【銀魂】空知英秋作品でエロパロ15【13】

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1名無しさん@ピンキー
文句垂れるだけのゆとり馬鹿はスルーで!
空知英秋作品のエロパロを皆で書こう!
美咲にとみ子に十三夜、神楽にお妙にお通にさっちゃん、
キャサリンにババアにハム子に九ちゃんに幾松に栗子
陸奥にそよに辰巳に阿音、百音、おりょうちゃんにハジに卵さん、
レイに松子、月詠に日輪などなど

鬼畜、純愛どんとこい!

※やおいは801板でどうぞ。
2名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 17:43:45 ID:iHjKghZR
どなたか保管庫と過去スレのリンクお願いします
自分携帯なんでコピぺしきれませんでしたorz
3名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 19:55:05 ID:8W/QrnXA
(過去スレ)
【銀魂】空知英明作品でエロパロ【しろくろ】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1084031649/l50
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ2【しろくろ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098717339/
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ3【しろくろ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119799745/l50
空知英秋作品でエロパロ4
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127953756/l50
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ5【しろくろ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1139921146/
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ6【しろくろ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1147579076/
銀魂】空知英秋作品でエロパロ7【しろくろ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155653244/
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ8【しろくろ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1167935525/
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ9【しろくろ】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178378251/
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ10【しろくろ】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1192455888/
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ11【13】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1202951745/
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ12【13】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1215356442/
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ13【13】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1229754777/
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ14【13】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239369351/ ←前スレ

(これまでに投下されたSSの置き場)
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.arings2.com/
4名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 19:59:45 ID:8W/QrnXA
前スレ>>616です
容量確認しないで投下してからにすいませんorz

>>1乙!
5名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 21:17:24 ID:jcX9C4Nb
>>1 乙です!
500KB超えるとああなるんだ。初めて知った
>>4
続き待ってます
6桂九の続き:2009/07/24(金) 22:45:00 ID:8W/QrnXA
などとくだらないことを言い争っているうちに、長髪が片手にもっていたアイスキャンデーは溶けていく。
すがすがしいほどに手がベトベトになっていていたので一応教えてやると、まもなく不甲斐ない絶叫が辺りに響いた。


「貴様のせいだぞ」
「何で僕が、」
「いいから来い。付き合えばアイスを溶かした件については見逃してやる」

僕の体質を理解しているのか、それとも無意識なのか、無理に体に触れようとはしない。
だが逃がすつもりもないらしく、勢いだけで商店街の方まで連れて来させられた。
そしてそのうちのひとつのこじんまりとした店の中に入る。
僕はこのむせ返るような暑さの中、仕方なく奴の後ろをついて歩いた。店の中はクーラーが効いておらず、期待していた冷風は来なかった。
せめて扇風機くらいついていればいいのに、と辺りを意味もなく見渡してみる。
見た限りでは小物店のようで、女の好きそうな光物がたくさんおいてあった。

「どれか欲しいのを選べ」

目の前の長髪が、おもむろに無表情で僕にそう言う。こいつの意図は全くわからないが、
それ以上にこの中で欲しいものがない。
7桂九の続き:2009/07/24(金) 22:45:58 ID:8W/QrnXA
首を横に振って態度を示すと、僕はここに用が無くなったので元いた駄菓子屋に戻ろうと思った。
外に出たところで暑いのは変わっていないだろうと、憂鬱に出口に赴く。
すると、何やら慌ただしい物音が耳に入ってきた。
少し待てだの、逃げる気かだの、勝手なことをツラツラ抜かす声がすぐ真後ろに感じられ、咄嗟に身をすくめる。
おずおずと振り返ると、長髪がにやりと笑って何かを僕の前髪に取り付けた。上手く僕に触れないように。

「うぁ、」

叫び声をあげようとした途端、髪に違和感を感じる。何をしたんだと目で訴えながら、傍においてあった鏡を覗き込む。
するとそこには、よくわからない生物を象った髪留めをつけて驚く僕がいた。

「…なんだこの髪飾りは」
「俺との区別をつけるためだ。長髪キャラが被る」
「…このセンスのない生物は、」
「どことなくエリザベスに似ているだろう。感謝してもらいたい」

ふふん、と長髪は鼻をならして満足そうに僕を見ると、それはくれてやる、と言ってそのまま店から立ち去った。
あっという間の出来事で呆然と立ち尽す。なんだかアホらしくなってきて、やっぱり鏡を見ると、髪留めが間抜けさを引き立たせているのだ。

「…あの長髪、本物のバカだな」

それでもその日はおでこが涼しくなったので髪留めを付けたまま過ごした。
バカがうつったのかもしれない。
8名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 22:48:27 ID:8W/QrnXA
終わりです
やっぱり人気投票で2人の土台ができただけで、
エロまでの展開が思いつかなかったすまんorz
9名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 23:41:26 ID:djLmt4xy
>>6-7
GJです。
あなたのおかげで桂九が益々好きになりそうだ。
九ちゃんの前髪にピン留め…是非本編で見てみたい。
10名無しさん@ピンキー:2009/07/24(金) 23:49:00 ID:9rqoBndO
桂九テラGJ!
意外な組み合わせなのに果てしなく萌えた
いいなこの2人…!
11名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 00:18:08 ID:/Xd05iJk
桂九GJ!ステファンも萌
12名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 20:06:07 ID:C9mlffCv
GJ!コミックス派にはさっぱりだけどもw
陵辱がよみたいお
13名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 20:18:34 ID:IrwrEV9D
桂九ゴッドジョブ!
キャラ被ってていがみ合ってる感じがいいな
あとステファン萌え
14名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 21:05:20 ID:wUfFcreF
桂九いいねGJ!!

桂と九ちゃんはほのぼのしてて和むなぁ
なんだか全体的にかわいらしくて優しい雰囲気の作品ですね
本誌では桂九は「??」って感じだったけどこの作品読んで好きになりました


あと前スレの東九を書いた神もGJです!

まさかエロパロであんな凄い作品が読めるとは思ってなかった
あなたの次回作(カプはなんでもいいです)を是非読みたいです
15名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 21:10:20 ID:ePSO60oL
>>12
ヅラが九ちゃんを、土方が妙を後ろから羽交い絞めにする(だけの)シーンがあった
16名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 21:43:25 ID:IrwrEV9D
キャラが被ってると桂が九ちゃんに喧嘩ふっかけて闘ったよ
結局レッツパーリした後桂はとんずらしたがw
17名無しさん@ピンキー:2009/07/27(月) 21:58:44 ID:WqMCOknU
>>15
羽交い締め…ああそこから耳ナメたり首筋に噛みついたり胸もんでおとなしくなったところを拘束しながらバックから攻めるんですねわかります
18名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 10:04:53 ID:UnVrcPJx
今回の沖田に死亡フラグが立つのを見てたら、沖田がまず神楽を犯して次に霧江を犯す妄想をした
19名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 10:43:54 ID:PwkUhYfJ
沖月が見たい
20名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 19:02:12 ID:8wN0JOT1
専ブラ使ってるくせに、新スレ立っているの今気付いた orz
今更だが>>1
前スレの様に神の色々な投下を期待してます。

自分もまた頑張ってみる。
21名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 13:54:01 ID:/1wpJoPm
初投下させて頂きます。携帯からなのでうまく改行できていなかったらすみません。沖神前提の銀神で若干鬼畜です。


―――――――――――――

7月に入ってもう中旬が来て、梅雨明け独特の気温の差が目まぐるしいこの頃。

ふと目が醒める。
喉が渇いていて唾を飲み込んだら少し違和感を感じた。

小さな布団の上。

「……暑い……」

しっかりと巻き付いた腕、絡めるように差し込まれた足、額にかかる寝息。
互いの密着した素肌はじっとりと汗ばんでいた。
神楽は小さくみじろぐ。

「ん……」

掠れた声がして銀時の重怠い瞳が開く。

「どうした?トイレか?」

僅かに緩んでいた腕、神楽の体を自分の体にぎゅっと抱き寄せ銀時は目を瞑る。

「……暑いアル。」

「俺はこれが良い」

汗ばむ神楽のこめかみをチロチロと舐めると銀時は吐息だけで笑い、もぞもぞと神楽のネグリジェをはぐり柔らかな太股を撫で上げた。

「やッ…」

「ん〜?嫌?まだそんなこというの、神楽?」

銀時の冷たい赤茶の瞳が神楽を見つめた。

「……、あ、」

鷹に射られた鼠のように神楽は言葉を失うと、無意識のうちに縋るように首を左右に降り出した。
22名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 14:02:02 ID:/1wpJoPm
「ひッ、」

薄絹は男の手により紙を裂くより容易く、破り取られる。

「神楽こっち見ろ」

こっちを見ろ、その言葉に素直に神楽は従う、でなければ酷く残酷なことをされるからだ。

「……神楽の好きな人は?」
「ぎ…ちゃ…」
「ああ?」
「銀、ちゃん…」

もう幾度となく繰り返されて来た質問と決まった答え。そこに空虚な時間が流れていようが、今の神楽にそれを拒否することなど出来はしなかった。

「可愛いなぁ、神楽は。銀さんこんなに可愛い神楽がいて本当に嬉しいよ、………本当に」
「あっ、ぁ…」

何も隠すものがない神楽の胸へと銀時の唇が滑る。

「何?もう勃ってんのここ?」

ふにふにとお菓子を摘むように親指と人差し指で苺色の乳首を摘むと銀時は好色な声で神楽を煽る。

「やらしいんだー、そんなに俺とヤりたかったの?勿体ぶる起こし方しちゃって」
「ッあ!」

小さな乳首を銀時は力加減なしに引っ張りあげた。

「い、痛…ッ」

ただでさえ銀時の力は強いのに、加減もなしに敏感で皮膚の柔らかい乳首を引っ張られ神楽の目尻にうっすらと涙の膜が張る。

「痛いぐらいがちょうどいいんじゃねぇの、お前には」

痛い、の言葉に悦んだ銀時は指を離すと犬歯で無理な力が加えられた乳首を咥えた。
弾力のあるそれを犬歯で強く上下左右に転がして神楽が痛みに耐え忍ぶ様を見てはへらへらと笑う。
23名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 14:08:47 ID:/1wpJoPm
「そんなに欲しいなら、入れてやるよ。俺の全ては、神楽、お前のものだからな」

汗で滑る背中を掻き抱かれて、情事の残骸が残る秘部に異常なまでの熱を持った怒張が押し付けられる。
ぬるりと亀頭が先端にめり込んでいく。
夜半に抱かれた際に注ぎ込まれた白濁の液が中から垂れドロリとそれを呑み込み奥へと誘導する。

「んッ、やあッ……!!!んッ、あ、ぁ!!」
「可愛い、ッ、声…俺、それに弱いわ」

額を汗の筋が走る。

「あぁ…ずっとこうやって繋がっていたい、神楽と」

耳を揺さぶる低音に、体が硬直する。
銀時のぬめる舌が唾液を絡んで、無理矢理口の中に差し込まれる。

「んっ…!!」

ジュクジュクと何か、まるで咀嚼するような仕草で、多量の唾液を送り込まれる。
呑みたくない、気持ち悪いッ!だが、そんな神楽の気持ちに鼻を利かせたのか、銀時は背中に回した手で、神楽の肌を爪で引っ掻いた。
呑み込まないなら、このまま肌を裂くぞとばかりに…。
神楽は痛みから逃れるように、男の肉棒を秘部に埋め込まれたまま、喉を上下させ口内に溜まっている唾液を飲みこむ。
胃の奥から込み上げる嘔吐感に足がシーツの上を滑る。
三度目の嘔吐を耐えて、全て飲み干す。
銀時は満足げな様子でそれを確認して、唇を離した。

「喉乾いてただろ?よーし、じゃあ、次はこっちにたっぷり注いでやるからな」

朦朧とした神楽の頬をペチペチと叩きながら、銀時は腰をぐいぐいと押し付ける。
肉棒が柔壁を抉るように擦り付けられる。
24名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 14:26:02 ID:/1wpJoPm
「あ、あぁッ、ん、…いッ、はぁ、ん…ッ」

神楽の体の隅々を知り尽くした銀時による刺激は寸分の狂いもなく神楽を快楽の荒波に落とす。
何かに縋るように差し伸べられた手を見て、銀時は神楽の瞳を覗き込む。
だが、その視線が絡むことはなかった。
神楽の瞳はきつく閉じられて、何か壮絶な拷問の痛みに耐えるかのように涙が幾重にも伝っていた。それが、銀時の心の奥にある、小さな傷跡を抉る。

「ッ、こんなお前を見て、あいつは、ッ…ハッ、何て言うだろうな?」

子宮口をグリグリと刺激しながら、銀時は神楽の耳に息を吹き込む。

「ひッ!やぁあああ…ッ!ら、め、ッ、そんなのっ…!」

大きく振動するように脈打つ肉棒に、神楽は嗚咽を洩らす。
幾度となくされる種付けの前兆に絶望を味わう。

「や、ひっ、あぁ、中はだめアル…ッ、あっ、やああぁ!!!!!」

銀時の体が、寒さに粟立つように震える。
そして唇を神楽の耳元に埋めて、恍惚の吐息を洩らす。

「ん、あ…う、…いやぁ…」

胎内に熱く迸る男の白濁の欲液が生々しく、神楽の足が攣ったように痙攣する。

「…イッたの?俺に中出しされて?銀さんの精子が気持ちいいんだろ?淫乱が」

まだ快楽に濡れる声に、地獄へと引きずり出される。
違う、違う。

「ッ、ちが、う…私は、ッ、そ…ご…総悟ぉ…ごめんな、さい…っ…違う…ちが、」

違う。
この体が憎い。
心はこんなにも深く、あの人を思っているのに。

体が穢れていく。
私が私じゃなくなる。あの人の傍にいた、私は、もう、どこにもいない。


―――――――――――――
以上です。改行がやっぱりうまくできてなさそうです。ごめんなさい。
25名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 14:29:13 ID:/1wpJoPm
途中で投稿してしまったorz
乱文失礼しました。お目汚しすみません。
26名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 15:19:58 ID:Kwy9HW2P
銀神GJ!


よかったよ〜
27名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 00:12:26 ID:Mm26gpX+
沖神好きなんですねわかります
28名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 02:06:46 ID:J+RumbaK
乙!!!
沖田に負けず劣らずのドSだもんな
鬼畜銀時よかった!!
29名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 02:37:22 ID:o/NsuCAO
GJ!!銀神久しぶりだね
銀さん鬼畜だけど全体的になんか悲しい雰囲気だな…
素敵な作品をありがとう
個人的に最近神作多い
30名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 03:13:35 ID:X4lEb4ra
GJ!
31名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 16:56:57 ID:KMUlewGR
鬼畜好きだなあ
あと攻めがド変態っていうのも好き
32名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 19:30:25 ID:aYbqMQY6
沖田が九ちゃんの鬼畜攻めが見たいです。
33名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 19:33:12 ID:aYbqMQY6
間違えました。
九ちゃんが鬼畜攻めにあうやつが見たいです。
34名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 20:39:13 ID:KSMDGJL+
夏厨って本当にsageを知らないな
リア厨がエロ漁る世の中じゃ未成年売春も横行するわな
35名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 13:56:35 ID:aNjdEzKM
日本の夏
クレクレ厨の夏
36名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 22:34:33 ID:BosA4BL5
32>>沖田が九ちゃんに鬼畜攻めってことかな?
自分もぜひ見たい
37名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 23:22:34 ID:3Ds1Sqlr
最近この二人にはまっています。
38名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 00:32:19 ID:0MDnQhey
パクリじゃん
39名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 07:17:19 ID:63WMtL6z
>>38
どれがパクり?
40名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 18:53:29 ID:gS3cHxHo
さっちゃんものが読みたい。
41名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 20:18:54 ID:aFjzk0jh
このスレって「○○が読みたい」って言うだけのクレクレ厨ばかりか
自分で書こうという者はいないのな
42名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 22:14:15 ID:ZVP7yX34
ジャン腐スレの宿命
43名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 23:48:53 ID:q+/oABhS
鬼兵隊関連で考えてるのでまた投下させてくださいな 
鬼兵隊って通常江戸にはいないんだっけ?京都に潜伏してるのかな? 
44名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 08:49:05 ID:WMofMhrl
じらすなよ
45名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 11:36:31 ID:2dvxnyQq
>>43-44
自演乙wwwww
46名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 16:24:40 ID:bjLwH1/t
e?
47名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 18:34:28 ID:uKeP9lQp
銀月書いてる人はまだですか
48名無しさん@ピンキー:2009/08/04(火) 23:26:36 ID:53fg+T2e
銀さち。まちっす
49名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 02:55:20 ID:D085q8OS
私は九ちゃん×沖田まちです。
50名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 10:25:40 ID:QI4UzslT
日本の夏
クレクレ厨の夏


51名無しさん@ピンキー:2009/08/05(水) 11:23:16 ID:24llUfwq
ゆとり馬鹿も夏休み
52名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 16:11:03 ID:Gu6kdZr7
まさか、このスレにいるのか?
53名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 16:24:42 ID:KlFwCXCI
21禁じゃないの?大学生?
54名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 20:51:24 ID:eullk9j3
随分前から18禁になったんじゃないっけ・・・。
21禁のままでよかったのに。
55名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 23:19:41 ID:zkPrPscQ
夏になると英字カタカナ感嘆符の半角打ちが増える気がする
携帯が多いのかもしれん
56名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 20:03:29 ID:zX61PDYX
携帯でここ見るとか・・・・・・
57名無しさん@ピンキー:2009/08/08(土) 20:20:11 ID:GK7nU2G7
投下するときはパソコンだが閲覧は専ら携帯ノシ
58名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 10:52:55 ID:cLZdL3+6
夏厨は相変わらずか・・・・・・
59名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 17:20:13 ID:p6WKGTQ9
60名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 19:46:54 ID:FG3R9Hjd
>>58
同感
ゴキブリは死ねばいいのにな
61名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 02:11:11 ID:vpQwmkaR
さぁ投下しづらい雰囲気になって参りました
しょうがないから倉庫見て来よう
62名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 03:42:48 ID:1iAcXKKn
銀月みたい
63名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 03:44:03 ID:1iAcXKKn
できれば甘甘系で銀月ヨロシク
64名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 05:51:59 ID:voUHQz/6
暑いから職人達も夏休みなのかな?
クレクレは華麗にスルーで長編短編気にせず
色々なエロスを投下してくれると嬉しい

さて、倉庫行ってくるか
65名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 14:46:55 ID:sLzkkVnv
暑いから頭も働かないんだろうな
よし、職人の為にネタでも考えるか!!


ん、暑いからネタ浮かばねぇや
66名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 18:19:45 ID:1iAcXKKn
銀月ヨロシク
てか月詠関連なら何でも良い
67名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 18:54:26 ID:KlLz/x4T
ここは銀妙で
68名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 19:03:41 ID:1iAcXKKn
銀月
69名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 19:05:00 ID:LQGNn8JQ
カプ厨とキャラ厨は自重しろ
70名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 20:09:51 ID:qPm//0+J
職人様が書いたものは残さず頂くそれが住人どすえ(^з^)/
71名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 03:02:28 ID:QmpjaTLD
銀妙
72名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 11:33:40 ID:stf5rR8e
陸奥九でお願いします。
73名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 20:44:43 ID:G69Om4+n
微妙な空気の中投下させていただきます。
すみませんが、どうにも銀妙しか思いつきませんでした。
少しは色気のある文章にできているといいのですが……。
74銀妙1:2009/08/11(火) 20:45:54 ID:G69Om4+n
「なにこれ、ねえなにこれ。やっちゃった、やっちゃったよオイ」
……女と褥を共にした男の、朝一番の発言としては最低最悪の部類だと思う。自覚はある。しかしそれ以上に表現の仕様がない。惚れて愛して欲もあって、それを全部誤魔化すのも慣れて、恐らくお互い様な進歩のない関係を随分続けていたはずなのに。
「なあ、目、覚めてんだろ。怒ってんの。まさか泣いてたりしないよね。銀さんちゃんと素面だったはずだし、どんだけ暑さでテンション変でも根がSでも、そんなに無体な真似はしてなかったよね」
乱れ髪のお妙は潜って隠れようにも布団もなく(暑くてそんなものかけてられるか)寝返りをうって、はだけ放題の銀時の浴衣に顔を埋めて、
「……汗臭っ」
と呟いた。
「ねえおねえさん、それもちょっと酷くない?」
「銀さんお風呂でちゃんと洗ってます? どうしてこんなに汗臭いの?」
「洗ってます! 気にしてんのこれでも! オッサン臭撲滅を念じてヘチマでガンガン洗ってます! だからお願い臭いって言わないで凹むから」
銀時は寝床近くに放り出したうちわに手を伸ばし、自分を扇ぎ、ついでにお妙も扇いでやった。ああ涼しい、とお妙は目を閉じて大人しくしている。仄かに汗ばんだうなじがなまめかしい。
「なァそんな油断しきってるとちゅうすんぞ」
「できるものならどうぞ」
ちゅ、と鼻先に口付けると半眼開けて睨まれた。
「中途半端」
「一応これでも気遣ってやってるつもりなんですけど。銀さんまだ若いからね。朝から二人で汗かくのもいいけど、それじゃお前がつらかろうと」
「つらいです。今だって痛いです。痛いし暑いし、でも思うんですけど」
「何を」
「さっきの銀さんの台詞じゃないですけど、ああやっちゃった、って」
お妙は暑いと文句を言いつつ銀時にしがみついたままだ。いろいろ問題がある。暑いし。
ああ、どうして俺は我ながら汗臭いのに、お妙はなんだかいい匂いがするんだろうなあ。
「ずっーっと、順序を守らなきゃって思ってたはずなのに」
このお堅い女が何にほだされて俺なんかに抱かれちゃったのかなあ。
「銀さんたら、どうでもいいことは死んだ魚の目してぺらぺら言えるくせに」
暑さのせいだなんてぐだぐだな理由はありえねえだろやっぱり。
「肝心なところで真顔で無自覚なんて、本当にたちが悪いわ」
あのーやっぱり俺記憶飛んでる?
お妙がこんな風に甘えてくるなんてのは、まさか暑さでおかしくなっちまったんだろうか。
「まあ銀さんったら、随分失礼な言い様じゃありません?」
考えていたことがどうやら口から漏れていたらしい。
昨夜からは想像もつかない元気さで殴られた。


* * *
75銀妙2:2009/08/11(火) 20:50:03 ID:G69Om4+n


昨日の昼過ぎ。新八から、仕事途中で万事屋に戻りましたと電話がかかってきたのだ。
『今日雨どいの仕事だったんですけど、神楽ちゃんが熱中症っぽくて。今銀さん一人で仕事続きしてるんです。
姉上は大丈夫ですか? ちゃんと涼しくしといてくださいね。僕今晩こっち泊まりますから。神楽ちゃん、もう落ち着いて大丈夫なんですけど、ちょっとまだ心配だから』
確かに酷い暑さだった。朦朧としてくる。仕事が盆休みに入っていたのを幸い、盥水に素足を浸し、風鈴を聴きながら庭を眺める。怠惰で世間様に申し訳ないような夏の午後。気がつくと転寝をしていた。
ただいまぁーと間延びした声が玄関から聞こえた。迎えに出てみるとコンビニの袋を提げた銀時が、首に掛けた手拭で汗をぬぐいつつ、おう生きてたか土産だ冷凍庫入れとけもう手遅れかもしんねえけど、とか言いながらいつものように上がりこんできて。
神楽ちゃん大丈夫なんですかと問うと、途中で電話入れた、新八もいるし、飯食えたみたいだから多分大丈夫、と言う。
それよかおねえさんも暑さにやられてない? 飯ちゃんと食った? そうめんでいいからちゃんと食っとけでないとまな板が……と余計なことを言い始めたので一発殴る。
大人しく殴られた銀時は一瞬真顔になり、あららパワー不足よふらふらじゃねえのお前、もうダッツでいいから食っとけ、休んどけと、妙を居間に押し返した。


コンビニ袋の中身はダッツバニラと氷あずきだった。
それ食ったら銀さんが何か晩飯作ってあげるから。もうまさかと思ったけど案の定だよ。棟梁に感謝だよ。家の中でも熱中症ってなるらしいから、うちのかみさんもこないだ危なかったんだよって言うからさ。
お前意外にその辺無頓着だし、それ言ったら続き明日でいいから嫁さんの様子見に帰ってやれって言われてさ。
誰が嫁さんですか、いつ私が嫁さんになったっていうんですか、神楽ちゃんいるじゃないですか。妙がそう言うと、銀時は後ろ頭を手拭でかき回してぼそぼそと言い訳を始めた。
嫁さんじゃねえけどポジション的にはそこは神楽よりお前だろ。神楽は新八が見ててくれてるし、ふっと心配になってきてみりゃつれないねえ。銀さんねー結構真面目に心配したんだよ。俺だって今日梯子から落ちそうな暑さだったからね。お前顔赤いし。熱出てねえだろうなおい。
無造作に額を触られてうっかりきゃっとか口走ったら、銀時は一瞬目を大きく見開いたかと思うと口元を押さえて、やべえ、と呟いた。


ご飯と、新八手製の胡瓜の糠漬と梅干、豆腐を煮て玉子でとじたのと。地味な献立をほぼ無言で食べて、片付けて。汗だくだった銀時に風呂を勧めて。その頃になってやっと妙は我に返った。
私一体何をしているんだろう。
心配してきてくれたのが嬉しかった。嫁さん呼ばわりを銀時は否定しなかったのだろうか。多分何も考えてなかったのだろうけれど、そう言われて嫌な気はしなかったらしい。自分もしなかった。そこはきっと殴る場面だったろうに。
風呂なんか勧めてしまって。様子見て、無事を確認して、ご飯食べさせて、安心して万事屋に帰って、そのはずだろうに風呂なんか勧めてしまったら、その後帰れというのもおかしな話。泊まっていくのはもっとおかしな話。
ただいまなんて言って帰ってきたから、そこから何がなんだか分からなくなってしまった。
ご飯もおいしかった。食欲もあまりなかったのだけど、なんとなく食べられた。
銀さんてば、暑さでおかしくなってしまったんじゃなかろうか。どうしたんだろうこんなに優しいなんて、本当に変。
「変じゃないでしょ。おねえさん頭の中全部声に出てるからね。嫁さんが弱ってたら旦那が労わってやらんでどうするの」
あら、いつから私は銀さんのお嫁さんになったんです?
「馬っ鹿、例えです。そりゃこういうのもいいなあと思っても現実は違うからね。そんなに甘くないからね」
私もお風呂はいってきます。
「長湯してのぼせんなよ。風呂の前にもう一杯水飲んどけ。危ないから」
わざわざ、コップに水を汲んでくれたりして。これは現実? 都合のいい妄想?

76銀妙3:2009/08/11(火) 20:50:28 ID:G69Om4+n

「……………あら、銀さん。いらしてたんですか」
風呂上りの浴衣姿も見慣れてしまった。居間に入って、たっぷり二十秒は黙っていたかと思うと、妙はとんでもないことを言った。
「なんでさっきまでの全てがなかったこと認定されてんの!?」
今度は湯当たりかよ全く世話の焼ける。文句を言いながら銀時は妙をちゃぶ台の前に座らせ、台所から水を汲んできて飲ませ、うちわで扇いで、そりゃもう至れり尽くせりにしてやった。
「銀さんって亭主関白志願だと思ってました」
だらりと足を崩した、浴衣から覗く脹脛が色っぽい。
「尽くすべきときは尽くすんですー。銀さんけなげだから。無視されても虐げられても乗り越えるから」
「無視されたんですか? かわいそうに、こんなに頭くるくるで目立つのに」
「天パ関係ないから! 無視してるのお前だから! まったくこんだけあからさまにしてもあしらわれたんじゃ、押し倒しても幻扱いされそうじゃね?」
「押し倒したいんですか」
「そりゃね」
まな板だろうがゴリラだろうがと続けるのが、右の耳から左の耳へ流れていく。口は茶化しても顔が真剣だ。その証拠に瞳が半分以上見えているし、眉毛がほんの少し近づいてる。
「女性全般の話として伺いますけど、銀さんは余程まな板やゴリラがお嫌いなんですね」
「いや全然女性全般じゃないでしょ。きわめて特定個人を指し示してるでしょ。嫌いじゃないねかわいそうなだけ。玉子焼も然り」
「それなのにどうして構うんです。最近じゃ吉原でもモッテモテだそうじゃありませんか。あちらにまな板はいませんでしょ?」
「モッテモテだよ最近に限らず。でも肝心のお前がこんなヘロヘロしてたんじゃ調子狂っちまうでしょ。いい男の浮気ってな時と場合をちゃんと選ぶんですぅ」
浮気。
肝心のお前。
嫁さん。
「……ちゃんと言ってもらおうだなんて、思ってたのが怠慢だったのかしら」
「怠慢は日頃の俺かもしれないけどね。どしたのお妙殴らないの。マジで具合悪いのか?」
背筋の力を抜いてしまうと、真っ直ぐ座っていられない。背に回された腕が暑苦しいが、どれだけ寄りかかっても倒れる心配がないのはいい。
「おいしっかりしろって。とりあえず布団引いてやるから寝とけ。な。ちゃんと」
ちゃんと、何だと言うのか、最後まで聞くのも億劫だった。
銀さん、と呼んで目の前にある分厚い肩に縋る。おい大丈夫かと再度掛けられる優しい声を力いっぱい振り払う。深く息を吸い込んで、小さな声だが精一杯言い切った。
「これ以上誤魔化したら、離婚します」
それが嫌なら態度で示して。ちょうど囁く息があたっただろう首筋が、一瞬面白いほどに見事な鳥肌を立てた。
言葉にしなくてもいいから、と許してあげたつもりだったのだけれど。
「……結婚前から離婚突きつけられるってすげえレアじゃね?」


銀時は力持ちだった。見かけよりさらに。
女性としては大柄な方である妙を、片腕で抱えたまま押入れを開けて布団を敷いてのけた。ただしそれが限界で、多分色々な意味で限界で、そのまま二人して受身も取れずに倒れこんだ。
しがみついたまま離れないでいたらだんだん暑苦しくなって、口は塞がれたままで呼吸困難。気分は悪くなるし汗はかくし、どうにも獣じみていると思ったが、いざ事が進んでしまうとそんなのは序の口だった。
ああきっとこれから、銀時が甘味を楽しむ姿を、その口を、自分は真顔で見られない。


* * *
77銀妙4:2009/08/11(火) 20:50:56 ID:G69Om4+n


「今何時ですか」
「あーっと6時半。早えな」
「暑くて寝てられません。お風呂でもつかってさっぱりしたいわ」
「一緒に入る?」
「ご冗談を」
何時の間にか着替えていたらしい銀時から、コップに入った水を渡される。冷たくておいしい。こうして水を受け取るのは、夕べから一体何度目だろう。
「あーいや、やっぱちょっと寝過ごしたな、急がねえと」
「あらどちらに?」
「万事屋に」
「ああ神楽ちゃん心配だわ。あそこは空気の通りがあまり良くないから」
妹分を案じる妙に銀時はへらへらと首を横に振った。
「違えよ。神楽は扇風機でも使ってんだろ。八っつぁんはあれは寝起きがいい子だから、今更急いでもあんまり意味ねえかもしれねえけどちょっくら行ってくらぁ」
「寝起きはいいほうが良いじゃありませんか」
「分かってないねえ。幸せに寝ぼけてる間にお許しを頂いちまったほうが被害が少ないだろうが、俺の」
「一発だけでいいですから、殴られてあげてくださいね」
「それ以上は情状酌量を願い出ます。新八最近強いもん。鼻フックデストロイヤーとか食らってみ、人間としておしまいな気分だよ。少なくとも鼻はもげるよ」
ちょうど目の前にある鼻を見て、それはちょっと勿体無いかもしれない、と妙は思った。真面目な顔でも緩んだ顔でも、鼻筋がすっきり通っているところはかなり好みなのだ。
「酌量の余地なんかあるのかしら」
「そりゃあるでしょ。告白もしてねえ好きな女に離婚を切り出されたんですよ。脅しだよ。脅迫だよ。焦って思わず計画も段取りもぱぁだよ」
「天パなだけにね」
「それ違うから! 天パがぱぁにしてんのは俺の見てくれだけだから! あ、傷ついた! 自分で言ってて傷ついた!」
ぐああと呻いてふわふわの天パをかきむしる。馬鹿なひと、と妙は呆れて言った。
「計画なんて、どうせ今日をいかになあなあにやり過ごすか程度しかなかったんでしょう。そんなの待ってたら、私が適齢期過ぎちゃうじゃありませんか」
「適齢期なんてないからね、そういう問題じゃないから」
「まな板ゴリラだからですか」
「違います。そりゃ怒ると時々ゴリラかもしれないけど……だからそこで殴るなって。適齢期なんてねえから。俺が貰う時が適齢期だから。それにお前」
 折角真面目な顔して語っていたのに、そこで銀時はわざとらしい、いやらしーい顔をして見せた。
「まな板ってほどアレじゃないのに、どうして普段あんなにぎっちり押さえこむかな。嬉しい誤解よ。まあギャップってのも大事だけどさー」
「……そんな破廉恥な口は縫い閉じてしまいましょうか」
にっこり笑って拳を振り上げる。
「言動が一致してないから! 縫い閉じちゃったらご挨拶もプロポーズもできないから!」
結局縁側から蹴り出して、その拍子のあらぬ痛みに思わず障子の影に逃げ込む。自分の顔さえ恥ずかしくて見れそうにない。
あー痛ぇとか文句を言いながら銀時が立ち去るのを確認してから、妙はその場にへたり込んだ。両手で頬を覆って、呟く。
ああ、どうしよう。やっちゃった。やっちゃったわどうしましょう。

少なくとも適齢期は逃さずに済むらしい。
まあ、全部この夏の暑さのせいってことで。

78名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 20:52:34 ID:G69Om4+n
1〜4で終わりですが、行が長すぎと注意されまくりで……。
台詞途中の改行とか、読みにくいかもしれません。
すみませんがご容赦ください。
79名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 21:16:00 ID:QmpjaTLD
銀月くれよ
次は銀月で頼みます
80名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 22:22:51 ID:+I41++Bg
折角投下があったのに
それに関しては全く触れずに
クレクレとか>>79は本当にゴミ屑以下だな
81名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 22:25:35 ID:Ce87ikJ9
銀月お願いします
82名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 22:33:29 ID:e4woDE6w
>>78
GJ!銀さんもお妙さんもらしくてよかったです!欲を言うなら本番の描写も欲しかった…。
それにしても職人さん達は皆さんキャラの特徴掴むのが上手いなぁ…素晴らしい。
83名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 22:35:50 ID:ZvQpghWI
>>78
ごちそうさまでした。日常の描写が好きだ。
欲を言えば本ば(ry
こいつら纏まる時はきっとこんなんだよなーとしみじみ思えました。ありがとうございます!
84名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 23:03:48 ID:eOSi6VRX
月詠厨氏ねよ
銀月なんて萌えないし
85:2009/08/11(火) 23:24:38 ID:eeEv3Q9j
見たい見たい
86名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 23:45:34 ID:QmpjaTLD
>>84
お前が死ね
嫉妬してんの?銀妙こそいらねーだろ
87名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 23:46:10 ID:QmpjaTLD
次は銀月でお願いします!
88名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 00:03:47 ID:pbvSrqPP
>>78
GJ!銀妙最高!
やっぱりこの二人はお似合いだなぁ
銀さんには初期から出てるお妙さんが一番しっくりくる
89名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 00:05:32 ID:3c9CVBhq
ぐっちょりエロスキボンヌ
90名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 00:15:44 ID:IqlaF8H6
銀月頼みます
91名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 01:05:33 ID:BoUVY1Vg
ほんわかしたよ。GJでした。
92名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 01:30:28 ID:IqlaF8H6
  )、_λ、_             
  ン     (    *皿*ヽ          
  )  ノ)ノヾτ |´ル  ++ノ〉          
  ´ミ.、 ゚ー゚ノ   リ `ー´+ノ _ョ〜      
  /:::V:》、   /ヾ V/ Y          
 .トi =o彳 >  /フヘ、三] _|          
 .Uソ   |   U ( ) |ノ          
   |__.|     〉 〉 |           
    U .U    U.|___| 
93名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 02:21:34 ID:l271JV9X
銀妙GJ。
テンポのいい会話がよかった。
94名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 03:09:44 ID:WeLh/22s
銀妙良かった!なんか雰囲気違っていいね。本番描写ないのもそれはそれでアリだ!とにかく良かった!GJ!
95名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 09:33:02 ID:/ib0PLqp
>>74-77
乙、本番の有無以前に何かが惜しい
地の文の視点がゴチャゴチャしてるからかも
96名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 10:03:43 ID:6xIGMqUG
78です。ありがとうございます。言い訳。

銀月じゃない件>月詠さんの喋り方や価値観がなかなか把握しづらくて…特徴あるポジションな方なので、書ける様になりたいですね。

地の文がごちゃごちゃな件>「」無しで会話を混ぜ込む癖がいけなかったようです。銀も妙も饒舌だからうっかりすると脚本状態……反省している(でも多分直せない)一応節ごとの心情視点は統一してた、は、ず……ごめんなさいー!

本番描写がない件>書いたことなくて〜、擬音語とか多いの気恥ずかしくて〜、だったら読むなと言われそうですが〜、エロは好き……。

色々精進させていただきます。微エロばかり投下してすみませぬ。
97名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 10:10:40 ID:XhYlH9m/
>>96
いや、凄い良かったですよGJです
今騒いでる銀月厨と銀妙厨は夏休み限定のリア厨だからほっといていいです
素敵な作品ありがとう
98名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 11:58:20 ID:FH+kyhSv
>>96
こういう文章結構好きです。
それに銀魂に合ってる。会話のノリもキャラをよく掴んでるし。
99名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 14:42:50 ID:3Q6I/Yhk
>>74-77
GJ
なんかすげーいい空気GJ
100名無しさん@ピンキー:2009/08/12(水) 21:27:05 ID:E1n8+ZWC
これからへの期待GJ
101名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 20:03:32 ID:bSJJ7waW
照れてんじゃねー気が向いたら本番有りで書いてくださいGJ
102名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 21:59:36 ID:8+CyFFGN
>>96
GJ!
確かにエロ要素は少ないが、これはこれで良い作品でした
ありがとう!


カプ厨自重しろよいい加減
103名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 22:13:15 ID:AVFFyVSd
銀妙厨も銀月厨もスルーという言葉を知らんのか
104名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 22:27:08 ID:0dTBe8Cs
次は銀妙本番でお願いします
105名無しさん@ピンキー:2009/08/14(金) 16:31:40 ID:KLwp1ISk
あげ
106名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 23:07:38 ID:ENVWdJdP
このタイミングでアレだけれども…

ちまちま書き進めていた、神威×月詠なんてものが、完成しましたので、
投下させてもらいます。

・神威→月詠で無理矢理
・DV的なのは無いけど、神威が鬼畜
です。苦手な方はスルーでお願いします。
107名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 23:13:15 ID:ENVWdJdP
106です。すみません、あげてしまいました。
時間おいてからの方が良いなら、また今度投下します…
108名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 23:29:11 ID:TtpGxs2m
新しいね。ぜひぜひ見たいです。
109名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 23:30:18 ID:PVotoQn9
お願いします
110名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 23:33:10 ID:OwXnLhEM
銀妙本番頼みます
111名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 23:52:05 ID:YH0iyPBV
やっぱり銀妙は公式だな
112名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 23:55:54 ID:kYYo0zLf
カプ厨うぜーよ
個人サイト廻ってこい
113名無しさん@ピンキー:2009/08/15(土) 23:56:15 ID:ENVWdJdP
またも106です。上では失礼しました。
ご支持頂いてるようなので、神威×月詠落とさせて頂きます。
114神威×月詠 1/7:2009/08/15(土) 23:57:43 ID:ENVWdJdP
男が女を犯していた。
「むっ…ふぅっ」
貪るように唇に吸い付き、角度を変えながらその感触を楽しむ。
右手では肌蹴た着物から露わになった、柔らかく豊かな乳房を弄ぶ。

ここは色町、吉原。
男女が情事を交わすなど、さして珍しい風景ではないが、情事を交わすには少々辺ぴな場所であり、
何より抵抗を示す女を、無理矢理組み敷く様子は、情事を交わすというより、犯す、と言ったほうが正しいと言える光景だった。

「はっ、あ、貴様、いったい何が、目的、じゃ」
口付けの合間合間に、顔に縦横の傷をつけた女が、鋭い視線を向けて問うた。
薄朱い色の髪をした男が、目を弓なりに細めて、くすくすと笑う。
「つれないなぁ。俺は兎だ。兎が月を欲するのは当然の事だろ?」
兎は男の種族から、月は女の名から比喩したのであろう。
そんな答えを返した男の頭上では右肩の欠けた月が、ぽっかりと浮かんでいた。
「何を、世迷言、をっ」
「俺は本気だよ?」
男が口元をにやりと歪める。
「俺は只君に会いに来たんだ」
弓なりに細められていた目蓋がすっと開き、青い瞳があらわれる。
「月詠」
「っ!!!!」
名を呼ばれた女は、背筋に寒いものが走り去っていくのを感じた。
現れた青い瞳の奥で、ちらちらと男の欲が燃えているのが見えた。
115神威×月詠 2/7:2009/08/15(土) 23:58:39 ID:ENVWdJdP
事の始まりは数分前。
そこは吉原を一望できる建物の更に上。言うなれば屋上とでもいえる場所だった。
今夜も月詠は、吉原の番人として町の見回りをしていたのだが、その休憩がてら、この場所へ煙管をふかしに来たのだ。
眼下では煌びやかな明かりがちらちら揺れている。
かすかに聞こえてくる喧騒を耳にしながら、紫煙をたなびかせている時だった。

「こんな所で煙草ふかして、ここは吉原だというのに、おねーさんはお客とらないの?」
「!?」
気配など無かった。
突如として背後から降ってきた声に驚き振り返る。
距離にして約5メートル。
そこに見覚えのある男が立っていた。
中華風の服、長い髪を後ろで一つに編み、にこにこと笑顔を浮かべるその人物…
「ぬし、春雨のっ…名は、確か・・・・・・・神威」
「へー、覚えててくれたんだ。俺の名前。それは光栄だ」
意外だと言わんばかりの口ぶりだが、神威と呼ばれた男の表情は依然にこにこしているだけで、
ようとして本心は掴めない。
月詠は手にするものを煙管からクナイに持ち替えて構える。
「ふん。あれだけ暴れられて、忘れるわけがなかろう」
軽口を叩いてはいるものの、一歩間違っていたら自分を殺していたであろう相手を前にして、
月詠のこめかみに冷や汗が流れた。
「ありゃ、随分悪印象で覚えられてる?」
相変わらずへらへらしているが、この男、隙が無い。
相手はあの夜兎だ。戦って到底敵う相手ではない。
春雨の手の者が今更何の目的で来たのかは分からないが、ここは一度引くべきだと判断する。
だが、逃げる隙さえ見当たらない。

「それにしても、そうか。おねーさんはお客はとらないんだね?」
神威が一歩前へ歩みを進める。
「!!」
じりりと、月詠は更に四肢に力を込める。
神威にあわせ一歩後退したいところだが、場所が悪かった。自分の背後にあまり距離が無い。
そんな月詠の状況など構わず、神威は一歩一歩近づいてくる。
「残念だなぁ」
そう言った瞬間、神威の姿が消えた。
「!?」
自分のすぐ後ろ、耳元からその声は降り注いだ。
「こんなに、イイ身体してるのに」
耳朶に息がかかる。
月詠は神威に背後から抱きすくめられていた。
その左腕は細く引き締まった腰に絡みつき、右手は大きく開いたスリットから滑り込まれ、
滑らかで程よい弾力の太ももをなぞる。
「なっ!!!」
あまりの出来事に月詠が首をめぐらそうとした瞬間。
「ん!!」
唇を奪われた。
116神威×月詠 3:2009/08/16(日) 00:01:52 ID:ENVWdJdP
そして気づいた時には押し倒されており、今に至る。
神威の舌先がぬるぬると胸元をすべり、その頂にある突起を口に含んだ。
「ふっ、く」
帯はいつの間にか解かれ、着物に至っても、ほぼ剥ぎ取られていた。
なおも抵抗を示す月詠を器用に押さえつけ、胸を弄んでいた右手を下へ下へと滑らせる。
くびれた腰をなぞり、へその上を通って、亜麻色の茂みに触れる。
「!!」
月詠の身体がびくりと強張る。
指先を秘部へと伸ばし、つぷりと差し入れる
「あっ!!」
指を差し入れ、神威はある事に気が付いた。
「もしかしたら、とは思ってたけれど、やっぱり処女だったんだね」
その証拠に月詠の入り口はキュウキュウと神威の指を締め付けていた。
月詠はその指摘にかっと顔色を変えたが、探るように己の中で指をかき回され、すぐに苦しげな表情に変わる。
「つ、はっ、ああっ」
「随分きつそうだね」
掌をきつく握り締める月詠の様子を見て、神威はそっと指を抜いた。

「ふ、う」
突如消えた異物感に、月詠はほっと胸をなでおろす。
だが、それもつかの間。
「これを飲むといい」
依然として自分のの上に跨る男は、どこからともなく小さな遮光瓶を取り出し、差し出した。
「!?」
訳が分からず月詠は目を丸くする。
瓶の中身は液体のようで、ちゃぷんと小さく波打っていた。
「大丈夫だよ。毒なんかじゃないから」
「そ、そのような、敵に差し出されたものを口にするわけなかろう!!」
我に返った月詠は激しい剣幕で拒絶の意を表す。
「うーん。じゃぁ、仕方ない」
そう言って神威は、瓶の蓋を開けると一気にあおり、唇を強引に月詠のそれに押し当てた。
「う、んんっ!!!」
固く閉ざされた唇を無理矢理こじ開けさせ、舌をねじ込ませる。
先程瓶の中を満たしていた液体が、神威の口から、月詠の口内へ流れ込む。
「んんっ!!!くぅっ」
つうっと、月詠の口の端から液体が流れる。
はじめ飲まぬようにと抵抗していた月詠だったが、それもむなしく、
口内を犯されているうちに、こくこくとそれは喉を流れていった。
全て飲み干したのを確認した神威はようやく唇を離す。
「か、はっ、ぬしいったい何を!!?」
月詠は咳き込みながら神威を睨んだ。
「そんなに心配しなくても、そのうち分かるよ。その身体でね」
神威はさも楽しそうに、フフと笑う。
117神威×月詠 3:2009/08/16(日) 00:02:53 ID:ENVWdJdP
「さて、効果が現れるのに少し時間が要るんだ」
そう言って、月詠の上から腰を浮かせ立ち上がる。
「だからさ」
そして自分の衣服に手を掛ける。
「それまで、これ、舐めててよ」
雄雄しく勃ち上がり、早くも先走りを滲ませた男根が姿を現した。
「な!!!・・・・ん、く!!!!」
驚く月詠を力任せに起き上がらせ、顔を仰向かせ口をこじ開けると、無理矢理それを押し込んだ。
「ふ、んんっ!!!!」
月詠は苦しそうに顔をしかめた。
口内に何ともいえない味が広がる。
逃れようにも神威に頭を抑えられているため、それは叶いそうに無い。
「くっ、ふっ!!」
「・・・・・・歯、立てたらダメだからね」
言い回しは柔らかいが、声の質はまるで氷のように冷たかった。
それを感じ取って観念したのか、月詠はいやいやながらもそっと口を動かした。
118神威×月詠 5:2009/08/16(日) 00:04:09 ID:ENVWdJdP
「ん・・・・・・んん・・・ふぅっ」
「そこ、そう、もっと吸うように…」
「む、ちゅっ・・・・・ぅっ」
唇が動くたび、唾液が絡み、くちゅくちゅという音が耳を撫でる。
「ほら、手も使って」
神威は月詠の手を取ると、その細い指で己の半身を撫でさせた。
「く・・・・・ふぅっ・・・・・う、ん・・・・・」
先端を舐めあげながら、指先で竿をなぞる。

何かおかしい・・・・・・

咥えるモノに固さが増していくことを感じながら、月詠は思った。
明らかに己の体温が上昇し、息があがっていくのが分かる。
何より、身体の奥が熱く、自分の女の部分がじんじんと疼くような感覚に見舞われている。
「はぁっ、う・・・・・んんっ、むぅ・・・・」
身体の異変を感じながら、この卑猥な行為を止めることができない自分がいることに気が付いた。
頭では嫌だと思っているのに、身体が止まってくれそうに無い。
「ふぅ、・・・・ぅんっ」
目をトロンとさせながら、己をしゃぶる月詠をみて神威が囁く。
「クスリ、効いてきたみたいだね」
「!!」
その一言で察した。
先程、無理矢理飲まされたあの液体、あれが身体の異変の原因だったのだ。
「初めてじゃきついだろ?だから感じやすくなるように、ね」
ま、初めてじゃなくても、飲ませるつもりだったけど、と心の中で付け足す。

「ほら、そんなことより」
限界近くなった自身を口の中に押し付ける。
「んんっ!!!」
「もうすぐ出るよ」
逃がさないとばかりに、月詠の頭を押さえる。
「こぼしたら、お仕置きだからね」
口内で男根がびくんと脈打つ。
途端に、熱く苦い白濁した液体が流れ込んだ。
「んっ!く、ふぅっ・・・・・んん!!!!」
勢い良く流れてきたそれに逆らうことはできず、こくこくと月詠は白い喉を鳴らした。
「ん・・・・ん・・・ふ、はっ」
己が放った精液を飲み干した事を確認すると、ようやく神威は月詠の口からモノを開放した。
「か、はっ」
月詠が小さく咳き込む。
「フフ、いい子だね」
亜麻色の髪を優しく撫でる。
かっちりと結われていたその髪は解かれ、乱れ髪が額やら首筋やらに汗で張り付いていた。
119神威×月詠 6:2009/08/16(日) 00:05:03 ID:ENVWdJdP
「さて、次は君の番だ」
そう言って、薬によってすっかり敏感になっている月詠の秘部を撫で上げる。
「ぁあっ!!!」
そこは先程神威が指を入れたときと打って変わって、ぐっしょりと濡れいてた。
「うわ。すごいなこれは。ぐしょぐしょだよ」
ほら、と神威はべっとりと愛液の付いた指を掲げた。
月明かりに照らされ、神威の白く長い指がぬらぬらと光っている。
「俺のしゃぶりながら、感じてたの?」
羞恥で顔を赤くする月詠にクスクスと笑いかける。
ここまで月詠が感じたのも薬の効果によるものが大きいのだが、そんなこともちろん神威は口にしない。
神威がちろりと赤い舌を出す。
見せ付けるように、指に付いた月詠の愛液をぺろりと舐める。
「やらしいなぁ」
くく、と喉を鳴らす。
ぞくりとするほどの怪しい光が、月詠を見下ろす神威の瞳で底光りしていた。
120神威×月詠 7:2009/08/16(日) 00:06:01 ID:ENVWdJdP
ぐしょぐしょになった月詠のそこに再び手をのばし、愛液を指に絡ませながら赤くぷっくりと膨らんだ芽を擦ってやる。
「っ、ぁ、はっ」
親指の腹で押しつぶすように撫で、中指は濡れて幾分か入れやすくなった入り口を探った。
「くっ、ふっ!!!」
月詠のなかに神威の指が差し入れられる。
抵抗感はいまだ変わらないが、愛液が潤滑の役割を果たし先程と違い動かしやすい。
神威が指を抜き差しするたび、こぷ、こぽ、と愛液と一緒に厭らしい音が漏れた。
既に充分濡れそぼっているというのに、月詠の蜜壷から愛液がとどまる様子がない。

「ねぇ、さっきから、どうして声出そうとしないの?」
「うっ、っ」
唇をかみ締め、声を押し殺す月詠を見て神威が尋ねた。
「もしかして恥ずかしいの?さっきまであんなコトしてたのに」
可笑しそうに笑いながら月詠をなじる。
「心配しなくても、下にいる連中に到底聞こえやしないよ」
「くっ、はっ」
尚も声をあげまいと食いしばる月詠に、優しく囁く。
「だから、もっと、声出してよ。でないと気持ち良くしてあげないよ?」
「ぅっ、誰、が、出すもの・っ・・・・・」
神威が差し入れた指をぐんと奥まで突き入れ、くいっと中をまさぐるようにかき回した。
「あああっ!!!!」
「なんだ。出るじゃないか」
満足そうに言うと、もう一本指を差し入れた。
「ああ、やぁっ、んん、はぁぁっ!!」
もう片方の手でクリトリスを刺激することを忘れず、差し入れた指で月詠の反応著しい所を確実に攻め立てる。

月詠の足先がぴんと張り詰める。ぷるんと豊かな胸が揺れた。
「いっ、はぅ、あ、んん」
神威が指を蠢かすたび、背筋にゾクゾクと快感が這い上がってくる。
喉を仰け反らせ、次第にもやのかかる頭で、今まで経験したことの無い感覚が全身を襲っていることを感じる。
この一線を越えてはいけないという気持ちと、一線を越えて手にしてしまいたいという気持ちが、せめぎあう。
月詠の気持ちを知ってか知らずか、神威の指の動きが早まってゆく。
「あん、ぁ、ぁ、ぁ、ああああ!!!」
びくんと月詠は身体を反らし、神威の指を締め付けた。
「はぁ、はぁ…」
「なんだ。もうイっちゃったの」
涙を浮かべ肩で息をする月詠を見ながら、すっと指を抜いた。
121神威×月詠 8:2009/08/16(日) 00:06:56 ID:ENVWdJdP
「本番は、まだまだこれからだよ」
神威は月詠の腰を抱き寄せ、今だひくつく月詠のそこに、自身をあてがった。
「はぁん」
「ほら、君があんまりにも気持ち良さそうにするから、俺もこんなになちゃったよ」
月詠の口淫によって一度は果てた神威のソレはすっかり硬さを取り戻し、行き場を探すように主張していた。
亀頭部分が、月詠の入り口を刺激する。月詠は焦らされていた。
「はぁ、は、ああっ」
再び月詠の女の部分に火がついていく。
「息があがってきてるようだけど?どうしたの?苦しいの?それとも、こっちの口にも入れて欲しいの?」
くすくすと笑いながら、神威は決して中には入れようとせず、入り口をなぞる様に腰を動かす。
「ねぇ?君はどうして欲しい?」
熱い吐息が耳に掛かる。
「・・・・・・・・・入れ、て、ぇ」
肩で息をしながらか細い声を出した。
「ん?何?」
「あっ、はぁ、ぬし、の、ソレを、ぁ、わっちの、中ぁ、にぃっ、あああああ!!!!」
ぐんっと、太く熱い異物が挿入される。
「はっ。やっぱりちょっときつい、な」
抵抗感を感じながらも奥へ奥へと進んで行く。
神威はすっぽりと月詠の中に自身を入れてしまうと、律動をし始めた。
「あぅ、は、ぁ、んんっ」
「でも、君の中、凄くイイよ。頭の中が溶けそうだ」
神威はいつになく興奮しているようで、その表情は恍惚としていた。
初め苦しそうだった月詠の声が、神威に膣内をかき回されるうちに、甘く切なげなそれへと変わっていく。
それは、神威を受け入れるかのように、身体が慣らされていっている証拠だった。

「ふぁ、あ、は、ああ」
「腰、動かしてごらん」
月詠の中が、絡みつくように心地よい締め付け方へなってきたのを感じて、神威は尻に手を添えてやった。
月詠は、神威にされるがまま腰を降り始める。
「そう、俺の動きに合わせて…」
最初促されるままのぎこちない動きが、だんだんと自ら求めるように激しさが増していく。
神威にしがみつき、夢中で腰を振る月詠に、神威はこんな事を囁いた。
「今の君の姿を、あの白いお侍が見たら、何て思うかな?」
122神威×月詠 9:2009/08/16(日) 00:08:05 ID:ENVWdJdP
ぴたり、と月詠の動きが止まる。
身体は強張り、顔も青ざめてるようだ。
「ふーん。やっぱりあのお侍さんの事が好きなんだ?」
感情の読めない、いつものあの笑顔で問うてくる。
「ち、違っ、わっちは!!・・・あああん!!!!」
月詠の否定の言葉も半ばに、神威はぐいっと腰を動かし、最奥を突く。
「まあ、君が誰を好きでいようと関係無い。俺の事しか考えられないようにしてあげるからさ」
「やぁ、はっ、ぁ、ぁ、ああっ」
月詠の腰を抱く腕に力を込める。
「だから、間違っても、あのお侍さんに抱かれてるなんて幻想しちゃダメだよ」
月詠の顔を覗き込む。月詠が快楽により焦点の合わなくなった目で見つめ返した。
「君は、俺の事だけ感じてれば良いんだ」
そう言って三度目の口付けをする。
「んんっ、ふ、はぁっ」
歯列をなぞり、舌を擦るように絡めてやると、月詠もそれに倣って応えてきた。
二人の口と口との間で銀色の糸が引いていた。
それと同時に腰の動きも快楽を求め合うように速くなっていく。
結合部からは、ばんっ、ぐじゅ、ずず、と卑猥な音が響いた。
「ああ、はぁ、あん、あああ」

ずん、ずん、と何度も奥を激しく突かれ、月詠はまた、アノ感覚が駆け上がってくるのを感じた。
知ってしまったあの感覚。知らなかった前にはもう戻れない…
「ん、はぁ、ぁ、ぁ・・・」
身体が熱い…頭の中が白くなる…
「ふ、ぁ、イっちゃ、あああああ!!!!!」
背を仰け反らせ、ぎゅぅと、神威を締め付ける
「くっ、はっ!!」
それに呼応するように、神威もまた、男根をどくりと震わせ絶頂を迎えた。
痙攣を起こす月詠の中にどくどくと白く濁った欲望を注ぎ込む。
熱いものが己の中に流れ込むのを感じながら、月詠はぐったりと脱力していった。
123神威×月詠 10:2009/08/16(日) 00:08:59 ID:ydindyq4
薬を使ってまで女を堕とし、なじるような言動で女を攻め立てる自分を顧みて、神威はぼんやり、
「本当に欲しい物を前にしても、爪を突き立てる事しかできない」と鳳仙が言っていた事を思い出した。
確かに、旦那の言う通りだな。
今だ繋がったままのの月詠を胸に抱きながら、一人心の中で思った。
…だが、それでも自分は構わない。

月詠の様子が落ち着いたのを見計らって、神威は己を抜き去った。
すると…
「あん」
女が甘く痺れるような声で鳴いた。
「?」
月詠の顔を覗くと、ハッとした表情を浮かべていた。
「ふーん」
頬の筋肉がくっと自然に持ち上がる。
「抜いただけで、感じちゃったんだ」
どうやらまだ薬の効果は切れないらしい。
にやにやと笑いが抑えられない。
「あ、違っ!!!」
月詠の顔は怯えるように完全に青ざめていた。
ああ、今度はどんな声で鳴いてくれるのか…
神威は再び支配欲がくつくつと湧き上がってくるのを感じた。
一瞬、帰りの遅い自分にお小言を漏らす部下の姿を思い浮かべたが、今はそんな些細な事どうでもよかった。
月詠の上に覆いかぶり、その身体を閉じ篭める。

自分は、爪を突き立てその爪を深く食い込ませてでも、奪うだけ…

怯える月詠の顔を覗き込みながら言い放った。
「知ってたかい?兎は生殖力が強いんだ」
124神威×月詠 10:2009/08/16(日) 00:11:55 ID:ydindyq4
以上です。長々と失礼しました。
すみません。投下初めてなので、名前欄とか所々おかしいです。

あと、余談ですが、兎の生殖力うんぬんは、
昔友人が「〜だから某ブランドのマークはウサギなんだよ」的なこと言っていたのを受けて、
書いた一文です。
なので、間違ってたらすみません。
125名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 00:16:29 ID:nW1BFW3x
>>124超乙!!!その【兎は〜】はトリビアでやってたよ
126名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 00:17:37 ID:CzDZtPOh
乙!
良いエロでした
この二人って身長同じなんだよな
うさぎのブランドと聞いて真っ先にランドセルが浮かんでしまったww
127名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 00:42:52 ID:ReHYI5sr
ちょ〜GJでした


よかった〜神威?(漢字がわからん笑)すごい好きになったわぁ〜やはり鬼畜がにあう
128名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 03:26:09 ID:JkdWh6+3
乙ー
この2人の絡みは新鮮でえろくていいね
129名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 08:53:55 ID:tI1Mpb1H
GJです!!
鬼畜神月いいね
面白かったです!
130名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 13:47:58 ID:oroDaRiM
鬼畜萌えたGJ
131名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 14:35:33 ID:WaTE+md1
GJ!!
カムイ嫌いだったがちょっと好きになった!!
132名無しさん@ピンキー:2009/08/16(日) 15:00:04 ID:ZILSvjij
鬼畜は大好物です。GJ!
133名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 16:48:59 ID:N7qPRc6I
今更だけで>>1のIDが土神だ
134名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 19:12:36 ID:+v8VHda/
伊東が好きなんで、誰か伊東×女キャラで書いてくれ…小ネタでもいい。妄想したいんだ

伊東はミツバみたいな女好きそう…ってか似合いそう。土方の女と知って手を出す鬼蓄伊東先生でもいいが 
女相手にはヘタレな伊東先生でもいいと思う 


これは自家発電するしかないか!
135名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 20:04:59 ID:rxHihXRi
>>134
ド変態伊東は?
自分の中ではなんかフェチっぽいイメージがある
136名無しさん@ピンキー:2009/08/17(月) 20:29:48 ID:+v8VHda/
135

あー!いいね!!(´Д`)ワクテカしてきたぞ
フェチか…何フェチだろ…。

相手の女は誰がいいだろうな…伊東ってむずかしいよな 

直接絡んでないけど鬼兵隊つながりでまた子か、ミツバか神楽かなぁ、動乱編から無理矢理連想できる女といえば 


脚フェチの伊東がまた子の脚が気になって気になって高杉との密談に集中できないとか
137名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 00:07:10 ID:+iUbrqI4
新八×神楽 みたいなロリショタは?
138名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 07:24:08 ID:0Y4XCV6n
個人的に接点がないが伊東×妙を読みたい…

…しっかし伊東難しくて書けんわ…
139名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 14:28:05 ID:+6Ps8p8e
お盆に実家に帰って墓参りをしたら、曾祖父が新八で曾祖母が登瀬という名前だった。

思わず新八×お登瀬というありえないカップリングが浮かび上がった。
140名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 16:18:20 ID:5NVm6qRl
>>136
伊東とまた子ィィですね
141名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 18:14:35 ID:cwirNrOi
夏休みもあと少しの我慢だ皆
142名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 18:29:38 ID:OiktA+aA
嫌味な奴だなお前…
143名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 23:21:48 ID:+YnddVFE
夏休みと一緒に夏だなあ厨もいなくなれば無問題
144名無しさん@ピンキー:2009/08/18(火) 23:35:24 ID:DedQqUF6
接点ないけど、高杉×幾松とかw
桂の女だから的なw
145名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 00:59:46 ID:079SpSJS
何でもカモン!幾松好きだから待ってます

因みに伊東書くの難しいけど自家発電してみるよ 

鴨またで…。
146名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 01:14:36 ID:/W+zfOF2
携帯から見たら変なところで区切れて138が東妙に見えた

とりあえず小姑のような東城にネチネチいびられるお妙さんを受信した
147名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 05:14:00 ID:Dh3WIbQP
陸奥を忘れてませんか皆さん…。
148名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 20:51:03 ID:C06RIAu8
六角屋の話で久々に沖神もいいなと思ったよ
しかしいかんせんエロに繋がらない
149名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 20:55:35 ID:EdxfHRh1
久々に土妙が見たいです!お願いします!
150名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 21:30:14 ID:Yoxz77hP
銀月がみたい
公式だよね
月詠かわいすぎ
誰か書いて
151名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 21:33:15 ID:0CmeWsTT
土妙は好きだがいまいちなんだよな〜だから、近藤さんと結婚した(金目)お妙さんと土方の不倫が見たいザンス(^-^)/
152名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 23:19:39 ID:HVArau0m
見たいざんすで投下されたら誰も苦労しない
153名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 23:23:20 ID:JDiR35H2
カプ名連投されても困る
エロなら何でもありなんだから特定しか見たくないやつはここ向いてないよ
154名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 16:59:34 ID:5nPBZV18
俺には妄想を形にする才能がなくてな

書いてると月詠の体がひん曲がっていくんだよ
もうどうすりゃいいのか・・・・・・
155名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 19:11:56 ID:OGZ9VRi3
月詠関連ならなんでもいい!
銀月読みたい。やっぱ公式が一番
156名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 19:24:53 ID:o0+FV5HG
銀妙原作で来たしお願いします!
長年寄り添った夫婦っぽくて最高
157名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 19:29:21 ID:Rl5EZQWA
銀月厨と銀妙厨は分かったから黙れ
しつこい
158名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 19:38:16 ID:d0urNZ00
>>154
ミッションインポッシブルみたいになるんだな
アクロバティックな体位で
159名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 20:46:47 ID:/8wmbzxX
>>157
釣られんなよ
「公式」とか気にしてんのは大概女だろ
エロけりゃキャサリンでもいいってとこなんだぞここは
160名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 21:01:06 ID:Moohkcii
キャサリンは銀魂界最強の美巨乳だからな
161名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 09:05:30 ID:uZDEhnaK
銀月たまらねえ
書いてくださいよ
162名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 13:58:52 ID:pC9QXnh5
>>160
美巨乳はさっちゃんだろ
キャサリンは胸も体も、年相応のたるみ具合がいいんだ。あれが最強にエロい
163名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 14:49:51 ID:rI1Tmued
貧乳も萌えるけどね
164名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 20:31:04 ID:bGsuKIQL
どんなカップルでもいいから見たいな―
カプ名連呼するやつはもう個人サイト池
165名無しさん@ピンキー:2009/08/21(金) 21:22:08 ID:EuteITqh
ここで銀×たまがいいと言ってみるテスト
166名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 00:18:29 ID:zkK81TAH
さっちゃんに喰われる新八とか、キャサリンに喰われる新八とか、なんかそんな感じのが読みたい。
167名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 00:59:43 ID:/yLgqhEv
近さちとかどう?
168名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 04:02:01 ID:6IkG+HDA
銀子が性的拷問でドライバー野郎をだな
169名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 04:10:56 ID:RcHTTw2O
>>167
エロそう
二人とも性欲すごいから
170名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 12:38:36 ID:tyTBANmz
性欲というか性癖じゃ・・・・・・
171名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 18:48:48 ID:X55A65tp
今さらだが>>124乙!
神威×月詠超よかった
まじ好きなった
172名無しさん@ピンキー:2009/08/22(土) 19:35:33 ID:RcHTTw2O
>>170
性欲も強そうじゃね?
173名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 02:14:51 ID:YXhn30L+
どれも強そうw
最強じゃね?
濃くていいと思う
174名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 11:17:10 ID:Yg23zV8U
いや、以外とウブというギャップがいいと言ってみる
175名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 14:41:06 ID:dFXSbOJo
さっちゃんがそうだと可愛いな
近藤さんは予想通りだけど
176名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 15:01:22 ID:OyUffrri
だが近さちだと
さっちゃん攻めがいいな
屋根裏プレイw
177名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 16:06:53 ID:LUeimhF3
保管庫見直したけど、近さち作品ってないんだね。意外だ。
この2人アニメオリジナルの話で、ストーカー同士なかなかいい雰囲気だったので
きっと面白い話が生まれると思います。誰かよろしくおねがいします。
178名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 17:48:17 ID:CHTz7t+A
近×さち書いてみた

身体が重い。
何か大きなものが自分の身体にのし掛かっているような、そんな感じ。重みで圧迫されているのと、真夏の蒸し暑い空気のせいで酷く寝苦しい。じわりと額に汗を滲ませながら俺は眼を開いた。暗がりでよく見えない。腕を伸ばして自分の身体を触ってみる。

「あれ?」

柔らかい。自分の鍛え上げられた胸筋とは明らかに違う感触。細くて柔らかなそれは、人の腕だった。俺以外の、誰かの腕。

まさか、これは・・。

「ギャアアアア!ゆゆゆ幽霊だァ!!」

俺は渾身の力を振り絞って幽霊を引き剥がす。しかしなかなか剥がれない。幽霊の腕はがっちりと俺の腰に手を回し、ギチギチと締め付けてくるではないか。

「マジでこれ、ちょ、離して・・!」

怖い怖い怖い怖い怖い!
もうイヤだァァ!助けてお妙さァァん!


