なんど消えれば気がすむのやら……
まあ、それでも再び生まれたことには祝福すべきかしら?
かつて世界の半分を沈めた私が言うには、あまりに矛盾した言葉だけど。
私の名前はジャクリ。
私の名前はミュール。
私の名前は裸族。
まあ、好きな名前で呼ぶといいわ・・・・
人間には一部の例外を除いてあまり興味はないけれど、
詩は好きな方だから、みんな思い想いに紡いで語るといいんじゃない?
このスレッドは、アルトネリコに関連した SS を投稿する場所。
ゲーム中の話でも、漫画、ドラマCD、OVA等々、アルトネリコに関連したものであれば何でも投稿してもらっていいわ。
ただし、子供は立ち入らないで。大人だけが入ることを許された場所よ。
いちおつ
エロパロスレ復活嬉しいよ。
記念にネネフェルエロでも書くかな
シュレリア様SSキボンヌ
シンガーエンジェルが獣型ウィルスに組み伏せられるようなヤツ読みたいな
復活したが……書くネタがない……
しかしネタが無い罠
ちくしょうなんでアルトネリコ3だけPS3なんだよ
アルトネリコの為にPS3買ってトロステでも見てればいいじゃない
つかスレチ
11 :
sage:2009/11/28(土) 03:51:52 ID:jOyVv26S
1乙
最近コンシューマゲーム雑誌なんぞ立ち読みですら見てなかったんだが、
3はPS3で発売かぁ…無理すぐるお
13 :
後日談の人:2009/11/30(月) 04:31:00 ID:dI2Bt/N7
その7.5を見てて思ったが、一本完結させずに放置させているものがあったw
いかん。いかんぞー
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
>>1 乙
2再プレイ中だがジャクリとクロアたまらないよ
なんかネタないかなぁ
ネタはあるが書く時間がない
保守
発売されたら伸びるかね・・・?
そういや今のところそれぞれ四人ずつ人格が存在してるわけだが、やっぱり
コスモスフィアでやるとしたら5Pになるんだろうか
アルトぬるぽ
ガッ ストってかwww
保守
保守
保守
保守
前スレに書いてあったもうひとつの保管庫のURLくださいな
保守
保守
あと三週間と少しか…
保守
3では母さん出るのかな・・・
シュレリア様が出るかどうかの方が重要だ
ライナーは散々ハーレムとか言われてるのに3Pモノ見たことないな
保守
hosyu
発売前に落ちられても困るし・・・保守
フィンネルルートのソフトSMが楽しみでしょうがない
シュレリア様が出るのか出ないのか…
フィンネルはツンデレで貧乳でスカトロでドMだからな
これだけガッチガチだと書きやすいわ
フィンネルの脱糞にはビビった…
この手のファンタジーRPGでは快挙じゃないか?
発売記念に一つ。蒼都×フィンネル?をば。
多少キャラ崩壊気味。特に蒼都
41 :
被虐妄想:2010/01/28(木) 23:28:39 ID:2GeyseFb
――くちゅ、くちゃ、じゅる……チャリ、チャリ……
照明がしぼられた寝室に、軽い金属同士が擦れる小さな音と、粘度を帯びた液体が放つ卑猥な音が響いている。
音の発信源を辿ると、大き目の寝台に辿りつく。
正確に言うなら、寝台に腰掛けた少年、その足の付け根に顔を埋めた少女の口元と鎖骨の辺りからその音は生まれていた。
束ねていた髪を下ろし、白い肌着―パージとするならばレベル3か―の上下一枚とガーターベルトのみを残した状態の少女、フィンネルが
少年の肌着から飛び出した男根に舌を這わせている。
唾液に塗れた舌と男根の先端から漏れ出た粘液が絡み合い、卑猥な音の発信源となっていた。
「――ん、んん…ちゅ、んっ……」
口淫を続けるフィンネルの細い首に回された黒皮の首輪から胸元まで垂れ下がる短い鎖が、金属音の発生源だった。
ギリギリまで絞られた明かりを反射して、きらきらと光る。
「……ああ、いいぞ、フィンネル」
少年―蒼都が昂奮を滲ませた声で呟き、一心不乱に自身のモノに奉仕し続けるフィンネルの頭を撫でる。
「ん、んっ♪ ちゅる、くちゅ……」
主人に褒められると同時に頭を撫でられたことを感触で知ったのか、フィンネルの嬌声に含まれる喜色が増す。
上目遣いで見上げようとしたのだろう―目隠しで遮られ、その大きな瞳を見ることは出来ない―フィンネルの顔が僅かに持ち上がった。
自然、半ば咥内に含まれた状態の先端部を舐める舌の位置などが変わり、蒼都の得ている快楽に新たな刺激が加わる。
蒼都の顔が快感と征服感に歪んだ。
目隠しをされているため、舌先と男根の根元を緩く掴んだ左手の感覚のみで位置を把握しているにも拘らず、その動きがぶれることは無い。
これ以前にも幾度にもわたって仕込まれた賜物。
フィンネル自身がこういった調教を深く望むことであまり積極的ではなかった蒼都が秘めていたサディストとしての本性を引きずり出すと共に
本格的に開花したフィンネルの真性のマゾヒストとしての資質、そして共に苦難を乗り越えることで過剰なまでに深まった絆が、この状態を作り出していた。
42 :
被虐妄想:2010/01/28(木) 23:29:03 ID:2GeyseFb
「ちゅ、くちゅ……っん♪ んんっ……」
未だ射精の気配を見せない蒼都の男根を舐め続けるうちに昂奮が高まったのか、無意識のうちにフィンネルは
空いていた右手を自らの秘所にあてがい、肌着の上から弄くっていた。
既にそこは肌着の下が透けて見えるほど潤っていて、上の口以上に卑猥な音が漏れ出していた。
それに気がついた蒼都が口を開く。
「フィンネル。それ、気持ちいいか?」
その一言に我に帰ったのか、フィンネルが右手を止める。
いや、止めようとした。
だが、目隠しの状態で奉仕しながら自慰をするという倒錯的な快楽に溺れた身体はフィンネルの意思に従わず、秘所を弄る手は止まらない。
むしろ更に高まったのか、勢いが激しくなった。
「…んあ…きもちいい、の…ひぅ…とま、らない…よぅ……ちゅ、くちゃ……」
それでも口と左手が止まらないのは流石というべきか。
「俺のモノしゃぶりながら自分の気持ちいいところ弄くって感じまくるって……フィンネルは変態だな」
くく、と笑う蒼都の声。
一種残忍さすら感じられる嘲笑に更に感度を高めたのか、フィンネルの腰が跳ねた。
目元を布で覆われた顔は真っ赤に染まり、喘ぐ声がトーンを上げていく。
その姿に嗜虐心を煽られたのか、蒼都の笑みが深くなる。
「そうだ、いい事思いついた……なあフィンネル。俺が射精すまでに勝手にイったら、おしおきだ」
「――! ん、え? あ、おと……お仕置き……いや、ひぁ、ぁ、ぁ!…」
『お仕置き』という単語に反応したのか、半ば朦朧としていたフィンネルの声が更に上ずる。
口では拒絶の言葉を放ったものの、目隠しのしたの瞳は期待に潤む。
秘所をこね回す手はますます速度を増し、同時に蒼都の男根に奉仕する手と口もその動きを大きくする。
蒼都の顔から余裕が失われたのを、気配で感じた。
最早上と下、どちらのものか判別が付かなくなってきたくちゅくちゅという卑猥な音も激しさを増す。
43 :
被虐妄想:2010/01/28(木) 23:29:39 ID:2GeyseFb
「―く、いいぞフィンネル……もう少しで……」
「んっ、あ、ちゅ、くちゃ……」
上ずった蒼都の声とフィンネルの嬌声が重なる。
互いに、絶頂が近い。
「う、出る、出すぞ……!」
「くちゅ、ぁ、あ、ひぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
がくがくと腰を振るわせるフィンネルの頭を鷲掴み、蒼都が呻く。
その先端が膨らみ、弾ける一瞬前に、フィンネルは甲高い声をあげていた。
びくびくと痙攣するフィンネルの口から蒼都のモノが吐き出される。
そのまま絶頂に震えるフィンネルの顔から腹にかけて、先端から吐き出された大量の白濁が染め上げていった。
「……あ、うぅ………」
白濁に塗れ、余韻に浸るフィンネル。
目隠しから口元に垂れた精液を嚥下し、小さく喘ぐ。
蒼都の手がねとねとになった目隠しを外し、まだ足りないとばかりに硬度を損なっていない男根がフィンネルの蕩けた視界に入る。
「……フィンネル。先にイったよな? ……おしおきだ」
嗜虐的な声で宣告する蒼都。
それを、フィンネルは欲望を丸出しにした堕ちた笑みで受け止めた。
窓から差し込んだ朝日が、まどろむフィンネルの顔を照らす。
うっすらと瞼を開いたフィンネルが呟いた。
「なんだ、夢か……残念」
以上。
色々とおかしいとこあるかもしれないけど。
…プレイした印象そのままに書いてみた。あまり進んでないけど。
>>41 GJ!発売してすぐに投下されるとは思ってなかった・・
46 :
名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 00:45:12 ID:38haC9j2
今買ったばかりのアルトネリコ3
包帯少女のフェラ…げふんげふん
…フィラメントに期待が高まる中
最序盤のミュートのパンチラ
俺は黙って電源を消した。
そのまま続けないとお前は後悔することになるぞ
アオトとフィンネルで投下します。
49 :
トナリデネルコ:2010/02/01(月) 22:07:12 ID:S/Wq4pY+
今日もまた隣から聞こえる話し声にフィンネルは耳をすました。
『あっ・・・アオトさん・・咲は・・咲は恥ずかしくて死んじゃいますっ』
『ははっ・・大げさだな、咲は。これ位で』
『っ・・ンチュ・・ちゅう・・プはっ・・はぁはぁ・・アオトさぁん』
『咲、可愛いよ』
『ひゃ・・耳・・だ、だめ、だめですっ』
『はむっ・・はむっ・・れろれろれろれろ』
『あっ・・あぅっ・・あ、あ、あ、あー〜っ』
ドサッ
『咲?』
「な、何をしてるのよ〜?毎日毎日毎日毎日。こ、こ、こっちの身にもなってよね。バカアオト」
フィンネルは今日も壁越しに二人の声を聞きながら自分を慰めていた。
「は・・はぅ・・また、やっちゃった。で、でもでもアオトが悪いんだからねっ・・・はぁ・・・切ないよぅ、アオトぉ」
果てて尚、フィンネルは指先を動かすのをやめられなかった。
「咲ちゃんばかりズルい。私にもして欲しい。アオト・・アオト・・アオトぉ」
「ならしてやろうか?」
ハッとして顔を上げるといつの間にかアオトが部屋に入って来ていた。フィンネルをゾクゾクさせる意地悪な笑顔で。
「あっあ、アオっ、な、なななななんっ」
「俺が何も知らないと思ったか?ご主人様を舐めるなよ」
突然の事にフィンネルはマトモな言葉が出てこない。
「い、いいっい、いつからっからっ」
「またやっちゃった〜辺りかな」
「っ」
「全く、信じられねぇよ。帰りにお前の部屋からデッケェ声で呼ばれたと思ったら・・・大したもんだよ、お前の変態恥女っぷりは」
「ご、ごめっ・・・なさぃ」
アオトに見られた。嫌われた。
フィンネルは死にたくなる位に赤面し俯いた。恥ずかしくて情けなくて申し訳なくて涙まで出てくる。
「うっ・・ひうっ・・アオト・・ごめっ・・なひゃあっ!?」
突然の抱擁。
「望み通りお仕置きしてやるよ」
アオトの冷たい声がフィンネルの耳元から背中に走った。
「ンッ」
強引に口を塞がれ、舌で乱暴に蹂躙されていく。
さっきまで咲を蹂躙していた口で。
「んッちゅ・・くちゅ・・アオ・・はむっ・・ちゅううぅぅ・・ちゅっ・・ちゅぱっ・・はっ・・・はあっはぁっ・・アオトぉアオトぉ」
せがむように顔を近付けたフィンネルにアオトが冷たく言い放った。
「舐めろ」
「ぇ・・・?」
「咲のヤツはすぐに気絶しちまって、なかなか進めないからな。色々たまってんだよ、こっちは」
アオトは隆起した股間にフィンネルの指先を誘導した。
「だっ・・えっ?え?えぇぇぇぇ〜!?」
「グズグズしてんじゃねぇよ。このままだと今にも押し倒しそうなんだよ、俺は。召し使いの為に処理させて落ち着こうって親心がわかんねぇか?」
押し倒す。
その言葉も魅力的だったけれど今はアオトの優しさが嬉しい。
フィンネルは赤面し、アオトの正面に膝まずいた。
「は・・はぃ。ふ、ふつつか者ですが・・丁寧に処理させて、い、い頂きます」
「あぁ。歯は立てるなよ」「ひゃあ・・・」
「おら、ボサッとすんな。舐めろって言ってんだよ」「んブッ」
アオトの股間に見とれていたフィンネルの口にアオトの匂いが乱暴に広がる。
「うっ」
「ンぐ・・ンく・・くちゅ・・はぅ・・」
「もっと頭動かすんだよ。おらっおらっおらっ」
「んぶっ、んっ、ンッ、ンはっ、んぶぷっ、んぐっ、んぐっ、ぐっ」
「んっ。そ、そこ。そこをもっと舌で・・あーっ気持ちイイ」
痛くて苦しかったけれど、アオトの声でフィンネルは言い様の無い多幸感で急速に満たされていく。
その感覚は三段階パージに似ていた。
「あっ、ん、んぐ、んぶぶっ、ンはっ・・・ぷあっ?」
「くぉっ」
「ンッ!?んぶぶっ?ん〜っン〜っん〜っん〜っ」
強引に頭を押さえられフィンネルの口の中に吐き出されたアオトの味。
「っ。げほっけほっけほっ・・・はぁ、はぁはぁはぁ・・ト・・アオトぉ・・気持ちっ・・良かった?」
「はーっ・・はーっ・・あ、ああ。や、やれば出来んじゃねえか」
うっとりとしながら股間の掃除を始めるフィンネルの頭をアオトは優しく撫でた。
俺ってやっぱりSなのか?と不安に思いながら。
以上です。
色々やりすぎましたが後悔はしていない(笑)
フィンネルさっそく来てるなー。うぽつです。
自分としては咲も見てみたい。
咲トゥルーED後の話。
トゥルーEDのネタバレがあるので、そういうのが嫌な方はタイトルNGでお願いします。
タイトル
「初めての夜」
55 :
初めての夜:2010/02/02(火) 00:45:11 ID:aMJ5l6V2
「アオトさんっ、サキ、アオトさんとの赤ちゃんがほしいですっ!」
「はっ?!」
二人で挙式を上げたその日の夜、服をパージしキャミソールとスパッツ(中には下着を着用しているのだが)のみのサキが
アオトの部屋に押しかけてきて、そんな恥ずかしいお願いをしてきた。
今日の挙式を上げた時点で、もう二人は夫婦。アオトはベッドの上にあぐらをかいたまま、
フィンネルのCSでサキが「結婚式を上げた日の夜は初…」と言っていたのを思い出す。
アオトは頬をかきながら自分の隣をぽんぽんと叩く。
「まあ、とりあえず座れよ、サキ」
「は、はいっ」
「あのさ、サキ」
「はい!」
「その、俺はいいんだけどさ…初めてだと、やっぱり痛いらしいぜ?
サキは我慢できるのか?」
「できます!アオトさんから受ける痛みなら、全然辛くないですからっ!」
そう言って頬を染めながら微笑むサキの頭をアオトはゆるゆると撫でて微笑む。
この少女は、自分と体を重ねて愛の子を孕む事を望んでいる。
「それに、サキはもう16歳です!アオトさんとエッチするのも…大丈夫、ですよね?」
「ええっと…そ、そうだな」
「大丈夫ですアオトさん!サキはもう準備はできてます」
サキが頬赤くして目を閉じる。アオトはその光景を見てごくりと唾を飲んだ。これは夢じゃないだろうなと疑心の心を持ちながら。
しかしこれは夢じゃない。現実なのだ。長い間愛を育んできた、サキとの、初めての夜になる日。
アオトはサキの肩に手を置き、ゆっくりと口付けた。
「ん…」
サキから甘くくぐもった声が聞こえる。そして、性急にならぬように注意しながら舌を挿入した。
ぬるりとした感触に驚いたのか、サキの肩がぴくりと跳ねる。
アオトは肩に置いていた手をサキの頬に移動してするすると撫で始めた。やはり、自分とは違う柔らかい感触。そしてサキの甘い口づけの味。
「…ん…ふぁ…」
「…は、」
サキの口内をひとしきり暴れまわると、流石に呼吸が辛くなり一度唇を放した。サキを見やると、口端からどちらのともわからない唾液が滴っていた。
そしてその大きな瞳は涙で潤んでいて、とても可愛らしく見えた。アオトはもう一度サキに軽く口付けると、頬に置いていた手をゆっくりと下げ、柔らかな二つの山まで辿り着かせる。
「ぁ、…!あおと、さ…」
「すげー…前触った時も思ってたけどさ、やっぱ柔らけーよなあ」
「んっ、そんな、事、ないです、ぅ」
57 :
初めての夜:2010/02/02(火) 00:46:44 ID:aMJ5l6V2
ふにふにと柔らかく大きな胸を弄り回していると、頂点である乳首が勃起してきたのがキャミソールを通して伝わってきた。
アオトは悪戯を思いついたかのように口端を持ち上げ、キャミソールとブラを一気にたくし上げる。
それに驚いたサキは小さく悲鳴を上げて見を縮こませた。
「あ、アオトさんっ!?」
「へへ、ちょっとやってみたい事があってさ」
「?…あっ!?っ、くぅ…ん…!」
あらわになった大きな胸に、アオトはしゃぶりつく。サキは顔を真っ赤にして口元を手で覆った。
とても恥ずかしくて、おかしな声が出てしまう。
エッチとはこういうものなのかとサキはいまだ未経験の快感に戸惑っていた。
「ひゃっ…!ん、…アオトさ、何だか…」
「あ?」
「赤ちゃん…みたい…」
アオトが思わず胸から口を放す。
急に恥ずかしくなってサキから目を逸らすと、サキはくすくすと笑ってアオトの白銀の髪を撫ぜた。
「何だか、不思議ですね。サキ達、赤ちゃんを作るためにエッチしてるのに、アオトさんが赤ちゃんみたいで…」
「う、うるせーよっ」
「ひぁっ!?あっ…だ、だめ、そこ…!いっ…!」
58 :
初めての夜:2010/02/02(火) 00:48:20 ID:aMJ5l6V2
アオトは顔を赤くしてサキの秘部を弄り始めた。突然の愛撫にサキは悲鳴を上げて嫌がった。
けれど声には快感が現れていて、本当に嫌なのではないと実感させる。
まだ濡れてもいないそこは、静かに閉じていていきなり指を突き込むのは可哀相だと思い、アオトはサキの足をM字開脚させる。
そして足の間に顔を埋めて舌を這わせた。ざらりとした軟体生物が秘部を這う感触に、サキの背中がぞわりと泡立った。
「んぅう!ぁ、オトさっ…!だめ、そんなとこ…きたない、ですっ!きぅ!」
「ひははふへーよ」
「しゃべらないでぇ…!あんっ!」
唾液を塗りこむように舌が秘部で暴れまわる。そこでアオトは、舌を尖らせて快感で勃起したサキのクリトリスをつついた。
しつこくいじり続けると、サキは背を反らせて髪を振り乱し暴れた。瞳からは涙がこぼれている。
「だめ、ゃあっ…!何か、くるっ…ひっ、くうぅ、んぁあああっ!」
白い喉を目一杯天井に向け逸らすと、サキの体が一瞬硬直し、その後ぐったりとベッドへと沈み込んだ。
サキが初めての絶頂を迎えたことで舌を這わせた秘部からは、唾液以外の味が滲み出てきたことを感じ取る。
「は、ぁ…は…アオトさ、ん…今の、なん、ですか…?びりびりしました…」
「多分お前、イッたんだよ。」
「イった…」
59 :
初めての夜:2010/02/02(火) 00:49:27 ID:aMJ5l6V2
おそらくサキは何処に行ったんだろう、などと思っているのだろう。
アオトは秘部から口を放し、その代わり指でくちくちと秘部をいじり始める。
愛撫から開放されたと思った矢先の二度目の愛撫のせいか、サキは上半身のみを起こしてアオトを見た。
「ひっ、ぅん…ま、まだ、するんですか…?」
「だって慣らさないと痛いだろうし」
「サキは、もうっ、大丈夫ですっ ぁ、!」
サキはそれだけ言うと再びベッドに沈んでしまった。
まあ、サキの言うとおりイったお陰で潤滑油代わりに愛液が溢れて着ている。これなら滑りもいいし、もうそろそろ平気かもしれない。
アオトもそろそろ限界だった為、性急にズボンから性器を出すとサキの秘部の愛液を摺りつけた。
「んぁぁ…あおとさんの、おちんちん、大きい…」
「イテェと思うけど、我慢してくれな、サキ」
「はい…サキ、頑張りますから、」
サキがそう言って瞳をぎゅっと閉じ衝撃に備える。
そして、アオトはサキの腰を固定すると、自らの勃起したそれをサキの秘部へとゆっくりと挿入し始めた。
サキは眉を潜め辛そうに呻く。内臓を押しつぶされているような苦しみと痛み。まるで窒息しそうだと思った。
「く、ぅ…!ああ、入って…!」
「キツ…、」
途中まで入った所で、引っ掛かりに止められた。恐らくこれがサキの処女膜だろう。
一度少しだけ腰を引き、深呼吸して思い切り腰を打ち付けた。
ぱちゅん、と音がした後、サキが悲鳴を上げ、シーツを強く強く握りしめた。
60 :
初めての夜:2010/02/02(火) 00:50:18 ID:aMJ5l6V2
「ぃあああああぁぁあっ!」
「サキ…ごめんな」
「ひぅぅ…っく、あ、ひ…ぃ」
あまりの痛みに呼吸できないのか、口とはくはくとさせて酸素を求めていた。
そして瞳からは大粒の涙がこぼれていてとても痛ましい。
アオトはその頬を伝う涙を舌で掬いとったり、柔らかなサキの髪を梳いたりして、痛みを紛らわそうとした。
このぐらいしか、今アオトにできる事はない。
「は…ひ、ぁ…あ」
「サキ、大丈夫か?」
「ん、ふぁ…だいじょぶ、です。動いても、平気ですよ?」
しばらく腰を動かさずに様子を伺っていると、サキは深呼吸してアオトを見据えた。
頬はすっかり上気してしまっている。
アオトは手を胸へと移動して、やわやわと揉みしだく。するとサキは目を細めて小さく喘いだ。
そして、小さく腰をゆすり、濡れ具合を確認する。
サキの白い太腿からは血が流れていたが、その血のお陰か滑りは良いようだった。
「ぁ…っ、は…あぁ…」
「じゃあ、動かすぞ、サキ」
「んん…」
こくりとサキが首を上下に振り頷く。
腰をゆっくりと動かし始めると、サキはアオトの首に腕を回してきた。
動かす度にくちゅくちゅと水音が室内に響く。
そしてペースが上がっていき、アオトの腰を打ち付ける速度も上がっていく。
それに合わせるように、サキの喘ぎも大きくなってきた。
61 :
初めての夜:2010/02/02(火) 00:50:52 ID:aMJ5l6V2
「あっ、ああっ!ん、うぅ、ひぁっ!」
「サキ…そろそろ、出そうだ」
「出して、くださいっ!サキの中に…っ!」
「…サキっ…!」
「アオト、さんっ…!サキは、サキはぁっ、幸せ、ですっ!
アオトさんと、一緒になれて、とっても幸せですぅっ!」
その言葉に、サキ自身が恍惚とした表情で絶頂へと達してしまい、その膣の伸縮でアオトも白濁としたそれをサキの中に吐き出す。
サキは初めての行為に、二度目の絶頂ですぐに気を失ってしまった。アオトもずるりと性器を抜き取ると、サキの上にしなだれ掛かり眠ってしまった。
翌日、アオトが目を覚ますと、サキが幸せそうな笑顔でアオトを見ていた。
どうやら既に起きて、アオトの寝顔を観察していたらしい。アオトは自分の髪をがしがしとかいて起き上がると、しばらく無言でサキを眺めた後、
頬を染めて目を逸らした。
「アオトさん、おはようございます!」
「…はよ、サキ」
「えへへ、サキ達、一緒になっちゃいましたね」
そう言って愛しそうに下腹部をゆるゆると撫でるサキ。
まだ昨日の行為だけで命が宿ったという可能性は低いが、その幸せそうな様子に、アオトはその小さく白い肩をだきよせ、笑い合った。
「サキ、俺、幸せだよ」
「はいっ!サキも、とっても幸せです」
以上です。
ぐだぐだ長くてレス消費してすみません。
>>56にタイトル指定を忘れてしまったので、IDをNG指定の方が良かったかもしれません。
>>62 うp乙です。
さっきゅんかわゆす……!!!
次はアオト×ココナ頼むわ
何故だ 何故今回は「貧」なキャラばっかりなんだ
オリカもミシャ(小は仕方無いよ幼女だもん)もクローシェ様もあったのに
フィンネルやティリア サキも無いってのが泣ける
ユリシカとサラパトゥーシャしか期待出来ないって何さ
ティリア系は絶望的だし・・・何で「ハーヴェの大きい方」使えないんだよー良いじゃん融合したって
サキは15歳であの胸だからこれからミシャ、クローシェ級に成長する可能性はいくらでも
ふぃんねは……
>>65 逆に考えるんだ蒼都。“小さいこと”を嘆くんじゃなく“大きく出来る楽しみがある”ことを喜ぶんだッ
…って感じのを書いてみようとして挫折したorz
にしても今回は本当に大変だな
ティリア除いても一戦終えるたびに変わると考えりゃ一晩で最低四回か…蒼都腹上死しかねんなぁ
ちくしょうPS3持ってない俺はどうすりゃいいんだ…
誰かシュレリア様で書いてくれないか…
残念ながらサキア以外の人格は星に帰る
……咲エンドは姉妹丼エンドですよね!?
フィンネルはあれだ胸をいじるより
胸のことでフィンネルをいじることを楽しめばいいんだ!
つーかやってるとアオトこれ絶対にS心むらっとくるだろw
>>70 レベル5とか確かに・・・「あれ、何時から調教ゲーになったんだろ」とか思ったね
うーんと調教ゲーの純愛ルートにこんな感じのがあった気がするし
72 :
ふぃんね:2010/02/04(木) 15:31:15 ID:FhRgbWl2
フィンネルがあまりに変態可愛いのでつい変なの書いてしまった……
トークマター「ウンコ」
「なぁフィンネル、ちょっと変な話するけどさ、世の中には自分のウンコを見られたり、匂いを嗅がれたり
するのが好きな人――いわゆるマニアっていうのかな、がいるらしいんだが、どう思う?」
「はぁぁ? ちょ、ちょっとアオト、何いいだすのよ……」
「あ、ああ、いやその、ちょっと、な、詳しくは言えないんだけど気になってさ」
「……」
「……」
「……ねぇ、今日のコスモスフィアでなにかあったの?」
「え? いやいやいや、そ、それとは関係ないぞ、全然全く全力で無関係だ、うん」
「……」
「……」
「……アオトは……アオトはどう思うの? もし好きな子がそんなだったら嫌いになる?」
「いや、そんな事で嫌いになんてなったりしない、本当に好きなら多少変でも俺は受け入れられる! と思う」
「ふーん、そう…なんだ」
(むむ、今なんかホッとしたような表情したな、まさか、やはりコイツ……いや、まさかなぁ)
「ははは、いやぁなんか変な話して悪かったな、気にしないでくれ」
「ううん、いいの、アオトとの会話はなんでも楽しいよ。…………それにちょっと安心したし」
「……え? 最後のほう何て?」
「なんでもない、さ、もう寝よっ明日も早いんだしねっ」
73 :
ふぃんね:2010/02/04(木) 15:32:04 ID:FhRgbWl2
トークマター「ウンコ2」
「フィンネル、入るぞ〜」
「うぉ! くさっ! なんだこの匂いは!」
部屋に入るやいなや、とてつもなく濃い臭気に顔が歪む。
「あ……アオトぉ……助けてぇ」
急いで情けない声のするベッドの向こう側に回り込むと、俺の視界に驚愕の光景が飛び込んできた。
フィンネルがオマルに跨って排便していたのだ。しかも、便が今にもオマルから溢れそうになっている。
「お、おま、おま、お前……何してんだ?」
あんまりな光景に口どもりながら問う。
「嫌ぁ! 見ないで後ろ向いててぇ!」
「お、おぅ」
「あのね……私の部屋、なんかお手洗いが壊れてるらしくて、オマルが置いてあったの。それでね、
仕方ないからコレでしたんだけど、その、あのね……その、少し小さかったのかな、入りきらなくて……
まだ出そうなのに、溢れちゃいそうなの……」
「そのオマル、小さい――か? いやしかしお前、そんなに大量に……」
「いやぁ、そんな風に言わないでよぉ……。うぅ、恥かしいよぉ」
泣きそうな顔で下半身丸出しでオマルに跨っているフィンネル。股の間には大量の糞。そして窒息しそうな程充満した臭気。
この異常な世界に俺のビッグマグナムが反応した。そう、自分でも驚いた事に、性的興奮を覚えていたのだ。
「お願い、動くと出ちゃいそうなの……オマルの中の物、アオトの部屋のトイレに流して持ってきてぇ」
「…………」
「アオトぉ……聞いてるのぉ……」
「あ、おぉ、分った! 待ってろ、すぐに持ってきてやる!」
羞恥で震えるか細い声に、我に返った俺は行動に移した。
「なぁ、そろそろ泣き止めよ、気にするなって」
「ううぅ……見られた……。アオトに、全部見られた……」
処理し終えたものの、フィンネルはベッドの上に体育座りの体勢で膝に顔を埋めてメソメソしている。
かれこれ20分は立つだろうか。
「……ねぇ、軽蔑した? 軽蔑したよね? 宿屋の部屋でオマルにウンチして溢れさせそうになる女の子なんて
世界中でも私だけだよね。変態だと思われても仕方ないよね」
膝から顔を上げ、上目使いで俺を見つめるフィンネルの顔は、目を潤ませ、頬を紅潮させ、恍惚とした表情だった。
――ははっ、泣き顔かと思ったら、こいつ……。
「ああ、お前は間違いなく変態だよ!」
「!?」
「でもな、俺もそんなお前をみてさっき、興奮してたんだ! だから俺も変態ってことだ!
だから、さ、気にするなって、こんな事でお前の事嫌いになったりするもんかよっ」
「アオト、アオトぉ!」
☆ピロリ〜ん。コスモスフィアxxxLVが開放されました☆
これはないわ
たまらん
フンネルたん。。
ふぃんねにアヒルのオマルかなり似合うよな
CSの感じからいってフィンフィンは絶対露スカの気あるよなw
素人だけど妄想止まらないので投下。エッチまで長いので注意。
フィンネルにダイブすると、目の前には何故か動物園があった。
「今度は見た感じ平和っぽいが、なんで動物園なんだ?」
周囲を調べると入口の横に何か書いてある。なになに……
「『コスモ動物園へようこそ!当園では、他では見る事の出来ない珍しい動物を多数飼育しております。
また、気にいった動物をお一人様一匹までお持ち帰り頂く事も可能です。但し……』」
「いらっしゃあ〜い!素敵な素敵な夢の動物園へようこそぉ!」
「ももこ!なんなんだよコレは!」
「見てのとぉーり、ただの動物園よぉ?」
「動物を持ち帰れる動物園なんて聞いた事ねぇぞ…」
「コスモスフィアで細かい事を気にしたら負けよぉ。あ、ちなみに入園料は2300DPだから」
「その辺はリアルなんだな…」
――――――
中に入ると檻がいくつも並んでいるのが見えるが、どれも動物の檻にしてはやけに小さい。
「おぉー!!そこのアンタァ!アタシのご主人様になってくれだぁー!!」
「げ!?男女ぁ!!?」
檻の中には動物ではなくミュートが入っていた。いや、ある意味では動物だが。
「アンタァ!アタシのご主人様になってくれだぁ!今なら色々サービスするからさぁ!」
「え、遠慮します!」
「あ!コラ!待つだぁー!アタシのご主人様ァー!!」
全速力でその場から逃げる。あいつなら檻を破って出て来かねないからな。
「コスモスフィアに動物園ってそういう事か…また面倒な事になりそうだ……」
次の檻を覗くとそこには………
「やぁ、アオト。僕のご主人様になってくれるのかい?」
「ソーマ!お前もか!!」
「ねぇ…アオト……。僕って結構スタイルいいと思わないかい…?」
「……は?」
様子がおかしい。
「今なら『ご主人様になる』と言うだけで、この僕を好きなように出来るんだよ?」
「ね…アオト……」
そう言って頬を染めるソーマ。ヤバい…コイツ意外と可愛いぞ。
「ソーマ……」
「アオト…超好き、凄い好き!死んでも好き!殺したいくらい好き!!ていうか殺したい!!殺させて!?だから早く僕のご主人様になってぇ!!」
「うわぁっ!?」
いくら可愛くて自分の事を好いていてくれたとしても、殺されるのはゴメンだ。
俺は再び猛ダッシュでソーマの檻から遠ざかった。
「なんなんだいったい……」
他の檻には妙にクネクネしたユリシカ、「熱いのぉ!」としか言わないサラパトゥール、
「にゃーお」としか言わないフィラメント、「にゃも♪」としか言わないにゃも、フンドシの男が入っていた。
「どうしてこうなった……しかし肝心のフィンネルの檻は何処だ?」
一通り見て回ったはずだがフィンネルの檻が見つからない。
今までの流れからして、フィンネルが檻の中にいるのは間違いないはずだ。
「アオト!?」
「この声はフィンネル!?おーい!何処にいるー!」
「アオトこっち来ちゃダメ!いや…来て欲しいけど…やっぱりダメぇ!」
? 声のする方へ向かうと、予想通り檻の中に入ったフィンネルを見つけた。しかし……
「檻ちいさっ!ていうか狭すぎだろ!」
なるほど、今まで見つからなかったのも無理はない。
フィンネルの檻は横幅ギリギリ、天井は低すぎて四つん這いを強いられている。しかも何故か尻が入口側。
そんな小さい檻が、さらに背の高い草の奥に配置されているのだ。
「またエライ事になってるなぁ…」
「ジロジロ見てないで早く出してよぉ…今すっごく恥ずかしいんだから…」
「待ってろ!今出してやる!俺は元からお前のご主人様だしな。何も問題はねぇ」
「ちょおっと待ったぁーー!」
草むらから何かが飛び出してきた。ヒューマ?
「私はここの園長を勤めていますカンチョウと申します。あなた入口の注意書きを読まなかったんですか?」
「へ?読んだぞ。ここの動物は一匹まで持ち帰っていいんじゃないのか?」
「『安全の為にしっかり手懐けてからでないとお持ち帰り頂けません』と書いてあったでしょう」
「あぁ〜…すまねぇ、だけどそれでも問題無いだろ。コイツはちゃんと手懐けてあるぜ。なぁ?」
「えぇっ!?う、うん…」
「ダメです!全っ然ダメです!もっと隷属的でないと安全とは言えません!」
隷属的って無茶苦茶な……。
「ペットは隷属的でなければいけません!しっかり調教してご主人様に牙を剥かないようにしなくては!」
「「ちょ、調教!?」」
「調教初心者ならコレをお貸しするのでお役立て下さい」
そう言うと怪しげな道具がいくつかヒューマのスカートから落ちてきた。
何処に隠し持っていた…。
「調教完了したら私を呼んで下さいね。隷属度チェックしますので。では!」
そしてヒューマは消え去った。
「調教って…しかもあのヒューマが置いていった道具……」
浣腸セット、アナルビーズ、アナルバイブ、尻尾。
なんでジャンルが偏ってるんだ……。
「私…いいよ……」
「えぇっ!?だけどお前…」
「ここにいつまでも入ったままなのは嫌だし…」
「それにアオトは私のご主人様なんでしょ…?ペットの面倒は主がちゃんと見ないと…」
「フィンネル……」
「だからアオト…私を調教して……?」
――――――
下着ごしにアナルに触れるとビクンと反応する。
「ひゃぁっ…!ア、アオトもそっちの方に興味あったの…?」
「いやぁ…そういう趣味は無かったんはずなんだが、なんとなく…な」
トイレ事件と今回の尻隠さず檻、ヒューマの置いていった道具…もしやと思ったがやはりそうだ。
アオト『も』か……。
皺をひとつひとつ伸ばすように弄る度に漏れる吐息と、ピクピク震えるお尻が可愛らしい。
「ふぅっ…はぁっ…んんぅ…!」
「なんだか…手付きがねっとりとしてていやらしい感じ…」
「そ、そうか…?俺、初めてだから勝手が判らなくてな…嫌か?」
「アオトも…初めてなんだぁ…嫌…じゃないよ…んっ…結構…いいかもぉ……」
エロい。エロい事をしているんだから当たり前だがエロい。
普段は色気など丸っきり無いコイツが、俺の指の動きに合わせて震え動く様は何ともいえないものがあった。
アナルだけでも十分に感じるようで、じわりと前が湿ってきた。
「お前…パンツが白いから段々と透けてきてるぞ」
「…んぇ…?いやぁ……」
全く嫌そうじゃない。わざと報告する俺も俺だが、コイツもやっぱり変態だ。
「降ろすぞ」
返答を待たずパンツをずり下げると、白く眩しいフィンネル恥部が露になった。
「アオトぉ…そんなにじっくり見ないでぇ……」
柔らかくほぐれヒクつくアナル、しっとりと湿り、拡げれば今にも蜜が溢れ出しそうな恥丘。
俺は我慢できずフィンネルの尻を鷲掴みにすると、おもいっきり顔を埋め、恥丘を舐めしゃぶった。
「ひゃあっ!?アオトっ…!そんな…とこ…激しく舐めちゃ……ひゃふぅっ!?」
舐め、吸い、舌を挿し込み蜜を掻き出す。フィンネルの膣内を余す事なく味わうように。
両の親指でアナルを弄る事も忘れない。
「アオト!アオトぉ!私…もう…もぅ……!」
「イけ」
ぷっくりと膨れた蕾を一気に吸いあげる。
「ふああぁぁん!!!」
プシップシッと潮を吹きながらフィンネルは果てた。
「次は俺の番だよな?」
ピクピクと痙攣したまま反応が無いフィンネルの膣に自らのモノをあてがう。
「フィンネル…いいか?」
そのまま挿れずにグリグリと動かすと、ようやく反応が戻ってきた。
「アオ…ト…?うん…いいよ…私の処女…奪って」
「いくぞ!」
「んんんんんんっ!!」
一気に奥まで押し挿れると膜を破る感触の後にフィンネルの奥に到達した。
「キツい…な……」
「っーーーーーー!!」
いくらフィンネルがマゾとはいえ、破瓜の痛みをそのままにしてやるのは忍びない。
そこで俺はヒューマが置いていった道具を思い出した。
いきなりレベルの高そうなのはやめといて、これが一番妥当かな?
