【主に】 ペルソナ総合エロパロスレ 11 【P3・P4】
3 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 22:10:11 ID:V9jk+rh6
乙ラギオンでございます
ご立派様も乙と仰っておりました。
乙
てかもう一つあったな
新スレ乙
随分前のスレでキタロー×ゆかりッチを投下した者です。
P4全盛の中、P3ネタでもういっぺんお借りします。
カップリング:キタロー×ゆかり
属性:ラブラブ調教
「今日から二、三日、タルタロス攻略は休みます」
夕食後、皆がくつろいでいる寮のロビーでそう宣言した後、彼はちらりと私の方を見た。
「おっ、やりィ。久しぶりにゆっくり寝るっス」
「現段階で行けるところまでは行っているのだしな。数日休養をとるのもいいだろう」
「それじゃ、今までのシャドウのデータとか、まとめておきますね」
この一週間ほど、私達はかなりハイペースで登っていたから、疲れもたまっていた。
だから皆特に疑いもなく、よろこんでこの提案を受け入れた。彼の視線と、その意味に、
気付いたのは私だけだった。
その夜。
真夜中の少し前に、私は足音をしのばせてロビーへ下りる。先に来ていた彼が
ソファから立ち上がり、右手に持ったトートバッグをちょっと持ち上げて微笑んだ。
「じゃ、行こうか」
二人でそっと裏口から外へ出て、並んでぶらぶら歩く。夜の住宅街には人気がなく、
ひっそりと静まり返って、私の心臓だけがどきどき鳴っている。
ちょうど表通りへ出る交差点のところで、あれが来た。時間がくだけて、ぐにゃぐにゃに
崩れていくような感覚。影時間が始まる時の、軽いめまいに似たそれが過ぎると、
緑色をした冷たい月の光の下に、私達以外何一つ動くものはない。
彼が私の方を見て、何も言わず微笑む。それだけで、私は自分から上着のボタンに
手をかける。彼に見守られながら、街灯の光の下で、私はゆっくりとシャツを脱ぎ、
スカートを脱ぎ、下着を脱いでいく。ミュール以外何も身につけない裸になると、彼が
チョーカーを付け替えてくれる。リードのついた、ピンクの可愛らしい犬の首輪に。
私とキタロー君の夜の散歩は、こうして始まる。
表通りに出ると、緑色に静止した風景の中に、真っ黒い棺桶が点々と
たたずんでいた。象徴化した人たちだ。この人たちにとって今の時間はないのと
同じで、まわりで何が起きていてもわからない。そう頭ではわかっていても、
裸で大通りを歩くというのはとんでもなく恥ずかしい。しゃがみ込んでしまいそうに
なるたび、彼がリードをちゃらりと鳴らし、そうすると反射的に私の足は前へ出てしまう。
今通り過ぎた、よく行くコンビニの店先に立っていた棺桶は、顔見知りの店員かも
しれない。そこの横断歩道の途中にいるのは、もしかしたらこの近くに住んでる
クラスメートかもしれない。そんなふうに考えるたび、頭の奥の方がかっと熱くなって、
意識が遠のきそうになる。
つつ、と太ももを何かがつたい落ちた。
「………っ!」
恥ずかしいのに、今すぐ逃げ出したいのに、そう思うほど、頭の芯が燃え上がり、
その熱が体中へまわって、ぽうっとなってしまう。うつむいて足がもつれたのを、
キタロー君が見逃すはずはなかった。
「今日は早いね? だんだん慣れてきたかな」
「……そんなこと、ないっ……!」
こたえる声が、少しふるえているのがわかる。通り過ぎた家の窓をちらりと見ると、
真っ赤に上気して、まるで何かを期待しているみたいな私の顔が映っていた。
交差点を一つ曲がるたび、通りに見かける棺桶の数がふえていく。繁華街へ
向かっているのだ。私の頭はどんどん熱くなり、足どりはフラフラとおぼつかなくなる。
巌戸台駅前広場にたどり着いたときには、もう立っているのがやっとだった。
路上ライブでもやっているのか、広場の中心に十数個の棺桶がかたまっている。
改札近くや自販機の前にも、ちらほらと棺桶が立っていた。キタロー君は広場の
真ん中まで来ると、軽く私の頭を撫でる。口に出さなくても、何を命じられているのか
わかる。私は彼の正面にまわって膝をつき、ズボンの前に顔を近付けて、口で
ファスナーを下ろす。
ぼろり、とこぼれ出てきたものは、中性的で線の細いキタロー君の顔立ちからは
想像もできないくらい大きくて、たくましくて、グロテスクだった。鼻先をよせて、
すっかり慣れた強いにおいをいっぱいに吸い込む。それだけで頭がくらくらしてくる。
「……っ」
すぐ横にかたまって立っている棺桶が、みんな私たちを見ているような気がする。
ちらちら横目でそっちを気にしながら、私はおそるおそる舌を近付けていった。舌先が
先端に触れると、キタロー君がぴくりと震える。
「ん………ん。ちゅっ……ん……」
ぺろぺろとアメをしゃぶるように何度も舌を往復させ、唇でねぶり、先端を舐め回す。
半勃ちの状態でもズボンの上からわかるくらいだったキタロー君のペニスはぐんぐん
大きくなり、完全に勃ちきってしまうと、もうとても口の中には収まらない。湯気の
立つような充血したそれに唇を這わせると、酸っぱいようなしょっぱいような味と匂いで
口の中がいっぱいになる。これで私は何度汚され、何度イカされたかわからない。
キタロー君の味。何度も何度も体中に教え込まれたせいで、すっかり「いやらしい味」と
して私の中にインプットされてしまった、キタロー君のおちんちんの味。自分でも
意識せずにこくり、と喉が動く。
ヌルっとした感覚が、喉の奥を下りていく。それで、スイッチが入ってしまった。
頭の中に、とろんと霞がかかる。自分の格好とか、ここがどこかとか、そういうことが
すうっと遠ざかっていって、目の前にある彼のおちんちんだけが、私にとっての
現実になる。唾液と彼の先走りとがまじった透明なぬらぬらする汁で口元を
べたべたにして、私はひたすら彼をしゃぶる。しゃぶるだけでは我慢できなくなって、
口全体で彼を呑み込む。
「んぐっ……
口の奥いっぱいまで含んでも、彼のペニスはまだ少し余っている。苦しいのをこらえて、
頭を前後に動かす。キタロー君のペニスの味と、匂いと、熱さと、堅さとで、舌も鼻も
口の中もぜんぶ犯されて、頭の中がおちんちんだけにされていく。
「んっ、んっ、んぐっ、ンッ、んむ、ちゅプ、んも、れる、はぷ………ん、んも、んっ、
んんんーーーーっ!?」
口の中のキタロー君が、ぶわっと一瞬ふくらんだ。と思う間もなく、融けたゴム
みたいな熱い塊が喉の奥へ飛び込んでくる。私はごくり、ごくりと喉を鳴らして、
必死でそれを飲む。一滴でもこぼしたら、ご褒美がもらえない。しつけられた犬のような、
その思考に私はもう疑問を持たなくなっている。
熱くて苦いそれがぞるり、ぞるりと喉を下りていくたび、背筋がふるえる。
体の内側が犯され、染められていく感覚。ものすごく濃くて量の多いキタロー君の
精液を全部飲み終えた頃、私はすっかり蕩けてしまっていた。
「あ……ふやぁ……」
腰に力が入らなくて、立つこともできない。キタロー君は半勃ちに戻ったペニスを
ぶらぶらさせながら、やさしく私の頭を撫でてくれる。
「よくできたね」
髪をさわる彼の手が気持ちいい。だけど、彼はそれ以上何もしない。何も言わない。
このまま黙っていれば、くるりときびすを返して寮に帰ってしまうだろう。
待っている。私がこらえきれなくなって、自分からご褒美をねだるのを待っているのだ。
こんな場所で、こんな姿で、こんなことをさせて、それでもまだ恥ずかしい目に遭わせ
足りないというのだ。体の芯がかっと熱くなり、目尻にじんわりと涙が浮かんでくる。
でも、それは怒りでも、屈辱でもない。
私は犬のように舌を出す。舌の上に残る彼の精液が、空気に触れて苦い味になる。
口の中にねばつく白濁の残りを、もう一度こくんと飲み下して、私はふるえながら
小声で、その言葉を口に出す。
「お願い……お願い、……もう我慢できないの……欲しいの、キタロー君の、
……おちんぽ、ください……」
彼がにっこりと、満面の笑みを見せた。
私の手をとって立たせて、そばにある棺桶につかまらせる。お尻を突き出した姿勢に
なった私の後ろから、彼の体温がそっと覆い被さってくる。それだけで、私は膝が
崩れそうになって、待ちきれない気持ちで泣き出しそうになる。
「キタロー君……キタローくぅん……!」
大きなあたたかい手が私のお尻をつかみ、とっくにびしょびしょになってるそこに、
熱いものがぴったりと押し当てられる。と、思う間もなく、それがグッと一気に私の中へ
入ってきた。
「へぅっ…………!!!」
最初の深い一突きで、私はイッていた。お腹の奥の方が狂ったように動いて、
キタロー君を締めつけているのがわかる。全身が悦びで痙攣して、指一本動かせない。
そんな状態なのに、キタロー君は私の腰を抱え込んで、激しく動き始める。
「ひっ!? あ、あ、駄目、うっ動かさないで、いま、今イッた、今イッてるから待って!
あ、あ、駄目、だめらメぇぇぇ!? またっ、またイク、またイクのにもっとするの駄目ぇぇぇ!!
ゆっ許して、あっあっあっイク、またっまたゴリゴリしないでぇぇぇ!」
信じられないくらい太くて固いキタロー君のものが、私の中を何度も出たり、入ったり
する。そのたびに私の内側がゴリゴリ擦られて、子宮から脳天まで火花が突き抜ける。
熱くて、気持ちよくて、溶け去ってしまいそうになる理性を、
「みんな見てるよ」
キタロー君の一言が引き戻す。ここは巌戸台駅前広場。友達といっしょに、毎日
行き帰りしている場所。
その場所で今、私は全裸で犯されている。
「……あ、あ、ひゃ、はぅううううっ!? ふあぁぁあああぁあぁああああっ!!」
ものすごい何かが背筋をかけのぼってきて、私はそれだけでまたイッた。目の前の
黒い棺桶に、私の顔が映っている。舌を突き出し、よだれを垂らし、眼の焦点は
合っていない、だらしない顔。この棺桶が誰なのか知らないが、今の私の顔を
見たらどう思うだろう。
キタロー君のカリが私の弱いところをゴリッと削っていって、私はまた悲鳴を上げた。
「ひぁぁあああっ!! あっ、あっあっあ、きっキタロー君、きたろー君、もう駄目っ!
私、わたひ、駄目だからぁっ! お願い、ひぃっ、おっお願いだから、あぅぅぅうっ!!」
立て続けにイカされて、足に力が入らない。限界が近いことを、キタロー君も感じた
ようだった。腰の動きが早くなり、突き上げてくる先端のところがぐっと堅く、
大きくなったのを感じる。その先端が私の一番奥の弱いところに突き当たった瞬間、
「いくよ…………っ」
「ひぐ……!!」
さっき私が飲んだのと同じ熱い塊が、今度は私の子宮に叩きつけられた。
頭の中がみんな吹っ飛んでしまうくらいの熱い快感。信じられないくらいの量と熱が、
私の中いっぱいに溢れかえる。膝が痙攣して、崩れ落ちそうになったのを、
キタロー君が後ろから抱きかかえてくれた。
「あ、あ、あ……熱っ、凄……あっ、あくっ、ひぃ……!!」
どくん、どくん、と、私の中の爆発はいつまでも続いている。影時間には精子が
機能しないから中出ししても大丈夫、と最初に彼が言い出した時はバカじゃない
のかと思ったが、どうやら本当みたいで、もう何度こうして生出しされたか
わからないくらいだが、今のところ問題がない。
長い長い射精の間中、ずっと私はイキっぱなしで、ようやく爆発が収まった時には、
もう支えられていないと立つこともできなくなっていた。
「あ………は………」
全身が甘くとろけてしまったみたいな気分だ。ぬぷ、と音を立てて彼のものが
抜けると、私の中が名残惜しそうにひくつくのがわかった。精液と私の恥ずかしい液で
どろどろになったペニスは、あれだけ出したのに少しも萎えていない。私を棺桶に
もたれさせるようにして支えると、キタロー君は私のお尻を少し持ち上げて、
その中心にそれをあてがった。
「え………? ちょっ……」
ギンギンに硬いままのキタロー君が、私の後ろの穴にキスしている。お尻を締めて
拒もうとしても、さっきイカされまくったせいで、括約筋に全然力が入らない。
「そっ、そっちは待って、ちょっと待って、今そっちは駄目、だから、あ、あ、あああああ、
あ゛へぇっ!」
一番太い部分がお尻の中へ入ってきたとき、私が上げた声は我ながら豚みたい
だった。たぶん、それだけで軽くイッていたと思う。ゆっくり引き抜かれると、お腹の
中身が全部引きずり出されるみたいで、カリの所が入口にひっかかって、ぐいっと
引っぱられただけでまたイッた。そこからドスンと一番奥を突き刺されて、もう一度イッた。
二往復目からは、ほとんどずっとイキっぱなしだった。
「お、お、お尻っ! お尻が溶ける! あ゛、あ゛、お゛、あ゛、きっ、キタ、キタロー君、
キタローくぅん! おね、お願い、もう許ひて、また、また、おああ゛あ゛あ゛っ!?
あ゛ーー、あ゛ーーっ! お尻、お尻の中熱いぃぃいいっ!!」
削岩機のような硬い硬いペニスが、私のお尻を掘りくずしていく。私は顔中をよだれと
涙でべとべとにして、ただ泣き叫ぶことしかできなかった。
「ゆかりって本当にアナル好きだよね」
「ち、ちがっ! そんなこと、あっあっ、そこ、そこ駄目、そこ早くするの駄目ぇ!!」
「この辺ほじられるの好きでしょ」
「ひーーーーっ!! きっ気持ちいい、気持ちいいからもう止めてぇえっ! こわれ
ちゃう、私こわれちゃうからぁあ! あ、あ、あ゛ーーっ!」
「『ゆかりは駅前広場でお尻の穴を犯されて喜ぶエッチな子です』って言ったら許すよ」
信じられないようなことを、涼しい顔で言う。でも、それを拒む理性も、逆らう気力も、
とっくに突き崩されてしまっていた。ぐちゃぐちゃになった意識の中で、私は夢中で
腰を振りながら、赤ん坊のように彼から教えられた言葉を反復する。
「わ、わたっ、わたひは、ゆかりはぁ……! あ゛ぐっ、え、えきまえ、広場で、
あああああっ! お、お尻、お尻ぃぃぃぃぃいいいっ!!」
「お尻の穴、でしょ」
「あな、お尻の、お尻の穴っ! あな、あなを、おおおお犯されて、おかっ、犯されてる、
お尻ぐちゃぐちゃにされてっ、喜んでるエッチな、エッチな子れす、お尻エッチ好き、
好きれひゅっ! キタロー君にお尻犯されるの、大好きぃぃいいいいっ!」
「…………!」
叫び終わったとたん、抱き寄せられて激しいキスをされた。同時に、彼の動きが
激しくなった気がする。気がする、というのは、もうその時には私の意識は半分
とろけてしまっていて、詳しいことを覚えていないからだ。はっきりしているのは、
それから間もなく彼が射精したこと。
「ゆかり……!!」
「おっ…………お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
三度目の射精をお尻の奥にぶつけられた私が、そのまま意識を失ってしまったこと。
そして、失神した私を、キタロー君が優しく抱きとめてくれたことだけだ。
「……信っじらんない。バカじゃないの。バカじゃないの? ってか、バッカじゃないの?」
小一時間後。
影時間が終わり、元通りの深夜に戻った街並みの中を、私は早足で寮へ急ぎながら
ひたすら「バカじゃないの」を連呼していた。かっかと火照る頬に、夜気が冷たい。
隣を歩くキタロー君の頬も真っ赤だが、これは私が思いっきり張り倒したせいだ。
「いくら特殊なプレイったって、限度ってもんがあるでしょ!? あれじゃまるっきり
変態じゃない! もし途中で影時間が切れたりしたら、私たちどうなってたと
思ってんの!? 補導じゃすまないよ!?」
「気持ちよかったくせに」
「うっさい!!」
寮の建物が見えてきた。もう一度全身を見回して、おかしなところがないか確かめる。
首輪を替え忘れていたことに気付いて、すました顔の彼から慌ててチョーカーを
ひったくった。
実際、あんなにワケがわからないくらいになったのは久しぶりだ。気持ちよすぎて、
おかしくなりそうだった。絶対言うつもりはないけど。
「それで次のプレイだけど、タルタロス探索中にこれを入れておくというのは」
「いい加減にしろーっ!!」
肘打ちがきれいに入って、懐から取り出したピンクローター(五個もあった。どことどこに
入れる気だ)と一緒に、キタロー君が後方へ吹っ飛ぶ。
「大体、次は私の順番でしょ! がっつり奢ってもらうんだからね。洋服とか見て、
綺麗なレストランでご飯食べて、夜もロマンチックな感じで」
ぶちぶち言いながら、車道へ転がったローターを拾い集める。今までにも、何度か
使ったことのあるやつだ。その時の感覚を思い出して、少しだけ芯の方が熱くなった。
鳩尾をさすっているキタロー君のポケットにそれを突っ込んで、
「だから! ……その、こういうのは、またその次に、ね?」
ポケットに入れた手を掴まれて、そのまま抱き寄せられた。もとどおりの青白い色をした
月光の中で、私たちは短いキスをして、それから今度は手をつないで、早足で寮へ戻った。
End
なんという調教wwww
ゆかりかわいいなーGJ!
P3いいな。GJ!
4ばっかりだったがやっぱり3もいいな。
前に書いたやつってキタローがゆかりにDVしちゃうやつかな。
やっぱゆかりっちはいいなぁGJ。
ゆかりにはラブラブが一番しっくりくるなぁ。
調教モノやSMモノであっても芯に「ラブラブ」さえあればゆかりSSっぽくなる。
やっぱ愛だね愛。
21 :
7:2009/03/13(金) 01:27:59 ID:SA7i4cBe
感想どうもでした
>>18 前に書いたのはゆかりが朝フェラしてデートに行く話です
伊達に恋人コミュ持ちじゃねーなw
あれ? りせちーも恋人コミュだったよね?
恋人コミュならたくさんいるぞ
間違えた・・・
恋愛コミュだったorz
キツネって一応メスだよな?
狭い密室に二人きりなのになぜ鼻×マーガレットがないのかとふと思った
鼻はとんでもないマーラ様を持ってると推測されるのに…
マガレさんは底無しなイメージが。
ところで俺、獣もいけるんだよね
前スレでちょっと話にあがったジュネス×雪子のネタを思いついたから書いてみた。
エロは触りだけで最後までやっていない。
設定が3年生になった時だから番長は全くいない。
合わないと思ったらスルーでよろ
29 :
花村×雪子 1:2009/03/17(火) 17:30:39 ID:HpDrjg4s
パラパラ。
校舎に雨の雫が叩きつけられ、本格的に降り出した。季節は梅雨の六月で、時々天気予報を裏切って雨が降ることがあった。外にいた生徒は慌てて雨宿りできるところを探して走り出す。
雪子は靴箱から靴を取る手をピタリ、と止めた。玄関先に目を向け、止みそうにない雨を見つめる。
「わっ、すげー降ってんな」
後ろから聞き慣れた声がした。雪子は振り返ると、オレンジ色の髪が視界に映った。
「花村君」
花村は軽く手を振った。
「もう帰り?里中はいねーの?」
「千枝は委員会の話し合い。遅くなるから先に帰ってって言われたけど…」
再び視線を雨に戻す。
「家の人に迎えに来てもらうしかなさそうだね」
「その必要はないぜ」
雪子の隣に来た花村は一本の黄緑色の傘を差し出した。
「これ、貸すよ」
雪子は首を振った。
「そんな、それじゃあ花村君のが、ってあれ?」
もう片方の手には鞄と一緒に別の傘もあった。青空のような色をしていた。
「大丈夫だって。前に傘を忘れてさ、二本あんだよ」
花村はウインクをした。
「それに俺としては天城に貸しができて、ビフテキの一つでも奢ってもらおうって考えているしさ、受け取ってよ」
雪子はクスリと笑う。
「それじゃあ、お願いしようかな」
白く細い手は黄緑色に伸びた。
30 :
花村×雪子 2:2009/03/17(火) 17:32:08 ID:HpDrjg4s
ポタンポタン。断続的に雨が傘に当たって音楽を奏でる。でも二人が会話をするには邪魔にならず、まるでBGMのようだった。
「そろそろ梅雨も終わりね」
「やっぱ晴天のがいいよなー!ちょっと調子狂うっていうか、ま、でも去年よりは嫌いではないけどな」
去年。仲間たちとテレビに入って世界を救った、あの一年間。テレビに誰か落とされていた時、現実世界での雨の後の霧を心配しながら戦った。
今では霧が出ても何も心配はいらない。戦いは終わったのだから。
「私も、今は雨はそんなに嫌いじゃない」
雪子は空を見上げた。
「目まぐるしい一年間だったね。今のゆったりした生活が少し信じられない」
「あぁ…色々あったよな」
花村の声のトーンが少し落ちた。雪子は花村の表情に苦痛を見た。
雪子たちはテレビに落とされた人々を救い出してきた。しかし全員ではない。取りこぼしの中には花村が想いを寄せていた人も含まれていた。
湿った雰囲気が二人を囲む。雪子はかけるべき言葉を探していると、花村は頭をブルブルと振り、雪子に笑いかけた。いつもの花村の笑顔だ。
「結構天城に助けられたな〜本当、ありがとな!」
「私だって花村君に庇ってもらったり、すごく助けられた。…ありがとう」
「…っていうかなんでこんなしんみりした話してんだ俺ら?それより今度のテストが問題だぜ!」
そう言って花村はブツブツと文句を言い始めた。今年は大学受験だからということで、ほとんどのテストは広範囲から出題される。勿論受験生たちは不満タラタラだが、先生たちは気にもとめない。
「ふふ、頑張るしかないよ」
「そうだな…お、じゃあ俺こっちだから」
T字路に辿り着いた時、花村は雪子の旅館とは反対方向を指差した。
「傘、明日返すね」
「おう、分かった」花村は頷いた。
「また明日」
雪子は手を振る。花村も振り返しながら歩いた。
「またな!…お疲れ様」
青空の傘はドンドン遠くに離れていく。黄緑色の傘も家路へと歩き始めた。
(そういえば、花村君と二人きりで帰るのは初めてだ)
いつもは千枝と二人か、花村がいても他の仲間と一緒だった。よく一緒にいたから違和感を感じることなく二人で帰れた気がする。
(また、一緒に帰りたいな)
雨道を進む足取りは楽しそうであった。
31 :
花村×雪子 3:2009/03/17(火) 17:36:59 ID:HpDrjg4s
翌日は雨の香りを感じさせない晴天だった。校内になる木々はカラッと乾いており、サラサラと枝先の葉が揺れていた。
もうすぐで七月になる、夏の気配が近づいてくる。
雪子はスタスタと校舎へと入った。手には鞄と黄緑色の傘がある。自分の靴箱を開けて上履きを取り出そうとした。
「あら」
上履きの上には一通の封筒があった。封筒を取り出し、裏返した。何処にも名前は書いていなかった。
「おっはよー!雪子」
元気な声が雪子の耳に届く。
「おはよう千枝」
千枝の目は封筒に向いた。
「お!ラブレター?」
顔がニヤリとした笑みになった。猫じゃらしを見つめる猫のように目は好奇心でいっぱいだ。
「そうじゃないよ多分…まだ中も見ていないし」
「あんたは相変わらずよねーま、そういう所がいいんだけどさ」
雪子は苦笑した。
雪子はこれまでに異性に何度も告白されたり、こういった手紙で想いを伝えられてきた。見知った者から初対面まで、様々な男子から付き合いを申し込まれた。
雪子自身、何故そこまで想われるのかが分からなかった。自分より千枝の方が魅力的であるはずなのに、逆に千枝からそういう話を聞いたことはない。
「雪子は好きな人いないの?」
「好きな人…」
雪子は銀髪の少年を思い出した。
去年の四月に転校して来た、どこか不思議な魅力を持った少年。テレビでの戦いでリーダーを務めて自分たちをずっと引っ張って来た。
今年の三月に都会に戻り、去年のように好きな時には会えないが、長期休みの時には会う約束をしている。先月の五月もゴールデンウィークの時にみんなで集まって遊んだ。
意思の強い目、頼りがいのある背中、優しい心。もし誰かを本当に好きになるのなら、彼のような人だろうと思った。
でも何かが違った。彼は確かに素晴らしい人だったが、どうしても仲間の域から踏み外して見ることはできなかった。
32 :
花村×雪子 4:2009/03/17(火) 17:38:51 ID:HpDrjg4s
「私のことより一条君はどうなのよ?」
千枝は照れ臭そうに笑った。
「にへへー週末はデートなんだ」
「あらやだ、嫉妬しちゃう」
雪子はクスクスと微笑んだ。千枝が一条と付き合い始めてから、千枝と過ごす時間が少し減って寂しいが、楽しそうにしている千枝を見ていると雪子も感化されて嬉しい気持ちになっていた。
「まぁ、とにかく」
千枝は自分の靴箱を開けて上履きを取り出した。
「一度付き合ってみるのも手だと思うよ。そこから好きになるってこともあるし」
千枝は脱いだ靴をしまい込み、上履きを履いた。
「誰彼構わずってわけじゃないよ、この人いいな〜って思う人がいたらの話」
「そうかな…」
雪子は封筒に目を落とす。
「そうそう!何なら他に気になる人がいたら自分から話してみたらいいよ。いっそ゛結婚してください゛とか言っちゃえば」
「言わないわよ!」
「冗談だって〜」
カラカラと千枝は笑った。雪子はもう、とため息をついた。
階段を上って教室の前まで行くと、そこで雪子は千枝と別れた。
今年は雪子は千枝とは違うクラスになってしまったが、花村とは一緒だったので普通に話せる相手はいた。
また、雪子は自分から周囲と話せるようになり、花村や千枝がいなくても新しいクラスでは孤立することはなかった。自分のシャドウと向き合ったこと、そして仲間と一緒に戦った一年が、雪子を鳥籠から出させたのだ。
雪子は花村の傘を傘箱に入れ、教室のドアを開けた。
「ゆっきーおっはよー」クラスメイトが声をかけてきた。雪子はおはよう、と挨拶を返す。
自分の席について鞄を下ろした。
「今日はゆっきー日直だよね」
そういえば、と雪子は黒板を見た。黒板の左端に日付の下に日直の名前が書かれていた。そこには雪子ともう一人の名前があった。
33 :
花村×雪子 5:2009/03/17(火) 17:39:59 ID:HpDrjg4s
「よっす天城」
朗らかな声が耳に届く。雪子の隣に男子学生が立った。彼はCDラジカセと二メートルはありそうな巻物を持っていた。
「花村君!ごめん一人で準備させて。うっかり忘れてた」
花村はいやいや、と頭を振った。
「いいっていいって。女の子にはあんまり重いのは持たせらんねーし」
「私だってその巻物は持てるよ」
クラスメイトは意外だと言わんばかりに雪子を見た。
「ゆっきーって箸より重いのは持ったことがなさそうって感じなのに」
「扇子で敵を焼き尽くす天城様だぞ?見た目と違って結構やる時はやるんだぜ」
敵?焼き尽くす?クラスメイトは首を傾げる。雪子は目で花村を窘めた。花村は悪戯っぽくウィンクをする。
「じゃあ別の授業の準備の時は頼んだ」
雪子はうん、と頷いた。「二人って二年の時から仲が良いよね〜」
「うん。前から一緒にいることは多かったから」
「へぇ〜」クラスメイトの含みのある言い方と視線に雪子は気付かない。
花村は溜め息を吐いた。
「一応言っておくけど、里中とか転校していったあいつとかと連んで一緒にいたってことだからな」
「なぁーんだ」クラスメイトは明らかにガッカリした声を出した。
「そんなにガッカリなら、考えていたことを俺が今ここでやってやろうか?」
「!最低っ」
クラスメイトは顔を真っ赤にさせると教室を出て行った。
「何想像してたんだよあいつ…」
ヤレヤレ、と花村は肩をすくめた。雪子は話についていけずにキョトンとしている。
「何でもねーぜ。とりあえず黒板綺麗にするか」
「そうね。あ、それと傘ありがとう。傘箱に入れておいたよ」
「お、いえいえどう致しまして」
雪子はニコっと笑った。
「雑巾、持ってくるね」
頼んだ、と花村は答えた。雪子は早歩きで教室を後にした。
34 :
花村×雪子 6:2009/03/17(火) 17:45:03 ID:HpDrjg4s
封筒の中身は千枝の言う通りラブレターだった。一緒に写真も同封されており、隣のクラスの男子だと分かった。
一言二言言葉を交わした記憶はある。
容姿も悪くなく、周りから見たら雪子と彼の組み合わせは何の違和感も感じないだろう。
悪い人ではない、と雪子は記憶と写真、文章の印象から感じた。
けれども彼のことをもっと知りたいとか、そういう欲求は生まれてこなかった。
雪子は持っていた便箋で返事を書き、彼が書いたラブレターと一緒にそっと彼の靴箱に入れた。
放課後の玄関にはあまり生徒がおらず、こっそり行動するのが容易かった。
そっと靴箱から離れ、辺りを見回す。誰も雪子を気に留めていなかった。
雪子はほっと一息をついて階段を上がった。まだ日直の仕事は残っており、花村の手伝いをしなければならない。
教室の扉を開けると真ん中にポツンと花村が座っていた。花村は顔を上げると手を振った。
「おかえり、とりあえず日誌はもうすぐで書き終えるぜ」
「ごめんなさい、ありがとう」
雪子は花村の前の席に座った。
「日誌を終えたら資料を持って行って終わりかな」
「あと戸締まりな」
「そうだね」
雪子は手に握られた鉛筆の動きに目を合わせた。カリカリカリ、と一定のリズムで文字が書かれていく。
ジィーっと見ていると、右からフワッとオレンジ色が滲み出た。雪子は顔を右に向けると、日がちょうど沈んでいるところだった。
外から開かれた窓に光が差し込み、二人に直接オレンジ色があたってくる。
35 :
花村×雪子 7:2009/03/17(火) 17:47:28 ID:HpDrjg4s
「おーっ綺麗じゃん」
花村も光に気付いて同じ方向を見ている。雪子は花村の横顔をチラリと目を向けた。
夕日の影は花村の髪に触れ、目を見張るようなオレンジのグラデーションを作っていた。
顔はいつもより暖色系に光り、ほんわかとした魅力を滲ませる。夕日を見つめる表情に凛々しさが伴っていた。
トクン、と心臓が跳ねた。雪子は慌てて胸を押さえる。鼓動がいつもよりも忙しない。
(どうしたのかな、私)
天城?と頭上から花村の声がした。
「おい!気分でも悪いのか」
雪子の肩を手が掴んだ。雪子の胸はさらに高鳴る。
大丈夫だと、何でもないと言わなければいけない。
雪子は顔を上げると心配そうな目とぶつかった。いつもの茶化したような笑みはなく、真摯な顔になっている。
花村の目を見ながら、様々な映像が脳裏を過ぎった。
鳥籠から救い出された時、授業中に花村が眠った時、林間学校の時、生田目の病室に行った時、共に戦った時。教室では見られない、色んな表情を見てきた。良い所も悪い所も全部。
(花村君は表情豊だわ)
千枝のようにクルクルと表情が変わる。だけどふざけた態度の奧には一歩引いて周りを見る冷静さも窺えた。今は混乱しているようだ。
(もっと、花村君のことを知りたいな)
自然とそう思えた。同時に今朝の千枝との会話を思い出した。
「保健室まで行けそうか、いや、俺が先生を呼んで来る……天城?」
椅子から立ち上がろうとした花村の腕を雪子は掴んだ。花村の顔に驚きと困惑の色がある。
"一度付き合ってみるのも手だと思うよ。この人いいな〜って思う人がいたらの話"
「花村君…」
"何なら他に気になる人がいたら自分から話してみたらいいよ。いっそ…"
「結婚、して下さい」
36 :
花村×雪子 8:2009/03/17(火) 17:49:27 ID:HpDrjg4s
時間が止まった。妙な静けさが訪れ、今なら針が落ちた音も聞こえそうだ。
さっきまでの高鳴りが嘘のように鎮まっている。台風の目に入ってしまったような感覚だ。
「あま…ぎ?」
狼狽えた声に雪子はハッと意識が戻った。頭が真っ白になる。自分は今とんでもないことを言った気がする。
目の前の唖然としている花村を見て更に焦りが増した。
「ごっごめんなさい!気にしないで!!大丈夫だから!」
雪子は慌てて席を立とうとしたが花村にガシッと腕を掴まれた。逃げることを許さないと言わんばかりだ。
「冗談…だよな?」
雪子は顔を伏せた。頭がすごく熱い。夕日の影が二人を赤く照らすが、それがなくても恐らく雪子自身は肌が赤く上気しているに違いない。
「天城」 花村の気配が近付いてきたように感じた。
(落ち着かないと)
雪子は深呼吸をした。少しだけ余裕が戻って来た。
(花村君のことは…まだそういう風に好きかどうか分からない)
だけど、
(今まで告白をしてきた人たちよりも、花村君のことをもっと知りたい)
千枝が言っていた"いい人"に当てはまるのはきっと花村なのだ。冗談ではない。このことをキチンと伝えなくては。
雪子は顔を上げ、花村を真っ直ぐに見た。
「冗談じゃない。本当に…そう思うから」
目を逸らさずに気持ちを伝える。雪子も花村も、瞬きをすることさえ忘れてお互いに見入っていた。
数分ぐらい過ぎた頃だろうか。徐々に雪子は落ち着きを取り戻していき、花村に掴まれている腕の痛みを知覚した。
「花村君、腕…痛い」
「え?あぁ、すまん」
花村はそう言うが、腕を離そうとはしなかった。雪子の顔をジーッと見ているだけである。
花村の様子を雪子は怪訝に思った。一体どうしたというのか。
しばらくすると花村は空いている手で頭をかいた。つまりだ、と確認するように呟く。
「天城は俺と結婚したいくらい本当に好きなんだな」
えっ、と雪子は喉が一瞬詰まった。"結婚"?雪子は花村の言葉に驚きを隠せなかった。
(結婚って、え?何で……あっ!)
千枝の言葉を思い出した時、千枝が言ったことをそのまま言った気がする。結婚して下さい、と。
雪子は花村が意味していた冗談を取り違えていたことに気がついた。
37 :
花村×雪子 9:2009/03/17(火) 17:54:02 ID:HpDrjg4s
「ご、ごめんなさい!違うの!」
「何が?」花村は雪子を捕らえたまま席を離れ、雪子の目の前に立った。
「花村君…っ」
パッと腕を引っ張られて雪子は立たされた。花村は雪子の首筋に顔を埋め、軽く噛んだ。
「んっ」雪子の体はピクンと跳ねる。花村の唇は首のラインに沿って耳元に来た。鼻先が耳の裏側をツイッと撫でて、その感触に雪子は体を震わせる。
左手は赤いカーディガンの中に入り、制服の守りも通り抜けて指先が背筋に触れる。
ゾクッとした感覚に雪子は花村から離れようとしたが、右腕が雪子を逃がさないように腰をガッツリと掴んでいて無理であった。
それでも身を捩って逃げようとすれば、股の間に花村の脚が入り、体を動かすと股関が脚に掠って別の刺激が全身を走る。
「や、めて…」 初めての感覚に雪子は涙を浮かべた。動こうにも動けず、その間も花村の手は雪子の体を自由に触る。
左手は脚に下り、尻との境界線をなぞった。
「やだぁ…っ」
涙がドンドンと溢れていき、こぼれ落ちて頬を濡らした。嫌々と頭を振り続ける。
「お願いやめて…」 力のない手で花村の体を押す。花村はビクともしない。
しかし、左手は脚から離れ、右腕と一緒に雪子の体を抱き締めた。雪子の股の間にあった脚も離れていた。
「…悪い、泣くなよ」
花村が申し訳なさそうに呟く。
「うぇ…っだ…って」
涙は止まらず花村の制服に染みを作っていく。
「どういうつもりか分からねーけど、天城が結婚したいなんて言うからだろ。天城が言うと冗談に聞こえねぇから、言わない方がいいぜ」
「じょ、冗談じゃ、ひっ、ない…」
あーっ、と花村は溜め息を吐いた。
「ほんっとどっちなんだよ。とりあえず落ち着け」
母親が泣いている子供の背中を叩くように、花村はポンポンと優しく叩いた。
「ーっ…」 先ほどまでの恐怖が抜け落ち、雪子は安心したせいか、更に涙が溢れた。
夕日は、そんな二人を温かく包み込んでいた。
チュンチュン。小鳥が元気よくさえずっている。
ふぁ〜と千枝は大きな欠伸をした。二時間目の歴史がようやく終わり、やっと堂々と背を伸ばせた。
「かったり〜」
首をグルグル回して骨を鳴らした。その時バンッと音が鳴った。振り向いて見ると花村がドアの所に立っている。
「里中!」花村は千枝に駆け寄った。いつもと違って真剣な表情だ。
何?と聞く前に花村は窓際の席にいる一条に顔を向けた。
「ちょっと里中を借りるぞ」
「え!?あ、うん」
有無を言わさない声色と態度に一条はただ頷くしかなかった。
花村は千枝の腕を掴んで歩き始めた。
「ちょ!痛いってバカ村!」
抗議の声をあげつつ千枝は席を立ち、クラスメイトの好奇な視線に囲まれながら花村についていった。
「お前、天城に何て唆したんだ?」
非常階段の重いドアを開け、千枝をそこに招き入れた後に花村は聞いた。千枝はハァ?と唸る。
「唆したって何が」
「…あいつ、昨日俺にプロポーズしたぜ」
「ぷ、プロポーズ!?」
千枝は目を見開いた。
「えっプロポーズって、結婚だよね?」
「そうだよ」
「何で雪子がアンタにプロポーズすんのよ!」
「んなの俺が知りてーよ!」
千枝は頭を抱えた。花村の様子からして嘘を言っているようには思えない。
もしかして雪子が今日休むと言った理由はこれなんだろうか。電話で話をした時、休みの理由はハッキリと言わず、体調を崩した訳ではないとだけ答えていた。
だが原因はプロポーズのせいかもしれないと納得したが、それでも何故急にそういうことになったのかは謎であった。
それに千枝は雪子が花村を好きだったこと事態、初めて知った。
(何考えてんのよ…結婚とか、…っあ!)
「まさか…」
千枝は昨日の朝の会話を思い出した。雪子はあれをそのまま実行したようだ。
「やっぱお前のせいか!」
「や、うん、そうなるけど…え?つまり、それって…」
(花村が雪子にとっての…)
花村はハァーと息を出した。
「何言ったか知らないけどな、言っていいことと悪いことが
「認めない!」
突然の大声に花村はビクッとなった。
「え?はい?」
「何かの間違いよ!てかアンタ、雪子に何もしてないでしょーね!?」
恐ろしい剣幕で千枝は花村に詰め寄る。花村は思わず後ろに下がった。
「えっと、落ち着いて下さい里中さん」
「手を出してないわよね?」
「…少しだけ、注意を…しました」
「何て?」
「…世の男どもの怖さを少し、体験させる程度ってうぉ!?」
ヒュンッと花村の横を拳が飛んだ。
「ぶっ殺す」
「里中さん落ち着いて!!やってないから!ちょっと触ったぐらいだから!」
「どこを、よ!!」
今度は足が飛んできた。ギリギリでかわし、花村は非常階段を駆け上った。千枝は追い掛ける。
「待てこの野郎!!」
「待てるかー!!」
カンカンカン、という音と一緒に、怒声が響き渡る。音を聞きつけた教師に捕まった二人がこっぴどく叱られたのは、しばらくした後のことだ。
自室の布団の上で雪子はボーっとしていた。昨日の放課後、泣き止んだ後は花村に先に帰るように勧められた。雪子は花村の言葉に甘えて、後の日直の仕事を任せて帰った。
旅館に帰って手伝いをしても、花村のことを考えてしまい不注意でミスを連発してしまった。
これでは仕事の邪魔になるので部屋で休むことにしたが、一夜明ければ、花村に会うのが恥ずかしくなって母にお願いをして学校を休む許可をもらった。
母が何も聞いて来なかったのが救いだった。でも今日だけだと釘を刺されているから、明日は行かなくてはならない。
(明日、大丈夫かな)
真面目な目でジッと見つめる花村を思い出し、雪子は頬を赤らめた。胸の鼓動も早くなる。
(お風呂入ろう…)
雪子は起き上がった。考えていても切りがない。風呂に浸かって落ち着いてみよう。
雪子は風呂の準備をすると、部屋を出て行った。
*終わる
時間できたら続き書く
仲間同士ってのも良いね。
ヤングライフを満喫させてください。GJ
甘酸っぱいなw続き楽しみにしてます
GJ!続きも楽しみにしてる!
ほしゅ
過疎‥
そらあんだけ職人追い出せばね・・・・
これが望んだスレの姿なんだよ
荒れまくってたあの頃に比べれば過疎の方が断然いいさ
気長にいこうぜ
しかし惜しむらくは花村はイマイチなキャラなんだよなもともと原作が
面白味が薄いというか
>>47 惜しい
これが君らの望んだアバドン王であり、スレの『将来』なんだよ
ってなってれば、メガテンっぽい書きこみだと思った
後悔先にたたず
逃した魚は大きい
自業自得
荒らしに噛み付く奴もまた荒らしである
だったら蒸し返さないでね
それよりマーガレットの銀髪か白髪かわからん髪にこちょこちょしてもらいたい
雪子の黒髪で髪コキしてもらいたい
逆に蒸し返しまくるのはどうだろうか
それですっきり精算する事にしてさ
最近の腫れ物に触るようなスレのふいんき(ryは息が詰まる
職人さんも投下しにくくないかね?
とりあえず半年ROMれば?
自分が空気悪くしてることに気づくまでROMってろ
髪コキはストレートも非常にいいがウェーブもいいと思うんだ
りせとかあいとかみたいな感じの
あの髪にダイブして怒られたい
ウェーブのふわふわ
ストレートのさらさら
どちらも実に捨てがたい・・・
よっぱ、明日休みなの?
足立×テレビとか、そういうのありか?
いやないよな
テレビも悪くないが足立に犯されまくる早紀先輩を是非
いいのかwwwwww
先輩だけではなく山野アナもむらかみてるあき並に汁まみれにして欲しい
>>60 うちのテレビは雄ばっかだったからイマイチ想像できんが、興味はある。
とりあえず書き込んでみろよ。
>>60 新しい自分に目覚める可能性がある
かまわん、続けてくれ
足立「何だ?今日は変な放送やってんなぁ
しかしこの影…微妙に真由美に似てるような」
ジジーッ
足立「しゃぶれよ真由美なんつって」
ズゴゴゴ
足立「うおっ!何だこれは吸い込まれるようだ!激しいよ!激しいよ真由美ー!…うぐおおおっ」ドビュピュシュ
足立「力に気づいたのは偶然だったよ」
ワロタwww
テレビ×足立っぽいwww
足立直斗を無理やり変換すれば?
