち専用コースと併用される事をお勧めしますが」 「でも、お高いんでしょう?」 「はい。こちらは報酬を毎晩いただきます」 「…是非、お願いします」 「ご利用、ありがとうございます」 そう言って俺は彼女にキスをした。
以上になります。お目汚し失礼致しました。
おおお、GJ! 初期ボーナスシステムの裏にはこんな仕組みが!夢が広がるな。
なにそれこわい ホビ子かわいいよホビ子乙!
夏から秋にかけてホビット♀の旬の時期だったのか
保管庫には少なからず出入りはあるのにスレは本当に人少ないな 反応無くて職人さんが離れたらスレが埋葬されてしまいますよ
457が気になって調べたら、エロ魔物娘図鑑ってトコに行き当たった。老人と蜂ってSSだと思うが、野外でティルトウェイトかまして一面焼け野原はどうだろう? 意外としっくりでオススメ
457じゃなくて459の話かい 一瞬、梯子を登るくノ一を下から見上げたSSかと思った ってそんな話はこの間あったな 445が本当なら今日あたりで歴代で一番進行の遅いスレになったのか 何スレか前には確か一番早いスレって見たのになんか寂しいな...
何か活性化するカンフル剤があればいいんだけどね そういえばマガジン系でウィザードリィZEOって漫画があるのを今更知ったけど、 このスレにとってはなんのカンフル剤にもなってないな…
これか 594 :名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 07:01:05 ID:ppJokzho 前スレ#11を読み返すと鑑定士の人・犬の人・女忍者の人が結構なペースで投下してくれてたんだな。 暇つぶしにスレの消化日数を数えてみたら歴代最速だったのか。 確かに3ヶ月半ぐらいでスレが進んでたんだな てか鑑定士が腹上死の危機を迎えてから1年半 変態くノ一も禁欲に入って16ヶ月ぐらい経っちゃってますよ職人さん! Wizの正統新作でも出ればこの上ないカンフル剤になるんだけど、さすがにそんなの出る要素はないしな WizOnlineもカンフル剤には到底なりそうにないのが悲しいところ
>>485 >>459 が言ってたのはArcadiaの投稿掲示板の方かもしれないぞ。
アスキーコミックのマンガ版のトゥルーワードとかマイナーなところをついててちょっと楽しいアレのことだよな。
でもあれはさすがにWIZじゃないお。だってWIZって言ってないし。
北方軍の続きを三年ぐらい待ってるんだがさすがにもう気力が尽きた。
もうちょっとレベルが上がったら、恒例の埋め立てやりますか
491 :
名無しさん@ピンキー :2011/10/02(日) 11:22:09.52 ID:W2YRLwXt
新米のサキュバスが、中年の侍とペアのくのいちに荒縄・コケシ人形で調教される話なんかどうです?
>>492 の案を採用しよう
では君が中心となって、その線で執筆を進めてくれたまえ
494 :
名無しさん@ピンキー :2011/10/02(日) 19:00:25.11 ID:OOMkyxb5
会話の流れがネタなのかどうかは判らないけど シチュを書きたい奴は書いて、 それを使いたい奴がSS書いてもいいんじゃない? 両方一人でやるのもありだろうけど
IDがOO同士でなに上司と部下やってんですかw そりゃネタ出し拾って他の書き手が投下は今更言うまでもなく歓迎でしょ スレ内の人も少ないし、なんなら495が書いてもいいんだよ
埋め用の投下します。全12レス。 埋めだけに産めネタです。中身もしょうもないです。
「あ、生まれる」 「マジで?」 ここはワードナの迷宮地下1階。座標はE1N7辺りだろうか。 マラーで直接飛び込まない限りは立ち入る事の無いエリア。 今ここには出産間近のエルフが2人いた。 「ちょっと誰か呼んできて」 「無理。動ける訳ないでしょ」 「じゃあ大声で誰か呼んで」 「自分でやりなさいよ」 「プリちゃんのが声大きいじゃん。特に喘ぎ声」 「メイジちゃんのが凄いでしょうが!って、あ、やば」 「どしたん?」 「こっちも来た」 「うまれる?」 「いえす」 「ちょっとー!誰か来てー!」 し〜ん 「おいおい、放置プレイとか濡れるじゃねえか」 「そうよね、滑り良くした方が生む時も楽よね、って違うし」 「最近冷たいよねアイツら。半年前に拉致した時はしょっちゅう輪姦してくれたのに」 「最近じゃ生ます為に仕方なく感見え見え。あのチヤホヤ具合は何処へやら」 「てかこのままだとマジで産まれるんだけど、いいのかな?」 「んー、ちょっと我慢してみよっか。その方が気持ちいいし」 「マジっすか?」 「最近気付いたんだけど、おしっこ我慢してから出すのと似てる」 「へぇ、じゃあ試してみよっか。ギリギリまで耐えて上下の穴から同時発射」 「いや、同時はマズイっしょ」 「そう?生まれた時から聖水プレイとか将来有望すぎね?」 「雄ならいいけど雌だと生まれた時から肉便器確定ね」 「ああ、便器ってそういう」
そんな会話をしていると、魔物専用の隠し扉を使って1匹のコボルドがやってきた。 「よお、そろそろだろ。大丈夫か?」 「あ、副隊長」 「紳士ぶりに定評のある副隊長じゃないっすか」 「お前らに紳士言われると意味が怪しいわ。あと今日から隊長になった」 「マジっすか。おめっす」 「おめっす」 「前隊長が本日付で二階級も特進したからな。繰り上がりだ」 コボルドの世界も厳しいようだ。 「あー、あの早漏さん死んじゃったのね」 「あの短小さんが」 「お前ら、一応まだ生きてるぞ。骨になって」 コボルドは死ぬとアンデッドコボルドとなって復活する事がある。 「でもアンデッドだとチンポ無いっしょ」 「中出しできなくなったコボルドさんに興味なーし」 「お前ら本当変わったよな。今じゃコボルドの子を産むのを楽しんでやがる」 そう、エルフ達はコボルドの子を宿している。 全ての始まりは半年前。一組の冒険者達がこの迷宮にやってきた。 皆でお金を出し合って前衛の装備を整え、6人が初々しく灰と隣り合わせの青春の第一歩を踏み出し、 最初の玄室でブッシュワーカーに奇襲された。 6人中4人が無残な肉片と変わり果てたが、残り2人が死ぬ事は無かった。そう、死ぬ事は無かった。 ブッシュワーカーがゾンビを帯同させていたからだ。 こうして一命は取りとめ、しかし麻痺で動く事は適わず、新人パーティがまた一つリルガミンから消えた。 その麻痺させられた2人こそが、今ここにいるエルヴンプリースト&メイジである。 冒頭で動けないと言っていたのは、妊娠中で腰が立たないという意味ではなく、未だ麻痺状態が続いている為だ。 その割には平然と喋ってるわ、種付けの時は自分から腰振ってくるわで本当に麻痺してるのか疑問とは新隊長弁。 そんな訳で迷宮内に放置されてた2人をコボルドが見つけ、性欲処理兼苗床として拉致してきた訳である。 「あ、そうそう。楽しむと言えば我慢以外にも気持ちいい方法があった」 「どんなの?」 「見られながら産むのもゾクゾク来る」
……… 「おい、何故こちらを見る?」 「らめえええええ!コボルドの赤ちゃん生まれるううううううう!!」 「赤ちゃんがガバガバおまんこ擦って出てくりゅうううううう!!」 「いきなり産もうとするな!産婆呼ぶからそれまで耐えろ!!」 こうして今日も副隊長改め新隊長の胃が悲鳴を上げる。 その度に『なんで半年前に反対しなかったんだ俺』と拉致に加担した事を悔やむのであった。 閑話休題。 「ふぅ、いい出産だった」 賢者タイム中のビッチーズ。この世界だと司教タイムだったりするのだろうか。 その脇で猛ダッシュで産婆を連れてきてゼエゼエいってる新隊長が恨めしげに睨む。 「いやん、そんな目で見られたらびしょびしょになっちゃうわ」 「という訳で早速子作りカモン!」 「やるか!というか次は明日の朝だろうが」 「あ、そか。夜にセックスできないのって不便だなあ」 「ローテ守らないと産婆さん大変だから仕方ないけど」 コボルドの子作りは3つの特異性がある。 1つ目は精子が細胞分裂を起こす為、子宮さえあれば卵子が不要な事。 2つ目はそれ故、異種族であろうと孕ませる事が可能な事。 3つ目は出産までの時間が異様に早い事。およそ50時間で生まれるのだ。 なので月曜の朝に妊娠すると水曜の昼前に出産。その直後にまた妊娠すると今度は金曜の夕方に出産。 更にその直後に妊娠すると日曜の夜に出産する。夜に子作りすると真夜中出産になるので翌朝に持ち越し。 そんな訳で2人のエルフは週3回ペースで休み無くコボルドの子を産み続けてきたわけである。半年もの間。 そりゃレイプ目通り越して精神崩壊起こし、挙句ベクトルの方向ズレてお気楽ビッチになったりもするだろう。 んなベクトルあってたまるかと幾何学者激怒ものだが。 「んー、このまま朝まで体を持て余すのも辛いね」 「レズる?」 「それもいいけど、たまには避妊セックスも」チラッ 「さて帰るか」 背を向ける新隊長。
「置いてかないでええええええええ!!」 「ベロチューしながら手マンしてえええええええ!!」 「ふざけるな!最近お前ら相手の志願者減ってて、俺が在りし日の藤川球児並に駆り出されてるだろ!休ませろ!」 今なら浅尾並だろうか。 「登板並の当番とは上手い事を」 「そうじゃねえ!週3で抜かずの3発×2やらされる身にもなれ!」 「だって副、じゃなかった新隊長って乳首弄るとすぐおっきくなるんだもん」 「ザーメンも5回くらいじゃ薄くならないしぃ」 「新隊長ってウチらと延々子作りする為に生まれてきたような感じよね」 「お前らまでそれを言うなああああ!!」 思う所があるのか涙目になっている。 「はあ、まあいい。明日からは俺の負担も軽くなるし」 「そなの?」 「前にお前ら言ってただろ。イキのいい童貞喰いたいって」 「見つかったの!?」 「見つかったというか、お前らが作った」 「へっ?」 「前に教えただろ。コボルドは生まれてから半年で成長するって」 「と、言う事は…」 「ああ」 「「禁断の母子相姦!!」」 「スワップするに決まってんだろうが糞ビッチがああああああ!!!!」 それでも母親の友人と初体験って考えるとなかなかハードだが、 一応2人とも15歳のエルフ美少女なので童貞を勃起させるには十分だろう。 「え〜?息子の息子を食べれると思ったのにぃ」 「これが本当の里帰りとかやりたかったのにぃ」 「お前ら発想がオバハンになってるぞ」 繰り返すが彼女達は15歳のエルフ美少女である。 「でもそういう事なら明日まで我慢しますか」 「興奮で寝付けそうにないけど」
そんなわけで翌朝。 「ふぅ、ウォームアップも済んで準備万端よ」 「いつでもバッチこーい」 「セックスの前の準備運動でレズプレイなんて聞いた事無いので抜けますね^^;」 早くもげんなりしている隊長。 そんなに私達の絡みって抜ける?とか言われたがスルー。 「それにしても成長した途端に種付けデビューって、本気で志願者不足の結果みたいでちょっと凹む」 「うーん、ガバガバなのは自覚してるけど、そんなに魅力なくなったかなウチら」 「そう思うなら今後は多少しとやかになってくれ。一応フォローすると今回は正当な理由がある」 「理由?」 「何でお前らが、今や義務感丸出しでも子作りされてるか分かるか?」 「冒険者達による深刻なコボルド不足だからでしょ」 コボルドは1階層にしては経験値がおいしい魔物である。 「それも大きいが、お前らはレベル1とはいえメイジとプリースト。となるとその子供は」 「魔法の素質がある?」 「正解。お前らの子はHALITOやBADIOSが使えるんだ。KATINOやDIOSもな」 「へえ、すごい」 「流石ウチらの子」 「おまけに死んでも高確率でアンデッド化するから2度おいしい。お前達が来てから我々は大幅に戦力アップしている」 彼が副隊長に昇格した時も、エルフ達を拉致した実行犯だった功績が大きかった。 「えへへ、もっと褒めて」 「ご褒美におちんちんちょーだい」 「前言撤回するわ」 「あぁん、いけずぅ」 「でもくやしい、かんじちゃう、びくんびくん」 「…そんな訳で、そんなメイジスペル持ちがプリーストと子を成したら、あるいはプリーストスペル持ちがメイジと子を成したら」 「両方のスペルマスター誕生って訳ね」 「そうだ」 スペル・マスターじゃなくてスペルマ・スターのアクセントだったがスルー。 「そんな優秀な人材が揃えば我々コボルドが、ブッシュワーカーに代わって1階の主になる日も近い」