「うーん・・銀さん・・・もっと叩いて・・」

た、叩いて!?無理無理無理無理!だって幽霊だものォ!純然たる幽霊だものォ!何なのこの幽霊、どこぞのM女ストーカーみたいなこと言っちゃってさァ!

「・・・あれ。今、銀さんっていった?銀さんっていったよね?」

まさか。そんなまさか。
少しだけ冷静さを取り戻した俺は立ち上がって電気をつけた。パチン、という音と共に部屋が一気に明るくなる。
恐る恐る、未だに俺にしがみついている奴を見下ろした。女だった。万事屋を追いかけ回している女ストーカーだった。
179名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 17:51:08 ID:CHTz7t+A
近×さち書いてみた

身体が重い。
何か大きなものが自分の身体にのし掛かっているような、そんな感じ。重みで圧迫されているのと、真夏の蒸し暑い空気のせいで酷く寝苦しい。じわりと額に汗を滲ませながら俺は眼を開いた。暗がりでよく見えない。腕を伸ばして自分の身体を触ってみる。

「あれ?」

柔らかい。自分の鍛え上げられた胸筋とは明らかに違う感触。細くて柔らかなそれは、人の腕だった。俺以外の、誰かの腕。

まさか、これは・・。

「ギャアアアア!ゆゆゆ幽霊だァ!!」

俺は渾身の力を振り絞って幽霊を引き剥がす。しかしなかなか剥がれない。幽霊の腕はがっちりと俺の腰に手を回し、ギチギチと締め付けてくるではないか。

「マジでこれ、ちょ、離して・・!」

怖い怖い怖い怖い怖い!
もうイヤだァァ!助けてお妙さァァん!


「うーん・・銀さん・・・もっと叩いて・・」

た、叩いて!?無理無理無理無理!だって幽霊だものォ!純然たる幽霊だものォ!何なのこの幽霊、どこぞのM女ストーカーみたいなこと言っちゃってさァ!

「・・・あれ。今、銀さんっていった?銀さんっていったよね?」

まさか。そんなまさか。
少しだけ冷静さを取り戻した俺は立ち上がって電気をつけた。パチン、という音と共に部屋が一気に明るくなる。
恐る恐る、未だにしがみついている奴を見下ろす。女だった。万事屋を追いかけ回してるM女ストーカーだった。
180名無しさん@ピンキー:2009/08/23(日) 17:54:07 ID:CHTz7t+A
うわああ同じやつ送信してしまった。ごめん。


179の続き↓

「おい!起きろストーカー!お前のせいで危うく脱糞しそうになったでしょーが!」

「いやっ!銀さん痛いわ、もっと痛くしてお願いします」

「銀さんじゃないって!」

まだ寝ぼけている女ストーカーを何とか引き剥がすことに成功した俺は慌てて部屋の隅へ避難した。
そのとき、指に何か固い物が当たった。眼鏡だ。この赤い縁、女ストーカーの眼鏡か。それを手にとり、俺は再び彼女に近寄った。

「ほら、これかけなさい」

「えっ何?目隠し?目隠しプレイ?」

「アンタいちいち気持ち悪いな!」

なんとか眼鏡を装着させてやると、ようやく女ストーカーは正気を取り戻したようだった。
開いた2つの大きな眼が俺を捉える。

「あら、ゴリラストーカーじゃない。今晩は」

「・・今晩は。M女ストーカー」

「此処はどこ?銀さんはどこ?」

「ココは俺の部屋。お前が勝手に侵入してきた。万事屋はいません」

「そんな!せっかく銀さんとあんなことやこんなことやそんなことしてたのに!」

「夢の中でね」
181名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 17:19:13 ID:3nZ5ylmO
面白い。続き期待
182名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 23:11:48 ID:tmsRRn8M
続き!続き!
楽しみにしてます!
183近さち:2009/08/25(火) 16:25:04 ID:VAOAx/lK
180の続きです

女ストーカーは俺をもう一度見やり、がくりと肩を落とした。失礼な奴だ。
俺が舌打ちしたのにも気付かずに、さっきまで横になっていた布団に倒れ込んだ。
いや、ていうかそれ俺の布団なんだけど。

「そんな…銀さんがゴリラに…」

めそめそとわざとらしく鼻を啜りながら俺を横目でちらりと見る。
交わる視線。これがお妙さんだったらいいのになあ。お妙さんだったら。

「あなた、まだお妙さんのこと好き?」

ぼーっとしていると女ストーカーが口を開いた。突然何を言い出すのだろうか。

「当たり前だ!ずっとお妙さん一筋だぞ。昨日も会いにいったしな」

会話を交わすこともなく、ただボコボコに殴られて帰ってきたことは言わなかった。
まあ、お妙さんが俺を殴るのは一種の愛情表現であるから気にしてはいないのだが。

「ふーん、そう…」

女ストーカーは何かを考えるように、顎に手を添えながら眼を伏せた。
ていうか早く帰ってくれないかな。いつまで居座る気だコイツ。


「あなた、私を抱いてみる気はない?」

「……はい?」

誰でもいい。
今のは幻聴だと言ってくれ。
184近さち:2009/08/25(火) 16:27:31 ID:VAOAx/lK
固まっている俺に女ストーカーが四つん這いのまま近寄ってきた。
長い髪が床を撫でる。以前トシが怖がっていたホラー映画のサダコとやらにそっくりだ。

「ねえ、聞いてる?」

「まっ待て待て待て!何度も言ってるが俺は万事屋じゃないぞ」

「分かってるわよそんなこと。どこからどうみてもゴリラだわ」

女ストーカーはどこから取り出したのか、髪結い用の黒紐を手にしていた。
俺のすぐ側まで寄って正座をすると、その黒紐で自らの髪を上げる。
どこかで見たことある髪型。ああ、これはお妙さんだ。お妙さんの髪型。

「どう?お妙さんみたいでしょ?」

「な、にを…」

「今から私のことお妙さんって呼んでいいわよ。代わりに私はあなたを銀さんって呼ぶわ」

言って、女ストーカーは俺の着物に手をかけた。
いつの間にか眼鏡は無くて、女ストーカーの荒い息が聞こえるだけだった。

「ちょ、待って」

「銀さん、気持ち良くしてあげるわ」

「だから万事屋じゃ…!おい、女ストーカー!」

「お妙さんって、呼びなさい」

鋭い眼孔。笑みを浮かべるその顔は、キレ顔のお妙さんそっくりだった。
185近さち:2009/08/25(火) 16:29:42 ID:VAOAx/lK
女ストーカーが部屋の灯りを落とす。暗がりになったせいで女ストーカーの髪が黒髪のように見える。

「お、お妙さん」

気付いたら口走っていた。
世界で一番愛してる人の名前を。

女ストーカーは満足げに微笑んで、俺の股間に顔を埋めた。
ふいに訪れた生暖かい感触にたまらず眼を瞑る。ジュルジュル、と卑猥な音を立てながら陰茎が吸われる。
一度名前を呼んでしまったせいで、お妙さんにフェラをされている様な錯覚に陥った。

「お妙さん、お妙さん…!」

酷く興奮した。
相手は女ストーカーなのに。お妙さんじゃないのに。
眼を開けると女が俺のものをくわえ込んで上下に扱いている。淫猥な水音は徐々に大きくなってゆく。

「…っ…もう、でる!」

あっという間に達した俺は肩で息をしながら快感の余韻に浸った。
女ストーカーは口周りを俺の精液でベトベトにしながら笑っていた。

銀さんの精液、銀さんの…。そう呟いて笑っていた。異常だ。俺も、彼女も。



「入れて、入れて銀さん」

頬を赤くしながら、女ストーカーが布団に寝そべる。俺は何も言わずに彼女の膣に挿入した。

「ふっ、あ…!あっ、大き…っ」

狭くて生暖かいそこは俺のを放すまいと伸縮を繰り返しながら締め付けてくる。
久しぶりの性行為。ただただ気持ちよかった。
186近さち:2009/08/25(火) 16:32:23 ID:VAOAx/lK
「動くよ、お妙さん」

「あ…ふっ、…んっ」

真っ赤な顔でこくこくと頷く女を見届けて俺は快楽を貪るように腰を振った。
ぐちゅ、ぐちゅ。結合部から漏れる淫らな水音。

「あっ、あっ、…銀さ、銀さん!」

「お妙さん…!」

それぞれ違う名を呼びながら快楽に溺れた。部屋に甲高い喘ぎ声が鳴り響く。

「首、をしめて」

濡れた眼で俺を見つめながら女が呟く。首を絞めろだなんて初めて言われた。
やはりM女はM女だ。一瞬、萎えそうになりながらも俺は女の首を締め上げた。

「もっと、もっと!あっ、がっ…」

力任せに女の首を締め付ける。時折、死なない程度に緩ませながら。
女は気持ちよさそうに涎を垂らしながらイッた。

「っ!あっ、あ…いくっ!イクー!!」

びくびくと痙攣する白い身体。
俺は達する寸前に陰茎を抜き、汗まみれの女の身体に精液をぶちまけた。













「ねえ、いつまでそうしてるつもり?」

布団を頭からかぶり、涙で枕を濡らした俺をすっかりいつも通りに戻った女ストーカーがつついてくる。俺は女ストーカーを無視しながら再び嘆く。何度も何度もお妙さんに謝った。
187近さち:2009/08/25(火) 16:33:44 ID:VAOAx/lK
「俺は…何てことを…お妙さんという人がありながら…!ごめんなさい、お妙さん…」

「気持ちよかったからいいじゃない」

「変態女は黙っててくれ」

「なによ、変態ゴリラ」

ピキ。こめかみに血管が浮き上がる。
布団を勢い良くめくり上げた。しかし女ストーカーはどこにもいない。

「ここよ、ここ」

声の聞こえた方向に顔を上げると大破した天井から女ストーカーが顔を覗かせていた。

「私、昨日天井突き破ってここに落ちたのよ。きっと寝ぼけてたのね、ごめんなさい」

「おま…え!?ていうかこの天井…え!えええ?どうしてくれんのコレェ!!」

「代金は身体で払ったわ」

「女の子がそういうこと言っちゃダメェェ!」

「それじゃあ。さよならー」

ひらひらと腕を振りながら、女ストーカーは天井裏へと消えていった。

「…ハハハ」

乾いた笑いしか出てこない。
俺は布団に倒れ込み、現実逃避するべく深い深い眠りについた。

昼過ぎまで起きてこなかった俺をトシがたたき起こし、穴の開いた天井について
問いただしてきたのは言うまでもない。


終わり
188名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 18:49:14 ID:V4hEhNsu
GJ!GJ!!
脳内でアニメ化された!
189名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 19:33:10 ID:wxzM/yI7
GJ!!
この二人の絡み好きだw
190名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 20:04:24 ID:FoxHq7+H
GJ!
こういう関係性は予想外でマジで感心した
191名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 21:32:25 ID:podES+kR
おおおGJ!!!
近藤ならお妙さん、さっちゃんなら山崎(マイナー!!!)派だが、正直この組み合わせイイ!!!
新境地をありがとう!!!
192名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 21:54:38 ID:k2h0NgWr
超GJ!
この組み合わせ、やっぱりアリだわ。
193名無しさん@ピンキー:2009/08/25(火) 22:38:02 ID:bLYoLSzy
初近さち、GJ! 
考えたらゴリラと猿でお似合いの2人なのかもしれない。
194名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 03:35:33 ID:NF2lUqoZ
GJGJ
初めて見た組み合わせだけどすごい良かった
195名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 14:27:48 ID:967WLoUC
GJ! 読み応えあって良かった
196名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 19:11:14 ID:eok6bfjk
いいねぇ
197名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 19:52:36 ID:swE2MYex
>>191
ならば残った2人を組ませてザキ妙という電波を受信したが無理だった
198名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 20:44:01 ID:/ymag92W
>>197
お妙に思いっきりボコられるザキしか浮かばん…w
199名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 07:43:47 ID:ws28m5VX
ザキ妙というより妙ザキになるんじゃないか?
200名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 17:18:59 ID:ZRuYyGTz
妙が積極的にいくのがイマイチ想像しづらいからなぁ。かといって山崎が妙相手に強気に出れるわけもなし…
どちらかがもしくは双方が酔っ払って…とかならいけそう?
201ザキ妙:2009/08/27(木) 22:49:36 ID:2235VcV0
ムラムラしてやった、今は反省している
202ザキ妙:2009/08/27(木) 22:50:00 ID:2235VcV0
風邪気味で店を休んでいる、幕府のお偉方との会合がなけりゃ見舞いに行きたいが今日は無理だ、代わりに見舞いの品だけでも届けてくれと局長に頼まれて、持ってきた果物カゴは庭に転がって泥まみれなのが見えた。
「女に恥をかかすもんじゃありませんよ、川崎さん」
「山崎です」
うっかり視線を妙に戻してしまい、急いで緩んだ襟元から目を逸らすと、敷かれた布団の横に、黒焦げたなにかが液体に浸かっている湯呑みが見えた。
「…風邪気味だから、玉子酒を作って飲んでたんです」
「あれ玉子酒!?」
(ダークマターじゃねーかー!!どう見ても酒じゃないよねあんなん呑んでなにが治るんだ!!?)
治るどころか、きっと妙は今、悪酔いしている。
でなければ、なんでこうも情欲に濡れた様子で山崎の上に馬乗りになっているのだ。
なにか気を逸らすものはないかと部屋を見渡したら、大人のジャスタウェイが転がっているのを見てしまった。
てらてらと淫靡な光り方をしているソレに、見えそうで見えない寝間着の裾の奥を想像して、ごくりと喉が動く。
「ねえ、もう、こんなものまで見られて、恥ずかしいんですから」
「み、見なかったことにしますから…ぅあ」
布越しだが、おもいっきり下半身に手を伸ばされて、山崎は声を詰まらせた。
「谷崎さんもこんななってるじゃないですか」
「や、山崎です」
薄々反応していた熱源をかりかりと布の上からこまかくひっかかれ、むず痒いような快感が生まれる。
ますます張り切りだしたそれを揉むように刺激されて、暑さのせいではない汗が滲む。
逸らすことを忘れた視線の先で、妙が艶然と微笑んだ。
「ほら…気持ち、いいんじゃないですか」
「そ…んな、…っ」
いくらマウントポジションを取られたと言っても、いくら相手が妙だと言っても、男と女だ。
その気になれば妙を振りほどけないはずはないのに、山崎は動けなかった。
それをいいことに、妙は少しずつ身体をずらして、山崎のベルトに手をかけだした。
「いやいやいや、待ってくださいって!」
203ザキ妙:2009/08/27(木) 22:51:09 ID:2235VcV0
慌てて上体を起こしたが、妙はあっさりズボンを脱がして、あろうことかそこに顔を埋めた。
肉棒がぬるりと暖かい粘膜に包まれ、先端を這い回る舌の感触に山崎は絶句する。
「あ、ま、待って…」
じゅぷ、じゅ、と淫猥な音が耳に届いて、山崎は頭の後ろらへんが痺れてくるのを感じた。
「ん…」
はらりと垂れた髪を、妙が邪魔そうに耳にかける。
「で、出」
「駄目です」
「っだーーーー!!?」
直前で根元を握られ、山崎は雰囲気ブチ壊しの悲鳴を上げた(いや元々、あんまり色気のある雰囲気ではなかったが)。
射精感がせき止められて、強烈な快感が逃げ場を失って山崎の中に逆流する。
生理的な涙で揺らぐ視界の中で、妙が肉棒から口を離して笑みの形に釣り上げた。唇の端に唾液が光っている。
「こっちに…ください」
もはや腰紐だけでかろうじて身体にくっついている寝間着をたくし上げるようにして、妙が再び山崎の上にまたがった。
ぬぷり、と口とは違うぬくもりとぬめりが肉棒を包み込む。
山崎が訪れる直前まで、大人のジャスタウェイを咥え込んでいたそこに、今度は山崎自身が飲み込まれていく。
「あん…ッ岡崎さん…の…」
(山崎ですけどそんなんもうどうだっていいや)
妙は山崎の胸に両手をついて、腰を動かし始めた。
グチュグチュという音に合わせて、山崎の目の前で、小ぶりな乳房が揺れる。
汗に濡れて艶々と光を弾くそのふくらみに、山崎は手を伸ばした。
汗のせいでかえってひんやりとしているが、しっとりと掌に吸い付く肌の質感に、山崎は陶然とする。
慎ましい膨らみの、つんと尖った部分を指の間に挟むようにして全体を揉むと、妙は切れ切れに喘ぐ。
「ん…ッ、あん…気持ち、いい」
きゅっと眉根を寄せて快楽に耐えるように目を閉じながら、それでも妙の腰の動きは止まらず、むしろ早くなっていて、元々限界だった山崎はあっという間に追い詰められた。
ドクリ。
それでも中はマズいと咄嗟に妙の腰をつかんで持ち上げる。
間一髪…なのか、白濁が妙の太ももや自身の腹に飛び散って、山崎は息を吐く。
欲を吐き出して、どこかで冷静さを取り戻した自分がうろたえているが、それを自覚するより先に、がしっと肩をつかまれた。
「高崎さん…」
「は」
目元をアルコールに染めたまま、妙が拗ねるように顔を近づけてきた。
「私、まだイってないんですけど」
「え………え?」

据え膳喰わぬは男の恥、とか言うけれど。

多分、喰われるのは山崎のほうだ。夜はまだ長い。
204ザキ妙:2009/08/27(木) 22:52:55 ID:2235VcV0
おわり。
山崎は好きになった女を大事に大事に抱くか、さもなきゃこうやって喰われるのが似合うと思った。
スンマッセン本当すんまっせんでしたァ!!
205名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 23:11:06 ID:36/jyTSf
うおぉ!!GJ!!
ザキ妙というよりは妙ザキに近いが面白かった!
やっぱりお妙さんは強引でSな方が好きだ
206名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 23:32:29 ID:h2/SXeYc
自分はMなお妙さんが責められる方が好きだけど、でもこれはこれでGJ!
初ザキ妙、面白かったです!
207名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 23:46:07 ID:ZRuYyGTz
GJ!
喰われるザキ、らしくていいですね。
大人のジャスタウェイw
208名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 02:12:45 ID:QBfS9Vbj
近さちもザキ妙も良かった!超GJ!
黒山崎も見てみたいもんだw普段土方にペコペコしてる鬱憤を女で晴らすとか、実はねじ曲がった性癖だとかイイ。
209名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 17:03:14 ID:yDFkOFUj
GJ!!
自分もお妙は攻められる時Mが好きだが
これもよかった!
ザキの名前を間違えてるのがらしいよw
210名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 21:46:33 ID:vreVVb54
GJ!!
大人のジャスタウェイとか名前間違えまくるお妙とか、小ネタも美味しいww
211名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 14:57:02 ID:ShND9QHZ
次は沖田と霧江とかどうだろう
212名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 13:45:53 ID:OH4NlQQv
ないわ
213名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 17:45:20 ID:T1g+HCMq
否定はやめようね
214沖田と霧絵:2009/08/30(日) 21:41:36 ID:hPWmr+bK

白い背中が、沖田の腰の動きに合わせてがくがくと揺れる。
上体を薄っぺらな布団にべしゃりと突っ伏して、腰だけ高々と上げた恥辱的なポーズで、霧江は時折引き攣るような嬌声を上げた。
「もっとイイ声出せるだろィ」
笑いをにじませた声に、霧江はわずかに首を曲げて、背後から貫く沖田を睨む。
睨むと言ってもその目は情欲に濡れていて、沖田の劣情を煽るくらいの効果しかない。
「…こっ…ぁ、殺、してやる…ッ」
それでも搾り出された言葉に、沖田は満足そうに唇の端を釣り上げる。
「へーえ」
ぎりぎりまで引き抜いた自身を、一気に奥に突き込む。
「っあああ!ん、ぅんっ」
「上等じゃねぇか」
楔を最奥にねじ込んだまま、腕を伸ばして、シーツと背中の間でつぶれていた乳房を揉みしだく。
「ん、あっ、あ、」
「また殺しに来いよ」
「ほ、ほん、とに…殺してやる…」
「楽しみに待ってやすぜィ」
逢うたびに繰り返されるそれは、もはやただの睦言に過ぎなくなっていて、それでも霧江は沖田の命を狙うために彼の元を訪れるのだ。


終。
215名無しさん@ピンキー:2009/08/30(日) 23:13:07 ID:8SZESiw2
GJ!!!!
216名無しさん@ピンキー:2009/08/31(月) 00:13:13 ID:NcnCSgEA
じじじGJ〜〜(´Д`)ハァハァ
217名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 01:15:19 ID:reRPTmXc
沖霧っていいね
218名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 02:58:29 ID:Cn+r5PlI
長編ものって何レスくらい許容してもらえるかな

今かいてるのが本編で接点のないキャラ同士なんで、
絡みまでの過程を描くと長くなってしまって。

NGできるようにしておけば投下してもかまわないだろうか。
219名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 07:46:03 ID:TrD9fHyf
OK.
長編歓迎します!
220名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 11:47:52 ID:oGtct6Jf
ありがとう。 
ちょっと前に話題に出てた鴨またで近々投下します。 

鴨また→高杉と、ほんのり万→またの予定。
221名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 01:31:20 ID:4W9san8X
期待してます
222名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 17:38:38 ID:W+Ywci/r
最近誘い受け多いがレベルも高いから楽しみだ
223名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 19:07:34 ID:FJccASnk
>>220
凄く楽しみです!
期待してます。
224名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 19:12:23 ID:+R6e3C9M
楽しみにしてまっす
225名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 00:05:25 ID:xb0HjC5k
220
ハードル上がってるww
226名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 04:01:01 ID:uHvUikf4
>>220
高また、また子関連は大好きです
でも何でもいいから、楽しみにしています
227名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 08:48:42 ID:HD14QmHN
>>218
1レスに容量ぎっちり詰め込んでもレスがかさむなら仕方ないんじゃね?
50k超えとかならロダを薦めるが
228名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 19:31:29 ID:n3pMQhce
今日、アニメで銀さんと定晴が入れ替わる話やってたけど、これ利用できないかな?
銀さんと神楽が入れ替わったりとか。
229名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 21:02:07 ID:J8+NZK0B
いやむしろ貞晴のまんま

「あ、どうしたネ貞晴…ちょ、重いアル・・・アッ!…あん、何するか、…はぁっ、ダ、ダメねソコは…ああ…はぁん!!」
ぺろぺろぺろぺろぺろカリッべろんっべろべろべろべろべろべろコリッ
「や…やめ、あ…はぁ…あぁぁぁっ!」
「わうわうわう(うへへへ、ここかぁ!ここがいいのか神楽ぁ!!)」
230名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 21:47:58 ID:DKkSNFmO
黒いwww黒いぞ定晴
231鴨また『紅い印』:2009/09/04(金) 00:36:01 ID:aqj7ItvR
遅くなりました上に、まだ半分ですが投下させていただきます。
苦手な方は「鴨また『紅い印』」でNGとかしてくれるといいと思います。

50KB超え・・するかしないか微妙な感じです。
また→高前提の鴨また、万またです。

★高杉と伊東の年齢は銀魂本編でハッキリしてませんが、史実を参考に4歳差、という前提にしております。
伊東甲子太郎の没年齢は33歳ですが、鴨はそんなにはいってないかな、と思うので歳の差はそんくらいかな、
というかんじで。

★このスレで投下は初めてですが、SS投下する時にはたいてい分割投下して、皆さんの意見を参考にしたりも
してるので、今回一気に投下してなくてすみません。早めに完結するようにします。
232鴨また『紅い印』@:2009/09/04(金) 00:45:18 ID:aqj7ItvR
夜の闇を切り開くように、ぼんやりと明かりをともしながら屋形船が進む。

「まァ、ゆっくりして行けや、伊東さんよォ」
けだるそうに煙管をふかしながら、隻眼の男、高杉晋助は目の前の客人に腰を下ろすよう促した。

「なんだ?ずいぶんお疲れじゃねぇか・・・・。どうやら向こうで楽しくやってるという風でもねぇようだなぁ」

ククク、と高杉が喉を鳴らす。

「まぁ・・・あんな野蛮な連中の中にいれば、多少の疲れも出るというものだよ、高杉殿。」
漆黒の隊服に、狐色の短髪がよく映えるその男は、彼の癖なのだろうか、クイッと眼鏡をあげる仕草をしながら溜息をついた。

「野蛮・・ねェ・・。俺達もあんま変わりゃしねーがなぁ。」
ふぅっと煙を吐きながら、黒髪に、派手な柄の着流しを纏う隻眼の男は、屋形船の障子の隙間から闇を見つめる。

鬼兵隊・・・江戸の町を脅かすテロ集団と恐れられている武闘集団である。その頭(かしら)であるこの隻眼の男・
高杉晋助と杯をかわそうとしているのは───

本来は彼らを取り締まるべき立場にある、武装警察「真選組」の参謀、伊東鴨太郎であった。

「オイ、酒持って来いや」
トントンと煙管の灰を落とすと、高杉が声をかけた。

「はい、ただいまッス!!」
控えていたのか、女の声がして、スルリと襖が開く。

伊東が目をやると、慎ましやかに三つ指をついた女の姿・・・・

ではなく。

(・・・・・・・・・・・脚??)

襖から覗くは、スラリと伸びた女の脚。

「よ・・・っと!失礼するッスよ!!」

その声と共にスパァァンと襖が開く。

「晋助さま、お待たせしましたッス!!!」
明るい声とともに笑顔を咲かせているその女は、腕いっぱいに酒瓶を抱えてこちらへやって来た。

「来島テメェ!脚で襖開ける奴があるかァ!!!!」
「へ?だって、晋助さま、わたし両手ふさがってて・・・」
高杉が青筋を立てて一喝するが、当の本人はきょとんと首をかしげる。
「ハァ・・・・ったく・・・・。───な、野蛮、だろ?」
クク、と独特の含み笑いをして伊東に問いかけると、伊東が苦笑をした。

「てか!あんた、その制服・・・真選組じゃないッスか!なんでまた・・・」
手に持っていた酒瓶をどっかりと置き、伊東を見て女は声を荒げた。
「・・・来島、この男は大丈夫だから噛み付くな。」
「でも・・・」
「とりあえず、だ・・伊東センセイに酒ついでやれやぁ。粗相すんじゃねェぞ!」
「わ、わかったッス・・・」
宿敵である真選組の隊服に身を包んでいる客人に警戒しつつも、高杉の言葉どおり素直に伊東の元へ歩み寄る。
233鴨また『紅い印』A:2009/09/04(金) 00:47:58 ID:aqj7ItvR
「晋助様がああいうなら、信じるッス。さぁ、たくさん飲むッスよ!」
「あ・・・・ああ。」
酒瓶ごと伊東の席まで運び、こぼれんばかりの勢いで酒を注ぐ。赤い装束に、ブロンドのストレートヘア。年の頃は19、20くらいだろうか。
脚や腹を惜しげもなく出した挑発的な装束に身を包んでいる。ちょこんと彼女が伊東の側に座ると、フワリと女の香がした。

無意識のうちに、伊東は顔を背ける。

・・・・・・基本的に、女は苦手なのだ。
情が移ると、仕事の邪魔にしかならない。どんなに慎ましい女でも、男女の関係になってしまうと途端鬱陶しい生物になる。
ならば、最初から関わらないほうがいいのだ。
もちろん、策に使える女は使うが、あくまでビジネスとしてしか付き合わない。
伊東はそういう男であった。

「どしたッスか?飲まないんスか?」
くいくいと腕を引かれ、振り向くと女がつまらなさそうにこちらを見ている。
「ああ・・・すまない、いただこう。」
並々につがれた酒を一気に飲み干し、杯を女の前に出す。
「どんどん飲むッス!晋助さまは強いッスよ!」
嬉しそうにそう言うと、また並々と酒をついで笑顔を咲かせた。
粗野な態度をのぞけば、中々の美女であった。
くるくると変わるその表情は、屯所で伊東が面倒を見ている猫のそれによく似ていて、なんとなく伊東は口元を綻ばせる。
丈の短い上衣の合わせからは、むっちりとした胸の谷間が見え、短いスカートのような下衣からは太ももがむき出しになっている。
(・・・・・・・・・・・・・・・・)
チラリと視線を送り、フゥ、と伊東はため息をついた。

「来島殿・・と申したか。君はもう少し・・その───・・その格好はどうにかならないものか?」
「へ?」
「・・・美しい脚を見せてくれるのはいいが、年頃の娘がそのような格好で男の前に出るものではないだろう」
諭すようにそういうと、眼鏡をクイッと直す。
美しい、と言われて一瞬顔を明るくするも、女は不満そうに口を尖らす。
「これはファッションっスよ!動きやすいし、晋助さまもこの格好気に入ってくれてるッス!!!ね、晋助さま!」
そう言って高杉の方を振り返る。
「・・・・まぁ俺ァ面倒くさがりだからよ、脱がしやすいほうが好みではあるがな」
「・・・・・・・・。」
「ななな!し、晋助さま!そ、そんなことこんな場所で言うもんじゃないッス!!!!」
高杉が刺身をつつきながら相変わらずだるそうに呟くと、女は顔を赤らめた。

「・・・・・隠れているからこそ、それが見えた時に更に心惹かれるという事もあるだろうに。」
そう呟くと、伊東は残念そうに再度チラリと目線を女の脚にやる。

───初対面の客人の前だというのに、思い切り脚を崩して座っている女の内股には、よく見ると───・・・無数の紅い印が見え隠れしている。
それを見るなり、緩めていた表情を強張らせ、伊東は不機嫌そうに眉をしかめた。
234鴨また『紅い印』B:2009/09/04(金) 00:58:06 ID:aqj7ItvR
(・・・なるほど、野蛮だ)
印をつけたのは目の前にいるこの男だろうか。それとも三味線を背負ったあの男か。興ざめした───
という表情の伊東を見て、悟ったのか、嬉しそうに高杉が喉を鳴らせた。

女は苦手ではあるが、興味がないわけではない。関わりたくはないが、やはり男の本性というものは隠しきれない。美しいものには心を惹かれる。
この娘に一瞬でも淡い期待を寄せてしまった自分が憎くて、杯を空にする。

「いい飲みっぷりじゃねぇか伊東よォ。」
「フン、たまには飲まないとやってられない時もあるものでね」
「酒は飲んで飲まれるものッス!さぁ、どうぞッスよ!」
女がつごうとすると、伊東はそれを制した。
「いや、手酌で構わない。君のような粗野な娘は僕は苦手でね。」
(鬼兵隊幹部といえど、所詮は女───か。大方、高杉が夜の相手をさせている程度の雌猫か。)
見下すように女を一瞥する。

「なっ!!!!!な、なんなんスかこのインテリメガネは!むかつく野郎ッス!!!!!」
そう言って、伊東の側を離れ、女は高杉の側にどっかりと腰を下ろす。
「晋助さま!あいつむかつくッス!あんな奴と手を組んだら駄目ッスよ!」
「あーうるせぇうるせぇ。おめぇ、毎度毎度客人に無礼働いてんじゃねェよ。いい加減学習しろ!」
「い、痛ぁっ!」
スパンと頭をはたかれて、女はしゅんと縮こまる。
「おら、酒持ってこい、足んねーぞ」
「は、はいッス・・・・」
そう言って立ち上がり、とぼとぼと部屋を出ていく。

「高杉殿も大変だな」
「クク・・・・・」
嵐が去ったとばかりにホッと一息をついて、伊東が呟いた。

■■■■
「クッソー!!!!むかつくッス!!!あのインテリメガネぇぇぇぇ!!!」
ずんずんと廊下を進みながら、女───・・・来島また子は吼えていた。
「また子、何をそんなにカッカしてるでござるか」
ちょうど、屋形船の入り口を通り過ぎると、後ろから声をかけられる。

「万斉!!!!遅いッスよ!!」
「すまぬ。所用がたてこんでいた故・・・・して、伊東殿はもうお見えか?」
スラリとした長身に、黒い革のコート、サングラスにヘッドフォンをしたこの男もまた、鬼兵隊の幹部でもあり、人斬りと恐れられている河上万斉であった。
「お見えもなにも、ホント失礼な奴ッスよ!なんで晋助さま、あんな奴と・・・。万斉〜〜〜〜・・・アイツ早く帰らせてッスよぉ〜〜」
上目遣いで縋るように、万斉に懇願する。万斉の後輩、というより妹分に近いまた子は、日常においても兄のようにこの男を慕っている。そして、万斉が自分に甘い事もよく分かっているのだ。
「拙者に言われても困るでござるよ・・・。また子、まさか伊東殿に粗相したのではないか?」
「べ、別に何もしてないッス!!脚で襖を開けたから晋助さまに怒られたけど・・」
「・・・・・・・・ハァ・・。」
あまりにもその光景が容易に想像できたので、万斉は肩をすくめた。
「な、なんスかその溜息は!!つ、次はちゃんと・・・手で開けるッス・・!!!!あぁぁぁ〜〜〜〜それにしても!ほんとムカツク!!!
あんな奴に晋助さまと、こんな美味しいお酒飲ませたくないッスよぉ〜〜!!!」
顔を真っ赤にしながら、キィィと悔しそうに吼える女をなだめようと万斉が肩に手を置いたとき、女の瞳がキラリと光った。
「・・・?また子?」
「万斉・・・いーーー事考えたッス!!!!!!!」
「・・・・・・・・・・ど、どうしたでござるか。」
「あのインテリメガネのポーカーフェイスを見事に崩してやるんスよ!!」
ニヤリ、と口角をあげて笑うと、胸元から小さな包みを出した。
235鴨また『紅い印』C:2009/09/04(金) 01:06:26 ID:aqj7ItvR
「また子、まさかそれ・・・」
「だーいじょうぶッス!!ちょっと混ぜてやるだけッスよ!!!死にはしないッス!!!!」
クスクスと黒い笑いを浮かべながら、盆にのせた酒にサラサラと粉薬のようなものを混ぜいれる。
「け、結構入れたでござるな・・・」
「さぁて、真選組のサンボウとやらがいかほどか、見せてもらうッスよぉ〜〜〜!」
まるでイタズラを仕掛けた子供のようにワクワクと目を輝かせている目の前の女をただ呆れたように目で追って、万斉はやれやれと後に続いた。
「晋助さま、お酒をお持ちしたッス」
今度はきちんと膝をついて。スルリと襖を開ける。
「遅ぇぞ来島。───よぉ万斉じゃねぇか。」
「すまない晋助、伊東殿。遅くなったでござる。」
また子の後ろから、黒い影が敷居をまたぐ。
「先に始めさせてもらっているよ、万斉殿───。」
あれから大分飲んではいるであろうが、二人とも顔色に変化はない。
「あの・・・先ほどは失礼しましたッス、伊東センセイ。・・・晋助さま。」
上目遣いで高杉のほうに目配せする。口元が緩みそうになるのを我慢して。
「伊東センセイ、さっきのコイツの粗相は大目に見てやってくれや。世間知らずでなぁ。万斉にちゃんと躾るよう言ってあるんだが、直りゃしねェ。来島、一度伊東先生ン所で勉強してくるか?」
ニィ、と目を細めて高杉が目をやると、万斉の背に隠れながら、絶対嫌だとばかりに必死にまた子は頭を横に振った。
「まぁ冗談だがな。そういうわけだ、仕切りなおしということで飲んでくれや、伊東さんよ」
高杉が伊東の横に座り、酒をつぐ。
(──来島の奴、何か混ぜやがったな・・・・)
さきほどのまた子の表情を思い出し、高杉はニヤリと口角をあげ、伊東を見やった。
「・・・・・・・・・・!」
酒を口元まで運んで、伊東が手を止める。
かすかに、わずかに匂いが違う。
(フン・・・・あの猫め・・・・・)
薬学の心得もある伊東には、今つがれた酒に何か混ぜられているという事に気づくのは容易なことであった。
だがしかし───
「どうしたぁ?飲まねぇのか?伊東さんよ・・・」
クククと喉を鳴らす目前の男。
本来は敵同士である自分と鬼兵隊・・・・
ここで酒を飲まなければ、これから鬼兵隊の協力は得られない・・・・

(試されている────)
伊東は感じた。
クン、と深く鼻を鳴らす。
自分が知っているような即効性のある毒薬の匂いはしない。もし自分を殺そうと思っているなら、きっとこんなまわりくどいやり方はしないだろう。
(フン、乗ってやろうじゃないか・・・・)
ギンと高杉をにらみつけると、伊東はグィっと一気に酒を飲み干した。
「あっ!!!!」
思わずまた子が声を出す。
「ハハハハ!!!!気に入ったぜ伊東さんよぉ!」
「・・・・・・・・・・・っ!!!!!」
高杉が伊東の肩をバンと強く叩く。
(・・・・・・・・チッ・・痺れ薬・・・か)
目前がクラクラする。手足がジンジンと痺れ、麻痺して動かない。
「実に・・・美味い酒・・・・だな・・高杉殿・・・・」
搾り出すように呟き、高杉を見やる。
(いつもより多く混ぜたのに口がきけるとは・・・たいした男ッス・・)
まさか一気飲みするとは思わなくて、仮にも高杉の客人である彼に致命傷を与えてしまうんじゃないかと心配していたまた子は少しホッとした。
「伊東センセイ、いいだろう・・・乗ってやるさ、アンタの計画によぉ」
満足したように妖しい笑みを浮かべながら、高杉が障子側に腰を下ろす。
236鴨また『紅い印』D:2009/09/04(金) 01:07:52 ID:aqj7ItvR

「しかし飲みすぎたようだなセンセイ。今日は泊まっていくといい・・・。俺ぁ明日は京に行かなきゃなんねぇからよ、この辺でお開きとしようぜ・・。
 おい来島、伊東センセイを寝室に案内しろや。」
「あ・・・はいッス・・・」
なんだかんだで様子が心配で伊東を凝視していたまた子は急に声をかけられ、慌てて返事をする。

「・・・・あんた、立てるッスか?」
辛そうに顔を顰める伊東に少し申し訳なさそうに、また子が手を差し伸べる。
「・・・・・・・フン、君の手を借りなくても大丈夫だよ。」
フラフラと壁を伝い自力で立ち上がると、伊東は重く痺れる足を前後に動かし、敷居をまたぐ。
「・・・・・ムカツクな、このインテリメガネ」
ぼそりと呟いて、高杉に一礼したあと、伊東の先に立ちまた子は部屋を出た。

■■■■
「・・・・・・・くっ・・・はぁっ・・・」
(くそ・・・手足が・・痺れる・・・・)
多少の毒にも慣れている鍛えられた体とはいえ、やはり飲んだ量が多かったためか、さすがの伊東の体にも脂汗がにじむ。

「あ、あんた・・・まさか一気に飲むとは思わなかったから・・・」
フラフラと揺れる伊東の体を支えるように腰に腕をまわすと、今度は何も抵抗せずに、男はまた子のほうへ身を預けた。
「もう少しッス・・・・頑張るッスよ!」
ずるずると引きずりながら寝室へと案内する。

「さぁ、ついたッス!!!」
洋間になっている広めの部屋に、伊東を放り込む。息を荒げながら、伊東は床にへたりこんだ。
「大丈夫ッスか・・・。水、飲むッス・・・・」
なんだか悪い事をしてしまった、とばかりにしゅんと肩を落として、また子は伊東の口元に水を運ぶ。

「う・・・・・」
半ば気をやっていたのか、冷たい水の感覚に男は少し閉じた目を開く。
「ほら・・・今度は何も混ぜてないッスから・・・・」
わずかに開かれた口元に、水を少しずつ流し込むと、コクリコクリと男は喉を鳴らした。
そしてまた、顔を顰めて頭を垂れる。その様子をまた子は心配そうに見つめる。男はそのまま、ぐったりと目を閉じてしまった。
(真選組の・・・サンボウ、だっけ・・ン?さんぼうって何だっけ?おいしいんスか?)

まじまじと男を観察する。暗がりの中、月に照らされて色素の薄い男の顔が照らされる。歳の頃20代後半か三十路あたりか。
インテリメガネと罵ったものの、頭が良いだけではない。きっと剣の腕も凄いのだろう、さきほど支えた時に感じた限り、体のほうも相当鍛えているようであった。
万斉ほどではないが、高杉よりも背も高く肩幅も広い。酒の匂いにまじって男からは爽やかな、香の匂いがした。
衣服にも皺ひとつなく、清潔感とともに、こんな状態でも気品あふれるそのたたずまいは、やはり育ちのよさを示している感じがして、なんとなく構えてしまう反面、高杉とは違う魅力を感じてしまう。

(き、きっとこんなの、制服マジックっス!私服になると途端にダサくなる男子と同じッス!!晋助さまだって、普段の着流しがアレで超超カッコいいんだから、こういう隊服着たらもっとカッコイイだろうなぁ・・・・)

半ば自分の上司に失礼な事を思いながらも、ぼんやりと伊東を眺めている。高杉よりもきっと年上なのだろう。高杉の妖艶な魅力とは別の、落ち着いた大人の色気が伊東から感じられた。

と、その時。
237鴨また『紅い印』E:2009/09/04(金) 01:09:26 ID:aqj7ItvR
「く・・・・・・・・・」
しばらく寝ていたかのように見えた伊東が、苦しそうに顔をゆがめた。
「ちょ、だいじょうぶスか!?」
慌てて側に寄り、顔をのぞきこむ。額からは脂汗がにじみでており、もともと色白のその肌は少し青ざめているようにも見えた。
(うぁーっ、結構ヤバイかもしれないッス!!)
やっちまった、とばかりに冷や汗をかく。
「と、とりあえず、あんた、床に座ってないで、ベッドに横になるッス!ほら!」
よいしょ、と伊東の腕を引き、なんとかベッドの上に転がす。
「ふぅ・・・・。薬もないし・・・寝かせておくしか出来ないッスね・・。そろそろ私も寝ないと明日もキツそうだし・・・戻るッスかね・・・」
そう呟いて、少し申し訳なさそうに伊東の顔をのぞいた後、また子は彼の側を立ち去ろうとした────のだが。

「───・・・・・くれ・・。」
「へ?」
ぐいっと、また子の腕が引かれる。
(いたたたたたた!)
振り返ると、伊東が顔を顰めながら、また子の腕を引いていた。

「と・・・なりに・・いてくれ・・・・僕の・・・手を・・・・・・・・・・握って・・・」
うわ言のように、そう腹から搾り出した声が室内に響く。

「は、はぁ・・・・・」
あまりに強い力で引かれ、すとんとベッドに尻をおろす。
(つーか今、なんて??手をにぎってとか・・・・・いやいやいやいや、この嫌味なインテリメガネがそんなこと・・・・)

聞き間違いだったか、と思い男の顔を覗く。
さきほどまでの苦しそうな表情は消えているが、変な夢でも見ているのか、やはり少しつらそうにしている。

「僕を・・・ひとりに・・・・・しないで・・・・・・」
「え・・・・・・」
目を閉じたまま、男がかすかに呟く。静かな寝室に、男の低い声はよく通った。女は信じられない、といった様子で彼の顔をまじまじと見つめる。

(いやいや、何?え?もしかして甘えたちゃん?何これ?わたしどーしたらいいんスか?てゆうか、イイ歳したオッサンが・・・いや、オッサンでもないか・・

いやいやでも晋助様より年上はみんなオッサンっッスけど・・でもこの人なんかいい匂いするしオッサンじゃないか・・・万斉が枕が匂わなければオッサンじゃないって必死になってたし・・・って、そんなことはどうでもいいけど・・・)

「困ったッス・・・・。」
呟くと、天井を見上げた。きゅう、と掴まれた腕がジンジンしてきている。さすがに痛くて、男の指をひとつずつはずし、腕のかわりに手で握ってやった。
「これで満足ッスか〜〜?甘えたインテリメガネ!!!!」
自身もコロンと、男の横に寝転がる。顔と顔が近い。

(何なんスかこの状況────。)

とりあえず自分のせいでこうなったので、男が言うとおりに側にいてやることにしたものの。先ほど、あんなにも嫌味で自分を見下していた男が、こんなことを言うとは思わなかったので、また子は混乱していた。と、同時に。

(「一人にしないで・・・」か────。)
きっと、この男もまた、もしかしたら辛い過去があるのだろうか。
(一人は、怖いッス。嫌ッス。────晋助さまに拾われなかったら私・・・)
自身の昔のことをつい思い出しそうになって、振り払うように頭を振る。きゅう、と男の手を握る力を強めて。

「ん・・・・・・・・・・」
と、目前の男の目がうっすらと開く。
「あ、起きたッスか?」
「・・・・・・・・・・・・・・!?」
238鴨また『紅い印』F:2009/09/04(金) 01:17:15 ID:aqj7ItvR
カッ、と目が開いて、そして男の目線が繋がれた手に行く。

「なっ・・・・・・・・!」
ガバッと起き上がると、伊東は慌てて繋がれた手をほどいた。
「何で君が・・・・・痛ぅっ・・・・・・・・!」
「あーあー、まだ薬がまわってるんスから、おとなしく寝ておくッスよ甘えたインテリ君。ほらほら、お望み通り、おててニギニギしてあげるッスから。」
女はひらひらと手を振って。
「何をふざけた事を・・・・・・・。僕がいつそんなこと・・・」
「はぁ?なーに言ってるんスか。一人にしないで〜とか、手を握って〜とかいうから側にいてやったんスよ?このマザコン!」
「マザ・・・。何でそうなるんだ・・・てゆうか・・全く記憶が・・・」
「インテリでメガネとくればマザコンに決まってるッス。」
ニヤニヤと笑みをうかべる目前の女を、心底鬱陶しそうに一瞥すると、伊東はクイクイと、綺麗にむすばれたスカーフを緩める。
ふぅ、と大きく溜息をつくと、改めてまた子をにらみつけた。

「ずいぶん・・・盛ってくれたな・・」
「・・・・・・・あんなに一気飲みするほうが馬鹿なんスよ!!!」
「やっぱり、君のような女は嫌いだ・・・」
いまだ痺れて動けないのか、時折顔を苦痛にゆがませながら、低く呟く。
「・・・・・む!」
ククッと蔑むように鼻で笑われ、先ほど一瞬でもこの男に惹かれてしまっていた事に気づき、恥ずかしさと悔しさでまた子は顔を紅潮させた。

「わたしもアンタみたいなインテリメガネ、大っきらいッス!!!!」
「そうか、それは良かった・・・・。君みたいな女に好かれたら毎日騒々しくて大変だろうな・・・・。─────高杉殿も気の毒だよ」
最後の言葉は吐き捨てるように。先ほど、また子の手を握っていた男とは思えないくらい、つめたい目で見下している。
「なっ・・・・・・・・!べ、別に私は晋助さまの迷惑になんてなってないッス!」
急に高杉の名を出され、頭に血が上る。この男に、はやくも自分が高杉に想いを寄せていることを見抜かれている。それが無性に恥ずかしくて。
「あんた、ほんとに嫌味な男ッスね!そんな性格だと絶対女にモテないッス!!」
気の利いた言い返しも出来ず、そんなことを叫ぶと、伊東は可笑しそうにクスクスと笑った。
「・・・・はは、そう見えるかい?」
そう言って、気だるい体を起こし、また子の方を上目で見やる。スカーフを緩めたせいか、ちらりと鎖骨と胸元が覗いている。
「・・・・・・・・・う・・」
モテない、とは言ったものの、文武両道そして真選組参謀というステータス、
さきほどから感じている大人の色気を持ったこの男がモテないわけがないだろう。
(も、モテない・・・ことはない・・・だろうけど・・!!!)
「どーせメガネ男子制服好きの、スイーツ(笑)な女にしかモテないんじゃないッスかっ!ちょっと頭いいからって、ちょっとメガネブームだからって調子に乗るんじゃないッスよっ!」
そう言ってプイっとそっぽを向く。どうせ口喧嘩したところで、この男に叶うはずがない。あげ足をとられて恥をかくに決まっている。そう悟ったまた子は、それ以上口を開かなかった。

「・・・・・スイーツ・・?よくわからないな・・その喋り方といい、君は国語から勉強したほうがいいんじゃないのか・・?何なら僕が見てやろう。
僕は君みたいな頭の悪い女が一番嫌いなんでね。高杉殿も、「夜の相手」としてしか使えない女より、頭も使える女のほうが好みだろうよ」
我ながら、大層な嫌味だとは思う。こんなことを言えば目前の女がどういう反応をするのか分かりきっている。なのに止められない。
「な・・・・・何だとぉぉぉぉ!!!!!」
案の定、また子は顔を真っ赤にして、伊東の襟元をつかみ上げた。
「あんた・・・・わたしを侮辱するのもいい加減にするッス・・!殺されたいッスか!」
腰に装備した銃を伊東の顎につきつけて。
「フ・・・・やっぱり僕は君みたいな馬鹿で粗野な女は大嫌いだよ・・。」
「ハン!その馬鹿女相手に、手を握っていてくれなんて甘えてきたのはどこのどいつッスかね!!!!」
「変ないいがかりはよしてもらいたいな。どうせつくならもっとマトモな嘘をつきたまえ。」
「そんなこと言って、寝惚けたフリしてやらしいことしようとか思ってたんじゃないっスか!このインテリマザコンスケベメガネ!!!!!」

「・・・・・・・・・・・・・・!
 誰が君のような野蛮な女に欲情するか!!!!」

思わず、力が入る。声を張ったせいで、未だ薬の抜けない体がフラフラとした。右手で頭を支えると、男は痛みに顔をゆがめた。また子は、しばらく声を閉ざしたあと、唸るように口を開いた。
239鴨また『紅い印』G:2009/09/04(金) 01:22:16 ID:aqj7ItvR
「・・・・・言ってくれるじゃないッスか・・。もう怒ったッスよ・・・」
「────・・・・・・・?」
ゆらり、と伊東の前に立ちはだかると、痛みによろめく伊東の頭をベッドの端に打ち付ける。
「・・・・・・・・!!!!!!!!」
「男なんてみんなケモノっス。どんなに涼しい顔してても、ココは正直ッスよ!!!!!!」
そう言って、伊東の股に自身の脚をスルリと入れた。
「な、何を────!!!!」
「アンタ、まだ自由に動けないッスね・・・・。嫌いな女にこんなことされるのはどうっすか?」
ニタリ、と不敵な笑みを浮かべると、また子は足で伊東の股間を踏みつけた。
「──────!!!!君は・・・・!!!」
ギロ、と睨み返すとまた、女は勝ち誇ったようにグリグリと刺激を与えてくる。
「あーあ、なんか硬くなってきたんスけど〜〜。もしかして伊東センセイ、わたしに欲情してるんじゃないッスかぁ〜〜〜?なんなら私の足でこのままイかせてあげるッスよ!!!制服に白いシミつけて屯所に帰るといいッス!!!」
「この雌猫・・・・・・・・・!!!!」
チッと、舌打ちをする。しかし、女は足の指をつかい、布ごしに快楽を与えてくる。
「・・・・・・・・・くぅ・・っ」
男の白い顔が紅潮し、息が途切れる。
「・・・・・・・・・・・・・・。」
大人の男が、必死に隠そうとしながらも時折見せる快楽に喘ぐその表情は、とても心惹かれるものだった。
(や、やばいッス・・・・なんか、変な気分になるッス・・・ダメダメ、私は心も体も晋助様のものッス!!!)
そんなことを思いながら足を動かせる。

────くちゅ・・・・・・・
「・・・!!!!」
女の股からかすかに漏れる水の音。それを男は聞き逃さなかった。目を女の脚にやる。挑発的な服装に身を包んだ彼女の股は丸見えで、無数の紅い印の奥・・・
秘所を覆うその布は、ぐっしょりと濡れているのがわかった。
「きゃぁぁぁぁぁ!!!!!」
グルリ、と視界がゆらぐ。
突然、男が自分の足首をつかんできたため、また子はベッドに倒れる形となった。
「・・・・・・あんまり大人をからかうものじゃないぞ、来島君・・」
「あ、あんた動けるように・・・!?うわぁっ!!!!!!」
「クイ、と眼鏡をあげる仕草をしたあと、男は乱暴に女の両手首を掴み、頭上へと持ち上げた。
「ひっ・・・・・・・・・!!!!!」
さきほどの勝気な表情はどこへやら、女は、覆いかぶさられてきた瞬間、怯えたように体を震わせた。
「・・・・・・・・・・」
初めて見る、また子の怯える表情を見て伊東は一瞬ためらう様に視線をはずしたが、構わずにまた子の衣服に手をのばす。
「な、何するんスか!!!!」
「・・・・・・・・悪ふざけがすぎたようだな」
また子の胸元をまさぐり、上衣をはだけさせる。
「いや!!!!!!やめるッス!!!!!」
必死で隠そうとするも、両手は伊東におさえられている。
「・・・・・・!?君・・・・これは・・・・・・」
はらりとはだけた合わせからは、下着をつけていても十分わかる豊満な乳房が見えた。しかし・・・・・
「この傷は・・・・・・・・」
「うぁっ・・・・・・・・・・・・」
両手をほどかれ、上衣を脱がされる。
彼女の胸元、そして背中には、赤い印と共に、火傷や、噛みつかれたような跡が残っていた。
「──────高杉殿は、ずいぶんな趣味を持っているようだな」
呟くと、女の傷をなでる。
「痛ぅ・・・・っ」
最近ついた傷なのか、また子は痛みに顔をゆがめ、そしてまた怯えるような目線を伊東にやった。
────そういえば、あの猫も、こんな顔をしていたか。伊東は、屯所の近くに捨てられていた猫を拾った時のことを思い出した。ひどく警戒し、怯えた目をしていた。
「晋助様が喜ぶなら、私はなんでもするし、なんでも耐えるッス!でも!!!あんたなんかにこんなこと・・」
そういってギュッと目を閉じ、くやしそうに横を向く。その目からは、うっすらと涙がにじんでいる。
(・・・・・・・・・・・・・やれやれ。)
伊東はフゥ、と溜息をつき、口を開いた。
「────・・・生憎だが・・・僕は女に傷をつけて一人だけ楽しむという性癖はもってないものでね。」
静かに言うと、伊東はまた子の脚に手をすべりこませる。
「ひぁっ!!!!????」
「────君が僕の手によって快楽に溺れていく、その顔を見るほうがよっぽど興奮するよ」
そう言って、また子の秘所に指をかきいれ、彼女の唇を貪った。
240名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 01:26:23 ID:aqj7ItvR


とりあえずここまでです。
本番いってなくてすみません。

高杉も変態ですが、伊東も妙な性癖持ってるといいと思います。
伊東が相手だけに、面白くはならないと思いますが・・・うーん。伊東難しい。
伊東ももう少しギャグ要素あればいいんですけどね。
241名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 01:36:21 ID:eY1Y7jUQ
リアルタイムキターーーーー!!

乙です!
伊東の孤独、また子の素直さがそれぞれにじみ出ていて好きだ
続き、楽しみにしています
242名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 01:37:45 ID:GQiXHu5f
良かったです!!
投稿、ありがとうございます。
243名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 02:03:18 ID:GQiXHu5f
いたずら好きのまた子が可愛かったw
伊藤も高杉も口調ソックリw
244名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 03:09:49 ID:QaN7XKu/
定春in銀時で何か…エロいの下さい。神の様な職人様。

また子かわいよまた子。GJッス。
245名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 12:13:31 ID:6KctuAp/
今、最新刊読んで、銀さんと月詠さんに萌えた。
246名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 13:39:13 ID:yYgfCc5y
>>244
思わず実況にダッシュしたw
247名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 14:38:29 ID:QaN7XKu/
アニ銀魂のやりたい放題が、凄かったんだ。
中は定春だが、銀時が神楽の周りを犬走りでクルクル回ったり。飛びかかったりwww
248名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 17:03:10 ID:GQiXHu5f
>>240
伊藤難しいですよねー
でも、とても良かったですよ
口調とかキャラの性格が出てた所がとても良かった
また暇だったら、色々投稿してください
249鴨また書き手:2009/09/04(金) 17:32:08 ID:t+gCVJlG
みなさん感想ありがとうございます、やっぱ感想もらえるのが一番モチベあがります。
希望とかもあれば言っていただけると参考にできて書きやすいです
特に伊東好きの方に彼の魅力を語ってもらいたい
キャラの魅力を引き出せるように精進します
続きもまた同じくらいレス消費してしまうと思いますが、よかったらお付き合いください。 
また近々書き上げます。 


そしてアニ銀がとても気になる…いい設定だなそれ…。
250名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 18:08:47 ID:I2uRP8px
GJです
個人的には焦らしプレイ希望
251名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 22:45:33 ID:XiCO+8Ba
やべぇ‥‥超GJッス!! 
まさかの鴨またにハマるとは…w
252名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 00:56:16 ID:5YV2vhO6
あげ
253名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 01:05:52 ID:lXLYgQyY
>>249
こんな風にあんまり馴れ合いっぽいことやり出すと嫌う人もいるから程々にな
あと中点(・・・)使うとしょぼく、というか子供が書いたように見えるから
ちゃんと三点リーダー(……)を使った方がいい

なんにせよ次回作待ってる
254名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 11:28:42 ID:tPmN2mx0
高杉の口調に違和感・・・また子かわいいよ続きが楽しみだ
鬱ENDだけは勘弁な
255名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 12:25:56 ID:qze/neWg
面白かったよ
続きが楽しみだ
256鴨また『紅い印H』:2009/09/05(土) 12:34:15 ID:atDNgAeG
■■■■

「んっ…あっ……んんぅ…っ」
くちゅくちゅと水の音と、交わる荒い息。
伊東は、また子の秘所からあふれでる蜜を絡めとるように指でかきだしては、彼女の太股に塗るように愛撫する。しかし、肝心な所は中々触らない。
そのかわり、もう10分くらいたつだろうか、女に息をする暇もあたえないくらい、無言で唇を貪り続けている。
(息…できな……。頭…おかしくなりそ…ッス)
顔をそむけても、執拗に唇を求め、そして首筋や耳に刺激を与えてくる。
伊東に口を吸われる度、クラクラと甘い感覚に陥ってしまう。
伊東の右手は、彼女の股を、秘所をまさぐってはいるが、彼女が快楽に溺れる寸前になると愛撫を止める。
そしてその反応を楽しむように顔を覗き込んでは、意地悪そうに目を細め、口を吸ってくるのだ。

───こんな攻められ方は、初めてであった。

また子が今まで体を許したのは、高杉晋助一人である。
情交というものは、高杉のやり方でしか知らない。
彼に抱かれた回数は両手の指で数えれるくらいである。しかし、彼に抱かれる度に、彼女は更に彼に堕ちていく。

───例え、苦痛を伴う抱かれ方でも。
高杉は決まって、人を斬った晩にしか彼女を抱かない。息をきらせ、瞳孔は開ききり、体は返り血にまみれている。その姿で女を抱く。
まるで自分の昂ぶりを抑えるためかのように。
まだ斬り足りない、まだ人の血が足りないという修羅の念を、精を吐くことで振り払ってしまおうというのか。
高杉との情交は常に血の匂いがするのだ。

『熱っ…晋助さまっ…やめて…あぁっ…!』
四つんばいにされ、首ををおさえつけられ、背中には彼が吸っていた煙管の灰を落とされる。
腰をつかまれ、愛撫されることもなく挿入される。
『来島ァ…もっと鳴けや…』
自身を挿入すると、フゥっと艶のある息を吐き、また子の背にかぶさり耳元で囁く。
『おめェのその鳴き声がたまらねぇんだよ…』
ククク、と狂ったように笑う。その言葉だけでも、また子にとっては十分な潤滑油となる。
優しく愛撫されることも、口を吸われることもなくても。───自然と蜜があふれ出してくるのだ。
高杉はきまって、背や脚に胸に印を残す。爪でひっかいた跡であったり、煙草の灰で焼いた跡であったり、唇でつけた跡であったり。
どんな形でもいい。彼女に印を刻むことで己の支配欲を満たしているのだ。
そして彼女も、それを喜んでいる。

(痛くたって、晋助さまが満足してくれるなら、私はそれでいいッス…)
───…本音を言えば、怖いし、痛い。
人を斬ってきたばかりの彼は殺気立っており、今にも自分を殺しそうな眼をしながら、自分を求めてくる。
乱暴に寝室につれこまれ、押し倒されるその度に、恐怖に顔がゆがむ。
その顔を見て高杉は頗る嬉しそうに喉を鳴らし、「たまんねぇな…」と一言呟いてまた子の体を弄ぶのだ。

苦痛をともなう情交のあとは、高杉は決まって布団に堕ちる。身なりを整えることもないまま、穏やかな寝息を立てて。
(この顔を、見ていたいんス───。)
体の痛みに耐えながらも、高杉の体を綺麗に拭いてやり、着物を着付けてやる。
さきほどと同じ人物とは思えないくらい、まるで少年のように幼い顔つきの高杉を見て、ホッと胸をなでおろす。
人を斬ったあとの昂ぶりを、自分だけが抑えることができるなら。修羅から高杉晋助に戻るこの瞬間を見ることができるなら、───自分は何だって耐えれる。
血なまぐさい夜が明けると、高杉は決まってまた子より先に起き上がり、彼女の頭をスパンとはたいて起こしてくる。
『来島ぁ、腹へった。メシ用意しろや』
ふあぁぁ、と大きなあくびをして、髪は寝癖のついたまま。
(ああ、いつもの晋助さまッス……。)
それを確認すると、嬉しそうに飛び起きて、笑顔をさかせるのだ。
『はいっ、ただいまッス!!!!また子特製の朝定食、ご用意してくるッス!』
『おい、目玉焼きにソースかけたら殺すからな。醤油だ、醤油。』
だるそうに呟いて、風呂場へと向かう。外部には中々みせないが、これが鬼兵隊での、いつもの高杉の姿であった。

■■■■
257鴨また『紅い印I』:2009/09/05(土) 12:37:30 ID:atDNgAeG
「んんぅ…はぁぁっ…」
艶のある溜息が寝屋に響き渡る。股は蜜で濡れそぼっている。
(こんなの…こんなシツコイ男、初めてッス───。)
当然であろう。今まで高杉しか知らない。そして情交というものは、彼の特殊な性癖によるものでしか知らない。
優しく、時折激しく、そして執拗に、快楽を与えられるのは初めてであった。
女のツボを心得ているというのか。彼の攻めに何度も何度も高みに昇らされそうになる。
「いかせてほしいか…?」
「んぁっ………」
急に耳元で、熱い吐息をかけられながら囁かれ、また子は思わずビクンとのけぞった。
高杉とはまた違う、低い男の声。それすらも、今のまた子にとっては刺激となっている。
耳元で囁かれただけで達しそうになってしまう。そんな女の様子を見て、伊東は満足気に口角をあげた。
「僕の手で…いかせてほしいか?」
くちゅくちゅくちゅと陰核を指ですりあげられた。
「ああああっ!!!やぁぁっ!!!」
親指で陰核をすりながら、中指で秘孔に激しく抽挿を繰り返す。男の太い、ゴツゴツとした指の感覚がまた子を攻め立てる。
絹糸のような金色の髪を振り乱し、顔を紅潮させ、伊東の肩にすがりつくこの女の表情は、伊東の心をあつくさせた。
(もっと…もっと僕を求めろ…)
中指を奥まで差し入れると、何か固い壁のような感触を感じた。
(ここか……?)
そう直感すると、男はさらに激しく指を抜き差ししはじめた。
「ああああっ……!やめ…!いやぁっ!!!な、なんか変…あぅぅぁぁぁっ!!!」
「いいのか…?ここが…」
グチュグチュグチュッと卑猥な音がこだまする。伊東が再度耳元で囁く。その声には以前より甘さが加わっており、また子の
脳内をクラリと犯した。
「……君、言ってくれないとわからないな…。このまま続けてほしいか?」
「ふぁぁっ……つ、続け……ひぁぁぁっ」
きゅううっと着物をつかんで、すがるように見つめてくる。
その姿を素直に可愛いと感じてしまい、伊東はそれをふりはらうように眼を閉じ、女に唇をおとした。
中で達せさせられるのは初めてなのか。それとも情交による快楽を与えられるのが初めてなのか。
「最後まで言ってくれないと…わからないが…。いいだろう、僕が君を…」
そう言って伊東はさらに抜き差しを早め、また子の秘孔の奥を激しくつきやった。
「……いかせてやろう」
「くっ…ぁぁああああぁっ!!!!!!」
女は大きく喘ぎ、体を跳ねさす。ぷしゃぁぁぁ、と秘部から飛沫を飛ばせて。
「あっあぁぁぁっ…!!!!」
びくびくびくと小刻みに体を震わせると、伊東の胸に顔をうずめるようにすがりついた。
「ふ……。達したか…行儀の悪い娘だな、君は───…」
すがりつく女の顔をクイとあげてやり、自身の右手を見せ付ける。
「潮をふくのは初めてか?ククク………」
女の蜜と、飛沫にまみれた右手を、また子の頬にそっと這わせる。
「はぁ…はぁ…っ」
肩で荒く息をしながらも、ハッと我に返り、伊東を睨み付ける。しかし、恥ずかしさのあまり、すぐに言葉が出てこない。
伊東が意地悪そうに見つめ、眼鏡をクイとあげる。───その彼の仕草に、無意識に女の心が熱くなる。にらみつけた眼が、うっとりと潤んでしまって。
それを見て、伊東も、腹の奥がうずくような、甘い感覚を覚える。
再び、唇を落とすと、今度は女のほうからも求めてきた。
「はぁっ…んんぅ…はぁんっ」
何度も、何度も。舌を入れてやると、女の甘い舌が絡められる。脳内がとろけるような、そんな感覚は初めてだった。
5分ほど熱い接吻を繰り返したあと、また子が息を切らせて声をあげた。
「……結局……欲情してるじゃないッスか………」
「さぁ……?それはどうかな。君こそ僕に達せさせられているではないか…。そんなに良かったか?」
そう言うと女の耳たぶを優しく噛んだ。
「んっ……!」
「フフフ…」
素直な女の反応を見て、伊東はまた勝ち誇ったように口角をあげる。
258鴨また『紅い印J』:2009/09/05(土) 12:47:53 ID:atDNgAeG
「………まだ足りないな…僕を欲情させるには……」
そう言うと、また子の脚に唇を這わせる。
「ひぁっ……!」
ちゅ、ちゅぅと吸い付くと、彼女の白い脚に紅い印がつけられた。
それ見て伊東は満足そうに眼を細めると、彼女の脚にくまなく印をつけていく。
白く、長い美しい脚に紅い印が刻まれていく。脚先から、太股まで。そして───。
内股にたどりつくと、そこにはすでに印が刻まれていた。
それを見るなり、不愉快そうに顔を顰めると、その印にかさねるように、思い切りつよく吸う。
「んぅぅっ!」
達したばかりの秘部に近い場所を吸われ、また蜜があふれてくる。
それを知ってか知らずか、伊東は刻まれている印を消すかのように彼女の内股を紅く染めてく。
ひくひくと女の秘部がうずく。
「あ、あんた、ほんとにしつこい男ッスね!そんなに脚ばっかり嘗め回して!変態ッスか!!」
声を出していないと、本当に溺れてしまいそうになる。こんな男に。
いや、すでに溺れているのではないか───。
自分で自分の心がわからない。ぎゅっと眼をつぶる。脳裏に浮かぶは、いとしい高杉の顔。
(ああ───。晋助さまにこんなことされたら……!)
伊東は、脚の刻印をすべて自分の唇で消したことに満足したのか、今度は胸に顔をうずめてきた。
しっとりと吸い付くような絹肌に、弾力のある乳房。
そして穢れをしらぬかのようにツンと上を向く桜色の突起。
伊東は熱い息を吐きながら、女の乳房にむしゃぶりつく。そしてまた印をひとつずつ刻んで。
(気持ちいい───…。晋助さま…晋助さまにこんなことされたい…。)
きっと、それは叶わないとわかっている。また子は眼を閉じ、伊東に高杉の影を重ねていた。
重ねれば重ねるほど、女の体は熱くなっていく。達したばかりだというのに、
体はすでに欲しがっている。男のモノを───。
女の疼きを察したのか、伊東は制服をゆるめ、熱くなっている自身をさらけ出す。女は無意識のうちにそれに手を這わせる。
ひんやりとした女の手の感触に、伊東はくらりとよろめいて。
熱くなっている男根に、また子は唇を這わすと、男からは溜息がもれた。
「ん、んんっ」
口いっぱい広げないと入りきらない男根を、自身の口に入れ込み、出し入れを繰り返す。
普段であれば、頭をおさえつけられ、顎をつかまれ玩具のように無理やり出し入れをされるのだが。
女を押さえつけるはずの男の右手は、優しく彼女の髪を、頭をなでている。
顎を掴むはずの左手は、いとしそうに彼女の頬を撫ぜている。
時折、甘い溜息をもらしながら自分を見下ろす彼の姿は、とても色気があり、さらに女の体を欲にかりたてる。
(ああ、晋助さまだったら……!これが晋助さまだったらいいのに)
再度目をつぶり、くわえこんだ男根に舌を絡ませる。
たまらないといった様子で、男は女の髪をなであげ、左手で顎をつかみ、唇を離させた。
「はぁっ…はぁ…っ……」
二人の息が寝屋に響く。危うく達しそうだった伊東の顔はさきほどよりも紅潮していた。見下ろすと、
また子が上目でこちらをみながら、唇を半開きにし銀の糸をひかせている。その姿がたまらなくいやらしい。
口にはしないものの、早く来てほしい、と必死に訴えるその表情を見て、
伊東はゆっくりとまた子に覆いかぶさると、脚をあげさせ、いきりたつ男根を秘部にあてがった。
259鴨また『紅い印K』:2009/09/05(土) 12:49:24 ID:atDNgAeG
「入れるぞ……」
「あっ…!!!!!」
伊東が低くつぶやくと、また子の体に一瞬にして快楽の波がおしよせる。
ズブズブズブっと大きな水の音が、そして腰をうちつける音が響き渡って。
(く……すごい締め付けだ………)
てっきり高杉に飼いならされ、使い込まれているものと思っていたその孔のあまりの締りのよさに、伊東は窒息しそうな感を覚えた。
しまりの良さだけではなく、ほどよく絡みつくような、そんな感触が男根に伝わる。
「あんっあんっあああっ!!」
腰を打ち付けるたびに、女の嬌声が激しくなっていく。自分がこの女をこれだけ喘がせている。そう思うと、さらに体が熱くなった。
(やばい、やばいよぉっ……こんなに気持ちいいの、はじめてッス……ああ、晋助さま…晋助さま!!!)
愛する男の名をこの快楽の波で忘れてしまわないようにか、必死に高杉の姿を思い浮かべる。
「もう……来そうだ……かまわないか……?」
男が喘ぎながら、耳元で囁く。わざわざそう聞いてくるこの男に、思わず心を動かされる。
「いいッスよ…中に…中に出してくださいッス」
欲にまみれた艶のある声で女がそう言うと、更に孔の締め付けがきつくなった。
「くぅ……っ!!!はっ……!!!」
「あっあっ!!!!!──────…あぁぁぁぁ!!!!」
ドクドクドクっと、奥に熱い精が放たれる。その瞬間、二人はひし、と固く抱き合って。
そのまま、また子は快楽の果てへと堕ちていった。
■■■■
「───…ん…」
うっすらと目をあけ、口を半開きにすると、気づいたかのように伊藤が唇を重ねてきた。
男の腕の中でしばらく堕ちていたのか。少し脚をうごかせると、甘い疼きが体中に走った。
「起きたか…?」
彼の低いその声には、さきほどになかった優しさが滲んでいた。口付けをしながら、女の頭を優しく撫ぜている。

「し…晋助…さま…。」
「───!!」
ふいに、洩らしたその言葉に男の体が固まった。そして、不愉快そうに唇を離す。
「……目を開けろ。」
グイ、と女の顎を手で掴む。
「───……嫌ッス。」
「今目の前にいるのは、高杉殿ではない。この僕だ……。僕を見ろ。」
伊東は声を荒げながら、また子の顎をグイと持ち上げる。
「……嫌!!」
また子は頭をふった。彼の手によって快楽に堕ちてしまった、その事実を認めたくなくて。
「高杉殿は、君を満足させたことがあるか…?君に傷をつけて、一人で楽しんでいるだけだろうに…」
「………晋助さまが、それで喜ぶなら私も満足するッス。あ、あんたなんかには私は満足させられないッス!!」
プイと、目を瞑ったまま、そっぽを向く。
フゥ、と溜息をついて、体を少し離し、また子を見下ろす。胸に、脚に、無数の紅い印。

「……君は、僕のことが嫌いだろう?」
誰かにも問うた、その同じ文言を目前の女にも問うてみる。
「……嫌いッス!大嫌いッスよ!あんたなんか!…ほんと、しつこいし!性格悪いし!!!」
伊東の布団を取り上げて、また子は自身をくるみこむと、ジロリと伊東をにらんできた。
「………フン、僕だって君のような女は嫌いだよ」
ああ、大嫌いだ。こんな、テロリストでしかない野蛮な集団の頭である男に心酔しきっている女なんて。
本当に嫌いだ。嫌いすぎて、すべてを壊してしまいたくなる。奪いたくなってしまう───…。
「いずれ………」
「?」
言いかけて、胸のうちにしまう。
(いずれ……僕のものにしてやるさ…───。)

僕だけを見て、僕だけを想って──。僕の隣にいてほしい。
秘められたその想いには、伊東自身、この時、気づくことはなかった───。
260鴨また書き手:2009/09/05(土) 12:56:37 ID:atDNgAeG
次回投下で完結になります。長くなってしまってすみません。
週明けに完結させていただきますね。

感想&アドバイスありがとうございました!参考にさせていただきます。
261名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 13:04:50 ID:X8F7wrcH
>>260
アドバイスした訳じゃないけど前よりも読みやすくなった。GJ
262名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 17:38:16 ID:pk4oZDkR
GJ!
良かったです。
鴨またにはまってしまったw
263名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 22:08:46 ID:RkZ8R7P6
GJGJ!!!!
また子かわえぇ!!!!!