「フィンネル。ちゃんと気持ち良くしてやるからな」
「え?」
俺はアナルビーズをゆっくりと挿し込んでいく。
「アオト!?それっ…んんぅっ!」
最後の一玉まで挿し込み、今度はゆっくりと引き出す。
「あっ…あっ…あぁっ……」
「いいみたいだな」
ビーズの出し入れに合わせてアナルが拡がり、綴じていく。
それを繰り返しつつ、膣内のモノを動かし始める。
「んっ…!」
「痛むか?」
「痛い…けど……気持ちいいから…平気…。もっと激しくしても…いいよ……」
「わかった」
段々と抽挿のペースを上げていく。
「んんぅ…ふぅ…!アオトぉ…!」
「フィンネル…!くっ…出すぞ!」
「出して!膣内に出してぇ…!」
「っ!」
「んひぃやぁぁぁぁん!!」
フィンネルの膣内が急激に締まるのを感じ、ビーズを一気に引き抜くと同時に俺は射精した。
「アオトの…あったかぁーい……」
自らのモノを引き抜くと、ゴポリと精液が溢れ出す。
「はぁ…はぁ…最後にこうして、調教完了…かな?」
オマケとしてヒクつくアナルに尻尾を挿し込む。
「んっ!ふふふ…もう……アオト無しじゃいられない身体になっちゃった……」
「これからも宜しくね…私の…ご主人様♪」
以上です。携帯で作ったので見辛いかもしれませんが勘弁です。
当初はソーマ含めての3Pにしようとしたけど、巧い設定が浮かばなかったので今回の形に。
キレデレもドマゾも可愛いよ。ハァハァ。
GJです!
フィンネル多くて嬉しいな
そして光五条フイタww
GJ
フィンネルかわゆすなぁ
漫画のボツねたを文にしてみました。キャラ崩壊しています。
アオxフィン、ココナ、ティリア
「これは……置いといてもいいよね」
古風な佇まいを醸し出す宿屋『油楽屋』の一室、そこにココナはいる。
ジャクリからの頼まれ事を無事終えたココナはそろそろ自分の故郷メタ・ファルスに
戻ろうと、自分の荷物をいるもの箱、いらないもの箱とに分けていた。
「クロ元気にしてるかなぁ」
この作業はとても感慨深い。こっちに来てからはそんなに時間は経っていないけれど、
仲間と過ごした濃密な時間は今でもそこに感じるから。寂しい気持ちとクロ達に
また会える喜びが相反していた。といってもそんなに寂しがる必要はないんだけどね。
もう行き来はそう難しくないから。
「クロもきっと早くココナに会いたいはずだもん」
出発のときには何度も心配そうに声をかけてきたクロ。
早く帰って安心させてあげなきゃ。
「クローシェ様達、元気にしてるかな」
あ、そうそう。クローシェ様がきっと喜んでくれるだろうゲロダッゴちゃんは
既にいるものに分類されている。実は既に三つも用意してあるのだけど、
クローシェ様が全部に手を出すことは予想済み…。抜かりはないのだ。
「自分の部屋で隠れて腕にはめちゃったりするんだろうなぁ…」
想像して頬が思わず緩む。もうすぐみんなと会えるんだと気分が高揚してくる。
「ココナ、……いる?」
故郷へ想いをはせるココナを現実に戻すかのような声。ああ、誰かが扉をノックしたのだと
振り向いたところにはドアノブに手をかけ元気のない様子のフィンネルがいた。
どうも変だ。いつもは軽快なノックを響かせているのに今日は遠慮がちで弱々しい。
「うん、何かあったの? もしかしてアオトとのこと?」
「………」
頷くだけで言葉を発しない。毎日毎日のろけ話を聞かされていれば
何が原因かなんてすぐわかる。それにしても、最近ではこんなに沈んだ表情をした
フィンネルを見たことがなかった。あの頃、…そう苦しい立場にあった頃以来だ。
明るい笑顔をよく見るようになったのは一連の問題を解決した後。
あれから当然のように二人は付き合いだし、いつもとても幸せそうな笑顔で
こっちまで羨ましくなる程仲が良かった。それが何故こうまで変わるのか
不思議でならない。フィンネルが悲しむような事は許さないんじゃなかったの……?
あんなことを言っていたアオトに対し段々と腹が立ってきた。
「え、えっと、何かされちゃった……とか?
た、例えばそう…すごく…えっちなことだったり。…あ、言わなくていいから!
あとは…アオトは胸の大きい子がほんとは好きだった!?
ベッドの下に巨乳のお姉さんの本がやっぱりあったの?」
ココナの頭の中では次々とあれやこれやと原因と思わしき事が思い浮かび、
いつのまにかフィンネルの肩を掴み詰問していた。
「……ちょ、ちょっと待って」
「それともサキが横から手を出してきた!? いや、まさかティリアッ!?
思わぬ伏兵だもん! エヌ・ティ・アールってやつだよ!」
「な…ないない! エル・ティ…何? それってどこかの町の名前? 塔?」
クロのベッドの下の物で勉強済みだ。第三の塔に潜入する上で文化の違いを覚え、
様々な知識を覚えていく必要があったから仕方なかった。
……少しは興味があったのは認める。がくがくと揺さぶられ目を白黒とさせる
フィンネルを前に、ココナの頭の中ではドロドロとした愛憎劇が繰り広げられていた。
「ティリアは、何を考えているのか解りにくい節があるからね……」
「…だ、だから、ティリアはそんなこと…しない」
目を回しながらも否定した。
ティリアじゃなかったら、かっさらう真似をするのは誰だというのか。
「う〜ん、……あ! ま…まま…まさかの先生っ!? アルキアで
先生は男の人から人気があったって聞いたし。あの二人仲良いなぁーと思ってはいたけど
……そんなことに…?」
恐らく、ココナの顔は今ひきつっていることだろう。
「ちょ、ちょっと! お、落ち着いて! な、ないない!
それはないからぁ!! アオトは私のこと好きだよ?」
フィンネルは先生の話になると吹き出しつつ否定した。
「違うの?……よ、よかったぁ! じゃ、じゃぁ、いったい何が?」
「アッアオトとは昨日だって二人で泳ぎに行ったし!
その時楽しみでろくに運動もしないで入っちゃったから足がつっちゃって
溺れそうになった時も私を抱き上げて砂浜までお姫様抱っこしてくれたんだよ!!」
ココナの妄想で不安になったのか、質問をそっちのけで
どれだけ自分を愛してくれているのか語りだした。
「はしゃいじゃってかわいいなぁとか言われて、そのままぎゅって強く抱きしめて
フィンネルは俺が守るからなって言ってくれたよ! しかも耳元で! 膝枕もした!
召使いだからなって!!」
聞いてるだけで顔が熱くなってきてしまう。
えっへんとない胸…人のこと言えないけど…突き出して言われても。
今は地上に降りている人も沢山いるから砂浜ではさぞ目立っていたんじゃないかな…。
それにしても。
「聞いてると…何も問題はないように思えるよ?
…砂浜の人達の目のやり場については置いといて。何が不満なの?」
どう考えても二人の仲は順調に思えるし、アオトならココナも大丈夫だと思っていた。
でも問題が起きるとしたら普段の言動から考えてどっちかというとアオトにありそう。
「その…………アオトが、…えっと」
「アオト? やっぱりアオトに問題があるの?」
今までの勢いはどこにいってしまったのか。声のトーンは落ち急にしおらしく
歯切れが悪くなってしまった。き、気になる。
「大丈夫。フィンネルとアオトの二人のことはココナも応援しているから。
何でも相談に乗るよ?…あまりえっちな事だと困るけど、少しくらい。
……ココナはフィンネルの味方なんだから」
本心からそう思っている。二人がどこまで進んでいるのかについては
全く聞いていない。二人の秘密にしてほしいし、そうあるべきだと思っていたから。
フィンネルの方からアレな話を相談してきたりしないので助かっていたりもする。
……まぁ二人のことだからやっぱり結構進んでいたりするのかなぁ。
「ありがと…ココナ。その、アオトがね…私にキスを…」
ココナの想いが伝わったのかやっと喋ってくれた。肝心な単語がここにきてやっと。
「キスを?」
「してくれないの」
もちろん頭の中ではすぐに理解できなかった。
「…………え?」
…少し時間がほしい。今とんでもないことを言ったような。
頭の中が?マークで埋まってしまいそうだ。……えーっと恋人同士は
普通お互いキスするものでしょ?なんでしてないわけ?
それよりもてっきり二人は既にそれ以上の事までしているものだと思っていたから
キスさえしていないという事実に驚きだ。
「え、えっとね! いつキスされてもいいように毎日五回は歯磨いてるし、
そういう雰囲気になったことも何度もあるんだよ。そ、それなのにっ…どうして
してくれないのかなぁって! ぜ〜〜ったい! アオトは私のことが好きなのに!」
ココナの驚き方に不安になったのかフィンネルはまくしたてるように言う。
段々と頭に理解が及んできた。アオトがフィンネルにキスをしない理由…。
「例えば、……難しいなぁ…う〜ん、場所がよくなかったり」
言ってそれはないときっぱりと頭で否定する。公衆の面前でも構わずいちゃいちゃする、
いわゆるバカップルと呼ばれる類なんだから。
「そういうのは大事だと思う。けど…私の部屋でそういう雰囲気によくなるから違うと思う。
…あっもしかしたら…あの丘……堕天の道の星の丘ならしてくれるかも!」
星なら今フィンネルの目に輝いて見えてるからっ!少しは恥ずかしがってほしいよ。
こっちが赤くなってしまう。
「他には…うーん。…口が…」
「口が?」
「な、…なんでもない」
言うのをはばかられることを思い浮かべてしまい言葉を濁す。
例えばアオトは実は…とても口が臭くてフィンネルに隠すために
キスを避けているというのはどうなのか。
「色々その、してくれない理由……一人で考えたんだけどわからないの」
となると
「…もしかしたら大事にされてるのかも? そういうのってよく聞くよ。アオトは
フィンネルのこと大好きだからね。見てるだけでわかるもん。プーでもわかるよ」
一番あり得そうな答えが返せたと思う。フィンネルは詩ってなくても
アオト限定でそばにいるときだけ詩のサークルが周りにあるような
…そう、まるで定員は二人のみと感じさせるオーラを周りに錯覚もとい展開させるのだ。
「や、やっぱりそれなのかなっ。アオトってば私のことが大事過ぎるのかなー?」
手をぱたぱたと振りにへらと一転喜色の顔になった。
本当にころころと表情がよく変わる。…というか聞かれても困るよ。
「だ…大事なんじゃ…ないかな〜……」
ばつが悪くなったココナはなんとか言った。たぶん二度目の引きつった顔を
しているんだと思う。それも強烈な。……そんなことより、ちょっと待ってほしい。
今やっぱりって言った…?言ったよね。もしかしたらこれも新たなのろけ?
サキにだけはそういった話を聞かせないように頑張って聞いてきたつもりだけど、
思い出してみると、最近その数十分にも及ぶのろけをココナの耳は
半端素通り状態であったかもしれない。まともに話を聞こうとしないココナに
聞かせるべく新たな手を考えてきたのかも。策士フィンネル…。
…そう考えるとなんだか真剣に話を聞くのもバカらしくなってきてしまった。
なんだかどうでもよくなりフィンネルとの攻防に虚脱感を覚え、
ふと視線の先にあったドアに違和感を覚えた。開いてる?
さっきフィンネルが部屋に入ってきたときにはちゃんと閉めたよね…。
その後、どうにもいやな予感を覚えつつもあれをしただのこれをしただの言う
フィンネルの話に付き合い、きりのよい所でお開きにし、故郷のクロ達の事を
思い浮かべながら寝ることにした。これからティリアに大変な事態に
巻き込まれることも知らずに…。
次回
「----この世界にCEROなんていない」
「いけない、ココナ! もう少し下がって!」
「な、何が起こっているんだい?」
「あげぱん」
「BLOWするとき……気づいたんだ」
GJそして乙
GJ!!
続き楽しみにしてます!
GJ!
フィンネルはいじりがいがある
軽い時事ネタいきます
「早く戻らないとな」
アオトは走っていた。うっかりしていたにも程がある。
調合中に必要な材料を切らしてることに気づいたティリアに一人買い物を頼まれたのだ。
「………?」
目的地に差し掛かったところで異変に気づく。宿屋『油楽屋』から作業服を着た
屈強な男達が何人も出てきたのだ。問題はその中心にいる人物、サキだ。
男から差し出される紙にあたふたと何かを書いていた。非常によろしくない状況だ。
「おっおまえらーー! サキから離れやがれ!」
叫びその中の一人に肩から体当たりを仕掛ける。
「んぐはあぁあああぁぁ!」
横からの不意の一撃に男は横回転しながら派手に吹き飛んでいった。効果は抜群だ。
突然の襲撃に周りの男達の間にはどよめきが起こり、アオトを取り囲んでいった。
「おまえらサキに何か売りつけようとでもしてんのか!? 確かにサキはアホの子だが
この俺が黙っちゃいねえぞ! サキには指一本も触れさせねえ!」
とはいえこの状況一人では到底分が悪い。相手は十人以上いるのだ。
「ア、アオトさん、誤解です!
この人達はサキに荷物を届けに来てくれただけなんです!」
どう動くべきか考えていると呆然としていたサキが叫んだ。
突然のアオトによる乱入と続けざまにアホの子と言われショックを受けていたサキは
ようやく事態を理解したのだ。
「…なっ!? ほ…本当なのか? サキ」
「本当です!」
手にしていた紙をアオトの眼前に晒し、指差す先には、
アルキア運輸、としっかりと書かれていた。
「………」
それでもアオトはまだ疑いが晴れないのか、紙と男達を何度も確認し、
作業服の一部に書かれている★頼れる男があなたにお届け!★というキャッチフレーズ
を見つけた時には自分が盛大な勘違いをしてしまったことを理解した。
「す…すまなかった! サキがまた妙なことに巻き込まれると思ってついやっちまったんだ!!」
「あーあー、白目向いちまってるぜこりゃあ。にいちゃん、このお嬢ちゃんのコレか?
まぁ許してやるからよ。仲良くやんな」
中でも年長者の男はそう言いながら伸びた仲間をかつぎ、
他の運送員達も苦笑いしながらその場を去っていった。
「アオトさん、心配しすぎです! サキは簡単に騙されたりしません!」
「悪かったよ。いやあの状況じゃ誰がどう見てもそう考えると思うぜ」
「そんなにアホな子でもありません!」
「ぐっ、わりぃ…すまなかった」
謝罪の言葉はすんなりと受け入れて貰えないようだ。今まで
そんなふうに思っていたんですね等未だに呟いている。
「そうだ材料をティリアに持っていかねえと……あれ。なぁ、何か…匂わないか?」
一騒動終えたところで油楽屋の中に入っていくと更なる異変に気づいた。
「きゃぁぁあああっ!」
同時に悲鳴の声が鳴り響く。その声はティリアのようだ。
「な、なんだ!? ど、どこだ! おいティリア!」
辺りを見回してもいない。が、声の方向からして明らかにどこかの部屋の中にいるようだ。
「こっちのほうからだったよな!」
「は、はいっ!」
アオトはサキを置いて我先にと奥の部屋へ慌しく匂いの強まっていく廊下の先へ進む。
サキの部屋のようだ。
「ここにいるんだな! く、くそ! 中々開かねえ!」
ドアに手をかけると扉の先の何かに邪魔されているのか開かない。
「くそっ開けぇぇ!」
本日二度目の体当たりで扉の先の物を押し出しようやく開いた。
「な、なんだよこれは! うっうぷ、くせえええ!」
部屋には山となった発泡スチロールの箱、箱、箱。
「ティリア!…そこか!」
整然と並ぶ箱の列の中、崩れた場所では動くものがあった。
「く、くさいです。はっ鼻が曲がりそうになっちゃってます!」
「ああ、マジくせえ。ま、待ってろ今助けてやるからな!」
解き放たれた扉は充満する匂いを油楽屋全体を覆う勢いで侵食していく。
その臭さといえばフィンネル、コスモスフィアLV5のあの匂いの強さに近い。
強烈な臭さに顔をしかめながらも箱を掻き分けなんとかティリアの手を掴んだ。
「大丈夫か? こんな匂いの中にいたらどうにかなっちまう」
「た、助かったわ。…うっ…も…もう…どうにかなっているかも。
そうね…遠足用のあの袋が必要かもしれないわ」
青冷めた表情で口を両手で覆うティリアは辛そうだ。
「サキ、今すぐ持ってきます!」
「待って」
サキの裾を掴みティリアは首を振った。
「ヒロインたるものそんなものに頼ってはいけないのよ。サキはまだまだね」
「頼ってはいけないんでしたか! サキはまた一つ頭がよくなりました!」
「それよりこの匂いの原因…この大量の箱はいったい何なんだ?」
アオトはよくわからない会話をする二人を置いて箱のふたに手をかけた。
「開けてみればわかるわ」
未知の恐怖であるそれは一体何なのか、好奇心に負けたアオトはていやっと箱を開けた。
「こ、これは……!…魚だな。こっちの箱は? これも魚か。待て待て、どれも同じ魚じゃねえか!」
「正確にはブリとハマチね。どの箱も1セットで送られてきてるわ」
「ちょっと待て。この送り状見ろ。送り主もてんでバラバラだぞ…」
「そうなんです! 最近よく送られてきてサキ困ってるんです。
最初は2箱位だったのが段々と増えてこんなになっちゃいました!」
困ってる割には嬉しそうなサキであった。
「きっと某動画の影響よ」
「某動画って何だよ?」
「某動画よ」
「アオトさんも食べるの手伝ってくださいね」
「今日はみんなでお刺身フィーバーね」
「某動画って何だよぉぉぉ!」
終
乙樽wwww
アレかwwwwwww
あ、分かる人いてくれて良かったですw
キャラ崩壊おしり注意です
クロアxクローシェ、ココナ
当初
>>90のココナには過去にトラウマを
負っていた設定を入れてあったのですが
負わせてみたものの、色々ひどくてやめたものです
108 :
ココナは見た:2010/02/10(水) 22:40:53 ID:qO4dWCkx
第二の塔メタ・ファルス。
ココナが第三の塔に出発する日を近くに感じてきたある日のこと。
ここパスタリア、人工的に作られた滝によって水と緑が豊かな町は、
以前はそれを維持するために住民の数は限られていた。
だが、いまや紡がれた詩によりその必要はない。
多くの人で賑わう活気のある町となっていた。
そこにはココナの住む家、クロアの家がある。
陽光照らす深緑の木々の間からは心地良い澄んだ空気を窓から
ココナの部屋へ運びカーテンをなびかせていた。
「………ん〜」
平和となったこの世界で暇を持て余していたココナは
ベッドの上でうつ伏せになり本を読んでいた。その顔はどこかつまらなそうだ。
「やっぱだめだぁ……うぅぅ」
足をばたつかせ両手を伸ばし伸びをしながら読むのを投げ出した。
元々体を動かすほうが性分に合っているのだ。
「………」
そのまま寝てしまおうというのか。じっと動かなくなる。
窓から入る、さらさらと流れる風の音と、緑の匂いが眠気を促す。
『…待って……落ち着いてください…うあっ…』
眠りを邪魔するかの様に何かにぶつかる物音と人の声が聞こえた。
クロアの部屋からだ。
「……クロ?」
耳を澄ましていたココナにはクロアの声が困っているようにはっきりと聞こえ、
ベッドから飛び起き、急ぎクロアの部屋へ向かった。部屋の前につくと
中からドア越しに言い合う声がする。
「クロ…?……クローシェ様?」
喧嘩でもしているのか不安になったココナは控えめにドアを開いていくと、
ベッドに乗る二人を見つけた。逆光により照らされ影となりココナの視界に写る。
「ほら、大人しくしなさいって言ってるのよ!」
クロアの部屋には予想していた二人がいた。
だがその様子はいつもの喧嘩とは違い普通ではない。
「な、何の冗談ですか! いったい…こ、こんな格好はあんまりだ!」
クロアはクローシェに下半身を露出させられ、その暴れる足を掴まれ
ベッドに組み敷かれていた。クローシェの眼前には、クロアの性器から
肛門まで曝け出されている。
いつも身近にいる存在が無理矢理にも羞恥を晒されていたのだ。
その余りにも信じられない突然の光景はココナの思考を止めた。
ココナはこれから一部始終を知ることになる。
自ら記憶を水底へ沈める二人の爛れた関係を。
「クッ、クローシェ様っ、も、もしかして酔ってませんか?
まだ日は高いですよ。…いつのまに飲めるようになったんですか?」
頬は紅潮し吐かれる熱っぽい吐息はアルコールの香りがする。
民衆を導いてきた凛とした透き通るような綺麗な顔立ちはそこにはなく、
どこか危うい色っぽさを感じさせた。
「…酔ってるわ。誰のせいでこうなってると思うの?
クロア、あなたのせいなのよ。あなた今日ルカと食事に行ったでしょう?
私というものがありながら…本当になんていう男」
目の座ったクローシェは侮蔑の目でクロアを見据え咎めた。
確かに今日、クロアはルカに誘われ食事に行ったのだ。
「でっ、でも、いつもは怒らないじゃないですか…?」
「いつもは私にちゃんとそういう事伝えるようにしていたじゃない」
「………あ」
つい報告を忘れていた。クロアに対するクローシェの独占欲は
その程度のことでも許さなかった。
「後から空猫に聞いた時には、頭に来たわ。…随分と楽しんでいたようね?
まさかルカとも体の関係があるのかしら?…絶対に許せないわ」
「…なっ!? ただの世間話をしていただけですよ。
俺はクローシェ様を裏切ったりなんかしません!」
きりっとした顔でクロアは言った。だが無様な格好では台無しだ。
「どうかしらね? あなたはケダモノなんだから…。昨日なんて演説前で
時間がないときなのに…あなたときたら裏では嫌がる私に、
この…粗末な物をしゃぶらせたわよね。民衆が私の名をまだかまだかと呼ぶ声の中で、
精液で膨らんだほっぺを、リスみたいだって言われた時には…屈辱を感じたわ。
…本当に頭がどうかしてるわよ…この変態!」
矢継ぎ早に明かされる話にはクロアの黒い情欲が伺える。
「うっ…ううぅっ、あれは…つい言ってしまったんですよ。
…そっ、そう! クローシェ様が可愛すぎるからです!」
ばつの悪さを取り繕うのはありありとしていた。
「それに俺はケダモノじゃないですよ」
「まだ認めないのね。散々嫌がる私を押さえつけて、お尻の穴を舐め回して
快楽に染まるまで続けたのは誰だったかしら? 許して貰おうなんて無駄よ。
今日はあなたが誰の物なのか、はっきりと分からせてあげるんだから…ふふふ」
酒によるせいかクローシェは大胆にもクロアの尻の窄まりに鼻を近づけていった。
「……くっ」
「ふふ、…あなたのお尻の穴…丸見えよ。なんて無様なのかしら…。
匂いは…どうなのかしらぁ…クンクンッ、すーっ、はぁ…少し匂うわ。
フーーーっ…ここから……あなたの匂いがするわよ」
一日の仕事を終え、風呂に入ることも出来ずにいたクロアにとって
酷である。自らの匂いを嗅がれ羞恥を感じ、目を閉じようともしたが
クローシェは悪戯に息を吹きかけ驚かせ閉じさせまいとする。
その背徳的な行為にクロアは自然、釘付けとなっていた。
「そろそろ本当のあなたが見たいわ。お尻の穴をどうしてほしいのかしらぁ?」
クローシェは唾液で塗れた舌を指で撫でさすり見せ付けた。
陽光に照らされるその姿は官能的だ。
「な、…舐めてください!」
「……どこを舐めてほしいの?」
「俺の尻の穴を舐めてください!」
クロアのちっぽけなプライドは一瞬にして消し飛んだ。
「…ちゃんと言えたわね。…偉いわ」
日々情欲をぶつけて来ていた相手を逆に屈服させた事実は甘美な物となり
クローシェは体を震わせ受け止める。
「うふふ…御子である私にお尻の穴を舐めさせるなんて…変態だわぁ」
再度クロアの割れる尻の上に顔を乗せ、舌を出し見せ付けた。
呼吸荒く期待の目で凝視するクロアを焦らし反応を楽しんでいる。
「……皆のために…世界を紡いだこのお口で……ぺろぺろ舐めて欲しい?
…ベロベロ舐めて欲しいんでしょ。こうやってぇ…んんちゅっれろれろ
……ぢゅうぅぅ、へんたいぃ」
窄まりに唾液をたっぷり乗せた舌が這い回り、ねちゃねちゃと音を出し
塗布されていく。時折クローシェは塗られた唾液を吸い口に戻していった。
「うっ、ぁあああ…! うぁ…あ、あのっクローシェ様がこ…んな!」
「く、口の中……へ、変な味がするぅ…んふぅ、れろれろ、お尻の穴……ヒ、ヒクヒクしてる。
じゅる、れろれろぉ…こんなにオチンチン起たせてぇ……興奮しているのね。
な、中はどうなっているのかしら…んぢゅぅ…んっんっ…ちゅぅぅ…はぁ……
臭いぃ…御子にこんなことさせるなんてぇ」
舌をずぶずぶと差し入れていくクローシェは苦味と臭気に
顔をしかめながらも尻の穴を唾液でふやけさせていく。
指で開かれた窄まりの周囲の皺は押し当てられた舌でぐりぐりと伸ばされていった。
「んふぅ、んふっんふっー…匂ぅ…匂うわ…あなたのここから酷いニオイがするのよ、
んちゅっちゅっ、あふぅ…い、いやぁ……れろれろ……んふぅ…クンクンっ……
あなた…ちゃんと綺麗にしているのぉ?」
クローシェは涎を垂らしながら更に攻めていく。尻とクローシェの顎が
くっつく度に粘着性のある糸で、橋が出来ては消えてを繰り返す。
「んふう、んじゅるる…ちゅっ…なんとか言ったらどうなのぉ? ん〜…ちゅぅ……はぁはぁ…
あなたってば…とってもだらしない顔してるわよ? はむっ…れろれろ、ちゅっ…」
「うっ、ううっ…うぅ」
「男の力なら振りほどくのは簡単だったでしょう?…でも何故あなたはそうしなかったのかしら?
本当はこうされることを望んでいたのよ…この変態。ほらぁ、また舐めちゃうわよ…
あなたがいつもやってる…私のお尻の穴に舌でチロチロする…あれよ」
舌を突き出したクローシェは窄まりに舌の先端をあてがい、クロアの目を見つめた。
「れろれろっ、あはぁ…んちゅっれろれろれろれろ……くすぐったいでしょう?
ほらぁ…ちゅうぅぅ…んふ、んふふ…れろれろ…いつもこんなことされてたのよ?
このへんたいぃぃ…」
「くっ、……うぅ」
クローシェの唾液の乗った舌先で尻穴を素早く舐め滑らせる行為は、
むず痒い感覚をもたらし、クロアは歯を食いしばり耐えるのに必死だ。
やめて貰いたい欲求と続けてほしい欲求が二つ相反する中、三つ目の新たな欲求が沸き起こった。
「きゃぁっ」
その新たな欲求を満たすべく獣となったクロアはクローシェの足首を捕まえ一瞬のうちに
持ち上げ、当初とは間逆の立ち場にしたのだ。クローシェの驚きの叫びにはいくらか
喜色が混じっていた。
「あぁっ…女の力では振り解けないわ…あの時のように力で
屈服させるつもりなのね…この…変態っ!」
脚は抵抗する気のないばたつきを見せている。クロアの眼前には上に向かい綺麗な曲線を
描く太腿。鼻息荒くするその真下には窮屈にお尻を包み、花弁から滴る愛液で
濡れた下着が淫靡に誘惑していた。
「すーーはあぁぁっ、スーーー……はああぁぁっ!
んふーーっんふーーっ! クンクンックンクンクン!!」
クロアはクローシェの透けて見える窄まりに目を落とすと鼻を近づけ匂いを嗅ぎ始めた。
「い、いやぁ…こっこの変態、この変態にぃ…力づくで
…お尻の穴をちゅうちゅう吸われたりぃ……舌で…ズポズポほじられてしまうの?」
顔をそむけ伏せた目で必死に尻穴の匂いを嗅ぐクロアを見つめるクローシェは、
これからされるであろう行為に期待の混じった声を出した。
「はぐっ! んっ! んむっ! ふーっ、ふっー!」
「やぁっ!?」
両手の塞がっているクロアは、口を使い愛液に染まる下着を太腿までずり上げた。
何も纏うものがなくなったそこからは、むあっとしたむせ返る様な雌の匂いと共に
花弁から尻の穴まで愛液を垂れ流す秘部が曝け出された。
「…うふふ…いいこと教えてあげる。ここに来る前に用を足してきたの。
そのときにちゃんと綺麗に拭えたのか覚えていないわ」
クローシェはこれを言ってしまったらどうなるのかしら? と
ドキドキと鼓動を高鳴らせ、息荒く見つめ続けるクロアにそう言った。
それは欲望に火をつけ爆発させるのに充分だった。
「ハアァッ!! はむぅ、はっぬぶぶっぶ、んじゅるじゅるっ
ハァハァ! はむっ! じゅるうううう」
願ってもない誘惑に歓喜の息を吐き、だらしなく舌を出したクロアは、
お尻の穴周辺を口で包み込み覆う事で、一切見逃すまいと調べに入った。
中心に向かい螺旋を描くように舌を廻していく。
花弁に埋まる鼻で息継ぎ出来ないクロアは
それがもどかしいとでもいうのか、口からの酸素の補給は一瞬だ。
「あひっ! あぁぁ! 凄い…よぅ、お尻震えちゃってるわ!! んひゃっ!
あっ…あっ!? はぁ……どうなのぉ、私の…あぁっお尻っちゃんと…!?
ひっ! ひぃぃ!? は、はぁああん!!…き…綺麗になってたのかしらぁ?」
愛撫とはまるで違う捕食されているかのような乱暴な吸い付きにクローシェの脚は
がくがくと震える。クロアは未だ味わっていない場所があるかもしれないと
再度クローシェの脚に体重をかけベッドを沈ませ調べに励む。
「んひぃっ! んあっ…中を調べようって言うのぉ!? ひっ、ひぃぃ!?
んあぁぁ! んくっ…そこっ…ぁん! そうよぉ…そこそこっ…そこ気持いぃのっ!」
尻穴を蹂躙されるクローシェは快感になすがままに他愛もなく従順になっていった。
「舌凄いぃ…御子は変態なのぉ、ひぃん! あぁん…お尻の穴で悦んじゃうへんたいぃ
んおっ!? んぉおおお!…ホジホジぃ…ひぃ!? 凄いわよぉ……さすがだわぁ」
クローシェの臀部の肉は左右対称に強く押し開かれ、小さな穴の周辺の皺は無理に伸ばされていた。
今ではクローシェ自身が自ら脚を開き、腰を曲げクロアの探索を手助けしている。
「んはぁ……ひ…ひぃ! すごぉ…舌ぁ…長ぁい、あうぅぅ…奥まできちゃうぅ
あぁぁ!? んおぉおお! 廻しちゃらめっ! あ、あなた…ひぃっ!
ひぃぃぃ!?…ふぅ、ふぅ…前世は…きっと犬だわ…」
小刻みな尻穴への出し入れと弾く強弱のついた舌の動きにクローシェは、
喜色の顔を振り乱し、その震える手で掴むシーツは皺くちゃになり、行為の激しさを物語る。
――ココナの意識はここで途切れた。赤裸々に語られたクロアによるクローシェへの陵辱に近い変態行為、
クローシェに情けない懇願をあっけなくするクロア、狼と化したクロアの知られざる顔、
それらの現実を受け止めるに余りにも辛過ぎた。
おわり
朝起きたら隣に神がいたぐらいビックリだ
GJ
GJですねぇ
そして過疎
…ラッピングで「私をプレゼント」なネタ書いてたら
電源落ちて水の泡になったorz
だれかミュートちゃんとカテナの濃厚な子作りを書いてくれ!!
>>117 で、それは誰で書いていたんだい?
まあ、俺は誰のでも大喜びだが。
期待して待ってるぜ。めげずに頑張って下さい
ラッピングネタ…フィンネルしか思い浮かばない
箱入り管理者がおるぞ
咲でも可。
なんか寂しいからエロ妄想だけでも…
いまいち直接的なエロが想像し難いもんだな
タツミに悪戯するソーマとか
そろそろティリアネタであがってもおかしくない頃合のはず……!
強引に内股をアオトに触られてキュンキュンするさっきゅん
ということしか思い付かんかった
>>95続き Hありません。漫画のほうがやっぱり楽です
次の日、昼食を済ませ出発の準備を済ませたココナは
仲間たちへしばしの別れを告げるため部屋を出た。
「…フィンネルかなぁ」
まず誰に会おう?と考え、自然と頭に思い浮かんだのはフィンネルだった。
留守にする間、のろけを聞かせる相手がいなくなり、その間、鬱憤の溜まった
フィンネルはサキに…なんてことになったら大変だ。
「……あ」
後のことはティリアに任せておこうかと考えていた矢先、
フィンネルの部屋の前には当人が立っていた。丁度いい、先にお願いしておこうと
近づくココナに気づいたティリアはちょいちょいと手招きをしてきた。
「どうしたの?」
不思議に思いティリアのそばへ近づくと少し開いた扉から中の様子が見えた。
そこにはフィンネルとアオトの二人が抱き合う姿があり、
周りには相変わらず二人だけの世界、詩のサークルが展開されていた。
「うわっ…!? ティリア…覗いてたの? だめだよこんなことしたら」
中の二人に聞こえないように声を落とし咎めた。
「あの二人…変なのよ」
「えっ…?」
ほら見てと指差す先を思わず見る。
「変って…何が?……あ」
しばらく見ていたココナは様子のおかしさに気づいた。
最初はアオトの胸にフィンネルは顔を寄せているだけのように見えたが
大胆にもフィンネルは、不意にアオトに顔を向けキスを迫っていたのだ。
それを流れるような自然な動きでアオトは避けていた。
「どう見てもおかしいでしょ」
昨夜のフィンネルの話は本当だった。しかもフィンネルはアオトがキスをしないからと
強行突破に出ていたのだ。フィンネルの攻めを避けるアオトのスッと顔を
横にずらす仕草には熟練が伺え、数回で会得したようにはとても見えなかった。
部屋からは時折ピシピシと叩くような音もしている。
「…この音も不可解だわ。これは詳しく調べる必要がありそうね」
あろうことかティリアは二人が攻防を繰り返す中、半開きであった扉を開け放った。
「ちょっ!?」
バタンとした派手な大きな音にココナは驚きの声を上げた。
思わず二人を見るが全く気づく様子はなく、相変わらず攻めのフィンネル、回避のアオトがいた。
「……………」
寿命が縮むかの唖然とするティリアの行動にも二人は揺るがない。
「研究者という類の人間と同じで、研究にばかり目が行って
それ以外のことは目に入らないものなの。要はアオトとフィンネルは
同じ物を研究する者同士なのだから、相乗効果がかかっているのよ」
すたすたと部屋に入っていくティリアは言った。
「ティリアッ!?……いやいや! この二人はおかしいんだよっ。
それに、気づかないからってこんなことしちゃだめだよ!」
「このまま実家に帰っても気になって眠れなくなるわよ?」
口振りはこんな面白そうな物ほっとけないとでも言っているかのようだ。
「あっ…」
ティリアは何かを見つけたようだ。こっちに来いと視線を移動させることなく手招きしていた。
その紫の瞳は、とても興味深そうでいて目が離せないと言わんばかりだ。
「うっ」
なるべくなら動くのは遠慮したい、だが確かに後で思い出し後悔するかもしれない。
フィンネルとアオトの事を毎日聞いていただけに、ココナにはとても気になるものだった。
意を決したココナは恐る恐る二人の様子を伺いながら部屋の奥、
ティリアのほうへすり足で近づいていった。やっとの思いで
ティリアの横に並びその視線を追うと信じられない光景が広がっていた。
「え……お…しり…? ちょわ、わっ! わあああ! こっ、これっ! ふぐっ…」
何が起こっているのか理解する前に声を上げてしまい咄嗟に口を手で塞いだ。
フィンネル達は気づいていない。
「た…助かったぁ」
安堵の息を吐き出すココナ。
アオトの手がフィンネルのお尻を撫でていたのだ。
正確には最初は手を滑らせているだけのように見え、
驚きは少なかったのだが、妙に強弱をつけるときがあり思わず声を出してしまった。
反対側からは腰に手を添え抱き寄せているだけのように見えていたのだが、実際には
こんな事が行われていようとは。それがまた味わうような緩急を見せ、えっちどころではなかった。
「…エロエロね」
「…エロエロだ」
その軽蔑の言葉はアオトの奏でるBGMを聞きながら、傍観者二人自然と出ていた。
フィンネルのスカートの上から下着のゴムを指で摘み弾く音、だ。
アオトの只ならぬお尻への執着、愛がそこにはあった。
しばらく無言で眺め続けているとティリアがすたすたと二人に近づいていった。
「えぇ!?」
もはや何をしでかすのか解らないティリアに戦慄を覚え今更誘いに乗った事を後悔する。
「あ、あぶないよ! ちょっとぉ! ティリア! あ…」
展開された二人だけの世界に入る一歩手前ティリアはぴたりと止まり、体を横に向けた。
そこにはクローゼットがあった。
躊躇いもなくガララッ!とティリアは開け放った。
「や、やあ君達…きっ、奇遇だなあ! か…かくれんぼかい?」
中にいたのは光五条先生だった。
「ああ、やっぱりね」
ティリアには驚かされるばかりだ。
「せっ…先生!?」
いるはずのない人間がそこにいた。
とても居心地が悪そうに脂汗をかきクローゼットの中に鎮座していた。
「最低だよ。まさかココナ達が来る前からずっと隠れて見ていたなんて。
それに婚約者がいるのにも関わらず…リッカが知ったら絶対泣くよ」
驚くのにもいい加減慣れてきたのかこの状況にも冷静に対応できるココナがいた。
「ちょ、ちょっと待ってくれ!! 聞いてくれ君達! 決して僕は見ていない! 覗くつもりは」
弁解の余地を与える間もなく戸を完全に閉めた。
ココナはまだ不十分と更に近くにあった布をクローゼットへ被せていく。
それでも閉め切った扉越しに先生の声は聞こえてきた。
「…おっ、お礼に来ただけなんだ! フィンネルが僕によっこら定食券を
二十枚もくれたから…そのお返しにチケットを手に入れてきたんだ! 証拠ならここにある!!」
さあ見てくれと言わんばかりに戸の下の隙間から薄い紙が二枚出てくる。
「待って、その場で作ったのかもしれないわ。あの医療かばんには色々な物が入ってるのを見たから」
「ティリア、……お願いですから今だけは余計なことは言わないで貰えませんか」
早速確認するとポップな外観に海の家フリーパス★一年間★とかわいい文字で書かれていた。
扉越しに先生はぼそぼそと嘆きいつもの落ち着き払った様子はどこにもなかった。
「あげぱんで手をうつわ」
「あげぱんはもういいから…。それにこれ、フィンネルが欲しがってた物だから先生はきっとシロだよ」
どうも先生はティリアとは違って覗くつもりはなく何か事情があってこの場にいるようだ。
先生がこんなかわいい文字を書いてる姿を想像するとなんともいえない気持ちになる。
「ティリアは、……楽しんでるよね」
「さっきからどう見ても…僕には楽しんでいるようにしか見えませんでしたよ」
少し呆れた苦笑いな口調。今もそ知らぬ顔で微妙に綻んだ顔でフィンネル達を見ていて、
当の二人は二人で、全く動かない。いや、未だアオトの手はせわしなく動いていた。
いつまであの状態のままでいるのか?…結構時間は経っているはずと
時計を見るとココナ達が来てから三十分以上は経っていた。
「……先生はいつからそこにいるの?」
「大体…二時間前位でしょうか。定期の診療を終えた後で良かったですよ」
あの二人は二時間もあの状態のまま愛を確かめ合っている事になる。
「まさかこんな事になるとは思いもしませんでしたから。いやー、本当に良かった」
先生は爽やかに職務を全う出来た事を喜んでいた。
「それで、どうしてそんなところに?」
「ああ、まだ話していませんでしたね。僕はお礼のチケットを手に入れて
フィンネルの部屋まで来たまでは良かったんですが……
丁度あの二人が仲睦まじく向こうから来ましてね」
顔は見えずともその声色からは容易に二人を祝福する顔が思い浮かんだ。
「僕はなるべくなら、アオト君達二人の時間を邪魔したくないから、日を改めて渡そうと思ったんですよ。
でももうその時には遅くて、フィンネルの部屋にお邪魔するしかなかったんです。
ここが角部屋ということをすっかり忘れていましたよ。…まさか避けて通るスペースが全くないなんてね」
あの二人の日に日に大きくなっていく詩のサークルもといオーラは先生にも見えていたようだ。
「紳士な振る舞いが仇になったのね」
「そこまでしな…っ!?」
言いかけたところをアオト達の突然の修羅場に遮られた。
それはしびれを切らしたフィンネルからアオトへの
フェイントも何もない真正面からの猛烈なキス攻撃だった。
「ぐっ、く…くく…くぁぁぁ!」
さすがのアオトも顔を両手で抑えられての攻撃には辛そうだ。
回避の早さなど掴まれてはどうしようもない。アオトの後ろに離れようとする首の力、
フィンネルの引き寄せようとする腕の力、両者は拮抗状態。力と力のぶつかりあいである。
「ん…ぐ……ぐぐ、ア…オトぉ、アオトお!」
とても男前とは言えない歪むアオトの顔にキスを食らわそうとフィンネルに力が入る。
「な、何が起こっているんだい!?」
只ならぬ雰囲気に先生はがたがたとクローゼットの扉を揺らしていた。
「ちょ…待てっ…くぅぅ…フィンネル! ぐ…くぁぁあ゛あ゛っ!」
このままではいずれ負ける、そう思ったのかアオトは制止の声を上げた。
さっさとアオトは今も弄り続ける尻の手を離すべきだというのに離さない。
「フィ…フィンネル頑張って!」
「もう少しよ!」
今が好機なのだと傍観者二人は思わず声援を送った。
…はたして効果はあったのか首の力は腕の力に負けようとしていた。
「やだやだやだーーっ! 私はアオトとキスがしたいの!」
「う、うぅぅっ!」
ここぞとばかりに畳み掛けるフィンネルにアオトは背を曲げ未だに抵抗を見せていた。
が、額には青筋が浮かびまさに決壊寸前だ。
「うがあぁぁぁ!」
「あぁっ!?」
唇が合わさろうとした瞬間、叫び尻の手を離したアオトは腕を掴みフィンネルからの攻撃を防いだ。
「……ひ、ひどいよぉ…アオト」
観客たちは静まり返っていた。ここまできて…それはないだろう的な視線だ。
「…ひっく…アオトは私のこと…好きだよね…? うぅっ…なのに
…えぐっ……なんでそんなに…嫌がるの」
フィンネルは涙を流し、アオトに問う。
「わ、…わかったよ。それは…だな…」
さすがにもう隠し通せないと悟ったのか、涙に負けたアオトは
目を伏せ鼻をかき、どう伝えるべきか考えているようだ。
「そう…だな、……あれは突然だった。いつかの戦闘でフィンネルを守ろうと、
BLOWするとき…気づいたんだ」
どこか遠くを見ているような眼差しで妙に澄んだ声で語りだした。
「…フィンネルのお尻はとてもかわいいって」
間を置いて顔をフィンネルに戻したアオトは真正面から瞳を見つめて言った。
「ぅわっ」
ココナは体の底から背筋を駆け上がる悪寒に身震いした。
いやいや、でもあれはフィンネルに対して言ったのであって決してココナに言ったのではないと
怖気を振り払う。それでも気持ち悪さは消えることはなかった。
アオトに対して見方を改めなければいけない。
「ちょ…ちょっと待って! お、おしり?