「おお〜、がんばれ〜」 「そしてその優秀な人材のザーメン貰えば更に超優秀な人材が!」 「今度こそ近親相姦だろうが!両方の血を引くんだから」 「私は一向に構わんっ!!」 どうやら精神と一緒に倫理観も崩壊しているようだ。 「あ、隊長チーッス」 「どもっす」 「お、来たな」 生贄2名来訪。 「久しぶり。我が息子とその友人」 「うわ、隣にカーチャンいるの?キッツイなあ」 「私の息子なら逆に興奮するくらいじゃなきゃ駄目でしょ」 「無茶言うなや」 「どうしてもキツいなら一応個室は用意しといたぞ。運ぶのめんどいけど。重いし」 「「誰が重いか!!」」 珍しくWビッチからの突っ込み。 「いや、いいっすわ。迷惑掛けるのも何ですし。それに今でも一応勃ってるから大丈夫っしょ」 「おお、この状況でも勃つとは流石私の息子」 「誇らしげにすんな」 「えっと、いきなり突っ込んじゃってもいいんすか?」 「バッコーイ!」 「ああ、ご自由に。一応朝に風呂入れたから舐め回しても大丈夫だけど」 「ハッハッハッ、その後ウチらレズったから、カーチャンと間接キスになるけどな!」 何故勝ち誇るのかは疑問。 「…いいや、早速入れます。とりあえず一回出しときたいし」 「俺もそうします。なんだかんだでチンコガチガチっすわ」 「ワクワク」 「テカテカ」 若いコボルドがいきりたった一物を取り出す。 そして幾度にも及ぶ出産で醜い外見に変わり果てた女性器の先端に宛がう。
「見た目はグロマンだけど中の良さは保障するよ!」 そう言われて童貞共が隊長に視線を移す。 隊長は『入れりゃ分かる』とでも言いたげな視線を返す。 「じゃ、遠慮なく」 2人がほぼ同時に腰を突き出した。 「「んほおおおおおおおおっ!!!」」 獣そのものな雄叫びを上げる雌エルフ。 「あー、やっぱゆるゆ、るっ!?」 全く抵抗無く根元まで入った瞬間、まるで別物に入れ替わったかのように陰茎全体を柔肉が締め上げる! 「何これ、急に締まってはうっ!」 生物のように膣肉が蠢き、早く精液をよこせと言わんばかりに歓待する。 「ああっ!どーてーちんぽ!どーてーちんぽおおおおっ!!」 「かったいのお!すっごくかったいのおお!」 聞き苦しい嬌声をあげる2人とは対照的に、快感と困惑とを同時に感じ取った2人。 隊長は『な?』とでも言いたげな目を返す。 「もっとガンガンついておまんこの奥にびゅびゅって出してええ!!」 「どーてーエキスいっぱいちょおだいいいい!」 言われるまでも無く若い雄が腰を振るう。初めての上に上物の名器が相手では止まる筈も無かった。 やがて耐え切れずに一発目を放射する。 「くっ!出るっ!」 ぶびゅるるるっ!びゅりりゅっ!びゅぶっ! この日の為に数日溜めこんでた精子が容赦なく膣奥へぶちまけられる。 「あはあああああっ!いっくううううううう!!」 精液の脈動に呼応するように雌2匹も同時に達した。 「はあっ、はあっ、な、なかなかいい具合いいっ!?」 放出が止んで一息つこうとした瞬間、膣壁が最後の一滴まで搾り取ろうとしてくる。 「うあっ、そんな」 その動きが射精直後の敏感な亀頭には刺激が強く、萎えるのを許そうとしない。 「ちくしょう、また出したくなってきた」 気付けば勃起を維持したまま2度目の戦闘準備が整ってしまった。
その後は、まさに獣の交尾だった。 「あはっ、いいっ、いいっ!もっとぉ、もっとちんぽおおおおおっ!!」 「ザーメン出して!コボルドの赤ちゃん孕ませてええええ!!」 びゅぶるるっ!びゅるっ、どびゅびゅるっ! 「あ、はぁ、まだ、でてるぅ」 「また、いっちゃったぁ」 連動するように雌エルフも達し、柔襞が歓喜の収縮を繰り広げる。 「くそっ、なんでこんなに気持ちいいんだよ、このまんこ」 「止まらねえっ、畜生、出しても出しても止まらねえよ」 入れ続けている限り萎える事が無いとさえ思える。何度射精しても勃起も、射精欲も納まらない。 「あはぁ、またおっきくなったあ」 「ねぇ、まだできるでしょ?もっとほしいの」 言葉に返すかのように抽送が再開される。 「んふっ、んんっ、んはっ、いいっ、ちんぽぉ、ちんぽさいこおっ!」 「ちんちん、コボルドのちんちん、すっごくきもちいいよおおおお」 色に狂った雌が喘ぐ。 襞がきゅうきゅう締め上げ、雄にも雌にも快楽が奔る。 「くそっ、また出すぞ!」 「きてえっ!コボルドみるくで妊娠させてえええっ!!」 びゅぶびゅぶぶっ!ぶびゅびゅるっ!ぶぴゅぴゅぷっ! 「あはっ、しあわせ」 またも奥底に欲望が注ぎこまれ、雌は幸福を全身に感じながら達した。 結局5、6回の膣内射精を経て、ようやく種付けの儀は終わりを告げた。 「えへへ、すっごい良かったあ」 「たまには童貞もいいよね」 余韻に浸りながら腹をさする2人。明後日の昼には元気な赤ちゃんが生まれることであろう。 その脇で黙々と後始末する隊長。 「ほい、終わりっと。んじゃ最後にお前ら風呂連れてくぞ」 「はーい」 「あ、でもその前に」
「どうしっておいっ!?」 ズボンの怒張をいやらしく摩る。 「ずっと私達の見てたから興奮してるっしょ?」 「一発出さないと辛いんじゃない?」 チャックを下ろし、先走り汁に塗れた亀頭が露に。 「だからって俺の種で上書きしちゃ意味無いだろ」 「そうね。だから口でしたげる」 ちゅっ 言うが早いか先端に口付ける。 「ちょっとぉ、右半分は私に譲ってよ」 「はいはい」 れろぉ 2枚の舌が艶かしく這い回る。 「ったく、お前らがしゃぶりたいだけじゃないのか?」 「せーかい」 「今日は口元が寂しかったもんね」 じゅぷぷっ、ぢゅるっ、ぷちゅ 猥らな水音が響く。 「んふっ、あの子達とおんなじくらいカタぁい」 「そんなに興奮してたの?それとも妬いてた?」 「アホか」 突っ込みを入れるかのように両手で2人の乳をまさぐる。 「いやんっ」 「そういえばあの子達っておっぱいも放置だったね。もうおまんこだけに夢中って感じ。可愛かったけど」 お前らが間接キスになるとか言ったからだろ、と隊長は思った。口にはしない。 「ん、そろそろ出すぞ。どうされたい?」 「んー、プリちゃん飲みたい?」 「今日はかけられたい気分かも」 「わたしもー。じゃあ2人の顔にぶっかけて」 その言葉を合図に、あどけなさの残る美貌に雄の情欲が浴びせられた。
その日の夜。 「うん、この子も順調に育ってる」 「早く大きくなってママをレイプしてねー」 不穏な事を言い聞かせながら満たされた表情で腹をさすっていると、 ガチャ 隠し扉が開き、朝にまぐわった2匹のコボルドが入ってきた。 「あら、どしたの?朝だけじゃ足りなかった?」 「もう孕んじゃってるけど、一発くらいならいいよ」 「…報告があってきました」 「報告?」 神妙な表情に胸騒ぎを覚える。 「実は僕ら、今度隊長に抜擢されました」 「経験が浅いので2人で隊長を務める形ですけど」 「へぇ、おめでと、う?」 「え、待って。それじゃ今の隊長は?」 「「………」」 沈黙が、回答になっていた。 「そんな、嘘、でしょ?」 「…今日の夕方、巡回中に不運にもリボン持ちパーティと鉢合わせになったそうです」 「隊長は皆を逃がす為に殿軍を立派に勤め上げた、との報告がありました」 「骨の損傷が激しく、アンデッド化も不可能との事です」 「「………」」 ここしばらく、陽気さしか見せていなかった容貌から笑みが消えた。 「そう、報告ありがと」 「これから頑張ってね、新隊長さん」 「では、失礼します」 バタン 「…寝ましょ。夜更かしは美容の敵だし」 「そうね」 その日は、2人とも眠れなかった。
それから暫く経ったある日。 「らめえええええ!赤ちゃん生まれりゅううううう!!」 「あんさあ、男もおらんのにその台詞は止めてくれんかのう」 産婆が呆れながらも取り上げる。 「ほい、元気なおのこじゃ」 「こっちもじゃ。ごくろうさんのう」 そのままコボルドの赤子を抱きかかえて奥へ消える。 「はぁ、なんか空し」 「メイジちゃんも?私も最近全然」 「最近は若いチンポに囲まれてるってのにね」 「そうね、やっぱり…ごめん、なんでもない」 「なんかこう、まんこだけじゃなくて心も埋めてくれるようなすっごいチンポでもないかなあ」 「そうねえ。ガロン塚本並のザーメン注がれたりとか」 そんな事を言ってると、 プルルルルルルルルッ 「あれ?この音って」 「確かMALO その瞬間、2人の姿が消えた。 そして代わりに、 「よっしゃあ!マラー逃げ成功」 「あぶねえあぶねえ。グレーター6匹とか無理ゲ」 「そうだ、DUMAPIC。えっと、E1N7か。入り口に近いじゃん」 「んじゃ歩いて帰るか。えっと、扉はどこだ?」 ガチャ 「さっき生まれたってよ。じゃあ種付けの時間だな」 「先輩、本当に凄いんですか?カーチャンの友人ってだけで抵抗が」 「俺も最初は半信半疑だったけどマジすげえんだって」 コボルドの少年達が入ってくる。 「ってあれ?カーチャン達は?」 「っていうかあそこにいるのは…冒険者!?何故!!」
こんな話を聞いた事があるだろうか。 MALORやテレポータは単なる瞬間移動ではなく、移転先との間に交換が為されていると。 例えば迷宮内にリアルな石像が6体あった場合、 それは高確率でこの場から石の中に突っ込んだ冒険者達の成れの果てである。 また、石の中じゃなかった場合は、移転先にあった物なり人なりが突然現れる事もあるだろう。 つまり、 「あれ?ここ何処?」 「なんか壁のデザインとかも見慣れないし」 先述の冒険者がいた地点に、ビッチエルフは飛ばされていた。 そして目の前には。 「グルル(なんだこいつら?急に現れやがったぞ)」 「グル?(エルフって事は冒険者か?)」 「グルルル(全裸だし忍者かもしれんぞ。注意しろ)」 先程まで冒険者達が戦っていたグレーターデーモンが6匹。 「んー、よく分からないけど、どっかに飛ばされたのかしら?」 「みたいね。それにしても」 2人のビッチの視線は、巨大な悪魔のある一点に。 「ひょっとして、すごかったりしない?」 「あれだけのブツなら、リアルでガロン塚本かも」 「グル?(おい、こいつら俺らの股間凝視してないか?)」 「うん、そうね。こうして出会ったのも何かの縁よね」 「そうよね。この魔物達だったら、ぽっかり開いてる心もまんこも満たしてくれそう」 「グーグル(おい、股間をおっ広げだしたぞ)」 グレーターデーモン達が戸惑っていると、雌エルフは声を揃えてこう叫んだ。 「「FUCK ME!!」」 その後、迷宮の最深部に僧侶呪文を使うグレーターデーモンや、 KATINOで眠らせてから毒を吐くポイゾンジャイアントが出没したという噂が流れたが真相は不明。 「「んっほぉおおおおっ!いっくうううううううっ!!」 ただ野生的な喘ぎ声が聞こえてくるという噂は事実らしく、 痴的好奇心に駆られた冒険者達で10階は暫しごった返したそうな。
以上です。お目汚し失礼しました。 「週三で出産」ってキーワードが何故か脳裏をよぎり 完全に勢いだけで書きなぐった結果がこれだよ!!!
