カップの重量 その六 359様の調べです
カップ 重さ(g)
A
B 170
C 190
D 250
E 350
F 490
G 670
H 890
I 1,150
J 1,450
K 1,790
L 2,170
M 2,590
N 3,050
O 3,550
P 4,090
Q 4,670
R 5,290
S 5,950
T 6,650
U 7,390
V 8,170
W 8,990
X 9,850
Y 10,750
Z 11,690
3 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/25(月) 11:25:12 ID:73DKpRgF
投下&スレ立て乙です!!
>>2 一つ思ったけど、この数値ってアンダー70(標準アンダー)の場合の値と
考えていいんだよね。
だとすれば
約190gなのは70C=65D=60E、
約250gなのは70D=65E=60Fとなるけど…。
(カップとアンダーの関係はカップを1サイズ上げて、アンダーを1サイズ小さくすれば
容積が同じになるという関係がある。)
5 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/26(火) 11:13:13 ID:nFnTQcSZ
即死回避せにゃ
ズレくらい修正してほしかったな……
こんなに書いてたのか。下のほうが普通に上手くなってるなぁ
>>1 投下&スレ立て乙です!
絵の人もまた投下してくれたらいいね。
11 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 13:21:25 ID:uWZ9a/mG
保守。だけどrori系はそろそろ統合すれば?
つまりロリ少女と巨乳小学生を一緒にするということか。
戦争だろうが…………!
どうせだから保守
ロリ巨乳スレとかなら統合してもいいというか、むしろここの分野なんだがな。
ロリ少女スレには巨乳で疎まれおっぱいスレにはロリで敬遠される微妙な位置づけなんだ。
>>14 ある意味では長身小学生スレと統合するのがここには合うのかもしれない。
どちらも早熟ロリを扱うという点では変わりないし。
しかし、なぜに統合??
ロリスレより遙かに勢いあるのにな。
なんか未熟な感じの長身は好き
小学生と年齢一桁には言葉で表せない違いがある
あえて言おう、小五はロリではないと
身体は大人 頭脳は子供ってのは大好きだ
小五ロリと書いて悟りと読むんだぜ
悟りの境地で千晶のスク水をただ待つ。
ぬふう
このスレで描かれる子らって結構精神的に大人なのが多いが
正直16辺りまではロリだと思うよ
リアルな情感を追求→エロ少な杉でショボ-ン
ひたすらエロを追求→年齢設定のみロリのビッチ化
この辺がロリ系スレの難しいところ
こないだ終わった決闘少女空間はどうよ?
最終回はエロ場面も集中してたが
PINKしか書き込めない……
千晶シリーズは神として、投下はまだかなあ?
>>25 千晶シリーズはこのジャンルの一つの完成形だと思うが、本番やパイズリが欲しい人には物足りないかもしれん。
その時の興奮状況にもよるけど、明は触れたら射精か触れずに射精のどちらかだし
パイ”ズリ”をするのには何秒かもたなければ。
今気になったんだけど今のところ女子限定で最強なのは誰なんだろう
とりあえず人間外もはずすということで深國姫と娑姫も除いて
設定上明確に強いと出ているのは
千晶(ソロ) ヒット&アウェイ(理論派)
マリ パワータイプ(主に独力で収めたリーチの長い手足を使った強烈で速い打撃)
理沙 空手三年連続優勝(スピードタイプ?)
勇気 空手四段(パワータイプ?)
虎 ムエタイ(パワータイプ?)
ノルト ボディビル(パワータイプ?)
天下一武道会のようなSSが書かれたらうれしいけど
何故かエントリーされていない、国東委員長も優勝候補
ごめん国東委員長の事素で忘れてた
国東委員長 柔道(パワータイプ?)
後戦えそうなのはいないよね
33 :
sage:2010/02/06(土) 17:27:59 ID:M7zN1vuk
神楽坂沙織とか。あと相撲話のデブとかね。
デブは論外だな。まあバトルならできれば乱交じゃなく1対1のヌルヌルプレイとかがいい
あと失敗だろうがageないほうが吉
ぽっちゃり好きはいないのかね
この前の千晶みたいに戦闘中に服がブラごと破けて、巨乳がばいんっと弾けて飛び出してくるようなのはどうだ?
俺は敵陣営に捕まって乳拷問、つぅのがいいなあ
巨乳小学生の魔法少女が捕まってアレされちゃうのか
パイズリがどうしても見たい。描写バリバリの。
◆
「…さ、挟むんだ…」
突き出された根岸の怒張した一物を恐る恐る眺めていた加賀美ジュリは、やがて意を決したようにブラジャーのホックを外した。プルンと露わになった乳房は、早熟な質感を湛えて、根岸の目を存分に楽しませた。
「…じゃ、今日は…挿れなくていい?」
ジュリの不安げな眼差しは、彼女がグラビアで見せる溌剌とした笑顔とはまるで別人のものだ。この打算と恥じらいを揺れ動く小学生モデルの葛藤が、根岸にとっては最高の前菜となる。
「さあね。ジュリの頑張り次第だな。」
露わになったジュリの乳房は、その血筋に相応しい純白の宝玉だ。押しつけられた根岸の亀頭に柔らかく吸い付く肉は、子供だけがもつ瑞々しさと、女子特有の急成長の危うい均衡の上で、根岸の欲望を狂おしく加速させた。
「ほら、早く。」
ジュリがおずおずと掴んだ自らの乳房が、その僅かな圧力で淫らに歪む。熱を帯びながらも奇妙な清涼感を持った十二歳の胸が、反り返った肉棒をぴったりと包み込んだ。
「うっ…」
根岸の背筋を恍惚が駆け上る。ショーツ一枚で恭しく跪き、従順な奉仕を続けるジュニアモデル。
その勝ち気そうな瞳は上目遣いに彼を窺い、滑らかな頬は羞恥で赤らんでいる。そして、灼熱するペニスを挟みぎこちなく上下し始めた肉は、その摩擦と体温でしっとりと汗ばんでいた。
「…もっと擦るんだ。いやらしく…激しく…」
服従への報酬はささやかなものだった。撮影での人目を惹く立ち位置。ライバルへの意地悪の黙認。雑誌編集者としての根岸の権限はそんなところだが、即座にその価値を思い出したジュリは、懸命にその奉仕に熱意を込めた。
「うう…ん…」
初めて小さく唸ったジュリは、ぷっくりと膨らんだ乳首の片方を、濡れ始めたペニスの先端に当てる。薄紅色の真珠がくりくりと赤黒い亀頭に密着すると、悦びの粘液が卑猥な音を立てた。
「いいぞ…ジュリは今、何してるんだ?」
根岸の好きな問いだった。艶やかなジュリの唇から出る、子供らしからぬ猥褻な言葉。彼を絶頂に導くには、未だに恥ずかしい単語を連発しなくてはならない。
「え!? 言えないよぉ…」
最初に口にしたときは、涙ぐんでしまった言葉だ。しかし今では、口ごもるのも彼女の狡猾なテクニックだった。
「言ってみろ。小学六年生が、どんなエロいことをしてるんだ?」
乳首による刺激で、今やべっとりと潤ったペニスは、再びジュリの火照った谷間で脈打っていた。搾り上げ、押し潰しながら男を射精させるその行為の名が、ジュリの唇からそっと零れる。
「…パイズリ。おっぱいで、ちんちんしごいてるの…」
「おお…もっと…」
淫らな囁きを続けるジュリの唇に、更なる潤滑を求めて根岸のペニスがねじ込まれる。舌に絡み付く熱く塩辛い猛りを懸命に吸うジュリの腰は、意識せずうねうねと妖しく蠢いていた。
「…んあ…い、挿れてもいいかも…」
咥えていた濡れた肉が、再び揺れる若い双球を犯し始めたとき、もぞもぞと尻をくねらせながら、小さくジュリが呟いた。
「駄目だ。パイズリで…いやらしいジュリの乳で搾り出すんだ!!」
根岸は鷲掴みにしたジュリの乳房で、爆発寸前の一物を滅茶苦茶に揉みしごく。容赦なく責めたてられ屹立した乳首は、ジュリの昂まりをも同時に、その幼い頂点へと導いた。
「あああっ…だ、駄目!!」
「い、言え!! 早くあれ…言ってくれ!!」
「…か、加賀美ジュリ、小学六年生です…し、将来は、世界で活躍できる…」
「おお…お…」
熱く夥しい精液が、ジュリの上擦った声と微笑みを遮る。べったりと唇から乳房を流れるそれは、豊かな谷間に白い流れをつくっていた。
終わり
投下終了
『頂上よりEX』ってことで
うおーありがとうありがとう
凄いスタイルよさそう娘だー
45 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 16:59:10 ID:jnZoe1cC
>>32 戦えそうなのだったら脱衣紀行譚のエアルもじゃない?
元テロリストだったわけだし
パワーウェイトは考えたら以下のとおりかな
軽量級 谷川千晶 瑞原勇気 嶋野理沙(?)
中量級 国東真琴 大西真理 大河虎 神楽坂沙織 エアル
重量級 ノルト 安西清恵
巨乳小学生ヌルヌルレスリング大会開催と。
巨乳リンチを待ちつつ保守
保管庫主様保管乙
保守
よくわからんが模様がドリキャスっぽいな
保管庫更新乙です!!
>>50 pixivの絵師rondo bellのオリジナル絵
>>2 ちなみにカップごとのトップアンダー差は以下のようになる(注)。
(面倒くさいのでYカップまでは奇数のカップのみを示す。)
カップ トップアンダー差
AAA 〜6.2
A 8.8〜11.2
C 13.8〜16.2
E 18.8〜21.2
G 23.8〜26.2
I 28.8〜31.2
K 33.8〜36.2
M 38.8〜41.2
O 43.8〜46.2
Q 48.8〜51.2
S 53.8〜56.2
U 58.8〜61.2
W 63.8〜66.2
Y 68.8〜71.2
Z 71.3〜73.7
ZZ 73.8〜76.2
ZZZ 76.3〜
規格上の定義はこうなる。
本来ならばAAAAカップ(クワドラエーカップ)(トップアンダー差1.3〜3.7)とか
ZZZZZZカップ(へキサゼットカップ)(トップアンダー差83.8〜86.2)とか定義しても
よさそうな気もするけど、カップに使用するアルファベットは原則3つまでしか
重ねて使えないようなので、やむを得ずAAA〜ZZZの範囲で示したり。
まあ女性キャラクターバストサイズ計測スクリプトの管理人は
独自に拡張してカップを定義しているみたいだけど。
保守ついでに聞くけどおまへらはどれくらいの胸サイズが良いと思うんだ
巨乳・巨乳といってもピンきりなわけだし
三桁以上ほしいとか二桁80くらいの大きさがベストとかまちまちだから
「えっ!! 小学生…だよな!?」と驚く位の大きさでいい。
>>55 個人的にはアンダー60のGカップぐらいかな。ぽちゃ巨は余り好きではない。
もっともアンダーがでかいだけのデブ貧乳は論外だが。
だから極端な例だとメートルバストのAカップというのもありえるぜ。
(カンナさん大成功です!の神無月カンナとか(確か130Aだったはず))
メートルくらいかな。
それよりも、他の部分が未発達なのに乳の成長が著しいというのがツボだ。
同意
そんなやつリアルにはそういないのがなぁ…
転載だが参考にしてほしい
バスト(B)
アンダーバスト(U) = B - 7.5 - 2.5 * カップ数
[カップ数:AA = 0 , A = 1 , B = 2…]
d = B - U
r = U / 8
乳長(L) = (d + r) * (d - r) / (2 * d)
横向突出(H) L <= r のとき = L
L > r のとき = r + 0.7 * (L - r)
容積(V) = 2.25 * L * r ^ 2
重量(W) = V * 0.9
※「乳長」は、垂れ下がらせた乳房の長さ。「横向突出」は、ブラ着用時の胸の厚み。
女性の場合トップとアンダーの差は、乳房がなければ7.5が標準ってことかね?
>>60 この式は見たことはあるんだが、これだとAAAカップが説明できなくなるのが…。
つまりあれか。AAAの場合は乳房だけでなく大胸筋もなくなるということか?
あなたが巨乳だと思った乳が巨乳です、ただし他人の同意を得られるとは限りません保守
>>60 この式だけで抜くの余裕でした
復活記念ほしゅ
>>64 ただ復活しているのはpinkだけで2ch本サーバーは今日も復旧していない。
完全復活でないというのが残念だがまあpink復活おめ。
ぴんくとまちBBSは別もんだからなー
67 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 06:38:29 ID:sjRgO148
期待age
昔読んだロリ巨乳小説でこのジャンルに目覚めたな
社会人の主人公がヒロインのロリ巨乳にガチ告白しちゃうとか、その子の母乳で床一面ミルクまみれになっちゃうとか
連載物だったらしく、最終回しか読めなかったのが残念だが
質問だけどエロはどこまで許されるのかな?
ペッティングからレイプあたりまでなら大丈夫だと俺は思うんだけど
もちろん猟奇とはジャンル違うからそういうのはNGだとして
制約は無いと思うけど、西小物くらいの露出〜寸止めが一番萌える
一般の認識 高校生まではロリ
オタ的認識 小学校低学年 ロリ 小学校高学年 ロリ? 中学生 ノーマル
定義的には 幼稚園がハイジ 小学生がアリス 中学生がロリ
こんなところだね
ロリかどうかって見た目がすべてだろ常考
千明シリーズや東小シリーズ、首を長くして待っています・・・
76 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 19:54:18 ID:6ghqSvua
えっ マジ支援? なにこれ理想的巨乳かつ上手いんだけど。 挟みたい。挟ませたい。
>79
これは激しく詳細を希望せざるを得ない。
>>79 オレからも詳細求む!
超エロイ人光臨しておせーて!
久々の投下ですが…すいませんまだアゲハの夢は進んでません。
が単品ものを書いてきましたので投下します。
とりあえず属性としては強姦から同意に至る変則純愛ものです
西小東小・付属小とも関係は無いですが、近い地域の話となります
タイトルは白薔薇と黒薔薇
次スレより投下開始します。
白薔薇と黒薔薇
夕暮れ―――この時刻では大抵の児童は…いやよほど勉強に修身な子はさっさと帰宅し自習か塾に言っている事だろう。
そしてスポーツ大好きな子や遊ぶの大好きな腕白坊やも流石にお腹が減って家に帰っているはずだ。
だがこんな時間まで体操着で三人足を結んで走っているらしい少年少女がいたのだった。
まずはミルク色の肌をした金髪碧眼の優美な顔をした美少女で高貴な姫を思わせる瞳は翠石の鮮やかな深翠に輝いている。
驚くべき事に大人顔負けどころか大人すら凌駕するほど豊満な胸を、汗だくでうっすら透けた体操着と高貴なレースのブラジャー越しに弾ませ息を付く
勿論年相応かそれ以上にブルマーに包まれた肉感的な太股に体操服にフィットしている腹部ながら全く破綻していないスタイルの良さは誰もが目をむく事だろう
続いてココア色の肌を持つ黒髪黒目の少年みたいな容姿の美少女で、大きな目の中心で良く動く瞳もまた磨き抜かれた黒玉のような漆黒に輝いている。
この少女も先程の少女同様に末恐ろしい程の美貌を、この少女は体現しており。
やはりこの少女も先程の少女と比べて遜色ない程の豊満な乳房をしており、汗で透けた体操服と青いスポーツブラ越しに弾ませていた。
ただ先程の少女と異なる所も多く、胸以外はブルマー越しの太股も体操着の腹部も引き締まり別のベクトルで整ったスタイルをしていたのだった。
そして最後はその少女に挟まれていた少年。
この少年も一見少女に見えるほど可愛らしく…整った顔立ちをしているが
少女二人の様にブルマーは履いておらず少年用の短パンを履いていたのだった。
その三人はへろへろになりながらも何とかゴールについた途端少年がうつぶせで倒れ込むが
白人少女と褐色少女の二人は文句を言わんばかりの勢いで仁王立ちをし少年に対してイラつき交じりの怒声を浴びせ立てる。
「もぅ〜孝治君遅い!」
「キミがしっかり走らないと隣のボク達だってフォローしきれないよぉ」
と少女二人に怒られ孝治と呼ばれた少年は立ち上がれない…いやそれどころか少女二人に視線をそらすようにしていたが
「ご…ごめん……ユーリィさん・プリシアさん」
と少女二人に対して相変わらず視線をそらして謝る。
この文だけ見たら孝治は腰が低いだけの不実な人間だとメタ発言ながら読者の方全てそんな印象を持つはずだ
だが孝治と同じ立場なら何で孝治の足が遅いか…なんで孝治は二人を見ないようにしているか間違え無く分かるはずだ。
「孝治君一人だと足速いのになんで私達のだと何時も変な中腰姿勢で走るの!」
と何故だか孝治はフォームで走っているようだが、それに対してユーリィという白人少女が怒っていたが、今度はプリシアと言う名の黒色よりも薄い…褐色の肌をした少女が痺れを切らし
「これじゃあ日曜やる運動会の二人三脚に勝てないよ!
いっそのこと先生に言ってパートナーを孝治君以外の男の子に変えた方がいいよぉ」
とプリシアは孝治以外の男子と組みたいと率直に言うも、ユーリィは首を振って
「それが出来るのだったらもう私達はほかの男の子と走ってる
でも他の子みんな息が合っているのに今更交替してくれはわがままだしもう時間が…」
と苦々しくプリシアにメンバーチェンジは出来ないと言うのだった。
プリシアはユーリィの言葉に納得したのか
「それじゃあもう一回!ボク達三人で走ろう!!いい加減疲れてきたけど」
とプリシアは立ち上がろうと動くが、孝治は慌てた様子でプリシアの足元を見て
「ま…待ってプリシアさん今立ち上がったら」
と狼狽しているようだった。
そんな孝治の様子にプリシアはいい加減腹が立ってきたのか
「もぅ!!いい加減にして!キミ一人の為に毎日ボク達三人だけ何時も居残りじゃあいやだよ!!」
孝治に対して半ば怒ったような様子になり、ユーリィもプリシアに同調して
「しかも孝治君何時も中腰体制の変なフォームしてるから全く早くならない!」
と怒りをあらわにして孝治を見ていた。
孝治もたまらずユーリィとプリシアの足元を見て…
「ごめん僕のせいでユーリィさんもプリシアさんも居残りになっちゃって…」
と謝るが二人ともいい加減しびれを切らし、二人同時に孝治を見下ろしながら
「孝治君いい加減にしてよ!悔しくないの?毎日私達に怒られて!」
「じゃあラスト一回!!立つよ孝治君!!」
と二人は同時に立ちあがり、性別差はあるとはいえ体格差のある美少女二人に立たれ孝治は強制的に立たされてしまい…
「わあぁぁぁ!!」と孝治が叫ぶと同時にユーリィとプリシアの二人は赤面してしまう。
なぜなら孝治のズボンに逞しく浮き上がったものはおちんちんの部位にある所が
激しく盛り上がりユーリィとプリシアの小学生離れした爆乳並みに存在感を表し
華奢な孝治と真逆に雄のたぎりに満ちたものだったからだ
その短パン越しの怒張を見て二人は言葉を失うが開き直ったのか孝治は二人を見て
「ぐすっ…だって…だって今まで僕の目の前にユーリィさんやプリシアさんみたいに
とっても可愛くて胸の大きい女の子なんてクラスメートにはいなかったから……」
と思いの丈…と何気に二人をセックスシンボルとして見ていた事を言い出す。
元々ユーリィとプリシアの二人は海外からの転校生で
少女としての可愛らしさに加え、海外美少女としての無意識な色気に
過剰なまでにたわわな胸など、孝治だけでなく周囲の男子生徒のおかず所か男性教師のおかずとしても有名で皆ちやほやするばかりに
クラスメートの女子所か女先生などの受けは悪く、ユーリィ・プリシアの二人はお互い友達と言えるのは二人だけと言う寂しい事になっていたのだ。
だからこそ二人はもっと溶け込もうと必死になって孝治と三人で
成績が芳しくなく居残りと言う事もあったが、今週の運動会練習を頑張っていたのだった。
二人は私達がどんな思いで必死にやっているか知っているのに
こいつは何を言っているんだと言う気持ちを持つも孝治の話は続き
「だけど僕が二人に挟まれて…プルンプルン揺れる大きなおっぱいを見たり、またはおっぱいが僕の体に当たると…おチンチン大きくなっちゃうんだ……
二人とも男の子から僕も含めてどうしてもHな眼で見ちゃうし…女の子とかは嫉妬しててなかなか馴染めないから
だから中腰で勃起隠して走ってたけど…変な走りになっちゃって大変だったし…
かといって普通に走ったら勃起してるってわかって二人とも嫌だろうから……」
と孝治は二人が思っていた以上にペニスが大人顔負けでむっつりスケベな少年だが
それなりの誠実さを持ってユーリィ・プリシアに接しようとしていたのだった。
しかしながら隠そうとすれば変なフォームで走らざる負えず結果まともに走れず
普通に走れば嫌でも勃起した立派すぎるペニスがどうしても飛び込んでしまうのも事実
だからこそ孝治は決断した
「だから怒らないで聞いて欲しいけど…多分ユーリィさんとプリシアさんに沢山おチンチン差し込んで
タップリザーメン二人のおまんこにどっぷんどっぷん注ぎ込めば勃起も収まると思うんだ……
勿論二人の体が目当てなんじゃない!二人とも可愛くてずっと好きだったんだ!!
それに僕だって…男の子なんだよぉ!!二人を僕の恋人に…させて!!」
と孝治は不意打ちをするかの様にユーリィとプリシアを片手片手ずつ押し倒すと同時に
孝治は体操着と短パンを迅速に脱いで、ユーリィ・プリシアを抱き合わせるかのように彼女達の両手を縛り抵抗しても解けない様に結び
足先を自分だけ抜き、ユーリィ・プリシアの足首を縛って、更に人目に付かない所に火事場の馬鹿力で移動するのだった。
勿論ユーリィとプリシアは抵抗し大声を出していたのだが、幸か不幸か先生は急用で帰ってしまいもう三人しかいなかった。
「離しなさい孝治君!!」
「ボク達まだバージンなのに!!」
と反抗しても無駄だったとは知らぬまま叫んでいた二人だが、
孝治はそんなばれたら大変な状況により興奮を覚えたのかむちっむちっとペニスがさらに肥大化していくのだった。
そのペニスの太さは実にフランクフルトほどの大きさ…勿論ジャンボフランクフルトと言っていいぐらいのレベルで
華奢な体つきの孝治に似つかわしくないほどの巨大なおちんちんだったのだ。
そして孝治自身も開き直ったのか
「大丈夫…二人とも……アダルトビデオとかだと最初は嫌がってもおチンチン入れられたらみんな悦ぶし……
僕も二人が痛くない様に優しくするから」
と留学生の美少女二人を無理やりにSEXする快楽に取りつかれた孝治は現実と空想の区別が付かないまま優しく言う。
だが孝治の言葉とは異なり、ユーリィとプリシアに自分のおちんちんをアダルトビデオで見たおまんこに入れられると…
しかも同年代で爆乳少女に入れられると思うだけで激しく熱く膨らみ…より一層膨張する勢いでとうとう……
ぶちん!!
と激しい音が響き渡った!
なんと膨張を続けるペニスが短パンとブリーフの強度に勝ち、孝治の欲望を具現化した姿をさらけ出し、ユーリィ達は完全に沈黙してしまう。
それはそうだろう
ズボンを破いて出てきたペニスの太さと長さは明らかに成人男性を凌駕し
形も年不相応にパツンパツンに張っているピンク色の童貞亀頭から竿まで
太い血管がクモの巣の様に張り巡らされ、年早な濃く黒い陰毛に覆われていた。
余りの巨大で逞しすぎるペニスをつい雌の本能か…レイプされる恐怖よりも
これを突っ込まれたらと言う興味が一瞬だけ二人に湧くがまだプリシアは強がって
「こ…こんなおチンチン大きく勃起させてたら孝治君が足遅くなったんだね!
こ…この変態……孝治君…孝治がこ…こんなおちんちん!!
ボク達の体を見て欲情するなんて!!早くボク達を開放してよ!!
おちんちん硬くする孝治にキッついお仕置きするんだから!」
と孝治を脅すも手足を拘束され、まともに動けないプリシアにとってはまさに無駄な抵抗…いやそれどころか
「おちんちん先に突っ込んで女にしてあげるねプリシアさん」
とプリシアは孝治にターゲットにされてしまう
そしてプリシアの心の奥底はただ孝治が嫌いだったから憎まれ口をたたいたのか
それとも華奢な孝治の馬並みペニス興味が沸いたから挑発したのか分からなくなっており。
ユーリィも同様に白い顔を珍しく紅く染め、孝治の怒張を雌としてしげしげと見てしまうのだった。
プリシアとユーリィの二人はまだ嫌々と抵抗はしているが、両手を縛られ逃げる事も出来ずにペニスを見つめてしまい、とうとうプールわきまで移動し改めて孝治は
「ここだったら…と言うか誰もいないみたいだね二人とも
じゃあ早速二人も生まれたままの姿にしてあげるね…今の僕みたいに」
となんと器用にも両手両足を縛られているユーリィ・プリシアのまずは体操着を脱がし、可愛らしいブラジャーのユーリィとスポーティなスポーツブラを視姦し
「ユーリィさんはイメージ通り柔らかい下着なんだね…プリシアさんも予想通りスポーツブラだし」
とにこにこと微笑みながら下着を見て二人は顔真っ赤になるが構わず孝治はブルマーを脱がそうとするが
技と悪戯っぽく二人の股下をまたぐり出す
「いやぁぁ…駄目…孝治君……」
「やだ!!何するのよこの変態!!」
と二人とも流石に嫌な顔を浮かべて激しく抵抗するが、徒労に終わるばかりか友人同士が動けば動くほどユーリィの白い胸とプリシアの黒い胸がブラジャー越しに引っ付きあい
乳圧でお互いの胸を犯しあっている様な光景が広がっていたのだ。
しかも
「あれ?ユーリィさんプリシアさん?
なんかなかなかブルマー脱がせないけど…おまんこなんか湿っぽいよ???」
と孝治はわざとらしく大きめな声で言う
そう…二人の割れ目はブルマーに浮き…肉感的なヴァギナがくっきり浮かび上がっていたが
二人の爆乳が犯しあえば犯しあうほど、無意識に雌同士欲情してしまうのだ…
孝治は二人が暴れてたわわな胸をくっつけばくっつけるほど感じると分かっており、パンティも当然蜜まみれなんだろうと思いながら
「もしかしてもうふたりともおまんこ濡れてたりして
僕に犯されるのがそんなにうれしいだなんて…僕も嬉しいよ」
といいニヤニヤ孝治は好色な視線をユーリィとプリシアに一瞥し、二人のブルマーを同時に脱がす!
「きゃぁ!!」
「やだぁ!!」
二人の拒絶と絶望に満ちた声は孝治にとって心地よかった
そして自分の考えが正しく、そして意外なギャップに驚く事になる
「ふふ…二人ともお漏らししたみたいにびちょびちょに濃い愛液が流れて
ん?可愛いなぁプリシアさんってキャラクターものの下着付けてるんだ…はは可愛いっ!!」
と孝治はまず先に狙いを付けたプリシアの下着を見てみるが、ひと昔前再放送で見た事のあるアニメ“草原の妖精ケイティ”のキャラクターが印刷されたもので
そんな可愛らしいパンティを愛液で穢した事に孝治は喜びを隠せなかった。
「…うっ!!」
あまりの恥ずかしさに先程の孝治同様プリシアは孝治から目をそらして泣き出してしまう。
その友人の恥辱にユーリィは孝治に対して殺意にも似た強い視線を送るが…今度は自分が恥辱を味会う事となる
「おぅ!!ユーリィさんのパンティって過激ぃ!!
まるで男を誘うようだね…紐パンだなんて……ユーリィさんって遊んでいるのかな??
見かけは純情そうなのに……でも仕方ないか……ユーリィさん可愛くて淫乱みたいだし……」
となんと紐パン…しかも食い込みの激しい形の物で色だけはユーリィ同様白だった。
しかしその為プリシア以上に愛液の染みがどころかヴァギナの形さえ目立って淫裂が浮き上がってしまい
孝治の言っている事が的外れでないと言う証明になってしまう。
がユーリィは毅然と孝治を見て
「違うわ!私が紐パンをしているのは新体操の時に着替えるのを速くするためよ!!
それに私はまだHな事なんてした事無い!!勿論プリシアだってこんなことしてないわ!!
もういい加減馬鹿な事は止めて私達を離して!!」
と叫ぶが孝治はユーリィの淫裂をそっと指で当てて押し当てると
じゅぶっ!!
「んぁぁぁ!!」
と淫らな雌の鳴き声をユーリィは出してしまい、パンティ越しから愛液を染み出してしまう。
それを見て孝治は微笑みながら
「ほらやっぱり感じやすいんだユーリィさんって……ああプリシアさんも可愛がってあげるから」
とユーリィとプリシアの股間責めを始める
じゅぷじゅぷ!!!にゅるにゅん!!!
自分が染み出た愛液が滲むパンティの股間の撫でてやればやるほど淫裂から溢れんばかりに蜜があふれ
「あぅぅぅぅ!!やらぁぁ!!!」
「やめへよぉぉぉ!!!変にらっちゃぅぅぅ!!!」
とっておきの外人美少女…しかも爆乳美少女が自分の責めに雌の泣き叫ぶ淫らな声を聞かせてくれる事に孝治は満足げだった
そして股間攻めを繰り返して二人ともすっかり抵抗できなくなった所でとうとう二人のブラジャーをはぎ取る
「ああっ!!もうやなのに」
「やだぁ!ボク達のブラジャー!!」
二人の美少女は恐怖と言う表情で見事ブラジャーが引き抜かれたが、孝治は真逆の笑みを浮かべていた。
まずはプリシアのココア色をした巨乳
張りがあり、乳輪や乳首は比較的小さめながら無意識に興奮している為か
しっかり木イチゴの様なくっきりした色合いと膨らみを見せている
続いてユーリィのミルク色をした爆乳
全体的に柔らかく、プリシアの巨乳より一回り大きい為かプリシアの胸さえも浸食している様な大きさだ
清純なユーリィとは裏腹に乳輪はかなり大きく500円台の真ピンクで乳首も普通でさえ大きめだったが、勃起したことで指先大までみじめに勃起していた。
二人の肉体は雌として雄に屈服したがっているようすを見せていたが当然ユーリィ・プリシアとも心は孝治の物になっていない為
二人は黙って孝治を見るだけだった。
しかし孝治は有言実行とばかりにまず
「それじゃあプリシアさんの方から女にしてあげるけど
イイ体だねプリシアさん、胸大きいのにお腹もお尻も引き締まってて」
という言葉にプリシアは体を震わせてしまうが気を取り直し
「孝治の為に体を引き締めたんじゃないんだから!!」
と嫌悪感を出し褒められても嬉しくないというポーズを取るプリシア
しかしユーリィはどこか男を誘うかのように引き締まったお尻を動かしてしまい、自分もだが勃起した乳首をむずがゆそうに乳首同士擦ってしまい…体が求めてしまっていると感じた。
それは孝治も分かっているようで何食わぬ顔で
「それじゃあプリシアさん。
手始めに手を自由にするからお尻を突き出してお尻とおまんこを僕にじっくり見せて」
と性器と肛門を大っぴらに見せろと優しく言う
その様子に二人とも顔が真っ赤になり、プリシアは泣き怒りの様な表情で
「な…なんでボクがそんな事…!?」
と拒絶しようとするが、ユーリィは一瞬だけプリシアの正気を疑ってしまった。
なぜなら従順に孝治の求めに応じて、お尻を突き出しすらりとした肢体を操り人形の様に動かし見せつけるのだからだ
その為かココア色をした巨乳が弾むように上下へと動き、肉体がうっすら汗で濡れ光る
しかも蜜まみれの感じすぎると言わんばかりに、バックリ開いた無毛の秘所が開ききっていた
「ボクボクって男の子みたいな行動を撮っててもやっぱり女の子なんだねプリシアさん」
と孝治は特に意図なく言ったが、プリシアにとっては屈辱と言わんばかりに体を震わせている。
しかし更に尻を突き出して可愛がってくださいと言っている様な態度を肉体がセレクトしてしまい
孝治もそれに答えるべく、突き出される豊かなカカオの臀肉を見て楽しみ
締まりながらも豊かな尻肉を撫でまわし・揉み・両手で鷲掴みをするのだった。
瑞々しい果肉の様な尻肉を揉みまわしていた孝治でその揉みごたえは本当に気持ち良く
「すごい……ムチムチしているのに無駄なお肉ないよプリシアさん…プリシアさんっ!!」
と孝治は更に揉み一通り堪能した。
そして次は胸に入りココアバターの色合いをした胸をぎゅっと揉む
「ぐふぅぅ……」
プリシアのため息が聞こえるが孝治は
「大人顔負けのおっぱい…素敵だよ……しかも揉み応え凄い」
そういいながらプリシアの胸をまたぐり…張りのある揉み応えを楽しんでいた
プリシアの方も
(駄目…このままじゃボク……こいつにレイプされる……でもぉ)
と抵抗したいのだが孝治の巧みな愛撫に
「はぁぁ!!くぅぅん!!!」と雌の喘ぎを聞かせてしまい雄である孝治を満足させてしまう。
そんな様子にプリシアのヴァギナは先程以上に開ききり、媚粘膜が見えてしまうほどで、とろとろして濃い愛液が流れ落ちているのを孝治が見つけて
「やっぱり淫乱なんだプリシアさん。すっごく恥ずかしくて濃い匂いぷんぷんさせて……」
と更に嬲る事でプリシアの体に火を付けてやる。
その言葉にプリシアはもう限界とばかりに
「嫌ぁ…やだやだ!やだよぉぉ!!も…もう許してぇぇ!!」と泣いてしまうが
そのプリシアの状態を孝治は
「そういってもクリトリス…小さいけどしっかり勃起している……
おしっこする穴も開いているし…おまんこ僕のおチンチンせがんでいる位に開いているよ…プリシアさん?」
とただ淫らに淡々と言い、とどめとばかりにヴァギナを愛液ごと口で封じて舐め出すとプリシアは体を激しく揺さぶり
「らめぇぇ!!!おまんこすっちゃやぁ!!!か…感じて止まらないぃぃ!!!」
と絶叫するが、孝治は愛液の味をすっかり味わい
「プリシアさんの味って塩辛いね…でも好きだよ
それに僕に吸われれば吸われるほど沢山溢れて…もう子宮も悦んじゃってるよ」
と満足げに呟きながら一旦ヴァギナから孝治は離れ
最後に備えるべく孝治はユーリィのまじかで、プリシアの木イチゴの様な形よくしこった乳首をつねり、とどめとばかりにプリシアの乳首をココアバストごとじゅるじゅると下品に吸い上げるとプリシアはたまらず
「あッ…ァァァ!!!」と喘ぎ声をあげて完全に心まで屈したかのように喘ぎ
ユーリィは雌の喘ぎ声を聞かせるプリシアを見てられず、目を閉じるも孝治はユーリィに
「大丈夫…ユーリィさんも僕が女にしてあげるから…
プリシアさんのバージンが僕の馬ペニスでぶっちんされる所見てて欲しいな」
と微笑みながら下品にバージンを奪う宣言を聞かせ
プロローグとしてプリシアの濡れまくっているヴァギナに指をぐりぐりと突っ込み
ユーリィに聞こえる位に淫らな蜜で溢れた音を聞かせていく
勿論ヴァギナを直接いじられているプリシアはもう
「らめぇらめぇぇ!!!指ぐちゅぐちゅぼくの弄っちゃいやぁぁぁ!!!!やめてよぉぉぉ!!!」
と泣き叫ぶ勢いだが、体は激しく蜜を出して孝治の指を悦びお尻を無意識に振って淫らなにおいをまき散らす。
そんなプリシアの淫らな変貌を見て孝治は
「指一本じゃたらなそうだからもう一本追加してあげるよ…」
と更にもう一本指をヴァギナに入れて激しくかき乱す
「らめっぇぇぇぇ!!!いやらァァァあ!!!
指二本もボクん中はいらないぃ…二本も無理ぃぃ!!無理らってぇぇぇ!!!」
と呂律が回らない様子で、いまだ陰毛がはえていない秘裂を抉られる度
プリシアは泣きわめきちらすが、体は完全に孝治を迎え入れるがごとく
淫裂を乳首をそして乳房と尻を限界まで弄られたプリシアは孝治に弄られるだけで感じる様にまで開発されて激しい疼きを抱えており
淫らな華は完全に咲き誇って孝治の馬並みペニスさえ迎え入れられる状態になっていた。
プリシアの心は淫毒に犯され切ったのか
(ふぁぁぁ…らめぇぇ…らめなのにボクゥ…ボク感じてるぅ
孝治に弄られて……ボク感じてるよぉぉ……こんなボクってスケベな…女の子だったの?)
ともう完全に雌の表情で孝治の愛撫を悦んでいる様子だった。
完全に落ちたと確信した孝治はプリシアの耳を甘噛して
「それじゃあそろそろプリシアさん…僕の物にしてあげるから……力抜いてね」
と超怒張をプリシアの股間に近付けて挿入体制を取る
プリシアは首を嫌々振るが内心
(……あぁぁ…孝治の立派なおちんちん
あれ今僕のあそこに入れられたらぁ……戻れなくなっちゃう……おまんこ孝治と離れられなくなっちゃうよぉ)
と孝治の怒張が欲しくてほしくてたまらず、尻をブルンブルン恥ずかしげもなく振る
普段男勝りでそんな盛りの付いた雌として堕ち切った事に笑いを洩らしたくもなるが、それでも極上美少女のバージンを奪える事に感謝しているのも事実であり
たった今プリシアの淫らに咲ききった花弁を綺麗に散らすのは雄である自分の役割だと改めて真面目な表情で孝治は怒張と花弁に突き立て…挿入しやすい様にプリシアの愛液と自分の先走りをしつこいまでに擦りつけるのだった。
もうそれだけでプリシアは体が溶けそうなほど震え、快楽で体が真っ白になりそうだったのだ。
そしてこれ以上お預けするのはかわいそうだと思った孝治は
「それじゃあ……見たと思うけどボクのは太いから力抜いてねプリシア
じゃあこれで僕の奥さんにっ…なれぇぇえ!!」
いつのまにかさん付けを止めて一気にプリシアのおまんこを貫く!!
「も…お願ぃぃボクを…見ないでユーリィぃぃ!!!バージンを破かれるボクを見ないでぇ…」
挿入されあと一押しで純潔を失うプリシアは、鋭い痛みを感じながらバージンを失うとプリシアは確信し
せめてユーリィに犯される自分を見ないでと懇願するが……
プリシアは処女膜に激しい劇鉄でも打たれた痛みを感じて胸をブルんと揺らしてしまい
「いぎぁッッ! い、痛ぃ…いたいぃよぉぉ……」
とプリシアは…少なくてもプリシアだけには自分の処女膜が引き潰れた音が確かに響き、その瞬間激しい痛みが下腹部全てに伝わり涙が漏れてしまう。
だが孝治は満足とばかりに
「おめでとうプリシア。ボクの極太が根元で入ったから…これでプリシアは僕のお嫁さんだね」
と孝治は変わらず微笑みを見せるも、プリシアの…処女特有ともいえる強烈な締めつけに早くも射精感を昂らせている。
スポーツ娘として鍛えていたこともあるのだろう、まるで襞一本一本が絡みついてくるような蜜壺の収縮は当然味わった事が無く気を抜くとプリシア一人に全部のザーメンが持って行かれそうなほどだった。
プリシアはロストバージンを迎え
「ぅぁぁ…痛い……孝治…君。お…お願い…もう抜いて…いたいよぉぉ」
プリシアは意識が飛んでしまったかのように懇願するが、膣は全然そうは思っていないようなので遠慮なく
「プリシアのおまんこはそう言っていないよ。
それにしてもすごい締めつけだねプリシア…僕のおちんちんほおばって……美味しそうに食べているよ」
と孝治はプリシアのおまんこを褒め、弱音を吐くプリシアを嬲りながら
激しく腰を突きあげて処女喪失直後の蜜壺を抉り抜く…飽くまでも主導権を奪いたかったのもあるが動かないとすぐに自分の方が先に言ってしまいそうだったからだ。
プリシア自身のバージンブラッドと淫らな蜜、そして孝治の剛直から溢れた先走り液が混ざり合って、ヌチャヌチャと卑猥な音を周囲に響かせユーリィは完全に泣いてしまっていたがプリシアは。
「ひうっ♪うぅ……あううっ❤い…い…いい」
と痛みもあるがそれ以上に孝治と言う男に支配された事にどこか喜びを感じ始めてしまう。
孝治もそんなプリシアを見て
「どう僕のおちんちんは?僕のおちんちんすっごくプリシア悦んでるっ!!」
プリシアの泣き淫らな顔を見てさらにテンションのあがった孝治は
そのままユーリィをどかして、プリシアの唇にむしゃぶりついて激しく腰を振りたくる。
「むううっ! ンンっ、うンンっ❤」
プリシアの無意識に開いた唇が秘裂を抉られる快楽に緩み、プリシアは孝治の舌を許してしまう。
そのまま自分の唾液を啜られたかと思うと、逆に孝治の唾液をを注ぎこまれてのみ込まされてしまいいよいよラストとばかりに孝治は
「プリシアの処女まんこきつくて襞気持ちよくて好きだよぉぉ。
おまんこだけじゃない!お尻もおっぱいも心もボクの物なんだからぁ…いいよねプリシアぁぁ!!!!」
孝治は憧れつづけた美少女の片割れの膣にペニスを締めつけられ、激しく腰を突き出し子宮に届くぐらいにして
「僕の…僕の子供産んでプリシアっ!!子宮に出すっ!からぁぁ!」
とどめとばかりに孝治は肉棒を根元まで挿入した状態で激しく下半身を痙攣させ…ザーメンをプリシアの中に出すのだった。
プリシアは狼狽しながらも
「ひいぁっ!!らめぇぇ!!ボクママになんてまだなりたくっ……
せめておちんちんだして…だしてって……ひッ!あひッ!!いやぁぁぁぁッッ!!
熱いよぉ!!熱いの熱いのがお腹の中かけ回ってぇ!!!ひぐぅ!!らめぇ!!ボク…ママになっちゃうよぉぉ!!!」
膣で巨大なマラが肉塊が鼓動を上げ熱いザーメンが自分の子宮口を洗浄する勢いで激しく射精され…もう自分が妊娠したのではと思う位にお腹が熱くなっていき…受精してしまった事さえ悟ってしまった。
「あぁぁぁぁ…ぁぁぁ…ぁぁぁぁ」
言葉を失ったかのようにザーメンを子宮一杯までまるでガソリンスタンドでガソリンをフルに入れた様な…何ガロン単位と言えるザーメンがいっぱいとなり
溢れたザーメンがぶちゅぶちゅとプリシアのヴァギナからピンク色のザーメンとしてとめどなく流れるのを感じながらプリシアは気絶する。
ヴァギナの収縮を雌の本能として行い…乳首やクリトリスをしっかり勃起させ…絶望の裏に女の快楽を満たした様な笑みを加えて……
その様子にユーリィは青ざめ
「プリシア!大丈夫!!プリシアぁ!!しっかりして!!!」
と失神したプリシアを気遣い、安否を確かめるも孝治の方が心配ないよと言わんばかりに
「大丈夫。プリシアは女の子として、僕のでイッて気絶しただけだから……
ユーリィさんも僕ので女にしてあげるから…心配しないで……」
とプリシアのヴァギナからいまだ萎えないペニスをユーリィの頬に付けてザーメンでマーキングする。
「ひぃ!!嫌ぁ!!汚いよぉ……」
と当然のことながらユーリィは凄い匂いのするザーメンをすりつけられて恐怖するが
その匂いを嗅ぐ度。自分の股間と乳首がカッと熱くなり…激しく燃えてしまいそうになる。
そんなユーリィの様子を観察し、プリシアを抱いたことで感じ取った孝治は
「ユーリィさんも手を自由にするからプリシアみたいにお尻を突き出して。
お尻とおまんこを僕にじっくり見せて」
とユーリィもプリシアみたいに屈服させようと声をかける
ユーリィは当然のように
「ひぃ!嫌よ!!そんな事するなんて…あなたどうかしてる……え…なんで私??」
と拒絶の意思を露わにするが、体は素直に孝治の求めに応じ、プリシアよりも一回り大きな爆乳をプルプリさせながら
子供としては大きめなヴァギナを…そして愛液に濡れた金色の芝を思わせる薄めの陰毛
そして子供の張りと大人の弾力を合わせた爆尻をきゅんと向けてしまうのだった。
孝治はちゃんと自分の言う事を聞いてくれたユーリィに対して
「凄いね…プリシアはおっぱい大きいけど他の所は締まっているのに対して
ユーリィさんの場合はおっぱいもお尻もおまんこも大きめだ…あはっ!
ミルクをたっぷりつめたユーリィさんのおっぱい揺れて…乳首も飲んで飲んでってせがんで肥大してるよ」
と少女としてはあり得ないほどの爆乳…そして乳首と乳輪がまだ膨らみそうな気配に孝治は笑みを浮かべるのだった。
そしてプリシア同様…いやもしかしたらそれ以上に愛液に溢れたヴァギナを見つめ、ユーリィもプリシアと同じように自分のお嫁さんにしようと
無意識に雌として突き出す豊かなミルクの臀肉を一瞥し
プリシアと比べて二回りほど豊かなユーリィの尻肉を撫でまわし・揉み・両手で鷲掴みをするのだった。
今度は熟した果肉の様な尻肉を揉みまわしていた孝治でその揉みごたえプリシアとはまた違うもので
「おぉぉ!!ユーリィさんも凄い!!
凄く小学生と思えないほどムチムチしてるね!!お尻すっごく揉み応え有っていい!!」
と孝治はユーリィの成熟した尻を驚嘆しながら揉み堪能する。
「ふぁぁ!!ふぁぉ!!やめ…止めな…さいよぉぉ」
力なく体をゆすり抵抗するユーリィだったが、その度に胸と尻をプリンプリンするしぐさにかえって孝治を悦ばす
お尻を楽しんだ後は
当然胸に入りミルクの色合い…しかもホルスタインの様な品質の高い色合いをした胸を掴めるだけ揉む
「やぁぁ……」
ユーリィの嫌がる声が聞こえるが孝治は
「大人以上のおっぱい…こっちも綺麗だユーリィさん……柔らかくて…すっごく大きくて……
感度はプリシアとどっちが上なのかな…プリシアも感度凄かったけど」
そういいながらユーリィの胸をまたぐり…柔らかいミルクの胸の揉み応えを揉み揉みして楽しむ
ユーリィは完全に抵抗できないまま、孝治に三ケタ以上もある自分の爆乳を蹂躙されプリシア同様
どこか体を持て余した様な…淫らな雌へと堕ちたがっているのか
「やめなさ…ひッぁ!!」と雌の喘ぎを聞かせてしまい雄である孝治を満足させてしまう。
雌としての目覚めを強制的に迎えさせられたユーリィのヴァギナはプリシア同様
限界まで開ききり、プリシア以上に濃く仁王愛液が流れるのを見ながら孝治は
「ユーリィさんもプリシアに負けない位淫乱だね…
ユーリィさんのおまんこもすっごく恥ずかしくて…臭いはプリシア以上に凄い匂いだ」
とプリシアと比較して嬲り事でユーリィに対して恥辱と淫乱な雌である事を教え込む孝治
その甲斐がありユーリィは顔真っ赤にして「そんなこと…言わないで」
と顔を伏せてしまうが、孝治はユーリィの綺麗な陰毛とヴァギナを見て犯すように見つめて
「本当の事だよユーリィさん。クリトリス…プリシアと比べて大きいね、ピンクの大粒クリトリスだよ。
ユーリィさんもプリシアみたいにおまんこ全開であいてて…
ユーリイさんのおまんこも僕のおちんぽ欲しいんだね……でももう少しお預けだよ」
と淫らに嬲るべく、先ほど同様ユーリィのヴァギナを愛液ごと口で封じて舐め出すとプリシアと同じようにユーリィは体を激しく揺さぶり爆乳をブルンブルン弾ませながら
「いやぁぁ!!!あ…アァァ!!汚い!!すっちゃだめ!!!ひぃ!らめぇ!!らめぇぇ!!!」
とプリシアと同じように雌の絶叫をするが、孝治はユーリィの愛液の味も公平に味わい
「ユーリィさんの味はプリシアよりドロッとしてるけど…少し甘いんだね
それにユーリィさんも僕に愛液をヴァギナごと吸われてとっても溢れてる…
ゆーりぃさんの子宮も悦んじゃっているみたいだ」
とプリシアと同様にユーリィの味も満足げに呟きながら
プリシア同様乳を蹂躙してやろうと、ユーリィの乳首をプリシアより一回り大きいミルクバストをじゅるじゅると下品に吸い上げ乳搾りの様に両胸を片手ずつ揉みしだき
「ほらぁほらぁ♪ユーリィさんのプリシア以上ある胸で乳しぼりっ!!
ユーリィさんのおっぱいこんなタップンタップンでふかふかだぁ!!
おっぱいも僕の子種を種ずけして九ヶ月後ぐらいには出る様にしてあげる!!
ユーリィさんもプリシアのおっぱいもっと大きくなって!!僕は二人のおっぱいを飲み比べて…
二人とも妊娠しても僕のおちんぽお尻でせがむようにしてあげる!!」
とテンションが上がって妄想じみた事を口に出すが、孝治は本気で二人を妊娠させて、二人のおっぱいを飲み比べしたいと思っているのだ。
ゆさゆさたわむ胸を激しく孝治は揉み、指を激しくめり込まして行く
その衝撃にユーリィも耐えきれなくなり
「あふぅ…ぅぅぅ!!」とユーリィも心は本意ではないのに雌として喘ぎ倒し、濡れた花芯を貫いてとヴァギナが震えてしまうのだ
絶望と期待の入り混じったユーリィに孝治はフォローのつもりか
「恐がらなくても大丈夫。ユーリィさんもプリシアと同じに僕が女にしてあげるから…
最初は痛くても二回目以降からは自分からおまんこ広げて僕のおちんちんを銜えこむようになるから…ね」
と微笑みながらユーリィ相手にもユーリィのバージンをいい
プリシアと同じにユーリィのヴァギナに指をドリルみたいにえぐり
じゅぷじゅぷと聞こえる淫らな蜜音をユーリィに聞かせていく
が…ユーリィは孝治の行為対して、自分の蜜音が響いていると認識する前に
「ひやぁぁ!らめぇぇ!!!きちゃう!!きちゃうのぉ!!なにか…変なのがぁぁ!!」
と生まれて初めて限界以上のエクスタシーを…簡単に言えばイクという感情を強制的に教え込まれる事となるが
ユーリィの肉体は蜜の色が琥珀を思わせる濃い蜜になり…憎いはずの孝治に対して反射的に抱きついて、孝治にヴァギナを責められる度。
ユーリィは雌の悦びをまるで発情期の家畜みたいに、お尻を振り、愛液をまき散らし、周囲により一層の淫らな匂いを漂わせるのだ。
孝治的にはこのまま前戯を繰り返し、完全に落としてから挿入でもよかったのだが、それだとプリシアと同じだった為
今度は射精と中だしで屈服させようと…プリシアとは違い何も言わぬまま一気にユーリィーをレイプするかのようにペニスをユーリィのヴァギナに当てた
ユーリィもなんとなく孝治の意図を察したか
「あぁぁ!!ダメぇぇ!そこだけは…それだけはゆるしてぇぇ」
とバージンを奪われる事だけは避けようとしたが孝治は白人美少女のバージンを無理やり奪う事で興奮し…余計ペニスが膨張した様子で無情にもユーリィに対し
「…だめ。ユーリィさんも……ユーリィも僕が女にするって言ったし…プリシアもユーリィも僕の物だ!」
といい、一気に花を散らすのだった。
ユーリィは花芯をいきなり貫かれ
「!!!――――――――」と声にならない絶叫を上げてしまうが…
孝治はお構いなく腰を押し当て、一気に処女膜も打ち抜くのだった。
「んっぅぅぅ!!!!!! ――――――――――――!!!!」
更に激しい激痛にユーリィは顔をしかめ、首を振るが
肉体の方は孝治に貫かれ、切り裂かれるほどに燃えプリシアと同じように…
いやプリシア以上に膣圧が激しくまし、処女であると言う以前に大変な名器を相手にしていると孝治はペニスから察し
「くぅっ。これがユーリィの!!」
孝治自身ユーリィのプリシア並みかそれ以上の強烈な締めつけに
つい苦しそうな声をもらしながらも、金髪令嬢のバージンを奪った事に浸っていた。
「うっ……ウァ―――――あああぁ…いやぁ……」
衝撃的な破瓜の痛みに気絶しかけたユーリィだったが、再び孝治の剛直が処女膜を破っても
奥深くまで再び侵入をはじめたことで意識を呼び戻されてしまう。
ある意味で失神をしていた方がまだ痛みなどを感じないですんだかもしれない。
処女特有と言える膣を激しく孝治の太すぎる一品でこじ開けられる激痛で…
そして雌として肉体は完全に屈服し、孝治に突かれれば突かれるほどユーリィは激しく胸を揺らして愛液をまき散らすのだ。
そんな強引にバージンを奪われたユーリィだったが
「あぐぅぅッ!!」
グラマラスな身体が反り返った事で爆乳が弾み倒し…孝治の亀頭が子宮口に到達した。
体は屈服しているが…最後の意地か心は完全に屈服せず
「ひぃあ……い、痛い…痛いよぉ……許して…許してください」
と最後の射精だけは避けようと涙を見せるが…
孝治は自分のペニスはプリシアの子宮口を刺激して…ユーリィの身体の奥深くまで更に犯せると思うと、たまらなくなりより一層ペニスを膨らませていき
また奥深くまで…プリシアにはまだしていない子宮口を抉り裂く!
「ひぎゃぁぁっぁあ!!!!!」
処女膜や強引にバージンを散らされた比ではないほどの激痛がユーリィを襲い信じられないほどの絶叫を上げてしまうも孝治は容赦なく腰を振りながら
「さあユーリィ言って!僕のおチンチン君のどこに差し込んでいるの?」
ユーリィに激しく子宮内をピストンしながら、淫らな言葉を言わそうとする孝治にとうとうユーリィは観念したのか
「もうらめぇぇ!!めくれちゃう…私の…ヴァギナが…お…おまんこが孝治のデカまらでめくりあがっちゃって!!」
とまだ信じたくないのか子宮をファックされているとはいえなかった。
そんなユーリィに対して孝治は一旦膣をヴァギナ付近まで引き抜くとまたもやフリーフォールの様に子宮口まで一気に挿入し
「ぐぎゃぁぁぁ!!!」
と獣じみた声でユーリィは絶叫する…普段は可憐な少女として有名な彼女のあへ顔をみたら引く人間は引く事だろう
だがそんな淫らでブサマなユーリィも…失神しながらもいまだヴァギナがひくつき、孝治のザーメンを垂れ流すプリシアも孝治は好きだったので。
「まだだよユーリィ!
プリシアも淫乱だったけど君の方がおまんこひくひくさせて!そんなに僕のちんぽ好きなの??ド淫乱なプリシア」
と好きだからこそ容赦なく責めるのだった。
一軒草食系にしか見えない孝治にロストバージンを迎えたばかりのはずの膣を肉食獣の様に責められ
ユーリィの未経験で年若とは思えないほど熟した媚粘膜に怒張が激しく突かれれば突かれるほど、ユーリィは爆乳を揺らし濡れた唇から吐息とともに
「ド…ド淫乱……淫乱なのぉ!!だから許してぇぇ
硬いおちんちんが暴れてこれ以上されたら死んじゃう!!置くまで硬いの動いて私死んじゃうよぉぉ!!!」と許しを乞うが
まだまだこらえられそうな様子に孝治は無言でまた子宮に挿入し激しく腰を動かすと
「ユーリィも…ユーリィも僕の子供……孕んじゃえ!!!」
と言い膣内どころか子宮内に直接射精をしようとしてきたので、ユーリィは顔を真っ青にしながら
「らめぇぇ!!らめぇぇ!!そんな事されたら絶対孕んじゃうぅ!!!!」
とそれだけはと言う表情になるが…
「い…いでる!!ユーリィの処女子宮でボク射精ザーメン出るぅ!」
とプリシアに負けないほどの特濃ザーメンを大量に子宮全てを塗りたくる様に射精し、ユーリィに対して種を植え付けるのだった。
「あぁぁぁぁ…ァァァ」
ユーリィもプリシア同様完全に妊娠した事を悟り、暗黒に意識が飲み込まれていくのだった。
ヴァギナから特濃ピンクザーメンを垂れ流し、ヴァギナは未だ孝治の肉棒を求めてうごめいていたが
その後失神した美少女二人の痴態をカメラできっちり取った後。
孝治自身のペニスが治まるまで生体ダッチワイフとしてユーリィとプリシアの体全部をザーメンでべったり移し
二人が起きた時はアナルバージンもきっちりうばい、ひたすら孝治の体を雌二人に教え込み逃げられなくするのだった。
九ヶ月後のアフター
その後三人は孝治の部屋で集まった。
部屋と言っても孝治個人のプライベートマンションで両親も早々と入れる場所では無いのだが
「ふふ…いい眺めだよ二人とも」
あの悪夢の様な一夜から、プリシアとユーリィは周囲に隠して孝治と交際する事となった。
最も孝治は普段特に変わらず優しく、運動祭で特に問題なく走り終えた事でユーリィとプリシアに対して女子もある程度評価するようになり、周囲から孤立する事も無くなったのだが
その裏に隠れて二人の海外美少女はその後も孝治の恋人件性奴隷として調教され、
証拠写真などもすっかり取られた事で全く逆らえず
寧ろ三人でいるときは孝治に従順な雌奴隷として振舞う様にさえなっていた。
その為ユーリィとプリシアは孝治に対して壁に手を付いたまま、愛液塗れの恥部と熟した臀部を見せつけるかのように突き出し
ヴァギナは当然の事ながらぱっくり開き、愛液がぽとぽと落ちる位まで濡れているのだった。
しかもただでさえ巨乳・爆乳と言える二人の胸がより一層大きくなり
プリシアのサイズはLからM(103)・ユーリィは更にLからN(113)までに大きくなり
腹部はすっかり妊婦のそれになっていたのだ。
そろそろごまかしきるのも時間の問題ではあったが、今更三人ともそんなものは関係ないとばかりに本能の赴くまま。
「こうじぃ……ボク達のおまんこ…きみに見られるだけで感じるようになっちゃった……
孝治の大きいおちんちん…欲しいよぉ」
相も変わらず普段は男勝りなプリシアが孝治に対して娼婦の様な媚びた声を上げれば
「孝治君。んっ!!あぁぁ!!ダメぇ…もう…おまんこ痺れて…溢れちゃう!!
孝治君のおチンチンで…蓋をしてぇ!!」
普段どうりお嬢様なユーリィでさえ、雌猫としてはしたなくおねだりをする。
しかも二人同時に腰を振り…甘くねだるのだ
肉体は大人顔負け…しかしまだまだ小学生の愛らしい美貌はそのままと言う面持ちなのに
お腹を大きくし、汗と愛液と母乳にまみれた肉体はまさしく完全に堕ちた雌の匂いだった。
孝治は淫らな恋人二人に対して
「すっかり二人とも出来あがってるね。でも僕におちんちんをぶち込んで欲しい時はなんていうのかな?」と意地悪くいうも、その方が二人をより興奮させる事を知っており。
二人はもぞもぞしながら宣言するのだった
先に宣言するのはプリシア
「ふぁぁ❤分かった孝治ぃ……風が当たっても感じちゃうけどぉ」
ココア肌を震わせ、お尻を更に高く見せつけて
「あぁぁ孝治ぃ…ボクは…キミ専用のお嫁さんで雌牛一号の妊娠奴隷ですぅ」
とプリシアが宣言すればユーリィも負けじとミルク肌を震わせながら尻を突き出し
「孝治君ったらぁ…私は孝治君の花嫁で雌牛二号のザーメンドールなのぉ」
と甘ったるい声で二人別々にねだるが、面倒になってきたのか合わせる様に
「ボ…ぼくは」
「私は」
「これからどんな事があっても孝治を…」
「身も心も全部孝治君に…捧げて」
とお互い一息ついた所でユーリィが口火を切り
「処女を捧げた孝治君だけに私達のおまんこをずっと使い続けてもらう事を誓います」
と言った後で二人同時に
「「だからぁ……私(ボク)達二人の体全部とおまんこと子宮
これから生まれる子供全部つかって一生ボク(私)達を性欲処理として使ってください!!」」
と声を上げるのだった。
孝治は二人が完全に自分に隷属してくれる事を嬉しく思いながら、男として二人を養っていかなければと思う。
実を言うと素性を隠しトレーダーとして稼いだお金は億単位ある為二人を養うのは不可能ではない。
しかも名家の出。しかも父は知事・母は文化人と立場を考えればに絶対揉み消そうとするだろうからアフターも万全だった。
最も最初からばれていたら 堕胎を迫ってきて二人とも迷惑しただろうから今まで隠す必要があったのだが…
孝治は両親に対して嫌悪感はないが、周囲の顔色ばかり疑い、どこかかっこつけているのを見て軽蔑していたのだ…。
そんな嘘ばかりの社会よりも、自分の才覚を生かして自由気ままに欲しいものをほしいままに奪おうと思ったからとっさに二人を犯した孝治だったのだ。
そんな事を思い返しながら孝治は
「それじゃあ赤ちゃんがいるから…三回ぐらい生だししてあげるね」
と赤ちゃんに対して最低限気を使いながらもきっちり生だしをするという言葉に雌奴隷二人は嬉しそうにお尻を振るのだった。
そんな犬みたいな二人を可愛く思いながらまずはプリシアのヴァギナに挿入し、ユーリィのヴァギナは手で我慢してもらう。
それでもユーリィの膣は孝治の指も嬉しそうに銜えこみ…震えていた。
が…ユーリィはプリシアをうらやましそうな表情で見てしまう
孝治はそんなユーリィを見ながら
「プリシアのイカせたらユーリィに僕の沢山注いであげるから」
と優しく唇にキスをし、ヴァギナとアナルにもキスをしてあげるのだ。
それだけでユーリィは「あぁっ❤」と体を震わせ感じてしまう。
プリシアはそんなユーリィをうらやましく思うが、孝治はそういうプリシアの気持ちも察し、一気に奥深くまでペニスをヴァギナに挿入する
「あぅはぁぁ❤こうじのおちんぽボクのおまんこに入って暴れてぇ
おちんぽまた一段とぉ大きく…成長してぇぇ❤❤」
とプリシアが孝治のペニスがまた大きくなったという言葉通り
孝治も元々勃起時のペニスは32cmと言う可愛らしい男児からしたら異常極まりない大きさと10cmという太さを揃えたものだったが今や
長さ75cm太さ15cmという大人の腕並みなペニスにまで成長したのだ
勿論毎日毎日ユーリィとプリシアに特濃ザーメンを注ぎ続けた結果
二人の膣圧に負けないよう雄としての威厳を保つ為の進化をしたのだ
そんな女の子を満足させるペニスをぶち込まれてプリシアは溶けちゃいそうな表情で
「ちんぽぐりゅんぐりゅんボクんなかであばれぇてぇぇぇ!!ちんぽくるぅぅ❤」
と意識が飛びそうな位にイキまくる
だがプリシアの膣もきっちり孝治から絞り取ろうと、巨大化した孝治のペニスを締め付け
すっかりと孝治のペニスが入る位に濡れて、襞もこなれた様子で孝治のペニスを受け入れるが
毎日SEXをしているとは思えないほど膣も肉襞も、変わらない収縮を見せつけるのだった。
このままペニスを入れたら火傷をするという位の熱さすら感じた孝治はプリシアの膣を…赤ちゃんに迷惑が書けない様に子宮口ぎりぎりでペニスを止めた
だがプリシアはペニスを奥深く突き刺されるだけで意識が限界まで達したのか震えて
「くぁぁぁぁぁ!!イクゥ!!おちんちん差し込まれただけで…ボクイッちゃうぅぅ!!」
と絶叫し絶頂寸前になったので、あらかじめユーリィとプリシアの下に置いたきれいなバケツにプリシアの膨らんだ胸を揉み…
「ひぃぃぃぃ!!!ボクぅ孝治におちんちん差し込まれて胸…チチみるくでりゅう!!
ヒャウ!!ボクイクぅぅぅぅぅ!!!」
絶頂と同時に母乳を激しい勢いで放出するのだったが。
「まだまだっ!!もう二回っ!!」
と孝治は有言実行とばかりに駄目だしの射精を子宮口でしてひっこ抜くのだった
息絶え絶えのプリシアに対し…孝治はザーメンまみれのヴァギナとアナルにキスをして
「お疲れ様プリシア。あんまり奥まで入れられなくてごめんね」
と流石に母体に何かあってはと言う事で子宮への直接射精が出来ないことをわびる孝治だったが、プリシアは首を振って
「うんん…孝治の気持ち良かった。
お尻も…ケツまんこもユーリィの終わってからでいいから使って」
と孝治に対して微笑むのだった。
孝治もプリシアの気持ちを受け取り
今度は趣向を変えて、バケツをどかしてユーリィの下にもぐりこみ、直にユーリィの乳首を軽く噛みながら左乳を搾り、右手で腰を抱きかかえて杭の様にユーリィのヴァギナにペニスを突き刺す
「ひぁぁぁ❤私の…おっぱい吸われながら……孝治君のペニスに…突かれてるぅ❤」
とユーリィは雌さながらの悲鳴を上げるも、孝治からしたら圧倒的なユーリィのバストを吸い、
甘いミルクを飲みながらおっぱいがブルンブルン揺れる姿を見て、あっという間にペニスは高ぶり
それに合わせてユーリィのヴァギナはプリシアに負けないようきつく愛撫をし、孝治のペニスが爆発したかのように膨れ
「い…イイ!!孝治君のぉ孝治君…孝治君のぺにすがぁ…私ぃ…イクのぉ❤
孝治君!孝治くぅぅんん!!ミルクれるぅぅぅ!!!!!」
彼の射精とともにユーリィも両乳首から母乳を出し孝治を母乳まみれにしながら、激しく失神するかのように絶頂するのだったが、プリシア同様更に二回濃い精液をぶちまけるのだった。
そんな倒れ込んで息を付いている二人を優しく微笑みながら、軽く布団をかけ休ませるが
彼女達のアナルやフェラを思うだけで孝治のペニスは臨戦態勢へと移行し
三人の淫らな契りは今夜も長く続く事になりそうであった。 終わり
ユーリィ・ノゥスター 164cm 52KG 105(L) 63 94
ロシア系少女。爆乳その一
ロシア貴族の末裔で上品な雰囲気を持っている。
プリシア・サウェス 162cm 52KG 98(L) 54 85
中南米少女。爆乳その二
中南米から来た健康少女で明るい雰囲気。
孝治 147cm 51KG
ショタお姉さんが好むような、女の子みたいな容姿で性格はおとなしい
ただしペニスは超規格外な一物を持ち、そのペニスに見合って絶倫でスケベな一面も
基本的に優等生
これにて投下終了です。
ご意見ご感想があれば書いて頂ければ次の励みになります。
色々ときな臭いですが、少なくとも小説ならまだ大丈夫なので時間の折り合いで頑張ります。
リアルタイムGJ!
