ショタとお兄さんでエロパロ4

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1名無しさん@ピンキー
ショタ×ショタだろうが、ショタ×おっさんだろうが、
あなたがショタとお兄さんだと思うものならスレテーマに沿っています。
だからといって「ワシらも60年ぐらい前はショタっ子でならしたモンよ」
と豪語する兄(78)と弟(76)の絡み、とかいうのは勘弁な!

投下は二次・オリジナル問わず、エロ重視・ストーリー重視・萌え重視・
ショタ受・ショタ攻・SF・妖怪・擬人化・モンスター・触手責めetc …どんな作品でもおk。
但し二次モノ投下の際はできるだけ元ネタの表記をお願いします。
また、人を選ぶ要素がある場合は前書きに明記して下さい。
(例:ショタ攻め、スカトロ等)

・sage進行推奨。荒らしと広告は各自でスルー。
・次スレは>>950、またはスレ容量480KB辺りで適宜建てること。

【保管庫】
ttp://www39.atwiki.jp/55syota/

【過去スレ】
前スレ ショタとお兄さんでエロパロ3
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1220795350/
前々スレ ショタとお兄さんでエロパロ2
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1199276452/
前々々スレ お兄さんとショタでエロパロ(二次オリ問わず
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152429072/
2名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 13:30:30 ID:ubGBvbCx
2get
3名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 13:58:11 ID:uibvIiML
3
4名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 14:55:30 ID:LEtydO+N
O2
5名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 22:37:09 ID:XMN6v42L
乙彼

果たしてショタにポニテは似合うか否か
6名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 00:06:27 ID:E0pFq97F
俺は黒髪おかっぱ和服不思議系ショタだな
7名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:06:43 ID:K40csZ9l
8名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:34:52 ID:Mil2VDgW
3スレ目の容量オーバーで途切れちゃった奴は
4スレ目にもう一度はじめから載せていった方がいいぞ。

オーバー分はヘタすると保存されないかも・・・
9名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:36:43 ID:1Kl4c+8u
前スレから続いての投下です。

ここで意地悪な心が出てきた陽司は、このまますぐにイカせてはもったいないと、別の場所を攻めてみようと思い、健太の前から手を離すと言った。
「ケンタ、お前さ、中学生にもなってウンコもらしちゃってさ、もしかしてケツの穴の力弱いんじゃないか?」
そういって、健太の尻の穴目掛けて短パンの上から指で突っつく。
「セッ、センパイ!もう・・・そのことは言わないで・・・」
ペニスに与えられていた快感を止められ、今日の自分の消してしまいたい記憶を呼び起こされ取り乱す健太に対して陽司は続ける。
「俺が調べてやる。脚、ちょっと開けよ」
そう言われて握られている致命的な弱みのことを思い出さざるを得ない健太は素直に脚を開いた。
短パンの裾から手を入れて健太の肛門をまさぐる。
指を一本入れてみようと押し付けるが、どうにも入っていかない。
「力入れるなよ」
そう言われて素直に力を抜く健太だが、まったく入っていく様子がない。
「セ、センパイ・・・ちょっと痛い・・・です。痛いことしないって、さっき・・・」
「あぁ、そうか、そうだったな・・・」
最初に痛いことはしないと言った手前、一度引き下がって手を短パンの中から出した陽司だったが、エロサイトなどで男同士ではないがアナルセックスの存在を知っていて、
尻の穴でも性的快感を得ることがあるのをぼんやりと知っていた陽司は、なんとしてもこのチャンスに健太に試してみたいと思った。
諦めきれないが、とりあえずもう一度前を刺激してやろうとしたところでピンときた。
自分の短パンに手を入れると、さっき放出した精液を自分の右手の中指にたっぷりと塗りつけると、もう一度健太の後ろの穴を目指して短パンの裾に手を滑り込ませた。
「もう一度、力抜いてみろよ。それと痛くするつもりはないけど、今度は多少はガマンしてみてくれ。」
そう言うと、健太の尻の穴の入り口、本来の排泄と言う目的からすると出口だが、その部分に指先をぴたりと置いた。
「いくぞ・・・」
陽司の吐き出した欲望の汁が潤滑剤となり、先ほどは全く受け付けなかった入り口がゆっくりと押し広げられ指を飲み込んでいく。
「っあ・・・・」
思わず声を出した健太に陽司がたずねる。
「気持ちいいのか?」
「うぅん、なんかウンコ出す時みたいな感じ」
「あはは、ウンコならさっきしただろ」
意地悪く言う陽司に抗議しようとした健太だが、肛門に指を入れられる違和感を耐えるために深く息を吐こうとして抗議の言葉を飲み込んだ。
陽司は中指を第二間接を少し過ぎるあたりまで挿し込むと包み込む直腸の粘膜の感触を確認するように、ゆっくりと輪を描くように指を回す。
そして少し引き抜いてまた元の深さまで押し入れる。
時折、くっと力が入り指が締め付けられ、感じているのだろうか、と思いながら更に敏感に反応する場所を探していく。
陽司が挿しいれた指を健太の腹の方に少し曲げると指の腹にコリという感触がある部分を見つけ、何の気なしにクッと指の腹で押してみた。
「あっ!・・ん」
健太は自分自身の出した嬌声にびっくりしていた。
またそれ以上に、その部位を刺激された時の快感に驚いた。
そこを押されると腿の内側から下腹、腰にかけてずぅんと重くしびれるような感触と同時に、ペニスの先からは先走りの汁が、普段の知らずに染み出ているようなのと比べようがない明らかに何かが出る感触を伴って漏れ出し、
その液体が尿道を通過する時に射精の快感に近いような悦楽を与えてくれたのだ。
10名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:37:47 ID:1Kl4c+8u
「ここが気持ちいいのか?」
たずねてくる陽司に対し、その質問に答える前に既に答えたに等しい反応を見せてしまっている健太は誤魔化しても仕方がないとベッドに半分うずめている頭を縦に振った。
攻めるべき箇所が分かった陽司は、今度は確信を持ってその部位に刺激を与える。
押し、指の腹でこするようになで、時折指を出し入れする動きで全体への刺激も織り交ぜ快感を与えていく。
健太は今までに味わったことのない、排便のための穴からの未知の快感に翻弄され、我慢しようにも押し殺しきれない声を上げた。
「ん・・・あっ・・・・あん・・・・はぁっ・・・・」
くちゅっ、ぬちゃ・・・と陽司が塗りつけて潤滑剤とした精液が肛門と指の間で立てる音に併せて健太の喘ぐ声が部屋に響く。
陽司が健太の股の下からその先にある短パンの盛り上がりを確認すると、与えられた快感により溢れ出した透明の液体によって、短パンの薄く白い生地からペニスを覆う肌色が透けて見えていた。
陽司は何気なく空いているほうの左手をその透けて見える肌色にあてがうと、やわやわと揉み始める。
「あっ、ちょっとセンパイ!ストップ、ストップ、だっ・・・め・・・・」
あわてて制止の言葉を続けた健太だが、最後は消え入りそうな声になり、後ろの穴でくわえ込んでいる陽司の指を力いっぱい締め付けながらプルプルと身体を震わせていた。
後ろから与えられる快感により既に限界状態のペニスに前触れもなく刺激が加えられて、それによって引きおこされた射精感を必死に抑えこもうとしていたのだ。
陥落寸前といった様子の健太に陽司は容赦なくアヌスに挿し入れられている指に力をこめて、敏感な反応を見せていた部位をグイと押し込む。
「はぁっ・・・だめっ・・・出るっ・・・」
そう言うと健太のペニスは短パンの中に粘度の低いやや薄めの精液を大量に放ちながら、それを包み込むようにあてがわれた陽司の左手にびくんびくんと言う脈動を伝え、果てた。
11名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:38:29 ID:1Kl4c+8u
はぁはぁ、とベットに突っ伏して息を整える健太にほんの数秒の休憩をあたえると、その上半身を抱え起こしてベッドに腰掛けさせる陽司。
そして健太の短パンの前のシミを指して言う。
「ほら、これでお前、今日汚した短パン2枚目な。俺のを見た分チャラにしても1枚分、俺が有利だぞ」
健太ははぁはぁとまだ早い息遣いを整えながら自分の股間のシミと腿につたう精液の滴りを見ていた。
そして、前に立つ陽司の方にやっとのこと視線を向けると、先ほど自分の背後であっと言う間に果てた陽司のモノが再びはち切れんばかりに吃立し、すでにべとべとになっている部分を押し上げているのが目に飛び込んできた。
どきりとして、更に目線を上げ、陽司の顔を伺うと真剣な眼差しで健太を見る陽司と目が合った。
それを合図にしたように陽司はゴクリとひとつ生唾を飲み込むと自らの前のふくらみを指さして健太に言った。
「ケンタ、これ、お前のさ、その・・・ケツん中に入れてみたいんだけど・・・」
突拍子もない申し出にあんぐりと口を開けて唖然とする健太だが、ハッとして我に返り全力で拒否する。
「だ、ダメ!絶対ムリ、そんなのムリですって!!」
「え〜、指なら入ったし、お前だって気持ち良さそうだったからダイジョーブだって、きっと」
粘る陽司の言葉を首を横にぶんぶん振って否定する健太。
「あっそ、そういう態度とるんだ・・・じゃぁ・・・」
そう言って陽司はパソコンの脇においてあったデジタルカメラを手に取ると、健太に向ける。
「今のケンタ、おもらしした小学生にしか見えないぜ。その姿も撮っちゃおうかなぁ・・・」
それを聞いて健太は、自分の恥ずかしい姿をこれ以上記録に残されるよりはと観念し、しぶしぶと承諾するしかなかった。
「ちょ、センパイ、ズルいですよぉ・・・そのかわり、さっき痛いことしないって言ったんだから・・・絶対に痛いって言ったらやめてくださいよねっ・・・」
「おう、おぅ、もちろんだって。そんかし痛くないのに痛いとかウソ言ったら、・・・わかってるよな?」
そういいながら健太の腕を掴んで、ベッドの傍らに立たせるように促す陽司。
立ち上がった健太の前に自分だけ膝立ちになると、ゆっくりと健太の短パンを腿まで引き下ろす。
既に大量の精を放って萎縮したペニスの先に余る皮と短パンの間に一瞬、精液が糸を引いて切れる。
陽司はその精液を自らの指に絡め取ると、次から次へと健太のアヌスに塗りつけいった。
最初にそこに塗られた陽司の精液はすでに乾き始めていたので、念入りに作業を行う。
指を入れた時に、すべりを良くしないと入らないし痛がられることを学習していたので、入り口付近だけでなく指を差し入れて内側の潤滑にも気を配る。
陽司からしたら、健太に痛いと言わせないためにここは焦ってはならない場面だ。
一方、健太は再び与えられたアヌスへの刺激によって身体が憶えたばかりの悦楽を思い出し、精を放ってしおれていたペニスが少しずつ起き上がってきていた。
12名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:39:08 ID:1Kl4c+8u
うん、と一つ頷いて陽司は健太の後ろに回ると、健太との帰宅途中から染み込ませていた先走りの露と最初にあっけなく放った精液が染み込んだトランクスと短パンをいっぺんに下げ、これから行為がはじまることを告げる。
「いくぞ・・・」
そう言うと答えも待たずに、ペニスを健太のアヌスに目掛けて突進させた。
ツルン・・・・
最初の陽司のピストン運動は、健太のアヌスの中心点に命中せず、念入りに塗った精液の潤滑により上方へすべり、双丘の間の谷に挟まれ上を向いて止まった。
もう一度腰を引き、ペニスの先を目的の穴に軽く接触させて狙いを定める。
慎重に腰を前に動かし本懐を遂げようとするが、今度は下方に滑って腿に挟まれて止まる陽司のペニス。
そんな事を繰り返し、つるん、ぬるん、と健太の尻の割れ目と腿の間を往復する陽司。
「や、やべっ・・・まだっ・・・挿れてないのにっ・・・・」
健太の精液でヌルヌルの隙間を行ったり来たりしているうちに、その摩擦に耐え切れなくなった陽司はあっという間に射精感に襲われ動きを止める。
なんとか堪えようとする陽司だが、そのために腕に力が入り、押さえていた健太の腰を自分の方に引き寄せるように動かしてしまった。
それが合図のように頂点へと達する陽司。
「ちょ、た、タンマ!す、ストップ!・・・・あ・・・・あ・・・ダメだっぁぁ、ああ・・・・」
圧し留めようとした射精感に負け、遂に健太に突き立てることなく果ててしまう陽司。
二度目の射精は、健太の腿の間で激しく前方へ噴出し、その半分くらいが健太の陰嚢へ命中すると腿まで下ろされた短パンへと垂れ落ち、残りは弧を描いて陽司のベッドへと着地した。
はぁはぁと健太の後ろで呼吸を整える陽司をよそにホッとする健太。
「良かった、これでお尻にチンチン入れられるなんて事されずに終わるかも・・・」
そう思い、念を押そうとして健太が言う。
「センパイ、今回はこのへんでもう許してくださいよ。」
それを聞いても陽司はまだ今日二度目の射精の余韻から解き放たれることなく、はあはあと息を整えていたが、健太の言葉を何度か頭の中でたどっているうちにピンと閃いた。
「ケンタ、今、『今回はこのへんで』・・・って言ったよな?」
二度目の射精にぐったりとして膝立ちで下から覗き込むように言う陽司。
ここに来てハッとする健太だがもう遅い。
「オッケー、『今回は・・・』って言うくらいなんだし、お前は次回も楽しみにしてるって事なんだな。わかった、わかった、次はちゃんとお前の中に挿れてやっから、今日はこれでもういいぜ」
「いやっ、ちょっ、まって!そんな意味で言ったんじゃないんですって!」
図らずも次回の約束を取り付けてしまった健太。
前言を撤回しようと必死になりつつも、今日はもう解放されると聞いて気持ちの半分は安堵に変わっていた。
13名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:40:07 ID:1Kl4c+8u
しばらくして健太にとっては2度目となるシャワーを一緒になって浴びたあと、陽司の部屋でくつろぐ二人。
真夏の太陽は少し西へ傾きはじめていたが、まだ強烈な照射をつづけ、軽く吹き付ける風と相まってベランダに干された健太の体操服と下着を急速に乾かす。
家の一階からはゴウンゴウンと二人が悦楽の果てに汚した衣服を入れた洗濯機の音が低く響いてきていた。
健太は洗濯物が乾いたら家路につくだろう。
しかし、今日の失敗を自分の家族にもバレずに処理できたのは陽司のおかげで、その弱みを握られたこと、その結果、自分の考えもしなかった行為により、
精通したばかりで自慰の仕方さえ確立していないうちに体験したこともないような快感を与えられてしまったこと、そんな出来事が頭のなかでグルグルと巡ってどうにも不安定な心持のままだった。
次の練習日は明後日、また陽司に誘われてここに来るのだろうか。
それは嫌なことなのか、期待しているのか・・・。
二人の間の秘密は健太のおもらしだけではなくなり、その行為はまだ続いていくのだ。

終わり
14名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:44:31 ID:1Kl4c+8u
長くなり、スレ移行に跨っての投下となりました。
最初はケンタくんが萌え対象かと思わせておいて、所詮中二にセンパイのソーロー具合とかに萌えてくれたら・・・
なんてことを考えて書いてみました。

>>8
保存とかされないでも、所詮、処女作のダメ作品なので、見れた人だけでおkって一期一会な感じでおkです。
15名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:49:55 ID:Mil2VDgW
>>5,6

                              /     ,         i l    \ト、\. i
                            , '   ./ h   , i:..    l |     ぃ:ヽ.Y|
                        /,  ././ ;' .l  .i /|::. }..  ! !. |    ハ.v'/|
                           'h. :i;/{ .:;i./|  .:!|.i!:.i::.. | .:!.i !/ 〃::ヽ' |
                        l.小.:!|¬V、{.! ::| !{ ヽ::、:::.Lノ:.!. |  .::..::;':|::   l
                        |i いi:|ァ'Zぃ  ';..::| ,三__¬\:: \.!/::::/::リ::  i
                           〉ヘ{ いリ   V:{ "巧心.|\::丶/:/:::/ |:  l
       ____   ___            i i:::l `¨    \ 、いヅ'| .::i`!ヽY/::| !:   |
     ノ__    --'、____           l i::i:|   、 ,     `¨  l :.:i::| リ |::i::! |:   |
   ,∠  ----, 、―― l;‐┘       | |:小.   、 ___      l .:::!:j./ l:::i:j { :  !
  /_____,! i{___ _」           !ル'"´\  ヽ___,フ    j .::j::リ   |::::リ ! :: !
          ,〈 j. } }                 \    _,,. _z. -‐ ´}}  j:::::{ィ j:.:: !
          }、V   h                  `¨ ラフレ'´. -‐ ´  |  ;:::;:::::'´::: l
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16名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 11:25:56 ID:hssX8a7z
>>14
乙でしたー

これで終わりってのがちょい残念
次回作も待ってるんだぜ!
17名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 15:13:46 ID:5cBa+CeY
おお、こんな素晴らしいスレがあるとは
おかず探して彷徨ってたら偶然見つけてしまった

個人的には初代461さんみたいな終始淫語の嵐みたいなのが好きなんだがw
もうこの人はスレ見てないのだろうか…
18名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 16:17:47 ID:hssX8a7z
その日、俺は休日を利用し趣味の温泉巡りのために温泉旅館に来ていた。
閑散とした静かな旅館を選んだはずなのだが……どうやらその思惑を外したようだ。

なぜなら、中学生ぐらいの坊主頭の少年達が20人程泊まっていたのだ。
旅館の従業員に聞いた所、他県の中学校の野球部が合宿と地元の学校を相手に練習試合に来ているとか…。

全くついてない…。せっかくゆっくりできると思ったのに…。

内心がっかりしながらもチェックインし部屋に荷物を置いて早速温泉へと向かったのだった。


この後中学生達が温泉に乱入。思春期の下ネタ中心の会話が始まり、一人だけ残って退出。お兄さんとその残った少年タツヤ(仮)が会話して仲良くなる
下ネタ話にあまり加わらなかったタツヤに相談される。
オナニーって何ですか!?
性教育の始まり&ショタへの目覚め
別の意味への温泉巡りが趣味になる主人公だった…。

後半書けないや…
19名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 16:44:34 ID:KxcMlE3+
タツヤがツタヤに見えてしまった
20名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 16:51:29 ID:qtjHG/uu
少年ツタヤw
ツタヤのエロコーナーをキョロキョロと挙動不審に徘徊するショタですねw
21名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 17:01:59 ID:hssX8a7z
>>20
最終的には周りを気にせずくちゅくちゅ音を鳴らし始めるんだなww
22名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 18:28:57 ID:1Kl4c+8u
>>21
即興だけど書いてみた

「ふぁ〜ぁあ〜」
あくびしながら大きく伸びして、その伸ばした腕をカウンターに下ろし、頬杖をついて店の角の高い棚に載せられているモニターに目をやる。
平日の夕方、面白みのない情報番組が流れているのを観るでもなく眺めているだけ。
友人の紹介で始めたこの今時めずらしい個人経営のレンタルビデオ店でのバイトは、自給は安いがほとんどぼーっとテレビを眺めてるだけで終わる楽な仕事、そんな風に思ってて俺は気に入っていた。
まぁ、時々は退屈過ぎると思う時もあるのだが。
しかし、最近はその退屈を紛らわせてくれるお客さんが来てくれるようになった。
来るとしたらいつもこの時間帯だな。
そう思っていると、キィと音を立ててガラスの扉を押し開けて一人の少年が入ってきた。
トレーナーにハーフパンツと言う格好の少年は、見たところ中学生くらいだろうか。
「いらっしゃいませ〜」
関心のないふりをして、モニターに映るテレビ番組を見ながら言う。
洋画やアニメの置いてある一般コーナーでしばらくウロウロするのが、彼のいつもの行動パターンだ。
俺は頃合を見計らうと、カウンターの後ろにあるDVDやビデオテープの整理を始める。
少年はアニメの棚の角から時折こちらを覗っているが、俺はそれに気付かないふりをして一抱えのビデオテープを持つとカウンターからカーテン1枚で仕切られた倉庫に引っ込んだ。
倉庫でソフトの整理をしていると思わせておいて聞き耳をたてると、カウンターの前を通過してAVコーナーへ小走りに移動する足音を捕らえた。
いつもどおりだな。
そう思ってカウンターにもどり、入り口から見えないように180度回り込んだ場所に設置されているAVコーナーを、天井の角に設置されているミラー越しに監視する。
陳列されたパッケージに触れることなく、端から顔を近づけて次々に並んだ女優の裸を凝視する少年。
両手はハーフパンツのポケットにしまわれて、なにやらもぞもぞ動いているようだが、ミラー越しでは良く分からない。
俺はモニターに映し出されるテレビ番組を、ビデオデッキからの映像に切り替えた。
店内に流されるのは古い無声映画になり、小さく流れていたテレビ番組の音声が消え、しんと静まり返る。
少年はそんな些細な変化に気付くこともなく、両手をポケットにしまったまま陳列されたAVのパッケージを見ている。
耳を澄ましていると、時折、くちゅっ・・・と聞こえるか聞こえないかというくらい小さな湿った音が聞こえてくる。
程なくして、その音の間隔が短くなった。
くちゅっくちゅっと続けられる音が途切れたかと思うと、押し殺した吐息を鼻から抜くような「んふぅーっ」と言う呼吸音が聞こえ、ミラーに映る少年は少し腰を引いた格好で固まっていた。
その硬直が終わると少年は、両手をポケットから出し、トレーナーの前の裾を少し持ち上げてハーフパンツの前の部分を確認するように覗き込むと、キョロキョロと辺りを見回してからAVコーナーの出入り口付近まで移動してきた。
俺はミラーからモニターに視線を移し、こちらを覗う少年に気付かないふりする。
そして再び倉庫に用事あるかのようにカウンターを離れると、その隙にAVコーナーから駆け出していく足音を聞いた。
今度来たら声をかけてみようか・・・
そんな風に思い、ニヤリとしてしまう自分にハッとする。
AVをありがたがっていた彼と同じ頃の自分に重ね合わせて懐かしさからの思いなのか、それとも俺はあの少年に興味を持ったのか・・・
23名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 19:30:39 ID:hssX8a7z
>>22
続きを是非とも希望する!!ww
24騎士 ◆0TvaEdYYAk :2009/01/19(月) 11:17:41 ID:pCv4lRW+
新スレ記念即興SSだよー

それなりに日も暮れ始めた夕方。
俺は店の専用駐車場に愛車を止めると、火のついてない煙草をくわえながら裏口から店内に入り、
客を迎え入れる準備に取り掛かる。
良識のあるお上品な方々が決して寄り付くことのない、大人の玩具やコスプレ衣装、
そして様々な性欲をモチーフにした映像作品が陳列される店、それがここだ。
……単なるアダルトショップだが。
申し訳程度に掃除をし、色とりどりの照明のスイッチを入れ、いつものカウンター席に腰を下ろす。
足元の小型冷蔵庫から缶コーヒーを一本取り出し、一口飲んでから
ようやく煙草を一服。

「禁煙したんじゃなかったんですか?」

かわいらしい質問が聞こえた方向に視線を向ける。
中性的な美貌をしたシャギーヘアの少年がこちらをニヤニヤ笑いながら見つめていた。
明らかに場違いだが、こう見えても常連客の一人だ。
実は、ここは表向き普通のアダルトショップだが、裏では
この子のような『特殊な嗜好』の少年相手にも秘密裏に商売している、いわば
おませな男の子(笑)ご用達の店なのである。
「…本数を減らすことで妥協したよ」
「体に悪いですよ。もう」
まったくしょうがないなぁ、といった顔で少年がカウンターに近づき、さっき棚から手に取った、
球が連なった形状の肛門用バイブが入ったプラスチックパッケージを
そのままカウンターに置くと、
「これ………『お試し』したいんですけど」
誘うように舌なめずりした。
そう、この店では少年客のみ、商品の『お試し』ができるシステムになっている、というか
店長の俺が――趣味も兼ねて――そうしているのだ。
「なにか希望のトッピングはあるかい?」
その上、料金を払うことで、ただ商品を試すだけでなく、いくつかの
器具やシチュエーションを追加できるのがこのシステムが好評な理由のひとつだ。
「えっと……手枷と、それと、目隠し…お願いします」
「オッケー」
俺は椅子から立ち上がり、店先に『店主留守中』の看板をかけると、
少年の手をとって奥の個室へ向かう。
「今日はサービス何発いる?」
「え、えぇ……うぅんっ…」
スパッツの生地に包まれたやわらかいお尻を撫でながら尋ねると
少年は腰をくねらせながらこう答えた。
「に、2発で、おねがいします…」
「2発アナル中出しでいいんだね?
君の直腸内に、俺のドロドロスペルマを二回ドピュドピュ発射するんだね?」
スパッツの中に手を潜らせ、尻穴に指を突っ込みながら意地悪に聞き返すと、
少年は顔を真っ赤にしながら熱い吐息と共に言った。
「は、はいぃ………ボクのエッチなお尻の穴に、サ、サービス2発、
ピュッピュおねがいしますぅ……あっ、ああぁ……」
言いながら軽く肛門アクメしたのか、指を強くしめつけながら
半開きの口から涎を一筋垂らし、最後にこう付け加えた。
「き、今日もどうか……イキ狂わせて、く、くださいっ………」
25騎士 ◆0TvaEdYYAk :2009/01/19(月) 11:18:36 ID:pCv4lRW+
それじゃまた次までさいなら
26名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 13:30:54 ID:0LcgffXu
>>25
え…続きは…?手枷、目隠し、二発は…?俺のチンポは…?
27名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 14:48:13 ID:ACOxzs60
ううううう
待ってるからっ!待ってるからあああああ!
28名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 19:34:55 ID:MCr/ApeN
なんという生殺し……作者はきっとドSww
29名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 21:06:02 ID:+chS+qGD
流石の出来だなあ…



ワッフル!ワッフル!
30名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 23:28:21 ID:gQwFkPem
>>13
一つ前だが、スバラシイ・・・
白短パンフェチの自分にはもうジャストミート。
白短パンシリーズ書いてホスイ・・・!
31・・・orz:2009/01/22(木) 08:22:15 ID:odLH9aTn

 【注:痴漢は犯罪です。(00/02+前書き)】

 新スレ記念で書いてみました。
 え〜内容は…タイトル通りです…。

 非常に短いですが、どうぞ〜。
32・・・orz:2009/01/22(木) 08:22:45 ID:odLH9aTn

 【注:痴漢は犯罪です。(01/02)】

 ユウタ君は、小学○年生。隣町の塾から電車の帰る途中。
 いつもすいている車内が今日はぎゅうぎゅう詰め。
 いつの間にか、扉際の隅っこに追いやられて…
 
 
 ふぅ…今日も遅くなっちゃたな。
 …にしても、いつもこんなに混んでたっけ?
 
 …ん? え、何…?
 お尻に何か当たって…?…! えええっ!? ま…まさか…
 
 痴漢!!!??
 
 ど、ど、ど、どうしよう…。
 この人…ボクのお尻、触ってる…!?
 こ、これ…絶対偶然じゃないよ〜…
 うぅ…クラスの女の子たちが遇った事あるって言ってたけど…怖いよぉ…
 どうしよう…この人ボクの事、女の子だと思ってるのかな…?
 そ、そうだ!声、出したらボクが男だって判るよね…
 よ、よ〜し、「止めてください」って言えばいいんだ…
 
 ひあぁぁっ!…って、え、ちょっ!?
 こ、この人、今ボクのオチンチン触ってる!?
 
 や、やだぁ…やめてよぉ…!!
 なんでぇ…ボクの事、男だって判ったハズなのにぃ…
 うぅ…この人、息…荒くなって…
 さっきから、お尻に…硬いモノ、グリグリ押し付けてる…
 や、やっぱりコレって…オ、オチンチン…だよね…。
 ボクの身体、触って…興奮してるんだ…
 
  モゾ…ゴソ…
 
 …!? う、嘘…っ!
 この人、ボクのズボン、脱がそうとしてる!?
 や、やだぁ…やめてよぉ!電車の中だよ!?他の人に、見られちゃう…!!
 ゆ、許して…っ!見えちゃう…見えちゃうよぉ…っ!

33・・・orz:2009/01/22(木) 08:23:13 ID:odLH9aTn

 【注:痴漢は犯罪です。(02/02)】

  スル…パサ…
 
 そ、そんな…ボク、電車の中で、オチンチン出しちゃってる…
 しかも、知らないお兄さんに…身体、触られて…痴漢、されちゃてる…っ!
 うぅ…でも何で…何で、ボクのオチンチン、大きくなっちゃってるの!?
 こんなに、恥ずかしいのにぃ…
 
 お願いだよぉ…もう大人しくしてるからぁ…早く、終わって…
 早くしないと、他の人に気付かれちゃう…っ!
 
  カチャカチャ…ゴソ…

 え…?お尻に何かペタッ、て当たって…
 こ、これって…まさか…!? やっ、汚な…
 この人、ボクを脱をしただけじゃなくて…自分のも、出すなんて…
 うぅ…し、信じられない…何考えてるんだよぉ…

  ガシッ…グイグイ…
 
 や、やだぁ!さ、触りたくない…こんなの、おかしいよぉ…!
 …え?抜いてくれたら、離してやるって…?
 ぬ、抜く、って何…?
 …こうするんだ、って…!ひあぁっ!な、何これ…!
 お兄さんがオチンチン、コスると…!お腹がムズムズして…
 や、やだ、やだやだぁ…止めてよぉ…!こんなの変だよぉ…
 止めて欲しかったら早くしろって…、うぅ…判ったよぉ…ヒクッ…
 
  しゅこしゅこ、しゅっしゅっしゅっ…
 
 ふああぁぁ…、なんでだろぉ…お兄さんにオチンチン、コスられてると…
 ボク、なんか…ドキドキしちゃって…これってキモチイイって事なのかな…
 お兄さんも、息が荒くなってきてるし…え、何…?イク…? イクって…?
 …!?ひゃぅうん!い、いきなりオチンチンコスるの、早くしないで…!
 や…っ!ダメっ…!何か変…っ!オ、オシッコ出ちゃう…っ!
 
  びゅるうっ!ぶびゅるうっ!びゅるるぅぅううっ!

 ふあぁぁ…お尻に、熱っいのがかけられてる…
 はぁはぁはぁ…。うぅ…何これ…オチンチンから何か出たよぉ…
 電車の扉ビチャビチャにしちゃた…
 
 …一応、終わったみたい…やっと離して…
 
  パシャッパシャッ…
 
 ふへ…!? な、何…なんで、みんなボクの方見てるの…?
 や、やだぁ…っ!撮らないでよぉ!
 …?なんでボクの名前…獲物…?狙い通り…?
 
 …ひっ! や、やだぁ…っ!離してぇ!…離してよぉ…ボクもう降りるからぁ…
 
 おわり

34・・・orz:2009/01/22(木) 08:23:51 ID:odLH9aTn

 【注:痴漢は犯罪です。(02/02+後書き)】

 え〜〜、【注:痴漢は犯罪です。】いかがだったでしょうか?

 短いうえに、本番無ですみません。

 実は、一時期、断続的に規制をうけまして…
 しばらく文章書かなかったら、まったくエロシーンを書けなくなってしまったのです…orz

 これも、最初は本番シーンまで書く予定が気力が持ちませんでした…。
 今後復活できるよう頑張ります。
35・・・orz:2009/01/22(木) 08:31:50 ID:odLH9aTn
追記

エロパロ板総合情報室によると、
1月12日より、Samba値が30秒から20秒になったそうです。
(つまり、一回投稿してから次に投稿するまでの待ち時間が短くなった)

長めのSSを投下する時に、分割投稿する際は気にしてみてください
36名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 08:44:23 ID:F+G4J/gy
オッツー&GJ!!
俺『…orz』のファンです。
痴漢シュチはいいな〜w「カッコ」がないのも何処か新鮮!
欲を言うともっと細かい描写が読みたかったな〜w
是非またなんか書いてね〜!待っております!!

PS
書けなくなる気持ちわかるわ〜
書いても文章の繋がりが変な様な気になるんだよね。言葉が単調になったりさw
まぁー、無理して書くより、書きたくなってから書いた方がいいかもね
37名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 09:47:32 ID:GS3aKUAS
GJ!!!
痴漢被害ショタ大好きな俺としては感激だ
実は最近集団物そして撮影までされるショタ妄想もしていた
もしやエスパーか!
38名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 01:27:04 ID:U4XdDKtX
初投稿がスカだったヤツです。
あの続きもいずれ書こうと思いますが、あえて新シリーズに挑戦したいとおもいます。
お付き合いいただけたなら嬉しく思います。

その日、慎平はなんとしても要求を母に飲ませようと必死だった。
まだ元号が平成に変わる前のある年、四月も半ばを過ぎたある土曜日の昼。
昼で終わった学校から帰り、用意された昼食を食べ終えた慎平は流しで洗い物をする母親に食い下がっていた。
「なぁ、頼むよ、かあちゃん。新しいズボン買ってくれよぉ・・・」
「アンタ、何言ってんのよ。これから暑くなるのに長ズボンなんか買って、本当に穿くの?」
慎平が母親にねだっているのは、ジーンズの長ズボンだ。
「穿くから言ってんだろぉ〜、なあ、買ってくれよ、頼むよぉ」
「ちょっと、慎平、アンタ、半年もたってない暮れのこと、自分で何て言ったか憶えてる?」
「憶えてねぇよ、そんなのいいから、明日ズボン買いに行く金くれよ〜」
「アンタ、本当に憶えてないの?アタシが長ズボン買ってやろうとした時にアンタが言ったことよ?」
そこまで聞いて慎平は思い出した。
「子供は風の子、冬でも半袖半ズボンがカッコイイんだよ、長ズボンなんてダサイ格好できない、アンタそう言ったわよね?」
去年の暮れ、当時まだ小学校6年生だった慎平は確かにそう言って、母が買ってやろうとしたジーンズを断ってデニムの半ズボンを買ってもらっていた。
「あんなこと言って半年も経たずに、それもこれから暑くなるって時に買ってくれなんて言われても困るわよ。それに5月の連休に部活の道具を買いに行くから1万円持ってくって言ってたじゃ・・・」
言いかけた母の言葉を遮って慎平が吠えた。
「ウッセー、けちんぼババァ!そんなこといちいち憶えてんじゃねーよ!明日買いに行くから金くれよ!」
パチン!
それを聞いて母は洗い物をしていた手を止めて振り返り、慎平の頬を張る。
「アンタ、誰に向かってそんな口きいてんの!」
洗い物に夢中だと思い強気に出ていた慎平は不意のビンタと予想外の母の激怒にあっけに取られ、張られた頬を押さえて一瞬固まった。
自分の頬を張った母と合ったままの視線、その瞳に見る見る涙がたまって行く。
その涙が一筋こぼれ落ちると同時に、泣いていることを隠すように走り出す慎平。
「もう頼まねーよ!」
そう捨て台詞を吐いて家を飛び出した。
39名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 01:28:14 ID:U4XdDKtX
母が一度ダメと言ったことは粘っても無駄、そう知っていた慎平だったが今回は必死だった。
中学に入学してから学ランの下はいつも体操服で、帰宅してからは学ランを脱ぐだけ普段着は体操服、部活がある日は体操服で帰宅すると風呂に入るまでその格好、この田舎町では普通のことだったので慎平は私服のオシャレを意識したことがなかった。
しかし昨日のこと、この間まで一緒に半袖半ズボンで遊んでいた同級生が私服の長ズボンで歩いているを見て、半ズボン姿しか見たことない友人の変化に自分も同じようにしないと子供っぽく見られそうな感覚を味わったのだった。
しかも、その日に慎平はこの春に入ったクラブの仮入部期間が終わる5月の頭に先輩に付き合ってもらって3駅先の街までスポーツ用品を買いに行く約束をしたので、どうしても街に出るその日は自分が中学生らしいと思う長ズボン姿で出かけたかったのだ。
慎平はそのことを思い出しながら、走ってきた公園の一段高くなった花壇のふちに腰掛けた。
「はぁ・・・かあちゃんにあんな事言っちまったから、服買う金はくれないだろうな・・・。半ズボン穿いて行ったら先輩に子供扱いされるかなぁ・・・。楽しみにしてたのに、なんかもう、先輩に付き合ってもらって買い物行くの、嫌んなっちゃったなぁ・・・」
そんな事を思ってため息をつく。
気が付けば、ビンタをされてベソをかきながら走ってきたので、顔は涙と鼻水で汚れていた。
強がってババァなんて言ってみてもビンタひとつでこの有様の自分が、小学生の頃と変わってないガキンチョに思えて、さらに気落ちする。
うつむくと、短パンから伸びる自分の腿にトリハダが立っている。
4月下旬とは言え、まだ肌寒い。
帰宅して学ランを脱いだままの体操服姿で飛び出してきたことを後悔した。
シャツの裾を引っ張り上げてそれで顔を拭き、ずずっとひとつ鼻をすすると、またハァとため息を漏らす慎平。
「帰って、かあちゃんに謝ろう・・・」
こんなベソっかきの顔を誰かに見られるかもしれないと言う思いと肌寒さに促されて、慎平は家へと向かった。
”良い話”的な展開なら、素直に謝った慎平は母に今回だけよ、と言うようなことを言われて長ズボンを買ってもらえたかもしれないが、結局のところ要求は通らず、この日は夕飯時までまた涙と鼻水を流し続けるほどババァ発言についてひどく叱られたのだった。
40名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 01:29:42 ID:U4XdDKtX
カレンダーが1枚はがされて買い物の約束の日が来た。
デニムの半ズボンに半袖シャツ、くるぶし丈のスッポーツソックスに運動靴と言う小学校に着て行っていたのと変わらない格好をして駅前で先輩を待つ慎平がいた。
「先輩にガキっぽいってバカにされないかな・・・ったく、服くらい買ってくれりゃいいのに」
そんな事を考えながらも、ババァと言って大目玉を食らった日に今日の買い物資金まで出さないと言われなくて良かったと思い直す。
5分ほど待つと慎平より頭一つほど背の高い少年が右手を挙げて近づいてきた。
「よっ、待たせたな、シンペー」
「おはようございます、トモキ先輩。今日はよろしくお願いします。」
慎平が礼儀正しく挨拶した相手は碓氷朋樹。
慎平が入ったクラブの3年生だが、この地区は碓氷姓が多く、「碓氷先輩」では何人も同時に呼んでしまうので下の名前で呼ぶのが通例になっていた。
20分に1本しか来ない列車の到着時刻が近づいていたので、立ち話もそこそこに駅に入っていく二人。
改札を抜けて間もなくホームに滑り込んできた列車に乗り込むと、慎平は聞かれもしないのに言い訳するように話し出した。
「ウチの親、ひどいんですよぉ。俺ももう中学生になるってのにまだこんな半ズボン穿かせるんですよ?」
先日、土曜の午後にあった一悶着を自分がベソかいた部分はカットして朋樹に話して聞かせる。
うんうんと頷いて慎平の不平不満を聞いてやる朋樹だったが、不意に右手を慎平の頭に乗せてくしゃくしゃと少し乱暴に撫でると、腰を少し落とし慎平に目線を合わせて言った。
「気にすんなよ、脚が長く見えるし、シンペーには似合っててカッコイイと思うぜ、俺は」
俺が子供っぽいから半ズボンがお似合いって言ってるのかな?なんてネガティブな考えも浮かんでじっと朋樹の目を見返して次の言葉を待つ慎平。
それを察したかのように朋樹は続けた。
「ガキっぽいと思ってるなら俺はカワイイって言ったぞ。似合っててカッコイイって言ったんだから本当に気にすんなよ。」
そう言ってもう一度、慎平の頭をくしゃくしゃと撫でる朋樹。
それを聞いてやっとニコッとして慎平が答えた。
「うん、トモキ先輩がそう言ってくれるなら、俺もなんだか自信ついたよ!」
やっと笑顔になってクラブや学校の事を話す慎平をみて、朋樹はやれやれと言った様子で慎平の話にうんうんと頷いていた。
41名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 01:30:44 ID:U4XdDKtX
目的の駅に着き、この辺りでは一軒だけのスポーツ用品店に入って行く。
「扱いやすさならこっちだけど、上達したければ最初はこっちみたいな道具で揃えたほうがいいぞ」
朋樹のアドバイスを聞きながら道具を選ぶ慎平。
一緒になって自分が次に買うならどれがいいか、なんて陳列されている商品を手にとってフォームを作る朋樹。
真似して同じようにフォームを作る慎平に背後から、そこはこう、こっちはこう、と腕や腰を掴んで指導する朋樹。
クラブの中で1、2の実力を持つ憧れの先輩が親身になってくれていることに、素直にうれしくなる慎平。
そんなことをしながらも慎平の買うものがあらかた決まって、自分の欲しいものを物色しはじめる朋樹。
そして、有名メーカーのウェアを持って、これカッコイイな、うちの部もこのモデルを試合用にしないかな、なんて事を慎平に顔を近づけて言う。
練習中は寡黙で、たまに相手をしてもらうと手も足も出ない実力の先輩がこんなうれしそうに自分に話しかけてくれることに、慎平は素直に嬉しくなった。
「お、あれもカッコ良くないか?」
そう言って慎平の腕を掴んで引っ張っていく朋樹。
「せ、先輩、そんな引っ張らなくても行きますよ」
慎平は憧れの先輩に密着されドキっとして思わず言った。
と、同時に違和感を覚える。
別に先輩だって男なんだからこんなドキドキする必要ないんじゃないか?何やってるんだ、俺・・・。
そんな風に思い、意識しないようにしようとするほど意識してしまい、いつも通りに振舞えないで居る慎平だった。

慎平は自分の異変に戸惑い、買うと決めた物を持ってレジに行き、会計を済ませた。
帰り道ではとたんに無口になった慎平の様子にも気付かず、店で見てまわった物を、アレ今度買っちまおうかなぁなどと嬉しそうに話す朋樹。
家のある駅に着き、朋樹は慎平に言う。
「シンペー、今日は楽しかったぜ。今度、俺の買い物に行く時は付き合ってくれよな」
「あ、はい、もちろんお付き合いします。今日はありがとうございました」
慎平は朋樹の言葉を嬉しく思い、今日の礼を言って別れた。
そしてその夜、慎平は夢を見た。
部活の最中に、今日スポーツ用品店でしてもらったように朋樹にフォームを直してもらっているのだが、なかなかうまくできずにいる夢だった。
そんな慎平にあきれることもなく、腰や足の位置を手で掴んで矯正してくれる朋樹。
後ろから抱かれるように手首を掴まれて正しい腕の振りを教えてくれる朋樹に、なぜかはち切れんばかりに持ち上がる短パンの前を気付かれなければいいなと祈る夢の中。
「あっ、先輩・・・」
そう声に出して、眠りながらブリーフの中に精を放つ慎平。
朝になって起きたら、自分の見た夢とその反応に戸惑うではずだが今は夢の中、憧れの先輩に指導を受けて満たされた気分で眠り続ける慎平だった。
42名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 01:32:09 ID:U4XdDKtX
一応、続くつもりです。
書いて上達しようと思いますので、まだまだ稚拙な出来ですが今後ともよろしくおねがいします。
43名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 20:31:36 ID:80cx4/h9
>>35・・・orz様
痴漢シチュ大好きなので最高に萌えました!
本番がいつかうpされることを願ってます( ^ω^ )ニコニコ
44名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 20:32:12 ID:80cx4/h9
ageてしまいました…すみません(ノД`)シクシク
45名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 20:47:31 ID:k1glLBEe
>>42
無事にエロまで到達できるようガンガレ
46名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 07:27:25 ID:MzhgDbdo

『エセ関西弁ショタ』

わッ!ちょッ!?オマエ、ナニすんねん!!

え?ナニって…セックス?

ナニゆうとんねん、ぼけぇ!
さっきまで普通やったんに、なんでいきなり押し倒されなアカンのか訊いとんねん!

そりゃあ…目の前でショタっ子が居たら襲っとくのがスレ的に礼儀かなぁ〜って♪

訳わからんわ!
この…っ!バカ!アホ!マヌケ!早よ、どけや!

えー…、でもさぁ…な〜んかおっきくなってるんだけど〜♪

う、うるさいッ!
あ、アホッ!触ん…んんッ、やッ…!!
…って、そのデジカメ!?ナニ撮ってんねん!

気にすんなって♪ただの『鑑賞用』だから♪
さぁ、もぉちょっと足広げてみよか〜
おおっ!すっげぇ良いアングル!タマもケツ穴も丸見え♪

ちょっ!変なコト言うなや!!
(うぅ…なんかムッチャ恥ずかしゅうなってきた)
な、なぁ…イツまで写真撮んねん。もうえぇやろ?

あれ?やめていいの?
写真撮られてコーフンしてんたんじゃねぇのかぁ?

なッ!?ち、ちがッ!!

またまた♪何もしてないのにチンコ、ビンビンじゃん
いや〜弟くんは露出狂の変態だったのか〜♪

う、うるさいわッ!
お前こそズボンぱんぱんやないかッ!!

ト〜ゼン♪だって俺、ショタ好きの変態だもんね〜♪
足広げて写真撮られてるのに、チンコおっ立ててる弟くん見て…
俺もう我慢限界かも♪

あっ!待て阿呆ッ!勝手にシゴクなっちゅーねん!

くぅ〜、その顔たっまんねぇ〜♪ガキの癖にエロ過ぎ…
ほら…お前ももう我慢出来なくなってんだろ?
ちゃんとお願い出来たら、続きしてやるよ♪

うぅ…くそぉっ…
な、なぁ…頼むわ…オレのチンポ…もっと弄ってぇなぁ…

仕方ねぇなぁ…
ショタっ子にそんなカオで素直に言われたら断れねぇじゃん♪
…あっ!ハメ撮りしていい♪

!!?…このっ…あほーっ!
47名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 11:24:04 ID:qDx+gZN7
か、かわいいじゃないか・・・
48名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 22:10:10 ID:2Eb2WChd
>>46

GJ!!
49名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 23:00:10 ID:MOpJp0Qj
方言ショタっ子はいいよなぁ〜
50名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 02:06:58 ID:JxsokvNE
ただの宴会芸だったのに…
部活の合宿で夜の宴会の時
先輩達の前で女装して踊ったのが間違いでした
女っ気のない生活をしている先輩達が妙に興奮して襲い掛かりました
全員が勃起して女装娘を男だと知っていながら裸にひん剥きました
誰かが肛門にマヨネーズを塗りこむと無理やりチン○をねじ込みました
あとは激しくピストンして遠慮なく直腸内に射精
その場の全員がやりたいほうだいやりました
あとには無残にも可憐な菊の花がすっかり薔薇の花に変わってしまった女装娘が
涙を流しウンコを漏らして横たわっていました
先輩達は写メを撮ると満足げに部屋へ戻っていきました
51名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 12:35:39 ID:G6eeMsuq
その子をねっとりじっくり介抱するのが俺の役目という訳だな
50GJ!
52名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 19:01:37 ID:puHX7l/a
犬神氏のSSがエロくて好きだったんだがもう投下はないのかな
53名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 03:25:53 ID:vxrhG6M+
ノーパンスパッツショタ喫茶って無いかね
54名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 08:23:33 ID:OKTa11Dn
それスパッツいるのか?
55名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 08:38:52 ID:ExuL8X9I
>>54
オマエは何にもわかってないなw
あのピッチピッチの薄々で浮かび上がるシルエットのエロさと言ったら…

―――まさしく ネ申!!

中で射精させてジュクジュクさせるも良し、
ぴったり貼り付いた収縮性の高い生地の上からニュルニュル弄ぶも良し、
楽しみ方はいろいろだw
56名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 09:40:57 ID:wWgcDWfV
スマブラXのピットに
スパッツを履かせたデザイナーは本当によく判っている
57名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 14:24:26 ID:8o8OPm/4
>>55

ヘイ、ブラザー!
その熱いソウルを自分でカタチにするんだ!!
58名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 14:31:58 ID:hr0cqJLQ
>>55
「ちょ、ちょっとやめてください!ここは一応カフェなんですよ!
だ…っあ、だからっ、はぅ…、おさ…お触りはダメなんですぅ…」

奥のお部屋で追加料金頂きまーす
59名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 20:14:40 ID:YlluNDAQ
おはよっ!お兄ちゃん!!朝だよ〜。早く起きないと遅刻しちゃうよぉ。
あと5分?もーっ、ワガママ言わないの。ほらっ、布団剥いじゃうぞっ!
――バサッ――
ちょっ…ちょっとお兄ちゃん!なんで朝からおっきくなってるの!?
男はみんなそうって…。でもボクこんな風になったことない……こっ、子供じゃないもん!
えっ?…もぉ…し、仕方ないなぁ…。わかったから、そしたら絶対起きてよねっ。
――ブルン!――
ゴクリ…あーん…はむっ、あむっ、ふぐうぅ…んぐ、んぐ、はぐっ、んふう…。
うぐっ、おぐっ、おぐぅっ、はぐううぅ!じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぼっ、じゅぼっ!ンググ……ぷあぁ、はふぅ〜。
…あ…お、お兄ちゃん?何して…あっ、やだ!ズボン脱がさな…下着もダメぇ!
そんな、我慢できないって…ちょ、おにぃ…お兄ちゃ……あっ、ああっ、ダメ!やだあぁあ!!
はぁん!昨日お兄ちゃんと散々アナルセックスしてたから、まだお尻ユルユルしてて…は…はう〜っ!
入れちゃダメ!…朝からこんな…あっ、あっ、入るっ!入っちゃう!!あああ〜〜!!
は…入っちゃった…ぁ……お兄ちゃんのおっきいチンポ、慣らしてもないアナルに入っちゃったよおぉ…。
アッ、アッ、アッ、アッ!そ、そんなに突き上げないでぇ!当たるっ!当たってるからっ!!
お尻の奥の曲がってるとこ弱いの知ってるくせに、いじめないでエェ…。
あひっ、あひぃ…!朝からセックスしてるぅ!
遅刻しちゃいそうなのにモーニングセックスしちゃってるのぉ…しゅごいよほおぉ!
もっとっ、もっと食べさせてぇ、お兄ちゃんの極太フランクフルト!
おっ、奥まで!来ちゃうっ!来ちゃってる!先っぽでゴリゴリこすられちゃってりゅうぅ…。
このまま射精されたら…精液流し込まれたら…腸から直接ザーメン飲まされちゃうよぉ…。
たんぱく質いっぱいの一番搾りミルクゥ…まだ朝ご飯たべてなくて
空っぽの胃袋までタプタプにミルクセーエキ注ぎ込まれちゃうぅっっっ!!!
来てえっ!お兄ちゃんの玉子からドロドロの卵白いっぱい出してええぇっ!!
ボクのお腹、ピチピチ跳ねるお兄ちゃんの生きのいい精子で満腹にさせてエェッ!!!
あああーーーッッッ!!熱いのくるぅぅぅっ!!!
ボクの大好きな特濃ホットザーメンミルク、ケツマンコから飲まされちゃってるのっ!
はぁあんっ…精液浣腸アクメ迎えちゃうよおぉ…おほおぉ…。
あ、来るッ、来たあッ!
イク!!お兄ちゃんの生チンポハメられたままザーメン生クリームで腸内デコレーションされてイっちゃう!!
イグイグイグゥ〜〜〜ッ!!はあぁああんッ!!!あひっ!あひぃっ!はひいぃいん…!!!
はあっ…はあっ…はあっ…!ケツ穴いっちゃったあ…肛門アクメしちゃったよぅ…。
もぉ…お兄ちゃんのバカ…遅刻確実なんだから、ちゃんとボクのお尻調教授業、してよ、ね…っ。
60名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 21:37:57 ID:lJJuIlRx
GJ!
61名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 21:52:49 ID:55p7vEof
もはや様式美すら感じさせる完成度・・・!
GJ!
62名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 01:27:10 ID:WN4S5L+S
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
よかったれす。
63名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 21:58:35 ID:bdpZo5U5
ここまでいくとその潔さに感心させられる
いいぞもっとやれ
64名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 09:53:45 ID:Y1FdmaQy
特にミルクセーエキくらいからギャグだな…と思いながら書いたんだが…おkなのかw
アクメはモーニングスペクタクルクライマックスゥ〜にすればよかったと反省している

保管庫がすげーまとまってて充実している!!更新お疲れ様ありがとう
65>>41の続きです:2009/02/01(日) 01:09:31 ID:QoY0DsWs
「と、言うように疑問形の場合は助動詞が・・・」
連休明けの学校、1時間目の英語の授業中、慎平は授業も上の空で昨晩の夢のことを思い返していた。
「あれ、夢精ってヤツだよな・・・でもなんで夢に出てきたのが朋樹先輩?俺は好きな女子とか居ないけど、おニャン子クラブとかかわいいと思ってたはずだし、なんで夢精した夢に朋樹先輩?」
自分に問いかけながら夢の内容を思い出す。
夢の中の記憶をなぞり、むくむくと半勃ち程度まで頭を上げるペニスに戸惑う。
「ばかっ、なにちんちん硬くしてんだ、俺っ!先輩は女の子に対する好きとかの気持ちと同じじゃなくて、実力があってカッコイイから自分もそうなりたいって憧れてただけのはずじゃないかっ!」
そう自分に言い聞かせてブルブルと頭を横に振る。
その日はそんな事を何度か繰り返しているうちに下校の時刻となった。
部活がない日だったので急いで帰宅した慎平は自室に入って学ランを脱ぎ捨てるとベッドの下から1冊の本を引っ張り出して机の上に広げた。
それは友人にもらった読者投稿の写真や体験談が載っているエロ本だった。
「俺は男の先輩相手にコーフンするヘンタイなんかじゃないはずだっ」
そう頭の中で繰り返しながらエロ本をめくり、短パンとブリーフを同時に腿までズリ下げる。
そうして憶えたての自慰行為にふけってみるものの、乱暴にこすりあげても慎平のペニスは反応を見せることなくふにゃふにゃと右手の中で踊り続けるだけだ。
「そんなっ!くそっ!くそっ!」
無反応のペニスに焦りながらエロ本のページをめくる。
体験談のページで初体験のことが書かれた記事を読み始めたときに僅かにペニスに手ごたえを感じた慎平は、何度もその記事を読み返しながら自慰行為を続けた。
次第に硬くなり快感を感じ始めるペニスを一心不乱に扱き続ける。
「はっ、はっ、はっ、あっ・・・・・・ん!」
亀頭の先の出口から一度、完全にそこを覆う包皮の中に放たれた精は、その勢いを若干緩めながら左手に待機させておいたちり紙にへと吐き出されて行った。
はぁはぁ、と息を整えながら頭の中でつぶやく慎平。
「よし、俺はちゃんと女の子相手でオナニーできる!ヘンタイなんかじゃなかった!」
と喜ぶのもつかの間、その記事を読みながら自分が頭の中に作り出した幻影がフラッシュバックして愕然とした。
初めて女の子とセックスした体験談を投稿した男に朋樹を、そして自分をその相手の女の子に投影させていたことに気が付いたのだ。
66名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 01:10:30 ID:QoY0DsWs
「先輩にそんな事されたいのか、俺・・・」
改めてそう思い、頭の中でその光景を思い浮かべる。
たった今、自慰行為を終えたばかりなのにピンと上を向くペニス。
その何よりも正直な反応に自分の心の内に秘められた欲望を自覚せざるを得ない慎平。
「男同士だとやっぱりチンチン挿れられるのはこの穴なのかな・・・」
そう思いながら自分のアヌスに指を這わせる。
こんなとこ気持ちいいのか?なんて思いながら中指を一本挿し込んでみようと試みるが、まったく潤滑剤がない状態では入って行かない。
慎平は一度退散させた指を恐る恐る自分の口に運んだ。
「これが先輩のちんちんだったら・・・」
そう思いながら自分の中指を念入りに口の中で舐める。
その行為だけで慎平の性的興奮は最高潮まで上り詰め、包皮の先のリングに先走りの透明な雫を溜めてしまう。
指にたっぷりと唾液が絡みつくと改めて自分の後ろの穴へと中指を這わせる。
ゆっくりと押し込んで行き、普段は排泄物が不意に出るのを抑えるために働く筋肉の門を押し広げ直腸へと指先が侵入して行く。
自らの中指がすっぽりとアヌスに収まると、それを朋樹のペニスに置き換えた妄想の中で指のピストン運動を始める。
「ん・・・、やべっ、これ・・・気持ちよすぎるっ」
夢中で後ろの穴から与えられる快感を貪りながら空いたもう片方の手でペニスを扱く。
ぬちゅっ、くちゅっ、とアヌスと指の間で唾液が立てる音、ペニスを覆う包皮と亀頭の間で先走りの汁が立てる音が合わさって、さらに慎平の吐息がそれに合わせるように部屋に響く。
「あっ、んっ、こんなっ・・・ことっ・・・先輩にっ・・・されたらっ・・・・あぁっ・・・で、出るっ・・・・んっ、あっ・・・」
瞬く間に限界を迎え、その日二度目の射精に至る慎平。
声に出していないつもりでも、最後は頭の中でつぶやいた言葉や喘ぎが口から漏れ出していた。
「俺、男の子なのに・・・こんなヘンタイな想像してこんなヘンタイなオナニーしてる・・・」
そんなことを考えながら、両手が塞がっていいたために勉強机に向けて放った精液をちり紙で拭き取る。
自らの行為に罪悪感のような、虚無感のような気持ちを抱きながらもこの快感の誘惑から抜け出せない予感に捕らわれる慎平だった。
67名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 01:12:14 ID:QoY0DsWs
今回は短いですが、次かその次あたりでスレタイ通りにエッチしてもらえたらと思って構想中です。
まだまだの力量ですが、お付き合い頂けたら幸いです。
68名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 13:46:56 ID:Md46mV1Y
続き楽しみにしてます
69名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 14:43:36 ID:Lrry2NJ0
グゥッジョヴ!うん。いい!おで続き楽しみ。待つ。
70名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 22:55:05 ID:USBxtikH
まだ童貞で包茎だったのに…
部活の合宿で夜の宴会の場で輪姦された後
先輩達の興奮がおさまったので油断して一緒にお風呂に入ったのが間違いでした
ふだん女っ気のない生活をしているせいか先輩達が妙に興奮し再びて襲い掛かりました
全員が勃起して男だと知っていながらクリチンポを無理やりひん剥きました
誰かが肛門にボディソープを塗りこむと無理やりチン○をねじ込みました
あとは激しくピストンして遠慮なく直腸内に射精
その場の全員がやりたいほうだいやりました
あとには無残にも充血して赤くなったクリチンポの先をむき出しで、お尻に薔薇の花をパックリ咲かせた偽娘が
涙を流しウンコを漏らして横たわっていました
先輩達は再び写メを撮ると満足げに部屋へ戻っていきました
71名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 23:05:29 ID:IKLIwmyX
風呂の中まで携帯持参か!
72名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 01:58:36 ID:GJP5+urY
脱衣所に置いてるだろ
すぐ取ってこれる
73名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 03:50:44 ID:8AKvT3ev
※オシッコします。普通に。


ここはしつけ教育に熱心な桜ヶ丘幼稚園。
今日はまだ立ちションが上手にできない子どもたちのために、立ちションの仕方を教える予定だ。

男性保育士が教室に便器の模型をセットすると、その前には他の幼稚園児より少し成長の見られる男の子が現れた。
「このお兄さんは桜ヶ丘幼稚園を卒園し、今は小学校に通っているマサトくんです。
トイレで立ったままオシッコするときのお手本を見せてくれるために、今日わざわざ来てくれました。
みんな上手にマネできるようによく見ていてくださいね。じゃあマサトくん…」
「はい…」
マサトはショートパンツのジッパーを下げると、白いブリーフの前をかき分けた。
「…ま、まず、こうやってオチンチンを出します…」
次にショートパンツのボタンを外し、ブリーフごとお尻の下まで下げる。
「上手くできない人やチャックがないズボンをはいているときは、こうやって脱いでオチンチンを手に取ってください」
そしてオチンチンの先を便器へ向け、わずかに足を開いた。
「飛び散らさないように狙ってオシッコを出します…」
いたいけな幼稚園児たちは瞳をキラキラと輝かせ、マサトのオチンチンからオシッコが発射されるのに注目している。
「…ふ…っ……んんっ!」
ピシャ…ピシャアアアァァァー……ピシャァッ!…ピピッ!
「オチンチンを軽く振ってオシッコを飛ばしておしまいです…」
パチパチパチパチ…。
こうして無事、立ちション講座は終了した。

そしてここは桜ヶ丘幼稚園の第二倉庫。めったに使われない運動会やクリスマス会の道具が置いてある。
そこに先ほどの男性保育士とマサトが入ってきた。
「今日のマサトくん、可愛かったよ…小さい子たちにオチンチンじっくり見られて恥ずかしくて…興奮してたでしょ?」
「そ、そんなことなっ…あ…あぁん…」
保育士の手はマサトのプリプリしたお尻を揉みしだき、裾からブリーフへ進入して生の尻肉を手のひらで味わった。
「せ、せんせぇ…」
甘えた声で保育士を見上げるマサト。その目は潤んで何かを訴えかけているようだ。
「ん?こっちの実演もしたかった?」
保育士は意地悪くマサトのすぼまった肛門をつつく。
「あんっ…ダ、ダメッ!!」
「どうしてダメなの?」
「だって…先生のオチンチンは僕のお尻にだけ入れてほしいもん…みんなに先生取られちゃうもん…」
「…可愛いね、マサトくん…」
保育士は這わせた指にクッと力を入れ、肛門拡張を開始する。
「ああぁー…せんせぇ…僕、どんどんお尻拡がってるの…だから…だから今日も先生の白いオシッコ、僕の肛門便器にいっぱい出してください…っ!
お腹の中のドロドロオシッコ、漏らさないでちゃんとお家まで帰れるように、しつけ、して、ください……んはあっ!」
軽く肛門拡張アクメをむかえたマサトは息も荒く、焦点の定まらない目で保育士を見上げる。
そして今日もふたりの特別授業が始まるのだった…。

おわり
74名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 08:49:08 ID:lCy5h2/J
幼稚園児wwww
さすがに守備範囲外だわ。なのに…

不覚にも燃えたよ。ワロタw
マサトはすでにエロエロwもうなんでもありだなwワラタw
萌えGJ!
75名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 00:24:44 ID:kD/rp+DB
投下します
女装と暴力描写を含みます
76トリップ忘れた 1/11:2009/02/03(火) 00:26:40 ID:kD/rp+DB
「ふぁぁう…やぁううっ!はぅうう…!…やだようっ、やさしくなんてやだぁぁ……
すごく疼いて、お尻が火傷しちゃいそうなのに、なんでガツガツしてくれないのぉ……」
正対位で組み敷いている小さな身体は、捻じ込み、引き抜く度に、断末魔の痙攣を打った。
腹の中には既に二回ほど灼熱の汚液を蒔いている。内部の肉襞は、粘膜同士が触れ合うだけで理性が溶解してしまう。
下手に性感が得られないように肉の塊を根元まで食わせたまま動きを止め、
楔のようにベッドへ縫い付けている最中にも、剛直に吸い付く柔毛が更に正気を破壊する。
俺が果てるまで、この悪循環は止めどない。
「ね、いじめてぇ、いじめてよぉぉ……。はやく…痛くして…下さいぃ……痛いのがいいのに……」
熱い疼きに狂わされた少年は卑しく淫らで、貪欲だ。僅かな隙を見付けては自ら腰をくねらせて、浅ましく快楽に耽ろうとする。
孔が裂けるか擦り切れるまでの蹂躙に晒されなければ、いつまで経っても満たされない体にまで成り果ててしまっていた。
「そうかよ。……口、開けろ。」
口の奥で震えて縮こまっている舌を何度か小さく突付けば、それに誘われて、唇の辺りまで必死に伸びて来る。
寄り縋ってくる喜色のばんだそれに前歯を立てて、噛む。
「ぅぃぎいいいいいいいいいい!!!!!!!」
甘噛みなどという生易しいものではない。鋭利な歯先が舌の裏表に深々と刺さったのだ。
口の中で一気に鉄錆の味が広がる。嫌な生臭さが鼻腔を突き、噎せそうになった。
上下の顎を左右互い違いに、弾力のある肉も軽々と挽く動きは、鋸によく似ている。
「ぃいぃ、いいいい!!!ぎっ!!いひいいぃいぃっ!!!!」
やがて、舌裏側の傷が最も酷くなった。
やっと念願通りの物を貰えた華奢な体は、腸内を引き攣らせながら軽い絶頂に震える。
こんな事が起こるのは、てっきり膣ばかりだと思っていた。
男もどきとのアナルセックスだろうと、きちんと肉の痙攣を味わえたというのも初めての経験だが、さして驚くには値しない。
77トリップ忘れた 2/11:2009/02/03(火) 00:28:19 ID:kD/rp+DB
牡の精に穢された体の、汚染され尽くした血潮を、一滴たりとも逃すまいと吸い立てる。正直、血液はとても不味いと思う。
この塩梅では、人間などさして美味いものでもなさそうだ。まともに咽を通りそうな体など、こいつの血肉くらいしか思い付かない。
(んむううーー!みゅうっ!ふみゅううう!んむぅっ、うう、みゅふううっ!)
嬌声は決してまともな声にはならない。単なる酸素を求める嘆願と喉の震えを、肉伝いに俺に叫んでいる。
まだ未成熟の幼い腸内だけでなく、マシュマロのように柔らかい唇をも、深々と貪り喰らう。
長く伸びた後ろ髪を右手で引き掴んで上を向けさせ、左手は華奢な肩を掻き抱いていた。
また奥に引き篭もった短い舌に絡んで締め上げれば、古い火傷で変形した箇所を幾度も味わわされる。
故意に緩慢で長々とした時間を掛け、こうして執拗に責め抜く行為が、楽しい。
蕩けきった粘膜を征服しつつあるときに不意に敏感な肉を抉ろうものなら、それだけで達したかのような激しい痙攣に襲われてしまう
自分を食い千切られかねない締め付けにも構わず、或いは探り当てた部分を徹底して追い詰めるように、一定の速度で往復を続けるのだ。
流石というか、俺自身に与えられる快感は、暴力じみた突き込みで味わう悦びとは比較にならない弱いものだが、
どれほどの時を費やしても、その経過さえ忘れさせる幸福感、積年の孤独を満たして余りある充実感は、何物にも変え難い愉しみの一つになっていた。
そんな微弱な快楽であっても、時間の流れが溶けてしまう程のストローク数をこなせば、
自分でもいつ暴発を迎えてしまうかどうか解らないくらいの瀬戸際に立たされてしまえる。
俺の背中にしがみついている健気な指の力が、徐々に、だがはっきりと弱くなりつつあるのが分かれば、
そろそろいいか、という気分にもなるのだ。
ペニスの根本からは少しの距離的な余裕を残して、両の太腿を僅かに持ち上げる。
互いのフィニッシュに、速く小刻みなピストンを齎せば、限界を越えた快楽に溺れる小柄な背が電気ショックに当てられたように上下して弾けた。
俺の腹には、熱く火照った半固形物が断続的に打ち上げられる。
前立腺が軟らかく蠢いて射精に耽る、腸粘膜の淡い蠕動が、抗い様の無い射精感をこみ上げさせた。
呼吸を許してやるべく、唇の繋ぎ止めを明け渡す。様々に暗闇に爛々と艶めく、銀糸の橋が縦に掛けられる。
「いいな?」
声は掛けれども、相手からの返事など全く期待していない。
二人分の体重で金属質の悲鳴を上げるベッドを無視して、波打つシーツと俺の質量の合間に挟み込み、プレス機のように押し潰した。
右肩の上にやっと顔の上半分が出るくらいの配慮をしてやれば、俺達にはそれで十分だ。
こいつだって、こうしてやれば悦ぶ筈だと独り合点して、何度も強引なピストンを繰り返す。
縋り付くようなものから一転、堰を切ったように背中を激しく掻き毟る、しなやかな指先が寧ろ心地良い。
毎夜のように丁寧に爪を切り揃える行為など無駄とばかり決め付けていた、過去の荒んだ自分が恨めしく思えるほどに。
「んんん… ひゃ、ん、ぁぅ、あ、ふぅあっ、ぅああ!んあ…、あー、ゎうぁあああぁー!!!!」
甘ったるい高音の嬌声が喉の下辺りから飛んで、内耳をこそばゆくくすぐる。
咄嗟に、眼下で白く眩く輝く、柔らかそうな喉仏を噛み千切ってやりたい衝動に駆られたが、この体位では決して届きそうもない。
78トリップ忘れた 3/11:2009/02/03(火) 00:31:08 ID:kD/rp+DB
早くこの柔らかい内臓洞の中で、我が物顔で何度も伸び上がり、心行くまで存分な量を撒き散らしたい。
馬鹿馬鹿しい強さの洋酒のように、こいつの甘い肉襞は俺の神経を芯から灼き焦がしているというのに。
出したくないときは早漏な癖に、こうして早く果てたいときに限ってなかなか吐き出せないものだ。
また、不必要に股関節が外れなければいいが。今夜は目的があって、こんな懇な抱き方をしているのだから。
「…かっ…はっ!、……うっ……ぐ…。」

ごぶびゅるううう!!!ぶううううううっ!!!!びゅうううっ!!ぶぶぶううううーー!!!

