ショタとお兄さんでエロパロ8

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1名無しさん@ピンキー
ショタ×ショタだろうが、ショタ×おっさんだろうが、
あなたがショタとお兄さんだと思うものならスレテーマに沿っています。
だからといって「ワシらも60年ぐらい前はショタっ子でならしたモンよ」
と豪語する兄(78)と弟(76)の絡み、とかいうのは勘弁な!

投下は二次・オリジナル問わず、エロ重視・ストーリー重視・萌え重視・
ショタ受・ショタ攻・SF・妖怪・擬人化・モンスター・触手責めetc …どんな作品でもおk。
但し二次モノ投下の際はできるだけ元ネタの表記をお願いします。
また、人を選ぶ要素がある場合は前書きに明記して下さい。
(例:ショタ攻め、スカトロ等)

・sage進行推奨。荒らしと広告は各自でスルー。
・次スレは>>975、またはスレ容量490KB辺りで適宜建てること。

【保管庫】
http://www39.atwiki.jp/55syota/

【過去スレ】
前スレ ショタとお兄さんでエロパロ7
http://yomi/bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/125883511/
ショタとお兄さんでエロパロ6
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1249810825/
ショタとお兄さんでエロパロ5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239018201/
ショタとお兄さんでエロパロ4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1232162378/
ショタとお兄さんでエロパロ3
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1220795350/
ショタとお兄さんでエロパロ2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199276452/
初代スレ お兄さんとショタでエロパロ(二次オリ問わず
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152429072/
2名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 22:16:29 ID:6MUQoEEU
>>1乙!
3名無しさん@ピンキー:2010/07/16(金) 22:40:14 ID:b3DQ8cGb
気弱なショタが美形でやさしい青年にやさしく犯されて漫画とかない?
4名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 10:11:17 ID:hD6AiGUT
>>3
シチュで言うといっぱいありすぎて困るぐらい。
絵柄で選んでもらおうか。
5名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 10:35:30 ID:GHqIUVbZ
パラダイスへようこそ。
6名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 11:56:48 ID:msKP8wtb
>>1乙です。新スレ完成記念も兼ねて一つ。

【おしかけ弟子:日本編】

眠りから突然目が覚めるのは腹立たしい。それが悪夢のせいならなおさらだ。
「ちっ…」
もう一回目を閉じ睡眠を試みるが眠れない。……完全に起きてしまったみたいだ。
時計に目をやると3:30と表示されている。なんとも中途半端な時間。
「……酒でも飲むか」
幸いな事に明日土曜はオフだ。変な時間になっても大丈夫だろう。
だがベッドから起き出るには障害がある。俺の隣で右腕にしがみつく様に寝てる少年――フォン。
なんとも穏やかな顔で寝ているこいつを、起してしまうのは避けたい。
「起きるなよ…」
そう言って慎重に慎重を重ねて、フォンの指を一本一本自分の腕から引き剥がしていく。
あの国にいた頃は別々に寝ていたのだが、日本に来てからはずっと一緒に寝ている。
「うんっ…ししょう…」
不意に声を出すフォン。いかん、起してしまったか?
「トイレ…流してください…」
その瞬間、緊張していた全身が弛緩する。
「………寝言か。しかしどんな夢を見てるんだこいつ?」
10分ほどかけてようやくフォンを腕から離す。なんとか起さず済んだか。
そのまま、寝息をたてるフォンの柔らかい髪を撫でて寝室を出た。

冷蔵庫からビールを取り出し、リビングのソファーに腰掛ける。
「四ヶ月か」
フォンを連れて帰国して四ヶ月。フォンの滞在ビザを、手に入れるのは大変だった『いろいろ』やったしな。
そうやって松尾の団体で、初代チャンピオンになったのが三週間前。
飾ってある写真に目をやる。その中でチャンピオンベルト持った俺と、俺に泣きながら笑顔で抱きついているフォン。
あの時は俺より喜んでたな。まるで自分の事のように……あの晩俺は言った。フォンも成功も全部手に入れると。
それは半ば自分のせいで俺が成功を逃そうとしていると、思っていたあいつを安心させる為に言った台詞だ。
でも今ではそれが正しいような気がする。
大切な人を捨てて得た成功も、逆にそういった物を捨てて大切な人を選ぶのも片手落ちではないのか。
本来それは、二者択一なんかじゃないはずなんだ。
「……何偉そうな事考えてんだ。運がよかっただけだろ、一歩間違ったら…」
そう一歩間違ったら変態同性愛者として、散々に非難されていたかもしれない。
だがそうはならなかった。なぜかフォンの事は俺が武者修行中に、孤児のフォンを連れ帰ったという嘘美談になっている。
それも多分俺がチャンピオンになったのと、松尾のイメージ戦略の成果だろう。
「こないだもテレビで嘘混じりの感動話しやがって」
しかしそのお陰で、フォンと暮らしていても今の所なんと言われることもない。
それどころか『励ましのお手紙』を多々頂戴している。
「感動しました。フォン君のためにも、次も防衛して下さい」
「加藤さんの優しさに胸を打たれました。僕も加藤さんみたいになりたいです」
「これフォン君に食べさせてあげて下さい」(高そうな菓子つき)
……こうやって虚像とは作られていくのだろうか。
7名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 11:59:22 ID:msKP8wtb
「師匠…」
背後から聞こえる声。あちゃあ起してしまったか。
「ああ、ごめんな。ちょっと目が覚めてしまったから酒飲んでたんだ」
「そうですか」
「気にせず寝てて良いぞ」
しかしフォンは寝室には戻らず俺の隣にちょこんと座った。
「……聞こえなかったのか?」
「師匠が眠れないのに、一人で寝るのなんか嫌です。明日はお休みですし僕も起きてます」
などと言ってるが、かなり眠そうな様子で目を擦っている。その仕草が愛らしく見えるのは、酒のせいではないはずだ。
「……可愛いやつめ」
「うわっ!?」
フォンを抱え上げ、膝の上に座らせ抱きしめて後頭部に顔を埋める。急にそうしたくなって、堪らなくなった。
頭からはシャンプーと、少しの汗の匂いが鼻腔をくすぐった。
「師匠……いきなりすぎますよ。酔っ払っちゃったんですか?」
「……ごめんな。嫌な夢を見たんだよ」
「どんな夢ですか?」
「…お前が死ぬ夢」
その言葉で微かに震えるフォン。
「なんで僕死んじゃったんですか?」
「知らん。でも病室で死にそうな顔してた」
我ながら論理性のない話だ。
「…僕なにか言ってました?」
「師匠ありがとうございましたって…死にそうな癖して」
「うわぁ……言いそう」
言いそうなのか。なら俺もいい加減お前のことが、分かってるって事かな。
「……それだけじゃなくて、僕のことはすぐ忘れて下さいってさ。忘れられる訳ないのに」
思い出して、抱きしめる力を強くする。軟らかくもあり硬くもあるそんな感触。
以前はもう少し、軟らかかったような気がする。筋肉がついてきたんだなこいつも。
「師匠…どうしたんですか?」
「別に……お前ちょっと重くなったな」
なんだか涙が出そうだ。それを悟られたくなくて、ワザとらしく話を変える。
「師匠と食べてるとなんでも美味しくて……」
俺の機嫌を取っているわけではない。本気の言葉だろう…実際食事の時のフォンはいつも楽しそうだ。
「全く…なんでお前はそう俺を……」
「ひゃん!?」
左手でパンツの中のものをまさぐると、フォンは高い声を上げる。
「じっとしてろ」
皮に包まれた幼いそれを上下左右にもみしだく。
「あ、あうぅ、師匠っっ……」
俺が指を動かすたびに、甘さを帯びるフォンの声。いつものことだ。
「ちょ…っと、師匠…ヘンですよ……ああっ!」
「そう変なんだよ」
変になっているのはあの夢のせいだ。だからこうやってお前を……。
「嫌か?嫌ならやめるが」
「イヤ…じゃないですけど……あふぅんっ!」
フォンのものはもう既に大きくなって、先走りを出している。
「嫌じゃないなら、なんなんだ?」
「ず…るい…よぅ……ししょうのいじわる…」
喘ぎながら言うフォン。いじわるか、確かにそうだな。
「……ごめんな。不安になってるんだよ。あんな夢で」
パンツの中に突っ込んだ手を止める。このまま不安を誤魔化すようにやるなんてダメだよな、言うべき事は言わないと。
「ふえっ?」
「お前が死ぬなんてたとえ夢でもゴメンなのさ」
「………」
「弱いんだよ。フォンが思ってるより俺は。多分もうお前抜きじゃなにも出来やしない」
そう言って抱いたままソファーに倒れこみ、フォンの向きを変え立たせる。ちょうど俺に馬乗りになる形だ。
8名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 12:00:49 ID:msKP8wtb
「幻滅したか?」
フォンは静かな目で俺を見下ろしたまま答えない。こんな目は初めて見たかもしれない。
「なんとか言って…わっぷ!?」
いきなりフォンが倒れこんできて、唇を合わせる。
「んんっ……」
「くふぅ…うぅ!」
キスが嫌というわけじゃなかったが、面食らってしまったのでフォンを引き剥がした。
「っはぁ……」
「ふふっ…これでおあいこですね師匠」
悪戯っぽく笑うフォン。
「師匠……僕今すっごく嬉しいです」
「なんでだ?」
「だって師匠が僕に弱いところを、見せてくれたんですよ?」
フォンの黒い瞳が潤む。
「師匠の事は大好きですし、一番強い人だって尊敬してます。その師匠が僕を頼りにしてくれる、僕にも出来ることがある…」
また顔を近づけてくるフォン。もう互いの息がかかる距離だ。
「そんなの……嬉しいに決まってるじゃないですか!」
「っ……フォン!」
そう言って涙を滲ませ微笑むフォンを見て、我慢できず抱きしめて俺からキスをする。
フォンの言葉と気持ち……本当に泣いてしまいそうだ。
「んぷっ…」
先ほどとは違い、今度はたっぷり味合う。歯茎に蛇のように舌を這わせ、舌と舌を絡めて引き出して音が鳴るくらいに吸う。
そうやって、数分が過ぎただろうか。俺は、名残惜しげに口を離しささやく。
「さっきの続き…しないか?」
「え〜……どうしよっかな」
「…いじわるだな」
そんな言葉を交わしそのままフォンを抱き上げ、寝室に直行しベッドに転がす。
「師匠……僕したいなんて言ってませんよ?」
先ほどのように悪戯っぽく笑うフォン。
「ずいぶん生意気な事言うな…反抗期か」
「ハンコウキって……なんですか?」
かみ合わぬ会話だが、お互い十分に気持ちは分かってる。
「無理やりでもやるけどね」
「えぇ〜師匠ひどい」
言葉とは裏腹に緩む互いの顔。
「そんな事言いながら、ここはしたくて堪らないみたいだぞ?」
立ち上がってるフォンのものをゆっくり指でなぞる。
「うあっ…だめぇっ…でちゃいます……」
「まだダメだからな。俺ので逝かせてやる」
パジャマを脱がし露になる褐色の肢体。やっぱり出合った頃より少し大きくなったかな。
「指、入れるぞ」
ベッドの脇のローションを指に付けて、フォンの肛門に差し入れ塗りたくる。
慣れてるここは、俺の指を簡単に飲み込む。くちゃくちゃという音が耳に届く。
「あふぅ…」
前立腺には注意する。あんまり触りすぎると、出してしまうからな。
それでもフォンのそれは、更に硬さを増して「はやくチンポを入れて」ってねだってるみたいだ。
「こんなもんだな。じゃあ、行くぞ…」
仰向けのフォンにのしかかり、入り口に俺のものをあてがう。
一瞬フォンは震えるが、すぐに収まりこっちを見て笑った。
「師匠……大好きです」
「…俺も好きで好きで堪らないよ」
いつも挿入の前はこんなこと言ってる。だけど未だに、こういう台詞は恥ずかしい。
顔が赤くなったのを、フォンに気付かれてなきゃ良いが。
9名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 12:02:48 ID:msKP8wtb
「ふぅあっ…あくっ…」
先端が体内に入り腰を軽く浮かすフォン。
「師匠はやく、奥まで……」
「あせるなよ…バカ弟子」
そんな事を言いながら俺も早く、フォンの最奥まで入れたくて仕方がない。
しかしそれを抑えてそのまま遅くでも早くでもなく、腰を使いながら突き進む。
「ああああっ……いい…もっとぉ」
「相変わらずお前の中は暖かくて、締まって絡み付いて…最高だよ」
そう褒めながら、出し入れを始める。お世辞でもなく突けば突くほど、そんな感じがするんだ。
「俺もフォン君に奉仕しなきゃな」
「んんっ…ふにゃっ……くふぅ!」
肉棒で体内を突くのと同時に、フォンのペニスを弄ってやるのも忘れない。
すでに出来上がっているそこは、俺の手と中からの両方の刺激でぴちゃぴちゃと水音をたてて鳴いている。
「良い…良すぎてもうイ、イッちゃう、うああっ!」
快感を逃そうとしてるのかフォンは首を振る。中性的で子供のあどけなさを、十二分に残した顔が乱れてる。
フォンの表情で一番好きなのは笑顔だけど、こういう顔も………張の野郎の気持ちも少しは理解できるか。
「…うっく…い…あっ…!ああ……師匠…ごめんなさい、がまん…できません……」
「構わんよ…先に出せ」
口から唾液を垂らし謝罪の言葉を吐いて、膨張したフォン自身から白濁した液体が飛ぶ。
それは勢い良く飛び出して、覆いかぶさる俺の腹にかかる。フォンは俺に気を使ってか自慰を殆どしない。
だからセックスの時はいつもこうだ。とはいえ全く嫌な気はしないのだが。
「うあ…ぁぁ…また……師匠にかけちゃった……」
射精によって体が痙攣して、アナルが伸縮する。くぅ…毎度のこととはいえ気持ちいいな。
「フォンのなら、頭から被りたいぐらいだよ」
「そんなの、汚いで…ふぁっ!…あ……師匠…師匠ぉ…」
勿論フォンが、一回の射精ぐらいで萎えないことも俺は知ってる。
イッた直後の敏感になった所をつついてやれば、容易にもう一度角度と硬度を取り戻す。
正直俺より、射精できる回数が多いんじゃないかって思う。
「もっと出してみろ、腹といわず胸や顔に届くくらい」
そう言って褐色の胸と乳首を舐め回す。
「師匠そこは、ううっ…はうあっ!…くぅあっ……あう!」
まるで女のような喘ぎ声。ボーイ……なんちゃらだっけ?まなんでも良いか。
抱いてる時ぐらいしか、こんなフォンの声聞けないんだから。
「んがっ、ひあぁぅぅ…」
俺の舌の中でピンと屹立するフォンの乳首。こうすれば『アレ』もやりやすい。
「フォンはここを、こうするのが大好きなんだよな」
「あっ…ああっ!?それ…感じすぎるから…やめて下さ……んああっ!!」
歯先で乳首を甘噛みしてやる。こないだ偶然発見したツボだ。
「あひゃううっ!……も、もぉ…だめ…って……言ったのに」
「喜んでるじゃないか。さらに良く締まってるし…またチンポから蜜が出てる」
イッた時よりもキュウキュウに締め付けるフォンの中。この分なら、出してもおそらく外にはこぼれては来ないだろう。
「ふはぁっ…!師匠…僕も…また…!」
「俺も駄目だ、そろそろ出る…!」
フォンの中で俺自身が膨らんで、熱い精液を吐露したのと同時にフォンの体が再び魚のように跳ねて、そのまま同じものを発射した。
「ああっ……師匠………!」
「…今日は俺の腹が真っ白になりそうだな」
フォンの涎を指で救いながら言う。まだまだお互いを求めてる事は、言葉を交わさずとも分かっていた。
10名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 12:04:54 ID:msKP8wtb
二人で幾度となく交わりながら、ようやく静けさをもった夜…というより明け方。
フォンはまた俺にしがみ付くようにして寝ている。そっと首筋に手をやれば体温が、手を通して伝わってくる。
「フォン…俺の恋人…俺の家族…俺の弟子」
ふと頭をよぎった言葉。一体どれが正解なんだろう、それとも全部正解なのか。
以前こいつは俺に自分が依存していると言った。だが今では俺だってそうなのは明確だ。
「誰にも渡さない…渡せない」
俺もフォンにしがみ付く。たまには良いだろ?たまにはな。
そう思いながら抱きしめれば、不眠なんかすぐにどこかに消えていってしまった。

「ん……あ……」
肉が焼ける匂いに目を覚ます。腕の中には空気しかない……飯作ってんのか。
なんだか物凄く良い夢を、見ていた気がするが思い出せない。
頭を掻きながら、時計に目をやると11:45と表示してある。もう昼か。
「フォン、なに作ってんだ?」
寝室を出ながらキッチンに向かう。
「あっ、師匠お早うございます。今日は天気がいいから、お弁当にして外で食べませんか?」
三角巾とエプロンをつけたフォンがこっちを見る。弁当箱には、握り飯や卵焼き、ソーセージなんかが入っている。
窓から外を眺めると、確かにいい天気だ。
「外ねぇ……公園とかか?」
「はい」
ちょっと想像する。昼の公園で弁当を広げる、ガタイの良い男と褐色の少年。
間抜けではないが、ちょっとマッチしてるとは言い難いかもしれない。
もしかしたら俺を知ってる人間に、何か言われるという事もありえる。
「ねっ、二人で行きましょうよ!」
迷ってる俺に、にっこりと笑うフォン。……だめだ、この顔をされたら何も断れる気がしない。
「…分かったよ、行こう二人でな。その後は稽古つけてやる」
はしゃぎ気味のフォンに、俺は平静を装ってそう返事をした。
11名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 12:06:49 ID:msKP8wtb
以上です。エロ描写頑張ってみましたがどうでしょうか?
このスレにも良い作品が一杯投下されますように。
12名無しさん@ピンキー:2010/07/17(土) 18:15:51 ID:6DtRLJTM
GJ
相変わらず健気なフォン君に萌えです。加藤師匠が羨ましい。
13名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 00:12:28 ID:WyaugJ42
>>1乙〜

>>11おかげでアジア系ショタ好きになりそう
14名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 04:30:17 ID:zbB+pV/y
ジリオンマダかな?
15名無しさん@ピンキー:2010/07/18(日) 16:59:05 ID:QZRjAFWe
1おつ
>>11俺もその弁当食べたい
16名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 16:09:38 ID:96ur+4rf
フォン君をめちゃめちゃにレイプしたあと
助けに来た師匠にボコボコにされたい
17名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 20:08:28 ID:TRKTc55R
>>16
SなのかMなのかwwwwwww
18名無しさん@ピンキー:2010/07/19(月) 20:28:34 ID:Y3M2xf3l
難儀な性癖だなw
19名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 04:48:21 ID:nBz15kIK
フォンくん書いてる人女だな
20名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 06:01:55 ID:xTLWs0P+
>>19←女ってこういう何の根拠もない事言うよなw
21名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 10:02:56 ID:tYLrqkxG
でも例えばトリ忘れの性別は一目瞭然な気がする
22名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 10:31:51 ID:i8adyACQ
確かにおしかけ弟子はBLっぽいね。
まぁでもそんな事はフォン君の可愛さの前では、どうでも良いけど。
23名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 22:44:46 ID:y8FmvSbz
海外からの観光旅行者相手に体を売る東南アジアの少年達の体験談風SSとか無いかなぁ
白人の変態紳士とか働かない飲んだくれのアル中な馬鹿親とか

それで人権を守る団体のせいで売春できなくなって一家離散的な……

実際にある話だしリアルだからダメ?
24名無しさん@ピンキー:2010/07/20(火) 22:53:28 ID:58WTcuFZ
>>23が書く分には問題ない
25名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 00:09:48 ID:wgH8r88V
てか作者の性別なんぞどうでもいいw
26名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 04:13:49 ID:lWwKISjv
要らんトラブル招くだけだよな。何でこんな話題をしたがる奴がいるのやら
27名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 05:35:00 ID:uxaCss8O
夏だから
28名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 05:50:10 ID:fuzmURiX
夏だからこそ純情浴衣ショタの精通にまつわるお話を書くべきだと…
僕はただそう思いました
29名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 10:24:23 ID:wW3YGDeA
夏だったら一緒に海水浴へ行った幼馴染に欲情して二人とも同じ夜に処女と童貞を失う話だろ。
30名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 13:19:23 ID:1gqzM1bD
>28
>29
 ひとつの話に纏められそうな気がする。
31名無しさん@ピンキー:2010/07/21(水) 15:24:29 ID:NwshD14m
浴衣でお祭りに行ったら人ごみで押されて金魚すくいのたらい(?)にドボン!
「商売道具に何しやがんだ!」とテキ屋のオヤジにびちょびちょのまま裏につれていかれて
ゴーカーン!その後テキ屋の仲間にもやられてリンカーン!というお話を読みたいです。
32名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 02:02:50 ID:og/R8y+S
>>31
最後はおしおきの仕上げとして全裸開脚で晒されて人間的当てにさせられる
33名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 13:53:20 ID:rjYyNCUO
なんという鬼畜ww
34名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 15:51:07 ID:OXvfHncE
いつも新スレになると、
レンタル屋のにいちゃんとエロコーナーに行っちゃうショタっ子の話があったけど
今回は無いみたいだな…とても残念だ

話は変わるが、誰か浴衣ショタ描いてくれw
35名無しさん@ピンキー:2010/07/23(金) 16:23:06 ID:SsU7LGO4
浴衣ショタを

騎士が書いたら…  淫乱な本性を隠している筈の生真面目ショタが、一夏の間違いを愛する従兄弟のお兄さんと犯してしまい

、んほぉでアヘアヘなどエロ展開に。以後メスペット化。

兄と義兄シリーズの人が書いたら…  縁戚のショタっ子が夏休みに遊びに来て、二人で一緒に夜の夏祭りへ。
無防備な健康美を振りまくショタにムラムラが抑えきれず、そのまま暗い茂みの中でラブラブアナルセックス。

トリ忘れが書いたら… 幼馴染に「一緒に夏祭りに行こう」と誘われたのに、行った先は夜の茂みでそのまま幼馴染に

ガチレイプ。でも相思相愛だったので結局ラブラブ和姦に。

ロイドシリーズの人が書いたら… ホームステイに来た金髪碧眼の白人ショタ兄弟が浴衣を着たがるので、
折角だからと二人に着つけの指導。しかし二人の包茎おちんちんに目を奪われているのに気付かれてしまい、
オープンエロなショタ兄弟は嫌がるどころか向こうからおねだり。そのまま済し崩しに3Pセックス。


中途半端ですまないが、俺の妄想力はこれが限界のようだ。ちんちんが辛抱堪らんので今からバスケショタで一発抜いてくる。
36名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 03:34:18 ID:HBAKESxx
ところで前スレのSSは全て保管庫に保管したのか?
37名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 13:21:04 ID:IeED3Qck
1つも保管されてないな。
38名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 14:40:44 ID:fXHm8Vz4
>>37コテ氏のとスレ最初の作品が半端に保管されてる
39名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 15:43:05 ID:2+rVc/rT
浴衣ショタと縁日に行って人気のないところで一休み
お膝に乗っけて後ろから浴衣をはだけさせてプチプチの乳首を揉み揉み
そのままちんことアナルマッサージで後ろからガン突きしたい
40名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 16:10:15 ID:FaAKtFQX
>>34
ゲオのエロコーナー行ったら男の子がいてビビッたw

しかし現実なので手篭めにするのははばかれたっすよ。
41名無しさん@ピンキー:2010/07/24(土) 16:56:08 ID:8+S0z79/
俺も18禁ののれんが見えないほど小さいときにツタヤのエロコーナー入ったけどね
42名無しさん@ピンキー:2010/07/25(日) 12:36:09 ID:wWvrNuw6
ジリオンマダー?
43名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 20:03:12 ID:lOKYCjTE
>>41
のれんが見えずまたは意味がわからずエロコーナーへ迷い込むショタ41
「おいおい、こんなところへ来ちゃだめじゃないか」
「えっ、オレはポケモンの映画探してるんだよ」
「探してるポケモンはこれだろう」
そう言って男が取り出したのは硬くそそり立った(ry

現実は手出したらめえだけど41ならおk!
44名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 23:03:16 ID:iZRUPIQI
最終回投下します。今回はショタヒーロー悪堕ち描写。
ショタ×ショタのシーンもあります。

「少年戦士ジリオン最大の危機:最終話」
45名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 23:06:35 ID:iZRUPIQI
「…純也君」
潜伏先の家で、星川が新聞を置く。紙面にはジリオン…純也が異星人だという記事が載っている。ベネドが情報を流したのだろう。
そしてそれに関する様々な意見…どれも純也を知っている星川にすれば腹立たしい憶測・邪推ばかりだ。
さらにその記事は純也が、マグ帝国とは別の侵略者の尖兵かも知れない…と結んでいた。
「なんて馬鹿なことを!」
新聞を腹立たしげに叩きつける星川。
「あの子は……あの子はこの星の為に、何の見返りも求めず戦ってくれたんだぞ…?どんなに傷ついても……それを…」
星川の目に涙が浮ぶ。そしてさらに何かを言いかけた時、隣の部屋から声が聞こえた。
「お父さん、ちょっと来て!このメールを見て」
パソコンを操作をしていた星川恵が父を呼んでいる。
「ああ…今行く」
瞼を拭い。星川は立ち上がった。

「これは…!?」
ディスプレイを見て言葉が詰まる星川。そのメールは差出人が書いておらず、件名が『純也を救いたいなら開け』となっている。
「お父さんどうするの?」
確かにそれは怪しい。罠の可能性も十分にあった。
「……開いてみよう。今は少しでも情報が欲しいんだ」
「うん……これ…動画が添付されてるけど?」
「再生してみなさい」
「わかった……ええっ!?」
二人の目に飛び込んできたもの。それは手錠と首輪をはめられ、男に肛門を犯されている純也の姿だった。
「な…なんで?」
「う……」
絶句する二人を無視するかのように、どんどん場面が切り替わる。
強制射精・鞭打ち・フェラ・三角木馬責め・女装して輪姦……二人にとってそれは見るに耐えない。
「うっ…うっ…えぐっ……」
とうとう恵は泣き出してしまう。
「恵…もう見るな…お前みたいな歳の子が見るもんじゃない」
星川は動画を停止させ、娘の肩を抱く。
「……いや…最後まで見る…」
「何を…」
「だって一番辛いのは、こんな目にあわされてる純也君なんだよ!!」
涙を流しながらも、恵ははっきりとそう父に言う。
「しかも私達の為に……なのに私が…目をそらすなんて……そんな事できないよ!」
「……そうだな。恵の言うとおりだ…父さんが間違っていた。最後まで見よう」
再開される再生を二人は歯を食い縛って見る。そして動画は堕ちた純也が、ベネドものを嬉しそうに咥えている所で終わった。
「……純也君…どうなっちゃったの?」
「…人間の精神は過酷な状況が延々続くことに耐えられない……」
星川は力なくうなだれる。
「純也君がいなくなって、もう二ヵ月近い…いくら心が強くても壊れて当然だ」
「そんな!?お父さん、純也君はもう元には戻らないの?ねぇ!?」
父を激しく揺さぶり問いただす恵。だが星川の顔は曇ったままだ。
「……ダメージの具合にもよるが…確実に元に戻るとはいえない…」
「う…そ……ねぇ、嘘でしょお父さん!?嘘だといってよ!!!」
星川は答えない。出来れば考えたくない、あの明るく優しい純也が帰ってこない事など。
「落ち着きなさい恵…今は私達にできる事をしよう」
「できる…事?」
「ああそうだ。それにこのメールの本文の続きを見てみなさい」
ディスプレイを見て表情が変わる恵。
『動画を見て、星川純也…ジリオンを助けたいと思ったならこの番号にかけろ』
画面には携帯らしい電話番号が書かれている。
普通に考えればこれはもう罠としか言いようがない。……だが逆にそれは怪しすぎた。
(なにかの策だとして…これは稚拙すぎないか?とすればこのメールの差出人は……)
迷う星川。しかし今の彼らにはこのメールにすがるしかない。星川は決断した表情で電話を取った。
46名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 23:10:30 ID:iZRUPIQI
「うあぁっ、あっ…ふぅぁあっ!はひゃぅぅっ、あぁあっ!!」
牢の中に響く純也の嬉しそうな、甘ったるい喘ぎ声。
純也の尻はベネドのものを、しっかりと咥え込んで離さないようにしてる。
皮を被った性器から透明の精液が吹き出す、既に何度も達したのだろう。床には精液の水溜りが出来ている。
「今日はもう何発目かな?すっかり純也君は、淫乱な食いしん坊になっちゃったね」
「だってぇ……ベネド様がぁ…あんぅぅっっ!おっぱいだめぇぇ!!」
ベネドは何かを言おうとした純也の乳首を摘み上げる。
(痛い……けど気持ちがいいよぉ…)
「言い訳すんじゃないよ…お腹こんなにしてさ。まだ足りないの?」
そう言ってベネドは、自分の精液で膨らんだ純也の腹を摩った。
「ごめんなさぁい……インランなじゅんやは、お腹パンパンでもまだせーえきがほしいんれぇす!」
涎・涙・鼻水。顔中から液体を撒き散らして、呂律の回らぬ舌で純也はベネドに気持ちを伝える。
「ふふふ……正直でよろしい」
そう満足そうに微笑むと、ベネドは腰使いを早めた。その度に純也の体の中は抉られ、かき回され、喜びの声を上げていく。
「あひぃぃぃっ!また、お腹のなかこすりぇてぇるぅぅぅっ!!」
「良いよその顔すっごく良い。惨めではしたなくて、めちゃくちゃに犯したくなる」
「あ……ありがとうございましゅぅぅっ!もっとおぉっっ!」
押し寄せる快感に、純也はまともに喋ることも出来ない。頭の中はずっと前から真っ白だ。
(僕はなんで、抵抗なんてしてたんだろう?ホント馬鹿だった。もっと早くこの感情に、屈服すれば良かったのに)
「ああああっっ……またナカでだしてくりぇたぁ…」
純也の膨らんだ腹が震える。またベネドが放出したのだろう。
(もし…精液でお腹破裂して、死んじゃったら最高に間抜けだなぁ…)
「全く…女性でもこんなに淫乱な人、中々いないよ?ついこないだまで『心は屈しない』とか言ってたのにね」
「ぼきゅがばかでした……こんにゃにきもちいいのに…いじはって……」
顔を上気させながら、答える純也。その表情は淫乱な奴隷そのものだ。
「帰還命令が出るまで、たっぷり犯してテクを仕込んであげるね。君は最高の性奴になるんだ」
「なる…なりましゅ……から、もっと…きもちよくしてくだひゃい…!!」
堕ちてから、殆ど毎日純也はこうして犯されている。絶望と失望と恐怖に負けて壊れた純也の心。
そこに与えられた、極上の快感。それだけで容易く純也は屈服した。
「ご主人様に、お願いばっかりだね純也君。そんな生意気な口は塞いじゃおっと」
そう言ってやや乱暴に、ベネドは純也の唇を奪う。以外にもそれは、二人が交わす初めての口付けだった。
「んんんっ…ぷぅ」
「あむっ…ううっ……」
ベネドはそのまま舌を純也の口内に差込み、生き物のように歯や舌に絡ませる。
お互いの唾液が混ざり合い、下になっている純也の喉へと吸い込まれていく。
まだ挿入しているままなので、二人はまるで一つの機関になったようだった。
「んぷっ…君の口の中、ザーメンの味がするね…ま水と栄養剤以外はそればっかり食べてるもんね」
口の涎を拭いながらベネドはそう言って純也の頬を撫でる。
だが言葉とは裏腹に、その様子はとても嬉しそうだ。純也をここまで落としきった満足感があるのだろう。
「せーえき…好きですから……」
本当に好物だという感じで返事をする純也。
「そっかザーメン好きなんだ。じゃあ今日もこの後舐めて掃除してね」
「わぁい、嬉しいなぁ……」
自分の中の精液も、出した精液も全部床にぶちまけて綺麗に舐め取る。
それを想像しただけで、また純也のペニスは元気になる。
「また大っきくしちゃって…本当に変態で淫乱でしょうがないね純也君」
「ごめんなさい……純也のこらえ性がないバカチンポを許してください…」
罵りの言葉にも、純也はただ謝ることしかできない。
「正義のヒーロー君も……堕ちたもんだね」
そう言ってベネドはぎゅぽんっと、肛門から肉の杭を引き抜いた。
純也の体内から、白い液体が彼の脚を伝って決壊したダムのようにこぼれていく。
(綺麗だ……こんなに愛して貰ったんだ)
そう思いながらかつての少年戦士は、こぼれる精液をしばらくぼんやりと見ていた。
47名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 23:13:04 ID:iZRUPIQI
たっぷり時間をかけて、純也は自分が出した精液と腹の中のを全部舐めきった。
もうまともな食事はいつ以来だろうか。栄養剤で空腹感こそ感じていないが。
最初に飲まされた時は、不快でしょうがなかった精液の味。しかし今の純也は極上の練乳のように美味しく感じている。
「ははっ…ほんとだ。僕の口の中精子の匂いがするや」
口から漏れた吐息を嗅ぐと、重厚なオスの匂いが自身の鼻を満たす。
(性奴隷・肉便器・精液便所・マゾブタ……今の僕に一番ふさわしいのはどれかなぁ)
そんな事を考えながら壁にもたれかかる。ここで純也を楽にしてくれる稀有な存在。
純也の体はベネドが出て行くときにした、手枷や足枷や首輪でがっちりと拘束されてる。
もう純也は反抗したり、逃げようなどとは全く思ってない。だが一応警戒しているのだろう。
(……別にいいや、僕も縛られてる方が好きだし。特に首輪は好きだなぁ。僕はもう人間じゃないんだって、ちゃんと分からせてくれるから)
「あふぅぅ…んあっ」
ベネドが出て行く時に入れられたバイブが振動を始める。それだけですっかり開発された純也の体は、また敏感に反応をしてしまう。
「あああっ…」
また昂ぶる純也の気持ち。だが彼のペニスの根元は、しっかり縄で結び付けられている。
おまけに後ろ手に手錠をされているから、いかに昂ぶろうとけっしてその欲求が満たされることはない。
その分おそらくまた次のSEXでは、とびっきりの痴態を晒してしまうのだろう。
「あぅ…」
喉が渇いたのか、それとも気持ちをまぎらわせるためか、金属のボールに入った水を舌を使って飲む。ボールにはマジックで「純也」と書かれてる。
まるで奴隷どころか家畜のような扱い。だが純也は腹を立てることもなく、水を啜っている。
(これで良いんだ。僕のやってきた事なんか無意味で、地球の人たちは僕の事なんか……)
もはや一抹の希望すらない闇の中で、それが純也のたどりついた終着点。絶望と諦めは状況によっては、救いですらある。
(それならこのまま奴隷として奉仕して、気持ち良くしてもらってる方がいいや)
ボールから顔を上げる純也。その顔には壊れた笑みが張り付いていた。

その夜、純也は夢を見ていた。内容は最近ずっと同じものだ。
「おい、純也」
「……うるさいなぁ。またお前か」
真っ白な場所で同じくらいの年恰好の少年と対峙する純也。その少年は純也そっくりだ。
「諦めるな!戦うんだ!あんな扱いされて、悔しいだろ?」
「勝手なこと言うなよ、僕は悔しくなんかない。もう良いんだよ、僕は犬以下の奴隷でいいんだ」
焚き付ける少年の言葉に純也はそう言い返す。
「嘘付くな!」
「嘘なもんか。もうどうせ誰も僕の帰りなんか待ってないし、元の僕には戻れっこない」
尚も詰め寄り、肩に手をかける少年の手を振り払う。
「…それなら奴隷として、可愛がってもらった方が良いに決まってるだろ?」
捕まる前ならけっして言う筈のなかった弱気で卑屈な言葉。
「……お前はヒーローじゃなかったのか?あの時の気持ち、残っている筈だ!」
「違うよ。もうそんなのとっくに壊れちゃったし、捨てちゃった。ここにいるのは負けて屈服したただの奴隷だ」
きっぱりと言い放つ純也。そっくりな少年もその言葉に二の句がつげない。
「お前も見ただろ?縛られてお尻にオモチャを入れられて、ちんちん大きくしてる僕を!こんな淫乱で変態な僕がヒーローなワケない!!」
いじけたように少年に背を向けて座り込む純也。もう話す気はないという意思表示だろうか。
だが少年はそれでも純也に近寄り、背中越しに囁いた。
「……じゃあその涙はなんだ?」
「何言ってるんだ僕は泣いてなんか…………あれ?変だなぁ……」
少年の指摘どおり、純也の光をなくした瞳からとめどな涙がく溢れている。
(ちっとも悲しくなんかないはずなのに………なんで泣いてるの……?)
意識をしていない理解の出来ぬ涙。先日ベネドに忠誠を誓った時も、流れたことを思い出す。
『なんで泣くのか…よく考えてみろ。お前はただ逃げている』
そう言い残して少年は虚空に消えた。そしてそのまま純也の視界も真っ白になって……。
「んんっ…」
夢から目を覚ます純也。目に写る暗い牢の内部、もちろん少年はいない。
(なんだよ……いっつも言いたいこと言って、消えちゃってさ…ずるいよ)
夢の中の少年に毒づくが、涙は止まらない。それは頬から縛められた体へと落ちていく。
(……この涙だって大した意味なんかないに決まってる)
「ねぇ、君もそう思うだろ?」
純也はボールを覗き込み水に映った自分に話しかけたが、当然それは何も答えはしなかった。
48名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 23:14:37 ID:iZRUPIQI
秘密基地の中にある、ザロフの仮眠室。そこで純也はベッドに腰掛け、ザロフも隣に座っている。
「あの…なんで首輪とか…?」
純也は裸だが、首輪も足枷もされていない。唯一縛めている手錠も前手だ。
「必要あるまい。もうお前が暴れることもないだろう」
ザロフは純也の質問にぶっきらぼうにそう答える
「そうですね…すいません、余計なこと聞いて……」
「謝るな」
そう言って左手で、純也の肩を抱く。
「あっ…」
「大分やつれてしまったな…俺を恨んでいるか?」
ザロフは肉の落ちた純也の腕や脚を擦る。
(恨む……?…そうか元はといえば僕はザロフ様に捕まって……。そういえば僕の初めての人もザロフ様だ)
純也をこのような状況に追い込んだ張本人。それがザロフだ。そして捕えられた日に、純也はザロフに犯された。
望まぬ性交。それが純也が堕落させられた、この地獄の日々の始まりだった。
「恨んでなんかないです……それより今まですいませんでした」
ザロフに謝罪の言葉を口にする純也。微かに声が震えている。
「なぜ…謝る?」
「だって奴隷なのに今まで、失礼な事ばっかり…」
半分怯えながら、目を伏せてザロフにくっつく。まるで親に叱られる子供のように。
「……なぁ憶えているか?初めて戦った時のことを」
そんな純也の髪を撫でながら尋ねるザロフ。その手つきはとても優しい。
「憶えています。あの時も僕は…」
言葉が詰まる純也。最初の戦い際、ザロフを完膚なきまでに叩き伏せた。
(……きっと僕を連れてきたのはそれだ。お仕置きされるんだ。初めての時みたいに、思いっきり乱暴に……いやもっと酷く)
「許してください、ザロフ様」
「許す?一体何をだ?」
なにかをする気配を見せず、ただザロフは髪を撫で続ける。どうやら仕置きではないと分かり、純也は少しホッとした。
「それにしてもお前の髪は、柔らかくて気持ちがいいな。ずっと触っていたくなる」
「…ありがとうございます」
虜囚生活で伸びた茶色の髪。それは少女のような容姿の純也に、より女性的な印象を加えている。
(女の子みたいな髪は、そんなに好きじゃなかったけど、褒めてもらえるとやっぱり嬉しいな…)
一応純也の髪や身体は牢の機械で毎日洗われている。それは純也を気遣ってのものではないが。
「俺はあの時お前に見惚れた。特に目にな」
「目…ですか?」
「ああそうだ。意思と信念に彩られた、真っ直ぐで力強い茶の瞳…あんな目をしてる奴は初めて見た」
(……ごめんなさいザロフ様…もうその子はいないんです。でも良く似た淫乱な奴隷なら、ここにいますから可愛がってください)
純也は気まずそうな顔をしている。自分の話とは思っていないかのようだ。
「だがそんなお前を、俺達は汚し、傷つけ、奴隷に落とした……」
「ザロフ様……」
「許してくれなどとは言わん。その資格すらないからな」
ザロフの口調は重苦しい。懺悔のような悔恨の言葉。
「ザロフ様、そんな事気にしなくていいです。前みたいにもっと僕を縛って口も塞いで、めちゃくちゃにして下さい」
向きを変えてザロフの胸に顔を埋める純也。
「僕の……僕の汚らわしいオス穴で宜しければ…精一杯ご奉仕しますから」
「なっ…」
純也は顔を上げてそう言いながら、尻を左右に振る。そんな宿敵の姿にザロフは言葉を失う。
「………それで良いのか。お前は?」
「はい」
ようやく言葉を紡ぐザロフ。その問いに純也は笑顔で答えた。
(そうそれで良いんだ。僕は奴隷なんだから、御主人様を僕のことなんかで、落ち込ませたりしちゃいけない)
「分かった…だが俺は信じてるからな」
そのまま自然と重なる二人の唇。
(でも信じるって、何をだろう?)
一瞬疑問に思う純也だったが、ザロフの優しいキスにすぐにうっとりと目を細めた。
49名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 23:16:08 ID:iZRUPIQI
「はぶっ……んんっ…うんっ…」
純也の小さい口の中で、ぐちゃぐちゃという音を奏でているのはザロフの肉棒だ。
キスの後純也は自ら進んで、それを行っている。
正直純也のフェラチオは不慣れで下手糞だ。だがそれでも必死に、一生懸命舐め上げ、唇と舌で奉仕し続ける。
そんな純也の気持ちが通じたのか、ザロフのペニスが脈打ち口の中に広がるあの生臭い味。
「ううんっ…」
達成感で顔を緩ませながら、純也はそれを溢さないように喉を鳴らして吸って飲み込む。
「無理して飲まなくても良いんだぞ?」
「いえ、ベネド様から飲むように言われてますから…それに、僕も大好きですし」
そう言って口を開けてザロフに見せる。口内には一滴の精液も残ってなかった。
その仕草はフリスビーを持ってきて、尻尾を振る子犬を思わせる。
「後ろを向け…」
「は、はい」
座ってるザロフの方を向いていた純也は、その言葉で向きを変え四つんばいになる。
ちょうどザロフに肛門を晒している格好だ。
「ここもすっかり…変わってしまったな」
純也の中に入るザロフの指。ローションを塗るためだ。
だが純也のそこは、挿入の期待感からか、そんな必要もないくらい濡れて、ひくついている。
「すいません……締りのないゆるゆるの穴で…」
「そういう事を言いたいんじゃない」
増えるザロフの指。二本でローションを塗りながら、体内を動き回る。
すでに純也のペニスは、それだけで硬く大きくなっており、先走りを途切れなく出す。
「ザロフ様ぁ……早くぅ…お尻に……挿れて下さい…」
まるで女のような高くて甘い声。このおねだりもベネドの仕込みだろう。
「……いくぞ」
中から出るザロフの指。そしてその代わりに純也の入り口には熱いものがあてがわれる。
「ああっ…きたっ……」
純也はザロフの先端が入ってきた瞬間、体中が総毛立つような感覚に包まれた。
いつものベネドのとは違う感触。それに純也の体は喜んでいるのだ。
「ふんっ…」
「あっ、あっ、あひゃう!んふゅう!!」
やがて始まるリズミカルな出し入れ。ザロフと純也の肉がぶつかる音と、肛門から体内がかき回される音。
それが純也の耳一杯に広がり、頭の中はいつものように気持ちよさで、白く塗りつぶされてく。
「どうだ…?悦いか?」
「いいっ、いいですからもっと!」
汗を振りまき、貪欲に快を求める純也。
「俺も良いぞ……あの時よりもな」
「くっ、うあっ…ふっ、ふぅあっ…ああああっっ!」
そう言ってさらにストロークが大きく早くなる。一突き一突きが体格差のせいか物凄く重い。
衝撃が内臓を突き刺して、なにもかも壊されるような錯覚を感じる純也。
ベネドとではそんな感覚は味わえない。
50名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 23:17:09 ID:iZRUPIQI
「ひあ、はふ、ふぁあ!ふぐぅぅあっ……!はひゃあぁぁ!!」
例えるなら、いつものベネドとの交わりは、鋭い日本刀を使ってスパッと何度も切られるような鮮やかな快感。
しかし今日のザロフはまるで重い重い斧で、純也を力任せに叩き切ってしまうような快を与えている。
「ふひゃ、くふゅう!……おにゃかがあづいよぉ!!あづくて、おもくて…」
既に快感で呂律の回らなくなる舌。
「熱くて…重くて…なんだ?」
「きもちいいぃぃっ…ザロフさまのおちんちん、きもちいいれすぅぅっ!!!」
その新鮮で力強い快感に、純也は堪らず甲高い絶叫する。
その卑猥な叫びは狭い仮眠室に響く。
「ずいぶんデカイ声、出すじゃないか」
「ごめんなさぁい……でもほんとうに……ほんとうに、きもちいいんれぇす…!」
半開きの口と瞼で純也はザロフに言う。
「ありがとよ…出すぞ」
ぶわっと純也の体内が液体で広がる感覚。ザロフが精を放った合図だ。
「うううああっっ…!」
それに合わせるかのように、びゅるびゅると発射される純也の精液。
「くっ…ふぅ…」
ザロフのペニスが純也の中から、じゅるりと音をたてて引き抜かれる。
肛門を締める事すら忘れたのか、どろりとした白い液体が、ベッドの上にシミを作った。
「ああっ…ごめんなさい……ホント締りが悪くて…」
「気にするな。それより、痛くはなかったか?」
ザロフは四つんばいのままあえぐの純也の目の前に来て、そう優しく頬を触り問い掛ける。
「……全然痛くないです。まだ欲しいくらい」
「そうか……すまんが俺はベネドとは違う。今日はこれだけだ」
「謝らないで下さい。淫乱な僕が悪いんです…」
純也はそう言って、ザロフに笑って見せた。
その笑みは卑屈な言葉とは裏腹に、本来の彼の笑顔に近い雰囲気をもっていた。
ザロフにそこまでは分かりはしなかったが。
「………」
しかしザロフは笑い返さず、とても真剣な顔で純也を見据えている。
「僕、なにかお気に障るようなことを?」
「……お前はこのままでは終わらない…消えちゃいない…必ず蘇る。いや、蘇らせる」
「え?」
そんなザロフの様子に不安に思った、純也の問いを無視して呟くザロフ。しかしその声はとても小さく、純也の耳には届かない。
「なんでもない…寝ろ」
ザロフは短く言い、無言でシーツを換えて横になる。
それから純也が何度聞いても、ザロフは答える事はなくその日はそのまま二人で眠った。

51名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 23:22:27 ID:iZRUPIQI
次の日僕はベネド様に呼び出されて、ザロフ様と中央の作戦室に来た。大きいモニターに僕の顔が映る。
相変わらず何も着てないけど、手錠は外してもらった。
ベネド様は大きめのケースを持ってる椅子に座って、ザロフ様は壁に寄りかかって立ってる。
「お早う純也君、閣下は優しかった?」
「……はい…」
「そう良かったね……実はね、新しい皇帝陛下が決まって帰還命令が出たんだ」
「帰還命令ですか?」
つまりベネド様たちは本星に帰るんだ…じゃあ僕も……。
「それでね、君を連れて行くために、最後の試験をしたい」
試験だって?僕はもう完璧に奴隷ですよベネド様。
「ほらっ、出ておいで」
アタッシュケースから、投げ出されたのは5歳ぐらいの男の子。どうやら眠ってるみたいだ。
「君が完全に堕ちたって確証が欲しいんだ純也君」
確証……?どういう事だろう?
「この子を殺して欲しい」
「うぇっ…!?」
僕は驚いて間抜けな声を上げる。殺すって………?
「僕らに忠実な奴隷に成ったんだろ?その証としてその子を殺してくれよ。殴り殺しても、絞め殺しても良いからさ。薬で眠ってるから起きないし」
「そんな事できませんっ…!」
こんな小さな子を、殺すなんて僕には無理だ。
「へぇ……嫌なんだ。じゃあ前に言ったみたいに、目も鼻も喉も潰してダルマかな」
まるで見えない首輪を引くように言うベネド様。
「そ、そんな……」
「だって言う事を聞かない、奴隷なんて要らないだろ?」
笑いも怒りもせず、無表情でそう宣告するベネド様。………本気だ。
「ううっ……」
恐怖に突き動かされ、しゃがみこんで僕は男の子に手を伸ばし首筋に手をかける。このまま力を入れていけば、窒息するだろう。
最低だ。僕は自分のために、なんの罪も無いこの子の命を奪おうとしてる。
でもそれが僕が選んだ道、奴隷なら……あっさり殺せる筈だ。そして殺したら僕は完全に………。
「っう…ぐう……」
苦しさでゆがむ男の子の顔。あと少し…あと少しで楽になるから…ごめんね。
君のせいじゃない。ちょっと運が悪かっただけなんだ。
「助けて…だれか……」
「……!?」
助けて、タスケテ、たすけて……そのうなされた言葉が僕を揺さぶり、手が止まる。そんな言葉、何度も何度も言われてた気がする。
この子は助けを求めてるんだ。誰に?僕に?奴隷に?……いや違う。助けられる人間がいたはずだ。
強くはなかったかもしれない。でも絶対に諦めない、屈しないそんな人間が。
「ううっ、僕は……僕は!」
男の子から手を離す。両手が震えてる。ダメだよぉ…奴隷なら殺さなきゃ……。
殺さなきゃ…ダルマにされちゃうよ……怖いよ。
……………でも………でも、この子を殺してしまうのは………もっと怖いんだ……。
だってこの子にはお母さんや、お父さん…家族や友達、大切な人たちがきっといる。
…………それを暴力で理不尽に奪われる悲しさ・辛さ・苦しさ…僕はイヤというほど、知ってるはずじゃなかったのか?
そんなものから守りたくて、僕は戦ったんじゃないのか!?
「そうだよ…そんな事も、忘れちゃってた………いや、逃げてたんだ」
………なんだ……全部『あいつ』の言うとおりだったんだ。
もうあんなの捨てた筈なのに、壊れちゃった筈なのに。そっちの方が楽なのに。
御主人様の言う事をなんでも聞く、快楽だけを求める奴隷に成った筈なのに。
あの気持ちが湧いてきて止まらない。帝国と戦っていた時の気持ち…守りたいっ、助けたいっ……。この子を…いや、皆を!
たとえ誰からも感謝されなくて、迷惑がられて嫌われて、遠ざけられたってかまわない。
「何をやっている殺せ!奴隷なら殺すんだ!!」
「違う…っ!」
口が勝手に動く。でも不思議と恐れはない。
「なんだと?」
「僕は………奴隷じゃないっ!!」
僕は気付いたら『ベネド』にそうきっぱりと宣言していた。
52名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 23:25:43 ID:iZRUPIQI
「……やはり残っていたな」
そのザロフ将軍の言葉とほぼ同時に、モニターが光った。
『純也君!!』
画面に映って僕の名前を呼んでるのは……恵ちゃん!?
『純也君…大丈夫?ごめんね……何もしないで、あなたにばっかり苦労させて…絶望しても仕方ないよね』
恵ちゃん泣いてるの?僕の為に?
『でも…これを見て……あなたのやった事は無駄なんかじゃない!あなたは大切なものを守ってくれた!』
画面が切り替わる。写ったのは女の子だ。
『お兄ちゃんのお陰でママとタクヤと一緒にいられるよ。ホントありがとう!』
ペコリと頭を下げる女の子。
『あなたのお陰で息子に生きて会えました。お礼を言わせてください!』
『君の勇気には我々も助けられ励まされた…敬礼!!』
『お兄ちゃん助けてくれてありがとう!おれ、ぜったいお兄ちゃんみたいに、つよくなるよ!!』
『瓦礫の中でもうダメだと思ったけど君のお陰で、家族共々助かったよ。本当にありがとう……』
次々に現われては僕にお礼を言ってくれる人たち。
その一言一言が胸に染みて熱い。なんだか氷が溶けていくような……。
『純也君、勝手なお願いだけど……負けないでくれ。君はこんなにも皆に感謝されている」
博士……!博士がこの映像を…?
「君は独りじゃない。私達も一緒に戦う、いつも君と一緒だ!』
画面いっぱいに広がる笑顔の人・人・人。これが僕が助けた人たち…僕が守ったもの……。
「ああああああああっっ……!!」
涙が………溢れて止まらない。僕は……こんなにも感謝されてたんだ。
もう誰も助けてくれないと思ってた。僕のやった事は無駄なんだって勝手に絶望してた。
でも、今ようやく分かった。僕のやった事は無駄なんかじゃない………!
だってこんなにも力をくれる。背中を押してくれる。さっきまで、人を殺めようとしていた僕に。
いじけて、あきらめて、こわがって、快楽と絶望に逃げてた僕に、戦う勇気をもう一回くれる。
ありがとう恵ちゃん…ありがとう博士…ありがとう皆……。僕、やるよ!
もう一回立ち上がって、立ち向かってみせるよ。だって僕は……ヒーロー………なんだから…!!
「コードオン、ジリオン…!」
幾何学模様に光る僕の右腕。その光は埋め込まれた戦闘スーツ装着プログラムの光だ。
そしてその光は右腕から全身に伝わっていく。
「はああぁぁぁっ…」
「そうだ…その目だ……」
装着が終わる。久しぶりの筈なんだけどそんな気がしない。
……やっぱりこの感触、好きなんだな。
「戦う…戦うんだ…!」
正直体は重くてだるい。たぶん捕まる前とは比べ物にならないだろう。
だけどそんな事より、心の奥底から熱いものがこみ上げて、僕を全力で突き動かしてくれてる。
「くっ…良いのか!?負けたら、ダルマだぞ?」
「そんなの関係ない!負けない、もう絶対に負けたりしない!!」
皆の声が助けてくれた。どこか暗くて狭い場所に閉じこもってた僕に、手をさし伸ばしてくれた。
僕は一人なんかじゃない、あんなにたくさんの人が思ってくれている。そう考えたら、もう何も怖くない、誰にも負ける気がしない。
「なぜだ…!奴の心は完全に折って砕いたはずなのに!?それにあの映像は…?」
「ジリオンを甘く見たな参謀殿。言ったろ……今まで参謀殿が堕としてきた連中と一緒にするなと」
「ボクの調教は完璧だった筈です!!」
「だが最後の最後の土壇場で、奴は残っていた本来の自分を取り戻し抗った。そしてあの映像による自己肯定……全てが完全に復活した」
「くぅぅう…閣下なんで、そんなに冷静なんですか!?許せない…!!」
歯軋りしながら僕を睨みつけるベネド。許せないのはこっちの方だ。今までの借りを…返してやる!
53名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 23:27:58 ID:iZRUPIQI
「待てジリオン」
突っ込んでいこうとした僕の前に立つザロフ将軍。
「何だ?」
「知っての通り俺達には帰還命令が出ている。俺達の負けだ…大人しく帰るから、ここは見逃してくれんか?」
「閣下なにを言ってるんですか!?戦いましょう。こいつは陛下を殺し、ボクらの慈悲を裏切った大罪人だ!」
「…これ以上の戦闘は無意味だ。ジリオンも元に戻っちまったしな」
「弱気すぎますよ!それでも帝国に聞こえた、ザロフ将軍ですか!!」
ベネドは必死にザロフ将軍を焚き付けている。
「……すまんな参謀殿。問答する気はないんだ」
「なっ…ぐっ!?」
諦観したように呟くと、ザロフ将軍はベネドの腹を殴りつけて気絶させた。
「お前の忠節、皇帝はきっと……ところでジリオン、さっきの話どうだ?」
「……あなた達が帰るというのなら、それは止めない……だけどまた地球を侵略するのなら僕は戦う!」
「安心しろ、新帝陛下は穏健派だ。その可能性は低い…じゃあな」
ベネドを抱きかかえて出ていこうとするザロフ将軍。
「ま…待って!」
「…まだ何か用か?謝罪でもしろというのか?」
「そんなんじゃない。ザロフ将軍あなたは―――」
あの映像を流してくれたんじゃないのか?と言いかけた所を手で制された。
「それ以上は言うな……今度こそお別れだジリオン。俺が出会った中で最高に強く、美しい戦士よ。またどこかで会おう」
真顔で言って僕に背を向けて去っていこうとする。
「………ありがとう」
自然と口から出る礼の言葉。ザロフ将軍がこっちを見て口を開く。
「……甘いな…以前幾度も戦い、自分を散々嬲った男に礼とは」
「それでも…言いたかったんだ」
「……この基地の入口は開けておく。服も置いておくから、早くあの娘に顔を見せてやれ」
そのままザロフ将軍は、もう振り返ることなく僕の目の前から去っていった。

夕焼けの住宅街を歩く純也。Tシャツと半ズボンを着ている。
やがて純也は『星川』と表札に書かれた家の前で足を止めた。
「帰ってきたんだ…」
そう呟いてインターホンを鳴らす。間髪をいれず、中から慌ただしい足音が聞こえてきた。
「純也君……!!」
ドアを開けたのはポニーテールの少女だ。その目は既に泣き濡れている。
「ただいま…恵ちゃん」
「………おかえり!」
感極まったのか恵は純也に抱きつく。
「痛いよ恵ちゃん…」
「純也君……こんなに痩せて…」
純也に抱きついたまま、涙で服を湿らせる恵。
「大丈夫、僕は平気だよ……」
「嘘っ!……あんなに長い間裸で縛られて、お尻にいっぱい酷い事されたのに…」
純也の体を見回す恵。手首や足首、首回りには赤黒い枷の跡が痛々しく残っている。
さらに恵には見えない、服の下の鞭で打たれた跡や縄の跡、そして何より無惨に押し拡げられた肛門。
それら全てがこの二ヶ月あまり、純也の受けてきた辛苦の証人だ。
「………正直言うとね、辛かった。辛くて…半分以上負けてしまってた」
これまでの過酷な責めを思い出し曇る純也の表情。
「でも…僕がこうして元の僕でいられるのは、恵ちゃん達のお陰だよ……本当にありがとう」
そう言って微笑む純也。その笑顔は恵の知ってるそれその物だった。
(純也君………良かった…私の好きな純也君のままで、戻って来てくれた!)
恵が喜びながら、純也を見ると間抜けな音が響く。純也の腹の音だ。
「………お腹すいちゃった。ご飯食べたいな…」
「うん…いっぱい美味しいもの作るからね……」
「うわぁ、楽しみだな」
二人は満面の笑みで、家の中に入っていった。
54名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 23:32:15 ID:iZRUPIQI
長くなりましたけど、これにて終了です。結局復活エンドにしました。
堕ちエンドを期待していだいてた方すいません。
またなにか書けたら投下させて下さい。本当にありがとうございました。
55名無しさん@ピンキー:2010/07/30(金) 23:54:59 ID:Zs2JG3Q/
>>54
おつかれさん
一話の頃に比べて文章が上手くなってるなw
てか、面白かったわ。
内蔵されてた変身スーツには「もっと早よ使えやw」といささか突っ込みたくなったがw
自作も期待してるよ!
56名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 00:00:40 ID:C43vNvov
 泣ける! ちゃんとストーリーの為のエロではなく、エロのためのストーリーではない。
 序文を読んだときは、打ちのめされたけど、ジリオンが幸せになって良かった。
 GJ!×∞!
57名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 01:03:52 ID:jYeW1z1c
前半で萌えて抜いて
後半で燃えて泣いた

純也くんはカッコ良くて
将軍は渋くて漢
ベネドくんも最後まで鬼畜
「ヒーロー物」という設定が活きた好作でした。またショタヒーロ物を期待してます。
58名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 11:40:51 ID:/LIX9o5K
> ID:iZRUPIQI

乙でしたー。純也を完全にビッチに墜としきったあとで復活・・・
ジリオンもザロフ将軍も勝ったのか負けたのか悩ましいところだけど、幸せになったんだから結果オーライってとこかな?
ともあれジリオン、萌えと興奮と感動をありがとう!(*´д`)
59名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 13:41:46 ID:gdlDMXiX
復活ENDか・・・
なんにせよお疲れ様でした
60名無しさん@ピンキー:2010/07/31(土) 23:47:51 ID:yfGdscxL
まさか兄さんスレで燃えれるとは…。
>>54はエロ無しのショタヒーロー小説書いても良いんじゃないか?
61名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 00:00:26 ID:JW1I3Xic
でも調教済みの純也はチンポ無しじゃ生きて逝けない身体になってるはず…
駄目だ駄目だと言い聞かせても、あの時の記憶が甦り身体がホテってしまう純也
正義の為に闘うヒーローのもう一つの知られざる顔。
(ダメってわかってるのに………身体が………身体が熱いよぉ、ハァハァ…)

この線で番外編イケるなw
62名無しさん@ピンキー:2010/08/01(日) 00:33:59 ID:h74FCR1j
精神的に復活したとはいえ、ベネドきゅんに開発されきった肉体はそのままだしなぁ。
自分で手錠や首輪買ってきて、はめてしまう純也。
家の洗濯バサミで乳首を挟んで、チンコビンビンになる純也。
口にガムテープ貼って、ゴッツゴに寄生されてた事を思い出してオナニーに耽る純也。
63名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 23:32:06 ID:QKKE3G/h
ジリオンは化けたなぁー。最初そんなに面白いと思わなかったのに。
64トリ忘れ:2010/08/04(水) 19:39:23 ID:dzYJwSS2
軽い短編をざっと仕上げてみましたので、投下させて頂きます。
エロなしです。
651/4:2010/08/04(水) 19:41:42 ID:dzYJwSS2
静謐な夜の住宅街。
近代建築の粋を集めて建てられた、モダンな装いと小振りな背の、
そう安くもないマンションの前に、俺は佇んでいる。
自動ドアを抜けてすぐ左手のエレベーターを利用し、一瞬指先が迷ったあと、三階止まりを指示した。

三階の廊下は滑り止め処理済みのセラミックタイルが敷き詰められ、その正方形が6つを数えた後に、
俺の住まいである301号室が、控えめな姿で現れた。

鍵を錠に挿し込み、軽い手応えが来るまでカギを半回転をする。
それからドアノブを捻ると、どうしたことか、カギは逆に閉まってしまったようだ。
俺は深い溜息をついて、再度カギを挿し戻した。同じような処理をして、無駄骨の収支はやっとトントンになる。
合鍵を作られたのは、これで4回目だ。
ゆっくりと扉を開けようとすると、ドアの隙間からはオレンジ色の玄関照明が漏れる。
それから一気にドアノブを引いて、靴脱ぎ場に体を踊り込ませた。

「おかえりなさーい」

不本意ながら聞き慣れた声と、不本意にも見慣れた姿。
控えめに輝く光沢が天使のわっかを形作る、質の良い黒髪のおかっぱ頭と、意地悪そうな二重の吊り目。
中世的な容貌の丸顔に浮かんだ表情は小悪魔のように悪戯心満点で、含み笑いを隠そうともしていない。
段差があってさえ俺の鳩尾辺りしか高さのない、小学校高学年にしては並みな発育の背と、細い四肢。
きらきらと微細な光を反射する産毛のみが映え揃う、雌鹿のような脚はどこまでも白く澄んでいて、
上目遣いに潤み切った瞳を向けられると、どうしたって視線を逸らさざるをえない。
その子供は、何故かどこかで見覚えのある、ぶかぶかでよれよれのワイシャツ一枚っきりを羽織っているせいで、
歳若い少年特有の蟲惑的なまでの瑞々しさを、余すところなく主張していた。

「まひるさん、おかえりっ」
「……それ後で洗濯するから、今のうちに着替えておいで」

出動が無くたって訓練でへとへとな肉体に追い討ちを仕掛けるように、
奇妙な縁で巡り合った少年は、今日もまた憩いの我が家に堂々と忍び込んでいた。
あまつさえ、俺のワイシャツ一枚を勝手に拝借して、である。

俺の言葉を綺麗さっぱりスルーした少年は、ワイシャツの裾をちらりと捲り上げて、清楚な太腿とお尻を微かに晒す。
脇目も振らず少年の横を通り過ぎ、廊下を歩いて奥へと向かう。
「どう?むらむらした?」
「シャワー浴びたいなぁ」
「お風呂汲んであるよっ 一緒に入ろっ」
スルー返しをしたつもりの言質に子犬のように食らいついてきたと思うと、そのまま腰の辺りに抱きつかれた。
あまりに軽い体は引き摺ってでも歩ける。訓練用の古タイヤの方がよっぽど重いくらいだ。
シャワー室の前で人型の重石を振り解いて、電光石火の勢いで着衣を脱ぐと、風呂場の中へと緊急避難した。

あの子の言葉は嘘ではなかったようで、確かにお湯が張ってある。
油断なく水面に手を差し込んで、水中の温度を慎重に探っても、温度差トラップのような悪戯は仕掛けられていない。
ほっとしてシャワーの栓を捻り、軽く汗を流したあと、ボディソープを泡立てて、一日の垢をこそげ落とした。
さっぱりした体をゆっくりと湯に落とし込んで、首元まで漬かる。疲れが肉体から染み出して、湯に溶かされて消え去るような感覚。
始めはぼんやり朦朧としていた思考が徐々に収斂して、明日の予定や計画に至ったあと、職場の思い出に考えが及び、
それから波及して、あの子の処遇という、暗澹たる難問に行き着いてしまった。
66まひるさんとヨゾラくん 2/4:2010/08/04(水) 19:43:46 ID:dzYJwSS2
俺のような肉体労働者にはまるで不釣合いな美少年の出自は、実を言うと、かなりやんごとなき身分のご令息である。
ヨゾラという奇妙奇天烈な名前と、気品ある風貌、血筋と、約束された未来を持ちながら、
ある一日を境に奇矯を嗜むようになった、彼の一族の軽い頭痛のタネ。軽いというのは、あの子は三男だからだ。
長男次男は既に独立し、非常に優秀な手腕を奮っている。
それが、ヨゾラという少年の概要である。

あの子との馴れ初めは、なんでもないような事だった。
いや、なんでもないような事と言うと語弊があるが、少なくとも俺のような職業を持つ人間にとっては、日常の一コマに過ぎない。

二年前というと、僕が消防学校を出てまだ一年未満の新米だった頃だ。
普段通りの出動命令と、普段通りに業火の燃え盛る現場。逃げ遅れた生存者が居ないか、普段通りに僕らは突入して、
まだ生きている子供が居たから、訓練通りに救出した。子供はガスを吸い込んだけど、軽い入院で済んで万々歳。
出火の原因はあっけのない落雷火災と判明し、万事が丸く収まった訳だ。少なくとも、当時の俺にとっては。
……小隊代表で少年の退院祝いに行った時から、俺の運命は狂い出したと言って過言ではない。
煙を吸い込んだせいで、発育途上のお脳に致命的な影響が出たのだろうか。
思えば確かに、自分名義のカードすら保持する、倒錯少年の熱烈な求愛行動が続いて、もう二年にもなるのだった。

風呂から上がり、湯気の立つ体で脱衣所に踏み込むと、
俺のボクサーパンツを鼻面に押し付けながら、恍惚とした顔で深呼吸する少年の姿が目に入る。
軽やかに無視して、さっさと寝室に向かった。夕食は、外で食べてきている。
67まひるさんとヨゾラくん 3/4:2010/08/04(水) 19:44:26 ID:dzYJwSS2
家具量販店で買ってきた、何てことはないベッドに体を投げ出し、
薄い生地のシーツに体を包むと、そのまま目を瞑った。明日も早いんだ、俺は。
そうすればもう、五分も経たずに脇腹の辺りに、もぞもぞとくすぐったい感触。
耳元に息を吹きかけられたところで、そんな程度ではもう動じる事はないのだ。

「ねぇ……まひるさん。どうして僕のこと、抱いてくれないの?」
「同性愛に偏見はないけど、大人は子供に手を出さないのが、社会のルールだからだよ。」
「……僕、知ってるんだよ。まひるさん、僕と一緒に寝てるとき、おちんぽガチガチにしてるでしょ。
分かるんだよ、まひるさんのカウパー液の匂い……。」
「………………………。」
「僕がいっぱいオネダリした次の日、まひるさんが絶対フーゾク行くのだって知ってるよ。」
「それは……その……。」
「まひるさん、お願いだよぅ。僕がまだキレイでカワイイうちに、僕のオンナノコの初めて、奪って……。
僕、何でもするよ。どんな酷いコトしたっていいよ。
まひるさんが望めば、ちゃんと手術して、本物の女の子にだってなるよ。
こんなに大好きなのに、なんでいつも無視するの……?僕、寂しくて死んじゃいそうだよ。」
ヨゾラの求愛が下るにつれて、声色にだんだんと震えが混じってゆく。
この子の得意な嘘泣きじゃない、聞いた事もないような声のくぐもり。
そっと目蓋を明けると、俺のすぐ傍で枕を共有する少年は、黒目がちの大きな瞳を揺らめかせて、
さめざめと泣いていた。溢れる涙を手指で拭うこともない。間違いのない真実の涙。
俺ももう、これ以上逃げることはできないことを悟った。

「……そりゃあ、ヨゾラはいい匂いがするし、肌だって綺麗で柔らかいし、顔だってカワイイし
それで俺のことが大好きだってんなら、チンポは反応しちゃうだろ。」
「じゃ、じゃあなんで……」
あからさまな溜息を吐いたあと、いっぱいの涙を湛えた瞳と見詰め合う。言っちゃおうか、言っちゃおう。
「ヨゾラって、実は凄い飽きっぽいでしょ」
「なっ、なにそれっ、僕がまひるさんに飽きるわけないでしょっ」
顔を真っ赤にして怒るヨゾラ、俺の胸板をグーでぽかぽかと叩くけれど、それぐらいじゃ少しの痛みもないのだ。
「でも、毎晩ひっきりなしにヤリまくってたら、ヨゾラは飽きるんじゃない。心当たりあるでしょ。そういう性格だもん。」
「ううう………」
どうやら自覚はあるらしく、反論はできないらしい。根は素直でいい子だから、そんな性格のこの子が、僕は大好きだった。
「ヨゾラに捨てられちゃったら、正直に言って、俺はかなり堪えると思うよ。
だから、今ぐらいの関係のほうが、俺は好きだなぁ。ヨゾラがいつでも甘えてくれて、家に居てくれる今のほうが。」
かなりクサい事を言ったつもりだから、捻くれ者のこの子に通じるかどうか、かなりの不安はあった。
険しい顔をした俺の前に、息苦しい沈黙が数秒も続いた後、急にヨゾラは生真面目な顔になって、
「すごい。オトナのレンアイだ。」
ふむふむと大層感心しきり。予想してた反応とはかなりの隔たりがあるけれど、
感動とか失笑をどっかに置いといて、すっかり俺を信用してくたらしい。

「でもね、そのまま放置じゃ、ヨゾラがあんまり可哀想だからさ、」
68まひるさんとヨゾラくん 4/4:2010/08/04(水) 19:45:23 ID:dzYJwSS2
「今から五年後、ヨゾラが十五才になったら、俺が責任を持って、君の純潔を奪おうと思う。」

いつもの調子で淡々と告げた台詞のあと、ヨゾラは始めぽかんと口を半開きにして、
そして、わたわたと身を捩って、目を真ん丸くして、変な声を出した。
「ちょ、なに、なにいきなりっ!そういう事はちゃんとっ、急にじゃなくてさっ、あるでしょっ!時と場合がっ!」
「だから、これから五年間、身体は大切にしておいて。ぜったい、他の男には行かないでね。」
「……う……あ……はい……」
いつでも押せ押せの子だったから、逆に押し捲られるのには慣れていない様子だった。予想通り過ぎて鼻息も出ない。

「……も、もう、寝る……。」
「おやすみ。明日の朝は、フレンチトーストがいいなぁ」
「うるさいっ!寝てよっ、寝てっ!」
顔を耳まで真っ赤にして、シーツの中に潜り込んでしまうヨゾラが可愛くて、そのまま抱き締めて、おでこにキスをする。
俺はその後さっさと寝入ってしまったけれど、朝起きた時のヨゾラは目元におっきな隈ができていた。

それからヨゾラは、インランな求愛をすることはすっかり無くなった。
俺との半同棲生活は続いているけれど、学校でも家庭でもごく普通の男の子として振舞っている。
恥じらいと清楚さの芽生えた美少年は、むしろ以前より魅力的でさえあった。

これでとりあえず問題を五年は先送りできたけど、俺の遺伝子を後世に残せない事がほぼ確実となった事だけは、ちょっと残念かもしれない。
69名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 19:46:57 ID:dzYJwSS2
お粗末さまでした。
タイトルを記入し忘れていたので、途中から追加しています。
70名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 20:01:03 ID:y6fFuL34
けしからん、ヨゾラくんのオンナノコの所有権、挿入権、前の独占権も主張する。とりあえず、声変わりするまで(笑)。
71名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 22:30:06 ID:SPE4IDuS

萌えた
72名無しさん@ピンキー:2010/08/04(水) 23:40:36 ID:qxSQYHtj
声変わりしてもショタ声のままの人はガチでいるもんだ
かわいいつーよりイケメンだけどちょっと揺らぐぜ
73名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 09:49:57 ID:GqXUiLOU
>>72

ガチでショタ声だと大変なんだぜ

セールスの電話でお嬢様って言われるのはまだしも

電話でやり取りしてた取引先に女性だと思われたりするんだぜ
74名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 12:19:10 ID:4LvJU+r4
取引先の相手がショタ声で萌えながらやり取りをしてたが、接待に行ったら
20代後半〜30代前半の女(美人でもブスでもない)が来たことはあったな。
名前も薫とか男女共にある名前だったからそれまで性別知らなかったし。
それまで一生懸命仕事を頑張るショタ係長な妄想をしていたが少し残念な気持ちに
なったんだぜ(´・ω・)
75名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 18:13:19 ID:zPJLyQ6V
ヨゾラくん一途で可愛いなw
5年後が楽しみなんだじぇ
76名無しさん@ピンキー:2010/08/05(木) 20:05:31 ID:4la61M7O
ヨゾラ君はかわいいなぁ。
5年後の続きが楽しみです
77名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 08:47:28 ID:zWH2iVsJ
エロパロでエロなしとか・・
もうこなくていいよ
78名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 11:10:49 ID:xX6xNvXL
えー、オンナノコが許されるのは12歳までだよ。ちゃんと制ブロック剤のませないと、
ヨゾラくんが生えたり、剥けたりしちゃうよ。
ひょっとしたら盛りのついた同級生にレイプされちゃうかも。
79名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 21:26:02 ID:BbM2SVm/
生え掛けとか、おちんちんだけはオトナなショタもいいじゃない
80名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 21:29:39 ID:/LIJS11+
創作板にショタスレあったろ?
エロ無しとかそこに投下しろよ糞トリ忘れ
81名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 21:51:42 ID:BbM2SVm/
ここまで風物詩化するともう何言っても説得力無いよな
82名無しさん@ピンキー:2010/08/07(土) 22:09:36 ID:xX6xNvXL
 初めての快楽にとまどうヨゾラ君も見たい。
 オナニーも禁止で。
83騎士 ◆0TvaEdYYAk :2010/08/08(日) 15:13:49 ID:qgCuSmd9
久しぶりに新作投下
84騎士 ◆0TvaEdYYAk :2010/08/08(日) 15:14:24 ID:qgCuSmd9
夏祭り・その1

「君のお父さんに借金したまま、パパが失踪した…?」
唐突にそう告げられ、僕はどうしていいかわからず
ただポカンと口を開けていた。
「うん、マジ。いやいや冗談じゃなくて本当に。
あ、親父の書斎から、お前の親父さんの書きおきパクってきたけど、見る?」
………とりあえず深呼吸してから書きおきを受け取る。
難しい単語を飛ばしながらなんとか読もうとしたけど、
頭の中がパニックすぎて、落ち着いて文章が読めない。
うう、手が勝手に震える。やっぱり家とか家具とかゲームとか差し押さえられちゃうのかなぁ?
ついさっきまで夏祭りにウキウキしてたのに、なんでこうなったんだろ…
「そんで借金なんだけどさ」
「……………」
彼――クラス委員長のコウくんは、なんかギラギラした目で
僕を見ながら話を続けていく。
「なんとか説得して、お前が将来返すってことでOKになった。しかも利子なし。
まあうちの親父もヤクザとかじゃないからさ、あんまり揉めずに話はついたよ。
それに、息子の友達路頭に迷わせたなんて噂が立ったら嫌だろうしな」
してやったりといった満面の笑みでコウくんは親指を立てた。
「い、いいの?」
「いーよ。
その代わり、俺の頼みも聞いてもらいたいんだけどさ〜〜」
「う、うん。僕にできることならなんでもいいよ…」
そう言ってコウくんは椅子から立ち上がると、舌なめずりしながら
ゆっくりとした動きで近づいてきて、僕に抱きついてきた…?
「お前さ、今から俺の彼女ね」
さっきよりもはるかにパニクる僕を無視して、コウくんが僕のズボンに、いやパンツにまで手を入れてきた。
え、えっ、彼女って、僕は男の子だよ!?
「ち、ちょっ、僕たち男同士なんだよ、ねえってば!」
「クラスの女子どもより可愛いくせによく言うぜ。
やっぱハーフは違うよな。このサラサラの金髪とかたまんねー。
…安心しろよ、痛くしないからさ。リュウヤのこといっぱい気持ちよくしてやるから」
コウくんが僕のシャツをまくりあげ、乳首を吸ってくる。くすぐったいよお。

ぼ、僕、どーしたらいいの、いったいどうしたら……はひい!?