是非また投下して下さい。
264名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 00:16:48 ID:Et0+y2Dt
鴨また支援
伊東…更に好きになるじゃないか!
http://koideai.com/up/src/up26789.jpg

雑ですまん
265名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 00:41:03 ID:/2AA/u5b
銀妙誰かかいでください!
266名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 00:56:27 ID:pQvND34N
はあはあ…くんくん…すーはあすーはあ…
267名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 04:43:23 ID:/2AA/u5b
銀妙待ってる
268名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 13:35:59 ID:S7cZHQe/
銀神待ってる!!!
269名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 13:47:34 ID:S7cZHQe/
桂×幾松ってやった事あったっけ?
270名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 14:55:27 ID:ATsMQVoB
>>269
保管庫にいくつかあったと思う
271名無しさん@ピンキー:2009/09/06(日) 17:50:29 ID:Pa7e3JFS
よくagaってるな、ここ
272名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 00:50:12 ID:rlC8XjS/
>>270
まじでか!?
273名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 02:37:37 ID:6LCZ6tg+
>>260
萌えた
メチャ良かったよ
274名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 12:23:54 ID:fDsfT2KT
陸奥系でマイナーな組み合わせってある?
275名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 12:35:10 ID:6E7+1PdL
>>274
高杉陸奥
土方陸奥
とか?
276名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 18:16:25 ID:6PWmeX+g
桂陸奥
277名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 21:37:24 ID:aAbGM5St
陸奥受けで盛りあがってる中すまんが、投下させていただきやす。
ミツバさんが死ぬほど好きなのだが、ミツバ受けがなかなか無いので自分で書いてみた。
ちなみに思いっきり原作設定シカトの高杉×ミツバで書いたけど、苦手な人は悪いがスルーしてくれ。

ではいきます
278高杉×ミツバ@:2009/09/07(月) 21:45:09 ID:aAbGM5St
空を飛ぶ屋形船。その船の一室で一人の女は気を失っていた。

「…ここは……?」
女、沖田ミツバは目を覚ますと同時に呟いた。
どうやら自分がどうして此処にいるのか分からないらしい。

「やっとお目覚めか。クク」
くつくつという笑い声と共に焦眼の男、高杉晋助が現れた。
「起きねえからこのまま死んじまうかと思ったぜ」
「…あなたは…?」
ミツバは不安気に高杉を見た。
「…どうして私はここにいるの?私、夜道を歩いていたはずなのに…」
「まだ思い出せねーのか。よーく考えてみろ」
ミツバは言われたとおり、夜道を歩いていた頃の記憶を探ってみた。

そうだ。自分は散歩をしていた。そして、突然後ろに人が現れて…
そのまま変な臭いの布を嗅がされて、そこからの記憶が無い。
目が覚めたら、自分はここにいた。

「…あなたがやったの?」
「さァな。俺かもしれねーし、そうじゃないかもしれねえ」
「ここはどこ?」
「さァな」
「どうして私はここにいるの?」
「どうしてだろうなァ」
先ほどと相も変わらず、くつくつと面白そうに高杉は答えた。
その態度に普段は大らかなミツバだが、自分の置かれた状況が理解出来ず、顔には焦りの色が見えている。

「じゃあ、」
突然高杉がミツバに問う。
「どうして俺達はお前さんをここに連れてきたと思う?沖田ミツバさんよ」
「!!」
ミツバは目を見開いた。

どうして。どうして私の名前を…。この人は一体…?

「どうして自分の名前を、って顔してるな」
「……」
「そりゃあ、知ってるにきまってんだろ。なんせ真選組の一番の関係者なんだからよォ」
「!あなた…!!!」
うすら笑みを浮かべて高杉はミツバを見る。
刹那、ぞくり、とミツバは背筋が凍るのを感じた。
279高杉×ミツバA:2009/09/07(月) 21:59:50 ID:aAbGM5St
ミツバの気持ちとは裏腹に高杉は話を続ける。

「沖田ミツバ、真選組一番隊隊長、沖田総悟の実の姉。そして、真選組局長、近藤勲の昔からの親友」
ミツバは黙って聞いていた。否、驚きのあまり何も発することが出来なかった。
「更に…」
高杉の笑みが濃くなった。
「真選組副長、土方十四郎の想いび…」
「やめて!!!!!!!!」
今まで黙っていたミツバだったが、悲痛な表情で叫んだ。
「私と十四郎さんはそんな関係じゃないわ」
ミツバは泣きそうな顔で言った。

―そう。私と十四郎さんはただのお友達…。あの人は私なんかを想ったりしない。
自分だけが想っているならこの気持ちは我慢できる。
それでいいのだ。そうでなきゃいけないのだ。
ミツバは自分にそう言い聞かせた。

「そんな関係じゃないわ…」
ミツバはもう一度繰り返した。
そんな彼女を見て、またニヤリと笑った。
「お前らが、お互いどう想ってるかなんてな、見てればすぐに分かるんだよ」
「!!」
見ていた…?私たちのことを…!?

ふと、ミツバは思い出した。
そういえば、数日前、みんなのところへ差し入れを持っていった時に、十四郎さんが、誰かに見られている気がすると言っていた。
そして、ここしばらく屯所には近づいたり、なるべく一人で出歩くなと言われた。

「あなた…まさか…」
「おいおい。今頃気付いたのかよ。土方も、俺に気付いてんなら送り迎えぐらいしろってんだ」
つくづく甘ェ連中だな、と高杉は付け加えた。

「あなたは…一体何がしたいの…?」
自分を浚ったり、名前を知っていたり、挙句の果てには数日前から監視していたり。
ミツバは高杉の行動が理解出来なかった。
「まあまあ、ちょっと待て。いいか、沖田さんよォ。俺達は真選組の敵だ。
…まあ、お前さんを浚う時点で味方なワケねーけどな」
クク、と笑い、
「さァてと、ここからが重要だ」

高杉は笑みを浮かべたままミツバに一歩ずつ近づいていく。
ミツバは言い様の無い恐怖を覚えた。
「やっ…こ、こないで……」
声色からもミツバの恐怖がうかがえるが、高杉はそんな彼女の訴えを無視して更に近づき、ミツバの目の前に屈み込んだ。
「そう怯えんなって」
にや、と妖しげに笑い、耳元に自身の顔を近づけた。そして、

「俺ァお前さんが気に入ったんだよ」
ぼそり、と彼は吐息混じりに囁いた。
280高杉×ミツバB:2009/09/07(月) 23:21:25 ID:aAbGM5St
次の瞬間、高杉はミツバの耳たぶに噛み付いた。
そして、噛み付いた所を舌でねっとりと舐め上げた。
「…っ!」
ミツバは突然の事に驚き、思わず突き飛ばしてしまった。
「おお、いい反応じゃねえか」

「な、何をするんですか…!」
「言っただろ、俺はお前が気に入ったってな」
高杉は悪びれる様子もなく、ニヤニヤと笑っていた。
「だからって…どうしてあんな事を…!」
「まだ分かんねーのか。だったら教えてやるよ」
そしてミツバの着物に手を掛けた。
「いやあっ…!やめて!!」
ミツバは必死で叫んだが、高杉は非情な一言を浴びせた。
「いいか。お前の反応次第であいつらが死ぬかもしんねえんだぜ?」
「…そんな……!!」

「正直な、最初はお前を殺すつもりだったんだよ。お前を殺して、あいつらの反応がどんなモンかと思うとゾクゾクした。
だけど屯所でお前を見たときにゃ、そんな気失せた」
そして高杉は続ける。
「もう一度だけ言う。お前の反応次第で、あいつらは死ぬ事にもなる。それでもいいのか?え?」
ミツバはふるふると頭を振った。
「…それだけは、嫌…」
「だったら…もう分かるだろ?」
「……」
自分がこれからどういう目に遭うか、分かっていたが、ミツバは何も答えなかった。
正確には答える事が出来なかった。
この男は、本気で自分の大切な人たちを手に掛けそうだ、と直感したからだ。
ミツバは悲痛な表情で自身の顔を歪ませた。

そんなミツバの表情を見て、高杉はニヤリと笑った。
そしてそのまま彼女に口付け、口内に舌を入れた。
歯列をなぞり、時には彼女の舌と自身の舌を絡め、溢れ出る唾液を吸った。
「ふぅ…ん…」
くちゅ、くちゅと猥らしい音が響く。
ミツバも熱が上がってきたのか、声にならない声を発していた。
そんなミツバを、高杉は満足気な表情で見た。
そしてそのまま、ミツバの着物をはだけさせた。

「…へェ」
「やぁっ…み、みないでぇ…」
ミツバは恥ずかしげに言った。自分の裸体などこれまで他人に見られたことがないから当然の事だ。
しかし高杉は、ミツバの言葉に反するかのようにまじまじと見ていた。
白くて絹のような肌、細いラインだが豊満な胸、中心に咲く桜色の突起、
「やっぱお前さんは俺が見込んだだけはあるな」
彼はそう言って、接吻をしていた唇を首に移した。
「…あぁ…っ」
ミツバは舌が首を這う度に、甘い吐息を吐いた。
首筋を舐め、鎖骨を舐め、時には花を咲かせ、高杉の舌はとうとうミツバの胸に辿り着いた。
281高杉×ミツバC:2009/09/08(火) 01:42:43 ID:5A30KE8t
「あぅ…んんっ」
先ほどから高杉は執拗に胸への愛撫をしていた。
片方の乳は手で全体を揉みしだき、かと思えば先端の突起を指でつまんだり、
ミツバは初めての経験に強い反応を見せた。
「良い反応すんじゃねぇか…。いいぜェ、もっと鳴けよ」
そして先ほどよりも強く、先端を摘み、指でころころと転がした。
「い、いたっ…!…ぁあっ!!」
摘まれるのはとても痛かったが、その後のは正直気持ち良いと感じてしまっていた。
「は、あぁん」
高杉の手により、先端の突起は徐々に上を向いていく。
そして、もう片方の乳房を自身の舌で舐め上げる。
強い刺激に、ミツバはビクっと身体を強張らせた。
しかし、舐めた本人にとってはそれすらも興奮材料となっていた。
その反応を見た高杉は、わざとぴちゃぴちゃ、と音を立てて舐めた。
「ん…っ、は、ぁん」
全体をねっとりと舐め上げた後は、まるで赤子がするかのように豊満な乳房に吸い付いた。
室内にちゅ、くちゅ、と音が響く。
「はぁあっ!ぁあん!」
ミツバは先ほど手でされたよりもはるかに強い刺激に戸惑いつつも、しかし、確実に感じていた。
「あ、ああっ」
「気持ち良いだろ?クク、さっきまでのお前さんは何処へやら」
高杉はわざとミツバを挑発するような発言をした。
それでもミツバは恥ずかしがるでも怒るでもなく、与え続けられる愛撫によって、官能的な表情を浮かべている。
高杉も、乳房を吸うだけでは飽き足らず、先端を噛んだり、手と同じく舌で転がしたり、痕を残していたりしていた。
「ぅう、ん、はあぁっ、あ、あぅ…」

―こんなの…初めて…。でも、気持ち良い…。
こうは思っていても、やはり土方らに対する後ろめたさは残っていた。
高杉はそんなミツバの気持ちを読んだのか、下半身を覆っていた着物までも取り払った。
「ああっ…いや」
とうとうミツバの秘部を隠している物は、下着だけとなってしまった。
乳房への愛撫で感じていたため、下着には大きな染みを作っていた。
「随分と濡れてんじゃねえか。お前、意外と淫乱なんだな」
クク、と高杉は笑う。
282高杉×ミツバD:2009/09/08(火) 02:37:27 ID:5A30KE8t
「ち、ちが…っ、ん、んんんっ」
高杉は、下着の上から指を這わせていた。
「やぁっ!ぁああっ、あふ…」
やはりこれも、ミツバにとっては初めての事だった。
「オイオイ…。まだこれからが楽しみだってのに、このくらいでイッたりすんなよ?」
半ば呆れつつも、まァ、こんな初々しい奴は逆に面白ェとミツバの反応を楽しんでいた。
下着の染みは広がっていった。
そして、ミツバの秘部がくちゅ、くちゅり、と音を立てるようになった。
高杉は手を休めるでもなく、むしろ休むヒマを与えずに愛撫を続けていた。
「あ、あ、はぁっ、ぁん」
ミツバも更に熱を増していた。

しかし、高杉は突然ミツバへの愛撫を止めた。
「ぁあっ……ん、…?」
ミツバは不思議でならなかった。
さっきまであれほど自分を犯し続けていたのに、今になってやめるつもりなのか。
これでやっとこの男から解放されるかもしれない。喜ばしいことなのに、何故かむず痒い気持ちもあった。
「オイ。お前さんよぉ、どうだ、気持ち良かっただろ」
「……」
正直気持ち良かったので、何も言う事が出来なかった。
「もっと素直に気持ち良いって言えばいいのに、なァ?」
「どういうつもりですか…」
「?」
「さっきまであれほど……っ」
「それとも、もっと欲しくなったとか?」
ミツバが言い終える前に、高杉は口を割った。
相変わらずニヤリ、と笑みを浮かべている。
「ちっ…ちがう…」
「まあまあ、そんな早まるなって。後でたくさん可愛がってやるからよ」
「ちがう…!」
ミツバは自分の気持ちを読まれているようで怖かった。
だから否定をすることで、少しでもその思いを消そうとした。
だがそんなミツバの発言も空しく、高杉はまた何かをしようとしている。
―そして、
「そろそろ俺も気持ち良くなりてェんだ」
そう言うと高杉は懐から自分自身を取り出した。

「やっ、いやあ…」
高杉のソレは、はち切れんばかりに勃ち上がっている。
あまりにグロテスクな光景に、ミツバは咳込んでしまった。
「クク…淫乱な割に繊細じゃねぇか。まあいい」
そして高杉は、今のミツバにとってはあまりに酷な事を言った。
「おい。さっきも言ったよな?俺も気持ち良くなりてぇんだよ。…言ってる意味ぐらい、分かるよな?」
そして男根をミツバの顔に近づけた。
「…歯ァ立てンじゃねーぞ」
少し低めの声で言った。先ほどの様子とは違って、逆らえば殺されてしまいそうな勢いだった。
283高杉×ミツバE:2009/09/08(火) 12:00:32 ID:5A30KE8t
「おら、早くしろよ」
なかなか口に含まないミツバに痺れを切らしたのか、高杉は彼女の前髪を引っ張り、半ば強制的に含ませた。
「い、た…っんんっ!」
先ほどの忠告が効いたのか、ミツバは歯を立てないよう丁寧に、男根を舐めている。
「ん、んん…っちゅぅ…」
そして両手を彼の根に伸ばした。
「初めての割には上手いじゃねーか…」
高杉は吐息混じりに答えた。
初めは消極的なミツバだったが、次第にその行為に夢中になっていった。
口全体でソレを咥え、舌を絡ませる。
「ふ、む…っん、」
くちゅ、と卑猥な水音が響く。
そして手を使って男根を優しく撫で上げる。
「…いいぜェ、その調子だ…っ」
ミツバの愛撫により、高杉のソレは更に大きさと硬さを増していった。
彼女の口からは唾液が垂れていた。
高杉はニヤリと笑いながら、彼女を見下ろしていた。
「いい眺めだな、沖田さんよォ」
がしっと前髪を掴んでいた彼の手の力は弱くなり、代わりに彼女の柔らかい髪を撫でた。
「はぁっ…ん、む…っ」
「…っそろそろだな…」
そう言うと高杉は自身をミツバの口から取り出し、己の精を放った。
ミツバの顔、口、更に胸までもが白濁で汚れている。
月明かりに照らされたその光景は、誰が見ても官能的、と言えるだろう。
高杉も思わず笑みが濃くなった。
「気持ちよかったぜ。お前さんなかなか上手じゃねーの」
ミツバは肩で荒い呼吸をしていた。
口からは唾液か精液か分からない液体がこぼれている。

「…さて、次はお前さんの番だ。さっきよりももっと良くしてやるよ」
そう言うと高杉はミツバの下着をずらし、彼女の秘部に直接手を伸ばす。
「…ああっ!あぁん!」
下着越しで触られたときとは比べ物にならないくらいの快感がミツバを襲う。
「んっ!んぁっ…あ、あああっ」
ぐちゅ、ぐちゅり、という音と共に、指は尚も動いている。
そして彼女の陰核がぷくり、と立ち上がった。
待ってましたと言わんばかりに、高杉はソレを摘む。
「ひゃ…っ!!ああっ…あん!!」
ミツバの身体が仰け反ったが、それは快楽から来る行動だろう。
その証拠に愛液が、くちゃり…と溢れ出ている。
高杉は秘部を撫でていた指をミツバの顔の前に持っていった。
彼の指は、愛液でてろてろと光っている。
「これ…全部お前のだぜ、クク」
そう言って、彼はミツバに見せ付けるように指を舐めた。
「い、やぁっ……!」
ミツバの頬は、羞恥から更に紅に染まった。
284高杉×ミツバF:2009/09/08(火) 13:09:02 ID:5A30KE8t
そして、高杉はミツバの下着を完全に取り払った。
とうとうミツバは生まれたままの姿となってしまう。
誰かに脱がされて、しかも全裸になるなど初めての事だったので、不安な表情が隠せずにいた。
「そんな心配することじゃねーよ」
その一言は、ミツバをなだめたのか、嘲笑したのか、どちらかは分からない。
高杉はミツバの足に目をやった。秘部を隠している。
「それより…その足、開けよ」
顔は笑っているが、目が笑っていない。瞳の奥からは氷の様な冷たさを感じる。
ミツバはびくっとして、一瞬躊躇ったが、ゆっくりと足を広げた。
「そうそう、それでいいんだよ…」
ミツバの秘部は露わになった。
自身の髪と同じ、色素の薄い毛に覆われ、桜色の陰核がぷくり、と主張をしている。
そして、先程の愛撫で、全体がてろてろと光っている。
クク、と高杉は喉を鳴らし、しばらく秘部を眺めていた。
触れられてもいないのに、蜜壺からは愛液が溢れ出ている。
「お前…見られてるだけだってのに、濡れてるな」
「ぁっ…ゃん……っ」
愛液は太股にまで達していた。
「俺としてはこのまま見てるのも悪くねぇが、まあいいだろう」
そう言うと、高杉はミツバの太股にしゃぶりついた。
「んっ!ああっ!!」
ミツバの太股は肌に吸い付くような感触で、彼は面白がって所々に痕を残した。
「あっ………うぅん…」
そして秘部の周りを舌先でチロチロと舐め上げる。
「ぁあっ……ゃあっ…!」
むず痒い感覚に、ミツバはもっと、もっと、という気持ちが湧き上がっていた。
高杉はそんなミツバの気持ちを知って、わざと秘部の周りや、太股を舐めていた。

そしてしばらくして、ミツバが高杉を見る。
「何か言いたげだな」
楽しそうな顔で高杉は言った。

「………て」
「ん?聞こえねーよ」
「……め、て」
「もっとハッキリ言えよ…」
ニヤニヤ、と笑みを浮かべながら言う。
そしてしばらく黙った後、ミツバは秘部を手で広げながら
「ちがう…そこじゃなくて…!ココ…、ココを舐めて…!」
今にも泣き出しそうな顔で高杉に訴えた。

「クク、本当に淫乱なんだな…お前」
そう言って、高杉はミツバの秘部に口付ける。
「ひゃぁっ…!!ぁああっ!ああんっ!!」
ミツバも直接与えられる快楽に身をよじらせる。
ぐちゅ、ぐちゅと厭らしい音が鳴り響く。
そして彼女の桜色の肉芽を唇で挟み、先端を舐め上げた。
「ああっ!ゃああっ……!!んっ!」
ねっとりとした舌による愛撫はミツバの思考回路を停止させていた。
285高杉×ミツバG:2009/09/08(火) 13:53:04 ID:5A30KE8t

―頭が、おかしくなりそう…

高杉が舐め上げる度に、蜜壺からはじゅぶじゅぶ、と溢れんばかりの愛液が流れ出る。
そして高杉は彼女の蜜壺に舌を伸ばす。
「ぁああああっ……!!!あんっ…!!はぁあっ!」
ミツバは本能のままに声を上げていた。
彼は面白がって、わざとくちゅくちゅと音を鳴らして彼女の愛液を啜った。
「ゃあああっ……!あぅ……!!!んんんっ!!」
蜜壺からは吸い切れない程多くの愛液が流れ出ていた。

そして、高杉はその中に舌を入れ、内部をこねくり回した。
「あっああっ……!!あぁぁああんっ!!」
ミツバは軽く達してしまった。

「おいおい…まだイクには早いぜ」
と言った後、再度ミツバの秘部に手を伸ばした。
「ぁああっ…!」
ミツバの内部に指を一本進入させる。
高杉の唾液か、ミツバの愛液か、どちらか分からない液体が手の滑りを良くし、いとも簡単に内部に入った。
ぐちゃぐちゃ、と掻き回し、反応の良い場所を探る。
「クク、これならもう二本ぐらいはイケるか…」
そう言うと、もう一本の指を進入させ、更にもう一本、合計三本が内部に入っている状態になった。
そして三本がバラバラの箇所を探る。
「ぁああああっ…!あん、んぁあっ!!」
突然の刺激にミツバは腰を浮かばせた。
「ここか…」
高杉は反応の良い箇所を探り当てた。
そして、執拗にそこばかりを刺激する。
「ふぁ…ぁあああっ……!!!ん…んんんっ!!」
与えられる強い刺激により、ミツバの目は虚ろになり、口は半開きで唾液が流れ出ている。
高杉の自身は、先程精を放ったばかりだったが、再度熱を帯びていた。
そして、ミツバの孔は何かを求めるように、ヒクヒクと蠢き始めていた。

「クク、そろそろか…」
そう言うと、ミツバの秘部から指を抜き、代わりに硬く、大きくなった自身を取り出した。
「入れるぞ…」
高杉は己の欲をミツバの孔にぶつけた。
「ひゃぁああああっ!!あぁあっ……い、いたぁっ…!!!」
十分慣らされたとはいえ、処女であるミツバにとっては激しい痛みを伴った。
「我慢しろ、すぐにヨクなるからよ…」
高杉はミツバの内部にぎゅう、ぎゅうと締め付けられ、えも言えない快楽に襲われた。

―スゲエ締め付け…

荒い息の中彼は、にた、と笑った。
高杉が動くたびにミツバは悲鳴のような声を上げる。
「あああああっ…あああんっ!!!!」
そして次第にミツバも、自身の腰を動かしていく。
二人が動く度に、結合部からは卑猥な水音が鳴り響く。
「いいぜェ…お前の中…っ、スゲエ気持ち良い…」
ミツバの耳元で囁く。
「ぁああん…っ」
ミツバの孔は更に高杉を締め付ける。
286高杉×ミツバH:2009/09/08(火) 14:35:24 ID:5A30KE8t
ミツバは朦朧とする意識の中高杉を見た。
黒い髪、鋭い瞳、まるで誰かさんにそっくりだ。
否、ミツバにはそう見えてしまう。
「……はぁっ…!」
自分は長年想い続けている人と交わっているのだと思うと、今までよりもはるかに強い快楽が襲う。
「…っ!!!!」
急な締め付けに、高杉も驚いた。

―コイツ…まだこんな締まるのかよ…っ
…これじゃあ俺の方がおかしくなりそうだ。

「と…しろ……さ、ん…」
ミツバは無意識のうちに呟いた。
その発言に、高杉は一瞬驚いた様な顔を見せたが、
「…なるほどねェ」
―虫唾が走る。といったような表情になった。
そして、高杉の目の奥が光った。ような気がした。

「はぁっ…!あぁああっ!とうし…ろう…さ」
「うるせェよ」
そう言って、高杉はミツバに口付けた。
最初にした接吻よりも、深い、深い口付けだった。
「んんっ……!!!ん…!」
高杉は、ミツバに声を出す隙はおろか、息継ぎをする隙すらも与えなかった。
ミツバの顔が次第に赤く染まっていく。
「お前が今繋がってる相手は、俺なんだよ…っ」
そう言うと更に激しく、自身を打ち付けた。
「ぁあああああっ!!!!ふぁああ…ああんっ……!!!」
先程から休みなく与え続けられる刺激に、ミツバの身体もそろそろ限界だった。

高杉も、ミツバの締め付けにより、限界を迎えそうだった。
「…くっ……!」
「んあっ!!!あぁああっ……」
そして、
「そろそろ…出るぞっ…」
そう言って、高杉は己の精を今度はミツバの胎内に発した。
「んん……!はぁあっ…!!ああぁぁぁあああッ!!!!」
ミツバも限界を向かえ、お互い、同時に達した。

―ごめんね。ごめんなさい、みんな…。
私、もうみんなの所へ帰れなくなっちゃった。

薄れ行く意識の中、ミツバは何度も何度も、ごめんなさい、と繰り返していた。
287高杉×ミツバI:2009/09/08(火) 16:02:19 ID:5A30KE8t
瞼を閉じると、大切な人たちの姿が浮かんだ。
ああ、どうしてこんなことになったのだろう…
そう思った後、ミツバの意識は完全に遠のいた。

「上…!姉上!!」
「ん……」
ミツバが目を覚ますと、そこは自室だった。
「姉上っ…!!」
「…そーちゃん?」
目の前には今にも泣き出しそうな総悟がいた。
「私、どうして…」
先程まで、見知らぬ屋形船で、見知らぬ男に抱かれていた。
しかし目が覚めたら自室にいた、一体今までのことは何だったのか。
「覚えていないのですか…?道で倒れていたんですよ…」
総悟は心配そうに言った。
「道で…倒れていた…?」
信じられない、という表情でミツバは言った。
「はい。幸い命に別状は無いみたいですが…でもボク、心配でした…っ」
それじゃあ、今までの出来事は全て夢だったとでもいうのか…
ミツバはまだ安定しない身体を起き上がらせると、秘部がズキリと痛むのを感じた。
「だっ…だめです…!安静にしていないと…!」
総悟は何としてでも姉を休ませたかった。
「大丈夫よ…そーちゃん…ちょっと鏡が見たいだけ」
秘部が痛むということは、先程までの行為は現実だということ。
それならば、高杉によって付けられた痕があるはずだ、と思い、ミツバは鏡に向かった。
「…………」
「どうかしましたか?」
「いいえ、何でもないわ。大丈夫よ、そーちゃん」

痕はくっきりと首筋に残っていた。夢であるかもしれない、と少しでも抱いた希望は見事に打ち砕かれてしまった。
―初めては十四郎さんが良かった…
ミツバは不覚にもこう思った。
しかし、涙は溢れてはこなかった。
なぜなら、今こうして自分が生きており、帰って来れたからだ。
そして総悟がいる、という事はみんなも大丈夫ということ。
あの人は、どうして私を気に入ったのかは分からないけど、少なくとも約束は守ってくれたんだ。
そう思うと、高杉への怨みの気持ちも無くなっていた。

みんなが生きていればそれで良い。
それで良いのだ。
ミツバは自分にこう言い聞かせた。

さっきのことは忘れよう。いや、忘れなければいけない。
沈んだ顔をしていると、みんなに心配かけちゃうわ。
「そーちゃん、私のことすき?」
「…?ハイッ!!!!もちろんッス!!!」
「ありがとう。私もよ。」
ミツバは安心した顔で微笑んだ。つられて総悟も笑った。
これでいいのだ。少なくとも私は大切な人たちから愛されている。
みんなが悲しまなければ良い。自分は大丈夫。悲しくなんてない。
私は幸せなのだから。
忘れよう。忘れよう。忘れよう。忘れよう。忘れよう。忘れよう。忘れよう。
ミツバは呪いのように繰り返した。
288高杉×ミツバ あとがき:2009/09/08(火) 16:16:27 ID:5A30KE8t

これで終わりっす。
実は初めてss書いたけど、ストーリーからエロの表現まで、全てにおいて難しかった。
後味の悪い結末にしたかったが…言葉にできない
あと最後の表現は、実は大丈夫じゃないということを伝えたかったんだ…。

こんな駄文で本当に申し訳ないが、見てくれた人、感謝感激です。
289名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 16:27:41 ID:V/4oFpGz
>―初めては十四郎さんが良かった…

って言葉に何故か胸が痛かった。
高杉め
290名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 02:30:49 ID:jFdvm43F
>>288
よかったです! これが初SSとはびっくりです。
思わず書き込みしちゃいました。SSにたいしてレスするのは初めてです。
どうしても言わずにいられなかった。
銀魂でミツバが一番好きだから、意外なカップリングも楽しんで読めました。

機会があったら、今度は土方×ミツバも書いてほしいです。
291名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 02:32:58 ID:QCaNH9xn
銀月や月詠関連も書いてください
妄想でも接点なしのカプでも何でもいけます
292名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 08:00:59 ID:O2s5hx/X
GJ!
高杉のやってる事は酷いのに全体的に甘くて切ない雰囲気…
高杉関連でバリバリの鬼畜系はよく見るけどこういう作品は珍しいね
ミツバのキャラも上手く掴んでるしすごい良かったです

関係ないけど史実高杉の奥さん、防長一の美人っ呼ばれた高杉雅はミツバみたいな性格の人だったようだから
個人的に高杉がミツバを一目見て気に入ったというのはすごい納得した
293名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 08:03:23 ID:QCaNH9xn
>>292
同感だ
ミツバさんって綺麗で良い奥さんな感じだよね
でも史実高杉は綺麗な奥さんがいたにもかかわらず愛人作ってたよな…
まあ、そんな事はいいとして、とりあえずGJ!
高ミツ、前から好きだった
といいつつ高またも好きな自分w
そして土ミツも好き
294名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 08:04:33 ID:QCaNH9xn
銀月、全さちもいける
てか誰か書いてくださいw
次も楽しみにしています!
295名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 10:16:44 ID:0IykdVv5
>>291
銀月は接点ありまくりだろ
家族としてでなく守ってたし
296名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 13:58:23 ID:X2cL4Sxt
隠れゲイの意見ですまんが鴨太郎の色気ゆがみねぇな…
仲間内には近藤さんが人気だけど、俺は伊東も好きなんだよ

というわけで鴨またの人続き待ってる 
また子ちゃんも可愛いが更に伊東を好きになった
297名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 18:13:39 ID:ITQmKy5F
>>291
>>294
書いてください!じゃねーだろ
自分で書けよ読みたいなら。
298名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 18:47:10 ID:O2s5hx/X
まあまあ
299名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 18:59:19 ID:Icm2q3vw
>>275
あらぬ容疑かけられて真選組に連れてかれた坂本の身受け引き取りに来た陸奥が土方と出会うという妄想をした。
300名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 01:11:46 ID:jw0sah68
今更だけど高ミツGJ!
泣ける(;_;)
301名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 02:03:06 ID:q7hZ0Y7v
銀月誰か書いてください
302名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 15:07:39 ID:t7vOfxme
今ジャンプでやってる猫化の話、
バター犬ならぬバター猫な流れなら、今まで銀さん&桂と絡みのないキャラでもカプいけると思った。
銀おりょうとか、桂陸奥とか、桂月詠とか…。
303名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 15:20:09 ID:q7hZ0Y7v
桂月詠見たいな
304名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 15:56:29 ID:i1pNI269
自力で動けない日輪をねちねち慰める
銀猫か桂猫が見てみたいな
なんならバターぬこ2匹がかりの3Pでも


バターゴリラは正直萌えに転嫁できる自信がない
というかバターするまでもなく普通に押し倒して挿入できるかゴリラならと
自己解決
305名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 20:44:37 ID:y1SJvrw6
月詠×師匠
とかエロそうな気がする
306名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 22:46:13 ID:WV21HLyd
月くれは飽きた
307名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 01:41:27 ID:/id/IaxF
>>306
アンチは消えろよwww
銀月、土月、秘かに待ってる
308名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 05:10:53 ID:DkkhBTbE
クレクレうざい
特に月詠関連のクレクレが多過ぎる
ただ要求だけ書けば職人が与えてくれると思っているのか?
ガキじゃないなら少しは大人しくしろ
309名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 07:05:52 ID:e17NKzz+
久々に銀妙が読みたいです
高妙、土妙とかもいい

それにしても、クレクレは多いけど全然書かれないな月詠関連w
ぽっと出キャラだから馴染んでないしあのきもい口調書きにくいんだろうな
310名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 08:07:36 ID:WPhAygst
まあ月詠関連のくれくれさんはそのうち自分で書き始めるんじゃないか?
楽しみ待ってるよ(笑)

職人さん
何でもいいですよ
普通に思い付いたの書いてください

前の高ミツと鴨または良かったな
311名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 08:34:40 ID:TYAujW+j
>>309
いくらなんでもその言い方は駄目だろ
お前の言ってる事後半月詠厨と一緒だぞ
同レベルな時点で批判する資格はない
312名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 09:04:07 ID:WPhAygst
必死だな月詠厨
いい加減ウザイ
どのスレにも出没
313名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 09:11:34 ID:TYAujW+j
それは同意
本スレ、バレスレ、カプスレの次はここ
はっきりいって奴らのせいで(あくまでも空気読める奴に限るけど)月詠は半NGワードになってる

自分は月詠も好きだが月詠厨に叩かれてる他女キャラも好き
嫌いなキャラがいないから今の状況はきつい

真性かなりきりかはわからないけどやめて欲しい
314名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 09:16:13 ID:N36RGhOT
本気でクレクレがうざいからほとぼりが覚めるまで月詠妙関連の投下は控えてほしい
個人サイト回ればこの二人なら作品沢山あるだろ
315名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 09:59:43 ID:e17NKzz+
>>314
なんで妙関連も駄目なんだよ
月詠厨ほど暴れてないだろ

>>311
月詠厨の他キャラ叩き見てないのかよ
これくらいでどこが同レベル?
316名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 10:52:32 ID:DkkhBTbE
>>315
クレクレ自体がマナー違反だって理解できない?
317名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 11:10:33 ID:TYAujW+j
>>315
アンチスレ以外でキャラ叩きしてる時点で同レベル
例えは悪いけど今お前は「銀行強盗した奴もいるんだから自分が万引きくらいで非難されるのはおかしい」って言ってるようなものだよ?
318名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 13:08:14 ID:cSzzm2w2
書き手から言わせてもらうと、クレクレ激しいのは書きたくないという本音

それから、もしよかったら投下のあとGJだけじゃなくて、このフレーズに萌えたとか、ちょっとついでに内容について書いていただけると嬉しいな 
GJくれるだけでもありがたいんだけど、どこが良かったんだろうと気にはなるからね 


今後もいいのが書けるよう精進してきます
319名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 13:37:02 ID:t6gDLHjm
同じく書き趣味です。クレクレが度を越すと怖いやら申し訳ないやらでつらい。
他を貶さない「好きだー!」アピールはアリかと思うんだ……。
雑談からは時々ネタを頂いています。連想スイッチは思いがけないところにあると思う。

何か書けたときは、またお世話になります。
320名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 15:50:01 ID:1KO+UiB9
投下経験者だが
確かに度が過ぎるクレクレは
創作意欲を下げる
そして>>318が言うように
GJ以外に一言感想みたいな物をいただけると
創作意欲が湧いてくるのも事実

GJだけでもありがたいけどね
321名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 16:48:25 ID:TFFgxhbR
改まって感想欲しいと言われると、緊張しちゃってうまく書ける気しないなぁ
下手な感想だぜとか思われそうだしさ、今まで通りでいい?ごめんね職人さん
322名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 17:05:29 ID:DkkhBTbE
他スレに行ってもそうだけど感想って書こうと思ってもなかなか文章にできないんだよなぁw
少しでも職人さんの励みになるなら心掛けるよ
323名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 17:10:17 ID:GHbUpaSv
じゃあ文章能力に乏しい俺は、投下する代わりにネタ振りしていいかな?
少しでも書き手さんの力になればいいのだが…。
324名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 20:19:20 ID:rntNKyHH
良作になら自然と語彙豊かな感想はつくだろ
つかないってのは、それが答え
325名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 20:28:26 ID:t6gDLHjm
>>319です。
というわけで、キャラ・カプ関連の皆様の書き込みを見ていたら、なんだか書けてしまいましたのでお邪魔します。我ながら今回は早かった。

何を連想し間違ったか、多分かなり珍しい、坂さち+銀ですので、ご注意くださいませ。
今回はちゃんとエロ!に近づけた、は、ず……。
なお土佐弁は変換サイトに頼りました。
326坂さち+銀 1/2:2009/09/11(金) 20:30:33 ID:t6gDLHjm

薄甘い灯りが思わせぶりな、堀川近くの夜の宴席。
銀時は手酌の杯を傾け、まじまじと見つめた後、やっぱりいい酒は違うねえ、と呟いた。柔らかな香りの強いそれは、蔵元秘蔵らしく出荷量が極端に少ないそうだ。
坂本の奢りででもなければまず飲む機会もなさそうなそれを、ちびちびと舐めながら考える。眼の前で繰り広げられる濡れ場もまた、滅多にない眼福だろう。
卓の上に畳んだつるの細い眼鏡を戯れにかけてみる。光景は歪み滲んで、乱れ髪に見え隠れする白い胸が酷くいやらしく見えた。

猿飛あやめがストーカーなのは何時ものことで、外出時に跡を付けてくるのも、時も場も選ばない猛アピールを繰り返すのも、何時ものことだ。そして銀時が眼鏡を掠め取って、彼女の近視と勘違いを頼みに逃れるのも、何時ものことだ。
ただし今日に限って言えば、その場にいたもう一人が坂本辰馬であったこと。坂本が銀時に勝るとも劣らないくるくる天パであったこと。
そしてなにより、銀時と間違えて抱きつき切なる恋心を訴えはじめたあやめを、坂本が拒絶せずに受け入れてしまったのが、最大の違いだった。
いい加減な鷹揚さで勘違いを無視し、こがな美人に好きと言われればそりゃあ嬉しいに決まっちゅう、とご機嫌で所謂茶屋に傾れ込んでしまったのだ。

銀さん銀さんと大声を出すあやめに、ちっくとすまんが痛くはしやーせんから、と懐から出した手拭でさっさと猿轡をかませるのを、おいおいやめろよと止めはしたが、おんしの名ばかりよばれたち流石に気に入らんもん、と坂本は聞かない。
結局はそれで正解だった。やはりMな性質なのか、余計に盛り上がっているらしい。のけぞった喉に涎が垂れているのが、細い灯りにてらてらと映る。
「さっちゃんはねえ、最初はこういうタイプじゃあないと思ったんだよね。思い込みは激しかったけどさ。少なくともMっ気はなかったと思うんだよね。どこで目覚めちゃったんだろ」
「さっちゃんはMじゃーなが。酷いことをしろとゆうたち、おんしはしやーせん。しやーせんがは自分を思ってくれちゅうから、大切にされてると思うんろう」
「でも怒鳴りつけても喜ぶんだよこいつ」
「無視しやーせきくれたと思うんろう? かわいい女子じゃ」
「そんな無茶苦茶な」
 坂本は音を立てて露わになったあやめの胸を吸った。先刻から着物の下に潜らせたままの手は、隠したままの女陰を責め立てているのだろう。ひょっとしたら指の二三本はもう挿入ってしまっているのかもしれない。
327坂さち+銀 2/2:2009/09/11(金) 20:32:05 ID:t6gDLHjm
もじゃもじゃとした坂本の天パを細い指が撫で、絡め、縋りつく。
あれは自分にしているのだ、そう思うと腹の底が熱くなる様だった。駄目駄目。遊びは遊び。爛れた恋愛は結構だが、相手が本気じゃ分が悪い。後味も悪い。
今のこれは、悪趣味な余興だ。手を出したら余興では済まなくなってしまう。
「なァ辰馬、まさかここで最後までやっちまうつもりじゃねえよなあ? 久しぶりに貧乏も暴力も遠い俗世に置いてきて、旧友といい酒飲もうってんで来たはずなのに。昔より悪趣味な展開はごめんだぜ。お前と一緒になんかごめんだ」
「ほがなことするか。さっちゃんも人違いで抱かれたちかわいそうじゃ。気持ちよおしてあげて、よお眠らせちゃる。酒はそれからじゃ」
酒を啜る音に被せるように、時折湿った音がした。坂本の胡坐の上に跨ったあやめの音だ。
正直なことを言えば、当然二人とも十分その気にはなっている。しかしただ勢いだけの欲を散らすなら、それにふさわしい場所と相手は他にいくらでもある。便利な時代だ。
「なあ金時、おんしこそ、ええがか?」
「金時じゃないから。銀時だから。いいかって何が?」
「さっちゃんはおんしに抱かれたと思っちゅう。目覚めて、次にそう騒がれたち責任取れるんなが?」
「今更じゃねえ? 大丈夫だよ。さっちゃんいっつもあることないこと叫ぶから、何時もの妄想ワールドだって皆納得しちゃうから」
「酷い男じゃ」
 行為に溺れたあやめの眼は殆ど閉じて焦点も曖昧だ。恍惚とした顔で、頬を上気させて、恐らく猿轡の中で自分の名でも呼んでいるのだろう。ああともううともつかないうなり声が、半開きの唇からたらたらと白い胸まで続く涎が、大層艶かしい。
杯を置いて、銀時は静かに坂本の前まで動いた。肩にもたれて為すがままのあやめからは見えない背中側。
白く薄い背に汗で縺れ張り付いた長い髪を、そっと撫ぜた。もう一度、後ろ頭から首をたどり、揺らぐ腰の上まで手串で梳かした。羨ましいほど綺麗な髪だと思う。
悲鳴のような声を立ててあやめが仰け反った。膝に倒れこんできたあやめを受け止めて、銀時はもう一度髪を撫ぜた。欲で頭の奥が煮えるようなのに、なんだか妙にすっきりとした気分なのがおかしかった。
「なあ、さっちゃん。いい子だからもうストーカーなんかやめちまえよ」
ゆるゆると虚ろだった眼の焦点が結ばれる。あやめは今更恥らうように片手で胸を覆い隠そうとした。
もう片方の手は今度こそ銀時の天パに向けて伸ばされ、赤ん坊のような無心な様子に、銀時はふと思いついて彼女の鎖骨の辺りにひとつ痕をつけてみた。面白いように色濃い痣が浮かぶ。
覆いかぶさった頭をあやめは嬉しそうに掻き抱いた。
肘の方まで滴りそうなほど濡れた自分の手を眺め、坂本はやれやれと溜め息をつき、
「しょうまっこと酷い男じゃ、おんしは」
 銀時の着流しの袖を掴むと、容赦なくごしごしとその手を拭った。
328名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 20:42:58 ID:t6gDLHjm
以上です。
感想とかの話題出てますが、自分としては読んでもらえるだけでかなりうれしいのも事実。
よろしくお願いします。皆様のお好みに合ったらいいなあ。
329名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 20:46:29 ID:/id/IaxF
うおーーーーーーー
いいの来たーーーー
330名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 20:47:15 ID:t6gDLHjm
追伸! 手串じゃない手櫛! まーちがえましーたごめんなさいっ!
331名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 21:58:42 ID:Y7XteQii
なにこれちょっとなにこれカコイイ
エロパロなのになんかすごくね?
読みながら頭の中で映像化された
332名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 22:07:16 ID:TYAujW+j
GJ!
坂本とさっちゃん(+銀時)ってすごい組み合わせだね

割と原作ではギャグ寄りのキャラ達なので(実際このエロパロスレでもさっちゃん受けの話はギャグ寄りかSM鬼畜系が多いし)カップリングを見たときは今回もそんな感じかな〜と思ってたんだけどいい意味で期待を裏切られたw

めちゃくちゃ激しいエロでもないし変態プレイでもないけどなんか全体的に甘い雰囲気が漂ってて良かった(個人的に坂本の優しくて甘ったるい感じの土佐弁もかなりの萌えポイントだったりした)

最後の銀時とさっちゃんもいつもと違う雰囲気で好き

この組み合わせでこんな作品書けるなんて凄いと思う
新しい感じで良かったよ
また機会があったらよろしくお願いします
333名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 22:52:55 ID:DkkhBTbE
GJ!
さっちゃんはエロい娘だけど坂本もなぁw
意外な組み合わせだったけど最初から最後までなかなかにエロかった
仕草とかそそる表現が多くて想像を掻き立てられるw
文章も読みやすくて個人的には好きなんで、気が向いたらまたよろしくお願いします
334名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 00:26:58 ID:/6l6iPvo
大人エロス!!
読みやすかった!またの投下をお待ちしております。乙!
335名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 01:35:08 ID:NIHXHk9/
さっちゃんはイイな!
何やっても絵になる
336名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 02:38:01 ID:4E92TXG7
ストーカーさっちゃんになんか誰も萌えないと思うんだけど
337名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 04:43:17 ID:fANCiod0
さっちゃんみたいにエロ丸出しキャラよりも
見た目清楚なお妙みたいなキャラが乱れるほうが萌える
338名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 04:45:38 ID:4E92TXG7
>>337
ゴジラなお妙も全く萌えないけどね
339名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 04:46:31 ID:4E92TXG7
ストーカーさっちゃんもゴジラ妙も全く萌えない
近妙はまあお似合いだと思うけどな
340名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 05:00:57 ID:fANCiod0
アンチは無視してお妙関連投下お願いします
341名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 07:45:18 ID:AXneEEvF
>>327
「なあ、さっちゃん。いい子だからもうストーカーなんかやめちまえよ」

冒頭からじっくり拝読させていただきましたが
何故か汎用的なこの台詞に一番ムラムラしたw
作品の雰囲気が大層好みです
とにかくGJ!
342名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 07:56:10 ID:lRpFINZb
>>325
土佐弁まんまじゃない坂本の口調が好きだから変換ソフトに頼ってるのは残念だな…
出来が良いだけに敢えて言わせてもらいますけど原作とは別人っすよ…
343名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 09:15:29 ID:Oh9kRfVJ
>>325〜です。
感想とか色々ありがとうございます!
乙女なさっちゃんと悪い大人二人を書きたかったんだ。誤変換はすいません。
愛なんかないくせに博愛な坂本と、無自覚な愛をチラ見せする銀時。さっちゃんがどこまで意識があるかとか、色々解釈できるように試してみました。うまくいったかな。
銀時のチラ見せ愛にはムラムラしてくださった方がいらしたみたいでとても嬉しいです。エロス即ち愛。やったぜw
坂本を原作でもいつか読みたいなぁ。アホじゃない部分は回想場面くらいしか材料がないので妄想で補充してみました。難しい。


月詠とお妙は書かないほうがいい雰囲気というので、さっちゃんで書こうとしてみた結果なんです。
お妙好きです。
月詠も書いてみたいです。
嬉しいと同時に凹むってなんだコレ……。
344名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 09:48:16 ID:lRpFINZb
いや、アホだマジだよりナマリ具合がね…まぁ原作の坂本好きもいますよ、てだけの話だけどね
GJでした
345名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 09:53:13 ID:WlKYmPZG
>>344
訛り具合、見本で書いてみるといいんじゃないか?
語尾変化の五段活用法みたく
今後坂本書く人の参考になるだろう
346名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 21:31:27 ID:lRpFINZb
話を飛躍させるんじゃありません、新ちゃん
ただの原作厨の一意見だから酌むも酌まないも職人さんの好きにしたらいいだけ
347名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 23:58:04 ID:H5yOb0EX
>>346の言うことはタダの一意見ですから、って事になりますけど
348名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 00:51:43 ID:yIpZe5EN
銀妙
349名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 01:02:34 ID:LvVIKL5y
>>326-327
出遅れたけどGJです!
坂本もさっちゃんも好きだから嬉しい。
坂さちという、新たな扉が開いてしまったよw

坂本の訛りはあまり気にならなかったかな。
確かに土佐弁キャラだから、書き手さんも坂本の台詞は難しいと思う。
あと陸奥も。
坂陸奥好きなのにあんまり投下されないのは、
原作不足だけじゃなくて土佐弁のせいかもしれない運転。
350名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 01:11:00 ID:Gta1GcFr
方言って細かい所は本物の地元民にしか解らないし
それプラス坂本自体登場回数少なくて真面目なシーンでどんなしゃべり方するかイマイチ解らないので自分はそんな気にならなかったな

カップリング関係なく個人的にはベタベタに甘くはないんだけど雰囲気がなんとなく甘い感じの作品が好きなので今回のはツボだったな
また機会があればよろしくお願いします
351名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 08:30:43 ID:SLco4OFK
>>347
そうぜよ、感想ばいうちょっても一意見にすぎないきに

あと誤解しちゅーが、原作はなんちゃって土佐弁ぜよ
4巻読んだらわしのゆーちょることもわかるろー
352名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 17:05:40 ID:Qr2+6qdP
今更だけど>>326>>327GJ!妖艶だなあ…
エロくて本当良かった。
353名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 23:34:13 ID:QrIWev09
投下させていただきます。
一体誰が望むのかという感じの、銀さん×また子(また子が高杉に片恋)のお話です。
正確には、また子×銀さん かもしれません。エロというより、微エロくらいかと。

原作第九十八訓、アニメ第62話「ミイラ捕りがミイラに」直後の夜という設定です。
354名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 23:35:24 ID:qjmZ3200
銀月が良い
次に誰か書いてください
355名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 23:37:43 ID:tmVKPbAt
なりきり銀月厨はもう見飽きた

月明かりが眩しくて眼が覚めた。

神楽や新八、お妙も別の部屋で眠りについたのだろう。ストーカーゴリラとストーカー
始末屋も、さすがに今夜は諦めたらしい。恒道館道場は先刻までの阿鼻叫喚が嘘
のように静まりかえっている。
喉が渇いているが、身体中痛くて動く気がしない。
無理矢理寝てしまおうとした時、傍らに何かの気配を感じて、俺は閉じかけていた
瞼を開いた。真っ先に眼に入ったのは、夜目にも眩しい女の脚線。

「お前は……」
「生きてたんっスね」
「そりゃこっちの台詞だ」

直接言葉を交わしたことすらない。戦いの最中、朦朧とした視界で似蔵の、いや紅
桜の餌食になる姿を垣間見ただけの女だ。来島また子という名前を、一連の騒動
の後に新八から聞いた。
いささか露出過剰なまた子の肌は、月光に照らされて闇の中に青白く浮かび上がっ
ている。手にした銃の黒く重い輝きとは対照的だ。

「何しに来た」
「アンタは晋助様の敵っス」

「奴に命令されたのか? 無謀な計画がコケた八つ当たりを俺にしようってのか。
過ぎた事にいつまでもこだわって、大騒ぎしただけじゃ足りないってか。全くハタ迷惑
な男だよ、晋ちゃんは」

「晋助様を侮辱するのは許さないっス。命令じゃない。自分の意志で来たっスよ。
アンタを生かしておけば、必ず晋助様の邪魔になる。だったら今」
また子がゆっくりと銃口を上げ、狙いを俺の額ど真ん中に定めたのがわかった。

「お前、なんで高杉のヤローと組んでる」
「アンタには関係ないっスよ」
「惚れてるとか?」

冗談のつもりだったが正鵠を射てしまったのだろう。
銃身がぶれるのがを見て、つい俺は笑った。

「おいおいマジかよ。趣味悪ぃー」
「黙れ!」

また子の片脚が勢いよく跳ねた。蹴り上げられた掛け布団に遮られて、短い裾の奥
が見えなかったのは残念だ。そう思った瞬間、下腹部にどっとのしかかった重みに俺は
呻いた。

「その無駄口、二度と叩けないようにしてやるっスよ」

また子が俺の腹の上に座り込み、包帯だらけの両腕を膝で抑えてこんでいる。そんな
ことをしなくても動けやしないのに。
冷たい銃口に喉仏が押しつぶされる嫌な音が、耳の奥に響く。

「報われねえぞ」
ようやく絞り出したのは、かすれた、みっともない声だった。

「いくら尽くそうが、高杉はお前に報いたりしねえ。そういう男だ。
ああ、溜まってる時なら一発くらいはヤってもらえるかもしれねえなぁ? 晋ちゃんもカッ
コつけてるけど、股間に珍獣飼ってるだけの、タダの男だから」
頬をひきつらせながら、へらへらと俺は笑う。今はそれしか抗う術がない。

「おかしいっスか」
釣られたかのようにまた子も唇を歪めて笑った。
「手に入れられなかったものを諦めきれずに生きてることは、そんなに滑稽っスか」

また子が覆い被さるように顔を近づけてくる。銃口は喉につきつけられたままだ。
明るい色をした長い髪の先が、俺の鎖骨をくすぐる。
長い睫毛にふちどられた眼を猫のように光らせたまた子の顔が、薄暗がりでもわかる
ほど端整なことに、俺はその時ようやく気づいた。

「昔のこと過ぎたことと笑う資格がアンタにあるんっスかね。燻らせるほどの炎も持たず、
ただ焼け焦げを抱えて生きてるアンタが」

それ以上嘲ることができなくなったのは、喉と腹を同時に圧迫されて、呼吸が苦しい
せいだけじゃない。

「お前に…何がわかる」
「わからなくてもイイっスよ」

冷めた口調でまた子は呟く。本心なのだろう。この女は高杉のために、邪魔者を排
除したい。それだけだ。俺のことなど見ていないし、これ以上見ていたくもなさそうだ。
しかしまた子はすぐに引き金を引こうとはせず、俺の上でもぞもぞと腰を動かすと、
不快そうに顔をしかめた。

「珍獣飼ってるのはどっちっスか」
「んなトコに座られてちゃ、しょーがねえだろ」

また子の柔らかな尻の下で、俺の股間は隆起し始めていた。恒道館道場に満身創
痍で運びこまれて以来、勝手に溜まるものを処理することさえできずにいたとはいえ、
我ながら情けない。
そんな俺の心根を見抜いたかのように、また子が吐き捨てる。

「振るうことも捨てることもできない刀っスか。くだらないっスね」

また子は器用に膝立ちし、腰を浮かせたかと思うと、俺が着ていた甚平の下衣を下
着ごと掴んだ。

「おい……!」

引きずり下ろされた衣は、しかし体重のせいもあって中途半端な位置で引っかかる。
それでも勃ち上がりかけた部分が、空気に晒されるには充分だ。さらにまた子は自身
の脚の間にも手をつっこんだ。
下着をずらしただけで、濡れていないところに無理矢理ねじ込もうとしてる。着物の
内になって見えないが感触だけでそれはわかった。

「よせ、お前っ……」

首に銃身が叩きつけられ、それ以上声を出すことはできなかった。

「く…うっ……」

眼を閉じ、眉間に皺を寄せながら、また子が腰を落とす。
強引な行為では、男の方にも痛みが伴うのだと初めて知った。心など必要なく、身
体が男と女であるという、ただそれだけでを繋がれるのだということも。

ただの摩擦でも男にとっては刺激となり、充血した器官はさらに張りつめる。
その固さが女の内部を刺激し、悦びの伴わない防御作用としての分泌が内部を潤
す。やがてそれは、求めあってする時と区別がつかなくなる。

「あっ……ああ……っ!」

激しく腰を動かし、また子が声を漏らす。それは苦悶する者の呻きに似ている。

犯しているのはお前か。俺か。それともアイツか。

快感があったのかどうかさえわからない。排泄と同じだ。
呆気なく果てた俺を、また子は身体から抜き取った。混ざりあった体液が溢れて、俺
の下腹や着物を汚す。また子の内腿にも流れ落ちていた。
それを拭おうともせず、ゆらりと立ちあがった姿は幽鬼のようだ。俯いて表情を見せず
に、また子は低い声で呟く。

「次は命の方をもらうっスよ」

そのまま俺の方を振り返りもせず、また子の姿は闇に溶けた。
去っていく足音さえ聞かせることなく。
部屋はただ暗く静かで、ままならぬ身体を抱えた俺が一人、重く横たわっているだけ
だ。夢を見ていたような気がする。

あの女は本当に、ここにいたのか。
やはり身体はあの時、紅桜によって引き裂かれ、魂だけが黄泉へと続く道を引き返
して、俺に会いに来たのではないか。

そんな空想を、部屋に残された微かな匂いが阻む。
男を誘うための甘い香ではない。硝煙の匂いだ。
愛も情もなく、子を成す目的でさえなく放たれた精など、女には穢れでしかあるまい。
なのになぜ、そんなものを身に受けていった。
銃口を向け、返り血を浴びるその代わりか。

障子が開け放たれたままの戸口から流れこむ夜風が、こびりついた残滓を冷やし、
乾かしていく。

「ちゃんと、しまっていってくれよ……」

また逢うことがあれば、その時あの女は、今夜撃ちこむことができなかった弾丸で、俺
の額を貫くのだろうか。


月はもう雲に隠れて見えない。
359名無しさん@ピンキー:2009/09/14(月) 23:53:25 ID:QrIWev09
>>353
>>356-358
おしまい。投下モタついてしまって、すみませんでした
360名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 00:47:18 ID:4KKQgRe/
新鮮なカプだー
良いね
投稿ありがとうございます
361名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 11:41:19 ID:axboL3Sj
なんて斬新…!
また子が格好良すぎる。
斬り合いより緊迫感を感じるやりとりなのに、ラストの
「しまっていってくれよ」で一気に面白みが加わってかなり最強。
流石、高杉とともに在れる女。
そして銀時の駄目な色気と男くささに完敗GJ。
362名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 13:32:11 ID:SrXBk4t6
乙&GJ!!
363名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 15:23:49 ID:4KKQgRe/
GJ!!短く良い感じにまとまってるね!
確かこのカプは初めてみたような気がする
GJ!
機会あったら、銀またの続きでも、他カプでも何でも書いてください
364名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 19:18:13 ID:QYZQpfNp
乙様。

また子受け結構多いけど万またって案外少なくない?
365名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 21:05:55 ID:oH3Ag0+0
>>353です。
何度も推敲したのに、投下後に間違いをいくつも見つけてしまい
今、恥ずかしさにのたうちまわっておりました。
見苦しい文を晒してしまって申し訳ありません。

拙文を読んでくださった方どうもありがとうございます。
GJ、乙もさることながら具体的な感想をいただけて嬉しいです。

あとこの話は、上の方で投下された鴨またの『紅い印』という作品に
触発されて書きましたので、そちらの作者様にもお礼申し上げます。
よろしければ、次が投下されるまでで構いませんので、
引き続き感想いただければ幸いです。
366名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 23:14:24 ID:HO4wQBXP
GJ!