「っっっきゃぁあああああああぁぁ!!!!!!!あづいいいっ!!!!おにゃかあづいのおおおお!!!
いぐのぉ!いっでるのにまだいぐのぉぉ!!いぐっ!いぐっいぐっ!いぐぅぅっ!
いぐいぐいぐいぐうううううう!!!!!!」

抑圧されていた射精衝動がいざ放たれるときは、その勢いも継続力も堪らなかった。
迸るマグマは熱く粘りつき、睾丸の根本から尿道の放出口まで燃え上がってしまいそうな熱量を感じる。
何も知らない生殖器官だけが、性感の昂ぶる、若く健康的な恋人を孕まそうと、懸命に精を放っていた。
何百回…いやきっと、千回を越えてぶち撒けているのかも知れない。
こいつの全細胞が、俺の吐き出した精子で置き換えられる位の数はとっくの昔に及んでいるだろう。
ぶぶううー… びゅうううー… ぶじゅうううー… びゅううううーー…
「あー!!!!! ああーー!!!!! ひやぁっ、うやぁぁ!!!!! きゃぁあぁーー!!!!」
ペニスがしゃくり上げる時、精液が腸のS字を叩いた時、
ドロドロのゲル液が腹の中に広がり、亀頭のざらつきが無理矢理に塗り込める時。
そういった、俺の射精に伴う何もかもに少年はただひたすら達きまくり、胸板の下でトチ狂ったように跳ねまくる。
決して逃げられないように、この手中から離れられないように、腕力も握力も限界まで引き絞って、
あどけない少年に行われる種付けは、永遠に終わりそうもないように思えた。
ぎいぎい、ぎしぎしと明らかに、幼い関節が、或いは骨格が軋んでいる事を示す耳障りな音色は、
まるで瀕死の虫けらのようだった。
79トリップ忘れた 4/11:2009/02/03(火) 00:32:48 ID:kD/rp+DB
上体を反らして、冷えた空気に煮え滾った半身を曝す。
深く落ち着いた呼吸は茹だった脳髄を鮮明にさせる。蜃気楼の只中だった視界が開けると、そこは見慣れた自分の寝室だった。
少年とは、未だに繋がったままでいる。
薄い胸は、薄暗がりの中でもはっきりと判るくらい大きく上下して、必死に酸素を摂り入れているようだった。
恍惚とした表情を浮かべて性感の余韻に浸っている少年は、やはり奇麗だと思う。
両腕は中途半端に肘の曲がったバンザイの形で弛緩し、頬は紅潮して、瞳は焦点を失う、黒い虹彩は靄がかって澱んでいる。
殆ど陽に当たらないきめ細やかな肌は、白無垢に薄紅を掛けたようだった。
頬にはどこか痛々しい、壊れた微笑みが張り付いて、震えを伴った悩ましい喘ぎを漏らしている。
シーツの上で扇のように広がる、烏の濡れ羽色の長さが、同時に、俺達の関係の深さをも表していた。
大昔こそ小汚く、抜け毛も多かったそれは、今では生まれ変わったように美しく艶めいている。
本当は、いいところのお嬢…いや、お坊ちゃんなんだ。今までは素材をドブに捨ててただけだ。
平安貴族とか、こんなんじゃなかったか。俺は、かぐや姫ぐらいしか知らんが。
……あれは、確か、月に帰ってしまったな。今は、よそう。

白く濁った泥濘がこいつの腹の上に広がっているのに、やっと気付いた。
一回の射精にしては、どうしたって多過ぎる。飛び散る飛沫は点々と続き、欠片は喉まで及んでいるが、それでも不自然なバランスだ。
……トコロテンが続いていたのだろうな。犯ってる間、延々と達きっぱなしだったのか。
無意識に頬が歪んだ。これが笑みだと気付いた人間など、世界中でこの少年以外に何者が居るだろう。
半分が獣に成り代わった意識は、俺の首から下を支配している。
再び鎌首を擡げ始めた欲望の捌け口を求めて、俺を扇情して止まない、愛しい淫らな少年の上へと覆い被さった。
「ふぁあぁ、せんぱぃぃ、らめぇ、らめらよう、らめ、らめぇ……
もう、おなかぁ、ぱんぱんなのぉ……孕んでるのに…、膨らんでるのにぃ……」
またっ、ごりごりして、びゅーびゅー出されたら……おにゃか、はれぇ、はれつっ、しちゃ……あぁっ!!あきゃあああああ!?!?!?」
「知るか。俺が足りないんだ。」
腹筋も脂肪も薄い、白濁に塗れ尽くした陶磁の肌の下でぐるぐる巡る、不浄のチューブごと横隔膜を押し上げれば、
一瞬呼吸が途切れた後に、少年の形をした単なる奇麗な物体が、浅ましい熱病を再び始め出した。
細い両足が腰に巻き付いて、縋り付いた両手は背に回り、肩甲骨の上をくすぐったく掻き回す。
これを繋ぎ止める理由だって、有り余る若い欲望の処理具と言い訳するのも限界に近くなっている。
間違ってはいない。こいつになら、何発出したって飽き足らない。
この性欲が愛情なのだと自分を偽れば、夜は一向に更けることがないのだ。
80トリップ忘れた 5/11:2009/02/03(火) 00:35:09 ID:kD/rp+DB
起き抜けには既に、あれは冬場の猫のようにひっついていた。
朝っぱらから発情しているのを隠そうともせず目を爛々と光らせて擦り寄る子供は、物理的に引き剥がすだけなら容易である。
「今日はお休みの日ですよ。折角お尻がぬるぬるなのに。」
「いいから風呂行け。朝から精液臭えんだよお前は。」
我ながら稚拙な根拠だ。不思議そうに此方を見上げる瞳に迂闊に惹き込まれそうになって、慌てて顔面を張り倒す。
無言の威圧で追い立てられ、ぺたぺた急ぎ浴室へ向かう足取りは、比較的しっかりしている。
内股を伝って流れ落ちる精の雫は粘度も低く、透明に見えた。あれの後始末は、長く掛かるだろう。

たっぷり一時間半は掛けて湯上がったあれに、まだ体が温かい内に手渡したものがある。
「あ、あの…。いかがでしょうか。」
自信無さ気に、心なしか紅潮した頬と、上擦った声でおずおずと披露されても、
女物の合う合わないに心得の無い俺ごときに、気の効いた文句は都合良く浮かぶ訳もない。
それにしても、目の端が心なしか潤んでいるのに苛立たされる。どこまでも面倒臭い奴だった。
「ああ……前と後ろは、間違ってないんじゃないか。」
今までこいつは、毛布かシーツを一枚だけ体に巻き付けた、大昔の地中海人じみた、服とは言えない服装ばかりだった。
褒めたつもりもないのに声を殺してすすり泣く顔が微妙に綻んでいるのには、嫌でも苦笑いを誘われる。
「じゃ、行くか。」
「はい?」
「休みだからな。天気もいい。久し振りに、外に出してやる。」
あからさまに唖然と口を開け、間の抜けた面相を作った。
此方が不愉快そうに眉を顰めても、あれは構わず蒼褪め、首を横に往復させる。顔の忙しい奴だ。
「だっ、だめです!明るいうちに外なんて、絶対だめ!もしばれたら、先輩捕まっちゃいます!」
俺の鼻息一つで、キャンキャン吠えるだけの反論モドキは止んだ。
物体は、さも申し訳なさそうに背筋を縮こめて、甚だ俯いて、何言やらぼそぼそと呟いている。
首根っこを引っ掴んで、姿見の方へ向き合わせた。一人の世界に篭っている脳味噌など、背中を引っ叩けばそれでいい。
「自分の目で見てみろ。昔のお前とは、てんで似ても似つかないだろ。」
鏡に映る人間は、強張った表情で怪訝そうに大きな瞳を見開き、自分の頭の天辺から爪先までを信じ難い物を見るように眺め続けている。
頬や服の裾、袖をあちこち摘んでは息を飲み、疑い深く自分で自分を睨み付ける様子など、肩越しに見ていて思わず噴き出しそうな程だった。
徹底して地味に統一された揃えだった。自分の居た高校の制服。女子用の冬服を見るのは、こいつも初めてではなかろうに。
休日にこれで繰り出す言い訳も、上にコートを羽織らせれば誤魔化せるだろう。
防寒具の色合いは暖色と言えなくもないが、これではむしろ、枯れ木や落ち葉の色を連想してしまうのだが。
81トリップ忘れた 6/11:2009/02/03(火) 00:37:01 ID:kD/rp+DB
「街って、人が多いんですね。みんな、僕を見て哂ってるみたいで、少しだけ、怖いです……」
「はぁ……?……お前の鬱のせいだろ。気にし過ぎだ。」
こいつを連れて、県境を超えるまで遠出した覚えはない。
住み慣れた土地とは倍も活気の違う大都市の通りは、この時季柄、菓子会社の走狗を実に立派にこなしている最中だ。
繋いでいた左手は、何時の間にか肘の上まで、両腕でしがみ付かれている。
手は繋いでおけ、とは確かに言い付けた覚えがあるが、歩幅もまるきり違うのだ。動き辛くて仕方がない。

かつてのこれは、落ち窪んだ目とひび割れた唇を持ち、背筋は曲がって、呼吸は息苦しそうに、常に喘いでいた。
削げた贅肉と、隠れて目立たなくても無数に広がる傷の痕、不潔で饐えた悪臭を放つ、存在自体が不自然な生き物。

だが、今は。ほんの少し顔を寄せただけで、俺の精の匂いが仄かに分るくらいに心身を穢され尽くされているのに、
纏う雰囲気は無垢そのものだ。
少しの風が通り過ぎただけで、冬空の彼方へ溶け去ってしまいそうな儚さを覚える。
唇を強く引き結んで辺りの様子を窺い、肩を窄めて怯えて縮こまる清楚な背筋は、何故か鬱陶しく思えない。
五分に一回のペースで、天気や菓子の話を側の野郎に投げている。こんな馬鹿げた話があるものか。

一時間もうろつけば、建物がゴミゴミしていない地区に出る。
品のいい喫茶店とコーヒー屋を交互に何件か遣り過ごして、図書館を臨むようになると、
まるでそのタイミングを見計らったかのように、奴の足取りが覚束無くなる。
「歩き過ぎたな。お前でも好きそうな、向こうで休むか。」
ロビーのソファに横たえようとしても首を振って嫌々をする癖に、顔は紅潮して、息をするのも辛そうだ。
「どうした。……寒いか?熱でも出したか?」
「ちがうの、ちがうの……」
「……スカートは冷えるからな。腹でも下したか。」
「せんぱぃ……えっちしたいよぅ……」
「………………………………」
無言で舌を引っ張ってやれば、脳味噌精液漬けの色情狂は声も出せずに悶絶して黙りこくる。
こつをこうまでしてしまったのを誰のせいにも転嫁できないのが、何よりも腹立たしい。
不幸中の幸いか、館内に人気は殆ど無さそうだった。
受験を控えた連中の溜まり場となっているイメージがあったが、時と場所によりけりなのだろうか。
「確か……トイレがあったな。念の為だ、二階行くか。」
「そんなぁ……、それじゃぜんぜん、足りないです……」
「うるせえ」
82トリップ忘れた 7/11:2009/02/03(火) 00:38:51 ID:kD/rp+DB
上の口に注いでやるのは、俺の気が向いた特別な場合に限っている。
誉めてやりたい時に使える、互いに利のある褒賞の、一つの形だった。
「熱くて、おっきい、ふぁああ、すっごく硬いよう……。こんなに素敵なのが、たくさん、何度も、僕に入ったんですよね……。」
頬擦りと顔擦りから始めるのが、二人の間では暗黙の決め事だった。
赤黒く浮き出て脈動する血管に沿い、幹を上下しつつ、唇と舌を這わせている。
端整な鼻梁と涼やかな目元は湧き出る先走りで生温く潤み、毛だらけの袋と根本は唇によって啄まれる。
頬の柔らかい産毛は、いつも反則だと思う。
亀頭は飲み込ませない。いつもの寝室であれば、口遣いと言えばイラマチオが常であったが、
この場で髪や服を汚すのも、顎関節の付け外し遊びも御免蒙りたい。

「喉にぶち当たったら噎せるだろ。まずは舌で堰き止めて、口の中に溜めろ。それから飲め。」
手扱きの往復も下手だ。射精するまで扱きは徐々に速くし続けろと教えても、俺が出すまでに腕が疲れるのか、実践で満足できた試しはない。
泣きそうな顔で此方の顔色を窺い出せば、舌打ちを一つ残して諦めた。何故こうして自分の手を使わねばならんのか。
「出すぞ。」
前触れに言っておいた言葉と同時か、それよりも早いくらいか。
びぐん!と跳ねようとしても、それの主が幹に手を添えていれば、抑えるに容易い。
溜め込んだ原液が管を押し広げて走り抜ける快楽は、それでもそれなりのものでしかなく、
眦に雫を浮かべて懸命に喉を鳴らす姿に、頬袋を張らせたリスを思い出した。
これでもし吐き出しでもすれば、空気がどうなるかは互いに熟知している。
仕置きには大喜びでも、俺の期待を裏切る事には、心の底から恐怖しているようだから。

脈打つ高熱が小康を迎えて、張り詰めた頬の膨らみもやがては治まる。
尿道の残り物も吸い尽くしてから漸く口を離した少年は、げっぷよりも先に、涙を拭いながら俺に詫びた。
この醜態には慰めの言葉も掛けられない。せいぜい、顎の下を指先で擦ってやるのが関の山だった。
83トリップ忘れた 8/11:2009/02/03(火) 00:40:32 ID:kD/rp+DB
「せ、せんぱぃぃ、ごめんなさぃ。ごめんなさい……。」
こいつが泣いているのは、欲情している証拠だ。泣きさえすれば抱いて貰えると、無意識で反応するのだろうか。
「まずは……見たいな。スカート持ち上げろ。自分で晒せ。」
「……ごめんなさい……。」
おずおずと地味なスカートをたくし上げる。誘っているとは解るが、半べそに劣情を催されるのが忌々しい。
串刺しにして火で炙れば、今すぐにでも焼いて食えそうな白い太腿が殊更目に毒だった。
純白のショーツが、女物には有り得ない不自然な膨らみを見せた所で、堪忍できなくなった。
光の加減が輪っかを作る、無駄に質の良い前髪を掴んで、タイル張りの壁に後頭部を叩き付ける。
「いっ!……ひっ……。ぅ……ぅぅ……」
「てめえ……それ、どういうつもりだ?」
ショーツからはみ出して屹立する青臭いチンポは、無毛の根本からしっかりと薄紅色のコンドームで覆っている。
ご丁寧に、ゴムの上から念入りに、乱雑な巻き方で雁字搦めに縛り上げてもいた。いつぞやに買わせたレースのリボンを使ってだ。
「だって、だってぇ……。朝から、いっぱいして下さるって思ってたのに、お預けで……
おちんちん、びんびんだったのに、女の子の格好までさせて貰えて、もっとえっちな気分になって、
穿いてみたら……スカートの裏地が……擦れて、歩くだけで……もう、もう……
このままじゃ絶対、お洋服汚しちゃうって、思ったから……。」

「……そうかよ。後ろ向いて、尻、上げろ。」
左手で口を塞ぐ。鏡で相向かい合う、歪なペニスをそそり立たせた女装の瞳には、明らかな恐怖が満ち満ちて、顔面は蒼白になっている。
上質のシルクショーツに包まれる不自然な膨らみに触れれば、薄く汗の滲む皮膚にぴくりと震えが走った。
二つの柔らかい睾丸を利き手の中に握り込み、ピーナッツの殻でも割るように握力を収斂させれば、
(むぎゅううううううううううううううう!!!!)
咽から吹き上がる反射的な苦鳴は厚い左手に遮られ、外に漏れ出すことを決して許されない。
スカートの裾をきつく握りしめているせいで、火照っていた筈の指は色が真っ白になっていた。
つま先立ちのまま、ぴんと張り詰めた背筋は弓形に反りかえる、見開いた瞳から一気に涙が溢れ出て、口を塞ぐ手の甲は塩辛い水で濡らされる。
「はん。すぐには出ないか。おい、虫。家畜。気分はどうだ?」
二つの小さなゴムマリを互いにぶつけ合うようにして、嚢の内部でごりごりと転がす。
(ぐううっ、ぎゅふっ!!ぎっ、ぐぎいっ、ぐぎゅふむぅぅぅっ!!!)
今度は目玉を剥いた。瞳孔が開き、白目の毛細血管が千切れて鬱血が始まる。縛り首のビデオによく似ている。
「まだ出ないな。そりゃあそうか。」
玉ころを片方選び、哀れなそのたった一つだけに、割増しした握力で以って全力で圧搾を始める。
(げうっっ!!!ぎゃううう!!ぐううう、ぐぎゅむふううううう!うぐふうう!!!!)
十秒も経たない内に、白目を剥いて意識を失ってしまう。少年の吐き出した泡が指の隙間に滲んで、ぬるぬるした。
不快だが、嘔吐しなかっただけマシだ。
ぐったりと倒れかかった所を慌てて抱き留める。床や調度品への激突は避けられたが、こうなると些か面倒だ。
「この野郎。……仕方ない奴だ。」
大用の個室に連れ込んで、介抱してやるしかないのか。
84トリップ忘れた 9/11:2009/02/03(火) 00:42:18 ID:kD/rp+DB
洋式便座に腰掛けて、どうするべきかと思案した。
目に付いた所は、馬鹿のようにひん剥いた紅白の瞳だった。苛立ちを紛らそうと、指先で、その元白目の部分を撫ぜる。
生温いゼリーそのものの触感を愉しめたのは、ほんの数秒でしかない。
「ぎゃああああ!?」
「起きたか。」
痛みのお陰で跳ね起きた寝坊助を軽く睨んだ。
吐いている息はぜえぜえと上がり、涙の溢れる目を押さえて盛んに擦っている。
「大人しくしてろ。……急所は耐えられないんだな。何だかんだで、男か。」
逃げようとする気配を感じたので、すかさず腕の中に捕えて、温い背に腹をくっつける。
「抱き心地いいな、お前。ちまっこくて、サイズが丁度いい。」
こうして膝の上に座らせると、顎の下辺りに頭の旋毛が見下ろせる按配になる。
細く小さな体を包む冬用の繊維質は弾力的で軟らかく、このまま抱いて眠りたくなる程だった。
露骨に怯えの仕草を伴いながら、おずおずと俺を見上げて来る。「ごめんなさい」と、震える唇が小さく謝罪の言葉を紡いだ。
「帰りに…首輪でも買ってくか。」
「え?なんですか?」
「ベッドに繋ぐんだよ。少なくとも、ぶっ続けで三日は犯しまくる。」
腕の中の少年は、赤く頬を染めて俯く。
「何時ものように、ケツが擦り切れるだけで済むと思うな。初めての時があったろ。……はらわたがズタズタになるまで犯してやる。」
「でも…それじゃ…、ご飯が…作れないし……食べれないです……」
「俺のスペルマじゃ嫌か?」
「………いっぱい、下さいね。」
「…もう、勃ってるだろ。スカート持ち上げて、股開け。」
「あっ、あの!」
「……何だ。チンポはやんねえけど、今度はまともに達かせてやるよ。早くしろ。」
少年がおずおずとチェックスカートを持ち上げれば、眩いばかりの太腿が露わになる。
在るとも思えぬゴムの隙間から逃げ出した液体は、ショーツにたっぷりと染みを描いていた。
煽情的なリボンを解いただけで、ゴム先端の汁溜りがじわりと膨らむ。香る汗の匂いが途端に甘くなった。
期待で濡れそぼった視線をわざと射られつつ、陶器のように白く美しい太腿に指を這わせ、撫で擦りながら臀部へと向かう。
さきほど痛めつけた小ぶりな袋の下をまさぐると、驚いた事に、そこは既に潤滑液に塗れていた。
「お尻、変になっちゃってます……痺れて、むずむずして、もう駄目なのに!早く、早くぅ!」
自分で散々遣い込んだ肉孔だと思えば、不思議な事ではない。こんな生殖器でもない薄い粘膜を、今までどれだけ引き裂いたことだろう。
つぷり、と汁気たっぷりの音を立てて、何時の間にか作り上げていた名器に易々と中指が吸い込まれてしまう。
「ふぁああああぁぁ……ほんとにぃ、入れてくれたぁ…。気持ちいい、気持ちいいよう……」
浅い入り口は、こいつにとって比較的経験が少ない。
忽ちの内に押し寄せて来る肉襞の隙間に滑り込み、爪で割り拓きつつ、じりじりと奥を目指す。
この位置は、とっくの昔に既知だった。
尿道を取り巻く、こりこりとした器官。
「ひん!ひいいいん!そんなにぐりゅぐりゅされたら、みゆくもれちゃうのにぃぃ!でちゃうぅー!でちゃうのぉ!」
「馬鹿野郎、声でかいぞ。」
「ばかはっ、せんっ、ぱいっ、だよぅ!…いっつも、そこ、そこばっかりぃ、すりゅのぉっ!すっ、すりゅんだからぁ!!」
玩具が馬鹿になるスイッチを見付けた所で、さっさと達かせに薬指も加えた。
スカートを保持する意義は既に失われていたが、命令を取り下げていないので、未だ律儀に摘んでいた。
二本の指で挟み、ほんの少しだけ寄せ上がった粘膜の膨らみを爪で突つき、引っ掻く。
「あ、はふ、はふぁあ、ひぃん、はひぃん!にゃあ、ふぁぁう……ぁあ!ひゃあああ!!!」
徐々に威力を強めてやれば、快楽に操られるがまま体が、数秒スパンで繰り返し軽いアクメを貪っていた。
窮屈な肉洞が奥へ奥へと引き摺り込みにかかった。歓喜に震えながら、指に吸い付いて来る。
「……そろそろ、イっていい。」
根本が埋まるまで刺し込まれた二本の指のせいで、前立腺がひしゃげて押し潰された。
「きゃう」
同じ男とは思えない無垢なペニスがわななく度に、ゴムの形は水風船のように膨らむ。
ひくん、ひくんと精を吐き出すペースに合わせて、前立腺を揉みしだく。
そのまま、指が疲れるまで愛撫を続けていた。
射精に付き合っていたのか、射精をさせていたのか、どちらが正しかったかは分らない。
「あっ、あっ、あ、ああ……あ……
先輩ぃ。僕、先輩が好き。大好きです……。好きすぎて、おかしくなって、こわれて、しんじゃう……。」
「俺もだ。好きだよ。家畜。」
85トリップ忘れた 10/11:2009/02/03(火) 00:43:26 ID:kD/rp+DB
いつからか、少年の口から溢れた涎が、清流の筋を滴らせていた。
ぽっかりと物欲しそうに開いた唇に、解いたゴムを銜え込ませ、中身が垂れ落ちるまま舐め取らせる。
膝の上で深い余韻に喘ぐ少女のような少年の媚態には、ここまで思考を日和らされては目を細めざるを得ない。
「先輩とえっちすると、さっきのが、ずうっと続くんです。おちんちんでも、指でもそう。
僕、おちんちんもたまたまも小さいから、男の子らしい射精なんて、少しで終わっちゃってませんか?
……そのあと…。お尻が…すごく気持ちよくなって……。イったまま、いつまでも降りられなくて……。
そのまま先輩にナカ出しまでされたら、お仕舞いなんです。
真っ白な綿雲の中で、いっぱいの幸せに、途切れなく揉みくちゃにされてるみたい。」
正面に腸液でてらてらと濡れ光る指を翳してやれば、少年は短い舌を伸ばし、絡ませ、愛しそうに、執拗に舐めしゃぶる。
背筋の奥から押し寄せてくる、甘くこそばゆい幸福感には何をしても抗いようがなく。
そういう訳の分からない強敵に対してはあっさりと降伏して、随分と長い間、身も心もそれに委ねていた。

図書館のWCに篭っているだけで、日は大方暮れてしまっていた。
夕日が照っている間にホームセンターに立ち寄れば、店を出る頃には街灯がでしゃばり出す夜闇になっていた。
店員に頼んで、無駄に豪勢なラッピングを施して貰うのに大層な時間を食わされたせいだが。
変に遣り過ごそうとせず、堂々と購入することで逆にカムフラージュできるという計画は、俺一人が仕組んだ浅知恵であって欲しい。
店から出た瞬間に左腕へ頬を摺り寄せて来る甘ったれの色狂いが、平気で自分の荷物を持とうとしなかったのが、そのコストだろう。

帰路の駅前。何本ものコンクリートの塊が悠々と線路を飛び越えて、空中で立体に交差する歩道橋がある。
立橋の通路が長い直線となる台形の天辺の中央で、平然と何も告げぬまま立ち止まった。
深呼吸をすると、廃ガスの臭いが薄く、塵が舞っていない、冷たく澄んだ空気が肺に心地良い。
勝手に漏れる欠伸に連れられた、涙腺の滲みを拭い取る。朧な視界がゆっくりと戻ると、そこには、
三日月以外の全てが黒い、ぞっとする闇夜を見上げながら、俺の胸ほどまである鉄柵によじ昇っている奴が居る。無駄に息を飲みこんだ。
「何してんだ。」
「?……んんー…、先輩の…、お顔が見たかったんですよー。」
「本当か?」
どこか名残惜しそうに手摺りから身を離した奴は、派手な包装の小袋を両手で捧げ持つと、濡れた瞳を爛々とさせて、高い声で強請るのだ。
「ね、先輩。着けて下さい。」
「はぐらかすな。自分でやれ。……襟ん中入れて、家までは隠してろよ。」
踵を返して、正しい帰り道である筈の、使い慣れた順路を往く。
雑音の殆どしない静かな月夜にわしゃわしゃ鳴り響く紙の音と、歩幅の短い軽い足音は、確かに追いて来ていた。
86トリップ忘れた 11/11:2009/02/03(火) 00:45:14 ID:kD/rp+DB
「そろそろ、街を出る。」
「はい。早く帰って、いっぱいしましょう。」
「違えよ馬鹿。県外だ。……どこの大学かは、決まってる。」
「……???」
何か、ぞっとした。振り返った後ろには、微笑を保ったまま、小首を右斜め十五度に傾げて、
色付きの雪女が顔面蒼白で凍り付いている。光を反射しない瞳の焦点はどこにも合っていない。
しっかりと嵌めた首輪を大事そうに握っている姿を装って、自分の爪で自分の咽を、白い肉が見えるまで掻き毟り始めた所を見逃さなかった。
寒風に晒されたのか、真っ赤に染まった左耳朶を抓り、遠慮なく腕を引いてやる。
それの重心も関節も、急な引っ張られる動きについてこれず、ただの棒切れになっていた両足は簡単にバランスを崩した。
かつてなら、ここで鳩尾に膝を入れるのが礼儀のような関係だった。だが、今こんな所で吐瀉でもされては台無しだ。
丁度俺の鳩尾に、それの顔面が突っ込んで来る。
「連れてくぞ。下手に野良にして、バラされでもしたら堪ったもんじゃないからな。」
鼻水を啜り上げる、嫌な音もする。
「じゃ、じゃあ……。先輩がお嫁さん貰うまでは、一緒に居させて下さい。」
「嫁ができたら、どうすんだ。」
「……邪魔に……なりますから……。」
「……そうだな。好きにしろ。」
じき、俺の尻の辺りを行儀悪く撫で始める頃合いに辛気臭い話を切り上げて、下りの坂道を降りることにした。

「そういえばこれ、何用の首輪でしたっけ。犬でしょうか?ねこさんかな?」
「お前…どこを見てたんだ。猛犬用だ。ドーベルマンとかああいう。デカめで強そうな連中の。
とにかく頑丈で、壊れにくそうなの選んだんだろ。」
「わー…………。……ぼ、僕。別に強くないし、逃げませんよ?」
「どうだか。攫われそうだ。」
何だか知らんが感極まったのか、慣れてもなさそうな突進の体勢で、ちんたら駆けて突っ込んで来るから、
踵を後ろに振って脛を軽く蹴突いてやれば、それだけで真下に屈み込み、下痢の時みたいにひぃひぃ呻き始める。

そうして、頬の引き攣れたようなニヤケ笑いで俺等を見下している、半分以上が大きく欠けた下品な月を仰ぎ見て、あからさまな苦笑を返したのだ。
87トリップ忘れた:2009/02/03(火) 00:49:21 ID:kD/rp+DB
バッドエンド前提で書き進めていましたが、
安易にキャラを死なせるお涙頂戴エンディングに執筆途中でなんだか疑問を抱くようになりまして
こうなると非常にヌル目ですけれども、ひとまずハッピーエンドと相成りました。

これまで長々とお付き合い下さりありがとうございました。
また、これまで拙作を読んで頂けたのにご不快にさせてしまった方々には大変申し訳なく思っています。

今後再び何かありましたら、その際は何卒宜しくお願い致します。
それでは、また。

※ちなみにバッドエンド差分は
・ショタをラブラブ脳姦→遺体は駐車場の下
・先輩は刑期終えて出所後を散弾銃リンチ 〜までありましたが
そこまで行くときっとスレ違いにつき
88名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 00:52:28 ID:sXaYSQbD
GJ…!!
ショタでグロスキーな自分にはトリップさんの作品はたまらん。
89名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 01:08:31 ID:176tpboI
>>88
随分読むのがお早いですねw自演ですか?ワロタwww
90名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 01:08:53 ID:A6TT0Gq2
お疲れ様でした。
風呂上りできれいなパンツ穿いてる時に読まなければよかった
なに、このシミ
91名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 02:49:54 ID:6+JUf+Et
お疲れ様でした。
トリ忘れさんの話好きだったのでおわるのはなんだかさみしい気がします。
が、いつもBADENDに怯えてたのもありましたwwwww
ラブラブ完結に一息ついたところでBADENDの予定見て戦慄した。


よかった、HAPPYENDで!!!


また機会があったら何か書いてください。次回作待ってます。
92名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 04:40:32 ID:FS65tLx0
うわあああ!!ついに終わりか…
この二人には何度お世話になったことか…ありがとうございました。
次回作も期待してます。


軽い気持ちで寝る前に携帯で見なければよかった…

明日の仕事は確実に遅刻する。
93名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 12:20:56 ID:vvAhfNBD
朝読んだら仕事中に良い意味で悶々としちまったじゃねーかこのやろー
毎回萌えつつも辛くてどんよりしながら読んでたからハッピーエンドで本当に良かった。
帰宅したらじっくり読み直すが取り敢えず、お疲れ様!
次回作も楽しみにしてます!
94名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 22:12:24 ID:T6+HOpZm
携帯、初投稿

いつものように自分の部屋でオナニー中。
その様子を弟の玲二にしっかりと見られてしまった…。
しかし、玲二の口から『手伝ってあげようか…?』と提案され…

「えっと…こうすればいいのかな……?」
戸惑いながらも、玲二は俺のペニスを足と足の間にはさみこんだ。
「うわっ!」
予想だにしなかった玲二の行動に俺は抵抗することも忘れてしまった。
「ん……っ」
玲二がぎゅっとももを内側に閉めると、俺のチンポの裏筋に玲二の小さな“モノ”が触れる。
そこから感じた暖かいぬくもりに、俺は思わず声をあげた。
「どう?お兄ちゃん、気持ちいい?」
「あ、あぁ…気持ちいいよ玲二っ!」
俺の表情を満足げに見た玲二は、両手で二本のチンポを握りしめるとズリズリと弄る。
--くちゅ、くちゅ……
徐々に擦り合わされる玲二のペニスから、先走りが溢れだし、いやらしい音を立て始めた。
「れ、玲二……も、もうだめだっ!」
俺はすでに爆発寸前だった。
しかし、いまいち俺の状況がわからない玲二は、俺がどういう状況にあるのかわからなかった。
「……え? どういう…うわっ!!」
ぴゅっぴゅと、勢いよく俺のチンポからザーメンが飛び出し、玲二の顔にまで到達した。
ぴゅっぴゅっと、数回噴出を繰り返し、やがて勢いは衰えていき、放出は止まった。
「何?これ……」
まだ射精に至ったことの無いらしい、玲二は顔にこびりついた精液を指で掬い取って眺めていた。
玲二よりも早い絶頂に多少の恥ずかしさを感じながらも、
それを見て、俺のチンポは、射精したばかりだというのに、また硬さを取り戻し始めていた……

股間で再び硬くなるチンポに玲二は思わぬ行動に出た。
「ちょ、ちょっと!玲二何を!」
俺のチンポに口をつけてぺろりと舌を這わせたのだ。
「ん……変な味……ちょっとしょっぱいかも」
「れっ、玲二…っ!! これ以上は、やめろって!!」
だが言葉とは裏腹に、俺は玲二の為すがままにされていた。
俺の股間はばっくりと大きく開かされて、玲二にはしたない姿をさらす。
ももの付け根を抑えられて顔を股の間に差し込まれているので、
閉じることもかなわなかった。
「ちゅ……ん……はむ……うン……」
「あうっ……そ、そんな!やめ…ろ……」
俺の言葉も耳に入っていない様子で、玲二はチンポをしゃぶり続ける。
自分でするのではない、強制的に、自分のペースでない高まりは今までに経験したことのないものだった。
自然に腰がぐっと持ち上がる。
「もぉ…お兄ちゃんは、じっとしてて!」
「は、はい……」
玲二に言われて、俺はぐっとこらえる…。
だが、二度目だと言うのに、早くもチンポは限界に近づいていった。
「くぅぅっ!で、出る!」
俺がそう言っても、玲二はペニスを口から離さなかった。
自然、放たれた精液は玲二の口の中に入る。
「ん……コク……ん……」
玲二はのどを鳴らして俺が出した精液を飲み込んでいく。
「ぷあ……」
飲みきれなくなった精液が、口からダラダラと溢れ出る。
「れ、玲二……」
口の中に放たれた精液をすべて飲み込んだあと、玲二は顔にかかった精液も指ですくいとると、
舌でなめとり、コクリとそれも飲み込んだ。…さらに……
「ちゅう……ちゅうううう」
尿道に残った精液を搾り出すように、玲二は尿道口に舌を当て、大きく吸い込み始めた!
95名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 22:13:33 ID:T6+HOpZm

「うわっ、…玲二! ちょちょ……くう!」
たっぷりと時間を掛け俺のチンポを吸う玲二…。
その姿に…俺の中で、理性が吹き飛ぶのが解った…。

…………。
………。
……。

俺は玲二をよつんばいにすると、後ろから突き入れる。
腰を打ち込むたびに、結合部からは--ぱちゅん、ぱちゅ、ぱん!と、いやらしい水音をたてていた。
「あっ……奥に当たってる……」
後ろから入れられて、チンポはアナルの最奥にまで突き刺さる。。
そのたびに、玲二は鈍い痛みを感じていたが、それすらも快感になってきていた。
「ふああああ…キモチイイ……気持ちいいよぉ!」
俺の腰の動きが速くなって、乱暴にただ腰を打ちつけるだけのような動きに変わった。
玲二のアナルの中で、俺のペニスがぷっくりと膨れる。
「あっ…お兄ちゃん、出るの?中に出してもいいよ」
そろそろ出そうなことを感じた玲二は、俺にそう言った。
「中に…?…うう……出るっ!」
玲二の言葉を聞いて、俺は中から抜かずにそのままアナル内に精液を発射した。
「ふああっ、お腹……熱いよ……」
奥に放たれた精液は、玲二の直腸をドロドロに汚していく。
その射精を感じてか、いつの間にか玲二のチンポも精液を吐き出していた…
「あっ……びくびく震えてる……」
玲二は自分の中で俺のチンポがどうなっているのかを、一生懸命感じ取っていた。
「はあ……」
すべてをやり遂げたといった表情で、俺はがくりと力を抜いて、玲二にもたれかかった。

…………。
………。
……。

「ん……くちゅ……は……あン」
あれから何時間経ったのか…俺達はキスをしながら、
もどかしげに腰を突いてチンポをアナルの中に押し入れていた。
キスをしながらの不安定な体位のため、うまく入れることができない…
しかし、しばらくするうちに、だんだんコツをつかんできたのか、
リズミカルに--パンっ、パチンっ、パチュンっと音を響かせるようになってきていた。
「次は中に出すぞ!玲二っ」
「ンン……ンあっ! いいよぉ…お兄ちゃんの好きなトコに…」
それを聞いてひときわ強く腰を打ち付けると、精液が玲二の中に放たれた。
「んくぅンっ!」
きゅっと玲二のアナルもきゅっと締まる…同時に玲二も達したのだ。
チンポが狭くなったアナルにきゅっと締め付けられる。
びくびく隠嚢もふるえ、チンポを送り込んでいるのがよくわかる。
--ぷぴゅ、ぱぷっ
あまりにも多い精液の量に、小さい玲二のアナルはすぐいっぱいになって、
結合部分からは、精液があふれ出始めた。
「いっぱい出したね、お兄ちゃん……もっとスル…?」
……どうやらもうオナニーの必要はないようだ…。

96名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 00:41:58 ID:FD+Cylz4
弟くんは風俗で働けるレベルの才能がある
97regruro:2009/02/04(水) 01:16:58 ID:lPzkPep8
>>53に触発されて初投下。
すみません、今日はエロまで間に合わなかったんで
続きはまた後日早いうちに。

昨日までのサービス残業と言う名の仕事の山を終え、その日の俺はとある駅前のビルにやってきた。
疲れた心を癒すためである。
エレベーターに乗り込み、目当ての階数のボタンを押す。
扉が閉まる直前、重そうなバッグを背負った少年が駆け込んできた。
少年はひょいと軽く頭を下げて、進学塾が入っているらしいフロアのボタンを押した。
――同じビルに進学塾が入っている所を選ぶなんて、店を作った人間も考えたものだ。
初めて店に入った時に考えた事が、また脳裏に浮かぶ。
進学塾の入っているフロアで降りる少年の背を見送り、
俺はまた扉を閉じてエレベーターの上昇する感覚に身を委ねた。

そのビルには進学塾から何処かの企業まで入っている、一見何の変哲もない高層(ともいえない)ビルだ。
1階の一部にコンビニ、4階に進学塾、9階に歯医者が入っている以外は店らしい店はなく、
その他のフロアは全て企業が入っている。……あくまで外見上は。
俺のお目当てである7階は、一つの企業がフロアを占有していた。
エレベーターを降りると小さなエレベーターホールになっており
正面の右脇に非常階段への扉があるだけで、
左を向くとすぐに白い壁と重そうな灰色の扉にぶち当たる。
それらしい社名が入り口の脇に鉄のプレートでついている他は、
入り口の扉に窓はなく、中がどんな会社なのかも分からない。
セキュリティだけは厳しいようで、扉の斜め上には監視カメラ、
社名プレートの下にはカードキー用のシステムが設置されている。
エレベーターを降りた俺は、灰色の扉の前に立ち、
財布から何も記入されていない真っ白なカードを取り出すと、
壁に取り付けられているスキャン装置に滑らせた。
ピッと軽い電子音がなると、扉がガチャンと大きな音を立てる。――鍵が外れたようだ。
扉を開けて中に入ると、人一人立てるスペースと今度は重厚な木の扉が目の前に現れる。
入り口が二重扉になっているのは、防音対策と、間違ってフロアに下りた人に
中を見られる確立を減らすため、という事らしい。
背後の扉が重い音を立ててしまるのを確認すると
俺は金色に装飾された取っ手を握り、目の前の扉を開けた。
チリンと扉に取り付けられた鈴が、高い音を鳴らす。
98regruro:2009/02/04(水) 01:17:45 ID:lPzkPep8
「「「いらっしゃいませー!」」」

声変わりもしていないであろう少年達が、俺の方を向いて一気に声を上げる。
扉の中はシックな色合いで統一された、喫茶店になっていた。
何度訪れても外とのギャップに一瞬うろたえる。
――そう、ここはそういう嗜好の人のための、ショタ喫茶なのである。


「いらっしゃいませ」
しがないサラリーマンの俺にも上物と分かる、黒のジャケットを身に纏い
クロスタイをつけた青年が俺に声を掛ける。この店の支配人だ。
顔の鼻から上は、どこのマジシャンだと言いたくなる様な白い仮面で覆われているため
彼がどんな顔をしているのかは客にはわからない。
店に来た初めの頃は、この仮面の下がどんな顔をしているのか気になったが、
いつからかどうでもよくなってしまっていた。
――結局、俺を含む客の目当ては、この支配人ではないのである。
コートを脱いで鞄と一緒に支配人預けると、空いた手に分厚い皮で装丁された一冊のファイルが渡された。
ファイルの中には今日店にいる子の写真と、簡単なプロフィールが明記されている。
「どの子になさいますか」
どこから集めてくるのだろう。そう言いたくなるほどこの店の店員のタイプは豊富だ。
見た目から服装まで完全に女の子にしか見えない子もいれば、下着だけ女性物や
今ではとんと見なくなった半ズボンの、いかにもやんちゃそうな男の子もいる。
「そうだな……、この祐介って子いいかな」
今日の俺はスパッツの子と過ごしたい気分だった。
「かしこまりました。ではお席にご案内します」
そうして俺は店の中の空席に誘導されたのだった。
99名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 01:52:14 ID:XhDBL/Tr
玲二なんて名前で弟と来た日には中川家で脳内再生されて悲しみよこんにちはなんだぜ。
100名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 02:05:11 ID:lzHfM1u2
>>92
GJ!エロくてよかったよ!

というか>>92さんが可哀想ですね。
まったく煽るつもりはないですが作品投下後の別作品即投下はなるべく
避けてあげてほしいものです。
ましてや書きあがっていないものならなおさらでしょう?
職人同士なんですからそれ位は配慮は必要だと思います。
いや、一応私も書き手なもんで…

余計な事いいましたかね?とりあえず自重します。
101名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 10:33:07 ID:0Wf+Tg+i
>>100
安価まちがってるよね?
102名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 11:23:28 ID:bldfvP0v
基準作ったほうがいいのかな?
作品投下後の何時間かは各自自重。感想タイムとか。
103名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 11:48:55 ID:1digmLjM
書き手だけど、そんな基準いらんと思う。自分自身、別作品即投下された経験何回かあるよ。
つか、ときどき投下ラッシュがあるだけで基本またーりなスレだし自由でいんじゃね?
書き手の本心としてGJは欲しいけど、お義理なら虚しいだけ。
面白ければ亀でもレス付く。うらやましい限りだ……精進するのみ。
104名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 12:29:31 ID:/+j476GS
乗り遅れちゃってどうしようと思ってたけどこの流れなら言える

>>87
お疲れ様でした。
甘々な作品が多い中、ちょっと変わった雰囲気のあなたのSSが気になってこのスレに常駐するようになりました
ラブラブな二人に毎回萌えさせてもらってました
どうもありがとう、また良い作品を投下してくれるのを楽しみにしてます!
105名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 19:58:18 ID:7EfhIIKw
感想レスは書き手の米
それを食って、消化されてひり出されたものが次の作品になるんだぜ
だから亀でも間に他作品挟んでも遠慮しないで書いてもらってかまわないと思う
106名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 21:07:24 ID:cRxKkAKe
すばらしい
上のorzの痴漢もよかった

体操着ショタを誰かめぐんでくれー!
107名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 09:52:30 ID:Cd/QhVS3
俺は紺やエンジが好きでナイロンでも綿ポリでもいけるんだが、>>106や他の人は好きな短パンの色とか生地ってある?
108名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 12:53:25 ID:U4TN7Q17
某私立っぽく、学ラン+半ズボンが好きだなぁ。
生地厚めのかっちりした半ズボン。色はなんでもいいや。
109名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 18:22:03 ID:HJVFz0wM
厚手のチェックの短パンに上はシャツとセーターが一番好きだな
それで賢くて礼儀正しいちょっとS入ったビッチショタが好きだ
110保管庫設置人:2009/02/06(金) 00:31:35 ID:0iRbzv+L

現在、保管庫の更新作業をしている者です。

「トリップ忘れたさん」の連載が一段落したと言う事なので、
次回更新時に職人別コーナーに移す予定です。
そこで、トリ忘れさんとして一連のシリーズにタイトルがあれば教えて下さい。

特になければ単純に『先輩×後輩シリーズ』で行きたいと思っています。
111名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 18:49:04 ID:thRALWs0
>>109
下段いいな。ショタに慇懃無礼な口調で責められつつ最終的には組み敷きたい
保管庫に良い感じの作品があるから延々読んでるがそろそろ新作で読みたいものだ

あとは無難にツンデレショタをだな!
112名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 19:00:17 ID:O5f7uijl
>>110
いつもお疲れ様です。
ショタっこになって身を捧げたいほど感謝してます
113トリップ忘れた:2009/02/06(金) 20:01:26 ID:LV/6xChs
>110
いつもお世話になっております。
ご申し出には、恐悦至極です。

特に名付けたいと考えていたタイトルは無いのですが、「DPL氏に捧ぐ」という題は、相応しくない…でしょうか。
実の所、モデルにさせて頂いた方が居られますので。
各話毎のタイトルは「無題」もしくは「第n話」という形式でお願いしたいと思います。

また、誠に勝手ながら、後日wikiにお伺いしまして、自分の作品の誤字脱字訂正や加筆修正なども行わせて頂きたく存じます。
114名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 00:36:10 ID:kAIoy0ay
>>109の下がツボすぎる
俺が妄想しているのがそんな感じ
115名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 00:49:33 ID:meAIT8/+
元祖ショタを読んでいて思ったんだがショタと巨大ロボットの組み合わせはとてもいい
ロボットの手や肩に乗ったショタをローアングルから見上げる構図がいい

あーショタが敵に捕まって最愛のロボットと味方のお兄さんの目の前で
下っ端どもにマワされちゃったりしないかな
快楽に目覚めて、身動きできないお兄さんのチンポにしゃぶりついたりしないかな
116名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 01:28:07 ID:SNKsWK1J
>>115
ショタの語源となったキャラ自体ロボットアニメの主役だしな


自分はチャイナショタがみたい
何ていうやつかわかんないけど上下わかれてて下が長ズボンのやつ
間違った感じに礼儀正しくて天然でヤンチャなショタ
「〜っす」みたいな口調でしゃべる
117名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 06:36:26 ID:HYhOhvmv
人民服かアオザイのどっちかだな
118名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 11:47:46 ID:0FzJNvUK
礼儀正しいやんちゃショタと言ったら、野球少年を想像するなぁ。
野球に限らずだけど、きちんと挨拶してくれるスポーツ少年は大好きだ。
119名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 12:03:25 ID:koeAiJ7r
ブラコンのショタは大好きだ
120名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 13:43:16 ID:kAIoy0ay
あーショタからチョコもらいたいなー
あげるなら穴にチョコ注入したいなー
121名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 14:10:28 ID:meAIT8/+
いやいやショタはファザコンが一番
1221/5:2009/02/07(土) 19:40:58 ID:61JAVELR
妄想電波受信したので初投下です。電波発信元はデ.ニ.ー.ロの出ていた某ギャング映画。
百年位前のアメリカのお話らしいが、よくわからん。

酷い味と息苦しさ。いつまで経っても慣れない。看守達は見て見ぬ振りだ。大人の癖にガキが怖いか、それともことなかれ主義かは知らない。
でも俺さえ犯していればこのアホ三人組は暴れやしないから、大抵この部屋で俺は好き放題レイプされる。
「んぶっ……あむぅっ…んっ……げほ!げほっ!…クソっ…ぢゅるっ…!んぐぅ…はっ…ちゅっ…んんんっ!」
犬みたいに四つん這いになって、俺は口をアレックス、後ろをユルギスに犯されていた。ただ突っ込むだけでテクニックも何もないセックスは
――情けないけど――華奢な俺の身体にはかなりキツイ。汚い体液まみれになりながら、とにかく身体に打ち込まれる衝撃を受け流そうと必死になった。
「ははっ、どうだロイド?うまいか?最近随分いい顔するようになったなあ。お前らもそう思うだろ?ユルギス、コナー。」
「ああ。コイツのケツ穴俺のチンコに絡み付いてきやがる。っつ……堪んねえ!くぅっ!」
「…んぐっ!ぢゅぷっ!ぷはぁ…や、やめっ…あああぁぁぁ!」
中に熱いネバネバした汚物がぶちまけられた。同時にペニスを思い切り摺りあげられ、堪らず俺は射精する。散々イカされたせいで殆んど透明な精子が、
ぼろぼろのシーツに飛んだ。
「おい見ろよアーサ。お前の兄ちゃん、また男にアナルファックされてイキやがった!とんだ変態野郎だな!」
霞んだ焦点を声のする方に何とか合わせる。可哀想に、そこではコナーに後ろ手にされてアーサーは大きな目を更に大きく開き、ガタガタと震えていた。
「ん?何だよアーサー。そんなにザーメンだらけの兄貴のケツ穴見てよ。お前もケツ穴掘られてアヘアへ言わされたいのか?」
「けほっ…!アーサーにはっ……手ェ出すなっ…約束だろっ…!この……“人参頭”!国に帰ってっ……腐った、ジャガイモ、でも、食って……うぐぅっ!」
さっき二桁近く俺の中に出したくせに、アーサーにまで手を出そうとするなんて、どこまで腐ったやつなんだ。下衆に何とか悪態をつこうとするものの、すぐに口は
アレックスのモノで塞がれた。強引に食道まで突っ込まれて吐きそうになる。
「ガキの癖に生意気言うんじゃねえよ。黙ってヤられてりゃいいんだよ、タコ。」
一際強く喉を突かれたかと思うと、一気に精液が注ぎ込まれる。絶対飲むもんかと抵抗してもがくけど、年も体格も上の男二人がかりで押さえ付けられればそんな
行動は無意味になる。窒息しそうになって頭がボケてきた。そうなると俺の意思とは無関係に、俺の体はゴクゴクと腐ったような精子を飲み下し始める。
「ふん。今日はこれくらいか?折角のオモチャが壊れちゃつまんねえからな。」
目蓋の重さに耐えきれず、目を閉じた。遠くでアレックスが下品な笑い声をあげている。ユルギスとコナーも何か話していたけど、もう言葉の意味もわからなく
なっていた。
1232/5:2009/02/07(土) 19:41:25 ID:61JAVELR
「ロイド!ロイド!しっかりしろ!」
ふと、聞き覚えのある声がした。最後の力を振り絞って目玉を覆うシャッターを上げる。水の中から空を見上げるようなゆらゆらした視界に、一人の影が入ってきた。
「アー、……サー…」
赤ん坊の頃からずっと見てきた弟の顔がそこにあった。表情までは分からなかったけど、実の弟を間違えたりするもんか。
「ロイド、ロイド、ロイド!畜生っ……ごめん、ごめん、俺っ……!」
おでこの辺りに温かいものが触れた。バカ三人の気色悪い体液とは違う。そこからじんわり心地よさが体に広がっていく。
「…そんな顔すんなよ…アーサー…」
俺は大丈夫だから。そう言おうとしたとき、目の前がブラックアウトした。
次に意識が戻ると、そこは静かでこぎれいな場所だった。ぼんやりと辺りを見回すとすぐに俺の手を握っている人間が見えた。
「ロイド!」
「アーサー…」
マーによく似た顔をくしゃくしゃにして、アーサーは俺の顔を覗き込んできた。見たところ、怪我もおかしなところもない。アホとはいえ、あの三人は
アーサーには手を出さないって約束を守ったようだ。
「何か欲しいものあるか?」
「ん…水飲みてえ…」
「わかった。すぐ持ってくるから待ってろ。」
そういうとアーサーは走って向こうに駆けていった。一人になったところで辺りを見回す。
いくつもの見慣れない道具に、読めない単語だらけのラベルが張られたビンがぎっしり詰まった戸棚。それから独特のエタノールの匂い。
そこは紛れも泣く医務室だった。あいつらに犯された後、俺は大抵ここに運ばれる。例え盗みやケンカの常習犯でも、やっとジュニアハイに入ったばかりの
ガキに死なれたら困るんだろう。朝の作業が始まるまではゆっくり眠れるし、ヤバそうな怪我の手当てもしてくれる。医務室にいられる間、ずっとアーサーと
一緒にいられるのは、役立たず看守なりの“配慮”なのかもしれない。
たたた、と軽い足音がしてアーサーがやって来る。手には水の入ったコップと洗面器があった。
1243/5:2009/02/07(土) 19:41:51 ID:61JAVELR
「水持ってきた!ほらっ!」
「さんきゅ……」
体は粗方きれいになっているものの、口の中はまだあの白いヘドロが残っている感じがする。コップを受け取ると一口水を飲んで口をすすいで、用意された
洗面器にそれを吐き出した。何度か繰り返した後、残った水を飲み干す。冷たい感触が喉を滑るのは気持ちがいい。
「………ロイド、ごめんな。」
ふと、アーサーが呟いた。アーサーを見ると下を向いてはいるものの、それでもわかるくらい今にも泣きそうな顔をしていた。
「俺のせいで…ロイドばっか……いつも…俺っ……」
「馬鹿、下らないこと言うなって…これ位どうってことないさ…」
そう言ってアーサーの髪をすいてやる。俺の髪はさらさらはしてるけど硬い。それに比べてアーサーのはふわふわしてて柔らかい。猫を撫でてるみたいで
なんだか楽しかった。アーサーは少し困ったような顔したけど、最後の方になると苦笑いだったけど、一応笑った。
「なあ…アーサー。肩貸せ。」
「え?あ、ああ。うん。わかった。」
一瞬遅れて俺の言いたいことがわかったアーサーは、俺を支えてベッドから降ろしてくれた。
アイツらは時々、今日みたいに盛りきって俺をめちゃくちゃに犯しまくる。そんな日は暫く一人で立つのも辛い。だから移動するのにはこうやって誰かに
手伝われなきゃならなかった。
畜生、まだアソコに何か入ってる感じがする。
街で見た物乞の傷痍軍人みたいに、ズルズル足を引き摺って少しずつ部屋を横切った。
1254/5:2009/02/07(土) 19:42:25 ID:61JAVELR
ようやく着いたのは医務室に備え付けられたシャワールームだ。
狭いけど、普通の連中が週二、三回ぶち込まれていたボロに比べたらずっとマシに思えた。
服を脱いで、タイル張りの部屋へと入る。やっぱり足はふらふらだからアーサーも一緒だ。詮を捻って、最初の水を避ける。おれは旨く避けたけど、どうも
アーサーにその水がかかったらしく、変な悲鳴が聞こえた。笑ってからかうと、アーサーはぷうっと頬を膨らませて怒った。
少しして湯気が立ち込めてきた。お湯になったシャワーを頭から思い切り浴びる。
ベッドに寝かされるまでに、誰がやっているかは知らないけれど、身体はちゃんと拭かれている。それで十分だとはわかってても、とにかくシャワーを
浴びたかった。立っているのが辛くてぺたんと床にへたり込む。昔は風呂嫌いでよくマーに怒られたのに、今じゃまるで正反対だ。
「ロイド、体洗うよ。」
気付けばシャワーの雨の中アーサーが石鹸とスポンジを持ってこっちの様子を伺っている。俺は少しだけ上半身を起こしてそれに応えた。
「痛っ……」
「あ…ご、ごめん…」
傷口に泡がしみた。鎖骨の辺りに噛み痕がある。アレックスの野郎だ。いつもどこかしらに噛み付いたり爪をたてたりしやがるんだ。その痕を見る度に
死にたくなる。でも今は我慢するしかない。
俺の身体を慎重に洗うアーサーを見た。腕も足も俺より細くて、下手に乱暴に扱われたら間単位ぽきんと折れるだろう。肌も白いし、痣や傷はすごく
目立つはずだ。
……それに、ペニスやアソコもきっと俺なんかよりずっと幼いだろうから、あんなやつらにヤられたらアーサーは壊れちまう。そんなのは絶対嫌だ。
1265/5:2009/02/07(土) 19:42:45 ID:61JAVELR
「……なあ、ロイド。俺考えたんだけど、やっぱり……」
「うるさい、前も言ったろ。お前は何にも気にしなくていいし、考えなくていい。お前は兄ちゃんの言うことだけ聞いてればいいんだ。口答えなんてすんな。」
アーサーを汚させたりなんかしない。マーやハーマン――俺達の兄貴だ―――がいない“ここ”でアーサーを守れるのは俺だけなんだから。
「でも…辛いよ……ロイドがボロボロにされんの…黙って見てるなんて……」
「……もう少しの辛抱だろ。ここから出て、マーの作ってくれたマフィンを食べればすぐ元気になるって。」
「ロイド……」
温かい雫の中で、俺達は裸で抱き合った。
何にも着てないから、アーサーの体をこれ以上ないほど近くで感じた。
アーサーの心臓の音がする。トクン、トクンと優しく、小さく鳴っている。
俺より小さい、生意気だけど可愛いアーサー。
俺の弟。
俺は腕の中の小さな存在を守ろうと改めて誓った。
127名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 20:53:49 ID:cb3QNO3j
128名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 22:33:21 ID:HYhOhvmv
>>122
GJ
129名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 23:15:26 ID:z8fOGanr
>122GJすぎる
こういうものを読んでみたかった
130>>66の続き:2009/02/09(月) 01:50:04 ID:ckYh+0hs
時は戻り慎平と買い物に行った日の夜のこと、寝床についた朋樹は寝付けずに寝返りを繰り返していた。
「今日の慎平、かわいかったな・・・半ズボンとか反則だろ。」
そんな事を思い、悶々して布団の中を右に左に体を返す。
朋樹は後輩として入部してきた慎平に、ある時から単なるかわいい後輩以上の思いを抱いていた。
始めはこの春に隣町の中学校との練習試合の後、大活躍だった朋樹のところへ試合後に目を輝かせて走ってきた慎平にドキッとしたのがきっかけだった。
「先輩!すごいですね!俺、尊敬しちゃいます!」
そんな言葉を連呼しながら朋樹の前で自分の事のように喜ぶ慎平を見て、嬉しいのと同時に他の後輩と違って物怖じせずに近づいてくる態度と、その子供っぽさを素直にかわいいと思ったのだ。
その後も真面目に練習に打ち込む姿や、他の部員がちょっとからかうとすぐに涙目になって本気でスネたりする慎平を見るたびにただの後輩以上の気持ちを強めていった。
そんな朋樹だったので、今日スポーツ用品店で慎平にフォームを教える時に密着して指導したのも下心が全くなかった訳ではなく、普段も基礎練習に励んでいる慎平の短パン越しのヒップや、そこから伸びる腿に視線を奪われることもしばしばと言った状態だった。
慎平の事は男だから好きになったんじゃなくて、純粋にかわいいと思ったからってだけで、他にかわいいと思った女子が現れればこの熱も冷めるだろう。
そんな風に割り切っていた朋樹は既に慎平をオカズに何度も自慰行為に及んでいた。
この日も悶々とする自分に収拾をつけるため、枕元においてある箱から3枚、シュッシュッシュッとリズミカルにティッシュを抜き取ると布団から抜け出て掛け布団の上にあぐらをかいた。
昼間に見た慎平のデニム半ズボン姿を思い出し、ペニスを包む右手を上下に動かす。
妄想の中で慎平の半ズボンに包まれたヒップやその下に伸びる太腿を思い浮かべる。
半ズボン越しに尻たぶを揉みしだいたり腿の内側を撫でたりと、頭の中で慎平の下半身に刺激を与えると、想像の中の慎平も敏感にそれに答える。
脳内に作り出した世界で慎平を弄び続けた朋樹は、その行為により慎平が半ズボンとその中の下着に向かって射精する光景を思い浮かべ、更に自らのペニスに蓄えられた熱量を増していく。
朋樹の頭の中の光景は切り替わって、半ズボンに射精によるシミをつけた慎平が自分のペニスをその口に咥えて前後に頭を動かしている状景になっている。
右手の往復運動も速度を増し、尿道口からは透明な先走りの汁が溢れ出し、スライドされる右手によって上下する包皮と亀頭の間でクチュクチュといやらしい音を立てた。
(出るっ・・・慎平の口の中でイッちまう!!)
頭の中でそうつぶやいて左手に用意したティッシュに青臭い汁を吐き出す朋樹。
「そろそろ部活の備品を買いに行く時期だな。買い物を引き受けて慎平を誘って行けばまた半ズボン姿が見れるかな・・・。」
朋樹はぼんやりとそんな事を思いながら眠りについた。
131名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 01:51:47 ID:ckYh+0hs
今やお互いが妄想の中の相手となった二人は連休明け2日目にして訪れた部活動で顔を合わせることとなった。
朋樹は既に慎平をオカズにしていたので、その態度にあまり変化はなかった。
朋樹からしたら、妄想の相手が実際に自分に話しかけてきたりした時はつい、素っ気無い態度をとってしまったりしていたので、もともと慎平からは寡黙に練習に打ち込む先輩と言う印象を持たれていた。
そのため変化が少なかったとも言えるかもしれない。
しかし、慎平の変化はあからさまだった。
変わらぬ態度で接してくる朋樹に対して、今までのように無邪気な反応を返せずにいた。
自分の中でヘンタイな行為と認識している妄想の内容、その相手が目の前に居るのだから当然かもしれない。
練習中は体を動かすことに集中していればよかったのだが、片付けをして部室で着替えている時の雑談の時などは、朋樹に話しかけられたりしても小さく空返事を返して耳まで赤くなって目を逸らしてしまう始末だった。
朋樹が視界に入るたび、朋樹の声が聞こえるたびに、昨日の自分の破廉恥な妄想とその時の行為の快感までも思い出し、恥ずかしくなると同時に硬くなって勃ち上がろうとするペニスを治めようと頭の中に描いた光景を消すのに必死になってしまう。
頭の中では、黒板に向かって淫らな妄想をどんどん描き出す慎平とそれを消そうと必死で黒板消しを振り回す慎平が居るような状態だ。
慎平はこの混乱から逃れようと、着替えや雑談をしている他の部員の中、制服や荷物をスポーツバッグに詰め込むと、お疲れ様でしたと一言挨拶をして逃げるように部室を出ようとした。
「あ、シンペー、ちょっと待てよ。」
「はひ!」
不意に朋樹に呼び止められ心臓が飛び出そうになり、硬直しながらおかしな発音で返事をしてしまう。
朋樹はそれに突っ込みもせずに続けた。
「こないだ、お前の買い物の時に買ってくれば良かったんだけどさ、部の備品がそろそろ足りなくなりそうなんだわ。今度の日曜でも買いに行こうと思うんだけど、付き合ってくんない?」
「あ、はい!わかりました!」
勢いで即答してしまう慎平だが、どちらにせよ先輩の誘いなので断ることもできはしない。
朋樹と日曜日の買出しに行く待ち合わせの約束をしてから帰路についた。
昨日の自慰行為を思い出してしまう朋樹から逃げるように帰ろうとしていたところなのに、その朋樹と休日に会う約束をしてしまったので一人で歩く帰り道は色々な妄想が頭の中をぐるぐると回っていた。
132名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 01:52:27 ID:ckYh+0hs
一人歩く田舎道、周囲の目を気にする事もない慎平は短パンの前を膨らませながら家を目指す。
(やば、またアレしたい・・・)
そう思いながらペニスからにじみ出たガマン汁の湿り気と切なげにヒク付くアナルを自覚する。
慎平は帰宅したら母の目を盗んで自室で先日と同様の自慰行為に及ぼうと目論んで歩き続けていたが、母が居る自宅より帰り道で事に及んでしまった方がいいのではないか、そんな思いに駆られ辺りを見回しながらその為の場所を探して歩く。
実際のところは母にバレないようにと言うより、すぐにでもその行為とそれにより得られる快感を享受したいのが本音だが、慎平自身はそれに気付いていない。
暫く歩いて畑の脇にあるお稲荷さんの社とその後ろにある小さな森が目に入った。
一瞬、立ち止まってそこを見た慎平は、歩いてきた道の前後を見回して通行人が居ないことを確認すると社に向かって小走りに進んで行った。
社の裏に身を隠して再度辺りを確認すると、おもむろに短パンとブリーフを膝の少し上までズリ下げる。
そして左手の中指を口に咥えたっぷりと唾液を絡みつかせると、ゆっくりと双丘に隠された穴へとその指を導く。
「ん・・・あっ・・・はぁ・・・・」
小さく押し殺した吐息を漏らしながら指をその穴に埋めていく。
(センパイ・・・センパイ・・・・センパイィィ!)
朋樹に突かれている事を想像しながら指のピストンを繰り返し、右手で自らのペニスを擦り上げる。
「あっ、まだ・・・!だめっ・・・!」
早くも絶頂を迎えそうになりうっかり声に出してそう言ってしまう。
そして右手のペニスへの刺激を中断し、この快感を持続させようとアヌスへの刺激に集中して左手を動かし続ける。
(やばっ、これ・・・気持ちよすぎる・・・)
そう思いながら後ろの穴から与えられる快感に身をゆだね刺激を続ける。
クチュクチュと肛門と指の間で唾液が立てる音が、森の木々が風に揺れて奏でる葉の音にかき消されてゆく。
段々と荒くなっていく吐息と、それに比例して快感に翻弄されくねくねと腰を躍らせる。
(あっ、あっ、そんな・・・!ちんちん触ってないのに!)
頭の中でそう思ったが早いか、最後はペニスに触ることなく精をぶちまける慎平。
初弾は勢い良く飛び出し、顔の前まで噴出するとそのまま弧を描いて足先に落ちた。
続いてやや勢いを弱めた精液がもう一度弧を描いて跳びだすと、勃起しても余った皮の先から更に欲望の果てに吐き出した白濁液をどくどくと勢いなく垂れ流した。
冷たい土の地面にがっくりと膝を落としてはぁはぁと息を整えようと呼吸をする。
ティッシュなど持ち歩いていない慎平は、右手でペニスの包皮に絡みついた自分の分身が億単位で含まれている液体を拭い取ると、腿に擦り付けて伸ばした。
(気持ちよすぎる・・・。こんなことばっかやってると脳みそ溶けてバカになっちゃいそ・・・)
そう思いながらブリーフを上げ、続けて短パン引っ張り上げる。
悶々とした気持ちに一度ケリがついた慎平は、森の木々からの木漏れ日を見上げハァと一息ついた。
ヘンタイかも知んないけど・・・やめられないよ、これ・・・
133名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 01:54:13 ID:ckYh+0hs
今回はここまでです。
エッチ前に一人エッチが続いてしまいましたw

>>122
ハァハァしました。
すばらしいです。
134名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 18:11:41 ID:NKAKltPO
GJ 続き期待してるよ
135名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 22:03:30 ID:3vaTZSBK
GJ
やっぱりサカリのついた中学生はかわいいな
ちんぽ舐めてえ
1361/7:2009/02/11(水) 15:29:59 ID:qJu7hG+m
>>122の続きです。

午前のスケジュールが終わるり、やっと昼飯にありつく。アーサーと俺は房が違うから、医務室以外で合流することが出きるのは
レクリエーションの時間と、この食事の時間だけだ。 アルマイトの器に、ゲロみたいな食い物を受け取ってからアーサーの姿を探す。
だけどそれらしい姿はなくて、仕方なく適当な席に座って、アーサーを待つことにした。
と、急に見たことのない奴が俺の隣に割り込んできた。
「お前がロイド…ロイド・バーカー?」
キツメのイタリア鈍り。見た目も何だか胡散臭げな男がニヤニヤと笑いながらこっちを見ていた。
「…だったら?」
「ははっ、サンドロに毎晩犯られてるって聞いたぜ。昨日はどうだった?中出しされてイキまくったか?」
ヘラヘラと皿の上のマッシュポテトを食いながらそいつは言った。
「黙れよイタ公。飯が不味くなる。」
「アメリカの飯が不味いのは最初からさ。それに俺はイタリア人じゃない。ナポレターノ、ナポリ人だ。」
訳の分からないことをいうコイツにイラッときたが、昨日は明け方近くまでアナルと口をを犯されたせいで、怒る元気も出なかった。
「悪かったよ。俺はマルコ。よろしくな。」
握手を求めるみたいに手を差し出されたけど無視を決め込んで、目も合わせなかった。
それよりアーサーだ。食堂の入り口を見て、まだかまだかたと待ち構える。
「無視するなって。本当に悪かったよ。だけど災難だな。あのサンドロに目ぇつけられるなんて。」
「うるさい。大体誰だよ、サンドロって。」
「アレッサンドロさ。ああ、ここじゃアレックスだったか。アイツは親がナポリの人間だよ。“友達の多い”、な。
だからココでも顔が効くんだ。」
それは暗にアレックスがマフィアに繋がっていることを言っているつもりなんだろう。別に興味ない。だけどマルコは続ける。
「アイツ随分“インテルナツィオナーレ”だろ?ココでもスターリンから逃げてきた腰抜けと、ゴルフ狂の馬鹿“パディ”が仲間にしてる。」
「知るか。お前、仲間なんだろ?アイツラんとこ行けよ。」
「ははは、遠慮するさ。俺にはペデラスティの趣味も無いしな。」
1372/7:2009/02/11(水) 15:31:10 ID:qJu7hG+m
微グロ?注意

いきなり皿の上にミートボールを放り込まれた。驚いてマルコの方を見ると、いきなり耳打ちされる。
「時間貰った礼だよ。とにかくアレックスに逆らわない方が身のためだぜ。“弟のためにも”な。」
そう言ってマルコはウインクをしながら消えた。ウザイだけの、お節介野郎だったみたいだ。
アレックスに逆らうな?
そんなこと言われなくったって解りきってる。
ここに入ってからすぐ、若い看守が耳を“落とされる”事件が起きた。その看守はガキの俺でも判るほどいかにもな新米で、
なまっちょろい奴だった。無闇に怒鳴ったり、気に食わないという理由でここのガキを殴ったりなんてしない。それどころか、
よくチビどもの傍にキャンディを“置き忘れる”常習犯だった。
目隠しをされていて目撃者もゼロ、誰がやったかわからないってことだったが、俺達には犯人の見当がすぐついた。
事件のあった日の昼、一人のチビをサンドバッグにしていた三人。新人看守はその三人を止め、それでも止めない一人を警棒で
殴って制圧した。その時看守に組み伏されていたのがアレックスだった。

「これで“切った”んだよ。」
何度目かのレイプの時、そう言ってアレックスが見せたのはコナーの首にかかったケルティック・クロスだった。説教に来る牧師が
無意味に熱心な奴で、プロテスタントに限らず、カトリックだろうがオーソドックス(正教会)だろうが、信仰する者には最低限の
シンボルを所持することを認めるべきだと所長にごり押ししたらしい。
「もともと“切る”用のもんじゃねえからな。中々手間がかかったぜぇ。へへへっ。」
つまりはナックルダスターよろしく十字架の輪っかの部分を握って、“長い棒の部分”で肉を抉って突き破り、それを何度も何度も繰り
返して耳を“切り取った”わけだ。
狂ってる。
それ以来、アレックスに楯突く奴はいなくなった。ガキも、看守も、みんな。
1383/7:2009/02/11(水) 15:33:10 ID:qJu7hG+m
「ロイド、大丈夫か?調子悪い?」
気付けば目の前にアーサーが立っていた。心配そうな顔をしている。変に気を使わせて、不安にさせてしまったかもしれない。
俺は笑ってアーサーの頭を撫でてやった。
「何でもないよ。ただ、飯があんまり不味くて嫌になっただけだ。まったく、マーのご飯が食べたいよ。」
「言えてる。早くマーやハーマン、フレッドに会いたい。」
そこまで言って、アーサーは前のめりになって小さな声で言った。
「でも俺、ロイドと一緒だから寂しくないし、全然平気だぜ。」
にこっと笑うアーサーを見て、思わず溜め息が出た。
この笑顔がある限り、俺はどんなに辛いことでも耐えられる。そう思えた。
「……知ってるよ、アーサー。大丈夫。俺がいるから安心してろ。」
そう言って俺は頭を撫でてやった。

「ほら、さっさと脱げよ。」
訛ったダミ声でアレックスが命令する。仕方なく俺は上着を脱いで床に置いた。
「下も脱げ、馬鹿。」
言われるままズボンのウエスト部分に手をかけ、ぐっと掴んだ。ちらりと視線を横にやる。そこにはいつものようにアーサーがいた。
ユルギスに羽交い締めにされて、きゅっと唇を噛んでいる。少しはマシになったが、やっぱりアーサーにこんなこと見せるのは
悔しいし恥ずかしいし情けない。
だけどそんなことは言ってられない。一気に下を脱いで、俺は裸になる。
「やっぱ小せえなあ。お前のチンコ。オマケに皮まで被ってやがる。」
「毛も生えてねえし、勃起しても短小のまんまだもんなあ。」
「その上早漏でケツ掘られれば射精しちまう変態野郎だ。」
胸糞の悪い言葉で罵られるが、反抗したところで勝ち目なんてない。
「ほら、“準備”しろよ。ファックできねえだろ。」
コナーが気色悪いにやけた顔で促す。コイツは“準備”を見るのが好きな変態野郎だ。
床に膝立ちになる。中指を嘗めて指をしっかり濡らすと、ゆっくりアソコに近づける。
4
「違うだろロイド。足開けよ。」
畜生。クソッタレが。思いきり睨み付けてから俺はM字に足を開いて、指を挿入していった。
「くぅ……!」
何度も犯されているから、指一本なんてそれほど痛みはない。痛みより居たたまれなさの方が強かった。ただ、ここでしっかり
解さないと後が辛い。とにかく孔を広げるように、ぐちゃぐちゃ指を出し入れする。
「…っ…んっ……うんっ……はぁっ…んんぁっ…!」
涎と腸液が混ざっていやらしい音を立てる。それが指を伝って俺の手を汚した。声も抑えようと思っても、勝手に出てきてアイツラを
喜ばしてしまう。
「見ろコナー、ロイドの奴勃ってきたぜ。」
「汚ねえ。けけけっ、アナルオナニーしながらカウパー出してるぜコイツ。野郎の癖に、野郎にチンコ突っ込まれんの
想像して感じてやがる。」
コナーはいつもこの“準備”を見たがるクソ野郎だ。俺が孔をいじるのを見て下品な妄想して罵る。
「うるっ…さ……あ…くぅんっ…!」
うっかり前立腺を擦ってしまい、軽くイってしまう。
ムカつくことに、そこは一番敏感な場所だから、どんなに頭が拒否しても触られれば体が感じちまう。初めてそれに気付いた時は
死にたくなった。生ゴミみたいなヤツラ、しかも男相手に快感を感じるなんて、それじゃあ俺は生ゴミ以下、生ゴミにたかる
蛆虫みたいだと思った。
でもどうしようもないんだ。
これは単なる生理現象だ。俺はゲイじゃない。変態は俺じゃなくて、俺みたいな子供にハメて悦ぶコイツラなんだ。
「…んっ…ふぅぅっ…」
三本目の指もスムーズに入るようになった頃、アレックスが俺の前に立つ。俺はそっと指を抜いて、ぬめっている手を床で拭いた。
「しゃぶって勃たせろ。」
アレックスがズボンを下げると、半勃ちになった汚いペニスが出てきた。すえたような臭いがする。思わず顔を背ける。と、目に
アーサーの顔が見えた。微かに首を横に振って、唇を小さく震わせている。
こんなことでビビって堪るか。覚悟を決めて、グロテスクなそれに口をつける。
1394/7:2009/02/11(水) 15:35:18 ID:qJu7hG+m
「ん…くちゅ……」
生臭い臭いが口に広がった。吐き気がする。それを無理矢理押さえつけてフェラチオをはじめた。口が小さいせいで、口の端から
涎やアレックスの汚い汁がダラダラ溢れる。いくら頑張っても全部くわえきれない。
「もっと真面目にやれよ、クソガキ。」
いきなり頭を掴まれてイラマチオをさせられる。
「んぐぅ!?…じゅぽっ…じゅる…んんっ!……げぼっ…はぁっ…むぐうぅ…!…あむっ…!じゅぶ…んん……ごほっごほっ
……ひあっ…むごぉ…!!」
じゅぶじゅぶと音を立てて、涎と先走りが混ざって泡立っていく。息をしようと頭を引いてもすぐに引き戻されて、喉を
思いきり突かれた。苦しくて涙が出てくる。先っぽが上顎をゴリゴリ擦る感覚があんまりにも生々しくて、俺の脳ミソが
犯されているような錯覚がした。窒息寸前になったところでガチガチになったペニスが口から引き抜かれた。勃起しきった
ペニスの頭と俺の口に、銀色の糸が引いた。
「げほっげほっげほっ…!っ…はあっ……あぁっ…発情してんじゃ…ねぇっ…!」
「減らず口叩くなよロイド。さっさとケツ出せ。」
ガタイだけはいいアレックスは軽々と俺の両足を抱えて、そのまま突っ込んできた。
「んあああぁぁぁっ!」
腹の中がいっぱいになって、破裂するかと思った。ギリギリまで引き抜かれて、すぐに一番奥まで貫かれる。内臓をズタズタに
されるのがはっきり感じた。
――それと同時に、あの忌々しい感覚。
「何だよ、ロイド。はっ、感じてるのか?チンコがギンギンにしやがって。お前ココ超感じるだろ?ああ?」
「ひゃああぁっ!黙っ…!あぅっ!クソっ…!ぅんっ…ひっ…!きああっ!」
容赦なく感じちまうところを抉られた。ペニスの裏側から射精を強制する衝撃が体中を走る。触られてもいないペニスが
びくびく痙攣して、みっともなく透明なモノを垂れ流す。死ぬほど嫌だと拒絶しまくる頭と、馬鹿になって感じちまう体の
ギャップについていけない。神経がバラバラにされる。限界だった。
「ひぐっ…あ…あ…あ…畜しょっ…も、ダメっ……!」
「けっ、エロガキ!アナルファックで感じやがって!さっさとイっちまえ、クソ野郎!」
尻の中で、アレックスのペニスがビクンビクンと震えた。
1405/7:2009/02/11(水) 15:35:49 ID:qJu7hG+m
「うるさっ…!馬鹿っ…!…ひ!?あ、んぐっ!ああああぁぁぁぁ――!」
熱い塊が、内臓を焼いた。びゅくびゅくと脈打ちながら、何度も何度も汚物をぶちまけた。同時に俺も冷たいコンクリートの
上に白く濁った液体を吐き出す。粘ったそれはべちゃっと音を立てて床に叩きつけられた。
馬鹿みたいにたくさん射精し終わった後も、アレックスはまるで壁に精液を刷り込むようにゆっくりペニスを動かした。
「…ひくっ…やめっ……変態っ……!」
「変態はそっちだろーが。マスかかれた訳でもねぇのにザーメンぶちまけるなんざ屑の便器野郎だけさ。」
悔しい。悔しい。悔し過ぎて涙が出てきた。
どうして俺はガキなんだろう。ハーマンみたく、大きくて強くて頭がよくて格好良ければ、こんなヤツラボコボコに
してやれるのに。
こんな惨めな格好をアーサーに晒さないでも、ちゃんと守ってやれるのに。
悔しい。悔しい。悔しい。
「おら、次は俺だぜ、ロイド。そのザーメンでどろどろになったケツ穴よこせ。大好きなアナルセックスしてやるぞ。」
「待てよユルギス。俺も犯る。口は俺な。歯ぁ立てんじゃねえぞ。」
涙で滲む視界に入って来た男二人にのし掛かられる。クソの役にも立たない貧弱な体が軋んで、悲鳴をあげる。
「…ドっ!ロイド!」やだよ…ロイド…!」
アーサーの声が聞こえた。こんな悲しそうな声をして、可哀想に。
俺がもっと強かったら。
こんなヤツラに、こんな体にされなくてすんだだろうか。
俺がもっと大人だったら。
アーサーに怖い思いをさせなくてすんだだろうか。ぐちゃぐちゃの頭の中で、そんな考えばかりがまるでマグマみたいに
溶け合って脳ミソを焼いていった。
1416/7:2009/02/11(水) 15:36:35 ID:qJu7hG+m
その日はいつもより早く目が覚めた。もうベッドに寝かされていて、服も殆んど元通りに着せられている。思ったよりも体にダルさはない。
「あ……ごめん、起こした?」
その時アーサーはタオルで俺の腕を拭いていた。
「……お前がきれいにしてくれてたんだな。」
「…俺、これくらいしかできないし…ロイドのこと、他の奴にあんまり触らせたくないから…」
静かに、丁寧に肌の上をタオルが滑る。
「アーサー。」
ぴたりとアーサーの動きが止まる。
「ありがとう。」
次の瞬間、軽い衝撃が体を襲った。衝撃を感じたあたり、具体的には胸の辺りを見た。そこにはアーサーの頭があった。
「っ……あっ…ご、ごめ…ごめ…ロイっ……ごめんなさっ…っ…ロイドっ…ごめ、さっ…」
そっとアーサーの頭を抱き締めた。
ふいにアーサーの頬に触れてみたけれど、そこはやっぱり濡れていなかった。
ひきつけを起こしたみたいに、息を詰まらせるアーサー。
“アレ”のせいで泣きたくても涙が出せないから、こんな風に酷い発作になる。
だからアーサーはこんな辛い思いをする。
アーサーは悪くないのに。
悪いのはアイツラだ。
それから、“アレ”。
そして弱虫で、非力で、役立たずの俺。アーサーは何にも悪くない。
「……そうだ。アーサーは何にも悪くないないんだ。だから、苦しまなくていいんだよ。アーサー。」
アーサーの旋毛にキスをした。
それから、出来るだけ優しく頭を撫でてやった。ずっと、ずっと、撫でてやっていた。
1427/7:2009/02/11(水) 15:37:32 ID:qJu7hG+m
以上になります。
番号振りかた間違えてしまいましたorz
すみませんでした。
143名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 16:44:29 ID:uh0zmfvl
ハァハァせざるをえない
144名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 20:31:33 ID:l3+OP5Pn
これはかなり好きな作品だ。
145名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 22:47:15 ID:uh0zmfvl
保管庫更新されてますね
いつもお疲れ様です
146名無しさん@ピンキー:2009/02/12(木) 03:40:56 ID:1qrWL9Aw
管理人さんいつもありがとう!
147名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 03:22:29 ID:nT2Qlj/l
妄想は脳内にいっぱいあるのに文章に起こせない!ふしぎ!
148名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 03:51:08 ID:9MLwZVQs
まずはとりあえず一行書いてみればいいじゃない!
それから少しずつ書き足していけばいいじゃない!
それでも無理なら絵に起こせばいいじゃない!
志向を変えて一人アフレコしてもいいんじゃない!
149名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 14:56:24 ID:2odH6pMO
アフレコに期待
150名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 18:01:11 ID:eMwCzsIo
俺「ボク、おとこの子なんだぞ? おとこの子にぃっ……チンコ挿れようとすんなバカぁぁっ!!!」

俺「ああっ? 男女平等だって教わらなかったか? これだからゆとり世代は……ふっ! しかしまぁ、アナルのゆとりは無かったようだな? 良く締まるぜっ!!」
151名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 19:25:20 ID:kh3bw1RP
だれうま
152名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 20:33:27 ID:vAhWBlKY
>>150
もうどこから突っ込んでいいやらw
153名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 20:50:13 ID:Zn8u8vUj
少年漫画みたいなやりとり噴いた
154名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 21:50:49 ID:sTbCDPSs
>>152
ケツからに決まっておろう
155名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 22:43:13 ID:eMwCzsIo
貧しいショタ声優が、仕事の為に枕営業するんだよ。↓



 毛深く、醜く太った男が全裸で椅子に座り、同じく全裸で膝立ちになる少年を見下ろしていた。
「早くしゃぶれ! 上手くできたら、プリキュアの新キャラに使ってやるよ」
 まだ声変わりもしていない少年は、虚ろな瞳で、僅かに頬を染めて、どんな事を言われても頷くだけ。
 男の何日も入浴していない、カスのこびり着いたペニスに手を添えると、
 ぢゅぷぶぶぶぶぶぶぶっ……
 何の躊躇も無く、毛深い股ぐらへと顔をうずめた。


みたいなのも読んでみたい。
156XXX:2009/02/13(金) 23:29:36 ID:XoLKFAxB
全国から集まったショタ愛好会メンバー5人初顔合わせ。
その日、ついに作戦は決行された。
お互いに顔も知らない間柄ながら長年のネット仲間としてもう5年も続いているショタ愛好会。
「ショタ性奴隷がほしい…」
その一言が全員を一念発起させた。

5人は無言で人気の無い公衆トイレに張り込んでいた。
可愛い獲物が訪れるその時をひたすら待って長い時間耐えた。
一人が入り口の外に立ち、少年達を物色する。
なかなか好みの可愛い子は来ない。
来た!と思えば親同伴でガッカリ、作戦遂行はならず。
一人が小便器で用をたすふりをして待つ。
残りの3人は個室に閉じこもり作戦決行の合図を待つ。
ただひたすら可愛い獲物がくるのを待ち続けた。
157名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 19:25:11 ID:/i+9a9GQ
と、画面に登場したのはごく普通のスパッツショタ。
何気ない顔で周囲を見回し……
と、ここでなんと小水を始めたではないか!
念願の獲物が現れて目が血走り、いきりたつショタ愛好会員達
果たして少年は大丈夫なのか?