70 :
60:2009/04/05(日) 19:30:52 ID:rsaVroWh
足立×小西で足立×テレビ
強姦と和姦(?)
相手はテレビだけのつもりだったけど
>>61のコメで別のネタが思い浮かんだ。
苦手そうならスルーしてくれ
「んーーっんっんっ」
くぐもった声が取調室に響く。声の主の顔は見えない、というのも胸の所までテレビの中に入っているからだ。着ている服から女子高生だと分かる。
その異常な光景を目の前にして、女の傍にピッタリと立っているスーツ姿の男は笑っていた。
男は女の両脚を腕で支えていた。男のズボンと下着は踝にまで下りており、男根は女の膣に差し込まれている。
「ギュウギュウ締めつけて、よっぽど好きなんだね〜」
嘲笑が女に降りかかった。
「んっんっんっ」
女は反論しようとしているみたいだ。しかしその口にはボールが詰められており、言葉を防ぎ出すことはできない。
男が念の為に持ってきたものだが、役に立っているようだ。手もネクタイで縛られて自由がきかず、男のされるがままだ。
男は左腕を伸ばしてテレビの中に入れた。女の体が一瞬跳ね上がる。
男の手が制服の下に滑り込み、乱暴に胸を掴んだからだ。指先が固い乳首をこねくり回す。
「生田目なんかより僕の方がいいんじゃないの?」
男は腰を動かす。熱が膨張し、女の中をさらに犯していく。女の呻き声に恐怖や拒絶以外のものが混ざり込む。
徐々に快楽の色を帯びる声は、男を喜ばせた。
「たっぷり、可愛がってあげる」
男は動きを早めた。
もっともっと奥へ、もっともっと深く。
さらなる快楽を貪りたい。男の体は無意識の内に前へ進んでいた。
「んんっ!?」
テレビの向こうから切羽詰まったような声が聞こえた。男がその声に違和感を覚える前に、急に下半身の締め付けがなくなった。
「え?」 男は間抜けな声を出す。
目の前にいた女が消えていた。男は呆然としていたが、ハッと思い立ってテレビに顔を突っ込んだ。
テレビは男を拒絶せず、スンナリと中を見させた。男が視線を下に向けると、仰向けに女が倒れているのが見える。
何が起きたのかをすぐに理解した。
「ちょっと、何だよこれ。最悪じゃん」
最後の最後でとんだお預けを喰らってしまった。肉棒はビンビンに膨れ上がっており、熱を解放したがっているのは明らかだった。
女を犯したいが、その為にテレビの中に飛び込む程男は考えなしではなかった。入ったら戻って来れる手段がないどころか、死ぬ危険もある。
男は溜め息を吐く。気が乗らないが、自分で後始末をするしかないようだ。
男の手が熱を掴む前に、ふと気紛れにテレビの中へ入った。手首まで入れてから、引き戻し、また入れる。
その動作を繰り返している間、ブワンブワンと、手はテレビのディスプレイの感触を感じていた。
冷たくて、フワフワしたような、ねっとりとした感覚。
男はテレビから手を離すと性器を掴んだ。そのまま前に進み、それをテレビに近付けた。
テレビは男の頭と同じく、性器も受け入れた。
しかも手で感じていた以上に、肉がディスプレイを穿つ感触は神経を刺激させる。まるで女の手のように、男を包み込む。
男は両手をテレビの上に置き、腰を前後に動かし始めた。
女の膣のようなきつい締め付けはなかったが、今までに味わったことのない奇妙な快感が男を舞い上がらせた。自然に動きも早くなる。
「あっあ、いい、ね」
男は息を荒げた。異常な性行為による背徳感が男をドンドン興奮させる。再び熱が上がっていき肉はさらに膨張した。
「ーーーっっ!」
白い光が男の頭の中で一瞬輝き、電流が走った。下半身も熱を一気に放出し、気怠さが訪れる。男はテレビに体をもたれさせた。
「はぁー、はぁ…」
男はウットリとした表情を浮かべる。奇妙なことになってしまったが、男は満足していた。
「これはいいかも…」
新しい玩具を見つけた子供のように、男は笑うのだった。
堂島は苛ついていた。
上司に小言を喰らったり、外の自動販売機でコーヒーを買おうとしたら小銭を落としてマンホールの穴に入ってしまったりと、些細なことではあるがそういうことが積み重なって苛々が山となっていたからだ。
しかも部下が何処かに消えて今いない。携帯を鳴らしても出なかった。
今日起きたことは全部あいつのせいだ、と理不尽極まりないな怒りをぶつけていた時、戻りました〜と気の抜けた声がした。
堂島は振り返ると、やはり視線の先にはヘラヘラと笑う部下がいた。
「どうしたんですか堂島さん。怖い顔して」
その瞬間に堂島の拳が足立の頭を叩いた。
「いったー!何すんでしかぁ」
「仕事中に無断で何処かにいくお前が悪い。ったく…」
堂島はおや、と足立の首もとを見た。
「ネクタイどうしたんだ」
「え?あーこれですか」
足立はニヤニヤと笑う。表情の変化に、堂島は生理的に嫌な印象を抱いた。
「ちょっと、落ちちゃいまして」
「"落とした"んじゃないのか?」
足立は黙って胡散臭い笑みを浮かべた。これ以上触れて欲しくないということなんだろうか。
「…まぁいい。これから外に出るぞ」
はいっと足立は元気よく返事をした。堂島は椅子にかけていた上着を取り、歩き出す。足立が後ろからついてくる足音がした。
足立がどんな表情をしているのか、堂島には見えない。
****終
>>65でがっかりしたが
>>71でみなぎってきた。
なんだよ、やれば出来る子じゃないの。
75 :
60=70:2009/04/05(日) 20:05:41 ID:rsaVroWh
キタコレ!!これはGJ!!!!
犯されまくる早紀先輩の御配慮ありがとうございます
しょーもない事書いてすまんかったw
誰も保管作業しないのな
そもそも見てるやついるのか
ほs
83 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 23:25:25 ID:P7djhH6x
age
場をつなぎます。
主千枝です。
>3月20日…
>八十神高校屋上…
千枝が膝枕をしてくれている…
千枝「風、気持ちいいね…」
千枝「あたし、春をこうやって体験するの、初めて…」
千枝「でも、この季節も過ぎてっちゃうんだね…」
千枝「キミと一緒に戦って、自分のシャドウと向き合って」
千枝「あたし、少しわかった気がする」
千枝「あたしの探してたもの、守るってなんなのか」
千枝「それは多分、逃げないできちんと考えること、自分と向き合うこと…」
千枝「自分の力が足りないってわかったとき、悔しくなった訳も今ならわかるよ」
千枝「だから、あたし決めたんだ」
千枝「これからもずっと、キミを守りたい、キミの力になりたい…」
千枝「こんなの、きっとあたしじゃなくても出来ることだけど…いいんだ」
主 「泣かないで」
千枝「そうだよね、おかしいよね。せっかく大切なことがわかったのに…」
>遠くから、陽介たちの声が聞こえる…
千枝「みんな…」
>春の陽射しがあたたかい…
>なんだか眠気がしてきた…
千枝「ありがとう…本当に…疲れたでしょ?今はゆっくり休んで!」
千枝「あたしは、ずっと、ここにいるから…」
千枝「みんなとも、すぐに会えるから」
>だんだん眠くなってきた…
千枝「安心して、いつでもそばで、あたしが守るから…」
以上です。
ちょwww
バカヤロw
一行目でオチがまるわかりだろw
ん?オチとかよくわからん・・・
エロい人教えて
キタロー
エロじゃねーだろ!下ろしたパンツどうしてくれる!
>>91 縛ったりせに顔射するんだ
自分もオチが分からないが膝枕は萌える
3のエンディングを丸々改変しただけというオチ
94 :
主人公×キツネ:2009/04/18(土) 04:40:44 ID:V+S2zv4+
獣姦で強姦注意
**************************
コンコンコンコン。
コンコンココンコンコンコッココン。コンコンココン、コンコン…コンコン。
コン、コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン。
「キツネ…」
コンコンコンコンコンコン。コンコン?
コンコンコンコン。コンコン、コンコンコンコンコッココン。
コンコン?コンコンコッココンココンコンコンコンコン。コンコンコンコンコンコンコンコンコンコン。
「大丈夫、俺に任せて」
コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコッココン。コッココン、コンコン、コン…コン、コンコンコンコンコンコンコンコン。
コッココンココンコンコン。コンコンコンコンコンコンコッココンココンコンコンコンコンコッココンココンコンコン。コンコン!
コン、コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン。
「…ここ、いいんだな」
コンコンコンコン!コンコン、コンコンコンコンココン。
コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコッココン。
コッココン、コンコンコンコンコンコンコンコン。コンコン。
コッココンコンコン。コンコンコンコンコンコンコッココンココンコンコンコンコンコッココンコココン。コンコン。
コンコンコッココン!コンコンコンっっ
「こんなにいやらしく尻尾をふって…いけない子だな」
コッココン!?コンコン…っ コッココンココンコンコン!!
「分かる?濡れているの」
コンっコンっコッーコンコン!コンンンンンンンンンンコンコン!!コンコンココン!!
「指をそんなにくわえ込まないで、あとでもっといいのをやるから」
コンコンコンコン。コンコン…コンコンコンコンコンコン。
コッココンココンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン。
コ、コンコン…コンコン…っ コッココンココンコンコンココンコンコンココンコンコン。
コンコンコッココン。コンコンコッココン…コンコンコッココンココンコンコンコンコン!
コンコンコッココンココンコンコンコンコン。
コンコンコンコンコンコンコンコンコッココン。
「入れるよ」
コッココンココン!コンンンンンンンンンン っ コッコンッココッコンっっ!
ココンコンコンコッココンココン。
コッコンッココッコンコンコンコッココンココン。ココンコンコンコッココン。コッココンココンコンコン。
「全部入ったのわかる?」
コンコンコッココンっ コッコンッココッコン。
ココン?コッココンコンコンコンコンコンコン。
コンコンコンコンコッココンコンコンコンコン。コンコンコンコン。
「動くよ」
コンコンココンコンコンコッココン。コンコンココン、コンコン…コンコン。
コン、コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン。
コッコンッココッコン コッコッコンッン。
コッコっコン!コンンンっっっ コッココンコッコンコココっコン!!!
コッコッコンッンコッコッコンッンコッコンコッココンコッコッコンッン!コンッコンッコンッ
コンッコンッコンッコンッコンッコンッっっっ
「キツ、ネ」
コッコッコンッンコッコッコンッンコッコッコンッンコッココンコッコッコンッン!!
コンッコンッコンッコッコッコンッンコンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン
膝の上に眠るオレンジの毛並みを撫でた。スヤスヤと気持ちよさそうに寝ている。
キツネを見つめる少年の目は穏やかで、優しさを感じさせた。
キツネの耳がピクッと立った。しかしまだ夢から覚めていないようだ。
少年は微笑み、顔をキツネの耳元まで下げた。銀髪とオレンジの毛並みが混ざり合う。
少年の口が言葉を紡いだ。その言葉はキツネにだけ囁かれた。果たして、キツネは夢の中で少年の言葉を聞けただろうか。
静かに眠る表情は、相変わらず気持ちよさそうだ。
お前ら俺を笑い殺す気かw
>>94 しまった…最高w
ただキツネを男子高校生が強姦してるのって、傍から見てると変態以外の何物でもないなw
主人公×千枝を保管庫に投下しました。
前回以上に長くて連投規制くらいそうだったので…すみません。
主人公は相変わらず「月森 孝介」くんです。
思ったのですが
P4の主人公が女で、ヒロイン勢が男の場合
コミュをマックスまであげると主人公はビッチということになってしまうのでしょうか
そうなるな
もう、誰も見てない。
P1P2はスレちだっけ、ここ
>>103 スレタイを見るぞよ。「総合」と書いてある。例外はライドウのみ。
>>98 ニヤニヤがとまらん
GJ!
人少なくなったな(´・ω・)
ここやらに張り付いて荒らしてた奴はとっくに飽きて
他のジャンル荒らしてるんだろうな・・・
>>107 「例外」とは「ライドウは別スレだよ」という意味で書いた。勘違いさせてごめんね。
いや、普通にあんな突込みが出たことにびっくりした
あの文章からなんで誤読したのか
つか何でライドウ?
>>105 保管庫の観覧数は普通に伸びてるから
単にこのスレを見なくなったってことなんだろうな。
まあ前スレとか見てればその気持ちわからんこともないが
どこも荒れてる時期だから晒し首にされたんだとは思うが
前のアレ見たら流石に引くわなー
前スレだけでなく前々スレやらでも既にそうなってた気が
投下激減して削除が増えた分1作品を見る数が増えたんだろうな・・・かなり皮肉な話だけど
115 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/26(日) 20:09:48 ID:kqdxM7qb
116 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/27(月) 15:11:38 ID:Zz5krhWr
保守
>>98の千枝は番長が帰ったあとは自家発電にいそしんでそう
本当に廃墟になったな・・・・・・・・・・・・・
P4フェスさえ出ればあるいは……。
燃料あっても出てった職人は帰って来ないってな
出てった職人ってどんだけ居たっけ?
堂島直斗と足立直斗は流石に覚えてるが
これだけ書いてないんだから残ってる方を数えた方が早いし
一々名前出すから他の書き手も二度と現れないんだよ
まぁもうなったことは仕方ない。
他の職人の作品をゆっくり待つ。
とりあえず場つなぎに。
■直斗の一人遊び
■直斗→りせ
■影と対峙する前
124 :
直斗 1:2009/04/30(木) 08:12:52 ID:0DlorMxA
何故女に生まれてしまったのか。こんなにも男であることを切望しているのに、神は残酷だ。無慈悲だ。…ただ無力なだけかもしれない。
「…………っぅ」
下半身の熱が全身のあらゆる所を巡る。毛穴が開き、そこから出た汗がシーツにしっとりと染み付く。
薄く開いた目の先には硬くなった胸の突起が見えた。決して小さくはない乳房。それだけでも自分が女であることを嫌でも思い知らす。
いらない。必要ない。捨てたい。
「……あっ」
膣の入り口の周りを弄っていた指先が滑って中に入った。一瞬の鋭い痛みの後に膣が指を締め付けた。もっと、もっと欲しいと、求めている。
けれどもそこから指を離した。本当に求めているものはこういうものではない。
指は茂みの中へ進んだ。大事に隠されているものをすぐに見つけ、親指と人差し指で摘んだ。
「………っ」
いつも通りの甘美な痺れが訪れる。摘んだものをクイッと引っ張った。
それはいつも通りほんの少ししか伸びない。そしていつも通り、そこで熱が少し冷めた。
しかし一度火照った体を慰めるために、いつも通りに突起を揉み始める。
女性の体にも小さいながらも男性の性器と似たものがある。しかしあまりにも小さい女性の性器は挿入には全く向いていない。
尿を排泄するか、こうやって刺激して快楽を得るくらいにしか使い道がない。男性であった場合でもそれは変わらない。
ただ膣に入れられるかそうでないか、という違いだけだ。
汚らわしい、と思う。しかしその汚らわしい行為に走っている己は何と説得力のないことか!
この行為の最中に想いを寄せるあの人に対して何て失礼なことか!
あのかわいらしい後ろ姿、揺れる髪、イタズラっ子のような目、笑った顔、そして、
"直斗君"
「…………っっ!」
頭の中に響いた声に興奮して突起を思わず強く揉んでしまった。
背は彼女よりも小さいが、彼女のあの声で名前を呼ばれると、男になったような気がする。
だから名前を呼ばれるのは好きだった。もっと呼んで欲しかった。
125 :
直斗 2:2009/04/30(木) 08:15:42 ID:0DlorMxA
乳房の先にも熱さが集まる。触って欲しそうにビンビンと立っていた。
しかしこの汚れた行為の中で乳房に触れたことはなかった。触ろうとも思わなかった。
視覚だけでもこの体が女であるという嫌悪感に苛まれるというのに、自ら女であることを認めるようなことは決してしたくはなかった。
じくり、と胸の痛みが疼き出した。昔に一度、この胸を切り取ろうとしたことがある。
その時はあまりの激痛で失神し、目覚めた時は病室のベッドに横たわっていた。その後こっぴどく叱られ、泣かれ、二度としないと誓った。
今はその傷の痕はすっかりなくなっている。
しかし、ずっと残っていたら女の体であることを否定する証となっていたと思うと、時折あの激痛を思い出すように記憶にある傷痕を指でなぞっていた。
胸の肌は生まれたてのように白いが、その裏側に醜い傷痕を隠している。この行為の最中には必ずその傷痕が痛んだ。
"あ…あ、直斗君…"
彼女が一糸纏わぬ姿で、華奢な体を火照らせて、熱っぽい目で、不安そうに見上げてくる。
大丈夫だよ、と彼女に言った声は大人のように低い声で、彼女を抱き締めた腕も細くない。
彼女は安心した顔になり、照れ臭そうに笑う。彼女に少しずつ重なり、はちきれそうな性器を彼女の膣にあてる。
その瞬間、かわいい声が鳴る。あまりにかわいくてそのまま入れていくと、彼女が涙目になる。
いやいや、と首を振る仕草の意味を知っている。もっと欲しがっているということ。
好きだよ。そう耳元で囁いて首筋にキスをすると彼女は歌うような声を出す。あぁ、かわいい。
奥まで入れると腰を動かし始めた。
"あっ、やっ、なお、あぁっ"
涙をポロポロと出してまるで宝石みたいだ。宝石を舐めとると彼女が顔を上げてきて、唇を重ねる。甘く、柔らかい。
彼女の胸を優しく触る。フワフワとしていて、触り心地が良い。彼女の胸はかわいくて好きだ。それ以上に彼女が好きだ。
腰の動きを早める。そろそろ一緒にイキたい。彼女がさらに乱れて、いやらしくなって、もっとかわいくなる。
"なっお、とっなお、あっ"
世界が白く輝く。眩しくて目をつぶった。彼女の顔が見えない。代わりに声を振り絞って呼んだ。
「り、せ」
126 :
直斗 3:2009/04/30(木) 08:16:42 ID:0DlorMxA
汚らわしい。汚らわしい。
その単語が幾度も頭の中で繰り返される。汚らわしい。
熱いシャワーで体を洗い流す。少し高い温度の湯に痛みを覚えるが、温度を下げようとは思わなかった。
あの汚れた行為をした後は酷い嫌悪感と罪悪感に打たれる。少しでも和らげたくて自ら熱いシャワーを浴びるが、結局その程度の罰しか自らに課せることしかできない。
また周りを悲しませるぐらいに自分を傷つけようとするのが分かるから、何もできない。
何か罰があれば少しは救われるだろう。何もないからこそ苦しい。もしかしたら、これこそ、罰なのかもしれない。
「無様だ」
そう呟いてシャワーを止めた。
体を拭いて寝間着をつける。シャワー室を出るとベッドが見えた。
部屋にトイレとバスが備えられているので、あの汚れた行為の後だと誰にも会いたくないから、この設備は有り難かった。
タオルで頭を拭きながらベッドへ向かい、パタンと倒れる。
彼女が、りせが自分の想いを知ったら何と思うのだろう。軽蔑するだろうか。軽蔑してくれたら、いいのに。
隣にあるテーブルの時計をセットした。明日も学校だ。またりせと会える。
あのかわいらしい笑顔で名前を呼んでくれるだろうか。それでまた性欲に駆られてしまいそうだ。
自然と溜め息が零れる。それから瞼を閉じた。
夢で会えたらいいのに。直斗はそう願いながら、深い眠りに落ちた。
127 :
直斗 3:2009/04/30(木) 08:18:21 ID:0DlorMxA
汚らわしい。汚らわしい。
その単語が幾度も頭の中で繰り返される。汚らわしい。
熱いシャワーで体を洗い流す。
少し高い温度の湯に痛みを覚えるが、温度を下げようとは思わなかった。
あの汚れた行為をした後は酷い嫌悪感と罪悪感に打たれる。
少しでも和らげたくて自ら熱いシャワーを浴びるが、結局その程度の罰しか自らに課せることしかできない。
また周りを悲しませるぐらいに自分を傷つけようとするのが分かるから、何もできない。
何か罰があれば少しは救われるだろう。何もないからこそ苦しい。もしかしたら、これこそ、罰なのかもしれない。
「無様だ」
そう呟いてシャワーを止めた。
体を拭いて寝間着をつける。シャワー室を出るとベッドが見えた。
部屋にトイレとバスが備えられているので、あの汚れた行為の後だと誰にも会いたくないから、この設備は有り難かった。
タオルで頭を拭きながらベッドへ向かい、パタンと倒れる。
彼女が、りせが自分の想いを知ったら何と思うのだろう。軽蔑するだろうか。軽蔑してくれたら、いいのに。
隣にあるテーブルの時計をセットした。明日も学校だ。またりせと会える。
あのかわいらしい笑顔で名前を呼んでくれるだろうか。それでまた性欲に駆られてしまいそうだ。
自然と溜め息が零れる。それから瞼を閉じた。
夢で会えたらいいのに。直斗はそう願いながら、深い眠りに落ちた。
直斗もりせもかわいいよ!
ごちそうさま!
>>117 そのあたりはまた書いていくつもりですが
付き合う前はこんな感じです
「今度キミの家に連れてっちゃおうかな〜…」
雪子を守りたい、って思ったきっかけになったあたしの家のムク。
この前、月森くんと特訓した時についつい言っちゃったけど
後から思い出すとすごく恥ずかしいこと言ったと思う。
確かに月森くんの家には一度行ったことがある。
あの時は何とも思わなかったのに…何だろうこの気持ち…
…昼休み…
お弁当も食べ終わって、午後の授業が始まるまで後少し。
「あ〜午後の授業ってほんっとダルいよね〜!」
あたしは体を伸ばして心の底から叫ぶ。
「お前はいつもダルがってるだろうが!」
「うっさいなー花村!…ってあれ?月森くんは?」
隣の席に月森くんがいない。もう午後の授業が始まるのに。
「昼休みに海老原さんと学校から出て行くの見たぞ。サボッてんじゃねーの。」
海老原さん…って確かサッカー部のマネージャーの人だっけ。
この前、愛家に月森くんとご飯を食べに行った時に聞いた話を思い出す。
それよりも月森くんがサボリ!?しかも女の子と…
「どうした里中、心配してんのか?メールでもしてみりゃいいじゃん。」
「い、いやいいって!ほ、ほら、鞄も置いてあるしすぐ帰ってくるだろうからさ!ね!」
何だか胸が痛くなってくる。どうしたんだろうあたし…
「千枝、先生来てるよ…」
雪子の言葉であたしは我に返る。
「ご、ごめん雪子!」
午後の授業が始まった。
あたしは自分の気持ちが分からないまま月森くんが帰ってくるのを待つ。
授業の内容なんて全然頭に入らない。
月森くんは…放課後になるまで帰って来なかった。
…放課後…
雪子は旅館のお手伝い、花村はバイトでもう下校しちゃった。
帰ってきた月森くんは…疲れた顔をしている。
「お、お〜す!月森くんが授業サボるなんて珍しいじゃん!どこ行ってたの?」
なんかしゃべりづらい…な…なんでだろう…
「ちょっと沖奈まで」
結構遠くまで行ったんだ…
「モロキンに見つかったら停学になっちゃうよ〜気をつけないと!」
「次からね」
落ち着いてるな、月森くん…
「誰かと一緒に行ったの?」
あたし知ってるのに…何で聞いてるんだろう…
「マネージャーの海老原さんとだけど?」
やっぱり、そうなんだ。
「花村が色々言ってたよ〜あいつに変な噂流されないように気をつけないとね。」
「うん、気をつける。」
月森くんがニッコリ微笑む。
彼の笑顔にあたしは少し安心した。
でも、あたしのこの気持ちは…
「今日は特訓どうする?」
「ご、ごめんあたし今日は用事があるから!」
何で…何で断ってるのあたし…
「そっか、じゃあまた今度」
月森くんが残念そうな顔してる。そんな顔、しないで…
「う、うん。まったね〜」
あたしは急いで教室を後にする。なんだかキミの顔が見れないから…
……
帰ってきたあたしはそのまま布団に飛び込んだ。
今日の事を考えると胸が苦しくなる。
花村と違って落ち着いてて、周りに色んな人が集まる月森くん。
そんな月森くんがあたしのことなんか仲間としか思ってないってわかってる。
それに…月森くんには、雪子みたいな女のあたしでも守りたくなるような
女の人が相応しい、って思うんだ。
でも…あたしだって…
キミの顔が思い浮かぶと、あたしの体がすごく熱くなっているのがわかった。
全然大きくない、胸。
手を伸ばしてセーラー服の上からそっと手を触れると…
「あっ…!」
自分でも想像してなかった刺激で、思わず声が漏れる。
(こんなこと、しちゃダメ、月森くんの事を想像しながらなんて…!)
そう、思っていても止められなかった。
今度はセーラー服の下…ブラを外して直接触れる。
「ひう…!」
体が痺れるような感覚が走って、思わずあたしは口を塞いだ。
(や…おかあさんがきちゃう…!)
少しずつ自分の気持ちが焦りだしても、自分の意思で止めることができなかった。
口を塞ぎながら、自分の乳首を弄ってみる。
…月森くんのことを思いながら。
一緒に愛家に行った時に見せてくれた優しい横顔。
虫が苦手だって言った時に「可愛いよ。」って言ってくれた彼の声。
一緒に修行した時に触れた、彼の体。
ダメだと思っても、彼と過ごした時間を思い出すことが
あたしの体を熱くする。
固くなってしまった乳首をから手を離して今度は…
一番熱を持っている場所にあたしの手が向かった。
(だめ、だめだよ…)
意思に反して、あたしの手はスパッツの上から…自分の大事なところに触れる。
くちゅ…と湿った音がして、自分への嫌悪がさらに強くなっていく。
「月…森…くん…!」
堪えられなくなって彼の名前を呼んでしまう。
そんな最低なあたしの指は…スパッツの中に向かっていた。
(な、なにこれぇ…)
見なくても、糸が引いてるのがわかるくらい湿った自分の女の子の部分。
それに…あたしの乳首よりも固くなっている…ところ。
こんなことになってしまうのが初めてだったあたしは…
そのままその部分に触れてみた。
「ああう!」
口を押さえても漏れてしまう声に、汗も噴き出してくる。
これ以上のことはしてはいけないとわかっていても…止められない。
あたしは…彼の事を思いながらもう一度触れた。
「は…う!」
さっきよりも激しい刺激が体を襲って、精一杯我慢する。
そこを弄りながら、絶対に呼んではいけない名前を
あたしは無意識のうちに叫んでいた。
「孝…介…くん!」
彼の事が好きでも、あたしが呼んではいけない名前。
彼を思い浮かべて、彼の名前を叫びながらそこをつねった瞬間
あたしの意識は真っ白になっていく…
……
目が覚めてから、あたしは自分の顔を両手で覆った。
どんなに涙を拭っても、止まらないから…
あたしにあんなに優しくしてくれる彼を汚してしまった自分が
とてつもなく嫌になる。
「ごめ…んね…月森くん…」
もうキミの事見れないよ…あんなに近いところにいるのに…
学校に行くのがつらくなる。
もうあたしなんて、キミと一緒にいちゃダメ…
涙であたしの顔がどんどんグシャグシャになっても
拭おうとする気力が起きなかった。
でも、あたしだって…
こんな卑怯で最低なあたしだって…
キミのことを守りたい、守りたいんだよ…
以上です。
空前の自慰ブーム到来
雪子が自慰をする時にタイツを脱ぐことは許さない。絶対に絶対にだ。
りせは確実に道具派だろうな
141 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 10:08:02 ID:q8j7hvX0
小西弟×姉が見たい
>>140 ピンクローターを事務所の先輩から貰っちゃったか
自慰スポットと聞いて
だれ
うま
かゆ うま
これが本当の自慰ショック
( ´w`)ナンチテ
>>148 エロパロ板にまで…帰りますよ
[ー。ー]つ<<<< ´w`)
150 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 21:15:51 ID:nbNN2rQS
流れを読まないですいませんが、P3で書いてみました。文才ありませんけど・・・
P3は最近やり始めて、フェスのエピソードアイギスが終わった時に考えたこうであったらよかったな、と思った妄想物語です。
主人公の名前は、漫画と同じで『有里 湊』にします。ゲームもその名前でやっていました。物語は、コロッセオで仲間同士争っているあたりからです。主観は変わったりして読み難いかもしれません。
色々、おかしいだろこれ、と思うことがあるかもしれませんがスルーしてください。エロはあまり無いです。
読んだ感想などあればありがたいです。
151 :
もうひとつの未来(あす)1:2009/05/04(月) 21:18:07 ID:nbNN2rQS
『もうひとつの未来(あす)』
有里湊が暗闇の空間に扉のようなものに縛り付けられていた。湊には見えるはずのない目にある光景が見えてきた。
何故、こうなってしまった?
影時間は消えた。タルタロスも存在しなくなった。僕のすべてを捧げて・・・・命を失ってもよかった・・・・これでもう、仲間たちが傷つくことはない・・・僕は守りたい人達を守ることができた・・・・だから、これでいい・・・・荒垣さんもこんな気持ちだったのかな・・・
何故、こんなことに?
記憶を失っても思い出して、約束を果たしてくれた大切な仲間たち・・・本当に大切でかけがえのない仲間たちが・・・・
何故、傷ついている?
何故、血を流している?
何故、叫んでいる?
何故?何故?
湊がそう思った瞬間、全身に激痛が走った。湊の体を禍々しく黒い巨大な手が握り締めてきたのだ。湊はその痛みを無視して考える。
何故・・・大切な仲間たちが・・・仲間同士で争い合っている!?
152 :
もうひとつの未来(あす)2:2009/05/04(月) 21:20:56 ID:nbNN2rQS
有里湊が亡くなって数日が過ぎさった。湊の死は、桐条グループによって隠蔽され、月光館学園を転校したことになった。
真実を知らない湊の学友たちは、挨拶もなしに居なくなった湊に対して無関心な者もいたが、湊と交流があり、強い絆を持つものは深く悲しんだ。
湊に好意を持っている少女、伏見千尋は学校の屋上から飛び降り自殺までしようとして、先生や生徒に止められた事が起こったりして騒動になった。
湊が消えることは誰も想像できないことだった。
153 :
もうひとつの未来(あす)3:2009/05/04(月) 21:21:58 ID:nbNN2rQS
恋しい・・・愛おしい・・・私の心が有里君を求めている・・・私の体が有里君を感じたくて疼く・・・こんな時の私は、自分を静める術をひとつしか知らない。
「有・・里君・・・」
そう呟き、岳羽ゆかりは自室で上半身を裸にして、自分の手を湊の手と思い込み、敏感な胸と秘所を擦る。
「・・・・っ!」
自分を自分で慰める・・・こんなことしかできない私が嫌になる。
「あ・・・ふぁ・・・」
それでも私は、止める事ができない。
「・・・はぅううううっ!」
早く終わらせようとゆかりは、尖った乳首を弄り回し、自分の大事なところに指を二本使い出し入れする。愛液が溢れ出てくる。
たりない・・・ぜんぜんたりない・・・有里君のじゃないと満たされないよ・・・
「有里君・・・有里くぅん・・・!」
ゆかりは、湊と交わった時のことを思い出す。
「は・・う!・・・・あの時みたいに・・・ふぅああっ・・・・あんっ・・・私をめちゃくちゃにしてぇぇ!!」
限界が近づいてきたゆかりは、動きを激しくする。
「あっあっイクッ!ふあぁぁあああぁあっ!!」
ゆかりは絶頂に体を痙攣させ、自分の体を強く抱きしめた。まるで誰かに抱きしめられているように。
「・・・・・有里君・・・」
私は、居るはずのない彼に手を伸ばす・・・この手の先に有里君がいるようなきがした・・・
呼吸が落ち着いてきた私は、ある少女の言葉を思い出した・・・・生徒会の会計やってる伏見さんだったかな?・・・・私は、彼女が自殺しようとした時に言っていた言葉を思い出す。
『離してください!・・・有里さんが!有里さんが居ないのに・・・!私が生きてる意味も理由もありません!有里さんが居ないと私は生きていけないんです!!』
彼女は抑えられながら、ずっと『有里さんが居ないと生きていけない』と泣き叫んでいた。まるで有里君がこの世に居ないのが分かっているみたいだった。
今は、彼女は落ち着いて学校に来ているけど・・・いまにも死のうと思っている顔をしている。
私も同じ顔してるかも・・・・
「・・・私・・・何の為に生きているんだろ・・・?」
有里君のことを考えながら・・・私の意識は真っ白になっていく。
瞳を閉じたゆかりの頬に涙が流れる。
154 :
もうひとつの未来(あす)4:2009/05/04(月) 21:22:50 ID:nbNN2rQS
コロッセオの中心にアイギスを囲むように炎となっていた者がもとに戻っていく
ゆかりの意識が戻ると目の前に、アイギスがいた。
そうだ・・・私は、アイギスに負たんだった
さっきまでのは夢みたいなものだったんだ・・・現実でも夢でも変わらないんだ私・・・でも・・・絶対にこの鍵を手に入れる・・・!約束を破ってでも・・・有里君を救うために・・・!
155 :
もうひとつの未来(あす)5:2009/05/04(月) 21:24:41 ID:nbNN2rQS
私は何を得たのでしょう・・・皆さんと争ってまで手に入れたこの鍵を私はどうしたら・・・
アイギスは自分の手の中にある鍵を見つめる。
「アイギス!その鍵を渡して・・・!あんた、鍵の使い道考えてないんでしょ!」
ゆかりは、アイギスを睨みつけ鍵を取ろうと手を伸ばす。
ゆかりさんの言葉が、私の心に響く・・・私には心がないのにそう感じる・・・答えを出せない私よりも・・・ゆかりさんは湊さんに会いたい、救いたいとはっきり断言した。
私もゆかりさんと同じのはず・・・でも、あの時私たちが何も出来なかったのも事実・・・
湊さん・・・教えてください・・・私はどうすればいいですか・・・私は、湊さんに何も出来ないで・・・湊さんに何があったのかも知らずに・・・・
「その鍵は姉さんにしか使えません。あなたが使おうとしても何も起こりません。」
メティスの言葉に、ゆかりの動きが止まりその場に崩れ落ちた。
アイギスはその様子を見ながら、ある疑問が出てきた。
私たちは何も知らない・・・湊さんに何があったのか・・・湊さんがあの時何をしたのか・・・
アイギスはゆかりに視線を向ける。
「ゆかりさん!」
「何・・・アイギス・・・」
弱弱しい返事だが、その声には敵意がこめられている。
「私の答えが決まりました・・・!」
「・・・よかったわね・・・早く鍵を使って玄関の扉開ければいいじゃない!」
ゆかりは、涙目になり叫ぶ。
「ゆかりさん・・・・私が開けるのは、玄関の扉ではありません・・・」
アイギスの言葉に真田明彦と天田乾が反論する。
「アイギス!お前まで過去をやり直すと考えているのか!?」
「やり直したくてもできないのが過去なんです・・・過去は変えることは出来ないんです!」
アイギスはこの場にいる全員に目を向けた。
「私たちは、過去、未来よりも・・・今、知らなければならないことがあります。」
伊織順平が首を傾げる。
「今、知らなきゃいけないこと・・・?」
「はい・・・湊さんがあの時何をしたのか、私たちは知りません・・・だから確かめたいんです。」
全員、アイギスの言葉に何と言っていいのか困惑していたが、桐条美鶴が言葉を出した。
「・・・しかし、確かめるにしても、どうすればいい・・・?」
「外へ繋がる扉は、湊さんの部屋と玄関だけではありません。」
「他の扉があるってことなの?でも他の扉って・・・!もしかして!」
山岸風花が何かに気づいた。
「ワン!」
コロマルも気づいたようだ。
「・・・・ポロ二アモールに通じる扉です。」
156 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/04(月) 21:26:58 ID:nbNN2rQS
続きますが、ひとまずここで書き終えます。
上げてる時点で読む気しない
>>156 sage注意な
4しかやったことないけど続き読みたくなった!待ってるな!
それにしてもまた自慰wwwwwwwwwwww
女の子の自慰をジーと見つめる
( ´w`)ナンチテ
>>159 さっさと、帰りますよ。
[ー。ー]つ<<<< ´w`)
女の子の好きな人を想いながらの自慰ってエロ哀しくて好きだ。
やったなお前ら。P5がPS3で出るみたいだな。だが、その前にPS2でP4フェスを出してほしい。
確定でもない情報書いて回るのやめたほうがいいよ
>>162 海外のゲームサイトやゲーム雑誌って、ソースの無い嘘の情報を平気で掲載するゲハ以下なのがデフォだと知ってる上での発言か?
しかもあれ、和訳したら「ソニーがアトラスにペルソナ5をPS3で出して、と頼んだ噂があるよ。ソースはないけど」だぞw
ごめんね、確定でもないのに書き込んで。でも一つだけ、書いて回っているのは俺じゃないよ。
以下ホラ吹きはほっといて俺が自慰
過去ログが見れたので前スレと前々スレ見たけど…すごいw
今の流れでも平和に見える
それはそうとGJです
ついでに保管しておきました
平和が一番ってことだな。
保管乙
あれ、保管に新しいのあるww
主千枝は割とどんな内容でもおいしいな。甘いのが一番だが。GJ!
171 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 20:53:43 ID:gvugo3B2
もうひとつの未来(あす)の続き書きます。
172 :
もうひとつの未来(あす)6:2009/05/10(日) 20:55:40 ID:gvugo3B2
現実と夢の狭間に存在するベルベットルーム。
そこに、目を閉じ、椅子に座っているイゴールと、立ちながらペルソナ全書を見ているエリザベスが居た。
エリザゲスが愛おしそうに、ペルソナ全書のペルソナカードに触れる。
湊様の力の結晶はわたくしの元にあるというのに・・・湊様もう、わたくしの元へは訪れないのでしょうか・・・・寂しいという感情はこれなのですね・・・
ペルソナ全書をめくり次のページを開くエリザベス。
わたくしは、湊様と出会い・・・変わりました・・・湊様が成長することが喜ばしいと感じました・・・湊様と同じ時を過ごすことが楽しいと感じました・・・
エリザベスの頬が少し赤くなる。
エリザゲスは湊の部屋を訪れたときのことを思い出した。
173 :
もうひとつの未来(あす)7:2009/05/10(日) 20:56:26 ID:gvugo3B2
わたくしが、湊様の部屋を訪れたらそこにいるのはお互いを求め合う男と女・・・
舌同士が擦り合うように舐め合う。
「あん・・・・・んちゅ・・・・ふぇれろ・・・・んちゅ」
湊の股間はズボンの上からでもわかるぐらい張っていた。
「わたくしに・・・させて・・・下さい。」
ズボンを脱がすと膨れあがった陰茎が飛び足してきた。
「失礼します。」
エリザベスは飲み込むように咥えた。
「こうすれば・・・んちゅ・・・・じゅぽっ・・・・よいで・・・ございますか?」
湊は我慢出来ずにエリザベスの口の中で射精してしまった。
「んんんっ!!!」
エリザベスはなんのこともなく全部ごくごくと飲み干していく。
「んぱっ・・・・」
唇から精液が垂れる顔で微笑むエリザベス。そして両足を開き、秘所を見せつける。
「わたくしを、湊様で満たしてください。」
エリザベスの声に促されるように、湊は自らを中へと押し込んでいく。
「はあんっ・・・すごいですわ・・・・・こんなに・・・・・あんっ・・・・・あなたを感じることが出来るなんて!!」
湊はゆっくりと腰を動かす。
「ふぁあっ・・・んんっ・・・・あんっ・・・」
ゆさゆさと揺さぶられ、大きな胸も同じように動く。
「あなたは気持ちいいですか?・・・・・んはっ・・・・・私はいかがですか?」
湊は何も言わずに口づけをした。口を吸いながら喘ぐ。キタローは込み上げる絶頂を感じてさらに腰を素早く動かしていく。
「あんっ・・・・んんっ!!・・・んうっ!!」
エリザベスも察したのかただ湊を受け止めようとしがみつく。そんな時に絶頂は来た。
「んああああぁあああっつ!!!!」
エリザベスは大声を発しながら、中に出された精液を感じた。
湊とエリザベスはお互いを見つめあい、最後に優しい口づけをしたのだった。
174 :
もうひとつの未来(あす)8:2009/05/10(日) 20:57:13 ID:gvugo3B2
湊様と契りを交わした時・・・・わたくしはとても幸福で、湊様に満たされました・・・
エリザベスがペルソナ全書を閉じる。
そして・・・湊さまは、力を管理するわたくしに見事に勝利しました・・・
エリザベスが、目を閉じた。
・・・もうわたくしに出来ることはないのでしょうか・・・湊様のお仲間のように・・・
瞼を開いたエリザベスの瞳には、決意が秘めていた。
わたくしも、湊様のためにやらなければならないことがあるはずです!
エリザベスは、イゴールの正面に移動し話しかける。
「イゴール様・・・お伺いしたいことが」
「お行きなさい・・・エリザベス・・・」
イゴールがエリザベスの言葉を遮った。
「お前が望んだことならば・・・・」
イゴールが眼を開け、エリザベスを見据える。
「・・・お行きなさい。」
エリザベスは少し驚いた表情をしたが、イゴールに向かって頭を下げた。
「ありがとうございます・・・イゴール様。」
多くを語らないイゴールに、感謝の言葉を述べるエリザベス。
ペルソナ全書を抱え、ベルベットルームの扉に手をかけた。
「・・・行ってまいります・・・」
エリザベスの背をイゴールは無言で見送った。
湊様・・・待っていてください・・・今度はわたくしが、湊様の元へ参ります。
175 :
もうひとつの未来(あす)9:2009/05/10(日) 20:59:06 ID:gvugo3B2
時の狭間の最深部でそれは起きていた。
やめろ
湊は目の前の化け物『エレボス』を見る。
僕に向かって来い!・・・仲間を傷つけるな!
エレボスは、アイギスたちに向かって拳を振り下ろす。
アイギスたちは苦戦している。
どうして、僕なんかのためにこんなところまで来てしまったんだ・・・!
湊は仲間たちがここまで来る一部始終を見ていた。
僕は何も出来ないのか!・・・ここで縛り付けられて・・・傷ついている仲間たちを見ることしか!
「きゃぁぁぁぁ!!」
ゆかりが吹き飛ばされた。
「!・・ゆかりさんっ!」
「大丈夫か!ゆかりッチ!」
よろよろと立ち上がるゆかり。
「こんなのどうってことない!!」
顔を上げ前を見る。
「有里君が見てるんだから・・・!」
僕はどうすればいい・・・・どうしたらいい・・・
深い絶望感が湊を包む。
悲しいね・・・
湊の背後から突然声が聞こえてきた。その声は湊のよく知っているこえだった。
176 :
もうひとつの未来(あす)10:2009/05/10(日) 21:01:31 ID:gvugo3B2
僕という死を乗り越えたのに・・・・みんなはまた死の運命に揺さぶられている・・・
・ ・・綾時なのか・・・?
