【新作は】サモンナイト萌え36【SEX】

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1名無しさん@ピンキー
不覚にもクラフトソードの褐色娘に萌えてしまった…

基本的にSSはエロ有りの方向でお願いしますよ。
続きものの場合はエロ無しのパートが入っていてもOKです。
特殊なシチュに関しては事前の注意書きがあった方がいいと思います。

SS作家のみなさんが気持ちよく投下できるスレにしましょう。
各自18歳以上の大人として良識ある態度をとり、
職人さんが気持ちよく投下できるスレにしましょう。

【SS保管庫のアドレス】
ttp://snep.r.ribbon.to/
ttp://snep.s7.x-beat.com/index.html (330氏)

前スレ
【性奴隷】サモンナイト萌え35【プレイズ】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1238300494/
2名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 19:04:42 ID:RK+AuRqG
【過去スレ】
サモンナイト萌え
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/999/999797530.html
サモンナイト萌え2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1009/10094/1009483903.html
サモンナイト萌え3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1023/10234/1023464724.html
サモンナイト萌え4
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1043/10438/1043888060.html
【祝】サモンナイト萌え5【3発売】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1060/10601/1060115736.html
【イロイロ】サモンナイト萌え6【エロエロ】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1061/10615/1061571105.html
【個人授業】サモンナイト萌え7【二人の秘密】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1062/10622/1062251246.html
【帝国軍】サモンナイト萌え8【身体に聞きます】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1063/10635/1063541511.html
【だから漏れ】サモンナイト萌え9【抜くよ】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1066/10661/1066123551.html
【私が欲しいの…?】サモンナイト萌え10【はい。】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1068281776
【おまいに】サモンナイト萌え11【萌えたい】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074943983
【たまには】サモンナイト萌え12【そんなカプも】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1078391596
【漏れが】サモンナイト萌え13【アクセス!】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087326761
【君に】サモンナイト萌え13.2【アクセス!】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087486651
【純愛も】サモンナイト萌え14【鬼畜も】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1091620775
【エロって】サモンナイト萌え15【いいよね】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098787175/
【エロの】サモンナイト萌え16【集う楽園】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108268961
【エクステーゼ】サモンナイト萌え17【どうなる?】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1117360581
3名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 19:05:47 ID:RK+AuRqG
【ルチル】サモンナイト萌え18【エローイ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124496566
【★】サモンナイト萌え19【画集発売】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1131958025/
【エロスを】サモンナイト萌え20【召喚せよ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1141566410/
【妹弟子】サモンナイト萌え20【(*´Д`)ハァハァ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1148367926/
【えへへ♪】サモンナイト萌え22【先輩♪】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155628862/
【祝】サモンナイト萌え23【4発売】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1165490439/
【メイド】サモンナイト24【暴走】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1166427537/
【ガンバレ童貞!】サモンナイト萌え25【鬱兄貴!】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1167461201/
【パパさん】サモンナイト萌え26【ツンデレ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1168346230/
【ロリコン若様】サモンナイト萌え27【ロリコン侍】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1169946222/
【負けるな!】サモンナイト萌え28【不遇の姫様】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1175508149/
【出番】サモンナイト萌え29【切望】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1180975328/
【集え!】サモンナイト萌え30【萌えのエルゴ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1189474817
【リメイク】サモンナイト萌え31【DS】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1198751390
【ウホッ!】サモンナイト萌え32【いいエドス】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1208437615
【三日三晩】サモンナイト萌え33【3P三昧】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1219975055
【性奴隷】サモンナイト萌え34【プレイズ】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1231846485/l50
4名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 19:07:32 ID:5WECxMxi
おお。スレ立て乙。
5名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 19:49:42 ID:+ONSEacr
>>1
乙彼
6名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 22:07:14 ID:kHvP9/58
スレ立て乙
7名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 23:10:33 ID:otq9cPZ9
8名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 23:11:04 ID:otq9cPZ9
はたま
9名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 23:11:28 ID:otq9cPZ9
らはな
10名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 23:12:06 ID:otq9cPZ9
たまんこ
11名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 00:15:50 ID:3POXOzis
なんとなーくで調べたパーティキャラ女でメインの出番が少ない人作品別
1 セシル 次点サイサリス
2 カイナ 次点 ルウ モーリン
3 ファリエル 次点マルルゥ
4 アロエリ 次点リビエル
12名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 00:52:37 ID:GXjIakcp
戦闘で、使いづらくはないけどエースにもならない者たちの集いっぽい
13名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 09:37:12 ID:rqzP0mdL
メインでの登場回数/脇役も含めた総登場回数

SN1 ♂
 勇人  62/70
 籐矢  25/26
 キール 22/39
 アルバ 18/21
 ソル  17/29
 オルドレイク 6/11
バノッサ 5/7
 ウィゼル 5/5 
ガゼル 4/4 
 スウォン 3/3
カノン  2/3
エドス 2/2 
 ガウム 1/2
ペルゴ  1/1 
スタウト 1/1
カザミネ 1/1
ローカス 0/3
シオン  0/3
ラムダ  0/1
ギブソン 0/1
克也  0/1 
ランク外 レイド、ジンガ、イリアス、エルジン、エスガルド、イムラン、キムラン、カムラン、グラムス、

SN1 ♀
 綾  46/50
 クラレット 42/47
 カシス 41/46
 夏美 40/45
 絵美  25/29
リプレ  16/21
 フィズ 10/14
 アカネ 10/13 
 ラミ  6/9
 ミモザ 6/7 
 モナティ 5/10
 カイナ 3/7  
エルカ 3/7
 サイサリス 2/4
 セシル 1/3
14名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 09:37:55 ID:rqzP0mdL
SN2 ♂
 マグナ  35/39
 レイム  24/30
 レシィ  18/20 
 イオス  17/19
 ネスティ 13/15 
 キュラー 4/13
 ルヴァイド 4/6 
 ガレアノ 3/12
 フォルテ 3/5 
 バルレル 2/4 
リューグ 2/4
 ロッカ 1/3 
レナード 1/1 
シャムロック 1/1 
ジャキーニ 1/1 
フリップ 1/1
カラウス 0/3 
 アグラバイン 0/1
アウゴ 0/1 
ランク外 レオルド、ゼルフィルド、エクス、ラウル、リゴール

SN2 ♀
 アメル 37/46
 トリス 28/37
 ミニス 25/33
 ユエル 20/23
 パッフェル 16/21
 ビーニャ 14/22 
 ファミィ 11/17 
 ハサハ 8/11
 ケイナ 5/9 
 メイメイ 5/8
 モーリン 4/6 
ルウ  4/6 
 ケルマ 2/5
 ディミニエ 1/1
15名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 09:38:34 ID:rqzP0mdL
SN3 ♂
 レックス 67/74 
 カイル 33/37 
 スカーレル 21/34 
 ビジュ 21/26 
 イスラ 18/20
 ヤッファ 8/9
 ヤード 7/9
 スバル 7/8
 パナシェ 5/7
 ウィル 5/6 
 ナップ 4/4 
 フレイズ 2/5 
ヴァルゼルド 2/2 
 キュウマ 1/6 
 ギャレオ 1/5
ランク外 ゲンジ、オウキーニ、ハイネル

SN3 ♀
 アティ 100/105
 アズリア 37/42
 ソノラ 23/29
 ベルフラウ 19/23
 アルディラ 17/24
 クノン 14/18
 ミスミ 10/12
 ヘイゼル 9/10 
アリーゼ 9/9
 マルルゥ 8/10
 ファリエル 8/9 
 ツェリーヌ 4/5
 シアリィ 1/2 
ランク外 サローメ
16名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 09:39:41 ID:rqzP0mdL
SN4 ♂
 ライ    66/76
 ギアン   16/21
 シンゲン  15/21
 セイロン  14/16 
 ルシアン  11/14
 グラッド   8/11
 セクター  6/6 
 リューム 2/4
 クラウレ  2/3
カサス   2/3
ギムレ 2/3 
バレン 2/3 
 テイラー 2/2 
 レンドラー 1/1 
ゲック   1/1
 ケンタロウ 0/3
ランク外 グランバルド、トライゼルド

SN4 ♀ 
 リシェル  77/81
 ポムニット  58/67 
 フェア  53/56
 エニシア  31/35
 ミルリーフ 17/18
 コーラル  14/16
 ミント  14/14
 リビエル 9/9
 アロエリ 7/7
 エリカ 5/6 
 シャオメイ 4/5
 ミリネージ 2/2 
 ローレット 1/2
 アプセット 1/1
 メリアージュ 0/2
ランク外 ナイア
17名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 09:41:05 ID:rqzP0mdL
その他 ♂
 クリュウ 12/13
レオン 7/8
エッジ 6/6
 ウレクサ 3/4
ガブリオ 3/3
オーレル 2/3
クッティ 1/1
リョウガ 1/1
オルカ 1/1
エンジ 1/1
ベクサー 1/1
 ノヴァ 0/2
サクロ  0/1


その他 ♀
 シュガレット 12/13
 プラティ 6/6
 ラジィ 5/5
 エイナ 4/7
 エア 4/4  
 リンリ 3/3
タタン 3/3
ピア 3/3
ルチル 3/3
 リフモニカ 2/2
ユヅキ 2/2
キサナ 2/2
サナレ 1/2
アーノ 1/2
ディナ 1/1
ミューノ 1/1
リニア 1/1
アマリエ 0/2
18名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 09:44:28 ID:rqzP0mdL
総評 機械兵士と1の仲間男は不遇。アティ先生圧倒的すぎw
19名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 12:42:22 ID:90N85E9a
真面目な人はエロには向かない。
20名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 17:00:32 ID:dSwvN0o4
真面目な女の子を犯すのがいいんじゃないか。
21名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 18:08:33 ID:ZtfA+Nai
真面目な人のエロか…

上官二人が、一人はニート、一人はテロリストに転職しちゃって、
自分がトップに立ったものの、
一般市民からは恨みの目で見られ、
テロリストグループは暗躍して、
スラムは南北で抗争を続け、
部下からは前任者といちいち比べられて、
上層部の召喚士連中からは侮られ、胃薬が手放せない状態。

それでもさわやかないい人で通してきたけど、あろうことかニートになった元上官が
スラムの連中率いて任務の邪魔をしてきて、
そのことで上層部からまた責任を問われて、とうとう切れちゃった騎士団長が、
自分の唯一の味方の副官の女の子を犯しちゃう話。

というところまでは浮かんだ。
22名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 18:29:31 ID:dSwvN0o4
>>21
女体化ですか。
23名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 18:40:08 ID:ZtfA+Nai
いえ、真面目な槍使いと真面目な弓使いの話です。
24名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 18:52:32 ID:itdNh+K6
メインウェポンが弓のキャラは出番少ない。
弓使い不遇の法則と勝手によんでる。
単に歴代の弓キャラがシナリオ上わりとどうでもいいポジションなせいだけど。
25名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:42:25 ID:cRtX8zEF
弓使い自体が少ないからなあ

>>20
真面目→融機人、融機人の女→アルディラと連想してみる
つーか無色にとっちゃ4集落で1番の脅威がラトリクスなんだから、まずアルディラをどうにかしようと考えるだろ
逆に言えばこいつさえ言いなりにできれば機械は全部寝返るんだし
26名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:49:51 ID:itdNh+K6
アルディラやネスティは融機人の中じゃ変わり種だから。
どっちかというと感情のままに暴走するタイプだし。
27名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 23:58:53 ID:+sPlGCqy
ケイナさんはフォルテの嫁でさえなければ…
28名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 00:33:53 ID:O/fM2/Y7
>>27
裏設定を本編で生かしきれなかったのが悪いんだ
フォルテとケイナは地味なんかじゃないぞぅ!
29名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 00:39:28 ID:PZutpGkJ
裏設定って?
30名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 00:41:17 ID:O/fM2/Y7
>>29
フォルテが聖王国の王子だってこと
本編では匂わせてるだけ
ノベライズで真相公開してる
31名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 00:42:35 ID:jaXu1T6y
ついでに言うとミニスは聖王がファミィと不倫して出来た子ども。
だからフォルテの異母妹。
32名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 00:43:27 ID:vpX3isX7
・フォルテは聖王国王子(ということはミニスとは腹違いの兄弟?)
・3の番外編でミスミ「普通は巫女って処女なんだけどね…」にケイナ、キョドる

冷静に考えると何か妄想が生まれてきそうな
33名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 00:45:25 ID:jaXu1T6y
巫女の起源は売春婦だけどな。
古代メソポタミアでは。
34名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 02:26:58 ID:KEWu8iNj
さらに補足するとマーン家でミニスのみ幻獣界の召還術を使うのも聖王の娘であるって複線、フォルテも幻獣だからな

3兄弟とファミィ様も異母姉弟だから、父方の適性が遺伝するのか?
ダメだ、俺ではエロに繋げられん
35名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 07:16:04 ID:MSgBXhuH
リシェルとルシアンみたいに両親が同じでも違う場合はあるし
血液型とかと同じでそう一概には言えないんだろ。
36名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 07:49:27 ID:roujDFWj
カサスの場合、破瓜の血で獣皇化→破瓜直後天然鬼畜プレイ
ならポムはありえないからフェアだな

…と考えてしまった自分は、まだ風邪の熱が下がってないようだ。
37名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 08:01:35 ID:MSgBXhuH
ポムは普通に処女だろ。相手いないし。
38名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 08:16:02 ID:roujDFWj
>>37
え?旦那様が美味しくいただいたんじゃなかったのか??

つか、ポムの場合、処女でも天然鬼畜になる以前に、獣皇をいろんな意味で絞りとりそうで…
39名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 10:42:20 ID:FEatyaJM
ポム『カサスさん…もうおわっちゃうんですか?
せっかくわたくしが、悪魔の姿でお相手してますのに…獣皇といっても、ここはたいして強くないって事なんですね…でも…逃がしませんよ…』

カサスの獣ちんぽ舐めながら笑う悪魔ポム。
獣化カサスの目が潤み、おびえて耳が下がり震える。

ってのが浮かんだ。

40名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 17:14:25 ID:/7vmxS3t
俺は狐だって美味しくいただいちゃうんだぜ。
41名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 03:28:22 ID:QE92SRHo
俺はノンケだってかまわず食っちまう様な人間なんだぜ
42名無しさん@ピンキー:2009/10/05(月) 07:09:49 ID:OwlfCCaP
第11章のウサ耳の女の子も忘れないでください…
舌足らずに「カサスおにいちゃん」と呼ぶウサ耳幼女は要素大杉ギリギリ
43名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 14:41:50 ID:6JYhYxMq
ギリギリというか、キツそう。
44名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 19:27:11 ID:VZxFNTqv
>>43
ガバマンな幼女はいやだな。
45名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 16:38:37 ID:MlxsGQMt
>>1の言う褐色娘って誰?
46名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 17:03:27 ID:0aZ75L4j
クラフトソードならラジィだろ。
47名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 03:52:13 ID:LTipExah
質問なんだが、作品の投下は数レス使って直接するのが推奨されてる?
それとも、テキストファイルをどこかにアップして
そのアドレスを張る、というような方法でも大丈夫?
48名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 08:36:01 ID:VTU6WGHi
このスレで使われてる手法は前者だけど後者でも問題ないでしょ。
49名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 11:26:55 ID:uPY3FAQl
後者でもいいけど、流れてほしい(保管もしないでほしい)かどうかは明記してほしい
50名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 11:32:28 ID:fEho4ocF
>>46
ルフィールの事だと思ってた
5147:2009/10/11(日) 11:11:09 ID:0VzjnJuI
じゃあ、お言葉に甘えて。グラッド×フェアネタ。

ttp://artemis.s9.dxbeat.com/up/src/artemis0579.zip
(中身はテキスト形式)


ついしん どーかついでがあったら保管庫のかたすみにこれをおいてやってください。
52名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 17:07:58 ID:S3VZ7ojB
GJ!!ヘタレ駐在GJ!!

>>43,44
お部屋の中でカサスお兄ちゃんがにがい棒をくわえたうさ耳幼女をなでなでしたり、
一緒にお馬さんごっこしたり、ネックレスのようなものをあげたりして一緒に遊ぶとこがみたいんですね。わかります。
53名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 17:59:08 ID:cTx6HBio
アプロダだと時間たつと流れちゃうから保管して欲しいなら改めて貼ったほうが良くないか?
保管庫もう半年も更新してないし。管理人が更新しようとしたときには既に流れてるということもありえる。
54名無しさん@ピンキー:2009/10/12(月) 00:47:50 ID:SEZJyYb+
>>51
GJ!GJ!これは良いグラ×フェア!レベル高いなぁ…

ごちそうさま!
55名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 16:22:04 ID:gcvcWHPB
保管庫の管理人何やってるの?
更新できないなら第三者に任せるってのは無理なの?
56名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 16:34:19 ID:0zr4XE+b
以前も半年ぐらい音信不通になったことあったからな。
前回の更新のときのリンクミス未だに直ってないし。
まあ、未だに門松がとれていない原作者さんもいらっしゃることですし。
57名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 09:22:00 ID:UB/Renj1
管理人に連絡する手段は無いのか?
流れの速いスレでも無いし、せめてスレの代わり目毎には更新して欲しいんだがねぇ…
58名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 21:05:41 ID:kExPCIAG
マルルゥ好きだああああああああああ!!!
59名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 00:15:30 ID:FdF+3Tc4
ヤッファうるさいよ
60名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 13:56:17 ID:yzjv1FXf
ヤッファさんの去勢プレイでおひとつ
61名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 19:05:16 ID:B4ULeO1h
ミニスがジャキーニに犯されるの読みたい。
62名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 05:37:18 ID:6q43cpYo
誰得

俺得
63名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 06:18:43 ID:FXXeJ6Nu
ならアティ先生「に」犯されるパナシェ
64名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 17:46:19 ID:kJ9eN14W
保管庫管理人です。
現在ネット環境が不安定でして、まだしばらくは更新できないです。
リンクミスはなんとか近い内にいじれるようにします…。
いつも鈍足更新ですが保管作業止める気は今のところ全くありませんし
最低でも年内には更新できるように努力しますのでもうしばらく待ってください。
65名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 18:04:09 ID:DBvsCg8Y
乙。
とりあえず未収録分まとめ

34スレ分
無色の檻 少女達の牢獄  鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
絵美×夏美+綾 陵辱
前スレ >>567-572>>574-575>>577


35スレ分
Happy maid time 鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
ライ×リシェル >>51-60の続き
>>169-172>>174>>177-178>>180

はぐれ召喚獣xアティ 35スレ90氏
はぐれ召喚獣xアティ 陵辱 >>90-100の続き
>>262-269
>>360-368

野菜の賢者様 35スレ318氏
ミント×ライ
>>319-329

ポムポムダイアリー 〜わたくしとおじょうさまのevery day〜 鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
リシェル×ポムニット
>>666-674

今からサモナイのアティ先生をびちょびちょ濡らしてくるわ 35スレ766氏
オリキャラ男×アティ
>>766-784

幼母フィズ 35スレ802氏
フィズ×ハヤト
>>802-806

ご利用は計画的にお願いします   鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
リシェル陵辱
>>907-914

兵(つわもの)達の挽歌〜姫様と三姉妹のご奉仕大作戦〜 鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
エニシア、機械三姉妹 乱交
>>950-957

36スレ分

グラッド×フェア 36スレ51氏
>>51 リンク先
66名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 22:41:07 ID:q9ZboEku
>>64
いつもいつも乙です
投げ出さないで管理してくれるだけでうれしい
67名無しさん@ピンキー:2009/10/23(金) 01:39:41 ID:liRb3a1R
>>64
乙ですー。管理して下さるだけで嬉しいです。のんびりお待ちしております。
68名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 07:30:34 ID:93A4x1+G
なんなんだろうな。このレスをしたら負けみたいな雰囲気は。
69名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 09:04:30 ID:QrCwsrID
投稿しようとしたらアクセス制限とかではじかれた。え、冤罪だ!
傷付いたからミントさんの胸に埋もれてくる
70名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 10:18:18 ID:wecR4obX
規制で人がおらんかと思うと書きかけのSS仕上げる意欲がなくなる。
71名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 19:22:57 ID:QuYfK4uT
>>70
人が少ない方が、投下しやすいんじゃないの?
72名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 19:35:43 ID:Fnyz2XVz
書いても反応無しの方が精神的にキツイんじゃ。
73名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 23:01:48 ID:v0zH4jJp
test
74名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 20:30:08 ID:48yIHzSk
俺はいるぜ?
75名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 21:40:02 ID:8L07ibuO
ユエルのミミやシッポに沸いたダニを犬用シャンプーで洗って綺麗にしてあげたい。

76名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 08:35:46 ID:3C6Ngkkj
水浴びは良いけどシャンプーとか石けんはヤダ〜!
ってダダこねるユエルを押さえつけてこっちもずぶ濡れになりながら洗うんですね、判ります
77名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 08:11:15 ID:kB2o8d2k
そうそうwしがみつかれた肩に爪を立てられ、オルフルの本領発揮で大惨事になる。
もセットで!
78名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 22:21:48 ID:5Wl07pGa
レシィ「大丈夫ですよユエルさん、僕が洗ってあげますから
79名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 12:41:36 ID:u4vzApqb
>>78
流石はレシィさん。
ユエルがあっという間に大人しく。
80名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 10:12:09 ID:glZP+mYS
アーノ「ボクもご主人様を洗うです。」
81名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 19:49:20 ID:Tum2kpvC
エルナディータはディランが頼めば、どんなプレイでもしてくれそうだ
82名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 10:49:14 ID:ao2j9AVl
新作が出たのにこの過疎っぷりは一体…
83名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 10:59:28 ID:sM6EnHvZ
なに言ってるんだ
サモンナイトは4が出てから1と2のリメイクだけでまだ一作も新作が出てない
そうだろ?
84名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 15:28:47 ID:0i/ZKTL5
というか、ここでやるなっつって追い出してなかったっけ
85名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 16:34:37 ID:U6KJnhm2
それはセイブレの話だろ。
86名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 08:28:19 ID:5KqphSFH
みんなXのとか別所で書いてるからなぁ
こっちにも職人来てくれるのまったり待とうぜ
87名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 07:51:25 ID:rsOe2TLf
デルティアナ帝国とセレスティア王国、両国の人質返還を明日に迎えた夜。
ルーンハイムに浮かぶ三つの月の光が降り注ぐ王宮のテラスで、ディランとファラは肩を寄せ合う。
幼馴染として、お互い憎からず想っている。けれど、明日には離れ離れだ。
悲しくとも、それが事実だ。
(最後の夜は、二人でずっと一緒にいたい)
共にそう思って、こうしている。語りたい事も一通り語り明かし、今は静かに寄り添い合う。
ファラがそっとディランの手に触れると、ディランはファラの手を握り返した。
繋いだ手から伝わる温もり。それだけで、十分に幸せだった。
(だけど…)
ファラは不安だった。
(ディランは帝国に帰ったら、私の事なんて忘れちゃうかな…)
そんな薄情者ではないと分かってはいるが、それでも心配だ。
(そうじゃなくても、私なんて、ただの幼馴染としか思ってないのかな…)
そうだった時が怖くて、今まで想いを告げられなかった。けれど―――もう、今夜しか機会はないだろう。
どんな結果になっても、せめて自分の気持ちだけは伝えておきたかった。
「ディラン」
「ん?」
「ディランは…私の事、好きかな?」
ぐっと、手を握り締める力が強くなるのを感じた。
「なんだよ、急に…そりゃ、好きか嫌いかなら、好きだけど」
「そうじゃなくて。もっと真面目な意味で」
「…………」
「私は、好き」
はっきりと、そう言えた。
「私は、ディランの事が好きだよ」
「…ファラ」
「お願い、答えて。ダメでも、泣かないから」
返事はない。高揚していた気持ちがどんどん沈んでいくのを自覚したその時、不意にきつく抱き締められ―――
88名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 07:52:11 ID:rsOe2TLf
そのまま、キスされた。
「ん…!」
唇が離れる。二人の唾液が糸を引くのが、何だかいやらしいなとファラは他人事のように思った。
「…言うの、照れくさいから。これが答えってことにしてくれ」
「ディラン…あはは、顔が真っ赤だよ」
「ほっとけ」
ディランはプイっと拗ねたように顔を背ける。ファラはくすっと笑ってディランの顔を両手で挟み、こちらに向かせる。
「はい、お返し」
今度は自分から口づける。ディランは戸惑いながらもファラをしっかり抱き締めて、彼女の接吻を受け入れた。
それから二人は、何度も唇を交わした。時には軽く触れ合うように、時には貪るように激しく。
―――どれくらいそうしていただろう。ファラは安心しきったようにディランの腕に抱かれていた。
「えへへ…ディラン。ディラン。でぃーらーん」
「連呼するなよ、恥ずかしい」
「だって、嬉しいんだもん。ディランとこれで、その…こ、恋人、だもん…」
「恋人…そうか。そうだよな。もう幼馴染じゃなくて恋人なんだよな、俺達」
「そうだよ。私達、これで…」
ファラの目から、涙が零れる。
「これで、恋人同士なのに…なんで、離れていかなきゃいけないのかな…」
「ファラ…」
大好きな人と、想いを通じ合えたのに。その幸せは、すぐに遠くに去ってしまう。
「やだよ…帝国に帰っちゃうなんて…ずっと、ここにいてよ…」
「…………」
「ごめんね…どうしようもないことなのに…ワガママばかり言って…でも…でも…」
もう自分が何を言いたいのかも分からない。ディランの腕の中で、ファラは泣きじゃくった。
「ファラ、ごめんな」
「…ううん…私こそ、ディランを困らせてばかりで、ごめんね…でも、お願い…私の事、忘れないで」
「忘れるもんか」
「絶対に?」
「ああ、絶対だ」
「浮気しない?」
「しないよ」
89名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 07:52:59 ID:rsOe2TLf
「帝国にはもしかしたらツンデレな声の許婚とかいるかもしれないよ?それでも浮気しない?」
「それは心が揺れる!」
「揺れないでよ…」
「悪かった。冗談だよ」
むくれるファラに、もう一度キスする。
「ねえ、ディラン。私、ディランにだったら、何でもあげるよ」
「何でも?」
「私にあげられるものなら、何でも」
だから。
「ずっと私の事、好きでいてね」
「バカ」
コツン、と軽く頭を叩く。
「そんな交換条件なんか出すなよ。何もくれなかったとしても、俺はずっとファラが好きだ」
「本当かな?」
「本当だよ」
「例えば私の、どういう所が好き?」
「全部」
「全部?」
「何もかもだ。いい所だろうと悪い所だろうと、嫌いな部分なんてない」
「そっか」
ファラは、まだ涙で赤くなった目のまま、微笑む。
「じゃあやっぱり、全部あげる。私の、全部…ううん、そうじゃない。私が、ディランに貰って欲しいだけ」
テラスの床に寝転がる。星空が奇麗に見えた。
「だからどうか、貰ってください。みんな、あげます」
「ファラ…俺も…」
ディランはゆっくりと、ファラに覆い被さった。
「俺も、ファラの全部が、欲しい」
後はもう、言葉はいらない。ファラの衣服をそっと剥ぎ取っていくと、雪のように白く、絹のようにきめ細やかな肌が
露わになった。まだ未成熟な膨らみを撫でるように揉みしだき、先端にそっと口づけると、ファラはすすり泣くように
小さく喘ぐ。乳首を舌先で転がす度に、小さな身体が初めての快感に震える。
90名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 07:54:24 ID:rsOe2TLf
その反応を楽しみながら、ディランは下半身に残っていた布(俗な言い方をすればパンツである)まで抜き去った。
文字通り生まれたままの姿になったファラは、恥ずかしそうに両手で自らの身体を隠してしまう。
「ほら、見せて」
「ダメ…恥ずかしいよ」
「そんなこと言わないで。ファラの全部が見たいんだ」
細い肩をそっと抱いて、耳に、それから首筋に舌を這わせる。
「ああ…ふぁぁ…ダメだよ…」
そう言いながらも、その身体からは力が抜けていく。その隙を狙って、女の子の部分に手を伸ばす。軽く表面を撫でた
だけで分かるくらいに、そこはじっとりと濡れていた。
「ファラ…いい?」
「…ぅん」
微かに、けれど確かに頷いた。ディランは既にいきり立っていた自分自身を取り出して、秘所にあてがう。
「あっ…っ!」
初めて味わう女性に、腰が砕けそうになる。それでもファラが痛がらないように自制しながら、ゆっくりと押し込んで
いく。半分ほど進んだ所で、一際狭い部分に押し入るような感覚があった。それと共に結合部からうっすら血が滲んで
くる。
「…だ…大丈夫だよ、ディラン…平気だから…」
平気なわけがない。その顔を見れば、明らかに無理をしていると分かる。それでもディランはもう、滾る欲望を抑える
ことができなかった。
せめて少しでも痛みが紛れるようにとファラの髪を撫でて、唇を奪う。ファラもディランの背中に手を回して、力一杯
抱き付く。宵闇の中、しばし荒い息遣いだけが響く。
「う…くっ…!」
「あうぅっ…!」
ディランが腰を震わせて、己の全てをぶち撒ける。ファラはそれを、目を潤ませながら受け入れた。
二人は終わった後も繋がったまま、見つめ合う。
「ディラン…いつか、迎えに来てね、私の事…」
「うん…いつになるか分からないけど、きっと」

―――三つの月は何を想うのか。
これから先に待ち受ける過酷な運命など預かり知らぬ二人に向けて、ただ静かに、優しい光を投げかけていた―――
91サマサ ◆2NA38J2XJM :2009/11/18(水) 07:58:06 ID:rsOe2TLf
初めまして。サモンナイトXで書いてみました。
へっぽこな出来ですが、置いていきます。
92名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 17:23:08 ID:ZRMOIikh
>>89
GJ
93名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 18:53:19 ID:NZ3dtcJU
酷い文章だな
94名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 18:55:54 ID:b0tPCsYY
会話文が多すぎるのがちょっと気になる。
95名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 19:44:28 ID:VsO5nZEE
>>91
乙乙。
セクロスをもっとねちっこく描いてもらえると嬉しいぜ
96名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 22:57:43 ID:YRqeaFjd
ディランは童貞卒業できたがアルドやリッチバーンが童貞卒業できる日は来るのだろうか。
97名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 00:32:06 ID:iSp1awi3
まさかX書く奴がいるとかマジ予想guy
何にせよ乙
98名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 15:35:45 ID:/4hdgHQL
男主人公のこのスレにおける筆卸相手。

ハヤト リプレ(魔王化して強姦。それ以前にはモナティにおフェラされてる)
トウヤ アカネ(ミニゲームのペナルティにかこつけて美味しく頂く。既に60戦59勝)
マグナ ミモザ(猥談を聞かされながらイロイロと教えてもらう)
レックス アズリア(学生時代にH。セックスシーンはそれが初。それ以前の作品でもアリーゼに悪戯したりミスミ様におフェラされたりクノンを弄ったりしてる)
ライ ポムニット(初セックスのSSはメイドさんと。ツンデレお嬢にはそれ以前にチンコ咥えられてます)

クリュウ シュガレット(そりゃ生まれてくる前からの嫁ですから)
エッジ ディナ(天使の方と致す直前で悪魔の方がとってかわる)
レオン エイナ(肉体のハンデも悪魔の誘惑も乗り越えて無事添い遂げる。後ろの処女を失ったけどw)
ディラン ファラ >>90参照

リッチバーン 童貞(というか恥石はリフの方しかSSがない)
アルド 童貞(というかツインエイジはSS自体がまったくない)
99名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 21:17:45 ID:wFPcuGDM
>>91
ラブラブな二人で良かったよ、乙!
サモナイX、期待してたから嬉しい。

>>98
調査乙!
アルドとリッチバーンにも、早く春が来るといいね。
100 ◆inEm7wtNVQ :2009/11/19(木) 23:09:52 ID:fy8InaEn
どうもお。ご無沙汰の俺参上。
新作書けましたので投下しますね。
今回はなんとなーく久しぶりのあの方です。
101淫落金母 ◆inEm7wtNVQ :2009/11/19(木) 23:12:11 ID:fy8InaEn
「んんっ……んぐっ……んっ……んむっ……」
 じゅぽっ。じゅぽっ。水音を立てて肉棒は口腔を犯す。
 先端から滲み出るカウパーの苦み。口内に充満するスペルマ臭。
 それらにさいなまれながらも強いられる口淫。
 肉竿を根元まで深く咥えさせられて。んぐっ。んぐっ。
 唾液の絡む舌肉でペニスを舐め扱かされて。んちゅっ。んちゅっ。
 はむはむ。甘噛みさせられる唇。逞しくも硬く、そして太い剛直を。
 ごぽっ。顎が外れそうになるほどのディープなフェラチオ。
 つきつけられたその要求を拒む術などあるはずもなくて。
「ひひひひ。いい感じですよ。その調子でもっと楽しませてください」
「んぶっ……あぶっ……ぷはっ……は……はい……」
 口腔を支配していた肉棒を引き抜かれると、続けて求められるのは更なる奉仕だった。
 むにゅり。柔らかな乳肉の感触。おもむろに自らの手で掴む。
 程よく豊かでいて形の整った美乳。それは見事なまでに美しい双丘であった。
 その美乳を先の口淫を経てそそり勃ったペニスへと押し当てる。
 陰茎をサンドする胸の谷間。挟み込んではスリスリ。乳肉を擦り付ける。
 柔らかでいて温かであるその乳房は用いられていた。ただ肉棒を扱く道具として。
「あはぁ……あふっ……んっ……んちゅ……んむっ……」
 強いられる乳肉摺り。漏れだす喘ぎ。肉茎の先端に吹きかかる吐息。
 息に触れて亀頭はピクリと反応する。するとそこへ接吻を求められる。
 ズリっ。ズリッ。擦り付ける乳房の間から顔を覗かせる赤黒い肉の頭。
 そこへ、んちゅ。んちゅ。這わせる舌先。掬い取るは先走りの粘り汁。
 挟む。扱く。口づける。そしてまた扱く。それをひたすらに繰り返させられる。
 続けるごとに心をさいなむのは羞恥。与え続けられる恥辱。思い知らされる現実。
 ただ淫らな雌として飼われるしかない我が身のこの上ない惨めさ。
 堪えきれぬ。けれど塗れるしかない恥辱に歪む雌畜の顔。
 羞恥に顔を震わせながらも乳肉必死に擦り付けて、肉棒を咥えこむその姿。
 それを肉棒の主は楽しげに眺める。ほら、ご覧。恥じらいを覚えつつも奉仕を続けるその様を。
 まさ雌だ。従順でいて、そして淫らでもある。充足していた。
 このかくも美しい。そして高貴でもあった彼女。それを自らの雌畜へと堕としたことに。
「あふっ……あはぁ……んむっ……」
 そんな風に満たされながら受ける奉仕は格別であった。その証拠にほらピクリ。
 逞しく示される象徴は彼女に欲望を吐き出したがっていた。そうれピクピク。
 膨れ上がる海綿の弾力が挟み込む乳房の圧力に抗う。ビキビキビキ。
 なんとも心地良い射精感。抗うことも容易ではあった。だが、ここはたっぷりと施したいのだ。
 恥辱に耐えながら必死に奉仕を続けるこの哀れな雌畜に。特製の白濁のマーキングを。
「あっ……はぁっ!……きゃふっ……ぷぁぁっ……あふぁっ……」
 ブピュッ。そうして本能の望むままに情欲を吐き出す。奉仕を続ける彼女に向けて。
 びちゃりと音を立てて。白濁の液汁は直撃する。美しい金髪に彩られた彼女の顔を。
 施される顔面射精。ベトリと顔面にはりつく精液。ドロリとその頬を滴り落ちる。
「あはぁ……あぁ……あっ……」
 トロリ。トロリ。白濁を頬に滴らせながら、呆然とするその表情はまさに傑作であった。
 羞恥と絶望、そして諦観。それらがドロドロに混ざり合った顔はスペルマでドロドロ。
 吐き出された精液。それに塗れてベトベトの顔。肉茎を挟んでいた乳房もまたベトベト。
 顔から胸にかけてを余す事なく汚された彼女。満面の嘲笑を浮かべてその名を悪魔は呼ぶ。
「ひゃはははは。その姿、実にキレイですよ。ファミィさん」
「あっ……あぁ……は、はい……」
 そんな自分を辱める悪魔の嘲りに対して、その愛妾とされたかつての金の派閥議長。
 ファミィ=マーンはただ弱く頷いて。
「んっ……はぁ……んむっ……」
 唾液と白濁に濡れるその唇をまたスペルマに汚れた肉竿に口づけるより他にないのであった。

 
102淫落金母 ◆inEm7wtNVQ :2009/11/19(木) 23:12:43 ID:fy8InaEn
「んっ……んむっ……んっ……んぅぅ……」
 ちゅぽん。刹那、水音がした。唾液まみれの口腔からなにかを引き抜かれて。 
 引き抜かれた口元から糸を引くファミィの唾液。たっぷりと塗れたレイムのペニス。
 スペルマと恥垢によるペニスの汚れをファミィの舌肉を使って舐め落とさせる作業。
 その一段落がついて満悦そうにレイムはファミィに微笑む。
「ふう。キレイになりましたね。流石ですよ。ファミィさん」
「あふっ……は、はい……」
 笑みを浮かべるレイムとは対照にファミィは虚ろであった。その瞳も。意識さえも。
 仇敵であるはずの姦計の大悪魔。その愛妾に堕した自身への惨めさに。
 尊厳は奪われた。矜持も失った。とうに折れてしまった心。
 あるのはただ隷属の印を押された雌畜の運命(さだめ)。
 与えられる陵辱。ただひたすら従順に受け入れるしかない。
 抵抗は意味を持たない。むしろ更なる惨劇への口実となる。
 一度、不興を買えば身肉を削られる。比喩表現ではなく実際に。
 ファミィ自身だけではなく、ファミィの愛する者すべての身肉が。
 自分を慕い信じてついてきてくれた金の派閥の仲間達。最愛の愛娘ミニス。
 それらを人質に取られたファミィに選択の余地などなく。
 結果、聖王国を滅ぼした大悪魔の慰み者として日夜、穢される心と身体。
 その肉体は悪魔を悦ばせる至高の肉壺。その魂は悪魔を満たす極上の糧。
 そんなファミィをレイムはたいそう気に入っていた。
 自身の後宮を彩る極上の肉奴隷の一人として。
「ひひひひ。そうですねえ。ファミィさん。次は見せていただきましょうか。自慰に耽る貴女の姿を」
 そしてお気に入りだからこそ殊更にレイムはファミィを嬲る。強要する眼前での自慰行為。
 強いられるファミィの頬は僅かにひくついた。その頬がかすかに見せる屈辱の色。
 実にたまらない。それは悪魔にとってなんとも甘美なる愉しみ。
「はい……それでは……ご覧に……なって……ください……」
 わずかな逡巡の後に、頷いてファミィは身体を開いた。恥じらいに震えながら見せ付ける。
 爛熟を迎えたファミィの花弁。その肉の花びらの一枚、一枚。自身の指先でめくりながら。
103淫落金母 ◆inEm7wtNVQ :2009/11/19(木) 23:12:58 ID:fy8InaEn
「……っ……はぁ……あっ……」
 緩みかけた涙腺を必死で押さえ付けて、真っ赤に強張る顔でファミィは指をはしらせる。
 開いた股座。晒す秘裂をくちゅくちゅと自分の指で掻きわけて。
 恥辱まみれのオナニーをファミィは開始する。
「あはぁぁ……んふっ……んぅ……あふっ……あぁ……あぅ……」
 膣肉、乳頭、陰核、自身の敏感な部分をファミィは自らの指で弄る。
 口から漏れだす喘ぎ声。包み隠すことなく喘ぐことも求められている。
 悪魔の望むがままの淫らな姿。それを晒すことが今のファミィに架せられた使命。
 トロトロの肉蜜に塗れる秘部を。ピクピクとそそり勃つ乳首を。自らの手で晒し、自らの手で弄ぶ。
 洩らす喘ぎ、覚えるオルガズム。その一切をひた隠すことも許されずに。
 このうえない羞恥。ファミィの全身を駆け巡る。
「あぅ……くっ……あふっ……くぅ……あぁ……」
 柔らかな乳房を自身の手で弄り、重ねた指先で秘肉を嬲りながらファミィは恥辱を受けていた。
 強制された自慰行為。そんな中でも肉の悦びを覚え、喘いでしまっている自分の姿。
 とても見せられるものではなかった。他の誰にも、とりわけ愛する娘、ミニスには。
(ミニス……ちゃん……)
 拷問のような公開オナニー。それを強いられるファミィの心に浮かぶのはやはりミニスのこと。
 心に描いた愛娘の顔にファミィの胸はしめつけられる。ごめんなさい。ミニスちゃん。
 心の中でファミィはミニスに謝る。母親らしいことなんてろくにしてあげられなかった。
 その代わりにせめて、ミニスが自分のことを誇りに思えるような立派な存在でありたかった。
 けれど今は虜囚として、悪魔の目の前で淫らを晒す。そんな自分がいっそうあさましく思えて。
「ふぁっ……あぁっ……んぅ……あはぁ……」
 そんな風に心を責めたてられながらファミィは勃起しかけた陰核をグリグリと親指の腹で押して喘ぐ。
 コリコリとした肉豆の感触。感じてしまっている。そのことがいっそうに恨めしい。
「はぁ……っく……あふぁ……ぁっ……ああんっ……」
 泣き入りそうに上ずる声で、喘ぎながらファミィは手淫を続ける。
 艶やかの髪と同じ色の金の茂み。それがファミィの秘裂から滲みだす愛液に濡れる。
 びちょびちょに濡れた粘膜を指先でひたすらに掻き毟る。するとはしる快楽。
「あはぁぁぁ……はぁぁ……あふっ……」
 その快楽に溺れるように仰け反りながら豊かな乳肉をファミィはプルンと揺らす。
 母として娘への良心の呵責に苛まれながらも続けさせられるオナニー。
 それは背徳感という名の確かな楔をファミィの心に打ち込んでいた。指先がとまらない。
 もう自分の意思で自慰をやめることができない。強要されたオナニーによる快楽。
 それだけがファミィの心の責め苦を和らげている。心が苛まれれば苛まれる程に快楽を欲する肉体。
 さながら盛りのついた雌犬のごとく。淫らな雌としての本能をその魂に刻みこまれて。
「あぁぁぁああっ!はぁっ!!あはぁぁぁああっ!!」
 この上ない羞恥と悦楽にその身を包まれて、開いた秘所から愛液を幾度も噴出しながら、
 自慰によるオルガズムにファミィはよがり続けるのであった。


104淫落金母 ◆inEm7wtNVQ :2009/11/19(木) 23:13:23 ID:fy8InaEn
「あぅっ……あぁ……はぅ……ぅ……あぁ……あはぁ……」
 自慰を終えて、肉蜜にまみれた肉ビラを大股開きで晒しながらファミィは喘ぎを洩らしていた。
 入念な下拵えを自身の手でさせられたファミィの雌肉。適度に熟成が進み、今まさに食べ頃。
「素晴らしい。実に素晴らしいですよ。ファミィさん。これはそそられますねえ」
 それは女肉に関しては舌の肥えているこの大悪魔でさえ舌なめずりせずにはいられない程である。
 恥辱と肉の快楽にまみれながらまどろむファミィ。その艶めかしい肢体は魅惑の色を醸し出す。
「ひゃははは。それでは存分に頂くとしましょうか。今宵のメインディッシュを」
 極上の肉料理の皿を前にしてレイムも滾る。見せつける象徴。悪魔王の名に恥じぬシンボル。
 それは先程までファミィの奉仕を受けていたときよりも更に一層猛っていた。
 太い肉茎にたっぷりとつまった源罪。それをファミィの胎内に吐き出すことを悪魔は欲している。
 突きつける肉棒。ファミィの秘唇にゆっくりと近づく。触れるか否かの間合い。ピタリ。
「んぅ……あうっ……あぁ……」
 ピクッ。肉竿が陰唇にかすかに触れてファミィは喘ぐ。肉棒の秘肉への接触。
 それが条件反射的にファミィの雌の本能を刺激して反応を起こさせる。
「ひひひ。いい声ですねえ。ファミィさん」
 そんなファミィの反応をレイムは楽しんでいた。突きつけた肉棒をすぐには挿入せず。
 まずは亀頭の先端を使って肉裂をなぞる。トロトロと漏れ出しているファミィの愛液。
 それをローション代わりに肉茎に纏わせる。そしてズリズリと執拗なまでに先端で秘唇を嬲る。
「あはっ……あぁ……はぁ……あっ……あぁぁ……あふぁ……」
 すると、ひくっ。ひくひくっ。引きつけを起こしたかのような刺激がファミィの全身を貫く。
 焦らすように割れ目を切っ先で弄られて。それはまるで蛇の生殺しであった。
 むず痒いような快楽だけを先に与えられ、イきかける寸前のところで止められる。
 繰り返される度に雌肉は疼く。もういっそのこと早く犯して欲しいと強く。
 膣奥から子宮まで。グチャグチャに全部抉りぬいて欲しい。そんな風にさえ思わせる。
 そんな悪魔の拷問。快楽による責めをファミィは受ける。
「あくっ……うくぅぅ……はっ……あっ……あぅぅ……」
「ひゃははは。いい顔です。そう。その顔ですよ。ファミィさん」
 恥辱と快楽に悶するファミィの顔。悪魔にとってはまさに食欲を進ませる最高の食前酒。
 極上のワインを嗜みながら熟成した肉の食べごろを迎えて悪魔は囁く。
「さて、そろそろ頃合ですね。ひひひ。お待たせしました。ファミィさん」
「あぁ……あはぁぁ……あっ……」
 存分に嬲られ尽くした頃合での悪魔の囁き。今のファミィにはそれが甘美な響きに聞こえてしまう。
 ようやく楽になれる。不覚にもそう思ってしまう。淫らな肉欲の渇望が自身の中にあること。
 それを嫌というほどに思い知らされるファミィ。ズキンと胸の奥に強い痛みを覚える。
 母として、人として、この上なく堕ち果ててしまったことへの深い哀しみ。
「あぁっ……うぅ……はぅ……あぁ……」
 だがそれにも増して本能がファミィの心身を包み込んでいた。肉棒による蹂躙を望む雌の本能。
 抗えない。どうしようもなく。それが哀しき雌の運命。
(ごめんなさいミニスちゃん……ごめんなさいミニスちゃん……ごめんなさい……)
 心の中で涙しながらの愛娘への謝罪。ファミィはそうすることしかできなかった。
 ひたり。ひたり。そうする内に肉裂にあてがわれる肉棒。ああ、犯される。
 散々に犯され、よがらされて、また一つ雌畜として堕とされる。
 悪魔の肉棒によがり喘ぎ狂う母の姿。愛する我が子にはとても見せられない。
 そんな醜態を今宵も晒す。そんな無様に悦び喘ぐあさましい自分を思い知らされる。
 恥らう心はこの上なく痛む。けれど熱く火照る身体は肉を欲してしまっている。
 そんな二律背反にファミィが責められるその頂の中で。
「ふぁぁぁあああああ!あはぁぁぁあああああああっ!あふぁぁぁぁああああああ!!」
 ズブズブズブ。そんな擬音を響かせてレイムの肉槍はファミィの女陰を一気に挿し貫いた。


105淫落金母 ◆inEm7wtNVQ :2009/11/19(木) 23:13:55 ID:fy8InaEn
「あぁぁぁあああっ!はぁぁぁあああああっ!あぁぁっ!」
 ズブリ。挿入は一飲みに行われた。ダラダラと涎のように秘唇からだらしなく垂れる愛蜜。
 それに濡れたファミィの膣肉。パックリと膣奥まで深くレイムの肉棒を咥えこんでいる。
 ぐじゅっ。ぐにゅり。肉襞が男根に絡みつく音。ファミィの胎内で確かに響く。
 その響きを聞かされながらファミィは喘がされていた。それはさながら雌犬のように。
「ひゃは。ひゃはははは。ひゃーっはっはっはっはっはっはっはっは!!!」
 刹那、響きわたる悪魔の歓喜の咆哮。哄笑を上げながらレイムは腰を僅かに動かす。
 ぐりっ。ぐりりっ。がっちりと肉襞でホールドする膣肉をその陰茎で小刻みに掻き回す。
 粘膜同士が激しく擦れあう感触。それが確かに伝わって。
「あああんっ!はうっ!ふぁぁぁああっ!あはぁぁぁっ!!」
 より強く喘がされるファミィ。快楽の波がその脳に一気に押し寄せる。
 最初は小刻みだった腰のリズム。それが次第に力強いピストンとなって。
 強靭な槍と化した肉の穂先がファミィの胎内を強く抉りぬく。ぐり。ぐりり。
 ぐにゅっ。ぐにゅっ。ぐにゅっ。骨盤の形まで変形してしまいそうな程に激しく。
「いいっ!いいですよっ!ファミィさん。最高です。やはり貴女は最高の肉便器です」
「あぁぁぁああああっ!ふぁぁぁあああああっ!」
 あまりの使い心地の良さにレイムは猛る。そんなレイムの肉棒を受け止めながら喘ぐファミィ。
 肉棒を持つ者と持たざるものによる支配と被支配の構図。雌畜はそれを飼う雄の肉奴隷として。
 人間は悪魔の食糧として。その一生を慰み者としてずっと捧げる。そんなこの世界の縮図。
 これこそが悪魔王メルギトスの世界。その片鱗を味わされる金の派閥の母たるファミィ。
 人間社会の上位に位置していた彼女が悪魔によって徹底的なまでに嬲り尽くされる。
 これぞまさに悪魔による支配の象徴。その支配欲を原動力にレイムはより精力的にファミィを犯す。
 喘ぎ続けるファミィ。その姿にはかつての金の派閥の議長としての面影は無く。
「あふぁぁぁあ!あああっ!はうっ!ああんっ!はぁぁああんっ!あんっ!」
 胎内に打ち込まれた肉の楔の虜にされて、淫らによがりファミィはその腰を振るう。
 力強いレイムのピストン。その動きに合わせて。より大きく快楽を味わえるように。
「あああぅっ!はうっ!はひぃぃぃいい!あくぅぅぅううう!!」
 そして与えられる刺激にまた喘ぐ。もう歯止めなど利かなかった。まるで堰を切ったかのように。
 溢れ出す肉への渇望がファミィを淫らに雌に変えていた。動き出す腰を止められない。
 先程の自慰の時と同様に。最初は強要されていた行為でも今は自分で望んでしてしまっている。
 これぞまさしく雌畜。ファミィの身体はもう肉棒なしではいられない。
「あくっ……はうぅぅぅ……んっく……あぁぁぁ……」
 そしてファミィの心もまた肉の悦びなしではいられなかった。絶え間ない陵辱に晒されて。
 恥辱と母親としての良心に苛まれ続けた心。交わりによって得られる快楽だけがその心を癒す。
 それは魔性の果実であった。一度、口にしてしまえば際限なく堕とされてしまう。
 犯され喘ぎよがる自分の惨めな姿。それを見せられてミニスが泣き叫ぶ姿がファミィの脳裏に浮かぶ。
 ごめんなさい。ミニスちゃん。心の中でミニスにまた謝る。肉欲に堕ちても残る愛娘への思い。
 だがその思いもいつか淫蕩な快楽に蝕まれてしまうのだろう。それが堪らなく哀しい。
「あぁ……ミニス……ちゃ……あうっ……ミニス……ちゃん……」
 激しく犯され、繰り返し何度もよがらされる中で、ふいに愛娘の名前を呟くファミィ。
 その頬をつうっと涙が伝った。決して泣くまいと心に決めて、それでも流れる愛娘への悔恨の涙。
 そんな母の思いのつまった涙さえ悪魔は一笑に付す。
「ひひひ。ご安心ください。ファミィさん。貴女の大事なミニスさんもその内に私どもの方で丁重に御持て成しして差し上げますよ。貴女と同様にね。ひゃははははは」
 そうレイムが吐き捨てた瞬間にファミィの瞳から光が消えた。それと時をほぼ同じくして。
「あぁぁあああああああ!!あぁぁっ!あぅっ!あぁぁぁああああああっ!!」
 子宮へと流しこまれる熱いスペルマの奔流に悲鳴のような叫びをあげてファミィは大きく喘ぐのであった。


106淫落金母 ◆inEm7wtNVQ :2009/11/19(木) 23:14:23 ID:fy8InaEn
「んっ……んっ……んむっ……んっ……」
「ちゅっ……んちゅ……ぺろっ……んむっ……」
 季節が巡って、後宮では二匹の雌が一本の竿に丹念な奉仕を続けていた。
 年かさには大きな差があれど、よく似た容姿を持つ二匹の雌畜。
 その雌畜二匹の奉仕を肉竿に受けながら満足げな様子でレイムは言う。
「ひひひひひひ。随分と上達しましたね。ファミィさん。それとミニスさん」
「はい。あなた」
「はい。お義父様」
 声をかけられて母と娘、二匹の雌畜は顔を上げる。ファミィとミニスのマーン母娘。
 あれからも淫らな調教を施され、心も身体も堕ち果てたファミィはレイムの妻とされた。
 その娘であるミニスも養女として迎えられ、悪魔王の一族となる契りをその身に刻まれた。
ファミィの目の前でレイムの肉槍に処女肉を貫かれて、その蕾に源罪の塊である白濁を注がれたのだ。
 愛娘の処女喪失を見せ付けられながらファミィもまた白濁の洗礼を受けた。
 悪魔王の婚礼に参列して配下の悪魔達。総勢100本を超える極太ペニスによる祝福をファミィは受けた。
 婚儀が終わって晴れて悪魔王の妻子となったマーン母娘。
 妻子と言えば聞こえが良いがその実質は母娘そろって愛用の肉奴隷である。
 厳選された高級食材による極上の母娘丼。それを毎日堪能できるのは悪魔王たるレイムの特権である。
 こうして今も愛しき妻と愛らしき義娘による奉仕をレイムは受けている。
「んちゅ……んちゅんちゅ……そうよ。ミニスちゃん……そこはもっと舌を裏筋に沿わせて……」
「はむ……んっ……ふぁい……お母様……ぺろ……んちゅ……」
 母の手解きを受けて雌畜としてのスキルを向上させてゆく娘の姿。実に感慨深いものがある。
「ひひひ。いいですよ。ミニスさん。こんなによく出来た娘をもてて私も義父として鼻が高い。ひゃはははは」
「うふふふ。よかったわね。ミニスちゃん」
「はい。お義父様。お母様」
 雌奴隷として磨かれ抜く義娘を褒め称える義父に、それを喜ぶ母と娘。
 歪みに歪んだ家族の肖像がそこにある。どこまでも歪な家庭の情事。
 その行き着くところはフェラチオ程度でおさまるはずも無く。
「あんっ!あはぁぁんっ!あふっ……あはぁ……あふぁぁぁ……あなたぁぁぁああ!」
「ふぁぁぁああ!あくっ……んくっ……あひぃぃぃいいい!……お義父様ぁぁぁあああ!」
「ひゃは。ひゃはははは。ひゃーっはっはっはっは!」
 繰り返される禁断の交わり。レイムの盛んな肉棒は母と娘を交互に貫く。
 交互に犯され喘ぐファミィとミニス。雌畜に堕ちた彼女達には人としての理性は一欠けらもなく。
「んちゅ……おっぱい……お母様の……おっぱい……」
「ふぁっ……あふっ……ああっ……ミニスちゃん……」
 残されたのは母娘の触れあいだけであった。乳頭から母乳の滴るファミィの乳房に吸い付くミニス。
 胸を吸う愛娘の頭をファミィは犯されながら優しく撫ぜる。肉棒によって母と娘が一体となれる感覚。
 それだけが彼女達の救いであった。過酷な陵辱と幾多の絶望を乗り越えてようやく。
 母と娘は自分達だけの幸せの形を手にしたのだ。それがたとえ虚構のものであったとしても。
「ひひひひひ。もうじき、ミニスさんにも妹が生まれます。そうすれば今度は三人まとめて可愛がってさしあげましょう」
「うふふふふ……楽しみね……ミニスちゃん……」
「はい。お母様。お義父様」
 ポッコリ膨れたお腹で娘と仲良く犯されながら微笑むファミィ。まだ見ぬ妹の誕生を心待ちにするミニス。
 心まで完全に雌畜となった二人は新しい家族と共に犯されることを楽しみにしている。
 数週間後、ファミィはミニスの見守る中で二人目の娘の出産を果たした。
 それと同日、ミニスの懐妊も確認されたのであった。



〜END〜
107 ◆inEm7wtNVQ :2009/11/19(木) 23:18:06 ID:fy8InaEn
そんなこんなでもう何度目だよなレイム様のファミィママ陵辱をお送りしました。
快楽に堕ちるタイプの陵辱はあんま書いてないかなあと思い今回はそんな感じに書いてみました。
しかし最近は真面目なSS書くのがキツイ。先月中には完成させるつもりが苦戦して。
そんなこんなで今回はこの辺でサラバ。またいつかお会いしましょう。
108名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 07:20:19 ID:I3B1kRKO
>>104
快楽責めGJ
109名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 22:48:10 ID:qmwZnCH6
人質の返還と同時に行われた、王国への侵略。
国を捨てた皇子と国を奪われた王女。
世界に居場所を失くした二人は、何処へ行くのか―――


夜も更けた頃、王家のコテージ。
湖の畔に腰を下したディランは、腕の中で小さな寝息を立てるファラを見つめる。
彼女の頬には、止め処なく流れた涙の痕。
「ファラ…」
気丈に振る舞ってきた彼女だったが、それも限界だったのだろう。
『今だけは…泣いてもいいよね』
その言葉と同時に、彼女は歯止めを失くしたように泣きじゃくった。泣いて、泣いて、泣いて―――
やがて泣き疲れて、ディランの胸に顔を埋めたまま眠った。
せめて、夢の中でだけは心安らかに。ディランはそう願わずにいられない。
その華奢な身体を、思わずきつく抱き締めた。
「…ん…」
それに驚いたのか、身じろぎしながらファラがゆっくりと目を開く。
「痛いよ、ディラン」
「あ…ごめんな。起こしちゃって」
「ううん…いいの」
ファラはディランの背中に手を回す。そうすると、互いの鼓動がより強く感じられた。
「もう少し、このままで」
「ああ。いつまでだっていいさ」
二人はしばし静かに、けれど決して離れないように強く抱き合った。
月灯りの下で、身も心も傷だらけの二人。
それでも、今だけは確かな温もりと安らぎに包まれていた。
「綺麗だよね、月」
「ああ。本当にな。こうして見ていると、昨日までと何も変わらないように思えるよ」
月の光は、今も二人の頭上に優しく降り注いでいる。そう、昨日までと変わらず―――
110>>90からの続きです:2009/11/20(金) 22:48:58 ID:qmwZnCH6
「あー。ディランったら、顔が赤くなってる。もしかして、昨日の事を思い出してたり?」
「う…」
図星だった。
「昨日は激しかったもんねー。初めてだったのに、ディランが収まらなくて三回も中出ししちゃうし」
「な、何だよ。最後の一回はファラがおねだりしたからじゃないか!」
「えー?そうだったっけ。忘れちゃった」
「忘れられた!記念すべき初体験の詳細を彼女に忘れられた!」
「ふふ、嘘だよ。ちゃんと覚えてるよ。えーっと、確か…」
ファラが耳元に口を寄せて、甘く囁く。
「んぅ…ディラン…もっと、もっとして…ディランの事、もっと欲しい…だったよね?」
「そ、そういうことを覚えてたってのもある意味ショックだ!」
「いいじゃない。私にとっても、昨日は大切な日なんだから…」
不意に、ファラが言葉を詰まらせる。
「本当に、幸せで、大事な日、だったのに…」
「ファラ…」
「ディラン…戻りたいよ…昨日に…」
昨日の今頃は、幸せだった。愛する人と、初めて結ばれた夜。
例えすぐに離れ離れになってしまうとしても、いつか迎えに行くと、迎えに来てくれると、お互いに誓い合えたから、
何も不安なんてなかった。
なのに。
「お父様も…お兄様も…いなくなっちゃった…」
ファラは、寒さに凍えるかのように震えていた。
「ねえ…ディランは、何処にも行かないよね…?ディランは、私の傍にいてくれるよね…?」
「行かないよ。俺はずっと、ファラの傍にいる」
そう言って、唇を重ねた。
「俺が、傍にいるから…」
「ん…んっ…」
舌を入れるとファラは一瞬戸惑ったが、すぐに自分も舌を絡ませ始めた。息が詰まる寸前まで互いの口内を味わい、
やっと唇を離す。ファラは息をつきながらも、欲求不満だと言いたげに眉根を寄せる。
111名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 22:49:46 ID:qmwZnCH6
「あ…やだっ、やめちゃ…」
「やめないよ」
そう言って、ディランは服の上からそっと胸をまさぐる。間違っても痛みなんて与えないように、優しく。
「くぅん…あ、ん…」
小さな唇から甘い声が漏れ出す。その反応の良さに、ディランは少し驚いていた。
「エッチなんだね、ファラは」
「ふぁ…ん…やだ、そんないじわる言わないで…あぁんっ…」
「軽く触られただけで声を出すくらい、気持ちいいんだろ?だったら十分エッチな女の子だ」
「ふぇぇ…だって…ひゃんっ!」
スカートの中に手を入れられ、下着の上から秘部を愛撫される。もどかしい快感に、ファラは身悶えした。
「ん…ディラン…焦らさないで…」
「じゃあどうしてほしいんだ、ファラ?」
「…ちゃんと…触ってほしい…かな…」
顔を真っ赤にしてそう呟くファラ。ディランはくすっと笑って、ゆっくりと服を脱がせていく。下着まで剥がされたファラ
は、今にも泣きそうなくらいに羞恥に震えている。
「うう…やっぱり、ちょっと恥ずかしいよ」
「恥ずかしくなんかないだろ。すごく可愛いよ、ファラ」
深くキスを交わしながら、小振りだが形のいい乳房を弄くる。乳首に触れる度に小さく喘ぐファラが、どうしようもなく
愛しかった。
「好きだ…ファラ。大好きだよ。愛してる」
「うん…私も、好き。ディランの事、愛してる」
互いに愛を囁きながら、ディランは下着の中にまで指先を侵入させる。甘い言葉と熱い膣肉の感触に、脳が痺れそう
だった。そのまま努めて優しく、柔らかな肉を掻き混ぜていく。
「やぁっ…指、そんなに動かしちゃ、ダメになっちゃう…」
「じゃあ、やめよう」
えっ、とファラが目を丸くする間に、ディランはさっさと指を引き抜いてしまう。
(え、え?もしかして、ホントにこれで終わり?私、こんなに気持ちよくなってきたのに…酷いよ、ディラン…)
そんな心の声が顔に出たのか、ディランは首を横に振った。
112名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 22:50:40 ID:qmwZnCH6
「指で触るのをやめるだけ。代わりに、こっちでいこう」
言うが早いか、ファラの膣に顔を埋めた。そのまま舌で膣肉を舐っていく。
「え、あ、あの…あぁんっ…」
ファラは思わずディランの頭を押しのけようとするが、ディランは微動だにしない。
「やっ…やだぁ…そこは汚いよぉ…あ…あぅぅ…だ…ダメ…」
口では拒絶しながらも、未知の悦楽に思考はどんどん蕩けていく。押しのけようとしていた手も、いつの間にか力が
まるで入らなくなってしまった。
「汚くないよ。ファラは、どこだって綺麗で可愛いから…」
びちゃびちゃと敢えて大きく音を立てながら、ディランはファラを舐めて、しゃぶって、吸い付く。そうしていると、奥から
次々に愛液が湧き出していくのが分かった。
ようやっと顔を上げて、ディランはファラに囁く。
「ファラ…次は、どうしてほしい?」
「え…?つ、次って…その。それは、ほら、言わなくても分かってよ…」
「ファラの口からちゃんと聞かないと分からないよ。俺はバカだからさ」
「うぅ〜…ディ、ディランの…」
「俺の?」
「ディランの…えっと…あ、アレ…入れて、ほしい…」
「アレって何?」
「バカ!分かってるくせにもうこれ以上言わせないで!」
「ごめんなさい!」
思わず土下座で陳謝した。自分に言葉責めは向いてないとディランは悟った。
「もう…女の子をいじめて、何が楽しいのよ…」
「別に、楽しいわけじゃないけど…その。好きだからちょっといじめたくなる心理というか…」
「…バカ」
ファラはそう繰り返しながらも、どこか嬉しそうだった。
「いいよ、もう。許してあげる。だから…しよ?ディラン」
「ファラ…」
ディランはファラをそっと押し倒して、膣口に硬くなった亀頭を押し当てる。しっかり前戯していたおかげか、ほとんど
抵抗なく入り込んでいった。
113名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 22:51:31 ID:qmwZnCH6
「痛くないか、ファラ」
「ん…大丈夫。気持ちいいから…ね、もっと動いて…」
それに応えるように腰を動かす。敏感な部分同士を擦り合わせ、二人は快感に流されていく。
「ふ…ふあぁ…ディラン…私…変になっちゃう…あ、ん…ぅん…」
「俺も…気持ちよくて…くっ…!」
肉の棒を根本までファラの膣に埋め込み、そこから抜けてしまう寸前まで引いて、また奥まで突く。その度に二人は
身体の芯まで貫くような悦びに震えた。
「あ、あ、はぁっ…ディラン…私…私…もう…」
「ファラ…俺も…イくから…一緒にっ…!うっ…くっ…中に、出すよっ…」
精一杯の愛しさを込めて互いの名を呼び、二人は同時に絶頂まで駆け上がる。ディランは限界まで己自身をファラに
突き立て、白濁を最奥に流し込んでいく。
「―――っ!」
声にならない声と共に、ファラも達した。ディランから更に精液を搾り取ろうとするように、膣が痙攣する。
「…はぁ…はぁ…」
「んっ…あっ…はぁ…」
激しい欲望の波が過ぎ去って、気だるくも優しい時間が流れる。二人はその間、子犬同士がじゃれ合うように身体を
触れ合わせた。時折、どちらともなくくすぐったそうな笑いが漏れ聴こえる。
「ねえ、ディラン」
そんな中、ファラがそっと呟く。
「私…どんなに辛くても、ディランがいてくれたら、頑張れるよ。でも…ディランがいなくなったら、もうダメ」
「…………」
「ディラン…私から離れないでね」
「何度も言わせるなって」
ディランは、ファラの頬に優しく口付ける。
「俺は、ずっとファラの傍にいるよ。いつまでも…」
「ディラン…」
月だけが照らす二人の影は、また一つに重なっていった…。
114サマサ ◆2NA38J2XJM :2009/11/20(金) 22:54:14 ID:qmwZnCH6
別に誰が期待してるわけでもないのに第二回目。
生意気にも>>90からの続き物。
前回は「エロが少ない」との指摘があったので、なるべくエロっちく書いたけど、うーん。
やっぱあんまエロくないかなあ…。
115名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 08:53:55 ID:Sf9MUwTA
GJ
何、二人とも若くてエロいことに興味津々の年代だ
続けていけば更にエロくなるよ、と言うことで待ってます
116名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 14:33:25 ID:qJXdgyAd
数日見ない間に職人が
二人ともGJすぎる
117名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 16:43:48 ID:0hwsH4nT
>>111
GJ
118名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 17:27:13 ID:w7iV/RQn
アルドとリッチバーンが羨ましそうに指をくわえています。
119名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 08:26:06 ID:hHTRlBwZ
後輩のディランが順調に大人への階段を昇っていくのを
アルドさん達はただ黙して見守るしかないのか…
120名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 19:34:39 ID:hHTRlBwZ
>>113から続き物です。