…と、次の瞬間!
なんと二人目のスパッツショタが現れたではないか!
獲物が増えるのはこれ幸い
溜飲を下げてチャンスを待つショタ愛好会員達
大好きなショタの生放尿が余程嬉しかったのだろうか
個室の一人はイチモツをブルンブルン振り回して喜んでいる
これには近くを通りかかった白い大型犬も思わず苦笑い

ナレーション「さて問題!これは何のCMでしょう?」
たけし「ジュースだろ?」
所「…時計!」
ナレーション「それでは、正解発表」

だが、どこか様子がおかしい
そう、実はこのショタ達、仕掛人。
そうとも知らずに個室でくつろぐターゲット5人
次から次へと公衆トイレに入ってくるショタは10人を越え、外では既に順番待ちの勢いである
それにしてもこのショタ達、ノリノリである
見張りの一人は余りのパラダイスぶりに股間を抑えて身動きが取れず
小便器の担当もやはり同じである。いや、こいつだけはシコっている
それにしてもこの会員の姿勢、あまりにも怪しすぎる

と、ここでネタばらし
外のスクールバスに控えていた引率の教師扮する警官により
ショタ愛好会はあえなく御用となった
さすがのショタ愛好会もこの緊急事態にどうリアクションすればよいのかわからないご様子
ただ呆然とシコり尽くすばかりである
この後五人はブタ箱のアニキ達に盛大な歓待を受けたのは言うまでもない

ナレーション「という訳で、正解は性転換手術のCMでした」
楠田「タカさん、東山さん正解〜!」
158名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 19:30:46 ID:M/LQ2558
ショタドッキリいいなw
女の子に誘惑され、パンツだけずりおろしてアナルセックスしたら、イッた所でネタばらし。
実は女装ショタでした。
1591/8:2009/02/14(土) 21:57:25 ID:CFASy4jp
>>136の続きです。文章書くの難しいです。

「いいか、ロイド、アーサー。ここから出るな。」
そう言ってハーマンは俺とアーサーをクローゼットに閉じ込める。ハーマンは兄ちゃんだから、俺は逆らうことが出来ない。
俺はガタガタ震えるアーサーを抱き締めてクローゼットの中で息を潜める。こうしていれば、酒で馬鹿になった“アレ”は
大抵俺達を見つけられない。扉の向こうから聞こえるのは反吐が出るようなものばかりだ。

何かが壊れる音。
アイツの怒鳴り声。
何かを殴る音。
マーの悲鳴。
何かが倒れる音。
ハーマンの叫び声。

俺はただアーサーの頭を撫でながら大丈夫、大丈夫って繰り返し呟きながら、クローゼットの中で嵐が過ぎるのを待ってる
ことしかできなかった。
クローゼットの扉が開く。そこにはいつも傷だらけのマーかハーマンがいた。
マーの時は俺とアーサーをぎゅっと抱き締めて怪我がなくてよかった、愛してるわってキスしてくれた。それからとびっきり
素敵な笑顔で俺達を包んでくれた。
ただハーマンの場合、俺達を見てほっと息を吐いてすぐ何処かに行ってしまう。
そんなハーマンを見ると、俺はハーマンに嫌われたんじゃないかっていつも思う。いつも“アレ”が暴れてる時、クローゼットで
ずっと隠れてるだけの役立たずだって思われてるのかもしれない。
そんな風に考えると悲しくなった。ハーマンに嫌われたくない。でも俺はあの家ではずっと、“クローゼットの中の役立たず”だった。

アーサーが俺と同じジュニアスクールに通うようになっても、“アレ”は相変わらず酒浸りで暴れまくっている。マーは泣いてる日が
多くなったし、ハーマンは凄く冷たい目をするようになった。アーサーもあまり笑わなくなった。それどころか泣こうとしても涙が出ず、
その代わり息が出来なくなる発作を起こすようになった。
俺はこのまま家族はゆっくり死んでしまうんじゃないか。そう思った。その恐怖はどんなことをしてても消えなかった。どこにいても、
どんなことをしててもずっとずっと俺にまとわりついてくる。
マーも、ハーマンも、アーサーも、みんな失いたくない。そう怯えて毎日を生きていた。

マーが“アレ”と離婚したのはフレッドが生まれてすぐだった。俺達は小さなアパートに引っ越して、新しい生活を始めたんだ。
部屋は狭いし、ボロだったけど、マーは前みたいに泣いたり、ブツブツ何かを言わなくなってた。薬も飲まなくなって、いつもニコニコ
笑っていてくれるようになった。だからそこは俺たちにとってとても幸せな場所だった。
とはいえマー一人の稼ぎじゃ男四人を食わせるのはとてもじゃないが無理な話だ。だから俺達もマーのために金を稼ぎ始めた。
1602/8:2009/02/14(土) 21:59:22 ID:CFASy4jp
「――おいアーサー。見ろよあそこのオッサン。」
「金だけはありそうだね。」
中年の品の良さそうな男。几帳面にシングルの三ボタンをきっちり着こなしている。経験から言って、こういう身なりで“ココ”に来る
人間は大体目的が決まってる。俺はアーサーの手を引いてオッサンの前に行く。
「ねえ、おじさん。」
「うん?」
オッサンは怪訝そうな顔をした。
「僕は“レナード”。こっちは弟の“アラン”。」
偽名を名乗ってにっこり笑う。俺達兄弟はマーに似たから皆顔はいい。だからこの笑顔は武器になる。これまでもそうやっていろんな
場面を切り抜けていった。アーサーはいつものように俺の後ろに隠れる振りをする。オッサンは面倒くさそうに頭を掻いた。
「あー、そうだね。ええと…私も急いでいてね…これをあげるからあの店でパンでも買うといい。」
“イギリス鈍り”のオッサンは俺達を物乞いだと思ったらしく、一枚の札を渡そうとした。生憎、俺達はそんなんじゃない。
「違うよ、おじさん。僕達ね、おじさんと遊びたいの。」
その一言でオッサンの顔はピクッと固まった。
「……どういうことかな?」
「うん。僕とアラン、おじさんと気持ちいいコトしたいんだ。」
みるみる内に面白い程オッサンの顔つきが変わる。間違いない。“ビンゴ”だ。
「……詳しく聞かせてくれないかな。」
「あのね、僕達おじさんのこといっぱい気持ちよくしてあげられるよ。」
俺はオッサンの側に寄り、いつも通り話をする。
「あっちにモーテルがあるんだ。そこでえっちなことしようよ。玩具もいくつかあるし、僕達二人一緒がいいならそれでもいいよ。」
オッサンの目は少し血走っていた。食い付きは抜群だ。
「なるほど…じゃあいつも君たちはどんな“遊び”をしてるんだい…?」
「うんとね、キスやフェラしたりした後、いつもはお尻にナマで入れて貰うの。みんないっぱいいっぱい僕達の中で
イッてくれるんだよ。一昨日もね、お兄さんが僕のこと後ろからガンガン犯してくれたんだけど、そのお兄さん、気持ち良すぎて
朝までずっと僕の中に射精しっぱなしだったんだって。僕は途中からイキまくっちゃって覚えてないけど。でも起きたらお腹お兄さんの
精液でいっぱいで、びっくりしちゃった。ちょっと動いだけでごぽって零れちゃうくらいだったんだから。」
後ろでアーサーが俺の肩に顔を埋めながら震えてる。俺はわからないように肘でつついてそれを注意する。
「それにね、アランも凄いんだよ。アランはまだ小さいから大人の男の人のモノは全部お尻に入らないけど、その代わりお口で
おしゃぶりするのが上手なんだ。だから二人一緒の時はアランがいっぱい舐めて勃たせてから、僕のお尻に入れてもらったりするんだよ。」
何度も繰り返してきた台詞を言い終えると俺は自分の腹をオッサンの股関に押し付けるように体を寄せた。案の定、そこはギンギンに
勃起している。
「ね…おじさん僕達におじさんの太くて硬いのちょうだい…?いっぱい中に出して、ぐちゃぐちゃにして、イキ狂わせてよ……」
その瞬間、アーサーがくくくっとむせた。軽く足を踏んで制す。オッサンにバレたら元もこもない。そっとオッサンの顔を覗いてみるが、
ニタニタ笑っている辺りバレてはいないようだ。一安心して俺はオッサンの背広の裾を引いた。
「どうする?おじさん。アランも我慢できないって。」
もう一度にっこり笑うとオッサンはそわそわしながら俺達の値段を聞いてきた。適当に答え、モーテルの場所を教えると、オッサンは
俺達にすぐ連れて行くように言った。
「ほら、ビンゴだったろ?」
「…うん。それどころか、ジャックポット(大当たり)だ。」
俺の問いかけに、アーサーはそう答えた。
1613/8:2009/02/14(土) 22:01:57 ID:CFASy4jp
床ではオッサンが芋虫みたいにぐるぐる巻きにされて、ぐっすり眠っている。マーが昔飲んでいたバルビタールをコーヒーにいれたからだ。
「アーサー、財布あったか?」
オッサンの口に猿轡を噛ませると、鞄を漁るアーサーの方へ歩いて行った。
「うん。ドルと…ポンドが何枚か。結構あるよ。」
「ポンド?やっぱりな。わざわざ新大陸まで来てガキのケツ買うなんてご苦労なこった。」
「ふふっ、何でも向こうじゃ売春すると“切り裂かれる”らしいよ。」
「それ何年も前の話だろ?下らないこと言ってないですぐ出るぞ。」
めぼしい物を袋に詰めると、俺達はさっさとモーテルを出た。早くしないと、色々ややこしくなる。薄汚い路地を通り抜けて表通りに向かう。
「それにしてもロイド、いつ聞いてもアホみたいだよな。お前の誘い方。イエローペーパーのエロ記事読んでるみたいだ。」
「うるさい。お前があんまり笑うからバレないかヒヤヒヤしたぞ。もう少し大人しくしてろよ。アーサー。」
俺の言うことなんか全然聞かず、アーサーは財布を覗き込みながら、俺の腕に引っ付いてきた。
「なあなあ、それよりロイド。マーに口紅買ってこうよ。マーもっともっときれいになるよ。」
アーサーが話を聞かないのは気に食わなかったけど、気を取り直してアーサーの提案について少し考えた。
マーは化粧より俺達の食い物や服に金を使う方がいいって言う。もちろんそのままでもマーは美人だけど、化粧をしたらハリウッド女優
顔負けの美人になるだろう。もっと美人になったら、マーも嬉しいに違いない。
「そうだな。マーきっと喜んでくれるよな。じゃあ途中で店に寄ろっか。後、フレッドにハーシーズのチョコバー買ってってやろう。
ハーマンは何がいいと思う?」
「スコッチがいいよ。この前ケンカで“使っちまった”って残念そうだったから。」
「じゃあそれで決まりな。残った金は全部マーに渡そう。…っと、そうだ。お前は何欲しい?アーサー。」
アーサーはぴたりと止まって少し考えるように首をかしげる。それからにんまり笑ってこう答えた。
「んー…マーのマフィンかな。」
アーサーは少し背伸びをしたがるし、実際大人っぽいとこもあるけど、こういう所はまだまだガキだ。俺はアーサーのこういう所を見ると、
何故かとても安心した。
「わかった。じゃあマフィンに入れるナッツとベリー買おうぜ。」
「うん。」
俺はアーサーの手をとって、駆け出した。
1624/8:2009/02/14(土) 22:05:23 ID:CFASy4jp
捕まっちまったのは偶然だった。モーテルからアーサーと出てくるところを運悪く警官に見つかって、部屋に転がしておいたカモがバレた。
簡単な裁判の後、ガキ用のブタ箱に入れられることになった。そんなに期間は長くなかったし、アーサーと同じ場所に入れられるのなら
大丈夫だと思ったんだ。
入ってすぐに、看守の耳の件が起きる。
アレックス達はブタ箱の“タイラント”になった。誰もがとにかく刑期が終わるまで、アイツラに目をつけられないよう、神経を尖らせていた。
誰だって下らない揉め事に巻き込まれるなんざごめんだ。
逆らわず、かと言って積極的にへりくだることもなく。
だけど運悪く、俺達は目をつけられた。
恋人どころか買える女も、レイプ出来る女もいないブタ箱は男には辛いところだ。実際、夜になれば誰だってオナニーしなきゃやって
られない。だけど中には当然、ブチ込めるなら男でも構わない奴もいる。それがアイツラだった。
俺達兄弟はマーに似ていた。特にアーサーはまだ小さいから、女に間違われることもあったくらいだ。それがいけなかった。

レクリエーションの時間。いつもの様にアーサーと合流しようとした。だけどいつもの場所にアーサーは来なくて、心配になった俺は
アーサーを探しに行った。グラウンド、図書室、ベンチ。どこにもいない。こんなのはおかしい。俺は焦った。とにかくいろんな
所を探した。いつもは行かないような場所もくまなく。

「――ろ!やぁ…!どけよ変態っ!触るな!やだっ…!」
いつもは使われてない物置小屋から声がした。それは紛れもないアーサーの声だった。明らかに普通じゃない。
「アーサーッ!!!」
俺は反射的に扉を蹴破り、飛び込んだ。
「…っ…ロイド!!」
そこには案の定アーサーがいた。アレックスに押し倒されて、それでも腕と足を突っ張り、必死に抵抗してる。だけどズボンと下着は
膝まで脱がされてしまっていた。アーサーが俺を見る目は恐怖でいっぱいだった。
「アーサーから離れろ!クソッタレ!!!」
今すぐアーサーを助けないと。気付けば俺は自分より数段ガタイのいいアレックスに殴りかかっていた。
「なっ…!?」
思いきりタックルすると、不意を突かれたアレックスはぶっ飛んだ。俺は起き上がると急いでアーサーの所へ駆け寄る。
1635/8:2009/02/14(土) 22:10:04 ID:CFASy4jp
「アーサー、アーサー!大丈夫か!?」
「ロイド…俺っ、いきなり連れ込まれてっ…服、脱がされてっ、俺っ…」
「落ち着け!すぐ出るぞ、畜生!」
アーサーに服を直させながら、走って小屋から出ようとする。するといきなり目の前に大きな影が二つ立ちはだかった。
「待てよクソガキ。ふざけた真似してんじゃねえぞ。」
「折角のお楽しみが台無しじゃねえか。なあ?アーサー?」
コナーとユルギスだった。どうやら悪趣味にも、アレックスがアーサーを襲うところを見ていたらしい。自分の体から血の気がひくのが
分かった。あんまりにも分が悪すぎる。
「…ヘイ、“人参頭”。お前のじいさん達が“アーサー”に手を出して酷ぇ目にあったの忘れたか?そこをどけよ。」
精一杯強がってみるが、状況は好転するはずもなかった。
「黙れよ、ボケ。“キング・アーサー”なんざテメエの女を寝盗られるような腰抜けさ。お前も耳“落とされたい”か?あぁ?」
「さっさと弟寄越せ。」
後ろでアーサーがビクッと体を震わせた。小さな手で、俺の上着をきゅっと掴んで怯えている。
「うるせえ!アーサーに触るな!」
「いい加減にしろよ。マジで殺すぞ。」
「やれるもんならやってみろ!そうしたらお前ら“ブランコ行き”だ!死んだって絶対アーサーには手ェ出させねえからな!」
アーサーを守らないと。クローゼットの中でガタガタ震えてるだけなんていやだ。あんな惨めで情けないまんまの自分はもうごめんだった。
絶対アーサーを守ってやるんだ。すくみそうになる体を奮い立たせて、俺はアーサーを俺と壁で挟むように匿う。コナーとユルギスが
こっちにじり寄ってくる。どうやったら逃げられるか、必死に考えた。だけど、馬鹿な俺の頭じゃどうしても勝機が見つからなかった。
「待て。ユルギス、コナー。」
突破口は意外なところから現れた。吹っ飛ばされたままだったアレックスが二人を呼び止めたんだ。
「ガキ……お前確かそいつの兄貴だよなあ?」
「だったらどうした!」
アレックスは嫌な笑顔を浮かべてこっちを見た。何かを企んでいる、嫌な、嫌な笑顔。一瞬怯んでしまったけれど、背中越しにアーサーが
かちかち歯を鳴らしているのが聞こえて、すぐアレックスを睨み返す。
「おい、選ばせてやるよ。あー……」
「……ロイドだ。」
「ああ、そうか。ロイド。いや、俺達に逆らうなんざ良い根性してると思ってな。気に入ったよ。なあに、悪い話じゃないさ。」
ユルギスとコナーを制して、俺達の側に歩いてくる。殴ったり刺したりしようという雰囲気はない。それでも俺は身構えた。取引に乗るか。
頭をフル回転させて答えを出した。
叫んでも今はレクの時間。外では大勢が騒いでいるから声は届かないだろう。仮に誰かが駆けつけても、三人の顔を見ればそそくさと
帰っちまうのがオチだ。捨て身で殴りかかっても勝負は見えてる。アーサーだけ逃がそうにも相手は三人。捕まる可能性の方がうんと
高かった。
「……どんな話しだ。」
それしか残っていなかった。
アレックスもそれを見越していたんだろう。俺の答えを聞いてくつくつと笑った。
「いい子だ。なに、簡単だ。好きな選択肢を選べば良い。まず一つ目。黙って弟を置いて、あのドアから出ていく。二つ目。俺達三人を
のして、二人無事にここから出ていく。もちろん、逆の場合は弟は好きにさせてもらう。」
「ふざけんな!そんな馬鹿な話っ…!」
理不尽な選択肢に我慢できず怒鳴った。そんな話には乗れない。アーサーを傷つけるようなことは絶対に許さない。
「落ち着けよ。最後で聞けって。三つ目は中々いいはずだぜ?」
アレックスは芝居じみた仕草で両手を広げて俺達を見据える。ごくりと息を飲んだ。
「三つ目。弟の代わりに、お前がファックされる。弟が見てる前で、な。」
1646/8:2009/02/14(土) 22:12:45 ID:CFASy4jp
アレックスの言っている意味が分からなかった。俺を代わりにする。理解できた後もしばらくは思考はストップしたまんまだった。
そんなことも知らずに、アレックスは続ける。
「もしお前が大人しく犯られるんなら弟にはお前の姿見せるだけで手を出さないさ。」
「………………約束が守られるって保証は?」
「俺のマンマの名前にかけるよ。少なくともプレジデントが聖書に誓う言葉より誠実さ。それに、その方が“楽しそうだ”。」
俺がヤツラの餌食になりさえすれば、アーサーは助かる。保証は、アレックスの言葉だけ。三人を相手に、ガチンコで勝てる確率は限り
なくゼロに近い。それなら。
「…………わかった。俺が…相手になるから…アーサーには、手を出すな。」
「ロイド!!」
選ぶ余地なんてなかった。それ以外を選ぶことなんてできない。できるはずないんだ。アーサーをこの獣どもから守れるなら、こんな
こと全然苦じゃない。
「OK。もちろん三人全員相手にしろよ。」
「……………わかったよ。」
「ダメだロイド!畜生っ、ロイドにそんなことしてみろ!俺がぶっ殺してやる!!!」
アーサーはさっきまでとさうって変わって、怒鳴りながらアレックス達に飛びかかろうとした。俺はそれを制した。
「やめろアーサー。」
「いやだっ!!ロイド、コイツラの言うことなんか聞いちゃダメだ!!こんなっ……」
「アーサー!!!」
ぱんっ。乾いた、軽い音がした。
「え………」
アーサーは頬を押さえて何が起こったか分からないって顔をしている。
――生まれて初めて、アーサーの顔を殴った。
ケンカの時も殴らなかった顔を、俺は平手で打った。
「お前は黙ってればいいんだ。」
「で、でも……」
「俺はお前の兄ちゃんだ。口答えするな。」
声が震えていたかもしれない。怖くなかったと言えば嘘だ。男に犯されるなんて、知識はあっても自分がされるなんて全然考えられない。
自分がどうなってしまうのか怖かった。
でもアーサーを守れない方がもっと怖かった。
身代わりになることでアーサーが守れるなら、耐えられる。アーサーが笑ってくれる限り、俺は平気なんだ。
「だとさ。アーサー。じゃあさっさと済まそうぜ?ロイド。」
「分かってるよ。」
促されるまま、ヤツラの方に歩み寄る。
「ロ…ロイド…」
「お前はこっちだぜ、チビ。」
アーサーはユルギスに押さえられて、隅の木箱に座らされた。
「さて。弟にはあそこで見てて貰うとして。まずは俺からヤる。」
そう言うとアレックスはさっきまでアーサーを押し倒していたずだ袋の山に俺を放り投げた。四つん這いにされて、それからあっという間に
ズボンと下着を剥ぎ取られ、上着を破れる。
「……ひゃっ?!」
いきなり胸――乳首をねっとりと舐められた。電気が走ったような、奇妙な感覚に上擦った声が上げてしまう。そして油断した隙に指を穴に
無理矢理捩じ込まれた。
「あがあああぁぁぁっ!!」
少し何かで濡らされていたけど、アレックスの指は爪が長く、思い切り壁を引っ掻き回される。痛みと異物感で泣きそうになった。それでも
アレックスは指を出し入れさせる。段々にちゃっ、にちゃという気色悪い音がしはじめて滑りがよくなってきた。
「がっ…あ、あ、ぐぁっ…!痛っ……!」
「何だ、アナル処女なのか?めちゃくちゃキツイじゃねぇか。突っ込み甲斐ありそうだな。はははっ、嬉しいだろ。俺のチンコで処女喪失
出来るんだ。立派な“雌豚”になれるぜ?」
1657/8:2009/02/14(土) 22:14:57 ID:CFASy4jp
アレックスは俺を罵りながら二本、三本と指を増やしていく。ぬぽっぬぽっと指が立てる音が大きくなって部屋に響いた。痛みと吐き気と
共に狭い孔が強制的にどんどん拡張される。嫌悪感しか湧かない行為に歯を喰いしばって耐えた。
「ぎっ…クソッ、あ゛っ……指、掻き回すなっ……ぐぅっ…拡げ過ぎっ、中でっ…ぉあっ…!」
「けけけっ、ロストヴァージンするんだぜ?“準備”しねーと大変なことになるだろーが。裂けちまうとファック出来なくなっちまう。」
コナーの声がした。何処までもイラつく笑い声だ。何か言い返そうとして顔を上げた。だけどそれはできなかった。
「おらっ!!!!」
「ひぃっ?!きひああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
口の辺りまで身体を貫いたと思った。太くて熱い、大きな塊がアナルに突き立てられる。俺のペニスの何倍もありそうなサイズは
キツすぎて力ずくで押し込まないと入りきらなかった。
「あ、がぁっ、ひぐっ…うぅっ…んひっ…」
マトモに息ができず、口は開けっ放しになる。だらだらと涎が流れて顎を濡らした。後ろから犬のように犯されて、頭がガクガク
揺さぶられる。きっともう脳ミソはディップみたいにぐずぐずに崩れてるんだろう。分かるのはぬちゃぬちゃという粘膜をかき混ぜる音と
内蔵を抉られる痛みだけだ。
「思ったより締め付けはいいなあ!チンコ喰い千切られそうだ!さすが処女だけあるな。嫌、処女だった、か。これからはテメエのケツ
穴使い込んで、いつでもすぐハメれるくらいガバガバにしてやるよ!」
使い込む?こんなに辛くて反吐がでるような強姦を何度もやる?そんなことしたら死んじまう。マトモな身体じゃいられなくなる。
そんなのやだ。
怖い。
そんなことしたくない。
「ハー…マン…助け……」
誰にも聞こえないような小さな声で名前を呼んだ。それは殆んど無意識の内だった。
いつの間にか目の前にコナーがいた。コナーはしゃがみこんで、俺の耳元にそっと囁く。
「どうだ?弟に見られながら“純潔を捧げた”気持ちは?ひひひひひ?」
冷や水を浴びせられた様に、一気に血の気がひき、頭の靄が晴れた。アーサーが見てる。後ろを蹂躙されながら、無理に体を捻った。
恐る恐る、視線を移動させる。
木箱の上に、アーサーがいた。
ユルギスに押さえられて、こっちを呆然と見つめるアーサーがいた。
「あぁぁ…アー…サー…いぅっ…やあぁぁ……」
今更だけど、アーサーに見られたことをはっきりと知って俺は泣いた。覚悟はしてたし、ファックなんて珍しいもんじゃない。
仕方無いことだし、ちゃんと割り切ってたつもりだ。
でも大切な弟に、女みたいに犯されて、惨めな泣き叫ぶ姿を見られるのは心臓を何本ものナイフで串刺しにされるようか気がした。
それ以上に一瞬でもまた“クローゼットの中の役立たず”に戻っていた自分が許せなかった。
こんな頼りない兄貴の姿を見てアーサーはどう思ってるだろう。
こんな惨めで無様な、格好悪い兄貴をどう思ってるだろう。
「…ソッ!クソッ、クソッ、あぅっ…クソッ…ふっ…畜生っ、畜生っ、畜生っ!!…!このペドホモ野郎っ……!」
それが今の俺にできる精一杯の抵抗だった。アーサーを守らなきゃいけない。でも今の俺には、みっともなく犯される
ことしかできない。
ならせめて心だけは絶対に屈したりするもんか。
1668/8:2009/02/14(土) 22:15:49 ID:CFASy4jp
「まだそんな口ききやがるのか。中々骨あるな。これからも楽しませて貰えそうだぜっ…!」
「やっ…!離せっ…!くふぅっ!」
アレックスがいきなり俺のペニスをつかんだ。その手から逃げることもできずペニスをしごかれ、俺は孔をなぶられた。段々腰を
振る速度が速くなる。パンパンと肉がぶつかる間隔が短くなって、息づかいが荒くなっていく。感覚がめちゃくちゃになる。
「くっ…!中にザーメンぶちまけてやる!溢すんじゃねえぞ!!」
叫ぶのと同時にペニスが一番奥までぶち込まれた。それと同時に中のペニスが大きく痙攣するのがわかった。そして一気に熱が腹を焼いた。
「え?!あっ?!あぅ!?あっ!あ!ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
頭が真っ白になった。痛みと吐き気、それから――
「おいコナー!ユルギス!コイツ尻に突っ込まれて射精しやがった!」
信じられなかった。自分に裏切られた気がした。あんなおぞましい、変態じみたセックスでイカされるなんて。
「ぎゃははは!すげー淫乱じゃん!男にヤられて感じるなんてよ!本物の変態野郎だな!」
下品な罵倒に何も返せなかった。自分の体がこんな反応をするだなんて。頭と頭ががフリーズした。その間に身体をひっくり返され、
今度はコナーにのしかかられた。
肩越しに、アーサーとユルギスが見える。アーサーに、ユルギスが何かを囁いている。
「お前の兄ちゃん、アナルヴァージンだったんだろ?それでイクなんてとんだカマ野郎だな。それとも一人寂しく毎晩アナル
オナニーでもしてたのか?」
「ち…違、う……ロイド、は、そんな、んじゃない……ロ、ロイド馬鹿にす…なっ、絶対…」
アーサーの様子がおかしい。あの発作だ。身体を硬直させて、必死に耐えている。
「アーサー…」
「…!あ、あ…ロ…ロイ、ロイ、ド…!」
アーサーは身を乗り出して、こっちに来ようとしてくれた。ユルギスに押さえられて、結局ダメだったけど、身を捩ってこっちに
身を乗り出している。自分が苦しいはずなのに、優しいアーサーは俺のことを心配してくれてるんだ。
「アーサー、全然…平気だから…大、丈夫だから…心配すんな…」
俺はそう言ってアーサー微笑みかけた。クローゼットを開けた時、マーが見せてくれる優しい笑顔を真似て、一生懸命笑った。
「ロイドっ……」
アーサーは唇を噛み、目を瞑り、わなわなと震えていた。そんなやり取りに痺れを切らしたのか、コナーが俺の顎を掴んで
乱暴に揺すった。
「ヴォードヴィル・ショーはそこまでだ。テメエみたいなエロガキのケツ穴凌辱してやんだ。売女みたいに誘えよ。『ドロドロの
濃い精子飲ませて下さい、汚い尻穴にハメて、中に種付けして下さい』ってな。」
脂臭いニキビ面を近づけて、コナーは言った。
「っ…フェラ、だろうが…種付け、だろうがっ……好きにしろよっ…!その代わり、絶対、アーサーに手ぇ出すな!」
「わーってるよ、うるせぇな。エロさもクソもねえじゃねえか。面白くねえ。早くしゃぶって勃させろ、マゾガキ。」
コナーは不機嫌そうにペニスを取り出すと、俺の鼻先に突きつけた。

こんなことで負けてたまるか。
俺にはアーサーがいる。
もう“クローゼットの中の役立たず”じゃいられない。
絶対に負けられないんだ。
何度も何度も自分にそう言い聞かせて、絶対に絶対に心が折れないよう歯を喰いしばって、俺は薄汚れた屑どもに
身体を汚されつづけた。
167名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 22:16:50 ID:CFASy4jp
以上です。
長くてごめんなさい。
でも今回はちゃんと番号振れました!
また続きがかけましたらお付き合いください。
168名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 22:21:24 ID:gx2+cf2o
素晴らし過ぎる。大好きな作風です。
ロイド君には是非もっともっと過酷な目に遭って欲しい。
169名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 23:22:26 ID:zVvyGq5m
いいね
ついでにアーサーとロイドがくっつくのもみたい
170名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 02:47:11 ID:oL5IWb2F
本当に話書くの慣れてないのか?
すごく面白い。続き楽しみにしてます。
171名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 20:37:36 ID:w6djSG/E
大好きだ。
大好きだけどモーテルはないだろう時代的に。
172名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 21:12:55 ID:CHoePQCd
たしかに。
173名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 21:29:24 ID:Noj6uBNT
これは何年ごろが背景なんかね
50年代?
174名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 00:22:52 ID:I7qoW8fX
切り裂きジャックに対して「何年も前」って言ってるから1900〜1910年頃かと
175名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 01:42:19 ID:9x5KbpuB
しかし「スターリンから逃げてきた腰抜け」なんてのは少なくとも19030年代に入ってからだと思うけれども
176名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 01:44:36 ID:9x5KbpuB
そんな超未来じゃない
1930年代な
177名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 03:08:37 ID:AtYNTtto
夜遅くにこんばんは。
>>122です。
皆さんごめんなさい。何か時代がめちゃくちゃで…
妄想のまま何にも見ず適当に書いたので時間に幅が大きくなっちゃったのが
ダメでした…
嘘っこの部分はまた直させて下さい。
調べたらモデルのバ.ー.カ.ーさんちは

ハーマン(長男) 1894-1902
ロイド(次男) 1896-1949
アーサー(三男) 1899-1939
フレッド(四男) 1902-1935

だそうですので、これからは1900〜1910年位?で書いてみます。
まだまだ未熟ですが絶対マケナーイ精神で精進します。


では長文すみませんでした。
178名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 14:29:29 ID:mXb6NXO4
好いとっとみたいな方言っとどこだっけ?
179名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 01:11:46 ID:3fZHwh+e
博多弁か?福岡
180名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 01:16:15 ID:Qo2V/D0x
地元(長崎)では使ってた。
1811/8:2009/02/18(水) 22:36:31 ID:z3L2IXze
>>159の続きです。日本語難しいです。

牧師の説教は昼寝にもってこいの時間だ。この情熱と信仰を押し売りするオッサンの話には辟易する。
運悪く眠気が襲ってこなかった時なんて酒は堕落の元だ、法で規制すべきと言い出しやがった。この時俺はこのオッサンが
イカれてると確信した。
だけど今日は幸い疲れや睡眠不足もあって、ダストマンはすぐにやってきた。砂を撒かれた俺の目はみるみる内に閉じていく。
「――詩篇にはこうある“あなたが私の右の手を取ってくださるので、常にわたしは御もとにとどまることができる。
あなたは御計らいに従ってわたしを導き、後には栄光のうちにわたしを取られるであろう。地上であなたを愛していなければ、
天で誰がわたしを助けてくれようか。”――」
意味の無い言葉が段々小さくなる。そして、淡い光が目の前に広がった。

「アーサ、アーサ。まって、まって。」
「フレッド、遅いぞ。早く来いよ。」
向こうでフレッドがアーサーをよたよたと追い掛けてる。フレッドは半べそかきながら何度もアーサーを呼んでいた。二人とも
可愛くてつい口許が緩む。俺は隣を見る。頭一つ分上にはハーマンの顔があった。ケンカで出来たのか、頬には絆創膏が貼って
ある。逆光で表情がよく見えない。ハーマンと俺は黙ってアーサーとフレッドの後ろを追いかけた。
さわさわと風が草を撫でる音がする。
雨上がりなのか、少し泥の匂いがした。
ここはどこだっけ。思い出せない。
どれくらい経ったろうか。俺とハーマンは草原に倒れた木に座っている。
遠くではアーサーとフレッドがじゃれ合っていた。
「アーサー、フレッドのことすっごいお気に入りだよね。ずっとあんなんだもん。」
髪がさらさら風にすかれて、顔にかかる。今度マーに切ってもらおうかな、なんて考えた。
「お前も昔はそうだったよ。“アーサーは僕のだもん”って離さなかった。」
ハーマンは笑っていった。昔のことを持ち出されてちょっと恥ずかしいけど、ハーマンの落ち着いた声は耳に凄く気持ちいい。
その声が聞きたいのもあってどうでもいい話をいくつかした。
1822/8:2009/02/18(水) 22:37:50 ID:z3L2IXze
「なあ、ロイド。」
「なに?」
不意にハーマンが言った。
「お前達は俺の弟だ。」
当たり前過ぎることを言われて、リアクションに困る。ハーマンは無言のままの俺を気にせず続けた。
「それだけは絶対誰にも変えさせない。俺は永遠にお前達の兄貴で、お前達は永遠に俺の弟だ。」
理解はできなくても、それがハーマンにとってとても大切な言葉だということは感じ取れた。
だから俺はただ黙ってそれを聞いた。
「お前も忘れるな。自分が誰か。俺やアーサー、フレッドが誰なのか。そしてお前がその誰かであるために何をすべきか。」
声は出なかった。今思えば怖かったんだと思う。
何を言われたのか、どんな意味なのかちゃんとわかってないけれど、ハーマンが俺に何か大切なことを望んでいるってこと
だけははっきりわかった。多分約束とか誓いとか、そういう類の物だ。だけど俺は馬鹿だからそれがどういうものか本当に
わからなかった。
ハーマンは俺に望んでいる。でももしここで俺が嫌だと言ったら、ハーマンはどう思うだろう。
…俺のことを嫌いになるだろうか。
(そんなの嫌だ…)
俺はそっと頷いた。
そうすればハーマンは俺を嫌わないでいてくれるはずだ。そんなガキらしい、短絡的な考えで俺はハーマンと“約束”した。
ハーマンは頭を撫でてくれた。
アーサーとフレッドを見る。二人は水溜まりに葉っぱを浮かべて、歌を歌っていた。
「♪ボートを漕ごう穏やかに流れに乗って楽しく陽気にのんびりと♪――」
そこまで歌うと二人はピタリと止まった。目をまんまるくして何かを見ている。
「ロイ、“アーマン”!きてきて!フープスネークだ!フープスネークだ!」
フレッドがぱたぱたと走ってくる。が、いきなり何もないところで躓いた。しばらくは頑張って我慢していたものの、ついには
泣き出してしまう。
「あ゛〜い゛だい゛〜」
急いで俺とハーマンはフレッドに駆け寄る。
「も〜、泣くなよフレッド。男だろ?」
「ああ、泥まみれだ。口には入ってないか?」
ハーマンはシャツの袖でフレッドの顔を拭いてやった。フレッドはしゃっくりをしながらまだフープスネークがいたと言い続けた。
半分呆れていたものの、俺もフレッドが心配でハーマンと一緒にフレッドを慰める。泥んこのままフレッドはハーマンにしがみ
ついてすんすん泣き続ける。ハーマンは自分が汚れるのも構わずフレッドを抱き締めてあげていた。
その時、風が吹いた。反射的に顔を背け、風が止んでからもう一度前を向く。
そこにはアーサーが独り、ぽつんと立っていた。
俺達から離れて、草の中に寂しそうに立っていた。
1833/8:2009/02/18(水) 22:40:48 ID:z3L2IXze
気付いた時には俺はアーサーの所に駆け寄っていた。
「アーサー、大丈夫か?咬まれたりしてないか?」
アーサーはびっくりした顔をしていた。何が起こったかわからないって顔だ。俺はそれを見て不安になる。
「やっぱ咬まれたのか?どこか痛い?変なとこない?おんぶしようか?」
「べ……別に何ともないよ。フープスネークなんていないもん。蔓がそう見えただけだ。それにフープスネークは自分の
しっぽを咬むだろ。」
アーサーは不貞腐れたように言う。頬が少し赤い。それに、困ったように眉を潜めている。いよいよ心配になった俺はマーが
してくれるように、アーサーの額に自分の額をくっつけて熱を計った。
「んー……よく分かんないや。」
「熱なんてないもん……」
改めてアーサーの顔を見た。やっぱり赤い。遊びすぎて疲れたのかもしれない。それならもう帰った方がいい。
「アーサー、もう帰ろう。」
俺はアーサーの手を引っ張ってハーマン達の方へ歩いていった。フレッドはまだハーマンに抱っこされたままぐずぐず泣いていた。
アーサーとフレッドがこれじゃあもう遊ぶどころじゃない。ハーマンも苦笑いして帰ろうと言った。
ハーマンはフレッドを抱っこして、俺はアーサーの手を引っ張って。元来た道を歩いた。
「家に帰ったらマーにアレ作ってもらおう。ほら、コークと、レモン、蜂蜜と後…そう、生姜のやつ!」
「ロイド…だから熱なんてないよ。心配しすぎだって。」
「兄ちゃんに生意気言うな。帰るったら帰るんだ。」
アーサーは何だか不機嫌そうだ。でも怒ってはいない。むしろ不機嫌な中でも少し嬉しそうな感じがした。気のせいかとも
思ったけど、結局はよくわからない。
今日はわからないことだらけだ。
不思議な気持ちになりながら、先を行くハーマン達を追い掛ける。
「“アーマン”、あんよいたい。」
「“痛いの痛いの飛んでけ”したろ?ほら、歌でも歌って元気出せ。」
風に乗ってフレッドとハーマンの歌い声がした。


ボートを漕ごう穏やかに流れに乗って楽しく陽気にのんびりと 人生なんてただの夢

1844/8:2009/02/18(水) 22:43:21 ID:z3L2IXze
「――ヘイ、ロイド。起きろ。ロイド。」
身体を揺すられて、意識がぼんやりと戻る。目の前に誰かいた。頭を上げ、顔を見る。
「……何の用だよ。ナポリ野郎。」
「覚えててくれたのか?嬉しいね。」
嫌味を笑顔で受け流す。いかにもペテン師といったそれは、確かにマルコのものだった。
急に起こされたせいか、さっきどんな夢を見たか吹っ飛んでしまった。何故だか凄く嫌な気分になった。
「もうトークショーはお開きだとさ。お次は楽しい楽しいランチタイムだ。」
周りを見ても皆伸びをしたり首を鳴らしたりして看守の指示通り食堂に行きはじめていた。そう言えば腹も空いている。
このイタ公に起こされたことは気に食わないか、飯を食わないわけにはいかない。椅子から立ち上がると、人の流れに
飲まれていく。そして何故かマルコもそれについてきた。
「何だよ、ウゼぇな。」
「怒るなって、笑えよ。俺の国には“笑顔はいい血を作る”って言ってな…」
「知るか。」次第にチキンスープの匂いがしてくる。あれはまともに食べれる数少ないメニューだ。小さく腹が鳴った。
「しっかり食っとけよ。まだ暫く夜枷しなきゃなんないからな。」
どうしてこいつはこう気に障ることをしてくるのか。そもそも何で俺についてくるんだ。ただただイラついた。
「喋るなって言うのがわかんねえか?」
「そう邪険にするなよ。まだ一ヶ月近く付き合うことになるんだから。」
馴れ馴れしく肩を叩かれる。手で払おうとしたが、紙一重で避けられた。ガンを飛ばしたものの、ピエロみたいに
おどけてやがる。食堂に着いてからもそれは変わらなかった。
「アレックス達は後25日か。お前達より3日早いだけだな。運が悪い。」
「――誰がカウントダウンなんて頼んだ。」
「ただの癖さ。そういう節目は覚えておく質でね。スィニョーラを口説くのに役立つ。いや、寧ろマナーさ。
覚えておけよ。ヤンキー。」
そうウインクすると先回りしてアルマイトの皿を投げて寄越した。それも、二枚。
「これでもお前達を心配してるんだよ。忍耐と犠牲は美徳さ。ただ、それは周りにも同じもんを強いる。それが良いか
どうかは、慎重に見極めなきゃならない。せめてそっちの坊主にとって、何がベストかってことは良く考えてやれ。」
そこまで言われて、漸く後ろにアーサーがやって来ていることに気付いた。
「じゃあな。お二人さん。」
「…………」
「ロイド、どうした?」
怪訝な顔をしたアーサーがこっちを伺っていた。
「……何でもない。アホの戯言だ。」
そう。深い意味の無い、単なる言葉遊びだ。
1855/8:2009/02/18(水) 22:45:20 ID:z3L2IXze
また今夜も呼び出される。何故か開いている房を出ていつもの場所へ行く。そこにはいつもの様にアレックス達がいる。
そして、アーサーも。
「ロイド……」
「わかってるな。アーサー。余計なこと考えなくていい。」
ぴしゃりと言いつけて、アーサーが変なことをしないよう釘を刺す。アレックス達はにたにた笑いながらそれの体を見回す。
「華奢に見えて意外と頑丈だな。お前。こんだけ輪姦されてもまだヤれるなんて。」
ユルギスが舌舐めずりをしながら言う。コナーも同調して嫌な声で応える。
「アナルにハメられんのが大好きなケツマンコ野郎なんだよ。だから毎晩チンポくわえ込んでヒィヒィ鳴いて、
ドピュドピュ射精まくってんのさ。ヒヒヒ。」
下衆野郎が。俺みたいなガキに発情してペニスおっ勃ててる方がよっぽど屑だ。頭の悪い発言には怒りよりも呆れを感じる。
「ゴタクはいいからさっさと済ませろよ。変態ども。」
俺はアレックスの方へ歩いていき、きっと睨み付けた。
「相変わらず可愛いげねえな。イキまくってる時のアヘ顔はかなりイいくせによ。」
アレックスは麻袋の上に腰かけたまま、ズボンを下ろし、ペニスを取り出そうとした。
「待てアレックス!今日はちょっとばかし余興でも楽しもうぜ。」
いきなりコナーからストップが入る。アレックスもこれには少し戸惑ったようだ。
「あぁ?余興?」
「そうさ。余興だ。この生意気なクソガキにオナニーショウをさせるんだ。どんだけテメェがエロくて恥知らずか
分からせてやるんだよ。」
鳥肌が立つと同時に今度こそ怒りが込み上げてくる。出来るなら本当に殺してやりたい。出来なくったって一発殴ってやれたら
どれだけいいか。
ただ、今はそれすら出来ない。俺はアーサーの兄ちゃんで、アーサーを守る。そう決めた。それは約束であり、俺の願いだ。
今、このクソ野郎に逆らうことは出来ない。
「いい考えだな。お前もそう思うだろ?ロイド。いい機会だ、アーサーにオナニーのやり方見せて教えてやれよ。」
アレックスはコナーの提案に乗った。つまり俺がコイツラの前で、自分でヤる姿を晒すことが決まったわけだ。
とにかくやるしかない。
「そうこなくっちゃ。ロイド、上はいいから下だけ脱げ。そしたらしゃがんで、こっちに股ぐら見えるように足広げろ。」
コナーの嬉々とした命令通り、下着とズボンだけ脱ぐ。ひやりと冷たい空気に下半身が晒された。ぶるっと震えると下らない
野次が飛んでくる。
「何だ、見られて感じるのか?露出狂の気もあるかよ。本当に最悪だな。」
アーサーを押さえながらユルギスが笑う。一瞬、アーサーが振り返ってユルギスに何か言い返そうとした。
「アーサー!!」
「……っ…わかってるよっ…!」
アーサーが大人しくなったところで俺はアレックス達の前で足をM字に開く。
1866/8:2009/02/18(水) 22:47:18 ID:z3L2IXze
「もっと開けよ。汚ねぇ穴までちゃんと見せろ。」
ぐっと唇を噛む。それから股関節が痛むくらいまで足を開いた。八つの目が視線の矢を射る。今まで嫌と言うほど見られてきた
場所だけど、どうしても見られることには慣れない。ペニスもアナルも全然見られている。恥ずかしい。自然に顔をが下を向く。
視界に入る自分の、肉が薄くしかついていない腹や脚。そこにはいくつもの噛み痕や痣、擦り傷があった。自分が非力で
ちんけな存在だと言わんばかりの醜態につい涙腺が弛んだ。
誤魔化すように深呼吸をした。三回目に息を吐いたとき、俺は恐る恐るペニスに触れる。マス扱く位、随分前からしてはいた。
だけどココに入ってからはずっとアイツラにファックされてばかりで自分ですることなんて無くなっていた。だから自分の
モノがいつもと違う、柔らかくて小さな掌に包まれることに軽い違和感を覚えた。
「んっ………」
まだ萎えたままの茎をやわやわとしごく。いつも乱暴にされているせいか、強く握ったり速くピストンするのには抵抗があった。
「んっ……んんっ……はっ……ぅんっ……」
淡い刺激はもどかしい反面、妙に神経を興奮させる。どんどん堅くなるソレはとろとろて透明なものが溢れて来た。
くちゅ、くちゅ、と粘った音と荒い息が部屋に響く。堪えきれなかった声が漏れてしまう。鼻にかかったような女みたいな声。
きっとヤツラに嘲られてるだろう。ちらりと前を見る。アレックスはあの嫌なにやけ顔で股間と俺の表情を眺めていた。
コナーはもう勃起ズボンがテントを張っていた。体をのりだし、食い入るように俺のオナニーを見ている。
ユルギスはさも愉しそうに顔を歪めながらこっちを見つつ、アーサーの顎を掴んでこっちを向かせていた。
アーサーと目が合う。
微かに開かれた唇が何か言いたそうに動いている。それがあんまりにも痛々しくて、恥ずかしくてまた俺は俯いた。
少しでも早く終わらせてしまいたくなって、一番感じるカリや先っぽのあたりを重点的に、くにくにと刺激する。
さっきまでとろ火で煮込まれていた欲望が一気に沸騰に追い込まれる。
「ふっ……くっ……あぁ……んっ…!ひ……っ…ふっ…!」
「本気でシコって勃起させやがって。頭おかしいんじゃねえ?ケツ穴カウパーまみれまでヒクヒクさせてるしよ。」
かあっと頭が熱くなった。ユルギスが言う通りだった。床にはポタポタ先走りが垂れて何個も染みが出来ている。手もぬるぬるで
いやらしい音を立ててひっきりなしに竿の部分をシゴいていた。後ろの孔も、キュンと切なく戦慄いている。
こんなの最低だ。
「あ、あ、あ……ひくっ…はあっ…も、……んくぅっ……ぉああぁっ!!」
ペニスが溶けて爆発したような気がした。びゅくびゅくと濃い精液が手を、腕を汚した。ツンと鼻につく臭いが広がる。
「はあっ……はあっ……はあぁっ……」
バランスが取れなくて尻餅をついた。その時べちゃっと尻が自分の出した汚い物を押し潰すのを感じた。
1877/8:2009/02/18(水) 22:47:55 ID:z3L2IXze
流血注意


「どうだアーサー。お前もオナり方わかったろ?よかったなあ。」
「ユルギスやめとけ。一応約束は約束だ。それよりさっさと済ませようぜ。俺が先にケツでいいか?」
アレックスが立ち上がるより早く、何が俺に覆い被さってきた。
「なぁっ…!?クソ…待…ひぎあああああああああぁぁぁぁぁ!!!!」
「ロイドぉぉぉ!!!!」
なんの準備もなく、本当にいきなり突っ込まれた。ぎちぎちと肉が嫌な音をたて次の瞬間、裂けた。
「クッ…ソッ…このマゾガキッ!淫売野郎が!どうだ?嬉しいだろ!お前が大好きなチンポ嵌めて貰ってよ!」
「か……ぁ……ひ…うっ…」
「やだやだやだやだ!!!やめろ!やめろ!!やめろ!!ロイド!!ロイド!!!ロイドロ…んぐっ!むぐっ!んんんっ!!」
「黙れチビっ!!」
ちらりとユルギスに口をふさがれて、必死にもがいているアーサーが見えた。
突然奥まで太くて堅いものに貫かれ、すぐに内臓を引きずり出される。自分の快感だけしか考えない出し入れは、暴力以外の
何物でもない。太ももに生暖かいものがどろりと伝う。
「おいコナー!馬鹿野郎、裂けたじゃねえか!」
「うるせえ!コイツが悪ぃんだよ!クソっ、すぐに中ザーメンだらけにしてやるよ!精液便器の癖に誘いやがって!」
「こ…ふっ…あ……がぁ…!痛っ…ちくしょ…っ…ひぐうっ…!」
息が出来ない。苦しい。もう痛みしかわからない。涙がボタボタ零れ落ちる。叫ぼうにも叫べない。目がおかしくなる。
アソコが熱い。掻き回されてる。ぐちゃぐちゃにされて、全部変になっていく。
「や……あ…」
「出すぞっ、出すぞっ!テメェん中精液で一杯にしてやる!ゲイ野郎!イキ狂っちまえ!」
「はぅっ…ああぁっ……!やああああぁぁ…!」
アソコに精子がぶち撒けられた。痛みが一層増す。散々中出しした後もコナーは名残惜しそうに傷や内臓を抉って、ズルズルと
ペニスを抜いていった。
最悪の感覚だ。
もう身体が動かない。
「間抜けめ、これじゃあ面倒だろうが。」
ゴミでも見るように俺を覗き込んで、アレックスは吐き捨てるように言った。
「仕方ねえさ、アレックス。コナー、お前の国は“フェアリー・アンド・エイプス”の国だもんなあ?。」
「女が妖精、野郎は猿、か。確かに。あんな盛るなんざアイリッシュはエテ公並だ。笑えるな。」
「黙れ、“エイプス”じゃねえ。“テイルズ”だ、“フェアリー・テイルズ”だクソッタレ。」
馬鹿な会話が聞こえてくる。クソ。身体が真っ二つになったみたいに痛い。涙が止まらない。畜生。
「っ…っ…ロ……イ…ロイ……ド」
また、誰かが覆い被さってきた。まだ俺をレイプするつもりなのか。
怒りや絶望ももう感じない。本当に何の感情も湧いてこなかった。
「ごめんなさ……ごめ…俺…もっと……もっ、と…」
「アーサー………?」
俺の上にいたのはアーサーだった。口の端から、血が滴っている。
「アー…サ…怪我…?」
「…ロイ……ロ、イド……俺…大人っ、なら……ご、めん、な…さい……な、さい……弱虫っ…俺……」
「今日はもう止めだ。まあここんとこ毎晩かなりヤってたし、アホコナーのせいでヤる気が失せた。アーサー、そいつ
どうにかしとけよ。」
部屋からアイツラが出ていく気配がした。安心したのか、自分の身体から一気に力が抜けるのを感じた。
「アイツラ…もう…いないから…大、丈夫、だよ……アーサー…」
多分声は聞こえたんだと思う。アーサーは力一杯俺に抱きついた。少し痛かったけど、それよりアーサーの温もりの
気持ちよさの方が何倍も上だ。
「…ロ、ド…ロイ…ごめっ……」
  ――忍耐と犠牲は美徳さ。ただ、それは周りにも同じもんを強いる。――
何故か、マルコの言葉か頭に浮かんだ。
「…アーサー……」
震えて、壊れた蓄音機みたいに同じことを繰り返すアーサーの声を聞きながら、俺はまどろみの海に揺られた。
1888/8:2009/02/18(水) 22:58:17 ID:z3L2IXze
あの後、一応の身支度を整えてからアーサーに支えられ、いつもの医務室に向かった。神経質に髪を後ろに撫で付けた医者が、
眉を潜めて俺達を見る。その目にははっきりと蔑みと嫌悪が見てとれた。
当然だろう。必死に机にかじりついて、やっと医者になったのに、やることといえは精液まみれなガキの世話なんだ。
嫌になるどころか、下手をしたら俺に殺意すら抱きかねない。あながちその予想は外れてはいないと思う。
朦朧とする中何とか診療台に倒れ込む。医者はいくつかの決まりきった質問を機械的にし、カルテと結局は燃やされる報告書を
さっさと書いた。
その間アーサーはずっと手を握っていてくれた。
処置について簡単に説明されたが、内容なんて全然覚えてなんかいない。ただ、最後に何か注射されたことだけは覚えている。
そして俺はせめてこの医者がメスを俺の胸に突き立てないようにと祈りながら、漸く意識を手放した。


目を醒ます。俺はベッドの上にいた。あの医者は見事職務を全うしてくれたようだ。麻酔が効いているのか、痛みがない。
手を握ったり開いたりしてみたが、あまり感覚はなかった。
「アーサー――」
そうだ、アーサー。アーサーはどこに行ったんだろう。一緒に医務室までは来た。それからどうした?慌て体を起こし、ベッドを
出ようとした。すると、隣のベッドに見覚えのある姿があった。
アーサーだ。
いつもはすぐ隣で起きるのを待っていてくれるのに。俺はベッドを降りて、アーサーの側まで言った。寝顔を覗き込む。唇に赤い傷がある。
唇を噛んだときに出来たんだろうか。口の中はどうだろう。微かに開いた口に、指を差し込む。
「ん…」
アーサーの口の中は温かい。そこをゆっくりとなぞる。
頬の内側。歯列。上顎。そして舌。順番に丁寧に指を滑らせた。
「…あ…むぅっ……」
アーサーが喘いだ。俺の指先は、唾液でぬめっていて分かりづらかったけれど、確かに傷跡を感じていた。唇の裏側。
きっと俺のせいだ。
痛かっただろう。
「はあ………ん……」
指を引き抜くと、透明な糸が人差し指と唇を繋いだ。
人差し指についた赤を舐める。
錆の味がした。
「アーサー…」
胸が痛くなった。

全然守れてなんかいない。

俺のことを見て、アーサーは傷ついて、苦しんでる。俺がアーサーの兄ちゃんであるために、俺はアーサーを守らなくちゃいけない。
そう誓ったのに。約束したのに。
それなのにアーサーのことを苦しめているのは俺自身だなんて。
こんなんじゃ、アーサーの兄ちゃんじゃいられなくなる。
「ごめん…アーサー…」
俺はアーサーのベッドに潜り込む。
そしてアーサーを抱き締めた。
せめてアーサーが寒くないように。
せめてアーサーが寂しくないように。
せめてアーサーがいい夢を見られるように。
これ以上ないくらい体をくっつけて、これ以上ないくらい優しく抱き締めた。

今の俺にはそれしか出来ないんだから。
189名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 22:59:23 ID:z3L2IXze
以上です。
毎回長くてすみません。
後ニ、三回で終わる予定です。
もう少しお付き合いの程よろしくお願いします。
190名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 00:40:45 ID:a+gEIS8J
おつかれー
応援してるんだぜ
191名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 01:27:49 ID:hJgBXLap
毎回読みながらパンツにシミを作っちまうぜ・・・
192名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 20:25:28 ID:6jJ0hTkl
全裸で読めよ
193名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 20:58:46 ID:qH2rqJJQ
椅子が汚れてしまいます><
194名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 21:13:48 ID:+iZWdeMZ
ロイド君シリーズよいよいよいよいよいよい良過ぎる痺れる憧れる!
1951/6:2009/02/23(月) 00:12:50 ID:HbKNhnDX
>>181続きです。もう一踏ん張りです。

マーに手紙を書いた。読み書きは苦手だけど、マーに会えないのは寂しいから頑張って書く。本当はアーサーの方が字も上手いし
ものを書くのも得意だけど、マー達への手紙は俺が代表して書くと決めた。
飯が不味いこと、朝バカ早く起きなきゃいけないのが辛いこと、看守の一人が豚鼻なこと、後よくつるんでる連中との下らない会話のこと。
仕方ないからマルコのことも最近は書いてやる。もちろんアーサーについても書く。元気だとか、野球は相変わらず下手だとかそんなことを
書いた。
それから、もう少しでマーに会えること。後ちょっとでマーの手料理が食べられること。それが堪らなく嬉しいこと。
マーのことが大好きなことも忘れずにきちんと書いた。
それからフレッドにも書いてやる。そんなに単語のスペルも知らないから、『私は元気です』『私は野球をやります』みたいな、
簡単で教科書にでも載ってそうな単文をいくつか書く。オマケにスマイルマークを一つ描いてやって終わりだ。 こんなお遊びみたいな
手紙でもフレッドは喜べるから随分とお手軽な奴だ。でもフレッドの笑った顔はめちゃくちゃかわいい。だからこんなままごとみたいな事も
やってやる。
最後にハーマンに手紙を書く。内容はマーに書いたことよりちょっと“お上品”だ。主につるんでる奴等との話やそこで習った
“遊び”なんかについて書いてる。本当は“割りの良い稼ぎ方”とかの話もしたいけど、検閲に引っ掛かったりするとヤバイからココを
出るまでお預けだ。
どれもお世辞にも出来のいい手紙じゃないけど、気にしない。どの手紙にも、きちんと追伸を書いてあるかチェックする。そして、封をした。

  『俺達は元気だから大丈夫。だから、会いに来ないで。』


「三つも出すのか?随分知り合いが多いんだな。」
手紙を出す時、偶然マルコと鉢合わせた。
「いいだろ。別に。お前だって三つも出すじゃねえか。ディノが。」
「大人は色々入用なんだよ。フレッドにハーマン…それにケイトか。例の兄弟とマンマか?」
「何で知ってる。」
「アーサーから聞いたんだよ。最近よく話すんだ。」
思わず絶句した。アーサーからはそんな話聞いてない。なんだかそれがとても不愉快だった。アーサーのことは全部知ってるつもりだったのに。
「そう怒るなよ。俺が言ったんだ。兄貴には言うなよってな。言えばお前が怒る,それじゃあ身体に障るってな。」
フォローするようにマルコが言った。それもまたムカついたけど、それが本当だとしたらアーサーは俺のことを気遣って黙っていた
のかも知れない。だとしたら悪いのは俺だ。…余計に腹が立つ。
俺は提出用の箱に手紙を投げ入れると怒りも隠さずに房に戻った。
1962/6:2009/02/23(月) 00:13:48 ID:HbKNhnDX
「ロイド!ロイド!」レクリエーションの時間、アーサーが血相を変えてやってきた。いつもならアーサーと一緒に適当な奴等とつるむけれど、
今日は俺一人で図書室にいた。
「ロイド……」
本棚がある一角、人目につかない場所で俺は踞っていた。ココの誰もがそうであるように、普段こんな所に来ることなんか滅多にない。でも
今日はそうするしかなかった。
「ロイド、やっぱりこんなの無理だって。バレないようにすればいいから……」
「ん…っ…ダメだっ……アイツラ、いつ……ふっ…確かめに来るか、わかんねぇっ……」
膝を抱えながら、乱れそうになる声を抑える。きゅっと唇を結び、出来る限り“それ”を意識しないようにしようとした。
「これくらい……どってこと…ないっ…」
そう。これくらい何でもない。何でもない。自分に言い聞かせながら耐えていた。


「……何だよ。朝っぱらから。」
前の傷は思ったより酷くなく、一週間もすれば随分よくなった。その間はアイツラの性欲処理に使われることもなく、久しぶりに静かな時間を
過ごせた。だからこそマー達に手紙もかけた。ただ、その分ヤツラは欲求不満になり、更に俺にその責任を擦り付けてくることになった。
それは当然――あくまで“ヤツラにとってしてみれば”だけど――強姦と言う形で俺に向けられてくる。お陰で最近は睡眠時間にまで不自由
するようになっている始末だ。その朝も、ほんの数時間前まで好き放題レイプされていた。
「何、お前もこの所色々大変だろ。だからコナーが労ってくれるんだとさ。」
アレックスは含んだ笑いをしながら俺に言う。コイツラが笑っているときに録なことがあった試しがない。畜生が。
「…ありがたくて涙が出るね。ギネスでも奢ってくれるのか?それともピートで煮たクソまずいジャガイモか?“人参頭”。」
「くくくっ、もっといいもんだとよ。」
膝にアーサーを載せながら、ユルギスが言った。……このユルギスが一番アーサーに馴れ馴れしくしやがる。ヤツラのボスはアレックス
だけど、コイツの方がある意味危なくて、警戒しなきゃならない。
「そこに座れ。」
アレックスが指したのは木箱の上。指示通りに移動して腰を下ろす。またオナニーを見られるんだろうか。それとも、手足を縛られて
孔を犯されるのだろうか。不安ばかりが渦巻く。
「脚開け。ケツ穴見えるようにしろよ。」
そう言いながら、アレックスはこっちにやって来る。手には何か瓶を持っていた。アレックスは俺の下半身を裸にし、瓶の蓋を開けると、
その中身を手に取った。オイルか何かに見える。少しとろみのあるそれを指に取ると、アレックスは俺の孔に挿入した。
「くっ………!」
「チッ。暫く使ってなかったから固くなってやがる。面倒臭ぇ。」
アレックスの言う通り、ソコは指一本でも痛みがあった。出し入れをされる度にずきずき痛み走る。ヌルヌルとした液体で少しは楽に
なっている筈なのに傷のこともあってか、初めてレイプされた時のように辛く感じる。
「いっ……ぅぐっ…はぁっ……はぁっ……あうぅっ!」
指を二本、三本と追加され、息が上手くできなくなる。もしかしたら処女の時よりも辛いかもしれない。目尻に涙が滲んでくる。少し
でも楽になろうと息んだり、逆に力を抜こうとしたけど一向に異物感は無くならない。本来は出すべき所に挿入れられる感覚。
閉じようとする部分を無理矢理抉じ開けられる感覚。どれも最低だ。この状態で強姦されたら、とてもじゃないけど体が持たない。
「やめっ…ふっ…馬鹿野郎っ……!」
ぐちゃぐちゃと三本の指をピストンされた。ただいつもと違い、わざと前立腺を避けて刺激を続けた。そのせいでいつもは苦痛を
紛らわせる“偽物の快感”も録に与えられず、もどかしさと辛さだけがどんどん募る。思い切りアレックスの肩に爪を立てた。服の上
からじゃ殆んど意味がないのは分かっていたけれど、そうしなければ気が済まなかった。
「……そろそろいいか。コナー。」
びしょびしょになった指を抜きながら、アレックスがコナーを呼ぶ。きしし、と気色悪い笑い声が聞こえた。
「おい、精液便所。病み上がりのテメエのために取って置きのプレゼントだ。“天にも昇る”ほど悦ばせてやるよ。」
そう言ってクレーターだらけの酷い面の前にある物を差し出した。