湊が後ろに振り返り、声の主を見る。
そうだよ・・・僕はニュクスであり、君の知っている望月綾時でもある。
なんで、ここに?
本当はもっと前からここにいたよ・・・そして、君のことを見ていた・・・
どうして今・・・僕に話しかける?
君が・・・・とても苦しくて、辛い思いをしていることは分かってる・・・・けど・・・このままだと君は
綾時・・・
湊の呼びかけに、綾時の言葉が止まる。
・・・頼みがある。
湊の言葉に、綾時は悲しげな表情で答えた。
みんなを助けたい・・・・残念だけどそれは今の状態じゃ無理だ。
なんとかならないのか・・・
君は今、僕を封印しているんだ・・・君が離れたら・・・ニュクスが出てくることになる・・・・
湊が封印の役割をしていることで、ニュクスの出現を防ぎ、世界を死の世界にしないように守っているのだ。
もし君が、封印を解くことになれば・・・ニュクスの復活することになる・・・・!
綾時の視線を受けながら、湊は戦っている仲間たちに目を向ける。
そうだとしても・・・僕は嫌だ!・・・守りたい人たちが目の前で傷ついているのを見ていることしかできない!・・・何もできない!・・・そんなのは嫌だ!
湊の瞳から涙が零れ落ちた。
177 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/10(日) 21:03:56 ID:gvugo3B2
また途中で申し訳ないですけど、一旦終わります。
乙乙
乙だがちゃんとさげなさい
なんであげるの?バカなの?
学習能力ないんだねー
やり方わかんないのか?
メールのところにsageって記載したらいいぞ
良いの書いているけどsageないとまた文句言われるよ
なんだ?また追い出す気か?
何ピリピリしてんのさ? 下げろって注意してるだけだろ
下げも知らないなんて…
半年ROMれよ
いや冗談ぬきに
感想よりもさげろっていわれるほうが多いのわかるだろ?
前もさげろって注意されてなかったかwwww
釣りとさえ思えてくるわ
SS投下の時なんかは読んでもらいやすくするためにageるって話は聞いた事あるけどな
そういうルールもあるって事でいいんじゃないのもう
>>177乙 続き待ってるよ
保管しておきました
でもジャンルの表記はどうしたらいいんだろう…
指定あったら言ってくださいね
なにをカリカリしてんだ
ここの住人は
エリザゲスって書いてあったから思わずドルマゲスを思い出しちゃった
あっしはムラムラしてやす
投下が無いっちゃ文句言い、投下されたらマナーがなってないと文句言い
スレ殺しだな(苦笑)
前に投下した時にさげなさいと言われてるんだから
下げようぜって話じゃないか。
それも無視するようならマナー違反と言われても仕方無い
・主人公×雪子
・エロなし小ネタ
「ううん、別に特に気にしてないから。」
尖ってるみたいに聞こえる声。
意識的に突き放したみたいに口に出した声。
やだなあ。と思う。
性格悪くなったんじゃないだろうか。私。
彼が困った顔をして頭を掻いているのをいらいらしながら見ていると、
廊下をすれ違った同級生が私の顔を見ながら少しびっくりしたような顔で通り過ぎていく。
きっと私の不機嫌そうな顔にびっくりしたんだろう。
昔だったら、取り繕うように笑えたのになあ。
いや、中学生位の頃からは学校で不機嫌そうな顔すらも殆どした事は無かった。
喜怒哀楽は、出来るだけ奥に押し込めていたから。
無難にクールそうに取り繕う態度と、いざと言う時の愛想笑いは
天城屋旅館仕込みの私のトレードマークだから。
ああ、困ったような顔でこっちを見ている。
「りせちゃん、待ってるんじゃない?」
もう一度突き放すように言う。言葉に出した瞬間、ずきん、と胸が痛む。
そう思いながらも彼が頭を掻きながら立ち去るのを見て、また少し、胸の奥がもやもやとする。
これからりせちゃんと楽しく帰るんだ。
どっかで買い物とかしちゃうんだ。
なんかちょっとしたハプニングとかおきちゃったりして
これは先輩とりせの秘密ですね。なんて言われてにやにやしたりしちゃうんだ。
ああ、自分が嫌になる。自己嫌悪に陥る。
「じゃあ、天城といるよ。」
なんて言われたら今よりずっといらいらしてしまう事なんて、判ってるのに。
@@
「雪子がこんなに恋愛体質だとはねえ・・・」
がふっと咥えていたストローを吐き出す。
飲み込もうとしていたコーラが口の端から垂れる。
「ち、千枝?わ、私、そ、そ、そんな事言ってないじゃない。私は私と先に約束したのに、
後から約束した、りせちゃんとの約束を優先するその神経が判らないって言っているの。」
慌てて口を拭いながらそう言うと千枝が私に向かって気だるげに手を振ってみせてきた。
「いーのいーの。判ってるから。あーあ。私の雪子、取られちゃったなあ・・・」
「だから、違うって、怒るよ千枝!」
ばんばん。とテーブルを叩くと、バキッ、と派手な音がした。
そんなに強く叩いてないのに。
なんだかすごくはしたない事をした気分になってかっと顔が赤くなる。
う、プラスチック製の机はこれだから。
フードコーナーと言えども風雪に晒されるんだからもっと丈夫なテーブルと椅子にするべき。
花村君に、テーブルは頑丈にしたほうが良いよ。とアドバイスしようか。
と頭の中で慌てて花村君の所為にする事で、「こんな所、もし見られたら凄く恥ずかしいんじゃ・・・」
なんて事を咄嗟に考えてしまった自分の思考をそらす。
「そういうのじゃなくて、信頼関係の問題でしょう?約束って、そういうものじゃない。
私は真面目な話をしてるの。これでもマヨナカテレビの問題とかだって真面目に考えてるし、
だからこそお互いが信頼できない状態って何笑ってるのよ千枝…」
オレンジジュースのストローを咥えたまま肩を震わせてくっくと笑っている千枝を睨みつける。
と、千枝はひとしきり笑った後、少し笑いながら、少しだけ真面目な顔をした。
「あーあ。おかしい。だってさ。
今までの雪子だったらさ、男の子との約束なんて、そんな事した事あったっけ。
ま、でさ、もし、もしそういうのがあったとしてもさ。
それがすっぽかされたからってそんなに怒る?雪子が?」
「だから、すっぽかされた事に怒ってるんじゃないの。」
「んーん。違うね。すっぽかされた事に怒ってるんだよ。雪子は。」
「な・・・」
被せるような千枝の言葉に絶句した。
「だから、要はさ。雪子は嫌だったんでしょ。主人公君がりせちゃんと仲良くするのが。」
「ち、違うってっ」
思わず叫んだ後、違うもの。と小さく付け足すと、千枝ははあ。と溜息を吐いた。
「じゃあさ、どうすればよかったのさ主人公君。雪子に謝ってきたんでしょう?
しょうがないじゃん。あの子がパパラッチに困らされてるなんて聞いたらさ、
主人公君の性格だったら助けに行こうってそうなるでしょう。
主人公君が、そういうのほっといて雪子と遊ぼうなんて性格じゃないの雪子だって知ってるでしょう。」
「あ、遊びに行くってその、そういう訳じゃないし・・・」
そう。助けを求められたら断れない性格だなんて、そんな事は判っている。
判ってて、でも嫌なんだもの。
「で、そういうの知ってて、それでも嫌なんでしょう。
はあ。まったく、雪子こういう所は中学生みたいなんだから。」
「な、な、何が中学生よ。」
「えーと。愛情表現の幼さ?」
ふふん。という感じでこちらを見つめてくる千枝に思い切り怒鳴る。
「あ、あ、愛情表現なんかじゃないっ!千枝!怒るよ!ぜ、全然違うよ。」
「違わないって。」
こちらが怒鳴ってもどこ吹く風だ。
これだから親友って言うのは遠慮がなくて困る。
怒鳴った言葉の行き先が何処かへ行ってしまって、でも悔しいから知らない。と言ってそっぽを向いてやる。
「白状してみ。主人公君がりせちゃんと仲良くして嫌だって。うりうり。」
なんだか千枝にそうやって言われると自分が物凄く幼いような気分になる。
ストローを咥えたまま私をからかう千枝に邪険に手を振りながら、
悔しまぎれに反撃するつもりでくるりと向き直った。
「千枝、いじわる。大体千枝だって普段はこういう話弱いくせにさ。
千枝の好きな人の話だって、私まだ聞いてないよ。」
その瞬間、千枝の頬がぼっと染まった。
ボーイッシュな振りをしていても実はこの手の話に千枝は弱い。
すぐに赤くなるし、絶対に本当の事を話さない。
普段なら私がからかう役なのだ。
「ゆ、雪子、わ、私の話はいいよ。」
「散々からかっておいて?好きな人、いるんだよね。さて、誰なのかな。」
「ほ、本当にいいから。」
真っ赤になって横を向いてしまう。
それを見て、また私もストローを咥えた。
今日はここまでにしておく。深追いしないのが私達のルールだ。
暫く黙ったまま、赤く染まった夕暮れを見ながら2人でずずず、とジュースを啜った。
千枝がなんだか真面目な顔で、夕日を見ていた。
ボーイッシュなようで実はとても女の子らしく整っている千枝の顔。
ちょっととんがった唇がかわいらしい。
ぼう、と千枝の横顔を見ていたら
ずずずずずーと下品な音を立てながら最初に千枝が飲み終わった。
もごもごっと口を動かして、それから私の方に少しだけ視線を動かして。
それから千枝はそっぽを向いたまま、こう言って来た。
「わ、私は良いと思ってるんだよ。だって雪子、閉所恐怖症みたいな顔、あんまりしなくなったじゃん。
私は、それだけですっごく嬉しいよ。だから、その、良いと思ってるんだ。
その、上手くいえないけどさ。私、雪子の事、大好きだし。でも、うん。雪子、元気になったから。
だから良いと思ってる。」
これだから親友って言うのは。
ピンポイントで胸に刺さる痛い言葉とこういう優しい言葉を使い分けてくるんだから。
千枝の言葉はとても嬉しくて私の胸に届いてにやけそうになってしまったから、
私は夕焼けを見ながらそれに返事はしなかった。
@@
千枝と話して少しだけ気が晴れて。
でも家に真っ直ぐ帰るって気分にはまだなれなかった。
今日はダイエットとかそういう事は考えない事にしてもう一本、ジュースを買って。
河原そばの公園のベンチで1人座りながら物思いに耽っていると
様々な考えがてんでバラバラに頭の中を流れて行く。
いまごろりせちゃんと楽しく会話してるんだろうな。
外食してたりして。
もしくはりせちゃんちでおばあちゃんと一緒に食べてたりして。
一緒にご飯食べたいな。
恋愛体質。ねえ。
本当にそうなのかな。
私のこれは、恋愛なのかな。
千枝の好きな人って誰だろう。
主人公君かな。
なんか、そんな気がする。
時々見せる千枝の女の子っぽい仕草は、物凄く可愛らしいけれど、
特に主人公君と一緒にいる時に多い気がする。
何かそれはそれでいいな。と思う。
千枝と一緒の人を好きになるって何か、なんとなくありだ。
修羅場とかになるのかな。
でもなんか私達はそれでも仲良くしてそう。
こんなのって願望なんだろうか。
でも例え結果がどうあっても、何か納得できそう、そんな気がする。
千枝とのことで今日みたいな事があったら、私はどう思うんだろう。
やっぱり、こうやって怒るのかな。
嫌な気持になるんだろうか。
真っ暗な夜空を見上げると、星空が光っていた。
ここはあんまり星は見えないけれどそれでもぽちぽちと所々で光って見える星を数える。
ほうっと溜息を吐く。
あーあ。
ぐぐうっと伸びをした。公園には私しかいないから思いっきり行儀悪く。
「そう。」
声に出して言う。
そう、嫌だったな。
だって私と先に約束したんだもの。
買い物に行きたいって思っていたんだもの。
お弁当の材料とか。作り方の本だとか。
買い物が終ったらどっかで買い食いとかして、いろんなお話をして。
それ全部、りせちゃんとやってるのかも。
判ってるけど、でも納得いかない。
でもあんな冷たい態度取って、どう思っただろう。
聞き分けの無い女、なんて思ったかな。
やな感じだったな。私。
「あーあ。」
声に出す。
頭の中がごちゃごちゃ。
それでも千枝と話した事で大分落ち着いていた。
私は、主人公君の事を好きなんだろうな。と思う。
ごめんねって謝ろう。
私がいやだった事、それは置いておいてあんな態度をとってごめんねって伝えよう。
で、その。お詫びに今度は本当においしいお弁当を作って行って。
まあ、今回はお詫びの印だから板前さんとかの力を最大限に借りる事にして。
「うんっ」
そう言って立ち上がろうとした瞬間だった。
後ろから声が掛かった。
「あれ?」
深夜の公園。私は1人。落ち着いた感じの男性の声。
でも声を聴いた瞬間、口元が緩むのを抑えられない自分がいる。
何だ。声だけで判っちゃうんだ私。
1人だけっぽいし、りせちゃんはいないっぽい。
ふうっと息を吐いた。
口元を引き締めてくるりと振り返る。
さりげなさと少しの驚きを顔に表現させようとさせつつ
「あれ?主人公く・・・・」
目に入った主人公君の姿に本当に目が丸くなった。
なんだか全体的に色素の薄い感じの清潔さ。
整った顔立ちと特徴のある目。
雰囲気よりも実際には意外と高い身長。
の主人公君の手に持たれているでっかい魚。
なに、それ。
「いや、ええとそこの川で釣ったんだ。」
いつ?
「いや、一時間前位からかな。」
りせちゃんは?
「学校から送って、その後釣りに行ったから。」
大きな魚を指差しながら矢継ぎ早にそう聞くと律儀に少し考えた後、答えてくれる。
唐突に聞こえるかもしれないけど今しかない。と思った。
何か泣きそうな位安心している自分がいて、変に会話を続けると本当にぽろぽろと涙がこぼれそうだった。
「今日はごめ」
「今日はごめん。」
被せるように言われて思わず顔を見上げた。
「今日、これで弁当作るから、明日の昼ご飯とか、一緒にどうかな。」
くるりと目を回して、凄く律儀な感じに今日の埋め合わせって訳じゃないけれど。
と付け足してくる。
一瞬、固まった。
お弁当を作るから、一緒に食べよう。
なんて乙女チックな事をこの人は言うのだろう。
「ぷっ」
思わずくくっと喉が鳴った。
笑いがこみ上げてくる。
お弁当、作ってくるからだって。
「くくっ・・・あはっ、あはははは。」
こうなるともう止まらなかった。
私が言う筈の言葉、お弁当作ってくるからって。言われちゃった。
「あははははははははは!あははっあはっ いいよ、お、お、お弁当、食べようっぷっあはっあははははっ」
戸惑ったような彼の顔を見ながら、身体を折って彼の腕をバンバンと叩きながらお腹が痛くなる位。
「だめ、お腹痛いっあはっあはははははご、ごめ、ごめんね。あはっお弁当楽しみにしてるからっあはっあははははははっ」
お弁当を作ってごめんなさいする男の子なんて、初めて聞いた。
『今までの雪子だったらさ、男の子との約束なんて、そんな事した事あったっけ。』
そうだった。私がこんなに男の子の前で笑うなんて。
『閉所恐怖症みたいな顔、あんまりしなくなったじゃん。』
そう。前は私の人生に価値なんて無いんだと思っていた。
『ううん、別に特に気にしてないから。』
なんて言っちゃって。私、こんなに怒ったの、いつぶりだろう。
明日千枝にもありがとうって言おう。
私の話を聞いてくれてありがとうって。私も千枝の事が大好きだよって言おう。
目の前で困ったような顔をしている私が多分好きな人。
これはまだまだ内緒にしておこう。
千枝にも、私の心にも。
もっともっといらいらして、怒って、
でもこんなに笑える。
戸惑ったような主人公君の前で、私は呆れられる位に笑い転げた。
了
以上です。では。
ノシ
なんかいいね、こういうのも
乙でした&ありがとう
雪子の主人公への想いと千枝への想いがいい感じで
すごい素敵でした!
・主人公×千枝
・小ネタ
・196の続き
・自慰祭りの一環として
男勝りだとか、カンフー馬鹿だとか言われるけれど、
私だって大方の女子高生と同じく、恋愛くらいはする。
うん。
する。
ん。
まあ、得意じゃないのは確かだ。
雪子とは違う意味で得意じゃないと思う。
雪子は何かこう、男に興味ないって感じだけど私は興味ないわけじゃない。
そうじゃなくてんー。
なんて言えば良いのか。こう、女の子扱いされないんだよね。
男女両方から。昔からさ。
だから私の方も女の子扱いされない方に慣れちゃって
ますますこうそういうのから縁遠くなっていくっていうか。
何も好き好んでそうかっていうと別段そうでもなくて変えるチャンスを逃したっていうか
これはこれで心地良いかなと思ったりもしなくも無いし。
でも偶に考えるよね。女の子からラブレター貰っちゃったりした時とか。
えええええって感じな訳だ。
だって私は普通の女の子な訳だし。だから恋愛対象は当然、男の子だ。
そんなこと言われて、どうすればいいのさ。
ま、あんまり難しく考えるの好きじゃないしさ。
じゃあどうすればいいのかとか判らないし。
でも、私だって考える訳。
女の子からラブレター貰っちゃったりした時とか。
女の子と話すのが苦手でどもっちゃうっていう男の子がとても流暢に話しかけてくれた時とか。
体育の授業の時、先生が「お前は男の子に産まれた方が良かったかも知れんな」なんて言った時とか。
あとついつい陽介とかの男の子達に混じって馬鹿話しちゃった後とか。
そう、それとあと、好きな人ができた時とか。
@@
「んんっ!いっ・・・く・・いくいく、やっ・・・んっ!」
信じられない位の幸福感。
頭の中がぼんやりとする。
火照ったままひくひくと私の意志とは関係なく痙攣する体が私の事を女の子だって強烈に主張してくれる気がする。
「んっく・・・・」
はあ、と溜息を吐こうとすると漏れ出る私の女の子の声
動かそうと思っても足の指はぴんと反ったまま頭で考えてもピクリとも動いてくれない。
幸福感に包まれたまま、自分の体が自分の意思で動いてくれないこの不思議な感覚も私はとても好きだ。
その感覚が暫く続いた後、ゆっくりと私の体に実感が戻ってくる。
それも好き。
でも。
「3回目・・・」
あああああ、とベッドにうつ伏せ、枕を頭の上に乗っけて身悶える。
実感が戻ってくると同時に襲ってくるこの猛烈な自己嫌悪だけはどうにかならないものか。
「あーもう。なんで〜。」
ちらりと時計を見るともう12時になっている。
お風呂から上がったのが確か10時だった。
お風呂から上がって、テストも来週だしマヨナカテレビにもいかないから
今日は殊勝に少し勉強でもするか、と考えて。
考えて。
考えて。
「あああああああああ」
3回もする事は無いと思う。
1回目はもう欲望のままちょっと乱暴にされる感じで。
2回目はちょっと落ち着いたから優しいイメージで。
3回目はデートの後にいちゃいちゃしながらとか考えて。
「うあああああああああもう、3回も何やってるんだ私。もう!もう!」
でもなんかもう最高に満足感があって眠くなってくるし。
さすがに裸で寝られないから
立ち上がってもそもそとパジャマ代わりのジャージを穿く。
ばたん、とベッドの上に倒れる。
ふう。
もそもそと毛布の中に包まりながら
満足感と自己嫌悪とまどろみの混じったなんだかごちゃごちゃの頭の中で考える。
皆、こんな事やってるんだろうか。
私だけだったりして。
雪子とかどうなんだろ。
するのかな。えー。あの雪子が。
1人で。なんかすごいエッチだな。それ。
してなかったりして。絶対聞けないしな。
ていうか雪子は・・・処女、だよね。
私と一緒で。
うん。そんな一大事があったら私に教えてくれないはずないし。
処女なのにこんなんでいいのかな。
こんな事して。
私エロなのかも。
彼氏が出来たら、きっと許しちゃうだろうな。
雪子はどうだろ。
雪子はきっと許さないだろうな。
雪子が好きな人に・・・
ああ、きっと、雪子の好きな人も、あの人なんだろうな。
デートすっぽかされて怒るなんて。笑っちゃう。
でもとっても可愛かった。雪子。
ああ、でもちょっと悔しかったな。
私も特訓とかじゃなくて買い物とかしたいな。
そう思ったの、雪子にもばれたかな。
ちゃんと聞いた事は無いけれど。
いつか、ちゃんと話さなきゃ。
雪子怒るかな。
私駄目な友達かも。
雪子の多分好きな、でも私の好きな人でもある人の事考えて・・・
あーもう。頭の中エロバカになってる。
特訓の後とか・・・
私がシャワー浴びてたら・・・
後ろから入ってきて。
「何?だめだよ入ってきちゃ。やだっ・・・」
・・・やばい。すぐいっちゃいそう。
手がいやらしい所に潜って来る。
やばい。凄い濡れてるし。
着替えられるかな。
さっきまでも触ってた、一番敏感なそこに触った瞬間、
電流が走ったみたいな快感と同時に背筋がぐぐっと反った。
「あーもう、だめっ!そこ触ったらだめだよ・・・ん!ああっ!や!だめっ!
そこって・・・だ、だからく、クリトリス・・・やだ言わせないでぇ・・・ん!んっ!んっ!
んっ・・・やだいくっ!よ、よんかいもっよんかいっ目っんっいくっ!
ダメ、あああああいっちゃうからだめ、触っちゃ・・・んんっ!・・・」
・・・
・・
ああ、
「私、馬鹿?馬鹿だぁ・・・」
なんでこんな盛り上がってるのか。
そしてなんだろ、この満足感。
こんなんで満足しちゃっていいのかなあ。
・・・私今、顔すっごいだらしなくなってるんだろうなあ。
いつの間にか瞼がくっ付きそうになっていて、慌ててベッド脇の時計を確認する。
目覚ましはきちんと掛かっている。寝て良し。
ゆっくりと枕に頭を預ける。
そしてなんだか女の子っぽいなあ。と思いながら口に出す。
最近の寝る前の口癖。
ああ、なんて女の子っぽい。なんてことは判ってるんだけど。
あまりの自分らしくなさにニヤニヤしてしまう。
ゆっくりと目を閉じる。
「おやすみ、主人公君。なーんて。」
@@
「ねえ、千枝、もしかしたら、もしかしたらなんだけどさ。」
放課後雪子に連れられて、今日もジュネスに来ていた。
本当に私達ジュネス好きだな、いや、他に遊ぶ所無いからか。
なんて考えながらフライドポテトを摘む。
雪子はさっぱりした顔をしていて、ジュネスに着くやいなや
昨日はありがとう、私も、千枝の事が好きだよ。
なんて事を言ってきた。
もうなんか邪気の全然無い、目尻の下がったすっごく可愛らしい殺人的な笑顔で。
その笑顔を見て、あー、雪子、もてるわけだわとなんだか奇妙に納得してしまう。
色白の肌に艶やかな黒髪と整った顔立ち。着物の似合うスレンダーな体系。
好きだよ、なんて言われると女の私でも胸がきゅんとなる。
それになんだかなんだろう。最近の雪子は明るい。
今日だって昨日の不機嫌さはどこへやら。なんだか雪子には珍しく超ハイテンションだ。
まあ、今日は主人公君とお弁当食べてたみたいですし。
あれまあまあ早速仲直りしたのですかね。
それで上機嫌なのですかね。雪子さんは。
と何故だかなんとなく揶揄したい気分にもなる。
「聞いてる?千枝?あのね、」
「何?」
別に雪子と主人公君が仲直りしたから私が不機嫌になる事は無いのだけれど。
リボンシトロンのストローを咥えながら生返事をした瞬間
「千枝も主人公君のことが好きなんだよね。」
あまりの事にがふっと咳が出てジュースが逆流する。
「な、な、なな、な、な」
何を言っているの雪子と言いたいのだけれど言葉が出てこない。
私の様子を見てか見ないでか雪子は勢い込んで話してくる。
「やっぱりその、昨日考えたの。千枝にはちゃんと言おうって。
その、私が主人公君の事を好きなのは、その、判ってると思うんだけど。
その、千枝も、主人公君のこと、好きなんだよね。」
赤面しながら話を続ける雪子を唖然と見つめる。
今言うか。
こっちは準備整ってないっての。
天然にも程があるだろう。
ていうかなんでばれてってえ?ええ?えええ?
「な、な、なななんで雪子。」
「いや、多分って思ったのは昨日だけど。
考えてみれば千枝、いっつも主人公君の事目で追ってるし。で、そうなんだよね。」
うんうん。と雪子は頷いている。
かああああ、と首に血が上ってくるのを感じる。
やばい、今私きっと否定できない位に真っ赤になってる。
「うん。やっぱりそうなんだ。」
うんうんと頷く雪子に否定するなら今だ、と思うのだけれど体が動かない。
そして私の心の中の何かも認めてしまえ、と言っている様な気がして。
頷きながら私の顔を見ている雪子につい頷いてしまう。
いくら雪子でも好きな人の話をするなんて、とても恥ずかしい。
なんだか雪子の顔も見れなくなって、俯く。
「素直で宜しい。でね。はい。千枝聞いて。私達にはライバルがいます。」
「ら、ライバル?」
このまま黙ってると今日はもう一言も喋れなくなる気がして振り絞って声を出す。
「そう。りせちゃんもそうだし、直斗君も、そうかも。」
「え、りせちゃんはともかく、それはないんじゃない?」
「んーん。こういうのは最大公約数で考えておけば損しないから。陽介君もいれておこうか。」
「ないない。あいつはない。」
雪子がぴっと指を出す。
「でね、私考えたの。ライバルは少なければ少ない方が良いって。」
「ど、どうやって?」
「それを千枝と一緒に考えようかなって。」
雪子はずずず、とジュースを飲みながら真剣な顔をしている。
なんだか可笑しくなった。
私の好きな人がばれる時は、きっともっと険悪になるかもしれないと思っていたから。
なんだか嬉しくて笑いかけると雪子もにこっと笑ってくれた。
私も話に乗ってみる。
「まずは、2人でお弁当を作るとか。」
「あ、いいねそれ。」
「で、月曜と水曜は雪子、火曜と木曜は私が一緒にお弁当を食べるの。」
「金曜日は?」
「3人で一緒に。陽介の馬鹿とかも呼んでも良いかも。
あ、そしたら金曜日は主人公君にお弁当作ってきてもらおうよ。」
「うんうん。」
雪子は何か考えながら深く頷いている。
いつもの私達だ。
「そしたら私と雪子の一騎打ちになるね。」
悪戯っぽく言うと雪子もつんと澄まして負けじと言い返してきた。
「私を選ぶといざって時には将来仕事には困らないから。」
天城屋旅館の一人娘ですから。と言ってくる。
ちょっと考える。
「私はいやらしい事とかOKだし。」
そういうとえええええ、と雪子が目を丸くした。
「わたしは、ちょっと、それは・・・無理。」
「じゃあ、私の勝ちかも。」
「でも・・・う、うう。千枝はOKなの?」
「う、突っ込んでくるとは思わなかった。た、多分OK、かな。」
「わ、わたしは恥ずかしいな。ちょっと。」
そんなこと言って。雪子も1人で3回もしちゃったりするのかも。
なんて昨日の事を思い出して馬鹿な悪戯心が湧いてくる。
でもまあそんな事は聞けない。
「じゃ、じゃあさ。明日は水曜日だから私の番だよね。か、買い物して帰ろうかな。」
「いいね。何作る?」
「お弁当、お弁当、主人公君、何が好きだろう。カレーかな。」
「カレーなら肉だね。私は明後日、何にしようかな。ステーキとか。」
2人で立ち上がる。
夕暮れが落ちてきてもうすぐ暗くなる時間帯。
雪子が笑いかけてきて、私は嬉しくてバスケットボールのシュートの格好をして
空になったジュースの紙コップをゴミ箱に向かって投げた。
了
感想ありがとうございました。
以上です。では。
ノシ
乙で大変楽しかったけど
千枝の一人称は「あたし」で
雪子も千枝も「陽介」なんて呼ばないぞ
女の子がちょっと罪悪感を感じつつも、ついつい手を動かしちゃう自慰は大変素晴らしい。人類の遺産、いや地球の遺産と読んでも良い…。
人類もまだ捨てたものではないな…。
アクシズを地球に落とすのを考え直そうと思う。
乙。
ほう経験が生きたな普通にまずいオムライスを奢ってやろう
このスレだけで自慰ものが4つってw
良い感じに盛り上がってまいりました。
女の自慰は見ていて純粋に興奮するからな
読んでる最中はまったく気にならんかったが
読み終わってからなぜか「あれ?この2人の料理ってやばくなかった?」とか思ってしまった
うむ
生物兵器並みだ
だからどうやって普通にまずいオムライスがやばい生物兵器って証拠だよお前風花の弁当でボコるは
つ マハムドンカレー
風花の弁当の蓋を開けたら
このお弁当は呪われていた…!!
たちこめる闇が死を呼びよせる!!
ってメッセージが流れたんだけど。
あれ?ジャラジャラって鎖の音が聞こえ
自分のサイトはってるんだしわざわざ保管しなくても…とは思う
釘も兼ねて言うが天然装った宣伝も程々にな
なるほど、次はくぎゅの出番というわけですね
辛いオムライスか
サイトへのリンクないんだから宣伝は過敏でしょ
保管庫に修正版投下で良かった気はするが
ども。
上のを書いたものです。
感想ありがとうございました。
保管庫ですが格納含めてどちらでも構わないです。
もし荒れる元になる等あるようであれば格納控えて頂いてもよいですし、
枯れ木も山のなんとやらと思ってもらえるのであれば格納下さい。
又、その際は折角指摘してもらったものなので、
>>224を格納頂けるととても嬉しいです。
>>224ですが、誤解を与えたようでしたらごめんです。
実は昔、こちらの保管庫にUPしようとしたら
(その時は書いて保管庫にUPしてそれをスレに通知しようと確か考えてたような・・・)
書いたものの改行が全部消えて1行になってしまったという事があり、結果他板のキャラスレに投下したという事がありました。
いまだ何故そうなったのか良く判らなかったというのがあったので同じ轍を踏むのも嫌なのと、
どこかの掲示板に落とすとなると後で見て流れてしまうかなというのがあり
自分の借りてる所に挙げた次第です。
特に悪意(自サイト宣伝を悪意というのもあれかもですが)はねーです。
では。
ところで。
りせちーって天城先輩、里中先輩って呼んでましたっけ。
確かそうだったと思いつつ(1週目でりせにはまりまくってクリスマスを過ごしたのがりせちーだったにも拘らず)自信が無い・・・
直斗は間違いなくそう呼んでたと思うんですけど・・・
ナビボイスだと雪子先輩・千枝先輩だったような
>239
・千枝センパイ ・雪子センパイ ・花村センパイ
・直斗クン
・完二 ・クマ
だった筈
千枝先輩、雪子先輩だった気がするがはっきりわからん
直斗は会話だと呼び捨て、ナビだと直斗くんだな
こればかりは好きなほうでいいと思うがw
>>239 >>224を保管しました
タイトルなど指定あったら言ってくださいです
次は誰がG行為するのか楽しみです
すごいねちっこく攻めてヘロヘロにしてやるのってイイヨネ
もうどうにでもして状態
ああ、まずはランダマイザだ
男は度胸(ry
・主人公×りせ(主人公出ませんが)
・小ネタ
・自慰フェスタの一環
・
>>140
バイクに乗りたい。
小さい原付で良いから、休日にヘルメットを被って海に向かって出発してみたい。
自転車じゃ駄目。ペペペペペって音をさせながら、道路を走ってみたい。
友達とライブに行きたい。招待されたVIP席とかそんなのじゃなくて、気の合う友達とかと、
お洒落して、B席とかで良いから好きなバンドのライブに行って思いっきりおしゃべりしたい。
煙草は・・・いいや。匂い、嫌いだし。
SEXしてみたい。
好きな人とって意味じゃなくて。好きな人とはデートしたり、キスしたりいろんな事をしたいけれど。
そうじゃなくてそういう意味とは別でSEXって行為をしてみたい。
もちろんするなら好きな人としかありえないけれど。
私が言いたい事、わかる?
@@
「んっ・・・・んんっ・・・あはっ・・・気持いいっ・・・」
ピンク色の鶉の卵がぶるぶると震えている。
ゆっくりと周囲をなぞる様にしてから、クリトリスに近づける。
ちょんと触れて、ちょん、と話す。
少しだけくっ付いた瞬間、電気みたいな刺激が頭の頂点まで駆け上って、意識せずに口からんんっ!って声が漏れる。
「やだぁ・・・見ないで、先輩。恥ずかしいから・・・」
膝と膝をくっつけて見せちゃいけない場所を隠す。
最後に残っていたブラを捲り上げる。乳房に引っ掛けて胸が出るようにする。
「いやぁっ・・・」
胸を触る為じゃない。こうすると、なんだかとてもいやらしい気持になるから。
また、そこにちょん、とくっ付けて離す。
「うんっ!・・・」
自分でもびっくりする位甘ったるい声。
胸の上に引っ掛けたブラを外して全裸になる。
「や、先輩・・・」
両膝に手を掛ける。
手に力を入れて、足がM字型を描くように思いきりがばっと広げた。
「ああああっ!先輩っ!いやっ!恥ずかしいっ!だめっ!」
寝転がって両膝に手を当てて、思い切り脚を開いた格好を見られている・・・。
今の自分の格好のあまりの恥ずかしさに顔を横に向けたまま、じっと耐える。
「やだぁ・・・ひどい・・・ひどすぎる・・・私のそんなとこ、見るなんて・・・やぁ・・・見ないで、先輩・・・」
恥ずかしい所をじっと見られてるのを感じて、かあっと顔が紅潮するのを感じる。
「やっ!開いちゃだめっ・・・先輩っ・・・おねがいっ・・・」
右手の中指と人差し指で開いて。
同時に左手でぶるぶると震えてるそれを押し当てる。
「んっ!だめっ!先輩っ!そんな所舐めちゃだめっ!き、汚いからっんっ!あんっ!あっ!ああああっ!」
刺激と同時にきゅうっという感じで不思議な位に私の背中が自然に反りかえってくる。
脚がぴんて伸びる。自分でもちょっと自慢の、皆が形が良いって褒めてくれる脚。
ぶるぶるの振動をぎゅっと押し付ける度に、頭の中に強烈な刺激が送られてくる。
息を吐く度にあん!とかんっ!ていう恥ずかしい声がひっきりなしに漏れ出てきて、
そしていつの間にか腰がはしたない位に持ち上がってくる。
持ち上がった腰が自然に前の方へ、ぶるぶると振動するそれに押し当てようとして
もっともっと、っておねだりするような、なんだかすごくはしたない感じに動く。
「あああっやっそんなっいくっ、いくっいくいくっ。せんぱいっおねがいゆるし・・・・やぁいくっ!
あんっ!凄い、先輩っ!だめっ!すごいっ!ああっいくっ!んっ!大好き!いくっい・・くっ・・・!・・・・んっ!」
歯が自然に喰いしばる形になって、脚がばたんっと布団を叩く。
同時に背筋がぐぐうっと仰け反って、私のそこがきゅうーっと収縮する。
「ああっいっちゃ・・ったぁ・やぁっ・・・」
頭の中で火花が散ったような一番強烈な快感の後、
一瞬止まった息を吐き出すと同時にぎゅんと反った背中が戻る。
トレーニングマシーンで10Km位走った時みたいにはあっはあっと息を吐く。
私のそこが何回も何かを欲しがってるみたいに収縮して、
その度にさっきと同じ火花のような快感が頭の中でぱちっぱちっと弾ける。
蕩けるみたいな幸せな気持。
その気持のまま、ゆっくりと右手を上げて中指と人差し指の2本指を揃えて口の中に入れた。
ゆっくりと先端を舌で嘗め回す。
楽屋の中にあった雑誌に載っていた事。
『最後にお掃除してあげると男の人は喜ぶ』
お掃除ってのはこう云う事。
指を根元まで口の中に入れて、舌を這わせながら時々ちゅう、ちゅうと中指と人差し指の先端を吸う。
先輩の、それを綺麗にしていく。きっと喜んでくれる。
暫く舐め回して、満足いくまで中指と人差し指を唾でとろとろにした後、ちゅぽんっと手を離して、
幸福感で一杯になったまま布団の上で息を整えた。
「はあっ・・・いっちゃっ・・・た。」
「先輩も、気持ち、よかった?」
目を瞑ったままそう言うと、先輩が、頷いてくれる。
私は取っておきの笑顔で笑いかける。
今、私の顔は上気していて、髪はちょっと乱れていて、靴下以外、何も身体に身に付けていない。
だらしなく見えるだろうか。それとも、色っぽい?
胸に手を当てて、息を整えて、上半身をくっと持ち上げて起き上がる。
「りせの事、好き?」
目の前の先輩が、頷いてくれた。
「ああ、りせの事、好きだよ。」
私は幸せな気持になって、目を閉じた。
ゆっくりと頭の中で今の先輩の言葉を反芻するように何回も繰り返す。
目をあけると、先輩はいない。
でも幸せな気持は続いたままだ。
だらんと弛緩した思考のまま周囲を見回すと部屋中に脱ぎ散らかした制服が目に入って、ちょっと溜息が出る。
早く片付けておばあちゃんがお店の片付けするお手伝いしなきゃ。
なんて事を裸のままぼうっと考えながらんんっと伸びをした瞬間、目がなんだか私の脳みそに違和感を訴えてきた。
ん?いつもより、部屋、明るい?
胡乱な頭を振りながら窓の方を見て、そしてカーテンを閉めてなかった事に気がつく。
え、ええええええええ。
弛緩した頭の中が一気に覚醒した。
いまだがくがくしてる脚を抑えながら慌てて立ち上がって窓まで走って、ジャッと音を立ててカーテンを閉める。
み、み、見られてないよね。
窓に向かって思いっきり脚を開いていた事に気がついて一瞬パニックに陥りそうになる。
こんなとこもし見られたら恥ずかしいなんて話じゃなくなる。
記者か熱狂的なファンにでも見られたり写真を撮られたりなんかしたら
インターネットか何かで瞬く間に全国の皆様の間を駆け巡る事になるだろう。
『りせちー虚しく1人遊び!!その衝撃の写真を本誌は極秘入手した!』
週刊誌の煽り文句が頭の中に浮かんで、慌てて頭を振った。
手早く脱ぎ散らかした制服を拾ってブラジャーとスカート、
それからシャツを身に付けながらそおっとカーテンの隙間を覗く。
羽織ったシャツが火照った身体にじっとりと貼り付いて気持ち悪いけれどこの際構わない。
ボタンまでは留められなかったから、胸のところでぎゅっとシャツの前を掴んで閉じる。
眼下にはいつもの商店街。変な所は無し。
右、左、右、と確認すれど変な人影も無し。
ほうっと胸を撫で下ろしてぺたんと畳に座り込んだ。
うう。
カーテン開けたまま1人えっちって。
いくら頭の中でその事ばっかり考えて帰って来たからって、いくらなんでもカーテン開けたままって気、抜きすぎ。
反省する。
なんか、緊張感が薄れているのだろうか。
昔はもっと、こうこっそりとやっていた気がする。
真夜中の、家族が寝静まった後とか。
こんな風に学校から帰ってバッグを置くなりなんて事、してなかった気がする。
はあ。先輩と一緒に帰って、部屋に着くなりカーテンも閉めずに一人えっちって。
痴女かも、私。
いや、でもでも私、処女ですよ。りせは処女です。
おかずも先輩ですから。ご心配なく。
と先輩に向かって言い訳してみる。
うーん。にしたって、最近ちょっと回数多過ぎかも。と思う。
いつのまにか学校から帰った後と、寝る前の1日2回が癖になってる。
休日とか、へ、下手したらもうちょっと・・・
でも昔っからそうだったって訳じゃない。
初めてしたのは小学生の頃。でもその頃はほんの少し触るだけ。それも週に1回とかその位。
それがいつの間にか、そう、アイドルになった頃から日課になって、
今じゃこんなおもちゃまで使っちゃって本格的になる事この上ないという感じになってしまった。
その挙句が、気を抜いてご近所様に大公開なんて事になったらそれこそ痴女じゃないか。
さっきまでの幸福感はどこへやら。ちょっとした自己嫌悪に陥る。
皆こんな事してるんだろうか。
多分してないだろうな。と思う。
こんなにいっぱいしてるのなんて、きっと私だけだ。
私は小学生の頃、内向的な性格だったけれど、でもそれでもどんな事だって出来たから。
だからこう云う事は週に1回で済んだ。他にしたいいけない事なんて、沢山あったから。
アイドルになってから、そうじゃなくなった。
バイクには乗れないし、ライブにも行けない。
煙草、はいいや。SEX、も、多分無理。
それ以外も、買い食いにサボり、高校生がこっそりしてるような楽しい事、全部。
私には出来ない。
そんな事考えちゃ駄目だったから。
りせちーはそんな事、考えてもいけないから。
そうやっていろんなやっちゃいけないやってみたい事を抜いていった後、
私に残った誰にもばれない唯一の反抗的なことがこれって訳。
きっとそれが、理由。
う、ま、まあ、そんな言い訳をしなくても、
1人えっちを止められる自信はこれっぽっちも無いのも確かなのだけれど。
でもこれが、私の唯一の息抜きって事。それは間違いない。
アイドルの時から、アイドルをやめても、それは変わらない。
元アイドルのりせちーはバイクも、ライブも、全部無理。
とりあえずやってみたい事は全部出来ないから、
だから私は私に残された唯一の悪いことのこれをしているって訳だ。
@@
「直斗〜。おはよう。」
「あ、久慈川さん。おはよう。」
私が声を掛けるとぴたっと立ち止まってくれた。
折角仲良くなれたのだし、りせちゃん。位は言って欲しいのだけれど
直斗はいつまでたっても私の事を苗字で呼ぶ。
それでも最近は随分話すのにもなれて、こうやって挨拶すると少し嬉しそうにしてくれる。
今日は学校の行きに会えてちょっとラッキーかもしれない。と思う。
直斗とは意外と気が合うような気がしていた。
女の子っていう事を隠したい直斗とアイドルって事を隠したい私。
どっちも何となく、クラスメイトに遠巻きに見られてる感じの存在。
マヨナカテレビの事だけじゃなく、なんだか似たもの同士な気がしてちょっと親近感が湧く。
だから私は時々直斗を昼ご飯を誘ったりして一緒に食べたりしている。
その甲斐あって最近はこうやって挨拶をすると当たり前みたいに2人で立ち止まったり、
一緒に歩いたりして色々と話す事も出来るようになった。
つまり、友達になったって訳だ。
直斗がどう思っているかは判らないけれど、少なくとも私は直斗の事を友達だと思っている。
その、本当の意味で。
今日は登校途中に会ったから、学校へ向かって一緒に歩く事になった。
てくてくと歩きながら直斗の顔を見ると、顔を見られるのが苦手なのか
私の視線に気付くなり少し恥ずかしそうにしてくる。
でもこうやって見ると直斗は男前、というと語弊があるかな。なんだか凄くかっこうが良く感じられる。
顔立ちが整っているし、スタイルだって実は良いし。
ユニセックスな感じなのに、実はおっぱいなんて私よりあるし。む。
お化粧とかしなくてこれだからなあ。
本気で女の子っぽい格好をするようになったらなんか凄そう。
そんな事を考えながら歩いていたら、ふと昨日呼んだ雑誌に沖奈にある喫茶店でケーキ食べ放題が今大人気。
という記事が載っていたのを思い出した。
その時は今日の放課後にでも先輩を誘ってみようか、
駄目だったら1人で行こうかなと思っていたけれど、直斗を誘ってもいいかもしれない。
というか誘って一緒にケーキ食べたい。おしゃべりもしたい。
なんだかすごく良い事を思いついた気がする。
ぴこーんと頭に電球が点いたみたいなナイスアイデア。
「直斗さ、今日の放課後、ケーキ食べに行かない?」
思い立ってそう言うと、直斗はちょっとびっくりした顔をした。
「・・・け、ケーキ、ですか。ど、どうしようかな。ちょ、ちょっと僕は・・・」
そんな事を言いながら首筋が少し赤くなっている。
きっと頭の中で『ケーキ食べたいな。でも女の子っぽく思われるかも』とか
下らない事を考えているに違いない。
ふふふ。探索のプロを舐めてもらっちゃ困る。
敵の弱点を突く事にかけてはちょっと一家言あるのだ。
「チョコレートケーキが凄くおいしいって噂なんだよね。そこ。」
ぴくり、と直斗が横で震えたのを感じた。
「直斗が駄目なら、先輩誘って二人で行く事にしようかなー。」
先輩と二人でに軽くイントネーションを置いてみる。
果たして敵は釣竿に掛かった。
そしたら買い物とか付き合ってもらおうかな。
私下着とか欲しいなーと思ってるんだけど先輩にどんなのが良いか見てもらっちゃおうかなー。
と続けた瞬間、直斗が向き直ってくる。
「そうですね。今日は特に用事も無いですし。ケーキ、にはそんなに興味は無いのですが。」
ふふーん。と自然に笑顔が出てくるのが自分で判る。
「ほんと?嫌だったら良いんだけど。」
「え、いえ。久慈川さんが良いのなら連れて行ってください。
そ、そのぼ、僕も全く興味がない、という訳でもないですし。」
真っ赤になっている。
笑顔が抑えられないのが判る。慌てて横を向く。
もう、超可愛い。直斗。
横を向いたまま言った。
「ん。じゃあ、約束ね。放課後クラスに迎えに行くから一緒にケーキ食べに行こうっ。」
@@
なんだか授業が耳に入らない。
超ハイテンションになってるのが自分でも判る。
あれ、直斗と約束したから?と思って本当にそうである事に気がつく。
うん。そうっぽい。その事ばっかり考えてる。
直斗と、何の話をしよう。ファッションの話?最近のテレビの話?