投下乙 さすがに投下後でも444KB残ってる状態で埋め立てって言葉は早過ぎ? 長編投下くれば埋まるけど人が少ないから雑談ではとても消化仕切れない
今気づいたんだが保管庫にRDYlohdf2Q様の新作来てたー! 本編じゃなく外伝だったけど鑑定士の話の続きが読めたのは嬉しかったです。 マジ乙でした! 本編のほうも楽しみに待ってますので執筆頑張ってください。
>>512 投下から間を置かずに他の書き手さんの話題はさすがに無い
投下されたものに興味が無かったにせよ少しは配慮しようよ
埋めネタもRDYlohdf2Q様の新作もどっちも乙。 埋めネタは陵辱話なのに悲壮感が全然ないな〜。 子供まで出産してるビッチ……。 RDYlohdf2Q様のはボリュームが多すぎて全部読むのも一苦労。 長い充電期間に相応しい。 後はエッチさえあれば。
保管庫更新されてから一週間は経つのにカウンターの回り方が急激に上がったぞ 潜在的スレ住人のみんなは現金だなw 書き手さんが投下しやすくなるように、たまの雑談でもいいからスレを暖めとこうぜ
ビッチエルフの話……普通廃人化しない? 陵辱されて孕まされて出産までさせられてるのになんという精神の持ち主 本人は幸せそうだからいいけどさ 保管庫確認したらまたRDYlohdf2Q様の作品来てた! 早速読んできますわ 本編の方も期待してます 特に鑑定士とくノ一さんのエッチ
絵面がエルフっていうか完全にギャルだな
ビッチはグレーターデーモン達の子を産んだのかな? 妊娠期間どれくらいだろ? 鑑定士・番外編、くノ一さんやっぱいい人だわwww そんな彼女がエッチで激しく乱れたり、裸でおっぱいを揺らしながら激しいバトルを繰り広げるシーンを心待ちにしてる ノームの娘が仲間になるまでまだもう少しかかりそうだけど、次はドワーフ娘かくノ一の妹との話になるんだろうな
保管庫見てて今更気付くのも遅いんだろうけど >13-255 様: 小ネタ ?ようじょ(非エロ) >13-260 様: 小ネタ 段平+2(非エロ) これ2つとも同じリンク先になってるのって参照ミスしてない?
どっちもGJ。 ビッチコンビとくノ一たんかわいいよハアハア。 何が言いたいかっていうとエルフ最高! 次は可能ならエロでくノ一たん×鑑定士を。
番外編って鑑定士と書いてあるけど鑑定士の出番一つもない 番外編だからしょうがないと言ったらそこまでだけど、 くノ一と鑑定士の出会いと絡みはまだまだ先になりそう
んー。やっぱり色々と上手いなあ 種族や属性とかかなりD&D寄りになってるけどしっかりとWizだし 幼女も陵辱も苦手だけどそこは抜きにしても読み応えがあった
524 :
埋めネタ :2011/10/08(土) 21:06:54.82 ID:eyBGEL4J
セラフはしんだ ノーコーンはしんだ ♂サムライ「よし、片付いたな」 ♂ファイター「遭遇戦だったけど宝箱あったか?」 ♂シーフ「いんや」 ♀プリースト「残念。それじゃあ先を急ぎましょ」 ♂ビショップ「………」 ♀メイジ「どうしたの?」 プリースト「何か気になる事でも?」 ビショップ「いや、ノーコーンって角失ったユニコーンだったよな」 メイジ「そうよ」 ビショップ「んじゃセラフって皆処女なのかなと」 シーフ「何故そうなる」 ビショップ「いや、ユニコーンって筋金入りの処女厨じゃないか。それが連れてるって事は処女かなと」 サムライ「だから何だってんだ」 ファイター「でも確かにセラフは100%ノーコーンを引き連れてるからなあ。特別な関係かもな」 ビショップ「こんなべっぴんが獣姦フェチか。胸熱」 シーフ「獣姦してたら処女じゃないだろ」 サムライ「だからどうでもいいわ。女の子達が引いてるじゃないか」 メイジ&プリースト「「………」」 ビショップ「いや、魔術と神学を究めし者として解明しないと気が済まない」 ファイター「どうやって解明するんだよ」 ビショップ「そりゃ勿論スカートめくって」 サムライ「言うと思った。てかそれが目的だろうが」 プリースト「最低」 メイジ「変態」 ビショップ「何とでも言うがいい。俺は確かめないと気になって夜しか眠れなくなる」 ファイター「さっきカティノ喰らってたの何処の独逸だ」 ビショップ「という訳で御開帳!これはあくまで痴的好奇心であって…って?」
ファイター「どうした?」 シーフ「穿いてなかったとか?」 ファイター「なに?それなら俺にも確認させろ」 メイジ&プリースト「「………」」 ファイター「冗談だよぉ。そんな『うわ、ビショップの同類だ』みたいな目で見ないで」 ビショップ「………」 シーフ「お前まで黙り込んでどうした」 ビショップ「いや、一気に2つの謎が解けたもんでちょっと驚いてた」 サムライ「2つの謎?」 ビショップ「1つ。何故セラフとノーコーンは常に一緒なのか」 シーフ「そりゃデキてたんだろ?」 ビショップ「2つ。何故ノーコーンは角を失ったのか」 ファイター「何故って、そもそも何でその謎が解け…ってをい、まさか」 さがしますか? [>はい いいえ ?ぬれたノーコーンのつの をみつけた サムライ「………」 メイジ&プリースト「「………」」 ビショップ「こんな綺麗な面して変態だったとか股熱」 シーフ「言われて見れば、戦闘中も何か変だったな」 ファイター「何かトイレ我慢してるような感じはしてたが…」 ビショップ「とりあえず一応不確定アイテムなので識別を」 サムライ「せんでいい」 ビショップ「ひょっとしたらディアルの効果あるかもしれないじゃないか。聖水付いてるし」 ファイター「尿じゃねえだろ」
526 :
埋めその2 :2011/10/08(土) 21:44:38.46 ID:eyBGEL4J
フェアリーはしんだ ファイター「皆怪我は無いか?」 サムライ「大丈夫だ」 プリースト「後衛も無事よ。マハリト来る前に倒せたし」 シーフ「宝箱も無かったし、先を急ごう」 ビショップ「………」 メイジ「どうしたの?」 ビショップ「いや、こないだ買った春画に載ってたんだけど」 サムライ「お前女の子いるのに何言ってんだ」 ビショップ「世の中にはオナホ妖精なるものがあるらしい」 プリースト「バディ唱えてもいい?」 メイジ「私もラカニト使えるよ」 ビショップ「魔術と神学を究めし者として実在するのかを確かめたい」 プリースト「殺す前に1つだけいい?神学冒涜しないで」 メイジ「魔術もよ」 ビショップ「という訳で10分間の休憩にしよう」 ファイター「待て。左手の薬は何だ」 シーフ「そりゃPotionだ。Lotionじゃねえぞ」 ビショップ「これはポーションでもローションでもない。ラツモフィスオイルだ」 プリースト「なんで毒消しを英語で言うのよ」 メイジ「ってちょっと待って。Latumofis…Oilですって?」 ファイター「ローション代わりにする気満々じゃねえかこの野郎!」 ビショップ「ハッハッハ。では諸君、10分後にまた会おう!」 プリースト「本気で最低」 メイジ「本物の変態」 シーフ「まあまあ、2人とも落ち着いて。奴にはじきに天罰下るさ」 サムライ「天罰?」
ビショップ「ぎゃ嗚呼あああああああああああああああああ!!!!!!!」 4人「「「「!?!?」」」」 シーフ「はっはっはっはっはっ」 ファイター「おい、一体何を?」 シーフ「(ハリトの薬と)すり替えておいたのさ!」 プリースト「GJ」 メイジ「見直した」 シーフ「さて、一仕事終えたら尿意が。ちょっとトイレ」 ファイター「おう、いてら」 サムライ「おや?」 プリースト「どうしたの?」 サムライ「いや、俺らが倒したフェアリーって3匹だったよな」 メイジ「そうよ」 サムライ「死体が1つしかない。1つはビショップが持ってったんだろうが、もう1つは?」 プリースト「変ね。風に飛ばされたのかしら?軽そうだし」 ファイター「………」 メイジ「どうしたの、黙りこくって」 ファイター「いや、別に」 ファイター「(すり替えたって事は、今毒消しはシーフが持ってるんだよな?)」 ファイター「………」 ファイター「(感想、後でこっそり聞いてみようかな)」
ユニコーンもフェアリーも一昔前は神秘的なイメージだったのにな…
フェアリーはやめろ 正直言って見てる方が痛々しい
小ネタではあるけど「なきがら」でもあるし警告はきちんとしよう てか埋めって早過ぎない?