「燻らせるほどの炎も持たず、ただ焼け焦げを抱えて生きてるアンタが」
「振るうことも捨てることもできない刀っスか。くだらないっスね」
等の台詞が良かった、原作にも出てきそうでカッコいいです


367名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 05:05:05 ID:sD5QI+je
>>365
よかったです!何かちょっと切ない感じがした
鴨またでも思ってけど、また子関連って何か甘甘じゃなく切ない系だね
しかも、しっくりくるから凄い
そういえば、前の作品、坂さちも何か切なかった
あれも良かったな
次回作に期待したいです
368名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 05:48:53 ID:2/XU1H3X
最近読み応えのある投下が多くて嬉しいな。
乗り遅れたけど>>365GJ

言葉運びっつーか台詞廻しが巧みだね。
鮮やかに脳内再生できて良かったッス。
次作も楽しみにしてます。
369名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 06:53:47 ID:MEaO6Qe/
>>365
> 引き続き感想いただければ幸いです。

痛いな、何様だこいつ
確かに恥ずかしいし見苦しい
370名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 08:20:14 ID:8KhotOi0
>>369 お前もうちょい日本語勉強してから来い
371名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 09:34:52 ID:NaMP6CU1
>>369
>痛いな、何様だこいつ

まさに>>369が痛いから
恥ずかしくて、見苦しいのはお前だからww
372名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 09:45:31 ID:XNEBYAXq
ここは厨も発生しやすいけど、GJだけじゃなく丁寧な感想を添える人が多くて
職人さんも励みになるんじゃないかな。読み手さんたちもGJです
373名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 17:36:48 ID:2sLDtNQO
さて、この辺りで九ちゃんが持ち帰ったダークマターの使い道について俺と語り合う者はいないか?
374名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 18:23:47 ID:4ZVjZi8T
九ちゃん…無茶しやがって…
375名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 21:52:46 ID:wIS5ciAX
つーか九ちゃんとお妙もうできてんだろw
あの気遣いは紳士そのもの。
376名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 22:03:05 ID:sD5QI+je
>>369
痛いのはお前だ
消えろ
377名無しさん@ピンキー:2009/09/16(水) 22:43:26 ID:MEaO6Qe/
たった三匹か…少な
378名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 02:02:06 ID:g2NKeF5r
銀また良かったです
前の坂さちも最高
投稿ありがとw
銀またって初めてみた
379名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 02:02:54 ID:g2NKeF5r
銀X妙X九ちゃんで3Pとかも面白いかもw
380名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 02:10:22 ID:4ZWJbZ98
そういえば今までで3Pネタってあったっけ?
381名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 03:29:09 ID:hJVBxppq
>>377
後釣り宣言とか
みっともないな
382名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 04:11:17 ID:HaNgd5sS
3Pは銀×妙×神であった気がする
事後だったが
383名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 12:47:10 ID:x4PFdisn
>>380
ここ最近は出てないみたいだけど、保管庫にはいくつかあるよ
384名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 19:48:10 ID:4ZWJbZ98
3Pか見てみたいな

385名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 22:03:18 ID:jhtK0Yuj
新神さち
386名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 22:48:35 ID:fH9PtLa8
未だに書かれてない奴は良いな
387名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 23:53:15 ID:4ZWJbZ98
男男女か女女男かどっちがいい?
388名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 00:46:19 ID:L6NOmmCr
銀妙さち
銀さちたま
銀たま新
新神妙
桂妙マダオ
桂幾銀

とりあえず思い付くまま挙げてみた
389名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 21:34:18 ID:BGTFkJnN
銀さち全
390名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 21:44:29 ID:OZ6F+FiF
そこで沖神新ですよ
391名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 22:29:10 ID:5w2nlWRy
自分は前の穴に沖田、後の穴に神山を咥えている神楽で
392名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 23:51:58 ID:mKuE/60r
いっそのこと神神神
393名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 23:54:15 ID:cgFPoVAX
沖田を刺しに行こうとした霧江が
タイミング悪くうららとSMプレイ真っ最中のところに遭遇し
そのまま3Pへと発展する沖田×うらら×霧江なんかもアリじゃね?
394名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 00:05:50 ID:wQOzbQz7
銀妙九

が絡んでる部屋の天井裏で近さち東
395名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 01:24:03 ID:Mxh1KPun
3Pものでなくてまことに申し訳ありませんが投下します。
といってもすごく短いので、箸休め的に楽しんでいただければ嬉しい

女は過酷な戦いに身をやつすことで、辛い過去を忘れたつもりだった。二度と迷うま
いと自分に言い聞かせる日々。だが、そんな女の前に、再びその男は現れたのだ。

「何の用?」
「会いたかったのだ…お前に」
「私を拒んだくせに今さら何の用! 帰って!」

「待ってくれ! あの時、お前の気持ちを受け入れられなかったのには訳がある!
今日は…それを見てほしくて来た――」
そう言うなり男は下半身にピッチリと密着したパンツを勢いよく下ろした。露出された
男の股間を見て、女は思わず眼をみはった。

「チ×コが……二つ!?」
「そうだ…ワシのチン×コは二本ある。ちなみに片方はちょっと先細りで、もう片方は
皮が余り気味だ」

何ということでしょう。ジョイスティックが二本。これは兄弟喧嘩が起こらないようにとの
思いをこめた、匠からの贈り物です。いや違う。
衝撃的な光景だった。だが…、もしかすると自分は気づいていたのかもしれないと、
女は思った。彼の顔を見れば予測できることだったではないか。

「この股間を気味悪がり離れていった女もいた。お前にもそう思われるのではないかと、
怖かったのだ。だが、お前の告白がワシを変えた。お前の勇気に全てをさらけ出して
報いたいと思ったのだ。許してくれとは言わん。ただ本当のワシの姿を、その眼に焼き
付けておいてくれんか。――それで充分だ」

男はピッチリパンツを上げて、砲身を元の位置に収めると、女に背を向けた。
「……幸せにな」
「待って!」
女の制止に、男の足が止まる。

「舐められたものね。私をそんなモノで怖じ気づく、ウブな小娘と一緒にしないで」
女の額にある戦士の証が、その決意を映したかのように光を受けて輝いた。

「私の気持ちはそんなことで揺らいだりしない……私は二重チ×コごとあなたを愛し
てみせる。二穴同時責めだって、喜んで受けいれるわ!」
男がゆっくりと振り返る。見つめる女の表情に迷いはない。幾多の戦いをくぐり抜けて
きた二人の眼には今、熱い涙が滲んでいた。

「……スペースウーマン!!」
「チェリー大佐! さあ、私を抱いて! もう離さないで!!」
二つの巨体が激しくぶつかりあい、轟音と共に大地が揺れ、砂埃が舞い上がった。


「アレ、銀さん。何ですか、その袋」

「なーんかババアがよ。昨日の夜、デッカい地震あっただろ。また揺れて大事になると
いけねーから、ウチにもこーいうの備えておけって置いてったんだよ」
「ああ、防災袋ってやつですね。さすがお登勢さん」

「……なーんか中身パッとしないアルな。こんなのオヤツにもならないアル。
銀ちゃん、『ごはんですよ』と『サトウのごはん』も入れてヨ。あと酢昆布」

「ああああ! ダメだよ、神楽ちゃん!今食べちゃってどうすんの!」
「神楽、氷砂糖だけ俺によこせ。乾パンはお前にやる」
「アンタも止めろォ!」

お登勢が危惧した通り、その後も原因不明の局地的大地震は多発し、かぶき町
住人の安眠を妨げたのであった。どっとはらい。
397名無しさん@ピンキー:2009/09/19(土) 05:33:13 ID:NrBFrSEB
>>396
単純に耽ってるエロスとか
心理描写がネチネチとしたエロスも好きだが
あっけらかんと笑えるエロスも
ライトタッチな下ネタも大好物なんだ

つまりGJです
人選の着目が灯台下暗しw
398名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 08:12:49 ID:4LBAv0Lq
≫394最強w
399名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 10:28:20 ID:EdpN4KR9
>>396
GJ!こういうのもアリだねwいろんな怪獣に抱かれたスペースウーマンなら二本くらいどーってことないさ。

>>394
東さちの絡みはかなり濃そう。経験浅そうな近藤さんがどこまでついて行けるか…興味深い。
銀妙九は銀妙が九を攻めるのか、銀九が妙を攻めるのか…どっちも行けそう
400名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:20:55 ID:SG/DVEJk
まさかの妙九が銀を攻める
401名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 22:49:02 ID:7z6m2qvK
>>400
たまには仕返しみたいなシチュが頭に流れてきたが、すまん俺にはここまでだ
402名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 21:42:56 ID:U7RFQV3U
まさかだなw
403小ネタ:2009/09/21(月) 22:23:14 ID:o+JqDzNN
>>394
つまりこうか

志村家の天井裏……かつてはネズミと野良猫が追いかけっこをし、今は亡き志村父が自販機で
タイトルも確認せず買ったエロ本を隠すのに使っていた狭い場所であるが、
ここ最近はストーカー三人衆(注:たった今命名)の絶好の隠れ場所となっていた。
「ちょっとなに……何なのよアレはっ」
さっちゃんは羽目板の隙間から覗く居間の光景に驚きの声を上げた。
「若……なんという破廉恥なことに手を染め……」
「おおおおおお妙さん……」
それに続き、東城、近藤も同じく驚嘆を言葉にした。
さっちゃん、近藤、東城のストーカー三人衆の見た光景、それは……。


「おいお妙、お前ぜってー屁ェこくんじゃねーぞっ!」
「あら銀さんこそ、どさくさに紛れてお尻触らないで下さいね」
「お妙ちゃん……足が震えているぞ……」
銀時、お妙、九兵衛の三人はいわゆるツイスターなるゲームの真っ最中だった。
ルーレットを回すのは九兵衛。色とりどりの丸が描かれたシートの上、お妙のお尻が銀時の顔の上、
つまりお妙が銀時を跨ぐような格好になっていた。
何故こんな事をしているかといえば、先日すまいるを訪れた将軍様(あっちは足軽)がまた来店する事となり、
今度はもうちょっと公平かつエッチなゲームをしようじゃないかという話しの流れでツイスターが選ばれた。
いわばその練習、ということなのだが。


天井裏。
「お妙さんはドサクサに紛れて銀さんに顔面騎乗するつもりなのよ……裾を捲り上げてね!
そしてこう言うに違いないわ……私のラブジュースはどう? 美味しいでしょ銀さん? 
いちご牛乳より美味しいでしょ? ってね!」
「お妙さんはそんなこと言わないッッ! 万事屋の野郎がお妙さんの裾に顔を突っ込んで
こう言うに違いない……ああいやらしい雌の匂いがむんむんするぜ……
いつもこんないやらしい匂いをさせているのか……ってな!」
「そんな光景を若の目の前で……若はきっとそれに触発されてしまう……いつしか若のその手は
小さな胸を弄り、ハァハァと息を弾ませもう片方の手は足の間に……下着の上から指を滑らせ……
そして若は! 若はこう言うに違いない! 僕も……混ぜてくれないか……」
404小ネタ:2009/09/21(月) 22:24:15 ID:o+JqDzNN
居間。
「もうこんなめんどくせえゲームなんか止めて、人生ゲームにすりゃいいだろうが」
「ダメよ、将軍様はくじ運がないのよ。人生ゲームなんてして御覧なさい、結果は火を見るより明らかよ」
「ドベは間違いないな……」
内心ドキドキしているお妙。
(銀さんにお尻の匂いをかがれたら……)
ちょっと鼻の穴が若干サブちゃん気味な銀時。
(俺って匂いフェチだったっけ……)
落ち着かない九兵衛。
(銀時、僕と代われ!!!!!! お妙ちゃんのお尻は僕のものだ!!!)


天井裏。
議論白熱の末、全員マッパになっていた。
「いいえ違うわ! お妙さんはこうするに違いないわ! 銀さんのモノを足でコキながら……
あら銀さんってSだSだって自分では言うけど、実はMッ気もあるのね、って!」
全裸のさっちゃんが仰向けの近藤のナニ(フルボッキ)を足でぐにぐにしながら、腰に手を当てて言う。
「お妙さんは足コキでも足袋をはいて足コキをする筈だ! 足袋の裏って結構気持ちいいからな!」
「こっちも足コキお願いしまーす!!!!」
近藤の隣で東城も全裸仰向けになっていた。
「ってかアンタのとこの若にはそれ付いてねえし!!!」
「若抜きでもお願いします!」
「それが本音かぁぁぁ!!!」


今日も志村家は平和だった。

(終わり)

405小ネタ:2009/09/21(月) 22:33:33 ID:o+JqDzNN
 メ欄おかしかった、ごめん。
406名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 23:22:36 ID:zuX/vlq3
いつも思うんだけどさ
小ネタも素晴しく面白いよな
すごい特徴とらえてていかにもありそうなんだもん
すげーわらった
407名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 23:59:55 ID:CBGAqL/4
>>405
GJ!!素晴らしい!
是非本番まで書いていただきたい(^-^)
408名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 16:01:50 ID:jWhjiXsA
>>403
エロいのにカオスすぎてワロタ。
いやエロいよ! GJだよ!
409名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 19:24:57 ID:KaGnFPOM
>>403-404
GJ!!
できれば銀妙九もツイスターにのめり込むあまり、
そのまま3Pに突入するという話も書いてください!
410名無しさん@ピンキー:2009/09/22(火) 23:49:30 ID:0tgRxNHp
GJ
411名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 01:58:16 ID:hiPNjrzx
銀月頼む
412名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 13:35:11 ID:cspAqFtA
星神兄きぼん
413名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 22:53:30 ID:ew7XqNXC
>>411イラネ
>>412イイ!!
414名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 23:37:26 ID:VOmSUTtH
>>412
イラネ!!
415名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 23:46:29 ID:ZynHtabf
イル、イラネは私達が決める事じゃナイネ 職人様の作品を裸でネクタイに酢昆布かじって待っとくヨロシ!!
416名無しさん@ピンキー:2009/09/23(水) 23:56:23 ID:VOmSUTtH
ごめんね神楽ちゃん
僕もこれからは気をつけるよ
417名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 00:02:28 ID:ren1gZm8
なりきりはいいから銀妙書いてください
418名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 00:03:30 ID:asciu65Q
近さち東の続きキボンヌ
419373:2009/09/24(木) 00:10:36 ID:PxvYk+P6
ふるふると震える箸を暗黒物質に近付ける九兵衛。
そっと優しく異次元の物質を包み込んだ箸は、根元から腐蝕して崩れ落ちた。
「こ、この玉子焼きは・・・お妙ちゃんが頑張って作って・・・」
ジュウ…ジュウ…
崩れ落ちた箸は真っ黒な煙をあげて炭化し始めていた

「ひぐっ…ぐすっ…無理だよお妙ちゃん…強くなれたと思ってたけど、これは無理だよ……食べられないよ」


─天井裏─
「若ァァァダメェェェそんなの食べちゃダメェェェ」


最近電波の受信が悪いな
420名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 00:11:59 ID:NJEPgaU6
>>419
乙w
お妙さんの弁当箱が銀魂最強説
421名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 00:21:05 ID:sXmvGBQt
wwww
422名無しさん@ピンキー:2009/09/24(木) 10:15:01 ID:76DwL7dM
東城好きだーw
423名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 00:25:03 ID:w8xRdF8t
九ちゃん泣いちゃったのかw
424名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 00:45:10 ID:XLsgIv/N
あれ食べたら
視力が悪くなる(新八)
記憶喪失(銀さん近藤さん)
だっけw

無理して食べて体調を崩した九ちゃん。九ちゃんが思うように動けないのをいいことに看病するふりをして悪戯をする東城…とか
425名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 00:57:42 ID:iQEmlDOH
そこでお妙ちゃんがお粥の差し入れで息の根を…
426名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 01:03:02 ID:BLKrnpyR
かわいいなみんな
427名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 01:05:47 ID:MDn2V9Gp
銀月頼む
428名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 10:59:55 ID:1YYvE35m
声のでかいカプ厨がいると却って落としにくくなるとは思わないのかな
429名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 12:19:06 ID:kSnpYONp
>>427
う〜ん、去年みたいに銀さんの誕生日に合わせて書いてみようかな?




酒癖の悪い月詠が銀時にも酒を飲ませまくった。その結果アニメだったらモザイクばかりの光景となり仕方なくまだ正気の残る足で踏ん張って銀時は月詠を連れて風呂場に行った。
そこで汚れたものを全部脱いで脱がせまくってシャワーで洗おうとした時であった。
「ん〜、口濯ごう…」
全裸の月詠が咥えようと思ったのはシャワーのノズルであるが、まだ酔った頭なので間違えて銀時のノズルを咥えたのだった。
「あ、あっ、月詠さ…ん…、うほぅ!」
超久し振りに尺八してもらう銀時のそれはシャワーのそれよりも硬くなってきた。
「んふぅ、ちゅむ」
日輪が太夫として働く姿を真似して丁寧に舌を使って舐めてゆく。ちょっとしょっぱいなと月詠は思いながら先走り汁をお湯の代わりに飲んだ。
傍から見ると大きな乳房によだれや汗が落ちてとても色っぽい。唇や舌の動きが艶めかしい。
なので悪戯心で銀時は右足の親指で月詠の股間の茂みを弄ってみた。するとかかってもいないはずのシャワーのお湯みたいに熱い液体を親指の先に感じた。
「あぁ〜、もう〜、さっさと挿入すっか?」
そう言うなり月詠の尺八を無理やり止めさせて抱き起こすとギンギンになってるナニを月詠の中に挿入したのであった。
「お、おい、銀時、わっちはシャワーのノズルで自分を慰める趣味はないぞ」
半分酔っぱらった目で銀時を睨みつけた。
「誰が床に転がってるそれよりも粗末なんだ!!」
俺の方が直径だけでも2倍はあるわと怒鳴った。そして体位を繋がったまま変えて子宮の入り口まで押し進めるのであった。
同時に茂みの中にかくれんぼした月詠の突起に触れて強引に撫でる。
「はぁぁん!」
どうやらここを撫でられると弱いらしい。銀時のナニをぎゅううと咥え込んでいる陰部が締まる。
「小便ちびりたくなるぐらい、ヒイヒイ言わせてやるよ」
腰を激しく動かし大きな乳房の上にある乳首を甘噛みする。
「はぁ、やれるものならやってみい! わっちだって太夫でありんすよ…」
月詠も負けじと腰を振り膣を締めるのであった。




まぁ、即興なのでこの辺で勘弁してね。
完成度の高い銀月は来週のアニメ観てから書くね。
430名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 14:01:32 ID:m0vFVsaQ
口調とか呼び方とか色々おかしくね
これから書く予定って意味にしても、完成度高いとか自分で言うかw

今度は誰か銀妙書いてくれ
431名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 14:43:38 ID:eFZqM7Zh
↑お前なんなの

空気読め
432名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 18:04:50 ID:iQEmlDOH
>>430
ヒント:酒

銀妙かぁ……最近お妙ちゃんイロモノ化してるから書きづらいんだよな、フーゾク娘だってのにエロを絡ませづらい
そうだ、とりあえずお前がちゃんとした口調の銀妙書いてみろよ
433名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 18:42:30 ID:QKfwHgmn
>>429
もしかして去年「網タイツの弁天様が〜…」ってやつ書いた人?
シャワーノズルの辺り笑ったwGJです
今年もよろしく

>>430
すぐ上の方でクレクレやめろって注意されてるじゃん
あと文章や口調が変だと文句ばかりつけるならまずお前が書いた作品投下してからにしろゴミ
434名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 19:19:23 ID:wNy4+61Z
神楽まだか…
435名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 19:42:32 ID:BLKrnpyR
月詠とかイラネ

てか銀さちってやったっけ?
銀さちが読みたい
つか過去に銀さちとかなかったか?
436名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 19:50:00 ID:QKfwHgmn
>>435
醜いからキャラアンチはアンチスレでやってよ
あと要る、要らないは読み手じゃなくて書き手さんが決める事











銀さちは保管庫にいっぱいあるよ
さっちゃんの性格上鬼畜SMプレイものが多いけど個人的にはちょっと甘い感じの銀さち作品が好き
正月にさっちゃんが遊びに来る話とか雰囲気可愛いくてオススメ
437名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 19:54:22 ID:MDn2V9Gp
>>436
あからさまな釣りにひっかかるなよ・・・
438名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 20:11:51 ID:BLKrnpyR
>>436
ありがとう

過去に銀さちやってたのか!
覚えがなかった
439名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 23:17:27 ID:iQEmlDOH
>>438
ところで中々いいIDしてんな、世の中には801板という楽園があるらしいぞ
440名無しさん@ピンキー:2009/09/25(金) 23:26:25 ID:BLKrnpyR
本当だw
441名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 09:17:06 ID:9lC8rXEM
3Zで銀八を始めとした男メンバーに無理矢理される神楽が読みたい…でもやっぱ複数は描写が難しいのかなあ。
442名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 18:26:48 ID:7PtDJtQJ
>>441
あの女最近調子のりすぎじゃね?
みんなで犯してギャフンと言わせてやろーぜ

そして教室に呼び出されクラスメイトに集団レイプされる神楽


を受信した
443名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 19:26:28 ID:CJ2RtTJv
>>442
どうでもいいがIDすごいなw
お前の本文を表してるな
444名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 19:37:33 ID:tgHBkd5S
>>443
一瞬わからんかったw
銀八・沖田・土方・近藤・新八・桂・マダオあたりが妥当か?
445名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 20:06:51 ID:2Ld84eZg
「私も混ぜなさいよ!さあ先生!思う存分私を凌辱しなさい!」とさっちゃん乱入
446名無しさん@ピンキー:2009/09/26(土) 21:09:21 ID:iMicE/ZU
意外と山崎はテクニシャンそうだから参戦させてみたい。
でもきっと挿入直前に邪魔されて戦線離脱みたいな。
447名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 19:34:24 ID:1WUZTqNG
秋らしい話が書きたいが時間がない…
448名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:02:28 ID:mxyCzb/V
山崎の鬼畜攻めって少ないよなあ。黒山崎希望。
449名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:20:34 ID:eMVnH42u
黒山崎はおk でも黒新八は怖いな 新八は受けが似合う
450名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 20:41:25 ID:lFu+w3Pp
新八神楽沖田の3Pはまだですか?
451名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 23:47:40 ID:mxyCzb/V
3Z神楽マワシいいな…
沖田や土方や山崎に犯されているところに銀八が偶然通りすがる。助けてと縋る神楽を一蹴し「先生も混ぜてよ」
まで受信した。
452名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 00:03:45 ID:57xEa9bl
>>451
沖田と銀さんがコンビを組んで文通姉妹の調教という電波を受信した
神楽?3Z全員でかかっても返り討ちだからアレがやられてんのは想像出来ん
453名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 12:54:40 ID:ieCASzFr
>>452
男を返り討ちにしてしまいそうなキャラをあんあん鳴かしちゃうのがエロパロクオリティー
454名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 18:54:37 ID:mDT5bFTv
力関係は考えちゃ駄目
メイン女キャラのほとんどが使えなくなっちゃうから
455名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 22:35:48 ID:lgasJYzE
マジレスすると、いくら強くても14〜18の女子が欲望丸出しの男達に
本気で押さえつけられたらビビるし、そう太刀打ちは出来ない
男どもだって皆それなりに強いしな

そういう訳で>>451みたいな話が読みたい
456名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 22:42:18 ID:ygkDcLWN
なんだかよくわからんが女に何言ってんだぁああああん??
457名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 22:53:00 ID:Sf0CXyLS
ちょっと酷いぜ
458名無しさん@ピンキー:2009/09/28(月) 23:34:18 ID:sZJTkxub
しかし銀魂世界の女はエロパロに引きずり込みづらいな
作中じゃ女は肥溜めから〜とか平気で言ってるしどいつもこいつもヨゴレと色モノばっかで純キャラが見当たらねぇ
月詠さんだけは大丈夫だと思ってたのに・・・・・・
459名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 00:49:08 ID:s2LF9/6K
そうか?
色白ロリ、実は処女なキャバ嬢、ドM巨乳忍者、男装美少女…むしろネタの宝庫だろう
460名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 02:13:21 ID:bgAIidBz
美人薄命キャラ、未亡人、主君に忠実な敵女幹部、美人副官、双子巫女、人型ロボット…
確かに色々網羅されてるな
余裕でギャルゲー作れる
461名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 02:35:14 ID:YY5rBhke
キャラの設定性格ガン無視されると辛いな、それなら最初からそういうスレ行くわ
462名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 10:32:54 ID:3G9gtOXc
>>459-460
キャラ本人よりその説明文に萌えた
463名無しさん@ピンキー:2009/09/29(火) 18:04:19 ID:e7aOqzSV
エロテクでは誰にも負けない花魁さまを忘れないで
464名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 13:34:24 ID:8vY8Xdx2
お前ら猫耳怪盗熟女を忘れてるぞ!
465名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 21:45:50 ID:K6O9jFtp
そんなバケモンいるかあぁあああああっ!!
466名無しさん@ピンキー:2009/09/30(水) 21:56:36 ID:tKetuLbQ
>>464
いいなぁおいw
467名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 16:01:06 ID:bECGpq07
萌え要素つまり過ぎだろ…なのに何故ほか作品の女性キャラに比べて魅力を感じないんだ
468名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 16:24:25 ID:ql00CvEu
銀月最高!
469名無しさん@ピンキー:2009/10/01(木) 22:08:37 ID:hCtPdJ8R
エロ同人ネタには事欠かないだろうに
現実はフォモ同人ばっかりで嫌になるぜ
470名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 01:21:21 ID:J1LHLjZF
>>468
カプ萌えを述べる所ではない
471名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 01:43:38 ID:8g6YZkgJ
元看板娘の未亡人大家を忘れるな
472名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 01:58:31 ID:i1+l8blY
アニメの胸もみにちなんで、銀月描いてくれ
できればパフパフが入っているのがいい
473名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 01:58:35 ID:EJNXnMlC
神楽ってたしか日光に弱い設定だったよなー浴びたらどうなんだっけ。エロパロ的に使いやすい弱点にはならんのか?
晴天野外プレイで本来の力が出せない神楽を食っちゃうとかさ
474名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 02:35:02 ID:i1+l8blY
銀月に期待!
パフパフ
475名無しさん@ピンキー:2009/10/02(金) 08:19:24 ID:dy9C9Tgc
>>473
原作では忘れ去られてるというか、なんか日に当たっても普通に肌弱い人みたいに赤くなって痛い程度のレベルなんじゃないの?と思っちゃうほど活かされてない設定だけど…
エロパロ的には使えるね
476名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 00:07:33 ID:ZIIzsZWQ
ネタとして投稿します
エロかけないので誰か書いてください

以下


沖田連れて土方が遊郭めぐり
女には興味ない土方、けど近藤さんにお前も女をみつけろって言われて、仕方がなく遊郭に
そして月詠に出会って、そこで神秘的な美しさに惚れる
けど、彼女には既に客がいて、それが高杉
高杉は激しいから壊れる月詠
土方、月詠に惹かれてる事に気づかずイライラ
そこで銀時現れる
銀時は土方と同じ性格だから、土方の好みや気持ちに気づいて土方をサポート
−攘夷高杉VS真選組と銀時の戦い−
高杉に一瞬、心うばられた月詠だが、土方の優しさに甘えてしまう
最終的には土月エンド

桂は遊郭の外の客寄せ程度しか思い浮かばない
けど、実は重要キャラ
月詠の憧れつつも、土方の文を月詠に渡す手伝いをする
最近の、桂と近藤仲良しの原作は、これに繋がる

ありえそうで良い話だと思いませんか?
477名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 01:05:48 ID:SJcrQCzT
ありえねーよ
ほんと月詠厨うぜー
つか月詠は客取ってねーし
478名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 01:08:51 ID:ZIIzsZWQ
>>477
嫉妬豚は黙ってろ
せっかくのいいネタなのに
479名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 01:12:07 ID:KXXnFtGb
自分でいいネタとか…www
土月よりは土妙のほうが有り得るわ
絡みあるしな
480名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 01:14:34 ID:yNr/p/Mp
エロパロ的には両方ありだけど真面目なカプ議論だと両方ないわ
月詠厨と同様妙厨もなにげに総受け願望激しいからな
妙厨も月詠厨も黙ってろ
481名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 01:44:05 ID:ZIIzsZWQ
>>480
嫉妬豚は黙ってろ
482名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 01:48:15 ID:ZIIzsZWQ
良いネタを思い浮かんだ
急に頭にきた


>>476の続編ね

高杉は女に惚れるとすごい執着しそう
嫉妬も激しいだろうな
土方は始めは気づかないけどだんだん、月詠の惚れていく感じかな
何で高杉にイライラしているんだろうって思っているうちに自分が月詠に惚れている事に気づく
高杉は最初は客としてきているけどだんだん、月詠の優しさに甘える感じかな
綺麗な着物とか買ってあげてそうだな
万斉がファッションセンスありそうだから、一緒に月詠の着物を選んでいるイメージがある
万斉と高杉が一緒に着物選んでいる場面に萌えた
誰に買うのでござるか?って聞く万斉
月詠の存在を知られたくないから言わない高杉
何か色々萌える
高杉に買ってもらった着物を着る月詠をイライラしながら見つめる土方
いや、絶対惚れない惚れない思いつつも惹かれている土方

どうだ?
これで誰かエロかける人いるかな?
お願いします
(アンチはスルー)




483名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 01:51:28 ID:yNr/p/Mp
>>482
エロパロのネタ的には面白いと思う
どっちかというと自分は最初の話のが好きだな
484名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 02:10:00 ID:ZIIzsZWQ
>>483
ありがと
アンチばかりだと思ったけど、ネタとしてわかってくれた人がいてよかった
エロはかけないから誰か書いてほしい
485名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 02:56:42 ID:jLq7/fAt
>>484
ネタ提供はいいが、書き込みが必死すぎて怖いよwwちょっと落ち着けw
486名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 03:29:07 ID:6shznUEw
そこまで構想整ってるなら自分で書くのが普通じゃ…
ネタとしてはおもしろいけど、
「〜という話を書いてください」ってのは正直クレクレ厨より困る…
職人さんは萌え製造機じゃない
487名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 07:21:46 ID:RsT1lVt8
>>464
いくつか前のスレで男前なのがあってから高感度あがりました。
488名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 09:25:44 ID:2Duagg48
結局腐のハーレム願望か
489名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 12:26:47 ID:gcgEzyj2
妙厨も月詠厨も怖いな…肩の力抜けよ

そんなんより神楽と九ちゃんのソフトエッチをだな
490名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 14:28:56 ID:geG7dKza
神楽も九ちゃんもそのテの知識には疎い感じだが、どっちがどう攻めるのか。
491名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 16:09:33 ID:I7Cgia08
>>489
> 妙厨も月詠厨も
実況でも浮いてるよね
人気投票の回が今から楽しみだ
492名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 21:17:58 ID:Me2tuh9L
そこまで自信があるなら自分でかけばいいのに
自分の妄想で萌えられてもこっちはさっぱり理解できない
493名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 21:23:08 ID:ZIIzsZWQ
エロなかなかかけないからネタだけと提供してみただけだ
494名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 21:37:36 ID:rSwmpHDK
全て自演だろ
495名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 21:54:21 ID:sVZFGbTJ
必死すぎて気持ち悪いわ…どうせ中高生だろ?まさかいい歳した大人がそんな書き込みしないわなぁ?

神楽と九ちゃんなら遊びの延長でえっちなことしそうだ。萌える。
496名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 21:56:51 ID:r+bQ/X1q
上で言ってる様にネタ提供は有り難い事だろうけど
詳細俺設定でエロ書いてくれって言われてもなぁ…

たかがエロパロとは言え
職人達もそれなりの矜持があるだろうし
497名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 22:16:46 ID:rSwmpHDK
百合は禁止
498名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 23:00:34 ID:yNr/p/Mp
ここって百合って禁止だっけ?
保管庫に結構な数の百合作品あるんだけど
499名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 23:04:22 ID:jLq7/fAt
いや、普通にOKだろう。

500名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 23:18:00 ID:dK0lm3iO
二人以上から好かれてると展開が安っぽくなりがちになる
男キャラ出しすぎなのもな
501名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 00:31:01 ID:xxwss5TY
>>476>>482って、きちんと書いたら二次創作サイトの看板レベルの長編な気が……。
遊女と客との関わり方の一般定説はともかく、月詠と高杉の組み合わせは面白そうだ。
月詠の中の、遊女と普通の女性との間での中途半端な部分が逆にうまく活きそう。
高杉視点でまた子との対比を入れて、やや暴力的なその場面オンリー、なら書けそうかもしれない。
502名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 00:37:11 ID:pxG1l+r1
>>501
全裸で待つ
503名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 01:20:29 ID:XL92pBlo
そのネタ提供した人、マロン等の銀魂スレで嫉妬豚〜とか言いながら
他キャラ叩きして回ってた人だよ多分…

バレスレにそのネタを貼って荒らして、追い出されたからここに来たみたいだけど
504名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 01:25:37 ID:J8IUcYiV
>>501
どうでもいいけど、また子を当て馬に使うのは止めてほしい
書くのなら高月だけでいいよ
他女はいれなくてもいい

>>503
ネタ提供したのは真性だけどバレスレに貼ったのは愉快犯だろ
505名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 01:28:57 ID:J8IUcYiV
ちなみに月詠関連のネタならここに全てある
ここに貼ってもいいけど、この特定のスレに貼ったら喜ばれるかもよ
信者に

http://changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1254495951/1-100
506名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 08:30:47 ID:SyRc9gAQ
月詠関連は別スレでやれ
他キャラ当て馬にされて不愉快だ
507名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 08:31:57 ID:SyRc9gAQ
てか長文ネタ提供とかしてくるやつ真面目に気持ち悪いんだけど本人 自覚ある?
508名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 09:17:40 ID:n5wBJYG3
じゃあ月詠が師匠に犯されるの希望
509名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 09:36:24 ID:XmC2aNx2
自分で書けば?
510名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 14:09:51 ID:XVuGHfA2
月詠は好きだが、ここまでだと 引くわw

>>489
SSの最初に注意書きすればOKなんじゃないか?『百合注意!』とか
511名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 14:30:51 ID:HJQv1gCQ
銀たまってあったっけ?
512名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 14:45:06 ID:xxwss5TY
501です。月詠やお妙に話題が行くと、どうしてこんなに荒れるんでしょう。

>>504
エロだけを追求するならそれで十分ですが、+αの情緒を持たせるなら、
立位置の対比や女性像を描き分けてみるのも、悪くないと思うんですよね。
506様もですが、また子に当て馬程度の意味しか持たせないというのも、勿体無い話です。

そこまで上手に描けるかどうかは別として、ですが。
513名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 16:32:00 ID:XmC2aNx2
月詠好きが変な事言って荒れはじめるとすかさず、普段は無い妙age書き込みがあるよね
で、どっちも痛いよね〜ツッコミ
514名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 16:38:15 ID:8d1aiaHY
いや、銀魂に月詠が登場する前から妙ageはあったよ
515名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 16:46:40 ID:XmC2aNx2
ああ、まあそうだねごめんごめん
妙ageからどっちも痛い認定が出るまでの間隔がスレの進行スピードのわりに短いから何でかなー?って思っただけ
516名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 16:49:51 ID:WTjfHLbP
つーかこのスレで信者がどうこうってスレチすぎ
作品投下とその感想以外のレスは控えようよ
変なレスあってもスルーで
作品投下があるまで過疎ったって別に構わないだろ
517名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 17:04:24 ID:8d1aiaHY
>>515
今は大人しいけど昔の妙厨は今の月詠厨より酷かったからじゃ?
昔の妙厨を知ってる人間からしたら「お前には言われたくねーよ。両方痛いだろうが」ってなるわな
ただ今暴れてる月詠厨も昔の妙厨も本当はごく少数で殆どは普通に良識を持った人だってのはわかる
518名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 17:05:56 ID:/nCTuvuz
>>473とか>>489とかを見て受信した。
弱った?神楽と九ちゃんで晴天野外ソフトエッチ?小ネタ。
全然エロくない。


万事屋とその仲間達ご一行は、賞金10万円のビーチバレーだかなんだかの大会に賞金狙いでやってきた。

はじめ神楽は、傘の元でぼんやり海と、楽しそうにビーチバレーをする銀時たち、
――いや実際には目が¥になりながら、ずる賢い知恵で策略をめぐらせ、無駄にいい運動神経を駆使しているだけなのだが――
まぁそんな一行を眺めながら、日陰から野次にも近い声援を送っていた。
しかし、試合が進むに連れ、相手チームも強くなり新八では心許無…
いいや、あまりに皆がはしゃいで楽しそうなので、我慢できずに傘を放り投げ、思う存分暴れ回った。
そのおかげで強そうな相手はすぐにコテンパンにされたものの、
神楽は案の定すぐにダウンして、また一人ビーチパラソルの下に戻る羽目になってしまった。
519名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 17:06:16 ID:/nCTuvuz

一方、九ちゃんはというと、お妙にビーチバレー大会の話をきいてからそわそわしっぱなしの東条に半強制的に浜辺に連れて来られ、
いつの間にやら用意された慣れないひらひらフリルのビキニの水着で、初めてのビーチバレーを健闘したものの、
東条の熱い視線とビデオカメラ、そして無駄に固いガードでまったくバレーにならず、同じくパラソルの下に戻ってきたのだった。


ふたりはぐったりしながら、同じパラソルの元、白熱する浜辺に視線を注いでいたが、ポツリと神楽が呟いた。

「あー私も早くボンキュッボンになりたいアル…」
「!え?」

浜辺ではよそのキレイなお姉さんたちがビーチバレーの試合をしているが、
動くたびにゆっさゆっさと揺れるその胸元に、観衆はおろか相手チームまでもが釘付けになっている。

「ボンキュッボンさえ手に入れば私に怖いものは無いネ」
「僕はほっそりしてた方がいいと思うな」
「でも大抵の男はああやってボンキュッボンに夢中アル。」
「あんなに鼻の下を伸ばした奴らに見つめられるのは、嫌じゃないの?」
「その分大量に酢昆布とか貢がせるからいいのヨ」
「そんなものかなぁ」

会話がそこで止まってしまったので、何となく神楽は九ちゃんのほうを向く。
すると、九ちゃんは自分の胸元を手で押さえながら、じっと見つめていた。

「そういえば九ちゃんっておっぱいどの位アルか?」
「えっ何いきなり」
「ちょっと触らせてヨ!」

そう言うやいなや、さっきまでのぐったり加減はどこへやら。
神楽は九ちゃんの胸元にすばやく手を伸ばす。
「うわっ、や、やめてっ、くすぐったい!あっ、ちょっ、や…」
「んー、私と良い勝負アルな〜。あ、そうだ、こないださっちゃんに聞いたんだけど」
九ちゃんを背後から抱きしめて、手でしっかりとおっぱいをホールドした神楽は

「おっぱいは揉むとおっきくなるんだって!」

そういうと九ちゃんの僅かなふくらみを捏ね始めた。
「ひゃっ!…んっ、やぁ」
九ちゃんは敏感に反応し、顔も耳も真っ赤にして必死で声を抑えている、が、声はでてしまっていた。
「九ちゃんどうしたアル?…もしかして笑いをこらえてるアルか?なら思いっきり笑わせてみせるネ!」
何をどう勘違いしたのか、感じているのをこそばいのだと捉えた神楽は、調子にのってもみもみ。
「んーー!…やめろっ、やっ…」
「もー、我慢しちゃってー。素直に笑えヨ〜」
耳元で神楽にささやかれた九ちゃんは、真っ赤になった耳でどうやらさらに感じたらしく、目にうっすら涙さえ浮かべている。


その様子を影から静かにビデオカメラに収めていた東条は、
鼻からほとばしる血を流しながら、しっかりと親指と自身を立てて見守っていたのであった。



おわり。結局神楽は元気になってしまった…
520名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 17:23:43 ID:8d1aiaHY
GJ!
なんか可愛い雰囲気だねw
この二人は本当にこんな会話してそうですぐにほほえましい場面が想像できた
基本百合ってあんまり好きじゃないけどこれは本当にかわいらしくて好きだ
521名無しさん@ピンキー:2009/10/04(日) 17:49:10 ID:XmC2aNx2
>>518
GJです!
色々知っちゃってる黒神楽が好きだったけど、こういう子供らしい天然神楽も可愛い。
東条も相変わらずでw
522名無しさん@ピンキー:2009/10/06(火) 17:45:27 ID:X3yR5H+X
GJだな、神楽たん
リベンジする九ちゃんが見てみたい
523名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 13:04:58 ID:s3rENcah
GJ!
524名無しさん@ピンキー:2009/10/08(木) 13:31:00 ID:2iNVaEUF
>>518
GJ!!なにこれすんげえ可愛い
525名無しさん@ピンキー:2009/10/09(金) 20:00:13 ID:TObpMR6H
銀月描いてほしい
526名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 01:16:59 ID:jZjTofaN
>>429の続きは?お漏らしキボン
527名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 09:10:53 ID:Wj32hF67
銀さん誕生日おめでとう。月詠に酷い目に遭う話を書いてみました。


今年も銀時の誕生日がやって来た。万事屋の他の2人も連れて吉原に来たのは日輪と晴太が御馳走用意して待っていたからであった。
それで昼間なのに酒飲んでまったりしていると眠たくなってそのまま寝てしまった。
「ん…、もう飲めましぇん…」
それでもやはり酌は日輪がいいと思いにやけていると右手に何か柔らかいものが触れた。
「あ〜、おっぱいみたいだな」
おっぱい、パイパイ、ぱふぱふ…。連想しているうちに何かを思い出したのか、ガバッツと起きて辺りを見回す。
「うぉぉっー!!」
昔の吉田栄作か? と突っ込みたくなるほど銀時は驚いた。
そこには月詠がいて全裸で眠っていた。
「あ〜、悪代官よろしく食べちゃったの?」
気が付けば自分も全裸である。
銀時にその時の記憶はないが、記録というか証拠はある。
月詠の形のよいぱふぱふするだけでなく銀時のナニを擦ったら気持のよさそうな乳房には何やら白いものが付いている。
「ん…、歯磨くのを忘れていた…」
いきなり目を覚ました月詠が起きて歯ブラシを探したのだが…。
「おい〜、それどういう意味だー!!」
月詠が手に握ったのは歯ブラシではなく銀時のナニであった。
「この歯磨き粉甘いな…」
寝ぼけているのか銀時のナニを咥えると奥に入れたり出したりする。
「おわっ、はぁぅ!」
月詠にとっては歯磨きでも銀時には尺八以外の何物でもない。みるみるうちに硬くなって膨らんでいって、そして爆発した。
「あ〜、やっちゃったな、俺…」
歳取ったせいか早くなったなと銀時は思った。
「あ…、チューブが破裂した。うげっ!! 苦いな…」
本当に寝ぼけているのかと突っ込もうとしたら月詠は銀時の顔に跨った。
「お〜!!」
目の前にクリやアワビがぶら下がっている。
いい眺めだなと思っていたら…。
「ん…、トイレじゃ」
言うなり月詠は下腹に力を入れ、銀時の頬に水滴が落ちた。
「お、おい…、何しているんだ? うわっ、ぷっ!!」
銀時の顔に月詠の迸る黄金水がもろにかかる。
いやはや、大変な誕生日であった。


〈おそまつ〉
528不在:2009/10/10(土) 09:23:57 ID:k6iDpOx3
どこにでもアンチはいるもんだな 人気投票編後の月詠さんが可哀想すぎる
まあ、愛しの九ちゃんのアンチが全然ないからいいけどな
529名無しさん@ピンキー:2009/10/10(土) 21:59:00 ID:jZjTofaN
GJです!
もし俺が銀時だったら最高な誕生日だw
530名無しさん@ピンキー:2009/10/11(日) 15:52:30 ID:PXAC2EG1
アンチはどこにでもいる
腐るほどいる
共通していることは、皆醜悪
531名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 01:46:25 ID:1QzWkMQJ
>>451みたいの読みたい!
532名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 22:58:32 ID:/Pyk6fLo
男女カプじゃないけどいい?
一話で志村姉弟が銀さんに出会わなくて、お妙さんが売られちゃった話を思いついてしまった。
ちなみに文章力ないうえに暗いです。
なにぶんこういうの書くのはじめてなんでヌルい目でみてやって下さい。

妙in遊郭

屋形船型飛行船、空飛ぶ遊郭の一室で、志村妙ははじめての客を待っていた。
明かりと言えば枕もとの行燈のみ。いつもは勝気な彼女がやけにおとなしく見えるのは、髪をおろしているからだけではない。

数日前、金貸しの社長が彼女を物かげに呼んで言った。
「どや、身売りの件、真剣に考えてみぃひんか?あんたやったら高う売れるし、悪い話やないはずや。
今みたいな利息返すだけでやっとの生活、どのみち立ちいかんようになるで。
あんたががまんしさえすれば元本ごとチャラや、弟はんのためにもここは決心のしどころちゃうか」
1日、悩んだ。が、選択肢ははじめからなかった。
思えば幼いころから弟は借金取りに追われる毎日だった。あれでは侍の誇りも保てないだろう。
自分たちを守るために戦った幼なじみは、そのために片目を失い武者修行の旅に出たまま帰ってこない。
妙は手紙を書いた。

『新ちゃんへ。
 借金取りの人から実入りのいい仕事を紹介してもらったのでちょっと出稼ぎに行ってきます。
 しばらく帰れないと思うけど、あぶない仕事とかじゃないから心配しないで。
 それより私のいない間、志村家のことを頼みます。
 なんといってももう借金はなくなったのですから、私が帰って来た時恒道館が江戸一番の道場になっていること、
 楽しみにしていますからね。  妙 』
533名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 22:59:54 ID:/Pyk6fLo
襖が開いて、男が1人入って来た。がっちりした体格の、いかにも好色そうな中年の男。
処女を相手にするのはけっこう大変だ。自分が楽しむどころではない時もある。
にもかかわらず、初夜権は高く売れた。買うのは大抵が金に余裕のある幕府の高官か豪商で、店のお得意様だ。
この男もその1人だった。

「…お妙でございます。可愛がってくださいまし」
「まぁそうかたくならずに、気楽にいこうや。まずはこっちにきて酒でもついでもらおうか」
男は妙のついだ酒をひと息にあおると、「お前も飲め」と盃を妙にさしだした。
「はい、あ、いえ、私は」
「なんだ、遠慮するこたねぇ、なんなら飲ませてやろう」
そういうと男は酒を口に含み、妙の唇に自分の唇を押しつけた。口移しに酒が流れ込んでくる。
「いやっ」
ファーストキスという言葉のイメージからはあまりに遠いおぞましい感触に思わず男を突き飛ばす。
男は壁まで飛んで行った。「あっ、もっ申し訳ありません」
「…いってぇ……てめえ、なにしやがんだ!!」叫ぶなり、男は妙の頬を打つ。今度は妙が畳に倒れこむ番だった。
「でめえ自分の立場解ってんのか!?今度こんなマネしてみろ、ここにいられなくしてやる」
「本当に、申し訳ありません」
「しかしなんつう馬鹿力だよ…おい、いつまでもそんなとこで頭下げてないで、しゃぶれ」
「え」
「しゃぶれって言ってんだよ。カマトトぶんじゃねえぞ。分かってるだろうが、歯なんか立てたら承知しねえからな」
「は、はい」
男に近づき、着物をかき分け、肉親以外で初めて見る男のブツをおそるおそる口に含んだ。
「もっと気ぃ入れて咥えんかいッ」
「うぐッ」
髪を掴まれ、押し付けられる。呼吸困難になりかけながらも、妙は必死になめた。
大好きなハーゲンダッツだと思えばいい。…味も感触も、まったく違うけれど…
「…ッふ、初めてにしちゃ、なかなかうまいじゃないか…ほんとに初めてかァ?ハハ…」
どうやら男の機嫌も直ってきてくれたようだ。妙はさらに必死に舌を使った。
妙の黒髪が男の下腹部をさらさらとなでる。先ほど殴られた際に乱れた襟元からのぞく白いうなじが艶めかしい。
「どれ、はじめてでいきなり口の中じゃさすがに可哀そうだからな」
男はそう言うと、妙の髪を掴んだまま仰向けに布団に押し倒し、その上にのしかかった。
534名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 23:00:41 ID:/Pyk6fLo
腰ひもをほどくと、小ぶりだが形の良い胸が露わになる。
その白いふくらみを男の指がもみしだいた。先端の赤い突起を、指でつまみ、こすり、吸い上げる。
「…んッ…んん……ッ…あっ」
「胸の小さい女は感じやすいと聞いたがお前もどうやらそのようだな。ここも」
手を伸ばし指を妙の秘所に滑り込ませた。「すっかり良い塩梅になってるじゃねえか」
気持ちとは無関係に体は敏感に反応をしめす。男の指が妙の中で無遠慮にうごめくと、その度に蜜があふれた。

「…そろそろいただくとするか」
男はそう呟くと、妙の足を開かせ、指とは比べ物にならないほど大きくそそり立った自身を入口にあてがい
一気に妙の中に押し入った。
「ッぁああああああああああ!!!」
思わず悲鳴を上げる妙に頓着することなく、男はなおも侵入し、やがて完全に妙を貫いた。
しばらくそのままにしたあと、ゆっくりと動き出す。
妙の細い身体が弓なりにしなり、男が腰を打ちつけるたびに揺れた。
「ふ、あっ、あぁっ、んっ、はぁっ…」
もはや妙には苦痛と快楽の区別がつかなくなっていた。気がおかしくなりそうになるのを、シーツを握りしめて耐える。
男の動きが次第にはやくなり、やがて熱いものが体内にほとばしるのを感じた。
「…あぁ…」
一瞬、妙の脳裏に新八と、亡き父と母の顔が浮かんで、消えた。
閉じた瞼から涙が一粒、頬をつたって落ちた。
535名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 23:04:01 ID:/Pyk6fLo
初日は客は一人しか取らなくていいことになっている。次の日から本格的に始まる仕事にそなえて少しでも休んでおいた方がいいのだが、
どうしても眠れず、妙は障子にもたれ窓から朝焼けの街を見下ろしていた。

B'z稲葉似の立派なお侍と結婚し、新八とともに道場を盛り立てていく。その夢はたぶんもう叶わない。
(でもいいわ。きっと新ちゃんが代わりに叶えてくれるもの。小姑がいなくてむしろ良かったりして、ふふ)
笑おうとすると涙がこぼれた。それでもなんとか笑顔を作る。つらい時こそ、笑顔にならなくては。
(新ちゃん、1人にさせてしまったけど、がんばるのよ。私もここで…がんばるからね。)
妙の乱れた髪を、朝の風が優しくなでて通り過ぎて行った。


おわり。
ノーパンしゃぶしゃぶじゃないのは、借金取りが自分の店で働かせるにはあまりに
暴力危険だと判断したから…ってことで。
おそまつさまでした。
536名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 23:19:23 ID:KMtDgm+A
>>B'z稲葉似の立派なお侍と結婚し
おい笑わせんなw
でもよかったよ。また書いてください。
537名無しさん@ピンキー:2009/10/13(火) 23:27:42 ID:0tXunVHf
>>532
GJです。可哀相でエロい
>男女カプじゃない
に一瞬身構えたけどこういうのなら全然OK(だよね?)
新八が銀さんに会わないとこんな悲しい事になっちゃうとこだったのか…
538名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 00:42:07 ID:nXedawm0
>>532
次からはきちんとした注意書きつけてもらえると有り難いです。
知らん男からの陵辱、とか一言でいいですから。お願いします。
539名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 00:54:38 ID:cuGvygDJ
>>532
>>538と同じお願いしたいわ
注意書き頼みます
自分は苦手な分野だったけどほんと内容批判とかじゃないんで
またなんか書いたらお願いします
540名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 03:38:49 ID:ScixS0Z/
>>532
GJ!なんか切ないな
男女カプじゃないというからアッーかと焦ったw
陵辱は苦手な人がいる分野だから注意書きがあった方がいいな
とはいえGJ、また是非書いてくれ
541名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 04:25:34 ID:ScixS0Z/
あと>>260の続きを待ち続けてる
542名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 08:15:54 ID:UqPCfA8+
地雷亜相手で月詠の陵辱ネタが読みたい
543名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 13:22:51 ID:UqUCiFuQ
GJ
だがB'z稲葉似の立派な侍でふいたwww
544名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 17:00:38 ID:xzPgnvLP
GJ!
凌辱ものであえてお妙をもってきたのは個人的には新鮮で良かった
文章も初めてとは思えないほどしっかりしてて読みやすかったしお妙のキャラもしっかり掴んでると思う
キャラとかカプは書き手さんのお好みでいいのでもし良かったら次回作もお願いします
545名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 20:12:50 ID:Fae1/qCN
鴨またの続き、こっそり待ってます
546名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 21:21:15 ID:R6aoND3K
>>532-535です
注意書きするべきでしたね、すみません
書きながら自分でも可哀そうになったので、あれからやっぱり新八と銀さんに
助けられたと思うことにしました
あとGJありがとうございました
547名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 21:26:53 ID:UDXuz2YM
銀月か月詠関連誰か書いて
548名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 22:25:41 ID:EnoLDbVq
いや、月詠さんざん読んだでしょ?
549名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 22:29:27 ID:UDXuz2YM
もっと、こうエロイの書いてほしいな
月詠関連で
550名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 23:47:46 ID:HM6C4uO1
>>546
> 書きながら自分でも可哀そうになったので、

別に可哀そうじゃないよ
551名無しさん@ピンキー:2009/10/14(水) 23:54:29 ID:EnoLDbVq
今更だが書き忘れたんでまた来たw

>>532
ぐぐぐぐGJ!
胸の小さい人は感じやすいからこそエロいよね!
552名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 19:13:18 ID:RsT2YMv8
今日ので月詠は犯されるべきだと確信した
553名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 19:56:00 ID:h8ij2VWG
実況でナカーマが大勢いて吹いた
554名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 20:09:46 ID:j7BrXPwg
だれか銀月、師匠X月書いて
エロエロで
555名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 21:56:42 ID:Mam7KvpA
蜘蛛の巣で
556名無しさん@ピンキー:2009/10/15(木) 23:30:00 ID:0sl02Syn
せっかく銀月書いたのに消えちゃった・・・・
くやしすぎる!!!
1時間半もむだになっちまったよおおお
557名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 00:09:09 ID:PRB+89gE
>>556
ドンマイ!もし可能ならまた書いて頂けたら有り難いです
558名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 20:32:00 ID:Jir3yDSn
銀月、投稿します。キャラやら言葉とか、至らないとこあると思いますが、ご容赦を。
銀月が嫌な方はスルーお願いします。
559銀月 その1:2009/10/16(金) 20:34:08 ID:Jir3yDSn
『探し物は必要なときほど見つからない』

「あ、はあぁ、んっ」
「ほらぁ、こんなだらしない顔しちゃって。でも、お前のその顔、嫌いじゃないぜ」
「からかうでない。早く、それを、わっちの・・・」

 はっ、として月詠は目を覚ました。ある男と淫らな行為をしている、という夢を度々見るように
なった。夢のような内容は夢だけではなく、実際にもしているのだが、最近は同じような内容ばか
り見るようになった。

「また、あんな夢を。いかん、早く寝なければ」

 月詠は秘部に妙な違和感を感じた。股間辺りがおかしいので、手で触れてみると、ぬるっとした
感触があった。そして、指先が秘芽に触れた瞬間、身体中に電流が走ったように感じてしまった。

「何をしているのだ、わっちは。はぁ、こんなっ、んふっ」

 月詠の指が秘唇に侵入して膣内をかき回す。膣内は愛液によって満たされ、やがて水音を立てる
くらいになった。止めたいと思っていても、指がそれを許してはくれない。思えば思うほどに、指
は速度を早めていく。

「はぁっ、ああん、うぅ」

 秘芽にも刺激を加えると、月詠は大きな喘ぎ声を出しそうになるが、日輪や晴太がいるので、必
死に声が漏れるのをこらえた。指が抑えることなく、快楽の深淵へと彼女を誘う。脳内に思い浮か
べる画像も、男が激しく責め立てていた。

「もっと、もっと、わっちを責め、なんし」

 やがて月詠は絶頂に達し、息も絶え絶えの状態になった。達した直後は気持ちよかったが、すぐ
に虚無感が彼女の心を覆っていく。頭に浮かぶは、一人の男のことばかり。

「銀時、会いたい」

 月詠は自分の中で、銀時の存在が大きくなっていることを実感した。心と身体が銀時を欲して
止まないこと。銀時とはここしばらく会っていない。会えない寂しさが、自分の中の銀時という
存在を大きくしていったのだった。
560銀月 その2:2009/10/16(金) 20:35:40 ID:Jir3yDSn
「月詠姉ぇ、起きなよ!朝ごはん出来てるから、早くおいでよ」
「おお晴太、もう朝になりんしたか。すぐに行くから、先に行きなんし」
「分かった。早く来てよ、母ちゃんも待ってるんだから」

 そう言って、晴太は出て行った。いつの間にか眠っていたらしい。とはいえ、心のもやもやは
消えることなく、燻っている。そして、日輪と晴太を加えた3人で、朝食を食べていた。食べ終わ
った後に月詠は口を開いた。

「今日は野暮用があってな。遅くなるやもしれぬ」
「そうかい、分かったよ。気をつけて行くんだよ」
「うむ。少ししてから出かける」

 月詠が去った後、晴太が日輪に尋ねた。

「何だろうね。月詠姉ぇの用事って」
「おそらく、地上だろうね」
「えっ、地上って銀さんとこ?だったら、おいらも行くよ!銀さんたちにも会いたいし」
「止めときな、晴太。月詠は銀さんに用事があるのさ」
「えっ、それって」
「月詠は銀さんの事が好き、なんだろうね」

 晴太が動揺して、叫ぼうとしたのを日輪はたしなめた。晴太は声のトーンを下げて話した。

「月詠姉が銀さんの事を」
「これは喋っちゃだめ。知らないフリしてるんだよ、二人が喋るときまで」
「う、うん。喋らないよ」
「いい事じゃないか。あの娘は女を捨てたと言ってたけど、万事屋のみんなといるときは、女の子
の顔になって楽しそうにしている。晴太、お前も大きくなったら、好きな女を変えてしまうくらい
のデカイ器量を持った男になるんだよ」
「んな事言われても、おいら分かんないよ」
「いずれ分かるさ」

 月詠は身支度を済ませると、昼前にひのやを出た。会いに来たと知ったら、銀時はどんな顔を
するのだろうか。それを考えると月詠の心は高揚した。地上へと上がり、そこからしばらく歩くと
『万事屋銀ちゃん』の看板が見えてきた。階段を上がり、玄関前にやってきた月詠は何故か緊張
していた。意を決して玄関を開けた。
 しかし、中には誰もいなかった。辺りを見回してもいない。どこか近くにいるのだろうと、かぶ
き町を探してはみたものの、銀時を見つけることは出来なかった。無理もない、あてもなく広いか
ぶき町を探しても見つかるわけはなかった。時間は過ぎ、空にも夜の帳が下り始めた。
 
「一体どこにおるんじゃ、あの男は。いつも暇そうなくせに、こういう時におらぬとは」
561銀月 その3:2009/10/16(金) 20:38:10 ID:Jir3yDSn
 月詠は諦めて帰ろうとも思ったが、せっかく地上まで上がって会わずじまいというのは気分が
悪い。少しでも会っておきたいという気持ちが、彼女を奮い立たせた。やがて、そんな月詠の気
持ちを折らんとするように、空から雨がポツリポツリと降ってきた。
 地下で暮らしている月詠にとって、雨に遭うのは何年ぶりのことだろうか。雨の雫が身体を伝
い、月詠は自分は何をしているのだろうと考えた。

(わっちは何をしているのだ。万事屋で待っていれば、いずれ戻ってきたのではないか。それに
気付かぬとは、我ながら愚かなことだ。勝手に自分で盛り上がって、勝手に自分が残念がって
勝手に自分が惨めになっているだけ。銀時はわっちを好いてはおらぬやもしれぬ。体を重ねても
それだけのこと、何の意味もありんせん)

 自分と銀時は体だけの関係、そんな考えが彼女の心を支配しはじめる。吉原で育ち、男と女の
一夜限りの情事たちを見知ってきた月詠には、雨の冷たさと共に自分の心も冷たくなっていく気が
した。今、自分がどこにいるかも分からない。あてもなく、かぶき町を歩いていくばかりだった。
 その頃、月詠の探し人・銀時はというと、ラーメン店・北斗心軒にいた。少しばかり金銭に余裕
が生まれたので、食べに来ていたというわけである。ラーメンをすすっていた銀時は、女店主の幾
松に尋ねた。

「おっ、味変わったんじゃないの?幾松さん」
「どう?ご感想の方は」
「うまいよ、これ。前に較べると、味に深みが増したっていうかさ」
「そいつはどうも。お世辞言ってもおまけとかないからね」
「いやいや本当だよ。お世辞とか言わない派だからね。ん、雨か」

 雨音が店内にまで聞こえてくる。しばし、これを聞いていた銀時は幾松に尋ねた。

「幾松さん、雨って好きかい?」
「え、いきなりだねえ。うーん、そうだねえ。あたしは、嫌いだね。雨になると外で遊べないし。
あと、店的には出前も大変だしね。まあ、出前自体は多くなるからいいんだけど。何ていうかさ
憂鬱な気分にさせられるってのはあるかな」
「なるほどね。それはあるよなあ、でもさ、俺は嫌いじゃないんだわ」
「へぇ、それは意外だね。てっきり嫌いなんだろうと思ったんだけど」
「俺もさ、泣きたいときとかある訳よ。雨に打たれながらだと、涙も泣き声もかき消してくれるし
さ。心地いいんだよ、雨に打たれるってのもさ。ご馳走さん、また来るわ。ああ、幾松さん、傘
貸してくんない?」
「ああ、いいよ。次来た時に返してね」
「あんがとさん。それじゃあ」

 銀時が扉を開けたとき、桂小太郎と出くわした。

「ヅラァ、お前もよく来るのか?」
「ヅラじゃない桂だ。腹が減っているので、残念だがお前の相手は出来ぬぞ」
「誰も相手してって頼んでないから。俺もお前の相手してらんないから。じゃあな」
562銀月 その4:2009/10/16(金) 20:40:20 ID:Jir3yDSn
二人は別れて、桂はカウンター席に座った。

「幾松殿、蕎麦を頼む。ああ、そうだ。腹が減っているのでな、チャーシューと煮卵をつけて」
「蕎麦にチャーシューと煮卵って、あんた何かがおかしいって気づかない?」
「あんたじゃない桂だ」

 呆れかえってはいるものの、幾松は調理に取り掛かった。幾松は桂に話しかけた。

「外の雨はどうだった?」
「けっこう降っていた。雨を避けるようには来たものの、やはり濡れてしまった」
「桂、さっき銀さんに雨は好きかって聞かれてさ」
「銀時が、そんな事を」
「あたしは嫌いだって言ったけど、銀さんは嫌いじゃないって」

 桂はそれを聞いて、口許に微かな笑みをたたえた。調理を終えて、彼の元に蕎麦が置かれた。
それを一口食べる。その後、一息ついたあとに桂は口を開いた。

「なるほど。銀時らしい答えだな」
「え、どうしてさ」
「銀時とは昔からの知り合いでな。昔はあいつも泣きたいとき、忘れたいときがあったのだ。
そんな時、あいつはよく雨の中にいた。全てとまではいかないが、雨が洗い流してくれるか
らではなかろうか」
「銀さんにも色々あるんだねえ」
「ああ、色々とな」

 万事屋へと戻る銀時の前に、一人の影が写った。傘も差さず、ずぶ濡れの状態だった。近づいて
いくと、それは月詠だった。驚いた銀時は、彼女の元へ駆け寄った。

「久しぶりじゃな」
「久しぶりって、ずぶ濡れになってお前何してんだよ」
「・・・見回りじゃ」
「いやいや、ここかぶき町だから。ちゃんと真選組ってのが受け持ってるから。今のお前見たら
不審人物としてしょっ引かれる可能性大だよ!」

 問われた月詠は、しばしの沈黙の後、銀時に向かって歩き出す。銀時の手前で立ち止まった。

「わっちは、お主に、銀時に会いに来たでありんす」

 銀時は雨に濡れた月詠を見た。ぐっしょりと濡れてもなお、凛とした美しさを失わぬ彼女に対
して、不謹慎ながらも水も滴るいい女という言葉が浮かんだ。月詠は下を向いて、雨に打たれる
がままに任せている。

「とにかく傘の中に入れ。風邪ひいちまうだろ」
「雨に打たれながら考えていた。お主と出会って、体を重ねて、わっちはお主の事ばかり考える
ようになった。お主に会わんがため、地上に上がったが会えずじまい。探してはみたものの、ア
テがあるわけでなし。心苦しくて嫌なことを考えた。男と女には、体だけの関係もある。わっち
とお主もそれなのかとな。だとすれば、惨めなものじゃ」
「お、おい。それは」
「お主に出会わねば良かったのか。さすれば、こんな思いをせずに済んだのかと」
「そう思うのか?お前は」
「お主らに会えたこと、後悔はしておらぬ。だが揺らぐのだ。会えぬ寂しさが、心をかき乱して
いくのじゃ」
「月詠、俺を見ろ。下向いてねえで、俺を見てみろよ」

 月詠が上を向いて、銀時を見つめる。

「来いよ。やっと会えたんだ。言いたいことあれば、言っちまえよ。我慢することないからよ」
「銀、時」
563銀月 その5:2009/10/16(金) 20:41:44 ID:Jir3yDSn
 月詠は引き寄せられるように、銀時の胸に歩み寄った。月詠の体を抱きとめた。銀時の胸の中
で、月詠がすすり泣く声が聞こえた。

「泣いてんのか?」
「泣いてなどおらぬ」
「泣いてもいいんだぜ、みーんな、雨がかき消してくれるから」
「会えずにいて、寂しすぎて、夢にまでお主を見るようになってしもうた。女を捨てると言っても
この体たらく、わっちはおかしくなったようじゃ」
「いいや、捨てちゃいねえよ。そして、おかしくもないぜ。この世に生まれ落ちたときから、お前
は女だということは消えない。捨てることができるなら、拾うこともできるはずだろ。だから、お
かしくなっちゃいねえ。女を捨てたとか、自分ごまかすな。たまには、思うように振る舞ってもい
いんじゃねえか」

 銀時は自分を責めたくなった。月詠にこんな思いをさせていたことに対してだった。会う機会を
自分から持つべきだったと後悔していた。

「ほったらかしにして悪かった。俺のせいだな」
「お主のせいではない。わっちが勝手に思っていたことでありんす」
「水くせえこと言うな。お前を抱いたのも、いい加減な気持ちじゃないから。お前が好きだから
抱いたんだよ」
「わっちもじゃ。わっちも銀時が、好きじゃ」

 月詠は銀時と唇を重ねた。彼女の思いを表すように激しい口付けだった。唇を離したあと、月
詠は銀時に言った。

「今宵は帰りとうない。お主と一緒にいたい」
「なら、万事屋に行くか?神楽は新八の家に行ってて、明日まで帰ってこないから。服も乾かさ
ないとな」

 月詠は頭をコクンと縦に振った。銀時は月詠の肩を抱いて歩き始めた。しばらく、歩いていると
月詠は銀時を離れて、先を歩き始めた。

「おい、本当に風邪ひくぞ。傘の中に入れって」
「もうとっくにずぶ濡れじゃ。万事屋までこのままでよい。今は雨が心地よいのじゃ」

 月詠の後を、銀時はやれやれといった表情でついて行く。月詠は立ち止まって、銀時の方を振り
返った。

「銀時」
「んあ、何だよ」
「わっちは幸せ者じゃな。幸せすぎて怖いくらいじゃ」
「そりゃあ良かった。形はどうあれ、人間は幸せって思えることが一番だ」
564銀月 その6:2009/10/16(金) 20:43:31 ID:Jir3yDSn
やがて二人は万事屋にたどり着く。中に入ってから、銀時は月詠に言った。

「服、乾かせよ。そっちに乾かすとこあるから。で、風呂があっちな。後から着替え持ってくわ」
「うむ」

 月詠が物干し場に消えて、銀時は部屋に戻って、しばらく物思いにふけっていた。しばらくすると
月詠がやってきた。

「早かったじゃないの。ゆっくり入ってないとさ、体が温まらないよ。って、月詠さん?」

 一瞬、銀時は息を飲んだ。行燈の薄明かりから見える月詠は、前を銀時が貸してくれた着物で隠
してはいたが、全裸の状態で彼の前に現れたからだ。

「ちょ、ちょ、ちょっとぉ月詠さん。どうしたっての、雨に打たれすぎてどうにかなったんか?」
「どうにもなってなどありんせん。わっちはまともじゃ。風呂には入っておらぬからな」
「ばっ、馬鹿野郎。風邪をひくって、親切に何度も言ってんじゃねえか。大切なことだから、何回も
言ってるよ。記憶をたどってみなんし」
「心配無用じゃ。銀時に温めてもらうでな」
「銀時に温めてもらう。それは良かった、って、んううううぅぅん?それってお前」

 月詠はコクンと頷いた。

「ああ。わっちを、抱いてほしい」
「そんな事言われると、銀さんのジョイスティックが唸りを上げるよ。お前壊れちゃうよ?」
「構わん。わっちも望むところじゃ。お主もわっちを欲しているのじゃろう?早く、わっちを抱き
なんし」

 月詠は布団の上に座って、銀時を待っている。銀時は自分の衣服を脱ぎ去り、月詠の元へ行った。
月詠の着物を除けると、彼女の生まれたままの姿がそこにあった。銀時は衝動を抑えられずに、月
詠を抱きしめた。雨で濡れた彼女の体は、まだ冷たかった。

「冷たいな」
「ならば、お主がわっちを抱いて温めればよい。わっちを熱く焦がすほど」

銀時は月詠に口付けた。離しては重なり、重ねては離れる二人の唇。やがて、お互いの舌が絡み合
い、音を立てて貪るように激しい口付けが続く。

「月詠、舌を出してみ」
「ん、こうか?」

 伸ばした月詠の舌を、銀時は口内で吸い込んだ。月詠は戸惑ったが、自分の意識が飛んでしまいそ
うになる。口を離したあと、銀時は月詠がポーッとした面持ちで自分を見つめていることに気付く。
いつものクールな目線でなく、少し潤んだ目で自分が見つめられていると妙に気恥ずかしい。

「可愛いじゃねえか。そんな顔で見つめられると。気持ちよかったのか?」
「ふわふわして、自分じゃなくなるって思いんした」

 銀時は月詠を横たえさせ、本格的に愛撫を開始する。唇から下に向かって、口付けて、舌を這わせ
ていく。月詠と何度も交わっているので、どこが感じるか銀時には分かっていた。銀時の愛撫に月詠
は艶やかな喘ぎ声で応えた。

「ひゃあぁ、うっ、あんっ」
「やあらしい声だな。俺、もっと興奮してしちゃいそうだわ」
「は、あん!お主じゃから、こんなに乱れて」
565銀月 その7:2009/10/16(金) 20:49:01 ID:Jir3yDSn
銀時の手が、ゆっくりと月詠の乳房を揉み上げる。豊かではあるが、張りがあって手に吸い付いて
くるような心地よさがある。手からこぼれる柔らかな膨らみを、銀時は愛おしそうに揉みしだく。
乳輪から舌を動かして、円を描くように舐めていく。頂点にある乳首を目指して舌を這わせる。

「こうされると、もっといい声で啼くもんな」

 銀時は乳首を軽く甘噛みする。月詠はピクッと、身を仰け反らした。その反応が嬉しくて、もう片
方の乳首にも同じことをした。乳首は硬くなり、月詠の体はほんのりと紅潮していた。

「はあぁん、んっ!銀時、おっぱいばかり、責めちゃ」
「だってさ、お前のおっぱい気持ちいいんだもん。張りがあって、柔らかくて。責めると、すぐに
感じちゃって。その時の月詠の顔見てると、銀さんギア上がっちゃうもの。気持ちよさそうだし」
「・・・・・・っ!銀、時の、いじわるぅ」

 この言葉に銀時は脳天から足先まで、何か得体はしれないけども衝撃が走った。

(こいつ、天性の煽り属性持ちか?(こういうとき限定)たまんねえよぉ、こいつは)

 銀時は下半身に向かって、舌を動かした。やがて、月詠の秘部にたどり着くと、まずは指で確か
めてみる。銀時にまじまじと自分の秘部を見られてると思うと、月詠は恥ずかしい気持ちになる。
愛液で溢れる月詠の秘部をかき分けて、秘芽を見つけた銀時はそれを擦りはじめた。

「ぎん、あっ、ふぁぁぁ!」
「弱いよなあ、ここを弄られるの」
「弱くなどありんせん。ちょっと、ビクッとしただけじゃ」
「まぁだ、そんな事言えるんだ。いつまで続くかな?」

 そう言うと、銀時は秘芽への責めを強めた。吸い上げたり、舐めたりと、あの手この手で責め立
てる。月詠はこみ上げてくる快感に酔いしれる。秘唇からはとめどなく愛液が溢れてくる。銀時は
秘唇にも口付けをして、舌を膣内に入れ込んだ。