それとも、先輩の話?
えっと、それとも、1人えっちの話とか。
うそうそ。絶対いえないし。
う・・・何でも1人えっちに関係して考えるの、やめよう。
なんかそのうちぽろっと口に出そうだし。
先輩にでも聞かれた日にはそれこそ悲劇だ。
教壇に立って授業をしている先生の声を右から左に聞き流しながらふと思う。
女の子とただ遊びに行くっていうのがこんなに楽しみなの、久しぶりかも。
ていうか、私が友達になりたくて、私が誘って約束して遊びに行くって、本当に久しぶりかも。
なんか、わくわくする。
直斗も、楽しみにしててくれるかな。
授業終ったらすぐ誘いに行こうっと。
そんな事を考えながら、ふと昨日考えた事を思い出す。
私のしたいことって、こういう事かも。
直斗とか、先輩とか、雪子先輩、千枝先輩、花村先輩、完二、クマとこうやって遊ぶって事。
きっと私が不満なのはりせちーにできなくて、りせに出来るはずの事が出来ないって事なんだ。
バイクもライブも煙草も、う、SEXは、ちょっと、あるかも。あ、でも先輩とだけね。
ん。でも実はそれってそんなに興味は無いんだ。
どっちかっていうと私、根がインドア派だからそもそもバイクなんか無理だと思うし。
皆がやっている事を私も一目を気にせずに(ちょっと気にしながら)やってみたいってだけ。
無理なことがあるのは判ってる。りせちーである事を全部否定する事だってできないって事も。
でも。こうやって毎日皆と遊べば、皆が遊んでくれれば。
その、もしかしたら1人えっちの回数も減るかもしれない。
そう思った瞬間、昨日のあれが頭に蘇って首にかっと血が上ってくるのを感じる。
どんなに盛り上がってても絶対カーテンは確かめる事。
ま、まあ、実は、えっちな自分も嫌いじゃないのだけれど。
・・・そんなに回数、減らないかも。
でも。でも今日はこんなに楽しみだ。
皆がやっているちょっといけない事。
それが一つ出来そうなだけで、こんなに楽しみだなんて。
これからはちょっと、私から皆を誘ってみようかな。と思う。
千枝先輩と二人でとか、結構、面白そう。勿論皆一緒にでも。
りせちーにできなくて、りせに出来るはずの事。
それやって、こうやって一つずつ増やしていければいいなって。
うん。
そう私は思う。
了
感想ありがとうございました。
呼び方教えてくれた方も。
以上です。
では。
ノシ
りせ可愛いです&保管しました!
この自慰フェス2009はいつになったら終わるのでしょうか
あぁ、次は海老ちゃんだ…
え、文化部ふたりじゃないの?
え、どんなオムライスよ?
ああっ、ああん、いいよぉ、女の子自慰いいよぉー!
ゆかりがあんな事するなんて…伏見があんなになるなんて……!
はうぅ、僕、ぼくもうらめぇ! ら、らめぇ!
あ、あ……また出るぅ止まらないよぅ
美鶴もいいよいいよ! コンソールデッキの前で監視を大義名分にするとかグッドだよグッド!
やっ……え? あ? あぁ? やだぁ、また……また出るよう!
あぁ、あっ、あぁ! ふ、ふううう、ふ、ふふ風花もおおおおおいいイイイイイイ!!
あふぅううううううもう止まらない! 止まらないよ僕!
え、2年後? こんな事やり続けてもう2年経っちゃった!?
でも……でもぉ、止まらないよぉぉ!
千枝、千枝……ちええええええ………いや、肉枝! 肉枝だ! いいよ! いい! いい!
え? カンフー娘の次は旅館娘? やっほおおおおいいいい!!
内気に見えて破壊力のある性格してるとことか……あん、ら、らめええ!
りせ! りせ! りせきた! これでかつる!
芸能界の闇知ってて、彼氏に暴露して涙を見せるとか……もう、もう……もほおおおおおぅうぅぅぅぅ!!!?
探偵、直斗! 北斗現れるところに乱あり! 違う!
モボだよモボ! いいね! ぼおおおいいいいっぃぃぃぃしゅううううう!!
やっ……止まらない、とまらないいいいい、おほううううぅぅ!!!
ペルソナのキャラを好きになれるのはペルソナファンだ!
ペルソナの好きなキャラが貶されても廃れても好きでいられるのはよく訓練されたペルソナファンだ!
ほんとペルソナ関係は地獄だぜフゥーハハハハ――ッ!!
エリザベス「イゴール様自重してください」
イゴール「また盗撮していたのかね?」
エリザベス「はい」
イゴール「好きなものを言いなさい」
エリザベス「この部屋まるごとください」
イゴール「またですか。却下です」
エリザベス「イゴール様がそんな事してるからお客様も来ないんです」
後のG(爺)ショックである
イゴール自重w
主人公に押しかける姉妹とどっこいだけどな
イゴールwwwwww
今3やっているけど、保管庫のおかげで美鶴をみる度にスカトロを連想する
アンソロで番長が散髪したらチエチャンと髪型が似たから服を交換するってネタがあったが
服を戻した後、一人になったら「このスパッツ、番長君はいたんだよね…」とか言って
スパッツを脱いで股間部分の匂いを嗅いでオナニーしたり、
スパッツはいた上から番長の股間が触れた部分を意識しながらオナニーするに違いない
というか異性同士で服の交換なんてできる間柄で
肉体関係が無いなんてムチャな設定
先生許しませんよ
女子なら誰でも好きな男子の制服拝借してトリップしちゃうでござるの巻
服が濡れたから学ランを雪子に貸してあげる番長
「返すの今度でいいよ」といいそのまま着て帰って
旅館の人たちにからかわれたあげく、思い出し自慰ですねわかります
>>278 主人公が汚れた体操服を忘れて帰ったのを目撃したヒロインが、
誰もいない教室で主人公の汚れた体操服を着て自慰ってたら主人公に見つかっちゃって、
ヒロイン「す、好きです(う、うわぁ…。なんでここで告白しちゃうの?変態に告白されたって嬉しくないじゃん!!サヨナラ、あたしの初恋…)」
主人公「…実は俺もヒロインさんの縦笛を嘗めてた事があるんだよね。俺達、同類なんだよ。それにヒロインさん、凄くHで可愛いよ」
みたいな展開になってHしちゃう漫画をメガ○トアで読んだ事がある。
千枝なんかすっかり匂いフェチが(一部で)定着しちゃってるし、
似たような展開が自慰フェスタ2009〜春の自慰祭り〜のネタに使えそうだなw
スパッツはぴっちりフィットなのが大きいな。番長はいたら余計に密着するだろうし
番長のはいたスパッツをはいて、擦ってオナヌーすれば素股、
指を生地ごと入れれば間接挿入。チエチャンは最高の武器を手に入れた!
ここまで雪子の黒ストの話題無し
りせとの裸割烹着プレイ
がんもどきXによる手コキプレイ
>>280 一部どころか主千枝アンソロですらスパッツと匂いはネタになってたぞ
直斗は例の時計にそういう自慰システムが備わってるに違いない
主千枝アンソロなんて知らないし…
千枝厨うざい…
みんなわかっていると思うけど
>>286はスルーでつよ(`・ω・´) シャキーン
直斗は探偵テクニックで得た番長の盗撮写真で自慰が王道かな
冬コミの本であったぞそのネタw
そんなのあったっけ?
さあ?初耳
むむむ印のオールキャラ本じゃないか?
番長と千枝のフェチズムなH
雪子が番長にフェラ
りせとの純愛H
直斗の自慰
だったような。
オールキャラ本買わないから知らなかったわ
もうひとつの未来(あす)の続きを書きます。
みなさんの注意に気がつかないで、不快な思いをさせて申し訳ありませんでした。
誤字などもちゃんと確認にないですいませんでした。
それでも最後まで読んでいただける方は、読んでみてください
十六人の人間が同じ夢を見た。
その十六人は年齢も性別もバラバラで、死んでいる者さえいるが、一つだけ共通点があった。
全員、有里湊と強い絆で繋がっている者たちだ。
クラスメイトの友近健二、運動部の宮本一志、マネージャーの西脇結子、文化部の平賀慶介、同窓会の留学生のアンドレ・ローラン・ジャン・ジェラール、生徒会の小田桐秀利、生徒会会計の伏見千尋、グルメキングの末光望美、先生の鳥海いさ子、
古本屋の老夫婦の文吉と光子、神社で出会った女の子の舞子、テレビ通販社長のたなか、僧侶の無達和尚、他校の早瀬護、亡くなっている青年の神木秋成
十六人の目の前には、苦しんでいる有里湊の姿があった。
十六人の人々は、湊に向かって駆け出していく、湊との距離が縮まる様子はない、それでも全員は足を止めはしない。
今、十六人は一つの想いによって足を進めている。
自分は、有里湊に救われた、今度は自分が、有里湊を救いたい。
全力で足を動かす、必死で手を伸ばす、目の中に映る湊に、辿り着くために。
今なら、湊のためにやれることがある。
確信できるその想いが、湊の元へこの者たちを導く。
湊さん・・・・無理なのでしょうか・・・
アイギスは、エレボス攻撃を受けながら唐突に考え始めた。
湊さんに救われているだけの私では・・・・湊さんを救うことは・・・・無理なのでしょうか・・・
磔にされている湊に目を向ける。
私がいけなかったんです!・・・私が湊さんを巻き込んで!・・・湊さんに全てを背負わせてしまった・・・!
アイギスが無防備になっているところを、エレボスの腕が襲い、アイギスが勢いよく吹き飛ばされる。
「姉さんっ!!」
メティスが叫ぶが、アイギスには微かにしか聞こえていない。
エレボスが、アイギスに向かって迫ってくる。
私が・・・湊さんの代わりになれたら・・・
アイギスは空中にいる間、まるでスローモーションのように感じていた。
・・・・私はどうなってもいい・・・
アイギスが、湊に向かって手を伸ばす。
私の全て・・・・湊さんに・・・・・
「届いて!!」
アイギスが叫んだ瞬間、異変が起きた。
周りの者たちの時が止まり、エレボスも動かないでいた。
アイギスの身体から、眩い光が放たれた。
その光は、アイギスを包み込むように輝いている。
「アイギス・・・」
ただただ呆然とする中でゆかりが呟く。
そして、光はアイギスから離れ、真っ直ぐに飛んでいく。アイギスはその場に膝をついた。
アイギスの姿は、光が離れたと同時に装着していたメティスから渡された装備がなくなっている。
光は、エレボスの胴体を突き抜けて、磔にされている湊に向かって進んでいく。
光が、湊を包み込んだ。
その光景を、アイギスたちは見つめる。
湊の目の前に、ヒトの姿をした存在が現れた。
湊と綾時は驚いた。
我は汝・・・汝は我・・・
その存在が語りだす。
我は汝の心の海より出でし者・・・
その存在が湊に近づいてくる。
幽玄の奏者・・・オルフェウスなり・・・
オルフェウスは語り終えると、その赤い眼を湊に向ける。
また途中で申し訳ないですけど、一旦終わります。
いやみ言ってやるなよwwwwwwwww
エロパロなのにエロなしか…
まだ待とうぜ
アイギスの姿から装備がなくなったくだりに俺は期待してるぞwwwwwwwwwww
保管しました
305 :
名無しさん@ピンキー:2009/05/31(日) 19:42:19 ID:LVQlavrd
ここは死んでるが
保管庫のカウンターは結構回ってるんだよな
そんだけここ巡回から外した人多いんだろうな
小ネタ投下します。林間学校ネタで主×千枝要素があります。
あー、腹が減って眠れねえ。
くそ、天城と里中……。
あんな物体X、食えるわけねえだろ。
っつーか、人に食わせる前に味見しろっての。
月森も買出し見てたんなら止めろよ。
テントの中真っ暗だから本も読めねえしな……。朝までどうすんだよ……。
ん?……何か音がしてんな。
「もう、こんな所で……エッチなんだから」
「とっくに知ってるだろ?」
「孝介のエッチ」
……何とか聞き取れるな。
里中、普段「月森君」って呼んでなかったか?
名前を呼び捨てかよ。いつの間にそんな仲になってたんだ?
「ここ、ほっぺか」
「くすぐったいな」
「唇どこだ?動くなよ」
「ふふ、捕まえてみなさい」
「動いたら分からないって」
「あっ、手で押さえるの反則……んっ」
こいつら何やってんだ?
「千枝の唇とか舌って、すごくいい味がするよな」
「何言ってんのよ」
「腹が減ってるのが紛れる」
「それは……もー、謝ったでしょ」
「もう1回いい?」
「いいけど……」
またさっきの音だな。二人の息と、吸ってるみたいな音……おおっ!?こいつらキスしてんのか!?
っつーか付き合ってたのか!
確かに月森は里中狙いだって言ってたけどよ。
こんな所でキスするとか大胆すぎんだろお前ら!
にしても……長いな。
さっきから繰り返し……おっ?終わったか?
「千枝、俺の味はどう?」
「ん……おいしい、よ」
「カレーの味はしなかったか。思いっきり歯磨いたからな」
「あんまり言うと怒るよ?」
「ふふ……こっちの味はどうかな」
お!ジャージのチャックを下ろす音か?
あとごそごそ……
「あん」
里中がこんな色っぽい?声出すとは驚いたぜ。
何やってんだ?
「千枝の胸、柔らかいくせにここだけ硬くなってる」
「あんっ、乳首そんなにしちゃ嫌……」
また吸う音か。胸吸ってんのか!
里中胸小っせーけど、それでも良いもんなのか?
「おへそ……舐めないでよ」
「千枝の腹筋かわいい」
「意味分かんないから」
「明日つば臭くなるかもな」
「ちょっと、拭いてよ……もう、どこ触ってるの」
「結構濡れてるぞ」
すげえ音が出てるぞ!
もしかして、あそこいじってんのか!?
「指は時々痛いからやだ……舐めてよ」
ななななな、何言ってんだ!?里中さん!?
お前そういうキャラじゃねえだろ!?
「また今度な」
「もう……ん……」
なんか、くちゅって音がだんだんでかくなってきてるぞ!?
す、すっげー濡れてきてるってことかよ!?……おっ!?
「千枝、今すごくいやらしい顔してるんだろうな」
「そう言うあんただって、初めての時顔真っ赤だったじゃん」
「それは……しょうがないだろ」
「はあ……どうせ最後までするんでしょ?早く済ませちゃってよ」
「待ちきれなくなったか」
「うるさい」
いよいよ本番か!でも、こんな暗い中でできるのか?
「くすぐったいー」
「触らないと分からないだろ……ここか?」
「全然違うー」
「……太もも、気持ち良いな」
「ちょっ、何こすりつけてんのよ」
「……太ももでイっていいか?」
「いやいや、だめだって」
「じゃあ……ここだろ?」
「わっ、そっちは、違う……」
「もうちょっと上か……ここだな?」
「うん、そこ……」
「いくぞ……」
「ん……くうっ……」
真っ暗だけどすっげー動いてるのが分かるぜ……。
やべえ、俺も勃ってきちまった……。
しかし、相棒とその彼女のセックスで抜くわけにはいかねえ!
っつーか起きてるのがバレたら殺される!
「やばい。もうイキそう」
「もう、終わり……?アレ、してるんでしょ?」
「感触で分からなかったか?真っ暗なのに付けられるわけないだろ」
「生なの!?うっわ、あんた最低。外に出してよ」
「ティッシュどこだ?」
「分かるわけないっしょ。あーもう、最低。孝介あんた最低だよー」
「悪い、出す……」
やっべえええええ中出ししちまってるよ月森!
お前らまだ高校生だろ!?
なんでこういう時にキッチリしてねえんだよ!
「はー、もう中に出しちゃって……デキちゃったらどうすんのよ」
「その時は責任を取る」
「今無責任に中出ししちゃったあんたが言っても信じらんない……中でまた大きくなってきてない?」
「やっぱり1回じゃおさまらないな」
「もうだめだからね?や、動いちゃだめだって……んあっ」
ヤってる音って結構でかいな……。
ずっと鳴りっぱなしだし、こりゃ疲れるだろうな。
「これ以上出されたら、ほんとに妊娠しちゃう……んんっ」
……セックスもえらく長く続いてんな。二人共鍛えてて体力あるからか?
里中のあえぎ声、こらえきれてねえぞ。テントの外に聞こえちまうだろ、これ。
「やああ……孝介ぇ……気持ち良いから許してぇ……」
「今が一番締め付けて来てるな……こうか?千枝」
「あんっ、それだめっ。声我慢できなくなっちゃうよ」
「じゃあ口にふたをしようか」
「ん、んんーっ」
バカップルのお二人さーん、バレたら停学になっちゃいますよー。
そこんところ分かってますかー?
「バカ……バカ孝介……バカ孝介にイカされちゃうっ……」
「俺に馬鹿なんて言うのは千枝だけだな……もっと言っていいぞ」
「バカっ、やっ、もうイク……」
「俺も、もう……」
……あいつらには天国でも、俺にとっちゃ生き地獄だぜ……。
さっきからはあはあはあはあ、ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅうるせえ。耳から離れねえよ。
「好き……好きだよ孝介君……」
「馬鹿って言ってなかったか?」
「本当は好きなの……大好きなの……」
「どのくらい好き?」
「君が一番好きだよっ……だからずっと一緒にいて。どこにもいかないで」
「分かった。一緒にいるよ。絶対に帰ってくるから」
「はぁっ、嬉しい……んああっ、イク……!」
暗くてよく分からないが、全部で4回は中出ししたみたいだ。
里中もイキまくってたみてえだし。
お前ら、がんばりすぎだろ……。
……でも、月森が一年で帰っちまうこと、結構気にしてんだな……
……って思うわけねーだろこのラブラブバカップルが!
こんな所でベッタベタに愛を交わすな!
こっちは興奮しちまって眠れねーんだよ!
ちくしょう、こいつらすやすや眠りやがってくそー!
とうとう朝になっちまった。全然寝れてねーよ。
「はー、腰いったーい。じゃーね。月森君。花村も」
くそー、何も無かったような顔して出て行きやがって。
しれっと月森に意味ありげな視線を送ってんじゃねーよ。
こっちは何があったか全部知ってんだぞ!
……って言ったら、俺は間違いなく里中に殺されるな。相棒にも殺されるかも。
うん。黙っていよう。
お、月森と天城がこそこそ……何話してんだ?
……すげえ青い顔してんぞ、月森。
そうか。天城も昨日起きてて、釘刺してきたんだな。怖えー怖えー。
まあ、親友があんだけ中出しされちゃ、言いたくもなるわな。
「おっ、花村先輩」
よお、完二か。昨日さ、すっげーことがあってよ……。
「何スか、すげえことって。先輩なんかやたらと疲れてねえスか?」
いや、お前向きの話じゃねーかな……。
「もったいぶらねえで話して下さいよ」
分かった分かった。誰にも言うなよ。あ、あと鼻血吹くなよ。実はよ……。
終わり
うわあ…
ヨースケのノリノリツッコミが哀愁を漂わせてるクマ…
これでジュネスがG行為をしてたら正にGフェスなのにw
なぜにヨースケはこうも三枚目が似合うのか。
顔は二枚目なのになw
顔は二枚目なのに役割が三枚目って、ペルソナシリーズの男キャラの
ほとんどが該当しねぇ?w
アンソロとかでの扱いもあるんだろうけど、終始二枚目のままでいられた男キャラって
P3の荒垣さんぐらいしかいないような気が…。
レイジは2枚目のままでいられたと言って…言って…、
ピアス→音痴
なんじょうくん→ヤマコン
マーク→ペペペペペ
ウンコ→ウンコ
レイジ→マザコン手品師
トロ→苦手を克服しようとする挑戦者
悪魔くん→ブートキャンプ
内藤→モテモテ
神取→引きこもり
武多→ヘイヘイハー
>>321 神取はなんつーかマダオ(マるでダメなオヤジ)なんだよなぁ。
30間近になって「生きる意味が見つからない(意訳)」はないだろうとry
323 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/04(木) 17:46:06 ID:VFfYtnTQ
くそ
ペルソナ初心者の俺に何故ヒロインが学校の制服を着ていないのか教えてくれまいか?
制服は制服で萌えるが、学生の私服姿という物もこれはこれで萌えるから。
むしろ、制服一点張りではいくら美人な嫁でも飽きる。
学生らしい制服や個性を主張する私服、可愛らしさを強調するステージ衣装、レトロながらも家庭的な一面を想像させる割烹着…
りせちーは本当にエロいなぁ。
一応全員着てるけどな
赤とか緑とか男子制服とかでわかりにくいだけでw
P3のパーティメンバー(犬・子供・中退除く)は主人公以外みんな改造制服だったな
3よく知らないけど、4のほうが改造制服率低いのかw
4の男子はアレンジ率低いからな
完二も上着肩ひっかけしてるからシャツ目立たないし
菜々子を性的に弄んでいます。
*******************
チンっ。
音のあとにおいしいトーストの匂い。朝ご飯の出来上がり!
私はトーストを二枚取り出してお皿にのせた。ちょうど階段を下りる音も聞こえる。
「おはよう菜々子」
ちょっと眠たそうに顔を出したのはお兄ちゃんだ。
「お兄ちゃんおはよう。これ朝ご飯だよ」
皿を差し出すとお兄ちゃんの目尻が細くなる。笑ったお兄ちゃんを見ると胸がドキドキして、すごく嬉しい。私もつられて笑う。
「菜々子はもう食べたの?」
「ううん。これから作るよ」
「じゃあ飲み物の準備するね。牛乳でいいかな?」
「うん!」
私が自分の分を作り終えて食卓に持っていくまでお兄ちゃんはトーストに手を着けずにテレビを見ていた。私が向かいに座ると、目を私に合わせて笑った。
「食べようか」
私は頷いて手を合わせた。お兄ちゃんもそうする。
「いただきます」
お兄ちゃんと私の声が混ざり合った。今日は日曜日だけどお父さんはお仕事でいない。そういう時、前なら一人で食事をしていた。だけどお兄ちゃんが来てから一人で食事をすることが減って、寂しくなることが少なくなった。誰かと一緒に食事をするってすごく嬉しい。
「パンおいしい?」
「うん、あ、菜々子、白髭できてる」
お兄ちゃんは傍にあったティッシュを一枚取って私の口周りを拭いた。何だか赤ん坊みたいでちょっと恥ずかしいな。
「ありがとうお兄ちゃん」
お兄ちゃんは微笑む。
「菜々子が用意してくれたご飯を一緒に食べて話して…何だか夫婦みたいだな」
夫婦?
「お父さんとお母さんみたいってこと?」
そうそう、とお兄ちゃんは呟いた。
「菜々子が俺のお嫁さん」
お兄ちゃんのお嫁さん!カァーっとほっぺが熱くなる。恥ずかしい気持ちと嬉しい気持ちがゴチャゴチャ。お兄ちゃんは相変わらずニコニコしている。
「菜々子はかわいいなぁ」
お兄ちゃんは私の頭を撫でた。でも、これじゃあお嫁さんっていうよりも子供扱いじゃないかな?からかわないで欲しいなぁ。
「お兄ちゃん、今日はお出かけするの?」
「菜々子は?」
「うーん、遊ぶ約束ないから何処も行かないかも」
そっかぁ、お兄ちゃんは頷いた。
「じゃあ今日は菜々子と一日過ごそうかな」
「本当?」
「うん、菜々子と一緒」
ぱぁっと胸がわくわくした。お兄ちゃんと一日中一緒!お父さんがいないのが残念だけど、お兄ちゃんと二人きりというのが何だかドキドキする。そういえば二人で長い時間いたことがなかったかも。いつもならお兄ちゃんが友達と遊んだり、私が出かけたりしていたから。
「たまにはお嫁さんにくっついていたいしね」
お兄ちゃんは私の鼻をちょんっと触った。またからかって!
「もう、止めてよお兄ちゃん」
お兄ちゃんは頭を横に振った。
「お兄ちゃんじゃないだろ?」
名前で呼んで、とお兄ちゃんは言った。
「で、でもお兄ちゃん」
お兄ちゃんは何も答えずにトーストを食べる。むぅ、とお兄ちゃんを見るけど、このまま変えるつもりはないみたい。うーん、恥ずかしいのに。
そうこう考えていたらお兄ちゃんはトーストを食べ終えた。ご馳走様、と手を合わせて立ち上がる。台所へと歩き出そうとするお兄ちゃんの服を慌てて掴んだ。お兄ちゃんは少しビックリした顔になった。
「あ、あの、ね、私が、洗うからいいよ」
そう言って名前を、呼んだ。一文字ずつ。お兄ちゃんはすぐに笑った。
「聞こえないよ?」
顔が熱い。私は少し大きい声で呼んだ。お兄ちゃんは嬉しそうに私の頭を撫でる。
「ありがとう。でも片付けくらい俺がするから」
菜々子のも洗うからね、と優しくお兄ちゃんは言った。私はただうん、と頷いてほっぺの熱が引くのを待った。
こうやってお兄ちゃんと私の夫婦ごっこが始まった。お兄ちゃんは相変わらず名前を呼ばないと私を見てくれない。最初は恥ずかしかったけど、お昼には段々と慣れてきて赤くなることはなくなった。もう大丈夫!
「菜々子」
「どうしたの?」
振り向いたらおでこにあったかい感触。お兄ちゃんの顔が間近にある。
……やっぱりまだまだ慣れないなぁ。
「洗濯物を畳もうか」
「う、うん」
お兄ちゃんは外に干していた服やシーツを全部取った。隣同士に座って一緒に畳んでいく。
今日はお兄ちゃんと一緒にご飯を作ったり、テレビを見たり、お話ししたりした。何も話さないでぼーっとすることもあった。時間がゆったりと流れている感覚。お兄ちゃんと一緒にいるの、好きだな…
「どうかした?」
「え?あ、うん、何でもないよ」
タイミング良く話しかけられてビックリしちゃった。私の気持ち、もしかして分かりやすいのかな。お兄ちゃんには全部見透かされているような気がして、顔が赤くなった。うーん、お兄ちゃんには適わない。
「そろそろ晩御飯作ろうか。カレーでいい?」
「うん!私も手伝う」
お兄ちゃんはニコッと笑った。お兄ちゃんが笑うと私も嬉しくなる。お父さんとお母さんもこうだったのかな。
晩御飯を食べ終えてお皿を洗って、何かおもしろい番組ないかな、とテレビのリモコンを適当に押すと、
動物がたくさん出ているのがあったから、それを見ることにした。
ウサギが犬とじゃれていてかわいい。私もウサギ欲しいなぁ。
その時ギュッと手を握られた。お兄ちゃんが体を寄せて来る。
「かわいいね」
テレビではちょうどお姉さんがおっきな犬を撫でていた。
すっごく嬉しそうな顔をしている。いいなぁかわいいなぁ。私も撫でたい。
なでなでと頭を触られた。犬にするようにお兄ちゃんは私を撫でる。
犬じゃないんだけどなぁ、でも私はちょっとふざけてお兄ちゃんの胸にゴロゴロ体をこすりつけた。ワンワン、と鳴きながら。
「かわいいなぁ」
嬉しそうなお兄ちゃんの声。気に入ってくれたみたい。お兄ちゃんは手を段々下げていく。脇に手が触れてくすぐったい。
「アハハ、やめてよお兄ちゃん」
「違うだろ」
そうだった。今はお兄ちゃんじゃない。名前を呼んだらよし、と言って、くすぐりを続ける。お兄ちゃんったら!
お兄ちゃんの手が脇から奥へいく。指先が私の胸に触れた。でも相変わらずくすぐったくて私は笑ってしまう。
お腹が痛くなりそう。手がさらに進んで胸を覆った。くすぐったくはないけど何だか変な感じ。すると別の手が太ももをゆっくりと撫でる。
テレビでは犬が体中を撫でられていた。お兄ちゃんはまだ真似っこしたいのかな。
手は胸を優しく撫でる。時々手の平を押しつけられて揉まれた。
別の手は内股を爪先でツーッと左右を行ったり来たり。体が何だかムズムズする。体の中心が、お腹の下が痛い。
いつもおしっこをする所がヒクヒクする。何だろう、これ。
顔を上げるとお兄ちゃんは相変わらずニコニコしていた。
「どうしたの、菜々子?」
「な、…何でもないよ」
目を合わせるのが恥ずかしくて顔を伏せると、キュッと胸に痛みが走った。
「ひっ」
お兄ちゃんの手が服の上から胸の突起を摘んでいた。クリクリ、と指が動く。
内股の手の指先も股に触れるか触れないかのところでツンツンと肉を押している。
あそこが痒くて痒くて。痒い。
「か、痒いよ…」
「どのあたり?」
「お、奥」
「奥って何?」
おしっこする所、なんて言えない。私は太ももを閉じてお兄ちゃんの手を挟み込んだ。
あぁ、もっと痒くなった。足をモジモジと動かした。手が奥へずれてあそこに触れる。
「んっ」
お兄ちゃんの指がパンツ上から押してきた。
「ここが痒いの?」
指先がクルクルと円を描く。私は必死に頷いた。お兄ちゃんは指を上下に動かしてこすりつける。胸の手は気付いたらスカートの下から入り込んで直接胸に触れていた。痒い。熱い。
「あ、あっついよぉ」
お兄ちゃんの手のうごきが激しくなる。パンツの上からお兄ちゃんはおしっこの場所のしたをグリグリする。体中がびりびりする。いたい。あつい。
「ひっゃっは、んんっ、やっ」
体のおくからなにかがこみあげる。おしっこみたいだけどそれとは違うような。なに、これ、なんなのかな。
「菜々子」
お兄ちゃんはみみの裏をなめた。
からだがビクンっとはねる。あぁどうしようおしっこもれちゃう。
「ひっふ、も、らみ」
キーンとあたまの中が真っ白になった。グチュグチュグチュと下からもれる。体から力がぬけておしっこもでてきた。
「うわっあ、ぁ…」
ジュワーとふくやお兄ちゃんの手をよごす。床もきいろく染まった。きつい臭いがする。
目からポロポロと涙が溢れてきた。悪いことをしちゃった。おこられる。
「菜々子」
私は怒られるのをかくごして目をつぶった。お兄ちゃんはわたしの脇を掴んで床に、おしっこの上にねかせた。
お兄ちゃんはズボンに手をかけてカチャカチャとベルトを外す。どうしたのかな?
涙でぼやけた目でお兄ちゃんをじーっと見る。お兄ちゃんはチャックを外してズボンとぱんつをおろした。
「ヒッ」
私はビックリして声をあげた。私の目の前にはおっきくてピクピクしている肉があった。
何あれ。こわい。お兄ちゃんはわたしのぱんつをずりおろして取り上げた。
手が股にのびてわたしに触れた。じゅくっとゆびが入り込んだ。もう一本ゆびがふえて中に入ろうとする。
でも入らないみたい。グイグイと入り込もうとする。いたい、いたいよ。やめてよ。
「やっぱり、まだ無理か…」
手がはなれていたみはなくなった。ハァハァ。息があらくなる。
安心したけどおしっこの臭いがいやだ。はやくおふろに入りたい。
ボトッとおなかのうえに何かがのった。目をむけるとあの肉だ。
お兄ちゃんはわたしの両あしをもってにくをはさみこんだ。
床におちていたべるとを拾ってわたしのりょうあしのふとももを縛った。
「な、なに…」
お兄ちゃんはこたえる代わりに体をグイッと前におして前後にうごきだした。
しんどうであそこもこすられる。
「ひっや、ぁっお、やぁっ」
お兄ちゃんのうごきにあわせて私もゆりうごかされた。
にくはドンドンおっきくなっているせいかふとももがいたい。
ベルトがくいこむ。からだもあっつくなって息があがる。あつい。かゆい。
「おっほっお、にひ、ひゃっ…」
あたまがぐるぐるする。わけわかんない。あつい。いたい。
「ひっはっやっんっおにぃ、ちゃっひっやぁっ」
ぐちゃぐちゃぐるぐるあつあつ。
おにひちゃんがおっぱいのさきをつまんだ。きつく。
「おにぃひゃんいらいよぉ」
別のてがくちにはいってぐちゅぐちゅいじくられゆ。
くひからよはれあへろへろちゃれえなめへろへあぅなやまほぇ。おはひふはりほふ。
はぅあ、ひ、あ、おひぃ、ちゃっ、あっ、も、やぁぁぁぁぁぁあっっっ
ハァハァハァ。
精液を菜々子の体にぶちまけた。菜々子は気絶したのか、反応がない。
白濁まみれの菜々子を見下ろして、今更ながら何てことをしたんだろう、と思った。
しかし六歳の少女を弄ぶという背徳感はゾクゾクとした快感を呼び起こす。
そのせいで性器は再びムクムクと硬くなった。
若いなぁ、と人事のように思いながら、再び腰を動かすのだった。
すみません菜々子の一人称まちがえた。
菜々子がチョメチョメされるのがもっと読みたい
ごめん
ひいた
【結論】
*1位 岳羽ゆかり(ペルソナ3)
*2位 里中千枝(ペルソナ4)
*3位 桐条美鶴(ペルソナ3)
*4位 エリザベス(ペルソナ3)
*5位 リサ・シルバーマン(ペルソナ2)
*6位 マーガレット(ペルソナ4)
*7位 噂屋チカリン(ペルソナ2)
*8位 西脇ケツ子(ペルソナ3)
*9位 吉栄杏奈(ペルソナ2)
10位 園村麻希(ペルソナ2Ver)
11位 桐島英理子(ペルソナ1)
12位 天城雪子(ペルソナ4)
13位 堂島菜々子(ペルソナ4)
14位 アイギス(ペルソナ3)
15位 天野舞耶(ペルソナ2)
可愛い順はこれで間違いないと思うんだ。
本当に職人がいなくなったんだね…
>>335 GJ
前半のほのぼの可愛かった
菜々子はハードル高いだけにもっと読みたいよね
>>330 最初の1レス目で読むの断念した・・・
嗜好や、菜々子視点の言い回しとかもそうだけど、何より違和感感じたのは
漢字教育もまだまともに受けてない幼女が「嬉しい」とか「白髭」とか「撫でた」とか使うだろうか
>>341 白髭って主人公の台詞じゃね?
幼女にしては文章固いのは同意
幼女をょぅι゛ょにしたほうが幼く見えるってだけなんだけど文字情報しかないからそう感じるのかもね
有難うとありがとうの違いみたいに
マイアキ舞子奈々子が10位以下か……ちょっぴりガッカリ(´・ω・)
でも会長入ってたしいいか
ケツ子が以外に高順位で初彼女にした俺としては一安心
くだらねぇ
余所でやれ
ゆかり一位はないな。
ランキングなんて自分内以外は意味を持たないからなあ
そうだね結局個人の嗜好の問題になるから意味ないね
ケチつけてる奴も同レベル
>>322 ……娯楽産業自体が興醒めするから、こういう事は言いたくないんだが
ゲーム開発者とか、アニメーター、映画製作関係の人ってマダオが多いと思うんだ
30間近どころか、30になっても生きてる意味が見つからない人も、作り手の中にはいると思うんだ
仕事として、パソコンフォルダに保存されている美少年美少女達の設定をいかに活かすか、ってのに忙しくてそうなっちゃうと思うんだ
まぁ見かけはおっさん、でも心は大空を駆けるキラキラした目を持った少年って思えば嫌いじゃないけどな!!
全く関係無いことを何熱く語ってんの?バカなの?氏ね
あ〜ああ
職人追い出しに励んだ結果がこの有り様だよ…
>>352 氏ねとかこんな真昼間から言うなよ
仲良くやろうぜ
ああ〜ん
キタ様が死んだ〜
357 :
名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 10:11:10 ID:TMmMvlyx
会長のSS呼んでからモノレール乗る前にトイレに入るようになった者が通りますよ
モノレールにもう乗れる者が通りますよ
IJ
>>357 懐かしいな
それは確か俺が2本目に投下した作品だよ
投下した当時は散々叩かれたものだったが、
こうしてまた新たな読者の目に止まり話題に出るとは感慨深いな
人の心は本当に移ろいやすいものだからね
それと、またss書くモチベーション湧いたら投下どうぞ
>>360あなたが神か
モノレール自体あまり乗るものではないが・・
お台場を前にして腸がゴロった時はあのシーンが脳裏によぎったのだが・・・
読んだ翌日に起きた事だから呪いかと思った。
もちろん無事でした
保管しました。
というか
>>29から直接投下されてるもの以外保管してるの
自分なんですが今まで保管してた人は
もうスレ見なくなっちゃったんでしょうか…
また盛り上がって欲しいです
>>364 保管乙!
自分もPCでここ見るときで投下があったら保管してみるよ
順平×チドリを書いてるんだが、公式設定をぶっちぎりで無視してる・・・。
ダメかな?綾時とチドリが一緒にいたりとか・・・。
投下するときの最初にパラレル設定・公式とは食い違いありますみたいな
注意事項を書いておけばいんじゃね?
まぁちょっと前ならそんな作品投下した日にはソッコーでいつものガイキチが
顔真っ赤にして叩きまくったろうけどw
今やこのスレも閑散としてるからなー。多少の設定無視程度なら読んでみたい。
順平×チドリのカップリングも新鮮だし。
男性向けならエロけりゃおkだよ!!
そっか。ありがとさん。
プロ野球ネタやF-1ネタも多少絡むだろうから気を悪くせんでおくれ
正座してまってる。全裸で
まさか交流戦ネタをいれたりしないよな?
ジャーマンネタならあるかも
ようやく前座が終わった・・・
後はエロを取り入れるだけだお(`・ω・´)
あれ・・・、チドリってSかMかどっちだ?
>>374 素養としては日常的に苦痛に襲われてるからMっ気の方がありそうだが
ストレガちう組織の性格からみてデフォルトSだろう
行為の最中に自分のMな本性に気付いてうろたえちゃうパターンじゃないかね?
保管庫というよりろだじゃねーか。
過去ログ行きはみれねーとか糞過ぎる
誤爆?
378 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:00:59 ID:8CxuMe3P
どーも、SS投下しますが・・・。
・チドリ×順平というマイナーすぎるカップリング。
・綾時やストレガ含めみんな生きてるという超パラレルワールド。
・設定上ははチドリが生き返って、その後のお話。
・時々実名のプロ球団や選手が出てきます。
という叩かれそうな要素が満載です。
初めてということもあって、色々間違ってるかも・・・。
|┃三 .,. ‐. '''' ヘ.─-. 、
|┃三 ./:::::::::< β 7:::::::::i
|┃三 .!::::::::::::/ .へ. l ::::::::::l
|┃ .!:::::::;;;;;;;;:::::::;;;;;;;;;:::::::l
|┃ ゝ/ ,ィェュ、 rェュ、.`r:!
|┃ ≡ l l '´ ̄ .) (  ̄ ヽi l
|┃ ヽi /,,`,,,,.',,,ヽ lノ まぁ何が言いたいって読みたくないならスルーかNG登録!
|┃ .l ."ヒュュュズ. l 読みたかったら私と契約してくれということだ!
|┃三 lヽ :::..`一' .::: /l
|┃ l. ヽ.:::::::::::::::::./ l
|┃ _,, ''"ヽ  ̄ ̄ ´ / ヽ
|┃ '''"´  ̄\::::` ー‐‐‐ ''´:::::√
|┃ ≡ | | | | |\::::::::::::::::::::::::/ | |
|┃ | | | | | |\::::::::::::::::/ | | | | | | ガラッ
ではゆるく見守ってくださいね。ゆるく。
379 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:01:30 ID:8CxuMe3P
「友近、ミヤ。ちょっといいか?」
いつもの様に帰ろうとした矢先。
そう言われて振り返ると、そこにはあの馬鹿なヤツがいた。
伊織順平。通称テレッテ。口も頭も軽い俺の友人だ。
「ん?悪いけど金は貸さないぜ?」
「いや、んな事じゃない。・・・ちょっと時間あるか?」
とりあえず宮本と一緒に近くのはがくれへ。
正直な話、俺は話を聞く気はあまりなく、ただラーメンが食いたかったのでこの場所を選んだ。
何か話しかけてくる順平を軽く無視してラーメンを注文し、一応話を聞いてるらしい宮本に順平の相手を任した。
宮本が相槌打って、俺が突っ込んでくだらない話は終わる。いつものパターンだ。
今日もそうなってこの場はお開きになる・・・はずだった。
いつもより宮本が真剣に聞いている。そして悩んでいる。
順平が、人が聞いて悩むような話をしているのを俺は見たことが無い。
少し興味が沸いてきた俺は話に参加する事にした。
「いやさ、プロ野球の公式戦のチケットっていくら位するのかな、ってよ。」
・・・へ?