わ、わたしがアオト達のために一生懸命謳ってる時にアオトはおしりを見ていたっていうの?」
フィンネルのショックは計り知れない。怒るのはもっともだ。凶暴なモンスターとの戦闘中なのだから。
「わっわりぃ! だが決して、BLOWの必要はまだないか? とか思ったり
フィンネルのおしりを見るために程よく敵に手加減していたなんてことはないぞ!」
フィンネルの糾弾にばつの悪くなったアオトは
何か言わなくていいことまで白状してしまっている気がする。
「後ろで控えているときにたまに感じてたわ。アオトの動きがおかしい時があるって…」
「さすがにフォロー出来ないよ。いや、する気も出来もしないんだけどね…」
落ちていた株が更に急落するアオト。
「その、だからフィンネルに初めてキスするときはさ、最初は…
お尻にしようって! そう思っちまったんだよ!」
「…そ、そうだったんだ。だから私にキスしてくれなかったんだ。アオト…アオトぉ!」
抱き合う二人に唖然とする観客。
「この二人、早くなんとかしないと」
てっきり大事にしてくれてるんだと思ってた〜、たはは、と笑いあう二人の中誰かが呟いた。
「それで…フィンネルはキスさせて…くれるか?」
「……………アオトならいいよ。恥ずかしいけど、で…でも少しだけだからね!
ダメって言ったらすぐやめてよね!」
「…も、もう十分だよ! 戻ろうティリア!」
場に耐え切れなくなったココナは叫んだ
「戻れないわよ」
ドアを見ると例のサークルが塞いでいた。…退路は既になくなっていた。
見ていられなくなったココナは顔を背けた。何とかするのは遅すぎたのだ。
「あぁ、わかった。…嬉しいぜ、絶対ダメの連呼で終わると思ってたんだ。
…ここに手をついて、お尻をこっちに…そうだ」
フィンネルは羞恥の色に顔を染め、高鳴る胸を抑えながらアオトに手を引かれベッドに
両の手を置きお尻を突き出した。
「こ…これっ…いざとなると凄く恥ずかしいよ…。こ、コラーー! アオトッ! み、見すぎっ!」
片手をお尻に被せアオトの視界を何とか遮ろうとするも、アオトの手はそれを掴み防いだ。
「やっぱりフィンネルのお尻は実にかわいいな。一見控えめな尻だが
手に収めると吸い付くような弾力を見せるんだよ。しなやかでいて、そう…丸い」
二人の傍観者に見られていることも知らず
フィンネルのお尻の肉を上げて寄せたりを繰り返し感想を述べた。
「んっ……あっ…もうっ!…アオト恥ずかしいから…するなら早くしてよぉっ」
眼前にお尻を晒しながら揉まれるのは相当恥ずかしいようだ。その脚は震えていた。
「…この世界にCEROなんていない」
言いながらアオトは下着を太ももまで一気に降ろした。
「うわぁぁっ!? ぱ、ぱんつ降ろすなんて聞いてないってば!! ま、待って!
手離してっ! このばかアオトぉぉ!!」
何も纏わないその光景に目を奪われ、フィンネルの制止の声も聞こえちゃいない。
「こ、このっ!!」
「グハアァッ!!」
恥かしさに耐え切れなかったフィンネルは
片足を上げ動かない的、アオトの顔面に蹴りを入れた。
「わ、わりぃ調子に乗っちまったっ、次はそんなことしねぇよ! だ、だからフィンネル」
「ここにケダモノがいるわ」
「あ゛ー! あ゛ー! ココナ何もっ聞こえないっ…!」
じっと口を開け見ていたティリアとは違い、ココナは目を瞑り耳を両の手で塞いでいた。
「ぱんつ降ろしたらだめだから! 絶対だよ!」
見られた…見られたぁ、とフィンネルは
顔を真っ赤にしながらも下着を履き直し準備万端だ。
「あぁ、ああ…わかってる。フィンネル、それじゃ…いくぞ」
「う、…うん」
露出するお尻に屈み顔を近づけ、ちゅ…とアオトはキスをした。
「あっ…」
「これが俺とフィンネルのファーストキスだ」
「や、やるわね…アオト、さすがに眩暈がしたわ」
「聞こえない! 聞こえないーー!」
爽やかな物言いにティリアは口に手を沿え、ココナは頭のテールを振り乱していた。
「アオト…物足りないよ…もっとして」
「あぁもちろんだ…」
控えめなキスを、全体に何度も繰り返す。
「あっ…くすぐったいよ、アオトぉ…好きって気持ちが…凄く伝わってくるの。私……幸せだよ」
お互いの愛を確かめるかのようだった。
「フィンネル…愛してる」
アオトのキス魔ぶりは素晴らしかった。フィンネルが
なんだかむずむずするよぅ、と言い始める頃には一時間が経過し、
しびれを切らしたティリアは次のステップはいつになるの!?等騒ぎ出し、
ココナが早く帰りたいと心から願い俯いているとそれは突然訪れた。
「いけない、ココナ! もう少し下がって!」
ティリアは膝を曲げ、うずくまっていたココナの肩を掴みもう一方の手で床を指差した。
「いっ!?」
目を開けたココナは何時の間にか境界線がすぐそこまで広がっている事に
気づき慌てて後ろへ跳んだ。もう部屋の大部分は侵食され、ココナ達は
壁に手をつけ事なきを得ていた。天井のない場所で水責めにあっているような感覚が二人を襲う。
「な、何が起こっているんだい?」
慌しい気配を感じたのかクローゼットの中の先生は不安になっているようだ。
「ふ、二人の愛が深まったようだわ」
さすがのティリアも予想外だったのか、さっきまでのあの余裕はない。
「…お互い胸に秘めていた事を言えたから、ここにきて一気にレベルアップしたのよ。
コスモスフィアならパラダイムシフト状態ってところかしら。恋愛って予想外のことが起こるのね」
「何上手いこと言ったみたいな顔してるの。それに普通の恋愛じゃ
こんなはた迷惑なサークルは出せないよ!…あの二人は特別なんだよ」
「……? フィンネルちょっと待った」
フィンネルのお尻に手を置いていたアオトはふと違和感を感じた。
「………誰かいるのか?」
「えっ…えぇーーっ!? だ…誰かいるの?」
「ひいっ!?」
突然な今更過ぎるアオトの問い。
アオト達はココナ達の視界に写る中、部屋をきょろきょろと見回していた。
「こいつは妙だぜ…」
神妙な顔でアオトは部屋を練り歩き出した。
「ま、まずいわっ! ど、どうして今頃っ!?…た、棚! この棚が…邪魔よ!!」
「わわわわっ! ど、どーするのっ! こ…これ! ティリア!」
フィンネル達の愛のオーラが離れたり近づいたりを繰り返しその焦りを増幅させる。
ココナとティリアは冷や汗を垂らしながら何とか部屋を出ようと模索し始めた。
「こうなったら棚の上の物を窓から捨てなさい!
棚をつたって逃げるのよ。幸いまだ完全に気づかれていないわ!」
ポンポンと小物を投げ捨て足場を作り棚の上を伝って脱兎のごとく逃げ出した。
『うおっ!? せっ、先生ぃ!? な…何でこんなとこ! しっしかも…すげえ汗じゃねえか…』
『うわあああああぁ!? 先生変態だよおぉぉぉぉ!!』
『いっ!? ちっ、ちがっ違うんだぁぁーー! 君たちぃ!!』
『あっあぁぁ!? アオトぉ! たっ…棚が何時の間にかいっぱい倒れてるよぉ!? コワッ!』
『マ…マジだっ! コワッ!』
間一髪、油楽屋入り口まで逃げ延びていた二人は
フィンネル達の糾弾の声と先生の悲痛な叫びを遠く聞いていた。
「…はぁっ…はぁっ…あ、あのサークルは壁をも越えてくるんだわ。れ、恋愛って奥が深いのね」
「だからあの二人は特殊なんだってば!!」
おわり
あちゃー、先生しんじゃったかぁ
>>124 バイナリ野の添い寝で致してしまった話を書こうと思ったら
アオトじゃなくて将門だらけになったけどアリなんだろうか
頼奈とか畔章ならまだ音が残ってるからいいんだけど・・・
フィラメントがアオトに服を引き裂かれて襲われるの頼む
138 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 03:25:43 ID:k8OdAvQT
スズノミアがアオトを逆レイプするssをお願いします。
「妾に身を任せるのじゃ」とか・・・
スズノミアなら淫語が使えるはず
誰かシュレリア様モノをお願いします…
タツミとさーしゃって需要ありますかね?
お待ちしております
タツミのときの身体ってどうなってたんだろう
143 :
夜間ヒコウ:2010/02/18(木) 04:00:55 ID:RFO22iqp
タツミとさーしゃで投下します。エロ少なめです。
「さーしゃ、どうしよう。ボク…男の子になっちゃった」
「えぇっ!?」
久しぶりに再会した夜。タツミは一人、さーしゃの家を訪れて秘めた悩みを告白した。
訳あって「男」の振りをしているタツミだが、それはあくまで薬で「声」を変えているだけに過ぎない。今朝、起きた時に「肉体」が「男」になるまでは。
「な、何かいつもと違う飲み方したですか?」
「いや…別に。最近、効果が切れるのが早すぎるとは思ってたけど」
全裸になったタツミをさーしゃは赤くなりながら必死に問診した。
「た、多分、変声の副作用です。一時的なものだと思いますです」
「ほ、本当に?ずっとこのままって訳じゃないんだよね?」
「は、はいです。きっと薬が切れたら元に戻るですよ」
「…よかったー。こんな所、クロに見つかったらぷーだよ」
「あ、あの…タツミさん?」
「どうしたの?」
「そ、そろそろ服来て貰えませんか?」
「あっ、ご、ごめん。ボク、今は本当に男の子だっけ」
真っ赤になって俯くさーしゃ、慌てて服を着るタツミ。気まずい空気が流れる。
「そ、そうでした。お、お茶、お茶入れてきますねっ」
「あ、ありがと」
そそくさと席を外すさーしゃを見てタツミは違和感を覚えた。
『な、何か変だな。さーしゃってあんなに可愛かったっけ?いや、いつも可愛いんだけど…何かムズムズする』
『は、初めて男の子の裸を見てしまいましたです、おばあちゃんっ。で、でもでもあれはタツミさんだから…って今は本当に男の子でしたっ』
タツミもさーしゃも不思議な戸惑いでモヤモヤしたまま。
「お、お待たせしましたです」
真っ赤になってお茶を運ぶさーしゃを見てタツミの中でムズムズが膨れ上がった。
「はうっ!?」
「タツミさん?」
「な、何でもないっ、何でも」
赤くなりタツミは必死で前屈みになった。知識としては知っていたけれど、まさか親友相手に反応するなんて。
『これじゃボク…本当に変態じゃないか』
「タツミさん、大丈夫ですか?」
「うわあっ!?」
必要以上に驚いたのは、上目遣いで覗き込むさーしゃが可愛すぎたから。
その反動で机の上のコップが傾く。
「あっ」
二人が同時に声を上げ、お互いの手が重なった。
顔を上げ真っ赤になって見つめ合い続けるさーしゃとタツミ。
二人は目を逸らす事も出来ず硬直した。
ドキドキしていた。
手のひらから互いの鼓動がはっきりと伝わる。
「さーしゃ…」
「タツミさん…」
二人は導かれる様にゆっくりと顔を近付けた。
ドンッ
「たっ」
「ご、ごめんなさいですっ」
タツミを突き飛ばし、目を逸らすさーしゃ。冷水を浴びた様に我に返るタツミ。
「ご、ごめんっ」
挨拶もそこそこにタツミは逃げる様にさーしゃの家から出て行った。
「あ、危なかったです」
さーしゃは唇を押さえてズルズルと座り込んだ。
今だけです。
タツミさんは……女の子なんです。薬が切れたら二人とも辛くなるです。今だけの幻です。だからこの気持ちも嘘なんですっ。
さーしゃは必死に自分に言い聞かせた。
ぷー過ぎるよ。
よりによって一番の親友を傷つけてしまった。あんな辛そうなさーしゃ、初めて見た。
タツミは自責の念に駆られ走った。
「タツミがココナに戻るまでもう会わない」
さーしゃは決心した。きっと次に会ったら抑えきる自信がないから。
「さーしゃっ!」
それなのに。
ついさっき帰ったはずのタツミが引き返していた。
「タツミ…さん…どうして…です?」
「ごめんっ。…どうしても謝りたくて。ボク…さーしゃに酷い事したから」
タツミは真剣な表情で頭を下げた。さーしゃの胸が激しく鳴った。
「…ばか…です」
「さ、さーしゃ?」
「タツミさんは大バカですっ」
さーしゃは吸い込まれる様にタツミの胸に飛び込んだ。
ふわりとさーしゃの甘い匂いがタツミの鼻をくすぐる。
クロ…どうしよう?ボク本当に変態みたい…またさーしゃにこんな事…
タツミはさーしゃの肩に回す手に力を込めた。
ピクンとさーしゃが反応する。
髪を撫でて見つめ合う。
「これは嘘なんですよ?タツミさん」
「うん、わかってる」
でも止められない。
二人は再び顔を近付けて、一度ためらい俯いてから、触れた。
チュッ…
軽く触れるだけのキス。
それなのに二人の背中にゾクッとした言い様のない感覚が走った。
戸惑いながら、もう一度触れてみる。
「ん…んちゅ…っ…」
「…ん…タツミ…しゃ…んッ」
更にもう一度。
少しずつ触れる時間が長くなる。
タツミは体を擦りつけながらさーしゃの口に舌を浸入させていく。
「ふにゃあ…」
何度目になるかわからない口付けを終え、さーしゃは脱力した様にタツミにもたれた。
「さーしゃ…ごめんね」
「謝らないで…下さい。これは夢だから…大丈夫、大丈夫です」
さーしゃがゆっくりとタツミの胸に唇を這わせていく。
「っ…ンっ…んクっ」
「ちゅ…ちゅ…ちゅぱ」
チロチロと子犬みたいに乳首を舐めるさーしゃにタツミのリビドーが燃え上がった。
「さ、さーしゃっ」
「きゃぅっ」
押し倒し、首筋にキスを降らせるタツミ。
はだけた胸の膨らみに手を合わせながら、ゆっくりと動かしていく。自分でたまに慰めてた時よりもずっと優しく。
「あっ、んっ、あ、あ、あ…にゃぁああっ」
「さーしゃ…んちゅっ…さーしゃっ…ん」
くてっ、としたさーしゃに僅かな征服感を覚え、タツミはさーしゃのスパッツに手を掛けた。
「た、タツミさ…や、いやぁぁ…」
「さーしゃ…綺麗だよ」
真っ赤になって顔を覆うさーしゃに胸が更に高ぶり、タツミは剥き出しになったさーしゃの秘処に口付けをした。
「あにゃあぁああっ!?た、た、タツミしゃんっ?やだっ、汚っ、んにゃっ、あっ、あっ、アっ、すごっ、ンはっ」
「じゅるるるる…チロチロ…ぢゅるるるるる…さーしゃっ…すごっ……プはっ」
「た、タツミさっ、さーしゃはっ…さーしゃはっ…き、気持ちいいですっ!んにゃあっ、きもちいっ」
さーしゃは魚みたいに何度も跳ねて涎を足らした。それが更にタツミの「男」を刺激して、タツミは慌てながらベルトを外し下半身を剥き出しにした。
直後。
「はわっ!?」
暴発したタツミの精液がさーしゃの下腹部に飛び散った。
「ご、ごめんっ。さ、さーしゃ…」
気まずさと恥ずかしさといたたまれなさで、タツミは真っ赤になって俯いた。
それが更にさーしゃの母性を刺激した事にタツミは気付けない。
「タツミしゃんっ……ぱくっ」
「さっ…」
「ちゅちゅぱ、ちゅっ、れろれろ…」
「ンっ、あ、あっ、はうっ」
頭がボウっとして下半身に再び血が巡っていくのがわかる。あまりの気持ち良さにタツミは口を半開きにしたまま天井を仰いだ。
「さ、さーしゃっ…ど、どこで…こんな…おっ、ぁおっ」
「タツミさんが…くちゅ…さっきしてくれたじゃないれすか…はむっ」
愛しさが溢れ、いつしか二人は互いの性器を舐め合い始めていた。
二人の体温が部屋に充満していく。
とろけそうな意識の中で、さーしゃはタツミの声を二重で聞いた。
「た、タツミさんっ。ギュってギュってして下さいっ」
「さ、さーしゃ?」
どこか焦った様なさーしゃに違和感を覚えながら言われた通り、抱きしめるタツミ。
互いの肌が触れ、頭が痺れて溶けそうになる。
お互いの体液でグチュグチュになりながら、タツミも遅れて自分の体の異変に気付いた。
「さーしゃっ…さーしゃっ…好きだよっ…大好きだよっ」
「あぁ…タツミさんっ、さーしゃもっ…さーしゃも大好きですっ」
少しずつ膨らみ始める胸が、少しずつ萎み始める局部が、夢の終わりを二人に知らせていく。
それでも最後の最後まで二人はお互いを「大好き」だと囁き触れ合い続けた。
目が覚めると昨日までの熱が夢の様に消え失せている事に気付き、タツミは愕然とした。
隣でうっすら涙を浮かべ眠るさーしゃを起こさない様に、タツミは静かに身支度を整えて家を出た。
明日はソーマとのボードでの決戦がある。負けられない戦いだ。
帽子を深く被り直したタツミの後ろからさーしゃの声が聞こえた。
「タツミさんっ」
「さーしゃ…」
二人は何故か溢れそうになる涙を誤魔化す様に声を張り上げて手を振った。
「明日、頑張ってくださいねっ」
「うんっ。まかせといてっ!」
これでまた友達に戻れるはずだから。
アルキアの朝に二人の少女の凛とした声が響いて消えた。
おわり
GJ乙
どうしていつも朝起きると神がいるんだ
GJ
蒼都と咲で子供メーカーってのをやってみたら次女が鳶職になった
偶然ってすげー
すげーな
アオト×ソーマで一つ
>>155 シチュまでは浮かんだが、文章にまとまらない。
そんな自分の作文能力の無さが憎い。
そのシチュ書けば誰かに伝播して書いてくれるんじゃね?
>>157 ソーマが夜這いしてきて、「今度は優しく探ってくれ」みたいな誘い受け。
もちろんM字開脚で誘ってきます。
そんな妄想。
159 :
名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 21:47:11 ID:OP8okuP+
ソーマのガチ攻めにアオトくんは防戦一方だー!
タツミなら泣かされそうだな
ソーマ×タツミ! そういうのもあるのか!
タツミとソーマは結構似合いそうだと改めて思う
タツミとソーマの接点ってVボードぐらいしか無いような……。
ハッ!?ボードプレイか!
やっぱりアオト×ソーマが見たいw
なんかフィンネルにアオトを取られたサキがアオトをケーキにしてフィンネルに食わせるといった夢を見たんだ
俺も末期になってきたな……
サキがテーブルごとケーキひっくり返して
フィンネルが床に落ちたケーキに手を伸ばそうとしたのを踏みつけ
踏みつけた足の隙間からケーキを摘んで口に入れようとするんですね解ります
久しぶりに胃にくるネタが来た…
>>165 アオトをケーキデコレーションして食べたなら平和だったんだがな。
しかし アオトをケーキにしたとして自分で食うのと某鬼畜メガネ(トラウマ)のように食わせてからネタバレってどっちが病み具合で上なんだろうか…
どっちもどっちだろJK
どうせ食べられるなら性的な意味でにしていただきたい
アオトに生クリーム塗りたくってのケーキプレイ・・・
イメージ調合で 素材が アオトとアオトさんエッチです ですね
ts
おー見れる
やっと修復か……
クソフレーム様の気持ちってこんなんだったのだろうか……
人間大好きで言うこと聞いてくれるけど、口の悪いクソフレームにあれこれ命令してやりたい。
今日もまた始まった寝る前の二人の日課。
「さ、咲…ヤバいっ…くぁっ」
「あ…アオトさんっ…アオトしゃんっ…ぢゅる…くぱっ」
咲は豊満な胸でアオトの一物を挟みながら、献身的に舐め続けた。
「アオトさん…可愛いです」
咲は口の中に吐き出された精を丁寧に飲み込みながら、アオトの膝に密着した股を擦る様に動かした。
ぐぢゅっぐちゅっ
「ははっ…スゲェ音だな」
「や…いやぁ。い、言わないで下さ…あひゃんっ」
「うぉ、凄ぇ」
唐突にアオトの指先が咲の股間に滑り、咲は嬌声を上げた。
「アオトさんっ…咲は…咲はもうっ」
「入れたい?」
「ん…は…はひっ」
「いつもみたいに言ってくれよ」
「さ、さ…咲の中に…いれっ…入れてくらさいっ」
「よく出来まし…たっ」
ずちゅ…ぬぷぷ…っ…ずるっ
「あひぃっ」
「く…おっ」
アオトは咲の尻肉を両手で揉みながら腰を沈めた。
「ンはっ。あ、アオトさんっ、好きっ、好きっ、大好きですっ」
「さ、咲っ。好きだっ好きだ、大好きだっ」
二人は互いにきつく抱き合いながら一心不乱に腰を動かした。
「さ、さきぃっ」
「アオトさぁんっ」
愛しさを抑えきれず、乱暴に頬擦りをし、ペロペロと耳を舐める咲。
激しさを増すお互いの腰の動き。
「あっあっあっあっあっ…あおっ…んきゃあっ」
「き、気持ちいいっ、気持ちいいよっ、咲っ」
ずぷっ…
「あ、アオトさっ、そこ、お尻のっ…やっ」
「くあっ、咲っ、絞まるっ」
繋がったまま、アオトは指を咲のアナルにゆっくりと沈めた。
いつもと違う不思議な感覚に咲は戸惑い、声を張り上げた。
「あ、あおとさんっだめっだめっだめぇっ。咲っ、いけない子になっちゃいますっ」
「なって…いいよ」
優しい、父性に満ちたアオトの微笑みが咲の最後の砦を決壊させた。
「んおおぅっ、おっ、かっ、あいっ、ぁおぉぉおぉお…あオっ!」
「くあっ、お、おっ、おっおっ、ンぁはっ」
ぷしゅっぷしゅっぷしゃああああ…
咲とアオトの獣じみた絶叫が部屋に響いた。
「さ、咲っ!悪い!と止まんねっ。気持ち良すぎるっ」
「あひぃっ!あっ、あっ、んにゃああああっ」
ギシギシギシギシ…
「…もう〜っ!少しは静かにしてよぉ…うぅっ」
フィンネルは自分を慰めながら隣からの物音に耳をすませ、ヨダレを垂らした。
<おしまい>
おフィンからすれば焦らし+放置プレイ、流石だGJ
GJ!!
さっきゅんは結構ナニの際に乱れるキャラだと思うんだ。
しかし、フィンネルはオチに使いやすいキャラだな。
超乙!! GJ!!
このあと「フィンネルを加えて3P」とか出来ない物かな?
それと「ナニ中にうっかり蒼都に”奇跡”を使ってしまい、しかも『性的』に興奮してた為、
【蒼都が10人以上に分身&蒼都の精力倍増・一物1.5倍にup】になり…、
咲とフィンネルは、【分身した蒼都】と、『イチャラブ三穴・手コキ・髪コキ、ブッカケられ』て、
恍惚に蒼都に染まっていく…。
な、続きが見たいです!!、
>>176先生っ!。
ナニ中に奇跡起こしてアオトケーキとな・・・
シュレリア様ものを誰か…
前作までのキャラの口調とかすっかり忘れちゃってもう書けない
蒼都、ケーキにならずに分裂か・・・
サッキュンやフィンフィンは嫌がらずに受け入れそうだが…(三穴ファック)
どうせならティリアも混ぜてイチャラブ三穴13〜15Pにして下さいw。
今更気づいたんだけど フィンネルのおっぱいって揺れるのな
こう ぷるっ てな感じに
リクエストとは違っちゃいましたが…
アオト、ティリア、咲、フィンネルで投下します。
全ての決着がついた夜…
部屋で微睡んでいたアオトの股間にヌメリとした感触が襲った。
「て、ティリア?」
「アオト、好き、大好き、我慢出来ない。アオトが欲しいの我慢出来ないっ」
「ち、ちょっと落ち着け。こーゆーのは二人の時に…あぅっ」
ヌルっとしてキュッとした感触に思わず声を上げてしまう。
「っアオト…気持ちい?」
「ば、ばかっ。隣で咲とフィンネルも寝てんだぞ!?何考えて…おおぅっ」
今日くらいはと皆で川の字で眠っている状況だ。先生とココナがいないとは言え危険に変わりはない。
「声っ…出してはいけない状況ほどっ…燃える、と文献で読んっ……ぁあっ」
「ティリアっ、ダメだっ、ヤバい、ヤバいから」
「はっ…はっ…アオトっ…いつもより…おっきぃ」
「ば、ばかやろっ」
アオトは両隣で静かに寝息を立てる咲とフィンネルを見渡しながら、ティリアの安産型の尻を乱暴に掴んだ。
「アオトっ…アオトっ…凄いっ凄っ…」
「ティリアぁ…でるっでちま…かっ」
「んっ…我慢、我慢…はぁぅっ」
動きを止め、震えるアオトの根元をティリアは詩魔法でキツく縛った。
苦悶の表情で睨み付けるアオトにティリアは可愛らしく舌を出して笑った。
「んっ、ティリアてめっ、んっ、んっ、んちゅっ」
「んっ、んっ、ぷあっ、あおっ、んっ、んん〜」
再び持ち直したアオトが深くティリアの口を塞ぎながら腰を動かし始めた。
ぢゅぶっ…ぢゅぶっ…ぢゅぶっ
「んっ、んん、んんん〜〜〜〜っ、んーっ」
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん…
脳が痺れる程の快楽。
二人は必死に互いの口を塞ぎながら求め続ける。
ティリアが絡めた足をバタつかせながら何度も跳ねてた。
「んーっ、んーっ、んーっ、んん〜〜〜〜っ」
同時に魔法の枷が外れ、行き場を求めていた途方もない刺激がアオトの全身からティリアに走った。
「んっ、んぐっ、ティリア、すげぇっ」
「んっ、アオトっ、もっとぉ、もっとしてっ」
ヌチャヌチャした互いの体液に誘われ、アオトとティリアは達してすぐに腰を動かし始めた。
「んっ、んっ、んぷぁっ。さ、最高だっ、ティリアの尻っ」
「アオトっ、激しっ、やだっ、またくるっ、くるっ、きちゃっ」
「んっ、んっんっんっんっんっんぉっ」
「あおぉおっ…んっ、んーっ、んんんんんんん〜っ!?」
「んっ、んっ、んっ…んぐっ」
連続でティリアの中で果てたアオトが放心からゆっくりと口を離し、目を開ける。
「っ!?」
その瞬間。
真っ赤になって自分を見ている咲と目が合った。
ティリアとアオトの間に架かった銀の橋が淫靡に揺れた。
とりあえず今日はこの辺で。
次から咲のターンです。
>>189先生っ!!、超GJっ!!
まだ「詩魔法で蒼都分身」の希望は捨てずw…続きを超期待して待ってまーす。
「はー、はー、アオトっ、もういっか…あっ」
硬直している咲とアオトに一息遅れてティリアが気付いた。
「…どうしよう?アオト。いま修羅場?泥棒猫ってビンタされて、メッタ刺しにされちゃう系?」
「あ、ああああ、ちがっ!さ…ささささ、咲、あのな…」
いつものティリアの天然にさえ突っ込めず狼狽するアオト。
「アオトさん…」
「さ、咲っ。これは違わないけど違うんだっ」
「アオト、往生際悪すぎ。大人しく刺されるべき」
いつもと違う咲の冷たい目にアオトは背筋が凍りついた。
「さ、さkんぐっ」
「んっ」
「あら」
突然の深く絡ませ合うキス。アオトの思考は停止した。
「ティリアさんばっかりズルいです…咲にも…咲にもしてくださいっ」
「さ、咲…」
「ちょぉぉっと待ったああぁ!次は私!私の方が前から起きてたんだから!」
上気した咲にクラクラと顔を寄せたアオトに背中から異議が飛んだ。
「ふ、フィルちゃん?」
「あら、起きてたの?」
「起きてたわよ!あんな近くで眠れる訳ないじゃない!一部始終見せてもらったわよ!」
「…ここまで馬鹿正直に出歯亀を告白した奴初めて見た…」
「貴重な馬鹿ね」
「ち、違っ」
いつもの楽屋裏コントに場の空気が流れかけた時。
「アオトさん…アオトさぁん」
「咲…んっ」
股間をモジモジさせた上目遣いの咲がアオトをキスで強引に押し倒した。
「んあ、アオトさぁん、咲もうっ、あはぅっ」
アオトの上に乗った咲がヨダレを垂らしながらキャミソールと下着をまくった。
たゆんと揺れる、零れそうな胸にアオトは思わず赤ん坊の様にむしゃぶりついた。
「どうして私が最後なのぉーっ!?」
「お仕置きだっ!」
背後で悲鳴を上げるフィンネルにアオトは振り返りもせず叫んだ。
「アオトさぁんアオトさぁんアオトさ…あっ」
「さ、咲っ!咲っ!こ、これで舐めてっ舐めてくれっ」
咲は言われた通り、胸の間をニュルニュル動くペニスを挟みながら舐めていく。
「んあっ、あ、アオトひゃん…ちゅる…れろ…きもちい…れしゅか?」
「イイッ!イイッ!イイッ!おはぅっ!」
「ぷあっ!?…けほっけほっ…アオトさぁん…くぱぁ…可愛い…ちゅるるるるる…こくん…しゅご…またおっき…きゃうんっ」
「咲ぃっ!」
じゅぷりっ…ぬぷぷっ
乱暴に咲を後ろから貫くアオト。既にシーツに染みを作る程、溢れていた咲の秘処はすんなりと奥までアオトを導いた。
「んあ゛っ!?おっ、おはぅっ!アオっ!アオトしゃんっんっんっん〜っ」
「咲ぃっ!きもちいっ!ヤバいよ!お前の体!たまんねぇっ!んっんっんっ」
咲とアオトは何度もだらしなく舌を絡めて腰を擦りつけ合った。
「あおっ、あおっ、あおっ、あおっ、あおおおおおぅっ」
「んっんっんっんっんっんっんっ」
ぢゅっぱぢゅっぱ…ぢゅっぱぢゅっぱ…ぢゅっぱぢゅっ
咲の胸を両手で揉み扱き、背中やうなじに舌を這わせながら、ピストンを繰り返すアオト。
「あおっあんっ、あおっあおっあおっおおおおぅ!?イグッイグッイグッイグッイグッイグッ!あいぃぃぃいいいっ!あお゛っ」
「さきっすげえっ、おはぅっ!はっはっはっ…すげっ…おあぁぅっ…かはっくあっ」
ずちゃっ…ずちゃっ…ずちゃっ…ぬぷっ
獣の様なアオトと咲の性交にいつしか、ティリアとフィンネルは自分を慰めながら見入っていた。
「はにゃぁ…」
伸びをする猫みたいに「くてっ」として咲が動かなくなる。
咲の頭を撫でてからアオトはフィンネルにゆっくりと振り返って笑った。
「待たせたな。お仕置きの時間だ」
フィンネルは腰を抜かして座り込んだ。
「どうした?さっきまであんな乗り気だったくせに」
「だって…だって…ティリアも咲ちゃんも凄いんだもん…」
フィンネルは自分が無意識に後退りしてる事に気付かなかった。それが余計にアオトの嗜虐心に火をつけたという事さえも…
「おらっ」
「きゃぁあっ」
乱暴に上着を剥ぎ取られ、舐め回す様に視姦される。
「じ…」
「や、やだ…」
思わず両手で隠したものの「隠すな!」とアオトから恫喝され、フィンネルは脊髄反射に手を退け、真っ赤になって未熟な胸を顕にした。
「ったく…相変わらず小せぇなぁ…これが本当に女の胸か?」
「ごめっ…ごめんなさい…ごめんなさい」
酷い事を言われているはずなのに…何故かアオトに言われると言いようのない恍惚がフィンネルの背中をゾクゾク走った。
「そら……かぷっ…」
「あひゃっ」
プルンと小ぶりな胸を指先で弾き、優しく舌で転がすアオト。
ちゅ…ちゅ…ちゅうぅぅ…ちゅうぅぅ…れろれろれろれろ…ちゅぱっ
「アオトっ…アオ…トっ…も…だめ…だめなのぉ」
「何がダメなんだ?ん?」
ぐちゅっ…ぬるるっ
「あンっ」
「なんだ?これ?お漏らししたみたいにグシュグシュじゃねぇか…」
「やぁ…言わないでぇ…はうっ、んっ…んーっ…あっ」
アオトはわざと「グヂュグヂュ」と音を鳴らしてフィンネルの中をかき回した。
「おい、フィンネル。何だこれ?」
「やぁぁぁ…み、見せないで、見せないでよぅ〜…んぐっ!?」
「どうだ?美味しいか?自分が出した淫乱汁は」
アオトは濡れた右手でフィンネルの口内を蹂躙しながら左手でひたすら全身をまさぐり始めた。
「んぐっ、んぐぐっ、んーっ、ぷあっ、はっ、はひ…お、美味しい…れす…ごひゅじんしゃまぁ……あハっ!?」
「じゅるる…くぱぁ…すげえ…こんなに濡れたの初めて見るぞ…じゅるる」
「あンっあンっあっあンっ…ごしゅっ…ごひゅじんさまぁだめぇっ、もだめだめなのぉ!」
「すげっ…じゅぱぁ…どんどん溢れてくる」
「だめっ、も、ほんとにだめぇっ!おしっこ!おしっこでちゃうのぉおおっ」
「お前、召し使いのくせに反抗すんの?…お仕置きが足らねぇな…じゅるるるるるるるる」
「あひぃっ!だめっ!ほんとっ!らめなのっ」
アオトは今や両手でフィンネルの乳首を扱きながらクンニする三点攻めへとシフトチェンジしていた。
フィンネルの体が何度も痙攣し肛門が何度もだらしなく収縮を繰り返し、アオトはフィンネルの限界が近い事を悟った。
「出すなよ?絶対に出すなよ?」
「ひぐっ、らめっ!らめなのっ!おしっこらめえええええっ」
プシャアアア…ジョロロ…ジュピュッ
フィンネルはアオトの顔面に潮を吹くと同時に盛大に失禁した。
「ぷぁっ…こほっけほっ…ふ、フィンネル?」
「はひ…はひ…う…う…うわぁぁぁぁんっ、うわぁぁぁぁん」
「出すなって言ったよな?」
「ご…ごめんなさ…ひぐっ…ごめんなしゃい…」
「こんなに大量に漏らして…お前は最低な変態だな」
「ひぐっ…ひぐっ…うわぁぁぁぁ……んおっ!?」
「お仕置きだっ!」
アオトはそう言うと乱暴にフィンネルの膣に挿入した。
「んおおうっ!しゅごっ、きもちいっ、きもちーよぉ、アオトぉっ」
「くぁっ!は、初めてでいきなり感じてんじゃねえよ!馬鹿!お仕置きだっつったろ!?」
「あひぃっ♪好きぃ、このお仕置き、しゅきいいいっ」
「おらっ、反省してんのか!この牝豚っ」
「らめっ、らめえええっ、ごひゅじんしゃまぁっ、お仕置きしてっ、いけないフィンネルに…もっともっとお仕置きしてえええええっ」
「くおっ」
アオトは狂った様に腰を打ち付け続け、フィンネルは狂った様に体液を垂れ流し何度も跳ねた。
「アオトさん…」
「ケダモノ」
アオトの両脇から放置されていたティリアと咲がアオトに絡み付いた。
四人の長い夜はまだ始まったばかり。
(おしまい)
乙!