あの、看守の耳を落とした“アレ”だ。

まさか――
「安心しろよ。あの屑看守とは違う。もっと気持ちいいことだぜ?」
アレックスは瓶の中身をクロスにまぶした。それから、ゆっくりとソコに先端を潜り込ませた。
1973/6:2009/02/23(月) 00:17:09 ID:HbKNhnDX
「ロイド…」
アーサーが心配そうにこっちを見ている。その目に映る俺はとても無様だ。ぐちぐちと疼くアナル。連動して身体中が神経を剥き出しに
されたように敏感になっている。端から見たらきと発情しきってハメられたがってるニンフォマニアそのものだ。荒くなる息を殺し、
熱に浮かされたような体を抑える。
「っ……ふぅっ…!」
もどかしくて顔が熱くなるのがわかった。アーサーもそれを見ている。死ぬ程恥ずかしい。
「ロイドだけこんなん嫌だ……」
目の前でアーサーがぽつりと呟いた。俺は潤んだ瞳を向ける。
「ロイド、俺のことは本当にいいから。ホントは俺がされるはずだったんだ。もう…」
「うるさいっ…!お前はっ…絶対ダメだっ…!」
途切れ途切れの声で怒鳴る。アーサーからそんな言葉聞きたくない。
大事な家族を、しかも弟が地獄のどん底に落ちるって分かってて、奈落の縁に送り出そうとするやつがどこにいる?
アーサーはきれいなままでいてほしい。
アーサーをきれいなまま、最後まで守るって決めた。
それが俺の望みで、俺がアーサーの兄ちゃんでいられる条件だ。
アーサーをなくすなんて、俺には耐えられない。それにきっと、アーサーを失うと言うことはマーやフレッド――それから、
ハーマンを失うってことだ。“アレ”がいなくなって、やっとみんなといられると思ったのに。
段々アーサーも笑えるようになって、やっと幸せになれると思ったのに。
「絶対…それだけは…絶対ダメだっ…!」
力一杯アーサーの腕を掴んで、声を振り絞った。
「ロ…ロイド……」
アーサーは怯えているようだった。もしかしたら、戸惑っていたのかも知れない。とにかく、暗いトーンの声が聞こえた。もう一度
膝を抱え直し、深く息をする。最悪なことにいつの間にか前立腺にクロスが当たる位置に降りてきている。クロスとそれを繋ぐ
チェーンが中をこすり、ぞくっと背筋に甘い電気が走った。下着の中がべちょべちょになりかかってるのが分かる。さっきトイレで
ペニスもアナルも拭いたのに。いかにも“欲しがってる”ような反応が死ぬ程腹立たしかった。目を閉じて、時間が早く過ぎるように
だけ祈る。
早く、早く、早く、早く。
意味なんかないのに、馬鹿みたいに頭の中で何度も唱える。
その時、ほんの一瞬空気が揺れる感じがした。反射的に目を開けると同時に、柔らかいものに包まれた。
1984/6:2009/02/23(月) 00:18:48 ID:HbKNhnDX
「アー…サー……?」
気付けば俺はアーサーの腕の中にいた。思いもよらない状況に頭が、体が固まる。
「いいだろ?これくらい…こうしたら…少しは楽だろうから…」
きゅっとアーサーの腕に力が込められる。
「え…あ、ああ……」
温かい。小さかった頃、ハーマンやアーサーと同じベッドで寝ていたのを思い出す。さっきまで縮こまっていた体がほぐされていく。
背中に当てられた手が酷く俺を安心させた。体が勝手にアーサーの方へと凭れかかる。
「あ…あぁっ……!」
その拍子にクロスがぐぐっと前立腺を抉った。思わず締め付けそうになって、慌てそれを我慢する。出来るだけ中のクロスを意識
しないよう、感じないよう、息むようにして孔を広げた。ところがそこ――括約筋というらしい――がすぐにもとに戻ろうとする。
そして俺はまたぐちゅぐちゅになったアナルに集中してそこを押し広げる。その繰り返しだ。気にしないように、無視しようにする程
中を苛むクロスの刺激を感じてしまう。完全に悪循環だ。
「っ……ふぅっ…あ…んっ…チク…ショ…!」
そんなに強い刺激じゃない。でもなぜか段々切羽詰まった息使いになる。こんなこと位で、なんで俺はこんなに乱れているんだ。これじゃあ
アーサーにバレちまう。ぼやける頭で自分の体を呪った。
「ロイド…ロイド…俺ここにいるから…ずっと側にいるから……」
「…ひぐっ…アーサーっ…はぅっ………」
欲望が弱火で炙られていく。イきたい、狂いたいって欲求でじわじわ全身を焼いていく。息はとっくの昔に上がりきってひいひい泣きそうに
なってる。腰も少しずつ揺れはじめて、自分で刺激を求めていた。ぺニスはまだ半勃ちのままだが、確実に快感で脳がヤられ始めている。
おかしい。いつもと違いすぎる。
こんな感覚は今までなかった。犯され方が違うとか、溜まってるとか、そんな問題じゃない。
もっと奥深いところ。そう、根本から違ってるんだ。“偽物の快感”なんかじゃない。
これは――“本物”だ。
「うあっ…!あ…あ…!違っ……!」
気付いたときには遅かった。全身が戻れないところまで高められていて、抵抗できないまま一番の高みまで一気に持っていかれる。
「え…ロ、ロイドっ…!?何っ…どうして…」
「やめろっ…!やめっ…!」
耳まで犯される。まだ声変わりもしてない高くて甘い声が全身を蝕む毒になる。アーサーが俺を抱く腕に力を込めた。それすら快感に
感じた。身体も心も全部めちゃくちゃに犯されてる。こんな風にされたら絶対、絶対狂ってしまう。
怖い。
堪らず華奢なアーサーの身体にすがりつく。そして思い切り、アーサーを壊すくらいにその身体を抱き締めた。同時にずっと卑猥な熱に
苛まれていたアナルが、耐えきれずにきゅうっと前立腺を抉り続けるクロスを締め付けた。
「やだっ…やだっ…あ、あ…ひぃっ…んんんんーーーーーー!!!!!!」
初めて体験する絶頂に絶叫した。アーサーの肩に涎でぐちゃぐちゃの口を押し当てて、ぼろぼろ涙を流しながら何度も痙攣して登り詰める。
いつもからは考えられないくらい長くて圧倒的な快感に、本当に神経が焼き切れてしまったような錯覚を覚えた。
「んー…んー……」
やっと絶頂から降りてきた時にはもう全身の力が残っていなかった。自分で自分を支えきれず、そのままアーサーに身を預ける。
「ロイドっ…ロイドっ……」
「うるさい…アーサーっ…何でもないっ…」
「っ…っ…ロイドぉ…」
アーサーは嗚咽を漏らす。それでも俺を抱き締める腕の力は弱まらない。
それが酷く嬉しくて、悲しかった。
1995/6:2009/02/23(月) 00:19:26 ID:HbKNhnDX
どさっと言う音と共に体が麻袋の上に押し倒される。押し倒したのはアレックスだ。
「はぁっ…あ…うぅ……」
「なんだ、随分イい顔じゃねえか。まんま発情した犬だな。」
アレックスが布越しにペニスに触る。
「あひっ…!」
ぶるりと体をひきつらせて射精をする。あれからアーサーを抱き締めながら、何度か絶頂を味あわされた。そのせいで身体中が敏感に
なっていてどんな些細な刺激も快感に刷り変わってしまう。
「コナー、意外によかったらしいぜ。またやってもいいかもな。」
「だろ?“神の御加護”が身に染みたんだよ。けけけっ。」
軽口を叩き合いながらアレックスは俺の下着を剥ぎ取る。ぬちゃっという音がして、汚い体液まみれのペニスとアナルが晒された。
それから同じく汚物だらけの、孔から出ているクロスのチェーンを引っ張られる。
「かはっ…!ひぎっ………」
胃を引きずり出されるような違和感に悲鳴を上げた。しかしすぐにその感覚は甘い疼きに掻き消される。間も置かず、アレックスは
息を荒くしながらソコへとモノの先端をめり込ませた。
「や…あぁっ、ああああぁぁぁ……」
録に準備もしてないのに、俺のアナルはズブズブとアレックスのペニスを飲み込んでしまった。痛みもいつもより少なくて、それが
悔しい。パン、パンと肉がぶつかる音とクチャクチャという水の音が混じる。ピストンがどんどん早くなり、アレックスの限界が
どんどん近づいているのだとわかった。また、あの神経を焼き尽くす絶頂に追いやられるのか。恐怖が熱で煮込まれ、ディップに
なった脳ミソにじわじわ広がる。
「ふっ…!キツくてチンコ食い千切られそうだっ…!おらっ!テメエの大好きなザーメン食らえっ!」
中でアレックスのペニスが蠢くのがわかった。それから熱い精液を注ぎ込まれる。
「ひぐぅ……あぁ…あ…」
もう全部わからなくなる。この快感が“偽物”なのか“本物”なのか。俺が嫌なのか、悦んでるのか。
「次は俺だ。アレックス。変われ!」
ユルギスの声がする。それと同時にまた別のペニスが突っ込まれた。
小さく、でも確かにアーサーが咽ぶのが聞こえた。
(アーサー……ごめん…)
頬を冷たいものが伝った。
2006/6:2009/02/23(月) 00:21:11 ID:HbKNhnDX
食事の時間、見慣れない光景を見た。アーサーとマルコ。食堂の隅で二人が何かを話している。二人は前にも何度となく話して
いたみたいだが、実際それを見るのは初めてだ。マルコはアレックスの手下ではないらしい。だから最近はそこまで邪険にせず話を
していた。だけど同じイタ公だ。何か良くないことを話しているかもしれない。急いで二人の所に行く。
「アーサー!」
「あ…ロイド…」
「おや、お兄様の登場か。」
悪ぶれもせず、へらへら笑いながらマルコは手を振ってくる。自然に眉間に皺が寄る。
「アーサー、先に行ってろ。」
「あ…ああ。わかった。」
不安そうに後ろを振り返りつつ、アーサーは列の方へと歩いていった。俺はマルコて対峙する。
「何を話してた。」
「何でもないさ。まあ、野球の話や後は家族だダチの話だよ。アレックスにチクるような真似はしない。」
俺の言いたいことを見透かしたようにマルコは答えた。最近油断していたけど、やっぱりこいつは得体が知れない。不信感が募る。
「そう構えるなよ。一応俺は嘘は吐かない。“我々”のビジネスは信用が大事だからな。」
マルコの顔に不穏な影がさした気がする。いつもの間抜け面じゃなく、もっと底知れない感じの笑み。
“我々”とは前に言っていたマフィアのことだろうか。
「信頼ってのは宝石と一緒さ。この薄汚い世界じゃ希少価値がある。だから人間は金を払ってまで信頼を買う。だから“我々”は
信頼を重んじる。……ロイド、信頼を勝ち得るにはどうしたらいいと思う?」
ずいっとマルコの顔が近づいてきた。鼻と鼻の頭が微かに触れる。気圧されないよう、マルコから目を離さずに少しだけ首を横に振る。
「簡単だよ。ロイド。“約束を守ればいい。”」
心臓が直接握り潰されるように感じた。約束を守る。

『お前はどうだ?ロイド。』

マルコが言ったのか。それとも別の誰かが言ったのか。胸を突き刺す問いかけが頭に響く。
「俺…は……」
ハーマンとの約束は守れているのか。
自分への誓いに背いてはいないか。
心臓が早鐘のように鳴った。
俺は、俺は――

「――悪かったな。脅かして。何にせよ心配してるってのは嘘じゃない。」
思考を遮るようにマルコが言う。その顔はいつものペテン師顔に戻っていた。
「お前達は本当にいい兄弟なんだろうな。アーサーもお前のこと随分よく言ってたよ。」
「……何でお前は俺達のことに首を突っ込む。」
マルコを見据えながら疑問をぶつける。本当にこいつの考えがわからない。
マルコは笑った。そしてほんの一瞬、マルコの瞳に何かの感情を帯びた光が過った。
「――俺にも弟がいたんだよ。昔、な。」
ぽつりと呟くとまたマルコはいつもの胸糞悪い笑いを浮かべる。
「もう行こう。飯がなくなる。不味い上に量が少ないだなんて救いようがない。」
そう言ってマルコは先に行ってしまった。俺はただ立ちすくんでいた。
「……畜生。」
そう言葉を吐いてから踵を返す。何故か重い感情が溢れてきた。
それは名前もわからないくせに、本当に胸糞悪くて、最低の感情だった。
俺はアーサーの姿を見つけると、すぐに側へと駆け寄った。
201名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 00:23:01 ID:HbKNhnDX
ごめんなさいごめんなさいageてしまいました
次回から気をつけます


次はアーサーとロイドのエロをいれようと思うんですが甘々がいいですか?
ちょっと意地悪した方がいいですか?
ぜひご意見お聞かせください。
202名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 00:41:53 ID:Pog5LVTA
個人的には甘いのがみたいです。
全裸でまってます
203名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 07:52:51 ID:4u/wYPNk
乙です。甘いの希望です。
204名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 08:03:57 ID:pNS1XfeH
・・・ふぅ
毎回ロイドにはハァハァさせられっぱなしだぜ

続き楽しみです
兄弟の間の精神的な繋がりは甘々でも、状況が意地悪なんて感じが萌え
205名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 14:33:41 ID:ok9HeCw5
甘々希望
心の底から幸せな気持ちを味わってほしい…
それにしても文章も話の展開の仕方もうまいね
206名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 08:23:42 ID:G1ec20pk
良スレを発見してしまった
207名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 12:23:48 ID:2cwgNLI+
ショタのちんこにチョコレートかけて、それを口で味わっていくうちにだんだんホワイトチョコレートに・・・・・・
208名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 10:48:17 ID:Q5p42pUp
>>207
毎年、バレンタインにはそれで火傷した患者が大量発生するらしいぞ
とマジレス
209名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 11:43:30 ID:9sVHCwSt
VIPでバナナチョコした人いるけど彼は真性だからか大丈夫なようでした
210名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 12:40:39 ID:42CjQHVf
「くーべるとぅーれ」とかいうチョコなら30度くらいで溶けるらしいぞ
それを使えば火傷はしないはず
固めんの大変だけど
211名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 13:26:17 ID:6NA+Souf
クーベルチュールのことかそれはwwww

無理して板チョコ溶かさんでも、チューブ入りのチョコスプレッド使えばいいと思う。
212名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 18:40:47 ID:OYLpv9ls
たとえ板チョコ溶かしても、かける前に指つけて温度大丈夫か確認すればいいのに。
2131/8:2009/02/26(木) 22:34:50 ID:B2Hsso3E
空気読まずに>>195続きです。すんません。
>>204さんの状況を目指しました。

目を開ける。薄く開いた瞼からは光が溢れた。鼻がツンと痛む。暗闇に慣れきっていた瞳が光を見るのは思ってる以上に辛い。
それでも目は光に慣れていって、少しずつ周りの影がはっきりしてきた。
「アーサー……」
目の前にはアーサーの顔があった。最近アーサーはいつもこんな風に俺を覗き込んでいる。その表情はとても複雑だ。
悲しそうで苦しそうで、怒っているようで、それでいてどこか嬉しそうでもあった。その顔からアーサーがどんなことを考えて
いるか読むことはできない。どうしたらいいのか迷った挙げ句、俺はいつもアーサーの頬を擦ってやる。そうするとアーサーは
必ず目を附せた。
後七日。
後七日過ぎれば、アーサーはこんな顔をしなくて済むようになるんだろうか。
後七日。
そう。アイツラがいなくなるまで、後――

レクリエーションの時間、俺は眠っていることが多くなった。アイツラは外に出る日が近づく度激しく俺を犯している気がする。
それとも単に体力が落ちている身体がもっと乱暴に犯されてると錯覚してるだけなのかもしれない。とにかく眠い。目を閉じて、
身体がくたばるのを少しでも先延ばししようと努力する。今日も人気のない木陰で身体を横たえる。
「―――…」
「――!―――…――!」
耳障りな声が聞こえる。一人は焦った様子で何かを喚いている。もう一人は対称的で笑いを含みながら話をしている。その様子は
落ち着いたと、言うよりは冷徹な感じすら受ける。
(誰だ…うるさい……)
文句の一つでも言ってやろうと声の方に目をやる。 俺は目を疑った。
(マルコ…それに…アレックス?)
確かあいつは……マルコはアレックスの子分じゃないと言っていたはずだ。なら何であんな風に二人で話してるんだ?耳をすませてみるが、
あれは英語じゃない。独特の舌使いやイントネーションはイタリア語だろうか。全然内容が理解できない。聞かれたらまずいようなこと
でもあるのか?疑惑がぐるぐると頭の中を駆け巡る。そんな状況で二人を見ていた時、俺はあることに気付いた。不思議なことに、しきりに
声を荒げていたのはあの“タイラント”アレックスで、それを薄く笑いながら聞いているのはマルコなのだ。あのアレックスが、顔色を変えて
何かを訴えている姿は俺にとって、いや、ココにいる誰にとっても異様な光景だと言えるだろう。
暫くしてアレックスは苦虫を噛み潰したような顔をして、そこを去った。それをマルコは冷たい笑いを浮かべて見送っていた。どうすべきか
迷ったけれど、俺は立ち上がってマルコの前に出ていく。
「マルコ!」
声をかけられたマルコは少し驚いたような素振りを見せたが、すぐにいっと口の端を吊り上げた。
「ああ、見てたのか。ピーピング・トムは目を潰されるぞ。」
「…じゃあ何か?お前は俺達のためにストリップでもしようとしてんのか?」
「野郎の裸なんざ興味ないだろ?まあ、美しいスィニョーラがご所望とあらば喜んでするさ。」
いつもの軽口も何故か意味深に聞こえる。目の前の野郎は一体何を考えているのか。胸騒ぎがした。
「お前は……アレックスの味方なのか。」
それだけは確めなきゃならない。答え次第では、無意味かもしれないが、何か対策をしなくちゃならないからだ。そんな俺の焦りを余所に、
マルコは饒舌に語りだす。
2142/8:2009/02/26(木) 22:37:28 ID:B2Hsso3E
「サンドロ……あいつは“我々”の家族だ。家族はどんなカスでも守るのが道理だろう?ただし、忘れちゃならないのは“家族は一人だけ
じゃない”ってことだ。他の家族のことも考えて、最善の道を探す。あいつは少し“やり過ぎてる”んだよ。家族は他の家族が悪さをしたら
躾なきゃならないし、場合によっては――」
一瞬勿体振るように言葉を詰まらせてから、マルコはまるで宣告をするように言った。
「“引導を渡してやらなきゃならない。”」
背筋がゾクリとした。それは明らかに張ったりや冗談じゃない。こいつは本気だ。ゴクリと喉をならして生唾を飲んだ。
「色々大変なのさ。躾にしてもバランスや方法、程度、準備も考えなきゃならないし、他の家族の意向も汲まなきゃならない。それに
自分自身どうしたいかってのもあるしな。」
得体の知れない“マルコ”と言う人間を前に初めて恐怖を感じた。この男は誰なんだ。 じっとりと嫌な汗が滲む。
「……アーサーだけは、アーサーにだけは手出しするな。」
こんなこと位しか言えない自分が歯痒かった。非力で間抜けな自分が憎らしかった。
「大丈夫さ。それは“約束”だろう?“我々”は“約束”は守る。サンドロも例外じゃない。それに俺はお前らを気に入ってるんだ。
多少のサービス位はしてやるよ。」
ポン、と俺の肩を叩くと、マルコは騒がしいグランドへと歩いていった。俺は一人取り残される。
守りきれるのか。
アーサーとの約束を守れるのか。暗い雲が胸を覆っていった。


「あっ、あっ、あっ…くううぅっ…!」
ドクドクと精液が注ぎ込まれる。これで何回目かなんてわからない。ただもうアナルの感覚は熱を感じる以外麻痺しかかっていた。
「結構使い込んでやってんのにコイツのケツマンコまだキツいぜ。」
「けど見ろよ、ケツ穴ぽっかり開いちまってるぜ。折角中出ししたザーメン垂れ流してやがる。」
やっと解放されたソコに新しい肉の塊が挿入される。こぷりと音がして、中の精液が腿を伝って行くのがわかった。圧迫感に耐えながら
唇を噛む。ゴリゴリと前立腺を擦られれば嫌でもペニスが熱くなり、むくむくと勃起してしまう。そしてそのまま茎を扱かれたらもう
ダメだった。
「ひゃっ…んうぅっ、畜生っ、あ、あ、あんっ……!」
「何だぁ?もうイクのか?最近前より早漏になってんじゃねえか?」
「うるさっ……!ああぁっ、もう無理っ……!」
ペニスが上下しながら、びゅくびゅくと体液を吐き出す。ひたすら射精を強制されたせいで床に飛ぶ液体は色も粘り気も薄くなって
しまっていた。俺はイった後も暫く人形みたいにガクガクと犯されて、内臓に直接熱を浴びせられた。それで漸くヤツラは満足した
ようで、俺に自分達のペニスを口で掃除するように言う。
「んうっ…ちゅ…くちゅ…くちゃ…はぁっ、はぁっ、んぐぅ…ぺちゃ、ぺちゃ…ちゅるっ…」
「テメエのケツ穴ズコズコしてたチンコうまそうに舐めやがって。本当に救いようのないクズだな。淫乱で変態だなんてよ。」
コナーがそう嘯く。
違う。
俺はそんなんじゃない。
確かに俺は弱くて使えないクズかもしれない。でも男に欲情する変態でもなければ、ファックされて悦ぶ淫乱でもない。
そう言い返してやりたかった。でもボロボロになった身体じゃそれすら出来ない。
「うっ…出すぞっ。飲め!」
「ごぶっ…!んぐっ…ごくっ…」
舌が腐りそうな液体が喉を、胃を、身体全体を汚していく。それを三回繰り返して、やっと俺は本当に自由になった。
「ロイド…」
ふわりと身体が軽くなる。アーサーが俺を抱き抱えてくれたんだ。俺は焦った。だって身体には自分のだけじゃなく、アイツラの
汚物も付いているんだ。アーサーを押し返そうとしたけれど、アーサーは俺を離そうとはしなかった。
「アーサー…汚れるっ…俺、汚いっ…」
「ロイドは汚くなんかないっ…!」
その言葉に胸が熱くなる。目の奥がジンとして涙が出そうになった。ぐっと我慢して恐る恐るアーサーの背中に手を回す。耳元に
アーサーの吐息を感じる。アーサーは乱れた息を必死に抑えているようだった。またアーサーは自分のことを責めてるんだろう。
「……全然、堪えてねえよ。それに…後、五日だ。…大したことない。大丈夫……安心しろ…」
「……俺は、ロイドに…守、って貰える……資格…なんて……」
アーサーが震えている。どうしたらいいんだろう。どうしたらいいのかわからない。アーサーが苦しんでいるのに。助けてやりたいのに。
ふと、昔のことを思い出した。俺が泣いていて、マーが急いで駆け寄ってくれる。
それから涙をエプロンで拭いて、抱っこをしてくれた。
それから、それからマーは――
2153/8:2009/02/26(木) 22:39:21 ID:B2Hsso3E
「――……!」

――マーはそっとキスをしてくれた。

その時俺は凄く嬉しくて涙なんかぴたっと止まってしまったんだ。
「ロ…イド……」
アーサーは唇を押さえたまま固まってしまった。本当はマーがしてくれたみたいに額にしようと思ったけれど、身体が上手く
起こせなくて唇にするしかなかった。
キスをした後、口の中が汚れていることに気付いた。まずいと思い、謝ろうとした。
「ごめ…アーサー…」
その時見たアーサーは、顔を真っ赤にして目を潤ませていた。驚いてアーサーを引き剥がそうとしたけれど、アーサーは逆に俺に
しがみついてきた。
「ロイドっ…俺っ…ロイドがっ…」
後は言葉になっていなかった。慰めようとしたのに、これじゃあ逆効果だ。本当に俺はなんて役立たずなんだ。やるせない、
遣りきれない思いで身体が張り裂けそうだった。


アイツラが外に出る日が三日後に迫った夜。俺達はご多分に漏れず医務室にいた。ここのところ昼はクロスを挿入されたまま焦らされ、
夜は休む間もなく輪姦された。まともに神経を休める時間はこの医務室でだけになっている。今、俺はアーサーと一緒にベッドに
潜り込んでいた。いつからかは覚えていないけど、俺達はお互い向かい合って抱き合って眠る。
アーサーは赤ん坊みたく身体を丸めて、俺はそれを抱き締めた。
そして気付けばアーサーはいつも俺の顔を覗き込んでいた。そんな時アーサーは必ずとても複雑な表情で俺を見ている。今晩もやっぱり
アーサーは難しい顔をしていた。
「……俺、最低だ。」
アーサーが呟いた。
「…いつもロイドがボロボロにされてるのに…何にも出来ない。」
「アーサーのせいじゃないさ……」
「それだけじゃない。俺は…俺は……もっと最低で、最悪な屑野郎だ。」
酷く思い詰めた瞳を伏せて、アーサーは続ける。
「…俺は…多分………嬉しかったんだ。」
思いもよらない言葉に戸惑った。アーサーの顔を見ようとしたけれど、アーサーは逃げるように俯いた。
「…ロイド…ロイドが……酷い目にあって…ボロボロになって…傷付いて…それでもロイドは……俺を……俺を、想ってくれて……」
アーサーは俺の胸に乗せていた拳を更にきつく握りしめる。身体もガタガタ震えだしている。
「どんなに……酷いことされても…ずっと………だから………だから………俺……それが……嬉しかったんだ…………」
絞りだすような声で、アーサーは告白した。俺は絶句し、ただアーサーを見つめることしか出来ない。
「…それだけ………ロイドっがっ……俺を、好き、なんだって…そう……思ったら……俺っ……」
嗚咽を噛み殺しながらアーサーは告白し続ける。
「…ごめ……ごめんっ…最低だって……わかって…でも、嫌われたくないからっ……ごめんっ……」
まるで子どもみたいに舌ったらずな喋り方でアーサーは謝り続けた。その姿はまるで告解をし、贖罪を求める人間のようだった。
「ロイ……ロ……イド…ごめん……ごめんなさっ……嫌わないで…嫌…な……で……」
震えはおこりがついたように酷くなり、握られた拳からはいつの間にか一筋の血が流れていた。
それだけでアーサーがどれだけの勇気を振り絞って、どれだけ辛い覚悟をして俺に“懺悔”したかがわかった。
この異常な生活で、異常なことを強いられて、きっとアーサーは追い詰められていたんだ。
だから俺が嬲られる度、そんな歪んだ想いを抱いたに違いない。
そういう風にすがるものを見つけて、必死にそれにしがみ付くしかなかったんだ。
そしてアーサーはそれがいけないことだと思い、ずっと罪悪感とか、嫌悪感とか、そういうものに苛まれていたんだろう。
「アーサー…」
俺は血の滲む拳をそっとほどいてやった。そして傷口を舌できれいにしてやり、アーサーの小さな身体を抱き締めるた。
「もういいんだ。わかったから。ちゃんと言ってくれて、ありがとう。」
「ロイ…ド…嫌い、に、ならないで……」
それ以上言葉はいらなかった。
アーサーが愛しい。
この小さな弟が堪らなく愛しい。
優しくて純粋できれいなアーサー。
俺の、弟。ずっとずっと、こうして抱き合っていられたら。
じわりじわりと毒に犯された胸に、アーサーへの想いが深く深く刻まれた。
2164/8:2009/02/26(木) 22:41:30 ID:B2Hsso3E
やっとこの日が来た。
明日、ヤツラは全員ココを出ていく。
俺とアーサーがこの地獄から抜け出すまで後一日。
最後の呼び出しがある。
俺は毎日しつこく犯され続けて、頭も神経もずたぼろになっていた。でもそれも後一日。気力を振り絞って
アレックスの前に立った。
「今日が最後か。名残惜しいよなあ。ロイド。」
嫌らしい笑いでこっちを眺めてくる。今まで散々俺をメチャクチャにしてきた男の顔を見て、改めて腹が立った。
「…さっさとしろよ…屑が……」
「くっくっくっ…そうだな。今日は最後なんだ。取って置きのプレゼントをやろうと思ってんだ。ユルギス!」
「ほらよっ!」
どん、という鈍い音がして俺は振り返った。
「あっ…!」
胸に何かが飛び込んでくる。俺はそれを反射的に抱き止めた。
「アー…サー……?」
「ロ、ロイド…」
腕の中から俺を見上げるアーサー。困惑しきった顔で狼狽えている。
「ロイド。お前が大好きなアーサーとファックさせてやるよ。嬉し過ぎて勃起しそうだろ。」
「なっ…?!ふ、ふざけんな!クソッタレ!そんなこと出来るわけねえだろ!!」
頭を殴られたようなショックだった。俺とアーサーが?ありえない。そんなこと出来ない。
「約束だったろうが!!アーサーには手を出さないって!!」
「ああ。“俺達”はな。だがお前がヤる分にはいいだろ?あぁ?」
悪魔のような声に戦慄した。コイツラはどこまで俺達を貶める気なんだ。狂ってる。
「まあお前がヤらねぇってなら、仕方ないから俺達がアーサーの相手をしてやるけどなあ。
約束は約束だが、そうなったら仕方ねえからな。」
ユルギスが舌舐めずりをしながら言う。アーサーはびくっと身震いして俺にしがみついた。
「アーサーをファックするか、アーサーがファックされるのを見るか。好きな方を選べよ。」
コイツラは本気だ。アーサーを抱くか。アーサーが乱暴されるのを見るか。選ぶなんて、そんなこと――
でも選ばなきゃアーサーは、アーサーは――
「ロイド…」
小さな声で俺を呼ぶ声がした。アーサーだ。腕の中で小さくなっているアーサーが俺を呼んだんだ。
「アーサーっ…」
「…ロイド。俺は、どうなったって構わない。ロイドが選ぶ方でいい。ロイドが傍にいてくれるなら、
俺どんなことでも全然平気だ。」
そう言うとアーサーは笑った。その笑顔があんまりにもきれいで、俺は息を飲んだ。アーサーの細くて華奢な
肩をぎゅうっと抱いた。アーサーは微かに震えていた。
そして、決断する。
「……………アーサーを、抱く。」
その瞬間アーサーは、はっ、と熱い吐息を吐いた。
「決定だな。くくくっ言った通りだろ?コナー。10ドル寄越せよ。」
「クソッ!わかってるよ。コレ見てからやる。」
アイツラがゲラゲラ笑っているのを他所に、俺はアーサーを見た。アーサーの目は濡れていて、顔は赤く
火照っている。唇はきつく結ばれていた。
「……ごめん。アーサー……」
アーサーはふるふると首を横に振る。その姿は本当に幼くて、とても痛々しかった。
アーサーはまだこんなに小さいのに。こんな目に遭わないといけないなんて。
「オラ、さっさとやれっつったのはテメエだろうが。早くしろよ。」
アレックスが催促する。
――やるしかない。アーサーが怖がらないように、そっと麻袋の山にアーサーを横たえる。
「…大丈夫。絶対怖いことはしない。大丈夫だから。」
「うん…」
怯えた様子のアーサー額にそっと唇をつけた。
それから瞼や鼻、頬とキスをしてやる。段々アーサーの身体の強張りが解けていく。それを見計らってアーサーのシャツの
ボタンに手をかけた。
一つ、二つ。
上から順番に外していく。
2175/8:2009/02/26(木) 22:43:39 ID:B2Hsso3E
あっ……」
全部のボタンが外れ、シャツがはだける。見慣れているはずの胸はうっすらとピンク色に染まっていて、何故か
とても艶かしく見えた。上下する胸には薄く色づいた突起がある。そこは半分ほど勃っていて、アーサーが興奮して
いるんだとわかった。その可愛い右の乳首を口に含んだ。
「あふっ…あぁっ!」
舌で乳首を転がしながら、左手でもう一つの乳首を撫でてやる。こりこりとしてきたそれに少し意地悪をしてやろうとして、
軽く歯を立てた。アーサーは敏感に反応して 身体を跳ねさせる。それを優しく押さえつけて、首筋や肩に何度も口づけた。
さっきまで堅くなっていた身体が次第に解れていく。
「アーサー…下、脱がすぞ…」
「んっ…」
アーサーの下着の中に手を伸ばす。そこはもう濡れていて、ペニスも勃起しかかっていた。そこを袋ごとやわやわと揉んで
やるとアーサーは甘い悲鳴を上げた。
「やあっ…!ひんっ…ひあぁ…!」
いつもからは全然考えられない位甘ったるくて乱れたアーサーを見て、俺の腐りかけた脳ミソは痺れるような幸福を感じていた。
衝動に突き動かされるまま、一気に下着とズボンをずり落とす。
「ああっ…!」
ぷるんと未熟なペニスが跳ねて出てくる。さらさらした液体を先っぽから垂れ流しながら、ぷるぷると震えていた。いかにも
子どものものというサイズで、親指くらいしかない。半分ほど勃っているものの、皮は剥ける気配もなかった。
「ロイ…ロイドっ…恥ずかしいっ……」
顔を真っ赤にしながらアーサーは訴えた。
可愛い。
可愛い。
可愛い。
その時初めてはっきりと、俺はアーサーに欲情していることを自覚した。
その次の瞬間には、俺はアーサーの唇を奪っていた。
「…はむっ……んっ…くちゅっ…はあっ、アーサー、アーサーっ…んちゅっ…」
「…むぅっ……あむっロイっ…はんっ、ちゅっ…くちゅっ…ロイドぉっ…んぐっ…」
お互いに口の中をでたらめに舐めて、食んで、吸い合った。どっちのものか分からなくなった涎を飲み下しながら、
必死にお互いを求め合う。時々アーサーの性器を触ってやればくぐもった声をあげて俺にすがってきた。アーサーの反応が緩慢に
なったころ、やっと俺達は唇を離す。アーサーはもう蕩けきっていて、うっとりとした目でこっちを見つめていた。
「はあっ……はあっ……はあっ…アーサー…もっと…気持ちよくしてやるからっ……」
「あ……あ…ロイ…ド…ぉ…」
ぴくぴくとひきつる太股を割り、顔を埋める。そしてまだ幼ないペニスを口に含んだ。
「やあああぁぁっ!」
アーサーは鳴いた。多分フェラチオは初めてなんだろう。腰を引いて逃げようとしたけれど、俺はそれを許さない。つるつると
したそこを愛撫する。小さい茎だけじゃなく、袋も一緒にくわえ込んで、揉みしだくように口の中を転がした。むくむくと勃ち
上がるペニスの先を舌で剥いてやる。
「いっ…!ロイドっ…痛いっ…やめてっ…!」
少し乱暴にそこ剥きあげると、口の中にピリッとした刺激と鼻をつく臭いが広がる。ずっとかむっていたから、恥垢が溜まって
いたのかもしれない。俺はそれを舌で丁寧に削ぎ落とし、きれいにしていく。痛くないように、力を加減してねっとりと舐めてやる。
「ひゃうぅっ…!だめっ…ロイド…!」
カリや裏筋も丹念に舐めてやる。口をすぼめてくぽくぽとピストンしてやると、アーサーは嬌声を上げて腰を揺らした。そろそろ限界か。
アーサーの様子を見て、追い込みをかける。じゅるじゅると音を立て、思い切り吸い上げてやる。
「きひいっ!ロイドっ!やっ…やだっ…だめだからっ…ロイドっ…!あああぁぁぁ!」
アーサーは鳴きながらイった。ただペニスはビクンビクンと痙攣し、失禁はしたものの、射精はしなかった。漏らしたものを
飲み込むと、俺はアーサーに向き直った。
「アーサー…もしかさて、まだちゃんと出来ないのか?…」
アーサーは息を荒げ、顔を伏せ、耳まで赤くしながら僅かに頷いた。
まだ小さすぎるアーサーの体はまともに射精すらできないんだ。そう思うとこれ以上のことをするのは躊躇ってしまう。
だけど多分、ここでやめることは許されない。
俺達の後ろにアイツラの気配がする。こっちをじっとみて、にやけてやがる。
あんな下衆に、アーサーを渡してたまるか。
2186/8:2009/02/26(木) 22:45:23 ID:B2Hsso3E
「…アーサー、少し腰上げろ。ちゃんと解すから…痛くない。大丈夫だから。」
アーサーは焦点の定まらない目をさ迷わせながらおずおずと足を開き、こちらに尻をさらけ出した。アーサーのアナルはとてもきれいな
色をしていた。濃いピンク色のそこは、俺の唾液やアーサーが漏らした体液で濡れそぼっている。ひくつくアナルはとても狭そうで、
人差し指すら入るかどうか怪しかった。
俺はそこに唇をあてがう。それからマッサージするように舐めていく。
「やめっ……!口っ…離せっ……汚いっ…からっ……!」
アーサーは力のない手で俺の頭を掴んだ。それに構わず俺はそこを解し続ける。舌を尖らせて孔に差し込む。それから潤滑油になる
唾液を流し込んだ。何度か舌を出し入れした後、指をゆっくりと挿入する。括約筋が傷つかないよう、慎重に慎重に入れた。
「力抜け…そうしたら楽になるから。」
「うぅ……はあぁっ…あうぅっ…!」
指を段々奥にいれていく。指も二本、三本と増やしてやる。眉を潜めて喘ぐ姿はとても可愛らしかった。気付けば俺のペニスも
ギンギンに勃起していた。
ぐちゃぐちゃと三本の指がスムーズに動くようになった頃、俺は自分のペニスをアーサーのアナルに押し付ける。
「アーサー…いいか?」
「…っ…っ…ロイドっ…いい、よ……っ……」
その言葉と同時に俺はアーサーの中に入っていった。
「くううっ…!」
「きああああぁぁぁ…!」
熱い。
アーサーの中は溶けてしまいそうなほど熱かった。きゅうきゅうと締め付けてくるそこはとても狭く、俺のぺニスですら受け
入れるのが窮屈そうだった。アーサーが少し慣れるまで、暫くそのまま動かずにいた。中がぴくぴく痙攣するのがおかしくなりそうな
程気持ちいい。
「痛い…か…?」
今すぐにでも突きまくりたい衝動を必死に抑えてアーサーに聞く。すると苦しそうに息をするアーサーは、ゆっくりと微笑んだ。
「…これくらいっ……平気…だっ…動いてっ……」
健気なその姿に俺の理性の糸が切れた。
可愛い。
アーサーが可愛い。
アーサーを俺のものにしたい。
欲望のまま小さなアーサーの身体を貪った。めちゃくちゃに突きまくって、快感を求め続ける。脳が腐りきってまともな思考が出来ない。
「アーサーっ…アーサーっ…!気持ちいいっ…アーサーっ……」
「ロイドっ…あぅっ…ロイドっ、ロイドっ……!好きっ…ロイドぉっ…!」
どちらからともなく唇を重ねて、求め合った。口はべたべたになり、とにかく身体をまさぐり合う。肌を触れ合わせたくて
仕方なかった。かくかくと腰を振り、アーサーを蹂躙した。アーサーも俺を受け止めようと一生懸命しがみついてくる。
飢えた獣みたく交わりあう。
「ちゅっ…アーサーっ…くちゅ…ちゅうっ……アーサーっ…もう、イくっ…!」
「…ロイドっ……いいよっ…むうっ…ちゅるっ…はあっ…ロイドっ…くちゃっ…俺もっ……!」
2197/8:2009/02/26(木) 22:49:08 ID:B2Hsso3E
今まで感じたことのない感覚だった。
どくどくとアーサーの中に汚い欲望を、精液をぶちまけた。一滴も溢さないよう、一番奥に打ち込んだまま、びくびくと
射精し続ける。快感と、幸福感と、切なさと、満足感と、とにかく沢山の感情がごちゃ混ぜになった感覚が身体を、心を
焼き尽くした。
「はー…はー…アーサー…」
「ふっ…うんっ……ロ…イド…」
俺達はまたキスをした。お互いを確かめるように、欲しがるように、甘いキスをした。
「アーサー、好きだよ。アーサー……愛してる。」
キスの雨を降らせなが囁き続けた。
アーサーを手に入れた。
これで、アーサーは俺だけのものだ。
暗い悦びが身体中に染みていく。
「ロイド……」
ぽつりとアーサーが俺を呼ぶ。俺は応えるようにアーサーの顔を覗き込んだ。顔を上気させ、潤んだ瞳をこっちに向けている。
蕩けきった表情がいじらしい。

「―――…」

何かを呟いたとき、アーサーの頬を一筋の光が伝っていった。


きらきらとした、透明で、純粋な、夜月に照らされる露のような、小さな光。

そしてアーサーは気を失った。


「あ…あ…あああっ………」

悪夢が醒める。

心に立ち込めていた真っ黒な靄が晴れていく。
熱に浮かされ、焼け爛れた脳が漸く自分の犯した罪を認識し始めた。
2208/8:2009/02/26(木) 22:49:44 ID:B2Hsso3E
「あ、あ、ああぁ…アーサー…アーサーっ…俺、俺っ……なんてことっ……」

どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう。

アーサーを傷つけた。
アーサーを汚した。
俺がアーサーを、俺が――

「お疲れさん。けけけけっ、大事な弟をレイプした感想はどうだあ?ロイド・バーカー?」
コナーの声がする。
そうだ。俺はアーサーをレイプした。
血の繋がった弟を犯した。
最低最悪の犯罪者だ。
「おい、アレックス。もうアーサーの野郎ヤってもいいだろ?」
「ああ。好きにしろよ。」
混乱した頭から血の気がさっとひいた。アーサーをヤる?確かにそう言った。
「やめろ!約束が違う!!」
我に返り、半狂乱になってアレックスとユルギスに怒鳴り付ける。掴みかかろうとしたが、コナーに組み敷かれ動きが
とれない。ユルギスがこっちに向かって唾を吐き、ニヤケながらアーサーの方へと歩いていく。
「どうしてテメエみたいなガキとの約束守らなきゃならない?お前は黙って精液便所になってりゃいいんだよ。エロガキ。」
アレックスは顔を歪めて嘲け笑った。酷く醜悪な顔で笑うそいつは、紛れも無い外道だった。こうやってもがいている間にも
アーサーに危機が迫っている。
畜生。こんな時にも俺はどうしてこんなにも無力なんだ――!
「約束を守れ!!“アレッサンドロ”!!!マルコや“彼等”はお前を許さないぞ!!!!」
ぴたりとアレックスの動きが止まる。顔色が急激に変わった。
「……何でお前がその名前を知ってる。」
低い、ドスの効いた声。目には怒りと恐怖が混在していた。はっきりとした動揺が見てとれる。そして次の瞬間怒号がとんだ。
「ユルギス!やめろ!」
「あぁ!?」
ユルギスはもうアーサーのアナルにペニスをあてがっていて、後少しで、というところまでいっていた。
「ふざけんなよアレックス。ロイドに処女やったら好きにして良いって言ったろうが。」
突然お預けを喰ったユルギスは当然のように怒り出し、アーサーを放り出してアレックスに詰め寄った。コナーが怯んだ隙に
俺は腕を振りほどき、アーサーに駆け寄る。急いで服を羽織らせ、最低限の身形を整えてやった。
「うるせえイワンが!やめろっつてんだよ!!ボケが!」
「何だと!俺はリトアニア人だ!ウォッカ野郎と一緒にすんじゃねえ!!クソッタレ!!!」
「ヴァッファンクーロ!黙れ!それとも黙らせて欲しいか?えぇっ?!」
「お…おい!落ち着けよ!看守が来るっ!」
俺達二人をおいておいて、言い争いは激しさを増していった。暫くして様子がおかしいことに気付いたのか、外から何人かの
人間がやってくる気配がする。
「お前ら!何を騒いでいる!!」
扉が開き、看守が乗り込んで来た。特に三人を取り押さえるわけでもなく、諫めようとしている。
「お前らはこっちだ。」
上から声がして、そっちを見上げた。そこにはあの神経質そうな医者がいた。
「早くしろ。」
俺はどうしていいかわからず、とにかく言われるがままアーサーを背負って部屋を出た。

医務室のシャワールームでアーサーの身体を洗った。不思議なことにアーサーは朝まで全然起きなかった。
身体じゃなく、心の方が現実に耐えきれず、アーサーから意識を奪っていたのかもしれない。
顔、腕、脚、そして――中。
痛くないように優しく指を中に入れた。
「ん……」
アーサーは小さく呻く。俺は細心の注意をはらってアーサーの中から自分の精液を掻き出した。
とろりとした感触と一緒に白いものが出てくる。
おぞましい、俺の罪の証。「…アーサー…俺っ…俺っ……」

絶対に許されない罪を犯した。もう俺は――


アーサーの兄ちゃんじゃなくなった。
221名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 22:51:19 ID:B2Hsso3E
以上です。毎回長くて本当に申し訳ない。
次回が最終回の予定です。
が、あんまり手放しでのハッピーエンドにはなりそうもありません。
すみません。
もしそれでよろしければまたお付き合いください。
では。
222名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 23:14:00 ID:Pq+jnrr0
今回もとてもよかったです。
どんな結末でも覚悟して待ちます。
223名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 21:02:46 ID:DjVuaeY/
なんていじわるな状況なんだ。

手放しのハッピーエンドにならないのは残念ですが、楽しみにしてます!
224名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 10:33:15 ID:NfYkpVBJ
アーサーにヤられるのかと思ってたら・・・逆だったかw
225名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 10:45:42 ID:DCwR24WU
俺もひそかにソレを期待したw
226名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 14:25:10 ID:E8Bmiibd
やばい、嵌まりそうだ
227名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 15:10:42 ID:5iBMj79c
>>224,225
俺もだ。
アーサーとやれってシーンでも、アーサーにやらせるよう導くのかと。
228名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 16:00:26 ID:2ssVLH22
というか普通にそうだと思ってたらよく見たら違ってた
229名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 17:05:44 ID:NLBsGGKh
てかお前らメッチャロイド君シリーズ見てるのなw
230名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 22:42:03 ID:ABjS9DYg
お兄ちゃんでなくなったのならお嫁さんになれば良いじゃない
ちくしょう…幸せになってほしいなあ…
231名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 23:22:44 ID:2/vQPU5u
232名無しさん@ピンキー:2009/03/02(月) 18:55:45 ID:pzpwsbe4
それにしてもここの保管人はいい仕事してるなぁ
233名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 22:11:28 ID:AxBqqtQu
トリップ忘れたさんのSSまた読みたいな
というより先輩×後輩シリーズの続編を読みたい
234名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 22:24:44 ID:1e3YQ2Ex
>>233
トリップは暗いのが多いけど
逆に明るくて健全的なエロものを書いたらどうなるのか興味あるな
235名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 01:29:13 ID:X4Rp5oNl
健全的なエロって、
意味解るけど不思議な言い回しだな
言い得て妙w
236名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 09:13:17 ID:RqXZdQwB
ほしゅ
237名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 18:16:03 ID:G2xAub0x
良作
238名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 18:47:52 ID:f/xjThg0
明るいエロって、昼間から青姦するのか?
太陽のもと、日焼けした健康優良男児とするのは
健全で明るいよな
239名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 15:13:37 ID:2pEdE75A
初めての行為にお互い興奮しながら挑むとかそんなかんじじゃね。
後ろめたさとかそんなんなしでお互い合意の上の。
240名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 18:06:55 ID:zVsnyZhJ
新婚初夜ですね、わかります。
241名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 22:53:59 ID:Yz8nEXK9
亀ですいません。41さんの先輩→後輩が自分の好みにドストライクだった!
妄想の中の描写が、ねちっこく表現されててやらしいし、鮮明に浮かんできました。日が暮れた神社での野外オナニーなんて、たまりません!
催促するようで悪いが、続きがあれば、ぜひとも形にしてくれ!お待ちしてます。
242名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 00:08:54 ID:0vaypCrI
>>241
ありがとうございます
セリフに頼らないで描写したいと思って書いてたので、鮮明に浮かんできたと言ってくれるとすごくうれしいです。
一応、続き書いてます
書いてはいるんですが、オナヌしてすっきりすると書く手が止まってしまうんですよ
だからハァハァする作品が続いていたので進んでませんでした
特に最近はロイドくんが俺の脳内に嫁に来たもんでw
あれ、結末がどうなるか楽しみなのと、もう終わっちゃうのかぁ、と複雑な心境じゃないですか?
243名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 08:06:54 ID:SVxoiGRK
長編物は皆そうだよな、続き読みたいけど終わるの淋しい
けど>>241にも期待してるから頑張ってください
2441/9:2009/03/12(木) 19:41:30 ID:m4hYLXsw
>>224,225,227
ごめんね、でも兄弟仲良くロストバージンって萌えるんだ('・ω・`)
やっとアク禁解除&決算報告書ひと段落したので>>213続き投下。
ただまた例の如く長くなりすぎたので次回こそ最終回。明日投下します。

俺達が外へ出る日が来た。アイツラがいなくなってから三日後のことだった。 昨日まで俺は医務室にいた。身体中痛くてだるくて、
ずっとベッドに潜り込んでいた。アーサーも一昨日まではいたけれど、医者が先に戻れと指示をしたようだ。身体の方は特に異常が
無かったらしい。“らしい”と言うのは、俺がそれを確めなかったからだ。

――あの日以来、アーサーとは話をしていない。

家に帰る支度をする。といっても少ない服や私物をまとめるだけだ。全部あるか確認してから要らないものは誰かにやるか捨てるかして、
残りをショルダーバッグに適当に詰める。まだ身体がだるい。それを我慢しての作業だった。
「よう、ご苦労さんだったな。ロイド・バーカー。」
軽い声がした。誰だか予想はついたが、悪態をつく気にもならない。視線だけ移動して相手を見据える。
「随分と湿気た顔してるな。まるで」
多分マルコの言う通りなんだろう。あれ以来食欲がない。今朝もオートミールを数口食べただけだ。
「何でここにいるんだよ…」
「今はレクリエーションの時間じゃないか。“友人”の見送り位してもいいだろ?」
白々しい。こういう奴等は何人も見てきたけれど、こいつは浮草みたいに捉え所がない分不気味さが増している。
「怖い顔するなよ。何もしやしない。」
両手を上げておどけてはいるが、多分マルコは今も何か別のことを考えている。そう。俺の考えが及ばないような何かを考えているはずだ。
とても気を許す気にはならない。
「用が無いなら帰れよワンカー。俺は忙しい。」
ベッドに広げられた洋服を適当に詰め込みながら言った。だけどやっぱりマルコはそんなこと位じゃ堪えず、こっちを見ている。
「用ならあるさ。お前に聞きたいことがある。」
コツ、コツという音が聞こえる。音と音の間隔は長かったけれど、それは確実にこっちへと近づいてきていた。荷物をまとめる手は止め
ないものの、俺は神経を張り詰めて身構える。マルコもアレックス達と同じくらいのガタイの良さだ。何かされたらひとたまりもない。
「ロイド。」
低い、落ち着いた声が響いた。
「“サンドロは約束を破ったか”?」
その瞬間時間が凍りついた。空気も、身体を流れる血も全て凍った。ただ、不思議なことに頭だけは嫌にはっきりと動いていた。
“約束”。
アーサーを傷つけない。
それが約束だった。
それが誓いだった。
でも、それは破られた。
守られなかった。

    じゃあ、一体誰が?

わかってる。わかりきってる。アーサーを傷つけた。それは――
「ロイド。」
ビクリと身体が跳ねる。我に返るといつの間にかマルコは俺の顔を覗き込んでいた。驚いて壁の方へと後退る。マルコはにんまりと不気味に
笑う。
「雄弁は銀、沈黙は金とはよく言ったもんだな。“よーくわかったよ”。」
みるみる内にマルコの笑顔が冷たくなっていく。俺はぞっとした。今まで見たことのない程澄んだ、氷のような瞳。それは明らかにまともな
人間のモノじゃなかった。
2452/9:2009/03/12(木) 19:44:34 ID:m4hYLXsw
「くくくっ……お前、もう少しポーカーフェイスを覚えろよ。考えてることが丸分かりだ。」
そう言うとマルコは口に手を当ててほくそ笑んだ。その時俺は初めてその指の間に小さな紙切れが挟まれているのに気付いた。
「…その…紙切れは……?」
自分でもアホらしいくらい間抜けな声だった。細くて頼りない、蚊の鳴くような声だ。マルコはその声にまた笑う。
「いいものだよ。ことによってはただの紙切れにも、レディ・ゴダイヴァの行進にもなる。面白いギャンブルの種さ。」
マルコの手の中でひらひらと揺れる、小さなメモのようなもの。四つ折りにされた、何の変哲もない紙切れが酷く鮮明に目へと焼き付けられる。
レディ・ゴダイヴァ。
この前覗いたアレックスとマルコの密会に関係あるのか。それとも単なる言葉遊びか。最後の最後のまで、こいつの頭の中は見えない。
「…さて。そろそろ行くかな。俺も暇じゃないんでね。じゃあな。元気でやれよ。」
マルコは踵を返した。やっとこの緊張感から解放される。そう安心した次の瞬間だった。
「ああ、“家族にもよろしくな”。」
その言葉がザクリと心臓を突いた。
“出口”に着くと、そこにはもうアーサーがいた。アーサーは酷く思い詰めた顔をしている。どうしたのかと聞きたかった。
だけど、出来なかった。
もしアーサーの口から俺を拒絶する言葉が出てきたら。そう考えただけで死にたくなるほどの恐怖にかられた。
「ロイド・バーカー。アーサー・バーカー。出ろ。」
職員が指示を出す。口もきかず、気まずい空気のまま、俺達はこの忌まわしい場所と自由な世界を繋ぐその扉にを潜ろうとする。
ピュウッという音がした。音の方を見ると、そこには何故かマルコがいた。壁にもたれ掛かって、こちらに投げキッスをしてきた。
その姿は昔見世物小屋で見たクラウンそのものだと、その時気付いた。マルコを見たアーサーは動揺したように走り出す。その後ろ姿が
目に入る。
一瞬、アーサーが何か白いものをくしゃり、とポケットに突っ込んだように見えた。


「ロイドっ!アーサーっ!!」
底抜けに明るい、甲高い声が響く。
「フレッド…マー…ハーマン…」
門の外には皆がいた。俺達を迎えに来てくれたんだろうか。フレッドがきゃあきゃあと言いながらこっちに突進してきた。
「ロイド!アーサー!おかえりなさいっ!」
フレッドはタックルするように俺達に飛び付いて、大喜びしていた。フレッド前に見たときと随分変わっている。背も髪も伸びて、
しゃべり方も少しまともになっていた。フレッドに続いてマーが走ってきてくれた。俺達を二人まとめて抱き締めて、会いたかった、
愛してるとキスをしてくれる。俺達もマーの背中に手を回し、ハグをした。久しぶりのマーの温もり。それが嬉しくて涙が出そうになった。
「ロイド。アーサー。元気だったか。」
優しくて静かな声。小さな頃から俺を呼んでいてくれた声。その主が、マーの肩越しにこっちを見ていた。
「ハー…マン…」
短く適当に切られた髪。俺達兄弟四人に共通の金の髪と青い目が日差しにきらきら照らされていた。特にハーマンの目は温かい光を帯び
ながら俺達を見つめている。
「お前ら少し見ない内に大きくなったな。」
マーもハーマンに同調して、もっとハンサムになったと頭を撫でてくれる。帰ってこれたんだ。そう安堵した。家族の元に帰ってこれたと。
同時に恐怖した。皆が俺のしたことを知ったら、果たしてこのまま俺の側にいてくれるんだろうか。

多分、答えはノーだ。
2463/9:2009/03/12(木) 19:46:27 ID:m4hYLXsw
「ロイド、どうした?」
ハーマンが俺を呼ぶ。それからこっちにスッと手を伸ばしてきた。
「髪伸びたな。」
そう言うとハーマンは首筋の辺りに触れながら、俺の髪をすいた。だけど無意識に俺の身体はその手から逃れようとしてた。後ろめたさや、
アイツラにファックされたことを思い出したからだと思う。
「……?」
ハーマンは怪訝そうな目をしていた。眉をしかめ、目を細めている。
「ロイド髪長い。女の子みたい。いっつも僕のこと女の子みたいだっていじめてたのに〜。」
いきなりフレッドがぴょこんと俺の前に飛び出してくる。それから両手で自分の髪をツインテールのようにまとめ、“女の子”の物真似をし、
べーっと舌を出した。そういえば髪はいつの間にか肩にかかるくらいになっている。時間の流れを感じた。マーはフレッドを怒ったけど、
その言葉はフレッドを本気で叱るつもりじゃなく、からかうような言い方だった。
「アーサー、ロイドっ。ブランコしながら帰ろ!」
フレッドのいう“ブランコ”は、二人でフレッドの左右の手を繋いで、真ん中のフレッドをブランコみたく持ち上げる遊びだ。フレッドは
強引に俺とアーサーを引っ付かんで準備万端と言わんばかりだった。どうしようか悩んだものの、無理に引き剥がすのも可哀想だったから
仕方なくブランコしながら駅までの道を歩く。
「♪ロンドン橋落ちた 落ちた 落ちた 落ちた♪」
歌を歌いながら足をぶらぶらさせて、フレッドはいたく上機嫌だ。久しぶりに俺達に会えたのが嬉しいんだろう。いつになく歌声も大きい。
そんなフレッドを見て、俺もつい口許が綻ぶ。何気無く視線を上げると、思いがけずアーサーと目があった。アーサーは俺を見てたんだ。
慌てアーサーは俺から目を逸らせたけれど、その目はとても悲しそうで、追い詰められたような目だった。
そんな目で俺を見るなんて。
俺はどれだけアーサーを傷つけたんだろう。
緩んだ口許が一気にひきつった。俺は視線を足元に戻した。俺とフレッド、アーサーの三つの影と、その後ろから伸びるマーとハーマンの
影が見えた。
「♪ロンドン橋落ちた マイフェアレディ♪」
その時俺は気付かなかった。ハーマンも俺を見ていることに。


家に帰るとマーが腕を振るったご馳走が待っていた。マカロニ・アンド・チーズにミートローフ、チキンのシチュー、パスティ、フレンチフライ、
スチームドサラダ。デザートはナッツとベリー、アイシングたっぷりのマフィン。その上には砂糖漬けのチェリーまで乗っていた。
マーは特別よといたずらっぽく笑った。マーの料理は本当に温かくて美味しくて、本当に幸せだった。ハーマンもフレッドもアーサーもマーも
皆笑っている。ハーマンはスコッチの入ったショットグラスを煽りながら。マーはパスティを開きながら。フレッドは歌ったり、料理を手当たり
次第こねくりまわしたり、マーに口を拭かれたりで色々忙しそうに。久々の五人の夕飯は賑やかに進んだ。俺もアーサーも皆に色んなことを話した。
ブタ箱の中であったことをたくさんした。
ただし、アイツラのこと以外だけど。
それに、俺とアーサーはやっぱり口を聞かなかった。
そこだけが不自然だったけど、フレッドがはしゃいでいたのもあってマーもハーマンも気付いていなかったと思う。
……多分。
「マー、こいつら風呂に入れるよ。せっかくブタ箱から出てきたんだ。さっぱりさせてやる。」
ハーマンはフレッドを膝の上であやしながら言った。マーはハーマンに賛成して、外に置いてあるバスタブを暖炉の側に持ってくるよう言う。
運ぶのはもちろん俺とハーマンだ。マーは鍋やケトル、タライまで総動員してコンロや暖炉でお湯を沸かし始めた。俺とハーマンは廊下に置いて
あるバスタブを家まで持っていく。
「随分力ついたじゃねえか。」
ハーマンは笑って言った。ただ、その顔は微かに曇っていた。小一時間かけてバスタブに湯を張ると、マーは裁縫道具一式を持って隣の部屋に
行く。それから俺達は風呂に入るため服を脱いだ。
「わー、ロイドどうしたの?怪我だらけだ。」
俺ははっとした。しまった。いつもと違って家じゃ“この身体”はあんまりにも不自然だ。どうしよう。傷の中には歯形に見えるものもある。
それに胸や尻――アソコなんかにはおかしな傷もある。もしそれがバレたら、きっと――
「あ…ハ、ハーマンっ…フレッドっ…」
先に声をあげたのはアーサーだった。アーサーは何を言うつもりなんだろう。気が気じゃなかった。アーサーは言葉に詰まって何かモゴモゴ
いっている。びくびくしながら、脱ぎかけのシャツを握り締めた。
2474/9:2009/03/12(木) 19:52:01 ID:0Ofcm4Rn
「ケンカ、だろ?」
俺は思わずハーマンを見た。ハーマンは目こそ鋭く見えたものの、にやりと笑ってこっちを見ていた。
「よくあるんだよ。塀の向こうじゃ。誰が飯を盗った、誰が生意気だって因縁を付けちゃ殴る蹴るの乱闘になる。生傷なんて絶えない。
だろ?ロイド。アーサー。」
「う〜?そうなの?」
無邪気な顔でフレッドは聞いてきた。思いもよらない助け船に、俺は咄嗟に首を縦に振った。アーサーは驚きつつもそれに同調したみたいだ。
「お前も気を付けろ、フレッド。殴り合いにはコツがいる。また教えてやるから、ちゃんと覚えろ。」
フレッドはくりくりした目をきらきらさせてシャドウボクシングをした。将来はベビー級の世界王者になると息巻いている。相変わらず
フレッドは単純だと思う。でも、それが救いだった。それにアーサーもあれ以上は話をしなかった。走り回るフレッドを追いかけて捕まえたり、
服を脱がしたりしている内にうやむやになったんだ。
でも良かった。
上手く誤魔化せた。
これで少しだけ、俺は“生き延びた”んだ。


俺達は四人揃ってバスタブにぎゅうぎゅう詰めになりながら入った。まだ体が小さいからできる荒業だ。ハーマン、俺、アーサー、フレッドの
順で一列に並んでバスタブに入る。それから皆頭に石鹸を擦り付けて洗っていく。ハーマンは俺の、俺はアーサーの、アーサーはフレッドの
髪をそれぞれ洗う。フレッドは何故かお気に入りのラグビーボールに石鹸を付けてごしごし洗っていた。
「♪木と泥で作れ 作れ 作れ 木と泥で作れ マイフェアレディ♪」
「フレッド、目と口閉じろ。」
「♪木と泥じゃ流される マイフェア……えぅっ!アーサーやだあ〜!石鹸目に入ったぁ〜!」
アーサーは兄貴風を吹かせてフレッドの世話をこまめに焼いている。だから俺の方なんて見ない。俺から見えるのはアーサーの後ろ姿だけだ。
きれいな金の髪を泡で包んでやる。三日前の夜もそうした。死んだように眠るアーサーを抱いて、石鹸とスポンジで俺が汚したものを全部
洗い流した。そうすればもしかしたら、俺がしでかしたことが全部チャラになると思った瞬間もあった。勿論そんなことあるわけない。俺が
つけたキスマークや、無理矢理押さえつけた時に出来た引っ掻き傷は消えなかった。そしてなにより、アーサーの心の傷はきっと一生消えないだろう。
強姦して、挙げ句の果てアーサーに欲情した俺をアーサーが許してくれる筈がない。アーサーを、家族を傷付けた最低最悪でおぞましい、救いようの
ない人間。そう、これじゃあまるで、まるで。クソッ、あんなに嫌っていたのに。畜生っ、これじゃあ俺はそれ以下じゃないか。
畜生畜生畜生畜生っ!
「おい、ロイド。ぼーっとするな。」
声と同時に俺は現実に引き戻される。ハーマンが俺を呼んだと気付いた。
「考えごと多くなったな。らしくないぞ。何かあったか?」
ハーマンは俺の髪を後ろでまとめ、持ち上げながら言った。ハーマンの手がうなじを触る。ぞくりと電気が背筋を走る。始め、それは単に身体を
洗っていてくれているんだと思った。
丁寧に、丁寧に、身体の隅々まで洗ってくれているんだと。
でも段々それは違うんじゃないかと感じ始めた。首筋、肩、腕、胸、腰、脚――それから、性器。ハーマンの手はゆっくりゆっくり、何かを
確かめるように俺の肌の上を滑っては止まり、滑っては止まりを繰り返す。

右の首筋。そこはアレックスが特に好んで噛みついてきた場所だ。
肩。ユルギスはそこを掴んで挿入するときに暴れる俺を押さえ付けた。
胸。散々弄られ、酷く敏感になった乳首はコナーの馬鹿みたいに舐めるだけの行為にすら勃起するようになってしまった。
そして、ペニス。そう。俺はこの小さな肉の塊で、アーサーの未熟な搾まりを抉じ開けて、なぶって、身勝手な欲望を撒き散らした。

それぞれの場所にハーマンが触れる度、俺はハーマンに懺悔を迫られているように感じた。実際、喉まで“告白”は出かかっていたんだ。
けど、それを吐き出す勇気なんてなかった。出来るわけない。そんなこと知られた、俺はきっと居場所を無くしてしまう。
怖い。怖い。怖い。
そんなの嫌だ。嫌だ。俺は目を瞑り、ただひたすら時間が過ぎるのを待った。
2485/9:2009/03/12(木) 19:53:06 ID:0Ofcm4Rn
♪煉瓦とモルタルじゃ崩れる 崩れる 崩れる 煉瓦とモルタルじゃ崩れる マイフェアレディ♪」
「よし、出るぞ。ガキども。」
「え〜?もう〜?ちぇ〜。」
ハーマンの号令とともに皆お湯に潜り泡を落とす。ハーマンが立ち上がるとアーサーとフレッドもそれに倣った。その時アーサーはまだ立ち
上がれない俺に気付いて、こっちへ身体を屈めてきた。そして恐る恐るこちらに手を伸ばしてくる。
「アーサー。お前はフレッドの面倒見ろ。あっちの部屋にタオルとパジャマがあるから。風邪引く前に早く行け。」
アーサーはハーマンの声にビクッと震え、伸ばしかけた手を引っ込めた。
「で、でもロイドが……」
「いいから行け。ほら、もうフレッド向こう行ってるぞ。」
そこまで言われるとアーサーもハーマンに逆らうことができず、てくてくとフレッドの後を追いかけていく。途中、何度もちらちらと
こちらを見ながら部屋を出ていった。そして部屋には俺とハーマンの二人きりになった。
「立て。ロイド。」
ハーマンは兄ちゃんだ。兄ちゃんには、逆らえない。俺は黙って立ち上がる。ポタポタと雫が髪や傷だらけの身体からから落ちて、濁った
バスタブの湯に落ちていく。バスタブから出れば雫は床にいくつもの水溜まりを作った。ふわりと温かいものが身体をくるむ。
背中からハーマンがバスタオルをかけてくれたんだ。それからハーマンは優しく濡れた身体を拭いてくれた。それはさっきと違って俺の傷に
障らないよう、そっと身体を撫でていくようだった。
それでも俺の身体と神経は昂ったままだ。俺がアーサーを傷つけたことがバレてしまわないか、気付かれやしないか。もし勘づかれたらどう
切り抜けようか、どう誤魔化そうか。そんなことばかり考えていた。あまりの不安に叫びそうになる。口を震わせながら開き、小さく息をした。
ふと、喉の辺りに何かが当てられた。ハーマンの手だ。
「ここは痛むか?」
くっ、指に力を込められた。軽く気管が圧迫される。ほんの少しだけど、息が苦しい。次の瞬間フラッシュバックが起こった。

『おぉっ、この口マンコすげぇ。喉がよく締まるぜ。』
『げぼっ!んふっ…ちゅぶっ…くぽっ、くぽっ、くぽっ…!はあぁっ…クソッ…んぐぅっ!むちゅっ、むちゅっ、ちゅうっ…!』
髪を掴まれ、頭ごと揺さぶられる。小さい口じゃペニスを突っ込まれればまともに息なんかできない。なんとか鼻で息をしても濃くて生臭い
精液の臭いでディップになった脳ミソが更に腐っていく。
苦しい。苦しい。苦しい。
『嬉しいだろ?臭くてエロい精子たっぷり飲めてよぉ。お前みたいなど淫乱は汚ねえザーメン、ビュクビュク出されんの大好きだもんなあ。』
『チンポうまいって顔してるぜ。ロイド。ほら、少しシコっただけでお前の包茎チンポもビンビンになりやがった。イラマチオで勃起する
ような変態マゾガキはしっかり躾てやらねえとな。』
勝手なことを言いやがって。こんなの全然嬉しくない。精液なんて大っ嫌いだし、俺はマゾでも変態でもない。身体が反応しちまうのは
仕方ないんだ。喉を思いきり突かれる。顎も、喉も死ぬほど痛い。今にも突き破られそだ。自然に涙か流れる。その内ドピュッ、ドピュッと
口の中に射精される。ねばねばした物が口に放たれる。まずい。吐き出したい。畜生。死んじまえ。ペド野郎が。

「……こっちは痛いか?」
今度は腹を軽く押された。また頭にあの時の光景が、音が、感覚が甦る。
『ひぐうっ!かはっ…!そんなっ…奥っ、挿れるなっ…ひぃっ…くふっ!痛っ…!』
グチャッ、グチャッという音がする。アナルが擦り切れてしまいそうな程乱暴にピストンされる。内臓の奥深くまで何度も突かれた。一番
敏感な場所も何度も擦りあげられ、痛みと快感がぐちゃぐちゃにミックスされる。
『もっとケツ締めろ!淫売!ザーメン欲しいんだろ?あぁ?!ケツ振って種付けしてくださいって媚びてみろよ!ケツ穴にチンポくわえて
雌犬みたくアヘアへ喚けよ!!』
口までペニスを詰めこまれたみたいに苦しい。真っ赤に焼けた火掻き棒が内臓をミンチにするように引っ掻き回す。嫌だ。こんなこと嫌だ。
『がぁっ…く…ぅうっ…ひんっ!違うっ…俺っ…雌、犬っ…じゃあ…あぁっ…痛ぁっ…きひっ!ぅあんっ!
…あ、あひっ…あ、あ…あっ…!』
『雌犬じゃなけりゃビッチだ。ケツマンコ野郎が。ほら、濃い精液注ぎ込んで孕ませてやるよっ!アナルで全部受け止めやがれ!!』
ヘドロがミンチになった内臓に叩き付けられる。同時に俺もイカされた。中に出された精液の量があんまりにも多くて、腹が破裂しそう
だった。激痛と、耐えられないほどの快感。狂うには十分過ぎるほどの衝撃だった。
2496/9:2009/03/12(木) 19:58:36 ID:0Ofcm4Rn
「あ…う…あぁっ……あ………」
脚から力が抜けて、その場にへたり込んだ。ガクガク身体が震え、涙が後から後から零れてきた。こんなじゃダメだ、早く取り繕わないと。
そういくら自分に命令しても身体は言うことを聞かない。
「ち、違う…俺……ハーマンっ…ごめっ…」
アイツラにされていたことは予想以上に俺を蝕んでいた。身体も心も全部俺の手に負えないところまでいってる。アーサーに酷いことした
くせに、こんな無様なことになるなんて。本当に俺はダメになってしまった。
「……悪かったな。もう寝よう。」
泣き続ける俺をハーマンはバスタオルで包んで、そのまま部屋まで運んでくれた。それからパジャマも着せてくれて、ベッドに寝かせても
くれた。俺はこんなことしてもらえる資格なんて無いのに。シーツを握りしめて俺は自分を責め続けた。