「俺っち野球やってたけど球場に入ったことないからさ、お前らだったら知ってるかなーって思って呼んだんだけど・・・。」
宮本が悩んでたのはその事だったのかい。あの根性バカがテレビの前でじっとしてるはずがないし、ましてや野球なんて見ないだろ。
それ位考えて人を選べよ。完全な人選ミスだ。
「どこの球団の試合見に行きたいんだ?セリーグ?パリーグ?」
ラーメンを食い終わった俺は、さっきまでほったらかしていた順平の相談に乗ることにした。
宮本に任せるつもりでいたが、生憎野球には詳しくないらしい。
「えー・・・と。遠くなくて、あまり客がいない試合の方がいいんだ。」
「だったらあの球団とかどうよ?そこそこ近いし、客はどうか知らないけどけっこう道もわかりやすいぜ?」
物凄く丁寧な説明で順平にオススメの情報を仕入れる俺。何でこんなに詳しいかって、ファンだからだよ。
電車、時間帯・・・。全てを話し終えたところで、俺はこう聞いた。
「んで、一人で行くって事は無さそうだし、誰といくのさね。アイツや綾時とかと一緒なのか?」
「いや・・・まぁそんなとこだよ。」
この時、なんでこいつが何故言葉を濁したかわからなかった・・・。
380 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:02:43 ID:8CxuMe3P
「うわー・・・。さすがプロの公式戦。高すぎるぜ・・・。」
最近は、もはやネトゲ専用と言って差し支えないPCの前で悩む男が一人いた。
普段使わないネットを使い、検索した単語はチケットの値段だった。
「ちっきしょー・・・。軽々しく連れてってやるなんて言うんじゃなかった・・・。」
予想外の値段に悪態を付きながら、少し前にある人物と交わしてしまった約束を後悔する。
こんなに高いとは思っていなかったらしく、簡単に約束が実現すると思っていたらしい。
では何故そんな無茶な約束を交わしてしまったのか。答えは簡単だ。
惚れた女にゃ弱い。それが男だからである。
「チドリー、ゴメンなー。俺嘘付いたかもー!!」
こんな気持ちは生まれてから初めてであろう。
他人の言葉一つでこんな気持ちが生まれてしまうものなんだろうか?
例えこの気持ちが執着に繋がってしまうことになろうとも、私は否定出来なかった。
「じゃあ、今度オレッチがチドリを球場へ連れて行ってやるよ。」
たったこれだけの言葉。これだけなのに。
「お!ひょっとしてチドリンも野球に興味出てきたのー?」
「そ、そんな訳!バ、バカ言わないでよ!」
チドリが大リーグの中継を見ていた時に、たまたま彼女の元に順平がやってきた。
普段なら、野球を見るなんてのはよくあることであり、大した問題じゃない。
でも、何故かこうやって否定しないといけない気がした。だって見ている理由がばれたら恥ずかしいから。
順平に夢を語られたときに、興味が出てきたから見てる。なんて知られる筈が無いのに。
「うわー、岡島が出てきた。相変わらずすげーフォームだな。あ、チドリン、このピッチャーのおかしいとこ、わかる?」
「・・・?この人下向いて投げてる・・・。」
「うお!チドリンさーすが!岡島って投げ終わった後キャッチャー見てないんだぜ!」
順平が楽しそうに、尚且つわかりやすく彼女に解説する。
今の守備は結構難しいとか、あのファーストはでかすぎだろとか、なんだかんだで盛り上がりながら、一緒に野球中継を見続けた。
『試合終了!4-2で・・・』
順平が最後まで喋り続けていたら、いつの間にか試合が終わっていた。
「終わったなー。あのセカンドフライが無かったら試合面白くなってたのにな!」
順平の話に適当な相槌をうって、リモコンのスイッチボタンを押した。
・・・終わった事が、少し惜しい気がした。
381 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:04:15 ID:8CxuMe3P
「チドリ、こういうのを生で見たいとか思ったりしない?」
突然、順平がこう話を切り出した。
確かに、こうやってテレビで見るよりも面白いかもしれない。
返事の代わりに、首を縦に振った。Yesの意思暗示である。
「じゃあ、今度オレッチがチドリを球場へ連れて行ってやるよ。」
それじゃまたなー!と言い残して、順平は病室から去っていった。
つまりは外へ出れる。ということだろう。
久しぶりにあの衣装を着れるんだ。というのを考えると、少し楽しみが増してきた。
帽子を被っていくのもいいかな。でも順平とお揃いだな。なんて考えるのが楽しく感じた。
考え出してから、彼女がはっと気付いた。
(・・・今度オレッチが球場へ連れて行ってやるよ。)
つまりはそれって・・・俗にいうデートというものではないだろうか?
生まれてから、彼女は今まで一度も異性と遊んだことがない。
だったらこれが初デートになるんじゃないかと気が付いた彼女は、顔がみるみる赤くなる。
そのままベットに顔を押し付け、声にならない声をあげながら、先ほど首を縦に振ったことを後悔した。
が、その後は何故か後悔よりも不思議な気持ちが湧いてきた。
それが楽しみ、期待だということは、まだ彼女が知らない事である。
「青春やな・・・。」
「青春ですね・・・。」
「ええなぁ・・・。」
「いいですな・・・。」
「・・・・。」
「・・・・・・・。」
「・・・球場を爆破しましょうか?」
「・・・いくらワイでもそこまでやる度胸はあらへん」
「・・・おー、あったあった!」
はがくれから帰ってきた俺は、さっそく机の引き出しを探り出し、チケットホルダーを見つけた。
確かペアのチケットがあったのだが、生憎ペアなんて使わないだろうしその日程は少し野暮用があるので処分に困っていたのである。
これを明日学校で順平に渡せばいい。あとはチケット代をぼったくればOKだ。
でもやっぱり気になるのが誰と行くかである。
(この日は生で見るか・・・。順平がテレビに映るかもしれないし)
カレンダーに○印をつけ、俺はそのまま寝ることにした。
チケット代は・・・あいつの全財産でいいか。
今から帰ろうとしていた順平を呼び出し、鞄の中に入れてあるチケットを取り出す。
あいつが言ってた、近くで客があまりいないであろう球団のチケット。
ありがとうと言ったあいつの財布の中身全部を引き抜き、そのままダッシュで帰宅した。
382 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:05:10 ID:8CxuMe3P
「・・・・おーい!!待てコラ!!」
親友だと思った瞬間にこの状況である。
今思えば「タダじゃ悪いから、少しだけでも払おう」という考えが甘かった。
・・・信用していた友人に有り金を全部持っていかれたのである。
ただ、とりあえずチケットは手に入った。元の出費を考えると上出来じゃないか・・・。
そう自分を慰めて、ポケットにチケットを詰め込んだ。
そのまま寮へ帰宅し、ポケットに入れたチケットの日程を確認し、カレンダーの予定を照らし合わせる。
幸いにも予定がなく、自分は大丈夫であった。
チドリと一緒に見に行くという事がどれだけ嬉しいかというのが顔に書いてある。
ぐっとガッツポーズをして、その日のための交通費や時間帯などをメモしておいた。
この選手実はミニカー好きなんだ、この選手は40過ぎでもホームランが打てるとか、ネタ探しにも余念はない。
ふと、順平にドアをノックする音が耳に届く。
順平が生返事をすると、風花が部屋に入ってきた。
「順平くん、これ・・・」
見ると、中身が空っぽの財布が風花の手元にあった。ソファでくつろいでいた際に落としていたのだろうか。
軽く礼を言い、財布を受け取ってズボンのポケットに突っ込んだ。
ネットを使っている順平が珍しかったのか、風花はそのまま背後に回りこんで画面を見る。
画面には、ずらりと選手の顔写真が並んであった。
「・・・このチームって、あのお爺ちゃん監督の?」
「おー、そうそう。みんなそう言うみたいだぜ?選手にも凄い人いるのにさー。」
例えばこの選手、他にもこの選手・・・。一緒に行く彼女に話しかけるように、順平は風花に話す。
普段からよく下らない話題で盛り上がってる順平の話を、この時ばかりは耳を傾けてしまう。
楽しそうに、わかりやすく話す。案外簡単そうで出来ないものである。
(順平くん楽しそうだな・・・。そこまでチドリちゃんとのデート、楽しみにしてるんだな・・・ふふ、この調子なら大丈夫そうだね。)
「ところがどっこい、歩いて盗塁だぜ?あの・・・ちょっと。風花、聞いてるー?」
383 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:06:18 ID:8CxuMe3P
いつもの決まった時間に、病室のドアが開く。もちろんそこから順平が現れる。
スケッチブックにはいつもの様に常人には理解できない絵が描かれている。
どうでもいい話題や学校での出来事、友近に現金をパクられたなど、いつも通りの時間が過ぎていく。
(・・・なんか。つまんない。)
なんとなく、退屈に思えた。順平が帰っていったこの一人の時間が、何かひどく孤独に思えた。
自分にとって絵を描く時間はとても大切だ。だが、ずっと描き続ける訳にはいかない。
ふと心の中に浮かんだアイディアをそのままスケッチブックに描いてみた。
・・・どうも上手くいかない。何度か修正してみるが、やはり何かがおかしい感じがする。
(納得いかないな・・・。こんなこと今まで無かったのに・・・。)
今までなら一度スケッチブックに書き込むと、そのまま完成まで出来上がった。
なのに、今回に限っては何度も何度も描き直し、それでも自分が納得する出来には程遠い。
半ばムキになってしまい、失敗した用紙をクシャクシャにしてゴミ箱へ投げつける。
・・・あらぬ方向へ飛んでいってしまい、自らゴミを拾う羽目になった。
その後も失敗しては丸め、ゴミ箱へ投げつける。その繰り返し。
気が付けば既に2時間近く経過しており、辺りはすでに真っ暗である。
そんな自分に多少の自己嫌悪を抱き、丸めた用紙をまとめてゴミ箱へ捨てた。
そもそも自分は何がしたかったのか・・・。後半はただゴミ箱目掛けて紙を投げて遊んでた気がした。
そこで、ようやく気が付いた。
(・・・そうだ、私・・・野球の絵を描こうとしてたんだっけ・・・)
そのことに気が付くのに二時間要した自分って・・・。順平をバカ呼ばわりしてるが、自分も同類ではないか・・・。
一気に気分が沈み、ベットへ体を投げ出す。行動の一部始終を見られたら恥ずかしいなんてものじゃすまないだろう。
「おーっとぉ、目的を忘れてたーっと!」
何事かと思うと順平が部屋に入ってきて、彼女の前にチケットを差し出した。
彼女にはそれが何のチケットかがわからない。わからないが、貰えるものは貰っておく。
悲しいかな。貧乏癖が付いている。
そこには、×月×日と、黒い文字が書かれていた、球場へのチケットだった。
「この日、絶対空けといてくれよ!前に言った約束、ちゃんと守るから、さ!」
彼女の顔がみるみる赤くなるのに、そう時間はかからなかった。
それからというもの、必ず順平はチドリの前に姿を現すようになった。
以前もよく顔を出していたが、約束をしたあの日からは毎日彼女に会いに行った。
そしていつもの様に絵を見たり、野球を見たり、学校のくだらない話題、友人の悪口・・・。
毎日来るようにはなったが、やってることは変わらない。
唯一変わったことは、帰り際に必ず予定があるかどうかを確認するようになった。
「あの日、大丈夫だよな?」
「・・・アンタに言われなくてもわかってるわよ。」
「ならばよし!」
「×月×日・・・」
「その日に何か特別な用事でもあるのでしょうか・・・」
「・・・安全日みたいやが・・・」
「何かあっては遅い。やはりあの男はここで始末すべきでしょうか?」
「もしチドリに一ミリでも触れたら発砲してもええわ・・・」
384 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:07:30 ID:8CxuMe3P
「遂にこの日がやってまいりました!他人にとっては普段通りの一日を、私はどれだけ待ち侘びたことでしょうか!」
と、寮内でポエムる男が一人。塩原アナ・・・じゃない。伊織だ。
友近んとこ行ってくると適当な理由を付けて、寮を出ようとした時、誰かに呼び止められた。
「・・・風花?」
渡したい物があると言われ、少し大きめの帽子を手渡された。
この帽子がどういう意味か、順平はすぐに理解した。
「屋外に出るのならさ、チドリちゃんには帽子を被せた方がいいんじゃないかな?」
「・・・やっぱりそういうことだよな。サンキュ。」
出る際に「頑張ってね」と励まされ、その場を後にした。
「チドリ・・・それ暑くね?」
「大丈夫。・・・多分ね。」
ポエムを披露する程まで浮かれている順平ではあったが、さすがに突っ込まずにはいられなかった。
デイゲームでないだけ暑さはマシにはなるだろうが、でもやっぱり何かがおかしい。
・・・ゴスロリ調の白いドレスを着て球場へ行くのはどうなんだろうか。
まぁええことよ、と気にしないでいれる程のステータスは、生憎順平には無い。
この格好でも問題は無いだろう。だが友近だの宮本だの男子生徒にばれると色々と面倒だ。
他人事のような態度のチドリを多少強引に連れ出し、ポロニアンモールへと連れ出した。
「・・・ヤダ。」
白いドレスがよほどお気に入りなのか、頑として受け付けない。
もうこれでもいいか・・・そう思い始め、駅に向かおうとしたその時だった。
「やぁ!どこかのお姫様かと思ったらチドリさんじゃないか。」
聞いてるこっちがこっ恥ずかしくなってくる台詞を吐き、ニヤニヤしたままこっちへ来る男が一人。
一時は俺らと死闘を広げ、黄色いマフラーを巻いた、あいつは女たらしの望月綾時!たまにはマフラー脱げよ。
こういうノリは苦手であろう彼女は当然の如くスルー。だがそんなことお構い無しにベラベラ話し続ける。
と、ようやく順平の存在に気が付いたらしく、目線を順平の方へと変える。
何で二人が?と言いたげな表情を一瞬見せ、その後すぐに満面の笑みへと変わった。
「こんな時間にこんな場所で男女がいるんだから、これはデートですね!わかります!」
・・・うざい。素直に二人はそう思った。
「となると、チドリさんに似合う服を探してたってことかな・・・、よーし、僕に任してくれるかい?」
・・・これはいい方向に話が進んで行くのではないだろうか。
嫌がるチドリの意見を無視して、勝手に服を選び始めた。
385 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:07:59 ID:8CxuMe3P
「オッケーイっと!この組み合わせは似合うと思うよ!」
ものの数分で選んだ三点セットを彼女に押し付け、試着場所まで連れて行く。
無理矢理とはいえ、選んでもらった手前、そう簡単には断れない。
順平に帽子を押し付け、試着することにした。
「・・・覗いたら、殺す」
「殺されてもいいから覗・・・ぐへぁ!」
言いかけた台詞を順平が殴って阻止した。
(チドリの私服姿か・・・想像付かねぇよ・・・)
白いドレスにクリーム色のキャンバス。これ以外の姿が浮かばない。
そのくらい、出会った印象が強烈だった。
だが選んだのはこの伊達男である。少なくとも自分よりはファッションには詳しいだろう。
少なくとも某皇帝(兄)のような悲惨なことにはならないはずだ。
もし仮にそうだったとしても、それだったら(不本意ではあるが)ドレスでそのまま向かえばいい。
期待と不安が入り混じる中で、チドリが着替え終わるまで待った。
「じゃあ先に僕が一足お先に襲う・・・じゃない、拝見してこようかな〜♪」
着替え終わったらしく、チドリがカーテンからひょっこり顔を出す。
その姿にぐっと来るのは、俺だけじゃないよな・・・そう考えていると、自然と顔がニヤついていた。
踏まれたらしい爪先を庇いながら、綾時が戻ってくる。
こちらを見るなり、親指を突きたて「オッケーイ!」と一言。
その後、ゆっくりとチドリが試着室から出てきた。
「・・・ぶっくくく、あっははははは!!」
「わ。笑わないでよ!・・・ねぇ、やっぱり変じゃんか!」
「似合いすぎて逆に笑えてきたぜ。すんげぇ似合ってるよ!」
綾時のセンスは最高だった。女たらしの名は伊達じゃない。
しかしここで問題が発生した。
・・・この服の代金は誰が払うんだ?
綾時に礼を言い、そのまま場所を後にする。
代金は、彼が支払うことになった。その見返りはゆかりのメールアドレスと電話番号である。
友人を売ってる感じがしたが、ゆかりのことだ。すぐに着信拒否くらいはするだろう。
・・・毎日メールを送ってくる可能性はあるが、そこまでは知ったことではない。
386 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:08:39 ID:8CxuMe3P
どこか落ち着かない彼女を案内し、駅まで連れて行く。
電車に乗り込んで、しばらくは二人きりである。
最初の頃は気まずく感じたこの沈黙も、今ではすっかり慣れていた。
何かしら絵を描いている時や、気分が乗らない時は、チドリは大抵は喋らなくなる。
今回もそういった類だから、気にする事はないだろう。そう考えて、少し寝ることにした。
とんとん、と肩を叩かれる。それが誰の仕業かは、もう分かりきったことである。
「・・・んぁ?どうしたよ?」
そう呼びかけるも、無言のままである。
だが起こしたからには何か理由はあるはずだ。
そう思い直し、眠たい目をこすって目を覚ました。
電車は目的地に向かって一定の速度で走り続ける。
景色を楽しんだり、途中で駅でお茶やジュースなどを買うなどして、時間を潰す。
ふと、ここまでほぼ無言だったチドリが順平の方を見た。
「・・・な、何か話してよ。」
「んー?例えば?」
「ほ、ほら、いつもみたいにしたらいいじゃん!今日の順平、ずっと黙ったままじゃない!」
・・・長い間一人で寂しい思いをしていたのだろうか。
そんなチドリを見て少し可笑しく感じ、「よっしゃ任せろ」といつもの様に話し始めた。
「んあー、到着っと!」
駅に到着した二人は、休みながら目的地まで歩く。
ここまで遠出してきた理由はもちろん、球場でのプロ野球観戦である。
チケットもきちんと持ってきたし、場所だって確認済みだ。
多少空席が目立つ内野席に腰掛け、荷物を下ろす。
目の前ではプロ野球選手が、練習していた。
「やっぱりどの選手もでっかいなー。さすがプロ野球。」
数少ないチャンスを掴み、レギュラーに選ばれた選手はやはり貫禄があった。
水色のユニフォームの選手達の練習が終わる頃にふと、チドリが指を差しているのが見えた。
「お、どうかしたさね?」
「あの人、凄くちっちゃく見える・・・。」
指差すのは、えんじ色の帽子に、背番号32のユニフォーム。
確かに、他の選手に比べるとかなり背が低い。
ま、チドリよりはでかいだろと冗談を飛ばすと、珍しくクスクスと笑った。
珍しく上機嫌なのだろうか。つられて順平も笑った。
しばらくして、スコアボードにスターティングメンバーが発表された。
『・・・イーグルスの先発投手は岩隈、ライオンズの先発投手は岸です!』
両チームのファンの歓声が聞こえたという事は、エースの投げ合い、ということじゃないだろうか?
実際に二人ともエース格の投手である。息の詰まる投手戦が予想されていた。
387 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:09:10 ID:8CxuMe3P
「また打った・・・」
「まーた押し出しかい・・・」
「今度はエラーですか・・・」
「チドリ、今からでもええ、はよ帰らな試合終わらんぞ・・・」
『ピッチャー、長田に代わりまして・・・』
これで両軍合わせて何回目の交代だろうか。既に先発の両投手はノックアウト。
その後もピッチャーが出てくる度に打ち込まれる展開となっていた。
「・・・あ、あのちっちゃい人が出てきた。」
既に試合開始から三時間が経過していた。昨日の試合なら既に勝敗が決している時間帯である。
だが乱打戦が進行している今、ようやく五回の裏に突入しようというところである。
単純計算だと、このまま行けば試合が終わるのは開始から6時間後という観客泣かせの試合になる。
エースの投げ合い、ということで試合は早めに終わるだろう・・・と考えていた。
だが、こんな試合になるとは・・・。完全に予定が狂ってしまった。
試合終了まで見ていると終電を逃してしまう。
終電を逃してしまうのはまずい。最悪今日中に帰らないと何言われるかたまったもんじゃない。
幸いにもまだ時計は9時過ぎを示していた。ここで帰れば終電には十分間に合う時間帯である。
「・・・むー。」
どうやら嫌がっているようだった。とはいえ今帰らないと今日中には帰れない。
しかし、このまま無理に帰らすのも悪い気がする。見る限りとても楽しんでいるようであった。
「じゃあさ、なんか賭けをしようじゃん?」
「賭け・・・?」
「今からさ、チドリが気になってるあの背の低い選手。あの人がこの回にホームランを打ったら最後まで見るっての、どうよ?」
その順平が指名した選手は、ここ最近はシーズンに一本打つか打たないかの成績であった。
今日もここまで無安打。そんな選手がそうそうホームランを打てる訳はないだろう。
つまり、チドリにとってほぼ勝ち目の無い賭けを提案したのである。
すると、チドリはそくささとあまり人のいない内野席の最前列まで歩きだした。順平も後を追う。
すぐ近くには、その賭けの対象となっている選手がネクストバッターズサークルに向かっていた。
(ケー・・・オー・・・エスエー・・・ケーエー・・・コサカ?)
今までチドリにとってあまり馴染みが無かったプロ野球。
この背番号32の小さな選手の名前も今まで知らなかった。
何故だろうか、一目見たときから気になって仕方ない。
せっかくここまで来たんだし、最後まで見たい。
そのためにはこの人にホームランを打ってもらわなければならない。
「小坂・・・小坂ぁ!」
気が付くと、選手の名前を呼んでいた。
自分でもこんな声が出せるのか。そう思うくらいの声量が出た。
すると声援に気が付いたのか、選手がこっちを振り向いた。こっちに意識が集中している今なら声が聞こえるはずである。
「ホームラン、打ってよ!」
何か可笑しく感じたのか、少し笑みを浮かべた。
その後、口が「頑張るよ」と動いた気がした。
打球は綺麗なアーチを描いて飛んでいく。
レフトとセンターが追うのを諦める。
フェンスの上を越えて、打球が観客席で跳ねた。
388 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:09:50 ID:8CxuMe3P
気が付けば大はしゃぎでチドリが飛び回っていた。
だが対照的に順平は浮かない顔である。
理由は簡単。帰宅不可能が決定したからである。
「乱れる雲を打ちー♪」
すっかり応援歌まで覚え、試合を楽しむチドリ。
諦めがつき、逆に謎の余裕が生まれた順平。
傍から見るとただの仲良しカップルに見えただろう。
『ゲームセット!17対19で・・・』
時刻は午後11時半。もう終電の時刻なんて軽くぶっちぎった。
これからどうしようかなんて考えてはいない。チドリが言ったように、今が楽しければいいじゃないか・・・。
そう自分に言い聞かし、球場を後にした。
あの選手のファンになったとか、やっぱり生で見るのもいいもんだろとか。
まだ球場にいた余韻に浸っているのか、二人とも会話が途切れることはなかった。
何よりチドリが楽しそうなのを見て、順平は何か言いようのない嬉しさが込み上げてきた。
頭が冷えてくると、問題を考える冷静さも生まれてくる。
とりあえず泊まれるような場所は無いだろうか。せめて横になれる場所があればいいのだが。
少し歩き続けた頃に、小さな公園が見えた。
ベンチでチドリを休ませて、携帯でどこか休める場所は無いのかと検索する。
どうやら、近くにカプセルホテルがあるらしい。
とりあえずそこまで歩いて、朝になったら電車に飛び乗って帰る。
なんとか野宿だけは避けられるようだ。
(にしても・・・、今日のチドリ凄ぇ楽しそうだったな。・・・へへへ、友近。ありがとよ。)
財布の中身を全部引き抜かれたものの、チケットを用意してくれた友人に感謝した。
でないと、今日のあの時間は過ごせなかったであろうから。
(あー・・・楽しかった・・・)
未だに興奮の余韻が冷めない。
球場のあの一体感。打ってくれた時の感動。
今まで体験したことがない何かが、あの時間にあった。
(順平・・・。ありがとう。)
連れて行ってくれた感謝の気持ち。だが、それだけではない気もした。
(でも・・・なんで・・・?)
ひょっとしたら野宿になるかもしれないのに、何で帰りたくなかったんだろうか。
最後まで見たかったから。あの選手が気になったから。
(そっか・・・)
理由は三つあった。
最後まで見たかった。選手が気になった。
そしてそれ以外のもう一つの理由。それは。
389 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:11:59 ID:8CxuMe3P
(私・・・順平と一緒にいたかったんだ・・・。)
あの時間を共有したかった。それが他の誰でもない。順平だった。
(私・・・やっぱり順平のことが好きなんだ・・・。)
コツン。と、頭にペットボトルが乗ったのが分かった。
順平の仕業だろう。普段なら、何するのよで片付けるだけだった。
でも、今は顔を見たくない。顔を見たら、自分の顔も見られてしまうから。
「・・・おーい、チドリ?ひょっとしてお茶とか嫌いだった?」
ベンチで俯いたまま動かずにいるからか、心配そうな顔をしてこっちの顔を覗き込む。
その時、少しだけ二人の目が合った。
(私の為に、ここまで連れてきてくれた。だったら、向こうも、私のことは嫌いじゃないよね。)
もう一度、順平の方へ視線を向ける。
(だって、そうじゃなかったら今、私はここにいないもん・・・。)
ぷつりと、理性の糸が途切れた音がした。
気が付けば、チドリが順平を押し倒す形になっていた。
ベンチに倒されて、上にはチドリがこっちを見ている。
順平は何がどうなってるのか分からず、軽くパニックに陥りそうだった。
「順平。」
ふと、チドリのか細い声が耳に届く。
「・・・好きだよ。」
(・・・今、何て言った?)
耳に届いたのは、短い単語だった。
聞き間違いじゃなければ、今確かに「好き」と言った。
あのチドリが、俺に向かって。好きだよと言った?
「この気持ち、今までずっとわからなかった。」
頭の中が整理できない中、チドリはポツリポツリと話し続ける。
「好き。私は、順平のことが、好きだよ。」
そのまま顔を近づけて、唇同士を合わせる。
これが、二人のファーストキス。
二人は身動きもしない。ただただ、時間だけが過ぎていった。
390 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:12:25 ID:8CxuMe3P
「・・・ぷはぁ・・あぁっ・・・」
チドリの息が続かずに、一旦唇が離れる。
息を整えて、今度は舌も絡めてのキス。
口が犯されるような感覚。何も考えられなくなる。
頭に、順平の手が回る。
ゆっくりと順平が起き上がり、同時に顔が離れる。
つぅっと、銀色の糸が引いているのが見えた。
(あっ・・・)
そのままベンチへと押し倒される。
頭がベンチに当たるのを、頭に回された手が防いでいるのがわかった。
「俺だって、チドリのことは大好きだぜ。それこそ、出会った頃から、ずーっとな。」
面と向き合って言われると、死ぬほど恥ずかしい。
二人とも、顔を真っ赤にしながらお互いの顔を見つめあった。
ふと、自分がチドリを押し倒していることに気が付く。
(これって・・・いや、何考えてるんだよ俺は!)
もしこの先の事を望んでいないなら、一方的に傷付けるだけだ。
夢にも思ってなかったチドリの告白。でも、それとこの先の事は話が別だろう。
順平は自分から、チドリと離れた。
チドリの小さな手が、順平の手を握った。
「離れないでよ・・・」
と、今にも泣きそうな声が、順平の頭の中に響いた。
必死に、理性を取り戻せと頭の中で命じた。
そうでもないと、自分でも止められそうにないから。
その時、今にも泣きそうな声で、チドリが囁いた。
「私なら・・・大丈夫だから、・・・順平の好きにしていいよ・・・」
ここが公園だろうが関係ない。
そんな事を言われてその気にならない訳が無いだろう。
あれほど必死に取り戻そうとしていた理性が、頭の中から消えた。
「・・・いいんだな?」
最後に確認をすると、顔を真っ赤にしながら頷いた。
391 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:13:19 ID:8CxuMe3P
ゆっくりと、今日買ったばかりの服のボタンを外していく。
チドリが軽く抵抗するも、力が入らない。
されるがままに、着ている服のボタンが全て外された。
服の下からは、白いブラが見える。
思っていたより、少し小さめのサイズ。
その小さな胸が、呼吸に合わせて上下していた。
胸以外の場所に触れると、体がビクンと反応した。
触られたことに驚いたのか、あるいはくすぐったいのか。
でも、今はそんなこと、どうでもいい。
今度はブラの上から直接手を触れる。
初めて触ったソレは、想像よりも柔らかった。
あまり力は入れずに、ゆっくりと揉み始めた。
(うぁ・・・あっ・・・あぁ・・・)
たったそれだけのことなのに、快感が体全体を支配する感覚に襲われる。
下から上へ、円を描くようにして手を動かす。
今度は違った感覚が、彼女を襲った。
「チドリ・・・ブラ・・・外すからな。」
答えは聞かずに、そのまま手を腰へと伸ばす。その間に、下の服も脱がす。
腰に手を回して、ベンチから少し体の上半身が浮かぶ。
その間に、背中のホックに手を伸ばした。
意外にも、簡単にホックを外すことができた。
腰から手を離して、頭に手を回す。
彼なりの気遣いだろう。そのままゆっくりとベンチへ頭を降ろした。
スルリと、布のような物が落ちる音が聞こえた。
少し小さめの胸が、順平の前に晒された。
「あっ・・・ん・・・ふぅ・・・」
手が胸に直接触れると、表情を少しゆがめながら息と声を漏らし始めた。
声を聞かれることが恥ずかしいのか、我慢しているようにも見えた。
「あっ!?」
我慢していたのにも関わらず、指先で乳首をいじられると我慢できずに喘いだ。
順平が、胸を揉みながら指で乳首を優しくこすったのである。
(乳首、弱点なんだな・・・。だったら・・・。)
感じさせられたことに気を良くした順平が、弱点であろう箇所を執拗に責める。
そのうち指で乳首をはさんでこすったり、乳首を優しく胸に押し込んだりしだした。
392 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:14:29 ID:8CxuMe3P
「ん・・・やぁ・・・」
それでも恥ずかしいのか、彼女は声を我慢し続ける。
目を閉じて耐えているのを見た順平が、ゆっくりと顔を近づけていった。
これで、三回目のキス。
(んー!!)
舌が絡み合ってのキスは二回目だが、未だに慣れない。
されるがままに口内を犯されて、また何も考えられなくなる。
「チドリ・・・乳首、弱いんだな。」
唇が離れた直後に、順平が言った。
「ち、違・・・ひゃぁっ!?」
否定はしてみるが、体は正直だ。
先端を強く握られると、思わず反応してしまう。
「やっぱり弱いじゃん。チドリの弱点、見−っけた。」
「う、うるさ・・・んぅ・・・・」
いつもの様な立場が逆転した。何か言いたくても、何も言えない。
それくらい、快感が体を支配していた。
胸と乳首への愛撫の強さが段々増していくと、声も艶を帯びたものになっていく。
「ああっ、ダメだって・・・。あぁ・・・」
(やだ・・・我慢・・・出来ないよ・・・)
「きゃぁっ・・・」
今度は、また違った感覚を受ける。何か、ざらりとした妙な感覚。
見ると、順平が舌を使って胸を責めていた。
最初はためらいがちに舐めていたが、指で責めていたときを思い出した。
これでは、少し物足りないかもしれない。ちょっといじめる位が、彼女にはちょうどいいから。
そう考えて舌の動かし方を少し激しくした。片方の胸を舐めている間も、もう片方の胸への愛撫も止めない。
「あうう・・・ん・・・」
行為がどんどんエスカレートするに連れて、腕や足をくねらせて喘いでいる。
だが、今まで感じていた感覚全てが無くなった。
(ん・・・何で・・・?)
ふと目を開けて前を見ると、順平の視線が下着の方へ向いているのが見えた。
また、視線がぶつかる。
「・・・足、少しだけ動かすぞ?」
パンツが太ももを滑り上がり、そのまま一気に足から抜き取られた。
(恥ずかしくて・・・死んじゃいそうだよぉ・・・)
その感覚も、快感に変わるのも時間の問題である。
393 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:15:24 ID:8CxuMe3P
「チドリの足・・・真っ白で綺麗だな」
ふとももの辺りを手で撫でながら、正直な感想を漏らした。
だが、彼女にその言葉を聞ける程の余裕は無い。
その先の秘所に、ゆっくりと手を動かしていく。
彼女が足を動かして抵抗するも、体に力が入らない。
「ひゃぁ・・・!!」
そこに手が触れると、今までの何倍もの感覚がチドリを襲う。
すでに濡れていたからか、指を押し付けるとズブリと指を飲み込んだ。
「濡れてる・・・ひょっとして気持ち良かったって事か?」
さっきは反論したものの、今度は何も言わなかった。
言えなかったといった方が正しいのだが、ちょっと不満に感じた。
だったらと、濡れた指を引き抜いて彼女の顔の前に見せつけた。
「これ、なーんだ。」
「いや・・・見せないでよぉ・・・」
期待通りの反応が見れたからか、もう一度手を秘所の方へ動かす。
さっきは触っただけだったが、今度は指を奥まで入れた。
「ふ・・・あぁ!!ああ・・・!!!」
その瞬間、彼女の体に電流が走ったような感覚が体中を駆け巡った。
体に力が入らなくなる。視界がぼんやりとしてきて、頭がくらくらする。
「イっちゃった?・・・動けるか?」
頭がくらくらする中で、言葉の意味を理解しようとする。
首を縦に振って、大丈夫だと伝えた。
(もう・・・大丈夫だよな・・・?)
そう考えて、服を脱ぎ始める。
ぼんやりとした視界の中で、チドリの目に順平の体が晒されていく。
順平がチドリの秘所にあてがう。その光景を見ながら、チドリが思った。
(私・・・順平としちゃうんだ・・・痛かったらどうしよう・・・)
(でも・・・初めてが順平以外の人となんて・・・考えられないよぉ・・・)
(チドリって、多分初めてだよな・・・。痛がったりとかしたら・・・やめてやらないと・・・)
チドリの足の間に入って、順平のものがチドリの秘所に触れる。
そのまま、ゆっくりと沈み込んでいった。
「ん・・・!」
下半身の違和感と痛みが、チドリを襲う。
同時に、ゆっくりと動いてくる異物感を感じた。
(すっげ・・・。きついけど気持ちいい・・・!)
彼女の感触を味わいつつ、そのまま根元まで沈み込ませる。
彼女も彼を徐々にではあるが、望んで受け入れていった。
「全部入ったぞ・・・。痛くはない?」
「はあぁ・・・だ、大丈夫みたい・・・」
「そっか。だったら・・・動かすぞ?」
「うん・・・」
394 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:16:23 ID:8CxuMe3P
ゆっくりと腰を動かすと、チドリの口から声が漏れる。
徐々に動きが早くなっていくと、その喘ぎ声もどんどん大きくなっていく。
「んああっ!あっ!ああっ……!」
快感に耐えられない。動く度に、意識が焼け付いていく。
(気持ち・・・いいよぉ・・・初めてなのに・・・こ、こんなの私じゃないみたい・・・)
突然、チドリが上半身を起こす。
「ねえ・・・」
腰を動きを止めて、順平もチドリの方へと視線を向ける。
直視できず、目を逸らしてしまう。でも、今は見なきゃ行けない気がした。
呼吸を整えて、目を見つめながら、勇気を出して彼に言った。
「もう一回・・・キスしてよ・・・」
わかった、と短い言葉が返ってくると、そのままゆっくりと顔を近づけて唇を合わせる。
絡みあう舌と口全体を通して、生々しい水音を立てながらお互いを循環する。
三回目のディープキスとなっても、口の中を犯されるような感覚に思考回路がマヒする。
だが、それ以上の快感や要求に応えてくれた喜びを感じていた。
「ああ!ひゃぁ!ああっ!」
お互いの腰の動きがどんどん激しく、早くなっていく。
(もう、限界かも・・・ぐう・・・ぁ・・・!!)
しかし中に出すのはまずいと考え、動きを止めて引き抜こうとした。
「い、いやぁ!やめ、ないでぇ!!」
しかし、チドリが熱に浮かされたように叫ぶと、逆に動きを激しくした。
腕や足に手をかけて外そうとするが、しっかりとしがみついていて離れない。
「このままじゃ・・・中に出るかも・・・、いいんだな・・!!」
「きて・・・!!お願いだからこのまま!!」
だったらと、先ほどより激しく腰を動かして要望に応える。
激しい嬌声と水音が、誰もいないであろう公園に響く。
「ひゃあっ・・・!」
もう一回、さっきと同じような感覚が、彼女の体中を駆け巡った。
「ああん・・・!あああああ!!!」
「ぐ・・・!!チドリ・・・出る・・・!!!」
(やっちまった・・・マジで・・・やっちゃったよ俺・・・)
いくら彼女が望んだからって、やってはいけないことだってあるだろう。
中に出す危険性は、保険のテストでびっちりと書いたはずなのに。
395 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:17:31 ID:8CxuMe3P
そのまま動けないチドリを背負ってカプセルホテルへ運んで、今日のところはひとまず寝ることにした。
が、背中に生暖かい吐息を感じ、後ろを振り向いた。
見ると、チドリがまだ熱に浮かされたような目で、こっちを見ていた。
とりあえず一泊代を払って、ソファーの上へチドリを下ろす。
するすると背中を降りて、順平の方へ顔を向けた。
「・・・馬鹿」
発された言葉は、何重もの意味を含めた「馬鹿」だった。
それについては何にも言えず、ただ俯いて聞くしか出来なかった。
「でもね・・・」
ゆらゆらとくっつくようにして、口が順平の頬へと当たる。
「とても・・・幸せだったよ。ありがとう・・・もし子供が出来ちゃったら・・・その時は責任取ってよね?」
とてつもない破壊力を秘めた言葉を聞けて、順平はこれ以上無い幸せを感じた。
目が覚めて、携帯を見てみるとメールや着信が数件来ていた。
それらが全て友人関係・・・嫌な予感しかしない。
(あーあ・・・何でバレてるんだよ・・・)
友近のメールは、昨日一緒にいた女の子は誰だよと。
綾時のメールは、やっぱり昨日はお楽しみだったのかと。
嫌気がさして、携帯を閉じる。
しかし、笑いが止まらないのは気のせいだろうか。
それほど幸せな事があったのだろう。
この事は一生忘れないだろうな、なんて思いながら。
もう起きてスケッチブックを片手に昨日の絵を描いている彼女の元へ歩いていった。
「帰ってきましたね・・・。」
「もうええわ、アイツ撃ってまえ!」
帰ってきて早々二人に撃ち殺されそうになったのも別のお話。
そして友近や綾時に昨日はどうだったのかと聞かれたのもまた別のお話。
396 :
チドリ×順平:2009/06/28(日) 22:19:25 ID:8CxuMe3P
以上です。色々とごめんなさい。
あとアドバイスを下さった方々、ありがとうございます。
あくまでゆるく見守ってね(´・ω・`)
デートに行くまでの前置き部分で既に
ふたりとも可愛すぎるw
いいな、これいいよ!
>>396 GJ!
初SSにしてはいい出来だと思うよ。
テレッテのヘタれさとチドリの我の強さがうまく表現されてたな。
「叩かれ要素満載」とか自分で言ってたわりには、俺はそんなに無理矢理な感じはなかったと思ったけどなー。
というか、自分でどこが叩かれる要素かわかってるんならそこを直せばよかったのにw
野球観戦のシーンは実名じゃなく「嫁売」とか「半神」みたいな名前に変えておけばよかっただろうし
ストレガはムリだけど綾時のシーンはゆかりや美鶴でも代役できたんじゃないかな。
そこらへんをわかっててこだわってるんなら何も言わないけどw
>>396 GJ!可愛いなぁちくしょうww
つーかプロ野球ネタ多くてワロタ
二人の株、急上昇中だわ
良いね良いね!GJ!!!
エロじゃなくても面白い!
タカヤとジンのやりとりもなかなか・・・
うお、GJだなんてありがとうございます。
>>398 確かに代用できたかも・・・orz
でもせっかくパラレルワールドなんだからって感じで出しちゃった。
球団はまぁ、実名でもいいかってww
>>401 元横浜のヒューズだべ。
気が向いたらまた書くかもしれないですが、その時もゆるい気持ちで見てくださるとありがたいです。
うふ〜ん
等々保守がつくようになったか・・・・・
あからさまにつまんない
>>378みたいな糞にまで見え透いたGJつけるから
まともな書き手さんや読み手までが呆れかえってしまったんだろうが
読めりゃなんでもいいってもんでもないだろうに
お前の嫁ささお化すっぞコラ
lヽ、 ノヽ
ヽ ‐-‐' ノ,
/ ̄ ̄ ̄\
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| \____, |
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| /二二二二\ |
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と二 ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::\二つ
|/  ̄ ̄  ̄ ̄ ||
「 || -=・=- ハ -=・=- )|ヽ
| Y / |||
V /// /( ) /// ||/
| / ⌒⌒ \ |
| ( U ) |
| へへ | _/\/\/\/|_
\  ̄ ̄ / \ /
\  ̄ / < 原初の暗黒!>
\____/ / \ ’、′・ ’、.・”; ” ’、
_ril ,::`ー‐‐´::::::::::  ̄|/\/\/\/ ̄ ’、 (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;
l_!!! ,、 ,..-ヽ ::::::ノ:`::--'ー--、 -―--、 ( (´;^`⌒)∴⌒`.・ ” ; ’、′・
| ! !_!|i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::,..、::`ヽ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、"'人 ヽ
! ', ,|!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/---‐'´`\::::\ 、(⌒ ;;;:;´'从 ;' ;:;;) ;⌒ ;; :) )、 ヽ
!、_,イ:::ヽ:::::::::::::::::::::::::E:::::::/::| \:::ヽ、_( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・ ヽ ,[]
',::::::',::::::|ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::l ヽ'◎ ヽ:::::. :::
>>405´⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ ヽ/´
',:::::::',::::! ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::,! ヽ __ '、ノ ...;:;_) ...::ノ ソ ...::ノ
',:::::::::::| ',::::::::::::::::::::::::::::/| ヽゞー'
ヽ_ ノ ヽ:::::::::::::::::::::::::::!
これ以降のささお化は住民が心臓発作を起こす危険性があるのでおやめください。
みんなの嫁をささお化するなんてもっての他です(エレボス除く)。
ここでささおかを見るとはww
409 :
名無しさん@ピンキー:2009/07/07(火) 08:59:02 ID:Q/zRsRUC
>>405 ぶっちゃけ読めないよりは読めさえすれば万倍良い
価値観は十人十色だし
と言うか自分がまともだという前提で話されてもなぁ
逆に俺はまともなのかと言われたら断言出来ないが
順平×チドリのいちゃつきが見れただけで大満足だ
あと佐々岡は帰れ
削除依頼した職人って誰だっけ?