ディランとファラの<お姉さん的存在>であったファーライト神殿の神官・ソティナがやってきて、数日が経った。
帝国にも大きな動きはなく、こちらとしてもどう出るか決めかねて、結果的にしばらくの時間の猶予ができていた。
そんな日が続いた、とある夜。
ローングランドアジトで、ファラは自分に宛がわれた部屋の中、ベッドの上で膝を抱えていた。
「ディランの…バカ…」
膝に顔を埋めても、昼間見た光景は消えない。
「…バカ…」
街中で、ディランを見つけた。正確には<ソティナと一緒にいるディラン>を。
二人はファラに気付かない様子で街に点在する店を巡っていた。ソティナは色取り取りのお菓子を手に取ったり、
可愛らしい髪飾りを見つけては、わいわいとはしゃぐ。ディランはただ、照れくさそうに笑っていた。
そんな楽しそうな二人に声をかける事もできず、ファラはアジトに帰るなり自室に引き篭もってしまったのだ。
「…私の事、好きだって言ったのに…ずっと一緒だって言ったのに…バカバカバカバカ!そんなにソティナさんの
おっきな胸が好きなの!?どーせ私の胸は慎ましやかですよーだ!」
壁をげしげし蹴って、枕をバシバシ叩いても、まるで気は晴れない。それどころか、どんどん暗く沈むばかりだ。
「バカ…バカ…」
その時、ドアが遠慮がちにノックされた。
「ファラ…いるのか?何だかすごい音がしたけど…」
「…ディラン?」
「何してたんだよ。夕飯も食べずに。皆心配してたぞ」
「ディランには、関係ないでしょ」
「何で怒ってるんだ、もう…ちょっと用があるから、入るよ」
「…うん」
何かの袋を手にしたディランがそっとドアを開けて入ってくる。ファラは再び膝を抱え、ディランに背を向けた。
「ファラ。ほんとにどうしたんだよ…そんなにムスっとして」
「…………」
何も言えなかった。顔を合わせたら、昼間の事で容赦なく追求してやろうと思っていたのに。
(どうしよう…もし、ディランが私より、ソティナさんの方が好きだったら…)
そうなったらもう、立ち直れない。だったら…何も言わず、何も知らないフリをした方がいいんだろうか?
と―――ディランがファラの頭に手をやって、さらさらの髪に何かを取り付ける。
121名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 19:35:52 ID:hHTRlBwZ
「ご機嫌取りってわけじゃないけど…これ。ファラにあげるよ」
「…?」
手鏡を取り出してそれを見たファラは、驚く。
「え…これって…」
昼間、ソティナが手にしていた、あの髪飾りだった。
「何で…」
「いや…俺達、せっかく恋人同士になったのに、それらしい事を何もしてないだろ?いや、ある意味してるけどさ、
そういうのじゃなくて、なんていうか…上手く言えないけどもっと、それらしい事を…何か、プレゼントするとか」
照れているのか、ディランはしどろもどろになっていた。
「それでソティナさんが<女の子は皆お菓子とおしゃれが大好き>だって言うからさ。でも俺はどういうのがいい
のか全然分かんなくて、それで一緒に選んでもらったんだけど…」
ディランの声が、申し訳なさそうに小さくなっていく。
「気に入らなかったかな…ごめん」
「ディラン…」
ファラがようやく振り向いた。それにほっとしかけたディランは、直後にまたしてもぎょっとする。
「ぐすっ…ディラン…ひっく…えぐ…」
「な…泣くほど気に入らなかったのか!?そんなにセンスがなかったのか、これ!?」
「ち、違うの…そうじゃないの…そうじゃなくて…」
言葉にならない。ファラは自分が恥ずかしかった。
どうして、ディランをちょっとでも疑ってしまったんだろう。彼はこんなにも優しいのに。
自分を傷つけるような事を、するはずがないなんて。
そんな事―――分かっていたのに。
ディランは泣き崩れそうになるファラをそっと抱き締めた。
「ごめん。俺、バカだから。きっと自分で気付かない内に、ファラを傷つけちゃったんだな」
「…ううん…そんな事ないよ…そんな事ない…」
ファラもぎゅっと、ディランに抱きついた。
「ありがとう…嬉しいよ、ディラン」
「よかった。気に入ってくれたんだな、それ」
「うん…末代までの家宝にする…」
「そこまでされたら逆に居た堪れないわ!そんな大層な品じゃねえよ!」
「あはは…」
122名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 19:37:05 ID:hHTRlBwZ
二人して抱き合ったまま、顔を見合わせて笑う。
「それより、お腹空いたんじゃないのか?ほら、お菓子でよかったら食べろよ」
袋の中から取り出された、色取り取りのお菓子。ディランはそれを一つまみして、ファラの口元に持っていく。
「はい、あーんして」
「じ、自分で食べるよ…」
「いいからいいから。やりたかったんだよ、こういうの」
「もう。あーん…」
その瞬間、ディランがさっと手を引き、お菓子を自分の口の中に放り込んでしまう。見事に空振りしたファラは、
むうっと頬を膨らませて抗議しようとする。
「ディラン!どうしてそんな意地悪…」
「ん」
ディランが、お菓子を含んだ口元を指差す。その意図を理解したファラは、一瞬で赤面した。
「く…口移しで…?」
「ん」
「…も、もう…一回だけだよ…」
唇をきつく押し付け合い、舌を絡ませながら、ディランはファラの口にお菓子を移した。
「ん…んぐ、もぐ…ごくん…」
甘い味わい。唇を合わせたまま、ゆっくり噛んで、嚥下する。ファラは一度顔を離し、今度は自分の口にお菓子を
入れて、また口付けた。先程とは逆に、自分からディランの口にお菓子を押し込んでいく。
「んぐ…ぐ…ごく…」
ディランはお菓子を飲み込んで、ファラを見つめた。ファラはすっかり上気した顔で見つめ返してくる。
「もう一度、する?」
こくんと、ファラは頷いた。もう一度、口移しで。それが終わったら、またもう一度。もう一度、もう一度―――
そんなこんなで結局、お菓子を食べ終わってしまった。
「ねえ…ディラン」
ファラが潤んだ瞳で、囁く。
「このまま、抱いてほしいな…」
可愛らしいおねだりに、返事はない。その代わりにディランはそっとファラをベッドに寝かせた。細い首筋に舌を
這わせて、右手をスカートの中に侵入させる。器用にパンツを脱がせて、既に湿っているソコで指を蠢かせた。
123名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 19:38:06 ID:hHTRlBwZ
「んっ…」
指を挿れられると、声が漏れる。ぐちゅぐちゅと中の肉を掻き混ぜられる度に、快感に背筋が震えるようだった。
そうしている間にも、ディランは空いた左手で胸を責めることを忘れない。服をはだけさせて、まだまだ慎ましい
膨らみをそっと撫でて、反応を楽しむ。
「あん…うぁっ…ね、ねえ…ディラン…つまんなく、ないかな…」
「え?何が?」
「私の胸、小さいから…ソティナさんと違って」
「何だ、それ」
おかしな質問に、ディランは苦笑する。
「俺が今揉みたいのはファラの胸だけだ。大きいも小さいもない」
「…えへ」
「何だよ。大きい胸になりたいのか?」
「そういうわけじゃないけど…」
「よし、分かった」
ディランは起き上がると、ファラを背後から抱きすくめるように抱えて、ベッドに座る。
「え、え?」
「胸を揉むと大きくなるというだろ?俺が責任を持って、ファラの貧相な胸を立派にしてあげるから」
「誰が貧相よ!…ひゃんっ!?あ、あん…」
両手を存分に使って双丘を愛撫する。時に優しく、時に強く。
緩急をつけて、ファラの胸を慈しみ、いじめる。
「あ…はぁ…ふぅん…はぅ…」
乳首を摘むと、電流を流されたようにビクンと身体が跳ねる。
「ああ…ファラ。可愛いよ。本当に可愛い…」
ディランは自分も息が荒くなるのを自覚していた。目に涙を浮かべて喘ぐファラの姿に、保護欲と嗜虐心を同時に
刺激され、更に夢中になってファラを追い込んでいく。
「やあ…ダメぇ…このままじゃ、おかしく、なっちゃう…」
「いいよ。俺もこのまま、一気にいくからな」
言うが早いか、ファラを抱いて座ったままの姿勢で痛いほどに充血した一物を取り出し、ファラに押し当てる。
そのまま、一気に突き入れた。
124名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 19:40:34 ID:hHTRlBwZ
「ひゃ、あ、あん…!は、入っちゃってる…ディランのおちんちん、入っちゃった…」
「ああ、ずっぽり入ってるだろ?このまま気持ちよくしてあげるからな」
ずんずんと腰を動かし、己の分身でファラの胎内を蹂躙する。その間も両手はいやらしく蠢き、敏感な先端を中心
に責め立てる。
「や、やぁっ!ダメ、ダメぇっ!そんなにしたら、私、ほんとに、ほんとに…あぁんっ!」
ダメと言いながら、ファラの膣は快楽に反応してきつく締まり、ディランを悦ばせる。極上の快感をもっと味わうため
に、ファラにも味わってもらうために、ディランは更に激しくファラの中で動いた。
「あぁっ、や、やぁ、はふぅん…あうぅんっ…!ふぇぇぇん…っ!」
先にファラが達して、膣が絶頂に震える。その締め付けに耐え切れずに、ディランも精子を弾けさせる。
「あ…出てる…ディランの…気持ちいい…あっ…!」
「ファラ…俺も、すごく気持ちいいよ…っ…射精、止まらない…!」
ビュクビュクと勢いよく放出しながら、その勢いはまるで衰えない。
「ああ…嘘…まだ、出てるよ…すごい…」
「…うっ…これで…最後だから…んっ…!」
並の射精とは比べ物にならないほどの量の精液をようやく出し終えて、二人はやっと一息ついた。
今までも何度か愛し合ったけれど、これほど激しい性交は初めてだった。
その余韻の中、ファラが小さな声で尋ねてくる。
「ねえ…ディラン。私の事、好きだよね?」
「何度も言うことじゃないだろ。言えば言うほど、安っぽくなるじゃないか」
「それでも言って欲しいものなの!」
「…好きだよ、ファラ」
ディランは強く、強く、ファラを抱き締める。
「この世の誰より、大好きだ」
「…じゃあね」
ファラは、はにかみながら呟く。
「それを、次は…身体で教えて欲しいな…」


翌朝。ディランはやけに疲れた様子で皆を心配させたが、ファラはお肌ツヤツヤだったという。
―――なお後日、ディランの婚約者を名乗る少女が登場した際には、ディランはファラの機嫌を直すために、この
日の倍近い労力を費やすことになるのだが、それはまた別の話である。
125サマサ ◆2NA38J2XJM :2009/11/22(日) 19:43:29 ID:hHTRlBwZ
第三回目。ディラン×ファラに萌えてる勢いをそのままぶつけて書きました。
続きはあるのかないのか。それでは。
126名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 02:13:24 ID:yCCzeR4l
>>119
発売直後の時期に職人がついてくれないとキツイよな。外伝系は。
127名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 10:20:35 ID:UEuwNk0q
外伝系の作品の職人とSSの数まとめ

CS1 職人数 7人 SS本数 延べ19本 クリュウ物12本(内11本がばななん王子氏) プラティ物6本 それ以外1本
CS2 職人数 9人 SS本数 延べ11本 エッジ物6本 エア物4本 それ以外1本
はじ石 職人数 2人 SS本数 延べ2本 リフモニカ物2本
エクステーゼ 職人数 7人 SS本数 延べ11本 レオン×エイナメイン 1本 レオン×エイナ前提の他メイン6本 レオン単独1本 エイナ単独1本 それ以外2本
ツインエイジ 職人数 0人 SS本数 0本
X 職人数 1人 SS本数 延べ3本 ディラン×ファラ 3本
128名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 11:25:52 ID:WeUiS9rM
>>125
またまた乙!回を重ねる度にラブラブ度が増して、素晴らしいと思います。

>>127
こんなきっちりしたデータが出てくるのって、このスレくらいじゃないかな?…集計乙です。
129名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 16:21:46 ID:sS7QmwdX
>>123
GJ
130名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 17:21:23 ID:x77V03TX
ディランはエッジやレオン並には潤いそうだ。出来ればくぎゅボイスの婚約者もキボンヌ。
外伝系は本編主人公のゲスト出演があったCS1やCS2の頃はそこそこ人気あったんだがな。
エクステーゼも4の無限回廊で白夜とルチル出てきたし。
そういうのが全くないはじ石やツインエイジはちょっと苦しいよな。
発売直後の時期を逃すと特に。
131名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 19:36:16 ID:owHaVUKf
シュガレットやディナぐらい存在感のある女キャラってはじ石以降の外伝作品にはあんまいないな。
132名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 01:02:33 ID:8UkRqaPW
リフとかエアはシナリオやキャラ同士の絡みから本家以上にネタは多いと思うんだが・・・
残念だ。
133名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 15:04:26 ID:dtur7+QR
今までに投下されたSSの数が多い作品ってどれなんだろうな。
たぶん、3か4だろうけど。
134名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 17:21:11 ID:rdOfA7QR
ちょっと根性出して調べてみた。

保管庫収録及び収録対象全793本中
サモンナイト1 153本 サモンナイト2 140本 サモンナイト3 234本 サモンナイト4 220本
クラフトソード1 19本 クラフトソード2 11本 はじまりの石 2本
エクステーゼ 11本 ツインエイジ 0本 サモンナイトX 3本

やはり一番多かったのは3だった。ナンバリングの中だと2が一番少ない。
135名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 17:51:47 ID:7QFD2mbS
>>134
乙彼

パッフェルさんを、おっぱい揉みながらバックで犯したい。
136名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 02:21:55 ID:Xho9zSjn
意外だな。2が一番多いと思ったのだが。
やはりエロ教師がいけないのか。
137名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 02:24:13 ID:6DcNizX7
SN2の頃は外部エロパロ投稿サイトが人気あったしねぇ、DDDとか
138名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 08:56:18 ID:yrzT9bqB
ハサハとか人気の割りにSS少ないよな。
まあ、無口だから文章でキャラを表現しようとしても難しいからだけど。
2は他と比べてマグアメ、ネストリが鉄板すぎて妄想の余地が少ないというのもあるかと。
どのキャラでEND迎えても結局はアメル、ネスティに行き着くし。
139名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 12:41:31 ID:JSqqH3aQ
キャラゲーのくせにファンサービス考えてないだけでしょ
続編で前作の攻略キャラが誰だったか選べるどっかのゲームを見習え
140名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 13:07:10 ID:VstobXt8
>>139
ちょっとkwsk

ハサハのSS増えねえかな・・・俺の文才ではエロくならねえ・・・
141名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 18:17:11 ID:2xxEt/KY
>>139
自分も知りたい。

そのうち1や2の主人公の子供が出てきて、
もう1人の親が誰なのかを選べるシステムになってたら
個人的には最高なんだけどねえ。
1から4に至るまでにまだ数年しか経ってないから、
そんな日が来ることはないんだろうけど。
142名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 18:20:18 ID:QqTvMjE+
テイルズオブシンフォニア・ラタトスクの騎士じゃね?
イベントでロイドが前作誰を攻略したか選択できる。
選んだキャラとイベントがある。
143名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 20:22:01 ID:JSqqH3aQ
あとギャラクシーエンジェルな
選んだキャラとは最初からラブラブの状態でスタートする
144名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 20:23:10 ID:LVTS3niq
>>140
ハサハ×おねえちゃん?
145名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 20:27:54 ID:VstobXt8
>>144
いや、ハサハ×お兄ちゃん
鬼畜野郎氏の書いた陵辱のエロさは神
146名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 20:52:28 ID:dnOESaRJ
ハサハは、一人で二度美味しい。
147名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 01:22:32 ID:sRGxYpPp
つまり竜の子も二度おいしいのですね、わかります

昨日改めて4やったが何でカルマないのかなぁ…
これさえあればもうちょっといい感じになると思うんだよな…いっても詮無いことだけど
148名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 01:23:51 ID:iyzhX823
カルマにするとエニシアさんがヒドイことになるのを避けられないから止めたそうな。
149名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 03:46:31 ID:0bxryo4S
>>147
今こそ、君の手でカルマルート補完SS(R18)を書く時だ!
150名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 04:05:33 ID:FsoAihJ3
カルマルートでエニシアたんを二匹の堕竜と主人公でひぎぃひぎぃ!

フェアだとエニシアと仲良く二匹に犯される訳だよ、畜生カルマルート何故無かった!!!
151名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 08:47:12 ID:PURZuhte
姫様「なんだか毎日がカルマルートのような気がするんだよ……」
152名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 15:20:47 ID:FsoAihJ3
男の夢です我慢して下さい姫様。
153名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 10:05:10 ID:Co57KRBl
>>145
個人的にはレイムが責める話が好きだな。>鬼畜野郎氏の書いた陵辱
特にファミィママとミニスたんの話。
154名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 12:07:23 ID:HesyXllH
ギアンはやはりスパイラルの浅月と変わらない゙ヘタレ眼鏡゙に限りますね。
155名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 00:42:42 ID:2d80L3Bi
そういや、サモンナイト4以降にも色々でたけどカルマEDってなんかあったっけ?
156名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 02:13:37 ID:ukuqSsJa
本編(1-3)にはあったね。
外伝はなかったはず。
157名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 09:15:02 ID:DWHFzqVG
荒野の中で、ファラは茫然と立ち尽くしていた。
目の前に、誰かが倒れている。
「…嘘」
嘘だ。そんなはずはない。だって、彼は―――
「ずっと…私の傍にいるって…そう、言ったもの…」
その場に膝をつき、驚くほど重い―――あるいは驚くほど軽い―――その身体を抱き起こす。
べっとりと紅い液体が、ファラの手に纏わりつく。
「ディラン…ねえ。目を、開けてよ…」
けれど、返事はない。目を開ける事もない。その顔はまるで、眠っているだけのようにも見えた。
「ディラン…何で…」
熱い雫が、瞳から溢れ出す。
「やだ…やだよ、ディランまでいなくなったら、私…」
それでも、何も答えてくれない。ぴくりとも動かないその頬に、涙が落ちた。
「ディラン…ディラン―――!」
慟哭だけが、渇き切った世界に響き渡って―――


「―――ファラ!ファラ、どうしたんだ!?しっかりしろ!」
「…ん…」
ぺしぺしと軽く頬を叩かれる感触に、ファラは目を開けた。まだ深夜のようで、部屋の中は暗かった。
「ファラ!」
「あ…ディ…ディラン…?」
心配そうに自分を覗き込んでいたディランと目が合うと、彼は安心したように微笑んだ。
「あれ…私…」
意識がはっきりしないまま、ベッドの上で身を起こす。服は身に付けていない。次第に、眠る前の記憶が蘇る。
いつものように、ディランに抱かれて…そのまま、ディランの腕の中で眠ったのだ。
「よかった…酷くうなされてたから、心配したよ」
「…………ディラン…」
ぽろぽろと、涙が零れ落ちるのが自分で分かった。
「…ファラ?ほんとに、どうし…」
「ディラン!」
言葉が終わるのを待たずに、ディランの胸に顔を押し当てる。そのまま感情に任せて泣きじゃくった
158名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 09:15:34 ID:DWHFzqVG
「怖かった…怖かったの…ディランが…ディランまで、いなく、なって…」
「ファラ…」
ディランはその細い背中に手を回し、子供をあやすように滑らかな肌を撫でる。
「怖い夢を見たんだね…大丈夫。大丈夫だよ。俺は、ここにいる」
「…ひっく…うう…ディラン…えぐ…」
「泣かないで。俺は、何処にも行ったりしないから…」
「…うん…」
―――いつまでそうしていただろうか。
ようやくファラが泣き止んだ所で、未だに小さく震える唇にそっと口づける。
「ん…くちゅ…ちゅぷ…」
ファラは自分から求めるように、舌を絡ませる。しばし、互いの息遣いだけが部屋に響いた。
「…もう、落ち着いた?」
「うん…ごめんね。心配かけて」
「そんなの気にするなよ。それよりファラ、汗びっしょりじゃないか」
そう言われて、全身が濡れているのに気付いた。どうやら悪夢のせいで、盛大に寝汗をかいてしまったらしい。
「そのままじゃ、身体が冷えるぞ。シャワーでも浴びてこいよ」
「…やだ」
ぎゅっと、ディランの腕にしがみ付く。
「おい、ファラ…」
「今は、ディランの傍から離れたくない…」
「そう言われても…風邪をひいたらどうするんだ?」
「それでも、やだ」
「…………」


そして、ディランがどうしたかというと。
「いや。俺はこの機会に乗じて自分の欲求を満たそうとしているわけじゃないんだよ?ただ、ファラの事を放って
おけないし、ファラの具合が悪くなってもいけないし、そうなると残る選択肢はこれしかなかったわけで、決して
下心なんてないんだ。その辺、どうか分かってほしい」
「誰に言い訳してるのよ…」
159名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 09:16:14 ID:DWHFzqVG
―――ディランは浴室でイスに座り、そして膝の上にファラを座らせて、シャワーを浴びせていた。
父親と幼い娘というならまだしも、若い男女である。はたから見れば、完全にバカップルだ。
「大丈夫よ、ディラン」
ファラは、やけに優しい微笑みを浮かべた。
「例えディランが私の身体を洗うという口実で、色んな所を弄りまわしたとしても…私はディランにだったら何を
されても、許してあげるから…」
「信じてもらえない!愛する彼女が俺の誠意を信じてくれない!」
誰かの胸に縋りついて泣きじゃくりたいディランだったが、そんな事をしても誰が萌えてくれるというのか。
「冗談よ。分かってるから、ディラン」
くすっと笑い、ディランの胸に背中を預けた。
「さ、どうぞ」
「…言っとくけど、本当にいやらしい気持ちなんてないぞ」
「本当に?これっぽっちも?」
「…………すいません。正直、かつてないときめきを感じています」
面白いのか面白くないのかよく分からない会話をしつつ(多分面白くない)、泡立たせた石鹸を両手にたっぷりと
付けて、胸に塗り付けるようにして揉み込んでいく。
「あ…やだ…何だか、いつもよりくすぐったい…」
石鹸の泡が潤滑油の役目を果たしているせいか、普段よりも滑りがいい。柔らかな膨らみを掌で押し潰しながら、
桃色の先端を指で摘まむ。
「あう…ダメだよ、ディラン…胸ばっかり、いじっちゃ…」
「じゃあどこを洗えというんだ」
「どこって…えっと、それは…」
「ここか?」
言うが早いか、股間に手を伸ばした。そのまま表面を擦るようにして洗っていく。
「はぅ…」
可愛らしい喘ぎ声。ディランは我知らず息を荒げながら、ソコを責め続ける。
「…ん?」
内部から、愛液とは別のヌルリとした液体が溢れ出る。白く濁ったそれは、数時間前の情事の証だった。
160名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 09:17:01 ID:DWHFzqVG
「いやらしいな…さっき俺が出したヤツが、こんなにたくさん垂れてきてるぞ」
「やだぁっ…私、いやらしくなんかないもん…ディランが、そんなに出すのが悪いのに…」
「いいや。ファラがこんなにもいやらしいから、俺もすごく気持ち良くなって、たっぷりと出したくなってしまうんだ。
つまり何が悪いかというと、ファラがエッチな女の子だから悪いんだよ」
「ち、違うよぉ…私、エッチな子じゃない…」
「そうかな?じゃあ、確かめてみよう」
ディランはファラの身体に付いた石鹸をシャワーで洗い流して、その華奢な肢体を抱えたまま床に寝転ぶ。
「ファラ、こっちを向いて…」
「うん…」
請われるがままに、ディランの上で身体の向きを直して、顔を見合わせる。ディランはそのまま、腰を突き上げる
ようにして挿入した。
「あぁんっ!…あ…あれ…?」
ファラは戸惑う。ディランは奥深くまで突き入れたものの、そこから動こうとしない。中途半端な所で止められて
不満げなファラに対して、ディランは耳元で囁く。
「自分で動いてみてよ、ファラ」
「え…自分で、って…」
「上にいるんだから、ファラの方が俺より動きやすいだろ?」
「でも…うう…恥ずかしいよ…」
「ダメかな?」
「…ダメ…ダメだけど…ディランが、そうしてほしいなら…」
そう言って、ファラはゆっくりと腰を動かし始めた。そうすると、徐々に快感が押し寄せてくる。
「ん、ふぅ…やだ…こんな、恥ずかしい事してるのに…あ、ん…」
「気持ちいいのか?自分で腰を動かして気持ちいいなんて、ファラはやっぱりいやらしい女の子なんだね」
「うぅ…バカ…ディランがそうさせてるくせに…」
口を尖らせつつも、ファラの腰の動きはどんどん激しくなっていく。性感が高まるにつれて、羞恥心よりも悦楽を
求める本能の方が上回ったようだ。
結合部からぐちゅぐちゅと卑猥な水音を立てながら、二人は悦びを分かち合う。
161名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 09:17:47 ID:DWHFzqVG
「いいよ、ファラ…俺、そろそろ…」
「あ…私も…んくっ…あ、ふぁん、はぁ…っ…ねえ、ディラン…っ」
「ん?」
「…最後は…ディランも一緒に…動いて…ひゃんっ!」
返事の代わりにファラの腰を掴み、腰を打ちつけるような勢いで激しく動かす。
「あ、あ、やだぁっ…いきなり、そんな激しくなんて…イっちゃう…私…このままっ…!」
絶頂間近だった所に強烈な刺激を与えられて、ファラはそのまま達してしまう。同時にディランも、己の感覚全て
がペニスの先に集まっていくような昇天の瞬間を迎えた。
「うっ…くっ!いいよ、ファラ。俺も、全部、出すからっ…!」
言葉通り、自身の全てを注ぎ込むかのように射精する。膣内で欲望が弾けて跳ねて、止め処なく溢れる。
「ああ…ディランの、白いのが…たくさん、出てる…熱いよ…」
「まだ、終わってないよ…まだ、出る…」
「…!んぅっ…やぁ…これ以上、出されちゃったら…ヘンに、なっちゃう…」
既に大量の精を放っているのになおも尽きる事無くペニスがドクドクと脈打ち、白濁を流し込む。最後の一滴まで
余さずファラの胎内に吐き出して、ようやくディランは息をつく事ができた。
「…はあ…はあ…ファラ…」
「んっ…ディラン…っ」
二人はどちらともなく、唇を求め合う。愛し合った余韻が残る中で、互いを慈しむように深く口づけを交わす。
幾度となく、接吻を繰り返した頃。
「あ…あのね…ディラン」
ファラは、可愛らしくおねだりする。
「せっかく洗ったのに、また汗かいちゃったから…もう一度、洗ってほしいな」


翌朝。ディランはやたらと疲れた様子で皆を心配させたが、ファラはやっぱりお肌ツヤツヤだったという。
162サマサ ◆2NA38J2XJM :2009/12/04(金) 09:19:24 ID:DWHFzqVG
投下。第四回目。相変わらずちっともエロくねえぜ、ブラザー。
163名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 12:19:15 ID:NCXz9PaO
会話文の間に地の分で状況のねっとり描写を増やせばエロくなると思うんだぜ。ブラザー。
164名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 17:24:19 ID:gURallnb
バカップルが可愛いので気にしなくて良いんだぜ、ブラザー。
165名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 19:33:51 ID:5WgYVQvp
ゲーム全然やったことないけど、めちゃくちゃいいんだぜ、ブラザー。
166名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 20:35:02 ID:SLPJLm9P
>>159
洗うふりして悪戯→セックス→汗かいたから洗うふりして悪戯の無限ループGJだぜブラザー
167名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 06:45:53 ID:imrOz4QL
アルド「俺もお風呂プレイできる彼女が欲しい…」
リッチバーン「翌朝が辛くなるほどエロいことしたい…」
168名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 10:57:13 ID:f45LBEQZ
ライ「あまりいいことばかりでもないんだぜ(やつれ顔)」
169名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 15:08:12 ID:mEjAaC5T
ハヤト「最近は一応平和です」
170名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 17:09:45 ID:IGJTuvLF
保管庫の、女殺しレシィにヤられまくるユエルは凄く興奮する。
171名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 20:38:46 ID:CwOYQEW2
>>170
未だに続編を待っている俺
172名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 22:24:36 ID:imrOz4QL
>>167
ディラン「先輩方、勘違いしないで下さいよ?俺は別にお風呂プレイしたいわけじゃないし、
     翌朝に疲れを持ち越したいわけでもないんです。一晩で五回も六回も射精する
     となるとむしろ拷問ですよ?楽じゃないんです。そこら辺分かってください」
173名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 22:32:20 ID:B1q7JlWI
ライ「オレ、十回は軽くいけるけど」
トウヤ「僕は二十回でも余裕だね」
174名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 22:37:43 ID:imrOz4QL
>>173
ディラン「すごい…これが何十本ものエロSSに出演した漢達の力か…!」
ファラ「わ…私達も頑張ろうね、えへっ…」
ディラン「え…い、いや、そんな意味で言ったんじゃなくて…」
ライ「ふふ、後輩共は初々しくて可愛いもんだな」
トウヤ「そうだね、昔の僕らを思い出すよ」

アルド「…殺殺殺殺殺…」
リッチバーン「…呪呪呪呪呪…」
175名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 22:42:10 ID:B1q7JlWI
ハヤト(ミイラ状態)「30回目から先はもう覚えていない……」
レックス(50戦経過後)「抜剣覚醒!よし。これでフル充電完了だ。補習授業を始めるとするか」
176名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 22:48:39 ID:imrOz4QL
ディラン「抜剣覚醒を俺にも教えてください!最近ファラのおねだりがますます激しくなってきた
     ので、今のままではこれからの闘いを勝ち抜けません!」
     
177名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 23:53:27 ID:U5LyS7Bs
そうだな、この流れは単発が複数でやれば面白いが、同じ奴が何回もやると微妙だな
178名無しさん@ピンキー:2009/12/08(火) 21:24:24 ID:Fr8Rp7B0
ファラ陵辱まだ〜?

 ☆ チン マチクタビレタ〜
     マチクタビレタ〜
☆ チン  〃 ∧_∧
 ヽ___\(\・∀・)
  \_/ ⊂ ⊂_)
  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
 | 愛媛みかん |/
179名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 01:30:00 ID:dm1NZnzG
帝国将軍ザイツを打ち倒し、ついに王国の奪還が果たされた。
新国王の座には、王女ファラからの強い要請や、仲間からの支持を受けての暫定的な処置という形で、デルティアナ
帝国に反旗を翻した皇子・ディランが就くことになる。
それから、一週間ほどが過ぎた頃のお話―――


「はあ…」
ファラは自室のベッドの上で、一人寂しくごろんと寝転がった。どうにも眠れない。
理由は分かっている。最近アッチがご無沙汰なので、ちょっと欲求不満なのである。
「…ディランの所に行きたいな」
けれど、ただでさえ忙しい彼の元に押し掛けたりしたら迷惑じゃないだろうか。
「そもそもディランが忙しいのは、私のせいだもの…」
暫定だろうと国王という立場になった以上、ディランにはやることは山ほどあった。これからますます激しくなるだろう
帝国との戦いの準備だけでなく、未だに混乱しているセレスティア王国のための政務。
それは本来、王女である自分がやらなくてはならないことだったのに、ディランに押し付けてしまった。
彼なら、自分よりずっといい王様になってくれる。そう思っての事だったとはいえ、ファラは気が重かった。
「…ディラン、無理してるんじゃないかな」
自分の前でディランはそんな素振りは見せないけれど、疲れていないはずがない。そう考えると、余計に疲れさせて
しまうような事(まあ、チョメチョメである)をねだるのもどうかと躊躇してしまうのだった。
「でも…寂しいな…」
そう呟いた時、コンコン―――と、ドアを叩く音がした。
「ファラ、寝ちゃったかな?」
その声にファラはピョンっと飛び起きる。我ながら現金だとファラは思った。
「ディラン!?」
「よかった。起きてたんだ…中に入っていいか?」
「うん、いいよ」
「じゃ、お邪魔します」
部屋に入ったディランは、ファラの隣に座る。
「やっと、仕事が一段落ついたよ。明日からは少し楽になりそうだ」
「そ、そうなんだ」
相槌を打ちつつ、話の内容はほとんど頭に入らなかった。
180名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 01:31:17 ID:dm1NZnzG
自分の部屋のベッドの上で、ディランと二人きり。なんて恋人っぽいシチュエーションなんだろうか!
ファラは胸の鼓動が早くなるのを感じていた。
(どうしよう…ディランから来てくれるなんて。やっぱりディランも私と、し、したかったのかな…あ、でも、ただ
おしゃべりに来ただけかな…)
そんな期待と不安で一人で舞い上がりそうなファラに対し、ディランは神妙な顔で語る。
「ファラ…もしかして俺、ファラを怒らせるような事をしたかな?」
「え…?どうして?」
思いがけない質問に、ファラは戸惑った。
「どうしてって、最近は俺の所に来てくれないし…距離を取られてるみたいで」
「あ…確かに、そうだけど。それは怒ってるんじゃないよ!」
「じゃあ、何でだ?」
「だって…ディランは国王になってから忙しいし、疲れてるみたいで」
「…それと、どう関係があるんだ?」
「関係あるよ。ただでさえ疲れてる時に、私の相手までさせて、ディランの負担になりたくないもの」
ディランの顔が強張っていくのに、ファラは気付かない。
「私が国王を押し付けちゃって、それで苦労してるのに…これ以上、ディランの重荷になりたくないよ」
「…重荷…だって?」
「うん…だから、無理に私の相手をしてくれなくても…」
「バカ!」
その怒声に、ファラはびくっと身を震わせる。ディランは申し訳なさそうにしながらも、厳しい表情で言い募る。
「怒鳴ったりしてごめん…でもバカだよ、ファラは。俺は、無理なんかしてない。ファラに関することで、俺が無理
してることなんか、何一つないんだ」
ディランはファラの肩を抱き寄せて、幼い子供に言い聞かせるように語った。
「ファラのためなら、俺は何だってしてあげたい。ファラが望む事なら、何だって叶えてあげたい。それは俺がそう
したいだけなんだ。その事を―――何で、分かってくれないんだ!」
「…………」
言葉もないファラに対し、ディランは真摯な口調で続ける。
「ファラ…もっと俺を信じてくれ。頼ってくれ。俺にとって、君は重荷なんかじゃない…俺はもう、ファラがいないと
生きていけないくらいに、ファラの事が好きになっちまってる。だから…もっと俺に、ワガママを言ってくれてもいい
んだ。ファラ…だから一つだけ、お願いだ。自分が俺の負担になってるだなんて、間違っても思わないでくれ」
「…ディラン」
ファラはそっと、ディランの胸に顔を寄せる。
181名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 01:32:33 ID:dm1NZnzG
「暖かくて、大きいね。ディランは」
ほろりと、涙が一粒零れた。
「どうして私…こんなに強いディランの事を、信じてなかったのかな…」
「いいんだよ、もう」
ディランはファラを抱きしめたまま、ベッドに転がる。
「これから、信じてくれればいいから」
「ん…うん…」
二人の唇が合わさる。
全てを貪るように暴力的でありながら、愛情に満ちた口付け。しばし互いに時を忘れ、唇の感触を味わう。
「ね…ディラン」
その最中、ファラが囁く。
「さっきの話を蒸し返すわけじゃないけど、疲れてるのはほんとでしょ?だから、ね…今日は、私からしてあげる」
「え?…ふわっ!」
いきなりファラに馬乗りにされて、ディランは情けない声を上げてしまう。
「ふふ。ディランったら、可愛い声出しちゃって」
「からかうなよ。一体、何のつもり…って…」
「じっとしてて」
ファラはディランのズボンに手をかけて、ぎこちない仕草で脱がせていく。
「あ…あの…ファラさん。何をいたすおつもりで?」
何故か敬語だった。
「えっと…口でしてあげようかなって」
「く…口って…」
「フェラチオっていうんだよね?男の子はみんな、それが大好きって聞いたけど」
「そ、そうかもしれないけど…どこで覚えたんだよ!」
誰だ?誰なんだ?こんな素晴らしい…もとい、ハレンチな事をファラに吹き込んだのは!
「えっと…例えば私達のお姉さん的な人とか、神殿の神官さんとか、黒髪眼鏡美人さんとか、ディランが昔求婚した
人が教えてくれたんだけど。機会があったらしてあげなさいって。絶対喜ぶからって」
「要するにソティナさんじゃねーか!」
ありがとうソティナさん!ディランは心の中で快哉を叫んだ。
そんなアホな事をしている内に、陰茎は外気に晒されてしまっている。ファラはまじまじとそれを見つめていた。
182名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 01:33:42 ID:dm1NZnzG
「じっくり見た事ってないけど、こんなのなんだ…ふふ、ちょっと可愛いかも」
「ファラ…それは男にとっては侮辱だぞ…」
「そう?可愛いと思うけどな」
そう言いながら、興味深げに指先でツンツンとつつく。
「あ、何だかピクピクしてる。やっぱり可愛い!」
「…グスン」
「あれ?もしかして、痛くしちゃったかな…」
「うん…」
ちょっと泣けるくらいに。
「ごめんね…はじめてだから、よく分からなくて。じゃあ…始めるね」
竿を指で支えて、先端にそっと口付ける。舌をチロチロと動かして亀頭を舐めまわしてみると、次第に大きさと硬さが
増していくのが分かった。
「ん…何だか、ビクビクってしてきた…気持ちいいの?」
「ああ…ファラの口、すごくいい…」
膣内とはまた違う、温かな肉の感触。這い回る舌がまた、何とも言えない快感を呼ぶ。動きはたどたどしいし、技術
もないが、一生懸命に奉仕してくれるファラの姿に、ディランの背筋からぞくぞくと悦楽が湧き上がってくる。
「ちゅっ…ちゅぱっ…ぺろ…くちゅ…」
「ファラ…こんなにいやらしい顔で、俺のを舐めて…ほんとにいやらしい子だ」
「や…違うよお…ディランに喜んでほしいから、してるだけで…」
「そうか?その割には、すごくエッチな顔してるぞ」
「もう…そんな意地悪、言わないで…」
そう抗議しつつも、ファラの口内奉仕は徐々に激しくなっていく。
「あむ…ちゅぽ、ちゅぽ…ぴちゃ…ふあ…んちゅっ…」
小さく可憐な唇で男をくわえ込んで、唾液をたっぷりと先走りの液に混ぜ合わせながら、亀頭に塗りこむように舌を
這わせる。ディランは少しでも長くそれを味わっていたかったが、じきに射精への欲求の方が上回った。
「くっ…う…ファラ、そろそろ出すぞ…口に、出してもいいか?」
返事の代わりに、亀頭を頬張る。その拍子に歯を少し立ててしまい、その刺激が最後の引き金となった。
「!…イくっ…!」
呻くような言葉と同時に、ファラの口内に精液が流れ出す。噴水のような勢いで放出される白濁に戸惑いながらも、
それを零さないようにしっかりとペニスはくわえたままだ。やがて射精が収まり、ファラはようやくペニスから口を
離して、精液をゆっくり飲み下していく。
183名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 01:34:39 ID:dm1NZnzG
「んっ…む…ごくんっ…」
「ふう…ファラ、無理しなくていいんだぞ?美味いもんでもないだろ」
「ん…そうでもないよ。結構おいしい」
あながち冗談でもなさそうに、ファラはぺろっと舌を出す。
「えへ…私、やっぱりエッチな女の子なのかも」
「そうだな。ファラはいやらしいな」
ディランはからかうように軽口を交わしながら、ベッドをぽんぽんと叩く。
「ほら。そんなエッチな悪い子には、いっぱいお仕置きしてあげるから、四つん這いになってみて」
「うん…」
言われるがまま、ファラは手足をついて動物の姿勢を取る。
「あ、やだ…こんな…ワンちゃんみたい…」
「ああ。今のファラは可愛くてエッチなワンちゃんだ」
ディランはその背後に回り、淫裂に指を這わせる。
「はう…」
「もうこんなに濡れてる…俺のを舐めてるだけで、こんなになっちゃったのか?」
「う…それは…」
「正直に言って。フェラチオしてる時、どんな気分だったんだ?」
「…ディ…ディランのおちんちんを舐めてたら、私もなんだか、変な気持ちに、なって…あん!」
指を差し入れられて、思わず喘いでしまう。そんなファラの反応に興奮を覚えつつ、ディランは責め立てる。
「それで?俺のを入れて、ぐちゃぐちゃに掻き回してほしいって思ったのか?」
「…ふぇぇ…そんな言い方しないで…恥ずかしいよ」
「でも、そうなんだろ?」
「…………」
ファラは羞恥で顔を真っ赤にして、黙り込んでしまう。
(ちょっといじめすぎたかな…)
ディランがそう思った時、か細い声が漏れてきた。
「うん…ディランの、ほしい…いっぱい、してほしい…」
「ファラ…そうか。安心しろ」
ぐっとファラの細い腰を掴み、背後から肉棒をあてがう。
「俺もいい加減、ファラを抱けない夜が続くのは辛かったから…」
184名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 01:35:37 ID:dm1NZnzG
濡れそぼった肉穴を掻き分けて、子宮まで抉るような勢いで肉棒が押し入っていく。
「今日は休む暇なんてないの、覚悟しろよっ…!」
「や、あ、ああんっ…!」
ぱんぱんと音を立てるほどの勢いで尻肉に腰を叩きつけ、ぐちゃぐちゃと卑猥な水音を立てながら粘膜を擦り付ける。
文字通り動物の体勢で、少年と少女は雄と雌になる。
互いに求めるままに身体を貪り合いながら、愛を確かめ合う。
その様は野獣のような荒々しくもあり、同時に神聖なほどに美しくもあった。
「はあっ…はあっ…ファラ…ファラッ…!」
最愛の少女の背中に覆い被さり、限界まで己の欲望を突き立てる。もう何も考えられずに、ただただ獣としての本能
のままに恍惚を求める。
「ディラン…ああ…はううっ…!ディラン…」
最愛の少年が、自分を何者よりも強く求めてくれている。雌として最高の喜びに包まれながら、ファラもまた絶頂に
駆け上がっていった。
「うっ…くっ!」
あれだけ激しかった動きが止まる。それと同時に、少女の最奥部で弾ける灼熱。
ビュルルッ…ビュルッ…ビュルッ…ドクッ…ドクッ…ドクンッ…!
冗談のような量の精液が、子宮にまで染み込んでいく。
「あ…あ…何、これ…こんなの、はじめて…お腹、いっぱいになっちゃう…」
「…溜まってた、からな…もう少し…あと、ちょっと…」
ビュ…ビュル…ピュウッ…。最後の放出を終えて、二人はベッドに倒れ込んだ。
「ファラ…好きだ。誰よりも、愛してる」
何度言ったって、足りないくらい。
「うん…私も大好きだよ、ディラン…他の誰より、ずっと…」
どれだけ言葉にしても、足りないくらい。
「だったら…もっと、俺に甘えていいんだ。ファラ」
ディランはそう言って、ファラの髪を優しく撫でる。
「でも…私…」
「いいんだよ」
笑いかけるその顔は、とても穏やかだった。
185名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 01:36:27 ID:dm1NZnzG
「大好きな女の子に甘えられたいっていう俺の気持ちも、少しは分かってくれ」
ファラはそれを聞いて、嬉しそうに頬を緩める。
「だったら…これからは、遠慮なくディランに甘えちゃってもいいんだ?」
「ああ、是非そうしてほしいな」
「えへへ…じゃあ、早速だけど」
「何だ?」
はにかみながら、ファラは呟く。
「今夜はもっともっと、甘やかしてほしいな」

―――ファラは勿論の事、ディランもなんだかんだでアレとかコレやら溜まっていたので、その夜はこれまでの最長
記録をあっさり更新したという。
何回戦までいったかは、各自の想像にお任せしよう。


翌朝。
ディランは早くも後悔していた。
「はい、あ・な・た♪アーンして」
砂糖を10リットルほど溶かしこんだ水のように甘い声。ファラはディランの膝の上に腰かけて、フォークに突き刺した
おかずをディランの口元に運んでいた。
(女神ファーライトよ…俺は何故、このような羞恥プレイを受けているのでしょうか…)
二人きりなら、まあ照れ臭いが笑って済ませるところである。しかし。
186名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 01:39:48 ID:dm1NZnzG
「ムームー♪」
「全く…ファラ様が満足しておられるのなら何も言うまいが…ディラン。少しは自重しろよ?」
「おやおや、ボーヤ達。アツアツだねえ」
「ヒューヒュー、羨ましいぜ」
「も〜。お姉さん、そんなに仲良しなのを見せつけられたら妬けてきちゃうな〜」
「…………ディ…ディラン様…不潔ですわ〜〜〜!(血涙を流しつつハンケチーフを噛み千切る)」
「ふ…若さとは、いいものだな」
―――仲間達が一同揃っての朝食の席である。彼等からの優しくも生暖かい視線(一名、嫉妬と憎悪の視線を向けて
いるお嬢さんもいらっしゃったが)を受けながら、ディランはこの場所こそが魔界オヴァドかとすら思っていた。
「あ、そうだ…一つ、忘れてた事があるんだけど」
「…何かな?」
「ん」
ファラは可憐な唇を、すっと突き出す。
「おはようの、ちゅー」
「…………」
ディランは、悟った。
(そうか…女神ファーライト。そうなんだね。あなたは別に俺をいじめたいわけじゃなくて、ただ単にこれがあなたなりの
愛情表現なんだ…はは、嬉しいなあ…俺ってば、女神様からこんなに愛されちゃってるよ…)
―――これが被害妄想でもなんでもなく、純然たる事実だったと彼が知るのは、後々の話である。
それはともかく。
「ほらほら、いっちゃいなよ!それでも男かい?」
「ブチューとやれ、ブチューと!」
「えー、新郎新婦のお姉さん的存在である私は、今日という目出度い日をとても嬉しく思っちゃいます!」
皆からの声援と冷やかしを受けて、もはや絶対に後に引けなくなったディランは、もうやけくそで熱烈なディープキスを
かましたという。
それを見たツンデレ声のお嬢さんは憤死しかけたそうだが、それはまた別の話だったとさ。
187サマサ ◆2NA38J2XJM :2009/12/10(木) 01:41:08 ID:dm1NZnzG
投下。
このスレに住まうエロ紳士の皆さん、こんな駄文ですがどうぞ。
最後のバカップルが書きたかっただけです。
188名無しさん@ピンキー:2009/12/10(木) 17:13:04 ID:l7Vkswiw
>>183
GJ
189名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 08:07:39 ID:X//woX10
  .-、  _
  ヽ、メ、〉      r〜〜ー-、__      ________________
  ∠イ\)      ムヘ._     ノ      |
   ⊥_      ┣=レヘ、_ 了     | え−−い、ファラはいいっ!
-‐''「 _  ̄`' ┐  ム  _..-┴へ   <
  | |r、  ̄ ̄`l Uヽ レ⌒',    ヽ.   | くぎゅを映せっ! くぎゅの濡れ濡れのシーンをっ!!
  (三  |`iー、  | ト、_ソ   }     ヽ   |
  | |`'ー、_ `'ー-‐'    .イ      `、   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |   `ー、    ∠.-ヽ      ',
__l___l____ l`lー‐'´____l.       |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  .|      |
               ||  |__.. -‐イ
               ||   |    ノ/
190名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 11:24:04 ID:szzfgsYX
お前は何を言ってるんだ
191名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 09:49:21 ID:d/hD0zVC
このスレにはおっぱい成分が足りなさすぎる。
192名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 11:44:32 ID:DQ9QLhOb
>>191
パッフェルさん
193名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 11:47:27 ID:LpMyZkbC
★がティーンでおっぱいでかいキャラ描けないからサモナイでおっぱいでかいキャラって
年増だったり男付きだったり非処女だったりするんだよ。
194名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 14:52:56 ID:/Y63uhXX
爆乳 ケルマ メイメイ ミント 4リプレ
巨乳 パッフェル ミモザ アティ ヘイゼル カイナ ミスミ 大人アリーゼ 4アカネ アロエリ
豊乳 アヤ クラレット 1リプレ ルウ ファミィ アルディラ ポムニット 4フィズ
普乳 セシル 1アカネ モーリン ソノラ ファリエル アズリア
貧乳 ナツミ カシス ケイナ フェア リシェル
無乳 ラミ 1フィズ エルカ モナティ サイサリス トリス ユエル ミニス クノン アリーゼ ベルフラウ 大人ベルフラウ リビエル  ミルリーフ エニシア

だいたいこんな感じだと思う。
195名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 15:00:12 ID:gF9W7msI
ハサハと大人ハサハをいれないとはいい度胸だ
196名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 17:35:08 ID:DQ9QLhOb
>>195
よう、俺。
197名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 17:39:20 ID:/Y63uhXX
大人ハサハは体型が分からん。
198名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 20:35:53 ID:IKfGRwEw
豊乳って良い響きだ
199名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 21:36:04 ID:94jMUECL
>>194
アメルはー?
個人的には普だけど貧っぽが
200名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 21:56:46 ID:/Y63uhXX
誰か足りんなあと思ったらアメルか。
手持ちのサモコレの絵から判断するに貧かなあ。
201名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 21:59:59 ID:gF9W7msI
ハサハはあんなにロリでかわいいくてエロいのにss少ないんだよな
おひるねすきだよ はお世話になってる
202名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 23:34:40 ID:mrmXi/Qc
アルバたんの童貞卒業をねっとりと書いたSSが欲しいです
203名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 23:47:56 ID:gF9W7msI
アルバの童貞卒業を(フィズのいない聖王都でラミによる)NTRを書いたSSとな
204名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 00:49:43 ID:q2apAyM+
アルバは案外サイサリスと相性がよさそうな気がする。
205名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 13:56:56 ID:tjgXPfqT
>>201
公式サイトの絵?
206名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 14:15:05 ID:TS+pI8JG
保管庫のSS
207名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 19:24:48 ID:tjgXPfqT
>>206
ありがとう。
208名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 09:55:16 ID:fMy0N9uT
俺の中ではパッフェルさんは無職の人達によってグロ寸前の陵辱を受け、死にかけては回復され、犯されて……と、繰り返されたんじゃないかというイメージがある
だから例え非処女であってもその時のトラウマで普段のふいんき程エッチは得意じゃなく、敵が自分を犯すという仕草を見せた時点で恐怖に怯えたり、自分は嫌なのに乳首や子宮が反応するんじゃないかと
誰か、このネタでSS書いてくれないかなぁ……他力本願なのはわかってるけど
209名無しさん@ピンキー:2009/12/16(水) 10:47:26 ID:axX6mimS
>グロ寸前の陵辱を受け、死にかけては回復され、犯されて……
どこぞの姫様が真っ先に思い浮かんだ。
210名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 17:04:09 ID:8gxRQcqn
>>208
エッチにトラウマ持ってるパッフェルさん、いいね。読みたい。
211名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 21:41:29 ID:lRpDAyXV
無職の人達が
羨ましい
212名無しさん@ピンキー:2009/12/17(木) 22:38:20 ID:GJcVK4fv
なぜだろう。妙に賛成できない単語があるな。
213名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 07:45:59 ID:O6U8Uh3X
たゆんたゆんな垂れ乳寸前のエロおっぱいも無職の人達が孕ませ→流産→搾乳を繰り返しまくった結果だったりして
214名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 08:08:54 ID:XfGrvHOA
無色と赤い手袋は別組織だけどな。業務提携してるけど。
215名無しさん@ピンキー:2009/12/18(金) 23:37:47 ID:srvWoV/z
かなり前のSSだったが、レックス先生が相手のSSが凄く好きだった<ぱっへるさん
純愛なのに母乳とかエロ過ぎだった
…続編書いてくれないかなー
216名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 18:30:51 ID:JWVGPGoD
2は魅力的な女キャラ多いんだが野郎の方にそれを活かしきる力が足りないように思う。
217名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 18:48:50 ID:mve3FsTe
ぶっちゃけ2の男はレナードさん以外、奥手か一途の人多いしね(ヘタレっていわない。そこ)
218名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 18:58:12 ID:S10TlEju
レナードさんだって、ロスのワイフに一途なんじゃないか?
219名無しさん@ピンキー:2009/12/19(土) 19:48:16 ID:kylaIBrX
だからレイム様が輝くのか。
220名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 09:00:16 ID:9L7SAdbv
レイム様は桁違いに輝いてる。と、いうか奴はサモンナイトの悪役を完成させてしまったんだよ・・・
221名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 10:24:46 ID:jg097esi
ロッカがユエルとミニスをまとめて喰う展開はどうだろう。

俺にはファミイさんに始末された後の光景しか浮かばないが。
222名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 10:26:15 ID:2CbNIPk1
ロリコンロッカは覗きだけで大満足してしまう紳士だから
223名無しさん@ピンキー:2009/12/21(月) 17:03:58 ID:zpkGSPAO
ドSでケダモノなレシィが輝くんですね。
224名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 14:25:07 ID:MRkeC6MV
レオルドを魔改造して電動こけしを装備させて全女性キャラハメればOK
225名無しさん@ピンキー:2009/12/24(木) 14:33:04 ID:n9r/Q1+k
>>224
レオルド「し、浸水でショート・・・」
マグナ「俺を置いて逝くな!レオルド!いや、やっぱそのまま逝け!!」
226名無しさん@ピンキー:2009/12/25(金) 16:06:06 ID:kcdTs7Z+
>>224
最強のドリルですね。
227名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 15:44:17 ID:PXVAvMb9
ルシフェアで純愛だれか書いてくれんだろうか。
228 ◆inEm7wtNVQ :2009/12/27(日) 18:30:33 ID:jKjIabPU
クリスマスに間に合わせようとして書いてたのに間に合わんかったOTL……
まあ、それはさておき新作書けましたんでいまから投下します。
今回はいつものあの2人です。
229One day with a runaway rabbit :2009/12/27(日) 18:32:44 ID:jKjIabPU
 ひゅるり。寒風が外を吹きすさび、日が落ちるのも早くなった季節。
 厳しくなりゆく肌寒さあわせて遠出する旅人の数も減り、自然と宿屋産業の客足も遠のく。
 だが、そんな季節においても珍客というものはいきなり転がり込んでくるものだ。
 そう。今、この瞬間においても。
「しばらくここに泊まるから」
 ドン。ずっしりと硬貨のつまった小袋をフロントに置いてリシェルはそう言った。
「ハア?なんだそりゃ」
 突然のことに当然ながらライは戸惑う。そんなライに対してリシェルは続けて言う。
「だーかーらー。しばらく泊まるって言ってるでしょ。宿代、先払いしとくから。それで足りるでしょ」
 そう言ってすかさず客室の鍵をリシェルはあさり出す。普段の手伝いで部屋の鍵のありかは心得ている。
 素早くスイートルームの鍵を探り当てて、そのままいそいそと客室へと向かい出し。
「お、おい。ちょっと待て!おまえっ」
 そこでようやく呆気にとられていたライも動き出す。スタスタと足早に廊下を歩くリシェル。
 続くようにその背中をライは追う。後を追って辿りつくは滅多に泊まる客もいない上等の客室。
 その手前で追いつき、後ろからリシェルの手を掴んでライは言う。
「いきなり泊まるって言って押しかけられれもこっちはワケわかんねーだろ。なにがあった?ちゃんと話せよ!」
 ライがそう言うとリシェルは一瞬、小さく背中を振るわせた。その様子をライはいぶかしむ。
 するとクルリと振り返るリシェル。耳をつんざくような大音量の怒声とともに。
「うっさい!うっさいっ!うっさぁぁああいっ!アンタにゃ関係ないでしょっ!ほっときなさいよっ!!」
 耳がキーンと来るほどの声量であった。思わず掴んだ手をライは離して耳にあててしまう。
 するとその一瞬の隙をついてバタリ。入り口のドアを開けて客室に入るリシェル。
「あ、おいっ!ちょっ待……」
 バタン。ガチャリ。ライが言い終わるより先にドアは閉じられ中から鍵をかけられてしまった。
 それからライが何度ノックをして外から声をかけようともドアが中から開く気配は微塵もない。
 取り付く島もないとはこのことか。いい加減に諦めてライは溜息を吐く。
「なんだってんだよ。いったい……」
 開けようと思えば予備の鍵をとってくれば済むことであるが、それでことが終わるかといえばそうでもなく。
 ひん曲がったリシェルのヘソをどうにかしないことにはなにも解決しない。
 そもそもからして理解不能のこの状況。いったい全体どういうことか。逐一説明を求めたくなってくる。
「まあ、考えてもしょうがねえか。いつものパターンだとそろそろ……」
 とりあえず店先に戻り、ライは出入り口をチラリと見る。そろそろ頃合といえば頃合である。
 はたして期待通りにカランカラン。音をたてて開く戸に対して、入り込んでくるのは見知った顔。
「ぜぇ……はぁ……ぜぇはぁ……えうぅぅ……ライさぁぁん……おじょうさまはこちらにいらっしゃいますかぁぁ……」
 全力疾走で屋敷から駆けつけて息を切らすポムニットに対し、やっぱりかとライは肩を竦めて
 とりあえずコップ一杯の水を汲みに洗い場へと向かった。



230One day with a runaway rabbit :2009/12/27(日) 18:33:35 ID:jKjIabPU
「お見合い!?」
 コップ一杯の水を飲み干して、ようやく息を落ち着かせたポムニットの口から出てきたのはそんな言葉だった。
 思わず声に出して面食らうライ。その反応を察してポムニットもすかさずフォローを入れる。
「あ、はい。でも勘違いなさらないで下さいまし。別におじょうさまが無理矢理結婚させられるとかそういうお話では……」
 そう言ってポムニットは状況を説明する。リシェルが屋敷を飛び出てここまでやって来た顛末を。
「そういうお話がいくつか来ているというだけのことなんです。旦那様もあまり乗り気というわけではなく……」
 金の派閥でも有数の名家であるブロンクス家。その跡取り娘が年頃とくればつまりはそういうことである。
 縁談話の一つや二つ、舞い込んできても別段ふしぎなことでもない。丁重に断りを入れればそれで済む話である。
 実際、そういった話が来る度にテイラーは断りを入れていた。当のリシェル本人に話が行く前に。
 だが、今回の場合はというと。
「旦那様が先方にお断りを入れる前におじょうさまが気づいちゃったんです。それで後はもう大喧嘩でして……」
「……………………」
 リシェルとてそれで自分が無理矢理に結婚させられると思ったわけではないのだろう。
 ただそういった話が自分の預かり知らない所でやりとりされていることに対し腹を立てたのだ。
『どうしてちゃんと話してくれないのよ!あたしに隠れてコソコソとっ!』
『うるさいっ!大人の話に子供がいちいち口を出すなっ!』
 偏屈同士の似たもの親子が口火を切ると後はもう止まらなかった。当初の見合い云々から飛び火して
『パパったら相変わらずお金に意地汚いんだから!』だとか、『遊んでばっかいないで少しは勉強しろ!』とか
 そんな程度の罵りあいにまで。そんな親子喧嘩の締めくくりもこれまたお約束というやつで。
「そうして終いにはお二人とも『出てってやるわよ!こんな家!』、『勝手にせんか!この馬鹿娘!』とまで申されまして……」
「……………………」
 どうしてこうも想像通りなのだろうと分かり安すぎる安直な展開にライは苦笑いを浮かべる。
 ポムニットもまた同様の笑みを浮かべながら溜息を吐いてから言葉をつなぐ。
「そういう訳ですのでライさん。おじょうさまのことお願いできないでしょうか。とりあえず一晩もすればおじょうさまの頭もお冷えになられますでしょうし……」
「ああ、そうだな……」
 仕えている家の親子喧嘩。その後始末に従事させられる哀しい使用人の宿命。共感の溜息を二人は洩らす。
 そんなこんなでようやくにライは状況を飲み込めた。またなんともかったるい話である。
「それでは旦那様の方も放ってはおけませんのでわたくしはこれで」
 ライへの状況説明を終えてポムニットは屋敷に戻ろうとする。見送ろうとライは玄関先に出る
 すると帰り際にポムニットはライに重ねて頼み込む。
「それではライさん。おじょうさまのことをくれぐれもどうかよろしくおねがいします」
「ああ、そっちもオーナーによろしくな」
 ペコリとお辞儀をして言うポムニットにライは声を返すと遠ざかるメイド服の背中をしばらく見つめていた。
(あいかわらず苦労してるなあ……ポムニットさん……)
 はねっ返りのお嬢様に、頑固者の主人。その間に立たされるメイドの苦労に心底ライは同情する。
 まったく他人事ではない。その片割れの面倒を負かされる身としては。
「本当に他人事じゃねえよなあ……まったく……」
 そう言って溜息をつきながらライは戻る。予定外の宿泊客への応対へと。


231One day with a runaway rabbit :2009/12/27(日) 18:34:08 ID:jKjIabPU
「ルームサービスなんて頼んでないわよ」
「……………………」
 ポムニットが帰ってからしばらくして、予備の鍵を持って様子見に来たライを待ち受けたのはそんな台詞だった。
 そこにいるのは不貞腐れた顔をしたリシェル。目の下辺りが濡れているのはおそらくベソを掻いていたのだろう。
 潤んだ目が赤いし、声も少し上ずった鼻声だ。だが、そのことをひた隠すように強がりをリシェルは見せる。 
「おまえな。あんまり短気、起こすなよな」
 そんなリシェルを諭すようにライは声をかける。どうせまた『うっさい!』とか言われるのは半ば覚悟して。
 言われてリシェルはキッと目を剥きかけるが、とりあえずは噛み付いてはこないのでライは続ける。
「オーナーだって別に悪気があったわけじゃねえだろ。言ったらいったでおまえ、癇癪起こすし」
「うっさいわね!ポムニットみたいなこと言わないでよっ!」
 二言目にはしっかりと反応された。ああ、やっぱり言われてたかとライは嘆息する。
「でもな……さすがにこのままというわけには……」
「当分の宿代は払ってあげてるんだからそれで文句ないでしょ!それとも何?頼みもしないのに客に説教するのがここのサービス!?」
 相当に頭に血が上ってるのかリシェルは噛み付いてくる。それでも我慢強くライは話しかける。
「おまえ、そういう問題じゃねえだろ。それに、おまえだってこのままでいいだなんて思っていないだろ」
「っ……そんなのあんたには関係ないじゃないっ!」
「関係なくなんてないだろっ!せっかくヒトが心配してきてやってんのに……」
「だからそれがお節介なんだって言ってるじゃない!」
「お節介だろうが構うもんか!オレがおまえのこと心配してなにが悪いっ!」
「うっさい!うっさいっ!放っておきなさいよっ!あたしのことなんて!」
「いい加減にしろよっ!そんな風に意地張って、後で後悔したって知らねえからなっ!」
 感情的な応酬。反発してくるリシェルに対しライの方も次第にムキになっていた。
 そんな中、無性に苛立ちをライは覚えていた。これはどうしたことか。
 癇癪を起こしたリシェルの相手にムキになる今に始まったことじゃないのに。
(なんだってんだよ……いったい……)
 どういう訳か今日はいつもとなにか勝手が違っていた。何が違うのかはハッキリ言えないけれど。
 ただ違う。そのことが無性に苛立たしい。そんな気持ちでライは意識をリシェルに戻す。
 するとリシェルの様子が変わっていた
「……リシェル?」
 気がつくとリシェルは顔を俯かせていた。目にはいっぱいの涙を溜めて。
 ひくひくとグズる鼻先。啜っていた。肩も震える。小刻みにふるふると。
 ふるふる。ひくひく。ポロポロ。零れ出す涙の粒が下へと落ちる。
「わかってるわよ……そんなの……ぐすっ……わかって……えぐっ……うぇぇ……」
 そうしてリシェルはまたグズりだす。多分こんな感じで一人、この部屋で泣いていたのだろう。
「リシェル……」
 そんなリシェルを放ってはおけず、ライはリシェルの傍による。
 泣きぐずるリシェルの隣に座り、その手をポンとリシェルの肩にライは置いた。
「うぇぇ……ひっく……ぐすっ……うぅ……」
「……………………」
 嗚咽を続けるリシェル。何も言わずにその肩をあやすようにライは擦った。
 今はずっとこうしていよう。リシェルの気持ちが落ち着くその時までは。