とはいっても容量あと50KB程だしな 一つ長いのが来たらちょうど埋まるくらいじゃね?
一応、WIZってことで… ウィザードリィ オンラインのノーム(女)が予想の斜め上の可愛さで笑った ドワーフの女版ってことで、もっと、ずんぐりしたオバサンキャラを想像してたのにw あと、ポークルかわいいよポークル
埋めネタと聞いて思いついた。 ・妖魔×夢魔 ・ちょっと陵辱グロ?あり よろしければどぞー。
とある玄室の片隅で一匹のサキュバスが物惜しそうに赤いマントをつかんで胸元に寄せていた。 「あーあ、ロストしちゃったわね」 獲物と行為の最中、どうやら限界まで搾り取ってしまったようだ。 辺りには脱ぎ散らかした衣類やアーマーに鼻を突くような甘い香りだけが残されていた。 実際のところ神業なるもので男は難を逃れているのだが、そんなこと彼女が知る由もない。 煮え切らない体の奥がまだうずく。 「消滅させてしまうとはもったいない。我がパートナーとして迎え入れたかったですなぁ」 「誰!」 不意にしわがれた声が聞こえ、サキュバスはとっさにつかんでいたマントで身を隠した。 鈴の音が聞こえる。まさかと思った矢先、目の前には緑色の道化服に身を包んだ老人が立っていた。 「フラック……」 「おや、私の名をご存知とは光栄」 魔界ではないいずこかの次元より、かの大魔術師ワードナによって召喚された妖魔。 ワードナが倒された今彼を制する契約はどこにも存在しない。 今のところワードナの朋友的立場にあったバンパイアロードの後についてこの迷宮に出入りしているようだが 彼は決して魔族の味方ではない。 サキュバスは身を硬くした。一歩間違えれば死よりも恐ろしい生が待っている。 当のフラックは特に気にした様子もなく、転がっていたアーマーを手に取って吟味を始めた。 「この煌びやかな硬質感、さぞかし手練れの冒険者の所有物だったのでしょう。先を越されてしまいましたな」 彼は獲物の恐怖に満ちた表情に興奮を覚えるのだとか。 彼女が生き残る術はただ一つ、彼を麻痺させること。だが素早さで彼に敵うはずはない。 サキュバスはなるたけ笑みを絶やさず、一つの提案を持ちかけた。 「消滅するまで止められないほど極上の快楽だったのよ。あなたも味わってみない?極楽の世界を」 「ほう、私まで消滅させるおつもりですかな?」 「まさか。あなたを消滅させるなんて、いったい何時間?何日かかるのかしら?」
正直なところ興味もあった。魔界の住人ではない彼の生態系はまったくもって不明なまま。 最近は分裂すらするらしい一個体である彼に、果たして雄としての生殖機能や本能は備わっているのだろうか。 あまりの恐怖にすでに平静を失っていたのかもしれない。 サキュバスは手にしていた赤いマントをするりとずらし、隠していた秘部を少しずつ露にした。 「……いいだろう。私もちょうど退屈していたところだ。こんな裏舞台があっても悪くはありませんな」 フラックは手にしていた鎧を放り投げサキュバスに向き直った。 思いのほかたやすく合意が得られ、サキュバスは安堵と同時に戸惑いを覚えた。 だがこれで生き残る確率も格段に上がったのは確か。気を取り直しフラックを見つめ返した。 「来て……」 先ほど獲物をしとめたときと同じように甘い声で誘う。露にした秘部を少しずつ開いた。 もうすでに何度も男を受け入れたであろうそこは、それでもなお物欲しそうに潤い甘い香りを発している。 フラックは笑みの表情を変えることなく、それでいて無言のままゆらりと近づいてきた。 「そんな物騒な杖は置いて。肌を重ねるのに武器はいらないわ」 「……私の武器が、この錫杖だけとお思いか。だがしかし、確かにそうですな」 戸惑う様子もなく杖を放り投げ、サキュバスの足の間にひざをついた。カランと鈴の音が響く。 しばし見つめ合った後、互いに意をはかったの如く二人はそのまま抱きしめ合った。 「ん……」 いまだ熱の冷めやらないサキュバスに対して、フラックの肉体は少し冷ややかに感じた。 それでも先ほどまで物足りなさを感じていた部分に再び充足が得られるのだと思うと気にならなくなる。 サキュバスは身をかがめ口づけを求めた。だが触れたのはフラックの指だった。 「なあに、キスはいやなの?」 「いやではないが……このほうがいい」 「あ……」 そっと首筋に口づけられた。舌でなでられ、軽く吸い立てられる。不意の行為にぞくぞくと興奮が走った。
「ふふ、まるでバンパイアね」 「血を飲みたいとは思いませんな」 「ねえ、脱いで……」 サキュバスは彼の頭巾に手をかけた。結び目をほどきするりと落とすと老人に違わぬ白髪が現れた。 額から後ろまで緩やかに流れている。型は崩れないが柔らかそうな髪質だ。 次いで上着やタイツもゆっくり脱がしていく。その間やはり彼は表情を変えず、無言のままだった。 「私だけ脱ぐのはあまりフェアではない。あなたもこれを外しなさい」 下穿きに手をかけた際ふと胸元の下着を引っぱられた。 「あら、これをつけてるからいいという殿方もいるのよ」 「あいにく私はそうではないようだ」 サキュバスは妖艶に微笑んだ。少なからず自身の体に興味を示している、そう確信したからだ。 ホックを外し、するりと下着を地面に落とす。形のよい柔らかな乳房が現れ一時フラックの視線を奪った。 彼もまた下穿きを脱ぎ、互いに裸体を晒した。 熱を帯びたサキュバスの艶かしい肢体とは対照的に、小柄な老人は冷ややかな青緑色の肌をしている。 肉体構造的には男と言えるだろう。足の間には小柄な体格に相応の男性器が備わっていた。 「ふふ、かわいらしいおちんちんね」 「皮肉ですかな」 「褒めてるのよ」 「いずれにせよ屈辱的なことに変わりありませんな」 「私はどう?」 「どう、とは?」 「私の裸を見た感想は?」 「あまりに柔らかそうで思わず引き裂いてやりたくなりますな」 「ちょっと、やめて」
悪態をつきつつも再び抱きしめ合う。 ただ、体格差からどうしてもサキュバスの胸元にフラックが顔をうずめる状態になる。 ひざの上に彼をまたがらせてみたが大して変わらなかった。 あの大きさでは満足できないだろう。さしあたっては彼を麻痺させられればいい。元よりそれが最終目的だ。 幸い彼もまんざらではないようで心地よさそうに彼女のふくよかな乳房に顔をうずめていた。 「あ……」 つと、乳房に口づけされた。先ほど首にされたように、先端を舌先でなでられ軽く吸い立てられる。 また、その柔らかさを味わうかの如く手で何度ももみほぐされ、形のよい乳房が歪められた。 甘い痺れが全身を走る。 「あぁ……」 「女とはまこと不可解な体をしている」 「あら、あなたの体もじゅうぶん不可解よ。ねえ、あなたのも舐めたいわ」 サキュバスは彼の下半身にそっと手を添えた。最初に比べ彼のそこもまた少し熱を帯びて硬くなっているように感じる。 触れた瞬間びくっと反応したのを感じ、彼女はますます確信した。この生命体は雄としてもじゅうぶん機能している。 「ねえ、舐めさせて」 「その必要はない。潤滑剤をくれるつもりなら」 「あん」 彼女の胸に触れていた指先がするりと秘部に触れ、胎内に滑り込んだ。 「もうあなたの体はじゅうぶん潤っているではありませんか」 「もう、せっかちなのね」 「お互いさまですな」 中の具合を確かめるようにそのまま指先を動かす。蜜が絡まり動かすたびにくちゅくちゅと淫らな音を立てた。 奥に入れれば入れるほど、彼女の中はさらなる刺激を求めて収縮を繰り返し呑み込もうとする。 「はぁん……」
フラックは彼女をゆっくりと押し倒した。先ほどまでひざの上にまたがっていたのを反転させ、彼女の足の間に割り入る。 「来て……」 「ええ、もちろん」 指を抜き、代わりに自身を少しずつうずめていく。彼女のそこは容易に彼を受け入れ、深く呑み込んだ。 「あぁん…」 やはり物足りない、彼女はそう思いつつも未知の生命体の熱を自身の中に感じていた。 彼はゆっくりと腰を動かしている。その間も笑みの表情は変わらなかった。 「え?ああっ」 突如サキュバスは嬌声をあげた。何かがおかしい。この感覚。 「あっあっ?……あああっ太いぃーっ!」 先ほど感じた限りでは先に肌を重ねていた冒険者の平常時程度の大きさにしかなっていないはず。 それが今や奥に突き刺さんばかりの太くて硬い肉塊が彼女の中をうごめいていた。 突然の変化に彼女はフラックを仰ぎ見た。だがそこには青緑色の肌を持つ老人の姿はなかった。 いたのは黄緑と赤の、どこが顔なのかもわからない、触手と見紛うようなクリーチャー。 「ひ……」 そのクリーチャーの一部が自身と繋がっており、抜き差しを繰り返していた。ぐちゅぐちゅと不快な音が聞こえる。 得体の知れない流動体生物に犯されている恐怖と感じる部分を的確に突いてくる快感とが彼女の脳髄を揺さぶった。 頭では懸命に否定しながらも、無意識に自身に挿入されているものを強く締めつけさらなる快感を欲してしまう。 「ああっあっ!」 締めつければ締めつけるほど流動体生物は姿を変えていき、彼女の中をうごめく肉塊の動きも激しくなっていった。 このままこのクリーチャーに取り込まれてしまうのではないかという錯覚すら覚えた。恐怖と快感に気が狂いそうになる。