蒸し返さないの
どうせ戻ってきちゃくれないんだから
倉庫にだけ投下されてたやつで後で読もうと思ってたやつあったんだよな…
なんか分岐するやつ
先に保存しとけばよかった
>>414 あーあれか
直斗と千枝のは読めなかったな…残念すぎる
りせの話が特に好きだったな
足立直人も続編書きたいこと言ってたっけ?
もう触れてやるなよ。
友近の名をエロパロスレで見たのは初めてな気がするべ
つまり今度は友近がエミリを想いながらのG行為だな
誰が得w
友近はエミリで非童貞になれたのかね。
絶対違うと思うけど。
友近は童貞だと思う
年上がいいとか言ってるやつは大体そう
優しくリードしてもらいたい…とか考えてるんだろうな。
高校生が年下興味だとロリコン扱いだから・・・
同世代を忘れるな。
ナースかわいいよナース
うふ〜ん
革新
うふ〜ん
431 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 02:03:07 ID:DtZ2oOX8
堂直ってだれか書いてた?
前に書いた人いた
変な粘着に絡まれてすぐ消しちゃったけど
書いてみるつもりとかなら是非書いてくれ
あの堂直はいいもんだった
サイト置いてたんだがペルソナ完全撤去しちゃったからな
434 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/03(月) 03:18:39 ID:8trUCLis
デビルサバイバーはココでもいいのか?
サイトって言えば足立直斗の人って自サイトかで再うぷしないんかな?
絵消したみたいだし
そもそもが叩かれて全部下げたんじゃん
もうやんないでしょ
まだ粘着してんのかよ…直斗アンチ(という名の雪子信者)マジミツオレベル
はいはい丸一日も経ってから蒸し返さないの
天城雪子の史上最大の作戦後編まだかなぁ
441 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 20:05:03 ID:4EhNHBc0
そらブクマ点数プギャーだの絵も文も最下層のゴミだの
GJは全て自演だの言われて、誰も庇護もフォローしないどころか
全部足立直人が悪いだの、一人だけ叩かれたと思うなだの言われて
祭りにされたら全部下げるわな
何?また御本人様だって叩くのwww
どうせこのままじゃ保守しか書かれないスレになるよ
とりあえず待つ
444 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 01:21:55 ID:Io4GZbov
アンチこえー
エリザベスはEカップ
マーガレットはFカップ
直斗信者の暴れっぷりは酷かったからなー
連投に連投。うざがられてもしょうがない。
まーたはじまった。もう廃墟なんだからいい加減満足しろよ。
キャラスレは荒らされてエロ同人スレじゃフルボッコされたからって
沸いてくんなよ雪子信者
おとなしく本スレに引き込もって千枝のアンチ活動でもしてろ
末尾が出ないスレでははしゃげるようだ
まだいたんだ直斗アンチ
過疎なのに張り付いてるとかもう哀れだな
エロ同人、難民、エロパロで直斗アンチっぽいのが同時発生しててワロタw
数打ちゃ当たるで誰か相手してくれないかと必死なんだな…
それより直斗が何カップか考えろよ
直斗はE
チビは美乳微乳派
Dで
直斗はD〜Eが理想
Cカップ派
E〜F希望
B〜Cくらいがいいな
遅くなりましたが保管しました、いつもの人です
夏コミ終わったらまた盛り上がってくれるかなあ…
雪子はD、千枝はB、りせはC、直斗はEだととっても嬉しいです
いつもの人、お疲れ様です
Aが無いのはひんぬー好きとして残念です
Aは結美
節子を忘れるなんていい度胸してるなお前ら
「直斗はさ、一人えっちって、やっぱりするの?」
がふぁっと口に入れた本日2個目のチョコレートケーキを吐き出しそうになって、慌てて耐えた。
いくらなんでも口に入れたケーキを吐き出すなんてそんなマナー違反をする訳にはいかない。そう思いながら慌てて飲み込む。
思わずそんな事をしかもこんな場所で堂々と人前で口に出した久慈川さんを怒鳴りつけそうになって、
そして口を開いたその瞬間、それよりも今の会話が誰かに聞かれていないかの方が重要だという事に思い至って慌てて店内を見回した。
70年代風のブルージーなロックがかかっている店内。
全体的に白で統一された色合いで、白くてお洒落なテーブルがごみごみしない程度の間隔で大理石風のぴかぴかした床に置かれている。
窓は大きく取られていて日光が明るく店内を照らし出している。
ファミレスなんかとは違った、雑誌に載っているような洒落たお店だ。
そんな瀟洒な雰囲気のする店内を見回して、こちらに注意を払っている、
もしくはあんぐりと口を開けてこっちを見つめているような、つまり今の久慈川さんの言葉を聞いていた人物がいないかどうか探す。
予想外にサラリーマンといった感じの男性なんかもいたりしたけれど特に僕達が注目されているような感じはなかった。
全くもって普通の喫茶店の店内ですよ、という雰囲気で寧ろ周りをきょろきょろと見渡す僕の方が奇異な位に感じられる。
幸い誰にも聞かれていなかったようだという事を確信できるまで周りを見回した後、
ほう、と息を吐く。
全く。冷や汗をかいた。
顔を戻すとしれっと今のとんでもない言葉を口にした久慈川さんが何?といった感じでフォークを口に運んでいる。
「なんでそんな事を聞くんですか。誰かに聞かれたりしたらどうするんですか。」
一度咳払いをしたのだけれど、先程のどきんとした動揺は収まってなかったようだ。
一瞬声をひっくり返しつつも小さめの声で詰問すると久慈川さんはちょっと考えた後、
僕に向かってアイドル仕込みの素晴らしく可愛らしい仕草で小首を傾げて見せた。
「だって興味あったから。」
「興味本位で聞くような事ですか。大体何ですか興味って。
そういうプライベートな事はこういう場で話すべきではないし、
そもそも僕が久慈川さんに教えるような事でもないです。
だいいち久慈川さんは元とはいえアイドルでしょう?
こんな事を話していて、万が一盗聴とかされていたらどうするんですか。」
こんな話を誰かに聞かれたら僕だってたまったものではないが、
久慈川さんのほうがはるかにダメージは大きいだろう。
なんていったって注目度が違う。恥ずかしいではすまない。
僕がそう言うと、久慈川さんは顔の前でぶんぶんと手を振った。
「聞いてない聞いてないって。盗聴器なんてあってもこんなところじゃ机の下にでも仕掛けなきゃ録音なんてされないよ。」
まあ、確かにそうだ。そう思いつつも確認の為にテーブルの下を探ってみる。
「それに、そんなものさっき探しても無かったしね。で、直斗はどうなの?」
にっこりと可愛らしく笑いかけてくる。
う、と詰まる。
「し、しかし、もし後ろの人とかに聞かれたらどうするんですか!」
「その時はその時!少なくともこの声の大きさだったらぜーったい大丈夫だから。で、直斗はどうなの?」
天真爛漫と言った風情で対応してくる彼女に何故だか言い返せなくなって僕は黙った。
溜息を吐く。
少しだけこんな事を考えたからだ。
久慈川さんは僕なんかよりずっと誰かに見られる事に敏感で、注意を払っていて、
盗聴や何かに関しても探偵である僕よりもそういう所に早く気が付くような、
つまり自分が盗聴されるかもしれないなんて事を考えるそういう人生を歩いて来ているのだと云う事をだ。
マ、マスターベーションの話に関わらず、同年代の誰が自分の会話が盗聴される可能性があるかもなんて考えるだろう?
少なくとも探偵などをやっている僕以外、いや僕だって日常会話が盗聴される危険性があるかもしれないなんて事、
どこまで本気でそんな事を考えているだろうか。
それを久慈川さんは常に意識して、そして生きているのだ。
有名税だと一言で言えば簡単な事かもしれないが、
きっとそのプレッシャーは他人が想像できるようなそんな生易しいものではないだろう。
それを彼女は事も無げな事のように言う。
久慈川さんのこういう、なんだかとても重たそうなものを背負っている彼女がいかにも気軽な感じに自分を見せる度に
僕は彼女の可愛らしさに対して羨ましさと、そして軽い嫉妬を覚える。
きっと彼女の背負っているものに比べれば、
男に生まれれば良かったなんていう僕の子供染みた願望は、
馬鹿みたいなコンプレックスは、
鼻で笑うに等しい位の瑣末な事なのだろうなと、そう思う。
まあ、それはそれにしても。だ。
この質問は無いだろう。
「僕がその質問に答える必要性を感じませんね。」
紅茶を持ち上げてつんと顔をそらすと、久慈川さんがいかにも不満、と言った顔をした。
「えー。なんで。」
「なんでと言われてもそんなプライベートな事は話すべきではないでしょう。
い、いくら僕とその、く、久慈川さんがその、…友達だからと言って。」
後ろの言葉は少し勇気を出して言ってみた言葉だった。
その、今の言葉は彼女は僕の事を友達だと思っている。
と、僕が思っていると云う事を吐露した言葉だったからだ。
今までこう云った事は同性異性問わずに言った事は無い。
というよりもこの学校に来るまでそういう関係になれた人自体がいなかったと言った方が良いだろう。
だからこそいってみたかった言葉だったし、そして言えた。という感慨が強い。
けれど多少ぶっきらぼうな言い方になってしまった事は否めなかったし、
思わず久慈川さんから視線を外してしまう事までは止められなかった。
そしてちょっと顔が火照っているのも感じる。
ちらりと久慈川さんを見てみる。
その瞬間失言だった、と後悔が襲ってくる。
案の定というかなんというか、久慈川さんはふふーんと云ったなんだか猫っぽい感じの顔で僕の顔を見ている。
思わず前言撤回したくなりつつ紅茶を煽りながら念を押す。
「…だから絶対に、僕は、そんな質問には回答しません。」
「へえ、言わないって事は直斗、してるって事を白状してるようなものじゃない?」
準備していたかのように間髪いれずにそう答えられて、
思わず噎せそうになりながら紅茶を下ろす。
「そういう誘導尋問には答えられません。じゃあはっきりと言いましょう。
僕はそう云う事はしませんし、興味もありません。」
「ふーん。直斗は、私に、嘘を、つくんだぁ。」
声が大きい。
「嘘なんてついていません。そういう久慈川さんはどうなんですか?」
「私はしてるよ。たまにだけど。だから直斗に聞いてるんじゃない。」
きっぱりと言い切られる。裏目にでた。
久慈川さんは私も言ったんだから直斗も言え、
とばかりにケーキのくっついたフォークを突きつけてきている。
なんなんだ。なんでこんな事を自信を持って言えるんだ。
そんな事、普通隠すものじゃないのか?隠すだろう?言わない筈だ。
なんだか僕が悪いみたいじゃないか。こんな事、言わなきゃいけないのか?
それとも普通の友人同士はこう云う事を話し合ったりするものなのか?
友人同士で?
いやいやいやしないだろう。少なくとも僕の知識の中で、そのような常識は無い。
僕が常識はずれなのか?
「な、なんといわれても僕はそんなことし、しましてません。」
勢いに押されまいとして必要以上に力んでしまったらしい。
声が裏返ってしまって思わず唾を飲み込む。
と、久慈川さんはきゅい、と片方の眉毛を上げた。
「ふーん。…あーあ。直斗は私には本当の事は話してくれないんだ。」
がっくりと肩を落としてくる。
おまけに友達っていったのにい、と小声で付け加えてくる。
「そ、そんなこと言っても駄目です。
そもそも僕はさっきから本当の事を話しています。」
「私のイメージだと直斗は、先輩に褒められたり甘えたりするの想像しながらしてると見たんだけどなぁ。違う?
意外と甘ったれでしょ。直斗は。」
「!!」
思わず立ち上がり、まさか久慈川さん、もしかして!?と叫びそうになって慌てて口を押さえて座る。
これはブラフだ。引っかかってはいけない。
落ち着け。こんな簡単なブラフに引っかかる僕じゃない。
僕ならできる。でも何で先輩っていやいやいやいやいやいや違う。これはブラフだ。
彼女は勘でそう言っているに過ぎない。絶対にそうだ。ばれるはずが無い。
カーテンを閉じ、部屋の鍵を掛けて、万全の準備を整えている。
誰にもばれるはずは無い。・・・まさか、盗聴器?いや、それはありえない。
じゃない、黙っていては駄目だ。これはブラフだ。考えたら負けだ。
すぐに返答しなくては。
顔に血が上ってくるのを感じるけれど、これはそう、怒っているからだ。
そんな事ありえないからだ。
決して、こんな簡単なブラフに引っかかってはいけない。
「そんな筈は無いでしょう。僕は誰にも甘えたりはしないです。
甘えたいと思った事も無いです!
そ、そもそもです。そもそもですよ。
なぜ先輩がこの話に出てくるんですか?関係ないじゃないですか。」
「まあ、私もそういうのは嫌いじゃないけど。でも私はもうちょっとこう、私がリードするみたいな方が好きなんだけどね。」
「ちょっと待ってください久慈川さん。話を進めないで下さい。
話を戻しますけれど僕は何故そこに先輩が出てくるんですかと聞いているんです。
確かにマヨナカテレビ内でお世話にはなっていますし、
リーダーとして尊敬もしていますが、何故そういう行為に先輩が出てくると、」
言った瞬間、しまった。と思った。口が滑った。
にまあ、と久慈川さんが意地悪く笑ったからだ。
テレビの中で見るアイドルっぽい芝居がかった可愛らしい仕草で口を覆う。
「あれぇ?先輩って…私、花村センパイのつもりだったんだけど…直斗は、違うんだぁ。」
くっ、嘘をつけと言いたくなりながら拳を握り締める。
「は、花村先輩なら花村先輩と言うはずです。先輩といえばリーダーの事と思うに決まっています。」
「でもでも、今一瞬で話の内容を理解してたよね。直斗。
普通全然意識してなかったら先輩?え?どっちだろう。ってならない?
なると思うなあ。私。」
ええっ不思議ぃと口を押さえながら凛とした黒目がちの目を見開き、大げさに驚いてみせてくる。
そのくせ目は完全にこちらを見透かしたように笑っている。
くぅっ、腹が立つ。手が自然と握り締められる。
アイドルっぽく両手を振りながらどうして、りせ、判らないなあなどと抜かしている久慈川さんを睨みつける。
と、久慈川さんが一瞬でアイドルっぽい仕草をやめて、あはははは。と笑った。
「ごめんごめん。直斗、面白くってさ。」
@@
久慈川さんはそういった後、こちらに手を伸ばしてきた。
いつもなら手を引いていただろう。でも僕は動揺していたのか、そのままの格好でいた。
久慈川さんの手と、僕の手が重なる。
陶磁器のように真っ白でひんやりとした、
そして紅茶のカップを持っていた所為か指の一部だけが温かい久慈川さんの手が、僕の手を包む。
触れた瞬間、とくん、と心臓がなった。
誰かに手を握られたのなんて、本当に久しぶりだった。
怒っていいのか、手を振り払えばいいのか、
でも何だか手を引くのが惜しくて僕は俯いたまま、混乱していた。
「だってさ、直斗、先輩の事好きでしょ?ばればれだよ。」
真顔でこっちを見てくる。
こういう時、どう返事をすればいいのか。
混乱していた。久慈川さんの意図が判らなかった。
僕は確かに先輩に好意を持っている。たぶん久慈川さんもそうだ。
だから久慈川さんは僕を牽制する為に言った?
まさか。
男性ならどちらを取るだろう。なんてのはこの場合無意味な疑問だ。
僕などそういう意味では先輩の眼中にも入らないだろうから。
確立の問題ではない。僕か、久慈川さんかなんて比較の対象にもならない。
先輩は僕の事を女性だと思っているかどうかすら判らないって言うのに。
それに、なんとなく久慈川さんはそういう牽制みたいな事をしないような気がしていた。普段の彼女は、そういう事をいかにもしそうなのだけれど、
でも、なんとなく、そういう本当の意味で真剣な事は、彼女は正面から言ってきそうな気がする。
だったら何故?
意図が判らない以上、否定するのが一番良いのだろう。
何を言っているんですか、久慈川さん。そんな訳無いじゃないですか。
それで解決するだろう。
でも久慈川さんはさっきまでの冗談めいた顔とは違って真剣な目でじっと僕を見つづけている。
嘘を吐くべきなのだと思う。そしてそれなら早く口にしなければいけない。
でも何故だか口に出せなかった。
ずるい、と思った。
「僕は、先輩のことなんて好きじゃない。」
嘘を吐いた瞬間、先輩も、久慈川さんも失ってしまいそうな、そんな気分になってしまったのだ。
そんなはずは無いのに。
否定も出来ずに、肯定も出来ずに。
答えられずに黙り込んだ僕に久慈川さんはちょっとだけ、
まるで僕の手が壊れ物であるかのように優しく手に力を入れてから口を開いた。
「ま、それはそれとして。直斗に提案があるの。」
助け舟を入れてあげたんだよ。とでもいうように今度は悪戯っぽくにんまりと笑う。
くるくると表情が変わって、可愛いなあ。と思う。
こういう女の子とデートしたりすると、男の子はきっと楽しいのだろう。
僕のような仏頂面ではきっと、駄目だ。
「提案、ですか。」
そう言うと、久慈川さんはうん。と頷いた。
「千枝センパイと雪子センパイ、なんか先輩にお弁当作って一緒に食べたりするみたいなことを計画してるみたいなんだよね。」
それは逆効果じゃないのか。と今までの経験上から一瞬脳裏に浮かぶ。
そして今、久慈川さんが言った言葉の意味にもようやく気がつく。
なんだかぼんやりしている。普段なら人の会話の裏の意味に気付くのは得意な方なのに。
ああ、そうか。千枝センパイと雪子センパイも先輩の事が好きなのか。
ますます先輩が遠ざかる気分がして、顔をしかめる。
そもそも近づいてもいない癖に自意識だけは立派だ。嫌になる。
先輩は素敵な人だ。千枝センパイや雪子センパイが好きになったって何もおかしくなんか無い。
久慈川さんも、先輩のことが好きなんだ。
うん、全然おかしくなんか、ない。
皆、可愛い、とても女性らしい、人たちばかりだし(千枝先輩だって男勝りに見えて実際の所、凄く可愛らしい。)
だれと一緒になっても、きっと、とてもお似合いだ。
「でさ、千枝センパイも雪子センパイもさ、そういうの、私達に何も言わないってのがひどくない?」
そうだろうか。まあ、そうかもしれない。
そういうイベント事は結構まめに連絡くれる人達だし。
なんか、頭がぐるんぐるんと回る。テーブルが近づいてきて、
いや、違う、僕の頭がテーブルに向かって下がってるんだ。
あわてて顔を上げようとして、やっぱりそのまま俯いたままでいることにした。
し か し 僕 は 何 に こ ん な に シ ョ ッ ク を 受 け て い る ん だ ろ う。
千枝先輩と雪子先輩も先輩の事を好き?
「正直このままじゃ雪子センパイや千枝センパイに負けるような気、してるんだよね。」
まあ勝つも負けるも先輩の決める事である事だし。それに僕が選ばれる事はないだろう。
そう考え、そしてその瞬間になやっぱりんだか嫌な気分になって、
それでも曖昧に頷くと、何を勘違いしたか、だよね。
と久慈川さんはぎゅっと手を握り締めてきた。
「でさ。直斗君も、先輩の事、好きでしょ。私達も、お弁当、作らない?センパイ達に負けてちゃ駄目だよ。」
「は?え?いや?僕達が?」
「そう、千枝センパイや雪子センパイのなんかよりずっと美味しい奴作っていくの。
そうすれば、先輩とご飯も食べられるし、一石二鳥。二人でメニュー決めてさ。」
「い、い、いや、僕は、先輩にご飯なんて。」
久慈川さんは何を言いたいんだろうか。頭が回らない。
「いいじゃない。私だって正直に話してるんだし!直斗も正直に話して!先輩のことが好きなんでしょ!?」
「ちょ、久慈川さん、声大き…」
「直斗の力が必要なの!直斗がいれば雪子センパイや千枝センパイにも勝てる!ていうか料理合戦なら絶対に負けない。ここは共同戦線を張るべきだよ。」
「ぼ、ぼ、僕はその、先輩、先輩の事なんかっ!」
一瞬だけ先輩は僕のことなんか、と頭を過ぎって、だからか思ったより大きな声が出てしまう。
でも久慈川さんも負けじと大きな声で僕に言い返してきた。
「嘘つきっ!毎日毎日先輩のこと考えてるくせにっ!お弁当作ったら褒めてもらえるよ
ありがとうって頭撫でて貰えたりするかもしれないんだよ!」
ああああああああああ。頭に血が上っていくのが判る。
もう口にする気力も無い。まさか久慈川さん、あなた見たんですか!?
「私には判るのっ!直斗、そういうことして欲しいんでしょ。」
「ぼ、ぼ、僕はそんな事、考えた事なんて無いですっ!!」
「嘘っ!直斗、私が探索得意だって知ってるじゃない!いっつも後ろから見て全部判ってるんだからね!
私に手を握られただけで嬉しそうにして、先輩に褒められたらもっと嬉しいって考えないの!?」
がたんっと立ち上がる。テーブルの上の食べかけのチョコレートケーキが跳ねる。
周囲の目が僕に集まるのが判る。
「ぼ、ぼ、ぼ、僕は、」
「私はね、やってみたい事を想像するだけでやらないなんて嫌。そう思ったの。
皆に会って、直斗にも会って、そう思えるようになったの。
直斗にもそうして欲しい。だから一緒にやろうよ!
私は千枝センパイや雪子センパイに負けたくないの!その為に直斗が必要なの!
一緒にセンパイにお弁当、作ろう!」
僕は、そんな事を望んでいるだろうか。
望んでいる。のだろう。
なんで、この人はこんなに僕の事を見たように、僕以上に判っているように
「ぼ、ぼ、僕はそんな事しませんっ!」
喫茶店中の視線を浴びながら、走り出す。
「直斗っ!」
お勘定、と頭の中で一瞬過ぎったけれど、そのまま店を飛び出して。
僕は今までで初めて位に、何かを振り払うように思い切り走った。
@@
「直斗は悪くないよ。」
ぐしぐしとソファに座った先輩の足元で泣いている僕の頭に、ぽんと手が乗せられる。
ゆっくりとその手が前後して、そのあまりの心地よさに思わずほう、と溜息が漏れる。
「でも、久慈川さんが折角僕に言ってくれたんですよ。それなのに僕は。」
蕩けるような甘えた口調でも、先輩は笑ったりしない。
拗ねたような僕の言葉に、にこりと笑い掛けてくれる。
「判ってくれるよ、きっと。」
「でも、酷い事を言ってしまったかも。折角誘ってくれたのに、僕はまた意地を張ってしまったから。」
「大丈夫だよ。直斗がどうしたいか、ちゃんと考えて、
そして答えを伝えられれば、きっと判ってくれるよ。」
「傷ついてないでしょうか。僕があんな事を言って。」
「直斗は、俺にお弁当を作りたくないの?」
ぶんぶんと首を振る。
「作ってあげたいです。例え下手でも、もしかしたら、その。」
美味しいって言ってくれるかもしれないから。
そう言って、ソファに座った先輩の足の間に入って、先輩の胸に顔を擦り付けながらぎゅうと抱きしめる。
細身に見えて逞しい体にそうやってしがみ付くと、なんだか全てを包み込まれているように、そう感じる。
先輩の体の、とても良い匂いがする。
「直斗は良い匂いがするね。」
おんなじことを考えてくれていたんだ、と
上からの先輩の言葉にたまらない気持ちになって、ぎゅうともう一度抱きしめる。
すると、その、僕の胸の谷間に、先輩の、その、その部分が当たるのを感じる。
凄く熱くて、その、硬い。それが。
「直斗」
少し威圧的な、マヨナカテレビの時のような声で、催促するように先輩はそういう。
「もう、先輩は・・・、そんな、僕に、いやらしい事を・・・」
そう言いながら、僕は先輩の足の間に顔を下ろす。
片手で、二本?三本、くらいかな。
人差し指と中指と、ええい、薬指も口に入れる。
嘗め回すみたいにする。吸ったりもする。
なんだか凄くいやらしい気分になりながら口の中でそれを上下させてみる。
先輩の手が、僕の頭に掛かる。
「褒めて、くれますか。」
「直斗は上手だね、って、褒めて下さい。」
「直斗は上手だって、言ってください。」
先輩は僕が思った通りの言葉を言ってくれる。
「先輩、先輩。」
そう言って、僕は口の中の唾に塗れた指を抜いて、先輩にしがみ付く。
@@
はあ、と溜息を吐く。
勿論先輩は目の前にはいない。
これは僕のマスターベーションだ。
いつの間にか習慣になった。久慈川さん言う所の、一人えっち。
後ろめたい事この上ない行為だ。
無論、部屋には鍵を掛ける。
カーテンも閉める。廊下と、窓の外も一応確認する。
その、万が一にも誰かに気が付かれる様な事はないはずだ。
まあ、だから。
日によってもう少し大胆に先に行く事もある。
その、僕が服を脱いで、みたり、とか。
けれど大抵はここまでだ。
先輩は僕の愚痴をずっと聞いてくれて、そして僕を褒めてくれる。
嫌な事なんて絶対に言わない。
僕がその、先輩のを、その、サービスしてあげると、その、先輩は、とても、褒めてくれる。
「・・・久慈川さんの言うとおりじゃないか。」
思いなおしてみて、先程言われた通りの事をしている自分におもいきり自己嫌悪を感じる。
部屋の隅の鏡に顔を向ける。
髪は乱れ、目は空ろ。枕を必死に抱きしめていたから、服も乱れている。
何となく色っぽいと言えなくも無い気もするけれど、なんだかだらしない姿だ。
久慈川さんがこうだったら、凄く色っぽいんだろうな。と思う。
「何で判ったんだろう。僕はそんなに甘えたがりに見えるんだろうか。」
口に出してみる。
鏡に映る僕の口も動く。
男の子になりたかった。男の子みたいなものに憧れても誰にも馬鹿にされず、
探偵になりたいと言ったって、誰も僕の事を馬鹿にしない。
そういうものに。
そのくせ、部屋ではこうだ。
ぐじぐじ、いじいじと小さな事に思い悩んで、
その度に先輩に甘えて、頭の中で妄想して、自分を甘やかして悦に入っている。
「私は千枝センパイや雪子センパイに負けたくないの!」
凄いなあ。
僕に言えるだろうか。
「僕だけの先輩です!僕だけが甘えるんです!駄目です。僕の先輩です。」
くっく、と喉が鳴った。
男の子になりたい、が聞いて呆れる。
よく判らないな。
何が男の子らしくて、女の子らしいのだろう。
でも今日の久慈川さんは格好が良かった。
好きな男の子の為にお弁当を作るのだ。
ライバルなんて蹴飛ばして、私が一番可愛いって認めさせて、私だけの先輩にするのだ
やってる事は女の子だけれど。
でもなんだか、彼女の言葉が僕には眩しかった。
そう思う。
@@
「お弁当合戦に、勝機を見出すとすれば久慈川さん、僕に言えるのはレシピ通りに作る。という事です。
まず、辛くすれば良い、豪華にすればよい、肉ならなんでもよい、という考えを取り払う事が大事です。
僕も料理はあまり得意ではありませんが、基本に忠実にまず作ってみるべきです。」
後ろから、思い切って声を掛けると、久慈川さんはびくり、と身体を震わせてから向き直ってきた。
顔を見るのが恥ずかしくて、視線を外しながら昨日のケーキ食べ放題の代金の1000円を渡す。
久慈川さんは素直に1000円を受け取ってくれ、そのまま僕の顔をみて少しだけ不思議そうな顔をした後に
なんだかちょっと納得したような顔をして、それからやっぱりあのいやらしい顔でにまあ、と笑ってきた。
初めて会った頃と違って、ほんとうにくるくると表情が変わる。
これが本当の彼女の魅力なんだろうな、と思う。
「直斗、」
「友達として、協力するだけです。」
釘を刺すように言う。
「ふうん、でも、直斗は先輩の事、好きじゃないんだよね。」
悪戯っぽい笑顔。
「ぼ、僕も、ひ、日頃のお世話になっている先輩にお礼をする事には吝かじゃないですから。」
「じゃあ、私が先輩を取ってもいいんだ。」
「・・・・・・その、事については、千枝先輩と雪子先輩に勝ってから話をし、し、しましょう。」
久慈川さんの笑顔が広がる。アイドルというのは本当にずるい。
表情が豊かで、可愛らしくて、何だか僕までおかしくなって、顔が思わず緩んでしまう。
「じゃあ、今日はレシピを決めようよ。」
「そ、そうですね。放課後に、時間があったら。」
ぐいぐいと押してくる久慈川さんが、なんだか頼もしく思える。
というか、なんか、男らしい。
僕も、その、マスターベーションは楽しいけれど、
そろそろそういうのに耽溺するような行為はおしまいにすべき頃なのかもしれない。
その、少なくとも回数を減らすとか。
もうちょっと前向きに、自分の気持ちに向き合ってみてもいいかも。とか。
「僕だけの先輩です!僕だけが甘えるんです!」
あああああ、実際に言ったら皆どうするだろう。
きっと目を丸くしてびっくりするに違いない。
花村先輩なんて、おろおろしてしまったりして。
まあ、絶対に言えないけれど。
それに、言うなら
「『私』だけの先輩です。」とか、
いや、いやいやいや無理、絶対に無理だ。それは無理だ。
なに直斗、笑ってるの?
横を歩いていた久慈川さんが僕の眼の前に顔を出してきて、我に返る。
なんでもないです。と、僕は笑いながら久慈川さんにそう答えた。
了
色々と感想ありがとうございました。
自慰シリーズ終了です。
では。
ノシ
何この掛け合い超萌えるんですけど
しかしこの状況は流石番長だと言わざるをえない
乙乙
久々に乙
乙
直斗かわいい
PSPにペルソナ3が移植か
493 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 00:21:38 ID:i5VUptSF
まさか女主人公とは。
キタローと同じならとんでもないビッチになってしまう。実にいいな。
テレッテのさらなる汚名挽回にwktk
男を漁りまくったあげく最終的に裸でアイアンクローされる
女主人公なんか誰も助けにいかないだろうなw
調べてみたら男エリザベス見たいのが居て笑った
498 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 15:56:11 ID:GL6ZvJjo
もし男エリザベスだったら名前は・・・
レオパルドとかかな(笑)
>>494 ビッチというかヤリマンというかw
キタローや番長と違ってなんか生々しい
>>498 メギドラオンのかわりにソードビッカーで瞬殺ですねわかります
でも女主人公になっても恋愛したい男キャラってあんまいないなぁ…。
友近はガキだし小田桐は頭でっかち、宮本と早瀬は脳筋で平賀はボンボン。
ベベは変人で末光はデブで厨二病、神木は幽霊で、あとはオカマと坊主と爺さん…。
パーティメンバーはテレッテとタルンダと小学生と犬。
唯一まともな荒垣さんは途中で死ぬし…。
まてよ、もしかしたら女主人公になるとゆかりや会長の代わりに
テレッテやらがコミュの相手になるのかもしかして?
P3だとパーティメンバーでコミュ持ってるのは女性陣だけだったし。
百合百合な展開になって温泉で美鶴先輩のオッパイを揉みしだく
ですよねー
女主人公でアイギスのかちかちおっぱいをもみしだきたい。
女の子同士のスキンシップだといって嘘を教えたい。
>>502 逆に考えるんだ
コミュの変更=法王コミュが荒垣さんに変更で荒垣さん生存ルートがあると
女主人公の場合、綾時も女になるんだろうか
女主人公の事ばかりいっているが
個人的には男主人公はどうなるか期待している
後日談は不評だったし、せめて死亡回避されれば買う
男女問わずセックスしまくりだったら萌える。もう買うしかないな。
いっそもう綾時も助けてハッピーエンドでいいよ
デスはニュクスを取り込んで人として生きることになりましたとかなんとか
あの女ったらしめ
時系列的にP3→P3FES(アイギス編)→P3P
キタローを助けに行ったエリザベスは、ペルソナの力でキタローと運命を交換することで彼を助ける事を思いつく。
つまり、今回の力の守護者はキタローで主人公がエリザベス。
と言うのを妄想した。
>>506 しかしあの老夫婦も可愛らしくて和んで好きだったんで迷う
ここはひとつアイギスが永劫=審判だったようにトート版とかの無理矢理ねじ込む方向で
タロットカードから百人一首に変更しようぜ
盛り込み放題だ
それだと量的にもはやコミュが本編wwwww
女主人公の性格どんなんだろう。「どうでもいい」「そっとしておこう」系の選択肢も気になる。
一年じゃ足りねえよw
>>467 シリーズ物っていうから興味が湧いて読んでみたが…。
お前のせいでペルソナ4が「好きじゃない」から「嫌い」に傾いた。
作品自体軽いノリなのに表現が冗長すぎ
ところどころの擬音が変
直斗が首だけ挿げ替えた別の人間に思える
しつこく聞いてくるりせがなんかうざい
ところどころの改行が変で、最後まで冷めた気持ちで読んでた
お前書き手やめちまえよ
次の自慰祭りはデビサバですか
極限状態なのにムラムラして悔しいっでもっ
のような
相変わらずのスレだなぁ
触んな。ああいうのは反応するのが面白いんだから。
大体、首だけ挿げ替えたように見えるんなら嫌いになる要因なんて無いだろ
>>518、
>>519 作者とその信者おつ
いつから批判が許されないスレになったんだ?
お前らだってこの状況で書き手が逃げてほしくないから義理gj打ってるだけだろ?
>>522 代案なき批判は○○党だけで結構
(お好きな政党名をお入れ下さい)
>>521 日本語おかしいぞ。もう一度自分の文章読んでみろ。
まぁはじめはペルソナ4好きだったんだよ。
だけど書き手も読み手も糞っぷりが激しかったからペルソナ4自体も色褪せちまった、それだけ。
真面目な話、この先も千枝千枝直斗直斗の信者同士の罵り合いが続くなら3と別れてほしい。
エロ同人スレで相手されなかったからってこんなとこまで来なくていいよ
ヒントやるよ
いつもの嵐は携帯とPCとP2と三つのID使えるんだ
>>525 ところが、本スレでも相手にされてないんですよお
,/7 ̄ ̄`` ヽ、、.
/::::::::::::::::::::::::::::::::``ヽ、
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/A |;;;::;;::;;l;;il ;:|;;/| j /l/レiルレ'メ |:|´`K{冫--ャ
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| トtyヘ;;;\|l-=・=- ハ アャ;;;;;リ .| /:|:}イ/!|`《}
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`>\ ̄`"'‐-=ニゝ二ー--`',;ヽニ‐‐-、`',‐メ´, -、、 `'ヽヽ、
〈、_. \ ,、-'´ ̄、: : :`'ヽ、-ニ`ヽ、__./ ,/__,,、-‐=ニニニ‐ニニ=ェ、 _ \
〈_ `'ー./,.' , `ヽ、: : : \`ヽ、./ ,、‐ニ‐7 /\\//\\‐い`'i__ 、. \
l´`ー./,'./ ,. ': : :、: : : : ヽ、 : : \ 〉/.,ヘ\/./_____ゝ__ '‐ニニ´ ヽ'__./i i\、'、 \
l /,'/ /i ;、 、、 `、 : :;..〉i l//_,、ゝ__,,、--‐  ̄ ̄ヽ、 ノ,l. l iヽ.l ', 、 ゞ、
. lゝ,l,'/: :': l、: : : : ; i '、`、i 、: 、: : l l,、 -‐''´ ,,,、、-‐'"´ ヽ_,ト.l l;;;;l l ', ヽ ゝ`
l 、l i: : ; :l.;'、 、 ; ; l . iゝ‐-、__ ; ::l , l ,,,,,、、-‐'' ,、ィ':l´.i .\;;ソl ヽ ,;ヽ
. l l i: : :i: :l ', : : : lゝ-.,==r、,ヽ、l ; l '''''''"" ,、,、==ィi ' l' , トーイ、_'、'、i
___〉l:、: :l: :l ', : : l イ i::;;:'ァi', `'i .l ____,,、-‐i´ ,メ i::;;:ノi ,' ,´ ; ; |フノ‐-ヽ、ヽ フェイントです♪
`ー‐‐l/ ;、:.l: :l , 丶ヽ! ` `~´ .l ; ;.ヘ ;ヽー'´ ___`\::l ' `~´ lノi ;__ ; ハニ=`、 ヽ
.ハ ; 、ヽリ. l/l.; :人 ヽ、\" ` ` ´イ/__>、`
; i: ; :ヽ r‐‐、 ;'./:, : ; :ヽゝ\:ヽ、、 , , r',、-‐ィ‐‐‐-、、
'、: :ヽ`ヽ ` /: : ; ; ; : 〉-‐ヽ、ヽ、 -‐' j //.:.:.:.:.:. .:.\
l,、: i'、 .ノ: : ; ; ; // l/-ヽl `> 、__ /~///.:.:.:.:.:.:.:. .:.:.:.;ヽ
ハ: l \ /:///<ハヽ...:.:.:.:.:/;/::::\.:.:.:.:./,、 .|.:.:.:.:.:.:.:. .:.:.:.:;.:.}
ハ  ̄`'t‐‐// l i_/:::\__.:.:. .l/:::::::::::,、-‐'.///ヽ.:.:.:.:.:.:. .:.:.:.:;.:.l,、-,
_,r‐‐r‐、イ`ヽメ´.:.:.:.:/::::::::::::::;´/ー‐/:::::r‐< l.:.r´:l ゞ====="//´∠.l
_/_´`'、i、_lヽ、|.L__./::::::::::/::;::/r‐‐,、-'´jl. \ ::l ヽl l:::/へ、\/´../ 丿'
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【
率先してネタを落としていこうと思う。
考えたんだがはじめてテレビに落ちた時にクマの代わりに触手が居たって言うのはどうだろう?
みんなペルソナ未覚醒のはずだからやられ放題だと思うんだが。
もちろんそのままナビ役で
触手がナビしてる様がかなりシュールw
語尾とかどうなるんだろうな
ネチャアとかかな
語尾はニョロだな。
ニョロはニョロニョロ。
うぜえw
でも後半可愛く思えてきてしまうんだろうか
パーティーインするかわりにりせちーに巻き付いてアシストをだな
むしろ修学旅行についてくる触手がいやだw
ニョロ「ニョロはシャドウだったニョロ」
番長「うん、だろうとは思ったw」
面白そうだが触手じゃさすがにジュネスのマスコットボーイにはなれんなw
ニョロ「ヨースケ忙しそうだから手伝うニョロ」
ジュネス「勘弁してください」
ニョロ吹いたw
10本の触手で鉄板仕事をするニョロ無双を想像しようとしたが、触手は火に弱そうだと思い返したでござる。
じゃあ風船配りかチラシ配りだな。
十本もあれば十分だ。
所持ペルソナはマーラ様か?
夏場に幹の部分が割れて裸の美少女が出てくるならニョロの方がいい。
>>540 むしろジュネスが大人の社交場になってしまうw
女主人公だが・・・友近やグルメキングとのコミュはなさそうだな
カロリー的な意味で
女なのにもりもり食べるとかいいじゃないかw
序盤・はがくれで炭水化物一色に
中盤・ジャンクフード生活に染まる
終盤・グルメキングと高カロリー生活を送る
タルタロスがスポーツジムになるな・・・
スポーツといえば、体育系の部活はマネジ扱いになるのか?
早瀬コミュとかどうなるんだ
水泳部にしたら女子水着が……
急にP3Pが欲しくなったw
このエロガッパw
女主人公の時は、SEES以外のコミュキャラは全て、性転換しててくれ
キタロ子「存在意義がなくなりつつ・・・」
てれってっててー!じゅんぴーはれべるあっぷ♪
外見はAGEHA系でウザさ倍増ですね
>>556 でもテレ子が「やだ!チドリ(男)!死なないで!!」とか号泣するシーンがあったら…?
泣きたくなる!不思議!
ジン子はまあアレとしてタカヤ子が俺の中でエロエロおねーさまに
無駄に露出高そうだよなタカ子
ジン子は胸パッドずれてるって話題に
その発想はなかった
パ、パ、パッドちゃうわ!
…いけるな
タカ子が出たら・・・
男性陣は確実に死ぬな
いやさすがに半裸はないだろう。
ブラくらいはつけるだろ。
キタローと女主人公の絡みは無いのかな
どっちかなんで
>>566 すけすけビスチェに超ローライズ・ジーンズとか希望w
>>567 二次なら両方出すような無茶もありだろうし
やる人は居ると思う
爆れつハンターのショコラみたいなのを想像した
主人公が2人選択式で選ばれなかった方が最後で「死の運命は僕が持っていこう」とか言って崩壊するタルタロスに飲まれていくのを幻視した。
双子設定とか二次なら結構でそうだな。
それにしても女主人公かわええ。百合苦手だったけどアイギスとならいけるきがしてきた。
専用のアタッチメントをつけることで男役にもなれるであります
576 :
名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 09:41:51 ID:PjplnLrY
読み手様方は要望と雑談ばかりでいらっしゃる
出ていった職人に土下座でもするか叩いて潰しかけるくらい
追い出した足立直斗でも呼べば?
あ、またエロ同人みたいに絵も文も最下層の屑様とか言ってフォローなしで
ご本人様乙でかえすのwwwwwwww
アイギス万能すぎるw
…なにしてんすか桐条さんは。
シャドウも充分エロいがな。触手とか
そうか、だから対シャドウ兵器もエロスで対抗と
淫欲の蛇とかいたよなたしか。シャドウえろい。
シャドウの成り立ちを考えるとエロイのがいるのも納得だよね
>>573 何そのアビスに飲まれる宿命の子
懐かしいな
防御力の高い完二がぜ(ry
今日月光館学園に転入してきました〇〇です。
何でハム子だなんてあだ名を付けるの・・・?
昔あだ名によるイジメをやられていた事を思い出した・・・
ベス男女主が楽しみだ
楽しみ♪
そうね☆
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
594 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 19:40:05 ID:5iGcXERO
みんなにいいことがあるといいね。
P3Pがエロゲ化進んでて楽しみなんですが
直斗作品まってます
うふ〜ん
P3Pは楽しみだがテレッテとハム子はテレッテッテー出来るんだろうか
それはそれで美味しいがそうなっちゃったらチドリとテレッテのテレッテッテーがなくなるから
コミュ変更はないんだろうな…
599 :
名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 22:37:29 ID:uSbzqfRk
出たって職人は帰ってこないよ
テレッテテレッテやかましいわw
テレッテ言いたかっただけちゃうんかと
もっと熱くなれよ
体の一部はすぐ熱くなるんだけどな
女主人公とかいらんから先生コミュを追加してくれ…
つーか、死亡EDと後日談は無かった事にしてくれ…
死亡はともかく後日談は普通になかったことにされそう
どうせP3Pネタ投下あったって追い出すかネチネチいやみ言うだけだろ?