232One day with a runaway rabbit :2009/12/27(日) 18:34:56 ID:jKjIabPU
「大丈夫か?」
「……うん…………」
 いくらか時間が過ぎて、時計の針が少しだけ角度を変えた頃合でライは声をかけた。
 リシェルは頷くとその肩に置かれていたライの手にポンと触れる。
「ん?あ、ああ。わりぃ」
 するとライも慌てて引っ込める。手が引っ込むとぐいっとライに預けていた身をリシェルは起こす。
 そしてちょこんとお行儀よく座る姿勢。つられるようにライも同じようにする。
 しばしの沈黙。どことなく気まずいような感じもする。
「あ、あのさ……」
 先に口を開いたのはリシェルだった。
「ごめん……あんたにまた……迷惑かけちゃって……」
「いつものことだろ。気にすんな。それよりちゃんと話せよ。なにがあったのかおまえの口から」
 続けて呟かれる謝罪にライはそう答えた。ライの言葉にリシェルも頷く。そして語り掛ける。
 既にライも聞いていることの顛末。そこに至るまでのリシェルの心情を。
「なんか不安になっちゃって……その……色々なこと思い出して……」
 それはやれ家柄がどうだとか、跡目がどうだとか。召喚師の家にはつきもののドロドロとした話。
 結婚相手は自由には選べず、一生を家に縛られて生きていく。そんな面白くも無い現実の話を。
「そりゃ、あたしだって覚悟ぐらいしてるわよ……自分で家を継ぐって決めたんだし……けど……」
 そんな折に、ふと耳にした縁談話。無理に結婚させられるとかそういう内容ではなかったけれど。
 言いようのない不安をリシェルは覚えてしまった。これまでは特に問題はなかった。
 けれど、これからもそうとは限らない。
(……んっ…………)
 そんな話を聞かされながら、どこか居心地の悪い気持ちをライも覚えていた。
 イライライラ。苛立ちの虫がまた騒ぎ出す。思えば今日はずっとそうだった。
 リシェルにそういった話が来ていることをポムニットに聞かされてから。
 そんな苛立ちを紛らわすかのごとく声をかける。
「けどよ、オーナーだっておまえに悪いようにはしないだろ。おまえの意思を無視してどうこうとかそういうのは……」
「わかってるわよ。それはわかってる。だけどっ……」
 するとリシェルは言い止った。そしてどこか悲痛そうな表情を見せる。
「お、おい。リシェル」
 心配そうにライはその顔を覗き込む。リシェルはポツリと言葉を搾り出す。
「ママだって……出ていっちゃったし……」
233One day with a runaway rabbit :2009/12/27(日) 18:35:26 ID:jKjIabPU
「っ!?」
 吐き出されたその言葉は存外に重かった。今は遠い帝都に別居しているリシェル達の母。
 別居の理由は確か家同士の事情であったと聞く。
「ママが出ていっちゃったとき……あたし、パパにひどく噛み付いた……
 どうしてママのこと止めてくれないのよっ!パパの馬鹿っ!って……
 でも、パパは……これは仕方の無いことだってあたしに言って……」
「………………………………」
「今日もパパと言い争ってるうちにそのときのこと思い出して……
 そうしたら後はもう止まらなくなっちゃって……」
「リシェル……」
「わかってるわよ!あたしだってっ。パパがいつも、あたしやルシアンのためを思って
 ちゃんと考えてやってくれているってことぐらい!そんなことわかってる!けどっ!」
 刹那、リシェルはまた鼻を啜った。話している内にまた零れだした涙。それにつまる声域をこじ開けて。
「あたし、嫌だ……家の都合とかそんなつまんない理由であんたと一緒にいられなくなったりしたら……
 それでママのときみたいに『仕方が無いことだ』だなんて……言われちゃったりしたら……」
 ポロリと本心をリシェルは吐露する。そのまま、また泣きぐずりだした。将来への不安。
 それと悲しかった過去の出来事を思い返して。
(そういうことか……)
 そんなリシェルの思いを聞いて、ライは理解した。リシェルが家出してここにやって来た真の理由。
 それと自分がずっと抱いてきた苛立ちのわけを。
(リシェル……)
 リシェルが今、抱いている不安。同じ不安をライも感じた。見合いという言葉を最初に聞かされたときに。
 思えばあの時、相当にうろたえた顔を自分はしていたのだろう。ポムニットがすかさずフォローを入れず
 にはいられないほどに。リシェルが結婚させられる。自分以外の誰かと無理矢理に。想像したくもない。
 だけど、そんなことが起り得ないだなんて保証も無い。むしろ身分の差を考えればそれが当然なのだろう。
 だからこそ不安にもなるし苛立ちもする。早まって家出をしたリシェルの気持ちもよくわかる。
(本当に他人事じゃねえな……まったく……)
 店先でしたときと同じようにしてライはひとりごちる。将来への不安。過去へのわだかまり。
 どれも自分のことのようにライには思えた。いつだって感じてきた。今、傍にいてくれる大切な人が
 ある日、当然いなくなってしまうことへの心細さを。それは実際、過去にあったことだから。
 愛し合っている家族でさえ一緒にはいられない。それも理不尽な理由で引き裂かれる。
 自分を置いて旅に出てしまった父と妹。それは本当に『仕方の無い』ことだったけれど。
 それで割り切れるほど自分は大人ではなかった。今だってそうだ。そう、今この瞬間も。
234One day with a runaway rabbit :2009/12/27(日) 18:35:57 ID:jKjIabPU
「リシェル……」
 ポツリとライは口を開いた。そして、そのまま泣きぐずるリシェルの背に手を当てる。
 その背を優しく擦りながら一言。
「ごめん。おまえをそんな風に不安にさせちまって……」
「……ひっく……なんで……あんたが謝るのよ……」
 謝るライにリシェルは鼻声で返す。ライは苦笑いを浮かべながら続ける。
「オレ、もっと頑張るから。オーナーにも、他の誰にもオレ達のこと文句言わせないぐらい立派になれるように頑張るから……」
「……………………」
「だから、あんまり一人で悩むなよ。オレはいつだっておまえの力になってやれるから。
 これまでだって、ずっとそうしてきただろう。オレがおまえに嘘ついたことあったか?」
「ライ……」
 背を擦りながら励ますライにリシェルは顔をあげる。流した涙の粒に濡れた頬だったけれど。
「それに、オーナーも、ポムニットさんも、ルシアンも、みんなおまえのことが大好きだよ。みんな、おまえの
 幸せを望んでくれてる。だから、あんまり心配するな。それになにかあってもオレが絶対にどうにかしてやる!」
 ジワリ。その涙は不安から安堵へと色を変えようとしていた。心細くなった心を支えてくれる力強い言葉。
 それが一番信じられる相手が発するものだから尚更だ。心に刺さった不安の棘も抜けかけて。
「本当に……どうにかしてくれる?」
 少しだけ軽くなった心持ちでそう尋ねることができた。確かな答えを期待して。
「当たりまえだろう。そんなの」
 期待通りに断言してくれるのが嬉しい。本当にそうなるだろうと信じさせてくれる。
「んじゃ、さあ……本当にどうしようもなく……もうとことんまであたしが追い詰められちゃったそんときは?」
 少し笑って茶化すような感じに聞いてみる。以心伝心、言葉のキャッチボール。さあ、ちゃんと投げ返してみせろ。
「そんときゃおまえを掻っ攫って一緒に逃げる。それこそ地の果てなり何処へでもな」
 するとライはリシェルの狙った通りの場所にボールを投げ返してきた。ボール受け取りリシェルは破顔して。
「ぷっ……あはっ……あははははっ……あはははは♪」
 そのまま笑い出してしまった。笑うリシェルに対して照れくさくなるライ。またしても言わされてしまった。
 自分で言っててこっぱずかしくなるようなクサイ台詞を。
「ったく……少しは安心したか?……」
 笑い転げるリシェルに憮然としながら、それでも嬉しくなってライが尋ねると。
「うん。ありがとう。だけど……」
 いつも通りの笑顔を見せて答えるリシェル。その笑顔をライに近づけて。
「もっと、いっぱい……安心させて……」
 リシェルがそう言った次の瞬間、ライの唇に柔らかいなにかが触れた。すごく優しく幸せな感触。
 その感触に包まれながらライはその腕でリシェルをギュッと抱きしめた。寂しがり屋のこのウサギ。
 抱いて温めてあげるのはいつもその一生の家来の大切な役目である。


235One day with a runaway rabbit :2009/12/27(日) 18:36:51 ID:jKjIabPU
「ん…………」
 どのぐらいの間、そうしていたのだろう。背中には柔らかなシーツの感触。正面から受ける相手の重み。
 重ねあう唇は時に離れ、またくっついてを繰り返してはその都度、洩らす息がお互いの顔を擽る。
 子猫がじゃれ合う様に近く、けれどハッキリした輪郭を持って二人、ただ時の経過を感じていた。
「……ん……あっ…………」
 そんな時間をしばらく続けて、流石にそろそろ足りなくなってきた。こういうときに視線は便利だ。
 自分の想いをダイレクトに相手に伝えてくれる。触れるぐらい近くにある顔、その瞳をじっと見つめて。
 ただ訴える。キスだけじゃ足りないと。
「んぅ……あっ……」
 そんな視線を介したリシェルの意思をライはすぐに読み取ってくれた。少し顔を離してモゾモゾ。
 手を動かす。たくし上げられる着衣。その下にあるリシェルの肌が顔を覗かす。為されるがままにパサリ。
 またパサリ。一枚、一枚、剥ぎ取られていく表皮。剥きだしのウサギ肉をめざして。
「……んっ……〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
 そうしてあと一枚、ウサギ柄のパンツだけを残してリシェルは丸裸にされた。顔を赤く染めて恥らうリシェル。
 今更なことだけど。この羞恥がなんとも愛おしく感じる。
「あぁ……んっ……うっ……」
 それはライも同じであった。リシェルの皮を剥ぐのと同時にライも自身の皮を脱ぎ落としていた。
 年齢の割りに小柄な身体だが日々の肉体労働でがっしりとしている。同じく小柄だが華奢なリシェルとは
 対照的に。剥きだしになったウサギとケモノ。その邂逅は今宵もこんなにも愛しく。
 照れ隠しの咳払いをしてライはリシェルを見つめる。その手はそっと柔肌に触れて。
「んっ……ふぁ……あっ……」
 愛らしくも控えめなリシェルの乳房にライの指が触れた瞬間、リシェルは喘いでいた。
 むにっ。むにむにっ。弄られている。小振りだけれども柔らかい胸をその指で。
 丹念な手つきでライはリシェルの胸を揉みほぐす。緊張に震えるその心も一緒にして。
236One day with a runaway rabbit :2009/12/27(日) 18:37:24 ID:jKjIabPU
「あはぁ……あふっ……んふっ……はぁ……あっ……」
 愛撫をその身に受け吐息を洩らしながらリシェルはライを見つめる。ドキドキしている。
 いつだってお互い。キュンとなる胸のときめき。それが乳房に触れる手を通して心に伝わる。
 大好きだという気持ち。確かめあえることがすごく嬉しい。ほら、こんなにも。ピクッ。
 反応している。心が、身体がどうしようもなく。
「はふっ……はぁぁ……あふっ……あっ……」
 幾ばくか繰り返し、乳房に指の痕がつき始めた頃合で、ふいにライがリシェルを見つめてきた。
 視線は言葉よりも雄弁。コクリとリシェルは頷く。自分達に残された最後の皮一枚。
 キレイに剥ぎ落とす。現れるのはそれぞれの象徴。
「ふぁぁ……あぁ……」
 露わになったそれを見つめて感銘の呻きをリシェルは洩らした。ライの一部。
 自分とライを繋いでくれる尊いもの。間近に見つめて慈しむリシェル。そっと手で触れる。
 するとライが微かに呻く。そんな反応に満足しながらリシェルは自分の口元をそれへと近づけて。
「くぅぅう……んぅっ……」
 はむっ。んちゅ。愛しいそれの切っ先をリシェルは口に含んだ。堪らずに呻くライ。
 くちゅくちゅ。ちゅぱちゅぱ。先程のお返しとばかりにライのそれを丹念に愛でるリシェル。
 裏スジにカリ首、敏感な箇所を舌先で責める。そうするとライが喘いでくれる。
 そのことがとても嬉しくて。
「んちゅ……ぺちゅ……ぺろっ……んむちゅ……はむっ……ぺろぺろ……」
「あくっ……くぁっ……あうぅぅ……リシェルぅぅ……」
 お口でクチュクチュ。お手手でさすさす。リシェルの優しい快楽の責めに包まれて喘ぎ悶えるライの顔。
 実に幸せそうな顔をしていた。それはリシェルも同じである。大好きな相手をこんな風に愛でて、
 それで悦ばせてあげることができるのだから。
「んっ……あむっ……ぷはっ……あはっ♪……んふっ……えへへっ♪」
 無邪気な笑みを時折見せながら続けるフェラチオ。そうすることで自分の気持ちをリシェルは高めていた。
 今日もいっぱい愛して。いっぱい安心させて。あたしがずっと、永遠にあんたのものだってことを。


237One day with a runaway rabbit :2009/12/27(日) 18:38:18 ID:jKjIabPU
「そろそろいいか。リシェル……」
「うん……」
 戯れを終えて、本当の営みの時間は訪れた。リシェルの奉仕によりギンギンにそそり勃ったライの肉竿。
 それを受け入れるリシェルの準備もできている。既に開かれたリシェルの花弁はしっとりと濡れていた。
 ライに対して素直に身体を開き、ただその瞬間を待ちわびるリシェル。心に思い描くは恍惚と官能。
 ただ甘く蕩けていたい。そして激しく抉り貫かれていたい。矛盾しそうな二つの気持ちが混じり合う。
 それがこの瞬間、愛し合うということ。
「ふぁっ…………」
 切っ先が近づくとリシェルは呻きを洩らす。先端は触れ合うぐらい近くに来ていた。あともう少し。
 リシェルの下唇とライの亀頭。それらが接吻を交わすのに十分な距離。
「んっ……」
 んちゅ。そしてそれらはキスをした。陰唇が鈴口に触れる。すごく短い時間にもかかわらず、
 それはとても長いキス。一瞬さえ永遠に感じられるようにして。
「あっ……あぁっ……」
 ゆっくり、ゆっくりとズブズブ。肉の穂先は割れ目へと押し込まれていく。埋まっていく。
 ライが自分の膣内に。まだ先のほうだけ。けれどすぐに中ほどまで。ズるるるる。
 肉が肉の中に滑り込むごとに確かな悦びがリシェルを貫く。
「んくぅぅう……んぅぅぅうう……」
 半分ほど埋まってたまらず喘ぎをリシェルは洩らす。入ってる。いっぱいに入ってる。
 自分の中にいっぱいライがこうして。根元まで入り込む肉棒の感触。
 それに悶えるリシェルにライは一言。
「リシェル……」
「……っ!?」
「やっぱ、おまえ……すごく気持ちいい……」
「……うっ……」
 そのタイミングでかけられた一言がリシェルの悦びを増幅させた。もう隠さなかった。
「ふぁぁぁあああああああっ!あぁぁあああああああっ!!」
 飛びっきりの嬌声でもってリシェルは喘いだ。膣奥まで深く胎内に刺さる肉槍。
 その感触を味わいながら。結合したままの状態でリシェルはライにしがみつく。
 ぎゅっ。むぎゅうう。力いっぱいにしがみつく。絶対に離さないでと心に叫んで。
「あうぅぅぅぅ……んぅぅ……はぅぅぅ……す……きぃ……好きぃぃぃい……」
 涙目になりながら躊躇いもなく訴えかける愛情。渾身の、精一杯の気持ちをこめて。
「好きぃぃぃいい!好きっ!好きっ!大好きぃぃいい!ずっと好きぃいいい!大好きぃぃぃっ!」」
 なにも臆することなくリシェルは愛を叫ぶ。普段は素直になれないけれど、このときばかりは存分に。
238One day with a runaway rabbit :2009/12/27(日) 18:38:48 ID:jKjIabPU
「オレも好きだっ!リシェルぅぅぅっ!!」
 そんなリシェルに負けじとライも返す。ギュッと抱きしめる腕に力を込めて。
 力強く抱きながら腰を動かし始める。最初はゆっくり、小刻みに。リシェルの膣壁をライは擦る。
「ふぁ……あはぁぁ……あふっ……んぁっ……」
 するとリシェルはまた喘ぎはじめる。膣奥まで入り込んだライの肉棒。
 それが自分の胎内で擦れる感触を味わいながら。
「はうっ……あふっ……んふぁぁあっ……あひっ……あうぅぅ……」
 次第に強くなるライの律動にリシェルは身悶えする。ああ、食べられちゃってる。
 あたし、ライに食べられちゃってる。お腹の中をまるごと、全部。
「ふぁぁぁぁああっ!あひぃいいいいい!んぁぁあああああっ!あふぁぁぁあああっ!!」
 そしてピストンのリズムが最高潮を迎えて、ひたすら喘ぎっぱなしでリシェルはよがる。
「んきぃぃいいいい!んくっ……んぅぅ……あくっ……」
 時に、子宮口近くの奥を責め立てられて。
「あふぅぅぅう!ふぁぁぁあ……あひっ……んひっ……ひぃぃっ……」
 また、時には膣口付近の肉をぐちゅぐちゅ掻き乱されて。喘ぐリシェルにライは刻む。
 その心と身体の隅々にまで自分の縄張りの痕を。そうだ。絶対、誰にも渡すものか。
 こいつはとっくの昔からずっと、オレの嫁なのだから。
「リシェル……くぅぅ……リシェルっ!」
 ひたすらにリシェルを抱き続けるライも熱が入る。まだ足りない。まだまだ足りない。
 今宵はリシェルを愛しつくす。何人たりとも他のヤツに手を出させないぐらいに。
「あぅぅぅぅ……ああっ……あぐぅぅぅ……ふぇぇぇ……」
 そんなライに存分に犯されながら喘ぐリシェル。キツキツに締まる膣内にギチギチとつめ込まれたペニス。
 肉根の圧迫感だけでどうにかなってしまいそう。グニュ。グニュリ。歪む膣肉。胎内に響いて。
 引っかかりの良いカリ首が肉襞を容赦なく擦ってくれる。もう気が狂いそう。余りにも気持ちが良すぎて。
「ふぁぁぁ……あうっ……はぅぁぁぁ……あぅぅぅ……」
 女性器を内側から抉りぬかれて、悶えるリシェルは涙目になる。あひっ!ひぎぃ。やだっ、激しい。
 ひあっ!あくぅぅぅうう!らめぇぇぇぇ!意識飛んじゃうっ!!犯され、喘ぎ、よがらされる。
 力強く逞しいライのピストン。それにつられてリシェルの腰も動いている。んっ。あふっ。あうっ。
 どう?気持ちいい?はひぃっ。ひゃひいぃぃ。はふぅぅぅ。らめぇぇ、あたひ……いっひゃう……
 繰り返し与えられ続けるオルガズム。埋没する肉棒の根元付近を自身から噴出る愛液で濡らして。
 激しく愛されながらリシェルはしっかりとライにしがみついていた。お願い。もっとして。
 あたしをもっとめちゃくちゃにして。犯されながら切にそう願う。リシェルに印されるライの痕跡。
 それは何よりも確かな愛の証し。いっぱい、もっといっぱい欲しい。だから動かす腰にも熱が入る。
 両者ともに抱き合う座位の姿勢で、いきり勃つライの肉槍をリシェルはその肉鞘で扱く。
239One day with a runaway rabbit :2009/12/27(日) 18:39:05 ID:jKjIabPU
「ふぁっ……あふっ……あんっ……あふぅぅ……ふぁぁぁぁっ……んくぅぅぅ……」
「くぉぉっ……おうっ……うぐっ……ぐぅ……あぐっ……リシェ……ルぅ……」
 締め付ける膣肉でキュッと竿を刺激しながら、腰の上下の動きでもってライをより悦ばせる。
 重点的に責めるくびれの部分、かと思うと今度は竿全体をズルリと粘膜が滑り込む。
 ライがリシェルの身体に刻んでいるのと同様に、リシェルもライの身体に刻んでいた。
 愛の証明。快楽を堪えて歪むライの顔がそれを如実に物語る。
「んくぅ……あぁっ……あうっ……ふぁぁ……」
 激しく交わされる二人の営み。それは時にその攻守を交代して。
「んああっ!あうっ……あくぅぅぅ……あふぁぁぁぁっ!」
 今度はリシェルの方がライを組み敷いて騎乗位の姿勢でライを責める。屹立するライ自身。
 そこに自分の腰を沈める悦びに浸りながら。
「くぁぅっ……あぅ……あっ……リシェルぅ……」
 自分に跨って可愛く喘いでくれる幼馴染。その顔を愛しく見つめながらライは悶える。
 はちきれんばかりに高まりゆくリシェルへの愛しさ。ビクッ。ビクッ。ビクッ。
 もう自制など聞かないぐらいに。
「くぉぉぉぉぉおおっ!リシェル!リシェルっ!!リシェルぅぅぅぅ!!!」
「きゃぁっ!あひっ……ひあっ……ふぁぁぁぁぁぁああっ!!」
 そうして上半身を起き上がらせそのままの勢いでリシェルを押し倒てケダモノのように犯す。
 ひたすら激しく、貪るように突く膣奥。肉棒を通して更にその奥の子宮を感じる。
 リシェルが自分を受け止めてくれる部分。そこにマーキングを施すことをライは欲する。
 さあ、ぶちまけろ。ありったけの情欲を全部。
「あぁぁああああ……あぅぁぁあああ……ふぁぁぁああああ……」
 そんなライの想いをリシェルも確かに受け止めていた。うん、頂戴。あたしにあんたをいっぱい頂戴。
 いくらでも受け止めてあげるから。疼く子宮。確かな熱をリシェルも欲する。ビクッ。ビクッ。
 胎内に感じるライの脈動。あと、もう少し。解き放たれる瞬間をリシェルは待つ。
 それはおそろしく長い刹那。愛を深くに感じられる尊い時間。
「くぁぁぁぁああああっ!リシェルぅぅううううう!!」
「ふぁぁぁぁぁああああっ!!あぁぁっ!熱いっ!熱いっ!熱っ……ライぃぃぃいいい!!!」
 そうして放たれた熱いライのスペルマ。それを子宮で受け止めながらリシェルはライにしがみついた。
 溜め込んだその情欲をライが吐き出し終わるその時まで、掴んだその手をリシェルは決して離さなかった。


240One day with a runaway rabbit :2009/12/27(日) 18:40:39 ID:jKjIabPU
「んぅ……むにゃむにゃ……すーすー……んふっ♪……えへへ♪」
「……んっ……うぅ……ぅ……」
 夜が明けて、同じベッドで眠るリシェルにはみつかれながらライは目を覚ます。
 肉体に残る疲労感。昨晩は互いに久しぶりのセックスだったので熱が入りすぎた。
 一度や二度の膣内射精では飽き足らず、リシェルの全てを白濁のドログチョにするまで止められなかった。
 猛省。いくらなんでも見境がなさすぎるぞ。オレ。
(まあ、共犯はこいつなんだが……)
 そんな風にひとりごちながらヒトを枕代わりにして眠りこけるリシェルをライは見つめる。
 ライの心のブレーキを容易くぶち壊してくれるのはいつもこのウサギ娘である。
 膣内や腸内に加えて口内までもスペルマまみれにされながらそれでもリシェルは求めてきた。
 余りに精液で汚れすぎた身体をお風呂で洗い流そうとしたらその場でまたセックス。
 石鹸の泡々まみれのリシェルと肌を重ねながら交わるセックスもすごく気持ちのいいものだった。
 いまでもその感触を覚えている。ぬるりとした触感。可愛く喘ぐリシェル。なにもかもが幸せまみれで。
(って、なに考えてんだオレ!?しっかりしろ!)
 すっかりとエロ脳と化してしまった自分に喝を入れながらライは身を起こす。
 はみつくリシェルもその腕に抱いて。ライの腕に抱かれながらリシェルは幸せそうに眠りこける。
 昨晩の騒動での不安もどこへいったのやら。確かな安心が今、リシェルを包む。
(リシェル……オレ、がんばるからな……これから先、なにがあってもおまえのこと……幸せにできるように……)
 そんなリシェルの寝顔を見つめながらライは心に誓う。今、ここにあるリシェルとの幸せ。
 それがいつまで続くかなんて保証はないけれど。例えこの先、何が起ころうとも。
 二人で一緒に幸せになろうと交わした約束は必ず。
「さてと、そろそろポムニットさん辺りが迎えに来る時間か。早く準備しないと……」
 そう呟いてライは窓の外を見やる。すると店からいくらか離れた遠くに見慣れた人影を見つけた。
 お馴染みのメイドのそれと、あともう一つ。
「ほらほら、旦那様。善は急げですよ。早くおじょうさまをお迎えにいきましょうね♪」
「ええい。急かすなポムニット。わしはべ、別にあの馬鹿娘のことを許したわけではないぞ」
 微笑むメイドにその背中を押されて、家出娘の迎えに駆り出されるは御存知ツンデレ親父のテイラーである。
 あれから一晩、ポムニットの懸命の説得を経て、親子喧嘩の和解にテイラーの方から歩み寄ることにしたのだ。
「ま、まあアレも微妙な年頃だというのにわしも配慮が足りなかった。その点を反省することに関してはやぶさかでもない……」
 そう言ってコホンとテイラーは照れ隠しするように咳払いする。その様子にポムニットはにんまりと微笑む。
 頑固親父と保護者メイドの二人はそのまま、家出娘の引き取りに面影亭へと近づいて。
(やべぇぇっ!!!)
 そんな様子を目撃して最大級のアラームがライの脳内に警告を発する。
 何が不味いかといえばこの状況。大事なひとさまからの預かり娘としっぽりやっちゃってるわけでして。
「おいっ!起きろっリシェルっ!早くしないとヤバすぎるっ!」
 そんな最大のピンチを目前にして焦るライはリシェルを揺り起こす。
「んぅ……むにゃむにゃ……なによぉ……んぅ……ぐぅ……」
 けれどリシェルは二度寝入りする。素っ裸のままでライの体にしっかりはみついて。
 これじゃあライも着替えられない。 こんな状況をテイラーに見られでもしたら。
 後はもう言わずもがな。特大のブロウクンインパクトが炸裂する。
 跡形も無く壊れるオレの家。無惨に終わるオレの人生。
「起きろぉぉぉおおリシェルぅぅううう!!二人の危機だぁぁあああっ!さっさと起きろぉぉおおお!」
「むにゃむにゃ……なによぉ……うるさぁい……」
 かくして二人に早くも訪れた試練。はたしてライとリシェルはこの試練を上手く乗り越えられるのか。
 その結果は読者の想像にまかせるとしよう。


 〜fin〜
241 ◆inEm7wtNVQ :2009/12/27(日) 18:43:24 ID:jKjIabPU
そんなこんなで久しぶりにバカップルライリシェをお送りしました。
今回はちょびっとだけシリアス風味です。そう、本当にちょびっとだけ。
あんまりシリアスすぎると扱いきれなくなるし。早いもので今年も残すところあと数日ですね。
皆様方におかれましてはよいお年を迎えられることを心より申し上げます。
それでは今回はこの辺でサラバ。また来年お会いしましょう。
242名無しさん@ピンキー:2009/12/27(日) 20:40:27 ID:AwuPFXdd
鬼畜氏乙ですの
シリアス風味と言われるとレイム様ばかりが思い浮かぶ…毒されてきたな
243名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 00:17:10 ID:SCvMqgj1
GJです

ひとまずテイラーさんは2人の交際を認めるに一票
244名無しさん@ピンキー:2009/12/28(月) 01:33:00 ID:lDT4jBw0
メリットは働き者の義息が出来る事だが、デメリットはその親族だな……
245名無しさん@ピンキー:2009/12/29(火) 22:50:54 ID:fh1yvjjC
このスレの一見ですが
Q1.マジな話ルシアンはDFやMDF上げて肉壁にする以外に使い道ありますか?
Q2.イオスはまだ男だと言い張りますか?
Q3.エニシアなどはやっぱり虐められますか? 寧ろ虐めた方が輝きますか?
246名無しさん@ピンキー:2009/12/29(火) 23:41:55 ID:g6DOsoK/
>>245

A1.そもそも竜の子とか兄貴とかの方がよっぽど壁に使えるので、肉壁としても使い道はありません。
A2.コーラルと同系統ではないかと。
A3.界の意思に従うのです。
247名無しさん@ピンキー:2009/12/29(火) 23:58:45 ID:fh1yvjjC
丁寧な回答ありがとうございます。
2と3に関しては自分の中で納得したのですが
1が解せません! 召喚師の姉とHPが大差無いんですが、どうしてくれましょう?
248名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 00:54:58 ID:4EoVqTVd
1.いっそ回復役にする。
2.サモナイト石拾わせるのみ。
3.使わない。

ふと思いついたんだけど、ライリシェのバカップルを見て、しょげる姫様の心の隙間に入り込んで、徐々に調教していくルシアンなど誰か書いてくれないものだろうか。
249名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 02:34:01 ID:5T3e3gxy
調教だなんて!
ギシアン……もといギアンの存在価値が危ないじゃないですか
250名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 04:29:31 ID:dRWnlodL
愛があれば性能なんて〜♪
つうわけでほぼ初期メンバー使いの自分は
大体ルシアン使ってるよ。
251One day with a runaway rabbit:2009/12/30(水) 06:17:30 ID:+RKyXZ15
保管庫ちっとも更新されないな。
とりあえず未収録分まとめ

34スレ分
無色の檻 少女達の牢獄  鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
絵美×夏美+綾 陵辱
>>567-572>>574-575>>577


35スレ分
Happy maid time 鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
ライ×リシェル >>51-60の続き
>>169-172>>174>>177-178>>180

はぐれ召喚獣xアティ 35スレ90氏
はぐれ召喚獣xアティ 陵辱 >>90-100の続き
>>262-269
>>360-368

野菜の賢者様 35スレ318氏
ミント×ライ
>>319-329

ポムポムダイアリー 〜わたくしとおじょうさまのevery day〜 鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
リシェル×ポムニット
>>666-674

今からサモナイのアティ先生をびちょびちょ濡らしてくるわ 35スレ766氏
オリキャラ男×アティ
>>766-784

幼母フィズ 35スレ802氏
フィズ×ハヤト
>>802-806

ご利用は計画的にお願いします   鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
リシェル陵辱
>>907-914

兵(つわもの)達の挽歌〜姫様と三姉妹のご奉仕大作戦〜 鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
エニシア、機械三姉妹 乱交
>>950-957
252名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 06:24:38 ID:+RKyXZ15
うわ。名前欄消し忘れorz.
レス番号まとめときますので都合のよろしいときにでもお願いします。>管理人殿

36スレ分

グラッド×フェア 36スレ51氏
>>51 リンク先

ディラン×ファラ サマサ ◆2NA38J2XJM氏
>>87-90
>>109-113
>>120-124
>>157-161
>>179-186


淫落金母  鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
ファミィ陵辱(レイム×ファミィ)
>>101-106

One day with a runaway rabbit 鬼畜野郎氏◆inEm7wtNVQ
ライ×リシェル
>>229-240
253名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 13:51:29 ID:mu7k3cgM
>>248
むしろルシアンを調教したい。
254名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 14:28:15 ID:N8zGJG9e
そういえば、今年の年始には振り袖=着物ということでハサハの陵辱ssがあったな
今回もハサハ陵辱こないかなー
255名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 17:07:14 ID:H2nD9+2n
SSで振り返るこのスレの2009年

1/1 元旦早々にハサハたん、おねえちゃんと一緒にスコバコやられる。
1/3 正月からブロンクス家はお盛ん。父親はメイドと、娘は幼馴染と、息子は天使とにゃんにゃんする。
1/4 バカップル振りのツケが来たのかリシェル酷い目に合う。フェアとルシアンもとばっちりでヤられる。
1/6 アルディラさんが都月の裏設定を覆す。
1/11バカップルのもう一方の片割れもヤられる。義娘と妹と他一名によって。
1/13シャオメイの店でフィズがヒドイ目に合う。
1/18無限回廊でアロエリ、ヤられまくる
1/24先の陵辱ではちっとも懲りずにバカップルがまたいちゃつく。
1/30帝国軍のみなさんを招待しての青空授業。みんな気持ちよくなれました。
2/1 出番の無い青い子が眼鏡音痴に掘られる
2/6 メルギトス様のお庭で雌畜は今日も元気に泣いています
2/12ツンデレ親父、初恋の人の面影がある宿屋の娘とにゃんにゃんする。
2/14バレンタインデー。チョコレートと一緒に幼馴染とメイドを美味しく頂く店主。その合間にミント姉ちゃんにもこってりと搾り取られる。
2/23フィズとラミ、ギムレ&バレンに捕まりヤられる
2/24リプレママとハヤト、いちゃつく
2/26ファリエルさんがソノラさんやアルディラさんに振り回されてエライ目に
3/5 監禁された夏実と綾、邪悪な絵美にいたぶられる。
3/14ホワイトデー。たくさんのホワイトチョコに和えられる姫様。
3/21チンコが生えた姫様、お嬢とメイドにのせられてフェアと結ばれる。
3/28アルバがアヤとリプレに筆卸してもらう
3/28-29 トウヤ様がハーレムでセルボルト姉妹をはじめ女を囲う。ラミちゃんともいちゃいちゃ
4/6 リシェルがライのメイドになる。
4/8 ネストリのセックスを目撃したミニスたん、レシィの前でモヤモヤする
4/11 アティ先生、はぐれ召喚獣にねっとりヤられる
4/18 リシェルとのメイドプレイを楽しむライ。終いにゃ自分がメイドにさせられる。
4/26 アティ先生、またはぐれ召喚獣にヤられる。だいぶ快楽に溺れてきた。
5/2 ライ、ミント姉ちゃん特性のサラダを腹いっぱいに食べさせられる
5/11アティ先生、はただ雄の与える快楽をあさましく貪る一匹の牝となり果てる。
8/15 メイドがおじょうさまやらその幼馴染の彼氏やらとのねっとりとした日々を日記につづる。
8/27 なんか誰だがよくわかんない人が妄想の中でアティ先生とヤっちゃう
8/29 ハヤト、フィズ相手に授乳プレイをくりひろげる
9/16 無限回廊の利用の荒っぽい利用が門でリシェルがお仕置きされる
9/26 戦いに疲れた兵達を姫様と三姉妹が慰める
10/11駐在、年下の嫁と存分にイチャイチャする
11/18このスレに新たなるバカップルが誕生する
11/19ファミィママ、レイム様に調教されて娘ともども虜となる
11/20新生バカップル、戦いの中でもイチャつく
11/22新生バカップル、ケンカするけど仲直りしていちゃつく
12/4怖い夢を見た新生バカップルの片割れ、それをダシにいちゃつく
12/10多忙な新生バカップル、ようやくできた暇にお盛んになる
12/27家出したリシェル、ライの家に転がり込む。後はお約束のバカップル。親父バレの危機。
256名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 18:47:16 ID:/xZhpx+1
乙彼

ハサハ凌辱したい。
257名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 19:21:45 ID:5T3e3gxy
何ですかこの流れは。
つまりルシアンとハサハが愛されていて陵辱されるSSがニーズと?
258名無しさん@ピンキー:2009/12/30(水) 20:40:01 ID:4EoVqTVd
ルシアン×ハサハとは斬新ですな。
259名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 14:21:14 ID:DqIgSBtZ
誰得、そしてルシアンのエロ方向話題とか1レスしかでてねえw
260 ◆inEm7wtNVQ :2009/12/31(木) 17:14:51 ID:g1EJ3OjA
どうも。こんな年の瀬のさなかだと言うのにお馬鹿なSSが完成したので来ちゃいました。
本当になにやってんでしょうね。自分w
まあ、気を取り直して投下いきます。今年一年を締めくくるのはあの人です。
261THE PRINCESSM@STER ENYSHA  ◆inEm7wtNVQ :2009/12/31(木) 17:18:13 ID:g1EJ3OjA
 芸能界。それはとある名も無き世界においては愛憎うずまくアイドル達の修羅場。
 正味3分もあるかないかの出番や、ほんの一、二言の台詞を勝ち取るために
 アイドル達は日夜、血の滲むような鍛錬と、油ギッシュな偉いおじさん達との
 コミュニケーションに励んでいるのであるが、それはひとまず置いておこう。
 アイドルとはこれ即ち偶像。その象徴として足りえる人気を手にするために、
 不断の努力が必要とされるのはどこの世界においても同じである。
 それはテレビもゲームもヲタ向け萌えアニメも武道館ライブも紅白歌合戦も
 存在しないこのリィンバウムにおいてもそうであった。



「今日から君は姫になるんだ!」
 まるで鎧のようなラインの入った黒のインナーに変な模様の入りまくった怪しいマント。
 更にその上、足元まで届く無駄に長いマフラーと下縁だけの眼鏡に赤のロンゲと
 全身を如何わしさで固めたような怪しい男は少女にそう声をかけた。
「えっと……その……よく、わからないんだよ……」
 そんな胡散臭さ満載の眼鏡男に声をかけられた少女、エニシアはそう返事する。
 なんか色々と幸の薄い娘である。母は父のDV(ドメスティックバイオレンス)に耐えかねて
 生まれたばかりの彼女をニグレクト(育児放棄)して実家に帰ってしまった。
 DVな父親の方はというと妻に逃げられてから、飲んだくれになり、ろくな財産も残さずに
 早世した。この時点でもう結構な不幸なのだがこんなものはまだ序の口である。
 本当の地獄はこれからだとばかりに過酷な運命がエニシアを翻弄とする。
 母親譲りのエニシアの容姿は彼女が人外の者であることを周りに告げ、それ故に迫害も受けた。 
『うわっ、おまえ睫毛長っ!キモッ!』
 そんな心の無い言葉に傷つけられることも度々。うぅ、気にしてるのに。クスン。
 だが一番の問題はエニシアの身体に半分流れている月光花の古妖精の血である。
 その祝福の力を求めた外道召喚師に捕まり、哀れ実験動物にされるところだったエニシア。
 それを寸前のところで救い出したのが今、彼女の目の前にいる趣味の悪そうな男、ギアンである。
 そしてギアンはエニシアに告げる。『姫になるんだ』と。
「ふふふ。不安に思うのは無理もない。だが心配は無用だ。万事はこの僕が準備を整えよう」
 あまりの展開についていけずポカンとするエニシアに対し、ギアンは不敵にも続ける。
「あの……姫って何をすればいいの?私、本当になにも知らなくて……」
 そんなギアンにエニシアは正直にそう答える。
「うむ。さしあたってはこれから僕がつくろうと思う軍団のメンバー。それを勧誘する
 ための広告塔になってくれればいいんだ。軍団の象徴たる姫君、即ちアイドルとして」
「アイドル……」
 そのアイドルという単語に何故かエニシアは反応してしまった。ああ、見える。
 どこか別の世界で大観衆の前で歌ったり、踊ったりして大喝采を浴びている自分の姿を。
 ちょっといいかも。素直にそう思ってしまった。どの道、行くあてがないのだ。
 いくら胡散くさそうともこのギアンについて行くよりエニシアには術がない。
「まだ、よくわからないけれど……とりあえずよろしくするよ」
「うむ、僕を信じてついてきてくれたまえ」
 そんなこんなで姫エニシア、P(プロデューサー)ギアンのユニットは結成された。
 軍団を結成するための二人の戦いはここより始まったのである。


262THE PRINCESSM@STER ENYSHA  ◆inEm7wtNVQ :2009/12/31(木) 17:20:39 ID:g1EJ3OjA
『うぁぁぁあああ。嫌だ、オラこんなところで童貞のまま死にたくねえ!』
『ああ、死ぬ前に一度でいいからカワイイ女の子とイチャイチャしたかったよぉ』
『うぉぉおおおん!女ぁぁあああ!誰でもいいから死ぬ前に女を食わせろぉぉおお!』
 死にかけの兵士さん達がそこにはたむろしていた。死にかけだというのになんか妙に元気だ。
 むさい男所帯で厳しい軍務に勤しんできた兵隊さんたち。死に瀕して彼らのフラストレーションは
 最高潮に高まっていた。
「ええい!なんだ貴様らっ!それでも誇り高きバラムの騎士かっ!」
 そんな中で隊長とおぼしき髭もじゃの親父は激を飛ばす。レンドラー、鋼壁都市バラムにその名を
 轟かせる名うての騎士である。だが、そんな彼とて
「うわ、何をする貴様ら、やめろ。グハァァァ」
 人肌に飢えた若い兵士達の意思をまとめることは適わない。
 うるせーヒゲダルマ、てめーのとばっちりで俺達いい迷惑だよとばかりにリンチを受ける。
「なんか可哀想だね。ギアン。あの人たち……」
 そんな一団に偶然遭遇してエニシアはポツリとそう洩らした。
「ああ、だがこれはチャンスかもしれない。彼らをこちらに引き込むための」
 死に掛かっているとはいえそこそこに腕の立ちそうな一団である。ギアンは早くも目をつける。
 この窮状から彼らを救えば従順な兵として自分達にかしづいてくれることだろう。
「よし。早速、初仕事だ。エニシア」
「え?お仕事……でも、どうやって?」
「過酷な軍務に疲れ果てた彼らの心。それを癒せるのエニシア、君しかいない!具体的にはゴニョゴニョ……」
「ゴニョゴニョって…………ええっ!?」
 P(プロデューサー)ギアンから聞かされる初仕事の具体的内容。そのあまりの内容にエニシアは驚愕する。
「本当に……そんなことするの……?」
 なんだかなあという気持ちでエニシアは呻いた。
 ああ、やっぱりろくでもない人に拾われちゃったなあ、私。と溜息をついて。

263THE PRINCESSM@STER ENYSHA  ◆inEm7wtNVQ :2009/12/31(木) 17:21:36 ID:g1EJ3OjA
『しくしくしく。死にたくないよー。死ぬ前に女の子と一発やりたかったよー』
『ああ、それもカワイイ女の子とやれたら最高だよな。ふっ、もはや叶わぬ夢か』
『ああ、夢だ。夢の中だけでも幸せになりたいなあ。俺達』
 うるさいヒゲ親父をリンチし終えて、妙に元気な死にかけ兵隊さんたちはネガ入っていた。
 しくしくしくしくとやれ死にたくないとか、どうせ死ぬなら童貞卒業したかっただとか
 そんな情けない姿を見せ続けるお近づきになりたくない一団に対して。
「あ、あのう……」
 勇敢にもエニシアは声をかけた。すると兵士達は一斉にエニシアを見る。
『『『お、女の子だぁぁああああああ!!!!』』』
 刹那、大喝采が巻き起こる。地獄に仏とはこのことか。危うく童貞で終わるはずであったこの人生。
 それが今わの際というところでエルゴは女神を使わした。狂喜乱舞する兵士達。そんな彼らにエニシアはたじろぐ。
『オ、オレだぁあああ!オレが先ぃぃいいい!!』
『馬鹿を言うな!この俺こそ一番乗りに決まってるだろうが』
『セックスぅぅううう!!死ぬ前に美少女とセックスぅぅぅう!!』
 我先、我先とばかりに醜い争いを兵士たちは繰り広げる。このままでは同士討ちで全滅しかねない。
 そう思ってエニシアはギアンの台本どおりに台詞を口にする。
「ま、待って。慌てなくてもいいよ。私がみんなのことスッキリさせてあげるから」
 スッキリっていったいどうするの?自分で言っててエニシアはよくわからなかった。
 どうせろくでもないことだろうということは分かる。そこでアンチョコを取り出し見てみる。
 するとブバっと噴出すエニシア。ええええええ!?本気でこんなことしなきゃいけないの?
 けれど今更、拒めるはずも無くて、しょうがなく発情した兵隊さんたちに指示を出す。
「とりあえず、あそこの眼鏡のお兄さんから整理券をもらうといいよ。その前に書類にサインして貰うんだけど」
 ドドドドドド!!脱兎のごとく整理券売り場に殺到する兵士達。流石にこの手の規則に対しては従順である。
 姫の軍団に入隊する契約書を書かされて、整理券を手にした兵士達は次々とエニシアの前に居並ぶ。
「うぅぅ……」
 そのすさまじい勢いにエニシアは気圧された。なんでみんなそんなに元気なんだろう?死に掛けなのに。
 だが、これからがエニシアの初仕事である。軍団を束ねる象徴の姫としての。
「それじゃあ、貴方から順番に……」
 そう言ってエニシアが指差すと、差された兵士は手を頭に組んで腰をくねらせながら前に躍り出た。
 うわぁ。変態さんだ。この人。
「き、気持ちよくしてあげるね……」
 そう言っておずおずとエニシアは兵士のズボンを下ろす。すると見事な亀さんの頭が顔をだした。
264THE PRINCESSM@STER ENYSHA  ◆inEm7wtNVQ :2009/12/31(木) 17:22:13 ID:g1EJ3OjA
(こんな下積みをつまないとやってられないんだね……お姫様も厳しいよ……)
 華々しい見た目とは裏腹の姫の現実にエニシアは涙する。何が悲しくてこんな枕営業みたいなことを。
 さりとて、これを断って放逐されればまたどこかの外道召喚師に捕まっておそらくは肉便器人生である。
 ああ、見える。苛烈な陵辱を受け、人体改造もされて目も当てられない無惨な姿になった平行世界の自分が。
 それよりはマシ。それよりはマシと自分に必死に言い聞かせる。そして。
「うぁ……なんかビクビクいってる……」
 赤黒く脈打つ変態さんのそれ。恐る恐る手で触れるエニシア。
 うぅ、これって確か男の人のオシッコがでてくる場所だったよね。汚れちゃったな私。
 哀しみがエニシアを襲う。けれどお仕事はちゃんとしなくちゃいけない。
 おずおずとエニシアはその桃色の唇を突き出す。
「んちゅ……んむっ……」
 突き出された亀さんの頭にエニシアは祝福のキスをした。そのまま口に含んでくちゅくちゅ。
 ギンギンペニスを舐め舐めしてあげる御奉仕プレイ。
『ほうっ!ほぉぉぉぉぉぅぅううう!!ほわぁぁあああああ!』
 美少女から受けるフェラに変態兵士はいかがしく腰を振りだす。眼前で激しく振られる玉袋。
 見せ付けられながらご奉仕を続けるエニシア。涙目だった。耐えろ。耐えるんだ私っ!
 いつか絶対に報われる日が来ることを信じて。
「はむっ……ぺちゅ……んむっ……」
 ポトポトと唾液とともに垂れる液体が肉竿を濡らした。あれ?しょっぱいなあ。どうしたんだろう。
 これは心の汗だ。そうなんだ。あははは。泣けてくる。
『ふぉぉぉおおおお!ほぉぉおおおおお!!』
 エニシアのような美少女が涙目でしてくれるおフェラは変態をいっそう昂ぶらせた。
 オナ禁一週間の堪り汁。ぶち撒けそうな頃合になる。
「んぶっ……あぷっ……ふぁ……きゃぁぁぁっ!?」
 ブピュッ!ブピュッ!吐き出されたスペルマはエニシアの顔面に容赦なく降りそそいだ。
 初フェラチオで初顔射。栄えある白濁の洗礼をエニシアは浴びる。
「うぇぇ……なにこれ……ネバネバして苦い……それに臭いよぉ……」
 初めて覚えた精液の味。そのあまりの不味さと生臭さにエニシアは顔をしかめる。
 けれど奉仕を受けた変態の方は実に幸せそうな顔をしていた。
『ふぉぉぉぉぉおおお……はふぅぅぅぅ……』
 それはもう天にも昇るような心地で。
「うぷっ……気持ち悪い……っ!?ひぃぃっ!?」
 とりあえず一人目を片づけたエニシアだったが休む間はない。次々と眼前に肉棒が差し出される。
 自分を取り囲む肉棒の群れにエニシアはおぞましさを感じた。
「うっ……うぅ……クスン……」
 そんなペニスの群れを見渡しながらエニシアは自分の決断を後悔するのだった。


265THE PRINCESSM@STER ENYSHA  ◆inEm7wtNVQ :2009/12/31(木) 17:22:51 ID:g1EJ3OjA
「しくしくしく。汚れちゃったよぉ、私。しくしくしく。汚れちゃったよぉ」
 ひと仕事を終えて、エニシアは泣き濡れていた。あれからエニシアは全部の兵士相手に御奉仕させられた。
 とりあえずは手コキとフェラで。ニチャニチャした精液の触感がまだ指先に残っている。
 お口でもだいぶ御奉仕させられた。終いには尿道に残ってるモノも啜りだすように求められて。
 それまで穢れを知らなかった彼女は今日一日だけで立派なヨゴレにさせられたのである。
「ご苦労だった。エニシア。今日一日だけで軍団員がこんなにも集まった」
 泣き濡れる姫とは裏腹にそのプロデューサーはホクホク顔だった。山のような誓約書。
 エニシアたんおしゃぶりプレイ引き換え券のために兵士達が書かされたものである。
 無色の派閥の秘伝を用いた誓約書の力は絶大。これで例えバラされて内蔵を叩き売られようとも
 文句を言わない従順な兵達をギアンは手に入れたことになる。
 だが、そんなことはエニシアにとってはどうでもよかった。
「ひっく……ひっく……ぐすっ……」
 ただ自分が汚れてしまった事実にエニシアはすすり泣く。流石に今日は純潔までは奪われなかった。
 だが、いつかそうなるのも時間の問題だろう。こうやって自分の身を切り売りして兵を集める。
 そんな姫様稼業の過酷さにエニシアは挫けかける。もう、こんなの嫌だ。お姫様なんてやめてやる。
 ハッキリとそう言えたらどんなに幸せだろう。けれどエニシアにはもう行く当てがない。
 放り出されたら後はもう、ケダモノ達の食い物にされるだけの人生が待ち受けている。
 そんな展望のない自分の人生のあり様にエニシアはただ悲しむ。
「エニシア、その辛い気持ちは僕にもわかる」
 すすり泣くエニシアの側に立ちギアンは言葉をかける。
「所詮、僕や君のような者はこの世界では異分子として迫害を受ける。選択肢は二つしかないんだ。迫害を受け入れるか」
 そこで言葉を一旦区切って、ギアンは言う。
「迫害をものともしない強い力を手に入れるかだ」
 泣くエニシアの手を握り締めまっすぐに彼女を見つめてギアンは言った。真剣な眼差し。
 その言葉には一片の嘘偽りもない。
266THE PRINCESSM@STER ENYSHA  ◆inEm7wtNVQ :2009/12/31(木) 17:23:12 ID:g1EJ3OjA
「ギアン……」
 自分を見つめるギアンにエニシアは思い返した。彼に救われた日のことを。
 外道召喚師に捕まり、閉じ込められた檻の中。家畜を見るような蔑まれた目で見られた。
 所詮、自分は実験動物。そんな現実を思い知らされた。身に迫った数々の邪悪な実験計画。
 ゲログチョでウネウネした化け物とあわや交配させられそうな際でギアンには救われた。
 あのままあそこにいたら多分、自分はヒトとして生きることはもう一生なかっただろう。
「君にはこれからも辛い思いをさせてしまうかもしれない。だけど僕を信じてくれないか。エニシア。
 いつの日か。僕や君のようにこの世界から弾き出された者たちが幸せでいられる楽園を作ってみせる」
「楽園……」
 その言葉にエニシアはピクンと震えた。誰もが迫害を受けずに暮らしていける楽園。
 それがあれば自分もあんな目にあわずに済んだのだろう。それに今日の兵士達。
 彼らもまた不幸な者たちであった。元老院から使い捨ての駒にされて。
 行き場もなく朽ち果てるだけであった彼らを今日、エニシアとギアンは救ったのである。
「僕には彼らを養う財力がある。けれど彼らの心までは癒せない。それが出来るのはエニシア。
 君だけだ。君だけが彼らのように捨てられ傷ついた者たちの心を癒せる。そのための姫だ」
 懇切に姫の必要性を説くギアン。エニシアも思い出す。そういえば今日の兵隊さんたち。
 みんなすごく幸せそうな顔をしていた。私があの人たちを幸せにしてあげられたんだと。
「笑顔に……してあげられるのかな?私がみんなを……」
「ああ、勿論だとも!」
「だったら……私……」
 そうしてエニシアの心は決まる。
「うん。なるよ私。みんなのお姫様に。これからもよろしくね。ギアン」
「ああ、こちらこそ頼む。エニシア」
 かくしてここに姫とそのプロデューサーの結束はここに成立した。この日から二人は邁進する。
 自分達の目指す楽園のために。


267THE PRINCESSM@STER ENYSHA  ◆inEm7wtNVQ :2009/12/31(木) 17:24:01 ID:g1EJ3OjA
 それからもエニシアとギアンの勧誘の旅は続いた。西に過去に犯した罪に苛まれ、心労により
 今にもポックリ逝きそうな老人がいれば。
「まだやり直せるよ……だからこれからも頑張って……くちゅ……」
「んほぉぉおおおお!ふぉぉぉおおおおっ!!」
 手馴れてきた御奉仕のテクニックで見事にその爺さんの枯れ木をビンビンに勃ち上がらせた。
 皺皺の玉もさすさすしてあげて、元気になった爺さんは姫に忠誠を誓った。
 今度は方角を変えて北の方。そこに闘技場で闘奴とされた獣人がいれば。
「いっぱい辛い目にあってきたんだね。でも大丈夫。これからは私が一緒だから……すりすり……」
「グホッ!グホォォオオ!!グホッホ!!」
 エニシアの身体ほどもあるそのデカ魔羅に自分の身体を擦り付けて、その魂をエニシアは癒した。
 獣人は人の姿に戻り、これまた姫に忠誠を誓った。そんな感じで順調に仲間は増えていった。
 姫君にかしづく忠義の軍団。その誰もがエニシアを心の支えにしている。
 最初はやましいエッチ目的だった兵隊たちも今ではエニシアその人に惚れこんでいるのだ。
 そんな大切な自分の家族、独りぼっちだった薄幸の少女はそれを手にして。



「それじゃあ、みんな。今日はいっぱい元気になろうね。頑張ってくれるみんなへの私からのご褒美だよ♪」
『『『うぉぉぉおおおおお!姫様っ!万歳っ!姫様、バンザァァァアイイイイっ!!!!』』』
 定期的に繰り広げられる慰安大会。仕えてくれる家臣たちへの性的な奉仕をエニシアはもう拒まなかった。
 彼らの心の乾きをその身で受け止め癒すことが幸せに思えるように彼女はなったのだ。
「うわぁ。スゴい。もうこんなにも大きくなってるよ」
『ほぉぉぉおおお!ほぁぁああああああ!!』
 この慰安会では前線で活躍した者から優先的に姫様とニャンニャンできる栄誉が与えられる。
 トップバッターはいつぞやの変態兵士。パンパンに膨らんだその股間を姫様に見られながら発情していた。
「んちゅ……いっぱい……キレイキレイしてあげるね……んむちゅ……」
『ふぉぉぉぉおおおおおお!!』
 そんな変態兵士の肉棒をエニシアは丁寧に舐め舐めする。恥垢の溜まりやすいカリ首をチロチロと。
 姫様からの御奉仕に悶える兵士。
「んむっ……大丈夫だよ。すぐに順番回ってくるからね……」
 そう言って変態兵士への奉仕を続けながらエニシアは空いている手で別の兵士の肉棒をサスサスする。
 するとその兵士も悶える。むふぉぉおおお!姫様のお手手でコキコキ、もう最高!
「あわわっ。そんなにたくさん!?あは……私、困っちゃうな」
 何本も何本も次々と差し出されるペニス。それらを一本、一本、丹精を込めて処理するエニシア。
 とりあえずは両の手で一本ずつ、お口でも当然クチュクチュと。それに加えてあんよでもコキコキ。
 ギンギンペニス五本の同時処理。そのぐらい姫様にとっては朝飯前。
「ぷあっ!あぷっ……ふぁぁぁ……熱い……みんなのお汁……熱いよぉ……」
 ブピュ!ブピュ!ブピュッ!そうして兵達から吐き出される精液のシャワーをエニシアは浴びる。
 ドピュドピュと射出される白濁にその身がまみれても姫たるエニシアの魅力はなにも損なわれる事はなかった。
 むしろそそられる。扇情的でさえある。ああ、こんなカワイイ姫様がおれ達のドロドロにいっぱい塗れて。
「んふふっ……そろそろいいかな……みんな、お待たせだよ……」
 手コキとおフェラによるご奉仕を一巡終えて、スペルマまみれでエニシアは花弁を開く。
 花の精の名に恥じない愛らしい花びらであった。適度に蜜の滴るそこは愛する臣下たちを受け入れる準備ができて。
「ふぁぁぁぁああああっ!ああんっ!おっき、おっき、おっきいよぉぉぉおおおお!!」
 この日のために一週間オナ禁をしてきたムラムラペニスに貫かれながらエニシアはおおいに喘ぐのであった。
268THE PRINCESSM@STER ENYSHA  ◆inEm7wtNVQ :2009/12/31(木) 17:25:01 ID:g1EJ3OjA

「ふぁぁぁああああ!あぐふぅうううう!はぅっ……はうぁあああああああ!!」
 艶会は続いていた。ビンビンにそそり立つ獣人ペニス。膣肉を思いっきり貫かれて喘ぐエニシア。
 人間のそれを遥かに上回る肉棒に胎内を思いっきり掻き回される。
「はひぃぃいいい!お尻ぃいいいいい!んきぃぃぃいいい!!」
 かと思えばアナルも鬼憑き兵に激しく掘られる。連日の苛烈な姫様レッスンをくぐりぬけてきた
 エニシアのアナル。鬼の金棒さえも容易く飲み込み、肉襞で棒を包み込む。
「んむっ……んっ……んちゅ……ぺろぺろ……」
 二本挿しで激しく犯されながらも姫様のお口はあいも変わらずの大人気である。
 一本、また一本、次々につめこまれるペニス。その肉棒の味が病みつきにさえなっている。
「ひゃひぃぃいいい!ビリビリぃぃいいい!くふぁひぃぃいいい!ドリルぅぅううう!!」
 そして機械兵士やボクスのようなロレイラルのメカ達も彼らなりのやり方で姫を愛する。
 性的な欲求など元来持ち得ない彼らもまたエニシアを求めていた。自らの魂の安息の場所として。
「はふっ……んぶっ……はむっ……んぶぅ……」
 そうしてエニシアは今日も愛する臣下たちに懸命に尽くす。わあ、スゴイね。みんな。
 元気になってよかったね。日頃の感謝をいっぱい込めて。
「ふぁぁ……気持ちいいよ……あふっ……私、みんなのこと大好きだよ……」
 迸る白濁を一身に受け止めながらエニシアは幸福に包まれていた。大好きなみんなの笑顔。
 よかった。私、みんなを幸せにしてあげてるんだ。そんなエニシアの思いは通じ。
『ふぉぉおお!ほぉおおおお!ほぉおおおっ!』
『ギギッ!ガギッ!ギギィィイ!』
『グォッホ!ガウッホ!グォォオオオ!!』
 臣下一同に轟きを上げる。みんなエニシアのことが大好きだった。
 この姫のためならば命をかけられる。元はこの世界において拠り所を無くしたはぐれ者の群れ。
 だが、彼らは確かに手にしたのだ。己が生涯を捧げられる自分達の”姫”を。
「うぅ……エニシア……よくぞここまで……」
 そんなエニシアの見事なまでの姫様っぷりにP(プロデューサー)ギアンは涙ぐむ。
 奴隷同然であった彼女を見出し、ここまで育て上げた彼の手腕も確かなものであろう。
 姫様はワシが育てた。そう豪語してもはばかることはないぐらいに。
 だが、肉棒の群れの中で参禅と輝く彼女の姿。それを見てギアンはこう洩らす。
「君は僕の予想を遥かに超えて大きく成長した。君こそが我らの姫(プリンセス)だ」
 そう言ってギアンはマントと脱ぎにくそうな服をバッと脱ぎ捨てる。
 姫様親衛隊会員番号0001番。オレンジ色の会員証を所有する通称オレンジの君は踊りだす。
 これこそ我が忠義の証。
「あぁぁあああああ!すごいぃいいい!ギアンの大きすぎるよぉおおお!」
「ファーッハッハッハッハ!なにを隠そう馬並みだからねえ」
 幽角獣の血を受け継ぐギアンならではの精力的な種付け。そのお馬さんペニスに姫様はおおいに悦ぶ。
 それからもエニシアは将軍のダンディな逸物と教授の老練なテク、それと獣皇のケダモノペニスによって
 たっぷりと愛された。こうして姫とその軍団はその結束を確かなものとして自分達の目的へと踏み出す。
 いつか信じた自分達の楽園を目指して。


 〜サモンナイト4本編に続く〜
269 ◆inEm7wtNVQ :2009/12/31(木) 17:29:54 ID:g1EJ3OjA
エニシアさん(の中の人)が紅白に出場すると知ってなんかそれを絡めたSSが
書けないものかなあと思っておりました。いやいや、そりゃ流石に無理だろうと。
でも、書けちゃいましたw 以前、書いた乱交ネタのプレストーリーな感じで。
こんなことがあれば本編での忠臣たちの姫様への忠誠も納得できると。
そんなこんなで本年はこれで本当におさらば。皆様、よいお年を。
270名無しさん@ピンキー:2009/12/31(木) 18:28:05 ID:we0qP8ek
未収録まとめと併せてgj!
保管庫は年内更新はなさそうか
271名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 10:10:30 ID:IUna+fdN
なんか無性にギアンを殴りたくなってきた。
272名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 12:01:17 ID:yPh3AthH
ゲックの萎びたナニさえも蘇らせる姫の奉仕凄ぇ。
273名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 17:17:03 ID:Zel4q2NS
>>267
gj
エニシアは、姫の鑑だな。
274名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 20:22:27 ID:5MEaQ2/i
結局、去年の内に保管庫更新されなかったから暫定保管庫つくってみた。
こちらからどうぞ。
ttp://www1.axfc.net/uploader/Ne/so/71653&key=SN
275名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 20:28:55 ID:cK5tnenM

暫定保管は今後も続けてくの?
これで管理人さん、自分がやらなくてもいいやってなったりしてw
276名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 20:35:01 ID:5MEaQ2/i
SSをtxtファイルにコピペして名前つけてぶっこんでMENUのHTMLいじっただけだから
そうたいした手間じゃないんだわ。HTML化とかサーバー借りてファイルをうpとかだと
面倒でやってられんけど。まあ、あくまでも暫定だから管理人さんが更新してくれるに越したことは無い。
277名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 20:44:47 ID:/VYcgWBO
この手の作業って複雑ではないが、地味で継続してやってくのが大事だからな
つか、まとめ氏ってことは鬼畜氏?
SSに続いてまとめ作業に保管作業と乙です
278名無しさん@ピンキー:2010/01/01(金) 21:28:26 ID:EEfllHD2
暫定なら未収録分だけでいいから鯖にうpってほしい
279名無しさん@ピンキー:2010/01/02(土) 08:01:38 ID:W00d3hxp
久しぶりにソノラに会いたい。
280名無しさん@ピンキー:2010/01/02(土) 21:08:19 ID:ooGMrdSS
ハサハのお相手はおねえちゃんとおにいちゃんとわるいあくまだとどれが一番需要あるのだろうか。
281名無しさん@ピンキー:2010/01/03(日) 00:23:23 ID:/KzwMhLK
ライにミルリーフとかレックスにベルフラウとかは全然普通に見れるのに
マグナにハサハだと何故かマグナをぶん殴りたくなってしまう。
282名無しさん@ピンキー:2010/01/03(日) 00:32:58 ID:weTp5ZA8
それは恋だよ
283名無しさん@ピンキー:2010/01/03(日) 00:37:44 ID:/KzwMhLK
うーん。そうかなあ。トリスとハサハだとむしろ無性に興奮してしまうんだが。
284名無しさん@ピンキー:2010/01/03(日) 14:12:23 ID:yRLUjsJO
それはミニスとユエルに興奮するのと一緒じゃないかね?
285名無しさん@ピンキー:2010/01/03(日) 14:30:10 ID:o9BNbLkC
そういや本編中じゃ仲良しなのにミニスとユエルが絡んでるSSあんまないね。
286名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 22:03:16 ID:UvmOT14d
なんというかマグナが他の男主人公に比べて扱いづらいなあと感じる。
アメル以外を選びにくい。これが公式の重みか。
他のやつらはわりと融通きくんだけどね。
287名無しさん@ピンキー:2010/01/04(月) 22:56:08 ID:47sEe2Gp
ハヤトやトウヤ、レックスはハーレム。
ライも公式で固定プッシュはいないからそれなりに選べる感じだが…
マグナは都月がアメル一押しだからなー。
ハサハでも違和感はないんだが、なんだかんだでアメル強いよな。
288名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 00:24:43 ID:+DoQKkib
マグナはキャラ的にも色をつけにくいな。なんというかハヤトと被る。
童顔系のハヤトに比べてわりと男っぽい容姿だからハヤトと同じ使い方
してもなんか違うなあという気がしてくるし。
289名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 00:37:48 ID:xhCdJdcO
マグナはろくに外の世界を見ずに大人の年齢にまでなってしまったと考えると色々妄想が膨らむ

ゲーム内会話も結構トリスと差別化されてるんだよな
激情家ではあるけどマグナの方がやや冷静で聞き分けがいい感じ、茫洋としてのんき、かな
ハサハの個別イベント見ると人に殺意を向けた経験もあるようだし(トリスでも一緒だけど)
ゲーム内での馬鹿重い先祖の咎を抜きにしても一通りの艱難辛苦を味わってそうな
290名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 00:42:17 ID:8AZN1a/m
「あたしネスとデートの約束したっけ?」の時点でトリスしか選べなくなってしまった俺。
思えば番外編プレイしたときに1回つかったきりだな。マグナ。
291名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 08:57:37 ID:PbXYHhgs
2やってた当時はネストリ萌えだったけど不思議とSS書く気にはならんかったな。
本編だけでおなかいっぱいっていうか。
292名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 12:48:53 ID:zbzNcXOl
俺は普通にマグナ×アメル好きだけどな
293名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 13:15:05 ID:ypsRLPIm
マグアメも好きだけど、それ以上にネストリが好き
294名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 14:03:05 ID:T6yaMW8k
はりあうなよ
295名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 15:29:41 ID:JjyZE2Io
ハサハを迷うことなく選んで
24話以降ハサハがやられたりするとマグナの代わりに
「俺の婚約者にナニをするーっ!」とか言ってた
若かりし日の自分は変だったということだな。そういう事だな。

だがマグナって個人的には使いづらいからほぼトリス選んでた。
296名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 15:42:30 ID:T6yaMW8k
PSのマグナって戦闘型でも魔法型でもトリスに負けてたもんな
3の番外編ではかなり使いやすくなってたけど
DSもかなりまともになってたしな
297名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 16:52:14 ID:wIowq4bV
グラッドお兄ちゃんとフェアのSSもあんまり見ないよな
そういや兄貴には実妹がいるんだっけ
298名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 17:00:50 ID:ha882h+y
鬼妖界組やギアン相手のほうが人気あるからな組み合わせ的に
兄貴はミントさんに片思いしてるほうが好きだ
299名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 17:14:12 ID:SPHrVuEB
スレで流行るカップリングはSS職人の腕にかかってる
充実した内容(特にエロ)と定期的な投下
これが大事
300名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 18:05:03 ID:bahEvXM5
同カプで既に他に上手い人がいると書くのを躊躇うな。
3のときめっちゃ上手いレクアズ書く人がいたんで
比較されるの怖くてレクアズでは書けんかった。
301名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 19:06:35 ID:NPiP/3vC
ハサハはつい最近出た集合絵で
アメルを差し置いてマグナとセットになってたじゃないか

まああれは★の趣味だけど
302名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 19:09:13 ID:YISW0Z92
>>297
幼馴染の年上のおにいちゃんに片思いの美少女なんて最高なのに…
303名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 19:13:40 ID:bahEvXM5
グラッド×フェアは>>51があるじゃないか。
ルシアン×フェアこそほとんど無いぞ。
304名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 19:14:10 ID:OsKAmGrx
そういや兄貴って、なかなかのエロゲー主人公キャラだよな。
305名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 19:48:02 ID:EI0XWdkW
そんなに需要あるならスレの最初のSSにも反応してやれよw
あの職人さんその後の投下ないな
306名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 20:26:16 ID:tLx1xaV/
>>304
その意見、発売当時本スレでよく聞いたな
個人的にはフェアの兄貴EDは性格違って見えたからあんまり好きじゃない
307名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 20:39:24 ID:YTipTDW4
プレイ当時、兄貴×アロエリなんてカプを考えたことがある。
ぜんぜん繋がりはないけど、そういう捏造カプを考えるのが好き。
308名無しさん@ピンキー:2010/01/05(火) 23:38:13 ID:YISW0Z92
>>305
いやあレスがだいぶ流れたあとGJするのも気がひけて。
>>51のSSはおいしくいただいたよ。
309名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 00:03:44 ID:UIA1HZoK
ここに直接投下じゃなくてあぷろだにうPじゃ反応もしにくいだろ。
310名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 00:11:09 ID:XqzV+fGT
>>301
ハサハについて「自分で描いてて、ちょっと萌えた」とかコメントしてたよな。
311名無しさん@ピンキー:2010/01/06(水) 00:53:00 ID:4Z6DB2D9
直接投下できそうだったのに何でろだうpにしたんだろうな
外部投下のものって管理人さんはあまり保管してない気がする
イラストだったからかもしれんが
312 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/06(水) 20:56:54 ID:uT8NHgzR
今日でサモンナイトシリーズ10周年ですねえ。
あまり実感ないけど。別に狙ったわけじゃないのに
このタイミングで新作完成しました。
10周年とはあまり関係のない内容です。
それじゃあ投下します。
「ふぁぁぁああっ!あんっ……あぁん……あふぁぁぁああ!」
 相手の上に跨った騎乗位の姿勢。屹立する肉棒に腰を沈めてファリエルは喘ぐ。
 入り込んで膣奥まで深くに届く肉杭。それが膣壁に擦れる感触を味わう。
 確かな悦び。それ即ち肉の悦び。受肉を果たした今だからこそ感じることができる。
「あふっ……あぁ……はうっ……んはぁ……あんっ……あぅ……」
 その今という時間を噛締めるようにファリエルは懸命に腰を動かす。
 ピッタリと肉棒に密着する膣肉。粘膜とともにそれを男根に擦り付ける。
 ゴシゴシ、ゴシゴシと膣肉でペニスを扱く作業。続けている内に快楽が生まれる。
 甘く濃厚。そして蕩けてしまいそうになる感覚にファリエルは溺れる。
「あははっ♪ファリエルったら熱入っちゃってる。ようし、あたしも負けないぞぉ♪」
 するとファリエルに負けじとソノラも動きだす。ファリエル同様に剥きだしのソノラの肉裂。
 それを仰向けの状態でファリエルに跨られているレックスの顔の上に下ろす。
「んぶっ!?」
「ふふっ。先生、あたしのことも気持ちよくしてくんなきゃヤだかんね♪」
 生顔面騎乗。大事な割れ目をレックスの顔に押し付けながらソノラは強請る。
 大事な棒をファリエルに咥えられながら、ソノラからはクンニを要求されるレックス。
 中々に羨ましい、否、大変な状況であったがこれに応えることこそ男の勤め。
 言われるとおりソノラの秘所に舌を這わせる。するとソノラも喘ぐ。
「あふっ……あんっ……あぁんっ……ふぁぁぁっ!」
「ふぁ……はふっ……あぁぁっ……はぅぅぁぁっ!」
 するとソノラの嬌声はファリエルのものと相まって共鳴を生み出した。
 少女達の口が紡ぎだす喘ぎのハーモニーを聞かされてレックスの方も熱が入る。
 ファリエルを貫く肉槍。ギンと熱く滾る。ソノラを愛でる舌先。
 熟達した妙技でもって彼女の敏感な部分を責める。そんな風にレックスから愛されて、
 ファリエルとソノラ、同じ悦びを共有する二人の少女は更に喘いで。
「ふぁぁぁぁあっ!……あふっ……先生……ソノラぁ……」
「あひゃんっ!……ひうぅぅ……ファリエルぅ……先生ぇ……」
 その悦びをより確かなものにするように二人は努めた。互いに跨ったまま顔を近づけて。
 時折、唇を重ね舌肉越しに悦びを伝え合う。そうすることでお互いにより悦びを高められる。
 分かち合うということ。その尊さを見事に体現していた。そんな快楽の頂きで。
「あぁぁああああっ!来るっ!来ちゃうぅぅう!あはぁああああああ!!」
「あふっ!あたしもイっちゃうぅぅ!ふぁぁぁぁぁぁぁっ!」
 二人同時にオルガズムに達し、ファリエルはその胎内にレックスのマナを存分に受け
 ソノラは噴出す愛液の蜜をレックスの顔に浴びせた。