超展開とボリュームに腰が砕けるw
孕ませスキーでボテ腹スキーの
私の嗜好のど真ん中をついてきましたね!
私が無意識のうちにとっていたのは「敬礼」の姿であった・・・
涙は流さなかったが無言の内に乙があった・・・
感謝の感情があった・・・
グッジョブ!
アゲハの夢wktkしてます!
まさにド級!というヴォリュームでした。個人的にはパイズリが見たかったけど
この激しさはいいですな。
あまりに読みにくすぎて3行目で読むのをやめた
111 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/28(日) 14:53:03 ID:LrusMgKs
>>110 再うpもとみます
また絵の人こないかな…超乳のティナちゃんを見たい
それにしても作者様が続編を書き上げている間トトカルチョしようぜ
委員長大暴れ・季節はずれのプール話
1.国東生徒会長の明に対しての恋わずらい(そこで明確に真琴・千晶・明に加えて真理も入って四角関係化)
2.千晶・真理・真琴の水着姿(あるいは理奈・優子の水着も)
俺は2のほうが先に来るような気がする
スク水のあとはみんな全裸でキャッキャウフフも期待。
12
保管庫保管乙です
2番で全裸というのは見てみたいかも
スク水がむちむちしている図はみたいな
チアキ・・・(´・ω・`)
皆様こんばんは。
相変わらずあまり進んでいませんが、保守として投下できる所まで投下しますね
アゲハ入学式・一日前の話となります、投下開始です。
さて…ここからは姫木アゲハが子供だった時の話を語る事とする
12年前。彼女が小学六年生になる一日前の話から物語は遡り始まった
アゲハの夢 入学式一日前
パジャマ姿の女の子がベットから降りて、近くのベットに寝ている男に対し
「お兄ちゃん❤」
その女の子が呼びかける、どうやら兄らしいが……
その男は眠たげにその少女に対して起き上がり
「ふぁあ……なんだよアゲハ?まだ学校始っていないんだからもう少し寝かしてくれよ……」
と一瞥後また眠ろうとするが
「もう!お兄ちゃんたらっ!!」
とアゲハは兄の布団を引き抜いて強引に起こそうとするが…アゲハは少し驚く
布団をどかした時。兄のズボン股間部分が妙に膨らんでいる事に……
「キャッ!!」
とそれを見たとたんアゲハは驚いて腰が砕けた様に座り込んでしまい、兄もアゲハが男の生理現象を見てしまったと知り
「バ…バカッ!!朝はどんな男だってあそこ大きくなっちまうんだよ!!
すぐ起きるから早く台所に行ってくれよ!!」
と怒ったように兄はアゲハを台所に移動してもらうように言い。
アゲハは驚きながらも
「そうなんだ…とにかく私台所でお兄ちゃんを待ってるからっ」
と兄の言う事を聞いて、台所へと向かうのだった。
「でね理央お兄ちゃんに怒られちゃった」
とアゲハは兄理央に怒られた事を無邪気に父親と母親に報告する
父は笑いながら
「襲われなかったか〜アゲハ〜〜」
とからかう素振りを見せ
母も
「もうお父さんったら。男の子ってこれくらいの年だとそういう事もあるから」
と苦笑気味だ
そしてアゲハはまだまだ子供と言う笑顔で
「それにしてもお兄ちゃんは男の人って朝になるとおちんちん硬くなるって言ってたけど…なんでなんだろうね?
それとおちんちんって理央お兄ちゃんと一緒にお風呂入る時はあんなに大きくならないのに……」
と呟くが
父も母も流石にその質問には喉を詰まらせ答え様が無いとばかりにスルーし
「さ…さあ。まあいいじゃないご飯にしましょう…そろそろ理央も」
と母は必死で取り繕っていたが、そんな時アゲハの兄理央が台所にやってくるのを確認しみんなでご飯を食べる事にするのだった。
その五分後理央は
「父さん・母さん。ごめん…行儀悪いけどテレビつけさせて」と言いテレビを付ける
ちなみに理央が付けたのはキー局ではなくローカル局だ
その番組はこの地域のスポーツ番組で…理央は熱心にそれを見ていた
そんな理央の様子にアゲハは
「お兄ちゃん。もしかしてお兄ちゃんがテレビに出たの??」
と尋ねるが理央は苦笑いのまま
「いや俺じゃないよ。前俺がいたリトル後輩の奴が…そいつ今年で中坊なんだけど。
野球強豪校中学の練習で今日そいつがテレビに出るって聞いて、OBとして俺なりに見ようと思って…」
と理央の知り合いがやっている野球の様子を知りたいようだ
だがその前に女子小学生ソフトボールの話題が先に出てアゲハが驚く。
「わっ。伊織ちゃんと桜ちゃん!!」
と声をあげて驚く
理央は誰だろうと首を傾げて良く分からないと言う表情だが、アゲハの母親は
「あの子たち。五年生の時にアゲハと同じ組にいた娘よね…確か名前は小倉伊織ちゃんと春日桜ちゃんでいいんだっけ」
と母親参観にいた時。覚えていたようだった
アゲハも母の言葉に頷くが
「うん。六年も同じクラスになったの……はぁ……」
と意味不明なため息を出す。
両親も理央もなんだろうと思うが、アゲハの知り合いである二人のインタビューが始まり黙って聞くが…
理央と父親は内心二人の胸を凝視していた
ソフトボールの練習を相当積んでいるのか、二人とも可愛らしいが筋肉が付いたむっちり目の体格に比例する、大人以上の胸を…
『二人は4年からリリアムのエースバッテリーとしてコンビを組んで活躍しているみたいだけど今後の目標はありますか?』
レポーターの人が鼻の下を伸ばしながら二人に問いかける
最初にポニーテールの女の子がマイクを受け取り
『それだったらやっぱり桜ちゃんとバッテリーを組んでいる以上。日本一のキャッチャーって呼ばれたいです〜
それからウチのチームはまだ東日本最強と言われるだけで日本最強とは言ってくれませんから〜日本最強と言われる位にチームに貢献したいです!』
とあんまり緊張感が無い調子でいい、続いてセミロングの少女にマイクを渡す
セミロングの少女はポニーテールの娘と違ってはっきりした口調で
『私も小倉と同じで折角彼女と組んでいるのですから、ソフトボールリトル日本一のピッチャーになりたいです。
チームも誰もが最強と言う位で無いと納得がいきませんからチームの為にベストを尽くします』
とさばさば言い切るのだった。
そんな二人の様子に理央は
「アゲハの友達ってあのリリアムのスタメンだったんだな。
すげー強いソフトボールの小学生リトルって俺も口ずてで聞いたことある」
と驚きを隠さなかった。
アゲハの方はその理央に対して
「そこまで親しいってわけじゃないんだけどね…あっ!!理央お兄ちゃん野球だよ」
と照れ臭そうに…だが確かに親密な関係ではない為に友人だと言うのは否定するが
中学生野球リトルが写ったのを見て、理央に声をかける。
でパッと出た少年を見て理央は…
「あッ!!こいつだよ…中井!!色々と面白い奴でな
普段はやる気なさげだが、コーチの腕は凄くて…俺もいろいろと世話になったんだ」
と中井と名乗る少年がインタビューを受けていた
『あはは。俺もナインに入れた事自体奇跡だと思ってるんで
これから先も一生懸命頑張ります!!……理央先輩見てますか!!』
といまいちやる気があるのかどうか理解に苦しむ中井だが、いきなり理央にふる態度を見せ理央は困惑するも。
「ああいう奴なんだ中井って
だが根は真面目な奴でな…飽くまであいつは“チームの為の自分”と言うのを前に出していてかたくなにそれを守り抜いている奴なんだわ」
と苦笑交じりに中井を評価する。
その後中井らのチームの練習風景など映し出され、スポーツ特集も切り替わると理央はテレビを消し
「それじゃあ集中してごはん食べるわ」と食事に専念し、アゲハらも食事を進める。
そして食事を食べ終わり
「それじゃ今日私が食器片付けるからお母さん休んでて❤」
と春休み最後の日なのかアゲハから率先して食器洗いを始め出し、理央も
「アゲハだけにやらせちゃお兄ちゃんがすたるな…アゲハっ俺も手伝う」
と理央も食器洗いを手伝うのだった。
そうして朝食の食器を全て洗い終え理央はアゲハに
「じゃあアゲハ。今日は春休み最後だからどっか遊びに行こうか!」
と遊びの話を持ちかけ、アゲハも
「うんっ!!理央お兄ちゃんの好きな所に私も連れてって!」
と受け入れ、桜咲く近隣の山林で遊びに行く。
「ふぁぁ!!お兄ちゃん桜とか綺麗!!」
とアゲハは花咲く山林に感動を声を洩らす
「ここら辺だったらわずらわしい西小と東小の縄張り争いとかないからな
まあたとえそういう事にアゲハが巻き込まれても俺がアゲハを守るから」
と理央も何度か経験した事がある、東条小学校と西浦小学校の抗争に辟易しているのだった。
アゲハも理央も東条小学校近くにある小学校で通っていた為。
東条小学校児童・西浦小学校児童からたまに敵対校かと間違えられ絡まれたりする事もあった。
もっとも間違えだと知ればよほど険悪な状況でもない限り謝ってくれる訳とはいえ
危ない事には変わらず、あまり一人で出歩かないというのが、周辺学校に通う児童の前提になっていたのだ。
そんな理央の気持ちをアゲハも知ってか
「うんっ。理央お兄ちゃんは私の王子様で旦那さまだもん!!
私が危なくなったら絶対に助けてくれるってわかっているからっ!!」
と甘えるしぐさを見せ、アゲハにべた付くのだった。
そして森林探索を兄妹二人でしていたが楽しい時間は過ぎ…あっという間に夕暮れの光をアゲハと理央の二人はあびながら
「いいリフレッシュになったなアゲハ」
と理央はアゲハの頭を撫で上げ、アゲハも
「本当に楽しかったよお兄ちゃん」
と嘘偽りなく理央に伝える。
そして山から下りようとした際アゲハは足を滑らせ、すかさず理央が抱きかかえるも
「痛っ!!」とアゲハが顔をしかめて痛がり理央は心配そうに
「大丈夫かアゲハ!どこかうったのか??」と声をかけるもアゲハは
「大丈夫…転んで怪我した訳じゃないから……」と直接転んで怪我した訳じゃないと答える
理央は確かに怪我していないとは思ったが、アゲハがなんか変な表情な事にも気が付き怪訝な表情になるが、これ以上は何も教えてくれないと理央も悟りそれ以上の詮索はしなかった。
その後仲良く家に帰った後。ご飯を食べて暫くした後
理央とアゲハに思わぬ転機が訪れる事となる
それは理央がお風呂に入ろうと浴室に入ろうとした時…アゲハの呻き声の様な何とも言えない声が聞こえてくるのだった。
(やば…まだアゲハお風呂から出てなかったんだ。でもどうしたんだ…アゲハの奴は)
と出ようかと思うがなんか気になり出る事が出られない、アゲハの方は理央が近くにいると知らずに
「んん〜〜駄目だぁ……私三カ月もおっぱい揉んでいるのにひりひり痛いだけだぁ〜」
と声を洩らす…理央はガラス越しから妹の姿を見てみると、ぺったんな胸を掴み…ごしごしと手荒く揉んでいる……ようだった。
「お兄ちゃん…お兄ちゃんはもっとおっきなおっぱいだったら喜ぶのに……
伊織ちゃんや桜ちゃん並の…おっぱいになって……お兄ちゃんのお嫁さんになりたいのに…痛いよぉ」
とべそをかきながらも胸を揉んでいるアゲハの姿がうっすらと理央に瞳に入って行った。
せいぜい良いトコ餅一つ分位の大きさの胸を必死で掴み、小さいが女の子らしい柔らかさでアゲハの胸がスライム見たいに動き回り
いまだ未成熟な乳首と乳輪はぽつんと添え物程度の主張しかできず、まだまだ発展前の状態の胸。
曇りガラスで完全には見えないが、透けてみればアゲハの未成熟なロリパイが理央にも分かってしまうのだ。
そんな痛々しくもそそられる光景に理央の陰茎は明確に膨らんでしまい……紛れもなくアゲハのロリ肢体で欲情してしまった証が目の前に飛び込んでしまい
理央は逃げるようにその場から立ち去って自分の部屋に避難して思考する。
(アゲハ…俺の為におっぱい大きくしたいのか……あのとき痛がってまで…俺に隠して……)
だがこのままではずっとアゲハは痛いまま対して胸も大きくならない
そして理央は一つの決断をした
(よし!俺がアゲハの…アゲハのおっぱいを大きくしてやろう!!)
と、これが全ての発端になるのだった。 続く
姫木(ひめき) アゲハ 11歳
お兄ちゃんだいすきっ子な小学六年生。
ただ最近自分の発育が他の女の子と比べて劣っている事を気にしている模様
特に拙作“とにかくキャッチ!”に登場する小倉伊織&春日桜の二人とはクラスメートである。
名前由来は変化すると言う意味で揚羽蝶とPSYREN主人公 夜科アゲハから
兄 姫木 理央(りお) 18歳 高校三年生
スポーツマンで女の子の人気があるが、妹大好きお兄ちゃん。
アゲハが胸の事で困っており自分から協力を申し出ようと決意する
野球部所属だが女の子と間違えられやすい自分の漢字名が好きではなく
よほどの事が無い限りカタカナのリオで先生にも通させる。
因みに暴走ボート ◆z95s/qs7OM 様の作品“迷わずストレート”に登場する光陵の中井監督とは先輩後輩の間柄でお互い馬が合う模様。
名前由来はToLOVEるの主人公 結城梨斗とリトの女体化バージョン夕崎梨子より
これにて投下終了ですが本番は最後までやるかやらないか未定です
そこで提案なのですが、アゲハにしてほしいプレー等を提案して頂けたらと思います。
NGとしては
1.レイプ
2.身体にダメージや欠損が残る物。勿論過剰な暴力なども
3.理央以外の男性はアゲハにプレイを行わない(基本的に)
4.後は汚い行為(嘔吐物などは此方も避けたいので)や反社会的な薬などの使用(媚薬位ならOKですが)
後は暴走ボートさんあてに
中居監督を球にお借りしますが、こういった使い方で大丈夫ですよね
何か問題があればご連絡お願い致します。
後は拙作作品のキャラもちょこちょこ出していこうかなと考えてます。
凄くペースが遅くなりますが今後とも宜しくお願いしますね。
では落ちます。
GJです。
うーん…
胸にアレでローションを塗りたくって、
そのまま、胸に射精するとか、どうでしょう…
乙る。
お口で飲んだら胸が大きくなるとかそんな感じで。
まーーーーーーーーーーーーーーーーーーってましたーーーーーーーーーーーーっ!
すごく期待してます!
これは大作の予感がしますね
そこでプレイはなんでもいいですが、畏れ多くも作品の方向性を提案させて頂きます
@自慰あり←これは必須(むしろ兄との絡みよりこっちがいいw)
A胸の成長描写←カップ表記は必須でお願いします
Bどんどんエロくなる系
C128さんの提案賛成(もしくは中田氏?)
D現実的な胸の大きさ設定でお願いします
巨乳中小学生胸成長ものはレアですので応援してます^^
巨乳小学生といえばデュエルマスターズのミミたんがよかった
怪力なのに白鳳様に従順なあたり、エロい
自分としてはファンタジーが見たいので非現実的なサイズまで成長するところを所望する
そりむらせんせの新刊はよかった
情報ありがとう!!!!!!!!!!!!!!
【一言お借りします】
>>127-129 返信が遅れまして申しわけありません。
さらに言うと全然進みません【涙】
ですが応援に加えて、今後の参考になりそうなシチュを出してもらって嬉しく思います。
それから保管庫の方。保存ありがとうございます。
こんばんは名無しさんXです。
すいませんまだアゲハの夢のロールアウトには、添削中の為至りませんが
代わりに外伝話を書いてきたので投下します。
また基本的にsage進行なのですが、だいぶ落ちてきたので一回ageます。
では次から投下します。絡みは皆無ですが宜しくお願いします。
気になるあいつのストレート 外伝 VER:F/H
とある日常
とある家で夫妻と思われる人物が話をしていた
「今日隼人はお友達の家に遊びに行っているんだったな…」
夫と思われる人物が、ふと昔を思い出すように話を続け
「あれから一年か。光陵では引き抜きとかで勝負どころじゃなかったのに、
土生君も山下君も…そんで隼人も今はこれまで以上に逞しく練習しているって話だしな」キッチンで調理の支度をしていた妻に向かいそういうと妻も
「そうねぇ…毎日練習で勉強の方が心配とはいえ…いつも野球ができてうれしいとか
土生君や山下君の事。それから新しく入った勇気ちゃんって子よね
今日隼人が遊びに行っているのは勇気ちゃんって娘よね…
隼人ったら光陵の女の子はみんなかわいくて胸の大きい理奈ちゃんや大人びたかな子ちゃんとかいるって言っていたけど
隼人としては一番元気一杯な勇気ちゃんって子と仲がいいみたいね
今日は勇気ちゃんの家で食べていくって言っていたし」
と合の手を入れるのだった。
今日は二人とも仕事が速く終わり、息子の隼人がチームメイトの瑞原勇気の家に遊びに行くと連絡が入って、夫妻だけの食事を楽しんでいるのだった。
だが…不幸は予期しない所から襲いかかるのを橡浦夫妻はまだ知らないのだった。
「ん?何か焦げ臭いな…」
と橡浦父が言い…思った時にはもう…遅かったのだった。
気になるあいつのストレート 外伝 VER:F/H
その後…燃え盛る業火に橡浦家は包まれてしまっていた
隣家からの出火に巻き込まれる形で、あっという間に火は燃え広がり、瞬く間に野次馬なども集まって来ていた。
そして少し時をさかのぼり
「いやあー今日も大変だったねぇ保奈美」
とショートカットの少女が、炭酸抜きのコーラを飲んでエネルギーを補給していたのだった。
保奈美と呼ばれたソバージュの少女も彼女からコーラのペットボトルを受け取り
「んーーー生き返るね凪ちゃん!!」と舌鼓を打っていたのだ
二人とも熱いのか下着姿のままだったが、二人とも少女とは思えないほど発育をしているようで…
ブラジャーから胸があふれんばかりに盛り上がっていたのだ。
この二人はソフトボールサークルリリアムでホットスポットコーナーコンビと知られている芙蓉凪と村田保奈美の盟友コンビだった。
今日何でこのような格好でいるかと言うと…
「保奈美・凪ちゃん……入るわね」
とノックをして女性が入ると…慣れた感じで
「綺麗にして置いたわ二人とも」
とユニフォームを二人に手渡す
「ありがとうお母さん」
「おばさんありがとう!」
との動作に保奈美と凪は続けざまに礼を言うのだったが、保奈美の母は
「ケーキの味見を手伝いしてくれてありがとう。保奈美・凪ちゃん
おかげで来週の売れ線が決まったわ」
と仕事上の手伝いとして手伝ってもらったようだ
その見返りとしてきっちりユニフォームを洗濯して返してくれる
ただ流石に保奈美の母は娘と娘の親友の下着を脱がして全裸にする訳には行かず、下着だけは履いてもらったようだが
そんな保奈美の母に対して凪は
「あたいでよかったらおばさんや保奈美の手伝いを幾らでもしますよ
おじさんが作るケーキは何時でも美味しいですし」
と世辞ではなく本心から保奈美の父が作るケーキを褒めちぎるのだった。
保奈美も
「お父さんが作るケーキはなんかほっとする味なんだよね
だからホッとケーキ…なんちゃって!」
と照れながらも冗談を言うのだった。
実際二人が褒めちぎる様に地元密着型の洋菓子店を保奈美の母は店の経営をしており、父はパティシエを務めている。
味が良く値段も手ごろな為店の評判は高く。東小少女達が買い食いや家で食べる為に通うメッカとして有名であるが
こっそりと危険を承知で西小所属の女の子が来たり、所謂上流階級と言われる付属小の少女達も
同じく付属小に通っているリリアム副キャプテン鷲沢奈津の紹介・ネットや口コミなどで遠くからわざわざ買いに行くほど定評があるのだった。
「保奈美ったら…面白い事を
それから凪ちゃん。今日はその格好だからキッチンに入れてあげられなくてごめんね」
と保奈美の母は、普段保奈美の父と一緒にケーキを作る所が、
流石に今回は娘だけならまだしも半裸の状態で娘の親友を招き入れる事が出来ず、部屋である程度待ってもらったのだ
だが凪はそういう事もあるとばかりに
「いえいえおばさん。おばさんの言うとおりだとあたしも思いますから。
おじさんとかにも気にしないで下さいと言っておいてくださいよ」
と気にしていない様子だった。
そんなこんなで女三人で話が弾むのだったが…凪の携帯から着信が入り
一同はたちまち緊迫した表情になる
普段の着メロと違って重々しい…こういう着メロの時は近隣で何か大事になった時だ。
「凪ちゃん……この着メロ……おじさん…だよね??何か…あったのかな?」
とあからさまに不安げな表情で凪に言うも、凪は保奈美に少しごめんと頭を下げ携帯を取るのだった
「もしもし…オヤジ??どうしたの???
……え…火事??どこで……それ…ヤバくない??うん…大丈夫……ちゃんと連絡網通り回すから」
と凪は緊迫した表情で父親らしい相手と会話を交わしているようだった
保奈美も保奈美の母も心から不安げな表情のまま聞いていたが、凪は電話を切り
二人に向かってこういうのだった。
「大変!!オヤジの話だとS地区で大火災だって!!
どうも橡浦の両親も巻き込まれたみたい!!とりあえず良く橡浦とつるんでる土生の家に連絡入れるから…
おばさん電話借ります!!」
と大急ぎで凪は勝手知ったる保奈美家の電話で土生の家に掛ける
だが勿論この場合は……
「……もしもし!!土生?大変!!橡浦の両親が…あれ??」
と凪は少し戸惑ってしまった、電話を取った主は
「君は…どう言う事なんだ?橡浦のご両親がどうしたって???」
と事情が飲み込めず困惑しているようだった。勿論電話を取った人物は土生ではなく光陵監督中井その人だったのだ
凪は気を取り直し、自分の素性を相手に伝え、中井も事情を察し
橡浦家付近で大火災が発生し、大変な事になっていると理解した
「中井さん。土生が今どこにいるかわかりませんか?
とりあえずあたいは他のクラスメートとかにも伝言を回さないといけないので」
とひとまず凪としては土生や橡浦と仲のいい山下とも連絡を取りつけたかったが
周囲のクラスメートにも連絡を回す必要もある為申しなさそうに告げるも、中井は
「あいつやみんなに関しては俺の方からも連絡を入れるし、土生の携帯番号も君に伝えるから心配をしないでくれ。
それよりも君は一刻も早くクラスメートに連絡を頼む」
と凪に連絡を頼み話しこんだ後、中井から電話を切って連絡を入れる様子だった。
保奈美は凪にどうだったと言う表情をするも、凪は
「保奈美。クラスの連絡手伝って
土生達は中井さんが連絡を取り付けてくれるみたいだから…もちろんあたい達はあたい達で連絡網は回す!
それからまたオヤジからも細かい事情は連絡してくれるだろうけど」
と迅速に連絡を入れる事にするのだった。
二人で…電話と携帯を使った連絡は迅速に行われ、瞬く間にクラスメート全員事情を知る事となったのだ。
その頃中井監督は土生に連絡しようとしたが、土生の方から電話がかかり、今日因縁深い巨神の件で話した後
「実は俺からお前に…いやお前達に連絡をするところだったんだ。
たった今橡浦の家付近で火災が起きて両親が巻き込まれたようだ……まだ細かい事情なども分からんが…それなりの覚悟をしてくれ
それから理奈は今近くか?悪いが土生。お前の方からも理奈や赤松らにも連絡を入れてくれ
芙蓉君達からも連絡が行くと思うが、改めて俺もかけられる限り連絡を付けるから」
と土生にこの一件の連絡をチーム名と全てに回して欲しいと頼み…土生も
「分かりました監督。理奈は俺と今一緒なんで事情を話して、赤松や連絡をかけられる奴に限り連絡を取ります」
と了解する…ただ土生としては先日チームに入った緒方かな子に関して、彼も中井監督も連絡を取り様が無く、後回しにせざる負えないと言う事だった。
「それじゃあ頼む」
と中井監督は電話を切るのだった。
そうしている間…土生の遠くから鼻歌が聞こえ、翔の前に上半身裸の爆乳少女でエースの理奈が現れた。
「翔!どう??今日はHなあたいのおっぱいにチョコレートを塗ってみたんだけど?」
と事情を知らない理奈が何時もの様に翔と乳繰り合おうと、自慢のJカップバストにチョコをかけて何時も以上に激しく吸ってもらいたかったようだが
翔は理奈の積極的な態度にドキッとしつつもそれどころじゃないとばかりに
「吸いたいな…でも今はそれどころじゃなくなった!
橡浦の近くで火事が起きて橡浦の両親が病院に担ぎ込まれたようだ!
病院の場所とか細かい話はまた後で中井監督や同じ学級の芙蓉って奴から入ると思うが…」
と今連絡を受けた事をかいつまんで話し、理奈も流石に青ざめ
「橡浦君の両親が?橡浦君は!!」
と心配そうな表情で翔に尋ねるも、翔は首を振り
「橡浦自身は巻き込まれていない……無事だ。
だが中井監督は覚悟をしておけと言っていた…もしかしたらも…ありえる」
と橡浦はたまたま勇気の家に遊びに行っていたおかげで巻き込まれずに済んだが、両親の具合は良くない様子だった。
理奈は涙ぐみ
「これから…巨神と試合って時に……橡浦君……」
橡浦家に起こった悲劇を嘆くも、翔は理奈を抱き寄せ
「俺も…辛いさ。俺とあいつは事情こそ全然違うが、家族を失う気持ちは俺にもよく分かる
だけどな理奈?そういう状況だからこそ沈むな…沈んだ表情のままだったら橡浦も悲しむ」
とチョコが自分の服に付くのを気にせず、たわわな理奈の爆乳が…乳首や乳輪の熱まで自分に伝わる位に抱いて慰める。
理奈も土生に抱かれたまま
「翔…分かった。出来るだけやってみる……だから」
言葉とともに潤んだ瞳で土生を見つめる
土生はそんな理奈を可愛いと思いながらも
犯罪的な爆乳を押しあてられる事でこんな時に肉棒が臨戦態勢になった事を呆れながらだが、性欲には勝てず
「まあ。とりあえず今日中にたぶん芙蓉辺りから詳しい事情が聞けるから、詳しい場所を聞いてからその病院に行こう
だけどそのまえに服汚しちゃったから一緒に風呂入ろう理奈。
お前さんのチョコ味おっぱい吸って…俺も元気を出したいから」
と明日と切り替え、意気揚々と風呂に行って楽しもうと言い
理奈も翔に抱きついて
「うん!!翔にあたしのおっぱい沢山吸って…あそこも弄って欲しいな……
出来れば翔とSEXしたいけど…駄目?」
おねだりするも、翔は
「SEXまではねぇ…でも理奈の綺麗なあそこもおっぱいも弄ってやっから」
と存分に理奈を可愛がる事を決め、更衣室でお互いの興奮した裸体を使って、何時もより激しい淫らな遊びを楽しむのだった。
勿論風呂から出た後は大急ぎで着替え、橡浦にメールなどを送って事情を聴き
その直後
土生の携帯が鳴り響き、土生本人が「はい?」と取ると少女の声が響き
「土生!良かった!!
中井さんからあんたのケータイ番号聞いておいて…詳しい話は橡浦からも聞いていると思うけど」
と噂をすれば影とばかりに、芙蓉凪から連絡が来た。
土生は本来凪とはあまり接点が無く、そんなに親しい間柄でもないが別段気に留めず
「わりいな芙蓉。中井監督からも聞いた
お前病院先とか詳しく分かるか?俺も橡浦から病院の場所とか聞いたが、流石にあまり細かい所まで書けてなかった
悪いが細かい部屋とか教えてくれねえか?両親が面会できるような状態じゃないのかとかも聞きてえし」
と細かい事を聞き、凪もそれに答えるかのように
「ああ…命は取り留めたみたいだけど思いっきり煙を吸っちゃったみたい
意識が回復してないってお袋は言ってたな…面会は何とか大丈夫みたい…
先にオヤジが橡浦と付き添いなのか勇気ちゃんって女の子と一緒に病院へと連れてったみたいだからあんたも行ってやって」
と自分が知りうる限りの情報と見舞いに行ってやれと土生に伝え
「それじゃああたいはこれで電話を切るから。それじゃあまた学校で…じゃあね」
と伝え、土生もそういえば瑞原家に遊び行ってたなと思いながらも
「今日は助かった。ありがとう芙蓉…俺も切るわ」
と凪に礼を言って電話を切る。
その様子を見ていた理奈だったが、そんな理奈に翔は向き直り
「病院の場所と詳しい部屋番号が分かった。俺達に出来る事は限られているが
橡浦とユキが一緒にいるようだ。行こうか理奈」
と病院場所など説明し、土生と理奈はそのまま病院へと向かう。
そしてそこらへんの時間帯で凪の父がどうしていたかと言うと
「まずいぞ…もうこんなに火が……」
消防士として現場に駆け付けた凪の父だが、火の周りが速く家の全焼は避けられない状況だった。
だがこのまま手を拱けば財産以前に橡浦夫妻が焼け死ぬ。或いは呼吸不全で死ぬのはまず間違えない。
大急ぎで「急ぐぞ!!とにかく橡浦さん夫妻を助け出すんだ!!」と突撃するが、門前で男の子と女の子が揉めている状態だった
こんな時に何をと舌打ちしつつも、どういう状況だと思い近寄ると
「離してくれ勇気!俺の脚だったら…オヤジとお袋を助けて戻ってこられるから!!」
と良く見たら以前父母参観に来た時見かけた橡浦隼人で…必死で止めている少女は
「ダメ!!こんなに火が回ってたんじゃ!!よしんばチュウが両親を助けられても、今度はチュウが死んじゃう!」
と誰だか知らないが泣き出しそうな表情で橡浦の腕を掴んで離さなかった。
その様子を見ていた凪の父だったが、消防士として
「君達!今すぐここから離れるんだ!!危ないから下がるんだ!!いいね!!」
と二人を力ずくで下がらせ、懸命な消火に当たる
凪の父やスタッフの必死な消火作業に突破口が見え、凪の父は
「よしっ!!俺が行く!!皆は周辺の消化を…急げ!!!」と言いいまだ紅蓮の炎で焼かれる橡浦家に突撃を敢行する。
凪の父は後ろから
「…ジ!!おや……!!!」
「……丈…夫!!絶…チュ…の……は助かる…ら!!」少年少女の悲痛な声を聞き
死んでも助けると心に誓うのだった。
その甲斐もあり凪の父は
「…橡浦さん!大丈夫ですか!!くっ!!意識が…だがまだ間に合うかもしれん!!」
何とか夫妻を担ぎ、医療班に二人を預けるのだった。
担架で運ばれる橡浦夫妻を見届け、何とか周囲の炎上は抑えられたが橡浦家の炎上は未だ止まらず、懸命に消化したがもう手遅れだった。
燃え朽ちた家の消火を仲間に任せ、凪の父はうなだれる橡浦隼人と少女の元へと歩む
「橡浦君……すまない。もっと俺達が速く到着していれば」
と自分を責めるが、少女は首を振り
「そんな事無いです…おじさんは必死でチュウの…橡浦のご両親を助けてました…それは私が保証します」
と手落ちが無かったとはっきり答える。
そんなやるせない雰囲気の中。携帯から連絡が入り取ると
「ああお前か…おう……橡浦さん達は…そうか今集中治療室に……分かったまた落ち着いた時にでもかけ直すわ」
と電話を切り二人に対して
「橡浦君。ええと…君は…」
と改めて少女の名を聞こうと尋ね
少女の方ははっきりと
「瑞原勇気です」と勇気は凪の父に名前を名乗るのだった。
凪の父はそれを聞き
「橡浦君・勇気ちゃん。
今俺の娘や保奈美ちゃんがクラス中に連絡を入れているから、土生君達もすぐに事情を知って駆け付けるだろう
俺の方で橡浦さんが収容された病院に連れていくから…行けるかい橡浦君?」
と病院に行く事を勧めたので、困憊状態の橡浦だったが
「助かります。芙蓉のおじさん」
と元気なくだが凪の父に答え、消防車で病院まで連れてってもらう事になった
言うまでも無くだが勇気も同行と言う形となる。
そして橡浦の携帯にはひっきりなしに光陵メンバーからメールが入り
“橡浦大丈夫か!”
“ご両親が担ぎ込まれた病院はどこ?あたし達もすぐにいくから”
などなどと心配や安否を気遣う文字が流れていた。
それを見届けるが、今の橡浦は何とか病院の場所と礼を言う事しか出来なかったのだった。
暫く長い時間が過ぎる中。橡浦と勇気は二人で待合室の椅子に座っていたが
そんな時担当医師であろう白衣の男が橡浦達の前に来て
“少し話が……”と橡浦のみ来てもらい、話を聞く事になったが……
「こんな状況下で済まないが…君のご両親は…もう目を覚ます事が無いかもしれない」
との衝撃的な内容の言葉を投げかけられた
何でも致死量寸前まで煙を吸ってしまい、意識が回復する見込みが現状絶無と言う事を
もう一生寝たきりの植物人間として、今後生きていく可能性も視野に入ってくると言う事を……
「そんな…そんな……」
絶望に打ちひしがれる橡浦を医師も不憫そうな表情で見つめながらも
「私達も君のご両親の意識が戻る様に懸命に動く。だから希望だけは…捨てないで欲しい」
と慰めの言葉をかけるが…今の橡浦にはその言葉に答える元気は残されていなかった。
そのまま橡浦は黙って礼をした後。勇気が待つ待合室に戻るが
「チュウ!チュウの両親は??」と自分に好意を持つ少女から心配そうな表情をされ、橡浦は元気なく
「…ユキ…」とその少女に答えるのが精いっぱいだった。
だが何とか精気を振り絞り…橡浦は
「病院の先生から部屋を聞いたから…見に行こう……ユキ」と勇気に伝え、勇気も黙って頷くのだった。
その部屋に向かう中橡浦は勇気の体を見ていた
勿論スケベな意味では無く…もっと深刻な意味で……偽りの希望にしがみつこうとして
(オヤジも…お袋も……もう起きない……だったら…だから……俺は…ユキを……)
勇気の肢体は小学四年生とは思えないほど発育が良く、常日頃から薄着の為
階段を上る度に胸が揺れ、橡浦に誤った思いを抱かせてしまう。
そう。“家族”を作ると言う間違った思いに橡浦は取りこまれ
取り返しの利かない過ちと更にそこから真の愛をはぐくむ事となるのだが、それは後日の話である。 劇終
これにて投下終了です。
これからも鈍足となりますが、アゲハの夢と並行して
黒薔薇・白薔薇のファンタジー的な爆乳調教や他作家様方の外伝とかも書いていこうと思ってます。
後は副案なども…
いつも楽しんで読ませて頂いてます!
このカテゴリのホープですから無理せず頑張ってくださいね^−^
作ったことないのでわかりませんが、平行するっていうのはやはり煮詰まったりするからでしょうか??
GJでした!!また千晶&明やシバケンの東西シリーズで賑って欲しいな
千晶シリーズは次プール予定だよな
作品氏期待してます!!
リアルにプールシーズンが近づいてますしね
いろいろと大変でしょうがいつまでもお待ちしてます。
もちろん作家方の作品も待ってます
148 :
朝の陽射(ひざし):2010/05/24(月) 07:05:31 ID:pQtluCZy
今の彼女の頭にあるもの。
「あと……2分40秒!」
それは、1秒1秒の戦いを、いかに勝ち抜いていくか。
因果応報、四面楚歌。今の彼女はそんな状態。
そんな彼女の敵は、150秒という時間制限だけではない。
ただでさえ今日の授業は6時間。しかも体育まであるというおまけつき。
「重いなあ、もう!」
寝起きダッシュ、朝飯は無味乾燥な食パン。
おまけに1週間の中で最重量を誇る、着替えのぶら下がった赤い錘(おもり)。
そしてそれだけではない。バレーボール大の胸にくっついた錘まで、敵として自らの動きを鈍らせる。
仕上げに1時間目が体育ともなれば、乳酸漬けの体には拷問の一言。
「きっっついなあ、もうっ!」
体育、算数、理科、国語。極めつけに、午後には社会が2連続。
2時間目から6時間目まで、想像するだけで吐き気がする。遅刻を免れても、やはり地獄。
ああ、モチベーションが下がる。自然とスピードも落ちる。
残り時間を確認して、焦る。遅刻をしたって、地獄。再びスピードを上げる。さらに疲れる。
「よお!」
「何!? こっちは今急いでんのっ!」
「こっち、近道だぜ!」
残り120秒。
いきなり声をかけられたと思ったら、商店街の交差点を90度に曲がった少年。
0,5秒だけ迷った。
否、迷う余裕はなかった。
「分かったわよっ!」
顔も覚えていない男子。
胸にくっついた、脂肪という名の錘を揺らしながら、走る。
「ちょっと!?」
「なんだ?」
時計は、8時35分を指していた。
見上げるとそこには、日光を部分的に落す、深緑のシェルター。
「……完っ全に、遅刻じゃないのよっ!」
「間に会ったじゃねえか。まあ座れよ、そこに切り株がある」
「どこが間に合ったって……ああもう、はいはい」
時計を見ると、8時40分。10分後に1時間目が始まる。
大好きな体育の授業は諦めて、……ついでに算数もさぼっちゃえ。
……諦めを付けると、なんだか少し気持ちいい。周りもよく見える。
光合成が作り出した、イオンたっぷりの酸素。温暖化の影響をみじんも感じさせない、天然のクーラー。
「な、いい場所だろ?」
「……まあ」
「晴れの日は絶対にこの時間にここに来るんだ。俺のお気に入りの場所。」
自慢げにそう言うと、傷だらけの右手を鞄に突っ込み、何やら取り出した。
「ほら食えよ、上手いぜこれ」
「……ラッキーターン?」
「ゴミは俺に渡せ、ポイ捨ては無しだ」
意外ときっちりしている。結構いい奴かもしれない。
3つのうちの1つを口に入れ、ゴミを渡したとき、ふと面白いものを目にした。
「この木は?」
「お、気付いたか。昔落雷があったらしくって……まあいいや、とにかく、この木だ」
「?」
木の幹が、縦に真っ二つに割れている。
その表面は、木材加工が施されているようにきれいなのだが、この面白現象をなぜ自慢げに話すのだろうか。
「……そろそろだな。おい、こっちに来いよ。」
「今度は、何?」
何もない山の中。
のはずなのに、たった数m四方にこれだけの発見がある。
それなのに、まだ何かあると言うのだろうか。
「ほら、さっき言ってたこの木。下を見ろよ。」
「これ……湧水?」
「へっへー。いいか、よーく見てろよ。」
先ほどの木の根元の少し先に、湧水。
その周りには、水をためられるように石が並んでいるが、これに限ってはこの少年が作った人工建造物と見ていいだろう。
……先ほどラッキーターンを取り出した右手には、今度は棒付きのレンズ。平たく言えば虫メガネ。
湧水の上から、ゆっくりとかざす。
「あっ!」
「ほら来た!」
太陽が動いて、湧水に木漏れ日が当たる、この瞬間。
湧水が反射板、レンズがプリズムとなって、
「……きれい……」
そして、真っ二つに割れた木の、薄黄色の表面は、スクリーン。
「へへっ、まだ誰にも教えてないんだぜ。」
「こんな、……こんな虹があるんだ……」
赤、橙、黄、緑、水、青、紫。
ちょっと人間が手を貸すだけで、何もなかったはずの自然が、映画まで放映してくれた。
「あとは……ほらっ!」
「あ、影絵!」
「ワンワン!キビ団子欲しいんだワン!」
意味不明だった、理科の「光」の勉強。こんなに簡単だったなんて。
……今日は3時間目も、さぼっちゃえ。
「ねえ……明日も、来ていい?」
「もちろんいいぜ! 遅刻常習犯仲間が出来りゃ、気が楽だ。」
「うん! ……あっ」
思い出してしまった。
今頃、ジャージ姿でグラウンドに出ているアイツの頭には、高電圧が湛えられているはずである。
「……そういや、あんたのせいで遅刻じゃないのよっ!」
もう雷が落ちたってどうでもいいや。
そう自分に言い聞かせながら、地獄のような錘を持ち上げる。
「きゃっ!」
「……さぼっちまえよっ」
「ちょ、ちょっとどこを触って」
「……一緒に、いてくれよっ」
錘を両手でつかまれている。
肩にかけてある錘ではない。胸にくっついている、もう2つの錘。
「へ、変態!」
「……」
「あっ……い、いやっ!」
思わずさげすむと、それがトリガーとなったのか、ふにふにと手を動かし始めた。
バレーボール大のバストを、触られたりからかわれることはあっても、揉まれたことは1度もない。
「や、やめ、て……」
「やっと、やっと人間の友達が、できたんだ……」
「え、えっ?」
「離れたく、ないんだ!」
ギュッと、激しくつかむ。痛いくらいに。
しかも、掴まれた場所は、一番感じる部分。イコール先端。
「ああっ……!」
体の芯から麻痺して、落ち葉のベットに倒れ込む。
「あ、……ごめん」
「はぁ、はぁ……」
「こんな事、するつもりじゃあ……」
不思議と、嫌な気分はしなかった。
それは多分、感覚を共有しているからかもしれない。
勉強はさっぱりで、大っ嫌い。体育は嫌いじゃないけど、この胸のせいで動きは鈍いし、何度も触られるから好きじゃない。
女子からは胸のせいでうとまれ友達はできない、男子はからかうから大っ嫌い。
……きっと、こいつも同じ。
「学校でいじめられて、嫌になって。先生に親にはいいつけないように言っといて、いっつもここにいる友達と遊んでる。
半分の木と、湧水と……っ!?」
気がつけば、唇を寄せていた。
まだ好きになったわけじゃないけど……初めて気にいった男の子に、してあげようと決めていた。
「今日は、学校サボるよ。明日も、遅刻したげるね」
これからは毎朝、少しだけ楽しくなりそうだ。
思いつきで1時間程度で書き殴ってみました。
やっぱりエロを書くのは難しい。間接的な表現にしてみましょうかね・・・
なんだか独特ながら疾走感がありますね。GJです
155 :
一心同名:2010/05/26(水) 15:40:55 ID:A2GmLLl5
前回が適当過ぎたのでかなり反省。
リベンジがてら、30分ほどで書き殴って投下。
反省は全く生かされてません。
キリがいいので2つに分けます。
156 :
一心同名:2010/05/26(水) 15:41:58 ID:A2GmLLl5
田中、佐藤、鈴木、その他いろいろ。
1億3000万人もの人間が集まれば、当然名前が被る、なんて事、奇跡でも何でもない。
そして、子どもたちはよくそれをネタにする。
「よお、オサナイィ!」
名前が同じ、それだけがきっかけですごく仲が良くなったり、名コンビだと言われたり。
大抵はプラスの方面に働くことが多い。
「うるせえっ!」
もちろん、全てが全てそうではないようである。
特に、名字が同じで、性別がまったく違う、となればなおさらの事。
「オサナイ君、早くオサナイ君になれってばぁ」
「殺すぞ、この馬鹿!」
157 :
一心同名:2010/05/26(水) 15:42:49 ID:A2GmLLl5
その日。
全ての視線が、教室の1点に集められた。
「転校生を紹介します。……県からやってきました、長内薫(おさない・かおり)ちゃんです。
みんな仲良くしてあげてね。」
「おい、ナガウチと同じ漢字じゃねえか!」
両親の転勤でやってきた、見慣れない制服と、……見慣れない胸を付けた女の子。
そして、黒板に書かれた、見慣れない読み方の感じ。
「先生!それはナガウチって読むんじゃないの?」
「こう書いて、オサナイって読むのよ。長内君のようにナガウチと読む人もいるけどね。」
「じゃあ、2人は将来結婚すんのかよ?」
「はぁ!?」
クラスのいたずらっ子の余計な一言が、今の状況を作っている。
あたりまえだが、今でも俺は、長内さんになに1つ会話をすることができない。
……変な噂がたったら、もう耐えられそうにない。
そりゃあ、俺だって長内さんと仲良くしたいよ。
あれだけ可愛くて、……恥ずかしい話だけど、俺は大きなおっぱいが好きだ。
触りたいとまでは思わなくても、……その、仲良くなって、いっぱいしゃべって、いっぱい遊びたい。
一緒にいる時間が長ければ、それだけたくさん見られるし。
でも、当の本人はやっぱり俺を嫌っている。
普段から物静かな女の子だけど、俺とは特にまったく喋ろうともしない。
たまたま、ふと俺の方を向いても、いつもすぐに別の方を向いてしまう。
……当たり前だよね。同じ名字の男子って、気持ち悪いだけの存在に決まってる。
158 :
一心同名:2010/05/26(水) 15:43:36 ID:A2GmLLl5
ハルちゃん、なっちゃん、あきちゃん、フユちゃん。その他いろいろ。
11年間生きていれば、仲良しの子もたくさんできた。
みんな『イブニング娘、』大好きで、よくユニットを組んで、放課後にステージをやったりもした。
「そんな、そんなぁ……」
でも、それを一瞬でぶち壊す方法がある。転校だ。
離れ離れになっても心は1つだよって言われたけど、悲しいに決まっている。
向こうで、もっと仲良しの友達が出来る自信はなかった。
けれど、少しの希望があった。
「転校生を紹介します。……県からやってきました、長内薫(おさない・かおり)ちゃんです。
みんな仲良くしてあげてね。」
「おい、ナガウチと同じ漢字じゃねえか!」
同じ名前の、男の子。
その長内君らしき子の方を見ると、なんだかキュンと来た。
少し荒っぽそうで、元気がよさそうで。名前が同じだったから……運命に、出会えた。
「先生!それはナガウチって読むんじゃないの?」
「こう書いて、オサナイって読むのよ。長内君のようにナガウチと読む人もいるけどね。」
「じゃあ、2人は将来結婚すんのかよ?」
すごく嬉しかった。
冷やかしのつもりだったのは分かってるけど、好きな人とそんな風に……
でも。
「はぁ!?」
彼のその顔は、嫌そうな顔、だった。
結局、長内君とは一言もおしゃべり出来ていない。
体育の時間、彼はすごくかっこいい。図工も、意外って言っちゃ怒られるけど、家庭科も。
すごくおしゃべりで、内気な私とは大違い。
その代わり、国語も、算数も、理科も社会も赤点。
これでも勉強は得意な方だから、教えてあげたいんだけど、
でも、当の本人はやっぱり私を嫌っている。
いつもいろんな子としゃべっているけど、私には口を全く聞いてくれそうにもない。
彼の事が気になって彼の方を向いても、笑った顔はしてくれない。悲しくなって、そっぽを向いてしまう。
……当たり前だよね。私が原因で、からかわれて、嫌な奴としか思われないのも。
159 :
一心同名:2010/05/26(水) 15:44:32 ID:A2GmLLl5
「2組から、こんな招待状が来ましたー!」
学級代表が、ホームルームで突然こんな事を言ってきた。
それによると、あまり使われていない校舎で、お化け屋敷を開いてくれるそうだ。
「2人ペアになってお化け屋敷を回ってもらいます!
後日にペアの振り分けを行うので……」
……チャンス、だった。
偶然を装うには、これしか無い。
「……ねえ、ユカちゃん」
「ん?」
「お化け屋敷のペアって、そっちがランダムに決めるの?」
ユカちゃんは、この学校でできた最初の友達。
だからなんでも腹を割って話せる。
……私の恋心の事も、知っている。
「そうだよ。……なんでそうしたか、わかる?」
「えっ?」
にっ、と笑っていた。『そのお願い、頼まれた』……って、顔に書いてあった。
「よお、ユウジ」
「なんだ? 万年赤点のナガウチクン」
この、一言多い男子の学級代表は、昔からの俺のダチ。赤ん坊のころからの付き合いだ。
「実はよ、お化け」
「了解。」
「……まだ何も言ってねーんだけど」
こんな奴だ。
変なところで一言多いのに、変なところで端折る癖がある。
まあ、最後まで聞かなくても正確に俺の気持ちを把握できる点はありがたいんだけど。
「あー、そうだ。2組に無理言って、お化け屋敷は金曜から火曜日に変えさせたぜ。」
「へっ?」
「お前、知らないのか? 長内さん、2組のとある男子から告白されたんだってよ。」
バクンとなる心臓。
全てが消えてしまったような、感覚。
「安心しろ、フッたらしいからよ。
……けどお前、長内さんはあの顔にあの胸、あのスタイルだからな。」
な、何が言いたいんだよ!
って事が分からないほど、俺は馬鹿じゃない。
「……いつまでも、時間は待っちゃくれねえぜ。」
『覚悟を決めろ』、ってメッセージ。……確かに受け取った。
160 :
一心同名:2010/05/26(水) 15:45:08 ID:A2GmLLl5
とり、ここまでで。
長内って、どっちの読み方がメジャーなんでしょうか?
「長内」という字を見るとオサナイがナガウチより先に思い浮かぶが
オサナイという読みを聞くと長内よりも小山内が先に思い浮かぶ
ところでこの話、ナガウチカオル君とオサナイカオリちゃんのお話だよね?
だとしたら同じクラスに転入させるのは設定に無理があるような
いや、ファンタジーに突っ込むのは無粋だしそうでなければお話が
成立しないというのはわかるんだけどw
面白い、小学生が俺より物事をよく考えて大人っぽいのはキニシナイ
面白い。このもどかしさ 解消されてくれることを願うぜ
>>161 俺が小学生の時、双子が同じクラスにいたけど
>>162 そこら辺を配慮していない、考えられてない小説ってことだね、うん
2つのつもりだったけど、3つにわけることに。
30分で書きなぐった結果、またなんか変な事になったかも;
「ようこそ、2組のお化け屋敷へー!」
あまり使われていない旧校舎は、大抵こう言ったお楽しみ会に使われることが多い。
噂では、ここを待ち合わせにしていちゃついているカップルもいるとかいないとか。
「ペアの人は、お互いそばにいて待っていて下さいねー、では最初のペアの方、どうぞ―!」
ナガウチのペアは当然オサナイ。からかわれることを覚悟はしていたものの、意外な事に誰も何も言ってこなかった。
それもそのはず、連絡包囲網でユカとユウジが全員にそう頼んでいたからである。
その長内と長内の順番は最後になっている。
ちなみに、その最後から2番目は、ユカとユウジの学級代表コンビ。
ユカもユウジも、長内同士に悟られないように、互いの情報交換をしながら2人のアドバイスを送っていた。
〜昨日〜
「ようし、できたぜ!」
「うん、いい感じじゃない? 楽しみだなあ♪」
ユカとユウジとナガウチは、親との付き合いもあった影響で小さい頃からすごく仲が良い。
ナガウチはユカに対しては全く恋愛感情がなかったので、喧嘩することなくユウジはユカを手に入れることができている。
「でもさあ、もっとこう大胆な案も良かったと思うんだけど」
「それは結ばれてからでいいだろうが」
キスをしろとか、露出を高くしろとか書きたかったらしい。
そんな見え透いたことをしていては、かえってナガウチが混乱してしまうだろう。
……とかなんとか言っているうちに、マニュアルがプリントアウトされ……
〜現在〜
今がある、ということ。
お互いに、相手に気付かれないようにマニュアルを見ている。
幸い、プリント用紙のサイズは、2組から全員に配られたお化け屋敷の地図のサイズと一緒なので、
重ねて見ればバレることは無い。
待ち時間とは本来長く感じるものだが、マニュアルを完璧に覚えるのに必死で、むしろ時間が足りないくらいだ。
「ユカ、ユウジ! さあ、お化け屋敷にどうぞ!」
2人以外の全員がお化け屋敷に入っていった。
お化け屋敷が終わったペアは教室に帰るので、ポツンと取り残された長内ペア。
「えっと……ねえ、ナガウチ君」
「ん? どうしたの?」
「(あ、しゃべってくれた) えっと、その、楽しみだね!」
「え? うん。まあお化けは得意だから、任せておけよ。」
ナガウチ用マニュアルその1……
オサナイちゃんに何か話しかけられたら、普通に笑顔で話せ。無理にお前から話かけることはしなくていい。
オサナイ用マニュアルその1……
ナガウチ君に何か話しかけてみて。ちゃんと答えてもらえなくても、諦めずに何回かやってみて。
(よかった、ちゃんと話せた……うれしいなあ)
(話しかけてくれた……そっか、嫌われては無かったんだ)
(私の顔見て嫌な顔してたけど、今は大丈夫だった。この調子ね、うん!)
まずはお互いに無口だった状況を打開することに成功。
仕組まれたマニュアル通りに動かされ、2人の心は少しづつ開いていく。
「じゃあ、最後の2人、どうぞ―!」
ここで、オサナイには1つ心配事があった。
というのも。
〜数日前〜
「お化けが、苦手?」
「今思えば、長内君と一緒じゃない方がいい気がしてきてさ。
わたし、本当にお化けが苦手で、取り乱したら、嫌われると思うの……どうすればいいかな?」
「ばっかねえ。男の子は、女の子のそういうところが好きなのよ!」
「へっ?」
〜回想終了〜
オサナイ用マニュアルその2……
怖くなったら、ナガウチに泣きつけ! ナガウチはお化けにはめっぽう強い、男の子は女の子のそういうところに弱い!
(……と書いてあるけど、本当かなあ。)
未だに半信半疑。
だが、そこらへんのフォローもきっちりと行っているのが、カレカノ学級代表ペア。
(こう書いてあるけど、オサナイさんがお化けが苦手じゃないと、意味を成さないよなこれ)
ナガウチ用マニュアルその2……
オサナイちゃんが泣きついてきたら抱きしめて、優しい言葉をかけて安心させろ!
最初の部屋。
机が迷路のように並べられてて、この通りに進め、という事だろう。
「……大丈夫、オサナイさん?」
「う、……うん」
既にナガウチの背中にぴったりくっついている。
背中から感じる、潰れた胸の感触が心地いい。
周りにお化けがいるかもしれないと言う危機感より胸の感触に意識が行ってしまっていた。
「ノブェ〜〜〜」
「きゃああああああっ! ナガウチ君、は、早く進んでぇ!」
突如後ろから現れたゾンビ。だが、ナガウチの前に出ることもできないので、ナガウチをせかす。
「ブムォ〜〜〜」
「アゥブ〜〜〜」
「きゃあああああああっ、ナガウチ君、早く進んで、進んでぇっ!」
周りはゾンビ。進めと言われていては、抱きしめる暇もない。
なだれを打つように現れるゾンビを、オサナイから離すように手で制し続け、脱出。
教室のドアを閉めれば、もうこれ以上ゾンビが襲う事もない。
「ふぅ」
ゾンビなど全く意に介さなかったが、オサナイの事もあり若干疲れた様子。
そのオサナイはと言うと。
「……だ、大丈夫、か?」
「ぅ、ふぇ……」
地面に、へたり込むように座っていた。こちらを見上げ、今にも泣きそうな顔。
あまりにも心配になって、オサナイの前にしゃがんでやる。
オサナイからすれば、怖さが脳内を支配する中、目の前に見える大好きな男の子。
……マニュアルの事なんて、忘れていた。
「ナガウチ君っ!」
「!?」
それなりにたくましい胸板に、顔を押し付け、背中に手をまわした。
本当に泣きついてきた。その事実にも驚いたが、何より泣きついている相手は、好きな女の子。
わめいてこそいないが、大泣きしている。
嗚咽をしながら、涙をシャツにしみこませ、泣き続けている。
こんな時、どうすればいいのか。そう思った次の瞬間には、マニュアルの事も忘れて行動に移していた。
「っ!?」
「大丈夫だよ、オサナイさん」
マニュアル通りの行動だった。抱きしめ返して、安心させる一言。
だけど、お互いマニュアルの事なんて頭に入っていなかった。
お互いに、自分の意志で、自分の一番望んだことを行動に移しただけ。
お互いに気付かないだけで、両想い。そんな2人には、或いはマニュアルなんて必要なかったかもしれない。
「お化けだろうと、ゾンビだろうと、安心して。俺が守ってあげるから」
「オサナイ君……かっこいい、かっこいいね」
「そ、そうかな」
小さい頃からお化けや暗がりなどに異常なまでの耐性があり、何をしても怖がらない。
遊園地に連れていった親にも、驚かそうといろいろ思案していた友達にも、つまんないと不満を漏らされた。
少しぐらい怖がりな方がいいのかと思った。そんな鈍感な自分が少し嫌いだった。
でも今は、そんな無神経で図太い性格に、すごく感謝している。
「これからも、ずっと守ってね」
「う、うん」
恍惚とした表情で、恥ずかしさも無く、安心感に浸りながら何の迷いもなく全てを託したオサナイ。
流石にオサナイはまだ少し戸惑いと恥ずかしさが残っているみたいである。
ようやく2人が立ち上がった時、オサナイはマニュアルの3つ目を思い出していた。
「……ちょっ、オサナイさん!?」
「こうしていたいの。喜ぶって思ってさ」
「あ、えっと、その」
「えっと……ダメ、かな?」
「ぜ、全然いいよっ!」
声が裏返りながらも、OKの返事。
嬉しそうにマニュアルを遂行した。
「そ、その、恥ずかしく、ないの?」
「すっごく嬉しい!」
オサナイ用マニュアルその3……
ナガウチの腕にしがみついて歩け! さりげなくおっぱいをムギュってあててやると、喜ぶよ〜♪
103教室、201教室では、悲鳴は全く聞こえない。
201教室で行われていたのは、『算数屋敷』。
少し考えれば分かるちょっとした問題だが、周りのゾンビが作り出す恐怖感が、計算を妨害する。
「この問題を解けたら、通してやるぅ……」
「やべえ、全然わかんねぇ」
周りをゾンビが取り囲む中、黒板の問題と向き合う。
だが、困ったことにナガウチは元からかなり残念な頭をしている。
だが、ナガウチの腕の中にいるオサナイは、強気だった。
「任せて、ナガウチ君! ……守って、くれるよねっ」
「分かった、そっちは任せろ!」
別にゾンビが何か危険な事をするわけではないが、あまり近づかれるとオサナイが気絶してしまう。
近寄るゾンビをゆっくり手で払いのけながら、オサナイを守る。
ナガウチがそばにいることで、安心できる。回りは苦手なゾンビばかりだけど、問題に集中できる。
「1つ目は3、2つめは1000、3つ目の答えは……合同!」
「せ、正解ィ……グギャオオオオオオオゥ!」
どうやら、問題を解くことでゾンビが倒れると言う設定になっているらしい。
悠々と教室から出たが、この設定には少なからず笑みがこぼれたようだ。
「えへへ、やっつけちゃった♪」
「あぶねー。俺1人だったら永遠に出てこれなかったぜ」
「それはわたしも。……一緒にいてくれて、ありがと」
また胸を腕に寄せて抱きついた。
愛くるしい表情、柔らかい感触。何より、いっぱい話してくれる事が、この上ない幸せ。
「それじゃ、次行こうぜ!」
「うん! ……すこし、お化けが苦手じゃなくなったかなっ」
とりあえずここまで。
・・・ここの人たちの小説と比べて、あまりにも流れがまっすぐすぎてるような;
まあ、小学生があんまり難しすぎる事やってても仕方ないんですが。
そこら辺が出来ないのが、俺の小学生時代が酷かった証かもしれない;
結局これ、「巨乳」小学生の物語になってないなぁ・・・
他の人のは巨乳に対して悩む模写や、母乳とかの要素を入れてるのに;
>>171 俺の心にクリティカルヒットした。
まっすぐな小説も好きだ。だから早く続きを書いてくださいお願いします。
>>172 と言うわけで書いてきました。
今回も1時間ほどで書きなぐったので、ほとんど内容に乏しくなってるけど。
まっすぐでもいいのなら多分そこそこ満足してもらえると思う。
>>173 俺も絵を描こうかなあ。
今回のオサナイは結構気に入ってるし、描き下ろしてみるかな。
お化け屋敷も3分の2を通過した。
お化けの出る各教室から出てくる度に、どんどん歩きづらくなっている気がするナガウチがいた。
「な、なんか歩きづらいんだけど」
「いいの、これで♪」
(な、なんでこんなにくっつかれてるんだろ?
お化けが出るところでくっつくのは分かるけど、廊下はお化けは出ないぜ?)
そうこう言っているうちに3階に到着。
「301教室に落ちているダイヤが、302教室への通行料」と、地図に書いてある。
よーするに、宝探しゲームと言ったところか。
その頃。
「準備出来てるか?」
「ああ。頃合いを見計らって、アクシデントを装って、この302教室にしばらく2人を閉じ込めれば……」
「はい、愛の巣窟の完成♪」
元々今回のお化け屋敷は2人の距離を縮めるために作られたものではない。
だが、どうせならこれを利用してしまおうと言う事で、ユカとユウジもグルになって計画の準備をしている。
301教室は、怪談の現場としては定番である、あまり使われていない理科室。
あらかじめ渡されていた懐中電灯を片手に、ダイヤを探しに右往左往。
もちろん、オサナイはナガウチの背中に隠れている。
「誰もいないのか、ここには?」
「ほんとだよね、なんの気配もしな……」
ヌボェ〜〜〜〜〜ッ
「きゃああああああああっ!」
「音付きかよ……悪趣味なびっくり箱だな;」
どうやらここには、ゾンビの代わりにトラップが仕掛けられているらしい。
その奇声が完全にトラウマになってしまい、顔をナガウチの背中に押し付けた。
「こ、怖いよっ、早くダイヤを見つけてよっ!」
「あ、ああ」
出来るだけトラップに引っ掛からないようにしながら、一番奥の机を見てみると、
……あった。いかにも偽物と分かる、バカでかいダイヤモンド。
「これだな」
「見つけた? じゃあ一刻も早くここを……」
そう言われつつ、ダイヤに手を伸ばした、……まさに、その時だった。
「な、なんだ!?」
「こ、これ……いやあああああああっ!」
「地震かっ!」
電燈が揺れる、教室内のトラップが、振動がトリガーとなって次々に発動する。
ゾンビや幽霊の効果音が、次々に耳をつんざく。
「いやあっ、いやあああああっ!」
「早く机の下に……お、おい、オサナイさん? オサナイ!?」
揺れは強いが、身動きが取れないほど強いわけではない。
だが、ナガウチの目に映ったのは、頭を抱え、叫びながら、恐怖に打ちひしがれるオサナイの姿だった。
「いやあっ! 怖い、怖いっ!」
「オサナイっ!」
ナガウチも必死だ。オサナイを抱きしめ、大丈夫だと繰り返す。
何度も何度も、耳元で叫び続ける。
「大丈夫、大丈夫だから、オサナイっ! ……うあっ!」
だが、不運にも落ちてきたフラスコがナガウチの右手に直撃。同時に破片も刺さり切り傷を負ってしまった。
それでも、ようやく声が聞こえたのか、オサナイがゆっくりと顔を上げた。
「……ナガウチ、くん?」
「大丈夫、俺が絶対に守ってやる」
「……(コクリ)」
「とにかく、机の下に隠れるんだ」
幸いな事に、机の下は広く、2人ともスムーズに入る事が出来た。
揺れと奇声の二重苦に、耳をふさいで苦しみながら必死に耐えるオサナイ。
「ナガウチ君、ナガウチ君っ!」
「大丈夫、俺がついてる!」
揺れはかなり長引いたが、1分を過ぎてようやくおさまり始めた。
トラップのネタも尽きたのか奇声も止み、床がぴたりと止まる。同時に、抱きしめていた腕を緩めた。
一度机から顔を出し、火が上がってないことを確認すると、視線を再びオサナイに戻す。
「オサナイ、さん? 大丈夫?」
「……て」
「え?」
ふるえながら、何かを小声で伝えようとしているようだ。
そして、オサナイの体が、ナガウチに預けられる。
「抱き……て」
「抱き締めて、って言ってるの?」
(こくり)
ゆっくりと抱き締める。
やさしく、背中をそっとさする。
「ナガウチ、くん……」
「大丈夫だよ、オサナイさん」
「……オサナイ、でいいよ」
「えっ?」
それって……と言おうとした瞬間、外から声が聞こえてきた。
『おーい、2人とも、大丈夫か!』
「その声……ユウジ!? ああ、俺たちは大丈夫だ!」
『少しそこに待機しててくれ。というのも、この教室のドアが壊れて、あかないんだ!』
「なんだと!?」
確かに、ギシギシガタガタと言う音が聞こえてくる。必死に開けようとしているのを嘲笑うような音。
おそらく、さっきの地震でドアが壊れたのだろう。
『ここは結構老朽化していたからな。ほかの教室は片方のドアは無事だったらしいが、ここはどっちのドアも全滅なんだ!』
「マジか……」
『万が一無理にこじ開けたら危険かもしれないし、余震の事もあるから下手に動くな!
先生が、業者を連れてきてくれるから、それまでじっとしていてくれ!』
「わかった!」
つまり、しばらく閉じ込められる、と言う事になる。
オサナイも絶望的な顔をしているが、頭をそっと2,3度、ポンポンとなでてやり、少し安堵した顔になった。
『というわけで、少し辛抱しててな!