「上と下の唇にもキスしてやったぜ。熱くなってきただろ?」
「本当に次から次へといやらしい言葉を。ならば、わっちも下の棒にあいさつせねばな」

月詠は銀時の肉棒をゆっくりと口内に咥えこんだ。銀時は月詠の口内の温かさに思わず身震いす
る。さらに、同時に陰嚢をゆっくり揉み上げると硬度がさらに増した。銀時は放出しそうになるの
を堪える。しかし、月詠はそれを知ってか知らずか、肉棒を深く口内に咥えて上下に頭を振った。
 その動きに負けじと、銀時も秘唇に指を入れてかき回す。月詠は気持ちよさから、肉棒から口を
離したりはしたが、すぐに咥えなおした。月詠の口内で銀時はついに耐え切れず射精した。月詠
の口の中で、銀時の精液が溢れてくる。口から零れ落ちそうになるのを、月詠は手で受け止めた。
手で掬い取った精液を再び口内に入れて、これを飲み干した。
566銀月 その8:2009/10/16(金) 20:51:05 ID:Jir3yDSn
「はは、たくさん出してしまった」
「本当に、たくさんの量じゃな。飲みきれぬわ、こんなには」
「とかいっても、ちゃんと飲んでくれるとこはすげえよな」
「お主が喜んでおるからの。で、まだ大丈夫じゃろう?お主が言う下の口では味わってはおらぬか
らな」
「うっわ、エロい〜、月詠エロい〜!」
「わっちをかようにしたはお主でありんす。責任取りなんし」

 ニヤリとして銀時は頷くと、ゆっくりと月詠の膣内に肉棒を挿入する。

「きっついな。久々だからなあ、まっ、気長にやりますか」

 銀時は無理をせず、一度引いてから再び挿入する動作を繰り返した。回を重ねる度に肉棒は膣
内の中へと徐々に侵入していく。

「ふあぁぁ、はんっ、あん!」
「温かいなあ、お前のナカは。蕩けてしまいそうだ」
「本当に蕩けてもらっては困る。こうして抱いてもらえなくなりんす」
「ははっ、違いない。そうならないように頑張りますっと!」

 肉棒が完全に膣内に包み込まれ、銀時はピストン運動を始めた。動くたびに月詠の乳房も揺れて
いる。月詠はしがみつくように銀時を抱きしめる。銀時はこの状態のまま、月詠を引き起こすと座
位の体勢に変わった。

「おい、そんな締め付けんなって」
「知らぬ!勝手にそうなっておるだけじゃ」

 ズンズンと銀時は突き上げる。抱きしめたまま、月詠は銀時に噛み付くように唇を重ねる。必死に
縋るようにして、自分を求める彼女に銀時は尋ねた。

「どうかしたか?」
「こうしてわっちは、銀時と抱き合っておる。わっちは幸せじゃ。じゃが、この幸せが零れ落ちそう
に思えて。この幸せを知った上で、もしなくなったりしたら・・・わっちはそれが怖いんじゃ」
「なくなりゃしねえよ。心配ご無用、ってな!」
「はあぁ、ひぅん!」

 突き上げを一段階強め、のけ反った月詠の乳房に銀時は吸い付いた。夢中になって乳房にむしゃ
ぶりつく銀時の頭を抱きながら月詠は言った。

「お主は赤ん坊でありんしたか?」
「おっぱいの前では、男はみぃんな赤ん坊だよ!」
「そうか。それは困ったな、こんな大きい赤ん坊がいるとは」
「この赤ん坊はすごいよ、こんな芸当できないもの」
「きゃっ、銀時、そんなこと」

 銀時は乳房にかぶりつくと、口内で乳首を吸った。さらには舌で舐めるという芸当を見せた。
銀時は自分の身を倒して、さらに突き上げる。月詠も負けじと腰を振って対抗する。月詠は銀
時に折り重なる。互いの体温の温かさが気持ちいい。銀時も動き疲れたのか、ピストン運動の
速度が遅くなった。
 月詠は身を起こすと、体を上下させる。ゆっさゆっさと揺れる乳房を見ながら、銀時は月詠
の動きに合わせて下から突いていく。
567銀月 その9:2009/10/16(金) 20:52:15 ID:Jir3yDSn
「いっやあ、絶景だねえ。月詠のおっぱいが揺れて揺れて」
「ふあぁ、あっ。まだじゃ」

 月詠は銀時の胸に手をついて腰を回しながら、下の銀時を見下ろした。月詠の腰使いに度々
果ててしまいそうになるが、堪えながら突き上げる。月詠は銀時の出そうなのを、堪えている
表情が愛おしく思えた。この表情を見たいがために、腰のグラインドを強める。互いの吐息が
部屋中に響き、二人の声がさらに欲情を燃え上がらせる。
 
「銀時、わっちを下に」
「お、おう」

 繋がったまま、正常位の体勢に戻ってから、銀時は腰を振り続けた。肉と肉がぶつかり合う
音が聞こえ、二人は絶頂の極みに近づいてきた。

「つ、月詠。イッて、イッていいか?」
「あ、ああ、よいぞ。わっちのナカに出し、なんし」

 そう言ったのが早いか、銀時は月詠の膣内がキュッと締まるのを感じた。月詠も膣内で銀時の
肉棒が一瞬、大きくなるのを感じていた。その後、大量の精液が流し込まれた。一度ではなく
何度も銀時の肉棒から精液が射出される。月詠も自然と体がビクッビクッと痙攣を起こしていた。
銀時は月詠の上にかぶさり、呼吸を整えていた。

「いっぱい、わっちのナカにお主の精がおるな」
「お前の下の口が搾り取っていったからな。今、締めちゃダメだからね。出したばっかで感じや
すくなってっから」
「ほう、こうか?」
「ほあっ、月詠さん。ホント、勘弁してください」
「ふふっ、これはいい事を知ったでありんすなあ」

 しばらく二人は余韻を楽しんでいた。月詠はそのまま少しの間、眠っていた。次に起きると、側
に銀時がいない。慌てて見回すと、窓に銀時はいた。

「やっと起きたか。起こそうと思ったが、そうは出来ないくらい、いい寝顔だったからな。ちょっ
とこっちへ来てみろよ」

 着物を羽織って、月詠は銀時の側に行く。そこには、雨が上がって、満月が外を照らしていた。

「雨上がりの夜空は本当にキレイでな。いつもより透き通って見えるんだぜ」
「なるほど。確かにキレイな夜空じゃ。さっきまでの雨が嘘のようだな」
「銀時」
「ん?」
「わっちは、幸せ者じゃ」

 二人は並んで、夜空を見上げた。満天の空は見守るように照らし続けていた。
 
568名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 20:53:12 ID:Jir3yDSn
以上です。読んでくださった方々、どうもありがとうございました。
569名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 21:18:06 ID:6Aut7zZb
>>568
リアルタイム投下を楽しませて頂きました。
銀月GJです。
意外にもヅラと幾松殿が出てきたせいか
何故かラーメン食べたくなったw
570名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 22:03:35 ID:asktQixZ
GJっすね、自分が書いたのが恥ずかしくなるわ
571名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 22:25:10 ID:3Oi0lf0k
GJ!!
572名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 22:36:40 ID:n1KK3kaD
GJ!
間にある会話文がすごく自然で上手いね
あと作品全体の雰囲気が(上手く言えないんだけど)いい意味でゆったりしてて素敵だなと思った
573名無しさん@ピンキー:2009/10/16(金) 22:50:57 ID:ZypxG4nn
また書き直したなんて…!お疲れさまです!!
そしてGJ!感動した!
574名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 12:12:05 ID:MHaSu0tT
エロすなあ…グッジョブ。銀時が優しいな。
575名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 16:04:26 ID:q+PqnSQ/
銀月GJです。
お疲れ様でした。
576名無しさん@ピンキー:2009/10/17(土) 22:54:12 ID:Oph/4uad
銀月GJでした

ヅラいいキャラだわwww
なんかほんわかした
いいお話でした
577名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 01:07:42 ID:ugrqB8cy
つっきーの郭言葉の使い方に違和感あったけどいい銀月だった。GJ
578名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 01:25:32 ID:OtxyvziY
GJ!堪能しました。
579名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 04:45:23 ID:jc0uI1na
銀月最高!!!
やっぱり銀月いいな
580名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 04:46:14 ID:jc0uI1na
銀月描いてくれた人、
気が向いたらまた月詠カプ書いてほしいな
やっぱりエロっていったら月詠しかいないじゃん
とにかくGJ!
感謝感謝
581名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 09:17:41 ID:aoHR1YvT
流れを読まず銀時×九ちゃんです。
既におっ始めてますが、設定としては合コン後で銀時が九兵衛を「女」にしてあげる感じ。
ケータイかつ無駄に長いので、苦手な方はスルーお願いします。
582名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 09:19:09 ID:aoHR1YvT
「…くっ…や、やめろ!そんな…!あぁっ!」
嫌がる九兵衛を上から抑え込み、濡れて重たいパンツをスルスルと脱がせて全裸にした。
大きく股を割らせる。
「やめろ!みるな…」
当然のごとく無視。
「ごくり(すげー…)」
あらわになった秘部はピンク色。陰毛は申し訳ない程度にしか生えていなかったので、まる見えだった。
さらにくっついていた小陰唇を指で開くと、中は充血しほぼ真紅に染まっていた。
秘豆は既に勃起し穴がピクピクと蠢く。
濃厚な女の匂い。後から後から愛液が流れ、尻へと垂れていた。
「挿れてもねぇのに、濡れすぎ…ケツの穴まで垂れてるぞ」
「や…やめろ!見るなぁっ、い、やぁぁっ!」
先ずは様子見と、割れ目から肛門までゆっくりと撫で、指先で膨れた秘豆を軽く擦る、最後にふうと息を吹きかけてやった。九兵衛は食いしばった唇から抑えきれぬ喘ぎを漏らし、苦しげに胸を上下させていた。
「(今まで自慰もしたことなかったなこりゃ…)
…九ちゃん、今の面と声すげぇいいわ〜…。だから我慢すんな」
「っ!だ…誰が出すものかっ!」
「あっそ」
「き、きゃあぁぁぁ…!!!」
583銀時×九ちゃん:2009/10/18(日) 09:24:42 ID:aoHR1YvT
股間に吸いつかれ、尖らせた舌で秘豆をほじられ、左右上下になぶられた九兵衛は数十秒と保たずに悲鳴を上げて達してしまった。
ピンと足を突っ張らせてビクビクと痙攣する。
「あっ…あぁっ」
「あ?なぁに?もうイっちゃったの?」
銀時は口の周りを九兵衛の愛液でベトベトにしながらニヤリと笑う。
「エッチだなぁ〜九ちゃんは。…女の子っぽいエッチな声、もっと聞かせてよ」
拭うこともせず、言い放つとまた股間に戻り、今度はジュルジュルと音を立てて激しく吸い上げた。
「はぅっ!ふっ…うぅ…んっ!」

達したばかりで敏感な上に、益々激しさを増す銀時の舌。
九兵衛はこれ以上柔な女の声を出してなるものかと、自分の手を噛んで耐えた。忽ち血の味がした。

ー今まで男として生きてきた。なのに股間を舐められた位で…あんな軟弱な声を上げてしまうなんて…僕はどうしてしまったんだ!

銀時が嫌いな訳ではなかったが、悔しくて隻眼からどんどん涙が溢れていく。
嗚咽を抑えて涙を流した。そんなに九兵衛に気がついた銀時は、吸いついていた股間から顔をあげた。
そして顎まで伝う愛液を腕でグイと拭い、ボリボリと頭をかき混ぜる。そして九兵衛の手を取った。
「悪かったよ…だから口、放しな」
「っ…」
涙目の九兵衛が口を離した瞬間、唇と手の間に血の混じった唾液が糸を引く。銀時はばつが悪そうな顔をして、傷ついた手に優しく唇を落とした。
「…そんなに強く噛んだら、綺麗な手に痕が残っちゃうでしょうが。喰うなら俺の手にしろ。甘いぞ」
「…お前の手に、痕が「かまわねぇよ」
584銀時×九ちゃん:2009/10/18(日) 09:28:44 ID:aoHR1YvT
銀時は九兵衛の唇を親指で撫でて、耳元で吐息混じりに囁いた。
「こ〜んな可愛い唇に喰われるなら…な」
「っ…」
銀時は指を唇から外し、九兵衛の顔にゆっくりと近づき、そしてキスをした。
九兵衛の体が震えたが、強く抱きしめてやる。
九兵衛の乳房が、銀時の胸板に押しつけられて形を変えた。
ちゅっちゅっと何度か軽いキスを繰り返した後、一呼吸をおいて、またキスをする。
今度は下唇をじっくりとはみ、上唇を舐めあげる。
充分に唇に愛撫する。そして、舌で九兵衛の口を開かせ口内に舌を挿入した。
「ふむっ…!」
一瞬ビクっと体を強ばらせたが、すぐにへなへなと力を抜ける。
舌と舌を絡ませて、相手の舌を吸ってやる。
九兵衛が苦しそうにしていたので、呼吸が出来る様に角度を調整した。
お互いの吐息と喘ぎが漏れ、お互いの顔に当たる。存分に口内を堪能して、ようやく唇を離す。
フウフウと息し、ポスッと九兵衛は銀時の肩に頭を預けた。

「…頭がフラフラだ…」
「おいおい…大丈夫かよ。これからもっと凄いことするんだぜ」
「…そうだったな…すまん…」
銀時は苦笑しながら、九兵衛の体を優しく寝かせた。

585銀時×九ちゃん:2009/10/18(日) 09:30:49 ID:aoHR1YvT
「これだけ濡れてれば指は痛くねーと思うけど、痛かったら言えよ」
「僕を誰だと思っている。多少の痛みなど、痛みの内に入らない」
「そ〜かい。んじゃ遠慮なく」
再び足を開かせ、ちゅぷんと指を一本膣に挿入した。
「んっ…」
「キツい、な…」
九兵衛の膣内は、初めて侵入してきた異物を外へ押しやろうときゅうきゅう蠢いた。
「しかし、ホントよく濡れるな」
「きっ貴様のせいだ…!」
「そうかい、そいつは…嬉しいねっ」
「うあっ!」
一気に指を三本に増やしてバラバラに動かし、かき混ぜた。
充分過ぎるほど濡れいたので、痛みはないようだった。
膣内のコリコリとするくるみをなぞり、ぐりっと手首を捻る。
「あっ…はぁあっ!」
瞬間、九兵衛の体はビクっと痙攣して、くたりとしてしまった。
「そろそろ、いいか…?」

ーてゆ〜か、俺が限界…

散々九兵衛の痴態を見た銀時の肉棒は、限界まで反り返り、先走りがトランクスを濡らしていた。
引っ掛かって、脱ぐのにまごつく。

「(ててっ…まるで童貞だなこりゃ)」
586銀時×九ちゃん:2009/10/18(日) 09:34:16 ID:aoHR1YvT
トランクスは脱げたが、反動で腹筋にペチンと当たりフルフルと揺れた。
「あ…」
音に気がついた九兵衛が目をやると、腹筋に付かんばかりに反り返った肉棒が目の前にあった。
「そんなもの!入るわけがないだろう!」
「入るさ。女の収納力なめんな」
「女」という言葉に銀時はしまったと言う顔をしたが、九兵衛は「気にするな」と言わんばかりに銀時の顔を見つめた。
先端からは既に白いのがまざり、トロトロと先走りを溢れされた肉棒を九兵衛の膣に当てた。
「銀…時…」
「俺に任せればだいじょ〜ぶだから。てめーは天井のシミでも数えてな…」
九兵衛の割れ目に肉棒を、愛液を馴染ませるようにして何度か擦り付ける。
「怖い…」
「大丈夫だから…」
手を添えて固定させ、少しずつ腰を進める。
「あっああっ…」
「キっツ…!」
絡み付いてくる九兵衛の肉壁に、眉根を寄せた。
「(これは、こっちがイっちまう!先っぽだぞ!まだ!」
こめかみから一筋の汗が流れて、九兵衛の胸にぽたぽたと落ちた。
歯を食いしばり途中まで挿れたところで、ぶちあたる。
587銀時×九ちゃん:2009/10/18(日) 09:36:04 ID:aoHR1YvT
「おい、痛いかもしんね〜から、深く息吸え…」
「わかっ…た……はぁ、はぁ…」
「ほら、お前専用のおしゃぶりだ。行くぞ…」
「むぐ…ぅあぁ…!」
指を九兵衛の口にくわえさせ、腰を進めた。
「そんなに…締めんなっ。でっ出ちまう…!」
さらに増す九兵衛の締め付けによる強烈な吐精感に耐え、みしみしと膜を破いた。やがて最奥へと行き着いた。
「おい…、どうだ?奥まで、入ったぞ…」
しゃぶらせていた指を外して問うた。
「……」
「おい…?」
「…女にっ…なったん、だな…」
「そうだな…見るかい?」
九兵衛の腰を持ち上げて接合部を見易くしてやった。
「やらしいっ…」
「たりめーだ」
「…ありがとう、坂田銀時…」
「…礼にはおよばねーよ」
ーいやまじで。
「しかし…こうして見るとお前も、おなごみたいだな…!」
一瞬意味が分からずきょとんとするが、すぐに吹き出した。
「確かに…こりゃあ、喰われてるって表現が正しいかもしれねぇ」
「ふふ…、では動いてくれないか…痛みより、熱くてたまらないんだ」
「ホント、助平な奴だなお前…」
「ダメなのか…?」
無言で腰を引き、そして突き上げた。
「きゃあっ…!」
「お望みのままに…」

その夜のかぶき町には、何度も女の声が響いたという。



おわり。
588名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 15:17:12 ID:dS9bsaUp
おお〜九ちゃん可愛いぞ、GJ!
589名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 20:13:23 ID:UeP6e7oy
九ちゃんがエロかわ!GJ!
ちょっとSな銀さんのせいでより九ちゃんの処女っぽさが引き立ちました。
どういう場所で2人が結ばれたのか、状況の描写もあるともっとよかったです。
590名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 21:56:02 ID:aKnJc/V9
九ちゃん可愛い!好き!GJ!!
591名無しさん@ピンキー:2009/10/18(日) 23:48:05 ID:aoHR1YvT
GJありがとうございました。
九ちゃんが手を噛んで我慢し、銀さんが手にキスするシーンを書きたいが為に
AVを本番まで早送りしたような駄文になってしまいました。
今度からは状況描写も頑張ります。ご指摘ありがとうございました。
592名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 01:13:56 ID:y4v1vcR8
九ちゃんエロいよかわいいよ
593名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 10:06:59 ID:N7iZU7Sc
594名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 18:59:24 ID:Z0vAeRyF
新神妙
新神さち
新八いじめがみたい
595名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 19:13:40 ID:PjKr2lRw
銀さんが吉原女性と5Pか10Pのハーレム状態
わかめ酒栗ひろいしまくるの書けたら
神認定する
596名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 20:31:00 ID:Q8Pwbl5/
なぜそんなに偉そうなのか。
597名無しさん@ピンキー:2009/10/19(月) 21:47:17 ID:PjKr2lRw
すまん
598名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 13:00:28 ID:kq17S9va
↑素直だなwww
599名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 18:01:15 ID:RaYbUaHl
>>594
同意です
600名無しさん@ピンキー:2009/10/20(火) 21:06:18 ID:NyvO5uZo
保管庫の銀時×お登勢さんの神SS読んで、書く気が一気にうせてしまたw
601名無しさん@ピンキー:2009/10/21(水) 01:13:50 ID:elZNqWub
>>591は非童貞か非処女だな…

読んでいて、何だかそんな感じがしたが、とにかくGJです!!!
602名無しさん@ピンキー:2009/10/22(木) 21:30:40 ID:ibV2SDzq
>>594
銀魂らしくて良いと思う
603名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 00:45:06 ID:K4J4BsUL
男女の話でもエロなしでダラダラ長いのってNG?
604名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 02:06:31 ID:66rESNrO
カプスレではないからなぁ…。まあエロなしでも色っぽい雰囲気があればいいんじゃないかと思うんだけど
どうなんだろうね?
605名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 15:04:03 ID:7zuWUPIr
>>603

個人的には、スレタイトルがエロパロなんだし、エロなしは読まない
606名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 15:38:30 ID:7zuWUPIr
>>600

読んできた
確かに神だたwww
607名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 15:41:26 ID:yRNz/K13
>>603
銀さんと二人っきりのさっちゃんは原作でもエロいから微妙だな
608名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 19:18:26 ID:i5eSJ3wU
>>559-567を書いた者です。

晴月投下します。ただし、銀月前提です。晴月にはエロ描写はありませんので、ご了承を。
何度か「ピロリロリン」という音がありますが、これは勃起の効果音になります。(20数年前のドラマにおいて使用された音)

設定は神楽達が料理教室に行ったあと、銀さんが吉原に行ったという設定です。
苦手な方、嫌な方はスルーでお願いします。
609名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 19:19:53 ID:i5eSJ3wU
『風呂場の性教育は何よりの授業である』

 吉原の茶屋・『ひのや』。坂田銀時はこの店に、月に何度か通うようになっていた。そんな銀時
をこの茶屋の店主・日輪の息子・晴太が出迎えた。

「よう晴太、元気してたか?」
「銀さん、オイラは元気にしてたよ。店の方も繁盛しているしね」
「まあ、今日は暇してたから遊びに来たわけよ」
「え、いつも暇なんじゃないの?銀さんとこって」
「ほう、生意気な口聞くじゃねえか。お祝いにお前んトコのウィンウィン棒をケツの穴に突っ込ん
でやろうか?」
「銀さん、晴太に変な事言わないの。多感な時期に教育上悪いことは止めてよね」
「こいつの勤め先からして教育上良くないんだけど。違う意味で先端教育の現場だからね。こいつ
の勤め先」

 たわいもない話を銀時は、日輪と晴太の二人と交わしていた。月詠は仕事で今は不在にしている。
帰ってくるまでは、晴太と一緒に遊んだりしていた。そうこうしているうちに、銀時の待ち人・月
詠が戻ってきた。

「銀時、来ていたのか」
「おお、暇だったからな。来てやったぞ」
「別に来なくてもよいのに」
「月詠、そんな事言わない!銀さん、晩御飯食べていくかい?」
「いただきます」

 四人で夕飯を食べることになった。銀時は料理をゆっくりと味わいながら、時折うっすらと涙
を浮かべながら食べていた。

「ねえねえ、ちょっと聞いてくださいよぉ」
「あら、なあに?銀さん」
「うちの食事情について、小一時間、熱く語っていきたいんだけど」
「どうぞ。話してみなさいな」
「今週の食事当番は神楽だったんだけど、作ったのが卵かけご飯なわけ」
「あ、オイラ大好きだよ!卵かけご飯」
「まあ、確かに俺も嫌いではない。しかしだ、これが朝昼晩、3連チャンであっても果たして同じ
事が言えるのか?」
「たまにはそういう時もあるじゃろう。そんなに悪い話とは思わんが」
「3連チャン、3日連続でもそう言えるか?そして、あいつはこう言ったんだぞ。過去は振り返ら
ない女アルって」

 一同は沈黙に包まれた。3食、3日、このダブル3に銀時以外の3人は言葉を失ったようだった。

「ちょっとは振り返ってもいいじゃないのぉ、セーブとかしてくんないとさ。毎日ニューゲーム状
態だよ、0からの出発の繰り返しだよ」
「・・・そう。銀さん、遠慮しなくていいからたくさん食べてね」
「いただきます。そして、月詠の無愛想な顔について一晩中問いたいと思うので、泊まってっても
いいですか?」
「なっ、おい銀時」
「いいんじゃない。オイラ構わないよ」
「そうね。じゃあ、今夜は泊まっていきなさいな」
610名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 19:20:40 ID:i5eSJ3wU
 食事を終えて、日輪と晴太は先に風呂に入っていった。日輪は足が不自由なため、晴太が一緒に
風呂に入っている。母子がゆっくりと出来る時間なので、晴太にとっては楽しい時間であった。体
を洗って、湯船に二人で浸かっていた。

「ねえ、母ちゃん」
「勃起って何のこと?」
「お、お、お前いきなり何言い出すの」
「お店で客の人が、勃起不全に効く薬は?とか勃起について聞くんだよ。聞かれても分かんないか
らさ」
「確かに銀さんの言ってることもアリか。先端教育の現場か、ああ、勃起の話だよね。例えば、晴
太に好きな人がいるとする。その人の裸とかを見たりして興奮すると、おち○ちんが大きく硬くな
ることを言うんだよ。あ、あとは朝起きたときにも勃起はしているねえ。でも、それは生理現象か」
「へー、好きな人の裸とかを見て興奮するのを勃起って言うんだ」
「吉原には同年代の女の子が少ないからね。晴太も好きな子が出来て、その子の事を想うと自然と
勃起してると思うよ。そういう時、男は獣になるんだよー。あ、晴太、今お前の股間どうなってん
だい?」
「な、何言ってんだよ母ちゃん」
「あたしも昔は引く手あまたの売れっ子だったんだよ。あたしの裸を見たくても見られないってケ
ースが多々あったんだから。あ、もしかして、母ちゃんに興奮とかしてないわよね?」
「母ちゃんにするわけないだろ!」
「どおれ、見せてごらんよ。子供の成長ぶりを確認するのは、親の役目だから。ピロリロリンって
なってないか見てあげるから」
「何だよ、ピロリロリンって。やーめーろーよー!母ちゃん、さわんなって」

 その頃、銀時と月詠は月詠の部屋にいた。風呂場の喧騒を聞きながら銀時は言った。

「楽しそうだな」
「本当に仲のよい母子でな。わっちも見てて心が和む」
「あんだけ必死になって手繰り寄せた絆だ。仲良く暮らしてるのはいい事だ」
「銀時、わっちはぬしとこうしておるときも心が和むぞ」
「よかったじゃねえの。お前がそう言ってくれりゃあ、俺も嬉しいぜ」

 月詠は少しずつ表情が豊かになったと銀時は思った。月詠にとっては色々と悲しい出来事もあっ
たけれど、少しずつではあっても、楽しいことや嬉しいことを積み重ねていけたらと月詠を見なが
ら考えていた。

「そういえば最近、部下から言われてることがあるんじゃが」
「何、何かあった?」
「何か付けてますか?と言われるんじゃ。別に何もしておらぬのに、しきりに言われるのじゃ。肌
ツヤがいいとか、色っぽくなったとか。銀時、わっちは前に較べて変わったかの?」
「性交をするようになった」
「おい、わっちは真面目に聞いておるのじゃが」
「俺の女になった」

 月詠がクナイを取り出すと、銀時は待った待ったと彼女をなだめた。

「いや、真面目に言ってんだけど。前に較べてって言われるとそんなところだろうが。ただよ、落ち
ついてきたって事じゃねえの?落ちついてきてるから、それが表情とかに出てんだろ。まあ、充実し
てるって事だと思うけどな」
「確かになあ、それはあるかもしれん。それにこうして銀時が来てくれるのも、わっちはとても嬉し
いから」
「あ、あと無理とかすんなよ。お前、気ぃ遣いで無理しすぎるとこあるから。何かあったら、俺を
頼ればいいからな」
「ぬしに頼る時があるのかの?分かった、その時は頼らせてもらう。銀時もわっちを頼ってくれ。
頼りっぱなしでなく、頼り頼られてこそ対等の関係じゃからな」
611晴月 その3:2009/10/24(土) 19:21:29 ID:i5eSJ3wU
 日輪と晴太が風呂から上がったようだった。

「先に風呂に入るか?」
「一緒に入る?それだったら、一度で済むし」
「な、何を言っておる。先にわっちが入るから」

 慌てて着替えを持って、月詠は風呂場に移動した。月詠が出て行ったあと、ポツリと銀時は
呟いた。

「お互いの裸見知ってるから、一緒に風呂入るくらい恥ずかしがることなくね?まあ、人がいるか
ら恥ずかしいと言うのも分からんでもないか」

 やがて、月詠が風呂から上がってきた。髪を下ろした姿を見るのは初めてではないのだが、いつ
もの姿とは違うので見入ってしまう。

「上がったぞ。早く入りなんし」
「おお、では行くでありんす」
「真似をするな。馬鹿にされた気になるではないか」
「黙りんす。一緒にいたら言葉とかがうつってくるんだよ」
「なるほど。わっちが朝なかなか起きれないのは、ぬしと一緒にいるようになったからか」
「いや、それはお前のせいだからね。悪いこと、全部俺のせいにされても受け付けないからね。
じゃあ、行ってくらぁ」

 月詠はやれやれという顔をしたが、その表情は柔らかい。この心地よさは何だろうか、今度はそ
れについて、銀時に小一時間問い詰めてやろうかと考えた。何てことない、この時間が非常に愛お
しく思える。銀時という存在の前だけ、自分は女なのだと素直に受け入れるようにもなった。そし
て、銀時がさっぱりとした表情で風呂から上がった。

「いやあ、いい風呂だった。さっぱりしたわぁ」
「で、ぬしの手にある物は何じゃ?」
「え?いちご牛乳」
「何で風呂上りにいちご牛乳なんじゃ!どんだけ甘い物が好きなんじゃ。ていうか、どっから持って
きたぁ!」
「冷蔵庫から。だって、冷たいの飲みたいじゃん。ぬるいのなんか飲めないよ、銀さん」

 銀時は腰に手を当てて、音を鳴らしていちご牛乳を飲む。ゴキュゴキュと音を立てて飲むその姿に
月詠はここは銭湯かと一瞬思ってしまった。

「いやあ、風呂上りのいちご牛乳はいい!5割増しのうまさになる」
「あきれて何も言えぬ」

 銀時は一息ついて、月詠の隣りに座った。ゆったりとした時間の中で、二人は逢瀬を楽しんだ。
こんな姿を配下に見られたら示しがつかないと思いながらも、この男との時間は何物にも変え難い
ものだと月詠は思った。銀時も毎日会うわけではなく、適度な距離感を持つことで一緒の時間を
より大切に思えるものだと考えた。
612晴月 その4:2009/10/24(土) 19:23:03 ID:i5eSJ3wU
「あのさ、月詠」
「何じゃ」
「抱いていいかな?」
「何を言っておる。下には日輪と晴太がいるのだぞ」
「大丈夫、声出さずにやればいいって。親と同居してる新婚夫婦だって、そういう障害乗り越えて
子作りしてんだから」
「じゃからと言って」
「もう、銀さん辛抱たまらないんだけど」
「ま、待て銀時。日輪らが寝るまで待てぬのか?おそらく、もう少しで寝る時間じゃから」
「分かりたくないけど分かった。じゃあ、それまではキスだけしよう、な、それならいいだろ?」

 月詠はこの提案に戸惑うが、ここで断ったら盛りのついた銀時が残念がると考え、承知することに
した。観念したかのように月詠が瞳を閉じると、銀時はぐっと月詠を抱き寄せる。普段はちゃらんぽ
らんなのだが、いざとなれば真剣な眼差しを向けてくる。ゆっくりと銀時の唇が、月詠の唇に近付い
てくる。
 唇が重ねられ、銀時は軽く唇に触れるキスを繰り返した。触れた月詠の唇の柔らかさを堪能し、何
度もキスを交わした。何度か繰り返していくうち、月詠からキスをせがむようになった。

「キスだけで気持ちよくなってんのか?」
「ああ、気持ちよくてな。お主の唇が無性に欲しいのじゃ」

 やがて、キスは音を立てるほどの激しいものへと変わった。二人は抱き合いたいとの意思を示す
かのように、舌を絡ませていく。銀時は月詠の耳を手で塞ぐと、激しく舌を動かして月詠の口内を
蹂躙する。
 耳を塞がれたことにより、舌の音が反響して頭の中で響いてくる。銀時はわざと音を出したり、舌
を絡ませる。月詠は反響してくる淫靡な音に、頭が真っ白になりそうになった。だが、もっと味わっ
ていたい、この感覚を終わらせたくないと思い、月詠も舌を動かした。

「月詠、どうだ?」
「は、あっ、何がなんだか分からんが、気持ちいい」
「もっとしてほしい?これより先とか」

 月詠は銀時の耳元で囁いた。

「わっちも、我慢できなく、なってきた。いいぞ、その先まで」
「了解!って、おい月詠」

 月詠は銀時の首筋に口付けると、ゆっくり銀時の着物をはだけさせる。筋骨隆々ではないが、引き
締まった上半身が現れた。月詠が押し倒す形で銀時を寝かせる。

「お返しじゃ」

 そう言うと、月詠は手で銀時の耳を塞いで、唇にキスをした。舌と舌の絡む音、唇を吸う音が大き
く聞こえ、いやらしい雰囲気が銀時を違う意味で酔わせていく。火が点いたかのように、絡み合って
くる月詠を見て、普段の落ちついた印象とは違う熱情めいたものも彼女にはあったのかと銀時は思っ
た。
613晴月 その5:2009/10/24(土) 19:24:03 ID:i5eSJ3wU
 だとしたら、それを呼び起こしたのは自分であり、嬉しいやら何やらと苦笑いをしたくなるくらい
だった。(キスの最中やら、月詠の攻めターン等で苦笑いなどしてられないのだが)
 月詠の唇が銀時の体をなぞるように触れられる。やがて胸に行き着くと、月詠は乳首を中心にして
ペロペロと舐め回した。さらには手を使って、もう片方の乳首を刺激し始めた。

「うっ、ほおぉぉ、はっ、んっ!」
「銀時の感じる姿を見ると、わっちも何だか興奮する。もっとわっちに、その姿見せなんし」
「うあっ、はああ」

 月詠の舌と手によって、銀時の乳首は硬くなっていた。コリコリとした感触を楽しみながら、月
詠は愛撫を続けていた。銀時は月詠を抱き寄せ、彼女の胸元を大きく開いた。豊かな乳房が彼の前に
お目見えした。銀時は、まじまじと月詠の乳房を上から見上げていた。怪訝に思った月詠は銀時に
尋ねた。

「どうした?わっちのおっぱいが気になるのか?」
「いやあ、いいおっぱいだなって」
「そ、そうなのか?何だかこそばゆいな」
「ああ。乳輪も程よくでかいし」
「は?何を言っておるんじゃ」
「いやさあ、歯医者に言われたんだよ。女を見るときは、顔でも性格でもなく」
「な、何なんじゃ?」
「おっぱいを見ろって!」
「何じゃあ、その医者は!」
「しっ、声がでかい。で、乳輪の小さい女はガンガン束縛してくるから気をつけろって。初対面で
おっぱい見せてくださいって、言うわけにはいかないもんなあ」
「そいつをここに連れて来なんし!即座に三途の川を渡らせてやりんす。わっちは銀時を束縛する
つもりはありんせん。今のそのままのぬしが好きじゃからの」
「ありがとうよ。俺も好きだぜ、月詠」

 銀時は月詠の乳房を揉み上げた。銀時の手によって、ゆらゆらと月詠の乳房が揺れる。尖らせた
舌先を乳房につけて、円を描くようにして舐め回す。そして、音を立てて乳首に吸い付いた。

「ひあっ、はんっ、ひうっ」
「美味しいな、月詠のおっぱいは」
「ぬしは本当におっぱいが好きなのじゃな」
「いや、月詠のだから。月詠のおっぱいだから、こんなにむしゃぶりついてんだよ」

 銀時が夢中になって自分の乳房を吸っている。そんな姿を見て愛しさを感じる自分。思わずギュッ
と銀時を抱きしめていた。しばらくすると、月詠の胸の中で銀時がもがきはじめた。

「危うく、おっぱいで窒息するところじゃねえか。急に抱きつくもんだから、予告とか、してよ」
「すまん。急にしたくなっての。後悔はしておらん」
「いやいや、後悔するよー。銀さん、窒息死とかしたら。こりゃあ、お仕置きが必要だなっと」
614晴月 その6:2009/10/24(土) 19:25:32 ID:i5eSJ3wU
 銀時が体を起こすと、その勢いで月詠は布団の上に倒れた。銀時は月詠の股を開くと、まずはと
指を秘部へと進入させる。すくってみると、指は彼女の愛液で濡れていた。まずは1本と指を秘唇
の中へ挿入してかき回す。調子に乗って2本にしてみると、クチュクチュと水音が聞こえてくる。
月詠の愛液が、膣内から湧き出るように流れている。月詠も身をよじらせる。

「やあっ、あん、あんっ!」
「どんどんと溢れてくるぜ。溢れるっていうか、湧き出すって感じかな?」

 銀時は秘芽にも刺激を加える。ぷくっと浮き出た秘芽に吸い付いた。音を立てて吸われると、月
詠は大声を上げそうになるが、日輪と晴太のことを考えると大声は上げられない。そのジレンマが
月詠の感度をより敏感にさせ、感じやすくしているのだった。そんな月詠の気持ちに逆行するかの
ように、銀時はわざと音を立てながら愛撫する。

「ぎ、ん、とき。わっちは、もう、我慢できぬ。ぬしのを、入れて」
「何言ってんの。入ってるじゃん、2本も。あら、これじゃ足りない?じゃあ、もう1本おまけに」
「ひっ、はあっ、きゃうっ!」

 3本目の指が月詠の膣内に入っていった。銀時は膣内に入った3本の指を前後に動かした。音が
ピチャピチャと水音が大きく聞こえてくる。

「あっ、銀、時。やぁ、指じゃなく」

 月詠は銀時の指の動きを止めさせると、着物の上からでも盛り上がりが分かる存在を指し示した。

「わっちはぁ、銀時の、これが、欲しい」
「まあ、欲しいってのは分かってたよ。指がふやけそうになるくらいだし。実は俺も我慢できなか
ったりして」

 着物の裾から顔を覗かせた銀時の肉棒は、はちきれんばかりに怒張していた。銀時は肉棒を月詠
の秘唇にあてがい、挿入させる。驚くほどスルリと肉棒は膣内へと入っていく。膣内の温かさに酔い
しれながら、銀時はピストン運動を開始した。

「あっ、あっ、あんっ」
「月詠、お前のその声、エロすぎっ。もっと聞きたくて、銀さん頑張っちゃうし!」
「なら、もっと頑張って、突きなんし」
「よおっし、吠え面かかせてやるよ」

 銀時は月詠の腰を持つと、腰を振るスピードを速めていった。ただ速いだけでなく、スピードを
適度に緩めるという緩急を駆使していた。そんな銀時の責めに、ほんのりと紅色に染まった月詠が
妙に色っぽく感じられ、銀時は突きながら彼女の唇にキスをした。唇が重なると、月詠は待っていた
ように銀時の唇を吸った。
 よく言えばクール、悪く言えば無愛想。普段の月詠とは真逆の素顔を見られる自分は、結構幸せ
者かもしれないと銀時は思っていた。
 その頃、尿意をもよおした晴太はトイレに行った後、眠け眼で部屋に戻ろうとしていた。しかし
何やら物音がするので、その音の方向へ向かった。すると、その先に行燈の光が漏れている。そこ
から見た光景は、晴太が驚嘆するものであった。
615晴月 その7:2009/10/24(土) 19:26:46 ID:i5eSJ3wU
(うっわ、ヤバいよ。銀さんと月詠姉がやらしいことしてる。さっさと帰らないと)

 晴太が見ているとは知らず、二人は互いを求め合うことに夢中であった。銀時が下になり、月詠
が上になって、下から彼女を突き上げる。パンパンと肉打つ音が響き渡り、銀時の突き上げに合わせ
て月詠が体を上下させる。実った果実を鷲掴みするように、銀時は荒々しく月詠の乳房を揉みしだく。

「ああぁ、はっ、うぅうん」
「へっ、もっと乱れていいんだぜ。誰も見てないんだからさっ!」
(見てるんですけどぉ。思い切り、あんたら二人の合体シーン見ちゃってるんですがぁ)

 帰ろうと思っていたが、結局、晴太は居残ってしまった。月詠は体を上下させるだけでなく、腰を
くねらせて銀時を責める。そんな二人の行為を晴太は目を皿のようにして見続けている。こうした行為
をする街で、その行為を補助する店で働いているため、自分の中では免疫があるものと思っていた。
しかし、近しい存在たちがしているのを見るとは思ってもいなかった。そんな時、晴太の股間に初めて
感じる痛みが襲った。

(え、何これ。お○んち○が痛い、これって母ちゃんが言ってたピロピロリン、いや勃起ってやつ?)

 晴太には、銀時の上に跨っている月詠の姿が舞を踊っているようにも見えて、キレイだと思った。
やがて月詠はぐったりと銀時の上にかぶさった。乳房の柔らかさと月詠の絶え絶えとした吐息が心地
いい。銀時はまた腰を動かして、突き上げていく。

「あっ、また突き上げ、少しは、休ん、で」
「お前のおかげで、また“ガンガンいこうぜ”に命令が切り替わったぜ」
「ふあっ、毎回毎回激しく、たまには“いのちだいじに”にした方が」
「じゃないと、月詠が満足しないんだもん。強いて他を挙げるなら“いろいろやろうぜ”だな」
「もんって、ぬしは子供か?そんな事はありんせん。ぬしと抱き合っているだけでも、わっちは満足
しておる」
「じゃあ、これでやめとく?」
「ここまでしといて、それはなしじゃろう?この場は、銀時、“バッチリがんばれ”でありんす」
「了解!バッチリ頑張ります」
(何でドラク○の作戦知ってんの、月詠姉。全然そんなの知らなさそうなのにぃ)

 銀時は体を起こして、二人は互いを結びつけるように強く抱きしめあい、引き寄せられるように
唇を重ねた。晴太から見ると、それは一つの塊のようにも見えた。

「ふっううん、うんっ、んっう」
「やべっ、イキそう」
「イキ、なんしっ。わっちも、共に、イクから」

 銀時の腰の動きが速くなり、下からの動きに耐えようと月詠は彼の体にしっかりと抱きついた。
加速度的に二人は絶頂に達しつつあった。

「あ、ああ、わっちは、わっち」
「ああ、俺も、もうイクっ」

 銀時の動きが止まり、月詠は自分のナカで銀時が達したことを感じた。無意識に自分の体が小刻み
に震えているのが分かり、月詠は自分も達しているのだと感じた。銀時はしばらく月詠の乳房に顔を
埋めていたが、精液を出し尽くしたあと、急激な脱力感に襲われてしまう。月詠も自分の膣内に注が
れる精液に恍惚感を覚えつつ、力なく後ろへ倒れた。

「どうした銀時、汗だくでありんすなあ」
「それを言うなら、月詠の方もけっこう、つゆだくだくだくだったよ。アソコが」
「ぬしのも入っておるからじゃ」
(あんな月詠姉の表情、見たときなかった。銀さんの前でなら、あんなふうに笑うんだ。銀さんも
月詠姉も気持ちよさそうだったし。何かもやもやするし、アソコは盛り上がったままだし、どうすれ
ばコレ収まるんだろう)
616晴月 その8:2009/10/24(土) 19:27:41 ID:i5eSJ3wU
 次の朝、銀時は朝飯を食べたあとに地上へ戻っていった。しきりに腰の辺りをさすっていた銀時
を月詠は気遣っていたが、銀時は大丈夫だと言い張っていた。銀時を見送った晴太は、言い知れぬ
心の葛藤と戦っていた。笑顔で銀時を見送っていたが、心のもやもやは収まらず、埋み火として残っ
ていた。
 その後、数日、月詠は変わらずに生活をしているが、どうしても晴太はぎこちなくなってしまう。
いつものように振る舞おうとしても、どこかおかしい所が出てしまう。月詠を見るとドキドキして
しまい、彼女の事を意識してしまう。
 自分はおかしくなってしまったのか?けれども、自分では知る由もない。となれば・・・頼るべ
きは。時間は過ぎて、夜のこと。

「ねえ、母ちゃん」
「どうしたんだい、晴太」
「ある人を見るとさ、何かドキドキしちゃうんだけど、これって何?」
「晴太、それは恋っていうんだよ」
「恋?」
「ドキドキするっていうのは、完全に恋の症状だね。いやいや、前に勃起を教えたと思ったら、次
は恋とはね」
「もしさ、好きな人に好きな人がもういたとしたら、オイラはどうしたらいい?」

 それを聞いて、にこやかに話していた日輪の表情が変わった。

「晴太、もしそうだとしたら大変だよ。好きあっている人たちを壊しちゃうことになるから」
「ダメなの?それは」
「恋をするのにいいも悪いもないさ。好きになってしまったんだから、それを止めるのは難しいし。
好き合ってる人を好きになって、その人と付き合うなら、まず好き合っている人と別れさせないと
いけない。多かれ少なかれ、その人たちは傷ついてしまうんだよ」
「でも、好きなのは仕方ないじゃないか」
「だけど、そのために別れる人たちのことを考えないと。自分だけのことじゃなくてね」
「好きなだけじゃダメなんだ」
「その人を前の人よりもたくさん好きでいて、幸せにしてあげる。その覚悟がなければ諦めたほうが
いいよ。けど、まずはその人に好きって言わない事には始まらないし。思いを伝えて、それから考え
た方がいいね」
「分かったよ母ちゃん。俺、その人に好きだって言うから。それ言わないと始まらないんだろ?」
「うんっ、そうだよ。頑張りな、晴太」
「ありがとう母ちゃん。オイラ頑張る!」
617晴月 その9:2009/10/24(土) 19:29:06 ID:i5eSJ3wU
 そんなこんなで時間は過ぎ、晴太は月詠の部屋へと向かった。部屋の前で晴太は声を掛ける。

「月詠姉、いいかな」
「晴太か、入りなんし」

 晴太は月詠の部屋へと入った。月詠は布団の上で物思いにふけっていた。この布団で、銀時と
月詠が・・・と思うと何か言い知れぬ感情が沸き上がってきそうだったが、それを堪えて月詠の
前に向かい合って座った。

「どうしたのじゃ。こんな夜更けに珍しい」
「ちょっと、話があってさ」
「ほう、それはどういう話でありんすか?」
「オイラさ、月詠姉の事が好きだ」
「わっちも晴太の事が好きじゃ」
「えぇええええ」

 即座に返した月詠の答えに、晴太は訳が分からなくなってしまう。もしかしたら、このまま、あの
夜に見た展開がと晴太の脳内で様々な展開が沸き上がった。月詠はキョトンとした様子で、晴太に話
しかけた。

「何か様子が変じゃぞ」
「ぁあ、ごめん。月詠姉、オイラの事が好きって本当?」
「本当じゃ。晴太も日輪もわっちは好きでありんす」
「ちっがああああああああああああっぁあうぅぅ!!!」
「晴太、もう夜じゃぞ。大声を出すでない」
「違うんだよ月詠姉。その好きじゃなくて、男と女の好きって事だよ。月詠姉の事でドキドキしちゃ
って、月詠姉の事ばかり考えるんだ。だから、オイラの事、好きなのか聞いているんだ」

 月詠は晴太の真剣な眼差しを見て、この想いは本当であると察した。この子供ながらに純粋で真っ
直ぐな想いにしっかりと答えねばならないと思った。

「すまぬが晴太、ぬしの想いには答えられぬ」
「どうしてさ?」
「ぬしに較べれば、わっちは随分と年上じゃ。年の差がありすぎるではないか」
「年なんて関係ないよ!世の中には、年の差カップルとかいっぱいいるじゃないか」
「それに、わっちの中では晴太は家族のようなもの。そこを越えることはない」
「やっぱり、銀さん?」
「銀時?」
「銀さんの事、好きなんでしょ?銀さんと一緒にいるとき、月詠姉、表情が違うもん」
「知って、おったのか?」
「何となくね」

 実は抱き合ってるのも目にしていると、言ってしまおうかと思ったが、それに関しては口にしな
かった。

「そうか、知っているなら隠しても仕方ない。そうじゃ、わっちは銀時の事が好きじゃ」
「どうして銀さんなの?男だったら、他にもたくさんいるのに」
「わっちは女を捨てて、吉原を守るために戦った。あの男は、わっちの心を変えてしまった。銀時
の前では、一人の女であることを受け入れるようになった。そんな気持ちにさせてくれたのは、銀
時だけでありんした。まあ、そんな事、あの男の前ではうまくは言えぬが」

 きっぱりと言い切った月詠の凛とした美しさに、晴太は黙りこくるしかなかった。これほどに月詠
に語らせる銀時という男の大きさに、今更ながら感服するしかなかった。

618晴月 その10:2009/10/24(土) 19:29:49 ID:i5eSJ3wU
「分かった。やっぱ、銀さんってすごいんだね」
「ぬしもすごい。あのように真剣に伝えてきたのだから、わっちも偽ることなく答えねばと思った。
ぬしはまだ若い。年を重ねれば、よい女性が必ず現れる」
「そうかな?本当にそうなのかな?」
「ああ、もちろんじゃ」
「月詠姉」
「何じゃ?」
「今夜、一緒に寝てもいいかな?」
「一緒に?ふむ、そうじゃな。今夜は一緒に寝るとするか」
「ありがとう、月詠姉」

 二人は一つの布団の中に収まった。晴太は側にいる月詠にしがみつくように抱きついた。月詠も
晴太をしっかりと抱きしめた。月詠の柔らかさを感じつつ、晴太は眠りについた。翌朝、晴太はま
だ眠っている月詠を揺り起こした。

「起きて、月詠姉。朝飯だよ」
「もう少し、あと5分だけ」

 そう言って、月詠は晴太を自分の胸に埋めた。もがく晴太が月詠の胸から抜け出した。

「早く来てよ。月詠姉は遅いんだから」
「分かった」
「月詠姉」
「ん?」
「オイラ、頑張るからね!」

 晴太は部屋から出て行った。何を頑張るのか全く見当がつかなかったが、その姿を見た月詠は微
笑みを浮かべて、ゆっくりと起き上がる。晴太はすぐにとは思わないが、銀時に負けないくらい大
きな男になってやろうと心に誓った。その時に、もう一度昨夜と同じ言葉を月詠にぶつけてみよう。
その時、月詠はどういう表情をするのか、はたして昨夜と同じ答えが返ってくるのか。そう考えなが
ら、朝飯の準備に取りかかった。晴太にとっては、いつものような、そして少しばかりそうではない
一日が始まった。
619名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 19:31:36 ID:i5eSJ3wU
以上です。前回、GJいただいた方々、ありがとうございました。
読んでくださった方々ありがとうございました。
620名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 19:33:36 ID:pImiAemd
銀時と月詠がヤってるなら晴月である必要なくね?
なぜ素直に銀月←晴と表記しないのか
621名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 20:23:28 ID:hWN8dP1V
>>603

> 男女の話でもエロなしでダラダラ長いのってNG?
622名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 20:24:33 ID:hWN8dP1V
>>603
したらばにある男女カプSSスレが過疎ってるからそこ使えば?
623名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 20:58:27 ID:i5eSJ3wU
>>620
ご指摘ありがとうございます。
銀月(晴→月有り)というように書けばよかったですね。
624名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 20:58:29 ID:0pViz7P0
晴月・・?どの変が?
銀さんと月詠がやってるだけじゃん
まぁ乙です
625名無しさん@ピンキー:2009/10/24(土) 21:29:29 ID:9FQ5QWu/
GJです。今回も楽しませてもらいました。
626名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 00:35:48 ID:wxlM3a9l
GJでありんす
悶えたでありんす
627名無しさん@ピンキー:2009/10/25(日) 00:59:20 ID:aGEchKch
>>619
良かったです
個人的にはあれだけ銀時の男ぶりを見てきた晴太が『なぜ銀さんじゃなきゃダメ?他にたくさん男いるのに』的なセリフは違和感
あと二次スレはA×Bと見せ掛けてC×Bみたいな展開は脊髄反射でキレるからご注意

しかしアニメの月詠回は神作画に恵まれてるなw
628名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 09:54:33 ID:rqFkZj70
エロシーンより、導入って書くの難しいな
629名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 21:30:37 ID:zdqgoS6S
ピロリロリンにワロタ

毎度ネタ知ってるなんてアラフォーなんだろうな
630名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 22:17:37 ID:rDv5o7E0
>>594のはまだか
631名無しさん@ピンキー:2009/10/26(月) 23:25:52 ID:ZZ6Q+HIs
新神妙…
新しい!
632名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 00:32:09 ID:KHk3Pydr
ほう 男受けも見てみたいな
633名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 07:50:48 ID:c8SwMEsp
銀月gj
月詠以外の女の子も書いてくれたら嬉しいな
634名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 11:18:20 ID:ZrxqqyXO
月詠自体イラネ
流産しろ悪魔の子
635名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 20:30:46 ID:/p+C6hpv
甘めの銀時×妙を投下します。
設定は紅桜編直後。
銀さんがちょっと情けないです。
ケータイなので、改行も酷いと思います。

苦手な方はスルーよろしくお願いします。
636銀時×妙:2009/10/28(水) 20:32:06 ID:/p+C6hpv
ー万事屋ー


「世話になったな」
「だいぶ良くなりましたからお家に戻しますけど、まだ安静にして下さいね」
「へいへい、分かってますよ」
「それじゃあ私、帰ります。お大事に」
「あ、ちょっと待て」

帰りかけた妙を呼び止め、ソファーから「どっこらせ」と腰を上げた。
押し入れを開けて、何かを取り出す。
振り向いた銀時が手に持っていたのは、あの日貸した妙の傘だった。

「ありがとな」
「ちゃんと返してくれましたね」
「当たり前だろ。俺は借りパクを世界一憎んでる男だ。
借りたもんはちゃんと返すぞ」
「良かった…」

ふぅとため息を付き、愛用の傘を受け取る。

「どんだけそのウサちゃん柄、気に入ってんだよ」

妙はそれには答えず、にっこり微笑んで言葉を続けた。

「これからは、本当に気をつけて下さいね。
もし銀さんがいなくなったら」
「わーッてるよ。新八と神楽が困るんだろ」
「私も」
「あ?」
「私も、困りますから」

思いも依らない言葉に妙を見やる。
しかしその表情は、髪で隠れて伺えなかった。

「困りますから……」

呟く妙に、銀時は髪をボリボリと掻き、近づいた。

637銀時×妙:2009/10/28(水) 20:34:19 ID:/p+C6hpv
「もう無茶はしねー……ように努める。」
「……」
「だから、そんな風に…泣くな」
妙は表情こそ穏やかに微笑んでいたが、頬には涙が伝っていた。
伝う涙を指で拭ってやる。
「心配しました」
「悪かったって」
「銀さん…」
切ない声色で名前を呼ばれ、妙を見る。
思わず息を飲んだ。
「お前…なんてツラしてんだよ」
「?」
「何か…すげー…」
可愛い。
頬は赤く染まり、涙で濡れた瞳。
銀時を切なげに見つめる妙。
「ちょ、その表情ヤバいから止めてくんない?」
「銀さんのせいです。…ヤバいって、何がヤバいんですか?」
「……」
聞いてくる妙を、直視しているのがツラくなり、思わず顔を下に向けた。
しかし、妙は逃がさなかった。傘を置いて尋ねる。
「ねぇ」
「ー…」
「銀さん…」
「……」
妙は下を向いてモグモグ話す銀時の顔を、両手で捉えてこちらを向かせる。
「っ…」
「何です?耳が遠いのかしら。聞こえないわ」
「…お前、Sだな」
「Sは銀さんです。
攻め上手だけれど、攻められると弱いもの…。私は…違う」
そう答え頬を優しく撫でる妙に、銀時は溜め息を付いてしまう。

ーーコイツ、SはSでも策士のSだ。
でもまだ昼間だし。病み上がりでベストじゃないし。
いかんいかん。

「ねえ、銀さん」
「あ?」
「帰ってきてくれて、本当に良かった…お帰りなさい」

そう呟くと、妙は背伸びをし銀時の額に唇を寄せた。

ーープツー…ン

唇の柔らかさを額に感じた瞬間、常識を保っていた銀時の何かがキレた。

「っ……」

頬にあった妙の両手を握って外し、妙の体を強引に抱き寄せる。
そして耳元に唇を押し当てた。
638銀時×妙:2009/10/28(水) 20:35:25 ID:/p+C6hpv

「ん…銀さ…」

銀時の唇と吐息が耳に当たってくすぐったいのか、妙は身じろぎした。

「ただいま」

銀時は妙を強く抱き締めて、優しく囁く。
妙の耳の形に沿い舌を這わせ、耳たぶを甘噛みしてやる。

「やっ…」

忽ち妙の体が強張り、吐く息にも熱が籠もった。
その様子をみた銀時は、更に追い討ちをかけるように熱い吐息を吐きかけ尋ねた。

「なあ…さっき、何がヤバいかって聞いたろ?」
「えぇ…」

密着した妙の腹に、己の腰を押し当て低く囁く。




「お前のこと、ヤっちまいたくてヤベーんだよ…」


639銀時×妙:2009/10/28(水) 20:38:03 ID:/p+C6hpv
「……っあ」

銀時の吐息が掛かった瞬間、
しがみついていた細腕に、力がこもり妙の体が震えた。

「え…何?まさか…」
「ち、違う、違うのっ…んっ…!」

否定の言葉を唇で塞ぐ。塞ぐだけのキス。
それだけのキスなのに、妙は何故だかとても卑猥だと思った。
何秒か何分か経った後、ゆっくりと離した。

「お前さぁ、やっぱりSだよ。助平の」
「意地悪な人…」

真っ赤な顔で答える妙。
銀時は酷薄な笑みを浮かべる。

「いいじゃんいいじゃん。エッチな子、大好きよ」
「……です…」
「あ?」
「……」

何も言わずに妙が背伸びをしたので、腰を屈めて耳を近付けてやった。

「?」
「…私も、好きです…」
甘い囁き。
「何か…ホント可愛いんだけど」

銀時は妙の手を握り、隣の寝室へ連れて行くと布団の上に放った。

「ちょ!銀さん!まだ傷が…」
「我慢しろって?冗談」

言い放つと妙の上に被さった。
そして唇を近づけ、二回目のキス。

ーーちゅむ…ちゅ…ちゅく…。

今度は貪るような激しいキスだった。
唇を唇ではみ、舌でペロリと舐め上げる。
存分に愛撫した唇を舌で開き、挿し入れた。

「んんっ」

640銀時×妙:2009/10/28(水) 20:39:15 ID:/p+C6hpv
口を開いた瞬間に舌を絡み取られ、吸われた。
銀時は妙の口内を蹂躙する。
妙は酸欠からか、すっかり夢心地になっていた。
唇を離した瞬間、唾液が糸を引く。
あまりの激しさに茫然としてるその隙に、
銀時は帯をしゅるりと外し、あっと言う間に着物を剥いた。

「随分、慣れているんですね…」
「お前なぁ、俺を何歳だと思ってんの?」
「…別に良いですけど」

妙の態度に苦笑しつつ、

「何?焼いてんの?」

とふざけて聞くと、笑顔で腹を殴られた。

「ぐはぁっっ!!てめっ!」
「焼いてません」

さっきまでの、艶っぽさはどこへやら。

「…ちっ、やっぱ可愛くねー女」
「何か言いました?」
「いえ、何でも…」

銀時はコホンと咳払いをした後、妙の首筋に唇を落として舐めあげた。

「あっ…」

ざらついた舌の感触と、荒々しい呼吸を感じて身震いする。
首筋から裸の胸へと唇を落としてゆく。

「着痩せするタイプなんだな」
「え…」
「どこがまな板?」
「バカ」
641銀時×妙:2009/10/28(水) 20:42:47 ID:/p+C6hpv
腕を回し、プチンと外す。
手を差し込み下着をずらすと、しっかりとした白い膨らみが姿を表した。
「…見ないで」
「惚れた女のおっぱいを見ない男がいますか」
そう言うと銀時は妙の頂に口を付けた。
「やあっ…」
右の乳房にチュパチュパと吸い付き、左の乳房は揉みしだく。
ゴツゴツとして大きな男の手で、妙の乳房は形を変えた。
「お〜、もう勃ってきてるぜ。」
刺激に隆起した桜色の乳首をトントンとつつき、キュッと摘みあげる。
「い…っ」
「下もそろそろ欲しくなってきただろ」
「下…?あぁ…!」
銀時は妙のパンツに無遠慮に手を突っ込み、割れ目を撫で上げた。

ーちゃぷー

「ふーん…興奮してんだ?」
「そんなことっ」
「脱いだ方がいいな」
銀時は愛液で濡れたパンツを脱がした。
「あっ」
思わず妙がパンツに手を伸ばしたが、すんでのところでポイと投げ捨てられてしまった。
「大人しく往生しな」
「っ…」
悪代官よろしくそう言い捨てる。
そして指で柔らかい割れ目を何度か往復し、敏感な陰核をしごいて勃起を促す。
押しつぶすようにして包皮を剥いた。
「ぁっ…!き、気持ちぃっ!」
見る見るうちに、呼吸が乱れ愛液が流れ出した。

ーコポ…コプン…

初めとは違い、布ノリのように粘着性を帯びた水音が室内に響く。
「もう…もうだめっ!あぁ…イっちゃ…っ」
「いいぜ、イっちまえ…」
「きゃああぁ…!」
指を数本熱い膣内に入れ、出し入れをすると水音が更に激しくなった。
数秒と経たず妙の指がシーツを掻き毟り、体がガクガクと震えた。
その達した様子を見て、ゆっくりと指を抜く。

「口、開けろ」
「ん…むぅっ」

銀時は愛液のベッタリと付いた指を、妙の口に突っ込み綺麗に舐めさせた。
642銀時×妙:2009/10/28(水) 20:44:10 ID:/p+C6hpv
「はあっはあっ…」
「さぁて、お妙が気持ち良くなった所で、今度は俺を良くしてくれや」

そう言うと銀時は着物を脱ぎ、そそり立った肉棒を取り出した。
時折ピクンと動くソレを見せつける様に何度かしごくと、透明な先走りが先端から滴りポタポタと落ちた。
むせかえるような男の、臭い。

「…すごい」

妙はフラフラと身を起こすと、銀時の陰茎を軽く握り、上下に動かした。
凄く熱い。

「っ…」

少し冷たく柔らかな女の手の感触に、思わず息を飲み、顔をしかめた。
好きな男が自分に発情してる。自分が気持ちよくしている。
その事に妙は堪らなく興奮した。

「気持ちいいですか?」
「あァ…いいねェ」

もっと気持ちよくしてあげたい。
妙はそんな気持ちから、自然と銀時の先端にキスした。

「ちゅ…」
「っ……ぅあっ…!」

初めて聞く銀時の喘ぎ声に、気をよくした妙は口に含んでみる。
「(歯は立てないように…)ペロっ、ちゅう…ちゅぱっ」
「ちょ…!まて!」
竿をしごく手の動きはそのままに、亀頭を舐めて吸い上げる。
優しく。でもキツく。柔軟なリズムで。
舌を尖らせて尿道口を抉った。
睾丸を揉み、竿の裏筋、血管に舌を這わせる。
頭を上下する。
すると時折、銀の陰毛が鼻を擽るのが愛おしかった。
これに堪らなくなったのは、銀時だ。
しゃぶらせたのは初めてなのに、銀時の感じるツボを的確に付いてくる。
息がすぐに上がり、思わず声をかけた。
「た、妙!も…ヤバい、口放せ!」
「ちゅむっ…ちゅうう!…ふむっ!んんっ」

離す所か、更に吸いつき動きを早めた。
「く…あっ!」
瞬間、ぶるっと腰が震え、勢いよく白濁色の液体が吐き出される。
妙の口の中に出してしまった。
「あー…」
「っ…こくっこくん」
「!!?ちょっとぉぉぉ!」
643銀時×妙:2009/10/28(水) 20:47:25 ID:/p+C6hpv
「んん…ちゅうっ、ちゅ…」
「ぅっ…」
大量に出た精液を、喉を鳴らして飲み込む。
しかし、間に合わずに唇の端から白いものが零れてしまった。
気にせず尿道に残ったものも全て吸い出すと、ようやく陰茎から唇をチュポッと放した。
そんな痴態を目の前で見ていたのに、銀時は思わず尋ねてしまった。
「全部飲んだ?俺の…もしかして」
「コホッ…えぇ。いけなかった?」
「マジでか」

ーーもぉぉぉ!何なのこの子!!

イったばかりの銀時の陰茎は、その事実に直ぐに力を取り戻した。
「…銀さん?」
何やら並ではない雰囲気に、妙が恐る恐る声をかけると、
「……」
銀時の目は完全に座っていた。
「あの、…きゃっ」
銀時は妙の膝をむんずと掴むと、思いっきり左右に開く。
妙はカエルのようなその格好と、
しゃぶった事で、更に濡れたそこを見られる事に酷く羞恥を感じた。
「やっ!見ちゃ…」
「見なきゃ出来ねーよ」
適度に生えた陰毛を撫で、柔らかい割れ目を開く。
酸っぱいような、甘いような。
どこまでもイヤらしい女の匂い。
愛液がしどどに溢れ、後ろの穴をも濡らしていた。
「スゲーな」
644名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 20:50:55 ID:XKoVKDkv
>>634
消えろ嫉妬野朗。
645銀時×妙:2009/10/28(水) 20:54:47 ID:/p+C6hpv
「銀さん…私、もうっ」
「わかってる」
妙の入り口に、銀時のソレを何度か擦りつけ、馴染ませる。
腫れた陰核に擦れる度、妙が足を震わせた。
「入れるぞ…」
「んっ…」
妙は下唇を噛み、これから来るであろう快楽に備える。
銀時は自分の剛直を押し当てて、腰を進めた。
「キツ…」
「あぁ…銀さんっっ!」
一定のリズムで、絡み付いてくる妙の柔壁。

ー1回抜いて良かった。

心の底から銀時はそう思った。
「勘弁な…」
亀頭部をねじ込み一息つくと、腰を掴んで、そのまま最奥まで貫いた。
「ふっ…ぁぁぁ!!」
馴らされていたとは言え、一気に入れられては堪らない。
電流が走ったように背中をそらせて、胸を突き出す。
イヤイヤして何とか耐える。
「はあっ!はあっ!」
銀時は最奥に入れたまま、荒れた妙の呼吸が治まるのをジッと待つ。
シンと静かな部屋に、2人の呼吸音だけが響いていた。
「ぎ、銀さ…」
「大丈夫か?動くぜ…」
治まった所を見計らい、軽く腰を数回動かした。
子宮口をつつき様子を見る。
「んっんぁっ…」

痛がってはいない。
そう感じた銀時は、ゆっくりと膣口まで抜いて、また最奥まで一気に突き刺した。
「あぁっ!」
妙の嬌声を無視して、細い腰を両手で掴み、腰を叩きつけた。
それは一つ誤れば、抜けてしまいそうなほどに激しく。
「あ…あっ、やぁだ!激しいっ…」
「そんなに締め付けんなっ…」
「そんなの、わかんなっ…!」
妙は目を閉じて喘いだ。
銀時が腰を動かす度、妙の乳房が上下に揺れる。
「胸…ぃたっ」
それを聞いた銀時は、腰を掴んでいた手を妙の乳房に持っていった。
両手で乳房を掴み、パン生地でもこねるように揉みしだく。
「きゃあっ!」
「どうよっ、揺れねーだろ」
「へんっ……」
「あぁ?」
646銀時×妙:2009/10/28(水) 20:56:16 ID:/p+C6hpv
「へんたいっ!」


ぶちィィ!