「いやあ、すごかったよねえ、今日も。ねえ、ファリエル♪」
「う、うぅ…………」
 レックスとの逢瀬からの帰り道、上機嫌なソノラとは対照的にファリエルは俯きながら
 顔を朱に染めていた。もはや定番となったマナの補充。剣の所有者であるレックスに
 抱かれることでファリエルは現界するために必要なマナの供給を受けている。
 ソノラはその付き添いであるのだが大抵、一緒になってしっぽりと楽しんでいる。
 二人ともここぞとばかりにハメを外してありったけの精を搾り尽すのだ。
 それこそ枯れ枯れ状態のレックスが『もう死ぬ。頼むから勘弁してくれ』と言い出すまで。
「やっぱりダメよ……こんなこと……先生にも迷惑だわ……でも……」
 真っ赤になった顔でそうブツブツ呟くファリエル。しかし言葉とは裏腹に。
 肉肌の交わりをファリエルの心も身体も求めてしまっている。
 それをニンマリとした顔でソノラは指摘する。
「そんなこと言って今日もエロエロだったじゃん。ファリエル。あんなにもノリノリでさあ」
「だからエロエロって言わないでっ!う、うぅぅ……」
 いつも通りにからかうソノラにファリエルは反応する。けれどなにも言い返せない。
 本当のことだから。いったいいつから自分はこんなにもエロエロになったのか。
(貴女のせいよ、ソノラ……貴女のせいで私、こんな風に……)
 このエロエロ道に自分を引きずり込んだ親友の顔をファリエルは恨めしく見つめた。
 ソノラのせいでこんなにも自分はいやらしくなってしまった。けれどソノラのおかげで
 自分はあんなにも幸せな気持ちを手に入れることができた。はたして恨んで良いのやら。
 それとも感謝して良いのやら。
「……っ……あら?」
 そんな風に物思いしているうちにファリエルはふいに違和感を覚えた。
 自分の身体のどこかにある不思議な感覚。どうしたのだろう。こんな感じは初めて。
(どうしたのかしら……それになにか……熱い……)
 言いようのない熱と疼き。それを身体の一部に感じる。マナで構成された仮初の肉体。
 今までにない変調をファリエルは覚えた。なにか沸々と身体の内から滾るような感覚。
 こんなことは生きていたころにも、死んで幽霊になった後にもなかった気がする。
「どうしたの?ファリエル」
 未知の感覚に戸惑うファリエルに心配そうにソノラは声をかける。傍に寄ろうとする。
 スタスタと足を踏み出して。それがいけなかった。いかにも踏んづけやすそうな
 ビラビラのスリット。肉体とともに具現したそれをモノの見事に踏んでしまう。
「キャぁっ!」
「へっ?あうっ!」
 ズルベターン!ファリエルとソノラは二人ともずっこける。仰向けに倒れるファリエル。
 そこに被さるように前のめりのソノラはなんとか身を起こそうとして。
「あ痛っ!……つぅ……痛た……ゴメンね、ファリエル……って!?」
 ムニュっ。ソノラがついた手は異様な感触を覚えていた。なにコレ?なんだか生温かい。
 コレってどこかで触ったことがあるような気がするんですけど。すごく。
「なっ……あぁ……あ……」
「ふぇっ……へっ……え……」
 手で触れたそれをソノラがニギニギしている内にファリエルも気がついた。
 ふいに感じた自身の変調。その実態をこれでもかとばかりに。
「なにこれぇぇええええええ!!!」
「イヤぁぁぁぁぁああああああああ!!!」
 ソノラの手が触れたファリエルの股間のある部分。そこにはなんとも立派な男のブツが生えていた。


 霊界サプレス。そこは形のない霊魂たちの世界。その住人である天使や悪魔は本来の外見を持たない。
 このリィンバウムにおいては存在するのに都合のよい姿をマナによって構築し具現している。
 肉体を持たぬ彼らにとって重要視されるのは魂の輝き。その種別でもって互いを認識している。
 だから性別の概念もない。必要があれば無性にもなれるし両性にもなれる。そんな存在である。
「そんなことを聞いたことはあるのよ……けれど……」
 それは天使の半身を与えられて霊的な存在に転生したファリエルにとっても例外ではなかった。
 自身に起こった変化をファリエルは認識する。もっこりと股間にそびえるブツ。即ちフタナリ。
 いつのまにかそんな姿に肉体が構築されてしまった。おそらくは過剰供給されたマナの影響で。
「だ、大丈夫なの?ファリエル……」
「ええ、大丈夫……だと思いたいのだけれど……」
 心配して声をかけるソノラにファリエルはがっくりとうな垂れる。落ち込むのは無理もない。
 長年、幽霊をやっているとはいえファリエルだって女の子だ。それが自分のお股から立派な
 男の人のアレが生えたりしたら、そりゃショックである。
「もしかして私、一生このままだったりするのかしら……」
 絶望的な気持ちで呟くファリエル。亡き兄ハイネルを心の中に思い浮かべる。
 ああ、兄さん。貴方の可愛い妹はアソコをこんなにモッコリさせた弟になってしまいました。
 こんな立派なモノを生やした私ですけれどそれでも兄さんは受け入れてくれますか?
 心の中の兄にファリエルは尋ねる。すると非常に微妙な表情をして兄はこう言った。
『ゴメン。流石にちょっと無理……』
 そうですよね。しくしくしく。流石にキツすぎますよね。しくしくしく。
「な、なんか方法はないの?ほら、一度幽霊に戻ってからまた元通りとかさ……」
「さっきから試しているわ。けれどマナをたくさん補充したばかりで、思うように霊体にもなれなくて……」
 なんという皮肉。ファリエルの存在を保つためのマナの補給が今回ばかりは仇となった。
 このままだと下手をすると固定されてしまうかもしれない。ファリエルの存在のイメージが。
 霊体になっても、受肉をしても、その股間が見事なまでにモッコリしたままの姿に。
(それだけは嫌ぁぁぁああああああ!!!)
 最悪の想像にファリエルは頭を抱えて、心の中で叫ぶ。ああ、なんの因果というのだろう。
 エロエロすぎた罰でも当たったのかしら。すみません。エロエロすぎてすみません。
 しかしどんなに後悔したとしても最早、後のまつりで。
「うっ……うぅ……ぐすっ……」
「ファリエル……」
 涙ぐむファリエルにソノラも同情する。どうしたらいいのだろう。
 こんな乙女のピンチを迎えている親友に対して。なにか自分にできることは。
 そう考えあぐねるソノラ。
「あ、そうだ!」
 そしてソノラは思いつく。ファリエルの窮地を救うナイスアイディアを。
 ポンと手を打つソノラに思わずファリエルも振り向く。
「んふふふふ。あたしってば、いいこと思いついちゃった♪ねえ、ファリエル。
 もう大丈夫だからね。大船にどーんと乗った気でこのあたしにまかせなさいって♪」
「ソ、ソノラ?」
 そうやって自信満々に胸を張るソノラ。言い知れぬ不安をファリエルは覚える。
 いつもの突拍子のないソノラの思いつき。それに振り回される自身を予感して。
 その予感が正しかったことをその直後、ファリエルは思い知らされるのであった。


「ひぁっ……あふっ……あっ……らめぇぇ……やぁぁっ……」
 シュコッ。シュコッ。音を立てて竿をさする手つきにファリエルは喘ぐ。
 いつもは銃口を引き絞るソノラの指先。それがファリエルから生えた肉根を弄ぶ。
「ダメダメ。もっとジッとしてないと。ねっ♪ファリエル」
「あぅぅぅ……うぁぁ……ソノラぁぁ……」
 そう言ってシュコシュコと手コキをソノラは続ける。涙目になるファリエル。
 喘ぎながらソノラを見つめて視線で許しを乞う。けれど構わず愛撫し続けるソノラ。
「ほら、あたし達海賊って基本的に男所帯じゃん。兄貴達も長い航海で溜まったりとかすると
 こんな感じに自分で処理しちゃってたりするんだよねえ。そういうのあたしも見たことあってさ」
「だからってそんなっ……はぅぅぅぅう……らめぇぇぇ……」
 竿を扱きながらそんなことを言ってくるソノラ。ファリエルは為すがままにされていた。
 ソノラの意図は単純明快であった。とりあえず溜まったモノを出せばブツも無くなる。
 実に短絡的な考えだが有効ではあった。つまるところマナの過剰供給。
 それがこのフタナリ化の原因である。溜めすぎたマナを射精という形で放出する。
 原理としては納得できなくもないのでファリエルも渋々ながら承知したのだが。
(やっぱりなにか違うと思うの……これは……らめぇぇぇ……)
 なにか女として大切なモノを失っている気がする。肉竿をソノラに扱かれながら
 心の中でファリエルはそれを憂いた。ソノラは構わずシュコシュコ続けてくる。
 シュコッ。シュコッ。ファリエルの肉竿は見る見るうちに立派になっていく。
「ふふふっ♪ファリエル、気持ちいい?ファリエルのすっごくピクピクしてる……」
「やぁぁぁあああ……あひっ……ひぁぁぁあああ……んくっ……」
 激しい手淫の成果、すっかりビンビンになったフタナリペニスと共にファリエルの
 精神も正常ではいられなかった。いやぁぁ。サスサス、気持ちいいのぉぉ。
 ソノラのお手手でサスサス、気持ちいいのぉぉ。ひあっ。あふっ。らめぇぇぇぇ!
 おかしくなるぅぅぅ。ソノラにオ●ン●ン、シコシコされて私、おかしくなっちゃうぅぅぅ。
 初めて経験するフタナリペニスを愛撫される快感にみさ●ら調になって悶えるファリエル。
 そんなファリエルにソノラは更なる快楽を与える。
「んふふっ♪……んじゃ。さあ……こういうのはどう?」
「……っ?……!?……んひぃぃぃいいい!んふぅぅううううう!」
 ピチャ。ピチャ。水音を立ててソノラの舌先はファリエルの肉棒の先端をつつく。
 性的な刺激に敏感なカリ首の部分。執拗に責められて悶絶するファリエル。
「んちゅ……んむっ……んっ……ペチャペチャ……んむっ……」
「あひぃっ……ひあぁぁっ……あんっ……ふぁぁぁっ……らめっ……らめぇぇっ!」
 ファリエルの喘ぎにつられてソノラのフェラチオも加速する。
 火花のような快感。ファリエルの中でそれが絶え間なく飛び散る。
 お口による奉仕。先程までのレックスとの逢瀬の中でファリエルも行った。
 それを今度は自分が受ける立場となって、未知の快感に喘ぐファリエル。
 らめぇぇ!来ちゃうっ!そんなにされたらいっぱい来ちゃうぅぅうう!
 背筋をなにかがゾクッと駆け抜けるような感触。それが自身の一点に集まって。
 暴発する感覚にファリエルはとらわれる。もうダメだ。我慢しきれない。
 もう射精(で)ちゃう!いっぱいいっぱいたくさん射精(で)ちゃう!
 初めて覚える射精感に悶絶するファリエルをソノラは解き放って。
「嫌ぁぁぁぁぁっ!でちゃうぅぅぅう!ドピュドピュしちゃうのぉぉおおお!」
「わぷっ!……んぶっ……ぷぁぁぁっ……」
 どぴゅ。どぴゅっ。どぴゅっ。存分に射出されるファリエルちんぽミルク。
 奉仕を続けていたソノラに降りそそぐ。たちまち精子まみれになるソノラの顔。
「んぷっ……ぷはっ……んっ……ちゅる……」
 それを拭いもせずにソノラはファリエルの先っぽを口に咥えて。ちゅる。ちゅるる。
「あぅぅっ……あぁっ……」
 陰茎につまったファリエルの精液。尿道に残ったモノも丁寧にソノラは吸い出した。
 喉に残るスペルマをゴクッと飲み下し、精液まみれの顔でソノラはファリエルに微笑む。
「どう?スッキリしたでしょ。ねえ、ファリエル♪」
「うぅ……うっ……スッキリしたでしょ……じゃないわ……うぅ……」
 どこまでも陽気なソノラに対し、ファリエルは乙女泣きをしていた。


「あうっ……あぅぅ……あぁ……」
「うわぁ……」
 そんな感じにファリエルのフタナリペニスからマナを搾り出す作業を続ける事、数十分。
 手コキやフェラに加えて足コキに素股まで試してみたが肉茎は一向に萎える気配がなかった。
 それどころかより凶悪にビンビンになってしまっている。先っぽからカウパーを垂らして
 涙目で喘ぐファリエル。ソノラも呆然と口を開ける。
「うぅ……もういいわ……ソノラ……もう、やめにしましょう……」
 どんなに頑張っても一向に消える気配のないペニス。ファリエルの口からも弱音が漏れる。
 こんなに恥ずかしい思いをたくさんして、それで余計にビンビンになってしまう肉棒。
 ファリエルが諦め白旗をあげてしまうのも無理もない。
「そんなっ!あと、もうちょっと、もうちょっとだけ頑張ろうよ。ファリエル!」
 そう言ってファリエルを元気付けるソノラだが彼女もなかなにすごいことになっていた。
 身体中のいたるところに物質化したマナのスペルマが付着していてベトベトのあり様。
 これ以上、親友を自らの白濁で汚すのはファリエルにはしのびなかった。
「もう、いいの。流石にこれ以上、貴女に無理はさせられないわ。ソノラ」
「ファリエル……」
 手コキにフェラチオ、足コキ、素股に乳首ズリ。思いつく限りのことは既に試した。
 これ以上となると後はもう一線を越えるしかない。流石にそこまではさせられない。
 そう思いファリエルは行為を打ち切ろうとする。自分のためにソノラは頑張ってくれた。
 こんなにドロドロになるまで。その気持ちだけでもう十分だと。
「ねえ、ファリエル。あたしのことなら別に気にしなくていいから」
「っ!?」
 だがそんなファリエルに対しソノラも声をかける。
「まあ、なんか色々と今更って感じだし……別にあたし、嫌じゃないし
 っていうか……むしろ楽しんじゃってるぐらいだし……それに……」
 ソノラは一旦言葉を区切る。そして真っ直ぐにファリエルを見つめて言う。
「そんな風にファリエルが辛そうな顔してる方があたしは嫌かな」
「ソノラ……」
 どこまでも友達のために真っ直ぐなソノラの思い。その気持ちがファリエルにも伝わる。
 ああ、そうだ。いつもいつも破天荒な彼女に振り回されてばかりでいて、それでもずっと
 ソノラと友達でいたいと思うのは、この魂の輝きに惹かれてしまっているからだろう。
『んじゃ、今日からあたしとファリエルは親友ってことで』
 自分の正体を知ったソノラが一方的な親友宣言をしてくれたあの日からずっと。
「お願いしてもいいのかしら」
 だから自分でも驚くほど穏やかな気持ちでファリエルはそう言うことができた。
 ソノラも笑顔で頷いて言う。
「そりゃ、もちろん♪」
 いい返事だった。ファリエルまでつられて微笑んでしまう程に。
 フッと笑ってファリエルは告げる。素直な気持ちを親友に。
「それじゃあもう少しだけ貴女を信じてみようかしら。ソノラ」
「うん。ファリエル」
 互いに微笑み合ってそう言葉を交わす二人の少女の姿は月明かりに照らされて
 実に絵になる形で夜のキャンバスに映し出されていた。


(ふわぁぁ……キレイ……)
 星空に彩られた夜の木陰、草むらの絨毯に仰向けになってソノラは感嘆を洩らす。
 それというのも月明かりに照らされる全裸のファリエルの姿。実に様になっていた。
 まるで御伽噺に出てくる夜の精が舞い降りたかのように。
「そんな風に見つめられると恥ずかしいわ……」
「ああ、ゴメン。ゴメン」
 ソノラから凝視されて恥らうファリエル。ソノラは軽く笑いながら謝る仕草をする。
 それにつけても夜のファリエルの美しさ。溜息が漏れた。これぞまさに幻想美。
 股間から生え出したご立派なモノもあるいは似合っているのかもしれない。
 どんな異形もこの美しさを損なわせることはできないのだから。
「そ、それじゃあ……お願いするわね……ソノラ……」
「う、うん……こちらこそ……」
 見惚れているソノラにファリエルは声をかけ、そして二人して照れるように恥らう。
 まるで生娘のように。ソノラの胸はいつになくドキドキとしていた。
(先生と初めてしたとき以来かな……こんなの……)
 満天の星空を見つめながらソノラはそうひとりごちる。実にキレイな星空だった。
 今のファリエルのようにすごく。その星の一つ一つを数えながら緊張を紛らわす。
(ソノラ……)
 ファリエルもまたドキドキしていた。これまで戯れにソノラと肌を重ねたこともある。
 けれどそのソノラを今は抱く。こんなことは初めて。だからときめく胸を抑えられない。
「んっ…………あっ……」
 そんなトキメキに後押されながらファリエルはあてがう。自身の突起をソノラの花弁に。
 触れ合った穂先でファリエルは陽光を感じた。その先にあるソノラの内側から。
 まるでお日様みたい。夜に生きる幽霊娘には眩しすぎる。
「いくわね……ソノラ……」
「うん……ファリエル……」
 二人してポッと熱に浮かされた顔をしながら最後の確認を取り交わす二人。
 ややあって、ファリエルの腰先が動く。己が異形をソノラの中に押しやって。
「んぅっ!」
 クニュ。膣肉を押し分けてなにかが入ってくる感触をソノラは覚えた。
 レックスとの営みで既に慣らされた膣内。なんの抵抗もなく肉根が挿入されていく。
 ズブッ。ズブブ。入り込んでくるファリエルをソノラは受け止める。
(ふぁぁ……スゴっ……)
 受け入れ慣れたレックスのモノと比較してもファリエルのそれは見事なものだった。
 ずぶりと深く膣奥にまで届く。ギチッと引きずられる膣肉がざわついている。
 硬い芯のようなもので膣内を支配される感覚に思わず呻く。ズブブブブ。
 肉棒は根元までソノラの中に納まる。
「んぅぅ……んっ……ファリエル?」
 肉竿を膣いっぱいに受け止めて、覆いかぶさるファリエルをソノラは下から覗き込む。
 するとファリエルは挿入を果たした状態のまま止まっていた。否、小刻みに震えている。
「うっ……うぅぅ……ぐすっ……」
「えぇぇ!?泣いてる!!」
 ファリエルはなぜか泣き出していた。そんなファリエルに思わずギョッとするソノラ。
 あんまし気持ちよくないのかな?あたしの膣内って。そんなアホな考えも頭に浮かぶ。
「うぅ……違うの……そういうことじゃなくて……」 
 するとソノラの心の内を察したのかファリエルは言ってくる。滴る涙の理由、そのワケを。
「温かいの……ソノラの中がとっても温かくて……それがとても懐かしくて……だから私……うぅ……」
「ファリエル……」
 肉根を介してソノラと繋がることで血肉の温もりをファリエルは感じていた。
 いくらマナを用いて実体化ができるようになったとはいえそれはあくまでも仮初の身体。
 血の通った肉体とはかってが違う。そんなファリエルにとってソノラの温もりは懐かしい
 気持ちを思い起こさせてくれた。レックスとの交わりともまた違う、自身が喪失した
 女性を深く感じさせてくれる。そんな温もり。
「あはっ……ふふっ……」
 そんなファリエルにソノラも嬉しくなっていた。どこかひんやりと冷たいファリエルの身体。
 ソノラはキュッと抱きしめる。心地良い抱き心地のファリエル。思わず頬ずりしてしまいそう。
「いいよ。あたしがいつでも温めてあげる。ファリエルのこといつでもホカホカにしてあげるからさ」
「うぅ……ソノラ……」
 そう言って熱い抱擁を交わすソノラに涙ぐむファリエル。
 月明かりの少女はお日様の少女によって照らされて、より強い輝きを魂に刻む。
「ふぁっ……あふっ……ソノラっ……んっ……ソノラっ……」
「んぅ……ふぁぁぁっ……ファリエルぅ……」
 それから後はもう余分な言葉はいらなかった。ただ互いの名を呼び感じあうだけ。
 下からソノラに抱きしめられながらファリエルは腰を動かす。ソノラも喘ぐ。
 吹きかかるお互いの吐息。くすぐったい。だけどその分よく感じられる。
 ファリエルはソノラの温もりを。ソノラはファリエルの柔らかな感触を強く。
 交じり合いながら一つにとける。心も身体も魂さえも全部。
 時には唇を重ね、時には舌を絡めあいながらより深くに相手を感じて。
 満たされゆく心。不安も劣情もなにもかも。
「あぁっ……ソノラ……私、もう……」
 充足を感じてファリエルはソノラに声をかける。ソノラはニッコリ笑って頷いて。
「うふふっ。いいよファリエル。あたしの中でいっぱい楽になって……」
 優しくファリエルの背を擦りながらソノラはそう呟いた。その呟きを引鉄にして。
「あぁぁぁあああっ!あふっ!ソノラぁぁっ!!」
「ふぁぁぁぁぁっ!ファリエルぅぅぅ!!」
 溜め込んでいた大量のマナをファリエルはソノラの中で解き放つのだった。


「ん〜〜〜〜〜〜ぷはぁぁぁ……はふ……」
 行為が終わって、大きく背伸びをしてソノラは深呼吸をする。全ては無事に解決した。
 ファリエルの股間に生えていたブツもその役割を終えて今はキレイさっぱりなくなっている。
 一仕事を終えた感慨に浸るソノラ。流石にレックスのところから続けての連戦はキツかった。
「………………………………」
 そんなソノラをポーっと見つめながらファリエルはそのまま呆然としていた。
 つい今さっきにあったトンデモな体験。あれは夢の出来事ではないかと疑ってしまう。
(でも、夢じゃないのね……私、ソノラと……)
 ボッ。思い返すと顔が火を吹いたように赤くなってしまう。あんな形で結ばれてしまった。
 親友のソノラと。しっぽり最後まで。
(だ、ダメよ……意識してはダメ……ソノラだってあれは人助けのつもりだったんだし……)
 自分の中に芽生えつつある特殊な感情をファリエルは必死で否定する。
 そりゃ確かにソノラのことは大好きだ。でもそれは親友としてであって。
 別に、そういう趣味があるとかそういうことではなくて。
「なに、さっきから一人でブツブツ言ってるの?ファリエル」
「ひぁぁぁっ!ソ、ソノラっ!?」
 そんな風に悶々としているところに当の本人から声をかけられファリエルはおののく。
 そんなファリエルの態度にソノラはちょっとだけ不満を示していつものように。
「ぶーぶー。なんか除け者にされてる感じする。そういうのよくない」
「ご、ごめんなさい。ソノラ」
 ぶーぶー言い出すソノラにファリエルは頭を下げる。その心は未だにドギマギしていた。
 まともにソノラの顔を見ることが出来ない。多分、意識しすぎなのだろう。
「まあ、別にいいけど。それよりもさ……」
 言いかけてニヒっとソノラは笑う。そして続けて。
「結構よかったよね。ああいうのも。すごかったなあ。あたしを抱いてるときのファリエル」
「ソ、ソ、ソ、ソノラぁぁぁああっ!!!」
 意識すまいとしてたことをおもいっきし蒸し返してくれる。
 にっかりと笑うソノラにファリエルはまたしても顔から火をふく。
「だってファリエルってばそっちの方でもエロエロなんだもん。あたしの身体にギュッと
 しがみ付いて、『ソノラっ!ソノラっ!』って何度もあたしの名前を呼びながら腰を動かして」
「嫌ぁぁああああああ!!言わないでぇぇえええ!!お願いぃぃいいいい!!」
 晒しまくった痴態をソノラにばらされて、頭を抱えてファリエルは泣き叫び懇願する。
 お願いだから誰にも言わないで。二人だけの秘密にしてと強くすがりつく。
「あはは、わかってるって。誰にも言ったりしないから。うん。二人だけの秘密」
「絶対によ……もう……それとエロエロとか言わないで……」
 秘密を承諾するソノラに念を押すファリエル。ソノラも海賊一家の掟にかけて秘密は守ると約束する。
「それに……あたしとしてもその方が都合いいし……」
「……え?」
 ポロリとそう呟くソノラの顔。その頬がなぜかほんのり染まっていた。月明かりのせいだろうか。
 一瞬、いぶかしむファリエルにソノラは慌てて。
「あはは。気にしない。気にしない。こっちの話」
「そ、そう……」
 誤魔化してくるのでファリエルもとりあえずは頷く。
 そんなこんなをしているうちに夜空は薄っすらと白みがかっていた。
「あはは。もうすぐ夜明けか。なんか不思議な感じだね。ファリエル」
「ええ、そうね」
 色々と夢中になっているうちに明けてしまう夜に二人はなにか可笑しさを感じる。
 トンデモに包まれたこの夜。けれど二人にとって忘れられないこの夜を。
「ようし、今日も一日頑張っていっちゃよぉ♪」
「うふふ。本当に元気ね。ソノラは」
 夜が明ければそこにあるのは照りつける太陽。それはまさにソノラのための時間。
 近づきつつある日の出にファリエルは思った。太陽の日差しの中で輝くソノラ。
 月明かりに彩られて映える自分。どちらもお互いにとっては必要であるのだと。
 昼は夜を思い、夜は昼に焦がれる。そんな感じのバランスで成り立っている自分達。
(まだまだ貴方のところへは逝けそうもないわね……兄さん……だって……)
 例え冥界の川の辺からでも引きずり返してくれる。そんな親友が傍にいるから。
 亡き兄を思いながらファリエルは祈った。もう少しだけ、あともう少しだけ長く
 こんな幸せな時間を続けさせて下さいと。



 〜fin〜
324 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/06(水) 21:10:54 ID:uT8NHgzR
久しぶりに書いてみたくなったソノファリシリーズ第三弾。
今回はファリエルに生やしちゃいました。苦手な人はごめんなさい。
それにしても本編中では件の親友発言以外特に絡みの無いこの2人。
書いてみると意外に楽しく書けちゃいます。
やっぱ性格の対照的な女の子同士の絡みっていいですね。
自分的にソノラは太陽、ファリエルは月のイメージです。
そんなこんなでシリーズ10周年を祝して今回はサラバ。
またいつかお会いしましょう。
325名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 01:05:40 ID:bHZHhTWg
326名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 02:49:26 ID:bWtU7JXQ
百合GJ
327名無しさん@ピンキー:2010/01/07(木) 17:41:56 ID:L19qT2Ip
おお久しぶりの百合分補給。大満足!
32851:2010/01/08(金) 21:34:12 ID:1eGTzBHz
>>311
ここに投下すると横長の読み辛いレイアウトになるから、直接投下はちょっと避けたかった。
本音を言えば、文字数規制や改行規制に合わせてパート分けしたり
連投規制を避けつつ間隔を置いて書き込むことの手間を惜しんだのもあるけど。
329名無しさん@ピンキー:2010/01/08(金) 23:30:12 ID:nw7lZ0vQ
あー要は面倒だったのね
たしかに小分けにして投下って手間だわな
330名無しさん@ピンキー:2010/01/08(金) 23:49:07 ID:mSVAYM4V
ルウとかモーリンとかでなんか書けないかなあと思うんだが
相手が思い浮かばなくて上手くいかん。
331名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 00:30:38 ID:cjTkI6pk
モーリンはリューグじゃない?

ルウはそれこそマグナか、あるいはパッフェルさんと生クリームプレイとか。
あとギブソンとの不倫ルート。
332名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 01:27:01 ID:WTR3bw0X
ギブソン「たまには別のケーキを食そうと思ってね」
333名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 07:27:10 ID:hdokE21m
>>331
そこらへん思いつかなくも無かったんだけど
どうにも乗り気になれなくてねえ。
カプ物って男の方にも思い入れないと書けない。
334名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 08:07:56 ID:BSYmEXL4
>>332
そういやこの杉田も甘党だったな……
335名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 08:12:23 ID:hdokE21m
アリーゼもバルレルも霊属性という偶然。
336名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 09:27:49 ID:GbFW7jGg
4分の1の確率だからなw
名もなき世界のやつはABのRh-みたいなもんだろうし
337名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 09:38:12 ID:hdokE21m
キャラをメインの属性別に分けると霊と獣に偏るんだよなあ。
鬼と機はそれぞれの世界の関係者ばっか。
338名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 13:31:46 ID:JNrasI/I
そうでもない、機属性は関係者よりその他の方が多い
まあその「その他」の各人が地味過ぎて印象に残らないのかも知れんが
339名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 13:33:44 ID:8VdsHqWj
野郎は真面目な堅物ばっか固まってるよな。<機属性
女はソノラとリシェルか。どっちも鉄砲玉w
340名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 15:05:23 ID:HgfuzeCW
あれイメージでつけてるんだろうな…ちゃんとしてるのミニスまわりくらい?
ほんと設定マニアを喜ばせないゲームだわw
341名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 17:13:04 ID:Zlqbeuk5
フォルテも獣だったりホントにミニス周りだけは家系でしっかりしてるよなww
342名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 17:49:57 ID:cjTkI6pk
ブロンクス一家はどうなんだろう。
ルシアンだけ霊で召喚士の才能が無いということが、夫婦間の不和の元だったりして。
343名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 18:30:39 ID:JYZ5YMbC
いや、単に初期メンバーの仲間キャラは均等に属性ばらしてるだけだから
1 機レイド 鬼エドス 霊パートナー 獣ガゼル
2 機ネスティ 鬼ケイナ 霊アメル 獣フォルテ
3 機ソノラ 鬼カイル 霊ヤード 獣スカーレル
4 機リシェル 鬼グラッド 霊ルシアン 獣ミント
こんな感じに
344名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 23:05:16 ID:vGzf9as0
2は上手い具合に設定と属性のばらけがはまってるな
345名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 23:20:52 ID:3MS/11Rg
シルターンは本編中じゃわりとどうでもいい扱いされること多いな。
ケイナの記憶喪失とかカイナとの姉妹設定とか。
346名無しさん@ピンキー:2010/01/09(土) 23:25:48 ID:Fa1HrIfB
というか、このサモンナイトという物語の根本である
エルゴの王について、語られてなさすぎだよな。
347名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 00:24:39 ID:pBN+RJ93
カノンの親父もシルターンだったか
348名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 11:21:02 ID:WSEXjor8
エルゴの王なんてもう忘れてるだろ、製作側も大半のプレイヤーも
349名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 12:44:15 ID:OXV2UKsj
このスレに必要なのはエロゴの王だ。
350名無しさん@ピンキー:2010/01/10(日) 15:36:44 ID:gTSRWZKA
鬼エロス
351 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/10(日) 21:47:54 ID:GqTjjyE7
そんなところへ俺参上。なんかエルゴの王の話題が振られてるので
当代のエルゴの王様にお出まししてもらいました。
まあ、誰かと言えばお馴染みのアイツです。
それでは投下します。
352とある魔王の誓約者(リンカー) ◆inEm7wtNVQ :2010/01/10(日) 21:49:19 ID:GqTjjyE7
「あ、いたいた。おーい、トウヤ」
 いつもと変わらぬサイジェントの商店街、そこでトウヤはアカネに声をかけられる。
 これまたいつも通りのことであった。用向きはわかっている。アカネが言い出すより
 先にトウヤは口にする。
「また修行のお誘いかな。アカネ」
 トウヤが軽く微笑んでそう返すとアカネもアハハと笑って頷いた。
 シルターンのクノイチとしてかかせない日々の鍛錬。
 アカネの修行の相手をするのはトウヤにとっても日課となっていた。
「それじゃあ場所を変えようか。人目は忍んだほうがいいからね」
「そうそう。なんたって耐え忍ぶ者と書いてシノビって言うし」
 トウヤがそう促すとアカネも頷き、人目のつかない裏路地に二人は入る。
 かくして本日も厳しいシノビの修行は幕を開けるのであった。


353とある魔王の誓約者(リンカー) ◆inEm7wtNVQ :2010/01/10(日) 21:49:49 ID:GqTjjyE7
「ひぁぁああっ……あひぃぃ……はひっ……あひぁぁああああっ!」
 とある裏路地の片隅。石壁に手をついた姿勢で喘ぐアカネの声はよく響いていた。
 アカネを背後から激しく貫きながらトウヤは意地が悪そうに声をかける。
「おやおや、耐え忍ぶ者と書いてシノビじゃなかったのかな?アカネ」
「あふっ……そんなこと……言ったって……はひぃぃぃいいいっ!」
 グジュッ。グジュッ。音を立てて後背位から女陰を貫く肉槍にアカネは喘ぐ。
 自らの女を武器にして男を虜とするクノイチの術。完成にはまだ遠かった。
 むしろアカネの方が虜にされていた。膣肉を背後から容赦なく抉る魔性の逸物に。
「あひぃぃぃいい……スゴっ……お師匠より……ふぁぁぁぁあっ!」
 まだ年端もいかない頃から師であるシオンにより術を仕込まれたアカネ。
 その彼女の経験を持ってしてもトウヤのそれは規格外であった。
 肉質的で逞しい男根。それが官能的な技巧でもって秘肉を責める。
 どんな拷問よりもこたえる。肉棒に支配された身体は喘ぎを止まられない。
 突き動かされるのにつられて動く腰は激しく肉根の蹂躙を欲している。
 狂おしい程の快楽の責めにアカネがどこまで耐えられるかというこの修行。
 今のところアカネの連戦連敗である。アカネがクノイチとして熟達するよりも早く、
 トウヤはその魔王術に磨きをかけているのだ。
「それじゃあ向きを変えてしてみようか。今度は正面から」
「あぁ……あぁぅ……」
 後ろから激しく突かれて既によれよれのアカネにすました顔でトウヤは継げる。
 なんとか振り向いて従順に応じるアカネ。まだまだこれからが修行の本番。
「あぁぁぁあああっ!ふぁぁぁああああっ!あひぁぁぁああああっ!!!」
 そうして今度は正上位の姿勢からトウヤはアカネを激しく犯す。
 ひたすら喘ぎ続ける相手の顔を眺めながらするのはいっそうにそそる。
 精気をより漲らせる肉棒。力強いピストンで膣奥を突く。ゴツッ。ゴツッ。
 先端が子宮の入り口を叩く音。抉りこむように男根を突き入れられて、
 喘ぐアカネの表情はすっかり雌畜のそれへと変わる。
「ふふっ。いい顔だね。アカネ。それにいい締め付けだ」
「あぅぁ……あふっ……あぐっ……っふ……」
 ひたすらによがらされ続けながらも膣肉で男根を締め付けてくるアカネ。
 トウヤも舌をまく。流石はクノイチだ。どう動けば男をより悦ばせられるかを
 身体で知っている。叩き込まれたクノイチの業。その妙技をトウヤは味わう。
 吸い付くような肉質のアカネの膣内。悪くない。
「それじゃあそろそろ御褒美をあげようか。いくよ。アカネ」
「んひぃぃ……んっ!」
 刹那、トウヤはある一点の力を緩めた。解放する。何者にも勝る誓約の力を。
 それは何よりも雌を魅了する。シルターンのクノイチたるアカネとて例外ではない。
「ふぁぁぁああああっ!熱ぅぅぅ!はぅぁぁあああああっ!!」
 ビュクビュクと脈打ちながら為される白濁の誓約。それを子宮で受けてアカネは
 身も心もトウヤの僕(しもべ)とされる。結局、本日のアカネのクノイチ修行も
 トウヤの圧倒的勝利で幕を閉じるのであった。



354とある魔王の誓約者(リンカー) ◆inEm7wtNVQ :2010/01/10(日) 21:50:29 ID:GqTjjyE7
「あら、いらっしゃい」
 告発の剣亭。アカネとの修行を終えてそこに足を運んだトウヤ。
 出迎えたのは女医兼店員のセシルである。
「少々、小腹がすいてね。いつものヤツを頼むよ」
「そう、いつものね。ペルゴ、注文入ったわよ。いつもの一つ」
 適当に見繕ってトウヤは注文し、セシルは厨房のペルゴにその注文を通す。
 しばらくして配膳される軽食。それにフォークを突きながら追加の注文を
 トウヤはセシルに頼む。
「それと食後にちょっとカウンセリングの方も頼めるかな?」
「ええ、わかったわ」
 そうしてペルゴの料理を堪能して一息つくと、トウヤはセシルの後について
 カウンセリングルームへ足を運ぶ。食後のサービスを受けるために。


355とある魔王の誓約者(リンカー) ◆inEm7wtNVQ :2010/01/10(日) 21:52:51 ID:GqTjjyE7
「ふふっ。こんな感じでどうかしら」
「ああ、そんな感じで頼むよ。セシル」
 ニチャっ。ニチャっ。ローションに塗れたセシルの足裏がトウヤの肉竿を擦る。
 女医セシルの足裏マッサージ。特別な常連客だけがそれを受けられる。
 即ちトウヤだ。アカネとの一戦を終えた後はここでのアフターケアを受けるのが
 ここ最近のトウヤのルーティンワークとなっている。
「だいぶ腕を上げたよ。アカネも。このままだと僕も少し危ないかな」
「ふふ、そんなことを言って随分と余裕そうじゃない」
 左の足の裏で玉袋を器用に裏ごししながら右足の指でカリ首を弄ってセシルは
 そう言ってくる。事実、トウヤのそれは余裕ありまくりであった。
 アカネを相手に一戦かました後とは思えない絶倫ぶり。足先で弄っていても分かる。
 こうしてほぐしている自分の方がどうにかなりそう。そんな魅惑的な感触である。
 これが誓約者にして魔王たるものの持つ力。
「んっ……すごい弾力……私の指が弾かれそう……」
 足指で揉み続ける内に力強さを増すトウヤのそれにセシルは感嘆の息を洩らす。
 同時に疼いてしまう。ラムダと結婚したとはいえまだ若いセシルの女肉は熱く。
「確かラムダはしばらく遠征だったかな?」
 そんなセシルの心の内を読みきったのかトウヤはふいに呟く。
 呟かれてセシルはトウヤを見ると、フッと息を吐いてこう洩らす。
「意地悪な人ね。あなたも」
「事実をありのままに指摘しているだけだよ。僕としては」
 悪びれることもなく答えるトウヤ。通常で言えば不貞にあたる行為の催促。
 だが、ことトウヤに関しては当てはまらない。何故ならば彼は王であるから。
 このリィンバウムに生きとし生ける全ての者の支配者。即ちエルゴの王。
 尋常の倫理の枠から外れた彼だからこそ許される誘い。
「お願いしようかしら」
 だからこそセシルもそれに乗る。ラムダに対して誰よりも献身的な彼女をしても。
「満足は保証するよ」
 胡散臭い微笑を浮かべてそう言う魔王の誘惑からは逃れられない。
 脇にある寝台にセシルは身を移す。そして。
「あぁっ……ふぁぁっ……いぃっ!いぃのぉぉっ!……はぁぁっ……ふぁぁあっ!」
 こうして今日も特別カウンセリングルームからは淫らな女医の喘ぎ声が響き渡る。
 自慢の美脚を大いに開いてよがりながら多忙な夫とはご無沙汰で生じた欲求不満を
 セシルはトウヤに存分に満たしてもらうのであった。
 

356とある魔王の誓約者(リンカー) ◆inEm7wtNVQ :2010/01/10(日) 21:53:21 ID:GqTjjyE7
「んむっ……んっ……じゅる……んむちゅ……」
 肉棒は丁重な歓待を受けていた。懸命に奉仕する少女にトウヤは声をかける。
「今日も随分と熱心な歓迎だね。サイサリス」
「はむっ……んっ……これが自分の任務ですから……」
 トウヤの肉棒をはむはむと咥えながらサイサリスはそう答える。
 あれから、告発の剣亭を後にして騎士団の方にもトウヤは足を向けた。
 騎士団に勤める仲間達への挨拶。ペルゴに作ってもらった菓子を手土産に
 赴いたのがトウヤの方が歓待される側になった。
 なにせトウヤはこの町における最重要人物である。町の覇権を巡る抗争。
 一時は城ごと占拠されることとなったバノッサの反乱。常にその中心にいて
 解決に導いた人物。それがトウヤである。そんな彼に出向かれては騎士団も
 全力でもてなさなければならない。
「この程度のことであの時のご恩を返せるものならばお安いものです」
 トウヤのペニスにレロレロと舌を這わせながらそう言ってくるサイサリス。
 彼女にしてもその言葉は本心であった。騎士として大切な誇りを守り通せた
 ことへの恩。このような奉仕でもってしても余りある。
「相変わらず真面目だね。君は」
 そんなサイサリスにそう言うとトウヤは彼女の頭を上げさせる。すると小柄な
 彼女の身体の腰を掴むとぐいっと引き寄せる。
「あっ…………」
 抱きよせられたサイサリスは呆気にとられていた。刹那、二人の顔が交差する。
 なにかが唇に触れる感触。
「っ!?」
 トウヤからいきなりされたことに対し絶句するサイサリス。かつての騎士団長を
 親族に持ち、幼い頃より騎士一筋に育てられた彼女にとってそれは衝撃であった。
「トウヤ……さん……?」
 信じられない者を見るような目でトウヤを見るサイサリス。そんな彼女に対して
 トウヤは優しい笑みを浮かべてそっと言う。
「できれば任務とかそういう義務感は抜きにして君にも楽しんで欲しいと思うんだ。僕としてはね」
 そうやって相手を垂らしこむのは彼のいつもの手口。だが、その効き目は絶大で。
「……………………」
 基本、無口無表情が常のサイサリスにも変化があった。ポッと赤らめた頬。
 歳相応の少女の顔で伏せ目がちにトウヤを見つめてサイサリスは。
「はい……」
 その一言だけを呟いて頷く。その様子にご満悦のトウヤ。促すように身体を開く。
 開いた股座にそびえ立つ一本の槍。そこに戦乙女が舞い降りるときを待つ。
「っ…………」
 スルリ。誘いのままにサイサリスはその身を纏うものを外した。頭につけた猫の形
 をした髪留め。それだけを残して。
「…………っ……っは……はぁぁっ!」
 騎乗位の姿勢でトウヤに跨ったサイサリスは腰を下ろした。歴戦を潜り抜けたトウヤ
 の名槍はここにまた一つ、戦乙女の祝福を得るのであった。
 

357とある魔王の誓約者(リンカー) ◆inEm7wtNVQ :2010/01/10(日) 21:53:52 ID:GqTjjyE7
「おや、君も帰っていたのかい。カイナ」
「ええ、トウヤさん」
 騎士団の屯所を後にして向かった鬼神の谷。小遣い稼ぎのフリーバトルのために
 来たそこでトウヤは珍しい顔と出合った。この谷のエルゴの守護者であるカイナ。
 最近は他のエルゴ守護者の仲間たちと共によく聖王都の方へ出向いている。
「あちらの方も一段落つきましたし、たまにはお社の方のお掃除でもしようかと」
 そう言いながら石段をカイナは箒で掃く。守護者の使命から解き放たれて外の
 世界にでるようになった今でもカイナにとってここはこの世界での実家である。
 里心がつくのも無理からぬことであろう。
「そうかい。じゃあ僕も手伝うよ。ちょうど暇を持て余していたところでね」
「いえ、私だけでも十分です。トウヤさんのお手を煩わせるわけには……」
 そんなカイナにトウヤは手伝いを申し出る。その申し出に遠慮するカイナだが。
「なに、もののついでさ。君が気にするのなら後でその分、御祓いでもしてくれればいい」
「そ、そうですか。ありがとうございます」
 優しいトウヤの言葉にお礼を言ってカイナは了承する。かくして行われる社の掃除。
 終わる頃には日も落ちかけてきた。


358とある魔王の誓約者(リンカー) ◆inEm7wtNVQ :2010/01/10(日) 21:54:17 ID:GqTjjyE7
「はぁぁああっ!あぁぁぁぁああっ!!」
 神聖なるお社。その中で嬌声をあげながらカイナは御祓いに務めていた。
 トウヤの一部に憑りついた鬼神。それを鎮める巫女としての務めを。
「あぁっ……鬼神様ぁ……鬼神様が……私のお尻の中に……」
 カイナの巫女としての資格を奪わぬよう、御祓いは不浄の穴をもって行われる。
 ぷりんと突き出て肉圧のカイナの尻肉。それを掻き分けてトウヤの鬼神は貫く。
 カイナの菊座をおもむろに。ずぶずぶと根元まで深く。
「ふふふ。いい感じだよカイナ。カシスのとはまた違った感触で面白い」
「あぁ……はぁぁ……トウヤ……さん……あふぁぁっ!」
 尻肉を抉られ喘ぐカイナを尻目にトウヤはひとりごちる。堪能するは菊門の滋味。
 食べ慣れたカシスのそれと記憶の中で比較する。連日の調教でこなれたカシスの
 それに比べるとカイナのはまだ青い蕾のような硬さがあった。だが、それがいい。
 根元までグイっと飲み込んだ肉竿に擦れる襞の感触。申し分なかった。なにより
 尻肉の肉厚さがカシスとは違う。
(おっと、こんなことを考えているとまたヤキモチを妬かれそうだ)
 イメージの中で膨れだすアホ毛の少女にトウヤは苦笑する。カシスにはカシスの
 良さがある。あの吸い付くような肉質は彼女特質のものだ。長い時間をかけて、
 自分好みに調教しただけあって相性は最高。最愛の雌畜であることに疑いはない。
 だから今は余計なことを考えずに御祓いを楽しもう。そう結論づけるとトウヤの
 鬼神は激しさを増す。
「ふぁぁぁっ……鬼神様がぁぁあ……お尻の中で暴れてぇぇ……あひぃぃいいい!!」
 荒ぶる鬼神そのものとしか言えない激しさでトウヤはカイナの尻肉を犯す。
 掻き乱される腸壁。抉りぬかれる菊門。悶絶するような苦しみと肉の快楽をカイナは覚える。
 狂おしい。巫女の使命も何も忘れて、ただ淫らな雌でいたいとカイナに思わせるほどに。
「あぁぁぁあああっ……あうぅうぅうう……んくぅぅうううう!」
 そんな誘惑に抗いながら肛姦にカイナは耐える。けれど腸壁に擦り付けられるトウヤの男根。
 ダメだ。何も考えられなくなる。もう頭の中が真っ白に。
「くぅぅぅぅ。これはよく効く御祓いだね。カイナ、僕の穢れを存分に受け止めてもらうよ」
「ひっ!?あぁぁぁああああっ!はぁぁああああああっ!」
 肛虐の魔性の虜にカイナがなった頃合でトウヤはそう言った。すると激しくなる律動。
 清純なる巫女の菊座を穢して、鬼神は真っ白い大きな息を一気に吐き出す。
「あひぃぃいいいい!鬼神様ぁぁあっ!あぁぁぁああっ!熱いぃぃぃいいい!」
 ドクッと腸内に吐き出されるトウヤの鬼神の白い炎。その炎に清らかなるその身を
 内側から焼かれてカイナはトウヤの巫女としての務めを果たすのであった。


359とある魔王の誓約者(リンカー) ◆inEm7wtNVQ :2010/01/10(日) 21:55:21 ID:GqTjjyE7
「あふっ……はっ……んっ……んむっ……んちゅ……」
 一通りの御祓いを終えて、最後の清めの儀式をカイナは務めていた。
 カイナの尻肉を抉り抜いたトウヤの金棒。それをカイナは己が乳房で奉仕する。
 肉棒を豊かな乳肉で挟んで擦り付ける。すりすり。むにゅむにゅ。
 比較的大きな胸を持つカイナだからこそ務められる清めの儀式である。
「んちゅ……っふ……どうですか……トウヤさん……」
 乳肉の隙間から顔を覗かせるトウヤの亀頭に接吻を与えながら尋ねるカイナ。
 奉仕を受けるトウヤも実に満悦の表情であった。
「ああ、いい調子だね。その調子で邪気を吸い取ってくれるかな」
「は、はい……んぐっ……んむっ……」
 トウヤがそう答えるとカイナは微笑んで頷き、肉笛を尺八を吹くように咥える。
 尿道に残る邪気まで残さず祓いつくす。これぞ巫女の仕事である。
(さて、随分と遅くなってしまったな……)
 カイナの乳奉仕を受けながらすっかりと暮れてしまった日にトウヤはひとりごちる。
 これからフラットに帰るころには随分と夜遅くになることだろう。おそらくカシス
 辺りがおかんむりで迎える姿が想像に難くない。
(まあ、いいか。埋め合わせに今日は一晩中、可愛がってあげればいいさ)
 おそらくはカシスもそれを望むだろう。あの根っからの奴隷体質のアホ毛娘の心は
 手に取るように分かる。愛し方もなにもかも全部。
(やれやれ、どうやら明日もまた忙しくなりそうだね)
 山の向うに沈む夕日を見つめながらトウヤはそうひとりごちた。多忙なる毎日を過ごすは
 これ、誓約者たる自分の使命。そんな日常を楽しみながらトウヤは人と魔王の狭間にある
 自身のあり方になにか感慨にふけるのであった。



 〜一日の終わり、それは次なる一日の始まり〜

360 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/10(日) 22:00:11 ID:GqTjjyE7
普段書かないキャラを使ってなにかエロを書きたいなあと思い今回、
こんな感じのお話になりました。やっぱこういう役をやらせられるのは
トウヤですねえ。この男、本当にやりたい放題です。
ある意味、レイム様よりも性質が悪いw
なんか誰かさんたちが血の涙を流しそうな内容になってますがその辺は
ご容赦を。まあ、カザミネはケルマがいるからいいや。後二名はご愁傷様だけど。
そんなこんなで今回はこの辺でサラバ。またいつかお会いしましょう。
361名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 05:50:32 ID:qpLDDrQF
別に書く分には好きにやってくれて構わのだが
自分が勝手に過剰な黒キャラ厨キャラにしてることくらい意識してコメントしてもいいんでないか
362名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 07:56:14 ID:5EOTCc+D
おお、今代のエルゴの王を
ってただの魔王じゃねーかァっ!

GJ
363名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 09:41:09 ID:Hlu0Fk9z
>>361
同意だが聞く耳持たない相手に言うだけ無駄だからスルーしとけ
364 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/11(月) 12:04:18 ID:sQRqHcEn
後書きを含め自分のスタイルを改める気は一切ないので
お気にめさない方はなにとぞスルーをよろしくお願いします。
と言ったところで勢いに乗ってまた新作書けました。
投下します。
365実録召姦の館 調教絵巻 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/11(月) 12:06:49 ID:sQRqHcEn
 召姦の館。それはこの世界の何処かにあるとされる異種姦嗜好者達のパラダイス。
 そこでは異世界と縁のある数々の種類の少女達が集められて、その愛らしい容姿
 でもって客に奉仕し、その性欲を満たす捌け口となる。今日はそんな館の様子の
 一部をご紹介するとしよう。



「おらっ!もっと気合入れてしゃぶれっ。この狸娘が」
「う、うにゅぅぅ……は、はいですのぉぉ……」
 調教ルーム。ここでは雌畜達の調教が行われていた。太くもごつい竿師のペニス
 を手にとらされ口で奉仕させられるのはレビットの少女。名前はモナティ。
 聖王国は西の外れのサイジェント近郊において捕獲された雌畜である。
「うにゅ……んむっ……ぺちゅ……んっ……はっ……」
 たどたどしい舌つきで竿師の肉竿をなぞるモナティ。涙目であった。苦い汁が滲む
 生臭い肉の棒を口で頬張らされて、そのあまりの辛さにモナティは涙する。
「ちっ、下手糞が。これはお仕置きが必要だな」
「ひぃぃっ!?ごめんなさいですのっ!それだけは、それけはご勘弁して欲しいですのっ!」
 泣いて懇願するモナティだがそれで許されるはずがない。竿師はダメだと言って
 にべも無く切捨て、調教用のアナルバールを取り出した。
「あぁぁあああああっ!ひぎぃぃいいいい!痛いっ!痛いですのぉぉおおっ!」
 取り出したバールを竿師はモナティのアナルに差し込む。凄まじい痛みがモナティを襲う。
 バールの球になった部分が一個、二個とずぶずぶとモナティのお尻の中に入る。
 それらがモナティの直腸を内側からグチャグチャと掻き回す。肛門が引き裂ける激痛。
 さいなまれるモナティが泣き叫ぶと竿師は耳打ちしてこう脅す。
「おまえもあっちの羊娘みたいになりたくなかったら早く上達することだな」
「あうっ……うぐっ……えっ……エルカ……さん……」
 すると涙でグシャグシャになった顔でモナティは他方を見る。そこではモナティの
 見知ったメトラルの少女が調教を受けていた。

366実録召姦の館 調教絵巻 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/11(月) 12:07:29 ID:sQRqHcEn
「嫌ぁぁぁぁああっ!エルカがぁぁあああっ!族長の娘のエルカがなんでこんな目にぃぃぃいいっ!」
 泣き叫ぶエルカは意にも介さず調教はつつがなく執り行われていた。
 エルカを前と後ろから挟み込む調教師。どちらも一級の竿師である。
 その特上の極太ペニスによって、エルカはペニスサンドイッチを受けていた。
「やだぁぁぁあああっ!痛いぃぃっ!嫌ぁぁぁあああっ!ひぎぃぃぃいいいっ!」
 挿入される二本の肉棒はエルカのまだ未成熟な身体には大きすぎた。
 引き裂かれる膣肉。抉られる菊門。そのあまりの苦痛にエルカは悲鳴を上げる。
 メトラルの族長の娘ということもあって気位の高いエルカ。そんなエルカの心を
 容赦なく叩き折るために調教は激しく行われる。
「やめてよぉぉぉお!……ひっく……許してぇぇぇ……ひぎぃ……」
 泣いて許しを乞うエルカを竿師達は決して許さない。エルカが心の底から従順な
 雌奴隷に堕ちはてるまでこの調教は終わらない。
「エルカさん……ぐすっ……エルカさぁぁん……」
 エルカの無惨な姿を見せ付けられ、モナティは泣きぐずる。彼女とっても他人事でない。
 十分に客を満足させられるスキルを身につけるまではこの調教は続くのだ。
 アナルにバールを詰め込まれたまま、しゃぶれと差し出される肉の棒。
 涙ながらにモナティはそれを口にする。
「んちゅ……んむちゅ……じゅっ……ぺろっ……うにゅぅぅ……」
 恥垢まみれのペニスを口に含まされて、それでも懸命に舌を動かしてモナティは奉仕する。
 どうせ自分達にはもういく場所がないのだ。人間から搾取されて、慰み者とされる。
 それがこの世界におけるはぐれの真実。
(うにゅぅぅ……マスター……ぐすっ……マスターぁぁ……)
 フェラチオをさせられながら、優しいマスターに恵まれた幸せな日々をモナティは思った。
 もう二度とあの幸せな居場所に帰ることはできない。自分もエルカもこのまま一生。
 そんな現実がモナティの心を打ちのめす。
「嫌ぁぁぁあああっ!熱いぃぃいいい!やだぁあああ!膣内は嫌ぁぁぁああっ!」
「うにゅぅぅぅうう!あぶっ……苦いですのぉおおお!ドロドロしてますのぉぉおお!!」
 かくして膣内射精を受けるエルカ、口内射精に喘ぐモナティ。エルカの子宮に精液が
 ドクドクと注がれるのと同時にモナティの胃にもドロドロのスペルマが流し込まれる。
 こうしてマスターの元から引き離された二人の亜人の少女は調教を受け続ける。
 淫らな雌の本能をその魂に刻み込まれるまで。


367実録召姦の館 調教絵巻 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/11(月) 12:07:58 ID:sQRqHcEn
「やだぁぁぁああっ!やめろぉぉおおっ!離せぇぇえええっ!」
 館の雌畜はそのどれもが調教を施されてから出荷されるとは限らない。中には捕らえた
 ままの状態で放し飼いにされ、客に提供される雌畜もいる。召姦の館のサファリゾーン。
 今、ひとりのオルフルの少女が客の餌食になっていた。
「ぐふふふふ。やっぱり自分で捕まえるってのが一番そそるぜ。それじゃあ美味しく頂こうか」
 少女を捕まえた客は筋骨隆々の大男であった。彼のような屈強のハンターの客の狩猟本能
 を満たす。そういうニーズにも館は対応している。すばしっこく勇猛なオルフル族の娘は
 そんなハンター達にはうってつけの獲物であった。
「やだっ!やだやだやだぁぁあぁっ!あぐっ!ひぎっ……痛いぃ……」
 馬乗りにされてもまだ抵抗する少女、名前はユエルの顔を男は一発殴りつける。
 ユエルの愛らしい頬に殴られた痣ができる。自分好みのケモノ耳娘を暴力で支配する。
 これもまた醍醐味であった。顔を殴られ怯えるユエルに男は邪悪に微笑む。
「ぐひひひひ。やっぱ最高だよなあ。怯える獲物を喰らい尽くすこの瞬間が。そそるぜ」
「嫌ぁぁぁあああっ!嫌ぁぁああああっ!嫌ぁぁぁああっ!!」
 運の悪い事にユエルを捕らえた男は真性のサディストであった。殴りレイプを男は敢行する。
 一発、また一発とゴツイ拳で殴りつけるごとにユエルの皮を男は剥ぐ。衣服を全て下着まで
 脱がし終わる頃にはもう、ユエルの顔面はボコボコに腫れていた。
「あうっ……あうぅ……あぐっ……あぁ……」
 愛らしさが見る影もないほど無惨になった顔で、喘ぐユエルは抵抗する気をなくしていた。
 ただ人間はヒドイ。ユエルたちをいつも虐める。そんな哀しみで心を満たして。
「へへへへ。それじゃあメインディッシュを頂くとするか」
 ユエルへの暴行を前菜に、劣情を滾らせた肉棒を男は取り出す。大柄な男のガタイに見合った
 特大のペニスだった。それをまだツルツルのユエルの秘所へとあてがう。前戯すらせずに。
 まだ濡れてもいない秘部を一気に貫く。
「ひぎゃぁぁあああああああ!あぎぃぃぃいいいいいい!!!」
 貫かれた瞬間、ユエルは雄叫びをあげた。獣の咆哮。サファリゾーン中に響きわたる。
 いい音色だ。悲鳴を聞いて満足そうにすると男はユエルの小さな身体に全体重を伸しかける。
「あがぁぁあああああああ!あぎぃいいいいいい!ひぎゃぁぁああああああ!!」
 それは何とも無惨な光景であった。まだ幼い獣耳の少女を大男が力任せに無理矢理犯す。
 当然、未成熟なその膣では受け止めきれずに膣肉は裂けてしまう。肉の圧迫に潰される胎内。
 それを硬く凶悪な肉根でもって蹂躙し尽す。これぞまさにレイプ。息も絶え絶えのユエルは
 断末魔の叫びをあげる。
「ぐははははは。もっと泣けぇ!もっと叫べぇぇ!!」
「ぎやぁぁああああ!ひぎぃぃぃいい!ひぎゃぁぁあああああ!!」
 苦しみ悶えるユエルの姿に興奮し更に激しく犯す男。膣内を破壊される苦痛にユエルは悶絶する。
 激痛の中で絶望をユエルは味わった。それもこの上ない絶望。
(死んじゃう……ユエル死んじゃうよ……こんなヒドイことされて……いやだぁぁ……)
 苦しみと絶望の中でレイプは続いた。ドSのこの客から解放されるころにはユエルはもう、
 身体の内側も外側もズタボロにされていた。そんなユエルを館は独自の治療技術でもって癒す。
 その手の客相手の雌畜として再利用するために。更なる絶望をユエルは味わうことになる。


368実録召姦の館 調教絵巻 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/11(月) 12:08:33 ID:sQRqHcEn
「あわ……あわわ……皆さん目が怖いですよぉ……」
 プレイルーム。自分を取り囲む男達の群れに小さな花の妖精、マルルゥは怯えすくんでいた。
 愛らしい妖精さんによる祝福プレイ。この館の人気メニューの一つでもある。
 愛されし者(リャーナ)の力を求めて、妖精と交わる事を好む客も多い。子猫サイズの身体の
 マルルゥとてそれは例外ではなかった。
「ひあっ……やぁぁっ……なにするんですかぁっ……ヒドイですよぉっ……」
 群がる客の一人に手で捕まえられて、びりりびりりと装束をマルルゥは剥がされる。
 そうして素っ裸にされたマルルゥ。そんな彼女に客達はムラムラとペニスを突きつける。
 どれもが興奮しまくった勃起チンポだ。ここにいるのはそういう特殊な性癖の変態たち。
「嫌ぁぁああ!捕まえないで下さいっ!ひぃぃいいいっ!大きいですっ!やぁぁああっ!」
 ひん剥かれたマルルゥはそのまま引きずられるように一本の肉棒と対面する。
 客達のなかでもひときわデカい極上のドデカ魔羅。ぶよぶよの脂肪まみれの涎面の男が
 そのペニスの持ち主である。
「ひっく……お願いですよぉぉ……あんまりヒドイことはしないでくださいよぉぉ……」
 余りにグロテスクなペニスと男に怯えるマルルゥ。すると男は子どもの腕ほどもある
 そのペニスにしがみ付くことをマルルゥに要求する。泣く泣くマルルゥは従う。
「うぅ……ヌルヌルですぅ……ベトベトしてますよぉ……嫌ぁぁ……」
 既にズル剥けかつ先走りの汁でベトベトのペニスにピッタリと密着するマルルゥ。
 平坦な胸板にちょこんと突き出た桜色の乳首が肉竿に触れる。震えながらしがみ付く
 マルルゥにそのまま身体をつかって擦ることを男は要求する。
「あうっ……生温かくて気持ち悪いです……ひぃっ……ビクビクしてますよぉ……」
 ミニサイズのマルルゥだからこそできる全身を使った御奉仕。それを男は存分に味わう。
 しがみ付いた股の間で竿の中腹をゴシゴシと扱かせ、カリ首はお手手を用いて弄らせる。
 赤く膨れ上がる亀頭。とりわけグロテスクなそれを口を使って扱かせる。鈴口の割れ目を
 這うマルルゥの舌。粘り気のあるカウパーの汁がマルルゥの口内に溢れる。
369実録召姦の館 調教絵巻 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/11(月) 12:08:48 ID:sQRqHcEn
「んちゅ……はむっ……ぺろっ……うぅっ……苦いです……不味いですよぉ……」
 身体全体を自慰道具として用いられて、喘ぐマルルゥは先走りの汁まみれになる。
 全身をつかって懸命に御奉仕する横からドピュドピュ。待ちきれない他の客が
 自分で扱いて出した精液をマルルゥに浴びせかける。スペルマまみれのマルルゥ。
 既に泣いていた。ひっく、ひっくと泣きぐずりながら奉仕を続ける。
「ひあっ!あぁ……なにをするつもりですかぁ……」
 そんな奉仕を何人かに一通り済ませた頃合でマルルゥはまた無理に掴まれた。
 また次のご奉仕かと思えば様子が違った。その客の目は血走っていた。
「嫌ぁぁ……無理なことはやめてくださいよぉ……マルルゥ、壊れちゃいますよぉっ!」
 尋常でないその客の様子にマルルゥも悟った。自分がこれからなにをされるのかを。
 先程の極太ペニスに比べれば標準的な男のペニス。それでもマルルゥには十分に大きい。
 男はその先端をマルルゥの小さな割れ目に突きつけて。
「あぎぃぃいいいいい!!ひぎゃぁぁああああ!!!」
 そのまま無理矢理マルルゥに突っ込んだ。子猫サイズの身体を肉棒で貫かれるマルルゥ。
 たまらず悲鳴をあげる。ブチブチブチ。繊維のぶちきれる音がマルルゥの中で響いた。
「あぁぁああああ!壊れるぅぅううう!壊れちゃいますよぉぉおお!あぎゃぁぁあああ!!」
 哀れ、小さな花の妖精を待ち受けるのはオナホールプレイ。小さな身体いっぱいに
 ペニスを無理矢理に詰め込まれて悶絶するマルルゥ。そのマルルゥを使って男は竿を扱く。
 これぞまさに生きたオナホール。妖精の祝福の力を直に感じられる。
「あぎぁぁあああ!ひっぐ……ぐぁぁああ!あぶっ……おげぇぇえええ!!」
 マルルゥにとっては生き地獄のこの行為。それは客達をいっそうに燃え上がらせた。
 我も我もと次々にマルルゥをオナホールにする男達。お腹が破裂するほどの大量の
 精液をマルルゥはその小さな身体に注がれた。極めつけはアナルから一気に串刺し
 にされて、直腸から流しこまれる精液をマルルゥは口から吐かされるのであった。


 
370実録召姦の館 調教絵巻 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/11(月) 12:09:20 ID:sQRqHcEn
 妖精に祝福されし愛され者(リャーナ)の力。それを求めて館に来る客は後を絶たない。
 されど、このリィンバウムにおいて十分な力を蓄えた古妖精を入荷するのは至難である。
 大抵がマルルゥのようにまだ未熟な者ばかりだ。そこで館は独自のルートを開拓した。
 強力な古妖精の力を受け継ぎし響界種の娘。召姦の館一番の人気商品である。
「嫌ぁぁあああっ!嫌ぁぁあああああっ!あぐっ!嫌嫌ぁぁあああああっ!」
 泣き叫びながら白髪の少女は犯されていた。少女の名前はエリカ。この召姦の館に
 おいてはまだ新人の半妖精の娘である。旅先で保護者とはぐれた際に彼女は拉致された。
 以来、厳しい館の新人研修をエリカは受けている。まだツルツルで毛も生え揃わない
 エリカの秘部。肉杭が容赦なく責め立てる。膣肉を掻き混ぜてグチュグチュ。
 絶望がエリカの心を支配する。
(嫌ぁぁ……お父さん……お母さん……ナイアおばさん……トライゼルド……お兄ちゃんっ!)
 親しい者たちの顔を思い浮かべるけれども、ああ無情。救いの手など来るはずがないのだ。
 この召姦の館に連れてこられた以上、エリカは肉便器としての一生を約束されたのだ。
 今丁度、エリカの目の前にいる館の先輩の少女と同様に。
「あひぃぃいいい!嫌ぁぁあああっ!ビュクビュクいってるよぉぉおお!ふぁぁぁあああっ!!」
 ドピュッ。ドピュッ。群がる無数のペニスから白濁の洗礼を受けて喘ぐピンク髪の少女は
 輪姦を受け続けていた。少女の名前はエニシア。この召姦の館の一番人気の看板娘である。
371実録召姦の館 調教絵巻 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/11(月) 12:09:54 ID:sQRqHcEn
「あぁぁあああっ!熱いぃぃいい!お尻ぃぃいいい!ドロドロぉぉぉおおおっ!」
 エニシアもまたエリカと同じ半妖精の娘である。月光花の古妖精の祝福の力。
 それを求める客が毎日、大枚をはたいてエニシアを抱く。膣、アナル、口も全部。
 使えるところは使ってありったけの精液を客たちはエニシアに注ぐ。それでも順番
 待ちの列は途絶えない。
「あぶっ……ぷぁっ……むぐっ……ふぁぁぁっ……あぁぁああ……」
 どぴゅどぴゅと精液を吐き出され続ける感触にエニシアの頭の中も白濁としていた。
 もはや望む望まぬは関係なく肉棒を受け入れられる身体にエニシアはさせられた。
 挿入されれば腰を動かしペニスを扱く。口元に差し出されればおしゃぶりで奉仕する。
 身の芯まで染み付いた肉奴隷としての作法。ひたすら精液を注ぎこまれる肉人形として
 エニシアは客達の精液便所にされていた。
(酷すぎる……こんなの……)
 自分もまた犯されながらエリカはエニシアを見つめる。他人とは思えぬ少女の無惨な姿。
 あれがおそらくエリカ自身の未来図。悲しみにくれる。絶望のあまりまたしても嫌ぁ、
 嫌ぁと泣き叫ぶ。
「あうっ……うっ……ひぎっ……いっ……嫌ぁぁ……」
「はひぃぃ……ひっ……あひっ……んぎぃぃい……ぷぁぁぁっ!」
 そんな絶望に包まれる二人の半妖精の少女の悲鳴は哀しくも共鳴した。
 泣きはらした赤い瞳でひたすらに嫌ぁぁと泣き喘ぎ続けるエリカ。
 白濁の身も心も浸されて、虚ろな瞳で肉棒の蹂躙を受け続けるエニシア。
 奇しくも頭文字を同じくする二人の半妖精の少女は館の人気ユニットとなった。
 年末には館恒例の年越しライブが開催される。そこでエリカとエニシアの二人は
 メインイベンターとして大観衆による朝まで夜通しの輪姦を受け続けたのであった。
 そんな快楽にあふれる召姦の館。入会は絶賛募集中である。


 〜THE END〜


372鬼畜野郎 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/11(月) 12:17:25 ID:sQRqHcEn
なんか久しぶりにヒドイ話を書きたくなったんでツラツラと書いてみました。

>モナティとエルカ
この2人はなんかもうセットですね。自分的にバラ売りするネタが思い浮かびません。

>ユエル
すごく可哀相なことになってます。実際、カラウスのところにいたときも酷い目にあってたんだろうなあ。

>マルルゥ
本当にヒドイことになってます。4で愛され者(リャーナ)の設定がでてきてからはもう
都合のいい自分解釈でマルルゥにまでとばっちりが。

>エニシアとエリカ
なんかこの2人の陵辱書くの久しぶりだな。今回、1〜4でそれぞれ代表をピックアップしたんで
締めくくりはこの人たちということで。またこの2人かどっちかだけをメインに据えた本格的な陵辱も
書きたいなあ。いつになるかわからんけど。

そんなこんなで今回はこの辺でサラバ。またいつかお会いしましょう。
373名無しさん@ピンキー:2010/01/11(月) 23:35:36 ID:Jxhyk5cZ
あーはらへった
374名無しさん@ピンキー:2010/01/12(火) 21:33:05 ID:V+RERzO0
ミントさんの手料理が食べたい
だめならおっぱいが飲みたい
375名無しさん@ピンキー:2010/01/12(火) 22:43:03 ID:jxyE4SlY
オナホールプレイって前も見たような。
つかもう書きすぎてパターン狭まってきてるね。
376名無しさん@ピンキー:2010/01/13(水) 11:41:59 ID:4NUBk7VE
あっさり目の文章を書けたらなあと最近とみに思います。
つうわけでちょっと文体を変えてみました。キルナツです。
投下します。
377胡蝶〜現実、あるいは誰かの夢の話〜:2010/01/13(水) 11:43:32 ID:4NUBk7VE
「「んぅ……あっ……やぁ……」

 悪い夢を見ていた。後で聞くには相当にうなされていたらしい。
 その内容はよく覚えていない。ただ嫌な夢だったことだけは覚えている。
 夢などというものは大抵はそんなものだろうが。

「ナツミ。大丈夫かい?ナツミ」

 だから起こしにきた相方が心配して揺り起こそうとしたのも無理もない。
 心配しすぎるあまり、顔が間近になっていたことも含めて。
 そのおかげか嫌な夢から解放されてパチリと目を開ける。
 目を開けるとすぐそこにあるのは見慣れた顔。

「ああ、よかった。目を覚ましたようだね。ナツミ」

 安堵の表情を浮かべてそう言ってくる彼。けれど起き抜けで混乱した
 夏美の脳は正常な判断ができずに。

「ひっ!?いやぁぁぁあああっ!!」

 まだ悪夢の中にいる心地だったのか、目の前にいる不審なギザマントの男を
 夏美は力いっぱい思いっきり放り投げるのであった。




378胡蝶〜現実、あるいは誰かの夢の話〜:2010/01/13(水) 11:44:04 ID:4NUBk7VE
「キールっ!ごめんねえ。キールぅぅ!!」

「……っ……ぐぅ……き、気にすることはないよ……ナツ…ミ……」

 ピクピクと痙攣を起しながら、身体半分を部屋の壁にめり込ませなたキールは
 涙目で謝るナツミにそう答える。つまりはよくあることであった。
 朝食の時間になっても起きてこないナツミを起こしにきたら、寝ぼけたナツミが
 ビックリしてキールを投げ飛ばす。似たようなことはこれまでにも何度かあった。
 だから相当のダメージを喰らっているはずのキールもなんとかめり込んだ壁から
 身を起し、負った傷も召喚術で治療する。こういうときには本当に便利な力である。

「ごめんね……本当にごめん……キール……」

「いいさ別に。それに、不用意に近づきすぎた僕にも過失はあるからね」

 深く反省し頭を下げるナツミに気にしなくてもいいよとキールは優しく諭す。
 そんな彼の言葉に落ち込んでいたナツミもようやく元気を取り戻す。

「それにしても今朝は随分とうなされていたね。どんな夢をみたんだい?」

「え、夢?えっと……」

 話題をふられてナツミは思いあぐねる。前述の通りナツミは内容を覚えていない。
 そのことをキールに告げるとキールはまあ、そんなものさと言って軽く笑った。

「キールもさあ、悪い夢とか見たりしない?」

 なんとなしにナツミはキールに尋ねた。キールは少し考えてからこう答える。

「さあね。僕もあまり覚えている性質ではないからね。そんなことより急ごう。ナツミ。リプレがカンカンだ」

 キールがそう言うとナツミは舌をペロリと出して笑った。そして二人して食堂に向かった。
 そこで二人はリプレからは遅いと怒られ、ガゼルからは早朝から痴話喧嘩かと囃されて、
 そんな感じにフラットの朝は始まるのであった。

「夢、か……」

 ふいにキールが呟いたその台詞とともに。




379胡蝶〜現実、あるいは誰かの夢の話〜:2010/01/13(水) 11:44:58 ID:4NUBk7VE
(どうしちゃったのかな?キール)

 キールの様子が何かおかしい。夏美はそれを感じ取っていた。
 朝食の時からずっと、なにやら考え事でもしているのだろうか。
 今日のキールはボーっとしていることが多かった。
 こちらから話しかけても気がつかないなんてことも何度か。

(ひょっとしてあたしのせい?今朝のアレが打ち所が悪かったとか!?)