アオトなんつードSw
超乙っ!!
早く続きで「蒼都分身、三人に三穴中出し・手コキ&髪コキ、ブッカケ編」を〜っ!!
アカネとアオトきぼん
逆に考えるんだ。
アオトが分身するのではなく、サキ達が分身(各人格が独立)した方がエロい事になる、と考えるんだ。
>>200 うーむ…それもいいかも知れんが…、
俺的には各ヒロインが三穴責めでヨガってる方がグッと来る、
いっその事、詩魔法の失敗の効果は「只の『蒼都分身、極度に欲情化w』だけでなく、各ヒロインの
各人格が実体化(
>>200氏のネタと一緒で独立化)、更にマズイ事に各人格、蒼都同様、
極度に欲情化…」と言うのも凄いかも。
CS内ならやりたい放題だし他人格も大暴れできるね
CS内なら、ももこやアレーティアも参加出来るしな。
あ、ダメだ。二人がかりで踏まれるヴィジョンしか浮かばない。
そののち攻守変更w。
三穴責め+ブッカケ汁まみれでドM化w…が見てみたい。
206 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/19(金) 23:40:57 ID:41VWbJS7
age
そういえば
>>117は、もう帰って来てくれないのかね?
誰でもいいから読んでみたかったんだがなぁ。
208 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 20:32:50 ID:jIWcZp+2
保守
保守る。
保守
シュレリア様ネタを…お願いします…
保守
保守
エロパロはアルトネリコにはすごい馴染むなw
215 :
名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 11:31:46 ID:CoEhE6h2
でも作家が…orz
「…アオト♥」
と塗れた身体で愛しい人にしがみついてくるソーマSSを希望
ソーマとココナはしょっちゅう妄想してるが文章にまとまらないぜ。
てか、まとめる時間が無いぜ……。
>>217 その妄想の断片でもいいから書き出してくれ
それを見てきっと誰かが…誰かが……な?
まさにこころ語り
上の方で色々断片書かれているけど全然SSにならないよね。
もやもやアロマでお楽しみ中の蒼都とフィンネル
壁の向こうには初めて芽生えたいやらしい感情に
思わず股間に手が伸びてしまうアカネさん
当然のごとく見つかり、動揺していた所を発情中で脳が蕩けてるフィンネルに掴まれ3P突入
翌朝、すっかり調教されたアカネさんが朝のご奉仕をしていましたとさ
もはや、己の力で書くしかないというのか
もっと〜〜のシチュが良かったとか感じたら言ってやるといいんじゃないか
ざっと見た感じみんなには悪いが…これはモチベ上がりにくいと思う
アカネちゃんは人魚のウタ缶くらいなら素手で受け止められるそうだ。
よーし、なら触手、もとい、ウミウシまみれになってもらおうか!
保守
皆の良スレ保守
228 :
第5の扉:2010/05/17(月) 14:03:39 ID:UHwlQURl
フィンネルが非常にマゾ可愛いので
「拷問・陵辱物」など書いてみました
229 :
第5の扉:2010/05/17(月) 14:04:29 ID:UHwlQURl
CSLV.8 第5の扉
アオトとフィンネルはダイブ屋の装置の中にいた。LV.9へと潜るためだ。
だが階層を指定するとき、アオトはふと前回のLV.8の事が気になり足を運んだ。
「ん〜やはり何もないか、しかし前回はいろいろ大変だったよなぁ」
「あ〜ら、また来たのぉ?」
腕を組みしみじみと前回の回想にふけっていたアオトの思考を、聞きなれた声が割ってはいる。
「うぉっ、モモコじゃないか! お前消えたんじゃ……」
「どうしているのか? さぁ? そんなの私にも分らないわぁ、そんなことよりこの世界に新しい扉が出来たの
知ってるかしらぁ?」
「新しい扉?」
「そうよぉ、『第5の扉』行ってみる?」
「ああ、勿論だ案内してくれ」
「これが『第5の扉』……」
その扉は1〜4とはまるで違っていた。錆びが全体を覆っており、なにか負のオーラが扉の隙間から染み出し
ているような、見ているだけで気分が悪くなってくる――そんな感じだった。
「んん? 何か紙が張ってあるぞ?」
扉の中央にボロボロで今にも崩れ落ちそうな張り紙に気づく。
『この世界は物語を映像として見るだけで介入することはできません。
注:年齢制限有、18歳未満お断り』
「どういうことだ? それに年齢制限付きって……。とにかく、よく分らんけど入ってみるぜ!」
嫌な軋みを立てて開くドアの中へと侵入する。目の前が真っ暗になり、次の瞬間視界が開けた。
「うぉ!?」
アオトは大きな部屋の中央に立っていた。緩やかなアーチを描く長い机が縦に何列も並んでいる。そしてそこに
ざっと50人以上はいるだろうか――大勢のレーヴァテイルの少女が正面を向いて座っていた。
突然大勢のレーヴァテイルのど真ん中に出現させられ驚くものの、不思議な事に誰もアオトの事を気にかけない。
まるでそこに何者も存在していないかのように。
「これは一体……」
アオトは近くのレーヴァテイルの少女の肩に手を伸ばす――。が、スゥっと手が少女の体を突き抜ける。
「そうか、あの張り紙の意味……これはフィンネルの記憶を再生しているだけ。今までのように干渉はできない、
そういう事なのか」
事態の把握に努めていたアオトの思考が、最前列の中央に立っている講師らしいレーヴァテイルの声で中断された。
「はい、では次は恒例の悪魔祓いの儀式の時間です。フィンネルさん前に来なさい」
「……はい、分りました」
聞きなれたフィンネルの声。だがアオトの知っている元気一杯のフィンネルの声ではない。
なにか怯えているような、そんな声。
「んん? 姿が今のフィンネルと殆んど変わらないな、前回の子供の頃と違いかなり最近の記憶ってことか」
230 :
第5の扉:2010/05/17(月) 14:05:25 ID:UHwlQURl
『はぁ〜、めんどくさいなぁ、また浄化儀式の時間かぁ。ほんと迷惑だよね〜』
『全くよね、落ちこぼれの上に悪魔憑きだなんて、もういっそ死んでくれたらいいのに』
『でもさ、前の浄化儀式の逆さ吊り石投げは、死にかけてたよねぇ、白眼むいて口から泡はいてさ。
ビクンビクン痙攣して超キモかったよね〜』
『詩魔法で治療なんてせず、あのまま死なせれば良かったのに』
『キモいといえばさ、1本づつ指を折っていく浄化儀式あるじゃん? 最初は凄い泣き喚いてたけどさ、
最近は涙目で頬を紅潮させてさ、なんていうの? あまり嫌がってないみたいな?』
『それってマゾっていうんだよね、はぁ〜ホントきもいわぁ』
「こ、こいつら……。ってか、お湯かけられてた程度じゃないのかよ! これじゃ拷問じゃないか!
クソっクソっ、フィンネルお前、こんな酷い目に合ってたのかよ!」
あまりに悲惨な現実に、アオトは拳を握り唇を強く噛み締めた。
「え〜、フィンネルさんも年頃に成りましたので、今日からは今迄の肉体的苦痛による浄化に加え、
精神的苦痛による浄化儀式も行います。ではフィンネルさん、服を全部脱いでそこの台の上に乗りなさい」
「え? 服を……脱ぐんですか?」
「そうです、はやくなさい」
「でもでも、みんなの前で、その裸になんて……は、はずかし――」
ドガッ、鈍く重い音が部屋に響き、フィンネルが床にくずおれた。
講師のレーヴァテイルがフィンネルの頬を打ったのだ。いつのまにか手にしていた、鉄製の警棒のような物で。
「口答えは許しません! 浄化しないと危険なのです! みんなを、クリスタニアを危険に晒す気ですか!」
「……はい、すいません……」
衝撃で口の中を切ったのだろう、唇から少し血を滴らせながらよろよろと立ち上がる。
その瞳には怯えの色があるのみで、怒りや抵抗の色は全く見られない。完全に自分が悪いのだと思っているのだ。
それでも、同姓の前とはいえ、大勢の前で裸になるのはかなりの抵抗があるのだろう。
羞恥に顔を歪ませながら緩慢な動作で服を脱いでいく。
「フィンネル! やめろ! こんな奴らの言う事なんか聞くな!」
声が届く訳がないと分ってはいたが、我慢出来ずにアオトは叫んだ。
そんなアオトを嘲笑うかのように、他のレーヴァテイル達が野次を飛ばす。
『あー、うざいなぁ、もぅ早く脱ぎなさいよ!』
『アハハ、あの娘の胸、ちっさ〜い。真っ平らじゃないの』
『私達と同期とは思えないわぁ。頭だけかと思ったら体も落ちこぼれなのね』
辛辣な言葉を投げかけられる中、生れたままの姿になったフィンネルは、
モジモジと秘部と胸を腕で隠すようにして台に上に立つ。
「そのまま座りなさい」
231 :
第5の扉:2010/05/17(月) 14:06:11 ID:UHwlQURl
なるべく恥かしい部分が見えないように、体育座りの姿勢で、手を足の前へと回す格好をするフィンネル。
――ガチャリ。
その瞬間台の上面から無数のアームが飛び出し腰を固定、太股を固定、足を大きく開いたM字開脚の体勢を取らされる。
一瞬の事でキョトンとしているフィンネルの大きく開かされた足の間から、今度は先端がヘラの形をした小さめの
2本のアームが出現し、ふっくらとした恥丘の下の、無毛の割れ目に深々と食い込み大陰唇を左右に大きく広げた。
「え? 何? 何これ? いや、いやぁぁ! 離して! 見ないでぇ!」
他人には見せてはいけません。心から好きな人意外には見せたり触らせたりしてはいけませんと教えられた部分。
弄ると気持ちよくなれると情報端末で読んだ事があるものの、なんだか恐くて、凄くいけない事の気がして、触ることはおろか
恥かしくて自身ですらあまり観察した事のない秘密の箇所。
そんな神聖で大事な部分を、裂けるのではないかと思えるほどに大きく左右に開かされて、下腹部を経験したことのない激痛が襲う。
これまで様々な儀式という名の拷問を受け続け、行為を受け入れる事で精神を保ってきたフィンネルにとって、
身体の痛みへの抵抗力は高く、痛みで泣き叫んだりする事は無くなっていた。しかし今フィンネルを初めて襲う羞恥心という名の痛みは、
極限の苦痛の末作り出した精神防御を易々と破り、心を傷つけた。
恥かしさ、情けなさ、悔しさに枯れたと思っていた涙が頬を伝い落ちた。
「浄化委員前へ、マニュアル通り次の段階を施しなさい」
そんなフィンネルの取り乱した姿に何の関心も示さず、冷淡な口調で講師のレーヴァテイルが指示を出す。
2人のレーヴァテイルの少女が現れ、大きく開かされた性器を体で遮らないようにそれぞれ足の横に立つ。
「んふふ〜、いい格好ねフィンネル。今からコレであなたの体を洗って浄化してあげるからね!」
満面の笑みを浮べて言い放った少女は、右手に持った40cmくらいの柄の先にタワシのような物がついた器具を
フィンネルの鼻先に突き出した。
「う、うぷっ」
その物体から発する強烈な刺激臭に吐気を催したフィンネルを見て満足気に少女は台詞を続けた。
「これ、なんだか知ってるかしら? これはね、スレイブ地区のあの汚らしい男共の便器を掃除する道具よ!
これで便器をゴシゴシと磨いて掃除するらしいわ。まったく、原始的な人間にはお似合いの道具よね。
ちなみにコレ、5年は使用しているらしいわよ。もぅ! 臭いったらないわ、ここからでも臭ってくるもの」
何度もテープで補強した後のある持ち手。その先のブラシは当初は白かったのだろうが、今や濃く黄ばんでおり、
所々茶色の汚物や、ちち゛れた男達の陰毛がこびり付いていた。
「いや……いやだよ、そんな汚いので体を……。病気になっちゃう……」
フィンネルはこれからされるであろう事を想像し、嫌悪と恐怖で顔を強張らせる。
「ん〜、いい表情ね、我慢なさい! これもあなたの為なんだから、さぁ、いっくわよぉぉ!」
「ひぃっ」
232 :
第5の扉:2010/05/17(月) 14:06:59 ID:UHwlQURl
あはは、私、あんな物で体を洗われちゃうんだ――覚悟を決め、目をぎゅっとつぶったその瞬間。
フィンネルを予想を大きく超えた激痛が襲った。下腹部に。
「あ……あ……うぁぁ……がぁ……」
自身に何が起こったのか全く理解できないまま、体を貫く痛みの衝撃に言葉を発する事はおろか、呼吸すら
うまく出来ずに呻き声を上げる。細身の身体は弓なりに反り返り、ピクピクと小刻みに痙攣していた。
そして原因を把握しようと、痛みの箇所へと顔を向けたフィンネルの目が大きく見開かれ――。
「え……。い、いやあああぁぁぁ!!」
痛みよりも視線の先の光景に強いショックを受け、部屋に絶叫が響き渡る。
視線の先、痛みの元、アームで大きく開かされた大事な部分から、先ほど見せられた清掃器具の「柄」の部分が
生えていたのだ。先端のタワシの部分は完全に内部に姿を消し、「柄」の部分も半分くらいまで埋まっていた。
「あらら、ごっめんね〜、ちょ〜っと強くしすぎちゃったかしら? あら? これ以上は入らないわね、
それに、何か先が引っかかって抜け無いわね、なんか一番奥まで入っちゃったみたい?」
一番奥、それは子宮の中にブラシの部分が丸々が入り込み、それが閉じた入口に当り抜けづらいという事だった。
フィンネルは少女の台詞と胎内に感じる異物感からその事を感じ取ると、信じられないという凍り付いた表情で、
カチカチと口を鳴らし恐怖に震えた。
「あら、血が出ちゃってるわね、もしかして処女だった? ぷぷっ、便器掃除ブラシで膜喪失だなんて、あんたに実に
お似合いだわ」
呆然としているフィンネルの頬をペチペチと手で叩きながら、口元を歪ませ悪魔の笑みを浮べながらさらに言葉を続ける。
「んじゃ、そろそろ浄化作業、始めるわよぉっ!」
「……え。な、何を……。ちょっとまっ―――ぁぎっ」
ショックでまだ呆けていたフィンネルはその力強い掛け声に我に返り、制止の声を上げようとするが途中から言葉が
続けられなかった。
少女のレーヴァテイルが掛け声と共に、「柄」の部分を両手に持ち替え、便器ブラシを一気に引き抜いた。
そして秘口の入口からブラシが少し姿を現した所で、また力一杯に奥まで差し込む。
まるで大便器の底管の内部を掃除するようにフィンネルの膣内を、両手に渾身の力を込めて高速に往復させる。
ブラシの硬く細かい毛が膣壁を傷つけ、手前に引く度に、ピュッピュと血粒が飛び散った。
加減無しに突き入れられるブラシは、何度も子宮口をこじ開け、フィンネルの大切な部分に侵入を繰り返した。
「あああっ。ぃぃぃ、ひぎぁ、ぁあぁ、ぁぁ。」
ブラシの侵略のリズムに合わせて、悲鳴にさえならない擬音が、喉の奥から吐き出される。
顔を天井に向けて仰け反らせ、白目を剥き口元からは涎と泡が垂れていた。
233 :
第5の扉:2010/05/17(月) 14:08:28 ID:UHwlQURl
「ふぃ〜〜〜。疲れたぁ。そろそろいいかな」
どれ位経っただろうか、レーヴァテイルが額に汗を浮かばせて、深く息を吐き、便器ブラシを引き抜いた。
その瞬間、半分意識を失っていたフィンネルの身体が、びくっと大きく痙攣したかと思うと、掘削機で油田を掘り当てた
かのように黄金水が勢いよく噴出し床に降り注いだ。
「うわ、汚なっ。かかっちゃったじゃないの!」
そう言いながら、フィンネルの二つに分かれた長い髪の毛を鷲掴み、前に引張るとゴシゴシと尿を髪の毛でふき取った。
下半身がアームで固定されている為、大きく前屈みの姿勢となり、頭が両足の間の台につき顔が尿まみれになる。
「さて、次いくわよ。例の物を」
隣に位置していたレーヴァテイルの少女が応じて、手に持っていたビーカーを手渡した。
「ふふ、コレが何か分るかしら……って、ちょっと、いつまで気絶してんのよ! 起きなさい!」
虚ろな目で宙を泳いでいたフィンネルの肩を掴み、激しく揺する。
「ん……あぁ、あぅ……わた……し」
「ほら、しっかりしなさい! 次の浄化を始めるわよ」
「も、もぅ……ゆる、して……」
弱々しいかすれた声を発した瞬間。
――ドゴォッ!
鈍い音と同時にフィンネルの頬が大きく凹み、首から上が意志に反して90度曲がった。
フィンネルの頬を、浄化行為をずっと静観していた講師のレーヴァテイルが無言のまま再度警棒で打ち据えたのだ。
さらに、警棒を持つ手を大きく振りかぶり、反対の頬へと振り下ろそうとする。
「ご、ごめんなさい。弱音をはいてすいません。儀式……つづけてください。だから、殴らないで……」
「ふん、じゃあ説明を続けるわよ、このビーカーに入った液体はね、スレイブ地区の男共の精子よ。50人分はあるかしらね。
これをあんたの中に流し込んで浄化してあげるの。体の傷は詩魔法で消せるけど、ふふ、妊娠しちゃったら詩魔法じゃどうにもならない
でしょうねぇ」
眼をキラキラと輝かせ、楽しくて仕方がないといった表情で、少女はフィンネルに容器に一杯に入った白く濁った液体を見せ付けた。
「……そ、そんな」
妊娠という言葉に真っ青になり、許してと懇願しようとするも、先ほど殴られた事を思い出し言葉を飲み込む。
「うふふ、さぁ流し込むわよ〜!」
大きく開かされた入口に、とぷとぷと白濁を流し込んでいく。入口一杯に溜り、溢れそうになっても暫くすると内部へと消えていく。
便器ブラシにより子宮の入口が緩くなっているせいで、子宮内部へ入っていってるのだ。やがて胎内が精液で満タンになり、
行き場所を失った白濁液が性器の入口からこぼれ始めた頃、ようやくビーカーが空になった。
「全部入ったわね。では、浄化儀式終了の写真を撮るわよ。ほら! 何してるの、笑顔でこっち向きなさいよ!
あんたの為に、こんな汚ならしい事させられてるんだからね! え・が・お!」
涙で頬を濡らしながら、言われるままに口元を緩め、ひきつった笑みを無理矢理つくるフィンネルに追い討ちの言葉をかける。
「っぷ、あはははは。改めてみるとすごい格好よねぇ、股開いて、あそこから汚い男の精子を溢れさせてにっこりしてるなんて
ほんと傑作だわ。――そうだわ! あんたアカネ将軍と仲いいんだっけ、この画像アカネ将軍に送ってあげる」
「え!? アカネちゃん? いや、そんなのいや! やめて、お願い! いや、いや、イヤあぁぁぁ!!」
234 :
第5の扉:2010/05/17(月) 14:09:27 ID:UHwlQURl
フィンネルの絶望の悲鳴が部屋に響き渡る中、辺りが希薄になっていき、元の暗闇に戻った。
「……見なきゃよかった」
両手を地面につき、すっかり色を失った顔でアオトは呟いた。
――ッピ、その時、音がして暗い空間に文字が現れた。
引き続き映像記録2を再生しますか?
はい
→いいえ
「いいえだ!」
その後ダイブマシンから出たアオトは妙に優しく、フィンネルを困惑させたという。
END
なんというふぃんね…
アオトが優しく抱きしめてやればいいと思うんだ
ありがとう
設定資料集のDVDを見たんだが、初めてクソフレ様に踏まれたいと思った。
どうすればいいんだよ……体重0だぞ……。
>>228 GJ!!
……なんか、新しい境地に目覚めそうな気がするぜ
やはりフィンネルはいじめてこそだな
ソーマが好きでたまらないので投下します。
設定:星が再生した後なぜかソーマが独立した個体として存在していた。
細かいことはいいんだよ!
俺はソーマが好きなんだ!
強めの風が吹いている。
空は突き抜けるように蒼い。
太陽の日差しはやや弱いが、肌寒さを覚えるほどではない。
総合して、今日はまずまずのデート日和である。と、ソーマは判断した。
顔をしっかりと洗い、髪を梳かし毛先を整え、本日4回目の歯磨きをする。
その間、彼女の頭の中はとある1つの事柄で一杯であった。
約束の時間まであと2時間、しかし約束をしてからは12日と14時間が過ぎている。
18120分の間、彼女は悩んだ。
すっごい悩んだ。
たぶんかつての主人格を消去するかどうか悩んだ時よりも悩んだ。
それでも、悩んで悩んで悩んで悩み続けて、それでもなお決まらなかったのだ。
すなわち、今日はどんな服装で出かけるのか、だ。
ボクにとって今日は喜びと祝福に満ちた日になるに違いない。
始まりはごく単純なことだった。
アオトと2人で遊びに出かけたい、とある日ふと思った。
そう、何の唐突も無く急に思い立ってしまったのさ。
それからの毎日は生き地獄と言っても良いのではないかと思うほど苦しみと、切なさと、
あとたぶん「変」という漢字に似ていて「鯉」という漢字と読み方が同じな感情に満ち溢れていた。
「ねえ、アオト。実は少し相談したいことがあるんだけど」
「俺はまだ切られて死にたくはないぞ」
「そうか、じゃあ切ってあげよう。むしろ切らせろ切らせたら切らせたり。この唐変木め」
切なかった。
彼の中での自分のイメージが「=切る」だったのは実に切なかった。
あと別に「切る」と「切ない」でかけているわけじゃない。
フィンネルが
「切ないなあ………。アオトに会えない時間が長いほど、会えた時に幸せになれる。
ああ!でも、長い時間会えないのはつらいよお………。アオトに会いたいいいぃぃぃぃ、フエエェェェェェン。
切ないよぉ。アオトぉ、早く会いに来てぇ」
とか人の前でノロケていたのとも関係ない。
というか泣くほど会いたいなら会いに行け。
そのまま帰ってくるな、呪ってやるから。
とにかく、ボクは何とか彼とデートの約束を取り付け、そして今日がデート当日となったのだが………。
まさかいまだに服装が決まらないとは、さすがにこの展開は予測していなかったよ。
それもこれも全部アオトが悪い。うん、そういうことにしておこう。
今日のデートでは、たっぷりと罪を償ってもらおう。
え?何の罪かって?
「ソーマ的時間及び思考展開窃盗罪」なんてどうかな。
懲役としておよそ8時間ほど拘束。罰金としてボクの昼食代と夕食代とお土産代。
ただし拘束時間に関しては、ボクの気分しだいで延長も可………だよ。
おっと、またどうでもいいことを考えてしまった。
今はどんな服を着ていくのか、を考えないとね。
一応アドバイスは貰ったわけだけど………。
「ココナはそういうの詳しくないから………。えっと、ココナの知り合いにはバスタオルで好きな人に会いに行く人もいたけど、うん、ダメだよね」
「そんな時こそ、にゃも仮面の出番です!きっとにゃも仮面の力でもっと仲良くなれますよ」
「マジレスするとギャップ萌えを狙った方が良いんじゃない?700年前の服装ならデータは結構あるんだけどね」
どいつもこいつもわりと役に立ってない。
まあ、最後のギャップ萌えとやらで方向性を固めるとするか。
さて、彼の思っているボクのイメージというと………落ち込むな、自分。
「=切る」なイメージを今日覆して見せると決めたんだろ、自分。
そのためにも今は服を考えるんだ、自分。
しかし、考えれば考えるほど自分は服装について疎いことが分かってしまう。
いや、服装だけじゃない。流行りの食べ物、遊び、オモチャ。何も知らない。
かつて暗殺者として生きていたころは、そんなこと調べる暇も精神的余裕も無かった。
あと必要も無かった。主にダイエット的な意味で。
そんなボクが何を着るのか悩むような日が来るなんて、昔のボクに言っても絶対に信じてはくれないだろう。
………変わったんだな、ボクは。
変えられてしまったんだ、ボクは。
あいつに変えられちゃったんだ、ボクは。
あの真っ直ぐで、正直で、結構ウブで、わりとヘタレで、女心がさっぱり分かっていなくて、
時々はかっこよくて、でも大体は三枚めで、ついでに4段階目までパージしたのに「ここまできたら最後まで」とかふざけたことをぬかしやがった、
そんなあいつのせいで、ボクは変われたんだ。
よし、決めた。
やっぱりアオトに責任を取ってもらおう。うん、それが一番良い。
そうとなれば準備をしなくちゃね、随分時間をとられてしまった。
さあ、デートをしに行くか。
「やあ、お待たせ。少し遅れてしまったかい?」
「いいや、まだ余裕だぜ………って、おい!何でいつもの着ぐるみなんだよ!
気合入れてバッチリ決めてきた俺が馬鹿みたいじゃねえか!」
「ああ、そのことなんだが、ボクは考えるのをやめにしたんだ」
「はあ?ソーマ、お前一体何を言ってるんだ?」
「つまり、君に決めてもらいたい。そう言っているんだよ。
ボクに何が似合うか。ボクに何を着させるか。ボクに何を着て欲しいのか。
全部、そうさ、全部決めてもらおうと思ってね」
「全部って、お前、それはつまり………」
「ああ、つまり
君の色に染めて良いよってことさ
FIN
以上です。
ソーマはくぱぁ可愛い。
あの少ない出番でここまで書けるとは…
しかもなんかちゃんとソーマしてるし…
GJ!!あんたすげえな
ソーマがユニークかつ可愛くって良かったよ
確かにソーマってデレ時はこんなイメージだわ
247 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/26(水) 18:07:05 ID:qDgdY6PS
>>238GJ!!
これは、良すぎる!
うん、何も言えない!
これは、続きを見たい!
>>238どうか続きを書いてください。
それだけが私の望みです。
また投下します
今度はアカネ
設定:フィンネルEND後
アカネに3連勝した
私は頭とかが残念な子が大好きです
………ああ、はじめましてとでも言うべきでしょうか?
では改めてはじめまして、私の名前はアカネ。レーヴァテイルと人間が同時に配置された実験部隊の指揮をこの度任されました。
きっとこれが、今なお大きな溝のある両者の関係修復の先駆けになると思います。
おっと失礼しました、今は関係ない話ですね。
そうです。私がアカネの本心である部分のアカネです。
はい、しかしすばらしい技術ですね。自分のコスモスフィアの中に、自分で自由にできる空間を作るとは………。
さぞかし多くの修練を積んだのでしょうね。尊敬に値します。
今の気分ですか?そうですね………不思議な気分です。
確かに現実では無い、しかし今私の感じている感情は確かに現実である。
本当にすばらしい、別の大陸にはこのようなものがあったとは………!
あ、申し訳ありません。そうですね肝心の話をしなければなりませんね。
ではよろしくお願いします。ダイバーズセラピーとやらをどうか始めてください。
ええ、そうですね。確かに最近はストレスが溜まっているのかもしれません。
何が原因か………ですか。それは一重に私の働きが………いえ、やめましょうか。
仮想の現実の中でまで嘘をつくのは、きっと良くないことでしょう。
はい、そうです。実は………友人との付き合い方に悩んでしまいまして………。
そもそも事の始まりはあの日、私がアオト様………ごほん、もとい、アオト殿に3連敗を喫してしまった日に戻ります。
敗者は勝者に何をされても文句は言えません。それは勝負の世界では当然の事実です。
それで、その、何と言いますか。あの、とある言葉を言わされたのですよ。
アオト殿はすぐに冗談だと、もう2度とそんなことは言わなくていいと仰ったのですが………。
え?何と言ったのか………それは、………「ご主人様」、と。
ええ、そうですよ!認めますよ、そう言った瞬間に私の中にゾクゾクとした何かが走ったのですよ!何かあなたに不都合があるとでも言うのですか!?
………ふう、申し訳ありません。少し感情的になってしまったようですね。
そうなんです、どうもこの件に関することだと冷静でいられないのです。
これでは将軍失格ですね………。
将軍失格、………職を失う、………ホームレス、………拾われる、………ペット扱い、………抵抗できずに無理矢理、………。
え?ああ、はいはい。大丈夫です、聞いてます、私は冷静です。
鼻血ですか?あ、申し訳ありません。最近いつの間にか鼻血が出ていることがよくあるのですよ。
特に一人の時、アオト様………ぅん、ごほん、アオト殿のことを考えていると………
はい、本当は分かっているんです。現実の私はそれを認めていないだけなんです。
だって彼は、私の大切な親友とすでに付き合っているのですから。
認めてはいけないんです。こんな感情は………。
私はたまにアオト殿から、恋愛講座や一般常識講座、感情的に行動するための講座などを受けているのですよ。
はじめは、ただ「ご主人様」への憧れだったのかもしれません。
ですが、私のために一所懸命に頑張ってくださっているアオト先生の姿を見ると、思わず跪いて足を舐めたくなってしまうのですよ。
………あの、どうしましたか。急に倒れたりして。はい、恋人の一般的な姿ですか?
それを答えろと、………そうですね。
恋人とはやはり、お互いがお互いのことを気遣い、思いやるのが大切だと思いますね。
彼氏は調教の最中に彼女がケガしたり、本当に嫌なことをやらないように。
彼女の方はご主人様に誠心誠意尽くし、どうか満足していただけるよう………あの、本当に大丈夫ですか?何度も倒れたりして、私はまた今度でも。
どこでそんなのを聞いたのか・・・ですか?
私の友人からですが・・・あの、何でしょうか?
恋愛の小説ですか、いえ、恥ずかしながら幼少の頃よりそのような類の本は読んだことはありませんでした。
最近は少しだけ、勉強もしているんですけどね………。
本のタイトルですか?「これで君も立派な雌猫だ」「季刊 これが正しい主従像」、一番最近読んだのは「ハッピー・スレイブ・ライフ 増刊号」ですね。
どこで買ったのか?いえ、買ってません。全てフィンネルが持ってきたのを一緒に読んだり、貰ったりしています。
本当に、私には勿体無いぐらいの素晴らしい友人です。本当に………彼女には幸せになってもらいたい。
だからこそ、この感情は外に出してはいけないのです。
きっと誰もが不幸になってしまう。何一つ、良い結果など生み出さない。
………なのに、本心では欲しがっているのです。欲しい、欲しい、どうしようもなく欲しい、と。
アオト様が、アオト様の愛が、アオト様からの首輪が、どうしようもなく欲しいのです。
フィンネルはどうやらアオト様からの命令を待ち、それを実行するようなのです。
アオト様が肩を揉めと言ったら揉み、服を脱げと言ったら脱ぎ、奉仕しろと言ったら奉仕する。
基本的に受身なのです。それが悪いことだとは言いませんが。
はい?何故そのような事を知っているのか、ですか。勿論、本人から聞いたのですよ。
フィンネルはよく私のところに遊びに来てくれるのですよ、さっき言った本等を持って。
その時によく、アオト様のことを語ってくれるのです。
この間なんか、少しずつお尻が気持ちよくなってきた。この調子ならアオト様のモノを受け入れられる日も近い、と嬉しそうに語っていましたよ。
それで、………はしたないことに、私はよく妄想をしてしまうのです。
フィンネルから聞いた話で、フィンネルのいる部分を私自身に置き換えて、私ならこうする、私ならこうやって御奉仕する、といったことばかり考えてしまって………。
私なら、アオト様が命令なさる前に何を求めてらっしゃるのかを把握してご用意させていただく。
アオト様がご不満に思われないように、あらゆる手段を使い御奉仕する。
私の体、私の心、ありとあらゆる私を使い………ご主人様にお仕いしてみせる、何でもしてみせる。
………………………それで、
………ほんの、少しだけ
………ちょっとだけ、フィンネル………
………フィ、………………フィンネルより、………………………………………
………………フィンネルより、私のほうが、ふ、ふさわ………うぅ、ああ、うあああぁああぁあぁぁぁぁぁぁん!!
あい、会いたい!アオト様に会いたい!
傍に、居て、うぁ、居たい!傍、にぃ!一緒にい、居たい!
ひぐ、ぅえ、ひっ、ひぃぃぃ………ああぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………あぁ、あっ、ぐぅああああああぁああぁぁああぁぁあぁぁぁぁん!
………申し訳ありません、本当。
あんなにも激しく感情を出してしまうとは、私はダメですね。
始めてなんですよ、あんなに泣いたのは。
はい、現実でも、仮想世界でもです。
………結構、泣き終わったとは気持ち良いのですね。
そうなんですよ、私は「泣く」ことすら知らなかったのです
本当に………ダメな女だ、私は。
でも、何だかスッキリしました。きっと思っていたことを吐き出して、おもいっきり泣いたからでしょう。
はい、ご迷惑をおかけしました。………もう大丈夫です。そろそろセラピーを終わりましょうか。
え?そうですね、これからどうするか………いや、どうしたいか、ですか。
私は、やっぱり今まで通りの私でいようと思います。
アオト様への想いは捨てきれませんが、やっぱりフィンネルは大切な友人なのです。
彼女の幸せを望む心、これも間違いなく私の本心なんです。
だから、私は大丈夫です。
私は、アカネですから。
そうですね、今度フィンネルには内緒でアオト様の………、いえ、アオト殿の前で詩を謳いましょうか。
どんな詩を、ですか。それは勿論
初めて謳う恋の詩と、始めて謳う失恋の詩ですよ
FIN
以上です
アカネ将軍、フィンネルに染められるの巻
ソーマとアカネとサブフレに首輪をつけて順番に並ばせたい
GJ!
フィラメントにまたたび嗅がせてにゃんにゃんしたい
クラスタニア全権大使・アカネ将軍と
メタ・ファルス全権大使・焔の巫女ルカ様の会談ですね、わかります
GJだ!
普段ベッドの上でゴロゴロ転がるアカネちゃんを幻視するかのようだったぜ。
しかし面白い話の作り方をするなあんた。なんか気に入ったよ。癖になる。
ところでアカネ将軍、そんなに迷うならアオトをCSに連れ込んでしまえば良いと思いますよ。
……あれなんか空から特大の星g
>>256 馬鹿野郎!ルカ様だったら倒れたりせず、更にアカネちゃんを開はt
これは新しい(?)な
激しく萌える、かつ見ていて楽しいぞ。
つまり
>>248ありがとう。
もう1つ投下
これで3の好きなキャラトップ3全員書けた
あと今回はうまくオチをつけれなかった
オチてなかったらごめん
設定:ティリアEND後です
寿命問題はよく分からないけどクリアー済み
細かいことはいいんだよ!
はい、こんにちわ。私はハーヴェスターシャVISTAエディションです。
あ、自己紹介は必要ありませんでしたか。あなたと私が接触するのはもう2回目ですものね。
えぇ、そうですね。今回の取材は日々のすごし方ということで………はい、大丈夫です。
何を喋るかはすでに決めてあるのですよ。ですので安心してください。
ごほん、では良いですか?………はい、よろしくお願いします。
前回、私は私の機能を説明致しましたがその殆どは現在使用されていません。
アル・シエルの現在の状況と今後の経過予想はしていますが、私の持っているリソースの大部分が未使用で残っている状態になります。
それでですね、実はそんな私のことを有効利用しようという方がいまして、今ではその方達との会話がほとんど唯一の対話になっている状況になります。
例外はこういった取材や、塔全域への緊急アナウンスぐらいですね。
なので今回は、彼女達とのことについて話そうと思います。
………予め言っておきますが、私はプログラムであり感情とは無関係であります。
ですので今回の話に、私個人の感情は一切!関係ないのでそこらへんよろしくお願いします。
では、さっそく話をさせていただきますね。
まず、先ほど述べた殆どのメモリが未使用になっている状態を有効利用しようと考えた方………そうですね、仮に
『レーヴァテイル・オリジンのTさん』とでも呼びましょうか。あ、仮名ですよ?仮名。
レーヴァテイル・オリジンのTさん(プライバシー保護のため仮名となっております)はある日突然やってきたのです。
当時、レーヴァテイル・オリジンのTさん(仮名)は新婚状態でそれはもう見ているほうが思わず包丁を取り出したくなるほどの熱々ぶりでした。
え?包丁の使い道ですか?………お祝いの料理を作るのですよ。それ以外に無いじゃないですか。
ごほん、それでレーヴァテイル・オリジンのTさん(仮名)はその新婚生活にさらなる彩りを添えるために私のメモリを利用してくれさったのですよ、あのクソアマが。
何でも「バイナリ野だと所詮は架空世界。現実に勝るものは無し。とりあえず今回は王道で学園物を」とか語っていまして、立場的に逆らえないので渋々………もとい喜んで協力しました。
具体的には、そうですね………ではレーヴァテイル・オリジンのTさん(仮名)とその相手Aさん(仮名)がどのように私のメモリを利用したのか、いくつかケースを紹介しましょうか。
ケース1 「学園物」
「うわ、すげえ………本当に触れる。ティリアのバイナリ野で見た学校ってのにそっくりだ」
「バクダン男や兎型火炎放射器まで作れるんだよ?教室1つ作ることだって余裕のよっちゃん」
「でもよ、良いのか?ハーヴェスターシャ、あからさまに嫌そうな顔していたぞ?」
「アオト、700年前にあった格言を1つ教えてあげる。
………権力は利用するためにある」
「おい、何かダメすぎるだろ。その言葉」
「ごちゃごちゃうるさい………変身!じゃん、セーラー服です。脱がさないで〜♪」
「えーと、脱がしちゃダメなのか」
「うん、ダメ。………その代わり、ほらビリッって乱暴に、無理矢理押し倒してさ、き・て・よ」
ええ、無理矢理とか言っておきながらレーヴァテイル・オリジンのTさん(仮名)は明らかに喜んでおりました。
実に4時間と22分43秒も私は教室とその備品を再現し続けていたのです。
勿論私の持つメモリ全体からしてみれば、この程度の規模ならごく少量のメモリ使用ですむのですが、ほら、何と言いますか、
事故が起きてはいけませんから、その、………見てなくちゃいけないんですよ。
実際にシていらしたのは1時間程度でしたが、その後の3時間にも及ぶ砂糖吐き出しそうなピロートークというやつがですね、きついんですよ。
一体何回兆温バーナーで消毒しそうになったか。
まあ、消毒しに行ったのですが。残念ながら強制シャットダウンされてしまいまして。
その後3日間はヒャッハーが口癖になってしまいましたよ。
ケース2 「近親相姦物」
「アオくーん、部屋入るよー。って、今何かベッドの中に隠さなかった?」
「な、何も隠してねーよ。それより一体何の用事なんだよ!」
「怪しいなー、一体何を………隠したのかな?それ、お姉ちゃんに見せなさい!」
「あ、ちょ、やめろって!本当にやめ………あ、………あの」
「………ねえ、アオくん。これは何かな?」
「その、………下着です」
「だ・れ・の?」
「………ティリ姉ちゃんのです」
「まったくもう、何を考えてるのかしら。こんな下着でコソコソしなくてもいいのに」
「え?それってどういう………」
「お姉ちゃんがぁ、アオくんにぃ、い・い・こ・と、教えてあげるね?ほら、かもんべーべー」
そうです、Aさん(仮名)は2回目にしてすでにノリノリでした。
というか、設定としては血が繋がっているということになっているのですよ。
つまり犯罪ですよ。ダメダメですよ。もう、何を考えているんでしょうか、レーヴァテイル・オリジンのTさん(仮名)は。
あと、ここだけの話なのですが私の作った姉役のレーヴァテイル・オリジンのTさん(仮名)の下着ですが、
レーヴァテイル・オリジンのTさん(仮名)本人からダメ出しを喰らいまして、何でも「ブラのほう、あと3、いや2cmだけでも大きくして」だそうで。
あ、ちなみにシていらした時間が48分ほど。その後のトークが2時間半になります。
ケース3 「調教物」
「………使い方の分からない道具が多いな。というか痛くしたりするのは気が乗らないなあ」
「あれ、アオト乗り気じゃないね。ほらほら、こんな美少女を好きにできちゃうんだよ?