「ひぃ……あ、あ、ああっ……い、いやぁああっっ」 「自分で、誘っておいて嫌とは失礼な」 ふと気がつくとそこには見慣れた老人の姿があった。先ほど見たのは目の錯覚か。 しかし胎内に挿入されている肉塊の大きさは変わらず、奥を何度も突き上げ、敏感な部分を執拗に攻め立ててくる。 「あ、ああ、あっあっ……すごいぃ、深いぃっ!」 あまりに想定外の快感と理解不能な現象にサキュバスはただただ身悶えることしかできなかった。 思わず腰をよじらせるが、逃れようとすればするほどさらなる快感が押し寄せてくる。 「あぁぁああ、あっああっあっあっ……はぁあっいいっイイぃっっ」 「女は、あなたは、太くて硬くて長いのがお好みでしょう?だがそれだけでは芸がない。 時には焦らしてさしあげませんとな」 そう言うと少しだけ動きが緩まった。フラックもまた呼吸が少し乱れている。彼も感じているのだろうか。 先ほどまでの快感が緩まると急にもどかしくなってきた。サキュバスは自ら腰を動かしフラックに懇願する。 「ああ、いやあ、焦らさないで。もっと、もっと激しくしてぇ」 「あいにく私は、この手の方面はあまり強くない。正直なところ、もう手加減はできませんぞ」 「ああっっ」 フラックは再び動きを早めた。腰を強く引き寄せ、何度も打ちつける。 その動きに合わせサキュバスもまた自ら腰を動かし彼のものを引きちぎらんばかりに強く締めつけた。 あふれ出る蜜が絡み合いグチュグチュと卑猥な音を玄室内に響かせる。 「あぁイイッ!イッちゃうっ!」 サキュバスの全身に耐えがたい快感が込み上げてきた。我慢できない。絶頂が近づいてきたのだ。 体を激しく揺さぶられ、途切れることなく快楽を与えられ、感じること以外何も考えられなくなる。
「こ、こわれちゃうぅぅっ!!」 「壊れなさい」 フラックは彼女の胎内深くを一際強く突き刺した。 「永久に」 彼女を抱きしめ何度も何度も激しく突き刺す。痺れるような快感に彼女は何度も首を振った。 「あっああっ!……っああぁぁあぁああっ!!」 「くっ…!」 体中を稲妻のような快感が走り抜け、衝撃でさらに中を締めつけた。足も痙攣し彼の腰を締める。 同時に彼女の胎内深くに彼のそれとは違った温度のものが流れ込んできた。 彼も達したのだろうか、荒く息をついている。今まで表情を変えなかった彼が初めて恍惚に口元を歪めていた。 奥に吐き出されたのは果たして雄としての精液か、流動体生物の体液か……。 「あぁ、またずいぶんごっそりと奪ってくれたものだ……」 フラックは彼女とつながったまま力なく胸元に顔をうずめた。 いずれにせよ、胎内に吐き出されたものと同時に大量のエナジーを奪ったのは確かであり、 サキュバスは全身に満たされる陶酔に身を委ねた。 「ふむ、どうやら私を麻痺させるつもりが、あなたが先に麻痺してしまったようですな」 「は……う?……っ」 言われてはっと気がついた。 力が抜けているのは絶頂の余韻のせいではなく、実際に手足を動かそうとしてもまったく動かせない。 麻痺毒。 行為に夢中になり彼に麻痺毒を注入するのを忘れていたのだ。途端全身に寒気が走った。 「このまま行為を続けたら最悪あなたを石化しかねない。さて、どうしますかな?」
フラックは再び笑みの表情に戻った。体を半分起こし、挑発的に彼女を見つめている。 「いや、殺さないで……」 「ふむ、どうやらここまでのようですな」 フラックはおもむろに彼女から自身を引き抜いた。結合部から白濁液がどろりと流れ出る。 「安心なさい。一時でもこの私を狂わせた、お返しにあなたをこのまま放置してさしあげましょう。 次にここを訪れる者は敵か味方か、そこであなたは何をされるのか……ぞくぞくしてきませんか?」 「い、やぁ……っ」 「ご心配は無用。あなたがどんな状態で朽ち果てようと我がパートナーとして迎え入れてさしあげますよ。 無論その身が消滅するまでですがね」 フラックはつり上がった口元をさらにつり上げてくくくと笑った。 ふと何かに気づいてか玄室の扉を見やる。 「さっそく誰か来たようだ。第二の舞台の始まりですな。名残惜しいが私はこれで退場するとしよう」 フラックは立ち上がり脱ぎ捨てた衣類を手にすると、瞬く間に普段の道化姿に戻っていた。 遠くへ放り投げたはずの杖も手にしている。さながらすべてが彼の肉体の一部とでも言わんばかりに。 「いやあ……助けて……」 懸命に助けを請うサキュバスを見て再びくくくと笑う。 「いい顔だ。そそられる……。ではそんなあなたに特別な贈り物をさしあげましょう」 フラックは彼女に近づきそっと唇に口づけた。口内に舌を絡ませる。 その動きは先ほど錯覚と思わせた触手のようなクリーチャーそのものだった。 「っ……!」 恐怖で言葉も出なくなった彼女を尻目に道化師は錫杖を鳴らし、笑いながら消えていった。 次第に足音が近づいてくる。次にここを訪れるのは敵か味方か。ついに玄室の扉が開かれた。
さっそく
>>535 のタイトルの分子間違えた。
○ 駆け引き 2/8
× 駆け引き 1/8
>「あら、これをつけてるからいいという殿方もいるのよ」 >「あいにく私はそうではないようだ」 どうやら俺もフラックだったようだ ニューエイジ版のポロリの方がえっちいよサッキュたんえっちい それはともかく玄室の扉を開けるのは俺の役目なので今から迷宮に潜ってくる
魔物の絡みは心が癒やされていいな・・・って癒やされたらマズいような フラックはウィズの代表的モンスターの一つなのにエロパロではあまり見ないよね この辺で魔物好きな人の女魔物考察#2編とか来ませんか? あの埋めネタ結構好きだったんだけどな
サキュバスのエロキター!
保管庫管理者さん、保管と更新乙でした
547 :
保管庫 :2011/10/13(木) 07:42:56.08 ID:W9DEeV4s
>>520 なんとミスったまま気づいていませんでした……
直ちに修正しました、こういった指摘はホント助かります、ありがとうございました。
>>546 発見早っ!Σ(゚Д゚;どういたしましてー
鑑定士外伝の続き来てたー! だけどこんな短期間に連続投下して大丈夫か?
533の舞台は描写的にFC版V?
乙! お話面白かったけどラストの (この話は未完結です)って まさか打ち切り!?
なんで「まだ終わりじゃないんだな」って素直に受け取れないんだよw
いや、突然あんな事書かれてたら驚くって それはそうとAmulet Keeperは鑑定士シリーズの世界観が詳しく書かれてるな
ノーム娘との出会いってシャイアの時より過酷な内容だな
埋め用に書いてた奴あるんだけど容量が30KBくらいになるかもしれない 今469KBだから微妙なラインなんだけど新スレ経ってから書き込んだ方がいい? それとも前半だけ投下して後半は新スレとか
そういうことならスレ消化の目処も立ったし次スレを立てに行ってみますか
本当にギリギリだな read.cgiが生成するCSSの分を含めると残り1レスか2レスくらいで 「気になるラストは次スレで!」ということになるのかw 旬の話題でなければ次スレスタートまで待ってみるのも手だと思うけど…… ここまで微妙だと職人でもない俺には進言しづらいよ
* 忍法帳LVの足りない背教者め! 出ていけ! *
すまない、スレ立てには持ち合わせが足りなかった
求む! 次スレを立てる者 高所恐怖症可 職場は 高い塔のバルコニー!
>>554 現行スレを埋葬せず次スレへの誘導が出来る余裕が残るなら問題無いのでは
あるいは、話の切りのいい部分で分割出来るなら前後編に分けてスレを跨いでも構わないかと
>>557 ノシ
ちょっとやってみる.........