妙が叫んだ瞬間、銀時の腰の動きがピタリと止まった。
一呼吸置いて、妙が気が付く。
「っ…?銀さん…?」
うっすらと目を開けると、銀時は真っ青な顔をして脂汗を流していた。
「わりィ…お妙。傷開いた…」
それだけ唸る様に言うと、ゆっくりと後ろへ倒れてしまった。
その拍子に、妙の膣から屹立した陰茎がチュポンと抜ける。
股間丸出しで仰向けに倒れ、グッタリする銀時。

「ちょっと!銀さん!?銀さん大丈夫!!?」


〜〜〜

その後、数日の間。
不自然にギクシャクとする2人を、新八と神楽は不思議そうに見ていたという。


「馬鹿な人…」
「すみません…ホントすみません」



おわり。

647名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 21:06:56 ID:3d9dXf7x
ちょwwwリアルタイムで神作wwww
最後おもくそフイタwwww
エロエロかわいくて最高でした

GJGJGJGJ!!!!
648名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 21:09:51 ID:lwbU25Nf
お〜、お妙さん〜でGJ!
649名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 21:13:14 ID:J+3HKkjt
GJです!
てゆーか銀さん大丈夫かwww
650名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 21:57:13 ID:K6TmRPnX
前半萌え死んだwww
神すぐるwww
651名無しさん@ピンキー:2009/10/28(水) 23:30:08 ID:/p+C6hpv
GJありがとうございます!嬉しいです。
紅桜編のやりとりに萌えて、
前回指摘された状況描写をがんばってみました。
次もがんばりますー。ありがとうございました。
652名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 00:13:18 ID:NNqta5+p
笑ったww
GJ!!妙さん可愛いなw
また機会があったら書いてください

何か久々沖田が女の子いじめるの読みたい
SMが読みたい
653名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 02:57:24 ID:+ZRFTwxy
暫くぶりに来てみたら大作が二つ投下されていたw
月詠も妙さんも可愛いな
GJでした

さて、新八の童貞争奪戦の投下を正座して待つか
654名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 06:54:42 ID:R0fVPPr0
651はやればできる子
655名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 07:42:58 ID:qvP73F43
銀さん、無茶しやがって・・・(涙)
656名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 09:17:11 ID:jEliWXWp
男って死のファイナルカウントダウンが始まるとちんぽビンビンになるから仕方がないよ
657名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 10:08:12 ID:LaaGZ55q
久々にきたらいい作品が投下されてるじゃないっすか…
そろそろ神威×神楽でも読みたいな 陵辱で
658名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 20:42:15 ID:KJLIHtrh
銀月SSです。良ければお付き合いください。
659銀月1:2009/10/29(木) 20:43:27 ID:KJLIHtrh

 「だから言ったじゃろう?……かかったと気づいたときにはもう遅いと」
 月詠が煙管を口に咥え横目で銀時を見上げる。
 「……お前の師匠のセリフだろーが」
 「そうだったかのう……?」
 くすりとほのかな笑みをみせて月詠がふぅっと紫煙を細く吐く。
 「てめーなぁ……とにかく俺ァ帰るぜ、どけ」
 つれなく月詠を押しのけて、薄暗く灯のともった部屋から出ようとする銀時の腕に、そっとしなやかな
指が絡む。
 「女に恥をかかせるのか? 銀時……」
 男のいつもと同じそっけない態度に、月詠は面白そうに言う。
 「今日は誰も見ておらん。わっちとぬしだけじゃ。そうじゃろう?」
 「あん時はお前、ただのリフレッシュだ、つって騙されて行ったんだっつーの」
 「嘘をつくな。いろいろ期待していたと聞いたぞ。栗拾いだのわかめ酒だの浮かれていた、とな」
 カラン、と漆塗りの煙管箱に小さく音を響かせて、新品の煙管を大事そうにしまう。
 月詠のその仕草をひととおり眺めてから、銀時は苦い声をだした。
 「……だいたいお前は愛想がねーんだよ。言ったろ? 旨い酒にはべっぴんの笑顔が最高のツマミだ。
 ふたりっきりでもお前といちゃいちゃする気にはなんねーよ」
 ばっと乱暴に月詠の手をふりはらい、銀時は部屋の中に敷かれた布団を睨みつける。
 「わからんのか……? 誰かが見ている前でシナをつくり銀時に寄りかかるなど、わっちのキャラでは
 ないからのぅ」
 思いがけず艶のある声が銀時の耳をくすぐった。
 もう一度、ゆっくりと月詠の細い指が銀時の手にふれる。
 「かまわんのだ。好きにして、かまわん……」
 そう言いながら月詠の指が小さく震えている。
 銀時は大きな溜め息をつき、月詠は心の内を閉ざすように目を伏せる。
 「お前なら、銀時なら、と思ったんじゃ……わっちは、もっと色んなことを知らねばならん。
 この町の皆を護るために」
 「……ったくお前はよォ、真面目な奴だぜ」
 少しだけ口を尖らせて銀時は呟く。
 「吉原の自警団を統べる決意と覚悟はたいしたもんだが、男と女っつーのはな、そんな堅っ苦しいモンじゃねーよ。
 もっとこう、気持ち良くて頭がふわふわするような、まいーや、面倒くせ………」
 銀時はふわりと月詠をかき抱き、絢爛たる模様の上に倒れこんだ。
 それでも肌蹴ない月詠の着物をじれったい手つきで緩めていく。
 「いつもと同じ格好で誘いやがって……完璧だまされたぜ。何が相談したいことがある、だよ」
 「罠の張り方も伝授されたからな、地……っ!」
 いきなり銀時が唇を塞ぐ。
 「他の男の名を呼ぶなとは教わらなかったようだな」
 刺すような視線が月詠を震わせる。
 たとえ一時のものだとしても、この男の独占欲を垣間見た気がして月詠は心ひそかに胸を躍らせた。
 銀時が唇から手を離すと、その手にはほの淡く紅が色づく。
 その控えめな色に不覚にも銀時は胸がしめつけられるが、とりあえず見なかったことにした。
 微かな落胆がほんの一瞬だけ月詠の顔に浮かんですぐ消えたのも、気づかないフリをした。
 どうしてそんなことをしたのか、自分でもよくわからない。
 何を言ってもあやふやで身勝手な言い訳になりそうで、お楽しみの前に殴られたくはない、と、しばらく
黙ったまま銀時は月詠の帯を解いていく。
 いや、解けなかった。
 「どーなってんだよこの帯……ぎちぎちに締めやがって。締めんのはあそこだけにし……ぐはッ!」
 銀時の下品な冗談を最後まで言わせず、月詠の鉄拳がとぶ。
 「ロマンチックに事が運べんのかぬしは!」
 「人のこと言えねーだろうが! いってーなァ、よーし、泣かすの決定な!」
 言うが早いか銀時はガバッと着物の裾を広げて月詠の脚を押さえる。
 「抵抗したらそこでおしまいだぜ。最後までやりたきゃ抵抗すんな」
 「な、何をする気……?! あっんあ……!」
 薄布ごしに女の大事なところをなでられて、未知の感触にたまらず声をあげる月詠。
660銀月2:2009/10/29(木) 20:44:19 ID:KJLIHtrh

 「何って決まってんだろ〜? なんだ? やっぱりオボコなのか?」
 にやにやしている銀時の顔を、月詠は頬を染めながら睨みつける。
 「知識はあっても処女は処女だよなァ。大丈夫大丈夫、こう見えて手馴れてるからね」
 ちらりと月詠の瞳に悲しみの色が浮かぶが、銀時はそれにも反応した様子を見せずに秘所をなめらかに
指でなぞる。
 「ぅ、くぅ………!」
 熱く湿ったような感触が銀時の指の先に感じられる。
 優しくなぞり続けると、そのうちにじわりとぬめりが薄布を犯して指先にまとわりついてきた。
 「もう濡れてきてんぞ。女は捨てたとかぬかしてやがったよなァ、確か」
 月詠の身体の上にのしかかるようにして銀時は顔を近づけ囁く。
 「ぬしの……せいじゃ………わっちは……本当に……」
 荒い息が月詠の邪魔をする。
 銀時に言葉が届いたのかどうか、月詠にはわからなかった。
 遠まわしな告白にも、何事もなかったかのように指の動きがとまらなかったからだ。
 この男の真意がいまだ掴めなかった。
 ──誘わなければ良かった、本当は、求めるよりも求められたかったのに。
 月詠の目尻が潤んでくる。
 罠を張っている最中はなんと楽しかったことか、なのに捕らえたはずの獲物をどう扱っていいかわからない。
 ──わっちは何を………望んで……
 愛して欲しいと、今さら言ったところで、心ではなく身体だけを愛でられて終わってしまう気がする。
 暗く沈んでいく胸の内とは裏腹に、月詠の頬は上気し、喘ぎは甘く、腰は震える。
 「もっと楽にしろよ、がっちがちじゃねーか。脚も閉じてくるとさァ、弄りづらいんだよね」
 銀時の片膝が月詠の閉じようとする両膝を強引に割り開いていく。
 羞恥に眉根を寄せつつも脚を広げられるがままの月詠の表情に、女の性が匂い立つ。
 抵抗をやめようとする動きに沿って銀時は手を下着にはわし、上からきゅっと卑猥な突起をつまみあげた。
 それだけで月詠が声を殺し仰け反るさまを楽しそうに見下ろして容赦なくなぶる。
 「なんだ、ちっせーな、胸がでかいからココもでかいと思ってたぜ」
 ぬめる布ごと敏感にふくらんだ突起を指で挟み込んで、ぐちゅぐちゅとこねまわしながら、荒い呼吸の
せいで上下する月詠の胸元を乱暴に肌蹴させた。
 とっさに両手で肌を隠そうとする月詠を銀時は目で制すと、わざと好色そうに笑いかけながら少しずつ
手を胸へと這わして、ピンと尖る乳首に軽く指先だけを押しあてる。
 ふるえあがるような快感を隠すかのように、月詠は唇を噛んで銀時を言葉なくにらみつけた。
 「……どうした? もう終わりでいいのか?」
 月詠は相反する衝動に心臓が握りつぶされそうになる。
 愛のない交わりなど終わりにしたいと思いながら、心の奥底で渦巻く深い欲が身体の芯を燃やしてくる。
 どくどくと脈打つのは心臓だけではなく、愛液があふれる秘部はもとより、指で触れられているだけの乳首まで
ひどく熱く主張してきていた。
 ジンジンと疼き、快を求めて銀時の指にこすりつけたくなってしまう。
 いやらしく腰をくねらし、豊満な胸をふるわせて、男を求める姿を銀時に晒してしまう自分を想像し、月詠は
喉元まで真っ赤になっていく。
 何かを言おうとしてなんの言葉も発せないまま今にも泣き出してしまいそうな顔をする月詠に、銀時は
何度目かわからぬ溜め息をつく。
 「だからお前は真面目だってんだよ。楽しめばいいんだよ、こーいうのは」
 世話が焼ける、これだから処女は……と銀時は胸中で傲慢につぶやく。
 「誰も聞いてないんだろ? 色っぽい声ぐらい出してみろよ」
 ゆるりと乳首をつまみあげて指の腹で転がし、手の中におさまりきらないたっぷりとした胸をやわやわと揉むと、
泣き声に近い喘ぎ声を月詠は切なげに唇からこぼしだす。
 「そうそう、いいね。やる気でるなー」
 銀時はひとしきり胸を堪能すると、ねっとりと湿る月詠の下着に手をかけて脱がせた。
 女の本気の匂いが銀時を熱く刺激する。
 「そんじゃモンブランでも作りますか」
661銀月3:2009/10/29(木) 20:45:04 ID:KJLIHtrh

 月詠を顔の上にまたがらせた。
 もちろん月詠にもご奉仕させるべく69の体勢で。
 「誘ってきたのはそっちだから、まぁ頑張って楽しませてくれよ」
 銀時は処女の御開帳をのんびり眺めながら、気楽な口調で言う。
 月詠は目を丸くしてかすかに怯えた。
 知識としてはあるにはあるが、実物を目の前にして、さあどうぞ、と放り出されては困惑するばかりだ。
 艶めく乱暴な男の象徴、それに舌をはわし、指でこすりあげるなど、本当に自分に出来るのか、しかし
これを超えなければ先へは進めない……くそ真面目に月詠は覚悟を決め、銀時のモノに両手を添える。
 ああ、そういえば……と、月詠はある事に気づき、切なくなる。
 熱く脈打ちそそり立つ男根に、自分の指が細く白く頼りなげに絡まるのを見つめ、そっと顔を近づける。
 唇と唇の、キスのかわりに、小さくふるえながら舌を出して、舐めた。
 ───さすがに銀時でも、キスは恋人とするのか……
 悲しみに涙がでそうになる。
 それを打ち消すように大胆に舌を絡めてカリ首を刺激し、根元をやわらかな指で揉み上げ扱きだした。
 打って変わって処女らしくない責めに銀時は驚いたが、月詠から漂う必死さに、何も言わず黙っていた。
 言葉でねじって泣かせてやろうと思っていたのに、ただならぬ本気の気配になんとなく圧倒され、
しばらく好きにさせてやるかとぼーっとしていたが、吉原の遊女直伝の技の数々に銀時は平静を保って
いられなくなってきた。
 正直そこまでするか?!と叫びたい気分だが、舌を巧みに絡ませじゅぷじゅぷと激しく頭を上下させつつも
絶妙な指づかいを駆使して尺八に没頭している月詠には、おそらく何を言っても聞こえないだろう。
 銀時の目の前で揺れる陰部が、赤く充血してぷっくりと盛り上がり、こぼれおちそうなほどの愛液を滲ませて
くる。
 「しょーがねーな……」
 銀時は低くつぶやき、尖り勃つクリトリスにいきなり吸いついた。
 痙攣を思わせる震えを見せ、月詠の動きが不自然に止まる。
 喉奥いっぱいにまで男根を咥え込んだまま、クリトリスを吸われる感触に身悶えして、白い尻をふるわせる。
 「やっと止まりやがった。焦んなよ、落ち着いて優しーく扱ってくれ」
 舌を離し、指先で月詠のぬめりをいじりながら銀時は言葉を続ける。
 「あとでお前のここにはいる大事なブツなんだからよ」
 さらりと放たれた言葉に、月詠は今自分が何をしているのかを急に自覚して、羞恥に頬が熱くなる。
 (そうだった、わっちが今舐めているのは、銀時の………)
 それ以上は考えることすら出来ず、ぎゅっと目をつぶった。
 しかし心の内からわきあがる何かが理性を押しのけ再び月詠の指を動かし、口での奉仕を再開させる。
 ゆっくりと、じんわりと、愛おしさだけを込めて舐め、しごく。
 銀時はようやく人心地ついた気分で、腰に広がる穏やかな快楽を満喫しながら月詠の秘部を指で広げた。
 どれだけ興奮して舐めているのか、蜜があふれてとろけて、太ももにまで伝い落ちてきていた。
 「好きだねぇ、お前も……」
 どうして俺なんだ、という疑問は、銀時は言わないことにした。
 何も必要ない。
 愛も恋も、身体だけの快楽には何一つ必要ない。
 ───それでいいじゃねーか。俺はお前に何も望まない。
 お前は俺に何を望む?
 身体ならくれてやる。昇天したいなら連れていってやる。本当にお前が望むものが何なのか、それを
口に出さない限りは、いくらでもつきあってやるよ───
 銀時の優しさは理解しがたい。
 説明されたところで、恋に溺れてしまった女ならば到底わからない。
 ひどい男だとまた言われるか……銀時は苦笑し、女の快楽の芯めがけて舌を突き出す。
 やわらかくクリトリスをこねまわし、まわりを指で広げて皮に隠れておびえていた芯をさらけ出すと、
月詠のぬめりを舌にからませ執拗にねぶり上げた。
 ぶるぶる震えて耐えていた月詠だが、ついにたまらず上半身をのけぞらせて喘ぎだした。
 当然口の中から銀時のモノがはずれてしまう。
 切ない悲鳴をあげながら月詠は物欲しそうにまた濡れた唇を近づけるが、次々と送り込まれる
初めての快感に、痺れた身体がいうことをきかない。
 かろうじて両手で銀時の物を包み込んだまま、荒い吐息で激しい喘ぎをし続けるしか出来なかった。
662銀月4:2009/10/29(木) 20:45:52 ID:KJLIHtrh

 銀時の舌がとめどなく蠢いて、確実に月詠を追い詰めていく。
 限界が近づきふくらみ始めたクリトリスを容赦なくねぶり、舐めまわし、口に含み吸い上げる。
 「だ、だめ! だめじゃ銀時、それ以上は………!」
 月詠は息が苦しいほどの快楽に頭がおかしくなりそうだった。
 感じたことのない絶頂の波が深く押し寄せてきて、どこかへ連れて行かれそうな不安な気持ちにすらなる。
 だめだいやだと叫んでも、銀時の舌はとまらずにますます卑猥にうごめき、月詠は訳が分からないままに
果てた。
 その果てた瞬間に銀時の指が深くねじ込まれる。
 「ひっ……いい……んあああっ!」
 偽りの拒否をことごとく払いのけられて、さらに奥深く悦楽を与えられる。
 銀時の指と舌は休むことなく音を立てて月詠を犯し続けた。
 「もうっもう……っ……やめてく…れ…………ぎっ……ん…………」
 視界が焼けつき真っ白に落ちていく世界で月詠は男の名を叫んだ。
 最後は言葉にならなかった。
 入れられている中指を噛みつくように締め上げて、月詠は我知らず激しい絶頂を男に伝える。
 それに応えるかのように銀時は強く尻を鷲づかんでクリトリスに吸いつき、唇と舌で強く押し潰して、
甘い余韻をじっくりと堪能させてやる。
 跳ねるように月詠の腰がビクついても銀時は手を離さずに、口の中で肉芽をくゆらせてなぶり続けた。
 そそり勃つ男根に荒い息が熱くかかり、ぐったりと身を預けてくる女の重みと体温が銀時には懐かしい。
 ───女を抱くなんざ、いつぶりだ? 毎度毎度呪われやがってコノヤロー……
 月詠に握られたまま、ピクン、と銀時の分身は返事をした。


 銀時は仰向けに寝転んだままで月詠を促し身体の向きを変えさせた。
 身体にうまく力がはいらずに息を乱して自分にまたがる女を見上げつつ、
 「自分で入れてみろよ」
 と言い放った。
 ショックを受けたように月詠が身震いをし、かすかに首が左右に揺れた。
 「出来ません、てか。俺が誘ったわけじゃねーのに、こっちから動くのはちょっとカンベンしてくれって
 感じなんだよな。もう終わりにすっか……あ〜あ」
 銀時の情け容赦ない非情さに、月詠は悲しさと焦りを瞳ににじませる。
 男勝りの気丈な娘が見せる繊細さに銀時は内心愉しみつつ追い討ちをかけた。
 「ほれ、やり方はわかるんだろ? あんまりじらさないでくれる?」
 銀時から目をそらし、月詠は悶えるように腰を浮かした。
 視線が刺さるのが恥ずかしくて、自分だけはと目をつぶり、感触を頼りに位置をさぐる。
 にゅるにゅると探っては見当をつけようとするが、経験がないので確信がもてず、困惑したままぬめりと
ぬめりを絡みつかせたままぎこちなく腰を揺らした。
 その無自覚なところが銀時の目にはいっそう色っぽくうつる。
 「……処女が自分から腰揺らしてオネダリか……郭はすごいね、やることが違うわ」
 月詠は顔を真っ赤にして何か言い返そうと目を開いたが、銀時のやらしさ満点の視線に射抜かれ、
さらに羞恥を煽られ、結局何も言えずにまた目を閉じ、もう何も考えないことにした。
 ぐぐっとあたりをつけて先っぽを自分の中へと入れる。
 激しい痛覚が腰に走り、じわじわと背中を這い登る。
 初めて感じる根源的な痛みも、切ないまでに疼く胸に秘めた想いも、全て己の内に飲み込み、腰を沈め、
文字通り自分から処女を捧げた。
 苦痛に歪む月詠の表情の中に、銀時は何も見つけないよう目を閉じて、腰に力を入れ、沈み込んで
くる月詠の動きに合わせて奥まで突き上げる。
 「っああ、あああああっ………!」
 喉をのけぞらせて呻く月詠の腰を掴み、逃げられないように押さえつけ、ささやく。
 「……動いてみな、気持ちよくなるから」
 痛いのは百も承知、その先にしか女の快楽はない。
 月詠もそれはわかっているだろう、銀時はひりつく心をそうなだめて、汗に濡れて火照る女の肌に手を
すべらせていく。
 下から見上げると、見事なまでの巨乳に、銀時は単純に感動した。
663銀月5:2009/10/29(木) 20:46:42 ID:KJLIHtrh

 「こう……なんつーの? ロマンっつーかさ……思いっ切りめちゃくちゃにしたくなるんだよなァ……」
 月詠には同意しがたい感想を述べつつ銀時の手がその豊満さを握りつぶす。
 それでも手の中で形を変えてはね返り、先端をぷっくりと尖らせて男を誘う。
 銀時は、生意気だな、と呟くと、すらりとした指で乳首を挟み込んで軽く弾いた。
 弾くたびに泣きそうだった月詠の呻きがとろけた喘ぎに変わっていく。
 「感度いいなオイ、開発するまでもねーよ。さすがは太夫だぜ」
 煽ってみても返事はなく、ただ耐えている様子を見せるだけの月詠に、銀時はやれやれと溜め息をついて、
初めて優しい声をだした。
 「……動いてみ、いいから……」
 銀時の胸の上に置かれた月詠の両手が激しく震え、何かを訴えかけようとしていたが、やがて観念した
かのようにそっと腰を動かし始めた。
 その間にも鮮やかな血が少しずつ互いの色素の薄い陰毛を濡らしていく。
 当の本人は痛いとも止めろとも口にしない。
 覚悟を決めた女の美しさに不覚にも銀時は見惚れたが、動きの稚拙さもどかしさに我慢できなくなり、
苦しい姿勢から無理をして身体を起こすと、そのまま月詠を仰向けに倒し、上から押さえつけた。
 瞬間、近づき触れそうになった互いの唇に、月詠は短い吐息をもらす。
 ───やはり触れてはくれぬのか……身体だけの交わりなのか……
 ───せめて、一言、言ってもよいか……?
 「銀時………愛し……」
 瞳をうるませ想いを告げようとする月詠の唇を銀時はもう一度ふさぐ。
 「そんなこと言うなよ……」
 銀時の顔に浮かぶ切ないようなまなざしに、月詠は言葉の続きの代わりに頬に一筋、涙をこぼす。
 押し付けられた愛しい男のあたたかい手のひらに、目を閉じて、口付けのつもりで舌を触れさす。
 いじらしいその仕草を眺めながらも銀時の気持ちは動かない。
 銀時はそんな己を不思議に思うが、変わらないものは変わらない、どうしようもない。
 「……すまねーな」
 唇からそっと手を離し、両手をついて身体を支えながら、銀時はゆっくりと月詠の中で動き始めた。
 「………月詠………」
 せめてもの償いに、女の名を呼びながら。
 「……かまわぬ。好きにしてくれて、かまわぬ……」
 抱かれる前に言った言葉と同じ言葉を吐きながら、月詠も自ら腰を遣い、銀時の動きに寄り添い
合わせていく。
 激しく締め付けられる胸の痛みを、銀時にも味わわせたくて、月詠は銀時の猛りを搾り取るように
締めつけ、奥まで誘い込み、きつくねじりあげた。
 「ちょっお前……ほんとに処女?……」
 苦笑いしながら銀時がつぶやく。
 「ああ……ぬしが………初めてじゃ……」
 何もかも、もう忘れてしまって、このまま身体だけに溺れてしまいたい、と月詠は願った。
 男の熱い肉棒が身体の芯を貫いて、頭の中まで掻きまわしていく。
 ずちゅ、ずちゅ、と淫靡な音が二人だけの空間に満ちていく。
 銀時の荒い息遣いが幸せだった。
 処女を犯される尋常でない痛みも、この男ならば許せる。
 最奥にまで突かれるたびに息が止まりそうになる。
 理性が弾け飛んで、出したことも無いような喘ぎ声を恥ずかしげもなくあげ、たくましい腕に掴まり、
爪を立ててしがみついて、痛みの奥から湧いてくる得体の知れない快楽をむさぼるように腰を振った。
 銀時が声を荒げる。
 「……じっとしてろ! 出すぞ!」
 月詠は激しさを増す銀時の首筋にすがりついて言われた通りにした。
 布団におしつけられ、容赦なく抜き差しされる。
 受けとめようにもピストンの強さに身体がついていけない。
 ぐちゃぐちゃに掻き混ぜられ、脳みそまで犯されていく。
 痛みか悲恋か、判別つかずに泣きながら、中に注がれたかった。
 なのに両脚を強く押さえ付けられ銀時の腰に絡ませることもできずに引き抜かれ、お腹の上に
遠慮なくぶちまけられる。
 鋭く息を吐く音に射精音が混ざる──こんな卑猥で悲しい音、聞いたことが無い。
 月詠の爪が銀時の肌に喰い込む。
 長い溜め息をついて、銀時はやっと口を開いた。
 「…………いてーよ……」
664銀月6:2009/10/29(木) 20:48:18 ID:KJLIHtrh

 夜の闇にひっそりと佇む宿から、男と女が寄り添うこともなく出てくる。
 互いに目を合わさず、なんとなく黙ったまま夜空を見上げた。
 ふと、銀色の髪が風に揺れる。
 「忘れるのが礼儀なんだよ……昔のことも、町のことも、明日のことも……明日の米どうしよう……やべ、
ちょっと滅入ってきた……」
 うつむく頭を、すぱん!とはたく音が寝静まった町に響く。
 「お前はさァ、色気ってもんを知ってるか?」
 「こうじゃろ?」
 女は片手を首の後ろにまわし腰をくねらせ不器用にウィンクをすると、仕上げに、チュ、と投げキスをした。

 丸く明るい月の下、銀時と月詠は笑いながら別の道へと歩いていった。
 最後までキスも交わさず手もつながず、それでも満足げな笑みを見せて。


      完
665名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 21:33:52 ID:jEliWXWp
規制にめげずの投下、天晴れです。GJ!
666名無しさん@ピンキー:2009/10/29(木) 23:20:10 ID:R8em/Ng7
銀さんも月詠もすげーエロい。なのに切ない。ていうか文章が綺麗。
あなたが神か?GJっ!
667名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 00:06:53 ID:7CEoiPBs
銀月GJです。
銀さんの爛れ具合をここまで描ききれるってスゲー
狡さと切なさが絶妙でぐっときました。
愛のあるものも是非書いて頂きたい
668名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 01:09:05 ID:NiD28G5M
いやぁGJです
乾きっぷりとSっぷりが滲み出てて、少し寂しいけどこういうのもアリかと思える
なんかこう互いに憎まれ口叩いているのが何かいいよね
669名無しさん@ピンキー:2009/10/30(金) 09:34:42 ID:WwsdZX6o
GJだわ
エロいねぇ…
昨日のアニ魂の『銀時エー↑ロー↓イー↑』を思い出したw
670名無しさん@ピンキー:2009/10/31(土) 14:36:22 ID:oRhLm6pH
銀時エー↑ロー↓イー↑で惚れ直した俺が通りますよっと
671名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 20:48:02 ID:XfyXpMIw
やっぱりみんな銀月好きなんじゃん
672名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 21:22:48 ID:wQwlQQuw
基本エロければ何でもいい人が来るスレだろ
そのカプだからではなく作品自体がいいから褒めてるんじゃないの
最近はやたらカプにこだわってる人がいるみたいだけど
673名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 21:49:33 ID:2IWfJXEt
>>672
激しく同意。
投下しにくい雰囲気作って欲しくない。
674名無しさん@ピンキー:2009/11/01(日) 22:36:56 ID:pxZauBSy
クリ責め最高GJ 信者もアンチもすぐ反応するのは寄せ!

とりあえず>>594のを待つとしよう
675名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 00:28:16 ID:vqqTDN3p
保管庫のおりょう×沖田が凄くエロかった。
保管庫楽しいな。
676名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 02:45:09 ID:K0kpGJHZ
何でもいいわけねーだろ
アホか
キャラのエロかわいさ一番、
単純なエロさ、作品は二番
お高くとまってんじゃねーっつうの
677名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 03:37:02 ID:cA7g8CAO
エロけりゃ何でもいい、のどこがお高くとまってるのかわからん
むしろ下劣だろw
エロくなくてもいいからストーリー性が〜とか言う奴のことじゃないか、お高くとまってるって
変な奴多いな最近
678名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 10:19:10 ID:BoqKm+h9
銀月ってなんでこんな荒れるんだろうな
679名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 10:30:40 ID:vqqTDN3p
一部に排他的な至上主義者がいるからじゃない?
GJはカプにじゃなくて職人の手腕にだろ。勘違いすんな。
680名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 13:47:52 ID:mct/45+v
結野アナと旦那のセクロスまだー?
681名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 14:05:58 ID:3TuhI2Vi
結野アナと銀さんはまだ?
682名無しさん@ピンキー:2009/11/02(月) 23:58:29 ID:KM5/OGr7
兄貴と結野アナで
683名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 10:28:52 ID:g3bn0XUl
            にヽ
          __ \\
    _    〈::::ヽ__ノ } その話はおいといて
 ┌┘L___,ゝ'´   〈
  `¨` ー―- 、   |
           ヽ.    |
          〉 "´ ヽ
           {.    |
           \.  |
                〉  |ヽ
              /  丿|
          / /||
         く 〈   | L__
          \_>   `ー‐┘
684名無しさん@ピンキー:2009/11/03(火) 21:49:00 ID:nZtfxDUD
色々期待してます
685名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 09:06:40 ID:2iwnMM+3
クレ厨大杉。
686名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 15:59:47 ID:9WctsnIX
クレクレは早い者勝ちでおk
687名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 16:00:36 ID:9WctsnIX
クレクレは早い者勝ちでおk
688名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 20:14:22 ID:OBO7wXcm
新巻読んで沖田と霧江に萌えた
689名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 21:50:00 ID:2iwnMM+3
結野アナとか外道丸って解禁?出していいの?
690名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 22:35:02 ID:F+c6QF7K
カプ萌えは帰れよ
691名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 23:15:33 ID:I7niRiXE
新神妙…
692名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 01:32:00 ID:kLR6fabt
ほらほら新神紗待ってるよ
693名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 01:44:58 ID:7cqA8q71
紗?
694名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 02:19:20 ID:Nj3AVa9S
良いこと教える。
職人はクレ厨の意見なんか読まないし、まず気にもしない。
ひたすら待つしかないのさ。
695名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 23:24:18 ID:kLR6fabt
興味ないからって…(泣
696名無しさん@ピンキー:2009/11/05(木) 23:26:16 ID:XTNhcHLe
泣いても無駄
697名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 00:07:59 ID:0JM3LbdK
銀時×外道丸投下します。
ちょい陵辱。
設定改変してます。長くてケータイです。
コミックス派の方、苦手な方スルーお願いします。
698銀時×外道丸:2009/11/06(金) 00:09:16 ID:0JM3LbdK
「え、何?今なんつった?もう一回言ってくんない?」
「これからあっしとチョメチョメして頂きやす」
「何でだァァァ!!」

結野アナから託された式神、その名も外道丸。
可憐な少女の姿に似つかぬ鬼神のごとき力と外道な手段で、
結野家の式神共を瞬殺してしまった。
一息ついた所で、とんでもない事を言い渡されたのだった。


「ちょ、冗〜談止めろよ。何で俺がお前と」
「ですから、チョメチョメしないと契約が完全に成立しないんでござんす。」
「どんな契約だオイ…」
「要するに『せーえき』を頂きたいんす」
「ハァァァァ!?」


外道丸曰わく、式神と契約するにはその主の遺伝子情報が必要。
よって、臨時とは言え契約する上で、血以上の遺伝子情報…すなわち精液が必要だと言うのだ。

「涎でいいだろ?ネバネバしてるし。ほら垂らすぜ」
「ダメでござんす。『濃さ』が違いやす」
涎を溜めて外道丸に吐き付けようとしていた銀時だったが、
にべもなく却下されペッと地面に吐き捨てた。
そして、あることに思い当たり固まった。
外道丸をチョイチョイと近くに呼び、ひそひそと恐る恐るある疑問を聞く。
「それじゃあ…さっきの鬼達も……?」
「もちろんでさ」
陰陽道って……
「…卑猥すぎるだろ……」
「仕方ねぇです。平安時代はエロエロ時代ですから」
銀時は頭を抑えた。しかし次の瞬間、またとんでもない事に気がつく。
「……てことは、結野アナとも……?」
「契約成立に必要でござんすからなァ。
クリステル様は女性なので、精液でないですが」

ーーー見てェェェ!!
頭を抱えて悶絶する。
(…ん?待てよ…。じゃあコイツとチョメチョメすれば、俺と結野アナは……)
ーーー穴兄弟?
かなり違うが、銀時の屈折した結野アナへの思いが爆発した。
699銀時×外道丸:2009/11/06(金) 00:11:10 ID:0JM3LbdK
下を向いて、ワナワナと戦慄き黒いオーラを撒き散らす。
「銀時様?どうなすったんで?」
銀時はドスっと外道丸の両肩を掴み、瞳をギラギラと光らせて言った。
「外道丸クン…やりましょう。契約に必要ならば仕方ない」
「そうですか。じゃあ早速……」
外道丸が呟き両手を合わせた瞬間、
銀時の両手足から一気に力が抜け落ちた。
「!?」
「よいしょ」
立つ力を失いガクリと崩れ落ちた銀時を、外道丸が抱きすくめて支える。
(何だ!?足と腕が…)
全く動かなかった。
外道丸の肩に顔を埋めながら、自分を抱く少女をギロリと睨む。
「何した……」
「ちょっとしたスパイスでござんす。
何。終わったら、ちゃぁんと戻しますから」
そう言うと、外道丸はやはり小柄な少女とは思えない力で
大柄な銀時を肩に担ぎ上げ、近くの倉庫に連れ込んだ。
「うっ…」
どさりと乱暴に下ろされる。
抗議を込めて外道丸を睨むが、逆光でその表情は見えなかった。
「さて。はじめましょうか?銀時様」
外道を極めた鬼、外道丸は逆光の中サディストの笑みを浮かべていた。

〜〜〜
「………うぉッ…!!」
目の前が真っ白になり、快感が腰に纏わりついた。
外道丸の性技は凄まじかった。
銀時もそれなりに女を抱いてきたが、これほどの女は初めてである。
白魚の様な指は蛇の如く陰茎に絡まり付き、あっという間に射精寸前まで追い込まれてしまった。
(なんだコイツ…スゲェ…)
与えられる快楽を、ただ荒い呼吸を繰り返して
享受していたが、あの感覚に思わず呼吸を止める。
一瞬後、銀時の陰茎はビクビクと痙攣した。
脈打ちを感じて、銀時は射精したのだと思った。
上を仰いで胸を上下し呼吸を整える。
こめかみから一筋の汗が流れ床に落ちた。
しかし、すぐに激しい違和感を感じ、視線を移して絶句した。
「………!な…!?…あッ……!」
射精。それは勘違いだった。射精などしていなかった。
外道丸はパンパンに膨れ上がった陰茎の根元を
ギリギリと華奢な指で締め付けていたのだ。
締め付けによって尿道がせき止められ、射精が強制的に中断されていた。
カリは大きく広がり、尿道口は打ち上げられた魚の様にパクパクと開閉する。
そんな悲惨な様子を外道丸は、目を爛々と輝かしガン見していた。

「……!!てめェ……何して……いッ…!!」

700銀時×外道丸:2009/11/06(金) 00:12:04 ID:0JM3LbdK
銀時が抗議しようとした所、ギリリと更に指の力を強められた。
あまりの強さに歯を食いしばり耐えるが、唇の隙間から引きつれた裏声を漏らしてしまう。
「そんなに可愛く鳴かなんで下さいよぉ。興奮しちまいまさぁ……」
目の前の外道をぶっ飛ばしてやりたかったが、陰陽道の力は凄まじく手足はピクリとも動かなかった。
「ぅあっ……!」
悶絶する姿を見ても、一向に緩まない指。
思わず涙目になって睨み付けるが、その視線に気がついた外道丸はニタリと酷薄な笑みを浮かべた。
「ケツ振っちゃってぇ…誘ってるんですかぁ?」
言われて始めて、自分が無意識に射精を求め
腰を揺り動かしている事実に気がつく。
「……!!」
銀時の顔が羞恥と屈辱でくしゃくしゃと歪んだ。
「あ〜ぁ。銀時様そんな顔しないで下せぇ。仕方ねぇです。放しますよ。ほらッ」
外道丸は大量の先走りと、漏れた微量の白濁液でベタベタになった指をパッと離した。
しかし発射から長時間締め付けられていたせいで、完全に射精のタイミングを失っていた。
ビクッとヒクつき先走りをダラダラと漏らすだけで、虚しく終わる。
「あ〜ららァ…あっしがせっかく放したのに。何で出さねぇんでござんすか?」
「……マジ……勘弁して……300円やるから…」
息も絶え絶えにそう訴えるが、目の前の外道が了承するはずもなく。
「は?お金なんていりやせん。
あっしが欲しいのは精液でさ。まかりやせん」
そう言い捨てぺちんと屹立した陰茎を手の甲で叩いた。

701銀時×外道丸:2009/11/06(金) 00:17:15 ID:0JM3LbdK
「………ッ…!」
叩かれた陰茎は、メトロノームの如く左右に大きくブルブルと揺れた。
射精寸前まで追い詰められ硬くなったソレには強すぎる刺激であり、痛みが走る。
「つぅッ……!」
「ありゃ。痛そうでござんすなァ。ごめんなさい」
喘ぐ銀時を見て、白々しく謝罪を述べる外道丸。
「大丈夫でござんすか?よしよし」
そういうと草履を脱ぎ、素足で陰茎を擦った。
「うぁっ……!」
その刺激で遂に限界を迎えた陰茎は爆発し、大量の白濁色を吐き出してしまった。
「おっと」
外道丸はひょいと飛んで距離を取る。
我慢に我慢を重ねての射精だったので、かつてないほどの、強烈な快感が銀時の体を駆け巡った。
「…かっ…」
銀時は目を見開き痙攣する。
口を開閉させ、涎が端から垂れた。
外道丸は少し離れて腕組みをし、その痴態を冷静に観察する。
やがて全てを出し切り、陰茎は力を失っていった。
それと反比例して銀時の意識も回復する。
「…オイ…外道丸…出たぞ…コノヤロー…」
「は?床や腹に出したもんを、あっしに啜れと言うんで?」
「……れよ…」
「何です?」
「…すすれ…」
外道丸はツカツカと歩み寄ると、銀時の乳首をギュウとつまみあげた。
思わずのけぞってしまう。
「…ッ…!!」
「銀時様、あっしを馬鹿にしないでくだせ」
「はぁッ……?」
痛みに喘ぎつつも嘯く銀時を、冷淡に見下ろす。
「ナメんなっつったんでござんすよ。おわかりか?」
「い…ッ」
語尾を強め、つまんだ乳首をグイグイと引っ張った。
銀時は怒りを露わに外道丸を睨みつけるが、痛みに耐えかねやがて僅かに頷いた。
「じゃあ今度は本当に、気持ち良くしてあげまさァ」
そういうと乳首を放し、着物の裾をソロソロと託し上げて、秘裂を露わにした。
自らのドS行為によほど興奮したのか、既に太ももまで愛液が伝っている。
ぴちゃぴちゃと秘裂を指でイジリながら、銀時に近づいてゆく。
そのまま下を向いてぐったりしている銀時を跨ぎ、もしゃもしゃとした銀の髪を優しく梳いてやった。
外道丸の指に付いていた愛液が、銀時の髪に絡まる。
そして耳に唇を寄せて
「銀時様ァ、今度はすぐに出さないで下せぇね。
……出したらさっきの何回もやるからな」
「!」
702銀時×外道丸:2009/11/06(金) 00:18:31 ID:0JM3LbdK
冷酷に囁き、穴に舌をねじ込んだ。
体を震わせる銀時。
外道丸は能面の様な表情はそのままに、喉の奥で笑った。
(このお方…サイッコーでござんすなァ)
Sっ気の主人をそれ以上のSでねじ伏せる。
主従逆転、下克上。
たまらなかった。

そして外道丸は銀時を床に寝かせると、ヤンキー座りのようにして腰を落とした。
その体位は銀時から割れ目の中まで丸見えである。
「ケツの穴まで…丸見えだぞコノヤロー…」
せめてもと、悔しまぎれに口撃してやる。
「綺麗な色でござんしょ?」

しかし外道丸は全く意に介さず、銀時のモノに手を添えた。
自らの秘裂と勃起した秘芯を陰茎に擦り付け、唇から甘い吐息を漏らした。
「ふぁ……!銀時様ァ………」
「……くっ…」
柔らかく湿る肉と、先端の固い秘芯の感触に、銀時の陰茎は力を取り戻してゆく。
「頃合いで…ござんすか?」
やがて秘所に感じる男の硬さを確認し、ひと息つくと、
銀時の腹に両手をつき飲み込み始めた。

「あッ……」
カリ口を膣に埋め込むと、一気に腰を下ろした。
「んん……!」
外道丸は天を仰いで喘ぐ。
そして秘所が蠢き緩やかに、陰茎を締め付けた。
「はッ……!」
「どうでござんすか?いいでしょ…?」
「どこが……っ」
「……ふぅん……いつまで、強がれますかねっ!」


703銀時×外道丸:2009/11/06(金) 00:21:30 ID:0JM3LbdK
外道丸の柔らかな膣は一斉に締まり、ギュウギュウと締め上げた。
「!!」
キツい。キツいが、痛みはない。
あるのは溶けるような気持ちよさだった。
あまりの快感に声が出ない。
そんな男を見て、外道丸は
「あっしのモンにケチつけといて、楽にイケると思わないで下せえ…」
口を歪ませた。

〜〜〜

体を激しく重ね合う男女。
しかし常に女がマウントポジションを取り、さながら男を犯していた。
激しい水音の中、男の体がガクガクと痙攣する。
「……っ!!…」
遅れて、女の体にも震えが走った。
「!…出して!…良いですっ!イ…クっ………!!」

ーーービュッ!ビュルッ!ビュルルッ!

外道丸は繋がってからも銀時をなぶりヒイヒイ泣かせた。
銀時が達し、精を吐き出しそうになる度。
膣の力を絶妙にコントロールして、根元を締め上げ射精を阻止し続けた。
5回目の絶頂を迎えた外道丸は、ようやく膣口の力を緩め射精を許したのだった。
射精を許された陰茎は大きく震え、最奥で大量に精を吐き出した。
「熱い……」
外道丸はうっとりと呟く。
よほど良かったのか銀時が全てを出し切った後も、すぐには抜かなかった。
「はぁ…はぁ…」
覆い被さり、男の厚い胸板に耳をつける。
激しい鼓動を聞いて余韻を楽しんだ。
「…最高でござんした…銀時様……確かに頂きやしたよ…」
ややあって体を起こし、激しい情事を惜しむ様に尻をグリグリと回す。
そして膣から陰茎を抜こうと腰をあげた瞬間、
ガシィィッ!!
「!」
銀時の両腕が鋭く閃き、外道丸の細腰をガッチリと掴んだ。
そして下へと引き戻し、自らの腰を思いっきり突き上げる。
「あッ?」
再び貫かれた衝撃に、目を見開き男を見た。
ーーーなぜ腕が!あっしの術はまだ解除していないはず…
704銀時×外道丸:2009/11/06(金) 00:22:38 ID:0JM3LbdK
「よくも…散々可愛がってくれたな…コノヤロー…!」
乱れた銀髪の隙間から覗く緋色の瞳が、
鬼の外道丸でさえ震え上がるほど、激しい怒りで満ちていた。
さながら、それは

ーーー夜叉?
「ぎ……銀時様…! なぜ!?」
下から激しく突き上げられつつ、尋ねた。
「なぜ……だあ?……俺はお前の主、お前は俺の下僕だろうがァァ!」
ーーーそ…そうだったァァァ!!
契約した主に式神の術がいつまでも効くはずがない。
外道丸は絶句した。
そんな様子を見て銀時は一瞬だけ怒りを忘れる。
「お前…バカだろ…」
すぐに怒りを再熱させて、繋がったまま押し倒した。
下からは抜け出すのが難しい正常位。
乱暴にピストンさせた。
何度も達し、敏感な体の外道丸。
激しい突き上げに、息を殺して耐えていたが、
とうとう悲鳴を上げて懇願した。
「ふぁッ…!止めて、下せぇ…!!」
その叫びに銀時は、嬉しそうに顔を歪ませた。
「ハァー?あんだけせがまれたんだ……一発で終わりなんて男が廃る…。
腹が膨れるまでご馳走してやるよ!!!」
外道丸の着物を乱暴に剥き、桜色の乳首に食いついた。
「やぁーーーーっ!!」




〜〜〜

「あ〜……酷い目にあった………」
「あ!銀さん!!どこ行ってたんですか!?」
「ちょっと………鬼退治………?」
「はァァァ!?」


おわり

705名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 00:23:51 ID:0JM3LbdK
以上です。
設定変えてすみませんでした。
706名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 00:25:59 ID:pubLpn9E
>>696
なにこいつ
707名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 15:37:07 ID:x2TeQMGc
携帯から失礼します。
沖田×霧絵SSです。良作つづきの中、下手くそで申し訳ないのですが宜しければお付き合い下さい。
708名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 15:39:00 ID:x2TeQMGc

「馬鹿な女だねィ…本気で俺を殺せるとでも思ってたのかィ?」

霧絵は目の前の父を殺した憎い青年を見た。
悲願の復讐を遂げたと思いきや、返り討ちにあい、あえなく気絶させられた。
目を覚まし上体を起こせば―沖田が自分に凍りつくような目をして笑いかけてきている。

「…この殺人鬼、お前がいなければ私達は幸せに暮らせていたのに!この人でなし!!」

霧絵は思わず激昂して沖田に掴みかかろうとした。
しかし、沖田はそれを容易く避け、霧絵の肩を持ち足を払って冷たい床に押し倒した。

「離して!いや放!離せ!!」

「きれいな子だねィ…。俺の姉上にも少し似てる」

そう言って沖田は霧絵に口付けた。


「……!」

霧絵は酷く動揺し、体を震えさせた。

「ありゃ初めてだったのかィ」

沖田は意外そうな声を出した。

「勝ち気な女は男を知るのも早いって聞いたことあったんだけど…あんたは違ったみたいでさァ」

「……ッッ!」

そのとき、バシンと頬に衝撃が走った。
頬を押さえながら霧絵を見れば、涙を堪えながら、必死にこちらを睨んでいる。

沖田は口角をニヤリと上げた。ゾクゾクする。

嫌がる霧絵の体を押さえ付け、沖田は自分の欲を貫いた。
霧絵の白い体が戦慄く度に、沖田は深い劣情を催してしまう。

「あ、ハァ…、ひ、人殺し、人殺し…、」

霧絵は沖田に突かれ、痛みを堪え泣きながら漏らす。




709名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 15:40:11 ID:x2TeQMGc

「ハハ…そんな口よく聞けたもんだねィ…」

「ああッッ!!」

沖田は更に霧絵の中に差し込み、後ろから髪を鷲掴みにした。

「おい…お前みたいな小娘に何が分かるってんだ?仇討ち…?泣けるねィ。あえなく失敗して今じゃこのザマだ。お空のお父様も大層喜んでるだろうよ」

「お、沖田ァ…、」

霧絵の表情は悔し涙でグシャグシャになっていた。
それでも歯を食い縛って歪んだ赤い唇に、涙が溢れ出す濡れた大きな瞳。美しい娘が自身に向け、これ以上ない憎しみをぶつけてくる様は、沖田の中にある嗜虐心を大いに煽ることとなった。

沖田は霧絵の頬をベロリと舐める。

「は…なせッッ」

霧絵は避けたかったが、髪を掴まれ、自分の体を強靭な沖田の力で押さえられ、精一杯の睨みを効かすことしかできなかった。

「なぁ霧絵ちゃん…、俺のあそこが締め付けられて痛いんだけど。お前そんなこと言ってるけど、本当は感じ始めてるんじゃねぇのかィ?酷い淫乱だねィ…」

そう言えば沖田は更に霧絵の細い腰を持ち、奥に強く打ち始めた。指は霧絵の胸の先端に回して弄る。

「あッッ、あ…、ん、」

「良かったねィ、お前の親父を切り捨てた憎い仇に操まで奪われて…」

「う、あぁ…、や、やめ、て…」

ガクガクと揺さぶられ意識が飛びそうになる。押し寄せる快感に負け漏れる声を少しでも減らしたいのに。

「霧絵…、仇討ちしたいんだろ?俺と一緒にいろよィ…、お前にいつでも殺される準備しておくからよぉ…」

「ああッッ…」

「……ッッ!」

霧絵は快感の波にさらわれ、堪らずに頂点を迎え沖田を締め付けた。糸が切れるように、やっとのところで固定していた腕も、力が抜け霧絵はガクリと崩れ落ちた。
沖田も霧絵の強い締め付けを感じ、絶頂を迎えた。沖田の大量の白い液体は素早く霧絵の体を裏返し、顔から胸にかけて放ってやった。

「ハァ…、ハァ…、」

霧絵の頬、唇は白液にまみれている。息を整える霧絵の瞳には、濃い絶望の色が浮かんでいた。
そんな霧絵を見て沖田はクスリと笑って言う。

「霧絵…、約束だァ…俺はてめぇに殺されて死んでやる。俺を殺してからてめぇも死ぬんだな…」

霧絵は途切れていく意識の中で、この上無く非道で憎い仇であるのに、何故かその言葉は沖田が本心から言っているようだとぼんやり思った。
710名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 15:45:24 ID:x2TeQMGc
誤字がありました。以上です。失礼致しました(>_<)
711名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 17:54:26 ID:pubLpn9E
>>694>>696
なんなのこいつ
712名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 17:56:31 ID:pubLpn9E
>>694>>696
なんなのこいつ
713名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 18:00:14 ID:pubLpn9E
なんなの俺
714名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 21:09:08 ID:PbKkMumv
IDって知ってますか。
715名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 21:38:20 ID:43opZb+c
ばか、触るなよ
716名無しさん@ピンキー:2009/11/06(金) 23:43:41 ID:GNlbhxJR
銀時×外道丸いいね!
外道丸はまだ登場して間もないのに、口調とか性格などをよくとらえておられる
本当にGJでした
717名無しさん@ピンキー:2009/11/07(土) 14:56:36 ID:3jRoRpBE
外道丸のSっぷりがいいね。
霧江も可愛い。なんでこの子は虐げられるのが似合うのか。
718名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 09:42:41 ID:zLQyQZJW
投下されてる作品に感想つけれる間ぐらいは、次の職人さんは投下待って欲しいな
なんか気を使っちゃう。GJでした>>697さん>>707さん
719名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 11:01:44 ID:6mi8DEOD
えってかもう新刊出てるの?週刊系の漫画ってすぐでるからびっくりするわ
720名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 13:27:21 ID:PofbDV9h
神楽ってよく生足出したチャイナ服着てるけどよっちゃんとか一緒に遊んでてムラムラしないのかな?
721名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 17:21:41 ID:bDxHIwZ0
神楽は中学生のお姉ちゃんでよっちゃんとか小学生のガキンチョだよね
でもかぶと狩りの回とか(特にアニメ)神楽が小学生にしか見えなかった
722名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 17:29:59 ID:xquamaXb
アニメは神楽の胸大きい時もあれば絶壁の時もあるし安定しない
原作に関して言えば神楽より九ちゃんの方が胸あるよ
九ちゃん>妙≧神楽っぽい
723名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 17:36:26 ID:xQwwl52Z
銀さんは絶対神楽のお風呂とかに鉢合わせてると思う

そんで銀ちゃんの変態!バカー!えっちぃ!
とかで裸のまんま銀さんの上に馬乗りになる

最終的にえっちな展開に…

新八に見られてもお構い無しにえっち続けてほしい
724名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 17:40:58 ID:bDxHIwZ0
>>722
九ちゃんとお妙はどっこいどっこいじゃね
月詠とさっちゃんならさっちゃんのが大きいイマゲ
725名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 17:49:52 ID:8VeXuNgB
原作の絵だと
月詠≧さっちゃん>一般>>九ちゃん≧妙≧神楽

ただし月詠は実は巨乳描写がないのでそれを含めると
さっちゃん≧or=月詠>一般>>九ちゃん≧妙≧神楽

こんなものかと

更にアニメを入れると

キャサリン(神)>>>さっちゃん月詠>>一般>貧乳の壁>神楽(作画が巨乳時)≧九ちゃん=妙≧神楽(作画貧乳時)

こんな感じ?
726名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 18:23:29 ID:bDxHIwZ0
神楽は貧乳の方がいいな
DJCDの表紙神楽かわいかったけど胸でかすぎて違和感あったし
てか銀魂の女性陣て身長高いよね
727名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 18:25:37 ID:xquamaXb
>>725
キャサリンww
728名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 18:31:21 ID:8VeXuNgB
アニメキャサリンは首から下は峰不二子そのものだからな
推定スリーサイズは不二子と同じの
バイト:99.9cm
ウェスト:55.5cm
ヒップ:88.8cm

こうだろうと思われる
729名無しさん@ピンキー:2009/11/08(日) 22:42:40 ID:/RK06cTv
キャサリンってスタイルは良いのに顔と性格が…
730名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 00:06:22 ID:7UM3UwQn
俺は貧乳が好き
731名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 00:13:13 ID:plgrfTuH
巨乳は全て好き
貧乳は低身長に限って好き

でも自分は尻が1番好きだ
ミツバの尻はなかなか良かった
キャサリンは尻に関しても神
732名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 01:07:36 ID:S3PUsBBq
あえての桂が♀犬か猫を襲う話キボンw
733名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 01:58:55 ID:6emDtuEa
さっちゃん EかD
月詠 D
九ちゃん BかA
お妙さん A
神楽 AA

カップサイズはこんなもんか
734名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 02:59:48 ID:yFv4OMMs
さっちゃんと月詠でどっちが胸デカいか対決して欲しいわw

モチロン、判断は銀さんでw
「えっ!?ちょ!何?!何なのこのメロンとスイカップ???」

「さぁ銀さん、どっちが大きいか、ハッキリ言って!」

みたいな感覚で
735名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 13:22:22 ID:S2xPec2+
今って、サイズ変更のせいかAカップ自体が無くなってるんだよね
736名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 15:41:38 ID:8yx2VczD
何ソレ?下着業界が消費者の羞恥心に気を使ってんのかね。思いやり?
737名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 16:24:04 ID:CoGhKuAs
なんだこの胸の話はwwwww
そういえばキャサリンもエロメスも性格悪いよなww
738名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 16:37:53 ID:qT77CSXZ
この漫画は性格悪いか性格おかしい女しかいなくね?
739名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 17:02:22 ID:WoskhWzu
そよ姫はマトモだと思う
てゆーか性格どこかおかしくなきゃ銀魂のレギュラーは張れないよ
740名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 18:14:17 ID:YMY544bt
そう言えば、鳳×月のSSありました?
741名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 20:25:35 ID:F2pL5nzZ
>>738
ミツバさんとかきららちゃんとかは変な所はあるけどまともだと思う。
うららちゃんはまともだったけど沖田に調教されちゃったからな。


742名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 20:42:52 ID:plgrfTuH
九ちやん、ミツバ、たま、レイ、きらら、うらら、松原松子、日輪、月詠、霧江

柳生編以降に登場した女キャラは比較的性格良い子の方が多いんだよね

性格良い子も悪い子もみんな好きだ

最近新キャラは良い子ばっかりだったから久々の性悪キャラの外道丸には期待
743名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 21:00:11 ID:rSacnY6K
性格いい子もいいがつまらん

それよりキャサリンのSS出てないよな
744名無しさん@ピンキー:2009/11/09(月) 21:05:28 ID:plgrfTuH
個人的には
性格良い子→キャラとして普通に可愛い

性格悪い子→面白くて時々可愛い

こんな感じだな
745名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 02:04:56 ID:MoLbMq5D
性格悪い子の方が何気に人気ありそうだwwwwww
746名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 07:57:37 ID:HMpsjQl6
人気投票の結果(女のみ)で見ると

1神楽(悪)
2月詠(良)
3九ちゃん(良)
4お妙(悪)
5ミツバ(良)
6来島また子(若干悪)
7たま(良)
8猿飛あやめ(若干悪)
9寺門通(若干悪)
10陸奥(普通)

だから性格の良い悪いと人気は全く関係無い
747名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 10:02:12 ID:Vjzc2aSQ
性格の良悪じゃなくて、ギャグ担当か否か、常識のあるなしじゃない?
全員性悪ではない気が…
748名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 16:10:58 ID:ncVH2a1X
>>746
ほうほうそれで
749名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 17:18:02 ID:MoLbMq5D
人を見た目で判断してはいけない
750名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 17:20:45 ID:HMpsjQl6
「性格良い(悪い)子の方が人気あるwwwwww」とかはない
751名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 17:49:11 ID:vjy60DvJ
まさか結野アナが本格的にストーリーに絡んでくるとはなー
しかもバツイチだけど元夫と肉体関係なかった設定とかどーゆーつもりだ空知w
752名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 17:56:14 ID:ERBnXoks
>>751
いや〜案外婚前交渉はあってその結果クリステル妊娠で結婚に持ち込んだと思うぞ、道満
753名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 18:54:06 ID:vhzxBcKV
手も握れなかったんだぞ
処女バツイチなんてすんごいジャンルだなWW
754名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 20:12:28 ID:Vjzc2aSQ
結野アナがミツバに似てるって書き込み見て
土方×結野アナの互いに想い人がいる爛れた感じのを書いてたのに…
好きじゃない所か処女だと…?
755名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 20:40:35 ID:ypsaIUdC
>>746
神楽は悪いところばっかじゃなくてやさしいところもあるけどな。
756名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 23:05:25 ID:P5DuYKHq
キ各ャラクターが性格いいか悪いかって以前に
性格いいからそのキャラクターを好きになる人間もいれば
性格悪いとこが面白いって好きになる人間もいるからな
757名無しさん@ピンキー:2009/11/10(火) 23:11:17 ID:BbGaGAHu
>>755
神楽だけじゃなく基本みんな人情派のいい人だろ
758名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 00:31:18 ID:qNz+TAuQ
空知のこんな奴いねーよセンサーにひっかかったキャラが性悪設定追加されていくんだろうな
神楽が一番開発しがいがある気がするエロパロ的に
759名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 21:12:12 ID:zq2RzYo2
主要キャラのほとんどが処女っぽいな
男と女は所詮こんなものですみたいな事言ってるわりには女に夢見すぎだよ空知
760名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 22:08:10 ID:JYTA+NN4
その割りに男は非童貞っぽいのが多い気がする
男性キャラと女性キャラの平均年齢の違いもあるだろうが
761名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 22:16:05 ID:veRhOPKL
まぁ俺にとっては処女が非処女になるSSが萌えるから
神楽や九兵衛が凌辱されるのが実にイイ
762名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 22:17:54 ID:DNOL+BL+
銀さんはヤリチン臭いな。
最近はご無沙汰だろうが。
763名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 22:55:35 ID:+ctojn7W
>>761
同意しざるを得ない

性に目覚めていない少女を無理矢理妊娠させたいです
764名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 11:57:53 ID:+rDSSnRw
>>759
マダオマンションで「いい部屋(女)は会う前すでにやられてる」とか言ってるの見るとたいして夢見てもなさそうだけどな

メイン女性キャラに処女描写が多いのはそっちのほうが少年漫画らしいつーか男ウケがいいだろ
765名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 17:55:54 ID:ZMZoPXlu
月詠のドギツい陵辱モノが見たい。想像力の貧困な俺の為に誰か愛の手を       
766名無しさん@ピンキー:2009/11/13(金) 20:02:14 ID:PKT4u36j
>>765
それ良いね、俺も見てみたい
767名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 05:19:58 ID:nBzt+veO
拉致に監禁、拘束、流血、もうやめてくれ!と叫んだり哀願しているのに怒鳴られながら顔面殴打
ぼこぼこになって諦観の境地に入った顔に嬉しそうに刃物突き立てられるし
原作とアニメで月詠は十分陵辱されてると思うんだが
まだ物足りないならその妄想、自分で書くしかねーよお前なら出来る
768名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 17:32:55 ID:wLsnNCkv
>>767
それもそうだな。悪い。変な妄想書き込んで・・・。
769名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 22:31:26 ID:nBzt+veO
>>768
いや、俺もなんか長文でスマン
770名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 23:04:39 ID:dP4CTypl
てゆうか、職人さん減った?
771名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 23:55:45 ID:wLsnNCkv
そういえばそうだな。
職人さんに愛想尽かされるほど荒れてなかった気もするけど・・・どうしてだろ?
772名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 00:49:08 ID:zbIOPYbl
クレ厨カプ厨、投下への感想の少なさ冷たさだと思う…。
773名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 00:57:04 ID:uG5Jt2Vd
職人になりたい…
774名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 02:10:55 ID:PkIJyG91
銀魂の百合スレってあったっけ?
775名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 02:57:10 ID:cGc9wjaf
>>774
今は知らないが以前はあった

何作か書いてくれた職人さんで、作品が未完のまま居なくなっちゃった人もいるなあ
職人さんの興味や創作意欲の移り変わりは仕方ないとは言え、やはり少し寂しい
776名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 20:58:26 ID:mBJMnUzm
>>770
最近少し投下増えてただけで職人自体は前から少ないよ
過疎でも未完というか連載は勘弁
だんだん感想つかなくなってやめるパターンも多いし
777名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 21:31:10 ID:9v/LgBLe
全日(全蔵×日輪)投下します。苦手な方はスルーをお願いいたします。
778全日 その1:2009/11/15(日) 21:32:51 ID:9v/LgBLe
『人には節を曲げねばならないときがある』


服部全蔵は吉原に行く回数が多くなっていた。彼は日輪に自分の腕を売り込み、日輪はそれに応じ
て全蔵の腕を買った(ブスっ娘倶楽部のVIP券にて)。いわゆるブス専として知られる全蔵で
あったが、ここに来て例外が誕生した。そう、自分の腕を買ってくれた日輪である。全蔵は日輪に
興味を持つようになっていた。そして全蔵は『ひのや』に来ていた。

「よぉ、日輪さん。今、お暇かい?」
「あら、全蔵さん。今は休憩中だから、しばらくはゆっくりしていられるけど」
「じゃあ、俺の茶話でも付き合ってくれるかい?」
「ま、ここは茶屋だからね。お付き合いしましょう」
「そいつは話が早い。なら、お邪魔させてもらうかな」

日輪が茶と茶菓子を用意していた頃、日輪の息子である晴太が飛び出てきた。

「あ、忍者のおじさん。いらっしゃい」
「おう、ぼんず。今から仕事か何かか?」
「当たり!今から仕事。おじさんは行くのかい?ブスっ娘倶楽部に」
「ナマ行ってんじゃねえよ、クソガキ。お前の店のローション、口の中にでも入れてやろうか?」
「うえ、嫌だよ。じゃあね、ごゆっくり」
「晴太・・・ごめんなさいね。環境が悪いのかしらねえ?」
「いいガキじゃねえの。なかなか出来てると思うぜ」
「そうかしら」
「ああ、あのまま育ってくれりゃあ」
「はい、どうぞ」
「こりゃどうも」

差し出された茶と茶菓子を全蔵は口にした。そこへ見回りから戻ってきた月詠がひのやに帰ってきた。
全蔵の姿を認めると、月詠は彼に一礼した。

「珍しい客人じゃの、日輪。先の件では、日輪を助けていただき礼を言う」
「礼なんざいらねえ。そこの御仁から、腕を買われた身の上だ。当然のことをしただけさ。嬢ちゃん
も仕事か?精が出るねえ、ここの奴らは真面目で結構。地上のあいつに見せてやりてえもんだな」
「銀時のことか?あの男は変わらぬ。もはや、あの生活が身に染みておるようでな」
「月詠、あんまり銀さんのこと、そんなに悪く言わない」
「いや、本当のことじゃから」
「で、また見回りに行く予定とかあんのかい?」
「いや、今日のところはこれで終わりでありんす。平穏ゆえ、部下に任せてきた」

月詠は自分の部屋に上がる際、日輪に告げた。

「ひ、日輪。わっちは、この後、野暮用があって地上へ行くことになったゆえ」
「はいはい。気をつけて行って来な。銀さんにもよろしくね。朝帰りとかもOKだから」
「な、何を言っておる」

明らかに月詠の態度があたふたとしているのが分かる。月詠はぱたぱたと上に上がっていった。日輪
はそんな月詠を楽しみつつ、見送っていった。
779全日 その2:2009/11/15(日) 21:33:48 ID:9v/LgBLe
「なんだい、あの嬢ちゃんはあいつの事が」
「みたいだね。あの娘はね、初めての恋なんだよ。女を捨てて、この吉原のために尽くしてきたの。
銀さんたちが現れて、接するたびに普通の女としての情を取り戻した。それがあたしには嬉しくて
ねえ。見てるだけで、顔がほころんでしまうのさ」
「いい事じゃねえの。そういう展開、俺は好きだぜ。ジャンプで好きなのは、ラブコメ系だから。
ハッピーエンドで終わってほしいもんだ、アンハッピーは好きじゃないんでね」
「ああ、あの娘には幸せでいてもらいたいからね」
「あんたは・・・どうなんだよ?」

月詠が下りてきた。今から地上に向かうようだった。

「ごゆっくりとな。では、日輪。行ってくるでの」
「いってらっしゃい。あ、ちょっと月詠待ちな」
「何じゃ」
「ほい、銀さんたちに持っていって」
「日輪、そのような」
「飢えてるんだから、特に甘味中毒者はね」
「そうか。では、持っていくとするかの」

月詠が立ち去ったあと、日輪は全蔵に答えた。

「幸せよ、あたしは。晴太や月詠や、吉原のみんなが生き生きとしているのを見てるから」
「そうじゃねえ、あんた自身どうなんだって聞いてんだ。あの嬢ちゃんには、女うんぬん言っておき
ながら、自分は女としての幸せ捨ててんじゃねえのか?」

全蔵の言うことは的を得ていた。確かに吉原のために、自分は力を尽くしてきた。みんなの幸せが
自分の幸せだと思うことで、自分自身も幸せであると。

「けっこうな推察ね。とはいっても、あなたにはどうしようもないじゃない。あなたはブス専、なん
でしょう」
「今日、俺がここへ来たのはブスっ娘倶楽部の開店待ってたんじゃねえ。あんたに用があった」
「あたしに?」
「存外ベッピンも悪くはねえと感じたのは、あんただからだよ。妙にあんたが気になってな。あの時
だって、偶然じゃない。あんたの事見てたってわけだ」
「あたしに言い寄る男なんて、久しぶりね。悪い気はしないよ。でもね、あたしはこんなだし、あん
たの想いに応えられない」
「雇い主の事情に立ち入らないのが忍者の理だ。だが、理から外れればただの男と女。惚れちまった
んだよ、あんたにさ」

全蔵はぶっきらぼうに日輪へ自分の想いを告げた。

「俺の通り名は『摩利支天』。摩利支天ってのはさ、その昔、帝釈天と阿修羅が戦ったときには
帝釈天の支配する月と太陽の光を遮って、阿修羅の攻撃から守ったらしい。それ繋がりってわけ
じゃねえが、あんたを守りたいんだ。何もかもから。あんたが望む限り」

日輪はしばらく、一言も発せず全蔵を見つめていた。前髪のせいで、どんな表情なのか窺うことは
できないが心を込めた言葉であることは理解できた。このように自分を求めてくれた言葉を聞く
のは久しぶりで、知らず知らずのうちに胸の辺りが熱くなっている。まだ自分の中に、女の部分が
残っているのかと思うと自然と笑みがこぼれた。
780全日 その3:2009/11/15(日) 21:35:00 ID:9v/LgBLe
「どうした?」
「ふふっ、おかしくなってきたんだよ。あたしにも残っていたんだなって、女の業っていう残り火が」
「日輪、それって」
「この気持ちが男と女のそれなのかは分からない。けど、今のあなたの言葉にあたしの心が揺り動かさ
れたのは事実みたい。上がるかい?」
「ああ、あと座布団柔らかいのお願いしていい?」
「あいよ」

全蔵によって、日輪は自分の部屋へと戻っていった。布団を敷いていって、そこに日輪を座らせた。
全蔵は日輪をじっと見つめた。本当にきれいな顔立ちだ。今までの自分の好みとは真逆である。しか
し、日輪を欲しているという想いに偽りなどない。今は目の前にいる女人を愛するのみだった。

「いいの?あたしで」
「いいも悪いかもあるかよ。俺から求めたんだ」

全蔵はゆっくりと唇を重ねた。触れるだけの口付けが段々と激しさを帯びて、二人は唇を重ねたまま
舌を激しく絡ませる。

「はあっ、あん」
「へっ、我慢してたんじゃねえか。久々に燃えてきたってな。あ、これじゃ、バトル漫画じゃねえ
か。自重、自重」

舌を絡ませた音がいやらしく聞こえ、その音が日輪の眠っていた女を呼び覚ます。唇を離した際、唾
液が銀色の糸となって二人を繋ぐ。全蔵は自分の衣服を手際よく脱ぎ捨てると、今度は日輪の衣服を
脱がせる。シュルリと音を紡ぎながら、着物がはだけられていく。日輪はここにきて、恥ずかしいと
いう気分になった。
吉原で一番の花魁と呼ばれた自分が、どうして恥ずかしいという気持ちになったのか。日輪として
も分からない問題であった。全蔵は日輪の全裸を見るにつけ、さすがは吉原一の花魁であると妙に
納得した。だが、そんな肩書きなど全蔵には必要なかった。今、目の前にいる女は自分が惚れて
抱きたいと思った女、それだけだった。
781全日 その4:2009/11/15(日) 21:35:48 ID:9v/LgBLe
「はんっ、久しぶりだし、多分体とか崩れてきてる、あん、うぅう」
「全然だけどぉ。きれいな体だよ、しばらく見ていたいくらいだ」
「ふふっ、見るだけで満足?」
「い〜や、満足しねえ。こんな美味そうなごちそう、放置プレイなんて出来るわけねえ」
「なら、食べてくださいな。心ゆくまで」