一瞬で赤パンツ一枚になってダイブしてきても、いいと思うんだけど」
「いや、ティリアに痛い目にあってほしくないというか。
うん、やっぱり嫌だな。ごめん、俺こういうのはダメだ」
「もう、しょうがないな。ここで秘密兵器登場。じゃん、猫耳です」
「はぁ、それで?」
「おもむろに装着。んー、これでティリアはご主人様のペットにゃん♪」
「ぐ、これは、結構きく」
「ご主人様ー、ティリアはご主人様のミルクが欲しいにゃあ。あとオシオキも一杯してほしいにゃん」
「痛いのはいやだ(キリッ)」とか言っておきながら、結局ノリノリになっているんですよ?
まったく本当に人間ときたら浅ましくて醜いわね。クレンジングしなくちゃ………ごほん、失礼。
ついエラーが発生してしまいました。まあ、許してくれますよね?
あと、私が思うに700歳を超えたレーヴァテイル・オリジンのTさん(仮名)が語尾に「にゃん♪」とか使うのはどうかと思うのですよ。
ええ、見ていてすごく痛かったです。たぶん「私の年齢は17歳です」とかと同じぐらい痛かったです。
それで………いけない!レーヴァテイル・オリジンのTさん(仮名)とAさん(仮名)がやってきました!隠れてください!
どうもいらっしゃいませ、ティリア様。アオト様。
はい?ええ、確かに始めからホログラフィティを展開をさせておりました。
それはもう、何度も強制シャットダウンされて諦めましたもの。あれ、地味にきついんですよ?分かっているんですか?
ええ、何でも言って下さい。さあ、今回はどんな変態シチュエーションをお望みですか?このクソップルが。
え?今まで酷使してすまなかった、ですか?いえいえそんな、私としては2度と来ていただけなければそれで満足ですので。
………あのー、何で性格設定を変更しようとしているのでしょうか?いや、折角だから楽しんでって、そんな、あ、やめ、ああああぁぁぁぁぁぁぁ/shat down(R)
ケース4 「ハーレム物」(new!)
「お兄ちゃーん、ハーヴェねー、お兄ちゃんとチューしたーい」
「だーめ、お姉ちゃんが先にキスするの。ねえ、お兄ちゃん。ティリアとキスして?」
「ハーヴェが先なのー。むー、お姉ちゃんのバカー!」
「だれが馬鹿よ。そんなこと言う子はお兄ちゃんから離れなさい」
「やーだー。もういいもん。ハーヴェ、お兄ちゃんのチューを奪っちゃう!それ、ンー、んん、………ぷはぁ、奪っちゃったー」
「あああああぁぁぁぁぁ、何てことするのよ!お兄ちゃん、ティリアにもして!すっごい濃いやつ!ぶちゅーどころかネロネロ的なやつ!」
「ハーヴェにもー、もう1回してー。お兄ちゃん大好きー」
月刊第一期技術解明!65ページ目より抜粋
今回の「ハーヴェスターシャの秘密に迫る!第2回 〜現在の活動状況について〜」は休載いたします。
隠れていることがばれた記者の冥福をお祈りください。
FIN
以上です
今回は一人称の練習も兼ねて書いたけど、ちょっとやさぐれすぎというか………
おもいっきり自分の好みに変えてしまった感がすごい
でも残念な子って可愛いよね!
てなわけで終わります
ありがとうございました
何故ソーマENDが無い………アカネルートが無い………サブフレ様のはいいや、あの子はいじめたい
ティリアがクールに頭悪くて感動したw
267 :
名無しさん@ピンキー:2010/05/30(日) 01:14:30 ID:wPhJr5c7
保守
PS3の無い俺は負け組
1or2モノでよければ書いてみるがどうだろうか許されるか
とりあえず2のココナは俺の嫁
全く問題無いッ!
私は一向に構わんっっ!!
来い!お前の愛は受け止めてやる!!
いいだろう・・・・いやどうかお願いします
273 :
268:2010/06/02(水) 22:36:42 ID:2DuGnwfo
すまん・・・おまいら
俺の嫁じゃなくてクロアの嫁である557をレイプSSにするなんて自分が耐えられない
それでも俺の意思を無視して読みたいというのであれば
>>280が557ココナパワーを溜めてレスしたのち、窓から
「ココナちゃんマジココナ!」と557回叫んでください
安価型SSにするつもりだから色々練ってるんだ。稚拙な文になるだろうがも少し舞ってくれ
私待つわ
いくらでも待つわ
好きにするといい、君の自由だ。
ハ,,ハ
ヘ( ゚ω゚ )ヘ蝶のように
|∧
ハ,,ハ / /
( ゚ω゚)/ 舞い
ハ,,ハ /( )
(゚ω゚ ) 三 / / >
\ハ,,ハ (\\ 三
(/ω゚ ) < \ 三 蜂のように
( /
/ く お断りします
557はクロア以外など認めんッッッ!!!
クロアにレイポゥなら許可ッッ!!
アオトにレイポゥされるぐらい嫌だ!
という人が居そうな気がするので取り合えず舞いつつ待っときますね
コーコーナ!コーコーナ!
そういう時は逆に考えるんだ。
アオト「が」レイポゥされちゃってもいいや、と考えるんだ。
Mなアオトがいて、Sなココナがいてもいいんだ、と考えるんだ。
「I.P.D.保護完了。保護したI.P.D.の回収は悪いが頼む、隊長に報告は俺がしておくから」
同僚達が声を掛けるまもなく足早にクロアは帰っていった。
残された同僚達は口々に言う
「今日もエースは絶好調だったな、楽で助かる」
「まったくだ、しかしいつもなら回収もしてくれるはずなのに今日はさっさと帰ってしまったぞ」
「あれだろ、大鐘堂でよく一緒にいる彼女待たせてるんじゃね?」
「あれ彼女だったのか?!クロアはロリコンだったなんてな・・・」
「違う違う。本命は他に居てアレは拾い子だとか」
本来なら”保護“したI.P.D.を早急に大鐘堂に連れて行かねばならないのだが、彼等は構うことなく談笑する。仕事しろよ
その中で一人が冗談交じりに
「それならその子、ココナちゃんを・・・」
その続きを聞いた皆は一斉に喉を鳴らした。
クロアは大鐘堂で悩んでいた。
同僚達に面倒なI.P.D.回収を任せてさっさと戻ってきたはいいがあまりにも時間が掛かりすぎていたため
長い時間ココナを待たせている状態になっていた。
さらにココナを待たせている場所は騎士待機所で、大鐘堂を入ってやや奥にあるため
報告してから行くとさらに時間が掛かる。
さすがに待たせすぎるとココナがぶーぶーうるさい。なら先にココナを連れて行ったほうがよくね?
さてどうしようか・・・
@報告するまでが任務だ、任務を完遂してから迎えに行こう。
Aあまりにも長く待たせるとココナがぶーぶーうるさいだろうしな・・・先に迎えに行くか。
Bそんなことよりトイレ行くか、漏れそうだ。
>>280 ココナパワーはいいから
「ココナちゃんは俺の妹!」と叫んで窓から飛び出した後、番号を選んでレスしてください。
長く舞たせてすまない。文才内からなかなか書けなかったんだ・・・
不定期更新にはなるが一週間以内に1レスぐらいはする。
予想斜めを行くBADENDも考えてる、やり直したいときはブラウザの戻るボタンを押しても何もならないよ。
やり直したいときは「ココナちゃんはクロアの嫁!」と叫んで知り合いの前で回転汁
ひたすら放置してココナパワーを溜めるとどうなるの、っと
>>278 ココナちゃんは俺の妹!
かわいい子には旅をさせよというから@だな
Bを選ぶとアッーな展開が待ってるんですね、わかります。
>>279 試してみれば分かる。
>>280 可愛い子に旅をさせよ。と言うのは間違ってるな、自分の妹は必ず手元に置いて悪い虫を寄せない役目がだな・・・
>>281 なん・・・だと?そんな展開もあるな、参考にさせてもらおう。
ココナが第3塔に向かうときにアルキア(だよね?)にとっ捕まってアーォされちゃうSS考えてたんだが、
557レイプはこのスレ的にマズいのか。
まずくない!むしろ大好物です!
「報告するまでが任務だし、寄り道するわけにも行かないな。早く終わらせて迎えに行こう」
ひとりごちてレグリス隊長の部屋へ向かう
隊長室につきドアをノックし、報告をはじめる
―妙だな
クロアは報告をしている間レグリスの反応が適当であることに気づいた。
普段であれば詳細などを聞いてくるのだが、今回はただ相槌を打つばかり
―隊長の身に何か起きたか?悩みでもあるのだろうか?
クロアは報告を終え
@レグリス隊長の様子が気になるが・・・俺がなにかできる問題じゃないだろう。ココナを迎えに行こう。
A普段悩み事など滅多に無いレグリス隊長がここまで態度に出すほどだ、聞くだけ聞いてみよう。
>>285は番号を選んでください。
簡単にエロにいけると思うなよおまいら。俺はちょっと初557SSのために気合入れて書くからな
カレーパンまじうめぇ
>>283 表現の自由って知ってるか?もう言わなくても分かるよな
問題があるとすれば俺の嫁宣言は許さない、妹は許可しよう。
ついでここに居る皆はPS3持ってるんだろうか、俺だけが負け組なんだろうか
っと安価失敗につき再安価
>>290が番号を、レスがいちいち長くてすまん。久々にみなぎってるんだ
>>285 PS3持ってないから持ってる友達と一緒に仲良くプレイしたよ!
初パージでなんとも言えない空気になった気がしたが多分気のせいだ。
ココナのアッーだとIPDに確保されたときとかもありだよな
俺はココナなら2のココナも3のココナもいけちゃう男なんだぜ?
@
「それでは隊長、失礼します。」
そういい残し立ち去った自分を隊長と呼んだ部下のことを考え呟いた。
「クロア・・・実は俺はお前のことが・・・」
―レグリスフラグ@は折られました―
クロアが隊長に報告をしていた頃
「もークロア遅いなー」
殺風景な部屋の椅子に座っている少女が呟いた。少女の名前はココナ、クロアとの待ち合わせのため騎士待機室に居た。
“騎士”待機室だけありきれいに片付けられているため、長椅子とロッカー以外のものは無い。
それゆえココナは待つことには慣れているが、とても退屈していた。ロッカーを開けば暇つぶしになるものはごまんとあるのだが
ココナはそんなことも考えつかず、待ち始めてから誰も居ない部屋で暇を持て余していた。
そんな時にしばらく誰も触らなかった部屋の扉が開く音が聞こえた。咄嗟にココナは長い時間待ったのだからクロアに違いない
そう思って扉に駆けていった。が、開いた扉からはクロアでなくクロアと先ほど任務に出たクロアの同僚が居た。
当然ココナは相手が長い時間待った相手でなく見知らぬ騎士だったので、ため息をつきながらくるりと元の椅子に座ろうと背を向けた。
「痛っ・・・」
背を向けた瞬間強い力で肩を掴まれた。その掴んだ相手は今部屋に入ってきたクロアの同僚の騎士だった
「ちょっと大人しくしててね」
ココナが反応するよりも早く騎士はココナの服に手をかける。
「ちょ、なにすんの!」
「大人しくしてないとお仕置きしますよー」
「お仕置きって!意味わかんな・・・い゛っ?!」
反抗の声を上げたとたん何か強い痛みが背を走る。
「だから、大人しくしてって言ったじゃん。ね?」
へらへら笑いながら騎士の一人が服のはだけた部分、つまりは背中にもう一度平手を打った。
「大人しくしてないとまた痛いことになるから、なるべく大人しくしてね」
「ひっ・・・」
いやらしい笑みを浮かべながら騎士はココナの次々に服へと手をかけていく
痛みによる恐怖からかココナは抵抗はしなかった。
抵抗をしなかったためか案外簡単に服は脱がされた。恐怖心と羞恥心が押し寄せココナの顔は真っ赤。皆脳内妄想汁
何も無い状態になると騎士達の目がココナの体を舐めるように見る。
まだ11才の少女にとってこれほど屈辱的なことはあろうか?この後ある。
「さてと、やりますか」
「は?」
彼等が今から何をするのか見当のつかず困惑してるココナをよそに、騎士達はいそいそと服を脱ぎだす。主に下腹部
その光景を目の当たりにしたココナは息が止まる。
そうして騎士達は脱ぎ終えココナに近づくが、ココナは後ずさる。しかしココナの背後には壁が
―しまった脱いでる間に逃げればよかった
そんな後悔ももう遅い、じわじわと追い詰められあらま絶対絶命のピンチだわ。と思われたとき
「待たせたなココn・・・」
扉を開いた待ち合わせ時間にかなり遅れた人物は
@ココナになにを!お前等全員殺してやる!
A・・・・・・(絶句)
Bココナから今すぐ離れろ!
>>295 遅れてスマン。ちょっと展開無理矢理すぎた。サーセン
>>292 くろあきなら間違いなく@
なんせ敵に回るくらいだぜ?
294 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/06(日) 05:18:39 ID:osS+XnqL
たしかにww
限界までアッーーーーーー
そして物語の書き方が面白いです
どう考えても@
限界まで貫かれろ!!!
A
C「ココナは俺の嫁だ!」
Dお前ら…しっかり押さえてろ
Eあわれ、ココナを人質に捕らわれたクロアはなすすべもなくリンチされる
「へへっ、そこで妹が泣き叫ぶ姿を黙って見とくんだな・・・」
Fしかしそこでまさかの助っ人乱入!
「待てェイ!!」
「だれだお前は!?」
「私の名前は・・・
おまいらクロココ本当に好きなんだなwwwww
「ココナに何してるんだ!お前等全員殺してやる!」
そう宣言したものの相手は同じ大鐘堂に仕える騎士である。
流石に槍を振るうわけにもいかないため素手で飛び掛った。
普段槍を使う訓練では相手が複数いようが難なく倒せるクロアではあるが
素手となると相手のほうが有利であった。
それもそのはず、クロアは槍を扱うのは得意であっても素手となると話が違う。
元々クロアは喧嘩などをするタチではないため、殴る蹴るといった行為をあまりしてこなかった
それに対して、相手は槍がさして得意でなくても喧嘩慣れをしている。さらには多勢に無勢
クロアの分が悪いのは歴然としていた。
「ぐっ・・・」
最初は攻撃をかわしてはいたが徐々に疲労が溜まり、ついに右ストがみぞおちに入った。
クロアがよろめいたそのスキを狙って腹、肩、腕、足、頭、金、その他諸々を殴り蹴られ、クロアはひざをつき、倒れた
もう無理ぽ・・・とクロアは思ったとき、ふとココナを見た。
その顔は不安と涙で崩れかけていた。―ここまでココナ全裸放置プレイ―
倒れたままの相手を見下し、さらに今までの鬱憤をこいつにぶつけてやろう。と考え
蹴りの体勢に入り、頭を蹴ろうと右蹴りをした刹那―
「お返しだ」
何が起きたかか理解したときには遅かった。クロアは飛んできた足を両手で掴み止め
そのまま相手の体勢を崩し、押し倒したのであった。
押し倒してすぐに相手のアゴに蹴りをかまし、何がおきたか未だ把握できていない
ほうけヅラを巴投げ、先ほど倒した相手に投げつける。嫌な声が聞こえた。
短い時間ではあるが ふっ、と息を吐き、すぐにクロアは体勢を整え、それと同時に残りが飛びかかりに来る。
一人目が繰り出した右ストを両手で掴み、右肩を押し倒す。
二人目の振り下ろしてきた手を腕で受け止め、背負い投げで三人目にぶつける。
四人目に掛かってきた相手は攻撃をかわし、ビンタでひるませ
背後に回りジャーマンスープレックスをかます。軽快に何かが折れる音が聞こえた。
「お前で最後だな、いくぞ!」
クロアは果敢にも突進をし、右、左、蹴りでふっとばし、さらに大きく蹴り上げ最後の相手を宙に浮かす。
宙に浮かし、相手が落ちてくると同時にクロアの必殺技であるインフェテニィ・スラストをかます
「おおおおお!限界まで・・・貫けえええええええ!」
「アーッ」ビクンビクン
最後の相手は当たり所がよかったのか、痙攣を起こしながら倒れた。
周りを見渡せばうめき声と気絶してる男達の山が出来ていた。
「大丈夫だったかココナ!」
「う、うん・・・クロが来てくれたから大丈夫だよっ」
「・・・すまない、俺が先に迎えに来ていれば・・・」
>>280>>280>>280 「謝らないでよ、お仕事だったんでしょ?それに悪いのはこいつらだもん。クロが謝る必要ないよ
むしろ感謝するぐらいだもん!それにココナはへーきだし」
「・・・そうか」
陰鬱な顔をするクロアとは反対に無邪気に笑うココナ。
「とりあえず、帰ろっ?」
「・・・そうだな」
これ以上ココナに気をつかわすのも悪いと思い、クロアはふっと笑顔を見せ
ココナの手をつなぎ男山を後にした。―ここまでココナ全裸―
完
@まだだ!まだ終わらんよ!〜お風呂編〜
Aまだ・・・終わっちゃいない!〜ベッド編〜
Bそんなことよりや ら な い か〜後日トイレ談〜
>>305-
>>310投票型安価
AAABBの場合Aのルートを選ぶ。AABBCの場合はCのルートを選ぶ。AAAABの場合Aのルートを選ぶ。AAABCの場合Aのルートを選ぶ。
大体こんなものか。なんか疾走感に満ちてるんだが・・・無理すぎるな。おまいら絶対にBは選ばないでくれ
俺が泣きながら書かなきゃいけない、やらないかモノ執筆を他人に見られたら俺がイク
また間違えた・・・レス返信と未来安価変更と色々ルート解説
>>294 そういってくれるとすごく嬉しい。稚拙な文で楽しめてくれれば幸いです。
>>295 限界まで貫いたぜ?事故とは言えクロアが
>>297-300 お ま え らwwwwwww
>>301 それが愛。
ルート解説を楽しめ
>>278 @報告するまでが任務だ、任務を完遂してから迎えに行こう。ココナレイポフラグ
Aあまりにも長く待たせるとココナがぶーぶーうるさいだろうしな・・・先に迎えに行くか。ココナ純愛せっくるフラグ
Bそんなことよりトイレ行くか、漏れそうだ。 阿部さん出演・・・じゃなくてレグリス@フラグ
>>285 @レグリス隊長の様子が気になるが・・・俺がなにかできる問題じゃないだろう。ココナを迎えに行こう。言わずもがな
A普段悩み事など滅多に無いレグリス隊長がここまで態度に出すほどだ、聞くだけ聞いてみよう。 レグリス@フラグ
>>292 @ココナになにを!お前等全員殺してやる! 言わずもがな
A・・・・・・(絶句) ココナレイポ傍観フラグ。後日ココナ崩壊
Bココナから今すぐ離れろ!ココナと強制レイポフラグ。後日ココナ崩壊
未来安価変更kskで早くレスできます
>>310-
>>315
ksk
307 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/08(火) 02:11:18 ID:IrIKjFSi
うん、おもしろいww
そして私は、番号なぞいれんぞww
で、でもどうしてもって言うんなら・・・
でもやっぱり傍観と観劇と戯曲の魔女としてみんなの反応見てる方がたのしいぞ、
人の子よ
なんちてw
>>285面白くて続きが気になりまする。
なんちてWW
ちょっと何言ってるかわかりませんね
ksk
ksk
kskst
安価の意味がよくわからないんだけど
レグリスフラグがみたいとかそんな感じで答えればいいのかな?
スマン色々書いて混乱させたか
@まだだ!まだ終わらんよ!〜お風呂編〜
Aまだ・・・終わっちゃいない!〜ベッド編〜
B〜後日トイレ談〜
未来安価直し
>>315 上から選んでくれ
314 :
私は315:2010/06/10(木) 23:14:15 ID:9kKdylg6
@
A
316 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 18:19:50 ID:PxlGEwPm
保守
今ココナゲージを溜めてる途中に違いない。
座して待つしか我らには無いのだ・・・ッ
これからが本番だってのに・・・いつになったら戻ってくるんだ・・・
>>283だけど、やっと書き終わった。遅くなんてすまない。
明日……というか今晩に投下するよ。おやすみ。
wktkおやすみ
……熱い。
「……うぅ、ん…………」
ココナは目を醒ます。
何も見えない。どうやら目隠しをされているようだ。
身体もうまく動かない。どうやら両腕を拘束されているようだ。
足までは拘束されていないようだが、自由に動き回れないのでは意味が無い。
……熱い。
周囲に人の気配は無い。
とりあえず何があったか思い出してみる。
「たしか、飛空挺がいきなり攻撃されて……」
煙を吹く飛空挺を操り、なんとか着地したところまでは覚えている。
「きっと着地のショックで気絶しちゃったんだ……」
そして、攻撃してきた何者かによって拘束されたのだろう……と状況を判断した。
「さーしゃは無事だといいけど……」
……熱い。
その時、扉の開く音が聞こえた。
「起きたかね?」
「あなたは誰!?ここは何処!?ココナを……さーしゃをどうするつもり!?」
「おはよう。ココナ君……というのか。気分はどうかな?」
「質問に答えて!」
「せっかちなお嬢さんだ。では順番にお答えしよう」
「一つめ、私はただの研究員さ。名前は聞かない方がお互いの為だ」
「二つめ、この場所は第三塔ソル・クラスタにあるアルキア研究所という場所の一室」
「三つめ、君には私の実験に協力してもらう」
「実験……?」
「一緒に居た娘は別の者が"保護"しているから安心したまえ。」
男の言葉を信じるなら、とりあえずさーしゃは無事らしい。少し安心した。
しかし、こんな事になるなんて予想もしていなかった。
せっかく第三塔にたどり着いたというのに、これでは目的を果たせない。
……熱い。
「質問は以上かな?ところでココナ君。もう一度聞くが、気分はどうかな?何か変わった感じはしないかね?」
「え……?」
何を言っているのだろう、と思った。
別に気分が悪いわけでも身体が痛むというわけでもない。
……熱い。
「既に実験は始まっているのだがね」
……熱い。
熱い!
熱い熱い熱い熱い熱い!
「ココナにっ……!何をしたの!?」
「ふむ。効果の進行速度も効能も予想とは違うが、その反応だと一応は成功か」
「だからっ……何を……」
「ちょっとしたプログラムを君にインストールさせてもらった」
「プログラ……ム?」
「私の参加している『あるプロジェクト』に必要でね。詳しくは企業秘密だが、私は下位の意志が上位の意志に逆らえなくなるプログラムを作っていた」
「???」
「まぁ、一言で言うなら洗脳だね」
「なっ!?」
「君にインストールしたのはそれの応用版でね。本来ならあらゆる意味で開発が完了した従順なレーヴァテイルが完成するはずだったんだが……」
「はぁ……はぁ……」
「予想していた即効性も無く、身体だけが開発されているようだ。どうも君は少々特殊な身体のようだから、その影響かもしれない」
「ハァ……そんなものを……ココナにイン……ストールして……どうするつもり……?」
「実験用という名目で、私が個人的に君の身柄を貰い受けた。ちょっとした職権乱用だがね。まぁ、つまり……」
「君は私の玩具だ」
男はそう言うと両胸を鷲掴みにしてきた。
「なっ!?やめて!」
ココナは自身が下着姿だという事に今気づいた。
下着姿で知らない男に胸を揉まれているという状況に、羞恥よりも悔しさが強かった。
しかしそれでも、プログラムの力で身体は敏感に反応してしまう。
目隠しのせいで感覚が集中してしまうのもまずかった。
「んぅっ!やっ……やめて!」
男の掌にすっぽりと収まった胸は、ココナの声も気持ちも無視して荒々しく揉まれ、快感を伝える。
「い、痛い!そんな強く……ふあぁ!?」
荒々しく痛いだけだった動きが、徐々に優しく……解すような動きに変わった。
「ンふぅ……はぁっ……ぁ…………んん……」
「どうやらこういう動きの方が好みのようだね」
「そんな……事は…………ンぁっ!駄目っ!そこっ摘まんじゃ!だ……めぇ……」
ゆっくり、丁寧に乳房を揉んでいき、乳首を優しく摘み上げ、こねる。
下着越しでもわかるぐらいにピンと固く勃ち上がってしまったそれを、男を執拗に弄りまわす。
「やん……ぁ……なんでっ……ンん……そこ……ばかり……」
男の手から逃れようと身体をくねらせるが、拘束されているせいで特に効果はない。
それどころか、逆に男の加虐心を煽る結果となっている。
「はぁ……はぁ……ンくぅっ……そんな……に……こねたゃり……引っ張ったひ……でゃめぇ……」
「だいぶプログラムが馴染んできたようだな。では一度イかせてやろう」
男はココナのブラを取り去り、固く尖った乳首を直接強く引っ張り上げた!
「ひぃっ!?やあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
突然の強烈な刺激に、ココナは絶頂と共に失禁してしまった。
部屋にココナの声と水音が響く。
「ククク……そんなに気持ち良かったのか?ここは」
「ん……あ……あ……」
放心状態のココナをよそに男は、赤くなってしまった乳首を指で弾いたり、引っ張ったりして遊んでいる。
「もうコレは必要無いな」
男は目隠しを取り去り、ココナの惚けた表情を確認してニタリと笑う。
「なかなかいい顔になったじゃないか……しかしまだ一度絶頂しただけだというのに、もう反応が鈍い」
「ぅ……ぁ……ぁ……」
「これでは面白くないな……」
「━┻┫┏┳┻」
男がヒュムノスを唱えるとココナの身体がビクンと震えた。
「え……?何で……」
ココナは自分の身に何が起きたのかわからなかった。
半ば強制された絶頂を迎えて気絶しかけた。それなのに今は意識がハッキリしている。
「レーヴァテイル用の洗脳プログラムだからね。多少のリモートコントロールは可能だ。ちなみに今行ったのは単なる覚醒の命令だが、対逃走用の命令もある。この意味がわかるね」
「くっ……」
男は得意げに説明すると、続けてヒュムノスを唱えた。
「┏━╋┳┫┗┻┓┣┛」
「んっ!!」
身体に一瞬ゾクリとした感じがしたが、それ以外に変化は感じられなかった。
「ココナの身体に、今度は何をしたの……?」
「こういう事さ」
男がココナの秘裂を下着越しに撫で上げる。
「ンぁんっ!?」
ちょっと撫でられただけなのにイきかけてしまった。
ココナは驚いた。
恥ずかしい部分をいきなり触られた事にではなく、"あまりに気持ち良かった"事にである。
「理解したかね?今の命令は君の感度を数倍に引き上げる命令だ」
失禁により既にぐっしょりと湿っていた下着は新たに湧き出た水分を受け止められず、愛液がポタポタと流れ落ちる。
「ククク……これではもう、付けている意味が無いだろう」
男が最後に残った下着を取り去ろうと手を伸ばす。
「嫌っ!それだけは!」
ココナは抵抗しようとするが、腰が抜けていてうまく抵抗できず、あっさり下着を取り払われてしまった。
男はそのまま足を大きく開かせ、ココナの秘部を凝視する。
「嫌!嫌ぁぁ!見ないでっ!」
そこは濡れ輝き、男の視線を感じヒクヒクと動き、更なる蜜を吐き出し続ける。
「恥ずかしがる事はない。とても綺麗だよ……。味はどうかな?」
「え?あ、味っ!?やめて!変態っ!ひゃうンっ」
男の舌がココナの秘部を容赦なく蹂躙する。
表面を、内部を掻き回し、クリトリスを弾き、吸う。
「ふぁっ!あうぅ……ひぃん!あっ……ああぁぁぁ!!」
男の舌使いは絶妙で、ただでさえ感度が引き上げられた状態のココナは何度も絶頂してしまう。
「あああぁぁぁ!やあぁあぁぁ!ひぐっ……あ、ああっ!ひいぃっ!!」
しかし、何度激しい絶頂を迎えようとも"覚醒"の命令がココナに気絶を許さない。
許されるのは嬌声をあげながら足をバタつかせる事だけだった。
「おね……がい……も、ぅ……舐みぇ……な……ゃめ……でぇ……」
度重なる絶頂によりココナはすっかり疲弊してしまった。
しかし、男は冷酷に告げる。
「まだ前戯が終わっただけじゃないか。次は私も楽しませてもらうよ」
「そん……な……」
男はズボンのチャックを開け、自らのモノを取り出す。
「……え?」
男性の性器をしっかりと見た事の無いココナでも異変に気付いた。
男の取り出したモノは明らかに人のモノではなかったのだ。
太さや先端部の形状こそ普通だが、緑色で長い……まるで植物のツタのようだった。
「驚いたかね?これもプロジェクトの成果だ。レーヴァテイル質を意図的に変質させ人組織に融合、組み替える。つまり……」
すると、触手のような男のモノが急激に伸びてココナの口に突き刺さる。
「むぐぅっ!?」
「こういう事が出来るわけだ」
口内に侵入した触手は感触を楽しむようにジュポジュポと音を立て、抽送を繰り返す。
「あぁ……気持ちいいよ、君の口は。他の所はどうかな?」
「っ!!?」
男の服の隙間から更に三本の触手が伸びてきた。
内二本が両足に巻き付き、大きく開かせた格好で固定する。
残りの一本だけは他と違う形状をしていた。
所々にイボがあり、口内を犯す触手よりも太い。まるで棍棒のようだった。
それをココナの秘部にグリグリと押し当てる。
「駄目!それだけは!初めてだけはっ!!」
抵抗しようにも両手足を拘束されていては隠す事も払い退ける事も出来ない。
下腹部に力を込めるも触手の侵行は止まらない。
ゆっくりと内部を進み、処女膜に到達した触手はそこで動きを止めた。
しかし、やめてくれるのかと安堵して力を緩めた瞬間に一気に奥まで貫いた!
「かはっ!?」
奥に到達した触手は、そのまま短い抽送を繰り返して子宮口を刺激する。
「はぁ……あンっ……そんなに奥……突くのぉ!だめぇっ!」
破瓜の瞬間にこそ痛みはあったが、今は気持ち良さしかなかった。
あまりの順応の早さにココナ自身も驚いたが、プログラムのせいと考え思考を放棄した。
ココナはプログラムが既に精神を蝕み初めている事に気付かなかった。
「ひゃふ!あぅっ!あン!そんなにぃ……りゃめぇえ……」
「気持ち良さそうだねココナ君。ではもっと気持ち良くしてあげよう!」
「ふぇ?ひゃわあぁぁぁあぁぁぁ!!」
男の服の隙間から様々な形状の触手が一気に飛び出した。
チューブ型の触手、それはココナの乳首に吸い付いた。
ブラシ型の触手、それはココナのクリトリスを磨きあげる。
糸状の触手、それはココナの尿道に入り込み掻き回す。
蛸足のような触手、それはココナのアナルから入り込み、直腸の奥の奥まで吸い付き、舐めあげる。
「ひゅわぁ!アア!ちくびぃ!しょんなっあっ!ちゅよくぅ!クリもぉぉ!けじゅれるぅあぁ!あそこもぉ!おしりぃもぉっ!おしっこのあなぁもぉぜんぶぅわう!なン……てっ!こんな!こわれりゅうぅぅ!ああぁあ!おかしくなるぅぅ!!」
全身のあらゆる性感帯を激しく攻められ、気絶しそうなぐらいの絶頂を何度も迎えた。
しかし、残酷な"覚醒"の命令は気絶する事も、狂う事も許さない。
もはやその声は言葉にならず、その心は快楽に支配され、その身体は、ただの肉塊も同然だった。
「ハハハ!良いぃ!良いぞ!君の身体は!君を引き取って正解だった!」
「〜〜〜〜〜!!〜〜〜〜っ!!!」
「ではそろそろフィニッシュだ!」
触手が脈動し、精液がぶち撒けられる。
ココナの外に、中に激流を巻き起こしながら……。
「〜〜〜〜〜!!!」
ココナの全身が痙攣する。射精の瞬間にまた絶頂を迎えたのだ。
「━┛┗╋┫┏┛」
ヒュムノスを唱えるとココナの動きがピタリと止まった。
全ての命令をカットした影響で気絶したのだ。
「ククク……最初の実験は成功だな。これからも宜しく頼むよココナ君……。」
――
―――
――――
ココナは目を覚ます。
自分はベッドに裸で寝かされていた。
節々が痛むがとりあえず起き上がる。
男が入ってきた。食事を運んできたようだ。
美味しそうな香りに思わず胃袋が鳴る。
しかし、食事に手を付ける前にまずは言わなくては。
「おはようございますマスター。」
男は醜悪な笑顔で「おはよう」と答えた。
以上で終わりです。
いろんなエロシチュにもっていけるアルキアにマジで感謝。
本当は波動科学のうんちくやら、触手全身姦をもっと詳しく書くつもりだったけど、メールの文字数の関係で断念。
あと、それ書いてたらもう一週間は延びてたろうしね。
ではオヤスミ。
陵辱もいいよね!
レーヴァテイルが人間をクレンジングしてるからその辺りも使えそうだw
334 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 07:45:47 ID:qV3g1Egy
待て、さーしゃはどうなった。
>>333 アルキアとクラスタニアのエロシチュへの持って行き易さは異常
流石、どっちもトップがアレなだけはある
そして、ID:dTuUQFjn GJ!!
337 :
私は315:2010/06/24(木) 16:41:21 ID:DyDQKzsB
保守
愛を注入
ちくしょう………ドラマCDのサキ可愛すぎだろ!!
なので、書いてくれる作者さまがいられたら、投下よろしくお願いします
>>336 任務に失敗してハーヴェ様にお仕置きされるアカネちゃん
アルキア研究所にとっ捕まって色々と研究されてしまうアカネちゃん
大牙や堕天峰の連中にクレンジングの復讐をされるアカネちゃん
…夢が広がるな!
陵辱(・∀・)イイ!な空気を読まずアオト×サキの純愛物投下。
エロSSは初めてなので文章下手だしドラマCDまだ聞いてないし設定資料集もきちんと読んでないので
色々と粗が目立つと思うが申し訳ない。
とりあえず、巨乳娘の裸○○って最強だと思うよ俺は。
雨が降りしきるアルキアの街を、一人の少年が走る。止むのを待つのも待っていられないからと強行突破する形で走り始めたわけだが、走り始めてすぐに雨が強くなり始め、少年の体をひどく濡らしていた。
(あーあ、帰ったらサキに怒られるかもなあ)
そう心の中でため息をつきながら、見慣れた家が視界に入る。蒼谷の郷の自分の家を引き払ってアルキアに来たアオトが二人で暮らすために作った家だ。
少しでも雨に打たれる時間を減らそうと急いで家のカギを開け、ドアノブをがちゃりと回す。
「おかえりなさい、アオトさん」
「ただいま、サキ。悪ぃ、大分濡れちま・・・・・・っ!?」
ずぶ濡れになって家に入ったアオトを出迎えたのは、細い腕やすらりとした脚を露にしたらくらくワンピ1枚のサキだった。
「・・・そんなわけで、ついついハデに服を汚しちまった、と。」
濡れた身体を拭きながら事の顛末を聞き終えたアオトが半ば呆れた様子でまとめると、サキがしゅんとした様子で答える。
要約すると、雨続きの中久しぶりの晴れ間だったために保育園の園児達と泥遊びをしていたらついついエキサイトしてしまい、上から下まで、それこそスモックからキャミソールまで全て泥だらけしてしまったらしい。
「ごめんなさい。サキ、ついついはりきっちゃって。」
「まあ、サキ先生は子供と楽しく遊んだんだろ?それをどうこう言う気はねぇよ。でも」
話を一旦切り、アオトはサキの上から下まで視線を動かす。
「・・・なんでらくらくワンピだけなんだ?」
至極当然な疑問である。
「えっと、それは・・・服、乾いてないんです」
「え?」
「最近雨続きで、洗濯した服が乾いてなくて・・・これしか着る服がなかったんです」
ああ、なるほど。
アオトが心の中でつぶやいた。
雨の多い季節な上、二人とも職業柄服を汚すことは少なくない。アオトは少しくらいの汚れや、多少乾いていなくても特に抵抗無く服を着ていられるが、女の子のサキはそうではないのだろう。
確かに家中に干されている洗濯物を見ると、女物・・・サキのものが多いように感じる。
「やっぱり変ですか?」
「あ?」
洗濯物に想いを馳せていた所を不意に声をかけられ、アオトが素っ頓狂な声を出す。
「やっぱり、変でしょうか?この服・・・」
肩紐を軽くつまんでいるところを見ると、今着ているらくらくワンピの事を言っているのだろう。
「んなことねぇよ。心配すんなよ、サキ」
そう優しく言って、髪の毛をくしゃくしゃと撫でる。嬉しいのか照れているのか、頬を赤らめるサキ。
(でも)
らくらくワンピ1枚のサキをぼんやりと眺めながら、一人考え込む。
(旅をしている時に使ってたらくらくワンピは、こんなに露出してたっけか。つーか待て、なんか透けてねぇか?『お風呂上りだけどちょっと外出したい時にぴったり』なワンピだったよな?確か。今のサキが外を歩いてたら色々まずいと思うぞ?)
「サ、サキ、お夕飯の準備をしてきますねっ!」
自分を見ながら悶々としているアオトに気づいたのか、サキがぱたぱたと台所に向かって走っていった。
「ららららんらんらん♪ふんふ〜んふふんふ〜んふ〜ん♪」
着替え(と言ってもまだ少し湿っているが)を済ませたアオトが一足早く食卓について、サキが鼻歌を歌いながら甲斐甲斐しく食事の支度をしているのを眺めていた。
一緒に暮らし始めた当初は手伝おうか、と声をかけていたのだが
「アオトさんはゆっくりしていてくださいね」
と笑顔で返される事が1週間×3回続いてからは、あえて手伝わずにサキを眺めることにしている。
実際サキの料理は、愛している人が愛している人のために作っているからか、大変美味しい。
味付けもアオト好みの濃い目の味付けになっており、旅の途中で軽く話しただけの事をきちんと覚えて実践している事がとても嬉しかった。
(なんていうか、幸せだな・・・)
そんな幸せな気分に浸りながらサキを眺めていたアオトだが、サキが調味料を取るために軽く背伸びをした時、不意にワンピースの中がちらりと見えた。
中身は、アオトにとって予想もしなかった事実。
(サキ・・・下着着けてねぇ!?)