 思い当たることがあって、夏美は少し青くなる。どうしよう。
 あたしのせいでキールがおかしくなっちゃった!そんな風に動揺する。
 けれど直に冷静になる。思い返してみれば彼がこんな感じに考え込む
 様子をみせるのはなにも珍しいことではない。

(それでも心配になっちゃうんだよね)

 お節介焼きだなとは自分で承知しつつも、夏美はキールの様子を伺うことにした。
 早速に立つ彼の部屋の前。コンコンと夏美はノックする。

「どうぞ。おや、ナツミ。どうしたんだい?」

 どうぞと言われて入ってくる夏美にキールはそう聞いてくる。
 すると夏美はこう答えた。

「うん。ちょっと心配だったから。今日のキール、なんか様子が変だったから」

「ああ……」

 夏美にそう言われてキールは苦笑する。どうやら心配させてしまったらしい。
 また自分の悪い癖だとキールは頭をかく。

「たいしたことじゃないんだ。君が心配するような、そういうことじゃない」

 そう告げるキールに嘘をついている様子はない。本当にたいしたことではないのだろう。
 だが夏美はそれでも聞いてみる。

「それでもあたしは聞きたいかな。キールが嫌なら無理にとは言わないけれど」

 そう言ってくる夏美にキールはフッと息をもらす。仕方がないと肩をすくめる。
 どうせそう深刻な話でもない。素直に告げる。
380胡蝶〜現実、あるいは誰かの夢の話〜:2010/01/13(水) 11:45:35 ID:4NUBk7VE

「ふと、思ってしまってね。今の現実が実は僕が見ている夢なんじゃないかなんてことをね」

「?」

 キールの言葉にクエスチョンマークを頭に浮かべる夏美。それを見てキールは補足する。

「幸せすぎてそれが怖いっていうことだよ。もしそれが突然なくなってしまったらとかそんな感じにね」

 そう言われて夏美も納得する。わからなくもない。誰しもが一度は思うことだ。

「本当に夢のような生活だからね。今は。少なくともあの頃の僕には想像もできなかった……」

「キール……」

 すると少しだけ寂しそうな顔をキールはした。おそらくは無色の派閥にいた頃の自分。
 それをキールは思い返しているのだろう。無色の派閥の原理主義グループの首魁、
 オルドレイク・セルボルトの息子として生まれ、ただ父の道具となるために育てられ
 てきたそんな過去の自分を。

「君と出会うことがなかったら、どんな人間になっていたんだろうね僕は。少なくとも今のよう
 には生きていないということだけはハッキリと言える。そんなことをちょっと考えてしまってね」

 考えてみてもせんのないことだ。過去は変えられないものだから。けれど人生の中で
 選ばれなかった選択肢、それに思いをはせてしまうのは人の常。そんなことを夏美に
 キールは語る。その話を聞いて夏美は。

「あのさ、キール」

 言いながらおもむろにキールに近づいた。近づきながらそっと手を伸ばす。
 伸ばした手の指先がキールの顔に触れるように。

「ナツミ?」

 そんなナツミにキールは少し当惑する。するとキールの頬っぺたにナツミの指先が触れる。

(まさか!?)

 キールは期待した。このシチュエーションならくるのはアレだろうと。
 はたして予想は大きく外れた。

「なっ!?痛いたたたた!なにをするんだ!ナツミっ!」

 ギュムっ。触れた指先でキールはナツミに頬をギュッとつねられた。当然のことだが痛い。
 ナツミはクスッと笑う。
381胡蝶〜現実、あるいは誰かの夢の話〜:2010/01/13(水) 11:46:05 ID:4NUBk7VE

「あはは♪やっぱ、痛い?」

「当たり前だろう。まったく、なんてことをするんだ君は」

「あはっ。ごめんね。でも、よかったね。キール」

 謝りつつもそんなことを言ってくるナツミをキールはいぶかしむ。
 するとナツミは続けてこう言った。

「痛いってことは夢なんかじゃないよ。今の現実、キールにとって幸せな今は」

「っ!?」

 微笑ながらそう言うナツミにキールは思わず心臓を掴まれた気持ちになった。
 ナツミは更に続けて言ってくる。

「それに大丈夫だよ。なくなったりしないよ。あたしが守るもの。あたしとキール。
 フラットのみんなやサイジェントの人たちの幸せ。幸せの形が変わっちゃうことは
 あるだろうけど、それでもなくなるようなことだけはあたしがさせない。絶対にね」

 胸をはってそう断言して来るナツミ。まったく、君というヤツは。キールは嘆息する。
 実際にそうするだけの力がナツミにはある。みんなの幸せを守ろうとする意志もある。
 これはかなわない。心から本当にそう思う。

「そんなことを君に言われると僕の男としての立場が無いな」

 苦笑しながらそう洩らす。するとナツミも笑って言う。

「じゃあ、あたしことはキールが守ってくれる?ふふっ、そういうのも案外いいかも」

「ああ、もちろんだよ。ナツミ」
 
 微笑むナツミにキールは頷く。実際のカタチはどうであれ、ナツミのことは守り通す。
 それはキールの男としてのプライドである。

「それじゃ、少し頼りないあたしの騎士(ナイト)様に御褒美しなくちゃね」

 そう言って夏美はキールの頬にまた手をそっとあてた。今度はフェイクじゃなく。

「好きだよ。キール」

 それだけを呟いてから夏美の唇はキールのそれと重なりあった。




382胡蝶〜現実、あるいは誰かの夢の話〜:2010/01/13(水) 11:47:14 ID:4NUBk7VE
 どうやら本当に幸せな夢の中にいるらしい。眼前の光景にキールはそう思った。

「鼻の下のびてるよ。キール」

「あわわ……」
 
 ナツミにそう声をかけられてキールは我にかえる。白いシーツがしかれたベッドの上。
 そこには半脱ぎの状態のナツミが横立っていた。

「本当にいいのかい?ナツミ」

 尋ねてみる。するとナツミは赤くなって照れながらボソッと言う。

「別に……それにあたしも……今日はそうしてもいい気分だし……」

 互いの肌を重ねあう営み。二人にとってはこれが初めてというわけではない。
 最初にしたときなんかは痛みに暴れるナツミにキールの方が逆に痛い目にあったが。

「キールが全部、脱がしてくれる……?」

「あ、ああ……」
 
 恥じらいながらそう言ってくるナツミにキールは頷く。軽く酩酊したような気分で。
 ボタン等が外されて肌けられたナツミの衣服。それをゆっくりキールは脱がしにかかる。

「ん…………」

 されるがままに夏美は自分の身体をキールに預けた。まずはスカーフ、はらり。
 つづいて上着、するり。ひらりとスカートがベッド脇に舞い落ちると、後はもう
 下着を残すだけであった。控えめなサイズのスポーツブラ。それと清潔な感じの
 純白のパンツが。

「胸、ちっちゃいよね……あたし……」

 すると気にしているのか自嘲気味に夏美はそう呟いてくる。キールはそれにこう答える。

「僕は好きだけどね。胸に限らずナツミ、君のことならなんでも」

 おくびにもせずに真顔でそう言ってくる彼に夏美は照れてしまう。
 本当にいいパートナーだ。最高のパートナーだと心から思う。
383胡蝶〜現実、あるいは誰かの夢の話〜:2010/01/13(水) 11:47:48 ID:4NUBk7VE
「ふぁ……んっ……」

 そして最後に残されていた下着もキールは脱がす。一糸纏わぬ姿にされる夏美。
 生まれたままの姿がキールの前に晒される。

「綺麗だよ。ナツミ」

「うん……」

 そう言ってくれるキールに心から嬉しそうに夏美は頷いた。

「それにしても……」

 そうして夏美は見やる。今の夏美同様に剥きだしになっているキールの一点を。

「キールって結構……なんか顔に似合わずっていうか……」

 華奢な外見とは不釣合いなほどに立派なキールのそれ。チラ見しながら言ってくる夏美に
 キールは苦笑する。

「なにせ親がアレだからね……」

「ああ、アレね……」

 思い浮かぶのはデコ禿げの盛んの王。その血脈であることをキールのソレは物語る。
『浮気なんかしないでよと』と茶化して言う夏美に『僕は君一筋さ』とキールは答える。
 そんなバカップル振りを満喫しながら二人の気持ちは交錯する。

「それじゃあいいかな」

「うん……」

 ほんわりと火照る思いに背を押されて、二人の営みはこれより始まる。まずは前戯。
 器用な指先でキールは夏美の秘所を弄る。

「あふっ……んっ……」

 すると夏美は喘ぐ。くちゅくちゅ。指先で慣らされる膣肉。その感触に弄ばれながら。

「んっ……あっ……あぅっ……」

 じゅるっ。じゅるっ。挿入の際に夏美が痛くならないようにキールは十分に濡らしてくれた。
 塗りつける唾液。クンニ。キールの舌先が夏美のクレバスをなぞる。何度かそうされる内に、
 今度は夏美自身からも愛蜜がじわりと滲み出す。とろとろり。受け入れ準備はもう万端。
384胡蝶〜現実、あるいは誰かの夢の話〜:2010/01/13(水) 11:48:33 ID:4NUBk7VE
「はふっ……はぁ……」

 ビショビショになった秘部をキールに晒しながら夏美は吐息を洩らしていた。
 これからキールと繋がる。その甘く蕩けるような融合の瞬間を夢見て。

「もうよさそうだね」

「うん。来て、キール……」

 前戯の成功をキールが確認すると夏美はキールを招き寄せる。自身の内側の世界に。
 なによりも深い最終融合の承認をはたして。

「いくよ。ナツミ」

「んっ……くっ!」

 そしてドッキングは開始された。ゆっくりと挿入されていくキール自身。
 引きつるような痛みに夏美は顔をしかめる。

(やっぱり、まだ痛い……)

 最初の頃に比べれば大分マシにはなったのだが、それでもキールのサイズは
 夏美には少し大きかった。十分に濡らしてはいても挿入には痛みを伴う。
 ええい、我慢。我慢。こんなの注射と一緒だと夏美は涙目がちに耐える。
 ずぶ、ずぶり。えらく硬くも太いその注射針は根元まで夏美に突き刺さる。

「大丈夫かい?ナツミ」

「だ、だいじょうぶ……こ、こんなの……」

 心配して聞いてくるキールに涙目で強がりながら夏美は答える。やっぱり痛い。
 ピリピリする。けれど同時に達成した喜びにも包まれる。

「ゆっくりいくよ。君も無理をしないようにね」

「う、うん……」

 そんな夏美をあやすように優しく声をかけるキール。夏美もそれに頷いた。
 かくして律動は開始される。
385胡蝶〜現実、あるいは誰かの夢の話〜:2010/01/13(水) 11:49:07 ID:4NUBk7VE
「あうっ……んくっ……ふぁっ……はひっ……」

 それはなんとも不思議な感覚であった。ピリピリするような痛み。それに
 ゾクッとするような快感があいまって。

「あはっ……はひっ……んふっ……あひゃうぅぅっ」

 気がつけばやめられない。ヤミツキになるような魅力がそこにあった。
 これが一つになることの悦び。

「キールぅ……キールぅぅ……」

 行為の最中、喘がされながら夏美はしきりにキールにしがみつく。
 その手に少し力が入りすぎているのがしがみつかれるキールも痛みに少し顔をしかめる。

「もう少しだ……頑張ってくれ……ナツミ……」

「う、うん……」

 互いに痛みに耐えて、けれどその痛みを上回る尊さを感じながら交わる二人。
 ぐにゅぐにゅと夏美の膣肉はキールを咥えこむ。キールの海綿も夏美を擦る。
 ネジのようにしっかり膣の中で絡み合った二人の肉は互いの熱と思いを伝え合う。

「来てぇぇ……キールぅぅ……あたしの中に……いっぱい来てぇぇ……」

 そうして夏美はねだる。愛の営みの証しを自分の中に。たっぷりと全部注いで欲しい。
 身体の芯と心の奥から夏美はそう求めていた。

「ああ、僕も……君の中で果てたいと思うよ。ナツミ……」

 射精感にうなされながらキールもそうナツミに囁く。後、もう少し。もう少しだった。
 もう少しだけこの温もりを感じていたい。そう思いながら高まりゆく芯熱。
 堪える力を緩めるタイミングをキールは見計らう。間近に感じるナツミの吐息。
 オルガズムの瞬間が重なるようにキールは絶好のタイミングでナツミに解き放つ。

「ふぁぁぁぁあああっ!熱いっ!熱いよぉっ!キールっ!!」

 ドクン、ドプッ。それまで溜め込んでいたキールの射精は長く続いた。
 その最後の一滴まで夏美は子宮で受け止めながら、尊い融合を果たした
 自分と相方をなによりも尊く感じることができたのであった。




386胡蝶〜現実、あるいは誰かの夢の話〜:2010/01/13(水) 11:49:53 ID:4NUBk7VE
「まだヒリヒリする……」

 いつものことだが痛みというヤツは後をひく。虫刺され痕がかぶれたような痛みに
 さいなまれる夏美。キールは苦笑する。

「僕が言うのはなんだけどその内になれると思うよ」

 そう言って彼も夏美にしがみつかれてできた爪の痕をおそるおそるに擦った。
 夏美との行為にはこの手の傷痕が耐えない。それでも大分マシにはなったのだが。

「うぅ……でもさ、キールのに慣れちゃったらあたし……なんか緩くなっちゃいそう……」

 痛む股間を手で押さえながらそんなことを夏美は呟いてくる。苦笑するキールを
 ジト目で睨みながら釘を刺すように夏美は言う。

「本当に責任取ってよね。キールに捨てられちゃったらあたし、他にお婿さんの当てなんていないもの」

「そんなことはないさ。ああ、僕が君から離れられるわけがないって意味だけどね」

 責任を求める夏美に対し、少し言い訳をするみたいにキールは答える。だが、嘘は言っていない。
 以前にも言ったことがあるように。

「僕の居場所は君の隣だからね。ナツミ」

「うん。そうだね♪キール」

 その台詞を改めて聞く事ができて夏美も満足する。

387胡蝶〜現実、あるいは誰かの夢の話〜:2010/01/13(水) 11:50:20 ID:4NUBk7VE
「さっきの夢の話の続きだけどね……」

 すると話題をかえるようにキールは言ってくる。

「もし仮に今のこの現実が夢だとしたら、僕はその夢をあの頃の僕にも見て欲しいと思うんだ」

 感慨深げにそう呟くキールの顔はどこかなにかを悟ったようで。

「そうすれば少しは何かに希望をもって生きていられる。あの時、僕が君に助けを求めたようにね。ナツミ」

「キール……」

 始まりは偶然。けれどそれを積み重ねた今は必然。そこに至れた運命に感謝する。
 出会いは奇跡。その一度だけの奇跡にどれだけ自分が救われたか。

「できれば救われて欲しいな。君との出会いのなかった別の運命の僕たちも」
 
 邂逅することのないIFの世界の自分達にキールは思いをはせる。

「あはっ♪キールってば、そんなに難しいことばかり考えてると頭が早く禿げちゃうよ?」

 そんなキールに陽気に夏美は声をかける。するとキールは苦笑いをして。

「禿げるとか言わないでくれるかい。親がアレなんで切実に不安なんだ」

 ナツミにそう言うとナツミはまた笑った。その笑顔がすごく眩しかった。
 胡蝶。蝶になった人の夢。はたまた人になった蝶の夢。
 今の幸せな現実が誰かの夢であるのかどうかなんてことは分からないけれど、
 ただその夢がその誰かの救いであっては欲しかった。またそうであるために。

(君と一緒に生きよう。そうすることが今の僕の使命だからね)

 傍らにいる陽気な少女を見つめながらキールはしみじみと深くそう思うのであった。


 〜fin〜
388 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/13(水) 11:53:24 ID:4NUBk7VE
キルナツです。マトモなキルナツ書くの何年ぶりかわかりませんね。
この2人は2の番外編でプレイしたときに最初に選んだ組み合わせなので
自分的に思い入れ深いです。後に1プレしたときがトウカシだったかなあと。
試しに今回いつもと文体をちょっと変えてみたんですけどいつもと比べてどうかなあ。
読みやすくなってるといいんですけどね。
そんなこんなで今回はこの辺でサラバ。またいつかお会いしましょう。
389名無しさん@ピンキー:2010/01/14(木) 07:06:46 ID:jlKJX9od
キルナツGJです。
390名無しさん@ピンキー:2010/01/14(木) 13:35:39 ID:Em1Ed2y6
甘々で和むなぁ。GJです。

個人的にその文体のほうが好きかな…。
読みやすいですね。
391名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 12:48:19 ID:dl8F/C9R
コンパクトに書きたいと思いつつも書きたいシーンをあれこれ入れると
自然と長くなってしまうんですよね。そんなこんなで新作書けました。
今回のメインはルシアンです。
392ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:50:21 ID:dl8F/C9R
「うぁ……あぅっ……あぁっ……」

 シュコッ。シュコッ。たおやかな手が肉茎を擦る。刺激され喘ぐルシアン。
 その喘ぎにも動じず、肉棒を擦る手はルシアンを更に弄る。

「あぁぁっ……そんなところ……ひゃうぅぅ……」

 指先はカリ首の部分を弄った。親指と人差し指とで挟んでクニクニする。
 同時にもう一方の手の指でツンツン。ピクッと勃起する乳首を突く。
 性感帯をモロに責められて喘ぐルシアンに指の主は声をかける。

「まったく、あんたってばカワイイ声で喘いじゃって。このっ、このぉっ♪」

「ひゃぁぁぁ……ねえさん……やめてぇ……」

 そんな風に制止を求めるルシアンに構わずリシェルは弟弄りを続ける。

(どうしてこんなことに……)

 姉に弄られながらルシアンは思い返す。そもそもはルシアン自身の失策であった。
 その日、ルシアンは思春期特有のモヤモヤした思いに打ち勝てず、こっそりと自室
 にて、オナニーをしてしまったのだ。その光景をリシェルに覗かれるとは知らずに。
 カワイイ弟が自慰する姿を見て、悪戯好きのこの姉にもスイッチが入った。
『なんならあたしが手伝ってあげるわよ』と言ってズケズケと弟の部屋の中に入り、
 戸惑うルシアンをしてこのように玩具にしているのだ。

393ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:50:51 ID:dl8F/C9R
「どうして……こんなこと……ああっ!」

 喘がされながらルシアンはリシェルに尋ねかける。するとリシェルは即答する。

「そんなのあんたのことがカワイイからに決まってるじゃない。ふふっ。流石は我が弟」

 そう言ってリシェルはルシアンを更に扱く。肉茎を手のひらを使って擦りながら、
 親指と人差し指で亀頭を指圧する。するとピクピクっとそそり立つルシアンの乳首
 をコリコリと指の腹で潰す。喘ぐルシアン。そのルシアンの性感帯を更に刺激する
 ようにピチャピチャ。リシェルの舌がルシアンの首筋を襲う。

「うぁぁぁああっ!もうダメだよぉぉ。ねえさんっ!ぼ、僕……もうっ……」

 最愛の姉からの愛撫を受けてルシアンはもう辛抱できなかった。若竿につまる情念。
 それを解き放つリミットをルシアンが迎えたところで。

「失礼します。おぼっちゃま、先程からお部屋の中からおじょうさまのお声が……」

 ガチャリ。姉弟が気づかないうちにノックをすませてポムニットが部屋の中に入る。
 その瞬間。

「ひぁぁぁああああっ!らめぇぇええええっ!」

 ドピュッ。ドアを開けて入ってきたポムニットを目掛けて思いっきりよく、
 搾りたての精子ミルクをルシアンは浴びせてしまうのであった。



394ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:52:11 ID:dl8F/C9R
「お〜〜じょ〜〜う〜〜さ〜〜ま〜〜」
 
「あは……はははは……」

 怒りの形相でポムニットは仁王立ちをしていた。その迫力にリシェルは力なく笑う。
 そんなリシェルをポムニットは怒鳴りつける。

「何を勝手におぼっちゃまにそんなことをなさっているのですか!今日という今日はもう勘弁しませんっ!」

「ひぃぃぃいいい!ごめんなさいっ!ごめんなさぁぁいいいっ!!」

 ぺチン。ぺチン。かくて、悪戯のすぎた姉はメイドからお尻百叩きの刑を受ける。
 そんな光景をよそにルシアンは放心していた。

(見られちゃった……ねえさんやポムニットさんに……あんな姿……)

 喘ぎながら射精をしてしまうその姿、それを誰よりも近しいこの二人に見られた。
 そのショックにルシアンは呆然とする。穴があったら入りたい。まさにそんな気分。

「おぼっちゃま」

 するとリシェルへのお仕置きを終えて、ポムニットがルシアンに声をかけてくる。

「大丈夫ですか?おぼっちゃま。おじょうさまにはわたくしの方からきつくお灸を据えておきましたから」
395ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:52:32 ID:dl8F/C9R
「うぅ……ご、ごめんなさ……い……」

 百叩きにされてリシェルは真っ赤に腫れたお尻を晒してヒクヒクと痙攣しながら謝る。
 そんな姉の無様な姿にルシアンは思わずうわぁと呻いてしまう。

「ですけれどおぼっちゃま。おぼっちゃまももうそんなお年頃になられたのですね……」

「えっ!?」

 するとポムニットはどこか遠い目をしてそんな台詞を口にしてくる。たじろぐルシアン。
 構わずにポムニットは続ける。

「そのようにお一人でお慰めになられずとも、わたくしに申し付けてくださればいつでも……」

「わ、わ、わぁぁああっ!ちょ、ちょっと待ってよ!ポムニットさんっ!」

 突然にこのメイドはなにを言い出すのか。当惑するルシアンを他所にポムニットは
 メイド服に手をかけて、プチンプチンとボタンを外す。

「な、な、な、なにしてるのっ!ポムニットさんっ!?」

 突然のポムニットの行動に面食らうルシアン。するとポムニットは微笑んで答える。

「ああ、お気になさらないでくださいまし。お洋服が汚れちゃいましたから。それに……」

 バサッ。その言葉と共にポムニットのメイド服は脱ぎ落とされる。するとそこにいるのは
 白の下着とヘッドセットだけを身につけたポムニットで。

「これからわたくし、おぼっちゃまに色々と手解きをして差し上げないといけませんから♪」

 愕然とするルシアンを優しく見つめて、ポムニットは妖しく微笑みながらそう呟いた。

396ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:53:07 ID:dl8F/C9R
「うわぁぁああああっ!だ、だめだよっ!そんなことっ!」

 視界を腕で覆いながらルシアンは飛びのいた。目の前にいるのは下着姿のポムニット。
 姉の魔の手から逃れられたと思ったら今度はメイドだった。貞操の危機にルシアンは竦む。

「そんなに怖がらないでくださいまし。おぼっちゃま。別にとって食べちゃったりなんかしませんよ♪」
 
 そう優しく微笑んで言ってくるメイドだが、それは嘘だとルシアンは心の中で叫んだ。
 絶対に美味しく頂いちゃう気だ。ある意味、姉よりも性質が悪い。

「あんたもいい加減に観念しなさいよ」

「ね、ねえさん!?」

 するといつの間に復活したのかリシェルがルシアンの後ろに立って退路を塞ぐ。
 前門のメイドに後門の姉。挟まれて絶体絶命のピンチにルシアンは陥る。

「あら、おじょうさま。随分とお早いご復活で……」

「生憎、打たれなれてるからね。いい加減に慣れるわよ」

 そう言いながらも打たれたお尻を痛々しく涙目で擦るリシェル。そんなリシェルと
 ポムニットに追い詰められて、ルシアンもまた涙目だった。

「どうして……どうしてこんなことするの……ねえさん……ポムニットさん……」

「おぼっちゃま……」

「ルシアン……」

 流石にルシアンにそんな顔をされると二人も弱かった。少しシュンとなってしまう。
 けれど一呼吸分の間を置いてから、涙目のルシアンにポムニットは告げた。

「どうしてかと申されますとそれがわたくしの役目だからですよ。おぼっちゃま」

「っ!?」
397ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:54:00 ID:dl8F/C9R
 告げられたその内容は驚くべきことであった。ポムニットは続ける。

「前々から旦那様から仰せつかっていたんです。おぼっちゃまがお年頃になられた際に、
 教育係としてわたくしがその……おぼっちゃまに色々と手解きをすることを……」

「そんなっ!?」

 それはルシアンにとって信じられないことであった。まさか父のテイラーがそんなことを
 ポムニットに命じていたのだなんて。ルシアンはショックを受ける。

「別に珍しいことじゃありませんよ。どこのお屋敷でもおぼっちゃまのようなご身分の方は
 わたくしのような使用人の手を介して色々とお学びあそばれるんです。ですから……」
 
 そう言ってポムニットはルシアンに近づく。困惑するルシアンは後ずさろうとする。
 けれど後ろのリシェルに制される。

「難しく考える必要はないわよ。あたしだって今のあんたぐらいの頃から色々と教えてもらってるんだし」

「えぇっ!?」

 更に驚く事実を姉から告げられルシアンは声をあげる。リシェルも既にポムニットから。
 そう言えば何年か前から夜な夜なリシェルの部屋から変な声が聞こえてくることがあった。
 ポムニットの声もそれに混ざってたような気もする。あれはつまりはそういうことで。
 
「ですからあまりご心配なさらなくてもよろしいんですよ。おぼっちゃま」

「そうそう。これも教育の一環ってヤツ。細かいことは気にせずに気楽に構えなさいよ」

 そんな風に気軽に言ってくれるメイドと姉。だけどルシアンは踏ん切りがつかなかった。

「で、でも……僕は……」
 
 雰囲気にそのまま流されそうなところをなんとかルシアンは踏みとどまる。

「仕事とかそういう理由で……ポムニットさんにそんなことさせたくない……」

「おぼっちゃま……」
398ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:55:06 ID:dl8F/C9R
 いつも親身になって自分達を世話してくれるポムニット。ルシアンにとっては家族同然の
 大切な女性である。そんな彼女に立場上の役目からそんなことをさせるのは気がとがめた。

「やっぱりお優しいんですね。おぼっちゃまは……」

 そんなルシアンの気持ちにポムニットは嬉しくなる。そして優しく微笑んでルシアンに言う。

「でも、お気遣いなさらないでくださいまし。わたくし、自分で望んでこうしているのですから」

「えっ!?」

「旦那様もわたくしに無理にとまでは申されませんでした。でも、わたくしお役に立ちたかったんです。
 大好きなおぼっちゃまやおじょうさまが、ちゃんと一人前になられるためでしたら、わたくしは……」

「ポムニットさん……」

 ただ仕事だからではなく、純粋に心から奉仕したい。そう告げるポムニットの真摯な思いが
 ルシアンの心をまっすぐにとらえる。

「それともおぼっちゃまはわたくしが相手ではご不満ですか?」

「そ、そんなこと……」

 あるはずがないと続けたかったが照れくさくなりルシアンはそのまま黙りこくってしまう。
 そんなルシアンの様子にポムニットは優しく微笑みリシェルはニヤリとする。

「ほらっ、素直になんなさいよ。あんただってポムニットのことは好きでしょ」

「ね、ねえさん……」

 お気楽にいってくれる姉にルシアンは狼狽する。確かにポムニットのことは好きだ。
 けれどそれは家族としての好きであって。

「おぼっちゃま」

 するとそんなルシアンの手をポムニットがとる。手をとったままポムニットは
 ルシアンを真っ直ぐにみつめて。
 
「わたくし、お手伝いがしたいんです。おぼっちゃまが大人になられるためのお手伝いを」
399ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:55:40 ID:dl8F/C9R
 そう言いながらとったルシアンの手をポムニットは自分の胸に当てさせる。
 柔らかな乳房の感触。それに仰天するルシアンにポムニットは更に告げる。

「おぼっちゃまがどうしても嫌と申されるのならばこれ以上はなにも致しません。ですが、どうか……」

「ポ、ポムニットさん……」
 
 そんなポムニットの熱意にルシアンも揺れる。そこへ追い討ちするようにリシェルが一言。

「あんたねえ。ここまでされといて女の子に恥をかかす気?」

「そ、そんなこと言われても……」

 まっすぐに見つめてくるポムニット。後ろからせっついてくるリシェル。
 両者に挟まれてたじろぐルシアン。断れない。断れそうもない。
 それはただ状況に気圧されているからだけではなくて。
 トクン。トクン。ルシアンの心の内の方から何かが湧き上がってくる。

「ねえさん……ポムニットさん……ぼ、僕……」

 心のどこかでそれを望んでいる自分自身。その存在にルシアンは気づく。
 後はもう否定できずにボソリとその気持ちをルシアンは二人に告げた。

「教えてもらいたいのかな……その……色々と……」

 モジモジと赤くなりながらルシアンがそう呟くとポムニットはにこやかに優しく微笑み
 リシェルは『そうこなくっちゃ』と言って笑いながらルシアンの背をバシッと叩いた。
 かくしてブロンクス家・夜の秘密お勉強会はその幕を開けるのである。

 

400ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:56:10 ID:dl8F/C9R
(本当によかったのかな……これで……)

 ドキドキドキ。ばくつく心臓の音を止められなかった。選んでしまった選択。
 もう後戻りはできない。戸惑うルシアンにポムニットは声をかける。

「大丈夫ですよ。おぼっちゃま。もっと気楽になさってくださいましね」

 優しい声音でポムニットにそう言われるとルシアンはつい頷いてしまう。
 既にリシェルに脱がされほとんど裸のルシアン。対するのは下着姿のポムニット。
 戸惑うルシアンを言葉と視線で落ち着かせながらポムニットは準備を始める。
 まずはその手始めに。

「ひぅっ!」

 さわり。ルシアンの大事な部分をポムニットはその手に取った。
 先にリシェルにされた手コキのせいでルシアンのそれは先端が少し汚れている。
 そんな若竿に手で触れるとフッと息を吹きかけてポムニットは呟く。

「まずはここをキレイキレイにして差し上げますね」

 そう言ってチュッ。ポムニットの唇は先端に触れた。射精させられたばかりで
 カウパーの垂れる亀頭。それを舌先でキレイに舐めとっていく。
 ちゅる。ぺちゅ。ちゅるん。尿道に残ったものまで丁寧に。
 くちゅ。くちゅ。くちゅ。お口を使って優しく扱く。

「うぁっ……あぁっ……あぁぁあっ……」

 初めてされるフェラチオの快楽。それに悶えて喘ぎをもらすルシアン。
 そんなルシアンにポムニットは優しく奉仕を続ける。
 ちゅる。ぺちゅ。んちゅ。手の中の小さなルシアンに繰り返しキスをする。

「んっ……んむっ……どうですか……おぼっちゃま……気持ちいいですか……」

「あうっ……あぁっ……ポムニットさん……」
401ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:56:42 ID:dl8F/C9R
 ペニスに口付けながら上目づかいに聞いてくるメイドにルシアンはまともには
 答えられなかった。ただその表情で快感を伝える。するとポムニットは微笑む。
 ぺちゅ。ぺちゅ。んちゅ。優しく丁寧に行われるポムニットのフェラチオ。
 ルシアンの竿を適度に扱き、その状態を万全に整えていく。

「うふふ。おぼっちゃまったら随分とご立派になられて」

 すっかりとビンビンになったルシアンのそれを見つめてポムニットは微笑んだ。
 ルシアンは赤面してしまう。

「うわぁ。あたしにがさっきしたときより大きくなってる。やるわねえ。ポムニット」

 熟達したポムニットの技にリシェルも感嘆する。つんつんと指先で弟をつつく。
 するとルシアンはひんッと呻く。そんなリシェルに『もう、おじょうさまったら』と
 ポムニットは微笑みながら呟く。
 
「それではお次はおじょうさまの番ですよ」

 ポムニットがそう言うと、今度はリシェルはまかせてと言って乗り出した。
 メイドのお口御奉仕ですっかりビンビンになってしまった弟の竿。
 それを見つめてリシェルは面白い玩具を手に入れたように上機嫌になる。

「んふふ、覚悟しなさいよ。ルシアン」

「うっ……ねえさん……」

 邪悪な笑みを見せる姉にルシアンは怯える。蘇る先程の手コキの記憶。
 大事なところを実の姉に無理矢理つかまれて、そのままシコシコ扱かれて。
 すごく怖くて恥ずかしかった。だけど気持ちよかった。

「なによ、そんなに怖がらなくてもいいじゃない」

「だ、だって……」
402ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:57:13 ID:dl8F/C9R
「せっかくこのあたしがカワイイ弟のために一肌脱いであげてるんだからもっとシャンとしなさい」

「そんなこと言われてもぉ……」

 このような場においても姉弟のやり取りは普段とあまり変わらなかった。
 後ろでポムニットがクスクス笑う。するとリシェルは照れ隠しするように
 フンと大きく鼻息をたてて、なおも怯えるルシアンの傍による。

「よく、見てなさいよ……」

 ルシアンの間近に来ると、リシェルは頬を赤く染めながらそう呟いた。
 ポムニットと同様の下着姿。それを実の弟の眼前で晒すリシェル。
 するとリシェルは指をかける。可愛らしいウサギの絵柄がプリントされた
 大事な部分を隠す一枚の布地に。

「ねえさん……なにを……っ!?」

 バッ!パサリ。脱げ落ちた。ウサギさん模様のリシェルのパンツ。
 それが剥がされた後に残るのはまだ初々しさの残る一本の縦筋。

「な、な、な、な、な、な、な、なぁぁぁぁっ!!!!!????」

 かつてない混乱にルシアンは見舞われた。ろくに記憶のない幼少期は別にして。
 初めて目にさせられた。女の子の大事な部分。それも実の姉の。

「ああ、もう、うっさい!こっちだって死ぬほど恥ずかしいんだからね!あんまりジロジロ見るなっ!」

 自分から見せておいて理不尽なことをリシェルは言ってくる。
 ルシアンは完全にショートしていた。ボフっと頭から湯気を出している。
 これはショックが強すぎた。

「なにごとも経験ですよ。おぼっちゃま。もちろん、おじょうさまもですけどね」

 色々といっぱいいっぱいな姉弟にポムニットはそんなことを言ってくる。
 異性のモノを見ることに慣れる。異性にアソコを見られることに慣れる。
 これはリシェルとルシアン、二人同時に課されたその訓練なのである。
 大事なアソコを弟に見せつけて、リシェルは紅潮する顔をプルプルふるわせている。
 ルシアンの方はと言うと口からも大量の湯気を吐き出して悶絶している。
403ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:57:45 ID:dl8F/C9R
「ちょっとポムニット。なんかもうダメっぽいわよ。こいつ」

「あらあら。おぼっちゃまには少し刺激が強すぎましたかねえ」

 既に放心状態のルシアン。だが、これも予想通りの展開であった。

「それではおじょうさまはこの前、お教えした通りになさって下さいまし」

「実践ってわけね。わかったわよ。了解っと」

 心ここにあらずのルシアンに構わずリシェルは予定通りにことを進める。
 仰向け姿勢の弟に跨るようにかがみこむリシェル。そうしてペタンと
 膝の上にのっかかると、リシェルは呆けるルシアンの頬をぺチっと叩き。

「ふぇっ!?」

 するとようやくルシアンも我に返った。だんだんと周囲の状況がみえてくる。
 生温かい何かが自分の上に圧し掛かっている。重い。
 そんなことを呟くと文句を言われそうなキツイ目つきが間近にあった。
 よく知った顔。いや、知りすぎている顔だこれは。

「ひええぇぇっ!ね、ねえさんっ!なぁぁぁっ!!??」

 気がつくとリシェルの顔が触れあうぐらい近くにあった。
 ルシアンはまたしても驚愕する。すぐ目の前にある姉の顔。
 そして大事な部分がなにかによって挟みこまれる感触。
 そう挟まれていた。ルシアンの竿の根元が、リシェルの股の間に。

「いちいち驚くなっつううの!こっちが余計に恥ずかしくなるじゃない!」

 弟の身体の上に跨った姿勢で、割れ目の部分で肉棒を挟みこむ素股。
 そんなことをしているリシェルも相当に恥ずかしかった。顔が真っ赤である。
 仰天するルシアン。その様子で余計に意識させられるのでリシェルの癇に障る。
404ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:58:19 ID:dl8F/C9R
「ええい、ギャアギャア騒ぐんじゃないっての。うっとうしい!」

 そう言ってリシェルはルシアンの口を塞ぐ。文字通りの意味で。

「んぐっ……んっ……むぅ……」

 突然に塞がれた唇。刹那、ルシアンは自分が何をされたのか分からなかった。
 だが、すぐに気づく。自分の口を塞ぐもの。その正体に。

(ねえさん……!?)

 気づけばルシアンはリシェルにキスをされていた。それも思いっきりディープなヤツを。
 たっぷりと唾液の絡んだ姉の舌が弟の口内に入り込む。すると今度は弟の舌をとらえて
 離さない。じゅる。じゅる。じゅる。混ざり合うお互いの唾液。しきりに交換しあう
 体液の感触をルシアンは覚えさせられた。実姉の舌によって。

「ぷはっ……あぶっ……ふっ……」

 どれだけの時間そうしていたのか。ようやく息苦しくなってリシェルは唇を離す。
 離してからキスした弟の顔をマジマジと見つめる。ルシアンはポッと呆けていた。
 そんな弟にフンっとリシェルは鼻息をならす。照れ隠しするように。

「数に入んないわよ。こんなの。姉弟なんだし……」

 そう言ってリシェルは強がってみせる。そんな姉にたじろぐルシアン。
 するとリシェルはぐいっとルシアンの頭を掴む。

「練習なんだかんね……あんたが一人前になるために仕方なくなんだかんね……」

「ね、ねえさん……」

 そうやって前置きをしてからリシェルはルシアンをゆっくりと押し倒す。
 ルシアンの背が完全にシーツにつくとリシェルはルシアンのモノを挟んだ
 股の間を少しづつ擦らせた。
405ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 12:59:13 ID:dl8F/C9R
「んっ……はぁ……」

 さすり。さすり。屹立した弟の肉棒を股の間でリシェルは愛撫する。
 素股による奉仕。ちゅくっ。リシェルの割れ目が肉竿の根元に触れる。

「んはぁ……ふっ……あっ……やぁ……」

 さすさす。さすさす。ルシアンの棒を優しく扱きながらリシェルも喘ぐ。
 手で扱くのとはまた違った。こうすることでリシェルの方も快楽を感じられる。
 愛蜜で濡れる秘肉。ハケがわりにして弟の竿に蜜を塗りこむ。なんとも背徳の悦び。

「んっ……んむっ……んっ……むちゅ……んぅ……」

「むぅ……んっ……んぅ……」

 そしてしきりにまた唇を奪う。素股で肉竿を扱き、唇で心を蕩かせる。
 将来、リシェルが結婚したときには必要になるであろう閨の技術。
 メイド仕込のそれをルシアンでリシェルは試す。すりすり。くちゅくちゅ。
 リシェルの秘裂と太腿がルシアンの蜜で濡れる。唇は唾液でまみれる。
 キスで、素股で奉仕を続けながらリシェルはルシアンを甘く蕩かせていた。

「ぷはっ……あふっ……どう……気持ちいい……ルシアン……」

 接吻の合間にリシェルはそう尋ねてくる。けれどルシアンは答えられなかった。
 あまりに気持ちよすぎて。実の姉にされる性的な奉仕。その背徳の悦びに。

(ねえさん……僕、おかしくなっちゃうよ……)
 
 実の姉の手によってイかされる感覚。悶えるルシアンは限界を迎える。
 リシェルの股の間に挟まれたルシアンのそれはビクッと大きく脈づいて。

「ふぁぁぁぁぁああっ!射精(で)るっ!射精(で)ちゃうぅぅぅうう!!」
406ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 13:00:41 ID:dl8F/C9R
 ビュクッ。ビュクッ。またしてもリシェルのご奉仕の前にルシアンは陥落する。
 リシェルの股の隙間から顔を覗かせたルシアンの亀頭。その鈴口から白い液を
 ドピュドピュと吐き出させて。実姉による素股奉仕。その魔性の快楽に堕ちた
 ルシアンは弓なりにしなる肉竿から若き精を放つ。

「あぁぁぁっ……ううっ……あぁ……うぐっ……」

 射精の開放感と同時にルシアンは涙ぐむ。おそろしく気持ちがよくて。
 それと同じぐらいにとても恥ずかしくて。悦びと羞恥のあまりに溢れだす涙
 をルシアンは止められなかった。

「ああ、もう。いちいち泣くんじゃないわよ。まったく、あんたってヤツは……」

 涙ぐむルシアンにそう声をかけながらリシェルもどこか優しい顔つきになる。
 心の底からこの弟のことをカワイイと思ってしまった。だから落ち着かせる。
 昂ぶる心を癒すような優しいキスでもって。

「んっ……んっ……ぷはっ……」

「あっ……ねえ……さん……」
  
 リシェルが唇を離すとルシアンは頬を熱っぽくポッと赤らめていた。ルシアンの
 瞳の中のリシェルも同じような顔をしていた。

「うふっ♪お見事ですよ。おじょうさま」

 そんなリシェルを手をパチパチ叩いてポムニットはたたえる。すると。バツが悪く
 なるリシェル。紅潮する顔をプルプルふるわせながら言い放つ。

「うっさいっ!しょうがなくなんだかんねっ!これも勉強のうちなんだからねっ!」
407ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 13:01:36 ID:dl8F/C9R

 真っ赤になりながらそう照れ隠しするのは紛れもなくいつも通りのリシェルである。
 照れ隠しに喚くリシェル。熱に浮されながら呆然とするルシアン。そんな姉弟の様子
 を楽しそうに見つめながらポムニットはルシアンに声をかける。

「さて、それではおぼっちゃま」

「っ!?」

 ポムニットから呼びかけられ、ルシアンもビクッと反応する。ルシアンがその視線を
 そちらに向けるとポムニットは続けて言う。

「ここからが本番ですよ」

 そう言ってポムニットはブラジャーの肩紐に指をかける。プツリ。外れるホックの音。
 パサリ。脱げ落ちる。それと同様にパンツを固定するガータベルトもポムニットは外す。
 ほとんど一糸纏わぬ姿。ヘッドセットと手袋、それと靴下だけは履いたままで。
 ルシアンに向かい合うポムニット。ルシアンはゴクリと唾を飲み込む。

「どうか、わたくしのことを抱いてくださいまし。おぼっちゃま」

 自分の艶姿に見惚れるルシアンを愛しく見つめながら、熱っぽい表情でポムニットは
 ルシアンにそう呟いてみせた。
 


408ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 13:02:27 ID:dl8F/C9R
(ポムニットさん……)

 それは妖艶な美しさだった。異性を意識する年頃になってから初めて目の当たりにする
 妙齢の女性の裸身。成熟しかけの実姉のそれとはやはり違う。すらっと伸びた肢体。
 形の美しい乳房がルシアンの心を魅了してやまなかった。

「その……おかしくありませんか?……わたくし……ちょっと普通ではありませんから……」

 そんなルシアンに対し、恥じらいを少し見せながらポムニットは聞いてくる。
 
「そんなことないよ。ポムニットさん……すごくキレイだ……」

 すかさずルシアンは心から浮かぶ言葉をそのまま口にして即答する。ルシアンが
 そう言うとポムニットは『ありがとうございます』と言って微笑んだ。その微笑に
 ルシアンはまたしても心をやられてしまう。ドキドキドキ。ときめいている。

「お触りになられますか?」

「えっ!?」

 そんなルシアンに乳房を間近に差し出してポムニットは言う。戸惑うルシアン。
 手を伸ばせばすぐのところにあるポムニットの乳房。おそるおそる手を伸ばす。
 そしてふわりと触れる。生で触る乳肉の感触はすごく柔らかでそして温かかった。

「すごい……」

 ポムニットの美乳の手触りを感じながらルシアンは思わずそう呟いていた。
 ふわふわと指先を動かす。素手で触るメイドの乳房は吸い付くような感触で
 それになんだか懐かしい気持ちをルシアンに思い起こさせてくれた。

「うふふ。おぼっちゃまに気に入っていただけて何よりです」

 自分の乳房を弄るルシアンを優しく見つめながらポムニットはそう呟く。
 ここからがメイドの本領であった。お仕えする愛しいおぼっちゃまに。
 最良の経験を与えるために。
409ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 13:03:22 ID:dl8F/C9R
「おぼっちゃま。ここが女の人の大事なところですよ」

 そう言ってポムニットは身体を開いてみせる。シルターン語で言うなら観音開き。
 己が秘裂を指でくぱぁと広げ、その内側を見せ付ける。

「ここに男の人の大事なモノが入るんです。おぼっちゃま。お試しになられますか?」

 そう言って挿入をルシアンに促す。ルシアンは戸惑っていた。

「ポムニットさん……僕、どうしたらいいか……」

 初めて経験するセックス。童貞特有の戸惑いを見せるルシアン。そんなルシアンに
 ポムニットは優しく微笑んで。

「大丈夫です。わたくしがリードして差し上げますから」

 そう言うとルシアンはコクリと頷いた。メイドに誘われるようにルシアンは姿勢を取る。
 髪の色と同じ紫の陰毛が薄く茂るポムニットの秘肉。そこに自分の切っ先をあてがって。

「さあ、ゆっくり。ゆっくりでいいですからね。おぼっちゃま」

「う、うん……」

 言われるままにルシアンは腰を進める。チュクッ。先端が膣内に滑り込む。

(うわぁぁっ……)

 まだ先っぽが埋没しただけだというのに、未知の感触にルシアンはとらわれた。
 なにかに自分が包まれている。それもヌルヌルとしてクチャクチャとしたモノに。

(入ってく……ポムニットさんの中に……僕が……)
410ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 13:04:11 ID:dl8F/C9R
 ズブズブズブ。徐々にポムニットの膣内に沈んでいく自分自身。それを見つめて
 ルシアンは実感していた。グニュグニュと自分を咥え込んで受け入れてくれる
 ポムニットの膣肉。これがセックスなんだという自覚を強く。

「んっ……あふっ……そうです……後もう少しですよ……おぼっちゃま……」

 そんなルシアンのペニスを受け止めながらポムニットも強く感じていた。
 ああ、入ってくる。わたくしの中にあんなにも小さかったおぼっちゃまが。
 こんなにも立派にご成長されて、わたくしを今、抱いてくださる。
 そんな感慨にポムニットはふける。

「ポ、ポムニットさんっ……」

 ぐにゅ。ぐにゅ。ぐにゅ。揉みこまれるような膣圧に抗いながらルシアンは差し込む。
 突き入れた肉棒で感じるポムニットの感触。こんなにも優しい。そんなポムニットが
 自分の初めての相手になってくれたことに感謝して。

「ふぁぁぁぁあああっ!」

 根元までルシアンのそれが入り込むと、ルシアンを強く抱きしめポムニットは喘いだ。
 膣奥まで深く入り込んだルシアン。その感触を確かめながらポムニットはルシアンの
 背を優しくさする。大丈夫ですよ。おぼっちゃま。よく頑張りましたね。おぼっちゃま。
 と、心の中で呟いて。

「ポ、ポムニットさん……ぼ、僕ぅ……」

「ええ、おぼっちゃま……」

 ルシアンはまたしても涙目だった。そんなルシアンをポムニットは抱きとめる。
 いきり立つ勃起した部分を肉鞘でも優しく受け止めながらポムニットは囁く。

「それではわたくしの方から動きますからおぼっちゃまもそれにあわせてくださいましね」

 そう言ってポムニットは腰を動かし始める。それにつられてルシアンも動く。
411ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 13:05:17 ID:dl8F/C9R
「はっ……あっ……ふぁぁっ……おぼっちゃま……」

 対面で抱き合う姿勢のままで、腰をくねらせてポムニットはルシアンを扱く。
 ルシアンの肉棒をとらえるポムニットの膣肉。絡みつくように粘膜同士が接触
 して愛欲をいっそうに深める。喘ぐポムニット。

「ふぁっ……あんっ……はぁっ……あふっ……ポムニットさん……ふぁぁぁっ」

 ルシアンもまた同じように喘ぐ。少女のような愛らしい響き。中性的なルシアンの
 容姿とあいまって独特の雰囲気を醸し出していた。愛蜜に濡れるポムニットの膣内。
 その中で自分を必死に動かしながらルシアンは確かな悦びを感じていた。

「ああっ。おぼっちゃま。おぼっちゃまっ!」

 そんなルシアンを一層に愛しく思いポムニットはムギュッと抱きしめる。
 交接の振動に揺れる豊かな乳肉。それをルシアンの顔に押し当てて。
 メイドの乳房と膣肉に優しく抱かれながらルシアンは達する。

「うぁぁぁあああっ……ポムニットさんっ……僕、もうっ!」

 抗いようのない射精感。それを覚えてルシアンは必死に訴える。

「はい……お逝きになってくださいませ……おぼっちゃま……どうかわたくしの中に……」

 その訴えにポムニットがそう答えるとルシアンの枷は外れた。途端、解き放つ。

「「あぁぁぁあああああっ!ふぁぁああああああっ!!」」

 瞬間、射精するルシアンとそれを受け止めるポムニットの声が見事にハモった。
 身も心も一つになったおぼっちゃまとメイド。その証しの白濁がポムニットの
 子宮に注がれるのであった。


412ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 13:06:49 ID:dl8F/C9R

「おぼっちゃま。おぼっちゃま……」

 気がつくとそこにあったのはメイドの顔であった。ルシアンは目をパチクリさせる。
 するとポムニットは微笑む。

「ああ、よかった。お気づきになられたのですね。おぼっちゃま」

「ポムニットさんっ!?」

 ポムニットがそう言うとルシアンはガバッと起き上がる。すると、そこは普段と変わらぬ
 自分の部屋の中であった。

(夢……?)

 いつも通りの光景にルシアンはふいに思う。あの出来事はなにもかもが自分の夢だったと。
 だとしたら相当に恥ずかしい夢を見たことになる。

「だらしないわよねえ。あんた。あんなぐらいで失神しちゃうなんて」

「ね、ねえさんっ!?」

 だがそんなルシアンの疑惑をリシェルの一言が打ち崩す。あれは夢ではなかった。
 そのことを裏付けるようにポムニットも言ってくる。

「わたくしとなさっている最中におぼっちゃまは気を失われてしまわれたのですよ」

「おかげでこっちはちょっと欲求不満ぎみなのよねえ」

 ケロリとすました顔でそう言って来る姉とメイド。ルシアンはたちまち赤面する。

(夢じゃなかったんだ……僕、ねえさんやポムニットさんと……あんなこと……)

 現実であった事を自覚させられてルシアンはふいに思い起こす。
 実姉にしきりに唇を奪われて巧みな奉仕に心まで甘く蕩かされたときのあの感覚。
 メイドの献身に大切な初めてを捧げ、身も心も彼女の中で果ててしまったときの記憶。
 鮮明に浮かび上がる。するとルシアンは湯気を吐く。恥ずかしすぎて二人の顔をマトモ
 に見ることができなかった。
413ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 13:07:31 ID:dl8F/C9R
「でも、まだ最初なんだしそんなもんか。あんたにしては頑張った方よね。ルシアン」

「うふふ。そうですよ。おじょうさま。昨晩のおぼっちゃま、とても素敵でした♪」

 葛藤するルシアンには構わずそんなことをリシェルとポムニットは言ってくる。
 ルシアンはというとドンヨリとした気持ちにうなされていた。倫理的な背徳感と
 この上ない羞恥心にせめたてられて思春期の少年の心はかくも難し。

(ああ、やっぱりしちゃいけなかったんだ……あんなことは……)

 普段が真面目なだけにそう思い悩んでしまうルシアン。けれどあの出来事を過ちと
 だけ思うこともできなかった。大切ななにかを得た実感もあるから。

「まあ、そこらへんはこれからの訓練しだいってことで」

「うふふふふ。頑張りましょうね。おぼっちゃま♪」

「へ?」

 そんなルシアンを他所に今後の方針をリシェルとポムニットは話し合う。
 間の抜けたことを声を出すルシアン。

「だ〜か〜ら〜これからは折を見てあんたもあたしと一緒にお勉強するってことよ」

「お二人ご一緒の方が色々と効率がよろしいですから」

414ブロンクス家の”お勉強”:2010/01/21(木) 13:08:10 ID:dl8F/C9R
「き、聞いてないよっ!そんな話っ!」

「言わなくても当たり前の展開じゃない。そんなの」

「そうですよ。おぼっちゃま。お勉強は継続してこそ意味があるものですからね」

「そ、そんな……」

 一晩だけに止まらない”お勉強”に愕然とするルシアン。これからは夜な夜な
 リシェルと一緒にルシアンも、ポムニットの手解きで”お勉強”させられるのだ。
 あ〜んなことやこ〜んなことをみっちりと。

「別に気にする必要ないわよ。あんたもその内に慣れるわよ」

「そうですよ。おぼっちゃま。いっぱい”お勉強”して早く一人前になられてくださいましね♪」

「うぅ、なんだか自分がすごくダメになりそうな予感がする……」

 世間一般から見れば色々とトンデモなこのブロンクス家の教育。毒される自分を想像して
 ルシアンは大いに不安になる。

(だけど……)

 そんな不安を差し引いても余りあるような愛しさがルシアンの目の前にあった。
 最愛の姉と最愛のメイド。仲良く笑って語り合う二人の姿をみてルシアンはつくづく思った。
 自分はこの二人のことが本当に大好きなのだと。

(家族としてだよっ……あくまでも家族として……)

 そうなにかに心の中で言い訳しながらルシアンはひとりごちた。トレイユきっての大富豪の
 ブロンクス家。その子息令嬢への性教育もまた庶民とは一味違うものなのである。


 〜fin〜
415 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/21(木) 13:13:12 ID:dl8F/C9R
ルシアンメインでなにか書こうかコーラルメインでなにか書こうか
散々に迷いましたが今回はルシアンで書いてみました。
ルシアン。かわいいよ。ルシアン。前々から姉とメイドに筆卸されるネタを
一度書いてみたいと思っていたので。個人的にルシアン×ポムニットの
組み合わせは結構好きです。リビエルやフェアとでもいいですけど。
しかし色々と詰め込むとどうしても長くなりますねえ。
今回は二回ぐらいに分けたほうがいいと思うんですけど適当な区切り所がなくて。
そんなこんで今回はこの辺でサラバ。またいつかお会いしましょう。
416名無しさん@ピンキー:2010/01/21(木) 20:13:43 ID:cA2PeJ0L
417名無しさん@ピンキー:2010/01/22(金) 07:17:42 ID:PRsvhmrC
うは、なんつう家だw
GJ。
418名無しさん@ピンキー:2010/01/22(金) 19:04:54 ID:U2k/QYrZ
やっぱりサモンのショタは恐ろしいのう
アルバとかルシアン辺りは存在が反則
419名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 03:38:48 ID:ckPWAM1n
できればタイトルにもトリ入れてほしいな
420名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 09:59:26 ID:+Db/S8sb
いつもは入ってるのに珍しいな
421名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 10:26:47 ID:ka1VnEbd
ルシアン。かわいいよ。ルシアン。
422名無しさん@ピンキー:2010/01/23(土) 18:25:40 ID:N6KeYUUf
パッフェルさんを食べたい。
423名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 00:32:02 ID:iGUJ6+bf
俺も食べたい。
そんなこんあで新作書けました。
今回のメインはルウです。
424パッフェルさんのお店の厳選素材:2010/01/24(日) 00:33:13 ID:iGUJ6+bf
「ん――――っ!美味しい♪」

 聖王都ゼラムにオープンされたケーキ店。
 そこのケーキを頬張りルウは舌鼓を打つ。
 甘いもの好きの彼女にとって至福の一時である。

「お気に召してなによりです。ルウさん。それはさておき……」

 声をかけるのはこの店の店長であるパッフェル。
 長年のアルバイトで貯めたお金でようやく出す事ができた自分の店。
 ルウは常連客である。そのルウにパッフェルはにっこり笑って言う。

「そろそろツケておいた代金をまとめて払って貰えるとありがたいんですが」

「あは……あははははは……」

 にこやかに催促してくるパッフェルにルウは力なく笑う。
 昔の仲間のよしみでこうしてある時払いでケーキを食わせてもらっているが
 頻度が頻度である。それなりに馬鹿にならないお代を主にケーキ配達などの
 労働を見返りに返してはいるのだが、この日もツケがたまっていた。

「ごめん!今は持ち合わせないけど後で絶対に払うから。アフラーンの名にかけて!」

 手を合わせてルウはパッフェルに頼み込む。どうせそんなことだろうと思って
 いたのかパッフェルもそれ以上は催促しなかった。それは、さておき。

「あれれ。これはいけませんねえ」
 
 ツケのことはひとまず置いといて、厨房に在庫を確認に行ったパッフェルは声を上げる。
 ケーキ作りに必要なある材料のストックがなくなりかけていた。

「これは急いで補充しないといけませんねえ。ですけど結構、手間がかかるんですよねえ。アレ」

 簡単ではない素材の調達にパッフェルは少し頭を悩ませる。
 するとピーンと閃いた。速攻で戻り。いまだケーキを頬張るルウに声をかける。

「ルウさん。実はお頼みしたいお仕事があるんですけど」

「ふぇ?」

 生クリームを口元にべったりつけて、もぐもぐとしながらルウは返事をした。




425パッフェルさんのお店の厳選素材:2010/01/24(日) 00:34:12 ID:iGUJ6+bf

「本当にいいの?今までのツケをタダにしてくれるって」

 頼まれた仕事。その引き換え条件に驚きルウは聞き返す。

「ええ。ついでにケーキのサービス券もつけちゃいますよ。お願いできますか?」

「サービス券までっ!?やるやるっ!絶対にやるっ!」

 追加の報酬まで提示するパッフェルにルウは小躍りして引き受ける。
 計画通り。どこぞの新世界の神のような顔でパッフェルはほくそ笑む

「それでどういうお仕事?またケーキ配達?ルウはなんでも構わないけど」
 
 そんなパッフェルの企みは知らず、無邪気にルウは聞いてくる。
 ケーキの材料調達ですよとパッフェルが答えるとルウはなにやら瞳を輝かせた。
 とりあえず嘘は言っていない。

「それではここが調達現場です。よろしくお願いしますね。ルウさん」

 パッフェルの案内に従って、ルウが辿りついたのはお店の地下室だった。
 厳重に鍵をかけられた扉。ギギギと音をたてて開く。するとそこには。

「げっ!……なに?……これ……」

 うじゅる。うじゅる。卑猥な音を響かせて、触手を生やした生物がそこにはいた。
 あれ?なんだろう。これ。ケーキの材料調達だよね。確か。

「それではお仕事開始です♪」

「へ?うわっ……わわっ……ちょっとっ!」

 現れたナマモノの姿に戸惑うルウ。にっこり微笑みながらパッフェルはそう言って
 ルウの背中をドンと押す。部屋の中に押し込まれるルウ。すると、うじゅる。
 伸びた触手がルウの身体にまとわりつく。

「いやぁぁあああっ!なにこれぇえええ!こんなのルウ聞いてないっ!」
 
 じゅるじゅるじゅる。粘液を垂らした触手は露出の多いルウの肌に喰いこんだ。
 なんとも卑猥。気色悪く思うルウ。そんなルウにパッフェルは告げる。
426パッフェルさんのお店の厳選素材:2010/01/24(日) 00:34:44 ID:iGUJ6+bf
「ルウさんにはこれからしばらくここで、ケーキの素材を提供する苗床になってもらいます♪
 ああ、別に心配なさらなくても結構ですよ。特にこれといって身体には害はありませんから♪」

「なにそれぇぇえええええ!!!!」

 陽気な笑顔で残酷なことを言ってくれるパッフェルにルウは悲鳴をあげる。
 今、ルウにまとわりついている触手生物。これはとある改造を施された召喚獣であった。
 パッフェルが昔、無色の派閥に出向していた頃から馴染みの。

「本当にヒドイことをされましたねえ。あの頃は。思い出すだけで涙がでてきちゃいそうです」

 あれはパッフェルがまだヘイゼルと呼ばれていた頃のこと、出向先での任務の失敗にかこつけて
 雇い主は召喚実験にパッフェルをつきあわさせた。その時に呼び出されたのはこのナマモノ。
 持ち前の触手で持ってパッフェルの身体中の穴という穴を存分に弄ってくれた。
 その結果はというと。