数ヶ月後にはハム子祭りが開催されるって信じてる
え
ほしゅ
ハム子支援
保守
カップリング:ゆかり×主人公
属性:ペニバン、コスプレ
前に主人公とゆかりがふとした拍子にSMしちゃう話を書いた者です。
PSP版ペルソナ3の情報を聞いたので、主人公の性別の描写は男と女、どちらでも解釈できるようにしてみた(後者の場合少し脳内変換する必要あり)。
またこのお話のゆかりとの関係についても、友情か恋人同士かは各自の想像にお任せします。
全8レス。
今は1月、相変わらず肌寒い日々は続いている。
晴れやかな陽射しが照っているにも関わらず、妖精のジャックフロストがこの世に現れたかのように寒い。
暖房器具が設置された室内で、僕は手を何度もこすり合わせ、その温かさを頬や耳に当てた。
そういえば今年は例年に無く、ブーツ履いてる女の人とか見たな。
つやつやの革手袋はめてる人もいたし、マフラーしてる人とかも結構見かける。
さすがに雪は降らないのが残念だが、元旦に寮の女性達の着物姿を見れて満足な気分。
エロくなくても、女性らしさを感じる女性を見かけると心が和むというか、良い意味で顔の表情が緩む。
健康的なエロは疲れた人の心を分け隔てなく癒す。
そういう女性達の服装を見る人にとっても安らぎを与えてくれる。
冬、か……冬って、なんかいいな。はいてない。
……いや、そうじゃない。
「ふぅ…。まいったな、またいかがわしいの考えた…」
そんな独り言を愚痴りながら淡々と冬休みの宿題を解いていく。
さすがに決戦間近という事もあって、シャドウが湧き出る塔――タルタロスへの行き来も増えてきた。
疲労する要素の一つ、オナニーはできればなるべく避けている。
無駄に体力は消耗したくないが、でも……。
「でもなぁ…。またいつものように犯してくれないかな…」
僕は独り言を言うようにしてノートを書いている手を止め、右手で股間のあたりをまさぐるように撫でる。
無意識にあごを上げ、どこを見るともなく思考はピンク色へと変化、願望は一つの物体へと変形していく。
イく事はできなくても、撫でるぐらいなら……。
「いいよ」
「っ!?」
突如、耳元で声がしたので驚いて後ろを振り向いた。
その瞬間、顔にぼふっと柔らかい何かが当たる。
「あはは、びっくりしすぎ!」
気を取り直して、声の主を改めて確かめてみると、僕がよく知っているその女の子だった。
栗色の髪の毛にハートチョーカー、手で触れてみたくなるような艶やかな唇。
僕がこの目で見てきた限り、勝ち気で後先考えない性格も見た目からで十分わかる。
さっき顔に当たったのは恐らく彼女の胸のあたりだろうか……。
岳羽ゆかりちゃん。僕と同じ月光館学園に通う同級生だ。
この子が着ている少々色っぽい服装があらぬ考えを呼び寄せる。
そして……僕を…。
「じゃ、さっさとヤっちゃう?」
ゆかりちゃんが手に持っていたのを見せる。
黒光りしていて、革製のベルトがついている男の生殖器を模した物――ペニスバンドを見せて微笑んだ。
その小悪魔を思わせるような笑みに少したじろぎつつも、会話の流れとして予定通りの言葉が出てくると共にぺこりと頭を下げる。
「うん、よろしくお願い……します。ゆかりちゃん」
岳羽ゆかりちゃん、もう恋愛コミュニティがMAXの10通り越して15くらいまで成長した僕の相手。
そして、僕を……そのペニスバンドで犯してくれる女の子でもある。
「おらおら! もっとよ、もっといやらしい声あげながら腰振りなさい!」
「あっ、あぁっ、ああっ! うぁっ…あぅ、あ、あ、あっ…あぁぁ!」
しばらく時間が経ち、僕は……いや、僕らは欲望のままに身を任せていた。
僕は自分のベッドの上で意味不明な言葉を吐き出し続ける。
ゆかりちゃんの心の赴くままに犯されているのだ。
自分から裸になり、発情した獣のように四つん這いになって腰を動かしているのだ。
ゆかりちゃんはいつものようにペニバンを装着して、ニヤニヤとしながら僕の反応を楽しんでいる。
潤滑油としてアナルにそのテの液体が塗られて、ちゃんと耳を澄ませばぬちゃぬちゃという淫猥な音さえ聞こえる。
浅く尽き、不意打ちで奥までずぼりと刺される感じが良い。
そしてまたペニバンのカリ部分で肛門を引っ掻くみたいにして外に出ていく。
月の動きによる海の満ち引きならぬ、女の子によるペニバンの満ち引きがたまらないくらい気持ちいいや。
「キミの恥ずかしいとこ、すごく喜んでるよ」
確かに首を下に折り曲げてみると、ゆかりちゃんが突いてくる度、快楽の波、その象徴ともいえるものが形を為して眼前に表れている。
彼女は両手で僕の腰をがっちりと掴んで、流れている音楽に合わせてリズミカルに、且つスピーディーに腰を振る。
「ほらほら〜、私の真っ黒いチンポでアナルにずぽずぽ入れられてる気分はどう?」
「き、気持ちいぃぃぃいい!」
さっきまで勉強していて寒い思いしてたのが嘘みたいに、汗が体中に滲むほどぽかぽかしているようだ。
適度に体を動かすと脳が効率の良い働きをしてくれると、科学雑誌の記事を読んだがこれはなかなかいい。
勉強がはかどる、日頃の鬱憤を忘れさせてくれる、性欲も解消されれば犯してくれてる彼女との仲も深まる。一石二鳥どころか、三鳥も四鳥もあるじゃないか。
通常の動作で起こる尻と彼女の太腿がぶつかり合うパンパンという音に強弱があるのは妙に興奮する。
時々、ゆかりちゃんが景気づけに僕の尻を手の平で叩いてくるところはもっと興奮する。
「どうせ勉強してるフリして、私にペニバンで情けない声あげながら犯されてる妄想でもしてたんでしょ〜?」
「し、してな……うあっ! ああッ! ぁあ! あっ!」
わざと浅くアサルトダイブ程度で止め、勢いをつけてもっと深くミリオンシュートしてくる。
弱者をいたぶる、まさに弱肉強食。その後焼肉定食。
まるで僕の反応を見て一番感度が良い角度でも知っているのか、よく矯めて正確に貫通アタックをかけてくる。
正直僕としてはペニバンで串刺しにされている状況で、まともに返答もできない状態になっている。
ゆかりちゃんが得意とする武器は弓矢だが、彼女の股間の弓矢もかなりの腕前だ。
「否定するの? さっきからあなたも腰を振ってるくせに」
その瞬間、今まで以上に熱を帯び、汗として体の外に逃げていく。
さっきまでは勉強していた。が、直前までこのゆかりちゃんに犯されているシチュエーションを考え始めたのは否定できない事実。
そう言う事を知ってか知らずか、彼女は微妙な反応に嬉しくなり、ペニバンの威力と共に声の調子が少し上がる。
「ふ〜ん、黙っているところをみると、図星、ってとこ?」
「本当に違うって! そんなんじゃ… あぅ!?」
足を崩され、うつ伏せに体勢に変えられた。
股間からの汁が布団にくっついて臭いを発しないかと無粋な心配してる内に、ゆかりちゃんの触手……いや、手足が体に絡みついてくる。
「ゆかりちゃん、胸が…胸がっ…! いや、そうじゃなくて…」
「キミってつくづく変態だよね〜。女の子にペニバンで犯されてるのに気持ちよく感じるなんてさ」
自分の胸部の辺りから圧迫感を感じつつも、意識の殆どが尻に集中していた。
肩のあたりに体重をかけられ、今度はほぼ垂直に突き刺してくるのだ。
「まぁ私も、こうやってキミを犯すの好きだし」
ゆかりちゃんの何がここまで駆り立てるのか。
こっちは丸裸、あっちは健康的なエロい服装、プラスペニバン。
あと彼女が手首ほどの茶色い革手袋をはめ、膝丈のボアブーツ履いたまま布団に乗っかってるのも心の炎を焚きつける。
彼女が手袋をはめている理由は、単に女性らしい服装――フェミ、プラス、特定の嗜好――フェチの混ぜ合わさった概念にきめるだけじゃない。
傷つきやすい肛門の動作をスムーズにするのにはめている。
また手袋なしでもいけるように日頃から爪の手入れを欠かさないようだ。
ちなみに僕自身も彼女が糞の臭いに嫌悪感を持ったりしてプレイのモチベーションを下げられたくない為、尻をいつも清潔にしている。
何より、僕の心を的確に捉える言動や仕草が可愛い。そしてエロい。萌える。
クリティカル率・大のゆかりちゃんのイノセントタックは僕からクリティカル連発でワンモアチャンスを得まくっていた。
「はぁ…はぁ、キミの胸、ドキドキしてるでしょ? はぁ…ふふ、私も嬉しいな」
ちょっと疲れてきているのだろうか。
うなじのあたりからゆかりちゃんの生暖かい吐息がかかってくる…。
それにお互いの腕やフトモモの生身の部分が接するたびに汗のような水滴がくっつくのを感じる。
シャワーを浴び、僕らの体は火照ったまま、部屋に戻ってきてから即、プレイ開始したのだから。
その汗や首にかかる吐息も不思議な事に『気持ち悪い』と、『気持ち良い』が同時に堪能できつつ、プレイのテンションを高みへと上らせる。
「ん…ふぅ…はっ……ねぇ、そんなエッチな声あげられると私もそういう気分になっちゃうよ…」
さすがだゆかりちゃん。
僕と順平2人のボケ役から、ツッコミ役と苦労人という称号を持っているのは伊達じゃない。
うん、今性的な意味でも竜牙旋回してきてる。
「はぁ…はぁ…いつものアレやって、フィニッシュしよ」
ゆかりちゃんが手を引いてベッドの前に立たせる。
彼女はというと、ベッドに深く腰かけて大股を広げた。
眼前にあるのは、僕が望み、僕がやってほしいポーズをやってくれるゆかりちゃんだった。
何も言わずにこちらを見ながら装着しているペニバンをしごき、勝ち誇ったようにくいくいっと片手で来いって合図するのが……。
上目遣いでその口元から舌を出してぺろりと舐め、普段のエロに厳しい建前を脱いで『あなたは私の奴隷なの』って態度なのがもう……! もうぅぅぅ…っ!
やばい……その挑発的な、悩ましげな仕草に僕の心には、エロスの金の鏃(やじり)が刺さってしまった。
なんていうか、もう、溜まった唾液を喉の奥に押し込んでしまうじゃないか。心から滾るものが止まらない…。
もう既に7、80本くらいはその金の鏃が僕の心に刺さり、情欲の蛇が心臓からとめどなく出ている。
自分のアナルを傷つけないよう、慎重に彼女を背にして腰を下ろす。
少しずつ入ってくるずぶずぶな感触に体は喜びの余り身震いがし、ゆかりちゃんの妖しく光る黒い疑似チンポを完全に受け入れた。
全てアナルに入ったのを体の感覚で確認すると、僕は一呼吸置き、静かにゆっくりと上下に揺れ動いた。
「あは、こーんな風にこれからもいじめてあげるからさっさと出しちゃいなよ」
僕はいじめられっ子……女の子にいじめられる……。
今度は僕自らが主体的に腰を上下に動かしながら、被虐的な考えを拡大させる。
今、僕は犯されているんだ。
女の子のゆかりちゃんにこうやって言葉で責められながらペニバンで犯されているんだ。
なのに、僕はそういう事で感じて、興奮して、喘ぎ声まで平気で出す変態だ!
「あっ、あうぅ、はぁぁ、はっ!」
「どうしたの? 今日はいつもより動きエロいじゃん」
普段の抑圧された気持ちが、ここぞとばかりに元気よい声となって自分の世界に浸れる。疲れた心の赴くままに。
ゆかりちゃんが蛇のようなねちっこい舌使いで耳たぶをぺろぺろ舐めてくる。
「なーんかエロくて、やらしー汁出てるよ〜。嬉しいんだね〜」
多分、僕自身の体質のせいなのか、後から際限なく出てくる汁が彼女のはめてる革手袋に纏わりつく。
「ぐちょぐちょって音たててやらし〜。こういう風に責められてる気分はどう? てか、本当にキミって恥ずかしいよね」
ゆかりちゃんの責める指が、僕のじめじめしてて薄暗く、しかもどんよりとした心の中までも突き進んでくるみたいだ。
今僕は、この子に犯されているんだ。
犯されている……犯されて……犯され…っ!
「っ!!!」
頭の中で『犯されている』という単語がぐるぐる回りながら僕はイった。ゆかりちゃんの手の中で。
ふとイった後に起こる、オーガズムと疲労感が奇妙な感じに心地良い。
そして、賢者の境地へと……。
「言っとくけど、キミだからああいう言葉遣いだったんだからね」
「うん、わかってる」
淫乱なキャラを頭から否定するように、ゆかりちゃんが釘をさしてくる。
「わかってると思うけど、この事は誰にも言わない事。いい?」
「わかってるよ」
人差し指を僕の鼻につきつけて僕達2人だけの約束事を確認する。
「…………」
「何?」
「なんか、キミの態度が素っ気ないなー」
「そう?」
僕の冷静な対応に頬を膨らませて不機嫌になった。
……今、ほっぺたの辺りをつっついたらビンタ食らうだろうな。
「まぁいいわ。またシャワー浴びようよ。あとお腹もすいたから、パスタも作って。キミが作る料理おいしいから」
「了解」
もう何度目になるだろう。こういうプレイが終わった後にお決まりのセリフを言うのは。
ゆかりちゃんから聞いた話、僕は典型的な『受け』らしい。
プレイの前に軽く頭を下げて、その時に敬語でプレイの開始の挨拶をするところ、
保体の授業で習った知識を自分なりに掘り下げて学習しているところ、
家庭環境が原因で、行動の節々にいじめられっ子特有の雰囲気が漂っているところだそうだ。
尤も、最後のやつはこの巌戸台分寮に住んでいる者なら誰でもそうかもしれない。
そんな事は置いといて、僕がゆかりちゃんからされるがままにしている様、僕らがこういう事するようになったきっかけ。
事の始まりは夏休み前、屋久島から帰ってきたばかりの7月末の事だった。
何を思ったのか、ゆかりちゃんの方から2人だけで話したいというもの。
これは労せずして脈ありか? と、甘酸っぱい青春に胸を躍らせつつ、約束通り屋上へと足を運んだ。
そしてそのまま待ち伏せしていたゆかりちゃんに性的な意味で襲われ、エロ本の中の出来事でしかないと思っていたペニバンで犯された…。
行為の後になって、こんな話を聞かされる。
『キミって……ううん、あなたって、見てると頑張り屋さんに思えるから』
『私一人なんかの力で癒せるなら癒してあげる』
『いつも私達のリーダーお疲れ様!』
自分に課せられた義務みたいなものとして、人知れずやっていた努力は意外とバリバリに知られていたらしい。
ゆかりちゃんやユノを持つ風花は勿論、他の仲間達にまで筒抜けだったという。
そのご褒美みたいなものとして、僕に好意を寄せていたゆかりちゃんから個人的な仲で付き合い始めた。
あと「キミの性癖、予めビデオで見ていたから」とか、「コレは桐条先輩から至急、キミの不満を解消するようにと、特別に支給された」とか意味不明な事言っていたな。
それからというもの、百発百中の命中率を誇るゆかりちゃんの股間のグングニルは、
股間の終末、ラグナロク――暗澹とした疲れの色を催す僕の心にも突き刺し、打ち砕くようにして貫いた。
ああ、ゆかりちゃんは間違いなく疲れた僕に安らぎを与えてくれる白衣の天使です。
得物(ペニバン)を扱きながら、舌舐めずりしたりするエッチな天使です。
「ん、どうしたの?」
こういう事思っているのに、呑気に明太子スパゲティーを食べているゆかりちゃんがたまらなくおかしくて、僕は忍び笑いが止まらなかった。
「ゆかりちゃん、僕だけど」
日を改めて夜、彼女の方から呼ばれた。なんでも見せたい物があるらしい。
親しき者にも何とやら。もう何度も部屋を出入りしている程の仲だとはいえ、コンコンとドアをノックする。
それに今日は、言い知れぬ何かがある。
実はいつも事前に打ち合わせする筈の今回のシチュエーションがまだ決められていない。
特殊な嗜好を持つプレイには、パートナーとよく話し合う、それからプレイへ。
そういうお互いの意思をよく確認しないまま、なるようになればいいやって臨んでしまうと、ろくな結果にならないとまだ若い自分なりに心得ている。
以前にその事を失念してぶっつけ本番でやったところ、ゆかりちゃんと喧嘩するわ、桐条先輩にこっぴどく叱られるわえらい目に遭ったからだ。
4、5秒ほどしてドアの向こうから返答がきた。
「あ、ねぇ……今、一人だよね?」
どこか躊躇いつつも、よそよそしい彼女の反応に僕はムッとする。
いつもならこの時点で、もうプレイは始まっている筈だ。
いつぞやの僕が自室で彼女にペニバンで犯されるプレイも、事前に打ち合わせした上で行われたことだから。
……もしかしてまだ僕は信用に値する人物じゃないのだろうか。
そう思うと問いかけられた質問に対しても悲しみ半分、ぶっきらぼうに答えたくなってきたが、あえて我慢。
「一人だよ」
「よかった……あのね、一つ答えて」
ドアの向こうのゆかりちゃんは多分ほっとした様子なのか、よく耳を澄ましてみれば息遣いを一拍置いてこんな事を言った。
「私の事、迷惑に感じていないよね?」
僕は思わず「どうしてそんな事を聞くの?」という疑問をなげかけたかった。
が、今のドア越しに話しかけてくる彼女に対してはそれは適切ではない。
少し考えた後、初めてゆかりちゃんと付き合い始めた頃のセリフを思い出し、それを告げた。
「迷惑に感じてたりなんかいないよ、本当だよ。安心して」
「……入って」
ゆかりちゃんの許可を得て入ったが、肝心の彼女を見て驚いてしまった。
ピンクのレインコートで頭からすっぽりほぼ全身を隠し、まるで男と初めて話すかの如く、頬を赤く染めてもじもじしている様子。
瞳を見れば視線はあっちへこっちへと挙動不審に動いている。
彼女に何があったのだろうか……。
「あ、えと、ごめんね、私の方から呼んだのに…」
俯きがちにレインコートの頭のフードを取り、ボタンを上から外して脱いだ時、僕は再び驚いた。
それはもはや日本に『人に媚び、人に仕え、人に安らぎを与える物を象徴した服』として根付いたメイド服だったからだ。
しかも着てる人は、あれほどメイド服なんて着ないとヒステリーさえ起こしていたあのゆかりちゃんだ。
「意外、って思ってるでしょ? 私もキミと……ううん、あなたと同じだって気づいたの」
それに肘まである、革やゴム素材よりも強烈な光沢を放つ手袋をはめている。今まで見たこと無い。
やばい、この恰好でこれから一緒にご飯食べたり、お喋りしたり、あわよくば強引に色々されちゃう事考えたら…。
「今まで変態変態ってキミの事罵ってたけど、多分今まで心のどこかでこういう事には一線置いてたんだと思う」
あの黒く輝くテカテカする手で頬を撫でられたら……股間を撫でられたら…。
『普段見える物が見えないとよけいに興奮する』という人の心理、それを彼女自身が今、黒く輝く手袋をはめて証明している。
「やめて、そんなじろじろ見ないで…。恥ずかしいよ…何か言ってよ……」
今まで僕達は幸せな日々を送ってきた。死んでも悔いは無い。そう思っていた。
もう生きているなんてどうでもいい……そんな風に思うわけが無い!!
「信じられない、純情な子だと思ってたのに、って顔してるよね。そうだよね…私達、もう…」
「今日もよろしくお願いしまぁぁぁああすっ!!」
僕はゆかりちゃんの前で元気よくそう言うと、空中でオロバスのポーズを決め、その勢いを殺さずに土下座した。
彼女の履いてるキュートな靴とキスしてしまうくらい近い。
なんかレインコート脱いだ時に何かぼそぼそ言っているようだったが、そんな事実はどうでもいい!
大切なのはこのコスチュームを以て、今日のプレイも満足できるか否かだ!
「は…?」
「ゆかりちゃん、いや岳羽ゆかりさん! 惚れ直してしまいましたー! 今日も明日もこれからもよろしくお願いします、股間のウルの聖弓イチイバルを携えたメイドさん!」
「……う…ううっ…ぐすっ……ひっく…」
「!?」
しばらくの沈黙の後、泣き声が聞こえてきたので思わず顔を上げる。
視界に入ってきたのは、あの、いつも勝気なゆかりちゃんが、元気な女の子が……泣いているのだ。
手袋をはめている黒い両手で顔を蔽い隠し、おいおいと泣き出した。
屋久島の時以来、だろうか。泣いている姿を見たのは……。
そう思うと切なさと懐かしさが同時に込み上げてきた。
「ごめんね、ごめんね…! こんなの着て、あなたがかえってヒいてしまったらどうしようって考えてた…! 私、嬉しい…!」
ゆかりちゃんの心に何があったのかは今は聞けない。
内容についての案を出すのは主にゆかりちゃんだ。プレイの主導権も握るのも彼女だ。
そうなる立場にいるからには、僕を歓喜させるような工夫をあれこれしなければいけない。
そうする自分に、「やらなければいけない」と考えている自分に疲れていた……僕と同じように疲れていたんだろうか。そんな事が脳裏に過った。
「ごめんね、そういえばまだ今日のシチュエーション決めてなかったよね?」
「うん」
「ごめん、私……頭が混乱してて案が浮かばないや、ごめん。あなたはどうしたい?」
よほど申し訳ない気持ちなのか「ごめん」を繰り返す。
まだ涙目だったが、ゆかりちゃんの表情は降りっぱなしだった雨雲からおひさまが覗いたような表情になった。
実はこの勝ち気でちょっぴりデレるメイドさんの姿を見た時から、頭に浮かんで離れないシチュエーションが一つ浮かんでいる。
『メイドさんに犯されるご主人様』。ありきたりだがこれだ。
僕は意気揚々として、今日の希望するプレイ内容をゆかりちゃんと話し合いし始めた。
「ご主人様、タオルを用意しました」
熱い風呂から出た僕を出迎えてくれたのは、この寮に住み込みで働いているメイドさんの岳羽ゆかりちゃんだった。
慎ましやかな態度でお辞儀をし、手に持っていたタオルで頭、胴、下半身と僕の体を拭いていく。
ゴシゴシと拭くわけじゃなく、力まずに、優しく叩く感じが素直に心地良い。
見れば見るほど彼女の黒い指はほっそりとしていて、清楚な感じが見受けられる。
顔も悪くない。ああ、むしろ上物の類に入るし、スタイルもなかなか…。
皮肉な事に彼女が体をいくら拭いてくれても、汗がじんわりと湧いてくる。
それに、体に変化があるのは汗が出るだけじゃない。
「ご主人様……」
僕と同い年だから、愛嬌を込めて「ちゃん」付けで呼んでいるが……上物の類なんてものじゃないな。この込み上げるような気持ち。
ゆかりちゃんがぴたりと後ろから抱きしめ、あの手袋をはめた手で僕の体を撫でまわす。黒い手袋。肘まで延びた輝く手袋……。
「ご主人様……フフフ、今日も『されたい』ですか?」
「ああ、されたい」
彼女の妖しい手つきは僕の体に沿って腹部、肋骨、首、顎を伝っていき、口のとこで止まる。
閉じた上唇と下唇をこじ開け、興奮して溜まった唾液に怯むことなく、その指先はしっとりと濡れた。
無言で、私の指を味わって、と口内をかき回してくれる好意をありがたく受け取り、僕はその黒い指を舌の上で楽しむ。
もう片方の手はゆっくりと確実に股間へと伸び、既にスイッチが入っている僕のソレに触れた。
ある程度シュミレーションはしていたが、予想を斜め上に超える手つきじゃないか……。
「わかりました。じゃあ、してあげますね」
興奮した僕のソレに触れた途端、激しく、且つ機敏な動きになった。
光と闇が禁断の恋をしてこの世に生まれた手袋は性欲が不完全燃焼になるのを決して許さなかった。
性欲の液体がまとわりついた指先は早送りされたビデオのように僕の股間を刺激し続けるのだ。
時折、ゆかりちゃんが耳に息を吹きかけたり音をたてて舐める。
「だめ、そんなされたららめぇ……もう、イ…く…ッ!」
そのイく間際、全身に痺れるような快感の電流が走り、頭が幸せな気分になった。
ゆかりちゃんの手の中でビクビクと出された、僕のソレを象徴する液体が嬉しそうに流れていた。
「あ、あぁ……ぁ…ぁ……」
「ご主人様、お望み通り、まだまだいきますよ?」
後ろを振り返ると、ゆかりちゃんがにんまりと微笑んだ。
彼女の手は一つの道具を使って、とろとろの液体をこの空間に出す。
そのとろとろの液体は指に馴染んだ後、躊躇なく僕のアナルへ。
「ひゃあ!? ゆ、ゆかりちゃん……もっと優しく」
「え? 何か言いました?」
今日も風呂に入る前に、股間とアナルを洗って清潔にしてるとはいえ、自分の穴が他人に侵されるのは変な気分だ。
それを事も無げに2本も3本も入れられ、慣れた手つきでかき回される。
「ご主人様、そういう変な声あげたって今日の私は許しませんよ〜」
ゆかりちゃんは相変わらずにこにこしながらアナルを責めている指を止めない。
「ほら、見なさい。これから私にペニバンで犯されるご主人様自身の顔を見なさい」
強引に体を動かされて洗面台の淵に手を掴み、メイドさんの彼女に尻を突き出すような格好になった。
ゆかりちゃんが自分の履いてるスカートをめくると、あの黒く光るペニバンが露わになった。
そしてペニバンにも液体を塗りたくり、よく行き渡るように何度も扱きあげる。
「でもな〜、ご主人様、ちゃんとおねだりしてくれないと入れてあげませんよ」
正直、入れられたい、ペニバンで犯されたい。
そんな願望が鏡に映った自分の顔に表れている。
お、おねだり……。
「入れてください…」
「はぁ? 聞こえないんですけど」
突如、自分の尻が叩かれた。
反射的に鏡を見ると、ゆかりちゃんが怒った顔つきになっている。
「誰に何をどうして欲しいのか、ご主人様なら言えるでしょ? てか、言いなさい」
彼女の手で二度三度、手で強く叩かれる。
僕のマゾヒストな部分がメイドさんのゆかりちゃんに見透かされている。
だからそれを知っているだけに余計に体が熱くなってくる。
「ちょっと、誰が興奮していいって言ったの? このど変態!」
再びあの黒い手が僕の股間を侵略してきた。
僕は女の子に罵倒されて気持ち良い気分になってる。
その否定できない、否定したくない気持ちをゆかりちゃんは手の平で弄び、指先で弄繰り回す。
だから、もう……また、い、イく…!
「ご主人様って、すごい変態すぎて笑っちゃう。イく? イっちゃう? イっちゃいなよ」
「〜〜〜〜〜〜っ!!」
ゆかりちゃんの指のテクニックは凄まじく、一度イった僕が再び興奮の最高潮へと達してしまった。
「指だけでイくなんて……よっぽど私にいじめられたかった?」
快感の余韻を待たずにゆかりちゃんが後ろから耳元で囁いてくる。
僕を蔑む嘲笑も、快感の余韻を味わう材料としてはこれ以上無いくらいゾクゾクする。
顎を手で持ち上げられ、今の自分の惨めな顔をよく見なさいと言って鏡を見させる。
力無い表情を浮かべる全裸の自分、その後ろで同年代とは思えないほど妖艶な笑みを浮かべているメイドさんが映っている。
後ろ、特に彼女の下半身を振り返ると、ゆかりちゃんがとろとろの液体が付いたペニバンを扱きながら今か今かと待っている。
「さぁ、早く言ってくださいよ〜。お・ね・だ・り」
ゆかりちゃんが自身のスタイルの良い体をこれでもかと押し付けてくる。
彼女の体の殆どが当たり、さらにアナルにはペニバンもすりすりしてくる。
僕は、どきどきする胸の鼓動を、どうにか抑えながら深呼吸し、この痴態を、認める。
「ぼ、僕のアナルを、メイドさんの、黒くてたくましいチンポで、犯して犯して、頭がぐちゃぐちゃになるくらいに犯しちゃってください!」
それを言った時、僕の中で3度目の歓喜が巻き起こった。
僕が望んでいた展開、身を震わせるほど欲しい物が中に入ってきたのだ。
「偉い! ご主人様〜、それじゃ、いっくよー」
ああ、聞こえる! 耳を澄ましたらあの、ぬちゃぬちゃっていういやらしい音が聞こえてくる!
ゆかりちゃんががっちり腰を抱え込むようにして猛烈に腰を振ってくる。
「ご主人様、あなたが『もう勘弁してください』って言うまで、しっかり搾り取ってあげる」
メイドさんのゆかりちゃんはさも嬉しそうな顔をしてガンガン責めたててくる。
僕自身も2度も興奮の頂点を極めながら、3度目の限界突破する準備を開始していた。
ああ、快・感♥
メイド服を恥ずかしいと感じ、一線を置いていたゆかりちゃんが心を開いてくれたみたいだ…。
…!?
…頭の中に、不思議な声が囁く…
我は汝…、汝は我…
汝、”恋愛”のペルソナを生み出せし時、我ら、更なる力の祝福を与えん…
”岳羽ゆかり”コミュのランクが”16”に上がった!
”恋愛”のペルソナを生み出す力が増幅された!
ゆかりちゃんとさらに特別な関係になった気がした…
これからは二人でいる時間帯に限り、メイド服を着るとノリノリになる。性的な意味で。
「ほらほら、遠慮しないで言ってみなよ! メイドさんに犯されてる気分はどう!? ご主人様〜!」
ゆかりちゃんはメイド服を着ている事に、もう慣れてしまったようだ…。
「ん、たくさん出したね…」
脱衣所、大量の丸く包められたティッシュがある中、僕達は膝を崩してお互いに寄り添っていた。
普段なら不快感に感じるはずの自分の臭いも、こういう疲れた雰囲気で感じるとなかなか味わい深い。
床に落ちているペニバンや、感じる液体を眺めていると、「ああ、終わったんだな」と充実感に包まれる。
そんな感慨に耽る僕に寄り添うゆかりちゃん。
僕がプレイを終わりにしたい合言葉として『もう勘弁してください』と言った時に、彼女は演じていたメイドさんの役を止めた。
裸の人間の隣にそのメイドさんが座ったまま寄り添っているという変な構図だが僕は幸せだ。
「すごい疲れたね……でも、あなたといて幸せかも」
そんな事を言うゆかりちゃんがたまらなく愛おしくなり、僕も彼女の体を抱きよせる。
正直、本当に色んな事を思って疲れた……。
だけど彼女と出会って本当に良かった。
「またシャワー浴びようよ。あとお腹もすいたから、シチューも作って。キミが作る料理おいしいから」
もう何度目になるだろう。こういうプレイが終わった後に似たようなセリフを言うのは。
僕がくすくすと笑いながら見つめる視線の先には、天使のようなあどけない笑顔をした女の子がいた。
終
投下終了しました。
それでは自分は撤収します。
GJ!
625 :
名無しさん@ピンキー:2009/10/03(土) 08:02:01 ID:MxWn8w9N
GJ!!
脳内保管余裕っす!
グッジョブです
キタローも公子も喋らない主人公だから
いくらでも想像できるな
グッジョブ!
ドラマCD延期した?
4のやつなら12月23日に延期
サンクス
公式よりアマゾン見た方が良いみたいね
絵の投下はここでOK?半角板では見つけられませんでした
保管庫に絵を貼る場所がある
貼ったら一言書いてくれれば見に行く
昔ここで身バレした職人が絵も文も底辺とか委託で見れないクラスの
下手以下だから蹴られるとか難民でオチやら突撃だかで祭られて
言いたい放題言われなかったか?
何が言いたいかって言ったら、そういうの書かない方がいい気がするんで
なんかちょっと気まずかった(;´Д`)
まあ角二にも一応メガテンスレの形でペルソナの話できる場所はあるんだが
ここほどじゃないにせよ向こうも陰湿だから絵描いてくれるなら渋にでも投下したほうがいいよ
底辺とか単語使うやつあいつしかいないしな
否定誰もしないって事はそういう事なんだろうな
あ、分かっててシカトw
ふと思ったんだけど、みんなって本読んでる人?
漫画とかじゃなくてちゃんとした本。
最近の有名どころしか。そのほか偏った感じに。思いつくままに、
森見さんとか有川とか桜庭一樹に三崎亜紀、島本理生、乙一ユヤタン滝本竜彦
西尾維新と大塚英志、
あとアガサクリスティーとエラリークイーンとか。
ちゃんとした本かは微妙か。
専門書以外はフィクションばっかだな
ちゃんとした本ってのが何を指すかはわからないが
ライトなのは
>>641のに加えコナソとかポーとか川島誠とかあさのあつことか笠井潔とか東野圭吾とか森絵都とか
どう考えてもスレ違い
やばい、俺ろくに本読んでない
せいぜいメガテンとかペルソナの予備知識として読んでるってくらいだ
キタローとか番長にはなれないな…
P3Pからはじめればいいじゃない
で、
>>640はそんなこと聞いて何がしたかったの?
自己満足じゃねw
もしくは優越感だろ。人と違って「ちゃんとした本」を読んでる俺ってカコイイ的なw
いくら創作作品を晒して批評するスレとはいえ、根本がエロパロって時点で
どんな高尚な本読んでよーがそんなスレを見てる人間は例外なくキモオタなんだけどねwww
もちろん俺を含めて。
土日は余り変わらないな
クマ×雪子まだ〜?
千枝×主まだ〜?
雪子とゆかりの足コキまだー?
最近きたんだが職人いないね
千枝が可愛いと思ったがやはり貧乳なのか…
あれだけ食べてる肉が肝心なところに付かないんだぜ?神様は意地悪だろ……。
千枝が肉を食べることによって雪子の胸が蓄積されるんだよ
雪子のおっぱいは二人の挙動作業の賜物
つまり雪子×千枝マダー?
>>654 エネルギー消費量が洒落にならなすぎるだろチエちゃんは・・・
修行と称して主人公とあんなことやこんなことを…千枝×主ないよな〜
主×千枝なら結構あるんだが千枝は攻めれない子?
逆に雪子はもうSってイメージしかない
千枝は天性の受け体質だからな
雪子はもう騎乗位するとすごそう
というわけで天城雪子の史上最大の作戦後編まだー?
保管庫にいじわるなだありんクラスの新作がw
見てきた
なんじゃありゃあww
あの力の抜け具合がいいな
もう千枝主千枝ならなんでもいいよ
さて明日からハム子無双が始まるのか
心底どうでもいけど変換したらハム虚無僧になった
規制もあってかどこも静かだね
ゆかりコミュMAXになりしだいハム子×ゆかり投下するぜ
てか休日のお誘いがテレッテばっかでイライラ
失恋した岩崎さんを優しく抱き締めた後に美味しくいただくハム子のSSのアップを希望します!
百合ばっか期待されてんなw
テレッテ×ハム子でも困るからなw
俺はハム子×キタローが見たい
これからハム子と野郎との長い時間の詳細が投下されまくるのか。つらいぜ
>>671 テレッテはもう許してやれよw
実際ハム子篇のテレッテはそんな悪いキャラじゃないと思うが…夏くらいでまたやらかすん?
やらかすけどハム子でも落とせないようになってる
天田とハム子なら需要ありそうだな
676 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 00:06:00 ID:ZgjWPVrX
ハム子に期待あげ
ハム子は相手男より女のほうが妄想しやすいのは何でなんだぜ?
マジレスするとプレイヤーが野郎だから
ハム子編にだけガキさん生存ルートがあるならハム子はガキさんに引き渡してもいい。
そう思っていた時期が俺にもありました。
いやー男と長い時間過ごすの、わかっちゃいたけど結構キツイな
681 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/04(水) 09:50:18 ID:z5XNRehW
今日も元気に百合厨
保管庫にハム子×長谷川キタコレ
wktkして見にいったら自分が書いたのじゃねーかよ…
肝心のエロ部分がないのに良いのか?
ああ、早くP3Pプレイしてえ
仲良く寮に帰宅しようとしたら、モノレールで集団痴漢にあうハム子とゆかりキボンヌ
>>680 確かに・・・ツラい・・・
保管庫は百合の園と化すかな、こりゃ?
>>679 在るって聞いたがガセなん?
生き残らせるのが必ずしも成功とはいえないからアトラス自重してるかなぁ
最速でコミュマックスにするとかなんとか>生存フラグ
パーティメンバーには選べんらしい
キタロープレイ中だから事実かは未確認
プレイして確認したよ、離脱までにコミュMAXにすれば生存
生き残っても仲間には復帰しないみたい
病院で意識不明のガキさんをオカズにするハム子マダァー?
それなんてエヴァ
ベスとハム子の長い時間の詳細まだー?
男女一緒の寮というのはイカンですよ
肉彦とテレッテじゃなにも起きないメンツなので安心だけどな
アイギス×ハム子さんが見たいであります!
ベストカップルだと思われるであります。
ハム子総受け
しっかし見事なまでにテオドアの名前が出ねえな。
テオドアは天然すぎて性的なことを想像しにくい…
しかしハム子受け見たい。もう百合でも純愛でも凌辱でもなんでもいい
ハム子は予想を越えるビッチだったし
3Pどころか5Pぐらい何時か投下されんじゃねえの
私の為に争わないでは吹いたぜ。
二股以上に同性愛・ロリはキタローも番長も通った道だが
獣姦にショタもこなすハム子マジビッチ
ビッチの意味わかってないんだろうなあ
股がけ上等
>>695 テオが知ったかぶりの知識を姉たちに無理矢理実践させられればいいんだよ
3Pまだですか
綾時とハム子のある意味近親相姦マダー?
まさか小学生男子をくっちゃうとは思わなかった…
そのうえ、騎乗位とは…
PTメンバーの処女童貞率高そうだよな
一番ヤッてそうなのが主人公って言う……
ビッチ→行為に嫌悪ありそう
テレッテ→相手いねー
プロテイン→モテるのうざがってるし
会長→俺の嫁だし
風花→イジメの一環だったら鬱
天田→俺の嫁だし
コロマル→……
ガキ→余裕なさそう
>>703 板的にには性的な方面で想像するのはってるがw
天田の性格的につい反論しちゃったって言うのもあるだろ
相手真田だしなおさらだ
間違いなく肉には乗ってる
プロテインは体力にまかせてどんな体位もいけそうだな
ふぅ…早くクリアしたいのに百合エロも書きたくなるぜ
>>709 セックスでしか使わない筋肉があるから、
アスリートは試合前日のセックスやオナニー禁止とか
どっかで見たような
ゆかりに「お揃いのチョーカーしよう」とか言われたんだけど
そういや「ハム子」って発売前から定着してるな。ちょっと書こうとするとホント使いにくい名前。
「キタロー」の汎用性を思い知る。
ガキさん×ハム子が見たい
肉彦は女性に慣れてないっぽいから、ハム子との初夜はどんな感じだったんだろうな…。
おどおどする肉に漢な勇気で迫るハム子…(*´д`*)
でも恋愛成立後のセリフは結構俺様だから、
慣れたら調子にのってフェラさせたり、おねだりさせたりとかしそうだ
逆に女帝はキタローの調教が唸る
ハム子×肉彦
>>717 なんだその胃にもたれそうな組み合わせはw
略してハム肉か
粗挽き×ハム子
>>704 > 風花→イジメの一環だったら鬱
ちょっと想像してみたらものすご鬱になった
ただの陵辱とは質の違う陰湿さがあって凹む
投下まだー?
ハム子を凌辱したいが、できそうな奴がINEEEEEE!
ハム子は皆からちやほや遭遇されてるしな…
えーっとベルベット姉二人どっちかとか
キタロー×ハム子
ガキさんのあのがっつきっぷりはかなり激しい夜を妄想させてくれるんだぜ
ガキさんの突きっぷりが激しいとな?
あながち間違ってはいないなw
動物のお医者さんのハムテルみたいに
名前は公子だけど近しい人にはハムちゃんとか呼ばれたりするんだろうか
あだ名は丸大か日本かで揉める仲間連中
ガキさんのとっつき
略してガっつきか
いや、そこはガキさんの(主に性的な)突き、略してガッ突きでいいだろ
激しすぎるとハム子が痛がりそうだが、ガキさん自省できるだろうか
涙目のハム子想像しておっきした
>732
止まんねーって言ってたしどうだろうな
我を忘れているガキさんの突きを
目をぎゅっとつぶって耐えているハム子を想像しておっきした
安価ちがくねw
前半戦→とまんねーガキさんによりハム子涙目
後半戦→とまんねーハム子によりガキさん涙目
そのまま延長試合
ハム子って体力ありそうだよな
弱点を突いてハム子をダウン状態にしたあげく
連続攻撃で気絶にまで追い込むガキさん
HPが枯渇したのを見計らって容赦ない反撃に転じるハム子
止まんないガキさんにがっ突かれるハム子…やべぇ…
翌朝
ハム子:絶好調
ガキさん:疲労
あれっ
3Pまだぁ?
ハム子は攻められまくって涙目なのが似合う。
だがインキュバスのペルソナつけた影響でムラムラして誰か襲ってしまうのも似合う。
しかし想像以上に女主人公で男性キャラを攻略するのって
クるモンがあるなコレ…。
せめて乙女ゲーのように恋愛のみで終わってくれるならまだしも
行き着く先がセクロスってのが生々しすぎる。
なんかこー、「恋愛しよう」じゃなくて、セクロスしたくて逆ナンしてるようにしか思えないんだよなー。
キタローがセクロス目当てに女性陣を口説くのは許せるのに、公子だと許せない気持ちになるのは
やっぱプレイヤーが男なせいかね。
>744
そんなもんか
女がキタロー使ってるぶんには「ちょwwwあからさま杉www」くらいにしか思わなかったが
それもこれもハム子が可愛すぎるせいだな
だが、少なくともガキさんに関しては
>セクロスしたくて逆ナンしてるようにしか思えないんだよなー
これはない
女でも分かるから困る
キタローだと許せちゃうんだよなぁ…何でだろ
キタローだもの
人間味が薄いからかしらん
ハム子は沙織やフェラ崎達に色々教わって、行き着く先はみんなの性欲の友だな
キタローとハム子はほんと正反対だよな
キタローはひたすら無表情な無個性キャラって感じに作られてる印象だけど
ハム子は明るい元気系女子ってキャラ付けされてるよな
男女ともにちゃんとゴムつかってるか心配です
ガキさんなんかは突発的な流れだったから怪しいな
いや、実は来るべきいつかに備えて持ち歩いてたりしたら笑うが
ハム子「ご利用は計画的に」
男とハム子がヤるのが嫌な人は百合を書けばいいじゃないか
ガキさんは自分も疑問だったw
でも持ち歩くキャラでもないし部屋にも置かないだろうからやっぱり…
二次だからゴム無しでも許される(キリッ
ガッキーはやさしいから常に持ってるよ
お手上げ侍とやくしまー!で萌えたから
そんな天真爛漫なハム子がどうこうされる話が見たい
ってかここ百合おkなのか?
百合注意とでも添えてくれればよくね
前に会長とゆかりッチとかりせ直とかあったような気がするし
ガキさんだけ非童貞だろうか。判断しづらい
他は言わずもがなだけどw
童貞のが面白いな
キタロー以外みんな童貞
ハム子は処女でお願いします
ただし貞操観念は薄いのに限る
部屋に入った途端抱きすくめられて、やっぱりちょっと怖くなるハム子
でもガキさんが好きだからそれを押し殺して「帰らない」と言い張るハム子
潤んだ瞳で見上げられてとうとう止まんねー状態に突入するガキさん
SS書きたいけど時間がねえ
ここの誰かがガキさん×ハム子執筆中だって信じてるから!