559 :
≪次スレ案内≫ :2011/10/15(土) 18:16:15.09 ID:Ljf6vypT
壁に貼ってある大きな看板が次のように告げている。
*** スレの容量を超えようとしています 引き返しなさい! ***
それはともかく
>>559 乙です。キリのいいとこまでこちらに投下して、
後は残り容量を計算して続きをどちらに投下するか決めたいと思います。
注意事項
・作中に特定種族をディスるような表記があるかもしれませんが
決して何かしらの悪意がある訳ではなく、あくまで話の都合や
登場人物の超個人的な意見に過ぎません。本気にしないで下さい。
ほの暗く、シシの腿肉を燻した煙で満ちているギルガメッシュの酒場。 そこのカウンターには、場に似つかない美少女エルフが2人いる。 ギィ 軋む扉を開け、1人のヒューマンがやってくる。 何やら店主と会話を始めたらしく、すぐ近くにいる少女達が長い耳を傾ける。 「よう坊主。ミルクはここにゃ置いてないぞ」 「やだなあ、冒険の仲間を探しに来たんですよ。希望職はシーフとプリーストとメイジで、種族は…」 ピクッ 女の子に緊張が走る。 「全員ノームで」 ガクッ 分かりやすく肩を落とす2人。 ヒューマンは目当ての人材を確保してホクホク顔で去っていく。その様子を恨めしげに眺める2人。 ここはSFC版5の世界。この世界では種族間による超格差社会が形成されていた。 というのも能力値がMAX18固定ではなく、基本+10の仕様になっているからだ。 その為後衛職にはVIT6・AGI9のエルフよりもVIT8・AGI10のノームが選ばれる傾向にあった。 「昔は『君に回復呪文かけてもらうと身も心も癒されるよ』なんて言ってたくせに!」 「昔は『魔法少女って表現ピッタリ。是非僕と契約してよ』なんて言ってたくせに!」 平家物語の冒頭がこれほど似合う背中も珍しい。 そんな訳で彼女達−エルフのメイジとプリースト−は、ここリルガミンにやってきたものの、 1週間経っても他パーティーからの誘いが無かった。 「いっそ色仕掛けでどっかのリーダー落とそっかな」 「簡単にはいかないと思う。ここのダンジョン、2階に下りればジプシーが沢山いるらしいから」 ジプシーとは地下2階に出没する魔物の一種で、人間の女の姿をしている。というか人間の女そのもの。 メイジとプリースト両方のレベル1スペルを扱うがそれほど脅威な敵ではない。 彼女達が注目を浴びるのは胸元を大きく開けた際どい格好と、ジプシーの陰語が売春婦を指す点だ。 つまり善の戒律ならば友好的に接して春を買い、悪の戒律ならばそのまま強姦する。 しかも敵として出現するので避妊を考える必要もなく常に生挿入&膣中射精。行為後の後腐れも無い。 これでは避妊の必要がある上に性交以外では色々面倒な愛人を囲む冒険者は少ない。 また、ジプシーで性欲処理する事を考えたら女冒険者を帯同させ辛い。お陰で女エルフの需要は減る一方。
「あらあら、随分苦労してるのね」 と、プリーストの脇にもう1人女エルフが追加された。 「私も混ぜて下さらない?」 「あなたは?」 「ビショップをやってるわ。さっきまでは鑑定士だったけど今はフリーよ」 「ダンジョン潜りたくて辞めたクチ?」 「いいえ。戦力外通告」 ビショップはエールを注文し、2人に向き直る。 「ここのダンジョンのアイテム、うっかり触ってしまうと恐慌状態になっちゃうのよ。レベル1だと尚更」 「それでクビになった訳ですか?」 「そう。アイテムにも鑑定レベルが設定されているらしくて、極初期以外の鑑定士は不利ですわ、この時代」 「でも鑑定士が難しいなら逆にチャンスじゃないの?一緒に潜ってレベル上げてくれたりとか」 「それこそ貴女達と同じ理由。今回から最低ボーナスが7点になったから、ノームでも確実にビショップになれるんですもの」 「あ〜、あんたも苦労してんのね」 「それでもちょっとはお小遣い稼げただけマシかしら。今夜は私が奢るわ」 「ほう、姉ちゃん金持ってんのかい?ほんだらワシにも奢ってくれや」 更にメイジの横にいた中年ホビットが加わってくる。 「あら、私が奢るのは可愛くも不幸な女エルフちゃんだけですわ。貴方はどう見ても違いますけれど?」 「そう言わんといてくれ。ワシもノームにお株奪われとるクチじゃ」 「え?おっちゃんそうなの?ホビットはシーフ安泰じゃないの?」 メイジの問いに、ホビットは杯を空けてから答えた。 「シーフ専任ならAGIは22もいらんし、かといって忍者だとSTR15じゃ使い物にならんからのう」 「ふーん、皆でノーム被害者の会なのね」 「じゃからワシはノームに対抗する為の秘策を使った。青春と引き換えにな」 「青春と引き換えですか?」 「ああ。ワシのボーナスは8点じゃった。これじゃ平凡なシーフにしかなれん、ノームにゃ勝てんと思ってな」 そこで一旦区切り、おかわりのエールを流し込む。 「その8点をVITやAGIに使わず、INTとPIEに4点づつ回したんじゃ」 「まさか…」 「そう。最初プリーストになり直後にメイジに転職。更に初期AGI12を生かしてシーフに転職したんじゃ」
「「「………」」」 女性陣が言葉を失う。 確かにDIOSやKATINOが使えるシーフなら初期パーティでの需要は極めて高い。 しかしその為に2度の転職で10年以上の人生を一瞬で費やす。その決断は並大抵の精神力ではできないだろう。 特に女の身分である自分らには、例えそれしか方法が無いにしても恐らく選べない。 「ワシャ後悔しとらんよ。あれをせんかったら今頃倉庫番が関の山じゃったからのう」 そうは言うものの、彼は見た目こそ老けているものの、生まれた年は隣の女性陣と大差ないであろう。 得たものも大きかっただろうが失ったものも大きすぎる。そこまでしないとこの地では生き残れないのかとエルフ達は愕然とした。 「私達、考え甘かったね」 「そうね。リルガミンを舐めてたわ」 メイジとプリーストは今になって、冒険者の難しさを実感していた。 「私も、初期限定鑑定士とはいえ食い扶持あっただけ恵まれてたのね」 そしてビショップも。 「まあ、そう落ち込みなさんな。奢りのお礼にいいもんプレゼントしちゃる」 「いいもの?」 そう言うとホビットはカウンターの上をツツゥーと滑らせて一本の瓶をビショップの所へ。 「これは…惚れ薬?」 KATUの効果があるアイテムだ。尤も別の理由で使う冒険者も少なくないが。 「それ使って新人落としゃあいい。次の契約先探すのも大変じゃろ?」 「あ、ありがとうございます!」 「いいなあ。おっちゃん、私らにもちょーだい」 「お主らには奢って貰っとらんぞ」 「私達、お金全然無いんです。このお酒も一番安い奴で」 「ほらほら、お酌したげるからさあ」 「その程度じゃやれんなあ。そうだ、おっぱい揉ませてくれたら考えてもいいぞ」 「「うっ…」」 メイジとプリーストはしばし小声で話し合う。 そして、 「その、お尻じゃ駄目?」 妥協点を探った。
半刻後。 「うぅ、最後はスカートの中に手入れてきたぁ」 3人娘は酒場を後にし、夜の街を闊歩していた。 「あれ以上伸びてたら流石に止めようとは思ってたのですが」 「ビショップちゃんはいいよね。汚されずに済んで」 「その分結構奢らされましたのよ」 とはいえ、得た物も大きかった。惚れ薬が3つ。店頭価格を考えると十二分に釣りが来る。 「一体誰に使お、これ」 「薬の効果は短いって話だったわね。これ単品でパーティ組むのは難しそう」 「となりますと、薬で惚れさせて宿に連れ込み、そこで既成事実というのがベターでしょうか」 ビショップが提言する。 「…あんた口調に似合わず大胆ね」 「ここでの生活も半年近くになりますわ。お嬢様のままでは生きていけませんもの」 「本当、苦労してるんですね」 自分達もいずれこうなるのだろうかと思う。 「しっかし、そうなると明日からターゲット探しね」 「希望としてはヒューマンでしょうか」 「ですわね。ドワーフやホビットの愛人というのは御免ですわ」 ノームは感情的に論外。エルフ相手じゃ本末転倒。消去法でヒューマン一択になる。 「まだ2階に辿り着いてない新人の方が成功率高いでしょうね」 「加えて童貞君だと簡単に落ちそう」 「3人もいれば代わる代わるお相手できますし、愛人兼冒険者として3人一緒に売り込むのは理に適ってますわ」 「あれ?あんたも鑑定士じゃなくて1軍がいいの?」 「勿論ですわ。鑑定士はあくまで収入の為に嫌々やっていたに過ぎませんもの」 やはりリルガミンにいる以上、ダンジョンに潜って灰と隣り合わせの青春を過ごしたいのは冒険者共通の意志だ。 「それでは明日にでも訓練場で新人冒険者さんを待ち伏せしましょう」 「訓練場?酒場じゃないの?」 「誰よりも早く交渉しなくてはいけませんし、それに酒場の中で宿に誘うのも恥ずかしいですわ」 「にしても、本当にいるかなあ?ヒューマンのイケメン童貞なんて」 いつの間にか容姿の基準まで設けられている。
「んー、やっぱいなーい」 朝から訓練所の前でアンパンと牛乳で待ち伏せしている3人だが、昼近くになっても御眼鏡に適う人材は現れなかった。 「イケメンの基準が厳しすぎるのかな?」 「いえ、顔偏差値60は譲れませんわ」 ちなみに正規分布に近い場合、60以上は全体の16%弱である。 「そもそも人間の冒険者があんまり来ないね」 「ノーム、ノーム、ドワーフ、ノーム。ドワドワノーム、ドワノームって感じ」 「脳内主人公補正で結構来るかと思ってたのに、所詮は効率至上主義って訳ね」 効率至上主義だからこそのノーム無双である。 「あら?ちょっとお待ちください、お二方」 「どしたの?」 「あちらの方は宜しいのではないですか?ハンサムと言うよりは可愛らしい感じですが」 訓練所に向かうヒューマンの少年を示すビショップ。 「いいと思うわ。ショタに3人の女の子が迫るって図も凄いけど」 「お姉さんが色々教えてあ・げ・る的な?」 「あんた未通女でしょ」 「オマエモナー」 「あら、お二方ともそうだったのですか。この策に賛同したので違うと思ってましたわ」 「そういうビショップちゃんは…ってここに半年もいるんだもんね」 つくづく恐ろしい街である。 「初体験がこんな形になっても宜しいのですか?」 「構わないわ。単に捨てるタイミング無かっただけだし」 「つーかあの子相手ならベストに近いっしょ。あげても後悔無いわ」 「ではあの子に失敗して、結局十把一絡の男性を相手する事になった場合は?」 「その際は非処女姐さん、お願いしやす!」 「姐さんの妖艶テクでウチら出る幕無くすっからかんにしてやって下せえ」 呆れるビショップだったが、大事な事を思い出した。 「それより、あの子の後を尾けましょう。見失ったら大変ですわ」 「あ、そうね」 3人は頷き、気付かれぬように後に続いた。