「あふっ、今でもこうして疼いちゃうんです。ほら、見てくださいよ」

 そう言ってバッとパッフェルがその胸元をさらけ出すと、プルンと大きな乳房が露わになる。
 豊かなバストの乳頭部分。その先からはなにかが染み出していた。その正体はというと。

「母乳っ!?」

「はい。正解です♪」

 正解を答えるルウにパッフェルは笑って答える。かつて無色の派閥においてパッフェルが
 施された召喚実験。それはある特殊なミルクをパッフェルの身体を使って作らせるという
 ものであった。元はメイトルパ原産の濃くまろミルク。滋養強壮に富み、それを飲む者に
 絶倫を約束するという。

「まったく、本当に嫌な雇い主でしたよ。自分の夜のお楽しみのために派遣の暗殺者にあんな
 ことまでしちゃうんですから。労働規約違反ですよ。セクハラで訴えてもいいと思いません?」

 と、かつての雇い主にパッフェルは彼女にしては珍しくプリプリと怒る。

「でも人生ってわからないものですよねえ。あの時にされた実験のせいで出せるように
 なったミルクをお店のケーキの材料に使ったらこんなにも大繁盛しちゃうんですから♪」

 通常のミルクと合わせてこの濃くまろミルクを合わせて使うことでパッフェルの店の
 ケーキは大評判となった。毎日、行列をなすほどにである。

「でも最近、需要に供給が追いつかなくて困っていたところなんですよ♪本当に助かりました」

「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっとぉぉおお!!待ってぇぇえええ!!!」

 増え続ける需要に流石にパッフェル1人から搾りだせるミルクで応じるのは難しかった。
 実に好都合。これは確かにツケをチャラにした上でタダ券をつけてもお釣りがつく。

「どんなお仕事でも構わないと言ってたじゃないですか。それではお仕事がんばって下さいね♪」

「それはこんなことだって聞いてなかったから……って、ちょっと……ひぇぇええええ!!」

 聞いていないと喚きたてるルウだが、その身体をうじゅるうじゅると触手は襲う。
 かくしてパッフェルのお店特別アルバイト。ルウの乳牛体験は幕を開けるのだった。


427パッフェルさんのお店の厳選素材:2010/01/24(日) 00:35:54 ID:iGUJ6+bf
「んぶぅぅ……んむっ……んぐぅぅぅぅ……」

 ず太くヌルヌルなその触手。それがまずはルウの口の中に入り込む。
 お口から入ってじゅるりじゅるり。粘液まみれの触手が喉を犯す。
 咽喉を擦られる感触。触手から分泌される粘液がルウの食道を滑り落ちる。

「まずはその触手さんから滲み出すエキスがルウさんの身体を馴染ませてくれるんですよ。
 これからどんな激しいプレイをされても、ルウさんが気持ちいいって感じられるように」

「んほっ!んぐぇぇぇええええ!!(そ、そんなぁぁあああああ!!)」

 口内を触手に犯されるルウにパッフェルはしれっと解説をしてみせる。
 触手から分泌される粘液。それは強い催淫性をともなった天然の媚薬。
 そんなものを喉から胃に直接摂取させられてルウはもがく。じゅぷじゅぷ。
 濡れた音をたてて喉奥が嬲られる。それとともにルウの身体も熱を帯びて。

「ぶはっ……あぶっ……げほっ……はぁはぁ……なに?……これ……」

 ようやくに口を触手から解放されて噎せるルウだがすぐに気づく。
 今まで感じたことのないような奇妙な感覚に自分の身体が支配されていることを。

「ひあっ、だめぇぇっ!!」

 続いて触手はルウの衣服を脱がしにかかる。元々、半裸な姿なので手間はかからなかった。
 露わになる秘部と乳房。ピクッとそそり勃つ乳首と肉蜜を垂らしてヒクついている割れ目。
 それら存分に晒し、ルウは悶えていた。

「ふぁっ……あふっ……なにぃ……ルウの身体……すごく変……」

 じゅる。うじゅる。褐色の肌を蛇のように這いずる触手にまとわりつかれながら、
 言いようのない熱い疼きをルウは覚えていた。なんだろう。この感覚は。
 なんだが頭がぽーっとしてすごく不思議な気分。

428パッフェルさんのお店の厳選素材:2010/01/24(日) 00:36:29 ID:iGUJ6+bf
「んひっ!あひゃぅぅぅうう!!」

 そんなまどろみも束の間。更なる刺激を触手はルウに与える。
 先端を口のようにパカっと開かせて、中からでてきた舌ベロのような物体が
 ルウの陰核、乳頭部をちゅるりと舐める。敏感な性感帯。責められて喘ぐルウ。
 じゅるり。ぴちゃぴちゃと音をたてる舌先にルウの意識は弾け飛ぶ。

「ひゃひぃぃいいい!んひぃぃいいい!らめへぇえええ!そこ、らめなのぉぉおおおっ!」

 粘液の媚薬効果でルウの身体は通常時より何十倍も感じやすくなっていた。
 そんなところを触手にねちっこく責められてルウはひたすらによがる。
 ピクピクと勃起する乳首。肉裂からはぷしゅぷしゅと愛液を噴出しる。
 与えられるオルガズム。もうひたすらにイきまくり。
 そんな絶頂の最中で触手はにゅるりと潜り込む。

「んひぃいぃいいいい!あそこほぉぉおおおお!!!」

 じゅる。にゅるる。パックリと口を開くルウの肉貝。待ったましたとばかりに触手は
 その中へと入り込む。粘液まみれでにゅにゅるの触手。ルウの膣内でモゾモゾとする。
 その刺激がルウの背中をはしりぬける。ぐちゅ。ぐちゅ。ぐちゅ。擦れあう粘膜。
 膣内にもなされる触手の責めにルウは喘ぎよがる。

「らめぇぇえええ!おっぱいらめぇええええ!扱いちゃ……あひぃぃいいいい!!」

 そして丹念な乳房マッサージを触手は欠かさない。乳腺への刺激は女性ホルモンの
 分泌を促進する。ルウの身体は今、触手によって作り変えられていた。極上の濃く
 まろミルクを射乳する淫らな乳牛の身体へと。

「ふふふ。そろそろですね。触手さん。存分にイっちゃってください♪」

 パッフェルがそう言うと、触手はビクンと脈動した。そして吐き出す。
 熱くドロドロなミルクの素をルウの子宮いっぱいに。

「んひぃぃいいいい!!熱ぁぁああああああっ!!」

 熱くドロドロな触手エキス。それを子宮に流し込まれて悶えるルウ。
 射精は長く続いた。触手につまったエキスを吐き出しきるまで。
 一本の触手が吐き出し終えるとまた一本。次の触手が入り込む。
 グチャグチャと胎内をかき回してまた射精。その間、ルウはずっと
 連続して行われる射精によがり狂っていた。


429パッフェルさんのお店の厳選素材:2010/01/24(日) 00:37:19 ID:iGUJ6+bf
「はひ……はひぃ……あひぃ……」

 十本目の触手が射精を終えて、子宮の中がドロドロでたぷんとなる頃には
 ルウの意識は朦朧としていた。うじゅるうじゅると未だに弄ってくる触手。
 その責めに対しても感覚が麻痺するほどに。

「すごいですね。ルウさん。いきなりで触手さん十本もいけるとは思いませんでしたよ。
 私でも最初にされたときは七本が限界だったのに。やっぱり魔力の高い方は違いますね」

 初めてで十本もの触手を受けきったルウにパッフェルは感嘆を洩らす。
 これは予想以上にいけるかもしれない。バイト代もうんと弾んであげなくては。

「ふふ。これならたっぷり搾りとれそうですね。ルウさん。お乳搾りの時間ですよ♪」

「あひ……お乳……しぼひ?」

 微笑みながら言ってくるパッフェルに呂律のまわらない舌でルウは答える。
 大量の触手エキスを子宮に注入された影響か、ルウの胸はパンパンに張っていた。
 元から比較的に豊かであったルウの乳房。それが更に一回り大きくなっている。
 サイズで言えばパッフェルにも勝るとも劣らないぐらいの巨乳に。
 そんなルウの胸にパッフェルは素手で直に触る。そしてギュッと搾り込む。

「むひぃぃぃぃいいいいいっ!!」

 すると乳牛よろしくブピュっと音をたててルウは母乳ミルクを射乳した。
 注ぎ込まれた触手エキス。それがルウの体内でミルクに変換される。
 触手による責めはルウの身体を濃くまろミルクを生成する牝牛に変えたのだ。

「ふふ。思ったとおりたくさん出ましたねえ。これならたくさん搾り出せそうですよ」

 初搾りでのルウの射乳量にパッフェルは満足する。思った通りの逸材だ。
 普段から特製濃くまろミルクを使ったこの店のケーキを食しているルウである。
 まさに乳牛にするにはうってつけの人材である。

430パッフェルさんのお店の厳選素材:2010/01/24(日) 00:37:49 ID:iGUJ6+bf
「それじゃあまずは老廃物のたまったお乳を先に搾り出しちゃいますね♪」
 
 そう言ってルウの乳をパッフェルは直に搾る。ぶぴゅっ。ぶぴゅっ。ぶぴゅっ。
 ぼたぼたと床に垂れ落ちるルウの母乳ミルク。

「むひぃぃぃいいい!んひぃぃいいいい!ふひぃぃいいいい!!」

 搾乳を受けてルウはひたすら喘ぐ。ぶぴゅっと飛び出す母乳ミルク。
 お乳搾り気持ちよすぎておかしくなる。

「うふふふ。とりあえずはだいたい搾りだせましたね」

「あへぇぇ……らめぇぇ……お乳……搾っちゃ……らめへぇ……」

 素手による搾乳を終えて、老廃物のたまったミルクをあらかた搾り出せた頃合で
 パッフェルは一息をいれる。ぐったりとするルウ。

「それでは残りも一気に搾っちゃいましょう。触手さん。また出番ですよ」

「嫌はぁぁああああああ!触手もほぉいひやはぁぁああああ!!」

 けれどこのアルバイトには休息時間などなく哀れルウはまたしても触手の餌食となる。
 パカッと口を開けた触手の先端。それがカプッとルウの乳房にかぶりつく。

「ひぁぁぁああああっ!おっぱい射乳(で)るぅぅううう!!射乳(で)ちゃふぅぅううう!!」

 ゴウン。ゴウン。それはさながら生きた搾乳マシンであった。
 まとわりつく触手が乳房を搾り、噛みついた口が乳頭を刺激し搾乳する。
 激しい搾乳にどぴゅどぴゅと射乳をし続けるルウ。アヘ顔でミルクを飛ばす
 その姿はまさに牝牛であった。
431パッフェルさんのお店の厳選素材:2010/01/24(日) 00:38:53 ID:iGUJ6+bf
「ひはぁぁああああ!ごりごりぃぃいいい!また奥ぅぅうううう!!」

 そして搾乳作業をこなしながらも次のミルクを作る準備を触手は怠らない。
 グにゅっと膣内に入り込む触手がまたルウの膣奥を抉る。こうした乳牛への
 性的な刺激がミルクの味をいっそうに良くする。アナルにも一本入り込む。
 腸の中をヌメヌメの触手がズリズリ。二本責めの快楽に悶えるルウ。
 その最中でも搾乳は続く。どぴゅっ。ぶぴゅっ。ルウの生み出すミルクは
 用意されていた搾乳瓶を何本も満たしていく。

「あはっ。ルウさん。すごいです。私まで疼いてきちゃいました」

 ひたすらに搾乳と触手責めを受け続けるルウを見てパッフェルの身体も熱くなる。
 疼きだす雌の本能。暗殺者時代に嫌というほどしこまれた。一度目覚めてしまうと
 後はもうとまらない。耐え切れずパッフェルは服を脱ぐ。そしてルウを取り巻く
 触手たちに頼み込む。

「はーい。触手さーん。ルウさんだけでなく私もたっぷり満足させてくださいね♪」

 うじゅる。うじゅる。パッフェルの呼びかけに触手たちは嬉しそうに手をあげる。
 この触手生物は過去の実験以来、パッフェルの胎内を長く寝床にしていた。
 豊満かつ淫らなかつての茨の君の身体は触手たちの大好物なのだ。

「ふぁぁぁぁあああっ!スゴイですっ!お腹の中、ぐちゅぐちゅいってます。あぁぁああああっ!」

 そうして自分から触手の餌食となるパッフェル。キャリアおよそ20年の乳牛歴を持つ
 彼女の射乳も見事なものだった。上質のミルクを胸から噴出し喘ぐパッフェル。
 その姿はまさに淫らな雌そのもの。

「んひぃいいいい!むひぃいいいい!!ふむふぃぃいいいいい!!」

「あはぁぁああああ!んふっ、はぁぁああああ!あひぁぁあああああ!!」

 そうして褐色肌と黄色の肌。二匹の乳牛は搾乳を受け続ける。
 一日が終わる頃にはもう、20リットルのミルク缶がいくつも満タンに
 なるほどのミルクをルウとパッフェルは射乳(だ)したのである。



432パッフェルさんのお店の厳選素材:2010/01/24(日) 00:39:24 ID:iGUJ6+bf
「ん――――っ!美味しい♪」

 パッフェルのお店。労働の対価として得たサービス券でルウはケーキを堪能する。
 予想以上のルウの働きぶりに食べ放題のチケットをパッフェルはプレゼントしたのである。

「なんだか前よりも美味しくなった気がする。ルウ、もう最高に幸せー♪」

「あはは。それは素材がいいからですよ。なにせ厳選された極上の素材ですから♪」

 ひょいぱくひょいぱくと店のケーキを頬張るルウにパッフェルも嬉しそうに微笑む。
 ルウのおっぱいから搾りだした特製濃くまろミルクは従来のそれと一味違ったコクを
 店のケーキに与えていた。おかげで商売大繁盛である。

「本当に助かりましたよ。ルウさん。好調なお店の売上げを支えるのに私1人じゃ限界でしたから」

 いかにパッフェルが歴戦の乳牛といえど搾乳量には限界がある。
 それに最近は歳のせいか(実年齢はピ――歳)ミルクの出も上手くいかない。
 後継者たる乳牛の確保は店の死活問題でもあった。

「これからもよろしくお願いしますね。お店のケーキいくらでも召し上がっても結構ですから♪」

「うん。やるやる。最初はなんか気色悪かったけど途中からすごく気持ちよかったし♪」

 報酬のケーキと味をしめた触手の快楽につられ、二つ返事で引き受けるルウ。
 そんなルウにパッフェルも心よくなる。いつか自分の店を出す夢は叶ったけれど。

「こうなると2号店とかも出したくなっちゃうんですよね。またお金貯めないと」

「そのときはルウが店長するからよろしくね」

 一つの夢が叶えばまた次の夢が顔を覗かせる。いくらでも変わることのできる自分。
 そんな自分を支えてくれる仲間達。この上ない幸福をパッフェルは感じていた。 

「それじゃあ張り切って今日も配達いってきますね♪」

 そうして笑顔でパッフェルは店を駆け出した。留守番を任されたルウはケーキをつつく。
 こうして彼女達のなにげない一日は今日も始まるのである。


 〜fin〜

 
433 ◆inEm7wtNVQ :2010/01/24(日) 00:42:22 ID:iGUJ6+bf
ルウメインで最初はモーリンと組ませてなにか書こうと思ってたんですけど
なかなか上手くいきませんでした。どっちかというとパッフェルさんの方が
ケーキつながりで接点あるんでこんな感じのお話になりました。
普段書かないキャラも書いてみると楽しいですね。
そんなこんなで今回はこの辺でサラバ。またいつかお会いしましょう。
434名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 09:44:48 ID:Wg+bv99X
誰かパナシェ絡みのSS書いてくれないかすら…
435名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 10:27:56 ID:/ATywwYt
雇い主ってアレかよっ。
GJです。
436名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 19:21:39 ID:s5jbsXVU
グランテーゼの子供たち三人に発情したなんていえない
437名無しさん@ピンキー:2010/01/24(日) 19:28:27 ID:RnHnZoy1
>>433
GJ!
438名無しさん@ピンキー:2010/01/26(火) 21:33:07 ID:iBuJ36DE
もはやロリショタゲーになってるからなぁ
主人公から相棒からキーキャラクターまで全部ロリショタ
大人はそれに付き従って褒め称える要員

大人メインで重厚なシナリオを、とまでは言わないが
もうすこしこう
439名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 09:13:49 ID:En+h5Y4i
主人公としては一応レックス達が最年長かな?

クラフトソードも20代の主人公とかやってみたいなぁ。
武器鍛造の制限は、腕の未熟さじゃなくて、来たばかりで土地勘のない場所故質の良い素材が見つからないとかで。
440名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 20:23:59 ID:E8kTYoiU
鬼畜氏〜
もっとハード凌辱書いてくれよ〜
ミントさんやパッフェルさんみたいなお姉さん系の見たいぜ〜
441名無しさん@ピンキー:2010/01/27(水) 21:07:12 ID:0QABqQtu
ハサハを見たいと思った俺はおわってる

だがそれでもかまわない
442魔神少女十字軍:2010/01/27(水) 21:16:27 ID:g8/rQJoj
リシェルEDにて、お縄に掛かったギムレ、バレンが
その後どうなったか聞ける、しかし……………
443名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 09:54:54 ID:ZgRLDpAq
それ初耳なんだが。
っていうかリシェルENDもう100回以上は見てるのに
それらしい台詞に覚えがない。
444名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 12:07:26 ID:z4jFt7cI
アリーゼのハードな凌辱が読みたい…
全然ないよね?
445名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 12:23:28 ID:HqrrWQ/d
アリーゼにハードに陵辱されるイスラか……
言葉攻め最高です
446名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 19:13:47 ID:4He+X453
ベルフラウにハードに陵辱されるレックスか……
悪くないね
447名無しさん@ピンキー:2010/01/28(木) 20:27:08 ID:A9SNDEJv
マルルゥにハードに(ry
448名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 16:29:18 ID:BcV36XPN
保管庫更新まだ?
年内にやるやる詐欺以降、音信不通だけど

もう更新しないで放置するぐらいなら第三者も弄れるようにした方が良いんでない?
449名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 19:51:34 ID:ybTpuP+m
言いだしっぺがやればいいんじゃね
未保管作品からwikiでも借りてつっこんでけば
450名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 20:13:25 ID:ELolYRdj
罵倒するくせにあくまで管理人頼みか…
451名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 20:43:52 ID:3m5u5jzv
よしじゃあwikiつくろう
452名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 21:14:13 ID:gZsFtDF8
wikiってアダルト禁止じゃなかったか
鯖借りて投稿型掲示板設置がいいと思う
↓みたいなやつ
http://www.s-ht.com/~eparo/
453名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 21:43:48 ID:BcV36XPN
>>450
別に罵倒してないけど?
454名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 22:58:30 ID:8jWqfEUy
自覚してないとしたら重傷だぞ……>>448の文は明らかに攻撃的
罵倒という表現が的確でないにしても、言われた人間が顔を出しにくくなるとは考えないのかね
455名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 23:00:03 ID:ZHJWfLKY
それが攻撃的に見える方が色んな意味で重傷だと思うの
456名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 23:05:10 ID:RusQVkHv
最後の更新が9ヶ月以上も前だからな。
最後に連絡があったのが3ヶ月前でそのときに年内には
更新するとかいって年が明けて一月経つというのに音沙汰無し。
リンクミスはすぐにでも直すといって一向に直っていない。
これじゃあ文句言われても仕方ないと思う。
なにが遺憾かといえばまったく音信不通なことなんだよ。
せめて定期的に連絡くれればなあ。
457名無しさん@ピンキー:2010/01/29(金) 23:14:30 ID:PGlrOJeT
自発的にやってもらってる以上は感謝してしかるべきだが
長期にわたって更新なしなら致し方ない面はあるだろうよ
文面が攻撃的とかどうでもいいけど、本質的にさ

今のこのスレに保管の必要があるかどうかはともかく
458名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 00:17:29 ID:Gzr3EXKn
試しに暫定保管庫作ってみた。
http://hagedora.web.fc2.com/menu2.html
459名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 01:22:12 ID:03avYXGU
暫定もできたことだしやるやる詐欺の旧保管庫はもういらないな
今更戻ってこなくてもいいよ
どうせ来ても更新遅いし
データも全部落としてあるからそのまま引き継げるしな
ご苦労さんw
460名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 02:38:37 ID:7eiAeAy2
>>454
あなたのが重症でしょ
461名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 08:03:11 ID:33WmAtx5
まあ、その話はいい加減にしといてエロい話でもしようぜ。
462名無しさん@ピンキー:2010/01/30(土) 13:00:40 ID:tjfSJDBe
>>452
ライブドアはゴミ箱カテゴリにウィキ作ればアダルトコンテンツでもけされない
463名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 16:10:55 ID:uClMpe2O
>>461
そうだな。

ではスウォンの童貞はミモザが美味しく頂きました
464名無しさん@ピンキー:2010/01/31(日) 19:30:35 ID:DDdo6V1P
ウィルかルシアンかライさんかルシアンかアルバかナップかリュームかスバルかパナシェかディノかフォルトの尻穴の処女貰いたい
465名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 01:18:56 ID:h0euUo+v
何故ルシアンを2回言った…?(´・ω・`)
466名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 01:21:15 ID:NXENOxYi
>>459
なんでそんなにケンカ売ってるの?
管理人って手間ばっかりで無償の奉仕活動じゃない
貴重な時間を割いて好意でやってくれてることなのに
管理人さんが今まで頑張ってくれたから、データを落として引き継げるんでしょう
それに確実に年内に更新するとは言い切ってなかったよ

人のデータそのまま頂戴するんじゃなくて
一から全部自分で作って一年以上しっかり管理してから偉そうなこと言うといいよ
467名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 04:20:11 ID:1rI3t0vA
まとめ管理人乙とでも言いたくなるようなレス続けてる奴がいるけどさぁ
1ヶ月くらいならまだしも、まとめサイトとして機能してないとしか言いようがない状態が年単位でずっと続いてるわけで
定期的に更新するにしても止めるにしてもまとめの人自身がハッキリすればいいと思うんだよね
少なくとも現状はまとめの人がスレ住民の生暖かい目に甘えてズルズルと続けてる現状なわけで
そろそろ叩かれるのはしゃーないとしか言えない
468名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 08:07:13 ID:PLEzD5PZ
おまえら>>461が読めないの?
469名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 12:32:48 ID:zknLYj6l
また両極端な話になってんのなw
暫定も出来たんだしそうカリカリすんなよ
470ある意味日常茶飯事:2010/02/01(月) 17:06:12 ID:F1sxBWvX
空気を読まずに、いきなりハヤト×クラレットのネタを垂れ流しにする。
……分の悪い賭けは、嫌いじゃない!多少の無茶は承知の上!

「……目が怖いんですけど、クラレット……さん?」
「あらあら、それは気のせいですよ、きっと」
 ベッドの枕元にあるランタンの灯が、明々と暗い室内を照らし出す。
 その照り返しに映し出される彼女の裸体は、艶かしくも、とても美しかった。
 ぎし、とベッドが軋み、彼女はまるでハヤトが逃げ出さないように、覆いかぶさっていた。
「この頃思うのです。私たちの活躍が少なすぎるのではないか、と」
「は、はは……何を仰るウサギさん。むしろ、今までヤりすぎだっただと思うんです」
 柔らかい太腿が自分の太腿と擦れる。
 彼女の肌は、まるで上質の布かのように滑らかで、擦れるだけで心地良かった。
 ふるりと目の前で揺れるふたつの果実は、暗闇の中で映し出されるからだろうか、より卑猥に見えた。
 だが、それでも、ハヤトの理性は崩れない。
「作品も増えてきつつあるから、初代の俺たちは、そろそろ忘れられてきても仕方がないじゃないか?」
「いいえ、DS版だって発売されたのですから、ネタには困らないはずです」
「ぐっ……そ、それも発売されてから、結構経つけどっ」
「……知りません」

 都合の悪いハヤトの反論に、ぷいっと視線をそむける。
 ――あ、かわいい。
 そう思ってしまうのは、ハヤトの贔屓目だろうか。

「と、ともかく! その……、貴方とこうして、肌を重ねる機会が少なくなってきている…
 そ、それについての危機感はないのですか!?」
「え、いや、そ、そうはっきり言われましても!」
「機会さえあれば、裸エプロンやミニスカサンタ、あるいはすくーる水着だって辞さない覚悟です!」
 それはそれで楽しみにしておこう。
「って、そういうことじゃなくて!」
 律儀に、自身の本心に突っ込みを入れながら、ちらりと見上げてみる。
 ここで、ハヤトの理性は若干崩れてしまう。クラレットが涙目で此方を見下ろしていたからだ。
 言い回しはさておいて、本気で彼女がハヤトを欲している。鈍感なハヤトでも、それは見て取れた。
「……いいんです。どーせ、ハヤトはぱくぱく、他の女の子にも食べられちゃうんです」
「そんなことはないと思うけど……」
「自覚のない人に限ってそんなことを言うんです。きっと某宿屋のご主人さんだってそんなこと言っちゃうんです」
 クラレットは、不満げにそんなことを呟きながら、ハヤトの腹部に指を這わせる。
 すすす、とその繊細な指先は品定めするかのように、あるいはハヤトの情欲を呼び覚ますかのように、
 彼の腹部の上でダンスを踊る。
 ささやかな指先の感触に、ぞく、とした感覚が腹部から感じ取ってしまう。
 その反応を逃すわけもなく、クラレットはさらに指先を下腹部、そして半ば勃起しているその滾りを捉えた。
「ハヤトのおちんちん……凄く、熱い……」
「は、恥ずかしいな…」
 どこかうっとりと恍惚とした表情を浮かべながら、
 クラレットはまるでハヤトの肉棒を楽器として奏でるように、上下に扱き始めた。
 ハヤトも自慰することはあるが、やはりクラレットにソレをしてもらうのとではまったく与えられる刺激が違った。
「あっ、くっ……クラレット…っ」
「可愛いです、ハヤト…。もっと、エッチに…おちんちんを硬く勃起させていいんですよ?」
 そう、優しく問いかけるクラレット。
 彼に情欲を意識させるためだろうか、クラレットはハヤトに圧し掛かり、年頃にしては豊かに実る乳房を、
 ハヤトの胸板に乗せる。もちろん、彼女の乳房はぐにゃりと形を卑猥に潰して、乳首をハヤトのそれに擦らせる。
「ほら…私も、こんなにエッチになってるんですよ?
 ……ハヤトにいじめられたいって、私の乳首も硬くなっているんです」
「うっ……なんだか、今日のクラレット、えっち……過ぎる…」
「ハヤトが相手にしてくれないからです」
 そう、此処まで露骨なアピールは今までにしたことが……あるかもしれないが、それでも快楽に溺れることを
 拒み続けるハヤトの理性を瓦解させかけるほどに、彼女の行為は淫蕩にハヤトを誘惑する。
 
 くにゅり。くにゅり、くにゅり、くにゅり…。
 クラレットの乳房は、ハヤトの胸板で卑猥に踊りながら、誘惑する。捏ね回される乳房、そして、それに伴い、
 こりこりと刺激してくる彼女の乳首。それだけでも、今にもクラレットを抱きしめたい感覚に襲われるが、
 さらに、股間の滾りを緩急つけて扱いていくその手の感触に、いつしか、ハヤトの呼吸は上がりはじめる。
「ふふ、喜んでくれているみたいで、嬉しいです…」
「や、そりゃもちろん、満更でもないんだけど……うぁっ!」
「こういうのも、ハヤト、好きでしょう? ……はむ♪」
 身体をずらすと、もはや硬く勃起して天井を向いているそれを、先ほどまでハヤトの胸板を愛撫していた乳房で挟みこむ。
 こうしてみると、改めてクラレットは着やせするタイプなんだなぁ、とそんなことをぼんやり考えながら、
 既に抵抗することを諦め、流され始めたハヤトは、ねだるように軽く腰を浮かせる。
 すると、双乳から突き出るように肉棒がびくっと跳ねては、クラレットの下顎まで届いていた。
 クラレットはそれを逃さず、喰らうかのように唇で咥える。
「んちゅっ、くちゅ………んん、ずずっ……はぁっ…♪ あむ、ちゅうっ…」
 時には肉棒を歯ブラシのように歯茎や歯で刺激してやり、時にはアイスキャンディーでも舐めるように、舌の腹でなぞる。
 ハヤトの雄臭い匂いと、味が口腔に広がるが、それすら欲してしまいたくなるほど、クラレットは彼を求めていた。
「ほら……見てください? ハヤトのおちんちんが、私のおっぱいに挟まれちゃってます…」
「はっ、ぁ……クラレット、本当にヤバいって……」
 口腔と乳房のダブルアタック。ハヤトは当然というべきか、与えられる刺激と興奮が強すぎて、喘ぐのもやっとと言った様子だった。

「…ふふ、あまり、ハヤトをいじめても良くありませんよね」
「うぅ……なんだか、やられっぱなしだなぁ…」
「いえ、此処からはハヤトにしてもらわないと、いけませんから……」
 今更恥ずかしそうに身を捩ると、ハヤトの身体から退いて、くるりと反転。すらっと伸びた背中を向けたかと思うと、
 両手をベッドについて、四つん這いで臀部を彼の顔へと向ける。
 当然のことながら、ハヤトからは妖艶ささえ漂う肉感のあるクラレットの尻たぶがふるりと震えているのを目にしてしまう。
「うわ……」
 思わず言葉を失ってしまった。彼女の乳房ももちろん魅力的だったが、迫り出される尻肉はより背徳感を感じさせる。
 ハヤトの視線を感じたのか、クラレットは恥ずかしそうに小さく腰を振ると、ぼそりと呟く。
「あの……あまり、待たされるのも、それはそれで恥ずかしいんですが」
 新手の羞恥責めですか、とクラレットの尻に見蕩れていたハヤトへ半ばぼやくように言葉を続ける。
 はっと我に返ると、ハヤトはもう自分の情欲を鎮めることは出来なかった。
 気がつくと、彼女に覆いかぶさっていた。
「……ひゃんっ! あ、は、はやと…?」
「いやぁ、俺もそろそろ我慢できなくなってきたところでさ」
 当然である。恋愛ごとに疎いこの男も、意中の少女に此処まで迫られて、理性が保つはずがない。
 すっかり、がちがちに硬く勃起した肉太刀を、クラレットの尻肉の狭間に擦り付ける。
 まるで双乳に挟まれたかのような感覚に、ハヤトはぞくりとした感覚を覚える。
 その証拠に、びくんと肉太刀を跳ねさせて、その狭間に叩き付けた。
「な、なんだか…すごくえっちです、ハヤト…」
「う…そ、そう言われると、恥ずかしいんだけどな…」
 ポリポリと頬を掻きながらも、尻肉に擦り付ける行為は止めず、
 むしろその雄の臭いを擦り付けマーキングでもするように、より強くはっきりと、肉棒を押し付けた。

472クラレットさんは隠れM属性(希望):2010/02/01(月) 17:10:26 ID:F1sxBWvX
「ふぁぁぁ…っ、ハヤトの、おちんちんが、擦れて……っ!」
 ハヤトらしからぬ卑猥な行動に、思わずクラレットはだらしなく口を半開きにさせて、喘いでしまう。
 口の端から涎が垂れるのも気にせず、いつの間にか自ら尻肉を彼の肉棒に擦り付ける。
 さながら獣のようだ、とハヤトは心の中で思ったが、何とか言葉にせずにすんだ。すれば、彼女は恥ずかしさで死んでしまうかもしれない。
「…は、ひゃと…、あまり、焦らさないで」
 先ほどまで責めていた勢いはどこへやら。突き出される腰は、秘所も丸見えで、そこからポタポタと愛液が零れているのが見える。
「んっ、でも、もう少しこうしていたいな……なんて、ダメ?」
「ダメっ…です……! このままだと、おかしくなっちゃう…っ」
 本当に我慢ができないのか、ぐいぐいと肉感的な尻を押し付けながらねだる。
 むに、むに、むに、と柔らかい彼女の尻肉が、肉棒を押して刺激するが、それでもハヤトはまだ動かなかった。
「は、ハヤトだって、我慢できないんじゃ、なかったんですか…ぁふ!」
「でも、俺だってあれだけ焦らされたわけだし、お互い様だろ?」
 涙目で訴えるクラレットに、ハヤトは本当にらしからぬ嗜虐心に火を灯す。
 羞恥を感じながらも、興奮や快感を覚える彼女の痴態に、自然とその火は炎へと燃え盛っていく。
「そ、そんなぁ……んっ、や、ハヤトぉ…お、お願いですから…」
「お願い?」
 そんな白々しい、とそう言いたげな潤んだ瞳で睨み付けてくるクラレット。しかし、彼女の限界はもう超えているのか、
 そんな態度も軟化し、すぐに艶かしい吐息を漏らしながら尻を、より強く肉槍に押し付ける。

「わ……私の、恥ずかしいお…ま……こに、ハヤトの、お、お……おち…んちんを…い、挿入れてくだ、さいぃっ!」

 一部、聞こえなかった部分もあったが、これ以上彼女を追い詰めるのは可哀想だ。
 それに後でどんな仕返しが待っているかも、分からない。叫ぶように強請ってきたクラレットの頭を撫でると、
 ハヤトはしとどに濡れそぼっている秘裂へと、滾る肉棒を宛がい、ゆっくりと挿入していく。
「ふぁ、ふぁやとぉ…っ!」
 彼の名を呼ぶが、形にならなかった。まるで熱棒で貫かれるかのように膣口を熱く滾るそれで擦り上げられ、
 それだけでも、ぞくぞくとした快感を得ているというのに、更に滾りは奥へと突き進む。
 もちろん、肉壁がそれを邪魔するかのようにきゅうきゅうと締め付けてくるが、それはかえって、ハヤトの快感を刺激し、
 より快楽を得ようと、肉棒の侵入はより深くなっていく。
「がぐっ……、これ……凄すぎっ…!」
「ふぁ、は、恥ずかしい…、で、でもっ、これ……んっ、ぁあああっ!」
 彼女の嬌声をBGMに、ハヤトの神経は鋭くなっていく。彼女の感覚と共鳴していくかのように。
473これで何度目のループですかねぇ?:2010/02/01(月) 17:11:12 ID:F1sxBWvX
は……、最後まで、挿入った………」
「あっ、あっ……くふぅ…っ」
 悩ましげなクラレットの媚声。彼女の全てが、ハヤトの興奮と快感を刺激する。
 ずっとこのままでいたいくらいに―――、だが、それは許されない。なら、せめて更なる高みを目指して。
 ハヤトは理性のすべてをかなぐり捨てて、本能のままにクラレットの肉壷を突き動かし、揺さぶった。
「はひっ!? は、はやと…、ちょ、いきなり…!」
「本当に我慢できなくなって……悪い。もう、俺も止められないかも…あはは」
「あはは……じゃないです……あああっ!」
 暢気に笑ってくれるが、強烈な衝動に被害を被るのはクラレットだった。
 ずんと響く衝撃と肉を擦る感覚に、目を瞬かせては見開く。荒々しい時化た海のように翻弄されるばかりだ。
「くひっ……ひゃ…ら、らめぇ…! は、ひゃとっ!」
 もはや、言葉にすらならなかった。呂律が上手く回らないほど、クラレットの肉体はハヤトのそれによって快楽の波に
 包み込まれてしまい、彼女もまた理性というものを白く霧散させられていた。
 次から次へと襲い掛かる刺激と快楽。心も身体もハヤトによって、泥酔させられる。肉体を支配されているかのように。
 そのような感覚が、クラレットの被虐心を刺激し、いつしか彼女自身も求めるように腰を動かして、彼の肉槍を飲み込んだ。
「ふっ、ぁぁっ…! や、も……私、何も、考えられなくなりゅっ…!」
「おれ、も……!! クラレット…クラレット! クラレット!!」
「あぁっ! あ、あ、あ…ああああああああああああっ!!」
 そして、ようやく。溜めに溜められていた欲望が、濁流のように放たれ、クラレットの膣内を支配していく――――








「あ……あの…そろそろ、寝ないか?」
「ふふ…まだまだです。あと三回は頑張ってもらいませんと」
 あれからどれだけの時間が経っただろうか。
 カーテンから覗く窓の外は、登り始めた朝日の陽光で満たされはじめている。
「いっ!? や…ほら、そろそろ休まないと、リプレたちも起きてくるだろうし…」
「それもそれで、スリルがあっていいじゃありませんか?」
 妙に、妖艶に微笑みながらその細い指先を滑らせて、ハヤトの萎えたそれに絡ませる。
 すると、反射的にぴくっと震える。………再び、元気を取り戻すのもそう時間はかからないだろう。


 そして、冒頭に戻る。
474名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 17:13:00 ID:F1sxBWvX
以上終わり。
名前欄で遊んだのは反省している。だが後悔はしてない!
SSというよりネタなんで、ちょい雰囲気に違和感を感じても、気にしないで。

次はディランとおねえさん、もしくはデレデレお嬢様を書きたいナー
475名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 17:14:30 ID:3QNVAwti
>分の悪い賭けは、嫌いじゃない!
ハヤト(2の番外編)と中の人が一緒ですな。
476名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 17:17:40 ID:F1sxBWvX
>>475
そして後者もクラレット(の中の人)の台詞。いや、元は兄貴(の中の人)のだけど。
今度こそ終わり。遊びすぎてゴメンネ!
477名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 17:32:21 ID:3QNVAwti
兄貴と聞いて一瞬、キールを思い浮かべてしまった。
ヤツだったら「俺はメリアージュと添い遂げる!」だろうが。
478名無しさん@ピンキー:2010/02/01(月) 21:36:00 ID:MBTbBEgQ
>>474
久々にハヤトとクラレットをみれたよGJ!
479名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 00:08:41 ID:h44p2c6O
>>474
クラレットさんがすさまじくエロくて素敵です。

>>440
リクエストにお応えして1つ書いてみました。
パッフェルさんは前回出したので今回はミント姉ちゃん陵辱です。
日付も変わったので投下します。
480深緑の守護者の末路:2010/02/02(火) 00:10:16 ID:h44p2c6O
「ん……くっ……」

 トレイユから離れた国境付近の山岳地帯。深い森の中でミントは
自分がミスを犯したことに気づかされていた。派閥からの命じられ
たこの付近一帯の調査。野生化したはぐれ召喚獣や傀儡戦争の残党
の悪魔がこの森に潜んでいる。
 ミントとてそれなりの準備をもってこの任務に臨んだつもりだっ
た。だがこの森に住まうはぐれ達の力量は派閥の情報から予想され
るそれを遙かに上回っていた。

(どうも私の見積もりが甘かったみたいかな)

 派閥から提供される情報とて完全ではない。それを理解しつつも
想定にどこか甘さがあった。そのことをミントはひとりごちる。
 これほどのレベルの相手は本来ならチームを組んで対処するべき
なのだ。いかにミントが熟達の術者と言えども身を守る護衛抜きで
は厳しい。
 それ程の危険を派閥も、そしてミント自身も想定していなかった
ためミントは単独であった。そこをはぐれ達の襲撃を受けて痛手を
受けている。

(オヤカタ……)

 先の襲撃で傷つき倒れた自分の護衛獣をミントは思う。あれ以上
のダメージを受けたらオヤカタは危険であった。やむを得ず送還し
て避難させたがもう呼び出すことはできない。下手をすればオヤカ
タを死なせてしまう。

(ごめんね。帰ったらちゃんと手当てするからね。だから……)

 自分のために傷ついたオヤカタにミントはどうか無事にと心から
願う。そうしながら自身も傷ついた身体を押してミントは足を勧め
る。ともかくは一刻も早くこの森を抜け出さないといけない。これ
以上の襲撃に耐え切る余力はミントには残されていなかった。
481深緑の守護者の末路:2010/02/02(火) 00:10:51 ID:h44p2c6O

(もう少しで森を抜けられる……)

 はぐれ達に気取られないように声には出さずミントは呟く。想定
以上であったこの森の危険度。早く報告しなくてはいけない。
 そうしなければ何も知らずにこの森に足を踏み入れる誰かが今の
ミントと同じ危険に遭うのだから。使命感にかられてミントは足を
速める。すると、そこで違和感に気づく。

(……っ!……甘い……臭い?)

 まるで熟した果実のような芳香。それが森の出口付近から漂って
きた。いけない。ミントの直感がざわめく。この臭いはおそらく。

「っ!?」

 ボフッ!すると音をたてて何かが破裂した。散布される催眠効果
付きのキノコの胞子。野生化したはぐれはなにも獣だけとは限らな
い。このような獲物を狙う危険な植物も存在するのだ。

「んむっ……んぅ……」

 胞子を吸わないようにミントは布で口を押さえる。そのまま胞子
をやり過ごして森を抜けようとする。しかしそれが罠であった。召
喚師が口を塞ぐということ。それはつまり最大の武器である召喚術
を使うことができないということでもある。

「あうっ!きゃぁっ!」

 ハンターはその瞬間を狙っていた。隠れ潜んでいたはぐれ悪魔が
ミントを不意打ちする。咄嗟に飛びのくミント。けれどかわしきれ
ずに一撃を受ける。ドスッ。その衝撃で後ろに飛ばされるミント。

(んぅっ……いけない……)

 吹っ飛ばされた時の衝撃でミントは口元に当てていた布を手放し
ていた。辺りを漂う胞子をミントはまともに吸い込む。そしてその
ままミントはその意識を昏倒させるのであった。



482深緑の守護者の末路:2010/02/02(火) 00:11:35 ID:h44p2c6O
「んぅ……っ!?」

 胞子の効果が切れて目を覚ますと、自身を取り囲む状況にミント
は愕然とした。ここは森の奥深く。あの場所から気絶している間に
ここまでミントは連れこまれていた。そして拘束されている。太い
蔦のようなものでミントは巨木に身体ごと縛り付けられている。

「グロロロロロ……贄ダ……」

「我ラニトッテ……久シブリノ……」

 そして捕らえられたミントを取り囲むのは数体のはぐれ悪魔達で
あった。傀儡戦争の残党狩りを逃れてこの森に隠れ住む彼らはここ
を根城に自分達が生き残るための糧を得ていた。先程のように野生
のはぐれ召喚獣を利用した狩りをして。

「女……ソレモ召喚術師ノヨウダ……」

「コノ女ノ仲間ニ我ラノコト……知ラレルワケニハイカナイ……」

 傀儡戦争において自分達を敗走させた蒼の派閥の召喚師。ミント
を捕らえたことは彼らにとって二重の意味で僥倖であった。飢えを
満たす贄として。そして自分達の所在を隠す口封じにと。

「くっ……」

 この悪魔達が自分を生かして帰すはずがない。その現実にミント
は歯噛みする。任務を全うできなかったこと。家に帰ってオヤカタ
をちゃんと手当てすることができないことをミントは悔やむ。そし
て何より。

(ライくん……リシェルちゃん……ルシアンくん……グラッドさん
……ポムニットさん……セクターさん……それに町のみんな……)

 親しきトレイユの町の人々。彼らに二度と会うことのできぬ哀し
みがミントを襲う。ミントとて諦めたくはなかった。けれど現状は
厳しいと言わざるを得ない。それでもどうか希望を捨てずにあろう
とするミント。そんな彼女に悪魔達は近づく。
483深緑の守護者の末路:2010/02/02(火) 00:12:20 ID:h44p2c6O
「きゃうっ!」

 ビリィっ!衣服を引き裂く音が響く。裂かれた胸元の布地から豊
満なミントの乳房がこぼれ出す。嬲り者にする気だ。ミントは悟っ
た。この悪魔達は自分を辱めて絶望を味わい尽くした後に殺すつも
りなのだろうと。

(だったら少しは……望みがあるかな……)

 悪魔達が有無を言わさずに殺しにかかってきたならばミントには
どうすることもできなかった。だが、しばらくはミントを生かした
まま辱めようとするならばまだ望みはある。
 迫り来る陵辱を前にしながらミントは気を強く持つ。今は耐える
しかない。けれど必ず生き延びてみせると心に決める。例えどんな
恥辱や苦痛に晒されたとしても。

(大好きなみんなに……また会いたいから……ね……)

 こんな絶望的な状況にあってもミントはそうやって自分を保とう
とする。そんな彼女に悪魔の爪先は伸びる。

「あうっ!」

 ギュム。胸元を裂かれてはだけられたミントの乳房。悪魔の尖っ
た指先はたわわに実るその乳肉に食い込む。わしわしと指先は乳房
を弄る。まずは小手調べ。捕らえた贄を品定めするための。

「良イ胸ダ……コレナラバ期待デキル……」

 グニグニと力任せに胸を揉みしだきながら悪魔はミントに合格を
与える。彼らの贄たる者としての。柔らかなミントの乳房に悪魔の
爪痕がつけられる。それが最初の刻印。

「ぐっ……うぅ……はぁ……っく……」

 搾るように揉みこんでくる悪魔の指先。それに乳房を引き千切ら
れるような痛みを覚えながらミントは懸命に耐える。自分への陵辱
の中で悪魔達が隙を見せること。それに僅かな希望を抱いて。
484深緑の守護者の末路:2010/02/02(火) 00:13:18 ID:h44p2c6O
(それまで……頑張れるよね……私……)

 乳房を嬲られる痛みを堪えながらミントは自分を鼓舞する。弄ら
れてぐにぐにと弾性変形を繰り返す彼女の胸。柔らかな乳肉の感触
を悪魔は指先で楽しむ。そうやってしばらく、丹念に揉み解された
ミントの乳肉を掴みながら悪魔は言う。

「ソロソロ……使ワセテモラオウ……」

 そう言って豊満な胸を鷲づかみしながら悪魔はミントの乳肉で形
をつくる。たぷんと揺れる二つの乳房。悪魔の手にも余る大きさの
それを持ち上げる。そしてスリスリと乳肉同士を擦りあわさせる。
 乳房を玩具にされて言いようのない悪寒をミントは覚える。する
と悪魔は寄せ上げたミントの乳房と乳房の間に隙間をつくる。

「んぁ……あっ……」

 そうして取り出されるのは青黒い色をした悪魔のペニス。ビキッ
と筋をいからせるそれの大きさはかなりのものであった。並の人間
の男では太刀打ちできまい。
 そんなイチモツを悪魔はミントの胸に近づける。乳辱。ミントの
豊満なその胸を女性器の代わりに見立てて。

「ひっ……ぐっ……」

 胸の谷間に作られた隙間。そこにペニスは挿入された。いわゆる
縦方向からのパイズリ。ミントぐらいのサイズの巨乳だからこそ可
能なプレイである。乳肉と乳肉の間を肉根は通る。そしてズルリと
這いずる。胸を犯される実感。いっそう強くミントは味わう。

(犯されてる……私のおっぱい……)

 ズリズリと動く肉棒を包まされる自分の乳房にミントは陵辱を実
感する。ビクビクと脈打ち、熱い悪魔の男根。それが自分の乳房で
擦れて先ばしりの汁を胸になすりつける。汚されている。そのこと
が実によくわかる。母性の象徴たる乳房。それをこんな風に性欲の
捌け口として使われて。
485深緑の守護者の末路:2010/02/02(火) 00:14:03 ID:h44p2c6O
「はぁっ……あふっ……あぁっ……」

 悪魔の指先にむにゅむにゅと揉みこまれながら、ペニスを扱かさ
れる胸にミントは熱を覚える。乳肉を蹂躙する肉棒。すごく熱い。
乳房が火傷してしまいそう。たまらずに喘ぐ。

「んぅ……あくっ……あはぁ……」

 肉茎から伝わる熱はミントの芯にも響く。火照りゆく身体。疼き
を止められない。乳肉を揉みこまれながらペニスに犯されて、その
刺激がミントの雌の本能を次第に誘う。

「やぁぁぁっ……あっ……おっぱい……汚れちゃ……」

 ビュクッ。ペニスを包み込むミントの乳房の中で、煮え滾る情欲
をもって悪魔は存分に射精する。熱を伴った白濁。ミントの胸の中
に吐き出される。ズルリ。隙間から引き抜かれる肉棒。すると白濁
がミントの胸の谷間を滑り落ちた。ミントの豊かな双丘はドロドロ
の精液で汚されている。

「あぁ……」

 そんなスペルマまみれの自分の胸を呆然と見つめながら、何か気
が遠くなるような思いをミントは覚えた。自身に加えられる陵辱。
これはそのほんの入り口に過ぎないという事に。


486深緑の守護者の末路:2010/02/02(火) 00:15:01 ID:h44p2c6O
「むごっ……んぐっ……んぶぅ……」

 陵辱は続いていた。喉奥まで深くペニスを咥えさせられて、悪魔
のペニスにイマラチオさせられるミント。あれからずっと胸と口を
使って徹底的に奉仕させられている。
 柔らかくて張りのあるミントの乳肉はペニスを包みこむのに最適
であった。口の方も気に入られたのか先程から執拗にフェラチオを
求められている。そんな悪魔の要求にミントは従順に応じる。悪魔
達が隙をみせるその瞬間。ただそれだけを待ちわびて。

(耐えないとね……まだ、もう少し……)

 吐き出されるスペルマで既にベトベトになった顔と胸。、ミント
はそれでも気丈に耐える。こうして悪魔の慰みモノにされること。
すごく辛くて苦しいことだと感じる。けれど最後まで望みを捨てた
くはなかった。僅かな可能性があるあらばそれを信じて。

(んぅ……でも……身体がすごく……熱い……)

 吐き出される悪魔の精液。それは強い催淫性を持っていた。喉か
ら直接摂取させられ、乳房にもベットリと塗り込められてミントの
意識は蕩けさせられていた。果てしない堕落へと誘われるように。

「んぶっ……ぷあっ……あふぁぁぁっ!」

 ビチャリ。口を犯していた肉棒が引き抜かれると放たれる精液を
ミントは顔からまともに浴びる。顔面射精。それと同時に胸を犯し
ていた悪魔も射精する。乳内にも施される射精。ベットリと乳房に
へばりついた白濁はまるで母乳のようにミントの乳首から滴る。

「んぅ……あはぁ……あふっ……」

 そんな精液まみれの身体でミントは深くまどろむ。どうにも意識
を保てそうにない。ほとんど媚薬のような白濁。それによる汚辱に
晒されて、悪魔達の隙を見つけるどころか、ミントの方が彼らの虜
にされそうである。
487深緑の守護者の末路:2010/02/02(火) 00:15:42 ID:h44p2c6O
(ごめんね……みんな……このままだと私……)

 もう駄目かも知れない。心の中に浮ぶ弱音をミントは飲み込む。
だがその心は堕ちかけていた。こうして乳房を口腔を犯されること
がミントの中で次第に悦びに変わってしまっている。

(変になっちゃってる……私の身体……すごく疼いてる……)

 ふいに見やる。すると股間の部分の布地が濡れていた。ミントの
秘裂から滲みだす愛蜜によって。割れ目がひくついている。それが
自分でも分かる。悪魔達から加えられる陵辱に自分が雌であること
をどうしようもない程に意識させられて。

「きゃあっ!」

 ビリビリィ!そして頃合を見計らったのか悪魔はズボンも破く。
露出させられるミントの女性自身。陰毛に覆われたそこはパックリ
と口を開かせていた。男根を求める雌の本能に促されるままに。

(やだっ……私のアソコ……こんなにもいやらしく……)

 愛液でグチョグチョになった自分の肉貝。それを見せつけられて
ミントはショックを受ける。ぐっちょりと濡れてパクパクと口を開
くその姿。自分の淫らな性を思い知らされる。

「グロロロ……コレカラガ本番ダ……」

 そんなミントに悪魔は非情に告げる。これまではただの前戯。本
当の陵辱はここからであると。
488深緑の守護者の末路:2010/02/02(火) 00:16:35 ID:h44p2c6O
(犯されちゃうんだ……私……)

 朦朧とする意識の中でミントはそのことだけは理解できた。それ
まで彼女の胸や口を嬲っていた悪魔のペニス。それを挿れられる。
熱く疼いていやらしくひくついているこの膣に。

(挿れられたら……私、もう戻って来られないかもしれない……)

 胸や口を犯されただけでもこの状態なのだ。膣を犯されればもう
耐えられない。漠然とした予感がミントにはあった。ミントの目に
涙が滲む。悲しかった。陵辱されることそのものよりも自分が自分
でいられなくなってしまうことが。

「良イ味ワイダ……ヤハリ贄ハ熟シテカラ食スニ限ル……」

 そんなミントの悲しみも悪魔にとっては肉の味を良くするソース
に過ぎない。絶望に打ちのめされた獲物を喰らう。これぞ悪魔流の
グルメな食事法である。

「あぁ……あっ……」

 遠くなりかけた意識で、秘唇に近づく亀頭をミントは見つめた。
挿れられる。抵抗はしようがない。そもそも身体が言う事を聞いて
くれない。麻痺と魅了を同時に喰らったかのような感覚。迫りくる
肉棒をミントの割れ目はパックリと口を開いて今か今かと待ち構え
ている。そのことが更に悲しく。

「んくっ……あっ……くぅ……」

 そんなミントを堕落せしめようと悪魔は準備を怠らない。一体が
ミントの後ろに回って押さえつける。同時に後ろから乳房をを揉ま
れる。乳腺を刺激してくるいやらしい手つき。思わず喘がされてし
まうミント。その女陰に切っ先が突きつけられる。
489深緑の守護者の末路:2010/02/02(火) 00:17:40 ID:h44p2c6O
(みんな……)

 なんとか自分を保てるように、親しい者たちの顔をミントは思い
浮かべる。絶対に帰るんだ。大好きなみんながいるあの町に。かけ
がえのない私の大切な居場所に。そう自分に言い聞かせる。
 気休めにもならない虚しき心の抵抗。だがミントはそれに縋った。
例えどんな陵辱が自分を襲ったとしても、自分は自分のままでいられ
るようにと。

「んぅ……くぅぅぅ……あぁぁぁあっ!」

 そんなミントを蹂躙すべく肉棒は挿入される。人のそれを越える
大きさの悪魔ペニス。膣肉いっぱいギチギチにつめ込まれるそれを
受け入れることはミントでも容易ではなく。

「あぁぁぁああっ!ふぁぁぁああああっ!」

 それまでは押さえていた喘ぎ声を盛大にミントは口から洩らして
しまう。ギチッ。ギチッ。ギチッ。膣肉を掻き分ける肉棒。それが
ミントの膣内で擦れて。

「かはっ……あっ……あぐっ……かはぁ……」

 挿入されただけでミントの頭の中は真っ白になった。何も考える
ことができない。それ程の支配力を男根は示す。

「あぐっ……んぐぅぅ……くぁぁっ……あぁぁっ……」

 グチュ。グチュ。そのまま悪魔は動き出す。律動する腰。それを
ミントに打ち付けて。掻き抉るはミントの肉蓑。内側から蹂躙する。
容赦のない責めにミントは喘ぐ。
490深緑の守護者の末路:2010/02/02(火) 00:18:56 ID:h44p2c6O
「あぁぁっ……ふぁぁぁっ……あひぃぃぃいい!!」

 ゴツっ。ゴツっと先端は子宮口を突き続ける。膣奥まで犯されて
力強いピストンが胎内に弾む。ミントの膣内で暴れる肉塊。子宮が
歪むような衝撃をミントは思い知らされる。ぐにゅぐにゅとお腹の
中が押し潰されてしまいそう。

「んひぃぃいいい……あうっ……あぁっ……はぁぁあああっ!」

 そしてピストンはひたすらに続く。ミントを貫く肉槍はひと突き
事に膣肉と同時にミントの心も抉っていく。ミントがミントである
ために大切な思い出。それが陵辱で上書きされて。


「あぁっ……あぁぁ……」

 悪魔に犯されながら白濁する意識。自分の存在自体がドロドロと
したものに包まれる実感をミントは覚える。こうしている内にまた
一つ、大切な記憶がミントの中から弾け飛ぶ。
 菜園に囲まれた自宅。そこに野菜を貰いにくる白髪の少年。その
少年といつも一緒の幼馴染の姉弟。更にその保護者のメイド。町の
平和をいつも守っている駐在。そして。

「あっ……あぁぅ……」

 心に残る一番大切な人の記憶。それさえ弾け飛んでいく。代わり
に感じるのは肉の快楽。侵食されてゆく。大切な思い出が淫らな肉
の悦びに。それが悲しい。たまらなく悲しく思う。

491深緑の守護者の末路:2010/02/02(火) 00:20:24 ID:h44p2c6O
「嫌ぁぁぁっ……あぁぁっ……うぅ……もう嫌ぁぁぁっ……」

 陵辱とともに踏みにじられる大切な記憶、とうとうミントは泣き
叫ぶ。自分が自分でなくなっていく。粘膜にまみれた肉が擦れるの
が気持ちいい。膣奥をグリグリと突き動かされてもう最高。そんな
淫らな気持ちが自分の中で膨らんでいくことをミントは悲しむ。

「やだぁ……やめっ……あひぃんっ……嫌ぁぁ……」

 泣きながら喘ぐミントのその声は甘い響きを次第に伴っていた。
どうしよう。思い出せない。私もうみんなの顔を思い出せないよ。
嫌だなあ。そんなの。悲しいな。そんなこと。でもごめんね。

「あうっ……うぅっ……ひあっ……あぁっ……」

 私すごく悦んじゃってる。悪魔に犯されてみんなのこと忘れそう
になっているのに悦んじゃってる。本当にひどいよね私。でも。

「ひぁぁぁあああっ!んひぃいいい!あぁぁああああっ!」

 与えられる肉の悦びに馴染んだミントの身体はイきまくる。盛大
に潮を噴いて仰け反るミント。その頬に涙が垂れる。これは悲しみ
の涙?それとも歓喜の涙?

「ソウダ……ソノヨウニシテ我ラヲモット楽シマセルノダ……」

 泣き喘ぎながら淫らな雌へと堕ちゆくミントの姿は悪魔にとって
醍醐味である。深い絶望に苛まれながら堕ちゆく魂。それが何より
の美酒。極上の肉壺と美酒に恵まれて昂ぶる悪魔は咆哮をあげる。
確かな雌を刻まれるミントの子宮を目掛けて思いっきり。

「あぁぁあああああ!!熱ひぃぃいいい!んひぃぃいいいい!!」

 そうして放たれる白濁の液汁。ミントの胎内を駆け巡ってそれを
内側から焼く。存分に子種汁を子宮に注がれながらミントのヒトと
しての最後の理性は途絶えゆく。

「あぁっ……ふぁぁ……あっ……」
 
 ドクドクと注ぎこまれるスペルマの一滴一滴。それが子宮に染み
こむと同時に終わりを告げた。ミントのヒトとしての生が。

(ごめんね……みんな……)

 掻き消えゆく意識の中でミントは最後にそう呟いた。すると一筋
の涙が彼女の頬を伝うのであった。


492深緑の守護者の末路:2010/02/02(火) 00:22:19 ID:h44p2c6O
「はひぃぃ……あひっ……んひっ……あふぁぁぁあっ」

 あれからしばらく時が経過してもミントはまだ生かされていた。
良質の糧を悪魔達に提供する雌畜として。

「思ッタ通リイイ具合ダ……コレハ長ク楽シメル……」

「乳ノ出モ良イ……乳牛トシテモ優良ダ……」

「母胎トシテモ使エル……我ラノ眷属ヲ産ンデ貰オウ……」

 性処理用の肉便器。搾乳用の雌牛。そして繁殖用の母胎。多岐に
渡る用途に応えるべく調教を施されたミントの身体はいやらしい雌
そのものに成り果てていた。

「ひぁぁぁぁああっ!おっぱい射乳(で)るぅぅぅうう!おっぱい
いっぱい射乳(で)ちゃうぅぅうう!」

 ドピュドピュと母乳を噴出しながら、盛大にイきまくるミントは
よがり狂う。徹底して身体に覚えさせられた肉棒の味。最早、犯さ
れていない方が苦痛でさえある。熱く疼く膣肉にペニスを咥えこみ
ながら、母乳したたる乳房を直搾りにされて淫らに喘ぐ。

「あぁっ……いいのぉぉぉ……赤ちゃんのいるお腹の中をズンパン
されるの……すごく気持ちいいのぉ……」

 肉竿を根元まで飲み込む秘部の奥深く。ミントの子宮には悪魔の
種が既に仕込まれていた。ボテ腹の孕み姿で犯されるミント。その
心は淫らな肉の快楽に包まれていた。

「あひっ……はひひ……あふっ……はひぇぇ……」

 与えられる陵辱にアヘ顔になって淫らによがるミント。今の彼女
をかつての彼女を知るものが見たら、誰もそれがミントであるとは
夢にも思わないだろう。それほどまでに無惨。優しくて、包容力も
ある理知的な女性だったミントはもう何処にもいない。

「ふぁぁぁあっ!おっぱい犯されてるぅぅぅう!んひぃぃいいい!
お腹の中にもいっぱい射精(で)てるぅぅう!あひぁぁあああ!」

 調教の末に一段とたわわになった乳肉で男根を包みながら膣内に
吐き出される白濁に胎児ごと子宮を汚されるミント。それがはぐれ
悪魔達の雌畜とされた彼女の末路。何人の手も及ばぬ深い森の中で
堕ちきってしまった一匹の雌は今日も悲しい喘ぎを響かせ続ける。


〜BAD END〜
493名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 00:24:14 ID:JyAGB/gC
保守
494鬼畜野郎 ◆inEm7wtNVQ :2010/02/02(火) 00:25:16 ID:h44p2c6O
そんなこんなでミント姉ちゃんの陵辱を書いてみました。
普段書かないですねえ。こういう大人のキャラ。
ミント姉ちゃんと言えばやっぱりあの立派なおっぱいなので
おっぱい弄りだけは外せませんな。
そんなこんなで今回はこの辺でサラバ。またいつかお会いしましょう。
495名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 00:46:14 ID:p3uR6f4l
鬼畜野郎氏きた!これで勝つる!


次はロリ方面なんかもー
496名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 07:02:03 ID:W96YTxVM
逆獣姦とかどうなんだろ
497名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 15:06:31 ID:2iZX2Xzy
>>494
頼むからトリ入れてください
498名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 19:26:15 ID:04Ek2P7I
GJ
499名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 20:34:39 ID:+4gHQOZ3
最近コテ外して投下多いね
500名無しさん@ピンキー:2010/02/02(火) 22:56:35 ID:pO2jtvwY
>>478
どんだけぶりか調べてみたら30スレ以来なんだな。
2年以上ぶりか。
501名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 11:49:05 ID:cZ1PSoev
鬼畜のは数行読めば分かるだろ
502名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 12:21:40 ID:nSPsfKE4
たしかに(笑)
503名無しさん@ピンキー:2010/02/03(水) 23:41:07 ID:0uv54iI4
でもコテないと一括で指定できないじゃん。
作風変えろとか言わないから、その辺りは配慮してほしいよ。
504名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 00:28:44 ID:7ADrZQPx
「あーおれスルーするのに自分で手間かけたくないんでコテいれてくれません?」
505名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 02:07:31 ID:Zp8P8WCb
毎回コテいれろの流れが繰り返されるのが不毛だからいれてくれればいいのに。
なんかポリシーがあるのか。
506名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 07:10:17 ID:gka6NwtV
少し前までは入れてたはず
いままでのようにコテ入れてくれれば不毛なやりとりもなくなるんだがな
507名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 08:01:02 ID:65C1bHbl
と毎回、不毛なことを言い立ててる人がおっしゃってます。
508名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 08:36:28 ID:8LWFbi2I
>ALL
>>461
509名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 13:39:23 ID:MJFHdFiV
アメルとイチャイチャしたい。
510名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 16:24:41 ID:1xjcHboX
デートスポットはお芋さん畑
511名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 22:02:29 ID:9sFZ9CWZ
お芋畑で私を捕まえて
512名無しさん@ピンキー:2010/02/04(木) 23:40:48 ID:mOupedXw
アメルが崖から落ちそうになったら、俺が助けてやるんだ。
513名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 01:14:30 ID:dS2OoM/X
崖の上のお芋
514名無しさん@ピンキー:2010/02/06(土) 22:26:17 ID:eH6mpmji
床下のお芋
515名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 00:37:24 ID:6Jo5Fejn
紅の芋
516名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 12:24:35 ID:vRO2kFWw
種芋
517名無しさん@ピンキー:2010/02/07(日) 17:41:27 ID:7ekEabAj
518名無しさん@ピンキー:2010/02/08(月) 15:45:36 ID:QG2AZqHu
撲殺天使アメルちゃん
519名無しさん@ピンキー:2010/02/10(水) 22:23:07 ID:COyWUfRv
大地に咲く一輪の花 キュア姫様
520名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 08:04:32 ID:UmqsRiz1
光の使者 キュアパッフェル
きらめく銀の翼 キュアエイナ
真っ赤なハートは幸せの証 熟れたてフレッシュ キュアイオス
521名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 10:39:25 ID:f06onc3U
おい
522名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 11:02:20 ID:Ql8NQyHA
つっこんだら負けだろw
523名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 14:47:50 ID:Z5yO08V9
>>520

何で一人だけエクステーゼのキャラが混ざってるの?
524名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 15:39:41 ID:9j3yuTP8
>>523
こいつ……(ある意味)かなりの切れ者
525名無しさん@ピンキー:2010/02/11(木) 17:12:13 ID:WWW6HJvu
夏美と綾で「ふたりはリンカー」なんてネタを考えていた時期が俺にもありました。
526名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 01:16:12 ID:PLXqmksa
もう少しで「ふたなリンカー」と読むところでした。
527名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 11:25:51 ID:jE8B/fHC
>>525
クラレットとカシスも加えてスプラッシュスターですね
528名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 19:50:21 ID:INL5YNqz
誓約者だから、調律者だから、抜剣(伐剣)者だから、越響者だから
まあ皆ふたなりになれる資質はありますよね?
529名無しさん@ピンキー:2010/02/12(金) 20:18:28 ID:kTSIth67
アティ先生のそんな同人誌持ってるわ
530名無しさん@ピンキー:2010/02/13(土) 00:11:54 ID:u3ZC4RkN
>>527
ラスボスはソルヤーンですな。
531名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 22:02:03 ID:LOB/pvAI
せっかくのバレンタインだからグラッドお兄ちゃんに渡すチョコを手作りするフェア
みたいなSSを書きたかったが全然エロイ話にできなくて断念した。
532名無しさん@ピンキー:2010/02/14(日) 23:16:05 ID:81DZunfE
何かその二人はエロい話じゃなくてもいい気がしてくる
533名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 08:43:29 ID:hZp506VK
多分兄貴にエロが似合わない
534名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 10:10:57 ID:kQEUhNne
たしかにw
不憫なのが似合う
535名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 16:08:22 ID:b1ogqD4D
そんな不憫な兄貴で1つ書いてみた。
一日遅れなのはご愛嬌。
536とある駐在軍人と製菓会社の陰謀な一日:2010/02/15(月) 16:10:37 ID:b1ogqD4D
 2月14日、聖バレンタインデー。それはとある名も無き世界のとある極東の島国においては
 女の子が好きな男の子にチョコレートをプレゼントするという製菓会社がホクホク顔になる。
 そんな素敵な一日である。無論、このリィンバウムにおいては何の関係もない。

「こ、これあげる。か、勘違いしないでよね。ただの義理なんだからね!」

 はずだったのがこの宿場町トレイユにおいては少し勝手が違っていた。
 発端となったのは件の名も無き世界出身の某元板前。そいつが町の権力者である友人に
 自分の故郷の風習を吹き込んだのである。町一番のお金持ちの友人はその風習に目をつけた。
 町おこし事業の一環として。断じて娘からのパパ大好きチョコを期待していたわけではない。
 以来、このトレイユでは件の島国と同じような風景をこの2月14日に見ることができる。
 例えばこんな感じに。

「来月には3倍返しなんだからね。ちゃんと覚えてなさいよ」

「はいはい。わかった。わかった。ありがとうな。リシェル」

「うふふ。よかったですねえ。おじょうさま。それはそうとライさん。
 こちらはわたくしから。おじょうさまと違って義理ではありませんけど♪」

「な、なに言ってんのよポムニット!こらっ!あんたも鼻の下伸ばしてんじゃないわよ」

「伸ばしてねえって。ありがとうな。ポムニットさんも」

 と、いつもの調子で幼馴染のお嬢とそのメイドからのチョコを受け取る宿屋の店主もいれば。

「ル、ルシアン。こ、これ」

「え、リビエルちゃん。ひょっとして僕に」

 なにやら初々しい感じのやり取りを空き缶息子とデコ天使は繰り広げている。
 もう本当にご馳走様な感じで。

「ほれ。なんだかよく知らんがそういう義理を果たす風習があるらしい。オレと御子様からだ。受け取れ」

「ふむ。なかなかに雅な赴きのある催しではあるな。我もありがたく受け取るとしよう」

 一方で同僚同士で他意のない義理チョコのやり取りをする者もあるし。

「やっほい。なんかよくわかんないけど面白そうだからあたしも店の薬使っていっちょ作ってみたんだけど」

「アカネ姉ちゃん。それなんかまったくの別物だと思うんだけど」

 趣旨をよく理解しないで薬入りの友チョコをばら撒くクノイチもいる。
 それぞれに形式は違えどみんなこのイベントを素直に楽しんでいた。
 約一名を別にして。
537とある駐在軍人と製菓会社の陰謀な一日:2010/02/15(月) 16:12:36 ID:b1ogqD4D
「そんなにうれしいか〜そんなにうれしいのか〜」

 所かわってここは駐在所。ここではチチモゲボイスの駐在がなにやら口ずさんでいた。

「そんなにじまんしたいのか〜〜チョコレートなんかを〜〜」

 それは聞いていて悲しくなるような響きであった。非情に侘しい。

「グスッ。泣いていないぞ。自分は決して泣いてなんかいないんだからな」

 目から思いっきり血涙を垂れ流しながら駐在は強がる。だが、今日という日は彼にとって
 何よりも過酷な一日であった。それというのも警邏に出れば出くわすのはそれはもう。
 カップル。カップル。バカップルの群れ。畜生。どいつもこいつも見せつけやがって。
 この日だけは警官という職種を選択した自分が恨めしくなる。なんだってこんな不平等な
 風習がこの町には根付いてしまったのだろうか。寂しい夜を過ごす独り身の野郎だって
 たくさんいるんだぞ。こんちくしょう。

「ハァ。虚しすぎる」

 彼とて顔を合わせれば義理チョコぐらいはくれる女の知り合いはこの町に何人かいる。
 だがそういう知り合いは大概が本命持ちなので、義理を貰っても本命との差に余計に
 惨めな思いを感じさせられるだけなのである。特にあの女(ひと)は。

「ミントさん」

 密かに(といってもミント本人以外にはバレバレだが)思いを寄せている女性を思い浮かべて
 グラッドは一人溜息をつく。前述のお嬢たちのごとく彼女にも列記とした本命がいる。
 あれは今朝のパトロール(断じてストーキングではない)で彼女の家の近くを通りがかったときのことだ。
 玄関先から町の入り口付近の方角を見つめてミントはこう呟いていた。

「ちゃんと届いたかなあ。セクターさん」

 もうそれだけでガックリである。分かっていることだけどガックリである。
 思い人の心の隙間に自分の入り込む余地なんてないことは。
 改めて実感させられて鬱になる。畜生。大嫌いだバレンタインなんて。
 そうして一人、駐在所で寂しいバレンタインをグラッドは過ごす。
 ああ、今頃あの白髪の弟分はさぞかしモテモテなんだろうな。
 空き缶坊ちゃまの方もアレはアレで結構恵まれた環境にいる。
 この町にたまたま逗留してる居候組の連中なんかは呑気なものだろう。
 たかがカカオ豆と砂糖の塊ごときで一喜一憂しなくてもいいのだから。

「寝るか」

 とりあえずのパトロールは既に済ませたので、仮眠室へと足を向ける。
 こんな日はとりあえず寝るに限る。日付さえ変わればどうということはない。
 さあ、寝るぞと不貞腐れながらゴロンと寝転がるグラッド。
 死ね〜鼻血をだして死ね〜と物騒なメロディを口ずさみながら。
 うとうとと眠りの世界にロンリーウルフな駐在は誘われた。



538とある駐在軍人と製菓会社の陰謀な一日:2010/02/15(月) 16:13:31 ID:b1ogqD4D
 トントン。トントントン。心地の良い包丁のリズムが流し場の方から響いていた。
 その音にグラッドは目を覚ます。

(ん、あれ?)