「まだキツキツだな、お前の尻の穴。指ぜんぜん入んねーや」
「ぐ、ぐりぐりしちゃ駄目、あっああ、ああう、うっううううぅ〜〜〜〜〜!」
ああっ、ゾクゾクしちゃって身体に力が入らないよお…
85騎士 ◆0TvaEdYYAk :2010/08/08(日) 15:14:58 ID:qgCuSmd9
夏祭り・その2

夕暮れの神社。
普段はカラスや野良猫くらいしかいないけど、夏祭りということもあって
今夜は大人の人や子供や出店の屋台で賑わってた。
もう少ししたら太鼓のリズムとともに盆踊りも始まるだろう。まあ、僕はそういうの興味ないけどね。
「リンゴ飴うめえ」
行き交う人の中をおろおろ歩く僕の隣で、コウくんが夢中でリンゴ飴を食べていた。
「ほんと、リンゴ好きだよねコウくん」
「まあな。俺はリンゴ系なら…………なんでもいけるから」
え、なんでドヤ顔してるの?別に自慢話とかじゃないよね?

「…なあ、リュウヤ」
射的を楽しんでいた僕の耳元で、コウくんがささやいてきた。
「尻の穴、まだ疼いてるか?」
!?
変態な質問に驚かされた僕の手元の銃から、あさっての方向へとコルク弾が飛んでいった。
「おいおい、どこ狙ってんだ。透明な隠しキャラでもあんのか?
いつから射的は大昔のテレビゲームになったんだよ」
「ちょっと来て」
僕はコウくんの首根っこを掴み、人気の無い草むらに引きずり込んだ。
今の僕の顔はさっきのリンゴ飴並に真っ赤だと思う。間違いなく。
「周りに人がいる中でなんでそういうこと聞くの!」
「こんだけ賑やかなら周りに聞こえねーってば。しかも明かりがあるとはいえ微妙に薄暗いし、
もし聞こえても、俺とお前だってわかる奴なんてそうそういないつーの」
予想通り悪びれずにコウくんが反論してきた。
「とにかく駄目」
ハァとため息をついて、コウくんが頷いた。
「…で、尻の穴はどうなんだよ」
「……………………ま、まだ、コウくんの、舌の感触がある」

『駄目だめだめええええ!お尻の穴チュルチュルらめええええぇえ!!
おほっ、おっ、女の子の穴にされるのおおお!僕のお尻があああ!
あひっ、ひいいい、ひいいぃいいぃぃぃいぃーーーーーーーーー!!』

浴衣に着替える前、コウくんの部屋で
さんざん女の子みたいにイカされた記憶がよみがえってくる。
甘い記憶。友達にじっくり愛されてしまった記憶。
あの調子で舐められいじられ続けたら、たぶん脳味噌が溶けてたと思う。
「どした、ボーッとして」
「ふぇ!?な、なんでもないよ」
86騎士 ◆0TvaEdYYAk :2010/08/08(日) 15:15:33 ID:qgCuSmd9
夏祭り・その3

「あ、金魚すくいだ。やろーぜやろーぜー」
コウくんが、さっきとは逆に
今度は僕を引っ張って金魚すくいの出店に歩いていく。おっきな水槽で熱帯魚を飼ってるのに
いまさら金魚欲しがるって、意味がわからないなあ。
「人もあんまいないしそこそこ薄暗いし絶好だよな」
またわけわかんないこと言ってるよ。
心の中で呆れながら、僕はコウくんの横にしゃがみこんで観戦することにした。

「ぐぬぬっ!一匹もとれねえってどういうことだよ!」
「コウくんがあまりにも不器用すぎなんだよ!」
金魚をすくうための紙をあっという間に三枚も駄目にした姿を真近で見て
さすがの僕もツッコミを入れてしまった。
「じゃあお前がやってみろよ」
逆ギレ気味のコウくんが突き出してきた四枚目の紙を受け取り、
お手本を見せるために僕はチャレンジすることにした。
自慢じゃないけど、僕は器用なほうだしね。
「よっと、こうやって………追い詰めて…今だっ」
ニュチュボ
「うぅっぐふうううう!?」
お、お尻いっ、お尻にいいいい!これって指いいいっ!?
「おいおい、何が『今だ』だよ。俺のこと不器用とか言っといて
お前もじゃん。口だけかよ」
言い返したいけど、今の僕はエッチな声を我慢するので精一杯だった。
「ぬ、抜いてっ」
「金魚ゲットできたらな」
僕のお尻に突っ込んだ指を動かして、き、気持ちいい指を動かして
コウくんは意地悪なことを言ってきて、うう、なんでこんなの気持ちいいの…?
僕のお尻、本当にお、おまんこにされちゃったの?
「ううっ、む、無理だよお。できるわけっ、けっ、けええ!?んっぎぎいい!
ぬひっ、ぬっ抜き差し、しちゃらめ、らめええええ…!!」
うぐっ、お、おちんちんが硬くなってきちゃう。お尻の穴ナメナメされたときみたいに
腰がジーンとして、しぇ、精液出ちゃう、ピュッピュしひゃうう〜〜〜〜!!
「あ」
ひぐうう、こ、コウくんの間の抜けた声、き、聞こえてええぇ!!
「あそこのガキ、俺たちのしてることに気づいてるぞ。こっちガン見してる。
リュウヤのドスケベな顔とかめちゃめちゃ見てるぞ。うわー」
「う、嘘っ、ううううううう!?」
くるっ、おひりが熱くなっれチンチンも熱くっうううう!
やあ、いやあぁあ!みっみみ見られえぇ、お尻イキでおちんちんピュグドッピュ全部見られるよおおお!!
人前でエッチな顔になっちゃうううううううううううう!!!

ずぴゅっ、どぴゅる、どぴゅるるるうっ!!

「うひいいいいいいいいいいいいいいいいいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
87騎士 ◆0TvaEdYYAk :2010/08/08(日) 15:16:09 ID:qgCuSmd9
夏祭り・その4

「おっ、おおお、おっほおおおおおっ!ぬひっ、んひひいぃ!
お尻っおまんこおおぉお、お尻れイグウウウウゥゥウウウゥウゥ!!」
すっごいエッチな声が出るっ、みんなに聞かれひゃう、変態な男の子だってバレちゃうよおおお!
ドーン、ドオオオオオーーーーンッ、ドドオーン………!
「うまいことイキ声もかき消されたな。まじナイスタイミングな花火だぜっ」
「ない、ないひゅ、だよっ。にゃいすぅうう…ひゅへえええぇ……
み、見られながらイキュの、しゅごいいいいい………
……んひっ、な、なぁいしゅ、バレなくてにゃひいふうぅううううぅ……」

「…どうせ花火のタイミング見計らってたんでしょ」
いじわるなコウくんと目線を合わせないようにしながら尋ねる。
「当たり前だろ。お前のあんなイヤらしい声を聞かれでもしたら大変だからな。
…それと、ちなみに、幼稚園児みたいなのが俺達のエロいこと見てたって話もガセです」
なにそれ。
「見てたのはマジだけどさ、そりゃきっと
お前の金髪に興味津々だっただけだと思うぜ。変な顔とかしてなかったしさ」
死んで。まじ死んで。
保険金が僕の手に入るように色々めんどくさい手続きしてから死んで。
「だからそんなこと気にしなくていよ。忘れろって。
それより俺も我慢できなくなっちゃったからさ、な、神社の裏で一発やおふっ!?」
最後まで言い終える前に頭をぶっ叩いてやった。
はたかれた頭を抱えるコウくんを尻目に、僕はもと来た方角へと足を向け
とりあえず神社の反対へと行くことにした。
「待てよぉ〜〜、初めてだから緊張するのはわかるからさ〜優しくするからぁ〜
汗だくになって愛し合おうぜ〜〜リュウヤってば〜〜〜〜」
「だから人前でそういうこと言うな!!」
間延びした喋り方をしながら肩を組んできた変態に、僕は、ピシャリとこう言った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

で、でもっ、れも結局しちゃった、ああっ!
押しが強いコウくんに流されて、あひっ、お尻で受け入れちゃった、ううっ。
あ、汗だくで抱き合って、お互いぬるぬるしてるよぉ。
「んひいい!おちんちん気持ちいいっ、いひいいいいい!!」
「チンポって、言えよ。ほらっほらああああ!」
ひぎっ、コヒュ、コウくんのちんちんがぁああ!ヌポヌポしてくると逆らえないのお!
「チンポ、ち、チンポチンポチンポチンポチンポチンポチンポチンポオオオオオオ!!
変態ぃ、変態してえ、僕に変態してえぇ!もっとドスケベなりたぁいのおぉお!
しょ、処女なくしたばっかなのにイクッ!おときょの子ぉなぁのにイック!彼氏のチンポでイグウウウッッ!!
おッオオおぉオおォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!」

も、もう借金とか、男同士とかどうでもいひひいぃ、チンポしかいらない、
僕もう、コウくんの彼女やめられないっ………
88騎士 ◆0TvaEdYYAk :2010/08/08(日) 15:17:15 ID:qgCuSmd9
以上です
続くかどうかは人気次第

ではまた
89名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 16:25:15 ID:lYvKW1WZ
 性的なニュアンスは脇にのけて(ヲイ)、騎士さんにはギャグの才能があると思います。
 オチの付け方がエロパロの集大成で、尚かつきちんと意味がある所が凄いです。
 というか金髪萌えのコウくんという凄い行動基準。夏の小品としては、一流です。
 でも、長編読みたいです。今回あまりにもリズミカル&ハートフルに纏まっているので、
壊れちゃう位激しいやつを。
90名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 16:55:51 ID:lYvKW1WZ
 あのバカップルって何年生位ですか?
 いっちゃうから4年生から中2くらい!?
 コウ君は委員長? 眼鏡は? 眼鏡!
 最後に身長差〜。
 補完しきれない、妄想と想像!
 様式美ごちそうさまでした。
91名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 16:58:58 ID:5LetNhFw
最近VIPで台本SS書いてみたりしたけど
ほぼセリフだけでいいし即反応があるし
ハマるとしっかりした地の文のある小説書けなくなりそうで怖い
92名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 20:37:20 ID:rtU4n6Ho
騎士が書くアヘ語ssキンモーwwwwwってのが本音です。
93名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 20:45:04 ID:X052KxBL
じゃあ自分で書くと良いよ
94名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 21:31:21 ID:rE6jUDF9
トリ忘れの次に騎士とか、最狂のオーダーだな
95名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 22:27:41 ID:hYTxkeey
おしかけ弟子→ジリオン最終回→トリ忘れ→騎士
96名無しさん@ピンキー:2010/08/08(日) 23:17:00 ID:Ai8auLaC
騎士さん大好きだよ
アヘ語がたまんないw
こんぐらいの短編で抜き用に特化した作品書けるのも、
すごいと思うけどな
97名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 01:44:20 ID:qI4EPoHj
騎士氏GJ
98名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 18:51:54 ID:21HmvcVl
ショタ弟が着衣をボロボロにしながら学校から帰って来て
「お、お兄ちゃん…学校でいじめられて、ヘンなことされたの…」
99名無しさん@ピンキー:2010/08/09(月) 22:46:22 ID:UZZ3yTko
ならおにいちゃんが綺麗にしてあげないとな
100名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 03:03:08 ID:gm1n02dX
騎士のSSを読むのがこのスレに来る主目的
101名無しさん@ピンキー:2010/08/10(火) 14:21:17 ID:snZ05NUs
騎士乙つうかすごい久しぶりだな
102名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 02:24:47 ID:ZLhrlYs3
>>98-99
お兄ちゃんによるお清めタイムですね
もしくは男の味を覚えちゃった弟がお兄さんを誘惑
103名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 23:06:31 ID:H2jYFa3i
「ぼく…よごれちゃったよぉ……」
104名無しさん@ピンキー:2010/08/12(木) 02:50:17 ID:4aRKl8zI
ジョーイきゅんの続きってまだだっけ?
105名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 22:34:52 ID:lmKmNoST
ジョーイが売春してたら萌えだな
106名無しさん@ピンキー:2010/08/15(日) 23:02:10 ID:AfuOphFO
あげ
107名無しさん@ピンキー:2010/08/16(月) 03:05:39 ID:I/uSI9yx
保管庫は編集されないまま?
108名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 12:28:56 ID:TIKLD2I4
過疎すなあ。
109名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 17:28:14 ID:JWfK3gky
ここに限ったことじゃないけどね
110名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 17:42:38 ID:JrLnv+lm
この板は元々過疎だよ。
勢いあるスレもあるけど。
111名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 18:28:24 ID:IO+w05se
職人の描ける輝き≠ネんて、もしかしたらほんの一瞬の才能なのかも知れないね
トリ忘れみたいに持続して書き続けれる人は少ないと思う
時々何の為に書いているのか分からなくなるだろうし、虚しくなるのかもね…
112名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 19:35:48 ID:c6xtF5qu
自分の理想の妄想とかシチュって、書き始めると本当に一作に詰め込めてしまうから、後が続かないんだよ。
トリ忘れだって本気で書き上げてあるのは最初の1シリーズだけじゃん。
一作だけ自分の輝きを作り上げたらもうスレからオサラバっていう気持ちは、分からないでもない。
自分の欲望とは別の、何らかのモチベーションがないと、持続させるのはすごく難しいと思うよ。
113名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 20:33:34 ID:pwMsK0gC
あーわかる。
シチュはいろいろ思い浮かんでもエロシーンがパターンになるんだよね。
114名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 21:32:20 ID:++5DpU/m
ボカロスレから来たんだけどレンきゅん14歳はおkでしょうか?
115名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 21:37:55 ID:TIKLD2I4
そういやここに限った話ではないかもしれないけれど、コテつけると叩かれ気味になるしなあ。
トリ忘れさんが典型だけど、ロイドの人とかも次の話を書いたら引っ張りすぎとかで叩かれたし、
騎士さんも色々投下してくれるのにいい加減にしろというようなレスがついてたし。
なかなかモチベーション保てるような環境ではないのかもね。
116名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 21:44:58 ID:bMrXmxWf
コテをつけたから叩かれたんじゃなくてトリ忘れ氏は鬱系というか好みの激しい話が多いからで
騎士氏はもったいぶった投下の仕方が原因じゃないかな
トリ忘れ氏の方はいささか理不尽な理由だが

それから最大の原因は信者か偽信者か知らないけど
コテを過剰によいしょする書き込みがあるからでしょ
別の作者が好きな人がそれに反発するわけだ
117名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 21:46:58 ID:3tkJtETj
レンきゅんうpうp!
118名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 22:38:57 ID:VWllqpl2
最近新しい人で良かったと思ったのはジョーイ君の奴とか、終盤に投下された吸血鬼の奴かなぁ。後ジリオン。
119名無しさん@ピンキー:2010/08/19(木) 23:05:07 ID:DK+uDi6Q
>>114
是非に
120名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 20:54:40 ID:sOzKHlZa
ジリオンはBADENDだったら個人的に最高だった
121名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 21:58:58 ID:FEJDyhTY
多分どっちの終わり方でも「逆がよかった」って言われただろうな。
122名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 22:54:40 ID:w5r/5SKT
ジリオンはその後が気になるよなw
目覚めてしまった純也がどうやって性処理をしていくのか?
チンポ欲しくてたまらないけど我慢してんのかな^^

そんな続き書いてよ作者さん
123名無しさん@ピンキー:2010/08/20(金) 23:14:10 ID:VqTS9e7c
開放されて、心も立ち直ったけど体は奴隷のままってキツイな。
それでも正義の為に戦う純也くんとか萌えだけど。
124名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 16:19:57 ID:E//cb1Jg
純也くん捕獲拷問フラグが立っててwktk
125名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 16:58:46 ID:iVlY0yvp
いや、助けてあげたお兄さんに控えめながらも遂にお願いするじゃね?
顔真っ赤に恥じらわせて、ボソボソと小声で…
「すいません。こんなお願いするなんて変だし、凄く恥ずかしいですけど、
 もし良かったら僕を…お、犯してくれませんか?」って感じでさw
126名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 18:17:15 ID:EgimWuHi
いや、純也くんが助けた男の子が恩返しに一生懸命に性欲処理のお手伝いをしてくれるよ。
ただ男の子のおち〇ちんは小さくて包茎でおまけに精子をたくさん出すことはできず、
純也くんの直腸奥深くに妊娠しかねない程の大量精液浣腸することはできない。
おまけに早漏で何度も中出ししてしまうし、敏感すぎるから時々快感が許容範囲を越えて
おしっこを純也くんのケツ穴にたっぷりおもらししてしまったり。
それでたまに純也くんはトイレやお風呂まで我慢できず、顔を真っ赤にしながらザーメンと
おしっこと腸液のミックスジュースをベッドの上で放り出すはめになったりしてね。
そんな拙いセックスじゃ肛門奴隷にまで堕ちて精液便所のような扱いをされていた純也くんの
男の子マ〇コやクリチ〇ポは満足させられないと男の子は悩む。
そんな男の子の悩みに漬け込むように触手怪人(特殊技能:レイプしたショタを孕ませる)が
悪の手をのばすのであった…
127名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 20:11:16 ID:sv+sirR2
>>124某所か
128名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 14:34:53 ID:1eURX3uH
規制中に悶々として書き上げていた作品がいくつかあるんだが、あげてもよろしい?
なんかジリオンで盛り上がってるから、投下するのは悪い気がするんだが
129名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 16:05:46 ID:BpGurKHj
してしてぇ。
130名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 16:49:25 ID:d21B7YKT
はやくぅ……あ…ン。。
131名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 17:29:32 ID:REd5Us8n
そういやショタとお兄さんってことは、
ショタ責めお兄さん受けもOKなのか
どSショタにおもちゃにされるコーコーセーとか、結構良さげ
132TT:2010/08/25(水) 17:37:39 ID:1eURX3uH
了解兄弟、コテも一応つけておいた。
13000字くらいある。長くてすまんな・・


【誕生日を祝う話】

 僕と勝兄ちゃんは、付き合っている。
 僕が勝兄ちゃんに初めて出会ったのは、僕がまだ小学2年生で、勝兄ちゃんが小学6年生くらいの時だったと思う。
 二人でお風呂にはいった時、僕は他人の男性器を始めて見た。
 勝兄ちゃんのそこは僕よりもずっと太くて、長かった。まだ皮こそ被っていたけれど、今思えばあの大きさは小学生のものではなかったのかもしれない。
 勝兄ちゃんは僕の視線にすぐ気がついたらしく、僕の目の前に自分のおちんちんを持ってきた。近くで見たそれは、すっごく逞しくて、僕は圧倒された。
 感心して見ていると、勝兄ちゃんが座り込んで、自分のおちんちんを握った。
 一体何をするのだろうと思っていると、勝兄ちゃんは一言、「誰にも言うなよ。」と言って、おちんちんを擦りだした。
 みるみる勝兄ちゃんのそれは大きくなっていって、紅くそそり立った。
 勝兄ちゃんは何だか苦しそうで、僕は何が何だか分からなくてひたすら勝兄ちゃんの事を心配していた覚えがある。
 しばらくして勝兄ちゃんはイった。勝兄ちゃんのおちんちんから真っ白なおしっこが飛び散って、僕にかかった。暖かくて、少し酸っぱい感じの匂いがしたような気がする。
 勝兄ちゃんは慌てて飛び散ったそれをお湯で流してくれた。当時の僕はそれが精液というものだということも知らなかったし、無論オナニーという行為にも全くの無知だった。
 
 次に会った時僕は、勝兄ちゃんに頼み込んでオナニーの仕方を教えてもらった。お互いに扱きあいっこもした。
 勝兄ちゃんはスポーツマンで、勉強もよくできる秀才だった。僕はそんな勝兄ちゃんに会うたびよく甘えた。
 そして、僕が小学五年生になった時、久しぶりに再会した勝兄ちゃんは僕に男の子同士のセックスを教えてくれた。
 僕は初めて挿れられた時、痛いのよりも先にすごく気持ちよかったのを覚えている。
 勝兄ちゃんが僕に初めてキスをしてくれたのもこの時だった。それ以上は頭がぼやけて何も覚えていない。
 勝兄ちゃんと僕の「誰にも言ってはいけない」関係は今もずっと続いている。

 僕と勝兄ちゃんが平日に会えるのは、いつも放課後だ。僕はもう中学一年になっていて、勝兄ちゃんは高校二年生だった。
 勝兄ちゃんは親元を離れて、とあるマンションの一室を借りて住んでいた。僕はその部屋の合鍵をいつも大事に持っている。
 僕の為も兼ねて、勝兄ちゃんは一人暮らしを始めてくれたらしい。
 それを知った時、僕は自分で恥ずかしいくらい喜んだ。
133TT:2010/08/25(水) 17:40:44 ID:1eURX3uH
僕と勝兄ちゃんが平日に会えるのは、いつも放課後だ。
僕はもう中学一年になっていて、勝兄ちゃんは高校二年生だった。
勝兄ちゃんは親元を離れて、とあるマンションの一室を借りて住んでいた。
その部屋の合鍵を僕はいつも大事に持っている。
僕の為も兼ねて、勝兄ちゃんは一人暮らしを始めてくれたらしい。
それを知った時、僕は自分で恥ずかしいくらい喜んだ。
学校が終わって、僕は一目散に勝兄ちゃんのマンションに向かった。
部屋の扉を開け中に入ると、ひんやりとした空気が漂ってきた。
夏の暑い外を走ってきた僕の体から、汗が引いていくのを感じる。

勝兄ちゃんは株を少々やっているらしく、そのせいで高校生なのにも関わらず結構お金持ちらしい。
株のことは全然分からないのだが、部屋の中にある高そうな薄型テレビやパソコン機器、たくさんの家具やおしゃれな服の数々を
自分の金で買ったんだと豪語していた勝兄ちゃんは何だか格好よかった。
自立しているって感じがした。
冷蔵庫を開けると、中には僕の大好物、カルピスソーダがちゃんと用意されていた。
好きに飲んでいいことになっているので、僕は遠慮なくいっぱい頂いた。
冷えていて美味しかった。
勝兄ちゃんが買ってくれた洋服に着替えた僕は、テレビのスイッチを入れてみた。面白そうな番組はやっていなさそうだ。

今頃、勝兄ちゃんは電車の中だろうか。待っているのも結構辛い。
もしかして、プレゼントを買い忘れたりなんかしていないだろうか。心配になってきた。
ああ見えて、勝兄ちゃんはおっちょこちょいな所があるのだ。

今日は僕の誕生日。勝兄ちゃんが僕を祝ってくれる。
134TT:2010/08/25(水) 17:44:38 ID:1eURX3uH
テレビの前で、新作のゲームに夢中になっていると、程なくして玄関の戸が開く音がした。勝兄ちゃんが帰ってきたのだ。
 「ひっくん、なんだもういるのか。待った?」
ひっくん、とは、勝兄ちゃんが僕につけてくれたあだ名だ。本名は仁史という。上一文字を取って、『ひっくん』だ。

 「もう待ちくたびれた。ケーキは?プレゼントは?」
 「まあまあ、慌てなさんな。」
 そう言って、勝兄ちゃんは両手に抱えた大量の荷物をどさっとリビングのテーブルに置いた後、高校の制服である夏用のカッターシャツをおもむろに脱いだ。
下に着たシャツも脱ぐと、鍛えられた男の肉体が姿を現す。
勝兄ちゃんは陸上部に入っていて、副部長を務めているらしい。
スポーツマンで頭が良くて、おまけに背も高いし顔も良いときているので、女の子からはもてもてだとか。
女の子に告白されている勝兄ちゃんの姿を想像して、僕は思わずむかっときた。
 その時ぷーん、と、勝兄ちゃんの体から汗のにおいが漂ってきた。
いい匂いな筈無いのだけれど、勝兄ちゃんのにおいなら全然臭く感じなかった。
 「何だよ、あんまりじろじろ見るなよ。」
勝兄ちゃんは恥ずかしそうにそっぽを向いた。ちょっと可愛い。
 
 着替えが終わって、僕と勝兄ちゃんはキッチンで料理をすることにした。
祝ってもらう側なのだから待っててもいいのに、と言われたが、そういうわけにもいかなかった。
実を言うと、一見万能そうに見える勝兄ちゃんも料理だけは下手糞なのだ。
以前ひどい創作料理を食べさせられて救急車を呼びそうになったことがあってから、僕はなるべく勝兄ちゃんの料理の場に無理やり入り込むことに決めた。 
おかげで僕の料理の腕も上がったから、別に文句も無いのだが。
 早速、勝兄ちゃんが調味料の加減を間違えそうになって、あやうくこの世にかってないゲテモノ料理が生まれてしまいそうになった。
間違いに気が付いた勝兄ちゃんはしょんぼりとして野菜を切る作業にのみ専念した。僕は苦笑いしながら味付け係を受け持った。
勝兄ちゃんに勝てる要素が僕にもあるのが、何だか楽しくて申し訳なかった。
 
 「よーし、できたぞ!」
リビングのテーブルの上が片付けられ、今はごちそうで一杯になっている。
僕がふかふかしたソファーに座って待っていると、勝兄ちゃんがケーキを運んできた。
色とりどりの果物と雲のようなクリームが飾り付けられたフルーツケーキで、艶出しにシロップがたっぷりと塗られていた。
 「ところでひっくん、何歳になるんだっけ?」
 「勝兄ちゃんのバカ。13歳だよ。」
僕は思わずむくれてしまった。
 僕の前ではこんなにもとぼけている感じなのに、学校では優等生だなんて信じられなかった。
いそいそとケーキに蝋燭を刺していく勝兄ちゃんの横顔を眺めながら、僕は思った。
これがエッチな時には人が変わったようになるんだから、案外僕は騙されているのかもしれない
135TT:2010/08/25(水) 17:48:18 ID:1eURX3uH
「それじゃ、火、点けるからな。」
 部屋の明かりがリモコン操作で落とされ、13本の蝋燭に灯ったオレンジの火だけが、部屋を照らした。
ゆらゆらと揺れる炎から、ちょっぴり良いにおいと暖かさが伝わってくる。
 
ふと横を見ると、勝兄ちゃんが隣に座って僕を見ていた。
蝋燭の揺れる炎に照らされた僕は勝兄ちゃんにとってどのように見えているのだろう。
勝兄ちゃんはにっこり笑って、ほら早く、と僕をせかした。炎の作る陰影の中でも、勝兄ちゃんは変わらず可愛く、格好よく見えた。
 僕は目一杯息を吸い込んで、一気に蝋燭目掛けて吹きかけた。見事に全部の蝋燭が消え、一面は闇に。
同時に勝兄ちゃんが隠し持っていたクラッカ ーを盛大に鳴らしたので、僕は驚いて変な声を出してしまった。

勝兄ちゃんがリモコンで部屋の明かりを元に戻すと、クラッカーから出てきたテープやら紙吹雪でお互いひどく滑稽な格好になっていた。
テープが絡まりまるでわかめでも被っているような姿の勝兄ちゃんが可笑しくてたまらない。
僕らはお互いの惨状について笑いあった。
「もう、あんなタイミングでびっくりするようなことしないでよ。」
「へへへ、もしかしたらびっくりするかなーなんて期待してたんだけど、あんな可愛い声が出てくるなんて思いもしなかったよ。」
僕は勝兄ちゃんの頬っぺたを両側ともつまんで、これでもかとこねくり回した。

「ひっきゅん、いひゃいいひゃい。」
勝兄ちゃんは何かもがもが言いながら、次第に涙目になって謝ってきたので僕は止めてあげた。勝兄ちゃんの頬っぺたは赤く染まっていた。
「いててて・・。手厳しいなぁ。」
「許してあげません。」
僕はそう言って、目の前に広がるごちそうを平らげるつもりで寄せ始めた。
元々お腹もすいていたし、僕は成長期なのでこれくらいは全部腹に入ってしまう。
本気で勝兄ちゃんには何も残してやらないつもりで僕は取り皿を埋めていった。
勝兄ちゃんも負けじと取り皿に自分の分をキープしていった。
テーブルの上の料理は次々と無くなっていった。味も我ながら美味しくできたと思う。

と、おもむろに顔を寄せてきた勝兄ちゃんが、僕の顎をつかんで引き寄せた。そしていきなり頬っぺたを舐められた。
流石に僕も心臓もドキドキが激しくなって、体が熱くなるのを感じた。
「い、いいいきなり何?」
僕はしどろもどろになって聞いた。
「ケチャップ付いてる。」

伸ばした舌を引っ込めて、勝兄ちゃんが答えた。ああ、何だか、勝兄ちゃんの目がエロい光を放っている。
まだケーキも食べていないのに、もうしたいのだろうか。

仕方なく僕は、目を瞑った。
唇に柔らかいものが触れた瞬間、僕は幾度と無く体験してきた、全身が痺れて頭がぼうっとしてくる感覚に襲われた。
繰り返し、短い音を立てながら僕と勝兄ちゃんはキスを続けた。目を開けてみると、勝兄ちゃんの顔がこんなにも近くにある。
いつもは優しそうできりっとした目つきが、今はとろんと半開きになっていて、顔全体が紅く染まっていた。
もっと近づいて勝兄ちゃんの体に触って見ると、冷房が効いている筈なのにじんわりと熱く火照っていた。
136TT:2010/08/25(水) 17:52:06 ID:1eURX3uH
キスだけでは飽き足らなくなったのか、勝兄ちゃんが僕にもっと近づいてきた。
僕の着ているTシャツの中に手を滑り込ませてくる。くすぐったいのを我慢して、僕も負けじと勝兄ちゃんのタンクトップの中へ手を進入させる。
硬い筋肉に覆われた逞しい体つき。小学生の時と全然違う、大人の体。
綺麗に切れ込んだ段差のある腹筋を撫でまわしてみると、勝兄ちゃんも興奮しているのか、体が汗ばんでいた。
僕は堪らなくなって、勝兄ちゃんに抱きついた。突然のことで勝兄ちゃんはそのままソファーの上に倒れこむ。

勝兄ちゃんの心臓は僕と同じぐらいドキドキしていた。優しい汗の匂いに僕は包まれる。
「勝兄ちゃん、すっごいいい匂い。」
僕は深く息を鼻から吸って、勝兄ちゃんの匂いを堪能した。
憧れる大好きな勝兄ちゃんの胸の上に乗っているというだけで、僕はとても興奮した。
勝兄ちゃんが、手を伸ばして僕の下半身を触りだした。
僕の股間のものはいつのまにかしっかりと自己主張を始めていて、ぴっちりとしたテントを張っていた。
しかもこの格好。勝兄ちゃんの目の前に、僕のペニスが鎮座しているような体勢は物凄く恥ずかしい反面、昂ってくるものもあった。
ふと、手を後ろに回してみると、そこには僕と同じように、しかしながら僕の未発達な性器とは比べ物にならないくらいの雄々しい一物が窮屈なジーンズの中で開放されるのを待っていた。

「脱がすぞ。」
僕の返事を待たずに勝兄ちゃんは僕の薄いTシャツをまくしあげ、器用な指使いで同時にハーフパンツとトランクスまではぎ取った。
好きな人の前で自分だけ裸になっている恥ずかしさというものは、どうにも慣れない。僕は勝兄ちゃんに全てをさらけ出すようにして馬乗りになっていた。
「ま、勝兄ちゃんもさっさと脱いでよ。僕だけじゃ・・ずるい。」
「んー、絶景だなあ、もうちょっとひっくんのエロい身体を堪能させてよ。」
これだ。勝兄ちゃんは事の前となるといつもこうやって僕だけ裸に剥いてしばらく視姦する。僕はこの時一体どんな恥ずかしい顔をしているのだろうか。
うう、考えたくもない。

「お、何か・・少し生えてきた感じか?」
さわっ、とした感覚を付け根に感じた。
僕のそこは前の時には無かった柔らかな茂みに僅かながら覆われ始めていた。
僕が大人になった証。なのに、勝兄ちゃんの表情は少し曇った。
「どうしたの? 毛、もしかして嫌?」
「いやー。ああ、もうお前もオトナになるんだなあって。」
「ひあっ! ひゃあぁあ・・あっ、反則ぅっ・・っ!。」
僅かな茂みをいじっていた指がそのまま僕の腹を正中線に沿ってすう、となぞってきたので、僕は思わず身をよじらせた。
「こっち、尻向けろよ。」
僕は転回して、勝兄ちゃんの顔の方へお尻を持って行った。
打って変わって目の前に現れたのはご存じ、勝兄ちゃんの硬くて太くて長い、勃起ペニスの突き上げるジーンズ。
「こっちはまだまだ綺麗なピンク色だなっ。」
「やめてよね、そういうこと言うの・・って!」
いきなりお尻にローションを垂らされた。冷たくて、さっきのケーキの生クリームを僕は連想した。
お尻に留まらなかった分のローションが僕の股を通って、じらされ火照りっぱなしのペニスをじんわり溶かす。
 「ほーら、ひっくんのここは今、ぐちゃぐちゃいってるよ。ねえ、どうして欲しい?」
 勝兄ちゃんの絡みつくような熱い指が僕のペニスを掴んで、ゆるゆるとゆっくり扱く。その度僕は逃れるように、もしかしたら合わせるようにだったのかもしれないが、腰を震わせて喘いだ。
 「ほらほらほらほらー。」
 「ひうううんっ! はっ、はううっ! も、ぬるぬる、してっ! や、っだあっ! ・・っ!」
 「言ってよ、ひっくんはどうしたいの?俺に何をして欲しいの?ちゃんと答えられたらすぐにそうしてあげるよ。」
 「いぃい、いや、嫌ああうっ、うっ、お願い・・ぼ、僕の、・・いじって、よっ・・。」
 「えー、ちゃんと扱いてあげてるじゃん。」
 僕のペニスを扱く手つきが強くなった。腰を引こうとしてもがっちりと包みこまれて動けない。
そのまま擦り込むように上下される。
 「いっ! ち、ちが・・・。僕、の、お、おし・・。」
 「お?ほら、言っちゃえ。」
 「・・僕の、お尻の、穴、いじって。めちゃくちゃにして、勝兄ちゃん・・。」
137TT:2010/08/25(水) 17:56:22 ID:1eURX3uH
 よく出来ました、そう聞こえた瞬間、勝兄ちゃんの指とはっきり分かるものが、僕の奥にゆっくり埋まり始めた。
全身の力がするすると抜けて、僕は勝兄ちゃんの張りつめたジーンズ越しの肉棒とその臭いに顔と鼻を突っつかれながら、お尻だけを突き上げた姿勢で身体を押し広げる電撃にも似た圧迫感に必死に耐えた。
 「いきなり二本入った。日々の努力の賜物だねえ。ひっくん。」
 「ひいい、もう、に、二本も入ってる、の? あ・・あ、くうんっ! そ、そんなの、あり得ない、いやあっ! ふとぃっ!」
 「三本目っと。ほぐれてきたところで、一発イってみてよ、ひっくん。」
  
 僕のペニスの裏側にある硬くてこりこりした部分、たぶん前立腺が急に動きを速めた勝兄ちゃんの指使いであっちこっちに揺さぶられている。
同時に今まで休みがちに動いていた僕のペニスを扱く手の運動も再開した。 
 僕は腰を振りながら上と下から来る優しくて荒々しい刺激に出るのが近いことを感じた。
 「あっ! あっ、もう、ダメっ! でちゃう、でちゃうぅう! いっぱい、のぼってくるっ! ひゃああっ!」
 とどめは勝兄ちゃんの突然のフェラだった。すっぽりと口腔内に覆われた僕のペニスは快感を途切れさせることなく、むしろ更に強く快感を享受して、僕は愛する人の口一杯に熱い精液をぶちまけてしまった。
 「はあっ、はあっ、あ、勝、兄ちゃん、ごめ、僕・・。」
 「いいよ、むしろ、服が汚れなくて済んだし。じゃあ、俺もそろそろ脱いじゃおうかなっと。」
 じゅるっ、と勝兄ちゃんは僕の精液を飲んでしまった後、強烈な射精でぐったりした僕の目の前で、服を脱ぎ去った。
 
 「じゃーん、じゃ、本番だ。」
 そう言った勝兄ちゃんは僕の前に立つと、中腰になり、僕の中にこれまでも幾銭と這入ってきた巨大な肉の凶器を顔面に突き付けた。
 
 「どう?いつもどおり咥えられそう?」
 「うん、大丈夫。」
 僕は目の前の巨根に目をやった。むっとした汗の臭気が鼻を突く。へそを越えるくらいまでそそり立った長い幹の根元に生えた茂みは黒々として、威厳すら称えているようだった。
剥け切った亀頭は僕と違って赤く、未熟な自分のと比べるとその大きさはグロテスクにも思えた。こんなものがいつも、僕の中に入っていると思うと、恐ろしくすら感じた。
 僕は幹に手を添え、上からすっと吸い込むようにして勝兄ちゃんのペニスを咥えこんだ。もちろん全部は無理だ。
 「あ、ああ、いい、ひっくん。」
 「ふっ、ふんっ、こんな巨根相手にする身にもなってよね。」
 「でも好きなくせにぃ。うっ! くうううぅ、うまいなあ。」
 幹と落差のある亀頭の裏筋を回すように舐めてやると独特の味がした。こう、何か塩辛みたいだけど味っ気のないと言うべきか。
 僕の中に入るものだから、少しでも濡らしておきたい。そんな一心で僕は首を振り続けた。
 
 「も、もういいんじゃない?」
 「うん、準備万端だ。よく出来たな。」
 僕の頭を撫でると、勝兄ちゃんは僕を抱えてソファーにあおむけの状態で寝かしなおした。
138TT:2010/08/25(水) 17:59:45 ID:1eURX3uH
 「じゃ、やろうか。」
 「うん。」
 痛かったら言うんだぞ。初めての時に言うようなセリフを吐いて、僕の真正面に座った勝兄ちゃんは僕の両足を掴んで持っているように、と指示した。
僕はよくある赤ちゃんがおしめを換える時のようなポーズで待った。このポーズはやたら羞恥心を掻きたてる。
 まあ、セックスの最中はあんまりそう感じないんだけど。
 
 勝兄ちゃんはもう一度僕のお尻にローションを垂らし、二、三度指を入れて馴らしたあと、自らの股間に生えたそれをあてがった。
 「いくぞ。」
 「うあ、はああ・・、あんっ・・んんんんっ。」
 亀頭が入口に差し掛かっただけでも相当の圧迫感がある。指三本分よりも遥かに太いそれを受け入れるのはいつも至難の技だった。
 しかし今日は勝兄ちゃんに秘策があったのだ。
 
 「ひっくん、キスしながら・・、入れよう。」
 「はあっ!? な、何、はずかしいっ・・!」
 勝兄ちゃんの筋肉質な上体がこちらに倒れてきたと思ったら、僕は勝兄ちゃんに唇を奪われていた。同時に、今までにないくらいの脱力感と、甘い幸福感が、勝兄ちゃんの湿った吐息と一緒にやってきた。
 「ゆるくなった。ね、ひっくん気持ちいい? 俺は、今、最高に気持ちいいよ。ひっくん。」
 「僕、もぅ、何が何だか、わから、解らない、気持ち、良すぎ、よすぎてぇ!」
 僕は泣き叫んでいた。体中からみっともなく汗が玉になって落ちているようだった。
 大きな勝兄ちゃんの身体に押しつぶされて粉々になっているかのように、自分がどうなっているのか解らない。唯一感じ取れたのは勝兄ちゃんの大きなペニスが僕の中に殆ど這入ってしまったのだけ。
 「うっ、ひっくん締め付けきつすぎ、俺のチンコと力比べか?」
 勝兄ちゃんの馬鹿でかいペニスが深く差しこまれた後、中を擦るような卑猥な音を立てて引き抜かれていく。
 段差のある亀頭が僕の出入り口に引っかかってペニスが止まった。そのまま巨大なペニスは再び僕の中に侵入を試みる。その永遠とも思えるサイクルのあいだ、僕の前立腺が太い亀頭にプレスされひきずり回される。
 僕の貧弱なペニスを裏側から勝兄ちゃんの巨根が突き破って犯しているような、そんな感覚とともに先走りがペニスからとめどもなく溢れる。
 「いぃいやぁっ! そんなにぃっ、そこっばっかりごりごりしないでぇっ!ぜんりつせん、つぶれちゃううう! またいっぱいだしちゃうう!」
 
 勝兄ちゃんが僕のペニスを掴んだ。扱いてくれるのか、と思ったが、勝兄ちゃんはぎゅっと根元を握って僕の射精を防いだ。
 「まだ出さない。簡単にイかせるもんか。だって今日は特別。ひっくんのお誕生日なんだからな。いっぱいいじめて、いっぱい泣かせて、最後に全部残らずお前の中にぶっ放してやる。それまで、ひっくんもイかせない。」
 「いやっ! いやぁ! まさ、る、にいちゃ、ださせてよぇ! だしてぇっ!」
 「お前に、最高の快楽をプレゼントするよ。ひっくん、一緒にスゴイところへイこう。」
 勝兄ちゃんはピストンを再開した。ぞりゅっ、じゅぼっ、と僕の腸壁を大蛇がえぐるように勝兄ちゃんの巨根が往復する度、僕はイきたくてもイけないもどかしい快感を食らい続けた。
 もうとっくに射精しているはずなのに。気持ちいいのがどんどん高まっていく。頭がクラッシュする。
 マンションのリビングが、テーブルが、ソファーが、ケーキが、何もかもが消えていく。残ったのは僕と、勝兄ちゃんだけ。
 勝兄ちゃんのキスの感触と、吐息、小さな僕を包みこむ逞しい身体と、肉を穿つ雄々しく太い一本の槍だけ。
139TT:2010/08/25(水) 18:10:14 ID:1eURX3uH
「どうだ、ひっくん、お前は、ちゃんと気持ちいいのか?なあ、どうなんだよっ!」
 「うはああぁぁあぁんっ! ・・、ひ、しぬぅ、ひぐ、うっ! かはっ、しんじゃうっよぉ! いやぁぁっ!きもちひい! ぞりゅぞりゅいって、すごい、かたいっ! おっきくて、奥に当たって、まだ入ってくるぅううっ! もと、もっとぉ!」
 「ひっくん! ひっくん! ひっくん! ああ、お前の中は本当に気持ちいいよ。俺、今本当に幸せだぁ・・。」
 
肩をがっしり掴まれたままソファーに押さえつけられ、勝兄ちゃんの覆い被さるでかい身体が邪魔で足も閉じられない。
僕は完全に身動きできないまま、ただ勝兄ちゃんの激しい寵愛をその身で受け止めるしかなかった。
 「いやあぁ! ひあっ、あうっ! 早いぃい! そこだめぇ! 当たっちゃだめぇっ! も、とまんないっ! あっ、あっ、だれ、だれか、たすけってぇっ! とまらない、とまらないよっ! なにこれ、きもちいいのがとまっ、とまらないぃっ!」
 「好きなだけ、はっ、はっ・・気持ちよくなっていいんだぞ。全部見ててやるから、俺がちゃんとひっくんを最高のタイミングでイかせてやるからっ!」
 また、僕の中で暴れる蛇が一回り大きくなった。蛇は鎌首をもたげて僕の前立腺に噛みついている。
快楽は毒がまわったように僕を蝕んでいた。
 
僕は蛇の毒で死ぬのだろうか。蛇にかみ殺されるのだろうか。そんなぼんやりした恐怖感を抱いていると、あったかい抱擁を全身に感じた。
そうだ、僕は今勝兄ちゃんに犯されているんだった。
あの巨大なペニスでお尻をぐちゅぐちゅと抉られ、キスをされながら身体をくねらせ混じり合わせ、一緒に溶けている。
 
僕のペニスがひと際大きく膨れて脈動したのを勝兄ちゃんは見逃さなかった。
 「よし! イくぞ、ひっくん、二人で一緒、に・・ふうっ! あうっ!」
 「は・・・あ・・あ・・・っ! むうぅうううぅうん! あっああっあああんっ! かはぁっ!ぎゅぅ! あひゅうんっ・・・でっ、でてるう! いっぱい、どろどろでてるうぅうっ! ・・っ! ひいぃっ! あつうっ、熱いぃっ!」
 
限界まで張りつめたペニスを扱かれた僕の身体は水に揚げられた魚のように何度も跳ね、その衝撃で僕のお尻は勝兄ちゃんのペニスを思わす締め上げた。
きつくなった筈の締め付けを強引に押し広げ、自らの巨根を根元まで僕の中に埋めて、勝兄ちゃんはどっくん、どっくんと鉄砲水のような勢いでマグマのごとき熱く濃い精液を僕の最奥へと注ぎ込んだ。
僕もまた、溜めに溜められた白い塊をまるでペニスが爆発するかのようにして勝兄ちゃんの髪や顔、胸や腹筋、ソファーやテレビにまでリビング中のあらゆるものに吹きかけた。

「ひんっ! ひゃあっ! あっ、またなかでおっきくなってるっ! きゅうぅっ! ・・あっ! ああぁっ! ああぁっあぁっ! すご、きついっ! もお、もうきつく突かないでぇ! でるっ! びゅるびゅるってとまんないいぃっ!・・・。」
射精がいつまで経っても止まらない。勝兄ちゃんの長いペニスが奥を突く度、僕の鈴口からねっとりとした精液がいつまでもどろどろ湧いて出てくる。
「へうっ! こんなの、おかしいっ! よぉっ! 僕のおちんちんっ、おかしっ、おかしくなっちゃったぁあっ! ・・あっ!」
「大好き、ひっくん、大好きだ・・。」
「ああ、ひあぁあああん! あんっ! ひむうっ! まさるにいちゃ、あっ、んっ! ぼくのおちんちんとめてよぉっ! ひぃぃっ! あっ! すごっ、おっきいの当たるっ! 止めてっまだでるぅうぅううっ!」
僕は連続する射精の合間、ずっとキスをされていたように思う。本当に、肉体の細胞一つ一つが全部繋がってしまったような、痺れ。
もう二度と味わえないかもしれない一体感。勝兄ちゃんの激しい抜き差しに揺さぶられて、頭がふらふらする中、僕は二度目、三度目の熱い種付けをお腹で感じた。
140TT:2010/08/25(水) 18:14:23 ID:1eURX3uH
「ううっ・・・はあっ、はあっ・・あいたった!」
「ふー、よいしょっと。ひっくん、大丈夫だったか?」
 僕の止まない射精がようやく収まってしばらくしてから、やっと勝兄ちゃんの巨根が全ての精を吐き終えた。
 萎えたそれが雁首を引っかけながら、僕の中からずるりと引きずるような音を立てて抜かれていった。
 連続射精の疲れで満身創痍の僕はすっと伸びてきた勝兄ちゃんの腕に抱きかかえられる。
 お互いの身体に付いたままの精液がくちゅくちゅといやらしい音を立てて糸を引きあった。
 「何が、大丈夫だったか、だ。あんな、強烈なセックス、ない、よ。はぁ、はぁ、もう、絶対、しない。次やったら、絶対、死ぬ。」
 「えー、俺はひっくんとなら、腹上死してもいいんだけどなあ。」
 いや、勝兄ちゃんはそんなことじゃ死なない。死ぬのは僕の方だ。
 勝兄ちゃんは一度自分の股ぐらにぶら下がっている凶器の凄まじさについてじっくり考えてみるといい。 

 部屋を少し片付けた後、勝兄ちゃんはおもむろに立ち上がった。
「じゃ、お風呂いこーか。」
「あれ、いつもはもう後3回やるぞ、とかいうのに。」
 絶倫で、いつも一回二回では満足しない勝兄ちゃんがそんなことを言うのは珍しかった。  
「今日はこれでおーしまい。全部注ぎ込むって言ったじゃん。それとも、まさかひっくんはまだやり足りないのか?」
「バッカ、そんなことあるわけないし・・。」
 本音としては、今日はまだやりたかった。誕生日だって言うから、それなりに夜通しするのも覚悟で来たところもあって、ちょっと終わりが早いなあと思うところもあったのだが、あんな激しいのが先じゃ、後は何をやっても物足りないかもしれない。
「まあ実は、さっきのもう一度やれって言われてもできる自信はあるんだよね。どう?やっちゃう?」
「な、う・・・。」
「流石に無茶しすぎか。さ、お風呂はいろう。ひっくんもお股洗わないと。」

 見ると自分では気が付いてなかったが、勝兄ちゃんが僕の中に放った精液が少しずつ足を伝ってお尻の穴からフローリングの床に垂れてきていた。
 下腹部を撫でてみると、明らかに注ぎ込まれたものが原因と見られる膨らみが感じ取れる。
 これだけだしておいて、まだあんなプレイが出来るのか・・・。
 「あ、あと・・。」
 「ん?」

 「後、一回だけなら・・。してもいいよ。」
 勝兄ちゃんがにやーと笑ったのを見て、僕はちょっとだけ悔しくなった。
                
 
 おわり
141名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 18:17:50 ID:JXx1MVXm
>>132->>140
リアルタイムで読めたとは・・・!
めちゃめちゃ読み応えがあって良かったです、GJ!
142TT:2010/08/25(水) 18:22:33 ID:1eURX3uH
えーと、一応エロいのはここまでです。あとはちょっと蛇足的な話

 「ふう、いい湯だなあ。」
 全てが終わった後、風呂に入りながらふと昨日のことを思い出した。仁史がいつも通り俺のマンションに来た時のことを。
 明日の誕生日はここに泊まりたい。仁史はそう俺に頼み込んだ。
 あいつ、どうやらまた両親がケンカして放っておかれたらしい。
 今日は仁史の誕生日なのに、あの馬鹿な親どもは何をやっているんだ。俺はぐっと拳を握った。
 仁史はいつも平気な顔で俺のところに来る。本当は苦しいはずなのに、辛いはずなのに。
 俺はそんな仁史が見ていられない。

 仁史の誕生日の為に、俺は前もってケーキを買っておいてやった。
 ちゃんと料理も考えておいた。仁史にいろいろ横やりを入れられたけれど、仁史が楽しそうだったから俺も楽しかった。
 ふと、仁史は家でこんな風に料理したり笑ったりしたことがあるのかと考えてしまった。ずしりと胸が痛くなった。

 俺は仁史の前では出来るだけリラックスできるよう、陽気で馬鹿っぽいキャラ『勝兄ちゃん』でいることにしている。
 初めて会ったころからずっとそうしてきた。『勝兄ちゃん』の前では仁史は心を開いてくれたからだ。

 まだケーキを切り分けないうちから、俺と仁史はいつも通りセックスを始めた。
 そうなることはもちろん、仁史も了承済みだっただろう。だけど、ただセックスをするのではいつもと何にも変わらないと思った。
 仁史にはちゃんと俺がいてやるってことを教えてやりたかった。理不尽な家族や学校での嫌なことも全部今日だけは忘れられるような、そんなひと時を、俺はあいつにあげたいと、その時は確かにそう思っていた。

 いつもよりきつめにじらしたり、イくのを我慢させたり、キスをしながら挿入したりいろいろやってやると、その都度仁史は苦痛とも恍惚ともとれる物凄い表情で身をよじらせた。
 心配になったので俺はきちんと気持ちいいのか聞きながら腰を振るった。俺が気持ちいいかどうかなんて二の次、三の次だった。
 仁史はめちゃくちゃに泣き叫んでいたが、確かに今までで一番気持ちよさそうにイった。俺もまた、小さな仁史の中に入りきらないくらい沢山の精を放った。
 今までで最高に気持ち良かった。

 仁史は俺と風呂でさっきの汗や出したものを流している。仁史はちょっとむくれたように黙々と身体を洗っているが、特に尻周りが大変そうだった。
 俺が溢れるくらい注ぎ込んだ汚い欲望のなれの果てを、一生懸命指を入れて掻きだしている仁史を見ていると、俺の心は強い後悔と罪悪感で切り裂かれた。
 「うっ・・あ・・・。」
 「勝兄ちゃっ・・! 大丈夫?」
 ――ああ、大丈夫だぜ、ひっくん。
 ぐらりと前に屈みこんだ後、そうお茶目に返したが、俺はもう取り乱しそうなのを堪えているのが精いっぱいだった。
 仁史、まだあんなに幼かったお前を、俺は犯したんだっけな。
143TT:2010/08/25(水) 18:23:00 ID:1eURX3uH
 風呂から上がると、仁史は早速風呂上がりの一杯と言った感じで、冷蔵庫からカルピスソーダを取って飲みほした。
 喉を鳴らしてカルピスソーダを飲む、タオルを腰に巻いただけの仁史。
 中学生になったばかりのあどけない身体。筋肉は徐々についてきたがまだまだ華奢で突けば折れそうな細身の身体。
 日焼けのあとがうっすら残っているのは俺の真似をして陸上部に入ったばかりだからだろうか。
 いつも俺を見るきょとん、とした小動物のような黒い目も、嗅ぐと若々しい汗のにおいがする髪も、俺にはにかんだ時の可愛い口元も、むくれた時の膨らんだ頬っぺたも全部、俺の邪な思いを助長してやまない。
 駄目だ。俺は、ケーキも食べないうちから本番までいってしまった時の二の舞はご免だと、高ぶる欲望を抑えるように頭をぶんぶん振った。
 「あ、ケーキ忘れてた・・。って、うわぁ・・。」
 仁史はリビングのテーブルに置かれたケーキに歩み寄った。
 先ほどの情事で、そのケーキにも仁史の精液がべっとりとまるでシロップに同化するように付着していた。
 「せっかく勝兄ちゃんが買ってきてくれたことだし、食べよう。」
 「いや、やめとこうな。流石に汚いし。」
 そう言って俺はケーキをぽいっ、と流し台の下の生ごみ入れに捨てた。
 もちろん仁史の精液が汚いなんて思ったことは一度もない。しかし、俺は仁史にそれを食べさせたくはなかった。
 「あーあ、もったいない。」
 「まーた買ってきてあげるよ。」
 そうだ、また、いつでも買ってやる。いつだって、お前の望むものは俺が手に入れてやる。
 
 「ね、あの、さ・・・。第二ラウンドって、いつやんの?」
 心臓が跳ねた。また、俺は仁史を犯す。犯せる。
 これは仁史が望んでいる事だ、だから仕方がない。そう自分に言い聞かせる。
 もはやそうしなければ、俺の欲望と倫理観は誤魔化しがきかなくなっていた。
 「・・じゃ、今度はベッドでやろうか。」
 俺がそう答えると頬を赤らめながら、仁史は俺の手を握った。

 仁史は、俺の弟だ。
 血の繋がった、正真正銘の弟だ。
 仁史が生まれた時、俺は既に離婚した母親に連れられ別の生活をしていた。
 ある日、弟だと言われて連れてこられた仁史をその日の内に好きになった。
 仁史も同じだった。
 俺達は本当の兄弟。俺達はそうだと知りながら最大の禁忌を犯している。
 俺の母親、仁史の家族にこのことが知れ渡るのはいつだろうか。
 その日がいつ来ようが構わない。俺は弟を犯す。犯したくてたまらない。愛おしくて堪らない。愛おしくて壊したくなる。兄として、仁史を、めちゃくちゃにしたい。
 「勝兄ちゃん、・・大好き。」
 「ああ、俺もひっくんのこと、大好きだ。」
 そんな俺の醜い欲望を知らない仁史が、俺に抱きつくたび、甘えるたび、俺の下で幸せそうに喘ぐ度に、俺は終わりのない罪の意識を、これからもずっと胸の奥にしまい込む。
 仁史、こんな兄貴をどうか、許してくれ。お前を俺だけのものにしたいと願う歪んだ俺の気持ちに、どうかいつまでも気付かないでくれ。
 俺はまた明日も弟を、仁史を犯す。ずっとこれからも変わらずに。
                            
                            ほんとにおわり
144TT:2010/08/25(水) 18:26:53 ID:1eURX3uH
以上で終わりっす
所々改行ミスってたり誤字脱字あったりつじつま合わなくなってるかもしれないです
後4作くらいあるので随時あげていきます。

ありがとうございました^^

145名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 19:15:48 ID:d21B7YKT
>>144
よかったよーGJ
146名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 20:36:28 ID:UGqjMgny
すばらしい
147名無しさん@ピンキー:2010/08/25(水) 20:59:01 ID:FNBDR7wP
TTさんに惜しみないGJを捧げる。
これからの4作、正座して待ってます!
148名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 22:17:21 ID:+WkLYYH1
ついに中古の鏡音レンきゅんを購入した数日後、仕事から帰ると玄関前で体育すわりをするレンきゅんがいた。
「あっ、ますたー、ですか?」って、ちょっと他人行儀な14歳。たまらない。
早速ドアを開け招き入れようとすると、服のすそを引っ張る。

「あの、さ、オレの初期設定なんだけど」
「ん?」
「マスター、男の人だからそういうの嫌いかもしれないんだけどさ」

ちょっとモジモジしながら、レンきゅんは説明を始める。
なんでも、DNA登録なるものをしなければならない。唾液と精液を摂取させないといけない、とか。
そんな恥ずかしいことをつとめて冷静に説明させるなんて、このレンきゅんを開発したクリトリスフューチャーメディアはドSだ。

よし分かった。レンきゅんの頼みなど断れるだろうか。
唇に噛み付くように、少し強引にくちづけをする。
舌先で歯列をなぞるような、熾烈な口激に、経験の薄い14歳は腰砕け気味だ。
俺の首に手を回し、体を預けるような体制になったところで、口を離し「唾液の摂取はもういいか?」そう突き放す。

「・・・ちょ、違うのに・・・でも、すっげ」とろけ気味のレンきゅんは俺にもたれたままおねだりをする。
もう一度、唇に吸い付く。しかし美味しい唇だ。3次元のガキにはまね出来ない味付け。
舌と舌を絡めあい、レンきゅんの口の中を味わう。
ひとしきり味わったところで、しがみつくレンきゅんをやさしくベッドに押し倒す。
「次はどうするんだっけ?」わざとらしく問いかける。
「・・・・知ってるくせに。イジワル。」顔を真っ赤にしている。最近のボーカロイドってすごいな。
「言わないなら上と下の両方で味わってもらうけど」カチャリと手際よくベルトを外し、ハーフパンツを脱がせる。
ちょっと大人びた、ボクサータイプの下着は期待に蒸れている。
そこに隠された小さなふくらみに、手のひらで刺激を与える。
「ちょ、マスター、そんなことしなくても・・・」しかし、正直な下半身は快楽を示すかのように硬さと大きさを増す。
「あっ、あっ、あっ」小刻みで甲高い声が俺の部屋に響く。
下着を取り去り、レンきゅんのほどよい大きさの肉某を口に含む。ちょっと蒸れた陰毛からほのかに汗の香りがただよう。
はむっ、はむっ。軽く握った右手を上下させながら、吸い付いたり、鈴口を舌先で刺激すると、我慢汁が溢れる。
「ちょ、俺の精液の摂取とかいいから、やめっ、」ちょっと強くなった抵抗の手を無視して刺激を加え続けると、
一瞬体が硬直し、口内にレンきゅんの精液が大量に放出された。苦くて青臭い、14歳の味がする。
舌の上で転がした精液を口に精液を含んだままキスをし、レンきゅんに口うつしする。
にがっ、そんな表情を浮かべたレンきゅん。俺の口の中に残った精液を飲み干す。のどに張り付くような粘度。たまらん。
放出の余韻を味わうように、片で息をしながら放心状態のレンきゅん。ご馳走様でした。
149名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 23:17:46 ID:KA4KD39n
レンきゅんて・・・・黄色いバナナみたいなキャラは好みじゃない上に文章が更に酷いな
うんざり
150名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 10:31:16 ID:QPpZK9gH
>>149
そういうモチベを下げるような感想はいちいちいわなくていいよ
書き手もスレ住人も気分が滅入るだけだろ

と、最近になってようやくボカロの魅力にとりこまれ始めた俺が言ってみますよ
>>148、GJだぜ
151名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 18:55:00 ID:eAamlYN2
無自覚な荒らしだから仕方ない
152名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 19:45:43 ID:9bBjmVqE
それすらもスルーしようぜ
いちいち突っ込んでも馬鹿には一生わかんねーだろw
153名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 21:32:33 ID:H9Tu8x6V
レンきゅんくぁいいよレンきゅん
154名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 22:02:13 ID:ubhPeF+7
ボカロのスレで同性や801はスレ違いってことで追い出されてきたみたいだから
あんま排斥しないでやってくれ
>>148もボカロスレのノリを持ち込まないでボカロ2次創作の注意書きするとか
最低限マナーを守ってくれ
155名無しさん@ピンキー:2010/08/27(金) 23:55:45 ID:Dh/5vwBO
マナーってなんだよwww何の二次書こうが関係ないだろ
だいたいボカロスレのノリとか意味不明
お前が気に入らないだけだろ

でもこういうレスが続くと自分の所為で荒れてると
思って書くのやめちゃうんですけどね
156名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 00:22:04 ID:9JgW+54J
>>155
気に入らないなんて言ってないよ
レンきゅんかわいいよレンきゅん ってのはボカロ界隈でよく使われるネタだけど
ネタと分からない人には気持ち悪いんじゃねってこと
今までの二次創作は大体○○の二次創作ですって前置きしてるだろ
気に入らない、興味ない人がNGにできるようにしておく方が揉めないで済むよ
157名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 00:49:54 ID:GF9HQXTg
きゅんとかきめえってのは賛同する
158TT:2010/08/28(土) 01:08:11 ID:167kcs4R
ちょっと荒れてるみたいだが空気読まないで2作目いくぜ!