「訓練所へようこそ。新規登録の方ですか?」 「はい!お願いします!」 受付嬢に元気良く応える少年。 そしてその背を怪しく見つめる3対の目。 「それでは年齢と戒律と登録名をお願いします」 「えっと、歳は15で戒律は中立です」 「やっぱり年下かあ」「えっ、あの子私より年上!?」「あら、同い年だったのですね」 左から順にプリースト、メイジ、ビショップ。 「名前は…何でもいいです。『あ』でも『A』でも『0』でも」 「適当な名前という事は高ボーナス狙いですわね。益々期待が持てますわ」 女達の値踏みを他所に登録手続きは進行していく。 「それではボーナスポイントの振り分けを行っていただきますが…あら?」 「どうかしたんですか?」 「いえ、失礼しました。20ポイント台のボーナスは珍しかったもので。Aさんのボーナスは27ポイントです」 「「「「えええっ!?」」」」 言われた本人と外野の3人が同時に驚く。 「ちょっと聞きまして!?27ポイントなんて初めて見ましたわ」 「私も。あの子すっごいのね」 「これは益々もって手放せないですね。10年に1人の逸材ですよきっと」 きゃいきゃい言ってる外野とは裏腹に当の本人はいまだ呆然としていた。 「えっと…27ポイントって、どうやって振り分けたらいいんだろ?」 「そうですねえ。Aさんは中立の戒律ですので、前衛希望ならサムライなんかがお奨めかと」 「え?あ、サムライになれるんですか?」 「なれますよ。その上で更に4ポイント余る計算です」 「うわっすごい!じゃあサムライになります。うわあ、サムライなんて夢みたい」 「余りのポイントはどうされますか?全部STRに振れば18でカンストしますし、AGIに振ればバランスが良くなりますが」 「あ、じゃあAGIでお願いします」 「畏まりました。それではAさんをサムライで登録します。最後に配給所でロングソードと皮鎧を忘れずに受け取って下さい」 「はい。どうもお世話になりました」 まだ信じられないといった表情で少年が量産品の剣と鎧を受け取り訓練所から出る。
そして、そんな少年の背後に忍び寄る影×3。 「えっと、なんか勢いでサムライになっちゃったけど…」 「ちょっと宜しいかしら、お侍さま」 「え?あ、サムライって僕の事か」 A君が振り返る。 [>どうぐ [>ほれぐすり * みりょうした * 「お侍さま、とってもお強そうですわ。私、ビショップをやってるのですが、是非お仲間にして下さいませ」 「え?でも、僕実は…」 ビショップを見てポーっとしてるが簡単には首を縦に振らない。 [>どうぐ [>ほれぐすり [>どうぐ [>ほれぐすり * みりょうした×2 * 「そんな事言わずにお・ね・が・い」 「私達、頼れる男の人がいいの」 追撃のメイジとプリースト。 「え?あ、うん…」 完全に堕ちたA君。 「それでは立ち話もなんですし、場所を変えましょう」 言われるがままに手を引かれるA君。 移動先が連れ込み宿だと気付いたのは中に入ってからだった。
「えっと、なんでこんな事に…」 薬の効果が切れ、正気を取り戻したA君。 「私達3人を雇っていただけるのですもの。いわば契約金ですわ」 「でも、いきなり、そんな」 「そうは言っても、お侍さまも期待されてるじゃないですか」 言いながらそっとズボンの下の隆起をなぞる。 「はうっ!」 ビクンッとチェリーらしい反応。 「ふふっ、シャワーを浴びる前に即尺サービスをどうぞ」 器用にチャックを下ろし、既に先端がぬるぬるしている勃起が飛び出る。 「ひっ!」 「うわっ!」 バージン2名が思わず引きつるがビショップは動じず、そのまま屈んで咥えこむ。 「ふわあっ!」 一瞬腰が抜けそうになるが必死に耐えるA君。初めて味わう口腔の快楽は想像を遥かに上回っていた。 「あっ…ああっ…あああっ…」 だらしなく開いた口から言葉にならない音が漏れる。 しばらく丁寧なおしゃぶりを披露していたビショップだったが、ふと口を離して振り向く。 「お二方ともボーっとされてないで手伝ってくださいな。これは私達3人の契約ですのよ」 「えっ!?て、手伝いって、その…」 「やっぱり、私達、も?」 操を捧げる事は承知の上だったが、初っ端からフェラチオはハードルが高い。 「そうですわね。男の人も乳首は感じやすいですし、そこを舐めてあげてくださいな」 「あ、うん。それなら、何とか」 ビショップもそれは承知なので、比較的敷居の低いプレイで補助させる。 「で、では。お侍さま、失礼します」 「えっ、わわっ!」 2人がA君の両脇に並ぶと、バンザイをさせて上を脱がす。 露になった、薄い少女の胸と言っても通用しそうな部位に、おずおずと遠慮がちに舌をのせる。 両方の突起が濡れた柔らかい舌で刺激された瞬間、今までに無くA君の体がビクンと撥ねる。
「ああっ、ふああっ、あっ」 蕩けきった表情で、両胸と股間の刺激を甘受する少年。 メイジもプリーストも10年以上前に逆戻りしたかのように乳首を吸う。 先端に電気が奔る度に怒張がビショップの口内で暴れる。 しかしビショップは、その不規則な跳ねにも丁寧に対応し、ゆっくり且つ確実に少年の性感を高める。 時には艶かしく舌を這わせ、時にはこれ見よがしに音を立て吸い付き、また右手で根元や睾丸への補助も忘れない。 「あぁ…うぁ……あぅぅ…」 か細い喘ぎが漏れ出てくるが、怒張に射精の予兆は無い。 『反応見ると経験豊富って感じは受けませんし、やはり緊張されてるのかしら』 緊張してるとなかなか射精できないという話は聞いた事がある。 確かにいきなり拉致されてこれでは、身構えるなという方が無理がある。 『それでは、こうさせて頂きますわ』 ビショップは口淫を続けながらも器用にズボンのベルトとボタンを外す。 パンツは窓から陰茎が飛び出してる事もあり脱がす事はできなかったが、ズボンは成功した。 『初めての場合、パンツ越しの方が却って宜しいかもしれませんわね』 ビショップはそのまま左手を尻の方へ回し、パンツごとある一点をグリッと突いた。 「はあうっ!!」 A君がビクンと反応する。 ビショップの中指は、まるで指先に目がついてるかのように正確に蕾を捉えていた。 ぐりぐりぐりっ 前後からの挟撃に、僅かながら睾丸がせり上がったように思えた。 一方、両脇の少女達も負けてはいなかった。 時には舌で転がし、または唇を窄めて吸い付き、軽く歯を当てたりと、思いつくがままに乳首を責める。 性器を直接刺激している訳ではないが、地味ながらも堅実な仕事で少年の射精欲を一歩づつ歩ませる。 「ふぅぅ、はぁぁ、すっごく、すっごくきもちいいです!」 「ちゅぷっ、ふふ、喜んで頂けて何よりですわ」 れろぉ… 裏側をねっとりと舌が這い、筋から伝わる快感が少年の脳を蕩けさす。 ちゅぷっ、ぷちゅっ 更に両突起からの援護射撃で更に硬度が増す。
「ふふっ、お侍さま、興奮されてますのね。どんどん硬くなってきてますわ」 右手で扱きながら上目遣い。いつの間にか胸元をはだけさせ、白い双丘が見え隠れしている。 先端が見えるか見えないかのギリギリの開き具合に、少年の目は釘付けになる。 その鋭い視線を受ける度に湿るのが自覚できる。 ビショップは自分の胸が、あくまでそれなりの大きさでしかないのを受け入れている。 15歳という年齢やエルフという種族を考えれば健闘しているのだが、それでも男を悦ばすには一歩足りない。 それを飲み込んだ上で、直球で勝負できないのであれば変化球で勝負すればいい。そう考えるようになった。 その答えの一つが、このチラリズム戦法である。 下手に丸見えよりは適度に隠れていた方が男の興奮を煽る。その事に気づいてからは絶妙な角度を勉強した。 あとちょっとで見える。そのギリギリさともどかしさで男根は益々硬くなる。 そしてやっとの末にチラッと乳首が見えた時、男の興奮はピークに達する。 A君も例外ではなく、遂に桃色がお披露目になった刹那、きゅううと陰嚢が縮み上がる。 気付けば、あれほど遠そうに思えた射精の瞬間が目前まで迫っていた。 「出したい時は遠慮なく申し出てくださいね。口でも胸でもお好きな所で受け止めますわ」 「ぁ…ぅぁ…」 少年の目は虚空を彷徨いはじめた。快楽で脳が蕩けきっている。 少年の絶頂を直感と本能で感じ取ったプリーストとメイジも、更に舌の動きを小刻みに。 自分達にできる精一杯で少しでも気持ちよさを増してもらいたかった。 ビショップも連動するかのように激しく窄みを前後させる。 少年からのリクエストが無かったのでそのまま口腔で受け止める事にした。 ぢゅぶ、じゅぷっ、ぢゅぶぶっ 「あ、ふあっ!だめっ、もっ、でるっ!!」 A君はギリギリまで射精を我慢して1秒でも長く快感を感じていたかったが、適わぬ努力だった。 びゅぶぶぶっ!びゅるるるるっ!! 「んんんっ!」 あまりの勢いに一瞬戸惑ったビショップだったが、すぐに落ち着いてしっかりと喉の奥で受け止める。 びゅくびゅく、びくん、びゅくん 放つ度に竿が脈打ち、快感の大きさを表している。 ビショップは若干苦しそうにしながらも、最後まで口内で精液を受けきり、 数回に分けてごくんと完飲した。
「お背中お流ししますわ」 一発抜いた後はシャワー室へ。当然、ここでも相応のサービスが待っていた。 「お二方も手を泡だらけにして下さいな」 勿論タオルなんぞ使わずに手で直接洗う。 「背中の方をお願いしますね。私は前の方を洗いますわ」 ビショップはそう言って、自身は椅子に腰掛けるA君の太腿に尻を乗せる。 A君は裸の美少女3人に囲まれ、またこれから起こるであろう事への期待感ゆえ、 射精直後にも関わらず再充填が完了しているのが目視できる。 「ふふ、まずは手から洗わせていただきます」 艶かしい手つきで腕を洗う。それ自体が愛撫の一種と言っても差し支えないように。 「この後の為にも、爪の間や指の股も丁寧に洗いませんと」 そう言ってA君の手の平を、自分の胸にくっつける。 「!?」 戸惑うA君をよそに、そのまま撫で回すように動かす。 注意深く観察すると、硬くなっている乳首が指の間に滑り込み、突起で擦るように洗っている。 『何処で覚えたんだろ、ああいうの』 『やっぱりここに半年もいるとああなるのかな』 呆れるような感心するような複雑な感情を抱えながらも、処女2名は自分の仕事−単に指で背中を洗うだけ−はこなす。 なんか娼婦の新人研修みたくなってる気がしたが、どちらも言えずにいた。 「あふうっ」 爪の間にも乳首を挿し入れ、その際の刺激で思わず甘い声が漏れる。 「きちんと爪のお手入れなされてるのですね」 「あ、うん。こないだ切ったばかり」 「ふふ、嬉しいですわ。この指でしっかり愛してくださいな」 今度はA君の手を自分の尻に持ってくる。そして尻を揉ませながら腰を前後に動かす。 『おお、あれが噂のタワシ洗い!』 太腿の上に乗る陰唇でいやらしく擦り上げる。 実際の洗浄効果なぞ皆無に等しいが、鈴口が涎をだらだら垂らしながらびくんびくんと痙攣してる所を見るに、 少年の満足度は極めて大きいのが見て取れる。 後には指を一本一本膣内で擦りあげる『壷洗い』も披露し、シャワータイムは完了した。
残レスを計算したら12KB弱だったのでギリギリ間に合いそうな感じもしますが(前スレが503KBだったので) 一応念の為に新スレで残りを投下したいと思います。
雨雨権藤雨権藤フイタ
有利不利ではなくイメージで種族を選ぶ俺には悪夢だ >ドワーフノームだらけ
PRI→SAM MAG→LOR と転職させて育てるからエルフは割と使えるイメージ
1乙GJ 指で開通式するぐらいなら最初だけでも挿してあげてー ってか保管早っ!? さて、前スレも立ってから今日で300と1日 そろそろ埋葬してしまわないと も今スレは盛り上がるといいな