さわさわと風が吹いている。草が気持ち良さそうにそよいでいた。ここはどこだろう。辺りを見回してみる。雨の匂いのする原っぱ。そうだ。
ここはフープスネークの草原だ。それじゃあ皆はどこだろう。目を細めて、遠くを見る。すると向こうに三人の人影が見えた。泥だらけの
フレッド。それを眺めるハーマンとアーサー。俺だけがそこにいない。あっちにいきたい。皆といたい。
けどそれはダメだ。 皆はそれを許してくれないだろう。
俺はしゃがみこんで草の中にかくれた。足元にはフープスネークがいた。見たことなんか無いけど、これは確かにフープスネークだ。
フープスネークは一生懸命自分のしっぽにかじりついてる。
その内フープスネークはしっぽを食べ始める。
がじがじ。
がじがじ。
がじがじ。
がじがじ。
がじがじ。
がじがじ。
最後にはフープスネークは頭だけになって死んでしまった。
自分で自分を食べるなんて。
自分で自分を食べても痛いし死んじゃうし良いこと無いのに。
そんなこともわからないんだろうか。
なんて間抜けなフープスネークだ。


何か音がした。俺は目を開ける。窓の外を見ると、まだ夜は明けていないみたいだ。
それなのに少し開いたドアからは光が漏れてる。
そっと床に降りるとその隙間から向こう側、つまりキッチンの方を覗いた。ぐすん、ぐすんと鼻を啜る音がする。
人影は二つ。一つは
椅子に座ったハーマン。もう一つはアーサーだった。
アーサーは顔を手で覆いながら泣いていた。それを慰めるようにハーマンはアーサーの背中を抱き、頭を撫でて
いる。どうしたんだろう。アーサーが泣いてる。怖い夢でも見たんだろうか。可哀想に。
蝋燭の灯りの中、二人は何かを話している。耳をすましてみるものの、上手く聞き取れない。かなりの時間、二人はそうしていた。
時折ぼそぼそと話ながら抱き合っていた。小一時間も経った頃、顔を隠していた手を動かす。
その手はゆっくりと下に下りていき、ズボンのポケットに辿り着く。
そして中から、白い紙くずを取り出した。そして、ハーマンはそれを受け取るとアーサーの額にキスをした。
「アーサー、いい子だ。」
「……ごめんなさい。」
それ以上は見ていられなかった。あれは、あの紙くずはマルコのそれとそっくりだった。
ぐしゃぐしゃになってたけど、間違いない。どうしてそれをアーサーが持ってる?何でハーマンがそれを?出てくる答えはどれも
最悪のシナリオばかりだ。
俺は罪を犯した。
だから、罰を受けなきゃならない。
そんなのわかってる。わかってるけど。

俺は、それが怖い。
2507/9:2009/03/12(木) 20:03:41 ID:0Ofcm4Rn
こつこつと頭を叩かれる。
「ロイド〜ロイド〜起きて〜ご飯だよ〜。」
犯人はフレッドだった。キッチンからはいい匂いが漂ってくる。身体を起こす。頭がぼーっとしていて動くのが億劫だ。眠れなかったせいかもしれない。
「早くしないと冷めちゃうよ〜早く〜。」
フレッドに急かされて、顔も洗わないままキッチンに向かう。そこに着くと調度マーがエッグ・ベネディクトを乗せた皿を運んでいる
ところだった。席につくと手が伸びてきて目の前の皿にそれがぼとりと置かれる。手の延びた方を見るとハーマンが自分用の
エッグ・ベネディクトを摘まんでいるところだった。マーは俺が起きてくるのが遅かったことが心配らしく、色々と聞いてくる。俺が
言い淀んでいると、代わりにハーマンが答えた。
「マー、ロイドは風邪らしいよ。暫くは家で寝てた方がいい。」
何故ハーマンはそんな嘘を言うんだろう。昨日のことが何か関係あるのか。戸惑いながらも俺はハーマンの嘘に乗る。マーはおでこと
おでこをくっつけて熱を測ってくれた。それからアーサーにいくらか小銭を渡して、コークを買ってくるよう言いつける。アーサーは
いぶかしげに俺を見た後、外へと飛び出して行った。
「ああ、マー。そうだ。俺今日出掛けるんだ。ピーナッツバターサンド作ってよ。」
ミルクを飲みながらハーマンは言った。ハーマンの一言一言にドキドキする。
昨日、アーサーはハーマンに何かを言った。それが酷く気になる。首にナイフを当てられてる感じ。いつ地獄のどん底に突き落とされる
のかわからない。マーが手際よくピーナッツサンドを作って、
紙袋にそれを入れる。ハーマンはそれを受け取るとコートを羽織って玄関に歩いて行った。
「帰るの遅くなるから。チビども、マー手伝えよ。」
ハーマンが部屋を出るとき、調度アーサーが帰ってきた。二人がすれ違う時ハーマンはアーサーの頭をポンと叩き、アーサーはハーマン
から目を逸らす。その光景はとても不自然に思えた。
「ねえねえ、ロイド。あのね、あのね、マーの特製コーク出来たら良いもの見せてあげるよっ!この前ねっ、駅の待合室から盗って
きたんだよっ!テルモスって言ってね、いつまでもコーヒーとかあったかいんだ!」
フレッドはきらきらした目で俺の前に乗り出してきた。俺は曖昧に返事をしながら、ぎこちない二人を見ていた。

それからハーマンは一週間、家に戻らなかった。

キッチンにあるサイドボードの引き出し。その一番上を開ける。
そこにはいくつもの薬が入っている。マーが昔飲んでいた薬だ。その中から大きめのピルケースを手に取る。ラベルにはバミタールと
大きく書いてあった。蓋を開け、中から一錠取り出す。それを放り込んでテルモスの中の特製コークで流し込む。
ハーマンが出ていってから三日が経つ。ハーマンが出ていった日から俺は眠れなかった。
眠い。なのに眠れない。頭が痛い。
だからとにかく寝るためにマーの薬を内緒で飲むようになった。
薬を飲めば死んだように眠れた。真っ黒な泥の中に沈んだみたいに夢も何も見ず、何も聞かず、何も考えずにいられる。アーサーは俺を
どう思っているか。ハーマンとアーサーは何を話したのか。ハーマンはどうして帰ってこないのか。考えれば考えるほど辛い現実に押し
潰されそうになる。
逃げたい。逃げ出して楽になりたい。
気付けば食事の時以外はずっと眠るようにしていた。そして今日も俺はまた眠りの沼へと身を投げる。
2517.5/9:2009/03/12(木) 20:04:34 ID:0Ofcm4Rn
「♪銀と金で作ろう 作ろう 作ろう 銀と金で作ろう マイフェアレディ♪」
フレッドの歌が聞こえる。キッチンの方からだ。目が段々覚めてくる。頭が痛い。喉の乾きもあってそっちに顔を出す。フレッドは一人で
積み木遊びをしていた。
「♪銀と金じゃ盗まれる 盗まれる 盗まれる♪」
「フレッド……マーとアーサーは?」
「あっ!ロイドおはよ〜。んとね、マーはお仕事でね、アーサーはお出掛けだよ。」
フレッドはブンブンと細長い積み木を振り回しながら答える。その拍子にガシャンと目の前の積み木が崩れた。
「あう〜!壊れちゃったあぁ〜!」
フレッドは泣き出した。俺は急いで側によると、よしよしと頭を撫でてやる。
「泣くな、フレッド。何作ってたんだよ?」
散らばった積み木を集めてやる。頭が痛い。寝起きのせいで少し手元がおぼつかない。それを見てフレッドはぐずぐずしながら答え始めた。
「あのね、あのね、ロンドン橋作ったの。でもね、ダメなんだ。積み木じゃダメなんだ。煉瓦でも、銀と金でもダメなんだよ。一回壊れると
もうダメだ。壊れたらもう直んないんだ。」
フレッドの顔は涙と鼻水でぐしゃぐしゃだ。俺はフラフラしながらハンカチを取ってきて、それを全部拭いてやった。こんなこと位で泣く
なんて、フレッドはまだまだガキだ。そんな風に思う。涙の勢いが弱くなった辺りで鼻をかませてやる。
「ほら…今度はさ、ブルックリン橋にしろよ。あれはロンドン橋より新しいし、長いし、格好いいだろ。それに自由の女神が
寝ずの番をしてる。絶対落ちないよ。」
少しの間フレッドはぽかんとしていたものの、一つ積み木を渡してやると笑顔になってまた橋を作りはじめた。
「ロイドっ!ロイドっ!橋が出来たら一番最初にロイドに見せてあげるね!」
俺はにこっと笑うとまたサイドボードの方へ行く。
引き出しを開けていつものようにバミタールを一粒。
それから頭痛を抑えるためにアスピリンを一粒。
それぞれ口に入れて、水で流し込んだ。そしてまた一人きりの部屋に戻り、ベッドに横たわる。

『一回壊れるともうダメだ。壊れたらもう直んないんだ。』

フレッドの声が聞こえた気がした。
2528/9:2009/03/12(木) 20:14:06 ID:0Ofcm4Rn
気が付くと俺はクローゼットの中にいた。外からは嫌なものが聞こえてくる。耳を塞いでそれを聞かないようにした。
それなのに音は手をすり抜ける。耳が潰れるくらい力を込めてても変わらない。
その内その音が聞き覚えのあるものだと気付く。微かに微かに開いた隙間から、クローゼットの向こうを見る。
目に飛び込んできたのは誰かが犬みたいに四つん這いにされ、レイプされている光景だった。ファックされている方の股間には小さなモノが
ついている。体つきから言っても恐らくは少年だ。随分長い間犯されているのか、うっすらとピンクに染まった体のあちこちには白い粘液が
まとわりつき白い、太股には白と赤の筋が何本も伝っていた。ペニスで突かれる度、少年は痛々しい声をあげる。それでもレイプをしている
奴は容赦なく腰を振り続ける。その光景に言葉を失っていると、ふと嫌な予感がした。
そういえばアーサーがいない。
いつもクローゼットに一緒に隠れていたアーサーは?
アーサーはどこにいる?
慌てもう一度耳を済ませ、クローゼットの外を凝視する。
「あんっ…はっ、あっ、あうぅ…痛いっ、痛いよぉ…」
くちゃくちゃと湿った音をたてながら肛門を犯され、か弱い悲鳴をあげている少年の声と顔。それはアーサーのものだった。
「アーサー!!!」
俺は喉が許す限りの声を張り上げ、クローゼットの戸を開ける。アーサーを傷つけるやつは許さない。一体誰がこんな残酷なことを――
「きゃふっ…ぅうっ…くぅ…お願、い…やめてぇ…」
アーサーにのし掛かり、何度も腰を打ち付ける男。いや、少年。

彼が、ゆっくりこちらを向いた。
「え………」

「ロイドぉ…ぉねがい…ひゃんっ…も…やめて……」

そいつは、俺だった。
2538.5/9:2009/03/12(木) 20:16:28 ID:0Ofcm4Rn


次の瞬間、俺は痺れるような甘い感覚に襲われる。思わず目を瞑って声を漏らし、身体を痙攣させた。
「あぁっ……」
同時に絶望したような声が下から聞こえた。目を開けるとそこにはアーサーがいた。
「お願いだから…ロイド…もう、中に出さないで…お腹、苦し……」
置かれている状況に愕然とする。あろうことか俺はアーサーを押し倒し、陵辱していた。繋がった部分は真っ赤に腫れ上がり、痛々しく
ひくついている。
「ロイド…何でこんなことするんだ…?俺達、兄弟…なのに…酷いよ……」
慌ててアーサーからペニスを引き抜く。それは血と精液にまみれてヌラヌラと光っていた。
「なあ…?俺、死ぬほど…嫌だったのに…なんで…?凄く、痛いのに…」
「ご、ごめ、アーサーっ…」
「無理矢理、身体…舐められ、て…ひぐっ…フェラ、されて…こ、こんな…お尻に挿れられて…たくさん……中に出されてっ…」
虚ろな目からぽろぽろ流しながらアーサーは呟く。俺は後退り、ガクガクと震えることしかできない。
「本当に最低だな。お前は。」
いつの間にかハーマンがいる。ハーマンは恐ろしいほど冷たい瞳で俺を真っ直ぐ見据えていた。
「アーサー嫌がってたろ?それなのに何でレイプなんてした?」
何の抑揚もない声に俺は恐怖を覚える。
「そ…それは…ア、アレックスがっ…」
「違うだろ。お前思っただろう。“アーサーを自分のものにしたい”って。アーサーをファックしたいって思っただろうが。」
どうしてハーマンがそれを知ってるんだ!
何でハーマンは俺がアーサーを欲しいと思ったことを何で知ってるんだ!ああ、どうしよう。
どうしよう。アーサーが泣いてる。ハーマンが怒ってる。
ハーマンが言った通りだ。
俺はアーサーに欲情した。
アーサーを愛してる。
絶対絶対絶対許されないのに。
あの時はっきりアーサーが欲しいって思った。そしてアーサーを傷つけてしまった今でも、その感情はマグマみたいに心の奥底に
燻り続けている。一方的で、身勝手で、歪みきった俺をアーサーがどう思ってるかなんてわかりきってる。なんて堕ちれぶれた存在
なんだろう。これじゃあ、これじゃあ本当に

「“アレ”にそっくりだ。」

「ああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

「家族を傷つける、傲慢で、自分勝手で、人としての価値なんて欠片もない。お前は“アレ”と同類だ。」
「違う違う違う違う違う!!!俺は“アレ”なんかじゃないっ!!!!」
「違わないさ。“アレ”さ俺やマーを殴った。お前はアーサーを犯した。どっちも家族を傷つける屑野郎だ。」
ハーマンが俺を責める。“アレ”を見る目で俺を射抜きながら俺を追い詰める。
「違う!!俺は“アレ”とは違うっ…!だって…だってっ…!!」
「そうだよハーマン。だってロイドはアーサーとえっちしたいんでしょ?それってただ殴るよりず〜っと最悪の変態さんだよ〜。」
「そうだな。コイツは“アレ”以下の蛆野郎だ。とっととくたばればいい。」
「そん…な…ハーマン…フレッド……ゆ、許し…違う……俺は…」
フレッドがケタケタ笑う。耳にこびりついて離れない。ハーマンも笑ってる。鋸で全身の肉を削がれる。どんなに叫んでも謝っても
やめてくれない。
逃げたい。
でも逃げられない。
俺には家族から離れるなんてできない。だって俺は皆が好きで、だから嫌われたりなんかしたら、俺は――
「ロイド。」
アーサーが呟いた。透明で、無機質な空気の波が鼓膜に届く。


「大嫌いだよ。」
2549/9:2009/03/12(木) 20:16:59 ID:0Ofcm4Rn
く煮たオートミールが湯気をたてている。マーはそれをスプーンで掬って口まで運んでくれる。俺はそれを少しだけ食べて、
首を振った。マーはとても心配してくれた。最近眠れているかとか、何か欲しいものはあるかとか、色々聞いてくる。俺は
大丈夫とだけ言ってまた横になった。そうは言っても寝る訳じゃない。とにかく横になるだけだ。
マーは悲しそうな顔をしてキスをする。今日は用事で隣町にいかなきゃならないらしい。アーサーとフレッドも一緒に行くん
だそうだ。マーはなるべく早く帰ると言って部屋を後にした。 ハーマンがいなくなってから今日で八日目。一週間まるまる
ハーマンは帰ってこない。そして俺はあの夢以来眠らなくなった。もう夢さえ逃げ場になってくれない。
頭が痛い。吐き気がする。視界もはっきりしない。音も妙に大きく聞こえる。
辛い。
苦しい。
気持ち悪い。
自業自得なのに、酷く悲しかった。ぽろりと、涙が出てきた。

太陽が高くなった頃、俺は耐えきれずまたサイドボードに向かう。
こんなに自分の罪深さを分かっていると言うのに、自分が嫌いなのに、それでもまだ俺は木のコートを着る気にはなれない。
…臆病者の自分を呪う。
とりあえず眠らないといけない。
それから、割れそうな頭も何とかしないと。
口から内臓が出そうな吐き気もどうにかしなきゃならない。

引き出しの中の薬を片っ端から手にとる。それから何錠かチョイスして手に盛れば小さな山になった。これを飲めば大丈夫だ。
この感覚から抜け出せる。きっとなんとかなる。薬を握り締め、水をコップに注ぐ。
早く楽になりたい。
早く、早く、早く。

俺は震える手を必死に持ち上げ、タブレットの山を口に運んだ。
255名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 20:18:02 ID:0Ofcm4Rn
9/9の最初は[甘く]です。すみません。
恐ろしく強引だけど一応ハッピーエンドになったので明日もよろしくです。
256名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 20:43:37 ID:mb6w8Y3L
待ってたっっ!!!
257名無しさん@ピンキー:2009/03/12(木) 21:02:24 ID:0vaypCrI

明日も楽しみだぜ
258名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 08:20:59 ID:RRlnalBU
なんという期待の新人
もっとやれー
259名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 18:40:17 ID:32qBS44R
凄く面白かった
2601/12:2009/03/13(金) 23:23:10 ID:+zMMaYdE
かろうじて約束まもれました。>>244続きです。これで最後です。

ガタンッ!!!

いきなり玄関から物凄い音がした。驚いてポケットに薬を突っ込み、壁に立て掛けてあるモップを手にとる。
強盗か?モップを構えながらテーブルの下に隠れ、恐る恐るこちらに近付く足音に集中する。ゴト、ゴト、と
いう音は遂にキッチンまでやって来た。緊張がピークに達したとき、覚悟を決めてそっと向こうを伺う。
「ハ…ハーマン?!」
足音の主はハーマンだった。久しぶりに見るハーマンはコートの襟を立て、帽子を深く被り、ゆらゆらと歩いている。
「ああ…ロイドか…」
ハーマンは帽子を取るとどかっとソファーに座り込む。だるそうに瞬きをして、はあっと息を吐く。
「ハーマン、血が…」
ハーマンの頬には赤茶色の飛沫がついていた。乾いているものの、かなりの量だ。
ハーマンがケンカをして帰ってくるのは珍しくない。でもこんな血だらけになるなんて今までなかった。
頭痛や吐き気は一気に吹き飛び、何とかしなきゃと考える。まずは傷を見つけないと。俺はさっきまで
自分の頭に乗っていたタオルを持ってくると傷に触らないよう気を付けながら拭く。ところが不思議なことに、
ハーマンはどこにも怪我をしていないようだった。洗面所に行って汚れたタオルを洗い、またハーマンの元へ戻る。
ああ、その前に薬箱を持っていかないと。踵を返したその時だった。
「ロイド。」
ハーマンの呼び掛けに答えて振り返る。
「土産だ。」
そう投げ渡されたのは一週間前マーがハーマンに渡したピーナッツバターサンドの紙袋だった。ぐしゃぐしゃになっていて、所々
変な染みがある。鼻をつくような臭いも少しした。混乱しながらその乱暴に閉じられた口を開ける。
「―――!!!」
「コナー・フィッツサイモンズ……ユルギス・アウグスト・マジュリス……二人は見つけた。ただ、アレックス………
“アレクサンダー・ストーン”だけが見つからない……」
ハーマンはぶつぶつ呟きながら額に手をあてた。
261/12:2009/03/13(金) 23:25:34 ID:+zMMaYdE
紙袋の底には、二本の指が入っていた。

一つは既に色が変わりかけていたけれど、もう一つはまだ“新鮮”そうだ。どちらも傷口はぐちゃぐちゃで、“普通に切り取られた”
ものじゃないと分かる。それらは黒く変色した血と、プディングというか何というか、妙なもの――そう、“ディップ”がたっぷり
こびりついていた。声も出ずその場に立ち尽くす。
コナー。
ユルギス。
ハーマンがあの二人に会った?じゃあこの“ディップ”がついた指はやっぱり?
「ロイド、来い。」
ハーマンが項垂れたまま言う。俺は混乱していた物の、言われるがままそちらへと歩いて行き、ハーマンの目の前に立つ。
「おいで。」
手を広げ、促すハーマンに逆らうことなくその腕の中に身体を置く。そうすればハーマンは温かい手で俺を包んでくれた。
少しだけ錆と生々しい嫌な臭いがする。
「ロイド。お前、アイツラからアーサーを守ってやったんだな。」
思わぬ言葉に目を見開いた。やっぱりもうハーマンは知ってるんだ。俺が、アーサーがあそこでどんな目にあったか。アーサーから
聞いたのか、それとも他の誰かからかは分からない。
ただ、ハーマンが知ってることだけは確かだ。
ハーマンは俺を断罪するんだろうか。
役立たずだ、“アレ”そっくりだと俺を罵って、家族じゃないと最後通告するんだろうか。
もうここにはいられないのか。
怯えながら続く言葉を待つ。

「―――ありがとう。ロイド。」

それは予想外の言葉だった。
ありがとう?
ハーマンはそう言った?
「お前がいたから、アーサーは無事だった。お前のお陰だ。ありがとう。」
熱い、熱いものが胸の奥から込み上げる。それは身体中に広がって、皮膚の表面を沸騰させる。次から次に溢れ出てくるそれは
遂には身体から零れていった。
目が、熱い。
2623/12:2009/03/13(金) 23:27:41 ID:+zMMaYdE
で…でも…俺っ、全然役になんか…立ってない……だって…だって俺…アイツラにっ…散々……」
「ああ、知ってる。」
「そ…それに…俺っ…お、お、俺…アーサーっ……アーサーを……アーサーに、酷、い、ことっ……!」
「知ってる。」
ハーマンは静かに俺の“告白”を聞いてくれた。
問い詰めることもなく、責めることもなく、ずっと話を聞いてくれた。
俺は今まで胸につかえてたものを全部吐き出した。
アイツラにレイプされたこと。
身体がおかしくなってしまったこと。
アーサーを犯して、傷つけてしまったこと。
そして、アーサーを好きになってしまったこと。
全部、全部吐き出した。

「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。許して貰えないのわかってるんだ。…でも、でも、俺どうして
いいか…本当にごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」
「許されない?何でそう思う?」
「だって、だって、俺は“アレ”と一緒だからっ…アーサー、アーサーは嫌がるって、わかって…でも、俺、
アーサーに酷いこと…アーサー傷つけてっ……俺は“アレ”と一緒だっ……」
「アーサーがそう言ったのか?」
俺は首を横に振る。鼻水を啜りながら一生懸命話をする。
「だってハーマンもわかるだろ……?今の俺、“アレ”そっくりで…誰も“アレ”と同じ俺を許してなんか
くれない……ハーマンだってそう思って……」
「それは違う。」
ハーマンは俺の頬に手を添え顔を上げさせた。ハーマンの、その真っ直ぐで強い目が俺を見ている。
「お前は“アレ”なんかじゃない。お前と“アレ”には致命的に違う所がある。わかるか?」
俺はまた首を横に振る。
違うところなんてあるわけないんだから。
それなのにハーマンは確信に満ちていて、俺の心を絡めとる。

「俺達はお前を愛してるってことだ。」
2634/12:2009/03/13(金) 23:29:38 ID:+zMMaYdE
不思議なことが起きた。
嵐がおさまった。
俺をめちゃくちゃにしていた嵐が。
心を揺らした風も、目から溢れる雨もピタリとやんで、一瞬で全てが晴れ上がる。そしてそこにはハーマンがいた。
「アーサーと話せ。一人でそう決めつけないで、その口で聞け。その耳で、目で確かめろ。アーサーがどう
思ってるか、ちゃんと話せ。それでアーサーがそう言ったならまた俺のところに来ればいい。」
ハーマンの言葉が静かになった心に染み渡る。
兄ちゃんの言うことは絶対だ。兄ちゃんの言うことには逆らえない。兄ちゃんの言うことに間違いなんてない。
それが俺達兄弟の約束だ。俺に、選択肢なんてない。
それでもやっぱりアーサーと話すことはとても怖い。
また曇りだした表情から俺の不安を読んだのか、ハーマンはまた力強く言った。
「大丈夫だ。お前は俺の弟なんだから。絶対お前を見棄てたりなんかしない。
ずっと一緒にいてやる。だから怖がるな。」
畜生、また涙が出てきた。あのブタ箱に入って以来、俺は多分それまで流してきた涙を合わせてもまだ
足りないくらい泣いてきた。
どれも情けなかったり、悔しかったり、悲しかったり、辛かったりで録な涙じゃなかった。
でも、今俺の頬を濡らしてるものは違う。
すっごくすっごくあったかくて、すっごくすっごくやさしいものだ。
ハーマンは俺を許してくれた。
ハーマンは俺を受け入れてくれた。
ああ、なんて俺は幸いなんだろう。
「クソ、眠くなってきた……」
ぐらりとハーマンの身体がソファーへと仰向けに倒れ込んだ。抱き抱えられたままの俺も一緒に倒れる。
ハーマンの胸からとく、とく、と心地いい音が聞こえる。
「このまま寝る。」
「……うん。」
一分と経たないうちに寝息が聞こえてきた。規則正しく上下する胸は、ボートを揺らす波のようだ。その揺れは
俺の張りつめたものを全て拐い、眠りの海に連れ去った。
2645/12:2009/03/13(金) 23:32:12 ID:+zMMaYdE
コンコンとドアがノックされる。ドアを開ければそこには枕を抱えたフレッドがいた。
「どうした?」
フレッドは眉間に皺を寄せてぷぅっと頬をふくらませてる。正直とても不細工だ。
「今日僕ハーマンと寝る。」
そう言ってフレッドはハーマンが寝転ぶベッドにジャンプした。ハーマンは寝惚けたまま寝返りを打つと、
突然の来客の頭をぽふぽふと叩く。
「急にどうしたんだよ。」
フレッドはぷりぷりと怒りながら俺を睨む。
「だってだってズルいもん!今日ロイド、ハーマンとお昼寝してたもん。僕もハーマンと一緒に寝たい!」
マー達が夕方に帰って来るまで俺とハーマンはソファーで眠りこけていた。結局フレッドの
フライング・ボディ.プレスで起きる羽目になったけど、三日ぶりの眠りは頭をはっきりさせてくれた。
そして同時に心をすっきりさせてくれた。

ちゃんとアーサーと話そう。

そう決めた。
マー達にバレないよう、紙袋を隠すと久しぶりにマトモに夕飯を食べ、タイミングを待った。
そこに突然ヘソを曲げたフレッドが来たんだ。少し調子が狂う。
「いいよね?ハーマン。一緒に寝よーよ。ね〜え〜。」
駄々をこねるフレッド。ハーマンはフレッドに甘いからっていつもこうだ。
「んー…そうだな…じゃあロイド、お前フレッドの部屋で寝てこい…」
「え…」
ハーマンはちらりとこっちを見た。フレッドはハーマンと同じベッドで寝るわけだから、別のベッドで
寝る俺が部屋を出ていく必要なんてないはずだ。それでも俺にそう言う理由。
つまり、もう行けということだ。
行って、アーサーと話せと。
遂にアーサーと向き合う時がきた。俺は黙って頷いて、部屋を出た。
2656/12:2009/03/13(金) 23:34:33 ID:+zMMaYdE
「ねえねえハーマン。」
「ん…?」
「大丈夫だよね?ロイドとアーサーまたいっぱい笑ってくれるよね?」
「……お前、知ってたのか。」
「僕ね、僕ね、みんなみんな大好きだよ。だからね、泣いてるロイドとアーサー嫌。にこにこ
スマイルマークがいいもん。」
「そうだな、フレッド。」
「………でもね、でもね、一回壊れちゃったら壊れちゃった物は直んないんだって。ロンドン橋が言ってた。」
「ロンドン橋?…ああ、あの歌か。だったら大丈夫さ。“丈夫な石”があれば“もう大丈夫”だから。」
「うきゅ?何それ何それ。僕しらない!」
「またそのうち教えてやるさ。それにあいつらは俺の弟だからな。心配なんかしなくていい。……お前も
いい子だから、ゆっくり眠れ。ほら。ダストマンが来たぞ。ダストマンが来たら、ガキは寝るもんだ……」
2667/12:2009/03/13(金) 23:37:23 ID:+zMMaYdE
コンコン。木の音が響く。ワンテンポ遅れて扉の向こうから足音が聞こえた。
「フレッド!夜更かしすんなって言ったろ」
勢い良くドアが開いた。それは予想通りアーサーだった。俺を見た途端、一瞬にしてアーサーの顔が青ざめた。
そして沈黙の中、俺達は見つめあう。
「…………中、入っていいか?」
それを先に破ったのは俺だ。アーサーは黙って身体を横にずらして、中への道を開いてくれる。そのまま横を
すり抜けて部屋へと入った。とりあえずフレッドのベッドに腰掛けて、様子を伺う。アーサーはドアの方を
向きながら黙ったままだ。
さすがに空気が重い。重圧に押し潰されそうになる。
それでも俺は話さなければならない。
アーサーと話そうと決めたからだ。
俺は意を決して沈黙を破った。
「……この前のこと謝りに来た。」
その一言で背中を向けていてもあからさまに判る程アーサーは動揺した。小刻みに震えだし、息も荒くなる。
今、小さなアーサーの中をどんな嵐が荒れ狂っているのかわからない。今アーサーの頭には何が浮かんで
いるんだろう。
身体に無理矢理ペニスを押し込まれた痛みか。
女の様に男に辱しめられた屈辱か。
それとも自分に歪んだ欲望を向ける兄貴の顔か。
アーサーは身体をドアに凭れ掛からせながらズルズルと崩れ落ちていく。それから小さく嗚咽を漏らし出した。
「アーサー……」
拒まれるかも知れない。
そうしたら俺はきっと辛くて悲しくて死にたくなるだろう。
その時こそ、本当にカロンに有り金全部叩いてステュクスを渡る気になると確信が持てる。

『絶対お前を見棄てたりなんかしない。ずっと一緒にいてやる。だから怖がるな。』

今はその言葉だけが俺の心の支えだった。覚悟を決めて立ち上がり、アーサーのところまで歩いていく。
そして、思いきってアーサーを後ろから抱き締めた。
2678/12:2009/03/13(金) 23:41:00 ID:+zMMaYdE
「……ごめん。アーサー…」
「…あ…ああぁ…あ、ロイ…ロイドっ…違う、違うんだ……ロイド……」
腕の中でアーサーがこっちに向き直り、俺にしがみつく。そしてぼろぼろと大粒の涙を流して泣いた。
アーサーは吸い込まれてしまいそうな青い目で俺を見た。その目からは次から次に綺麗な雫が零れ落ち、頬を伝う。
あの時以来初めて見るその涙を俺は拭ってやりながら、俺は告解をした。
「…アーサー、ずっと傷つけてきてごめんな。お前に怖い思いさせた。」
アーサーは俺の胸に置いた手をぎゅうっと握りしめた。俺を押し退けようとしているのかもしれない。だけど俺は
本当にはっきりと拒絶されるまではと、アーサーを抱き締めるのをやめない。嗚咽とも囁きともとれない妙な音を
喉から発しながら、俺を見上げている。
「俺全然弱くて、役に立たなくて、アーサーに辛い思いさせた。それに………無理矢理、お前のこと犯して…」
言葉に詰まりそうになる。だけどきっと一度でも黙り込んでしまえば二度と話せなくなるかも知れない。息を
振り絞って一気に話す。
「それに…それにな……俺………あの時お前を欲しいって思ったんだよ。お前を好きだって…」
遂に。遂に言った。言ってしまった。
最大の禁忌。
最悪の罪。
もう逃げられない。
「………本当にごめん。」
最後の審判を待つ。審判者であるアーサーを俺は見た。閉じることを忘れたように、その純粋で無垢な瞳は
ひたすら俺を見詰めていた。信じられないと言うように、何かを訴えようとするように僅かに唇を開いている。
俺はただ待った。アーサーが俺を断ずるのを。また沈黙が部屋を支配した。

「……………………お、れ…」

続く言葉を待つ。眼を閉じて、深呼吸した。
「ロイド……………」
天を仰ぐ。恐怖や後悔の涙が零れないように。

「………す、き……」

「え……?」
2689/12:2009/03/13(金) 23:43:09 ID:+zMMaYdE
「お、俺……あの時…凄く嬉しくて、幸せでっ…だ、だってロイド、俺のこと、愛してるって……」

アーサーの口から出た言葉はあまりに意外で、にわかには信じられなかった。
「…嬉しくて…涙…出て…俺も…ロイド、好きだから………で、でも…だって、ロイドっ……ずっと口聞いて
くれなくてっ…俺っ…俺は…ロイドに嫌われたって…思って……ロイドのこと…好き、なのにっ…!」
アーサーは言った。
俺を好きだと。
そう、確かに言った。
あんなに傷つけたのに。あんなに酷いことをしたのに。こんなに醜い想いを押し付けているのに。
そんな、そんなことって。
「で、でも俺っ…お前をレイプしたんだぞ?酷いことしてっ…お前をファックしたいって思ったんだぞ?お前の
兄ちゃんなのに、お前のことそんな風に…!お前おかしいと思わないのか?俺を憎くないのか?嫌いだ、
気持ち悪いって……!」
俺の問いかけにアーサーはブンブンと首を横に振り思い切り否定した。
「っ…ロイドは……ずっと、ずっと守ってくれて…ずっとずっと、俺の側にいてくれて……役立たずで、卑怯な
俺を………許してくれてた………」
途切れ途切れの呼吸の中、アーサーはあの医務室のベッドでの時のように俺に語りつづける。俺が考えも
しなかったアーサー自身の想いを必死に伝えようとしてくれていた。
「だけど、あれ以来っ…ロイドは俺を、嫌いになったんだって…思ったら………お願い……ロイド、嫌いに
ならないで……嫌わないで……」
「そ……そんなこと…あるわけないっ…アーサー、アーサーっ…!」
俺はアーサーの頬を両手で挟んだ。そして真っ直ぐアーサーを見つめた。
込み上げる想いを押さえきれない。
「アーサー…俺…!」
「ロ…イ…ド……」

26910/12:2009/03/13(金) 23:46:16 ID:+zMMaYdE
生地の薄いカーテンからは月明かりが漏れていた。その光の中に、アーサーの白い身体が浮かび上がっている。
パジャマも下着も全部剥ぎ取られ、生まれたままの姿はとても綺麗だ。
「………本当にいいか?」
「ん……大丈夫。」
「本当に?後悔しないか?」
アーサーはくしゃりと笑った。
「大丈夫だよ。もー…心配しすぎだってば。」
馬鹿にしたような言い方に少しムッとする。
「さっきまでビービー泣いてたくせに。生意気だぞ。」
「そんなのロイドだって一緒じゃねーか。本当チキンだよな。下らないことで悩んでずーっと死にかけの病人
みたいだったクセに。」
「あーもーうるせえっ!」
アーサーの首筋に軽く噛みつく。アーサーは鼻にかかったような声をあげて抗議にもならない文句を言った。
暫くそうやって裸のままじゃれあう。アーサーと最後に触れ合ってから半月も経っていないのに、今の俺には
アーサーの温もりは何十年ぶりのものに感じた。
アーサーを求めてキスをした。身体中キスをしてないところが無くなる位キスをした。始めはくすぐったそうに
笑っていた声が段々艶やかになる。少しすると腹の辺りに熱く堅いものがあたりだした。
「はぁっ…はぁあっ……ロイド…ロイドっ…!」
アーサーが俺を呼ぶ。それに応えてアーサーの口元に耳を寄せる。
「ロイドっ、俺もしたい…ロイドのこと、気持ちよくしたいっ…!」
俺の耳にキスをしながらアーサーは訴える。健気な哀願する姿が酷く卑猥に見えた。
「ん…じゃ、こうしよ…」
俺はアーサーの顔を跨ぐとシックスナインの形をとる。そしてアーサーのペニスをくわえ、唾液で濡らした
指先でアナルを優しく揉んでやる。
「ああぁぁっ!ロ、ロイドっ!」
「馬鹿、マー達にバレるだろ。声出すな。」
厳しめに言ってやると、アーサーは声を誤魔化すように俺のペニスにむしゃぶりついた。メチャクチャに吸い
上げて、舌を動かすだけの拙いフェラ。一生懸命口を動かしてるものの上手く自分をコントロールできないのか、
涎や俺のカウパーで口元はもうべちゃべちゃになっている。テクニックはまるでないけれど、俺にとっては
最高の快感を引き出してくれるフェラチオだった。
俺もお礼するように出来るだけアーサーが気持ち良くなれるよう、裏筋や袋を舐めていってやる。
「んんンっ…ぢゅぽっ、ぢゅぽっ、ぢゅぽっ…ピチャッ…はぁんっ!ロ、ロイ…やめ!…何かっ…何か来ちゃうっ……!!」
突然アーサーがペニスを離し、切羽詰まった声をあげる。
「静かにしろって!本当にマー達に聞こえるっ…!」
「で、でも、本当に何か変っ…!やだっ、こんなの知らなっ…!んぶっ!くちゅっ、ぐぽっ、くちゅぅ!
もごっ、ちゅるっ、んんん――――!」
アーサーの口を塞ぐように、ペニスを無理にしゃぶらせる。
アーサーはでたらめに口を蠢かせて、くぐもった声で叫んだ。アーサーを追い込むように、思い切りペニスを吸い上げてやる。
その瞬間アーサーが仰け反り、一際高い声をあげた。口に熱いものが放たれ、それに合わせて俺もアーサーの口に射精する。
27011/12:2009/03/13(金) 23:49:36 ID:+zMMaYdE
「………?」
違和感を覚えて、口のものを掌に出す。するとそこには白く濁った液体がとろりと滴った。それは紛れもなく精液だった。
初めてのときはまだ射精なんてできない身体だったのに。アーサーの方に向き直ると、アーサーは初めて味わう射精の快感の
せいで完全に蕩けきっていた。口からは白い糸が一筋顎にかけて垂れていて、いやらしいその姿が俺の中の意地の悪い
部分をくすぐる。
「アーサー、やっとお前もイケるようになったぞ。ほら、お前の精子、凄くおいしい。」
手に出したものをもう一度口に含むと、そのままアーサーに口移しした。口の中でお互いの唾液や精液を混ぜて、じっくりと味わう。
「やぁ…っ…ちゅ…くちゅ……ダメだっ…んくっ……」
アーサーは身を捩って逃げようとしたものの、それも束の間。すぐに舌を絡めて唇を貪ってきた。息が出来なくなる程長く、激しい
キスをする。同時にアーサーのアナルもかき混ぜる。
部屋にぐちゃぐちゃという水音と、微かな声が響く。それが俺を更に興奮させた。アーサーはもう訳が分からなくなっているようで
とにかく俺にしがみついて腰をくねらせ、キスを求めてくる。
本当にアーサーはかわいい。
アーサーが俺を許してくれて本当に良かった。
アーサーが俺を選んでくれて本当に良かった。
胸がどんどん熱くなる。唇を離し、アーサーに囁く。
「アーサー…もう挿れたい……」
アーサーの股に、また硬く反り返ったモノをグリグリと押しつけた。それを敏感に感じ取ったアーサーは潤んだ瞳を俺に向ける。
アーサーは僅かに躊躇うように眉を歪めたけれど、俺は瞼にキスをしてその緊張を解した。元々アーサーの身体は発情しきっていて、
それ以上我慢できなかったこともあり、アーサーは促されるままおずおずと脚を開いた。
「力抜け。最初はゆっくりするから、慣れたら気持ちよくなれる。」
「う、ん…」
耳まで真っ赤にして、きゅっと眼を瞑るアーサー。恥ずかしいんだろうか。脚が少し内股気味になって、その奥にある小さな孔も
ぴくぴくしている。仰向けになっているアーサーに覆い被さり、俺は窄まりに勃起したペニスを宛がう。そして少しずつ奥へと
進んで行った。
「あぐっ!!んうぅぅっ……!!」
唇を噛み、アーサーが唸った。また切れてしまうと可哀想だと思い、キスをして口を塞ぎ、歯列を割って舌を絡める。柔らかい
口内を蹂躙して、甘い悲鳴を味わう。こりこりとした前立腺をペニスで押し潰し、時々アーサー自身にも触れてやりながら快感を
高めてやる。アーサーのソコはキスをする度、愛撫する度きゅうきゅうと俺を締め付ける。奥に勃起を突き立てる時は欲しがる
ように強引に俺の性器をくわえこみ、逆に引きずり出す時は離すまいと噛みつくように締め上げた。最後には自分からも腰を振り
出して、俺のペニスは爆発寸前までおいやるまでになった。
「アーサっ…出すっ……!」
「だ、出してっ…!俺ん中っ…ロイドのでいっぱいにして、いっぱい気持ちよくしてっっ…!好き、好き、好きっ…!」
アーサーが一番感じる場所を壊れるくらい強く抉り、自分のペニスを根本まで捩じ込んだ。
その瞬間、アーサーの孔はひきつりながら俺を締め上げた。
「あ、あ、いっ…アーサーっ!気持ちいっ…!」
「ロイドっ…ロイドっ…!すご…!イっちゃう、イっちゃ…!俺っ、ロイドっ,一緒にっ…!!」
精液をアーサーの腹に注ぎ込む。お互いをこれ以上ないくらい抱き締め、上り詰めた。痙攣が止まらない。
絶頂がずうっと続いて、頭がおかしくなると思ったくらいだ。
「ロイド…大好き…愛してる……」
快感だけじゃなく、幸福感で身体が満たされていく。この前とは桁違いのユーフォリア。
いや、根拠ならある。
アーサーが俺を許してくれている。
アーサーが俺を受け入れてくれている。
そして、アーサーは俺を愛してくれている。
こんなに嬉しいことはない。
「俺も愛してるよ…アーサー……」
俺達はまた、キスをした。
27112/12:2009/03/13(金) 23:50:10 ID:+zMMaYdE
「…歩けるか?」
「うん。へーき。」
少しよろけながらアーサーは言った。二人とももうパジャマは着ているけれど、僅かに覗く、うっすらと染まった肌はまだ
さっきまでの名残を留めている。
俺達は手を繋いで歩いていた。空いた手にはあの紙袋を持って。
トイレの前に来ると、アーサーが扉を開ける。そのまま中に進んで、俺は紙袋を目の前に持ち上げた。それを合図とばかりに
アーサーは手をほどき、代わりに俺のパジャマの裾を握る。
「……これでいいのか?ロイド。」
「犬にでも喰わせるか?それじゃあ犬が可哀想すぎる。これが一番いいんだよ。」
ガサガサと袋を開けるとそのままひっくり返して、“中身”を全部便器へと放り込む。ボチャンという、間抜けな音を立てて
それは落ちた。便器を覗けばゆらゆら揺れる水の底に、二本の指があった。どちらも薄汚れていて気持ち悪かった。
紙袋を丸めて床に投げる。それからまたアーサーは俺の手を握ってくれた。
「……大丈夫だよ。アーサー。」
「うん…」
フラッシュバルブに手をかける。その時、ふとあることに気付いた。少し考えてから、ポケットの中身を全部掴んだ。
アーサーは不思議そうにその動作を見ていた。中身を握った拳を前に出して、そっと開く。
カラカラという陶器を叩く音と、ちゃぽちゃぽという水の音がした。
二本の指の回りにいくつもタブレットが積もっていく。
「ロイド、それ……」
アーサーの顔から血の気が引いたのが分かる。俺は笑いかけた。少しでもアーサーの気持ちを落ち着かせるために。
「大丈夫。もうこんなの必要ないから。もっと強くなって、お前のこと守ってやるから。」
それに答えるようにアーサーは俺の手を握る手にぎゅうっと力を込めた。
「俺…俺も…ロイドのこと守れるように…強くなるから……」
「…ああ。だからこれで、全部“さよなら”だ。情けない泣き虫にも、“クローゼットの中の役立たず”にも。」
フラッシュバルブを捻る。
耳障りな轟音とともに、全部消えていく。
汚ならしい指も。
情けない程小さな薬も。
全部全部消えていく。

外から鳥の声がする。もう夜が明けたんだとわかった。そろそろマー達が起きてくる。
「アーサー、行こう。」
「うん。」
俺達はもう一度手を繋ぎ直して、部屋に戻った。
272名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 23:51:28 ID:+zMMaYdE
以上です。
不慣れで拙い文章でしたが読んでくださった皆さん
ありがとうございました。
また新しく何かかけましたら是非投下させてください。
本当に今までありがとうございました。
273名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 00:00:13 ID:QsW+vkS/
>>272
乙です
どうなるかハラハラしたけどロイドとアーサーが幸せそうでよかった
また投下あるの楽しみにしてます
274名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 00:02:54 ID:4XMHCwUy
おつかれさまでした〜
すごく良かったです
275名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 00:03:41 ID:8OVctvKb
面白かった…!
そして素晴らしかった。
こちらこそありがとう。
276名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 00:20:28 ID:p1k4l1VA
ブラボー!
277名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 00:31:22 ID:4z3RNQ+U
久々に文章に呑み込まれた、というか凄く良かったです。ありがとう
278名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 01:24:46 ID:a+UncfW3
ああああ!だめですだめです!
>>261>>271微グロありです!
>>260も流血表現ありです!
昨日も注意書くの忘れてましたごめんなさい!
279名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 07:01:40 ID:sm0AJjv2
乙です!
幸せになれてよかった……。
280名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 20:56:02 ID:f+Zrw/oA
おつかれさま さてと纏めて読みなおすぜ( ・∀・)
281>>132のつづき:2009/03/15(日) 00:17:52 ID:T51Vodpj
素晴らしい作品のあとで気が引けますが、俺なりでいいやと開き直って投下してみます。
多分5レスくらい
282名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 00:18:40 ID:T51Vodpj
日曜日の午前、慎平は駅前で朋樹を待って立っていた。
それしか持っていないのだから当然だが、相変わらずの半ズボン姿だ。
曝け出された脚に空の中腹まで昇った太陽が夏を思わせるような日差しを浴びせかける。
入梅前のさわやかな風がその熱を奪いながら脚を撫でて通り過ぎてゆく。
慎平は、おかしな妄想の相手にしてしまったせいでぎこちない対応が続いていた朋樹に対して、今日は普通に接するようにしようと心に決めていた。
そっけない態度で憧れの先輩に嫌われてしまうのは嫌だったし、その気持ちをこの日のさわやかな天候が後押ししてくれている気分になっていた。
「よっ、待たせたな、シンペー」
待ち合わせの時間どおりに到着した朋樹は右手を軽く上げながら前回の買い物の待ち合わせの時と同じ言葉を言いながら慎平のそばまで近づいてきた。
そして悟られぬように慎平の下半身をチラチラと見て心の中でつぶやた。
(よし、今日もこないだと同じように半ズボンか・・・やっぱカワイイな、シンペー・・・)
見慣れた部活の時の体育短パンの慎平も妄想の中に登場させていた朋樹だが、やはり前回の買い物で見た半ズボンの慎平を見てからは、その幼さが強調されるように感じて何度も思い返していた。
それだけに、期待していた格好で来てくれたことがうれしかった。
合流した二人は前回と同じように列車に乗りスポーツ用品店に行き部活の備品で足りなくなってきているものを買い込んだ。
慎平はそっけない態度をとらないように心がけていたせいで少し不自然に明るく振舞いすぎたのか、帰りの列車の中で朋樹が切り出した。
「最近、なんか元気なかったみたいだけど、今日はスゲー明るいな。なんか良いことでもあったのか?」
「あ、えっと、そ、そうですか?別にずっと変わってないですよ」
なんだか見透かされたようであわてて何もないと言う慎平。
「そっか。それなら別にいいんだけど、ま、シンペーは元気が良い方がシンペーらしいからな。」
朋樹がそういうと会話が途切れた。
その静寂の中、ボックス席に向かい合わせに座る慎平の半ズボン、そこから伸びる脚を見ながら朋樹は思った。
(このあと夏休みになって、その夏休みも終わったら俺も部活を引退なんだよな。そうしたら慎平とも疎遠になっちまうのかなぁ・・・)
そんなことを考えていると、このまま部活で会わなくなったら縁が切れてしまうのがなんとも惜しい、いっそのこと妄想を現実にしたい、そんなふうに思えてきた。
(今日、オヤジもオフクロも夕方まで帰ってこないよな・・・)
それを思い出した時に朋樹の心は決まった。
「シンペー、この後、俺ん家に遊びこいよ」
その1時間ほど後、誘いを受けた慎平は朋樹の部屋で麦茶を飲んでいた。
テレビを前にふたつ横並びの座布団に座り、のどを潤しながら部活の話やファミコンのゲームの話で盛り上がる。
一瞬、会話が途切れた後に朋樹が切り出した。
「シンペー、お前、これから俺が話すこと、絶対に他のヤツに秘密に出来るか?」
きょとんとして朋樹を見つめ返す慎平に向かって続ける。
「秘密に出来ないなら言えない。どうだ?誰にも言わないって約束できるか?」
慎平は朋樹の真剣な眼差しに押し切られるように頷く。
それを合図にして続きを話し始める朋樹。
「俺さ、おかしいかも知れないけど、お前の事が好きになっちまったみたいなんだ。
もっと正直に言えば、お前とエロい事がしたいと思ってる。」
隠していた思いを無遠慮な言葉に変えて慎平にぶつけると同時に右に座る慎平の左の手首を掴む。
びっくりして硬直する慎平をよそに朋樹は徐々に隠し続けてきた欲望を行動に移す。
「どうしても嫌で我慢できなかったら言ってくれ。」
そう言いながら慎平の腿に手を乗せてさするように動かす。
予想外の急展開にまだ混乱の中の慎平はどう反応を返していいか頭の中がぐちゃぐちゃになっていたが、何度も妄想の相手にした先輩が自分の腿を触っている事実にだけは体が素直に反応し、徐々にペニスが熱を帯びてきていた。
さわさわと腿を移動する手の感触に反応する身体とそれについていかない思考のギャップで更に混乱した慎平は、本能的に大きくなり始めたペニスを隠すようにその前に両手を組んで隠すようにし、目を閉じて腿に与えられる感覚にじっと耐えていた。
283名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 00:19:44 ID:T51Vodpj
慎平が明確な拒絶の反応を見せないことを確認し行動が大胆になっていく朋樹。
半ズボンの前の部分で組まれた慎平の手を押しのけると、そこに手を滑らせて行きペニスの形を感じようと手のひら全体で包むようにあてがった。
ビクンと反射的に胡坐を組んだ脚を閉じ、その時になってやっと慎平は声を出した。
「せっ、先輩!やっ・・・」
やめてと言おうとしたが心のどこかでブレーキがかかりその言葉を飲み込む。
そして押しのけられた両手を座っている座布団の後ろの畳について上体を反らし無意識のうちに自らのペニスを朋樹が弄りやすい体勢をとる。
動きがとりやすくなった慎平の股間で、あてがった手を揉むように動かしたり上下に擦ったりと思いつくままに動かす。
与えられる刺激に硬さを増していくペニスは伸縮性がほとんどないデニムの半ズボンの中で窮屈そうに脈を打つ。
(朋樹先輩、前だけじゃなくて・・・)
すっかりアナルを使ったオナニーの虜になっていた慎平は頭の中でそんな事を考えた自分にハッとする。
(ばかっ、まるっきりヘンタイじゃないか、俺っ!)
そう否定してみるものの、ペニスに刺激が与えられるほどアナルが切なくヒクヒクと動いてしまう。
そんな葛藤をよそに朋樹は半ズボンのジッパーを下ろし、ブリーフの前開きをかき分けてペニスを取り出そうとする。
ぷるん、と自身の最大限まで膨張してもまだ先端まですっぽりと皮に包まれたかわいらしいペニスが顔をだした。
包皮の先端には僅かにカウパー液が滲み、ジッパーから取り出した時に触れた朋樹の指との間に短く糸を引いて切れた。
朋樹はその先端部分に指を這わせると、クチュクチュと亀頭部分を包皮の中で滑らせるように刺激を続ける。
「ん・・・はっ・・・はぁ・・・」
慎平はその快感に耐えるように上に顔を向け目を閉じ、時折声を漏らす。
確かに気持ちいいのだが、そこに快感を与えられるほど後ろの穴が何もされない事に物足りなくなってしまう。
「・・・っ!」
不意にペニスが温かく湿ったものに包まれ、慎平は驚いて閉じた目を開けて自分の股間を確認した。
そこには自分の腿の間に頭を埋める朋樹が居た。
朋樹は慎平にやって欲しいことを自分がやって見せようと思い、その手で弄んでいたペニスをぱくっと口に咥えたのだ。
初めて体験するフェラチオの快感によって一気に射精へと持っていかれそうになって慎平は腰を引いて朋樹の口から逃れようとし、同時に言葉でも拒絶した。
「やっ、やめてください!!」
朋樹の頭を引き離すと、射精の寸前まで高められた慎平のペニスは苦しそうにびくんびくんと半ズボンのジッパーから覗かせた頭を上下に脈動させた。
上体を前傾させ射精感を押さえ込もうとする慎平に朋樹が言う。
「悪かったな、やっぱ嫌だよな。男にちんちんしゃぶられるなんて・・・」
「いやっ、そのっ・・・そんなんじゃなくて、俺は・・・」
「いや、こんなことした俺がどうかしてたんだ、すまない、慎平。俺の事、軽蔑したなら・・・さっきは内緒にしとけって言ったけど、言いふらされたってかまわない。もう・・・許してもらおうなんて・・・」
「朋樹先輩!!」
謝罪とも後悔の念が自然と口から出たような独り言とも取れない朋樹の言葉に堪らず慎平が割って入る。
「本当に俺、嫌だったんじゃないんです!俺だって、その・・・先輩の事好きで、先輩の事を思って一人でエロいことだってしてたんです!」
思いも寄らない告白に、朋樹は驚いて慎平の顔を見て言った。
「・・・お前も?そうなのか?」
慎平は恥ずかしそうに無言で頷く。
「じゃあ、さっきのは本気で嫌がったわけじゃないのか?」
そう問われて慎平はなんと答えればいいか戸惑った。
さすがにペニスだけで果ててしまうのがおしい、アナルも攻めて欲しかったなんて正直に言うのはいくらなんでも恥ずかしい。
(でも・・・絶対に叶うはずがないと思って想像してたことが、今お願いすれば・・・)
「あ・・・あの!!俺っ・・・ちんちんだけじゃなくて・・・別のところもイジって欲しくて・・・ちんちんだけで出しちゃうのがもったいないって言うか・・・その・・・」
「別のところ?」
「と、朋樹先輩が嫌じゃなければ!!お、俺の・・・お尻・・・の穴・・・イジってください!」
意を決してそう言うと恥ずかしさで真っ赤になった顔を隠すようにうつむいた。
朋樹は自分が望んでいた以上の展開に驚きとそれ以上の喜びを感じていた。
目の前には恥ずかしそうに顔を赤らめてうつむき、半ズボンのジッパーから勃起したペニスを出した慎平が居る。
しかもその朋樹が、何度もオカズにした少年が自分のアナルをイジって欲しいと懇願しているのだ。
歓喜する心を抑えて朋樹は答える。
284名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 00:20:47 ID:T51Vodpj
「シンペーがして欲しいことなら、俺はやってやるよ。まずどうすればいい?」
朋樹は慎平に頭を引き離された時にできた距離を詰める。
慎平は朋樹の手を取るとその中指を口に含んだ。
口全体と舌を使ってその指にたっぷりと唾液を塗りつける。
ちゅぽん、と音を立てて口から抜いた指を二人してみつめる。
「こいつをお前のケツに入れるんだな?」
ストレートな確認の言葉に慎平は恥ずかしそうに頷いてみせると、膝立ちになり半ズボンとブリーフを膝まで下ろした。
それに続いて朋樹はアナルが良く見えるように、慎平を膝立ちにまま上半身だけうつ伏せに寝るように促し、尻だけを高く突き上げたような体勢を取らせる。
「じゃあいくぞ」
そう言うと慎平が頷いたのを確認して、唾液がまとわりついた中指をぴたとアナルにあてがった。
ぐっと押し込むが、入り口を割って開く感覚に抵抗を感じてムリにねじ込むのがためらわれる。
慎平としては普段の自慰行為の経験から、唾液の量は不足なく潤滑は十分で最初に指先が入ってしまえば大丈夫と分かっていたが、朋樹からしたら加減が分からない。
朋樹はどうしたものかと思ったが、ひとつ思いついて指をそこから離すと両手で尻の割れ目を広げて顔を近づけていった。
ぺろり・・・。
予想外の感覚に慎平はあっと一言声をあげ、あわてて後ろを見る。
「わっ!?と、朋樹先輩?!」
「こうされるのは嫌だったか?」
「・・・嫌じゃ・・・ないです。」
それを聞いて朋樹はもう一度アヌスに舌を伸ばす。
念入りにすぼまりを舐め、舌を尖らせてシワの集中している中心に割り込ませる。
「はぁ・・・はぁ・・・ん・・・」
自分でアナルを弄るだけでは決して味わうことのない快感に翻弄され、出てしまう声を抑えることさえできない。
アナルの内側の舌先が届くところまで念入りに舐めあげ、唾液でべたべたになったところで顔を離して穴の状態を確認する。
舌先が出入りしたおかげで、すぼまりの中心が僅かに弛んだように見えた。
今度こそと指先をその部分に当ててゆっくりと力を込めていく。
つぷ・・・
慎平のアナルは小さな音を立てて指先を飲み込んでいった。
「・・・っ!」
慎平は声にならない声を漏らす。
朋樹はごくりと唾を飲み込むと、その指を前後に動かしてみた。
「はっ・・・はっ・・・ん・・・」
動きに合わせて慎平の声が聞こえてくる。
慎平のペニスは待ち焦がれた内部から伝わり来る快感により先走りの汁を包皮の中に溜め、収まりきらずに溢れ出たその汁は長く糸を引いて垂れた。
(俺の指で・・・シンペー、尻の穴で感じちゃってるのか・・・)
そう思うと、もっと感じさせたいと欲が出てきて、指を中で曲げてみたり、指の腹で内側を擦ってみたりと動きに工夫を加えてみる。
「あん!」
不意に女の子みたいな高い声をあげる慎平。
たまたま朋樹が指で押し込んだところが前立腺だったようで、慎平はそれに敏感に反応してしまったのだ。
かわいいとは思っていても元気な男の子のイメージを慎平に持っていた朋樹は、今まで聞いたことのないその声をもっと聞いてみたくなり、反応をみせた部分を重点的に攻め始めた。
ぐい、ぐい、とリズミカルに押したかと思うと、押し付けてグリグリと指先をまわす。
連続して快感の大波に襲われた慎平は堪らずに「あん」やら「きゃん」やら自分でも今まで出した記憶がないような声で喘ぎ、その快感の波に飲まれないようにするが、その抵抗も長くは続かなかった。。
「あっ!・・ひっ!・・・だめっ・・・あぁぁっ!」
アナルに差し込まれた指を強力に締め付けながら、慎平はどくどくと精を吐き出し、畳の上に大小の白い模様を描いた。
(シンペーがイッた・・・俺の指で・・・ちんちん触らずに尻の穴だけで・・・)
朋樹はアナルから指を引き抜きながら目の前で起こったことを頭の中で言葉にする。
同時に朋樹は自分のペニスも限界まで張り詰めていることに気がつき、すぐにでもそれをどうにかしたいと思った。
目の前でぐったりとして快感の余韻に浸る慎平を見る。
畳につけた顔を横に向け、荒い息をしている。
シャツは胸のあたりまで捲くれ上がり、膝をついて浮かせた腹と腰の下には精液の水たまり、その畳についた膝のすぐ上までズリ下ろした半ズボンとブリーフがくしゃくしゃになっている。
その上には今までいじくっていたアナルとその周りのつるつるのヒップ、腿の間からのぞくきなこ餅のようなふぐり。
(もうこのシンペーを見ながらオナニーしたい・・・)
285名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 00:21:27 ID:T51Vodpj
そう思いながら朋樹はジーンズのボタンを外し、下着をずらしてビンビンに張り詰めたモノを外気に晒す。
朋樹が自分のペニスを扱き始めると、不意にぐったりしていたと思った慎平が身体を起こして朋樹の方に向き直って胡坐をかいた。
「先輩、俺ばっか気持ちいいことしてもらってすみません、俺に・・・やらしてください。」
恥ずかしそうに頬を赤くして上目遣いで言ってくる慎平を見て、朋樹はどきんとした。
(かっ、かわいいじゃないかっ!)
頭の中でそう思いながら、うんうんと頷く。
「じゃあさ、最初に俺がシンペーにしたみたいに、口で・・・はだめか?」
慎平はぶんぶんと首を横に振りながら答える。
「だめなんて事ないですよっ。朋樹先輩、俺のお願い聞いて、その・・・俺の・・・イジってくれたから・・・」
そういいながら手を朋樹のペニスに伸ばしていく。
それを掴むと、口で咥えやすいように上を向いていた角度を手前に引いて少し前傾させる。
手の中で朋樹の鼓動と連動してビクンビクンと動くそれの先に恐る恐る口を近づける。
ぱくっ。
先の部分を口の中に入れ、皮の先から半分ほど出ている亀頭部分に舌を這わせた。
次は口の中で包皮を全て剥き、露わになった亀頭全体を舐める。
そして頭を前後に動かして唇全体で棹を扱くように刺激する。
朋樹は声をあげないように必死で呼吸を止めたり、深く息をしたりして耐えている。
慎平はと言うと、初めてフェラチオをする事とその結果として自分の憧れの先輩が快感を堪えているという現状に昂ぶり、一度イッたばかりで萎れていたペニスがまたむくむくと熱を帯びはじめていた。
前がそうなると後ろが切なくなるのは今まで通りで、慎平はフェラしているペニスに添えた右手を左手と入れ替えると、その右手を自らのアナルへと伸ばしていった。
口で感じる朋樹のペニスの感触と既に病みつきとなったアナルの快感に慎平はまたペニスから透明の液をじわじわと染み出させ始める。
さらにフェラチオを続けながら挿し入れた指を二本に増やす。
既に朋樹によってほぐされていたそこは易々と二本の指を受け入れた。
ちゅぱちゅぱとフェラチオの音と朋樹の徐々に荒くなる息遣いにまぎれて聞こえないが、慎平が弄る自身のアナルもクチュクチュと小さい音を立てている。
ちゅぽん。
突然、朋樹のペニスから口を離す慎平。
「あ、あのっ!先輩っ!」
腰の高さから上目遣いで朋樹を呼ぶ。
「あぁ、顎でも疲れたか、ムリしないで手でしてくれたっていいよ。」
気遣う朋樹に向かって頭を横に振る慎平。
「俺のお願い聞いてくれたから先輩の言う通りにしようと思ったんだけど、俺・・・」
「気にするな、手でしてくれてもシンペーがしてくれるならうれしいって」
「違うんです、また・・俺のお願いって言うか・・・」
「ん?お願い?」
「さっきの・・・に・・・・て欲しい・・」
恥ずかしさで小声になる慎平に朋樹が訊ねる。
「え?なんだって?」
「さっきのとこに・・・入れて欲しい・・・です・・・」
「!!・・・い、いいのか?」
まさか最初からそこまでと思っていた朋樹が驚いて聞き返すと慎平はこくりと頷いた。
ここに至ってまだどこかで良い先輩と思われたいと胸の端で思っていた朋樹の心の箍が外れた。
押し倒すように慎平を畳に横たえさせると、朋樹の片足を膝のところで止まっていた半ズボンとブリーフをから抜き取り、両足を広げながら持ち上げた。
そのまま腰を浮かせた体勢にさせて脚を自分の肩にかけると、空いた手で座布団を手繰り寄せて慎平の腰の下に挟む。
慎平は一段浮かされた腰のところにある自身の性器越しに、朋樹を見た。
持ち上げられた両脚の間で膝立ちになる朋樹、その股間には自分の中に入れて欲しいと望んだ熱い塊がそびえるている。
(あれが・・・入ってくるんだ・・・)
そう思い、ゴクリと息を呑む。
「いくぞ・・・」
言うが早いか、朋樹はペニスの先端を慎平のアナルに当てると少しずつ押し込んでいった。
「ん・・はぁっ・・・」
慎平が息を吐きながら力を抜くとゆっくりとすぼまりが押し広げられ朋樹を受け入れていく。
「う・・・入って行ってるぞ、シンペー」
そう言いながら徐々に侵入の深度を増していく。
初めてペニスを受け入れた慎平のアヌスは伸縮性の限界付近で軋んでいた。
286名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 00:22:32 ID:T51Vodpj
「はぁはぁ・・・・つっ・・・痛っ!」
なんとか裂けずにいるものの、少なからず苦痛を感じた慎平はそれを声にだして訴える。
朋樹は大丈夫か、などと声をかけるものの、ここまで来て中断する気はない。
いったん動きを止め、慎平の様子を見ながらまた奥を目指して進んでいく。
「ふぅ・・全部入ったぞ」
そう言われて痛みを耐えるため閉じていた目を開け、自分の脚の間に視線をやる。
ぴったりと朋樹の腰が自分の股の間に密着している。
自分の身体の中に朋樹の熱を感じる。
だいぶ慣れてきたようで裂けてしまうかと思うような痛みもいつしか引いていた。
朋樹はそのまま動かずに、痛みのため半ば萎えていた慎平のペニスを握りゆっくりと扱き始めた。
それを見た慎平は視覚的にも性的な昂ぶりを呼び戻されすぐに朋樹の手の中で大きくなっていった。
繋がったままアナルで朋樹の熱を感じながらのペニスへの刺激は、慎平になんとも言えない満足感と快感を与え、また先走りの汁を滲ませ始めた。
それを見て朋樹はペニスを弄るのをやめ、慎平の顔を見て言った。
「動かすぞ」
慎平はこくりと頷く。
ゆっくりと引き、亀頭が出口の手前まで来るまでペニスを引きずり出していく。
粘膜と出口のシワがペニスを離すまいとするように纏わりつき引きづられていく。
「はぁぁぁ・・・」
動きに合わせて深く慎平が息を吐く。
一瞬静止したかと思うと今度は引き抜く速度より少し速めに押し込んでいく。
上に反ったペニスが慎平の前立腺を擦って入り込んでくる。
「う・・・ん」
快感と圧迫感に耐える。
朋樹はこの往復運動を徐々に早めていき、慎平の上げる声もそのリズムに合わせて早くなっていく。
二人は快感に任せて身体を動かしながら、頭の中で今までのお互いを相手にした妄想がフラッシュバックする。
(俺、本物のシンペーとセックスしてるっ!!)
(本当に、本物の朋樹先輩が・・・俺に・・・・!)
「くっ!で、出る!」
「あぁっ、また・・・あ、あぁん!!」
朋樹は一際深く突き上げると、慎平の中に大量に精を放った。
その一突きと、どくどくと注ぎ込まれる朋樹の熱に反応して慎平も限界に達する。
噴出した精液は腹の上から胸までたくし上げたシャツの首近くにまで届き、この日二度目の絶頂がどれほどの快感だったかを物語っていた。
そのまま折り重なるように慎平の上に倒れてきた朋樹は、間近で慎平と目を合わせながら荒い息を整える間もなく慎平の名を呼んだ。
「シンペー・・・」
ちゅっ。
朋樹は軽く慎平の唇にキスをすると恥ずかしそうに目をそらす。
「キスの方が後回しになっちまったな。順番、おかしいけどまぁ、許してくれ」
すこし驚いた慎平は一瞬きょとんと朋樹を見たあと、クスと笑った。
着衣を整え、畳やシャツについた慎平の精液の後片付けを終えると、二人で少し話したあと、朋樹は玄関先で慎平を見送った。
「じゃあ”また”な」
そう言って手を振る朋樹。
慎平も”また”を期待し頬を少し赤くして頷く。
「おつかれさまでした。」
そう言って部活流の挨拶をする慎平だが、何にお疲れなのかを考えるとまた少し恥ずかしくなった。
お互いの妄想が現実となった二人、この事を思い出してまた今夜も妄想の世界へと入り込んでいくのだろうか。

おしまい
287名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 00:24:38 ID:T51Vodpj
オマケ
「うぅ・・やばいやばいやばい・・・」
慎平は必死だった。
朋樹に注ぎ込まれた精液が、肛門から漏れ出そうで家のトイレに急いでいたのだ。
初めてペニスを受け入れて時間もあまり経っていないそこは、出ようとするものを食い止める力が普段に比べて格段に落ちてしまっている状態だ。
自宅トイレまで持ちそうもないと判断し、今度は物陰を探してそこで出してしまおうと方針を変更する。
きょろきょろとあたりを見回しながら、半ズボンのお尻を押さえて歩く。
視線の先に川を渡る橋が見えた。
(よし、あの下に隠れて・・・)
橋の付け根にちょうど身を隠せる隙間があるので、急いでそこを目指す。
川沿いの道路に沿ってある欄干をまたいで越えようとした時だった。
ぶりゅりゅりゅ・・・
僅かにできた隙間から精液が漏れ出てしまい、ブリーフの股のところの布がそれを全て受け止めた。
不幸中の幸いで、一緒にウンコが出てしまうことはなかったが、半ズボンのお尻に丸くシミを作って帰ることを余儀なくされた慎平だった。


以上です。
次はこれの続きを書くか、前のやつの続きを書くかは未定です。
最近、別の電波を受信したのでまったく別のそれを書くかも知れません。
どれにしても、また投下を始めた時はお付き合いください。
ありがとうございました。
288名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 05:58:23 ID:rimRsr/b
続きキター 楽しみにしてたから嬉しい
次何を書かれるにしろ待ってますよ
289名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 11:46:17 ID:hY54wiD2
お疲れ様ー次回も楽しみにしてるよ
290名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 22:05:51 ID:iD9Lixsf
GJ!
慎平も朋樹もかわいいよ。
291名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 00:29:10 ID:8h/f8Apc
た、短パンの染み(;´Д`)ハアハア
いいぞもっとやれ



ちょっと質問なんだけどハーマンは何でコナー達の居場所わかったんだ?
でも指取られたらさぞ痛かろうなあ…
292名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 21:54:54 ID:Wvhk/bI3
わかんないから何日もかけて探してたんじゃないのか?
293名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 01:54:21 ID:D09v7ZR8
てっきりマルコの持ってた紙にそういう情報書いてあるんだと思った。
なんかマルコ→アーサー→ハーマンで渡ってるっぽいし、アレックスだけ
偽名臭いからさ。
294名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 02:03:12 ID:lNdbL6iQ
アーサーは俺の嫁
295名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 21:11:00 ID:taRQr0nB
ロイドかわいいよロイド
296名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 01:24:08 ID:Sh29lCOG
こっそりハーマンと医者に萌えた
ロイドは俺の嫁

自分もメモに居場所に関する事が書かれていると思ってた
アレックスだけ見つかんないって事はもう始末されてんのかな
もしくは逃げ仰せているんだろうか

取り敢えず、ロイドは俺の嫁
297名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 16:08:39 ID:7Nj4ny+E
たまには弟攻め→兄受け
のも夜みたいなぁ
298名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 17:02:04 ID:RyH3KSZk
>>287
ふぅ……
299名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 17:51:05 ID:duFbI4AW
http://www.pokedex.jp/chat/
チャットで話そうぜ
300名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 17:56:16 ID:duFbI4AW
http://www.pokedex.jp/chat/
チャットで話そうぜ
301名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 19:47:15 ID:9H58dfv5
「あの男の娘を犯す」を、
あのおとこのむすめをおかす。
と読んだら、まだ戻れる。
あのおとこのこをおかす。
と読んだら、色んな意味で末期。
302名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 20:53:13 ID:QHvZnLo5
>あのおとこのむすめをおかす。

なに、その、無理矢理な読み方( ゚д゚)
と、素で思って、しばらく経ってから、
「女の子供」という解釈がありうる事に
ようやく気付いた俺は、どうすれば?
303名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 21:22:50 ID:vzbPnSJS
>>301
このスレに来ること自体もう既に末期だろwwww
304名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 22:04:21 ID:7Nj4ny+E
>>301
普通に女装少年が輪姦されてるところを妄想してしまったが
まだ大丈夫だな
305名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 22:11:22 ID:LZh1OW5e
>>303
このスレに来てるだけじゃなくて妄想を文章に起こして投稿するようになったら末期以上?
自分の妄想に同じように萌えてくれる人のレスがついてうれしかったら更にヤバイ?
306名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 22:12:40 ID:flzdR9B9
末期なんかじゃあない
新たなる地平へ旅立つ開拓者さ

唐突だけど騎乗位で乱れる男の娘って良いよね
挿入してるだけで涎を溢すくらい感じちゃって無意識に彼氏のお腹に会陰を擦り付けるの
そんで中出しされると一緒にイって下の彼氏にぶっかけちゃうような
落ち着いたら謝りながら自分の精液を舐め取ったり
男の娘の甘え方は犬っぽくて凄く可愛い
307名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 22:31:05 ID:+MLZLTSJ
最近まで「男の娘」を「おとこのむすめ」と読んでた俺はレベルが足りないな。

それはともかく男の娘は萌える。
個人的にはゴスロリ着てほしい。
308名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 23:27:44 ID:3C+ui32C
>>307
それなんてもやしもん?