 見やるとそこには見慣れない後ろ姿があった。鶏冠のような形のヘアスタイルをした白髪。
 その身を包むのはグラッドもよく見知ったオレンジ色の制服。いったい誰なのだろう?
 何故かグラッドはその人物に見覚えがあるような気がした。

「あ、お兄ちゃん。起きたんだ」

 その人物は少女だった。少女は振り向きグラッドのことをお兄ちゃんと呼んでくる。
 どこか見覚えのあるような見知らぬ少女にグラッドは当惑する。

(お兄ちゃん?)

 そう呼ばれて真っ先に思い浮かぶのは郷里の妹だがこの娘はグラッドの妹ではなかった。
 髪や瞳の色からして違う。そもそも自分の妹はもうこんな少女の年頃ではない。
 自分を兄と呼ぶその白髪の少女を見つめグラッドはポカンとしていた。

「やだ。お兄ちゃんったら寝ぼけてるんだから。待っててね。もうすぐ美味しいご飯ができるから」

 そう言って少女は視線をグラッドからまな板へと移し包丁を走らせる。
 トントントン。実に手馴れたリズムで少女は食事の準備を拵えていた。

(いったい誰なんだ?この娘は)

 そんな少女の後ろ姿を見つめながらグラッドは思いを巡らせる。自慢ではないが職業柄、
 人の顔と名前を覚えることには自信がある。けれどその少女は誰なのか、いくら記憶に
 検索をかけても一向にでてこない。ええい、頼りないマイサーチエンジンめ。

(この娘の着てる服、面影亭のヤツだよなあ)

 なんとか記憶に引っかかった衣服からグラッドは推理する。思えば少女はどことなくあの
 白髪の弟分に似ていた。髪の色から肌の色、服装までそのものと言ってもよかった。

(そういえば生き別れの双子の妹がいるとか言ってたか)

 それならば色々と合点がいくとグラッドは思った。どうして自分のことを兄と呼ぶのか。
 なんでこんなところにいて自分のために美味しいご飯をつくってくれているのか。
 そういった肝心なことが已然として謎ではあるが。
539とある駐在軍人と製菓会社の陰謀な一日:2010/02/15(月) 16:14:04 ID:b1ogqD4D
「出来上がったよ。一緒に食べよう。お兄ちゃん」

「え?あ、ああ」

 そうした謎を何故か少女に対して突っ込むことができずにグラッドは少女のペースに乗せられる。
 駐在所の休憩室。だったはずの部屋が何故かシルターン式の畳敷きの一間と化している。
 ドンと置かれているちゃぶ台。その上に少女の手作りの品々が配膳されている。
 男一人のわびしい食生活を毎日おくっているグラッドにとってその食卓は眩しかった。

「う、美味い」

 そして料理の味も絶品だった。たまにランチで食べに行く面影亭の味にも勝るとも劣らない。
 容姿だけでなく料理の腕まで少女はかの弟分とそっくりであった。少女の手料理にグラッドは
 思わず舌鼓を打つ。すると少女は喜ぶ。

「本当に?よかった。いっぱい作ったからもっとたくさん食べてね。お兄ちゃん」

 そう言って少女はお代わりをグラッドによそってくれた。その様たるやまさに新妻という感じ。
 気立ても良くて料理も上手なその少女にグラッドの鼻の下はいつのまにか伸びていた。

(っていかん。いかん。自分の本分を忘れてどうする!)

 と、ここでそのまま雰囲気に流されそうな自分にグラッドは突っ込みを入れる。
 そもそもこの少女は誰なのか。どうしてこんなところにいるのか。それを確かめるのが
 駐在としての自分の本分であろうと。そう思いなおして少女をジッと見つめる。
 すると少女はグラッドに対してにっこりと微笑んで見せた。

(か、かわいい)

 少女の微笑みにグラッドはドキンと心臓を鷲づかみにされたような気がした。
 もしかしてこれは恋?そんなフレーズが頭をよぎったが即座に否定する。
 断じて違う。自分はロリコンではない。むしろ大きいおっぱいが大好きだ。
 ちーっちっちちおっぱい〜ボインボイン〜ボインボイン〜とカラオケでの十八番を
 頭の中でグラッドは流す。

「じと〜〜〜」

「うっ!」

 するとそんなグラッドの心中を察したのか少女はジト目でグラッドを見つめてきた。
 その視線にグラッドは気圧される。なんだかものすごい罪悪感を感じる。
 少女の視線にたじろぐグラッド。すると少女は口を開く。
540とある駐在軍人と製菓会社の陰謀な一日:2010/02/15(月) 16:15:02 ID:b1ogqD4D
「やっぱり私じゃダメなのかな」

 伏せ目がちにそう呟く少女の顔は少し悲しげであった。その表情のまま少女は続ける。

「ミントお姉ちゃんみたいにキレイじゃないし、胸だって小さいし、
 ちっともお兄ちゃんの好みのタイプじゃないよね。私って」

 寂しそうにそう呟く少女にグラッドは胸にズキンとくるものを覚えた。
 なんだろう。すごく息がつまる。

「そ、そんなことは……」

 ないと言いかけてグラッドはふとつまる。いったい自分はどうしてしまったのだろう。
 こんな見知らぬ少女に対してその素性も確かめないままドキドキしたり。
 明らかにおかしい。これは夢ではないかとグラッドは思う。

「お兄ちゃん」

「いっ!」

 思いあぐねる内にいつのまにか少女の顔がすぐ傍にあった。ドギマギするグラッド。
 潤んだ瞳で少女はグラッドを見つめてくる。

「やっぱり私って迷惑?私じゃお兄ちゃんのこと支えてあげられない?」

 ウルウルの瞳で見つめながらギュッとこちらの手を握りしめて言ってくる少女。
 その真摯な思いはグラッドの胸に響く。

「いや、ちっとも迷惑なんかじゃないさ」

 気がつくとそう口走ってしまっていた。いったい自分はなにを言っているのだろう。
 少女がいったい誰なのかとか他に尋ねるべきことはいくらでもあるのに。

「お兄ちゃん!」

 そう言って抱きついてくる少女をグラッドはギュッと抱きしめてしまっていた。
 彼女が誰なのかはまだ判らない。名前もでてこない。けれどなぜか知っている。
 自分はこの少女のことをすごくよく知っている。それはいつも明るくて、どんな
 苦難にまみえても諦めなくて、そして仲間への思いやりに溢れた少女。
 知っている。見知らぬはずなのになぜか知っている。
541とある駐在軍人と製菓会社の陰謀な一日:2010/02/15(月) 16:15:28 ID:b1ogqD4D
「お兄ちゃん。お兄ちゃん」

 そう言ながら自分の胸に顔を埋めてくる少女の背をグラッドは優しく擦った。
 思い出した。自分はこの娘のことが好きだった。ミントに対して抱いた憧れとはまた違う。
 ともに人生を歩む対等のパートナーとして。自分はこの少女のことを。
 
「●●●」

 その少女の名をグラッドは呟いた。その名は記憶の中から伏せられている。けれど確かに呟いた。
 少女は顔をあげる。

「お兄ちゃん」

 名を呼ばれて少女は歓喜の色をグラッドに見せた。そんな少女にグラッドは微笑む。
 そして言う。

「ああ、好きだ。●●●。俺はおまえの事が、誰よりも」

 素直な自分の気持ちを。それはこの世界において確かな真実。

「お兄……ちゃん……」

 すると少女は涙ぐむ。報われる思いに微笑みと涙がきらり。そんな少女の顔をグラッドは
 自分のそれにそっと引き寄せる。少女は目を閉じる。かわすべき事は一つ。

「んっ……ちゅ……」

 優しく触れあう唇と唇。それはなんとも愛しい感触。唇を重ねあいながらグラッドと少女は、
 確かな安らぎをそこに感じあっていた。



542とある駐在軍人と製菓会社の陰謀な一日:2010/02/15(月) 16:16:00 ID:b1ogqD4D
「ちょっと、恥ずかしいかな」

 少女は少し自信がなさそうにそう呟いた。仰向けに寝せられたベッドのシーツの上。
 たくし上げられたオレンジの制服から肌の色を覗かせながら少女は顔を赤らめる。
 肉付きも薄く、やたらに細っこい少女の肢体。

「いいや。すごくキレイだ」

 なんの飾り気もなく思ったままをグラッドは口にした。実際、少女は魅力的だった。
 大人の色香はまだ望むべくもないが、なにか神々しい。そんな惹きつけるものを感じる。
 言うなればそれはどこか荘厳な樹木の妖精を思わせるような魅力。
 
「んっ……」

 そんな少女の身体にグラッドはキスを与える。唇、手、首筋、そしてほのかな乳房に。
 くすぐるように愛撫。少女の全てを愛しむ。

「ひゃっ、くすぐったいよぉ。お兄ちゃん」

 愛撫を受けて擽ったそうに少女は呻いた。けれどグラッドはそのまま続ける。
 弄るように、そして解すように、少女の心を、身体をその手で愛する。

「あふっ……あっ……」

 そうする内に少女の準備は整っていた。グラッド自慢の槍を受け入れる準備が。

「本当にいいのか?」

 いたす際を迎えて、グラッドは少女に尋ねかける。

「うん。お兄ちゃんが相手なら大丈夫」

 当然とばかりに少女は答える。グラッドも頷いた。今宵、より深くこの少女を愛するために。

「んぅぅ……ああっ……」

 槍先を少女の秘裂にグラッドは向ける。敏感な割れ目を穂先でなぞられて喘ぐ少女。
 まだ毛も生えていないツルツルの割れ目はくぱぁと広がる。
543とある駐在軍人と製菓会社の陰謀な一日:2010/02/15(月) 16:17:12 ID:b1ogqD4D
「来てぇ……お兄ちゃん……」

 愛蜜の滲むそれを指で広げながら少女はグラッドにそう願った。グラッドも覚悟を決める。
 少女の割れ目にあてがったグラッドの槍。それを一気に突き出して。

「んきぃぃ……んくっ……」

 ぐにゅ。ぐにゅ。ぐにゅ。狭い膣内を肉槍は押して通る。その圧迫に呻く少女。
 大丈夫かとグラッドは心配そうに声をかけるが少女は目に涙を溜めて答える。

「大丈夫……それより最後まで……お願い……」

 潤む瞳で少女は切にそう訴えた。痛みよりも愛しい人と結ばれることの方が大事。
 そう自分に伝える少女にグラッドもぐっとくる。

「ああ。最後までちゃんとしような」

「うん。お兄ちゃん」

 そう言葉を交わして二人は営みを続ける。中腹部分まで膣肉に埋まった槍。それを
 更に押し込んで。

「ひぐっ……ぎっ……だ、大丈夫……まだ……」

 膣奥まで槍が届くと痛みに少女は喘いだ。けれどまだ頑張れると懸命にアピールする。

「んあっ……あぁぁあああっ!!」

 そして一気にズブリ。肉槍が根元まで少女の中に入り込むとひときわ大きな声を少女はあげた。
 頭に響くはジンジンとする痛み。けれど心に広がるのは確かな喜び。一つになれた。
 大好きな人とこうして。

「ああっ、お兄ちゃん。お兄ちゃん!」

 泣きながら少女はグラッドの体にしがみつく。そしてしきりに訴える。

「好きっ。大好きっ。お兄ちゃん。お兄ちゃん」

 好きという気持ちを存分にそれはグラッドも同じことで。

「ああ。俺も大好きだよ。●●●。おまえのことが世界で一番大好きだ」

 記憶から伏せらたままの少女の名を再びグラッドは口にする。どんな名前を言ったのかは
 自分でも分からない。けれどすごくいい響きだ。心が洗われる。
 
「お兄ちゃん」

 そんなグラッドにギュッと抱きしめられながら少女は幸福を感じていた。
 結ばれる身体。繋がる思い。その実感を深く噛締めて。
 そんなあまりに幸せすぎる夢の中。二人の心はチョコレートよりも甘く
 解け合い続けるのであった。


544とある駐在軍人と製菓会社の陰謀な一日:2010/02/15(月) 16:17:46 ID:b1ogqD4D
「おーい。兄貴、生きてるか?」

 駐在所。買出しのついでに足を向けたそこで、ライはデスクに突っ伏して幸せそうに眠る
 グラッドにそう声をかけた。

「あっちゃあ。涎まで垂らしちゃって。さぞかしいい夢でも見てるんでしょうねえ」

 と、これはリシェル。その手には知り合い一同から預かったグラッド宛の義理チョコの
 包みが抱えられている。ミントから預かったものもそこには含まれている。
 さぞかし喜ぶだろうと思って来てみればこの様だ。

「あれ?なによこれ。って、うわ。ちょっと」

 すると机の片端にちょこんと乗っかっている包みをリシェルは目ざとく見つけ出す。
 可愛いリボンで包装された。となればこれはもう決まっている。

「へええ。意外とやるじゃない。グラッドさんも。いったい誰からかしらねえ」

「おいおい。あんまり詮索するなよ。そういうの。エチケットだぞ」

 その包みの送り主に興味津々のリシェルをライは窘める。リシェルは分かってるわよと
 呟いて元の位置へ包みを戻す。

「それにしても誰なんだろう。ねえ、あんたは心当たりとかない」
 
「知るかよ。そんなの。用事も済んだからさっさと帰るぞ」

 そう言って店に戻ろうとするライにリシェルは不満そうに頬を膨らませる。
 とりあえず義理チョコと書置きを残して駐在所を後にする二人。
 残されるのは机の上で幸せそうに涎をたらして居眠りするグラッド。
 それとその傍らにちょこんと寄り添う可愛らしい包み。その包みには
 こんなメッセージが添えられていた。

”大好きなお兄ちゃんに愛をこめて フェアより”

 聖なる日にはどうやら不思議な出来事が起こるものらしい。

545名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 16:19:53 ID:b1ogqD4D
兄貴ってフェア主人公のときとライ主人公のときとで不憫さの度合いが違うよねってお話。
やっぱ兄貴は不憫な方が好きだー。でもちょっとぐらいは救われて欲しいぞと。
546名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 17:12:15 ID:xp63K8y0

不憫といえば不憫だけどフェア主人公でもフェアが他キャラになびけばやっぱり不憫w
重箱の隅つつきでわるいが、兄貴は一応軍人だ
547名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 17:14:30 ID:ZbhaDRqH
グラフェア頂きましたぁ、この二人の話は少なめだからありがたいのう
そういや途中に中の人ネタ入れてたけど
「こ・づ・く・り・しま・しょ!」なOPを使ってたアニメの主人公も兄貴なんだよなw

そういや初プレイやってた頃は生き別れの妹が姫のポジションなんでは、とか思ってたなぁ
それがまぁなんというか妹は…オヤジのせいだ…
548名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 17:15:43 ID:xp63K8y0
妹は設定もさることながらデザインがちょっと物足りない
549名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 18:13:03 ID:AIi95pC7
ライの方がエロかわいいのが問題
550名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 18:14:33 ID:b1ogqD4D
ライはエリカどころかフェアよりもカワイイ顔してるから困る。
551名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 22:59:14 ID:hZp506VK
フェアは兄貴ルートの時のみ可愛さが100倍になるから大丈夫さ
552名無しさん@ピンキー:2010/02/15(月) 23:52:52 ID:sRj58Q43
>>545
しかしこれって見ようによっては
「兄貴、とうとう脳内彼女まで作ってあっちの世界に……」
「不憫すぎてもう見てらんないわよ」
な状況だよな。
553名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 03:09:52 ID:D2LqzSb5
>>552
最初はライ/フェアが同時に存在しているという前提に気付かずに
モロそっちの解釈で読んでた俺。
554名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 04:46:02 ID:VstMrbr7
つか、よく考えたら
ライ主人公でミントエンドのときの兄貴、不 憫 っ て レ ベ ル じ ゃ な く ね ?
555名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 06:56:12 ID:FcAvAauR
ライでも結ばれてる感じしないからどうだろう
つかフェア普通にしててもかわいいからバカにすんな
556名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 07:12:24 ID:7pc1drdI
そうだなフェアは他キャラの時でもかわいいな
551にとっては兄貴ED以外価値なしなのかもしれんが

>>553
あれ違うの?一時的にパラレルワールド見てるようなもんと思ってた
557名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 07:21:21 ID:N7T+uvUT
ライがフェアよりカワイイとかありえねぇわ
つか、俺はホモ趣味ねぇしな
558名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 07:38:35 ID:2XHJBprq
カワイイとかカワイクないとか人それぞれなんだからその辺にしとき。
>>553
いや普通に夢の中だけパラレルだろ。同時に存在してたらリシェルが気づくし。
559名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 10:16:30 ID:kolNeGDh
>>556
バッカ違うよ!通常時も可愛いけど、兄貴ENDのときは桁が違うんだよ!
560名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 10:48:52 ID:GZ66RDUa
他のエンドと違ってフェアの方からの好意が明らかだからな。
561名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 11:38:32 ID:P+WKfW5Q
フェアはでこカワイイ。
兄貴うらやましすなあ。
562名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 14:44:47 ID:r60rWV1e
妹萌え属性持ちならたまらんのかもな
563名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 21:21:27 ID:zagKGDwk
フェアって、兄貴ED以外ではそんなに妹属性無いと思うな。
年下なのに皆をグイグイ引っ張っていく、肝っ玉母ちゃんみたいな感じ。
まあ何が言いたいかっていうと、幼妻っていいよね。
564名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 22:42:22 ID:FcAvAauR
流れ的に兄貴EDのフェアが倍かわいくみえるって話に対してのレスじゃないか
個人的にはセイロンEDのフェアが一番かわいくみえた
565名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 22:48:39 ID:X3UtREln
しかしフェア大人気だな。
566名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 22:57:49 ID:mHARRDGV
そりゃあ俺のお嫁さんだからな
567名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 23:41:34 ID:kolNeGDh
ほう・・・どうやら俺たちは争う運命にあるようだ
568名無しさん@ピンキー:2010/02/16(火) 23:51:23 ID:X3UtREln
おまいらが争ってる隙にリシェルとポムは俺が確保しとく。
569名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 00:25:45 ID:vB5YKeGz
それじゃ俺は、ノーマークなアロエリを
570名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 00:58:15 ID:lvfRNfab
アロエリのエロアリは中々に見かけない。
571名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 09:01:47 ID:TYtSsOoT
フェアみたいな子がお嫁さんなら幸せになれそう
尻に敷かれそうでもあるが
572名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 09:13:06 ID:ZqHe7YNV
ぜひ敷いてほしい
573名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 14:22:46 ID:Vi8hWWl9
フェアの凌辱ものが読みたい
574名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 14:42:59 ID:fNprkPUE
兄貴が保護者じゃなくて男の顔でフェアを押し倒した時のフェアの表情が見たい
575名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 15:37:52 ID:UC0pRnTH
グラフェ好きな住人が増えたのか
最近多いな
576名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 16:41:33 ID:0pMq40b8
職人が来たからだろう
577名無しさん@ピンキー:2010/02/17(水) 23:48:16 ID:Kp6zdXbZ
自分で書いててフェアってこんなに妹妹したキャラだったっけ?と思ってしまった。
578名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 00:30:30 ID:lOCXAmFa
兄貴関連の時ぐらいなんじゃないのやっぱ
先生と兄貴以外の男の人の夜会話は見てないからわかんないけど
579名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 01:47:11 ID:b/yCFs2L
兄貴相手だと、フェアは珍しく「自分」を出すような気がする。
境遇やら肝っ玉の太さのせいか、我慢強い印象があるんだが。
580名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 08:54:42 ID:0dTkHjH+
フェアが自分から好意をはっきり出すのが兄貴だけのような気がする

他は相手に応える的な雰囲気があったようななかったような・・・
581名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 09:19:53 ID:rdx4iOrq
他のキャラはエンド迎えてもフェアからの好意は明確にはされてない。
ギアンなんて完全にあいつ(とルシアン)だけで盛り上がってる独り相撲だし。
582名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 09:23:50 ID:lOCXAmFa
密かにセクターEDで教え子と教師のロマンスを期待したがさすがに無理すぎる話だったようだ
マナ枯らしの時点で色々先生言っちゃってるからなぁw
583名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 09:34:41 ID:Bzb8raSf
見てないなら見てないで他のキャラについては黙っておけよ
584名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 09:45:38 ID:bqvtP1FE
というかギアンは途中まで完全にエニシアルートだったのを最後だけとってつけたように
「君にぶん殴られたおかげで目が覚めました」だからな。
そんぐらいなら素直にフェアでもエニシアENDにしとけと。
それか6,8,18話の夜会話相手をフェアではギアンに差し替えるとかさあ。
585名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 10:42:42 ID:I1M7dx7G
シンゲンになって迫ってフェアをあうあうさせたい
照れてるフェアの愛らしさは異常
586名無しさん@ピンキー:2010/02/18(木) 21:02:22 ID:olXU47hX
料理上手の幼妻とか最高ですよね。
587名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 10:34:27 ID:JvER7DYf
誰かアロエリでエロを書いてくれんかのう。
588名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 15:18:33 ID:jvXeG8fA
保管庫に少しある
少ないけど良作揃いだぞ
589名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 18:50:36 ID:/jpBAADf
>>580
その替わり兄貴からは相手に応える的な雰囲気があったようななかったような、だけどなw
あの妥協っぷりじゃ上官の娘が色白巨乳であっさり捨てられるコースだろ
そこで可哀相なご主人の心と体を慰めるわけだ
590名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 20:11:36 ID:30FkxARp
最後の行wシンゲン乙w
591名無しさん@ピンキー:2010/02/19(金) 22:26:18 ID:5NE5Z1fD
レックス先生やアティ先生の純愛ものを久しく見てない気がする。
592名無しさん@ピンキー:2010/02/20(土) 22:37:41 ID:ZqwLSOpi
ライとフェアの下半身が逆だったらいいなーと思ったことはある。
なんであのエロエロしいズボンはいてんのが、フェアじゃないんだろう。
593名無しさん@ピンキー:2010/02/20(土) 22:39:32 ID:WsbqDcxQ
>>589
んなことしたら二度とトレイユに戻れなくなるなw
594名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 09:11:28 ID:T+A8ZCSs
>>592
店の意味が変わってしまうだろ
595名無しさん@ピンキー:2010/02/21(日) 20:41:08 ID:hy5GqkXb
ラブホテル面影亭
596名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 08:52:22 ID:Xi8vSunr
町外れにあるのが好都合ですな。
597名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 13:30:54 ID:1kajVdta
見聞の旅に出てた何処ぞの超律者と護衛獣やら鍛聖と護衛(ryやらが泊まるんですねわかります
598名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 18:43:33 ID:Ssrf6HYq
しかし実際に泊まっていったのはルヴァイオとスバパナだったと言う
あぁ略したのに他意はないぞ
599名無しさん@ピンキー:2010/02/22(月) 18:46:05 ID:tx6jxXHm
前者はガチ過ぎて困るし後者は見た目がウホッ過ぎて困る。
600名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 00:52:07 ID:AF9WGKA8
1周目はイオスは普通に僕っ娘だと思ってた。
601名無しさん@ピンキー:2010/02/23(火) 09:34:26 ID:OlHITkDx
イオスって女体化か女設定以外で出番あったっけ?
602名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 09:17:05 ID:gcewHd++
>>597
すなわちシュガレットとプラティのニャンニャンを視ていた大魔王トウヤ様が
カシスとクラレットにやらせることを思いつくんですねわかります。
603名無しさん@ピンキー:2010/02/24(水) 22:26:32 ID:qmhm+pDd
ボテ腹のハサハを犯すSSはまだですか?
604名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 00:16:53 ID:Caow8tei
>>603
あれ、俺いつ書き込んだっけな
605名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 00:55:45 ID:CYjTTDyY
4の頃には体もキュラー戦後、メルギトス戦後位まで成長し、マグナの秘書みたいな仕事もこなす出来る女系になったけど、
ベッドの上では昔みたいにひらがな喋りで、おにいちゃんを誘惑するハサハ、

みたいなのを幻想した。
606名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 01:08:57 ID:nYvT8M+Q
その頃には流石にマグナもハサハのことを
「俺の嫁」と言ってる筈。
607名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 12:25:02 ID:lmrmplMW
たまにはハサハを陵辱とかじゃなくて普通に愛でたいんだけど
相手がマグナだとマグナを殴り倒したくなってくるから困る。
608名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 18:20:48 ID:6KOpEM02
ハサハにマグナを殴り倒させれば良いじゃない
609名無しさん@ピンキー:2010/02/25(木) 18:38:11 ID:r5slcKCJ
においならシュースト缶でも開けりゃいいよ
汁もあふれるしな
610名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 11:11:00 ID:oSRc6p1u
ハサハに限らずミニスにしてもユエルにしてもなんかマグナだと自分的にしっくり来ない。
ハヤト・トウヤとラミ・フィズとかレックスにベルフラウ、アリーゼとかライにミルリーフとか
その辺はわりと普通に感じられるんだけど。
611名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 12:24:34 ID:fFKaLX3w
レクベルとレクアリなら普通にありだな
トウヤは個人的な趣味で合わないが
612名無しさん@ピンキー:2010/02/26(金) 14:50:58 ID:rsfzop5q
マグミニ好きだ
613名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 08:34:13 ID:rshgq7z1
マグユエは俺が二次創作の道を歩むことになった元凶
614名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 08:53:46 ID:3Y80N1/7
マグナの目の前でハサハとミニスとユエルをNTRかましたい。
615名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 10:44:02 ID:nFfrWBkR
お前にそんな器量があればいいけどな
616名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 11:34:22 ID:dbDR8m1j
フィズの目の前でアルバを寝取るラミ
617名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 11:38:31 ID:/LqXpSpw
それにしてもなんでマグナだけこんな不人気なんだ?

アルバはアカネ、フィズ、ラミ、イオスとハーレム形成に余念が無いよ。
618名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 11:59:59 ID:+Pln59ac
別に不人気というわけではないと思うけどハヤトとキャラ被ってるからその分、薄く感じるんだと思う。
後、他の主人公に比べて本妻がアメルで固定されちゃってる感じだし。
619名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 12:25:56 ID:hisazRcP
あとは主人公なのに地味だから
620名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 12:29:45 ID:+Pln59ac
ユニット性能もさることながら容姿が地味だよな。
ティンコガードや太ももチラリみたいなワンポイントもないし。
621名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 14:23:50 ID:xjRl22BO
後はアメルが押し倒す的なイメージがあまりないからじゃないか
622名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 14:30:52 ID:iDXXGpSP
それはあんまり関係ないだろう
623名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 14:48:20 ID:ARuWGZ5f
俺は逆にマグナ好きだけどな
ドラマCDが発売決定になった時、どれだけ喜んだことか。
その前のドラマCDや小説はトリスだったし。
おかげで岸尾さんのファンになったくらいだ。

ただ、ヒロイン候補に他の相手候補がいるってのがネックなんじゃないか?
カイナはカザミネ・ハヤト・トウヤでも行けるし、
パッフェルはレックス、
ミニスはハヤト(トウヤ)・ガゼル、
モーリンはリューグ……そうなると残るのはアメル・ハサハ・ユエル…
マグナだけのヒロインというのが少ないような気がする
624名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 15:18:43 ID:iDXXGpSP
パッフェル・ミニス・モーリンは2単体で考えればそこまで遠慮しなくてもいいと思う
他のサブキャラ相手では恋愛確定なイベントがあるわけでもなく
マグナでもほのかに恋愛を匂わせる雰囲気になるわけだし
625名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 17:07:51 ID:nSvPUS39
マグナの場合、どうあっても最終的にはアメルにいきつくってことがハッキリしちゃってるからなあ。
626名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 17:17:58 ID:j0+gm5bB
ミニスにはヘタレ兄貴を…さすがに無理っすか
627名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 17:19:51 ID:VC04unYm
ここで変なキャラ付けがされてないってだけで、別に不人気云々ではないかと
628名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 17:24:01 ID:nSvPUS39
>>626
一瞬、どこぞの駐在を思い浮かべちまったじゃねえかw
629名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 17:27:41 ID:nFfrWBkR
>>624
モーリンの場合は匂わせるどころかガチだったと記憶しているが

>>625
それ言い出したら1の主人公はパートナーEDに行き着かないんだぞ
630名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 17:38:59 ID:rwKjYSrD
ミニスもしっかり恋愛風味ついてるな
631名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 17:49:18 ID:Jbl7PntO
>>616
なにそれ凄く見たい
632名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 21:26:13 ID:TDrh0vQI
フィズって確かにグズグズしてるうちに想い人取られるイメージあるな
633名無しさん@ピンキー:2010/02/27(土) 22:32:25 ID:vIZIv+hP
らぁ〜めっ♪
634名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 00:56:29 ID:CTTfSFhX
アルバは別にフィズに矢印出してないからなあ。
兄妹同然に育った特別親しい間柄ではあるけど。
635名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 01:11:28 ID:59YnMYg2
そういえばアルバ×フェアってあったっけ?
636名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 06:30:53 ID:ZIWmXGR0
このスレでは今のところない

アルバ→フィズは家族愛でもなんら問題はないんだよな
637名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 08:01:42 ID:X8SOg9oP
自由騎士の活動拠点は聖王都
ラミを引き取る家も聖王都在住
そしてフィズはサイジェント

どうみても引き取られたばかりで不安な妹分の世話を焼く兄貴分という構図になります
638名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 11:16:37 ID:59YnMYg2
こうしてみるとアルバ主人公並みに矢印多そうだな。

1からはフィズ、ラミ、リプレ、アヤで何作かあったし、ショタ好きそうな(偏見)サイサリス、セシル、エルカあたりとフラグが立ってもおかしくないし、
4だとアカネとの作品があったし、フィズもありえるし、怪我してる最中はミントさんと……

ああ、あとイオs(ry
639名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 17:06:03 ID:TWHpuxfn
5はもういっそのこと
アルバ主人公で作ればいいんじゃwww
640名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 18:25:58 ID:lOo82DYo
本編中じゃアルバはルシアンとガチっぽくて困る。
641名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 19:01:14 ID:gvb9q/xC
アルバは朴念仁なイメージはあるんだがヘタレなイメージが全くないな。
要素だけとれば主人公もいいくらいのポジションなのに…

あ、レイドは別の意味ででる作品間違えたな。
642名無しさん@ピンキー:2010/02/28(日) 21:15:23 ID:kjYiqkkk
俺の嫁の話が続いてて嬉しいな
643名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 00:37:26 ID:caW2bQ9J
>>623
お前のせいでリューグ×モーリンに目覚めたじゃないか


と思ったら保管庫にも二つしかないのな(´・ω・`)
マグナはなんとなくヘタレなイメージだなあ
あとアルバの設定の主人公ぶりにワロタww
644名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 01:38:28 ID:9NPyaBru
たまには特殊設定の全く無いキャラを
主人公にしてもいいのになあ、サモナイ。
ていうかアルバ主人公で姉妹を天秤にかけるとか、
あったらいいじゃないかw
645名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 02:49:55 ID:wna8pXIF
それは主人公が空気になる
646名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 04:42:34 ID:O42MWZyC
さあマグナの話題が出揃った所で、マグナ×アメルを誰か…
647名無しさん@ピンキー:2010/03/01(月) 18:58:07 ID:739swtKy
いや、ここは流れ的にアルバ×アカネ・ラミ・フェア・フィズの5Pだろ

シチュエーションはアカネが薬を皆に盛ったとかで
アカネがアルバに本気と書いてマジと読むだと尚良い

頼む…本気で誰か…!
648名無しさん@ピンキー:2010/03/02(火) 19:21:17 ID:FYY0Q7TS
その発想に負けた
649名無しさん@ピンキー:2010/03/02(火) 22:19:41 ID:BN358wRG
アルバって一度解禁するともう、スゴそうだな
650名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 01:04:55 ID:7NbYFc0S
家族意識の強いアルバは一度相手と関係を持ったら
結婚して責任取るくらいの勢いで大事にしそうだ。
651名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 01:49:28 ID:dH0Ns7zX
聖王都に帰還したアルバ
ミモザさんの実家に引き取られて聖王都で暮らすラミの世話を役うちに接近して
ある日間違いを犯してしまう

ラミ「お兄ちゃん・・・責任とって・・・婿入りしてラミと結婚して?」
アルバ「は、ハハハハハ」

という電波を受信した。
652名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 03:21:10 ID:mzRJWcot
さあ!早くその電波を形にする作業に戻るんだ!
653名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 10:49:41 ID:mKghs9H+
>>651
そんなある日、突如としてアルバの姿が部屋から消え、

「アルバは頂いた。 おまかせ怪盗」

というメッセージだけが残されていた。
という電波を受信したんだが。
654名無しさん@ピンキー:2010/03/03(水) 12:42:06 ID:q8oa20Yt
アルバが逃げたようにしか見えねぇ…
655名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 10:03:17 ID:65Xo7HZa
フィズならやりかねん
656名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 10:04:38 ID:KqwxZnTX
それやるとラミはおっかけるよりその場でしくしく泣いてそうなんだが・・・
657名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 12:13:25 ID:VwUuccGj
そこで颯爽と現れる騎士アルバですね
658名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 12:23:02 ID:t0Vv9vln
まったくショタコンだらけだな
659名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 22:29:44 ID:u2mp2LaI
まあ、イラストの画風からして、可愛らしいからな
十代後半の男キャラでもショタと言えそうな顔が
ちらほらいるし
660名無しさん@ピンキー:2010/03/04(木) 23:40:42 ID:CqO8hZvk
公式絵アルバの上半身の気合の入り方は異常
661名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 11:47:41 ID:66mgOelJ
平日の昼間から過去ログ読み漁ってたんだけどさ
17スレ目のベクサー×リニアのSSで、突然変な文章が入るんだけど
あれってああいうもんなの?
662名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 13:07:29 ID:EtUQsZPM
どんな文?
663名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 13:15:45 ID:66mgOelJ
>>662

ttp://snep.s7.x-beat.com/ss/17-17.html

このSSの「何故こんな運命になったか判らぬと〜」ってところから
664名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 13:31:22 ID:EtUQsZPM
>>663
中島敦か?
たしかに不思議だな
管理人さんのミス?
665名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 13:53:23 ID:6piBP4iD
>>663
山月記だな
保管庫管理人さん何やってんだw
666名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 15:28:37 ID:Si+KyGpm
それ書き込み原作でも書いてなかったか?
スレに書き込まれた時のを見たときからなきもするが。
気のせいかね
667名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 15:34:16 ID:6piBP4iD
>>666
過去ログ見てみたら元の書き込みにもあった
管理人さんごめんなさい
668名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 15:38:22 ID:6piBP4iD
いや、よく見たらIDが別だから嵐?
669魔神少女十字軍:2010/03/05(金) 20:34:39 ID:dODgTAdi
http://lastraven.wikiwiki.jp/?%A5%A2%A5%C6%A5%A3%C0%E8%C0%B8
ちょっと、これ見てみ、アティ先生の記事のおまけで
サモンナイト界のバカレンジャーなる物が発生しているぞ
簡単な説明をすると…

ギムレ
バカの度合と方向性については説明不要
某人形遣いに酷似(性格とか対人関係とか)
リシェルとは対に当たるキャラクター
でリシェル、フィズにとっては奇しくも友人?(てゆうか類友)

リシェル
某魔法使いに酷似(性格とか対人関係とか)
ギムレとのバカ同士のトーク必見、相方に対しては毒舌だが
彼女自身もギムレよりは僅か上のおつむしか無い

フィズ
軽率すぎる古くから存在するバカキャラ
ギムレより頭の悪いおつむ的に自分の道を見出すのは難しそうなので
リシェルとギムレという類友は温かく見守ってください

ファリエル
バカというよりは天然が適切、しかし一説ではかなりバカという説も

エルカ
子供っぽい、ツンデレ、バカを否定するバカ

ラミ
KY、下手するとギムレ、バレンよりバカ
養子に行った後日、捨てられました

バレン
ラミと対を成している、後にラミと再開した
670名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 21:05:52 ID:prWbLhff
>養子に行った後日、捨てられました

あ?・・・あ?
671名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 22:44:06 ID:ZwFN/m8D
>>669
東方厨ウザイ死ね。
色んなトコで似たようなコメントしてるだろ。オマエ。
意味不明なんだよ。失せろ。
672名無しさん@ピンキー:2010/03/05(金) 22:47:02 ID:kDSPkh5n
東方厨はなんでこんなにきもいのか
それがさっぱりわからない
673名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 01:11:28 ID:F9u0i3pQ
これは東方厨じゃなくてただのネ実民だろ
674名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 06:51:58 ID:7ilR583z
東方じゃないじゃん
675名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 10:08:30 ID:uP6Vy38/
とりあえず題名で叩くなよw
676名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 10:10:50 ID:38Ozc1mW
変なコテつけてる時点でまともな奴じゃないだろう。
スルーもできないのか?
677名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 10:44:00 ID:91G5azyE
あっちこっちで似たようなこと書いてるマルチポストの荒らしだから相手にしない方がいい。
678名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 13:24:12 ID:eKtgZQdc
まあ落ち着けお前等
この流れでこの書き込みをするってことはつまり

>養子に行った後日、捨てられました

アルバとラミのぐちょぐちょ同棲生活始まりました、ってことが言いたいんだろう
ナイスな発想だな!
679名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 17:48:10 ID:C0daFBR+
なんかアルバがブームなので流れに乗って書いてみたアルアカフィズ。
とりあえずは前編。
「なんでさ……」

 唖然となってフィズは呟いた。多くの居候が自立して少し物寂しくなったフラット。
 そこに懐かしい顔が二つ帰ってきた。

「いやあ、久しぶりの我が家ってのはいいもんだねえ。アルバ」

「アカネねーちゃん。ねーちゃんの家は薬屋の方だろう」

 帝国の宿場町トレイユからこのサイジェントまで帰ってきたアカネとアルバ。
 かの宿場町で起った事件にこの二人が偶然に居合わせたことはフィズも知っている。
 だから二人一緒になってこのフラットまで帰ってきたこと自体には問題はない。

「おや、つれないねえ。あたしとあんた、もう他人の仲じゃないっていうのに♪」

「な、な、な、なに言ってんだよ!アカネねーちゃん!?」

 問題なのはこの二人が纏っている空気、特にアカネのアルバに対するそれが尋常ではないこと。
 やたらと腕を組んでみたり、食みついたりしてアカネはアルバをからかってみせる。
 そしてアルバの方もまんざらでもない様子。二人の間から漂う男女の雰囲気。
 敏感な年頃のフィズにはよく感じられる。いったい二人に何があったというのだろうか。
 まさか行き着くところまで!?そんな焦燥にフィズはかられる。

「よく帰ってきたな。二人とも」

「ふふ。今晩は腕によりをかけてご馳走しちゃうね」

 その一方で他のガゼルやリプレらの歓迎を受ける二人。どうやら今日は一晩、ここに泊まって
 明日には二人ともゼラムへ向かうらしい。アルバは自由騎士団の本部に帰還するため。、
 アカネは向こうで蕎麦屋を開業しているシオンの元を訪れるために。
 それぞれに用事があるので一緒にいくのだそうだ。その道中をまた二人っきりで。
 想像をするだけでなんかイライライラ。複雑な乙女心がフィズの顔色に表れていた。

「どうしたんだい。フィズ。さっきから怖そうな顔してるけど」

 そんなフィズの胸の内には気づかずにアルバは声をかける。返ってくる答えは案の定。

「知らないっ!馬鹿っ!」

 そう怒鳴り散らしてしまうフィズ。フィズに怒鳴られてアルバはおろおろとしてしまうが、
 あまり気にするなとガゼルから促され、フィズもリプレから窘められてその場はとりあえず
 収まった。そうして二人の歓迎の晩餐が開かれるフラット。リプレが腕のよりをかけて作った
 ご馳走にみんなが舌鼓をうっている間、フィズの気持ちはモヤモヤとして晴れなかった。



「アルバの馬鹿!アルバの馬鹿っ!アルバの馬鹿ぁぁっ!!」

 夕食が終わって戻ってきた自室でフィズは叫ぶ。苛立ちの原因はアルバのことだ。
 最近になって異性として意識するようになった兄妹同然の幼馴染。
 アルバが騎士になる夢を追いかけてフラットを巣立ったときにフィズは後悔した。
 自分の気持ちをアルバに伝えられないまま離れ離れになったことに対して。
 だからアルバが久しぶりにここへ帰ってくると聞いてフィズは嬉しく思った。
 長くは一緒にいられないだろうけれど、今度こそは自分の気持ちを伝えよう。
 そう期待に胸を膨らませていた矢先、帰ってきたアルバの隣を見てフィズは愕然とした。
 そこにいたのはアカネ。二人がトレイユで一緒だったことは知っている。
 一緒になって帰ってきても不思議なことではない。
 だがフィズの目から見て帰ってきた二人の親密さは只者のようではないと思えた。
 ただの昔馴染みの仲間というだけとは思えない程の距離の近さ。それを感じる。
 なんでさ!心の中でフィズは突っ込む。どうしてアカネなんだろう。
 これが例えばリプレのようにフィズでも憧れるような女性であればまだ納得できた。
 けれどよりによってあのアカネである。ずぼらさの塊で、おおよそ女性らしさというものに
 縁がなく、調子に乗りすぎるあまり周囲を巻き込む不始末を犯すこともしょっちゅう。
 そんなアカネに出し抜かれてしまった。偶然、同じ町の事件に居合わせたというだけで。
 自分だってあのトレイユの事件のときに、アルバと一緒に戦うことができていたら、
 アカネなんかには絶対に負けないのに。そんな悔しさがフィズの中に溢れる。
 溢れ出す雫がポタリ。悔し涙で枕を濡らすフィズ。

「難儀なもんだねえ。自分の気持ちに素直になれないってヤツは」

「っ!?」

 するとそんなフィズの頭の声から突如、声が一つ降ってくる。
 声をかけられてフィズは慌てて頭上を見やる。そこにはなんと逆さまの状態で
 人影が一つ天井裏からぶら下がっていた。驚愕しながらフィズはその名を呼ぶ。

「ア、アカネ!」

「やっほい♪」
 
 フィズの呼びかけにいつもの軽い調子でアカネは返す。いったいどうやって忍びこんだのか。
 それは聞かないのがお約束。これこそシルターンのシノビの業である。

「ど、どこから!っていうかなにしにきたのさ!あ、あんたっ!」

 そんな仰天な登場をしたアカネにたじろぎながら、それでもフィズは問いただす。
 するとアカネはフッと笑う。そしてフィズに言う。

「ん、そりゃなにって言われりゃ、なんというか宣戦布告ってヤツ?」

「っ!?」
 宣戦布告。そんな言葉をアカネの口から聞かされてフィズはドギマギとする。
 挑まれる戦い。それはこの場合においては間違いなく。

「まあ、なんていうかさ。向うにいる間に色々とあって気に入っちゃったんだよねえ。
 あたし、アルバのヤツのことを。だから先に言っておこうかなあなんて」

 余裕ありげの表情でアカネが口にするのはアルバのことであった。フィズの直感は正しかった。
 アカネは本気なのだ。本気でフィズにとっての恋敵になると。

「な、なに言ってんのさ!あんたとあいつとじゃ歳とか全然違うじゃない!」

 告げられた布告にフィズは反射的にそう返す。確かアカネはフィズ達の母親代わりの
 リプレよりも一つ年上である。アルバとは十年近く歳が離れているはずだ。

「関係ないじゃん。そんぐらいの歳の差、シルターンじゃちっとも珍しくないよ?
 あたしはちっとも気にしないし。それに肝心なのはアルバの気持ちだしね」

「うっ、そりゃそうだけど……」

 至極もっともな正論をアカネに言われてフィズは押し黙る。なんか悔しかった。
 悔し紛れにフィズは強がりを見せる。

「か、勝手にすれば……あ、あたしは別にあいつのことなんか……」

 言いながら馬鹿っ!とフィズは心の中で自分に突っ込みを入れた。
 どうして自分はこんな風なんだろう。本当はもっと素直になりたいのに。
 葛藤するフィズにアカネはニンマリとしながら言う。

「あれれぇ?本当にいいのかい。頂いちゃうよぉ。さし当たって今日の夜にでもしっぽりと♪」

「〜〜〜〜!!!な、なに言って……って言うか、なにするつもりなのさ!あんたぁ!」

「そりゃ、しっぽりと言えばしっぽりだよ。おねんねのフィズにはまだ早かったかなあ」
 
 それは見事なまでにフィズへの挑発であった。たちまちにフィズの顔が赤くなる。
 ヤカンのように頭のてっぺんから湯気を立てるフィズ。ケッケラと笑いながらアカネは言う。

「ま、あんたがそれでいいんならあたしは気兼ねしなくていいし。んじゃ、まあそういうことで」

「アカネぇぇえええええ!!!」

 凄まじい形相で投げナイフの要領でアカネ目掛けてフィズは枕を投げ飛ばす。
 が、一瞬早くアカネはひゅくっと天井裏に体を竦める。ボンと虚しく天井で跳ね返って
 枕は床へと落ちる。ポムポムと弾むそれを見つめながらフィズはハアハアと息を吐いていた。
 ギラギラと滾る気持ちに目を血走らせながら。

「あんたには……あんたなんかにだけは……絶対に負けてたまるかぁあああ!!」

 かくしてせくしいクノイチの挑発にあてられて、一人の不良娘の心に燃え盛る
 紅蓮の炎が激しく灯されるのであった。


「んぅ……」

 夜更けの寝室。かつてはレイドが使っていた部屋でアルバはふいに気配を感じた。
 誰かいる。忍び寄ってきている。

(またアカネねーちゃんだな)

 トレイユからの帰り道の道中、こんな風に夜中にアカネからちょっかいをかけられる
 ことが何度かあった。その度にアルバも抵抗してなんとかことなきを得ていたのだが
 一度だけ一線を越えてしまったことがある。あれは酔っ払ったアカネから迫られて、
 それでアルバの方もその気にさせられて、思えばあれがアルバにとって初めての体験。

(わ、わ、なに思い出してんだよ!オイラっ)

 アカネに優しく包まれて筆下ろしを迎えたあの夜。思い出すだけでアルバは赤面してしまう。
 あの夜以降もアルバとアカネとの関係は以前とそうは変わっていない。
 おっちょこちょいの姉貴分とその尻拭いをさせられる弟分。
 そんな距離感をいまだ保っている。ただ以前よりもアカネがベタベタとしてくるようになった
 人前で食みついたり、腕を組んだりとかそういうことを平然としてくる。
 その都度、アルバはドギマギとさせられてしまう。おかげで今日もガゼル達にはからかわれ、
 フィズはなんだかよく分からないけれど不機嫌で、いい加減にアルバは疲れていた。
 ぐっすりと休みたく思い忍びこんできたであろう姉貴分にアルバは釘を刺す。

「今夜はやめてくれよアカネねーちゃん。こんな他のみんなもいるところで」

 すると何かハッと息を呑むような音が聞こえた。暗闇にボンヤリと見える人影。
 おそらくはアカネと思われるそれに対してアルバはいぶかしむ。

(アカネねーちゃん?……いや、おかしいぞ……なんだか……)

 ごしごしとまだ闇に慣れない目を擦りながらアルバは違和感に気づく。
 気配に気づいて目を覚ました自分。だが思う。本当にアカネであるあらば
 アルバが気づくような気配を発するであろうか。腐ってもシルターンの
 クノイチである。まだ騎士見習いのアルバに気取られるような真似は。

「やっぱり……そうだったんだ……」

 すると声が聞こえてきた。アカネの声とは少し違う。その声には聞き覚えがあった。
 暗がりの中、ようやくぼんやりと見えてきたその人影の輪郭にも。

(アカネねーちゃんじゃない……これは!?)

 想定していた人物とは異なった人影。それが誰なのかアルバは気づいた。
 おそらくこのフラットで誰よりも自分に近しかった少女に。
「フィズ!?」

 気がついたアルバがその名を呼ぶと、すぐ近くまでフィズは来ていた。
 その表情は暗がりなのでよく分からない。どうしてフィズが自分の寝室へ?
 アルバの疑問をよそにフィズが呟く。

「いつのまにか……アカネとそんな仲になってたんだ……アルバ……」

 呟くフィズの声は涙声だった。その呟きを聞いてアルバは焦る。

「ち、違うんだ!あれはそういう意味じゃなくてえーとなんというか……」

 焦りながら言い訳しようとするがアルバはつまる。別にアカネと恋人関係
 になったわけではないが彼女と一線を越えたことだけは確かである。
 それは誤魔化せない。嘘をつくことは騎士道に反する。けれど、どう説明
 をつければいいのかも分からない。そんな風にアルバがまごついていると
 ぐいっとフィズがにじり寄る。

「フィ、フィズっ!?」

 間近までくるとフィズが泣き顔であることがアルバにも分かった。
 どうして自分とアカネのことでフィズが泣くのか。鈍感なアルバには分からない。
 だが次の瞬間、フィズのとった行動にアルバは度肝を抜かされた。

「っ!?」

 バッ。無造作に放り投げられる布地の音。それはフィズが身に纏っていたモノであった。
 手荒く脱ぎ散らして露わになるのは成熟しかけのフィズの身体。まだ青い蕾。
 初々しいその肢体を晒してフィズはポカンとするアルバに呟きかける。

「抱きなよ」
「えっ?」

 なにかフィズから信じられないことを言われた。キツネにつままれた心地のアルバ。
 そこへフィズは追い討ちをかける。

「あたしのことも抱きなって言ってんの!アカネにしたみたいにっ!」

「ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待てぇぇええ!フィズぅうう!!」

 深夜の寝室に現れた妹分。それにいきなり裸になられて抱けと迫られる。
 あまりのことにアルバの思考回路はパンクする。

「な、なにを言ってるんだよっ!フィズっ!自分の言ってること分かってないだろ」

「そんなの分かってるってば!そっちこそいい加減に気づきなよ!この鈍感っ!」

「お、お、落ち着け。ま、まずは落ち着くんだフィズ」

 上半身裸で迫るフィズをアルバはテンパりながら宥めるが取り付く島が無かった。
 わんやわんやと詰め寄ってくるフィズに抗うだけで手一杯。
 体格的には無論、アルバの方が勝るはずだが気勢に差がありすぎる。
 とりわけ今のフィズの格好。目のやり場に困りすぎる。
 ややあってバタン!アルバの背中はベッドのシーツに押し付けられた。

「わ、わ、フィ、フィズっ!?」

 あわや妹分から手篭めを受ける。そんな際で仰向けのアルバは上を見た。
 そこにあるのはフィズの顔。大粒の涙を頬に伝わせヒクヒクと震えている。
 
「うっ……うぐっ……ふぇ……えっ……」

 アルバを押し倒した姿勢のままで、フィズは嗚咽し泣いていた。
 嫉妬や悲しみ、その他諸々の感情。それらがつまった涙が溢れ出す。
 ポタリと垂れる熱い雫はアルバの顔にもいくつか落ちる。

「フィズ……」

 どうしてフィズがこんな行動にでたのかアルバは未だに理解できなかった。
 けれど心が痛んだ。フィズをこんなにも悲しませていることに対して。
「あっちゃあ。見てらんないねえ。こりゃあ……」

「っ!アカネねーちゃん!?」

 すると何処からともなくアカネの声がする。その姿を探しアルバは視線を泳がす。
 右側にはいない。左側にもいない。何処かと思えばアルバから見て真っ直ぐの方向。

「やっほい」

 それは天井であった。また例の如くアカネは天井裏から逆さまにぶら下がっている。
 唖然とするアルバ。それに構わずアカネはくるりと空中で体を反転させて着地する。
 
「しっかし、ちょっと焚きつけてやるぐらいのつもりだったんだけどねえ」

 着地するや否や、ベッドの上でマウントの姿勢になる二人を見つめてアカネはそう呟く。
 するとアカネの侵入に気づいたフィズが視線をアカネに向けてキッと睨みつける。
 アルバの方はこの状況をいまだに掴めずにいた。

「ど、ど、どーいうことだよっ!アカネねーちゃん!全部ねーちゃんの仕業なのか?
 フィズがこんな真似したのも。いくらなんでもこれは……」

 と完全になにも分かっていないアルバがアカネに問いただす。
 するとフィズの顔が曇った。アカネは無言でベッドの方にスタスタと歩き。

「あいたっ!?」

 ゴツン。硬めに握った拳骨でアカネはアルバの頭をこづいた。
 咄嗟の事でフィズも反応できなかった。小突かれた頭をアルバは手で押さえる。
 そんなアルバに対してアカネはピシリと言い放つ。

「アルバ。あんたさあ、少しは女心ってヤツを理解しなよ」

「お、女心?」

 女心。それは騎士の夢一筋に生きてきたアルバにとって縁のないものであった。
 こんな状況におかれてそれを理解しろと言われても。
「ハア。ったく、なんだってあたしの知り合いの男どもはこんなんばっかかねえ。
 まあ、自分の気持ちに素直になれない誰かさんにも責任はあるんだけどさあ」
 
 溜息まじりにそう言いながらアカネはフィズの方もチラリと見た。
 するとバツの悪そうな表情をフィズはしていた。怒りというよりも羞恥。
 そんな感情が渦巻いているフィズの胸の内をアカネは察する。
 だから切欠ぐらいは与えてやろう。この先、好敵手になるであろうこの妹分に。

「つまりはそんだけフィズは本気ってことだよ。アルバ、あんたに対してね」

「え?」

「っ!?」

 アカネがそう呟くとアルバは目を丸くし、フィズは息を呑んだ。
 アルバに対してフィズが本気。その意味をアルバは瞬時には理解できず。

「そ、それってどういう意味だよ」

 鈍感にも聞き返すアルバ。アカネは呆れながらフィズに目配せする。
 するとフィズはポツリと呟いた。モヤモヤと渦巻く自身の胸の内を。

「好きって……意味だよ……」

「っ!?」

「あたし……アルバのこと……ずっと好きだった……なのに……それなのに……」

 頭を俯かせ、下にあるアルバの顔を覗き込みながらフィズは呟く。
 フィズの頬には涙が幾筋も垂れだしていた。涙顔で嗚咽も洩らしながら
 呟きと共にフィズの感情は高まりを見せる。

「嫌ぁっ!取られたくない!あたし、アルバのことアカネに取られたくないっ!
 だってあたしの方が好きなんだもん!アルバのことずっと好きなんだもん!」

 組み伏したアルバの身体に縋りつきながら涙ながらにフィズは訴える。
 溜め込み続けたいた気持ち。この気にフィズは一気に吐き出す。
「フィズ……」

 そんなフィズの気持ちがアルバの胸にも痛いほどに響く。
 自分の胸で泣きじゃくるフィズを抱きしめながらアルバは言う。

「ごめんよ。フィズ、おいら、フィズの気持ちに気づいてあげられなくて」

「ぐすっ……うぅ……馬鹿っ……アルバの馬鹿ぁぁ……」

 アルバにとってフィズはずっとラミと同じく大切な妹であった。
 大切な家族を守れるような男になる。それがアルバが騎士を目指したきっかけである。
 そのフィズを泣かせてしまっていることをアルバは恥じた。

「ああ、本当においらは馬鹿だ。ごめん。ごめんよフィズ」

「うぅぅ……ふぇぇぇ……」

 泣き縋るフィズの背を優しく擦りながらアルバはしきりにフィズに謝った。
 フィズの気持ちをずっと傷つけていたことに対して。

「あーあ。なにやってんだかねえ」

 そんな二人を見つめながら自嘲っぽくアカネは呟く。
 一向に自分の気持ちに素直になれない恋敵と鈍感の塊の意中の相手。
 放っておいた方が自分にとっては都合がよかったはずであるのに。

(まっ、それじゃあ張り合いがないからねえ)
 
 敵に塩を送るという故事がシルターンにはある。アカネにとっては今がまさにそう。
 フィズだってアカネにとっては可愛い妹分の一人だ。そのフィズに先じてその場の勢い
 に任せてアルバの童貞を寝取ってしまった負い目もある。だからここは少しでも公平に。
 シノビとしてはらしくない行動ではあるけれど。

「ここまできて女の子に恥をかかせちゃ騎士の名がすたるよねえ。アルバ」

「アカネねーちゃん……」

 最後の一押しにアカネはアルバに声をかけ、視線でもって優しく促す。
 アルバはまだ煮え切らない感じではあった。

「アルバ……」

 けれど続けてフィズの潤んだ瞳に見つめられてアルバはグッとくる。
 状況に流されているだけかもしれない。自分の優柔不断さでフィズを余計に
 傷つけてしまう結果になるのかもしれないけれど。

「本当においらで、おいらでいいのかい。フィズ」

 覚悟を決めてアルバはそうフィズに尋ねる。フィズはコクンと頷いた。
 お節介クノイチが見守る中で新たな一歩をアルバとフィズは踏み出すのであった。





(続く)
689名無しさん@ピンキー:2010/03/06(土) 17:59:00 ID:C0daFBR+
とりあえずここまでで前半。エロなくてすまんす。
後半は3P。んじゃらば。
690名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 08:39:00 ID:3ULr6xKR
GJ!
フィズは可愛いしアカネはカッコイイしアルバは鈍感すぎるしw
後編も楽しみに待ってます!

しかしアルバとアカネ、年が十ぐらい違うんだよなそういえば…
まあ萌えるから問題なしだがな!
691名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 15:06:38 ID:sLPOOLsD
アカネって誓約者・パートナーとほぼ同年代じゃなかったっけ

4での言動があまりにも頭悪すぎるからなぁ…
あれで良い大人なんだぜ…
692名無しさん@ピンキー:2010/03/07(日) 17:13:07 ID:97bQBaxn
だがそれが良い
693名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 00:25:12 ID:LabJR1lt
とりあえず全力でGJ
続き期待してる
694名無しさん@ピンキー:2010/03/08(月) 08:02:08 ID:7d4BRqLm
アルバブームとか俺得にもほどがある
695名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 10:37:34 ID:qoJMV4vM
4のショタ組は結構相手に恵まれてるけど
大人組はフェアを巡って激しい競争率を勝ち残らなきゃいけないんだよなあ。
696名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 10:48:56 ID:l5Et/RLl
ライ主人公だったら平和
697名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 14:26:18 ID:XSSwsD3/
アロエリーナがライ争奪戦に参加してる姿がいまいち想像できない。
リシェポムエニミル辺りは定番な感じがするけど。
698名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 18:25:04 ID:UlRjZUU9
>>697
アロエリーナは、普段はライに仲間以上の感情はないが、
ライが侮辱されたり、ピンチになったりしたとき、いの一番で前に出て
ライを庇うようなイメージがある
699名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 18:35:44 ID:RHEwZ8Kv
聞いてアロエリーナ ちょっと言いにくいんだけど
聞いてアロエリーナ

     ライを庇うようなイメージがあるの♪

聞いてくれてあーりがと アロエリーナ♪
\______ __________/
          |/
         ∧_∧
  (○)   (∀・  )
  ヽ|〃    (∩∩  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
700名無しさん@ピンキー:2010/03/10(水) 19:55:43 ID:4d7gtZpW
アティ先生のおっぱい揺れないかな
701名無しさん@ピンキー:2010/03/11(木) 13:48:26 ID:UxaNXIEA
今日がグランテーゼ発売日だがはたしてロストは
アルド・リッチバーンコースを辿るのか。
それともディランコースを辿るのか。
702名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 23:07:01 ID:LyxxqfEc
どうも。アルアカフィズの続きようやく書けました。
今日の日付のうちに間に合ってよかったです。それでは投下します。
 高鳴る鼓動に胸がキュンと締め付けられていた。焦がれ続けた相手との逢瀬。
 その時を迎えてなんとも言えない緊張がフィズの心の中にはしる。
 ふいに胸元に手をやる。するとトクントクン。この上なく胸はときめいている。
 脈打つ心臓はフィズの心と身体に熱をつくる。その熱にうかされながらフィズは噛締める。

(結ばれるんだ……あたし、アルバと……)

 ようやくに伝えられた気持ち。それはフィズが望んだ形とは違ってはいたけれど。
 アルバはそれを受け入れてくれた。それだけでも今は十分だとフィズは思う。
 抱かれたからといってそれでアルバが自分のものになるとは限らない。
 そんなことは分かっている。ただ、それでもフィズは自分の中にアルバを刻んで欲しかった。
 同時にアルバにも自分を感じて欲しいと思う。そんな陶酔にフィズが浸っている傍らで。

「あっ……あぅ……ちょ、ちょっと!アカネねーちゃん……あぁっ……」

「ふふっ、アルバ。随分とご立派になってるじゃないのさ。あんたのココは♪」

 アルバはアカネに弄られていた。ぺろーんと丸出しにされた下半身をお手手でいいように。
 くにゅくにゅと指先で陰茎を刺激され、アルバはアカネに喘がされていた。

「アカネぇぇええええええ!!!!」

 そんな状況に気づいてフィズは激怒する。折角の待ちに待ったアルバとの逢瀬。
 そこにお邪魔虫が一匹紛れ込んでいることに対して。 

「なんでっ!?なんでアンタまだいるのさっ!っていうか早速、アルバになにしてくれちゃってんのさっ!!」

 目を剥いてフィズはアカネに噛み付く。アルバと結ばれる大切な初体験の一夜。
 それを恋敵である彼女に台無しにされてはかなわないので必死である。

「なにって介添えってヤツだよ。知らないのかい?シルターンじゃ不慣れな者同士で
 エッチするときには経験豊富な人間が傍について色々と手助けしてあげるって慣わしで」

「いらないよっ!そんなの、この泥棒クノイチっ!!!」

「おやおや。いいのかい?おぼこのあんただけじゃアルバを満足させるの難しいと思うよ?」

「ぐぎぎぎぎぎぎぎぃぃいい!!」

 とまあ、この期に及んでもアルバを巡る二人の戦いは未だに交戦継続中である。
 アルバの逸物を人質に取りながらしきりにフィズを挑発してくるアカネ。
 フィズは歯軋りする。アカネの助け舟によってこういう状況にこぎつけた手前、
 あまり強くは出られないことが歯がゆすぎる。
「ア、アカネねーちゃん……フィズ……二人とも喧嘩は……」

 そんな二人に挟まれておろおろとするアルバだが二人を止めようと声をかける。
 が、ギロリと二人から同時に睨まれてすぐに黙る。ごめんなさい。
 全部おいらが悪いんです。優柔不断でごめんなさい。

「そんじゃあフィズ、アンタが代わりにやってみるかい。結構むずかしいと思うけどね」

「や、やればいいんでしょ!なにさ、そんなのっ!」

 眼力をダブルで受けてZOCに閉じ込められたアルバは他所に二人はヒートアップする。
 アカネの挑発に乗ってフィズはおずおずとアルバの傍に近寄る。
 そこでフィズはアカネの指に捕らえられたアルバの逸物をマジマジと見つめる。
 幼い頃とはまるで違う。見事なまでに成長を果たした幼馴染のそれを。

(やだっ。これって……)

 二次性徴を迎えて発達したアルバの男性器。間近で見つめフィズはたちまちに赤面する。
 ズルリと皮が剥けて露わになっているキノコの笠。弾力のありそうな肉が弓なりにしなる。
 その色ときたらもう赤く脈打ってなんともグロテスクを感じる。
 まだ経験のないフィズにとってそれは刺激の強すぎる光景であった。

(子どもの頃と全然違う……こんなの……どうやって……)

 一皮向けたアルバのそれを目にしてフィズは戸惑う。なにをどうすればいいか。
 その取っ掛かりさえ分からない。取りあえずは先程アカネがしていたように。
 アルバの先端をフィズは指先で摘む。

「ひゃっ!」

 するとピクッ。肉竿が反応する。その反応にフィズは驚く。ピクッ。ピクッ。
 まるで得体の知れない生き物のようにアルバの肉棒は脈づいている。
 ビンビンに反り返るそれに対しフィズは怯んでしまっていた。

「フィ、フィズ。無理はしなくても……」

「あっ……だ、大丈夫っ!……こんなの平気だからっ!」

 そんなフィズの様子に心配そうにアルバは声をかけるがフィズは強がる。
 とは言えフィズの頭の中は真っ白だった。初めて直面する性の営みに対して。
 この上ない緊張と羞恥心がフィズの頭の中でグルグルと駆け巡っていた。

(なによっ!ちょっと触るだけじゃないっ!こんなの……こんなのぉぉ……)

 愛しい人のペニスに手で触れる。ただそれだけでさえフィズには困難だった。
 ドキドキドキ。心臓が苦しい。キュウキュウキュウ。息が苦しくなる。

(ええいっ!ままよっ!)