……ところで、オサナイさんの声が聞こえないが? お化けが苦手みたいだから、なんかいやな予感がするんだが』
「心配するな、大丈夫だ。俺に任せろ」
『……そうか、了解! じゃあ、がんばってくれ!』
オサナイの事についてのやり取りは簡潔に終わらせた。
短いやり取りの中で、2人の間に何があったか、ユウジは大体悟ったらしい。
校舎は危険なので全校児童に退避指令が出て、児童はすべて校庭に集められた。
……残るは、教室に閉じ込められた、長内ペアだけ。
「みんな避難したんだな。廊下が静かだ」
「うん、そうだね。……ナガウチくん、その右腕!」
「え? あ、ああ。さっきちょっと実験器具が腕に当たって、切っちまった」
「そんな……」
「大丈夫だって、痛くねえし、血だってそんなに出てないぜ」
その言葉に反して、腕は相当痛んでいた。
傷口からは血があふれ、腕をつたっている。
「……わたしを……私をかばったから、ナガウチ君は……」
「よせよ、オサナイさんは何にも悪くないんだからさ。」
「わたしが、パニックにならずに、早く机の下に隠れてたら、こんな事には……!?」
「自分を、責めるなよ。」
もう1度抱きしめる。
今度は、さっきよりももっと強く。
「俺は、そうやってオサナイさんが自分自身を責めるのが、何よりも辛いから。」
「でも……」
「約束しただろ、君を守るって……。だから、こんな傷なんで、どうってことないさ、オサナイさん」
幸せだった。
好きな女の子を抱きしめて、堂々と守るって言えて、ちょっとカッコいい事も言えて。
「……オサナイで、いいよ」
「えっ。そ、それって……」
「分かってるくせ。……じらさないでよ」
頬で感じた、柔らかい感触。
一瞬だけだったけど、確かに感じた。
「い、今のって……」
「ナガウチ君が、もしよかったら、だけど……ダメ?」
首をぶんぶん横に振った。そして、ぎゅっと抱きしめた。
その反応に、嬉しさと安堵が半々にまざってこみあげてきた。
「転校してきて、一目見た時から好きだったんだ。
毎日ナガウチ君を見てて、ますます好きになったの。」
「え……俺の事を?」
「体育が出来て、料理も裁縫も上手で、手が器用で。ちょっぴり勉強が苦手で。全部好き。」
「も、もしかして、この前男子をフったのって……」
「ずっと、ナガウチくんを見てたから……」
全部話して、恥ずかしさが頂点に達し、そっぽを向いた。
「でも、ナガウチ君がみんなから、からかわれてたから、それで嫌われたって思ったけど」
「そんなことない!
俺の方こそ、俺のせいでオサナイさんに迷惑がかかって嫌われてたんじゃないかって……」
ちょっとしたすれ違い。
軌道修正してやれば、これ以上ないくらいに幸せなハッピーエンドを迎えられる。
「オサナイさん、可愛くて、賢くて、俺、すごく気になってて……」
「え、そうなの?」
「うん。だから、俺なんかでいい? ……オサナイ。」
「……う、うれ……」
心が通じ合って、いろんなものがこみ上げてきて。
「嬉しい」と言う言葉を最後まで言えずに、もう1度抱きついた。
「大好き、大好きだよっ!」
「……ああ」
真っ暗な教室の中で、ひたすらに抱き合った。
涙の止まらないオサナイの身体を、ギュッと抱き締め続ける。
「……たくさん泣いたな。」
「えへへ。引越しすることになったときも泣いたけど、あの時は最悪だった。
こんなにいい気分で泣いて、こんなにすっきりした気分になったの、初めて。」
「それにしても、こんなに怖がりだったなんてな♪」
「むー、うるさいなあ。」
「だから守りがいがあるんだけどね。すごく可愛いよ」
言ってて恥ずかしくなるセリフだが、言われた方はもっと恥ずかしかった。
可愛いと言われるのがこんなに嬉しいなんて今までは思わなかったし、怖がり屋な自分にも感謝していた。
そんな幸せな時間が、一時中断される。
「……な、なんだ?」
「きゃ、きゃあっ!!」
さっきのデジャヴ。床がまた揺れる。
オサナイは思わずしがみ付くが、今度は幸いな事に揺れは弱い。おそらくはさっきの余震だろう。
「ふう、もうおさまったよ……あれ?」
「怖いよ、怖いよぉ……」
「オサナイ、大丈夫、俺がついているよ」
今日何十回目か分からないくらいに抱きしめてあげる。
腕の中で震える愛しの彼女がたまらなく可愛かったが、当の本人は未だに揺れに怯えている。
「だ、大丈夫?」
「……う、うん、なんとか。 ……ごめん、抱き締め続けて。」
「あ、ああ。大丈夫?」
互いのぬくもりを感じながら、オサナイが口を開く。
「昔ね、大地震に巻き込まれた事があったの。
ほら、有名な『東部大震災』って、あったでしょ」
「そういえば、オサナイがもともと住んでいた県って、あのあたり……」
「わたしや家族は助かったんだけど、……友達が、3人死んじゃったんだ」
何も言えなかった。
以前の課外授業の地震体験コーナーで、揺れている最中に波乗りのマネをして遊んでいた自分に、腹が立っていた。
「だから、やっぱり怖いんだ。ごめんね、迷惑かけて」
「ううん。むしろ、オサナイを守る機会が増えて、嬉しいよ」
「ありがと。……ふぁ」
一つあくびをつく。
これだけパニックになって、たくさん泣けば、疲れて眠気が来ても無理はないだろう。
「大丈夫? 助けが来るまでまだ時間があるから、寝てていいよ」
「……うん、ごめんね。それじゃお言葉に甘えるよ」
床に座っているナガウチに背を向け寄り掛かり、ナガウチが胡坐をかいている場所に腰をおろした。
オサナイはナガウチより背がかなり低いので、文字通りナガウチの中にすっぽりと収まっている。
「すぅ、すぅ……」
「寝ついちゃったか、……おやすみ。」
暗闇の中でも、ハッキリと可愛い顔は見える。安心して眠るその姿を見ると、心が癒される。
この寝顔を、この2人きりの世界で永遠に守ってやりたい、とすら思える。
「可愛いなあ……ん」
だが、思春期の彼には、もう1つの彼女の魅力が映った。
彼女の顔のもう少し下、見事に谷間を形成した、2つのバレーボール大の、あれ。
(お、おっきい……)
助けが来るまでは、まだ少し時間があるだろう。
結局描き切れませんでしたって言う;
次回で多分終わりですが、挿絵もつけるので、来週になるかも;
・・・それにしてもこいつら、馬鹿の一つ覚えみたいに、何度抱き締めれば気が済むんだろう
>>173 これはいい巨乳小学生 エロくてマジかわいい。
どことなくおたくの娘さんっぽいな。
>>174 期待感が止まらないぞ。どうするどうする。
>>181 いい感じじゃん。 私がこの頃ってもっと不純で思いやりも無かった気もするが。
きっともうナガウチがちがちに勃ってて、最初は微妙に腰引いてたりするけどそれはそれで抱き方が微妙に変わってオサナイさんの体のラインや下着の線とかいろんな所に触れるたびに理性ぐらぐらw
最後はもう欲望に負けちゃって服の上からこすり付けるように腰を押し付けるんだぜw
>>181 絵付きとか……どちらも激しく期待。
>>183 しかし、オサナイさんはその途中で起きているんですねわかります。
>>181 イイヨイイヨー。
ロリ巨乳もだけど、甘酸っぱい子供同士の恋愛も好きだから読んでてニヤニヤしちゃうわ。
>>173 の絵と違ってあんまりいいもんじゃないですけどね。
>>183 >>184 とりあえず、予想を裏切る展開にする予定。
>>185 自分でも書いてて恥ずかしすぎました。
10年前、俺の彼女をもう少し愛せたらなあとよかったと思う。
そろそろ絵の下書きに移りますが、どんなのがいいでしょうかね?
期待にこたえられる可能性はかなり低いですが、「こんな感じがいい!」と言うのがあれば。
あと、2人以上かけないので、オサナイ1人しか描きません。
現時点では小説の1シーンを描く予定。
知らない間に続ききてたのか、GJ。期待してるぜ、wktk
胸を強調するようなポーズ
189 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/14(月) 01:40:17 ID:S4fg4jqB
ほ
190 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/16(水) 12:06:35 ID:/liEFOvZ
ほ
191 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 02:26:53 ID:q9ldYeX2
人の心なんてのは結局脳の働きで、脳を上手く弄ることができれば心を書き換えることができる
大学で脳科学を勉強している俺は遂にその装置を作り上げることに成功した…!
「沙織ちゃん、君の使命は何かな?」
「はい、私の使命はご主人様をお守りすることです!」
それを使った結果がこれだ 昨日テレビで王を守る騎士の映画がやってあり、それを当てはめた形だ 王が俺で、騎士が沙織ちゃん
この騎士は、なんと小学生の女の子である スタイルが良く体は子供には見えないし、武道を習っているため実際俺より強いだろう とはいえ小学生に守られるというアンバランスさには自分自身で笑ってしまう
なんでこんな面倒くさい方法を取ったかというと…やっぱり、人の脳を弄るというのは難しいということだ 僅かな情報を書き換えることしかできない もっと上手いやり方はあったかもしれないが、これでも十分に目的は果たせる
「沙織ちゃん、君の使命は俺を守ることだよね それなら俺に何をされても俺を攻撃しちゃだめだよね?」
「はい、もちろんです!ご主人様をお守りする私がご主人様を攻撃するなんてありえません!」
それを聞いて俺は後ろから沙織ちゃんの大きな胸を鷲掴みにする
「あっ…んんっ…」
先ほど宣言したとおり一切抵抗しない 見たとおりの大きな胸を好き勝手に揉みしだき、この胸を犯したいという衝動に駆られる
「さて、俺はお風呂に入ろうと思うんだけど お風呂に入っている間に誰かに襲われるかもしれない… 当然ついてきてくれるね?」
「はい、どこだろうとご主人様をお守りします!」
風呂に入るために少し恥ずかしがりながら沙織は服を脱いだ
背が高く、胸も尻もきっちり出て、それでいて引き締まるところはきっちり引き締まっているため小学生には見えない ただ、一点を除いては
「ああ、ご主人様…そんなに見ないでください…」
性器だけは毛が全く生えておらず、ここだけがまだ子供であることを必死に主張していた 手で必死に隠すのがいじらしい
風呂場へ入ってすぐに沙織を仰向けにさせ、お腹の上に馬乗りになった 武道で体を鍛えているため多少の無茶はできるだろう 胸が大きすぎているので横に垂れてしまっているので自分の手で支えさせた
2つの胸が行き場をなくし圧迫され、互いに擦り寄っている その間にペニスを挿入した
「あっはぁっ、熱いっ…!」
「気持ちいいよ!沙織ちゃん!」
「あ、あのっ これ…と…、ご主人様をお守りすることに何の関係が…!んっあっ…」
「ああ、性欲処理も大事なお勤めだぞ 性欲が爆発して女の子を襲ったらどうするんだ、警察に捕まっちゃうだろ それを未然に防ぐのも俺の身の安全に繋がるからね」
我ながら無茶苦茶な理論だ だが…
「わかりましたっ、これも大事な任務なんですね… その代わり、捕まらないようにしてくださいねっ… 警察が相手では流石にお守りすることができませんからっ!」
ここで単に主人と奴隷の関係を強制しただけならここまで上手くいかなかったかもしれない 「俺を守る」というクッションがあったからこそ、ここまで上手くいったのだと思う
「気持ちいい!出すぞっ、受け止めろ!」
「っ!?」
俺の精液が胸の間から放出され、沙織ちゃんのかわいい顔に吹きかかる 沙織ちゃんは何が起こったのか理解できていないようだ
「ふーっ、満足満足 これで性犯罪で捕まることも無さそうだよ ありがとうね」
「あ、は、はいっ! 私もご主人様を危険から守れて嬉しいですっ!」
当然、夜寝る時も俺の身を守るために一緒に寝る必要があるよね?
ってところで続く
いいよー 巨乳小学生を好きに扱えるのって萌える。GJ−
沙織ちゃんをわたしにもください、GJ
本分に句読点がないのが読みにくいが、いきなり馬乗りパイズリktkr
乙
保守
保守
197 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 18:02:25 ID:S6AHImGY
hu
お久しぶりです。去年11月以来、実に8ヶ月ぶりの投稿となります。
千晶と明の話の続きで新章ということになりますが、今回かなり毛色が変わっています。
ヒロインは学級委員長、国東真琴。しかし今回は本番あり、しかも鬼畜凌辱孕ませですので、苦手な方はどうかご注意ください。
オチについてはメル欄参照でお願いします。
また前回投下は前スレ以来、第一回投下は2スレ目となりますので、今までの内容の確認には、保管庫をご活用ください。
保管庫
http://green.ribbon.to/~eroparo/contents/original15.html 文量は34KBほど。それでは、次レスより投下を開始します。
メル欄つけ忘れました……
ネタバレについてはこれ参照でお願いします
○1
「きゃっ……!」
いきなり薄暗い体育倉庫の中へ突き飛ばされて、少女はマットに咄嗟の受け身を取りながら倒れ込んだ。
彼女の全身に闇を投げかけながら、無言でドアが閉められていく。後ろ手に体育倉庫の入り口をゆっくりと閉ざしながら、彼女を突き飛ばした少年が内鍵を掛けた。
艶やかな黒髪を一本の三つ編みにまとめた長身の少女はそれでも凛々しく、眼鏡の奥に気丈な光をたたえながら体育マットの上から詰問した。
「や、八坂くん……!? な、何のつもり? 先生が話があるからって、私をここに呼んできたんじゃ……! 先生は――先生はどこ!?」
「あれぇ? まさか委員長、本気でそんな話信じてたの? そんなわけないじゃん」
「え……!? な、なに……どういうことなの、八坂くん?」
「本当に野暮だなぁ、委員長。言わせるなよ。分かってるくせにさ」
「な、何を――」
ようやく立ち上がりかけた長身の少女が、近づいてくる少年へと言い終わる前に。
彼女の上体を包むブラウスとベスト。確かな存在感をその身に帯びて、布地の線を円く前へ、上へと形良く突き上げさせている左右二つの膨らみに、少年はその両手をがばりと掛けていた。そしてそのまま、一気に引き下ろす。
「えっ!?」
ただそれだけで濡れた紙切れのように、学級委員長の上半身を包む二枚の上着は破り裂かれた。
あっさりと断裂しては破片を飛び散らせながら真っ二つに裂けていく繊維の下で、大人びた薄緑色のCカップブラジャーの束縛にきつく封じられている乳房が、前へ、外へと突き出すように二つ揃って、柔らかそうにぷるんと震えてこぼれ落ちた。
「きゃっ……きゃああああああああっっっ!!」
「あはははは。委員長、かわいー声出せんじゃん!」
同級生に衣服を破り捨てられ、一瞬にして無防備な下着姿に剥かれるという異常事態に、国東真琴は絹を裂くような悲鳴を上げながら胸を隠そうと両腕を抱えた。
「や、八坂くん!? ど、どっ、どうしてこんなことっ――」
「そんなの決まってんじゃん」
しかし真琴がうろたえている間に、明はすでに次の手を打っていた。その乳房を押し潰すように隠そうとしている両腕の、その重なりあった両手首へ、隠し持っていた手錠を掛ける。
「なっ、何これ!?」
「手錠だよ。見ればわかるでしょ?」
「あっ!?」
楽しげに笑う明は手錠の輪の一つで同時に真琴の両手を封じながら、信じられないほど強い力で無理矢理ぐいと彼女を引っ張って手錠のもう片方を、平均台の柱の部分へとつなぎ止めた。
「なっ、何これ! い、いや……っ!」
そして真琴は両手をきつく縛り上げられながら、平均台に隣接するマットの上に組み敷かれる格好にされる。なんとか逃れようと力を振り絞っても、金属製らしい感触の手錠はびくともしない。
少女が試みる抵抗はただ、ブラジャーのCカップ内へ窮屈そうに縛り付けられた左右の乳房を、その挙動の度に四方へむなしく揺らすばかりだ。
それで完全に自由を封じられたことを悟って、恐怖に染まった瞳で半裸の真琴は明を見上げた。
少年の口元に、邪悪な欲望に満ちた笑みが浮かんでいく。
「委員長見てたらさあ。なんだか俺、すっごくムラムラしてきちゃったからささぁ……。もう我慢できないから、今からここで、責任取ってもらおうってわけ」
「何を言ってるの!? は、早くこれを外してっ……すぐに外さないと八坂くん、あなた、後でどんな目に遭うかっ!!」
「後で? 後のことなら大丈夫だよ。なんでかって――」
「えっ……」
言いながら、明は少女の眼前に股間を寄せる。まるで特殊警棒でも仕込んでみせたかのように、ハーフパンツの布地を異様な質量で、そして天を刺すかのような堅さで盛り上がらせている肉の凶器の存在を、先走る体液の臭気すら感じ取られそうな至近距離から見せつける。
「な……なに、これ……っ」
あまりに圧倒的なその存在感を前に、真琴は思わず言葉を失う。咄嗟に悲鳴を上げようとして、あるいは目を逸らそうとしてそれすら出来ず、少女はただ息を呑んで、それを凝視するだけだった。
「全部が終わったときには、もう――委員長はみーんな俺に開発され終えちゃってて。そんなことは、なーんにも出来ないようになってるからさぁ」
「わ……わたし、を……私を……八坂くん、八坂くんは、まさか、……それで……」
今までとは異なる種類のおぞましい恐怖が、明白な実感を伴いながら真琴の背中を這い上がってくる。少年の邪悪な欲望に直面して震える瞳を上目遣いに、懇願するように真琴は聞いた。
「八坂くんは、わたしを……今から、ここで、レ……レイプ……するつもり……なの……?」
「んーーー……まあ……なんつうか……」
天突くようなその剛棒を恥ずかしげもなく誇示する明は、てらう様子もなく頭を掻いた。
「まあ、そんな感じ。……なんだか、ムラっときて……委員長を、犯したくなっちゃったから」
「…………っ!!」
「じゃあ、やるねー」
「!?」
軽い調子で言い放つや、むんず、と明の右手が真琴のブラジャーの中心を掴んだ。左右のカップの繋ぎを握って手首を捻ると、それだけで真琴の乳房に残された最後の守りは、いとも簡単に引きちぎられた。
「きゃっ……きゃあああああぁぁぁーーーっっ!!」
「おほっ、委員長のでっけぇ!」
強引な引っ張りに堪えられなくなった金具が真琴の背中であっさり弾け飛び、少女の乳房を守り育むという任務もろとも破棄されながら、一気に彼方へ取り払われていく。
その後に残るのは、ブラジャーという枷を取り払われてまろび出し、不安げに震える十一歳の白く豊かな乳房。
弾けるように半球形の檻から飛び出したみずみずしい果実が、きつい圧迫から逃れて柔肉の淡い頂から汗の飛沫を滴り飛ばす。
三年余の歳月を掛けてじっくりと育った真琴の胸は、すでに単なる胸の膨らみと呼ぶべき領域を超えて、独立した半球形を構成できるほどの見事な質量を備えていた。
少女たちの乳房を包んで守り、支え、美しい形に整えながら豊かに育んでいこうとするブラジャーの庇護を失ってもなお、真琴の乳房は青リンゴを斜め半分に切ったようなそのままの形を凛としている。
むしろ真琴の乳房はブラジャーの庇護下にあったときよりも大きく、誇らしげに突き出しているようだった。
「うはっ、おいしそーなオッパイ。じゃあ早速いただきまーす!」
「いやっ、いやあああぁっ! そんな、やめてっ、八坂くんやめてえっ! ああっ、あむんっッ!!」
こんな状況に陥ってしまえば、どれほど必死に拒んでも、自由を奪われてしまった少女に少年を阻む手段など存在しない。たちまちのうちになすすべも無く、真琴の乳房は文字通り明の手に落ちていた。
「あむうっ!!」
明の手に左の乳房を下からきつく揉みしごかれながら、あまつさえ右の乳房はその頂ごと明の口にむしゃぶりつかれ、峰から頂にまで吸い上げられて真琴は喘いだ。両の乳房があえなく一挙に押し潰され、いいように変形させられてしまう。
上下の唇が乳房の中腹近くを包み、果肉を締め上げてきたと思った次の瞬間には、もう生ぬるい唾液をたっぷりとまとった舌が何か異世界の怪物のようにまとわりついていた。
執拗なまでに熱を伴いながら、ぬめった怪物が真琴の可憐な乳首を蹂躙していく。
「いやぁ、やめてぇ……! きもちわるい……きもちわるいよぉ……! 私のおっぱい舐めないで、吸ったり、しないでぇ……!」
そして赤子のように美乳をむさぼる明は同時に、その掌ではとてもそのたわわな全容を包みきれずに肉を余らせる真琴の左乳房を、巧みに強弱を付けながら揉みこんでいく。
乱暴に沈み込んでくる五指にみずみずしい十一歳の乳房の肉が巻き込まれ、その若さと凛々しさに満ち溢れる弾力で跳ね返そうとするもかなわず、あえなく握りつぶされていく。
「あっ! あッ、あっはあああぁぁっ、いや! 嫌! 嫌! こんなの嫌っ、いやあああぁぁぁーーーっ!!」
わけがわからなかった。
今の自分は同級生に騙されて連れ込まれた体育倉庫で手錠に繋がれ、自由を奪われたあげく、膨らみはじめてからは父親にすら見せたことのなかった乳房のすべてを剥き出しにされ、あまつさえ直接掌の中に揉みしだかれ、唇の中に含まれ、乳首を吸いねぶられてしまっている。
「あんッ!!」
明の口に含まれてしまっていた右乳房の頂を、ざらり、と異様な感覚がまたも通り過ぎていくのを感じて、真琴は背中を跳ねさせた。
舌だ。明の舌が真琴の早熟な乳房を吸い出そうとするように、乳房をそのやや下半から突き上げるように、削り取るようにしてねぶり上げ、何度も何度も責め立ててきているのだ。
「んふっ……あっ、あう……ああっ、んうううっ……!」
ぎゅうっ、ぎゅううっと巧みに強弱を付けられながら、左の乳房をいいように揉みしごかれて、次第に真琴の悲鳴に甘さが混じりはじめる。
そうして無防備な乳房に対する執拗な責めは、数分間にも渡ったであろうか。
ざらりとした少年の舌先が右乳房の峰をなぞって乳肉を引きずり、導くようにように登りつめながら、敏感な頂点を削りあげていく。
ブラジャーのカップをそのまま象ったかのような美形を左乳房が無惨に変形させられ続けていくたび、隠すべき異性からの陵辱によって帯びていたはずの恥じらいの熱が、少しずつ別のものに変わりはじめていることに真琴は気づいていた。
「な、なに……? なんなの、なに、この、かん……じぃ……っ……」
「どう。気持ちいい? 委員長」
「え……っ」
そのとき不意に、真琴の右乳首からようやく口を離した明が、その唇と真琴の乳首との間に唾液の糸を曳きながら、上目遣いに微笑んだ。乳房のみならず自分の存在すべてを呑み込むかのようなその迫力に、なおも気力を奮って真琴は抗った。
「きっ……気持ちよくなんか、なるわけ、ないでしょうっ!
こんな……こんな風にぃ、むりやり……人を無理矢理縛り付けて、上着も、ブラジャーまでみんな勝手に乱暴に脱がせて、そのうえ勝手に女の子の裸の胸を揉んだり、吸っ……吸ったり……っ!
八坂くんっ、あなた後で覚悟しなさいっ! こんなの絶対に、絶対に許さないんだからぁっ!」
「へへぇ。委員長ならそう言うと思った。委員長のそういう気の強いところ、俺は――好きだよ」
「あっ!?」
口を離され、数分ぶりに明の陵辱から解放されていた真琴の右乳房。その頂から、真琴の全身に電撃が走った。
意識を閃光が駆け抜ける。
何分間もひたすらしゃぶられ続け、明の唾液と真琴の汗とで濡れそぼりながら勃起していた真琴の右乳首が、明に人差し指のデコピンで弾かれたのだ。
それも直撃ではなく、爪先がわずかに掠ったに過ぎないのだが、真琴にとってはそれでも破壊力は過分を超えた。
「あっ……ああ……っ、あああああああ……っ!?」
「んー、いい反応……。いいおっぱいだよ、本当……」
明からの愛撫と凌辱の熱を一身に集めて、真琴の乳房はすでに左右とも完全に充血しきってひときわ大きく張りつめ、性の悦びに花開こうとしていた。
「はーい、じゃあ質問です委員長っ。
委員長は口ではそうやってやだやだって言ってるのに、このおっきなオッパイの先っぽじゃ、こうやってつーんと堅く尖ってきて、いかにもしゃぶって吸って欲しそうになってきてるのは、いったいどういうことなんでしょうかぁ?」
「……え……っ、……えええええ……っ……?……」
全身に走る痺れるような感覚から、真琴はどうにかその箇所へ視線を戻す。
乳房はなお一回りほども大きく堅く張りつめながら膨らみ、さらにその突端で上向く乳首は、小振りな乳暈からむくむくと大きく突起を立ち上がらせ、膨らみかけの蕾のように半ば埋もれていた位置から大きく、まったく無防備に突き出していたのだった。
「……な……っ、なに……これぇ……っ……」
「さすが委員長。揉まれて吸われてデカくして、そのうえ乳首なんかこんなにツンと尖らせちゃってさぁ。これ、本当にとんでもないエロオッパイだな。ホントにムッツリスケベの委員長らしい、エロエロスケベオッパイだぁ」
「ちっ、違う! 違うの、これは違うの! わたしっ、私は少しもっ、そんなエッチな感じになんかすこしもっ、アウうッ!!?」
必死に抗議しようとした真琴の叫びはその半ばで、いとも簡単に破砕された。淫らな熱に満ち溢れる乳房の内側から押し出されてきた真琴の乳首を、明が右側を前歯の間に噛み潰し、左側を爪の間に押し潰したのだ。
「アッ!? あっ、アアッ、アアアアアーーーッッ!!」
途端に押し寄せた痛みと一体になった夥しい快楽の怒濤に、真琴は一瞬その意識を遠のかせた。
そして明は意のままに踊るそんな少女を満足げに見下ろしながら、今まで手を付けていなかった最後の部分へと、その手を下ろしていく。
「あ……あ……っ……は、……あ……」
「よいしょ、っと――あはっ。委員長やっぱエロいなぁ、もうここすっかりビショビショじゃんか?」
笑いながら明がたくし上げたスカートの下には、乳房を守っていたブラジャーと色と模様を揃えた、品のよい薄緑のショーツが少女の秘所を覆っていた。
しかしその清楚な下着はすでに、内側から沸き出した透明な液体によって濡れそぼり、肌に張り付いて、少女の秘所の輪郭を、少年の目の前に晒してしまっているのだった。
「い……い、い、……や……っ。みない、で……おねがい……おねがい、、八坂、くん……もうこれ以上、わたしの恥ずかしいところ……おねがいだから……そんなところ、みないでぇ……」
すでに涙混じりとなった少女からの懇願の声を、明はまじまじと観察しながら楽しむように聞き流した。
「分かってるよ、委員長。俺もそんな鬼じゃないんだから。女子にそんなに恥ばっかりかかせるようなことなんかしないって」
「え……っ?」
やめて、くれるの……?
涙に霞む眼鏡越しの世界で、しかし同級生の少年は、またしてもあの邪悪な笑顔を浮かべてみせた。
「いつまでも委員長を生殺しのまま、待たせっぱなしになんかしないって。もうここまで出来上がってくれてるんだから、後はもう一気に……委員長のおまんこの一番奥まで、俺の極太君をプレゼントしてあげるだけだよね」
「え――」
そして少女の腰に、少年の両手が掛けられた。
その胸と同様、すでに女としての特徴を備えつつある腰の肉付きを通れるよう押し広げながら、少年の手が少女のショーツを引き下ろしていく。
柔肌と布とを張り付けていた愛液の癒着が、別れを惜しむような一瞬の抵抗と水音だけを残したのち、少女の純潔を守る最後の城塞は、あえなく異性の眼前へと開放された。
「うへえ、うっすら――委員長っておまんこの毛、そろそろ生えてきてるんだぁ!」
「いっ、嫌。嫌。嫌、いや、いや、イヤ――イヤアアアアァァッッ!!」
顔を間近に近づけられ、女性の中枢に至る通路内の肉襞とその鮮やかな色彩を、まだ生えはじめたばかりの薄い陰毛を、それらから立ちのぼる少女の性臭を吐息の感じられる距離で確認されて、真琴はいよいよ半狂乱になって抵抗した。
手首を戒める手錠が軋み、痣になって残るだろう痕をいくつも刻んでいく。それでも非情な拘束は緩む気配すら見せようとせず、満足げに笑う明は、次に自らのハーフパンツへと両手を掛けた。
「そう嫌がるなって委員長。お返しに俺のもほら、こうやって、見せたげるからさぁ――」
「えっ……!?」
「ほらよっ、と!」
軽い掛け声とともにトランクスごとハーフパンツが下ろされ、少年の股間から弾けるように肉の巨砲が飛び出した。
すでにその大きさで包皮から赤黒く濡れ光る禍々しい本体を突き出させ、大きく角度を付けながら、少女の胎内への突入を今か今かと待ちわびている。
ついにその威容を露わにしたその凶器を、その対となる自らの秘所からわずか数センチの位置に屹立されて、少女は絶望とともに、自らをこれから襲う運命を皮膚感覚で理解した。
「は、入らない……む、無理。そんな大きいの、太いの、すごいのっ……私に……、私の中に、入るわけないよ……っ!」
「大丈夫だって。委員長のおまんこは、今から俺が責任持って――すぐに一番奥まで、俺のの大きさと形に合わせてやるから、さ……!」
「ひ……っ!」
恐怖と嫌悪に顔を背けながら、しかしその邪悪な存在感を無視することは出来ずに、真琴は視界の端で明の男性を凝視した。
なんていう、いやらしい形……。
あんなに太くて、大きくて、堅そうなものが……八坂くんの、男性器が……今から私の、おまんこの中に……
「よーし。それじゃあ、……行くよー……」
「あぅ……ッ!!」
欲望の熱を孕んだ言葉とともに、明の亀頭が真琴の入り口へ添えられた。そのまま切っ先を軽く押し込まれると、その肉棒の尖端が示す堅く張りつめた感触が、少女をいよいよ絶望に染め上げた。
「そ、そんな……! やっ……やああぁ……っ!」
「ううっ……委員長のおまんこ、やっぱりちゃんと鍛えてるから、締まってて堅いね……? このままじゃ、ちょっと入りにくいな。……じゃあ、これで――」
「!!」
明は言いながら、その両腕で真琴の腰を抱え込んだ。同時に掌でみっちりと締まった尻肉を握り込み、体育マットの上に、あられもなく乳房と秘所を晒す半裸の少女を固定する。
そのまま少女の抵抗を微妙な動きすら封じつつ、左右も背後も逃れられないようしっかり捕らえて、そして据え物切りの標的となった真琴の秘所へと、その堅い砲身を埋め込んでいく。
少年の体重すべてが処女の純潔を容赦なく、力ずくで割り開いていく。
「いっ! いや! こないで! 来ないで八坂くんっ、そんなっ、わたしのなかにそんなむりやり、入ってこないでええぇぇっっ!!」
「くううっ……! キモチイイ……っ、委員長のナカ、すっごい、締まるぅぅ……っ!」
「あっ! ああっ、あああああ! イヤ! イヤ! イヤ! イヤアァーーーッ! 抜いて! 抜いて! 抜いて! 抜いてえええぇぇぇーーーッッッ!!!」
鍛えられた真琴の肉体は、そのすべての能力をもって明の侵入に抵抗した。
しかし明の体重を載せて膣内へ押し込んでくる凶悪な圧力には抗うすべもなく、真琴は確実にその純潔を割り開かれ、少しずつ奥へ奥へと貫かれていく。怒張の侵略にあえなく摩滅されていく処女膜が赤く弾けて、凌辱劇に新たな色彩を添えていく。
「あっ……ああっ、あああっ……ああああああっ、あああ〜〜〜っ!!」
少女自身の奥から沸き出した愛液もまた潤滑油として、この破壊行為を支援してしまっている。そしてその破瓜の過程で沸き出す処女の証の鮮血すら、侵略者を利する結果を導いてしまっているのだった。
「ふっ、ふとい! 太いよ、堅いよ、おっきいよぉっ! こんなっ、こんなすごいの無理に入れられちゃったら私、私おかしくなっちゃう! わたし裂けちゃう、おまんこ裂けちゃううううっっ!!」
「くううううううっ、委員長のおまんこ、すんごいキツくて、イイ……ッ!」
そして、美少女を犯す快楽と、逸物を締め上げられる苦悶の狭間であえぐ少年の肉棒が、少女の肉穴のすべてを満たし終え――少年の尖端が、少女の最奥を突き上げた。
「あ、う……ッ!?」
「おお……ッ!」
股間と股間を密着させながら満足げに笑う少年の下で、その膣奥で雄の欲望を受け止めさせられてしまった少女はようやく、自らの現実を数秒遅れで理解する。
「あ、――」
私は、犯された。
繋がってしまった。
八坂くんの男性器に――太くたくましいペニスに犯され、いちばん奥まで入り込まれて、女の子のいちばん大切な部分の奥を、その肉槍の穂先に突かれてしまった。
私の処女は、今この瞬間――もう完全に、そして、永遠に――失われてしまったのだ。
「よーし……いちばん奥まで届いたな。じゃあ、今から――動くぜ、委員長っ!」
「えっ!? ひっ――ひいぃっ、ひぐぅぅぅううううぅぅぅっっっ!!!」
「おッ……おーーー……っ……!!」
己が肉棒によって切り拓いた道筋をいっそう確かに押し広げるかのように、少年は少女の尻を掴みあげたまま腰を前後へ繰り出し、無情な往復運動を開始した。
一度はその最奥まで少年の剛棒による蹂躙を許したとはいえ、つい数秒前まで無垢なる純潔の処女であった真琴の秘所を、明の欲望がわずかに移動するだけで痛みが苛む。
自分より十センチ以上は長身の少女をその最奥にまで犯し抜きながら、なお膣外に数センチの余長を残すほど凶暴な明の男根が、鮮血と愛液、そして先走り汁の混じり合った液体を二人の結合部から撒き散らしながら、次第に凌辱の速度を高めていく。
おびただしい熱を帯びて荒れ狂う、肉の巨砲の唸りを自らの胎内に感じながら、真琴の胸で左右の乳房が上下左右に弾け飛ぶ。
明の繰り出す無情で強烈なピストン運動の中で、明が突けば乳房は下へ、明が引けば乳房は上へ、柔らかな円弧を描きながら真琴の乳房は胸板の上で弾け飛ぶ。
幼い頃から身につけていたブラジャーの中で育ってきた真琴の乳房は、その単純な数字以上に大きさを感じさせる見事な美形を前後運動の中で、間断もなく、あられもなく変形させられてしまっている。
みずみずしい精気と弾力に満ちた美乳は縦横無尽に、桜色の突起が残す鮮やかな二筋の軌跡を描いていく。
「いや……」
両腕を手錠に戒められ、ブラジャーを剥ぎ取られて乳房を剥き出しにされ、そして股間に腰を押し込まれ、あまつさえ男根を膣内へ挿入されたまま、何度となく破壊的な、激しいピストン運動を繰り返されてしまっている。
「こんなの……こんなの……、いやぁ……いやああああ……」
ついに凛とした美少女の眼鏡の下で、涙が堰を切るように溢れはじめた。
今までも言葉だけでは知っていた、レイプ、という行為。
女性の意志と尊厳を踏みにじりながら、暴力によって男性の身勝手な欲望を満たす、女性としてこの世で最も唾棄すべき犯罪行為。
自分が今や完全にその餌食とされてしまったことを認識して、真琴は瞼の奥からとめどもなく熱い涙が溢れてくるのを感じていた。
だが少女にとっての真の絶望は、まだもう一つ残されていたのだ。
「あー……もう、たまんねえ……無理だ、我慢できねえ……。委員長、俺……委員長の中に、出すぜ……」
「え……っ? な、に、を……?」
しかし明から投げつけられた言葉が、今にも焼き切れそうな痛みと快感の狭間でせめぎ合う真琴の脳裏で形を結び、意味をなすまでに数秒の遅れがあった。
「なにを、ってぇ。決まってるじゃん。精液。セ・イ・エ・キ。俺の特濃ザーメンをぜーんぶ、今から委員長のおまんこの中にたっぷり出して……全部、ぶちまけて、塗り込めて、やるぜ、っとぉ!」
「えっ――」
そしてその数秒の間に、明は真琴の腰を抱える両手へさらなる力を込めて、学級委員長の膣内をえぐり込むピストン運動の回転速度を、さらに激しく高めつつあった。
「うっ! あう! あう! あう! あうんっ!?」
真琴の膣から次第に漏れ出しはじめた愛液と、貫き通されて失った純血の赤い証が混じり合うその二人の結合部を、明のピストン運動が水音を立てて打ち鳴らした。
突かれるたびに赤いものが混じった飛沫が舞い散り、苦痛にあえぐ真琴は息も絶え絶えに悲鳴をあげる。
「なか……せいえきを、わたしの、なかって……あうっ、だ、ダメ! あんっ、、そんなのダメ、絶対にダメぇ! んむうっ、八坂くん、あなたっ、自分が、何をしようとしてるか、うっ、あむうっ、んっ、わかってる、のっ!?」
「当然。うっ、ううっ、ナカ、委員長の、おまんこのナカに、たあっぷり俺の精液を――中出し、したげるよっ!」
野獣じみたペースで激しく真琴を前後に犯し続けながら、明は邪悪に犬歯を見せた。真琴を犯しながら不意に上体を倒し、胸の上で重たい水風船のように揺れ続けていた乳房にかぶりつく。
「あううっ!!」
淫靡な水音を立てて、玉になって浮かぶ汗にまみれた乳房を口に含んで吸い尽くす。ざらりとした舌で乳首を責めなぶると、腰の動きを止めない明は真琴の眼前でニヤリと笑った。
「委員長もさあ、せっかくこんなにデカいオッパイしてるんだから。普通に暮らしてても、こんなの単に邪魔なだけでしょ?」
「え……っ? あむ、ん、やさか、く、んっ、なにを、言って――」
「だからぁ。俺が今から、委員長に中出しして――それで委員長が俺の子妊娠してくれたら、このオッパイももう、ただの飾りってことじゃなくて……即戦力、ってことだよね?」
「……な……っ」
ぞくり、と、熱に冒され、明の男根に犯され続けている真琴の全身が総毛立った。
「俺の赤ん坊、孕んでよ。委員長」
「…………っ!!」
「いま妊娠したら六月だから、出産までに十月十日かかるらしいから。産まれるの、来年の四月ぐらいだなぁ。委員長。中学の入学式には、ちゃんと連れてきてよ」
「そんな……そんなの、そんなの……っ!」
「いいじゃん、産休もらって学校休めば。その間は家でずーっと、母子ともに安静にしてて、よっ!」
「あンッ!!」
木杭を撃ち込まれる罪人のように、少女の肉体は痛みに震えた。そして真琴は再び認識する。
彼女を犯し、そして二人を繋ぐ明の巨根。それが本当に繋ぐものは二人の、男女両性にとってそれぞれの生殖器の中核であることを。
すなわちこの雄渾な逸物も結局は、明の精巣から真琴の子宮へと明の精子を送りこむための橋であり、通路であるに過ぎないのだ、という事実を。
そして明の精液が真琴の膣内に注ぎ込まれれば、今の自分はおそらく十中八九、この少年の子どもを受胎し、妊娠してしまうであろうことを。
「やあ……やあ、やだ、やだよう、こんなの……私、私まだ小学生なのに……まだ小学生なのに、赤ちゃん欲しくない……こわい……まだ私、お母さんになりたくないようっ!!」
「あー……イク、俺もうすぐイク、気持ちいいから中で出す、委員長のナカで出すからねえっ!!」
「やめて! やめて、ンムッ、やめて、やめてえええっ!! 助けてぇ、たすけてせんせい、おとうさん、おかあさんっ! たすけて、いや、こんなのいやあああああーーーっっっ!!」
「――ううッ!!」
「あ、――」
そして明がそう、真琴の耳元で力強くうめいた瞬間。
真琴の奥深くに埋め込まれた肉槍の切っ先が、ひときわ大きく膨れ上がる。そして、何度も激しく脈打つのを明確に感じて、真琴は両目を見開きながら絶叫した。
来る。
「あ、ああっ……あああああ、あああああぁぁぁーーーッ!!」
少女の絶叫が長く尾を引きつづけるその間、少年は全力を持って少女の抵抗を封じ込めながら、腰と逸物の切っ先をその深奥にとどめていた。
巨砲の砲口を少女の最奥へ突きつけながら、目標から至近のそこで、その灼けた弾丸を一気に連射したのだ。
どく、どく、どくんっ……と鼓動のように間断なく、真琴の胎内で何かどろりとした粘り気の強い、そして溶鉱炉のスラグのように熱いゲル状の何かが吐き出され、真琴の中に、間断なく注ぎ込まれていく。
「こんな……ッ、こんなあああああっ……! こんなに、濃くて、熱いの、いっぱい……いっぱいぃぃ……っ!」
たちまち真琴の胎内に溢れ、塗り込められていく数千万、数億ものあまりにおびただしい精子の群れ。
受胎、そして妊娠――もはや少女にとって自明となった最悪の結末をそれでも回避しようと、無駄と知りながら真琴は腰を捻り、なおも膣内射精を続ける明の鈴口から1ミリメートルでも遠くへ逃れようと身をよじる。
しかし、そんな少女の必死の抵抗もむなしく、熱く粘ついた欲望の白濁液は、明が真琴の中で脈打つ度に注ぎ込まれていく。
少女の膣の一番奥へと塗り込められては真琴の子宮を、卵を目指して、なおも脈打つ明の鈴口から、後から後からなだれ込んでいく。
「なかで……なかで、出てるぅ……っ……ビクンビクンッて跳ねてる八坂くんのおちんちんの先っぽから精液、すっごく濃くて熱くてねばねばする精液がぁ、私のおまんこの中でいっぱい、いっぱい出ちゃってるぅ……。
私いま、八坂くんの赤ちゃんの種、赤ちゃんのだいじな部屋に直接、直接注ぎ込まれちゃってるよぉ……!」
「くうっ、いいよ、いいよぉ委員長……! そうやって……そうやって俺の子、しっかりお腹に孕んでよぉ……!」
真琴の腰を両手で堅く捕らえたままの明は、自らの腰を真琴の尻肉へ深く食い込むほどに前へと強く押しつけて、真琴の深奥を陵辱する自らの分身を、その最も奥底へと留め続けていた。
電撃されたように身を反らした真琴の喉からほとばしっていた、処女の断末魔を思わせる力の限りの絶叫は、次第に涙混じりの嗚咽のそれへと変わり始めていた。
「なかに……中に、出された……精液、……八坂くんの精液いっぱい、私の中に……女の子のおまんこから、私のおなかの中にいっぱい、いっぱい出されちゃったよう……。
どうしよう……今の絶対、今ので絶対、もうわたし妊娠しちゃった……私のお腹の中に、赤ちゃんが……私と八坂くんの赤ちゃんが、今ので、絶対出来ちゃったよう……」
力ずくで組み敷かれ、這いつくばらせられたマットの上で、眼鏡のレンズを伝ってはこぼれる真琴の涙がぽたり、ぽたりと、厚い布地に落ちては沁みて消えていく。
「お父さん……お母さん……。出来ちゃった……私……私まだ小学生なのに、お腹にあかちゃんつくられちゃった……わたし、お腹に赤ちゃん出来ちゃったよぉ……」
「ふぅ……。委員長、なかなか良かったぜ……」
そんな風に打ちひしがれた真琴の姿態を見下ろして、明が深く満足げな息を吐きながら、真琴の一番奥深くから自分自身をゆっくりと引き出す。
なお十分以上の堅さと大きさを保つ明の男性は、亀頭部分で真琴の膣内を満たすすべての潤滑液を拭い去りながら、ついに数分ぶりに外気へ触れた。
それが引き抜かれると同時に、ごぷっ、と音を立てて真琴の膣口から、少女の胎内に収まりきらなかった大量の精液が、愛液や破瓜の鮮血に混じり合いながら逆流しつつ溢れ出て、体育倉庫の床にこぼれ落ちていく。
この才気溢れる勝ち気な美少女が男子の暴力によって屈服させられ、そして完膚なきまでに征服されてしまった証。ぬらつきながら混じり合って広がる白と赤の粘液が、繰り広げられた凌辱を何より雄弁に物語っていた。
「こんなのって……こんなのってえええ……嫌……いやあああぁ……」
恥辱と絶望の底で、ただ静かにすすり泣く真琴。
無惨な凌辱の中、それでも果敢に抵抗しようと振り絞っていた気力の全てを打ち砕かれて、真琴はようやく明から両腕に抱えられての拘束を解かれた腰をマットへ下ろし、その身を横たえた。
真琴がそのままうつ伏せになると、唾液にまみれながら堅く敏感に尖り勃ったままの双の頂を、体育マットの粗い布地が擦り上げる。
その痛みと一体になりながらなお押し寄せる快楽の波の中で、犯された美少女はただむせび泣き続けた。
そのマットに押しつけられて、美しい半球形を見る影もなく押しつぶされていた真琴の二つの乳房に、先ほどまで彼女の腰を捕らえていた明の両手が回ってきた。
「別にいいじゃん、委員長」
マットの粗い布地の下へ潜り込み、明は真琴の左右の乳房をその掌へと握り込む。真琴の乳房は明の両手から十二分に乳肉を余らせ、溢れんばかりの質量ときつい圧迫はその弾力をさらに高めて、尖り勃った乳首の存在とともに明の掌を楽しませる。
「だってこの、委員長の立派なオッパイはもう……その赤ん坊育てる準備、完全に出来ちゃってるみたいだしな?」
「え……!?」
明の両手で握られている自らの乳房へ不意に異様な熱を感じて、真琴はうわずった声を上げながら身を起こした。その真琴の両乳房を、明がぎゅうっと握りしめる。
「っ!?」
再び電流の突き抜けるような感覚が、今度は真琴の乳房の奥から乳首へと、その尖端へとほとばしっていくのを少女は感じた。
そして汗ばんだ乳房の頂から、幾筋もの白い液体がぴゅうっ、ぴゅううっと勢いよく飛び出す光景を、真琴は目の前で見せつけられた。
「どっ……どうしてぇっ!?」
「どうして、って。そんなの決まってんじゃん」
「あはぁっ!!」
今までの中でひときわ強く、痛いほどに明が真琴の乳房を揉みしだく。切なげに鳴く少女の両乳首から、水鉄砲のように1メートル近く母乳が飛ぶ。その白濁液の軌跡を目で追いながら、楽しげに明が笑った。
「委員長が、今……お腹に赤ん坊デキちゃったから、だよ。せっかくの立派なオッパイで赤ん坊すぐに育てられるように、早速母乳が出るようになったんだよ!」
「うっ、嘘! 嘘だよそんなの、そんなこと絶対、絶対あるわけないんだからぁっ!!」
「そんなこと言われてもなぁ。しょうがないじゃん――もう委員長は俺の子、妊娠しちゃったんだから」
「妊……娠……っ」
「そ。言ったでしょ? この無駄に大きなオッパイ、即戦力にしてあげる――ってさ!」
その言葉に意識を白ませた真琴の身体を前後に返して、明はその尖端を母乳に塗れ光らせる真琴の右乳へかぶりついた。形良く前へ突き出した真琴の乳房を頬張るや、きゅうっ、と力一杯に吸い付いた。
「あっ! ああっ! だめ! だめ、だめぇ、いやああああああーーーっ!!」
今までに感じたことのない衝撃が、真琴のその張りつめた乳房全体で生じては、乳首へ向かって抜けていく。むしゃぶりついた明に、生じるそばから吸われていく。
その乳房の肉から乳首へ抜けて吸い出されていく母乳にすら快楽を感じて、真琴はさらに一回り大きく張ったその乳房を揺らして身悶える。
真琴の右乳房から十一歳の少女の母乳を味わいながら、明は左の乳房も遊ばせることなく右手で揉み搾った。
明の握力の強弱に応じて真琴の乳房が変形する度、放物線を描いて白い母乳が飛散した。
「あはははは。委員長すげー、牛みたい。もういくらでもオッパイ出るのな!」
「ち、違うの! これは、これは違うのぉ……」
自らに覆い被さりながら片手で左乳房を搾り、明はもう片方の右乳房にしゃぶりついて母乳を貪り続ける。ちゅぱ、と明が唇を離すと、名残惜しげに滲んだ真琴の母乳が、明の唾液と混じり合いながら滴り落ちた。
「委員長のオッパイミルク、暖かくって甘くてすんげえうまいよ。飲んでたらまた元気出てきた。じゃあ今デキちゃって、オッパイだけじゃなくてお腹も大きくなってきたばっかだけど……もう一回……やっとく?」
「えっ……?」
半ば放心状態のまま、真琴は自らの胸に頬を寄せた明を見返す。
そしてそのとき、真琴は気づいた。
明にこれほど激しく吸われ、搾り出されてもなお尽きることのない母乳を分泌するようにより大きく、より淫らに作り替えられてしまった双乳の向こうで、その二つの山よりずっと大きく盛り上がっている何かの存在に。
「お腹もおっきいし、オッパイも大きくなって母乳も出るし。もう委員長、立派なお母さんだなぁ。このまま元気な赤ちゃん産んでくれよな!」
「こ、こんな……こんな……っ」
「じゃあ、二回戦なっ!!」
身重の少女を開脚させて回り込むや、未だ破瓜の鮮血が滴るままの真琴の秘所へ、堅く膨れ上がった明の男根が再び一気に貫いていく。
「いっ、……イッ……!!」
その一撃が、妊婦となった真琴の腹を震わせる。そして大きくたわんで揺り飛ばされた乳房は、ただその衝撃だけで破裂するかのように母乳の飛沫を噴き上げた。
「いやあああああああーーーッッ!!」
○2
絶叫とともに目を覚ました。
寝乱れた寝間着の裾をあられもなく肌蹴ながら、国東真琴は半裸で自室のベッド上にいた。
ゆっくりと左右の様子を確認しても、そこは何の変哲もない、いつも通りの自室でしかなかった。他人の気配などあろうはずもない。
「…………、あ……」
なお慌ただしく早鐘を打ち続ける心臓をゆっくりと鎮めながら、真琴はベッドの上で身を起こした。
おそるおそる、自らの身体を確かめてみる。
腹は……なんともない。鍛えられて見事に腹筋の浮いた腹はいつも通りに引き締まっていて、少女にとってその胸と同様に密かな誇りの対象でもあるウェストは健在だ。
就寝前にはいつもブラジャーを外している、その乳房もいつも通り……少なくとも、寝間着の上からはそう見えた。
「ゆ……夢、だったん……だ……」
放心したまま、ただ肩で息をつきながら、呆然とベッドの上で真琴は宙を見つめる。だが真琴はさらに確かめるべく、その両手でゆさりと、自らの双乳を下から支えるように捧げ持つ。
「ん……っ!」
だがその途端、弾けるように電流が走った。
真琴の乳房はしごく充血し、その乳肉をいつにも増して堅く大きく張り詰めさせていた。同時にその敏感さも、もはや普段の比ではない。ほんの数ミリ指を柔肉へうずめるだけで電流が走り、身体の力が抜けてしまう。
「あッ……あ、ああああぁぁ……っ」
そしてそんな電流に晒されながら、真琴はその両手を自らの乳房から離すことは出来なかった。そのまま少しずつ掌と指をうねらせながら握りの具合を変え、少女はやがて、その頂へとたどり着く。
「んふっ……んんっ、ふううぅ……ぅ!」
その柔らかな、二つの峰の頂――美しい桜色の乳首は左右とも、普段の倍ほどにも高くそそり勃ち、あたかもここから乳房の内容物を吸い出そうとする何者かを待ち焦がれているかのようでもあった。
「あ、はぁ……はぁ……はあぁ……っ、……」
真琴はたまらず、自らの両手を左右の乳房へ導いていく。しかしそのままゆさりと包もうとしても、やはり乳房は少女の掌に余ってしまい、完全に包み込むことが出来ない。
「ん、ふぅっ……また、おっきく、なったの、かな……」
思わず声に出しながら、真琴は自らの胸に実った二つの乳房を揉みしごく。あの悪夢の中、何度となく彼女の純潔と肉体と乳房を蹂躙した少年の顔を、その執拗で巧みな愛撫を思い浮かべて、悪夢をなぞるように真琴は乳房を、自分の火照りを慰めていく。
自ら乳房をひとしきり弄ぶと、次に行き着くのは当然、股間を覆う下着の内側だった。
早鐘を打つ心臓とともに期待を込めながら陰核に触れると、ただそれだけで稲妻のような衝撃が少女の肉体を貫いた。
「……ふっ……ふあああぁあぁ……っ」
全てを忘れさせられるように激しい、熱く淫らなほとばしりの中で、ただ陶然と淫夢の残滓に真琴は酔った。
「あ……」
そして同時に、そのことに気付く。
「下着……ぐちゃぐちゃになっちゃってる……」
少女の秘所から溢れ出したおびただしい量の愛液がぐっしょりと下着を濡らし、一部はシーツとパジャマまでをも汚してしまっている。
このまま自慰を続けていたいという女の欲望を、少女に生来備わり、そして常々鍛えられ続けてきた規律心がこのときようやくわずかに制した。
ちらと時計を見やれば、壁時計の蛍光塗料は五時半を少し回ったところだった。両親もまだ起きてはいないはずだ。今からなら、シャワーを浴びて洗濯機を急いで回せば、すべて何事もなかったように取り繕えるだろう。
そう。
今夜は、何もなかった。
私は八坂くんに力ずくで無理矢理犯される夢なんて見ていない。そんな夢の中で犯されて、危ない膣内射精で妊娠させられて、おっぱいもお腹も無茶苦茶にされながら、嫌がりながら気持ちよくなんてされてない。
あんな、あんな女の子の意志を無視して、踏みにじって辱めるようなことをされて、私は、私のこころもからだも、喜ばされたりなんかしていない。
だから、何もなかったことにする。
本当に、何もなかったのだ。
○3
下腹に熱い疼きを抱えたままベッドを降りると、真琴はふらふらと自室を出た。手探りで薄闇の廊下を歩いて階段を下り、重たい動作で浴室に入る。物憂げに寝間着と濡れたショーツを脱ぎ捨てると、生まれたばかりの姿でシャワーの栓を開いた。
出足の湯にまだ熱はなく、ぬるい水が流れるばかりだ。それも構わず頭上に架けると、真琴は次第に強くなる奔流を頭から被った。
寝汗にじっとりと湿った黒髪を、湯が伝っては滑らかに洗い流していく。シャンプーを取ってその髪に絡めるでもなく、真琴はしばらくの間、ただ流水を浴びながらひとり立ち尽くした。
八坂くんのせいだ。
淫らな熱に冒された思考をシャワーの湯とともに、その言葉がただ一色に洗い流していく。
昨日のあの放課後、谷川さんと大西さんの決闘の間を取り持とうとして、事態の裏で東奔西走した八坂くん。岸くんとともにあらゆる策を弄して、藤原先生の目を盗んで決闘実現にこぎ着けた八坂くんたちを、それでも藤原先生はすんでのところで追いつめた。
あのとき、私は藤原先生を止めるつもりなんてなかった。
あのまま藤原先生が二人の決闘を止めさせて、谷川さんはそのまま普通の女の子になって、今度からは私たちと、普通の遊びをするようになればいいんだと思っていた。
でも、出来なかった。
最後の最後で、私は谷川さんと八坂くんのことを思い出した。二人の関係が壊れてしまうのが怖くなって、そんな理由で二人が傷つくのに耐えられなくなって、それで出来なくなったから、私はあの土壇場で、必死になって藤原先生を止めた。
生まれてはじめて思い切り口答えして、私は先生を諦めさせた。
それなのに。
先生がいなくなって、隠れていたロッカーを開けてあげたとき、出てきた三人は、みんな半裸だった。
谷川さんも大西さんも、大きくてきれいなおっぱいをブラジャーから完全に出されて裸にしていた。二人とも、ピンク色の乳首はすごく堅そうにツンと尖っていて、おっぱいも興奮して張りつめていた。
八坂くんは、まるで牛乳瓶みたいにものすごく大きなちんちんを、慌てて隠そうとしているところだった。
谷川さんと大西さんはピンと来ていなかったみたいだけど、あの三人が、少なくとも隠れたロッカーの中でそういう、男子と女子でやってはいけないことをしていたのは、どう見ても明らかだった。
それに、谷川さんはやっぱりすごくかわいいし、大西さんも野性的なにおいのする美人だし、二人とも、私のよりも、もっと胸が大きいし……ううん、でも、大西さんとだったら、もう私、そんなに負けてないかな……。
とにかく、そんな素敵な女の子たちに、八坂くんが何かエッチなことをしていたことは確実で、それだけで、私はその後なにも考えられなくなってしまった。
とっさに八坂くんを投げ飛ばして、第三校舎に施錠した鍵を職員室へ返したあと、どうやって家まで帰り着いたのかは覚えていない。
ただそのあと、八坂くんみたいな男の人が、どういう女の子に興奮するのかなと思って、インターネットでそういうところをたくさん調べてしまった。
動画や、写真や、CGや、小説や、体験談なんかの中で、男の人たちに無理矢理いやらしいことをされるきれいな女の人たちを見て、すごくショックを受けて、そのままベッドに入ったら――夢の中で、私は八坂くんにレイプされた。
……八坂くん。
八坂くんも、ああいう風にひどいことされる女の人を見て、そういう嫌らしいことをしたいと思って、興奮したりするのかな。
でも、ああいう大人の女の人たちにじゃなくて。谷川さんや大西さんみたいな素敵な女の子たちにでもなくて。
私にでも、ああいうふうに、あの夢みたいに激しく、興奮してくれたりするのかな……。
今回は以上です。
遅筆で少しずつですが、このシリーズは今後も地道に書き続けていきたいと思っています。当面はこの話の続きで、例の水着ネタはいつになるやら分かりませんが。
あと、以前このスレに提供された公式なども踏まえて、今までのメイン4人の3サイズをちょっと設定し直してみました。
谷川千晶 88(63)-56-79(G65) L11.3→H10.3 W1420
佐倉歩美 93(62)-54-86(I65) L14.5→12.5 W1764
国東真琴 86(68)-59-83(D70) L7→H7 W1024
大西真理 84(65)-57-82(D65) L7.8 W1042
括弧内はアンダー、Lは乳房の長さ、Hはブラ着用時の横から見た厚み、Wは重量ですね。とりあえず、こんなぐらいの感じかな? と思います。
また異論感想等あればお寄せください。それでは。
GJです!いやーレイプネタ好きなんで超よかった。
胸の描写も相変わらず濃くていいっすー
待ってましたGJ!!
つか常に待ってるのでペースは気にせずお願いします。
千晶&明のリアル進展も楽しみにしてますよ
GJ、良かったです!!
お久し振りです皆様。
何とかアゲハの夢第二話と以前書いた白薔薇と黒薔薇のその後話みたいなものを書きましたので
投稿いたします。
◆REMNL/JIG6様のご感想はまた後ほど
ではまずアゲハの夢から先に投稿します
アゲハの夢 一学期 四月
「理央お兄ちゃん!!おはよう」
少女がベットで寝ている少年に対してとびかかるように抱きつく
姫木兄妹の微笑ましい光景であり、理央もアゲハの声になんだよ〜と言う表情ながら
「ああもう朝だねアゲハ。おはよう」
アゲハに返事を返す。
理央は昨日アゲハが胸を大きくしたくて、胸をひりひりさせている事を知っていたが
何時も通り屈託なく自分に甘えてくれるのが嬉しかった。
そんな事を考えながら理央とアゲハはそれぞれ着替えて、朝食が待つ台所へと向かう。
台所では父はもう仕事に行ったのだろう…母がいそいそと料理を並べていた所だった。
「おはようお母さん牛乳ある?」
「おはよう母さん。俺の弁当は?顔合わせだけど少しは練習していくから」
理央・アゲハとも銘々母にあいさつをしながら色々と要求するも、母はしっかりと
「はいはい。アゲハにはちゃんと暖かいミルクと理央の大ボリュームの弁当揃えてあるわよ」
抜かり無く食事を揃えていた。
それを聞いて安心したのか二人とも
「「頂きます」」
と食事の礼を言いながら朝食に取り掛かり、きっちり朝ごはんを平らげて歯を磨き
「「それじゃあ学校に行ってきます!!」」と二人同時に家に出て学校へと行くのだったが。
勿論小学校と高校ではルートも違い、小学生は基本的に隊を組んでいくのが決まりになっている。
その為最上級生となった自分を下級生の皆が待っているのを見てアゲハは理央に
「理央お兄ちゃんそれじゃあ私…学校に行くね」声をかけ、理央本人も
「気を付けてなアゲハ。それじゃあ俺も行ってくる」
アゲハに声をかけ別々の道を二人は行く事となる。
その後学校で理央もアゲハも別段変った事無く始業式は滞りなく終わるも
理央の方は野球の部活で暫く体を動かしてから帰ると言う事だ
アゲハもそれを知っていたので一旦家に帰ってから…6年生の教科書に一通り目を通し
軽く勉強をした後。部屋の鍵をかけ服を脱いで
(よし!今日こそ少しでもおっぱいを大きくするんだから)
との意気込み通りに平らな胸を掴んで乱暴に揉み始める
(ぬ〜痛いなぁ。伊織ちゃんも桜ちゃんもどうやって胸を大きくしているんだろう??)
同級生の巨乳(爆乳?)コンビ二人の服越しからでも解るたわわな胸を思い浮かべながら、そういった胸に近づきたいと努力するアゲハ
だがコツが分かっていないのかただ胸を痛めつける事にしかならず30分後
(ひぃ〜〜〜おっぱい痛いけど腫れる事すらおきないよぉ!!)
と胸が炎症を起こす直前までも見続けても全く胸のサイズアップが起こる気配が無かった。
胸のひりひり感を感じながらもアゲハは一旦胸揉みを止めて服を着て。そのまま本屋に向かう
勿論バストアップの方法を探す為だった。
幸か不幸か姫木家にパソコンが無く、インターネットの恩恵や危険に触れる事が無かったのである。
(ばれない様にばれない様に)
本屋までは比較的スムーズにいけたが、問題はここから
西小・東小の生徒に遭遇しない事は当然として、同じ学校の男子女子問わず遭遇したらまず間違えなくからかわれる
そうなったら恥ずかしいし、何よりアゲハとしてはそこまで胸を大きくしたい動機を周りから茶化されたりするのは嫌だったからだ。
アゲハは考えながらバストアップのある健康本近くに行って…急いで隅っこに隠れてバストアップ研究に没頭し始めるのだが。
ふと誰かに目を押さえられてびっくりしてしまう
「わっ!!誰なのぉ??」
つい可愛い声をあげてしまうアゲハだったが…
「だーれだ?」と謎の声の主はおどけた様な声で答えた
その声を聞いたアゲハはそれこそわかりやすい位に顔が真っ赤になったのだった。
「理央お兄ちゃん!!」
そう…実の兄姫木理央その人だったからだ。
「アゲハただいまって…まだ早かったかな?