せめて…せめてあと五歳、蛍が若ければ…
309名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 02:55:46 ID:MulIbHUM
ブラックラグーンの双子の片割れはゴスロリに含まれるのかしら
310名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 05:10:20 ID:TvTxrH/n
男の娘にはブルマかレオタード着用して欲しい俺はもう駄目だorz
311名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 09:13:25 ID:pSVc5aQD
男の娘でも普通のショタでもいいが、犬耳ほしい犬耳。
色は黒で。
312名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 19:45:02 ID:GQUaWEkw
俺は男の娘よりも元気でヤンチャな男の子がいいな
俺は男の子なのに、こんな事されて気持ちよくなっちゃうなんてっ!みたいなのが萌える
>>311の犬耳は俺も好き
313名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 20:10:48 ID:i0R59F0h
もういっそのことやんちゃショタを男の娘に(ry
314名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 22:33:43 ID:pSVc5aQD
俺は男の子なのにこんな恰好して気持ち良くなっちゃうぅ!!的な?
315名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 22:59:40 ID:ctHksv5a
そりゃ男の娘じゃなく強制女装だろう
男の娘はあくまで心は女の子だと思う
3161/5:2009/03/19(木) 23:14:57 ID:k6KxM88w
舌の根も乾かないうちに(?)>>296、 >>296>>307より電波受信。
ロイドとアーサーのお話のスピンオフもどき。

希望など持つべきではない。
理想も正義も道徳も全てはまやかしに過ぎない。
救いの手など誰も差し伸べてはくれない。
もし、この認識が誤りだったとして、それならば何故あの時私達はあの様な境遇に置かれなければならなかったのか。
何故、誰も助けてくれなかったのか。

『あ、あ、あ…お義父さんっ…ひぐっ…や、止めてっ…下さいっ……』
歪んだ目を向けながら肛門を犯す男。幼い私は抗う術など知らず、ただただ肛姦痛みと微かに、しかし確かに感じる
おぞましい快感を甘受する他無かった。
『よく締め付けているね。いい子だ。エルンスト。ご褒美に中にたっぷり出してあげよう。』
『ダ、ダメっ!お義父さ…ふぐぅ…あぁっ…お願い…しまっ…!せ、せめて外に……ひゃああぁぁぁっ!』
中に熱い精液が放たれる。同時にペニスも擦りあげられ、私も白濁を噴き上げた。
(酷い…僕は男の子なのに…こんなことって……)
不本意な絶頂に啜り泣く私を義父はいとおしそうに眺めながら、頭を撫でる。
『お前達の母親と結婚して本当に正解だったよ…ケストナーでもお前達程の美貌は創れまい。可愛い私の子供達……』
狂った愛の言葉を聞きながら、私は目を醒ます。未だ脳に灼き付いて離れない記憶を夢見ながら、私は今日も生きなくてはならない。



「ドクター!ドクター・コルヴィッツ!いるか!」
厳めしい声が聞こえ、思わず眉を潜める。検査室から診察室へと移動すると腕を押さえた小さな少年と、茶色い髪を適当に刈った男が
立っていた。
「今日は何の用だ。エルナンデス。」
すると畏まっていた男は急に吹き出し、軽薄な笑みを浮かべた。
「なーんてな!アーネスト。急に厳つくなって驚いたろ。実はさあ、このちび助の腕見てやって欲しいんだよ。本人は転んだっつってん
だけどよ。」
どうやらエルナンデスは珍しくも看守としての職務を全うしに来たらしい。断る理由などあるはずもなく、私は少年を座らせ、早速
検診を始める。問診と触診の結果、開放は認められないが、亀裂骨折の可能性があると判断。すぐに精密検査に移る。
「アーネスト!」
不愉快な声がする。嫌々視線を移すとエルナンデスがらしくない真剣な顔をして此方を見ていた。
「あれ、本当にコケて出来たのか?」
奇妙なことを言う。だが確かに転んだとしたら出来ているだろう打撲や擦過傷は無い。疑惑が湧く。
「最近調子に乗ってるヤツラがいてなー。ここのところかなり怪我人やら何やら出てるんだ。ソイツラが怪しいんだけど中々証拠が
無くて。もしちび助がソイツラにやられたんなら何とか出来ねえかなって思ったんだよ。」
頭を掻きながらエルナンデスは言った。
この男――フラビオ・ガブリエル・リカルド・エルナンデスはここでは異質な存在だった。外圧や権威に滑稽な程弱い輩の寄せ集めの
中にいながら、唯一柵に捕らわれず自由奔放に振る舞う。何事も恐れず、ただ己の思う処と最低限の規律にのみ従うこの男は私を酷く
苛立たせた。しかし職務上エルナンデスと接触しない訳にもいかず、仕方無く顔を付き合わせる日々が続いている。
「――報告書には転倒以外による怪我の可能性にも触れておく。それで良いだろう。」
私が事務的にそう言うと、エルナンデスはぱあっと笑った。
3172/5:2009/03/19(木) 23:16:17 ID:k6KxM88w
「悪いなアーネスト。感謝するぜ。今度何か奢るよ。じゃあちび助の方、よろしくな。俺は一服してくるから、また後で。」
どこまでも適当な人間だ。医務室を出ていくその背中にありったけの侮蔑の視線を送ってやってから、私は少年の処置へと戻った。

母は父と死別してから私と弟のアルフレドを女手一つで育ててくれた。決して裕福とは言えなかったが、惜しみ無く愛情を注ぎ、
大切に育ててくれた。私も弟もそれを痛いほど感じ、母の愛情に応えようと努力した。私達は幸せだった。
あの、“新しい父親”が現れるまで。
義父は大きな醸造所を経営していた。母はそこに勤めており、義父と知り合ったのだ。私と弟が初めて会った時、彼は酷く気味の
悪い瞳で私達を見ていたことを今でもはっきり覚えている。それから幾月もしない内に、母は義父と結婚した。

私達はいつも深夜、母が眠りについた頃義父に呼び出される。義父の書斎は重厚な造りで外に音が漏れない上、頑丈な鍵まで取り
付けられており、一度そこに足を踏み入れてしまえば私とアルフレドは義父の赦しが出るまで逃げることは不可能だった。
また義父の書斎にはいくつかのビスクドールが並べられており、それらの無機質な瞳は不気味な圧迫感を産み出していた。
「エルンスト。アルフレド。よく来たね。さあ。今日も可愛い姿を見せておくれ。」
義父は目を細め、私達に命じる。私達はかつて教え込まれた通り、震えながらも義父の言葉に従う。
「エ、エル……」
弟…アルフレドは眦に涙を浮かべながら私を見た。その瞳程私の心を抉るものはない。だが、私達は義父に逆らうことは出来ない。
「アル…ちょっとの辛抱だから……ね…?」
私はアルのシャツのボタンに手をかける。一つ一つそれを外した。途中指が震え、上手く外せないこともあったが、義父の視線に
促されるままアルの服を剥いだ。上半身が露になると、一つ下の弟のほっそりとした身体に妙な胸騒ぎを覚える。
「アル…僕にも……して…」
そう言うとアルは俯いたまま私がそうしたように、私の服を脱がした。お互い上だけ裸になり羞恥に身を震わせる。
(こんなことしたくないのに…こんなの……)
「エルンスト、アルフレド。早く服を着なさい。」
次の指示にアルが唇を噛む。その姿を痛々しく思いながらも私は義父の指図通り足元に用意された服を手に取った。上品な刺繍や
レースがあしらわれた絹のキャミソールを選び出し、それをアルに着せる。股間が隠れるくらいの長さのそれをきちんと着せて
やってから、私は屈み、アルの下着とズボンをそっと脱がせてやる。微かに膨らんだキャミソールの裾が目の前にある。散々義父に
嬲られたそこは、アルの本心とは別に既に僅かではあるが反応を始めていた。いたたまれずにそこから目を外す。再び服の山に手を
伸ばし、ガーターベルトを取り出す。
3183/5:2009/03/19(木) 23:17:46 ID:k6KxM88w
「アル…アル…ちゃんと着よう…?お義父さんの言う通りにしよ…」
出来る限り優しく諭してやればアルは力無く頷き女児用のそれに足を通した。続けて床に座らせ、白いストッキングを履かせると、
ガーターベルトに取り付ける。その上からドロワーズも履かせるのだが、悪趣味にもそれは股の部分がオープンクロッチ式になっており、
左右の布に付いたリボンで閉じておかねば股間が丸見えになってしまう。アルの幼いペニスとひくつくアヌスが見えてしまい、思わず
心臓が大きく鳴った。そこは何度も互いに晒し合い、恥辱の行為を繰り返した部分だと言うのに。すぐにリボンを結び、アルの恥部を
隠してやる。私は動揺を誤魔化すように、続けてアルにブラウスを着せた。フリルがふんだんに使ったそれを身に付けたアルは、言われ
なければ少女とみまごうほど美しかった。そのままリボンやヘッドドレス、スカートなどをつけてやれば廉恥に目を瞑り耐えている
美少女が出来上がった。
白を基調とし、黒のアクセントが散りばめられた一揃いの服はビスクドールのものそのものであり、アルは私の手で、義父好みの少女へと
作り替えられてしまったのだ。
「エ…エルぅ…恥ずかしいよぉ…」
義父に辱しめられてからかなり経つが、アルは女装させられることにどうしても慣れなかった。それは私も同様であるが、義父に従わねば
母にまた辛い生活を強いることになると脅されている以上、形振りなど構っていられなかったのだ。アルを促し、私ももう一つ用意されて
いる服を着せて貰う。こちらは黒を基調とした物で、調度アルのものとは対をなすデザインになっていた。幾重にも重なったペチコートや
不必要に飾り付けられたレースやフリルが肌を擽る。
外見は完全に少女されてしまった私達を見て、義父は唸った。
「ああ、本当に美しい。このまま石英に閉じ込めてしまいたい程だ。さあ、可愛い“娘達”。今夜も父を悦ばせておくれ。」
私とアルは椅子に座った義父の前に跪く。大きく広げられた足の間に二人して座り込むと、まずは私達が義父の股間の前部をはだけさせた。
私達の着替えを見て興奮したのか、義父の男根は既に硬くそそり立っており、血管が浮かび上がるなどグロテスクな様相を呈している。
すえたような異臭に顔をしかめた。それでも意を決し、私達はそれに舌を這わせる。
「は…むぅ……ちゅ…ちゅぅっ……」
「んくっ…ん……ぺろっ…くぷっ……」
教わった通り、エラや亀頭に口付けする。剛直は鉄の芯でもあるのかと錯覚する程硬く、熱かった。溢れた先走りを清めるように舐めれば、
アルの舌や唇と私のそれが重なり、体の奥が甘く痺れる。何度も何度も口淫を繰り返すと、次第に義父のペニスは蠢き始め、限界を訴えた。
「エルンスト、アルフレド。きちんと顔で受け止めなさい。」
次の瞬間、肉の棒は撓りながら濃厚な白濁を撒き散らす。それは私とアルの顔にたっぷりとかけられ、汚辱に満ちた化粧が施されるのだ。
3194/5:2009/03/19(木) 23:19:37 ID:k6KxM88w
「あ、ああ…アル……」
可愛らしい弟の顔が下劣な欲望の証しに汚されたことに憐憫の情を禁じ得ない。せめて綺麗にしてやろうと舌を伸ばし、通った鼻筋や
ピンク色の唇にかけられた精液を舐め取ってやる。アルもまた涙ぐみながら、私の顔についた屈辱の体液を舌で拭ってくれた。端から見れば
二人の少女が倒錯の遊びに耽っているようにも見えただろう。
「ごめんね…ごめんね、アル……ちゅっ…こんなこと、して…」
「はあっ…はあぁっ…エル、エルは…ぺろっ…何にも、悪くない…だから泣かないで……」
私の謝罪にアルは許しを与えてくれる。この閉ざされた空間の中で、アルだけが私の支えとなってくれているのだ。それが唯一の救いだった。
「こらこら、二人だけで楽しんではだめだろう。いけない娘だ。お仕置きが必要だね。」
ひっ、とアルがひきつった声を上げる。
仕置き。
それが意味するところは痛いほど分かっている。
「お、お義父さんっ…悪いのは僕ですっ。アルは、何もしていません。僕が悪いからっ…お、お仕置きは、僕が…」
咄嗟に私が出した言葉にアルは酷く傷付いた顔をする。しかしこれ以外に方法はないのだ。私は射精してなおその硬度を保ったままのペニスの
上に股がった。椅子自体は大きく、子供二人くらいは座れそうなサイズだから窮屈ではなかった。だが椅子の上での行為のため、バランスが
とりづらい。義父の首に腕を絡ませ、注意深く挿入しやすいように位置どる。
「いいだろう。ではまずはアルフレドにお尻を解して貰いなさい。」
命令は絶対だった。後ろを見やればアルが赤面しながらこちらに歩み寄る姿が確認できる。私も頬を染めつつ、はしたなく尻を後ろへと
突き出す。
「アルフレド。“お姉様”のお尻を柔らかくしておあげ。」
「は…い…お義父、さん…」
アルは私のスカートとペチコートを捲り上げドロワーズをさらけ出す。それから蝶々結びにされたリボンを解き、ぱっくりと、布を分ければ
淫らな性器と秘部を露にした。
「エル…ごめんね……」
そう呟くとアルはそっと排泄口にキスをする。
「ひゃん!」
唾液を腸内に送り込みながら舌を尖らせ肛門に突き立てる。生暖かな粘膜の感触に声が漏れた。アルは丁寧にアナルを濡らし、時折半勃ちに
なっている私のペニスをも弄る。
(ダ、ダメなのに…男の子なのに、こんな格好でっ…!こんな、気持ちよくなっちゃうなんて……!)
余りの甘美な感覚に私は溺れ、指を挿入されたことにすら気付けなかった。そう時間も経たない内に私の後孔はぐちゅ、ぐちゅ、という音と
ともに三本もの指をくわえこみ、柔軟に収縮をしていた。
「頑張ったな、アルフレド。いい娘だ。エルンスト、お礼を言いなさい。」
「はぃ…お、義父、さん…アル…ありがとう……凄く、気持ちいぃ…」
白痴のようにだらしなく涎を垂らし、熱っぽい顔をしてアルに言う。アルはもじもじと仕切りに腿を擦り合わせて息を荒くしていた。
「おやおや、アルフレド。お前も勃起したんだね。仕方ない。エルンスト。義父さんの後できちんとアルフレドの処理をしてあげなさい。」
「は…い…お義父さん………」
私の返事と同時に義父は私の蕾を貫いた。
「あああぁぁぁ―――!」
不意を突かれ、同時に射精をしてしまう。下から激しく腰を突き上げられ、無慈悲な絶頂を味あわされた。
(助けて…誰か助けて…こんなの嫌…こんなの……)
スカートの中を汚しながら私は失神する。あるはずもない救いを求めながら。
3205/5:2009/03/19(木) 23:20:00 ID:k6KxM88w
少年の腕をギプスで固定し、痛み止を注射する。薬が効いたらしく、少年の表情は微かに明るくなった。
「痛み止めは痛みがある場合だけ服用するように。それから、腕は余り乱暴に動かすな。」
「わかったよドクター。」
診察台に腰掛けながら少年は答えた。カルテを仕上げ、次にと上に提出するための報告書をまとめる。ふとその時手が止まった。
「……腕の傷はは本当に転んで出来たのか?」
エルナンデスがぶつけてきた質問を、そのまま少年にする。少年はきょとんとした後、微苦笑しながら答える。
「そーゆーことにしとかないと後が面倒だよ、ドクター。仕方ないんだ。だってここじゃ誰も助けてなんかくれない、自分のことは
自分でどうにかしなきゃ。」
その言葉は嫌に私の耳に残り、至極不快だった。
誰も助けてなんかくれない。
その通りだった。
あの家も、此処も。誰も救いなどありはしないのだ。
私はどうせ目を通されることなく焼却炉へとくべられる報告書を機械的に記入していった。
“転倒による亀裂骨折。(転倒事故以外による負傷の可能性有り)――”
321名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 23:20:24 ID:k6KxM88w
またグダグダとすみません。
また続くかもです。
322名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 23:39:12 ID:42e3OPMs
抜けない駄文お疲れ様
323名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 00:33:22 ID:ztmWYW03
>>321
GJ
続きもよろしくお願い
324名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 05:54:15 ID:9qB+tS/n
外人の話と学生の話、腐女子くさい
325名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 08:37:15 ID:WhPlUUYw
学生?看守だから囚人じゃないのか?
326名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 09:20:12 ID:fG9b/9Ch
もうボクは希望なんか持てないんだ。
神様とか正義とか優しさとかなんて全てのものはまやかしだよね?
救いの手を掴む小さな勇気がボクにはなかったんだ。
もし、この小さなボクの存在が誤りだったとして、
それならば何故あの時ボクはあの様な目に遭わなければいけなかったの?
何故、差し伸べる手をボクは掴めなかったの?

ボクは思い出す。あの日々を。
『あ、あ、あ…お義父さんっ…ひぐっ…や、止めっ、てっ………』
あのとても大きな身体で、こんなボクを犯し続けるあの人を。
最初は痛かっただけだよ、どこもね。でもすぐにその痛さは気持ち良さの
塊になったんだ。『もっと締め付るんだよ。そうだいい子だ。
今日もお前の中にたっぷり出してやるからな。』
あの人はいつも後ろからボクを犯しながら、手を前に回し何度もボクの
下腹部の中心を何度も殴って来た。そのたびに一瞬遅れてボクのお尻の穴は
養父さんのものを深く咥えたまま、ぎゅぎゅうっと締め上げる。
そしてこれを繰り返されるとボクの身体は大きく痙攣を起こしはじめる。
そしてボクのお尻の穴はボクが射精しきるまで養父さんの大きな熱いものを
どんどん引きずり込みどんどんきつく締まって行くのだ。
そう、それはまるで養父さんの熱い大きなものを咥えながら切り落とすか
のように。そして逆に養父さんの熱いものは更に深く深くボクの中に入り込んで
来てボクの中で何倍にも膨れ上がって行くのだ。そして養父さんのそれは行き場を失い
ボクの中で暴れ狂う。ぼく自身のそれもはちきれそうなほどに
隆起し、ボクは快楽で白目になり全身を痙攣させながら
口からは涎を垂らしまくっている。『ぐううっ、お前の母親と結婚して本当に
良かったよ…毎日お前とやれるから、っな……』
そして養父さんはボクのおなかのなかに引き摺られこまれたまま
その先のボクのお腹の中の壁に快楽の熱い液体をぶちまける。
その熱い液がボクのお腹の壁に当たった瞬間、ボクの全身は、
ボクのあそこは、ボクの頭の中は、快楽の白光の閃光で暴発し
養父さんと繋がりながら愛憎の熱い液をお腹の中に打ち続けられ数十秒、
いや数分間も更なる快楽の銀色の炎で弾け飛ぶのだ。


上のを改変してみた。
はじめて書いたが俺のはくずい。むずいじゃなくくずい。
327名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 13:41:36 ID:MllceISA
>>326
改変つーか改悪だろ
328名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 14:20:57 ID:kyWdZL8+
ショタつっても男向けと女向けでは違うよな
と、常々思っています
329名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 14:38:31 ID:rGRxNokq
男向け、女向けと簡単に分けられることに俺は反対
女向けでハァハァしたこともあるし、男向けを見てみたらロリにチンチンついてるだけじゃねーかって萎えたり
だから、〜向けとかは置いといて、それぞれ嗜好の違うなかで合わないものをスルーあってさ、それでもショタてキーワードでスレに集まったもの同士叩きあうようなことはやめようぜ
330名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 14:57:01 ID:SVXX6Y/F
>>329
あっ、やっぱりそうなっちゃいます




かしこっかしこまりましたっかしこおっっ!
331名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 16:15:33 ID:zuekiDT8
作品は好きだけど、ちょっと1人2人の独壇場っぽいな、とは思ってた。

>>326
なんで浜崎あゆみ調なんだよwww
332名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 16:35:14 ID:Ou3k4Ob0
>>321です。
すみません、調子に乗ってしまって…
荒らしてしまったことお詫びします。
今まで読んでくださった方も忠告してくださった方も
ありがとうございました。
333名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 16:44:19 ID:SVXX6Y/F
333
334名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 16:56:49 ID:BF7qtWIa
>>332
あなたは荒らしじゃないよ
荒らしというのは>>322>>324みたいなのだよ
俺は>>332さんのかなりツボったから続き書いてほしいな^^
335名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 16:57:43 ID:I1ukovEB
何故微妙な叩きが生まれているのかさっぱり分からない
書き手が一人二人しかいないのなら独壇場になってしまうのは仕方ないし、
最近のSSも別に腐臭いとは感じなかった
336名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 17:20:26 ID:SVXX6Y/F
このスレは定期的に荒れるから>>332は気にせんでよろしい!

おいっ!キサンら!あれだけ書くのにどんだけ時間掛かると思ちょるか!
しかも腐女子とか腐臭いとか書き手が一番言われたくない言葉とーッ!
職人さんはこういうのが原因で、今後書けんくなる時もあるんとーッ!
わかっとーかっ!?みんな仲よーせんといかん!
ほんじゃらわかった奴は………

「かしこっかしこまりましたっかしこぉっっ!」って…

↓↓↓に書けぇ
337名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 17:20:57 ID:3LAzrVka
弁乗して言うと
外人の話はあれでおわっておくべきだった

後書き手は、
シチュエーションが基本ホモだから少ないのは仕方ないね
338名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 17:25:21 ID:BF7qtWIa
>>337
KY乙

>>336
かしこっかしこまりましたっかしこぉっっ!
339名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 17:27:45 ID:3LAzrVka
しかし、その書き手のSSを楽しんでみてきたのも事実
なので、腐男子or腐女子さんの質の高いオナニー小説まってます!
340名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 18:10:33 ID:coGaT9Wd
>>337
お前は「便乗」をまさか「べんじょう」と読むと思ってるのか?
341名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 18:14:06 ID:3LAzrVka
そんなことどうでも良いだろ
常識的に考えて
342名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 18:51:51 ID:zuekiDT8
便上…
トイレでアッー
343名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 19:21:37 ID:I1ukovEB
>>339
ちょー待ってぇな
このスレでガチガチの腐SSなんか見た事ないぞ
この程度で腐とか言ってたら本物の腐SSは絶対入ってこれんし
男向け目指して書いてる職人も入って来れないぞ
344名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 19:41:17 ID:SVXX6Y/F
今後このスレで
「腐れ」「腐女子」「腐臭い」「弁乗」はNGワードとなりました
ご理解のほどよろしくお願いします

同意して下さる方は…








「かしこっかしこまりましたっかしこぉっ!」と

↓↓↓にご署名お願いします
345名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 20:13:50 ID:pmunwM5v
末っ子が酷い目に会うのマダー
346名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 20:21:09 ID:3LAzrVka
ID:SVXX6Y/F
お前スレ荒らすんなら出てけよ
347名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 20:44:02 ID:WhPlUUYw
>>345
そういやロイド君ちは四人兄弟だったなあ。
長男と四男があんなことやこんなことにならないかなあ。
348名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 20:53:39 ID:SVXX6Y/F
>>346
かしこっかしこまりましたっかしこぉっ!
349名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 20:58:58 ID:SVXX6Y/F
>>346
はいはいwごめんよw
あんまり険悪にならないようにと思っただけ

かしこっ〜//以外は普通の事言ってるつもりだよ
350名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 21:33:41 ID:3LAzrVka
>>349
いや普通じゃないよ


キミの住所教えてよ
黄色い救急車呼んでやるからw
351名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 21:47:28 ID:SVXX6Y/F
>>350
はいはいwなんか可愛いね、君♪
そんな顔真っ赤にしてムキにレス返さなくてもいいのにw
荒らしと思うんなら今度からスルーしようね
君まで荒らしと思われちゃうよ。わかった?
352名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:00:58 ID:rGRxNokq
どちらも呆れ果てた
353名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:10:10 ID:3LAzrVka
わかったよ
これ以上書き込んでも邪魔になるだけだから最後にしておくが

>>351はガチで精神科医に診てもらえ
それか首つって氏ね!
354名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:36:58 ID:SVXX6Y/F
>>353
おいおい血管切れんぞオマエwww

何がそんなに悔しかったのか…
普通に考えて精神病院に行くと思うか?
首吊って死ぬと思うか?
ガキかよw煽るなら普通に煽ってくれ。リアクションに困るわ
355名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:43:12 ID:5k7EhteX
こいつら二人ともショタだと思ったら気持ちが落ち着いてきた
356名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:49:11 ID:yPd3X3cQ
そうだな
ツンデレショタが書き込んでいるのかと思うと萌える
357名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 22:51:10 ID:y+rxI2Ah
お。伸びてるな……と思ってきてみれば。
358名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 23:20:51 ID:3LAzrVka
>>354
お前さぁ

リアルじゃ誰も相手にしてくれないんだろ
ヒキニートは首つって氏ねやゴミ
359名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 23:38:50 ID:WhPlUUYw
「♪かしこっかっしこ〜♪」
「何だよそのギャグ〜!ムーディー勝山の方がずっと面白いもんね〜!」
「えぇっ!?ひ、酷いよぉ〜!>>353のばかぁ〜!だいっきら〜い!」
「べ、別にいいもん!き、嫌いでもっ!>>354なんて黄色い救急車でどっか行っちゃえば
いいもん!知ってるか?黄色い救急車ってゴーオンジャーの一万億倍強いんだぞ!べーっだ!」
「ふ、ふぇ?そ、そんなの怖くないもん!>>353のいぢわるっ!もー絶交だよっ!」


〜三日後〜

「グスグス、>>353ごめんね、ごめんね。いっぱい酷いこと言ってごめんね。本当は>>353のこと
大好きだよ。だから絶交しないでグスグス」
「グスングスンそ、そんなに>>354がゆーなら許してやるっ。ぜ、全然さみしくなんてなかったからな!グスッ」
>>353ありがとう!大好きっ!あのね、お礼に>>353のおちんちん舐めてあげるよ!
すっごく気持ちいいんだよ!」
「(え…そ、そうなの??)じ、じゃあ俺おちんちんお前のお尻に挿れてやるよっ。
すっげー気持ちいーんだぜ!(って兄ちゃんが言ってたような…)」
「うん!じゃあ一緒におちんちん舐めっこして、お尻に挿れっこしよ♪」


〜二時間後〜

パンパンパンパンパンパン!
グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ!
「きゃあ〜ん!おちんちんズコズコだめぇ〜!!お尻の穴拡がっちゃうぅ〜!
>>353のおちんちんの形にお尻拡がっちゃうよぉ〜!ガバガバでゆるゆるな>>353のおちんちん
ハメ穴になっちゃうぅ〜!」
「はあっ、はあっ!だ、だって>>354もいっぱい俺のお尻に白いおしっこドピュドピュしたろっ!
はあっ!今だってお尻からたっぷり>>354のドロドロしたおしっこ出ちゃってるんだぞ!
今度は>>354がいっぱい中におしっこされてアヘアへするんだっ!いっぱい種付けして
俺のちんちんハメ穴にしてやるっ!」
「ああ〜〜ん!!らめぇぇ〜!おちんちんらめぇぇぇ〜!!もうイクっ!!
イクイクイグゥ〜〜!!!!」
ドピュドピュドピュドピュッ!ビュクビュクッ!ブシャアアアッ!!


まで想像したら二人がいとおしくなってきた。
360名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 23:49:50 ID:SVXX6Y/F
>>358
自己紹介乙www(・∀・)ニヤニヤ

くやちかったでちゅね〜
かわいちょうにwよちよち♪
せめてID変わるまで相手ちゅてあげまちゅよ
361名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 23:51:57 ID:RUjk4Eyx
その辺にしとかないと兄ちゃん怒るよ
362名無しさん@ピンキー:2009/03/20(金) 23:59:25 ID:A1r1EwaE
専ブラの機能を生かすときだ
363名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 00:06:48 ID:3LAzrVka
>>360
2chでしか大きな口がたたけないんだね。
可哀想な人。

そんなキミは早くくたばった方が良いんじゃないかな^^
364名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 00:14:39 ID:UxNeetK9
>>359
抜いた
365名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 00:34:53 ID:92iC6hu6
ID:SVXX6Y/Fは逃げたか
I所詮口だけの池沼だったかww
見てる−?^^早く精神科医に診てもらえよー?^^
出来れば早く死ねよ―^^

それじゃあ俺もここらでROMに戻るよ
長々とスレ汚してごめんね
366名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 00:40:39 ID:8qna0CAr
>>365
お前も本当大人げないよなー

あ、言っとくけど俺ID:SVXX6Y/Fじゃないから
367名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 01:30:12 ID:BGz5xX+G
>>332

何か今どこもかしこも春爛漫のようなんで
それが収まった頃にまた作品投下してくれるのを気長に待ってます
368名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 15:38:52 ID:rbM27joD
【調査】 休みの日に父親と過ごす時間が長い子供は、いい子に育つ傾向…

分析結果によると、休日に父親が1歳半の子供と過ごす時間が「1時間未満」だった場合、
むりやり肛門を犯された場合「我慢」、大勢の男に取り囲まれて「集団アナル姦」誰にも言わないように「約束を守る」といった子供の発育状況について、
4年後の5歳半に成長した時点で「できる」と答えた割合は、それぞれ、66.8%、88.4%、74.6%だった。
369名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 00:43:11 ID:0l593Bq9
うーん……
370名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 03:55:29 ID:TyljYwsA
>>359 お前がナンバー1だ
371名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 09:07:58 ID:sddzbF+p
>>359
抜いた
そのネタでもっとねっとりと書いてくれ!
372名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 17:48:24 ID:Phq/VnCD
パンパンパンパンパンパンパンパン!グチャッグチャッグチャッグチャッグチャッグチャッ!
「ふ…ふえ…?いやああぁぁ〜!な、何で>>371いるのぉ?!だめっ、だめぇ!僕が>>353とアナルセックスして射精しちゃうの見ちゃだめえ〜!ひううぅ〜!あんっ!たイクッ!!>>353のおちんちんでお尻の穴ゴリゴリされてイクイクイク〜!!!」
ドピュドピュッビュルビュルっ!
>>371、何しに来たんだよ!>>354のケツ穴は俺専用の精液便所なんだからな!
絶対お前なんかにやんないぞ!毎日ドピュドピュ>>354に種付けして、アナル拡張してアヘ顔
させながらザーメン搾ってるのは俺なんだ!>>354の包茎のちんちんの童貞奪ったのも俺だし、
コイツの皮被ったクリチンポ剥いたのも俺なんだぞ!」
「やめてえ、やめてよお!>>371>>654のどスケベでいやらしいの言っちゃやだあ!
あひいっ!そこっ!そこもっとグリグリしてザーメンぶっかけてええぇぇ〜!!」
>>371、わかったならさっさと出て……え?3P?………そ、それスゲえエロいな。
じ、じゃあ>>354にお前のちんちん舐めさせてやるよっ。けどケツマンコは
俺だけのだからなっ……え?二輪差し??…………そ、それなら…コンドーム
付けてだったらやらしてやる。ただ、絶対絶対中には出すなよっ!生は俺だけが
やっていいんだからな!」
「はひいいぃぃ…そ、そんなことされたら狂っちゃうよぉ…おちんちんのことだけしか
分かんなくなる牝奴隷になっちゃう…ハメ穴人形になっちゃうよぉ…許してえ…ああ…ひいいいぃぃぃ〜〜!!!来たッ!おちんちん二つも来たッ!!きゃあ〜〜!!僕の中おちんちんいっぱいになっちゃったあ!イクイクイクイイクイグゥ!!」


こうですか?わかりません><
373名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 19:14:04 ID:dkoCL4Kk
>>372
ショタのくせにボキャブラリーが豊富すぎるw
エロ小説読み漁って淫語を学ぶショタかわいいよ。
374名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 19:46:44 ID:sddzbF+p
>>372 なぜか俺も出演してるwww
375名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 21:06:24 ID:GWZ6pE6c
とてつもない才能を感じた
376354:2009/03/22(日) 21:31:29 ID:wGG1prbx
俺が悪かったよ〜
もう喧嘩しないからさ
なんか晒し者みたいで恥ずかしいから、もう勘弁してくれw
377名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 21:55:46 ID:rVhhBS1C
俺何気に>>354好きなんだけどww
378名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 22:12:51 ID:sddzbF+p
俺はツンデレショタの>>353が好みだw
379名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 22:19:42 ID:rVhhBS1C
>>378
>>354みたいな泣き虫甘えん坊ショタの方が絶対可愛い
380名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 22:49:16 ID:sddzbF+p
>>379
いやツンデレショタのほうが(ry
まぁ俺はどっちとも好物だからいいんだけどねw

しかしこう見ると、荒らしの二人が本当に愛おしくなってきたw
やばいな俺
381名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 23:03:21 ID:VLZF/sy9
無駄にスレ伸ばしやがって
382名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 00:06:51 ID:GroT5/Sf
フヒヒッ
383名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 00:31:23 ID:aUQwZfA9
サッカーのユニフォーム着たやんちゃショタが学校の帰り道に、ショタコンに輪姦されるSSきぼん
384名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 00:34:37 ID:aUQwZfA9
↑学校の部活の帰り道でした
385名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 02:09:14 ID:nssyBPz6
俺と違ってイケメンな弟(18)にショタコンの疑いがある…
386名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 07:40:03 ID:i+3vXbFL
即席で良SS作っちゃうのが凄いなぁ
387名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 16:10:00 ID:2u8vmQjl
ショタ「おじさん、ボクにイタズラしちゃうの?」
388名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 17:35:55 ID:2u8vmQjl
おじさん「ははっ、どこでそんな難しい言葉を覚えたんだい? イタズラなんてしないよ、今からレイプするのさ」

ショタ「ボクを、レープしちゃうの?」
389名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 18:05:31 ID:UfrCM3kt
ショタ「僕知ってるよ。ヴィルヘルム・フォン・レープはドイツの軍人さんだよね。
僕名前が長いからって銀河英雄伝説の人と間違えないよ、偉いでしょ。
レープさんもヒトラーさんと対立して失脚しちゃったんだよね。
あ、おじさんもしかしてトム・クルーズの最新作ワルキューレに絡めて
レープさんのお話ししてくれるの?
あれもヒトラーをよく思ってない人間の話だものね。
シュタウフェンベルクさんのお話じゃないなんて中々おじさんも通だなあ。
そうそう、ヒトラーといえば僕この前スレイヤーのエンジェル・オブ・デスを買ったんだ。
そう、メンゲル博士がモチーフの。
すっごく完成度が高くて…え?やだなあおじさん。
いつもはフルトヴェンゲラーとか聞いてるけどたまには、ね。
あれ、そういえば何の話だっけ?」
390名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 00:14:25 ID:vAgk7trp
いつの間にココはネタスレになったんだ?
391名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 01:56:45 ID:cK2fmg+I
ファンタジー調とか需要あるかな?
ちょっと不安だけどうpしてみます。
余計な前振りなしでエッチシーンだけご希望の方は5〜6レスほど後の部分だけお楽しみください。
淫語は先人が開発したツールでそれに過度に頼りたくないみたいなヘンな拘りがあるので淫語好きな方には物足りないかも知れません。
そのあたりをご了承のうえよろしくお願い致します。
上記許容できない方は華麗にスルーのほどお願いします。
392名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 01:57:18 ID:cK2fmg+I
豊かな農産物とそれを求めて集まる交易の商人たちによって栄えたオスティラーヴァの街。
そこから大人の足で半日ほど歩いて麓にたどり着くノラ山。
さらにそこから半日ほど山を登った中腹の森の中からこの物語は始まる。
日が暮れかけた薄暗い森に赤と青の閃光が光っては消え、恐ろしい獣の咆哮と何かを叫ぶ少年の声が響く。
「フェン!回り込んでヤツの動きを止めて!」
その声にワンとひと吠えで答えて銀毛の大きな犬が走り出す。
犬に指示を出した少年は、狩人にしてはまだ幼い。
手に持った弓と腰に下げた短剣がなければ、この場に似つかわしくない軽装だ。
その少年と犬の眼前には赤い目をした巨大な熊が後脚で立ちあがり前脚を振り回しながら、地も震えるばかりの大きな声で吠えていた。
その熊を良く見て見ると、背中から棘のある植物のツルが生え腕に巻きつき、口から覗く牙も普通の熊の倍はあろうかと言う長さだ。
その牙の生えた口の奥の方が赤く光ったかと思うと、燃え盛る炎となって少年に向かって吐き出された。
「何度やったって効かないって!」
少年はそう言いながら右手で何かのまじないの様な動きをし、最後に人差し指と中指を立てて右腕を高く突き上げる。
腕の動きに合わせ、少年の足元から青白い光とともに水の幕が噴出し向かってくる炎を掻き消した。
少年に向けて炎の攻撃に夢中になっている熊の隙を突いて、少年にフェンと呼ばれていた犬は熊の背後に回りこみ、その大きな身体を駆け上ると首の後ろに食らい着いた。
熊は犬を振り落とそうと少年への攻撃を中断し、その場に脚を止めて頭と両腕を振り回す。
「よし、うまい!」
そう言うと少年はぶつぶつと何かを口の中で唱えながら矢を番えて構えた。
ヒュン、と飛んだ矢は青白く光り熊の足を貫いて地面に突き刺さり、熊をその場に釘付けにする格好になった。
またヒュンと言う音とともに青白い矢が飛び、もう一方の足も釘付けにして熊の移動を完全に封じると、少年は次の矢を番えて言葉を紡ぎ始める。
「オスティラーヴァの守護にして雨の化身たる神狼ホーカムよ、この矢に宿りて災厄を討ち払いたまえっ・・・」
言い終わると同時に放たれた矢は青い光となって超高速で熊の胸を貫いた。
後ろへ仰向けに倒れる熊に押し潰されないように跳び退いた犬が少年の方に歩いてくる。
「一丁上がりだな、トラビス。だいぶ手際が良くなってきたじゃないか。」
言葉を発した犬に驚くこともなく少年が答える。
「まぁね。それより今のヤツって?クライン隊長からは人食い熊の退治って聞いてきたけど、フェンみたいな霊獣なの?それとも妖怪とか?」
「いや、あれは俺の主、ホーカムと同じ神獣の成れの果てだ・・・」
「あれが・・・神獣?」
「あぁ、土地の神である神獣はその土地の人々の信仰を集められなければ力を失う。それどころか、それまで守護してきた土地の人々から崇められなくなった神獣は、怒りや悲しみからヤツのようなバケモノになっちまうのさ。」
この国には各地に土着の信仰があり、それぞれに土地の神を崇め、神はそれに応え人々を守護してきた。
しかし、トラビスの祖父の代の頃に異国から入ってきた新しい信仰は瞬く間に全国に広がり、町や村には教会や神殿が建てられ、土地の神々は忘れられた存在となっていた。
トラビスがフェンと呼んでいる銀毛に覆われた犬の姿の霊獣、ウォルフェン。
その主である神獣のホーカムも忘れられていた土地の神だ。
ホーカムは今は住む者のいなくなったトラビスの故郷の村を守護する神獣だったが、信仰する人が居なくなり力を失っていた。
そこに村外れの山中で迷子になり、体力の限界を向かえたトラビスがちょうどかつてホーカムを祀っていた祠の前に倒れたのがきっかけだった。
ホーカムはトラビスの命を助ける代わりに、神獣としての力を貸しホーカムの使いの者として善行を重ね人々の信仰を取り戻すことを頼まれたのだ。
ウォルフェンはその時にトラビスから得た信仰心を元に取り戻した神獣としての力で生み出された霊獣で、ホーカムとの約束を監視する役目とトラビスに同行しその善行を助けることを命ぜられていた。
「俺の主はああなる前にお前に出会えて、今ではオスティラーヴァの守護として崇められるまでになった。でもさっきのバケモノ、ヤツはもしか前のオスティラーヴァの守護だったかも知れないんだ」
「確かに、僕達がオスティラーヴァに来たばかりの時は土地の神を信仰する人は居なかった・・・人々に裏切られたと思った神獣は怒りでこんなバケモノになってしまったんだね。」
トラビスは倒した熊に目をやる。
手を合わせて神獣だった者への敬意を表し、熊退治の証拠の品としてその遺体から牙を抜き取った。
393名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 01:57:48 ID:cK2fmg+I
翌日の午後、熊の牙を持ち帰ったトラビスを街の住人たちはいつものように、小さな英雄がまた手柄を立てたと褒め称えて迎えた。
今では異国から入ってきた神も土地の神も同じように人々の信仰を集めるようになったオスティラーヴァはこの国では珍しい街だ。
古き神々は新しき異国の神とともに入ってきた技術や文化によって忘れ去られようとしていた。
しかし、1年ほど前にホーカムの使いと名乗る少年がやってきて、人々の困りごとを解決し、今回のような妖怪退治みたいなこともやってみせ、また彼が来てから日照りに悩まされたことがないオスティラーヴァは土地の神への信仰を取り戻していた。
ウォルフェンの特殊な嗅覚で民衆の困りごとの臭いを察知し、トラビスが土地の神の力でそれを解決する。
そんな事の繰り返しでトラビスは街のヒーロー扱いだった。
そのヒーローが薬草採りや狩猟で山に入る人々を困らせていた熊を退治して帰ってきたのだから、街も騒がしくなろうと言うものだ。
騒ぎを聞きつけて衛兵が3人ほど群衆の元に駆け寄ってくる。
「なんだ、騒々しい。これはいったい何の騒ぎだ?」
一人の若い衛兵が人の群に割って入る。
人の輪の中心に居るトラビスを見つけた衛兵は手を振りながら人の波を押し分けてそこに近づいて行った。
「トラビス!帰ってきたのか!どうだ、首尾は?」
そう言いながら近づいてくる衛兵に気付いたトラビスは、ニコッと微笑んでそちらに向かって大きな牙を握っている右手を前に突き出して見せた。
「流石だな、お前ならうまくやると思ってたぜ」
言いながらひょいとトラビスを両手で持ち上げると肩に乗せた。
「ほらほら、英雄さんはお疲れだ。道をあけてくれ」
トラビスを肩に乗せ衛兵の詰め所に向かうこの男は若くして街の衛兵達を率いる隊長のクラインだ。
街で評判になっても定まった宿のなかったトラビスに数ヶ月前から自宅の一室を与えている。
クラインは衛兵の詰め所に着くと、トラビスを肩から下ろし椅子に座らせた。
「悪いなぁ、衛兵を何人も連れて外に熊退治なんて行ったら街の防備が薄くなっちまうからな。またお前の世話になっちまったなぁ」
「それはいいんだけどさ、依頼は正確に頼みたいね、隊長。ただの熊じゃなかったよ、アレは」
「ただの熊じゃない・・・と言うと?」
「神獣・・・だったもの。」
「!!神獣だと?そんなものと戦って、怪我はどこもないのか?」
「うん、まぁ擦り傷程度ならあるけど山登りでできたものかな。それより野宿でやられた虫刺されの方が問題だよ」
トラビスはそう言って脚を開くと、虫が好む腿の内側の柔らかいところにできた赤い点を指差して笑って見せる。
「そうか、大した事なくてよかった。虫刺されにはこいつを使え」
そう言ってハッカのような香りのする葉を二枚渡す。
受け取った葉を揉んで虫刺されに塗るトラビスに向かってクラインは言葉を続けた。
「仕事を片付けて帰ってきたお前に晩飯でも用意してやりたいんだが、生憎と今晩は仕事がある。ラリーに何か食い物を持って行かせるから先に帰って休んでてくれ」
「なに?何か事件でもあったなら僕も手伝うよ?」
「いや、今日は休め。それとも何か?お前が居ないとこの街の衛兵は能無しで不安か?」
少し意地悪に言うクラインの本心は自分を休ませようとしていることに気付いたトラビスは、その気遣いを無駄にする方が失礼だと思った。
「了解、ちょっぴり不安だけどクライン隊長に任せて休ませてもらいます」
軽口を叩きながら敬礼をしてみせるトラビスにクラインは上官が部下にして見せるのと同じ形の敬礼を返してやった。
394名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 01:58:38 ID:cK2fmg+I
夕食が終わりトラビスは窓の外を眺めながら、また独り言のようにウォルフェンに話しかけた。
「やっぱり事件かなぁ・・・クラインの様子、見に行こうかな」
「おいおい、あの隊長さんはお前に休めって言ってたんだぜ。それに俺の鼻にもお前が出て行くような困りごとの臭いはしない。さっさと寝ちまいな」
「う〜ん・・・やっぱしちょっとだけ、詰め所に行って様子見てくる」
「俺は行かないぞ。もう眠いからな。お前も早く寝ろよ。」
ウォルフェンはそう言うとまた大きな口であくびをした。
「うん、すぐ帰ってくるから、留守番お願いねっ」
「おいおい、俺をその辺の番犬みたいに言うなよな」
「ははっ、ごめんごめん」
トラビスはウォルフェンに背を向けたまま右手を挙げて部屋を出て行った。
詰め所に着くとそこにクラインの姿はなく、夜勤の衛兵が二人居るだけだった。
「おっ、トラビスじゃないか。いくら英雄さんだって子供が夜更けにウロウロするもんじゃないぞ」
「うん、ちょっとクライン隊長に・・・ね。隊長は?」
「今は出ている。しばらくは戻らないぞ。」
「そっか・・・。ありがと」
トラビスは一言礼を言って詰め所を出る。
「子供は早く帰って寝るんだぞ」
後ろからかけられた言葉に振り向いて手を挙げて応えながら、街の中心に向かって行った。
「まったく、フェンも来てくれれば鼻ですぐに見つけてくれたのに・・・」
呟きながら衛兵の巡回ルートを辿って行く。
きょろきょろと辺りを見回しながらクラインの姿を探していると、メイン通りに面したバーの脇の路地に人影を見つけた。
何の気なしにそちらを見ていると、そこには二人の人間が居ることが分かった。
身なりの良い男、貴族か金持ちのドラ息子と言った風体の青年が頭一つ半ほど下にある少年の顔を見ながらなにやら喋っている。
相手の少年はトラビスの一つか二つ年上と言ったところか、その少年の身にまとっているものは相手の男に似つかわしくない格好だった。
薄汚れて何年も着ているのだろう、頭を通した布の腰のところを縄で縛っただけの服は少し丈が足りなくなっている。
かろうじて隠すべきところは隠されているが、両の脚は付け根近くからさらけ出されている。
地面につけた足には靴も履いていない。
その不釣合いな二人を不審に思い、トラビスは少し距離を置いた物陰から様子を覗うことにした。
暫くなにやら話していた二人だが、青年が少年の手をとり何かを手渡した。
チャリンチャリンと音を立てて少年はそれを腰の縄からぶら下げた袋にしまうと、青年の手を引いて歩き出した。
(あやしい・・・)
トラビスは心の中で呟いて二人の後をつける。
二人は街の中心を縦断する河にかかる石橋の袂まで来ると、河川敷に降りていった。
トラビスは気付かれないように距離を置きながら二人が確認できる位置まで移動する。
二人が月明かりも届かない石橋の下に入っていったところで、トラビスは右手を顔の前に持ってきて中指と薬指を親指とくっつけて狼の頭の形を作り、ごにょごにょと呪文を唱えた。
ぼぉっとトラビスの瞳が青白く光り、ホーカムの力の一つである夜目の術を使う。
石橋の下には掘っ立て小屋と呼ぶにも粗末過ぎる板切れをつないだだけの小屋があり、二人はそこに入って行くところだった。
二人が小屋に入るとすぐに、ぼんやりと小屋の周りが明るくなる。
中でランプに火を灯したのだろう、壁板の隙間から幾筋もの明かりが漏れている。
トラビスは足音をさせないように小屋のすぐ脇まで近づいて行った。
(悪い事の取引に子供を使うってのが良くあるってクラインが言ってたっけ・・・)
そう思いながら壁の隙間から中を覗う。
395名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 01:59:27 ID:cK2fmg+I
「・・・っ!!!」
予想していたのとは全く違う光景にトラビスは思わず声をあげそうになった。
身なりの良い青年は質の良さそうな生地のズボンを下ろして下半身を露出し、その股間に顔を埋める少年の姿が目に飛び込んできたのだ。
青年の性器を口に含んで頭を前後に揺さぶる少年の姿にトラビスは放心状態でその光景をただ見つめるだけだった。
丁寧にペニスを舐めあげた少年はそこから口を離すと、青年の顔を見て言った。
「後ろももう準備できてます。念入りにほぐしてありますので遠慮はいりません」
言い終わると青年に背を向け両手を壁につけた。
「へっ、淫売が。こいつが欲しくて仕方ないんだろう?」
そう言いながら青年は少年の腰を掴んでペニスを少年のアヌスへと近づけていく。
ピタとアヌスにペニスの先をつけると一旦そこで動きを止める。
「ほら、お待ちかねのものをやるぞ!」
そう言って無遠慮にペニスを根元まで一気に捻じ込んだ。
「ひぐっ・・・あ・・・うぁぁ・・・」
苦しそうに少年は声を上げたが、それを意に介さずに青年は腰を激しく振り始めた。
「ケツ売ってる淫売のくせになかなか絞まりがいいじゃないか」
侮辱の言葉を浴びせながらパンパンと音を立てて腰を振り続ける青年。
「あっ・・んっっ・・はっ・・はぁっ・・・」
少年はその動きに合わせるように声を漏らす。
少年の服の前の裾は彼の性器により上に持ち上げられ、丈の足りないそこから半分剥けたペニスの先が頭をのぞかせていた。
青年が後ろを突くほどに少年の性器からは透明の液体がじわりじわりと溢れ、糸をひいては床に垂れていった。
(あの子、あんな事されて気持ちいいんだ・・・)
トラビスは始めてみる性行為、それも青年が少年を相手に行うそれに釘付けになっていた。
気付けばトラビスが穿いている腿丈のズボンの前はパンパンに膨れ、その膨らみの先には小さなシミができていた。
「もうっ・・・だめです!・・あぁっ!・・イクッ・・・」
そういいながら少年は服の裾からはみ出した鈴口より白い液体を勢い良く飛ばした。
「くっ、俺もイクぞ!たっぷりとお前の中に出してやる!味わいやがれ、ケツを犯されてイッちまう変態のガキめ!」
言い終わると同時に腰を前に突き出してペニスを少年の最深部まで突き入れ、どくどくと欲望の汁を注ぎこむ。
二人ともはぁはぁと暫く息を整えると、青年がずるりとペニスを少年のアヌスから抜き出した。
少年はそのペニスを舌で丁寧に舐めてきれいにする。
ベタベタの体液がすべて舐め取られたところで青年は下着とズボンを穿いて少年の足元に一枚の銀貨を投げた。
「なかなか良かったぜ。それはボーナスだ、受け取りな。また買ってやるからそれでうまいもんでも食いな。」
「ありがとう、お客さん。またよろしくお願いしますね」
少年はそう言って銀貨を拾う。
トラビスはそこまで見届けると、青年が小屋を出てくる前にその場を離れた。
初めて見た衝撃的な光景に、クラインを探して家を出たことなど忘れて急いで家に帰る。
家に着き玄関に入るとバタンと閉めたドアにもたれかかり、走ってきて切れた息を整えようとした。
家の奥からのそのそと近づいてきたウォルフェンが言った。
「なんだ、走って帰ってきたのか、トラビス。クラインにゃ会えたのか?」
まだ息を切らしているトラビスははぁはぁと荒い呼吸をしながら首を振った。
「そうか。ま、お前も疲れてるんだからとっとと寝るんだな。」
そういってトラビスの部屋に戻っていくウォルフェンに頷きながら、その後を追った。
自室に戻ったトラビスは、水差しの水をごくごくと飲んでふぅと一息ついた。
先に部屋に入ったウォルフェンは既にいつもの定位置で寝る体勢に入っている。
トラビスはベッドに上がって横になってみるものの、ついさっき目にした光景が頭の中でぐるぐると回り全く寝付けそうにない。
それどころか、その幼いペニスは石橋の下から走って帰ってくる間もずっと痛いほどに張り詰めたままだ。
これを何とかしないと寝ることなんかできないと思ったトラビスはむくりと起き上がりベッドを降りる。
その気配に気付いたウォルフェンが眠そうな声で言った。
「なんだ、トラビス。便所か?寝る前に水飲んだからなぁ。寝小便なんかするなよ」
「なっ・・・僕はもうおねしょなんかする年じゃないよっ」
そういいながら、小便とは別のもので小さなシミができているズボンの前を隠すように部屋を出た。
396名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 02:00:25 ID:cK2fmg+I
トラビスはぱたぱたと足音を立てて小走りでトイレに向かう。
トイレと言ってもこの世界に現代の我々が思い浮かべるようなそれはなく、もちろん水洗でもなければ汲み取りでもない。
そのための部屋に排泄物を溜める桶が置いてあるだけの粗末なトイレだ。
その簡素な造りのトイレに入りバタンと扉を閉めるとかんぬきをかける。
それの動作が終わるや否や、トラビスはズボンを膝のあたりまで下ろした。
一度ズボンに引っかかって下を向いたペニスがペチンと下腹部を叩いて真上を向いた。
そしてトラビスはその痛いほどに張り詰めたものを握り締めると乱暴に上下に擦り始めた。
目を閉じてさっき見たばかりの光景を思い浮かべる。
(あの子、お尻にアレ入れられて気持ち良さそうにしてた・・・)
そう思いながら空いた片方の手の指をアヌスに這わせる。
流石に指を挿入するのが躊躇われたトラビスは、その指で窄まりをくすぐるように刺激する。
同時にペニスを擦りあげる手の速度を上げる。
クチュクチュと先走りの汁が包皮と亀頭の間でいやらしい音を立てた。
はっはっはっ、と速く浅い呼吸音が狭い部屋に響く。
2分も持たないだろうか、あっけなく絶頂に達したトラビスは、乳白色の液体をトイレの石壁に向かって勢い良く噴出させた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
昂ぶった気持ちになんとかケリをつけたトラビスは排便をしたあとに肛門を洗うための水が溜めてある桶に手をつけ、ペニスを擦り上げていた手に垂れた精液を洗い流した。
そして何食わぬ顔で自室に戻っていった。
ガチャリと音を立ててドアを開け与えられた自分の部屋に入っていくトラビスに、既に寝る体勢で目をつぶったままのウォルフェンが話しかけた。
「まあ、お前も”お年頃”だからな。でも依頼をこなしてきて疲れた日ぐらいは程々にしておけよ」
並外れた嗅覚と聴覚の持ち主のウォルフェンにはお見通しだったことにトラビスは恥ずかしくなって耳まで真っ赤になった。
「う、うるさいな!ワケわかんない事言ってないでさっさと寝ろよ!」
「はいはい、何なら次は俺が手伝ってやってもいいんだぜ?俺はお前の力になるように言いつけられてるんだからな」
「・・・・」
トラビスは無言でウォルフェンの尻尾を踏んづけながらベッドに入る。
「痛ぇ!これでも俺は親切で言ってやってるんだぜ?自慢のフサフサの尻尾を踏んづけるなんてヒドイんじゃねぇか?」
「もう寝る!フェンなんか知らない!」
「まったく、”お年頃”は扱いづらいねぇ・・・」
そのやり取りを最後にトラビスとウォルフェンは眠りについた。
397名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 02:02:08 ID:cK2fmg+I
今回はここまでです。
反響があろうとなかろうと完結までうpの予定です。
よろしくお願いします。
398名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 02:42:42 ID:fyduG0WT
いたいけな少年にいかがわしいことをさせるなんて実にけしからん。
もっとやれ。
399名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 03:21:31 ID:SF7gdYJF
野球部の先輩と後輩の話はまだかなぁ...
400名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 08:45:52 ID:MD2OloP+
押しつけがましい投下と腐女子はいりません
401名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 10:12:00 ID:Yn7TDyRp
女装ショタのスカートの下って複雑だよな。
女の子用のパンツでも萌えるけど、下着だけ健全なブリーフとかたまらん。
ふんどしのギャップもいいな。
なんて深いんだ、スカートの中身…。
402名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 12:22:48 ID:OInXZTv4
>>401
穿いてないのが最強
403名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 18:12:13 ID:aM0HuXxU
>>396
続きまってゆ!!
404名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 18:50:18 ID:vAgk7trp
トラビスって・・・
ベトナム戦争から帰ってきてタクシードライバーになった外人?
405名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 19:59:18 ID:D52SDEoi
トラビスていうとビームカタナの殺し屋しか思い浮かばん。
殺し屋ショタに「料金はお前の体で払え!」と迫られたい。
406名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 20:17:24 ID:/8UDVCPb
スカートの下はスパッツであるべき
407名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 20:56:10 ID:QZZKBQ93
>>397
GJ。続きも待ってるよ

スカートの下はブルマだろ。提灯ブルマ。
408名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 20:58:50 ID:k2YFiZGb
先達方のSSに色々と感銘やインスピレーションを受けました。手短に書いた拙い短編ですが、どうか投下させて下さい。
貧富の差の激しい近未来世界という設定です。また、多くの暴力描写を含みます。
409前編 1/6:2009/03/24(火) 21:01:14 ID:k2YFiZGb
「仕事だ」
シャワー中にまた、そんな宣告をされる。さっき一人が終わったばっかりなのに。
「……………はい。」
お尻のなかでぼくの腸をぱんぱんにしていた汚液を、やっと掻き出し終えたと思えば、すぐこうだ。
「……いっ………」
さっきの客に剥がされた生爪に、流水が染みて鈍痛が走っている。
本当は激痛なのかも知れない。こんなことにも、ぼくの不浄の体はもう慣れ切っていた。

ぼくを買うのは、いつもいつもおぞましいサディストばかりだった。
この娼館で一番安い値の付けられているぼくは、その価格に相応しい、薄汚い人間しか買ってくれない。
痛いのも苦しいのも嫌だから、もっと小さい頃は泣き喚いて許しを乞うていたぼく。
それが間違いの始まりだと気付いたのは、ほんの最近だった。
どこから評判が付いたのかは分らない、もしかしたら、店が広めているのかも知れない。
ぼくを嬲るのに、予約待ちまでしているみたい。
仕事をするのが嫌で嫌で仕方がない。痛いのは嫌だけど、僕の仕事は与えられる激痛に泣き叫ぶことだけだった。

そんな惨めな物体は、他の『高い』お兄様方からは、「ごきぶり」という通称で呼ばれている。
黒くて艶のある、おかっぱに切り揃えた髪が、それによく似て見えるみたい。
実際、ぼくという生き物の価値はそれぐらいで、お似合いだと思う。
だって、糞だって食わされたこともあるのだから。

ぼくを呼びに来た番頭さんは、痩せぎすの体格の、ナイフみたいにおっかない人だった。
逃げられないように手錠を嵌められる。首輪に鎖を通されて、
僕はギロチン台へ歩む死刑囚みたいに、真っ青に歪んだ表情をしてとぼとぼと歩いた。
何も考えてはいけない。きっとすぐに終わる。終わればきっと、休めるんだ。
いつものように、体の反応するままに叫んで、泣いて、痙攣していればいい。
痛いのは仕方ない、仕方ないんだ。



ひとり、二人、三人……四人。傭兵みたいな体格のおっかない男達を、ぼくだけで四人も相手をするのか。
今までにない酷い客だ。今すぐにでも、恐怖で心臓が押し潰されそうになる。

あんたらお金持ちのくせに、どうしてぼく一人なんだ!ぼくが一番安い子なのに!

心の中だけは威勢が良くても、言葉として出て来るのは命乞いばかりだ。だって、死にたくないから。
「よ よろしく おねがいします だんなさま……がた」
すっかり怖くて、ぶるぶる震えながら俯いて、涙声で囁いた。
自動で閉まるドアが働いて、ぼくの逃げ道は無くなった。ぼくが生き延びるただ一つの答えは、彼ら全員を満足させる事だけだ。
とぼとぼと、自分の足で歩いて行った。
後ろに回った一人が肩を抱いてくれたと思ったら、ベッドの上に投げ飛ばされる。
ぼくをうつぶせにして組み敷いて、簡単に着ているだけの手術用みたいな薄布を、背中から片手だけで引き千切る。
「……汚え躯だな。ぼろ雑巾みてえだ。安いだけあるわ。」
「でもよ、ケツは小せえな。俺さぁ、ヤる相手のハラ、一度ぶち破ってみてえんだ。」
「それは最後にしろよ。まずはクソ淫売のエロガキをイキ狂わせてやろうぜ。」
ぼくはその言葉を聞いて、無言のまま両目から涙を溢れさせた。
410前編 2/6:2009/03/24(火) 21:02:39 ID:k2YFiZGb
ずぼおっ!! ぐぼおぅっ!! ずぼん!!!ずぱん!!ずぱん!!ずぱん!!………
「いだい!いだいいぃ!だずっ!だずっ、げでぇ!おにゃがっ、やぶれ、でるっ!!いだい、いだいよぅ!!いだいぃぃぃーー!!!……」
ぼくのお尻は、どんなにローションを塗していたって、程度の差こそあれ必ず裂けていた。
だらだらと破瓜みたいな血を下腹部から垂れ流して、血塗れになった男の剛直に為されるままにされ続ける。
ぼくはいつものように、突かれている間はずうっと、声を張り上げて泣き叫ぶ。
男の人たちは、みんなこれが目当てでぼくを買う。
どこにも逃げ場なんてない。後ろ手に嵌められた手錠に天井から吊るされて、足元は床から遠く、
宙吊りになったまま腰や脚を掴まれ、太すぎる男根に揉みくちゃに刺し貫かれる。
まるで、世界がだんだん小さくなって、ぼくを押し潰そうとしいるような気分になる。
腸粘膜を軽々と突き破っておちんちんの根本の内側に叩きつけられる剛直の衝撃は、尾てい骨へ男達が打ち寄せる下腹の殴打も加わり、
背骨をつんざいて脊髄を電流で焼きながら、その勢いは脳髄も揺らして、ぼくを激痛の渦中に捕えて逃さない。
男が放出を始める頃には、ぼくはもう瀕死のなめくじみたいだった。
憔悴しきった顔面は脂汗でびしょびしょになり、歯をかちかちと鳴らす生理現象は、背筋に走る寒気のせいだ。
これから解体される豚肉みたいだ。ぼくは天井から吊るされて、食べやすくなるように血抜きをされている。
「いたい……いたいよ…、ひっく、いたい……ひっく、……ひっく……」
血みどろになって挿れ易くなった孔を目掛けて、辛抱堪らなくなった新たなペニスが宛がわれる。
精液と血で紅白のマーブルになったお尻の割れ目に、ペニスがゆっくりと上下運動を始めて、
天然のローションを塗し始めたとき、ぼくの顔はくしゃくしゃに歪んで、真っ青で、唇をきゅっと結んですすり泣いていた。
そんなぼくの顔を、それはそれは嬉しそうなにやけ笑いで覗き込む男達も居る。
「う……うう……ひっく……ぐす、…うう……ひっく……」
じゅぶっ、ぎぢり……ぶづん!ぶぢぶぢぶぢぶぢぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!
「いぎゃあああああああああああ!!!!!!!………ぁ………ぁ………」


やがて屈強な男達は、だいたい二人がかりでぼくを食べるようになった。
後回しの二人はお酒を飲みつつ、コンビーフやサラミを適当に摘んで食べて、煙草をくゆらせて、思い思いの一服をしている。
ぼくを使って、発情した二人が営々と排泄欲を満たす。硬さの薄れたおちんちんを引き抜けば、また次が始まるんだ。
たっぷりと休憩を取った新たな二人が、衰えを知らない劣情を何度でもぼくに注ぎ込む。
お尻を串刺しにしている肉の槍が、どうかぼくの心臓まで貫いてくれればいいのに。
ぼくの髪を掴んで振り回して、喉の奥を抉っているヘドロの噴射機が、ぼくの脳までミンチにしてくれればいいのに。
このまま、何も無い空っぽの世界に没入しながら冥府に行ければ、それがぼくの望む幸せな最期だった。
「……つまんなくなってきたな。」
ぼくはまだ、その言葉が耳に入っていなかった。入れたくなかった。
今まで通り、もっとずうっと、ぼくの何時も通りの輪姦だけで、男達には満足して貰いたかった。
天井から吊るす鎖が降ろされる。飽和する苦痛で半狂乱のぼくは、全身に痙攣を纏ったまま床の上でのたうち回っていた。
ぼくは馬鹿だから、その時はもうこれで終われると早合点していたんだ。そんな事、ある訳がなかったのに。
411前編 3/6:2009/03/24(火) 21:03:59 ID:k2YFiZGb
男たちが新しい『プレイ』を思い付いて、これが三人目だ。
『やめて』とか『許して』とか、『助けて』なんて言葉。ぼくはここに来て、それを何百回、何千回と叫んだことだろう。
ぼくの言葉は、動物が鳴くのと同じだった。ただ、そういう鳴き声を上げるというだけの家畜でしかない。
それでもぼくは鳴くんだ。そうすれば痛みは和らぐ。苦しさを、叫んだ一瞬だけ忘れられる。
その哀願が、男達を悦ばせているスパイスの一味だなんて、まるで知らなかったから。
「やめ やめで ぐだざい」
涙と、涎と、鼻水と、脂汗と、精液のせいで、ぼくの顔中はぐちゃぐちゃだ。
髪の毛を掴み上げられても、痛みなんて、もう感じる余裕すら無かった。
「よし、“締めろ”」
喉が引き攣って、反射的にお尻を食い締めた。でも、その時合図を掛けられたのは、ぼくじゃない。
ぼくの目の前で、ぼくの狂態をニヤニヤ愉しんでいた男が、ぼくの喉に両手をかけて……
「ぐ、……ぎぃ!………………!?!?」
苦しい!苦しい!苦しい!苦しい苦しい!息ができない!死んじゃう!本当に死んじゃう!