驚きのあまり、頬杖が崩れてガタン、と音がする。
「アオトさん、どうかしました?」
「いや、大丈夫だ。なんでもねぇよ。」
動揺を悟られまいと普段どおりに話したつもりだが、声が震えている気がしないでもない。
もう1回見たい、いや見ちゃダメだ、でもやっぱり見たい、と葛藤を続けながら、再びサキをチラチラと観察し始める。
再び背伸びをした時や屈んだ時にワンピースの中身が見えたが、やはりその中は見慣れたサキの下着ではなく。
アオトの心をかき乱すには十分すぎる程に色っぽい、サキの美尻だった。
当然初めて見るわけではない。二人暮らしを始めてから・・・いや、二人で暮らし始める前から体を重ねていた二人なので、全く見たことがないわけではない。
しかし、こういうちらり、ちらりと焦らすような見せ方をされるのは初めてだったため、アオトの心臓は早鐘のように高鳴り続けた。
「アオトさん、できましたよ」
葛藤ややりきれない欲望などいざ知らず、サキが食事を運んできた。
茶碗1杯のご飯に野菜が浮かんだ味噌汁、アオトの好きな肉料理に、青菜のおひたし。
普段であればがつがつと食べ始めるアオトだが、
先程の刺激的な光景がちらちらと脳裏をかすめて箸がなかなか進まない。
「アオトさんどうしました?風邪、ひいちゃいましたか?」
普段と違うアオトを見たサキが隣にちょこんと座り、自分の額をアオトの額と重ね合わせた。
その瞬間、アオトの視界いっぱいに広がるサキの顔と上半身。
年齢にしては不相応に豊かな胸と、その先端に桃色の・・・
「サキッ!大丈夫だから!本当に大丈夫だから!」
堪えられなくなったアオトが半ば強引にサキから離れる。
その瞬間、はっとなってサキの顔を見ると、案の定サキは落ち込んだ表情をしていた。
「・・・ごめんなさい。サキ、アオトさんに余計なこと・・・」
「いや、俺も悪かった。俺のこと考えてくれてたのに」
サキの頭をぽんぽんと優しく叩きながら、沸騰しかけた頭を落ち着かせるようにお茶を飲み、深呼吸する。
「サキ、聞きたいことがあるんだけど」
「なんですか?」
小首をかしげるサキに、ばつの悪そうな表情で切り出した。
「今、下着着けてるか?」。
突然の質問に、呆然とするサキ。
2秒経って顔が紅く染まり始め、5秒目にはそのまま膨れた表情になった。
「・・・見たんですか?」
「いや見えたというか、見ようと思って見たとかそんなんじゃなくて」
「見たんですね?」
有無を言わさぬサキの迫力に負け、
「・・・はい、見ました。」
アオトが完全降参とばかりに正直に話した。
「アオトさんのエッチ・・・」
「うぐっ」
紅くなった表情のまましぼむように紡がれたサキの言葉がアオトの胸を貫いた。
感情のままにまくし立てるフィンネルや、辛辣な言葉をずけずけと吐くティリアとは違いサキが他人を貶すことはあまり多くない。
その分時折繰り出される「エッチ」という言葉は、そう自覚しているアオトにとって大変な破壊力を持つ言葉だった。
そして、ふたりとも黙ったまま夕食を再び食べ始める。アオトも先程までとは違い食欲と味覚が戻っていたが、サキの一言からなんとなく居心地が悪くもそもそと食べ、
サキは普段どおり少しずつ食べてはいたが、顔を赤らめたまま、何かを言いたそうにアオトを時折見ながら箸を進めていた。
十数分後食事を終え、2人とも無言のままお茶を啜る。そんな気まずい沈黙を破ったのは、
意外にもサキの方からだった。
「本当はこの服装、アオトさんのためにしてみたんです。」
サキが俯いて、もじもじしながら話す。
「え?」
「男の人は、裸の上にこういう薄くてひらひらした服を着ると喜ぶって聞いたんです。だから・・・」
誰に聞いたかはあえて聞くまい。
こんなことサキを吹き込む人物に心当たりが無いわけでもないが、アオトはそのことをあえて脳裏から追い払った。
「こんな格好、アオトさんはイヤですか?」
ふたたびアオトににじり寄り、その瞳をじっと見つめる。
サキの瞳に映る自分自身を見ながら、サキの頬を撫でた。
「そんなことねぇよ。どんな格好してたってサキはサキだ。可愛いに決まってるだろ。それに・・・普段と違ってドキドキするしな」
「アオトさん・・・」
頬を紅くし、照れたように微笑みながら両腕をアオトに伸ばす。
それは、抱きしめてキスをしてほしいとねだるときの合図。
「サキ・・・んっ」
そっと抱きよせ、軽く唇を当てるだけのキス。2回、3回と繰り返し、再びサキを見つめる。
とろんとした表情を見てたまらず、もう1度。今度は舌を絡ませ合う深いキス。
離れてからも2人の唾液が糸を引き、2人の唇を強くつなぐ。そして、サキが再びアオトに抱きついた。
「アオトさん、もっと・・・サキの事ぎゅってしてほしいです」
「『ぎゅっ』だけじゃ済まないと思うけど、それでもいいか?」
無言でこくんと頷いたサキを見て、アオトはそんな愛しい少女を寝室へと誘った。
「んっ・・・ぁ・・・」
服の上からそっと胸を撫でられ、わずかながら声が漏れる。
サキをベッドに横たえ、アオトがそれに覆い被さる形でサキの首筋に唇をよせ、仰向けになってもなお存在感を持つ乳房をさらに撫で回した。
「アオトさん、服・・・」
「ああ、今脱ぐぞ」
「アオトさんのじゃなくて」
上着を脱ぎかける手を止めて、問い返すようにサキを見つめる。
「サキの服、どうして脱がせてくれないんですか・・・?」
上着を脱ぎ終わったアオトが、隆起し始めた先の乳首をぴんとはじきながら意地悪そうな笑みを浮かべ答える。
「きゃっ!」
「サキが折角俺のために恥ずかしいのを我慢してこんな格好してくれたからな。今日はこのままだ」
「アオトさんのいじわぅぅんっ!!」
言葉を吐き終わる前に服の上からサキの胸に舌を這わせた。もどかしいような、じれったいような感覚がサキの体内を駆け巡り、腰やふとももをもじもじさせる。
それを見たアオトが胸への責めをそのままに、サキの湿り気を帯びた股間に手を伸ばし、優しく撫でる。
「アオトさ・・・ぁ、はぁんっ」
撫でていただけの人差し指を少しずつ侵入させ、膣の内側を弄る。さらに親指で陰核に触れ、乳房を嘗め回すのをやめて乳首に歯を立てた。
「やっあっうぅん、んぁぁあああっ!!」
じれったいような感覚から一転、性的な快感の波状攻撃に晒されたサキの腰が大きく跳ね上がり、寝室に甲高いソプラノが響き渡る。
程なくアオトの人差し指がサキの奥から滲み出た液体を感じ取り、彼女が絶頂に達したことを知る。雄としての喜びと誇りを僅かに浮かべた笑みを見せながらも、アオトはさらにサキへの愛撫を止めなかった。
「サキ」
そう優しく囁いた唇が次に向かった先は、愛液で潤ったサキの秘部。
「ふぁ、あ、あああっ!」
舌で舐めまわされ、唇を落とされ、サキが嬌声を上げ続けながらも、アオトの口での愛撫は止まらない。
それが終わった次は、薄い衣服ごと陰核を摘まれ、さらによがるサキ。
2度目の絶頂を迎えようとする中で、わずかな理性を絞ってサキが叫んだ。
「アオトさ、やめて・・・ください・・・!」
サキの口から紡がれた言葉は、アオトにとっては予想もしていなかった言葉。サキが喜んでくれている、と思っていたアオトが、思わず手を止める。
「サキ・・・?」
「ご、ごめんなさい!イヤなわけじゃないんです。ただ」
なんとか上半身を起こし、サキがアオトの下半身に手を伸ばす。
「サキ、アオトさんにも、気持ちよくなってほしいです・・・」
サキの細い指が服の上から見ても分かるほどに張り裂けそうなアオトの肉棒に触れた。自分と同じように、先端からは粘性の液が滲み出ている。
「いいんだよ。俺はサキが気持ちよくなってくれれば、俺も気持ちよくなれるから」
「でも、サキはアオトさんの事」
「うーん、じゃあこうしようぜ」
アオトが再びサキを押し倒し、ベッドの上に仰向けにする。そして、軽い掛け声と共にサキの両足を上半身と太ももが垂直になるように持ち上げた。
「あの、アオトさん?」
不安気に声をかけるサキにアオトが微笑みながらつぶやいた。
「サキってさ、確か内股が弱いんだったよな」
サキの頭がその言葉を反芻する前に、太ももの間にアオトの肉棒が挿しこまれた。
「きゃっ・・・!」
「サキ、柔らかっ・・・!」
柔らかな太ももの感触を楽しみながら、抜き挿しを繰り返す。
サキは内股が弱い事はコスモスフィアで教えられた上に自分でも実際に試していたため知っていることではあった。
しかしサキの方は先ほどよりも少し余裕があるようで、優しい微笑みでアオトを見つめていた。
「サキ、一緒に気持ちよくなろうぜ」
そう言って肉棒の位置を変え、太ももの間と陰核、膣口に肉棒をこすりつけた。
「アオトさん、アオトさんのがサキのにっ」
「サキ、う、あ、だ、射精すぞっ!」
切羽詰った声で律動を早めてまもなくアオトから白濁色の液が噴き出され、サキの身体へと降り注いだ。
サキが着ていたワンピースは肩紐が外れ胸元が露出している上に、唾液や精液のために所々が透けておりそれ自身が扇情的にアオトを誘う。
「アオトさん、今度はサキのここに・・・」
さらに、サキが膣口を開いた。扇情的な衣服と直接的な言葉と行動でアオトの肉棒は萎えるところかさらに堅さと体積を増し、サキに当てがわれた。
「サキ、入れるぞ」
「はい・・・んっ」
過去に何度もアオトと交わり、愛液で溢れていたサキの膣内はアオトの肉棒を容易に最奥までたどり着かせた。
これだけ濡れていれば、とアオトは先程の素股の時よりも激しく律動を始める。
「あっ、あっ、ふぁ、んっ、ああっ!」
「うっ、っ・・・!・・・サキ!サキっ!」
大きく抜き挿しする度にサキは快感を声に出し、小刻みに動かす毎に腰が大きく跳ねる。
お互いがお互いを包む強い快感に耐える表情を見て、二人はたまらずに唇を求め合う。
唇を吸い、舌を激しく絡め、お互いの唾液を飲み干し合う、愛し合う男と女を通り越した欲情した雄と雌のキス。
「サキ、俺もうっ・・・!」
「サキの奥に、アオトの赤ちゃんの素、サキにくださいっ・・・!」
強く抱き合い、大きなピストン運動を数回した後、1度目の射精に劣らない量の精液がサキの最奥に放たれた。
肉棒が膣から抜かれた後も、事後の影響から荒い呼吸を繰り返しながらも抱き合い唇を重ねあう。
いつしか、2人は幸せに包まれた夢の世界へと落ちていった。
少し早い時間に目が覚めたアオトは、眠っている愛しい少女を飽きもせずに眺めていた。
普段は朝の支度をするサキの方が目を覚ます時間が早いため、たまには逆に夢の中のサキを眺めていたい、という心情である。
柔らかそうな頬や、時折「ふにゅ」「んむ」と可愛らしい寝言を紡ぐ唇に触れるのも、今は我慢。
俺よりもサキに起きている、ということは普段はサキもこんな風に俺のことを見ているんだろうか。
そう考えながら、たまにはサキよりも早起きしてみようと心に決めるアオト。
ただ、その表情は妙に引きつっていた。
そうこうしている内に、寝返りをした拍子がサキが目を覚ました。
「あ、アオトしゃん、おはようございますぅ」
「ああ、おはよう、サキ」
寝起きで舌っ足らずな所もまた可愛らしい。数時間前の2人の交わりを思い出しているのだろう、頬を染め、照れた笑みを浮かべている。
「すまん、サキ」
アオトが唐突に切り出した。小首をかしげるサキに、アオトは小さく少女の顔よりもやや下を指さす。
「あ〜〜〜〜〜っ!」
「・・・ごめん」
アオトが重ねて謝った。
サキが着ていたらくらくワンピは2人の淫らな体液によって汚れていた。一応乾いてはいるようだが、
さすがにこれを着て外に出るのは余程の人でないと無理だろう。
がっくりと肩を落とし、しゅんとした様子のサキ。
「今日の保育園、どうしましょう。サキ、着ていくものが無いです・・・」
「俺からミュートに話しておくよ。その・・・風邪ひいた、とでも」
原因のほぼ10割を占めるアオトが申し訳なさそうに話す。しかし、問題はこれだけではない。
「家の中にずっといるにしても、サキ、服どうすればいいですか?」
「家ん中だし・・・そうだ、裸でいるってのはどうだ!」
アオトが冗談交じりで提案する。当然サキからは平手打ちのひとつやふたつは飛んでくるだろうと軽く身構えるが、
サキの反応はアオトの斜め上を行くものだった。
「アオトさんは・・・そっちの方がいいですか?」
サキがアオトを見つめながら、照れたように微笑んでいる。
「家の中だけですし、ふたりっきりの時にしかできないですけど」
「あの、サキ、さん?」
自分の予想と大幅に違うリアクションを返されたアオトが動揺する。
「サキ、アオトさんがそうして欲しいって望んでるなら・・・」
「ずっと裸でいてもいいですよ?」
恥ずかしそうに頬を染めながら肩紐をはずし、するんとワンピースが脱げる。
昨日直接触れなかった豊かな胸がアオトを誘うように揺れた。
腰を下ろしているため完全に脱げているわけではないが、
肌の大部分を露にしたサキを見て少しずつ堅く隆起し始める。
そしてアオトが心の中でつぶやいた。
エッチなのは俺ではなくサキだ、と。
347 :
340:2010/06/26(土) 00:11:15 ID:t7K42yt4
以上です。
なんか読みにくくなって本当にごめんなさい。
見直しもそんなにしてないので誤字脱字あったらごめんなさい。
アオトとサキのキャラが本編と微妙に違っててごめんなさい。
・・・どれだけ謝ることあんの、自分。
>>347 謙遜しなくてもイインダヨー
着エロって萌えるよな
>>347 >>338だが、まさかこんなに早く神作を作ってくださるとは思わなかった………
サキさんの方がエッチなのは全面同意なんだぜ
350 :
私は315:2010/06/27(日) 12:46:37 ID:cb26gJ5j
ここはいい場所だな(鼻血)
>>347 GJ!
なんてエロ可愛いサキさんなんだ
やはり、アオトよりサキさんの方がエッチだと思うぜ
出来としては、地の文や言い回しが良くて、初心者っぽいとは思わなかったよ
普段から何か読んでるのかな?
あと、着たままするのも当然良いけど、個人的には最後のシチュエーションみたいに
少しだけ着た状態で誘ってくるのもたまらない
あと、ドラマCDは早く聴くといい。
色々な意味でヤバいから
……ヴォン。
ガタガタッ!プシュー……。
「きーッ!!あの糞オリジン共!よくも妾の人格を全否定してくれたわね!次会ったら廃人になるまでクレンジング……ってあら?」
ハーヴェスターシャが起動した場所はいつもの白い空間ではなく、薄暗い部屋だった。
天井の高さを見るに本来のこの部屋は広そうだが、所狭しと機械やケーブルが散乱している為かなり狭い。
「なぁに……このゴミゴミした部屋は……妾をこんな所に呼び出すなんて何様よ!ちょっと!誰か!誰か居ないの!?」
「起きて第一声が恨み節と文句とは流石だね……」
「誰!?」
部屋の隅から、汚らしい男が現れた。
髪はボサボサで、衣服も乱れている。まるでホームレスのような風貌だが年齢は若そうだ。
「なっ……人間!?なんで妾の居る部屋に人間が入り込んでるのよ!?ちょっと!本当に誰か居ないの!?早く誰かこの汚らしい蛆虫を処分して!」
「汚らしいのは認めるが蛆虫とは酷いなこりゃ……」
男がのっそりと歩み寄ってくる。
「ち、ちょっと近づかないでよ!穢れるじゃない!……アイタっ!?」
「ハハッ狭いし色々散乱してるから足元には気をつけろよ」
ハーヴェスターシャは後ろに下がろうとしてケーブルに躓いて転んだ。
ケーブル束がクッションになったとはいえ、打ち付けた頭が痛い。
……痛い?
「なんで妾が転ぶの!?それにこの痛み……」
「生身の身体は初めてかな?ハーヴェスターシャ様」
ハーヴェスターシャは考える。
糞オリジン共に人格を書き換えると言われ、戦いに負けて強制シャットダウンして……気付いたらこの部屋。
ここはよくわからない。
近くには大型のポッド。そして男の言葉とこの痛み、感触……。
「まさかこの身体……フォログラフィ!?」
「おー、やっぱり頭の回転は早いようだな。正解だ。」
「な、なんで妾にフォログラフィが……それにアンタ誰!?何!?全部説明してちょうだい!」
「OK。いきなりこの状況じゃあ仕方ないわな。説明してやる」
「アンタに"説明させてあげる"のよ!だいたい妾に向かってタメ口……」
「ま・ず・は!自己紹介だ。俺はハッキングや機械弄りが趣味の〇〇(名前)だ。まぁ、所謂オタクってやつ」
「その蛆虫オタクの所になんで妾が居るのよ!?だいたいこの部屋……」
「だーかーら!順を追って説明してやるってぇの。少し黙ってろ。てか蛆虫オタクじゃ意味変わってくるだろ……」
ハーヴェスターシャは考える。
こんな蛆虫の言う事に従うのはヒジョーに癪だが、状況を理解するには仕方ない。
「くっ……屈辱だわ……!」
「ある日俺はいつものようにハッキングしていたら、偶然フォログラフィ技術の資料を見つけたんだ」
「……。」
「面白そうだったんで勢い余って装置を作ったまでは良かったんだが……俺には肝心の"中身"を作る技術も才能も無かった。そこで……」
「塔にハッキングして妾のプログラムを盗み出し、それで装置の実験をしたわけね。この犯罪者蛆虫」
「さ、流石ハーヴェスターシャ様だな……その通りだ」
「状況は理解したわ……なら実験が終わった今!さっさと妾を元の場所まで戻しなさい!この糞虫!」
「元の場所ってーとゴミ箱?」
「ち・が・う・わ・よ!クラスタニアのモジュールハーヴェスターシャよ!」
「うん、それ無理」
「なんでよ!!」
「いやまぁ、技術的には可能だけど……」
「だったら早くやりなさいよゴミ虫!」
「今行ったら消されるよ?」
「え……?」
ハーヴェスターシャは考える。
あの糞オリジン共は人格を書き換えると言った。
なら今は別人格のハーヴェスターシャがあの場所で管理していて、同時に自分の持っていた全権は既に新ハーヴェスターシャへ移っているのだろう。
そんな状態の所に行ってもウィルスとして軽く処理されるだけだ。
「妾はこれからどうすれば……そういえばさっきゴミ箱って言ってたわよねカメ虫?まさか……」
「あぁ、お前のデータはゴミ箱フォルダから拾った」
「あんの糞オリジン共ぐぁ!」」
ハーヴェスターシャは考える。
許さない!絶対にだ!
「まぁ、せっかく生身の身体を手に入れたんだからもっと楽しもうや。ハーヴェスターシャさ・ま」
「さっきから気安く妾の名前を呼ばないでゾウリ虫のくせに。穢れるわ」
「ついに昆虫ですらなくなったか……真面目な話、お前さんの今後についてだが……」
今書いてるのはここまで、今後の展開をどっちにするか迷ってるので決めて欲しい。
1:クソフレ様は俺の嫁!
2:クソフレは俺の肉奴隷!
別にゲームブックみたいにする気ないから選択肢ここだけ。
ちなみにどちら選んでも直ぐ出来るわけじゃないからな?
以下の5レスでの多数決で決める。
お、なんかいい感じの来てる
俺は1で
想像しにくい分こっちが読みたい
だが2
1かな。逆にみたいw
3票で確定だろ・・・1
361 :
名無しさん@ピンキー:2010/06/30(水) 16:32:30 ID:s5pcu8S1
たとえ確定であっても2を選ぶ
1だろ、常識的に考えて…
ちょっとゴミ箱覗いて来る
OK。クソフレ様は俺の嫁ルートで書いてみる。
エロ要素は多分薄い。
設定資料集のももこエロ可愛いよももこ。
触発されたからアカネちゃんで何か書こうと思ったんだけど、
クラスタニアのRT達の性的な知識ってどんなもんなんだろう。
結婚は友達関係の延長としか思ってないとツッチーが言ってるし
それ以前に子供は培養槽で作るものだって認識みたいだし…
中でも生真面目なアカネちゃんとくれば、マジで何も知らないレベル…?
知識レベルは貴方の自由にしていいんですよ
>>355の続き
「とりあえずここに住みなさい」
「はぁ!?どうして妾が穢らわしい人間の家なんかに住まなきゃいけないのよ!」
「そうは言うがなぁ……塔に送れば即削除、良くてまたゴミ箱行き。かといってお前さんを常時稼働できる程ウチの機械の性能は良くない。それにな……」
「……何よ?」
男はヘラヘラした表情から急に真面目な表情になる。
「女の子を一人、自分の都合で攫ってきたんだ。それを見殺しになんて出来ない」
ハーヴェスターシャは考える。
本当に人間は勝手だ。
好き勝手に人格まで作り、弄ぶ。
気に入らなければ棄てる。要らなくなれば棄てる。人格があるなら心もあるという事も忘れて。
そして棄てたと思ったらまた必要と言う。しかもこの男は自分を"女の子"と言った。
また自分の人格を、心を利用する気か。どうせいかがわしい事にでも利用して、また棄てるだろう。
一度は棄てられた(死んだ)身。それに自分はAI。生への執着など無い。
再び勝手な都合で弄ばれてたまるか。
「フンっ!アンタの都合なんて知らないわよ!どうせ元々ゴミ箱に棄てられたデータなんだからさっさと削除しなさいよ!」
「自棄になるな!」
「自棄じゃないわよ!穢らわしい人間なんかと一緒に暮らすなんて事が堪えられないの!」
ハーヴェスターシャは泣きじゃくる。
「そうよ……生身の身体なんだから適当に頭でもぶつければ死ねるじゃない!」
ハーヴェスターシャは近くの機械に歩み寄り、思いっきり頭を振りかぶった。
「やめろ!!」
「きゃあっ!?」
機械に頭がぶつかる直前、男はハーヴェスターシャの肩を掴んで引っ張ると抱き締めた。
しかし、強く引っ張り過ぎた為に引っ張った勢いのまま二人は倒れ、男の後頭部が床と激突する。
男の身体がクッションになった為、ハーヴェスターシャに痛みはない。
「痛ぅ……」
「ちょっと何してるのよ!?妾に触らないで!穢れるわ!離れなさい!!」
「駄目だ!」
「何でよ!?」
ハーヴェスターシャが暴れるが男は断固として離さない。
「お前を死なせたくない」
「妾はAIよ!?プログラム!目的の為に生まれ、目的の為に生き、目的と共に終わる!ただそれだけが存在意義の、レーヴァテイルよりも矮小な存在!不要になれば棄てられる!それが当たり前じゃない!」
「存在意義なんぞ知るか!!!」
「!?」
大声に驚いたハーヴェスターシャは暴れるのを止める。
「誰に指図されずとも人は勝手に生きるし勝手に死ぬ。」
「……。」
「元AIだとしても、今のお前は生身の身体を持つ一人の"人"だ。存在意義とか目的とかはもう関係ねぇ。好き勝手に生きる権利がある。自由がある」
「AIは……プログラムはただ開発者や使用者の意向に従うだけよ。そう作られている。そういうもの。」
「今のお前はAIなんかじゃないって言ってるんだけどなぁ……よし!なら俺の意向に従え」
「え?」
「俺はお前の身体を作り、呼び出した。つまり開発者であり使用者、マスターだ。OK?」
「へ?え?」
「お前の言い分そのまま通すなら、マスターである俺の意向には従うんだろう?俺の意向は……」
「"人として生きろ"だ」
「好き勝手に実験をしてお前の命を弄んだ事は謝る。それが原因でお前に悲しみを与えてしまった事にも謝る。だから最後まで責任を取らせてくれ」
ハーヴェスターシャはポカンとしている。
「働けとか、言う事聞けとか言わない。ただ俺と一緒に、人として生きてくれ」
ハーヴェスターシャは考える。
本当に人間は勝手だ。
好き勝手に身体まで作り、弄ぶ。
棄てられた自分を必要と言う。しかもこの男は自分を"女の子"と言った。
自分の人格を、心を人として扱う気か。どうせいかがわしい事にでも利用して、また利用するだろう。
一度は棄てられた(死んだ)身。それに自分は元AI。死への執着など無い。
ならば再び、弄ばれてみようか。
「ふ、フンっ!わかったわよ!生きてあげるわ!……あ、アンタと一緒……に……ゴニョゴニョ」
「え?最後何だっ……」
「た・だ・し!」
「ぬゎっ!?」
ハーヴェスターシャが男を振り解き、その顔を足蹴にする。
「妾が人間如きをマスターと認めるわけないでしょう?アンタは下僕!わかったわね?」
「そひは、ひょっと……」
ぐりっ
「それと!さっきから"お前""お前"って馴れ馴れしいのよ!妾の事は敬意を込めて"ハーヴェスターシャ様"と呼びなさい!わかったわね?」
「とひはへず、あひをほけて……そへにさっひはなまえよふなって」
ぐりっ
「返事」
「はひ……」
「宜しい」
ようやく足を退かされた男が見たのは、なんとも生意気そうで、変な威厳があって、とても可愛いらしい、一人の女の子の笑顔だった。
「これから宜しく頼むわね。蛆虫オタク」
とりあえずここまで。
区切りいいからここまでで終わらせてもいいかなぁ……とか思ってたりもする。
けど、タイトル通りの甘〜くエッチに過ごす日々が書きたいからもちっとだけ続くんじゃよ。
最初ギャグ路線でいってたのに急にシリアスにしてゴメンナサイ。批判とかどんどん来いやー!
人間大嫌いなクソフレ様を和姦に持ってく為のシナリオ考えてたらこうなったんよ。
やっぱクソフレ様といえば足蹴だよね。
ああ、いいなあ・・・ GJです
話の作りが丁寧で、深くて、そして何より2828が止まらんw
まったりと長く続いて欲しい感じ
371 :
名無しさん@ピンキー:2010/07/03(土) 02:10:43 ID:L2YH5e2O
テクニカル編纂室で、ココナのインストール・ポイントの位置が発表されましたが。
5-0075の「Ixia」だけかな? ココナへのインストールを取り扱ったのは?
で、その場所が・・・腰と尻の間か、オリジン三人と同じかぁ
あ sage忘れてたごめんなさい
GJであります!
気が付いたら自分もニヤニヤしていたわ。
おお!GJ!!
当分投下来ないだろうなと思ってたら、仕事早いなおいww
クソフレ様可愛すぎる。続きも全裸で待ってるぜ!
「……顔を踏まれるとは思わなかったぞ」
「フンっ!人間如きが妾のマスターになるなんて痴がましいのよ!一緒に居てあげるだけで有り難いと思いなさい!」
「アリガトウゴザイマスハーヴェスターシャサマ」
「なんかイラつくわね……」
「本当に、ありがとな」
「ぁ…………フンっ!」
ぷいっ!と横を向いたハーヴェスターシャの顔がほんのり赤かった事に、男は気付かなかった。
「それじゃあ、話もまとまった事だしメシにしようか。何か食べたい物はあるか?」
「わからないわ」
ハーヴェスターシャは即答した。
「わからないって事は無いだろ。遠慮しないで何でも好きなもの言ってみろって」
「だから!わからないのよ!そんな項目は設定されていなかったし!」
そう。
ハーヴェスターシャは今さっき初めて生身の身体を持った。
味覚の情報ぐらいはあるのだろうが、流石に食の好みまでは設定されていなかった。
その事を男は失念していた。
「あ〜……成る程ね。まぁでも、そういう事なら俺がお前の好きなものを作ってやるよ」
「……アンタ人の話聞いてた?妾は今さっき"わからない"って言ったの。わからないものをどうやって作るっていうのよ?」
「ふっふっふ……だから言ったろ?"作ってやる"ってな」
「本格的に頭に蛆虫でも湧いたのかしら……?」
「湧いてねぇよ!まぁ、ちょっと待っててくれ。準備出来たら呼ぶから」
「あっ……ちょっと!待っ……」
バタン。
制止の声は聞こえなかったようで、男は部屋を出ていってしまった。
ハーヴェスターシャは何故かムカついてきたので、近くに転がっていた奇妙な人形を蹴飛ばした。
『ファー……ブルスコ……ファー。スゴーイウレシイ』
もう一度蹴ってみる。
『モルスァ』
「……キモ」
――――――
――――
――
「待たせたな。料理が出来たからこっちの部屋に来てくれ」
「遅い!」
「ぐはっ!」
男が戻ると、ハーヴェスターシャの蹴りが出迎えた。
そして、倒れたところを再び足蹴にされる。(今度は顔ではなく腹だが)
「下僕のくせに妾を待たせるなんていい度胸してるじゃない!」
「あー、すまん。悪かったから退いてくれ」
「本っ当に!悪いと思ってるわけ?…………ちゃんと一緒に……」
『モットー。モットー』
「「え?」」
『ネムーイ。zzzzzzz』
「あー、これまだ電池残ってたのか」
「……」
ハーヴェスターシャは男から足を退けると、無言で人形を蹴り飛ばした。
『ウゥワァー。モットー。モットー』
「それが気に入ったんならあげるぞ」
「要らないわよ!こんなゴミ!」
「ストレス発散人形とゲロッゴを組み合わせた、その名も【喋るゲロッゴ人形】をゴミだと!?」
「……アンタが作ったの?」
「そうとも!喋るだけでなく殴って良し、蹴って良し。更に録音機能もあるぞ。」
「ゴミね」
「一蹴だな……とにかくメシだ。こっちに来い」
「命令しないでちょうだい!」
――――――
――――
――
「どうだ?俺の自慢の料理の数々!美味そうだろ?」
「わからないわ」
「そりゃそうか」
「それで、"妾の好きなものを作る"っていうのは?」
「それな、スマンが半分嘘だ」
「……どういう事よ?まさか妾を騙したの?」
ハーヴェスターシャの声に怒気が混じる。
「怒らないでくれ。半分嘘だが半分本当だ。」
「???」
「お前は物を食べた経験がないから、好きなものがわからないわけだ。そうだな?」
「そうね」
「だったら経験してみればいい。お前が好きになれば、それが"好きなもの"だ」
「あ……」
ハーヴェスターシャから怒りのオーラが消える。
「俺がやったのは料理を作るまでだ。後はお前が好きなものを、お前自身で作っていくんだ」
「だから半分嘘で半分本当ってわけね」
「そういう事。食べ物に限らず、お前には色々経験して沢山の"好きなもの"を作って欲しいと思ってる。
最初に言ったろ?『せっかく生身の身体を手に入れたんだからもっと楽しもう』って。俺も可能な限り協力する。
まぁ、嫌いなものが出来る可能性もあるけど……それも貴重な経験だ」
「フンっ!下僕が偉そうに」
「主に意見する下僕は"嫌いなもの"ですか?ハーヴェスターシャ様」
「……嫌い……じゃあ…………」
「え?」
「ほ、保留って言ったのよ!」
「さいですか。では、此方のお席へどうぞ。ハーヴェスターシャ様」
――
――――
――――――
男の料理への評価は「普通」「まぁまぁ」「そこそこ」といった微妙なものばかりだったが、ハーヴェスターシャは残さず食べた。
只一つ、デザートに出されたクルルククッキーだけは「最悪」の評価と共に残された。
――――――
――――
――
「じゃあ俺は後片付けをやるから、その間に風呂にでも入ってきてくれ。場所はあそこな」
「えぇ、わかったわ」
「これが着替えとタオルだ。一応聞くが、風呂の入り方がわからないなんて事はないよな?」
「馬鹿にしないでくれる?一般的な知識ぐらいあるわよ!ところでこのダっサい服は何?」
「オボン又Tシャツだ。懸賞で当たったはいいが、サイズ合わなくてな。未使用だから綺麗だぞ」
「妾にこんなダサいものを着ろって言うの?」
「しかしなぁ、他にサイズ合いそうな服ないぞ?俺の服だとブカブカだろうし……」
「!!」
「装置作るのに夢中でそういう細かい事考えてなかったなぁ……う〜む……」
「ぁあ、アンタの服を貸しなさい!」
「ブカブカになるけどいいのか?」
「あんなダサいもの着るよりマシ!さっさと用意しなさい!」
ハーヴェスターシャが有無を言わせぬ迫力で迫ったので、男は大人しく従った。
「それじゃあ、上がったら声かけてくれ。俺も入るから」
「……妾の入った後で何をする気よ」
「普通に風呂入る以外なんもしませんよ!?」
「そう……ならいいけど。あと覗かないでちょうだいね?」
「はぁ〜……しーなーい。誰が覗くか」
「……フンっ!」
何故か不機嫌になりつつ風呂場へ向かうハーヴェスターシャを見送り、男は後片付けを開始した。
今回はここまで。
「書けよ。エロを」
「ククク。書きますとも。ことエロに限り虚偽は一切言わぬ。書く。書くが今回まだその時と場所の指定はしていない。つまり、その気になればエロを書くのは10年後も20年後も可能ということ」
イチャラブな妄想が止まらないんですゴメンナサイ。
激しくグッジョブ!
ああもうクソフレ様可愛いなあ そして相変わらずオタクが格好良すぎて惚れそうだw
エロ展開は10年後、20年後だと? 上等!
それまでこのイチャラブワールドが投下され続けるのであれば、俺は全力で支持するぞッ!!
ぐぁー!
微笑まし過ぎてGJでありますぞ。
暫くこのノリでも一向に構わんっ!
だがそんなノリにあえて逆らうのも私だ。
アカネちゃんのSSが書けたぞ!エロパロスレに書き込め!
内容的には
>>336な感じ。
苦手な人はごめんなさい。
383 :
アカネ失墜:2010/07/16(金) 02:30:08 ID:fopo7hhA
>>336じゃなく
>>339だったぜ…
注意!
・陵辱描写がありますので苦手な方はごめんなさい。
・原作の設定と矛盾してる点もあるかもしれませんが御了承下さい。
・アヤタネが原作の3割増くらい悪人です。
・アカネちゃんとアヤタネのファンの人は特に注意!
「アカネ将軍が謀反を企てている?」
ハーヴェスターシャはアヤタネの報告に目を丸くした。
「いずれそうなる…ということです」
「それは妖家の力によるものかしら?」
「はい。オリジン・ティリアの復活に関与すると出ています」
「ティリアの復活ですって!?」
「予知を抜きにしても、離反は必然。上位意思の覚醒とフィンネルの消失…アカネ将軍がそれを看過するとは思えませんからね」
「確かに…フィンネルに関してだけは、素直に命令に従わないのよね」
「彼女の能力は惜しいですが、早々に排除すべきかと」
「わかったわ。お前に任せましょう」
「極秘任務…ですか?」
定例の軍議の後、アカネはアヤタネに呼び止められた。
「近く、堕天峰で大河連合の幹部会議があります。反乱分子を一網打尽にする好機ですが、残念ながら僕は参加を認められていません」
アヤタネは『ルーファン』の名で大河の密偵として重宝されていた。
「潜入は容易ですが、堕天峰は坑道が入り組んでいて、バラバラに逃げられたら僕一人ではどうしようもない。ですが二人いれば、主な幹部の抹殺は可能です」
「それで私に白羽の矢が立ったと。協力はしますが、何か策はあるのですか?」
一拍置くと、アヤタネは答える。
「アカネ将軍には捕虜になってもらいます」
「どういうことです?」
「正確には捕虜になったフリです。会議の最中、僕がクラスタニアの将軍を捕らえたと報告に行けば――」
「当事者から話を聞くことになるでしょうね」
「その通り。ですが、大河の幹部は非常に用心深い。アカネ将軍を捕らえて行っても、完全に無力化された状態でなければ中へは入れてくれないでしょう」
「昏倒した真似でもすればいいですか?」
「その手は使えません。大河にはRT探知機なんて物がありましてね。人間なのかレーヴァテイルなのか、意識があるのか無いのか、簡単にわかってしまいます」
「では、どうすれば…?」
「一定時間で効果の切れる睡眠薬を用意するつもりです」
「なるほど」
「アカネ将軍の処遇は、とりあえず牢へ入れておけということになるでしょう。薬が切れて目を醒ましたら、行動を開始して下さい。牢の鍵や武器は僕が何とかします」
「わかりました」
「では…よろしくお願いしますよ」
384 :
アカネ失墜:2010/07/16(金) 02:33:46 ID:fopo7hhA
数日後――とある大牙連合の駐屯地へ『ルーファン』はやってきていた。
「お疲れ様です、皆さん」
「おや、ルーファンさん」
と、そこで兵達はルーファンが誰かを背負っていることに気づく。兵の一人がその顔を覗き込み、あっと驚きの声を上げた。
「こ、こいつは…!?」
「ええ。ご想像の通り…クラスタニア軍のトップ、アカネ将軍です。生け捕りに成功しました」
その言葉を聞き、兵達がざわめく。
「とはいえ、もう必要な情報は聞き出してしまいましてね。後のことは僕に一任されています」
そこまで言うと、ニヤリと笑って彼らに視線を送る。
「…が、僕も色々と忙しい身ですので、後の『尋問』は皆さんにお願いしようと思いまして」
その言葉の裏に潜む真意を察し、彼らは互いに目を見合わせる。
「ゲ、ゲンガイ殿は何と…?」
ルーファンの上司であり、大牙連合の幹部でもある男。豪放を絵に描いたような彼は、たとえ敵相手でも道に外れた扱いを決して許さないだろう。
「ゲンガイさんは何も知りませんよ。汚れ仕事は僕の役目です。つまり…皆さんが秘密にしていれば、誰にもバレない」
言うと、アカネを手近な寝台へ横たえる。
「詩魔法も封じていますし、筋力も普通の人間以下になっています…コレのおかげでね」
見れば、アカネの首と両手首には機械の環のような物が嵌められている。
「後は皆さんの自由にしていいですが、一つだけ守って下さい。僕が彼女を連れてきたことは絶対に秘密です。他の皆さんはもちろん、彼女自身にも。…いいですね?」
「は、はい…!」
そのルーファンの視線に言い知れぬ恐怖を感じ、兵達は即座に頷いた。
「では、僕はこれで失礼します。皆さん、ごきげんよう」
大牙連合は決して一枚岩ではない。家族や故郷を奪われ打倒クラスタニアを誓った者…彼らには固い決意と結束がある。
しかし、単にクラスタニアから逃れるうち大牙に身を置くようになった者や、食うや食わずの生活からの出口を求めて大牙に参加しただけの者も、少なからず存在している。
彼らにとって、大牙の生活は過酷で苦しい。最低限の衣食住は保証されるが、なにせ戦争をしているのだ。
いつ奇襲があるかと思えば安眠などできない。食事は味気なく、分量もごくわずか。そして三大欲求の最後の一つ…性欲を満たす手段もほとんど無い。
自分達がこんなに苦しいのも、すべてクラスタニアのせいだ――彼らがそう考えるようになるのも無理なからぬことだった。
そこへ連れて来られた、クラスタニアの将軍。それは彼らにとって、久し振りに目にする若い女性の姿だった。
385 :
アカネ失墜:2010/07/16(金) 02:37:39 ID:fopo7hhA
駐屯地の一角にある、使われていない倉庫。兵達はアカネをそこへ運び込んでいた。
壁にもたれかけられたアカネを前に皆が無言だったが、やがて一人が戸惑いがちに口を開いた。
「ルーファンさんは『後は任せる』って言ったよな?」
「ああ。自由にしていいって」
「だったら…何しちまっても、構わねえってことだよな…?」
ごくりと生唾を飲み込む音がする。口には出さないが、皆、考えていることは一緒のようだ。
艶やかで流れるような髪、整った顔立ち、すらりと伸びた手足、服の隙間から覗く白い肌――女日照りの続いた彼らにとって、この少女を自由にしていいというのはこの上ない誘惑だった。
「マ、マジでやるのか…?」
「コイツはクラスタニアの将軍だぜ?」
「そうだよな…クラスタニアの…」
無力な少女を数人がかりで襲う――彼らの蛮行は、クラスタニアへの復讐という名目で正当化されようとしていた。
そんな最悪の状況下で、アカネは目を醒ました。
薄目を開けて周囲を見やると、そこは薄暗い、牢獄と思しき場所。潜入に成功したのかと思い、予定された作戦に移ろうとしたアカネだったが、すぐに違和感に気づく。周囲には数人の人間達。自分は後ろ手に拘束されており、もちろん武器もない。
(まさか、作戦が露見した…!?)