※レイプ表現、暴力表現あり。流血、瀕死ネタが駄目な人はスキップ推奨。
【後輩が殴られる話】


だんっ、だんっ、とリズミカルに木製の床を叩くボールのドリブル音。
足首の急緩ある運動に、靴底が発砲スチロールの擦れるような摩擦音を立てている。
重力を身体の左側に感じる。右足の付け根に鋭い痛みを感じて、俺はうめいた。こめかみにボールがバウンドする振動が伝わってくる。

俺は今コートの横で寝転がされていた。動揺する仲間の声が周りでざわざわ聞こえた。
冷えてきた汗がべたついて、ユニフォームを着ているのが気持ち悪い。
試合の音が遠くなっていく。まだ、試合は終わってない。立たなきゃ、立ってプレイしないと。
 「東野、まだ寝てろ。」
 誰かが起き上がろうとした俺の胸を押さえた。痛くて堪らない右足の患部に誰かがコールドスプレーをかける。
転んだとき頭も打っていたのか、視界が二重三重になってぶれる。
――俺、早く、コートに戻らないと・・・じゃないと、先輩・・・。
やかましい蝉の鳴き声に入れ替わるようにして、サイレンの音が体育館に近づいてきた。


病院に運び込まれた俺は、ひと通りの精密検査を受け、頭に異常がないことを確認された後家に帰された。
頭には軽いこぶが残ったままだった。
今日のプレイングはお粗末なものだったと、自分でも思う。明らかに余計な力が入っていた。
飛び上がりすぎてバスケットにぶつかったのも張り切りすぎたからだ。
あの人にいいところを見せようとばかり考えていたせいで、周りが何にも見ていなかった。
明日、ちゃんとみんなに謝らなきゃ。俺はまだ若干痛む足と頭をベッドに放り出し灯りを消した。
159TT:2010/08/28(土) 01:10:05 ID:167kcs4R
そして次の日の放課後。
「お前、当分様子見で見学な。」
「ええっ! でも、俺、大丈夫だって言われたし・・やっぱり練習したいっす・・。」
俺の必死の抗議を無視して、主将は練習に戻ってしまった。
足首も頭も大丈夫なのに、練習させてもらえないなんて。理不尽すぎる。
もしかしてこれは考えなしの危ないプレイをしたことへの罰なのだろうか。

「おい、そこ、邪魔だから。」
「す、すす、すみませ・・・あ、森尾先輩・・。」
振りかえると、両手いっぱいにバスケットボールを抱えた三年の森尾先輩が、
190センチの長身から俺を見下ろして立っていた。
「なんだ、東野。もういいのか?」
「かっ身体は昔っから頑丈なんでだいじょうぶっす!」
「そっか。」
対して興味がなさそうな返事をした森尾先輩はボールを抱えながら倉庫の方に姿を消した。
「あ・・先輩、待って・・。」
ごめんなさい、の一言も言えなかった。
森尾先輩とはその日はそれっきりで一度も会うことはなかった。
俺がいくら探しても、森尾先輩は見つからなかった。

俺は一日中みんなが一生懸命練習しているのを傍らで見学していた。
森尾先輩はやっぱり怒っているだろうか。それとも、ざまぁみろと心の中で俺を嘲笑っているのだろうか。
俺はどちらがいいかと言われると、後者の方がずっと気が楽に思えて仕方なかった。
だって、俺のせいで、森尾先輩はもうコートに立てないのだから。
160TT:2010/08/28(土) 01:14:07 ID:167kcs4R
日本人離れしたバスケットボールのプレイテクニックを持った中学生がいると当時噂になっていた私立中学校に、俺は入学した。

頭の出来の悪い俺が、学力の高い奴らばかり集まるこの学校にわざわざ入学した理由は、親が無理やり決めたからだった。
文化祭の体育祭すら無い堅苦しい進学校に俺の活躍できる居場所なんてなくて、部活動を決めるときも
半ば適当にバスケットボール部、と用紙に記入した。

どうせ帰宅部になるつもりだけれど一応書いとこう。そんなつもりだった。



体験入部当日、当時160センチにも満たなかった俺はまず、部員の中でもひときわ目立つ森尾先輩の
山のような高さに思わず竦んだ。
中学2年生にして180センチ近くに達していた森尾先輩は、高校生を通り越してもしかしたら大学生でも通るんじゃないかと俺には思えた。
「おいおい、恐がんなって。・・お前、名前は?」
「ひ、ひひひっ東野っすっ! よろしくお願いしま、しますっ!」
東野か、よろしく。そう言って伸びてきた手は擦り剝けてぼろぼろだった。
俺が恐る恐る手を伸ばし返すと、森尾先輩の腕はすっと引っ込み、俺の首根っこを腕と肘で締め上げた。
「バスケはめちゃ楽しいぜ、お前絶対ここに入れよな。」

万力みたいな腕を必死に引きはがそうとしながら、俺は不思議な感覚に浸されていた。
全身の血管が毛細血管の一つ一つまで沸き立つように鼓動するような、そんな火照った感覚。

森尾先輩が初心者の俺に手取り足取り教えてくれる最中ずっと、俺は不自然に目をきょろきょろ逸らしていたし、
そう思えば先輩から目が離せなくなって何もないところでこけそうになったりした。
生まれて初めて感じる恥ずかしさにも似た、せつない、酸っぱいともいえる気持ち。
血がぐるぐる回って落ち着かない。
さっきみたいにこの大きな人の腕にずっと締め上げられていたいとすら思った。

一体何なのか解らないこの感情について、家に帰ってもしばらく眠れずベッドの上で森尾先輩のことを考える日々が続いた。



「あ、お前東野か? ようこそバスケ部へ。これからよろしくな。」
結局、俺は帰宅部になることをやめ、バスケ部に入部した。
入部届けを受け取った森尾先輩は、俺を見たとたんにとってもチャーミングな笑顔を浮かべたので、
俺は心臓が酸素を欲しがってばくばくするのを隠すので精一杯だった。

森尾先輩が噂のスーパー中学生バスケットボールプレイヤーだと知ったのは、俺が入部してしばらくの頃、あの悩ましい感情が
俗に言う初恋というものだったのだと気づくのよりもちょっと後のことだった
161TT:2010/08/28(土) 01:16:50 ID:167kcs4R
「主将、いつになったら俺、練習に戻してもらえるんすか?」
練習禁止命令から3日目、ついに俺は主将に詰め寄った。
「早く練習したいんっす。じゃないと、俺、おれ・・。」
「はーあ。お前なあ、コーチがそう判断してんだから、おとなしく従えよな。俺だって、足首痛めたままの奴を無理に練習に参加させたくねえんだよ。分かるだろお前でも、そういう空気なことぐらいはさ。」

――ほんと、面倒だなお前。

うっとおしそうな目つきで俺を睨む主将は、森尾先輩ほどでかくはないにしろ俺よりも10センチ以上背が高く、
前に立っていると相対的に自分が小学生に引き戻されるような気分になる。
「もー終わりっ。この話はやめだ。ほらほら、てめーら早くしねえと下校時間過ぎちまうぞ!」
「えっちょっと、主将っ・・。」
シューズを運動靴に履き替え、部員たちが体育館を次々出ていく中、俺は独り群れに置いて行かれた子ライオンのようにただ動けなかった。
 
「早く・・練習しなきゃ。もっともっとうまくならなきゃいけないのに・・。」
 明らかにあの日からみんなが俺のことを少しずつ遠ざけているのを俺は知っていた。
それでも俺はバスケをやめられない。完璧にプレーできるようになって試合で活躍できるまで、
俺はどんなに辛くてもここにいなきゃいけない。
――それが俺の精いっぱいの贖罪なんだ。なのにどうして、こんなに目の奥が痛くなるのだろうか。

「うっ、ぐずっ・ううっ、ひぐっ・・先輩・・。」
162TT:2010/08/28(土) 01:19:43 ID:167kcs4R
「おい。何してる。」



主将の声ではなかった。

制服に着替え直した森尾先輩がいつの間にか下駄箱の入口に立っていて、どうにも解せないといった表情で俺を見ていた。
「こんな遅くまで残ってんじゃねえぞ。」
「も、森尾、先輩っ・・。」
「俺はマネージャーだから仕事が残ってたけど、みんなもう帰ってんのにいつまでもぐずぐずすんな。」

俺は慌てて涙の後を拭いた。マネージャー、という言葉が俺の胸をぐさり、と貫いた。
「さっさと出るぞ。鍵返しに行くの俺なんだからな。」
「あの・・・森尾先輩。」
森尾先輩がこっちを向いた。俺は今こそ、前の試合の無様な自分について謝るべき時だと思った。
 


「前の試合で、頭ぶつけて、お、俺、ひどいプレイで、俺、本当ダメなやつで・・本当にすみませんでしたっ!」



顔を上げた時、森尾先輩は俺を無視して既に数十メートル先の本校舎へ向かって歩いて行く途中だった。
俺は急いで後を追いかけた。
 




森尾先輩が山で事故にあったのは、俺が一年生の時の秋だった。
広い山を貸し切っての強化合宿が毎年バスケ部では行われていて、そこでは練習だけでなくオリエンテーションという形で
部員同士の結束を高めることも目的としていた。
主将によると、例年はキャンプファイヤーをやったり、浅い渓流で水泳を楽しんだりして大いに充実したものだったらしい。

その年は肝試しだった。山中に各々が各自に用意した仕掛けを潜り抜け、帰ってくるというシンプルな内容だった。
とても、あんな事故なんて起こるはずのない簡単な行事だった。
163TT:2010/08/28(土) 01:21:52 ID:167kcs4R
当時の森尾先輩はひょうきんで面倒見が良く、周りには後輩連中が絶えなかった。
俺はそんなに積極的とはいえない奴だったから、そうやって森尾先輩を囲む輪の中に入って行けず、
ずっと遠くから妬ましく見ているだけだった。

だから森尾先輩から肝試しのペアに誘われた時は、

「何だ、俺とじゃ嫌か? 東野。」

ぶんぶん、とかぶりを振って意思表示しないと解らないぐらいに、表情括約筋が固まってほぐれなかった。
内心ではむちゃくちゃ嬉しかったくせにだ。



山に入ると、街灯も車のライトも無い暗闇が口を開けていた。
真っ黒な木立が月明かりをも遮り、何も見えない山道なのに、懐中電灯を持った森尾先輩は俺の手を取ってすいすい進んで行った。

そう、まさにこのとき、俺は森尾先輩と初めて手を繋いだ。
しかも二人きりで誰もいない山道を登っているなんて、よからぬ妄想をしてしまっても仕方ないのではないか。
恥ずかしいことにその時の俺は半勃ち状態だった。



「おいっ! 東野それ以上行くなっ!!」
いつの間にか、森尾先輩は立ち止っていた。俺はそれに気がつかず、歩みを止めなかった。
ふわっ、と身体が宙に浮いた。
「うわああああっ!」

俺は小さな土砂崩れでできた崖から滑り落ち、落ち葉の溜まり場に突っ込んだ。
幸い、どこもぶつけなかったようで、俺の身体はぴんぴんしていた。
「あいたた、先輩すいません! でも俺大丈夫っすから・・。」
そう崖の上にいる森尾先輩に言おうとして、途中で気がついた。

そうだ、俺は今まで森尾先輩と手を握っていたんだった・・。




森尾先輩は俺よりも離れたところに転がっていた。
クッションになる落ち葉なんて積っていないごつごつした岩場の上で、森尾先輩は血だらけのふくらはぎを抱えて
悶え苦しみながら横たわっていた。
164TT:2010/08/28(土) 01:23:51 ID:167kcs4R
森尾先輩の隣に並んで家路に着くのは初めてだった。あれ以来、俺は森尾先輩とほとんどまともに会話していない。
森尾先輩が俺を避けているのが解っていたからだった。

森尾先輩は無言で歩いていく。昔の先輩ならこんな時は言葉を絶やさなかったのに、今はぼーっとした目で俺を見ようともしないで歩いている。
もうあの頃の、活発で優しい先輩はいなかった。

「森尾、先輩・・。」
森尾先輩の家に向かう分かれ道で、ようやく俺は最初の一声が出せた。
「俺、森尾先輩のこと、初めて、初めて会った時から・・・好きでした。」


意外にも森尾先輩は動揺した様子を見せなかった。
森尾先輩は立ち止まりはしたものの一向に無言のまま振りかえらない。
「なのに、俺が、先輩の未来、潰しちゃって。本当、なにやってんすかね。最低っすね、俺・・。」
言葉の途中から、俺は顔を下げていた。森尾先輩を直視できなかった。
こんな言葉しか出てこない自分が情けなかった。

「俺、部活辞めます。あれから皆にウザがられてるし、俺がいたんじゃ、森尾先輩にも嫌な思いさせるっす。
すいません。森尾先輩の分も俺が頑張らないといけないのに・・。」




「誰がそんなこと頼んだんだよ。」

俺が顔を上げるより先に、森尾先輩の拳が俺のみぞおちに沈んでいた。
俺は痛みと衝撃でよろけて硬いアスファルトの上にうずくまった。
突然のことで、一切の思考がフリーズする。

さらに、頭へ何か重いものをぶつけられ、鼻の奥でどろり、としたものを感じた。
それっきり、身体が言うことを聞かなくなった。



意識が戻ると、目に映ったのは見知らぬ公園のようだった。
ジョギングコースに使えるよう整備された道を、森尾先輩が肩に俺を担いで運んでいる。
森尾先輩は柵で保護された茂みの中に俺を叩きつけるように放り投げた。
「ぐっ! あ、うう・・・。」
「お前がいっぱい努力したからって、俺がまたバスケ出来るようになるのかよ。お前がいくら頑張ったって俺は何にも嬉しくない。むしろむかつくんだよ。」

お前、むかつく。そう言われることは覚悟してきたのに、みぞおちを殴られた時と同じくらいその言葉はきつかった。
先輩は柵を乗り越え、俺を更に茂みの奥の林の中へと引きずって行った。

「そういえば、お前俺のこと好きとか言ってたっけ?」
二人のほかには誰もいない、深い闇の中。あの山の中と同じ、木に囲まれ外と隔絶された異空間。
違っていたのは、まだ幾分か灯りがあってお互いの表情ぐらいならわかるくらいの明るさがあったことだ。
165TT:2010/08/28(土) 01:27:39 ID:167kcs4R
「残念だったな。俺は、お前なんて大嫌いだ。」

ショックを受ける間もなく、俺は再び顔を殴られた。
二回、三回と殴り続ける森尾先輩は感情のこもらない目をしていた。
まるで自分を噛んだ犬でも殴るみたいに俺をサンドバッグにする。
「チビでしょっちゅうキョドってて何考えてんのか分からねえし、本当にお前は面倒くさくて仕方なかったよ。」

「・・っつう!」
殴る手が休んだと思ったら、今度は髪を掴まれて無理やり立ち上がらせられた。
「なるほど、俺のことが好きだったからか。あんなにおどおどしてたのはよ。」
「もり、お、せんぱい・・い、痛い・・っす。放してっ・・。」
「何言ってんだよ。この変態。自分のここがどうなってるのか分かってねえのか。」

森尾先輩が俺の股間を軽く膝でつついた。
殴られて恐いのに、髪を掴まれて痛い筈なのに、俺のそこはぴっちりとジャージに三角錐状の盛り上がりを作っていた。
「うそ、そんな・・どうしてっ・・! あがあっ!」

「どんどん大きくなってるぞお前のチンコ。憧れの先輩になら、何されても感じちまうんだな、
お前。マジで気持ち悪いよ。」
俺の股間が森尾先輩に潰されそうなくらい握りしめられている。逃げようと反射的に腰を引くと、更に
言葉にできない痛みが玉を襲った。



「そうだ、いいこと思いついた。」

そう言って森尾先輩は股間から手を放してくれた。安堵したのもつかの間、その手はそのまま俺の着衣にかかった。
「いっ、いやっ! 森尾せんぱいっ駄、目・・!」
「しゃべんなチビ。」
また頬を殴られた。俺は自分の歯で口の中を噛んだ。
ジャージのチャックが開けられ、中に着ていたシャツがびりびりと繊維の破れる音を立てて只の布切れにされていく。
「あーあ。痣だらけだな、腹。俺が殴ったせいだけど。」
「や、見ないで、くださいっす・・お願いっす。」
「だから俺に命令すんなって。お前自分の立場分かってんのか?」
腹に新たな痣が増えた。
166TT:2010/08/28(土) 01:30:00 ID:167kcs4R
「いぃいぃいいっ! やめって、もりおせんぱっ! はああっ! あっ!」

シャツの切れ端で枝に腕を括りつけられた状態で、俺は森尾先輩にペニスを直に扱かれていた。
ジャージズボンの下に潜り込んだ太い指の群れにすっぽり囲われてしまうくらいの仮性包茎は、トランクスの中で乱暴に剥かれて
暴れる先輩の親指で亀頭をごりごりとやすりがけされ、削れてなくなりそうだ。
「あっ、ひっぐ、もう、擦らないでっ、いい、いっつうっ! い痛あぁっ!」
「痛い?いいの間違いだろ。変態野郎。お漏らしする程気持ちいい癖して。」
ジャージズボンの前は糸を引く粘液で湿っていた。こんなにも自分が淫乱だったとは思いもしなかった。

森尾先輩の指使いはペンチで挟まれたみたいに堅かった。
ペニスが千切れてしまいそうな扱き方なのに、俺はこんなに前を先走りで濡らしている。

汚いから脱がすと言って、森尾先輩が俺のジャージズボンとトランクスを脱がした。
俺は夜の公園でぼろぼろのジャージを上着だけ纏い、下半身を完全に露出した姿で街灯に晒されていた。
「茂みの中だけど、誰かに見られるかもな。」
「せんぱい、ほどいて・・お願いっす。」



「東野、俺に、命令するな。」

頭をぎりぎりと掴まれる。万力のような握力。そういえば森尾先輩、合宿でリンゴいっぱい握りつぶしてたな。
血が集まって意識が朦朧とするなか、幸せだったころの情景が目に浮かぶ。

――俺もリンゴみたいに潰されてしまえばいいや。
それで先輩の気が済むのなら、俺はこのまま惨めな格好でもいいから殺されてしまいたいと、ちょっぴりだけそう思った。
「いまさら何泣いてるんだ。変態の癖に。」
俺は枝から腕をほどかれ、雑草の中に崩れ落ちた。
「ほら、もっと気持ちいいことをしてやるよ。喜べ変態。」
167TT:2010/08/28(土) 01:33:58 ID:167kcs4R
地面に四つん這いにされ、俺は何が起こるのか薄々分かって戦慄した。
森尾先輩がベルトを引き抜き、制服のズボンを脱ぐのが後ろのことなのによく分かる。
「森尾せんぱいっ・・まさか、そんな! 無理っす!」
「昔から身体は頑丈、なんだろ?東野。」
逃げようとしても腕はまだ縛られたままで、度重なる痛みで身体も思うように動かない。



「あっ、あっ・・、あいいぃいいっつ! いっつうぅううっ! いたっ、ひぎぃいいぃいいい!! 
しぬうぅううう、はがっ! うぎあぁああああぁっ!!」



小さな俺の身体に圧し掛かるように森尾先輩の巨体が覆い被さり、めりめりという音を立てて、
俺の割広げられたお尻の穴に、先輩のいきり立った男根が突き刺さっていく。

脂汗が体中から噴き出た。止まっていた鼻血が、また鼻腔を下りてくる。
森尾先輩のペニスは這入ってくる程にその太さを増しているようだった。
「こうして欲しくて堪らなかったんだろ。はっ、お前、これでも気持ちいいってか?」
「いたぁ! あぎっ! ぎゃあああぁああっ! たすけ、いたぎいぃいいぃいっ!! はっ! はあぁっ! おれっ、こんなっ、
せんぱっ! いっ! あっあっあっ!!」

便を漏らしているように感じるのは、多分お尻が裂けているからだろうと思う。大腿を伝って流れているのは多分血だ。
皮肉にもそれは、森尾先輩を怯ませることもなく、更に腰の進みを続けようとする先輩の硬い幹に対して
潤滑油のような働きしかしない。
「あぎぃいいぃい・・ゆるして、森尾、せんぱ、い・・。」
「ああ、これでお前が死んだら、許してやるよ。」

死刑宣告。
だけどその時の俺はやった・・!とすら思っていた。
森尾先輩が許してくれるなら俺は本当に殺されても良くなっていた。

「ころしてぐだざい・・せんぱ、い。ころして・・ぐぎぃいいぃっ! んあっ!」
森尾先輩が中に差し込んだまま、俺の身体を半回転させた。
俺はうつ伏せから仰向けに変えられ、内壁をねじられる痛みとともに、自分の身体に起こっている惨状を見せつけられた
168TT:2010/08/28(土) 01:37:20 ID:167kcs4R
「あ・・ああっ、そ、そんな・・・こんなのって・・うわああぁあっ!!」

俺の尻に刺さっていたのは巨根という域を超えた恐ろしいまでの一物だった。
もう全部入ったかと思っていたそれは、まだ攻城鎚を思わせる亀頭すら完全に這入っていない。
準備も遠慮もなく、森尾先輩の血潮滾る肉棒を突きいれられたそこは、無残に赤く染まって歪に広げられ、ひと押しされるごとに鮮血を噴いて、
先輩の浅黒かったであろう股間の茂みを真っ赤に変えていた。

ぐじゅぐじゅと、雁首のしっかり開いた亀頭が俺の中に、血を吸いながら真っ赤に彩られ、ずるずる埋め込まれていく。
「失血死か、痛みでショック死か、もしかしたら変態だし、気持ち良すぎて腹上死かもしれないけど、それはさせねえ。」
入口を亀頭が越えた瞬間、今までの痛みが嘘に思えるほどの激痛が、ずっずっずっ、という侵入音を合図に俺を絶叫させた。

「あぎゃぁああああああぁああぁっ! ぎゃうううううっああぁあっ!」

「あっははは! お前なんて死んじまえ。苦しんで苦しんでいっちまえよ!」


雁首まで這入った森尾先輩のペニスは、そのまま一気に滑り込み、俺の内臓を串刺しにした。
俺のか細い腰が、砕けそうなぐらいの力でがっしり掴まれ、身体を正常位に保たれたまま、森尾先輩が腰を打ちつける。
さっき壊された俺の内臓が、肉片になって太い雁首に引っかけられながら、どんどん掻きだされていくようだった。
夥しい出血が、俺と森尾先輩の下腹部を汚す。
ワインのコルクを抜くようにして、きつい腸内から剛直したものが音を立てて完全に抜かれ、また栓をするようにして俺の中に還って行く。

「ひだいいぃっ!! ひぬっ! ぎいいぁあああぁっ! あぎいっ!!ぢぎれるっ! せんぱ、いっ! はやくごろじてぇっえっ! おれっ、も、げんがいでずぅっ! 
びあっ! びぎゅいぃいいっ!! ぐるじぃいっ!!」



森尾先輩が俺の首に手を掛けた。
そのままへし折ろうと思えば、できるのではないかというくらい細い、草の茎のような首にかかる森尾先輩の手は、全てを自らの剛直に集めているせいで
血の気がないのか、不気味なほど冷たかった。

もうすぐ、ばきぼきと首の骨を潰す音が聞こえてくる筈だ。呼吸は止まり、これで俺の贖罪は終わる。
先輩は悪くない。全部ぶち壊したのは俺なんだから。
こんな形だけれど、最期に大好きな森尾先輩とも繋がれたことだしよかったよかった、
さあ一気にやってください。

目を閉じて、俺は死の訪れを待つ。
169TT:2010/08/28(土) 01:39:43 ID:167kcs4R


ぴと。


雨かと思った。うっすらと目を開けると、森尾先輩は俺の首からそっと手を放し、
瞳いっぱいに涙を浮かべていた。

「森尾、せんぱい・・・?」
森尾先輩は黙ったまま、腰を動かす。俺の痛覚はいつの間にかマヒしていた。
またひとつ、ふたつと雫が落ちて、俺の身体にぶつかって弾けた。



「ひがし、のっ! あっつ! ぐうううぅうっ!!」



雄たけびを上げて、森尾先輩は果てた。
穿たれた雄の象徴が脈打ち、送り出される精液のリズムに合わせて、膨らんだり萎んだりするのを、お腹いっぱいで熱く受け止めながら、
俺は涙でいっぱいの顔に、森尾先輩の興奮した、熱い息の吐き吸いを感じていた。

森尾先輩の力強い放精は止まらなかった。
規格外の巨大な刀が、既に根元まで突き刺さり、窮屈になった俺の腸内に入りきらない白濁が、どんどんお尻から湧きだす。
流れ出した白濁が、俺の出血で汚れた森尾先輩のペニスを洗い清めていく。

気がつくと、俺のペニスも真っ赤に腫れて、壊れたように射精していた。
今まで痛いだけで、全然気持ち良くなかったのに、森尾先輩に負けないくらい沢山の精液が迸った時だけは、
身体の外へ意識が飛びそうになった。
出血のし過ぎで生存本能がそうさせたのだろうか。

噴きあげるそれは、俺と森尾先輩の両方にかかって、破裂した水道管のようにしばらく止まらなかった。
170TT:2010/08/28(土) 01:41:48 ID:167kcs4R


「早く帰れ。もう、二度と見たくない。」
森尾先輩は俺のバッグからスポーツタオルを取りだして、身体に着いた俺の血や精液をぬぐった後、制服を着た。
俺はまだ、びしょびしょの下半身を丸出しにしたまま、先輩の何かさっきまでと違う雰囲気に混乱していた。

「なん、で、何で殺さないんすか?あんなに、あそこまでいったのに・・?」
「面倒だと思ったからだ、隠ぺいとか後始末とか。」



その時公園に入ってくる誰かの声がした。俺は冷や汗をかいた。その声はいつも聞いている声だったからだ。
 
「へー、森尾って、東野のこと好きだったんだ。」

 
 

公園に現れたのはバスケ部の主将だった。他にもバスケ部の中で主将と仲の良い部員数人がぞろぞろ連れだって歩いている。
こちらには気が付いていない。

俺は、突然耳がおかしくなったかと思った。森尾が、東野を、好き?
「なんかさ、入学式でちょこっと見ただけで一目ぼれしたとかどうとか。そんでまさかウチの部に体験入部してくるなんて思ってなかったらしくってさ。マジ喜んでやがったのアイツ。」
「うわー、ホモかよ。いらねえならあの女子人気、俺たちにくれりゃあいいのに。」
つまらないジョークで部員隊は一斉に抱腹絶倒していた。
「だけどさ、あの事故じゃん。一目ぼれの相手にスポーツ人生終わらせられるなんて最高に不幸じゃね?」



「あー、あれね、実を言うと俺、狙ってたんだ。ああなるのを。」




俺は森尾先輩の方を振り返った。久方ぶりに見せた先輩の生気ある顔には、混乱と驚きの入り混じる、愕然とした表情が貼り付いていた。
「わざと一番暗くて危ねえコースを教えてやってさ、吊り橋効果でも楽しんで来いって言ってやったら、アイツ俺にすごく感謝して東野誘いに行きやがったんだわ。」
道理で、懐中電灯一本では明るさが足りないと思った。
「そしたらよ、本当に足壊して帰ってきてやんの。内心大爆笑だったし。」
「うわー、マジで鬼畜っすね、主将。」
171TT:2010/08/28(土) 01:44:12 ID:167kcs4R
「俺って昔っからアイツ大っきらいだったんだよな。人より出来る癖にいい奴っぽくて、えらく人間出来てるってゆうか、余裕ぶっかましてるっぽいところとか。
だけど今のアイツは最高。堕ちた天才ってやばくね? めちゃ面白いわ。」

「あの合宿でもしかしたら、東野に告白して一発ヤるつもりだったのかもしれないのに、森尾センパイ超かわいそー。
なんちゃってぇ。」
また下らない冗談で一同がげらげら笑い出した。

俺は全身が疲労で悲鳴を上げているのも感じなくなって、土を握りしめた。
あんな取るに足らない俗物達の逆恨みで、森尾先輩の翼はもがれたのかと思うと、悔しさと怒りが止まらなくて、俺は歯をきつく食い縛った。
森尾先輩が味わった苦悶と絶望を数分の一でも味あわせてやる。
そういえば、筆箱の中にカッターナイフがあった。

今度、あいつらの脚の筋を断ち切って、一生歩けなくさせてやろう。そうすれば少なくとも、千分の一くらいは復讐になるはずだ。



どさっ、と森尾先輩が前かがみに倒れた。あまりに大きな音だったので、俺ははっと我に返り、主将たちに気がつかれていないか
枝の間から覗き見た。

主将たちは何も気がつかなかったようで、もう公園の出口に差し掛かっていた。



森尾先輩は小刻みに震えていた。呼吸は途切れ途切れで引きつっている。



「返・・せ。俺の、脚、脚、返して・・・返してくれよ・・・。うっ・・ううっうっ・・・。」



主将たちが完全に通り過ぎていってしばらくした後、誰もいなくなった夜のだだっ広い公園で、
俺は森尾先輩の、夜を引き裂くような叫びを聞いた。
172TT:2010/08/28(土) 01:48:01 ID:167kcs4R



「よし、そこでパスだ。そっちが手薄になってる。」
「はいっ!」
森尾先輩がパスのタイミングを指示する。みんながそれに従って、互いに息の合ったコンビネーションを形成していく。
「東野、今のところ、すごく良かったぞ。」
「本当っすかっ! やった!」
森尾先輩がくしゃくしゃと俺の髪を撫でてくれる。俺は子犬になった気分で、ぐりぐりと森尾先輩に頭をすりよせた。

「森尾さん、ダンクのカッコイイ決め方教えてください!」
「えー、私が先に教えてもらうのよ。」
森尾先輩の周りはまた沢山の人の輪に囲まれている。




あの日を境に、俺は森尾先輩と共にきっぱりバスケ部を辞めた。
その後は密かに、非公式のバスケットボール同好会を開いて、男女問わずいろいろな人を
誘って細々とバスケを続けている。

森尾先輩につけられた傷が癒えた頃、俺は真っ先に先輩の家に行った。
先輩は申し訳なさそうに部屋の奥から出てきた。

何も言えそうにないくらい、しょげて縮んだ先輩の身体を、俺は黙って抱きしめてあげた。
森尾先輩を抱きしめるのに、俺は身長もガタイも全然足りなかったけど、俺の先輩に対する変わらない
気持ちはそれだけで、十分に伝わったと思う。


森尾先輩は怪我をした後、俺を憎もうとしても憎み切れず、まだ好きでいる自分も認められなくて、随分苦しい思いをしたらしい。
去り際に主将に対して何も仕返しをしなかったことを、俺は本当に悔やんだ。



「森尾先輩・・いつ発つんすか。」
「一週間後だ。帰ってくるのは予定だと1年くらい後かな。」
一年か。物凄く長く感じる。一年も会えないなんて、と言うと先輩は、

「馬鹿だなあ、携帯でいつだって連絡できるじゃないか。」

なんて的外れな答えを返す。
そういうことじゃないのくらい分かってほしい。
その間、身体が疼いて火照ってしょうがないのは一体どうしたらいいのだ。

やっと森尾先輩の、馬鹿でかいペニスに突き上げられるのにも、慣れてきたところだったというのに、
一年間もお預けなんて、ひどい仕打ちだと思った。
173TT:2010/08/28(土) 01:49:37 ID:167kcs4R

――脚が、もしかしたら治せるかもしれない。

病院の先生が紹介してくれたのはアメリカの最新医療機関だった。
馬鹿でかい手術費用とリハビリ期間がかかるが、それでも森尾先輩は二つ返事で行くことを決めた。

森尾先輩の目には希望が燃えていた。
「俺は絶対、もう一度バスケットコートに立ちたい。」
一週間後、森尾先輩は空港からアメリカへ飛び立っていった。
 
 



そして一年がたった今日、森尾先輩は帰ってくる。
森尾先輩は俺に手術の結果を教えてくれていなかった。
先輩はちゃんとコートに戻れるのだろうか。



ああ、どうやら成功したようだった。 
待合ロビーから、森尾先輩が元気に、クロスオーバードリブルのやかましい音をたてながら走りまわっているのが見えて、
俺は少し噴きだしそうになりながらも千切れんばかりに手を振った。



おわり
174TT:2010/08/28(土) 01:53:37 ID:167kcs4R
当方、バスケは全然詳しくないんで変なところあっても見逃してくれ
あとなんていうか・・・色々すまんかった。うっかり見てしまったグロいの苦手な人とかマジごめん。
以上です。どうもありがとうございました
175名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 01:55:10 ID:TJs3p/8m
すばらしい
176名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 11:03:37 ID:tQn7kF/A
GJ!
痛いのとか血は苦手だけど文章がしっかりしてて自然と全部読んでしまったw
バスケ経験者だけど別に変なとこなかったよー
177名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 23:30:45 ID:7nnQTo1B
ちょっとした短編を書いてきました。アナニーや触手描写があります。

「少年戦士ジリオン番外編:疼き」


午前二時、星川純也はベッドに潜りつつも眠れぬ夜を過している
(まただ…またあの……)
純也のまだまだ幼い体を苛む、ある疼きと火照り。
モゾモゾと動いて寝返りをうっても、それは消えてくれず紛らわせない。
その二つは唐突にやって来ては、純也の体を蝕み正常な思考をかき乱す。
(ダメだ……ダメだってば!)
だがその手はパジャマ、パンツを超えて本来は排泄器官である場所へと伸びる。
何度も何度も凌辱されたそこは、未だに年齢と不相応に柔らかい。
(お尻が…また…ぬるぬるしてる)
まるで行為前の女性器のように、湿り気を帯びている純也の菊座。
こんな状態になる理由は、純也自身がよく分かっている。
心はかつての自分を取り戻した。だが、執拗で過酷な調教を受けた身体はそうではなかった。
あの捕えられていた2ヶ月あまりで、性奴に変えられた体は呪いのように未だに純也を苦しめる。
(…熱い……体が熱いよぉ…)
枷につながれ、戦闘スーツを出すことも出来ずただただ嬲られ続け、尊厳を踏みにじられた日々。
そんな地獄のような毎日を、体が懐かしがってしまっている。
縛られた不自由さ、ゴッツゴに寄生された息苦しさ、無理やり挿入された痛み。
いつしか快感と結びついてしまったそれを思い出し、再び堕落の道へ引きずり込まれそうになる。
(うううっ…お尻におちんちんを、入れて欲しいなんて……)
そんなアブノーマルな疼きが気まぐれに純也を襲い、その体を火照らしていく。
「くぅ…ふんんっ……」
入り口の周りで躊躇していた左手の指が、菊座に入り込み自分の中をかき回す。
そんな事をしてはいけない、それは純也自身が一番よく分かっている。だがやらずにはいれない。
(くそぉ……まるでヘンタイじゃないか僕は…)
頭ではそんな自分を罵るが、もはや指の動きを止める事はできない。
クチャクチャという淫らな水音と、純也の荒々しい息使いだけが寝室を包む。
やがてそれは、一本から二本、三本へと本数を増やしていく。
「はぁ…はぁ…んくぅ……!」
パジャマをはだけさせ既に狂おしいほど勃起しているものを、残った右手で擦りあげる。
肛門に自らの指を差し込んで自慰に耽る純也の姿。それだけ見ればあの時の、堕ちてしまった彼と大差はない。
だが小さな英雄は、そんな自分を恥じつつも同時に嬉しさを隠しきれない。
(今日だけ…今だけ……)
その言葉を免罪符に尚も指を潜り込ませ、前立腺に触れる。
(こりこりしてる……何度もここ弄られたっけ…)
ベネドとザロフに毎度のように触られ、弄られ、揉みしだかれた快楽の壺。
その場所に自らの指で触れ、快を得ようする。体の火照りと疼きにつき動かされて。
軽く爪先でそこを引っかくと、それまで以上の快感が純也の体を包んだ。
「うああっ…くひゃあっ!」
純也の幼いペニスから、とめどなく溢れる精液。溜まりに溜まっていたそれは、勢い良く発射されシーツを汚した。
精液に濡れる右手と、腸液まみれになりながら前立腺を弄る左手。
(ああっ………僕はなんて…)
後悔し自己嫌悪する純也だったが、盛りのついた体はそもう止まらなかった。
そして眠りつくまでの1時間強、純也は肛門による自慰を夜遅くまで繰り返し、最後は気絶するように意識を落とした。
178名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 23:37:25 ID:7nnQTo1B
「星川純也…いや、ジリオン!お前の首いただきに来たぞ!!」
自慰に耽った夜から数日後、買い物を頼まれた純也の目の前に現われた、巨大な斧を持った男。
夕方の住宅街に不釣合いなそれは、もし誰かに見られた確実に通報されるだろう。
「……ここはマズイからあっちで」
驚きも慌てもせず、純也は男を促し歩き始める。
「お、おい!お前いやに淡々としてるな」
「あなたでもう23人目…慣れもするよ」
歩きながら、うんざりといった口調で話す純也。
ザロフ達が帰還してしばらくすると、このような輩が現われ始めた。
問いただしてみると、どうやら純也の首に賞金がかけられたらしい。
賞金をかけた依頼主は不明のようだが、その額は莫大な物で宇宙各地から賞金稼ぎが純也のもとへやって来る。
「さ、ここなら大丈夫」
橋の下で足を止める純也。周りに人気はない。
「くくくっ…観念しろジリオン、お前にはなんの恨みはないがこの『巨斧のアリベル』様と戦ったことを…ぐわっ!!」
口上を述べていたアリベルが吹っ飛ばされ、川へと転がり落ち流されていった。
既に純也は装着を終えており、スーツを纏ったまま川面を見詰めている。
「隙だらけ……それじゃ僕はお豆腐買いに行かないといけないから」
つまらなそうに言って、純也が踵を返しその場を去ろうとした瞬間手に何かが巻きついた。
「っ!?これは?」
巻きついたそれはどろどろとした……吸盤のないイカやタコの触手のような物体。
「俺が24人目…ってことかな?」
橋から届く低い声。純也が見上げるとクモとクラゲが混じったような化け物が橋にぶら下がっている。
「くっ…!」
逃れようと出そうと体を動かす純也だが、そうはさせじと化け物から幾つ物触手が伸び体を拘束する。
「甘い甘い…このマクス様はアリベルとか言う奴とは違うんだぜ?」
「この…っ、離せ!」
触手に縛められたまま、純也の体は吊り上げられて化け物のそばままで引き寄せられた。
「どうだ動けまい?いい格好だな」
触手に雁字搦めにされた純也、力を込め外そうともがくがビクともしない。
「このままバラバラにしてやれば、賞金は俺のものだ」
「ううっ…がはっ!」
激しく締め付けられ、純也の口から唾液が飛ぶ。もしスーツを着ていなかったら、既に体中の骨が折られているだろう。
「ちっ…中々堅い服だな……ん?」
マクスが何かを見咎め、純也を締め付ける力を緩める。
「ほぉ……お前そういう趣味なのか?」
視線の先、純也の股間。そこはスーツを突き破らんばかりに屹立している。
(ううっ…なんで?)
純也も痛みで気付いていなかった膨らみ。
それは拘束され、痛めつけられる事に快を見出すようになってしまった体のせいなのか。
「まさか痛めつけられて勃起するなんてな…」
「う、うるさい……!そんな事、あるもんか!!」
顔を真っ赤にして、マクスに反論する純也だが説得力はない。
「へぇ…じゃあこれはどうだ?」
マクスから更に新しい触手が伸び、動けない純也の体を這いずり回る。
「うあっ…んんんっ……」
スーツ越しでも伝わってくる、触手のぬるぬるとした感触とうっすらとした繊毛のチクチクとした刺激。
かつての純也ならいざ知らず、今の彼にとってそれは快感でしかなく甘い声を漏らしてしまう。
「やっ…んっ…ああぁっ!!」
やがてマクスは獲物を見つけたように、純也のペニスへと触手たちを絡みつかせた。
「くくっ…なんとも救いがたいな。帝国を打ち倒した勇者と聞いていたのに、本当は被虐趣味のエロガキだったわけだ」
純也を貶める言葉と共に、触手は純也の勃起したものに巻きついたままゆっくりと、扱きあげるように動き始めた。
さらにそれだけではなく、触手の先端が尿道に触れその小さく狭い口を弄る。
「うくぅあっ!!んああっ!」
捕まっていた時でも感じたことのないその快感に、純也は絶叫し狂おしげに身をよじる。
そして純也の性器も扱かれるたびに、喜びの蜜を出してスーツを湿らしていく。
「や…め……あっ…んふぅ……!」
ビクッと純也が体を震わせ、銀のスーツに広がるどろりとしたシミ。
純也は放心したようにうなだれるが、まだマクスは触手を止める気配はない。
179名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 23:43:26 ID:7nnQTo1B
「もう逝ったのか。全く筋金入りの変態だな…どうせ後ろも経験済みなんだろ?」
ペニスに絡み付いていた触手の何本かを、純也の背中へと向かわせるマクス。
触手たちはそのまま、純也の尻の割れ目の中へぐいぐいと潜り込んでいく。
「そこは…や……あひゃぁぁぁっ!!?」
「年の割りに随分広くて柔らかい穴だ。相当使い込んでいるな」
スーツやズボン・パンツごと、押し入ってきた触手が純也の内部でうねる。
不幸にも男性器なら経験のある純也だが、服ごと入ってくる触手は未知の感覚をもたらす。
そしてそれに応えるように、幼いペニスも角度と硬さを取り戻していた。
(ああああああっ……ダメっ…お尻をそんなにされたら僕…)
急速に白く塗りつぶされていく純也の思考。
「ケツを弄られて大きくなるか……よし、このまましばらく遊んでやる。さて、何回逝くかな?」
性器と菊座からの快感に、限界まで性器を勃起させながら艶がかった声を上げ続ける純也。
そんな純也を見下ろしながら、マクスはその不気味な顔を緩ませた。

「はぁ…はぁ…」
純也が嬲られ始めて50分ほどが過ぎた。
股間のシミはかなり大きくなり純也は虚ろな目で、だらしなく口を開き唇の端からは唾液が垂れている。
一体何回達しただろうか。純也も最初は数えていたが、既に憶えていはいない。
「いい顔だ。こののまま殺してもいいが、最後に俺の息子をくれてやってもいいぞ?」
あえぐ純也を更に自分の方へと近く付けて囁くマクス。
その言葉は快感に焼かれきった純也にとって、神の福音のように聞こえた。
(おちんちんを入れてくれるんだ…)
指や触手ではなくて、本当の肉棒。それにこの熟れきった肉体を貫かれる。
その湧き上がってくる期待感に、純也はうち震える。もはや理性はどこかへ飛んでしまい、何も考えられていない。
「ただしねだってみろ。とびっきり惨めに、淫らにな。そしたら入れてやろう」
純也の顎を掴んでマクスは言う。生臭い息が、純也の顔へとかかった。
(おねだりか……簡単じゃないか)
脳裏に浮ぶ、堕ちて性奴隷と化した自分。ザロフやベネドにしたようにすればいい。
そう思いながら、純也は口を開き言葉を紡ぎ始めた。
「お願いします。どうか淫乱な僕の穢れたオス穴に………」
入れてください、後はそう言うだけ。…………だが純也の舌はそれ以上動かなかった。
おかしくなってしまいそうなほど、肉棒を求めているのは事実だ。だが口が動かない、屈辱的な言葉を言えない。
「うぅぅっ…」
「どうした?早く続きを言え」
マクスに促されるが、どうしても二の句が継げない。
吹き飛んでしまった理性ではなく、別のものが純也の口を止めている。
(ああっ……!)
数巡後、純也が自分を止めているものに気付く。それはあの時の感謝の言葉。
未だに純也の胸に残っている、自分を絶望と諦めから救い出してくれた人々の暖かい気持ち。
それが再び快楽に屈しようとしていた純也を押し留め、体を貫く淫靡な欲望と真っ向からぶつかっていた。
(………ばかだな僕は…また同じ間違いをする所だった)
虚ろになっていた純也の瞳に光が戻る。あの時の決意すら、忘れてしまう所だった。
「どうした、入れて欲しくないのか?」
「…要らないよ!」
そう答えて純也は唯一自由に動かせた首を、思い切りのけぞらせそのまま頭をマクスにぶつけた。
「うがああぁっ!?」
予期していなかった一撃に、不意をつかれたマクスは正面から受けてしまい、そのまま純也と共に川へと落ち水柱が上がった。
「貴様…!」
立ち上がり純也を睨むマクス、純也は負けずに強く真っ直ぐな眼差しを返す。
「負けない…っ!あなたにも、汚れてしまった体にも……!」
そのまま二人は川に立ったまま対峙するが、一分もたたず人の声が聞こえてきた。
おそらく先ほどの二人が飛び込んだ馬鹿でかい水音を聞いて、集まってきているのだろう。
「ちっ…人目つくとまずいか……憶えてろ星川純也、貴様は俺が殺すからな!」
そう言い残すと、マクスは高く跳躍し夕闇の中へと消えた。
「はぁっ…くうっ…」
マクスが去ったのを確認すると、純也はがっくりと膝を突き四つんばいになった。
体を包む快楽の余韻と締め付けられた痛み。そしてなによりまた気持ちよさに飲み込まれ、堕ちかけた自分への怒り。
それらが一体となり悔し涙となって、茶色い瞳から川へと流れ落ちる。
「…僕はなんて情けなくて、弱いんだ……!」
装着を解除した純也は、川に突っ伏したまま何度も何度もそう自分を責め続けた。
180名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 23:46:37 ID:7nnQTo1B
以上になります。
なんだか拙作で妄想して頂いてるのを見て、テンション上がって書いてみました。
どうもありがとうございました。
181名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 00:05:46 ID:T2Ed9Q1A
GJでーす。
川で自己嫌悪に陥る純也くんにハァハァっす。

ところで、こっちではトライシャインやらんの?
182名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 00:16:54 ID:8jcgR4wg
>>180
もう純也君が可哀想過ぎて見てられません
どうか純也君が心置きなくセックル出来るキャラを作ってあげて下さい

いや、番外編も良かったですよ。GJです
183名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 13:20:27 ID:8DQ9Dk+e
>>180乙です。純也くんに、弱くなんかないよって言ってあげたい…。
184名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 03:59:43 ID:4nMu6IL3
ベネドきゅんの後日談も出来れば…
185名無しさん@ピンキー:2010/08/30(月) 22:39:56 ID:hpwcM12Z
貧しい農村から小麦粉一袋で交換してきた奴隷ショタ。
「ご、ご主人さまぁ、お夜伽って、どうやるんですか…?」
186名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 00:44:26 ID:UZHw4fAU
純愛系はお兄さんとショタ
>>185みたいなのは中年が良いな
187名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 17:20:58 ID:Jg3O2m1D
>>180
こっちでも戦隊の奴やってくれー!
188名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 21:30:48 ID:8KYeLGaZ
>>187
こっちでも?
それはどこ行ったら見れるんだ?教エロw
189名無しさん@ピンキー:2010/08/31(火) 22:05:52 ID:Jg3O2m1D
>>188
>>181でググってみ。2ch外だから気を付けて。
190名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 04:54:11 ID:TTTPD/IB
あんまり向こうへこっちのファンが行きまくるのはどうかなぁ?
向こうの作家さん同士でのコミュニティーでそっとやりたいかもしれないし
あれはあれで敬意を払ってそっと覗き読みする程度にしとくのが良いと思うし


トライなんちゃらの番外編として、ちょろっとこっちでも
ジリオン拷問編を同時進行してもらえたら万々歳です
191名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 07:29:43 ID:TWUPikLR
あっちのジリオンとはパラレルだからな。ベネドきゅんの性格とかも大分違うし。
まこっちで番外編やってくれるだけでも十分っす。
192名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 21:38:02 ID:sZk/Qwzh
「まこっち」ってだれだよっておもってしまった
193名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 22:00:40 ID:fyxq+0D3
>>191あっちの優しめべネドより、こっちの鬼畜ベネドのがいいよな
194名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 22:02:06 ID:IalYoj2T
俺も「まこっち」ってキャラがいるのかと思ってた…orz
点くらいつけろw
195名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 22:20:20 ID:TWUPikLR
>>192、194
すまん……罰として純也くんを慰めてくる。
196TT:2010/09/03(金) 02:44:19 ID:1p3uJyiX
こんばんわ
ちょっと迷ったけど需要があると信じて・・・三つめいきます。

※暴力、若干のスカ表現(糞食いなどのハードなやつではない)、殺人、猟奇、流血
 数多の犯罪要素あり。
 かなり閲覧注意。駄目な人はマジでキングクリムゾン推奨する。


【青年に誘拐された話】


「ねえ、お兄さん。どこに・・向かってるの?」

あいつは至って落ちついた声で、俺に向かって尋ねた。
もしかして状況がきちんと分かってないのかもしれない。
「静かにしてろ。どうせ家には帰れないんだからな。」
それを聞いた他の子供たちが堰を切ったようにわんわん泣きだした。
狭いバンの中に押し込められた十数人の子供たち。
こいつらにもう昨日までの自由な振る舞いが許された毎日は帰ってこない。
 
「うるっせえ! 黙りやがれ!!」
運転をしていた仲間の一人が子供たちに怒声を浴びせる。
まだ中身が残っているビールの缶を投げつけられ、苦い泡を被った子供たちは一斉に竦んだ。
「おいおい、大事な商品サマを傷つけるんじゃねえよっと。」
商品。別の仲間が放ったその一言は落ちついていたあいつの顔も僅かに歪ませた。
女の子は一人50万、男の子は35万。今回は大体合計して500万くらいの儲けだろうか。
しかしながらそれは、これからの経費を差し引いていない額だった。
 

品物をお客様に渡す前に、色々とやることは多い。
検品、調整、躾、格付け・・不良品の処理など、だ。

船に乗り換え、日本海にある殆ど誰にも知られていない島に到着した俺たちは子供たちを降ろし、
昔の奴隷がつけるような縄に結ばれた一繋ぎの首輪を男女別に嵌めこんだ。
子供の力どころか、鍛えられた大の男ですら外すことは敵わない。
「おら、とっとと歩け。」
仲間がぐいっと縄を引っ張ると、女の子たちは嗚咽を漏らしながら島に隠れるように作られた施設の一つに引き込まれていく。
俺は男の子ばかりを繋いだ縄を持ち、同じように引っ張ってもう一つある同じような施設へ向かった。

ふと、あいつに目をやった。
あいつは周りが泣き叫びながら両親を呼んでいる中、平然と虚空を見つめていた。
見知らぬ男どもに誘かされこんな寂しい孤島に連れてこられた事に対して、全く恐がっていない。
通路の窓からひらひらと飛んできたアゲハ蝶に目を移し、あいつは楽しむようにそれを視線で追った。
197TT:2010/09/03(金) 02:46:23 ID:1p3uJyiX
思えばあいつは、俺が捕まえてきた糞ガキの中でも、とびっきり変わったやつだった。



あいつはぼろぼろにほつれた、季節外れのセーターを来て公園のベンチに座っていた。
窮屈そうな運動靴は擦り切れていて、履いていると言えるのか微妙なくらい無数の穴が開いている。
「やあ、きみ、一人かい?」
優しそうなスマイルを作って声をかけて見ると、髪はぼさぼさながらも少年らしい無邪気そうな瞳が俺の方を見た。
これは当たりだな、そう感じた。
「おじさん、どうしたの?」
「お兄さんって呼んでほしいな、流石に。これでもまだ20代前半なんだぜ。」
思わず苦笑してしまった。これでも身なりには気を使っているのだが。
「お兄さん、ちょっと君みたいな歳の子供にアンケートを取っているんだ。喫茶店でお菓子とか食べながらでいいから答えてくれないかな? 
もちろんお金もお兄さんが出すよ。」


「・・・へえ、今日はまた変わってるなぁ・・。」

そう言うや否や、あいつは俺の手を自分から握った。
予想外の出来事に俺は作っていた笑顔を解きかけた。
今まで警戒されることはあってもこんな風に向こうから詰め寄られる事は無かったからだ。
どれだけ警戒心が緩いのだろうか。

その後、俺はもちろん喫茶店になど向かわず、仲間が道に停めていたバンの横を通りかかった瞬間、
誰にも気がつかれることなくあいつを中に放り込んで、バンと共にその場を去った。
198TT:2010/09/03(金) 02:49:19 ID:1p3uJyiX
6畳もないだろうその部屋に、男の子が5人、次々と追い込まれた。
俺は拳銃が入った腰のホルスターに手を添えながら、一人を除いて怯えきっているガキ共を見下ろした。
「ここは絶海の孤島だ。どうやっても脱走できないから無駄なことはやめろ。もし俺たちに逆らったり、逃げようとしたりしたら、
その時どうなるか後で見せてやる。」


殆ど誰にも知られていない島、と言ったが、正確にはこの島はどこにも存在しないことになっていると言ったほうが正しい。
俺たちは数多くある末端組織の一つでしかないが、その大元は日本政府すら手が出せない強大な権力を所有している大組織だ。
要するに、世間で言うフィクサーの部類に入るらしい。

そこらのチンケなやくざやマフィアとは市場、構成員、資金、各界への繋がりその全てのレベルが違う。
俺たちがこんなにも多くの子供を売りさばいて利益を得ることができるのも、その界隈に潜んでいる変態権力者たちの
おかげというわけだ。

「後で飯を運んでやる。その後、じっくりとここの事を教えてやるから楽しみにしとけ。」
「出してぇ! 家に帰してよお!」
「うわあぁあん!ママァ・・。」
見張りに引き継いだ俺は扉に鍵をかけ、じめじめした階段を上って談話室に入った。



「よお雄飛、ガキ共の様子はどうなんだ?」
「ああ、問題ない。少しいつもより静かだけどな。」
バンを運転していた男はもうだいぶ出来上がっているみたいで、ウィスキーの空瓶をぶんぶん振りまわして
今にも何処かに投げてしまいそうだった。

「はあぁ、何が楽しくて男のガキの監禁場所で仕事しなきゃなんねえんだ。」
鼻息荒く、男は俺に泡を飛ばしながらわめき散らす。
「見ただろ? 一人だけ堪んねえくらいに胸の実ったべっぴんの小学生。ありゃあロリコンのお偉い方は大喜びするぜ。
高い値がつくだろうこった。」
ぎゃぎゃぎゃっ、と下卑た笑い声が妙に勘に触る。
俺が蔑んだ目で見ている事も、男は気が付いていなかった。
「あぁあ、俺も女のガキを調教してえなぁ。そんでうっかり孕ましてぇ。」
「・・煙草吸ってくるわ。じゃあ。」

吐き気を催したので、俺は屋上へ逃げた。
199TT:2010/09/03(金) 02:52:33 ID:1p3uJyiX
海は穏やかで波一つなく、ウミネコの群れが徐々に沈んでいく夕陽の中をくぐるように羽ばたいて行った。
毎日毎日、見ている景色だったのに何故か飽きない。

煙草に火を点け、海を眺めていると、携帯が鳴りだした。
「おい、ゴミ部屋のガキが一人死んだぞ。お前当番だったろ、早く片付けてくれ。」
「・・了解。」
ゴミ部屋か、俺にとって、あそこはいつになっても慣れない場所だ。



施設の奥、乱暴に掘り加えた為か土肌が剥きだしのまま続いている地下通路の奥に、俺たちがゴミ部屋と呼ぶ
頑丈な鉄牢のついた部屋がある。

そこは要するに不良品置き場だった。
『検品』作業で、身体に病気や欠陥などの不備が見つかった子供は出荷できないと決められている。
そいつらの行き先がここだ。



子供の泣き声が中から聞こえてくる、汚い部屋の扉を開けた。

ゴミ部屋は一面血まみれだった。
おそらく首を刃物で掻き切られたと見てとれる、裸の男の子がぐったりと横たわり、
ぴゅっ、ぷっ、と傷口から鮮血を噴射していた。
その傍らに血を全身に浴びながら鼻歌交じりにそれを身体に擦り込む小太りの男。
淫具のしまわれた棚の上にカメラが置かれていた。
どうやらスナッフムービーの撮影途中だったようだ。

隅に集まってお互いに抱き合う子供たち。
その目は惨劇をまの当たりにして見開かれ、恐怖で彼らは皆、過呼吸を起こしていた。
「おう、悪いな。取りあえずそれ片しておくんな。」
なるだけ血溜まりを避けて部屋に入り、男の子の冷たくなっていく身体を掬いあげた。
茶色い汚物が開け放された肛門から白いものと一緒にぼとぼと落ちた。



床の血を掃除して廊下を戻る途中、ひゅー、ひゅー、と僅かに呼吸をしている
腕の中の男の子と目があった。
血まみれで良く分からなかったがよく見ると、そいつはそこそこ面識のあったガキだった。
潰れたような声が聞こえる。


「たじゅ・・・けで・・。」


俺はそっと男の子の目を閉じ、『廃品』用の焼却炉に繋がるダストシュートへ小さな身体を放り込んだ。
200TT:2010/09/03(金) 02:54:52 ID:1p3uJyiX
俺たちが扱う商品は、性質上『返品』できない。
ごみ部屋に行ったガキ共は、皆あそこで『廃品』になるまで仲間たちに慰み者にされ、そして焼却処理される決まりだった。

ふと俺は、ゴミ部屋から只一人生環できたあの日々の事を思い出した。





「いぎゃあぁあっ! おしりっ、いだいよぉ・・・っ!!」
「はっはっは、二本も這入ってまだユルユルの癖に何言ってやがんだ。」
「んぎぃ! ぎゅあっ! だっ、だれがだじっげでぇえっ!」

10年も前の事だろうか、俺もかつてはこの島に拉致されてきた可哀そうなガキの一人だった。
奴らから見て俺はけっこう容姿が良かったらしく、高値がつくだろうと誰もが口々に俺を評価していた。

だが、俺は『検品』で引っかかり、恐怖のゴミ部屋行きになってしまった。
理由は虐待痕だった。


俺には両親がいない。生まれてしばらくたった後に、交通事故で二人とも俺を庇って死んでしまった。
その後あまり素行の良くない兄夫婦に引き取られた俺は、ある日は風呂桶に逆さに沈められ、ある時はゴルフバットで血を吐くまで殴られ続けたり、
とにかく毎日暴力を振るわれては押し入れの中に閉じ込められるという毎日を送っていた。

たまらなく惨めな日々だった。
虐待の傷跡は自分がいらない人間なのだと刻みつけられているように感じた。
早く死んで、優しい父さん母さん達のいるところに行きたかった。

だけれど彼らは巧妙に傷が見えないような場所ばかり選んで殴ったし、死なないようなギリギリの虐待しかしてくれなかった。
201TT:2010/09/03(金) 02:58:08 ID:1p3uJyiX
だからその時は屈強な男たちに体中を犯されているにも関わらず、ああやっとこの世とおさらばできる、
という安堵感も多少はあった。
でもやっぱり、死ぬのがこんなに痛いとは思っていなかったし、こんな汚い死に方をするのもどこか嫌だった。
「いぎぃいぃいいっ! うえぇえっ、えっ、はやぐ、死なぜでっ、ぶっ、ふぎゃあぁあっ!!」
「おいおい三本も入ったぞ、どうなってやがる!」
「俺のも暇だから入れてやるぜっ! はっ! とんだ名器だなこいつはっ!」
「ほんと、もったいねえなあ。『廃品』にしちまうにはよっ!」
醜悪なものを口に3本、後ろには4本もいれながら、ガタイのいい男たちは狭い場所で器用に身を寄せ合って俺の身体をぶち抜いていた。
何人もの堅い手が俺の手足を掴んで大の字に広げ、バラバラにしようと手繰り寄せている。
大量に出された何人分もの精液で蛙のように膨れた腹が圧迫されると、破れた肛門と喉から一斉に溢れだした白い液によって、
男たちの巨大なペニスの群れがぬめりを得て更に激しく動きを増した。
その衝撃で俺の性器からは血の混じったものが噴出する。

両手の指がまたそれぞれ別の誰かのペニスを掴まされた。
ふたつの堅くて大きい大人の男性器を、精一杯、復讐のつもりで爪をたてて扱いてやったが、むしろ手の中で
それらはより太く熱くなっただけだった。

あまりにも小さな身体、弱い力が悔しくてまた涙が溢れた。
その涙もすぐに臭くて火傷しそうな温度の噴射を顔に受けて上塗りされる。
何回も何回も上書きされる。

だんだん意識も遠くなり、あんなに痛かった凌辱の数々も逆に気持ち良くなってきた。
そろそろ終わりが近いのだろうかと思った。
天国で両親が手を振っている幻覚が見えた。

男たちが、外に中に、一斉に打ち込んだ瞬間、俺は意識を奪われた。
202TT:2010/09/03(金) 03:00:27 ID:1p3uJyiX
「おいっ! 大丈夫か・・。全然大丈夫そうじゃないよな。」
俺は死ねなかった。
死ぬほど辛い思いをしただけで、あの世は俺の魂を非情にも門前払いしたのだ。


俺は犯された時のままの姿で横たわっていた。
体中がずきずきと痛み、高熱を持っている。
自分のものか奴らのものかも分からない精液がかぴかぴに乾いて、全身をカビのように覆っていた。
「あ・・う、うう・・。」
「喋るな、もう心配いらない。ここから逃げよう。」
誰かも分からない男に背負われて、俺は島をこっそりと抜け出すことに成功した。

男は組織の一員だった。
気が抜けていて危なっかしく、どこにでもいる貧相な青年だったが、人一倍の優しさを持っていた。


「何で、助けたのさ。」
「・・何でだろう。君を見ていたら、何だか急に身体がそうしろって言ったんだ。」
「何だよ、それ。説明になってないじゃない。」
「でも、君はずっと叫んでいたよ。」

――死にたくないって。そう奴は言いながら俺を抱きしめた。
生まれて初めて俺は、生きているのが嬉しかった。生きている実感というものをその抱擁の中で確かに感じた。
心の中の何かが溢れて涙が止まらなかった。




組織から逃げて一ヶ月後、俺たちはあっさりと捕まった。
普通はそのまま殺される筈だったのだが、俺たちは何故か目隠しをされたまま連行され、目隠しを外されたときには
何処かの社長室のようなところにいた。
本棚や調度品に囲まれたレッドカーペットの上にデスクがあり、そこには老いた人当たりがよさそうな男が
にやにやしながら俺たちを見ていた。

顔こそ柔和な出で立ちだが、明らかに彼は裏社会の、しかも相当地位の高い人間だと当時の俺でも分かった。
203TT:2010/09/03(金) 03:05:50 ID:1p3uJyiX
「さて、決まりは分かるな。逃げた者には、死だ。」

男は葉巻をカッターで切って火を付けた後、それをこちらに突き付けてそっと言い放った。
「待ってくれ!」
俺を庇うように青年が前に出た。
「俺はどうなってもいい。だから、だからこの子だけは・・・。」
「儂に命令するとはなかなか肝がすわっとるのお。」
その眼光に俺たちは怯んだ。笑顔ではあったが、その目は邪悪な蛇そのものだった。
「ふうむ、どうも情が移ったのかな? それともどうせ『廃品』だから妾にしても構いやしないだろうと
思っておったのか?」
「い、いえ・・。」
「まあよかろう。お前の望み通り、そのガキの命は取りはせん。」
青年がほっと息をついたその瞬間、間髪いれずに老人は続けた。


「そ奴は今から儂の妾じゃ。」


谷底に落ちた気分だった。
この、自分の年より7倍は生きていそうな老人のおもちゃになる。
何人もの男どもに昼夜問わず引き回されることのほうがまだ優しく扱われているように感じられるくらい、
それはおぞましい宣告だった。

「それはっ! ・・そんな、酷過ぎる! お願いだ、この子を自由にしてやってください。」
「自由? それは死なせてやれということでいいのか?」
かちり、と耳元で金具の擦れる音がした。
老人は机から拳銃を取り出し、俺の頭の上に銃口をとん、と載せた。
青年が慌てふためく。

「お前もかっては儂の妾の一人だったと言うのに、誰よりもこの世界のことを教えてやったというのに、
こんな子供一人にうつつを抜かすようになるとはな。」
そして、老人はそっと俺の傍に近寄り、青年にもよく聞こえるように耳打ちした。


「ほら、お前さん、このままだとあいつのせいで死んでしまうぞ。嫌ならお前さんがあいつを殺すんじゃ。
せっかく脱走してまで掴んだ命、妾と言っても儂はそんなに交尾は好まんしのう。

あいつを殺してしまえば、お前さんは何もかも自由になれるんじゃぞ。」


頭に乗っていた拳銃が俺の手に手渡された。
見た目より重たいそれを上から手を重ねて老人が青年の方に向けた。
青年は信じられない、という顔をしていた。

「だめだ・・雄飛、撃ったら、もう・・・。」
拳銃の重みは命の重さだった。心臓がどんどん酸素を欲しがって息が荒くなる。
撃たなきゃ、死ぬ。撃ったら、生きられる。生きている実感。

死ぬか生きるかの瀬戸際、俺の本能は生きたい、とはっきり言った。


「ごめん、・・・陣さん。」


引き金を引いた。
頭に真っ赤な風穴があいた陣さんは、紐が切れたように倒れた。
俺は、愉快そうに手を叩く老人を後ろにして、初めて撃ったばかりの拳銃の重さと、
硝煙の匂いだけをずっと感じていた。
204TT:2010/09/03(金) 03:08:57 ID:1p3uJyiX

「『検品』は全員クリアしたか。次は『調整』と『躾』だな。」
「ふふふ・・待ってましたぜっ!」
検品を終えて出てきた男の子たちが仲間に一人ずつ首根っこを掴まれながら部屋から引きずられていく。
俺も誰を連れて行こうかとあたりを見回した。

くいくい、と服の裾が引っ張られた。ぼろぼろのセーター、そして穴の空いた靴。あいつだった。
『検品』作業を体験してもこいつは以前と変わらず平然とした態度で、しかも自分から俺を選んだのだった。
「・・おまえ、名前は?」
「勇三だよ。みんなはゆーゆーって言ってたけど、そっちでもいいよ。」

「まあ名前なんて聞いたって関係ないな。お前はこれから救いのない地獄に行くんだぞ。」
 『調整』と『躾』工程のおぞましさは、『検品』の差ではない。
 身体を変態好みに調教され、言葉使いも奴隷のそれに変えられる。
何をされても感じるし、どんなプレイも嫌がらない、従順で素直な駄犬に仕上げるのだ。
既存の性格や個性は無くなり、人格が崩壊してゴミ部屋送りになる奴もたまにいる程過酷な加工をする。
「お前もすぐに、尻振ってチンポをねだるようになるから、安心しろ。」



しかし、またしても勇三は俺を驚かせる一面を見せた。
「ひゃあぁああっ! きんもちいいよっ! もっとやって! もっともっとぉ!」
 「・・ウソだろおい、どうなってる!?」

まず手始めに、俺は勇三を裸に剥いて、俺のペニスを咥えさせた。
テクニックうんぬんを教えたり鍛えるというよりは、まず男の肉棒に無理やり奉仕させることで、
自尊心やら反抗心やらを破壊する為だ。

なのに奴ときたら、むしろ自分から近づいてきて、嫌がることも吐くこともなく俺のペニスを咥えるや否や
巧みに舌を使って攻めに入った。
てっきり抵抗するだろうと高をくくっていた俺はいきなりの猛攻に思わず腰を引いてしまった。
子供の奉仕から逃げたのは初めてだった。

次に浣腸を行った。
これまたガキ共を辱める為の基本過程だったのだが、それも勇三は、顔こそ苦痛で歪めていたがどこか嬉しそうにして、
ペニスを堅くしながら便意に耐えていた。

羞恥心すら逆に楽しむように、勇三は桶の中に大腸の中身を出し切った。
205TT:2010/09/03(金) 03:11:50 ID:1p3uJyiX
乳首をいじってやるととても喜んでよがり、おねだりの仕方を教える前から盛んに自分をもっと
めちゃくちゃにしてほしいと懇願する勇三は既に奴隷だった。
やり慣れ過ぎている。
こいつの身体はもう全身余すところなく性感帯のようだ。

勇三は教えることがひとつもない、完璧な優等生だった。

「ひああぁあっ! きゃっあっ! おっきなディルドに変えてっくだしゃああぃいっ! これじゃ、まんぞくでぎないですぅ! がんがんっ、おかしてっ!  いじめてくだしゃあい・・。」
「・・もうこれ以上太いのは無いよ。残念だったな。」
俺は子供の腕ほどの太さがある張り型を華奢な勇三の尻から抜いた。
名残惜しそうにそれを見つめる勇三にもはや『調整』と『躾』の意味はない。


「お前、一体今までどんな生活を送ってきたんだ。」
「皆ね、エッチしてる時は優しいの。」
くちゅくちゅと自分の出したものを四つん這いで床から舐め取りながら、勇三は答えた。

「おとーさんもおかーさんも、僕のことは全然ほったらかしだったよ。時々ご飯はくれたけど、そのほかは全然見向きもしないの。
だから本当にひもじかった時僕が何をしてたのかも知らなかったとおもう。」
にこやかに笑顔を浮かべながらハードな昔話をしている勇三は、自ら自分の穴に指を入れてまた股間から露を垂らしていた。

「初めてお尻にいれられたのは2年前だったかなあ。初めてせいえき飲んだのが2年と5カ月前。30人は常連さんがいたよ。皆やった後にご飯くれるの。何人もいっぺんに相手したときなんか、
ご褒美がステーキだったんだよ。ちょうど僕の誕生日だったんだ。」
「な・・・なんだ、そりゃ・・・?」


絶句した。少なくともこいつは十代に入る前から、いろんな奴とセックスに明け暮れていたわけだ。
俺と会った時もあいつは客を待っていたのだった。

実の親にすら忘れられている子供。
腹が減っている勇三に優しそうに手を差し伸べる男たちの姿が目に浮かぶ。
そいつらは勇三を人気のないところに連れて行き、散々穢した後、聖人のような面をして高くもない飯をおごったに違いない。

勇三はそれを自分が愛されているからだと勘違いしているのだ。

「お前、学校はどうしてたんだ。いくらなんでも学校で給食ぐらい出るだろ。」
「僕、がっこうってどんなのかよく知らないんだ。」
尻に入れた指だけを使って勢いよく果てた勇三はへらっと舌を出した。

「僕、戸籍もないんだよ。学校も行かせてもらってないし、

だから、誰も僕のことをしらない。」



もう、俺は言葉が出なかった。
206TT:2010/09/03(金) 03:14:56 ID:1p3uJyiX
勇三から逃げてきた俺は、仮眠室で横たわって天井の暗闇をずっと見ていた。
ずっと見ている間、勇三との会話が頭の中でこだました。
「僕、誰かに買われるんでしょ。誰かのものになるんだ。うん、すごくうれしいよ。」
―だってそれは愛されてるってことだもん。

馬鹿が、人を金で買ったり脅迫して従わせる人間に愛などあるものか。
お前はただおもちゃになるだけだと言っても、勇三は全く聞く耳を持たなかった。



暗闇の中に、ぼうっと人の顔に似た輪郭が浮かび上がった。
あの頃の記憶そのままの陣さんが、俺を憐れむように見おろす幻だった。

「やめろ・・陣さん、俺は・・あいつのことなんて何とも思っちゃいない。あんたを殺した日から俺はもう人でなしさ。
いつも通り、『商品』は出荷するだけだ。」
寝がえりを打って天井から目を逸らしても、俺は勇三のことが気になって眠れなかった。

あの頃の俺よりも、あいつは確かに最底辺の人間だった。
実の親にすら相手にされず、社会の枠組みの外をさ迷う亡霊のようなもの。
どのみちあいつはここに来てよかったのかもしれないとすら思えた。
たとえ社会に認知されていない存在だろうと、性奴隷にされるのには支障なんてない。
もしかしたら飼い主が比較的いい奴で、あいつにも人生を取り戻すチャンスが訪れるかもしれない。
違ったとしても、俺にはそもそも何もしてやれないのだ。

そう自分の気持ちを納得させた矢先、マナーモードの携帯が震えた。
「おい、お前も検査室に来い! 今すぐだ。」
「何だ? 何か起こったのか?」
「とにかく早く! まったくあのガキ、とんでもねえもの持ってきやがった!」
ぷつっと通話が切られた。



勇三の、男と何度も交わってきた淫らな身体が頭をよぎった。
嫌な予感がした。
207TT:2010/09/03(金) 03:17:29 ID:1p3uJyiX
「ふむ、良かったな。陰性だ。」
「ありがとうございます。」
当然の結果だろう。予防処置も受けていたから問題ない筈だ。
検査室でひと通りの検査を受けた俺の横で、一人の仲間がベンチを蹴りながら憤りを隠せない様子で歩き回っていた。
「あのガキ、まさかあんな腐った身体だったとはな! 畜生、他の連中に移ったら大損じゃねえか!」
「まさか、十代になりたての子供が性病患者とは誰も思わんよ。様子がおかしいと知らせてきた看守の話が耳に届いていなかったら、私とて見落としてたわい。」


「あいつは、もうゴミ部屋に行ったのか?」
当然、というように仲間の男が鼻を鳴らした。
「舐めた真似しやがって。あいつ、念入りに責めて殺してやる。自覚症状もあったんだ。
絶対自分でも知ってやがった!」
 


俺はゴミ部屋に向かった。
前に来た時とほとんど変わっていない、汚い部屋の中には、手の形に引かれた血痕がいくつも残っていた。
責め具が其処ら中に散らかっていて、そのどれもが粘液に包まれ妖しく光っている。
 
散らばった淫具の真ん中で、勇三は横たわって諦めきったような薄笑いを浮かべていた。
 

「・・・おまえ、全部知ってたのか。自分の身体の事も、俺が何者なのかも初めっから。」
「僕ね、ちゃんと知ってるの。あの人たちは、僕のことなんてどうでもよかったんだ。」
勇三は初めて悲しそうな顔を見せた。

「あいつらもおとーさんやおかーさんと同じだったんだ。好きなのは僕のお尻、おちんちん、おっぱい、おくち、
あと顔くらいで、誰も僕の本当の名前すら覚えてくれなかったよ。ゆーゆーってあだ名でしか、僕を呼んでくれなかった。」

げぼっと、勇三は血の塊を吐いた。中にねじや釘が混ざっていた。
体中切り傷と打撲だらけで、髪は半分ねじり取られていた。
秘部には一升瓶が突き刺さって、腸壁が僅かにガラス越しから見える。
誰がどう見ても発狂していそうな有様の勇三は、それでも幼いペニスを腹に付くくらい固く勃てていた。
208TT:2010/09/03(金) 03:20:25 ID:1p3uJyiX
「誰かから移されたのかは知らないよ。皆、生でいれてたから。すごく痛かった。でも我慢した。お腹空いてたから、いっぱい痛いの
我慢して中に出してもらってた。
そのうち気持ちよく感じるようになって、本当にうれしいと思った。だって、痛くなくなったんだもの。

でもここが痛いんだ、今でも。」


 
心臓のあるところを指で差した勇三は、ぼろぼろと涙を流していた。
「僕、復讐してやろうって思ったんだ。何で僕はいないことになってるんだろう。こんなに苦しいのに、こんなに痛いのに、
誰も僕を想ってくれないんだもの。

それなら、僕とセックスする人間は皆僕と同じ病気になって苦しんでもらうんだ。
そうしたら少しは僕を愛してくれるかもしれないじゃないか。」



「・・勇三。」
俺は勇三を抱きしめた。そうせずにはいられなかった。
かって陣さんがそうしてくれたように、俺は勇三を精一杯抱きしめてやった。

「うぐっ・・。」
肩に鋭い痛みが走った。勇三が物凄い力で俺の肩を噛んでいる。
雨の中怯える、捨て犬のような低い唸り声が耳に響く。
それでも俺は勇三を離さなかった。

「・・お前は、誰よりも必死に生きたいんだよな。あの時の俺みたいに、どんなことをしても生きた爪痕を残したかったんだよな。」
肩から流血しているのが分かった。
次第に勇三の、俺の腕を解こうとする動きが緩くなっていく。


「お前はちゃんとここにいるぞ。いるんだ。だからもう、苦しむな。」
「・・うっ、うっ、うぅうああぁっ! うあぁあぁあぁっーー!!」


勇三はずっと溜めこんでいた分をやっと解放できたかのように、嗚咽をあげながら次から次へとばらばら
涙をあふれさせ、俺の肩を濡らした。
209TT:2010/09/03(金) 03:26:29 ID:1p3uJyiX
「あっ、あひっ、ゆぅひさぁんっ、すごく当たってるっ! そこっ、そこすごく、いいよっ!」
「ほんとに、こんなことしていいのか?お前、こんなことされるのは嫌じゃないのか?」
「いやじゃないよっ! だっだって、雄飛、さんの、おちんちん、すごくやさしいからっ! 
ひああぁあああぁあぁあっ!」 


汚い床にそっと寝転がって、勇三が俺の下で身をよじらせてその傷だらけのアナルに
コンドームを付けた俺の肉棒を受け入れている。
こんな状態なのに感じているこいつは果たして人間なのだろうか。
「ぼ、僕のこと、ちゃんと見ててぐだじぁいっ! ひんんんっ! ぼ、ぼく、それだけで、うれしいからっ! 
じゅうぶんっだからっ! は、はああぁあっ! おしりのおく、たっぷりこりこりじてぇっ!!」

「なーにが見てるだけで十分、だ。お前絶対セックスなしじゃ生きていけないだろうが。」


そう言うも、少し躊躇いながら、赤く腫れた乳首を潰すように摘まんでやると、
勇三は嬌声を上げて、一気に肉壁が俺のものを締め付ける。
「ひゃああぁあぁ! でる、みるくでるっ! おっぱい、ぼにゅうでるっ!あっ、あっ、
あっあっ! 下からもでるぅ! おちんちんみるくでるっ!」 
俺の身体に熱い精液が当たる。
勇三のペニスはのたくりまわり、あちらこちらに幸福な射精をまき散らす。


「あ・・あ、あっ! あひ・・ぃいぃっ! ゆうひぃさん、びょーきのぼくをきれいに、ぶっとい
おちんちんでごちごちこすり洗いしてえっ!!」


勇三は腸壁をぐっと締め上げ、割り入ってくる俺のペニスを楽しむかのように手まで使って、
腹の上から俺の硬い強張りを押さえ、一心に快楽を貪っている。
 
「いっいくぞゆうぞ、うっ・・つうっ・・!」
奥まで差し込んだペニスを一気に抜き出し、腸液でべとべとになった
コンドームを引っぺがす。
その前には勇三の涙で濡れた顔が待ち構えている。

勇三はよだれをだらだら垂らしながら、噴きあげる白い濁流を自ら咥内に招き入れた。
勇三の顔中に俺の、溜まりにたまった数週間分の精液が弾けて垂れる。流れ落ちる。
実に嬉しそうな顔を見せながら、勇三は俺のペニスに汚されていく。


「はぁああぁ・・あつい、せいえき・・ゆうひさんの、おいしい・・
んくっ、んっ、ん・・・あはぁ・・。」
年端もいかない子供が、不釣り合いな色香を放ちながら一心に自分の汚濁を啜っている。
その卑猥な姿に俺の仏搭がまた、血液を集めだした。

「もっとぉ・・たりない、こんなんじゃ、ぜんぜん物足りないよ・・ゆうひさぁん・・。」
じれったくて堪らないといった表情はすぐに、俺が再び勇三の中に侵入を試みた時に消え失せた。


「ぁああぁああーーっ! あ・・もお、いっぐぅうぅううぅーー!!」


今度はすぐに二人とも果てた。お互い、とても身体の相性が良いみたいだ。
勇三と俺の、二度目になる射精の瞬間、俺は血の滲む勇三の身体をもう一度しっかり抱きしめてやった。
勇三は俺に貫かれながら、俺の腹にもう一度、たくさんの幸せの証を迸らせた。
210TT:2010/09/03(金) 03:28:17 ID:1p3uJyiX
「お、何だ。お前もなんだかんだ避けてたみたいだが遂に目覚めた訳か。」
事を終えてしばらくした後、ゴミ部屋に仲間の三人が戻ってきた。
勇三から一旦離れると、あいつは心配そうな目をして俺を見た。

「こいつ、よくもやってくれたな! ガキの癖によ、大人騙して只で済むと思ってんじゃねえぞ!!」
勇三が髪を引っ張られる。俺はその手を制した。
「やめろ。お前ら、これ以上こいつを痛めつけちまったら、楽しむものも楽しめなくなる。」
「まあ、そうだな。簡単には殺さねえよ。」
 
「おい、ちょっと俺にやらせてくれよ!」
バンを運転していた男が酒気混じりで勇三に寄って行った。
男はまだ相当酔っ払っているらしく、焦点の定まらない目で勇三を見た。