もの凄い握力で喉全体を締め上げられて、呼吸なんて贅沢な事はできない、目の前が真っ赤で、真っ青だ。
口を一杯に開けて空気を取り込もうとして、それが何になるんだろう。
「はっ……、…が……………」
「おぃ〜〜見ろよぉ、このツラ!ガキとは思えねえバケモノ顔だ!」
「ぶうぉぉぉぉーー!!締まるぅ!ケツが締まるっ!ぐふううう!!ケツマンコが締まるぅーっ!!」
お尻を鈍器で殴られているような感じがする。大きな硬い木杭をハンマーで叩きかれ、打ち込まれているんだ、きっと。
四つん這いになっているから、ぼくの足の裏は晒されて、全くの無防備だ。
高温で熱せられて、じんわりと赤みを帯びた金属棒が、そこに押し当てられた。
「……………っっ!!!!!!……ぁー…!…ぁ、ぁー……か、…っ、は……ふ……ぐ……」
暴れても無駄なんだ。今は何よりも酸素が欲しい。
火傷の齎す強烈な痛みは反射的に尻をぎちぎちに締め上げて、根本まで埋まる男のペニスに今夜最高のご奉仕をしていた。
体中が、熱くて、痛い。
「ぐぶふううおぉう!!ふごおおおおーーーーぅっ!!!!」
後ろの方、とても遠くの方から昂ぶった咆哮が聞こえて、ドロドロになるまで熱く焼けた鉛が、僕の内臓を黒焦げにする。
はちきれんばかりに猛り狂い、膨らんでは跳ね回って、ぼくのお腹に焼けた鉛の射精を続けるペニス。
雄叫びを上げて、迸る排泄の快楽に浸る、その主の大男。
「スゲェーー!ガキが白目剥いてやがる!こいつマジで死ぬんじゃねえかぁ!?」
ゲラゲラ笑いながら、半死人のぼくを嘲笑う男達。
殺して、殺してよ。もう嫌だよ。死にたいよ。殺して。
喉が塞がれていて、声が出ないのは、ある意味で確かに救いだったのかも知れない。
思った事を本当に口に出していたら、ぼくは本当に挽き肉にされてしまうのだから。
412前編 4/6:2009/03/24(火) 21:05:03 ID:k2YFiZGb
饐えた臭いのするアルミ板の床に、顎を強かに打ち付けられた。
凶器が腹から抜け出て行って、次の何かがぼくの腰を掴み、押し入って来るまでの間が休憩なのだろうか。
身体中がとても寒い。震えが止まらない。歯はかちかち鳴り続け、冷たく重い水銀の中に肩まで浸かってるみたいだ。
喉の奥は、自分の唾とあぶく立った汚液で塞がれていて、喉輪が解けたというのにまともに息ができない。
肺を飛び出させる勢いの咳で、喉に詰まったものを吐き出すだけで精一杯だ。
息をする前に、またぼくは髪で吊り上げられた。お尻はまた軋み、悲鳴を上げる。
あばらの奥や腹の皮の内側にあるぼくの内臓の位置は、もしかしたらひしゃげているのかもしれない。
ぼくのお尻を壊したがっている、次の男が肛門を引き裂き始めると、首に掛かった手にも力が篭められたようだった。
目の前がばらばらになって、ぐちゃぐちゃになった。
この部屋に居る、ぼく以外の人間は、みんな笑っていた。とても楽しそうじゃないか。

「ああ、こりゃダメだ。マジでもう死ぬんじゃねえのか。次の呼ぼうぜ、寝覚めが悪くなる。」
「てめえは出したばっかだからそんな寝言がコケるんだ。オラ!ブタガキ!起きろぉ!次は俺だぁ!」
「構やしねえ、人間一匹ぐらい殺してからが俺等は一人前だ。後が支えてんだ!早くぶっぱなせよな。」
「へへ、明日からお前の通り名は『男娼殺しのアンシル』か、こりゃケッサクだな!」

お尻にはまた、復活したのか、それとも別の誰かのか、コンクリートみたいに硬い男根が押し入ってくる。やっぱり、大きくて、太い。
またぼくの腸が裂けてしまった。ありえない位ぬるぬるが溢れてるから、分かるんだ。
ぼくの背中には、また焼けた石炭が載せられる。痛いと言うより、背骨が折れそうな衝撃が走った。
「がぎゃああああああ!?!?あぎいいいいいい!!!ぎひぃ、ぐぎぃいいぃぃーー!!!!」
ぼくの意識なんて関係ない。激しい苦痛と痙攣が、後から後から背骨をつんざいて、男の剛直を愉しませる。
哄笑と、咆哮。マグマでぐずぐずになった体内の熱さ。焼け爛れて、剥がれ落ちそうな皮膚の熱さ。
ぼくは生きながら、火焔地獄に落とされたのだろうか。
彼らは人間なのだろうか。そもそもここが、地獄の底なのかも知れない。


助けて

誰か

助けて
413前編 5/6:2009/03/24(火) 21:06:47 ID:k2YFiZGb
体が寒い……寒い、痛い……冷たい?
ぼんやりと目を開けると、睫毛から水気が滴った。……いつの間にか、終わってたんだ。
何回目かは分からないけれど、ぼくが目覚めてからもう一度、上から冷水の塊が降ってくる。
冷たい水は、冷え切った体には痛いほど効いた。傷口に染みて、ほんとうに痛くもある。
体のほとんどが動かせない。足の裏と背中の痛みは、お尻の鈍痛を打ち消して三倍になった。
「……………………。」
目の前に台車がある。鉄板の下に四足のローラーが付いてて、手の高さまで伸びたパイプで転がすやつだ。
でも、何をされても、こうしてぼうっとしていたい。とても疲れた、疲れたんだから。
ばじいっ!
「ぎゃう!!」
首の後ろに、弾けるような衝撃がつんざく。いつものスタンガンだ。
なんとか動かせる上半身だけを使って、ずりずりと這いずるように台車に乗った。
1メートルも動いていないのに、噴き出す脂汗が止まらない。
台車がごろごろと動いて、ぐちゃぐちゃになった僕を運ぶ。見付からないように、ぼくは親指の先を咥えて泣いていた。
こんな風にびしょ濡れだったら、きっとばれないよね。汚いぼくを、誰も見ないよね。


ぼくが過ごしているいつもの場所に辿り着くと、台車が傾いて、床に転がされる。
体中が冷たくて、痛い。
廊下の突き当たり。そこは部屋ですらない。薄汚れた金属の衝立が立てられていて、
そこに隠された空間が、ぼくと呼ばれる何か可笑しな生き物の棲息地だった。
痛む体を引き摺って、衝立の陰に隠れた。少しだけほっとする。
洗濯続きでよれよれだけど、新しい毛布が支給されていたから。
……ごはんを、ごはんを、食べなきゃ。
背の低いお皿のビニール蓋を取ると、白く澱んだ塩辛いスープが冷え切っていた。
嫌な物を思い出して、目の前がぐにゃぐにゃに歪む。
右手でお皿を掲げて、左手で鼻を摘んで、スープを口の中に入れる。
精液特有の青臭い不快な悪臭が口にも鼻腔にも充満して、猛烈な吐き気がした。
スープは塩辛いだけなのに、喉まで絡んだ濃厚な精液が汁気を与えられて復活して、大暴れしているんだ。
大量の精液を飲まされているみたいだ。飲まされてるんじゃなくて、飲んでるんだ、自分から。
「はっ………はっ………はぁ………」
全部を飲み下すと、気持ち悪い汗と痩せ我慢の涙で、顔がびしょびしょになる。
鼻を啜って、他に何かあったらって、祈った。
祈りは通じて、パンが切れ端がある。どうしてだろう。今日はそんなに頑張れたのだろうか。
パンに味なんてものはない。カラカラに干乾びたパンは口の中に張り付くけれど、お腹が膨れる素敵な恵みだ。
週に二回も食べれれば、もっと嬉しいのに。

背中の痛みが酷い。足の裏はまだましだ。熱が出ているみたいで、額が燃えるように熱かった。
それでも、休まなきゃ。こんなぼくにだって、また明日は来るんだ。毛布に包まって、ぎゅっと目を閉じる。
なんだか天使みたいに奇麗な歌が聞こえたけれど、まだ御迎えじゃないよね。
ぼくより高い他のお兄様方は、唄でお客様を惹き付けたりもする。
馬鹿だから、真似しようと思ったんだ。口はもごもごと動いたけれど、馬鹿だから、駄目だから、
ぼくは子守唄も聞いたことがないのだから。
414前編 6/6:2009/03/24(火) 21:08:24 ID:k2YFiZGb
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一番古い僕の思い出は、どんよりと曇った空だった気がする。
冷たい風の吹く、枯れた森をじりじりと歩いて、水汲みと薪拾いに勤しむ。
僕は確か、末の子だった。
上のお兄さんとお姉さんはみんな大きくて、畑仕事ができたり、近所に嫁いだりしていたのに。

自分の家に余裕がないなんて分かり切っていたから、棄てられないように一生懸命だった。
ちゃんといい子にして、どんな言いつけでも守った。我儘も言わなかった気がするのに。
それでも僕は、家で一番の役立たずだったから。

数字として並ぶたくさんのクレジット。
糧食と生活必需品が詰まった袋を開けて、嬉しそうに綻ぶ皆の顔は、よく覚えている。
あんな幸せそうな表情なんて、僕に見せてくれたのはその時の一度だけ。
その笑顔も、僕ではなくて、代金に向けられていたもの。
僕はもうその時から、ヒトじゃなかった。
顔をくしゃくしゃにして、どういう言葉を振り絞って彼らに泣き叫んだだろう。
僕の言葉は豚の鳴き声みたいに聞こえたのだろうか。
とても怖い男の人の、凄い力で襟首を曳かれて、大きなおんぼろ小屋みたいなトラックに容れられて、
最後にお陽様を見たのは、錆び付いた鉄扉を閉められた時。
それからの僕は、まともにお陽様を浴びていない。

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すごい金属音がしたから、ゆっくりと瞼を開く。
衝立が蹴飛ばされたのかな。黒いかっちりしたブーツが目の前にあった。
「起きろ。仕事だ。」
恐ろしい言葉を聞いて、視界が黒ずんだ。
ぼくはどれだけ休ませてもらえたの?頭が痛いよ、熱もあるよ。傷も治ってなくて、おなかはぺこぺこなのに。
それなのに僕は、機械のように、ちゃんと半身を上げていた。恐ろしい宣告を告げた人を真っ直ぐに見つめて。
「番頭さん お願い 助けて。」
感情は動いてないのに、何故か頬に小川が流れる。泣きたい気持ちじゃない。
泣いたら殴られるから、泣きたくないのに。
番頭さんは無言で衝立を蹴飛ばす。金属の軋む音と共に、ぼくの心は断末魔の悲鳴を上げた。

ぜえぜえ喘ぎながら進む廊下は、無限の距離があるように感じられる。
ギロチンに使う拘束具みたいに、首と両手首を枷に嵌められて、それは鎖で繋がれて、先端は番頭さんの掌中にある。
こういう役目なんだ。きっとぼくは、こうされる為に生まれて来た生き物なんだ。
生まれ変わってもこんな人間になるのだろうか。それぐらいならいっそ、本物のごきぶりにして貰いたい。

「なんだそれは。死に掛けじゃないか。」
「ですから、今夜ばかりはお安くしますよ。通常の70%で如何でしょう。」
「帰ると言った筈だ。死んだら料金は三倍だろう。屍姦の趣味も無い。世話になったな。」
大柄な男性は、不機嫌さを隠そうともせず、コートを翻して自動ドアの向こうへと消えて行った。
「………………。」
残されたのは、NIOHさまみたいな顔をして警棒を握り締める番頭さんと、
出て来たばかりなのに息絶え絶えで、顔を真っ青にして喘息みたいな呼気を漏らす、役立たずの男娼。

「愛想良くしろっつったろぅ!穀潰しのクソガキ!俺の言った事が守れねえか!」
……もう駄目だよ。どうにもならないよ。
体はきっと殴られているのに、重い圧迫感と鈍い衝撃しか感じない。ちっとも痛くない。
ぼく、本当に死んじゃうよ。休めるよね。商品が生ゴミになったら、番頭さんもイヤだよね。
何かが潰れる嫌な音と、誰かの叫ぶ、罵りの怒号がだんだんと遠くなる。ぼくは深い海に沈んでゆく。
ああ、休める。休めるんだ。休、め……る……
415トリップ忘れた:2009/03/24(火) 21:18:40 ID:k2YFiZGb
後編は推敲中ですので、また後ほど。
416名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 21:41:56 ID:Zfa69Hk0
もう気持ち悪いから投稿しないでください
グロいのなんか求めてません、やるなら自分のHPででもやっていてください
417名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 21:50:57 ID:EUq1jAIM
注意書きがあるんだし苦手な作品は読まなければいいじゃない

自分は好きだよ
後編楽しみにしてます
418名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:01:50 ID:iRFts37v
読み入ってしまった、自分も後編楽しみにしてる
最後には幸せになって欲しい・・・
419名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:01:59 ID:Ne/ztDV7
>>417
>>416は怖がりなのにこんなスレに興味津々なショタなんだ
察してやれよ
420名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:09:43 ID:jat5dBiX
>>415
GJ!
トリップ忘れたさんの作品本当大好きです
また読めてとても欣快に存じます
今だにトリップ忘れたさんが書いた先輩×後輩シリーズが大好きで何度も読みあさってます(正直続編が読みたいです^^)

>>409の作品も楽しみに待ってます
応援しております
421名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 22:44:09 ID:/8UDVCPb
GJは後編まで取って置きます
続き楽しみに待ってます
救いの無い話しもたまらんね
422トリップ忘れた:2009/03/25(水) 21:27:15 ID:ZQ1lyx8+
今から後編を投稿します。
多分暴力描写は含まれないと思いますが、自分自身どこからどこまでが暴力描写の範疇に属するか曖昧になって来ています。
暴力の苦手な方は、俺の投稿した作品には入念な注意を払って下さるか、そもそも避けて頂けると大変助かります。
423トリップ忘れた:2009/03/25(水) 21:29:04 ID:ZQ1lyx8+
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その言葉を聞いたときも、僕は腫れぼったくなった横目で、無感動に番頭さんの靴を眺めているだけだった。
酷い目に遭うだろうから、喜んではいけない。でも悲しそうにするのも心の底から嫌だ。
手持ち無沙汰に掌をにぎにぎしながら、話が終わるのを待つだけ待つ。
僕の頬を靴先でごりごりとすれば溜飲が下がったのだろうか。
不貞腐れたみたいな鼻息を残して、番頭さんは冷たく乾いた照明の角を曲がって消えて行った。

気持ち悪い汗がどっと溢れてくる。

この薄暗がりから逃げ出せる日が来たのに、待ち望んでいた時なのに。心は竦んでいて、何もかもが怖くてたまらない。
今までの僕は、お店の物だった。確かに値段は付けられていたけれど、そもそも一晩幾らという代物だったし、
わざわざ買い上げる程の子でもなかった。
お店の物だったから、命だけは値が張っていたんだ。
今は違う。ご主人様が望めば、僕はそうするしかない。何があっても、何をされても逆らえない。
例え今すぐお店の前で、僕が八つ裂きにされたとしても、少しの掃除代が必要になるだけなんだ。
僕の命を守ってくれるものなんて、どこにも無くなってしまった。
僕に残されたただ一つの命だって、ご主人様の気分次第でどうにでもなってしまうんだ。
ご主人様は、いつまで僕を生かしておいてくれるだろうか。怖くて怖くて仕方ない。
きっと、もう、食べる物なんて貰えない。休ませて下さるかも分からない。
毎晩背中を焼かれても仕方がない。

僕は本当に頭の悪い子だ。僕みたいなのが上の方々みたいに、
品のいい紳士の旦那様が身請けてくれる訳がなかったのに。
上品でお金持ちのお客様なんて、今まで一人も取ったこと無いじゃないか。
「ひっく」
今まで何に夢を見ていたんだろう。連れてこられた日に目茶目茶に暴れて、
何を言われても逆らっていれば、すぐに楽になれていたのに。

どこかの市場で買われて来て、お勝手の軒先で捌かれる七面鳥が思い浮かんだ。
泣き喚く七面鳥の首を荒縄で締め上げて、嬉しそうな鼻歌を口ずさみながらバラバラのお肉に仕立て上げていたお父さん。
何故か分からないけれど、その晩、家からはとてもいい匂いがして、楽しそうな笑い声も聞こえていた気がする。
その時の僕は、血だらけの庭に呆然とへたりこんでいるだけだったけれど、
そう遠くない将来、痩せた七面鳥の次に僕の番が来る。
「しょうがない、しょうがないよ……だめだから…もう、だめなんだから……。」
悲しいときに涙が出なくなってどれ位経つだろう。
心臓が押しつぶされそうに辛くても、息が詰まって、鼻にツンと来るだけだった。
その時が来たら、できるだけ早く気絶しよう。どんなに痛くても、起きないようにしよう。
もう少しすれば、辛くて苦しい生活はきっと終わるのに、どうしてこんなに悲しいのか分からなかった。
僕は天国に行けない子だから、死んでしまえばどうなるか分かっている。
それでも、ここよりはましだと思う。
僕じゃない他の人も一緒に拷問を受けるのだし、仕方ないって、永遠に諦めが付くのだから。

石壁をそっと撫でたら、掌にはまだ冷たい感触がする。
壊れかけた衝立に向かって頭を下げて、そっと「今までありがとうございました」、
ほんのり湿り気を感じる石壁に「汚い子のお世話をさせて、ごめんなさい」って謝った。

祈りを奉げようと口を動かしても、唇がぱくぱく開閉するだけで、言葉が出て来ない。
自由になれたら、何をしたいと思っていたのか、とっくに忘れてしまっている。
外の世界のことなんて、少しも想像できない。僕の全ては錆び付いていた。自分で物事を考えられない。
精一杯楽しいことを考えようとしたのに、おかしなぐちゃぐちゃの塊しか思い浮かばない。
すごく喉が乾いている。体中が熱くて、重い。背中がひりひりして痛い。あんまり辛くて、ゆるゆると横になった。
休まなきゃ……休まないと……
「お水……お水を…ください…。お水……」
424忘れた 2/12:2009/03/25(水) 21:31:28 ID:43c5rogH
(警告忘れてました!以降より女装描写が含まれます)
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ばしゃばしゃと、とても冷たい水を頭から被らされる。
乾いたはぎれ布で汚い体を拭いても、嫌な臭いは少しも取れない。
体中が傷と青痣だらけで、その中でも、足の裏の火傷の痕がどうしても目立った。
形だけでも髪が奇麗に梳かれて、垢が落ちただけでもましなのだろうか。意味は無いと思う。

どうして女の子の格好をさせるのか分らなかった。…たぶん、女の子の服だと、思うのだけど。
こんなひらひらした白黒の服なんて初めて見るから。
お兄様方の服は、もうちょっと奇麗で、ぴかぴかで、昔話に聞いたお姫さまみたいな服なのに。
ぼくのは、これじゃあまるで喪服だった。売られた途端、八つ裂きにされても大丈夫なようにだろうか。

布紐を口に咥えさせられて、頭の後ろまで巻かれて縛られた。つまりは猿轡だった。
手足を柔らかい紐で縛られて、体を体育座りのようにして小さく折り畳まれる。
ぼくは、梱包されていた。
トランクみたいな小さな箱に横たえられる。
緩衝材の敷き詰められた箱の中に納められると、蓋が閉まった。世界が真っ暗になる。
そっと目を瞑り、こっそり涙を零した。きっと誰にも見られていないだろうから。
がたがた、ごとごとと揺さぶられる。どこかに運ばれている。気の遠くなるような長い時間が過ぎる。
ぼくは何時の間にか、眠ってしまっていた。


気付いた時には、箱の蓋が開いていた。白い光が閉じた目蓋にも明るかったから、起きられたんだ。
男の人が、ぼくの体を抱き起こしてくれる。
知らない雰囲気のする方だった。
僕を見ても嫌な顔をしない、哂わないし、睨まない。
男の人と二人きりになると、ひたすら怖くて、いつも胸の奥が縮み込んで息苦しくなって、辛い気持ちになるのに、
僕のお仕えする旦那様は、まるで珍しい物を見た商人さんが、値段を決めるのに戸惑っているような顔をしているから。
『旦那さま』とお呼びする頭に、『若』って付け加えた方がいいのかな……。
さらさらの短い金髪がきらきらと輝いていて、横顔はとても端整で奇麗な、見たこともないようなかっこいい人。
ぼくなんか買わなくても、もっと高額なお兄様方と戯れていた方が様になるような、そんな美しいお兄さんだった。

「とりあえず、ここに座ってて。楽にしていていいよ。」
「はい、旦那さま」

これからのぼくにとっては、このひとが主なんだ。
少なくとも、ぼくの体に飽きられて、また見知らぬ人に売り払われてしまうまでは。
ぼくの座っているベッドの上に敷かれる綺麗なシーツを触ると、今までに感じたことのない、心地良い手触りがする。
一つのベッドに二つある枕が、これから起こる事を予感させて、少し皮膚が粟立って、背筋がぞくりとする。
とても優しそうな人。きっとこの人なら、ぼくのような子でも酷い目に遭わされないかもしれない。
頑張って、心を込めてお仕えしなきゃ。これが最後のチャンスだ。
旦那さまに捨てられたら、ぼくはまた暗い地の底に戻ることになる。
ぼくは、拳が白くなるまで、ぎゅっと強く握り締めた。気付かれないように、慎重に。
4253/12:2009/03/25(水) 21:33:09 ID:43c5rogH
なんて心地いいんだろう。温かくて、軟らかくて、石鹸のいい匂いがして、どうしてなんだろう。
旦那さまは僕を抱き締めてくれて、頭を撫でてくれている。
「ごめんね……。」
「あ…ぅ……ん……。」
僕をそっと押し倒して下さって、旦那さまが上に覆い被さって来る。
やっぱり、こうなるんだね。旦那さまも、ぼくとセックスがしたいんだ。でも、その方が良かった。
これなら、こんな僕だって、ご奉仕の仕方は知っているから。
旦那さまのとても優しい口付けが来て、目は瞑っていたけれど、すごく驚く。
唇って、こんなに柔らかいものだったんだ。歯同士がぶつかって、僕の唇を切ったりなんてしない。
旦那さまn……いや、違う。旦那さまじゃなくて、御主人様なんだ。
一度抱かれてそれっきりの人じゃなくて、僕の主になってくれた、世界で一番素敵な方。
御主人様の舌は、蜂蜜のようないい香りがする。とても切なくなって、胸の奥とお尻の孔がきゅんってする。
口付けが離れると、宙空に銀色の天の川が掛かった。殆どが僕の涎だ。いやらしい子。
「ひゃあっ、ふぁぁぁ……ひゅぅぅ、くふぅぅん……」
御主人様の興味は、僕の胸に移ったみたい。胸をまさぐる大きな手は、丁寧で、優しい。
片側しかないけれど、僕の小さなぽっちはすぐに見付けられてしまった。
僕は気付いてなかったけれど、薄布はとっくにはだけられていたんだ。
「おっぱい、ちっちゃいんだね……。ぺったんこで、可愛い……」
僕の、男の子の乳頭は、早く弄って欲しくてぴんぴんに張り詰めている。
全然怖くなくて、体中がえっちな刺激を求めて疼く。こんなの生まれて初めてだった。
御主人様の、形の奇麗な、白くて薄い唇が、僕のおっぱいを求めて、咥えて……
「…っく!!! ひゃああ!!ふゃぁぁぁぁああああん!!!!」
僕は、ご主人様に乗り上げられたまま、顔を覆って鳴き出した。
「御主人様ぁ!怖いようぅ……!おっぱいが、おっぱい溶けちゃう!!」
「僕は……御主人様なんて柄じゃないよ。僕の名前は、オージェって言うんだ。」
「おーじぇ、さまぁ……」
「いい子だね。よくできました。」
おっぱいの先を舌でちろちろされると、背筋がぴんってなって、僕はへとへとになってしまう。
それなのに、オージェさまは、僕の頭を抱き締めてくれて、優しいキス。
涙が溢れて止まらない瞳を、両方とも舐めてもくれた。軟らかくて温かい舌が、交互に僕の瞳に触れる。
良かった。本当に良かった。こんなに優しい方が僕を身請けてくれた。
オージェさまが舐めとってくれているのに、瞼から零れる涙のせいで、頬がびしょびしょになってしまっている。
「オージェ、さま、ぁ、ありがとう、…うっ、く……ありがとう、ございます、っ…う、ぅ……」
「大丈夫だよ……もう、大丈夫だから。君を大切にするよ。もう、ずぅっと僕と一緒だって、約束する。」
「ありがとうございます……。オージェさまは、僕の御主人さまです……。」
これから一生、僕はこの方に尽くそう。あの地獄から僕を救い出してくれた人に、どんな事があってもご奉仕しよう。
オージェさんの為なら何だってできる。どんな仕打ちも辛くなんてない。彼にこの場で八つ裂きにされたって本望だ。
「………?……いいよ、ね……?」
オージェさまは、少しだけ怪訝な瞳を僕に向けると、太腿を触って、予告を下された。
嫌な訳がない。悔しいのは、ただ、オージェさんに僕の初めてをあげられない事だけだった。
僕の汚らしい体のせいで、オージェさんが穢れてしまうのかな……。
それとも、オージェさんの聖なるもので、僕が浄化されてしまうのだろうか。
そうだったら、きっと嬉しい。そうだって信じたい。
どちらにせよ、オージェさんも、僕も、互いの肉体が欲しくて堪らなかった。
少なくとも僕は、オージェさんのペニスがお尻に欲しくて仕方がない。
「くださいっ!オージェさんの、おちんちんっ!くださいっ!」
太腿を撫で擦るテツキガだんだんとせり上がって来る。
お尻の孔にしなやかな指が触れると、熱い腸液が中から吹き零れた。熱くて溶けそう。
僕の男の子の部分もすっかりガチガチにそそり勃っている。女の子用の下着は、とっくに先走りでびしょびしょだ。
先端がレースの生地に擦れて、このまま抱き合っているだけで射精しちゃいそうだった。
オージェさんの掌が、僕の穿いているショーツの、たまたまで盛り上がった部分を包んで……
彼は目を見開いて、がばって跳ね起きる、僕の上から弾け飛とんで、頬は震えて憔悴し切っていた。
「君っ!お、男の子だったのっ!?」
「………え………?」
その時の僕は、この人が何を言っているのか、全く理解できなかった。
4264/12:2009/03/25(水) 21:34:08 ID:43c5rogH
「ごめん。可愛かったし、女の子の格好していたから、気付かなかったんだ……」
オージェさんは俯いて、本当に申し訳なさそうな声でぼくに謝っていた。
「僕が悪いんだよ。君に落ち度は無い。僕がちゃんと確認しなかったから……
君が男の子だと分かっていれば、抱こうだなんて、犯そうだなんて考えなかった。…悪い大人で、ごめん。」
ぼくも俯いていたけど、その顔はきっと真っ青だ。歯をかちかち鳴らして、この後に待ち受ける運命に震えていた。
「そんなに怖がらないで。すぐ、元の所に帰してあげるね。本当にごめん……」
「やだ!やだ!捨てないで!捨てないでぇぇ……」
そんなの、そんなのってないよ!オージェさんは間違ってない!
……違う、ぼくが要らない商品なんだ。不良品を返すのは当たり前だ。理屈では分かっている、分かっている、けど……
「………………。」
声をあげてぎゃんぎゃん泣くのを止めた。たったの五分だけだったけれど、嬉しくて、楽しくて、幸せだったんだ。
汚物を食べて暮らしていたごきぶりに、一瞬だけでも甘い幻を与えてくれた優しいひとの膝に縋り付く。
彼に『ほんとうに要らない子』として引き剥がされるか、また番頭さんに連れ戻されるときまでは、こうして居たい。
「ごめんなさい。オージェさんのことは、ぼくが死んじゃうまできっと忘れません。」
背筋に温風が凪いだのかと思って、びくりと震えた。でも本当は、ごつごつしていない指先が、ぼくの背中を摩ってくれている。
訳も分からず涙ばかりが零れるけれど、何を喋ればいいのか分からない。
歯を食い縛って嗚咽を殺した。こんなに素敵な人にはもうきっと二度と会えないのに。
「ねぇ……こっちを向いてくれないかい。」
彼の腰を必死で掴んだまま、恐る恐る顔を上げて、オージェさんの表情を覗く。
とても悲しそうな、今にも泣いてしまいそうな顔をなされている。
「………ごめんなさい………。」
ぼくの汚い涙で、彼のズボンを汚したからかな。そっと離れて、塩水の溢れる目を擦る。
目の前にいっぱいの希望を出してくれて、『君にあげる』と言ってくれたのに、『間違いだから返せ』だなんて。
それなら最初から要らなかった。いつも通り、どぶの底に浸かっていれば、こんな辛い目に遭わなかったのに。。
仕方ない、仕方ないよ、仕方ないよね……。仕方ないと思えば思うほど、心臓が潰されて小さくなってしまう。
……今すぐオージェさんの首筋に噛みつけば、いくら彼でも怒り出して、ぼくを楽にしてくれるかも知れない。

「……今まで、辛かったんだね。」
「…………?」
えぐえぐ咽って涙を拭いながら、オージェさんの喉元を狙っていると、何故か震えた声を掛けられる。
「こんなに小さいのに……体中、ぼろぼろじゃないか……爪まで、剥がされてる……」
大きくて広い肩が迫って来て、ぼくを包み込んでくれる。…なんて温かいんだろう。
その温もりのせいで、ぼくは一瞬で戦意を喪失してしまった。
遠慮なくオージェさんの背に手を回す、たくさんの石鹸でできた清潔な香りを胸いっぱいに吸いこむ。
彼に酷いことをするより、思いっきり甘えて、いい子にしていたい。
そうすれば、またいつの日か、ぼくを買い上げてくれるかもしれないから。
「気が変わった。君がいい。男の子とか、女の子とかじゃなくて、君がいいんだ。君が欲しい。」
そんな事を言う彼は、もう背中を摩ってはくれなかった。その代わり、後ろ髪や頭の旋毛を撫でてくている。
そっか……後ろが大きく開くドレスだったから、見られてしまったんだ。ぼくの、ぐずぐずに爛れているだろう醜い背中が。

「君、名前は……なんて言うの。」
「ユディト…です。」
「可愛い名前だね。」
そう言って、オージェさんはくすりと微笑む。黒い感情のない、優しい表情。
ぼくに溢れていた涙が止まるくらいの清廉さが、その笑顔には満ちている。
「心配しないで。君を救いたい…と言うのは、変かな。大丈夫、元には戻させない。
ユディトのような子を守るために、僕は軍人になったんだから。」
「………………。」
「ユディト……?」
オージェさんの胸に縋り付いていたぼくは、彼に気付かれないように慎重に手早く、張り詰めていたチャックを外していた。
「あの……ぼく、ご奉仕します。させて下さい。ぼくのできる事、これしかないから……」
オージェさんはぼくを跳ね除けようとしたみたいだけど、ぼくはそれよりも早かった。
「ユディトっ!何をっ!?……んっ!くぅっ……!!」
ぶるんと飛び出た長大なペニスの裏筋を一舐めして、微かな塩気のある亀頭の先端をぱくりと咥えていたんだ。
4275/12:2009/03/25(水) 21:35:41 ID:43c5rogH
真っ赤に膨れた男の人の熱さを口に含もうとしたけれど、先っぽの柔らかい亀頭だけで口腔がいっぱいになってしまう。
勃起全体を含もうとなんて、とても無理かもしれない。でも、ぼくは自分の顎を目一杯に広げる。
上顎をずりずりと擦るざらざらの亀頭の感触。
「あ、あ、あああっ!!」オージェさんの上擦った声が、ぼくの愛欲を更に掻き立てた。
亀頭の裏側を、カリの収束点がある箇所を舌の先で集中して苛めると、
とぷとぷと苦みばしったお汁が鈴口から溢れて来る。ぼくはその涙を一気に飲み干し続ける。
「ふーっ んふーっ むーっ」
口を全て塞がれているから、鼻だけで息をするしかない。体は火照って酸素を欲しがっているのに。
その小さな鼻も、オージェさんの性臭が密着していて頭がくらくらする。
まだ半分もおちんちんを飲みこめていない。ずるずると少しずつ、オージェさんの牡を喉奥に導き始めた。
幹の裏、中に精液の流れ出る管が通じている柔らかい部分を舌の表面全てで味わい、嬲りながら、
頬を窄めて肉茎の両側も擦る。右手でおちんちんの残りを支えて、左手はたまたまを摩る。
おちんちんを大分咥えられた。あと少しかな。幹を支えるのはもういいから、オージェさんのお尻の孔も、ぼくの指先でいっぱいこりこりしてあげた。
「ユディトっ、だめだ!いけないっ!どうしてっ、そんなことっ!!」
オージェさんでも、お尻はいいみたい。硬く締まった筋肉質の体は、ぼくとは大違いだ。
唇の周りを、オージェさんのふさふさした陰毛が包んだ。……根本まで、飲み込めた。つんつんに毛羽立ってない、大人しい毛並みの金色のお毛々。
成熟したオトナの生殖器のえっちな匂いを胸いっぱいに吸いこむと、頭がとろとろにおかしくなりそうになる。
喉の、舌の奥、声の出る少しだけ手前。柔らかい肉がみっちり詰まった一番狭い所に、オージェさんの亀頭が包まれていた。
ぼくの肺が限界に近くなり、酸素が欲しくて駄々を捏ねている。
意識は朦朧としていたけれど、喉の柔肉が太い異物をみっちりと取り込んで逃さなかった。支えているとも言うかもしれない。
咥え込んだ肉の柱を追い詰めてあげたい。ぎゅむぎゅむと締め上げて、全てを温かく搾り上げた。舌も頬も徹底してペニスを擦り、舐めしゃぶる。
忽ちの内に曲線を描いて高く反り返ったものは、僕の口の中ですぐにびくびくとのたうちまわる。
そうして、オージェさんが僕の頭を掴んだから、きっと、もうすぐだ。
オージェさん!好き!大好き!好きだから、少しも嫌じゃないから!いっぱい出して!僕に飲ませて!

ぎゅうっ!ぎゅっ!ぎゅっ!ぎゅっ!じゅぷ!じゅじゅっ!じゅぷぷ!ぶじゅうっ!ぎゅむっ!
「あっ、ユディ、だめ、で、出ちゃあっ!ぅ、ふぅぅっ!……っ!うあああああーーーーっ!!!」」
ずぴゅうぅーーー!!!!びゅるうううー!!ぶびゅうっ!びゅううっ!!ぶびゅるぶううう!!

オージェさんのおちんちんが倍も膨らんだように感じた。
ぼくは後頭部をしっかりと掴まれていたから、口中に詰まったおちんちんから逃げられない。
視界が真っ暗で、眩暈のするような息苦しさの中、信じられないような濃厚さを持つ精液が直接食道に流し込まれた。
胸が張り裂けそうで、すぐにでも失神しそうになる。涙が溢れて止まらない。でも、それは苦痛からじゃない。
オージェさんの背筋は曲線を描き、快楽から来る咆哮を上げて、おちんちんは猛り狂って無限に続くかのような射精に耽っている。
オージェさんは、本当はぼくなんか要らない。ぼくはぼくの欲望の為に、優しい人に取り入らなければならない。
ご主人さま……ご主人さまぁ、ぼく、頑張るから、何でもご奉仕するから、捨てないで。捨てないでぇ……
4286/12:2009/03/25(水) 21:37:27 ID:43c5rogH
長い長いおちんちんが、ぼくの口腔から少しずつ脱け出て行く。鼻腔には独特の臭いが充満して、口中がどろどろだ。
半分も解かれて口にスペースが現れ、清涼な空気が入る余裕ができると、「ぐぽっ」ってすごい音がした。
「はぁぁ………」
よかった、顎は外れてない。深呼吸の後、オージェさんのザーメンを一息で飲み干した。
もうちょっとだけ腰に引っ付いて、おちんちんの幹に残っている精液を舌先でちろちろと舐め取る。
その間、オージェさんを見上げて、ご主人様の様子を窺った。青色の瞳は陶然として、ぼくを虚ろに見据えている。
何が起こっているのか、分からないって顔してる。
仕上げに鈴口をストローみたいに咥えて、輸精管の居残りをちゅうちゅう吸い立てた。
唇の回りにくっついてしまった少しばかりの精を舐めとって、ぼくを着飾っていたドレスを脱ぎ捨てる。
レースの付いているぐしょぐしょの下着まで取り去ってしまえば、ぼくはちゃんと男の子に見えるよね。
うつぶせに寝そべって、お尻を上げて股を開く。
お尻の孔を自分で広げると、こぷ、っていけない泡立ちが零れ出て、とろとろのぼくの中を独りでに入れ易くしてくれる。
「オージェさぁん………ね?……はやくぅ……。」
かっこよくて奇麗で力強い、ぼくのご主人様の瞳には、ぼくだけが映っていて。
「ユディト……君は……なんて子なんだ……」
二人とも、頭の中はぐちゃぐちゃに蕩けてて、瞳もドロドロに濁っているけれど、
この場での法則は、ぼく達がする事は、たった一つだって分っていた。
だって、オージェさんはぼくのご主人様で、ぼくはオージェさんの愛奴なんだから。
愛奴……、愛奴になれたんだ、嬉しい…!
ぼくだけの御主人さまに、こんな体が擦れて無くなってしまうまで、精いっぱい尽くすことができるんだ!

オージェさんのとお尻の孔とが触れ合っただけで、ぼくの粘膜は食虫植物みたいになって、
オージェさんの亀頭に纏わり付いてちゅうちゅう吸い付いた。
くちゅっ、にゅるる、にゅぬぬぬぬ………にゅちゅっ!にゅちゅっ!
「うあぁっ!ああーっ!!はいってっ、きましたぁ!………
あううう…いりぐち、いりぐちなんてぇ、もっと、もっと奥までぇ、下さいぃぃ……」
「くぅぅっ…!ユディ、トっ……だめだ、君にっ、そんな、酷い事は……っ!」
オージェさんがくぐもった呻きを漏らして、ぼくの中に入って来る……背筋の中が温浴効果みたいに温かくなった。
入り口の辺りでぐにゅぐにゅと動く大きな亀頭は、ぼくを焦らせて追い詰める。
「奥までぇ!ぜんぶ、ぜんぶ欲しいの!オージェさんのおちんちんぜんぶくりゃしゃひいぃぃ!!」
ぬっぷ、ぬっぷ、……ごりゅりゅりゅりゅりゅりゅうううう!!!!!!
「きゃふぁぁぁぁぁあん!!!ひっ!ひぅぅぅ〜〜〜んっ!!」
ぴゅうっ!ぴゅううう!どぷぅ!どぷぶぶ!どぷっ…どぷっ……
「ユ、ユディ……ト…?」
「はーっ… はーっ… はーっ… あはっ……オージェさんの、おちんちん、良過ぎます……
入って来ただけなのに…奥まで来ただけなのにぃ……ぼく、いっちゃいましたぁ……びゅ、びゅーびゅー、射精ぇ、しちゃいましたぁ……」

オージェさんが、四つん這いでがくがく痺れているぼくの背に覆い被さる。
腕を胸の下にX字に回して、ぼくの肩を両手でしっかりと掴んでくれた。
その間にも、おちんちんはおナカの中で、前後にぬぷぬぷと少しずつ動いている。
「ごめん、もう、我慢できなくなってきた。君を犯したい……壊してしまうかも知れない。
怖いけど、止まらない。止まらないんだ……悪いご主人様で、ごめん……」
腸内に駆け巡る凄まじい熱が、ぼくを狂わせかかっていた。
太く長大なオージェさんのペニスが、優しさと欲望でぐずぐずに蕩けたぼくの粘膜をゆっくりと虐めてるんだ。
まともな理性が持つ訳がない。ほんとうに酷くて素敵なひと。
「オージェさん、して、してぇ、我慢しないで、いっぱい犯して、下さひぃ…
…ぼく、オージェさんになら、壊されちゃっても、いいよぉ……。…ね?おちんちん、動かして……
ううん…突いて、突き刺して下さい!激しくして!オージェさんのおちんちんで、ぼくをめちゃくちゃにしてえ!!」
4297/12:2009/03/25(水) 21:39:40 ID:43c5rogH
ぞぼお!ずぼうう!ずぼっずぼっじゅぼおお!ごちゅっごちゅっごちゅっごちゅうう!!ずごじゅううう!
「ひぎゃああああああああ!!!!!!あがあああ!!!あぐううう!!いぐっ!いぐっいぐっいぐっいぐっいぐうううーー!!!」
ぞぼぶりゅう!ずぶりゅううう!!じゅぷっ!じゅぶずぶぶっ!!ずぶん!ずぶんずぐんずぐんずぐんずぐん!!!
「あーーーーー!!!いああああああーーーー!!!!ひぃーーーー!!うひぃぃぃぃぃーーーー!!!!
いぎっ、いっ、いぎぃぃ!いぎひぃっ!!!ひぎぃぃぃぃーーーーー!!!!!!!」

どうしてこんなに気持ちいいの?今までずっと、おちんちん入れられるなんて嫌だったのに。
身の毛もよだつような凶器に何百本も犯されても、恐怖とおぞましさしか感じなかったのに。
それなのに、オージェさんのおちんちんは、ぼくの体も、頭も心も、ミキサーに掛けたようにぐずぐずに蕩けさせてしまっていた。
オージェさんのペニスも、気持ち良いのかな。イくときは、このままナカに出して欲しい。
これがきっと、ぼくの待ち望んでいた『幸せ』っていう出来事なんだ……
「ユディトっ!…君のナカっ、良過ぎるっ!…もう、もう出そうなんだ……」
「出してぇっ!!オージェさんのせーえき!ぼくのナカに出してぇぇー!!」
オージェさんのピッチが猛烈に早くなった。ラストスパートなんだ。
ぼくの尻に打ち付けられる乾いた破裂音が、遠くに聞こえるようになってきた。
こんなに激しくされたら、もしかしてお腹を破かれてしまうかも。それでもいい。気持ちいいんだから。
「ああ、出る、出るよ、出る、出る、出るぅ!!!!」

どぶっ!!ぶぶぶぶっ!!ぶびゅるぶぶううううううう!!!!ごぶびゅうううううう!!!!!!!
「っくぁあああああああああああーーーーーーーーー!!!!!!」
ぼくのおナカの奥の奥、熱く火照った偽の子宮に、濃厚に粘ついた聖なる液体が注がれている。
オージェさんは射精を放ちながらもゆっくりと小刻みに腰をくねらせて、ぼくの享受する快楽を更に深いものにしてくれた。
「あう………あうぅぅ………」
ぼくの勢いのない射精は確かにキモチイイけれど、本物の射精みたいな爽快な排泄感は薄い。
遠い昔の一時期、辛い生活を慰めるようにオナニーに耽りまくっていた記憶を思い出した。
おちんちん…扱きたいなぁ……どびゅー!って、イきたいよぅ……
ぼくの下半身に電流がつんざいて、ふとももと膝をがくがく揺らされる、体の引き攣れが、舌を無意識に突き出させた。
「お、オージェ、さぁん……!」
「ユディトも、たっくさん、イこうね。僕だけじゃ、不公平じゃないか。」
ぼくのまだ剥け切っていない、細い薄紅色のおちんちんが、つるんと皮を剥かれてしまう。
「ひいっ!!ふひいぃぃー!!!」
そこはまだ空気に触れただけで、痛いほど感じてしまうのに、何をするつもりなの!
人差し指が剥いた皮を抑えているから、どうしようもない。背筋がぞくぞくする。怖いけど、早くして!
勢いをつけてオージェさんの手がリズミカルに動き出して、ぼくのそこを上下に扱き出した。
「ひあ、ひゃあああ!!にゃうう!ふぁううううううーーーーー!!!!」
どびゅるるるうううう!!!!ずぴゅびゅうっ!!!ぶびゅるぶぶううーーー!!!!
たった三回しか手が往復していないのに、ぼくのおちんちんは呆気無く爆発した。
オージェさんの射精はもうじき終わりそうだけど、ペニス自体はまだまだガチガチで、後ろからごりごり抉り込み、前立腺まで嬲られている。
違うのかな、それとも前立腺こそ狙いなのかな。
オージェさんの片手は、ぼくの腰じゃなくておっぱいに移っている。温かくくねる舌がぼくの耳の孔を犯す。
「オージェしゃぁん!だめだよう!だめぇ!おひんひんこわりぇりゅうぅ!!
びゅーびゅーがいっぱいでえぇ、しゃせーとまんない!でちゃう!ぜんぶでちゃうううう!!!!」
「いいよ……。お返しだ、ユディトに、いっぱいイって欲しいんだ。君の可愛い睾丸が、空になるまで出させてあげたい。」
じゅぷっ!じゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅちゅっ!ぐりゅりゅうう!!!にゅちゅりゅう!!
「ひぃぃ!!!!ひいぃぃぃ!!!!ふひぃぃぃぃ!!!いぐっいぐっいぐっいぐぅっぅ!!!いぎまぐりゅうううう!!!!!」
4308/12:2009/03/25(水) 21:41:15 ID:43c5rogH
熱く長く太く硬い、これまで挿入された事も無いような圧倒的な存在感に腹腔の奥まで犯されて、
ぼくはその愛しい異物へと、ぎゅうぎゅうに腸壁を食い付かせてしまう。
肉が勝手に「もっと射精しろ。まだ足りない。まだ足りない。」ってざわめいているみたいに、ペニスを搾り上げてしまうんだ。
オージェさんは快楽から逃げるように、腰をくねらせてくれる。その都度、切羽詰まった息を漏らしていた。
かつて感じた事もない圧倒的な被支配感に満たされて、泣き喚いて訳の分からない赦しを乞い、叫ぶ。
ぼくはそれから、2分以上もはしたない性器を愛され続けた。
混濁した視界の隅に映ったオージェさんの右手は、ぼくの放った欲望でドロドロに汚されてしまっていた。


じゅ、じゅぷうぅ、ぐにゅ…ずにゅ、ううう………ぐぽんっ、………
「ふにぁぁああああ………」
腸粘膜からペニスを引き抜いた時に脳髄を貫いた互いの背筋に走るぴりぴりした刺激は、
極度に敏感になった粘膜が脱け出るときに擦れ合う快楽が、あまりに強すぎたせいだ。
懇ろに愛され、濃密な精を受け止めた少年は、
尻を高く上げた、バックの体勢をそのまま崩したカエルのような格好で懸命に呼吸を整えていて、
懸命に愛し、欲情の詰まった精液の迸りを打ち込んだ主人は、天を仰いで尻餅をつき、
両脚をM字に開いて、一仕事終えても尚熱さを保つペニスを、室温で冷やしながら喘いでいる。
少年は激しい肛交で捲れ上がった腸壁がはみ出ていて、ピンク色に息づく肉がヒクヒクと余韻に浸っていた。
大量の腸内射精の名残の白濁液が、そのぽっかりと開いた肉襞の祠にこびり付いていて、
少年が小さな胸を震わせて浅く差し迫った呼吸をする度に、ごぷり、ごぷりと黄色みがかった精液を噴き溢す。
なだらかな尻の双丘に、または孔のある割れ目に、それとぷっくりと幼く膨らんだ柔らかい袋にも、
主の種付けた精の白い飛沫が撒き散らされていて、少年の薄紅がかった白い肌の上で、
ゼリーのように揺らめく濁った水滴の群れが、腰の打ち込みと主人の吐精の凄まじさを物語って憚らない。
「んふ、……オージェ、オージェさん……熱いよ、おなか、熱いの……おたまじゃくしが、まだ、暴れてるよぉ……」
歓喜の涙を閉じた双眸に溢れさせながら、はだけたシーツの上にへたり込み、
胎内にぶちまけられた欲望に、愛し合う幸福なセックスの余韻に、その小さな胸の中で一心に味わう。


ぼくの体は本当に、男の人のザーメンタンクになっちゃっていたんだ……。
でも、良かった。オージェさんと逢えたから。今夜は、オージェさんが枯れ果てるまでご奉仕したい。
「ユディト……可愛い………こんな小さなお尻を、犯しちゃったんだ……信じられないくらい、気持ち良かった……」
「オージェさん……ぼくも、こんなに気持ち良かったの、初めて……」
ぼくは言葉を、幸せです、と繋げたかった。でも、今のぼくはそんな奇麗ないい子じゃない。
こうしている間も、知らないうちにずうっとおねだりしてたんだ。蕩けきった頭では、気が付かなかったけれど。
『もっとおちんちんが欲しい。がんがんに突き込んで、オージェさんの精液でお腹を破裂させて欲しい』って。
紅潮した頬と潤んだ瞳、お尻を振りながら、とろとろに融けた肉孔からは熱いお汁を零してる。
さっき出したばかりなのに、オージェさんのおちんちんはまたがちがちになっている。
何故判るかと言うと、既に何時の間にか、オージェさんのモノが、ぼくの一番いけない処に宛がわれていたから。
お尻を掴まれる握力は、きっとぼくを決して逃がしてくれない。痛みなんてない、広い掌の中が汗をかいているのが分かる。
「ユディト、ごめん……治まらないんだ、ごめん。また、しちゃうね……。」
ぼくを求めるオージェさんの優しい瞳に、僕はお尻でペニスに吸い付きながら、顔は精一杯の微笑みを返した。
「いっぱい、下さい……。オージェさんとなら、ぼく、何度でも、何回でもできるよ……」

それから、二人で四つん這いになって、ぼくは後ろから両腕を吊られて、
そんなHな格好で……いっぱいに……めちゃめちゃに……
4318/12:2009/03/25(水) 21:43:37 ID:43c5rogH
「あーーーー!!!! んあぁーーーー!!!
うああっ!!ひあああ!!んふああーー!!あああーーーー!!!」
オージェさんに売られて来るまで、苦痛と侮蔑に対する鎧を心に張り巡らしていたぼくは、
ご主人様と心の底から愛し合う幸せに全身を漬け込まれて、一夜も経たないうちに淫らな男娼の正体を現していた。
「ユディ、気持ちいいかい!?僕も、僕も、だめだ!ごめんっ、まだっ、まだ、しちゃう、から!!」
「ぎもちいーー!ぎもちいーですう!!もっと!もっとぐちゃぐちゃにしてえ!!イキ狂わせてぇ!」
だって、本当に気持ちいいんだもの。
下半身が猛烈な熱と疼きに襲われて、おちんちんの先からはもう何時間も、勢いの無い精子の雫をだらだらと垂れ流している。
「いくよおっ!いくよおおお!!ああああぁぁ!!」
どびゅううううう!!!!!ごぶびゅるうううううう!!!!ずびゅうううう!!!
「んきゃあああああああああ!!!!!!じゃーめん!じゃーめんいっぱいぃぃ!!!
ぼぐもいぐうっ!おちんちんがいぐうううううう!!!!」
一回の射精が終わっても、行為に魅入ってすっかり欲情しきったオージェさんのペニスは、
忽ちの内にぼくのお尻の中で硬度を取り戻す。
オージェさんを満足させるのにどれくらいかかるかな。このまま快感の海に溺死して、楽になってしまいたい。
「ユディト、君は素敵な子だね。僕が好きなの?……それとも、僕のおちんちんが好きなの?」
「おっ、おちんぽ、オージェさん……好きぃ……おちんぽ下さい……
がちがちでめちゃめちゃして、びゅーびゅーをおなかに欲しいのぉ……」
「可哀想な子だ……毎日、こんな事をしていたのかい?そんな子は、僕のを摺り込んで、奇麗にしてあげなきゃ……」
ずっ、ずずううぅ…ずぶぶぶっ!!!ずぶりゅううううううう!!!!
またお尻を一杯にしてくれた。肺の空気が驚いて飛んで行って、少しだけ咳込む。
「ひあああーーーー!!!!おちんちん!!おちんちんがぁ!!!ふといのお!!おっきいのほお!!
もっとぼくを犯して!ぼくをせーしでドロドロにしてええ!!」
あーー………きもちいいよう!ほんとうにきもちいいーー!
もっとおちんちんをちょうだい!せーえきナカに出して!いっぱい飲ませて!お顔にもかけて!
今だけは快楽に狂ってもいいよね。
ぼくがペットで、オージェさんがご主人様なんだから。ぼくはこの為に生まれてきたんだから。
辛い思い出も、苦しい記憶も、今のぼくからは悪夢の何もかもが消し飛んでいる。
身体中の孔から快楽の汁を垂れ流しながら、ぼくは心の底から全てが満たされた喜びを噛み締めていたんだ。
お尻から温かいドロドロが噴き出る。いけない余韻をいやらしく愉しんで、…少しだけ、休んで、
ぜえぜえ息をしていても、まだ天を仰ごうとひくひく頑張っているオージェさんのものがあったから…
僕はできるだけ淫らに微笑みながら、ベッドの上を這い寄って、オージェさんを口でご奉仕するんだ。
おナカの奥がまだとっても疼いてる。ぼくが昨日まで落とされていた地の獄の日々、この時の為にあったのかも。
4329/12:2009/03/25(水) 21:45:31 ID:43c5rogH
ぐちゅっ!ぐちゅりゅっ!ぐちゅう!!……ぶびゅるぶぶぶ!ずびゅううううーーー!!!
「んんんーーー!!ごぐっ!ごぐっ、ごぐん!!……げぷぁあぁ……
ぎぼぢいいーー……せーし、すき、すきぃ……おくち、のどまで、おちんちん!おちんちんくりゃしゃいひぃぃぃ!」

喉に精液がドロドロが擦っていっただけなのに、ぼくのおちんちんからはそれだけでスペルマを迸らせた。
オージェさんは痙攣する僕をひっくり返した。
何度ザーメンを出させてあげても、何度でも中にドロドロを溢れ返させてあげても、野太いガチガチは全然治まらない。
嬉しくて、怖くて、背筋がぞくぞくする。
これから、ぼく、どうなっちゃうんだろう。こんなにキモチヨくなっちゃっていいのだろうか。
今のオージェさんとぼくは、官能の事しか考えられないケダモノになってしまっている。
今夜、ぼくはきっと、妊娠するまで許してもらえないのかも。オージェさんに孕まされて、
おナカがぼっこり膨らむまで、犯し尽くされてしまうんだ……
闇の中だろうと、その青く澄んだ奇麗な瞳は爛々と光って、ぼくを捕えて離さない。
どうしたらオージェさんは本当に満足してくれるの?セックスだけで大丈夫なの?
もっと凄いご奉仕をしなきゃ、もしかするとあのペニスは永遠に治らないのかも知れないように思えた。
ぼくが自分の膝をそれぞれ左右の手で抱え込んで、お尻の孔の角度を入れやすいようにしたのが合図になる。
「ひっ、ひぃぃぃっ!ひぐうううううううううう!!!!!!!!!」
オージェさんは容赦無くぼくの足首を捻り上げて、ちんぐりがえしの体勢のぼくの上から、剛直を無理矢理捻り込んでくれた。
二人で長々と挿入の余韻に感じ入った後、キスの雨が降って来る。
ぼくもキスを返そうとしたら、オージェさんの口に唇を覆われて、舌を雁字搦めに絡み取られてしまった。
お尻も、お口も、オージェさんがいっぱいになっている。ぼくの何もかもはご主人様のモノだ。
こんな快楽に、最後までぼくの頭が耐えられるのか、まるっきり自信がない。
それから、激しく腰を突き動かされると……ぼくは……もう………もう………


東の空が紫色に染まり始める頃、僕は、ご主人様に……オージェさんに、僕の一番弱い所を、教えてあげた。
「いいのかい…?僕はもう、止まらないよ…?君がどうなってもだよ?……僕は、今、ケダモノなんだよ?……」
「してください…。ぼく…一度だけでも、ドライを感じたかったんです……
……オージェさん、ぼくの狂ってるところ、いっぱい見てください………」

ずぼおおお!!ぐじゅっ!ぐじゅ!ぐじゅじゅう!……ばちんばちんばちんばちんばちんばちんばちん!!!………!!!
「きゃふぁああああ!!!おぢりぃいぃ!!!おぢりいいのほおおお!!しゅごひぃー!!
ひぃぃぃん!くひいぃぃん!じゅぽじゅぽっ、じゅぽじゅぽがぱんぱんしてりゅのおおおっ!
ぐじょぐじょでおにゃががだめになりゅうううーーー!!!!!!

  あ…  あだま  おがじぐ  なゆっ…………」

それから、僕もオージェさんも、初めての経験なのに、本当にイキ狂った。
オージェさんの逞しいモノで突きまくられてしまうと、五つ数える間に一回はイった。
オージェさんの長大な剛直が入っているだけなのに、30分も一時間以上もケツアクメから降りられなかった。
厚い胸板の下に押さえ付けられてのたうちまわってよがり狂うぼくに、彼は沢山のキスの雨を降らせてくれる。
鳴いて、泣いて、締め付けて、喚いて。気持ちいいです!気持ちいいです!って、
喉が痛くて鈍くなるまで、何度も何度もはしたない言葉を叫ぶ。
お腹の奥に灼熱の奔流が迸ると、二人で暫く痙攣した後、オージェさんの戒めが弛んで、
ぼくは心地良い疲れに痺れる体を、すっかりぐちゃぐちゃになっているベッドのシーツに預けこんだ。
43311/12:2009/03/25(水) 21:47:04 ID:43c5rogH
「ユディト、ユディト……起きて……」
「あ……え……?ぼく、寝ちゃってました…」
真っ暗な意識がだんだん明るくなると、オージェさんの優しい瞳が目の前にあった。
「ごめんね、気絶させちゃった。でも……可愛かったよ。」
目覚めのキスが唇に降って来る。ぼくは目を閉じてご主人様の甘い啄みに応える。
「ユディトが失神してるのに気付かなくて、君がぐったりしてるのに、僕は狂ったように突き込んでいたんだ。
ユディト、気絶してるのに、僕のが奥の奥まで届く度に、小さなおちんちんからとろとろ射精してた…
…すっごく可愛かった。けど、……ごめんね。」
「いえ……とても気持ち良かったです。こんなセックス、ぼく、初めてです……」
毛布の中にあるしなやかな指が、オージェさんの精液でたぽたぽに張ったお腹を労わるように撫でてくれる。
「あ……………。」
押されたか押されないかぐらいの強さだったのに、ぼくのお尻の孔から、まだ温かいぬるぬるがごぷりと溢れ出る。
その気持ち良さに、お尻の入り口の周りがじんじんする。目を瞑って、口を開けて喘いだ。
その時に、熱い吐息を零すぼくの唇を、柔らかい何かが包んでいて。
ぼくらは二人で強く強く抱き合って、舌を絡め合って長いキスを交わした。

二人分の唾液を互いに半分こして飲み、ほっと一息つく。夢のような一夜が終わってしまった。
ぼくは精液でどろどろのベッドの上でオージェさんの腕に抱かれ、彼の胸に縋り付いて、幸福の余韻にまどろんでいる。
ぼくだけのご主人様が見付かった喜び。何としても彼を失いたくなかった。彼の側に居たかった。
辛抱堪らなくなって、彼の厚い胸に潜り込み、ぼくは自分の頭を擦り擦りする。

「ご主人様♪ ご主人様♪」
「ちょっと、ユディト。もう、名前で呼んでよ。」
「だってぇ…ずうっと、ぼくの夢だったんです。
オージェさんのような素敵な旦那さまに、ぼくを買い上げて貰って、幸せな生活を送るのが。」

「……ユディト。」
オージェさんの奇麗な顔が、ぼくの頭まで降りて来る。白くて端整な唇が開いて、ぼくの耳元でそっと囁いた。
「僕の、従者になってくれないか。」
「じゅうしゃ……ですか?」
耳の後ろをそっと撫でてくれる。その優しい手付きは、こそばゆいような、くすぐったいような感じがする。
「僕が無事に家に帰って来て、『ただいま』って言ったら、ユディトは『おかえりなさい』って返事をして欲しいんだ。」
「…………………。」
「難しく考えなくていい。僕は、君を家族にしたい。
……独りだったんだ。……寂しかった。家族をクレジットで買うなんて、最低と思われて、仕方ないけれど……お願い。」
「オージェさん。」
「……なんだい。」
「家族の仕事って、どんな事をするんですか。ぼく、セックスしかできません。
オージェさんをお慰めする役目に就きたかったのに。
ぼく、オージェさんとセックスするの、大好きなのに。」
「……違うんだよ。君はまだ、そんな子になるには、本当は、早いんだ。」
「でも、ぼくは……セックスしか知りません。ずうっと、それが、仕事だったから。
オージェさんが好きなのに。オージェさんと、いっぱいセックスしたいのに。」
「ユディト、違うんだ。違うんだよ……。」
オージェさん……。ぼくは、間違った子なの?僕が生きているのは、間違ったことだったの?
そんな悲しい目をしないで下さい。ぼくはあなたを愛しています、あなたにご奉仕したいんです。
知らない間に、涙が溢れていた。横になって向き合うぼくには、重力に引かれて真横へと涙の筋が伝う。
「ユディトが、他にできる事はない?」
「水汲みと、薪拾いです……。それだけです。それだけなんです……。」
「ユディトは、学校に行きたくない?」
「オージェさん、駄目だよ……。ぼく、字が読めないし、名前も書けません。……こんな子は、学校に行けないよ……」
「まだ大丈夫だよ。やり直せる。みんな僕が教えてあげるから、何もかも大丈夫だよ……。
だって、君は、まだこんなにも小さいじゃないか。」
「でも…………。」
「ユディト、君は今、幾つ?……歳を、言ってごらん」
「……ごめんなさい。分かりません。知らないんです、本当です……オージェさん、ごめんなさい……」
「……じゃあ、今日にしよう。今日が君の、十二歳の誕生日だよ。」
涙でぐしゃぐしゃになった汚い顔を、オージェさんの胸に押し付けたのに、彼はぼくを、その広い胸の内に抱き締めてくれる。
43412/12:2009/03/25(水) 21:48:11 ID:43c5rogH
「約束するよ。君を、家族を、ユディトを大切にする。明日は早く起きて、君の服を買いに行きたい。」
ぼくはこれだけで、この思い出だけでも、それをよすがにいつまでも生きていけると思った。
この人に尽くそう。ぼくを浄化してくれた、天使のような人に。
新しい、暖かくて優しい世界に連れ出してくれた、この人に。

「だから、ね。ユディト。」
オージェさんのしなやかな指が、昨日のぐちゃぐちゃで蕩け切ったお尻の孔をそっと弄っていた。
「もう一度だけ、しないかい?」
ぼくはその言葉だけで、心臓に直接キスされたみたいになった。
頭がくらくらして、視界が眩く白くなる。やがて白濁した靄に囚われて、オージェさん以外のものが見えなくなった。
「あ………あ………」
「もっと君を愛したいんだ。僕だけのユディト……可愛い子、いっぱい使い込んであげるね。」
指はお尻をくちゅくちゅして、熱を持ったおでこに優しい口付けが降りて来た。もう、どうなってもいい。
ぼくの全部、オージェさんにあげるね………
「あ、あぅぅ……オージェさんのおちんちん、ぼくにたくさんずこずこして下さいぃ……
お腹のナカに何度でもどぴゅどぴゅして、濃いドロドロをたっくさん塗り込めて、ヘンタイっコを狂わせて……
ぼくはオージェさんの愛奴だから、オージェさんのペット……従者になりたいです………」
「いい子だね。」
オージェさんがそっと僕の髪を撫でる。二人とももう、息遣いは手負いの獣のように荒い。
「お洋服は後にして、今日もいっぱい種付けしてあげる。今夜も一晩中狂わせてあげる。
ユディトは、責任を取らなきゃいけないよ。僕をこんなにしたのは、君なんだからね………」
ずごじゅっっ!!
「きゃふうぅぅぅーー!!!」
いきなり根本まで入り込んだ指に前立腺を押し潰される、ぼくは痙攣しながら悲鳴じみた絶叫を上げて、
毛布の中にドロドロをぶち撒ける。少しはオージェさんにも掛かっているよね。オージェさんだいすき!
もう駄目だった。二人で狂いたい。オージェさんのモノになって、彼の熱い肉体に隷属して、永遠の精液便所になってしまいたい。
「……嘘だよ。」
「はぁっ! はぁっ! はぁっ…… ……う……そ……ですか……?」
「君は、魔性の子だね……。君に見詰められると、男達は魅入られて欲望に狂ってしまう。
すぐさま君に何もかもを注ぎ込んで、打ち込んで、君を暴力で征服してしまいたくなる。」
オージェさんが何を言っているのか分からない。ぼくは今すぐにでも、オージェさんの熱い肉杭を腸の奥まで捻り込んで欲しいのに。
早く、こんなにいけない淫乱猫を、めちゃめちゃに貪って、犯し尽くして欲しいのに。
「僕は君の魔性になど囚われない。君を家族として、恋人として愛する。絶対だ。絶対に大切にする。」
「オージェさん……」
はっとして、目の前が開けた。ぼくのを覆っていた得体の知れない白い靄が、眩い光に裂かれて晴れて行く。
ぼくに取り憑いていた魔物が、オージェさんの強い言葉で霧散する。
彼の広い胸に縋り付いて、何時間もわんわん泣いた。彼はぼくの肩を抱き締めて、背中を擦ってよしよししてくれた。
溢れ出る涙と共に、ぼくを狂わせていた欲情の塊が流れ出て、ベッドの滲みとなって空中に消えてゆく。

この日、ぼくは、オージェさんに浄化された。
高潔な騎士さまに、ぼくに巣食っていた淫らな悪魔が打ち滅ぼされて、普通の男の子に立ち戻れたんだ。
彼への感謝は幾億の言葉にして言い表せない。
だから、ぼくは、今日も『おかえりなさい』と、一生懸命に作った微笑みを浮かべながら、
粗末だけど明るくて清潔な玄関で、大好きな旦那さまを、オージェさんを出迎えに行くのだ。
435トリップ忘れた:2009/03/25(水) 21:50:09 ID:43c5rogH
あちこちミスが多くて済みませんでした。いつものように誤字脱字も多くあると存じます。

読んでくださった方、ここまで長々とお付き合い下さり有難う御座いました。
スルーしてくださった方、品の良くない不快な作品で申し訳御座いません。
多くの積極的な感想を頂けて、文章作品以外の活動にも大きな励みになっています。
スレの職人さまや住人様方に対する適切な感謝の言葉がなかなか思いつきません。
再び何か如何わしい事を思いつきましたらば、その際はまたどうか宜しく御願いします。


以降は蛇足ですが。SSが扶助し句作なる法則ってのを発見した気がする。
・青年が登場する。
・ストーリー性を含んでいる。シリアス物だと更に倍率が上がる。
・変態的なプレイが登場しない。
他に何かありますかね?
436名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 21:51:17 ID:nysKJLHK
キスとそこに至るまでの描写だけ濃い
437名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 22:26:28 ID:6HyyfyOw
イチャイチャするだけで本番が無い、もしくは薄い。
438名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 22:32:42 ID:KCwEBFzd
トリップは荒らしなの?
439名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 23:23:21 ID:Av475rDW
直接的な表現(エロ)を避ける
440名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 23:38:26 ID:9BZxrwVg
精神的に救われるとか、恋に落ちるとか、話の中で感情的・精神的な変化がある
441名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 23:48:06 ID:0NKZuvxF
俺はショタのエッチシーンそのものも大事だけど、それに至るまでのストーリーでどんなショタがエッチされちゃうのかっていう
キャラクター付けの部分や、ショタの心の動きなんかが描かれた上で読むエッチが好きだ。
だから、ストーリー性を含んいるものが腐認定されて排除され、淫語バリバリ直球エロしかなくなるようなら悲しい。
それとも俺が既に腐兄と化していて、このスレを覗く資格を失ってしまっているんだろうか?
442名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 00:19:41 ID:fJwZzNZb
トリップさん乙です!
面白かったです。



最近腐女子臭いとかいうけどそこまで気にしなくて良いと思うなあ。
このスレは言ってみればレンタルビデオ屋のエロコーナーやパソ屋の
エロゲコーナーなんだよ。
エロであればにっかつロマンポルノでもTMAでも、実写もエロアニメも暖簾の奥に
みんな仲良く並んでるじゃない。
誰もAIRの隣に遺作やスクイズ、fate/stay nigitが置いてあっても文句言わないでしょ。
皆色んなAVやエロゲが並ぶ棚から思い思いの作品を見て、自分にとっての神作品を
見つけて来ただろう。
直球エロ、色物エロ、フェチもの、ストーリーもの。
皆ショタエロならいいじゃない。
このエロゲはダメ、あのAVはおkと決めつけず、皆でこのショタエロスレ
という宝の山から思い思いの宝物を見つけようぜ。
443名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 00:21:46 ID:GE0V6V9s
もうちょっとショタっぽくたとえてくれ
444名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 00:44:31 ID:wNTVhwjw
やんちゃ純情小悪魔ロリショタツンデレクーデレヤンデレ

みんな違って、みんないい
445名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 00:51:20 ID:fJwZzNZb
ドロップの缶→このスレ
キャンディ→作品
食べる人→住人


えっとね、僕キャンディとか好きだよ!
イチゴもね、りんごもべっこう飴も好き!
ミルキーも大好き!
でね、お隣のコーヘー君もキャンディ好きなんだって。
でもコーヘー君はハッカ飴好きなんだって。
僕ハッカ飴ちょっと苦手だけど、僕もコーヘー君もキャンディ好きだから一緒に
ドロップとか舐めるよ。
確かにちょっとだけドロップの缶にハッカ飴入ってない方がいいなあとか
思うけど、コーヘー君はハッカ飴入ってると喜んでるから、ハッカ飴が入ってても
いいなあって思うんだ!
だって僕コーヘー君大好きだからコーヘー君が喜ぶの嬉しいもん!
えへへ♪


ふえ?おじさんのおちんちん舐めるの?
キャンディみたく?
いいけど、おいしいのかなあ…?
うわあ、おじさんのおちんちんおっきい!
ピクピクしてて、すごく堅そうだし、皮もズル剥けだあ…
僕のおちんちん、親指くらいしかないんだよ。
それにまだ『包茎』だし、コーヘーのみたく白いおしっこ出ないんだ。
え?うん、コーヘー君は僕のお尻の穴におちんちんいれるんだよ。
それでね、白いおしっこお尻にドピュドピュするんだ…もごぉぉ〜〜?!!
じゅぽっじゅぽっじゅぽっじゅぽっじゅぽっじゅぽっ!!ぢゅるっ!けほっ、けほっ!!な、おじさんやめ……んぐううぅぅ!!!


あれ、なんかおかしくなった。
446名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 01:16:02 ID:rtto3sV3
やんちゃショタも眼鏡ショタもプニショタも肉ショタも全部ショタだよ

自分の好きなショタをとって嫌いなショタはスルーすればいいじゃない

てことだと思った。
447名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 03:20:01 ID:eyaoveNP
腐女子臭いとかよくわからんがエロければ良いよ
448名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 07:37:38 ID:bNshPOXI
>>435
投下乙!
面白かったよ
GJ
449名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 07:40:10 ID:oLXQMkeg
【爆発】オナホ爆発 10歳の男児2人が軽傷
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news7/1237906995/
450名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 13:12:58 ID:tliLcoYg
>>435
GJ!! 前の作品は痛いの駄目な自分にはちょっときつかったけど
今回のはすごい好みのエロエロで、大変おいしかったです。
ユディトかわいいよユディト。
451トリップ忘れた:2009/03/26(木) 18:32:38 ID:0s/o6IXJ
こんな拙作にも関らず暖かい感想を寄せて下さいました事に感謝の念が絶えません。住人の皆様ありがとうございます。
前回の投稿の前後から多くの批判を受けたことである意味自棄になっており、最後の最後で不可解な蛇足を付け足してしまいました。ご迷惑をお掛けしました。

余談ですが、今作に登場するキャラクターのネーミングはアーマードコア4より拝借しています。

次に何かご用を思いつきましたら、またお世話になりに来ます。それでは、また。
452名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 19:24:44 ID:YHmIjwYt
>>451
同じくらいGJコールも貰ってるじゃん。
2chでGJと批判が半々って結構凄いことだと思う。

今回も面白かった。かなり好みのシチュエーションでGJ。
次はもうちょっとポジティブな、というか…卑屈じゃないショタも見たいな。
453名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 22:35:05 ID:OfIt4p19
俺は最終的にハッピーエンドならその前がどんだけ酷くてもいいな
454名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 23:00:14 ID:jg1aYxRN
一番辛いのはスルーだな。スルー…orz
455名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 23:01:41 ID:jg1aYxRN
うわぁぁぁ!sage忘れた!!スマン…orz
456名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 23:07:18 ID:jiF+FAJM
5個のGJもらって6個の批判レスがつくのと
2個のGJもらって残りスルーじゃどっちがうれしいかな
457名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 23:38:26 ID:fJwZzNZb
最近一番不憫というか、気の毒だろう書き手さんの一人は>>321だと個人に思う。
GJ批判プラス作品改変、腐女子論、荒らし誘発→カオス
これだと作品の出来不出来やGJ嬉しい、批判ショボーン以前に
居づらくて作品書けなくなりそう。
458名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 00:05:21 ID:ySVeIB4w
いいじゃんべつに
書き手なんか山ほど居るんだから
459名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 00:19:41 ID:Us67c+Gc
クマー
460名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 00:50:06 ID:N01xQagW
読んでみて心に何も残らなかったらスルーするだけだよな

>>457
あんだけ連投してたら目につくよ。それで誘い受けされてもね
作品は好きだし叩かれて気の毒だとは思うが卑屈な謙遜はイラネ
461名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 01:55:06 ID:oNU53uFn
やっぱりエロ小説において重要視されるのはエロ部分だし
キャラクターの心情とか情景描写に凝りすぎると腐っぽいとか言われる傾向がある気がする
あとは蛇足とか謙遜するあとがきとかも煙たがられる
直球エロ、投下しっぱなしだと叩かれにくいのかもな
まぁ何かと文句言うやつはどうしてもいるし気にしないほうがいいと思うよ
462名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 08:03:27 ID:UplCP/jM
職人はスレにとって宝だよ
批判だけしてる奴は鼻糞みたいなもん
463名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 08:44:16 ID:Ne/gR6bL
>>460-462
自己主張しかできない鼻くそ乙
464名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 08:49:50 ID:UplCP/jM
>>463
お前も鼻糞だよw
465名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 08:51:32 ID:AmvS33aS
>>462
ここは2chだろ
不特定多数が見てるし書き込めるんだから批判が出たってしょうがない
それが住人であるか荒らしであるかは知らないが。
それでも批判されるのが嫌だってんなら信者共々サイトでも立ち上げて馴れ合ってればいいよ。

ともあれ作者さんは頑張ってください。応援してます
466名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 09:03:34 ID:MUeQgQxS
SS募集中!
腐女子とセックスする話
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219394420/
467名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 09:04:28 ID:MUeQgQxS
腐女子の皆さん、遊びに来てくださいね!
468名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 11:59:11 ID:LDH/ZiKX
腐女子とセックスするくらいならショタとHなしでデートする方が良い
469名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 12:18:53 ID:Us67c+Gc
俺も!
一緒に映画見るだけで良いよ。
一番最後尾の席でエロ映画を見て、
ショタは俺の足の間で、自分のチンコを扱きながら、俺のチンコをフェラする。
たったこれだけでいい。
470名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 22:56:49 ID:qsoHY497
好きなショタ描かせるために、腐女子とつきあってます。
471名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 23:10:37 ID:znOwsQI7
>>470
じゃあ、つきあってる婦女子にロイドとアーサーたんを書かせるんだ
そしてうp
472名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 23:49:54 ID:nwG7gfOJ
ショタとファミレス入ってパフェごちそうしたい
473名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 00:38:20 ID:ZkMC3apl
ショタと一緒に銭湯行って頭を洗いっこしたい。
湯船に肩までちゃんと使って一緒に百まで数えたい。
お風呂出て腰にタオル巻いて、左手を腰に当てて、コーヒー牛乳
一気飲みしてぷはーってしたい。
そこまで出来たらエロはお預けでも構わない。
474名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 01:22:18 ID:FGI926Rr
>>473は清い心を持ってるな。俺は穢れてるから、
お風呂上りはショタのおちんぽミルク飲んでぷはー
したいと思っちゃう。
475名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 08:26:14 ID:JwLqv968
思えば、ショタに目覚めたのは、
テイルズのマオやイオンのせいだな……
476名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 09:18:45 ID:Tp1IaLKe
きめぇ・・・犯罪予備軍氏ね
477名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 09:44:37 ID:9ZbygIO9
>>470に期待
478名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 09:54:14 ID:Z7yMxWz/
>>475
テイルズ多いな、おれはジーニアスだった
479名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 10:48:44 ID:LQBln1YH
おいらはサモンナイトからでした
カーチャンの前でレシィきゅんを攻略したのも良い思い出です(^q^)
480名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 14:51:13 ID:KGhROQOE
うわぁ…アニヲタ共が溢れてきやがった
481名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 14:52:18 ID:KGhROQOE
>>480
やべ
さげ忘れたorz
482名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 15:50:25 ID:vt201IB7
ナップたんは至高です
アルバとパナシェも渡さない
483名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 16:15:32 ID:zNTrbOlB
レシィきゅんはいい子だよね
俺も包丁買ってあげたい
484名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 16:30:23 ID:IPckb7p0
>>480
ゲームじゃないの?
485名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 17:01:41 ID:ZkMC3apl
世界名作劇場(主にロミオ)や魔方陣グルグルで目覚めた俺は異端なのか。
486名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 17:18:27 ID:ph/gEryW
GGXじゃないのか
487名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 17:54:11 ID:kOI4e1UR
中学時代の同級生がヤバ過ぎた
488名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 18:10:34 ID:KGhROQOE
アニメのキャラだかゲームのキャラだか知らんが、そういうキャラクターの話はここじゃなくて他所のスレでやってほしい
489名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 18:27:40 ID:JHnw42ox
春爛漫
490名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 19:00:48 ID:0+aJr4e/
ここってオリオンリーだっけ?
虹だろうがオリだろうがおけのショタ愛好紳士が集うスレじゃないの?
491名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 19:30:07 ID:9kNwvJwl
エロパロ板です
492名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 19:34:51 ID:KGhROQOE
>>490
ここは職人たちがSSを投下し、俺たちみたいな変態が読むスレだ
自分たちが熱を入れてるキャラクターの話をするスレじゃない
そういうヤツ等はそのキャラクターのスレにでも行けばいいだろ
そんで自分の話を理解してくれるそういう嗜好のヤツ等とずっと語ってりゃいい
493名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 19:47:13 ID:JHnw42ox
このスレに書き込んでいるのは全員ショタです。
494名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 20:00:31 ID:sXRfVIjs
クソスレ万歳www
495名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 22:40:34 ID:YKNrefaA
なにこの自分ルール
496名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 00:47:19 ID:wlafXbR8
ほどほどの雑談ならそこから電波を受信する書き手も居るからいいんでないかな
ほどほどなら・・・
497名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 00:49:59 ID:FwLyUAJe
もうこのスレも終わりだな
498名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 01:20:22 ID:tGi0gs0E
最近ツマンネかったし…いいんじゃねw

はい!終わり♪終わり♪♪
499名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 01:39:37 ID:/hVspqCH
/(^o^)\ハジマタ
500名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 01:43:35 ID:Grl5Bifo
終わる終われと言われても、事実終わった試しがない。
501名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 02:47:37 ID:TCe6EyZY
黄砂みたいなもんさ。
春が過ぎればまた落ち着くって。
502名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 15:48:34 ID:NeqRupgK
倦怠期に入ったショタとお兄さんだと思えば
503名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 20:30:15 ID:MB9mLkst
倦怠期だと溜まってしょうがないな。初心に帰って
ショタオナニーだな。
504WB○ぱぴこ1/8:2009/03/29(日) 20:56:57 ID:4j4mWu31
今更ながらWB●記念パピコ。
全てフィクションで実際の人物や団体には関係ないよ!