首筋に唇を落とし、ゆっくりと日輪の体を舐めていく。左腕でゆっくりと日輪の乳房を揉み上げて
いく。柔らかい感触が全蔵の手に残る。這っていた唇が乳房へと至り、桃色の突起に舌先をつける。
日輪は思わず身をのけ反らせた。構わずに全蔵は乳輪ごと、乳房に食いついた。気持ちいい刺激に
全身で応える日輪。日輪の手がすっと全蔵の肉棒に触れた。

「大きい。そして、硬いのね」
「どうした?もう欲しくなったのか」
「いいや、まだ食べてほしいから。あたしは後から食べるわ」

全蔵はさらに下へと動いて、下半身へたどり着く。両足を開いて秘部を確かめる。秘唇から愛液が
溢れ出していた。指ですくってやると、粘り気を持った液体が指を濡らしていた。

「すげえ溢れてるぜ、しかもどんどんと」

ゆっくりと中指を膣内に入れていく。すんなりとズブズブと受け入れていく。膣内は入ってきた
指をキュウと絡みついてくる。

「あんっ、ふううぅぅうん。あなた、気持ち、いい」
「全蔵て呼びな。俺も日輪って呼ぶから」
「うん。全蔵、もっと、もっとかき回して」
「ほいじゃあ、もう1本追加の方向で」
「あああっっ、ふあっんぅ」

続けて中指が日輪の膣内に入った。2本入った指は、縦横無尽に膣内をかき回していく。水音が
ピチャピチャと部屋中に響く。日輪は全蔵の愛撫に息も絶え絶えになっていた。
782全日 その5:2009/11/15(日) 21:36:36 ID:9v/LgBLe
「ぜ、全蔵、今度はあたしの番。さ、立って」
「いや、日輪とこういう事してる時点で、もう勃って」
「全蔵」
「お、おう」

すっくと立ち上がった全蔵に向かって、日輪はそそり立っている彼の肉棒に触れてみる。硬度を増
している彼の肉棒からは透明な液体がにじんでいた。

「立派ねえ。じゃあ、食べちゃうわよ」

日輪は肉棒を握り締めた。そして、舌先を亀頭につけてチロチロと舐めれば、全蔵は頭を上げて
この気持ちよさに耐えている。

「ようやく、感覚が戻ってきたみたい。料理方法は数々あるから覚悟してよ」
「ははっ、お手柔らかに頼んます」

全蔵の肉棒は怒張しきっており、日輪にとってはこれを御することなど、造作ないことだった。日
輪の唇が亀頭より移って、肉茎に至ると上下に唇を動かして愛撫する。舌も這わせていくと、全蔵
は下からこみ上げる心地よさに身を震わせる。

「うぁっ、やべぇ。ほんと、こりゃあぁやべえ」
「だったら、一回出させるとしますか」

そう言うと、日輪は深く全蔵の肉棒を咥え込み、前後に頭を振っていった。緩急を使いながら、肉
棒は絶頂へと誘われていく。音をわざと立てながら、日輪は前後に頭を振り続ける。さらに全蔵の
表情を窺い、それに応じて動きの強弱を変えていくという手練手管の妙技。もはや、全蔵が必死に
射精すまいという意志を持っていても、抗えるはずもない。全蔵は身を震わせ、日輪の口内に射精
した。

「はあっ、あ、うぅわぁ、はあ、はあ。情けねえ、出しちまった」

日輪はこぼれた白濁液を手ですくい、ペロッとそれを舐め取った。そのしぐさに全蔵の肉棒は、再び
硬度を取り戻す。舐め取ったあと、笑みを浮かべた日輪は後ろへ倒れこむと全蔵に言った。

「全蔵、まだイケルんだろ?次はここで味あわせて。今度は、刹那で終わらせないで」
「では、服部全蔵いざ参らん!」
783全日 その6:2009/11/15(日) 21:37:14 ID:9v/LgBLe
全蔵の肉棒が日輪の秘唇をかき分けて、膣内へと入っていった。日輪はこのような事をするのは
久しぶりだったので、最初はなかなか全蔵の肉棒を受け入れなかった。全蔵は焦ることなく、何
度も挿入を試みる。ゆっくりと膣内の深部に達していく。

「はっ、あああぁぁ。はい、って、くぅっ」
「気持ちいい、日輪のナカ。あったかくて、トロトロして。へっ、油断しちまうと刹那で終わるな」
「今度も刹那で終わるなら、クビ!ねっ」
「あいよっ、ご主人様ってよおっ!」
「ああ、ふあっん!」

パンパンと腰を振って、全蔵のピストン運動が始まった。とは言っても、全蔵は日輪の膣内の気持ち
よさと戦っていた。気を抜いていたら、果ててしまうような、えもいわれぬ快感が肉棒を介して十分
すぎるほど伝わってくる。膣内が全蔵の肉棒に絡みつくような感覚である。気を保って、全蔵は日輪
の両足を抱えて前後に動かした。

(おそらく、日輪は知っている。自分がとんでもないモン持ってんだって。だが、悪くねえ。突かれ
てヨガっている日輪を・・・ってうぉう!)
「動きが遅くなってるよ、もうイクの?」
「うぅぅ、おっ、へへっ、まぁだまだよ!」

強がっているものの、全蔵は挿入してからイク寸前、まさに綱渡り状態であった。さらに、日輪が
膣内を時折、キュウと締め付けてくる。全蔵は日輪の体を起こし、自分は後ろへと倒れた。日輪は
腰を前後に振って全蔵を責め立てる。その姿は躍動感に溢れて、まるで舞をしているかのようだっ
た。

「日輪、舞ってるようで、きれいだぜ」
「そんな余裕、まだあるの?じゃあ、これは」
「うぉっって、お前どんだけだよ」

日輪は今までの動きに回転する動きを加えた。全蔵は揺れている日輪の乳房を下から揉み上げる。
さらに下から激しく腰を打ち付ける。日輪も全蔵も、激しく動いていたため体からは汗が噴き出て
いる。二人はもう絶頂へ近づいていく。

「ひ、ひの、わ、いいか?イッテも、出すぜ」
「ああ、出して。あたしに全部、ぶちまけて」
「うぉ、あああっ」
「ふっ、ぅうぁはあっ、んっふっううん!」

全蔵は射精していった。日輪も満足したのか、体が自然と小刻みに震えている。一度ではなく、何度
も射精するたびに、日輪は膣内にてこれを感じていた。射精し尽くすと、日輪は全蔵の胸の中に倒れ
込んだ。二人の息遣いだけが響く。息も落ちついたところで、日輪が口を開いた。

「はあ、はあ、久々だったから燃えちゃったみたいねえ。まだまだ、あたしも若いのかもね」
「へっ、俺は堪能させてもらったぜ。はは、気持ちよすぎだって」
「あら?まだまだ頑張らないと。こんなモンじゃないから」

ニッコリと日輪は全蔵に微笑みを向けた。こいつにゃ一生敵わねえな、苦笑いを浮かべながら全蔵
は日輪の髪をゆっくり撫でた。自分の好みとは真逆ながらも、その節を曲げさせた吉原の太陽・日輪。
全蔵は日輪を引き寄せると、愛しさを込めて唇を重ねた。
784名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 21:37:53 ID:9v/LgBLe
以上です。御覧いただき、ありがとうございました。
785名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 21:56:12 ID:zR6m+zjW
いや〜、全蔵じゃないけどうちの父親が死んで暫く来てなかったら
いいSSが投下されてたわ、GJ!
786名無しさん@ピンキー:2009/11/15(日) 23:43:04 ID:uG5Jt2Vd
職人さん素晴らし過ぎます
今後もこの様な素晴らしいSSを投下して下さい
787名無しさん@ピンキー:2009/11/16(月) 20:32:55 ID:fuIEd7sZ
全日GJ
エロいけどあっけらかんと言うか
さっぱりした感じが何かリアルだw
大人な二人を堪能させていただきました
788名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 13:36:23 ID:OM+1pci+
全日GJでした。
銀妙小ネタ(?)SS投下させて貰います。甘いです。
苦手な方スルーお願いします。
789銀妙:2009/11/17(火) 13:38:01 ID:OM+1pci+
窓から差し込む月明かりに照らされて、艶々と輝く黒髪。
一房摘んで指でクルクルと弄び、梳いた。
先刻の情事のせいでやや乱れており、汗で少し湿っている。
しかしそれでも女の髪は少しも絡まらず、優しい香りを散らしながらストンと落ちた。
「スゲ……」
CMの様なその光景は何度見ても感嘆する。
なりたいイメージを大切に。もしかして、もしかしたら自分の髪も。
淡い期待を込めて自前の銀髪をいじるが、やはり一瞬で絡まった。
「チッ……」
解こうとしたが、ものの数秒で面倒くさくなり無理やり指を引っ張る。
ピリッと痛みが走り、恐らく数本抜けただろうが気にしない。事にする。

忌まわしい陰毛ヘアーかハゲか。どっちもどっちだバカヤロー。
…あ、陰毛ヘアーの方がマシか。

神楽の父、星海坊主の姿がちらつき深くため息をつく。
そして妙の髪を睨みつつも、手では優しく撫でつけた。
サラサラとして絹の様な感触が心地よい。

「いいなァ、これいいなー…」

何でこんなにサラッサラなんだよ。何で俺はこんなにクリンクリンなんだよ。腹立つ。
でもまァ…

「……ガキには背負わせずにすむかー………」

コイツん中に出す時は、縮毛矯正掛けて遺伝子ねじ曲げてるしィ。
あれ割と疲れんだよなぁ〜。


嫉妬の炎を悟ったのか、髪をいじられているのに気がついたのか。

「ん……」

妙が小さく呻いて身じろぎした。パッと手を離す。

(ヤベ…)

妙は寝起きが最悪なのだ。
というか髪をいじって、挙げ句起こしたとなれば怒るだろう。
こんな深夜に流血騒ぎは避けたい。
外に飛び出すか、素直に謝るか。
考えた銀時だが、パンツしか履いてない身ではどちらもキツい。
結局急いで布団を手繰り寄せ、寝た振りをした。

790銀妙:2009/11/17(火) 13:42:11 ID:OM+1pci+
ぎゅっと目を瞑り、嫌な汗が背中を伝う。そんな男を尻目に

「ん〜…」

抜けた甘い吐息を漏らして、もぞもぞと寝返りを打った。

「すーすー…」

寝息が聞こえる。やり過ごしたか。うっすらと目を開け様子を窺う。

が、此方を向いたボンヤリとした茶色の瞳と、エンジ色の瞳がバッチリあった。

「!!」

は、はめられたァァァ!!


「……グー……」

焦りを露わにするが瞬時に白目をむき、いびきをかいてみた。
妙の目尻が下がる。白目を向いた銀時にはわからなかったが。

「銀さん」
「……カー……」
「…起きてるんでしょ?」
「……グゥー!……」
「……」
「……」
「あ、クリンクリン」

その一言にカッと目を見開く。

「俺のデリケートゾーンの事かァァァ!!!……あ」


しまった!つい!

こちらの言葉を遮るように、そろそろと伸びた妙の腕。

殴られる!?

目を閉じ衝撃に備えた。
しかし衝撃はいつまでたっても訪れず、ふわふわとした感触があるだけだった。

俺死んだ?もしかして即死した?

恐る恐る目を開くと、目の前には綺麗な花畑。
791銀妙:2009/11/17(火) 13:44:05 ID:OM+1pci+
ではなく、渦巻くデリケートゾーンが優しく撫でられていた。

「っ……!?」
「可愛いわ」

え゛え゛え゛え゛!!なにこのお妙!!
プレイ!?ツンデレ寝ぼけプレイなのか!?

目を丸くして見つめる。
それでもあるのは優しい手と、微笑む妙。

「あ、あの〜……」
「はい?」
「………いや」

……何でもいいか。
細かい事を考えるのは止め、大人しく身を任せて目を閉じた。
ハタから見れば結構間抜けっていうか、犬みてーなんだろーなぁ…今…。
なんて思うが、悪い気はしない。
むしろ何故か嬉しかったのに、口から出たのは溜め息と皮肉だった。

「…わかってねーよお妙。
大の男が可愛いとか、撫で撫でなんて喜ぶ訳ねーだろ……」
「あら。じゃあどうすれば喜んでくれるの?」

疑問の声に、片目だけ開けて見やる。

「そりゃオメー…カッコイー!!だとか、しっぽり決めた後に最高だったわウフ…とかよ。
つうか、どうせ撫でんなら息子の方を撫でて欲し…」
「ふわふわ。定春くんみたいだわ」
「めったに洗わねー犬と同列!?
これでも毎日ヴィダルサスーンしてますぅ!トリートメント染み込ませてますぅ!」
「ヴィダルサスーンと水のムダね」
「あんだとコルァァァ!!」

思わずガバッと起き上がるが、ハタと気がつく。

792銀妙:2009/11/17(火) 13:46:35 ID:OM+1pci+
「……お前、寝起きスゲー悪くなかった?」
「あれだけ撫でられてたらね」
「あー…」

とうに起こしてしまっていたか、ずっと微睡んでいたようだった。
何だかバツが悪くなり、ギクシャクと目を逸らす。

じゃあ何でずっとキレなかったんだコイツ。あんなん鬱陶しいだろ。

「女は髪を撫でられるのが嫌いじゃないの」

心を読んだのか、そう言ってイタズラっぽく笑った。
魅力的な笑顔に胸が高鳴る。でもひねくれ者には少し悔しくもあり。

「…ふーん……女が少ないって名前を書く割に…ぶべらッ!!」

口走ったからかいの言葉は、笑顔を浮かべたままの妙に人中を突かれて止まる。
激痛が走り、顔を押さえて悶絶した。

「ぐぉぉぉ!なにすんだァァ!!」
「銀さん。名前をからかうのはセンスがないわよ」

可愛らしい笑顔は引っ込み、武家の娘らしいき然とした表情で諌められた。

「……わり」

珍しくシュンとして素直に謝る銀時に、妙は「仕方ない人…」と笑った。

「だいたい、天パだっていいじゃないですか」
「あ゛?」
「あの…女の子なら、ストレートがいいって言うかもしれませんけど…」

793銀妙:2009/11/17(火) 13:47:39 ID:OM+1pci+
「んな事まで聞いてたのかよ…。差別だろそれ」
「天パも、素敵よ」

妙の髪を見、自分の銀髪を見て、思わず顔をしかめる。

「はァー?サラっサラヘアーの方が……」
「天然パーマメントごと愛してます」


実にあっさりと言い放ったので、ポカンと口を開けて銀時は固まった。
妙はひらひらと手を降り、小首を傾げて声を掛けた。

「銀さん?」

あー…。こりゃゴリラも惚れちまう訳だわ。

「…お妙ェ」
「何です?」
「やっぱ遺伝子ねじ曲げんのはよくねーよなァ。止めたわ」
「止めた?…っあ!ちょっと…ん…!」

ニヤリと笑って覆い被さり、お妙の耳に唇を寄せる。

「天然パーマメントごと愛してんだろ?」



ならいいや。
でも神さま仏さまお天道さま。
願わくば、この菩薩女にクリソツなサラっサラヘアーのガキが生まれますように。


794名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 13:48:26 ID:OM+1pci+
終わりです。
ありがとうございました。
795名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 16:32:36 ID:S88mI2cU
>>794
GJです!色っぽい、そして銀さんがなんか可愛い。
もしよければ続きを!本番をぜひ!
796名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 17:11:08 ID:Kx6OZltQ
>>794
GJ!!!!
雰囲気伝わりまくりですな!!
ぜひ続編を!
797名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 20:35:24 ID:smOb8vzU
アニメの月詠が酔っぱらう話見てたら、月詠が飲んでた酒を銀さんに飲ませるシーン見て、
「あ、間接キスだ…」って気づいて萌えた。
798名無しさん@ピンキー:2009/11/17(火) 22:49:43 ID:tG4uKKtf
>>788
前書きに「エロ無し」と明記してもらえると心の準備が出来て助かります。
しかし文体は好みだし雰囲気は良いしエロ描写があればホント最高なのにな、欲求不満だよチクショー
799名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 14:29:11 ID:FATS5Kij
女の責めも読み手ー
800名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 14:54:59 ID:fiodNnjU
銀妙の注意書き足りなくて、すみませんでした。
エロも書こうしたんですが、ない方が綺麗に終わるかなと思いまして…。
蛇足になってしまうかもですが、続き書けたらまた投下します。
GJありがとうございました!
801名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 16:10:56 ID:ppc86ov9
なんか可愛いな、あんたの作品好きなんだよ、いつかエロを読ませてくれいお願いします
802名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 18:29:11 ID:UHYzqXVN
>>800
GJでした。なんとなく日常生活でも、
布団の中でもお妙さんの尻に敷かれている銀さん、というのが伺える話でした。
2人の間に生まれる子どもは、銀さんそっくりのクセっ毛の男の子だろうな。
803名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 21:21:39 ID:YqcpLP7S
新八×神楽投下

炊飯器の予約設定をいつも通り、朝六時にセットして炊飯と記されたスイッチを押す。
ピッと短く鳴った電子音に、割烹着姿の少年は満足げに頷いた。

「これでよし!…っと」

全ての家事をやり終えてほっと一息ついた新八は、
バカ騒ぎするテレビの中の人らを見やりながら疲れきった身体をどかりとソファに投げ出した。

「オーウ ぱっつぁん。家事終わったアルか?」

そこへ丁度やってきたのは風呂から上がったばかりの神楽だった。
濡れた素足でペタペタと床を歩く少女に新八は気だるそうに片手を上げる。

「あ〜ハイ。やっと終わりましたよグラさん…って、ちょっと!」
「何アルか?」
「床が水浸しじゃないか!ほらタオルで拭いて」
「んー」
「しかもこの寒い中キャミソール一枚って」
「ん?もしや新八、私のナイスバディーにムラッときたアルか?きもー」
「いやいや、ねーよ。そうじゃなくてその格好だと風邪ひいちゃうでしょ」
「今度はマミー気取りアルかウゼー」
「はいはい口はいいから手を動かして」

自分の暴言をものともせずに床を丁寧に拭いていく新八に、神楽はつまらなさそうに口を尖らせた。
804新神2:2009/11/18(水) 21:23:24 ID:YqcpLP7S
神楽と共に床を拭き終わった新八は、再びソファに身を預けながら壁に掛けられた時計を一瞥する。

「今日は銀さん遅いなぁ」
「マダオと飲みに行くっていってたアル。きっと明日の朝あたりに二日酔いで帰ってくるネ」
「駄目な大人すぎる」
「もう手遅れヨ」
「うん、僕もそう思う」

けたけたと笑う神楽につられて新八も笑い声を上げた。

(そういえば、神楽ちゃんと二人っきりになるのって久しぶりだなあ)

そんなことを頭の隅にチラつかせながら、新八はテレビを消すために傍のリモコンを手に取る。
真剣な表情をした女性キャスターの姿を最後にテレビは一瞬で真っ暗になった。

「さ、もう寝ようか」
「まだ眠くないアル」
「子供はもう寝る時間だよ」
「新八も子供ネ」
「僕は大人だよ」
「…本当に大人あるか」
「え?まあ、うん…精神的には?」

そこで新八は気付いた。なんだか神楽の様子がおかしいのだ。
膝を折り曲げてソファにちょこんとすわった神楽の頬は赤に染まり、不機嫌そうに顔を歪めたまま俯いている。
805新神3:2009/11/18(水) 21:24:58 ID:YqcpLP7S
「…新八」
「何?」
「お前、セックスしたことアルか?」

「セックス?ハハハ、そんなのあるわけ…え?や、ちょ…え゛ええええ!?い、いきなり何を言いだすの!?」

あまりに唐突な質問に新八は眼を剥いて驚くしかない。
普段近所の子供たちと走り回っている神楽から、まさか「セックス」だなんて単語が飛び出すとは。
思いもよらない展開に頭は混乱するばかりだ。けれどそこを何とか落ち着かせ、新八は慎重に神楽に問いかけた。

「えー…と、なんかあったの?」
「…。」
「神楽ちゃん?」
「…サド野郎に言われたアル」

神楽が呟いたその名前に新八は苦笑するしかない。まーたあの人か、と。
自分の隣で頭を垂れる少女の天敵、沖田総悟の姿を脳裏に浮かべながら新八は大袈裟に溜め息を吐いた。

「なんて言われたの?」

「男も知らねえ小娘の癖に生意気だ、って。サドだってガキなのに子供扱いしやがって、本当にムカつくネ。
だからわたし、早く大人の女になりたいアル。きっとセックスしたら大人になれるアルヨ」

軽く俯いていた神楽が、不意にキッと睨みつけるようにして新八を見上げた。

「だから新八、私とセックスするアル」神楽の言葉に新八は黙り込む。
そして暫しの沈黙の後、真剣な少女の双眸をしっかりと見据えて新八は口を開いた。
806新神4:2009/11/18(水) 21:26:58 ID:YqcpLP7S
「あのね神楽ちゃん、童貞の僕が偉そうに言うのもアレなんだけどね」
「うん」
「そういう行為は、本当に大好きな人とやるものだと思うんだ」
「うん」
「人に馬鹿にされるのがヤダから処女を捨てるなんて、そんなのダメだよ。絶対、ダメだよ。」
「ダメじゃないアル」
「…どうして?」

「だって私、新八のこと好きヨ。とてもとても大切ネ」

あまりに真っ直ぐで素直な神楽の告白に新八は眼を見開いた。はにかむ神楽を前にして、一気に顔に熱が集まる。
その反応に気付いたのか、神楽は照れたようにそっぽを向いた。

「…嘘じゃないヨ」
「ほ、んとうに?」
「本当アル」
「僕なんか童貞だしアイドルオタクだしシスコンだし駄メガネだよ?」
「知ってるヨ。お前は童貞でアイドルオタクでシスコンで駄メガネでどうしようもない奴アル」

「でも、そんなお前を好きになっちまったアルヨ」

そうして神楽は笑って、新八の唇に自らの唇を押し付けた。

神楽の口元から微かに漂ってきたのは酢昆布の匂い。

(ファーストキスの味は酢昆布かぁ)

新八は何だか可笑しくなって、隣で真っ赤になった神楽にお返しのキスをした。先ほどのよりも少し長めに。

「新八」
「なに?」
「お前は私のこと好きアルカ?」
「何を今更。好きに決まってるでしょ」
「家族として?」
「それもあるけど、ちゃんと女の子として」

神楽は一瞬だけ眼を見開いて、それから満足そうに微笑んだ。

「優しくしろヨ。ダメガネ」

甘えるようにして新八の首に白い腕を絡ませてきた神楽に、
「はいはい」と頷きながら新八は彼女の少し濡れた髪をそっと撫でた。
807新神5:2009/11/18(水) 21:29:46 ID:YqcpLP7S
兎柄のパジャマを脱いで下着姿になった神楽を、
新八はたどたどしい手つきで愛撫してゆく。
丁寧に、そして焦らすように触れられたそこは愛液でビショビショになっていた。
濡れたパンツをそっと脱がせば透明な糸が引き、新八はごくりと唾を飲み込む。
ぱっくりと割れたそこは綺麗なサーモンピンクだった。
物欲しそうにパクパクと痙攣する神楽の秘部に、新八はゆっくりと人差し指を突き刺す。

「ふっ…あ…!」
「気持ちいい?」
「なんかっ、変な感じ…ある…」
「わ、二本はいった」
「ひ…っ、ん…!やっ…」
「もう一本はいるかな…」

左手で神楽の胸を撫でながら、新八は3本の指でグチュグチュとそこを勢いよくかき回した。
室内に響く卑猥な水音に神楽の耳はみるみるうちに赤くなっていく。

「…あ!な、んか…変…っ!」
「イきそう?」
「うん、う、ん!…いっ…あ、イク…!!」

三本の指をぎゅっと締め付けて、神楽は新八にしがみついたままビクビクと痙攣した。

「は、あ…」
「大丈夫?」
「…うん。もう、いれていいヨ」
「うん。わかった」

未だ肩を上下させながら快楽の余韻に浸る神楽の両足を新八は自らの肩に乗せる。
すっかり興奮して先走りを垂らす陰茎を擦りながら、静かに神楽の秘部にそれを押し当てる。

「痛かったら言ってね?」
「うん…っ」

慎重に押し進めいくそれを、神楽の小さな入り口がゆっくり飲み込んでいく。

「…いっ…」
「っ、痛い?」
「ふ…あ…大丈夫…アル」

じわりじわりと広がっていく痛みを必死にこらえる神楽の額には脂汗が滲み出す。
808新神6:2009/11/18(水) 21:34:10 ID:YqcpLP7S
ズブブ、と奥深く沈んだ異物感に神楽は悲鳴を上げる。

「あ、あああ!痛い!痛いヨ!」

秘部から溢れ出た血が潤滑油となり、ついに新八の陰茎が全て神楽の中に突き刺さった。

「う、動くよ?神楽ちゃん」
「うん…!動いて…」
「力、抜いててね」

自らの男根を引きちぎらんばかりの締め付けに新八は今にも精を吐き出してしまいそうになる。
どうにかそれをこらると、真っ赤になった神楽の頬に手を添えつつ、ゆっくりと腰を動かし始める。

「んっ…あっ、あっ…!」

初めの激痛も次第に薄れていき、段々と快楽の波が神楽に押し寄せてきた。
新八の方も全身に汗をかきながら腰の動きを速めていく。
パン、パンと一定のリズムを刻みながら膨張した男根が神楽の中を突き上げる。その度に、白濁した液が飛び散った。

「あっ、あっ…新八…!もうイキそう、アル」
「僕も…もう…限界、」
「イク!イっちゃうヨ!あっ、あっ、イっ!!」
「はっ…!あ…っ」

びくん、びくんと大きく背を反らして絶頂を迎えた神楽と共に、新八も大量の精液を吐き出した。




「神楽ちゃん」
「何あるか」
「汚れちゃったからシャワー浴びてきなよ」
「えー、私さっき入ったばかりヨ〜」
「ほら起きて。僕はパジャマ洗っとくから」
「またマミー気取りあるか、うぜー」

そういって悪戯っ子のような笑みを浮かべた神楽に、新八は笑って呟く。

「このこと、銀さんには内緒だよ」
「当たり前アル」

辺りに広がった衣類をかき集めて手渡してきた新八の頬に、神楽はもう一度キスを落とした。

以上です。ありがとうございました
809名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 21:39:08 ID:Z6OtURbQ
新神GJ!
まってました
810名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 21:45:36 ID:RGBS5Elu
神楽可愛い、GJ!
811名無しさん@ピンキー:2009/11/18(水) 22:34:45 ID:xHHgsy0h
可愛い〜GJ!
812名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 00:07:20 ID:fiodNnjU
セリフがいいっすね。神楽と新八の声が再現されました。
特に新八のテンパり具合が良かったです。可愛いGJ!
813名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 02:05:48 ID:3JihOjg4
セリフの言い回し自然で新八、神楽そのものって感じがした
GJ!
814銀妙:2009/11/19(木) 19:03:44 ID:7WJe6KcP
「天然パーマメントごと愛してんだろ?」

銀さんの唇で、声で、言われると
同じ言葉でも凄くイヤらしく聞こえるのはどうしてだろう。
唇を吸われながら、ぼんやりと思う。
杉〇さんの演技力かしら…低音でなかなか素敵な声よね…。アドリブも…。
などと暫く考えてたが、すぐに何も考えられなくなってしまった。
銀時の唇に集中する。
妙は銀時の口づけが好きだった。
しっとりと優しく塞ぐ柔らかな口づけも、全てを貪る嵐のような激しい口づけも。
これにはすぐに答えが出せる。
どんな口づけも心が籠もっているからだ。だから、私の心を満たしてくれる。
「んッ…ふぁ……ぁむ…」
合わさる唇の隙間から、知らずの内に喘ぎ声を漏らしていた。
もっと、もっと感じたい。そう思った瞬間、銀時の唇が不意に離れた。
「あっ……」
思わず、不満げな声が出た。
それを聞いた銀時が少し驚いた顔をしたのを見て、我に返る。
私ったら、何を…!
自分のはしたなさを恥じ、とっさに視線を外すが、
更に顔が熱を持つのは止められなかった。
「あのさァ…、どうした?」
「え…?」
熱を孕んだ声。
815銀妙:2009/11/19(木) 19:05:02 ID:7WJe6KcP
潤む瞳で見上げると、暗がりでもわかるくらい銀時の顔も赤く染まっていた。
「今日へんだろ……」
「…銀さんだって顔が赤いです…。風邪ですか?」
「あ?」
「嫌だわ、うつさないで下さいね」
「……やっぱいつも通りだった…」
ムスっとした声でそう言うと、そっぽを向いた。
「あ…」
銀時の顔を覗き見る。
さっきまでは眉根と目が近く、瞼もキリッとしたシリアス顔だったのに、
今はかなり距離が空いてしまっている。
あぁ…、またやってしまった。
こんな憎まれ口など叩かずに、ただ「もっと」と乞えば良いだけなのだ。
そうすれば、この人は喜んで私に口づけをくれるだろう。
なのに、ちっぽけなプライドが捨てきれない。
銀さんの言う通り…本当に、全く可愛くない女だわ。

816銀妙:2009/11/19(木) 19:09:23 ID:7WJe6KcP
妙が自己嫌悪している間に、
銀時の眉根と目は更に間隔を開け、瞼も最大に重くなっていた。
ハ〜ァと深いため息を吐き、ガシガシと髪を掻く。
「…なんかお前の言う通り、カゼ気味かもしんねェ」
「えっ?」
「うつすとわりィから、続きは1人でやんな」
「ちょ…、」
「オヤスミぃ」
言い捨てると、止める間もなく体を反対に向かせて目を閉じてしまった。
これには焦って声を掛ける。
「銀サンっ」
「…具合悪いんだから、静かにしてくれや」
取り付く島がない。
天然パーマメントは、もぞもぞと布団を被ってしまった。
怒らせちゃった…?
高ぶった体をポンと放り出され、絶望的な気分になる。
「……銀サン…」
「……」
「…こっち…向いて下さい…」
今にも泣き出しそうな声に、ピクリと肩を震わせる。
ドSな銀時も、惚れた女に泣かれては流石に気分が悪い。
仕方なしに顔だけ向けて目を開けた。
「…ンだよ…熱っぽいんだからホント」
その先は、唇に塞がれた。
柔らかく、しっとりと濡れたお妙の唇。
少し拗ねているけど、許しを乞う様な、甘える様な。
そんな心の籠もった口づけだった。
驚いたが、目を閉じて素直に応じる。
「…ン…」
しばらくして、ゆっくりと離れた。
目を開けて妙の顔を見ると、気の毒なほど赤くなっていた。
俺が風邪なら、アンタはインフルエンザですかコノヤロー。
「…お願い。続き、して下さい…。
風邪、移ってもいいですから…」
思わず目を見開いて妙を見る。
オイオイ、おねだりだよ。あのお妙さんが。
「お妙…」
「はい……」
らしくなく気落ちした声に、ふと笑って向き直る。
じゃあ、こちらも可愛くおねだりといきますか。
妙の手をとり、己の股間にあてがった。
817銀妙:2009/11/19(木) 19:11:00 ID:7WJe6KcP
「熱っぽいの息子の方だったわ。手厚く看病してくれる?」
「…まあ大変。冷えピタでも貼りましょうか」
「オイぃぃぃ!!」

そう言いつつも妙は跪き、そろそろと銀時のトランクスに手を掛けた。
既に熱を持ちテントが張っていたせいで、ゴムに少し引っかかり震える。
不意の刺激に、銀時は顔を歪ませた。
「すみません…」
「大丈夫…」
無事に脱がせる事に成功すると、トランクスを畳んで端に置く。
そして反り立ったものを手で支え、静かに口に含んだ。
銀時は、股間に埋まる艶やかな髪を優しく撫でてやった。
一通り舐めると、今度はちゅうと吸いつく。
「……はッ……」
たまらず目を細めて、お妙の頭を掴む。
初めは穏やかだった尺八も、銀時の掴む手の強さや、荒い呼吸。
時折漏れるあえぎ声に火がついたのか、次第に激しくなってゆく。
やがて口の中で先走りを吐き出し、熱く震えだした。
迫る射精の予感に、もう少しだわと追い討ちを掛けようとした瞬間
「ちょっと、…も、やめて」
予想もしない制止の声に、目を見開く。
しかしここまで来て止める訳にはいかない。更に頭を上下しようと、
「だから離せって…!」
声を荒げた銀時に頭を掴まれて、離されてしまった。
「あれ、泣きそう……え…?」
「ッ……」
「あー…荒い声出しちゃったから?」
「違うわ…」
「?」
「…あんな途中で止めろだなんて…。よ、良くなかったんでしょっ…?」
ごめんなさいと下を向いた。下唇を噛んで涙が流れるのだけは我慢する。
その時、
「ったくもォォォォ!!」
叫んだ。
何事かと驚きお妙が顔を上げると、ガシっと強く抱き締められた。
「ぎっ…銀さん!?」
「何でそういうとこはネガティブなんだよ…!お前バッ…本当バカな!」
「だって!」
「だから止めろって言ったのはァ〜!…つまり…!その…」
818銀妙:2009/11/19(木) 19:14:47 ID:7WJe6KcP
…良すぎたんだよッ。俺が先にイッちまったら…、おまッ…わかるだろ…!?
ごにょごにょと早口に囁いた。
キョトンとして首を巡らせ銀時を見ると、耳や首まで真っ赤になっていた。
「っ…」
「…泣いたり笑ったり、忙しくていいですねコノヤロー…」
「すみませっ…ふふっ…」
ツボに入ったのか、クスクスと笑い出して止まらない。
そんな妙に、銀時は腕を解く。
熱くなった顔を両手で被い、「もうヤダコイツ…」と消え入りそうな声で呟いた。
「色々と台無しじゃねぇか。ほらッ寝ろ、横になれ」
妙は笑いを引っ込めて、大人しく横になる。
銀時は妙の足を開かせ股間に唇を寄せた。
腰を抱えて固定し、溢れる蜜を舐めとった後ねっとりと舌や指を這わせる。
「あッ…」
膨らんだ秘芯に吸い付くと、妙の唇から嬌声が漏れた。
今度は尖らせた舌で執拗に抉ってやる。
瞬く間に、妙の下半身が痙攣し悲鳴を上げて達した。
「…はぁ……はぁ」
快感で息も絶え絶えになる中、太ももの間から覗く柔らかな銀髪をそっと撫でる。
やっぱりちょっと犬みたいね。
「オイ…、今犬みたいって思ったろ」
「ちょ、勘が良すぎです。怖いわ」
「…誰かサンの看病のせいで、息子がカゼ拗らしたからもう入れるわ」

819銀妙:2009/11/19(木) 19:17:18 ID:7WJe6KcP
「えっ、ちょ、やぁぁ…!」
宣言から間髪入れずに、剛直が柔壁を押し進んだ。
「キツい…、力抜けって…入らねェ」
耳に囁くが、一向に緩まないので、
先ほど舌で皮を剥いた秘芯を、指でキュッと摘む。
「きゃあっ!」
悲鳴が上がり、一瞬締め付けた後、力が緩んだ。
その隙を見て一気に最奥まで沈める。
「ーーーっ!」
妙が声にならない悲鳴を上げた。一呼吸おいた後、ピストンを開始する。
始めは緩やかに。時たま性急に。リズムをつけて擦りあげる。
腰がぶつかる度、水音が激しくなった。
銀時の動きに合わせて、小さな?…ささやかな?…コホン。
美乳が上下に揺れた。…小振りだったが。
「はっ…はっ…」
呼吸が乱れた銀時の額から汗が滴り、妙の体にパタパタと落ちた。

「あっ…あっ…銀さ!きゃぁぁっ!」
「…っ!」
やがて2人は、ほぼ同時に絶頂を迎えた。
女は逞しい男の胸にしがみつきながら激しく痙攣し、
男は歯を食いしばり腰を震わせながら女の最奥に熱い精を吐き出した。


〜〜〜
「あの……いい加減重たいです」
「いや、今大事なとこだから」
「もう随分たちますよ…」
「ちょっ!俺やお前は良いとしてもだよ?
やっぱこの苦しみの連鎖は断ち切らなきゃ酷だろうと、こうしておまじないをだな…言わば勇者的な…」
「いいからさっさと抜けやクソ天パァァァ!」



820名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 19:18:19 ID:7WJe6KcP
銀妙終わりです。
ケータイで、長々と失礼しました。
読んで下さった方、ありがとうございました。
821名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 20:00:18 ID:xggsg1lQ
GJです!素晴らしい銀妙ありがとうございました!
822名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 20:18:38 ID:fM8qE8nY
GJ! ラストのお妙さんには吹いた
823名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 20:30:14 ID:soFGUuOq
GJです!
会話笑えるwかわいい
妙ちゃんみたいなのいじめるのいいね
824名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 20:32:59 ID:aaza9nZB
GJです!
二人の会話が面白いw
825名無しさん@ピンキー:2009/11/19(木) 22:14:36 ID:H3IXHE7z
GJ!会話もGJ!
826名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 01:08:27 ID:+5chsIA4
GJ!
かわいかった
827名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 02:04:23 ID:2A9qDQk6
二人のやり取りかわいい〜。
微笑ましいお話、ありがとう!!またの投下お待ちしてます。
828名無しさん@ピンキー:2009/11/20(金) 11:21:47 ID:c2bSiShF
ラブラブなムードで終わるかと思いきや、最後はやっぱり夫婦漫才のように
なってしまう銀妙に萌えました。GJ!!
やっぱりこの2人のSSはほのぼのしてていいね。
829名無しさん@ピンキー:2009/11/21(土) 17:32:10 ID:H7LOp5tj
キッズステーションでシーズンその弐を一挙放送中!!
830銀妙沖:2009/11/21(土) 23:56:06 ID:N77Fy3As
ほのぼのな空気を読まず投下します。
・銀妙沖です
・3人ですが3Pはありません。
・若干強姦かもしれません。苦手な方はスルーよろ
・ムダに長い割にあんまりエロくないです
では。
831銀妙沖 1:2009/11/21(土) 23:57:56 ID:N77Fy3As
いつもと変わらない昼下がり、銀時は大江戸ストアのレジ袋を下げ歩いていた。
足が向かう先は、言わずと知れた志村邸。
袋の中身は毎度おなじみ、ハーゲンダッツとあずきバー。
真夏の頃を過ぎたとはいえ残暑が幅をきかせている。まだまだアイスが恋しい季節。
それは糖分王の銀時以外の人間にも当てはまるだろう。
とりわけ恒道館にいる女…妙も、その例外ではない。
最も彼女は暑さ寒さに関わらず、ハーゲンダッツになら年中反応するのだが。
「あーあー。なんたって高級アイス引っ提げてこんなトコ来てんだろうねぇ俺ァ…」
誰が聴くわけでもない言い訳の独白。
けれど、それは恒道館の門をくぐるための正当な理由。
「おーい。邪魔するぜー」
玄関を開けてから少し控えめな声で来訪を告げる。10秒待つ。家の中からの返事は無い。
さらに5秒待つ。それでも返事は無い。しかし家主の許可を待たず勝手に上がる。
夜の仕事をしている妙は家事の合間をぬって仮眠をとることが多い。
『無理に起こされるぐらいなら、不法侵入された方がマシだわ。そうですねぇ…。
玄関の鍵が開いている場合に限りますけど、
声を掛けて返事がなくっても勝手に上がって構いませんよ』
以前妙が拗ねるように言って以来、銀時は遠慮しつつも屋内に勝手に入る許可を得ていた。
暴力もぼったくりも笑顔でこなす妙だが、
いくらなんでも誰彼構わず家に上げるような非常識な女ではない。
だから、これは銀時にだけ与えられた特権だ。
「おーい。いねーのか?」
やはり返事が無い。しかし玄関が開いたということは家の中に居るはずだ。
眠っているのだろうか。ならば、無理に起こすのもかわいそうだ。
とりあえず台所へ向かい冷凍庫にアイスを入れる。
これで糖分補給はお預けだが、融けてしまうよりはマシだ。
それに妙がいないならここで食べても仕方が無い。
しばらく待っていればいいか。そう思いながら縁側へ向かう。
しかし、そこには先客がいた。
「……………………………なんで?」
日当りの良い場所を無遠慮に占拠し、座布団を折って枕代わりにして
惰眠を貪る沖田総悟の姿があった。
832銀妙沖 2:2009/11/21(土) 23:59:30 ID:N77Fy3As
「あら、銀さん。いらしてたんですか。ごめんなさい。奥に居て気づかなかったわ」
静かな足音とともに沖田を挟んだ向こう側から妙が現れる。
しかし銀時には妙の登場よりも沖田の存在が不可解だった。
「ねえ、なにコイツ。なんでここに総一郎君が居て、
いつものムカつくアイマスクしてくつろいで寝てんの?」
「ああ、うちの縁側日当りがいいでしょう? 寝心地がいいからついうとうと…」
「いや、そうじゃなくてね。そういう意味じゃなくてねオネーサン」
「あら、じゃあ何かしら。うちの縁側に眠りの国に誘う扉でも開いてるのかしら…。
大変! 全然気づかなかったわ」
「アホかァァァァァ!! そういうんじゃねェェェェェェェ!!」
「ガタガタうるせーですぜ、旦那ァ…。
ったく、ヒトサマが寝てるってェのに迷惑なこった…」
銀時がぎゃぁぎゃぁと騒ぐものだから、当然のことながらサド王子が目を覚ました。
「あら、起こしちゃったわね。ごめんなさいね。総くん」
「いや、妙さんが謝るこたァないでさァ。
そろそろ巡察に戻る時間だから丁度良いんで。それじゃァ、妙さん」
「………………総くん? 妙さん? え? 何ソレ。
君たちお互いそんな呼び方してたっけ?」
銀時は二人の会話についていけないという表情を浮かべ呆気にとられている。
そんな姿を見て、ドS沖田はもちろん愉悦を覚える。
自然に口の端が上がっても仕方が無い。
しかし、沖田はできるだけ口の歪みを抑えながら、銀時とすれ違い様に耳元でこう囁いた。
「姐さんを狙ってんのは、旦那と近藤さんだけとは限らねェってことでさァ」
833銀妙沖 3:2009/11/22(日) 00:01:48 ID:N77Fy3As
「…………何、アイツ……」
沖田が消えた後も銀時は状況を呑み込めずにいた。
「うちの近く、巡察ルートなんですって。
それで丁度休憩に入る頃にうちの前を通るらしくって。
たまにですけど眠いときや夜遅くて疲れてるときは
少し休ませてくれって来るんです。
縁側で少しの間休むぐらいなら問題ないでしょう?
それにホラ。この辺りってストーカーが出没するし、
パトロールしてもらえて私も安心ですから」
玄関先まで沖田を見送り、再び銀時のいる縁側まで戻った妙は
未だ立ち尽くす銀時を気にすることも無く、
沖田が寝ていた場所に座ってお茶を飲んでいる。
「いやいや、ストーカーってアイツの上司でしょ? つーか何その『総くん』って」
ふぅ…と呆れたような軽いため息の後に、
「銀さん…。いい加減座ったらどうですか? お茶も入れてあるんですよ?」
そう言って銀時を隣に座らせた。
このままでは埒があかないと踏んだのか、とりあえず銀時を諌めることを優先させるようだ。
「沖田さんのお姉さんが彼を『そーちゃん』って呼んでたらしいんです。
で、私は新ちゃんの『お姉さん』でしょう?
だから私を見てるとお姉さんを連想しちゃうんですって。
でも『そーちゃん』って呼び方はお姉さんだけのものだから」
「だからって総くん? なんで? 今まで通りの沖田でいいじゃねぇか」
理由を説明しても一向に銀時の機嫌が直らない。
しかし、なぜここまで呼び方一つでブツブツ文句を言われるのか、
妙にはまるで心当たりが無い。
いや、もしかしたら、自分勝手にも自惚れていいのなら、銀時は嫉妬しているのだろうか?
ほんの少しだけそんな可能性に期待するが、やはりそんなことはあり得ない
――妙は自分本位な想像をかき消す。
「交換条件なんですよ」
「交換条件?」
834銀妙沖 4:2009/11/22(日) 00:03:41 ID:oLtKXdbt
沖田に対する呼び方に深い意味
――特に恋慕の情など無いことを明白にさせるため、妙は事の詳細を銀時に話す。
「私、真選組の人たちに『姐さん』って呼ばれてるでしょう?
あれ、嫌なんです。近藤さんとお付き合いしてるわけでもないし。
だから、私のことを『姐さん』って呼ばないなら…って」
「ああそう……。そんだけ」
「そう。それだけ」
「そんだけ…………なわけあるかァァァァァァァァァ!!!」
突然怒鳴りだす銀時に、妙の心臓が跳ねる。
ビックリした拍子に心臓が止まったりでもしたらどうしてくれるのかと
抗議したいところだったが、銀時のあまりの形相に妙はたじろぐ一方だ。
「ちょ! お前、マジでそれ言ってんの?
お前が新八のねーちゃんだからついでにアイツがアイツのねーちゃん思い出して、
お前は姐さん呼ばわりされたくなくて、だから総くん妙さん?
休憩時間に上がり込んで休むだけ? お前それマジで信用してんの?
ああ、お前分かってねぇよ!
男ってのはな、99%が狼でできてんだよ? え?
お前、何かあってからじゃ遅いんだよ?」
沖田のことを一方的に悪く言う上に、
沖田との間で成された約束を悪く言われた妙が機嫌を悪くするのは当然のことと言えた。
「銀さん……。帰ってくださいます? ここ、あなたの家でも何でもないんですよ?
総くんは私にとって大切な友人で、同い年で、弟みたいな人です。
世の中の男性全てが銀さんみたいにちゃらんぽらんで女ったらしだと思わないで下さい!
それに、私は彼に恩もあります。そんな風に悪く言われる筋合いなんかありません!!」
銀時は妙の言葉の最後まで聞くこと叶わず、右ストレートを頂戴し、
その勢いのまま志村家を追い出された。
835銀妙沖 5:2009/11/22(日) 00:05:02 ID:oLtKXdbt
数日後。
この前と同じく、志村家の縁側で沖田は休憩を取っていた。
この前ここに居たときと違うのは妙の機嫌と天気の悪さ。
空は灰色の分厚い雲に覆われ、今にも大雨を降らせるだろう。
それに比例するように妙も不機嫌で、しかしその原因は
この天気ではなく、銀時なのは明白だった。
「一方的に総君のこと悪く言うのよ! もう私頭に来て…」
「だからって殴るのは頂けねェ。殴った方が逆に拳を痛めるかも知れないでさァ」
沖田はそう言いながら自然に妙の手を両手で包むように握った。
「せっかく奇麗な手ェしてんだから。大事にしねーともったい無ェ」
思ったより小さい手。細く白い指。そしてなにより暖かく奇麗だった。
血に汚れた自分たちとは違う、奇麗な手。
あの銀髪もこの手を欲している。そう思うと沖田の中に黒い感情がわき起こる。
「そうね、あんな天パのせいで私が痛い目みるなんて割に合わない…あら」
ポツ、ポツ、と雨が降り出す。その粒は大きく、瞬く間に地面に叩き付けられる。
その音は静かな会話を続けるのが不可能なほど大きく響く。
「えらく降ってきやしたねェ…。
雨戸、閉めたほうがよさそうだ。手伝いまさァ」
妙はありがとう、と沖田に笑顔をおくる。
それは特に深い意味を含まない何気ない、単なる感謝を伝える仕草。
だが、後から考えれば、それがスイッチだった。
836銀妙沖 6:2009/11/22(日) 00:06:38 ID:N77Fy3As
手際良く雨戸を閉め、居間に座り直す。
「この降り方だとそう長くはないと思うんで、止むまで雨宿りさせてもらえますかィ?
どのみちこんだけ酷い降り方じゃ、巡察どころじゃなさそうだ」
「あら、いいの? 職務怠慢だって怒られない?」
「俺ァこの家によく出没するっていうストーカーを狙ってるんで、サボリにゃなりやせんよ」
「ふふ。それってサボリの口実ね」
柔らかく笑う妙の横顔に、姉の少女時代が重なる。
沖田はその錯覚に頭を揺さぶられるような目眩を感じた。
雨が地面を叩き付ける音は勢いを増し、ノイズのように沖田の鼓膜を揺さぶる。
隣に居るのは姉ではない。
姉は、もういない。
そして妙を姉の身代わりに仕立てて甘えたいと思ったのは事実。
けれど姉を手に入れたいわけじゃない。妙は妙だ。
銀時が、近藤が想いを寄せる女性であり、
出来ることなら奪って自分のものだけにしてしまいたい女性。
「妙――さん…」
この女性を手に入れることができれば。
もう失うなんて、二度と御免だ――。
「そう…?」
紅を引かずとも十分に潤いをたたえる唇に、沖田は自分の唇を重ねた。
「――っ! 何する……ん!!」
突然の事に抵抗し、一度は離された唇。
しかし妙の頭に手を伸ばし無理矢理抱き寄せ、再び口づける。
今度は、逃がすつもりはない。
閉じられた唇を舌で撫でると、その感触に驚いたのか、かすかに口が開かれる。
沖田がその隙を逃すわけがなかった。
口内に舌を差し込み、犯す。
頭を抱かれ、角度を変えられ、抵抗するほどに深くなる口づけ。
その行為に妙の思考は蕩けていた。
ようやく離れた二人の間には艶かしく光る一本の糸。
「俺ァ、単に休憩するためにここに来てたわけじゃないんでさァ。
アンタを俺のモノにしたいんで」
837銀妙沖 7:2009/11/22(日) 00:08:06 ID:N77Fy3As
「……あっ! やめ……んっ!」
首筋に吸い付き、白い肌に赤い花を咲かすたびに妙の身体はビクビクと反応し、
か細い嬌声が漏れる。
「ああ…感じてくれるんですねェ…。その声、旦那にも聞かせてやりてェ…」
「い…や……やめて…そう……っ」
沖田が銀時のことを口に出したのはわざとだった。
プライドが高く、誰よりも強く高潔な妙。
その妙が密かに想いを寄せる相手のことを考えれば、
今こうして沖田に無理矢理身体を犯されているのは苦痛以外の何物でもないだろう。
「俺ァね、妙さん。アンタを啼かせてみたいんでさァ。
そうだな…いっそ壊れちまってもいい。
アンタが旦那を好きなのは知ってますけどね。だからこそ…」
――旦那のことなんざ考えられなくなるぐらい、俺の手で壊してしまいたい。
いつの間にか身体の上に沖田がかぶさり、妙の視界のほとんどが沖田によって塞がれた。
こうなってしまっては沖田は自分で自分を止めることなどできるはずもなく、
着物の合わせ目に手をかける。
胸元を乱暴に開き、そこに浮かんだ鎖骨に口づけ舌を這わす。
妙への愛撫を続けながら、器用に帯を緩める。
だんだんと着崩れていくと、次第に人目に曝されることの無い肢体が姿を現した。
妙の両手を掴み、頭上で固定する。妙はずっと抵抗しているが、やはり沖田は男なのだ。
力で敵うはずも無く、結局はされるがままに全てを暴かれてしまった。
「ああ、キレイでさァ…。ねえ、妙さん…旦那はアンタの今の姿、見たことあんのかい?」
「……っ! わ…私と銀さんは…そんなんじゃ……んっ!」
口を塞ぐ。小振りだが形のいい二つの膨らみを撫で、揉みしだく。
唇を離すと、甘い蜜を含んだ声がかすかに漏れる。
固くぎゅっと口を閉じ、何も感じないように、
悦楽に流されてしまわないように我慢しているようだが、それでも漏れだす甘い声。
その声を聞くたびに耳が、頭が蕩けてしまいそうになる。
胸を弄びながらその頂きを屹立させ、その一方を口に含み舌で舐め転がすと、
我慢の許容を超えた声が響きだす。
「ふぁ……やぁっ!!」
838銀妙沖 8:2009/11/22(日) 00:09:23 ID:oLtKXdbt
いつの間にか妙の両手は力をなくし、押さえ付けていなくとも抵抗することはなくなっていた。
あとは、このまま責め続けて、妙の方から腰を振るようになれば、高潔な魂は堕ちるだろう。
「声も感じてることも、我慢しなくていいんだぜ? 雨音で誰にも聞こえねェ」
耳に吐息がかかるように囁く。ついでに耳朶を唇でなぞり、甘噛む。
沖田が妙の身体に触れるたびにビクビクと反応するものだから、
沖田としては虐めたいと思う気持ちにブレーキをかけることができない。
「ああ、なんて女なんだ…。計算じゃねェなら恐ろしいこった」
「…え? ――…っぁっ!!」
妙の膝を割り、無理矢理開かせる。
指で茂みを撫でると「やめて…」と涙を浮かべた眼で懇願された。
「そういうこと言っても煽るだけだってわかってますかィ?」
「…………っっ?!」
ほんの少しだけ湿り気を帯びていた妙の密所に指を挿れた。
いきなり裂くような痛みに襲われ、妙の頭は真っ白になる。
「ああ、順番間違えた。先にこっちを可愛がってやりゃぁよかった」
妙の膣内に指を挿れたまま、親指でクリトリスを引っ掻く。
「やぁっ……! あっ!! あっああっ……っ!」
痛みとともに押し寄せる快楽。膣内の指が動くと痛みが走り、
クリトリスの先端に軽く爪を弾かれると今まで感じたことの無い痺れるような甘い感覚。
「ああ、ようやく濡れてきた…」
沖田の指が動くたびにグチュグチュと、雨音とは異なる水音が鼓膜を揺さぶった。
839銀妙沖 9:2009/11/22(日) 00:10:55 ID:oLtKXdbt
「聞こえますかィ? これ、妙さんの音ですぜ。こんなに濡らして…いけねぇヒトだ」
「…めて…」
「あぁ?」
「やめてください…こんなこと…なんの意味も無いわ…」
目尻に涙を浮かべながらも沖田を睨みつける視線は、
普段の妙となんら変わらない強さを秘めている。
身体を蹂躙され、白い肌にいくつ花を散らされても、
その魂は高潔さを少しも失ってはいなかった。
「意味はあるぜィ…。俺は、アンタを手に入れたい」
「無理よ…。貴方は私を手に入れることは出来ない」
――それは、旦那を想っているから?
そんなことは重々承知している。だから。壊すんだ。
「無駄口は叩かない方が身のためだぜ。俺を咥えこんで、イッちまいな」
最後まで言うや否や、沖田の肉棒が妙を貫いた。
「いたい!! 嫌ぁ…!!」
上に乗る沖田を拒絶し、両手を振り上げ沖田を叩く。
しかしその腕は震えていて、勢いも力も籠りきらず、虚しく空を舞う。
それどころか腕を逆に捕まれ、唇を落とされてしまう。
「とっとと堕ちちまいなァ…。もう俺でいいじゃねェか」
正直に白状すると、沖田自身も痛みを感じていた。
自他ともに認めるドSである彼でも、想いを寄せる女性を無理矢理襲うのは抵抗がある。
しかしそれ以上に手に入れたいと想う気持ちが強かった。
そして正攻法では手に入らないということも分かっていた。
近藤ならともかく、あの銀髪の侍に勝てるものだろうか?
「負けたくねェ…。俺は………」
負けたくないから、先に奪う。それだけだった。
腰を打ち付ける衝撃が襲う。その度に妙の頭は真っ白になり蕩ける。
自分の口から漏れる嬌声が他人のものと思えてならない。
なぜこんなことになってしまったのか、
この快楽は想いを寄せる相手から与えられたものではないのに、
身体が勝手に反応し、蹂躙されることに悦びを感じる自分を責めたてる。
「…ぎん…さ…」
「まだ言うか」
無意識に口をついた男の名前に反応し、沖田の動きはいっそう激しさを増す。
ズンッと突かれたと思えばゆっくりと膣内を掻き回され、
もうどこからが沖田でどこからが妙なのか混ざり合って分からない。
「孕んじまえ…っ!」
「――っ!!」
840銀妙沖 10:2009/11/22(日) 00:12:04 ID:oLtKXdbt
膣内に熱いものが迸る。
雨音は未だ勢いを殺すこと無く部屋に響く。
そのうちに行為を終えた二人の吐息とが混ざり合った。
「は………ははっ。もう……アンタは俺のもンだ…」
熱を放出した後の虚脱感と、お互いの汗と体液で
噎せ返るような匂いに目眩を覚えながら、沖田はつぶやく。
しかし、そんな沖田とは対照的に、妙の声はクリアに沖田の鼓膜を、心を突き刺した。
「でも、貴方は一度手に入れてしまえばすぐに飽きて棄ててしまうでしょう?」
「……………………え?」
雨音が、ノイズのように響く。
妙の声は、そのノイズすら踏み越えて、沖田を射抜く。
「貴方は私を好きなんじゃない。ただ銀さんや近藤さんから勝ちたかっただけなのよ。
私はただのオマケに過ぎないわ。だから…」
うるさい雨音。
「もう私への興味は失せるでしょう?」
うるさい声。
「……だから、抱かれたってのかィ?」
うるさい慟哭。
「そうよ。一回我慢すれば、もうおしまいだもの」

うるさい、想い。

「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

妙の言葉を戯れ言として否定することができず、沖田は外へ逃げ出した。
雨は、まだ止まない。
841銀妙沖 11:2009/11/22(日) 00:13:23 ID:oLtKXdbt
「………本当に…バカな女…」
傷つけずに済むのなら、その方がよかった。
流されるままに抱かれ、けれど銀時への想いを断ち切ることも出来ず、
結局最後にその心に刃を突き立てた。
「もう来ないなら……その方がいいのよ…」

最初は同い年の沖田が姉のようだと言ってくれたのが嬉しくて。
もう一人弟が出来たようだと喜んで。
もし、もし、銀時がそんな他愛も無いやりとりを見て少しでも妬いてくれるなら、
それは私のことを少しは好きでいてくれてるってことかしら?
――こんな、バカな計算をした。
これは沖田の純粋さを利用した罰なのだ。
「本当に…最低だわ…」

無理に身体を暴かれた痛みなんてどうだっていい。
自分自身の愚かさと沖田の身体に刻み込まれた傷の痛みは、こんなものではない。
涙が頬を伝う。悲しむ資格すら無いというのに。

「………お前、なにしてんだよ…」

突然聞こえた低い声。
妙は、まるで鈍器で頭を殴られたような目眩を感じた。
心臓は早鐘のように苦しいほどの鼓動を刻む。
842銀妙沖 12:2009/11/22(日) 00:14:54 ID:oLtKXdbt
「…なぁ、なにしてんだって訊いてんだよ…。
さっきここ来る途中で沖田とすれ違ったが…
アイツびしょ濡れで、俺のことシカトしやがって………
まさかと思ったけどよ………お前……」

妙は銀色の髪を、赤い瞳を見ることができない。
いつ家の中に入ってきたのだろうか?
雨音で足音など聞こえなかっただけなのか?
いや、そんなことはどうだっていい。
この光景を見て、何を思うだろう?
この部屋には、今まで行われていた行為の残り香が。
そして何より肌を曝した姿の自分自身がある。

「なあ……なんか言えよ…。沖田と…何があった」
「抱かれただけよ」
顔を上げないまま吐き捨てるように言う。
見ればわかるでしょ? 感情のまま、そう叫ぶ。
「抱かれただけって…おいおい…。ずいぶんフツーに言ってくれんのね…」
妙の態度に銀時の思考は一つの推測にたどり着く。
まさか、まさか
銀時は、自分の声が想像よりも震えていることに苛立を募らせる。
「………お前から誘ったのか?」
「違うわ!!」

まさかこんなところを見られてしまうなんて。
まさかこんなところを見てしまうなんて。

「…私って最低でしょう? 仕事してるって言ったって、キャバ嬢だもの。
男の人に愛想振りまいて騙して、それでお金を稼いでいるのよ。
さっきだって…全力で抵抗しなかったわ。
心のどこかで抱かれてしまっても構わないって思ったわ!」
もうどこからが本音でどこからが嘘か分からない。
ただ、銀時にだけはこんな姿を見られたくはなかった。
だから、もういっそ嫌いになって欲しいとそう思った。
843銀妙沖 13:2009/11/22(日) 00:16:25 ID:oLtKXdbt
いつまで経っても顔を上げようとしない妙と
その素肌を曝した格好を見かねた銀時は
だらしなく着崩していた着流しを脱ぎ、そっと妙の身体に掛け、
そのまま妙の前にしゃがみ込んだ。
掛けられた着物からは、ふわりと砂糖の甘い匂い。
妙は思わず着物の端をぎゅっと握った。その拳は震えている。
「一つ訊くけどよ。お前、沖田のこと好きなんか?」
「嫌いじゃ…ないわ。最も、私は嫌われてたでしょうけど」
「嫌いじゃない…ね。こんなことされても嫌いじゃないってか」
「銀さんは私のこと嫌いになったでしょう? こんなこと…した女なんか」
妙の声に涙が混ざる。
最低だ。本当に最低だ。さっきまでは沖田の心配をし、
今は銀時に嫌われてしまうのだと怯えている。
結局は自分自身が一番可愛いのか。
「もう…帰ってください…」
「帰ってどうなる? お前、一人でどうすんの?
明日から何も無かったように、いつもと変わらず俺に接してくれる?」
「銀さんには関係ありません…」
「ふーん…。こんな姿見られといて関係ないで済むと思ってんの?」
「もう放っておいて――!」
感情の昂りに呼応して持ち上がる顔。
その頬にはいつの間にか銀時の手が添えられていた。
いや、それよりも早く。
妙の唇は塞がれていた。
844銀妙沖 14:2009/11/22(日) 00:17:46 ID:oLtKXdbt
ただ触れ合うだけの口づけ。けれど、それはとても暖かく柔らかだった。
「なんで…ですか。なんでこんな…」
「なんでってお前…」
泣きながらも問いかける妙の肩を抱き寄せると、銀時の口元に妙の額があたる。
宥めるように降らす優しい口づけ。
「好きな女寝取られて、俺がおとなしく黙ってると思うわけ?」
溢れる涙を唇で拭う。触れる場所の全てが熱い。
「嘘だわ…なに言って…」
妙の言葉を遮り、唇を塞ぐ。
「…聞こえねぇよ。雨音でなんもわかんねー。だから、お前もわからなくていいんだよ」
妙の首筋や鎖骨に残る赤い花の上を一つ一つ丁寧に口づけていく。
沖田につけられた痕を癒していくように。
「ん……ふ……」
妙の涙はまだ止まらない。
「悪いけど、嫌だって言ってもこのまま抱くからな。
今の俺、放っておいたら沖田のことマジで殺しちまうかもわかんねーし…それに…」

俺に抱かれて、俺を感じて、俺以外の男なんか忘れちまえばいいんだ。

「私は…私が嫌いです」
「あっそ。でも銀さんのことは好きでいてね? 今だけでもいいから」

今だけでいいから。
弱ってる隙につけ込んでドサクサ紛れにこんなことするけど。
卑怯だと罵ってくれていいから。
最低だと軽蔑してもいいから。
今だけは。
845銀妙沖 15:2009/11/22(日) 00:19:25 ID:oLtKXdbt
銀時の口づけは優しかった。
それでも、どんなに抱きしめても口づけを降らしても、
妙の方から寄りかかることはなく、ただ泣きながら銀時の包容を拒絶するばかり。
それでも銀時は頭を撫で、背中を撫で、妙の気持ちが落ち着くのを待つ。
普段の彼からは考えられない程に優しい素振り。
随分と気を遣われているのだな、と改めて自分を鬱陶しく思う。
「銀さんは…優しい人ね」
銀時の腕の中は暖かい。妙は本当に愛されているような錯覚に陥る。
愛されていいはずなど無いのと言うのに。

縋ってもいいのだろうか。
たとえこの一瞬でも。
二度目は無くてもいい。
明日になって淫売だと罵られたとしても。
それでも私の身体にこの人の傷跡をつけてもらえるのなら。

「――?」

銀時の唇に妙のそれが重ねられる。
突然触れた妙の唇に少しだけ面食らうが、さっきまで散々
自分からしていたくせに、と苦笑が漏れた。
妙の身体は強張っていて、
ああ、こりゃぁ銀さんが溶かしてやんねぇとな? なんて言い訳をして。
銀時の手が妙の胸に触れる。
「……っ」
不本意だが、沖田との行為で身体は敏感らしい。
少しばかり揉みしだくだけで先端の最も感じやすい部分が屹立する。
きゅっと指で摘むと、甘いため息が漏れた。
846銀妙沖 16:2009/11/22(日) 00:20:51 ID:oLtKXdbt
「ん? ここ?」
意地悪だと分かっていても相手の羞恥を煽りたくなるのが銀時の性格。
妙を下から見上げると、真っ赤な顔がこくんと頷く。
片方の先端を指で摘んで転がし、もう片方は口に含む。
舌で触るたびに聞こえる切ない吐息。銀時の理性も切れそうになる。
吐息は漏れるが嬌声は上がらない。
少しばかり不満を感じた銀時の舌が乳首を執拗に舐る。
ざらりとした感触が頭を駆け抜け、妙は堪らず声を張り上げる。
「…っあっぁぁ……ん……!」
嫌がってはいないのを確認し、妙の身体を畳に預ける。
はらりと床に散る黒髪や伸ばされた手足に煽られる男の本能。
銀時の指は無意識の内に妙の秘部に伸び、一番感じる部分を指の腹で擦り上げた。
「ぁっあ…!…あ…っああっ…」
割れ目近くに添えていた指が蜜に濡れる。
秘部はヒクヒクと痙攣し、男を受け入れる準備を整えていた。
それでも銀時は指すら入れようとはせず、
ただ割れ目とクリトリスを軽く愛撫するだけだった。
「銀…さ…」
息も絶え絶えと言った様子で呼ばれた名前は、いつもより甘く銀時の耳に届く。
「んー? なに? 物足りねーの?」
仕方ねぇなぁ、我がままだなぁと言いながら、銀時の指が蜜壺に滑り込む。
妙の様子をうかがいながら一本、二本と入れていく。
847銀妙沖 17:2009/11/22(日) 00:22:16 ID:oLtKXdbt
「はぁ……んっ! ぁあっ!」
膣内で動く指にいちいち反応する妙が可愛らしい。
「わかるー? 今お前ん中に銀さんの指が二本入ってますよー」
「……バ…っ! あぁっ!! バカ…っ」
バカと言われちゃ、こりゃお仕置きするしかないなぁ。
ニヤリと厭な笑みを浮かべたかと思うと、
銀時の指は三本に増え、狭い膣内をバラバラに動き回る。
「きゃぁっ! ぃゃあっ!! ん!! あん!! …んっ!!」
銀時は可愛らしく喘ぐ唇を塞ぐ。
上下の口を塞がれ、妙はもうこの男から逃げることなど出来ないと頭の片隅で考えた。
「なあ」
離れた唇が耳元で囁く。
「指で満足?」
悪い、囁き。
「………指じゃ……いや…」
今まで以上に顔を赤くして。今まで以上の甘い声で。潤んだ瞳で銀時をねだる。
「ん。わぁーったよ」
さっきまでのこともあり、あまり虐めてやるのも可哀想に思い、
素直に銀時自身を妙に沈めていく。
「っはぁ…っん…っ……!」
ゆっくりと少しずつ妙の身体に刻むように。
ただ今は受け入れてくれればそれでいい――祈るような気持ちで奥へ奥へと進む。
お互いの隔たりなど失くしてしまいたいと願うように。
妙の腰を抱き、少しずつ激しさを増しながら突き動かしていく。
848銀妙沖 18:2009/11/22(日) 00:23:14 ID:oLtKXdbt
妙の嬌声は銀時の思考をドロドロに蕩かせていたが、
妙への愛しさが勝ったので今日は壊さない程度の激しさで。
グチュグチュと啼く水音と混ざり合う思考。
どちらかが唇をねだり、どちらかが相手の肌に花を散らす。
妙は今、誰のことを思っているのだろうか?
馬鹿げた疑問が銀時の頭を掠めた。
――そんなもん、俺に決まってらぁ。
「銀…さん…っ!! もう……あぁっ! あっ…」
「妙…っ」
名前を呼ばれた刹那、妙の身体に熱いものが駆け抜けた。
銀時の熱に浮かされ、紅潮した心。
潤んだ視界に映る愛しい人の表情はどこか寂しげで、不安に心を締め付けられた。
「……銀…さん…?」
「銀時」
「…え?」
「呼んで。名前。銀時って」

――妙。ちゃんと好きだから。明日っからもずっと。

「なんて…バカな人なのかしら…」

伸ばした指先に触れた銀時の頬。
そこからお互いの全身に愛しさが広がるような感覚。
妙は言えなかった思いをようやく口に出せるような気がした。

降り続いていた激しい雨が、ようやく上がった。
849銀妙沖 19:2009/11/22(日) 00:24:25 ID:oLtKXdbt
翌日。

ハーゲンダッツの詰め合わせを抱えた男が志村邸を訪れた。
「…………いらっしゃい」
呼び鈴に素直に応じ出迎えた妙は面食らう。
沖田総悟がそこにいたからだ。
「あ………の…。これ!
なんの償いにもなりゃしねェのは分かってやす! けど…」
沖田は両手をまっすぐに押し出しダッツ詰め合わせを妙に差し出しながら、
ただ頭を下げるしか無かった。
「………ふふっ。なんだか、同い年なのに年下みたいね」
沖田の必死さに不謹慎だと知りつつこみ上げる笑いに我慢が出来なかった。
「……妙さん…あの…?」
妙の笑い声を理解できず、怪訝な表情の沖田の頭に、そっと手が乗せられる。
それが妙の手だと、そしてあやすように
頭を撫でられていることを理解するのに時間を要した。
「怒ってないなんて言わないわ。でも、嫌いになったりなんかもしない。
ねえ、総くん? 貴方、本当は私のこと好きじゃないでしょう?」
「ちがっ…」
妙のその言葉だけは否定しなければ…。
情けない表情のまま上げた眼に映るのは、妙の寂しげな笑顔。
「俺は…本当にアンタを好きで…」
「ええ。でも私は…」
「分かってます。けど、」
それでも…と言葉を噛み殺す。
重い沈黙を破ったのは、妙の一言。
それは普段と何も変わらない軽く奇麗な声だった。
「ああ、そうだ。ねえ総くん? これ、一緒に食べましょう?
ついでなんだけど、さっき庭先でストーカーを仕留めたの。
悪いけど回収していってもらえないかしら?」
「………ぁ…ええ。いくらでも持って帰りまさァ!」
――許されはしない。けれど否定はされていない。
今の沖田にはそれだけで十分に思えた。
850銀妙沖 20:2009/11/22(日) 00:25:36 ID:oLtKXdbt
そんな二人のやりとりなど全く知らず、
足取り軽く志村邸を訪れた銀時の視界に幻だと思い込みたい人物が映る。
「…ちっ…なんでィ。旦那かィ」
「………そりゃこっちの台詞だっつーの」
縁側に座り、茶を啜っていたのは、どこからどう見ても沖田総悟だった。
「で。なーんーでーキミが居るのか説明してくんない?
ねえ、銀さんに分かるように説明してくんない?」
「俺がどこに居ても俺の勝手でさァ。
あ、妙さんなら隣に回覧板届けにいってるんでいやせんぜィ」
「いやいやいやいや、そういうこと言いたいんじゃないから。ね?
あのね、俺が言いたいのは!」
「旦那ァ。人の恋路を邪魔するなんざ野暮ってもんですぜィ。
んなヤローは俺に斬られて死んじまいなァ」
沖田が腰の獲物に手を掛けた瞬間、緊迫した空気をさらりと溶かす声。
「あら銀さん。いらしてたんですか? あ、総くん。お留守番ありがとう」
「妙さん。コイツ不法侵入してきやがりましたぜ。ウチでしょっぴきましょうか?」
「いやいやいやいや、待てコラァァァァ! なんで手錠掛けられてんの俺ェェ!!」
「ふっ………二人とも……ふふっ」
袖で口を隠しながら笑う妙に銀時と沖田は毒気を抜かれてしまう。

この人が笑ってくれるなら、今はそれで構わない――か。
851銀妙沖 21:2009/11/22(日) 00:27:28 ID:oLtKXdbt
「さて…、じゃぁ俺は失礼させていただきやす。
ストーカー引き摺って屯所まで帰らねェと…。あ、そうだ妙さん」
すれ違い様に沖田に呼ばれ、なあに? と問いかける。
沖田はその答えの代わりに無防備な妙の頬に軽くキスをした。
そして、耳元で伝えるべきことを囁く。
銀時から見れば、それはまるでバカップルの愛の囁きにしか映らない。
「そんじゃ、くれぐれも旦那には気ィつけてくだせェ」
「ちょっ………!! 総一郎君ンンンン?!」
「そうね、そうするわ。ありがとう」
「オイィィィィ!! お妙さん?!なに?!
オメーまで何言ってくれちゃってんのォォォ?」
志村邸に響く、普段と何ら変わらない平和で悲痛な叫び声。

――俺ァアンタを諦めない。んで、アンタも旦那を諦めないんだろィ?
  だったら、せいぜい旦那に妬いてもらいなせェ

けれど、それはそれぞれの心に響く愛しい声。
852名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 00:29:26 ID:oLtKXdbt
以上です…が、長過ぎました。
すいません。次回があればもっと簡潔にまとめます。
読んで下さった方、ありがとうございます。
853名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 00:32:54 ID:Bnn/VSGL
GJ!GJ!
読み応えあったー
暗めの筋書きなのになんかみんな可愛くてエロくてよかったす
854名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 00:36:08 ID:B4xsfjlS
銀妙沖GJ!!リアルタイムで読んでました!