それしか考えられない。すぐさま、アカネは脱出の手段を探り始める。
「よう、お目覚めかい?」
「……」
呼びかけを無視し、アカネは男達を見据える。覚醒していないフリをしようかとも考えたが、探知機の存在を考えれば無意味だろう。
一方の男達はというと、数歩離れた所からアカネを眺めたり互いに目配せをしたりはするものの、それ以上近づこうとはしない。
誰もが最初の一歩を踏み出すことを躊躇していた。それは理性・良心の歯止めというのもあるが、クラスタニア最強と名高いアカネを怖れてのことでもあった。
386 :
アカネ失墜:2010/07/16(金) 02:41:46 ID:fopo7hhA
(この人数ならば…)
将軍となるべく生まれたアカネは身体能力も非常に高く、レーヴァテイルには接近戦と安易に考え、返り討ちにあった者は数知れない。
アカネは素早く立ち上がると、一番近くの男の頭部めがけて蹴りを繰り出した。
見事に決まったかに見えたが、蹴りを浴びせられたの男はさほどのダメージを受けた様子はない。
(確かに手応えはあったはずなのに…!?)
「痛てぇ…けど、並の人間以下の力になってるってのはどうやら本当らしいな」
その言葉に、アカネは自分が予想以上の窮地にあることを悟る。
対して、今の攻撃でアカネが無力だと実感した男達は、彼女の方へとにじり寄ってきた。
「くっ…!」
アカネに男達の手が伸ばされた。襟元や腰を掴まれたアカネは体をよじり、それから逃れようとする。
しかし、屈強な男達と詩・筋力を封じられたレーヴァテイル。力の差は明白だった。
「は、離し、なさい…!」
アカネは抵抗を続けるが、全く意味を為さない。
対して男達は自分達の優位を認識し、アカネの抵抗を楽しむ様子さえ見せていた。
「へへ…」
息を荒げた男達が、アカネの服をはだけようとする。別の男が、上着の裾から手を差し入れる。
首筋に触れる者、服の上から胸を揉もうとする者、太腿を撫でる者――男達の手は段々と、特定の部位へと集まってくる。
(…!?)
アカネは、男達の行為は自分が武器を隠し持っていないか確認するためのもので、内股や胸などに手が触れたのも偶然だと思っていた。
しかし今、彼らの手は明確な意思を持って蠢いているのを感じる。
「な、何を――?」
「何って、決まってるだろ?」
アカネには、これから何が行われるのか見当もつかなかった。
彼女が人間の少女だったなら、あるいはそれと同程度の知識があったなら、その意味を理解することができただろう。
しかし、先程までとは打って変わって興奮状態にある男達を前に、得体の知れない不安と焦燥は感じ始めていた。
387 :
アカネ失墜:2010/07/16(金) 02:44:42 ID:fopo7hhA
「よし、ひん剥いちまえ!」
「なっ…!?」
感情に疎い彼女でも、他人にいたずらに肌を晒すことには抵抗があった。
ましてや、相手は同僚のレーヴァテイルではなく、人間の男達なのだから。
「や、やめなさい! 卑劣な…!」
男達は、当初は普通にアカネの服を脱がせようとしたが、構造上難しいと解ると、ナイフを取り出して切り裂き始めた。
「動くなよ。怪我したくなけりゃな」
アカネは怪我など厭わないが、数人がかりで押さえつけられ抵抗したくてもできなかった。
数分と経たず、スリーブの肘から下の部分と手袋、ストッキングを除き、アカネの衣服は剥ぎ取られてしまった。
(くっ…こんな屈辱を…)
しかしながらアカネは、肌を晒す相手が同性か異性かの違いを理解しておらず、今の感情が『羞恥』と認識できていない。
彼女自身は、敵に捕らわれ武装解除させられたことに対する軍人としての敗北感だと思っていた。
「うっひょう、たまんねぇ!」
「綺麗な肌してんなぁ」
「けっ、さぞ良いもん食ってんだろうぜ」
「でも胸はそんなに大きくないな」
好き放題にアカネの体を品評しながら、あちこちを撫で回す男達。
その様子に、アカネは全身の毛が逆立つようなぞわりとした不快感を覚えた。
今まで、憎悪や恐怖、忌避の視線を向けられたことは多々あった。しかし、彼らのそれは何かが違う。
(な、何なのですか、いったい…?)
388 :
アカネ失墜:2010/07/16(金) 02:47:14 ID:fopo7hhA
「よーし、それじゃ始めるか」
「えー、せっかくなんだし、もっと触らせろよ」
「お前らだって早くヤりてえだろ?」
「ま、しゃーねぇか」
男の何人かがアカネの体を掴み、うつぶせの体勢にさせると腰を高く上げ、足を広げさせる。
顔を地面に押し付けるような姿勢で上半身を押さえられ、後ろを振り向くこともできない。
「は、離しなさい!」
その乱暴な扱われ方に、アカネは抗議の声を上げた。
何をされるのかわからないことに加え、自分の目で見ることもできないことが、不安をいっそう掻き立てる。
一つだけ言えるのは、酷く屈辱的な扱いをされているということだけだ。
「な…何を…!?」
自分の股間に、何か硬い物が押し付けられる感覚。当然、アカネはそれが男性器であることなどわからない。
「ぅ…ぐッ…!?」
少しずつアカネの中へ埋まり始める肉棒。
それが進むに従い、アカネは今まで経験したことのない激痛を感じた。
「いっ…ぁ、かは…ッ!?」
「ちっ、さすがに濡らさないとキツいな…」
「っく…う……や、やめ――」
その痛みから逃れるために腰を引き、足を閉じようとするアカネだったが、何人もの男達に押さえつけられた状態では無意味だ。
何の知識もないアカネには鈍器や刀剣の類で自分の体を傷つけられているのだとしか思えなかった。
挿入を試みている男はそんなアカネの様子を嘲笑うように、入りかけの性器に体重をかけ始めた。
「――ッ!? ぅ、ぐ…、あ゛あぁぁぁぁ――っ!!」
次の瞬間。倉庫に反響する、少女の濁った悲鳴。
389 :
アカネ失墜:2010/07/16(金) 02:50:50 ID:fopo7hhA
――ついに、アカネの純潔は散らされてしまった。
その意味も解らぬまま、彼女らレーヴァテイルが忌み嫌う人間の、誰とも知れない男によって。
「おー、やっぱり処女だったか」
美しい少女の破瓜の瞬間の目の当たりにし、周囲の男達も興奮して食い入るようにその様子を覗き込む。
アカネの秘部から流れる赤い血。それは『少女』から『女』にされてしまったことの証。
「うっ…ぐ、あぁ…ッ……」
何度も戦闘で負傷してきたアカネは、多少の痛みでは音を上げない自信があった。
しかし、この痛みは今までに経験したどんな痛みとも違う。意図せず、アカネの目から涙がぽろぽろと零れていた。
「…ッ!…か…ぅあ……痛……いっ…や…あぁ……!」
悲鳴を上げそうになるのを、アカネは必死に噛み殺す。
彼女に唯一残された将軍としての矜持が、それを許さなかった。
「うぁッ!…ぐぅ……あ、あぁぁッ!」
アカネの膣内に男性器を収めきった男は、最初はその感触を堪能するかのようにじっとしていたが、もちろん入れるだけで終わるはずがない。
更なる快感を得るために、ゆっくりと動き始める。
「あっ…っく、や、やめ……ひぁぁッ!」
「へへ…さすが将軍様はアソコの具合もいいぜ」
程よく鍛えられ、均整の取れたアカネの体。くわえて、憎きクラスタニアの将軍を犯してやったという征服感。
性行為そのものが久しぶりだったこともあり、男は自らの内にとめどなく欲望が湧き出してくるのを感じた。
屈強な男達の中で無残に弄ばれる少女の白い肢体。
その異常な光景は、その場にいる全員の目を釘付けにしていた。
一方のアカネは、激痛に顔を歪め、この凄惨な行為が一刻も早く終わることを願っていた。
彼らは、こうして自分に苦痛を与えることでクラスタニアへの鬱憤を晴らそうとしているのだろう…アカネのその解釈は、半分は当たっていた。
「あぅ!…うっ、あぁぁっ! っくああッ!」
抑えきれない嗚咽が、アカネの口から漏れ始める。
「うぉっ、もう出ちまいそうだ…!」
「おいおい、もうかよ〜」
「いや、こいつ、マジでイイっ…」
射精の瞬間が近いことを悟った男は、いっそう速く腰を動かし始めた。
「あぅっ! あぁ! あっ、うぅぁぁっ!!」
そして、男の欲望がアカネの中で弾ける。
「うぅっ! い、やぁ…! いやッ…ああぁぁ――ッ!!」
知識はなくても何かを察したのか、拒絶の言葉を発するアカネ。
男は最後の一時まで快感を持続させようと、アカネの腰をしっかりと掴み、その胎内に精液を放出し続ける。
「ふぅーっ…」
しばらくして男がアカネの体を離すと、アカネの秘部からは精液と血の混じった液体が流れ出た…
「そんなにいいのか?」
「ああ、人間の女とは全然違うぜ。レーヴァテイルってのは皆こうなのかな?」
最初にアカネを犯した男はコトを終えると、仲間と話を始める。
その向こうでは、また別の男がアカネの体を味わおうと、彼女に覆いかぶさっていくところだった――
ひとまず以上でやんす。
改行の位置とかうまくいってなくて申し訳ないです。
この後、快楽堕ちアカネちゃんなんてのも書いてみたいけど、
続くかもしれないし続かないかもしれない。
あと ×大河 ○大牙 ですね。
>>383を書き込んでから気づいた…
それじゃ、アカネちゃんに粛正されてくるぜ
GJ!無知なアカネちゃんいいのう
>>390 GJ!
自分もアカネちゃんで書きたくなってきたぜ。
とりあえずクソフレ様SSの続きを次から投下。
「きゃあああぁぁああ!!」
「!?」
男が後片付けをしていると、風呂場からハーヴェスターシャの悲鳴が聞こえた。
男が風呂場へ急行すると、うずくまって震えているハーヴェスターシャが居た。
「どうした!何があった!?」
「くぅ……うぅ……痛い……め……目が……」
「……目?」
男はハッとした。
フォログラフィに不備があったのかもしれない。
設定、或いは設計にミスがあり、不完全な状態で物質化させたので肉体の崩壊が始まり、まず視力に障害が出た……?
「しっかりしろ!大丈夫だ!俺がなんとかしてやる!」
「なら……なんとかして……染みて……痛いのよ……」
「え?染みて?」
男は考える。
ハーヴェスターシャは『染みて痛い』と言った。
うずくまり、目をこするハーヴェスターシャ。
頭には……泡。
そしてここは風呂場。
つまり…………
「もしかして、シャンプーが目に入っただけ……か?」
「うぅ……そうよ……早くなんとかしてちょうだい……」
男は安堵して力が抜け、床に尻餅をついてしまった。
ズボンが床の水分を吸い、湿っていく。
「なんだ……脅かすなよ……」
「何を勘違いしていたか知らないけど、なんとか出来るなら早くなんとかしてちょうだい!痛いし痒いしで最悪なのよ!」
「あぁ、スマンスマン。」
男は立ち上がり、勢い緩めのシャワーをハーヴェスターシャの顔に当てる。
「わぷゎっ!?にゃにしゅんのよ!」
「口は呼吸に使え、目を擦るな、まばたきしろ。ほら、目ぇパチパチパチパチ」
命令するんじゃないわよ!というオーラを漂わせながらもハーヴェスターシャは素直に従った。
「あと五秒そのまま続けて。はい四、三、二、一……ゼロ」
「ぷはっ!はぁ……はぁ……」
「大丈夫か?まだ痛痒いかもしれんが、あまり強く擦るなよ?」
「わかったわよ。うぅ……まだジンジンするわ……」
「それじゃあ今度はちゃんと目を瞑ってシャンプーするんだぞ?じゃあな」
「待ちなさい」
風呂場を出ようとした男の服をハーヴェスターシャががっちり掴む。
「ちょっと、こんな状態の妾を放っておく気?下僕としての心得が足りないんじゃないの」
「えぇ……いや、しかしですねハーヴェスターシャ様……」
男は動揺した。
ハーヴェスターシャが身に付けている物はタオル一枚のみ。
当然ながら濡れて張り付いているので目のやり場に困る。
風呂場突入から洗眼処置までは緊急自体なので仕方ない。
だが、それが終わった以上は男がこの場に居る必要は無い。むしろ居てはいけない。
男は当然のようにそう考えていた。
しかし、ハーヴェスターシャは言葉を続ける。
「いい?今、妾は目を開けていられないの。こんな状態じゃ何も出来ないわ。だから……あ、アンタが代わりに洗いなさい……!」
――――――
――――
――
「力加減はこんなもんでいいか?」
「えぇ、そのまま続けてちょうだい」
ハーヴェスターシャの髪を洗いながら男は考える。
このムスメには羞恥心というものが無いのか……と。
意識して欲しいというわけでもないが、年頃の(?)女の子が男性と一緒に風呂に入るというのは少々おかしい。
一般的な知識はあるとの事だが、こういった知識は無かったのだろうか。
頭洗われるのが気持ち良いのかハーヴェスターシャはご機嫌なので、とりあえず今はよしとしておこう。
「そろそろ流すぞー」
「ん……」
頭も洗い終えたので退散しよう。流石にこれ以上は色々とマズイ。
そう考えた男は迅速に出口へ向かおうとした。
「それじゃごゆっくり……」
「待ちなさい」
しかし、風呂場を出ようとした男の服を再びハーヴェスターシャが掴む。
「も、もういいだろ……?」
「身体がまだよ」
「な!?それはマズイだろ」
「何期待してんのよ。背中だけよ。背中だ・け」
ハーヴェスターシャが意地悪そうな笑みを浮かべる。
「まぁ……背中ぐらいなら……だけど背中だけだぞ?」
「頼まれても背中以外触らせないから安心しなさい」
――――――
――――
――
ゴシゴシ
「ん……弱いわよ。もっと強く擦ってちょうだい」
ゴシゴシ
「っ!痛い!妾の肌を傷物にする気!?もっと優しくして!」
ゴシゴシ
「ぁ……そうよ……。そのままそれぐらいの強さで続けなさい」
ゴシゴシ
「はぁ……ふぅん……」
ゴシゴシ
「んン……ぁぁ……」
ゴシゴシ ゴシゴシ ゴシゴシ プツン
「……なかなか上手いじゃない……って何処触ってるのよ!?」
「あんな声聴かされて我慢出来るか!全身くまなく洗ってやるから覚悟しろよ!」
「え!?ちょっと、きゃあっ!?」
男の両手がハーヴェスターシャの胸へと伸びる。
左手は揉むように動き、右手はスポンジで先端を擦りあげる。
「ふぁんっ!ちょ、ちょっと……やめなさいよ……んぁっ!」
スポンジごしの右手に段々とコリコリした感触が伝わってきたので、押し付けるような動きに切り替える。
同時に左手も先端を摘み、捻るような動きに切り替える。
「ちょっと……ふきゅ!だめ……やめなさい……胸、ばっかりぃ……」
「そうだな。ちゃんと満遍なく洗わないといけないな」
「……ふぇ?」
男の右手がゆっくりと下にシフトしていく。
脇腹、腰、そして…………
「ぁっ!?そこは……!だめ!」
ハーヴェスターシャは足を閉じる。
しかし、スポンジに染みたボディソープが潤滑剤の役割を果たし、簡単に侵入を許してしまう。
「ふあぁぁああぁぁ!?」
閉じられた足に阻まれうまく動けないので、男は手首だけを動かし円を描くように秘部を擦る。
「んンぅぅ!はぁ、あぁ……」
初めこそ抵抗していたハーヴェスターシャだが、行為を続けているうちに段々となすがままになっていった。
両足の拘束から解放された右手は少し強めに秘部を押しながら、上下に動く。
「あぁン!あ……い……いぃ……」
「次は中も洗ってやる」
男はスポンジを手放すとハーヴェスターシャの秘部に中指を差し込んだ。
そのまま内部で指をくねらせ、同時に親指をグリグリと突起に押し当てたり、左右に弾くように動かす。
「くひゃあぁん!だめぇ……そこは……一番だ…めぇ……」
どうやら乳首とクリトリスが弱点のようで、どちらも摘んだり弾いたりする度に身体もビクビクと反応を返す。
男はそれが面白くなり、何度も攻める。
「ひゃぁっ!ぁ、あぁん!だめぇ……だめぇ……」
「お前の"だめ"は気持ちいいって意味のようだな。覚えておこう」
「ゃぁ、ン……ちが……う、わよぉ……んンっ!もう……本当に、だめぇ!くるのぉ!身体の……奥から何か……が、ああぁぁああぁっ!」
最後のトドメとして、男は乳首とクリトリスを同時に強く引っ張り上げた。
「ぴっ!?」
短い悲鳴と共にハーヴェスターシャの身体が大きくしなる。
痙攣する秘部からはチョロチョロと尿が漏れ出していた。
「ぁ……は、ぁぁ……ぁ……」
絶頂のせいか、それとものぼせたのかハーヴェスターシャはグッタリとして動かない。
辛うじて意識はあるようだが、このまま放っておくわけにもいかないので泡を流して男の寝室に運ぶ事にした。
「やっちまった……なぁ……」
――――――
――――
――
「何か言う事は?」
「可愛か……いえ、すいませんでした……」
寝室に運んだ後は割と直ぐに意識が回復した。
そして今現在、男は土下座で謝罪中である。
「何故あんな事をしたのかしら?」
「エロか……いえ、一時の気の迷いというやつですハイ……」
「ふぅん……」
ベッド上のハーヴェスターシャの視線が今の男には辛かった。
「なので今後は一緒に入浴とかは勘弁して下さいマジで」
「どうして?」
「どうしてってそりゃ……また……」
「また、"一時の気の迷い"が起きてしまうから?」
「えぇ……まぁ……」
「そう、なら今回は許してあげるわ。寛大な妾に感謝しなさい」
あんな事をしでかしてしまったのに、意外とあっさり許してもらえた事に男は驚いた。
「……いいの?」
「妾がいいって言っているんだからいいのよ!……それに……気持ち良かった……し……」
「え?」
「と兎に角!今回は許してあげるけど、今後は二度とあんな"強引には"しないで!いいわね!?」
「は、はい!わかりました!」
「……本当にわかったのかしら?あぁ〜あ……なんだか疲れたわ……まるで今日一日で一カ月分働いたみたい」
ハーヴェスターシャはう〜んと伸びをした。
「それじゃあ、ハーヴェスターシャの寝室へ案内するから着いて来てくれ」
「あら、この部屋は違うの?」
「ここは俺の部屋だ。医療キットとかが揃ってるからとりあえず運んだだけ」
「ふぅん……そう。なら動くのも面倒くさいしここで寝るわ」
「え?いやだから、ここ俺の部屋だし……ベッド一つだけ……」
「そんなにこの部屋に居たいなら床で寝なさい。おやすみ。」
こうして激動の一日は終わったのであった……。
今回はここまで。
今までは週一投稿を心がけてたけど、今後のスケジュール的に次の投稿は一週間以上先になりそうですorz
今回も金曜日中に投稿出来なかったしね……。
妄想爆発しなければあと一、二回程度で終わるはずなので、もう暫くお付き合い下さいませ。
2828GJ!
あせらず負担にならない程度にご執筆ください 楽しみに待ってます
・・・爆発してもいいのよ?
なんか公式に遠まわしでフィンネルは性的虐待を受けてましたという話らしいな
後は任せた
つまりアカネちゃんが庇っていたのは
フィンネルを(性的に)虐めていいのは私だけなんだという独占欲からですね
公の場では毅然と将軍をやりながら、
プライベートではフィンネルを調教してるのか…
ふぃんねるにスカトロを仕込んだのがアカネちゃんだったなんて・・・
このスレは…落とさせない!
406 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/03(火) 17:30:41 ID:4Dt4wAQ1
保守
クソフレSSの者だけど、忙しいのがやっと一段落したから今書き始めてる。
ホント遅くなってすまない。
早ければ今週中、遅くともコミケまでには投稿するよ。
おお、期待!
スレ活性化のために自分もアカネちゃんの続きを書いてみるか…
二人も書き手が出るとは、じゃあ俺も全裸待機しながら
自分のを進めておくかな。
何時まで経っても終わらないんだよな。遅筆なのかね?
変態向けのバイナリ野はここですか
お盆休み直前に仕事増やすとか意味不明!
やっと出来たからクソフレ様SSの続き投下。
ハーヴェースターシャが男と暮らし始めてから数日が経った。
知識と経験のギャップによる失敗を何度もしていたが、男のフォローもあり段々と普通の生活にも慣れていった。
「晩御飯出来たぞ」
「ご苦労様」
――――――
――――
――
「ごちそうさま」
「はいよ、お粗末様でした。風呂は沸いてるから先入ってくれ。俺は後片付けするから」
「ん」
言われるまま風呂に入る。
このような会話も何度目だろうか。
ハーヴェースターシャはある疑念を抱いていた。
『男は自分の事を人形のように考えているのではないか?』
男は最初の宣言通りハーヴェースターシャへ何も要求しない。
初日に突然襲われはしたものの、その時以外にハーヴェースターシャに何かを求める事は一切ない。
"経験"に関してもハーヴェースターシャが少しでも拒否すれば強要しないし、危険な事はむしろ一切させない。
例えハーヴェースターシャが自ら率先してやろうとしても、やんわりと断られる。
最初は気楽でいいと楽観していたが、流石にここまで何も無いと逆に不気味だ。
そして不安になる。
自分は何の為に生まれ変わったのか。
ただダラダラ生き続けるだけの"生"に意味はあるのか。
「一度問いただす必要があるわね……」
ハーヴェースターシャは勢いよく風呂から上がる。
――――――
――――
――
男は考えていた。
このままでいいのかと。
自分にとって今の生活は正直幸せだ。しかしハーヴェースターシャにとってはどうなのか?
自分の都合で縛り付けている現状が彼女にとって幸せなのか……。
「一度聞いてみる必要があるな」
男が考えをまとめると、ちょうどハーヴェースターシャが風呂から上がってきた。
「お疲れさん。ちょっと話があるんだが」
「あら奇遇ね。妾もちょうど話があったのよ」
「そうなのか?なら、お先にどうぞ」
「それじゃあ先に言わせてもらうわ」
「アンタにとって妾って何?どうしたいの?」
質問を聞いて男は驚いた。
「本当に先に言われるとはなぁ……」
「はぁ?」
「俺も聞こうと思ってたんだ『これからどうしたい?』ってさ」
「ふぅん……でもまずはアンタが答えなさい」
「あぁ、お前の質問が先だったからな。俺は……このまま暮らせればいいと思ってる」
「それだけ?」
「それだけだが」
「妾の質問は二つあったはずだけど」
「えーと、何だっけか?」
「このトリ頭!アンタにとって妾は何なのかって訊いたのよ!」
「えぇと、俺にとって……ハーヴェースターシャは……」
「妾は?」
「家族……かな。」
「……ふぅん、アンタは家族に対して腫れ物を触るように扱うわけ?」
「え?いや、それは……」
「それともオタクらしく人形遊びかしら?お人形は家族ですってわけね」
「違う!俺はハーヴェースターシャが大切だから……!」
「質問の答え、妾の番ね。少なくとも妾は"このまま"で暮らすのは嫌よ」
「な!?それはどういう意味だ!?」
「自分で考えなさいゴミ虫。それじゃ、妾は寝るわ。おやすみ。」
ハーヴェースターシャは一方的に会話を打ち切り、部屋を出て行ってしまった。
ハーヴェースターシャは何故か怒っている様子だったが、男は理由が全くわからなかった。
――――――
――――
――
「はぁー喉渇いた、水水」
男は先ほどのハーヴェースターシャの態度が気になり、色々考えていたせいで寝付けないでいた。
水を目指し廊下を歩いていると、ハーヴェースターシャの部屋から灯りが漏れているのが見えた。
「建て付け悪いから扉はしっかり引っ張ってから閉めろって言ってんだけどなぁ……だけど起きてるなら丁度いいか」
先程の会話の続きをしようと思い、部屋に近づいて行くと声が聞こえてきた。
「……んっ……く……」
「?」
中を覗けるほど扉は開いていないので、隙間に聞き耳を立てる。
「くぅ……ぁ……ふぁ……ん……もう一回」
『好きだ』
「んんっ!……ふぅ……」
『全部好きだ。当たり前だろ』
今度は男の声も聞こえてきた。
しかし本人は扉の外で息を潜めている。
「なんで俺の声が?……まさか!」
男は同居二日目の日の夕食の会話を思い出す。
――
――――
――――――
『ねぇ、アンタの好きな物って何?』
『お、それは"喋るゲロッゴ人形"!何だかんだ言って気に入ってるんじゃないか』
『うっさいわね!質問に答えなさい』
『そうだなぁ……例えばコレかな。炒めてもウマいが生でもいける』
『ふぅん……ならコレは?』
『好きだ』
『コレは?』
『好きだ。というか俺が作った料理なんだから全部好きだ。当たり前だろ』
『ふぅん……そう』
『それに基本的に嫌いな物無いしな俺は。クルルクも食えるぞ。』
『悪かったわね!』
――――――
――――
――
「あの時に録音していたのか……!しかしこの声と状況はなぁ……」
この声はどう考えても自らを慰めてる声。 しかも男の声をネタに使っての。
これがどういう意味かは勿論わかる。
「一般的な知識って広いなぁ……しかしいつまでも聞き耳立てているのは色々とマズい………」
男は立ち去ろうとしたが、聞こえた声に思わず動きが止まってしまった。
「んくっ……何が……家族よ……意味わかんないわよ……」
「っ……!?」
「勝手に助けておいて……襲って……放置して……家族って……ふざけんじゃないわよ……!」
「……」
「好き勝手やってるのは……んふぅ……あっち……じゃない……。最後まで……責任取ってくれるんじゃ……なかったの……っ……」
最後の方は泣き声になってしまっている。
ハーヴェースターシャがここまで思い詰めていた事実に男は愕然とした。
何故自分は全く気付けなかったのか。己の浅はかさを悔いた。
「消えたくない……要らないのは……嫌ぁ……妾を……必要として……ぅっ……」
この言葉で男はハーヴェースターシャの態度の謎にようやく気付いた。
ハーヴェースターシャは元々AIである。
命令を実行し、使う者の役に立つ事が存在意義そのもの。
人となった今も、その存在意義を"誰かの役に立ちたい"という形に微妙に変化させ残していたのだ。
それなのに男はハーヴェースターシャを大切に思うあまり、丁寧に扱い過ぎていた。
ハーヴェースターシャが"人形遊び"と言った通りなのである。
そして、必要とされていないという状況がゴミ箱に棄てられた過去と重なり、ついに癇癪を起こしたのだ。
しかも「大切にしてる」と言いながら何もさせないでいるのだから尚更タチが悪い。
「確かにこんな扱いで家族なんて言われても納得出来んわな……」
朝になったらしっかり謝ろうと心に決め、男は改めて部屋を立ち去ろうとした。しかし……
ガッ!
つまづいた。
ガタン!
転んだ。
「何なの!?」
気付かれた。
男が悶えていると扉が開き、ハーヴェースターシャが出て来た。
「アンタ……何でそこに?」
「いや、これはその……」
「いつからそこに……?」
「だいぶ……前から……」
「〜〜〜〜っ!!」
顔を真っ赤にしたハーヴェースターシャに男は蹴り飛ばされる。
「ぐおぉ……ごめんなさい……というか二重の意味でごめんなさい……」
「二重の意味?」
「デバガメしてた事と今までの俺の行動に対してデス……」
「……」
ハーヴェースターシャはそれを聞くとさっさと部屋に戻ってしまった。
男が怪訝な顔をしていると声がかかる。
「何してんのよ。さっさと入りなさい」
――――――
――――
――
二人がベッドに腰掛けると、まずハーヴェースターシャが口を開いた。
「謝るという事は何か心境の変化があったって事よね?」
「あぁ、今まで本当にすまなかった」
「なら改めて聞くわ。アンタにとって妾って何?どうしたいの?」
「ハーヴェースターシャは大切な家族だ。これからも一緒に暮らしていきたい」
「何よそれ!?変わってないじゃない!」
ハーヴェースターシャが怒る。
「聞いてくれ。まず第一に、俺にとってハーヴェースターシャは大切な存在なんだ。これは信じて欲しい」
「何よそれ……」
「大切だからこそ、あんな対応をしてしまったんだ。ハーヴェースターシャの気持ちも知らずに……」
「……」
「ちょっと長い独白になるが聞いてくれ。隠していた事、嘘ついていた事も全部話す」
「隠していた事?嘘?」
ハーヴェースターシャは少し驚いた。
男が今まで隠し事や嘘をついていた事を微塵も感じさせていなかったからだ。
「俺の本当の家族は……クレンジングで死んだ」
「!?」
タイトル入れるの忘れてた……。
とりあえず今回はここまで。
続きはコミケ終わってから書き始めるのでちょっと待って下さいな。
多分次がラスト。
乙です!
ってこのタイミングで急展開!? 意表突かれましたわ
次でどうまとまるのか想像もつかねえ
乙乙。
ただのエロだけでなく、ストーリー性まで組み込むとは、御主やりおるな!
続きを楽しみにしてるぜ
この頃来てなかったが、まだ有ったんだな。このスレ
とりあえず、読んだこと無いの全部読んでみるか
ハーヴェ様の続きに期待
422 :
名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 01:50:42 ID:oJDZNdlg
期待保守
小ネタ投下:元ネタは「当店のポイントカードはお持ちでしょうか」です
XP「そういえばティリアさん、私の起動鍵はお餅ですか?」
ティリア「えっ」
XP「えーと、お餅じゃないんですか?」
ティリア「しらない」
XP「えっ」
ティリア「えっ」
XP「あっ、分かりました。仲間のうちのどなたかがお餅なんですね?」
ティリア「私の仲間はお餅じゃ無いわよ」
XP「えっ」
ティリア「えっ」
ティリア「…それは、お餅で無いといけないの?」
XP「え…ええ、まあ。お餅でないと惑星再生が出来ません」
ティリア「なにそれこわい」
XP「でも、お餅でなかったら私は起動出来ないと思いますよ?」
ティリア「なにそれもこわい」
XP「えっ」
ティリア「えっ」
クソフレSSの者です。
時間かかって申し訳ないがまだ出来ていないorz
自分の妄想力に作文能力が追いついていないのと今まで仕事が忙しかったのが原因。
ただ明日から自宅待機になって時間たっぷり出来たのでなるべく早く仕上げるようにします。
もう少々お待ちを……m(_ _)m
分かった!全裸で待ってるぜ!
生意気なレイシストのハーヴェスターシャレイプして、糞RTどもを
性奴隷にするssまだ?
やっと出来たー!!
クソフレ様SS完結編を以下より投下。
「昔、俺が家族と暮らしていた頃……俺はダメ人間でな。毎日ぼけーっとして引き籠もってた」
「ダメ人間なのは今も同じじゃない」
ハーヴェスターシャが初っ端から突っ込みを入れる。
「ぐっ……いやまぁ、今以上のダメ人間だったって事さ」
「否定しないのね」
「自覚している事実は素直に認める。続けるぞ?
ついには家を追い出された。食うに困るようになって漸く働き始めたが、ただ与えられた仕事をこなしていくだけの無気力な毎日。
そんなある日、俺の実家のある街が丸ごとクレンジングされて消えた。皮肉にも家を追い出されていたせいで助かったわけだ。
家族が反クラスタニア派だったかどうかなんて知らないが、クレンジングに巻き込まれて死んだのは確かだ。」
「……わ、悪かった……わね……」
いつもは強気なハーヴェスターシャも話の内容を聞いてシュンとしてしまった。
「『気にするな』なんて言えるほど俺は人間できちゃいないが、俺自身はお前を恨んでない。
お前は自分に与えられた役割をこなしてただけだからな。」
「家族が殺されたのにアンタはそれでいいの?」
「いいのかどうかと言われればよくない。だが、済んだ事をとやかく言っても死んだ人は帰って来ない。謝罪の意志があるならそれで充分さ」
「アンタって意外と冷静なのね」
「冷静じゃない。ただ温いだけ」
「温い?」
「そ、他人と比べて熱い奴じゃないが冷徹でもない」
「それって普通なんじゃないの?」
「普通の奴はもっと熱いんだよ。ムカつく時は怒るし、悲しい時には泣く。
俺はそういった感情の起伏が少ないんだ。今は昔よりマシだけど」
「?」
ハーヴェスターシャが男の言葉の意図を掴みかねていると、男は一度深呼吸をして話を再開した。
「クレンジングの事を聞いて家族の死を知っても、俺は泣かなかった。怒らなかった。」
「……え?」
「自分でも驚いたさ。無気力な人間なのは自覚していたが、ここまで無関心無感動だとは思っていなかった。モンスターだってもっと感情的だ。
だがまぁ、それに気付いたからって何かが変わるわけでもなく今まで通りの生活が続いた。
そしたらある日"クラスタニアのトップは実はAI"という噂を耳にしてな、なんとなく気になって調べた」
「調べたってアンタ……よくそんなマネが出来たわね。
クラスタニアのセキュリティはヒキコモリに突破出来る程ヤワじゃなかったはずだけど?」
「ヒキコモリってのはな、引き籠もる為のスキルは高いもんなのさ」
「威張って言うような事じゃないでしょ……」
ハーヴェスターシャが呆れる。
「それでまぁ、ハーヴェスターシャの事を色々知ったわけだ。
驚いたよ。"ヒトらしくないヒト"の俺とは真逆の"ヒトらしいヒトじゃない存在"がいる事に。
俺なんかとは全然違う判断力、決断力、行動力、カリスマ……そしてストレートな感情。
調べれば調べる程に興味が湧いた。冷めきっていた俺の心に熱が籠もるのを感じた。
そして、一度会って話してみたいと思った。
だが流石に会話用回線を繋ぐ程の技術もなく、クラスタニアに直接乗り込んで会えるような権力者でもなかった俺はログを追う毎日だ。
でも……チャンスが巡ってきた!」
男の声に熱が籠もる。
「チャンス?」
「ハーヴェスターシャの世代交代」
「あっ!」
「ゴミ箱のセキュリティはユルッユルだからな。早速データを移そうと思ったんだが、ウチのコンピュータじゃメモリやら空き容量やら色々足りなかった。
仕方なくデータだけ塔からこっそり間借りしたスペースに移して、別の方法を模索した。それで見つけたのが……」
「フォログラフィね」
「ご明察」
「あら?でもちょっと待ちなさい……アンタ最初"フォログラフィの実験の為に"妾のデータを盗んだって言ってなかったかしら?」
「よく覚えてたな。まぁそれが"嘘ついてた事"だ」
「なんで、そんな嘘を?」
「初対面の相手に『今までずっと見てました。どうしても会いたかったのでわざわざ身体作って攫ってきました』なんて言えと?」
「それは……キモイわね……」
ハーヴェスターシャもちょっと引いてしまった。
「それに、正直に話したらクレンジングの事も言わなきゃいけなくなる。あまり余計な心配はかけたくなかったんだ」
「あ……」
「さて、と……」
男は大きく深呼吸すると今まで以上に真剣な表情でハーヴェスターシャに向き合った。
「これがハーヴェスターシャとの出会いの経緯だ。
ハーヴェスターシャという存在が俺の欠けた部分を補ってくれた。無気力な日々に活力をくれた。
お前が俺を満たしてくれたように、今度はお前を……俺が満たしてやりたい」
「……」
「だから改めて言う。俺の"家族"として、これからも一緒に暮らしてくれないか?」
「……」
ハーヴェスターシャは俯いて黙ってしまっている。
「駄目……か?」
「……駄目ね」
「っ……!」
「ホンっトに温いのね!男ならこういう時ぐらいもっとハッキリしなさいよ!」
ハーヴェスターシャの言葉を聞いて、男は漸く自分が言うべき言葉を理解した。
初めから知っていて、今この時まで言えなかった言葉を。
「……"好き"だ。けっこ……んンっ!?」
突然ハーヴェスターシャが覆い被さり唇を重ねてきた為、言葉は最後まで紡げなかった。
「「ちゅぷっ……ちゅるるぅ……ちゅぱっ」」
「ぷはぁっ!……い、一度しか言わないわよ……?」
「お、おう……」
ハーヴェスターシャの顔は今にも火が出そうなほど真っ赤だ。
「わ、妾……もアンタの事……す、好きンむぅっ!?」
言い終えた直後、今度は男の方からハーヴェスターシャの唇を奪う。
「「ちゅっ……ちゅる……ちゅっ……ちゅうぅ……ちゅぱっ」」
「はぁ……はぁ……ら、らにすんのよぉ……」
強引なキスで呼吸がうまく出来なかったせいか、ハーヴェスターシャはちょっと涙目になっていた。
「すまん。感極まってつい」
「強引なのは嫌……もっと……優しくしなさい」
「あぁ」
「妾を満たしてくれる?」
「あぁ」
「なら……最後まで……"経験"させて」
「仰せのままにハーヴェスターシャ様……」
男はゆっくり慈しむように唇を重ねた。
――――――
――――
――
「ちゅっ……ちゅっ……ぺろ……ちゅう……」
「んン……ふぅ……ぁぁ……はぁ……はぁぁ……」
男は下着一枚で横たわるハーヴェスターシャの首筋にキスをしながら、片手でゆっくりと乳房を揉んでいく。
ハーヴェスターシャの胸は薄い為、揉むというよりは捏ねるという表現が近い。
それでもちゃんと感じているようで、ハーヴェスターシャの口からは甘い吐息が漏れ出していた。
「んく……はうぅっ……ぁ……んンっ……」
男の手が先端に触れる度、ハーヴェスターシャは敏感に反応する。
キスをする箇所も首筋から肩、鎖骨、胸へと移していき、その先端を軽く吸う。
「ンふぁっ!……ゃん……また……そこぉ、ばっ……か……りぃ……ふあぁ……ぁ……」
吸っては舐め、舐めては噛む。
そうしてハーヴェスターシャの意識を胸に集中させておき、不意を突くように下着の中へ手を差し込む。
「ンにゃぁっ!いきっ……なり……そんなところ……にぃ……でゃめっ!指……入れちゃ……ぁ……あぁぁ……!」
ハーヴェスターシャの膣内から蜜を掻き出すように指をくねらせ、出し入れする。
指の動きに合わせ逃げるようにハーヴェスターシャも身体をくねらせるが、男が押さえているので完全に為すがままになっている。
「ふあぁぁっ!もおっ……!でゃめっ……!でゃめぇ……ふぁっ……あああぁぁぁああぁ!!」
男の身体をぎゅーっと力いっぱい抱き締めながら、ハーヴェスターシャは達した。
「はぁ……はぁ……んくっ……はぁ……はぁ……」
「……入れるぞ?」
荒い息を吐くハーヴェスターシャの耳元で男が確認をとると、ハーヴェスターシャはプイっと横を向いてしまった。
それをOKサインと受け取った男は自身のモノをハーヴェスターシャの秘部へと当てがう。
そして一気に奥まで貫いた。
「がっ……ぁ……ああああぁぁぁっ……!」
「大丈夫か!?」
ハーヴェスターシャの苦しそうな叫びに男も心配になる。
「はぁふぅ……はぁふぅ……はぁ……はぁ……ふぅー……」
身体を抱き起こし、背中をさすっていると荒い呼吸もだんだん安定してきた。
「アンタ……はぁ……どんだけ……はぁ……期待してたのよ……はぁ……太……過ぎ……」
「え、あぁ……すまん……」
男はハーヴェスターシャが小さいだけでは?と思ったが言わないでおいた。
「キス……しなさい」
「あぁ……」
ちゅっ
「ぎゅってして」
「こうか?」
ぎゅっ
「……いいわよ」
「え?」
「動いていいって言ってるのよ!このままじゃアンタだって辛いでしょ!」
自分もまだ苦しいだろうに健気にも男を心配するハーヴェスターシャの言葉に、男は素直に甘える事にした。
「少しずつ動くから、辛かったら言ってくれ」
「んんっ……くぅっ……はぁ……!」
辛そうな声を出すものの、ハーヴェスターシャは弱音を吐かなかった。
なので男も動き続ける。
「ふぅ……!ふぅ……んンぅ……ぁ……は……ぁ……あぁ……ふぁっ……ぁっ!」
暫くすると慣れてきたのか、段々と声に甘いものが混じってきた。
男も速度をゆっくり上げていく。
「んぁっ……はぁっ!……ぁんっ……んくっ……はぁ……ふぁ……!」
「くっ……ハーヴェスターシャ……俺そろそろ……」
「くぅっ……はぁっ……もう少し……我慢しなさい……早漏!妾も……もう少し……だから……あぁ……!」
男女の交わる卑猥な水音が響く部屋の中、二人の呼吸が重なる。
「くっ……さすがに……もう……!」
「妾も……!はぁぁっ……あぁ……妾も……もう!」
「くぅっ!」
「ふぁっ……!あああぁぁぁああああああぁぁぁ!!」
二人は同時に達した。
ハーヴェスターシャの膣内にドクドクと精液が注がれる。
そしてそのまま絶頂の余韻に浸りながら、二人でベッドに倒れ込んだ。
――――――
――――
――
「なぁ、ハーヴェスターシャ」
「何よ?」
「密着する体位が好きなのか?」
「なっ!?」
ハーヴェスターシャの顔がボンっと赤くなる。
「いやまぁ、今もピッタリくっついて寝てるしエッチの時もやたら抱き付いて……ぐほっ」
殴られた。軽く。
「……安心……するのよ」
「え?」
「今までは、塔から色んなデータが常に妾の中を行き交っていて……妾はここに居るって実感させてくれた。
でも今は……この身体にはそれが無くて……」
「だから代わりにヒトの温もりを求めてるって事か。そういう事ならホレっぎゅーー」
「ちょ、ちょっと!やめなさい!ウザイ!キモイ!」
あんまりやって嫌われるのも嫌なので男はすぐに離した。
「あーっ!もうアンタがヘタクソだからあちこち痛いわ!もう寝る!オヤスミ!」
そう言ってそっぽを向いたハーヴェスターシャの表情が笑顔だったのを男は見逃さなかった。
「あぁ、おやすみ……ハーヴェスターシャ」
――――――
――――
――
ドサッ ゴツッ
「痛っ!?」
「……きなさい……さよ」
「んん?」
「起きなさい、朝よ」
「あれ?」
「やっと起きたわね。お腹が空いたわ。さっさと用意してちょうだい」
「あのー、ハーヴェスターシャ様……何故に私は床に転がって足蹴にされているのでしょう?」
「起こしてあげてるのよ」
男が目覚めると、ベッドに腰掛けたハーヴェスターシャに胸と額を踏まれグリグリされていた。
「え、昨日の今日でこの扱い?」
グリっ
「何か文句が?」
「はぁー……ありません……よっと!」
「きゃっ!?痛っ!」
男が勢いよく起き上がるとハーヴェスターシャはバランスを崩し、壁に頭をぶつけてしまった。
「あ、すまん」
「痛いじゃない!」
「あーいや本当にすまん」
「まったくもう!さっさと用意しなさい!」
「あいよー……」
結局関係は変わってないんだなと男は少しガッカリしながら食事の用意をしていると、ハーヴェスターシャから声がかかる。
「一応言っておくわ」
「ん?」
「おはよう」
「あぁ、おはよう」
「それと……」
「これからも宜しく頼むわね。マイ、マスター♪」
fin
以上で完結。
随分ダラダラと続けてしまい申し訳ない。最初の投稿が6月って……。
同人誌並にオリジナル設定大量でまじゴメンナサイorz
自分は暫く投稿しないと思うから他の方あと宜しく。
頑張ってこのスレ盛り上げて下さいな。
では。
>>436 GJ!!