部活練習終わって本屋に寄ったらアゲハが熱心になんか読んでるのが見えたから」
と照れ笑いを浮かべて理央は微笑むも、アゲハはそっとバストアップ本を隠そうとしながら
「そそそ…そんな熱心に本なんて…胸を大きくしたいなんて私思ってないから」
と余計墓穴を掘る様な発言をしてしまう。
理央はアゲハが本当は自分の為に胸を大きくしたいと言う事を分かっていた為
黙って聞いていたのだが…そればかりでは話が進まないので理央から
「アゲハ。困った事があれば俺に言ってくれよ
アゲハ……本当は胸を大きくしたいんだろ?俺でよかったら手伝ってやるよ」
確信を付く話を切り出すのだった。
その言葉にアゲハは
「え!!お兄ちゃんなんで?? なんで私が胸小さいの気にしているの??」
驚きの声を上げるも、理央はアゲハの唇に指を置きつつ
「お兄ちゃんだからかな?アゲハが困っていたら俺何でもアゲハの為にしてあげるから
それじゃあ一旦家に帰ってからちゃんと話をしようぜ」
詳しい話はと一旦家に帰ろうと切り出してアゲハも
「分かった理央お兄ちゃん」と頷き二人仲良く書店を後にする。
家に帰ってからアゲハと理央は部屋の中でプランを立てるのだった
「アゲハ。
お前はどれくらい自分の胸を大きくしたいんだ?」
「んっ。桜ちゃんや伊織ちゃんぐらいにボーンぐらいになりたいな」
とアゲハは先日理央も見たクラスメート並みの爆乳になりたいと言うが理央は二人のバストサイズを聞こうと
「二人のバストサイズアゲハ知ってる?それを教えてくれないと何とも言えないから…」
と理央はアゲハに切り出すと、アゲハも
「んっとぉぉ。確か桜ちゃんの方が92cmのHカップで
伊織ちゃんはもっと凄くて98cmのIカップだって言ってたな〜大人の人よりどう考えても大きいんだもん。
男の人っておっぱい大きいの好きって私だって知ってるし…
…理央お兄ちゃんやお父さんも二人のおっぱい見て釘付けになってたの知ってたよ」
クラスメートの爆乳を本気でうらやましがりながらも、きっちりアゲハに対して釘をさす。
その言葉に理央はむせてしまうも気を取り直して理央は
「いや胸は大きいのは確かに俺も好きだけど……胸だけが女の全てじゃないよ
でもアゲハが胸を大きくしたいって言うんだったら色々と栄養学から考えないとね…まずは」
とアゲハにまず栄養学の初歩を教え始める。
「まずアゲハはまだまだ成長期だから、栄養学として絶対に負担のかかる様な無茶はしない事
ただし間食とかはある程度カロリーを考えてからだね、胸が大きくなってもお腹周りがその倍とかになっちゃそれはまずいだろ??」
間食に関しては軽めに…カロリーを抑える事を勧めながらも、健康的に体型を豊かにすることをちゃんと考えていた
アゲハも理央の体育会的な…だが理にかなった講座をちゃんと聞くのだった。
「そしてアゲハも少しずつ体を鍛えてある程度筋肉を付けとかないとな
おっぱいを凄く大きくするには土台も肝心。おっぱいだけが大きくても垂れて形が悪くなるのもまずいからね
おっぱいは大きさと美しさが均一になっていないと美しいと言えないから」
と筋肉を鍛える事によって巨乳化した時に胸が垂れないよう。ある程度筋肉を付ける事も推奨される。
アゲハは少し表情を曇らせ
「大丈夫かなぁ。私お兄ちゃんほど運動神経良くないから…」
そう不安げな声で呟くが理央は
「まあ最初から俺とかと合わせる必要なんて全然ないから。
とりあえず体に負担がかかるほど無茶な運動も却って危ないし
体はちょっと疲れたな〜と思う位が一番良いんだぜ。
スポーツ選手とか目指すんだったら流石にそうも言ってられないけどな…まあ運動強度を上げるのは慣れてからだな」
あくまでアゲハの出来る範囲からでいいと言うのだった。
アゲハはひとまず理央の言葉に落ち着き…理央はアゲハに日記表と手帳をプレゼントし
手帳には身長・体重 食事内容のチェック
日記表には一日の運動メニューを囲むよう指示した後。
もう一つ小さい手帳をアゲハに手渡す
「お兄ちゃん?この手帳は何?」と当然のようにアゲハは戸惑うが理央は
「この手帳は父さんと母さんに見られると恥ずかしいかなと思って…アゲハの3サイズを記す手帳だよ。
これで一日一日スタイルの変化を見ながらって感じでな」
照れ臭そうに3サイズ表を手渡すのだったが、さらにもじもじしながら理央は
「じゃあアゲハ。早速アゲハの3サイズを測りたいけど…大丈夫か?」
そうアゲハに尋ねる
アゲハはにっこり笑いながら
「うんいいよお兄ちゃんにだったら❤じゃあ服全部脱いじゃう」
とアゲハは何のためらいなく服を脱ぎ棄てて、理央に裸体を見せつける
子供らしい柔らかさに満ちた肉体。確かに胸は年から考えても真っ平らではあったものの
無垢な妖精を言葉で表せと言えば理央はこう答えただろう。
“それは全裸のアゲハだ”と、暫しの間だけだったとはいえ理央はアゲハを妹ではなく、一人の少女として認識してしまうほどだった。
そんなアゲハの体を見つめて、つい股間が熱くなってしまう理央だったが
「それじゃあ。胸から測るねアゲハ」と取り繕う様に、アゲハの白くて小さい未成熟な乳首を起点にしトップとアンダーを測り
「B61cm文句なしにAサイズだね。」
確かに年相応、いや幾分小さめな胸だと言うも、フォローは忘れず
「それでも少しずつ成長していけばいいから…焦るなよ」優しく微笑む
アゲハは少し落ち込むも理央の言葉に気を取り直すように
「分かったお兄ちゃん。一年で徐々に胸を大きくするのが目的だから今小さくても私…気にしないから」
長いスパンで物事を考えるのだった。
気を取り直し理央はアゲハに対して
「それじゃあお腹周りと……その後はお尻も測るね」
アゲハの穢れない子供その物の柔らかなお腹まわりを図ろうとするが
つい理央はアゲハからしたらわりと発達している感じの割れ目も視線に入ってしまい
明確にペニスが勃起しかけてもじもじしてしまうが
「うぅと……お腹周りは45cm!子供からしたら適正値だね!
寧ろ細身の方かもしれない…それじゃあ最後はお尻を……」
と頼みアゲハも更にお尻を理央につきだすが、その為先程以上に割れ目と可愛いお尻が見え、むらむら来てしまう
理央は別に女の子から縁遠い訳ではないが、こういった事をした事も無く
生まれて初めて妹とはいえ女の子の割れ目を見たのだった。
何時も以上に大きく勃起してしまったペニスを必死で隠しながら理央は
子供らしいすべすべしたアゲハのお尻にメジャーを当ててお尻を測り終え
「はぁ……71cmだよアゲハ」
と少し疲れた感じで3サイズを測り終えるのだった。
そんな理央に対してアゲハはオヤって表情を浮かべながらも
「ありがとう理央お兄ちゃん。それじゃあ服着るけどいいかな?」
と理央に服を着ていいかと尋ねてきたので理央は
「あ……ああそうだな。それからお風呂今日一緒に入ろう
週一で胸を揉んで大きくして行こうと思うけど…いや……じゃないか?流石に」
アゲハに対して、理央はアゲハ本人の胸を揉んでいいかとアゲハに問うも
アゲハは迷いなく
「うん!理央お兄ちゃんだったら私のおっぱい触っても揉んでいいよ!私のおっぱいを大きくしてくれるんだし」
同意するのだった。
そしてその後食事を終えて理央とアゲハは仲良くお風呂に入り
暫く浴槽に浸かっていたのだが、相変わらず理央はどこかアゲハを意識してしまいどぎまぎしてしまう。
もっともアゲハの方はと言うと久しぶりに理央とお風呂に入れてうれしく思う、兄としての理央・そして男としての理央も……好きなのだ。
そんな変な雰囲気のまま理央の方から
「それじゃあアゲハ。まずは慣れる為に週1ペースで5分間お前の胸揉むから……椅子に座ってくれ」
とアゲハに頼んで風呂椅子に座ってもらい、理央は後ろからアゲハの胸を掴む
「っん!」と少しびっくりした感じのアゲハだったので理央は少し心配そうに
「アゲハ?痛くないか??」心配の声をかけるがアゲハは
「平気…少しびっくりしただけだから……」心配ないと理央にいい
理央の方も
「分かった。痛かったら言ってくれよ」と胸を持ち上げる様にすくい、揉み始めるのだった。
理央としても妹とはいえ胸をここまで揉むのは初めてでドキドキしており
アゲハも理央には恥ずかしいと思う反面理央に手伝ってもらうのは嬉しくドキドキしてしまう。
そして理央はボディシャンプーを手に付けて揉んでいるのだが
くにゅ……
微乳ながら微乳なりに形の良い胸を揉みドキドキする理央
一方アゲハの方も自分で力いっぱい揉むのとは全然違う感覚…理央の温かい温もりを感じ
「……ぁ」と軽いため息を漏らしてしまうのだった。
この感覚を性感と言うのはアゲハにはまだ幼すぎ…理解しきれなかったが
理央に胸を揉んでもらうのは気に入った模様で理央にリードさせ、アゲハは短い間ながら胸を揉んでもらい胸の先端がむずむずする様な感覚を味わっていたが
「それじゃあアゲハ。今日はこの辺で」
と理央の方からすっと離れて湯船に入り、胸揉みを終わらせてしまうのだった。
その時理央のペニスは完全に臨戦態勢に入ってしまい、これ以上アゲハの胸を揉んだら射精してしまうほど興奮しきっていた事をアゲハは知らず。
「え〜お兄ちゃんにだったらもう少し揉んで欲しかったな…でも約束だもんね。また来週楽しみだなお兄ちゃん」
とアゲハも理央についていこうと湯船に入るが…未成熟ながら乳首が硬くなり、アゲハの割れ目は少し湿っていた事に理央は気が付かず
お互い感度が強く…性的に興奮しているとは幸運か不幸か知る由もなかったのだった。
その後アゲハは
「お兄ちゃん!私もう少しお風呂入ってるからぁ!」そう理央に言い、理央が退散したのを確認し
暫く経った後で鍵を閉めてこっそりとぬめりけのある割れ目をなぞっただけでアゲハは
「んん!!」と声を押し殺すのが精一杯な感じで、生まれて初めてヴァギナに触って、女としての快感を知る。
(ふぁぁぁ!!何これぇ…あそこがヌル付いててこそばゆかったからさわったら
こんなにしびれちゃうなんて…あぁぁ…いい……おっぱいも…あついよぉ……)
アゲハは生まれて初めて経験で自涜と言うものを知り、それから湯に浸かりながら色っぽい表情で
たどたどしくも指で割れ目をなぞっていくだけの簡素な自涜だったがそれだけで…何回もイキそうな…
だけど決定的にイク事が出来ないというジレンマと快楽でアゲハは煤けて蕩けそうになり
(はぁぁんん!!お兄ちゃん!!おにいちゃんだったらぁ…このむずむずがなんなのか
教えてくれるかなぁ…でも…恥ずかしい……なぁ❤はぁぁう!あぁぁんん!!)
と今はともかくアゲハは声を押し殺しながらも、得体のしれない行為の快楽がなんなのか分からないまま寸止め的な自慰を止める事が出来なかったが…
そのまま湯あたりしそうになったので、タイルに寝そべりクールダウンをするも
先ほどよりも割れ目からとろっとした液体があふれていた。
そして理央もトイレに入ってこっそりと
(あぁぁ…アゲハぁ!!…アゲハの気持ち…良かった……あぁ……あッ!)
理央も声を押し殺しながらも上げなの胸をおかずにして普段よりも勃起したペニスで自涜をし、精液をトイレにまき散らすのだった。
淫らな歯車は完全に嵌って動き出すのはそう遠い話では無く…
続く
姫木アゲハ 3サイズ (一学期初期〜)
145cm 42kg
B61(A).W45.H71
白薔薇と遊ぼう
孝治は今日。恋人件雌奴隷な自慢の彼女ユーリィに誘われ、スポーツジムへとやってきた。
ユーリィは趣味の新体操用レオタードを身にまとい、孝治に踊りを見てもらいたいようだった。
「ごめんなさい孝治君。わざわざ来てもらっちゃって」
いつもよりも幾分しおらしい・或いは男として意識している様な赤らみを頬に浮かせていたのだ。
孝治の方もユーリィに対して
「いやいや…僕の方こそ
ユーリィのそういう格好見るの初めてだから…結構ドキドキしているんだ」
どこか愛らしい微笑みで優しく見つめ返す。
体育祭前日にユーリィとユーリィの親友プリシアを強姦し、そのまま調教をし、支配下に置いた人間の瞳ではなかった。
勿論孝治は体だけでなくユーリィとプリシアの心も欲しかったから、強引に二人の処女を奪っただけで
クラスメートなどと普通にしているときなどは優しい少年として、周囲から浮きがちな二人の支えとして陰日向で支え
二人の恋人と振舞うときはどこまでも紳士として振舞い・男としての度量も見せ
そして雌奴隷を自分の意のままにする時の様な、極めて性に対し貪欲でかつ異常性欲ともいえるほど絶倫で
二人纏めて泣き…絶頂してイキまくりの状態でさえ遠慮なく中出しをする男だった
ただ今は“飽くまで演技を見て欲しいと言う”話だったので、孝治も今はそのつもりでユーリィを見つめ彼女のレオタード姿にドキドキするのだった。
なにしろ孝治様にとっておきのレオタードを出してきたのか、ピンク色を主体にし女の子らしいフリルをたくさんつけたものであるが
ユーリィの華美を邪魔するようなものではけっしてなく、ユーリィ自身を飽くまで引き出すためのものであった。
実際ユーリィのスタイルは凄くいい為。下手をすると露骨に性的となって下品であるが
フィット感も強めな御蔭で、巨乳である事は隠せないが、必要以上に胸が出過ぎる事もなかった。
今回プリシアは家族との約束で来られなかった為…孝治とユーリィの二人きり
二人だけのステージが今始まる。
ユーリィの舞を見ていた孝治だったが
ユーリィ本人は趣味の範疇だと言っていたが、孝治から見ても彼女の演技は一生懸命で
確かに一流選手の様とは違うが、真面目に打ちこんでいるのも一目瞭然であった。
演技も終わり…うっすら汗のかいたユーリィは孝治に
「どうだった?私の演技」
と尋ねるが孝治は
「良かった……僕はそれしか言えないよ。お疲れ様ユーリィ」
と気が利かないと孝治も分かっていたが、ユーリィの演技にそういう以外言いようがなかった。
ユーリィはそんな孝治の近くに嬉しそうに寄り添い
「嬉しい…孝治君」
と体全部引っ付けて喜ぶしぐさを浮かべるのだった。
で…勿論孝治は美しい舞を見せてもらったので、今度は淫らな舞を踊ってもらおうと、ユーリィに紙袋を手渡して
「ユーリィ。次はこれ着て踊ってよ」
とお願いをする
ユーリィもプリシアには、孝治を一人占めするみたいで悪いかなと思ったが
こういう展開を期待しており、さっそく孝治の紙袋を受け取り見てみると
「わっ!すけすけのレオタード。孝治君…これどうしたの?」
と手渡されたのは手以外、透過性がすこぶるいい素材でできた…透けるレオタードでこれを着たら胸どころか陰部までまる見えになってしまうことは請け合いだった。
それを孝治は悪びれず
「うん。これユーリィ用に特注で作ってもらったんだ
勿論公式大会や普通の練習じゃ着れないし、僕としては僕…または僕とプリシアだけに見せて欲しいから
ユーリィのHな体に合ったHなレオタードをね…」
と破廉恥なレオタードを来てもらおうとお願いし、ユーリィもまた
「孝治君のお願いを断れる訳ないじゃない…私達の体をすっごくHに変えたの孝治君だし
それにもう…このレオタード見て…Hな気分になっちゃった」
と顔を赤らめて、レオタード越しに乳首が勃起し、股間も湿り出し発情する
そんな気分のままユーリィは、今まで着けていたレオタードをゆっくりと脱いでいき
一糸纏わぬ姿になるも、その光景に孝治は改めてユーリィに惚れ直し…自慢の肉棒を勃起させる。
孝治の高ぶりを見てユーリィも股間が明確に熱くなり、とろりとした愛液が滲みでて、今すぐにでもたぎりを満たしたくなるが
それを押し殺し、透け透けのレオタードにと着替える。
孝治特注のレオタードだけあり、淫らなだけではなく、レオタードとしての機能や材質もかなりいいものだ
だが下手な全裸よりも淫らで恥ずかしいスケスケのレオタードから完全に
ユーリィの小学生とは思えないほどの大きくて柔らかい105cmLカップという破格的な乳房。
それに負けない位に大きく…勃起した薄桃色の乳首に500円玉以上あるスケベな乳輪。
程良く肉が乗り、男として触れるだけで幸せになれそうな63cmのウェスト。
そこから…年以上に発達し盛り上がった恥丘と量感溢れる94cmという巨美尻。
若草の様に生え、柔らかそうな金髪のヘア、そして雌その物に淫肉が火照り…蜜を出しているのも…
それら少女として恥ずかしくも淫らな部分全て、透過するレオタードに張り付いていた。
しかも普段は柔らかく、ふっくら蠢く胸はレオタードの補正でキュンと上向きのままそびえ
孝治もユーリィの豊満で淫らな体を視姦するも、ユーリィだけには恥をかかさないとばかりに
自分の大人以上ある勃起ペニスを剥き出しにして優しく
「ユーリィ…君の綺麗な体見ていると僕のおちんちんがもっと…大きくなるよ」
囁くとペニスが更に膨れて成長していくのだった。
ユーリィもそのペニスで子宮をごんごんっと突かれたらと思うと…
そういう淫らな希望をユーリィは持ちながら、それを叶えて上げると言いたげな孝治の視線に犯され、孝治自身のペニスからむせかえるような精臭を嗅いで
ユーリィは恥ずかしそうに太股をきゅんと挟みこむ。
そうでもしないと雌奴隷としての本能のまま、子宮すらも熱く煮えてしまい、淫らな秘貝から
より熱く濃い愛液がレオタードの生地を更に透ける様に垂れてしまうのだった。
今日はまだ孝治に見られているだけにも拘らず、元々淫乱な上に孝治に調教され。
膣が隠しようも取り繕い様が無い程、火照っている。
ユーリィはすっかり淫らな女になったと思いながらも、孝治に対して
「じゃあこれから…孝治君の為に…私の…Hな演技…見て…
極薄生地から丸見えでぶるんぶるん揺れる私の淫乱おっぱいやぁ…しこりきった乳首ぃ
孝治君に見られるだけで…Hに濡れてるわたしの…お…おまんこぉ!!あ゛ぁふ゛!!
見られるだけでイッちゃうおまんこをぉぉ!!あお゛ぁ…っ!!私の淫らな全部ぅ!」
淫らな叫びを洩らしたまま、レオタードの股間部分が蜜に溢れる。
「んっ!!ユーリィぃぃ!!出るぅ゛!!」
ユーリィの既に出来上がった告白と肉体をを心地よく思い、興奮しイッたユーリィに対して
孝治も、特濃で大量のザーメンをユーリィに向け射精し、あっという間に白濁まみれにする。
ユーリィもまた…本能のままにとはいえ…女の子とは思えない恥ずかしい告白をして顔が真っ赤になるが
それでもザーメンシャワーを浴びた事で子宮が火でも付いたかの様に更に激しく疼き、そのまま絶頂し倒れそうになるが堪え
孝治だけの為。孝治の視線に観られ…視姦される為に踊る淫らな新体操をユーリィは舞い始める。
先程見せた優美な新体操とは異なり、足を大きく開脚して子宮が見える位に開き
リボンで自分の恥ずかしくも淫乱なおっぱいを縛る様な淫靡なポーズをとったり、こん棒でヴァギナを弄ってべとべとにしたり
フラフープを乳首に当てて回しながら、アナルオナニーにふけったりと凄惨で美しく淫らな舞を見せつけて…そしてフィニッシュで激しく
「ふぃぃあぁ゛!!イグゥ!!!!!!」
のけぞって、股間をずらして激しく潮を吹き、孝治にシャワーとして自分の愛液を浴びせかけた。
ユーリィの淫らな舞はこれで終わったが…勿論孝治はこのまま終わらす気はないとばかりに
服を脱ぎ、華奢だが股間だけは巨人のモノと言える姿になって、ユーリィの唇にペニスを押し当てながら
「最高だったよユーリィ…それじゃあご褒美に……僕のぶっといちんぽ好きにしていいよ」
とフェラチオを求める。
最もご褒美として好きなだけザーメンを飲んでいいと言う事なのはいうまでもなく、ユーリィは孝治の好意に甘えようと息絶え絶えだが、美味しそうに孝治の規格外ペニスを小さめの口に頬張って
「ふぁん!孝治君…孝治君のデカちんぽ……
ふぁむぅぅ♪おいひぃ!!チンチン美味しいよぉ❤孝治君のザーメン濃くて好きなのぉぉ」
激しく吸いたてるのだ。
ん……ちゅ……ちゅ…んぷ……ぁ……んむうぅんん♪
ユーリィの淫らな吐息とともに孝治は激しく陰茎が震え…更に高まっていく。
勿論ユーリィは孝治の陰茎を傷つけぬよう歯を当てない様に、口腔の上に裏スジを擦りつけているのは言うまでも無い
最初は孝治の規格外ペニスの為。変な所に入って気持ち悪くなることもしばしばだったが、
今では器用に…そして淫靡に舌先をうまく使って鈴口を過剰に飲みこまない様に押さえながら、尿道の入り口を舌で刺激し、孝治の規格外ペニスを飲みこみ銜えこんでから、舌を蛇の様に淫らに搦めて剛直へとむしゃぶり付き…
じゅるっ!じゅるじゅる!!じゅぶぅ!!
下品に音を激しくたてて、激しく孝治のペニスに貪りつく
孝治の調教で玄人顔負けのフェラチオテクニックを手に入れているユーリィのフェラチオは孝治にとって
舌も、口内も、喉も、何もかもが心地よくあっという間に孝治もこれ以上大きくならないと思ったペニスがさらに膨らんでいき…更にフェラチオがしにくくなると思ったがユーリィはまだまだ平気とばかりに
「孝治君。 んんっ!!ちゅぷ…じゅろ……ぺちゃ……ちゅぷんっ❤
私のフェラチオ…気にいって…くれたんだ…私ので孝治君もっと大きくなって…もっともっと大きくしてあげる…
孝治君のデカペニスがもっともっと大きくなれば私もプリシアもぉ…嬉しいからぁ♪」
ただでさえ大人以上の極太ペニスがもっともっと大きく成長すれば嬉しいとばかりに、激しく舌を絡め、奥深くまで陰茎を加えこみ、のどまんことして孝治のペニスを食らいつくし蹂躙する。
その快楽に孝治も耐えきれず
「んぐぅ゛♪出るぅ!!!」と女の子の様な声とともにユーリィに二度目の射精をして、特濃ミルクをユーリィの望み通りに沢山放出する。
んぐぅぅ!!ぐぅぅんん!!!
獣の唸り声の様な喘ぎ声のまま。孝治の特濃超量ザーメンを一気飲みし
満足そうな様子で少し呆けていたユーリィだったが、今度は孝治からユーリィののどまんこから特濃ザーメンを射精したにもかかわらず、いまだに絶倫…
いやもしかしたら射精前より一回り大きくなったと二人の実感で分かるペニスを引き抜き。
「凄い…また巧くなったんだユーリィ……
今度はユーリィの大きなおっぱいで僕の大きく膨らんだおちんちんをパイズリしてっ!!」
と孝治は自分からユーリィの汗だくレオタードの胸部にペニスを指し込み、何時も以上に密着した
105cmのバストを楽しもうと自分から腰を振りながら、ユーリィの両胸を掴みセルフパイズリを試みる
「ふぉぉ!!ユーリィのの柔らかボインボインバストいいっ!
柔らかいのに張りも結構あって!僕のおちんちんでさえ完全に隠れるほど大きいユーリィのおっぱい堪らないぉぉ!!」
孝治は透け透けレオタードの中に侵入させたペニスを擦る度
激しく感嘆する!あまりにもボリュームに溢れた豊満なバストが自分のペニスを一擦り一擦りする度に、ユーリィの柔らか極上美爆乳がまるで極上羽毛布団の様に柔らかく…そして温かく包みこんで飲み込む勢いだった。
透け透けレオタードはビンビンに薄桃大粒乳首と500円以上の大きさな乳輪を完全に透けさせ
孝治は視覚でもユーリィの爆乳を楽しむ事が出来るのだ。
最もそれはユーリィも同じ事で、孝治の小学生どころか大人以上ある化け物ペニスの熱さ
そして大きさを敏感な胸で感じられとてもうれしくて
更に激しく孝治の胸を密着して挟み…激しくパイズリを行う。
じゅるッん!!ぐちゅギュぎゅ!!
孝治のザーメンや恥垢…そして先走り汁がユーリィの汗だく105cmバストに引っ付き更に激しさを増していき。
ついには孝治のペニスがまた一回り膨らんだと思った後
「ひぉ!!また…出るっ!!」
孝治の特濃ザーメンがユーリィのレオタード内に射精され、ユーリィの透け透けレオタードは
内側も外側も孝治の匂いまみれで淫靡な少女により相応しいものとなった。
だがあえてザーメンまみれのレオタードをザーメンと汗だくな胸部だけ脱ぐとユーリィは
「濃いザーメンっべったりうれしい!!今度は縦パイズリで孝治君のおちんぽ私が扱いてあげちゃう!!」
と胸を出して縦パイズリ…要するに縦に孝治のペニスを挟みこむパイズリだが
孝治のペニスでもユーリィの爆乳だからこそできるパイズリだったのだ
「ふぁぁっ!!ユーリィの凄く大きくて柔らかいおっぱいだから僕のおちんちんでも囲えて…おっぱいの当たりが違って…イイ!」
孝治もユーリィの清楚ながら情熱的な縦パイズリの刺激は強く、激しくペニスをバストで刺激を加える。
ずッ!ずりゅ!ずずずッ!!
ミルクの乳肌をぴったり孝治のペニスと合わせたまま、ゆさっゆさっと音が聞こえる位ゆすり
激しくユーリィの乳肉も歪んで、孝治のペニス汗とユーリィのおっぱい汗が飛び散り
孝治のペニスもユーリィの乳蜜滴る圧力を受けて、ペニスも激しく震え先程出したばかりなのに更に高まっていく。
孝治の高まりとともにユーリィも高まってきたのか
「あふぅ♪孝治君っまた…熱くなってきたぁ!!」
淫らにも雌として喜びの声をあげ、孝治のザーメンまみれなミルクバストを更に孝治のカウパー腺液も欲しいとばかりにミルク乳をぽよんぽよん揺らしていくが
ただでさえヌルヌルなミルクバストに先走りが溜まり切った所で、縦パイズリの動きがエロローションをうまく利用していくものになっていき孝治も。
「ひゃう!!ぼくのおちんぽとユーリィのヌルヌルミルクバストと絡まって…また…イキそうだよぉ!!」
圧倒的な105cmのバストに圧迫されている上。限界まで摩擦が無くなった…ユーリィのバストを滑る触感が気持ちよすぎて
獣じみた孝治のペニスをもってしても気持ち良すぎて声が出てしまうのだった。
「もう…出ちゃいそう?孝治君」
ユーリィも孝治同様に気持ちよさそうだが攻めに回っているのか、ミルクバストを慣れた手つきで摩って、孝治に射精を求めるも男の子の意地か。
「いや…らめ…かもぉ…もうちょっと溜めてから…出すから」
苦しげな強がりでもう少しだけ我慢しようと下腹に力をこめるも…そうすると余計股間が熱くなり…肉棒がさらに膨張していく感じを覚え 、苦しいが更に気持ち良くなってくるのだった。
そんな孝治のやせ我慢をユーリィーは淫靡に…そして悪戯っ子みたいな笑みを浮かべ、ミルクバストを使って今まで以上に孝治のペニスをねじ切り…搾りきるように弄られ孝治もとうとう
「もうダメぇ!!ユーリィ!!ボクゥれちゃうよぉぉ!!!」
女の子みたいな舌ったらずな言葉とほぼ同時に、大量のザーメンを勢いよく迸らせた。
ユーリィもそれを待っていたとばかりに孝治の巨大な亀頭を自分の顔に向けており
猛然と噴き出たザーメンで顔が真っ白になる位べっとりに染まっていく。
勿論言うまでも無く今まで以上に濃く熱いザーメンがペニスから射精され、顔だけでなくユーリィの小学生とは思えないほどの爆乳すらも改めて白濁まみれとなっていくのだった。
「う…うぁぁ…苦しいけどぉ…ユーリィのおっぱい…気持ち…良すぎるぅぅ…まらちんぽみるくぅ…絞り取られてぇぇ」
孝治の肉棒が射精をしている間もユーリィの双乳は孝治のペニスを喜ばせようと淫靡に揺れ動き
孝治があり得ないほど大量のザーメンを放出しても、もっと白濁に染め上げたい欲望が勝ち、
気が付いたら上半身どころかユーリィの肉体をザーメンで白く染めるほどに放出してしまった。
「ふぁ…ぁぁぁ」
流石の孝治も一度に大量の射精でばててしまっているが…
孝治の肉棒も恐ろしい事にユーリィにパイズリされてもらう前以上に硬く…
太く肥大化し更に男の肉棒として成長したのだった。
その肉棒を見たユーリィはまだ大丈夫とばかりに…
「孝治君さすがに疲れちゃったみたいだから…私が動いてあげるね」
自分から股間のクロッチをずらして、金髪のヘアとサーモンピンクで蜜まみれなヴァギナを孝治の顔に擦り付け…
そのままためらいもせず、孝治の名刀目がけて腰をずぶぶっ!!という音が聞こえそうな勢いで落とす
「ひぁぁぁ♪孝治君ぅぁぁぁぅぅんん!!!」
雌の淫らな叫びを聞かせながらも、ユーリィのヴァギナは極太を何十回も銜えこんだとはとても信じられないほどきつく、濃密な肉の集合体を思わせる。
勿論ただきついだけではなく孝治専用として何十回も抱かれた為か
孝治の気にいる締め付けなどを肉体が完全に覚え…更に進化していくのだった。
そしてユーリィ本人も心底溶けちゃいそうな表情で激しく腰を振り
孝治に対して激しい奉仕を続けるのだった。
それはまさに恋人だけがするロデオ・或いは淫らな馬と雌牛の交尾…孝治と言う荒馬の肉棒にまたがる
淫らで可愛らしく。そして牛の様な大きく・綺麗な乳房をしたカウガール・ユーリィ
しかしながら孝治もユーリィの奉仕は嬉しかったが、何時までも女の子だけに動いてもらうのは男としてみっともないと思ったのか
ユーリィのザーメンまみれな肉感的な腰を掴んで、孝治も激しくユーリィの胎内を壊す位な勢いでペニスを突き上げるのだった。
「ふぁぁん♪ユーリィのきつきつまんこいいよぉぉ
でも僕がもっとユーリィを気持ちよくさせて上げるからぁ」
孝治も流石にへとへとなのだが肉体はまだまだ収まらない…それどころか余計燃えてしまってたまらなくなっている位で
ずんずんっとじゅるじゅる液があふれて止まらないヴァギナを一心不乱につきまくり
子宮までペニスが激しくごつごつと当たる
「ひゃぁぁ!!ぁぁあっ!孝治君の熱いのが私のお腹(子宮)の中ぁぁ!!暴れてぇぇぇ!!
苦しぃぃ!!れもぉ…れもきもちひいよぉぉ!!お腹(子宮)滅茶苦茶孝治君の熱くて太いのに突かれて
もう…死んじゃいそうな位…きもひぃぃのぉぉぉ!!」
ユーリィは言葉通りに意識が飛ぶぎりぎりまで踏ん張り、孝治の肉棒を子宮からヴァギナ全てを使って楽しんでいた。
少女とは思えないアクメ顔の表情のまま。完全に淫らな雌奴隷として
そんなユーリィの性欲におぼれる姿を快く思いながら孝治は
「ユーリィ!!ぼくぅもぉぉ!!また子宮でぇぇイクぅ!ユーリィもぉぉ中出しで…イッちゃえぇぇ!!」
孝治もアヘ顔のままユーリィの子宮めがけて超濃厚なザーメンを放出し…子宮に対して直に受精させようとするのだ
ユーリィも孝治のたぎりを膣に感じた瞬間
「らぁぁ♪孝治くぅぅん!!私もぉわたしも…イグのぉぉぉぉ!!!」
ユーリィは奥深くまで雄と雌を限界以上に密着させ、孝治のザーメンを一滴すら残さない勢いで絞り取りだす。
じゅぶぶぶぶぅ!!!
そんなもの凄い水音が聞こえてくるかのような激しい律動と精液の飛び散る様子だったが
「ひゃん!!ユーリィ!僕…ぼくとまらないよぉぉ!!」
孝治はいい加減泣きそうな表情で…自分の高ぶりが収まるどころか、更にほてりが付いて止まらないとばかりに肉棒の血流・そして精液が異常に作られていき
ユーリィもまた
「これじゃあ…これじゃあバカになっちゃうよぉぉ!!!
わたしも…孝治君の熱いの欲しくて…欲しくてたまらない…熱いザーメンもっとかけてぇぇ!!」
激しく発情してしまい全然収まる気配を見せないのだ
その後深夜付近まで孝治とユーリィは何十回と体全部ザーメンで息ができない位べたべたに染め上げ
何十回と絶頂した事は言うまでもなかったのである。 終わり
以上で投下終了となります
時間をかけた割にこんな拙い作品で申し訳ないです。
アゲハの夢は超鈍足ですが一応責任は取れるだけ取ります
それから色々と
◆REMNL/JIG6様 真夏の夜の夢良かったです!!!
話の流れから委員長の方から誘惑って感じになりそうですね、続き期待して待っております!
それから確認ですが、以前書いた序章で芝浦少年・後藤少年・沙織の三人
八坂少年・谷川嬢・岸少年・大西嬢が顔合わせをしたとか無茶ぶりしてしまった感があるのですが
その点は大丈夫でしょうか?
また私のエゴも含まれてしまいますが、谷川嬢は野村嬢と胸がらみで顔見知りになった描写がありましたので
優子や沙織・後は久美とかの絡みを
やり難くなければ取り入れてもらえればと思います。では落ちますね
ガチエロのほうが好きだけど、触っているだけの雰囲気もいいな
濃エロ投下乙!!
確かに和み系しっとり巨乳も読みたい
233 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/11(水) 12:34:36 ID:DJtiCBXt
保守
234 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 16:12:07 ID:PEP4cfgu
ほす
ほす
重要案件→さくらんぼ小学校
今日一日すっげー重いんだけど>さくらんぼ小学校サイト
六年生のたわわな果実に載ったさくらんぼハァハァ
保守
240 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/25(土) 05:02:20 ID:CMBeftt3
お腹がぷにぷにしてるなあ
ていうか、上半身の胴体部が細く見えるんだ
保守
ちょっと前にブレイクブレイドのスレがあった気がしたのだけど、落ちちゃった?
巨乳12歳が登場するのを知って、期待してたのに(´・ω・`)
保守
保守
久々の千晶待ち保守
ここんとこロリ系一次の過疎っぷりは酷い
ご無沙汰の書き手さんたち来ないかな……
保守しておくぜ
来ないなー
こないね
保守
保守
保守
じゃあ保守
256 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/24(水) 15:36:38 ID:hNfrLlDh
書こうかな
保守
保守
四ヶ月ぶりに投下します。
分量は14KBほど。今回も国東真琴の話です。
しかし何を思ったのか、途中から『元』巨乳小学生の中途半端なエロ場面という展開になってしまいました。
今後の展開への箸休めとして、どうか広い心でご笑覧ください。
○4
汗と淫夢の残り香をシャワーの長湯でひとしきり洗い落とすと、真琴は浴室を出た。
「痛……っ」
バスタオルで胸の膨らみにそっと触れると、肌と肉とに痛みが走った。とはいえそこに、アザや傷口のたぐいがあるわけでもない。真琴は一瞬の思案の後、一通り水滴を拭き取った自らの両乳房を、下から捧げ持つようにして重さを量った。
十二分に膨らんだふたつの肉塊はもう、長身の真琴の手指をもってしても到底収まりきらないだけの大きさに達していた。
「やっぱり……おっきく、なってるのかな……?」
それでも一昨日の朝、そして昨日の放課後に目にした、今も網膜に焼き付いているあの同級生の裸身ーー谷川千晶の胸に実る巨塊ほどの圧倒的な質量はまだない。
しかしその胸と掌に感じる大きさと重さは明らかに今、自らの乳房もまたその領域との差を着実に埋めつつあることを認識させるに十分だった。
たとえ今のその質量に、全身に帯びた淫らな熱によるものが含まれているとしても。
「わたし、変だ……一昨日の朝の、あのときから……いっつもいっつも、ずうっとえっちなことばっかり、考えて……。
ベッドの中や、トイレでいつも、こうやって胸を触って……先っぽ摘まんだり……ぎゅうっと揉んだりして……パンツの中に手を入れて、くちゅくちゅするのをいじったりして……とうとう今日は八坂くんに、あんな……ひどいことされる夢までみちゃって……んっ……!」
ぎゅっ、と爪を立てるように両掌へ力を入れると、はちきれそうに張りつめた甘い果実が悲鳴を上げるような鋭い痛みと同時に、それに劣らぬほどの甘い悦びが十一歳の少女の肉体を駆け抜けた。
「はうっ……!」
その衝撃だけであっさりと力が抜け、真琴は思わず脱衣所で膝を突きそうになってしまう。なんとか踏みとどまって乳房から手を離し、のろのろと身体を拭き続けた。
ショーツに脚を通し、腰を折って身を屈め、ストラップとバンドの中へ両腕を入れたブラジャーのカップを胸へ寄せながら、乳房の肉をCカップへ収めこんでいく。
「あ、……んっ……」
その動作の途中で、やっぱり……そう思っていた真琴の懸念は的中した。
昨日までは辛うじて真琴の乳房を包み込むことが出来ていたCカップブラジャーは、今や真琴の乳房を完全に包みきることが出来なくなってしまっていた。
乳房の大きさに対してカップの容積も布地の面積も足りておらず、結果として、真琴の乳房はもうブラジャーから『溢れて』しまっている。
それでも無理矢理に背中のホックを一番外側の位置で止めると、もはやブラジャーは単なる一種の拘束具となって、みずみずしく張った真琴の乳を締め上げた。
きついCカップは乳房の肉へと食い込むようにその身を埋めており、さらに逃れるように乳肉がせり出すカップの縁には少女の白い柔肌だけでなく、うっすらと桃色に染まった乳輪の外縁がはみ出してしまっている。
もう真琴のブラジャーは、思春期の少女の乳房をあるべき姿への成長に導く矯正具としての機能を完全に放棄し、むしろその早熟な質量と魅力を淫靡に誇示するだけの拘束具と成り果ててしまっていたのだった。
「やだ、どうしよう、これ……私のブラ、いま、すっごくえっちだ……」
今まで何度も教室やその他の場所で押収していた、同級生の男子たちがこっそり持ち込んでいたいやらしい漫画に登場する水着姿、下着姿の巨乳女性たちを真琴は思い出す。
むっちりと実った彼女たちの巨乳を包むべきビキニやブラジャーの多くは適正なサイズとは言えず、多くの場合は小さすぎ、乳房の肉へ食い込んだり過度に締め付けて盛り上げたりと、ただ性的魅力を誇示するためだけに存在していた。
「……今の私、ああいう女の人たちとおんなじなんだ……。こんなブラジャーもうえっちなだけで、何の役にも立たないよ……。もうこれ以上、こんなの着けてちゃダメなのに……」
しかし今の真琴に、このサイズに適切な別のブラジャーの備えがあるわけではない。母親のブラジャーを借りることも一瞬考えたが、今の自分でもまだサイズは合わないだろう。
といってノーブラというわけにもいかず、結局のところ今日は一日、きつく食い込んでくるこのブラジャーで過ごすしかないようだった。
「今日は体育の授業もあるのに……みんなの前で、こんなので着替えるの……やだな……」
でも……そう呟きながら、別の考えが真琴の思惟に滑り落ちていく。
ーー八坂くんが今の私を見てくれたら、どう思うのかな。
私の胸、まだ谷川さんの胸に比べられたら負けちゃうけれど。でも。きっと、男の子たちをじゅうぶん興奮させてあげられるくらいの大きさはもうあるよね。
この、えっちな、小さくなっちゃったブラジャーを着けてるところを見せてあげたら。おっぱいの先っぽの周りがブラジャーからはみ出て、カップが食い込んでおっぱいの形を変にしちゃってるところを見られちゃったら。
八坂くんも、いまの私とおんなじぐらい、ドキドキしてくれるのかな……。
「…………」
自らの執拗な愛撫の対象となった乳房はCカップに締め上げられながら、今も蕩け落ちそうな熱をその内側に保っている。
その火照りを意志の力で押さえつけると、ブラジャーの上にもう一度パジャマを羽織り、前を閉じながら真琴は廊下へ出た。
そのとき鼻腔へふっと食欲をくすぐる微粒子が滑り込んで、真琴は自分の入浴中にもう朝食の準備が始まっていたことと、家族の存在を台所へ感じた。
「あ……」
今の自分は、夏用パジャマという薄布一枚を身に付けただけだ。
その下にひどくはしたない、包むべき果実へ男性の劣情ばかりを煽るように食い込む淫靡なブラジャーと、おそらくはここ数日の情欲と自慰の結果として急成長してしまったのであろう乳房の存在を意識して、真琴はとっさにそれを隠そうと気配を押さえた。
どうしよう。お父さんやお母さんに、こんなの見られたくない。このまま部屋までこっそり移動して、せめて上着だけでも羽織ってーー
しかしそのときにはもう、真琴の決断はすでに遅きに失していた。
その左右の乳房をゆさりと背後から包まれるのを感じて、真琴はびくんと背中を跳ねさせながら身を固める。
「っーー!?」
「あらあら、真琴さん。すっかり育ち盛りなのね」
「おっ……おかあさ、んっ……?!」
気づけばいつの間にか、気配もなく背後から迫っていた母が真琴の背中にぴったりとくっつき、そして、その両手に真琴の胸の膨らみを優しく包み込んでしまっていたのだ。
「また少し触らないうちに、ずいぶん大きくなってしまって」
「お、お母さん! やっ、やめてっ!」
「だあめ」
娘の抵抗を、微笑む母親はあっさりと黙殺した。母の手のひらに包まれても、あっさりと溢れてこぼれ落ちるだけの質量を備えた乳房全体の肉を左右から中央へ寄せながら、器用にパジャマのボタンをことごとく外してしまう。
そしてそのままの流れるような動作で、真琴のパジャマはあえなく肌蹴られてしまった。
「やっ、やあっ!」
「あらあら。前に買ってあげたCカップのブラジャー、もう、こんなに小さくなっちゃったのね」
瞳を濡らし、切なげに漏れる娘の吐息を耳元で聞きながら、母は少女の乳房の見事な育ち具合を両目を細めて確認した。
「駄目ですよ、真琴さん? きつくなってしまったブラジャーをいつまでも着けているんじゃなくて、ちゃんと自分に合ったものにしていかないと、あなたの胸によくないんだもの。
こういうことは、早くに教えてくれないとね。そうね、今度は……もうDは飛ばして、70のEカップぐらいを今日じゅうにでも買ってきてあげた方がよさそうね」
「そ、そうだけど……そうだけど、お母さん……こういう、胸の話とか……恥ずかしい、ようっ……」
「どうして? 真琴さんの胸、すごく素敵よ。真琴さんーーあなた、自分の胸にもっと誇りを持ちなさい?」
「……ぁ……っ!」
決して口に出来ない情欲の残り火にしこる乳肉を、布地の張り詰めたブラジャー越しに愛撫されて、真琴は声を噛み殺してあえいだ。
「豊かな胸は、愛する人との新しい命を産み育てられる女性の誇りよ。あなただって赤ちゃんの頃、お母さんの胸を元気いっぱいにちゅうちゅう吸って、今の健やかな真琴さんに育ってくれたんですもの」
「お母さん……」
熱を切らして言いながら、真琴は母へそっと振り返る。
艶やかな黒髪を結い上げ、優しげな目で微笑む美女。
落ち着いた風情のなかに成熟した美貌を漂わせ、30代の半ばを間近に控えた真琴の母、国東未琴の身長は、真琴のそれより少しだけ低い。真琴は小学校五年生の頃、すでに未琴の身長を追い抜いてしまっていた。
しかし今の二人の話題であり、真琴にとって最大の懸念材料である乳房については、真琴はいまだ母に遠く及んでいなかった。
(お母さんのおっぱい……やっぱり、大きいな……)
均整の取れた、鍛えられて見事に引き締まった未琴の肢体の胸から、砲弾のようにふたつ大きく突き出す乳房の威容は、まさに爆乳と称するに相応しい。
それを包み込むブラジャーのサイズは、実にHカップ。小柄でボーイッシュな小学六年生の美少女、谷川千晶が備えるGカップバストのインパクトと比べても、全体から受ける印象の鮮烈さは劣らぬものがあり、絶対的な質量はさらに大きい。
十一年前に娘の真琴を産み、そして惜しみなく溢れ出る母乳を与えてからもしぼむことなく、むしろ溢れんばかりの母乳を絞り出してもなおみずみずしい張りを保つ未琴の乳房は、真琴にとっても今なお母性と憧れの象徴であり続けていた。
(私のおっぱいも、お母さんのぐらい大きくなってくれたら……谷川さんにだって、絶対負けないのにな……)
その圧倒的な質量を背中で布地越しに感じながら、温もりを帯びた柔らかな重みを通じて、真琴は少しずつ心が安らいでいくのを感じていた。
そのとき不意に電子音が台所から響いた。聞き慣れた電気炊飯器のアラームだ。
「ん……。そろそろ、ご飯とお味噌汁がいい頃ね」
「お母さん、私も用意するの手伝う」
「あら。それは嬉しいけど……もうすぐお父さんが起きてくるから、その前に着替えていらっしゃい。今の真琴さん、お父さんにでもちょっと刺激が強すぎるから」
「あ……は、はいっ」
そう言われてはじめて、真琴は布越しに揉まれた乳房の頂が、夏用パジャマの薄布を押し上げる曲線にふたつの突起を刻んでしまっていることに気づく。もはや小さなブラジャーではしこり勃った乳首の尖りを抑えきれず、薄布にくっきりとその存在を誇示してしまっているのだ。
こんな格好、お父さんに見られちゃったら……。
今度こそ耳まで真っ赤になりながら、真琴は慌てふためいて自室へ階段を駆けていく。そんな娘の足取りを微笑みながら見送って、国東未琴は呟いた。
「いつの間にやら、あの子もすっかり女の子ね。身体だけじゃなく、心もすっかり女の子になっちゃって」
言いながら、その娘を立派に育て上げた自らの爆乳をエプロン越しに、その両掌で押し上げる。
「んっ……。小学六年生か……。もう、そういう季節なのね……」
夫婦の寝室からの物音で、寝起きの気配を感じ取る。まだ眠たげな表情で起き出してきた最愛の夫を、どこか濡れた熱を帯びた笑みで未琴は迎えた。
「おはよう、やっくん」
「おはよう、母さん。……今日はどうしたんだ?」
「ふふっ。やっくんの奥さんで、二人の娘の母親で、22年前に西小六年二組の副委員長だったみーちゃんは、今朝は一体どうしちゃったんでしょうか?」
胸の前に組んだ両腕にエプロン越しの乳房を載せて持ち上げ、未琴は布越しにも分かるその形と大きさを誇示してのける。
未だ健康な男性としての機能健在の夫は、起き抜けの怒張にさらなる血流を注ぎ込まれつつ、周りを見渡しながらたじろいだ。
「な、何やってるんだ、母さん……もう、真琴が起きてくる時間だぞ……」
「んふっ。大丈夫。……今日はまだ大丈夫だよ、やっくん……」
しどけなく微笑みながら、甘えるように、未琴は自然な足運びでするりと夫の胸にしなだれかかった。片手を夫の股間に伸ばし、もう片手で夫の手を取ると自らの乳房に導き、たっぷりとしたその重量すべてを負担させていく。
「か、母さん……こんな、朝から……っ」
「……やっ……。母さん、じゃ、いやぁ……。……今日は、あの頃みたいにぃ……やっくんが私のおっぱい、放課後の音楽室で、はじめて触ったときみたいに、呼んでぇ……!」
「…………!」
濡れた瞳で甘い雌の嬌声をあげて求める妻のいつにない媚態が、夫の雄を揺り動かした。
ぎゅうっ、とエプロンとワイシャツ、それにブラジャーと三枚の布地を巻き込むようにして、十指が乳に絡みつく。何度も強度を変えて繰り返し、Hカップの中で乳肉を、乳首へ向かって搾り出すように揉みしごいていく。
「んっ……ああっ、はああぁっ……やっくん……っ!」
「みーちゃん……みーちゃんのおっぱい……あのときからずっと、大きくってきれいで、ぱつんぱつんで感じやすくて……僕はずうっと、みーちゃんの水着や、体操着や着替えや、縄跳びのときにすっごい揺れるのを、夢中で見てた……」
「やっくんが……やっくんが、私のおっぱい好きだったからぁ……
いっつもえっちな目で息をはぁはぁさせながらいっぱいじろじろ見て、何かあるたび偶然みたいにわざといっぱい触ってきて……好きって言って、いっぱいちゅうちゅう吸ってくれたからぁ……だから私のおっぱい、こんなにおっきくなっちゃったの……。
ずっと好きだった、いっしょに学級委員長してた男の子にいっぱい揉まれて、私のおっぱいおっきくなったのぉ……!」
「みーちゃんっ……!」
「ふふっ……やっくん、いけない子……学級委員長だったのに、警察官なのに……あのときから狼さんみたいに、誰もいない音楽室で、いっしょに居残りしてた副委員長の女の子のおっぱい無理矢理わしづかみにして……。
ブラウスのボタンが飛んじゃうような乱暴な脱がせかたして、まだおっぱいなんて出ないのに、赤ちゃんみたいにむしゃぶりついてきて……」
「ごめん、ごめんみーちゃん……あのときみーちゃんのブラウス、びっしょり雨に濡れてて……ブラジャーの刺繍の模様が透けてて、雨のなかを走ってきたから頬から赤くなってて、おっぱいの先っぽもツンと尖ってくっきりしてて……だから俺……俺、我慢できなくて……っ!」
「ああん……っ!」
ここで大きく声をあげたら娘に、真琴に聞かれてしまう。そう思いながら、それでもこらえきれずに未琴は熱い吐息を解き放った。
このまま何度となく抱かれてきた夫に全身をまさぐられ、胎内に子種を仕込まれてきた逸物に貫かれたい。熱く激しく欲望を燃えあがらせ、容赦なく精を放って汚してほしい。
そんな情欲の炎に押し流されそうになりながらも、頭上でかすかに天井を鳴らしていた少女の足音が階段へ向かうのを感じ取って、未琴は蕩けかかっていた目蓋を押し上げた。
「ん……っ、やっくん、ダメぇ……っ。……もう、真琴が、着替えて、降りて……っ」
「ダメだよみーちゃん、自分からここまで誘っておいて、ここで寸止めなんてずるいよ……こうなったら、もう最後まで……部屋に戻って最後まで、続きをやろうよ……!」
しかし未琴の意思と提案に反し、欲望に火をつけられた夫の動きは止まらなかった。
エプロンの下に潜り込んできた夫の両手はブラウスのボタンを外すとたちまち潜り込んで、Hカップのブラジャーを完全に剥き取ってしまおうと、左右の四指を上べりに食い込ませてくる。
「あ……ああんっ、もう……だめえ……っ、お願いやめて、やめ、てぇ……っ、やっくん……やっくん!」
「っ!!」
そして次の瞬間、弾けるような技の応酬が発生した。
夫の身体にのし掛かられ、ただ貪り尽くされるようだった未琴の身体がその刹那、溜め込まれていたしなやかなバネを解き放ってぐるりと回った。
身体の奥深くにまで刻み込まれ、研ぎ澄まされた技の回路が未琴の四肢を駆動させる。妻の肉体と媚態に対する情欲に呑まれていた夫の反応は瞬時遅れ、そしてその一瞬が勝負を分けた。
「おはよう、お父さん……二人で何してるの?」
「や、やあ。おはよう、真琴」
「ちょっと、二人で……なんとなく昔が懐かしくなっちゃって……ね?」
くすりと微笑みながら片目を瞑って、ともすればエプロンの表面にまで浮き出てきそうな乳首の硬さを気にしながら、未琴はうつ伏せに組み敷いた夫の上で愛娘に微笑んだ。
そういえばあの放課後の音楽室でも、最後の最後はこの体勢だったっけ。学級委員長のやっくんは副委員長のみーちゃんの大きなおっぱいだけで満足できなくなって、ガチガチに固く大きくなった男の子のものを、無理矢理みーちゃんの大事なところに入れようとしてきたから。
「本当にあわてんぼさん。やっくんは変わらないね」
「みーちゃんもね……」
「続きは今夜、帰ってきてから、ゆっくり……ね?」
甘い吐息を夫の耳に吹きかけながら、母はきょとんとしたままの娘を見上げる。
真琴さん。あなたのおっぱいをそんなに育ててくれたのは、いったいどんな男の子なんでしょうね?
今回は以上です。牛歩といえど、今後も地道に書いていきます。
>>229 お返事たいへん遅れてしまい、申し訳ありません。
拙作外伝の方は名無しさんXさんの筆の赴くまま、どうかご自由にお書きください。完全なシンクロは出来ませんが、私の方も名無しさんXさんの描かれた要素を今後取り入れさせていただくこともあるかと思います。
スレッドも若干過疎りぎみではありますが、今後も盛り上げていきましょう!
>>265 いつも楽しみにしております!
いつ読んでも素晴らしい作品をありがとうございます。
今後も無理なさらずに頑張ってくださいね〜!
西小OB父兄登場www
他キャラの父兄にもちょっと興味を持ちつつGJでした!!
>>265 おつかれさまです。もし見られたらどうゆう反応をするかも気になりますね。
>>912 まさに「土足後ろから撃つ」の見本のようなお話。
その法則どおりならインパールまで出掛けてフルボッコにされるのはまさに自殺行為じゃん。
いや同調したインド人がイギリス人を後ろから殴れば別ですが、そんな事態にはならなかったわけで。
そりゃまあ補給切れでホームレスが鉄砲担いでるような代物に成り果てた軍隊見せられて同調する馬鹿はいませんって。
っていうか、自分の兵隊に敬礼もされない有様でインド人を動かそうだなんてずぅずぅしいにも程がアル。
必勝の覚悟で勝てるなら佐藤が逃げた位でガタガタいわずにインパールに突っ込めばよかったのに。
補給が来ない位で逃げたと佐藤を非難するなら、まだ健在な師団を二つも持って逃げた牟田口も敵前逃亡。
え、え〜と。保守(汗)。
今更ながらGJ〜
しかしウラヤマシス。 小学生からずっと揉み倒して今でも甘甘な関係で。。。 やっくんリア充の王ですな。
保管庫更新乙です!
そして新作に期待!
保管庫いきてんの?
>>274 乙です!
もし良かったら、エロいイラストストーリーとか希望します!
一応保守
保守
保守
保守
保守
保守
とりあえず保守で
書いてるんだがなかなか完成しない保守。
皆さん来年も宜しく!!
小学生のパイズリを来年もよろしく!
あけまして、おめでとうございま保守
保守
保守
290 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 15:26:23 ID:vORUQdz6
ほ
そんなにせかせか保守しなくても落ちないよ。
せっかくだから何か書いていけば?
292 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 23:05:47 ID:tZ2CcEy6
期待あげ
294 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 01:14:08 ID:3pa5z3Pv
ピーンポーン
とチャイムが鳴る。僕はゲームを中断して、玄関へと向かう。ゲームなんかより楽しい時間のはじまりだ。
「こんにちは、美央ちゃん さぁ入って」
「う、うん…」
僕は美央ちゃんを地下の部屋に連れて行く。ここがお楽しみの場所だ。
「んむ〜 やわらかーい」
美央ちゃんの体はどんな抱き枕よりも抱き心地が良い、特にこの大きな胸は最高なんだよ。
「んんっ、やぁっ…」
「そういえばさぁ、お母さんはどう?」
「んっ、だいぶ良くなってきたみたい… 遥斗君のおかげ……」
美央ちゃんのお母さんは病気で、もう治らないかと言われていたんだ。
でも、最新の技術なら治る…でもそれは保険が利かなくて、凄いお金が必要だった。
そんなお金は払えない、でもお母さんは死んでほしくない。美央ちゃんは毎日泣いていたんだ。
だから僕が父さんに頼んで、美央ちゃんのお母さんを助けてあげることにしたんだ。
美央ちゃんが僕の言うことをなんでも聞くっていう条件でね。
僕と美央ちゃんは同級生なんだけど、ずっとあの大きな胸を触ってみたい、吸ってみたいと思ってたんだよね。
「もみもみもみ んじゅるるるっ」
「やだぁっ、そんなに揉んだり吸ったりしちゃだめぇ」
口では抵抗するけど、体は抵抗できない。
美央ちゃんは胸も大きいけど体も僕よりずっと大きい。
それにスポーツもやってるから本気で抵抗されたら一瞬で負けちゃう。
「んふふ、お母さんの具合が良くなって、よかったね」
もし美央ちゃんのお母さんの具合が良くならなかったら殺されてたかもしれない。
いやぁ、具合が良くなって本当に良かった良かった。
「お願い、薬をちょうだい…」
「あ、そういえば忘れてたね」
美央ちゃんを縛る2本目の鎖が、この「お薬」だ。
赤ちゃんができないようにするための薬。、毎日これを取りに向こうから僕の家に来る。
ま、いつも膣内出ししてるから毎日飲まないと効果が無いっていうのは間違ってはないけどね。
「あははっ、気持ちいいっ、もうすぐに出ちゃいそうだよ!」
美央ちゃんを寝かせて、その上に馬乗りになってパイズリをする。
「はぁっ、はぁっ、おっぱい犯されてる、ああっ!」
おっぱいの奥の奥に僕のちんちんを突っ込む。
僕より美央ちゃんのほうが大きいから、僕が馬乗りになってもそんなに負担じゃない。
それより、美央ちゃんはおっぱいを犯されて感じている。
実はさっきの薬は赤ちゃんができなくなるだけじゃなくて、女の人が気持ち良くなる成分が入ってる。
「ああっ、もう出るよ」
「あっ、あんっ、いっちゃうっ!おっぱい犯されていっちゃう〜っ!」
おっぱいでこれなんだから、おまんこはもっと凄い。
「あんっあんっ、やらぁっ、やらぁぁっ、おかしくなっちゃううううーっ」
「小学生なのにおまんこびしょびしょだよ、この変態さん」
未だに胸を揉まれるのにも抵抗があるくせに、こうなったら快楽を求めて獣のようになっちゃうんだよね。
僕も膣が気持ち良すぎてすぐに出しちゃうんだけど、美央ちゃんはその何倍も早くイク。
もうセックスの虜って感じだね。
「お母さん、退院できたみたいじゃない、良かったね」
「う、うん… で、でも…」
嬉しい出来事のはずなのに、美央ちゃんの顔はあまり嬉しそうじゃない。
「お願い、また…」
「ふふふ、ほら、お薬だよ?」
美央ちゃんはためらわずに薬を飲んだ。
「それじゃ地下に行こうよ、美央ちゃん」
295 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 00:39:56 ID:QrplC/5R
干す
296 :
名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 11:07:01 ID:R0K0I/73
>>293 もっと腰から下が小さければいいのに
大人体型でもったいない
>>294 乙です。もう少しボリュームが欲しいところw
保守
保守
保守兼ねて点呼。
いま現在進行形でSS書いてる/絵描いてる人って、どのぐらいいますか?
私のほうは、真夏の夜の夢3がいまテキストで16KBほどまで来ています。次は千晶と明が出ます。
早ければ今月中に投下できるかもしれません。
ほほう それは楽しみだな
三ヶ月ぶりに投下します。
本番なし。ほぼ全編を通して千晶と明の授乳プレイ的ななにかです。
分量は39KBほど。次から投下を開始します。
○5
ぽつ、ぽつ、ぽつと、ひとつずつボタンを外していく衣擦れの音が、朝の空間にちいさく響く。
ごくり、と唾を飲み下す音が、喉の奥から妙に大きく聞こえてくる。
暴れるように早鐘を打ちはじめた心臓と、全身から急激に血液を掻き集めては堅く勃ち上がっていく股間の雄の存在が、少年の意識を一気に支配していく。
握りしめた掌の中にびっしりと汗を滴らせながら、黙りこくって立ちすくんでいるその少年の目の前で。
自室のベッドに腰掛けたままの少女は、うっすらと汗に濡れて肌に張りつくパジャマを胸から引き剥がしていく。その上半身を、薄布一枚に隠されていた白くすべやかな素肌を露わにしていく。
そして重たげに熟れた、特大のグレープフルーツ――あるいはメロンのような大きさで盛り上がる胸からの隆起をなぞって、べったりと吸い着いた布地がめくれる。乙女の柔肌からの別れを惜しむようにしながら、やがて完全に剥ぎ取られていく。
白く豊潤に実ったふたつの巨峰が外気にさらされ、ぷるんと小さく、しかし重たく張りつめながらも柔らかさに満ちて震え――それら左右の頂でそれぞれ独自にぷっくりと膨らむ、桜色の苺がツンと上向きに突き上げながら、自身の威容を誇示していた。
大の男の掌ですらとても包みきれないだけの威容を誇る双の巨乳が、いま少年の目の前へとまったく無防備に、突き出すように曝されている。
今まで繰り広げてきた数知れぬ喧嘩で、幼馴染みの少年をはじめとする仲間たちとのじゃれ合いの中で、常に強力な武器として振るわれてきたしなやかな両腕は今、そんな自らの乳房を守るという任務の一切を放棄していた。
それどころか今は無防備な双の肉塊を突き出し誇示するかのごとく、両腕はその下で組んでいる。
まるで目の前の相手に、その柔らかな果実を捧げようとするかのように。
左右を併せればゆうに一キログラムを超える、女性と母性の象徴たる巨乳。
カーテンを引いた朝の一室で、そんな存在の威容を見せつけながら、濡れた瞳で少女は呟く。
「ねえ、だから。お願い」
「お……おねがい……って――」
「ボクのオッパイ、吸ってよ。明――」
306 :
真夏の夜の夢3:2011/02/26(土) 05:02:32.94 ID:BKU5jou2
○6
「…………」
灼けるように強い熱を伴って降り注ぐ陽光はもう、この朝からまともに空も見上げられないほどに眩しい。
ここ数日にわたって大地を焼いた暑熱もなお足りぬとばかり、またしても真夏日の到来を予感させる鮮烈な朝日の中、ランドセルを背負ったその少年は民家の玄関前に立ち尽くしている。
谷川家の呼び鈴を押しながら、八坂明は親友からの返事を待っていた。
ずっと近所に住んでいる物心ついた頃からの幼馴染みとして、いつの頃からか無二の相棒、親友として。数え切れないほどの遊びと冒険、喧嘩の数々をともにこなしてきた二人。
そんな二人は、朝の登校もいつも一緒だ。だいたいの時間は示し合わせているが、先に出た方が相手の家の前で待つ。それがいつもの二人の登校風景だった。
だが、この日。
二人で決めていた約束の時間をいくらか過ぎても、千晶は姿を現す気配がなかった。まだまだ朝のホームルームに遅刻するような時間ではないが、千晶が自分をこれほど待たせるなど、今までそうそうあった話ではなかった。
「まさか、寝坊か?」
あり得ない話ではない。自らを取り巻く環境の激変に伴い、千晶はここ数日の間、心身ともいつにも増して激しい格闘の中にあった。
その疲れが一気に噴出して、今朝の身支度が遅れてしまったのだとしてもおかしくはなかった。
それでも確認したくて呼び鈴を押した明だったが、返事はない。しびれを切らしてもう一度押そうかと思ったとき、インターフォンの奥から少女の声が響いてきた。
「あっ、明? いま行くから、ちょっと待ってて――あ、いいや。そのままうちに入ってきて!」
「はぁ?」
もう学校の時間だぞ。朝っぱらからなに言ってるんだこいつ、と思いながらも、明は千晶に呼ばれるまま門を開け、玄関の前に上がった。すると間を置かずにぱたぱたと足音が響き、がらりと戸が開く。
「おはよっ、明っ!」
「お、おう……お、おはよ……?」
いつも通り快活に挨拶する千晶に応じようとして、明は途中で口ごもった。予想外の光景に直面して一瞬思考が停止し、そしてその空白ののち、口を開く。
「……なんでお前、まだ着替えてないんだよ?」
明の抱いた疑問は、彼女の服装に関するものだった。
千晶はランドセルすら背負っていなかった。それどころかその服装はまだ、とてもそのまま通学できるようなものではない、寝起きのままのパジャマ姿だったからだった。
しかし、そんな150センチに満たない千晶の身長に合わせたサイズのパジャマであっても、やはりその胸は凶暴なまでの存在感でもって砲弾型の輪郭を大きく前へ押し出し、布地をきつく張り詰めさせて、ボタンに強烈な緊張を掛けている。
もしも今、千晶の巨乳に対して何らかの一撃が加えられでもすれば、パジャマのボタンを縫い止めている脆弱な糸などは、その内側に秘められた巨大な質量と弾力によって、いとも簡単にそのことごとくが弾け飛んでしまうだろう。
そしてあまつさえ左右の隆起の頂には、二つの巨大な乳房それ自体からさらに突き出すようにした親指の先ほどの突起のみならず、ぷっくりとした周りの乳暈の存在までもが、くっきりと盛り上がってしまっているのだった。
(なんだこれ!? おいおい、つまり、今、こいつ……ノーブラ、ってことなのかよ!?)