「ふーん、可愛いじゃねえか。まあ、男でも女でも、ガキならそんなに変わんねえよな。」
おもむろにズボンを降ろし、男の黄色いブリーフから出てきたものは、アルコールで委縮し、干物みたいになった小さな男性器だった。
「今日びのコンドームは便利よ。こんな奴とでもやるときには完璧に安全なんだからよぉ。はあ、ほんと、俺こっち側に目覚めるつもりなんて
ねえはずだったのになあ。」

 
「ああ、全く。俺もこんなことになるなんて、思いもしなかったよ。」
 

既に事切れた元仲間の二人を壁に寄りかからせた俺は、今だそのことに気が付いてない酔っ払いが
勇三の肌に触れようとした瞬間、その小さな脳みそしか入ってなさそうな頭をサイレンサー付きの拳銃で撃ちぬいた。
211TT:2010/09/03(金) 03:31:14 ID:1p3uJyiX



勇三はまたどこからか飛んできた蝶を見つけ、どこまでも目で追っていた。
俺はそんな様子に可愛らしさなど感じる余裕もなく、ただ二人分の偽造パスポートがばれないかどうか
ひやひやしながら入国管理官の審査結果を待った。

「どうぞ、お通りください。次の方どうぞ。」
「やったね、大成功。」

まだゲートを抜けきらないうちに勇三が口走ったものだから、俺は気が気ではなかった。
母国語が日本語で良かった。
「おい、勇三いいか。お前ももうちょっと言動に気をつけてだな・・・。」

「うんうん、雄飛さん。」

分かってる分かってる、と言いながら勇三は俺の股間をジーンズの上からまさぐっている。
絶対にまた同じようなことがおきるだろう。俺は頭を抱えた。

これではわざわざ施設を自爆させ、自分たちも諸共死んだことに偽装した意味が無くなってしまう。
跡形もなく痕跡は消したし、誰がどう見ても生存者がいるようには見えないはずだ。
子供たちの捕えられていた区画以外は。
 
「ねえ、今度はどこに逃げるの?」
「静かに暮らせるところさ。それと、お前を治せる医者も探さないとな。」
「えへへ、じゃないといつまでたっても生で入れてもらえないし!」
俺は勇三の首を締め上げた。このガキの淫乱っぷりにはどうやらつける薬がないみたいだ。

勇三は首を絞められてますます喜んでいる。
「雄飛さんのおちんちん、いつも、どんどん僕の中で大きくなってるし・・・
雄飛さんもエッチ大好きなくせにぃ。」


――いっそのことコンドーム全部捨ててしまおうか・・。
ふと考えてみたが、俺もどうやら勇三のことを淫乱と罵るにはまだまだ煩悩が
断ち切れていないようだった。

 



「・・僕たち、これからも大丈夫だよね。雄飛さん。」
「ん、ああ、心配すんなよ。勇三。」
いつか勇三も、陣さんと俺みたいに組織に捕まるかもしれない。
あの老人は執念深い男だった。俺が妾だったころの奴は、まさに大蛇と言うのが
相応しい手腕を見せていた。


だけどまあ、なんとかあの腐れフィクサーじじいが俺たちに興味を無くしてくれるか、それとも老衰でくたばるか、
望みの薄い期待をしてみるのも悪くない。
それまで俺たちはどこまでも、逃げ切ってやろう。

 
細い勇三の手を引いて、俺はタクシーを呼んだ。



おわり
212TT:2010/09/03(金) 03:35:07 ID:1p3uJyiX
い、以上ですが・・グロってありなのか・・?
毎度毎度、うっかり見てしまったグロ嫌いな人はごめん。

どうもありがとうございました。
213名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 03:37:28 ID:wA1GKysw
Oh..........これはまた鬼畜www

でもすばらしかったでつwww
214名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 03:44:53 ID:7Xfn6MNW
乙!トリ忘れよりグロだなw
マニアにはウケるんじゃね?
215名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 17:30:27 ID:1FUCmOLO
これはまたトリ忘れが大喜びしそうなSSじゃまいかwwGJ!
216名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 18:52:05 ID:V3aYs0MX
いいねぇ、凄く悲しくて泣かせる話で、だけどもエロくて、とても良かった。
217名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 20:31:30 ID:Oa2XToTl
>>180
純也君に安息はこないのか……。私からもベネド外伝お願いします。
>>212
二人を待つのは破滅か幸せか…。GJです。
218名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 22:17:11 ID:58iTspJy
ベネド外伝はいいけど、向こうみたいに純也と和解(?)はしてほしくない。
219名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 22:25:42 ID:/bfXqVYI
てか、ノーマルのじれったいくらいの純愛甘々のを読ませてくれ
もちろんショタはおとなしめで控えめで、でも感じやすい隠れエロっ子なw
220名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 22:43:12 ID:E4Fq847G
最近ショタを酷い目にあわせるのが多いしね(TTさんや純也君の人に文句はないけど)。
221名無しさん@ピンキー:2010/09/07(火) 22:50:50 ID:xw7v6GFg
>>219-220
腐女子とホモは勘弁
222名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 01:02:03 ID:XHF3GI5c
別のとこの事をこっちで話すの止めろよ
書き手さんがどっちにも投下しづらくなるだろ
そんなことになったら俺は嫌だ
223名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 19:00:52 ID:+veiGiFj
書き手にも資格試験が要るんじゃないか。
グロ好きとか腐臭かったりとか、文章下手だったらボツ判定してどっかヨソのスレ行ってもらったりとか。
224名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 19:04:51 ID:bcOzmTQ6
何をどうしたら腐扱いされるか、よくわからん。挑発するつもりじゃないから教えて欲しい
225名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 19:10:16 ID:c9jfFQvJ
>>224
禿同
腐って具体的にどんなの?
226名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 19:23:12 ID:7ANnclCE
脚が身長の4分の3を占めたり、
抱き合ったときにお互いの鋭利な顎が突き刺さる描写があったりしたら腐向け
227名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 19:50:56 ID:W+pm5gvy
正統甘々も良いけど、トリ忘れさんやTTさんのも良い。
ジリオンの最終回は泣けたし、ボカロ知らないけどレン君のも萌えた。
あんまりグチグチ言うの辞めようぜ。投下が減っちまったら何の意味もない。
228名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 21:29:14 ID:4PqyVHlG
>225

具体的な描写よりも回りくどい文章。
イチャイチャしているだけであっさりエロ。
ウンザリするくらい心理描写が多い。
というイメージ。
229名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 00:54:18 ID:GfBwjC6s
資格とか言い出したらヤバイだろ。どんどん敷居高くなって廃れるのがオチ。
230名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 01:29:40 ID:VccqnV4X
過疎って落ちて終了じゃ本末転倒
男たるもの据え膳は黙って食うものだ
231名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 01:37:29 ID:RNw1S5Lh
こういう時だけ人増えるな
ageってるし…
232名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 01:44:17 ID:qZC64i2w
>>223
じゃあお前は書き込む資格なしな
233名無しさん@ピンキー:2010/09/09(木) 13:20:57 ID:mf34zEs6
資格試験www

夏はまだ終わってないのか……
234名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 12:41:55 ID:+DIG3yal
グロ厨・まともに文章も書けない池沼とかでスレ埋められるのも困る。作者は一人よがりのオナニーじゃなくて、もっと読む方のことも考えろってこった。
235名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 12:56:18 ID:5/d2eZVX
>>234←定期的に現れるよね、こういう馬鹿w
236名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 16:56:43 ID:17XR2kAR
閲覧注意って作者が書いてんのに、それを無視して読んで、読む方を考えて〜…なんて言ってる未成年はこの板くんなよwwww
237名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 20:11:38 ID:o3tMS+ES
一週間、何も投下がなかったなー
まーぐちぐちグロやだー文章だめーと難癖だけは
立派なお客様様()は降臨しておられてましたが
238名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 21:34:16 ID:+DIG3yal
一つ意見をレスしただけで荒し扱い総叩きか。悲しいな。読み手連中が低脳すぎて。
本当に二十歳越えてんのかと。
まあ少なくとも、今後このスレに投下するひとは、ただの『便所の落書き』で済ますか、ちゃんとした『読み物』を書くかよく考えてほしい。
まあ単に褒めて欲しいのなら、適当に書けばいいんだけどね。
239名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 21:37:34 ID:9VY48C2D
意見を聞いてもらいたいのなら、せめてsageるべきじゃないのかと
240名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 22:05:44 ID:iMnsHOju
書いてる人もべつに金もらって書いてるわけでもないんで、自分の好みに合わないのはNGしてスルーしておくのが大人の対応かと。
それが我慢ならないなら、それ以上のレベルの作文を自作して投下してみるこった。
文才もないのにあーだこーだガタガタいう豚も、そういう低レベルな煽りに反応するのも荒らしと同類も見てスルーかNGでよろ。

コレを読み終わったら、コレもNGでよろ
241名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 01:36:56 ID:kayZbM2n
もうダメだ書き手が離れてくパターンだこれ
なんでこうワガママを意見とかぬかすバカが後を絶たないんだなんで20歳越えて空気も読めんのだ
242名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 02:12:25 ID:iL5+VMW5
いつもの事だろw
age厨が一人で騒いでるだけじゃん
243名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 02:12:46 ID:7A+lWQxm
もういいから黙って投下待てよ
お前らが騒いだ所で職人は逃げるだけだ
244名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 10:07:48 ID:KsLLO3DF
>>212
雰囲気、セリフの感じからしてほとんどNIGHT LOUNGE 5060の小説のパクリやん
245名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 11:02:38 ID:/rk8iSkl
ばかだなあ、黙ってれば良かったのにこれであんた好みのSSは永遠に来ないね。
246名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 20:23:45 ID:U8HK/0k4
ここはショタ好きっておおざっぱなくくりがあるだけで、
色んな趣向を持つ連中が集まってるスレなんだがな
「俺好みのSSだけを投下するスレ」でも立てりゃいい
247名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 21:14:40 ID:TK1cfbQP
このスレの闇鍋っぷりがすきです。
248名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 01:43:46 ID:Fve7dxuW
オナニー覚えたばかりのショタにオナ禁させたい
249名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 02:22:26 ID:aIz1Gccl
いいねえ
お兄さんに「自分で触っちゃダメ」と厳しく躾られている弟が
涙ためて「ちんちんさわってぇ…」と訴えるのとか読みたい
250名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 17:33:52 ID:sSeEqZV2
YJSNPIとKHIで誰か書いて
251名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 19:15:10 ID:30whEZOr
略称わかんね
252名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 22:25:51 ID:GgF005JH
あああああああ
253名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 23:09:00 ID:ttac0seW
ショタいい。
254名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 08:51:09 ID:oa7gDSNZ
ホモスレ晒し上げ
255名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 22:09:58 ID:hAhnfBVH
だれか、SS上げようぜ
256名無しさん@ピンキー:2010/09/15(水) 23:16:04 ID:q1NYZGzf
保管庫更新まだかな…
257名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 00:08:42 ID:a6ylB794
このスレに呪いをかけまーす。
今から後このスレに書き込む人は、
来世で可憐なショタに生まれ変わることになりまーす。
そして変態な成人男性たちに性の対象として扱われまーす。
正常な少年時代は許されず、同性の大人たちの玩具として生きるのでーす。
258名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 00:19:09 ID:XeldzbIQ
まぁ、ある意味幸せかもしれんな
259名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 00:29:20 ID:WLX8/fgH
したいがされるのはありえない
260名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 10:31:10 ID:V5MC35zL
されたいからかけてくれ
261名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 19:00:43 ID:fs+WguXC
マジでその呪いかかりたい
来世じゃなくて今すぐショタにしてくれてかまわない
262名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 19:30:38 ID:x9qP/Ogz
書き手の皆さんは自分のキャラに生まれ変わるのかな
トリ忘れ→後輩
騎士→生徒会長
といった具合に
263名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 19:34:15 ID:877Vw3iv
騎士はそれはそれで幸せかもしれんが、トリ忘れの転生後はリアルで拷問だろww
ロイドシリーズの人とかどうなんの?と思ったけど、長男さんなら別にいいかもしれん。理解のある優しいお兄さんは救いだ。
264名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 00:22:08 ID:eopJVStr
トリ忘れのショタはどれも不幸過ぎてやだなぁwww。
個人的には純也君になってベネドにいじめられたい(多分すぐ堕ちちゃうけどww)。
265名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 13:06:53 ID:0+f8d0eh
後輩君になったら自殺する自信がある
266名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 18:23:12 ID:o3BWHdNz
トリ忘れの作品なら、むしろ攻めお兄さんに生まれ変われれば人生勝ち組じゃねえの?
ショタの側になれば、下手すれば廃人、マシな方でもちょっと頭狂うまで虐待されるけど。
267名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 23:22:51 ID:SKwLo5L1
>>263
長男てそんなシリーズあったっけ?
268名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 23:26:01 ID:Lo4sJBEZ
あったよ
ハーマンだっけ、長男の名前
保管庫チェックしてみ
269名無しさん@ピンキー:2010/09/18(土) 23:50:20 ID:w6rNedWo
>>264お前は多分帝国にやられるww
270名無しさん@ピンキー:2010/09/20(月) 20:42:21 ID:Q6dD4ll2
>>261
ああ、ロイド君のお兄ちゃんか。
でも人殺してる臭いし、なんか怖いなあ…
俺はアーサーきゅんでいいや。
271名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 12:14:57 ID:WhoDDiqa
ベネドの話作ったんですが、夜に投下してもOKでしょうか?
272名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 12:18:37 ID:/bFu85Se
誘い受けはお断りです。
273名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 12:25:37 ID:WhoDDiqa
>>272すいません、黙って投下します
274名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 19:23:30 ID:EZEWMB3J
あああ
275名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 20:42:59 ID:iCtWi7GV
んっ!!
276名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 21:12:57 ID:WhoDDiqa
昼間はすいませんでした。投稿します。
「少年戦士ジリオン番外編:ベネド=アーウェントール」


―――やっぱりやめればよかった。
ボクは何度目かも分からない溜息をついて、何度目かもわからない後悔をしている。
帝国中の貴族の子弟を集めたパーティ。一応ボクも参加資格はある。
でもそれは資格があるというだけで、参加していいって訳じゃない。
そんな事は分かってた………分かってた筈なのに。
こんな気持になるのは皆とボクを比べているから。そんな事は無意味って知ってるくせに。
「はぁ…」
また溜息。目の前には見たこともないご馳走が並んでるけど、殆ど手をつけていない。
こういう宴の場で、がっついちゃいけない。そんなマナーも知っている。
けどこんな惨めな気持を味わってるくらいなら、食べれるだけ食べたほうが得かもしれない。
少し目線を動かせば、お喋りしている人たち、踊ってる人たちが目に入る。みんな楽しそうだ。
「ボクなんか…」
ボクなんか存在していないように、誰も気に留めやしない。
踊りに誘おうか。そんな考えが頭をよぎったけど、すぐ無理だと分かった。
だってボクが満足に踊れる踊りなんか、一つもないんだから。
277名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 21:16:42 ID:WhoDDiqa
ボクの家は貴族だった。
でも幾ばくかの領地と歴史だけはある屋敷。でもそれ以外は平民となんら代わりがない。
むしろまともな平民の方が、よっぽどいい暮らしをしてる。
まず姉さんが病気で、その治療の為にお金がかかるし、それを差し引いてもウチは貧乏だ。
お肉なんか数えるほどしか口にしたことしかないし、拝謁用の服以外には綺麗な服なんか見たこともない。
けど本だけは一杯あったから、ボクは同年代の子よりちょっと知識はあった。でも普通と違うのはそれだけ。
そんな貧乏な暮らしだったけど、イヤだとか不幸だとか思ったことはなかった……あの日までは。
ある日、お父様が戦死したという報せが入ってきた。
その頃帝国はとある星を、また征服しようと軍を動かし戦争をしていたと思う。
帝国貴族は従軍の義務がある。でもボクのお父様は痩せてて、どう考えても軍人向きじゃなかった。
「これも貴族の務めだ。立派に果たしてくるぞ」
そんな事言って笑ってたけどイヤな予感はしていた。でもまさか戦死するなんて思ってもなかった。
ボクは泣いて、泣いて、泣きじゃくった。赤ちゃんに戻ったかのように泣き続けた。
でも泣いていられる日は短かった。お母様は既に死んでいたし、姉さんは大病を患っていた。
ボクにのしかかるお金という敵。屋敷の維持費・各種帝国税・姉さんの治療費そんなものが次々やってくる。
売れるものは何でも売ったけど、それでもおっつかなくて親類中を回りもした。
けれど手を差し伸べくれる人は誰もいなかった。叔父さんなんか、会ってもくれない。
「私のことは気にしないで…」
姉さんはいつもそう言ってたけど、唯一残ったボクの肉親を見捨てることなんて出来るわけがない。
そんな金策に四苦八苦していた毎日、ボクはある人からこんな話を聞いた。
『貴族の子弟専門の売春クラブがあるらしい』と。

それから先はよくある話。ボクはこの体を男の人たちに売り続けている。
最初の頃こそ可愛く泣いてたボクも、今ではお尻を使ったまぐわいに慣れきってしまった。
まるでルーチンワークのように、SEXをこなしてお金を得ている。
姉さんにはどうやってお金を稼いでいるか言っていない。言ったら自殺しかねない。
「まだかな…」
催促の言葉が口をつく。イヤな気分になるって思いながらも今日ここに来た理由。
それはこのパーティに皇帝陛下がやって来る。そう聞いたからだ。
お父様が生きていた頃、ボクは陛下のお写真や肖像画を良く見せられた。
「このお方が皇帝陛下だ。我々貴族はこのお方から封土を頂いてる。感謝の気持を忘れてはいかんぞ」
そんな事を言われて育ったから、陛下への尊敬の念は片時も忘れた事はなかった。
クラブでお客に抱かれている時も、ちんちんを笑顔でしゃぶっている時も。
だからこのパーティに、陛下がお見えになるときいて一も二もなく飛びついた。
別にあってどうこうする気はない。ただ一目お会いして、そのお姿を目に焼き付けたかった。
そしたら汚れてしまったボクも、少しはましになるような気がしたから。
「おい…来られたぞ」
「本当か?」
妄想に飛んでいたボクの頭が、現実に引き戻される。
周りの人がざわついている。楽器を弾いていた人が演奏をやめ、皆も図ったかのように黙り込む。
いよいよだ……。ボクは見逃さないように張り付いていた壁から離れた。
278名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 21:20:22 ID:WhoDDiqa
陛下はその後10分もせずに御出でになられた。会場にいた全ての人が頭を下げて出迎える。
ゆっくりと歩き、主賓用の席に座り、「表を上げよ」そう言った。
ボクは初めて生で陛下の尊顔を拝見した。ニッコリと笑うその笑顔に皆笑いを返す。
テレビの映像より少し細く見えたけど、そのお顔は威厳に満ちていてとても魅力的に見えた。
「んっ…?」
部屋全体を見回していた陛下の視線が一瞬止まり、眉毛が微かに動いた。
目が合ったような気がしたけど、絶対気のせいだろう。その証拠に次の瞬間にはもう別の方を見られていたから。
その後陛下の簡単なスピーチが終わり、場は再び賑やかさを取り戻した。
爵位の高い人達は、陛下のお席に群がるように集まり挨拶をしている。
でももう目的を果たしたボクは、帰ろうとしていた。
これ以上ここにいても仕方がない。ボクも挨拶はしたいけど、ボクの家の爵位じゃ直接話すのは無理だから。
そんな事を思いながら出口の方へ歩いていると、誰かに呼び止められた。
「すいません、ちょっとお時間ありますか?」
「え?」
ボクは振り返り、その人を見る。服の胸の辺りの、皇室の紋章が目に入った。
「陛下があなたとお会いしたい…そう仰られています」
ボクはその人の言葉を一瞬理解できず、目の前が真っ白になった。

ボクは足をガクガク震わせながら、引きつった笑みを浮かべて陛下の前に出た。
手を伸ばせば届く位置に陛下がいた。テレビでも写真でも絵でもない生の陛下が。
なんで拝謁用の服を着てこなかったんだろう。マナー違反なんか気にしないで着れば良かったのに。
そんな後悔をしても遅すぎるのだけど、どうしても考えてしまう。
「あ…ああ……」
本当はボクの方から、ご挨拶しないといけないのだけど緊張しすぎて何も言えない。
ただ虫の鳴き声みたいな意味不明の言葉しか、口からは出ない。
そんなボクを見かねたのか、陛下の方からこっちに手を差し出してくれた。
「どこの家の子かな?」
差し出された手を掴むと震えが止まった。とても暖かった事を良く憶えている。
「ア、アーウェントール家です…領地は西オカルサゴにあります」
ブレてた視線を定めてそう答えたけど、陛下はちょっと考えるような顔をされた。
無理も無い。オカルサゴだって田舎なのに、より田舎の西部。そんな家知ってるわけが無いもん。
「名前は?」
気を取り直して陛下は名前を聞いてくれた。ボクは間違えないように、ゆっくりと言葉を紡いだ。
「ベネドです…ベネド=アーウェントール……」
それがボクと陛下の出会いだった。
279名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 21:21:36 ID:WhoDDiqa
それからの事はあんまり憶えていない。
陛下と話したような気もするし、一緒に何か食べたような気もする。
ただ気がついた時には、ボクは陛下と二人っきりで大きいベッドがある部屋にいた。
陛下はベッドに腰掛けられて、ボクはその前に立っている。これでようやく身長が合う。
「ベネドよ…そなたは大変美しいな。それに話してみると、大変聡明だと感じたぞ」
ボクの顔を真剣に見詰めて仰る陛下。
「そんな…」
美しい?聡明?高額とはいえ、一晩いくらのボクが?
そんな事お姉様からぐらいからしか、言われた記憶がない。
「この刺さりそうな銀の髪、切れ上がった黒い瞳、小ぶりな鼻、張りのある肌……すばらしい」
そう言って陛下の手がボクの頭に伸びて、撫でてくれた。
それだけでボクは、気絶しそうなくらい嬉しくて顔が真赤になってしまってる。
「ベネドよ……知り合ったばかりでなんだが…どうだ?」
陛下がそのまま、ぐいとボクを抱き寄せて耳元で囁く。
……これは今晩の夜伽の相手をしろという事。
本当なら嬉しい申し出。だ…ダメだ、ボクなんかじゃ。
「ぼ、ボクは男ですが…」
「構わん。余はそなたが気に入ったのだ」
気に入った。その言葉を何度も何度も心の中で繰り返す。陛下がボクを、気に入ってくれたなんて嘘みたいだ。
でも………でもダメなんだ。ボクは陛下に抱いてもらう資格なんかない。
「うっ……ううっ…」
「どうした?怖いのか?」
泣き出してしまったボクに、陛下は心配そうに声をかけてくれる。
そんな理由だったらどんなに良い事だろう。
「陛下ぁ……ダメなんです…ボクは……ボクは汚れてしまってるんです…」
ぼろぼろ泣きながら、陛下にお詫びする。
すでに幾人もの男ものを喰らった汚穴。そんなもので陛下のお相手なんて……。
「汚れた?一体どういう事だ?」
「うぁ…えぐっ…」
「泣いているばかりでは分からん。キチンと言ってみろ」
肩を掴んでボクを見据える陛下。握る手はとても暖かくて力強い。
もっと小さかった頃、イタズラをしてお父様に怒られたことを思い出す。
「……はい…」
ボクはなんとか涙を止めて、説明を始めた。
お父様が死んだこと、姉さんが病気なこと、体を売っていること。
全部包み隠さず陛下に話した。この場で怒られて、放り出される事を覚悟で。
「ベネドよ…」
「はいっ!」
陛下は怒らず、ボクの背中に手を回して抱きしめてくださる。
「そなたの父は立派だ、帝国貴族の誇りよ。そしてそなたも素晴らしい」
ええっ…!?それってもしかして…。
「ますますそなたの事が好きになったぞ」
ギュッと力強く、それでいて優しく抱きしめながらそう囁く陛下。
ボクは笑いながらもまたボロボロと泣くのを、どうしても抑え切れなかった。
280名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 21:24:05 ID:WhoDDiqa
着ている物を全部脱いで、陛下に裸を晒す。
クラブではもうなんとも思ってない行為が、陛下の前では恥ずかしくて堪らない。
ボクの羞恥心も、まだおかしくなってはいないんだ。
「やはり…肢体も美しい」
「ア……んっ…」
そんなことないと言おうとしたボクの口が、陛下の唇で塞がれる。さっきのお酒の匂いがする。
そしてそのまま陛下に押し倒されて、ベットに背中から倒れこんだ。
陛下の舌は巧みにボクの口の中で動いていて、ボクはもうそれだけでおちんちんが硬くなるのを我慢できない。
今までクラブでしてきた人達には悪いけど、キスだけでこんな気持ちになったのは初めてだ。
「フゥ…アアッ…」
キスしたまま、陛下が服を脱いでいく。少しやせて見えた体も、服を脱げば締まった筋肉を纏っている。
「アフッ…」
陛下がボクの口から離れる。口の周りは、どちらのとも分からない涎でぐしょぐしょだけど、拭く気は全くない。
「いい顔だ。後ろも見たいな」
「はい」
陛下の言葉にボクは膝の裏を掴んで、両足を上げ後ろの穴を陛下に見せる。
正直顔から火が出そうなくらい恥ずかしいけど、それでもおちんちんは反応してしまう。本当にイヤらしい体。
「綺麗な蕾だな。本当に経験済みなのか?」
「陛下…そんな事……ううっ!」
陛下の指が入り口にさわり、ビクンってボクのお尻が浮いた。
「ふむ、この柔らかさは本当に経験済みか」
「へいかぁ…!」
一度指が引き抜かれて、また入ってくる。今度は冷たい感触があるから、きっとローションを塗っていただいてる。
「入り口は柔らかいのに、中は吸い付くような締り…名器だな」
顔が熱い。多分今晩で一番赤くなっている。お尻を褒められるなんて初めてだ。
「では…行くぞ」
陛下が低く言って、腰を突き出してボクに近づいてこられる。
分かる……分かるよ。陛下のものが、ボクの入り口にあてがわれてるんだ。
もうすぐ入ってくるんだ…絶対に楽しんでももらわなくちゃ……!
ボクは陛下に気付かれないように、思い切り自分の脚の肉を掴んだ。
「んっ……!あああっ、ふぅあっ!」
ついに陛下が一線を越えた。お尻の入り口の先がものすごく熱い。
まだ入ったのは多分先っぽの部分だけだけど、やっぱり陛下のは大きいと思う。
これが身体の奥まで入ってくると思うと、期待の反面不安もある。
「うぅあ…!」
「痛いか?」
その質問にボクはブンブン首を振る。ホントはちょっとだけ痛いけどそんな事は絶対言わない。
「……声はいくら出してもいいからな」
ボクの我慢を見透かしているのかそう小さく囁いて、陛下が出し入れを始めた。
ローションの擦れるグチャグチャという音が、段々と大きくなる。
「やっ…ああっ!」
ずぼんって音や、ずごりゅって音が耳一杯に広がる。
ボクの腸がいつもみたいに押し込まれたり、引っ張られたりしているんだ。
そうやって出たり入ったりを繰り返していくうちに、段々と痛みは少なくなってきた。
その代わりカリの部分がお腹の中で擦れる度に、気持ちのよさの方が大きくなってくる。
「ベネド…いい…!そなたの中は、熱くて良く絡みついて、とても心地が良いぞ……そなたはどう感じている?余のものを」
ああっ……嬉しいなぁ…今ボクはこの星の、一番偉くて高貴な方に褒められているんだ。
「……とても、いい…です…良すぎます………!」
「…いい顔だ。今のそなたは後宮のどんな女よりも魅力的だ」
ボクなんかには、勿体ないほどのお褒めの言葉の連続。
どんな顔をしているんだろう?イヤらしい顔かな、それとも呆けたような笑顔かな。
「もっと色々な顔が見たいな」
「んんっ!」
繋がったまま陛下がボクの首筋を舐め、胸の突起に手をかけて指で転がす。
ボクはそれに合わせて、喘ぎ乳首を立たせてしまう。
「んにゃぁぁっ…!!」
体中が気持ちよさでビリって痺れた。おちんちんからはガマン汁が溢れて止まらない。
まるでご馳走を目の前にした子供みたいに、汁がこぼれて滴り落ちてく。
281名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 21:27:02 ID:WhoDDiqa
だ、だめだ…出しちゃう。おちんちん触ってないのに、逝っちゃうなんて初めて…!
「へいかぁ…しゅみません、しゃ、しゃきに出してしまいましゅ!おゆりゅし下しゃい…」
言い訳めいた情けない呂律の回ってない謝罪。でも言わずにはいれない。
そしてボク皮に包まれた小さい粗末な棒から、精液が出てボクとボクに密着している陛下を汚した。
「ごめんなさぁい…」
「余もそなたの中を汚すのだ。気に病むな」
陛下の擦り上げが激しくなる、いよいよ最後なんだ。
肉棒が出入りするたびにボクは体の中が、抉られて槍で突かれている様な感覚になる。
でもそれは全然イヤじゃなくて、むしろ心地が良い。陛下の槍でボクの内臓をグチャグチャにしてほしい。
そんな変態的な妄想すら、頭に浮んでは消えていく。
「ベネドよ、出すぞ……しっかり受け止めろ」
「あ、ありがとうございましゅ…喜んでいただきましゅから…おねぎゃいしましゅ…!」
半開きの口と回らない舌でそんな事をのたまう。仕方ないけど、変態丸出しだ。
そしてうわ言みたいなボクのお礼を無視して、お腹の中にぶわっと広がる、とびっきりの熱さ。
陛下のものが精液のプールで脈打ってるのが分かる。中で出しもらえたんだ……女の人のみたいに。
それだけで色々な男の人に貫かれて、薄汚れたボクの体が清められるような気がする。
「ひああっ……んえっ………陛下…ごめんなさしゃい…!ボクのちんぽ、おかしくなってましゅ!!」
締めたつもりのお尻から、精液をこぼしながらボクは謝る。
おちんちんがさっき出したばっかりなのに、もう硬くなって出そうになっている。
今までこんな事はなかったのに……酷い変態って陛下に思われちゃうかな。
きっと今夜限りだろうけど、あんまり陛下にいやらしい子って思われたくない。
「……大丈夫だ。余もまだまだやめる気はないからな」
そう言って陛下はまたボクと唇を合わせてくれる。
ああっ…なんてボクは幸せなんだろう。もう一生ぶんの幸運を使い切ってしまったかもしれない。
そんな事を思いながら、ボクは唇を合わせたまま陛下のお顔をジッと見ていた。

「はぁ…うぅ…」
全裸で横たわったまま、ボクはベッドの上で目を覚ました。
あの後陛下と何度も求め合って、いつのまにか寝ちゃってたんだ。
窓に目をやると明るくて、もう夜は明けてしまってるみたい。
お尻はジンジンしてるけど、痛くはない。どちらかと言うと、ふわっとした良い気分。
「起きたか」
右の方から陛下の声が聞こえて、ボクは慌ててそっちを見る。
陛下は既に着替えられていた。ボクと違ってお忙しいのだから当然だ。
「すみません、陛下より後に起きるなんて」
「気にするな。辛いのは入れられるそなたの方だ」
コップに入った水を差し出していただいた。優しいお言葉が、本当にありがたい。
そっと口を付けると、冷たい液体が身体に染み込んでいく。
「……ベネドよ、余はもう出なければならぬが…そなたが良ければ、また会えぬか?」
「………本当…ですか?」
一瞬呆けて、ボクは返事をした。陛下からすれば、さぞ間抜けな顔だっただろう。
「うむ、無理にとは言わんが」
ボクは壊れた人形みたいに、首を思い切り横に振った。
また会いたいって言ってくださるなんて……光栄の極みだ。
このまま後宮に入れるなんて期待はしてないけど、陛下が飽きられるまではご一緒できる。
「そうか、また連絡するからな」
そう言い残して陛下は、ボクの額に軽く唇をつけて部屋を出て行かれた。
ボクはというと、その後人生が大きく変わることも知らずに、ただ幸せの余韻に浸っていた。


以上です。失礼しました。
282名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 22:41:05 ID:h1KClmDB
>>281
待望のベネドきゅん番外編キター!
鬼畜なベネドきゅんもいいけど健気なベネドきゅんもかわいくていいですね
乙でした
283名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 22:54:28 ID:fFLJPGdf
GJです。
こんないい子が鬼畜になっていくのでしょうか?
今後も期待しております。
284名無しさん@ピンキー:2010/09/23(木) 22:59:04 ID:pTdR7J88
泣いた。こういう不幸で健気な子が、やっと手に入れた微かな幸せに慰められるお話は大好き。
285名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 08:05:21 ID:JNEJpiYM
これから皇帝への愛から、どんどん鬼畜に染まって行くのかな。
286名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 09:08:29 ID:tLJDNylr
あの鬼畜行動も、愛する皇帝を奪われた(殺された復讐)だったのかもしれないな
287名無しさん@ピンキー:2010/09/24(金) 09:40:02 ID:F4KgsUb2
GJ!
288名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 21:55:21 ID:EsqaEH5K
純也君=キャバン星の二の舞にしない為に。
ベネド=皇帝陛下のために

二人とも純粋なんだね。
289名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 20:47:50 ID:+RkBJgHW
>>288
ショタ二人は一途だったな。
将軍だけがブレてた。
290名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 22:19:30 ID:4M3nZDqa
わかりやすいザロフ将軍の変遷
ジリオン犯すお( ^ω^)

ジリオン怖いお(;゙゚'ω゚'):

ベネドやりすぎだお、ジリオン可愛そうだお(´;ω;`)

ジリオンを助けるお(`・ω・´)
291名無しさん@ピンキー:2010/09/27(月) 22:48:22 ID:Gla+7Gf5
将軍様ヘタレやなww
つかこのスレで一本気で真っ当な性格のお兄さんキャラなんていないんじゃないか。
スレからして仕方ないんだけど、だいたいみんなショタに惚れよる…
292名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 19:42:20 ID:7X9czx/Z
確かにショタには色んなバリエーションが楽しめるけど、お兄さんにはそんな多くの種類はないよね
293名無しさん@ピンキー:2010/09/29(水) 20:10:14 ID:M0uePm3P
>>290‐291
将軍がヘタレんかったら純也くんダルマやぞ
294名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 02:56:28 ID:mXsQM9Ln
>>291
硬派なお兄さんもいいな
295名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 19:14:20 ID:cbJQzPOr
しかし硬派だと結局セクースしないんじゃないのか?
296名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 19:40:54 ID:/w3DF7Az
最初はノンケだけど徐々にって話……じゃ意味無いのか。
硬派なお兄さんがどんどん強気におねだりを迫られて、最後の最後に折れて致しちゃうとか、そういうの?
297名無しさん@ピンキー:2010/09/30(木) 20:06:42 ID:eOQQwCo6
硬派を気取ってるけど実はガチのショタコンで、おねだりされると必死に自制心を働かせてる
なんてどうか?
298名無しさん@ピンキー:2010/10/01(金) 23:44:49 ID:cssYJyok
お兄さんの方に萌えてしまうw
299名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 01:40:24 ID:B7eYyPsG
しかもお兄さん受けとか
300名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 11:13:30 ID:t/1czrs4
腐ってやがる…
301名無しさん@ピンキー:2010/10/02(土) 12:14:07 ID:36UlmJP3
また嫌腐厨か
302名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 12:39:10 ID:TlwEdInx
むしろ腐を嫌わない板なんてないんだが
自覚できないなら巣を作ってそこに引きこもってろ
303名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 12:53:31 ID:hyFdpKJY
>むしろ腐を嫌わない板なんてないんだが

言ってる意味がわからないんだけどw
小学生からやり直したら?
304名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 12:53:55 ID:wSBeMojH
>>302
勝手に腐認定して非難するのがおかしいだろうよ。
ニュー速の朝鮮人認定みたいで気持ち悪いわ。
305名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 13:13:19 ID:FWdCrkNG
>>303は腐確定

マジレスすると801板なら嫌われないからあっち行ってろ
306名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 13:34:15 ID:PwbRm4y8
この流れなんだけど

>>298は、おねだりされて必死に自制心を働かせて
手を出すまいとがんばるショタコン兄さんの悲哀をかわいく思ってると思うんだ
それは性的な萌えではなく

>>299のいうお兄さん受けは俺はちょっとチンコ勃たないけどw

ただ、ショタとお兄さんの中間ぐらいだけど、まだまだショタショタした子が
それより年下のショタっ子達にガンガンに犯されちゃうシチュエーションとかは大好物です
307名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 13:57:39 ID:BlzcrlbX
腐もショタコン男も似たようなもんだろ。
みんなで仲良くしなさい。
308名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 16:36:12 ID:OE6BQIWL
このスレいっつも荒れてるね
作者叩いたりSSに文句つけたり
309名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 16:51:46 ID:35Bky/tg
いわゆる男性向けショタと思われがちの暴力や陵辱だったり男の娘とか書かないから、
推敲してると腐臭いと言われそうだな、なんて思ってお蔵入りしちゃう事が結構ある
甘々ラブラブ+背徳感が好きなんだけどな
310名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 16:58:56 ID:wSBeMojH
単なる主観の押し付けも、腐認定すれば通ると思っている汚い輩がいるからな。
書き手は気にせず投下してほしい。
311名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 18:26:38 ID:qkVHXdHv
つーか、そんな書き手いないじゃないか
>>306でいったみたいなシチュのドエロが読みたい
保管庫に1つ、ジャストミートなのがあるが、というかそれでこのシチュに目覚めた
312名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 18:28:57 ID:1/1f4lrz
>>311
その作品教えろ
教えてください
313名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 19:04:54 ID:qkVHXdHv
314神殿娼年 ◆AjMEp4Bsfk :2010/10/03(日) 20:02:35 ID:Nfxb6BPI
 古代、洋の東西を問わず生殖は神聖なものとみなされていた。
 性に関する倫理観は宗教観と密接に結びつき、社会規範を大きく規定する。特に思春期の少年少女についての性規範は、大人への通過儀礼として現代では考えられないほど特殊な様相を呈していた。
 例えば二次性徴を迎えた少年少女が、神殿にて一定期間売春をする「神殿娼婦」の風習などは、その最たるものであろう。



 隊商の一団が荒野を進む。大量の荷物を載せたラクダと屈強な男たちの集団のなかに一人混じった少年は、ふと立ち止まって背後を振り向いた。
 砂煙の向こうに自分の生まれ育った村がみえる。自分の家はどれだろう。そんなことを考えながら幼い瞳を凝らす彼に、隊商のしんがりを勤める若者が声をかけた。
「はぐれるぞ」
「あ……ごめんなさい」
 少年は我に返ると、慌ててその若者の脇に従って歩き始めた。しかしそれでも、もう一度だけ振り向いて村の姿を目に焼き付ける。若者はどこか子供っぽい苦笑を浮かべながら少年に話しかけた。
「村から出るのは初めてかい?」
「は、はい」
 この時代、大抵のことは自分の村のなかで賄えた。どうしても自給できないものは、不定期に訪れる隊商から買うことができる。危険に満ちた荒野をわざわざ旅する理由はほとんどの人間にはなかった。
 しかし少年には、旅をする理由があった。いや、正確にはあるらしかった。
「あの」
 しばらく歩を進め、少年は意を決して若者に尋ねた。
「あの……どうして僕は、神殿にいかなくちゃいけないんでしょうか」
 若者は歩みを止めず、ただ黙って少年の顔をみつめた。
 砂や日光から体を護る被り物は黒い髪を覆い、さらに深い漆黒の瞳は褐色の地肌の中にあって吸い込まれそうなほど鮮やかな印象を残す。全体にまだ成熟しきっていない体とあいまって、少女だといわれても納得してしまう雰囲気があった。
 短くため息をつき、歩みの遅くなったラクダに軽く鞭を入れながら若者が答える。
「精通があったろ?」
「え……と。あのお漏らしみたいなアレですか?」
 数日前の出来事を思い出し、少年は微かに頬を染めた。
 何かフワフワした夢の中で体が熱くなるのを感じ、目を覚ますと股間がぐっしょりと濡れていた。小水とは異なり粘り気のある不思議な液体に驚き、彼は泣きながら両親に相談する。しかし両親は彼に祝いの言葉を送り、街の神殿へ行くよう命じたのだった。
 折よく村に隊商が立ち寄る。両親は彼らに何かを告げ、幾ばくかのお礼とともに少年を神殿まで連れて行ってくれるよう頼んだ。そして彼は今、生まれて初めて村の外を歩いている。
 若者は微かに苦笑を浮かべ、少し困ったように首を傾げた。そのどこか子供っぽい表情に少年もつられて僅かに頬を緩める。
「『儀式』については、詳しいことを説明するのは禁じられているんだ。でも大人になるためにみんなすることだから、あまり心配しなくていいよ」
「みんな……ということは、お兄さんも神殿に行ったんですか?」
「うん。もう5年ぐらい前になるかな。……ところで」
 気が付けば前のラクダとの距離が少し開きすぎている。歩を速めながら若者が告げた。
「俺の名前はファタル。きみの名前は?」
 少年はその時ようやく、まだ自分が名乗っていないことに気付いた。

 * * *
315神殿娼年 ◆AjMEp4Bsfk :2010/10/03(日) 20:03:18 ID:Nfxb6BPI
「ここが神殿だ。それじゃヤーガ、また逢おう」
「ありがとうございました、ファタルさん」
 街につき、わざわざ神殿の前まで送ってきてくれたファタルにヤーガ少年は礼を言った。村の粗末な建物とは比較にならない立派な石造りの神殿を振り向き、ファタルに教えられたとおり門の傍らに立つ男に「儀式を受けに来た」と告げる。
 男は彼を大きな広間に通した。巨大な偶像が彼を見下ろす。その圧倒的な雰囲気にたじろいでいると、別の男がやってきて薬湯の入ったコップを差し出した。甘ったるく、どろりとしたその液体は喉にひっかかりとても飲みにくい。
 何とかコップの中身すべてを飲み干すと同時に、司祭らしき男が数人広間に入ってきて偶像の前で祈りの詩を歌い始める。ヤーガは最初緊張した面持ちでそれを聞いていたが、徐々に瞼が重くなり、やがてそのまま眠りに落ちてしまった。
 ――フワフワした不思議な夢をみたような気がした。体が熱く、まるで空中に浮いているように不思議な感覚にヤーガは安心感と不安感の両方を同時に感じる。
「ん……ああっ」
 誰かの切なそうな声が聞こえた。少年はようやく重たい瞼を開ける。
 最初に見えたのは幾つもの蝋燭の明かりだった。同時に、周囲を漂う甘い香の匂いが鼻をつく。その光景のなかで揺れる幾つもの褐色の物体が何であるか判別できるまで視界が定まるには、まだ少し時間がかかった。
(えっ……?)
 そしてその物体が少年や男たちの裸体であることに気付いても、その現実を理解するまでにはさらに時間がかかった。
 少年たちはヤーガとほぼ同じぐらいの年齢にみえた。そして彼らは一矢纏わぬ格好で、大人の男たちと抱き合っている。
「ああん。ひぃあ……っんんっ!」
 大人の男たちは、屹立した股間の逸物を少年たちの口や肛門に突き刺し激しく腰を振っていた。そのたびに少年たちの口から甘く切ない悲鳴が漏れる。
「こ、これって……ええっ?」
 そしてヤーガは、自らもまた生まれたままの格好になっていることに気付いた。体じゅうが熱く、特に下腹部の突起物が燃えるように固く屹立しながら火照っている。しかし頭は逆に鈍く霞み、まるでまだ夢の中にいるかのようにぼやけていた。
 訳がわからずうろたえる彼に、背後から誰かが声をかける。
「目が覚めたかい、ヤーガ」
「ひっ! ……えっ。ファタルさん……?」
 驚いてヤーガが振り向くと、そこには同じように裸になったファタルが座っていた。安堵感とともに、彼の裸体にかえって不安が大きくなる。少年を安心させるようにいつもの微笑を浮かべながら、若者は彼に話しかけた。
「これが神殿の『儀式』だよ」

 * * *
316神殿娼年 ◆AjMEp4Bsfk :2010/10/03(日) 20:03:45 ID:Nfxb6BPI
「え……? えっと、どういうことですか?」
「ヤーガ。きみが先日お漏らししたという出来事はね、『精通』というんだ。あのネバネバした液体は精液といって、それが出るようになったということは、きみは大人の仲間入りをしたということなんだよ」
 ファタルの説明をヤーガは黙って聞いていた。しかし頭の芯が痺れたような状態では、その説明の半分も理解できない。
 折しも、少年の口に逸物を咥えさせていた男が彼の顔に遠慮なく白い液体を放出させている。別の少年は肛門に太い逸物を飲み込んで腰を振りながら、自らの幼い怒張から同様に精液を高らかに打ち出していた。
 自らの股間にあるモノも同様に固く熱く膨張し反り返っていることを少年は感じていた。ファタルの鍛えられた裸体を見ていると不思議と体が熱くなる。
「精液は大人になるため必要な液体なんだ。だからまだ大人になりたてのきみ達には、たくさんの精液を注ぎ込む必要がある。だからヤーガ。きみはこれから6日7晩、ここで大人の男たちの精液を飲み続ける。これが『儀式』の内容なんだ」
「……」
「よかったら俺がきみの初めての『儀式』の相手になりたい。なってあげたい。きみに初めて注がれる精液は俺のもので構わないかな?」
 ヤーガはぼうっとした頭でその言葉を飲み込み、小さく頷いた。ファタルは少年の華奢な体を手繰り寄せ、そっと抱きしめる。やがて二人は静かに口付けを交わした。
「んっ……んんっ」
 少年の小さな唇をこじ開けて若者の舌が入ってくる。唇同士、舌同士が絡まりあい、泣きなくなるほどの切ない気持ちが心臓を高鳴らせていく。
 長いキスの間もにファタルの冷たい指先は少年の薄い胸板の上をゆっくりと降りていった。そして心臓の真上にある小さな突起を優しく包みこね回す。火照った体は彼の冷たい指の感触を際立たせるかのようだった。
 もう片方の手はヤーガの汗に濡れる背中に回され、彼を安堵させるかのようにゆっくりと愛撫していた。やがてその手が背中から腰、お尻へと回される。柔らかい尻肉を揉み上げられ、たまらず少年はかわいい悲鳴を上げた。
「気持ちいいの?」
「……わからない、でも……ああん!」
 戸惑いつつ唇を離したヤーガの半泣きの顔を見ながら、若者は乳首に這わせていた指をそっと下ろした。臍の近くを通り抜け、まだ陰毛も生えていない少年自身の突起物を軽く撫でる。ぞくぞくっとした感覚が背筋を駆け上がり、少年はさらに大きな悲鳴をあげた。

 * * *
317神殿娼年 ◆AjMEp4Bsfk :2010/10/03(日) 20:04:24 ID:Nfxb6BPI
 ファタルが床の上に仰向けに寝転がり、彼を手招きする。ヤーガは脇の少年がしているのと同じように、彼の顔面の上に腰を下ろした。そして自らは彼の逸物の前に顔を下ろし、反り返るソレをまじまじと見つめる。
 自分の父や村の大人の裸は見たことがあるが、ここがこんなに膨張しているのを見たことはなかった。少年自身のものと違い、先端の皮は完全にめくれて赤黒い亀頭が露になっている。
「んっ……」
 見よう見まねでその先端をそっと舌で舐めてみた。少し塩辛いが不快な味ではない。ファタルの気持ちよさそうな声を聞き、ヤーガはさらに全体を口に咥えてみた。
 熱くて固い逸物はせいぜい亀頭までしか彼の口に入らないが、それでも彼は丁寧に敏感な部分を舐め続ける。
「ふうっ!?」
 次に悲鳴を上げたのはヤーガのほうだった。両足を大きく開き突き出したお尻に若者が指をかける。褐色の肌の中にあって薄い桃色をした窄まりに彼の舌が伸び、その未知の感触にたまらず少年は逸物から口を離した。
「ふああ……ファタルさん、ダメ……汚い、よぉ」
「そんなことないさ。ほら、力を抜いて」
 少年の抗議に一切耳を貸さず、ファタルは舌で丁寧に彼の陰部を愛撫した。肛門の襞を伸ばすようにしゃぶりついたかと思うと、舌先で会陰部から睾丸にかけてを嘗め回し、さらに力の抜けた窄まりを舌でこじ開けようとする。
 ヤーガはもう、ファタルの逸物を舐めるどころではなかった。熱くたぎった自らのモノが千切れそうなぼと切なく震える。今まで意識したことのなかった不浄の窄まりも、今はさらなる刺激を求めていやらしくひくついていた。
 それをみて若者は一旦唇を菊門から離し、自らの指をそっと舐めた。ヤーガが荒い息を繰り返し、ねだる様に肛門を震わせる。ファタルの太い指が唾液をたっぷりと絡ませながらその花弁にあてがわれると、そのままゆっくりと内側へと挿入されていった。
「ふぁ! ……っ、やぁ!」
 一方通行のはずの器官に生まれて初めて異物が逆流してくる。しかし不思議と恐怖や嫌悪感はなかった。むしろぞくぞくとした快感が背中を駆け上がり、口からは甘い吐息が漏れてくる。
 彼の指が根本まで挿入された。肛門が痺れるような感覚にヤーガはただ荒い息を繰り返し、それにあわせて括約筋がひくひくと蠢きながら指を食いちぎらんばかりに締め付ける。
「ほらもっと力を抜いて」
「そ、そんなぁ……無理……ああん!」
 少年の抵抗を敢えて無視して、ファタルは指を軽く抜いた。全て抜けきる直前に僅かな角度をつけて再度挿入していくと、僅かにほぐれた菊門は幾分滑らかに彼を受け入れてくれる。それを何度も繰り返すうち、ヤーガの口からは荒く切ない悲鳴が上がり始めた。
 やがて若者は指をもう一本、少年の窄まりに滑り込ませた。括約筋が微かに悲鳴を上げるが案外痛くない。逆に、強い圧迫感、強烈な異物感は下腹部の蕩けるような熱さを一層強くした。ぶるっと体を震わせ、切羽詰った様子で少年が叫ぶ。
「ファタルさあん……何か出そう、漏れそう……」
「それでいいんだ。気にせず力を抜いて」
「で、でもファタルさんにかかって……ひあぁっ!?」
 彼の反論を無視してファタルは直腸内部に入った二本の指の先をぐっと曲げた。下腹部の熱い塊の中心をいきなり抉られ、少年は甲高い悲鳴を上げる。と同時に、数日前の精通と同様の快感が突起物を駆け抜け、勢いよく放出される。
 ヤーガは全身をがくがくと震わせながら人生で二度目の射精の快楽を味わい続けた。

 * * *
318神殿娼年 ◆AjMEp4Bsfk :2010/10/03(日) 20:05:11 ID:Nfxb6BPI
 快楽の波が過ぎ去り、力なくファタルの裸体の上にヤーガが倒れこむ。肩で息を繰り返す少年の体から指を抜くと、若者は自らの胸の上に広がった少年の精液を指で掬いとった。
 そしてまだ青い果実独特の酸味と苦味のあるその粘液を舐め取り、まだ力なくうつ伏せになったままの少年の尻に手をかける。
「……あ」
「それじゃ行くよヤーガ。力を抜いて」
「あ……ああ……いぎっ!」
 汗にまみれた褐色の尻肉がを押し広げ、その中心にある窄まりにファタルは自らの逸物を押し付けた。ヤーガの括約筋は一瞬きつく閉じあわされたが、ほどなく元通り緩んでいく。彼の息が落ち着くのを見計らって若者は逸物をゆっくりと挿入していった。
 指とは比べものにならない太さと熱さに、思わずヤーガが呻き声を上げる。肛門だけではなく直腸も強引に広げられ、未開の奥地へと掻き分けていく怒張の感触はまさに生まれて初めての体験、未知の快楽であった。
「根本まで入ったよ。どう、痛くない?」
「だ、大丈夫……です」
 ヤーガはため息まじりにそう応えた。若者の逸物は少年の直腸のいちばん奥にまで届いており、先端はその狭いくびれを貫き通そうとするかのように腸壁を圧迫している。体が裂けそうなほとの痛みは、子供から大人へと羽化する苦しみでもあるように感じられた。
 少年の返事を聞いてファタルは静かに逸物を抜き始める。直腸が空になり、正しい向きに肛門括約筋が引っ張られる感覚にヤーガは甘い息を吐く。
 だが亀頭の手前まで抜いた途端、彼は再度挿入を始めた。再び直腸が満たされていく圧迫感に少年は小さな悲鳴を上げた。
「あ、ああ……ああん!」
 異物感を和らげるために放出された腸液が潤滑油となり、徐々に逸物の出入りする速度が滑らかになっていく。粘り気のある音が結合部から響き、少年は直腸と肛門から湧き上がる痛みと快楽に少しずつ飲み込まれていった。
 一旦放たれて萎んだ下腹部の熱い快楽の膨らみが、再び膨らんでくる。四つんばいの姿勢で肛門を犯されながら、ヤーガは我知らずファタルの名を何度も繰り返し呼んでいた。
「ファタルさん……ファ、タル、さあん!」
 と、ファタルは突然、逸物を根本まで挿入したところで動きを止めた。そして訝しがる少年の体をひょいと裏返し、二人が向かい合うような姿勢にする。
 ヤーガは戸惑いつつも彼の肩に手を伸ばした。彼もまた、少年の華奢な体を抱きかかえるようにして体位を変える。
「うあ……深いいっ!」
 よく鍛えられた胸板に抱きしめられながら改めて腰を振られると、彼の逸物はさらに深く挿入され、狭いくびれすら抜けてしまうようだった。しかしヤーガはさらに足を開き、彼の挿入をより容易にしようとする。
 反り返った幼い突起物の先端からじわじわと薄く濁った液がにじみ出る。突起の裏側辺りが痺れ、震えだしているのがヤーガには判った。体がバラバラになりそうなほどの快感に溺れつつ、少年は必死に何かにしがみつこうとファタルの体を強く抱き寄せた。
「……つっ!」
 そんな少年に、若者は優しく口付けを交わす。熱い吐息が互いの喉を往復し、ヤーガは夢中で彼の唾液を啜った。やがて少年の体内でファタルの逸物が大きく震え、さらに一回り大きくなる。
 押し出されるような荒い息を飲み込みながらヤーガもまた自らのお腹の中が大きく震えているのを感じていた。
「ファ、タ、ル……さぁ……んんっ!」
「ヤーガっっ!」
 思わず相手の名前を叫ぶ。と同時に相手もまた彼の名前を呼んだ。そして次の瞬間、今までで一番深くまで差し込まれた逸物の先端から熱い液体が噴出し、少年の内臓を打ち付ける。
 その衝撃が最後の引き金となって、ヤーガは本日2回目の、そして生まれて3回目の射精を行った。

 * * *
319神殿娼年 ◆AjMEp4Bsfk :2010/10/03(日) 20:06:13 ID:Nfxb6BPI
 心臓が飛び出しそうなほどの荒い息を、少年はファタルの胸板にもたれながら整えていた。若者も激しい呼吸を繰り返しながらヤーガの頭を撫でる。ようやく言葉を口にできるようになり、少年は静かに言葉を紡いだ。
「あ、あの。ファタルさん。僕……」
 しかしファタルは指を少年の唇に押し付け、その続きを封じる。戸惑う彼に若者は身を起こしながら告げる。
「今きみが考えていることはわかるよ。俺もそうだった。……でもそれは薬湯と媚香がみせる幻覚にすぎない」
「え……」
 恋というものを知らない少年でも、ファタルとずっと一緒にいたいという思いは本物だと思っていた。しかしそれを当の彼自身に否定され、ヤーガはただ呆然とファタルの瞳を見つめる。
「初めての相手にはどこか特別な想いを持つものさ。でもそれをいつまでも引っ張っちゃいけない。いいかい、これはあくまでもきみが大人になるための『儀式』なんだ」
「で、でも」
「大丈夫、これからここで何十人もの男を相手に『儀式』をすることになるけど、最後のほうには俺のことなんてすっかり忘れているさ。……俺ももう、きみのことは忘れることにする。またきみの村に立ち寄っても、僕ときみの間には何もない」
「そんな……」
 知らず知らずのうちにヤーガの頬を涙が伝う。ファタルはあの困ったような子供っぽい苦笑を浮かべ、その涙を優しく拭った。そしてもう一度軽い口付けを交わすと、ゆっくりと立ち上がり出口に向けて歩き出した。
 待って……! ヤーガは慌てて立ち上がり、途端に激しい眩暈を起こした。そのまま床に倒れこみ意識をなくす。再び目を開いたときには既にファタルの姿はどこにもなかった。
 代わりに別の男達が彼の体をまさぐっている。乱暴な口付け。強引な愛撫。ファタルとあまりに違う乱暴で一方的な行為。
(……ファタルさんじゃない。ファタルさんじゃない……のに、どうして? 気持ちいい。お尻が蕩けるような感じがする。ファタルさんじゃないのに……あれ、ファタルさんって誰だっけ?)
 それからヤーガは昼夜の区別なく大勢の男に犯された。何人の相手をしたのか、何回犯されたのかすら判然としない。ただ怠惰な肉欲の日々は永遠にも一瞬にも思えた。しかしある日、幾度目かの気絶から回復すると、そこは最初に通された神殿の広間だった。
 儀式が終わったことを神官から告げられ、言われるがままに儀式の内容を他言しないよう誓わされる。そうして神殿の外に出たヤーガは、数日ぶりにみる太陽の眩しさに目を細めた。
(……そうだ、ファタルさん!)
 しばらく神殿の前でぼうっと立っていた彼の脳裏に、あの優しい微笑みが蘇る。うろ覚えで通りを駆け抜け、隊商たちの溜まり場となっている市場に駆け込んだが、そこには既にファタル達の隊商の姿はなかった。
 その後、ヤーガは自分の村へ向かう別の隊商を見つけ、村に帰った。以後彼は二度と村から出ることなく、平凡ながら幸せな人生を送ったという。

 了



 以上です。単発投下、失礼しました。
320名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 21:12:07 ID:/LJiKNzV
すばらしい
321名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 00:23:43 ID:5csqcPuT
(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
いいおかずになりました。
322名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 00:27:06 ID:xjhiiUP6
た、単発投下で失礼と思うなら、また投下すればいいじゃないっ




ま、待ってるんだから・・・////
323名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 02:39:40 ID:6kMmrAoL
GJ!早速抜いて来ました。うおおおオリエンタル少年大好きだあああああ!!!
324名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 12:34:04 ID:dgsa09np
すばらしい
余韻もいいね
325名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 19:57:48 ID:KSOUVYNA
なんか燃血で燃えるやつとかない?
326名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 21:48:48 ID:H+E8Gmo3
>>325
誤爆か?ていうか、IDすげえww
327名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 22:29:40 ID:Z5oy4472
>>325
燃える奴なんかないぞ。
萌える作品ならいっぱいあるが。
328名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 22:32:03 ID:Z4pVybsW
チンポスの血が熱くなる作品ならたくさんあるじゃないか
329名無しさん@ピンキー:2010/10/09(土) 22:40:26 ID:8gFdgPSE
お兄さんとショタの熱いセックルバトル!
イクかイカされるか、お兄さんのテクニックと若さに任せたショタのリビドーのぶつかり合い!
戦い終えて芽生える友情、はたまた愛情?
そして忍び寄る新たなるライバルの影・・・

こんな感じのヤツ?
330名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 01:47:43 ID:LojRNzBp
>329を具体的に想像してみた

「俺のターン!<脱衣命令熱視線>!!」
(うぅ、抵抗しないと、お兄さんの熱いまなざしに負けて脱いじゃうっ!)
「ぼくのターン!<困った顔で上目遣い>及び<許してお願いのポーズ>で防御力UP!!」
「ふっ、やるな。しかしそれはこちらの『劣情レベル』と『嗜虐心ポイント』の双方を上げてしまう諸刃の剣!」
「ああっ?! それはまさか、伝説の超レアアイテム<ビッグ・コック>!!」
「さらにレアアイテム<バイア・グラ>と合わせることによりレベルアップ! 膨張率・持続力・強度がマキシマムになる!!」
(こ、こんなので攻撃されれば一発でOUTだっ・・・)
「ぼ、ぼくのターン! <素肌にワイシャツ>プラス<ウブな愛撫>発動! これによりさらなる興奮を呼び、<ビッグ・コック>の暴発を誘う!!」
「なんだとおっ?! 圧倒的な不利にありながら視覚と触覚の双方に働きかけ一発逆転を狙うとは!! さすが天才ショタの異名を持つだけある」
「いける・・・! <濡れたまなざし>と<桃色素肌>、それに<熱い吐息>をセット! このトリプルトラップからは逃げられない!」
「常人ならここで暴発、ゲームエンドだったろう。だがお兄さんチャンピオンを侮ってもらっては困る。特殊スペル<素数を数える>っっ!!!」
「なんだ?! あんなにいきり立っていた<ビッグ・コック>が鎮まっていく?!」
「お前は小細工を弄しすぎた。<ビッグ・コック>の効果発動<シンクロ・エレクト>!!」
「な、なんてこと・・・・・ぼくの、ぼくの<フェアリー・コック>がぁ・・・・っ!」
「俺を興奮させようと図るあまり、自分も興奮していたことに気づかなかったのがお前の敗因だ。さあ、最後の切り札<キューティ・アナル>を出すがいい!」
「くっ!! あれはライフの消耗が激しすぎる・・・! でも、負けるわけには!!」
闘いはクライマックスに達し、搾り取ろうとするショタとイかせようとするお兄さんの最後の攻撃が交差する。
それを見守る一つの影があった。
「ふふふ・・・このオヤジキングの高みまで上がってくるがよい、二人とも。そのときこそ究極の<アーーーッ!>を授けよう」
「イクぞっっっ!!」
「ふあああああああああっ!!」
崩れ落ちる二つのシルエット。やがてよろよろと立ち上がったのは・・・・
331名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 10:21:18 ID:RBY5Zm/Z
熱血っつーか単なる遊戯王系じゃねーかww
332名無しさん@ピンキー:2010/10/10(日) 20:07:41 ID:+wX4MO3X
やんちゃ腕白系のショタがプロレスごっこしてるうちにチンコ勃って
エロに突入する展開ですね分かります!
333名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 00:42:55 ID:+HijeIlx
>>319
元ネタはおそらくこれか…?
http://jack4afric.exblog.jp/8986743
畜生…先を越された…

何はともあれGJ、抜けたよ
334名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 00:59:40 ID:6Ve067bo
>>330
ふむふむ
で、続きは?
335名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 06:07:21 ID:0OSM7OMp
某ニュースから不謹慎ながら妄想したネタ


鉱山で落盤事故が起こり、若い作業員数名と幼いショタが地中に閉じ込められる。
ショタは現場の近くにある弁当屋の息子で、頑張って働いている作業員の為に
毎日弁当を届けにくる心優しい子。
おまけに桜色の肌とリスみたいなぷくぷくほっぺ、キラッキラの目をしたとびきりの美少年。

現場内の様子は外から特殊なカメラで映されてて、毎日ニュースで放送される。
世間の注目度も高く、常に全世界に生中継されてる状態。
となると男達も下手にオナニーなんてできない。

最初こそショタを中心に皆穏やかに過ごしてるけど、そんな生活がずっと続くと皆ムラムラしてくる。
若い男だから性欲は溜まるし、おまけにショタは物凄く可愛い。


そしてある日、ついに1人が我慢の限界を迎えてショタを襲う。
彼は普通に女好きの多い作業員の中で、一人だけそっちの趣味があったんで、我慢できなくなったらしい。

ショタは皆が溜まってるのはずっと前から気付いてて、
それを解消する手伝いが出来るなら、って思って抵抗しない。
「いたっ……!あ、あはは、お兄ちゃん大丈夫。そんなに必死に掴まなくたって、ぼく逃げたりしないよ」
とか言ってニコニコして、全然つらくなさそうに振る舞う。

男達は、ショタのそんな健気さに後ろめたさを感じながらも、一方で欲情してしまう。
そっちの気がない人間でも、限界まで性欲が溜まった状況では、元々可愛いショタが天使に見えてしまう。

で、どうせオナニーしたって中継されるんだから、もう我慢せず襲っちゃおうって事でショタを輪姦。
世界中に中継される中で。
まぁさすがにニュース番組とかの公の場所では急遽放映中止になったけど、
撮影自体は中の様子を知る唯一の手段だから止める訳にいかなくて、変わらずネットとかで流される。
だから結局、世界中に配信されてる状況は同じなわけ。
336名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 06:08:19 ID:0OSM7OMp
綺麗な桜色のアナルに、溜まりすぎて破裂寸前にまで勃起しきった物が抜き差しされる。
ショタは始めは痛そうに指を噛んでたんだけど、だんだん慣れてきたのか気持ち良さそうになる。
あんっ、あんって可愛い声で喘いだりもする。

ぶっといチンポで菊輪をヌコヌコされる感触も良いし、何より「お兄ちゃん」達が皆自分に夢中になって、
めちゃくちゃ気持ち良さそうに腰を使ってるって状況もショタには嬉しい。
人の役に立ってるって感じで。

で、そういう心身共に気持ちいい状態の中、尻穴に入れられたり口に咥えさせられてるうち、
ショタもちっちゃいアソコを勃たせて真っ白な新鮮ザーメンを射精しまくっちゃう。
何だかんだいってもオトコノコだし、溜まってるから。

その前立腺を扱かれての射精の快感がトドメになって、ショタは本気で同性とのセックスにはまっちゃう。
腸内をきゅんきゅん締めたり、まだ青い尻をいやらしくうねらせたり。
フェラチオも手に大事そうに抱えて、汁の一滴まで啜るように丁寧に舐めしゃぶるようになる。

そのセックスの様子を、世界中の人間が固唾を呑んで見守ってしまう。
その映像がネットに流れたことで、世の同性愛者が300万人は増えたって統計が後に発表されたぐらい。

で、そういう濃厚なラブセックスをたっぷりとやり続けるうち、救援作業も上手くいって全員無事に救助。
幼い子供を集団で犯したってのは問題ある行為だけど、極限状態下での錯乱って事でお咎めはなし。
作業員も皆、すまない事をしたって反省の意を示してたし。

ただ一個だけ困ったのは、ショタがすっかりそっちの性癖に目覚めちゃったこと。
同時に映像を通じてショタ自体が同性愛界のセックスシンボルみたいになってて、
少年はたまらずその世界に踏み入れちゃう。
そして歴史に残る変態お兄ちゃんのアイドルとして、幸せーに暮らしたとさ。

めでだしめでたし。
337名無しさん@ピンキー:2010/10/12(火) 23:13:19 ID:6Ve067bo
>>336
本当にそういう世界になったらいいよなwwww
338名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 00:45:27 ID:pp9isyl/
>>336
ショタっ子の親を除いて皆がハッピーだなwwwww
339名無しさん@ピンキー:2010/10/13(水) 08:32:58 ID:zYAy5C+l
>>338
お父さん!息子さんを僕にください!
340名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 13:47:28 ID:jSTVpQ0U
親父「うるせーケツ出せ」
341名無しさん@ピンキー:2010/10/14(木) 15:27:25 ID:i0lDQrxs
>>340
お父さん!僕を息子さんにしてください!
342vvvf:2010/10/14(木) 15:36:20 ID:/wZ0YbwK
C:\Documents and Settings\Owner\デスクトップ\my.携帯\090729_1512~0001.jpg
343名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 01:03:21 ID:RfGtYSw5
しかし、スレを通して言える事だが、攻めお兄さんにバリエーションが少ないな。
鬼畜なイケメンか鬼畜なオッサンしかいないじゃないか。
344名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 02:43:47 ID:Pf1XukMi
そんなことないよ
345名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 07:33:32 ID:89EZGGKD
優しいお兄さんもけっこういたような気がするけど。
ショタに突っ込んでる時点で鬼畜と言われたらまた別だがw
346名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 18:31:20 ID:pF/2V2va
>>343
ドMショタに逆調教されるヘタレお兄さんを書いてくれるんですね
わかります
347名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 18:48:29 ID:dO9COevq
エロさというのはやはり事後の描写に尽きるな。
尻まんこはがばがば、脳みそも表情もとろとろで体もヒクヒク痙攣しっぱなしのショタを、優しく労わるお兄さんの描写だけで3発は抜ける。
348名無しさん@ピンキー:2010/10/15(金) 23:30:33 ID:gqeD7jeW
邪悪ショタや鬼畜ショタが好きなのですが……お勧めは?
349名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 21:16:34 ID:E47wYCk8
邪悪でも鬼畜でもないような気がする

今夜もまた、ヤツが来る。
「お兄ちゃん。今夜も、いいよねっ」
「おいぃ・・・もう勘弁してくれよぉ〜」
昨日に続いての来訪に頭を抱える。
だがこのガキはこちらを気にすることなく、するするとパジャマを脱いだ。
「へへっ、いいでしょ。下着ないからコレ脱いだらすぐできるんだよぉ。あ、白靴下はお兄ちゃんの好み通り履いたままね」
「うっ・・・」
自分好みの可愛い男の子にこんなことをされて、萌えない者はいない。
だがまた欲望に負けるようではまた浪人が確定してしまう。
しかし追い出そうにもコイツはこのアパートの大家の孫だ。また合鍵で入ってくる。
「お兄ちゃんがいけないんだからね。男の子たちがお尻マ○コでエッチしてる本なんて置いておくから」
そうだ、こいつが俺の部屋に留守中勝手に押し入り、秘蔵本を盗み読んだのが発端だ。
「そして興奮したぼくを、ムリヤリ・・・」
確かにこちらにも非はある。
だが受験のストレスを抱えていた上、部屋に帰ったら可愛い子が夢中でチンチン握りつつアナニーしてるのを見たら、夢だと思って襲いかかってしまっても無理ないのでは無かろうか。
抜かずの六発のあいだに辛そうな声が桃色の喘ぎに変わり、最後にトコロテンでフィニッシュしたのだから素質も相性も抜群だったのだろう。
それからだった、コイツが毎日ここに訪れるようになったのは・・・
「昨日、もう最後だと言ったろう!」
「へえ〜、コレを見てもそういえる?」
そうして見せられたのはハンディカメラ。
イヤ〜な予感に襲われつつ再生機能をONにしてみると、最後の思い出にするからと無理やりやらされたSMプレイがばっちり映し出された。
『縄がキツイよぉ!』
『お浣腸だめぇっ! うんちでちゃううっ!!』
『ぼく・・・お兄ちゃんの奴隷になります・・・お尻にお×ん×ん入れられるなんて、ううっ!!』
エグいシーンが延々続く。
むろんコイツが俺にSMの演技指導したりするシーンや棒読みのセリフを言ってるところは全部カットされている。
やけに芝居がかった言葉を大声で叫ぶと思ってはいたが、知らないうちにビデオをセットしてたとは・・・
「お巡りさんにコレを見せたら・・・わかるよね」
ちくしょう、わかりすぎるほどわかるとも。
やりきれない怒りがこみ上げてくる。
それを消すには、目の前で頬を火照らせ幼いチ×ポをはやくもピクピクさせてるコイツをいたぶるしかなさそうだ。
さいわい、昨日コイツが置いてったままのSMグッズがあった。
「どうせ捕まるなら、思い切りやってやる! 縛ったら浣腸して、そのままケツマ○コしてやるからな!!」
「そうそう。お尻をたくさん虐めてくれたら、黙っててあげる。さあ縛って! 浣腸して! 犯してえっ!!」
いつの間にか本棚にまたセットされていたビデオを横目に、俺は腰を激しく動かし続ける。
きっとコイツは本にあったプレイを全部やらせるつもりだろう。
強制女装や野外調教、複数プレイにショタ乱交。
どれも危険なプレイだし、ばれても被害者面して自分だけ逃げるんだろう。
もう大学はきっとダメだ。社会人にもたぶんなれない。
コイツが飽きるか俺が捕まるまで、続けるしかなさそうだ。
「キツい・・・おなか痛・・・お、お尻ひっぱたかないでぇっ! 舐めっ!? お×ん×んこすられたらっ!! イックうううううううう!!!」
淫乱な悪魔に喜悦の悲鳴を上げさせながら射精する。
そして全身の穴という穴からあらゆるモノを垂れ流しつつ絶頂する痴態を見下ろしつつ、罠に落ちた獣のように咆えた。
次はもっともっと酷いことをしてやる。
お前が俺を捨てようなんて思えないくらいにな。

fin.
350名無しさん@ピンキー:2010/10/16(土) 21:57:59 ID:C6zuCdsd
>>348
保管庫のお兄さん受けの子とか、ジリオンのベネドくんとか。
>>349
GJ。意地悪狡猾ショタたまらんわ
351 ◆owucCa3b8sqR :2010/10/17(日) 00:17:28 ID:K/q3qazZ
【狼と香辛料 ロレンスxコル】