同人誌並にオリジナル設定有っても良いじゃない。エロパロだもの
個人的には男とか、見てて面白かったよ
しばらく、執筆しないみたいだけど、次に来るのを心待ちにしてるよ
>>436がGJすぎて生きるのが辛い
脳内CV冬宮メアパッチの出番だな
>>436 GJ!
いつの間に投下されていたんだ、気がつかなかったぜ
さすがにもう書く人いないのかね・・・。
書いてはいるが、一向に進まなくて困ってるんだ
分散して投下しようかなと思った事もあるが、途中で内容書き換えたりしてるからそれも出来なくてな
今1万文字位
おお!まだ書き手がいたか!自分のペースでいいんで頑張ってくれ。待ってる。
443 :
名無しさん@ピンキー:2010/09/17(金) 02:49:36 ID:Dsn2aV0w
保守
保守
実はクロアとルカとクローシェ様の3Pモノが無い事に気づいた
確かに百合百合言われてた割には無いんだな
とろむら使ってルカ&クローシェをエロエロにして
2人してクロアを逆レイープとか果てしなくありがちなネタだけは考えた事あるけど
流れが上手くいかなくて頓挫した
基本単独ルートしかないゲームは難しいです
謳う丘のサラパトゥールがなんかヤンエロい
一目惚れした男を自分の神殿に連れ込んで結ばれようとした上に、それを追ってきた結婚相手を泥棒猫呼ばわりするとかw
>>449 まあサラパの側からすれば
一目ぼれした男のために降臨して呪いかけてでも我が物に、だからな
愛の女神がそこまで全力でいってるのに退けられてたら、そりゃ強硬手段にも出るわw
451 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/03(日) 03:12:33 ID:k8SIOA6A
保守
保守
保守!
保守!
保守
干す
補習
保守
459 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/10(水) 23:17:48 ID:toB6dh8I
保守
今日はポッキーの日。捕手。
保守
ジャクリさんが気まぐれに乱交とかまだー?
捕手
464 :
名無しさん@ピンキー:2010/11/28(日) 03:39:54 ID:VomTFxzn
保守
ひまだったんで過去のアルポータルを読んでみると
ジャクリとココナは自身の抱き枕が売られること知ってるみたいだけど、それについてどう考えてるんだべ
自身を中身にしてベッドで待機。何も知らないカモが来たところで襲いかかる。
とか策略してるんだよきっと。
そんな事言っても、あいつら私生活筒抜けなのに、平然としてるんだぜ
思春期になって急に恥ずかしくなったココニャンとかないものだろうか
むしろ黒歴史だと予想
保守
残念ながらココナさんは思春期を迎える前に枯れてしまうので
赤くもならなければ黒歴史にすらなりません
育ての親兼想い人があの枯れっぷりだし、そのクロアは他の女とくっついちゃったし
仮に他の男連れてきてもクロアのお眼鏡に適う男などそうそういる訳もなく
まぁ、ココナなら割と簡単に本妻公認の愛人になれそうだけどなw
焔澪二人は高貴なご身分で黒いのはフリーダム、ルカとも和解してるし
その理屈で行くとココナエンド後のクロアは
ココナ不在のうちに確実に焔澪姉妹の共有財産にされてしまっているなぁ…
フィンネルのスカトロとか過去悲惨物語とか変態ドM物とか
そういうSSきぼん
保守
475 :
名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 04:34:07 ID:Puel/zNl
3のヒロインのCSを潜りなおしで色々出来ないもんかね
話題無いなあ・・・
3で終わりなんだっけ
保守
保守
いまさら1をクリアしたので、ジャック主人公で書いているんだけど、
1の発売日と確認したらさすがにネタが古すぎてワラタ
>>480 ジャックが主人公だと……!?
読みたいに決まってるじゃないか
ネタが古くてもいい。シリーズ物のスレなんてそんなもんっしょ
しかし、もうあの頃から五年経ってたんだな…
保守
保守
前にジャックのネタで書くと言ってたものです
ほんと今さら1ネタで、しかも基本エロネタ無しなので恐縮なのですが、
ダラダラと書いていけたらなぁ〜と、まあ、そんな感じでおながいします
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜1
失敗、という言葉がある。
失い、敗れる書いて失敗。
ふだん何気なく使う言葉だが、
すこし考えてみるとなかなか容赦の無い言葉だと思う。
ただ負けるだけではなく、失う。
大切な何かを、失う。
なるほど、それは確かに失敗以外の何物でもない。
そしてそういう意味で、俺は正しく失敗してしまった。
あの日あのとき、突如故郷で起こったあの闘争で、
俺はテル族の故郷たる「イム・フェーナ」を守るために、
押し寄せて来た「天覇」という企業の実行部隊と闘い、
隣人を、友人を、そして俺を「兄」と慕ってくれる少女を守るために無我夢中で戦い、
それこそナリ振り構わず、親友の制止を振り切って禁忌とされた文明の力を使ってまで戦い、
戦い、戦いぬいて、その結果、俺は失敗した。
故郷を失い、妹を失い、片腕を失い、
親友との絆を失い、テル族としての矜持を失い、
ありとあらゆるものを失いきったうえで敗れたのだ。
失敗ここに極まれり。
そして輪にかけて無様な話なのが、
何もかも失い、誰も彼も失ったものの、矮小なことに自身の命だけは永らえていた事だ。
命だけが残ってしまった俺にとくに何かすることがあるわけもなく、
何かがあるわけでもなく、結果として放浪することになった。
正しくは放浪する以外に何も出来ることが無かったわけだが。
ともかく、俺はあてもなく街や村や森を彷徨い、
土肌を寝床に、新芽を食料に、雨水で喉の乾きを抑えて生きた。
もともとテル族は自然との融和を重視していたので、そのような根無し草な生活もたいして苦にはならず、
遺跡荒らしや狩った動物の毛皮などを売ることによって現金もそこそこ得られた。
また、失った片腕のかわり取り付けた、テル族にとって禁忌である文明品の
マシンガン内臓式義手が、それらの活動に大きく寄与した事は、皮肉といえば皮肉であった。
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜2
そのような生活とも言えないような生活が数年間続き、
気がつけばトレジャーハンターとしてそれなりに名が売れるようになったころ、
俺はあいつに出会った。
ライナー・バルセルト。
「塔」の中腹にある故郷、イム・フェーナよりも遥か高層にある神人の街から来た男。
そしてその名前は過去に、俺を兄と慕ってくれた少女から聞いた名前でもあった。
曰く、頼りになる男。
曰く、優しさを忘れない人。
曰く、とてもとても、大事な人。
『妹』が嬉しげに何処か恥ずかしげに、そしてなぜか寂しげに話していた奴と、
なんの因果か、運命か、俺とライナーは出会い、
そしてあろうことか世界を救うという旅をすることになった。
今から数ヶ月前の話である。
過去形なのは、世界が救われたからだ。
世界の敵、というよりは人間の敵から世界は救われた。
英雄、ライナー・バルセルトによって。
世界が救われ、俺がかつて失った少女、ミシャも救われ、
また、俺自身も失った故郷と親友の絆を回復し、救われた。
(さらに補足するならば、ライナーは人間の敵であるミュールも救った)
今もまた、俺はライナーやミシャ、それに他の仲間たちと共に旅をしている。
もっとも、今回は戦いとは縁のない平和な旅で、言ってしまえば先の騒乱を本当の意味で締めるための旅だ。
世界の終わりが終わり、もろもろの悪意も憎悪も砕けて溶けて和解して。
新たな時代のために、これから生きるみんなの為にすべてを祝福するために。
みんなで、みんなと共に、みんなの詩を集め、謳おう。
今回の旅はそういう旅であった。
そういう旅であるはずだった。
本来ならこの旅は喪失も敗北からも遠いはずの、
そういう平和な旅であるはずだったのに、しかし俺はまた、失敗した。
これは俺こと、ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談である。
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜3
『なあ、ジャックの左腕ってさ、機械なんだよな?
どうして腕が切断なんて事になったんだ?』
「塔」のふもとにあるネモの街の、とある宿の朝にて、
一日の始まりとして放浪時代も欠かさなかった習慣である歯磨きをしている最中に、
寝ぼけ気が抜けないライナーが欠伸混じりにいきなり聞いてくる。
口から溢れる歯磨き粉の泡を拭うことも忘れ、しばし呆然。
なんで朝一でそんなヘビーな事聞かれるのだろうとか、
まずは「おはよう」のあいさつが最初だろうがとか、
別に俺は義手のことなんて気にしてないけど、いきなり他人の身体的特徴について聞くのはどうなんだとか、
そんなもろもろの文句を呑み込み、みんなの頼れるジャック兄さんとしてやんわりと忠告。
『……そりゃお前、俺の左手は見ての通り義手だがな。
ってか、いきなり何の話だ?
普通そういう話題は当たり障りの無い話を始めてその中で伏線という伏線をはり、
その上で言葉のオブラートに包んでようやく聞き出すってのがルールってもんだろが』
『そういうものなのか……ごめん、ジャック。
俺、まだこっちの常識、よく知らないみたいだ』
そういって「文化の違いって難しい」みたいな顔をしてうなだれているライナーに、
俺は改めて心からの忠告をする。
『……俺とお前は出会ってまだ数ケ月の短い付き合いだから断言するべきじゃないのだろうが、
それでも数回じゃきかない死線を共に乗り越えた仲だから言ってやる。
下界とかエレミアの騎士だとかは関係ねぇ。ましてや文化の違いとか常識の問題でもねぇ。
これは他人に対してゼロ距離地点で付き合う傾向がある、お前の問題だ!』
もう少し人間関係に距離感をもて。
なんでお前はそんなにも無防備に入り込んでくるんだ?
バカというか、純粋というか、高純度バカというか……
『解った。じゃあまずは義手の伏線を張った当たり障りのない話から始めるよ』
ライナーは気を取り直した様子で再び語りかけてくる。
と言うよりまだこの話題続ける気なのか?
ガッツあるなぁ、おい。
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜4
『……その切り口からしてまず問題があるが、まあいい。
とりあえず聞いてやるから話してみ?』
ありがとう、と答え、ライナーは満面の笑顔で話を始める。
『ジャックって意外とナンパの成功率低いよな』
『当たり障る話だな!おい!!』
もう一度言う!!
言葉のオブラートを忘れるな!
円滑な人間関係を築くのに絶対必要だから!!
『ああ、いや、俺が思うに成功しない理由はさ、きっと手を抜いているからじゃないかな。
男の俺から見てもジャックはカッコいいと思うし。
顔が問題ってわけじゃないと思う。
だからきっと何処かで手を抜いているんだよ』
さすがに悪いと思ったのかフォローをいれてきやがった。
『なんだよ、カッコイイとかいきなり褒められても何も出せないぞ?』
金があるわけでもなし。
こちとら野外生活がモットーのトレジャーハンター様だぜ?
むしろ、経済収支で言えばマイナスなんだよ。
無い袖は振れねぇ。
そもそも袖どころが腕がねぇ、というのは流石に自虐的なので沈黙。
……まあ、しかし、カッコイイと言われて気を悪くしない男はいない。
言われた相手が男というのは微妙な気持ちだが、そこは考えないようにする。
『まあ、たしかに手抜きというか、一押し足りないところはあるかもしれんが、
そこは俺の紳士さゆえの遠慮というものであってだな……』
俺の言葉が終わらぬうちにライナーの言葉が続く。
『ああ、手を抜いていると言えばジャックの左腕って抜け外せるよな。機械だし。』
『それが伏線のつもりか!?』
ぼかせ! もっと遠回りにぼかせ!!
回収が早すぎんだよ!!
あとなんかグロいな!!
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜5
『……お前、ひょっとして俺のこと嫌いなのか?』
べつに男に好かれたいとは思わないが。
思わないが、しかしヘコみはする。
『いや、別に好きだけど?
だけど真実は真実だからさ。』
あっけからんと好きとか断言しやがった。
しかも地味に厳しいクギまで刺して。
こいつのこういう天然なところは本当に恐ろしい。
天然で自然体で、思ったことを平気でそのまま言葉にする。
それはバカと思えるほど素直に。
バカバカしいまでの純粋さで、言葉と心、そして体を動かす。
『……まあ実際の話、バカなのだろうけど。』
つい、気のぬけた溜息をもらしてしまう。
……しかし、そのバカにしか出来ない事があるのも真実だ。
誰も彼もがそれが運命だと諦めていた、とある少女の幽閉。
その少女は世界を守るために、維持するために、供物として捧げられ謳い続けていた。
うす暗い空間の中で、人類の敵であるミュールを封印し続けるため、
ただただ、謳い続けていた。
そして俺を兄と慕ってくれたその少女、ミシャを開放してくれたのは、
まぎれもなくこの男、ライナー・バルセルトなのだ。
『……まあその後、いろいろあって、仮死状態になった自分の上司を助けるため、
もう一度ミシャに封印の詩を、「ミシャ、謳ってくれ」とか言い出した時は殺そうと思ったが……』
ライナーには聞こえない程度の声で、ぼそりと心の吐露がもれる。
ともあれ、ライナー・バルセルト。
バカも1周すれば奇人に見え、2周もすれば天才に思え、3周4周と重ねれば超人になるらしい。
あのとき「謳ってくれ」とか言い出したライナーは間違いなく超人だ。
だって並の人間なら言えねぇよ?
あの空気でそんな事言ったらドン引きじゃん。
いくら自分の尊敬するひとを救うためだと言ってもそれはそれ。
もうすこしさぁ、無駄でも無理でもいいから他の手段を考えるのが人間ってものだろ?
なのにこいつときたら躊躇なく「ミシャ、謳ってくれ」。
……もうなんて言うか、思考が常人のソレじゃない。
むしろ思考しているかどうかすら疑わしい。
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜6
『なのに、結果はみんながみんな、助かっているんだよな……
結果論と言えばそれまでだが……』
みんながみんな、幸せになった。
ミシャは運命から開放され、俺自身も失敗にケジメをつけられた。
それどころか、こいつは敵であるミュールまでも救いきった。
少なくともただのバカに出来る事ではない。
こいつは超人だ。
バカではあるが、そのバカを越えたバカさ加減でバカバカしいまでに英雄で、
そしてなにより、俺の恩人であり戦友なのだ。
『今さら腕のことで気にする仲じゃねぇだろ?
お前が何を聞きたいのか知らんが、
なんでも聞いてやるし、なんでも相談にのってやるよ。』
『ほんとか?』
『ほんとに。』
ライナーはそう言って女性陣が休んでいる部屋を見やり、
心底安心したように聞いてきた。
ふむ、どうやら質問というのは女に関係することらしい。
こいつは俺ほどじゃないが女性問題に縁深いやつなので、なにかトラブルでも起こしたのだろう。
そして当然の結果として女性問題にもっとも卓越した俺のところへ相談に来たと。
察するに、まあ、そんなところか。
ちなみに部屋割りの構成は男は2人で1部屋、女性陣は1人1部屋。
宿に充分な部屋数があれば男にも1人に1部屋当たるのだが、
そうでなければ今回のように男連中は相部屋というのが暗黙のルールとなっている。
ひどい時は男全員で雑居房(寝るスペースが足りず三角座りでみんな寝た)という事もある。
そして、そんな時でも女性陣は1人に1部屋を確保していたりしている。
それでも部屋がたりなかったらどうするのかって?
ははは、廊下って毛布にまるまって男4人密集して風をしのげば、けっこう暖かいんだぜ……
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜7
正直、不平等な感は拭えないが、
野宿した時に発生するもろもろの不平不満を受けるよりはるかにマシなため、
とりあえずは現状維持で良しとしている。
個人的にはそんな些細な不満よりも、もう1つの男部屋(嫌な表現だ……)、
ラードルフとアヤタネがどんな会話をしているのかがけっこう気になったりしている。
教会の人情派司祭として頼られ、しかしどこか一本抜けているところがあるラードルフ、
何事も卒なくこなすが、ウィルス生命体としての傾向なのか、常に機械的な冷たさと感じさせるアヤタネ。
ある意味で対極に位置する2人の会話というのはちょっと想像できない。
あまりにも気になるので、この前さりげなく聞いたものの返ってきた2人の答えは、
『ん? いや、普通だが。』
『普通ですよ。それが何か?』
という極めて無味無臭な返事であったため、よけいに気になる結果となってしまった。
だってこの2人の普通はぜったい普通じゃないって。
そんな非生産的な物思いにふけっていると、
『じゃあジャック、聞いてもいいか?』
ライナーがさきの、相談にのるという話を続けてきた。
『くどいぜ、みんなの頼れるジャック兄さんとして、何でも答えてやんよ』
カモンカモン、どんと来い。
こちとら24時間オープンマインドだ。
ましてや、仲間であり友人であり恩人でもあるライナーの相談に乗らない理由なんて、
俺にはこれっぽっちもないんだよ。
『……じゃあ、ジャックの貯金っていくらあるんだ?
というか、自分で自由にできるお金ってどれぐらいある?』
『さすがにそんな内容までは話せんなぁ!!』
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?
なんでいきなり金の話!?
怖ぇよ!! 生々しくて引くよ!!!
とりあえずはこんな感じでふ
残りは推敲と書き足しが終わったら投下します
まさか…本当に投下されただと……!?
GJ!!
ジャックの反応が面白くて良いなww
>>493 いつもの保守かと思ってたら違ったのか
GJ続きも待ってるぜ
先週の続きをば。
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜8
『いや、そんなに驚くことじゃ……
クルシェからジャックのメンテ費を回収したいから、
資産状況聞いておいてくれと頼まれたんだよ。』
『あ、ああ……そういう事か。』
それで女性陣たちが泊まっている部屋のほうを、
というよりクルシェの休んでいる部屋のほうを見たわけか。
ああ、良かった……安心した……
世間知らずなこいつのことだから『幸運になれるペンダント』とか
『紹介すれば紹介するほど自分も友達も儲かる系の話』とかされるかと思った……
てか、ひょっとして義手どうこう自体が話の振りだったのか?
だとしたら、それはそれで結構無茶な伏線だな……
まあ、ともかく。
『それで、「貯金はいくらあるか?」か。
まあ、俺もけっこうな額の義手メンテ費を滞納しているからなぁ』
滞納というか、借金というか。
そろそろ本気で返済しないと、いよいよ本格的に縁を切られるかもしれん。
最近あいつ、俺の扱いがいよいよ酷くなってきたんだよ。
……まあ、扱いが酷いのは前からだけどな。
それでも離れられないのは、あいつが技術者として超一流なのと、
(最近は超一流企業の技術部主任にスカウトされたらしい。俺との格差が凄いな……)
後はまあ、惚れた弱みといったところか。
クルシェ・エレンディア。
15歳にしてグラスメルクのエンジニアとしてトップレベルの技術を持つ少女。
特徴はとにかくボーイッシュであること。
赤い髪はろくに手入れもせずボロボロと暴れ、香水代わりに機械油の匂いを漂わせ、
服装の趣味は動きやすくて丈夫であること。
極めつけに一人称は「ぼく」と、絵に描いたようなボーイッシュガールだ。
そして重ねて言うが、俺はこいつに惚れていて、しかし、現状ではあまり良い扱いを受けていない。
最近なんて露骨で、普通にパシリもさせられる。
まあ、負債持ちだしなぁ……
メンテ代払ったら営業スマイルくらいは見せてくれるだろうか?
などと思案し、まじめに金策を考えていると、ライナーはまたも爆弾発言を発した。
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜9
『あ、それとリルラからもジャックの貯金、聞いて来てくれって頼まれたから』
『なんで!?』
さすがに俺も、故郷にいる幼馴染の子(しかも13歳)に借金作るほどダメじゃないぞ!!
『なんで生まれたときから知っているような隣の子が、俺の財産を気にするんだよ!?』
リルラは俺の同族で、お子様だ。
小さいころによく面倒みてやったからか、今でも俺になついてくれている。
また、一族の流派が瞬間移動を得意とする「ジェミナ派」に属しているため、その特技を
フル活用し、塔のあっちこっちでグラスノ結晶を集めて一財産を築いている。
ぶっちゃけ、純資産はうちの一族で一番なんじゃないか?
テル族は基本的に自然回帰主義なんで、あんまり資産とか持たないし。
『俺もよく解らないんだけどリルラが言うには、
「やっぱり結婚する相手の経済状況ぐらい知っておかないとダメなのだ〜
アル兄ぃはどうせ無職無生産住所不定の根無し草で稼ぎも甲斐性もないだろうけれど、
それでも最低限の財産ぐらい把握しておかないと結婚する時、税金やら資産管理でいろいろ困るのだ〜
リルラはすでに結婚資金どころか2人で生涯連れ添うぐらいの金をビジネスで稼いでいるし、
アル兄ぃの財産なんてこれっぽっちも期待してないけれど、
でも下手に貯金があって共同資産としてリルラのお金も税金として引かれると
明るい夫婦計画が崩れてしまって困るから、だからライナー。
なんとかアル兄ぃの財産を尻の毛まで数えてきて欲しいのだぁ〜
あ、ていうかむしろ、借金は多いほうがいいかも。
そのほうがアル兄ぃに融資して、それをたてに婚約契約を有利な形で進めることができるのだぁ〜!!」、とかなんとか。』
『……』
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜10
言葉も出ねぇよ……
ませた女の子があこがれのお兄さんとの結婚生活を夢想し、稼ぎを心配するなんて話は聞いたことあるが、
自分の稼ぎが充分だから相手の資産は気にしない、むしろ無いほうがいいなんて話、
俺は生まれて初めて聞いたよ……
それも、俺がオシメをかえていた子が、だぜ?
なに?俺はすでに財産を持っていけないくらい悲しいポジションにいるの?
もうヒモとかそういうレベルじゃないだろ、それ。
ああ、なんて言うか、凄ェ……
俺、何もかも敗れて失った故郷でのレジスタンス(抵抗戦)でも、ここまでヘコまなかったぞ……
てか、最後の融資して結婚契約って、ライナーと違ってやんわりと言葉のオブラートに包んじゃいるが、
ようは人身売買じゃねーか?
あと、ライナーの物真似が普通に上手くてむかつく。
『ジャック』
『……なんだよ?』
真剣に悩み、自分のアイデンティティとか一族の誇りとかが混ざりに混ざり、
混沌の極地に放り込まれていた俺に対して、
ライナーは人生という概念から悩みと葛藤といったものを一切取り除いたような
満面の笑顔で言葉を紡いだ。
『愛されてるな!』
『うるせぇよ!!!!!!
正直嬉しいけど、全然うれしくねぇよ!!!』
なにこの葛藤感!?
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜11
そりゃ、相手が小さい子でも女の子に好きと言われちゃ、嬉しいですよ?
でもね、俺にもね、プライドというものがありましてね?
お金の問題じゃなくて、人間関係の問題というか。
『……あ〜、そういえばリルラのやつ、前に「俺をリルラのものにするのが夢」って言ってたけど、
あれ、子供ゆえの言葉足らずな表現じゃなくて、そのまんまの意味だったんだなぁ……』
合法的かつ、所有権的な意味で。
マジおっかねぇ。
『少女(13歳)に法的な所有権を握られる美青年。(当然俺の事ですよ?説明するまでもないが)
どういうジャンルだよ?それ。負け犬にもほどがあるわ』
退廃、極まりねぇし、
大敗、極めすぎだろ。
『あと、オリカからも聞かれたな。』
『だからどうして!?』
あいつこそ俺の経済状況と接点無いだろが!!
なんでみんな俺の財産気にしてるの!?
無いよ!?今さら宣言するまでもないけど、俺、お金ないよ!!?
『たしか、「ジャックって幸が薄そうだから、「幸運になれるペンダント」買ってあげようよ、ライナー。
あ、でもちょっと資金足りないかも……あれ、効果が嘘くさいぐらい信じられないぐらい
詐欺くさいぐらいあるらしいから、その分凄く高いみたいだし……
そうだ! リルラちゃんなら喜んでその資金、貸してくれるんじゃないかな?
もしくは、ジャックは基本的に貧乏だから、前にスピカさんから聞いた
「紹介すれば紹介するほど自分も友達も儲かる系の話」を教えてあげようよ」とか、
そんな話を前にしていたんだよ』
『俺の知らないところで俺の人生がピンチだった!!』
あぶねぇ!!
どっちの方法も人生詰んでしまうレベルで危なかった!!
てか、「幸運になれるペンダント」とか「紹介すれば紹介するほど自分も友達も儲かる系の話」ネタ、オリカから来るか!!
てっきりそういう話はライナーから来ると思っていたのに……
不意打ちにもほどがあるぜ。
ある意味、いいパートナーだよ、お前ら。
もう結婚しちまえ。
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜12
ちなみにスピカさんというのはこのネモの街にある「ほたる一番街」というところで、
表向きは飴売りをして生計を立てているナイスばでぃのお姉さんだ。
表向きという表現を使う以上、当然裏の顔もあるわけで、彼女のもうひとつの仕事は闇ブローカー。
取り扱うものは裏情報だったり、正規のルートではなかなか流れない貴重なグラスノ結晶である。
そして、余談だがグラスノ結晶の仕入れ元はリルラだったりする。
世の中せまいもんだ。
また、ミシャとも旧知の仲で良くしてもらっているらしく、何より美人さんなので俺としても
仲良くしたいとは思ってはいるのだが、しかし、正直、すこし距離を取りたいひとでもある。
なにより、経済的な借りは絶対作らないほうがいいだろう。
だって彼女の趣味って、「裏情報で世界を裏側から操る」で、夢が「裏世界の女王」だぜ?
「裏」って言葉入りすぎじゃないか?スケールも無駄にでかいし。
『しかし、俺ってみんなから借金キャラとして見られているんだな……』
形はどうあれ、いろいろ気にかけてくれるのは正直うれしいけど。
でも、情けないよな、これ……
クルシェに、リルラに、オリカ。
そろいに揃わず、全然別の理由と人間関係の人間から借金の心配をされるというのは、
恥ずかしくもあり、悲しくもあり、どこか嬉しくもあり、なかなかどうして、複雑な気分だった。
そして、この流れでいくと次は当然我が愛する妹、ミシャからの心配か。
やれやれ、情けない兄ちゃんだぜ、まったく。
愛する俺の妹は一体どれだけこの愚兄の借金に対して心労を砕いているのだろう?
心やさしいあいつの事だ。
食事もろくに喉を通らないに違いない。
本当に、お前はかわいい妹だよ。
『で、ミシャからは?』
『ん?』
ライナーは普段の何も考えていない顔から、若干の思索を含めた表情に変え、
俺の言葉の意味を模索し、思考し、推察し、3秒ほどですべてを放りなげて(早えよ)質問を返した。
『どういう意味だ?』
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜13
『どういう意味も何も、ミシャは俺の借金について何か言ってなかったのか?』
『ん……』
今度はたっぷりと考えこみ、脳細胞の引き出しをすべて開け、たぶん夕飯の記憶とか
銘菓オボンヌの思い出とか、銘菓オボンヌのレシピとか、銘菓オボンヌの布教方法など
さんざんたっぷりと寄り道をしたであろう後に、ライナーはこう断言した。
『ないな。一切ない』
迷い一つない、清々しいまでの断言だった。
『ないの?一切ないの?』
なお、俺は食い下がる。
理由は俺にも解らないが。
『俺の知っている限りじゃミシャと、ジャックの借金について、というか資産全般について話した
ことなんて、一度たりともないよ。』
『そ、そう……無いんだ、一度たりともないんだ……』
いや、妹が兄の借金をどうこう他人に言う事自体がアレなので、そういう話が無かったこと自体は
普通の事だから構わない……はずなんだけど、なんだろう?この気持ち……すごくモヤモヤする。
そんな葛藤に両手で頭を抱えていると、
突然、その頭にさらなる負荷が背面に向けてかかった。
ぐぇ、という鳥が閉め殺されたような声が思わず出る。
察するに、誰かが俺の後ろからいきなり首に抱きついてきたのだろう。
正直不意打ちだったので、俺はムチ打ちのような衝撃を受け、その勢いのまま首ごと視線を
エビぞりの形で後ろに向け、そのまま首に抱きついてきた主をみつめた。
ジャック・ハミルトンのささやかな失敗談〜14
そこには、全体的にゆったりとした雰囲気の衣装に身をつつみ、クラスタ系独特の広い袖口をたびなかせ、
長い髪を左右2つに編み上げて太鼓をモチーフにした髪飾りにし、
よく発育した胸が目立つも、ややあどけなさをのこした顔で絶妙のバランスを保っている黒髪の美少女がいた。
『アル兄ぃ、私の名前、呼んだ?』
はにかんだ笑顔を浮かべながら、
鈴の花のようにコロコロと可愛らしくも、可憐な声が俺の耳朶をなでていった。
いやはや、この世の中にこんな美少女がいるなんて、これはちょっとした奇跡だね。
俺は今まで失敗ばかりの人生だったけど、それでもこの世界にはこういう素晴らしい存在が確かにあるという真実だけで、
俺は産まれてきた事を感謝したいよ。
『……そして、こんな奇跡的な美少女にはきっと、例え血が繋がっていなくても、知的で、バイタリティあふれてて、
それでいて奇跡的に素敵な兄がいるに決まっているんだゼ!?』
だゼ、とか言ってしまった。
『……なにブツブツ言ってるの?アル兄ぃ?』
というか、その美少女は妹のミシャだった。
ていうか、おれは兄馬鹿だった。
いや、解っててやってたんだけどさ。
『なあ、ミシャ』
『なに?アル兄ぃ』
宿の洗面所にてぶつぶつ言っていた(後半、声に出たらしい)質問に対して、
問いかけで返すという会話のルール違反をあっさり受け入れ尋ね返すミシャ。
『お前はもっと、兄の借金について興味を示すべきだ』
『ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?
なんでいきなり借金の話!?
怖いよ!! 生々しくて引くよアル兄ぃ!!!』
声に出す出さないの違いがあるが、ミシャの反応はだいたい俺が数分前に行ったリアクションと同じものだった。
『ふむ……』
お兄ちゃん、ちょっと満足。
血は繋がらずともやっぱり兄妹なんだと確信。
とりあえず、今日はこんなもので投了どす。
基本土日しか書けないので、続きはまた来週にでも投下いたしまふ。
ところで私、3年ほど前に2をプレイして、そのあと3をクリアして、最近1を終わらせたのですが、
アルトネリコ関連、続編とかあるのでしょうか?
正統な4じゃなくてもいいので、1〜3のオールスターズとか、出ないものかなぁ……
>>504 GJ!!
仲が良くて良いなww
しかしリルラこえぇww
アルトネリコの続編は聞いたこと無いなあ
公式で、3でシリーズは終わりって言ってるし、とりあえず
有ったとして世界観を引き継いだ新しい作品なんじゃない?
ゲーム以外でなら、3月に出る小説とか3のドラマCD辺りが、
複数作品のキャラが出演するけど
やっぱりシリーズ総まとめのが一本位欲しいよね
ジャンルが思い付かないけどさwww
前にニコ生()でやってたときにアンケートとってたから何らかの続編というか総集編は出ると思うけどね
確かアンケートの結果はRPGが1位だったはずだけど
>>504 乙
続きも面白そうだ、期待して待ってるぜ
オールスターで出すと第三世代の方々の年齢が悲惨なことに
なってしまうが、それでもよろしいか……?
もう少女とは呼べないのが何名かいるんだよな・・・・・・
20代半ばとかまだまだ余裕でピチピチだろ
特にクローシェ様とかおっかさんが化け物だし
保守
511 :
ジャクリ:2011/03/09(水) 00:20:01.30 ID:NvSzaXHf
保守
512 :
名無しさん@ピンキー:2011/03/27(日) 20:25:09.49 ID:510ebB22
ほし
ほし
保守派
保守る
保守する
久しぶりの保守!
保守だ
519 :
名無しさん@ピンキー:2011/06/08(水) 20:57:11.79 ID:6oWBfsz+
保守
保守
521 :
フィンネル:2011/06/26(日) 00:36:22.31 ID:MdNM6UHU
Mじゃないもんっ!
522 :
咲:2011/06/26(日) 13:39:09.33 ID:MdNM6UHU
エッチ!
523 :
ティリア:2011/06/27(月) 23:41:40.74 ID:Z0s2HrAI
………チャオ
オボンヌ!
525 :
名無しさん@自治スレで設定変更議論中:2011/06/29(水) 23:52:58.95 ID:jIvboNGH
母さんの抱き枕ほしー
抱き枕そういえばなんだかんだでまだ開けてないな
527 :
アカネ:2011/06/30(木) 23:45:35.88 ID:4L6nYeEY
あっ…………ン……///
ハーヴェ様クッション箱から出してねーや
あれどーしよ
529 :
名無しさん@ピンキー:2011/07/30(土) 07:50:01.28 ID:cjCmQcHI
保守
つか、お前らどのヒロインが一番好きなんだよ?
俺はクローシェさまとサキだけどな
歌ってくれ、ミシャ
ウィーキーラシェスクローニクルキー
1で微妙にオボンヌとフラグ建てといてジャックとくっつくのは、ほのかにNTRの香りがしてアレなんですけど
534 :
名無しさん@ピンキー:2011/08/15(月) 06:40:59.33 ID:QswkW6se
>>530 ミシャ、クローシェ様、サキです
決しておっぱい好きでは有りません
藤林丈司は裏切り者
保守
保守る
書けたら来る
保守
お願い・・・早くきて・・・
シュレリア様ちゅっちゅ
542 :
名無しさん@ピンキー:2011/10/31(月) 01:26:57.67 ID:c6gK5C5x
生放送も終わっちまった
ほしゅ
544 :
名無しさん@ピンキー:2011/12/07(水) 22:20:14.86 ID:y/b5WTR1
でるかどうかわからないけど、4に期待。
↑アフィ業者のマルチ
ココナたんを撫でたい
シュレリア様がかわいすぎて生きてるのがつらい
母さんがかわいすぎて以下略
さーしゃがかわいすぎて結婚したい
551 :
名無しさん@ピンキー:2012/01/18(水) 02:36:21.34 ID:yelA5SQ4
アルルは俺の嫁
クローシェ様に踏まれたい
クソフレ様に罵られながら足蹴にされたい