さすがにかっと顔面を熱くして、明は明後日に視線を逸らした。
しかし千晶は別段恥じらうでも悪びれるでもなく、いつもの無邪気で明るい笑顔で返してくる。
「あー、この格好? これはねー……うん、後で説明するよ。別に、寝坊した訳じゃないんだよ? あのね、明。ちょっと、一つだけ頼みがあるんだ。すぐ終わるから、家に上がってくれない?」
「家に上がるって……学校は?」
「うん、もちろん学校も行くよっ。用事が終わったらすぐにね。だから、ホラ明っ。はやく早くっ」
「えええ……っ?」
サンダル履きのまま玄関口から身を乗り出し、なかなか目も合わせようとしない明の手を取るようにして誘い込みに来る千晶に、明は戸惑いながらも歩み寄った。
「うっ、うお……っ」
目を見張る明の眼前で、ブラジャーという檻に囚われていない千晶の乳房はつかの間の自由を楽しむかのように、奔放そのものに揺れ弾んだ。
汗で乳房にぴっちり張り付いたままのパジャマはごく頼りない薄布で、このまま千晶が揺らし続ければボタンが弾けなくとも、布地そのものが巨乳に引き裂かれてしまいそうだった。
307 :
真夏の夜の夢3:2011/02/26(土) 05:03:28.47 ID:BKU5jou2
素早く視線を巡らし、この無防備すぎる幼馴染みの姿態が衆人の環視に曝されてはいないかと、自らの体を障害物にしようとしながら警戒する。
そんな明が間合いに入ると、千晶はその手首をぎゅっと掴んで、自らの家へと力強く引っ張り上げた。
「お、おい……っ!」
「いいから、いいから!」
千晶は上がり口に足だけでサンダルを脱ぎ整えながら、なおも明を引きずり込もうと力を込める。そうしてパジャマの下に息づいて弾む重たげな乳房の量感も気にしないまま、軽やかな動きで進んでいく。
「お……おじゃましまーす」
そして明は千晶に引っ張られながら、いつもの台詞を吐き出して、いつもの家に上がり込む。
それはどうと言うことのない、いつものありふれた光景に過ぎない。そのはずだった。
しかし、来訪を告げる明の呼び声に答えるものはない。目の前を進む千晶と自分を除いて、谷川家には誰の気配も感じられなかった。
「なあ、千晶。そのー……おじさんは?」
勝手知ったる幼馴染み宅の廊下を、どこか落ち着かない心地で明は進む。
「ん? お父さん? お父さんはいないよー。今日はもう行っちゃった」
「そ……そっか。今、いないのか……おじさん」
千晶にとって共に暮らす、唯一の家族の不在。
ほんの数日前までなら気にも留めなかっただろう事実を知らされて、明の心臓はその鼓動を速める。
つまり。
今、この家の中に俺は、ノーブラでパジャマ姿の千晶と、二人っきり――
「おいおい……朝っぱらから、俺は……いったいナニを考えてるんだ……?」
不意に朝一番から下腹に沸き上がる熱のたぎりを意識して、明は自分自身への不審をも交えた複雑な感情を抱く。
「でも明、どうしてそんなこと聞くの?」
「な……っ! い、いや、そのっ……ああ、もうっ! なんでもねえよ!」
「?」
そんな明に大粒の瞳を瞬かせ、千晶は不思議そうに小首を傾げる。
「まあいいや。来てよ」
言いながら、千晶は軽快に――しかし胸だけはひどく重たげに弾ませながら階段を上り、自らの部屋へと親友を招いた。そのままベッドへ腰を下ろすと、二つの乳房がパジャマの下でばいんと揺れる。
「ほら! ランドセルも置いて」
「いや、いいよ……どうせ、すぐ出るんだろ?」
「いいからっ。置いてよ、ランドセルっ」
言いながらベッドマットを何度も叩く、妙に押しの強い千晶に何度も勧められて、やむなく明はランドセルを床に下ろす。仕方なしに辺りを眺めた。
部屋の模様に変わったところは特にない。本棚にひしめく図鑑や学習書に漫画や児童書の数々、サッカーボールにグラブといったスポーツ用品、そしてハンガーで吊られた衣服の数々。
相変わらずだった。少なくともごく最近、以前に訪れたときからの目立った変化は感じられない。
女の子らしいところのほとんど見られない、胸を除いた外見その通りのボーイッシュな少女である谷川千晶の部屋は、明が以前訪問した数日前から、これといって目立った変化を遂げてはいなかった。
「ま、まあ、そうだよな。そんな簡単に、変わったりするわけ――」
そう小声で呟きかけて、明は座ろうとした場所にあった何かに気づく。何の気なしに手に取って、思わず吹き出しかけた。
特大のグレープフルーツがごろりと収まりそうな大きさのフルカップをふたつ繋いだ、白いフロントホックブラジャーが無造作に置かれていたからだった。
「……う……っ……あっ、ああああああ……っ!?」
思わず取り乱しかけながらも努めて平静を装い、その持ち主の顔を見る。
しかし幼馴染みの親友に自分のブラジャーを見られ、手にまで取られた千晶は至って平静のまま、何事もなかったように話しはじめた。
「それ、いつものG65ってサイズのやつだね。明にお風呂場でボクの裸を見られちゃった日に、お父さんとたくさん買ってきたやつ。今日もこれから、それを着けていくんだけど――」
「だ、だけど……?」
308 :
真夏の夜の夢3:2011/02/26(土) 05:05:28.75 ID:BKU5jou2
言いながら、千晶は表情を曇らせる。
「それ。なんだかちょっと、もう……キツくなってきちゃったような気がするんだ……」
「へ。へえー……キツく、ねえ……って、お前。……それ買ってきたのって……まだ、ほんの三日前の話だったろ!?」
「うん、そう……そうだよ。たったの……三日前なんだ。あのときはまだ、このサイズでもうしばらくは大丈夫かな、ちょっとくらいキツくっても、そのほうがあんまり揺れたりしないだろうし……って感じだったんだけど……。
今朝はもう、いっぱいに張っちゃって……正直、けっこうキツいんだ」
そして少し心配そうな顔で、明をじっと見つめる。
「あのね。ボクのオッパイ、また、大きくなっちゃったみたいなんだ……」
「ま、また……おお、きく……っ」
千晶に気取られぬよう、思わず明は生唾を飲んだ。
顔をつき合わせて話している幼馴染みのすぐ下にある、その巨大な肉塊と、布地を突き上げる突起に一瞬だけ視線を下ろし、すぐに引き剥がす。
まずい。明の股間はとうに危険水域を突破してしまっている。
「うん。それで、ボク、困っちゃったから……もうすぐ、このサイズでお願いしてきたスポーツブラジャーだって届くのに。
……このままもっと、今よりずっと大きくなられちゃったりしたら、今よりもっと邪魔になるし……この前せっかく頼んだスポーツブラジャーだって、いつまでも付けられないままになっちゃうよ……」
「そ、そうか……確かに……それは、困ったな」
確かに千晶は三日前のあの日、自らの胸に急激に発育してしまったこの乳房の存在と向き合い、ともに生きていくことを決めた。
それまでのように無闇に胸を押し潰したりするのではなく、あくまで乳房をそのままに暮らすということであれば、まずはブラジャーで支持し、補正していくということになる。
だが千晶は西小学校が誇る悪童軍団の中核として、その日々を元気いっぱい悪戯や喧嘩に勤しんでいる少女だ。
そんな彼女にとって普通のブラジャーでは、激しい運動で生じる乳房の動揺を吸収しきれなかったり、些細な攻撃を受けただけでカップが乳房から脱落してしまったりと、決して満足の行くようなものではなかった。
それは彼女の相棒としてこの数日間、いくつもの修羅場を共にくぐってきた明もまた、肌で実感していることであった。
「確かにそうだな……。まあ成長期だからこれから大きくなっていくのは仕方ないとしても、そんなに急に大きくなられたんじゃ、スポーツブラジャーの注文だって間に合わないしな……」
「うん……」
幼馴染みの大親友に対して勃起してしまっているという後ろめたさを悟られないよう、さりげない風を装って座り方を少しずつ誤魔化しながら、明はいよいよ本題の方に切り込んだ。
「そ、それで……お願いって、なんだよ。朝からそんな、急に……改まってさ」
「うん。それはね――」
思いを決したように頷くと、千晶は自らの両手を、パジャマのボタンに掛けた。
309 :
真夏の夜の夢3:2011/02/26(土) 05:06:14.97 ID:BKU5jou2
○7
「……ちょ……ちょちょちょちょちょちょっ、おま……っ!? ま、待てよお前っ!? いきなり何しようとしてんだよっ!?」
蹴飛ばされでもしたかのように、いきなり壁際まで思い切り後ずさって、明は慌てふためいて半裸の千晶に聞いた。
「?」
自らの手でその巨乳をさらけ出してのけた千晶は、明の反応をさも不思議そうにつぶらな瞳で見つめたまま、何事もなかったかのように再び言った。
「だから。言ったでしょ? ボクは明に今ここで、ボクのオッパイを吸ってほしいの」
「だからっ! なんでそうなるんだよっ!? まったく意味わかんねぇしっ!!」
自分の幼馴染みは急にオッパイが大きくなり過ぎたあまり、ついに頭がおかしくなってしまったのだろうか?
そんなことまで考えながら慌てる明に、千晶はあくまで冷静なまま言葉を続ける。
「? ボクには、明に何が分かんないのかのほうが分かんないけど……。だから、ええと……普通さ。オッパイって、赤ちゃんにあげちゃうとしぼんじゃう……って言うよね?」
「……へ……っ?」
「あのね」
ぱちり、と目を瞬かせる明を前に、千晶は自らの乳房を左右ともに下から鷲掴んだ。
十一歳の少女の掌にはとても収まりきらないだけの巨大な乳肉が、十指の間へ握り潰されて絞り出されてくる。
その白乳の尖端から飛び出すように迫り出す大粒の苺は、いかにも巨乳の中核に相応しい独自の威容を誇ってぷっくりと膨らみ、その周りへ上品に広がる乳暈とともに、吸い付いてくる赤子の唇を待ち受けているかのようだった。
「ボクのオッパイだって、今はミルクも出ないけど、ほんとは赤ちゃんにあげるためのものなんだもん。だからちゅーちゅー吸われたら、ボクのだってその分ちゃんと小さくなるはずだよ。
……テレビとかでも、前に買い物に行ったスーパーでも、お母さんになった女の人がそういう風に言ってたもん。赤ちゃんにおっぱいあげたら、前より小さくなっちゃった、って――」
「い、いや……いや、それは、おまえ……っ」
小学六年十一歳の、若さと呼ぶにもなお青くみずみずし過ぎる精気にあふれた乳房を誇示しながら、千晶はじいっと明の瞳を見つめてくる。
「だから、お願い。明がボクのオッパイ吸ってくれたらきっと、もうこれ以上……ボクのオッパイ、大きくなってボクを困らせたりしないから」
……どこから突っ込んでいいのか分からない。
『ちがう、ちがうもん、やめて、やめてえぇ……ボクの、ボクのおっぱいお母さんのじゃないもん……ふくらんでても子どものだもん、どんなに揉んでも吸っても、お乳なんか、ミルクなんか一滴も出ないんだもん……だから作倉さん、やめてえぇ……』
東小学校の変態爆乳少女、佐倉歩美に監禁されて乳房にむしゃぶりつかれてしまった時、そう言って必死に抵抗していたのは、他ならぬ千晶自身だった。
いくら見栄えだけは群を抜いて、ほとんどの大人の女性たちより見事な巨乳を抱えていても、千晶は経産婦などではなく、妊娠したことすらもない。
そんな母乳も出せない千晶の乳房では、いくら吸いしゃぶってみたところで、千晶が望むような効果が得られる公算は限りなく低いだろう。明はそう思った。
「い、いや……お前の気持ちと、言いたいことは分かったけどさ……おかしくねえか? その……なんで、そういうこと……俺に、頼むわけ……?」
すると千晶は、どこか一抹の冷たさを感じさせる視線を明に据えた。
「…………。昨日さ。真理と決闘した特別教室の掃除ロッカーの中で、最後に――明、ボクのオッパイを吸ったよね? 先っぽ咥えて、ちゅう、ちゅう……って」
「う……っ」
その通りだった。
昨日の決闘――千晶にとって宿命のライバル、大西真理と一戦交えることになった決闘。
執拗に千晶の喧嘩を阻止しようと図る担任教師・藤原通子から密かに逃れて、閉ざされた特別教室で激突した二人を、明は中立の立会人として見届けることになっていた。
その最終局面で介入してきた担任教師接近の報を受け、お互い半裸に剥かれた二人の巨乳美少女と共に、明は教室の掃除ロッカーに逃げ込んだ。
お互い声すら出せない状況のまま、しかし決闘の闘志は未だ胸にくすぶったままの真理は、ロッカー内の至近距離で明を間に挟んだまま、千晶の無防備な乳房を狙って責めなぶった。
互いの位置関係とリーチの違いから、一方的に真理に巨乳をもてあそばれた千晶。決闘という行為の枠を踏み越えたその暴挙に、明は真理を凌辱するかのように制裁した。
310 :
真夏の夜の夢3:2011/02/26(土) 05:07:10.63 ID:BKU5jou2
「あのとき明、真理のオッパイも吸ってたよね。ボク後ろで見てたもん。真理のブラジャー脱がせて揉んで、その後ずうっとちゅぱちゅぱって、真理が半泣きで嫌がっても左右両方をずうーっと、なんだか、すっごくおいしそうにさ……。
それとも、明。真理のオッパイを吸うのはよくて、ボクのオッパイはイヤなの……?」
「いっ、いやっ、そうじゃなくて! そもそも、そ、そっ……そんなの自分で出来るだろ!? お前のオッパイ、もう自分で吸えるぐらいデカいんだからさあ!」
予想を超える申し出を前に、苦し紛れに口から出任せのつもりで喚いた明。しかし千晶はそれを、真正面から真顔で受け止めてのけた。
「うん。確かに、ボクも自分で吸えるんだけど……」
「えっ?」
言いながら、千晶は右の乳房を右手一つで捧げ持つ。そのまま小さく俯くだけで、たわわに実った右の乳房を乳首だけでなくその周辺部まで含んでのけた。
千晶の乳房は丸く大きく、そして何より素晴らしい張りがある。これほどの質量があってもなお、決して長く延びてなどいないのだ。
それでも千晶はしごく簡単に、その唇へ自らの乳首を含むことが出来ていた。
「んっ……ちゅぷ……ちゅぱ……っ」
「…………」
「んぷっ……ぷっ、はぁっ」
呆然と見つめる明の目の前で数秒間も吸いしゃぶったのち、千晶はようやく乳首を離した。
自らの唾液にまみれて妖しく濡れ光る、新鮮な桜色に輝く乳頭を明の方に向けながら、そこから唾液の糸を引いたままの唇で、どこか不満げに言葉を紡いでくる。
「こんなふうに、ね……一応はボクも、自分で少しは吸えるの。でも自分でだと、ほんとにオッパイの先っぽとその周りを少しぐらいしか口に含めないし。オッパイ全体からちゃんと吸ってるって感じがあんまりしないから、そんなに効果なさそうで……」
「…………」
「……明……聞いてる……?」
「……はっ? あっ、えっ……あっ、ああっ! き、聞いてる聞いてる!」
怪訝そうに千晶に聞かれて、思わず取り乱しながら明は喚いた。
目の前で自らの乳房を片手で持ち上げるだけで、簡単に唇に含んで吸えてしまうほどの大きさを見せつけられることで、明はその巨乳ぶりを否応なしに再認識させられていた。
同時にその下腹に帯びた熱はすでに焼けつくほどで、少しでも気を抜けば、友情も理性も吹き飛ばしてしまいかねないほどに過熱していることも認識している。
「……だから、ボクは明にボクのオッパイを吸ってほしいの。もちろん明だけじゃなくて、自分でも吸ってみるけど……明に吸ってもらった方が自分で吸うより、きっと効果は大きいって思うから。…………。明……イヤなの?」
「えっ? い、いや、ただ俺は、その――」
「…………」
なおも狼狽して言葉を濁す明に、千晶はむっと眉をひそめてそっぽを向いた。どことなく投げやりに言葉を放つ。
「……明がイヤなのなら、いいよ。……他の誰かに頼むから」
「ほ、ほっ……他の誰かって、だっ、誰だよっ!?」
突拍子もない千晶の言葉に、明は思わず慌てふためいて詰め寄った。
まず最初に脳裏に浮かんだのが一昨日出会った東小学校の根暗な感じの爆乳少女、佐倉歩美だ。
ずっと前から千晶に片思いを寄せていたらしい彼女が自宅に誘い込んだ千晶を拘束し、明の眼前で千晶の巨乳を吸いなぶるなどした艶めかしい光景は、未だに明の脳裏から離れようとはしていなかった。
まさか、こいつ。あれで癖になってしまったのでは。
「……だ、誰って、別に……他の誰かに、だよっ」
その明の剣幕が予想を超えたのか、いくぶん鼻白みながらも、千晶はあくまで強気に言い切った。
「……どうなの……明。ボクのオッパイ……そんなに……イヤなの……?」
「い、いや、その、おまえ……っ。イヤとかイヤじゃないとか……そういう問題じゃなくて、なぁ……っ」
そりゃあもちろん、吸えるもんなら吸い尽くせるまで吸いたいけれど……そういう問題じゃないだろうよ。
311 :
真夏の夜の夢3:2011/02/26(土) 05:08:13.99 ID:BKU5jou2
戸惑いながら下がる明に、あくまで千晶からの視線はまっすぐ瞳の奥へと突き刺さってくる。
そもそもこんな方法で、千晶が望むような効果――乳房の成長を遅らせる、もしくは小さくしてしまう、といった効果が得られるなどとは思えない。
閉ざされた部屋の中で膨れ上がっていく欲望に押しやられながら、それでも明の理性はそう叫んでいる。
千晶が何を思ってこんなことを言い出したにしろ、そのまま喜び勇んで千晶の乳房にむしゃぶりつくようなことは出来ない。
幼馴染みのいちばんの親友を、誰より大事な最高の相棒を、下半身の衝動のままに欲望で汚したりしたくない。例えどんなに気持ちよくても、それだけはダメだ。千晶を裏切りたくない。
(でも……)
だが同時に、自分は、約束した。誓ったのだ。
今まで通り、一番そばについててやる、と。どんなときも、必ず、自分だけは千晶の味方になると。
「…………」
もう一度、真正面から千晶の瞳を覗き込む。
親友の瞳はいっぱいの切実さを湛えて明を見つめながら、同時に、その片隅に不安の影を覗かせてもいた。
――千晶はいま、俺の助けを必要としている。
ただ身勝手に、自分の、男の欲望の対象とするのではなく。
(もし、それで……俺が千晶のオッパイを吸うことで……それだけで、千晶が安心できるって言うのなら、……俺は――)
「わ……わかった」
「!」
「そ、そこまで言うなら……お前のオッパイ、とりあえず……吸ってやるよ。そのかわり……それで小さくならなくても、あとで文句言ったり、するなよな……」
「…………! う、うんっ! じゃあ、明……おねがいっ!」
ぱあっと表情を華やがせ、心なしか頬に一筋の紅を射したようにも見えた千晶が両手を広げ、その乳房を押し出すようにして一気に明へ迫ってきた。
「あ、ああ、……うわっぷ!?」
その千晶の表情に一瞬見とれた明の隙を突くように、千晶は明の頭を両腕で抱きしめ、その豊潤な乳肉の海へ、明の顔面を沈めるように抱き留めていた。
「ぷ、ぷふう……っ!!」
明にとって、それは初めて味わう感触だった。
単に千晶の裸身だけなら、これまでの濃密な数日間で何度も目撃してきてはいた。掌に千晶の乳房を包み、溢れる乳肉を執拗なまでに揉みしだいたこともあったし、昨日に至ってはわずかな間とはいえ、乳首を口に含んでしゃぶり上げさえもした。
鉄壁の学級委員長、国東真琴が体育倉庫で見せたストリップショーと無防備な肢体。
監禁した明に逆襲され、明の手でIカップのブラジャーを引きちぎられたうえ裸身をベッドに組み敷かれ、ショーツの上に男根の切っ先を突きつけられて、処女まで貫き散らされようとしていた爆乳少女、佐倉歩美。
そして昨日、掃除ロッカー内で制裁として明にスポーツブラジャーを剥ぎ取られて凌辱され、あまつさえ処女喪失と膣内射精までを受けてしまう寸前だった暴君少女、大西真理。
千晶以外にもそんな巨乳少女たちと重ねてきた肌の温もり、はちきれそうな乳房の弾力と柔らかさを思い出しながら、しかしいま顔面で味わうそれらのどれとも違う千晶の乳房の感触に、ここまで耐え抜いてきた明の理性もついにふっつりと切れた。
「ハムゥッ!」
「あうッ!!」
猛り狂う雄の欲望のまま、明は千晶の左乳房に襲いかかった。
千晶の乳房はブラジャーや手の支えなどなくとも、自由なままでツンと上を向く若い弾力に満ちあふれている。
だから単に上からしゃぶりつくだけの動作で、明はその巨乳に見合う大きさの乳暈だけでなく、乳房全体の半分近くまでを一気に口へ含むことが出来た。
豊潤な白い乳肉、桜色の乳首と乳暈。甘い果実を思わせる彩りだが、感じる味わいはあくまで若干の塩辛さを帯びた少女の汗のそれだ。大きさや質感はともかくその味わいは、昨日むさぼり尽くした真理の乳房と大差ない。
しかし明はそれにも飽き足らず、さらなる乳肉を求めて両手を繰り出し、自らの口腔内へと左乳房の余りを押し込んでいく。
それでも千晶の乳房全体はとうてい含みきれなかったが、あっさりと奥まで届いた乳首の尖りが喉を刺すのを感じて、これが限界と明は悟った。
312 :
真夏の夜の夢3:2011/02/26(土) 05:09:09.13 ID:BKU5jou2
「……あ、はぁ……っ。すごい、すごいよ、明っ……ボクのオッパイ、半分ぐらい口に入れちゃった……。これなら、きっと……そう……そこから、ボクの……吸ってぇ……っ」
言われるまでもない。限界まで口に含んだ千晶の乳肉を締め付けるように、明は唇をきつく窄めた。
そのまま千晶の乳房から出るはずのない母乳を搾り出そうとするかのように、明は締め付けながら顎を引いていく。巨乳そのものから、その尖端の乳首へ向かって後退する。
ぷっくりと膨らんだ桜色の乳首と乳暈が、明の口腔に押し潰されて変形していく。後退し続ける明の顎から、ついに乳房全体が逃れられるかといった瞬間、明は再びかぶりついた。
「痛ッ、んゥ……ッ! ふ、ああ……っ、噛んだりしたら、だめ、だよぉ……っ!」
「あぷっ、ふあっ……ご、ごめんっ」
明の後頭部を抱く千晶の腕に、びくんと電撃されたような痺れが走って、明ははっと我に返った。
見れば乳暈よりほんの少しだけ外側の乳房、桜色と純白の境界線あたりに、上下に歯形が残っていた。思わず、ずいぶん強い力で噛んでしまっていたらしい。
「うあ……ご、ごめん、千晶」
「か、噛んじゃダメだからね……!? もう。昨日も明は真理の乳首噛んでたし、一昨日は佐倉さんもボクの乳首噛んできたし……どうしてみんな、オッパイ噛んだりしたがるのかなあ?
いい、明? オッパイは噛むものじゃなくて、吸うものなんだからねっ!?」
「お……仰るとおりでございます……」
千晶の怒気に押されて、二つの巨乳を文字通りの眼前にしながら明は申し訳なさそうに縮こまる。その態度に溜飲を下げたのか、千晶は表情を和らげると、明を再びそっと抱き寄せた。
「ん。分かればいいよ。……続き、吸って?」
「お……おう」
今度は右乳房に視線を止める。その乳暈周辺をてらてらと濡れ光らせているのは、いま千晶が自分で口に含んだときの唾液だ。
これって、間接キスってことになるのか……?
普段はジュースやお茶を回し飲みしていても一度も考えたことのなかった単語が、なぜか今回だけは頭に出てきてうるさい蝿のように飛び回る。
「明……?」
親友の躊躇を感じ取ったのか、どこか不安げな声で千晶が覗き込んでくる。
――お前はいま、千晶のオッパイを口に含んで吸ったんだぞ。乳首に歯まで立てたんだ。ここまで来ておいて、間接キス程度で何を躊躇するところがあるのか。
ええい――ままよ。そもそも、こいつもその辺あんまり気にしてなさそうだしな。俺だけ神経質になってどうするんだ。
無言のままで自分を叱咤して思いきり、はぷっ、と明は千晶の右乳房を口に含んだ。みずみずしさに溢れた千晶の巨乳は、やはりわざわざ下から手で支えておくまでもなく、ただ顎を押しつけるだけで自ら腔内へ弾み込んでくる。
「はう……っ!」
その頂にまつわりついていたはずの千晶の唾液はその汗に紛れてしまい、味わいの違いを感じとる間もなく、明の腔内に渦巻く唾液の海に消えた。
噛んじゃダメ、噛んじゃダメ。欲望に押し流されそうになっても、歯だけは絶対に立てないように……そう念じながら、千晶の巨乳を頬張っていく。
少しでも多くの乳肉を腔内に収めるため、乳首の尖端を喉奥の真ん中へ寄せようとする。しかし弾力の強い千晶の乳房は思うようには導かれず、左頬内側の粘膜をくすぐるように乳首がなぞった。
「んうっ……ほのっ!」
「ひゃんっ!?」
明は体そのものを左側へ振って、千晶の右乳房との位置関係を整えながら、明は舌を繰り出して舐めあげた。
ざらりとぬめった舌の感触が下半球から乳房を襲い、弾力に満ち溢れた乳肉の張りに食い込みながら乳暈へ至る。
乳房から一段高く盛り上がった乳暈の感触へ、明は咄嗟に舌を突き刺す。舌先はなお乳房を登りながら奥へ食い込み、もっとも突起した乳首の中心を、二センチほども乳房の奥へと押し込んだ。
「んあ……っ、ふ、ふあああ……っ!」
集中的に乳首を狙った凶悪な責めに、千晶がびくびくと腕を震わせながら身をよじる。
敏感な部分を責めなぶられて、あられもない反応を示す美少女。昨日、あの掃除ロッカーの中で真理を相手に味わったその感触に、明はハーフパンツの中の逸物をいっそう凶暴に猛らせていく。
乳首の先端に刻まれた割れ目から母乳の井戸をほじくり出そうとするかのように、明は執拗に乳首へ向かって舌を繰り出し、乳頭もろとも乳房へ埋め込み、乳暈から乳首めがけてしゃぶり上げた。
313 :
真夏の夜の夢3:2011/02/26(土) 05:09:58.60 ID:BKU5jou2
「あ、あんまり……舌で、さきっぽくすぐったり、……しないでぇ……っ。そんなことされると、ボク、くすぐったくってぇ……ヘンな感じに、なってきちゃうよぉ……っ!」
「そんなこと言われてもな……」
たっぷりと楽しんだ乳首から唇と舌を離し、乳暈の中からぷっくりと起き上がってこようとしている乳首と、そこから自分の舌まで糸を引いている唾液の名残を見つめながら、明は口腔そのものではなく、言葉の力で千晶をなぶった。
「おっぱい吸ってくれ、って言ってきたのは千晶のほうなんだぜ? おっぱい吸うのってどこからだと思ってるんだよ。乳首だろ? 乳首に触らずに、どうやっておっぱい吸えって言うんだよ」
「た……確かに、そうかもしれないけどぉ……でもそんなふうに、意地悪されてると……ボク……ボクぅ……くすぐったくって……からだが、熱くて……へんに……なっちゃう……」
「……ダメだ。お前のおっぱい、俺の好きなように吸わせろよな……」
「ああ……そんなぁ……だめぇ……そんなの、ダメだよぉ……あきら……明ぁ……!」
欲望の熱に浮かされた明は、千晶を押しきって再び目の前の巨乳に没入する。千晶は最初のうちこそやめてと懇願し、腕力も使っての抵抗をも試みていたが、その力はごく弱いものでしかなく、とうてい明を引き剥がすことなど出来なかった。
「んぷ……ちゅぷっ……ちゅぷ……ぷっ、はぁ……!」
「あう……っ……あ、ああ……あはあ、ぁ……っ」
息継ぎのために乳首を離し、ちらと胸から見上げてみれば、乳房をその中核からいいように責め抜かれて、千晶はすでにその抵抗能力のほとんどを喪失してしまっているように見えた。
頬を真っ赤に火照らせたまま、熱だけを宿したうつろな瞳で息も絶え絶えに喘ぐ千晶。
今まで一度も見たことのなかったその表情は、明の股間に宿る雄の根源から、これ以上ないほど強い衝動を生じさせてしまっていた。
あまりにも魅力的で、そして、あまりにも無防備な雌の姿。
昨日もそうだった。掃除ロッカーの中で、リーチの差と位置関係の問題から真理に一方的にその巨乳を餌食にされた千晶は、ひどく簡単にその戦闘能力を喪失し、なされるがままになってしまっていた。
……今だったら、このまま……ほとんど無抵抗の千晶を、無理矢理ベッドに押し倒して……パジャマの下も、ショーツもぜんぶ脱がせて、そして、全身を押さえつけて、……千晶の、なかに、いちばん奥まで、俺のを……最後まで……
「……!」
――何を考えているんだ、俺は?
限界まで突っ走っていった妄想の中から明は、ふと自身の右手を千晶の背中から――その下半身のパジャマとショーツを脱がそうとするかのように、千晶の尻へと回してしまっている自分に気づいて立ち止まった。
「……待てよ……おい……」
俺はいま、千晶に何をするつもりだった?
昨日の、掃除ロッカーの中の……真理を制裁したときと、同じか?
あのときと同じような、欲望にまみれた目で、俺はこいつのことを……千晶のことを見ようとしていたのか?
俺は……千晶をこんな風にしたくて、そういうことをしたくて、千晶の頼みを聞いたわけじゃなかったのに。
千晶だって、俺にこんな風にされたくて、そういうことをされたくて、俺に頼んだわけじゃないのに。
ただ純粋にこいつは、自分の胸のことが心配で。でも、それを相談できるような相手が思い付かなくて、それで一番身近な、いちばん信頼してる俺を頼って……。
「…………」
なお股間に猛る熱の強さは、いっこうに引く気配がない。だが今の明はもう、単なるその欲情の熱の奴隷ではなかった。
いままで十一年間をともにしてきた、千晶の笑顔、ともに戦うなかで見せる横顔の凛々しさ、一緒に怒られたとき、喧嘩に負けたときの情けない泣き顔――不意に溢れてきたそんな思い出の洪水が、明から淫らな熱を洗い流していく。
こんなにデカくてきれいで、何よりエロいオッパイしてるけど、それをまったく無防備に、俺に見せたり触らせたり、吸わせたりまでするけれど……こいつは誰より大事な、俺の、親友なんだ。
だから、俺は――こんな方法で、こいつを傷つけたりしたくない。
314 :
真夏の夜の夢3:2011/02/26(土) 05:11:19.10 ID:BKU5jou2
「……ほんっ、とうに……しょうがねえやつだなあ……」
「ふっ……ふえぇ……っ?」
唇を離す。
目尻にうっすらと涙を浮かべ、紅潮しきった頬で千晶は明を恐る恐る見下ろしてくる。
「しょうがねぇなあ……。千晶の泣き顔は、今までのでもうじゅうぶん見られたし。俺もずいぶんスッキリしたから、千晶の乳首をイジメてやるのは、まあこの辺りにしといてやるよ」
「……あき……ら……?」
「これ以上、千晶に泣かれたりしてもめんどくせーしさ。ここから先はお望み通りの通常運転にしといてやるから、感謝しろよな」
「……なっ……! なに言ってるの、明っ! ボク絶対、少しも泣いてなんかないからねっ!!」
「はいはい、わかったわかった。千晶は泣いてない泣いてないー」
「何その適当な言い方!? バカにしてるのっ!?」
「ぐえッ!?」
不意に強烈な力で抱き締められて、明は再び千晶の乳房に沈んだ。左右の乳首がごりごりと頬に擦りつけられる中で、柔らかさと弾力に満ちた乳肉が明の口腔めがけて雪崩れ込んでくる。
その圧倒的な質量は柔らかく変形しながらもっちりと明の顔面に張り付いて、鼻と口とを完全に塞いでしまう。十分な腕力と組み合わせられれば、巨乳というものは殺人の凶器になりうることを身をもって明は知った。
明は必死にもがいて抵抗したが千晶の力は先程までの弱さが嘘のように強く、さらに呼吸器を封じられた状態では明の力はどんどん弱まり、脱出の可能性は急激に消失していった。
「ひ、ひふ。ひふ、ひふ、ひふ……!」
「もう……っ! 本当に、もう……っ! 明はほんとに、本当にい……っ!」
巨乳に溺れながらベッドを叩いてギブアップを宣言する明が窒息しかけていることに、数秒遅れで怒り心頭の千晶は気づく。ようやく胸から解放してやると、ぷはあっ、とすごい勢いで明は酸素を貪った。
「ぶっ、ぶっはぁああぁっ!! えほっ、えほ、えほっ!!」
「……ふふん。なーんだ。明も泣いてるじゃん」
そっと右手をむせる明の目尻にやって、浮かんだ涙を千晶が拭う。半死半生の明は一拍遅れて反撃した。
「な、な、泣いてるじゃん、じゃねえだろ! お前なあ、今マジ本気で俺のこと殺しに来ただろ! お前のオッパイに顔面埋めさせて、俺を溺死させるつもりだったよなぁ!?」
「かんけーないですー。ふーんだ。今ので明だって泣いたもん。これでおあいこだよね!」
「お、お前……ほんっとうに、お前、なぁ……っ」
おあいこ。これでいつも通り、貸し借りなしのいつもの二人。
ぺろっと舌を出しながら得意気に微笑む千晶にこめかみへ青筋を立てながら、しかし息を切らせる明は、今の自分がひどく安心していることに気づいていた。
「……、マ……マジで、死ぬかと、思った……」
「もう。明が変なことしたり、変なこと言ったりするからだよー。じゃあ明、今までのはこれでチャラだよ! ここからは真面目に、ちゃーんと普通にオッパイ吸ってね!」
「真面目に……ちゃーんと普通に……ねぇ……」
今さら突っ込んでも遅いけど、改めて考えるとどんな状況だよ。
口許を凍った笑みでひくつかせながら、しかし明は目の前にそびえる天上の果実に視線を止める。
大きく、いやらしく、そして美しい。
これを目の前に差し出されても吸わずにいられる人間など、いったいこの世に存在しうるのだろうか?
「そんじゃあ、もっかい……いただきます」
「んっ……、吸って……」
ちゅぱっ、とすでに明の唾液まみれになった乳房を口に含み、明はもうただ無心で千晶を吸った。
そこからは別段言葉を交わすでもなく、明は息継ぎのために乳首を解放し、代わって反対側の乳首に吸い付く。何度も乳首と乳暈を舌で責め抜きたい誘惑に駆られたが、明はそのすべてを飲み下し、優しく巨乳を吸い続けていた。
そんな風に、左右の乳房を何回も往復するうち、千晶の唇から笑みがこぼれた。
「……うふふ……」
「――?」
穏やかな微笑みとともに、髪を梳くように後頭部をそっと撫でられて、明は千晶の乳を吸いながら目だけで上向く。
「えへへへへ。こういう風にしてると……なんだか明、ボクの赤ちゃんみたいだね」
「ぶっ!!」
その言葉に、明は思わず乳房を吐き出し、抗議の意を込めてきつく千晶を見上げる。
315 :
真夏の夜の夢3:2011/02/26(土) 05:11:55.69 ID:BKU5jou2
「おっ、お前なぁ! お前が吸ってくれ吸ってくれって頼むから、俺はお前のオッパイ吸ってやってんのに! いきなり何ヘンなこと言ってくれてんだよ!?」
「あはははははは。ごめん、明。でも、こうやってしてると……なんだかボク、何て言うのかな……すっごく……安らぐんだ……」
「安らぐ……?」
「うん」
頷きながら千晶は再び明を抱き寄せ、乳房への吸いつきを催促する。
「ん……っ、あのね……。ボクのオッパイはまだ、お母さんのミルク出ないけど……こうやって、明にちゅうちゅう吸ってもらってると……なんだか、すっごく安心するんだ。落ち着いてくるの」
「…………」
「公園とかで赤ちゃんにオッパイあげてるお母さんたちも、みんな優しそうな顔してるけど……きっとこうやってオッパイ吸われてると、だんだん今のボクみたいな気分になってくるのかなあって……。そう思うんだ……」
「……そっか」
明は無言のまま、千晶の乳房を吸い続けた。
早くに母を失った千晶。
母性を知らないまま、明たち男子に混じって育ってきた彼女にとって、予想を遙かに超える急成長を見せた自らの乳房は、未知の母性を感じさせてくれる存在なのかもしれない。
――もうしばらくは、千晶の赤ちゃんでいてやってもいいか。
明はそんなことを思いながら無心の赤子のように、一滴の母乳も産み出すことのない飾り物の乳房を吸い続けた。
「ありがと。明……」
目を閉じて吸い付いてくる明になんとも言いようのない愛おしさを感じて、千晶は明の頭をそっと抱き寄せながら呟いた。
「見た目だけの形と大きさだけじゃなくて。ボクのおっぱいも、ほんとにミルクが出たらいいのにな……」
316 :
真夏の夜の夢3:2011/02/26(土) 05:12:57.69 ID:BKU5jou2
○8
「すっごい……気持ちよかった……」
ベッドの上に半裸の上体を横たえたまま、疲れに脱力した――しかし夢見心地のような表情で千晶は言った。
明に何度となく激しく吸いしゃぶられた乳房は左右両方とも、明の唾液にまみれたまま、吸いなぶられた乳首からその前半部までを赤く腫らしている。
身体を起こしているときには、重力と張力との絶妙のせめぎ合いの中で芸術作品さながらの美形を誇示していた千晶の巨乳だったが、こうして横たわっているときにはさすがにそんな威容を保つことは出来ず、胸板の上にまんべんなく潰れて広がってしまっていた。
それでもなお、胸板の広さに対して圧倒的に大きい千晶の巨乳は、見事な小山をふたつ築き上げていることに変わりはなかった。
(平常心、平常心、平常心……)
さながら情事のあとのような風情を漂わせながら、あられもない半裸の姿で横たわる千晶の隣で、明は膨れ上がりきった男根の熱を持て余しつつも、なんとか欲望の炎を鎮火させようと試みていた。
えっと……どうしよう。この状況では、抜いて処理するわけにもいかないし……。こういうときは、どうすれば……天井のシミとか数えていればいいんだっけ?
とにかく、まずい。何とかして頭と股間を切り替えなきゃ。今から通学だっていうのに、チンコをこんなギンギンの状態にしたままでいいわけないだろ。鎮めなきゃ。なんとかして、鎮めなきゃ……!
「ん、しょ……っ」
まだ気だるげな甘さを孕んだ息を吐きながら、千晶がゆっくり身を起こす。その胸板をふたつの巨乳が滑り落ちていき、途中で弾んで跳ね返ると均衡点に釣り合うと、そこであの美しく均整の取れた砲弾型を象った。
「……これから、どうするんだ……?」
「んっと……もっかいシャワー、浴びるつもり。今朝は明にオッパイ吸ってもらうつもりだったから、早めに起きて一回浴びてたんだけど……いっぱい吸われて、またべとべとになっちゃったから。学校行く前にもう一回浴びておこうかなって、最初から考えてたんだ」
「……え? シャワーって……今から? それはいいけど……お前……」
「?」
相変わらず、どこかとろんとした目のままの千晶に、明は壁時計を指し示す。
「いや。途中で気づかなかった俺も悪いんだけどさ……もう、そんな時間じゃねえよ。今から全力ダッシュで、なんとか間に合うかどうかって時間なんだけど……」
「あ……っ」
薄紅に色づいていた千晶の頬が、今度はさあっと青ざめていく。
大慌てで飛び出すように立ち上がると、周りに散った今日の着替えを集めはじめる。
「わっ。わっ。わっわっわっわっ!!」
「お、落ち着けバカ! 学校は別に逃げやしねーよ!」
「でっ、でもでもでもでも! とにかく早く着替えないと、本当にボクら遅刻しちゃうっ!!」
「わあバカ、お前パジャマ半脱ぎのままで動くなっ!!」
「あっ――!」
「あぶねっ!?」
パジャマの下を脱ぎ捨てながら畳んである着替えに向かおうとした千晶が、そのパジャマを脱ぎきれずに足首のところで引っ掛けてつまずく。
それを咄嗟に助けようとして飛び出した明は、自らの体もまたバランスを失い、崩れ落ちていこうとしている現実に気づいた。
「はえっ?」
極限状況に面して色を失い、急減速した主観時間の中で、明は自らの足首に絡み付いている千晶のフロントホックブラジャーを目撃した。
ああ、さっきのアレ、いつの間にか床に落ちてたのか――呑気にそんなことを思う間もなく、今度はお互いに倒れ込んでいく千晶の身体が一気に迫る。回避不能。
激突。
「あ痛てっ!」
「あうっ!!」
二人の身体がぶつかり合い、互いが互いを巻き込み合いながら倒れていく。
(なんだそりゃ!? 無駄骨かよ!)
だが、それでも千晶を守らねばという思いだけは達したのか、二人が倒れるときはどうやら明が下になりそうだった。受け身も取れる。
これなら行けるかと思いかけたそのとき、千晶が咄嗟に明のハーフパンツをむんずと掴んだ。しかし倒れ込みながらの強い力でハーフパンツはトランクスもろとも、いとも簡単にずり下ろされてしまう。
「はえっ――!?」
危急に際してもなお熱量を失わずにいた逸物が、拘束具を失ってばいんと飛び出す。
そして二人は転倒した。
317 :
真夏の夜の夢3:2011/02/26(土) 05:13:25.45 ID:BKU5jou2
「うげっ」
「かは!」
幸い下になった明も頭は打たずに済み、受け身自体は成功して全身への打撃も最小限で済んだ。
だが次の瞬間、明は身を起こしながら目を見張る。そのまま硬直した。
「い、た、た、た、た、た……。うう、明、ごめんね、ごめんね……大丈夫!?」
「い……いや……俺の方は大丈夫……大丈夫は、大丈夫……なんだけど、よ……っ……」
千晶の下敷きになって言いながら、明は灼熱の中でその身を凍りつかせてしまっていた。
ちょうど明のへその上あたりで、千晶が心配そうな顔で明を覗き込んでいる。
明のハーフパンツを引きずり下ろした右手は今もそのままだった。
だから股間から半ば剥き出しにされてしまっている陰茎はいま、左右両方とも明の腰骨に当たって潰れた乳房の間に埋もれていた。
みっちりと詰まった乳肉が生む、吸い付くような圧力の中で、明の逸物は完全に捕獲されてしまっていた。
千晶のオッパイに……俺のチンコが食われちまってる……!
「…………!」
「ど、どうしたの明!? どこか悪いところでも打ったのっ!?」
驚愕に目を見開く明の表情を誤解し、思わず必死に身を乗り出してくる千晶。
当然ながらその動きは、彼女の巨乳も引きずってくる。
千晶の胸板と明の腰骨の間で、たっぷりと押し潰されている乳肉。そこから押し付けられた左右の乳首が裸のまま、明の腰骨から腹筋の外側を沿うようにしてなぞり挙げてくる。
そして何よりも男性自身をもってはじめて味わう、押し潰された千晶の乳房の間に張り詰める、逃げ場のないもっちりとした巨乳の圧力。
それがさらに千晶の身体ごとの前進でしごき上げられてしまえば、少年に耐えるすべなど、最初からありはしないのだった。
「う、ううっ!」
「明っ!?」
その瞬間、ついにこらえきれずに明は達した。
さんざ我慢を強いられてきた大量の精液が出口を求めて、千晶の乳房の合間を、陰茎内を突進していく。
そうして千晶の乳房の谷間を抜けた先、そこには当然――
やばい。このままじゃ俺の精液ぜんぶ、千晶の顔面にぶっかけちまう!
全身を支配しながら、股間へ向かって脊髄を衝撃波が一直線に駆け降りていく。強烈な射精の快感のなか、明は最後まで抗って右手を閃かせ――腰の横からトランクスを掴んで一気に跳ね上げ、その布地を陰茎の鈴口と千晶の顔の間に割り込ませた。
「うっ、」
――出る……っ!
今朝味わい尽くした千晶の乳房にたぎる万感の灼熱とともに、明の精液はほとばしった。
明の反応がコンマ一秒でも遅れていれば千晶の顔面にぶちまけられ、ボーイッシュなショートカットの美少女を汚し尽くしていたはずの精液はすんでのところで少年のトランクスに阻まれ、その布地へと白濁の奔流を叩きつけた。
「お……っ、おっ、お、おお……っ……」
「明!? ねえ明、大丈夫? 大丈夫っ!?」
その後数秒間に渡って続いたたっぷりの余韻の中で、明らかに異常な幼馴染みの挙動に恐怖した千晶は、がくがくと明の肩を揺り動かして確認した。
「だっ……大丈夫、だって、言ってんだろうが……! 分かったからお前、手ぇ離せ……いつまで人の上に乗っかってるつもりなんだよ!」
「あ……ご、ごめんっ」
「俺の方は別に、どうでもいいから……とにかくお前は、まず第一に着替えとけ。それが第一、ほかは二の次。以上。いいなっ!?」
「う……う、うんっ」
「あと、俺は、と、ト、……トイレ借りるなっ!!」
我に帰るや唾液まみれの両乳房をタオルで拭き取り、そのままフロントホックブラジャーを二重に身に付けていく幼馴染みを尻目に、白濁液まみれになったまま今日一日は交換もできそうにないトランクスを少しでも拭き取るため、谷川家のトイレを目指して全速力で突進した。
今回は以上です。
スレがだいぶ寂しくなってしまったのは残念ですが、今後も地道に書いていきます。
描いていただいたイラストとご感想、いつも励みになっております。
特に最近は、以前描いていただいた
ttp://livedoor.blogimg.jp/btei_hazime/imgs/7/e/7e67749d.jpg の千晶と歩美のプロポーションに萌えております。
まだ先のことになりそうですが、私のSSのほうでもこんな場面を描いてみたいです。
なかなか水着回にたどり着けず申し訳ありませんが、次はとりあえず体育授業回の予定です。
出来うる限りえろくやっていきたいと思います。
あと今回、またしてもトリバレをやらかしてしまいました。
たびたびで申し訳ありませんが、また新たなトリップに変えさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、どうかよろしくお願いいたします。
うおお 相変わらずの濃い描写が凄い!明は相変わらずトラブル射精で白濁トランクスかわいそうw
でもパイズリ好きなのでこのトラブルは歓迎っす。もっととらぶれ。
>>318 ぎゃーやめてー!
恥ずかしいからそんな古いの引っ張り出さないでww
新しいの書くからちょっと待ってて・・・
GJでした!!
セルフ乳舐めはナイスシチュエーションですね……
投下乙でした!!
次回も気長に待ってますので頑張って下さいませ。
明、うらやましいのか寸止めがお気の毒なのかわからん
過去スレも読もうとしたけど、鯖移転の関係か辿りつけないよ……
保守
さらに保守
アゲハの夢期待age
さげてたwwww
一時期見られなくなってて絶望してたんだが、そうか 生きていたのか よかった。そしてあいかわらずのGJさ。
やっぱ踏みとどまる時の心の強さがいいな、後落ちも好きだわ。次も期待して舞っております。
なんか前よりうめぇw
おおGJです!!
どっちも谷川千晶かな?
お、ちょっとうけたw
こんなんでよければたまに来ますー。まあ千秋ってことでひとつ。
保守
保守
期待
保守
期待的保守
期待すぎる保守
保守
アメリカ産の牛乳も効果があるぞ
あちらの乳牛には成長ホルモンが使われていて、その牛乳を摂取した人間に作用するそうだ
効果として男女共に2m近い高身長、女性は更に低年齢で巨乳化する
アメリカの消費者団体が成長ホルモンの使用禁止を求めているが
生産メーカー側は因果関係が認められないとして拒否している
良い事ばかりではなく副作用もあり、ピザデブ化しやすく糖尿病のリスクが高まる
何かしら運動させるのは必須だな
やっぱりすくすく天然モノがいい
女性の巨乳化は遺伝でもなんでもなく成長期のホルモンの摂取量次第ぽいからね
以前、TVでタイの巨乳村の巨乳化する食べ物(うろ覚え、イモだったような)も結局はそのイモが
天然にホルモン成分が含まれていました、ってオチだったしなぁ
348 :
名無しさん@ピンキー:2011/05/25(水) 22:01:03.52 ID:c6pgI6P8
おお、ソースみっけ
>アメリカでは全乳牛の32パーセントにrBST(牛ソマトトロピン)が投与されている。
>rBSTは、牛が乳を分泌するときに出す成長ホルモンから人工的に分離した遺伝子で作られた成長ホルモンで、
>牛に注射すると、乳を出す量が4割も増える。
>アメリカでの牛乳の生産者価格はここ何年も上がっていないので、
>酪農家はrBSTによって一頭あたりから取れる牛乳の量を多くしないと暮らしていけない。
>このrBSTを「ポジラック」という商品名で販売しているのが、
>農業とバイオテクノロジーの多国籍企業モンサントである。
>ところがこのホルモンを投与された牛の乳を成長期の少女が飲み続けると、
>その乳房も成長が促進されるという。
>少女たちは実際にホルスタイン化されていたことになる。
ttp://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040619
プエラリア・ミリフィカに詰まっていたのは夢でも希望でもなく薬品でしたなんて笑えないよな
おっぱい
>>349 >プラエリカミリフィカ
巨乳小学生キャラの名前かと思ってググった俺w
>>351 俺がいるw
ってか、このスレ人いたんだな
エリカじゃないよwww
盛り上がった時期もあって、結構良質なSSが投下されたりしたんだが。
最近は書き手不足なのか…
保管所でお勧めのヤツとかある?
プエ知らないやついたのかよw
巨乳フェチなら常識だぜ!
彼女に飲ませるよろし
プエラリ凄いな
保守
真夏の夜の夢は2月か。
結構たってるなー 早く見たいんだぜ
保守
おっぱい
たまに覗くと、何故か必ずその日にカキコがあるw
保守
なんか投下したいなとは思うが、まったくネタがない。
保守
>>363 銭湯ネタなんかどうだろうか
近所の子が自然に集結できるし男湯は男湯でいろいろ話作れる
夢を見たので再構成しようかと思ったが、巨乳中学生だった
>>367 夢なんだから2〜3歳くらい融通を利かせろ融通をw
369 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/10(日) 18:06:01.79 ID:dK1SwZQH
371 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/10(日) 21:39:21.61 ID:dK1SwZQH
>>370 ごめん、ミスったんだ。
てか、自作のイラストとかでも児ポ法ひっかからないか不安になっちゃうw
おっぱいガン見してることに気付かれて馬鹿にされたい
小学生とは思えないテクでいたぶられたい
消そうとしたけど、消せんくなってる。
自動的に消えるアップローダーなの?
初めて使ったからシステム分かんね…
いいね
未練買った
絵はまだ時歩にはなってない
千晶はまだか
保守
期待保守
期待保守
期待してくれ
期待してます
保守。
何をどう期待しているのか?
保守
388 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/27(土) 12:32:35.25 ID:h8HfttgQ
hosyu
HOSYU
ついこの間見かけた、となりのランドセルって漫画は良かったな。
表紙の素晴らしさもさることながら、内容もなかなか……。
>>392 そうそう、それそれ。
今までは興味が薄かったが、こうして書き込みに来るぐらい引き込まれてしまった。
が、どうやら過疎ってるみたいだな……ちと残念。
ほしゅ
突然で失礼します。
現在学んでいる事のなかで、頭に響くものがあり、それを小説にしました。
このスレッドとの意趣が合わず、もしかしたら不快に感じる方もおられるかもしれません。
もしその場合は消してくださって構いません。
舞台は東日本大震災直後。
この小説の西小、東小の世界観もお借りしています。
住居貸し出しボランティアなど、一部現実に存在するものもありますが、
人物、舞台に関するものは全てフィクションです。
「君、クラミジアにかかってるよ。」
窓の外はすっかり深黒に染まった病院の一室で、そう宣告された。
「・・・。」
「毎日、知らない男の人の家に、泊まっているんだね?」
「・・・うるさい。」
医者は全てを見抜いているらしい。
それもそのはず。この手の『患者』を嫌と言うほど遭遇してきたからだ。
「今からでも遅くない。一緒にがんばって治療しよう?」
「・・・金なんて、ない。生きるにはこれしかない。」
「治療費も、生活費も、面倒を見るから。ね?」
「・・・うるさいっ!」
『患者』は、逃げ出した。
医者はそれを追おうとはしない。どうせ、又ここに帰ってくる事になるからだ。
「・・・藪先生、いいんですか?」
「いいんだよ、無理に引き止めても、効果はない。こうなる事は分かっていた。
君だってそうだったじゃないか?」
「まぁ、そうですね。」
そばにいたナースも、どうやら『患者』だったらしい。
「とはいえ、あの子はちょっと厄介だね。」
「え?」
「ここで面倒を見ている子ども達とは、決定的に違う部分があるじゃないか。
・・・うらやましいかい?」
「せ、先生っ!」
ハハハハ、と軽く笑うと、ナースは予想通りの反応を見せた。
県内の小学校・・・通称・『西小』のとある教室。そこに『患者』がいた。
『患者』の隣の席には、誰もいない。
女子数人がグループを作って群れ、男子は近くの小学校との『戦争』を熱く語る頃。
『患者』は、唯一の友達である図書館で借りた本との対話を楽しんでいる。
だが、対話の最中にも、嫌と言うほど自分への軽蔑が聞こえてくる。
(久遠(くどう)さん、また夜の街に繰り出してたんだって。ママが言ってた。)
(イヤよねー、ちょっと胸が大きいからって、ほんっとキモーい。)
(あれじゃない?『ホウシャノウ』って、頭がおかしくなるんじゃないの?
体もなんか血だらけでさ、あれ、『ホウシャノウ』の病気でしょ?)
その一言に、ピクリと身の毛がよだった。
次の瞬間には、目から一滴の雫が頬を伝う。
(・・・地震なんて、地震なんてっ・・・!)
予鈴のチャイムがなる。
もちろん、予鈴は予鈴に過ぎない。誰も話をやめる気配もなければ、席につく気配もない。
しかし、この日は違うようだ。
つC
「おーい、悪いが席についてくれー!」
「先生?まだ早いよ?」
「いや、今日は転校生が来たんだ。だから皆に紹介する。」
教室がざわつく。
だが、転校生が来る日にざわつく事は、普通はない。
なぜなら、転校生が来る場合、普通数日前に予告をしておくのが慣例だからだ。
「えー、聞いてないよー?」
「突然の転校だったんだ。みんな、仲良くしてあげてくれ。」
先生が左を向き、うなずく。
それを合図に、ランドセルを背負った少年が現れる。
教壇の隣に立ったタイミングで、先生は黒板に名前を書き始めた。
「岩城信二(いわき しんじ)くんだ。仲良くしてあげてくれ。」
「・・・岩城、信二です。」
大人しめの性格らしい・・・と思ったが、どうやらちょっと違うらしい。
なぜなら、その瞳に光がないからだ。
「先生、岩城君はどこから来たの?」
「ああ、岩城君は、両親の仕事の関係でこっちに引っ越してきたんだ。」
「だから、どこから来たの?」
「ずっと遠くから。さぁ、岩城君。久遠さんの隣があいている。あそこに座って。」
コクリ、とうなずいた。
だが、先生のその勧めを、男子の一人が妨げる。
「岩城、あそこはやめときな。『ホウシャノウ』がうつるぜ。」
「!」
「そうよ、あの子、『ホウシャノウ』にかかって、おかしくなってるんだから、うつるわよ。」
「おい、お前達!そんな馬鹿な事を言うんじゃない!」
先生の制止を気にも留めず、教室全体が岩城の『警護体制』に入る。
「岩城君?気にしなくても、おかしくなったりはしないから。ね?
あそこの席に・・・」
「・・・。」
先生の薦めに応じるように。
・・・だが、その瞳に確固たる意思を宿して、その少年は久遠の隣に座った。
「俺、岩城。よろしく。」
「あ、うん・・・」
『警護』をありがたく思うどころか、『ホウシャノウ』を全く恐れようとしない。
その岩城の態度は、次第に教室全体に疑念を持ち込んだ。
(なんなんだよ、あいつ。俺達の忠告もきかねーで・・・)
(それどころか、なんで『ホウシャノウ』と仲良くしているんだ?)
(あいつ、なんかくらい顔してた。そういえば、服もボロボロじゃね?)
(ていうか、あの子どこから来たの?先生も、話してくれなかったし・・・)
(ひょっとして、あいつも『ホウシャノウ』?)
転校初日なので、教科書は当然用意できていない。
隣の席の子に見せてもらうのが通例だが、岩城が取った行動はと言うと。
「見せてくれる?」
「あ、うん。」
当たり前のように、久遠から見せてもらう。
その姿は、『疑念』から『確信』へと変わらせるには十分だった。
「久遠は何をするの?」
「あたしは・・・本を読んでる。」
「そうか。俺は外で遊んでるから、一緒には無理だな。」
2時間目が終わると、30分間の休憩。
本を読んだり遊んだり、各々が思い思いにやりたいことをやる時間。
「待てよ。」
「なんだよ、俺はお前達と一緒には遊ばねぇ。」
「あたりまえだろ。お前も『ホウシャノウ』なんだからな。」
久遠の本を読む手がピクリと止まる。
岩城の眉間に、しわがよる。
「先生はどこからきたか言わなかった。
『ホウシャノウ』は、いい服を着られない、って話も聞いてるぜ。」
「・・・。」
「久遠なんて、ホウシャノウで頭がおかしくなって」
「うるせぇっ!」
岩城の蹴りは、真正面にいた氷田(ひだ)を、机ごと吹っ飛ばした。
「ぐあっ!」
「てめ、『ホウシャノウ』のクセに、触んなよ!」
「黙れ、お前らなんかに、・・・俺たちがどんな目にあったかなんて・・・」
岩城の勢いは、止まらなかった。
せき止めていた思いを、全て吐き出すがごとく、蹴りと殴りの濁流を男子全員に浴びせ続けた。
クラス総出でも濁流は止まらず、別のクラスから八坂と野村が駆けつけ、
八坂の取っ組み合いの隙に消しゴムの剛速球を頭部命中させ、なんとか収束を迎えた。
3時間目は当然授業ではなく、この問題が取り上げられた。
先生は、放射能の正しい知識、そして間違った偏見をやめるよう通達した。
・・・もちろん、こんな事で事態が収まるはずもないが。
『ホウシャノウ』は、『暴力』と『夜遊び』を育てる、そんな偏見が定着してしまっていた。
こうして、初日にして早速、埋めようのない溝を作ってしまった。
「・・・ごめんね。」
「ん?」
「私がいなかったら、こんな事にはならなかったのに。」
「・・・悪いのは、地震だよ。・・・いや、ホウシャノウだ。」
忘れもしない、3月11日。
あの日が、全てを奪い去った。
家は損傷はしたものの、たいした損害はない。
これなら立て直せるから心配ないよ、親からそう言われていたのに。
県の職員から通達されたのは、『即時退去』だった。
「俺達2人で、頑張って行こう?
前の学校では1人だったけど、今回は久遠がいるから。」
「・・・うん。」
「さ、一緒に帰ろう。
イジメを受けちゃいけないから、俺が家まで送っていくよ。」
そういわれた久遠は・・・涙を流しながら、首を横へ振った。
「・・・れない」
「えっ?」
「あたしに、帰る場所なんて、ない!」
駆け出していってしまった。
教室に一人残された岩城は、なす術もなく取り残された。
岩城の、ただいま、と言う声に返事をくれたのは、両親ではなかった。
どこにでもいる老夫婦。しかし、この2人は岩城の祖父母・・・いや、親戚ですらない。
「おお、信二君、おかえり。」
「あ、ただいま。おじいさん、おばあさん。・・・何してるんです?」
「いや、ちょっと部屋の整理を・・・ばあさん、そっちを持っておくれ。」
「はいはい。」
頼りない腰つきで、重そうな箪笥(たんす)を運ぶ夫婦。
それを指を咥えてみる事など、この少年には出来はしない。
「あ、俺も手伝います。」
「おお、そうかね。じゃぁそっちをもって・・・」
「どこに運ぶんです?」
放射能に汚染されて、実家には帰れない。
親戚の所に行こうにも、岩城の両親はどちらも一人っ子。
宮城にいた母方の両親は地震で他界し、父方の両親は高齢ゆえに、頼るのを躊躇っていた。
そんな中見つけたのが、普通の人がただで空き部屋を提供すると言う動きだった。
父方の両親を頼るか、名前も知らない人たちが差し伸べてくれる暖かい手にすがりつくか。
悩んだ末に後者を選んで、今がある。
「よいしょ。ふぅ、終わった終わった。ありがとうね、信二くん。」
「いえいえ。」
「・・・よおし、またあれをやるか?」
「お、いいっすね。やりましょう!」
その2人の合図に、やれやれと言った表情のおばあさん。
「じゃぁ、縁側にお茶とお菓子を持ってきますね。」
信二が母方の父親・・・つまり、祖父から習った囲碁。
結局1度も勝てぬままだったが、手筋の似ているこのおじいさんは、まさに祖父代わりだった。
一方の、久遠はと言うと。
「お、遼(はるか)ちゃーん!」
「・・・あ。」
ここは街の繁華街。
空が茜色に輝く頃、20代前半の、恰好のいい青年が声をかけてきた。
反応を見る限り、どうやら知り合いらしい。
「どうだい、また、ご馳走しようか?」
「うん・・・あと、泊めて?」
「今夜もうちに?もちろんいいとも!」
ズボンのベルトをギチギチと言わせながら、ポケットの財布を取る。
「今月は給料がよかったからね。お寿司でも食べに行こう♪」
「うん。」
このお兄さんには、連日のようにお世話になっている。
地震と津波で家族全員を失い、預けられた先の親戚の家では虐待の日々。
その時受けた痣や火傷の跡は未だ消えていないが、クラスメイトからは『ホウシャノウ』のせいだと思われている。
家に帰りたくない気持ちが、彼女を繁華街へと寄り道させた。
その時、このお兄さんから声をかけられ、今に至る。
「お寿司、おいしかった?」
「うん。」
お兄さんの家の玄関を開けると、そこにはフィギュアの山。
中には乳首が露出しているものもある。
パソコンが3台設置されており、どうやら趣味も職業もこれらしい。
そして、『YAHHOOOO!!(ヤッフォー)』(就職先のネット会社)と書かれたワッペン付きのワイシャツを、
脱ぎにくそうにしているお兄さんをよそに。
久遠はベッドに座り込むと、服を脱ぎ始めた。
「は、遼ちゃん・・・はぁ・・・ハァ・・・」
お兄さんが声をかけたのは、顔や手に痣があるにもかかわらずかわいらしさ満点のロリフェイス、
そして、何よりも小学生・・・いや、大人離れをしたその爆乳。
「ね、ね、今日はお風呂でしない?」
「・・・うん。」
風呂場は割と広いが、おそらくこのお兄さんの体格に合わせたものだろう。
2人で入っても何一つ不自由ない。
そして、2つの椅子が用意されているが、片方は子どもサイズの新品である。
床には、スチロール製のマットレス。ねっころがっても痛くない。
久遠がちょこんと座ると、早速お兄さんは右胸の乳首にしゃぶりつく。
「・・・んっ・・・」
「んまいよ、んまいよ遼ちゃん・・・」
久遠用の椅子は、いつも1分も持たずに用済みとなる。
興奮したお兄さんの下半身が我慢できなくなり、椅子を取っ払って遼を仰向けに寝かせるからだ。
「入れて、いい?」
「いや。」
「ごめんね、それじゃぁ。」
以前、マットレス無しで寝かしてしまい、『痛い』と言われて不機嫌にされてしまったことがあった。
言いなりになっているようではないようで、お兄さんも遼の気持ちは彼なりに汲む。
「しっかりとぬるぬるにしてあげる。」
「うん。」
ローションを手に塗りつけて、久遠の局部に触れる。
ひんやりとした感触は久遠を軽く喘がせる。
「んっ・・・」
「それじゃ、次ね。」
取り出したのはペニスをかたどったバイブ。
スイッチを入れ、先端を局部に触れさせると、喘ぎがはっきりとしてくる。
「ん・・・あっ・・・」
「入れるよ。」
「あっ・・・あっ!」
無表情だった久遠の表情が快楽で歪む。
最初は無知故に戸惑いの連続だった彼女も、最近は大分馴れてきた。
最初の日に自分を声をかけた地点で、お兄さんが体目的だと言う事は分かっていたが。
今までもその爆乳でいじめられていた過去を考えれば、どうと言う事はなかった。
流石にセックスまでされたときは無知ゆえに戸惑ったものの。
その代価においしい食事、きれいな洋服と、虐待から抜け出した生活を手に入れられるのなら。
このお兄さんのわいせつなお遊びに、付き合うのも悪くない。
いそいそとコンドームをつけるお兄さんを見ながら、今までの事を回想した。
「じゃぁ、そろそろ入れるね。」
「うん。」
だから、体の準備さえ整えれば、拒否する事はない。
お兄さんのアソコはかなり小さく、小学生の久遠でもなんとか受け入れられる。
その証拠に、小陰唇は多少広がっているものの色鮮やかで、大陰唇を捲らなければ処女に見える。
「・・・うああっ、締まる、締まるよッ!」
「あっ・・・!」
少女を犯す青年の腹の脂肪がタプタプと揺れ、青年に犯される少女の胸の脂肪もタプタプと揺れる。
片や見るだけで吐き気のする光景だが、もう片方は年齢とのギャップもあいまって非常に官能的である。
「イクうううっ!」
「っ・・・。」
挿入からわずか10秒足らずで果てた。
このお兄さんとのセックスで、気持ちよく感じる事はほとんど無い。
まだ乳首をしゃぶってもらったほうが、気持ちよく感じる、というのが久遠の本音。
「じゃぁ、そろそろ入れるね。」
「うん。」
だから、体の準備さえ整えれば、拒否する事はない。
お兄さんのアソコはかなり小さく、小学生の久遠でもなんとか受け入れられる。
その証拠に、小陰唇は多少広がっているものの色鮮やかで、大陰唇を捲らなければ処女に見える。
「・・・うああっ、締まる、締まるよッ!」
「あっ・・・!」
少女を犯す青年の腹の脂肪がタプタプと揺れ、青年に犯される少女の胸の脂肪もタプタプと揺れる。
片や見るだけで吐き気のする光景だが、もう片方は年齢とのギャップもあいまって非常に官能的である。
「イクうううっ!」
「っ・・・。」
挿入からわずか10秒足らずで果てた。
このお兄さんとのセックスで、気持ちよく感じる事はほとんど無い。
まだ乳首をしゃぶってもらったほうが、気持ちよく感じる、というのが久遠の本音。
その後もこのお兄さんの趣味に合わせないといけない。
久遠の恵まれた肢体は、現実離れした2次元の女の子の愛用服も見事に着こなす。
「どう?今日の服は、『ポリキュアハニー』の主人公・メロンちゃんだよん♪」
「うん・・・」
「うにゅー、かわいー!メロンちゃんっ!」
そういうや否や抱きつく。この後コスプレプレイが始まるのは言うまでもない。
小さい頃はこんな服を両親にせがんで着せて貰ったものだが、さすがに小6ともなると進んで着る気にはなれない。
それでも、ロクに洗濯もしてもらえず服もぼろぼろだった親戚の家のことを思えばはるかにマシだ。
「この服のポイントは胸のライン!