で投下します。
よろしくお願いします。



 旅に連れがいることの楽しさには劣るものの、やはり取引で儲けを出すということは快感だ。
 口元が自然に笑ってしまうが、幸いなことに今はそれをからかううるさ方はいない。
 トレニー銀貨を気前よく渡して、晩飯の品定めでもしておいてくれと言っておいたからだ。
 ホロのことだからきっと町一番の酒場で、一番上等な席を取っていてくれることだろう。
 そして今ロレンスの口元が緩んでしまっているのは、なにも今日の儲けのせいだけではない。
「コル」
 小さく呼びかけると、小動物よろしく素早い動作でこちらを見上げてくる少年。
 今二人がいる部屋は、この宿屋でも上等なほうで、大きな窓からは西日が差し込んでいた。
 言葉を継がずにいると、コルはすぐにロレンスの言いたいことを察してくれた。
 少しうつむいて視線をそらすと、遠慮がちに返事をした。
「はい」
 ロレンスの前にひざをつき、慣れた様子でズボンのベルトを外してゆく。
 実はコルにこうして奉仕をさせるのは、今日が初めてではない。
 ホロの目を盗んでは、時折こうして旅生活で出せずに溜まった欲望を処理してもらっている。
 金のない身に押し付けるのは申し訳ないとも思ったが、現実問題として溜まったものは処理しなければならない。
 コルもそのことを了承してくれていて、今まで一度も嫌がるそぶりを見せたことがなかった。
 ふとロレンスは気になって聞いてみた。
「お前、こういうことするの嫌じゃないのか?」
 今さらだがな、と付け加えたロレンスに、コルは笑って答えた。
「確かに恥ずかしいです。でもそれよりも、嬉しい気持ちのほうが強いです」
 本当になんでもないことのように笑うコルは、それが虚勢や強がりでないことを物語っていた。
 元より嘘はつけない性格の少年だ。
 だが、なぜと思う。
 教会法学博士を目指しているのが村を救うための方便だからとしても、生理的な嫌悪感とかはあって当然だ。
 それを嫌な顔ひとつせずに、それどころか喜んでいる風でさえあるのは、どういうことなのか。
 コルは手際よくロレンスのズボンを下ろしながら、恥らうように頬を赤くする。
 ホロの真の姿を見ても物怖じせず、無邪気に喜ぶような少年だ。ホロを賢狼として崇拝している様子すらある。
 そんなホロを連れとして共に並んでいる自分は、コルからどう見えているのか。
 これまでの道程で、ホロと並ぶに相応しいくらいには認めてもらえてるのかもしれなかった。
352 ◆owucCa3b8sqR :2010/10/17(日) 00:18:14 ID:K/q3qazZ
「それでは、失礼しますね」
「うっ」
 取り出された一物をうやうやしく手に取り口に含むコル。ぬらついた口腔の感触に、思わず声が漏れてしまった。
 傷口を舐めるかのような慎重で優しい愛撫なのに、しっかりと口内を締め付けてほどよい刺激を与えてくる。
 ロレンスは下半身が痺れて溶けてしまいそうなほどの快感を感じていた。
 コルはリスのように頬を膨らませている。
 怒張したロレンスの一物を収めるのは苦しいに違いない。だがそんなそぶりも見せずに一心に口を動かしている。
 コルはロレンスのモノを咥えたまま、ロレンスを上目遣いに見上げた。
 気持ちいいですか? と問うているに違いない。ロレンスは自然に笑うことができた。
 それに気を良くしたのか、コルは口を動かす速度を速めてロレンスを責め立ててくる。舌を裏筋に這わせて激しく吸引されれば、ロレンスとて情けない声を上げるしかない。
「う……あ……」
 最初の頃こそ、ロレンスが声を上げるたびに心配そうに中断しては声をかけてきたものだが、最近は声を上げるのは気持ちいいからだと覚えたらしい。
 物覚えの早さは理解していたつもりだが、正直ここまで上達するとは思っていなかった。
 早くもロレンスは欲望の塊が急速にせり上がりつつあるのを感じていた。
「ぐっ……コルっ!」
 切羽詰ってコルの髪を強引に掴んでしまうが、構う余裕はとうに失われていた。コルも多少驚きに口内を震わせたが、構わずに愛撫を続ける。
 ロレンスはついに耐え切れなくなってコルの頭を押さえつけ、その喉奥に向かって激しく腰を打ちつけた。
 精液がほとばしるのを、何度か腰を震わせて出るに任せたまま、余韻に浸った。コルは流し込まれるままに喉を嚥下させていた。
 たっぷり数十秒そうしていた後、ようやく開放するとコルは口の端から白濁を垂らして恥ずかしそうに微笑んだ。
「コル、こっちへ」
 ベッドに腰をかけ、コルを隣に座らせる。
 こんな健気な少年に、なにかしてやれることはないだろうかと思った。
 コルはおとなしく横に座り、清潔な布で唾液に濡れたロレンスの一物を拭こうとしてきた。
「うっ、いや……それはいい。今度は俺がお前を気持ちよくしてやろうと思ったんだ」
 コルはすぐに理解が及んだようで、頬を赤くしてうつむいてしまった。
 それはそうだろう。下の世話をしてもらうというのは、それが初めてなら恥ずかしくないわけがない。
 だが自分でするより格段に得られる快感は大きい。単なる処理ではないその楽しみを、コルにも知ってもらいたかった。
「恥ずかしいのはわかる。だがいつもしてもらってばかりというのも座りが悪い。商人の取引はいつだって何かをもらえば代価を払うものだ」
 コルはうつむいたまま返事をしない。だが否定の言葉もない。
「本当に嫌なら言ってくれて構わない」
 コルは首を振った。
353 ◆owucCa3b8sqR :2010/10/17(日) 00:18:56 ID:K/q3qazZ
 だがその体が緊張で強張っているのに気付かないロレンスではない。
 本当に、健気な少年だ。
 ロレンスはやれやれと思いながら、ゆっくりと、ゆっくりと、まるで全財産をかけた商品を扱うような慎重さで、そっとコルの股間に手を触れる。
 その瞬間、コルがびくっと震えたのがわかった。コルの股間は期待に膨らんでいた。
 コルの緊張を解きほぐすように、優しくそのふくらみを撫でてやる。
 コルはされるがままにしていたが、やがてその口から小さな声が漏れ出した。
「あっ……あぁ……」
「心配しなくていいんだ。お前が俺に喜んでもらいたいと思ってくれたように、俺もお前が喜んでくれると嬉しいんだ」
 コルはゆっくりとその顔を上げて微笑んだ。その目は涙に潤んでいた。
「……はい」
 ロレンスはその返事に安心してから、コルのズボンの紐を解く。布一枚と紐だけの簡素なズボンだ。雪が降ればさぞ寒いに違いない。
 ズボンを下ろして現れた股間のそれは、すでに膨らんでいたがロレンスのそれとは比べるべくもない大きさだった。
 皮に包まれたままのペニスを軽くつまむと、コルはそれだけで大きな声を出した。
「怖がらなくていい。そのまま身をまかせればいいんだ」
 くにくにとふたつの指で揉んで、指先で裏筋をノックする。コルは小さく鳴いた。
「あっ……うぁ……ぁ」
 そして親指と人差し指でリングを作り、本格的にしごきあげる。
 最初はゆっくり、だんだんと速く。
「あああっ! ロレンスさん、ぼくもう……」
 おそらく無意識なのだろう、コルは開いている手でロレンスのシャツを強く掴んでいた。
 その顔は羞恥と快感に染まっている。
「我慢しなくていい。ほら」
 コルのペニスを、ラストスパートに向けて激しくしごき上げる。
「うっ、あああっ! ダメです! 出てしまいます! ああっ!」
 コルの背中が大きくのけぞり、大きく体を震わせると同時に、この小さい体のどこに溜めていたのだろうとおもうほどの精液が宙へほとばしった。
 ペニスを握るロレンスの手にも射精の律動が激しく感じられた。激しく熱を持って脈打つそれは、全てを吐き出し終えるとゆっくりとしぼんでゆく。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
 見た目よりもずっと体力のあるコルが明らかに消耗していた。強すぎる快感に当てられたせいだろう。
 ロレンスは悪戯っぽく言ってやった。
「大丈夫か? 少し寝ておくか?」
 コルは秘密を共有する者の笑顔でこう答えてくれる。
「あんまり待たせると、ホロさんが怒りますよ」
「違いない」と笑い、急いで後始末を済ませて身支度を整えるのだった。
354 ◆owucCa3b8sqR :2010/10/17(日) 00:19:35 ID:K/q3qazZ
以上です。
355名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 01:01:00 ID:35TTJdfX
もつかれ
コル可愛いじゃないかwもっといじめてやってくれw
356名無しさん@ピンキー:2010/10/17(日) 20:10:28 ID:fHNVhMLO
コルの尻穴にぶっといマグナムをブチ込んでやってくださいロレンスさん
357名無しさん@ピンキー:2010/10/18(月) 04:11:00 ID:aNrk4vWN
>>349
これはたまらん
狡猾ショタいいねえ
ショタ乱交も気になる(クラスメイト連れて来るのか?)
ショタっこに破壊されるお兄さんの未来がうらやましいわwww
358名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 00:06:47 ID:pH6X1mBF
349の続きみたいなの

<ヘタレ兄ちゃんと、淫乱なぼく>

「もうガマンできないんでしょ? 覚悟を決めてよ」
「で、でもよお・・・」
ん〜もう。
限界なクセにまだ渋る兄ちゃんのチャックを下げてお×ん×んを取り出し、一気に咥える。
それで兄ちゃんはやっと諦めて、ぼくの口の中にオシッコをしはじめた。
しょっぱくて生臭いニオイのする、兄ちゃんのお×ん×んとオシッコ。
ホットなそれをゴクゴク飲み、ぼくはやっと兄ちゃんの便所にしてもらえたことが嬉しくてたまらなかった。
「ぷはあっ。○学生のおクチにこんないっぱいするなんて、お兄ちゃんもけっこう鬼畜だよね」
「な、な・・・オメーがこの公園のトイレに俺を連れ込んだんだろが! しかも来る前にコーヒーをガブ飲みさせやがるからっ」
おまけに利尿剤も仕込んどいたんだけどね。それはナイショ。
後始末に兄ちゃんのお×ん×んをレロレロチュパチュパしてると、だんだん固くなってきた。
やっぱり兄ちゃんは、基本的にぼくみたいな可愛い子に興奮するんだ。
ぼくがこんなになったのは、うちのアパートを借りてる兄ちゃんが隠してた少年本を読んだせいだけど、いまではこっちの方が上。
インターネットでその手の資料をあさるうち、ぼくはいつもチ×ポを固くしてマゾ奴隷にされるのを夢見るドヘンタイになっちゃったっていうのに、兄ちゃんの少年SM本なんていまだに2,3冊しかない。
おまけにぼくをレイプしておいて、もう関係を止めたいなんてふざけたこというから軽く脅しといたけど、やっぱりご主人様は兄ちゃんがいいんだ。
でも焦りは禁物。少しずつ少しずつ、過激なプレイに慣れてもらわなきゃ。
「ホントに、するのか」
「するよー」
なんのためにこんなトコに来たんだか。
シャツのエリに隠れてるけど、ぼくの首には革の首輪が嵌ってる。
それもペットショップのじゃなく、SMショップの通販で買ってもらった本格物。
兄ちゃんは一週間分の食費がどうとかグチグチ言ってたけど、やっぱりこれにして良かった。
肌に吸いつくような感じで、思わずボッキしちゃったもの。
本当は真夜中に真っ裸にされて首輪だけで散歩、っていうのを予定してたのに兄ちゃんがブルって、結局午後7時に普通の服装のまま公園で、っていう中途半端なことになった。
首輪をするのだけは譲らなかったら、妥協案として隠して嵌めるってことに。
仕方ない。いまはご主人様として奴隷を屋外調教する度胸をつけてもらうことが優先。
首輪のリードはシャツの長袖に通して袖先からちょこんと出し、その先っぽを握ってもらう。
これで傍からは一見手を繋いでるだけのようにしか見えないはずだ。
「ねえ、いけないお散歩、はじめよ?」
「お、おう」
もっとどっしり構えてればいいのに、そんなにオドオドしてちゃまるっきり不審者だってば。
それでももう日もとっぷり暮れて、おまけに人気もない公園の暗闇を歩いてるうち、兄ちゃんも落ち着いたみたいだった。
そろそろいいかな。
「お兄ちゃん・・・ぼく、オシッコしたいよぉ」
「なんだ、さっきのトイレでしとけばよかったのに。ここらにはないぞ」
もちろんそれは知ってます。
「まあ誰も見てないし、そこらで・・・」
「いまはぼく、お兄ちゃんのペットとして散歩させられてるんだよね?」
「ペットておま・・・」
「じゃあ飼い主として、どこでさせるか決めて。それに、してる間しっかりヒモを握って、するところを見ててね」
兄ちゃんにはぼくを奴隷として管理してるんだってこと、ちゃんと認識しておいてもらわなきゃ。
草むら、ベンチの陰、木立の裏を次々示す兄ちゃんにNGを出し、ようやく街灯の下へ。
「おいっ、こんな明るいところで」
街灯に煌々と照らされ、兄ちゃんに見つめられながらオシッコさせられる、そう思うだけでぼくのチ×ポはより固くボッキする。
本当は四つん這いで無理やり引き回されて、オス犬のように片足上げてオシッコさせられるのが理想だったんだけど、首輪に繋がれたまま放尿ってだけでもけっこう興奮していい。
ガチガチに固くなったチ×ポを出し、街灯の根元めがけてオシッコする。
ボッキのせいでなかなか上手く出ない。チョロチョロ、ジョバ、ジョバッてヘンな出方のままオシッコを続ける。
359名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 00:09:53 ID:pH6X1mBF
あ。
見てる。見てる。見てる。
兄ちゃんが大きく目を開いて。
ズボンの前を、はっきりと膨らませて。
もっと見て。ショタマゾ奴隷のとっても恥ずかしい、おしっこ。
「あーん、恥ずかしいぃぃぃぃぃ・・・」
やった、成功! 兄ちゃんの息はとっても荒くなってる。
兄ちゃんの目がいつものヘタレから、強姦のときの野獣に変わったのが夜目にもわかった。
「は、柱にもたれたままケツを後ろに突き出せ、この小悪魔! ションベンしながらエロい目で誘いやがってこの淫乱マゾがぁっ!」
街灯の明るい光の中だっていうのに、誰かが通りがかれば即通報即逮捕なのに、野獣兄ちゃんはぼくのズボンとパンツを下ろすと唾もつけずに突っ込んでくる。
「ああんっ、激しすぎるよぉっっっお兄ちゃん!!」
本当はあらかじめ腸洗浄とかの下準備が必要なんだよ、兄ちゃん。今回はぼくが自分でやっておいたけどね。
兄ちゃんは無我夢中でぼくをファック、ファック、ファック。
途中射精してもそのまま続けるタフネスさが兄ちゃんをご主人様に選んだ理由の一つだ。
「あひいいぃぃぃっっ!! ぼくもイクッ! イッちゃうう!!」
兄ちゃんはぼくを凌辱しながらチ×ポを弄り回したので、ぼくもたまらず絶頂してしまった。
なのに兄ちゃんはなおもかまわず腰をガンガン打ちつけてくる。
あまりの快感にまたボッキしたぼくのそれを、兄ちゃんは再びイジメはじめる。
なんだかぼくはとても切なくなって、とうとう泣いてしまった。
「どうだ、思い知ったかこのガキ! オトナを、年上を誘惑してからかいやがって、ちょっと激しくされたらもう泣きが入るクセに・・・くそ、気持ちよすぎんだよこの野郎!!」
キレてる。完全に。
でも野獣な兄ちゃんはとっても素敵だ。いつかはクールに、冷酷にいたぶってくれるようになって欲しいけどね。
この涙だって、辛いからじゃない、嬉しいからなんだよ、兄ちゃん。
「あうう・・・ぼくは、お兄ちゃんの従順なペットで奴隷ですっ・・・だからもっと、お尻でセックスしてご主人様ぁっ!!」
あ、車? いや向こうの方で通り過ぎるだけ。歩行者の気配は相変わらずなし。
OK、このままフィニッシュまで大丈夫そうだ。
「アアッまたイキそうですお兄ちゃん! お兄ちゃんも一緒にキてえええぇっ!!」
「畜生、この淫乱ケツマ○コめ! 喰らえええ!!」
ぼくが精子を飛ばすのと同時にお尻の中で兄ちゃんがビクビクと跳ね、暖かいものが溢れてくる。
でもやがて、もっと熱いものが大量に注ぎ込まれてきた。
「これ・・・オシッコ?! まさか、最後に温泉浣腸なんて・・・っっ!!!」
「ス、スマン! どうしても止まらんのだ!!」
野獣になってガンガンファックしてたせいで気づかなかったんだろうけど、出がけに服ませた利尿剤がまだ効いてて、最中も膀胱がパンパンだったに違いない。
だから最後の射精の後、弛緩すると同時に放尿しちゃったんだろう。
「スゴい、お腹いっぱい・・・男は度胸、何でも試してみるモンなんだね」
「お前はなにを言ってるんだ!?」
すっかり元に戻っちゃったヘタレ兄ちゃんだけど、ぼくは満足してた。
トイレまで戻ると和式の個室に入り、兄ちゃんに最後のお願いをする。
そしてちっちゃい子みたいに股を広げて抱えられた姿勢で、お尻から兄ちゃんのオシッコを垂れ流しながら、こんどはその優しさに甘えた。
兄ちゃんはキレたのを悔やんでるみたいだけど、次はもっとキレてもらうつもり。
だって、こんどは興味津々の友だちを誘って複数プレイなんだから。
可愛い男の子は誰だって、いつだってマゾ奴隷になりたがってるんだよ。
だから次はもっとしっかりご主人様してね、兄ちゃん。

fin.
360名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 03:32:18 ID:YcQ47sus
>>359
GJ!!抜けた。
ショタ+スカは最高。
361名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 03:55:36 ID:Tyk7VMpF
>>359

ショタ目線ってイマイチ興奮しないな…
362名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 06:34:43 ID:Sj/5VXEG
YJSNPIならぬYJONlCHNですね
363名無しさん@ピンキー:2010/10/19(火) 11:42:06 ID:VeTAu3OE
俺は好きだけどな、ショタ目線
心情の描写とか、かき回されてる中の状況とかを実況してくれたりするのはたまらん
>>359GJ
364名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 00:37:06 ID:vppZQtIX
>>358
続きキタコレ
ある意味すげえ健気だねこのショタっこ
これも堪能させてもらいました
365名無しさん@ピンキー:2010/10/20(水) 01:08:22 ID:M5ZjEPaf
なぜか>>359にレスばっかだったので>>364にホッとした
366TT:2010/10/23(土) 22:57:06 ID:YL8eQ2tc
某談話室で世界の同性愛文化をあれこれ見てたら我慢できなくなった。
一晩で書いたから何かおかしいところあるかもしれん。あと、少しハードなんで一応注意。


『戦士の儀式の夜』

日が暮れる頃、砂塵吹き荒れる荒野で暮らす屈強な戦士の集落で、ある儀式が始まろうとしていた。

古くからのしきたりどおり、今宵、『戦士の儀式』がおこなわれるのは、今はもう使われてはいない
古代の闘技場跡地だった。
「さ、ここで服を脱いで。」
「は、はい……。」
祭司から言われるままに、唯一の着衣である腰布を解いたのは、まだ背丈も生えそろわない少年だった。
健康的に日焼けした肉体には幼さが残り、筋肉もつきかけでまだまだ戦士としては未成熟だ。
股間に生えたものには半分皮が被っている。
「アルタ、ここでまもなく儀式が始まります。あなたの師匠もすぐに参るので静かに待つよう。いいですか?」
「はい、司祭様。」
アルタ、と呼ばれた少年は、石造りの一室に入れられた。中には煌々とあたりを照らす松明と、柔らかな毛皮の敷かれたベッド、
そして、その上におかれた小さな箱があるだけだった。
(あの中には……多分師匠が使うものだ。見ちゃいけない…。)
アルタは深呼吸して、師匠が現れるのを待った。松明の火がじりじりと熱気を発し、アルタの肌にはじんわりと汗が滲む。


扉が開いた。そこにはアルタよりも一回り半は大きい、屈強な体躯をした青年が立っていた。
「ごめんな。遅くなった。」
「あ…、オ、オルグスさん。」
オルグスもまた裸同然であったが、腰には硬い皮で作られた皮具が付けられたままだ。
戦士のみが付けられるこの下着はいわば貞操帯のようなものであり、この儀式の晩のみ、外すことを許される。
「師匠……い、いよいよ、やるんですね…。」
「ああ、戦士としての、お前の大事な一歩だ。まずはこれを外してくれ。」
アルタは師匠の下着に手をかざし、その封印を解いた
367TT:2010/10/23(土) 22:58:35 ID:YL8eQ2tc
戦士の儀式。それはこの集落で毎年行われる大きな儀式だ。
弟子の見習い戦士が14の年に達した時、一人前の戦士として勇猛で猛々しくあるようになるため、
その師匠は弟子と交わり、弟子の中に種を付けねばならない。
古来より戦士としての強さは“精液”に秘められていると考えられ、優秀な戦士の精は未熟な戦士を
より成長させるのに欠かせないとされていた。
この儀式を経て、弟子は初めて戦士として集落で認められるようになり、同時に精液を漏らして
力を無駄に落とさぬよう自慰を禁じられる。
そのための拘束着を外すことができるのは、子孫を増やす時と、お互いに戦士どうしで精液を交換するとき、
そしてこの儀式の瞬間のみなのである。




オルグスの下半身を封じていた皮具が床に落とされた。
「う、わ……おっきい。」
アルタは驚嘆の声をあげた。無理もない。その股間にそびえたつものはアルタの想像をはるかに超えていた。
濃い体毛の中から勢いよく飛び出た巨大な一物はへそを超え、綺麗に割れた腹筋に張り付き岐立している。
アルタの指ではおそらく包みきれない薪のような幹に、剥け切った亀頭が覆い被さるようにして
厚い傘を開いていた。
「あんまりじろじろみるなよ。アルタ、扱いてくれ。」
「し、失礼します……。」
おずおずと指を絡め、オルグスの太魔羅を上下にこするアルタ。
指の中で膨張を続けるそれは両手を持ってしても包みきれない。
(なんて……硬いんだ。それに……日に焼けた石みたいに熱い。……)
集落内でも最強と呼ばれる戦士。憧れの師匠の一物を扱きあげることに幸せを感じ、また
それと比べて粗末な自分のものに少し落胆しつつも、アルタは一心に奉仕を続ける。
「汁が出るぞ。咥えて飲むんだ。」
オルグスのものに顔を近づけ、鈴口にキスをする。興奮冷めやらぬままアルタは口を目一杯開け、
雄々しい突起をたっぷり湿らせた舌で支えながら飲みこんだ。
「んん! ぷあっ……んんんーー。」
368TT:2010/10/23(土) 23:00:15 ID:YL8eQ2tc
青臭さがアルタの鼻をついたが、アルタはその先走りを自らの力にすべく、我慢して頬張り続けた。
愛弟子の行う必死の奉仕にオルグスが僅かにたじろぐ。
「ふっ! や、やるな! アルタ、うまいぞ!」
アルタの咥内は巨大なオルグスの一物を亀頭までしか頬張ることはできなかった。
それでも喉の粘膜に包みこまれた硬い槍はアルタの体温で溶かされるかのようにみるみると先走りを迸らせる。
アルタはそれらを全て飲みほしていった。
「も、もういいぞ…。アルタ、口をはなして、そっちに乗れ。」
オルグスの猛りは暴発寸前だった。この記念すべき日に備えて何カ月も禁欲の日々を送ったため、
オルグスの中には猛烈に濃い性欲が渦巻いていた。
しかし、ここで出してしまっては、儀式は失敗に終わってしまう。オルグスは腹に力を入れた。



「師匠……。あの…、そ、そんな大きなの、本当に俺の中に入るんですか……?」
「俺に任せろよ。大丈夫、しっかりほぐしてやるから。」
ベッドに仰向けで寝かされたアルタは心配そうに尋ねた。アルタはこれから始まる一生の体験に心躍らせながらも、
眼前にそびえたつ巨根に対して僅かに怯えていた。
「アルタ、そこの箱を取ってくれ。」
オルグスが渡された箱を開けると、中にはいくつかの小瓶が入っていた。そのうちの一つを
オルグスは開けて、掌に垂らした。
「股を開くぞ。」
「あ…。な、なんか、はずかしい、です、オルグスさん……。」
割開かれた下半身をぐいと前に押され、ちょうどおしめを替えるようなポーズにされるアルタ。
やわらかな臀部の間に、まだ何者も侵入を許したことのないだろう秘門を見つけると、
オルグスはそっと粘液にまみれた指でマッサージを始めた。
「ひああっ! ……あっ! くすぐった、いっ!」
「もっと、緩めて。そう、もっと……。」
十分にその場所が温まったことを確かめ、オルグスは窄まりの中心に指を置く。
するすると滑るように硬い指が動き、アルタにとって初めての、括約筋を外から擦られる
こそばゆい快感が彼の脳髄を支配した。
369TT:2010/10/23(土) 23:00:57 ID:YL8eQ2tc
「ゆ、指が、オルグスさんの、指…が……、ああ、あうっ!!」
「じっと動くなよ……。本番は、こんなもんじゃないんだからな……。」
「ど、どんどんはいっちゃ……ひゅああっ!!あっ、あついぃいぃっ!」
突然身を襲った衝動にアルタは身を跳ねあげた。
尻に埋まるオルグスの指から放たれるじんじんとした波動が、身体全体を覆うように浸透しているのだ。
アルタの口からはよだれがこぼれ、股間の己自身は血管を浮き立たせて更に硬くなっている。
「動くなと言っただろう…。ほら、もう一本入るぞ。」
潤滑油として使われた小瓶の粘液には秘薬が混ぜられており、儀式を円滑に行えるよう媚薬や精力増進剤が含まれている。
弛緩剤としての効果もあるおかげで、アルタの肛門はスムーズにオルグスの指を吸い込んでいった。
「お、ルグス、さんっ! オルグスさんっ!! あぁあぁああーー!」
「気持ちいいか? そうだよな。男ならみんな気持ちいい筈だ。さて、ここらあたりか?」
中ほどまで侵入した指が腸内のある場所を押しつぶした。
アルタは一瞬、射精してしまったかのような電撃を身に受け、奥歯を噛んだ。
「うぅーっ! ……あ、あれ…でてな、い?」
確かに射精したと思ったのだが、どこを見ても自分の褐色の肌は白く汚れていなかった。
アルタは首を傾げた。
「師匠……い、いまのは、一体…?」
「尻の中にもな、気持ちいい場所があるんだ。アルタのいいところはここみたいだな。」
もう一度さっきの場所が押され、アルタは背筋をぞくぞくさせて息を荒げた。
ここを、早くあの巨根でがんがん突かれたい。期待でどうしようもなく胸が熱くなるアルタであった。
370TT:2010/10/23(土) 23:03:06 ID:YL8eQ2tc


「さあアルタ、いよいよだ。これからが、『戦士の儀式』本番だぞ…。」
「師匠、お、おれ頑張りますっ!」
更に股を広く開け広げられ、いよいよオルグスの高々とそびえる大剣に、新たな小瓶の中身が塗された。
ぬらぬらと松明によって輝くその象徴を、オルグスはアルタの柔らかい双丘の前で構えた。
「いくぞ…アルタ……。」
「うぅーーーっ!! うぎぃ!! あぁーーっ! きつ……、うああああぁああっ!!!」
槍の名手でもあるオルグスの一物は、まさに槍のような切っ先を徐々にアルタの中へと納めていく。
アルタは苦痛の声を漏らす。戦士になるという強い思いだけが、アルタを苦難の道へ立ち向かわせていた。
「あぅっ、オルグ、スさんっ! これむり、むりだよぉっ!!」
「我慢、だ。もう少し、あとちょっと……。」
一番硬く、太い雁首に到達するまで、10分はかかっただろうか。
限界までこじ開けられた肛門をゆっくりと通過した巨大な傘は、次に腸内を抉りながら侵入を開始した。
アルタはぴくりとも動かず、ただオルグスの優しい動きに逆らわぬよう、目を閉じてじっとしていた。
やがて、自らの尻にさわさわとした違和感を覚え、アルタはうっすらと目を開けた。
「どうだ、全部……入ったぞ…。」
「う…ううっ、はい、はいったぁ…。オルグスさんのぉ…ちゃんと、俺、のなかに…。」
あの、棍棒のような太さのものが。あの、柱のように長い代物が、自分の腹にすっぽり入りきっている。
結合部に手を添えると、剛毛に覆われた鉄棒のごとき男根がゆっくりと前に進みながら、アルタの腸内に
飲みこまれていくのがはっきりと分かった。

尊敬する師匠と一体になれたことが、アルタにはなによりも幸せだった。
気が付くと、アルタの目からは涙がこぼれていた。
「あ…大丈夫かアルタ? やっぱり痛かったか?」
「ち、違うんです……。おれ、やっと、オルグスさんに種、付けてもらえるんだって思ったら、嬉しくなっちゃって…。」
頬を赤らめ顔を逸らす弟子に、オルグスは抱きついた。剛直な筋肉の付いた腕と胸に挟まれ、
アルタの鼓動が高まる。
「ひぇっ!! お、オルグスさんっ!?」
「師匠って呼べといつもいってんのになあ…。アルタ、俺、もう止まりそうにないわ。お前の中に全部、
俺の全部を注ぎ込んでやるから、しっかり頑張れよ!」
「は、はいっ!」
371TT:2010/10/23(土) 23:04:16 ID:YL8eQ2tc
腸内の巨大な一物が、いったん引き抜かれる。
張り出した雁首に腸壁が引っかかり、うまく引き出せないので、オルグスは躍起になって幹を揺らした。
「あっ、あっ!! いやっ! あっ!! あちこちあたるぅ!!」
「アル、タ…っ! ごめんな、今、抜くから…。」
右に、左にと自在に引っ張る向きを換え、ようやく亀頭だけが埋まった状態まで戻し、そしてまた右へ左へと
ジグザグにアルタの内部を掘っていく。
直腸を拡張して弟子の内臓を自分好みの肉壺へと変えていくオルグスの猛りは、他の戦士のペニスでは
届かないだろう最奥を何度もまさぐった。
そのたびにアルタの前立腺は、巨大な幹に曳き潰され、戻ってくる雁首に殴られ、止まることのない
快感の津波がアルタの全身を犯した。
「いいあぁっーーー!! あひ、あっ! うぅうひぃ……あああぁっ!!」

―――ぬちゃぎゅちゃびちゃっぎちぎちぎちぃっ!!
傍から見れば、獣か何かががいたいけな少年をレイプしているようにしか見えなかっただろう。
ペニスに塗りこんだ秘薬に含まれた催淫剤が強すぎたせいで、オルグスはもはや性欲の獣と変わっていた。
強すぎる快感にぶんぶんと首を振って泣き叫ぶアルタに構わず、オルグスは一心不乱に腰を振る。
アナルはめくれあがる寸前まで酷使され、赤く充血していた。
突きいれも一層力強く、より奥まで到達せんと精の詰まった鶏卵のような睾丸を少年の尻に打ち付ける
程深く掘りこんでいく。
直腸を行き来する巨大な槍の進撃に、アルタはなすすべもなくただ夢のような快感におぼれて行った。
「おるぐ、すさっ……っ! もれ、もう、だめれすぅ…。」
天国に脳を侵略されてろれつの回らないアルタは、それだけ言うとまた嬌声をあげて、
オルグスの太い腕にしがみついた。
372TT:2010/10/23(土) 23:06:07 ID:YL8eQ2tc
オルグスはゆっくりとアルタの体位を仰向けから四つん這いにかえて、後ろから抱え込むようにして持ち上げた。
アルタの全体重がオルグスの巨塔にかかり、アルタの肛門はみりみりと音を立ててオルグス自身を飲みこんでいった。
「はあぁああああぁ……、ふ、かい、串刺し、だ…。しゅご、いぃ…。」
「もう駄目だ、我慢できない…アルタ、今たっぷりと、溜めに溜めたこの種全部、
お前の中に打ち付けて刻んでやる…。」

―――ずぼっずぼぉおおぉっじゅぼぼぼぉぉおお!!!

再び突きいれが激しくなった。アルタは朦朧とする意識の中、自分を串刺しにしているものが
更に大きさを増し、脈動し始めたのを感じた。
と同時に、自分のペニスに今度こそ本当の解放が近いことも、掻きまわされる前立腺からの感覚で分かった。
「うあぁっあっああぁああっ!! あっおる、っぐすっさんんんーーー!!」
分かったからと言ってどうすることもできない。アルタに出来ることはただ、自分の中に
種をたっぷりと付けられるその時まで、気絶しないよう耐えるのみだった。

「いくぞ、いくぅっ! おら、たっぷり、一番奥にぶっ放つぞっ!! あ、いくいくっ!!
いくぅうぅぅぁーーーーーーー!!!!」

―――どくん、どくぅん、ばぴゅっ、ぐちゅっ、ごばぁ、ぶしゃぁあああああぁあ!!!

これ以上はまりきらないところまで、自らの剛槍を突き刺したオルグスは、愛する弟子の最奥を
その濃縮された戦士の精で灼き突くした。
弾力すらある精液の塊は瞬く間に腸内を満たし、自らの出すものに押されて、巨大な一物が
真っ赤な肛門からせり出してくる。
「おあぁっ……おっ、あうぅ、ぎゅあぁああぁっ!! いぎゅっ! いぐっうぅーーーーっ!!」
同時にアルタも射精した。そそり立った若い茎は師匠の手によって扱きあげられ、蛇口を捻ったかのように
精液を溢れ出ださせ、石の壁いっぱいに広がる夥しい数の染みを作った。
射精の瞬間、抵抗叶わずアルタは気絶してしまっていた。
それでもアルタは恍惚の笑みを浮かべ、オルグスの逞しいものを自らの吐精に合わせ果敢に締め上げた。
弟子の締め付けに応えるように、オルグスは腰を突きだし、奥へ奥へと粘り気のある精液を擦り込む。
申し分ない量の子種が少年の身体を満たし、アルタは意識のないまましきりに体中の穴から液体を放出した。
373TT:2010/10/23(土) 23:07:27 ID:YL8eQ2tc
「あひぃ…あへ、あへ、ふふああぁあ…。」
「はっ、はぁ、とまっ、くあぁあっ! とまれっ!!」
オルグスの射精はアルタが一度出し切ってもまだ止まらなかった。大砲のような陰茎は暴れ狂い、
無尽蔵かとも思われる睾丸から次々と精子が送られてくる。
大量に種付けされ続けたせいでアルタの下腹部はぷっくらと膨らんでいた。
「は、はは、アルタの奴、気絶してら…。じゃあ、続きは夢の中かな……。」
先に気絶したアルタに続いて、オルグスもまた大量射精の疲れからかベッドに昏倒した。
まだ二人は繋がったままであり、秘薬のおかげでオルグスのものは萎えることなくアルタの中に収まっている。
最後、勃起したペニスで栓をされながら、一晩かけて弟子は師匠の精液を擦り込まれ、吸収する。
そうすることで、戦士の儀式はようやく終わるのだ。

(ああ…すごいよぉ…まだ、まだいっぱい出てる、出るぅっーーー!!!)
夢の中ではまだ儀式が終わったことに気が付いていないアルタが、いまだにオルグスの突きいれに身をよがらせていた。
オルグスもまた、アルタを抱く夢を見て、昏倒してからも何度も何度もアルタの中に、濃厚な精液を夜通し補充した。
374TT:2010/10/23(土) 23:08:03 ID:YL8eQ2tc
格子窓から朝日が指し、アルタの顔をくすぐった。アルタはオルグスの上で大の字になって
寝ていたことに気が付く。
「ん…。あ、そうだった、昨日は儀式で…。」
まだ後ろの穴に師匠の一物が突き刺さっているのが分かった。
昨日の儀式を思いだし、はずかしさで顔を真っ赤にするアルタ。
とにかく尻のものを抜いてもいいのか聞くために振りかえると、オルグスの豪快な寝顔が目についた。
幸せそうな、尊敬する師匠の寝顔。しかし、よく見ると、体中刀傷だらけで、中には深くえぐられたものもある。
アルタは思わず身震いした。

「おぉ…あ、朝、か? アルタ、おはよう…。」
「おはよう…ございます。」
儀式が終わったというのに妙に元気のないアルタをオルグスは敏感に察知した。
「どした? ほら、もっと喜べよ。お前は戦士として立派だったぞ。」
「オルグスさん…おれ、恐いです。戦士になるのが。戦いで殺されるかもしれないって思ったら、
震えが止まらないんです……。」
オルグスは優しくアルタの頭を撫でた。
「お前は槍の腕前も確かだし、頭もまあまあ切れる。それに戦って死ぬのは誉れ高いことだぞ?」
「……はい、師匠。」
師匠と、こんなに大好きな師匠と死んでお別れするのが恐い。そう言いたかったアルタだが、
その言葉は黙って胸にしまった。
甘えん坊だと笑われるのは、これから戦士になる者にふさわしくない。
「んーー、さて、困ったなぁ。張り切って出し過ぎちまったみたいだ。これ抜いたら溢れだすぞきっと。」
アルタの腹はまだぷよぷよと膨らんだままだった。
絶え間なく継ぎ足され、一晩では吸収しきれなかった量の精液が腸内で波打つので、アルタは吐き気を催した。
「むげえぇっ……。加減ってコトバ、知らないんですかぁ…。」
「はははははっ! 悪い悪い、じゃあ漏れないように、もっと奥まで種を押し込むか…。」
硬くなった師匠の槍が、不意打ちをかけるように進軍する。
再び始まった快楽の儀式に悲鳴をあげつつ、アルタは密かに願うのだった。
(オルグスさんっ……いつまでも、一緒に……。)


その後、逞しく成長したアルタはオルグス以上の槍の名手になり、師と共に名を馳せるのだが……
それはまた別のお話である。

おわり
375TT:2010/10/23(土) 23:10:03 ID:YL8eQ2tc
要するに、種付けするのが大好きなお兄さんと、種付けされることに
目覚める少年の話ということで。
ファンタジーっぽくしたかったけどよく分からんかった……。

どうもお粗末さまでした。
376名無しさん@ピンキー:2010/10/23(土) 23:38:12 ID:xtJCR8eB
お疲れ様でした

★★☆☆☆
377名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 01:39:43 ID:cVcAX6Xn
GJ!種付けメインのものは大好物です!
378名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 08:02:55 ID:YpzC+oH1


★☆☆☆☆
379名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 09:32:24 ID:qsVRY0nh
抜いた GJ
380名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 12:36:27 ID:GGgiUvxD
パクリ乙 GJ
381名無しさん@ピンキー:2010/10/24(日) 14:02:18 ID:8SW/TADn
トリ忘れとか言うクソコテ、さっさとリアルで氏なないかなー
382名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 03:29:14 ID:vI5qRNre
お願いだから空気悪くしないでくれ。普通にいい作品だったじゃないか。
383名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 18:54:58 ID:8xCatWq8
所詮口先だけの低能が沸いてるからスルー
384名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 21:09:43 ID:UzOW0dsr
ネタにしたのが被ってるから酷評されてんの?
んな、しょーもない理由で…もったいないことしなさんなよ…
385名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 21:14:47 ID:k3PMaTfP
酷評?どこが?
386名無しさん@ピンキー:2010/10/25(月) 22:18:54 ID:B/Mjtfvj
>>375
アルタかわいいなあ
乙でした!良かったよー
387名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 02:40:24 ID:QajsQSUZ
TTさんの作品はどれもいいね!好きだ!
388名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 20:11:10 ID:nRNj7BKO
>>385
>>387
>>386
自演乙
389名無しさん@ピンキー:2010/10/26(火) 22:52:01 ID:7g2NBa8O
>>375
乙!萌えたwww


乳首攻めが好きなんだけど保管庫におすすめある?
390名無しさん@ピンキー:2010/10/27(水) 20:58:34 ID:pZxk12zL
391名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 09:12:09 ID:6UNot99z
>>390
これはたまらん

ありがとう!
392名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 14:28:47 ID:kbbLgNB8
>>375乙!
萌えた!
巨根にズコバコされるショタは最高だな
393名無しさん@ピンキー:2010/10/29(金) 17:11:33 ID:AvFFJ+A6
>390
やっぱバスケショタは傑作だよね。これで何発抜いたことやら
394名無しさん@ピンキー:2010/10/30(土) 04:32:49 ID:SOPQPFtS
ところで誰か保管庫の編集宜しく。俺は携帯だから無理orz
395名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 23:09:19 ID:Jq42BVp+
お兄さん×ショタでお話を書きました。
初めての投稿で勝手が分からないですが、よろしければお付き合いください
まだ完結していません


 薄明かるい灯にまぶたを照らされ、ゆっくり気だるそうに彼は片目を開いた。
 よく潤んだ緑の瞳に橙の炎が映りこんで反射しチカチカと儚げに揺れている。普段であれば濃く暗い色の前髪に覆われ見えない緑だ。
 彼が今こうしてベッドに深く沈みこんでいなければこの瞳は見えない。じっとりと汗をかき、湿った前髪がまとまって彼の目を露にさせている。
 新緑のように明るく、魅入られそうな深さがある。幼いといえるほど若々しく、それでいて井戸のように底知れない、庇護欲と畏怖を同時に思わせる、そういう印象の瞳だった。
 ぼくは灯を枕元の机に置き、彼の顔を覗き込んだ。
 愛らしい頬や、か細い首の線が変声期を迎えていない幼い少年だということを告げてくる。浅黒い肌の下は赤く染まり、しっとりと頬を汗で滲ませている。ぼくの姿を目で捉えてからゆっくりと開かれたもう一つの目を、苦しい呼吸を訴えてか、切なげに緩ませる。
 その表情にぼくの意識が一箇所過敏に反応した。
 「ニルさん」
 彼が小さな声でぼくの名を呼んだ。感情の読めない低い声音だ。
 ぼくには彼の姿がベッドの上で男の来訪を待つ娼婦のようにしか見えていないのだ。彼はそのことに気がついているのだろうか。
 少年に対して異常な感情であることは重々承知しているし、この自分の本性を正す気もない。初めて彼を見たときからこうするであろうことは分かっていた。
 旅の行商兄妹が我が家に?自分の性癖を知ってか知らずか父は易々と彼らを受入れ、もてなした。ぼくは兄である彼の異国情緒あふれミステリアスな風貌にすぐに心惹かれた。
 褐色の肌に濃い色の髪、時折ちらつく緑がひどく目を引いた。年頃の少年のような快活さもなく、ひどく陰鬱そうな印象を与える。彼は町の子供と話すこともなく大人とばかり話しているのをよく見かけた。
 確かに話してみれば理知的だが感情に欠け、子供らしい未発達な言動などなく、見かけとの差異を感じずにはいられない。
 ただ異国の子となれば仕方のない言葉の流れが、妙にたどたどしくそれがひどく愛らしく感じた。
 「ニルさん?」
 少し咳き込んでから彼は再びぼくの名前を呼んだ。
 吐き出される息の熱さが、病気による熱だとわかっていても、欲情し堪えきれない熱さを発散しようと苦しんでいるように見えてしまう。
 「なん・・・ですか」
 いつまでも顔を覗き込んでくるぼくに不安を感じたのか、彼は眉を下げて少し身を引いた。
 ふるふると揺れる唇が美味しそうでむしゃぶりつきたくなる衝動を必死で堪えながらぼくは言った。
 「スイ君は商人だよね」
 だから何だ、と揺るがない視線が言ってくる。
 「枕営業って知ってる?」
396名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 23:10:12 ID:Jq42BVp+

 彼は疲労で少しとろんとした目でぼうっとしてから首を小さくかしげた。
 ぼくはベッドの上にあがり、布団を剥がし彼の上に覆いかぶさった。瞬間的に彼の表情が引き締まるが、遅い。
 小さな手を大人の握力で掴み、ベッドに縫い付ける。痛みと恐怖で声が出なかったのか、彼は、カヒッと変な息の吸い込み方してからぼくから逃れようと身をよじった。
 病気により体力がないことも合わさって、すぐに無意味と判断した彼は涙交じりの片目を僕に向けた。
 にらんでくるかと思ったが、なんてことはない普通の一瞥だった。それから完全に顔を背けてしまった。
 露になった首筋にぼくは歯を立てた。痛くはないはずだが彼がぴくぴくと小動物のように震えている。
 舌を這わせアゴを撫ぜ、若い皮膚に吸い付きぼくの中の渇きを潤わせようと執拗に首をしゃぶった。
 彼の汗のにおいや自分の興奮した体臭が鼻につく、それすらも夢にまで見た快楽の一部であり十分にぼくの熱を上げさせた。
 はぁぁ、と彼は深く息を吐いた。
 「やめて欲しいの?」
 ぼくにはその息が小さな快感ではなく、呆れかえって吐き出された侮蔑のように感じられた。
 まさかこの状況でそんな態度が取れるものだろうか。
 「やめろと言えば、やめるか?」
 背けられた横顔は、必死でぼくを見ないように、ぼくという存在を拒絶するように頑なだった。
 今まであった取ってつけたような丁寧語は切り取られ、少々威圧的に感じる常体での話し方になった。彼が妹とこちらの言葉でやりとりする時と同じだ。
 つまりぼくは、もはや敬う言葉を使う相手ではなくなったということだ。
 非常にわかりやすい目前に差し迫った、物理的な力を持ってベッドに押し付けられたこの状況に対し、彼はぼくを馬鹿にした。泣いて懇願し身に覚えのない許しをぼくに求めた少年を数多く知っている。
 だがまさかその少年たちの中で最も体の小さな彼がこのような態度に出たのだ。
 「やめないよ。むしろ言って欲しいのに」
 驚きと小さな苛立ちを覚えながら、ぼくは彼の耳に歯を立てた。まだ力は入れていないが、彼の体がビクッと震える。恐れてはいるようだ。
 「やめないのならば、やめろと言う必要がない。俺は、今から、話さない。目を開けない、だから・・・早く」
 終わらせろ、と途中まで聞こえたような気がした。その瞬間にぼくは彼のシャツの前を引きちぎって開かせたため全部は聞き取れなかった。
 ひ・・・と目を瞑り引き絞った声を上げ彼は身を縮ませた。
 「ねえー、なんでそんなこと言うの?ぼくが昨日の今日で溜まったから適当に流し込める穴探してただけみたいじゃん」
 泣きそうに強張った顔のままぼく側の片目をわずかに開かせた。疑惑に染まった緑だ。
397名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 23:11:12 ID:Jq42BVp+
 「ちが・・・ちがうの?」
 違ったところで彼の身に降りかかる結果は変わらないというのに、動揺から随分年相応の弱さを見せてもらえてぼくは少し気分が良くなった。
 「違うよ、スイ君のことが大好きになっちゃったんだよ。もう一日だって待てない、一日経って違うキミになる前に今のキミと触れ合いたくて仕方ないんだよ。こんなことしか出来なくて本当にごめんね」
 露になった乳首を弄った。反応はない。手のひらを大きく広げてお腹をゆっくり撫でた、小動物のような細かく激しい鼓動が聞こえる。手を動かすたび緊張からか張り詰めた弦を弾くようにピクンピクン震える。
 しっとりとした肌は手に吸い付いてくるようにきめ細かく温かい。とっとっとっと、と心臓の音が彼がまさしく今生きてその全身に血を送り、熱を持っている1つの生き物であることを主張する。
 浮き上がった肋骨の形、か細い鎖骨の隆起や薄くて無いような肉の感触が手のひらにじくじくと伝わってぼくの胸のうちまでむず痒いような心地にさせられる。
 ぼくはもう彼を掴んではいない。両手の拘束はなく、腕は顔の横に開かれている。浅黒い胸が揺れる灯に照らされ、汗の玉が光を返す。いかにも不健康そうな容姿だが、恐怖に怯える表情と相まってひどく扇情的に視界に映えた。
 ふーふーと彼は未だ横を向いたまま荒い息を吐き続ける。
 「嫌?」
 「いやだ。いやだいやだいやだ。冗談やめろ、フザケルナ」
 彼の小さな怒号は途中から理解できない言葉に変わった。母国の言葉だろうか、この子が自国の言葉で話すのを初めて見た。たとえ妹との会話ですらこちらの言葉で話していたというのに、ここまで錯乱してくれたのが嬉しくて仕方ない。
 声が小さくて叫びにならない叫びをひとしきり言い終えると、涙を流し始めた。しゃくりあげたりはしない静かな泣き方だ。それでも過呼吸になっていないか心配なほど激しく肩で息をしている。
 「なんでそんなに?」
 わからないのか?と切りつけるような鋭い眼でにらまれた。
 ぼくだって彼が震えながら罵る理由をわからない訳ではない。ただ反応が面白く、次にどんな顔になるのか楽しくなってしまった。
 日の出ている時は、物静かに動かず書き物ばかりしていた彼が、今ぼくの下で怒り、恐れ、泣いている。
 次はどうするだろうか、どうなるだろうか。いっそ笑ってはくれないか。
 「?」
398名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 23:12:31 ID:Jq42BVp+
 横目でぼくをにらむ目が、少し色が変わったように思えた。緩んだ、というかは艶が出た。
 涙は止まり、浅黒い肌は先ほどの動悸の時よりも赤みが走ったように見える。
 本人も異変を感じているようで薄い眉を寄せ、困ったように視線を泳がせる。温かい吐息が腕にかかった。
 「おかしいね」
 胸の前でたたまれた腕を片方掴むと、さっきの恐怖におののく震えとは違う振動が伝わった。
 「ふゎ・・・・・・・・ッ・・・、ニルさん・・・何、した」
 腕を掴み上げ、薄い胸板を撫でると、ビリビリと筋肉をこわばらせながら彼は体をのけぞらせた。まるで原始的な快感が電気のように走ったとでも言うような反応だ。
 「っぁあ・・・っ・・・」
 聞いているこちらの耳が蕩けそうな甘い声を発しながらベッドに頭をつけ、背筋をしならせて腰を浮かせる。見れば下半身の布地にこわばりが出来ていた。
 「なんで急にかわいくなったの」
 言いながらベッドに沈み込ませ、口付けた。もちろん返事はない。差し入れた舌で彼を蹂躙してやろうかと思えばその舌を彼自ら舌を絡めはじめ、流しいれた唾液も端からこぼしながらも受入れ、しまいにはぼくの腕の服を小さな手で掴んできたのだ。
 あまりにも急激な変化だ。
 薬だろうか、と思った瞬間、夕食の後に具合の悪い彼に父が風邪の薬、と言って袋を渡していたのを思い出した。
 一体何を考えて、父はそんなことをしたのか分からないが、ぼくはただ目の前で乱れる彼がいとおしくて仕方がなかった。
 柔らかい舌、綺麗に並んだ歯列をなぞり彼の奥へ奥へと舌を伸ばす。熱く小さい舌がぼくのものを拒んでいるようにも誘っているようにも思える動きで粘つく唾液をかき混ぜながら絡みつく。びちゃびちゃと高く水音を立てながらスイは小さく息を漏らす。
 「んぅ・・・っふう」と喉を鳴らして濃い唾液を飲み下した。
 ぼくの息が辛くなり、口を離そうとすると彼のほうからぼくの下唇を上下の唇ではさみ名残惜しそうに口を開けた。
 口と口を結んでいた短く光る糸が彼の頬に落ちる。テラテラと光る舌が胸の息遣いに合わせてちらちらと上下に揺れる。まるで物足りない熱を欲しているかのように淫猥な表情でぼくを見る。
 「はぁー・・・っはぁ・・・ちがう・・・ちがう!なんだこれは!」
 春を売る仕事人のような表情は、どうやら本人の意思で行っているわけではないようだ。
 「その気になってくれて嬉しいなあ。お互い楽しいほうがいいものね」
 いい加減覆いかぶさる体勢で居たら、腕が痙攣する手前まできていたので、彼の横に横たわることにした。
399名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 23:14:00 ID:Jq42BVp+
 間髪入れずに開けたぼくの反対側へ、彼は身をよじって逃げようとした。さっきは観念したというのに、抜け目がない。
 それとも先ほどよりもはるかに余裕がないということか。
 ぼくは腕を逃がさないように力を入れて掴んだ。それすらも快感なのか、また彼の背筋がこわばった。
 こちらへ引きづり込んで背中から抱き込んだ、汗っぽい頭皮のにおいが心地よい。
 ぼくよりずっと小さい腰に、わざとぼくの誇張を知らせるように腰を押し付けた。引き絞った悲鳴が聞こえる。
 「しい君の肌気持ち良いなあ」
 彼のボロボロになった上着を脱がせ、燃えるように熱くなった肌を撫ぜた。今までベッドに譲るままだった彼の背の快感を直接感じられる。片手で撫でながらぼくは自分の服を脱いだ。最初に脱いでおけばよかった。
 「あ・・・あ・・・ああ・・・、」
 喉を反らせ彼はうたう。乳首よりも肌のほうが感度が良い気がする。撫ぜるだけで今にも果てそうなほど喜んでいる。性器に触れればこれがどうなってしまうのか。
 耳、首、肩甲骨へと、薄い肌に舌を這わせ歯を立てる。その度上げられる声に酔ってしまいそうだ。
 ズボンの中に手を滑り込ませると、涙目が見開かれ「駄目だぁ!」と声を裏返らせながら叫んだ。
 それは膨れ上がってはいるものの年相応に小さく、体液でぐちょぐちょに濡れていた。
 そもそも、性とはかけ離れたストイックなイメージを持たせる少年の股間が立ち上がり淫猥に濡れる様子など想像しただけでぼくの股間がおかしなことになってしまうというのに、目の前で彼が穴という穴を潤しながら腰を擦り付けてくる、この事態に耐えられるわけもなく。
 ぼくは彼のズボンを下着ごと一気に下ろした。
 熱を空気にさらされて彼は身もだえする。
 後ろからぼくは彼の片足を高く上げさせて、彼のものを弄る。「んんー!」と彼は口を閉じながら高く呻いた。
 「可愛い・・・可愛い可愛い可愛いよ、しい君そんなちっちゃなおちんぽ膨らませてヨダレ垂らして、だらしない!気持ち良さそうに腰振っといて、まだ気丈そうに我慢しててすっごく可愛い。
ねえねえねえ、わかる?キミすっごくエロいんだ。ぼくから見たら。髪の毛で顔隠しててさ、たまにチラッと見える緑の目がすっごく淫ら、目が合うたび誘われてんのかなってドキドキしてた。
可愛い、可愛い可愛い、挿れたい刺したい掻き回したいキミのお尻にぼくのちんこ突っ込んで掻き回してたくさん入れたり出したりしよう。そしたらたくさん注ぐから、赤ちゃんできちゃうかな。
出来るくらいお腹パンパンにしてあげる。やめてって言ってももうやめないよ」
400名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 23:15:22 ID:Jq42BVp+
 彼の片足を、彼の顔の横くらいまで上げさせた。思ったより体が柔らかい。
 上げさせた足の細さに感動する。未発達の、骨まで細いふくらはぎにはつきかけの滑らかな肉がわずかにへばりつき、太ももはしなやかで弾力がある。太ももと呼ぶにはあまりにも細すぎる。この少年独特の細さがたまらない。
 露になった尻の裂け目に、彼の先走りのぬるぬるを忍ばせた、まだ穴には指を入れいていない。にも関わらずスイは与えられる快感に背を弓なりにそらす。
 おそらく、彼にとってこういった行為は初めてではないように思われた。この年で商売人、まして旅をしている。ぼくでは考えられないほどの苦労をしてきただろう。言葉では知らなくても、彼は妹を守るために何度も肥えた大人と寝てきたのではないのか。
 それこそぼくの父のような大人とか。
 その涼しげな口には過去に何本ものグロテスクな男根を咥え、白い汚濁を嚥下し、小さな肛門は臓器の奥へと見知らぬ棒を誘ってきたのか。妹のため、生活のためにと惜しみなく声を上げ今のように乱れてきたのか。
 今まさしくぼくとの行為は、彼にとって損失でしかないのだろう。偉いおじさんのちゃらんぽらんのセガレが発情してなぜか掘られた。くらいの認識だろう。
 よほどひどいことでもされなければ、きっと彼は明日からも何事もなかったように俯いて書き物をし、妹と話し、にこりともしないで大人と商談をするのだろう。
 考えたら、少し、萎えた。
 
 「やめてって言わなかったらやめるとは」
401名無しさん@ピンキー:2010/10/31(日) 23:21:51 ID:Jq42BVp+
後半はエピローグ次第な状態なので近日中にはあげたいと思います
402名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 11:33:19 ID:bOi0iMf8
乙乙
403名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 12:27:52 ID:PCtQjlG2
完結したら読む
404名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 16:06:40 ID:ocpbSsIU
さっさと書き上げてしまえ
GJはその後だ・・
405名無しさん@ピンキー:2010/11/01(月) 22:44:38 ID:mdQtNecx
最後の一行の意味がイマイチわからんのは俺だけだろうか?
406名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 01:36:31 ID:dVvV8O0Q
>>395->>400 です。
途中投稿と見苦しい事をしましてすいませんでした。
一応終わりましたので、続きを上げたいと思います。


 「やめてって言わなかったらやめるとは」
 彼が仰向けに寝転がりながらぼくの背中に向けて言った。
 確かにこれにはぼくも自分のことながら驚いた。急速な前言撤回もそうだが、過去に男娼の少年と今まで何人と寝たか、などと話しながら腰を揺すったこともあったがその時は平気どころか楽しかった。それがここへ来て、スイのことと思った途端に元気をなくした。
 もはや彼に対して感情が一線を越したということなのか。
 ただの行きずりの子供とは思えなくなったということか。
 「気が済んだなら、早く出てください」
 まだ幾分熱を含んだ声だが、内容はぼくを拒絶するのみでため息が出た。
 脱いだ上着をひっかけて立ち上がろうとした。すると少し体が重い。いや服が重いのだ。
 見やれば、彼が前髪で顔の半分を隠し、いつもの無表情でぼくの服を掴んでいた。
 意図が分からずぼくは立ち尽くした。
 「・・・・・・・ほんとに行く、ですか」
 さっきの拒絶はなんだったのか。ぼくはキミにひどいことをしたというのに。
 全裸で浅黒い体が四つんばいになっている。体はまだその下に燃えるような火照りを感じているように薄赤い。
 どうしようもないことを仕出かしたと思ったが、まだまだ挽回はできるかもしれない。とぼくは内心で笑った。
 「行くよ、なんだかとてもキミがかわいそうに思えちゃったんだよ」
 スイの長い前髪を優しくかきあげた。潤った濃い緑が切なげに揺れている。もっと見ていたいから枕もとの台の、薬袋の隣にあった髪留めでその前髪を額の上で留めた。
 「あんまりキミが可愛かったから。ごめんね、間違ってたよ今更謝っても駄目かな」
 力なく服を掴んでいた手は下ろされて、ベッドについた。彼はぼくから目をそらし、しばし宙を泳がせてから、もう一方の手を自らの股間へやった。小刻みに、一定のリズムで体が揺れる。
 「何してるのかな」
 こうやってまじまじと見ると、彼の目は大きく、つり上がって猫のようだった。幼く膨らんだ頬に小さなアゴ、今や先ほどの情事によって濡れた小さな唇は悲しそうに切なそうにへの字に薄く開かれている。
 また小さな情欲が湧き、その口唇にむしゃぶりつきたくなった。が、なんとかツバと一緒に飲み込んだ。
 今、スイのほうがぼくを求めている。
 小さな優越感と、これを上手くやれば次に繋げる期待でまた箇所が膨らんでいく気がした。
 ぼくはたった一度にしたくないのだ。彼の中で最悪の大人の1人になったままでいたくなかった。
 「じい」
 彼は顔を真っ赤にし、俯き加減に呟いた。
 ここからでは尻しか見えないが、確かに腰が揺れている。あのペン以外触れたことのないような手が、今自らの陰茎を掴みしごいてひたすら自分の淫らな感覚を満たそうとしているのか。
 「1人でやるほうがいいんじゃない。それとも、どうしたいのかな」
 涙がいっぱいたまった瞳がこちらを見る。さすがに何にも利益の出ない相手に懇願するのは初めてなのだろう、自尊心との葛藤から泣きたくなったのか。
 「・・・・・・・・・・・・・・・最後まで、んぅ・・・・・・・してください」
 「駄目だよ、頼む時はちゃんと言わなきゃ伝わらないよ」
 「俺の尻穴に、ニルさんの・・・・・・ち、んこ突き入れてください」
 もしかしたら彼は今のぼくとのやりとりで、自分のものをおちんぽと覚え、ぼくのものをちんこと覚えたのではないだろうか。そう思うと少し可愛いらしい。
 「無理だね。だって突っ込んだらスイ君明日からぼくのこと嫌いになっちゃうでしょ」
 「!・・・」
 「ぼくはね、本当にキミが好きになっちゃったんだよ。もう遅いかもしれないけど、大切なんだ。だからぼくはキミを傷つけたくない」
 こんな詭弁を彼が信じるとは思えない。自分でもあまりにも虫のいいことを言っていて、他人の振りした自分が爆笑しているような感覚に襲われる。
 「だ・・・・・・・・・・・・・大丈夫。ニルさんのこと、ならない。嫌いに・・・。だからお願い」
 彼は両腕の力もなくなったのか、尻だけ突き上げるような体勢でぼくを誘った。
 淫乱に見上げる目、汗ばんだ黒い肌、前後に揺れる尻。なかなか我慢できるものではなかった。
407名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 01:41:03 ID:dVvV8O0Q
 ぼくの体の上に乗り、猫のようにぼくの口を舐めてくる。どうやら彼はキスが好きなようだ。
 薄目開いて中々反応をしないぼくに苛立ったのか、悔しげに眉を寄せる。小さく口を開くとすかさず舌を滑り込ませてきた。ちゅくちゅくと音を立ててぼくの口を吸う。お腹が空いた獣のように、乳飲み子のように口ばかりをむさぼり、頭が蕩けてしまいそうな熱を注ぎこまれる。
 アゴに添えられた小さな両手が、妙に心地よい。細い指で引かれるのがぼくを求めてくれているように感じて嬉しい。
 もしかしたらこれが彼の愛情表現なのではないかと自惚れてしまいそうになるのを押しとどめ、ぼくは彼の小さな尻に手を伸ばした。
 柔らかな双丘を両手で皮膚を撫でるとゆっくり力が抜けていく。快感で漏れ出る熱い吐息を聞きながら、ぼくの腹の上に彼の股間を落とした。今や大きく股を広げながらぼくの上に寝そべるような体勢になっている。
 彼が未だにぼくの口を求めるので、先ほど濡らした溝に再び指を滑り込ませた。今更ながら彼が震える。
 臓器への穴の皺を指先でなぞる。じれったいのか彼のほうから腰を前後に揺らし始めた。その流れで中指の先が穴へ入った。強い衝撃を受けたように彼は背をそらし首を上げた。腹の間にあった彼の竿が一瞬律動すると、びくびくと溢れ始めた。
 「あぁぁあああ!」
 幼い股間の筋肉が跳ね上がり尻や玉が引き締まる。入りかけた中指も抜けた。
 あまりの快感に彼は涙を流しながらぼくの上で息を吐き続けた。
 「いいなあ」
 1人で楽しそうな彼が気に入らず、ぼくは彼の精液を拾って指をぬめらした後、中指を一気に差し込んだ。きゃふっと高い可愛らしい声を上げて再び彼はのけぞった。
 「あ、あ、あ、あぅあぁあぁあん、や、いや、いや」
 ずくずくと肛門に抜き差しすると、ヨダレをたらしながら彼はぼくの上で揺れた。もう1本指を足して彼の中を楽しむ。
 ふわふわで絡みつく内部に、細く狭いのにどこまでも奥がある。こんな小さい穴だ、良くないはずがない。
 指を曲げ、内壁をこすると一度はしぼんだ彼のものがまた腹の間で強くなるのを感じる。顔をこれ以上ないくらい真っ赤にしながら、嫌がってはいるがどうにももっとやってくれと言っているようにしか見えない。
 「やだぁ指駄目、ら、あぁだめぇ、曲げない、でっ」
 もしかしたらさっきのやりとりで、やめろと言わないとやめてしまうと思われているのではなだろうか。なんということだ、そんなことをしなくてももうやめないというのに。むしょうに可愛らしく思え、もっと刺激してあげなくてはいけない気がした。
 「あっあッあ、はぁ駄目、だからぁぁ、ぃッひぁぁあんん」
 ぼくの腹に股間を擦り付けながら、再び果てた。お薬で良くなっているとはいえ、元を考えると中々元気がいい。
 「・・・・・・・・・・・・はぁ、ふぁニルさん・・・ニルさん」
 涙で濡れた顔が近づき、柔らかくついばむようにキスをし始める。ぼくの頭に腕を回ししがみつく。
 他に方法を知らないのだろうか。
 彼はぼくの性器も自分のものも見ないようにしているのか、ただひたすらぼくの顔を見て、舐めた。そんなことじゃお薬の欲からは解放されないだろうに、やはりどこか可哀想なのだ。
 「スイ君。起きて、ぼくのちんこ中に入れさせてよ」
 びくっと動揺の色が浮かんだ。避けては通れない行為だとわかっていただろうに。
 彼が上半身を起こしてからぼくも起き、壁に背を預けて、彼の股ごしに自分の服の前を緩めて取り出した。怒張した性器が黒く、液でどゅるどゅるに光っている。振り返ってそれを確認する彼が息を呑んだのが見えた。
 そのまま彼が腰を落とせば入ってしまう体勢だと言うのに、怖気づいたのか彼は動けない。
408名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 01:44:02 ID:dVvV8O0Q
 「さっき突っ込んで、って言ったじゃん。どうしたの」
 それでもスイの前のものは三度張り詰めて腹につきそうになっている。
 「・・・・・・き、嫌われないかな」
 「誰が誰を嫌うって?」
 「ニルさんが俺を」
 じれったい。意味が分からない。ぼくは彼の肛門に両手で指を三本入れ左右に開いた。
 苦痛と快楽で汗を滲ませて彼は鳴いた。
 「ひゃっ・・・くぁ」
 「ちんこぶっさされるのがいやなの?」
 「・・・・・・やじゃない、だからやだ、好き。好きだからやだ」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・伝わらないよ」
 「・・・んぅ、・・・っう・・・俺は、インランだとか言われるのが嫌だ、でも突っ込まれるのが好きだ。だけど、するならば、誠意が、俺は、ニルさんが欲しくてエッチしたいとは違う。信頼したいから、なの。
ちんこ好き、好きだけどニルさんを好きになりたいからする。思い、違いしないで」
 涙を迸らせながらお願いしながらキスをしてきた。この短期間で心変わりしたのか?違う、ぼくを許そうとしているのか。
 普通の観点から見たら、性行為をこんなに軽々しく見るものではないが、彼はコミュニケーションの過程として見ているのだろうか。いやこの状況ならば仕方のないことか。
 でもやはり、好きな子が素直になってくれるのは嬉しい。行為から好意を持とうとする様は健気で、少し理解から外れているが、ひどく愛らしく思えた。
 「スイ君はまじめだから、嫌いなままエッチしたくないんだよね。どんなにスケベで淫乱で姑息で今まで何本もしゃぶってきてても、ぼくは大丈夫だよ」
 最後は嘘だ。彼の口から本数を伝えられたら耐えられない。
 そのまま彼はぼくの胸にもたれかかりしゃくりを上げて泣き出してしまった。腰を下ろすのですかさずぼくは彼の下の口に上手く入るように動いた。
 「んああああああああああああ」
 ずぶずぶと中に入っていく、彼の高い声が鳴き声なのか喘ぎなのか区別のつかない叫びとなって部屋に響く。
 思った以上、はるかに熱い。下腹部にこれ以上ないような快感が波紋のようにビリビリと流れる、体重がそのままかかるので、全部入るまで時間はかからなかった。
 顔を手で覆ってしゃくりあげる。横隔膜の振動が腹に伝わって、きゅ、としまって心地よい。
 だがまさか、半合意の上で挿入の際に本気で泣かれたのは初めてだったので、少し困った。
 動いて良いのか。
 「ニルさぁん、俺、これ好き・・・・・・好きだけど、そうじゃないの、体じゃないの、心もあるのぉ」
 そう言ってひぐひぐ泣いてしまう。彼は今まで大人になんと言われてきたのだろうか。今だけは愛され、終われば売女のようにひどく罵られてきたのではないだろうか。ぼくのような興味だけで近寄ってきたヤツもいたのかもしれない。
 結局抱かれても、その一瞬以上心を注がれないのが嫌だったのか。
 彼は頭もいい上にかなり真面目だ、人を騙すことも人から騙されることもない。一夜を共にすることを簡単に仕事と割り切れず、どんな相手にも誠意を持って愛そうとしてきたのだろう。
 感じれば感じるほど可哀想な少年だ。
 ぼくは彼の体を抱きしめた。
 「スイ君は本当に素直で、真面目で、可哀想だ。大好きだよホントだよ」
 聞いて彼は少し安心したようにうなづいた。所詮ぼくも彼の今一瞬が欲しいだけで近づいたというのに、初めに言ったのをまさか忘れてはいないだろう。少年とは、今この瞬間があまりに美しいから、ぼくのようなゴミが寄ってくる。
 「ニルさん・・・」
 大きな緑が二つぼくを見据えた。それからまた目を閉じてキスをしようとする。座高の違いから、腰が上がりゆっくり抜けていく。ぞくぞくと背筋を這う感覚と、ぼく自身初めて人を愛したような滑稽な満足感でいっぱいになる。
 「う、・・・・・・動くからニルさん」
 ぼくの張り詰めた感情を理解してか、彼はカリがギリギリで口に引っかかった状況からすぐに体重を下ろして全部納めた。ズクッと急激に与えられた快感にぼくは声を上げてしまいそうになるのを必死で抑えた。
 「ニルさん・・・ニルさん・・・・・・おおき・・・、い、ん、ん、」
 少し浮かせてまた奥へ、やわい感覚が少しずつ突き上げてくる。
409名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 01:45:56 ID:dVvV8O0Q
 1つ揺するたび、じくりと感覚が広がっていく、じくじくじくと指先まで熱くなったところで彼の律動だけでは物足りないので、入れたまま彼を持ち上げた。
 体重が軽すぎるのだ。その分力も弱い。
 枕を引きづり、彼の腰の下に支えとして持ってきてからベッドに彼を倒した。自分の非力さを申し訳なく思っているように彼は眉を寄せる。
 枕のおかげで高く上がった尻穴は、大分具合が良かった。体の柔らかい足を持ち上げれば顔のすぐ近くまでつま先が上がる。
 抜き差しを始めれば、彼はおかしくなったように鳴いた。
 「なあ・・・ッん!あ!あ!はぁ、あん!だ!駄目!奥、あ!」
 コリコリとした内臓を内側からすりあげると、彼の前のものが触れてもいないのに噴出す。さすがに薄くなった液を指で掬い彼の顔の近くに見せると、律動に震えながら彼はその指を舐め始めた。
 やれとは言っていないのに。小さい子が甘い水あめを舐めるような蕩けた表情で指を舐める。
 指の間も、爪の先も残らず舐めとった、爪の先を舌先でちろちろともう無いのかと刺激される、騙された。ぼくはその口にしゃぶりついてしまった。
 無論まずい。
 口を離してから二人揃って舌を出した、その顔を見合わせてぼくは笑った。初めて彼が冗談めいたことをしたのだ。
 そうすると、驚いたことに、彼もおずおずと慣れないように笑おうとした。目を細め口角を上げようとしている。本当に初めて笑う、といった様子だった。少しいびつな笑みが信じられないほど愛しかった。
 「スイ君、」
 「・・・ニルさん」
 彼の細い腕がぼくの背中に回された。短くて全然届いて居ない。ぼくは顔を彼の首にうずめながら腰を叩きつけた。もはや力任せの突き入れだった。
 肌と肌が触れて変な拍手みたいに音が響く、顔のすぐ近くで甘い声が上げられて頭がおかしくなりそうだ。
 腹いっぱいに溜まった熱い感情が今にも噴出しそうだが、その瞬間を堪える。彼の張ったものを掴み一緒に扱くと彼の声がいっそう高くなる。
 「ぉ、あ、っあ、っあ、んあっへ、あぁっああぁぁあ!!ニルさん、にるさん!」
 「スイ君・・・!!」
 ただそういう生き物になったように一心不乱に腰を振った。彼の玉が収縮するのと同時に門の筋肉が絡みついてきた。たくさん歩いてきた股間は締りがよく絞りつくされるような感覚が走る、最奥へと突き込むと、彼の中にどゅくどきゅくと液を吐き出した。
 「・・・ハァ・・・はは、ニル・・・さんいっぱい」
 脳幹が麻痺したように思考が出来ず、彼の上に覆いかぶさった。
410名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 01:48:47 ID:dVvV8O0Q
エピローグ

 魔が差した。
 雪はまだ降らないが夜の空気は冷たく、頬の皮膚がぴりぴりと痛んだ。興奮で上気した顔面はそんなこともお構いなしに無理やり笑みを作った。表情筋に無理やり持ち上げられた皮が悲鳴を上げる。
 乾いた皮膚が裂けるような痛みを訴える。やはり潤いが欲しいのだ。
 真っ暗な路地裏に、少年の高い悲鳴が上がった。
 それ以外は、なんということもない。建物の壁以外あるのは冷たい空気と夜の闇だけだった。
 少年は腕を強く捻られ、体を建物の薄汚れた壁に押し付けられて潰れた声を漏らした。
 彼の露出された手首がとても温かい。
 「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、ハア、ハア、ハハ、ハハハ。ゴメンネ。ごめん、キミが悪いんだよ。こんな時間に外にいちゃあ」
 ぼくみたいなのは、ぼくじゃなくてもいくらでもいる。
 あの日の翌日、スイは高熱を出しそれから生死の境をさまよった。元々少し変わった体質で、体自体丈夫ではないのに妙な薬に加え、変態に襲われたのだ。一命を取り留めたのも奇跡に近かった。
 快気祝いとお詫びに彼の好きな遠方の美味しい水を買いに行き、意気揚々と家に戻ると彼はいなかった。もちろん笑顔が日の光のようにまぶしいがぼくにだけ辛辣な視線を送る妹も屋敷からいなくなっていた。既に部屋は片付けられ、2人がいた形跡は全く残っていなかった。
 父に聞けば、「故郷に帰った」とだけ伝えられた。
 スイにはきっとこれ以上ないくらい嫌われたのだ。そうとしか思えなかった。看病をしようものなら妹から蝿のごとく追い払われ、隙を見て会いに行けば上の空で反応はない。ぼくの前で笑ってくれたのはあの一度きりで最後だった。
 なんとも女々しく未練がましい感情に襲われた。鳩尾にずしりと重くのしかかる。かと思えば今はぽっかり開いた空洞のように軽い。
 いくら雰囲気の似た少年を買おうとも、緑の目の子の代わりにはならなかった。事の終わった後の悲壮感は今まで味わったことがないほど打ちのめされた。
 まさか、線の細い少年ならば誰でも良いといえるほど無節操だったぼくが1人の子供をずっと覚えているということが信じられなかった。
 黒い肌の上に淫らに白濁が散った様を思い出すとツバが出る。だが同時に堪えられない渇きを身に感じ、夜な夜な人気のない道を徘徊するようになった。やはり目が行くのは彼に似た少年だった。
 そんなことをしながら2ヶ月以上経った。季節も変わろうとしている。街の空気が変わっても一向に奇妙な空腹感は治まらなかった。
 今回の少年は、顔も見えないような灯りのない道ですれ違っただけだった。背格好が似ていた。ただそれだけだ。
 「駄目じゃないか、パパもママもキミにはいるんだろう。この時間をこんな場所で1人で歩いてるなんて、悪い子なのかな」
 耳の後ろでささやくと、壁に押し付けられたまま小さく抵抗する少年が、カヒっと絞った声を出した。
 デジャヴか。聞いたことのある声だ。
 鼻を押し付けた頭皮も、嗅いだ覚えがある。こちらをにらむ目の色が緑色をしていなかっただろうか。
 ついに幻覚まで見るようになるとは、タチの悪い組合とは顔が利くがまだ薬に手を出してはいなかったというのに、愛し過ぎると病気になるのか。
 「ははは、駄目だよスイ君の真似したって、ちょっとそう考えたら余計興奮してきた」
 後ろから彼のズボンの前を解き、素早く下ろした。冷たい外気に下半身をさらされて彼はびくっと震えた。
 片方の腕は彼の腕を捻って壁に押し付け、もう片方の手で尻を揉みしだいた。彼の緊張が手のひらに伝わる。
 「ニルさん!」
 高い良い声だ。スイ君そっくりだ。さすがは幻、何もかも良く似ている。
 ぼくの名前はニールだ、呼びづらいと伸ばさないで呼ぶのは彼くらいのもので、なぜだか呼ばれただけでひどく胸がざらついた。
 「スイ君?」
 「そうだ!もうやめてくださいニルさん!俺です」
 ぼくは幻ごときにからかわれているようでイライラした。何の滑りもない指をそのまま彼の肛門に突き入れた。
 「いっひぁ・・・!」
 無理に伸ばされた門の痛みか、それとなく少し気持ち良さそうな声を上げた。
 「なんで、スイ君はなんでぼくの前からいなくなっちゃったのかなあ大好きだって言ったのに。スイ君もぼくのこと許してくれたのに」
 「ニルさんは、客観的にもっと自分を見れるようになると良い!」
 何を言っているんだこの幻は。ぼくは慣らすのもそこそこに自分の服の前を開け、彼の尻にぼくの起立したものを突き入れた。
 甘さのない悲鳴が耳に響いた。
411名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 01:49:50 ID:dVvV8O0Q
 狭くキツイ肛門は、彼自身がひどく緊張してとても固く感じた。固すぎて辛い
 「はぁーっはぁーっ、俺は、故郷に、・・・妹を置いて、戻った。イル様の元で勉強する、許しが出た。妹を、こんな変質者がうろつく街にいさせられない。・・・・・・・・・屋敷に戻れば、イル様は、ニルさんが俺が居ない間に狂ったと・・・・・・」
 なんて現実的なことばかり並べる幻だ。そうであればいいとぼくが思っていることを連ねる。そんな都合の良い話があるはずがない。イルとはぼくの父だ。ぼくの仕出かす悪ごとを色々頑張ってくれているらしいが、そんなことはぼくにとってはどうでもいいことだった。
 ぼくは彼の片足を掴んで高く上げた。引っかかった衣類が邪魔で仕方がない。少し緩んだ穴に腰を打ちつけた。
 「あっ・・・ぐ!あ、あ!だから!・・・なんて人だ、愚か!なんて愚かだ、俺のことなんか、ニルさんは後5年も愛さないクセに!!勝手におかしくなって!」
 「ああ、そうだねえ。大人になったスイ君なんて、考えたくもないなあ」
 一突きごとに彼の声が良くなっていく。股の滑りも良くなって、彼自身も大分温かくなっている。
 「下衆!ゲスだ!ひぁ・・・!や、後ろからは嫌だ!・・・・・・その、っひ、その根・・・性、治してやる」
 既にぼくは彼の腕を離していた、彼は片足を上げて少し回りやすくなった上体を、捻りぼくの顔のほうへ向いた。夜目でうっすら見える瞳は、あの深い湖の底のような緑だった。
 彼はぼくの上着を掴み、体重をぼくの股間に預け少し跳躍した。深く沈みこんで、下腹部に得も言われぬ快感が走る。
 足を浮かせながら彼はぼくにしがみつき、口付けた。なんとも無茶な体勢だ。
 小さな口がぼくの口をついばむ。一度触れてから少し体を離し、彼は足をぼくの目の前で振り、反転した。中身が回ってじゅくっと腹に滲む。
 向かい合って抱き合う形になった、改めて彼は再会を喜ぶ恋人のようにむさぼるようなキスをしてきた。
 よく知った口の味だ。想像できないほど積極的な舌をぼくは受け入れた。舌先同士でちろちろと触れ合うと、彼が少しおかしそうに息を吹いた。分泌されるヨダレをお互い舐めあい、熱を交換する。
 もう逃げられない、彼は本物だ。
 壁に彼の背を預けるとぼくはまた腰を動かした。両腕で彼の両足を担ぎ中心を掘る。
 「ニ、ニルっさんが!もう・・・悪ごとしないっように!・・・俺、やるからぁあ、頑張っ!あんあっ、イル様に!頼・・・!ひ、ひ、は、あ、あぁ!」
 「スイ君!スイ君!何言ってるかちょっと分からないけど!スイ君なんだね!スイ君気持ち良い?ぼくすっごく気持ちいいよ!これからいっぱい楽しいことしようね!戻ってきてくれて嬉しいよ!気持ち良いよ!」
 「あ、あ、あ、あ、ムカつっ・・・あ、あんああぁ!」
 黒い喉を晒しながら彼は壁のほうへ反れた。尻穴がきゅぅぅとぼくを抱きしめるように絞めて来るので手前へ手前へと擦った。濃い白い液体がぴゅくぴゅくと跳ねる。ぼくが突き上げるたび出るのが面白い。
 「ほらほらほらもっともっともっと絞めて、良いよやっぱり大好きだよスイ君−−−!」
 舌を出して恍惚の表情を浮かべる彼を見ながらぼくはまた、彼の中に自分の欲を放った。
 登りきるような快楽が下腹部から脳幹へ伝わる。
 彼がぼくのもとへ帰ってきてくれた、この満足感があの時以来の快感を呼び起こす。
 ぴりぴりに乾燥した感覚が潤いを得たような、砂漠が一転して一面の緑になったような、空腹に似た空虚感が埋まったのだ。
 地面に崩れ落ちてから顔を見合わせた。
 「仕方がない人だ」
 猫のように大きな緑の目が細められる。まだ不器用な笑顔だ。それが少し嬉しかった。ぼくの前以外ではまだ誰にも見せていないのではないだろうか。またうぬぼれてしまいそうだ。
 彼の小さな両手がぼくの実際ぴりぴりの頬を覆う。温かくてしっとりしていてとても気持ちが良かった。
 どちらともなくお互い口を寄せた。彼に会うまで幾度もしてきたが、キスがここまで気持ちがよいとは知らなかった。
 冷たい外気に、お互いの熱を冷ますことなく柔らかく長く口を欲し合う。
 
412名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 01:57:08 ID:dVvV8O0Q
長いけどお付き合い頂けたら大変光栄です。
元より自分のオリジナルファンタジーの世界観から、途端にキャラを掘りたくなったので書きました。
長く分かりづらいような描写でも申しわけありません´・ω・`
ショタを掘る話は初めてですが、これに関連した話を書きましたら、またお付き合い頂けると嬉しいです
413名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 05:07:54 ID:cguz+E17
お疲れ様でした

★★☆☆☆
414名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 06:06:12 ID:0ojFlrbG
文体は好きだけど2向けじゃないな
415名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 06:38:23 ID:EMMl0FMg
GJです。こういうの大好き!
416名無しさん@ピンキー:2010/11/02(火) 11:23:34 ID:C0ac84B0
GJ!
なんか日本語ところどころおかしい気がしたけど
エロかった。また書いてくれよ、待ってるから
417名無しさん@ピンキー:2010/11/03(水) 06:57:04 ID:q9obu0Tr
ショタが大人の汚い感情を受け入れる描写が個人的にとても好きなので良かったです
418名無しさん@ピンキー:2010/11/04(木) 22:15:01 ID:kHuKj1pq
「…んっ」
柔らかな唇に舌を這わせると、少年は微かに吐息を漏らした。
金の巻き毛は少年の上気した頬に影をおとし、湖のように澄んだ蒼い眼は潤んでいる。
美しい…なんと蠱惑的な表情をするのだろう。
未だ荒い呼吸を繰り返す少年をそっと抱きしめると、私は囁いた。
「ルキウス…、今夜こそ、私の部屋に来てくれるね?」
たとぷりと唾液を含ませた舌でペろりと耳朶を舐めあげ、吐息を吹き込んでやる。
「あっ…ぅ」
「ルキウス…」
声音を一層低く落とし、再び懇願する。
続いてチロチロと溝や曲線をなぶれば、少年は僅かに、細い肩を震わせた。
「っ…、は…い」


というのを妄想した。
419名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 00:59:02 ID:BKxHNX6f
>>418
省略されました 続きを読むには「ワッフルワッフルと書き込んでください」
が抜けてる
420名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 08:05:57 ID:DImrHV3F
スレ住民はじゅもんをとなえた!!