てかお妙さんおっきなひとだなぁ…
沖田のとこがすごい切なかった〜自分が微妙に沖田ビイキなとこがあるから尚更ww
銀さんいい男だし!!きれいにまとまっていたしすごく読みやすかったです
何か思いついたら次もぜひぜひお願いします
855名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 00:36:34 ID:aWqVKxkh
お妙さんときたらwww GJ!
856名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 00:51:09 ID:RBqaL5u7
GJ!!!
切なくてたまらなかったけど、平和にまとまってホッとした。
857名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 11:48:10 ID:Rvu/jkXV
お妙さんと沖田はホントにラッキーな性格だよなWWW
沖田は横からかっさらう役が似合うし、お妙さんはデカい懐持ってると見えるし
それに比べて銀さんは……
858名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 12:02:53 ID:8Y5xrYip
GJ
ラストの情けない銀さんがアニメぽくて微笑ましい
859名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 12:13:34 ID:YK0TVUXB
GJ!すらすら読めましたー。
銀妙沖、みんな切なくて可愛いくて悶えたw
銀さんとお妙さんの関係いいなぁ。
沖田も、ただの可哀相な悪者で終わらないのがよかった。後味GJ!
860名無しさん@ピンキー:2009/11/22(日) 15:24:31 ID:H2gSVpVV
gj
面白かった
861名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 02:24:23 ID:8ERf4diZ
いや、全然エロいじゃないか!!GJ!!
862名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 03:04:07 ID:TgMzoRlj
妙厨きんもー
863名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 03:32:13 ID:ZEhjCD74
とアンチが騒ぎ始めましたので
桂幾などどうですか?

銀妙沖GJだったよ
864名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 08:30:59 ID:tiFVpSrj
幾松さんはかなりの上級者向けじゃないか?
厨とかでなく、お妙さんは書きやすいキャラだと思う。
銀魂の女の子は難しい。
865名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 13:04:26 ID:75wdlgFP
幾松さんいいねぇ
桂もありだし、義弟とその仲間にやられちゃうのもいいな

神楽、お妙ときたから、さっちゃんも読みたい。女子メイン三人の中では一番少ないよな…
866名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 14:06:02 ID:H0aF7/ND
さっちゃんはキャラとして好きなんだけど
SM要素盛り込むのが難しい
保管庫にあった、風邪引き銀時を看病するさっちゃんの話は俺的に神
867名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 14:51:23 ID:9Ytf6xw8
最近活気づいているようなので
ビギナーですが桂幾投下します。
あんまりエロくないです。
苦手な方はスルーお願いします。



868桂幾:2009/11/23(月) 14:53:09 ID:9Ytf6xw8
夢を見る。
それはとても心地よくて暖かくてみだらな夢。
これは夢、ずっと視ていたいのにすぐ覚めてしまう儚い夢。

彼はいつも他人行儀な堅苦しい言い方で私の名を呼ぶ。
そして応える間もなくそのまま見た目に依らない強い力で身体ごと引き寄せ腕の中に閉じこめると
ひんやりとした冷たい掌が頬に触れてそのまま口付けられる。

事の始まりにされるがままなのが悔しくて、少し抵抗してやろうかとも思うのだけれど。
やわらかく互いの唇を合わせながら口中を屠られていると先ず呼吸が乱され、次に身体中の力が抜けて
せいぜい出来る事と言えば首に腕を回してその邪魔くさい黒髪を乱してやる位なのだが
それすらも彼の髪は指通りがとても良くて私自身が悔しさと心地良さを同時に感じてしまう。

そうされている内に帯を解かれ床に横たえられて私は彼の前に裸を晒す。
橙色の小さな電球がぼんやりと室内の輪郭を表す中、隣りに身を置いた彼の未だ冷たい掌が
頬から首筋に肩から腰へと触れて、いい加減慣れている筈なのに肌が粟立ち息が詰まる。

時折微笑みながら彼はゆるゆるとその手とその唇で、同じように私も肌を寄せしなやかな筋肉に腕を絡めて
互いの恥部さえも貪るように触れ合うと、それが悦びとなって私の身体はとろとろと潤い融けて彼は一層逞しさを増す。

やがて私が秘めていた痴情をどうしようもなく滾らせて、息を乱し声を漏らしながら浅ましく強請ると
普段は頃合いを見計らって直ぐにくれるのに、今日の彼は意地の悪い言葉を紡ぎながら指先で私の芯を掻き出した。

ああ、憎たらしいったらありゃしない

思いっきり睨め付けてやろうにも融けきった理性と狂おしいまでの渇望が身体と心を支配しておぼつかない。
今出来る事と言えば上擦った声で、上気しているであろう眼で、ひたすらに彼を求めるだけだ。
869桂幾2:2009/11/23(月) 14:55:16 ID:9Ytf6xw8
それほど時間は経っていないかもしれない、けれど焦らされている間に私はどれだけの言葉を彼に捧げただろう
何時もアンタとしか呼ばない彼を、彼の名を譫言の様に呼んで、ただただ哀願する様に求めて。
果たして彼が満足したのか悪戯をしていた指を解いて上体を起こし私を組み敷いた。

今度は焦らすことなく芯を貫かれ、焦げ付きそうなほど熱い楔が私を穿つ。

この瞬間が一番満たされる時なんだと気付いたのは何時だったか
過ぎるほどに潤う私が難なく彼を受け入れて揺さぶられる度に快楽の淵に沈んでゆく。
呼吸を乱し既に言葉にすらならない声を千々に発しながらいつも私は思う。

これは夢なんだと

だって目が覚めたらいつも私以外に誰もいやしない
いつもと同じ様に一人で寝てたら
いつもおかしな彼の夢を視て
朝が来て目覚めるとやっぱり私一人

夢だから普段言えない事もついぽろりと零してみる。

「…っ……行か…ないで…」

いかないで
置いて行かないで
ずっと私の傍にいて。
置いて行かれるはもう沢山よ。

彼を強く感じ喘ぎながらその身体に縋り付き、囁きにも等しい小さな声は彼に届くのだろうか。
無意識の内に涙が零れる。これは心地よい夢の筈なのに何故こんなにも寂しさが募るのだろう。

ふと視線を感じて顔を上げると彼が私を見つめていた。
荒い呼吸と上気した眼、汗で張り付いた髪を払ってやると同時に激しく口付けられた。
そして漸く唇を離すと少し掠れた声が耳元に届く。

「…俺が好いた女は後にも先にも幾松殿だけだ。…だから」

二の句を継がせず私はきつく彼を抱き締めた。
どんなに私の全てを捧げても彼は私の傍に居てくれないのだ。事が済んだらきっとまた己の願いの為に何処かへ行ってしまう。
なんて男。解っては居たけれどそんな馬鹿正直で融通の利かない彼に惚れた私も私だけど。
でもこれは夢、私の願いが叶わなくたってちっとも悲しくなんか無い。

彼の言葉に応えず目を閉じてただ離れないように腕と脚を絡める。
眼から勝手に涙が零れてきた。悲しいのか、嬉しいのか私には解らない。
でも夢だ、夢なんだ。これは紛れもなく。
870桂幾3:2009/11/23(月) 14:57:40 ID:9Ytf6xw8
不意に彼が極まるべく動き出して思わず私はか細い声を上げた。
彼の熱いものが私の中で主張する。熱でじんじんとした感覚が身体中を支配して訳が分からなくなる。

私の思いを表すように芯が彼を捉えて離さない、奥へ奥へと誘い情を放つ様に蠢く。
漸う彼が限界を訴えてきた。其れは私も同じ。
部屋中に湿った音とみだらな声が混じり合う。

刹那、白濁した思考の中で私の何かが弾ける。
絶頂を迎えた私はせめてもの証にと彼の背中に短い爪を立てた。


事を終えた後の熱気が籠もる布団の中で、労る様に彼に髪を梳かれながら私は夢の中で微睡む。

もうすぐ、もうすぐ夢が覚める。覚めてしまう。
この愛おしくて愚かしい夢が終わってしまう。
いつも思う、こんな思いをするくらいなら夢なんか視たくないと。
いつも思う、この夢がずっと覚めないでいてくれたらいいのにと。

そしてこんな事を考えるのも、もう何度目だろうか。
おやすみ、と囁く彼の声がどこか遠い。
夢が、覚める。
871名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 15:01:28 ID:9Ytf6xw8
以上です。
ぽたぽた焼き煎餅を食べながら
なんとなく幾松視点で書いてみました。
呼んで下さった方ありがとうございました。
そしてお目汚し失礼致しました。
872名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 15:11:53 ID:9Ytf6xw8
>>871
呼んで下さって ×
読んで下さって ○ 

誰も呼んでねーよwって事で、単純誤字すみません...orz
873名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 15:51:18 ID:IxI8QkSf
GJです!!
切なくて良かったです
874名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 17:07:51 ID:xZkk8tyy
gj
やっぱ桂幾松は大人のエロだな
組み合わせ的に安心してよめる
875名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 17:36:52 ID:tudwWKR4
GJっす!
876名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 18:47:44 ID:DXjKGbQA
桂幾の大人な雰囲気エロス
やはり鉄板はいいな、GJ!
877名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 19:14:51 ID:TrPHYpv0
久々に紅桜みたら、ミイラ捕りの回で山崎と鉄子の組み合わせもいいんじゃないかと思ってしまった
しかし、問題はエロが想像できないことだ…。
878名無しさん@ピンキー:2009/11/23(月) 20:51:33 ID:75wdlgFP
GJ!
幾松さんやっぱりいい!
879名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 20:17:40 ID:JAiay7oi
852
超GJでした
今まで読んだなかで一番好きだ
何回も読み直した
前にもアオカンの銀妙書いてたひとだよね?
これからも期待してます
880名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 22:02:08 ID:TK34nms1
>>871
GJでした!
やっぱりこの二人いいよな。
ふと気になったんだが、幾松っていくつぐらいなんだ?
881名無しさん@ピンキー:2009/11/24(火) 22:02:57 ID:TK34nms1
>>880
sage忘れたorz
本当すいませんでした。
882名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 01:33:51 ID:Y8XAOvkk
>>879
もし前スレの銀妙青姦(保管庫番号14-497)のことなら、>>852さんとは別人です。ごめんなさい。
せっかくなのでお礼を。あのSS読んでくれた人とレスくれた人、ありがとうございました。
883名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 02:21:58 ID:wvUU/YF2
>>871
GJ!
話の最初の文章と最後の方の文章が読んでいて良いなぁーこの文体って思いました

自分、髪の毛絡める表現大好きなので…

また、気が向いたらよろしくお願いします♪
884名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 07:59:48 ID:Qx+TfdHF
コテがないからわからないけど
保管庫の過去の職人さんって、今も投下とかしてくれてんのかな。
3ー41さんと4ー833さん、13ー450さんの作品が凄い好きでよく読む。
サイトとか持ってるんだろうか。
885名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 14:49:24 ID:fEjaZw8E
持ってても掲示板で宣伝する強者は居ないと思う
2chは一般向け成人向け問わずすごく屈折した凶暴な人種も少なくないから
886名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 15:38:31 ID:nhZS16oQ
>>885
自分は昔ブログで書いていたら勝手にエロパロ板に載せられて困った事があった
887名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 18:12:51 ID:gLLUbNUO
>>885
だな
だから自サイトの宣伝はこういう板ではしないし
投下した人がサイト持ちなのを知ってても言わないのが普通かと
でももっと読みたい気持ちは分かるなぁ
888名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 19:45:18 ID:Qx+TfdHF
>>886
それは酷い…。
人の作品のGJを、どんな顔して貰ったんだか。
哀れだなソイツ。
889名無しさん@ピンキー:2009/11/25(水) 23:24:11 ID:T9HUqDnE
誰か近藤Xお妙をお願いします
逆でもいいです。
酔ったお妙さんに押し倒される近藤さんとか
890名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 14:02:51 ID:kftOvUgb
>>889
近 妙はここではニーズがないし職人もいない
それこそサーチとかで個人サイト探した方が早いよ
まあ近 妙でエロがあるか知らんけどw
891名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 14:07:56 ID:3nlw4K8w
沖田と霧江ってあったっけ?
あれ結構萌えるんだが

あと神威と神楽は?
兄弟萌え
892名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 15:07:33 ID:EzSPsjI2
>>890
保管庫にあるんだが

兄×神楽もある。沖霧はあったか覚えてない
893名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 15:23:54 ID:pta2H9wb
>>890

>>889
> 近 妙はここではニーズがないし職人もいない
> それこそサーチとかで個人サイト探した方が早いよ
> まあ近 妙でエロがあるか知らんけどw
894名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 15:36:59 ID:DsvNuUEy
保管庫のお風呂に入る近妙、凄い面白いしエロかったよ。
職人さん!ニーズありますよ〜。むしろ何でも残さず食べます。
895名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 16:00:10 ID:hzZ0IEqN
あのお風呂は最高に面白かった
少し前の近藤×さっちゃんも良かったし
近藤は明るいエロが似合う
896名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 18:05:10 ID:+0wqcscM
このスレ女しかいないから非イケメンは用無し
897名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 18:34:19 ID:IBJNdxwq
男だってブスより美人がいいだろ?そういうことだ。
898名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 18:37:42 ID:a3FHLEZ1
あと残り70kbくらいか・・・職人さま、長編落とす時は容量チェックよろしくっス
899名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 19:30:45 ID:mIfOkyUY
やっぱみんな近藤とお妙さんは嫌なんじゃんw
どうせ2なんだからさ、素直になれよ
900名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 19:42:36 ID:ua6y/RUN
自分女だけどお妙好きでかつ近藤×お妙好きだよ
なんかお妙が一番お妙らしく輝く気がする
901名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 19:45:05 ID:m0gpYs4P
近妙萌えるのに
902名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 19:47:03 ID:BsjysjjU
初期は色んなのあったよね
神楽輪姦とかヤンデレとか
903名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 20:50:53 ID:32xTJ/SR
近妙好きは近藤好きしかいないだろ白々しい
妙受けの中では土妙のほうが近妙より人気あるくらいだし、
女キャラ好きが集まるこのスレでは近藤カプの需要がないのは当然
904名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 21:03:55 ID:99vlmpwX
カプ厨は出てけ
905名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 21:05:56 ID:ua6y/RUN
本当に銀魂キャラのなかでお妙が一番好きなんだけど…
ちなみに銀妙も土妙も好きだよ
個人的に近妙が一番なだけで

もし気分悪くしたんなら謝るよ
906名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 21:15:04 ID:mIfOkyUY
わざとらしいフォローイラネ
近妙もいらんわw

どうせ近妙推してるのなんか近藤儲か銀さん関係の別カプ者だろ
907名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 21:18:13 ID:m0gpYs4P
なんだそりゃ
908名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 22:14:51 ID:AHNcfZzN
逆レイプネタが少ない
909名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 23:00:47 ID:EzSPsjI2
>>905
あなたは何も悪くない

本命も、それと対抗するキャラや組み合わせも、勿論他のキャラ達も
全部好きな自分には対立構造が理解できないわ
銀魂キャラ且つエロくて面白ければ何だってありがたいよ
910名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 23:23:19 ID:DsvNuUEy
最近良い作品が続いてたからな〜。
誘われて変なのが来たんだろう。シッシッ!
911名無しさん@ピンキー:2009/11/26(木) 23:38:41 ID:KPvdt3zk
新八×妙、神威×神楽、沖田×ミツバ等の近親相姦モノが読みたいです

いやだがしかし阿音百音の双子丼も捨て難い……くっ…
912名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 00:01:10 ID:m6K8mYAE
クレクレは帰れよ
職人は萌え製造機じゃないんだから
913名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 01:07:28 ID:qoKxeHLe
沖霧ってあったっけ
914名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 01:12:41 ID:85rqxy3d
クレクレうるさい奴ほど、職人は書いてくれないぞ。
大人しく全裸待機しろよ。みっともない。
915名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 09:03:07 ID:onbXqb+D
最初から読んでみたが銀妙厨がこのスレ仕切ってんだね
近妙とか銀月につっかかってるし
というかあきらかに1人浮いてるのも銀妙厨だよねw
916名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 09:52:33 ID:zAqrYINd
しばらくぶりで来てみたら近妙銀妙銀月の争いか!
しょうがないな。お前らはまあ。結局。職人さん次第
917名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 11:49:44 ID:qoKxeHLe
>>915
何を根拠にw
あからさまにつっかかってるのお前だろ

つかこのスレ女きてんの?
918名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 12:08:53 ID:fgWmS5Iq
スルーしろよ…
919名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 12:30:26 ID:1K6EC8cR
女多いように見えるけどな
カプにこだわりまくりだし
近妙書いてくれって言った奴はクレクレだからルール違反だけど
特定カプを需要ないとかイラネとか言うのもおかしい
嫌いなカプあるとしてもカプ名書いてあるんだから読まなければいいことなのに
920名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 13:00:08 ID:W92gVy7P
ぶっちゃけこのスレはカプ厨の女だらけでしょ
実際近藤と妙さんのカップリングは犯罪者×被害者であまりいい気分のものではない
強姦モノとか特殊条件なら分かるけど妙さん好きなら字面見るのも嫌な人が多いのも事実
投下されるのは仕方ないがクレクレ言う奴は明らかに対抗カプ者の煽りでしょ
921名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 14:52:20 ID:1XiTBgoU
妙好き痛いと思わせる工作だよな?
字面見るのも嫌とか身勝手すぎる
他のカプだって苦手な人が一人もいないってことはないだろうけどみんなスルーしてるんだろ
なんで近妙嫌いにだけ配慮してやらなきゃならんのだ
犯罪とか言い出したら銀魂キャラで現実でいうところの犯罪おかしてないキャラなんかいるのか
922名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 15:18:24 ID:lziqnH3W
そもそもまずお妙が暴行、恐喝日常茶飯事のキャラだし
923名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 15:59:23 ID:dsHlW+sM
処女が無理矢理犯されてるのに感じてしまい遂には孕んでしまうのが大好物な自分は
それが神楽だったり九兵衛だったりなら大歓迎です
924名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 16:08:55 ID:aK2RSNKG
えろけりゃ何でも好きですけど!
925名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 16:53:56 ID:qoKxeHLe
お、女がこのスレ読んでいるだとぉぉおお

神威と神楽の兄弟プレイでおk
926名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 17:11:23 ID:lziqnH3W
むしろ男の方が少ないって絶対に







パンデモニウムさん萌え
927名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 17:28:28 ID:bHzeJHgO
>>884
サイト巡りしてたら、保管庫で見た話が複数サイトであったから頑張って探してみて
928名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 21:58:46 ID:LHGex2WA
空気も読めないスルーもできない痛い女の書き込みが目立つだけ

男は黙って良エロ待ち
929名無しさん@ピンキー:2009/11/27(金) 23:58:47 ID:24Li+8Wz
新八×パンデモニウムさんに期待
930名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 01:19:35 ID:E4rDx0Je
>>923
激しく同意する。
931名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 02:15:09 ID:Yag9rXkC
女は怖いんで黙っときますw
932名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 07:08:44 ID:TOf6DLpj
神威×月詠みたいなマイナーカプなんだがおk?
933名無しさん@ピンキー:2009/11/28(土) 07:59:51 ID:ztXt82ya
職人が投下される物に文句は言いません
好みの物は素直にGJを
苦手な物はスルーすれば良いだけの話

と言う訳で宜しくお願いします
934名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 19:38:13 ID:ZynTA1wN
自分も、職人さんが投下して下さるものに文句は言えません
早く、職人さんのSSが見たいです
投下宜しく御願いします
935名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 20:28:33 ID:fo2D2dJH
投下します。
若干男性キャラ受け気味(?)の東九です。
苦手な方はご注意ください。
936東九:2009/11/29(日) 20:30:16 ID:fo2D2dJH
「ああ若、お帰りなさいませ。ご無事でなによ…がはッ!? 」
家路に着いた彼女に、頭を下げた男を、いきなり女は殴りつけた。
訳も分からぬ様子で、赤く腫れ上がった頬を押さえながら男が顔を上げると、そこには彼を睨みつける女の姿があった。
「……よくも僕に恥をかかせてくれたな……」
「は……? 」
「髪が少し乱れていたぞ。お陰で妙ちゃんに指摘されたじゃないか」
「……それは、申し訳もありませ……」
「……貴様はこの前も。泥のついていた下駄を僕に履かせたな。妙ちゃんの家に上がる時になって漸く気づいたが。よほど僕に叱られたいと見える」
「……っ」
威圧的な女に触れられ、びくん、と男の肩が震えた。
「何か言う事はないのか」
「……誠に、申し訳なく……」
「それはもう聞いた。……だが、貴様はどうやら口で言っても分からぬようだな」
「ああ……」
女の言わんとしていることを察すると、男は女の前に跪き、頭を下げたままこう告げる。
「どうか……至らぬ私めにお仕置きをしてくださいませ、我が主……」
「……そうだな」
男の返答に、女は片方だけの瞳をすっ、と細めた。
「奴隷を躾けるのは、主人の務めだな」



その瞬間の女こそ、この世で最も美しいと、男は思っていた。
薄闇の中妖しく光るレザーの、きつく結い上げられたコルセットに小柄な体躯を包み、美しい曲線を描く脚にはピンヒールのブーツ。そして、黒い手袋の先には、一振りの鞭が握られている。
「何をぼうっとしている」
月明かりの下浮かび上がる女の美貌に、男が見惚れていると、そんな言葉が投げかけられた。
「……奴隷に服は必要ないだろう? さっさと脱げ! 」
「は、はい……」
言われるがままに、男は自ら着物を脱いでいく。
「……それも、だ」
「……っ! 」
下帯姿になったところで、男が手を止めていると、すかさず女が鞭で白い褌を指し示す。
「……ほう? 」
怖気づきながらもやがて男が最後の布を取り払うと、妖しいまでに美しい女の姿と、そしてこれから起こることへの期待に既に半勃ちになった自身が露になった。
「……まだ何もしていないというのに、何だこれは……? 」
「そ、それは…あぐぁっ!? 」
ビシッ、と空を切る音とともに、最も敏感な部分に鞭を喰らい、男の身体が跳ね上がる。
「何だ貴様っ、僕に打たれる度に、硬くなっていくぞッ!? 」
「あぁっ! がァッ…! わっ、若ァッ! 」
女の指摘通り、男のそれは、鞭を振り下ろされるその度に、硬度を増して反り上がっていく。
「このッ、変態がッ…! 甚振られるのがそんなに好きかッ!? …なら、これはどうだ!? 」
「ああぁぁアァッ! 」
言って女は高く脚を掲げると、赤黒く充血した逸物を勢いよく踏みつけた。
「わ、若ァッ! や、止めてくださいッ! 折れるッ! 折れますぅぅうっ! 」
ぐりぐりと細いヒールを根元に押し付けられ、つま先で先端を踏まれて。あまりに強い刺激に、男は細い瞳を見開いて苦痛を訴えた。
「……止めろ、だと……? 貴様、誰に口を利いている」
しかし女はその言葉を、冷ややかな視線を注いでは退ける。
「そんな事を言う権利が貴様にあると思っているのか? 」
そして男にこう尋ねた。
「……言ってみろ。この身体は誰のものだ……? 」
「ああ……」
937東九:2009/11/29(日) 20:32:11 ID:fo2D2dJH
この上なく残酷に、そしてこの上なく美しい笑みを浮かべて己の身体を撫でる女の姿に、思わず男の口から吐息が漏れた。
「あなたのもので御座います、若……」
そしてやや遅れて、しかしはっきりと告げる。
「この髪の先から足の爪先まで、流れる血のひとしずくすらも、私はただ、あなたの為だけに存在しております……」
「……そうだな。では」
男の答えに、女は満足げな表情をした。
「僕のものを僕が如何しようと、お前にとやかく言われる筋合いはないな? 」
「はい……」
女の問いに、男はゆっくりと頷く。
「全ては若のお望みのままに……」
己が持つ全てを捧げることを誓わされ、しかしそれでも男の心は酷く満ち足りていた。
支配されていく。全てが彼女の色に染まっていく。
それは男に、何にも代えがたい快楽を齎した。
そうしてもっと実感させて欲しい、己が他の誰でもなく、彼女のものなのだと、と、更なる欲求が募っていく。
「良い心がけだ。では早速だが……」
言って女はするすると、履いていたピンヒールのブーツを脱ぎ始めた。
すべすべとしていそうな白い脚が、露になる。
「……貴様を蹴っているうちにすっかり汗をかいてしまってな。ブーツとやらは、気持ち悪いな」
ごくり、と唾を飲む音が、やけに頭の中で大きく響いた。
「舐めろ。……指の股まで、丁寧にな」
「はい……」
差し出された脚に、おそるおそる手を伸ばしては、その爪先を口に咥える。
「……んっ……」
始めはゆっくりと。しかし次第に大胆に。男は女の足を舐めあげていく。小さな指の一本一本をしゃぶり尽くし、やがて足の裏にまでその舌が伸びていく。柔らかな曲線を確かめるようになぞり、だんだんと女の足が、男の唾液に濡れていった。
「……フン。なかなか良い、舌使いではないか。気に入ったぞ。では……」
どれ程の間そうしていたのだろうか。女は足の裏で男の顔を軽く蹴っては解放し、次の瞬間、するすると皮製の黒い下着を脱ぎ始めた。
男の目が、女の最も秘められた部分に釘付けになる。艶やかな黒い茂みに覆われた、桃色の花弁から僅かに滴る蜜……その匂い立つ女の色香に、男は理性を失って彼女に襲い掛かりたい衝動に駆られる。
だが、絶対の服従を強いる女がそのようなことを、男に許すはずもなかった。
「……ほら。何をぼうっとしている。さっさと舐めんか。……僕の、尻の穴を、な」
女は男の顔面に、柔らかな桃尻を押し当てては、傲然と言い放った。
「は……」
命じられるままに、双丘の間の、花の蕾のような窄まった後孔に、男は舌先を伸ばした。
「んぅっ……」
そして丁寧にその襞を一つ一つ広げていくように舌を這わせ、やがてもっと奥へ、と挿入していく。
排泄物特有の、ツンとした悪臭が鼻孔を突いた。酷く苦味のある味が、舌の上をぴりりと刺激する。
――名門柳生家の令嬢として、育てられてきたこの女程世情に疎い訳ではないが、男とてそんな彼女の世話役として、殆ど屋敷の中で少年時代を過ごし、柳生家の使用人として恥じぬ礼節を学んできた身だ。
そんな彼が、人間の身体で最も汚いところを舐めることに、嫌悪の情を覚えぬ筈がなかった。けれどもそんな倒錯的な状況が、やがて彼の中で快楽へと姿を変えていく。いつしか男は恍惚とした表情を浮かべ、夢中になって女の菊門に貪りついていた。
「ぁ……っん……」
そしてその度に、女の身体が小刻みに震えるのが、男に伝わった。
「は……っぁ……」
溢れた熱い蜜が、ぽたり、と男の鎖骨あたりに滴り落ちていく。
「……っ! 」
その感触に興奮した男は、女の肛門から舌を抜き、つ、と舌を奥へと這わせては、
「あッ……!? 」
蜜に濡れた赤い花弁へと、舌先を伸ばす。
「ふゃ…ぁあンッ! 」
そうして既にぷっくりと勃ちあがっていた花芽を舌で刺激し、唾液を絡ませると、女の口からは、それまでの高圧的な低い声とは違う、甘く愛らしい声が漏れ聞こえた。
「はぁ…あァんっ……」
やがて女が僅かに腰を振り始めた、その時。
「っ……調子に、乗るなッ!! 」
「あぐふゥッ!? 」
しかし次の刹那、女は我に帰ると、男の腹を蹴り飛ばした。
激しい音と埃を立てて、男の身体が遥か後方に吹っ飛ぶ。
「誰が、そんなところまで舐めろと言った!? ……この、盛りのついた雄犬がッ! 」
「も、申し訳ありません……若があまりに魅力的で、つい、いてもたってもいられず……」
「言い訳をするな。奴隷の分際で……」
吐き捨てるように、女は言い放つ。
「……そういえば。面白い話を聞いたのだが」
一通り苛立っては、女は思い出したというよりは、何か思いついた、といった様子で愉悦の表情を浮かべた。
938新きら:2009/11/29(日) 20:32:38 ID:hQwZg7dQ
新きらで途中です。新八一人称。
途中というかオチが見つからないorz

******************************

……どうしよう。


ここは僕の部屋だ。
僕の目の前にはきららさんがいて、二人で向かい合って正座している。
僕ときららさんの間には、「うすうす」と書かれた箱……
いわゆる一つの要するに端的にかいつまんで言うとぶっちゃけた話避妊具が鎮座している。


僕は今、人生の重大な選択を迫られている……。


話を少し戻そう。一体全体どうしてこうなったのか。


侍の国……僕らの国がそう呼ばれたのは……って戻しすぎィィィィ!
第一話からかよ! 戻しすぎだよ! アバンかよ! しかも最近天人とかぜんッぜん見ないよッ!!
――ゴホン。
昨日のことだ。僕の家に、きららさんから僕宛に電話があった。
丁度僕も姉上も留守だった。
が、電話をとった人間がいる。それは我が家に既に住んでいるに近い形で潜んでいたストーカーの近藤さん。
『はい、お待たせいたしましたぁ、志村でございまぁす』じゃねーよ! サザエでございまーすかよ!
何家族面して人んちの電話勝手に取ってんだよあの人ォォォ!
しかも『新八君ー、きららちゃんだっけ? あの子さぁー人の家に電話かけるときのマナーがいまいちだよォー? 
あれじゃあOLになってから苦労するよ? 』じゃねーよ!
ストーカー警察官に言われたかねーよ!!!


――ゴホン。
……きららさんからの用件は『明日、うららちゃんと一緒に会いにいってもいいですか』という内容だったらしい。
近藤さんは『新八君はどうせ暇だろうからOKしておいたぞ! 明日の朝9時にアルタ前に集合だ!』
と勝手に話を進めてくれやがった。
何勝手に約束してんだよあのストーカーゴリラァァァァァ!!! 何が明日の朝9時にアルタ前だコルァァァァ!! 
いいとものそっくりさんコンテスト参加者募集じゃねーんだよォォォ!!! 


……まぁ……確かに暇だけど……。
939938:2009/11/29(日) 20:34:24 ID:hQwZg7dQ
すみません、新着レス確認不足でID:fo2D2dJHさんと被ってしまいました! 申し訳ありません! 
940935:2009/11/29(日) 20:40:45 ID:fo2D2dJH
>>938
いえいえ;;あの、じゃあなるべく急いで投稿するので自分が投下し終わったら続きお願いします
冒頭からして面白くてwktkしてます
すごく初々しくて可愛らしそうな雰囲気なのにこんな変態ビッチ系ではさんじゃって非常に申し訳ないです;;
941東九:2009/11/29(日) 20:42:17 ID:fo2D2dJH
「この間、新八君達の前で去勢しようとしたらしいな、お前? 」
「は……」
女の言葉に、男は一瞬、きょとん、としながらも頷く。
「ええ……それは、今まで男としてお育ちとなった若に、女子として生きて欲しいと望むのであれば、私に男であることを捨て生きるようなことが出来るのかとハッパをかけられまして……」
「……成る程成る程。ではお前は、僕の為ならば、これまで男として生きてきた事を捨て、女子として生きることも厭わない、と……? 」
「そ、それは……勿論で御座います、若。私は若の為ならば、たとえどのようなことであろうと……」
「フン、口だけなら何とでも言える。……だが、本当に女子になれるというのなら」
すっ、と言いながら女は、胸の間から何かを取り出した。
「これくらい受け入れられるよな……? 」
「……!? 」
それを目にした瞬間、男の背筋が凍りつく。
果たしてそれは、怒張した己自身よりも遥かに巨大な、疣のようなものの散りばめられたバイブであった。
「お……お待ちくだされ若、いくらなんでもそれは……」
「……何だ? 矢張り口先だけか? 」
「……っ! も、申し訳ありません……若……」
女の冷たい言葉に、男は漸く覚悟を決め、硬く瞳を閉じる。
「仰るとおりで御座います。どうぞ、その……挿れて……ください」
「フン……」
男の言葉に、女は薄く笑みを浮かべると、
「っ!? あぁあ゛あぁ゛あああッ!! 」
慣らしもせずに、子供の腕ほどの太さはあろうそれを、一気に押し挿れた。
「ひッ……ひぎぃいぃぃぃッッ! 」
あまりに激しい痛みに、男は眉根を深く寄せ、目尻に涙を浮かべる。
無理矢理巨大な異物を挿入をされたその部分からは、破瓜を迎えた処女のように、真っ赤な鮮血が流れていた。
「どうした東城……泣くほど気持ちが良かったか? 」
「う…ぅ、わか……いたぃ、ですぅっ……!? 」
「……」
女はその答えを聞くと、無言でバイブの出力を、いきなり最強にまで押し上げる。
「あぁあァアァッ!? 」
直腸内で蠢く物体の感触に、思わず男は仰け反った。
「ほら……」
その様子を女は冷たい視線を浴びせながら見下す。
「女子のように、はしたなく喘いでみろ……」
「あ……あぁ……ッ! 」
そんな女の命令に、男は、
「あっ……ふぁぁっ…! ああぁあンッ…! 」
女の甲高い嬌声とはまた違う、上擦った、酷く情けない声をあげた。
――自分でも、信じられなかった。
「はぁ…ッン! あァアッ……! 」
内部を凶器ともいうべき動きで弄られ、そして尚も女の冷めた視線を向けられるそのうちに、男は痛みにも勝る快楽を見出していた。
やがてその欲望はむくむくと、己の分身に伝わっていきりたつ。
「中々才能があるようだな……随分と美味そうに咥え込んで。……ふふ、しかし惜しいな。女子にしておくには、余りに……」
そのそそり立つ剛直を、指先で弾いては、女は溜め息を吐く。
「どうだ東城、そろそろこちらも、気持ちよくして欲しいか? 」
「は、はい……」
女の言葉に、男は素直に頷く。
「若……もう、あまりに……切のう御座いますっ……」
「では、どうして欲しい? 」
「そ……それは無論、叶うことならば、若の中に……」
「……言葉を慎め! 」
切羽詰って、男が欲望のままに言葉を紡ぐと、女はぴしゃり、と男の頬を張る。
「貴様はまだ、自分の立場が分かっていないようだな……」
「若……」
「僕のここに、挿れて欲しければ、きちんと強請ってみることだ」
「……はい……」
一度息を呑んで、やがて男は口を開く。
「どうか……わ、私めの卑しいオチ●ポをっ……若の麗しく美しいオマ●コに挿れて、くださいませ……」
「ふ……ん。良いだろう。そのはしたなくいきり立って、先走りを零してる淫乱オチ●ポを、僕がたっぷりと調教してやるっ……! 」
男の言葉に、女は舌なめずりをすると、自ら赤く熟れた秘部を指先で広げ、ゆっくりと腰を沈めた。
942東九:2009/11/29(日) 20:42:58 ID:fo2D2dJH
「んっ……! 」
ぬるりとした生温かい粘膜が、男の最も敏感な部分を包み込んでいく。
「は……ァっ……」
「ああ、若……」
焦らすように緩慢な動きで。やがて女のそれは、男の陰茎を根元まで呑み込んだ。
「熱い、です……若の中……熱くて、蕩けてしまいそうで……」
漸く与えられた待ちかねた感触に、男の口から吐息が漏れる。
「ふ…どうだ、東城。気持ち良いか……? 」
「はい……! 」
頭上から投げかけられた女の問いに、男は大きく頷く。
「気持ち良い、です……とても……! すぐにでも、イッてしまいそうで……」
まるで何千匹もの蚯蚓の蠕動が如く蠢き、そしてきゅう、と締め上げる女の内部に、男はうっとりとした表情を浮かべた。
「フン……だが、まだだ。僕が良いというまで、決してイくなよ? 」
「そ、そんな……あっ!?」
やがて女は動き始めた。始めはゆっくりと、しかし、徐々に激しく。深く浅く、緩急をつけて。時に円を描くように……。
「あ……あ、若……わか……っ! 」
「んっ…ふっ、ふふっ…! 東城ッッ……! 」
その律動に翻弄され、男の息が荒くなっていく。
「ほら、また大きくなったぞ…っ!? 本当に、いやらしい奴だな、お前はッ……! 」
「はっ……はいッ……! 」
「は……ぁっ、本当……にっ、すごいっ……! 」
どんどんと大胆になっていく動きに、次第に女の声にも歓喜の色が混じっていく。
「あっ…ん! とう、じょっ……! 」
「わか……っ! 」
普段からは想像もつかぬ、甘い声で名を呼ばれ、男は堪らず自らも腰を振り、下から女を突き上げた。
「ばッ…馬鹿ぁっ! うごく、なぁっ…! 」
「もうっ…! 止まりませんッ! わかッッ…! 」
最早女の声に、先ほどまでの威圧感はなかった。どんな命令も、可愛らしいおねだりにしか男には聞こえない。
「ああ、若……愛してっ…愛しておりますっ、わかァッ! 」
「とっ…とうじょぉっ……! 」
それまでの冷たい視線は何処にいったのか。吊り上った大きな隻眼を潤ませて、女は男に切なげなそれを送る。
絶頂は近い、と男は感じていた。
彼女に挿入する前から、あらゆる手段で昂られ、その上こんな風に煽られたのでは無理もない。
「若……ああ、若ッ! わかっ……、わかぁぁぁっ! 」
狂ったように只管女の名を繰り返しては、男は身体を震わせた。
己自身を絞り上げるような熱い女の胎内に、この欲望を最後の一滴までも注ぎ込みたかった。
しかし。
「……っ!? 」
その刹那、女は一際大きく動いたかと思うと、急に立ち上がって彼女の中から男のそれを抜き去る。
「え……? 」
そして酷く間の抜けた声と共に。男はドクン、と激しく己の中で響く音を感じ、気づけば女の腹から胸にかけて、勢いよく射精していた。
943東九:2009/11/29(日) 20:44:23 ID:fo2D2dJH
「……この、雄豚が……」
「あぁっ!? 」
わけも分からぬままに、呆然としていると。汗の浮き出た顔を脚で蹴り上げられて、そのままぎゅう、と踏まれた。
「僕が良いと言うまで、イッてはならぬと言っただろう!? 本当に貴様は聞き分けのない淫乱だなッ! おかげで僕の服が汚れたわッ! 汚らわしいッ! 」
「わ……若……!? 」
一瞬見た、己に甘えた視線を送った女の姿は幻影だったか。そこにはいつのまにか、冷酷な支配者の風格を取り戻した女が、男を見下していた。
「……何をぼうっとしている。ほら。さっさと舐めろ」
「え……!? 」
女の命令に、男は耳を疑った。
「まさか若……それを、で御座いますか!? 」
「当然だろう。貴様の不始末だからな。……それとも、僕の命令が聞けないのか? 」
「い、いいえ……まさか、そのようなことは……。わかりました。……失礼致します……」
おずおずと、男は女の黒いコルセットに舌を伸ばした。皮の苦みに加え、青臭い刺激臭と、体液特有の妙な塩気とえぐみの混じった味に辟易する。
愛しい女のものであればたとえ便であろうと喜んで顔面で受け止められるが、それが自分自身の吐精したものだと思うと顔を顰めずにはいられなかった。
「……どうした。もっと、美味そうに舐めたらどうだ……? 」
「は…はい……」
そうしてまたも冷たい視線を注がれ、そんなことをしているうちに、男は再び妙な興奮を覚え始めるのだった。
「……っは! 」
その様子に、女は嘲笑の声をあげた。
「本当に貴様は、どうしようもない変態だな! 自分のものを舐めて興奮したか!? 」
「……。はい……私は、変態で御座います、若……」
侮蔑の篭った女の眼差しに、男は静かに頷いた。
「若に甚振られる度興奮し…喜んでおみ足やお尻の穴にまでしゃぶり付き……あまつさえ肛門に極太バイブを挿れていただき、
 女子のように感じ……若の言いつけも守れず、若のお召し物にみっともなく射精し、そして今自分の精液を舐めてどうしようもなく昂っている……家畜にも劣る卑しい雄豚で御座います。しかし……」
そんな事を言っているうちに、目頭が熱くなっていくのを感じた。
「それでもあなたが好きです……。心よりお慕い申し上げております。若……」
けれどもその細い双眸の端に浮かんだ涙は、屈辱や苦痛ゆえのものでは決してなく、心からの歓喜ゆえのものなのだと、男は感じていた――。



「……なんって妄想で毎夜抜いたりしていませんからね若! 嫌いにならないでね! 」
「うがぁぁぁぁぁぁぁぁあああっ!! 」
「げふぅっ!? 」
とんでもない作り話を延々と聞かされ、ブチ切れた九兵衛は東城を蹴り飛ばした。
「貴様は真性の変態か! というか貴様、僕をどれだけ鬼畜攻めだと思ってるんだ! 幾らなんでも僕は男にそんな扱いはせんっ!! 」
「い…いえっ! それは勿論で御座います若っ! 若のお心の清らかさはこの私がよく存じ上げておりますともっ! ただ、そんなあなたも素敵なんじゃないかなー、とつい……」
「何が素敵だっ! このっ! マゾヒストがッ! 」
「ああっ! 若っ! そんな、激しッ…! 」
「喜ぶなァァッ! この、変態がッ! 失せろッ!! 」
すがり付こうとする従者を、げしげしと足蹴にする女主人。そんな、ある種仲睦まじそうな主従の姿を見て、九兵衛の親友である妙は、まあ楽しそう、と思う反面、
なんだか九ちゃんも最近ソッチに芽生え始めているんじゃないかしら、などと勝手なことを思いながら微笑ましく見守っていた。
「この馬鹿がッ! よくも妙ちゃんの前でっ! 僕に恥をかかせてくれたなッ! 」
そして、最早もの言わなくなった東城を尚も蹴りつけながらもふと、九兵衛は思った。
先ほどの彼のおぞましい妄想の中で、しかし彼に愛の告白をされたような気がするのだが――。
けれどその考えに、次の瞬間九兵衛は首を横に振る。
……まさか。そんな筈はないっ! 僕に対して、こんな気持ち悪い妄想をしている男が、この僕を愛しているなどと――。
やがてどれ程時が流れたか。漸く気の晴れた九兵衛はボロボロの雑巾のようになった東城を捨て置き、妙と共に去っていった。
「………わ……か……」
そうして後に残された東城は、力なく呟くのだった。
彼の激しくも屈折した主人への慕情が、彼女に届く日は、まだ遠い……。
944名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 20:46:42 ID:fo2D2dJH
以上です。お目汚し失礼致しました。
それでは自分は938様の新きらを全裸で待機する作業に移りたいと思います。
945名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 21:43:07 ID:LE0C5itF
>>944
GJ!
(*´д`)ハァハァ…

>>939
どんまい!次からは気をつけてくれ
そして早く続きを投下する作業に戻るんだ!
946名無しさん@ピンキー:2009/11/29(日) 22:06:54 ID:7g5rVbm2
>>932>>933>>934
同意
>>935
男性受け、大好物です GJ!!!!
947名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 02:09:48 ID:eYOc5jZm
この東城の報われなさが良いんだよ!
948名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 02:47:30 ID:JQ6UrlON
東九GJ

こんな九ちゃん珍しいからハァハァしながら読んでたら…東城妄想かーーいwww最初はエロく最後は笑わせて頂きました

ご馳走様でした
949名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 17:43:32 ID:e/WFd5Wt
九ちゃん良いな!
思わず2度読みした
また九ちゃんネタ欲しいわ萌えるから
カプはどーでもいいんで九ちゃん投下してくれえええ!!
950名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 21:05:57 ID:o1S68oi4
クレクレはだめよ
951名無しさん@ピンキー:2009/11/30(月) 22:12:40 ID:8G7MPTVC
>>932
自分はいちばん好きなカプですwktk
952名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 00:02:18 ID:uafpev6g
>>950
ごめん
つい興奮してしまった
953名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 00:16:35 ID:akylWgbH
クレクレは必ずしも悪いことばかりではないんだけどね、書かせてもらう側としては
ネタ思いつくきっかけにもなるし
954名無しさん@ピンキー:2009/12/01(火) 01:18:57 ID:zYxfAC1H
九ちゃんこの長い妄想を全部聞いてくれたのか
付き合いがいいというか、気が長いというか、結構優しいじゃないかw
955名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 14:19:57 ID:rYjIrRx5
クレクレが多すぎると迷惑だが、だからと言ってクレクレうざいはもっと迷惑
>>932自分もこの2人は良いと思います
956名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 14:45:32 ID:pAFb1Tph
上から目線のクレクレはウザいよ。
957名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 21:59:03 ID:nCQ/gwo1
職人の感想クレクレもウザかったな、基本はGJだけでいいじゃんよ
良作神作には言われなくても感想つけたくなるもんなんだから
958名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 22:18:05 ID:s+MD5oS2
投下クレクレも感想クレクレも程度の問題じゃね?
これ以上はスレチかな。

>>939の新きら続きを楽しみに待っています。
959名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 01:29:03 ID:y9sB10Gn
職人の感想クレクレなんてあったか?
960名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 02:27:05 ID:3fFoN579
確か2,3人感想クレクレしてたね


新きらの人、そろそろおkじゃね?よろしく頼んます
961名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 05:53:07 ID:r1w0JJFS
神経質な人多いんだねハゲそう
おれは読めればいい細かいこと気にしない

>>941-943
これMなおれには最高傑作に見えた
九ちゃんにもっと踏まれたい
962名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 08:40:11 ID:b4D6d+pC
960越えてるし容量も残り30KBだからなー
次スレ建てて、新きらはそちらに改めて投下してもらうのはどうだろうか?


現スレも沢山楽しませて頂きました、職人様達とにかく乙です
963名無しさん@ピンキー:2009/12/03(木) 19:43:29 ID:3fFoN579
次スレ誘導とか要るしもう建ててもいいかもな、>>962よろしくありがとう

950レス超えたら1週間書き込み無ければ落ちるんだっけ
964名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 01:47:52 ID:6fO3OCE6
したらば掲示板って携帯じゃいけない?
965名無しさん@ピンキー:2009/12/04(金) 07:10:22 ID:Yj4PnDKU
いけるよ
ただ掲示板と携帯によっては書き込みが出来ない所もある
966名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 01:23:35 ID:nXSHp/bd
異論ないようなので次スレ立てた
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1259943714/1-100
967名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 01:25:33 ID:nXSHp/bd
↑【銀魂】空知英秋作品でエロパロ16【13】
968名無しさん@ピンキー:2009/12/05(土) 02:35:37 ID:wSCBZmy5
乙です
969名無しさん@ピンキー:2009/12/06(日) 09:59:24 ID:JKI+Elc7
乙です
こっちはそろそろ埋める?
埋め用ネタがあればよろしく
970名無しさん@ピンキー:2009/12/07(月) 14:01:46 ID:JU2lhYlI
480kbまで埋めないと落ちないんだよな
小ネタ祭でもする?
971名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 01:42:14 ID:zLWiOpf5
じゃあ短いからこっちに投下させてもらいます。
972銀神1:2009/12/11(金) 01:43:59 ID:zLWiOpf5

 最近銀時の様子がおかしい。
 この前も午前様で帰ってきたくせに酔っ払ってなかったし、神楽に見つからないように風呂場へ直行した。
 朝から神楽は胸中でひとりごちる。
 ──なんか匂うアル。カレー臭ってこんな感じアルか?
 「うおーい、神楽ぁー」
 「いやアル」
 「……なんも言ってねーけど」
 「銀ちゃんのほうが冷蔵庫に近いアル」
 情けない表情で銀時がしぶしぶ台所にイチゴ牛乳を取りにいった。
 その後姿を見ていると、神楽はなんとなく胸がちくちくする。
 やっぱ取ってやっても良かったかと思うがもう遅い。イライラする。
 何がこんなにも引っかかるのか、最近こんなことばかりで、どうしてだかわからないがもうしんどかった。
 「銀ちゃん……」
 すねているのか返事もせず腰に手をあてパック直飲みする男に、もうこの際ずばっと言ってやることにした。
 「夜中に誰としっぽりしてるネ? 姉御か? つっきーか? 嫌がってるフリしておいてさっちゃんとか?」
 途中でブバァッと景気よくピンクの液体を飛び散らされたが、構わずに最後まで続けた。
 「誰といやらしいことしようが関係ないアルが、もし……」
 ……胸が痛む、だがやはり意味がわからない。
 「もし誰かと所帯を持つなら、私はちゃんと出て行くから、銀ちゃんもちゃんと言って欲しいアル」
 銀時はふり返り神楽を眺めてからピンク模様の台所を見渡し、ティッシュ、とつぶやいた。


 「オメーなァ、なーんで俺が手を出さずに今まで一緒に住んでたと思うんだ?」
 「家族だからアル」
 「……まったくよォ、どいつもこいつも肝心なことはわかってくれねーんだよなァ……」
 ぼりぼりと頭をかく手が大きい。
 ──そういや手つないだことあったっけ……? あ、幽霊蚊天人の時にあったアルな……
 などと神楽がぼーっとしていると、目の前にティッシュ箱が突き出された。
 「おら、お前も拭け」
 「いやアル。噴くのは銀ちゃんだけで十分アル」
 「うまくねーし分かりづらいんだよ! それに何、まだ反抗期なの?!
 ったく、大事なもんほど汚したくないって男の心理がわかんねーのかねェ」
 ティッシュに伸ばそうとした神楽の手がぴたっと止まる。
 「……なんの話アルか?」
 「そーいう話だよ」
 短くきっぱりとした返事。だけど、どう解釈していいのか分からない。
 口説き文句なら──
 「神楽……」
 沈黙が流れたあとで、銀時がゆっくりと神楽のほうに顔を近づけてきた。
 ──私も遊ばれちゃうアルか。
 「いやアル」
 「本当に嫌なら普通は逃げるもんだぜ」
 そっと頬にふれてくる銀時の手が悲しいくらいにあたたかい。
 「………いやアル」
 「目ぇ閉じな」
 何度も何度も口にした「いや」をもう一度言おうとして唇を動かしたが、心の奥底が痛いぐらいに
暴れだし、出てくる涙をこらえるためとうつむいたはずみで、ぎゅっと目を閉じてしまった。
 キスされる?!と慌てて目を開けたら涙がこぼれだして、そこからはもう止まらなくなっていった。
 ぼろぼろぼろぼろ泣き出した神楽を、銀時はじっと黙って見ていた。
973銀神2:2009/12/11(金) 01:44:44 ID:zLWiOpf5

 好きなだけ泣かせてくれた後で、ぽつりとつぶやかれた。
 「……なにを泣いてんの?」
 「…………っ! 他の女と寝てるくせに! なんかすっごく悔しいアルよ! 銀ちゃんのせいアル!」
 「待て待て、何か勘違いしてるだろ。確かに銀サンは遊び人だけどよ、そっちの遊びはしたことないから。
 そこんとこ間違えないように」
 「嘘アル! 不潔アル! インモラルアル!」
 「……俺はお前のパピーじゃねーんだぞ……」
 「当たり前アル! 銀ちゃんは私の……!」
 ──大好きな……
 そう言いかけて我に返ってしまうと、あとはもう何も言えなくなった。
 自分の本心をいきなり自覚してしまい、神楽は口をぽかんと開いたまま銀時としばらく見つめ合う。
 ふいに口を開いたのは銀時だった。
 「無理強いしても勝てる気がしねーんだよ……」
 その瞳はまっすぐに神楽を見つめていたが、すぐにため息と共に視線をはずしてしまう。
 「だから俺はずっと待って……や、うん、まあ……いいさ。出て行きたきゃ出て行きな」
 パチンコにでも行ってくらぁ、と片手をひらひらさせて銀時が出て行こうとする、その後ろ背に、神楽は
文字通りぶつかった。
 「ぐほおおおっ! 神楽ちゃ〜ん力加減力加減……って何やってんだお前?」
 「いやアル…………」
 「さっきからイヤしか言ってねーだろお前。あ〜もうどうしたら満足するんだっつの」
 「…………」
 「あん? 聞こえねーよ」
 「……だいて」
 「はっ?!」
 「抱いてほしいアル………」
 およそ似合わない台詞を神楽は顔を真っ赤にさせて喉からしぼり出す。
 銀時の背中にその火照った額を押し付け、暴走してしまった自分を呪うが、もうこのままどうとでもなれという
心境でもあったので、何の弁解もせずにじっと広い背中に抱きついていた。
 銀時の長いため息が聞こえる。
 「お前はよォ……もっと自分を大事にしろよな……」
 神楽はカッとなって叫ぶ。
 「銀ちゃんじゃなきゃ嫌なんだからしょーがないアル! 私のこともちゃんと女として扱ってヨ!
 私だって……っ……もう子供じゃないアルよ!」
 「……そうかい」
 静かな声音に、神楽は抱きついていた腕の力を思わず緩め、そこを逃さず銀時はしっかりと神楽を正面に
引き寄せ耳元に唇を寄せる。
 「途中で怖気づくんじゃねーぞ」
 ぞくりと背がふるえる。耳に直接送り込まれる低い声と、濡れたように輝く危険な瞳、雄の匂い。
 ──やっぱり私も女だったアル……
 神楽は己の内の抗いがたい何かを急激に自覚した。強い男に魅かれるただの女。
 夜兎だとか天人だとか年齢だとか関係ない、自分よりも強い、愛しい男に組み敷かれたい。
 ただそれだけを願い、神楽は目をぎゅっと閉じた。
 力強く抱き上げられ、思わず首筋にしがみつく。
 銀時は和室の襖を足で開け、敷いたままだった布団に神楽を抱いたまま寝転がった。
 たくましい胸に頬をのせて、神楽は銀時の少し早い心臓の音を聞きながら口を開いた。
 「……銀ちゃんはずっと、我慢してたアルか?」
 「我慢も何も、大人の男はなぁ、締め方もわかんねーようなお子様に本気で襲い掛かったりしねーんだよ」
 「それくらい知ってるネ、こうでショ」
 「いででででっ! 違う違う違う首絞めんなァァァ!」
 神楽は銀時の叫び声を聞いて、少しだけ緊迫していた空気がやわらいだ気分になる。
 「新八が来たら……どうするアルか……?」
 「朝だしなぁ、もう少ししたら来るかもな。
 いいじゃねーか、見せてやればよ……気ィ利かせて自分家に帰るさ」
 不安げな神楽に銀時はニッと笑いかけ、そのまま楽しそうに神楽の唇にキスをした。
974銀神3:2009/12/11(金) 01:46:13 ID:zLWiOpf5

 さんざん弄られ遊ぶように愛撫され、一度正常位で交わったが、悶える神楽の握力に銀時の骨が砕けそうに
なったので、銀時は有無を言わさず体位を変え、バックから入れた。
 しかし理性が飛ぶほどの快感で攻め立てられては、神楽は羞恥心など感じている暇がない。
 前儀がねちっこく執拗だったこともあって、初めてだというのに神楽はすぐに喘ぎだした。
 「いくぅぅうう銀ちゃんいくぅっっあああああ! いっちゃうョォォォォ!!」
 シーツにしがみつき、腰を押さえ込まれ、激しすぎるピストンに我を忘れてヨガリ狂い、とまらない絶頂の波に
何度も何度ものみこまれる。
 「あっああああん、いやああああん!激しいアルぅぅうううっっこんなの、こんなの、すごすぎる…………っ!」
 今まで知りえた全ての感情をはるかに凌駕するその狂おしいまでの劣情をどう受け止めればいいのか。
 男に身体を貫かれるほどの激しさで責められ、子宮が悲鳴をあげているのがわかる。
 でもそれ以上にどうしようもない快楽が脳みそを犯して理性を焼き切ろうとしてくる。
 奥まで突かれる度に目の前が白くぼやけて、簡単に頭がおかしくなりそうだった。
 シーツをつかむ手がおぼつかない、涎が染みをつくっていく、腰を打ちつけられる音、流れる汗、
あふれる涙、あふれる恋情、もっともっとおかしくなりたい、自分が何なのかもわからなくなるくらい、
快楽にのめりこんで、ヨガリ悶える痴態を銀時の目に晒したい。
 わし掴まれている細い腰が大きく震え、銀時の容赦ない肉棒を愛液まみれで咥え込む。
 そしておそらく無意識だろう神楽からの過激極まりない締め付けが、銀時の快感と欲望をいや増していく。
 銀時の肉棒が内壁をこすり上げる度に神楽が鳴く。
 奥を突いて子宮を突き上げる度に背を仰け反らせて幼い腰をびくつかせる。
 太ももには一筋の赤い血が愛液と混ざり垂れ落ちていく。
 容赦もいらない、遠慮もいらない。惚れた女をとことんまで愛しぬく。それが礼儀だと銀時は動き続けた。
 神楽は魂ごと握りつぶされる錯覚に溺れながら、自分の身体が熱くとろけて原型がなくなっていく感触を
貪欲に味わっていた。
 夢中で枕にしがみつき身体を揺さぶられ激しく喘ぎ、もうすでにかすれてしまった声で、銀ちゃん、と
繰り返し名を呼んだ。そうでもしていなければ、意識が飛んでしまう──
 そんな神楽を見下ろし銀時は片膝を立てて腰を打ちつけ、息と鼓動が乱れるのも構わず、神楽の中を犯し続ける。
 銀時の脳裏に色んな想いがよぎるが、それもからっぽになっていき、とにかく今は神楽の温かくて柔らかい、
それでいて粘っこく絡みつき締めつけてくる極上さに酔いしれていたかった。
 だが腰の奥から急にこみ上げてくる勢いを感じ、銀時はどこに出そうか一瞬迷った。
 「やべ、ゴムつけんの忘れてた……ッ!」
 その焦ったつぶやきの意味を神楽はおそらく本能で察知し、残っているありったけの力で中を締めねじり上げた。
 「ッバカ、お前………!!」
 銀時は呻きながら中に出し、注ぎこまれる熱さに悶えて神楽が震える。
 満足そうに揺れる女の瞳を見据え、一発も二発も変わんねーか……と銀時の舌が己の唇を舐めた。


 「おはようございまーす」
 能天気な声が玄関を開ける音と同時に響く、新八だ。
 銀時はぐったりと荒い呼吸をしたままの神楽を布団に隠し、手早く服を着る。
 「まだ寝てるんですか、しょうがないなぁ」
 間一髪で襖が開いた。
 「あれ? 今日は神楽ちゃんそっちで寝てるんですか? 息も荒いし……はぁはぁ言って……
 神楽ちゃんもしかして風邪ですか? おかゆでもつくりましょうか銀さん」
 「いや、おかゆより赤飯炊いてくれや」
 「は? まぁいいですけど……ちょっと小豆ともち米買ってきますから時間かかりますよ」
 新八が出かけた後で、もう回復しつつあった神楽は風呂に入り、べたべたになっていた身体を流した。
 シャワーを浴びながら、部屋にいる銀時に声をかける。
 「銀ちゃん、赤飯アルか?」
 「おうよ、お祝いだからな」
 「なんのお祝いなんですか?」
 いつの間に戻ってきたのか、新八の声も聞こえる。
 「大人の女になったお祝いだ」 
 「ちょっ……エエエエエ?!」
 新八の大げさな声が今の神楽にはくすぐったい。
 神楽はそーっと扉を開けて、銀時の姿を盗み見た。
 神楽の大事な愛しい男は、いつもより少し優しく、笑っていた。


     完
975名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 01:48:13 ID:zLWiOpf5
読んでくれた人ありがとう
976名無しさん@ピンキー:2009/12/11(金) 16:08:56 ID:lkfJd7Pk
GJGJ!
週末にいいもの読ませてもらいました!
977名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 09:38:46 ID:mOvxc+oL
神楽可愛い〜GJ!銀さん優しいな。
せっかくの良SSなんだから、本スレの方が良かったんでは?
978名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 12:25:00 ID:opoNmkVQ
うわぁうわぁGJ
979名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 17:19:42 ID:eI7uqZl2
GJであります!!

>大人の女になったお祝いだ
と聞いて、初潮を迎えたのだと勘違いして、生理用品買ってこないと!
と心配する新八が見えたw
980名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 21:33:37 ID:8ZC72Ktw
>>979
それ同じこと思った!


神楽かわいい〜しマジGJでした
981名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 23:04:19 ID:FI515s/M
ふおお神楽ちゃんかわええ〜銀神好きだから嬉しい
GJ!
982名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 23:37:34 ID:guwpnG8B
間に合うかな? 埋めネタ銀さちの『さっちゃん夜這い日記』。
注意書き:痛いぞ!
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始末屋さっちゃんだぞ☆ 
今日は(×今日は ○今日も)銀さんを夜這いにきたんたぞ☆
銀さんたら鼾かいてよく寝てるわ……フフ、早速銀さんのうまい棒をいただきまーす♪
そっと寝巻きと下着をズリ下ろすと、そこにはポコチン……銀さんのうまい棒がお休みモードでした。
「銀さん……本当に美味しいわコレ……」
早速はむはむ、ちゅぱちゅぱ。みるみる硬度を増してくるうまい棒。
あら、サラミ棒になっちゃった♪ さっちゃんのアソコもヌレヌレだぞ♪
でも……何かが違う。
「……まさか?」
私はすぐに異変気づいた。
銀さんのCan玉が片方ないわ。誰? 誰なの? 銀さんのCan玉の片方を隠したのは!
さてはお妙さんね……お妙さんだわお妙さんに違いないわ! きっと私に恐れをなしたのよ!
こないだの夜這いの時に散々Can玉をふにふにしたり口に含んだりローリングしたりしたもの!
Can玉にパイズリしたら銀さんのうまい棒からコーンポタージュがどっぴゅんだったもの!
「……やるわねお妙さん……フフ、じゃあこちらのCan玉は……私がいただくわ……」

数分後。
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!」
銀さんの絶叫が江戸中に響きましたとさ。あれ? 昔話?
(終われ)
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983名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 01:39:51 ID:NIwaRppB
>>982
GJ!
銀さんやはり股間が呪われてるwwwwww
984名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 01:46:40 ID:2w9QcfSx
>>982GJ


ワロタwww
ついに銀さんアナログスティックしか残ってないんかい!銀ちゃぁぁぁぁん!
985名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 01:47:57 ID:TaQdscMj
GJGJ!!
わろた、かわええw
986名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 03:27:53 ID:eP5pUV59
>>982
さっちゃんwwwww銀さんのCan玉ワロタwwww
職人最近多くて嬉しいな
987名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 08:06:36 ID:FJYxFtl6
落ちたか見に来たらSSが2つもw

エロ萌え銀神GJ!!神楽可愛えええ

さっちゃんもお笑い系AV女優みたいで良かったw
988名無しさん@ピンキー:2009/12/13(日) 19:50:47 ID:s/f0fqH6
>>975
GJ!GJ!
銀さんの愛情がじんわりきて胸が熱いわ、良い作品をありがとう
埋め用じゃなく本スレでもいいのにと自分も思った
989名無しさん@ピンキー
こっちも盛り上がってんなw
銀神もさっちゃんもGJ!