おっぱいの大きい遼ちゃんにぴったりだよぉ。」
「・・・うん。」
おっぱいおっぱい言われるのは多少不快だが、
逆に言えば、このおっぱいのおかげで以前よりマシな生活を手にいれることが出来た。
もしこの胸が無ければ、誰からも声がかけられないか、もっと待遇が悪かったかもしれない。
普通、家に帰らなければ問題になるところだが、親戚の家族は久遠の事はどうでもいいらしく、何も言ってこない。
久遠の行動は、繁華街の大量の人だかりの中で、しかも多数の児童の寄り道先にもなっているため、
久遠ピンポイントでバレることは無い。
「それじゃ、お休み。ボクは仕事をしなきゃならないから、後でベッドに行くからね。」
「うん。」
先ほど久遠が着替えた場所であるベッドは、リビングの一部であり寝る事には使わない。
隣の部屋に敷布団を敷いて、優しい声をかけて久遠を寝かせる。
お兄さんの言う『仕事』とは、RMTとか、そんなものではない。
大手ネット会社の優秀なプログラマー兼デザイナーであり、出世街道まっしぐらの高給取り。
順風満帆な人生を歩んできたが、その風貌故に女運には恵まれず。
そんな彼にとって、まさに久遠は天使だった。
最初の頃はいいものを食べさせれば言う事を聞くダッチワイフとしてしか見ておらず、
若干強引に身体を犯す場面も見られたが、
ふとしたきっかけで彼女の身の上話を聞いてからは、愛情と優しさをもって接するようになった。
そんな彼の趣味や性欲は未だに嫌悪感を持つものの、彼女もだんだんお兄さんに愛着を持つようになっていった。
自分の全てを奪った地震と放射能から、懸命に救い出そうとしている彼の姿に。
久遠遼(くどう・はるか) 11歳
西小6年2組。教室の隅に追いやられた『ホウシャノウ』。
かつて宮城県の沿岸部に住んでいたが、東日本大震災による津波で、家族と家、何もかもを失った。
登校中で何とか命だけは残った彼女だが、全てを失い西小に転校。預けられた唯一の親戚の家では煙たがれて虐待の日々。
家に帰りたくない一心で繁華街に寄り道した時、『お兄さん』と出会い、それからヤドカリ援交の生活を送る。
初期の頃は他の男のところにも行っていたが、次第に自分への愛着と優しさを見せる『お兄さん』に身を寄せ続けるようになる。
プロフィールをよく読めば分かると思うが、宮城県に住んでいたので原発事故や放射能とは何の関係もない。
だが、地震=放射能という、クラスメイトの間違った偏見のせいで『ホウシャノウ』扱いされ、疎遠されてしまう。
読書が好きで、教室の片隅で図書館で借りた本を読むのが唯一の楽しみ。
因果関係は不明だが、読書好きから興味本位で官能小説を読むようになってから、胸が大きくなっていった。らしい。
本来の性格は非常に明るいものだったが、震災と虐待によって反転。お兄さんの時でも暗い性格は変わらない。
信二と接する時は、本来の性格が少しだけ現れるときがある。
身長152cm、スリーサイズは99-52-75のHカップ。
岩城信二(いわき・しんじ) 12歳
西小6年2組。教室の隅に追いやられた『ホウシャノウ』。
福島第一原発の近くに住んでおり、地震で妹を失ったものの地震で家の損傷はそれほど酷くなかったが、
退去勧告により家を捨てる事になった。
老衰の激しい父方の祖父の家を頼らざるを得ない状況だったが、ネットで空き部屋貸し出しのボランティア活動を見つけ、
西小の近くにある、とある老夫婦の家に家族で身を寄せる事になった。
老夫婦は非常に優しく、献身的に世話をしてくれ、次第に地震の傷も癒えていったが、
西小の登校初日にそれを蒸し返され、自分より酷い境遇の遼へのイジメに耐えかねて暴れまわり、孤立してしまった。
母方の祖父母は宮城にいたが、津波によって帰らぬ人となった。
囲碁が趣味で初段格となかなかの実力だが、祖父には1度も勝てぬまま他界されてしまった。
だが、引越し先のおじいさんも囲碁を嗜み、祖父の姿を投影しつつ囲碁を楽しんでいる。
身長158cm。恵まれた体躯は父方の祖母にかつて習った空手で、荒削りながらも八坂を梃子摺らせるほどの実力を秘める。
田西幹夫(お兄さん) 26歳
遼のヤドカリ援交相手。ネット会社の優秀なプログラマー兼デザイナー。
出来心から偶然出会った遼を手篭めにしてしまうが、無抵抗だった事から味を占め彼女との付き合いを続けている。
最初は体目的(今もそれは変わらない)だったが、彼女の身の上のことを知り、
自分が受けていたイジメ、母親の他界の事を重ね合わせ、今では彼なりに実の妹のように愛情を注いでいる。
とはいえ、彼女の官能ボディは相変わらず彼のおもちゃ。
寝室や風呂場でのセックスはもちろん、遼の身体を生かしたコスプレプレイを好む。
もちろん、エッチな事全般は内心遼はよく思っていないものの、
それ以外に関しては自分に非常によくしてくれており、彼の愛情を良い方に捉えている。
以上のことからわかるように、典型的なオタク。(名前の由来は某野球ゲームのオタクキャラ。)
萌え系のフィギュア、アダルトゲームを好み、大人のおもちゃも部屋中に散見される。
その風貌ゆえに二次元でしか女の子に相手にされなかったが、遼の登場でそれが変わって言った。
非常に幸運の持ち主である、とも言えるだろう。
扇田ヤスシ(おじいさん) 78歳
扇田トメ子(おばあさん) 77歳
広い家で余生を仲良く暮らしている、岩城家を居候させている老夫婦。
口伝いに震災者用空き部屋貸し出しボランティアの存在を知って、岩城家を住まわせる事になった。
信二に非常に慕われており、おじいさんは岩城との囲碁を、おばあさんはそれを観戦するのが趣味。
氷田一馬(ひだ・かずま) 12歳
6年2組のリーダー格。『ホウシャノウ』を作った張本人でもある。
中傷やイジメが大好きなひねくれ者で、主に遼がその被害にあっている。
両親が大企業の大金持ちで、子煩悩。それゆえにこんな性格になってしまったのかもしれない。
転校初日に信二のキックをまともに受け、3m吹っ飛ばされた経緯を持つ。
頭は良く、自分の喧嘩の実力はたいしたことがないのを自覚しており、
3組の八坂とは自分の地位を落とさないようにしつつ上手く渡り合っている。
藪恵一(やぶ・けいいち) 37歳
とある小さな病院の院長さん。専門は産婦人科だが、他の医療分野にも明るい。
繁華街の近くに病院がある関係で、ヤドカリ援交を行う女の子を何人も更正させてきた。
そのうちの一人になるであろう、遼にも更正させるように努力の真っ最中。
名医であり、数多くの患者を助け、たくさんの人から慕われており、それをバックにした資金でたくさんの無償ボランティアを行っている。
名医であり、数多くの少女を更正し、無償で数多くの少女を素晴らしい大人に育て上げた。
名医であり、名医なのだが、名前が藪(やぶ)。
八坂明(やさか・あきら) 6年3組(『夕立』より)
ご存知みんなの人気者、喧嘩最強の八坂明。
現時点では信二のストッパー役でのみ登場。
野村理奈(のむら・りな) 5年1組(『迷わずストレート!』より)
ご存知みんなの人気者、光陵リトルのエースピッチャー。
現時点では信二の脳天に消しゴムをぶち当てただけ。
とりあえずここまでです;
投稿にずいぶん疲れました・・・;
ご静読いただければ幸いです。
投下乙!!
タニシくんが下衆っちゃ下衆なんだが完全に下衆でもない微妙な立ち位置で、どっちに転ぶかまだ分からんな
ということで、続き期待してます!
乙です!
乙!だが少し笑えないネタだな…
超乙!!
投下乙!!
乙だ
本家シリーズも待たれるところ
乙。ラリナちゃんのストレートはやはり凶器だなw
保守!
そういやラリナちゃんが今一番西小でおっぱい大きいんだよね
水道水に乳房に影響を与える何かが混入されているとしか思えない
なんか懐かしい流れw
小学生なのに巨乳とかつまらん
小学生なのに巨乳とかたまらん
小学生のナニ巨乳と固まらん?
パイズリが好きなんだけど、お前らは本番派?パイズリ派?
それ以外派
確かに千晶の話でも、本番(夢落ちだったが)は反応がよろしくなかったな
決闘少女空間みたくキャラが魅力的でエロいのがいい。ストーリーも面白かった
家全壊した宮城県民としては素直に楽しめんな
実際小学生の頃って女子の胸に興味あるもんなのかね?
同級生のスタイルとかああこいつ痩せてんなとか太ってんなとしか意識してなかったわ
俺は中学からかなー
>>438 まぁ、大人のための仮想世界・・・と思うしかないでしょうね;
続きもぼちぼち書き下ろしていますが、
なんか思いついたままに書いているので文章そのものは・・・
その分キャラとストーリーで頑張りたいと思います。
エロ部分は期待せんでくださいね。
話は変わりますが、プロ野球のドラフト会議。
自分は日ハムファンですが、理奈ちゃんを見て広島の動向に注目していましたが。
迷わずストレートの元ネタの野村、土生が両方広島入り。
なんか、ある意味すごいですね。
あの小説って、つい最近書かれたんでしょうか?
『ホウシャノウ』の続きです。
読んでいただければ幸いです。
一応大きな問題には発展しなかったので、このまま続けていこうと思います。
『坂の上の村太郎』。
背表紙にそう書かれた厚めの本を読み始めて、今日で4日。
いつもはこの分量なら3日で読み終わるのだが、まだ半分も言っていない様子。
「・・・ふぅ。」
飽きてしまったのか、ため息をつくと同時に本を置いた。
教室の隅という隔離された定位置に、最近になって新しい変化が起こったからだ。
「ちっ、これも違うアイテムかよ。」
朝の始業まで、先生に見つからないようにポケットゲームにいそしむ少年。
自分と同じ、『ホウシャノウ』と言う存在が気にかかる。
普通に言葉をかけ、普通に笑いかけてくれる。
当たり前のことが、愛おしく、ありがたく感じている。
信二の転校初日に彼の前で泣き出して去ってしまったが、翌日も変わらずに自分と接してくれている。
「あー、ホウシャノウの奴、ゲームしてやがるー!先生に言いつけてやろーっと!」
「勝手にすればいいじゃねーか。
お前のダチが持っている、カードゲームのデッキがどうなっても俺はしらねーけど。」
「・・・けっ!」
どうやらこのクラスの風紀は元からかなり乱れているらしく、その点を上手く突いている。
実力行使に出れば返り討ちに出来ると言う寸法。
自分をいじめないクラスメートを近くの席に置くように配慮されている事もあり、
最近の遼は表立ったほとんどいじめを受けていない。
・・・だが、今日は『ホウシャノウ』にとっての苦痛の日だった。
黒板には、参観日と大きく書かれている。
(ホウシャノウって、親いないだろ?かわいそーになぁ)
(おいおい、もっと小さな声で言えよ。)
(あ、やっべぇ、聞こえちゃったかなぁ?)
耳に届く範囲の声でわざとらしく。
『表立った』いじめが減っただけで、こういった陰湿なものはむしろ数を増やしている。
その度に、涙腺を緩めてしまう。心が引き裂かれる。
ただ。
「・・・泣くな。堪えろ。」
「!」
隣で自分を守ってくれる少年。
遼へのいじめを、快く思っていない、自分のすぐ前の席のクラスメート数人。
彼らがいるから、辛うじて遼の心は折れない。
そして、数学の時間。
当然、遼には保護者が来るはずもない。
・・・信二の両親も、いない。
「あれれ、久遠さんと岩城くんのお母さんはー?」
「氷田君、今はしゃべる時間じゃない。」
氷田の嫌味を抑えるのに、先生も一苦労。
実際、『ホウシャノウ』を作ったのは親御さんの存在もあるからである。
自分の息子たちが放射線を浴びたら、セシウムを取り込んでしまったら・・・
そんな有り得ない理由で、自分の子ども達に『ホウシャノウ』と関わるな、
と言う方針の親も多い。
もちろん、良識のある親御さんも存在する。
その子ども達の席の配置は、ほとんどが『ホウシャノウ』の傍になっている。
だが、2人は良識の無い親御さんの視線をしっかりと感じ取っていた。
よく見ると、母親同士でコソコソ話をしている様子も見られる。
・・・片方は、氷田の母親。もしかしたら、『ホウシャノウ』を作った真の人間はこの人かもしれない。
ましてや、ヤドカリ援交の噂が立っている遼なら、さらに弾圧に拍車をかけるだろう。
「先生!」
「何だ、氷田君。」
「俺達、日ごろの成果を母さん達に見せたいんだけど、机の横にお母さんを呼びたいんだ!」
「ひ、氷田君それは」
狙いは明らか。
先生が止めようとするが、間髪いれずに援護が入る。
「先生?私も近くで一馬の勉強ぶりを見たいんです。
せっかくの参観日。まさか、この提案を蹴られる、と言う事はないでしょう?」
「いや、しかし、今日仕事で忙しくて、両親のいない子ども達も・・・」
「2人を除いて全員来ているんです。
少数派を大事に扱うのもいいですが、それで足を引っ張られて大多数が迷惑こうむるのも変な話でしょう?」
「しかし・・・そう、算数が苦手な子も中には・・・」
「ええ。
だから、答えられない子どもに恥を欠かせないために、私たちがフォローに回るんです。
それとも、答えられなくて助けも求められない子どもをさらし者にして、楽しみたいんですか?」
モンスター・ペアレントとはこの事だ。
無茶苦茶だが、筋が通っているようにも見える。
「しかし、それでは日ごろの努力の成果の発表と言う・・・」
「子どもの自尊心を傷つけてしまう事が、教育上の最大の障害ですよね?」
この言い合い、先生のほうがやや不利。
どう説き伏せようか悩んでいる間に、
「お分かりいただけたようで。
みなさん、子ども達のところに行きましょう。この提案に同意できない方は、どうぞおっしゃってください。」
「あ、その・・・」
「先生、なんでしょうか?」
「あ、いえ・・・」
「先生も賛同なされたようなので、行きましょう。」
下手をしたら村八分。
『ホウシャノウ』容認派はもちろん、否定派も子ども達のところに行かざるを得なくなった。
「これで全員そろいましたね。・・・あら、教室の隅のほう・・・2人はまだきていないのね。
遅れてくるのかもしれませんが、かわいそうに。」
(・・・。)
「でも、誰かによって蹴り飛ばされた一馬が、もっとかわいそう。」
(!)
どうやら、転校初日の件を根に持っているらしい。
だが、先生も何も言えない。逆らうと厄介な事になる。
「・・・では、授業を続けます。」
2人を『孤独』によって締め出す授業が、始まろうとしていた。
「いやー、おくれてしまった。ここかな、お婆さん?」
「信二君がいますよ、ここですねお爺さん。」
その始まりを再び中断させたのが、先ほどの雰囲気に似合わない朗らか過ぎるこのやりとり。
「あのお。道に迷ってしまいました。
ワシは、岩城信二の保護者代理で参りました、扇田ヤスシと申します。」
まさかだった。特に氷田親子にとっては。
岩城夫婦は生活再建に手一杯で、仕事詰めで参観日どころではないはずだ。
(実際は今日は仕事が休みだったが、休息に充ててもらいたくて信二自身が参観を断ったのだが。)
先生にとって、これは朗報だった。
「あ・・・お、扇田さんですか、お待ちしておりました!
この授業では、保護者は児童の傍で参観する、と言う事になっておりますので、岩城君のところへどうぞ!」
「はいはい、わかりました。」
おじいさんが来る手筈だった、言う事をとっさ演じ、自然とおじいさんを机の傍に誘導する。
もちろんおばあさんもそれについて行く。
「あらら、おじいさんを呼んでいたのね、良かったわねー、年老いたおじいさんが来てくれて。
若いお父さんやお母さんが来てくれなかったのは残念でしょうけど、せめてもの救いねー。」
「・・・いい加減うるさいぜ、氷田のおばさん。」
普段は家族と遼以外には口を利かない信二だが、珍しく口を開いた。
「お、おば・・・
けど、かわいそうに。久遠さんのお母さんはいつ来るのかな?もしくは、一生来なかったりして♪」
「!」
遼の家族が他界していることは当然耳に入っている。
人の心を土足で踏みにじる氷田の母親の言葉に、瞳の堤防は決壊寸前だった。
が。
「おいおい、何言ってるんだよ。
遼の保護者なら、とっくに来ているぜ。」
「あら、何言ってるのかしら、岩城君。どこにそんな人が・・・」
・・・氷田の母親の視界には、遼の傍に寄り添う一人の女性が見えた。
「これは申し遅れました。
私は、遼ちゃんの保護者代理、扇田トメ子と申します。」
(・・・!?)
「遼ちゃん、今日はがんばってね?」
「あ・・・はい。」
いくら血のつながりが無いとは言え、氷田の母親にとっては誤算だったろう。
その表情を見ると、とたんに信二がにやけた顔で、
「おばさん、これで全員そろったね。いい授業が出来そうだよ。」
「・・・え、ええ。そうね。あなたのおかげでね・・・」
全ては信二の仕組んだ策略。
こうなる事を見越して、遼が悲しい思いをしないように考えた、信二の起死回生の一手。
「先生。とびっきり難しい問題を出してくれよ。俺たちががんばって解くからさ。」
「あ、ああ、わかった。それじゃぁ、第1問!」
黒板に書かれた数式は、10÷0。
混乱の中で氷田の母親を含め多くが0と答えたが、唯一の正答を叩き出した遼が、その授業の主導権を握った。
給食の時間は、グループで一緒になって食べる。
信二とおじいさん、遼とおばあさん。そして『ホウシャノウ』を否定する佐久間、庄田親子。
「すごかったね遼ちゃん。あんな問題を解くなんて。」
「あ、いえ・・・」
「国語の教科書の音読、あれほどいい声で読めるなんてすごかったよー。
うちの馬鹿にも見習わせないと。」
「か、母ちゃん!」
口々に、佐久間、庄田の母親が遼を褒め称える。
算数の問題で自信をつけた遼の、教科書の音読は天使の歌声を聞いているようだった。
恥ずかしさの中に、確かな嬉しさ、誇らしさが芽生えていた。
「遼ちゃん?」
「あ、はい、おばあさん?」
「これからも、信二くんと、仲良くがんばってね?」
「あ・・・は、はい!」
そして、自分でも気付かないうちにしていた久しぶりの笑顔は、とびっきりの可愛さを湛えていた。
10÷0。
この難問に、教室中が『分からない』の声でざわつく中。
「皆さん分からないんでしょう?答えは簡単、0ですよ。0で割るんですから。」
「はい、氷田君のお母さんは0と答えましたが、0だと思う人?」
多くの人が手を挙げる。
同調などではなく、本当に0と思った人がほとんどのはずだ。
「じゃぁ、ほかに答えがある人!・・・おや、久遠さん?」
「ちょっと待って下さい。久遠さん、私の答えが合っているのがいやなんでしょう?
そんな抵抗しなくていいから・・・」
「・・・そんなんじゃ、ないです。」
「まぁ、とにかく、久遠さんの答えを聞かせてもらえるかな?」
氷田の母親の妨害を乗り越える。
それが、自分のためにここまでしてくれた信二への、遼なりの恩返しだ。
「・・・答えは、ありません。」
その恩返しが、見事に信二の思いに答える結果につなげられた。
・・・だから、遼は笑った。自分を誇った。
自分は『ホウシャノウ』なんかじゃない。信二の最高の友達なんだ。
「今日さ、ウチに来ない?」
西小に来て、初めてお誘いを受けた。
お相手はもちろん、信二に他ならない。
「え?でも・・・
・・・ううん、いいよ・・・」
信二の計らいを遠慮するのも無理は無い。
そんなところを見られたら、家族ごと袋叩きに会うのは目に見えている。
「おやおや、家族のいる家に帰るのは、当然の事でしょう、遼ちゃん?」
「・・・おばあさん?」
「はっはっはっ、婆さんや、今日はすき焼きにしようかのぉ!」
だが、そんな不安などこの老夫婦は意に介さない。
もともと、自らの意思で被災者を家に入れる事にしたのだから。
老い先短い命、例え襲われようが何されようが、知った事ではない。
ぐつぐつと煮える肉。茶色く味のしみこんだ肉。
扇田家のすき焼きは大盤振る舞い。鍋の具の7割は肉である。
もちろん、家族全員で鉄鍋を囲む遼の幸福度は10割。
ちなみに、今頃街中で遼を探しているお兄さんの幸福度は0割。
「おいしい・・・です」
「んだよ、遼!もっと食え食え!」
学校ではおとなしい信二も、家に帰れば180度変わる。
それほどの暖かさが、この家にはある。
この家には5人もいる。お兄さんは寂しい一人暮らし。こっちのほうが断然・・・
・・・ふと、一人寂しく自分の事を待っているお兄さんが脳裏に浮かんだ。
けれど、そもそもお兄さんのところにいく義務は無い。今日ぐらいは外泊したって許してくれるだろう。
・・・外泊と言う言葉を心の中で使った自分は、お兄さんに依存し始めているのかもしれない。
今なら、まだ間に合うのかな。この家族に入り込めないかな。
自分でも、いけない生活をしているって分かってる。
今なら、まだ間に合う、この家族に・・・
でも、迷惑なんじゃ・・・
「・・・遼ちゃん?」
「え、はい?」
「どうしたんだい、遼ちゃん?泣いているの?」
信二の両親が心配そうに見つめている。
その理由はただ1つ。いつの間にか起きていた、遼の瞳の洪水。
「あ、いえ、なんでもないです・・・」
自分の心を負って、希望を胸のうちに仕舞い込む。
これでいい。今の自分には、帰れる場所がある。
・・・仮え、帰る「べき」場所じゃなくても。
久遠が夜の街で遊んでいる、と言う噂は立っていたが、ヤドカリ援交の事まではまだ知られていない。
待遇が悪いとはいえ、親戚の家に預けられている・・・クラスの見解はこんな感じだ。
「いいのかい?泊まっていってもいいんだよ。」
「いえ、家に帰らないといけないので・・・」
「そうか。」
「いつでも来いよ遼。まぁ、すき焼きはそうそう食べられはしねーと思うがな。」
「うん、ありがと。」
5人の家族に見送られ、家を後にする。
今からでも、お兄さんは家に入れてくれるだろうか。
そんな心配をしながら、ネオンの輝くほうへ歩き始める。
(確か、ここ・・・)
高層マンションに似使わない物置部屋。お兄さんの部屋を一言で説明するとこうなる。
もうあと200m・・・そこには、落とし穴が待っていた。
「よぉ、かわいこちゃん!」
「こんなとこで何してんだぁ?」
ガラの悪い不良。
当然、狙いは遼の爆乳。
身長も150ほどあるため、高校生に見られてもおかしくは無い。
「・・・と、通して・・・」
「ランドセルなんて、コスプレかよ。
まぁいいや、こっちに来いって!」
逃げようとしても、無駄。
両肩をつかまれ、抱かれてその体は宙に浮く。
そのまま、そばにある公園の草むらの中へ。誰も助けになど来ない。
「おい、周りに誰もいないな?」
「あぁ、けど、いつ誰が来るかわからねぇ、とっとと終わらせろ。」
「りょーかい♪
じゃ、はじめよっか。」
信二の家に、泊まって置けばよかった。
・・・いや、夕食をご馳走にならずに、お兄さんのところに行けばよかったかな。
でも、結局は同じ末路。
「うほおっ、美味そうなおっぱい♪」
「おい、やっぱ俺も参加させろ!」
やっぱりだ。
『ホウシャノウ』が持っている唯一の価値は、
「我慢できねぇ、いっただっきまーす!
・・・ん、なんかビラビラしてんな・・・処女じゃねーのか。ま、どーでもいいけどよ。」
「こんだけの身体してる奴が、ヤってないわけねーだろーが?
んじゃ、俺はおっぱいで挟ませてもらいましょー、へへっ」
男を満足させる事ができる、この身体だけ・・・
「・・・くうううううっ!?」
「うお、きっつ!こりゃ処女だぜ!」
痛い。
体が引き裂かれる。
熱い。
胸がこすれる。
辛い。
・・・何も、見えない。・・・何も、感じられない。
・・・。
何も覚えていない。けど想像はついている。
小学生の花弁に容赦なく叩き込む、巨大な大人の肉棒。
今も膣が引き裂かれる痛み、そして自分のモノではない液体の感触にさいなまれている。
小学生に似合わぬ爆乳に包み込まれた大人の肉棒。
摩擦熱と、体温を湛えた白い液体の存在を胸に感じている。
・・・こんな単語がズラズラ並ぶなんて、エッチな小説の読みすぎかな。
未だに大事な部分を隠せずに捲くれている服を、調える気にもならない。
痛みと、・・・例えようもない脱力感にさいなまれている。
野外露出している事による高揚感に加え、自分はもうどうなってもいい・・・そんな諦めの気持ちから。
もし誰かがこの姿を見つけようと、抵抗する気など起きないだろう。
自分はもう使い古された価値のない・・・いや、忌み嫌われる使用済み核燃料。
使いたいのなら使ってくれ。
・・・、どうせならもう堕ちる所まで堕ちてしまおう。
せめて、自分に笑顔をくれた、あの人のことを想いながら・・・
「んあっ!」
先ほどの肉棒が大きすぎたのか、指がするりと入る。
再び視界がぼやける。その視界の中に、あの少年の顔が映る。
「・・・信二、くん・・・」
幻だなんてことは百も承知。
けど、好きな人の事を思いながら一人でしたって、罪じゃないよね?
「信二くんの・・・精液・・・」
さっき誰が襲ってきたかなんて覚えていない。
いや、信二くんが襲ってきたんだ。そうに決まってる。
「信二・・・」
お願い。
もっと、愛して。体だけでも・・・
・・・。
ここは、どこだろう?
体を包む、ふわふわの何か。
・・・この感覚、地震の前は毎日感じてたような・・・
「・・・や、藪医者さん!目ぇ覚ましたぜ!」
「だからそれはやめろ!
とりあえず、学校に報告してくるから。」
・・・この声、知ってる。
ううん、この声は、あたしの一番好きな声だ。
「・・・信二、くん?」
「おう、お目覚めか?よっぽど疲れてたんだな、もうお昼だぜ?」
昨日、何してたんだっけ?
そうだ、男の人に公園で・・・あれ、でもじゃぁなんでお布団で寝てるの?
「ええと・・・」
「ここの藪医者がよ、遼を見つけて、ここに連れてきたんだ。
で、遼が寝ながら俺の名前を呼び続けたって事で、その・・・」
「?」
「お、俺がそばにいて、遼が元気になるならな、学校だって抜け出してやったぜ。」
・・・そっか。全部夢じゃなかったんだ・・・
でも、おかしいな。何であんな事があったのに、あたしは今嬉しいって感じてるんだろう。
数分後、藪医・・・医者をやっている藪が現れた。
「うん、学校には連絡しといたよ。
おはよう、遼ちゃん。」
「・・・だれ?」
(一度僕の姿を見た事はあるんだけど・・・まぁいいか、そのほうが都合がいい。)
下手に更正の2文字を前面に出しても、逆効果極まりないだろう。
「僕はお医者さんだ。君を公園で見つけて、びっくりしてね。
警察に言おうか迷ったが・・・」
「え、警察・・・」
「いや、プライバシーの問題とかもあるから、言っていない。
とにかく、あんなところで寝ていたら、風邪引いちゃうから、ここに勝手に連れてきたんだ。」
警察沙汰になると、遼にとっては面倒。
それは少女更正を何年もやっている身としてよく分かっている。
だが、性暴行事件を黙っているわけには行かないので、遼に射精、付着した精液、粘液のみ警察に送った。
警察も藪のこれまでの実績から全幅の信頼を置いており、
少女達の身分を警察に伝えたくない薮の気持ちを汲んで、少女の取調べは行わないようにしている。
また、射精直後なら低いリスクで避妊をすることは可能。
だから、遼にこれまでのツケが回る心配は無い。
「えっと・・・」
「ごめんね、裸を見ちゃって。
・・・ずいぶんと、痣があったね。」
「あ、・・・はい。」
裸を見られた、と言う感情から上手くずらす事ができた。
そう、今解決すべき問題は、そもそも虐待を受けていた遼の処遇だ。
「どうだろう、しばらくここで暮らさないかい?
不自由はさせない、ここなら信二くんも会いにきてくれる。」
「・・・やっぱり、ですか。」
「?」
「・・・おじさんも、あたしの事を・・・」
これはしまった、しくじった。
ヤドカリ援交をやっている遼なら、そう考えるのはいたって正常。
「・・・別に、いいですけd」
「ははは、いや、これはごめん。そう思うの無理は無いよね。
心配しないで。今後、僕は君には会わない。
看護婦さんにお世話をさせるから、その心配は無いよ。」
「え・・・それが目的なんじゃ・・・」
「まぁ、独身だからそう思われるのも無理は無いか。
でも、もう君には会わない。伝えたい事は、全て看護婦さんに伝えてもらうから、大丈夫。」
遼は静かにうなずいた。
状況が飲み込めないが、自分にとって悪い話じゃない、と言う事くらいは分かる。
もう会わない、と言った以上、薮は即刻退室。
明日から学校に通うようにね、とだけ言い残して。
信二がいる限り大丈夫、その存在が、更正につながると言う確信を持って。
「で、俺は学校に戻るけど。明日からいつも通り学校に来いよ?」
「・・・。」
公園で寝ていた。信二が聞いたのはそれだけだ。
家がなく、寝るところにも事欠く有様・・・そんな事を聞いていた。
「だからさ。」
ただ、今はそれよりも気になることがあった。
「手、離してくれない?」
「やだ。」
「いや、でも授業が。」
「サボって。」
これほど手首を強く握れるものなのか。
一言で言うと、痛い。隣の席の女の子に、これほどの握力があったのか。
「・・・なんで?」
「一緒にいて、欲しいもん。
あたしがこうやってちゃんと話すのは、信二の前だけなんだからねっ!」
大きな声、はっきりとした口調。
他の人がいる前では決して見せない、学校内でも信二のほかに周りに誰もいないときのみに聞ける言動。
・・・見せないのではなく、見せる事ができない、と言った方がいいか。
被災前の自分を取り戻してくれるのは、信二だけ。
「・・・やっぱり、ダメ?」
「ええっと、その・・・」
「・・・ううん、ダメなんて絶対言わせない!」
刹那。
つかんでいた右手を強引に引っ張り、頭部を抱き寄せた。
もちろん、誰の頭部かは言うまでもあるまい。
「むぐ!?」
「あたしのおっぱいを、みんながエッチな目で見る!それが嫌だった!
エッチされるのだって嫌だった!」
「!?」
「昨日もそうだ、みんなから虐められるあたしは、エッチな事をする為の人形でしかない。
どうでもよかった、誰から何をされたって・・・」
思いの丈を、すべて吐き出す。
「けど、やっぱりやだ!どうでもいいなんて、思いたくない!
だって、だって・・・」
なぜなら、目の前に信二がいるから。
「信二の前で、自分を大事にしないあたしを、見られたくなんか無いっ!」
「!?」
「あたしにこんなによくしてくれた信二を・・・あたしに本当の楽しさを教えてくれたあなたを・・・
裏切りたくなんて・・・」
「・・・。」
一体、遼に何があったのか。
信二にはよく分からなかったが、ただ1つ言える事は。
この子が、自分を必要としていると言う事。
「・・・リセット、したい。」
「?」
何をリセットしたいか。そんな物言うまでも無い。
堕ちていた自分を、大好きな男の子に恋する、普通の女の子に戻したい。
けれど、快楽を求める身体が、疼く。
エッチな事は嫌いだったが、身体は気持ちよかった。昨日もそうだった。
嫌な事で気持ちよくなる自分がいやだったが、身体はそんな自分の意思を聞いてくれない。
だから、この矛盾した2つを止揚する方法は、1つしかない。
それが出来る、絶好の機会。だから信二の手をつかんで離さなかった。
「信二とエッチしたい。」
「・・・はあっ!?」
「今までの事全て忘れる。今ならそれが出来るから。
それで、信二とエッチして、信二とだけとエッチしたって、自分に自慢するんだもん。」
信二を捕らえる左手は使えないが、右手だけで器用に着ていたTシャツをまくり、ブラを外す。
ブラは大人でもなかなか売り手が無いような巨大なブラ。
そこからあふれるHカップが、引き続き信二の顔をうずめて離さない。
・・・そして信二も、抵抗しなかった。
これは、自分から望んでいた事なのだろう・・・そう気づき始めたから。
「・・・遼ちゃん。」
「なあに?言っとくけど絶対に、離さないよ。」
これから、信二をとことん味わいつくす・・・
拒否しようとも、その信念を押し通す。
・・・だが、信二はその逆をついた。
「・・・エッチな事して、いいんだな?」
「えっ・・・やっ!」
脇をくすぐって自分を抑えていた左手から解放した瞬間。
乳首にしゃぶりつき、左手で右の乳首をつまむ。
左利きの信二が、片手で乳首をいじったかと思えば、右の乳房全体を扱くように揉む。
「待って、信二!?あなた、信二だよね!?」
「・・・ああ。」
「ああって・・・んっ!」
まさか、信二も。
お兄さんや、昨日の不良と同じ輩なのか。
・・・けど、それでも。嫌な気分は何一つ無い。
自分が誘うまでは手を付けなかった、自分が望んだから、とかじゃなくて。
自分の好きな人が、ただひたすらに自分の体を求める光景が、見ていて気持ちいい。
「もっと、好きに・・・して」
下半身に手が伸びる。
指が内部に入り込む。
・・・その指が、的確に刺激を送り込む。
「ふぅ・・・っ!」
Gスポットを直撃。
一気に脳幹が揺さぶられ、視界がぼやける。
お兄さんも、他の人も、こんな技は持ち合わせてなどいなかった。
「あ・・・ああああっ!」
さらにGスポットに連撃を加えられ。
手には力が入らない。下半身は痺れて動かない。
そして、とどめにクリトリスを摘まれ。
「―――――っ!」
言葉にならない悲鳴。悲鳴にならない言葉。
陰部に込めていた力を強制的に取り除かれ、そこから大量の放水。
「お、・・・おしっこ・・・」
「心配すんな。こいつは潮だよ。」
(・・・え、潮?)
そう言い渡されるのと同時に、ぼやけた視界の中から、ズボンをずらす信二の姿が。
・・・本人は、とうに本気。遼も、それを遮る気はない。
(・・・これで、堕ちずに気持ちよくなれる・・・
好きな人とだったら、なんどやったって、いいもん・・・)
・・・だが、すぐには入れなかった。
代わりに、肉棒に何かを仕掛けている。
(・・・あれ、お兄さんもしてた・・・え、コンドーム?)
なぜ、そのようなものがあるのか。
・・・いや、そんな理由どうだっていい。自分を大事にしてくれる思いが、嬉しい。
「・・・入れるぜ。」
熱く迸り、お互いを締め付ける。
つながった部分も、乳首も、そして唇も。
お互いが、動けなくなるまで、何度も、何度も求め合った。
その頃。
「ふぅ・・・遼ちゃん、昨日は来なかったな・・・どうしたんだろう?」
今日は仕事が休み。
彼女がいるわけでもなく、オタクはオタクらしく自宅を警備している。
そんな時、チャイムが鳴る。
自分を誰かが訪ねてくるなど、珍しい。
「はい、どちらさんですか?」
「警察の者です。逮捕状が出たので、警察まで来てもらいます。」
「・・・え?」
自宅警備員を訪ねて来たのは、日本警備員だった。
「・・・ぁ・・・ぁ・・・。」
「大丈夫か?」
「・・・ぅ、うん。・・・ありがと。」
第一声が、感謝の言葉。
自暴自棄になっていた自分を、身体ごと救ってくれた存在に対する、ふさわしい言葉はこれしかなかった。
「・・・それは、俺の言葉だ。」
「あたしの身体、気に入ってくれたの?・・・それならよかった。
これからも、どんどん楽しんでね。」
「・・・。」
信二は軽くうなずく。が、どこか悲しそうな目をしている。
・・・そこには、嬉しいと言う感情以外の感情が確実に織り交ざっていた。
「どうしたの?」
「・・・いや、なんでも、ない・・・」
「・・・そっか。」
お互いに、心に大きな傷を負っている。こういうときは、そっとしておいたほうがいい。
話題を変えようとして、1つ、別の気になったことを聞いてみた。
「そういえば、あのコンドーム、どこにあったの?」
「!」
「まさか、この部屋・・・あのおじさん、あたしを・・・」
自分を襲うためのコンドーム。
一抹の不安、勘違いを放置する事は、流石にまずい。
「い、いやいや違う、それは・・・」
「え、それって?」
「あ、いや、その・・・」
隠し事は、時に他人に迷惑をかける。
だからもう、話さないわけに行かない。
「・・・それは、俺の・・・」
「信二、くんの・・・?」
信二がうつむき、覚悟を決めてうなずく。
薮医者のためだけじゃない。
このコンドームは、自分を受け入れてくれた大切な存在に、向かい合うために必要だから。
「俺の大事な・・・形見、なんだ。」
投下終了です。
文章力の低さを、何とか頑張って他でカバーできれば、と思っています。
どうして本番抜いたし
スレタイ読み直して来い
おっぱい
このSS、巨乳である必然性がなにもないじゃん
巨乳でなくて無乳でもヤドカリ援交は可能だし、
書き手がこのSSを通して一番伝えたい事だって、少なくとも巨乳小学生では断じてないし
選んだ題材に意欲を感じるけど、投下するスレを間違ってる気がする
ト書きで数学になってるのが気になった。後信二どういうことなの?
つかおっぱいどこ行った? せっかくの爆乳が泣いてるぞ。
投下乙!! のんびり次なる展開を待つよ
464 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/08(火) 18:43:45.23 ID:cJahRttx
Eカップ女子高生が小学生に負けるみたいな
最近はEぐらいあれば十分すぎるんじゃないかと思うようになってきた
Cでも握って手のひらに少し余るぐらいの大きさはあるんだもんなあ
役立たたずがなんか喚いてるけど、お気になさらずに
続きを楽しみにしています。
書くスレッドを間違えたのかな、と考え、創作意欲が少し失せていました。
ただ、楽しみに待っていらっしゃる事が嬉しかったです。
巨乳を活かせる自信は有りませんが、続編は書いていこうと思います。
>>466さん
フォローありがとうございます。
ただ、貴方が批判されている方のおっしゃってる事も一理有るので、
出来ればどうにか解決をしたいと思ってはいるのですが・・・
地震をメインにしたのは、やっぱりまずかったですかね?
>>467 いや、地震をメインにしたのは問題の本質じゃない
この作品もストーリーはしっかりしてるし、個人的には話の続きが気になる
この作品の本質的な問題は、遼のおっぱいに小学生の巨乳という記号以上の意味がないこと
プレイで活かすのが難しいなら、同級生男子の目から見た転校生の巨乳の話でもいいじゃん
見たい触りたい、けどホウシャノウがあるから触るの怖いって葛藤を描写するとか
469 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/20(日) 22:42:17.00 ID:J3B6xcNS
胸糞悪い。それだけだ。
470 :
名無しさん@ピンキー:2011/11/21(月) 19:26:43.05 ID:xevbUMFB
とある繁華街を歩くカップルがいた。
カップルが通り過ぎるたびにみな振り返る。
注目を集めているのはぱっとしない男の横にいる10代の女性
彼女は17歳の高校生である啓子
自慢のGカップ巨乳が半分ほど出てしまっているような大胆なベアトップを着ている
そんな彼女の彼は巨乳があまり好きでは無いらしい。
なぜ?理由を聞くと
「うーん、じゃあウチくる?理由がわかるよ」
そんな彼の言葉を不思議がりながらも家にいくことに
玄関を開けた啓子の目に飛び込んできたのは巨大な乳房。
「あらーあなたが啓子ちゃんね?聞いてるわよ?おっぱいのおっきな彼女が出来たって」
そう言われた啓子は素直に喜べなかった。
L?Nカップはありそうな巨大な乳房を持つ母親の前では啓子の胸が大きいとは言えない。
さらにリビングから現れた双子の妹たちに衝撃を受ける
「あ!おにいが彼女連れてきた!噂のおおきめなおっぱいの!」
啓子の周りを双子が取り囲み、
胸を触ったり啓子の胸に自分たちの胸を押し付けたりした。
啓子はあまりのショックに動けなかった。
双子の妹たちはまだ小学生。
だが胸だけは啓子より大きい。
Iカップ以上は固い。
「Gカップのブラジャーだぁ!懐かしいなぁ〜去年まで同じサイズだったんだよ私たち」
期待!
あー血筋か
やっぱり現実のグラドルのおかん達も若い頃は巨乳美人だったんかね
そういえば保管庫の更新乙です!! 過去作をゆっくり読み返すのもまた楽しいもの。
あの頃は良かった
いまふと考えたんだがロリ巨乳の逆ってショタ巨根なのかな?
大人貧乳
ショタ巨根八坂明はきっと帰ってくる
やっぱり明とか、巨乳小学生を相手するのは
巨根小学生がいいのかw
ストレートシリーズの理奈ちゃんも三桁超えの爆乳だから、相方の土生君も巨根なんだろうか?
>>482 たぶん2巻からの新キャラだな。1巻には出てないと思う。顧問の先生のイラストだけなかったけど、本文の描写から多分ちがう。
誰かの妹だと良いな。
捕手
485 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/27(火) 22:21:19.40 ID:TTnQ31KS
☆ゅハゲ
巨乳妹と兄のSSを投下します
※妹は非処女で同じクラスの男子と関係を持っていたりしています
そういうのが苦手な方はNGお願いします。
「ただいまー……」
夜9時、高校一年生の斎賀裕輔は、部活で扱かれた重たい疲れを引きずりつつリビングへと
向かった。
「おかえり〜」
ソファーのほうから聞こえる、妹の高めな、どこかしっとりとした声。裕輔がそっちを向く
と、4つ下の妹の千里が起き上がり、年齢相応の屈託のない笑みを浮かべて兄を出迎えた。
「あれ、父さんと母さんは?」
「なんかね、おばあちゃんが倒れたからって、出かけちゃった。たぶん今日は帰ってこない
よ…………ご飯は?」
「風呂入ってからにするわ」
「わかった、じゃあ準備しとくねっ」
千里がキッチンのほうに向かう、その後ろ姿を見ると、大人になったな……と思う反面、あ
まりに派手な外見に複雑な気分になってしまう。
「ど〜したの?」
「……いや、なんでもない」
千里は、世間一般でいえば美少女の部類に属するだろう、しかし、その容姿は小学生にして
はあまりに華やか過ぎる。
日焼けした小麦色の頬、肩までの長さのストレートは光の輪を作るほどにさらさらでつやつ
やだが、色は少し明るい。それでも、黒目がちのくりくりとした大きな垂れ目、右の眼の下の
泣きホクロがある、小ぶりな鼻や耳、唇はまるで精巧な人形のように整った形をしており、特
に唇は、色の薄いリップを塗っているのか、光を反射しきらめくほどに艶やかで瑞々しそう
だった。
そして、何よりも千里の華やかさを引き立てているのは、小柄な身体相応に細く、華奢な肩
幅からは信じられないほどの大きな胸だった。薄手のタンクトップを破らんばかりに膨らんだ
乳房は小学生どころか、並の大人よりもはるかに大きい。しかも、家の中ではノーブラでいる
ことが多く、目を凝らすと頂点にある突起がうっすらと見えていることもあった。
また、ボリュームだけではなく形も素晴らしく、重たそうな肉にもかかわらず、お椀を逆さ
にしたようなきれいな半球を保っていた。ぴたっと張り付いた布は、ふもとから頂上までの繊
細なカーブは、作り物では、と思ってしまうくらいに均整が取れている。
肉付きがいいのは乳房だけで、傷一つ無い肌に包まれた手足はしなやかで細く、特に脚はす
らりとして長く、それでいてうっすらとついた脂肪がまろやかな曲線を描いていた。お尻も乳
房とは違ってごく普通の大きさだが、タイトなミニスカートをはいているため、上向きのお尻
の丸みや形のよさがしっかりと浮かび上がっていた。
「なんか変だよ、わたしのことじーっと見てる」
「いや、なんでもないって……さーて、風呂風呂」
無意識のうちに千里に妹に対して向けてはいけない視線を向けてしまっていたようだ。裕輔
はそれを反省しつつ浴室へと向かった。
風呂に入り、食事を終えた裕輔は、ソファーに寝転がりテレビを見ていた。千里は向かいの
ソファーに座って本を読んでいる。さっき変なことを考えたせいか、何もしていないと、どう
しても千里のことを意識してしまう。
姿勢を変えたりするたびに、薄い布の奥でゆさゆさと胸の形が変わるのがあからさまになっ
ている。ページをめくると、磨かれた爪が光を反射してきらめいた。シャツがまくれて小さな
おへそが見える……裕輔がさらに視線を下にやると、開きかけた脚から薄いピンクの三角形が
目に飛び込んできた。
「っ…………!」
見てはいけないものを見てしまい、とっさに目を反らすが、もはやテレビどころではなく、
わずかに見える千里の下着に意識を引き付けられてしまっていた。
すぐ近くにいるあまりに魅力的な異性……今までも千里に惹かれ、彼女を単なる妹としては
見られないということもあったが、そのたびに血のつながった兄妹なのだから、まして向こう
は小学生だから、と自分を戒め続けてきた。しかし、本質的な妹への感情は変わっておらず、
無防備な千里にどうしても目を這わせてしまう。
――――――――――――――――――――――――
顔を上げると、何か言いたそうな様子で裕輔がこっちを見ていた。視線の先をたどると、そ
こには自分の開いた脚が。下着を見られていたことに気がつきゆっくりと脚を閉じる。
「おにーちゃんのエッチ、今パンツ見たでしょ?」
「……な、何言ってんだよ! そんなわけ……」
「わかるもん、ここ見てたって。お母さんに言っちゃおうかな」
「お、おいっ…………わかったよ、つい目に入っただけだから、ごめん」
兄の反省した様子を見ると、本当はちょっと見てほしかったりするのに、素直になれない自
分に少し気落ちしてしまう。これが少し気になっている同じクラスの男子とかだったらもっと
たくさん見せてあげたりそれよりもいいことをしてあげたりするのだが、一番好きな兄に対し
てはどうしても踏み込むことはできなかった。
それは、そういうことをしてはいけない関係と無意識に歯止めをかけているのか、仲のよい
兄妹という関係を壊したくない思いなのか、千里にはよくわからなかった。ただ、何度もセッ
クスをするたびに裕輔とこれができればどれだけ気持ちいいだろうか……してみたい、心のの
ストッパーはすでに壊れかけていた。
「…………お兄ちゃん、わたしの部屋に来てくれる?」
裕輔の返事を聞く前に、千里は二階へと上がった。
ベッドに座っていると、ノックの音が。入ってきた裕輔が優しく微笑むと、それに魅入られ
たかのように動きが固くなってしまう。
「何だよ、話って」
「う、うん……ちょっと聞きたいことがあって」
裕輔が周囲にまとっている空気は、千里の部屋の空気とはまったく異なるものであった。ク
ラスの男子とは違う男の匂い、鼻で呼吸をするだけでそれが身体を満たし、頭がぼーっとして
しまった。
「どうした? もしかして、話しにくいことか?」
自分とはまったく違う、低く力強い声。耳からゆっくりと注がれるそれが、気持ちを落ち着
かせてくれる。
「えっとね……お兄ちゃん、って……その、えっと…………」
一番言いたいことが出てこない、言ってしまえば自分と兄の関係が壊れてしまうかもしれな
いから。普段の千里とはかけ離れた優柔不断さにもどかしさすら覚える。
「お兄ちゃんって、今付き合ってる人とか、好きな人とかいるのかなって……」
これで半分、ただ、まだ引き返せる……と頭の中で声が響いた。小学生の千里でも、これか
らしようとしていることがよくないことだというのはなんとなくわかる。男子と行為に及ぶと
きには感じなかった、いたずらをするときのような、飛び上がりたいようなどこかに隠れたい
ような変な気持ちだった。
「そ、それは…………いない、かな。部活とかで忙しいし」
「………………そう、なんだ」
重さを感じるほどの空気が千里にのしかかった。裕輔も同じなのか目を伏せている。ただ、
きっかけの言葉を発した後は心が水晶みたいに透き通り、素直になれるような気がした。
「千里は、どうなんだ?」
「…………………………………お兄ちゃん、かな。な〜んて」
ついに言った……裕輔が以前から千里のことを妹として見ていないということはうっすらと
わかっていた。しかし、だから自分の好意が受け入られるかどうかはわからない。心臓の鼓動
がどんどん早くなる、顔は湯気が噴き出しそうなくらい熱い。裕輔は表情を変えないまま、思
索的な色を顔に浮かばせている。
「千里……その、まさか、そんなふうに思ってたなんて、知らなかった。俺も、千里のこと…
…妹に見れないときとかあったけど……」
「え、それって…………」
「……ああ、好きだ……千里」
もし、断られたら、冗談のふりをして今までどおりの関係に戻るつもりだった。だが、裕輔
は告白を受け止めてくれた。他の男子に身体を委ねたときとは違う充足感、考える前に裕輔の
厚い胸板に飛び込んだ。見上げるとちょっと驚いた顔をしていたが、すぐに笑みを返し、頭を
撫でると背中に手を回してくれた。
「お兄ちゃん…………」
大きな乳房がむにゅりと裕輔の体に押し付けられる。向こうから早めの鼓動が伝わってくる
と、自分のことを意識してくれているんだと少しうれしくなった。
「…………あれ?」
さらに身体をくっつけたところで、裕輔のペニスが硬くなり、下腹のあたりに押し付けられ
ていることに気がつく。密着したまま身を少し捩らせると、亀頭がびくっびくっと震える。
「あ、こ、これは…………」
「……エッチ。でも、お兄ちゃんだったらいいよ、わたしのこと、好きにしても」
引き返すための最後の橋が崩れた。裕輔が後戻りできない道を渡ってきてくれるか、そうし
てまで自分と人には言えない関係を結んでくれるのか、千里は顔をこわばらせながら、胸に顔
を埋め裕輔の返事を待った。
「わかった……俺だって、千里と…………」
抱き締める力が少しだけ強くなった気がした。取り返しのつかないことをしているのは自分
でもよくわかっている。しかし、自分は小学生でありながら複数の男子と性的なことをしてい
るのだから、今更ためらう必要はない……と、千里は覚悟を決めた。
「あっ…………」
不意に、身体が浮かび上がり天井が近くなる。裕輔が千里を横向きに抱きかかえて、ベッド
のほうまで連れて行ってくれた。男が肩を抱くと、女はちょっと背筋が揺らめいて息が細まっ
ていくようだった手のひらから伝わる温もりがどこかけだるい、安らいだ気持ちよさを与える。
――――――――――――――――――――――――
千里をベッドに寝かせると早速顔を寄せる、しかしもう少しで、ふっくりとした桃色の唇に
キスできるというところで千里に制されてしまう。
「あのさ、お兄ちゃんって女の子と付き合ったことないんだよね……?」
「そう、だけど…………」
「わたしが、えっと……男の子とえっちしたことあるってのは、知ってる?」
にじみ出る大人顔負けの色気から、なんとなくそんな気はしていたが……面と向かって言わ
れるとショックも大きい。4つも下の妹に先を越されている悔しさを隠そうと、うつむき加減
のまま黙って話を聞く。
「……これは、わたしだけかもしれないんだけど……えっちのとき、気持ちよくなかったり、
自分勝手なことされると、もうその人としたくなくなっちゃうの。お兄ちゃんとは、そうなり
たくないから……」
言葉の続きを待つ、あっさりとした語り口だったが、千里の目は、妖しい媚びの光を放って
おり、繰り返し押し寄せてくる波に風が乱れる光景を思わせる。また、上気して汗をかいたこ
とで、髪は頬にぺったりとかかっていた。
「……だから、わたしがいろいろ教えてあげるから、初めだけ言う通りにしてくれる?」
欲望のままに身体を求めてもだめだ、このくらいは童貞の裕輔でも知っていたが、知ってい
るとできるは違う。小学生に手ほどきを受けることに抵抗はあるが、最初は千里に任せたほう
がいいだろう、と思い直す。
「わかった、じゃあ……どうしたらいいか教えてくれ」
「ありがとっ、最初はキスかな…………」
眉尻が下がり、小さなえくぼを見せて笑う千里、あどけなさの残る顔を見ていると、何回も
男に抱かれてきたようにはとても見えなかった。
「まずは、唇と唇を優しく合わせて、それから顔や身体を触ったり、舌で唇を舐めたりしなが
ら、盛り上がってきたところで舌を絡ませるの、やってみるからね?」
「あ、ああ…………んんっ」
小さな手のひらと細く傷一つない指が唇をなぞるところを食い気味で見ていると、明るい眉、
充血して潤んだ目、桃色に染まる瞼が近づく、いよいよかと覚悟を決める前に互いの唇が触れ
合った。もぎたての果物のように瑞々しい弾力にあふれた唇、わずかに甘いリップの味、湿っ
たと息の匂い、そして何よりも裕輔を興奮させたのは砲弾みたいに前に突き出た乳房だった。
自分の唇をついばみ、舐める千里の唇に任せつつ、胸を触ろうとすると手で払われてしまっ
た。
「もうっ……まじめにやってよ、おっぱいはもっとあとで!」
「……ごめん」
今度は、いったん巨乳のことは忘れ、千里のまねをするように上唇、下唇と順番に舐めなぞ
る。そうしながら赤くなった小さな耳、丸い頬からすっと細くなった顎、呼吸のたびに上下す
る首、なだらかな肩、ふよふよと頼りない二の腕と順番に指を滑らせた。柔らかく、かつ押し
返す弾力も備えた千里の日焼けした生肌……感度もいいみたいで、指が踊るたびに声が漏れた
り身体が震えたりする。
そしてもう一度形のいい顎に触れる。舌をほころびかけた唇をこじ開けつつ奥に進ませる、
千里の口の中は熱く、そしてわずかにねっとりとした唾液が甘さを教えてくれた。
「ん、ぅぅ……っ、はう……ん、っ」
ここで息苦しさを覚え、口を離す。妹の匂やかな唇の感触の余韻に浸りながら大きく息を
吸った。千里の視線が頬を撫でる、向けられた双眸は、濡れた雨後の日光のように蓄えた光を
こぼしていた。普段の快活な様子とは異なる、淋しげな笑みが浮かぶ目元。
片頬に浮かんだそれを優しくくすぐり、もう一度抱きしめ口付けを交わした。緩やかな温か
さに包まれた口の中は生きた洞窟で、その奥で待ち構える舌はその主だろうか……唇裏から内
頬まで、唾液をまとう滑らかな粘膜を舐り拭っていると、千里の舌が絡みつき動きを止められ
た。
互いを縛りあう舌が唾液を交換すると、くちゅくちゅ、ぴちゃぴちゃと飴を舐めるような音
が響く。千里の舌は砂糖菓子みたいに甘く、そこからにじみ出る液体もシロップさながらのも
のだった。
「ふうっ、ん、んん……っ、はあぁ、お兄、ちゃん…………」
当然、手の動きも忘れない。後頭部から指通りのいい髪を梳き、背骨のラインに指を這わせ
つつ、うっすらと肉がついているがくびれた腰まで手を下ろした。千里の背中は小刻みに震え
ている。さらに手を下ろす、ためらいがちに山のふもとを二、三回横に撫でた後、手のひらを
お尻に押し付けた。ちょうど収まるくらいの程よい大きさだ、フィットしたスカートから丸み
と温かさ、ふわりとした肉付きの中にも弾力が息づいていた。
――――――――――――――――――――――――
裕輔の舌の動きから、ぎこちなさはほとんど消えていた。頬や歯茎を踏むように歩く舌は落
ち着いた動きを見せるが、躊躇は感じられない。喉の方まで舌先が進んだかと思えば、歯の一
本一本までなぞったりと、我が物顔で口内を舐め回し始めていた。
「ん、んぅっ……はあ、あぁ、ん、っ………」
薄い布を隔てて、兄の手がお尻の山をそっと揉みたくる。Tバックをはいているので、押し
沈み、撫で、肉を弾ませる指の動きが見える気がした。
「……千里…………いい、よな……?」
裕輔の口が離れる、顎の辺りが冷たい……キスに夢中になっていて、口の端から唾液が漏れ
ていることに今まで気がつかなかった。それを手の甲で拭うと、何かを呼び覚まされたような
顔をした裕輔がやっと聞こえるか聞こえないほどの声でささやいたかと思うと、自分の張り出
した砲弾に手を伸ばしてきた。
「だめ…………っ」
実は触ってほしかった、しかしもっと気分を盛り上げてほしかったし、兄の欲望を煽りた
かったので胸に触れるか触れないかのところで乳房を手で覆い隠した。
「もう一回キスして…………」
背をいっぱいに伸ばして身体を押し付けて兄の唇を捕まえた。じゅる、ぴちゃっと唾液をか
き混ぜる粘り気のある音を立てさせながら、今度は自分から兄に触れる。
厚めの胸板と、長く筋肉質な手足、千里をすっぽりと包めるほどの上背、自分とも、同じク
ラスの男子とも違う男らしい作り、銅像みたいに硬いそれを手のひらで撫でていると千里の気
持ちはさらに高まる。その一方で、封じ込めたはずの不安も高まってきた。もし、このことが
両親にばれてしまったら……今まで好き放題してきた千里にも、これ以上親を悲しませたくな
いという思いがあった。
「ん、ぅっ、はあ、ん……っ、ぅ…………」
だが、お尻や太ももを這い回る裕輔の大きく優しい手、少し苦いような、でも温かくて穏や
かな味がする唾液、吹き当てられるペースの早い吐息……裕輔が自分を求めてれるという、女
としての悦びには勝てず、眼前の快楽に身をゆだねることとした。
「ん、ふっ……ひ、ぅ…………あ、ん…………」
素肌同士が触れ合うと、じっとりとした体温と湿度が送り込まれる、身体中がかあっと火照
ると額や頬に汗が浮かぶ、にじんだ汗はシーツに染み込まれて、その部分にうっすらとしみを
作る。
「いいよ……おっぱい、触っても。でも、優しくしてね……?」
今まで隠していた乳房を裕輔に見せる、ボリュームたっぷりに実った双つの乳房は、千里が
身体を動かすたびに波打ってしまう。丹念な愛撫を浴びたおかげで、乳球ははちきれんばかり
に張り詰め、お椀を逆さまにした形のよい左右の山は大きな盛り上がりを見せる。
その頂点にある二つの尖端も、タンクトップを破る勢いで一枚の布越しにそそり立ちをア
ピールしており、ぽつっとした小さな突起も、その周囲を縁取る桃色の円も指戯をせがんで形
を浮かばせていた。
「………………」
裕輔の生唾を飲む音が聞こえる。ふらふらっと手が吸い寄せられる、直後に女性の象徴であ
る双山を左右から押された。揉み寄せ、指を食い込ませ、持ち上げて、ふるふると弾ませる。
兄の手の動きは大きく手厚い手のひらにふさわしい力強いもので、沈んだ指の隙間から豊かな
乳肉がはみ出してしまう。だが、千里を気遣う穏やかさも伝わり、痛みは無く、じわじわとし
た気持ちよさが身体の奥からこみ上げてきた。
「んああ、っ……いい、おにいちゃぁん…………」
触っているのは兄、許されない関係に踏み込もうとしている千里にもたらされるのは華やか
で明るい悦楽だけではない。心に刺さった、ほんの小さな棘が胸の辺りでちくちくと痛んだ。
ふわふわと指にまとわりつく、小ぶりのメロンに近い大きさの肉弾を揉み込まれていくたびに、
棘が心に小さな穴を開ける。どうしてこんなに心が痛いのか、乳房にむしゃぶりついているの
が実の兄だからだろう。罪悪感や後ろめたさは強くなる一方だった。
裕輔はどう考えているのだろうか、初めての女体を前にした目からは興奮していることしか
わからない。ただ、夢中になって胸を弄っているのを見ると、裕輔が喜んでいるのなら重く考
える必要はないのも……とも考え始める。
「ん、あっ……はあぁ…………ひゃあんっ!」
不意打ちに千里の思考は中断する、左の乳房の尖端の、桜色の果肉をいきなり吸い上げられ
た。腰が弾み、直後に力が抜ける。はじき出された声は天井に吸い込まれ、そして消えた。裕
輔は追い討ちをかけるように、反射的に逃げた千里の胸山を掴み、身体を引き戻そうとする。
――――――――――――――――――――――――
千里の乳房は、今までに触ったことのない不思議な感触だった。ふわふわでぷるぷるで、ぷ
りぷりとしていて、指先が溶けてしまいそうなくらいに柔らかいのに、弾む肉が程よい反発を
返してくれる。宛がった指先は波打つ肉の半球に飲み込まれ、その中で翻弄されてしまった。
ちょうど、食パンとプリンの中間みたいな触り心地だが、それよりもずっと重くみっしりと中
身が詰まっていた。
乳房を下からすくい上げるようにして揉み上げれば、小柄で、軽々と抱きかかえることがで
きた千里の身体にくっついているとは思えないほどに重量感のあるもので、取ってつけたアン
バランスさが不均整な歪みを与える一方で、それがごく普通の女性とは一線を画す濁った
ヴェールのような、妙な色気を感じさせた。
そしてその色香が裕輔を狂わせる。気遣いは急速に衝動へと置き換わっていき、気がつけば
タンクトップをまくり、赤ん坊さながらに大きな果実の、桃色の頂点に吸い付いてしまってい
た。
「もう、お兄ちゃん……」
「ごめん、痛かった?」
ここで我に返る。千里の最初の言葉を思い出しながら、今度は慎重に乳首に舌をなぞらせた。
先端は乳肉とは対照的に硬く、舌を弾き返した。どこかで焼いているのか、乳肌も鮮やかな小
麦色だった。目や魂も吸われるほどに色づいた肉塊の中心にある突起は、まだ成長していない
のか、円周は小さく、その中心にある突起も豆粒くらいの大きさだった。
「……ううん、おっぱい弱いから、びっくりしただけ。キスするときみたいに、強くしないで
ね……それと、噛むのも駄目だからね………んああっ!」
果肉を口に含むと、遠くから煮詰めたミルクの匂いがした。水やりをしてもらった花びらの
ように湿った肌に頬ずりをする、香りも花びらのように清らかで、裕輔は顔を押し付けたまま、
大切な果物を丁寧に持ち上げる要領で、二つの乳房を両手でつかみ、ゆっくりと大きく揉みし
だいた。
「ん、ぁ……っ、はあん、いい、気持ちいいよぉ……」
情緒的な喘ぎと、総身から発散される温かみ、千里の全てが裕輔の興奮をさらに引き上げて
いく。乳山に深く指を食い込ませてしまいそうになるが、ぎりぎりのところで踏みとどまり、
力はあくまでゆっくりと込めていく。
見事な発育を見せる半円形の実り、ここまでの大きさは高校生であってもなかなかいないだ
ろう。手のひらで巨乳を押し揉みながら、不自然なほどに小ぶりな乳首を、右は口で、左は指
先でそれぞれ構い立てる。舌で転がし、唇で吸い付き、乳輪にも唾液をまぶす。小さな突端が
口の中で存在を増していくのを感じるとある種の愛おしさを覚えてしまう。
もう一方の乳首は、指先で乳輪から少しずつ中心に向かって円を描き、焦らしながらいきな
りきゅっと二本の指でつまみ上げて転がしてみた。
「ふあああ、ああんっ! はあ、ううぅ…………」
しゃぶりついている乳首も、強く吸い上げたり唇で挟むだけにしたり、舌を乳輪の外に進ま
せ、山のふもとから蛞蝓が這うようにゆっくりと舐めたり……舌弄に緩急をつける。乳房はも
まれ続けることで、肉が解されて柔らかさを増していくのに、乳首は芯を帯び、花の種を思わ
せる硬さになりつつあった。
「あ、ううっ……他のところも、触って?」
白くそろった美しい歯を見せて笑う千里、可憐な笑みでありながら、歓喜にあふれた法悦の