「うえ〜川田ゼン゛バイ゛〜っ!俺マジで感動じだっ゛ず〜!」
「泣くなよ涼太。」
うち高校のOBにWB〇参戦を果たした人間がいたため、我が野球部は体育館を借りきり盛大な応援会を開いた。
途中までは葬式ムード溢るる悲惨な空気が体育館に渦巻いていたものの、イチ○ー神の活躍により応援して
いた人間は一気に爆発した。俺の隣にいる一年坊主、遠藤涼太は元々涙脆いこともあり、顔中から様々な
体液を垂れ流しつつ感動している。
涼太はパッと見中学生くらいにしか見えないのだが、ベソをかくと下手したら小学生に見えちまうくらいだ。
「だ、だっでイチ○ーざん、ぢょーずげーしっ、○隈ガッゲーし、ボンド感動してっ…!」
野球部だけ部室に移動し、祝勝会(?)を続けてる最中も涼太は泣いていた。折角やんちゃそうで可愛い
顔なのに、こんなベチョベチョなのは勿体無いなあなんて考える。
「ほら、涼太。ちーん。」
「あ゛い゛っ。ずびばぜんっ。」
ポケットティッシュを取りだし、鼻をかませてやる。周りの部員が俺を『ティッシュ王子』とかワケわからん
愛称で呼んできたが気にしない。スルースキルには自信があるのだ。部員達は監督が出掛けたことをいいことに、
持ち込んだ菓子やら料理やらジュースやらを貪っていた。俺は食い物の山からジュースとうまい棒を持って
くると、涼太に持たせる。
「これ食って泣き止めって。」
「あいっ。先輩っ…」
そう言うと涼太はオレンジが書いてある缶を一気に煽った。俺もコーラを飲みながら涼太の背中をさすり、
宥めてやる。
「……ホント、凄いっスよね。プロって。」
「まあなあ。だからこさプロしてんだろーし。」
「………川田先輩も、来年はそこに行くかもしんないんスよね。」
「んー。どうだろうなあ。」
一応俺もそこそこ才能に恵まれて、何度か取材を受けたりスカウトさんと話したことはある。でも、だからって
プロになれる程世間は甘くない。実際センバツもテレビで見るハメになってるし、夏もどうなるかわからないんだ。
ただやっぱり周りはプロになれるっておだててくれるヤツが多い。この涼太もその一人だ。俺が絶対プロになれる、
絶対大活躍できるって信じきってる。人懐っこくまとわりついてきては満面の笑みで俺に話しかけてくる。
先輩カッコいい、先輩凄いっておべっかじゃなく、目をキラキラさせながら言ってくるんだ。涼太にそう
言われると嬉しかったし、涼太に恥ずかしくないようにしないとって自然とやる気になった。
高校に上がってからプロを目指すか悩んでいた時、俺にプロになりたいと思わせてくれたのも涼太だ。
だから最初こそこの小さな一年坊主が少しうざく思えたけど、今じゃ涼太が傍にいないと落ち着かない。
この前涼太が風邪で休んだときなんか何故か無性に悲しくなって、思わず倉庫で泣いてしまったくらいだ。
……これってかなり重症だよなあ。
505WB○ぱぴこ2/8:2009/03/29(日) 20:58:37 ID:4j4mWu31
「先輩…?」
はっと我にかえる。いかんいかん。涼太が俺の腕にもたれ掛かっている。急に心臓がドキドキしはじめるが、
平静を装いながら涼太を見た。どうせまた鼻水垂らして泣いてるんだろう。溜め息をついてそっちを見る。
「ん…せん、ぱい……」
息が止まった。喩えじゃなく、ホントに止まった。涼太は今まで見たこともない顔をしていたんだ。明らかに
様子がおかしい。潤んだ目は熱で熔けかけていて、桜色の唇は物欲しげに開き、とろりと涎を垂れ流している。
それが、凄くいやらしい。
「だからね、せんぱぃ………俺、本当は嫌っスよ。先輩…ちくしょー…先輩なんて、プロになれなきゃいいんだ……」
いきなりの言葉に動揺する。何でこんなこと言うんだ。誰より俺がプロになれるって信じてくれてるのは涼太だろ。
それなのに、なんでそんなこと言うんだよ。顔には出さないが、俺はかなり動揺していた。
その時騒いでいた部員の一人がこっちを覗き込んできた。
「げっ、まさかコレお前ら飲んだ?」
そう言ってそいつが俺に見せたのは涼太が飲んだジュースの缶だ。
「や、涼太だけ飲んだで、俺は飲んでない。何で?」
「マジで?これ監督の酎ハイだよ…ヤバいな…」
しまったと思った。涼太が変だったのはそのせいだったか。
動揺はぶっ飛び、涼太への心配で頭がいっぱいになる。
「涼太、涼太。しっかりしろ。大丈夫か?」
揺すってみるが、涼太は反応しない。その代わりすうすうと小さな寝息が聞こえてくる。どうやら酔い潰れて寝たらしい。
「おい!誰か合宿所の鍵持ってこい。コイツ寝かせてくる。」
一喝すると慌て一人が合宿所と書いてある札付きの鍵を持ってきた。
「川田さん、俺が行きますよ。川田さんはここで……」
「いいよ。こいつの傍にいたのに酒に気付かなかったの俺だから。多分一、二時間も横になれば大丈夫だと思うし。
監督には内緒にしとけ。バレたらヤバい。」
少し騒がしさがおさまった部室を後にして、俺は涼太を背負い合宿所に向かう。涼太は特に具合が悪いという感じではなく、
本当に眠ってるだけみたいだ。とりあえず安心する。
それにしても涼太は軽い。筋肉はそこそこついてるみたいだけど、まだまだ身体自体は華奢だ。寝顔もいつもの活発な
感じはなりを潜め、幼さが滲み出てる。
いつもとは違う涼太につい胸が高鳴った。ヤバい。俺は涼太に……
俺は頭を過る邪な考えをバチンと頬を平手打ちして振り払った。
年代物の煎餅布団に涼太を寝かしてやる。ちょっとカビと汗の匂いがしそうだけど仕方ない。涼太はゆっくり
胸を上下させながら眠っている。それを眺めながら俺は考える。
涼太は俺がプロになんかなれなきゃいいと言った。俺はてっきり涼太は俺がプロになることを望んでくれてると
思っていた。だって親以上に俺の活躍に喜び、俺を励ましてくれたのは他でもない涼太だ。
だけどその涼太は俺にプロになれなければいいと言った。冗談でもそんなこと言ったことなかったのに。もしかしたら
それが涼太の本心なのかもしれない。ほら、よく酒を飲むと人の本性がわかるって言うじゃないか。
だとしたらなんだかめちゃくちゃ悲しい。
506WB○ぱぴこ/8:2009/03/29(日) 21:00:40 ID:4j4mWu31
「ん……」
涼太が息苦しそうに首を捩った。ワイシャツのボタンを一つ、二つ外して喉の締め付けを無くしてやる。
「あ…れ…先輩…?」
その時涼太が目を醒ました。と言ってもまだ目はトロンとして焦点が定まっていない。辛うじて俺を見つけると、
涼太は安心したようにはにかむ。持ってきたミネラルウォーターを渡すとコクコクと喉をならして飲んでいった。
「すいません、何か俺急に眠くなって……」
「いや、俺が間違えて酒渡したんだ。悪い。」
首を横に振って涼太はまた目を閉じる。まだ少しだるそうだ。夢現の涼太を見ながら、俺は勇気を出して聞いた。
「なあ涼太。お前…俺がプロになるの嫌か?」
そう言うと涼太はまた目蓋を開いた。
「だってさっき言ったろ?なあ、何で俺がプロになれなきゃいいなんて言ったんだ?俺、お前が応援してて
くれたから頑張れたのに…何でだよ…」
もしさっきの言葉が涼太の本心だとしてもそれはもう諦めるしかない。
だけどせめて理由が知りたかった。
「……だって、嫌だから……」
ズキンと心臓が痛む。俺、もしかしたら涼太に嫌われてたのか?確かに俺は結構ワガママだったかもしれない。
パシりもさせたし、無駄話に付き合わせたりもした。
じゃあ嫌われても仕方無いじゃん。今更ながら自分のKYさに後悔する。何だか凄く傷ついた気分だ。
そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、涼太は続けた。
「……だって俺は先輩の隣にはいられないと思うから。」
また涼太の目に涙が滲んだ。俺は涼太の一言一言に耳を傾ける。
「だって俺チビだし、ガタイも良くないし、全然使えないし。今だって俺、ベンチどころかスタンドからしか
先輩のこと見れないんスよ。」
両腕で顔を覆いながら涼太はまた泣き出した。しゃくりをあげながら、俺に訴え続ける。
「俺、俺、今日試合みて思ったんです。先輩プロになったら先輩はもっと遠くに行っちゃう、もう俺なんか
先輩の傍にいらんないって…」
涼太の嗚咽はどんどん大きくなる。転んで痛い痛いと泣く子供みたく泣いていた。その姿を見て、俺は胸が熱くなる。
「涼太…」
「俺嫌っスよぉ…先輩と離れるなんて……」
507WB○ぱぴこ4/8:2009/03/29(日) 21:03:22 ID:4j4mWu31
プツンと何かが切れた。頭の芯がスパークして、気付けば俺は涼太にキスをしていた。顔を隠していた腕を
無理矢理引き剥がして押さえ付け、涼太の唇を吸いまくる。
「か、かわひゃひぇんぱ…?!んむうっ…ちゅぅ…ぢゅるぅ…!」
涼太を食っちまう勢いで唇を嬲った。我慢なんてできない。涼太が欲しい。
前に見たエロ本の知識を総動員して涼太を犯す。涼太は突然のことに何が起きたか分かってない様子だった。
とにかく暴れて俺から逃げようとしていた。そうは行くか。身長は俺が180超、対する涼太は150代。大人と子供ほど
ある体格差を最大限生かして涼太を制する。
「誰が、お前を離したりするかっ…!」
乱暴にシャツを脱がせる。いくつかボタンが飛んだけど気にしない。鎖骨や乳首、脇腹をまさぐる。俺の手が
触れる度涼太は俺の口の中で何かを叫んだ。勢いだけの下手くそなキスで涼太の顎や首筋までが唾液で汚れていた。
その滑りを利用して乳首を転がしてやると、涼太はブリッジするみたく仰け反る。どうやらここは弱いらしい。
押し潰したり、クリクリと揉んでやったり、わざと強くつねったり。思う存分弄ぶ。俺に弄られまくった乳首は勃起して、
きれいなピンク色はいやらしい赤へと変わってしまっていた。乳首責めに涼太はもがいたけれど、唇は塞がれたまま、
ガタイのいい奴にのし掛かられて次第に動きが鈍くなってきた。少し休ませる意味で名残惜しいけど唇を離す。改めて
見る涼太は顔を真っ赤にして、ぎゅっと目を閉じている。
「せ…ぱいっ……」
「涼太、口開けろ。」
酸欠気味で頭が働かないのか、涼太は素直に涎まみれの口を開く。本には男同士の場合、ローションをたくさん使う
方がいいと書いてあったけど仕方無い。その柔らかい口に指を突っ込んで代用品を調達する。熱い口内の感触に自然と
口の端がつり上がった。
「涼太、舐めろ。ちゃんと濡らせ。」
命令すると涼太は赤ん坊みたくちゅうちゅうと指を吸い始めた。その間も空いた手で乳首を苛めてやる。時々身体を
跳ねさせつつ、涼太は言いつけ通り指を舐めた。十分濡れたところで指を引き抜くと、涼太は熱い溜め息をつく。
それから何かを言おうとしたが、俺は千切れるくらいに乳首をつねりあげてそれを黙らせた。そして怯んだ隙に
ズボンの中へと手を滑り込ませ、指を狭いアナルへと一気に捩じ込む。
「ひぎいいいぃぃぃぃ!!!!」
いきなりの衝撃に涼太が鳴いた。ズキンと胸が痛んだけれど、ここまで来たらもう戻れない。涼太とセックスしたい。
その衝動だけで俺は動いていた。指を増やしてピストンしてやる。
508WB○ぱぴこ5/8:2009/03/29(日) 21:05:11 ID:4j4mWu31
グチョッグチョッグチョッグチョッグチョッグチョッグチョッ!
ヌチャッヌチャッヌチャッヌチャッヌチャッヌチャッ!
「いっ!ひぐぅ!うぁっ!せ、せんぱ…!」
始め俺を拒むみたいに堅かったアナルは、段々スムーズに指を受け入れ始めた。熱くてぐちょぐちょで、時々
きゅうっと締め付ける涼太のアナル。この中に俺のチンコを挿れたらどれだけ気持ちいいだろう。想像しただけで
イキそうだった。急いで涼太のズボンを引き摺り下ろす。
「あふぅっ!」
俺は驚いた。涼太はずっと俺に尻を弄られて涙を溜めながらないていたのに。
「おい、涼太。お前勃起してんのか?俺に尻の穴ほじられて感じてんのか?」
「あ、あぁ…す、すいませ…!」
「お前毛生えてないんだな…まだ皮も剥けてないのか?」
小さな涼太のチンコをくにくにと指先で揉んでやる。皮の中は涼太のカウパーでいっぱいらしく、いやらしい音がした。
「剥いてやるよ。包茎のまんまだと嫌だろ。」
「えっ…!?か、川田先輩!待って……!」
涼太が逃げる前に、俺は一気に皮を下へと引っ張る。
「ひいいいぃぃぃっ!」
白い皮の中から、ぷりんと濃いピンクの亀頭が出てきた。顔を近づけてよく見ると息がかかっただけでビクビクと
震えている。カリの下には少しだけ白いカスがたまっていた。俺はそれを爪の先で軽く引っ掻いてこそげ落とす。
「ひっ!せ、先輩っ!痛いっ!!」
「我慢しろって。チンカス取ってやってんだから。ほら、こんな取れたぞ。ちゃんと掃除しろよ。」
そう言って俺は涼太の口に指を突っ込む。もちろん恥垢がついてる指だ。涼太は目を見開いてあからさまに嫌がった。
だけどそれも最初だけ。怒った振りをしたらすぐに言うことを聞いて指に舌を這わせ始めた。
「そーそー。上手いじゃん。なんかこの様子だとフェラも上手そうだな。」
途端に涼太の顔が赤くなる。わかりやすいなあ。つい笑ってしまった。暫くして涼太がすっかり指をきれいにした頃、
俺はズボンを下ろしてガチガチになったペニスを手にした。
「よくできました。」
ガキにするように、頭を撫でてやると涼太は少し安心したように口元を綻ばせた。その瞬間を狙った。既に丸見えに
なっている涼太のアナルに躊躇うことなくペニスを挿入した。
「なっ…!?あああぁぁぁぁ!」
509WB○ぱぴこ6/8:2009/03/29(日) 21:06:33 ID:4j4mWu31
ミチッという嫌な音がした。それと同時に俺のチンコは根本まで涼太の中に埋まった。
「はあっ、はあっ、はあっ…涼太、全部入ったぞ。俺のチンコお前ん中に全部入ってる。」
「かわ…た…んぱ…いたい…っ……」
ついに涼太は泣き出した。玉みたいな涙を溢しながらしゃくりをあげる。強引に処女を奪われた肛門は限界まで引き
伸ばされていて、下手をしたら切れてしまうかもしれない。ただ、真っ赤に腫れてひくつくそこを可哀想だとは思いは
したものの、ここまでくるともうメチャクチャに涼太を犯したい、涼太の中に全部ぶちまけたいという欲求に理性が
勝てるはずもなかった。
「先輩…何でこんなこと…するんスかぁ……」
「はあ、はあ、はあっ…お前が悪いんだろ。お前が離れたくないなんて可愛いこと言うから…」
「え……か、可愛い???」
涼太は目を丸くして俺を見た。かなり動揺してるらしい。
「で、でも……くぅっ…俺、男で……」
「関係ねえ。お前可愛いよ。てかさ、俺、なんかお前が好きみたいだ。」
自分でも驚いた。自然にポロっと告白していた。しかしよく考えるととんでもないシチュエーションでの告白だ。
いや、よく考えるまでもなく酷いシチュエーションだけど。胸のつっかえが取れた途端、何だか罪悪感が湧く。
さっきまで犯ることしか考えてなかったのに、急に体から力が抜けた。あー、最悪だ。
「………涼太、ごめん。今の無し。ホント悪かった。」
頭が冷えたところで、涼太が痛くないようにゆっくり腰を引く。今更だけど死ぬ程後悔する。
何てバカなことしてんだ…俺は……
「ま、待って下さいっ!」
いきなり涼太が叫ぶ。痛かったのかと思って動きを止めた。
「どした?大丈夫か?」
顔を覗き込むと何故か涼太は茹でタコみたいに真っ赤になってる。
「お、お、俺!俺もっ…せ、せ、せ、先輩っ……好きですっ!!!」
「はあ?」
何故こうなる。
「先輩のこと、好きですっ…だ、だから……」
涙目で俺を見ながら涼太は言った。要するにアレか。これは俗にいうアレか。
「…これって、両想いってやつ?」
恐る恐る聞くと涼太はコクンと頷いた。今までのどんな試合や賞より嬉しい。だらしなくニヤケてるのがわかる。
「じゃあさ…この先してもいいだろ?」
少ししてから涼太はまたコクンと頷いた。
510WB○ぱぴこ7/8:2009/03/29(日) 21:08:10 ID:4j4mWu31
グチュッグチュッグチュッグチュッ!
ヌチャッヌチャッヌチャッヌチャッヌチャッヌチャッ!
グポッグポッグポッグポッグポッグポッグポッグポオオォォォッ!!
「あんっ!あぁっ!せ、先輩!」
「なんだよ涼太。もうギブか?」
正常位でガンガン突き上げる。俺が七回イく内に涼太はもう十回くらい射精していた。どうもヘソの裏辺りの
コリコリした所が気持ち良いらしい。
「あふうううぅぅ!先輩!先輩!イク、イクゥ〜!!」
ブュルルッ!ビュルルッ!ビュルルッ!ビュルっ!
「まだ随分濃いのが出るんだな。シーツがグシャグシャだ。」
「はうぅ〜…す、すみませ……ふわああぁぁぁ!ダ、ダメですっ!まだイったばっかでっ…敏感なまま!
あぐうううぅぅぅぅ〜!!」
射精したばかりの涼太のチンコを扱きながら思い切り奥まで突き入れる。中は潤滑剤代わりの涼太の唾液と精液、
たっぷり注ぎ込んだ俺の精液でぐちゃぐちゃだ。だけどそれが気持ち良い。根本まで挿れたら抜ける寸前まで
引き抜く。
「鍛えてるからか?お前ン中メッチャ締まるわ。気持ち良いっ…!」
「ひっ!ひいっ!せ、先輩っ!先輩のちんちんビクビクしてっ…!!おふううううぅぅぅ!!!」
ブシャアアアッ!ドピュドピュッ!ドピュドピュッ!ビュクッ!
「あああぁぁぁぁ…熱い……先輩のザーメンまた出てるぅ…俺の中いっぱいぃ……」
「ほら、涼太。次はバックでやるぞ。」
そう言って挿入したまま涼太をひっくり返す。中が擦れたのか涼太がまた甲高い悲鳴をあげた。
「し…しぇんぱい……おれ、もぉ…」
「次で最後にししてやるから…」
耳元でエロ小説で覚えたセリフを教え込む。涼太ははじめ嫌がっていたが、突っ込んでいたチンコをわざと
コリコリした所を強めに抉ると震えながら言うことをきいた。ペニスを引き抜くと四つん這いにして、
腕だけを崩し、尻だけを突き出す格好をさせる。それから自分で尻たぶを広げさせて、肛門が良く見える
ようにさせた。
「『こ…この…汚いケツ穴に……せ、先輩のおちんちんを…くださいっ……淫乱で…い、いや…
いやらし……』やだあっ…!先輩、許して下さいぃ…!!」
「ダメだ。後少しだろ?ちゃんと全部言えよ。」
バシンと尻をぶつ。涼太は泣いたけどきつく命令した。
「ひくっ、ひくっ…『この、恥知らずな、川田先輩専用の…せ、精液……便所に…っ…
たっぷり…ザーメンっ……恵んで、種付けして…下さい…』っ…うえぇっ…!」
涼太は本格的に泣き出してしまった。少し意地悪しすぎたか。俺は背中から出来るだけ優しく抱き締めてやる。
「ごめん、涼太。さんきゅ。」
顔をこっちに向かせてキスをした。
「ぐすっ…川田先輩ぃ………」
「ほら。気持ち良くなろう。一緒にイこう、涼太。」
511WB○ぱぴこ8/8:2009/03/29(日) 21:09:55 ID:Q/rQuyHy
バックの体勢で、腰をゆっくり突き出した。
ずぬゅううぅぅぅぅ!
「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ズパンズパンズパンズパンズパンズパン!
ヌチャッヌチャッヌチャッヌチャッヌチャッヌチャッ!
「またっ!また来たぁ!!先輩のおちんちん気持ち良いよおおぉぉぉぉぉ!!あああぁぁ〜〜!!!」
「涼太、好きだッ、好きだッ、好きだ!」
「先輩ッ、先輩好きッ!先輩大好きですッ!!あっ!あっ!来るッ!来ちゃうッ!イク!イクイクイクイク
イクイクウウゥゥゥ〜〜!!!!!」


「すいません…手間かけて……」
「俺が全部悪いし。気にするなよ。」
一段落ついて、涼太のを新しい布団に寝かせてやる。
「改めて見るとすげーな。ザーメンだらけだ。俺のは全部お前の中に出したから、これは全部お前んだぞ。」
「〜〜〜〜〜〜!!!」
からかうと涼太は掛け布団を頭から被って悶絶した。あれだけ腰を振ってよがってたのに恥ずかしがる
こともないと思うけど。
「なあ、涼太。何だっけ、あの決勝戦のスタジアムの名前。」
「…?た、多分ドジャー・スタジアムっスけど…」
「じゃあ俺、頑張ってプロになったらさ、俺ドジャー・スタジアムに連れてってやるよ。」
きょとんとして涼太は俺を見た。その顔が段々崩れて、また涙目になった。
「多分、川田先輩がいく頃には違うスタジアムでやりますよぉ……」
「そっか?まあいいよ。どこだって連れてってやるから。お前ちゃんとついてこいよ?」
「あ゛い゛っ………」
またベソをかく涼太。本当に見た目も中身もまだまだ子供だ。こんな涼太に惚れるなんて、俺もかなりヤバイなあ。
「あ、涼太。後な、俺のことは名前で呼べ。」
「へ?な、名前でですか?」
「そう。言ってみろ。」
涼太はかなり躊躇ってる。でも思い切り睨むと慌て、目を泳がせつつ答えた。
「け…け……健吾…先輩。」
「ちーがーうっ!健吾!先輩はいらねーの。」
「でもぉ〜!」
「ダメだって!ほらもう一度!」
「じ、じゃあ健吾……さん。」
「………仕方ねぇなあ。それでいいよ。今はな。」
俺はやっと手に入れた恋人の頭を撫でながらくしゃりと笑った。



おわり
512名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 21:26:42 ID:wlafXbR8
こ、これは・・・
風呂に入る前に読めてよかったぜ・・・
513名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 21:53:36 ID:zSk2NoXj
あんた勇者だな
すばらしい
GJ
514名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 00:41:07 ID:+ONlyJoF
この牝ショタ!!
ぐっじょぶ!!
515名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 01:53:27 ID:hJx9oskb
えろいえろすぎる!
504よくやった!
516名無しさん@ピンキー:2009/03/30(月) 15:12:44 ID:6ujlE3bp
GJ!速攻抜いた
517名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 18:15:44 ID:H9ocwI2i
うまくWBCに絡めたもんだGJ!
518名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 18:30:21 ID:7UY1/B9F
GJ!!!!
野球少年好きな俺にはたまらない内容だった!

涼太きゅんは野球部員全員から可愛がられてると思う(性的な意味で)www
519少年奴隷(1/4) ◆AjMEp4Bsfk :2009/04/01(水) 19:53:46 ID:CE523was
 まもなく始まる新年度から、クレイはこの帝都にある魔術大学への進学を決めていた。北方にある国の田舎貴族が栄達を極めるのに、大学を卒業して帝国の宮廷魔術師になるルートは一番可能性が高いものであった。
 長旅の果てに大学近くの下宿へ着くと彼は早速荷物を解き始めた。海が近いせいかそれとも南にあるせいか帝都は故郷に比して結構暑く、流れる汗が栗色の長髪を額に張り付かせる。
 彼の様子を眺めていた下宿屋の主人が不思議そうに尋ねた。
「旦那、奴隷はいないんですかい」
「奴隷?」
 怪訝そうに振り返ったクレイに主人は肩をすくめてみせた。
「北のほうにゃ奴隷はほとんどいないって聞いたことがありますけどね、こっちだと身分がある人なら、奴隷を持っていないと逆に恥ずかしいですぜ」
「そういうものなのか? しかし奴隷なんて……」
「なあに、要は小間使いでさあ。炊事洗濯買い物裁縫、さらには夜の仕事も……ってね。それとも何ですかい。旦那は料理や洗濯をご自分でなさるおつもりですかい」
 クレイは言葉を呑んだ。実家では使用人にさせていたことを誰がするのか失念していた。いちいち外食するわけにもいかないし、瑣末な用事に勉学の手を煩わされるのもあまり好ましいことではない。
「買うのに若干費用がかかりますけどね、長い目でみれば奴隷を買ったほうが得ですよ」
 うちの紹介といえば安くなりますからと言う主人に、クレイは強引に奴隷市場へ向かわされた。だがやはりどこか気乗りしない。尋ね尋ね、広い帝都の一番端にある奴隷市場へ着いたのは日が傾きかけた頃だった。
「よく考えたら、うちから使用人を一人寄越させればいいことじゃないか」
 入り口から少し入ったところで、いかがわしい雰囲気の露店が幾つも並ぶ市場を一瞥しクレイは一人ごちた。一人頷くとそのまま踵を返し市場を出て行こうとする。そのとき彼は入り口脇の目立ちにくい場所に立つ一人の少年を見つけた。
 クレイは一瞬、その少年を少女と見まちがえた。粗末な台の上に立たされ、首輪から伸びる鎖がさらに高い梁に括られている。首から提げた木製の看板には「破格値! ボクを買ってください」と書かれていた。
 目立たなかった理由はその肌の色にあった。日陰に溶け込むような褐色の肌はをクレイは初めて見た。黒い髪に大きな黒い瞳、華奢な体は粗末な貫頭衣で必要最小限に隠されている。
 少年は怯えたような表情でその場に立ちすくんでいた。こんな場所で客に声をかけず、果たして売れるのだろうか。
 思わず立ち止まったクレイの姿に奴隷商人がにこやかに近づいてきた。
「いかがです旦那。今ならさらに勉強させていただきますよ」
「わ、私は別に……」
 断ろうとしたとき、クレイは奴隷少年の足の形がおかしいのに気付いた。商人は一瞬嫌な顔をするが、すぐに営業の顔に戻って説明を続ける。
「実はこいつ、一度逃げようとしたんでさあ。そのときに足をちょっと……その、折りましてね。ああ大丈夫、半殺しにするまで折檻しましたから、もう逃げようとか逆らおうとか、そういうことは絶対に考えませんよ」
 びくっと少年の体が震えた。その様子にクレイはふと浮かんだ疑問を尋ねてみる。
「この子、さっきから喋らないな」
「ああ……そのう……こいつ、そん時のショックで喋れなくなってしまいまして」
 へへっと笑いながら商人が答えた。あからさまに顔をしかめるクレイに商人はさらなる葉っぱをかける。
「どうです、こいつも売れ残りで、そろそろ処分しないといけねえ代物なんです。旦那にゃ特別に値引きさせていただきますよ」
「いや、要らないから」
 使用人を一人連れてくればいい。先ほどそんな考えに達したことを思い返しながらクレイはやんわり断ろうとする。商人は表情を曇らせ「そうですか」と呟くと何か呪文を唱え出した。
「!!」
 息を呑むような音が少年の口から響いた。みると彼に嵌められている首輪が独りでに締まり、ぎりぎりと彼の細い首を締め上げている。クレイは慌てて商人に振り返った。
「な、なにを!」
「いやあ、売れない商品はさっさと処分するに限りますからね。こいつに食わせる飯代もそろそろ惜しいですし。なあに、魔法の首輪がすぐに首の骨を折ってくれますよ」
 少年は白目を剥き、首輪に毟り取ろうともがいていた。だが首輪はぎりぎりと彼の首を締め上げていく。梁から吊られた鎖のせいで倒れることもできない。
 その哀れな姿にクレイは思わず「買う、買うから離してやれ」と叫んでしまった。
「毎度ありー」
 商人がにこやかに笑い再び呪文を唱える。少年は気を失い鎖に吊るされるように崩れ落ちた。
520少年奴隷(2/4) ◆AjMEp4Bsfk :2009/04/01(水) 19:54:24 ID:CE523was
 夕陽に照らされた街路をクレイはゆっくりと歩いていた。数歩後ろには奴隷の少年がついてくる。粗末な服に素足、そして首には例の首輪が嵌められている。奴隷は首輪を嵌めなければいけないという決まりがあるとのことだった。
 クレイは勢いで少年を買ってしまったことを後悔し始めていた。確かに安く買えたが、傷物の奴隷をわざわざ買ってやる必要など無かったはずだ。あの処刑まがいの行為にしても、彼に奴隷を買わせるための方便に過ぎなかったのではとすら思える。
 思わず溜息をつくと後ろにいた奴隷のがびくっと震えた。振り向くと今にも泣きそうな顔で新しい主人の顔を見つめている。
「大丈夫、返品なんかしないから」
 言葉が喋れないだけで耳や頭のほうは別に問題ないという。ただしそんな状態になってしまったので奴隷としての調教は完全に終わっていないと商人から説明された。
 足の骨を折った後遺症できつい肉体労働もさせられず、男の奴隷としては例外的に家事と夜の仕事を仕込んだのだという。特殊な趣味の人に売るつもりだったが、やはり喋れないせいでなかなか買い手がみつからなかったらしい。
「まあいいか。幼い使用人を雇ったと思えば……」
 夜の仕事はともかく、家事ができればそれでいい。そう考えながら歩いていると、クレイの鼻をおいしそうな匂いがくすぐった。暗くなりかけた街角には屋台が並び始めている。
 そういえば下宿に戻っても何も食べ物がない。その事実に気付いた途端、彼のお腹が鳴った。
 同時に背後からも大きな音が聞こえる。振り向くと奴隷の少年も自らのお腹を押さえていた。恥ずかしそうに俯く少年がどこかおかしく、クレイは懐の財布を探った。そして屋台の一つに寄り二人分の軽食を注文する。
「……?」
「ほら、食べなさい」
「!?」
「遠慮しないで。ほら」
 クレイは受け取った料理の一つを少年に差し出した。遠慮がちに受け取った少年は、クレイに促されおずおずとそれを口に含む。
「おいしいか?」
 少年はこくりと頷いた。嬉しそうな微笑がこぼれる。それはクレイが始めてみる、少年の暖かい表情だった。その可愛らしさに思わず頬を緩めながらクレイも食事をほおばる。
「ところで名前はなんだったかな」
 ふとクレイは、この少年の名前を聞いていなかったことに気付いた。だが少年は食事の手を止めて俯いてしまう。彼が喋れない事実に気付きクレイは頭をかいた。
「そうだったな。じゃあ文字は書けるか?」
 念のため確かめてみるが、少年は首を横に振った。この時代、奴隷でなくても読み書きできる人は少ない。どうしたものかと思案しながらクレイはふと空を見上げた。
 一番星が輝き始めている。それに気付いた彼は微笑みながら少年に向き直った。
「ティヌス」
「……?」
「古い言葉で『明るい星』という意味さ。これからはティヌスと呼ばせてもらう。いいな?」
 少年はこくりと頷いた。そのままじっと主人の顔を見つめている。クレイは怪訝そうに首を傾げながら食事を再開した。それをみたティヌスも再び食事の残りを食べ始めるのだった。
521少年奴隷(3/4) ◆AjMEp4Bsfk :2009/04/01(水) 19:55:14 ID:CE523was
 散らかったままの下宿に着いたころには日が暮れていた。部屋の片隅で立ちすくむティヌスを尻目にクレイは服を脱ぐ。彼が息を呑む音が聞こえた。
「ああ、別に何かしようというわけじゃない。夜着に着替えるだけだ。……っと、その粗末な服じゃ何だから、私の夜着を着なさい」
 そういってクレイは服を仕舞っておいた箱からゆったりとした夜着を二着取り出すと、ひとつをティヌスに放る。それを受け取りながらも、少年はまだ戸惑うような表情をクレイに向けていた。
「着替えができないわけじゃないだろ。ええと、奴隷の部屋もまだ片付いてないから、すまないがどこか適当に寝てくれ。じゃあ私は疲れているから先に寝るよ。お休み」
 欠伸交じりにそれだけ言うとクレイは早々にベッドへ潜りこんだ。しばらくはティヌスが何かごそごそしていたが、長旅の疲れからかクレイはそのまますぐに眠りに落ちていく。
 ……下半身の違和感にクレイは重たい瞼を開いた。何かが下腹部の上で蠢いている。目を凝らすとそれはティヌスの頭だった。彼はクレイのイチモツを口に含み懸命に愛撫している。一気に目が覚めたクレイは慌てて起き上がった。
「ティヌス、何を……!」
 しかし少年はちらりと主人の顔を見たあと一心にフェラチオを再開する。筋に沿って舐めあげたり口にすべて含んだりしながら、玉袋を両手でマッサージする。長旅で溜まっていたクレイはその快感にたまらず射精した。
 びくびくと肉棒が震える。先端から迸った白濁液をティヌスは全て口で受けた。むせ返りながら飲み干し、さらに尿道に残った精液も丁寧に吸いだす。
 口の周りに飛び散った精液も舐めとると、ティヌスはそっと体勢を変えた。ベッドの上に四つん這いになり尻を高く掲げる。両手で肛門の襞を広げると、肩越しに振り向いて切なげな表情を主人に見せた。
 月明かりに照らされる褐色の尻には肉がほとんどついていなかった。腹から胸にかけても同様で、四つん這いになっても肋骨が浮き出て見える。そしてその尻肉から腰には無数の鞭痕がついていた。
「ティヌス……」
 彼が何を要求しているのかは言葉がなくてもわかる。こちらの調教もされていたのだろう、少年の幼い肛門は何もしていなくても微かに口を開き、クレイを誘うようにひくひくと蠢いていた。
 それは淫靡な光景だった。生殖器ではない不浄の器官が快楽を求めて震えている。クレイは童貞だった。今までずっと、帝都の魔術大学への進学を目指して死に物狂いで勉強をしていた。だから異性と付き合う時間などなかった。
「い、いいのか?」
 ごくりと唾を飲み込みながらクレイが尋ねる。自分の童貞を少年のアヌスで棄てることになるとは思っていなかった。しかしティヌスの肛門は主人を誘うように開閉を繰り返す。先ほどのフェラチオの蕩けるような気持ちよさを思い出し、彼はぶるっと身震いした。
 ティヌスが頬を真っ赤に染め小さく頷く。クレイはベッドに起き上がると、まだ固く勃起しているイチモツを掴んで肛門にあてがった。先ほどのフェラでべっとりと濡れたモノは、軽く押し当てるだけでずぶずぶと少年の腸内へ入っていく。
「……!」
 辛そうにティヌスが息を吐いた。クレイのモノはまだ亀頭しか挿入されていないが、彼は少年の身を案じてそこで腰を止める。
「苦しいか?」
 ティヌスは俯いたまま首を横に振った。しかし荒い息は彼の苦痛を示している。クレイはなるべくゆっくりと腰を進ませていった。ぬる、ぬると竿が直腸に飲み込まれていく。
 限界まで広がった少年のアヌスに、ようやくクレイのモノがすべて納まった。亀頭が直腸の一番奥に当たり、直腸壁が竿を優しく包む。その熱さとぬめぬめした感触にクレイは腰から下が痺れるのを感じた。
522少年奴隷(4/4) ◆AjMEp4Bsfk :2009/04/01(水) 19:55:46 ID:CE523was
 入れたときと同じくゆっくり抜いていく。ティヌスの小さな尻が震え口からは長い吐息が漏れた。唾液や精液とは異なる液体がイチモツに付着している。それがさらなる潤滑油となり、再挿入はより滑らかなものとなった。
「……、……!」
 何度か腰を振っているうちにティヌスの息が変わってきた。たまに苦しげな息が混じるが、ほとんどの吐息は甘い。アヌスの緊張もほぐれてきた。直腸はさらに熱さを増し、主人のイチモツを優しく刺激する。
 気持ちいいツボに当たったのか、ティヌスの背中が仰け反り直腸がぎゅっと締まる。その様子にクレイは、少年の腰に手を掛けると体位を替えた。
「?」
 正面から向き合うような格好にされ少年が戸惑ったような表情を浮かべる。クレイはそんな彼の唇にキスをした。驚いて目を見開いた少年は、やがて嬉しそうに目を閉じ主人の背中に手を回す。
 角度が変わったせいかクレイが腰を動かすたびにティヌスの口から声にならない吐息が漏れ続けるようになった。まだ皮を被ったままの少年の幼いペニスがむくむくと起き上がり切なげに揺れる。
 それに気付いたクレイはぎゅっとティヌスの体を抱き寄せた。体を密着させ腰を大きく動かす。少年の肉棒が腹の向こうで揺れるのがわかった。ふたつの性感帯を同時に刺激され、ティヌスの口から熱い息がこぼれる。
「い、いくぞティヌス……!」
 ぎゅうっと少年の肛門が締まった。直腸も小刻みに震えている。その刺激についにクレイも上り詰めた。腰の動きを加速させ、熱い子種を少年の尻に注ぎ込もうとする。
 ティヌスも涎をこぼしながら頷いた。半開きの目は焦点があっていない。上を向いた肉棒が今にもその精を放たんとぶるぶる震える。
 二人の口から同時に短い悲鳴が漏れた。その直後、それぞれのイチモツが噴火する。ティヌスは自らの直腸に吐き出されたのと同じだけの精液を主人の腹の上に吐き出した。がくがくと幼い体が震え、やがて力なく崩れ落ちる。
 その体を支えながらクレイはそっと自らの肉棒を抜いた。気を失っているのだろうか、ティヌスはぐったりとして動かない。
 そんな少年を優しく自らの脇に横たえると、彼の髪を撫で額に浮かんだ汗を拭き取ってやる。褐色の頬にキスをしたあと、クレイは満足げに長い溜息をついた。



 4年後、クレイは魔術大学を二番目の成績で卒業した。残念ながら帝国の宮廷魔術師には採用されなかったが、それでも実家に戻れば何か仕官のアテはあるだろう。
 引越しの準備をティヌスはてきぱきとこなした。彼は飲み込みが早く、何でもあっと言う間に覚えてしまう。最近では簡単な読み書きすらできるようになっていた。
 荷物の片付けが終わると、クレイはティヌスを呼んだ。相変わらず言葉を喋れないままの少年はすぐに飛んでくる。
「じっとしてるんだよ」
 クレイはそう言うと嵌められたままのティヌスの首輪に手を掛けた。不安そうな顔を見せる少年に微笑みながら彼は長い呪文を唱える。と、首輪は独りでに緩み音を立てて床に落ちた。
「……?」
「ティヌス。お前はよく私に尽くしてくれた。だから褒美に、お前を奴隷から解放する」
「!?」
「お世話になった教授が小間使いを探しているんだ。お前にその気があるなら、そこを紹介してやってもいい。教授はいい人だから、もっと色んなことを教えてもらえるだろう」
 しかしティヌスは黙って首を横に振った。そして床に落ちた奴隷の首輪を拾うともう一度自分で嵌めなおす。唖然とするクレイにティヌスは抱きついた。
「お、おいおい……」
 そしてティヌスは、クレイの背中に手を回すと指で背中に文字を書き始めた。クレイは黙ってそれを読み解く。
『ボクはずっとご主人様のモノです。どこまでもついて行きます』
「……ティヌス」
 クレイの呼びかけにティヌスは満面の笑みで答えた。その笑顔が眩しく、思わずクレイは少年の体を抱きしめる。
 そして二人は熱いキスを交わした。
523名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 20:17:34 ID:TUDSRX4o
GJ!
ほのぼのラブラブでかわいい話でした
524名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 21:09:06 ID:UkRvl16x
お〜上手いな
GJ
525名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 22:23:26 ID:WQcRhIxs
GJ!クレイはティヌスの首輪を解く為に魔術の勉強に励んでいたのだろうか…
526名無しさん@ピンキー:2009/04/01(水) 23:46:23 ID:yfCc2nzI
ティヌスのティヌティヌ……いや
なんでもない
527名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 00:44:23 ID:qgi/o+IW
ほのぼのしたよGJ
528名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 01:06:37 ID:tYn68u08
ここって、ショタ×兄かつ兄の方に重点置いた話もアリ?
529名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 01:17:18 ID:v5ZQlMdC
>>528
問題ないと思う。

保管庫にも色んなタイプの作品があるし、
>>1にあるみたいに自由にやっていいんじゃないのかな?
530名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 03:18:29 ID:NbwpERxB
注意書きは頼む
531名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 20:21:24 ID:8rVVF5ej
電車の中で股開いて寝てるショタのズボンのジッパーをそっと下ろしてやりたい

そんな妄想とは何の関係も無いよ!
ちなみに寸止めだよ!
532名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 20:24:53 ID:8rVVF5ej
茶色い自分の髪の毛――少し長い前髪を見ながら俺は、あ、これは夢だなと思った。
なにせ、俺の目の前に俺がいるのだ。

「はあ、は――ん、はぁ……うっあぁ…」


主演男優は俺、主演女優は聖。いや、聖は男だからW男優か?

「あ・・・・あぁ・・や・・め・・ああぁっ!!熱い・・あついの・・・き、たぁっあっ!らめ!!
触ったらあああぁぁ出ちゃうううう!!」


夢の中の俺は、聖を荒々しく犯していた。


俺が間近でいるので、これは相手側、聖の視点なんだろう。
酷い顔してると、押し倒された聖である俺は責められたような気分になった。


だってそれは、あまりに冷たい顔だったから。怒っているようにも、憎んでいるようにも、
愛しているようにも、泣いているようにも見えた。

独りよがりで、聖自身のことなど何も思いやってはいなかった。



至近距離……上に覆いかぶさった方の俺、巌が言う。

「嫌がれよ」


その逆光となって灰色がかった、残酷な表情をした巌の俺を見ながら、下に敷かれた聖の俺は、弱々しく言葉を吐いた。



「・・嫌がったら、やめてくれる、か?」

こんなの嫌で嫌でたまらないんだ。
だから今の、聖になった俺は、こんなことを言ってしまったんだろう。
上の俺は歪んだ笑いを浮かべた。いや、それは笑いと言っていいのかもわからない。
唇の端が醜く歪んでいた。


「とりあえず考えてはみるわ。――――やめないけどな」


なんて温度のない声なんだろう、どうしてもっと優しく言ってやれないんだろう。
夢の中、俺は打ちのめされる。
533名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 20:26:29 ID:8rVVF5ej


「じゃあ・・・・意味ないじゃないか。俺は、意味のないことは、しない」
とうとうこらえきれず涙がこぼれそうになり、そして気付いた。
いつの間にか俺は俺自身になっていた。
「うん。知ってる」

だから犯されてんだお前、俺は今度こそ上手く笑ってずぶずぶと腰を前後し始めた。

「あ―――――っ!!ひぎぃぃぃっ!!らめ……らめええええ」

俺は、自分の快感を追い続ける為に聖の尻を犯し続けてた。



「うおおおおお!!!出す、出すぞ聖いぃぃ」
「あぁ、嫌だ、いやだぁぁぁっ!で、出来る…赤ちゃんできちゃうぅ!!……はぅっああぁっんんんん!!!」

俺は聖の腸内に白濁液をぶちまけ、聖はひどく甘い声をあげ、果てた。









目が覚めたとき、辺りはまだほんのりと薄暗かった。
夢から覚めた俺は、もう一度映像を頭の中で繰り返す作業に取り掛かった。
何で聖の視点なんだろうとか、俺視点だったら聖の顔が見れたのに、とか出来るってなんだよ、とか。

本人に決して言えない淫らな夢を最近ずっと見ている。きっと俺は変なんだ。
534名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 20:30:38 ID:8rVVF5ej
まだ肌寒い2月、高等部の卒業式。



「好きだ。小鍛冶」
好きでも無い奴に言われて、目が点になってしまうのは仕方ないだろう。

4つ年上の池田は、高等部の先輩で、化学部の部長だった。

『おまえって本当に貧弱で色白いでキモチ悪いな。少し鍛えてやるよ』
池田には何かと目をつけられて殴られたりパシリにされたりして鬱陶しい奴だったけど、
美少年で成績優秀スポーツ万能家も金持ちだったから、後輩人気が高い男だった。

そいつが、俺のことが好き??

「……今まで悪かった。元気でな」
池田の対応が余りにも冷静で、何事も無かったかのように友達の元へ戻ったから、もしかして今の告白は冗談だったんじゃないかと思う。
我に帰った時、聖が隣に立っていた。

池田が俺のことを好きだと言った様に、俺は聖が好きなんだ。


「池田の奴何言ってきたんだよ」
宮本聖。同じクラスなった事は無かいけど、いつの間にか仲良くなった放課後友達。


「言いたくない」
これは本当だ。池田に告白されたなんて言いたくなかった。

「あっそ、・・・俺帰る」
「せいや!」
部屋を出ていこうとした聖の手を咄嗟に掴んだ。

は、という聖の声を聞く間もなく、聖をすっぽりと抱きしめ、聖の肩に頭を埋めた。

「俺わけわかんない…池田の奴あんなこというから…俺…変なんだよどうかしてんだ…!」
「小鍛冶・・落ち着けよ」

「おまえに軽蔑されんのが一番こわいんだ」
「・・・こ、」


「おまえが…同じこと考えてたらいいのにってずっと思ってた」



聖が、俺の肩にそっと手を回してくれた。
俺は無言のまま、聖の顎に手をかけ、上に向かせて、聖が目をつぶるのを確認して、唇を塞いだ。

「ふ――――ぅ、んちゅぱ…」

初めてのキスは、聖の味がした。
こかじが好きだ、と聖が顔を赤く染めながら囁く。
それは何だか魔法の言葉みたいで、余計に興奮した。
535名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 20:35:20 ID:8rVVF5ej
「んっ…ふ、ぅ」
肩にあった手は、気が付けば背中に回していた。

「ん・・はあ」

抱き合った俺達は、飽くこともなくいつまでも口づけを交わし舌を絡めあい唾液を交じりあわせる。
「む…ぁ、は・・!」
唇を離すと、銀の糸橋が俺と聖を結んでいた。

「・・・・こか、じ」
潤んで求めるような瞳を投げかける均に導かれるようにしてベッドへ身体を預ける。

一枚一枚、躊躇しながらお互いを生まれたままの姿へ解放させていった。



「……ぁ、あ・・・」
「すげ・・・乳首勃ってる・・・」
指先を勃起した聖の乳首へ持っていき、弄ってやると

「はあぁぁぁ…」
聖は啼き、身悶え、時には背中をぴいんと伸ばして俺が与える行為にその身を捧げていく。

「は・・・・そん、なぁぁん…乳首ばっか………あっ!わき、脇はぁぁっ!!やめえぇ!脇いぃぃぃ!!あぁっ」
どうやら、乳首を弄られるよりも、脇の方が好みらしい。

「脇で感じるなんて、やらしいなぁ」
「そっそんなわ・・け・・・あぁ!」
「違わないじゃん…ヤバイ、興奮する」

脇を舐めてやるたび、均のナニがひくひくと震え、先走り液が垂れてきている。
勿体無い、と思ったときには聖のモノに口に含んでいた。

はむっ

「ああああああっ!!辞めろ、辞めろ小鍛冶いいい」

次回に続く
536名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 21:21:21 ID:BE+Ai8z2
乙。それにしても凄い名前だな。小鍛冶。
537名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 22:10:43 ID:hqY2vh4X
確かにすごい名前だなwww
そして乙
538名無しさん@ピンキー:2009/04/02(木) 22:26:24 ID:b/LP2uwe
高等…部…?
539名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 00:22:45 ID:5XT7O0d0
小池てっぺい☆をショタ認定してる自分には余裕>高校生
540名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 00:32:38 ID:kjtmwnq8
37歳のショタもいるから大丈夫だよ!!
541名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 00:42:09 ID:t+n/8eNK
いるの!?
542名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 00:50:42 ID:pQ4YYCaz
いないだろ!?
543名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 01:15:14 ID:bXYvaQlM
葵さん!?
544名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 01:25:21 ID:5XT7O0d0
池野めだかと猫ひろしはショタです。
545名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 08:17:24 ID:qn7ITc/7
>まだ肌寒い2月、高等部の卒業式。

>4つ年上の池田は、高等部の先輩で、化学部の部長だった。

ってことは主人公中2じゃね?
546名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 11:12:01 ID:QhKfw3t7
可愛ければ選挙権があっても問題無い
いっそ定年後でも問題無いぜ
547名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 11:32:06 ID:0a2MRSIN
ショタじじいですね、わかります
548名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 12:34:48 ID:zORcaXoH
「ワシらも60年ぐらい前はショタっ子でならしたモンよ」
549名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 17:18:42 ID:xADUmaBP
キモイ流れにするのやめれ
550名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 19:26:04 ID:23jQiT+O
キモイかもしれないが今回の流れで
近所の頑固じじいにいじめられ、復讐するために科学者になった悪ガキが、
じじいに若返りの薬を飲ませて小〇生して陵辱の限りを尽くすという電波を受信した
551名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 20:37:33 ID:MSTO4b13
>>550
悪ガキが科学者になるまでにじじいが亡くなっていなければいいが、と
余計な心配をしてみる。
552名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 21:43:53 ID:kjtmwnq8
>>543
あたりです
分からん人は「葵DESTRUCTION」でググろう

そして38歳の間違えだった
553名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 22:08:46 ID:sNqO+aee
ショタジジイって、年齢や精神状態はジジイだけど外見がショタなキャラを指すと思ってた
レイアースのクレフとか
554名無しさん@ピンキー:2009/04/03(金) 22:21:55 ID:bXYvaQlM
1313才のショタ魔王もジジイショタに含まれるんだろうか
555名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 01:16:44 ID:FC+Ex62f
もうひとつのショタSSスレに良作が投下されてた。
かなり良かったよwハァハァ…
556名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 02:13:32 ID:EawHg4qp
>>555
URLも貼らずに…
557名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 08:32:30 ID:bUzU0zBy
>>555
電気あんまスレのこと?
558名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 11:13:04 ID:PWJbW73Z
ロリババアもいるしショタジジイもありじゃね?
子供扱いされてふくれてるとかわいいよ。
559名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 11:21:14 ID:28ADFndx
ショタジジイはありだな
昔ショタだった元ジジイではなく
560名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 12:18:47 ID:FC+Ex62f
>>556-557

【妄想】ショタ小説を書こう!【創作】  −大人の同性愛板ー
561名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 16:39:09 ID:PYsFmNu/
ショタジジイいいね
562名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 17:13:51 ID:SYDwcOH8
ツンデレショタジジイと女王様ショタジジイどっちがいい?
563名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 17:40:16 ID:EawHg4qp
>>562
健気ショタジジイに決まってる
564名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 18:03:03 ID:SYDwcOH8
おk。把握した。
頑張って書いてみる。
565名無しさん@ピンキー:2009/04/04(土) 20:44:58 ID:XQpaCTYM
>>564
ええ!?書くの!?
なら普通に健気でシャイで可愛いショタ書いてくだしあ><
566名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 03:25:16 ID:fDWRByRC
楽しみ
567名無しさん@ピンキー:2009/04/05(日) 03:38:44 ID:AWS6n/wK
>396
の続きが気になる
568名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 04:55:43 ID:GTUDqpVU
そろそろ次スレかな
569騎士 ◆0TvaEdYYAk :2009/04/06(月) 10:18:34 ID:qDX9JV02
生徒会長できたよー

生徒会長の散歩・1

「もうすっかり春だなー」
清々しい顔で天を仰いでいた龍一は、隣を歩く幼馴染にのん気な声で話しかけた。
「優那、よく似合ってるぞ、そのカッコ」
「そ、そう?」
おどおどした返事。
挙動不審な雰囲気であたりを見回しながら言葉を返したのは、優那と呼ばれた
一人の少女――の格好をした――少年だった。頭には白のカチューシャをつけ、
なかなか際どいミニスカートをはいたその姿は、どこから見ても美少女そのものだ。
ちなみに下着も通販で買った女性用であり、上下ともにはいている。
上、つまりブラジャーまでつけているところに、優那の、
悪くいえば神経質さであり良くいえば几帳面さがでていた。
「普段のクールな感じもいいけど、そういう姿もいいなぁ。
つい路地裏に引っ張り込んでエロイことしたくなるぞ、いやマジで」
「ちょ、今そういうこと言わないで!
……こんな格好でアレが、お、大きくなったらどうするんだよ……もう………」
頬を赤らめ、優那は自分の身体を抱きかかえるようなポーズをとって恥らった。
龍一の無邪気な言葉責めで、勃起してスカートを持ち上げたりしたら…という不安が心につのっていく。
しかし龍一はそんなことを気にせず、いや、わかった上でやっているのかもしれないが、
ニヤニヤ笑いで会話を続けた。というか、そんな態度をされたら
彼でなくとも苛めてやりたくなるだろう。
「どうした、こんなこと言われただけでもう硬くしてるのか?
女装して散歩しながらチンポびんびんにするのか〜〜〜?いや、それとも
アナルを陵辱してほしいのかな?」
「や、やあぁっ…馬鹿っ、ばかあっ………」
背筋を走るゾクゾクする快感に身震いしつつ、想像しただけで
肛門がしっとり湿ってくるのを優那は感じていた。
「あとでじっくりケツ穴なぶってやるから、楽しみにしててくれ、な?」
「むう〜〜〜〜〜」
優那は頬を膨らませ、けれど嬉しさを含んだ口調で言葉を続け、

「やめてって言うのに、龍一の意地悪。
……い、いっぱい愛してくれなきゃ、駄目だからねっ……」

と、大柄な親友と腕を絡めながら、ボソッと呟いた。
570騎士 ◆0TvaEdYYAk :2009/04/06(月) 10:19:24 ID:qDX9JV02
生徒会長の散歩・2

しばらく散歩は続き、やがて正午を迎えようかという時刻。
スカートがめくれたらどうしようか、とか、もし知り合いに見つかったら、
という様々な心配をする不安げな女装ッ子を横目で眺めながら、龍一はどこ吹く風の様子で、
「なんか小腹空いたし、そこの店でハンバーガーでも食わね?」
全国にチェーン展開している有名ファーストフード店を指さし、
おどおどしているデート相手の意見を求めた。
「そ、そうだね。そのほうがいいな」
とりあえず路上よりはましかな。そんな安易な考えで、優那は急かすように
龍一の腕を引き、共に店の中へと入っていった。
実際にはここからが本番なのだが。

「うん、やっぱモスドナルドは他の店よりうまいな。
……優那は俺の自家製がお好きなようだが」
あっという間にバーガーセットを平らげ、優那が『これも食べる?』と
差し出したフライドポテトにパクつきながら、龍一は満足そうに
自分の股へと視線を移した。
「んっぷうっ…………す、好きぃ、好きだよ。
龍一の、ごっ、極太ソーセージ、おいひいよぉ……んっぶんっぶっ、んぶちゅううっ」
「ミルクもほしいか?」
「ほっ、欲しいっ、ほしいよお…チンポミルクほひいぃ……
んっ、んぷっちゅぶちゅっ、はむふむうっ、ちゅむりゅりゅっ………!」
テーブルの下という死角に隠れ、熱に浮かされたような顔で、
乳をねだる子犬のように優那は幼なじみのペニスに夢中でしゃぶりついていた。
「ほらっ、一発目くらえっ…」
ドピュッ、ゴプゴプゴプッ!!
その宣言直後、優那の口内で、熱く脈打つ肉棒の先から白濁がほとばしる。
「んんぅーーーーーーーーー!んううっんごっぶぐううぅ!
ごぶちゅ、んっぐ、んごきゅごきゅうううう!!むんぶうううっげぶうぅ!!」
呼吸困難になりつつも、優那はそれさえ嬉しいといわんばかりに
愛する同性の精液を飲み下していった。
「いっ、一番搾り、おいしいっ……んちゅじゅるるるっ、ずこっずこっ
じゅごごご〜〜〜〜〜〜っ!!」

「……んはあぁ………三発も飲んで、喉がドロドロだよっ…」
周りに誰もいないのを確認した龍一の合図で、テーブル下から抜け出し
対面席に座る優那。舌で唇についた精液をぬぐい、ストローを咥えて
冷たいオレンジジュースを胃袋へと注ぎ込んだ。
「全部食えよ。でないともったいないお化けがでるぞ」
とっくにポテトも食い尽くした龍一が、茶化しながら完食をうながした。
「いいよ。もう龍一にご馳走いてもらったし。
なんだったら龍一が食べなよ」
「いや、俺はまだメインディッシュが残ってるからな」
「?」
意味がわからない、といった風に、メインディッシュが可愛らしく首を傾げた。
571騎士 ◆0TvaEdYYAk :2009/04/06(月) 10:20:01 ID:qDX9JV02
生徒会長の散歩・3

ぬちゅ、にちゅりっ………
「あぁあああ、あおおおおおお〜〜〜〜っ!
…っううう、おっ、おほおおおっ、お尻があああぁああぁぁぁ………!」
たくましい肉の槍に体内を蹂躙されながら、優那は食べかけのチーズバーガーに口をつけた。
油断すると出てきそうな快楽の喘ぎを必死に抑え、
もう一方の手でスカートをギュッと握り締めている。
傍目には、彼氏の膝に座っていちゃつきながらジャンクフードをパクつく彼女、という
割とありがちなバカップルの光景にしか見えないが、実際は人目をはばからない
男同士の露出アナルファックなのであった。
時折、同じ快楽に慣れてきたところで龍一がペニスを動かして
違う刺激を与えてくるため、優那は、やっと食事を進められると思った直後に
歯を食いしばって声を抑えることになり、結果、完食への道のりは遅々として進まない。
それが焦燥となり、優那に一層の興奮と恥辱を与えていた。
「…ほら、いい加減全部食べろよ。遅いなあ」
せかすように下から突き上げる。
「んぎひいぃ!」
つい一瞬白目を剥き、それほど大声ではないにせよ、はしたない声をあげる優那。
きょろきょろ周囲を見渡すが、運のいいことに周りには誰もおらず、
天井のスピーカーから流れる音楽がそれをかき消してくれたようだった。
手に持っていたチーズバーガーは無残に握りつぶされ、特製ドレッシングが
スカートにポタポタと垂れている。
「は、や、くっ」
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ
「わ、わかったかりゃああぁ、くひいいぃ!つ、突き上げひゃ、らめへええ!
食べる食べっ、待っあああぁおぉ……!」
もはや一刻の猶予も無い。ハの字に眉をひそめ、涎をこぼしながら、
慌てて手の中にあるチーズバーガーの残骸を口に含み咀嚼し、ジュースで流し込んでいく。
外でかすかに鳴っているパトカーのサイレンさえもが
優那には自分を急かしているように聞こえてきていた。
「やっと食い終わったか。んじゃ俺も…」
待ちかねていたかのように腰をひねり、腸内の蠕動を楽しみながら、
龍一は今までこらえていた止めの一撃を発射した。
ズビュル、ズビュルルルルリュウウウウウ!!ブビッグビュブブブブブ〜〜〜〜〜〜ッ!!!
「むぐむぐっ、んぐっごくごくっ…………っあああああああああああ!
んんっあっぐううううう!あひっひっくっイクイクイクイクイクッいぐうううう!!
ンンゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
両手で口を押さえ、周りに聞こえるのを防ごうと試みたものの、
アナルを焼かれた瞬間に優那は堕ち、なすすべなく絶頂の悲鳴を上げ、天に昇った。

「我ながらいいタイミングだったな」
爆音とサイレンがすさまじい速さで彼方に消えていった。
暴走バイクとそれを追うパトカーが店の近くを通過する直前に
射精し、優那のアクメ絶叫をかきけす計画が予想以上にうまくいったことに
龍一はご満悦の笑みを浮かべていた。
(ま、しくじっても俺が優那の口を押さえればよかったわけだしな)
などと思いながら龍一は、脱力している優那を持ち上げてペニスを引き抜き、
栓代わりに、それまで優那がはいていた女物下着をアナルにねじこんだ。
「んぇえええあああぁ…!」
弱弱しい叫びが店奥の一角にこだました。
572騎士 ◆0TvaEdYYAk :2009/04/06(月) 10:21:17 ID:qDX9JV02
生徒会長の散歩・4

帰りがけにトレーを返却場所におき、二人は店を後にした。
優那はさっきまでの興奮がまだ残っているらしく、足元がおぼつかない様子のようだ。
周囲の目も女装のことも脳内にはすでになく、
両腕で抱きかかえるように龍一の左腕にしがみついている。
「お、お尻、まだ熱いよおぉ………いっぱい、出しすぎぃ……」

そして、人通りの少ない場所にきたところで、龍一はピタリと歩みを止めた。
「ふぇ……?」
優那が龍一の顔を見上げる。
何度となく見た、いやらしく残酷な命令を自分に下すときの『ご主人様』の顔を。
「そこの路地裏で、ケツの中のもの全部ひり出せよ。
俺の可愛い優那ちゃんはそれくらい見せてくれるよな、なっ?」
「……………へ、変態っ。変態だよ、そんなの。
りゅ、龍一って、そこまで変態さんだったんだねっ………もおっ、意地悪……」
とは言ったものの、まんざらイヤでもない優那だった。
もしかすると『可愛い』というキーワードが嬉しさのツボにあっさり入ったのかもしれないが。
…にしても、路上で排泄しろというのはかなりキツイ話なのだが、それを
『ちょっとした意味悪』程度に感じるというのは、いかに優那が
身も心も調教しつくされたか、それを如実に現しているといえよう。
「い、いくよ、出しちゃうよおっ、んっ………
……んっんううううう、んっ、あおっ、おっ、おおおおおおお〜〜〜〜おぉ!!」


<しばらくお待ちください>


食事中の方すいませんな惨状を作り出した元凶は、スカートをまくりあげて
生尻をさらしながら、ビルの壁にもたれかかって荒い息をついていた。
「ひあぁっ、しぇ、精液ぃかっ浣腸しゅごいよおお〜〜〜〜〜〜
……ぶっ、ブリブリ気持ちいひぃ………うんこイイッ………」
「よくできました」
龍一はそんな従順なオトコノコ奴隷を抱きしめ、褒め言葉と、
愛情たっぷりのディープキスをくれてやるのだった――

――その後、優那はそっち系統に目覚めたのか、月一ペースで
龍一に浣腸をねだるようになったのだが、それは余談である。
573騎士 ◆0TvaEdYYAk :2009/04/06(月) 10:23:34 ID:qDX9JV02
以上

では次スレでまた会いましょう〜ノシ
574名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 10:47:00 ID:TJWlk5sz
GJ!
いつも楽しませて貰ってますよ


そう言えば、もう480KB超えたのか
575名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 18:49:19 ID:tIVOioyM
ちょw騎士さん久々すぐるw
576名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 20:40:59 ID:T8noF+h6
もうそろそろ次スレ建てないとやばいかもな。
ちょっと挑戦してみる。
577名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 20:43:52 ID:T8noF+h6
ほい

ショタとお兄さんでエロパロ5
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239018201/
578名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 21:01:32 ID:TJWlk5sz
>>577
579名無しさん@ピンキー:2009/04/06(月) 21:40:03 ID:hgLmQrD8
新スレ乙
580名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 00:02:52 ID:OON6ajnb
このスレではロイドにお世話になったな
他の職人さんのも素晴らしかったけど、俺の好みにジャストフィット
581名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 12:37:33 ID:LJiPN+pI
>>573
良作乙!
お疲れ様
582名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 12:42:51 ID:53x7r7Zl
>>577
乙〜
583名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 23:23:30 ID:CLOfYZAE
きた!生徒会長きた!
騎士さんGJ!!
584名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 04:21:55 ID:8MVMAWDC
>>577
スレ立て乙
585名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 12:00:32 ID:q8Q1yVYW
騎士さんGJ
586名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 03:40:31 ID:Kky13CQ7
GJ!

ショタジジイいうとヘルシングの執事思い出した
単行本出て見たばっかりだからかな
587名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 18:53:59 ID:VOmNGZVF
吸血鬼は、肉体若くて中身老人キャラの王道パターンだね。
588名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 22:06:44 ID:JN4CP/Az
ショタウォルターはいい尻してたなww
589名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 22:50:47 ID:n2niNqBe
なかなかエロいポーズ多かったな、ショタウォルター
作者がショタコン自称してるだけある
590名無しさん@ピンキー:2009/04/10(金) 23:33:19 ID:FaLXoXD9
准尉可愛いよ准尉
591名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 02:59:44 ID:W9fObWQL
592名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 09:51:45 ID:PleZZKXd
ショルターにシュレにショタカードにショタマクスウェル、エロいショタ大杉
髭旦那を筆頭に野郎もエロすぎ
インテグラも男前だし
実はヒラコーって男の方が好きなんじゃねーの
593名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 09:57:37 ID:uqCBlDL1
>>592
友人に「おまえの女キャラじゃ抜けない、男キャラだけ描いとけ」と
言われたそうだからw
594名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 14:44:37 ID:rKfTHvlm
はっきり言い過ぎるwwwwww
595名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 16:04:20 ID:ndX1PRl2
しょたカードが突然ナゾのアラブ人にカマ掘られた理由はそれかwww
596名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 16:12:16 ID:tg9/HE6O
テスト
597名無しさん@ピンキー:2009/04/12(日) 00:49:33 ID:8RS0mvwg
当時のアラブ人は捕虜とか掘るのは当たり前

人質ショタカードなんて最高のご馳走やでえ
598名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 07:54:47 ID:ha/tQZfV
599名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 15:43:54 ID:MV02O5CS
>>598
passは?
600名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 16:02:38 ID:ZM3DuKAL
601名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 18:52:31 ID:Bcm+yeHR
>>599
ショタとお兄さんでエロパロ4
だった。
中身はショタものだったがここのSSとは何の関連がない画像
602名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 19:55:49 ID:MV02O5CS
>>601
ありがとうございます
603名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 21:53:20 ID:+kQmR+1H
保管庫の人、更新乙です。
いつもありがとう、ショタっ子になって身を捧げたいほど感謝してます。

「書き込み・・・と。さて、寝るか。明日は久しぶりに初代スレの作品から読み返してみようかな。」
常駐スレの巡回を終えてベッドに入る。
何も変わらない、いつもの夜だった。
この日までは。
ジリリリリ!!
目覚ましのけたたましいベルの音で目を覚ます。
右手を伸ばして目覚ましを止めようとするが、いつもの調子で振り下ろした手は空を切り枕の横の布団を叩いた。
おかしいなと思いながら布団から半身を出して目覚ましのストップボタンを乱暴に叩いて止める。
寝ぼけたまま目をあけて辺りを見回して一気に眠気が吹っ飛んだ。
ベッドは昨夜寝た俺のベッドで間違いないが、それが置かれているのは俺の部屋ではないのだ。
あまりに信じられない状況でまだ夢の中かと、もう一度その部屋の中を見回す。
ベッドが寄せてある壁と反対側の壁にかけられた鏡が映し出す光景に、また驚いた。
俺のベッドの上で上半身を起こしてこちらを見る少年と目が合ったのだ。
どこかで見たことある少年。
それは俺の子供の頃にそっくりなのだ。
信じられない思いでベッドから飛び降りて鏡の前に立つ。
間違いない、この少年は俺だ。
ガチャリ。
鏡を見て呆然とする俺の右にあるドアが開かれ、そこには一人の青年が立っていた。
「やぁ、お目覚めかい?キミの書き込み、うれしかったよ。ただ、あの言葉はウソなんかじゃあないよね?」
そう言ってゆっくり近づいてくる彼から逃れる術を俺は持ち合わせてはいなかった。

続きはみなさんの脳内でw
604名無しさん@ピンキー:2009/04/18(土) 01:08:31 ID:OKVSThvL
・・・キモいわ
萎えるからやめてくれ
605名無しさん@ピンキー
ショタ良すぎだろ