わっふるわっふる!
わっふるわっふる!

しかし何も(ry
421名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 10:36:40 ID:gcb9+P2t
純粋にらぶらぶえっちな作品が読みたいお!保管庫でオススメはあるかお?
おっかなかったり不幸な描写はショタがかわいそうで抜けないお・・・
422名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 13:59:43 ID:79SqCm1z
大学生と眼鏡っ子は適度にエロく、血なまぐささもない秀作。秋人くんハァハァ
423名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 14:18:31 ID:h0pci874
>>421とは逆にショタ調教ものが見たいです
424名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 15:59:44 ID:pNbkWB0Y
薄幸ショタが好きな人多いのかな
頭悪いベタベタショタも好きだな
425名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 23:41:01 ID:0XCjx76x
>>421
きつねのよめいり(途中で分岐があるが)のハピエンルートオススメ
コウ可愛いよ
426名無しさん@ピンキー:2010/11/05(金) 23:55:51 ID:0XCjx76x
ごめん、>>425だけど正確には『きつねのおはなし』だった
427名無しさん@ピンキー:2010/11/06(土) 12:04:08 ID:w2R8efOh
>>423
単発なら「アニマルセラピー」がお勧め。
シリーズならジリオンだけど、保管庫には一話しかない
428名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 13:14:53 ID:QXwDGoXk
お兄さん(おじさん)が嫌がるショタを精神的にも肉体的にも追い詰めて追い詰めて、
エロいことを強要したり無理矢理教え込んでいくシチュが大好物だ。
429名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 20:58:29 ID:tvOFB2K6
ほのぼのしててラブラブなのが好きです。
430名無しさん@ピンキー:2010/11/07(日) 22:22:37 ID:7O3cZ2pj
意見をまとめると、
ショタは愛するお兄さんのチンコを求めて毎晩のようにお尻を振る淫乱
だけど最初会った時の印象は最悪だった
その気のないショタに無理矢理チンコの味を覚えさせたんだ
イヤがってたショタも次第にお兄さんの愛を受け入れるようになって
今はホラこの通りラブラブの毎日です
ってことか
431名無しさん@ピンキー:2010/11/08(月) 16:40:14 ID:+ynuXvLu
イルカは同性愛があるらしいな
432名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 08:14:54 ID:qAq45WW3
あと、ペンギンで同性同士のカップルが確認されているそうだ。
つか、鳥類はなかなか興味深い話が多くて、
調べていくとおかずになりそうな話の宝庫ですぜ、旦那。
433名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 12:18:22 ID:L9kEgqBE
サトリ遺伝子なんかの例をみると、昆虫では普通にありそうだ同性愛。
434名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 14:00:54 ID:CQz3MdN+
保管庫全然まとめられてないね
自分過去スレ読めないから待ってるんだけど・・・
435名無しさん@ピンキー:2010/11/09(火) 17:07:29 ID:ue8pDjYI
前スレのおすすめは?
436名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 11:22:59 ID:JJn3ZbHc
保守がてら、>>418の続きではないが登場人物同一で投下。
短い&中途半端なとこで終わってます。
437名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 11:24:44 ID:JJn3ZbHc
「や…やめてください!」
か細い少年の手首を力任せに掴み、ベッドへと引きずり込んだ。
「…っ!」
抵抗などしても無駄だ。
振りほどこうとする腕に一層力を込め、遮二無二に動かす両の足の間にすかさず入り込む。
「…あっ!」
体重をかけてのしかかり、少年の身体をシーツの波に押し倒す。
顔を上げ、その面を見下ろせば、困惑と怒りを孕んだ碧い瞳と視線がぶつかった。
ーーああ、やはり。間近で見るとより一層美しい。
「…何のおつもりですか?」
その言葉に自然と笑みが浮かぶ。
このような時ですら、この少年は冷静を装い毅然とした態度をとろうとする。
少しのことでは動じず、仮に取り乱したとしてもすぐに平静を取り戻す。
加えて、常に堂々とし、時には身分も歳も関係なくまっすぐに、歯に衣着せぬ物言いをする。
それら全てを普段の自分は好ましいと思っていたが、今は違う。
その態度がひどくカンに障り、腹立たしく…。
「憎らしい」
「な……んっ」
言葉を紡ぐのを待たずに唇を塞いだ。
僅かな隙間から素早く舌を滑り込ませ、逃れようとする小さな舌を絡めとる。
「…んん」
少年の顎を固定し、より深く、貪るように口内を犯していく。
なぶるように刺激してやれば小さく吐息を漏らし、不意に吸いつけば身じろぎして肩を震わせる。
絡み合う唾液はまるで蜜のように甘く、それが醸す卑猥な水音は実に耳に心地好い。
眼前の愛しい少年が苦しげに眉をひそめ呻いても、理性など忘れて暫く夢中で貪り続けた。
「はぁ…はぁ…」
柔らかな唇にそっと触れるだけのキスを落とし、長い長い口づけの終わりを告げた。
熱に浮され、荒い呼吸を繰り返すその様は、なんと蠱惑的なのだろう。
薄く色付くその滑らかな頬をペろりと一舐めすると、耳元で吐息まじりに囁いた。
「『何をするのか』って?…こういうことだよ、ルキウス」
438名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 11:26:00 ID:JJn3ZbHc
呼吸の度、大きく上下する少年の胸にそっと指先を這わせる。
「…ぁっ!」
「ルキウス…」
舌でチロチロと耳朶を刺激し、指先ではシャツ越しに胸の突起を弄ぶ。
少年は必死で声を抑えようとしているが、無駄なことだ。
その強情さが余計に情欲を掻き立てるなど、微塵も思っていないのだろう。
「っ…リュシアン、様」
名を呼ばれ、耳朶に絡ませていた舌を名残惜しみながらも離す。
「…なんだ?」
少年の額に自らの額を合わせ優しく問うてやると、潤んだ瞳を覗き込む。白くしなやかな手が、そっと肩に触れてくる。
「もう、おやめ…下さい」
その言葉に、胸の奥が疼く。
少年の手は力無く、しかし明確な意志を持って私を押し返そうとしていた。
ーーこの期に及んでも、まだ拒絶するか。
悲しみと怒りがないまぜになって一気に押し寄せてくる。
今まで何度も、好きだの美しいだの、愛しいだのと囁き、お前が欲しいのだと懇願してきた。
しかしその度、少年は柳眉を吊り上げ、その碧い瞳で私を睨みつける。
そしてあくまでも慇懃な態度は崩さず、愛らしい唇で冷たい拒絶の言葉を紡いだ。
少年の姿が目に留まる度、締め付けられるような感覚が胸を襲う。
その済んだ声で名を呼ばれる度、どうしようもなく胸が高鳴る。
持て余した感情を、もうどうすることもできなかった。
「…そうか。なら、仕方がない」
懐から、あらかじめ用意していた小瓶を取り出す。
「まさか…」
何かに気付いたらしい少年を横目に、中身の液体を一気に仰り、そして躊躇わずにその可憐な唇を塞ぐ。
「んっ…んん…」
とろりと甘いそれを、ゆっくりと少年の咥内に流し込んでいく。
顎を持ち上げ、鼻をつまんでやれば、こくんと嚥下する音を確認できた。
439名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 20:56:27 ID:SQeK/GB7
わっふる!
わっふる!
わっふる!
わっ(ry
440名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 13:09:12 ID:9SDcXTi1
わっふるわっふるわっふるわっ(ry
早く!風邪引く!
441名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 18:47:12 ID:bS5JkjZ1
これはいいものだ
442名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 18:48:27 ID:iaMmWKW0
途中でやめるなら途中でやめるって書いとけカスが
443飼育(0/8)大窯蚕:2010/11/11(木) 21:21:11 ID:QVi/QDnR
みなさん、始めまして。大窯蚕と申します。
二次創作ですが、保守がてら投下させて頂きます。
ポケットモンスターブラック・ホワイトで主人公♂(トウヤ)×N、です。
<注意事項>
・ポケモンBWのネタバレを多数含みます。
・独自解釈もあります。
・濡れ場が全体の半分以下です。淡白にすぎるかもしれませn。

もしご覧になりたくない場合は、専用ブラウザで「大窯蚕」をNGワードに指定して下さい。
444飼育(1/8)大窯蚕:2010/11/11(木) 21:21:53 ID:QVi/QDnR
 夕暮れ時に自転車を走らせると、長い影が地を縫って駆ける。沈みかけた太陽の赤い光が、眼を突く。
今日は授業が6時限目まであったので、こんな時間になってしまった。
ペダルに力を籠めると、歯車がキュルキュルと悲鳴を上げる。俺には待っている人がいる。
今頃はもう夕飯なのだから。
 家に着いた時には、既に日は落ち、空は紺色に染まっていた。それでも、自分のアパートは、
窓から光が洩れていた。灯りを見ると、心なしかほっとする。まだ自分は一人じゃないんだって思って。
母の許を去ってから随分長い年月が経っていた。
「ただいま」
 鍵を開けると、どたどたと足音が聞こえてくる。ああ、嬉しいんだな。
「お帰り!トウヤ!」
 Nが抱きついてきた。そして頬ずりしてくる。それがやつなりのスキンシップなんだろうな。
「もう御飯できたから、ね。一杯作ったから、沢山食べてほしいな。
野菜とミルクをたっぷり使ったクリームシチューだからきっとおいしいと思うよ」
 相変わらずの早口で捲し立ててくる。何をそんなに生き急いでいるんだか。
そういうところは、全然変わらない。始めて会った時と全く変わらない。
「ああ、楽しみに待ってたよ」
「うん、今すぐ準備するから」
 エプロン姿のあいつは、まるで新妻のように嬉しそうな足取りで、キッチンに走っていく。
これでも、男なんだよな。あいつ。
 床に座ってテレビを点ける。今は7時だから、1chはニュースだ。
ロケット団残党の組織犯罪、新興カルト教団のテロ行為、事件といえばそんなものばっかりだ。
治安は相変わらず悪い。平和な社会なんて嘘っぱちだ。それはイッシュでも、ここミヤコでも一緒だ。
あいつが世界に幻滅したように、俺だって社会が厭になる時だってある。
本当は、人の世の光を見せてやりたかったんだがな。現実は非情だ。
「どうしたんだい?そんな難しい顔をして。もうご飯できてるよ」
 あいつの、生気の無い濁った瞳が俺の顔を捉える。こんな所も昔と変わらない。
「ああ、悪い。相変わらず事件が多いなと思って」
「ふうん…そうだね、最近怖い事件が多いね」
 お前だって、少し前はそんなことに加担していたんだぜ。
それに厄介な事件は昔から置き続けていたんだ。今に始まった話じゃない。
「さ、飯にするか。いただきます」
「いただきます」
 今日の夕食は白米に豆と野菜のクリームシチューだ。学生向けの安アパートじゃ、
キッチンにコンロが一つしかないから、おかずは高々一つしか作れない。
栄養が偏らないようにすると、結局一つの料理に食材を色々詰め込むことになる。
何しろ、あいつは肉や魚が食べられないからな。蛋白質とか脂質が絶対的に不足するから、
複数の具材をごちゃ混ぜにする必要が出てくる。でも、まあ、あいつも随分上達したし、
旨いから取り立てて文句をつけることもないけどな。
「どう、美味しい?」
 無邪気な笑みを浮かべて覗き込んでくる。顔が近い。目には相変わらず光が無い。
「ああ、旨いけど」
「よかったあ、何も言わないから、美味しくないかと思ったよ」
 心底安心した様子で席に座りなおす。こんなくだらないことでも、気分が上下するんだろう。
普通の人間は、いちいち言わなくてもそういったことは理解できる。
普通の人間は、信頼という言葉を知っているから、言葉にしなくても不安になったりしない。
だが、悲しいことにあいつは普通じゃない。環境が違う。教育が違う。
人を理解する心は与えられなかった。信頼は親によって引き裂かれた。
あいつは無垢だ。だが、それ故に手垢の付いた人間を信じることができない。
俺ですら、完全には信じていないのかもしれない。信じれない人間たちの中では、
一番信用できる人間に過ぎないのかもしれない。嘆かわしいことだが、それは受け入れるほかない。
「トウヤ、また難しい顔してる。ご飯が美味しくなくなってしまうよ」
「わりい。大学の勉強がちょっと引っ掛かってね」
 昔に比べれば、渋い顔をすることは増えた。子供の頃は、ただ我武者羅に真実を追い求めていたが、
今は真実に蓋をしておいたほうが生き易いことを知ってしまっている。
それに、俺の家は貧しい。俺自身もそうだ。生活という生臭い話題を避けて通ることはできない。
まして、俺はあいつを守ってやらなければならない。一人では生きていくことのできない大きな子供を。
445飼育(2/8)大窯蚕:2010/11/11(木) 21:22:33 ID:QVi/QDnR
 俺はNを拾ってきた。そう言って差し支えない。
 六年前にイッシュ地方で別れて以来、龍に乗って飛び去ったあいつの行方はようとして掴めなかった。
イッシュ中を探し回ったが、遠くの地方に行ったらしいという情報しか得られなかった。
中学生になってから、親元を離れて本州に渡ったのは、あいつを探すためでもあった。
首都ミヤコにいて情報を探したが、それでも足取りは掴めなかった。だが、事態は思わぬ所から進展した。
「ヒワダタウンで少年が保護」
 そのテロップをテレビで見かけた時は、さして興味を惹かれなかったが、
続きを目にした時は驚愕した。
「少年の持ち物はボイドキューブのみ…」
 いてもたってもいられなかった。その日のうちにヒワダへ自転車を走らせた。
警察署の前に立った時、既に日が変わっていた。報道陣は、最初からいなかったのか、もう帰ったのか、
一人も見かけなかった。それは、イッシュ中を騒がせたプラズマ団の策動が
本州に何の影響も齎さなかったことを意味していた。
怪訝な顔を見せる警官に、友人だと告げると、すんなり会わせてくれた。
久しぶりに再開したあいつの姿は酷いものだった。汚れた服、落ち窪んだ目、やせ細った体、
どれもこれも人間的な生活が与えられなかったことを示していた。
「お前、何やってんだよ」
 俺は溢れ出る感情を抑えきれなかった。
「絶望、かな」
 あいつは、こんな時でも曖昧に微笑むのだった。
「自分の道は自分で決めるんじゃなかったのかよ。何でこんなことになってんだよ」
「結局、僕は一人で生きるには弱すぎたんだ。ポケモンのことがわからないうえに、人間のことも
わからないなんてね。参ったよ。本当は人間とポケモンの橋渡しをしたかったんだけど、それは傲慢という
ものだったのかな。ポケモンの話がわかるなんてことは、心が通う人には必要ないし、そうじゃない人には

どうでもいいものだからね。それに、僕は周りに世話されて育ったから、自分を世話することができない。
そして、ポケモンたちも。もう僕は何も持っていないから、野に生きるしかなかった。
草と木の実でここまで凌いできたけど、もう限界だ。だけど、ポケモンたちはそれ以上だった。
空腹に耐えることはできなかった彼らは、同じポケモンを狩った。考えられるかい?
トモダチがトモダチを食い殺す。そんなことがあっていいものか。
その時、自分は気づかなければいけなかったんだ。ポケモンとヒトは違うんだって。
トモダチにはなれないんだって。たとえ言葉がわかったとしても。
でも、そうだとしたら、僕の存在意義は何だ。僕の人生は何だ。何一つ僕の手には残らなかった!
理想さえも…」
 最後は涙声になっていた。俺はあいつの肩を掴んで言った。
「もういい、もういいから」
「トウヤ?」
「お前は何も間違っちゃいない。ただ、いい親に巡り合わなかっただけだ。
理想が無くても別にいいんだ。そんなもんを実現するために人生を無駄遣いする必要は無い。
もうお前は、『王』じゃないんだ」
 最早アイツには大義を実現する使命など何も無い。ただ生きる、それが許される。
「でも、どうすればいい。僕には何も」
 そうだ。あいつには何も無い。住居が無い。職が無い。戸籍が無い。寄る辺が無い。助けさえも無い。
どうすればいいのだろう。
「だったら、俺ん家に来いよ。飯と寝床ぐらいは出せる」
 俺にそんな義務があるのか?
「そんな、悪いよ」
「お前が野垂れ死ぬよりましだろ。俺はお前がこれからどんな生き様を見せるか見たいんだ」
 俺は何を言ってるんだろう。
「トウヤ…」
 ええい、ままよ。
「俺の所へ来てくれ。頼む」
 こうして、あいつは今、ここにいる。
 今にして思えば、最初に会った時から、あの光を欠いた双眸に惹かれていたのかもしれない。
446飼育(3/8)大窯蚕:2010/11/11(木) 21:24:19 ID:QVi/QDnR
「ごちそうさま」
「お粗末さまでした」

 食事が終わっても、鍋の中に中身が大分残っている。取っ手を掴んでキッチンへ戻す。
明日の朝飯にしよう。とはいえ、いつもいつもおかずが残ってしまう。
あいつは食べないからな。こっちが心配するほど食が細い。何を後ろめたく感じてるのやら。
「さて、と」

 明日も早い。朝からポケモンたちのトレーニングを行わなくてはならない。
ポケモンバトルに備えなければならない。たとえあいつが悲しげな顔をしようとも、
奨学金だけでは生活が難しい。だからさっさっとシャワーを浴びて、早く寝なければ。
「じゃあ、シャワーにするわ」
「ね、ねえ、僕も一緒に入ってもいいかな」

 あいつは、乙女のように顔を赤らめておずおずと尋ねてくる。同性にもかかわらず心時めくものがある。
悔しいけど、俺はゲイなんだろうな。
「ああ、いいよ」

 最初は断っていたんだ。何か不道徳なことをしているように思えて。
でも、断るたびに泣きそうな顔になるのが見ていられなくてな。
あいつにとっては、風呂に一緒に入るなんてことは不道徳な行為でもなんでもない。
子供の頃から「トモダチ」とスキンシップを図ってきた。それだけだ。
 服を脱ぎ捨てる。あいつといえば、丁寧に脱いで服を綺麗に畳んでいた。
どうせ洗濯機でかき混ぜちまうんだから一緒だろうに。 

 灯りを点けてユニットバスに入ると、あいつのしなやかな肢体が露になる。
骨格が細く、筋肉の薄い体格に、無駄な毛一本も生えていない滑らかな肌。
男らしい直線的なものではなく、臀部に丸みを帯びた女性的なスタイル。
成年男子には必ずあるはずの脇や下腹の茂みは存在せず、慎ましやかな性器が美しく股座に鎮座している。
「僕の体、キレイ?」
「ああ、すごくエロいよ」
「ふふ、よかった。あ、トウヤ、興奮してる?」

 俺のブツは、あいつのと比べるとグロテスクなぐらい大きく怒張していた。
目の前の美青年はほっそりとした手で、俺自身を扱く。
「いきなり出しちまう。まずい。まずい。体洗ってからにしよう、な?」

 俺が宥めると、不満げに頬を膨らませるのだった。あいつにとっては、こういった淫らな行為が、
悪いという感覚は無い。それもこれもただのスキンシップの一環なのだ。
だが、それだけが、奴の世界の中では関係を保つ術だった。
動物でも、スキンシップとして雄同士が性交を行うことがあるという。あいつの場合も多分同じだろう。
スキンシップが途切れるということは、奴にとって関係の破綻を意味する。
だから、必要以上に関係を持とうとする。可愛そうなことだが…
「別にガツガツしなくたって、俺はいなくなりゃしないんだ。安心しろ」

 笑顔を作って諭すと、あいつは「うん、わかったよ」と零すのだった。
一つのシャワーで一緒に垢を流し、フケを流す。それが終わると、あいつは紅潮した顔で抱きついてきて、
股間に手を回す。一物が扱かれ、血液が先端に溜まっていく。
「ねえ、トウヤ、キス、して」

 少女さながらの高い声で、少女さながらの艶かしい手つきで、少女さながらの艶やかな体で求めてくる。
抗うことはできない。
「ん、むちゅう、んん、はあっ」

 卑猥な音を立てて唇を離す。その間もあいつは熱心に自分の竿を俺のに擦りつけて来る。
「お前、そんなことしたら、腹に出しちまうって」
「くすっ、トウヤも溜まってたんだろう?でも、折角だから、僕の中に出してくれないか」
447飼育(4/11)大窯蚕:2010/11/11(木) 21:32:10 ID:QVi/QDnR
 あいつは蟲惑的な笑みを浮かべて膝を折り、紅色の舌でいきりったブツを舐め上げる。
「イキたくなったら、いつでも僕の口に出してね」
 そう言うと、俺の竿をゆっくりと口に収めた。柔らかな舌、滑らかな口蓋、狭まった咽頭に包まれ、
否が応無く、興奮は高まっていく。一物を出し入れしながら、口を窄めて吸い上げる。
ちゅぱちゅぱといやらしい音が浴室に響く。尺八の腕前はとても素人とは思えない。

 こいつはどこでそんな技術を覚えたのか。初めて交わった時を思い出す。
あの時は、丁度風呂上りで少しまどろんでいた所だった。そしたら、あいつが頬を染めて近づいてきて、
いきなり股座を弄ってきた。
「お前、何考えてんだ!」
 すると、あいつは今にも泣きそうな顔したのだった。
「何って、トウヤは僕のトモダチじゃないの?」
「いや、友達にこんなことしないだろ!」
「でも、どんなに心を閉ざした子でも、どんなに敵意を向ける子も、こうしたら心を開いてくれたんだ」
 あいつの父親に殺意を覚えた。
 それは違うとあいつに言ってやりたかった。それは友達じゃない、ただの奴隷だ、犬だと。
だが、これ以上あいつを否定したくは無かった。だから、あいつを、Nを抱いた。
あるいは、俺に元々下心があったのかもしれない。結局、性欲に流されたんだろうな…

「ふうん…あれだけ滾っていたのに、なかなか出さないんだね。なら、少しやり方を変えようかな」
 あいつの言葉で思考が現実に戻る。悪い、考え事してたんだ。
 舌を出して雁首から茎をなぞって袋に這わす。そして、皮嚢を中身ごと口に含み、空いた手で棒を扱く。
袋の皺を舌でほぐし、会陰部を舐める。
「うっ」
 あいつが俺の肛門に舌をつけた。
「N、お前、汚いって」
「君に汚い所なんてないよ」
 股にあいつの甘い吐息がかかる。興奮しているんだろう。男のケツ舐めて興奮するなんてな。
だが、体は素直で陰茎がピクピクと揺れる。
「ふふっ、トウヤ、おちんちんがひくひくしてるよ。じゃあ、いただくとしようかな」
 あいつは傘を口に含めると、鈴口を舐めながら、茎を吸い上げる。
448飼育(5/11)大窯蚕:2010/11/11(木) 21:32:31 ID:QVi/QDnR
「もうヤバイ。お前の口ん中に出すぞ!」
 前立腺に溜まっていたものが解放され、尿道を駆け上がる。押し込めていたものを放出した快感に、
強い多幸感を覚え、思わず溜息を吐く。あいつはすぐに口を離そうとせず、
クラッシュタイプのゼリーを食べる時のように、しつこく管を吸い上げる。搾り取る所存らしい。
「はあ、はあ、ふぅ…」

 あいつはゆっくりと、名残惜しそうに口を竿から離す。
そして、口を開けて自分の戦利品を俺に見せびらかす。
白い粘液が赤い肉の葉の上にべっとりと乗って、口蓋からは糸を引いていた。
あいつは、AV女優がするように、口をもごもごさせて液体を攪拌し、じっくりと味わう。
それから、喉を鳴らして中身を飲み込んだ。
「トウヤの精液おいしいなあ。もっと欲しいよ」
 うっとりした顔でねだる。だが、出したばかりの俺の一物は下を向いてしまっている。
「おや、少し萎えてしまったかな?じゃあ、もっとサービスしないとね」
 そう言うと、あいつは浴槽に座り込み、脚をM字に広げて、茎と蕾を見せびらかす。
そして、穴の中へ指を突っ込む。少しも痛そうな顔をせずに、自分で自分の直腸をほじくり回す。
それから、もう片方の手の指も差し入れ、狭い穴を押し広げた。

「トウヤ、見て、僕の中。ここに、君の太いおちんちんが入るんだよ」
 そう言うあいつの顔はどこか儚げだ。だが、それ故か、俺の息子はにょきにょきと太く伸びるのだった。
「あはっ、また、トウヤのが元気になったね。今度は僕のお尻に入れて頂戴」
 あいつは立ち上がると、壁に手をつき、雌犬のように尻を突き出す。
「ねえ、トウヤ、早くぅ。もう、我慢できないんだ」
 猫撫で声で俺を誘ってくる。まるで人間ではないかのように。だが、相手から誘ってきているのに、
何を我慢する必要がある。犯せ。貪り尽くせ。
449飼育(6/11)大窯蚕:2010/11/11(木) 21:32:55 ID:QVi/QDnR
「ああっ、くうん!」
 俺の剛直があいつの蕾を突き刺す。愛撫も無しに入れたのにも拘らず、既にそこはぬめっていた。
激しく抽送を繰り返すと、桃尻と腰がぶつかる音が「ぱんぱん」と室内に響く。
「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」
 堪らず、あいつは女のような嬌声を上げる。そうか、そんなに気持ちいいのか。男のくせに。
何ならもっと気持ちよくしてやろうか。

 俺は、嗜虐的な感情を抑えきれず、あいつの可愛らしい性器に手を伸ばし、乱暴に擦る。
「ああん!だめえ。そんなことしたら、出してしまう」
 あいつの一物を扱くと、尻の締りがよくなったような気がする。
「ちんぽシコられてケツマンコ締めるなんて、お前ってやっぱり変態だな」
「言わないで、トウヤ、ああん」

 あいつの清らかな陰茎も、扱かれてカチカチになって先走り液でぬるぬるしている。
「我慢汁垂らしてさ、それでいて、女みたいによがってよ、感じてんだろう」
「はあ、ああ、そうだよ、僕感じてるんだよ、うっ、トウヤに抱いてもらえて」

 肛門のきつい締め付けに、直腸の襞が俺の陰茎を包み込む。柔らかい肉壁を剛直で無理矢理押し退ける、
その感触が傘や丈を通じて快感を送り込む。ここで、あいつが射精できるよう、責め方を変えてみる。
徒に打ち込むだけでなく、性器の付け根の裏を擦るように腸を突く。

「ずるいよ、前立腺を責めるなんて。もうだめだ、出る、出ちゃう!」
「いいよ、来いよ、俺の手の中で出しちまえ」
「はああ、うう、あっ」

 一瞬、あいつの体が強張ってから、徐々に緊張がほぐれ、股座を弄っていた左手に温い感覚がした。
だが、まだ俺はイっていない。満足するまで付き合ってもらおうか。

「はあ、はあ、まだ、君の、こんなに太い…」
 腰を掴み、繊細な柔肉を無慈悲に抉る。
「あっ、あっ、あん、あん」
 再び、甲高い声であいつは啼く。その痴態にサディスティックな感情が募っていく。
450飼育(7/11)大窯蚕:2010/11/11(木) 21:33:57 ID:QVi/QDnR
「気持ちいいか?気持ちいいって言ってみろよ」
「気持ちいい、気持ちいいよ、トウヤ」
「どこが気持ちいいんだ、言ってみろ」
「お、お尻い」
「ケツのどこだよ」
「はあ、あうん!ケツマンコだよ」

 快楽に浸り、呂律も回らない姿に、かつてのカリスマは微塵も見られない。
今の生活をプラズマ団の残党に見せてやったらどんな反応をするだろうか。

 もうそろそろ俺も限界だ。
「N、中に出すぞ」
「いいよ、来て。僕の中に出して!」
 再び尿道から液体が迸る。抑圧していたものが解放される喜びに酔いしれる。
力が抜ける。肉棒が菊門からずり落ちる。白濁液が尻を伝い、腿へと流れる。

「お腹が熱いよ。こんなに出してくれて」
 Nは恍惚とした声色で呟く。
「あはあ、トウヤに犯されてまた出しちゃったあ」
 振り向いたあいつの穂先から、白く濁ったものが垂れていた。
「はあ、ふう、はあ、トウヤのおちんちん、ミルクに塗れて、おいしそう」

 もう一度あいつはかしずき、俺の竿を口に咥える。精巣の精子まで吸い取らんばかりの
勢いで尿道を吸い上げる。
「しっかり、俺の精液、味わえよ」
 俺は今日、三回、Nの中に射精した。
451飼育(8/11)大窯蚕:2010/11/11(木) 21:34:26 ID:QVi/QDnR
 電気を落とすと、部屋は闇に閉ざされる。Nは俺にしがみつきながらすやすやと寝ている。
まるで子供のように。あいつのほうが年上だってのにさ。それとも、恋人に対するものなのかもしれない。
あるいは、「トモダチ」に向けたものなのか。

 俺たちの生活がこのままでいいのか。こんな時刻になると、よく考える。
世間的に見れば、ふしだらで不健全な生活であることは間違いない。
そして、Nという美青年を食い物にしていると言われても反論できない。
だが、彼を俺の元から解放したからといって、どうなるっていうんだ?
あいつは路頭に迷うだけだ。そればかりか、更なる絶望の淵に沈んでしまうだろう。

 あいつは一人で生きていけないばかりか、他人と上手く折衝していく術も知らない。
プラズマ団という集団狂気から解放された後も、Nにとって世界は悪意に満ちたものであり続けた。
それは、放浪生活の失敗によって、より強化されたに違いない。
誰もがポケモンを愛し、真剣に向き合っているわけではない。
多くの人間は自分のポケモンに対して無関心であり、モンスターボールの効果に安住して、
自分にポケモンが従うことは当然と思っている。そして、そのことを意識してすらいない。
ポケモンを虐げる人間、ポケモンを愛する人間、ある意味両極端な人間しか見てこなかった
Nにとっては受け入れ難い現実だっただろう。だが、それを黙認していかなければ、
「他人」とは上手くやってはいけない。だから、あいつの旅は失敗したし、絶望もした。

 もっとも、父親に利用されていたと知った時点で、人間への信頼なんてものは消し飛んだだろうが。
それでも、一人では生きていけないから、一番信用できそうな俺に身を寄せたということだろうか。
そして、俺に捨てられないように必死になって尻を振っている。そう考えれば、ただただ哀れだ。
条件付の愛、その言葉が俺の頭に浮かんでは消える。世間で持て囃される無償の愛とは懸け離れたものだ。
それどころか、虐待の代名詞ですらある。だが、あいつが無償の愛を信じることができないのは道理だ。
彼は、虐待を受けて、育ったのだから。

 俺たちの関係は、愛情ではなく、依存で結ばれていると言われるだろう。
ただ愛し合うのではなく、何か求める変わりに何かを差し出す。それは、世間では歪なものと看做される。
Nは俺に庇護を求める代わりに体を差し出す。俺はNに温もりを求める代わりに寝床を差し出す。
依存しているのはあいつばかりではない。俺もそうなのだ。貧しい母子家庭で、僅かな路銀を手に、
徒手空拳でポケモントレーナーの道を歩み始めた時から、俺は放浪する身となった。
その中で人肌を恋しく思い、条件付にしても、自分に愛情を向けてくれる存在が手元に欲しくなった。
その条件に合致するのが男のあいつだったということだ。だから、この関係を解消するには、
互いに絡みついた蔦を解き解すような難しさがある。

 本当は、俺だって、ただ依存するだけではない、普通の生活をNに与えてやりたかった。
住居を与えた。戸籍も作った。学校にも通わせようとした。これは本人が拒んだから、
今は通信制の高校に所属させている。だが、そういった俺の努力にも拘らず、
あいつがまともな暮らしを手にする日は永久に来ない。
452飼育(9/11)大窯蚕:2010/11/11(木) 21:34:52 ID:QVi/QDnR
 カラクサタウンで初めて会った時、Nの姿、大人びた言動に相反する
中性的で、悪く言えば未成熟な容姿に強い違和感を覚えた。
プラズマ団の城で、あいつの育てられた部屋を見た時、違和感は不安に変わった。
ふしぎのアメが床にポツリと落ちていたのだが、その時は、俺はその意味を考えることを拒んだ。
だが、逮捕された七賢人や教団の「女神」たちの証言から、Nが置かれていた環境が明らかとなった。

 長らく一室に監禁されていたこと、そこで洗脳紛いの教育を受けていたこと、
虐待されて凶暴になったポケモンたちと一緒に暮らしていたことは、
既に聞き知っていたから、怒りこそあれ、驚きはなかった。しかし、明かされた情報は、
それ以上に残酷な真実を俺に突きつけた。

 Nには複数の薬物が投与されていた。それも、幼少期から継続して。
彼は生まれつきポケモンの声を聞くことができる特殊な能力を持っていた。
それを失わせないようにするための措置だったと聞いている。
幼児が成人の持ち得ない不思議な能力を持っていることは、科学的に証明されている通りである。
その能力は成長するにつれ、消えていってしまうこともまた知られている。
ゲーチスはそこに目をつけ、違法な薬物を使い、第二次性徴を押さえ込んだ。
専門家の話によれば、そんなことをすれば、精神が正常に成長できず、
社会適応に重大な支障をきたすとのことだった。

 その話を聞いた時、目の前が真っ暗になった。それまでは、プラズマ団から解放されれば、
Nにも明るい未来があると思っていた。旅を通じて世界を知ることで、
俺たちのように成長できると信じていた。しかし、彼は成長する機会を永遠に奪われていた。
思春期は二度と訪れない。失ったものを取り返すことは決してできない。
人類は思春期を経て人間になる。言わば「第二の誕生」によって、初めて一個の人間となる。
Nは、そういう意味では、人間になることができなかったのかもしれない。
「いびつで不完全な人間」というゲーチスの言葉を、あの時俺たちは否定した。
けれども、非情な事実の前には、同情も正義感も無力だ。

 傷つき挫折することで、人間は成長するとはよくいったものだが、
成長する礎の無い人間が傷ついても、成長が傷跡を埋めることはなく、ただ絶望するだけだ。
今になって思えば、ポケモンと人間は一緒にいるべきだという考えにさえ、
納得した様子を見せていなかった彼が、ポケモンを家畜や道具にしか思っていない、
大多数の大人を目にした時、あるいは、単に人から悪意を向けられた時、
その存在を認めて、自らを成長させることができるはずはなかった。
彼の旅は、最初から失敗を運命付けられていた。道中で、否定され、打ちのめされ、
希望も理想も失った。夢を奪ったのは、俺だ。
453飼育(10/11)大窯蚕:2010/11/11(木) 21:35:48 ID:QVi/QDnR
 未来を絶たれたあいつにとって、唯一の安住の地が俺の家ということか。
しかし、その俺でさえも、Nを人間として扱っているのか。自分でも疑問に思うことがある。
事実だけ見れば、性欲の赴くままあいつを犯してきた。まるで奴隷のように、愛玩動物のように。
俺もまた、Nという青年の魅力に狂い、道を踏み外してしまったのか。
「君は、少しNの事は忘れたほうがいい。彼の人生全てを君が背負う必要はないんだ」
「最近のトウヤ、おかしいよ。Nを追いかけて、どんどん、遠くに行っちゃいそうで、心配だよお」

 親友たちの言葉が脳裏に反響する。ごめんな、こんな所まできちまって。もう後戻りできないんだ。
最近は、Nに普通の暮らしを与える必要は、別に無いのではないかと思う時がある。
そんなことをして、俺に何の得がある。あいつがまともになるということは、つまるところ、
今の関係が終焉するということだ。もがれた翼はそのままにしておけば、
鳥が籠から逃げ出すことも無い。ずっと眺めることができる、ずっと愛でることができる、
ずっと啼き声を聴くことができる。俺はあいつに蕩けてしまっている。

 そのことで、俺は厄介事を招くことも少なくないからといって、Nを手放したいとは思わない。
とても手前勝手な事だが、そのことを咎める人間も最早存在しない。あいつ自身を除けば。
なら、尚更、あいつに今の生活が間違ってるなんて、思わせるわけにいかない。
狂気は狂気のままに、絶望は絶望のままに、依存は依存のままに、今の暮らしのまま生きていけばいい。
明日はいずれ訪れるのだから。悩ましいの思考の果てに、結局は現状維持に行き着く。
「N、すまないな」

 あいつは無邪気な顔のまま眠っている。俺はそっと頬に口づけする。
こうして、日は、何事も無く、更けていくのだった。
454飼育(11/11)大窯蚕:2010/11/11(木) 21:39:27 ID:QVi/QDnR
後書き

使用レス数を誤り、大変申し訳ありません。
また、初投稿ですので、レイアウトなど、見易さという点で至らない所、
文章表現の拙さなど、お見苦しい点も多々ありますが、
何卒ご容赦願います。

 このSSは、本当は当該する某所に投稿しようと思っていたのですが、
スレの雰囲気が、

男は帰って、どうぞ!(迫真)

というものだったので、二次創作ではありますが、このスレに投下させて頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。
455名無しさん@ピンキー:2010/11/11(木) 23:47:48 ID:C9U/9CSJ
俺はこういうの嫌いじゃないけどショタではないしスレ違い…かな?
456名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 00:00:26 ID:4eatf3RU
お兄さん×お兄さんだな
457名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 04:52:37 ID:eX2yF4ac
………。お疲れ様です。
★☆☆☆☆
458名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 07:44:05 ID:+pQ80tmj
>>454>>457
さっさと死ね
459名無しさん@ピンキー:2010/11/12(金) 08:41:38 ID:VzvMgHER
設定的に、お兄さんの年齢だけど姿や内面はショタのままってことなのかな
シチュや関係性は好きだなこういうの
460名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 01:28:28 ID:aRYmI2Sb
N「はあ、あうん!ケツマンコだよ」

これだけはいただけないな…キャラなんか違うような…


質問ノ
ここって外見内面含めてショタっこな子らが危ないお兄ちゃんに
いけないことされるスレじゃなかったっけ?
外見無視してもおkなのか?
461名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 01:46:05 ID:GAnZwNL9
少なくともソレを議論するよりはスレの趣旨に近い
462名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 01:59:34 ID:aRYmI2Sb
なるほろ、結構ゆるめなんだな
463名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 09:24:44 ID:CfeHPc1v
絵ならともかく文章だとショタかどうかっていう判定がわかりにくいから
自分好みの年齢や外見のショタに脳内変換できればいいのではないかと
464名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 12:50:43 ID:CQgoLe95
ポケモン知らないけど主人公中学生とか書いてあるし
ショタ×お兄さんで良いんじゃないの?
465名無しさん@ピンキー:2010/11/13(土) 23:28:06 ID:SdfcpUSs
人外ショタジジイなんかいいな
466名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 00:53:43 ID:vMAkRVj1
>>464
この文章書いた人は6年後で主人公を成長設定にしちゃってるのが惜しい
ポケモンの主人公(BW以外)は10〜12歳で美味しい時期ですな

ユウキはツンデレ可愛い
467名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 02:07:12 ID:evZ/Dx0q
BW主人公も14歳ぐらいだしお尻可愛いから余裕のショタ
468名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 02:27:22 ID:53LWPQgt
腐臭いってこういうことですか?
469名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 03:18:49 ID:hstsuKnG
突然だが関西弁ショタをどう思う?
470名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 07:12:13 ID:VRFCcHGH
>関西弁ショタ
一般的にはデコっぱちで活発なやんちゃショタだが、ここは裏を掻いて気弱で健気で貧乏な薄幸ショタでどうか。
471名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 18:28:11 ID:vrV7Ggvc
関西弁ショタ…素敵やん?
472名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 21:09:53 ID:durZifmc
>>470
いいなそれ
473名無しさん@ピンキー:2010/11/14(日) 21:11:40 ID:YIE9hWhV
「兄ちゃん……もう、出えへんよ……」
474名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 13:33:46 ID:3AZ2L9fp
騎士の世界のショタになって、一晩十発アナル種付けとかやられたい
475名無しさん@ピンキー:2010/11/15(月) 14:47:25 ID:y8ESZKTe
>>474
気持ちわりぃーよオッサン
ホモスレで呟いてこい
476なんか浮かんだ妄想:2010/11/15(月) 21:39:07 ID:TESUpiW6
ある私立男子中学校1年教室、初春、
入試を潜り抜けクラスメイトとなった少年たちは徐々に打ち解け、間近に迫った連休にどこへ遊びに行こうかと計画し始めたそんな時期にそれは起こった。
休み時間に窓からひらひらと舞い降りて床に落ちるとパリンとその姿に似合わない音を立てて砕けちる白い羽。
その瞬間、教室全体に一瞬甘い香りが広がるのをその場にいた全員が感じた。

仙道修一はまだ無垢な少年だ、
Hなことに興味はあってもそういった話題に入る勇気はまだなく
参加できても知識が薄く、話していることの半分も理解できないそんな少年だ。
彼は今戸惑っていた、あの香りをかいだ途端に肌と服が擦れ合うだけでそこからくすぐったいような気持ちよいような不思議な感覚がしだした。
なにより最近なぜか急に言うことをききにくなったちんちんがHなことを考えたときのように大きく突っ張り
先端がパンツと擦れ合うたびに感じたことのない甘い感覚を与えてくる。
こんなところで大きくなってしまったことがばれる前に教室を出るべきか
それとも席にでも着いて治まるのを待つべきか逡巡している間に後ろから忍び寄ってきた手が修一の股間をそっと撫でた。
477なんか浮かんだ妄想:2010/11/15(月) 21:39:34 ID:TESUpiW6
「ひぁっ」と小さく驚きの声を上げる彼を意に介さず、その手の持ち主は後ろから彼を抱き寄せ股間をなで上げてくる。
「仙道、ここきつそうだな」
「か、加藤」
加藤健輔、一番見つかりたくなかった悪戯好きの友達に見つかってしまい観念した彼に
悪友はいつも悪戯を思いついたときのようにやりと笑い
「どうせどうしたらいいか分からないんだろ、俺がやってやるよ」
と続けた。
股間を撫でる手はそのままに前へ回り込み、ベルトをはずし学ランズボンを引き下げようとしてくる健輔に修一はズボンの裾を掴み抵抗するがその手に力はない、
心のどこかでこれからされるのであろうHなことに期待しているのだ。
健輔はひざ立ちになりブリーフごとズボンを引き下げると、
まだおちんちんといった風情の無毛のものがゴムに引っかかりぷるんと震える。
健輔は最大まで膨張してもまだ先端を包む皮を引き下げ先端を露出させるとちろちろと舐めあげ、そのままパクリと一気に飲み込んでしまう。
「ぁぁっ…、ぁぅぁん、しゅごい…よぉぉぉ、ちん…ち…とけちゃ…」
「ひゃぁんっ、ぁぁ、だめっ、はなしっ…はなしてっ、なんかなんかでるぅっ」
腰を支える友人の手がなければそのまま崩れ落ちてしまいそうな初めての快感に包まれ修一は初めての射精を迎えた。
「射精気持ちいいだろ?今度は俺のやってもらっていいか?」
見上げる健輔に頷くしか出来ない修一に健輔は手早く服を脱ぎ捨て腰を突き出す。
「大きい…」
先ほどとは逆の位置関係になり修一が握った健輔のそれは
まだ少年のものといったサイズで発毛は根元に僅かに翳りがある程度でしかなく
先端も3分の1をのぞかせる程度で亀頭のふくらみもまだ小さく大人から見れば子どものものといって差し支えのないものだった。
それでも修一から見れば自分のものより大きく、確実に大人への道の先を行っており男の匂いを感じさせた。
それを修一は意を決して一気に咥えこむ。
「これすげ…、ぅぁっ、ぁぁぁ」
達するまでの時間はほんの一瞬だった、修一に知識があれば『早いよ』と笑ったかもしれないが
早漏なんていう単語を知るよしもない少年にはそれは友達が気持ちよくなってくれた証であり
修一は健輔がそうしてくれたように勢いよく飛び出すそれをなんとか飲み込むことに成功した。
478なんか浮かんだ妄想:2010/11/15(月) 21:40:00 ID:TESUpiW6
教室では似たような光景が数多く繰り広げられていた。
性知識がある者がない者に新たな快感を教え込む、
ない者同士が初めての快感におののきあう、
ある者同士が先輩や本から得た知識を試しあう。
教室にはもはや甘い匂いはなくクリの花の香りが充満していた。


小松功治の背の高さはクラスで二番目、この事実は意外と知られていない。
縦にひょろひょろと長いだけでなく肩幅も大きく大柄な彼をクラス一の長身だと思っているクラスメイトは多い。
その彼は今、机へ寝かされその周りを囲うクラスメイトたちに執拗な愛撫を受けている。
「ひやぁぁぁっ…んんっ…あっああぁぁんっ、またでちまう、ぁぁあ…で…る」
「へへへ、たくさんでた、もっともっと出してね」
身体と同じく大人サイズのものから自身の腹へ大量の精液を撒き散らすと周りを囲んでいた少年たちはおいしそうにそれを舐めとっていった。

彼は知識のある者だった、修一と同じように近くで初めての感覚に戸惑っていたクラスメイトを初めての射精に導き
これまた同じように口で奉仕させ自身の精を流し込んだ。
「俺の飲んだらお前のも大きくなるかもな」
そして放った一言、これにより彼は無毛や生えかけのクラスメイトたちに囲まれ
執拗な攻めをうけることとなったのだった。
「ひゃぅ、ぁぁあっ…、ぅぁ、ぁぁ…」
乳首、わき、わき腹、へそ、四方から伸ばされる手にいじられて感じないところはなく
その度に功治を囲う少年たちの憧れの的である大きなペニスからは先走りがほとばしる。
「僕たち頑張るからどんどん出してね」
責め苦はまだまだ終わりそうにない。
479なんか浮かんだ妄想:2010/11/15(月) 21:40:21 ID:TESUpiW6
突如始まった饗宴に変化が訪れたのは始まってしばらくしてからだった。
クラス一の仲良し、茂野武と田村慎平は寝そべりながらついばむようなキスを繰り返し
半剥けの先端と僅かに中身を見せる先端をキスさせるようにくちゅくちゅとこすり合わせていた。
すでに何度か絶頂を迎えているのだろう、間には白いものが点々としている。
武のものがビクビクと震え何度目かの絶頂が近づくのを感じた慎平は唇を離し囁く。
「武、俺とセックスしようぜ」
「男同士じゃできないだろ…」
心底悲しい様子で返す武を尻目に慎平は大きく股を広げると見せ付けるように自身の手でお尻を割り広げ秘所を親友に晒した。
「できるよ、ここでするんだ」
「でも…そんなところに入れて大丈夫なのか?っていうか、俺で…いいのか…?」
「俺は武にいれてほしいんだ」
どんな言葉が返ってくるのかは分かっていたといわんばかりに即答する慎平。
こうなればもう二人の間に言葉は要らなかった、
武が慎平の秘所に腰をあてがうと慎平は入れやすいように位置を調整する。
そして一瞬眼をあわして互いにうなずくと一気に挿入していった。
「すげぇ、おまえの…なか…、すげぇよ…」
「んっ、ぁぁぁ…、ひゃんっ…、たけしのもすご…いよ、ぁぁっ、おれの…なかっ…、なかいっぱ…になってるっ…」
「俺、もうっでるよ、中でだしていい?もう…もう」
「いい・・・よ、ひゃぅんっ…、おれも…いくっ、たけしのでいっちゃ、ぁぁあぁあ、いっちゃう」
武が慎平の最奥に熱い迸りを注ぎ込むと慎平もまたそれに応えるように二人の腹へ熱い精液を撒き散らす。
「今度は俺が武の中に入れていい?」
武が黙って頷くと二人の影は再び一つなっていった。
480なんか浮かんだ妄想:2010/11/15(月) 21:41:06 ID:TESUpiW6
この二人の行為は今まで手と口を使った拙い行為しかなかった教室へ新たな波を引き起し、
二人の営みを見ていた隣の少年たち、そのまた隣へと次々と伝播していき教室全てへ広がるのにそう時間はかからなかった。


功治は相変わらず囲まれながら責めたてられている、
先ほどと違うのはそのアナルにマジックペンが挿入されていることだ。
「ひゃめてっ、…もうっ、ペンうごかさないでぇぇ…、けつへっんに、だめぇぇぇ…」
「すごいや、どんどん溢れてくる、お尻ってそんなに気持ちいいんだ」
「ペン入るんだから僕たちの入れても大丈夫だよね」
マジックペンをピストンするたびに上がる嬌声に少年たちは気をよくし新たなステップへ進もうとしていた。


「んぁっ、ぁぁん、でるっ…、……、…、ごめん、俺また一人で…」
修一のアナルから健輔の出したばかりの精液が溢れ出し、
健輔はこれで何回出したろうかと思い返してみるが自分の早撃ちぶりが情けなくなるので辞めた。
修一が1回達するまでに2回か3回は出してしまっている。
「いいよ、いちいち謝らなくて。加藤が気持ちよくなってくれてるんだって分かって嬉しいし」
「今度は一緒にいこうな」
熱い口付けを交わしながら健輔は再び修一の中に挿入すると激しくピストンをし始めるのだった。


どうしてこうなったかは分からない、ただここから抜け出したいと思うものは誰もいなかった。
っていうか俺も混ざりたいぞこんちくしょう。
481名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 02:52:37 ID:ewFs9Lq6
乙〜
浮かんだ妄想シチュを書くって言うのはよくあるけど、ここまで形にしてるのは珍しいな。短いなりに段階も踏んでいるのもいいわ
スレタイに当てはめると知識ありがお兄さん、知識なしがショタってポジわけかな
あと最後の行のぶっちゃけにうけたwもしかしたらそれいいたかっただけちゃうんかとw
482名無しさん@ピンキー:2010/11/16(火) 16:30:02 ID:/q6Qtkp1
乙乙
ひどいオチだw
483名無しさん@ピンキー:2010/11/17(水) 17:39:58 ID:PSMTuZUx
○○きゅんで小説を書いてた人ってもう居ないの?
まもるきゅんの話が後半が無いからもやもやする…
484名無しさん@ピンキー:2010/11/18(木) 22:16:43 ID:9QrtAH0G
せらの話を書いてた人はこのスレをおぼえてるのか…?
485名無しさん@ピンキー:2010/11/19(金) 15:14:18 ID:/OoRrD3H
騎士はどこ行った?84の続きはまだなのか?
486名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 16:31:52 ID:9bf3NM8C
続く
で終わってるのいっぱいあるよな
もう萎えたのかな
487名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 16:49:07 ID:Xp+Wi7eb
描く気力が失せると共に才能も枯れて逝くのだろう
常に描ける奴はよほどの好きモノなのかも知れんね

…と枯れてしまった変態の独り言。。
488名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 19:40:39 ID:RChHfcRm
変態は枯れぬ。何度でもよみがえるさ
だいたい、ときどき淫乱オス奴隷の小説でも描いて性欲発散させなきゃ
正常な社会生活を送るなんて不可能だと思う
騎士ほどの変態だと
489名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 20:40:27 ID:XphiapqZ
まもるきゅんはオチをつけるのに困ったのかな…ラブホエンド読みたかった
490名無しさん@ピンキー:2010/11/21(日) 21:43:02 ID:3oLttMx2
トリ忘れはpixivに移ったようだ。あんだけ叩かれてれば当然の帰結だな
491名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 00:41:15 ID:4ausZMCy
俺は結構トリ忘れ好きだったんだけどな・・・
pixivは”トリ忘れ”でユザ検かけたら見つかんの?
492名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 00:42:20 ID:U/5S0YU/
ていうか、pixivって絵描くとこじゃないの?
493名無しさん@ピンキー:2010/11/22(月) 00:58:21 ID:BW1sOSxA
pixivは小説も投稿できるようになったらしいよ

職人復帰希望祭りなら俺も参加
保管庫で「3スレ目 656さん」で保管されてる人はもう書かないのかな?
4スレ目に投下されたヤツとか良かったからもっと読みたい
494名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 16:42:16 ID:fR2gtWTq
休みを利用してざーっと軽く書いてみました。
暴力描写はありません。エロも日常描写も薄めです。
4951/3:2010/11/23(火) 16:46:34 ID:fR2gtWTq
「…………あ、…………。」
何も無い世界から急に意識が覚醒して、唐突に瞼が開いた。
真っ暗な夜にはカーテン越しにまん丸のお月さまが出ていて、部屋の中は少しだけ明るい。
まだふわふわする身体をベッドの上に起こして、目を擦った。
目覚まし時計は午前の五時を指している。
お尻の中のねばねばは、まだまだ熱さを伴っていて、昨晩の営みからあまり時間を経ていない事を如実に表していた。

ふふっ、おちんちんがじんじんする………。
僕のおまたにある男の子の証は、すっかり元気に勃ち上がっていた。
昨日あんなにトコロテン射精したのに、今朝にはもうこんなに素敵な朝立ち。
まだ隣で健やかな寝息を立てているご主人さまを見下ろして、僕は彼の頬に、何遍も何遍もキスを落とした。
とっても獰猛で、愛の一杯に溢れた、熱烈で激しいキス。
「ご主人さまぁ、朝だよぉー」
ねぼすけのご主人さまは、僕の何十回目かのキスでやっと瞼を震わせる。
僕はご主人さまに縋りついて、その綺麗な睫毛をぺろぺろと舐めると、そうしてやっとご主人さまは目を覚ましてくれた。
のっそりと上体を起こして、ほんの数秒ぼんやりする。
「ああ、おはよう。」
ご主人様は薄く微笑んで、僕にお返しのキスをくれた。

僕らの肌に絡みついている毛布を押しのけて、彼のおまたを外気に晒す。
「わぁ…………!」
僕は頬に手を当てて、喜びを隠せない怖色で歓喜の声を上げた。
そこには隆々と反り返って天を向く、熱く脈打つ強靭な男根が聳え立っていたのだ。
「やっぱり、若いのかなぁ。」
苦笑してぼやくご主人さまを他所に、僕はすかさずその長大な男根に顔を近付ける。
濃い栗の花の匂いが鼻腔を突いて、僕はうっとりと脳を痺れさせた。いい匂いだよね、これ。
とろりと濡れた先端にキスをして吸い、雁首に舌を這わせる。
ご主人さまはそんな僕の頭を撫でて、心地よさそうな吐息を吐いた。

「んぷっ、ご主人さまぁ、今日は……どっちでするの?」
「いつも通りだよ。」
「ふぁうぅ………ん………」
軽いいたずらのつもりで始めたお口でのご奉仕だったけれど、
「いつも通り」と言ったご主人さまは、僕を仰向けにベッドへ押し倒した。
すかさずおまたを開いた僕の身体に割り込んで、その太さも、長さも、体積も僕の倍以上はありそうなペニスを、
トロトロに濡れそぼった僕のお尻に、亀頭の先だけを捩じり込んだ。

「ひゃあぁーーーーっ!!!!んきゃあああぁーーーーーっ!!!」
ただでさえ極太で高熱のペニスが、僕の中へゆっくり、じりじりと、まるで弱火で炙るように押し進んで来る。
僕はご主人さまの胸板の下で狂ったように啼き喘ぎながら、涙を流してのたうち回った。
優しいご主人さまは僕の脚と腕を掴みながら、そんないやらしい嬌態を眺めて、満足そうに微笑みながら、
2センチ進めては1センチ引き抜くという、まるで快楽拷問のような意地悪をする。
根元まであと3センチという所まで来ると、ご主人さまは僕の上半身を掻き抱いて、一気に腰を突き上げた。
「きゅっ、きゅぅぅぅん!!!」
僕は一瞬意識を飛ばして、背中を仰け反らせて衝撃を味わう。
おちんちんからは、ぴゅるっと、微かに白いものの混じった、量の少ない液を腹の上へ飛ばした。
ご主人さまのお毛々が、さわさわと僕のお尻の孔をくすぐっている。
根元はギュウギュウにご主人さまおちんぽを雑巾絞りして、直腸はねっとりと亀頭や幹を舐めしゃぶる。
ご主人さまのおちんぽはヒクヒクとしなりを打って、顔の傍のお口は熱い吐息を僕に吹き掛けた。
ご主人さまはたっぷり五分も僕のナカを味わい、僕の意識を火炙りの刑にした後、やっと腰を使い始める。
4962/3:2010/11/23(火) 16:48:10 ID:fR2gtWTq

「あうぅ!!んあぅぅ!! きゃうっ!!きゃん!!きゃん!!」
できるだけオンナノコらしい、厭らしい淫乱な悲鳴を上げながら、僕はご主人さまにしがみつく。
ご主人さまの腰使いはとても荒々しく、逞しく強靭で、力強い。
そうすると、僕のおちんちんが跳ね跳んで、ドロドロと勢いのない射精を繰り返す。
ガチガチの幹が僕の前立腺を挽き潰し、捏ね回しては、休む間もなくトコロテン射精を強いられる。
ざりざりの亀頭が直腸の曲がった所を撃ち抜くと、僕の喉はまるでしゃっくりのような嬌声を奏でて止まなかった。
僕の脳髄はぐずぐずに茹で上がって、時間の感覚が分からなくなる。
全身でおちんぽを貪り、ご主人さまの硬さと熱さ、お尻を犯しているペニス以外、世界の何もかもが無くなったかのように思えた。
ご主人さまのペニスの反りがきつくなる。血管がむきむきに膨張し、幹が節くれだって急激に硬さを増す。
ご主人さまのおちんぽの、尿道を広げているんだ………。
彼の荒々しい呼吸を聞くまでもなく、荒れ狂うペニスの変貌だけで、僕は彼の射精が近い事を感じ取った。
「いっ、イきますっ!!ぼくイきますうっ!! ひっ、ひいいん!!」
本当はさっきからずうっとイきっぱなしだけど、僕が果てる時はご主人さまより前と決まっている。
びゅうううっ!!
胸の上まで届く熱い迸りを奏でた後、僕は必死でお尻を締めた。
おちんちんの熱が醒め上がった後、もう精も根も尽き果てている状態でガンガンに犯されるのが、僕は最高に大好きだった。
ずごっ!!ずぼうっ!!ずごっ!!ずごっ!!
「ひっ、ひいん、ひん、ひいいん」
僕は肉体の全身でチンポを貪る。弛緩して何も分からなくなった意識にとって、
僕を犯しているこのペニスだけが、世界で唯一確かなものだった。

「ナカにぃ、ナカにぃ………」
僕がか細い声でナカ出しのおねだりをすると、ご主人さまはお口でその唇を塞いでくれる。
だんだんとピストンの間隔が狭くなって、ペニスがその根元まで埋まるような最後の一突きを遂げた瞬間、
「ぐうおおおおっ!!!」
「あぁ……………………」
ドビュルルル!!!ブビュブルルルブブウッ!!ブブウウウウウ!!!

ご主人さまの咆哮と、僕の感極まった囁きが同時に漏れて、僕のおへその裏側で、マグマの濁流が噴き上がった。

孕みたい。孕みたい。孕みたい。
朦朧とする意識の中で、女性器のない僕の身体を、妊娠のできない身体を恨めしく思う。
粘りさえ分かるような濃さの精液が、僕の直腸を舐め回し、蹂躙する。

孕みたい。孕みたい。孕みたい………。
びゅぐん……!!びゅぐん……!!びゅうう……!!ぶびゅううっ……!!