すいません 新スレに書いたつもりで誤爆した ネタバレになったら本当に申し訳ない
モニタの前の皆はドワ子(ドワーフ娘)って聞くと、どんな子を想像する? 浅黒肌のロリっ子?最近のはそうらしいねえ。 ヒゲのオッサンがオバちゃんになっただけ?典型的なドワーフ像だねえ。 で、俺の仲間にもドワ子がいるんだが、こいつはどんな子かというと、 まさに足して2で割った感じなんだよね。 つまり顔は今風ロリっ子、首から下は典型的ドワーフって訳さ。 うん、つまり凄い巨乳だけど、ウエストサイズはそれ以上って訳だよね。HAHAHAHAHA。 うーん、何とか胸から上だけモノにできないかな。その下いらんから。 首が簡単に刎ねられる世界なんだから胴が刎ねられてもいいじゃん。 死んじゃうから駄目?ですよねー。 しかしパーティ結成直後は大変だった。 俺もドワ子も戦士やってんだけどさ、戦士の最初の装備って胸当てな訳よ。 つってもドワ子みたいな爆乳をすっぽり覆うのなんてないからさ、前面だけの奴。 うん、想像付いたと思うけど、ドワ子先頭で俺2番手だと谷間丸見えなのよ。 ドワーフだから背が低いしね。目線下げたら爆乳ボボーンって訳よ。 いくらその下に妊婦並みの腹がある事分かってても辛抱たまらん訳よ。 鎧になってホッとしたね。ちょっと残念だったけど。
で、今俺らは何してるかって言うと、地下10階で絶賛遭難中。 生き残ってるの俺とドワ子だけ。 扉開けたら奇襲とか汚いなさすがポイゾンジャイアントきたない。 ブレス4連発で後衛全滅余裕でした。今日3番手だったシーフもご臨終。 何とか奇跡的に逃げれたのでキャンプ張って待機。救出部隊待ち。 地下10階ってのが不安だけど2部屋目の扉前なら回収に来てくれるだろう。 24時間音沙汰なしだと出動だったから…あと22時間くらいかな。 水は3日分あるし、生存者2名だから余裕で保つだろう。 とりあえずは一安心だが…HPの残量が心許無い。残り8しかない。 ドワ子も残り21。とてもじゃないが敵に遭遇したら墓碑6つ確定。 とりあえず助けが来るまで時間あるし、鎧は脱いどくか。 俺はこの時、取り返しの付かない提案をしてしまった事に気付かなかった。 単純に毒ブレス浴びまくって気持ち悪いし、水も余裕あるからタオル濡らして体拭こうと思ってたんだ。 お互い黙々と体吹いて、一段落着いてドワ子の方に振り返って固まったね。 ドワ子は鎧脱いでTシャツ1枚。爆乳で生地の伸びが凄い事に。簡単に図にすると ( 三 ) ←これ。 しかも戦闘して汗かいてるからひっついてる。 おまけに体育座りしてた。つまり膝の上におっぱい乗っけてやがった!加えて太鼓腹が隠れて見えない。
そらもう勃ったね。勃ちまくったね。 数日溜まってた事もあるし、死にかけで種の保存の本能が働いたのもあるだろうし。 こんな状態で残り22時間とか、もうね。どんな拷問よと。見たらいかんと思いつつガン見しちゃうって。 しかも何だよその不安げな儚い表情は。顔はロリ系美少女なんだから止めてくれ。 慌てて視線を下に逸らすと大根足が見えた。そうそう、所詮はこんな体型なんだからってマンスジ見えてるーーー!! いやね、ドワ子ちゃん下はスパッツだった訳よ。で、体育座りなんだけど足は開き気味に座ってて。 スパッツもピチピチなもんだから脚のラインとかもくっきりで。で、何気なく股間見ちゃったら見事な縦筋な訳ですよ奥さん。 だから駄目だって見たら。ああ、ほらチンポが言う事聞かなくなってきた。 だから目線も膝の上を見るなって。チンポ喜ぶだけなんだから。って下も見たら駄目だ!! 駄目だ、段々理性が怪しくなってきた。冷静になれ俺。ドワーフって貞操観念無茶苦茶高いんだぞ。 遊びのつもりでも一発やったが最後。強欲坊主の元で誓いのキス一直線だぞ。ドワーフ相手に逃げられる訳がない。腕力的意味でも。 しかも今は顔も可愛いけど、15年も経ったら「やる気、元気、井脇!」とか言いかねないオバハンになってるんだぞ。 そんなのが「なあ、スケベしようや…」とか迫ってきたら死刑執行ものだ。だから絶対駄目だ。 ああ、でもあの爆乳に顔埋めたらどうなるんだろうな。チンポ挟んだら根元まで埋まるのかなあ。 ってそんなの考えるな!いいか、手を出したら最後なんだぞ! でもドワーフって鍛えてるからなあ。締まりとか凄そうだな。 って違あああああああああああああああああああああ!!!!!
とまあ、そんな事もあったなあと思い出してみた訳よ。あの頃俺は若かった。 ん?結局その後はどうなったんだって? ドワ子ちゃんなら今、俺の目の前で生意気盛りのガキ共をどやしつけてるよ。 あの怒られてるガキ共、世にも珍しい人間とドワーフのハーフなんだぜ。HAHAHAHAHA。 …うん、まあね。チンポには勝てなかったよ。 でもすっっっっっんげえ気持ち良かったぜ。そういう意味じゃ後悔してない。 あと不幸中の幸いで顔自体は15年経っても劣化しなかったね。流石にロリ系じゃないけど年相応の美貌さ。 毎朝ヒゲ剃ってる事実から目を背ければの話だけどね。HAHAHAHAHA。 加えて顔以外にも目を背けないとね。HAHAHAHAHA。 ああ、胸だけは背けなくてもいいかもね。人を圧殺できるレベルにまで達すると賛否両論だろうけど。 あ、圧殺と言えばさ、腹上死ってあるけど、今のカーチャンに騎乗位されたら別の意味で腹上死してまうね。 HAHAHAHAHA…って、どしたのカーチャン。 ん?ガキ共皆遊びに行ったのね。どうりで静かになったと。 何、その狩人の目は。確かに久しぶりだねえ、2人きりなの。 ってをいちょっとまて。流石に4人目はちょっと、ってガハハって笑うなっていやああああああああああああ!!!
たしかにチンポには勝てないのは男だよな・・・orz
なんと言うか現代的だけど乙 同じ人で埋めもてる感が否めないけど そういうの頑張りも嫌いじゃない
584 :
全4レス :2011/10/18(火) 11:13:30.78 ID:Ol2ju8hi
ここはマーフィーの祭壇前。 とあるギルドの2軍がレベル上げをしていた。 PRI「はい、最後のDIOS」 FIG1「これで弾切れか。じゃあ帰るか」 FIG2「だな。俺らもレベルアップしただろうし楽しみだ」 MAG「あ、ちょっと待って。もう1回だけ戦ってよ」 FIG1「なんで?」 MAG「今計算してみたら、私だけちょっと足りない」 FIG2「別に明日でいいだろ」 MAG「嫌よ。余計に馬小屋泊まって1日年取りたくない」 FIG1「一日だけだろうに」 MAG「女の子にとっては死活問題なの!」 FIG2「わーたよ。じゃあもう1回だけ」 PRI「ちょっと待って。今折角全快なのに、また戦ったら怪我しちゃう」 FIG1「2ダメージくらいいいだろ」 PRI「良くないわよ。その傷を治そうと思ったら回復の後にまた泊まらないと」 FIG2「つまり、今度はお前が1日歳取るのが嫌だと」 PRI「その通り」 FIG1「ったくもう。あっちを立てればこっちが立たないお姫様達だな」 FIG2「泊まらずにMP回復できる手段でも無いのかね」 MAG「一応あるわよ」 FIG1「ほう?」 MAG「男性の精子でちょっとだけMP回復するの」 FIG2「ソレナンテ=エ=ロゲ[Sorenant et Roage](1599 - 1669 フランス)」 PRI「でも私も聞いた事ある。何でもMPは精神力だから精子と関係があるって」 FIG1「精しか合っとらんがな」 MAG「いや、ひらがなにすれば『せいしん』と『せいし』で結構合ってる」 FIG2「そういう問題か?」
MAG「という訳でPRIちゃん、FIG達の精子でMP回復して」 PRI「いいけどMAGちゃんもだよ」 MAG「なんで?」 PRI「もう一回戦うならKATINOで眠らせた方が楽だし」 MAG「それもそっか」 FIG1「何かよく分からんが、そういう事なら喜んで協力するぜ」 FIG2「丁度棒が2つに穴が2つだな」 FIG1「どうせなら2回戦はスワップしようぜ」 FIG2「いいな。その方がMPも2倍回復するだろうし」 MAG「いいから早く来てよ」 PRI「こっちは準備オッケーだよ」 FIG1「ほいほいっと。ほんじゃ」 FIG2「いっただっきま〜す♪」 数時間後 FIG1「ふう、喰った喰った。久しぶりに出しまくった」 PRI「入りきらなくて溢れてきちゃってるね」 MAG「しかも2人分混じってるからどっちのか分からない」 FIG2「ところでMPは回復したのか?」 MAG「ありゃ、あんなにしたのにレベル1が1つだけだ」 PRI「わたしも。何か損した気分」 MAG「ひょっとしたら1発1回復じゃなくて、1プレイで1回復なのかも」 FIG1「でも1戦だけなら十分だろ」 FIG2「そうだな。よっしゃ、出て来い、いじめられっ子」 マーフィー「目の前で散々乱交見せつけられたと思ったら集団リンチされた…成仏したい」
翌日 FIG1「よし、レベルアップした」 FIG2「俺なんてHPが30近く上がったぜ」 MAG「PRIちゃんもそうなの?」 PRI「うん、何か気味悪いよね」 FIG1「どしたー?」 MAG「私達、今日で全員レベル9になったでしょ」 FIG2「そうだな。これで命中率アップだぜ」 PRI「なのにレベル1のMPが10あるのよ。最大9の筈なのに」 MAG「しかもレベル2以降は普通なのよ。レベル1だけ1つ増えてる」 FIG1「なんかのバグかね?」 FIG2「害が無いバグならいいんじゃね?」 MAG「でも不気味よ」 PRI「何か悪い事が起きなきゃいいけど」 数ヵ月後 FIG1「俺らに話ってなに?」 FIG2「凄い重要だって聞いたけど」 PRI「2つあって、まず1つはMP10の謎が解けた事」 FIG1「バグじゃなかったのか?」 MAG「違った。その理由がもう1つの重要な話にも関わってくるんだけど」 FIG2「どんな風に?」 PRI「結論から言うと、私達2人とも妊娠してた」 FIG1「( ゚д゚)」 FIG2「( ゚д゚ )」 MAG「こっち見んな」
PRI「つまりお腹の赤ちゃんがレベル1のPRIとMAGだったの」 MAG「子宮内で繋がってるからMPも共有してたみたい」 FIG1「そ、そうなんだ。あはははは」 FIG2「え〜っと、その話を俺らにしたって事は?」 PRI「その通り」 MAG「責任とってね、パパ♪」 FIG1「まじかあああああああああああ」 FIG2「ってちょっと待て。あの時のだったら結局どっちが父親か分からんぞ」 PRI「だから貴方達2人で私達2人の責任取って」 MAG「多夫多妻ってやつ?」 FIG1「マジかよ。いきなり2児の父かよ」 FIG2「しかも場合によっては2人とも自分の血を引いてない罠」 FIG1「てゆうかリルガミンって多夫多妻制だっけ?」 PRI「違った場合は多夫多妻制の国に移住って事で」 MAG「中東に幾つかあるって聞いた事あるわね」 FIG1「中東?」 FIG2「それだ!」 エセルナート郊外、海賊のアジト ガリアンキャプテン「御頭、新入り希望の連中が来ましたぜ」 ハイコルセア「どんな奴らだ」 ガリアンキャプテン「いつもと同じですよ。男女2名づつの若夫婦」 ハイコルセア「追い返せ。だから俺らはアラビアンじゃねえっての!」