 激しい動悸に耐えながら意を決してフィズはアルバのそれに触る。
 すると生温かな肉の感触が手のひらに伝わって。

(触っちゃってる……あたし、アルバのに触っちゃってる……)

 そのリアルな触感がフィズを一層にドギマギとさせるのである。
 だが、なにはともあれ最初の関門は突破した。それに続いて。

(こうするんだっけ?たぶん……)

 見よう見真似でフィズは手コキをはじめる。カリ首の付近を指先で弄る。
 手のひらを使って竿の部分もシュコシュコと擦りはじる。
 どうにもぎこちない手つきだがそれが今のフィズの精一杯。

「はぁっ……あっ……アルバぁ……」

 熟練のアカネのそれには比べるべくもないがフィズはそれを懸命に続けた。
 熱っぽく肉棒を凝視し、吐息をしきりに吹きかけながら。
 さすさす、クニクニとフィズはその手でアルバを愛でる。

「うっ……フィズぅ……」

 あまりに健気なフィズの手奉仕。それにアルバもほだされかける。
 ピクリピクリと肉竿は幼馴染の少女の手の中で震えていた。

「ふふっ。まだまだだね」

 するとそこへアカネがダメだしをする。その瞬間、フィズの手の動きが止まる。
 水を差してきたアカネをフィズはキッと睨むが、アカネはフィズを逆に視線で制す。
「貸しな」

 そう言ってアカネはフィズの手からアルバを奪う。フィズから奪ったアルバの先端。
 そこへ徐に自分の口元を近づけて。

「ア、アカネねーちゃ……あうっ……うぁぁぁっ!」

「っ!?」

 パクッ。アカネはアルバを根元まで飲み込んだ。そしてまるで尺八を吹くかのように。
 喉元を使ってアカネはアルバのペニスを扱きはじめる。

「んっ……んむっ……んぐっ……んんむっ……んちゅ……ぢゅる……」

「あぁっ……あふっ……あぁっ……うぁぁあああっ!!」

 アカネの手による尺八フェラ。精線を口腔によって激しく刺激する。
 圧巻だった。根元までアカネの口に咥え込まれたアルバのペニス。
 それがアカネの口の中に滑り落ち、ちゅるると吸いつかれる度にアルバは喘ぐ。
 アカネの口奉仕によがるアルバの姿を見せ付けられてフィズはショックを覚えた。
 これが今の自分とアカネの差。悔しい。フィズの握りしめた拳が震える。

「っ!!!」

 そして何よりもフェラチオを続けながらアカネは挑発するような視線をフィズに送っていた。
 自分と張り合うからにはこのぐらいはやって見せろとでも言わんばかりに。フィズは戦慄く。
 チュポンと音をたててアカネがアルバから唇を離す。アカネの唾液にまみれたアルバの先端。
 それを見せ付けて勝ち誇るようにするアカネ。フィズの闘争心は火がついていた。

「あ、あたしだって……はむっ……」

「わ、わ、フィズっ!あぁっ!」

 アカネには負けじと続けてガプリ。アルバのペニスにフィズはかぶりついた。
 生臭い匂いが鼻腔を擽る。思わずフィズは呻きそうになった。けれど堪えた。
 アカネには負けたくない。その一心でフィズはアルバのペニスを頬張る。

「んむっ……んぶっ……はぁ……あぶっ……」

 とにもかくにもフィズはがむしゃらであった。必死の思いで頬張ったペニスに対し舌を動かす。
 鈴口から滲み出すカウパーにまみれたアルバのペニス。決して美味なものではない。
 むしろ不味かった。えぐいような生臭さと苦みが喉奥をかけぬけて泣きそうになる。
 それでもフィズはペロペロと舌先で肉竿を嬲る。 
「あぁっ……フィズぅ……あうっ……おいらっ……」

 アカネのような巧みさは無くともフィズの奉仕には幼馴染ならではの懸命さがあった。
 またしても喘がされるアルバ。するとアカネは軽く笑みを浮かべて。

「ふふっ。こりゃ負けてらんないねえ。そんじゃあこっちも……んちゅ……」

 そう呟いてフィズとは反対側からアルバの肉竿に口づけた。竿の中腹にキスを与え、
 一方で手を使いアルバの玉をコロコロと転がす。負けじとフィズも舌を動かす。
 不良娘とせくしいクノイチによるダブルのフェラチオ。それを受けるアルバはというと
 たまったものではなくて。

「あぁぁぁあっ……ねーちゃん、フィズっ、オイラもうっ!」

「んぶっ……んっ……ぷぁぁっ!」

「きゃっ……あふっ……」

 アルバが限界を訴えると、それと同時にアルバの一部は暴発した。
 ぶぴゅっ。響く破裂音。撒き散らされる白濁。弓なりにしなるアルバの海綿から
 放たれるそれにフィズとアカネの顔はベトベトにまみれる。

「あっ……ふぁぁ……」

 アルバの白濁を顔に受けてフィズは軽く放心していた。ベトリと付着したアルバの精液。
 頬から垂れさがるそれを指で拭って口へと運ぶ。

「んっ……うぅ……」

 すると指先についたそれを舐めるとその苦さにフィズは顔をしかめた。
 そんなフィズにアカネは笑いかけてこう言う。

「あははっ。とりあえずは引き分けってところだよねえ♪」

「う〜〜〜」

 お気楽にそう言ってくれるアカネに対しフィズは低く唸った。第一ラウンドの御奉仕対決。
 その判定は両者スペルマ塗れのドローというところであった。



「こ、これでどう。き、気持ちいい?アルバ……」

 フェラチオ勝負を終えて、フィズとアカネの鞘当て勝負は次のラウンドを迎えていた。
 続いての種目は胸による奉仕。二人から吸われて減退したアルバの精力を回復させるために。
 まずはフィズが乳房をアルバのペニスに押し当てている。胸の谷間で竿を挟んで優しく包む。
 いわゆるパイズリである。

「あたしの胸、まだリプレママほど大きくないから……そんなに上手く挟めないけど……」

 そう言うフィズであったが、年齢を考えれば十分すぎるほどにフィズの胸は発育していた。
 ふよんと揺れる形の良い乳房でアルバの肉棒をしっかりとキャッチしている。
 柔らかな乳肉の感触は陰茎に伝わる。

(うっ……フィズの胸……すごく柔らかい……)

 アルバは思わず心の中で呻いた。自分の肉を包みこむフィズの乳房の感触。
 フィズがもう子どもじゃないということを実感させてくれる。
 先の射精で消耗したペニスをその乳房を使って癒してくれるフィズ。
 そんなことをされたなら。

(フィズ……おいら、フィズのこと…・・・)

 もう妹しては見られなくなってしまう。異性としてのフィズをアルバは認識する。
 押し当てた乳肉を擦らせてアルバのモノを扱くフィズ。そのいじましさに来るものがある。
 すりっ。すりり。ふよふよと揺れ動く乳房がペニスに乳圧を加えるに連れて、
 アルバの全身に血液がドクンと行き渡っていく。

「へー。結構やるじゃん。フィズ」

 そんなフィズとアルバの様子を見ながらアカネはひとりごちる。
 今、フィズがアルバにしている乳奉仕。このラウンドに入る前にアカネがフィズに
 そっと耳打ちしたものだ。先のラウンドを経てフィズも多少は素直になった。
 性的にはビギナーである自分でもアルバを喜ばせられるように、恋敵からの助言でも
 それを受け入れるようになった。それを実行した結果が今のこの光景だ。

「あっ……はぁ……熱くなってる……アルバのが……あたしのおっぱいの中で……」

「あうっ……あぁっ……フィズ……おいら、すごく……気持ちいい……」

 すりすり。すりすりと乳房で懸命に奉仕するフィズにアルバも意識し始めている。
 これは随分と手強い相手に塩を売ったものだ。好敵手の成長をアカネは噛締める。
 そうこなくては面白くない。ニヤリと笑いながらアカネも攻勢にでる。
「んっふっふっふ。ア〜ルバ♪」

「んほぉぉぉお!ア、アカネねーちゃんっ!?」

「っ!?」

 するとフィズとは反対の方向からアカネもその乳房をアルバの竿に押し当てた。
 たぷん。発展途上のフィズの胸よりも一段豊かなアカネの乳肉。
 フィズのそれと潰れ合って両側からアルバをサンドする。Wのパイズリ。
 仰天するアルバ。フィズは目を剥く。

「ちょ、ちょっとっ!いいとこなのに邪魔しないでよ!アカネっ!」

「お生憎様。あんたに華を持たせたやるのもここまで。こっからはこっちも本気でいくよ」

 そうしてアルバを挟みあいながら二人の間にまたも火花が散る。
 発育良好な不良娘と成熟したせくしいクノイチ。
 両者のたわわに実った乳房同士はぶつかりあって。

「ア、アルバっ。あたしの方がいいよね。アカネなんかに負けてないよね」

「アルバ。自分に正直になっていいんだよ。ん?どっちがいいのさ?」

「あわ、あわわわわ!うわぁぁああああ!!」

 ふにゅふにゅ。ふにゅふにゅと二人は互いに張り合うように乳をこすり付けてくる。
 両方向から来る乳圧。それはアルバにとって未体験ゾーンであった。
 右側からフィズかと思えば左側からはアカネが。恐るべきは乳地獄。

「んちゅ……ふふっ……こうしてやるともっといいんだよねえ……」

「あぁっ!くっ、あたしだってっ!」

「あぁっ……二人ともっ……そんなことされたらおいらっ……らめぇぇ……」

 パイズリを続けながら時折フェラも交えるアカネ。負けじとフィズも舌を這わす。
 二人の乳肉と二人の舌肉が容赦なく前立腺を刺激する。そんな扱きに敏感なペニス
 を晒されて、アルバにペニスは射精前以上にビンビンになっていた。

「あはっ。どうやらまた引き分けみたいだねえ」

「くぅぅぅう」

 そうしてこのラウンドでも決着はつかず、アカネとフィズはにらみ合う。
 残されるのは最終ラウンド。そこではたして決着がつくのか。
 そんな風に二人が火花を散らす傍らで。

「ううっ、ピクピク……お、おいら……もう死んじゃうかも……」

 二人の凄まじい応酬にアソコをビンビンにさせられたアルバはひたすらに悶えていた。
 

 激しさを増していく一人の男を巡る二人の女の意地のぶつかり合い。
 だが、ここまではまだ前哨戦に過ぎなかった。ここからが本当の戦いだった。
 この三人、とりわけフィズにとっては。そうして始まる最終ラウンド。
 それは愛しい相手に焦がれる少女にとっては始まりのラウンド。

「っ…………」

 一糸まとわぬ裸身を晒してフィズは押し黙っていた。本番を前にして覚悟に震える。
 先程までの前戯とは違う。本当の意味で結ばれるということに。
 襲うようにアルバを押し倒して自分を抱いてと迫ったことが嘘のよう。
 初めてのときを目前に迎えてフィズの胸は緊張に震えていた。

「フィズ……」

 そんなフィズにアルバは声をかける。アルバもまたフィズ同様に複雑な胸の内を抱えていた。
 ずっと妹のように思ってきた少女と結ばれることに。

「本当にいいのかい?おいらで。おいらがフィズの大切な初めてを奪っちゃって」

 純潔。それが女性にとってはとりわけ重要な意味を持つことはアルバでも分かる。
 フィズの純潔をこれから自分が奪う。その責任の重さがアルバに圧し掛かっていた。
 本当にフィズは自分でいいのだろうか。後で後悔したりしないだろうか。
 フィズのことは好きだ。今日のことでたぶん異性としても意識し始めている。
 けれど。

「おいら、自分の気持ちもまだハッキリしてなくて。それでフィズをまた傷つけ
 ちゃうかもしれなくて。そんなおいらがフィズの大切な初めての相手だなんて」

 そう言いながらアルバの頭によぎるのはアカネのことであった。自分の初めての相手のアカネ。
 酔った彼女に迫られて童貞を奪われたアルバだが、あのときはアルバ自身もその気であった。
 本気でアカネのことを抱きたいと思ったし、彼女に童貞を捧げたことに一片の後悔もない。
 一線を越えたあの日からここまでの道中、アルバはアカネに対してドギマギしまくりだった。
 ただ、アカネが以前と変わらぬ距離感で自分と接してくるので単に自分の方が意識しすぎているんだ
 とアルバは思っていた。だが、そのアカネが今はこうして自分をめぐってフィズと張り合っている。
 フィズとアカネ。どちらも幼い頃からの付き合いの相手でアルバにとって大切な女性である。
 こんな際に来ても二人のどちらかを選べずにいる自分。そんな自分にフィズの処女を奪う資格が
 はたしてあるのか。そんな迷いがアルバにあった。
「アルバ、あたしアルバがいい」

 すると押し黙っていたフィズが答える。口火をきるとその勢いのままにフィズは続ける。

「アルバがいいの。アルバがこの先、あたしを選んでくれなかったとしても。
 それでも初めての相手がアルバだってことあたし後悔しない。だから……」

「フィズ……」

 決して後悔しない。そんなフィズの覚悟にアルバは触れる。
 すると未だ葛藤に揺れるアルバにアカネはお気楽に声をかけてくる。

「別にそんなに深く考える必要はないんじゃないのかい。ゆっくりと決めればいーじゃん。
 あたしとフィズ。アルバ、あんたが納得いくまでじっくりとそれはもうしっぽり決めながらさあ♪」

「アカネねーちゃん……」

 こういった貞操意識に関することがシルターン出身のアカネはアルバ達とは違っていた。
 そうしたアカネとの意識のズレにアルバはこめかみを押さえる。それでもそんなお気楽な
 言葉の中に伝わるものもあった。女の子に恥をかかすな。アルバの覚悟も決まる。

「分かったよ。フィズ。おいらあんまり上手くはできないと思うけど」

「アルバ……」
 
 アルバからそう言われてフィズの顔も綻ぶ。ホロリ。涙が流れた。これは嬉しさの涙。

「ほいほいほーい。そうと決まれば早速!」

 そんな余韻に浸る間もなく薬屋クノイチは動き出す。どこから取り出したのやら。
 アカネの手には小さな油壷が握られていた。

「ふふふーん。フィズ、ちょっとこっちにお・い・で・♪」

「ちょ、ちょっとっ!あんた何するつもりさっ!キャァッ!変なとこ触んないでよっ!」

 手招きしながらフィズに詰め寄るとアカネはそのままフィズを羽交い絞めにした。
 シノビならではの体術。それでフィズを組み伏せて、アカネは壷の中身に手を伸ばす。
 トロリと液状の物体。それをフィズの急所に塗りつける。
「ほらほら、大人しくしなよ。痛くしないっていうかむしろ気持ちいいからさあ」

「ひぁぁっ……やんっ……あぁっ……ひゃっ……あっ……やめっ……」

 塗り塗り。薬をフィズに塗りつけながらアカネはフィズの敏感な部分を弄る。
 これから初めてを迎えるフィズにせめてもの餞に施す前戯。
 一度、二度、アカネの手が擦るたびにフィズの悲鳴も甘い響きを伴って。

「あふっ……ふぁ……あっ……な…に?……これぇ……」

 薬を塗り終わる頃にはフィズの準備は整えられていた。アルバを受けいれられるように。
 愛蜜のしっとりと絡むフィズの花園は開く。

「ふふっ。特別の餞別さ。結構、高いんだからね。この薬」

 塗りつけた媚薬。初めてでもフィズが悦びを感じられるように。
 アカネなりの思いやりであった。頃合を見計らいアカネはアルバに目配せする。

「フィズ……」

「ア、アルバぁ……」

 薬屋クノイチのアシストを受けて互いに準備万端の幼馴染は向かい合う。
 これまで兄妹同然に育ってきた二人。けれど今はそれぞれ一人の男と女として。

「い、いくよ」

「う、うん……」

 ドギマギを覚えながら声かけするアルバに頷くフィズ。そっとアルバはあてがった。
 自分の切っ先をフィズの割れ目へと。慎重に、慎重に、挿入はゆっくりと行われる。

「んくっ!」

 肉杭が割れ目に食い込み始めると引きつるような痛みをフィズは覚えた。破瓜の痛み。
 痛みの程度は人それぞれだが場合によっては痛いだけで初めてが終わってしまうことも少なくない。

「ぐっ……んっ……あっ……」

 けれどフィズはそれ程ひどい痛みを覚えなくて済んだ。アカネが入念に施してくれた前戯。 
 そのおかげでだいぶ痛みが緩和されている。ぐにゅぐにゅと膣肉に肉棒が食い込む感触も、
 本来なら相当の痛みを覚悟しなければいけないところだがわりとスムーズにすんだ。
 確かに痛いことは痛い。けれど感じられる。痛みだけでなく悦び。
「うっ……えうっ……うっ……」

「フィ、フィズ?」

 すると突然、フィズは涙ぐむ。思わずギョッとするアルバ。自分が下手なせいでフィズに痛い
 思いをさせてしまったのかと心配して。けれどそれを察してフィズは言う。

「ち、違うの……嬉しいの……だってあたし……アルバと……」

 涙ぐみながら洩らす言葉。最後の部分は涙でつまる。けれどちゃんとアルバに伝わっていた。
 アルバと一つになれて嬉しい。そう思ってくれるフィズの心にアルバも嬉しかった。
 それに心地良いフィズの膣肉の締め付けを受けて、アルバは本気でフィズを抱きたいと思う。

「う、動くよ。フィズ」

「うん。来て……」

 そうして開始されるまだ未熟な二人のセックス。業は拙いもののそこには初々しさがあった。
 気持ちを込めてフィズを抱くアルバ。それを受け止めるフィズ。

「ふぁぁっ……アルバっ……アルバぁっ……」

「くぅっ……フィズぅ……」

 力いっぱいに自分にしがみついてくるフィズにアルバはひたすらに腰を突き出す。
 それは傍から見てがむしゃらで雑なセックスだった。

「やれやれ。妬けちゃうもんだねえ」

 けれど二人の通じ合う様がありありと見て取れた。二人を見つめながらアカネはひとりごちる。
 上等の媚薬入り潤滑油を奮発したかいがあった。感謝しなよ。あんたたち。このアカネさんが
 ここまで世話を焼いてあげたんだからさあ。

「アルバぁっ……あふっ……アルバぁっ……」

 終いにはフィズの方も自然と腰を使い始めていた。とても初めてとは思えない。
 媚薬は女を淫らにする。けれどフィズに働いている効果は薬だけのものではない。
 愛しい人と結ばれる。それこそが少女にとって一番の心の媚薬。

「ふぁぁぁっ……アルバぁっ……あたし、もうっ!」

 薬の効果でフィズの体は感じやすくなっていた。しきりに押し寄せる快楽の波がフィズを
 オルガズムへと誘う。同時にアルバも覚えていた。この上のない射精感。それをフィズの膣内で。

「くうっ……あっ……いくよっ……フィズっ!」

「あっ……ふぁぁっ……アルバぁぁ……あぁぁあああああっ!!」

 そうして快楽の波がフィズの脳を埋め尽くした瞬間、アルバから放たれる白濁がフィズの子宮に
 思い切り良く注がれて、フィズはそのまま意識を失った。




「んぅ……むにゃむにゃ……んっ……うん……」

 チュンチュン。早朝を告げる小鳥のさえずり。アルバのベッドの上でフィズは目を覚ます。

「あれ?……あたし……」

 寝ぼけ眼でムクッと起き上がりフィズはボーっとする。どうしてこんなところで寝ているのだろう?
 素朴な疑問が頭に浮かぶ。けれど覚醒するにつれてその疑問の答えは明確になった。
 昨晩あった出来事。それは。

「っ!?」

 ようやく気がついてハッとなるフィズ。ふいに自分のほっぺを摘む。痛い。
 ということは多分夢じゃない。

(夢じゃないんだ。あたし、アルバと……)

 結ばれる事ができた。胸を押さえながらその余韻をフィズは噛締める。
 夢にまで見たアルバとの逢瀬。なんか余計なお邪魔虫も一匹紛れ込んでいたけれど。
 けれどそのお邪魔虫のおかげでアルバと結ばれることができた。
 憎き恋敵ではあるけれどそのことだけは感謝してる。

(少しはお礼を言ってあげてもいいかな。アカネ……)

 そんな風にキレイにフィズがひとりごちている傍らで、当のお邪魔虫さんはというと。

「あふっ……ふぁぁっ……あんっ……いいよぉっ……アルバっ……アルバっ!」

「ぐへぇぇ……アカネ……ねーちゃん……許ひてへぇ……おいらもう……」

「……………………なっぁあああああ!!!!!!!」

 騎乗位の姿勢でアカネはアルバを犯していた。おそらくはフィズが眠っていた間中ずっと。
 組み敷くアカネの肉壺に陰茎をぐいっと飲み干されて、精という精を搾り尽されたアルバは
 枯れ枯れのミイラだった。そんな仰天光景を目にして前言撤回。フィズは目を剥きまくる。

「アカネぇぇええええええ!!!!!」

「へへーんだ。先に気を失っちゃったアンタの負けだよ。フィズ。
 さあ、アルバ。もう一分張りしっぽりといこうじゃないのさ♪」

「も、もう……勘弁……し、死ぬぅぅ……」

「んがぁああああああ!!死になさいよぉぉおお!アンタを殺してあたしも死んでやるぅぅうう!!」

 かくしてアルバをめぐるアカネとフィズの鞘当て勝負は延長ラウンドへと突入した。
 その日の昼過ぎ、アカネに一晩中こってりと搾り取られてミイラ化したアルバがようやく
 回復してフラットをたつときその傍らにはアカネとともにフィズの姿もあった。
 当人は『あ、あたしはラミに会いにいくだけなんだからね。勘違いしないでよね』と
 嘯いて見せていたが傍からはバレバレであった。そんな好敵手との勝負の予感にアカネは
 素直にニヤニヤと喜び、一方アルバはというとこの先の自分の身を案じてゲッソリとするのであった。



 これにてひとまずは一件落着。ここから先は延長戦。

 〜fin〜

715名無しさん@ピンキー:2010/03/14(日) 23:16:22 ID:LyxxqfEc
ホワイトデーということでアルバ君にはたっぷりとホワイトなチョコを搾り取られてもらいました。
彼がこの先、腎虚にならないかだけが心配です。んじゃらば。
716名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 22:11:59 ID:5okEydGE
GJです!
なんだかんだでやっぱりアカネの方が一枚上手ですねw
そして最後はラミフラグですねわかりますwアルバ頑張れ超頑張れwww
717名無しさん@ピンキー:2010/03/15(月) 23:21:58 ID:G35bJdho
騎乗位で犯されるアルバ・・・これだよこれ
718名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 16:43:24 ID:OKoB3P8o
たまらんねぇ。激しく乙
719名無しさん@ピンキー:2010/03/16(火) 21:47:54 ID:HJwMfOcU
アルバは肉体的にはドSだけど精神的にはやっぱドMだと思う
720名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 11:17:59 ID:LraFw9u+
復活のスキルのあるライはまだしも普通の人間のアルバはマジでヤバそう。
721名無しさん@ピンキー:2010/03/17(水) 20:50:48 ID:UUEC4cqU
しかもアルバは誰相手でもあっさりエッチに持ち込まれちゃいそう
722名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 12:39:00 ID:AzwqDbFj
アカネとフィズは結構しゃべり方が似てるので混同しないように気を使う。
723名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 13:41:01 ID:aqnaLQu+
>>721
アルバ死ねですね。わかります
724名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 15:39:12 ID:zfAibeij
「今だけ・・・フィズおねえちゃんのことを嫌いになったアルバお兄ちゃんでいて下さい」
「おいらフィズのこと嫌いになった訳じゃないから、
うまく言えないかもしれないけど・・・

最高だ、ラミ、フィズよりずっと良い
ラミのこのツルツルしてペタンコな胸に比べたら
フィズのなんて物足りないよ、ラミの胸は最高だ
ここも、締まりもすごくて、フィズのじゃ全然いけないけど
ラミには入れるだけでもうすぐにもいっちゃいそうだ
フィズのあんな体に溺れていたなんて自分で情けないよ
この吸い付くような肌に触れたら
もうフィズのブヨブヨとした体なんて触る気もしない
フィズなんて中出しさせてくれるくらいしか価値のない屑女だよ
ラミさえ居ればおいらは・・・ ラミぃ、ラミぃぃ」
725名無しさん@ピンキー:2010/03/18(木) 15:50:14 ID:30mOpkc5
アルバ氏ね
726名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 00:00:25 ID:7m16Q0ZZ
元ネタ知らないけど>>724みたいなセリフ本当にあるの?
あまりにひどいw
727名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 00:33:56 ID:I13/4tt1
元ネタはSchoolDaysってエロゲ。
ドロドロの三角(どころじゃねえ)関係のもつれから刃傷沙汰になって
主人公やヒロインがグロ死したりするという曰くつきのヤンデレゲーム。
728名無しさん@ピンキー:2010/03/23(火) 17:19:32 ID:RU3wR5eS
過疎っているなあ。さりとてあまりいいネタも思いつかん。
なんとなくでお蔵入りにしているネタを列挙してみる
1 性に目覚めはじめたコーラルは切なくておとうさんのことを思うとすぐHしちゃうの。
2 海賊一家(主にソノラ)の玩具なアティ先生。
3 ミント姉ちゃんが栽培したドライアードの実のせいで面影亭がたいへんなことに。
4 アルディラ様から色んな改造をされちゃうクノン。
729名無しさん@ピンキー:2010/03/24(水) 13:33:08 ID:1qjg4b3s
アリーゼ分が不足してきた
730名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 01:57:09 ID:7Qq6lTvi
>>728
2と3が見たい

3は汎用性が高いなぁ
フェア・ライだけでなくいろんな奴に使えそう
勝手にドライアード入りプリン(試作品)を食べたデコとたまたま遊びに来たルシアンとか
731名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 02:02:27 ID:rUbuuynT
>>729
イスラを言葉攻めにするアリーゼみたいなあ
732名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 02:20:26 ID:RiZaxe70
>>728
3がいいな
全員が実を食べてしまい大乱交とかw
733名無しさん@ピンキー:2010/03/25(木) 21:25:10 ID:4W6WfO8s
乱交はいいのだがチンコの数が足りなくなってきた。
つうか男キャラ何人も出すのがキツイ。扱いきれん。
734名無しさん@ピンキー:2010/03/26(金) 16:36:54 ID:GrKVIvJY
名無しチンコの方が気兼ねなく使えるってことあるよなあ。
735名無しさん@ピンキー:2010/04/03(土) 22:44:25 ID:FilWB8ag
地域を選択してください

・辺境の町サイジェント
・聖王国
・忘れられた島
・宿場町トレイユ
736名無しさん@ピンキー:2010/04/03(土) 23:56:56 ID:MEgC5dlf
忘れられた島に一票
737名無しさん@ピンキー:2010/04/04(日) 00:19:46 ID:GKicbsYB
場所を選択してください。

・青空教室
・海賊船
・機界集落 ラトリクス
・鬼妖界集落 風雷の郷
・霊界集落 狭間の領域
・幻獣界集落 ユクレス村
・???
738名無しさん@ピンキー:2010/04/04(日) 01:50:23 ID:n+HIcSWB
海賊船で
739名無しさん@ピンキー:2010/04/04(日) 01:54:05 ID:GKicbsYB
主人公は

・男
・女
740名無しさん@ピンキー:2010/04/04(日) 19:19:52 ID:l1WzsgLi
男で
741名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 00:35:28 ID:JCpfBqGR
ソノラかスカーレルだな
742名無しさん@ピンキー:2010/04/07(水) 06:58:28 ID:/nIdoLhb
パナシェだな
743名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 00:35:59 ID:go89G1D3
女あああ
744名無しさん@ピンキー:2010/04/10(土) 09:31:23 ID:XN8g0rI4
ソノラ見たい
745名無しさん@ピンキー:2010/04/11(日) 00:12:21 ID:D0f2m2B8
au
746名無しさん@ピンキー:2010/04/11(日) 00:37:56 ID:YN2kVrqL
青空教室→青姦
海賊船→乱交
ラトリクス→道具プレイ
風雷の郷→術縛りプレイ
狭間の領域→憑依プレイ
ユクレス村→獣姦
ですね
747名無しさん@ピンキー:2010/04/11(日) 01:54:19 ID:jVcQu+cH
???は?
アズリアとかイスラ?
748名無しさん@ピンキー:2010/04/12(月) 22:31:41 ID:kDMCqai5
保管庫読んでたらレシユエに悶えた
ドSなレシィと無邪気なユエルが良すぎる
749名無しさん@ピンキー:2010/04/13(火) 23:30:20 ID:cXakGwNP
レシィって特定の相手だとガンガンイきそうだよな
750名無しさん@ピンキー:2010/04/17(土) 03:13:42 ID:7Hr4MyPI
ユエルがレシィにじゃれてるの想像するとほのぼのできる。
751名無しさん@ピンキー:2010/04/18(日) 04:34:51 ID:4niaatB+
そんなユエルを笑顔で受け入れながら心の中では押し倒したい衝動を必死に抑えてるレシィですねw
752名無しさん@ピンキー:2010/04/20(火) 18:48:55 ID:R5+ZRuc8
>>701
マグナコース
753名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 19:04:04 ID:6NTrk2h+
ハサトリでほのぼのしてたら
ユエルがやきもち焼いて乱入してきて
そのまま3Pに至る電波を受信した訳だが
754名無しさん@ピンキー:2010/04/22(木) 21:47:37 ID:G1L9IvGn
それを文章で表現してみようか
755名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 00:28:57 ID:8ezowbaV
ヤッファ×アティ書きたいけど、まずそのルートでクリアしないとなー。
756名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 07:14:04 ID:ZhiCu5dq
当たり前のことだろ
757名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 12:51:21 ID:8ezowbaV
セックスだけ書きたいとなんかゲーム最初からやるのめんどくて。
758名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 13:05:44 ID:vxjUEC4S
夜会話とEDだけなら動画サイトあさればどうとでもなる。
台詞全部のせてる攻略サイトだってあるし。
759名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 13:10:47 ID:7X1szt9V
ユエルはマグユエ以外書く気がしない
760名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 13:33:14 ID:8ezowbaV
マジですか。多少不謹慎でもボヤいてみるもんだ。
これは書けるかもわからんね。
761名無しさん@ピンキー:2010/04/24(土) 15:54:27 ID:SPNLu5LG
>>759
激しく同意だ。
俺がついてるから全力で書き始めていいぞ。
762ハサハ×トリス(+ユエル):2010/04/25(日) 04:05:39 ID:E591jwlE
>>753ですが自家発電しました。
本番はまたしばらくしたら書くかもしれないから、とりあえず軽いノリの
初めの方だけ投下。
需要ありそうだったら続き書きたい。

・・・・・・・・・

「おねえちゃん、起きて」
くいくいと袖先を引っ張られて、まどろんでいた意識が少し、浮上した。
「・・・うぅ・・・もうちょっと・・・」
この、眠りそうでまだ眠りに落ちていない瞬間が一番気持ちいい。
わたしは目も開けずに小さく首を横に振る。
「ダメ。カラダ、よごれちゃってるよ?おふろ入ってから眠らないと」
「・・・ふぇ?」

(中途半端に眠ったせいかすごく眠い・・・)

激しさを増すメルギトス軍勢との戦いの中、負けるという選択肢を選べない私たちは
ここ最近、日ごとに増える悪魔たちと戦い続けている。
最終的にメルギトスと対峙しなければならないときがくるはずだからと
戦闘時に戦力強化を効率的に行う、という具体的プランを立てたのはネスティだ。
そして今日も、森で悪魔軍勢と戦ってから、拠点にさせてもらっている先輩宅に戻り
わたしはそのままベッドに倒れこんでいた。

また、戦い方についてネスにお小言言われるんだろうなぁとぼんやり考えたところで
多少ふらふらしながらもお風呂場に着いていたことに気付いた。
「大丈夫?おねえちゃん・・・」
「・・・ぼーっとしてたみたい。大丈夫よ、お湯に浸かったらたぶん目も覚めるでしょ」
この子も戦闘メンバーに入っていたのに、自分だけ気遣われているというのが
情けないというか何というか・・・
派閥にいた頃、退屈を紛らわすためによく読書をしていたから(といってもネスには到底敵わなかったけど)
そのおかげなのか召喚術はまあまあ得意であると自負している。
でも、ついつい身体が動いてしまうというか、気がついたら最前線でナイフを振るっていたりするわけだ。
どうも、後ろでサポート、というのはわたしの性分に合わないらしい。
で、どちらかというと得意は言えない肉弾戦をすることになってしまい、
終わってみると、他のメンバーに比べて自分がやたら疲労している事に気付く、と。
「とにかく、さっさとカラダ流しちゃってご飯食べよ。そろそろ、そんな時間だよね?」
こくん、とハサハが頷く。
服を脱いだところで、腕の部分が裂かれていたことに気付いた。
浴室に入ってシャワーを浴びる際、二の腕の裏の辺りの傷を確認したが
血は固まっていたので、まあこれくらいなら自然治癒に任せたほうがいいだろうと思い
そのまま気にせず髪を湿らせたが、そこでハサハが寄ってきて
「・・・だいじょうぶ?」と訊いてきた。
「平気よ、これくらい。そんなに痛くないし、すぐ治っちゃうわよ」
じっと傷の辺りを見ていたかと思うと、ふわっと手をとり、傷を口に含む。
ハサハの思いがけない行動に、目を白黒させていると、彼女は泣きそうな顔で、ごめんなさい、と言った。
「おねえちゃんの、護衛獣なのに・・・」
「へ?」
「おねえちゃんに、ケガなんかしてほしくないのに」
護れない、と、小さな声で言った。
シャワーの音にかき消されてしまいそうな本当に小さな小さな声。
でも、その言葉は痛切に、わたしの心を締め付ける。
きゅ、と彼女の身体を抱きしめてやると、泣きそうな声が聞こえた。
言葉にはなってなかったけど、どうやらわたしは彼女を傷つけていたらしいということにやっと思い至った。
「わたしの方こそ、ごめんね。ハサハにこんなに心配させちゃうと思わなかったから」
「おねえちゃん・・・」
763ハサハ×トリス(+ユエル)2:2010/04/25(日) 04:11:53 ID:E591jwlE
本当は、初めて召喚した時、わたしが彼女を守ってあげないと、と思ってた。
けど、最近は、こんなこと言ったらハサハはきっと怒るだろうということに気付いた。
彼女は充分に強くなっていて、その力を使って大切なものを護ろうと頑張っている。

安心したように、ほ、と息を吐き、ハサハもそっとわたしに抱きついてきた。
ぞわっとした感覚が背中を奔り、今更ながらに裸で抱き合っているという異常な状態に気付いたわたしは
飛び退こうとした拍子にバランスを崩し、尻餅をつくように倒れこんでしまった。
こけそうになったわたしを助け起こそうとしたハサハも巻き込んで
仰向けに倒れたせいで強かにお尻を打ってしまい、無意識に涙が出てくる。
幸いだったのはハサハにケガがなかったこと。
わたしの上に覆いかぶさる形で倒れてきたので、ヒザくらいは打ってしまったかもしれないけど・・・
「ぃたた・・・大丈夫?」
「うごかないで」
目尻に暖かい感触。ハサハの舌が涙を掬い取る。
「・・・、っ」
何をされたのか分かって、一気に顔が熱くなった。
「ハ、ハサハ!?」
目を拭い終えると、少し身体をずらして右腕の傷をなぞり始める。
「え、だ、大丈夫、だから、ね、ねぇ」
固まっていた血が溶けたのか、ピリピリとした感覚に変わる。
「あ、ありがと、もう大丈夫だから、ね?恥ずかしいからもういいよー・・・」
せっかく乾いたのに、恥ずかしさで涙が出そうだ・・・いや、既に泣けてきた。
ハサハ相手じゃ押し退ける気にもならない。というかそんな事できない。
「おねえちゃん、すき」
「え」
「だから、治すの、お手伝いさせて?」
「う、だから大丈夫なのに・・・っ」
もう一度、顔が近づいてきて左右に舌を這わす。
すると次は何を思ったか、脇腹に口付けた。
「ひゃうっ」
「アザは、もういたくない?」
「痛くないっ、く、くすぐったい、からっ」
慣れない刺激のせいで身体が火照る。
(誰か来て!わたしじゃこの子止められない!)

カラカラ、とドアの軽い音が浴室に響いた。
願いが叶ったのかとドアのほうに目をやると、ハサハがぽかんとしてこちらを見ていた。
「あれ、ふたりとも何してるの?」
良かった、変な勘違いはしてないみたいだ。ミニスでも来ようものなら逆に大事になっていたのかもしれない
という可能性に気付いて、ひやりとしたが。
「ユエルっ・・・ちょっとこの子止めてよぉ」
「・・・おねえちゃんがケガしたから、治してるの」
真剣な顔で答えてるけど、それってシルターンでも一般的な治療法なのだろうか。
どちらかというとメイトルパっぽい・・・ん?メイトルパ?
「そっか!じゃあユエルもお手伝いするね!」
(待ってええええええええ!)
違う、そんな増援は頼んでないのに!
ハサハは少し迷っていたようだが、微かに頷いた。
「もう大丈夫!ほら、全然痛くないから!」
「ダメ」
「トリス、子供みたいなワガママ言っちゃだめだって」

「ちゃんと、良くしてあげるから」
そう言ったハサハの目がやけに艶っぽくて、ぎくりと身体を震わせた。

・・・・・・・・・

自家発電故燃費悪いです。ごめんなさい。
764名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 07:21:09 ID:roz5E4/k
エロは?
765名無しさん@ピンキー:2010/04/25(日) 10:48:40 ID:w2s+l+eH
GJなんだぜ。エロ需要あるよー!

ところで、お風呂大嫌いなユエルんが珍しいな。
766名無しさん@ピンキー:2010/04/29(木) 23:55:29 ID:wgYf29PR
保管庫のビジュアティ神やヤファアティ神は戻ってこないのかな
767名無しさん@ピンキー:2010/04/30(金) 00:14:35 ID:GQOe4qv8
ビジュアティの人はサイト知ってるけどとっくの昔に他ジャンルに乗り換えてる。
768名無しさん@ピンキー:2010/04/30(金) 00:32:35 ID:kTN9epBy
だよなあ……
数年前にやったときは二次創作を知らなかったんだが、
いまやり返して3熱が来てる こんなところに来てしまうくらいにな…
タイムマシンで過去に戻りたい
769名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 17:07:42 ID:K3OD2gNy
なんとなく思いついたマイナーカップリング


ローカス×フィズ(初期はそんな設定があったとかなかったとか)
サイサリス×アルバ(先輩騎士が色々教えてくれる)
スウォン×ラミ(親切なおにいちゃんが色々教えてくれる)
カムラン×モナティ(マイフェアレディ的な性教育)
カイナ×エルジン(お姉ちゃんが色々(ry)


レナード×トリス(なんとなく相性がよさそうな)
ロッカ×ミニス(ありそうでまだ見てない気が)
エクス×パッフェル(これも見てないような)
エクス×メイメイ(ありそうなんだけどな)
シャムロック×ケイナ(ntrネタ)


パナシェ×ミスミ(親友の母親と……)
パナシェ×ベルフラウ(主人公がアティ先生ならありのような)
スバル×アティ(先生×生徒で、3ではアティスバ、4ではスバアティ)
カイル×アルディラ(バカ船長と言いつつも気になるとか)


エリカ×グラッド(お姉ちゃんのものはわたしのものみたいな黒エリカ)
エリカ×ルシアン(お姉ちゃんのものは(ry
エリカ×ギアン(ry
ミント×アルバ(負傷中で身動きの取れないアルバの下の世話を)
ケンタロウ×ナイア(不倫じゃん)

誰かの琴線に触れますように


770名無しさん@ピンキー:2010/05/02(日) 20:07:17 ID:ntS1oWgu
ミント×アルバはこれ以上ないエロいシチュエーションだと思う
ntr的要素も入ってるし
771名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 03:48:08 ID:Ngj0ARjz
パナシェ×ベルフラウは俺の中では完全に正史
772名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 15:52:48 ID:G+T39ByA
真面目で色々悩みそうなアルディラと豪快なカイルは相性バッチリだと思う
773名無しさん@ピンキー:2010/05/03(月) 16:15:35 ID:qAyTg6/4
カイルとアルディラに萌え転がった
774名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 17:12:58 ID:vtMDL2VG
恋愛かどうかはさておき、1フィズの「好きなもの:ローカス」設定は残ってるんじゃ?
4でローカスに教わったとか言ってたような
775名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 17:21:50 ID:eCQ63yZt
ローカスって誰だっけ?
776名無しさん@ピンキー:2010/05/04(火) 18:07:23 ID:JlDtsZWF
1で出てきた幸薄そうなお兄ちゃん
777名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 09:55:48 ID:psgLGj13
後編が未だに発表されない都月のクリスマス小説の主人公だな
ダブルムーブとダブルアタックを併せ持つ勇者だったが、あらゆる場面で残念だった
778名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 11:51:44 ID:CgnlD3JW
>>771
お互い処女童貞でぎこちなくも初々しいセクース妄想
「そこじゃありませんわ!」
「ご、ごめんっ」
779名無しさん@ピンキー:2010/05/05(水) 14:34:27 ID:G56bJgw2
アナルセックスとな?
780名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 21:42:17 ID:x1AzyYA9
性別不明キャラというのが密かなマイブーム。(基本的に♀として脳内変換する)

サモで言えばコーラルやアーノがそれに当たるわけだが、
コーラル(♀)の二次創作(小説、漫画)はそれなりに見るのだが、アーノ(♀)のはほとんど見たこと無い。

こうなったら自分で書くしかないのだろうか…?(絵は描けないので小説で)
781名無しさん@ピンキー:2010/05/06(木) 22:13:54 ID:YgJ97xhC
そういうキャラはふたなりが常道だろうが。
782名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 09:19:41 ID:B9WdOwYj
性別なんて些細な問題でごんす
783名無しさん@ピンキー:2010/05/07(金) 23:35:33 ID:NlfbjDcT
レシィ(♀)も少ない希ガス
784名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 10:14:57 ID:JKdqIxeq
レシィは一応性別不明キャラじゃないんではw
785名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 17:48:19 ID:5Q829HEi
レシィは男、これはゲーム中でもわかるw
786名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 17:59:40 ID:wSStVtaV
おまえら夢がねぇなぁ、♀なレシィとか萌えるだろ?
787名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 18:35:08 ID:5Q829HEi
男だと言い張っていて、実は♀というのは萌える
女だと言い張っていて、実は♂というのも萌える
つまりどちらもおk
788名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 18:39:20 ID:Frwt+NP4
同じツルペタならちんちん付いてる方がお得
789名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 20:07:18 ID:+6778AWn
ツいてないレシィとか論外!
790名無しさん@ピンキー:2010/05/08(土) 20:14:42 ID:TcNKfTMQ
穴なんか一つでいいじゃない!
791ふたなりクラレットさん〜自慰補助編〜:2010/05/10(月) 21:55:57 ID:jg+jtnoL
なら、クラレットにつけてみた。やはりハヤト×クラレットなんだが。
ということでふたなりNGな人は回避推奨。
ふたりのイメージを壊されたくない方も回避推奨。


NGワードは「自慰補助」
792ふたなりクラレットさん〜自慰補助編〜:2010/05/10(月) 21:57:59 ID:jg+jtnoL
 とある平穏なフラットの午後。
 趣味の釣りから帰ってきたハヤトは、ひと休憩しようと自分の部屋に向かっていた。
「はぁー…今日はあまりいい魚が釣れなかったなぁ。まぁ、夕食の一品ぐらいにはなるか」
 成果はいまひとつだったのか、ため息をつきながら部屋のドアノブを回そうとしたところ、突然轟音響き渡る。
「な、なんだぁっっ?」
 轟音が聞こえてきたのはクラレットの部屋からだ。急いで駆けつけ、ドアを開く。
 部屋の中は黒煙が充満していて、視界を遮っていた。
「クラレット! 大丈夫か!?」
「は、はやと……? は、はい…召喚術の実験をしていたら、失敗してしまったみたいで」
 ごほごほと咳き込むクラレットの声が聞こえて、ひとまず安心する。どうやら、怪我はないようだ。
「それならいいんだけどさ。……取り敢えず窓開けるか。煙で何も見えやしない」
 基本的に、フラットの部屋はどれも似たような構造になっている。クラレットの部屋も何度も訪れたことがある。
 煙の中でも、窓の位置は把握していたので手探りでも窓を開けることは出来た。
「はぁ、一体何の実験をしていたんだよ、クラレッ――――」
 黒煙が部屋の中からある程度抜けると、ようやく視界が開けてくる。先ほどの轟音の割には、部屋には被害はなかったようだ。
 ため息をつきながら、後ろを振り返る。そこには当然ながら、クラレットの姿があった。
 だが、ハヤトは一瞬クラレットの名前を呼ぶことを躊躇った。なぜなら―――

「どうしたんですか、ハヤト?」
「し、し、し、した、した………!」
 ハヤトは何かを伝えようとしているのだが、どうも要領を得ない。
 何かに驚いているのか、目を見開いたままクラレットを凝視している。
「した? ハヤト、一体何を言ってるんですか…?」
 ハヤトの視線は、クラレットの下肢に向いている。訳の分からないまま、クラレットは視線を下に向ける。
 そして、その瞬間、クラレットの思考は停止した。現実を認めたくなかったのかもしれない。
 ―――クラレットのスカートは、実験の失敗の為か、ぼろぼろに破けていた。
 当然のことながら、白い太腿もお気に入りの下着も露になってしまっている。
 これはこれでとても恥ずかしいことなのだが、ふたりが驚いているのはこのことではない。

 そのお気に入りの下着の中で窮屈そうに盛り上がるものがあったのだ。
 しかも、それが何か分かるかのように、ご丁寧に先端が下着から飛び出していた。

「き………きゃああ……もごっもごっ!?」
793ふたなりクラレットさん〜自慰補助編〜:2010/05/10(月) 21:58:42 ID:jg+jtnoL

「ま、待て、落ち着け! クラレット! 騒いだらみんなが来ちまう!」
 驚きのあまり叫ぶクラレットの口を、慌ててハヤトは塞ぐ。
 こんな状況をフラットのみんな、とくにリプレ辺りに見られたら、変な誤解を招きかねない。
 ハヤトの言葉に、多少冷静さを取り戻したのか、おそるおそる頷くクラレット。
「こ、これって、もしかしなくても……男の人の…ですよね…?」
 クラレットはまだ現実を受け入れ切れてないのか、身体を震わせながら弱々しくハヤトに尋ねる。
「た、たぶん、そうだと思う……、召喚術の実験って言ってたけど、その失敗の影響なんじゃないか?」
 まじまじと下着から飛び出した先端を眺めながら、話し合うふたり。
「って、は、ハヤト! そんなに見ないで下さいっ! は、恥ずかしいじゃないですか!?」
「ご、ごめん!」
 ようやく我に返ったのか、クラレットは真っ赤になってハヤトを怒鳴りつける。ハヤトも急いで後ろを向いた。
「で、でも…どうするんだ? 流石にそのままじゃ……」
「だ、大丈夫だと思います。憑依召喚術の一種なので、時間が経てば効果も切れると思うんですが…」
「どれくらい続くかも分からない……か」
 早く元に戻れば問題ないが、そうでない場合この身体のままみんなの前に出なければならない。
 もちろん、衣装の上からでは目立たないかもしれないが、出来ることならそれは避けておきたい。

 と、そこでクラレットは恥ずかしそうに口を開く。
「ほ、方法はないことはないんですが……」
 ごにょごにょと口篭るクラレット。
「へ? 方法があるなら、それを試せばいいだろ? クラレットだってこのままじゃ嫌だろ?」
「それがその…………」
 クラレットは恥ずかしそうに、ハヤトに耳打ちする。その瞬間、ハヤトも真っ赤になってしまった。
794ふたなりクラレットさん〜自慰補助編〜:2010/05/10(月) 21:59:52 ID:jg+jtnoL
「やぁ、ぁ……は、恥ずかしいです…」
「ん、まぁ…俺も恥ずかしいけどさ」
 ふたりは服を脱いでベッドの上に倒れていた。要するに、性交。
 クラレットが召喚しようとしたのは、どうやらサプレスの悪魔で色欲の強い召喚獣だったらしい。
 それがこんな形で憑依するとは思わなかったが、欲が満たされれば憑依も解けるだろう、とクラレットは予測したのだ。
「でも、それにしても……これまた、立派だな。俺と同じぐらいあるぞ…」
「い、言わないでくださいっ! すっごく、恥ずかしいんですからっ!」
 赤面して抗議するクラレット。だが、その意に反してクラレットの肉棒は太刀のように硬く勃起していた。
「別に恥ずかしがらなくてもいいって。折角だし、この状況を楽しまないと」
「折角ってなんですっ! 変なところで、ハヤトは前向きなんですっ」
 抗議するクラレットをよそに、ハヤトはその彼女の肉棒を優しく握った。すると、彼女はびくっと肩を震わせる。
「やっ……」
「男はさ、ここを擦ると気持ちよくなれるんだぜ?」
「あ、あふっ…、だ、めぇっ……!」
 クラレットの肉棒は、ハヤトが言ったとおり彼と同じぐらいの大きさだった。
 触れると、手が火傷してしまいそうな熱を持っており、それだけで彼女が決して羞恥だけを感じているのではないということが分か

る。
 他人のそれを握るという行為は今までなかったが、どうもヘンな気分になってくる。
 今度はしっかりと肉棒を握り、ゆっくりと上下に擦りはじめる。すると、すぐにびくんと掌の中で彼女のそれは跳ねた。
795ふたなりクラレットさん〜自慰補助編〜:2010/05/10(月) 22:00:36 ID:jg+jtnoL
「感じてるんだ、クラレット」
「そんなこと、言わないで……は、恥ずかしいのに、ハヤトに握られるとどきどきして、エッチな気分になるんです…」
「へぇ……それじゃ、もっとしてあげるよ」
「ちょ、は、ハヤト……きゃうんっ!?」
 それまでは焦らすように緩慢とした動きだったが、緩急を付け肉棒を擦り、指先で亀頭を撫でたりと器用に弄る。
 変化をつけるたびに、彼女のそれは何度も跳ねたり震えたりする。
 その様子が愉しいのか、ハヤトは上機嫌で手を激しく動かしたり、休めたりと彼女の欲望を弄っていく。
「気持ちいいか?」
「………うっ……、は、はい…」
 意地悪なハヤトの質問にも、だんだん理性が削られているのか、赤面しつつも頷くクラレット。
 ハヤトはそんな彼女の反応に、ますます期限を良くする。すると、彼はクラレットの耳元に唇を寄せた。
「どこが、気持ち良いんだ?」
「へっ……い、言えませんっ!」
 ハヤトのエスカレートする質問に、クラレットは恥ずかしそうに、首を横に振る。
 だが、ハヤトは退かず、さらに耳元で囁く。その間も、彼女の欲望を刺激してやりながら。
「言えば、気持ちよくなるぜ? ほら…クラレットの此処だってとても喜んでるじゃないか?」
「あう……」
 ハヤトの言葉に、赤面して何も言えなくなる。
 ぼうっとしている間にも、ハヤトの手によってそれは扱かれてぞくぞくとしたものがこみ上げて来る。
「は、ふっ……でも……」
「大丈夫、今は俺しかいないんだ。俺なら、どんなクラレットの姿だって受け入れる」
 耳元で囁くハヤトの言葉に、ぞくりと震える。それは越えてはならない一線のような気がしたのだ。
 けれど、ハヤトはそれを肯定し、受容してくれる。そう思っただけで、クラレットの理性のたがは外れようとしていた。
「お……、おちんちん、です……」
「もっと違う言い方があるだろ?」
「はぁ……ぁ…」
 クラレットの瞳がとろんと蕩ける。この一歩を踏み出していいのだろうか。
 言ってしまえば、楽になる。もっと気持ちよくなれる。僅かに残っている理性が、その欲求を留めているが、
 言ってしまえば、戻れなくなってしまう。そんな気がしてならないのだ。
 だが―――、クラレットはもう限界だった。

「お…ちん、ぽ……おちんぽ……、おちんぽが気持ちいいんですっ!!」

 そして、次の瞬間、味わったことない強い高揚感がクラレットを襲う。
 その衝動は、粘着性のある白濁液と形となって、周囲にぶちまけられてしまった。

「あ――――」

(今、わたし……とてもだらしない貌してる………)

 鏡で見たわけでもないが、自身が卑猥な表情をしているという実感が、
 脱力感に襲われるクラレットに、ぼんやりと脳裏をよぎった―――
796名無しさん@ピンキー:2010/05/10(月) 22:02:16 ID:jg+jtnoL
とりあえず、此処まで。あまりエロくないが、それはわたくしめの腕の拙さということで。
797名無しさん@ピンキー:2010/05/11(火) 09:44:30 ID:jkLGNeo6
ひさしぶりの投下キター
昔来てたハヤクラの人?
続き待ってます
798名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 01:20:52 ID:v/3KQnG+
昔サモクラで二次書いてた程度だが、ちょっと書いてみようかな……
799名無しさん@ピンキー:2010/05/15(土) 11:48:42 ID:lU1tgdDE
エニシアたんをオレの触手でずっぽりんこにしたい。
800名無しさん@ピンキー:2010/05/23(日) 11:27:58 ID:XgO+yoIR
あげ
801名無しさん@ピンキー:2010/05/28(金) 15:58:34 ID:Lz3oJf7n
4やり直してみたがイスラに比べたらルシアンは幸せで優遇されて必殺技もあるけど
やっぱり性能は不遇でどちらかと言えば周りが超人ばかりで埋没するタイプだな
802名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 07:29:07 ID:wVs9Ntms
ルシアンはベッドの上で本領発揮するタイプだからな。
ベッドの上ならダブルアタックとダブルムーブ持ちさ
803名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 07:45:27 ID:aRhwe0wm
つまりギシアンに長けているということだな
804名無しさん@ピンキー:2010/05/29(土) 12:05:39 ID:FrpYmB27
ルシアン×ギアンとは新しい
805名無しさん@ピンキー:2010/05/31(月) 08:36:06 ID:nFyCimae
>>804は堕竜に掘られました
806名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 15:55:00 ID:GUDfG/2G
リアルが忙しくて書きかけのソノラのSSが一向に完成せん。
807名無しさん@ピンキー:2010/06/04(金) 23:40:06 ID:DaDhvMMb
前に出たカイル×アルディラを書いてるが完成する気配が薄い
808名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 09:55:25 ID:QomSc99J
随分前にスウォンがエルカとミモザに童貞食われるSSを書いてたが、途中で煮詰まってしまった…
809名無しさん@ピンキー:2010/06/05(土) 23:49:40 ID:4AvoHMFw
途中まででもいいからUPれ、少なくとも完結未定と明記してUPる分には問題ないかと
もしかしたら励みになる感想が来るかもよ
スウォンファンだった俺にとっては何気に待望
810808:2010/06/06(日) 12:56:04 ID:pOxblWr0
>>809
ありがとう。
頑張って書いてみるよ。
811名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 00:21:50 ID:+f0tswW8
そういえば唐突だけどマグナでハーレムものってあったっけ?

もしかして全部メルギトスに持ってかれてる?
812名無しさん@ピンキー:2010/06/07(月) 07:46:57 ID:1xfL2kyX
裕氏の鬼畜マグナがそうじゃないか。確か。
813名無しさん@ピンキー:2010/06/11(金) 23:32:49 ID:qEdLwWJd
保守
814名無しさん@ピンキー:2010/06/12(土) 21:49:26 ID:jPpRtyfl
懐かしいなあ
結局最後のマグユエが見れなかったのが心残りだ
815イスラ×アティ:2010/06/13(日) 22:41:00 ID:oxG0W7bL
最近第三次くらいの3もえが来ている。というわけでイスラ×アティ
むしゃくしゃしてやった。反省はしていない。
前半は本編中でグダグダ、後半はイスラエンド後てんてー自慰。
とてもぬるいです。
816イスラ×アティ:2010/06/13(日) 22:41:30 ID:oxG0W7bL
 真っ暗な黒。彼が囁く。
「いやらしいね、ほら、見える?」
「い、やっ……」
「ちゃんと見て」
 ぼたり、ぼたり。粘ついた水が落ちる音。
彼が見ろというそこから聞こえる。見たくない、いや、やめて。
目を覆う手は、あっさりと引き剥がされて、見せ付けられる。現実を。

「〜っ、あ、れ」
 身体を起こすと、先程の情景は欠片もなかった。
彼の姿も、何もかも消えてしまっていた。
周囲を見回して、ようやく自分が夢を見ていたことに気付かされる。
「なんて夢見てるんですか、私は……」
 けれどそれは、先日実際に起きたことの追憶。
彼――イスラと過ごした時間は。
 
 記憶をなくしたという彼が、どうしても気になって、つい目で追っていた。
そして、軍属であること。彼女の弟であることを知った。
つまり、敵対関係にある。それでも、気になって、追いかけて。
自業自得だと詰られながら、押し倒された。

 それから、ひとりで夜出歩いていると、気紛れに現れては弄ばれた。
彼は言った。いやなら力を使ってみせろ、と。
できないのなら、そっちも望んでるんだろう、被害者面するなよ。

 違う。そう思っても、言葉には出来なかった。
きっと、言っても意味がないから。伝わらない。
……伝える気がない、だけかもしれないけれど。

「どうしましょう……」
 身体が熱い。どうしようなんて、無駄な問いかけ。
答えはひとつしかないくせに、だから彼から偽善者扱いされるんだ。

 アティは小さく首を振って、身支度を始めた。
その後、ふらりと彼女が船から姿を消したことに、気が付く者はいなかった。
817イスラ×アティ:2010/06/13(日) 22:41:55 ID:oxG0W7bL
「ぁ……」
 いた。黒ずくめの彼は、夜の闇に溶け込むように森の中にいた。
目立たない筈なのに、見つけてしまった。そろそろと近寄ると、立ってはいたけれど目を閉じていた。

「眠ってる、んですか」
「なわけないでしょ」
 アティが思わず呟いた言葉に、返す声に気づいた時には景色が一転していた。
腕が、腰に回される。彼の匂いに、かつての夜を思い出して、彼女の体が強張った。
「……?」
 ただ、抱かれていた。
いつものように、敏感な部分を無遠慮に触られることもなく、きゅう、と柔らかにしがみ付くように抱きしめられていた。
まるで、小さな子どもみたいに。
 声を掛けられなかった。アティは、怖かった。
彼に蹂躙されることではない。この優しい腕をなくすことが。
だから、何も言わずに彼の長い前髪にそっと触れた。

「っ、……」
 一瞬、彼が身動ぎしたが、それだけで。抵抗されず、受容されてしまった。
それが、アティの胸を歓喜で満たす。
更に髪を掻き分けて、白い額に指が当る。できるだけゆっくり撫でた。

 彼女の指を、彼の視線が追った。
「……アティ」
 囁く声は、ひどく熱が篭っていた。
彼女はそろそろと顔を上げて、彼の表情を見ようとした。けれど、上手く行かない。
「ん、ぅ」
 近すぎて、良く分からない。唇が熱い。
蕩けるように甘い。触れるだけの、まるで初めてそうしたかのような口付け。
「ん……ん」
 頬を撫でる彼の手に、自分の手を重ねる。
まるで、恋人同士のような情景に彼女は酔っていた。

 だから、唇が離れても名残惜しそうに彼の名を呼んで。
「イスラ……」
 首筋に、抱きつく。びくりと彼の身体が震えた。
でも、解くつもりはなかった。黒い髪に顔を埋めて、目を閉じる。
818イスラ×アティ:2010/06/13(日) 22:42:59 ID:oxG0W7bL
 腰に回された彼の手が、ゆっくりと彼女の身体をなぞった。
それまでを思えば、あまりにたどたどしい愛撫だった。

「はぅ……ん、ぁ……」
 火照った体には、それだけでも十分な起爆剤。
スカートをたくし上げると、下着越しでもはっきり分かる程湿っていた。
イスラは膝を突くと、そこを見上げた。
「ぁあ、う。ふあ……っく」
 焦らすことなく下着を取ると、顔を寄せて濡れた唇に口付けた。
「んん、ぁ、っひあ!」

 ざらついた舌の感触が、ダイレクトに身体を揺さぶった。
吸い付かれ、開いた彼女の唇は彼を求めてひくひくと震える。
「は、はっ……んぁあ、だめ、ぁッ、だめなんですぅ……っ。ふ、ふぁぁあっ」
 優しく優しく落とされた口付けに、アティのなけなしの理性が溶ける。
崩れ落ちそうな身体は、彼の手によって支えられた。
ようやく重なった視線は、柔らかに凪いでいた。

 思わず、ねだってしまう。
「いすら……イス、ラ、ごめんなさ、私、も……ぅ」
 相変わらず彼は無言だった。
けれど。彼女の要望は伝わっていた。
「っはふぅ……!ひくっ、っぁん」
 舌ではない、待ち望んだ感触。身体が勝手に動いていた。
「あっ、イスラ、そこ……ぁふうっ、んーっ」
 ずる、びちゃっ。ふたりを繋ぎとめる部分から零れる水音が耳の奥にこびり付いていく。

「ぁ。ぁああ……くぅ、あ……!!」
 あの日、あの最後の夜。
優しかったのは、きまぐれかもしれないし、彼の本来の姿だったのかもしれない。
あの手が、忘れられない。
819イスラ×アティ:2010/06/13(日) 22:43:56 ID:oxG0W7bL
「はっ……ぁあ」
 鼻にかかった甘い声が、寝室に響く。
指が、秘所から面白いように溢れる蜜を掬って内側へ擦りこむ。

「んん……い、いすらぁ……あ、だめっ……」
 乱れた衣服から覗く肌には、汗が散っていた。
「せんせい」
 そこへ、無邪気に彼女を呼ぶ声が聞こえた。

「ひぁ……?あ、う、イスラッ!?な、なにしてるん、ゃあんっ」
 一気に現実に引き戻されたアティの瞳に映ったのは、穢れのない眼差しで彼女に圧し掛かっているイスラの姿だった。
彼女の悲鳴を気に留めることなく、彼は彼女の身体に手を伸ばす。

「えと、こっちかな?」
 彼は小首を傾げて、ぴんと張った乳房の先端を握る。
「きゃぅっ、や、だめ、だめですっ」
「だめ、ってことは気持ち良い、んだよね。よかった」
 嬉しそうに微笑む姿は、子どものそれで、教師としての道徳心がアティを苛んだ。
ともかく、止めさせなくては。そう思っても、身体が動かせない。

「は、はい!?なに言ってうぁ、はぁ……んくぅ」
「先生、気持ち良い?」
「や、……ぁ、イスラ、お願い……やめてぇ」
 快楽で飛びそうになる理性をどうにかかき集め、アティは哀願する。
眦に浮かんだ涙を見て、イスラもあっさりと身体を引く。
「え?……うん、分かった」
「はぁ……は、あ……ん」
 何度か荒い呼吸を繰り返し、イスラに背を向けたアティは肌蹴たブラウスをかき合わせる。
どうにか体裁を整えると、教え子に振り返って、先程の行為の意味を問うた。

 彼はきょとんとして応える。
「先生が、辛そうだったから。気持ち良くなるお手伝いがしたかったんだ」
「お、お手伝い、って……あの、もしかして見てたんですか?」
「うん。だって、僕の名前呼んでたから」
820イスラ×アティ:2010/06/13(日) 22:44:28 ID:oxG0W7bL
 彼女にとって、こういった経験は彼しかなかった。
理由は、きっとそれだけではないのだが、アティはその考えを中断せざるを得なかった。

「じゃ、先生、ぎゅーしてあげる」
「きゃ、イスラ?」
 頭を抱え込まれて、彼の胸しか見えない。ぽんぽん、と後頭部を撫でる手は大きくて暖かい。
こういう時、アティはつい泣きたくなってしまう。
何も変わっていないと、勘違いしそう。優しくて、胸が詰まる。

 ゆっくりと彼女の頭を撫でていた手が、止まる。
代わりに一際強く抱きしめて、彼が彼女の耳元へ唇を寄せた。
「いつか、帰ってくるから。君に話したいことが、たくさんあるんだ」
「え、?」
 囁く声は、低く響いた。
顔を上げると、彼はいつも通りの顔で『先生?』と首を傾げていた。

 ああ、もう。アティはぐちゃぐちゃになった顔を伏せる。
イスラはそんな彼女を心配そうに見つめていた。
「先生、どうしたの?おなかいたいの?」
「……、そうですね。イスラ、ひとつお願いしても良いですか?」
 彼がこくんと頷く。幼い仕草に、少しだけ苦いものを含んだ笑みを浮かべた。

「もう少し、ぎゅってして下さい」
 アティは願った。
――少しだけ、我がままを許して下さい。
821名無しさん@ピンキー:2010/06/13(日) 22:46:19 ID:oxG0W7bL
おわり!
正直最初は別の話を書いててちーっとも進まなくて
息抜きに書いてたこっちが先に仕上がったでござる。どうしてこうなった。
そんじゃおやすみー。
822名無しさん@ピンキー:2010/06/17(木) 23:58:19 ID:ZYWJBuJ1
GJっッス!

……つーか、誰もいないのか?
823名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 07:22:30 ID:uxJNB1EN
SS投下から丸4日たってようやく1レスじゃ精神的にキツイだろうな。
つうか俺なら丸1日でもいたたまれなくなる。
824名無しさん@ピンキー:2010/06/18(金) 22:44:38 ID:+6pAkOYb
おお、イスアティGJ!
久々に3やりたくなった!

それにしても過疎ってるな、投下したいのは山々なんだが
825名無しさん@ピンキー:2010/06/19(土) 23:21:26 ID:n2YKHBP8
鬼畜氏が書かなくなったらほとんど投下なんてないしな、人も減るんでない

それはともかくイスアティGJ!
3ものアティ先生ものが投下されると嬉しくなるな
826名無しさん@ピンキー:2010/06/20(日) 23:22:30 ID:jOmx2oQF
最近マジでSS書く暇がないなあ。何ヶ月か前に書き始めたソノラのSSがずっと止まったままだ。
827名無しさん@ピンキー:2010/06/21(月) 00:26:28 ID:eMIOYs8Z
鬼畜氏乙
828名無しさん@ピンキー:2010/06/23(水) 01:25:36 ID:RCR0BaGt
どうして本人と特定できるのかな?かな?
829名無しさん@ピンキー
どうでもええやん