僕の足首を掴んで、根元までアヌスに埋まったペニスから、懸命に精を吐くご主人さまをうっとりと眺め上げながら、
こんなにも濃厚で大量の精液でさえ、子供の一人も孕めない僕の身体を、どうしてなんだろうと本気で訝っていた。

とくん……。とくん……。とくん……。
射精の勢いが徐々に緩やかになり、あんなに太くて硬かった男根が小さく、萎れて行く感触。
ご主人さまが腰を引き、ぬるりとペニスを僕のアヌスから濃い糸を引いて引き抜くと、僕のお尻は熱い蜜をごぷりと溢れ出させた。
ご主人さまの命の欠片が、こんなにいっぱい僕の中に溢れている。
全身がひくひくと痙攣して、指の一本さえろくに動かせない。
涎と涙を溢れさせるだけの精液処理人形となった、そんな僕を、ご主人さまはゆっくりとその腕に抱き締めてくれた。

ご主人さまの腕の中、二人でベッドの上に横たわる。
すっかり長くなった髪を指で梳りながら、ご主人さまは僕の頭を撫でてくれる。
「うっ、うう………ひっく、…うう……」
「可愛かったよ。とっても気持ち良かった、だから、泣かないで。」
どうしよう。僕なんかがこんなに幸せになってしまって、いいのだろうか。
奴隷なのに、ペットなのに、本当なら家畜並みの扱いを受けて然るべきなのに、ご主人さまはこんなにも、僕に優しくしてくれる。
ご主人さまが何度も僕にキスを求めてくれる。僕はその唇に懸命に吸い付いて、
言葉にならない喉の代わりに、必死でご主人さまへの愛情とお礼を捧げた。

4973/3:2010/11/23(火) 16:49:38 ID:fR2gtWTq
まどろみの時間が過ぎて、やっと僕にも正気が戻り始めた頃。
ご主人さまの腕の中で、このままじゃ二度寝をしてしまいそうだった。
「ご主人さま………。」
「なんだい?」
「僕、幼な妻ですね……。」
「ふふっ」
本当はとっても失礼な言葉だ。そんな高飛車な冗談なんてご主人さまは軽く笑い飛ばして、わしゃわしゃと頭を撫でてくれる。
「こんなに可愛いお嫁さんだったら、きちんと旦那さまの欲望を受け止めないとね。」
「え………?」
ご主人さまはそう言うと、頭の上に疑問符を浮かべる僕を置いといて、僕の手首を引き、おまたの中へと持って行った。
「わぁ…………!」
僕の手に触れたのは、さっきと同じくらい隆々と勃起する、ご主人さまの巨根だった。
一気に顔が熱っぽく茹で上がった僕に、ご主人さまは耳打ちを囁く。
「また、朝勃ち処理しなきゃね。」
「は、はいっ。」
いそいそと四つん這いになった僕は、お尻を振り振りしてご主人さまを誘った。
ご主人さまは僕のお尻に手を掛けて割り開き、強烈に硬くそそり立つペニスを、その割れ目に当ててくれる。
「きゃあああ!!」
その熱さ、硬さに、僕は喜びと驚きの入り混じった、歓声と嬌声をいっぺんに上げた。
驚いたお尻の孔がきゅううっ、て締まる。
ご主人さまも僕も、そんなふうにキュウキュウに締まったお尻の孔へ、強引におちんぽを捻じ込まれるのが大好きだ。
雁の張った亀頭が無理矢理に捻じ込まれて来る………。
「ひっ、ひいいいん!!」
じたばたしてももう遅い。さっきよりずうっと早漏からは遠退いたペニスが、きっと僕を滅茶苦茶に蹂躙する。
たまたまの中身が無くなるまでトコロテンさせられた後、大量の種付けが僕を焼き尽くす。
そんな想像をした後、僕は頭を振り乱して、ご主人さまとの愛の営みに没頭していた。

朝の準備なんてそっちのけで、若者と少年は倒錯したセックスに明け暮れる。


「…………ん……ふ……。」
静寂と、真っ白な光の溢れる明るい部屋。
頭は慌てて飛び起きたけど、身体はそれに付いて行かない。
のそのそと芋虫の這うような寝起きの身体を起こして、目覚まし時計を掴んだ。
「ふわわ、二度寝しちゃったよう……。」
時計の時刻は8時半を指していて、きっとご奉仕の最中に気絶しちゃったんだって思う。
その証拠に、僕の身体には毛布が二枚も被さっていたから。
きっと、朝の支度は全部ご主人さまがやったんだ。寝こけている僕をそっとしておいてくれて。
だって……朝からあんなに熱々のセックスをしちゃったら、気絶しちゃうなんて当たり前だと思う。
僕は一人で顔を真っ赤にして、手に持った毛布の端に熱くなった顔を埋める。
だってご主人さまは……やっと高校を卒業したくらいの大学生なんだし……。
若い男の人がエッチ大好きなのは当たり前だけど、まるで体力ナシのモヤシっ子の僕がお夜伽役だなんて、
……僕もご主人さまが大好きだから、嬉しいのは嬉しいんだけど……。
毎日へとへとになるまでご奉仕しても、ご主人さまはまだ足りない、まだ足りないって、朝に夜に僕を求めてくれる。
あんなに若く逞しい男の人の性欲処理が僕だけのお役目だなんて。
いくら生で種付けても妊娠しない、安全な身体だからって、幸せに恵まれ過ぎているんじゃないんだろうか。
ご主人さまの尽きる事の無い貪欲さ、剥き出しの欲望、滾る性器と肉食獣のような瞳。
あの全てを思い出すだけで、肌がぞくぞくと粟立ってしまう。

「お洗濯……しなきゃ……」
ハンガーに掛けてあるワイシャツだけを軽く羽織れば、予め暖房の焚いてある部屋の中で過ごすに不便はない。
男の子の精の匂いがたっぷりと染み付いたシーツを捲り、そっと抱き締めた。
この殆どが、僕の匂い。
何故だか充実感に溢れた胸の気持ちをそっと仕舞って、僕は脱衣所へと向かった。
498トリ忘れ:2010/11/23(火) 16:53:20 ID:fR2gtWTq
pixivには勿論イラストメインで参加していますが、最近になってできた小説投稿機能を、自分の保管庫代わりに利用しています。
幾つか不満な点を改稿してはおりますが、新作については、まだ向こうには一つも投稿しておりません。

ここ最近、気合いの入ったきちんとした作品を書き上げられなくて申し訳なく思っています。
上のレスにありました通り、自分の才能の枯渇と限界を感じるようになりました。
499名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 17:13:08 ID:UaVMZqCl
>>498
そんな事言わないで下さい心の師匠。
マイピク申請しても良いですか?
500トリ忘れ:2010/11/23(火) 19:39:29 ID:yTt4N2Q7
マイピク申請ありがとうございます。ですが、今後pixivのお話はpixivの方で受け付けたいと思います。
501名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 19:54:40 ID:8uZNxbHg
乙乙
ピクシブのことは知らんが良かった
502名無しさん@ピンキー:2010/11/23(火) 19:57:41 ID:MnJVcAQe
お疲れ
★★☆☆☆
503名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 12:18:49 ID:E1cD6Xch
ネタ浮かばないなら無理して書き続けなくてもいいんだぜ。
時にはゆっくり休むのも必要だ
504名無しさん@ピンキー:2010/11/25(木) 00:43:18 ID:WUFx8TPz
後輩君どうなったのかなぁ……先輩と幸せに暮らしてて欲しい
505名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 12:21:34 ID:C+ipQumF
pixivに後輩の幼少期を載せているようだが、洒落にならない生き地獄ぶりに戦慄した。
R-18でないのでスレには書かないのかな
506名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 14:36:33 ID:GsxUKevV
>>504
あのラストなら大丈夫じゃないのかな?
>>505
泣けたなぁ……本編もこっちのverより後輩悲惨になってるし。
507名無しさん@ピンキー:2010/11/26(金) 15:45:27 ID:pZvfBKaT
先輩後輩シリーズ見返す度に、泣きそうになるのにさらに悲惨だと……?
508名無しさん@ピンキー:2010/11/27(土) 10:02:51 ID:m7i9F15m
スレ外の話はそろそろヤメようぜ
509名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 07:45:20 ID:L2Jy2QT4
>>493
俺は5スレ目の35さんの続きが見たかった
510名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 08:47:19 ID:8hyWKPPt
多分俺は世間一般で「腐臭い」のが好きなんだと気付いた…orz
511名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 09:13:17 ID:QxbODNoJ
それがお前の好きなショタなら、堂々としてれば良いじゃないか。
512名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 18:57:18 ID:vtQJpEsD
言ったそばからpixivに新作落としてるしさ…
もうほんと何なのコイツ馬鹿なの?死ぬの?
513名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 21:25:26 ID:O4l2KtHY
スレ外まで粘着スンナや
514名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 21:50:06 ID:RhNTpXrh
ヲチスレでやるべき内容だな
515名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 20:14:58 ID:oEOC55r/
前スレ辺りから変な子が時折湧くのには困ったもんだ
516名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 20:35:47 ID:Kw2KlRcn
名物です
517名無しさん@ピンキー:2010/11/29(月) 20:50:53 ID:ftvb5ror
誰かトリ忘れ×粘着氏のSS書いてやれ
518名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 00:57:40 ID:fqNbedcn
何その801板みたいな反撃方法wwwww
519名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 14:32:47 ID:1DKiLTxd
粘着くんはかわいいショタっ子で、大好きなトリ忘れお兄さんに構って欲しいから粘着してるんだな。
520名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 16:00:23 ID:Zcq5daCR
粘着「そ、そんなクソ小説かいてねーでさ、お、俺のことを…」
521名無しさん@ピンキー:2010/11/30(火) 20:32:04 ID:i82OPyRR
前にもそんなSSがあったなwww
トリ忘れの粘着くんは頭の不幸なショタっ子か。
522名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 00:05:44 ID:OJPI2eb9
やだ粘着くんかわいい
523名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 14:04:14 ID:fdrxNq9a
トリ「全く………本当は俺の小説のショタみたいに、されたいんだろ?」
粘着「ち、違うよ!お前なんか大……嫌いだ」
トリ「へぇ、じゃあなんでここが元気なのかな?」
粘着「ふぅ……ふぁぁ!?ひ、人のち○こ触んなぁ!」
524名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 16:38:59 ID:t2ifpseh
トリ忘れのマイピクで吹いた
525名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 17:21:04 ID:x7noKd4m
ジリオンェ…
526名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 17:24:30 ID:fdrxNq9a
>>524‐525
へー、その二人マイピクだったんだ。なんか以外な組み合わせだな。
527名無しさん@ピンキー:2010/12/02(木) 20:22:51 ID:NbEHupHM
どういう関係なんだろうな
528名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 01:22:09 ID:GPVNh/Kw
>>499が純也くんの人だとすれば、「心の師匠」なんじゃないの。
それはそれで意外だけどww
529名無しさん@ピンキー:2010/12/03(金) 13:24:26 ID:uS8aCdkv
てすてす
530TT:2010/12/04(土) 00:11:15 ID:laQ8OY+7
だいぶ前に要望があったような気がするショタ×兄っぽいの書いた。
と思ったら、そんな要望過去レス見ても一つもなかった。パソコン投げたい。 
後半から形勢逆転。兄受け無理ィなかたは前半のみお楽しみください。後半に少し浣腸表現あり。
531TT:2010/12/04(土) 00:11:53 ID:laQ8OY+7
『ショジョとドーテイ』


―――どたどたどた
「お願いにいちゃん! おれのしょじょをうばって!!」
俺は飲んでいた熱々のコーヒーを噴きだした。いきなり俺のマンションに可愛らしいショタッ子が押しかけてきて、開口一番がそれだったら、誰だってそうなる。
「しょ、処女ぉおぉっ!??」
「そう、おれのしょじょ、にいちゃんにあげる。」
ランドセルを背負ったまま、俺の胸に頬を擦り寄せてくるこの子供は、優太という。
俺の住む部屋の隣に引っ越してきた家族の一人息子で、今は小学5年生だそうだ。
鍵っ子で、親の仕事が忙しいらしく、退屈だろうと合鍵をあげたら、元ゲーオタの俺が溜めこんだ古い格ゲーやらなんやらを求めよくやってくるようになった。

犬っころみたいな人懐っこさと、ちょっと天然っぽさを感じる顔立ち。
夏には真っ黒に日焼けして、冬には頬を牡丹色に染めて遊びに来るやんちゃ盛りの少年は、ショタコンの俺が歓喜せざるをえない、奇跡にも近い出会いだった。
いずれはうまく言いくるめて、いけない遊びも教え込んでやろうと目論んでいた矢先に、まさか向こうからこんな展開を運んでくるとは。
きっと神は言っているのだ。
「汝、迷わず姦淫すべし。わしのお墨付きじゃ。」と――――。



「クラスの友達がさー、“おれ、しょじょ卒業したぜ!”って自慢するんだ。」
男友達かと聞いたら、当たり前じゃん! と元気のよい返事が返ってきた。
実際にやられると俺が困るのだが、警察は変質者取り締まりを本気で強化した方がいいと思う。
「それで、“しょじょなんて、もう奪われ済みだっつーの”っていう奴らも現れてさ、それでおれすごく焦っちゃって、
だっておれまだしょじょだもん。そうだよねにいちゃん?」
「いや、それでむしろ健全なんだぞ……。」
優太はいやいやするように首を振った。
「みんな、もうしょじょの奴は仲間に入れてやんないって。おれ、友達いなくなんのはやだよぉ!」
いつのまにか涙目になって俺に訴えかける優太は、鼻水を俺のスウェットに擦りつけて拭いた。
畜生、ずびずび泣きやがって。これじゃ俺が泣かしているみたいじゃないか。
「おーおー、そんなことで泣くな、男の子だろ?」
「にいちゃぁん…。 おれ、何でもゆうこと聞くからさぁ…。」
「そ、そんなに言うなら、……俺がお前の初めてになってやるよ。」
仕方なくやってやる、みたいな口調で誤魔化したが、さてこのシチュエーションで勃起しない男がいるだろうか?
既に俺の股間は燃料満タンのスペースシャトルみたいな状態だった。
532TT:2010/12/04(土) 00:12:41 ID:laQ8OY+7
優太は犬が降参するみたいに仰向けでベッドに転がった。全裸である。
俺の寝汗と、オナニーをして飛び散った少しばかりの精液がついているだろう場所で愛らしい子犬が俺を待っているなんて、
ちょっとどころじゃない胸の高まりを感じる。まさにまな板のコイを捌く気分だ。
「にいちゃん、まだぁ? おれ、はやくしょじょ卒業したい。」
「まだだ。準備してからじゃないと、優太ぜったい痛がるぞ。」
ローションをへそに垂らすと、きゃっ、と女の子みたいな声をあげて、優太は普段見せない妖しげな表情を見せた。
俺の気持ちも更に昂ってくる。
「いっいたいの!? ねえにいちゃぁん。しょじょってどうやったらなくなるの?」
「そんなことも知らないのか?」
あきれたもんだ。そんなことで処女だの卒業だのと騒いでたのか。
「どんなことするのか、とちゅうまでしか聞いてなかったから…。ねえ、おれこれからどうしたらいい?」
「優太は何もしなくてもいい。優太はされる側なんだよ。ふっふっふ…。」
これから優太のお尻に俺のおちんちんを入れるんだぞ、俺はそう言いながら、粘液に濡れた人さし指で優太のお尻を撫でた。
「えっ! なにそれ!? きたないじゃんっ!」
真相を知った優太は、あからさまに嫌そうなしかめっ面で俺を見た。
「セックスっていうんだぞ。大人はみんなやってるんだ。大丈夫、気持ちよくなるだけだから。」
しばらく考え込むようにしてから、優太は言った。
「じゃ、じゃあ、にいちゃんの、ちんちん見せてよ。」
いいぞ、と俺はその申し出を承諾した。自慢じゃないが、自分の一物にはそこそこ自信がある。どんな顔をするか見物だった。

「むりだって! おっきすぎるって! こんなのいれたらお尻がやばいよ!」
服を脱いで全裸になった俺は、堂々と己の象徴を優太の目の前で振った。いきり立つペニスは、優太の何倍も大きい。
優太は完全に引き気味で、どうやら大人の勃起した姿をいきなり見せるのは逆効果だったようだ。
処女喪失への意欲が失せてしまうのはまずい。俺はとっさに優太のちんちんへかぶりついた。
「そ、そんなとこぉっ! いやっにいちゃん汚いって!」
優太の未熟なおちんちんは俺の咥内でどんどん大きくなった。根元をぎゅっと握りたくなる。
ぷりぷりのウインナーみたいでしょっぱい少年の汗がまるで調味料のようだ。
「おいしすぎる。優太のちんちんはどれだけえっちなちんちんなんだ。」
「やぁ、そんな変なこと、言うなよぉっ!」
優太はくしゃくしゃになって怒った。酸っぱい快感に必死で耐えているのだろう。
だけど腰の方は顔よりも正直で、俺の口をばんばん犯してくる。
積極的な男の子は嫌いではないが、してばっかりというのも案外つまらなかった。さっさと繋がりたい。
初めて引っ越してきて俺の部屋に挨拶しに来たときから、ずっとこうしたいと思っていた。
さっさと優太にぶちこみたいっ!!
533TT:2010/12/04(土) 00:13:36 ID:laQ8OY+7
「さあ、今度は俺も楽しませてくれよ。」
ふくよかな臀部に守られた、神秘のゾーンに指をつけると、そこがきゅっと締まっているのがよくわかる。
純潔を保っていられるのも今日この時までのことだ。異物を拒む入口の襞を無視して、まず一本目を進攻させる。
「ふうううんっ! お、おしりのなか、ゆびっうわああ!?」
「うおっ! きゅ、急に締まったな、もっとゆるゆるにしないと駄目だぞ?」
「んふうぅ…でもむりぃ、おれ、何だか変な感じがして…。はひっ、そこっ!!」
3本目の指がこりこりした出っ張りを突いた時、優太は腰を浮かべてそこから俺の指を離そうと逃げた。
つまりおれの怒張したペニスでここをがんがん突けば、大変よろしいということだ。

優太の肛門は本人の性格と同じで元気がよかった。異物に対して括約筋は勇猛果敢に戦う。
もう一方の手で俺は自分のペニスをいじって、猛り狂うマーラを鎮め、挿入するのに丁度よい硬さを整えた。
「ああん、はひいっ! じれったいよぉおぅ、にいちゃん。おしりがじんじんするぅ…。」
「待ってろ、今助けてやるからな!」
冗談めいた文句を吐いて優太の気を和らげ、俺は緩くなった優太の肛門に先端を押し当てる。
二人とも生まれたままの姿を晒して向かい合っていた。
これから俺が優太の処女を散らすのだ。泣いてもわめいても絶対に止めない。
夢落ちでも最後までやらせろよ、そう願いながら優太の太ももを掴んで、腰を手繰り寄せた。
小さな優太の腰が微熱を持って震えている。ぴょこぴょこ動くちいさな優太のキノコが、徐々に腹の方へと近づいてくる。

―――にゅるう、ぐちゅうぅぅうっ!

ゆるゆるの入り口に俺の亀頭が入っていった。自然と俺は片方だけでガッツポーズを決めてしまった。
「にいちゃ、おしりっ、ひろがってるぅ! う、うわあぁあああぁ!?!」
「おおおっ! すげえっ! たまんねぇ!」
優太の中は熱かった。俺のペニスはとろとろのチーズフォンデュにされてしまいそうだった。
534TT:2010/12/04(土) 00:14:10 ID:laQ8OY+7
背中を浮かせ、肩と俺の腕に抱えられる太ももだけで、優太は自分の体重を支えていた。
俺が優太を引きよせると、優太自身の重みも加わって太いペニスがずんずん招かれていく。
「すっご、優太、全部はいった。熱くて絡みついてる、優太のお尻は名器かもしれないな。」
「めい、き? そんなのどうでもいいっ! おれ、これでもう“しょじょ”じゃないよなっ!?」
「はっはっは、御冗談を。」
少年愛における処女喪失とは、年長者による直腸内射精が必要不可欠。もはや常識だ。

もちろん嘘である、別に決まっている訳ではない。
俺がそうしたいだけである。悪いかこの野郎!

「しゃ、しゃせいってなんだよ! まさかおしっこ入れるんじゃ…!」
なんということだ。優太はとんでもないことを口走った。
「おしっこじゃない。もっと、そう、なんていうか、大事なものをいれるだけだから。」
もう射精について説明している段階ではない。二人は一つになってしまっているのだ。今更やり直しは利かない。
「きゅああぁあっ! あ、ぃやだっ、そんなにはやくぅ! ひううぅーーー!!」
「要は種付けさせろってことだ! はあ、はあ、ほんと気持ちいい!」
身体を折り曲げ、俺は優太の肩を抱いた。
キスをする。べたべたと涎が垂れる。優太は意外と嫌悪感を示さなかった。きっと頭が快楽で飛んでいるのだろう。
さっきから俺のギンギンになったペニスが、優太の一番いいところに衝突しまくっているのだから。
「ん、んふぅ…。あは、なんか、おれ、出そう…。」
「俺も出そうだ。優太の中でいかせてくれ。」
優太の腸内は俺を求めて最大までゆるみ、肉棒の全てを閉じ込めたかと思うと今度はひっついて離れない。
それでも構わず腰を引くと、優太はいやらしい声で俺を呼んだ。
「にいちゃ、いい、にいちゃんっ! もっとやってぇ!!」
「残念、もう、出すよ…出ちゃう、優太にいっぱい注ぐからな。」
535TT:2010/12/04(土) 00:14:56 ID:laQ8OY+7
「うわぁあああーー! あーああーあっーー……!!!」


小学生の小さな身体に、俺の汚い精液がどくどくと詰まっていく。
白熱した括約筋の動きが、乳搾り機のように俺のペニスを離さない。
優太はがちがちと奥歯を鳴らしている。初めてのセックスで、中出しまでされて、全部が全部気持ちいいわけはないだろう。
そこで、俺は優太のちんちんを握って上下に扱いてやった。途端に股間の締め上げがきつくなった。
優太は少しだけ白目を剥いて喘ぐ。
「あああっ! あ、出る! おしっこじゃーじゃーでるぅっーーー!!」
ムンクの叫びみたいに顔を押さえて、優太は俺の身体に盛大なお漏らしをした。もちろん真っ白な方だ。精通おめでとう優太。
優太は中も外もべたべたになった。流石にへばったのかいつものやんちゃな表情はしていない。
「これで優太も大人だ。よかったな、処女も無くなったし精通もできたし。」
「う、うん、気持ちよかった…。」
正直な奴だった。つくしみたいな可愛いいちんちんをお腹に倒して、今出たばっかりの精液を恐る恐る触っている。
「これが、せーえき? こんなのが、今おれのおしりにはいってるの?」
「うん、俺のがたっぷりはいってるよ。自分からお尻を振り振りしちゃって、いっぱい俺のを欲しがってくれるなんて嬉しかったぞ。」
「ちがうもん! ぜったいちがうし!」
優太の額から蒸気が出ている。羞恥心に燃え上がっていた。今度魚でも焼いてみようか。
「と、とにかく、これで俺もしょじょ脱出だ! やったぁ!!」
そう、そして俺も童貞脱出だ、やったぁ!!! いやっほーい!! ばんざーい!!!!
心の中でこっそり呟いた俺は、まだまだ自重する気配の無いペニスをゆっくり腸内から抜いた。
「疲れたぁ…。」
何だか意識が不確かだった。ベッドに裸のままで転がると、俺はちょっとだけ寝ることにした。
この疲労感は現実のもの、ということはこれまでの夢のような行為もすべて現実なのか。
これからは優太とやりたい放題だ。明日も明後日もずっと俺だけが優太を抱ける。


そう思って眠った俺は、その後の災難について何の警戒もしていなかった。
536TT:2010/12/04(土) 00:16:20 ID:laQ8OY+7
(※こっから後半※)


「おーい、起きろー、お、に、い、さ、ん!」
頬を何かで突っつかれた俺は目を覚まして仰天した。
1,2,全部で3人。ショタっ子があっちにもこっちにもいる。俺にとってどストライクな少年たちが俺を取り囲んでいた。
「へ? ど、どこから入って…!?」
起き上がろうとして気が付いた。手足を縛られている。それもひどい格好でだった。
俺は今、股をこじ開けられる格好で、裸のまま大の字にベッドへ磔にされている。
「暴れられたらこまるっすからねー。縛っちゃったっすよ。」
お茶目な調子で、サッカーユニフォームを着た少年がへらっと笑った。
「何考えてんだ! はやくほどけよ!」

奥から優太が出てきた。髪が濡れている。
俺の部屋のシャワーを浴びてさっぱりしたらしく、バスタオルだけを腰に巻いていた。
「ゆ、優太! どうなってんだ!?」
「ごめん、にいちゃん!」
優太は笑顔だった。いつも通りのやんちゃな笑いを浮かべ、俺の傍へ歩み寄る。
「えへへ。おれ、やっとしょじょを卒業できて、みんなの仲間にはいれたんだ。」



「―――でも、そしたら今度は“どーていも卒業したぜ!”ってやつが出てきたんだ。だからおねがい! 
今度はおれのどーてい、うばって!」


仏壇の鈴を打ったような、「ちーん」という清んだ効果音が、本当に俺の頭の中で響いた。
つまり俺の穴を貸せ、ということか!?
「おおおお! な、冗談いうなぁっ!!」
そこそこ顔も身体もいい体育会系の俺が、貞操を守っていく為にどれだけ大学内で苦心していたかも知らないで、
恐ろしいことをさらりという優太だった。
「おいおいそりゃないぜおにいさん。」
横からヤジが飛んできた。不良っぽい金髪の子が髪を弄りながらにやにやと悪意に満ちた笑いを浮かべて俺の姿を眺めている。
そうだこいつら、こいつらは一体!?
「おれたちも、まだどーていさんだから、優太とついでに卒業させてもらおうと思って、あつまったんだ。いいだろ別にさぁ。」
537TT:2010/12/04(土) 00:17:05 ID:laQ8OY+7
「優太のおにいさんって、けっこう逞しいね。ぼくのおにいさんとは大違いだ。」
眼鏡の似合うおとなしそうな子が、俺の腹筋を撫でた。手慣れてやがる。
きっと奴のおにいさんとやらに仕込まれたのだろう、巧みな技を両手で使い、ぺたぺたと優しく、時にはつねるように
俺の身体が触診されていく。
「乳首、なめてもいいですか?」
「やめやめろって、うおわぁっ!」
胸の突起にざらざらした感触が当たる。ちろちろと舌先でくすぐられるだけで、頭がスパークした。
畜生、こんなことまで仕込みやがった野郎はどこのどいつだ。
と思ったら、とがった乳首を口に含まれ吸い上げられた。まるで赤ん坊に乳を吸われる母親の気分だった。
「おっぱいもすごく、しっかりしてて…おいしいです。」
「たのむからぁ…乳首は、駄目だって、びりびりするんだよぉ…。」
眼鏡の子のあったかい口がようやく離れると、そこは赤いうっ血でじんじんとうなるように快感を発していた。
俺はいつの間にか先走りを垂らしていた。

「優太ずるいぜ。こんなおっきなもんでしょじょとられたのかよ。うらやましーな。」
「うぁっ! ばか触んなっ!!」
サッカーのユニフォームを着た少年が、柔らかい手を伸ばして俺の無防備なペニスを包んだ。
冷え症なのか、ひんやりとした触り具合だ。おまけにこいつも手慣れてやがる。
優太とのセックスで童貞を脱したばかりの肉棒が、ずんと立ちあがる。
「あっ、イきそう? おにいさん気持ちよさそうっすね。」
「あっ、な、ばかっ! うあっ!」
なんとも情けないことだった。ちょっとだけ、俺は漏らしてしまったのだ。
加減をしてくれなかったら、俺はこの子の顔に噴きあげていたところだった。
「あーあ、少しでちゃった。いーなあ優太専用のちんちん、でかいし固いしすげーっすよ。」
サカユニの子が口を開けて俺のペニスを頬張る真似をした。少年の熱い吐息がかかって亀頭が気持ちいい。
「にいちゃんってば、おれいがいにさわられて、おっきくして、自分も結構えっちじゃん。」
優太がすねたように腕を組んで俺を見おろした。
ショタに縛られて、視姦されて、あげくのはてに衆人注視のなか乳首を吸われて一物を扱きあげられて
気持ちが良かっただなんて、そんな馬鹿なことがあるものか。
なんなんだこの状況は! しかもなぜか興奮する。俺は先端から先走りが出るのを止められなかった。
538TT:2010/12/04(土) 00:17:39 ID:laQ8OY+7
その瞬間、フラッシュが部屋に反射した。金髪の少年が自分の携帯に俺の痴態を納めやがったのだ。
「おおおいっ! ととと、と、撮るなあ!」
「へへーん、これでもうおれたちには逆らえないぜ? おにいさんよ?」
尿道を狙い撃ちするように指で亀頭をいじられ、俺は刺すような気持ちよさに文句も言えなくなってしまった。

その後は3人がかりで責められ続けた。
サカユニの子はペニスをさらにいじり、眼鏡の子は乳首や首筋に赤い痕を残し、金髪の子は、どういうことか剃刀で俺の陰毛を剃っている。
「うわ、にいちゃんのがつるっつるだ!」
瞬く間に俺の下腹部は毛なしのつるつるてんにされた。へそまであった体毛はゴミ箱に全部捨てられてしまった。
「しゅーちぷれいってやつだ。もえてくるだろ?」
「ひ、ひどい、あんまりだ…。」
優太と三人の小悪魔たちがつるつるの股間を撫でた。自分のペニスがより大きくなったように見える。

「おにいさん、おとなの男でしょ? いさぎよくあきらめて、おれたちのはじめてになってよね。」
おしまいだ、俺は今日、童貞と一緒にまさかの処女も失うことになった。
539TT:2010/12/04(土) 00:18:08 ID:laQ8OY+7
「おれがさいしょにやるね。にいちゃんは力ぬいて、なにもしなくていいよ。」
ローションをたっぷりつけた優太の指が、俺の中に入っていく。
異物感がこみ上げるが、意外と抵抗なく、それはすんなりと入った。
「んんん…あ、あれ、何だか、おれのときより入るのが、早いっ…!」
「ああたぶん、先にかんちょーしたおかげだとおもうぜ?」
金髪の子が注射器のような浣腸器を掲げている。寝ている間にやられたらしい。
なんということをしやがるんだ。
「おにいさんのうんこがどばどばーって出て、たのしかったっすよ!」
サカユニの子の感想に、俺は一気に恥ずかしくなって浣腸器から目を逸らした。

その間も着々と俺が処女を失う準備は進んでいた。
子供の細いものとはいえ、4本もの指が自分の排泄口に入っているのは驚愕だった。
優太は俺とのセックスで学習したことを十分生かして、順々に俺の腸壁へとマッサージを施すようにローションを馴染ませた。
そして、俺の前立腺に優太の指が触れた。
「あ、あぁあああーーー! う、そだろぉっ!!」
射精した。かすっただけだったのに、俺は湧きあがる射精感を押さえることができなかった。
電撃が背筋を走って視界が白黒した。体中の血液が全部ペニスに集まったかのような凄まじい昂りを感じた。
金髪の子も眼鏡の子もサカユニの子も優太も、皆一様に驚いていた。
「すっげすっげえ! おにいさんえろすぎっす!」
「おにいさんお尻の素質あるんですね! すごいですよ!」
「うっひゃー、写メっとけばよかったー!」
だいの大人が前立腺刺激だけでいったことがよほど面白いらしい。俺は泣いた。泣かざるをえない経験と発見だった。
俺は天性の受けだったのだ。
「にいちゃん、おれ、おれもう、がまんむりだから、いれるねっ!」
「わあ、待て待てってうおおおおおあああーーー!!!」
後転とちゅうのような姿勢で足をあげられ、優太から丸見えになった俺の肛門へと、今なにか大きなものがはいった。
指より柔らかく、それなのに太い。
「やっ、やめ、ううううぅうっ!」
「にいちゃん、にいちゃんっ! なかすごくいいよっ! おれのなかもこんなかんじだったんだぁ!!」
つくし程度だと思っていた優太のちんちんは、中で感じる分には意外と太さがあった。
一気に最後まで突きいれた優太は、がんがん腰を使った。中身がめくれ上がるかと思った。
動きが激しくて舌を噛みそうだ。
540TT:2010/12/04(土) 00:18:42 ID:laQ8OY+7
手足が自由に動かないので、俺は優太のなすがままにされた。
またパシャパシャとシャッター音がする。今度は複数同時だった。
「優太まだかよー、早くかわってくれよ!」
「ぼくのたからものにしてもいいですか? 待ちうけにしちゃおうかな…。」
「みてるだけでしゃせいしそうっす! すげえっ! ハメどりさいこうっすよ!!」
将来は全員AV監督になったらいいと思う。こいつらにはその素質がありすぎる。
シャッター音が延々と止まない中、俺は前立腺を通り過ぎる快感に悶えた。
まだまだ小さい優太のペニスは、いい具合にそこへ先端が当たるのだ。
俺とショタッ子との、身体の相性は抜群らしい。
「へあぁうぅっ! も、むり、まじでやめてぇ!!」
「そ、そんなこと言っても、にいちゃんのなかすっごくあつくて、ぎゅうぎゅうするからむりぃ!!」
じっとりと汗にむれた優太の身体が、ぱんぱんと俺の尻に良い音を響かせる。
肉を裂いて入るたびに脳天を雷が直撃し、引き抜かれるたびに熱風が耳元で吹いた。
優太に突きいれられた方が、突きいれていた時よりも断然よかった。
こんなに必死になって、俺を使って懸命にペニスを擦っている優太の表情が、俺は一番好きだと感じていた。
「優太、そ、そんなに力むなよ! ゆっくりでいいから、俺は逃げないからなっ!!」
「うんっ、にいちゃん、ちゃんときもちいい? おれはすごくいいよっ!」
少しずつ、動きが変わった。優太のちんちんは俺の内部を味わうようにゆっくりと出し入れされる。
俺もそのほうが、優太の可愛い表情や割り入ってくるちんちんの形に意識が向けられて、より爽快だった。
541TT:2010/12/04(土) 00:19:26 ID:laQ8OY+7

「あっ、いくぅ! にいちゃんだすっ!! んんんーーーー!!」

ついに優太が果てた。精通したての新しいミルクがちょっとずつ、俺に注がれていく。
気持ち悪い感じではなかった。むしろ、優太を大人にしてやったぞという気持ちの方が大きい気がしたくらいだ。
「はあ、どーてい卒業っとぉ!!」
「そうかそうか、良かったな。」
ところで縄、解いてくれないか? 俺は優太にお願いした。逃げるかもと反対もされたが結局はすんなりと身体が解放された。
逃げるつもりはなかった。ここまできたらもう同じだ。
悪ガキどものいたずらに最後まで付き合ってやることにしよう。
「お、に、い、さ、ん! 次はおれとやろーぜ!」
「その次はぼくとやってね!」
「じゃあその間、お兄さんのちんちん、おしりに入れてもいいっすか?」
ようやく気が付いた。ここは間違いなく俺の為のパラダイスだ。やりたい放題の楽園だ!
「ようし、やってやる。俺を頑張っていかせてみろ!」
尻を突き出し、ベッドに仰向けで寝転がると、金髪の子が歳の割に大きめなものをぐちょぐちょの尻にあてがい、
サカユニの子が天井を指す俺のペニスに座った。



夕方、3人のエロガキはようやく満足したみたいで、口々に俺の穴が良かったとか、俺のちんちんが興奮したとか
言いながら帰っていった。おいやめろ。
「“しょじょ”も“どーてい”もなくなっちゃった。これでむてきだぜ!」
「何に対してだよ…。」
優太は頭をひっかいてすまなそうにニヤけた。一応悪いことをしたと反省しているらしかった。
「でも超気持ちよかった。またやりたい!」
「優太、だからって誰かれ構わず見境なくヤったらだめだぞ!」
はしゃぐ優太に俺はきつく釘を刺した。あんな無鉄砲なお友達と一緒に遊んでいるのだから、はっきり言い聞かせておかないとな。
「ふぁーい。」
炭酸の抜けたような返事が返ってきた。不安だ。
542TT:2010/12/04(土) 00:20:30 ID:laQ8OY+7
その後、色々あって俺は3人の“おにいさん”方と会うことができた。
人には言えない共通の趣味をもつ友達が一気に増え、おまけに不良系や優等生キャラやサッカー少年との
セックスライフまで築き上げられたのは、あのサプライズがあったおかげだ。
不幸なのはといえば、みんな精力旺盛で独占欲が強いから、俺の休む暇がなくなってしまったことだろうか。
ショタっ子たちに愛されまくっている、という実感はある分、無碍には断れないのがちょっとだけ辛い。
最近は金玉やら括約筋やらがそろそろ過労死してしまいそうで恐い。俺の最も大きい心配ごとだ。

おわり



タイトルが某人間賛歌マンガみたいだ…。
ショタに攻められるのが好きなお兄さんはリアルにいるんだろうか? 気になるなあ…。
どうもありがとうございました。
543名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 00:32:09 ID:lmFir6HE
うははは、ギャグマンガみたいだな。乙w
★★☆☆☆
544TT:2010/12/04(土) 01:06:06 ID:laQ8OY+7
ですよねーww
全然エロくないし、もっと精進したいと思いますw
545名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 11:37:53 ID:5q4JyaXd
俺は十分エロかったと思うしナイス GJ
546名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 16:57:58 ID:ZlXPFeWg
俺もすきだよ、のりもいい感じだし

俺なんかまた書いてみたけど情景と説明とエロの配分と
かつ絶対的にたりない文才の前に泣きそう
547名無しさん@ピンキー:2010/12/04(土) 23:32:53 ID:Y7j95zJk
TTさんの作品、今回も凄く良かったぜ・・・!

>546
まったくだ。頭の中ではすげえシーンが浮かんでるのに、なんで指とか動かないし文字とか浮かばないんだろう。
職人と俺の頭とでは何が違うんだろうか。
548名無しさん@ピンキー:2010/12/05(日) 16:34:46 ID:+1YnTNO3
TTさんマジGJ!セリフにも吹きすぎてヤバかったぜwやっぱギャグエロは気軽に読めていいな。
好きなショタキャラだったら抱かれてもよいかなとか思っているのは多いんじゃないか?
549名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 09:45:54 ID:Q3VBGSp0
セックスの余韻でショタが蕩けている描写のあるSSが好きだ。バスケショタとか。
やっぱ余韻で恋人同士が幸せそうにしていると俺の心も温かくなる。
550名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 11:18:07 ID:7MqmpyyH
お固いショタなのに射精した余韻で無防備になる描写のあるSSが好きだ
サンプルはない
551名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 13:08:49 ID:OeH/d081
マッシブなおにいさんにがんがんお尻を掘られてアクメに達しまくる
そんな淫乱どエロショタが好きです
がんばって巨根を頬張ってくれる健気系とか、反抗期まっ盛りなのにお尻をいじられると従順なおちんぽ犬になる生意気系とか…
まあ俺の支配願望丸出しの嗜好なんだが、だれかそれテーマで書いてくださいおねげえします。
552名無しさん@ピンキー:2010/12/06(月) 14:22:25 ID:Ws34Vgtm
下手とか嘆いてないで自己製作だ
文才のなさになきそうになるけどそれでスレが活性化すれば
ニッチなのも増えていいじゃないか
553名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 18:37:33 ID:iNinbYdK
>>550
>>551
自分で書けw
んで投下して
554名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 22:34:35 ID:kiIrZzGM
マッシブなおにいさんががんがんお尻を掘られてアクメに達しまくる

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは親戚の家に泊まったと思ったらいつのまにか縛られていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…


「で、これはなんの真似だ、歩」
全裸で手首と足首を縛られたままじゃ(しかも脚が閉じられないようにベッドのパイプに縛ってやがる)いまいち迫力がないが仕方がない


恐らくこれを行ったであろう目の前に従兄弟、歩を叱り付ける様に俺は聞いた。
「大きな声出さないでよ、お母さんたち来ちゃうでしょ」
確かにそれは困る…、仕方がないので俺はトーンを落として再度聞きなおす。
「いいからまずはこれを解け、何の遊びだよこれは?」
「え、だってお兄ちゃん、『大学でも部活の練習ばっかりで彼女作る暇もない、これじゃ高校のとき同じだ』って嘆いてたから・・・」
「それがどう繋がってこうなるんだよ、訳わかんねぇぞ」
「もう、鈍いなぁ・・・、当然こういうことでしょ」
そういうと歩は俺の脚の間に手を差し込むと俺の愚息をさわさわと揉み始める。
555名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 22:35:09 ID:kiIrZzGM
やばい結構感じる・・・、最近抜いてなかったし・・・最後に抜いたのいつだったっけ・・・。
これはつまり彼女の変わりに歩が・・・ってことか、てかこいつ巧い・・・、人にされるのってこんな感じなのか・・・。
いかんいかん、なに流されそうになってんだ俺、しっかりしろ俺。
「お兄ちゃんのって大きいよね、僕の手周りきらないもん、体も筋肉すごくてかっこいいや」
「歩、辞めるんだ、どこで覚えてきたかは知らないけどこういうのは好きな人とすることなんだ。だから興味本位でやっちゃだめだ。」
「むー、馬鹿にしないでよ、そんなことくらい知ってるよ、だからやってるんでしょ」
そ、それってつまり・・・、いやいやだとしてもだめだろ、くそ、どうやって説得すればいいんだ。
などという俺の意思など知らずに歩は今度は俺のいきり立った愚息を咥え込んでいく。
「ちゅぷっんちゅっ、ほら、ぐちゅっ・・・、こういうのだって出来ちゃうんだよ、ちゃんと、んちゅっ・・・、勉強したんだから」
「あ、歩、た、たのむから・・・、本当に・・・」
「お兄ちゃんの、ちゅぷっ・・・、全部咥えられなくって・・・、ちゅぱっ・・・、ごめんね・・・、くちゅっ・・・」
見ちゃいけないそう思っているのに目が離せない、
歩のかわいい口に俺のが出入りしてる、頬にあたるとぽっこりとしたふくらみが見えるのと同時に先端に快感が走る、
まずい・・・、もう本当に・・・。
「あ、あゆむっ・・・はなっ・・・」
俺は言い終わらないうちに歩の口内に溜まりきった欲望を開放していた。
ほとんど予告無しの発射に歩は口を離すこともかなわず咳き込んでいる・・・、うぅ、俺に非はないのになんか自己嫌悪を感じてしまう。
「ごめんなさい・・・、僕飲めなかった・・・」
いやいやいや、飲まなくていいから・・・、なんにしてもこれで歩の一応の目的は達成されたはずだ、今が畳み掛けるチャンスだ。
「無理しなくていいよ、ありがとう、超気持ちよかった。終わったならこれほどいてくれるよな?」
「本当?本当に?よかったぁ、初めてだったから不安だったんだ。じゃあ次は多分もっと気持ちいいよ」
次だって?次ってなんだ・・・?まずいぞ、歩は顔を輝かせてる、火に油をそそいだんじゃないか、これ・・・?
「僕のお兄ちゃんのより全然小さいけど、その分痛かったりはしないと思うんだ。あ、前立腺っていうのにはちゃんと届くみたいだから大

丈夫だよ」
こいつ・・・、俺を掘る気満々だ、っていうかそんな会心の笑顔久々に見たぞ。
まずいぞ、我が人生最大のピンチだ、童貞捨てる前に処女を散らされるなんて・・・。
「あ、歩君、俺、もう満足したからさ、そこまでしてくれなくて大丈夫だよ、な?な?」
「いいよ、気使わなくても。ほら、お兄ちゃんのおちんちんまだおっきいままだよ」
服を脱ぎ俺の脚の間でインサート準備完了な歩がそう言って俺のものを掴む。
なんでこういうときに元気なんだ、勘弁してくれ・・・。
556名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 22:36:45 ID:kiIrZzGM
「それじゃいくよ・・・」
いくよって馴らすっていうことは知らないのか・・・、えっとそうだ!息を長く吐いてリラックス・・・。
歩のものが俺の中に入ってくる、少し圧迫感はあるけど痛みはない、なんとか力を抜いて迎え入れることが出来たみたいだ。
試合前のリラックス法がこんなところで役立つなんて人生分からないもんだな・・・。
「んぁっ、お兄ちゃんの中・・・入ってるんだよね。ぅんっ・・・中・・・ぁぁんっ・・・すごいよ・・・」
歩はというと感動に浸ってる。
「う、うごくよ」
そう宣言するといったん少し抜けていった感覚がして次の瞬間一気に突き込まれる。
「ひゃぅっっ・・・ぁぁぁっ」
俺は自分でも聞いたことのないすっとんきょうな声を出していた。
突き込まれた瞬間衝撃に近い快感が脳髄を駆け抜けていき、触れてもいない愚息がぴんと飛び跳ね先走りを腹の上に撥ね飛ばす、
突かれるたびに快感の竜巻が俺の思考を根こそぎ吹き飛ばしていく。
「ぁっ・・・ぁんぁぁん・・・、ぁぁぁんっ・・・ひぁっ・・・ぁぁっ」
「にいちゃっ・・・そんな・・・うんっ・・・ぁぁん・・・しめちゃ・・・んっ・・・だめぇ」
「ぁぁっ・・・ひぁっ・・・ぁぁぁっ」
「ごめんね・・・、ぼく・・・もうでちゃうぅ・・・」
熱いものが中に溢れていくのを感じながら俺も盛大にぶちまけていた。

「ねぇ、もう1回していい?」
俺のはうなだれているが繋がったままの歩のものはまだ元気に硬いままだ、
ダメだ、拒否しないと・・・、
「ねぇ、お兄ちゃん、聞こえてないの?」
俺の反応がないことに少し苛立った歩に軽く小突くように腰を打ち付けられる、
たったそれだけだった、それだけで微かに残った俺の理性は再び吹き飛んでいった。
「いいよ・・・、お前のさいこうだ・・・」
「お兄ちゃんの中も最高だよ、二人でいっぱい気持ちよくなろうね」
今日2回目の会心の笑顔にこんなの味わったらもう右手じゃ我慢できないだろうななんて漠然と感じていた。
557名無しさん@ピンキー:2010/12/07(火) 22:37:56 ID:kiIrZzGM
かき終わってみるとマッシブ分ないし達しまくってないしでだめぽー・・・
558名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 17:50:47 ID:fS+6v9gC
>>554
乙。正直こういうのもいいなと思ってしまった自分に困惑を禁じ得ない。

それにしても、どうやったら文章って上手になるんだろうな・・・
559名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 18:13:40 ID:tMU+rndN
たくさん本を読めば文章も上手くなるとおも。乙。
★☆☆☆☆
560名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 19:23:42 ID:TWNZA7PO
ってよく見たら
マッシブなおにいさん『に』がんがんお尻を掘られてアクメに達しまくる
じゃないですか、勘違い恥ずかしい・・・
561名無しさん@ピンキー:2010/12/08(水) 19:38:53 ID:HeZbkP75
おにしょたもしょたおにも好きだよ
562名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 23:53:43 ID:a6kWqs+s
>>560
あえて逆にしたのかと思ってたら素だったのかww
じゃあショタが掘られる方でせびもう一本よろしく!
563名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 18:09:29 ID:oVEX6S59
ヤンデレショタものが読みたいな。
564名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 01:35:52 ID:j+Shu43x
ヤンデレショタにストーカーされたい
565名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 16:58:55 ID:AzgbkEC0
後輩はヤンデレショタに属するような雰囲気だけど、先輩との圧倒的戦力差ゆえにあまり怖くない罠。
包丁持って寝込みを襲ったとしても、素手でさえ滅茶苦茶にボコられる未来しか思い浮かばない。
566名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 17:14:34 ID:orzf75h9
というかトリ忘れのショタは基本的に
5歳の幼女にすらケンカで負けるんじゃないかってくらい弱っちいなwwww
567名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 17:25:06 ID:6f1gyGs1
一番このスレでケンカ強いショタって誰だろうな。
魔王とか勇者とかヒーローとかいたが。
568名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 17:33:13 ID:AzgbkEC0
精神力ではジリオンを推すぜ
569名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 19:46:09 ID:IFUh6/Mh
トリ忘れのショタなんてほとんど瀕死か廃人ばかりでケンカ以前のレベルだろ。
真面目な勝負だったらフォンきゅんが一歩抜きん出るかな。
570名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 21:09:37 ID:Es6Qbl6o
>>568
通りすがりの帝国軍参謀だけど
あいつは口塞がれたらとても弱いから
571名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 22:05:49 ID:oAMa9wFu
ケンカの強い美少年に踏みつけられたい
572名無しさん@ピンキー:2010/12/16(木) 00:14:25 ID:iP7ZzwQE
>>570
ベネド乙
573名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 22:05:22 ID:l85l41Pi
TTさんの作品が大好きです。
特に神殿娼年がすごく良かったです。
574名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 22:22:47 ID:SYllXplz
575名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 18:55:44 ID:NpoaXqsd
>>573
禿同
個人的には「青年に誘拐された話」が泣けたし抜けたしよかった
576名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 19:00:34 ID:tomDb350
TT、お呼びのようだぞ
新作まだか?
577名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 02:42:54 ID:yYfqkg4d
お兄さんっつーか、汚いオッサンに犯されるショタの話読みたいな
該当スレなくて悲しい
578名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 02:57:59 ID:1m2KZWt+
クリスマスの夜…優しいショタがサンタの恰好して、
寂しいホームレスさんにプレゼントを渡しに回るも、
汚いピザ乞食に青いビニール小屋へ引きずり込まれてウヘヘのヘw
579名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 20:50:18 ID:v7yhthLx
防寒ショタは完璧だと思ふ
580名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 20:28:10 ID:PFJSB4de
凍えてるショタっ子を温めてあげるSSはまだかッ…!
581名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 21:43:29 ID:oJrMV+oe
>>578
乞食のくせにピザとかwwwwwww
582名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 21:58:03 ID:DbXAE2bG
なるほどwww
583名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 23:27:55 ID:777IEoOj
実は金持ちでショタ食うためだけに趣味でやってる
584名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 09:04:14 ID:ugDjeqnc
デブとかいくらでもいるだろ
バランス悪いもん食ってんだから
585名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 09:30:41 ID:wzknrGZs
キモデブの責めは異常にネチっこい
うむ…嫌いじゃない
586名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 10:35:35 ID:ZL1bR+jX
キモデブは短小っていうイメージがあるな、やっぱりショタを犯すには巨根じゃないと
587名無しさん@ピンキー:2010/12/23(木) 16:41:49 ID:090zoTks
>>583
IDラッキーだな
588名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 11:35:20 ID:m8L5fFMq
おませな小悪魔系ショタが
同級生の純情ショタの前でお兄さんぶって
エッチなあれこれを手ほどきしつつ
自分のほうが敏感すぎてラメェェェェェ!!になっちゃう
そんなSSを私は書きたい
けど時間がなくて_
589名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 02:51:53 ID:9mvXEjQm
確かに開発済みショタが攻めに回るのもたまにはいいかもな
本当は責められたいのに好きな人のために頑張っているという健気さに萌えるもよし、
ツボを体で知っているがゆえの的確すぎる責めを想像してハァハァするもよし
なかなかいいシチュエーションだ
590名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 19:29:09 ID:+LjJVOux
>>589
もうお前が書けよwwwwwwwww
591名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 20:59:07 ID:6TY+ICaI
ベネドって、実は正面からの戦闘力はものすごく貧弱なんじゃないか。
頑張れば俺でもレイプできるかも。
592名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 21:43:22 ID:rweJBT+p
>>591
こっちでは特に戦わないしな
593名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 00:16:32 ID:/8Rwpvt7
今年もショタと姫初めだぜ。振袖ショタをガンガン掘るぜ!
594名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 01:17:29 ID:yBiQMDxE
正月と言ったらおとし玉でレイプじゃないのかw
595名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 18:57:18 ID:QlyHYdWQ
>>594
わざわざ突っ込むところでもないのかもしれないが
お年玉でレイプってどういうプレイだぜ?
596名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 19:12:50 ID:0fGUgKRl
お年玉が欲しかったらお兄ちゃんのおちんぽを舐めなさい、ってプレイだよね
597名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 19:19:01 ID:QlyHYdWQ
売春じゃねーかw
598名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 23:27:22 ID:9J0/gEnf
年上が年下にやられるシチュのSSたのむ
599名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 13:21:47 ID:na70FcSY
何でもいいから誰か小説投下してくれ
600名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 16:53:49 ID:3U1fRxLs
容量大丈夫なん?
601名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 23:59:14 ID:+DS1opfe
まだ執筆途中なもんでお兄さんが出て来ないんだけど、投下しちゃっていいかな
602名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 16:42:26 ID:1m5Ld28R
ここって今はお兄さんな年齢のキャラのショタだった時代のエピソードを元にした創作ってあり?
603名無しさん@ピンキー:2011/01/09(日) 17:54:10 ID:UC6/93fe
メインにショタキャラが出て来るのだったら全然アリだよ。
でもちょっと容量が不安だから、あまり長い作品は気を付けてね
604トリ忘れ:2011/01/11(火) 19:30:45 ID:oyYKo8dE
投下しますが、もし容量オーバーしてしまったら申し訳ありません。
まだ執筆途上の作品ですが、完結させられる自信がないので、このまま投下します。よって序盤限りのごく短編です。
6051/4:2011/01/11(火) 19:33:16 ID:oyYKo8dE

残暑もとうに過ぎ去り、涼やかな日差しが満ち、紅葉が落ち葉の隅々に散りばめられる十五夜の頃。

ここ、高等部付属である中学部校舎の第一土曜は昼前に学課が終わり、
四半数近くの生徒は帰宅の為に昇降口を目指していた。
部活やその他の学生活動を理由に残る生徒もまた数多いが、
たった今、自分のロッカーの中からクラリネットの収納箱を取り出だした彼も、その中の一人である。
背丈は150cmにやっと届くか届かないかの小柄さで、陽光を緩やかに透き通らせる銀糸の髪は背の中程を過ぎ、
頚部の後ろでグレーのリボンにより一筋に纏められ、ハーブと石鹸の匂いを仄かに振りまいていた。
だぶつきの大きな制服と、一年生を表すタイは一点の染みも汚れもなく、また靴に至るまで几帳面に磨かれ、アイロンを通されている。
鼻筋と青い瞳のはっきりした顔立ちは山岳民族の良き血統を如実に現わしているが、
丸く柔和な頬はまだあどけない少年の幼さを湛えて憚らなかった。

本来勤勉な筈の模範生が重そうなクラリネットの箱を手に抱えた瞬間、
少年の心にはしたない淫魔が魔法の言葉を囁いたのは、これが初めてどころか、一度や二度の出来事ではない。
まだ精通を迎えてさえ間もない未熟な男性器に走った甘いぴりぴりとした微かな電流と、
少年の薄い胸の奥で弾けた、めくるめく甘酸っぱい妄想の息遣いが、まだ幼い思考を残す脳神経を悉く汚染し尽くすと、
薄い下唇をきゅっと噛み締めて、箱の強固な装丁を強く強く抱き締めるのだった。
少年の視界の先には、ロッカーの最奥、何気ないふりで隠された革の衣装鞄が、ひっそりと厳かな存在感を放っていた。
6062/4:2011/01/11(火) 19:35:03 ID:oyYKo8dE

中等部第三校舎。四階昇り階段奥の御手洗いには、生徒の生活圏とはだいぶ遠距離に在るせいか、殆ど人の出入りはない。
箱の代わりに衣装鞄を提げた少年は、その婦人用の御手洗いに自然な足取りで滑り込むと、最奥の個室に入り、鍵を掛けた。
便器の蓋を閉じて、衣装鞄を載せる。ジッパーを静かに、慎重な手付きで下ろすと、少年の息遣いは目に見えて荒くなった。
震える手で厚ぼったい生地の男子制服上着を脱ぎ、金具が音を立てないようベルトを解く。
袖の余りがちなワイシャツを上着の中に丸めこめば、少年の艶めかしい肢体はコットンの下着を一枚着けるのみとなった。
薄いグレーのブリーフは、その中央に鋭い膨らみを作って息づいている。
そこだけ濃いグレーに濡れそぼった脹らみ自身の先端を、少年はそっと指先で撫でた。
ごく薄い快感が幼い男性器に反響するように満ち満ちて、少年は恍惚に蕩けた笑みを作る。
ブリーフをそっと脱ぐと、生地の内部とペニスの鈴口との間に、カウパーの糸がつつっと伸びる。
勃起してさえもまだ亀頭の半分以上を柔らかく白い皮に覆われた、まるで子供のままの無毛の性器。
上履きと靴下以外、一糸纏わぬ生まれたままの姿に立ち戻った少年は、外気の肌寒さに感じ入るように、
自分の全身を舐めまわすような手付きで、己の裸体を抱くのだった。

少年がまず真っ先に衣装鞄から取り出したのは、純白のコットン生地にワンポイントで赤いリボンの付けられた、清楚なショーツ。
カモシカさえ裸足で逃げ出しそうな、細くなめらかに完璧なラインを作る脚を上げ、
男性用と比べあまりに布の面積が足りていない下着を穿いてゆく。
最後にショーツを腰まで引き上げて、薄く肌触りのよい股布に陰嚢が包まれるという甘美な感触を堪能した少年は、
恍惚のあまりに体の震えが抑えきれなかった。
ふるふると揺らぐ、硬く勃起したペニスの先端から、じわりと、たっぷりとしたカウパーの汁が零れ、
砂糖菓子のような可憐なペニスに一筋のせせらぎを作る。
Aカップのブラも、抑え目にフリルのついた淑やかなもので、少年は苦もなく背中のホックを絡め、
女性用のワイシャツを羽織ると、手早くボタンを掛けてゆく。
膝上10センチのスカートを穿き、女子用のセーラーを纏う。
鏡さえ見ないままタイを完璧に形作ると、最後に後ろ髪を結い止めているリボンを外し、その背中に銀糸をなびかせて、完成となった。
元々女性的な顔つきの少年がこの衣装を身に纏うと、もうこの子供は中等部の女子生徒以外の何者でもなくなる。
全身に走る甘い痺れと熱さ。
トイレに設置されている洗面器前の鏡に立つと、少年はスカートをふわりと高く舞わせるよう、くるりと一回転する。

……この上着とスカートは、裁縫を得意とする少年のお手製だ。少年は寮住まいだが、
遠く離れた実家の祖母に教え込まれたソーイングの腕前は、僅か13歳にしては教師も舌を巻くほどだ。
幼少の頃から詞歌と音楽、刺繍と料理を趣味として愛する少年は、それに比例するように少女への憧憬が激しい。

その女性的な仕草と容貌に満足した少年は、最後にスカートをたくし上げ、
とぷとぷと淫らな透明の露を生み続ける未熟な肉茎を暫し恍惚と眺め眇めると、おもむろにピンクのコンドームを取り出した。
少し触れただけでも反射的に滴を零してしまう、若い性欲に滾ったペニスに苦労してコンドームを被せると、早速衣装鞄を手に取って、女子用トイレを後にした。
6073/4:2011/01/11(火) 19:36:11 ID:oyYKo8dE

まだあどけない、中性的な体格と顔立ちの女の子が向かった先は、高等部の校舎だ。
装いはほぼ完璧とは言え、顔見知りの多い中等部で、この遊びを安全に満喫する事はできない。
その点、自分の顔を知られている訳もない高等部は、まるっきり安全性が違ってくる。
その他にも、この女の子の求める別の要素が、この高等部にはある訳だが。

まだまばらに人の残る校舎を悠々と歩き回り、女子生徒には一礼し、男子生徒には胸を高鳴らせながらすれ違う。
いつものように決まったルートを歩き続けると、最後はここと決めていた場所に辿り着いた。
使用許可が降りていないため、誰も居ない体育館。
その用具倉庫の脇にひっそりと佇むと、そこの壁から先に望める、校庭の風景に見入っていた。
サッカーや陸上競技、ラグビーにテニスと、逞しい四肢を存分に奮いながら、爽やかな汗を流す先輩たち。
……あの若い男の人たちに、この僕が、この場で僕の正体が暴かれてしまったら、どうしよう。
変態と罵られ、軽蔑の視線を向けられ、足蹴にされる自分の姿を空想するだけで、少女の少年は堪らなく体が火照ってしまう。
……細く締まった若々しい、瑞々しい肉体を纏った殿方たちに、僕ははしたなくも、犯して下さい、レイプして下さいと、跪いて哀願するのだ。
そんな自分の姿を妄想して、薄いショーツに包まれた少年の睾丸は、たまらなく精子を滾らせるのだ。
内股をもじもじと擦り合わせて、自分の肩を抱き、熱に浮かされた視線で、年上のお兄様方の、牡の肉体を視姦する。
あのお兄様方に、きっと僕はこの先の用具室へ連れ込まれ、セックスへの欲望に燃え盛る沢山の男性に組み敷かれてしまう。
可憐なショーツを剥ぎ取られ、股を開かされて、きっと自分の倍もあるペニスを捩じり込まれるのだ。
口淫でも奉仕し、手指も髪も使って、まるで無数のようなお兄様達に滅茶苦茶に犯され続ける……。
灼け付く様なふしだらな妄想に狂わされた少年には、最早一刻の猶予も無かった。
ふらふらと体育用具倉庫に忍び込んだ少年は、扉を閉じ、マットの上に女の子座りでへたりこむと、
スカートの端を歯でしっかりと咥え込み、コンドームに包まれたペニスを緩やかに握ると、ゆっくりと手を上下に扱き始める。
こうなるともう、妄想も何もあったものではない。ペニスから沁み渡る電流のような官能に少年の脳髄はスパークし、
微かに涙と涎を零しながら、変態的な自慰行為にひたすら没頭する。
放ちそうになると扱く速度を落とし、できるだけ長く快楽を続けようと、貪欲にオナニーに耽る。
少年のアヌスがキュウキュウと切なく締まるのは、奥の前立腺がありもしないオスの性器を求めたからで、
そこの部分を使ってのマスターベーションは、ディルドを買う術を持たない少年には決して叶わないだろう。
少年が快楽に耽れていたのはほんの10分ほど。そこから先は理性が持たず、幼い経験が精の放出を求めて、ペニスの扱きにラストスパートを掛け始めたからだ。
「んっ、んっ、んっ、んっ……。」
目尻に涙を浮かべながら、この上ない淫らで変態的なオナニーは、少年が軽く腰を浮かせた所でクライマックスを迎えた。
「んふうううぅぅーーーーー!!!!」

びゅぶるるうるるっ!!!びゅうっ!!!びゅぶううーーーー!!!!

あどけないばかりの未成熟の肉茎がびゅくびゅくと脈打つと、その度にコンドームの先端がぷくり、ぷくりと膨らんでゆく。
精液の一波が尿道を迸る毎に少年は自分の右手をリズミカルに扱き立て、出来うる限りの激しい放出を味わった。
今日の30秒ほどの射精は、少年にしても久々な長時間に及ぶものだったらしい。
くったりと首を項垂れると、萎えかけているペニスを労わるように撫で、
まだ精子こそ薄くはあるが、そのザーメンはコンドームの半分を膨らませるほど大量であった。
すっかり萎えたペニスなら、コンドームを脱がすには容易い。
自分の亀頭と皮の内側にぬめりついた精子の残り香をティッシュで拭き取ると、その堪らない芳香を放つ不浄の芥を鼻に当て、
男性のみが放てる命の証の独特の臭気を、女装の少年は胸一杯になるまで鼻腔に吸い込んだのだった。
6084/4:2011/01/11(火) 19:39:37 ID:oyYKo8dE
やがて、小柄な女子生徒が、その華奢な脚をふらつかせながら体育用具室から出て行くが、
その淫蕩な後ろ姿へ、濃く粘りつく視線を送っていた人間がいたことを誰が知るだろう。
舞台袖で満足そうに微笑む長身の男子生徒は、やがて体育館を縦断し、
少女が歩き去った後の用具室に身を滑り込ませると、奥に重ねられたシートの一角から
小さなデジタルカメラを取り出したのだった。
609名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 20:26:25 ID:YKDP9BUQ
ボツ(´・ω・`)p
610名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 20:42:53 ID:vBHEvKf/
あんたの新作なんていいから早く次スレ立ててくれないかな
611名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 20:45:06 ID:kCzhaRF+
>>608
良かった
612名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 20:58:17 ID:LROtMG8S
>>608
おつー
613名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 21:24:42 ID:Jg3mP3P+
>>608
可愛い男の娘がオナニーに耽るとか、それ何て俺得
つ、続きはないのか!?
614名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 02:17:47 ID:cUCT8JXG
>>604-608
よかった
変なこと言ってる馬鹿は気にするな
615名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 07:35:15 ID:ld75iRnB
お疲れ様です
★★☆☆☆
616名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 10:54:42 ID:KOTZoGe4
>>614
日付変わってからwwww

露骨だなぁ
617名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 11:48:05 ID:WZn3PNoU
こいつ最近ゴミしか書いてないよね
確実に騎士と同じ道を歩んどるわ
さっさと消え失せろやウンコ
618名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 17:59:08 ID:53fm+h6F
何も出来ないくせに無駄に偉そうな奴
619名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 19:08:10 ID:PbOxPhNi
トリ忘れさんの名誉のために一応言っておくが,俺はトリ忘れさんではないよ
620名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 19:09:40 ID:PbOxPhNi
て、あれ、なんでID変わってんだ……
621名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 20:48:11 ID:QqL/6JV2
まだ作品投下できる?
622名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 22:34:45 ID:JEQYCSBn
できるよ
623名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 17:49:23 ID:fs0AnMIf
>>608
>>621期待
624名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 19:58:25 ID:+m9bFdUf
>>608の続きを
625名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 23:31:09 ID:ffjwqrPb
621ですが良く考えたら、割り込みになるので自重すべきでしょうか?
626名無しさん@ピンキー:2011/01/13(木) 23:46:00 ID:aPr5AU4U
トリ忘れは「続きはない」って言ってるし、
投下しても割り込みにはならないよ。
621さんの作品、読みたいな。
627名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 00:09:07 ID:VnrQqI6I
ええと、それでは投下させていただきます。ちょっと短いかもしれません。

「少年戦士ジリオン番外編:ベネド=アーウェントールA」


「んぶっ……ううあっ…はひゃう!!」
意味不明の言葉が、息と一緒に口から漏れていく。
行為を始めてから勃ちっぱなしのおちんちんは、嬉しそうにしゃくり上げ続けている。
「ベネド…そなたは美しいな…どんな時も……」
「…あ、ありがとうございます!!」
ボクに圧し掛かっている男性――皇帝陛下に、精一杯気持を伝えた。
出合って一月半。体を重ねるのはこれで4回目。
でも長年付き添った恋人みたいに、ボクの体は陛下と馴染んでいる。
………なんて傲慢な思い上がりかな。
「ふふっ…何を考えている。余のことか?」
「えっ!?あの…その…うひゃぁっ!」
心を見透かされたような感じで、びっくりしたボクを陛下が思い切り突き上げになった。
脳味噌の奥の奥で、電気がはじけたような感覚が走る。
それでも全然イヤじゃないのは、きっと陛下がご相手だからだと思う。
「んんあっ…きゅう…」
「図星か?可愛いなそなた本当に」
陛下の顔が緩む。公の場のご尊顔とはまた違う笑顔。
ご家族方や後宮の女性方しか、知らない陛下の表情を知っている。
そう考えるとろくでもない貧乏貴族のボクには、もったいない程の厚遇だ。
「どうされたいベネド?」
「もっと…もっとお願いします…突き刺してかき乱してください…」
ボクの卑猥で失礼なお願いに、陛下は無言で頷いて体を被せる。
今でも結構奥に来てるんだけど、それより更に腸の先へと陛下のものが進んだ。
嬉しさなのか、単に生理反応なのか、体中がきゅうって締まる気がする。
「あっ…あっ…んんっ!」
「ふっ……その乱れた顔…たまらんな」
陛下がボクの顔の方に体を寄せて、唇と唇が重なった。
抵抗できるはずも無い。陛下の唾液はとてもとてもお甘い気がする。
「……行くぞ。最後まで」
「は………い」
出来るだけ強く頷く、陛下が行かれるなら、どこまでも付いていきたいと思いながら。

「ベネドよ、起きているか?」
「はい」
行為が終わった後、ボクは陛下の隣に寝ている。
セックスそのものより、この時間の方が楽しいかもしれない。
「ベネドよ、そなたに見せたいものがあるのだが」
「見せたいもの…ですか」
予想をしていなかった言葉に、思わずそのまま質問を返してしまう。
「そうだ。是非に名」
是非に……一体なんだろう?陛下ほどの方がボクなんかに見せたいこと。
正直言ってそんなことが、全然思い至らない。
「うむ、詳しくは後で言うので、余の所に来てくれ」
陛下のいるところって言ったら皇居?
テレビで見るだけだった、あの皇居に呼ばれたの?
「それはご皇居に?」
「そうだ。話はしておくのでな三日後に来てくれんか」
「は…はい!」
そう言うと陛下は、戸惑ったままのボクを残して帰ってしまわれた。
628名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 00:10:24 ID:VnrQqI6I
「なんだお前は?………なに、陛下に呼ばれただと?」
訝しげな表情でボクを見る衛兵さん。仕方の無い事だと思う。
こんな惨めな顔をした子供、拝謁用の礼服を着ていなきゃ逮捕されてるかもしれない。
それでも拝謁用の礼服を着て、皇居にいるのはちょっと高揚感がある。
「ここで少し待っててくれ」
事務的にそう言われ、待つこと十数分。
確認を終えた衛兵さんがボクを連れて、敷地内に入っていく。
キョロキョロするのは行儀が悪い。そんな事は知っているけど顔は動いてしまう。
広大な敷地ときらびやかな建物。テレビで知ってはいたけど、実物はやっぱり凄い。
陛下のおわす所なのだから、当然といえば当然かもしれないけど。
「こっちだ」
「あ……は、はい!」
呆けたような僕を促して、衛兵さんが歩を進める。
その速いペースに何とか付いていくと、どんどん人気のない方へと連れて行かれる。
「あ、あの一体どこに?」
「…ここだ。降りてくれ」
衛兵さんが地下へと続いている階段を指差す。
何だか下は薄暗い。とても失礼だけど、なんだが別の世界への階段みたいだ。
「俺は戻るが、下に降りたら説明がある」
尚も事務的に衛兵さんは言って、スタスタと戻ってしまう。
うーん、でも陛下に呼んで頂いたんだから!
そう覚悟を決めて階段を降りていく。位置が下がるたびに、少しづつ暗くなる。
永遠に続きそうな階段も終わって、ボクは平たい地面についた。
「すいませーんっ!」
黒いドアを開けて中に入る、この地下室に陛下がおられるのだろうか?
「誰かいませんかぁ?」
ドアの中はちょっと薄暗い。完全な暗闇ではないけど、それが余計に不気味な印象を与えた。

「君がベネド君かい?」
「っ!?」
あらぬ方向から声が聞こえて、思わずボクは爪先立ちになった。
びっくりしたまま声がしたほうをゆっくりと見る。
「その銀髪……間違いないみたいだな」
「はい…ボクがベネド=アーウェントールです」
ボクに声を掛けたのは、痩せ気味で眼鏡をした人だった。
てっきり陛下がおられると思ったのに…話が見えない。
「あの、陛下は?」
勇気を出して質問する。男の人は無表情でボクを見下ろしている。
「すぐ、会えるさ。だがその前に君にみてもらう事がある」
一転して笑顔を作って、男の人はそう言った。
頼みたい仕事ってその事だろうか?でもボクに、見てもらう仕事ってなんだろう。
「なんでって顔してるな。だが、難しい話ではないよ」
笑ったまま男の人が手を上げた。そしてそれに合わせる様に、薄暗い部屋に明かりが灯る。
(うっ、眩し……んっ、アレは?)
明るくなった部屋の中に目に付くもの。男の人が立っている場所の先に、貼られているガラス。
まるで水族館の物みたいにだけど、何も見えない。だけど下方向に奥行きが見える。
どうやらここより地下があるみたい。そしてそこにボクに見せたいものがあるんだ。
「そこでは見えないだろう、ガラスに近付いて」
言われて近づく。厚めのガラスを覗き込み下を見下ろす。
629名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 00:12:02 ID:VnrQqI6I
「えっ………ああっ…!?」
目に入ってきた光景に、ボクは絶句してしまった。
眼科では多くの人たちが縛められ、拷問としかいえない仕打ちを受けている。
鞭打ち、水攻め、吊るし、石抱き……皆とても苦しそうな顔だ。
責められてるのは大人の女性が多いけど中には、ボクと同じくらいに見える男の子もいる。
彼ら彼女等の絶叫は、防音ガラスに遮られボクの耳には届かない。
罪人の人たちなのかとも思いはしたが、こんな所に刑務所があるとは思えない。
「どうかね?」
「ど、どうかねっていわれても……」
何と答えればいいのか分からない。一体この光景はなんなんだ?
「…彼らは我が帝国に敗れた星の民だ」
疑問だらけのボクに、男の人はそう学校の先生のように教えてくれた。
敗れた星の民?確かに帝国は、年中のように戦争してるけれど。
「敗戦民をこ、こんな扱い…」
「意外かい?もうずっと続いているのだがね、陛下の命で」
陛下がこんな人を人と、思わないような事を……?
「彼らはここで帝国に忠誠を誓い、奴隷として出荷される。当然、肉体労働用ではない」
肉体労働用じゃない奴隷。答えは一つ、性目的だ。
よくよく見れば拷問だけじゃなくて、犯されている人も沢山いる。
前にクラブにいたとき、噂だけは聞いたことがあったけど。
「無論非合法だがね…貴重な収入になるし、上玉は陛下にも献上される」
確かにこれだけの性奴隷を売れば、かなりのお金になる。
でも、でもあんなにお優しい陛下が、他星の人間とはいえこんな事をしてるなんて。
この光景が現実のような気がしない。悪い夢を見ているかのような錯覚を覚える。
「顔色が悪いな。君の年では受け止めきれないかな?しかし、これはまぎれもない事実だよ」
男の人の声もどこか遠くに感じる。言うとおり、ボクには受け止めきれない。
押さえのきかない感情が胸の中で、グルグルといつまでも渦を巻いた。

「はぁ……」
上等なベッドの上で、ボクは溜息をついた。
あの後通されたこの部屋。あの地下室とは天国と地獄ほど違う。
もうすぐ陛下がおこしになる。体の準備は出来ているけど、心はまだ整理がつかない。
「一体何て言えばいいんだろう?」
あんな事は辞めるべきと、換言すべきなのだろうか。
それともボクの立場を弁えて、黙っているのが正しいんだろうか。
「分からないよ…」
キリが無い自問自答。だけどそれは、いつまでも続けられなかった。
「ベネド、遅くなったな」
扉を開けて部屋に入ってきたのは陛下。
気持ちが混乱していても、陛下と会うと自然に顔がほころぶ。
「いえ、お仕事ご苦労様です」
「そなたに言われると、疲れも消えるよ」
上着を脱ぎながら、陛下がボクの隣に腰を下ろす。
ボクはお召し物を畳んで、ベッドの脇に置いた。服からは陛下の匂いがする。
「ところで…地下室には行ったかな?」
「……はい…」
僕の肩を優しく抱いて、陛下がボクに問い掛ける。
「そうか……で、どう思った」
「………分かりません…いけない事とも思いますけど、そんな綺麗ごと…」
そうボクの綺麗ごとなんて、陛下の政の前では意味があるかは自信が無い。
「綺麗ごとか…だが、そなたの考えは正しい。余はまるで畜生のような事をしている」
陛下のお顔が曇る。やっぱり楽しんであんな事を、なされている訳ではないんだ。
それが分かっただけでも、心は少し晴れる。
「しかしそれでも、必要なのだ帝国と、銀河統一の為にな」
更に陛下がお顔を歪める。苦しんでおられるんだ。
帝国による銀河統一。それが陛下のご目標。
途方もないといえば途方も無い。だけど陛下が言うなら、現実味を感じる。
630名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 00:12:51 ID:VnrQqI6I
「…陛下、そんな事仰らないで下さい…」
向きを変えて陛下と顔を合わせる。答えが出た。
「とても緩慢ですけど、ボクにもお苦しみを、背負わせてください」
「ベネド…」
「それも貴族である、ボクの勤めだと思うんです。なんの根拠もありませんが…」
ボク個人の考えなんて下らない。陛下の野望に付き従う。
そして苦しんでおられるなら、少しでも負担を減らせるようにする。
「……そうか、嬉しいぞ!」
陛下にギュッと抱きしめて頂く。とてもとても暖かい。
ああ……っそうだよ、ボクは一体何を悩んでたんだろうか。
陛下のなさることに賛同して、ついて行けばいいんだ。そう何度も、思ったじゃないか。
暖かさを感じながらボクは陛下の胸に体を預けた。