色を見せる顔……気持ちよくなっているのだろうか、その答えが顔に書いてあった。裕輔は
空いていた右手を下に滑らせ、太ももをラインに沿ってなぞり始める。
「お兄ちゃん、んっ……あああっ!」
「千里……はあ、はあ…………」
千里の身体で、胸の次に魅力的な部分を挙げるとしたら脚だろう。小柄な割にはすらりとし
ていて長く、肉付きは薄くもなく厚くもないが、肌のきめの細かさや筋肉と脂肪のバランスが
よく程よい引き締まり具合を見せていた。膝やかかともつるつるしており、指に引っかからな
いところもたまらなかった。
裕輔は息を荒げながら太ももの外側から内側に、秘所近くにまで指先を滑らせる。奥に向か
うほどに皮膚は薄く温かみも増した。傷一つない脚は、クッションのような程よい柔らかさ
だった。さらに先に進むと、あからさまに熱くなっている部分があったが、そこに触れようと
すると千里は脚を閉じてしまい、指はあっけなく追い出された。
「だめ、ここは……もっと後ね?」
嫌悪しての拒絶というよりは、おあずけを繰り返して裕輔の興奮を煽っているようにも感じ
られた。ここは、未知の器官に触れてみたいという気持ちをこらえ、仰向けになってつぶれた
お尻とシーツの間に手を侵入させた。
もちろん、乳首の実を吸い立てることも忘れない。静かな部屋にぴちゃぴちゃという音が響
くくらいに強くしゃぶりつくと、なまめかしい声を上げ、背をそらせて、左右の腕を頭の脇に
投げ出し、身体をずらそうとしてきた。身をずらすことでたわわな乳房が大きく波打ち、裕輔
の顔に蕩けるような塊が迫りぶつかる。
「はあっ、ん……! っ、ふあ、ひぃ……うっ」
喘ぎが1オクターブ高くなる、耳を心地よくくすぐる声を聞いていると、千里と目が合った。
わずかに歪む笑顔は、淫らがましいものだが、いつもの愛らしさも残っている。
乳肌に浮かんだ汗を指ですくいながら、裕輔はもう一度スリットに指を当てる。千里は小さ
く首を振ったが、構わずに脚を開くとそれ以上抵抗しなかった。
「………………」
女性器を生で見るのはこれが初めてだった。割れ口をうっすらと覆う三角形の黒い茂みの奥
に、肌色の合わせ目と、さらにその奥に桃色の合わせ目が見えた。その部分は白く濁った蜜で
コーティングされており、柔毛のほうまで艶を帯びていた。生々しくもあり、可憐でもある陰
部のたたずまいを裕輔は食い入るように見つめた。
指をくねらせると、千里の身体が少し揺れた。細く、しなやかな毛のむらがりをまさぐり、
その先の肌を指でなぞると、さらに下腹部が大きく跳ねた。
「うっ…………!」
ズボンの奥で、ペニスが痙攣する。自分で触れたわけでもないのに、射精のときに感じる気
持ちよさが全身を支配した。だが、まだ出すには早いと下腹に力を込めたまま、切れ込みの長
いサーモンピンクの亀裂に指を掠らせ、浅く沈ませた指で入り口をかき混ぜる。
「千里のここって、こうなってるのか……」
「んぅっ、やあ……っ、お兄ちゃんだと、恥ずかしいかも……」
「……俺以外にも、誰かに見られてるんだよな」
「うん、でも……あうっ、いつもより、んんっ、恥ずかしい……お兄ちゃんのこと、すき……
だから?」
悪戯を見つけられた少女のように顔を赤くした、恥じらいたっぷりの千里を尻目に、裕輔は
あふれつつある淫泉に人差し指をくぐりこませる。指に感じるのは、柔らかい肉と熱くとろみ
のある液体。乳房とは違う、ずっしりとした触り応えのある柔らかさではなく、ふわりと溶け
てなくなってしまいそうな柔らかさ……いかにも傷つきやすそうな襞肉に指を擦らせながら、
蜜の海を泳ぎ進む。
ぬるついた膣孔は歯のない口で噛むように、裕輔の指を奥に導くが、不規則な収縮を繰り返
す膣壁が行く手を阻んだ。襞が強く押し付けられ、指という異物は容赦なく排除される。しか
し、粘膜の触り心地が生クリームに近いということもありそれは苦痛を伴うものではなく、む
しろ気持ちいいだけだった。
「千里、こっちは……どうすればいい?」
「んふうっ……お兄ちゃん、上手だから……好きにしていいよ」
指の動かし方まで小学生の妹にお伺いを立てるというのは少し情けないような気もしたが、
自分が気持ちよくなる前に、千里を満足させるのが兄の仕事だと劣等感を頭の中から追い出す。
もっとも、好きにしてもいいということなので、指で肉鞘をくじりながら、手と舌を使いなが
ら乳房に埋もれ、ぷるぷるとゆれる巨大なそれを、舐り倒し、揉みしだき、一秒でも離れてい
たくないといわんばかりに、波打つ乳房の狭間で顔を委ねた。
「ん、あうっ、ひゃあん! お兄ちゃん、あ、ああぁ…………」
濡裂の上端に小さな突起がある、こりこりとした弾力のある、感じ入った乳首に近い触り心
地だった。米粒を思わせる、本当に小さな、膣口まで溢れた蜜のせいで見失ってしまいそうな
ものだったが、軽く指を添えるだけで、ぶるぶると千里は震え始める。
粘膜のフリルに指を沿わせたときとはまた異なる反応、感電したかのように全身を痙攣させ
たかと思うと、恍惚の色が顔に浮かぶ。ここが一番気持ちいいのだろうと、裕輔は親指と人差
し指でクリトリスを軽く引っ張り、指腹で揉み転がした。
「んあああっ! そ、そっちは……っはあう!」
左右の乳首を責め立てながらの、二重の愛撫。逃げようとしているのでは、と思ってしまう
くらい首を鈴のように大きく振って、千里は腰を泳がせる。当然、小麦色の半球も動きに合わ
せてぷるんぷるんと揺れて、裕輔の目を楽しませた。見るだけではなく、豊潤な両乳を握り締
め、口の中で含んだ果実を、果汁を搾り出すつもりで舌を巻きつけ、必死になってむしゃぶり
ついた。
「はう、はひゃあっ……ん、ぁあっ、いっぺんに、されると、気持ちいいのぉ……」
ローズピンクの果肉を唇で挟んで引っ張りながら、裕輔は右手の指でクリトリスを、左手の
指は蜜に塗れた肉の花にくぐらせ、ほころびかけた穴に円を描いて撹拌する。とろみのあるビ
ロードが左の人差し指に吸い付いた、肉びらの内側に貼り付いた粘膜を指で擦りつつ、薄い粘
膜を通して恥骨を触り、骨の裏側を指で押しなぞった。千里の膣口は愛蜜を噴きこぼしており、
裕輔の手も、シーツもべっとりとこぼれたトロ液をかぶってしまっていた。
「指一本でも、きついんだな……」
勢いをつけて指を抜き差しすると、開きかけた膣壷がきゅっと穴を小さくし、秘奥に進まん
とする指を邪魔してくる。だがそれと同時に、わずかに白く濁った愛液が次々と溢れ出してき
て、生肉の通路の中をどろどろにする。何度舐め拭っても、泉は尽き果てることは無かった。
「んぅっ、あ、はああっ、んあ、んんっ!」
指を引き抜くと、糸を引く粘り気のある液体が絡み付いていた。弄ぶとかすかに糸を引き、
匂いをかぐと甘い香りの遠くで生臭さが感じられた。さらに、指を伝って落ちようとする液体
を一舐めしてみると、匂い通りの味がした。塩気の中にも、まろやかな甘味があり……初体験
の味だった。
「あぅっ……舐めちゃ、だめ…………」
千里の頬が、目が羞恥に赤く歪む。裕輔は弄繰り回した陰部に改めて目をやると、奥の唇は、
変わらずに清らかな色合いを見せていたが、大きく咲きほころび、きらびやかな蝶の展翅を感
じさせる。上端のぷっくりふくれた尖りは、小さいながらも天に向かい、存在を示していた。
「さっきとちょっと違うな……口が開いたっていうか……」
「ん、っ……気持ちよく、なったから……だと思う」
千里の返事を聞きながら、裕輔は莢を払った尖り立ちを指で押す。一緒に花びらも指で摘ん
で、蜜に沈んだそれらをにちゃにちゃとと音を立てながらおもちゃにした。
――――――――――――――――――――――――
このまま触られ続けるといってしまう、それでもよかったが、自分ひとりが気持ちよくなる
前に、兄にも気持ちよくなってほしかった。
「どうして? もしかして、よくなかった……?」
「違うよ、こんなに気持ちいいの……初めてだから……だから、今度はわたしが気持ちよくし
てあげるね?」
笑顔を保ったまま、千里は裕輔のズボンのファスナーを下ろし、勃起して反り返ったペニス
に視線を固定させる。今までの自分の相手が小学生ばかりだったから、その大きさと威圧感に
つい驚いてしまった。口の中で、次々とあふれ出す唾液を飲み込みながら、千里はゆっくりと
肉の竿に手を伸ばした。
「っ…………!」
指先が絡みつき、手のひらが円柱を包み込んだところで、裕輔が上ずった声を出した。肉棒
の硬さを通じて、向こうから興奮が伝わってくる。しかし、千里はそれ以上に興奮していた…
…前から大好きだった兄のペニス、しかも竿は並よりやや太目といったところだが、カリ首は
大きくエラが張っていて、亀頭も大きく膨れ上がっている。立派なたたずまいとは裏腹に、お
そらく未経験だからなのか、ちょっと指で擦っただけでもうっとりと気持ちよさそうにしてく
れるところも自分の理想と合致していた。
「お兄ちゃんは、どこが弱いのかな……?」
顔を剛直に近づける、むわっとした先走りの臭いが鼻をついたが、雄介の臭いということも
あり、すぐにいい匂いに置き換わる。近づけた目の先には透明な珠が切れ目からにじみ出てい
た。それを指ですくってペニス全体に満遍なく伸ばし、滑りがよくなったところで指での締め
付けを激しいものにする。
「う、うっ……くうぅ……」
裕輔の気持ちよさそうな声、聞いているだけで下腹の奥が切なく疼き、触れられてもいない
のに千里のほうまで気持ちよくなってしまう。その感覚を紛らわせるように、屹立への奉仕に
没頭しようとする。
裕輔のペニスは、ズボンとパンツの中で射精寸前まで追い詰められていたのか、包み込んだ
指は、あっという間に透明な液体で汚されてしまう。精液ほどではないが、粘度が高く、指に
ついたそれを舐めてみると、苦くてしょっぱい味がした。
「すごい、ねとねとしてる……これじゃあ、すぐに出ちゃうかも」
鈴口から次々とあふれる我慢汁は、ちょうどローションの役割を果たし、指で扱いているう
ちに、にちゃにちゃという音という音はどんどん大きくなる。
「っ、ああっ…………!」
兄の悲鳴じみた声を聞きながら、千里は尖端を手のひらで包み込み、カリに指を引っ掛ける
とドアノブをひねるように右へ左へ手首を回し、同時に手のひらの一番柔らかいところでぐ
ぐっと赤い鉄兜を圧迫した。
――――――――――――――――――――――――
肉茎を弄ぶ千里の手は、裕輔を射精ぎりぎりのところまで追い詰める。千里に触られている
ところを想像して何度も自分で慰めたこともあるが、空想の妹よりも現実の妹のほうが、はる
かに手つきは巧みで、甘やかで淫靡な笑み、濡れた唇、匂い立つ肌、すべすべの指……どれも
官能を限界まで引き上げる。
「どう、お兄ちゃん…………?」
「う、ううぅっ……」
千里の細い指先の、慌しげで繊細な動きはまだ止まらない、それは何か値打ちのあるものに
触れているような、大切に扱おうとする動きだった。だがそれ以上に剛直を歩き、走る指は、
裕輔の全てを知っているのでは……という錯覚に襲われるほどに的確で、きめの細かい絹肌に
包まれた指は、カリ首に入り込み、裏筋を強く擦り、鈴口を緩やかにほじり、手のひらの心地
よさも相まって、返事をすることさえままならなかった。
もっと、もっと激しくしてほしい……にちゃにちゃという音は、くちゅくちゅ、ぴちゃぴ
ちゃとさらに水っぽくなり、だんだんと濁りが強くなる先走りが扱く指との間に架け橋を作っ
ていた。
「うあ、あっ……千里、あんまり、激しくするとっ……」
うっとりと陶酔した顔を見せる千里の手の動きはますます早くなる、指で作った輪はさらに
狭くなり尖端や棒への圧迫感は高くなる。膣内とは違う圧力の強い狭隘感、だが、千里の手の
柔らかさと先走りのぬめりが痛みよりも気持ちよさを優先して与えてきた。
「出ちゃう? うーん……もうちょっと、おちんちん触りたいな」
裕輔の射精が近いことを察したのか、千里の指の動きが変わった。激しく揉み扱く動きから、
そっと、羽でくすぐる動きに変わる。竿の中を駆け上がる射精感が急にしぼんだ気がして、お
あずけを食らった犬のように千里にすがり付いてしまう。
千里は裕輔が何を考えているのかわかるだろう、穏やかな手つきで、玉袋から根元、裏筋か
らカリ裏まで指を躍らせて、噴き上がりそうな衝動を鎮めてくれる。
「そんな……くっ、早く…………」
○眉がひそまり、顔が歪むのがわかる。気持ちが収まるとは言っても暴発寸前から、2、3秒で
出てしまうというところに押しとどめられるだけで、出したいという気持ちがなくなるわけで
はなかった。
「お兄ちゃん、わたしも気持ちよくして……一緒に、いこ……?」
身体の中で渦を巻く射精感に、歯痒さは強くなる一方だった。しかし、とろんとした妖しい
光を放つ瞳を前に、千里も気持ちよくしてやりたい、兄として自分ひとりだけでいくのは情け
なくないかという思いが脳裏を掠め、さっきまでシーツを掴んでいた手を妹の股間に寄せる。
「ん、ああぁっ……」
くちゅり、という粘度の高い水音。心なしかさっきよりも熱く濡れているような気がした。
柔らかく開いた花びらが裕輔の指を舐めしゃぶる。千里の指もペニスを舐めるように這い回っ
た。襞の一本一本をなぞっていると息づいた肉洞は思っていた以上に複雑な形をしていること
に気がついた。
粘膜をたぐり寄せることで捩りあってできた起伏の形を確かめながら、指先に迫る膣肉の
ちょうどよい風呂を思わせる熱さ、指で押せば崩れてしまいそうな柔らかさ、指元がおぼつか
なくなるほどのぬめり具合を心行くまで楽しんだ。
「はあ、ああ……お兄ちゃん、いいよ、もっと……激しく…………んんんっ!」
指のグラインドが激しくなると、千里の扱く力も激しくなる。ゆるゆるとペニスの表面をな
ぞり上げていただけの指は、いつしか握り締めるような激しさを持ち始め、裏筋に4本の指頭
を引っ掛けながら、親指で赤く膨れ上がった亀頭を押しつぶし、裕輔を一気に射精に追い込も
うとしてきた。
「う、ううっ……千里、くああっ」
対抗するつもりはないのだが、指を寄り奥までくぐらせて、蜜路を泳がせる。肌を火照らせ
る千里の熱源に近づいているのか、進めば進むほどに愛液の温かさは増していく。
さらに、手を休ませておくのはもったいないと、日に焼けた乳房をぎゅっと揉み潰し、作り
たてのゼリーやプリンのように揺れるそれを、不規則に動かした五指でひしゃげさせ、弾ませ
る。
――――――――――――――――――――――――
兄の気持ちよさそうな顔を見ていると、自分の感情も盛り上がり、コントロールできないと
ころまで突き進んでしまっていた。最初に感じた後ろめたさは、与えられた快楽に上書きされ
て、わずかに疼くだけになった。許されない関係というシチュエーションは、もはや千里の快
楽を昂ぶらせるだけのきっかけに過ぎなかった。
張り詰めた風船のように丸くて大きな乳房を握り、揉み解してきた。ぴんっと立った乳首を
指の間に挟んで、左右にこぼれそうな肉の実りを揉み寄せる。指の間が狭まると桃色の尖りが
搾られ、先っぽがさらに膨らんだ。複数の性感帯を責められることでたまらなくなった千里は、
腰をもじもじとさせて、淫らがましく吐息をこぼした。
「はあうっ、お兄ちゃん……ん、もうちょっと、我慢……んああ……」
鼻にかかった甘い声を忍ばせつつ、自ら脚を開いて、裕輔の指を奥の火照りへと引っ張り寄
せる。それに応じた指先が第二関節まで潜り込み、締め付ける襞層をものともせずに、指を曲
げては伸ばし、反り返ったり、くの字になったりこの字になったりすることで、千里の性感帯
を刺激し、硬直した総身に電気を走らせる。
指の動きは激しさを見せながらも、穏やかで優しげな愛情のこもったもので、繊細さと力強
さが一つに組み合わさり、千里をエクスタシーへと駆け上らせる。ぬかるみを踏みしめて歩く
指は、千里の気持ちを全てお見通しといわんばかりに、模様が刻まれ、起伏に富んだ膣内を縦
横無尽に這い回った。こぼれる雫をまとわせたまま、くちゅ、ぬちゅっと撹拌音を大きくさせ
ながら……疲れを知らなさそうな抽送に、快楽に喘ぐ肉体は絶頂という形で屈してしまいそう
になる。
「はあっ、んんうっ……だめ、気持ちよく、なりすぎちゃうかも……」
まだお返しをするだけの力は残っている。握りこんだ太棹をやわやわと手のひらの中で揉み、
我慢汁でぬるぬるになったペニスを、指で作った輪をこれまで以上に狭めて扱き立てていく。
先端だけを軽く擦ったかと思えば、根元までゆっくりと扱いたり、動きを複雑にすることで、
裕輔が刺激に慣れず、いつまでも快感を味わえるようにした。
「……う、ぅっ……ああ」
「ひゃああんっ! お、お兄ちゃん……」
だが、それもすぐに断ち切られてしまう。身を捩じらせて甘い声を発したのは、裕輔が千里
のクリトリスを摘み捻り上げたからだった。ごく小粒のペニスを思わせる、硬さを増し上向き
になった陰核を、揉み、押し転がし、引っ張り……と、中指から下で壷蜜を拭いつつ、残った
二本の指でローズピンクに光る宝石を思わせる媚粒に愛撫の対象を向けてくる。
満たされた、それでいて強引さを感じさせない指戯に、千里の身体は燃え上がらんばかりに
汗を噴き出し、熱く溶けて、裕輔と一つになってしまいそうな気さえした。
細やかで執拗な指の動きは、総身をわななかせ、子宮から飛んだ火花が手足や頭にまで広が
り、目の前を白くぼやけさせていく。
「ぁ……お兄ちゃんも、はあ、うっ……気持ちよく……」
風景が少しにじんでいるのは、悦楽の涙によるものだろう。裕輔の手が、再び乳房に伸びた。
少し身体を動かしただけでたぷんたぷんと揺れる柔らかな肉の塊は、兄の指を飲み込むように
形を変え、きつく揉まれれば尖りを見せる。そしてわずかに遅いタイミングで人差し指と中指
が襞を、粟立った天井をなぞり抜けた。二本の指が突き刺さった穴は、そのうちに燃え尽きて
しまいそうなほどに熱い、その熱のせいなのだろう、前髪が額に張り付くほどにびっしょりと
汗をかいてしまっていた。
「っう……千里、うううあっ」
裕輔の声が、いよいよ切羽詰ったものになる。弄んでいた肉棒から白濁液を迸らせようと、
指を鉄竿に押し付けながら、さらに勢いよく上下に扱いた。手のひらに伝わる脈動と熱、勃起
した男性器特有の硬さと匂い……五感で感じる全てが千里を狂わせる。裕輔は裕輔で、千里が
オルガスムスに近づいていることを本能で察したか、付け根の辺りまで食べさせた指で膣内を
激しく撹拌する。
「お兄ちゃん……お兄ちゃん、気持ちいいよぉ……もっと」
折れてしまいそうなくらいに背中を弓なりにそらすと、細い首をのけぞらせ、天井を見上げ
る。全身を快楽が駆け巡った。一人でオナニーするときや、他の男子と行為に及ぶときとは
まったく異なる気持ちよさ……ずっと前から好きだった兄に抱かれることにより、肉体だけで
はなく、心も満たされ、それが何倍もの絶頂感へと変わっていく。
「はあ、ああっ……千里、もう…………」
「……だめぇ、わたしも、もうちょっと、だから……ね?」
声の響きに震えがこもる、もうすぐいきそうなのだが、裕輔はあとほんの一擦りでもすれば
出してしまうと言いたげに、亀頭をひくひくと痙攣させ、精液と同じくらい糸引きの強い先走
りを垂れ流していた。
裕輔の手の動きはさらに慌しくなる、肉筒の中に挿入した指をペニスさながらに前後運動さ
せたかと思えば、大洪水に溺れかかった芯芽を爪を立てずに抓ったり、乳首も撫で弾いて、転
がし……千里の弱いところ全てをくすぐり、高みに上り詰めようとする妹を後押ししてくる。
「ああああんっ、ううっ、お兄ちゃぁん!」
そして、とどめを刺さんばかりに稲妻のような快感が、尾骨から背筋を駆け抜け、細い喉が
はたかれたように反り返った。痛いほどに大きな快美感のうねりは、とろみたっぷりの悦楽へ
と変わり、千里の理性を全て奪いつくす。
瞬間、カリ首に巻きつけた手に力を入れてしまったことで、竿の脈動が大きくなる。
「っ、ああああ! 出る…………うううっ!!」
吼えるような悲鳴とともに、迸る精液が手のひらに叩きつけられる。溜め込まれ、行き場を
失っていた白いマグマは、千里の小さな手のひらで受け止めきれるはずもなく、とろみのある
子種は、手首や指先を伝い、シーツに染みを作る。
「ふ、ああっ、お兄ちゃん、んんっ!」
栗の花の匂いに包まれながら、千里も裕輔とほぼ同じタイミングで絶頂を迎えた。体は突風
に巻き上げられて浮かび、そしてすっと音も泣く落ちていく……そんな錯覚に襲われた。その
後、全身を駆け抜ける強烈な快楽。千里は口の端から涎をたらしていることにも気がつかず、
頭の中で起こる小さな爆発と、全身が性器になってしまったような、全てを圧倒する悦楽に浸
りきった。
「はふ、ぅ…………」
大きな波が引いていく、しかし、どこかもどかしく、物足りない思いが漣のように寄せては
返す。落ち着いたことは落ち着いたが、肉欲に支配された本能は、情感をあおり、欲望を高め、
乳房を疼かせ、股間の柔肉を震わせていった。
――――――――――――――――――――――――
「はあ、はあ…………」
「お兄ちゃん………………」
射精を済ませ、滾る欲望から解放されると、千里が甘えた声を出した。むっちりとした巨乳
から細いお腹にかけて降り注いだ精液の後始末をするのもそこそこに、近づく唇に唇を合わせ、
唾液をすすった。千里は裕輔のキスに応じながら、手のひらで白液を拭い、にちゃにちゃと音
が引くまでそれをこね回す。
「ん…………最後まで、して」
最後……おそらく、セックスのことだろう。ペニスは精を吐き出したにもかかわらず、鋼の
ような硬さを取り戻し、性交の準備を終えていた。しかし、性欲の支配が遠ざかったことで、
本当に妹と結ばれてもいいのか……禁忌に頭の天辺まで浸かろうとする自分を止める声が聞こ
えてきた。
「………………」
唇を離す、肉竿の切っ先を割れ口に宛がう。にちゃりと、蜜がまぶされる音が静かな部屋に
響いた。あとはこのまま腰を沈めれば愛する妹と結ばれることになるのだが……互いに愛し
合っている今、これ以上突っ込んだら二度と引き返せないのではないか……そもそも、兄妹が
肉をむさぼりあうなんて……常識や理性、倫理観が脳裏でざわつき、裕輔の行為を妨げた。
「どうしたの、お兄ちゃん……」
だが、蟲惑的に輝く黒い瞳、呪われた宝石のように艶やかに輝くそれに魅入られていると、
兄と妹である前に、二人は男と女……身体を求めることの何が悪いのか、第一、兄妹でセック
スをしたところで世界が変わるわけではない。ぽっかりと穴が開いた紅色の肉を見ながら、思
いを膨らませていく
「あ、ああ……なんでもない」
千里が、まっすぐ裕輔を見据えていた。迷いは完全に吹っ切れたわけではない、心の底から
互いを求めたとしても、その先には何も無いからだ。それでも裕輔は構わなかった、千里も同
じ気持ちだろう。
「いくぞ…………」
千里のほうを向いて小さくうなずく、覚悟を決めた裕輔は千里の腰を掴むと、向かい合った
まま腰を落とす。先端を押し当てられた肉の合わせ目がゆっくりと花開き、にちゃぁ、ぴ
ちゅっと音をさせペニスを飲み込む。ふんわりとした襞肉は、指よりもはるかに太い異物が挿
入されたことで、たちまち収縮を開始し、輪ゴムを束ねたような肉環がとたんに締まり始める。
「っ……く、ううっ…………」
生まれて初めての女体に裕輔は感動すら覚えていた。竿の根元まで包み込む、赤ちゃんの頬
を濡らしたような瑞々しくも柔らかい膣内のうっとりするほどの心地、童貞を捨てたという充
実感、そして何より以前からただならぬ思いを抱いていた千里と結ばれたことによる高揚感…
…その気持ちが一つに渦巻きながら溶け合い、裕輔の心を隙間なく満たす。
「動くぞ……」
ぬかるみきって吸い付く秘肉の柔軟感を味わい、蠕動する内襞の動きを楽しみつつ、裕輔は
ペニスを根元までしっかりと押し込んだ。間髪入れずに男根を引き上げ、すぐに打ち沈める。
襞の一本一本まで、流動化するようなひずみが起こり、巻きついた螺旋蚯蚓がペニスを舐め回
す。
「ひうっ、お兄ちゃんの……入って、んんんっ!」
千里の魅惑の入り口は、ペニスを往復させるごとに形を変える。肉刀を収める肉鞘は、膣内
が押し寄せることで楕円へと変わり、縦から横から剛直を締め付ける。狭隘な肉路は、抵抗を
感じるほどだったが、千里の孔は呼吸をするように狭まったり広がったりするので、広がった
タイミングでより深くまで亀頭を差し込むことができた。
「……千里、痛く…………ないか?」
「んんっ、平気……だよ?」
千里が裕輔の腰を掴み、ぎゅっとしがみついてきた。二人の距離が狭まることで肉の槍はさ
らに子宮近くまで導かれた。
「うっ…………!」
袋から竿にかけてのむず痒さ、手指で扱かれたときと同じ感覚に襲われたが、気持ちよさは
桁違いだった。しとどに濡れた肉洞がダイレクトに触れることで、二人の粘膜がにちゅにちゅ
と擦れ合い、穏やかな摩擦と強烈な締め付けで、屹立は精を弾き飛ばしたばかりにもかかわら
ず、袋から竿下部にかけてのむずむずとした蠢きが蘇ってきた。
「あうっ、んんぅ、はああん! だめ、奥まで……すぐにぃ、いっちゃうからあ!」
それは千里も同じようで、ボルテージの高まった女体は、すぐに前後する鉄剣に溺れ、まぐ
わいに耽っていく。その証拠に、膣孔を満たした愛蜜は、ペニスが子宮径を突き捏ねるたびに
じゅぷじゅぷと溢れ裕輔と千里の下腹部を汁塗れにさせる。
「んはあ、んんっ、あうううん、はあ、ぁあ……っ、だめえ!」
浮き沈みする千里の腰、その揺らぎとピストン運動のタイミングが合うと、狭まった奥穴を
丸く膨れ上がった亀頭が押し広げ、縮こまった襞を撫で伸ばす。突き立てたペニスで千里の身
体を貫いていると、メロンのような膨らみが波うち、迫力のある光景を作り出していた。
それに魅了された裕輔は、たっぷりとしたバストを揉み上げて、手の中でバウンドする肉半
球を握り締めて形を変えさせた。
「ああ、ああんっ! 激しく、して……んうううっ」
ねとついた肉の通路は、入り口こそ柔らかく竿を受け止めてくれるが、奥に向かうにつれて
わずかに円周が狭くなり、進み具合が鈍くなる。腰に力を入れて強引に肉棒を突き出せば、入
り口を押し広げているような気がした。
――――――――――――――――――――――――
今まで相手をしてきた小学生とは違う、人並み以上の体格をした兄……当然ペニスの長さも
子供とは比べるまでも無いほどに長く、そして太かった。前後に軽く動くだけで、びくっと仰
け反り、続けて声が出てしまう。
「んああ、うあ……っ、あああんんっ、はあ、いい、いいぃ……気持ちいいよぉ」
万が一誰かに聞かれたら……という思いもあったが、今更我慢する必要なんてないと、千里
はあられもない声を出し続けた。
濡れ溝の中に姿を消した肉のシャフトは、粘りついてくる肉襞を押しのけてくる。裕輔の顔
を見ると、いかにも夢心地で、童貞を捨てることができたうれしさからか、必死になって腰を
振っていた。深く、そして荒々しく叩き込まれる肉棒に、千里のボルテージも上がっていき、
裕輔にしがみついたまま自分からも腰を振った。
「お兄ちゃん、お兄ちゃんっ、いいよ、おかしくなっちゃう……あああんっ!」
「千里……ううっ、こんなに気持ちいいなんて、はあうっ」
膣内が全て満たされた感覚から、襞が噛み付くような収縮を始める。下腹が切なさを伴って
ぐっと縮こまると、二人の粘膜がより強く密着し、ペニスの存在感が一気に増した。
ここで、じゅる、ぐちゅっと音を立てて裕輔のペニスが引き上げていってしまう。肉の傘が、
エラごと曳かれていく瞬間の、ねっちりと糸を引くような感触……鮮烈な刺激は千里に余韻を
もたらす。
「あ………………」
「ごめん、いきそうだったから……もう大丈夫」
残念そうな声を出してしまったすぐ後に、往復運動が再開される。柔泥と見紛うほどの粘っ
こいぬかるみに包まれた秘弁の狭間に、裕輔の熱塊が再び沈み込んだ。一度は閉じた穴が再び
押し広げられると、コントロールできないほどの激烈な快感が全身を高圧電流のように走り抜
けた。
「んふああっ! だめっ、お兄ちゃん……そうやってうごいちゃ、あふぅ……」
突き入れては少し引き戻され、戻されては突き込まれ……腰を器用にくねらせながら、裕輔
の巨竿は壷口から壷奥まで、満遍なく気持ちよくしてくれた。髪を振り乱して身悶えていると、
さらに肉兜の動きが変わる。
今までは単純な前後運動だったが、微妙な腰の回転により挿入の角度が変わり、右にずれて
左にずれて膣壁を強く摩擦することとなった。穴をびっしりと埋め尽くす襞並みは悦びのあま
りざわめき、にゅるにゅるぴちゃぴちゃと、裕輔のペニスを舐めて噛み付いて離さない。
「あ、ああっ、だめなのぉ、横に、んんっ、ずれちゃ……はあ、ああぁ」
千里は鼻を吹き広げて絶息せんばかりの、しかしどこか陶然とした表情を浮かべた。
「千里……千里だって、締め付けてきて……」
びくっと大きくペニスが脈動する。射精の前兆なのか、再び砲身の動きが止まってしまった。
身体を掻き毟りたくなるもどかしさに襲われたところで、裕輔は手を腰から巨乳へと滑らせる。
手で掴んでもこぼれんばかりにたぷたぷと揺れる乳房を掴まれ、両の乳首をぎゅうっと捻り摘
まれた。
「ん、ああっ…………!」
覚めかけた身体が再びオルガスムスに向かって持ち上げられる。鳥のくちばしのように指先
が赤桃色の果肉を遠慮がちに啄ばんだかと思うと、今度はボタンを押す要領で乳頭を押し込ん
だり、根元から優しく扱き立てたりと、触り方を変えるたびに否応無く翻弄されてしまう。
「はうっ……ぅ、お兄ちゃん、んあああっ、ずるい、おちんちん……で、んううっ、気持ちよ
く…………」
焦らされている気がして、思わずせがんでしまう。だが、裕輔としてもあっさり膣肉に屈す
るわけにはいかないと思っているのだろう、乳首を弄り回した後は背中から腰と、汗ばんでぬ
るやかに光る褐色の肌に指先を滑らせ、それがくるっと方向を変えたかと思うと一気に斜め下
に走り出し、結合部の上で痛々しいまでに膨らんでいるクリトリスの上で這いずりだした。
「ひああっ! あ、ああんっ、はあぁ……そっち、敏感……んくう」
「…………千里の中、すごく気持ちいいから……すぐに出したくなくてさ」
ぱっくりと捲くれ開いて屹立を飲み込んでいる上で、陰核は指弄をせがむように顔を出して
いた。裕輔の指が掠めただけで、触ってほしそうに揺れていた肉のボタンから身を焦がすほど
の電撃が走った。抽送からもたられる刺激とはまた一味違う気持ちよさに。千里は自分の手を
裕輔の手に添えて、もっときつく挟み込んでほしいとせがんでしまう。
「ふああ、ひう……っ、でも、っ……早く入れてよぉ、クリトリスだけで、いっちゃう、か
らぁ……! おちんちんで、いかせて…………?」
もちろん、荒ぶるピストン運動のほうが気持ちいいのは言うまでもなかった。だが、悦楽に
深く浸った身体は、何をされても気持ちよくなるところまで持ち上げられており、このまま突
端を触られていると、あっけなく絶頂を迎えてしまいそうだった。
――――――――――――――――――――――――
甲高く喘ぎつつも、声を潜めて懇願する調子と表情には、4つも下の小学生とは思えない濃
厚な妖艶さが含まれていた。その言葉に異を唱えることなどできるはずも無く、腰の動きを再
開させた。
「ん、ぁっ……お兄ちゃん、好き、好きぃ…………」
小さな身体を震わせて溶け合うほどに密着してくる千里、自然とストロークの速度も増す。
感じ入るほどに膣内は熱っぽく、そして柔らかくなり、裕輔の竿を飲み込み、立て続けに押し
寄せる縮まりが睾丸で渦巻く精液を搾り出そうとしてくる。
どうにか射精衝動をこらえながら、裕輔は水をいっぱいに詰め込んだ氷嚢を押しつぶすよう
な、力強い手つきで千里の豊乳を愛でた。湿った息遣い、潤んだ瞳、甘い汗の香り、口に残る
唾液の味、乳房と膣鞘の感触……もてる感覚の全てから快楽を受け取り、それが相乗効果を発
揮し、本能が射精を誘発した。
「…………お兄ちゃん、いいよ……わたしの、中で…………」
千里が、小さくこくんとうなずいて上目遣いで見つめてくる。近くにある湿り気を帯びた温
かい唇に吸い付いたかと思うと、千里を気持ちよくしてやろうという思いは全て吹き飛んでし
まい、粘膜を抉り取るように猛然としたピストンを繰り出す。浅く、深く、押しては引いて…
…性欲のままに裕輔は腰を振り続けた。
「んあ、ああっ……お兄ちゃん、お兄ちゃん……あああああっ!!」
悩ましげな喘ぎ、ソプラノのそれが二人の呼吸だけで包まれていた室内の空気を変える。一
回腰を前に出すたびに嬌声は鋭くなり、子宮付近までたどり着いた男根をぞよめく襞は引き絞
るほどに切っ先を押しつぶす。元から小さい穴の上、さらに迫る激しい収縮……ついさっきま
で童貞だった裕輔に耐えられるはずも無い。
精液がこみ上げてくるのがわかる、放出してしまいたいという気持ちが膨らむ。亀頭までせ
り上がる痛いほどの痺れ……さらに暴発を後押しするように、千里は腰をくねらせ、桃色の壁
を強く押し当ててくる。ぬるりと滑るそれは、二人の激しい動きに合わせて、にちゅ、ちゅ
ぷっと摩擦し、これ以上我慢できないといった気持ちよさを茎槍から背中、そして脳へと直撃
させた。
「ううっ、く……千里、出す、ぞ…………!!」
背中を駆ける切ない感覚の後、裕輔はゼリーのような精液を若茎の先端から迸らせ、噴き上
がる精液は膣壁にこびりつきながら、胎内へと向かって泳ぎ始める。もちろん若々しい射精は
一度では終わらない。目の前が真っ白に爆ぜるたびに、大量の精液が桃色の粘膜を白く汚して
いった。快感は意識が飛んでしまいそうな強いもので、何度も射精をするたびに、裕輔の身体
を心地よい疲労感が包む。
――――――――――――――――――――――――
裕輔が射精を開始した直後、千里も悦楽の波に飲まれ、そのままいってしまった。子宮口付
近に存在する性感を強く刺激され、何も感じる暇も無く、気をやってしまう。しかし、うっす
らとおぼろげになる意識の中で、兄と結ばれたこと、その兄と一つになって快楽を貪り合えた
ことがもたらす奇妙な満足感を味わっていた。
「はあ、はあ…………っ!」
最後の一滴まで子宮に向かってマグマを注ぎ込んだ裕輔がその場にゆっくりと倒れこんだ。
裕輔同様に疲労を感じていた千里もその隣に横たわる。短時間で2度も射精したからか、裕輔
のペニスはしぼんで柔らかくなっていた。
いったばかりなので、呼吸をするだけでも熱く敏感になった肌は気持ちよくなってしまう。
裕輔は落ち着いた様子だったが、対照的に、千里はうねり来る気持ちよさに、身体をもじつか
せる。
「…………ど、どうだった?」
「え、うん……こんなにすごいの、初めてかも……」
ふにゃふにゃになった陰茎を指でくすぐると、ほんの少しだったがぴくぴくと反応する。た
めしにゆっくりと扱いてみると、徐々に硬さを取り戻し始めた。
「あ…………」
「ねえ、もう一回……する?」
触れている指から裕輔の気持ちが伝わってきた。もう一回できる、と肉茎は喜び勇んで立ち
上がり、鈴口を千里に突きつけた。
「ああ……立たなくなるまで、させてくれ……」
それなら、巨根だけではなく、最後の一滴まで搾り出して足腰も立たないようにしてあげた
い……そう思って、千里は裕輔の上にまたがると、位置を調整したうえで腰を落として大量発
射された精液でねとついた花鞘に肉棒をねじ込ませた。
「…………今度は、わたしが上に乗るからね」
以上です。
503 :
リオン:2011/12/31(土) 09:29:17.54 ID:J5LdBIFw
まあ乙
でもこれ巨乳小学生でやる意味あんの?
ビッチがアンアン言ってるだけで心理的な葛藤や背徳感が足りない
一応読んだけど出直したほうがいいレヴェル
504 :
リオン・フィジッツォ ◆JsEnSBSS1Gqa :2011/12/31(土) 09:53:37.32 ID:J5LdBIFw
フルネームも出しておかないとな
あと、『ホウシャノウ』作者さんはこれからも面白い作品を投下してください
クオリティも高いですし期待しています
エロに特化して実にすばらしい出来映えだった、GJ
古き良き官能小説を思わせる豊富な語彙の扱いと、練られた濡れ場の流れがいいね
年の最後によいものが読めたことに深く感謝する
GJ、千里、恐ろしい娘
素晴らしいけどたしかにビッチがよがってるだけ感はあるな
もう少し妹の背景や設定がほしいところ
508 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/31(土) 23:35:06.32 ID:wfF8U0Dd
あけましておめでとうございます。
スレの平和と発展を心より願って、昨年投下作すべてにGJ!!
>>501 描写の力の入れっぷりが凄かったGJ
ただ個人的に思ったのは三人称とはいえ視点が千里側でも
官能小説レベルの描写なのはやりすぎかも
>>510 会話文と心情描写の文以外、主観の入らない地の文については童貞だろうが処女だろうが描写はしっかりとすべき
>>501 遅ればせながらGJ
こういうエロいのが読みたかった
エロは正義
皆様お久し振りになりますが、名無しさんXです。
本当に本当に新作が出なくて申し訳ありません。色々と様が入り書く時間がとれません
それに作品につなげるリビドーが不足している事もあり、色々とパワーダウンしていると思います。
さてそんな調子ですが、前後篇になってしまって申し訳ないです。
属性としては和姦。暴走ボート様から勇気嬢と橡浦少年をお借りしまして
SDS様からは嶋野理沙嬢を今回名前だけお借りしました。
それでは次より投下致します。
勇気ちゃん 大阪へ行く
夏休みまっただ中!あたしは一人…違うな。大事な人と一緒に旅をしていた
旅って言っても一泊二日の簡単なものだけど、わくわくするっ!あの人ともう一回…そして❤
「ゆきぃ……まだかよぉぉぉ…はぁ…つかれたぁぁ」
あたしのそばにいてくれる人…橡浦隼人ことチュウ!!夏休みは広陵の練習も基本的にオフな為あたし達は大阪に行く事になった。
と言うより前々からあたしが大阪に行く事は決まっていて、勿論事前に土生さんや中井監督達にも伝えてあるおかげでこうやってチュウと旅に行けるのだが
流石にこの山道だと広陵NO.1の俊足であり、練習でも日ごろ鍛えているチュウでさえきつく感じるのだろう
「だいじょぶだいじょぶ❤もうちょっとで道場につくから」
そう。あたしはついこの間まで空手をやっていて、手前味噌ながらあたしとまともに戦える人がいなくなり、土生さんに一目ぼれした事もあって野球を始めたのだが。
最後まであたしが勝てなかった人…その人ともう一度試合をする約束を以前に取り付けており、ケジメとして彼女と再びまみえる為。こうしておじさんと彼女が待っている道場へと向かっていたのだ。
「見えてきたよぉチュウ!もうちょっとガンバッ!!」
あたしも少しだけ疲れていたのだが、それ以上に彼女と相まみえる事の期待からかアドレナリンが沢山出ているようで、駆け足のまま宙を引きづる勢いでダッシュするのだった。
「ユキぃ…あっ胸当たってる……」
チュウが少しぼそぼそ言っているが、そんなチュウにあたしは顔を見て
「当ててるのっ❤」と囁いてより密着させる
あたしは出来る限り服とか着ない主義で、とーぜん下着とかも邪魔っけで付けてない。
だからあたしが汗をかいた事で薄らおっぱいが透けているし、実際感触も追加されてドキドキしているはずだ…現に歩くスピードが落ちている事からも一目瞭然。
であたし達は道場前へとたどり着いた。一年前に来た時と変わらない。
田舎の方とはいえかなりしっかりした作りだ
あたしはためらいなく道場の中に入って
「こんにちは!!ただいま瑞原勇気きました!!今日は島野理沙さんとお手合わせに来ましたっ!!」
大声のまま空手界で郡大会連続一位と言う輝かしい記録を持つ、二年年上の島野理沙さん
通称“猿飛理沙”と戦うために構えを取る
が…おじさんが飛んできてあたしに思いもよらぬ事を言いだす。
「おおこんにちは勇気ちゃん。おじはん・おばはんは元気かい?
…わざわざこないな所まで来てくれるとはおじはんも嬉しいよ……やけど間が悪くてなぁ
ワシのバカ娘は家出しちまった上。空手辞めてもうたんだわ」
…なんでも詳しい話を聞くとつい先日理沙さんとおじさんは大喧嘩をして家を飛び出してしまったようだ。
とりあえず理沙さんの幼馴染の所に行ったという話らしいが…なんとあたし達の住んでいる付近の様だった。
「勇気ちゃん勘弁な。理沙には帰ったら理沙には、勇気ちゃんが来た事と
お前から勇気ちゃんに謝ってこいっていっとくから」
さて困った。理沙さんがいないんじゃこの血の滾りは……そんな私とおじさんの会話に気になったのか道場から一人の女の人が現れる
理沙さんでは無い。だけどあたしは見覚えがあった、あたしの近くにいるチュウも同じだった。その人は
「お〜奇遇やなぁ御二人さん。瑞原勇気と橡浦隼人でいいんかいな?」
あたし達に対して、気さくに話しかけてくれる。
近くにいたおじさんも少し弱り顔のまま
「虎ちゃんも簡便な。久々に理沙の拳舞をみてもらおうとおもっとったんじゃが…」
その女の子…そう。夏休みに会った事のある女の子は大河虎さん
あたしたち広陵が以前巨神戦前日に。練習試合として戦ったソフトボールリトル“リリアム”を去年下した新星ソフトボールリトル“タイガーソウル”キャプテンの大河虎さんその人だった。
「ええ大河さん。貴女はなんで?理沙さんと友達…なんですか??」
多分理沙さんと何かしら交友があるからこうしてきているのだろうけどあたしの方から尋ねてみる、そうすると
「お〜理沙とは以前野試合やって負けた事があってな❤だけど馬が合ってたびたび理沙の拳舞とか組み手に付き合う事があるんじゃ」
なんと大河さんが言うには、ソフトボールを始める前得意のムエタイで道場破りを繰り返していたらしいのだが、理沙さんに敗れ、その後交友がはじまったと言う話だった
「ふーん。何だかすげぇ話だな〜ユキにもアンタにも勝つ理沙さんって一体…」
チュウはさすがに格闘とかあまり興味がないのか、ただ驚くばかりだが、なんだろう…
体が熱いな…理沙さんに敗れた者同士か……少なくても今日は理沙さんとは会えないな……
あたしが何を考えているか大河さんも察したのか、先ほどの温和な空気が薄れ、飢えた虎の様な殺気が周囲に漂い始めてきた
結構熱いはずの空気さえ凍える様な殺意…だけど……
「…やりましょうか大河さん」
あたしは試したい。これほどの殺意を持つ相手にあたしの空手がどこまで通じるか
大河さんもあたしの気持ちを組んでくれたのか
「せやな。始めるか勇気!」
勢いよくキャミソールやパンツを脱ぎ、薄手のスポーツブラとアスリートらしい無駄のない紐パンティだけの姿になる
あたしも負けてられず、スカートに薄手のTシャツを脱いで白パン姿となる
ここであたしは改めて大河さんの肢体を見てみる
凄い…なんて無駄のない筋肉……特に足は以前ムエタイをやっていただけあり、鋭く克切れ味がよさそうだ。しかも全身ムエタイなりソフトボールなりで付いた傷も確認できる。
だけど決して体育会系だけかと言われたらそれだけでもなく、均整のとれた肢体に上向きに育った大きなおっぱい、しまった胴回り、そしてきゅっとしたお尻
そんな観察を大河さんもしていたのか
「ほぉ〜いい体しとるのぉ」無駄なく一言つぶやく
あたしの体。空手は辞めたけど暇なときは野球の練習がてら空手の型なりは休んだ事がない。
その甲斐あってか夏に入って傷は増えたけど、その分無駄のない体に仕上がったと思う
勿論チュウが喜ぶようにおっぱいのサイズが大きくなってきたのは…あたしとチュウだけの秘密❤
ただ大河さんから少し忠告とばかりに
「ただ勇気。お前ブラ位した方がええで!胸直にしてたら形崩れてしまうがな」
とのお言葉をいただくがあたしは構えながら
「まだまだ若いから平気です!それよりも組み手やりましょう!!」そういいながら大河さんと相対し
そしてあたしたちは下着姿のまま野試合を始めて……
「ふう〜」
10分ほどだろうかお互い全力で拳や蹴りを撃ち合い、久し振りに動けない位に消耗した
隣にはあたしと同じ様に寝ころんだ大河さんの姿がある
「やるやないか勇気。ここまでワシと戦えたのは理沙以来じゃ」
大河さんはふとあたしと目が合い、そういってくれた
あたしとしても理沙さんと同等位の相手と久々に戦え、とても楽しかった。
格好は下着の紐とかお互い千切れ飛び、あたしの場合はパンティが半分破けてあそこがもろだし状態
大河さんは、ブラジャーが半壊してしまい片乳が見えている状態だった。
あたしたちは特に半裸。場合によっては人前でも全裸で気にならない人種なのかお互いただ微笑むだけだったが…
チュウとおじさんが赤面し…あたし達から視線を外しているのがちょっと恥ずかしかった❤
それから落ち着いた所で服を着ている所で大河さんから
「そういや今日は理沙のとこで泊るつもりやったんか?」
との質問を受け、あたしはそのまま頷く
元々そのつもりでおじさんも来てくれたのだったのだ、だけど大河さんは話を続け
「せっかくやから明日理沙に会いに行こうかお二人はん?ワシが今日ホテルとか用意してやるし…それから勇気の事気にいったから少しワシに付き合って欲しいんだわ。勿論橡浦お前はんも一緒になぁ」
なんと明日理沙さんがいる所まで送ってくれる話となり、同時に暫く同行してくれと問われた
それにしても…付き合ってくれって…
観光旅行?それともなんか当てでもあるのかな??
そう考えていたら更に大河さんから
「勇気。お前はピッチャーもやっとるって言ってたっけな?」
あたしが控えピッチャーとしても登録されていると言う事を覚えていてくれた様で、そんな事を言ってきた
あたしとしてもまだ理奈さんの後塵にいるとはいえ、何時か理奈さんと同じ様な土俵に立ちたいとも考え
チュウどころか土生さんらからも嫌がられたが、大泉さんからもある程度教えを請うた事もあった。
なのであたしは「何時かあたしも光陵のエースになる事が夢です」とはっきり答えた
大河さんもその言葉を聞いて「だったら勇気…お前見込みはあるわ…きりがいい事にワシらのチームの監督が投球の天才だからのぉ…勇気さえよければ……」
大河さんが話していたが、チュウは「ちょっとすまん」とばかりに大河さんからあたしを離して
「大河の言っている…監督って……あの人だろ勇気……大丈夫か?変に中井監督に突っかかってきた……断った方が……」
怪訝そうな顔をするもあたしの答えは決まっていた。だからチュウに優しく「ごめんねっ」てどかして大河さんにはっきりと
「春日監督がいいって言うんだったらあたしは投球のノウハウを知りたいです!」答えた
残念な事に今のあたしは理奈さん程の速球も、大泉さん並みの変化球程のレベルにはたっして無い
だから恥を忍んででもあたしは自分より凄い人がいるんだったら教えを乞う
そんなあたしの心情を飲んでかチュウはもう何も言わなかった。
あたし達の雰囲気を察した大河さんは「ほな。いこうか」と言葉をかけて、近くに止めてあったヘリであっという間にタイガーソウル練習所へと向かう
その途中大河さんは色々と電話とか掛けて事情を説明していた…そして到着したのだが、大河さんはチュウに…
「わりぃな〜橡浦。わしはいいとは思うんじゃが春日はんは規則とか結構厳しくてのぉ
男は入れないから…ヘリで待っててくれんかのぉ」
男子・男性禁制との決まりごとがある為チュウが入れない事をわびるのだった。
チュウも変なハウスルールはリリアムみたいだなと呆れながらも快く応じ、あたしは大河さんとともに練習所へと入る
…なるほど。大河さんらもスポンサーについているのか、リリアムに負けないほどの設備
そして練習を受けている子達も新星だけあって勢いも半端じゃなく、打ちこみ具合とかも相当なものだった。
そんな様子にあたしは感心しながらも、まずは大河さんの旦那さんと言うと語弊があるかな〜
理奈さん並みの直球を武器とするタイガーソウルーのエース九条さんがあたし達の目の前へと来る。
あれ??あたしはつい首をかしげてしまう、九条さんってもっとおっぱい大きかったような…
以前の水着姿を見る限り理奈さんや石引さん以上の爆乳だと言うのは忘れられなかったのだが…今はぺったんこだ
でも相変わらずの小学生離れした長身で山下さんを少し思わせた
そんなあたしに九条さんは優しく微笑みながら
「可愛いお客様どすなぁ〜ようこそわてらの練習所へ」言葉をかけてくれる
その後は九条さんと大河さんの二人で施設などの説明をしてくれて、ついに再びあたしは春日監督と会う事となる
「こんにちは春日監督っ!!」
…相変わらず女の子のあたしから見ても綺麗な人と言わざる負えないが、小倉監督の様に迂闊に内面に入れない厳しさを感じる。
まるで北国の太陽の様な輝きと冷たさを併せ持つような…
だけどあたしのあいさつに春日監督は微かに微笑み
「ようこそタイガーソウルへ。大河から連絡を受けて招く事になったけど……瑞原選手どうかしら貴女から見て私のチームは?」
あたしから見てのチームの印象を聞いてきたので、あたしは率直に
「凄いですね。以前見たリリアム並みの設備に皆さん士気もとても高くて…いいチームだと思います!」思ったままを話した。
それを聞いた春日監督は軽く目をつぶった後あたしを見つめ
「…瑞原選手。貴女私達の所で技術を磨くつもりはないかしら?」
との突然の引き抜きとも取れる言葉をかけてきた。
勿論あたしは二つ返事で「それはできません」と答えた。
あたしが強くなりたいのは光陵の為。そしてチュウの為だもの、流石にチームを辞めてしまったら元も子もない。
春日監督は黙ってあたしの言葉を聞いた後。
「そう。気が変わったらいつでも連絡をかけてくれば対応させて貰うわ
それと…折角大河からの推薦だし、私でよければ投球少し教えてあげるけど」少しだけ柔らかな表情でコーチを付けてくれると言いだしてきたので、あたしは…
「ハイ!宜しくお願いします春日監督!!」今度こそ二つ返事で春日監督に教えを乞う事にした
それからの時間は、大河さんや九条さん、そして何時ぞや会った鈴木さんに他のチームメイトと練習をし、充実した時間を過ごした。
特に流石に大河さんも言っていた通り、春日監督は春日監督曰く“初歩的な技術”と言う事だが、変化球から直球についての的確なコツなどを教えてもらい
短い時間ながらあたしのLVアップに大きく役立ったと実感できるほどだった。
その後。あたし達は大河さんらとシャワーを浴びる事となったが
「んっ…またきつく…なってしまいましたなぁ……」
なんか苦しそうに萌葱さんが、服を脱いでいると…なんと胸元がサラシでぎゅうぎゅうに潰されていた。
あたしはなんとなく萌葱さんを見かねて「大丈夫ですか?」と声をかけるも、苦笑いで萌葱さんはこの曝しの説明を始める。
何でも萌葱さんが言うには余りに胸が大きくてブラジャーが入らない事もあるが、呉服屋家業をしている事もあり、下着がわりに使えるサラシを付けていると言う話だ
そしてサラシをほどくと…ぶるんっ!!と音が聞こえそうなほどの爆乳が現れた
理奈さんよりも一回りほど大きな胸。理奈さんの胸は100cm以上だって理奈さん言ってたけど萌葱さんは……
余りの胸の大きさに圧倒されてしまっていたが、そんなあたしの横で鈴木さんは啜り涙を浮かべながら「ううう…」と項垂れるばかりだ……
無理もない鈴木さんの胸はあたしから…
いやタイガーソウル全てから見てもまっ平らでお尻や可愛い顔にあそこを見なければ男の子だって言っても通用してしまうからだ。
何でもできる鈴木さんもこればっかりはもうどうしようもないらしい
そんな鈴木さんにそっと女の子が肩を置いて「鈴木さんも成長したら姐はんのようになりますから」と慰めたが…その女の子はあたしよりも体躯自体は少し小さめながら
胸はあたしより少し大きめな形をしていて…なんとなく顔も萌葱さんに似ていたので、たぶん萌葱さんの妹なのだろうなと思ったが、鈴木さんは余計涙ぐみながらその子に対し
「ううううう…ありがと……でも説得力零だよ楓ちゃん……」案の定がっかりしたのは言うまでも無い。
そんなめそめそしている鈴木さんを尻目に、大河さんはこっそりあたしに
「あ〜あ。本当に萌葱の姉妹の胸はワシから見ても凄いわい。四女の楓にしても」
と詳しい説明をしてくれる、四女の楓ちゃんはまだ補欠だが萌葱さんが抜けた時にピッチャーとして活躍できるよう春日監督から萌葱さんから直々に鍛練を受ける事もあると言う話だ。
そして萌葱さんには二人姉がいて、その二人は萌葱さん以上の爆乳だと言う話だった。
とまあシャワーを入りながらそんな話を終え、汗を洗い流し
そうしてあたしはタイガーソウルの練習で大収穫をえて、意気揚々とチュウが待つヘリの中に入って色々と話をした。
…シャワーの件や九条姉妹の事でやたらと食いついてきたのは困ったものの、概ねチュウはあたしの言う事、体験したことなどを真剣に聞いてくれた
ただ…引き抜きまがいの事に関しては、以前巨神から大幅な引き抜きを食らった事もあってか少し憤慨していたが…
そんな話をしている中。もう夕焼けが浮く時間になっていたので、大河さんが見繕ってくれたホテル。
しかもありがたい事にダブルの部屋を取ってくれて、あたしとチュウは大河さんに感謝した後。あたし達三人は意気揚々とその部屋へと向かった。
「うぁ〜広い部屋だな〜」
「本当だね〜」
あたし達は本当に今まで泊った事のない豪華な部屋に圧倒されていた。
そんなあたし達の様子に大河さんは安心しながらも済まなそうに
「まあワシの都合もあるさかいにな、これくらいのことはさせてもらうわ……それからワシ
ちょっとオヤジたちに呼ばれてもう帰らなきゃあかんのや。明日の朝方には迎えに来るからよろしゅうに」
家に戻らないといけない様だ、色々と忙しいのだろう
そんな大河さんにあたし達は
「本当にありがとう大河さん!!」
「すまねえな。土生のあんちゃんや中井監督にラリナ姉さんとかに世話になった事絶対に伝えておくから」
斯く斯くお礼を言い、大河さんも後ろ手を振ってあたし達に答え、去って行った。
…これからどうしよう。お腹は…そこそこ……けど食事にはまだ早いかな…お風呂は……ってあたし一応シャワー入ったばっかだけどチュウは…
色々と思案していたが、チュウは部屋の鍵を急いで閉めた後あたしを後ろから抱きついて
「いい?ユキ??」と熱い吐息を洩らして聞いてきた。
そっか……昼からあたしと大河さんの半裸を見ちゃったり、タイガーソウルの面々の裸体とか想像しちゃって我慢できなくなっちゃったんだね
あたしのお尻に硬くて熱いものが当たっている自体。今まで抑えてくれてたんだ……だからあたしは一言後ろ向きのまま
「いいよ。チュウの好きにして」答えたと同時にチュウはあたしの胸に手を置いてむにゅっと触り始める
「わりぃな…お前と大河の裸……見ちゃいけないって思ったけど……見えちゃって…
それに……萌葱達のおっぱいもたゆんたゆんって思いだしちゃって……抑え…られそうにねえや…大…丈夫だよね……」
大丈夫?そっか…生理の事心配しているんだねチュウ……言葉で語るのも野暮だったし恥ずかしいから、ソットあたしはチュウの指を私のHな場所に滑り込ませて
「うん…大丈夫だから」って教えてあげる。
まだ生理はないから赤ちゃんを孕んじゃうことはない。けど一回だけチュウはチュウのご両親が重度の昏睡状態のショックから、あたしもチュウも心が痛いだけのSEXをしてしまった事があり
望まない妊娠はしないようにと、そういう事をする時は絶対にチュウ。あたしにそういうことを聞くんだ。
それと…あたしもどんどんHな娘になっているって自覚があって……チュウの吐息が首に当たるだけでも…感じちゃって…あそこがもう濡れてきちゃって……乳首も少しずつ硬くなってくるの……
そんなあたしの変化と了承の意思有りと分かったチュウは、あたしをベットに押し倒して服を脱がせにかかる。
服って言っても夏の盛りか薄手の服の上に半分破れたパンツだけなのだけどね
でも…パンツの股下があたしのあそこの形をしっかりと蜜が濡らしちゃってて……
そんなあたしの様子にチュウは顔真っ赤にして
「なんか…俺……凄い状態で滅茶苦茶ドキドキしてる……じゃあいきなりだけど…俺も……」
どぎまぎしながらもチュウも服を脱いで、あたしと同じ様に下着姿になったけど
ブリーフが隠せないほど盛り上がっちゃってるのが丸分かりで、あたしの子宮がどくんっ!て感じちゃった……
あんな大きな硬くてあついチュウのおちんちんがあたしのお腹ん中にまた入るんだっておもうと…あぁぁ……
でも服は二人一緒で脱ぎたかったので、あたしは様を成さないパンツを取り、シャツ一枚をチュウの手に付け、あたしの方はチュウのブリーフに手を取って
「それじゃ一緒に服ぬごっかチュウ」そういいながら、二人仲良く服を脱がせて文字通りに一糸まとわぬ姿になっちゃった。
あたしとチュウの体格はそんなに変わらない為、チュウのおちんちんがとっくに準備万端なあたしのおまんこに触れて
おチンチンとおまんこが優しいキスをしている様に触れ合っていたが、チュウの方が先手とばかりにあたしにキス…
しかも舌を絡めてくれるキスをしながら一気にあたしのおまんこを貫いたの❤
「んにゃぁぁぁ❤」あたしは口が塞がっていた状態で喘ぎを洩らしながら、息するのを忘れる様にチュウの舌をあたしの舌と絡めながら、チュウのおちんちんをあたしのおまんこで優しく抱き抱えちゃうの❤❤
「んぁぁ!!ゆきぃぃ❤今日の締め付けぇぇ❤何時もより凄くて…おれぇ…俺…出るぅ!!でちまうよぉぉぉ!!」
あたしも肉たたきの要領じゃないけど、大河さんとのバトル、タイガーソウルとの合同練習でアドレナリンが何時もより出ているのか…普段よりも性欲が増して、あそこの締め付けが増して肉の熱さが普段の比じゃないの❤
「はぁふううぅぅぅんん!!!あたしも…あたしももうイキそう…イッちゃいそう!!!出して!チュウの熱いおちんちんザーメン!!!!」
しかも据え膳を待ってたチュウの体型とは真逆な、長くて太いおちんちんがあたしのおまんこに深く刺さる度におっぱいを揺らしながら、こなれたおまんこ肉がぎゅうぎゅう悦び…あたしも…あたしもおぉぉぉ!!!
「「イクウゥゥゥ!!!!!」」
二人一緒に繋がりながら、チュウはお腹ん中いっぱいにしてくれそうな勢いで沢山射精してくれた❤❤
その後あたし達は体育会系の強みと若さからの回復力ですぐ二回戦・三回戦へと入り
あたしはチュウにフェラしながら、チュウはあたしのチュウのザーメンまみれのおまんこを舐めてもらった…しかもチュウはあたしのクリトリスも丹念にほぐしてくれて
激しくイキまくり、チュウもまた壊れた蛇口って言うと変だけどのうこうなざーめんをあたしの口ん中沢山出してシュークリームならぬチュウクリームがあたしのみらいを喜ばせてくれた
三回戦目はあたしのアナルまでチュウは開発しようと、丹念に舌でなめて(勿論あらかじめ消毒液で消毒したよ!!汚くなんかないから!!)くれて、
あたしも同じ様にチュウのアナルも開発(勿論チュウのお尻の穴も汚くなんかないんだからねっ!!!)お互いローションで痛くない様にしてから互いの指を入れて、新しい快楽を覚えていって……
その後はずっと体位を変えながらチュウのおちんちんの弾が切れるまでひたすらSEXしまくって楽しかった!
でもさすがに終わった時はあたしもチュウもクタクタで、二人仲良くベットの中で抱き合いながらピロートークで締めだったな。
あたし達が話した事は、光陵がNO1になる為の目標や抱負
土生さんと理奈さんが今どれくらい進展(雰囲気であたし達も親しいのは分かってるからね)
他学校生活の事とかずっと話していたな…そんな話の終わりにチュウはあたしを硬く抱きしめ
「ユキ!本当に…本当に俺…お前を選んでよかった!お前の恋人に…なれたこと本当に!!」
涙ながらにあたしの事が本当に好きで好きでたまらないという感じで、あたしを抱きしめてくれた。
あたしもチュウに「あたしも…そんなチュウだから……好きになったんだよ」返礼と言う意味でそういい返し、硬く抱きしめたのだが……
あたしのお腹とチュウのお腹は同時に悲鳴を上げ、とっくに夜遅くになっていた事を知る
あたしはチュウの顔を見ながら「食事できるかな??」と首をかしげ
チュウもまた弱り顔で「わかんね…しかたね〜からコンビニでラーメンでも買って部屋で一緒に食おうか」といい、いそいそとあたし達は着替えて、空腹のお腹の機嫌を直すためのラーメンを買いに行くのだった。
眩しかった日のこと…そんな夏の日のこと… 続く
投下終了です。
後はご連絡のほどお許しを
>>265 ◆REMNL/JIG6様。ご返事大変遅れて申し訳ありません。
色々と取り入れて頂けるというお言葉だけで私は生きていけます
ホウシャノウ作者様へ
重い話ですね…ですが歪ながら純粋ともいえる三角関係の進展とか興味は尽きません
これからもご自分のペースで投稿して頂ければ嬉しいです。
◆EqHQZWqzB. 様へ
いいですね。背徳に背徳を重ねる妹
拙作で全然書き上がらない『アゲハの夢』もここまでいけるか分かりませんが、アゲハと理央の絡みを掛ければなと思います
後は本当に次しゃれ抜きでいつ書き上がるか分かりませんが、最近リビドーを激しく刺激された作品があり
その作者様に許しを頂けたら、遣りたい事がありますので期待しないでお待ち下さい。
では長々と申し訳ありませんが失礼致します。
【ミニ設定資料集を忘れていました。これで本当に落ちです】
設定人物集
九条 楓 9歳 身長136cm B82 W47 H81
次期タイガーソウルピッチャー候補。姉に似て直球派ながらまだまだ発展途上の為補欠組として鍛練中。
因みに一ケタ台の年齢ながら、胸も発展途上で張りつやのある乳房はぐんぐんと成長途上であるのは言うまでも無い。
9歳の語彙にピロートークはないだろと思いつつ再臨GJ!!
投下乙!!
最近投下多くて嬉しい限り
GJ!
お疲れ様です!
アゲハの夢の続きも期待しております!!!
保守っとく
531 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/11(土) 21:40:30.29 ID:OWykHtY6
復活!