「ベネド、始めるぞ」
「…分かりました。どうかご満足されるまで……」
体を浮かしたボクに、服を脱がれた陛下が圧し掛かる。
陛下が腰をすっとつき出すと、ボクのお尻の入り口は何時ものようにあっさり広がった。
「んやっ…うああっ!」
ずぶっ、ぬちゃって音が聞こえた。もうボクのおちんちんはガチガチ。
陛下との間を別け隔てる薄い肉越しに伝わる感触。これを味わえば毎回こうだ。
「今日は一段と吸い付きがいいなベネド」
「そうですか?嬉しいです!」
腸の中で動き始める熱い物。尖った亀頭も、その下の部分も全部が気持ちいい。
内壁を擦られて、強烈な痺れが全身を駆け巡る。
それに応える様にボクのおちんちんが、悦びの涎を行儀悪くたらしてく。
皮をかぶった粗末な銃口から、透明の液があふれ肉棒全体を伝う。
「ふぅああっ……気持ちいい…おかしくなっちゃいそうです!」
「狂えばいい、この時だけな」
突き上げが一層激しくなる。その度に目の前に星が見える。
今体の中にある快楽のスイッチを、何度も何度も押されているんだ。
ホントに快感に溺れて、狂ってしまうような気がした。
「うああっ、くっ、ひうあああっっ!!」
快感が強烈過ぎて、思わず天を仰ぐ。お尻と腸は限界だって、きゅうきゅう言ってる。
「そなたは本当に素晴らしい、体だけでなく心でも余に尽くしてくれる」
「…ありがとうございます……んんうぁっ!!」
「その対価が精液では笑えんがな」
そんな事無い!!陛下のお気持ち、分かってるつもりです!
そう言おうとしたけど限界間近のボクは、意味を成さない言葉にしか言えなかった。
「んぶうぅ、くああっ!」
「好きだぞベネド」
ボクもです、という暇もなく、唇を陛下がご自分のお口で塞ぐ。
それとほぼ同時陛下のものが膨らんだ。お出しになられる、寸前のサインだ。
ああ……っ、嬉しいなあ涙が出ちゃう。この嬉しさには慣れたくない。
「ううんっ…ふぅあ…」
腸が放出された液体で、さらに押し広がった。
熱い熱い熱い。内臓が火傷しちゃうよ、陛下も今日は何時もより凄いじゃないですか。
口を合わせたままで、混ざった唾液を飲み込む。
放出しても陛下の動きは止まらない。出した精液を塗りこめるように、まだまだ突き上げる。
「クフウッ、ンクッ!」
「ウウッ…アンッ…」
陛下に少し遅れて、ボクも頂点に達した。陛下のお腹の下辺りに、ボクの白い液体がつく。
「ふっ、汚しあいはそなたとしかできんな」
「ごめんなさい…でもボクは、汚れるなんて思ってませんから」
キスが終わって、偽らざる気持ちを伝える。
ボクは陛下を汚してしまっているけど、陛下はボクにお情けをくれていると思っている。
「…本当にそなたは余を喜ばせてくれる…!」
嬉し涙で滲む陛下のお顔は、笑っているように見えた。
631名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 00:13:19 ID:VnrQqI6I
以上です。失礼いたしました。
632名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 00:21:08 ID:9EucaIl/
>>631
GJ!萌えたwww
リアルタイムで読めて嬉しかったぞ
633名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 20:33:51 ID:19vyNVsH
やっぱりベネドは最高だわ薄幸ショタてらかわいす
634名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 21:44:15 ID:BVzPT+ER
なんか純也君が悪いような気がするぜ…
635名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 14:51:20 ID:oti43W5c
今書いてるけど我ながら下手だわ
636名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 16:34:13 ID:oti43W5c
投下して良い?
637名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 16:44:32 ID:+BVNx4ZO
>>631
トリの悪影響を受けてないか?マイピクは辞めるべきだな
638名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 20:31:57 ID:Wpqzw2rH
635さんの作品読みたい!
投下お願いします!
639名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 21:55:23 ID:oti43W5c
じゃあ投下させて頂く…。中1×小6です。

ピンポーン…
一人黙々と課題をこなしている紘の家の薄暗いリビングにインターホンの音が鳴り響いた。中学1年生の紘は、年に似つかわしく無い落ち着いた性格を体現するようなサラッとした黒髪を靡かせて立ち上がる。
「…和希か」
紘はシャーペンを机に放ると玄関のドアを開く。
「紘ーっ!今日も来てやったぞ!」
和希は紘の近所に住む小学6年生だが、下校中に仲良くなって以来、こうして家に押し掛けてくるようになった。
「お前なぁー、一人だからって電気ぐらい付けろよ!」
和希の家も母子家庭で母が水商売をしているので、寂しいらしい。そんな和希を放っておける筈も無く、こうして毎日遊んでやっている。和希は慣れた手付きで紘の家の電気をパチパチと付けていった。
そしていつものようにどっかりと紘のベッドに我が物顔で座る…筈が、今日は違った。
「な、なぁ、紘…」
ちょこんとベッドの端に腰掛け、もじもじしている。
「…どうしたの?何かあった?」
「い、いや別に、何もねぇよ…!ただ、あのさ…。おれとセックスしねえ…?」
「……?!」
紘は一人で冷や汗を流しながら、どうするべきか考えた。ここで、和希にはまだ早いなどと言ったら、ムキになって強行するに決まっている。なら、こうするしか無い!
「えーと…。セックスって、なに?」
「は?!お前、中学生のくせにそんなことも知らねえのかよ!」
もちろん紘はそんな事など十分知っている。それどころか、近所のお姉さんと、経験まであるのだ。
「ごめん、僕全然知らないよ」
「…」
うつ向いてしまう和希。諦めたか…?と紘が顔を覗き込むと、がっちり両肩を捕まれてしまった。
「大丈夫!おれ、頑張って教えるから!」
顔を真っ赤にした和希に上目遣いで叫ばれる。まずい、これはまずいぞ。
「…その"セックス"って、どんな人とするものなの?」
こんな質問をした時点でセックスの内容を知っていると言ったようなものなのだが、幸い和希は全く気付いていないようだ。
「す、好きなヤツと…」
「和希は、僕が好きなの?」
640名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 21:56:34 ID:oti43W5c
つづき
「悪いかよ…。やっぱり気持ちわりい…?」
強気な態度とは裏腹に、最後には紘を伺うように訪ねて来るのがどうにもいじらしい。
「全然気持ち悪くないよ。僕も和希が好き」
頭を撫でてやると恥ずかしそうに眉をひそめる。
「こ、子供扱いすんなよぉ!」
言うやいなや、和希は紘の首に腕をまわすと自分の方へ思いっきり引っ張り、たどたどしく口づけた。完全に気を抜いていた紘はそのまま和希の上に倒れ込んでしまう。
「ん…ちゅっ…紘、どうだ…?」
「うん…上手。誰かに習ったの?」
「ううん、自主勉。おれ、もう子供じゃないし!」
自主勉という言い方がおかしくて笑ってしまった。
「そっか、自主勉してたなら安心だね。ここから先も、ちゃんと覚えたの?」
「へへ…、うん」
「じゃあ僕は次にどうすれば良いのか教えて」
訊いてみると和希は紘の手を取って自分の胸元へと持って行った。
「お、おれのおっぱい触って!」
「わかった。やってみるね」
紘も男の子とするのは初めてで、胸が気持ちいいのか半信半疑である。とりあえず女相手にする見たいに、まっ平らな和希の胸を揉み、乳首をつねってみる。
「ぁ、あ…っ」
和希は紘の両肩をぎゅっと掴みながら身をよじった。
「え、和希、男なのに胸が気持ちいいの?どうして?」
「ど、どうしてって…。わかんねぇよぉ…っ」
紘もまだ中学1年生だ。最初の理性はどこへやら、段々と面白くなってきて、小さくたった和希の乳首を引っ張ったり、舐めたり噛んでみたりする。
「ぅ…はぁん…。紘、きもちい…っ」
ひっきりなしに甘い声を漏らす和希の股間はすっかり大きくなってしまっている。もちろん、紘のも。
「ちゅぱ…っ。ね、和希、次はどうする?」
「ぉ、おれのパンツ脱がして…、ケツの穴触って…」
「…わかった」
ズルッとズボンごとずらすと、可愛い和希のものが姿を表した。触りたい衝動に駆られたが、とりあえず和希の言う通りにすることにする。白い肉を二つに割るとピンク色の穴が現れた。
す、すごい…。お尻の穴がひくひくしてる。
ヒダを広げるようにして舐め、舌を突っ込んでナカをぐにぐにと刺激してみる。
「う…、あ、はぁん…」
「凄いね、お尻の穴も気持ちいいの?…予習してた?」
舌の代わりに指を一本突っ込んでみる。
「はぁ…っ。ぅ、うん…した…」
「そっか、だからこんなに柔らかいんだ」
二本。和希の穴はすんなりと飲み込み、きゅうきゅうと締め付ける。
「はぁん…あぁ…っ。紘っ、もぉ、次行くぞ…っ」
「次って?」
「紘の、チンチン出して…あぁっ。おれの、ケツの穴に入れて…っ!」
涙声で必死にまくし立てる和希。紘は素早く自分のペニスを取り出すと、和希のひくつく尻の穴にぴったりとあてがった。
「そう…!そのまま入れて、おれのケツ穴でぐちゃぐちゃしてぇ、」
「わかった…」
必死に説明する和希を途中で遮り一気に突っ込む。
「ひ、あ゛ぁああっ!」
「あ…っ、和希のなか、あったかくて気持ちいいよ…!」
「あぁっ、ひろ、紘ぃっ、だめ、いくぅう」
「僕も…!和希っ」

二人同時にぶちまけて、そのままぐっすり眠ってしまった。

「…やばい、8時だ!母さん達帰ってくるよ!」
「んん…」
寝惚ける和希に無理矢理服を着せ、玄関先まで連れてくる。
「じゃあね」
「おう!」
出ていくのをしばらく見守っていると、不意に和希が振り替えって叫んだ。
「紘ぃー!またしような!!」
紘は去っていく和希の背中を見つめ、笑いながら答えた。
「うん、しようね」
641名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 21:57:22 ID:oti43W5c
以上です。短くてゴメン
642名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 00:51:00 ID:ML3A4Xi6
>>641

GJ!!
なんか和んだ(^^)
643名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 01:43:01 ID:1o2BSM/9
みずみずしくてかわいい作品!
紘くん素敵だわー
644名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 16:36:23 ID:3I2kvXp1
あっさり醤油味
お疲れ
今後の期待も込めて★★☆☆☆
645名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 20:20:29 ID:Q4FKUbtL
よくトリなんかのマイピクになろうと思ったもんだ
ジリオンにも幻滅だな
646名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 20:59:51 ID:pHVaJV9z
>>645
よく分からないんだけど
ジリオンってのがあのショタ絵をもれなくブクマしている人なのかい?
647名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 22:06:16 ID:/BAJDk0c
マイピクにまで文句付け出すとか…
粘着君はトリお兄さんを純也君の人に、取られたくないんですね(^p^)
648名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 00:36:41 ID:cFWNH/ni
粘着くんかわいすぎだろ
649名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 03:00:58 ID:YcdjY6LK
愛するが故の嫉妬
650名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 07:03:52 ID:ZPfEe2WK
作家と仲良くなりたいなら、自分も作品を公開するのが一番手っ取り早い。
相手を振り向かせるような良作を自分も書けばいいと思うんだぜヽ(´ー`)ノ 
負のエネルギーを正に転じて皆を萌えさせようぜ
651名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 23:21:10 ID:N3aLTDS3
ヤンデレやな
652名無しさん@ピンキー:2011/01/20(木) 23:38:07 ID:j90uaFvH
いやツンデレだろ
653名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 00:09:19 ID:WhYYFXg0
つか、他サイトでまで職人を干渉して中傷するとか、ここのスレ住人どんだけ性格腐ってんだよ…
大人のすることかよ…
654名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 00:17:14 ID:NKtYPnfn
まあ一人しかいないんだけどね
そんだけ執着するってのはエネルギーがいると思うんだけどな
憎しみは愛にもっとも近い感情って奴ですか
655名無しさん@ピンキー:2011/01/21(金) 16:27:21 ID:RgTL2mLD
碌な育ちしてないだろうと思う性格歪みまくったキチガイを、「粘着くん」と言って萌えられるお前らがガチで凄すぎる
656名無しさん@ピンキー:2011/01/23(日) 01:36:39 ID:0fm3zg3u
新ジャンル:粘着ショタ
657名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 00:03:30 ID:azNTJrFq
ブラコンでかつマザコンで高貴な血筋が取り柄のヤンキー(初登場時16歳)はスレ違い?
658名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 00:16:37 ID:kRiAUDKz
カオス
659名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 10:30:16 ID:HJzdXoAP
16歳な時点でNG
660名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 11:59:52 ID:ca77z7W3
(=^ー^=)
661名無しさん@ピンキー:2011/01/25(火) 12:20:39 ID:EZLOJ3zE
(=^ー^ー^=)
662名無しさん@ピンキー:2011/01/26(水) 18:51:25 ID:IRsSPk+G
663名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 04:36:52 ID:cWSfBUtw
早く次スレを
664名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 07:19:24 ID:Cykw0eCX
拙い字書きから質問。
ここってエロよりストーリー部分の比重の大きい、長い文はあまり好まれませんか?
665名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 19:16:06 ID:ewEj5Bkm
まともな住人はなんでも大丈夫だと思うが……まとも、ならな
666名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 21:10:21 ID:F0BsbQaS
>>664
俺は一向に構わん
まあ、粘着くん(笑)みたいなヤツがゴチャゴチャ言うだろうが気にするな
667664:2011/02/01(火) 21:26:30 ID:Cykw0eCX
>>665-666
レスありがとう。また出来上がったら投下させてもらいます
668名無しさん@ピンキー:2011/02/01(火) 21:48:27 ID:FI8sm45m
グロなければなんでもいいよー
669名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 15:55:04 ID:loBj5IU0
た、頼む…次スレを…
670名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 18:41:58 ID:58/76+mk
どうやら俺の出番らしいな
671名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 18:44:51 ID:58/76+mk
ショタとお兄さんでエロパロ9
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1296899056/l50

勢い任せに立ててきたけども、もしかして早すぎたりしたかしら
672名無しさん@ピンキー:2011/02/05(土) 22:43:33 ID:SYqT+RKQ
>>671
GJ!!
673名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 00:15:17 ID:7Z8/n9qI
>>671
お兄ちゃん、乙です
674名無しさん@ピンキー:2011/02/07(月) 14:18:46 ID:+383unp8
>>671
乙!
675名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 21:56:40 ID:6fbT7akt
今日、体育館でバスケやってるめっちゃ可愛い小学生男児みた。
すこし茶色かがった髪が長くて首筋まである中性顔の4,5年生ぐらい。

きっとジリオンがリアルにいたらあんな感じなんだろうなぁ(;´q`)
676名無しさん@ピンキー:2011/02/09(水) 22:16:14 ID:hhAP+5pq
最近ジリオンと聞くと、紅い光弾より純也君を思い出してしまう。
677名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 22:26:55 ID:mOahQj9p
test
678名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 22:27:19 ID:mOahQj9p
おお規制なのに書き込める。これは素晴らしいぞ
679名無しさん@ピンキー:2011/02/11(金) 23:23:31 ID:gXGka5l+
50KBを埋められるデカマラお兄さんおいでませ
680トリ忘れ:2011/02/13(日) 00:51:07 ID:hFGtokUF
では、僭越ながら投下させて貰います。
暴力描写はありません。
6811/5:2011/02/13(日) 00:52:10 ID:hFGtokUF
簡素なシャワールームだった。
湯気のもうもうと煙る、壁も空中も白一色の世界の中で穏やかに水滴を浴びているのは、大柄な青年だ。
引き締まった四肢は、無駄のない、むしろ陸上アスリートのようにしなやかな筋肉に覆われているが、
傷やしみの一つも存在しない肌理の細かな白い肌が、男の出自を一層判断し難くさせている。
そこだけ華美な装飾を持つシャワーのコックを閉めると、たっぷりと水を含む銀糸の頭髪を絞り、大雑把に水気を除いた。
男の銀髪は後ろ髪だけが少し長く、いつもは一纏めに編んででもいるのか、癖が強い。
皮膚を濡らす水分は蒸発するに任せ、質の良いバスローブを軽く羽織る。
寝室へ直通の扉を開けると、照明の落ち着いた、天蓋付きの豪奢なベッドが設えられていた。

「あ…………。」
か細い声を上げたのは、青年ではない。
整えられた寝台の上に座り込んでいる、一糸纏わぬ姿の、まだ顔付きも中性的な、幼くあどけない少年だ。
性器の箇所が小さな両掌で覆い隠されているので、一概に断言はできないが、恐らく、少年だった。
美しいブロンドが首筋までで丁寧に切り揃えられ、十かそこらをやっと過ぎた頃合の
柔らかなラインを描く肢体は、雪のように真白く、華奢で細い。
金糸の睫毛も長く、よく澄んだグリーンの瞳は一瞬だけ青年の様子を見遣ると、すぐに俯いて目を逸らしてしまう。
少年が頭を俯かせると、首元の金具が軽やかな音色を静かに奏でる。
白百合のように細いうなじを無骨に拘束する真紅の首輪は、見たところまったく新品の誂えだ。
その首輪からは、同じように赤いリードが空中に渡され、ベッドの天蓋を支える柱の一つにきつく結わえられている。

その赤さは、青年の虹彩の色と非常に似通っている。

青年は決して焦ることのない、静かに悠然とした歩みで自らのベッドまで至ると、
少年の傍、ベッドの縁に腰掛けた。
表情は穏やかに微笑んでいる。
強張り、緊張一色の少年とはまるで正反対だ。

「あの……アルビレオさま…………。」
「"ご主人様"でいいよ。」
恐縮するばかりの少年は、返事の言葉まで忘れてしまう有様だ。
男はそのような粗相も軽く流して、少年の肩を優しく抱き寄せる。
まるでマシュマロのように柔らかい肌を持つ少年は、しかしその身体は怯えに強張り切っている。
高級なバスローブに埋もれるようにして青年の懐に抱かれても、背筋は竦むばかりで、視線すら合わせようとしなかった。
気配りの慣れない子供を、今度は些か乱暴に扱った。細い顎を指先で引き寄せて、少年の意思を問わずに上を向かせる。
互いの息遣いが直接感じ取れそうなくらいの距離に互いの顔を向かい合わせたが、子供の瞳はゆらゆらと揺れて、
今にも泣き出しそうな程に怖れの色が濃い。
「ラトナ。どうしてこんな事になったか、分かるかい。」
「わかりませんっ、わかりません!」
ラトナと呼ばれた少年が、何一つ今の状況を飲み込めていないのは、承知の上での質問だった。
首をふるふると横に振って否定の意を示す少年に、男は危うく、すぐにでも貪り付いてしまいかねない程の情欲を覚える。
暖かい色合いの照明が天使の輪を模る、とても滑らかで、馨しい石鹸の匂いを放つ髪を一房摘んで、優しくキスを落とした。
そのまま、直接に熱い吐息が吹きかかるほどの耳元で囁く。
「君のお父様が悪いんだよ。」
「………………。」
6822/5:2011/02/13(日) 00:52:41 ID:hFGtokUF
母を早くに亡くした少年は、しかしその実父とも、ほんの数ヶ月に一度ほどしか、面会を許されることはない。
だがそんな少年といえど、父の評判と、彼ら肉親の近日の情勢は深く理解しているつもりだった。
少年の実父は、酷く傲慢で愚鈍な、恐るべきほどに自己中心的な男である。
不正と汚職で私腹を肥やし、領民の餓死をもせせら笑うような男が寝首を掻かれたとして、誰が同情するだろうか。
そのような、生かすにも値しない貴族の面汚しは、しかし今もまだのうのうと存命している。
「あの屑はね、『ラトナを渡すから、命だけは助けてくれ』と言ったんだよ。」
「お父様が……!?」
男の唇だけは微笑に歪んでいるが、薄暗い寝室にも光る赤い眼光は、冷徹に少年を見下ろしている。
「普通は、逆だと思わないか。
……親ならば、『自分はどうなってもいいから、息子だけは助けてくれ』と、言うんじゃないか。」
「……………。」

少年は無表情のまま、顔を覆っていた。嗚咽を堪えて、さめざめと涙を零し、静かに泣いている。
青年はできうる限り優しい力で少年を抱き寄せて、バスローブを羽織る懐の内に抱いたが、少年は縋り付く素振りも見せなかった。
「ラトナには何の罪もないけれど、それはとても都合が良かったから、ありがたく君を、私の愛人として、貰い受けることにしたよ。」
「ご主人様さま……うっ、うぅっ、ぼくは…ぼくは男の子です……。」
「私も正直言って、君のような少年に欲情するなんて、信じられない思いだ。
できるならば、君のような無垢な幼子よりも、美しく妖艶な女性の方が良かったよ。
だいいち私は、既婚者だ。」
「ご主人様さまぁ、許して、許して下さい……。ごめんなさい、許して……。」
涙をぽろぽろと零して必死に哀願する少年は、しかしその健気な表情が、
むしろ青年の獣欲を余計に昂ぶらせている事に気が付いていない。

「でもね、これはとても都合の良いことなんだ。」
最早一刻の辛抱もできなくなった青年は、少年の艶かしい肩を掴んで、優しくベッドに押し倒した。
バスローブを肌蹴させ、大柄な胴体が小さな子供に圧し掛かる。身を捩じらせて逃げようとする少年を、しかし決して離さない。
少年の抵抗も虚しく、あっけなく仰向けに倒されてしまった。
「もちろん私にも一人前以上の性欲がある。だけれど、
……あまり女性と致し過ぎると、無闇に世継ぎの問題になるかもしれない。その点ラトナは、孕まない体だろう?」
「や、やだぁっ、嫌です、嫌です……。ごめんなさい、許して下さい。嫌です……いや……う……」
小さな悲鳴を上げ続ける唇にキスを落とすと、強引に唇を割り開いて舌を進める。
少年は今までに感じたこともない、くすぐったい感触に目を見開いて、ますます涙を溢れさせた。
男は横に寝転がると、首輪から伸びるリードを左手で掴んだまま、ベッドの脇に控えてあるサイドテーブルに右腕を伸ばし、
小さなオイルポットを手にする。
唇を離す頃には、既に少年の抵抗は止んでいた。薄く嗚咽を漏らして、必死に涙を拭っている。
「男の子の初めては、とてもきついそうだからね。よく濡らしておかないと可哀想だ。」
ポットの中身は、粘りの強いローションだ。指先と掌にようく塗したそれを、少年の小さな卑部に持って行く。
色素の沈着すらしていない、美しく清潔なアヌスに濡れた中指を這わせただけで、少年は身を飛び上がらせた。
「ひゃあああっ!?」
「来る時に、しっかりナカを洗っただろう?……男の子のセックスは、ここを使うんだよ。力を抜きなさい。」
男の中指がのたうって、少年のアヌスへ懸命に潜り込もうとするけれど、きつく閉ざされた入り口は侵入を徹底して拒んでいた。
「やだ、やだぁ、やだぁ!怖いです!怖いです!」
「ふふ。痛がる君を無理矢理に犯すのもいいが……。嫌われたくないからね。よく慣らしてあげなきゃ。」
6833/5:2011/02/13(日) 00:53:19 ID:hFGtokUF
入り口を執拗にくりくりと捏ねる指先に、少年は徐々にだが、はしたない心地良さを覚え始める。
息遣いに熱さが混じりつつあるが、頬はもっと露骨に赤みが差していた。
くったりと弛緩した少年の四肢はもう、じたばたと暴れることもない。アヌスを弄ばれる未知の甘美さに、頭を痺れさせていた。
「ラトナが可愛くなってきたね。そのまま、大きく息を吐いてごらん。」
「はい…………、あ…、く…ふぅん………」
少年は、男の淫らな導きに、信じられないほど従順に応える。
軟らかく解れたアヌスは、そのままつぷりと男の中指を飲み込んだ。
「もう少しだけ、解そうか。もう、気持ちいいのかい?」
少年の言葉よりも早く、アヌスの括約筋がきゅうきゅうと指を搾って返事をする。
「わからないです。お尻が変です。お腹が苦しいのに、すごくじんじんします……。」
男はもう一度、少年の唇を奪う。今度は侵入を拒む歯列がなかった。
奥でのたうつ舌を突付くと、少年の鼻息が甘く荒くなる。
抱き締めたまま、挿れている指に薬指も加えた。
「んあぁああ!!」
指が二本になった途端、少年は背筋を弓なりに逸らせた。
二本目の侵入から後は、指使いがずっと激しくなる。
腸壁にローションを塗すように、丹念に指先を擦り付ける。
異物を追い出そうとする腸壁は健気に指を締め付けていたが、ベッドの上での少年は、男の体に強くしがみついていた。
高熱に喘ぐような愛らしい悲鳴を断続的に漏らす、目の前の子供の可憐な嬌態に、
男のペニスははちきれんばかりに勃起していて、先走りの汁は亀頭から厚く垂れ下がるほどだ。
指先での意地悪を止めると、少年はシーツの上に、ぐったりと体を投げ出した。
「……もう、我慢できなくなってきた。君の中に、挿れたい。」
「あう、あうぅぅ……ご主人様さま、ご主人様さまぁ……」
性について何の免疫も知識もない少年は、ものの数十分ですっかり脳髄を蕩けさせてしまっていて。
男が今、すらりとした白い太腿を掴み上げたのにも、強烈に勃起した青年のペニスが、自分の肛門を狙い定めているのにも、
まるで気が付いていない。
「いくよ。」
焼き鏝のように焦熱を持った亀頭が肛孔に触れたとき、やっと少年は意識が鮮明になったが、時は既に何もかも遅かった。
棍棒のように太く、長い、大人の成熟した勃起ペニスを初めて見た少年は、顔面を蒼白にさせ、驚愕に目を見張り、喉を引き攣らせる。
男は正気に立ち返った少年の表情を眺めて、心の底から溢れ出る、満足げな笑みを浮かべた。

ぶずぼおぅっ!!
「きゅひぃぃぃぃいいいいんっっ!!!!!」
6844/5:2011/02/13(日) 00:53:42 ID:hFGtokUF
最初の一突きで、亀頭の雁首までをめり込ませる。先ほどまで甘えていた、指の二本とは段違いの剛直だ。
熱さも、硬さも比較にならないそれに、口をぱくぱくと開閉させて苦痛を訴える。
ずぐっ、ずぶううっ!!!
「んぎゅうっ!ひっ、ひぐうう!!!」
処女の直腸を気遣って、ゆっくりと侵入させるような穏やかなセックスではない。
一突き毎に、推し進めるだけ押し込むような乱暴さだ。少年はもう、呼吸もまともにできなくなった。
ごりゅうっ、ごりっ、ごりっ!
「いま、半分くらいだよ。ラトナの中、とっても熱くて締まってて、すごく気持ちいい。…これじゃあ、すぐに射精させられそうだ。」
「あっ、あぐうう!!!うあ、うあぁぁあん!!」
「男の子の芯は知っているかい。ふふ、こんなにキュウキュウ締めつけて、牡のペニスで感じて……。
まさかラトナは、お尻で自慰をした事はないだろうね。」
正常位で少年を犯すと、自然と反り返ったペニスの先端が、ふっくらとした前立腺を絶えず小突く体勢となる。
青年は強靭に粘りつく、弛まぬ腰の動きで少年を犯し続けた。
丹念に丹念に、念入りに、少年の狂う箇所のみを執拗に突き上げる。
若い白鳥の首筋よりも細く、白くしなやかな足首を掴んで捻り上げ、
白磁のように肌理細やかで艶やかな尻に巨木のような性器を突き立て、羞恥に泣き叫ぶ少年へ貪るように快楽を仕込んでいる。
ずごっ!!ずごっ!!ぶぼっ!!ぶぶうぉっ!!ずばんずばんずばんずばん!!
蹂躙によって程良く解れた肛孔に、それこそ陰嚢の端が埋まるほどに深々と交わる。
そのまま亀頭が腸壁を嬲るように腰を8の字にくねらせると、少年はシーツを引き掴んで絶望的な嬌声を上げた。
「お尻が必死でペニスを締めつけて来るね。高い金を払ってつまらん女を呼ぶより余程いい……。
早いうちに私も、君のような可憐な少年の愛人を持つべきだったな。」
「熱いぃぃっ!!お尻の奥が熱いですっ!!助けてっ、助けてぇっ!!」
「お尻を振ってごらん。売女のように激しく尻を振って、甘ったるい声で啼きじゃくるんだ。
君の直腸をゴリゴリ引っ掻き回してあげる。いい声で啼けば臍の裏まで犯してあげるよ。」
「くうぅううん!!きゃうううんっ!!!」
ゴヂュッ!!ゴヂュッ!!ゴヂュッ!!ゴヂュッ!!ゴヂュッ!!
やがて結合部の水音が激しく、明瞭に響くようになる。
猛獣もかくやという長大な牡の性器に蹂躙されるがままの少年のアヌスは、淫らにも腸液を噴き上げ始めていた。
幼い雄はとうとう成熟した雄に征服されたのだった。
肉体が抵抗を諦め、倒錯した交尾によっても快楽を味わおうという、防衛の為の本能。
「あんっ!!あんあんっ!!きゃああんっ!!んきゃうううっ!!きゃうんっ!!」
自慰にすら慣れていない前立腺は、甘い快楽に悶え転がってはいても、素直に精液を噴き上げるまでには開発されていない。
ひたすらに快楽の疼きを貪りながらも、絶頂まで昇り詰める事はまだ叶わないのだ。

「私ももう限界だよ。さぁ、そろそろフィニッシュと行こうか。」
血走った目の青年は、細くしなやかで明らかに華奢な骨盤を鷲掴みに捕え、猛烈なピストンを開始する。

ジュボッジョボッジュボッ!ズブン!ズグンズグン!ズゴッ!ズボゥッ!
ズバンズバンズバンズバンズバンズバン!!!!!!
「あぎゃあああああぁぁぁっっっ!?!?!!!!!!」
6855/5:2011/02/13(日) 00:54:08 ID:hFGtokUF
もう少年の肉穴が裂けようとも、爛れて破けようとも知ったことではなかった。
ただひたすら自身の射精、そして征服、
幼い子供をモノにしたという証を焼印するためだけに、独善の絶頂に突き進む。

「があああ!!!出る!出る!出るぞぉ!!俺のモノっ、俺のモノだぁっ!!
うがああああああっ!!!!チンポっ、チンポが灼けるううう!!!出るううう!!!あがあああ!!!」
ブボオオオオオ!!!ブグルビュウウウウ!!!ブビィッ!!ブビュブウウウ!!!
「っっっっきゃおおおおおぉーーーー!!!っくああああああーーー!!!」

噴流と火砕流、灼熱の混濁液が狭隘な肉洞に解き放たれたのだ。
本来デリケート極まりない、無垢で敏感にも程があろう幼子の直腸に、
まるで種馬の吐精の如き濃さと量の射精がブチ撒けられたのだ。
意識を失うことすら許されない快楽地獄の中で、少年はただひたすらシーツの上でのたうちまわり、
自らの内臓洞の中で現出した灼熱のマグマ溜まり、快楽の毒沼から分泌される焦熱と絶頂毒のせいで、
心臓と脳髄がオーバードーズで張り裂ける寸前の、まさに瀕死の感覚に陥っていた。
男の射精はそれから一分以上も続いた。
この少年が仮に少女であれば、例え初潮の翌朝であっても、
生まれたての卵子が無数億の強靭な精子たちによって暴力的に輪姦され、
確実に三つ子や四つ子ほどの子孫を孕まされていたことだろう。

「ううう……うふうぅ……。」
精の滴も小康し終えた頃。
青年は快楽から来る痙攣に神経を狂わされ、身体を起こしているのさえやっとだ。
初夜を果て狂った少年は更に酷い。
目玉は無様に白目を剥き、半壊した笑顔を頬に張りつかせ、舌はだらんと唇の縁に伸びきっている。
四肢はぐでんぐでんに茹で上がっていて、筋肉の震えだけが時折関節を躍らせていた。
絶頂の後でさえ強烈な締まりに、じんじんと苦労してペニスを引き抜くと、
少年のアヌスからはさらさらとした、精の薄い牡の潮が垂れ溢れて来る。
濃厚な子種は少年の直腸の、それも柔毛にべっとりと絡みつき、少しも内臓から離れようとしないせいだ。
ぴくっ、ぴくっ、と痙攣する可憐なアヌスを眺めて、青年は狂気じみた唇を曲げて微笑んだ。
「ああ……私だけの小さな可愛い孔……。今夜はもう一晩中…いや、一生……、離さない……」

一週間後、一人の歳若い青年貴族がサロンに赴いた。
その傍らには、彼の愛娼である美しい子供を引き連れて。
中性的な美貌の子供に向けられた視線は様々だが、主な成分は同情と、そして微かな侮蔑が強い。
本来なら野蛮な父親と同じく、この少年も連座によって刑に処される筈だったのだが、
少年は救われ、父親もまた単なる流罪で済んでいる。彼らの罪に比しては、驚くほど寛大な処置であった。
日々愛奴として夜を伽ぐ少年は、それはそれは幸福そうな顔で、主人である青年に寄り添っていた。

令息を男娼として娶られたとの知らせを聞いた暴君は、二度毒を呷り、二度とも死ねなかったという。
彼の最期だが、辺境の農村で清貧の画家として慎ましく暮らし、そして安らかに息を引き取ったらしい。

年若く幼い愛奴はやがて美しい青年となり、貴族の秘書として、そして有能な部下になったようだが、
その花のような愛人は終生、子を孕むことはなかったという。
686名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 02:03:18 ID:4H6DMDHE
乙。
いつも思うがチンコ描写が少ないと言うか無いに等しいね
いきなり入れて、はい終わり。というか何というか…
★★☆☆☆
687名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 02:10:55 ID:T0bDalCb
おお、トリ忘れさん来てたか
おつです
688名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 02:15:31 ID:NsHHY7RW
ふぅ…

乙です!
689名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 03:14:04 ID:8CC9QjJv
トリ忘れは本物のガイキチだから関わらない方がいいよ
686さんもあんなのにアドバイスなんてしない方がいいよ。
690名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 11:13:23 ID:3vcGhULO
test
691名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 17:14:35 ID:UCk72lZ5
>>689
俺さあ、いつも思うんだけど、何でこいつって現れる度に他のスレ住人からフルボッコされるか、
「粘着くん」とか言われて、からかわれるだけのくせに毎回懲りずに現れんの?
何なのこいつは。バカなの?ドMなの?死ぬの?
692名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 18:11:26 ID:TXCZwAXc
みんなにいじって欲しいんだよ
693名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 18:20:54 ID:8CC9QjJv
俺は反応が面白いからトリ忘れ煽ってるクチだけど、どうやら本気になって叩いてる連中があと一人か二人位居る感じ
694名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 18:41:04 ID:GZIsGGpo
ガイキチ
695名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 19:05:08 ID:ZvX+b3WH
そんなんで賑わっても何も面白くないだろ
696名無しさん@ピンキー:2011/02/13(日) 20:04:14 ID:+YvHB3yN
>>691
俺もトリ忘れ嫌いだから無視してるわ
言うか言わないかの違いだし、2chなんてそんなもん
697名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 00:01:05 ID:XwGZHwDL
つかせっかく投下してくれる職人叩くなよ
自分に合わないからって文句言うとかガキかよ
嫌ならスルーしろ
そんなんだから過疎るんだろ
698名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 01:42:27 ID:7v7cr6z2
ぶっちゃけこのスレの小説の評価の基準って、自分に合うか合わないかだよな
ストーリーも文章力もどんなに長けてても、自分に合わないってだけでフルボッコ
そりゃ過疎るわな
699名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 01:49:53 ID:kIMvbYCo
それをあーだこーだとスルー出来ずにすぐ意見しちゃう人もどうなのって思う
叩いているのは一部の人だけでそれをすべての人に当てはめないでって感じ
700名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 03:44:53 ID:tj5/LSAe
じゃあ職人叩かないで別の奴叩くわ
毎回★★☆☆☆←これやってる奴ウザイんで死んでくれ
701名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 13:44:06 ID:YWftNVn9
>>699
まぁ、お前もスルーせずに自分の意見を主張しちゃってる訳だが…

>>700
確かにwww
しかも大体アイツ評価二つ星以下だよなwwww
702名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 17:29:03 ID:kiLq4HCm
あれってアイシテルのサインじゃなかったの?w
703名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 20:15:36 ID:Fu95/OyN
>>700
絡んできたら余りにもウザそうなんで触れないようにしてました
704名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 21:44:24 ID:0RdT3R1J
あと30Kか・・・
埋め草に落書き


『大性堂』

学習塾が終わり瀬尾雅と平野歩夢の二人はそれぞれのMTBにまたがって顔を見合わせた。
「さむっ! ・・・歩夢、今日はどうする?」
「うーん、誰か来てるかもしんないし」
「・・・行くか」
「行こう」
白い息を後ろにたなびかせながら二人は並んで走り出す。
目的地である公園にへ着くまでに自宅に電話し、共通の友人の家に寄ってから帰る旨を告げて切る。
これで2,3時間は疑われずに遊ぶことができるのだった。
「そろそろ着くな」
「電気点いてるよ。人の影もあるね」
「今日はかなり寒いのによく来るな」
「だいぶ口コミが広まっちゃったのかもよ」
もしそうだとすると、それだけ秘密が漏れる可能性も高まったということだ。
このまま自転車を引き返せばそれが避けられるのだが、どちらもそうしようとは言い出さなかった。
「・・・入ろう」
「うん」
二人は目的の場所である公園の広い多目的トイレ脇に自転車を止め、興奮を押し隠しながら中に入る。
中には大学生らしい若者が2名、サラリーマンらしい背広の青年と中年が2名、寒さに震えながら何をするでもなく立っていた。
「失礼します」
小声で彼らのからみついてくるような視線をくぐりながら一番奥にある個室に二人一緒に入る。
誰も一言も発しなかったが、緊張が一気に高まったのが感じられた。
「背広のは新顔だな。ヤバくはなさそうだけど・・・脱ごうぜ、歩夢」
「・・・うん」
これからすることを考えると心臓が苦しいほどにドキドキする。
それなのに切ない快感が股間から次々に沸きあがり、恥ずかしい部分を硬くさせるのだった。
「は、早くしろよ」
靴と靴下以外のものを全部脱いだ雅が震えながら催促する。
だがその震えが寒さからではなく昂ぶる欲情のあまりゆえである証拠に、彼のペニスは天を仰いで熱く脈動していた。
(ま、また、見知らぬ赤の他人にぼくの・・・ぼくたちのイヤらしい姿、見せちゃうんだ・・・!!)
そう思うだけで歩夢の下腹はキュンキュンし、あさましい興奮に震えてしまう。
それでも親友と同じように裸になると歩夢はトイレの個室から外に出た。
「おおっ!」
「淫乱○学生が出るって噂は、本当に本当だったのか!」
(見られてる・・・! ハダカになっておち×ちんをボッキさせてるぼくたちのイヤらしい姿、本当に見られてっっ!!)
そう自覚するだけで歩夢の幼いペニスはさらに熱く脈打ち、腰が砕けそうな快感に襲われる。
あの、夏の塾帰りの夜から運命がどう狂ってしまったのか、彼ら自身にもよくはわからなかった。
705トリ流れ:2011/02/14(月) 21:48:36 ID:0RdT3R1J
(初めは、オナニーだけだったのに・・・)
奥手の歩夢に雅がオナニーの手本を見せてやる、そう言ったのが始まりだった。
塾帰りに二人はここのトイレの個室に入り、相互鑑賞自慰という背徳の遊戯にたちまちのめり込んでしまった。
いつもは生意気な雅が、自分の前で真っ裸になって夢中でペニスを弄り、羞恥にまみれながら射精する姿はたちまちのうちに歩夢を虜にした。
そして歩夢自身もまた、親友の見守る中生まれたままの姿で自慰の快感に耽り、頭を真っ白にしつつ迎える絶頂の悦びに取り憑かれたのだった。
やがて暴走した二人は欲望の命ずるまま全裸で個室を出てさらなる淫戯に興じるようになった。
露出自慰のめくるめくようなスリルと快感に目覚めたのである。
そしてついにある日、それが他人にばれた。
キスしながらお互いのペニスを扱きあっている現場に踏み込まれ、双方とも驚愕で凍りついた。
だがややしてからその若い男は通報するどころか、『犯してあげようか?』と持ちかけてきたのだ。
男は若いながら熟達の同性愛者だった。
障害者用の広い個室に少年たちを誘い入れると並んで壁に手をつくよう言い、突き出させた尻の秘めやかな中心を繊細な指でふたつ同時に解きほぐす。
そして魔法のような手技で雅と歩夢を絶頂寸前まで追い込んだ後、男は便座に座って膝上に少年を乗せ、処女穴を犯したのだった。
(あの人は・・・脚を大きく拡げて挿入ってるところをぼくに見せつけながら、雅のおち×ちんをねちこく弄ってドピュドピュ射精させた・・・そしてすぐ次にぼくも同じように雅の目の前で・・・)
すべてが終わり男が去った後、少年たちはなおもおさまらない勃起を精液でぬるぬるの腹部に擦りつけあいながらディープキスを繰り返した。
そして、新しい快楽の方法を知った後も彼らの塾後のトイレ通いは続いた――――――
「はあ、はあっ」
灼けるような視線の中、雅は目をつむり息を荒くしながらゆっくりとペニスを扱き続ける。
そのあいだ、だれも声を出そうとはしない。
少年たちの禁忌の宴は密かな噂に乗ってギャラリーが集まるようになり、それにつれて暗黙にルールが決まっていった。
この夜中の淫靡なショーはあくまでも少年たちが主役であり、必要とされるまでは声すらも控える、というのもそうだ。
ために少年が独演し続けるあいだ、同性愛者の若者と大人たちはズボンの中のこわばりを隠しつつジッと見守り続けていた。
(大人たちの前で平気でオナニーするなんて・・・雅のヘンタイ! でも、ぼくだって・・・っ!!)
歩夢は昼間トイショップで買った縄跳び用のビニル縄を取り出し、火照った細い裸身に巻き付ける。
さらにグリップ部分をロープから外し、細いそれを唾液でよく濡らしてから自分のアヌスに挿入した。
「ぼ、ぼくの、歩夢の、ヘンタイオナニーも見てぇっ! お尻のマ○コにオモチャ突っこんで、ロープで縛られて気持ちいいのおっっ!!」
そう叫びながら前屈してタイルの床に手をつき、脚を拡げて異物を挿入したアヌスと、今にも恥悦に爆ぜそうなペニスをよく見えるようにする。
貪欲な括約筋が疑似ペニスを咥えてヒクヒクしている卑しいところを今まさに晒しているのだと思うと、歩夢は異常な昂ぶりの波の中で射精してしまった。
「き、聞いてた以上ですね△木さん! こんな、こんな淫乱変態なんて・・・」
「ああ、いったいどんな調教をされたのか・・・」
そんなサラリーマンたちの小声での会話に、別の声が重なる。
「誰ってことはないそうッスよ。ここでギャラリー相手にしてるうちに、勝手にエスカレートしたんだって話ッス」
「へえ、君たちは常連?」
慣れた風の若者たちにサラリーマンの青年がひそっと問いかける。
「いや、実はまだ2度目で・・・前の時に常連さんに聞いたんス」
「不定期なんで空振り多いんですよ」
「はあ・・・じゃあ一回目で当たった俺らはかなり幸運だったんだな」
「でスね」
ささやき声で会話するあいだも、大人たちの視線は少年たち、特に歩夢の異常なショーに集中している。
そのうち、自慰に没入していた雅が瞳をとろんとさせたまま不意に哀願した。
706トリ流れ:2011/02/14(月) 21:53:27 ID:0RdT3R1J
「ああ・・・お願いです、公衆トイレでオナニーするエロっ子のぼくに、お仕置きしてっ! ・・・お尻、イヤらしいぼくのおヒップ、ブって欲しいんですっ・・・!!」
「やっと来たか」
唖然とするサラリーマンらをよそに若者たちは嬉々として前に進み出る。
そして一人が前に倒した雅の上半身をがちっと抱えると、もう一人が振り上げた平手を勢いよく少年の臀部に打ち下ろした。
パーンッ!!
「あひいいいいっっっ!!! ゆ、許してぇ・・・お尻、痛いよお・・・!」
「きみ、大丈夫なのか?!」
「平気ですよ。こいつ普段は生意気なクセに、本当はすごいマゾなんすよ。前んときはみんなに尻叩きされて泣いて喜んでましたから」
「へええええええ。・・・ウチの子は大丈夫だろうなぁ」
背広組の年配の方は呆れたような表情のあとでそんな場違いな心配を漏らし、他の者たちの失笑を誘う。
その横で、挿入したグリップの抽送を繰り返し悶え狂っていた歩夢もついに哀願を口にした。
「も、もう、こんなんじゃガマンできないっ・・・皆さんの生チ×ポを、歩夢のヘンタイなおマ○コ穴に嵌めてくださいっ! 太い大人チ×ポで、ぼくのケツマン虐めてえっっっ!!」
「あ、歩夢だけなんてヤだッ、ぼくの恥知らずなうんちアナにも挿れてよぉっ!」
視線に昂ぶり続け、ついにみずからの淫欲の奴隷に堕ちた少年たちに、唾を呑んだサラリーマンたちも理性を失って襲いかかる。
とび縄のグリップが引き抜かれた歩夢のアヌスに年配の、その愛らしい口唇に若い方のサラリーマンのペニスが挿入され、それぞれが荒々しく凌辱された。
「あ〜あ、オジサンら、壊さないようにね」
「お願い、お兄ちゃんたちも、ぼくにあっつぅい精液呑ませて・・・お腹に注いで・・・!!」
「へいへい、ヘンタイ王子サマの仰るとおりに・・・そらっ!」
「んぐっ・・・あうううううっ」
非触の禁が解かれた少年たちを四人は容赦なく蹂躙する。
スパンキングされながらのハードファックに雅はなんども悲鳴を上げながら射精し、歩夢は太いモノで貫かれたままでの強制公開オナニーにマゾの歓喜を爆発させた。
「ほ〜ら片足を上げな。お前がイヤらしく勃起させたチ×ポから淫乱汁垂らしながら腸液まみれのケツ穴を俺のガチンコにグッチュグチュにされてるとこを友だちにばっちり見てもらうんだ」
「あひぃっ・・・あぁ雅、見て・・・ぼくのうんちよりずっと太い大人チ×コがぼくのインランケツマ○コをハメ狂ってるところぉ・・・・・・恥ずかしいいっ! やっぱり見ないでっ! 見ないでえぇぇっ!!」
「んっふっふ、トイレ露出なんてスケベすぎるイケないコトしといていまさら恥ずかしがんなよ、インバイ」
「悪い子め・・・こんな気持ちのイイ穴で大人を誘惑するなんて・・・もっと、もっとお仕置きしてやるからなあっ!!」
「だ、駄目ですよキレちゃあ・・・うほぉっ、舌をこんな風に絡めてくるなんてっ! で、射精ちまうっっ!!」
「んくっ! もっとたくさん呑ませてえっ! おじさん、ぼくの淫乱ヒップ、もっと虐めてください・・・」
口を、ペニスを、肛門を執拗に嬲られ、汚されて、少年たちは倒錯の至福に全身を恍惚とさせる。
犬のように並んで犯され、口と腸内に同時に熱いエキスを注がれながら精液を噴き上げた彼らは堕悦の天使そのものだった。
散々に犯し尽くされ、余韻に浸りつつ床に倒れ伏している二人のアヌスにトイレ備え付けのホースが押しつけられ、冷水浣腸が施される。
雅と歩夢は四人にフェラチオしながら限界まで我慢させられ、ついに大量の汚辱を逆流させるとその肢体に嘲笑と小水が浴びせられた。
707トリ流れ:2011/02/14(月) 21:59:07 ID:0RdT3R1J
「ふー、タマ袋が空っぽだ。おまえは?」
「俺もだ。やべ、明日の講義起きてられっかな」
「わたしはまだいけそうだが・・・明日は朝から会議だからそろそろ」
「団塊世代の方がタフだって言うけど、本当なんですねえ」
「じゃあ最後にイかせてやって終わりにしましょう」
「あ・・・あ・・・」
「あふぅ・・・ん」
白濁にまみれ、さんざんに嬲り者にされた雅と歩夢はトイレの床にぺたりと座り込み、狂宴を経て鎮まったはずのペニスをまたも勃起させる。
お互いの汚辱まみれの姿が最後の淫情を呼び起こしていた。
「雅・・・イヤらしい雅、好き・・・」
「インランマゾ歩夢・・・ぼくの、歩夢・・・」
淫楽の余燼に疼くアヌスを指で愛撫しつつ、二人は自愛で高まりあいながらお互いを見詰める。
(イ、イクっ! 大人にメチャクチャにされた雅、なんてイヤらしいの! あああっ!!)
(ち、ちくしょう歩夢ってばインラン過ぎる・・・あんなにポッカリ空くまで犯されて・・・で、射精ちゃうっっ!!)
相互に視姦しながらの極め絶頂。
それを大人たちは温かく見守った後、後片付けをして姿を消す。
十数分後、MTBに再びまたがり走り出した少年たちには先ほどの痴態の影も見えなかった。
「次はそろそろ場所を変える? 暖かくなればヘンなのも湧いてくるだろうし」
「そうだな。今度は例の倉庫なんかどう」
「次は*組の◎田くんを誘おうよ」
「いいね。あと、+組の◇原なんかもいいな」
「あー、浮気者」
「どっちが!」
明るい笑い声を残し、塾帰りの少年たちは夜の闇に溶けてゆく。
どこまでも、いつまでも続くと信じているであろう淫肉の宴。
電灯の消えたトイレのかすかな精臭を残り香に、それは幻想とともに揺らめいていった。

end
708名無しさん@ピンキー:2011/02/14(月) 22:16:57 ID:YWftNVn9
トwwリww流wwれwwwwwwwwww
709名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 19:16:05 ID:PJ0Omnye
お前がNo.1だ
710名無しさん@ピンキー:2011/02/15(火) 19:32:45 ID:EXeEC/c/
★★☆☆☆

(笑)

これが俺のスタイル
変えるつもりもないし討論するつもりもない
作者を馬鹿にしてるつもりも毛頭ない
711名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 02:02:49 ID:03swyRMN
GJ!!
俺はトリ忘れの作品は毎度エロくて好きだけど、
痛々しいのよりかはこっち系のが好きだな
712名無しさん@ピンキー:2011/02/16(水) 10:20:34 ID:NUn+9C1W
やっぱ淫乱ドマゾのエロエロショタこそ至高だよな!流れさんGJ!!
713名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 02:14:34 ID:IeinyZDZ
まさか本物のトリ忘れじゃないよな
名前パロってるだけだよね
714名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 18:14:15 ID:7PUvzDEM
とりあえずコピペしておくか


>なんていうか……、俺が作品一本投稿するだけで、スレッドの雰囲気が凄く悪くなるんだよね。もう本当に嫌になっちゃった……。
>最初の頃はいっぱい感想貰えて嬉しかったし、楽しかったんだけどなぁ。
>あれにドン引きしてスレッドから撤退しちゃった職人さんなんて、一人や二人なんて数じゃないよね。
>場所が場所だけに何か言われるのは仕方ないって覚悟していたんだけど、俺のせいでスレッドが過疎るのは本当に辛いです。
>もうあそこからは殆ど手を引いて、pixivあたりで大人しく慎ましく書いていようと思います。
>とは言っても、書くネタがあればいいんだけれど。
715名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 20:27:30 ID:o8l2Fw8S
日記読むとトリって中々病んでるなぁ。批判なんてバカが一人でやってんのに。
気にしないでベテランらしく、ふんぞり反って投稿したら良いのに。
716名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 21:30:11 ID:YJ94j4GH
そりゃあ苦労して書いた文章でスレが荒れたら病んでなくてもああなるわ
717名無しさん@ピンキー:2011/02/17(木) 22:39:46 ID:2ynjp9Mt
>>714
さーこんなん公の場で言うのも構ってちゃんだけど
お前もお前だよ、人の独り言晒してやんな
718名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 00:07:21 ID:HAI0Attd
まぁトリ忘れの信者はそれなりにいるしな
みんながトリ忘れの敵って訳じゃないから、あまり病まないでほしいが…
719卜り忘れ:2011/02/18(金) 01:17:24 ID:NOEg6zH4
残り約20K・・・
また10Kほど埋め
あと先達と紛らわしいようなので名前変更


「跳ぶ教室」


体育教師の窪山が入ってくると、それまでざわついていた教室が静まった。
「えー・・・(ごほんっ)、今回は、前に言っておいたとおり保健の特別授業になる。残ってる女子はいないだろうな?」
「みんな体育館に行きました」
クラス委員の菊野恭志が男子を代表して答える。
窪山はそれを聞いてうなずくと、窓際の男子にカーテンを閉めさせた。
「あー、前回の保健の授業では、第二次性徴について教えた。お前たちの年頃になると急激に性的な変化が訪れ、それまでとは身体が違ったようになる。今回はそこを詳しく教える」
それを聞いた少年たちに新たな緊張が走る。
一部ののんびり屋をのぞき、彼らは先輩や先に授業を受けた者たちから誇張や脅し交じりの内容を散々に聞かされていた。
「それでは見本のモデルを、クラス委員に頼む。菊野、前に出ろ」
「はい」
すでに覚悟を決めていたのか恭志はさしてためらいも見せずに椅子から立ち上がり、教壇に向かう。
体育教師は恭志の華奢な身体をざっと見回してから、静かに言った。
「それじゃあ裸になってもらおう。できるな?」
「は、はい」
さすがに返事の声を震わせつつ、恭志はゆっくりとみんなの前でストリップを始める。
ほんの数瞬とはいえ衆目に晒した下着は純白で清潔なものであり、恭志は今日のため入念にそれを用意してくれた母に感謝した。
「よーし、ありがとう菊野。えー、自分ではわかりにくいだろうが、みんなの身体はもう大人になる準備を始めている。発毛など目に見える現象だけでなく、睾丸、つまりキンタマだな。
そこで精子や精液がたくさん生産されるようになる。いっぱいになった精子は夢精やオナニーで排泄することが必要になる。この中でそれを経験したものはいるか?」
興味津々に辺りを見回す少年たちの中で、顔を真っ赤にした数名が手を挙げたり小声で返事する。
窪山はにこやかにうなずくと、拍手でその正直さを称えた。
「夢精もオナニーも恥ずかしいことじゃない。男の子のごく自然な営みなんだ。
昔は若年のそういった行為は犯罪だと馬鹿な大人がヒステリーを起こして『青少年性犯罪予防法』を作り規制したが、その結果欲望に負けた子供がついオナニーして罪悪感のあまり自殺するという事件が爆発的に起きた。
また大人になってもむりやり植え付けられたセックスへの嫌悪感から抜け出せない者が急増して、出生率がさらに危険なほど低下するという事態まで引き起こした」
そうした人間本来の自然な本能を抑圧する暗黒時代を乗り越え、性を積極支援する体制にに移行した幸福な現代を体育教師は続けて語った。
「今や性はオープンなものだ。社会秩序を乱すことがない限り、どんなセックスも許される。だが、そのためには正しい知識が必要だ。この保健の授業もそのために設けられた」
(ああ・・・みんなぼくのハダカを見てる・・・香山くんも、高崎くんも、本間くんも・・・っ!)
「先生、菊野くんがボッキしてます!」
「ん? ああ、これは珍しいことじゃない。恥ずかしい目に遭うことによって興奮するというのはよくある現象なんだ。よく春先に見られる露出オナニーはそのせいだ」
「へー!」
春の風物詩である露出狂の大量発生がそんな理由からと初めて知った少年たちは驚きの声を漏らし、あらためて恭志のヒクつく淫茎に注視する。
好奇の瞳から放たれる視線に炙られて、恭志は後ろに組んでいた手をほどき、衆人環視の中自慰に耽りたい衝動を抑えるのに必死だった。
720卜り忘れ:2011/02/18(金) 01:21:14 ID:NOEg6zH4
「それじゃ菊野、今度はこの上に乗ってもらうからな」
「え・・・」
途惑う間もなく恭志は窪山の逞しい手に抱え上げられ、教卓の上に座らせられる。
そればかりか体育教師は恭志にM字開脚して全員に彼の恥ずかしい部分がよく見えるようにしろと指示し、少年が被視の羞辱に喘ぎながら従うのを見守った。
「あ・・・あぁ・・・は、恥ずかしいです、先生っ!!」
「うんそうだな、そろそろいいか・・・おーい、みんなも菊山ひとりに恥ずかしい思いをさせないよう、裸になるんだ」
その言葉に一斉に抗議の声が上がる。
だが窪山が軽く一喝すると、男子生徒たちはしぶしぶといった風情を装いながら素直に従った。
「な、何お前ボッキしてんだよ!」
「バッカ、お前だって!」
途中わいわいと騒ぎはしたが、脱いだものをきちんと畳み机の上に置いて着席した生徒たちを見回してから体育教師は薄いラテックスの手袋を両手に着け、恭志のプリプリした尻肉をぐっと割り開く。
これまで肉親以外には晒したことのない秘やかな蕾を公開され、少年の心は恥辱に悶え狂った。
「みんな、ここがなんだかわかるか?」
「ウンコの穴!」
「肛門」
「こうもんです」
「ウンチするところです」
「バッチいとこ」
(あひいいぃぃぃぃぃっ!!! お尻の穴まで・・・みんなにっ! ぼくが恥ずかしいウンチを出すところを、シワの一本一本までじっくり見られてるぅっ!!!)
哀れな生け贄は白い肌を真っ赤に火照らせ、羞恥で全身を震わせる。
だが、心を屈辱の奈落に突き落とされた今でも恭志は指示を忠実に守り、両脚を閉じようとはしない。
それどころか股間の勃起がさらに熱く昂ぶり、蕩けそうなほど疼いているさまを皆に誇らしげに見せつけるのだった。
「うん、だいたい正しい。ここは肛門で、食事したものを大便として排泄するための器官だ。ただそれ以外の機能もある」
そこでいったん言葉を切ると、窪山は教室の様子をうかがう。
恭志の淫猥なアヌスを見せられて皆勃起してしまってはいたが、それに途惑ってモジモジはしていても、シンと静まりかえってささやき声すら漏れてこなかった。
「それは・・・ここでもセックスできるということだ」
そう聞いても動揺の気配はない。漠然とではあるにしろそのことは皆知っているのだ。
「女子のセックスする部分はオマ○コと呼ばれるが、男子でもここに誰かのペニスを挿れられた瞬間、この穴はオマ○コまたはケツマ○コとなる。
一度そうなったら一生そのままなので、友だちとかに自分の処女をあげたいと思っても、本当にそれでいいかどうかはよく考えろよ」
「はーい!」
元気よく返事した後、少年たちは意味ありげに視線を交錯させる。狩る側と狩られる側の緊張が瞬間、教室を支配した。
「さて次だ。男の子には女子にはない器官、前立腺があり、それは膀胱の下側にある。それを刺激するとどうなるか、試してみよう」
窪山はおもむろに晒されたままの肛門に指を伸ばし、ゆったりとマッサージを施す。
そしてラテックスの上から人差し指にワセリンを塗布すると、かすかに弛緩したそこへ挿入した。
「ああぁんっ!っ!っ!!」
「指を入れた後第一関節をお腹側に曲げる。そこにあるのが前立腺だ」
(指がっ、挿入ってる指がぁ・・・なんなのコレなんなのやめてイヤやめないで気持ちイイきもちいいキモチイイ・・・)
「これを、指の腹で擦るようにしてみると・・・」
「あはん! イイイイッ! イクッ! イっちゃう、イっちゃうのほほほおおおおっっ!!」
721卜り忘れ:2011/02/18(金) 01:26:17 ID:NOEg6zH4
日頃は成績優秀かつ冷たく見えるほど端正な容貌を見せていたクラス委員が快感に蕩けたアヘ顔で淫声を放つのを目の当たりにして、息を呑んだ少年たちの勃起は激しくわななき、室温が急上昇する。
そして恭志が教卓の上で肛門を抉られつつ背を仰け反らせて白くホットなエキスを噴き上げた瞬間、教室の興奮はピークに達した。
「おお、見事な射精だ。はい、みんな拍手〜」
もはや落ち着いて座っているものなどひとりもおらず、股間の切ない疼きをどうすればいいのか混乱している者ばかりで拍手はパラパラとしか聞こえてこない。
教卓の上で身を丸めて喘いでいる少年をよそに、体育教師は自分の着けているのと同じラテックス手袋を全員に配った。
「前立腺については見たとおりだが、できればこれを使って自分で実際に確かめるように。自分自身でもいいし、友だちに頼んでやらせてもらってもいい」
「あ、あの、菊野くんにしても・・・?」
「蒔田か。んーどうかな。本人がよければかまわないが、いま射精したばかりでへばってるから」
「し・・・してぇ・・・もっと・・・ぼくのお尻の穴、ほじくってぇ・・・」
今知った、知ってしまった未知の快楽。
その痴悦に目覚めたばかりの妖しい美獣は、エジャキュレーションで濡れ光る淫茎を再びそそりたてながらしなやかな密穴に級友を誘う。
鼻腔をくすぐる精臭と、予想だにしなかった恭志の蠱惑的な媚態に心を奪われ股間をさらに勃起させた少年は、教師が苦笑しながらうなずくのを見るや猛然とダッシュした。
「絶対に乱暴にするんじゃないぞ! そこは切れることがあるし、中の粘膜は弱い。あくまでソフトに、優しく、優しくだぞ!!」
何人かが恭志に群がり、それ以外の者たちもすでに自習≠始めている。
こうしてバイセクシュアルに目覚めた彼らは、やがてリベラルな社会作りに貢献するようになる。
その歴史を知っている窪山は椅子に深々と座ってうれしげに笑った。
「せ・・・先生、あの・・・」
「なんだ遠野?」
「ぼ、ぼく、先生に・・・」
教室ではもっとも小柄でおとなしい少年がそう申し出るのを目を細めて聞いた窪山はうなずく。
「自分で指を挿れるのは怖いか。いいとも、前立腺の位置と機能を実地に教えてやろう」
「そうじゃなくて・・・ぼく、せ、先生に、しょ、処女を・・・!!」
驚きの告白に窪山はしばらく口を閉じられなかったが、すぐ気を取り戻すとそっと少年の肩に手を置いた。
「ありがとう遠野。でもそれは駄目なんだ。教師がそれをしたら即クビ、即投獄と決まってるからね」
いかにフリーセックスといっても限度はある。
それでも毎年子供たちの痴態に我を失い禁を破る教師は後を絶たなかったが、ベテランである窪山は授業の前に精力減退剤を多量服用していた。
「でも指なら・・・さあ可愛いお尻を出して。ここを丁寧に柔らかく揉んで、揉んで・・・ほら」
「はううううーっ!! せ、せんせえーっ!!」
授業では自慰のやり方を実地に教えることはない。アナルプレイと違い、それは本能に任せれば無理なく自然に覚えられることだからだ。
今も、前立腺の悦びを知った少年たちはぎこちない指運びで淫ら穴と同時におのが分身を玩弄し、若い体液を次々に放出している。
そして窪山が膝の上に座らせた少年もまた、大人の太い指に貫かれ、ホットスポットの愉悦に泣きむせびながら自身の欲望器官を激しく扱きたて、絶頂へと達したのだった。
「ふう・・・」
いつしか乱交が始まっていた。
やがては慣れるだろうが、覚えたての肛悦にはまってオスの本能を解き放ち暴走してしまうのも無理はない。
またそんな場合に備えて保健の特別授業は2時間になっているのだった。
722卜り忘れ:2011/02/18(金) 01:30:17 ID:NOEg6zH4
「おれのチ×コ、そんなに気持ちいいのか! 可愛いチ×ポをこんなにガチガチにしやがってっ!」
「ぼ、ぼくのオマ○コそんなだらしない顔して夢中でガンガン突いてるクセに! 搾り取ってやるぅ!!」
「はくぅっ! ゆ、指だけって言ったのにいっ!」
「そ、そんなイヤらしいイキ声聞かされたらもうガマンできないよっ! お願い、先っちょだけ、先っちょだけでいいからあっ!」
「ゆ、雄一、お願い、優しくして・・・」
「あったかい・・・! これが、睦のオマ○コなんだ・・・ありがとう、次はぼくの処女をもらってぇ・・・」
狂態がいくつも繰り広げられる中、恭志の人気は依然高く、次々に放たれる級友たちの精液をすべての穴で受け止め続けている。
注意深く選ばれたクラス委員は期待過たぬ、天性の淫乱だった。
今それが一気に開花し、仲間を惹きつけているのだ。
混乱の中でいつの間にか処女を散らしていた多淫の少年は次の相手にのしかかり、またも直腸に白濁を吸い上げた。
「おチ×ポ、おチ×ポぉっ! もっとみんなのおチ×ポぼくのケツマ○コに挿れてえっっっ!!」
しゃぶりながらその相手のアヌスに指を挿れて悶絶させ、射精させる。
床上に寝かせた相手の勃起を体内に収めつつ激しく身体をくねらせながら自慰し、そのあいだも別の級友のアヌスに舌を挿れて穿り絶頂へと導く。
飽くことなきエロスの化身に、授業の始め裸を見せるだけで恥じらっていた少年の姿は影もなかった。
「よぉーし、そろそろ時間だ。後片付けをして服を着ろ。早くしないと女子が戻ってくるぞ。続きをしたい者は放課後な」
「先生抱いて・・・オトナのデカチ×コで、ぼくを串刺ししてぇ・・・!!」
「菊野、お前もだ。クラス委員なんだからしゃんとしろ」
窪山は弄ばれ尽くしてふにゃふにゃの少年をどうにか立たせ、服を着る手伝いをしてやる。
あちこちに飛び散った残滓を拭き取り、消臭剤を撒き終わったころチャイムが鳴り、女子が戻ってきた。
ホームルームのためやってきた担任と目でうなずきあい、体育教師は職員室に引き上げる。
そのまま残務を手早く片付け、教頭に断って早引けした。
(さて、来るかな)
着替えのとき、こっそりポケットに忍ばせた自宅の住所。
すでに服用した薬の効果も切れている。
相手に塾がない日なのもすでに確認済みだった。
学校には絶対秘密のつまみ食い。
やがて鳴った呼び鈴の音に応えつつ、現れた小さな身体をどう貪ろうかと算段する男の口元は明るく微笑んでいた。

end
723名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 10:58:25 ID:BFldhtjY
なんちゅう世界観だ
素晴らし過ぎる
724名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 12:02:03 ID:2lApz0gC
最高です。いっぱいのショタと乱交しまくりたいいー
俺もこの世界に生まれたかった・・・
725名無しさん@ピンキー:2011/02/18(金) 21:54:00 ID:35u7NLdz
窪山先生策士

仮に女子のほうも似たような状況だとしたら、このクラスの男子と女子で将来夫婦になったものがいた場合、
夫婦おのおのに同性の恋人が最低一人いそうな世界だ・・・
726名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 04:53:19.45 ID:Yhc5bSNt
みんなの前で裸にされて観察されるとかってシチュすげえ好き GJ
727名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 22:30:29.71 ID:jRzsy/un
埋めネタ投下      エロ薄め・割と暗いかも?


 ぐぽ、と生々しい音をたてて少年の肛門から肉棒が引き抜かれた。
「…ぁう、……ふっ、う………」
 床板の上に四つん這いになった少年は、喘ぎながら脱力して崩れた。
 無理に横をむいた顔は未成熟ゆえの中性さで美しく整っていた。金髪の間からは
きめ細かな白い頬と呆然と見開く大きな目がのぞき、シャツ以外の衣服をすべて
剥がれたせいで華奢な足の間からは白濁が伝っているのがよく見える。
 エリクは吐精してしぼんだ性器をくたびれたズボンにしまい、
後ろでニヤニヤ成り行きを見ていた仲間に場所を譲る。
「なあ、やっぱ尻もよかっただろ?」
 兵帽を適当にかぶった厳つい男は、そういいながらすでに膨張している性器を持って、
ぐったりしている少年の尻にためらいもなく突き刺す。
「あぐぅ! うあっ あ、い……痛い、痛いです、 もう許……ひっ」
「おいおい、まだ一周もしてねえぜ?」
 容赦なく少年の体内を貫いている男はそこで爆笑すると、腰をつかんで激しく打ち付けだした。
「あっ、あぁ、…ふっう、う…!」
「くそ、よく締まる…っ!」
 肉同士のぶつかる乾いた音と、精子と腸液がまじってかなでる水音がせまい納屋のなかに響いた。
 犯すものと犯されるもの。同じ男でも、エリクの目の間にいる二人はまるで別の生物だ。
 軍人らしい筋肉のついた体は、たいして呼吸も乱さず同じリズムでピストンをする。
 受け入れている少年は、肉棒が深く入り込むたび不規則なうめきをあげては逃げれずにいた。
未成熟な小さい体は猫のように丸くなり、覆い隠すように被さる男の腰にあわせて小刻みに揺れている。
エリクのものですでに処女喪失していながら、少年はまだ往生際悪く自分のシャツをかき合わせて
脱がされないようにしていた。まあ、じきに、羞恥心もどうでもよくなるだろう。
 エリクは彼らの狂態を眺めながら、自分の藁の寝床にほうっておいた煙草の箱をとり、一本吸い出した。
 立ちのぼる白い煙。物資が欠乏しだした戦争末期の現在において、たしかに煙草は貴重だが……
それを盗もうとして見つかり同性に犯されるのでは、さすがに割にあわないな、とヘビースモーカーの青年は思った。
 仲間のいびきの隙をぬってごそごそ食い物をあさってる間は、エリクも気づかないふりで目をつぶっていた。
 体をおそるおそる探る小さな手がエリクの煙草を掴みさえしなければ、見逃してやるつもりでいた。
「うぐう…っ!」
 男が少年の髪をつかんで、その太いペニスを強く小さな尻へと打ち込んだ。
 尻の肉が歪んでいるところからも、その破壊的な深さは窺い知れる。
「手加減してやれよ」
 エリクがのんびり言うと、順番待ちをしてる最後の一人が自分のをしごきながら振り返った。
「一人だけさっさと終わったからって勝手なこといいますね。あなたも相当でしたよ」
 煙を吸いこむタイミングがずれて、軽くむせた。俺がなんだって?
「そういやあそうだ。いつもは男なんて信じられねえとかなんとか格好つけてるくせによ。
ひでえぜ、ケダモノだった」
 少年を犯している男も、体位を変えるついでにとばかりに話にはいってきた。
 エリクは煙草を捨てると、ブーツの底で乱暴に消した。八つ当たりもまじっている。
 少年を抱いたのは、二人がしつこくすすめたからだ。
 発見者にはご褒美を、という彼らなりの謝意…………いやいや、まさか。
 半殺しで許してやればといったエリクを共犯にすることで、せっかく手に入ったご馳走を喰い逃さないようにしたのだ。
 極上の美少年を、圧倒的な立場から征服する。
 奪い、蹂躙し、屈辱を与えて奉仕させる。
 帰る部隊も故郷もない惨めな我らが敗残兵からすれば、それは魅力的な娯楽なのだ。
「ああわかったよ、認める。お前らの誘いもたまには良いってな」
 二人はエリクの言葉に上の空で返事した。
 順番を待てなくなった青年は少年の赤い唇をおしのけて強引にフェラさせていたし、
腸を責めていた男は腰の動きをはやめ射精間近のようだ。
 呆れてもう一本煙草を出そうとして、止める。残りがすくない。
 エリクは再び蹂躙されている少年へと視線を戻した。
 犯している最中は煙草がなくても気にならなかった。
「……おい、終わったらまた俺に回してくれよ」
「ああ、ああ……!」
 エリクが頼むと、返事ともあえぎともつかぬ叫びを返して男の体が硬直する。
 男達が場所を入れ替わるのを見て、あまり待たなくてもいいようだとエリクは判断する。
 幸い、ズボンの中はふたたび熱をおびてきつくなってきていた。
728名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 22:31:18.17 ID:jRzsy/un
終わり。これで500kbかな?
729名無しさん@ピンキー:2011/02/20(日) 22:43:05.64 ID:fSrt0ZB7
730名無しさん@ピンキー:2011/02/21(月) 01:18:57.74 ID:o1ouuHZV
>>727
GJ!!
強姦もの大好きです!
731名無しさん@ピンキー:2011/02/22(火) 15:26:36.48 ID:qGDIXPdY
>>727
乙です
732名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 04:44:41.14 ID:2M9UPjup
>>710
匿名掲示板でSS投稿してるわけでもないのに自己アピールして何が楽しいんですか?
733名無しさん@ピンキー:2011/02/23(水) 05:56:27.92 ID:YQCJfanj
>>727
よかった!
なんとなく、知ってる文体だな。
734名無しさん@ピンキー
>>730-731>>733
ありがとうです。よかったー
>>733
ここで書いたの初めてだけど、どこかで読んでもらってるのかも

それじゃ、またLOMに戻ります