保管庫更新、いつもご苦労様です。
「はーい。休憩終わり。入っていいぞー」
笛を鳴らして号令をかけると、プールサイドに寝そべっていた、
子供達が一斉に立ち上がりはじめた。
ぎらぎらと照り付ける太陽の光を反射する青い水の中に、
真っ黒に日焼けした子供達が一斉に飛び込んだ。
プールのあちこちで涼しげな水しぶきのはじける音
が響き、
子供達は歓声を上げながら水と戯れはじめた。
高校二年の夏休み、俺は母校である小学校の
プール監視員のアルバイトをしていた。
現在小学校5年生の妹がの通う母校でPTA会長を務めている母親から、
すすめられたのだ。
特に夏休みの予定もなかったし、小遣いの欲しかった俺は、
二つ返事で引き受けた。
真夏にほぼ毎日屋外の仕事というのは、
身体に堪えるものがあったが、入りたいときにプールに入れたので
なんとか乗り切ることができた。
今日も30度を超える特別に暑い日であり、
じっとしていても、胸板の上を汗が滑り落ちていった。
「あっちいな……なあ、俺プールに入ってきていい?」
金属の骨組みに赤いビニールが張られた
日よけのために張られた屋根の下で、俺はベンチに座りながら、
漫画本を読んでいる吉岡に尋ねた。
「ああ。いいよ」
吉岡は漫画本から目を話さず、面倒臭そうに
手をぶらぶらさせて俺に合図を送った。
ビーチサンダル越しにも焼けているのがわかるプールサイドの路石を、
踏み付けながら俺は更衣室へと向かった。
吉岡は小学校からの友人で、俺と同じこの小学校の卒業生だ。
。
クラスは違うが今も同じ高校に通っている。
母親から監視員は二人必要だと言われた俺は吉岡を誘った。
友人の中で一番暇そうだったからだ。
奴はもまた当然の如く予定がなかったらしく、
俺と二人で監視員のアルバイトをすることが決まったのだ。
監視員といっても、それほど大した業務内容ではなかった。
1時間ごとに子供達をプールから出して休憩させる……
本当にそれだけといっても、過言ではなかった。
色々と細かい雑事はあるのだが、
消毒のための浄化槽やプールの水質管理などは、
学校の先生がやってくれたし、
俺達がやることと言えば、昼休憩の時間と
夕方、プールを閉鎖する時間になったとき、
子供達をプールから追い出すことくらいだった。
そのため、俺と吉岡は常時暇を持て余すこととなり、
お互いに漫画本を持ち寄って、暇を潰すのが日課となっていた。
この小学校には二つのプールが縦に平行するように敷設されていた。
小プールと大プールだ。
大プールは水深1メートルほどで縦25メートル。
横幅は10メートルほどで、8コースに区切ることができる大きさだ。
それに対して小プールは10メートル四方の小さなもので、
水深は30〜40センチメートルくらいと浅く、
主に低学年の子供達が使うものだった。
大プールと小プールの間には2メートルほどの間があり、
その間の端のフェンス沿いに、俺達監視員の待機するベンチがあった。
二つのプールのちょうど間にあるため、
座りながら両方のプールを見渡すことができた。
更衣室で水着に着替え終わった俺は、小プールに入ることにした
……本当は大プールに入りたいのだが、大プールに入ると色々面倒臭いのだ。
小プールは高校生の俺には自由に泳ぎ回ることは
できない深さだったが、
水深が浅いため、今日のような暑い日は
陽光に温められて心地好いぬくさであり、腰を下ろせば
ちょっとしたジャグジー気分を味わわせてくれた。
。
低学年の子供達は、プールの中で鬼ごっこや、
どちらが長く水の中に潜っていられるかの競争をしたり、
また単に水をかけあったりと、真夏のひとときを、
各々に楽しんでいた。
子供達の熱気に当てられたように、
あちこちで弾け飛ぶ水しぶきが陽光に照らされて、
きらきらと輝いていた。
子供達のはしゃぎ回る声を聞きながら、
俺はプールの内壁にもたれて腰を沈めていた。
すると、俺と反対側の内壁に背中をつけて
水中に身体を沈めていた
少女が、胸の前でビート板を両手で抱きしめるようにしながら、
立ち上がってこちらに近づいてきた。
最初その少女は、身体を完全に沈めて首から上だけをだしていたので、
わからなかったが、
近づいてくる少女は、回りの子供達よりも遥かに背が高く、
体格も良かった。
メッシュの帽子を被っていたからわからなかったが、
彼女は妹の同級生の杉山ミノリだった。
ミノリはニコニコしながら手を振って俺の元に駆け寄ってくると、俺の前で立ち止まり、
ビート板を胸の前からよけて、小脇に抱えた。
瞬間、圧迫から解放されたミノリの胸が、大きく波打つように揺れた。
……下から見上げると突き出た胸が、ミノリの口元を隠すように飛び出しており
いかにミノリの胸が大きいのかよくわかる。
紺色の布地は、ぴったりとミノリに胸に張り付き、柔らかな曲線を描いていた。
柔らかいメロンパンを無理矢理スクール水着の中に押し込んでいるーーー
そんな印象だった。
紺色の水着に包まれた、なだらかなラインの中央には、
小さな突起がちょこんと浮き出ていた。
無理矢理小さな水着の中に押し込められた乳房は、
胴体から脇にはみ出すように膨らんでおり、
水着の中に収まりきらない乳房が肩紐のところで、
ぷっくりとした丸い膨みを作っていた。
「アイスおごってよ」
ミノリは俺の横に来るとビート版をプールサイドに置いて、後頭部だけを
プールの内壁につけるようにして身体を斜めに寝かせた。
首から下をすべて水の中に沈めて、顔だけをこちらにむけて喋り始めた。
ミノリは妹の友達だった。しばしば家に遊びに来るのだが、最初はおとなしい子だと思った。
しかし、段々接するにつれて、徐々に子供らしい、わがままさを見せはじめた。
だが、こいつにアイスをおごれば他の子供にもアイスをおごらねばならなくなる。
「ねえ!アイス!」
「アイスが食いたきゃなあ」
白い歯を見せながら、
ミノリは無邪気に微笑えんだ。
ゆらゆらと波打つ水面の下、褐色の肌と水着の間には、
日焼けしていない白い素肌のラインが引かれていた。
肩紐部分や胸元に見える白い肌。
特に腋の下でぷっくりとはみ出した乳房では、白い素肌が大きく露出しており
ーー無理矢理水着に押し込んだ乳房が、動き回るうちにはみ出してしまうためだろう
ーー
柔らかな白い餅のように見えた。
太ももから股にかけても同様で、
股に水着が食い込んでいるためか、より太く、青白い素肌のラインが露出していた。
太ももをぐるりと回る白線は水着のシワと共に、
股間の中央へと吸い込まれていた。
そのラインは、水着に隠された白い裸体を嫌でも想像させた。
水着の形に切り抜かれた白い柔肌に覆われた胴体から、
すらりと日焼けした手足を伸ばすミノリを俺は想像した。
「アイスが食いたきゃ?」
呆然としていた俺は、ミノリの声で我に帰った。
「アイスがくいたきゃあ、なにぃ?」
沈黙する俺から答えをせがむように、
ミノリが追問した。
「……アイスが、くいたきゃな……大プールで泳いでみせろ」
俺が馬鹿にするように言うと、ミノリは
「ええええっ!」
っと呻くような声をだしながら、
眉間にシワを寄せて不満げな顔を作って見せた。
5年生の彼女が小プールにいる理由……それはどうやら彼女がカナヅチらしいからだ。
いつも妹と一緒にプールにやってくるミノリだが、
彼女は大プールでは泳ぎたがらなかった。
最初は妹達と大プールに入るのだが、すぐにこそこそと一人だけあがって、
小プールに移動してしまうのだーービート板を抱えながら。
プールに入るときはいつも大事そうにビート板を、
胸に抱えてプールに入っていた。
「やだよーっ」
ミノリは、眉間にシワを寄せて露骨に嫌そうな顔をした。
「じゃあ、あきらめろ」
「いいじゃん、いいじゃん、アイスくらい」
ミノリはしつこく食い下がった。
アイスごときに必死な顔を作るミノリの顔が面白くなった俺は、
からかうように続けた。
「ミノリくん……小5にもなって泳げないなんて
恥ずかしくないのかい?」
「泳げるよ!」
「嘘つけ、万年ビート板女」
ムキになったミノリの顔を楽しみながら笑っていると、
唐突に誰かが俺の腕を掴んで引っ張り上げた。
顔を上げると、そこには坊主頭のヒロシが立っていた。
「兄ちゃん。こっち来てよ」
ヒロシは力一杯俺の腕を引っ張り始めた。
……俺が大プールに行きたくない理由はこれだった。
別にヒロシが嫌いなわけではない。
ヒロシ自身は無邪気な活発な少年で、
いつも「兄ちゃん!」と元気に話しかけてくる少年だった。
ーー俺が大プールに行きたくないのは、他に理由があった。
「はやく、はやくう」
ヒロシは急かすように両手で力一杯俺の腕を引っ張った。
正直行きたくなかったが、しつこくせがむヒロシに根負けした俺は、
渋々立ち上がった。
「わあったよ。わかったから」
ヒロシに腕を引っ張られながら俺は小プールを出て、
大プールへと向かおうとすると、
ミノリが俺は名残惜しそうに呼び止めた。
「アイスはぁ?」
「はぁ……いっちょ前に泳げるようになってから言え。またな」
「アイス!」
ミノリの叫ぶ声を尻目に、ヒロシに引っ張られた俺は、渋々ながら大プールに向かった。
俺はヒロシと共に大プールへと飛び込んだ。
水深1メートルほどなので、
腹のとこまでしか水位がなかったが、
小プールと違い水温が低く、背中を焼くような太陽の下で、
ひんやりした水の感触がとても心地好い。
ヒロシに連れられて、水を掻き分けながらプールの中央まで行くと、
それまで個々に遊んでいた子供達が、俺目掛けて一斉に集まってきた。
俺はあっという間に子供達に取り囲まれた。
……俺が大プールに入りたくない理由、それがこれだった。
いつもそうだが、俺が一度大プールに入ると男女問わず、
子供達が餌を見つけたピラニアのように、
寄り付いてくることが、俺を大プールから遠ざける要因だった。
ひとたび、俺が泳ぎ始めると子供達は我先にと泳ぐ俺の背中に、
無理矢理に乗って来ようとするのだ。
始めて大プールに入ったときなど、
子供達の行動が予想出来なかった俺は、
泳ぎ始めると同時に、子供達に引っつかまれ、その重みで、
プールの底に引きずり込まれ、危うく溺死するところだった。
そして俺が大プールに入ると、子供達はいつも二つのことを、
要求してきた。
一つは大ジャンプだ。
「兄ちゃん、しゃがんで」
ヒロシに催促された俺は、息を止めて、膝を折り畳んで水中に屈み込んだ。
ヒロシの小さな両足が、肩に乗っかったことを確認した俺は、
縮こまった膝のバネを勢いよく伸ばして、肩に乗っているヒロシを
水中から急上昇させ、空中に弾き飛ばした。
一瞬、宙を舞ったヒロシは
感嘆の叫びを上げて、水に穴を穿つような大きな音を立てて、
水中に落下した。
ヒロシはすぐに水から、笑顔のまま立ち上がり
「おもしれえ」
と楽しそうに叫んだ。
ヒロシの番が終わると、「次、俺」「次は私にやって」
と、周りの子供達が俺にせがんでくる。俺は順番に子供達を、
放り投げていった。
子供達は、キャーキャー言って、俺の肩に乗り、一瞬の空中浮遊を楽しむが、連続してやらされ、
腰がすぐに悲鳴をあげはじめた。
ただでさえ水の抵抗がある中、子供を担いだままスクワットするようなものなので、
身体にかかる負担は半端ではない。
プロレスラーだってすぐに根をあげるだろう。
周りにいた子供達を一通り放り投げた後は、もうくたくただ。
しかし、子供達は俺を休ませようとしない。
「兄ちゃん、次あれやって」
もう一つ子供達が要求するのもの……それはブレーンバスターだった。
プール端の四角いスタート台の間に、子供達が並んだ。
「んじゃ、俺からね」
先頭に立った男の子は、
お辞儀をするように腰を曲げて、俺に頭を突き出すような姿勢をとった。
俺は子供の頭を自分の右の脇下に抱え込むように挟みこみ、
自分の頭を、子供の右の肩の下に潜り込ませた。
子供の胸の下辺りでがっちりと両腕を組んで、
そのまま掬いあげるように持ち上げた。
持ち上げられた子供は空中で、弧を描きながら俺と共に、
背中から勢いよく水中に落下する
ーーーこれがブレーンバスターだ。
大ジャンプに比べると身体の負担が小さくて楽なのだが、
一回やるごとにいちいちプールからはい上がらない
といけないのが面倒だった。
回を重ねるごとに身体が重くなっていき、
プール内の壁に設置された鉄のはしごを昇るのもしんどくなってくるのだ。
四人ほどの子供にブレーンバスターをかけ終わり、俺がスタート台に戻ったとき、
順番待ちしている子供の中に、あのミノリの姿があった。
胸にはやはりビート板を抱え込むように持っており、
俺と目が合うと、ミノリは目を逸らして頬を膨らませた。
大プールに入りたがらないミノリが、
俺に大ジャンプやブレーンバスターをせがんだことは一度もなかった。
さっき俺に馬鹿にされて、意地になっているのだろうか……。
そんなことを考えながら俺は次々に子供達を投げ飛ばしていき、
ついにミノリの順番がやってきた。
「……おまえ、大丈夫なの?」
正直、俺は不安だった。
当たり前の話だが、学校の先生からはくれぐれも子供達を危険な目に合わせないように、
と言われていた。
大ジャンプもブレーンバスターも子供達からせがまれて、
やっているが本来は禁止事項である。
幸い今まで事故は起きていないが、
もしものことが、あったら俺に責任など取り切れるはずなどなかった。
泳げないミノリにブレーンバスターなどかけて、事故でも起きたらと、俺は躊躇した。
しかし、そんな俺の心配をよそにミノリはかぶりを振った。
水泳帽の間からほつれでた濡れた長い髪がぴょんぴょんと跳ねた。
「いーーから!」
余計なこと言ってないでとっととやれ、
と言わんばかりの言い方
ーーー言い訳する俺に無理矢理何かをやらせるときのおふくろみたいな言い方だ。
そう言ってミノリはビート板をプールの中に投げ入れた。
保険がわりの命綱といったところだろう。
ミノリはぴょこんと腰を曲げた。
瞬間、ミノリの胸全体が波を打ったように揺れた。ブレーンバスターの体制を作ろうとして、身体を屈めた俺の目に、
ミノリの胸元が飛び込んできた。
濡れて重みを持った水着が、ミノリの胸元から、少し垂れて隙間を作った。
日焼けした肌に反比例するような、真っ白な乳房が谷間を作っており、
首元から滑り落ちた水滴が、柔らかな曲線を這うようにして谷間の中に吸い込まれていった。
身体が冷えているためか、良く見ると、乳房には鳥肌が立っており、
時折水滴が隆起した肌に引っ掛かったように止まっては、
再び滑り落ちていく様は、妙に生々しく見えた。
ーー危険を承知で、ミノリにブレーンバスターをかけようとした理由
……それは俺が、思春期の欲求に敗北したからに他ならなかった。
「……本当に大丈夫なんだな?」
「早くっ!」
「…………」
せき立てるような言い方に押されるように、俺はブレーンバスターの体勢を作りはじめた。
俺は脇の下にミノリの頭を抱え込み、自分の頭をミノリの肩の下に潜り込ませた。
その瞬間、頭頂部がひんやりした液体の詰まった
水風船を押し付けられたような感触に包まれた。
水風船は、すぐに熱を帯びて、ミノリの体温を俺に伝達し始めた。
温かな水風船は俺が頭を動かすたびに、
衝撃を逃がすように右に左にと膨らみを移動させた。
まるで生暖かい軟体動物が俺の頭頂部を撫で回すように這い回っているみたいだった。
「早く!」
「……ああっ」
しばしミノリの柔らかさに酔いしれていた俺は、ミノリの言葉で我に帰った。
次はミノリの胸の下で両腕を組まなければならない。
本当は、ミノリの胸の上で腕を組みたかったが、
さすがにそんな勇気はなかった。
俺はミノリの胸の下に腕を差し入れて、がっちりと両腕を組んだ。
前腕部に、ミノリの乳房の下側が触れた。
感触を楽しみたい気持ちはあったが、あまりちんたらしていると、
ミノリに変に思われそうなので、
俺は一気に、ミノリを投げ飛ばすことにした。
「行くぞ!」
「あいよー!」
ミノリの返事を受けて、俺は息を止めると、
大木を地面から引っこ抜くように、両腕に力を込めて、一気にミノリを掬いあげた。
風景が急スピードで回転し、視界を真っ青な空が流れていく。
勢いのついた背中が水にたたき付けられると同時に、
俺はミノリを放り投げた。 放り投げる瞬間、柔らかいミノリの乳房が、
俺の頭を撫でていった。
巨大な鉄板で水面を叩くような音と共に、俺は冷たい水中に沈んだ。
俺の身体は真っ青な光の中で、煙のように立ち昇っていく無数の気泡に包まれた。
俺はすぐさま立ち上がると、
大きく息を吐き出しながら顔を拭って、辺りを見渡した。
ーーミノリが浮いてこなかった。
ミノリが投げ捨てたビート板だけが、波打つ水面でぐらぐらと揺れていた。
俺は目をこらして、光を乱反射する水面の上から
プールの底を見渡した。
太陽の光を真上から受けて、真っ白に輝く水面の一角に
ゆらゆらと揺れ動く黒い影が沈んでいた。
ーーミノリだ。プールの底に倒れているのだ。
俺は急いで駆け寄ろうとした。
しかし、黒い影は俺から離れるように急スピードで遠ざかっていった。
まるで魚雷のように、プールの底を、一直線に進んでいった。
ーー潜水だ。
ミノリは腕を畳み、バタ足だけで潜水したまま、泳ぎ去っていったのだ。
その姿は海底を泳ぐ鮫を連想させるほど、力強く早かった。
「兄ちゃん、次、俺ね。早く」
あっけに取られていた俺は、ヒロシの声で我に帰った。
俺はプールの上にいたヒロシに尋ねた。
「……あ、あいつ。泳げたのか?」
「ミノリはうちの学校で一番早いよ。
いいから早く上がってきてよ」
待ちきれないと言わんばかりに喚くヒロシをよそに、
俺は呆然と、プールの底を突き進んでいくミノリの姿を目で追い続けた。
普段のミノリからは想像も出来ない姿だった。
魚影のようなミノリの黒い影はプールの中央付近まで行くと、
大きなカーブを描きながら左へと曲がりはじめた。
ミノリがプールサイドに近づきはじめたそのとき、
見計らったように3人の男子がミノリが頭を出すであろう、
場所に駆けていきミノリを待ち構えるように、
その場に屈み込んだ。
長い潜水から浮上したミノリは手で顔を拭うと、
待ち構えていた男子達をしばらく見つめて、
すぐにこちらと逆側のスタート台の方へとプールサイド沿いに歩き始めた。
男子達もミノリの後を追うようについていった。
スタート台に着いたミノリは、プールサイドに上がるための鉄のはしごを登り始めた。
すると、男子達はミノリを取り囲みながら、
覗き込むように首を伸ばし始めた。
ミノリははしごを登り終えると立ち止まらずに、すっと男子達の間を通り抜けて、
俺に示すように小さく右腕を上げながら小プールへと入っていった。
ミノリを覗き込んでいた男子達は嬉しそうな歓声を
上げながらこちらに向かって歩きはじめた。
「兄ちゃん、早く!」
痺れを切らしたようにヒロシが上から、俺の肩を揺すった。
「……ああ。わりい、わりい」
俺は鉄のはしごを登りながら、さっきのミノリの姿について考えた。
俺と同様にミノリが大プールで泳がない理由。
泳げるが泳がない理由。
……さっきブレーンバスターをかけたとき、あの男子達と同じ目で、
ミノリを見た自分を俺は恥じた。
「兄ちゃん。早く、早く」
反省した俺は贖罪の念を込めながら、
ありったけの力でヒロシをぶん投げた。
後でアイスをおごってやらねば……と考えながら、俺は冷たい水面に頭をたたき付けた。
。
<了>
541 :
名無しさん@ピンキー:2012/02/18(土) 01:18:50.73 ID:Ft61K7zo
以上投下終了です。
本番無しですいません。
最後の最後にageてしまってすいません。
SS書く度にこのミスやっている気がします。
GJ!!
みずみずしい情景描写がすばらしい!
エロと青春の甘酸っぱさのバランス感覚が心憎いなー
高校生男子を語り手に設定してもこんなのが書けるんだな。勉強になった!
夏っぽさが伝わってきて凄い。あとこっちまで恥ずかしいような気分になるとはー
GJ!!
夏が待ち遠しくなった
どうブレーンバスターなのかと思ったらそういうことか、GJ
主人公の女子は発育気味なボディを内心自慢にしてるが、周りの男子が賢者だったり幼かったりで全く話題にされてない状況に鬱屈としてるシチュとかどうだろうか
保守
保守
「はぁっ、はぁっ、んんっ…白凰様ぁっ、気持ちいいですかぁっ」
イスに腰掛ける私に跪き、パイズリ奉仕するのは
空手20段、戦車でも壊せないような扉を一撃で粉砕する力と小学生とは思えない巨乳を持つ黄昏ミミちゃんである。
http://fc00.deviantart.net/fs70/f/2010/043/a/4/Mimi34_by_tchonpo.jpg(参考画像)
男の相手としては極上の身体を持ち、更に従順。完璧な肉便器と言って良いだろう。
といっても彼女が従順な肉便器を演じる相手は、「白凰様」ただ一人。彼への強い憧れと、慕う心が彼女をそうさせるのだ。
ならば、私が「白凰様」になれば彼女を独占できるのではないか。そう考えて苦節三ヶ月、遂に私は変身魔法をマスターし、彼女を手に入れたのだ!(本物にはご退場願った)
白凰様の命令なら、彼女はなんだって聞く。例えば…
「ミミ君、君に身体を預けるとしよう」
「は、はいっ」
ミミちゃんは少しがに股の姿勢で、立ったまま私のペニスを膣内で受け止める。
そのまま私を両手で抱え、持ち上げる。いわゆる駅弁ファックの体制だが、男と女が逆である。
今の私はミミちゃんと同じぐらいの体格の子供だが、こういった芸当ができるのは彼女の怪力あってのことだ。
「はぁっ、あんっ、あんっ、ああんっ、白凰さまぁっ…んむっ」
彼女は身体を揺さぶり、快楽を貪る。私も手を首に回し、キス攻めをする。
小学生である上に、鍛えられている身体のため膣内の締め付けは尋常ではない、私はいつもすぐに出してしまう。
「んんっ、むーっ!」
簡単にイッてしまうのは彼女も同じだ。白凰様を目の前にした彼女はいつでも発情状態、射精されたことで絶頂を迎えたようだ。
「よし、そのままブリッジの体制で僕を支えたまえ」
「は、はいっ」
いくら早漏であっても私は回復魔法もついでにマスターしていたため、いくらでも射精できる。
彼女もまた無尽蔵のスタミナを抱えているため、毎日毎日何時間もセックスを続ける。
私を支えたまま両手を床につき、しかもその体制を続ける体力は半端ではない。
今度は私が自由に動ける。大きな胸を舌や手で存分に味わう。
「あっ、あんっ、またイクっ、イッちゃいますっ!!」
腰を振り、ペニスを何度も彼女の膣に叩きつける。それを受け止められるのはやはり彼女の鍛えられし身体があってのことだ。
存分に彼女の膣内に射精しても、私の性欲は収まらない。否、回復魔法を使用し、彼女をまだまだ嬲り続けたいという気持ちが収まらないのだ。
「ふぅっ、どれぐらい君の膣内に射精したのか見せてくれないかな?」
そう言うと、彼女は仰向けのまま股を開き、腰を浮かしてまんぐり返しのような体制を取る。
そして、毛が一本も生えていない、きれいな性器をぱくりと拡げ、精液が堰を切ったように溢れでてきた。
それを私は特上席から見物する。彼女の胸で射精をし、新たに精液を彼女の身体に撒き散らしながら。
彼女の大きな胸にペニスを挟ませながら、私の腰はどこに置いているかというと彼女の顔の上だ。
アナルを舐めさせられ、馬乗りパイズリされ、ほんの少し前まで誰にも見せたことのない膣内を開かさせられる。
こんな屈辱的な仕打ちも、彼女は喜んで受けるのだ。 彼女の「白凰様」に対する想いはよほどのものと見える。
どんなプレイにも耐えられる、頑丈な巨乳小学生はいかが?
デュエマス懐かしいな
保守
巨乳小学生の妹ってどう?
ちょっとこってりしすぎな気がしないでもないけど
>>553 「……なんだかお姉ちゃんのおっぱい、ママのおっぱいみたい……」
「え、千紗はママのおっぱい知らないでしょ? 私も……覚えてないのに」
「うん……でもママが生きてたら、きっとこんなおっきくて、柔らかいおっぱいだったと思う」
「そう……かな……」
「ね、眠るまで触ってていい? 気持ちよくて、すごく落ち着くんだ……」
「……三年生にもなってへんな子ね。ほら、ちょっと吸ってみる? なんにも出ないけどね……」
と、妄想
自分の妹が巨乳小学生じゃなくて巨乳小学生の更に妹かよ
あ……『こってり』ってそういう意味かw
いや普通に妹が巨乳小学生って意味ww
S6の妹でS4巨乳ぐらいならいけるかも
文章って難しいw
保守
保守
hosyu
563 :
名無しさん@ピンキー:2012/05/24(木) 23:02:09.36 ID:leDuSBhW
保守あげ
保守
565 :
名無しさん@ピンキー:2012/06/11(月) 12:43:59.61 ID:NAxFWknV
町行く1人の巨乳中学生がいた
彼女はジュニアアイドルとして活動もしており、149センチと小柄ながら中学3年生にしてバスト88のFカップ
あのお姉ちゃんおっぱいおっきー
小学生たちがざわめいている
中学生は非常に気分がよかった
自分の胸には自信があったし、胸を注目されるのは快感でもあった
でも〇〇ちゃんのがおっきーんじゃない?
中学生は立ち止まり小学生に話かけた
私より大きい?そんなバカな
学校はおろかジュニアアイドル界でもそうそういるもんじゃない
あっ〇〇ちゃん!こっちきてー
中学生は我が目を疑った
自分より小柄で子供らしい服を着た少女。
だが自分よりはるかに大きいバスト
母よりも大きい
期待
保守
569 :
名無しさん@ピンキー:2012/07/05(木) 06:59:47.16 ID:Lxau4P8r
爆乳母
貧乳自分
巨乳妹
復旧
二年前ぐらいまでの流れを見てた人って、まだ残ってるかな?
いるよ。千晶シリーズまた読みたいよなあ
保守
あのころは西小世界の中に4つくらい物語が連立してたっけな
千晶たちのスク水着編を是非とも読みたい
俺も俺も
まあ気長に待つ
のんびり待とうか。
age
あってるかな、パスワード。
あの時は混乱してたけど、今頃になってまたアイデアが出たので、気分転換もかねて。
あんまりエロには期待せんでください。
それにしても、野村と土生が広島入りするとはね・・・
@は全角か、間違えた。
バレたし、今後は別の暗号にしよう。
これってどうすればいいんだ?
とりあえず、教えてもらえるまでは投稿はよそう;
完全に忘れてしまった。
トリップなら#じゃないの?
まあ書いちゃったなら意味ないんですが
これでいいのかな?
これで本物だという証明になればいいんだけど・・・
確認が取れ次第投稿します
かわっとるやん・・・
もういいや、本物と信じられないなら、勝手に引き継いだということにしちゃおうか・・・
もうずいぶん前の話しだし、仕方ない。
容赦なく日照りの続く、子ども達の夢の時間、夏休み。
清潔感の保たれた病室のなかで、南米系の大男がベッドに1人佇んでいる。
「具合はどぉ?」
「オゥ、ボインちゃん。アナタが来てくれれば、直りも早くなりマース。」
「ラミっち、早く元気になってね?」
どこからか買って来た花を生けている。
大男の膝には、これまた大きなギブスが左膝にはめられていた。
左膝前十字靭帯断裂。それが彼の負った怪我である。
しかし、それよりも心配なのは、大きな胸を抱えた少女の方が負った心の傷かもしれない。
「ソレよりも、ボインちゃんの方が元気出して欲しいデース。」
「あ、うん・・・大丈夫。秋の大会で頑張るから。じゃね!」
慌てて病院を出て行く巨乳美少女。
駆け出す姿を見ながら、大男は自分の無力さを痛感した。
「・・・親父サン、ゴメンナサイ。
ワタシでは、ドースル事もできまセン・・・」
病院の待合室では、少女より少し小柄な少年が待っていた。
「どうだった、理奈?」
「うん、元気そうだったよ?」
「・・・むしろ、お前の元気のなさに心配をかけたんじゃねーのか?」
図星だった。
病室に入る前と入った後では、表情の違いが見て取れる。
「・・・まぁ、いいや。球場行くぞ。久しぶりのデートだ。」
「あ、うん。」
先ほどの大男の名前は、アレックス・ラミレーズ。
地元球団の最強外国人選手で、打撃タイトル争いの常連である。
14年間Bクラスが続いていた球団だったが、ラミレーズの活躍や新人の躍進で今年こそは上位争いを、と期待されていた。
しかし、6月ごろにそのラミレーズが膝に重傷を負い今季絶望。
4番打者は肘の悪化で春先に戦線離脱し、外国人エース、ルウィズは家族の事情で途中退団してしまった。
「ショータ、オオバヤッシッ!」
「ショータ、オオバヤッシッ!」
そんな泣きっ面に蜂の状況の中で、二軍でくすぶっていた若手が次々に大活躍。
久しぶりに3位の座に食らい付き、プレーオフ出場に闘志を燃やし続けている。
そんな中、今の巨乳美少女の贔屓選手は、今年一軍に定着した、プリンスと呼ばれる期待の星。
「ストラック、アウッ!」
歓声がため息に変わる。
チームの本塁打王は、リーグの三振王と失策王、堂々の二冠王に君臨している。
「・・・負けちゃったね。」
「あぁ、最近うたねーな、大林。」
「いいもん、次は打ってくれるから。ショータ、オオバヤッシッ!」
夏休みを終えたとき、チームはどれだけ勝っているか。
そんな星勘定を頭の中でめぐらせながら、バスに乗り込み、帰路に着く。
2人を待つ家は、閑静な住宅街のど真ん中にあった。
「ただいまー。・・・。」
「まぁ、誰もいないわな。」
2人を出迎えてくれる親は、いない。
少女の親は、地元球団の海外スカウト。期限ギリギリまで外国人選手の調査で明け暮れている。
「出前とるか。」
「うん。・・・ねぇ、ご飯食べたら、行きたいところがあるんだけど。」
「?」
そんな寂しい思いをしている少女と同棲生活を送っているのが、同じ野球チームに所属する少年だった。
「行きたい場所って、ここなのか。」
「うん。」
10年以上前に作られた、野球チームの全員で作った伝統のある秘密基地。
卑猥な雑誌なども置かれているか、少女のお目当ては、一冊のノートだった。
「・・・これか。」
「翔から、・・・そして、みんなから夢を奪い去った・・・」
ノートの1ページは、一部が黒く塗りつぶされている。
自分たちを裏切って、他のチームへ移籍してしまった主力4人の名前が、かつてそこに書かれてあった。
彼らの所属する野球チームを倒す事。それが目標だった。
しかし、それは適わなかった。・・・戦う事もできぬまま。
「あいつら、今頃どうしてるんだろう。」
「・・・なんだか、寂しいね。」
エース、野村理奈と、キャプテン、土生翔平。
2人が見つめる目線の先に、見据えている未来はなかった。
2人の所属するリトルリーグチーム、「光陵リトル」。
少し前まで弱小チームだったが、優秀な女子選手の加入などもあり、春の大会ではベスト4の大躍進を遂げた。
理奈がグラウンドに現すと、早速駆け寄ってきたのはチーム1のスピードスターとパワーヒッター。
「姉さんー!」「アネゴ!」
「あ、橡浦君、山下君。元気そうだね。」
「大会が終わって、初の練習ですから、気合入りますよ!
・・・大丈夫ですか?」
目線をそらす剛速球エース。
この少女が加入して不動のエースが確立され、チームに一本の芯が通った。
そんな大黒柱だからこそ、次の大会に向け気合を入れなおさなければならないのに、気持ちは奮い立っていない。
「ユキ、お前からも何かいってやれよ。」
「あんまりプレッシャーかけたげないでよ、チュウ?」
そして、攻守の核として、第二エースとしてチームに加わった万能少女、端原勇気。
自他共に認める橡浦のパートナーとして、打線と外野守備を強力に支えている。
・・・さらにもう一人、忘れてはならない少女がいた。
「・・・来てたのか。」
「悪い?」
「てっきり、巨神が無くなって、お前もチームを去ると思っていたが。」
「どうせ次の大会でおしまい。少しくらい引退を伸ばしたって、別に何も変わらないし。」
チームには打撃の弱い選手も多い。
そんなチームの切り札が、かつて巨神の主力だった緒方かな子。
膝に重傷を負い、選手生命は今年まで。満足に走る事もできない体で、彼女が最後に選んだ道は、代打稼業での一撃必殺。
だが、彼女がその”仕事”ぶりを見せたのは、今のところ1度しかない。
「あの子も応援してくれてるし。」
「元モデルのあいつか。」
「・・・まぁ、そういうことにしといて。」
チームの練習には一切加わらない、一匹狼。のはずだった。
だが、彼女の心に何か変化があったのか、珍しくグラウンドに来ていた。
「あ、監督が来た。」
そんな個性派集団を遠くから見守っているのが、まだ二十代の中井監督。
「おぅ、全員そろってるな。
ほんじゃぁ、まぁはじめよーか。まずはベスト4おめでとう。」
「はい!・・・あれ?」
元気のいい返事をするのは、橡浦と山下のみ。
他の10人は黙っている。というより、何も言うことができない。
「・・・まぁ、仕方ないだろうな。
最大の目標だった、巨神リトルが、出場停止処分食らったんじゃぁなぁ。」
「まさか、あのタイミングでね・・・」
巨神リトル。かつての光陵の主力を引き抜いた宿敵。
その宿敵との決戦を前日に控えたあの夜、・・・事件は、起きた。
時間は少しさかのぼり、巨神との決戦前夜。
突然中井監督に集合をかけられ、グラウンドに姿を現した選手たち。
「どうしたんだよ、監督?今日は練習休みなんじゃ?
しかももう7時だぜ。」
「・・・。お前たちは、不戦勝だ。」
「はぁ!?」
突如言い渡された不戦勝宣言。
本来なら喜ぶところだが、宿敵との一戦を心待ちにしていた選手たちにとっては、当然納得がいくはずも無い。
「いや、待ってくださいよ、監督!どういうことですか!」
「詳しい事は後日知らせがあるらしい。とにかく、今から目線は準決勝に向けるんだ。いいな。」
それだけを言い渡され、監督は去っていった。
取り残された選手たちは、何をどうしていいのか、全く見当がつかなかった。
後日、詳しい発表があった。
それは、巨神リトルの裏金疑惑だった。
高橋(由)、阿部は、もともと違うリトルに入る予定だった。
結局巨神に入ったが、2人の親が裏金を受け取っており、その問題が表面化してしまった。
そして、1年間の対外試合出場停止。対戦予定だった光陵リトルは、自動的に不戦勝となる。
だが、最大の目標を見失ったチームのモチベーションは、当然上がるはずもない。
準決勝で戦った駐日リトルにあえなく敗れ、チームはベスト4に留まった。
そして、1つの心残りだけが、彼らの心を揺さぶり続ける事になる。
あの4人は、どうなってしまうのだろう、と。
時計の針を元に戻す。
「・・・まぁ、お前たちがそうなってしまうのも無理はない。
けど、だったら新しいライバルを見つけてしまえばいいだけの話だ。」
「えっ?」
「ちょうど夏休み。あそこにいくぜ。」
あそこ。
土生がすぐさま反応した。
「広域公園の事ですか?」
「ご名答。半数以上の奴が行ったこと無いはずだから、ピンとはこないだろうがな。」
「土生さん、なんですかその広域公園って?」
広域公園。かつてアジア各国を集めて大会が行われていた会場の事。
現在は地元プロサッカーチームの拠点であるが、それ以外のグラウンドは広く開放されている。
そしてこの夏休みの間、大部分をリトルリーグ協会が貸し切り、強化合宿を行うのである。
もちろん、練習試合をたくさん組む事もできるだろう。
「県外のリトルも大勢くるんだ。
・・・全国大会で、巨神を撃破するようなリトルも、来ると思うぜ。」
全員の目の色が変わる。
巨神に勝ったチーム。そんなチームと戦う事ができるかもしれない。
「さ、詳しい事はまた後日。
とりあえず、その強豪軍団を倒す為、また今日から頑張ろうぜ?」
「おっしゃあ、やるぜみんな!」
チームが、再び動き出した。
まだ見ぬ強敵と合間見える事を、心の糧として。
湯気が立ち込める浴槽の中で、1人記憶をめぐらせている土生。
(・・・広域公園か・・・
去年の春大会準優勝の後、全ての歯車が動き出した、あの日か・・・)
あの4人が目を付けられた、あの日。
そして、緒方に悲劇が起きてしまった、あの日。
あの日の舞台が、広域公園第3グラウンドだった。
(・・・いや、もうあの日に立ち返る必要なんてないな。今の俺には・・・)
「入るよー。」
自分に笑顔を与えてくれる、最高のパートナーがいるのだから。
「ふぅ、汗だくになった後のお風呂は、やっぱり最高だー!」
「そう・・・だな。」
「どうしたの?」
「いや・・・広域公園では、いろいろあったなって。」
理奈には話しておく必要があるだろう。
各リトルが集まるという事は、そこで移籍話が持ち上がることもあるのだ。
強いリトルに憧れを抱き、そのリトルの誘いで移籍をしてしまう選手もいたりする。
「そっか、そうだったんだ。
・・・あ、あたしは、どこもいかないよ?」
「分かってる。」
一緒に裸になって風呂を楽しむ仲。
理奈の100cmを超える爆乳をさらすことに、・・・喜びさえ感じる仲なのだから。
「あたしは、翔と一緒じゃなきゃ、ヤダ。
あたしのおっぱいも、翔だけのもの、なんだから。」
「・・・ああ。」
理奈へと身体を寄せると、ちゃぷんと波が立つ。
おもむろに右の乳房を持ち上げ、乳首を口に含ませる。
「んっ・・・
翔からあたしのおっぱいが消えたら、どうなっちゃうんだろ。ね、甘えんぼさん?」
「・・・。」
いつもは頼もしいキャプテンも、このときばかりは母乳に夢中の赤子に立ち返る。
そして、そんな堕落した生活を送っているカップルがもう一組存在する。
いや、堕落っぷりは土生と理奈の上を行くだろう。
「はぁっ、はぁっ・・・」
「もう、今日は3回も出しちゃってるよ?」
強固な外野陣を形成する橡浦と端原勇気・・・通称、ユキ。
身寄りのなくなってしまった橡浦は、現在端原家に居候の身だ。
そして、どんな時でも自分を大切にしてくれる橡浦に、ユキはいつしか心と身体を許すようになっていた。
「・・・そろそろ、コンドームを着けること、考えてもらわないとね?
中に出すのは、今だけ。」
「あぁ、分かってる。・・・けど今は・・・」
橡浦の両親は火事で重傷を負い、今も意識不明のまま病院のベッドで眠っている。
そんな孤独な少年の唯一の支えが、目の前にいる恋人だった。
「・・・これからも、ずっと2人、一緒だからな。
中学校だって、高校だって、大学だって・・・」
「うん、わかってる。」
いつまでも一緒に、広い外野を駆け回ろう、橡浦にはそんな強い決意があった。
そんな橡浦の眠る病院では、緒方かな子が弁当を持って仮眠室に入っていった。
「おお、かな子。すまんな。」
「ううん、父さんこそ、無理しないでね。・・・で、」
「橡浦さんは・・・まだまだ起きそうにないよ。何かの兆しも見られない。」
やはり、未だに目を覚まさない橡浦の両親。
それだけを聞くと、とぼとぼと父親の元から去っていく。
病院から歩いて少し先に、砂浜が見える。
たまにリトルの練習に顔を出す事もあるが、彼女が自らを鍛える場所は、ここだと決まっている。
今日も、反発力の少ない砂浜を、ただ歩く。
脚に負担はかかりにくいが、その分足が上がりにくい。
慣れてくると、海水の深さ20cmのところまで脚をつける。
プールトレーニングの原理で、水のあるところではさらに負荷がかかる。
しかも、さらに砂に足が取られやすい。最初の頃は膝に痛みを感じたこともあったが、今では大分慣れてきた。
「・・・さて、この辺でいいか。」
ウォームアップ終わりと自らの心に声をかけると、暗闇に向かって声をかける。
「いるんでしょ、後藤くん。」
彼女の気配を感じる能力は尋常ではない。
観念したように、草葉の陰から一人の男の子が顔を出した。
594 :
暴走ボート ◆m.wfq0Dq3E :2012/09/01(土) 22:47:42.67 ID:PuiU+PDP
「・・・。」
「こんにちは。これで7回目だね。」
うん、とうなづくと、今日もお決まりのセリフを彼女に届ける。
「・・・頑張って、ね。」
東小のリーダー、シバケンの右腕、後藤祐平。
彼は、かつてテレビの向こうにいた、『カナたん』の大ファンだった。
緒方の知り合いにこの砂浜で練習している事を教えられ、時々砂浜に言っては、一言だけ声をかける。
「・・・ありがと。」
3回目からは返事をもらえるようになった。その返事にありがたみを感じつつ、、踵を返して走り去ろうとしたゴトー。
いつもはその姿を見送るだけだが、緒方のゴトーへの気持ちは、確実に和らいでいた。
そして、7回目の今日は、自らの大ファンを呼び止めた。
「いつも、頑張って、って言い残すだけ?」
「!」
始めて、ありがとう以外の声をかけられた。
・・・けれど、ゴトーは緒方と仲良くなろうとは思っていない。憧れは、憧れのままでいい。
「・・・俺、いや僕にとって、緒方さんは雲の上の存在ですから。」
「やれやれ・・・紗英の彼氏が認める男の子なんだから、もう少ししゃんとしたらどう?」
「お、俺のこと・・・」
「後藤祐平君。初めまして、緒方かな子です。芸名は『緒方かな』だけど、ちゃんと本名で呼んでね。」
ここでも、1組の男女の歯車が、動き出そうとしていた。
とりここまでで。
では。
巨人ファンの俺はどう言っていいのかわかんねーっすよw
まさかストレートシリーズが来るとは、GJ&乙です。
後これ細かいかもですが、ゆきちゃんの苗字 瑞原じゃなかったでしたっけ?
ともあれ再始動乙!
エロいの期待してる
やる気のあるうちにどんどん書きます。
>>596 巨人阪神を槍玉に上げているのは反省すべき点であり、申し訳ない。
なにしろ生粋の広島ファンのもので。
>>597 他の小説は文章が卓越しているから、その分時間もかかるわけだし。
こっちは内容を考えればあとは適当に書き流すだけですだから・・・
>>598 エロには期待せんでください;
砂浜でのキャッチボール。
脚の踏ん張りが利かないので、意外とやりづらい。
「・・・いいんですか、僕なんかとで。」
「私のファンなんでしょ。虹のカナたんの。」
「・・・はい。」
「私はもうプロ野球選手にも、スターにもなれない。
今しかできない、ファンサービスってもの、楽しませてよ。」
もう守備のできない彼女にとって、キャッチボールはそれほど意味のある練習ではない。
だが、これから先味わえないであろう事を、やってみたくなった。
昔の事を覚えてくれて、未だに自分を憧れの存在としてみてくれるゴトーを、悪く思うはずが無かった。
キャッチボールが終わると、隣り合って砂浜に座る。
当然、ゴトーは恥ずかしさのあまり、顔を上げられない。
「・・・せっかくのチャンスなのに、何も話さないの?」
「えっと・・・その・・・」
「分かってると思うけど、もうバク転は無理だからね。」
テレビの前でしか見られなかった憧れが、今はすぐ20cm隣にいるだけ。
もう死んでもいい、いや、高血圧で死ぬかもしれない。それが今のゴトーである。
「そんなに私のファンなら、光陵リトルに入れば?あいつも喜ぶよ。」
「・・・それは、出来ないです。
野球を始めたら、もうシバケンと喧嘩が出来なくなる・・・」
「ふぅん、私の事が好きでも、そこは譲れないんだ。」
「ごめんなさい・・・」
この20cmが縮まる気配は、当分なさそうだ。
合宿を明日に控え、監督と土生が話し合っている。
秋の大会に向け、打線、ポジションを固定して練習試合を行う方針だが、どう組むかで議論が交わされていた。
今日は理奈の父親が久しぶりに帰ってくる日なので、親子水入らずの時間を作る目的もあった。
元々土生は監督の家で暮らしていたが、いつしか理奈と同棲生活を送るようになったのはいまさら言うまでもないだろう。
「1番は橡浦でいいとして・・・2番赤松、3番ユキ、4番山下、5番が俺・・・」
「山下よりお前のほうが打てるのに、何で4番が山下なんだ?」
「いや、まぁ、俺は気楽な場面で打たせてもらいますよ。」
問題は山下の割り振りだった。現状ではパワーを見込んで4番だが、安定感にかける。
理奈がノーヒッターを決めた試合でも、山下はノーヒット、3三振に終わっていた。
そうなると、打線におけるユキの負担が大きくなる。
ユキが投げなければいけない試合も出てくるため、その場合はさらに負担が増すだろう。
「・・・もう1つの問題は、やっぱり中軸にどう繋ぐか、だな。」
「ええ。」
橡浦は足は確かに早いが、土生ほどの打撃能力を持つわけではない。
赤松も、つなぎは上手いがバッティングはたいしたことが無い。
つまり、ランナーを溜めて中軸に回すのが難しい。
「いっそのこと、橡浦と山下で1,2番を組ませるか。
その場合は、山下を1番に据えれば・・・橡浦とユキで2,3番をはらせれば、あの2人ならいいコンビを見せるだろ。」
「山下1番か・・・」
山下の足はそこまで遅くは無い。
盗塁が出来るわけでもないが長打があるので、上手くいけばノーアウト二塁で橡浦に回る。
これ程までに打線構築に悩むのは、かつての土生を含めた5人衆が作った負の遺産だった。
5人がいれば勝てる、と言う考えがチーム内の競争、練習態度を低下させた。
つまり、現在の主力と控えレベルの差があまりにも激しく、成長を期待できない。
「現状の穴が、山下を除く内野と、レフトか・・・」
「新しく選手を集めますか?赤松はともかく、他の連中は正直期待できません。」
「少年野球でシビアな考えを持ち込むのもどうかと思うが・・・」
「俺は勝ちたいんですよ。少なくとも、控え組がたいした努力も無くレギュラーを掴むのはどうしても避けたい。」
白井、青山、黒田、青野、赤星。
現状、この5人のうち3人は無条件でスタメン入りできる。
もちろん、彼らの練習態度が悪いわけではないが、伸びしろに期待が持てづらく、練習についてくだけでやっとなのは確か。
土生が課したノルマを達成するだけで満足している現状に、危機感を感じていた。
「広域公園合宿で、選手の移籍は普通に起こります。
他のリトルから有望選手を引き抜く事に、俺は反対はしません。巨神の様な強引な手段さえとらなえれば、ね。」
「・・・わかった。」
練習だけで伸ばすだけでは限界がある。血の入れ替え、補強は、決して悪と定義されてはならない。
結果や、スポンサーのバックアップ、そういった大人の事情が渦巻くリトルの世界では、プロ野球さながらの事が当たり前に行われる。
だが、それらは大人の仕事であり、子ども・・・選手主導で行われることはほとんど無いといっていい。
大抵移籍が起こるのは、レギュラー争いに敗れた控え選手。
だが、そんな選手が、あるチームにとってはチームのウィークポイントを抑えられる選手になれるわけである。
また、珍しいケースでは、弱小チームの中にいる有望選手。かつての土生がいい例だろう。
優勝を目指し、チームを移る、そんな向上心を持った選手もいる。
もちろん、有望選手は普通最初から強豪リトルのセレクションを受けて入団するのが普通なので、あまりそんな例はないが。
「サードかファースト、そしてセカンドかショート。そしてレフト。
何とかこのあたりで、そこそこのレベルの選手を取れるように頑張りましょう。」
「わかった。」
「けど、チームに監督が帯同していないのはまずい、だから、監督は選手探しやスカウトは出来ない。
このチームにはコーチもいないし、その役目は俺が引き受けます。」
「・・・分かった、頼む。」
監督はもう何も言わない。このチームは土生のチームだからだ。
どんな絶望的な状況でもチームに残り、頑張ってくれた。だから今度は、土生の好きにさせてやりたい。
いよいよ出発の日。去年は父兄が手分けして自家用車で送ってもらった。
貧乏チームなのでそれはやむをえないことだが、今年は違った。
「しかし、よくバスなんて貸し切れましたね。」
「俺も驚いたよ、まさかあいつが力を貸してくれるとはな。」
通常のリトル同様、マイクロバスで出発。
費用は全額、リリアムが負担。
リリアムとは、光陵リトルから少し離れた、全国トップクラスのソフトボールチームの事である。
設備も充実しており、かつて光陵と練習試合を行った事もある。
リリアムの監督が中井監督と旧知の仲、さらにぞっこんで、こんな粋な計らいをしてくれたのだ。
「しかし・・・リリアムから後で何か条件付けられそうな気がして怖いんですが・・・」
「え?」
「理奈をくれ、とか、監督とデートさせろ、とか・・・」
「まぁ、細かい事は後回しでいいだろう。」
監督も気楽なものである。
気楽と言えば、理奈を含めて全員に緊張感がない。
(ユキ、夜にさ・・・)
(え、チュ、チュウ!?)
(ラリナー!俺、トランプ持ってきたんだけど!)
(ホントー!?やろやろ!)
せいぜい、この合宿の意味をきちんと理解しているのは緒方くらいのものだろう。
とはいえ、あまり野球漬けになり過ぎるのも、それもまた健康上よくないかもしれない。
「・・・まぁ、あまりピリピリし過ぎるなよ、土生。」
「は、はい・・・」
現地に着くと、すでにキャンプ入りしているチームもいた。
早速練習や試合で活気に溢れているグラウンドを見つける。
「おいおい、あれは地区4位の強豪、日食(にちはむ)リトル!
小谷野に、糸井、・・・それに中田や稲葉、小笠原の強力打線だ!」
ここで言う「地区」とは、近隣の県をいくつかひとまとめにしたものを言う。
関東地区、関西地区、などの8つの地区から、秋の全国大会の代表が決まる。
地区4位の実力を持つこのリトルは、全国クラスの強打者を並べる超強力打線が持ち味。
かつて小笠原が巨神に引き抜かれた過去はあるが、それを物ともしない選手層の厚さ、育成に定評がある。
その小笠原は、巨神が出場停止になった事で自主退団し、古巣に復帰。
秋大会への出場への意欲から、巨神を抜けて古巣に戻る動きがここ2週間続いたらしい。
もっとも、元光陵の選手は誰一人戻ってこないが。
「おお、広いじゃん!」
「ベットが1人に1つ!すげぇ!」
部屋は洋式で清潔感にあふれ、クーラーも完備。ちなみに、食事は大食堂にてバイキング形式となっている。
もちろん、女子は別棟に部屋を用意されている。
とりあえず、この広域公園の名物バイキングに早速足を運ぶ。
「んめーっ!」
「本当にこれ、食い放題か?」
栄養バランスを考えず、好きなものを好きなだけ。
とにかく量を食べて精力を付けろ、と言うのがコンセプト。
山下にいたっては、カツ丼2杯にハンバーグ4枚、ポテトサラダ山盛り。小学生の常識を明らかに超えている。
女子は食べ過ぎは恥ずかしいので少食で・・・と思いきや。
元来スポーツ少女で恥じらいをあまり知らないのか、理奈もユキもそんなのを気にするそぶりは全く無い。
「おいしいね、ユキちゃん!」
「はいっ!」
緒方だけは、栄養バランスを考慮した適切な質、量の食事を取っていた。
流石は元モデル、一流選手といったところか。
「飯食ったらどうする?」
「とりあえず、売店見ていこうぜ!」
2時の練習開始までまだ時間がある。
何をしてすごすかワイワイ騒いでいる他の連中を尻目に、土生だけは一足先に食事を終え、部屋に帰っていった。
1、8・橡浦
2、6・赤松
3、2・瑞原(ユキ)
4、5・山下
5、9・青山
6、7・赤星
7、4・青野
8、3・白井
9、1・野村(理奈)
「・・・これでいくか。」
監督に渡す為のメンバー表を渡し、「適当なところで代打、緒方」とメモ書きを付け加える。
土生はスカウティングでいなくなるので、代わりの捕手には野球センス抜群のユキを抜擢した。
事前にユキに試してもらい、理奈の球を取れることは確認済み。
あとは県内4位の肩書きがあるので、それなりのリトルが練習試合に応じてくれるだろう。
「さて・・・いくか。」
双眼鏡を片手に、部屋を飛び出した。
光陵の選手全員がグラウンドに集められる。
「よし、ウォームアップ後、3時から日食リトルとの練習試合を行うからな。」
「え、に、日食!?」
集合をかけられた選手が、早速どよめく。
ここについてから練習を1度もしていないのに、早速試合。
練習より、実戦をひたすら重ねろ、という土生の意向だった。
「いきなり試合だが、これは土生の考えだ。みんな、頑張ってこい。」
「そういえば・・・あれ、土生さんは?」
「土生はしばらくは別行動だ。その理由は今はまだ話さない。
これも土生のたっての希望だ。」
土生無しで、試合に勝てるのか・・・そんな空気が充満していた。
なにしろ、事情を知っているのは、理奈、ユキ、そして緒方の3人だけ。
「みんな、土生君がいなくても、勝たなきゃ!いい!?」
「あ、ああ・・・」
理奈の言葉がけでは、チームメイトは奮い立たない。
土生と理奈の最大の違いは、そのカリスマ性にあった。
1、4・田中(賢)
2、2・小笠原
3、9・糸井
4、7・中田
5、3・稲葉
6、8・陽
7、5・小谷野
8、6・金子
9、1・武田(勝)
「それでは、ただいまから日食リトル対、光陵リトルの試合を始めます!礼!」
「お願いします!」「お、おねが、いします」
そうそうたるビッグネームが並ぶリトル相手に、最初から気持ちで負けていた。
一方。
「ここが大洋リトルか・・・」
かつてはマシンガン打線と呼ばれた強力打線を武器に、日本一を勝ち取った事もあるチーム。
しかし、近年は選手が育たず、スカウトも上手くいかずに、1回戦敗退のチームになっていた。
「・・・まぁ、ここに有望選手なんかいないか・・・」
かつての主力だった内川、村田という選手にも移籍されてしまう始末。
すっかり覇気も無くなり、リトルが解散するのでは、と言う噂まで立っているらしい。
そんな中、つい1人の選手に目を奪われた。
「あのショート・・・女の子か?」
理奈やユキ、緒方と言った、光陵のホープは全員女の子。
だからなのか、無意識に目が行ってしまう。
(いくぞ石井!)
(は、はいっ!)
どうやらノックの最中である。
だが、真正面のノックを、ポロリとこぼしてしまった。
(何やってんだ!)
(す、すみません!)
(それでも石井の妹か!?根性見せろ!)
石井。その名前でぴんと来た。
今はもう高校生だが、かつて日本一になったときの主力を張っていた選手。人伝に聞いた事がある。
(次エラーしてみろ、後で反省会だ!おらっ!)
(・・・きゃっ!)
(何やってんだ、このチキンが!ベンチに下がってろ!)
明らかに萎縮している。
勝手に兄の栄光を被せられ、半端ではないプレッシャーをかけられている。
実力以上のものを求められているのかもしれない。
「あーあ、あいつ、苦労してんなぁ・・・」
「・・・!?」
突然背後から間延びした声が聞こえてきた。
仰天して振り向くと、学ランを来た坊主頭が突っ立っている。
「おお、悪い悪い、偵察中だったか。」
「あなたは?」
「俺?石井卓朗。あの女の子の兄ちゃんさ。」
驚いた。
まさに、今背後に立っているのが、かつてのマシンガン打線の切り込み隊長、石井卓朗。
「あいつは相当実力あるんだけどなぁ・・・
さやかに頼んで、入ってもらったけど、あんなにプレッシャーかけられちゃ出来るモンもできやしねぇ。」
「頼んで、入ってって・・・?」
「あいつの実力なら、もっと他の強豪リトルが似合うんだけどよ。
やっぱり、出身リトルが寂れるのが嫌でさ、さやかにダメ元で頼んだんだよ。」
兄の勝手な思いを、健気な妹は聞き入れてくれた。だが、そこで受ける扱いは散々なものだった。
「俺の妹、と言うだけで期待されたんだけど、大会まではいいプレー見せてたんだけど、1回戦負けの春の大会、ノーヒットでさ。
怒られて、それ以来めちゃくちゃプレッシャーかけられて、あんなに萎縮して・・・申し訳なくってさ。」
「たった1試合で・・・」
「たまたまその試合見てたんだけど、どの打球もいいあたりで、好プレーに阻まれてアウトになっただけだぜ。
けど、石井の妹なのに何をやってるんだ、・・・って感じだ。」
「・・・。」
「セカン!」
「うお!・・・あっ!」
日食の強力打線が襲い掛かる。
セカンドへの鋭い打球を青野がトンネル。
「おっしゃ、5−0!」
「いいぞ賢介!」
まだ3回裏。打たれたヒットは2本だが、エラーが実に7つ。
理奈のストレートは日食相手でも通用しているが、例えヒット性のあたりでなくても鋭い打球を飛ばす。
そして、その打球を処理するだけの守備力が、まだついていない。
青野がエラー2つ、白井が3つ。青山と赤星も1つずつ。
「くっ・・・えいっ!」
「おっしゃあっ!」
これだけエラーが重なれば、理奈もピッチングに集中できない。
甘い球を小笠原に狙われた。
「・・・っ!」
悠々と柵越え。
さらに2点を追加され、まさに泥沼に陥っていた。
たった一人の主力が抜けただけで、ここまで崩壊する。
精神的支柱と、勝ちたい、と言う意識が完全に抜け落ちてしまった光景が、まさにこれだった。
「お、練習が終わったか。」
石井の妹は、グラウンドの隅でうつむいていた。
結局あれからノックには加えてもらえず、一人で座らされ続けていた。
「・・・石井さん、どこへ行くんですか?」
「決まってるだろ。さやかの所だ。
謝ってこないと。もっといいリトルを探してやらなきゃな・・・」
実力があっても、認められない。
かつての理奈とかぶる光景に、土生は黙っていられなかった。
「・・・俺も、行っていいですか?」
到着すると、監督が石井を笑顔で迎えてくれた。
「おお、石井くんか!」
「尾花さん、お久しぶりです。」
ずっとうつむいていた妹が、その一言でぱっとこちらを向く。
「・・・その子は誰だ?」
「偶然道端で会いました。後で指導をしてあげようかと。」
「そうか。それはそうと、妹は君と違って出来が悪い。
もっときちんとやれ、と、お灸を据えてやってくれないか?」
どうやら、監督は何も気づいていないようだった。
石井はハイとだけうなずくと、妹を連れて誰もいない建物の影に向かっていった。
「お兄ちゃん・・・」
唇をきゅっと噛み、涙目でこちらを見ている。
怒っているだろうな、こんな目にあわせた兄を、恨んでいるだろうな・・・そう思っていた。
だが、違った。
「おにいちゃああんっ!」
「さやか!?」
突然抱きついて泣き出す。
「ごめんなさい、ごめんなさいっ!
お兄ちゃんが、期待して・・・チームを救うのを期待して、あたしに期待してくれてたのに、あたしっ・・・」
「何を言ってるんだ、兄ちゃんこそ悪かった!
お前をこんな目に合わせて、兄ちゃんのせいで変なプレッシャーかけられて・・・
兄ちゃんのわがままを聞いてくれて、チームに入ってくれたのに・・・」
美しき兄弟愛。
土生はいるべきかどうか迷ったが、自分のやるべきことのために、離れるわけには行かない。
「ぐすん・・・ごめんね。」
「何言ってるんだ。
それより、久しぶりに一緒に野球しないか?」
「ほ、ほんと!?」
「君もどうだい。久しぶりに妹と一緒に、楽しく野球をやりたいんだが。」
「!・・・もちろん。」
土生にとって願ってもない事だった。
石井イチオシの、この妹さんの実力を、見極める機会を得たのだから。
「そーれ、いくぞー。」
適当な空き地を見つけ、石井が軽くノックを打ちこむ。
無駄のない動きで拾い上げ、土生に送球する。
(グラブ捌きに無駄がない。送球も正確だ。
さっきの練習を見る限りじゃ足はやや遅かったようにも見えるが・・・)
「それっ!・・・あっ。」
打球が少しそれる。飛びつくが取れない。
「ごめんな、さやか。」
「ううん、取ってくるね!」
(俺や赤松なら届いている。やっぱり守備範囲はショートにしてはやや厳しいか・・・)
だが、堅実な守備は、少なくとも光陵内野守備の崩壊を食い止めてくれるはずだ。
続いて、バッティング。
誰でも使えるバッティングゲージに入り、左打席に立つ。
「おお、しばらく見ないうちに、ずいぶん上手くなったな!」
「えへへー、そう?」
「ああ、打球の鋭さが違うぜ。ずいぶん頑張ったんだな。」
そんな兄弟の何気ない会話。
だが、土生はその会話など耳に入っていない。
(ミートが正確だ、俺以上じゃないか!?
弾道は低いが、打球の鋭さも十分だ・・・)
少なくとも、橡浦以上の打撃は期待できる。
リトルでの扱いも悪く、引き抜きは容易だ。
「さやか。お前はすごいよ。」
「ほんと、お兄ちゃん?」
「ああ、お前は、変なプレッシャーでかたくなってただけだ。
もっと伸び伸び出来るところを、俺が探してやる。」
「・・・お兄ちゃん。」
絶好のタイミング。
早速、触手を伸ばしにかかる。
「もし、石井さん?」
「ん、なんだい?」
「よかったら、俺のリトルはどうですか?
監督は優しいし、女の子の選手もいるので、妹さんにも過ごし易いでしょう。」
「・・・そうか。
いいんじゃないか、さやか?ためしに見学に行ってみないか?」
石井からの感触も上々。
これは期待できる・・・はずだった。
「・・・ゃだ。」
「え?」
「やだ!あたしが、お兄ちゃんのリトルを!大洋を!優勝させるんだもん!」
(な・・・なにぃ!?)
予想外の展開。
この女の子、芯が強すぎる。
だが、土生もここで引き下がるわけには行かない。
「さ、さやかちゃん、俺のチームだって、優勝を狙ってるんだ。
それに、今の内野は人手不足、君の事が欲しいんだよ!」
「やだ!やだ!大洋を優勝させるんだもん!」
「あ、ちょっと!
・・・。」
結局、行ってしまった。
やはり、補強は簡単な事ではなかったようだ。
「よっしゃ、橡浦!」
「・・・あっ」
橡浦の打球は、惜しくもショート正面。
「6回表、2アウト・・・」
「あーあ、やっぱりだめかぁ。」
「土生さん無しじゃ、どーしよーもないなぁ。」
すっかり戦う気力をなくした、控え組。
土生が最も嫌う光景が現実となる。
「ダメだよ、まだ諦めちゃ!」
「でも、9−0だぜ?」
「そうそう、ラリナ、いい加減・・・」
だが、ネクストバッターズサークルに立つ4年生の目は、違った。
「お前ら、黙ってろよ!
・・・俺はまだ、諦めないからな!」
赤松が打席に立つ。
初球をスイングしたが、力のないショートゴロ。
「まだだ・・・うおおおおっ!」
(雅人君!?)
執念のヘッドスライディング。
タイミングはアウトだったが、審判が赤松の気迫に感動したのか、セーフをコールした。
「やったぁ!」
「よーし、ユキちゃん、続いて!」
とぼとぼと光陵の練習試合の場所に戻る。
なぜか、石井も付いて来た。
「そうか、そんなに内野陣が手薄なのか。」
「今だから言えますが、あなたについていってたのは妹さんを戦力として欲しいからです。
申し訳ないです。」
「いやいや、さやかに活躍の場所を与えてくれようとしてくれただけでもありがたいよ。
ただ、結構頑固者だからね・・・」
「・・・ここです。やっぱり負けてますね・・・」
被安打4、エラー数11。予想通り。
どうやらもうすぐ試合終了のようだ。
「フォアボール!」
「よーしデカブツ、よく選んだ!」
「うるせぇチビ、そういうお前も出塁しろ!」
相変わらずの凸凹コンビ。
だけど、互いへのライバル心があるからこそ、2人は成長していける。
「・・・お、緒方だ。まぁ、ここしかないわな。」
「本当だ。セカンドランナーも、バッターも女の子だ。」
あの後、ユキが二塁打で続き、山下が四球で繋ぐ。
そして、バッターボックスに立つのは、代打の切り札、緒方。
「元巨神の選手です。膝の大怪我で、走る事も守る事もできないので、代打一本。」
「へぇ・・・」
「けど、勝負にかける熱い魂は、誰にも負けませんよ。」
2球見逃して、簡単に追い込まれる。
だが、球に怯えているわけではない。球筋を見極め、一振りにかける。
膝の状態もずいぶんよくなった。かつてのバッティングは、すでに復活していた。
そして、内角の直球を、振りぬいた。
「打ったーっ!」
打球はぐんぐん伸びる。
ぐんぐん伸びて、フェンスを超え、・・・土生の素手に収まる。
「やったー、満塁弾だぁ!」
「あれ、土生さんだ!」
ようやく光陵ベンチに活気が戻る。
緒方は相変わらずクールにグラウンドを一周し、手荒い祝福を避けるかのようにベンチにスッと戻った。
結局その回は4点止まり。
9−4で負けているので本来裏攻撃はないが、練習試合では大抵スコアにかかわらず6回裏まで執り行う。
「・・・見ててください、石井さん。これが、うちのエースです。」
客人としてベンチに座った石井にそう言い残し、マスクを被る。
ユキはライトに戻り、橡浦とのコンビが復活した。
「・・・。・・・!?」
三者三球三振。全部ストレートで。
先ほどの満塁弾と、土生がマスクを被った事で理奈が完全に闘志を取り戻した。
「よっしゃああっ!」
「いいぞ、理奈!」
理奈の一番のストレートは、相手が日食だろうと意に介さない。
「大洋リトル日本一の時のメンバー!?」
結局石井はそれからも行動を共にしている。
石井は高3で、先日野球部を引退しており、暇なのでここに来たらしい。
「すごい、すごい選手なんだ!」
「いや、すごかったのは他のみんなさ。波留さんとか、駒田さんとか、佐々木さんとか、大輔とか・・・」
夕食そっちのけで、石井に質問の雨嵐を浴びせる。
「あのときはね、・・・だったんだ。」
「へぇ、それでそれで?」
「ねーねー、タクローさん!」
いつの間にか下の名前で呼ばれるようになった。
本人もどうやらその方がいいらしく、タクローと呼ばれてから表情がさらに明るくなった。
「ん・・・さやかー!」
「あ、お兄ちゃん!」
全員が食べ終わった頃、タクローの妹が食堂に入ってきた。
兄の事が好きらしく、トコトコ寄ってくる。
「練習終わったのか?こっち来いよ!」
「え、でも、リトルのみんなと一緒にいないと・・・」
「いいんだよ、何か言われたら俺が言っておくから。」
すぐ後に来た大洋の尾花監督を見つけると、タクローは話をつけにいった。
どうやら了解を得たようで、遠くから両腕で丸印を描く。
「土生さんが、この子を?」
「ああ。」
「わ、わたしは、大洋リトルを日本一にするんです!」
「けど、大洋って春大会、ベストなんぼだっけ?」
「・・・い、1回戦負けです・・・けど、秋大会は勝ちますッ!」
タクローの妹、さやかの決意は固いようだ。しかし、土生もそう簡単に引き下がるわけには行かない。
チームから捨てられそうな、優秀な選手をせっかく見つけたのだから。
「じゃぁ、さやかちゃん。俺達と試合してくれないか?」
「えっ・・・試合・・・?」
「日本一になるって言うんなら、当然俺達に勝てるんだろ?挑戦を受けてくれよ。」
「う、うーん・・・」
「それとも、勝てる自信がないのかな?」
土生にしては珍しい挑発的な言動。
流石にこれに黙っているさやかではない。
「わかりました!・・・えっと、お兄ちゃん、試合を組むのお願いしていい?」
「俺は構わんよ。
兄ちゃん、このリトルも結構気に入ってるし。」
土生が一人入るだけで、チームの空気が変わったこと。
他のチームの元主力が復活している事、直球しか持ち球のないエースが、真っ向勝負を挑む事。
そして、県大会ベスト4。
タクローでなくとも、気にかける要素をこのリトルはいくつか持っている。
とりここまでで。
タクローはチームに残って欲しいな・・・
乙
巨乳成分が・・・
野球SS?
感想も書けんからせめて三回に一回はエロ入れろw
まぁ、そこらへんは多めに見てください。
何より、登場人物がまだ不足しているけど、いきなりハイ登場ってわけにはいかないのです・・・
名無しさんXがリメイクしに着てくれれば一番いいんだろうけど・・・
非エロなら非エロでもいい
だがさすがに巨乳要素すら入ってないのはどうかと思う
野球小学生のスレではないぞ
多め→大目
621 :
名無しさん@ピンキー:2012/09/08(土) 07:01:33.99 ID:vOvVtYJx
ctrl+fで巨乳というキーワード探すところだったよw
新スレたれられへんかったので後宜しゅう
立てたけど、テンプレしくじった。
落としてだれか立て直して
新スレに小品を投下してきましたので、こちらにもお知らせしつつ埋め。
保守