作品上がるまで帰らない!
キタローとハム子の魔性の双子によって身も心もぐっちょんぐっちょんに調教されるコミュメンバーたち
そして月光館学園はサバトじみた性の監獄へ……
乱交まだ〜
肉はハム子を部屋に呼びすぎ
肉は案外ねちっこそう
だからハム肉は胃にもたれると・・・
キタローが女性陣に押し倒される
↓
どうでもいいのでそのまま性的な意味で食われる
ハム子が男性陣に押し倒される。
↓
?
↓
とりあず好きにさせる
仲間が覆いかぶさってきた・・・
おととい来やがれ
落ちついて!
[アお手上げ侍
萎えるわw
だーいすきなのはーマーハラギダインー
まだ全然進んでないけど、P4みたいに恋人選べるシステムは無いのか
とんだビッチじゃねえか
いや、ハム子は恋人か友達か選べる。
キタローは恋人一択だけど
妄想は出来上がってるのにP3Pに夢中で書く時間がない同士は何人居るんだろうか
呼んだ?
とりあえず2周しないことにゃ
ハム子×ゆかりっちマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
タルタロス登ってる時って風花には声も姿も筒抜け丸見えなの?
それともペルソナの状態やシャドウの気配だけ分かるとかだろうか
戦闘中に声かけてたはずだから、見えてると思う。
しかしここ見てたらP3P欲しくなった。
まずはPSP買う金を貯めねば……。
SS書けるようになるまでどんだけかかるんだ……。
ハム子「あああ、性欲をもてあます」
キタロー「やめてくれよ姉さん!」
ハム子「あなたのスーパー生搾りを飲みたい、どうだっていいんでしょ?」
キタロー「どうでもよくない!」
こんな感じで、双子にしてエロ小説が書きたい。
できれば二人とも生き残ったバージョンがいいなぁ。
>>784 そんな奔放な女のコ(?)どっかのPVで見たな
キタローと公子でアイギスと3P、などと。
キタロー主人公時のハム子
ハム子主人公時のキタローって、出番あるんかね?
荒ハム肉ハムすごいことになりそうだ
肉とかハムとか夜中に見ると腹が空くスレだなここはw
なんだかんだでキタハムみたい
荒ハムってすげえ響きだなw
>>783 もうちょい待てばバリューパック出るぜ
荒挽ハムと肉ハム・・・
超腹減ってきた。
ところで肉は童貞のはずなのに
恋人になった途端偉そうなのはなぜなんだぜ?
女の子を部屋に入れたことないとか言っときながら
コミュ10後は毎回誘うのはなぜなんだぜ?
>792
童貞卒業したばかりの若者にはよくあること
多分なんでもない時でもふと思い出してにやけたり勃ったりしてるぞ肉は
しかし肉彦下手そうだな
なのに体力と筋肉はあり余ってる
ハム子…
へぇ偉そうなんだ?
一周目しくじったんだよね…気になる
なんか恋人になった後は自分もハム子好きでたまらんけど
ハム子も絶対そうに違いないみたいな自信に満ちあふれてる感じ
○○してくれ→(ハム拒否)→ほら早く のパターンで何でもやらせそうだ
荒垣はハム子で抜いた事あるだろあれ
寝ても覚めてもハム子って自分で言ってるしな
ハム子の台詞で「なぜか真田先輩は偉そうだ…」ってあったしなw
←クリスマスの時プレゼントしたハム子の作った菓子をハム子に食べさせる時。
あと部屋に行ってからかうような選択肢を選ぶと、黙らせてやる、
とか言って強引にちゅーをかましたり、名前を呼ばなかったりすると
無理やり呼ばされたりとなぜか強気だよな、肉w
俺にもっと惚れてくれとかも言ってたか?知らんがなと思ったw
>>798 でもクリスマスの誘いを断ると「来年もあるからいい」的な感じで強がっちゃうんだぜ…
ないのにな、来年のハム子とのクリスマスは…
ああいう「オレサマ オンナ キョウミ ナイ!」タイプって
一回入れ込むとすんごいことになるからなw
体力に任せてすごいしつこそうだ。
何がって
夜に決まってんだろ
満足するまでやったらハム子が疲労になる
↓
口で一回抜いてもらえば解決
>797
ハイレグや水着やメイド服でぷりんぷりんさせといて
抜くなという方が理不尽
スカートで薙刀無双するハム子さんでもけしからんのにハイレグでやられた日にはもうね
そして自分のIDがP5フラグ
あの寮壁薄そうなんだが部屋でヤって大丈夫なのか…
しかも一歩間違えば録画されるという
>>805 録画は気づいてないんじゃね
肉に限っては女が声我慢すれば、
特訓うるせーなくらいしか思われないかもな
どうでもいいけどバックで責められるハムが思い浮かばん
肉ハムは正常位、荒ハムは対面座位、天ハムは騎乗位が似合う気がするんだ
もうキタローしかいないな
>>806 ほら幾月とかアイギスとか
ファルロスがマーラ様並に卑猥な意味だと知って以来夜中にヤツが来るとハム子逃げて超逃げてって気持ちになる
>>778 頭の中ではハム肉ができあがっております
これぞ肉食女子でございます
幾月は絶対ハム子を性的な目で見てるよな
ハム子ルート序盤のボイスが異様にねっとり厭らしいんだよ…
キタロールートでは微塵も無かった「身の危険」って奴を感じたぜ
もう幾月がハム子たちのお楽しみの様子を監視カメラで見てるようにしか思えなくなってきた
ガキさんがハム子おいしくいただいちゃったっぽいのにクリスマスも意識不明だったのって俺だけじゃないよね?
そんな俺はガキさんの部屋に入った時の「荒垣の荷物がまとめてあったようだ…」の後に行間を読むw
今作キタローのセクロス仄めかしてるシーンてベスのみで追加なし?
投下します。1+6レス消費
・カップリング 荒垣×ハム子←風花
・属性 和姦
荒ハムをひたすら風花が実況する形です。ルキアの能力を都合よく進化させています。
過去の投下にも覗く風花はいたのですが、そこはどうかお許しを。
風花の口調が敬語なのは、戦闘での実況を元にしているため、違和感あるかも
本当に、他意はありませんでした。
ほんの……遊び心と怠け心だったのです。
その日はタルタロスには行かず、皆自由に過ごすことになっていて
私も明日の料理部で作るお菓子を決めようと、ベッドで寝転がってお菓子の本を読んでいました。
どうせなら、リーダーにも相談しようかな。
そう考えてリーダーの部屋に行こうかと思いましたが、私はすでにパジャマに着替えていましたので
この格好で廊下に出るのは……と、少しためらいます。
それに、リーダーが寮にいるかもわかりません。もしかしたら一人カラオケに行っているのかも……
わざわざ探して歩き回るよりは……そう思い私はルキアを召喚してしまいました。
幸いにも、すぐにリーダーは寮にいることが分かりました。
ですが、自分の部屋ではありません、2階の誰かの部屋です。
私はさらに集中して、その様子を探ります。
私の頭の中で淡い二つの光が、ゆっくりと人型になっていき、周りの様子も鮮明になっていきます。
どうやら荒垣先輩の部屋のようです。二人で並んでベッドに腰掛けています。
リーダーはこの間の荒垣先輩の料理が忘れられないのか、料理本を指差して何かリクエストしています。
荒垣先輩は面倒くさいと言いたげな顔をしつつも、楽しそうにその料理本を覗き込んでいました。
わ、私だって、一緒にリーダーと料理しているのに……
どうしてリーダーは私にリクエストしてくれないのでしょうか。
リーダーは食べたい料理のページを一つ一つ指差して、荒垣先輩に話しかけています。
なのに、先輩は時折、時計を見たり、扉を見たりと、ちょっと落ち着かない様子。
私だったら、リーダーと話すときは絶対に余所見なんてしません。
ほら、リーダーがお邪魔かと思ったのか気を利かせて出て行こうとします。
おやすみなさいと言っているのでしょうか。
ちょうどいいかも、リーダーが3階に上がったところで私の部屋に呼ぼうと思ったとき。
荒垣先輩は少し乱暴にリーダーの腕をつかみます。そんなふうにしたら……ほら、リーダー驚いてる。
荒垣先輩はつかんでおきながら何か、ごにょごにょ言っているようです。
リーダーは少しきょとんとした顔で荒垣先輩を見つめていましたが、ぱぁっと顔を輝かせるとまたベッドに腰掛けます。
そしてきらきらした眼で料理本をめくるのです。うちのリーダーは、何かの料理で釣られてしまったみたい。
どうやら、荒垣先輩が後ろ手でドアの鍵を閉めたことにも気づいていない様子。
え?……鍵を閉める?なんで?
私が疑問符を浮かべたときには、先輩はリーダーの隣に座りました。
一つの料理本を覗くものですから自然に顔が近くなります。
リーダーは料理本だけしか見てませんが、先輩は本とリーダーの顔を交互に見ています。
あの距離だとリーダーのまつげの一本一本まで見えるのです。私だってそれは経験済み。
よく二人でお菓子の本を……あっ!ちょっと!あーーー!
先輩は調子に乗っているのでしょうか、リーダーの肩に手を回し、自分のほうに乱暴に寄せました。
そんなふうにしたらさすがのリーダーだって驚いて……固まってしまっています。
あ!だめです!リーダー!今先輩のほうを向いたら!
予想以上に顔が近づいていることに驚いたリーダーは、とっさに身体を離そうとしますが失敗します。
だって、荒垣先輩、肩に手を回したままです。
リーダー、混乱しています。先輩はその隙を突いてきました。
リーダーをベッドに押し倒したのです。リーダー!体勢を崩されました!はやく立て直してください!
と、私の心の叫びは心の中で閉まっておき、私はその様子を今までにない集中力で観察します。
床に落ちた料理本など気にもせず、先輩はリーダーの唇を奪います。
いつもタルタロスで薙刀をふるうリーダーといえども、身体は女子高生。
男に押し倒されては、そう簡単に逃げられない様子です。
慣れていないのか、へたくそなのか、それともそういうキスなのか…
先輩は何度も何度も口をつけては放し、また口をつけるというむしゃぶりつきようです。
リーダーはうまく呼吸ができないせいでしょうか、唇が離れるたび荒い息で呼吸をします。
それがとても、その、色っぽくて……離れては食いつくという先輩の行動が理解できるのです。
じゃなくて!これはリーダーの一大事です!危機です!ピンチです!
なのに、どうしてでしょう。私の身体は動きません。
まるで透明人間になったかのように、二人の間近でその様子を見続けているのです。
顔を赤く染め、うっすらと涙目のリーダー。
ベッドに押し倒され、あれほど乱暴にキスされても、リーダーは抵抗しませんでした。
リーダーが暴れないと分かって安心したのでしょうか、それとも我に返ったのか、先輩もようやく落ち着きます。
ただ、落ち着いただけで、リーダーを逃がすつもりはないようです。
何かを、リーダーにささやいて、先輩は彼女の制服の赤いリボンを解きます。
次は、上着、次は、シャツのボタン。淡いピンクのキャミがめくりあげられ、ピンクの刺繍入りのブラが見えます。
先輩の手はそこでもたついて、ブラをはずそうと悪戦苦闘しています。フロントホックだと気づいていないようです。
リーダーはおそるおそる、先輩の手を取ると、ホックに触らせます。
『ここです……』
『お、おぅ……外すぞ?』
そんな会話をしたのでしょう。リーダーがこくりと頷くと、パチリとプラスチック製の音がしました。
屋久島のときでも思ったのですが、意外とリーダーは胸があります。
ブラが外れたせいでしょうか、解放された胸がぷるんと揺れます。
傍目で見ている私にも分かるぐらい、先輩はゴクリとつばを飲み込みました。
そして急いでコートの前を開き、ベルトを外し……チャックを下ろして……
その……アレを出します……
生で、それも臨戦態勢のそれを見るのは私もリーダーも初めてで、食い入るように見てしまいます。
この間のバナナマフィンに使ったバナナぐらいでしょうか?
タンポンさえ怖くて使えない私にとって、それは凶器としか言いようがありません。
先輩はその凶器を構えたまま、リーダーのスカートをめくり上げ、下着を脱がしにかかります。
リーダーも腰を浮かせて協力していることから、嫌というわけではなさそう。
ブラと同じデザインの下着は、ベッドから落ち、そして先ほどの料理本の上に乗ってしまいます。
スカートと靴下はつけたまま、上着もシャツも前をはだけて胸だけを露出させられたリーダーの姿は
私の知っている、いつもの優しい彼女の姿ではありませんでした。
そして、私も。二人の情事を覗き見ている私は、いつもの私とは思えません。
見てはいけないと、頭では分かっているのに、目が離せないのです。
先輩は、コートのポケットから財布を出すと何かの小さな包みを出します。
ソレを口にくわえ、また財布をしまうところで、ようやく私はそれがコンドームだと気づきました。
『ちゃんとするんですね』
『当たり前だ』
どうやら私はもっと集中してしまったらしく、二人の会話まで聞こえてきます。
『そ、その……先輩…』
『どうした?』
『口とかで……しなくていいですか?』
その言葉に先輩は動揺したのでしょう。今まさにかぶせようとしたゴムを破いてしまいます。
『……したくないならしなくていい』
先輩としては、リーダーが断りやすい空気を作ったつもりなのでしょうが……
『や、やってみたいです……』
リーダーは言葉攻めとして受け取ってしまい、自分の口で咥えたいと言ってしまいました。
た、確かに、女性向け雑誌にたまに男の子を喜ばせる方法として書いてあるのを私も見たことがあります。
でも、そんな……リーダーの口を、そんなことに使ってしまうなんて……
『無理すんなよ』
『大丈夫です』
リーダーは体勢を立て直し、ベッドの上であぐらをかく先輩の股間に、顔をうずめる格好をとります。
この間、可愛いピンクのリップを買ったって喜んでいた唇が、先輩の凶器の先に触れています。
恐る恐るといった具合で、唇でそこに触れ、ためらいがちに舌の先でつつきます。
まるで初めて作った料理を味見するみたいでした。
歯を当てないようにしているためでしょう、ゆっくりとそれを口に含み始めます。
さすがに根元までは無理らしく、亀頭だけをしゃぶり、そのかわり、口に入らない部分は指で優しく撫でたり、擦ったりしていて
まるで縦笛を吹いているようでした。
『ん、難しい……』
うまく出来てます?と言いたげなリーダーの上目遣いに、先輩は無言で彼女の頭を撫でます。
表情は笑顔としかめっ面が混ざったような……あれは余裕があるように見せかけてますね……
まぁ、そんな顔でした。上目遣いのリーダーの可愛さとは比べ物になりません。
私は自分の唇に触れます。私だって……リーダーのなら……指でもいい。
今は荒垣先輩の凶器の根元に触れている、リーダーの細い指。その指を私は頭の中で口に咥えていました。
リーダーは初々しい仕草で、愛撫していました。
2、3度、ちゅうっと大きく音を立てて吸ってしまい、その音にリーダーは顔を赤く染めるのです。
こんなはしたないことをしていることが恥ずかしくて、でも興奮してしまっている自分がいることに驚いているようです。
『もういい……十分だ』
少し苦しげな先輩の言葉に、リーダーは口を離します。
『じ、じゃあ、いよいよですか?』
リーダーの言葉に、先輩は答えず、また財布からゴムを出すと不慣れな手つきでそれを装着します。
荒垣先輩は自分が上になりたいようで、リーダーを仰向けにさせました。
『先輩……怖いです』
『俺もだ』
じゃあ止めろといいたいのですが、私の言葉など二人に届くはずもありません。
『足、広げろ』
リーダーはそう言われて足を広げますが、それは少しだけ
『あ、あんまり見ないでくださいっ!』
『ちゃんと見ねぇとわかんねぇだろうが』
自分以外の女の子のソコを見るのは、私も始めてでした。
柔らかな茂みの奥は、先ほどの先輩への愛撫でリーダーも興奮していたせいでしょうか、すでにうっすらと濡れています。
『今までになんか入れたことあるか?』
『なっ!ないです!!』
先輩の非常に失礼な質問に、リーダーは声を潜めながらも強く言います。
『慣らしたほうがいいな』
『やっ…!』
無骨な指が一本、リーダーのそこに入れられます。
指一本でいっぱいいっぱいだといわんばかりに締め付けているようです。
『ローションでも買ってくりゃよかったか』
そうぼやいて指二本目を入れる先輩。中で押し広げるように指を動かしています。
『力抜けるか?』
『んっ……頑張りますっ…』
『いや、頑張るなって』
さすがに初めてで緊張している子に、力を抜くのは難しいようで、リーダーは歯を食いしばって耐えていました。
一方の荒垣先輩はぽつりと
『片栗粉、水で溶かしたのでも持ってくるか?』
『えっ?』
『いや、ローション代わりに……』
『なりませんよ、真面目な顔して何を言ってるんですか!もうっ!』
リーダーはちょっと気が抜けたらしく、クスっと笑います。
『でも、ちょっと不思議、もっと痛いと思ってました』
『痛くないのか?』
『ちょっと違和感があるだけです。……もう入れられそうですか?』
『やってみる』
先輩は指を抜くとリーダーの足の間に腰を沈め、挿入を開始しました。リーダーは辛そうに眼をぎゅっとつぶっています……
『きついな……』
それでも、奥へ奥へと入れていく先輩に、私は、悔しいと思ってしまいます。
だって、私だったらもっとリーダーの身体を味わってからにするもの。
料理は下ごしらえが大事だって、荒垣先輩も言ってたのに……
『あっ……んっ…うぅぅっ……』
声を必死に飲み込んで、先輩のコートを爪を立ててつかむリーダーの顔は、とても辛そうで、とても嗜虐心をそそる顔になっていました。
リーダー、そんな顔をされたら……
『―――――っ!!!』
まだ半分も入っていなかったのに、先輩は急に勢いつけて根元まで押入れました。
びくんとリーダーの身体が跳ね、唇をかみ締めて先輩にすがりつきます。
『や、動かないで……』
懇願する彼女の言葉が逆効果なのは私にもわかります。
荒垣先輩はまた乱暴にリーダーにキスをして、彼女の白い胸を力任せに揉むのです。
胸の先っぽをぐりぐりと指でつまみあげたかと思えば、すがりつく彼女の両手引き離して、押さえ込み、腰を動かし始めました。
荒垣先輩は、リーダーの名前を何度も言います。何度も何度も口にしながら彼女を犯しています。
名前を呼ばれているリーダーは、声を耐えるのに必死で返事などできそうにありません。
気がつけば、私も……
私も、リーダーの名前を呼んでいました。
自分の部屋で、たった一人で、湿り始めた下着の上から指を擦りつけながら……
二人の世界を見ながら自慰をしてしまう自分が、とても惨めで浅ましい存在だと分かっているけど。
下腹部の熱は止まらない。私は、こんなにも、リーダーの事を、こんな目で見ていたんだ……
私はリーダーの名前を呼ぶけれど、リーダーが息も絶え絶えに、かすれた声で呼ぶのは先輩の名前。
目の前のおいしそうな素材は、先輩が独り占め
私は指を咥えてみているだけ
ベッドの軋みが大きくなり、荒垣先輩の限界が近いことを語っています。
彼女はそれを、待ちわびているようでした。
先輩が、達したときの、彼女の淫靡で優しい笑みに私は――――
…―――
「風花、どうしたの?」
「えっ!?あっ!?あぁぁっ!」
放課後の家庭科室、私は昨夜のことを思い出してぼーっとしていました。
「寝不足?」
そういって手際よく片付けをしていたリーダーは笑います。
寝不足なのはリーダーのはずです。さっき保健室に疲労だからと薬をもらいにいったのを私は知っています。
昨夜の情事で、リーダー達することができたのは3回目の行為ででした。
1回目、2回目はずっと荒垣先輩のターン。ワンモアの連発。
それをすべて受け止めていたリーダーは、本当にすごいと思います。
「……リーダーは優しいね」
「ん?そう?ありがとっ!」
ちょっと照れたように笑う彼女。この笑顔が、あんなに乱れた顔になるなんて……
「あ、ねぇ、リーダー。今夜はタルタロスに行く?」
「あ〜、どうしよう。今夜もパスかなぁ……」
ちょっと顔を赤くして、リーダーは考えています。
たぶん今夜は行かないでしょう。今日作ったクッキーをリーダーは荒垣先輩に渡したくてしかたないはず。
先輩にとっては、ネギを背負った鴨ならぬ、クッキーを持ったリーダーです。
きっと、どちらもおいしく食べちゃうんだろうなぁ。
今夜は、作戦室に忍び込もう。
たしか荒垣先輩の部屋にもカメラはあったはず……
誤作動を直すために集中したいっていいはれば、作戦室の鍵を閉めても閉じこもっても……
「ねぇ、帰りに電気屋さん寄っていい?録画用DVD買いたくて」
「いいよ。お料理番組でも録画するの?」
リーダーの言葉に、私は答えず、笑うだけ。
「お料理番組なら、あとで荒垣さんにも見せてあげてね。えへへ。料理が作れる人が2人もいるといいねぇ」
その料理が作れる人に、おいしく食べられているリーダーはそういって笑うのでした。
終
キター
GJGJGJ
GJ
荒ハム初々しくて最高
ぐっじょぶ!
なにこの初々しさ…
神きたこれ。
ごちそうさまでした。
この瞬間を待っていた!
荒ハムの初々しさがたまんねぇ。そして風花の片思い切ない…超GJ
風花さん、そのDVD焼き増しお願いします
GJ!
いいなぁ……この初々しい恋愛が1、2日しか続かないと思うとグッとくる。
午後も頑張れそうだ
>>826 自分の中では10月4日なんて来ない。ずっと9月。
それがエンドレス荒挽きハム。
最初、
・カップリング 荒垣×ハム子←風花
の←の意味が分からなかったけれど、読んだら理解できた。
こういう風花もいいなあ (・∀・)ニヤニヤ
>>814 GJ!
ごちそうさまでした。
あー風花かガキさんになりてぇぇぇ!
本スレに何かここから追い出されたっぽいカプ厨がいるんだけど、
何とかなんないのか、あれ。
よそのスレにふれるのはやめとこう。
ついでにここへの誘導もやめようぜ…散々荒れたんだから。
戦闘曲の「アナルプリンセス」を聞くたびに、それは誰のことかと
気になって、戦闘に集中できない
>>833 ハム子だろう
肉が前からガキさんが後ろからの3P誰か書いてくれ
執事×メイドというコスプレものの電波を受信中。
シルクハットとメガネと趣味服と半ズボンと獣、どの執事がいい?
趣味服でおながいしまつ
俺の沙織のエロも希望
メイド服で頑張ってクリティカル出しまくっているんだけど、メイドハム子の下着は黒なのか?
メガネ執事に一票
めがねー!
趣味服で一票
しかし、修羅場も捨てがたい
>>842 修羅場とか言うからメガネ執事の他に趣味服まで土俵入りしてきたジャマイカ。
執事二人×メイドにペルソナチェンジしてくる。
投下GJ!
まさかの風花視点w
ガキハム双方必死なのがいいな
仕事中に
弟想いのマガレベスがテオを拘束、
マリンカリンかけたハム子をけしかけて騎乗位で強制童貞喪失
という映像が浮かんで困った
投下乙
たまに風花のボイスが脳内再生されてワロタw
>>835 メガネお願い致します
肉ハム腹一杯喰いたい
>>834 例えばこんな?
ひああっ…と、か細い悲鳴が部屋に響いた。直前まで真田の剛直に手を添えて、ゆっくりと受け入れようとしていたはずの公子の柔らかな秘部は、一瞬にして真田の恥骨と密着させられている。
いきなりの衝撃に真田の上でぴくぴくと震えわななく公子を見て、思わず荒垣は背後で眉を顰めた。
「馬鹿野郎。あんま無理させんじゃねぇ」
じれったさに痺れを切らして力任せに公子の腰を引き寄せた真田は、荒垣の苦い声に公子を見上げる。
『うぅ…真田先輩ヒドい…』
今にもそう言い出しそうな公子の瞳には、涙がこれでもかと溜めこまれていた。
そのうえ苦しそうな呼吸と共に揺れる2つの膨らみが、真田の罪悪感を一層刺激する。
だが敏感な先端だけを熱くとろけた肉壷に埋められ、ゆらゆらと動かれてはたまったものではなかった。焦らされるような行為は真田にとって最も苦手とするものなのである。
いっそこうして無理矢理味わってしまう方が、まだ我慢のしようもあるというものだ。
「…うるさい。だいたい、シンジには言われたくない」
慌てて公子の涙を拭い頬を撫でながら、真田は拗ねるように吐き捨てた。
まるで最もらしい事を言う荒垣だが、公子の影に隠れて顔は見えなくともその手に何が握られているのか見逃す真田ではない。
「それ、アナル用だろう」
「え…っあぅ…」
不穏な真田の言葉に、公子が背後の荒垣を見る。しかし身体を捻ると性器が微妙に位置を変えていいところにあたる。
そうすると熱くて気持ちがよくて声が出てしまってて、とっても恥ずかしい。
「新垣…せんぱい…」
真田をくわえ込んだまま不安げに見上げてくる公子の声は羞恥に満ちている。
その姿に思わず嗜虐心をそそられ、新垣は白い背中を一舐めしながら、手にしていたローションを右手にたっぷりと塗りつけた。
「…そんな顔するな」
「やっ…あ、つめた…!」
「俺はアキみたいに痛くしねぇよ」
やわらかい太股から手を滑らせると、真田を受け入れて赤く擦れた性器に触れる。だが荒垣の指が目指すのはその更に奥、他とは違う堅く結ばれた口だ。
ふよふよとした耳たぶを口に含みながら肛門を中指の腹で何度も往復させると、公子から微かに拒絶の声が漏れる。
「ゃ、やだ、やですせんぱ…ぁっ」
「…ん?」
弓のようにしなる身体を荒垣が引き寄せて抱きしめる。緊張していた身体が支えられて一瞬緩んだ隙に、荒垣の骨ばった指がヌルリと飲み込まれた。
「んぁぁっ…や…っ」
「痛いか?」
公子は吐息を荒げながらも弱く首を横に振る。ぐったりと荒垣に体重を預けて、体内に侵入した異物に慣れようと脱力し…ようとしたのだが。
「あ、だめ、今動いたら」
「俺が痛いだけみたいに言うなよ。公子は奥が好きなんだ…なぁ、そうだろ?」
起き上がった真田が、ゆるゆると腰を進める。律動とともに揺れる胸を
ごめん力尽きた
849 :
834:2009/11/11(水) 00:39:07 ID:7bLKLvii
>>848 GJGJ!
ハム子エロかわいすぐるw
そしてサマリカーム!頼む続きくれお願いします
つ反魂香
唐突に切れてやり場がねえw
でもGJ
また復活待ってるぜ
「番組の途中ですが、いったんCMです」みたいな感じだ…暇なときで良いから続き頑張って下さい。
>>845 弟の恋を応援したいがために暴走するお姉様方いいなw
でも隣で見てくるんだろお姉さま二人
そしてアドバイスをするわけだ
まぁアドバイス元はキタロー仕込みなんだけどw
合体攻撃GJ!
なんかハム子とテオドアの絡みの場合、ハム子の方がガンガン迫る所しか想像できないのは何故なんだぜ…
テオドアはいろんな意味で失敗な気がする
858 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/11(水) 05:34:34 ID:USL9v0yb
テオドアは最後の部屋イベントで一応「私にも教えられることがあります」とか言って手袋外したぞw
自分の妄想を文章にしてハム子に差し替えるとなかなか抜ける
どうせ姉貴に教わったに違いないテオ
間違ったのインプットされてなければ高校連中よりがっついてなくて、
ハム子も安心して抱かれそうだが
……間違ってたら南無としかw
>>862 姉貴発祥というだけで一気に胡散臭くなる気がするのはなんでだろう
そういえばテオは観察と分析が癖だから、
ヤってる最中手とめて観察したり、無駄に描写したりしそうだな
ベスって性に関しても間違った知識ありそうだから「お手引をお願いします」とか言っといて腰にペニパン代わりに小型化したマーラ様装備してキタロー掘ってそう
そんでその体験を基にテオに間違った知識を植え付けてセクロスに恐怖感を抱かせたり
それ、エリザベススレのねたじゃないか?
ふとアイギスが股間のアタッチメントで公子を串刺しにしつつ延々乳首攻めする様子が見えた
乳首ぐりぐりされてもみもみされてイきっぱなしの公子
もしFESに相当する後日談が出たら男性陣の醜い争いとなるのか
それとも男女人外問わない大乱闘となるのか
ラブホイベントでハム子が目をさまさなかったら、
真田はそのまま頂いちゃってたんだろうか
天田との修羅場会話でも大人気ないみたいだし、
コロマルがハム子の足にカクカクなんかしたもんなら、殺気丸出しで睨みそう>肉
>>869 目をさましてもいただいちゃえばおいしかったのに。
ラブホイベントでの真田のやる気は異常
むしろ割る鏡を間違える度に頂けばいい
で、次の日はダブルで疲労
ハム子がシャドウの粘液でベタベタになりました。
コロマル「ワン」
ハム子「やだ、なめてきれいにしてくれるの?。やだ、太ももまでなめないでよ。敏感なところまで・・・・」
肉「俺もなめる」
一同「変態だー!」
>>874 ハム子の衣装は水着かメイドでお願いします
肉が残念すぎるw
アイギス「自分も協力するであります!」
>>872 第一声が「次、お前…」だもんなw
俺はP3初自体初プレイだったんでボス一体倒した後だしいきなりゲームオーバーになったらやだな…と思って
誘惑に抗うような選択肢ばっか選んでたんだけど、もし声を肯定したらどうなんの?
>>879 ループするだけ。
残念ながら18禁的な展開になったりはしません。
その代わりプレイヤーの脳内補完計画が進行します
とりあえず又がけしまくってクリアしたが
真田は行事ごとに細かい台詞が変わる分
日常エロが書きやすそうだ
883 :
848:2009/11/11(水) 23:40:28 ID:wMcPVE1c
>>849-852 ごめん、自分も投下待ちのROMで、職人さんが来るまでの軽いジョークのつもりだったんだ
今PC規制されてて携帯でしか投下できないから、また解除されるくらいまでには仕上げてきます
>>883 これは期待せざるを得ない。
早く規制解除されるといいね。
ところでお前らハム子の相手にテレッテの名を
決してあげないのなw
まぁ見たくもないという点においては狂おしいまでに同意せざるを得ないがwww
ほら、テレッテにはチドリがいるから
普通に見てはみたいけどチドリいるし
テレッテがnice boatされる展開しか思いつかない。
それに悪いやつじゃないが、ハム子をやるのはなんかむかつく。
男軍団でハム子を襲う時があっても、テレッテだけは隅で指くわえてそう。つかそうしてほしい
みんなテレッテ大好きなんだねwww
>>890 テレッテはジェラッテとかオープンスケベとか色々アレだが
セクロスとかに関してはノーマルというかクリーンなイメージがある
だから襲おうとするのを男集団を止めようとして弱点突かれて気絶させられそう
ハム子は騎乗位のイメージがあるけど、乗られるのも可。
キタローは騎乗位されるイメージが強い。
勘が鈍っててどう頑張ってもコミュMAXに出来そうにないから、一周目は鬱EDで終わらせた。少し反省している。
そして今度はちゃんとテレッテコミュを上げますと誓います。
写真ってなんぞ
修学旅行のとき、タルンダ先輩はハム子の裸体を見たのでありますか?
処刑された際には下半身が恥ずかしいことになっていたのでありますか?
今回は人形劇じゃないから、露天風呂のときあの立ち絵だと男性陣は全裸にもとれる
>>895 そんな状態で「俺は被害者だ信じてくれ」と言われても信じられません><
>>865 いざ事に及ぼうって時に「優しく…してください…」って言って頬を赤らめながらハム子に尻を突き出すテオを受信しますた
一瞬ハムとテオを読み間違えたかと思ったがそうでもなかったぜ
もし天田少年を攻略していた場合、母親も死に恐らく初恋であろう人まで失う事に…
トラウマモノだな
ハム子は押しの強さのわりにガードが緩そうっつか、抜けてそうなあたりが良い
他のヒロインがガード固かったり、隙なし超人、奥手だから
天然ハム子は野郎共を大いにやきもきさせてそうだw
肉彦だと両親死に、美紀死に、ガキさん助かっても多分副作用で死に
ハム子も死ぬって感じか?
少年は子供という立場を利用して色々エロい事をしてもらえばいい
怖い夢見たからとか言って同じベッドに入ったりおっぱいに顔うずめたり
ファルロスにも応用がききそうだな
>>904 ファルロス「怖い夢をみたんだ
一緒に寝ても良い?」
良いよ、おいで
一人で寝なさい
ニア キャー、ダレカー
ニア 帰れ
ファルロスとか綾時は多分、一番上手いだろうな
1レスだけど投下する。
・カップリング ハム子×ファルロス
・属性 ほぼエロ無し
ハム子編未プレイだけど流れで書いた。いろいろとおかしいのかもしれない。
ファルロス「少し狭いけど、それだけ温かいね」
ハム子「え、あぁ、うん」モゾモゾ
ファルロス「どうしたの、なんだか困ったような顔をしてるけど?」
ハム子「べ、別に何も……」モゾモゾ
ファルロス「僕が何か嫌なことをしちゃったかな?遠慮なく言ってごらんよ」
ハム子「……じゃあ言うけど、さっきから君の手が……」モゾモゾ
ファルロス「僕の手が?」
ハム子「わ、私の……を……」
ファルロス「ん、なんて言ったんだい?」
ハム子「……もういい!出て行って!」ドタドタ
ファルロス「うわっ、ちょっと……」
ハム子「早く!」
ファルロス「……ごめんよ。意地悪が過ぎちゃったね」
ハム子「………」
ファルロス「君を困らせるつもりはなかったんだ。誤解しないで」
ハム子「うー……」
ファルロス「今度はそんなことしないからさ、もう一度ベッドに入れてよ」
ハム子「……わかった」バサッ
ファルロス「ありがとう」
ファルロス「君の体はとても温かいね。僕とは大違いだ」
ハム子「そう?」
ファルロス「うん、僕の体はそうじゃない。いつも芯まで冷えきっていて、内にあるのは寂しさだけなんだ」
ハム子「何それ」
ファルロス「僕達はこんなに近くにいるのに、まるで違う存在……思い知らされちゃうな」
ハム子「………」ギュッ
ファルロス「……どうしたの?」
ハム子「そんなこと言わないでよ」
ファルロス「………」
ハム子「……私まで寂しくなるよ」
ファルロス「……また君を困らせちゃったね」
ハム子「………」
ファルロス「安心して。確かに僕達は一つじゃないけど、僕は君のそばに居るよ」
ハム子「ならいいけど」
ファルロス「それだけは約束する。君と僕は友達だからね」
ハム子「……うん」
>>909 GJ
でもこれハム子というよりゆかりッチじゃね?
ハム子でアイギスコミュやったら
「あなたが他の男性を愛するなんて許せない」
とか言われたんだけど
それはつまり、他の女なら愛してもいいんですね?
>>911 真田とやりまくりのハム子を見て思い余ったアイギスは…
>>911 他の男性って言い方じゃ、まるでアイギスが男みたいじゃないか
>>914 実際に言うんだぜ
「わたし、男性型じゃないのにこんな気持ち…!」
とか。
もう研究所でふたなりにしてもらうしかないな
眼鏡執事×ハムメイドを書いたんだけど、規制のせいで投下できない。
携帯じゃ長くなるから解除されたら書き込むよ。
どれくらいかかるかな?
P3+P4専用ろだに直接投下してみては
>>910 そうか、しくじってすまん。反省としてハム子編完結させてくる。
直接投下してきた。
917には本当感謝する。
要望あったら書いてろだの方に投下するよ。
ハム子のバックプレイについて盛り上がっていたから幾月×ハム子&洗脳アイギス×ハム子を製作中。
>>920 保管庫見てきたぞGJ。肉の妬き加減がなかなかのものだった
妬き肉とな
>>920 妬き肉非常においしかったです。GJ!
妬き肉、妬きハム、妬き牡蠣
この三人はいろんな意味でおいしい。
924 :
917:2009/11/13(金) 00:35:28 ID:98spFz1E
>>920 こちらこそ感謝する
続きをカメラ抜きでわっふるわっふる
なにうまいこと言ってんだお前らw
とりあえずGJ
>>920 見てきた!GJ!
ハム子がメイド服で激しい戦闘をする度ムラムラしてるんだろうなw
是非続きお願いします
夜食が食いたくなる流れだなw
励ましの言葉こそ活力。
続き投下してきた。
妬き肉っていい響きですね。
GJGJGJGJ!
今夜は妬き肉パーティーじゃー!!
>>928 妬き肉の人GJ! ハム子のエロさもイイヨイイヨー
水着編もレッドバミューダにシルクハットで待ってる
ありがたく読ませて頂いた、GJ!
肉は妬いてるのが似合う気がする
幾月楽しみにしてるよ、なんか新録台詞がやらしかったからなw
アイギス「夜食をお持ちしてであります」
ハム子「、ありがとう。うどんね」
ハム子「ぐぅぐぅ・・・・・」
アイギス「睡眠薬の効果は絶大であります。早速性的ないたずらをするであります」
アイギス「・・・・・・・私には肉棒がないであります。その代用としておっぱい撮影や下着脱がせたりするであります」
アイギス「それを撮影すれば、あとは思いのままであります」
つまり盗撮の犯人はアイギスということか
荒垣さんの残したコートの匂いを嗅いだり抱きながら泣いてるハム子を受信した。
そのまま自慰でもいいが、そんなことをしてしまう自分が嫌で泣いてしまうハム子も受信。
タルタロス探索中突然のアクシデント。武器も召還機も持ってなく一人だけに
なり焦るハム子。だがシャドウはどんどん近づいてくる
「嫌、来ないで…あ、あ」
「こんばんわ。その声こそが重要なのです」
何処からか声が聞こえたきがした
〜BAD END〜
という妄想をした
ストレガという手があったか
コート抱きはやめろー!
書きたくなるじゃないかー!!
幾月は喋り方難しいな。正体バラしたのはタルタルの高台であってる?
連日の投下ありがとう!
肉はペルソナが皇帝だから、支配欲旺盛なのが似合うね!
もし気合いがのったら妬き蠣も見てみたいですw
焼き牡蠣かきたい…!
小説あんま書いた事無いけどちょっと頑張ってくる!
皆さんの書くハム子が可愛すぎてニヤニヤが止まりませんww
>>905を応用して
朝になると少年の首が曲がってはいけない方向に・・・
いつも自分より仲間やハムを優先するガキさんが、
焼き牡蠣になるとどうなるのか興味ありますw
上とは別な流れのファルハム
「やあ、お帰り」
>タルタロスから帰ってきたら、ファルロスがベッドの中から顔を覗かせている。
>……この状況は何だろう。
「君を慰めてあげたくて先回りしていたんだ。ほら、こっちに来て」
>ファルロスが手招きをしている。
>だが自分はまだ休むつもりは……
「知ってるよ。戦ったあとなのに体が火照って眠れないこと」
>!?
「君のことなら何でも知ってるからね。
お風呂では右の太ももから洗うし、今日の下着のがお気に入りってことも」
>ファルロスがそう言いながら近づいてくる……
「どこをどう触れば感じるか、とかね」
あと、だれかたのむ
>>934 そして不完全燃焼のハム子を肉や天田やアイギスがが慰めと称して抱くわけですねわかります
救われねえ連鎖は大好物だと最近気付いた
焼きハムと聞いて夏の海で身体を焼いて小麦色になって「みてみてあとくっきり〜」
なんいうこんがりハム子を受信した。
ちなみに見せてくるのは肩の部分だけ。
「俺も水着あとがすごいくっきりだ」とかいってハム子に見せてくる肉も受信した。
もちろん、あのブーメランをずらして見せてくる。
ハム子はやらしいつもりではないが、肉はナチュラルセクハラというわけで。
ポロリもあると嬉しい
ハム子無防備そうだから勢いあまってポロリやチラリもありだな!
投下したいが8レス消費で16KBある。スレ的にギリギリ?410KBまでだったよな?
>>949 ありがとう。投下させてもらう。
荒垣さんがいる場所って寮か、わかつか、はがくれかだから場所選びに困る。
神社はコロマルの聖地なのでそんなところでしたらイケナイ!ってなるだろうし。
寮かタルタロスは、また風花実況になるし。荒垣とハムは自分の中では常識人だから青姦はしなさそう。秋だと夜寒いし。
ということでラブホに連れ込んでみた。
長い前置き失礼
カップリング 荒垣×ハム子
属性 和姦。ひたすらイチャイチャ。シチュメインなのだらだらしてるかも。
前置き1レス+本編7レス消費。
特殊設定としては、ED後でハム子生存。でも先はあまり長くないという薄命カップル。
あと、肉の扱いがちょっと酷いので肉好きさん要注意。
あいつは俯いて俺の腕にしがみ付いている。何も落ち込んでいるわけでもない、恥ずかしいだけだ。
足元しか見ていないあいつを誘導するように、なるべく人のいない道を選んで歩いていく。
「本当に行くんですか……?」
「寮でヤるわけにもいかねぇだろ」
昔のような少人数ならまだしも、今はそれなりに人も増えている。
それに、いつもいつも声を我慢させるのも身体に毒だろう。
あらかじめ調べて置いたホテルに近づくにつれ、妖しいネオンの光と恋人同士が増えていく。
俺は別に見られてもかまわないが、こいつが他の奴に見られるのは非常に困る。見知った顔と会わないように願うばかりだ。
留年してすでにクラスメイトの大半から距離を置かれている俺と違い、こいつは友人も多く、頭もいい。
だから、こいつの評価を落とすようなことはしたくなかった。
俺と付き合っているという時点で既に「変わり者」というレッテルは貼られているが……
「入るぞ?」
「……うん」
これまたぎゅうっと俺の腕をつかんでくる。周りをちょっと見渡してから俺達は中に入った。
「部屋、適当に決めるからな?」
無人フロントに向かい、適当な部屋を選んでパネルを押す。
もうホテルに入ってしまって安心したのか、こいつはきょろきょろと周りを見渡している。
それでもまだ緊張しているのか、無言で俺達は部屋に向かった。
「はぁぁぁっ……」
大きくため息をついてあいつはベッドに倒れこんだ。
「初めてタルタロスに入るより緊張したかも」
ようやく笑顔になったので、俺も安心して苦笑いを返してやった。
「ったく、ぎゅーぎゅー腕つかんできやがって、折れたらどうする」
「だって荒垣さんコートのポケットから手出してくれないもの。手も握るの嫌がるし」
「嫌じゃねぇよ。恥ずかしいだけだ」
何それ、とあいつはにこにこ笑う。
「でもそうかも、荒垣さんは手を握るより腕を組ませてやるってのが似合うもの」
そう言ってベッドから起き上がると、興味津々で部屋を探索し始める。
やれ、トイレに鍵がついてないとか、お風呂が広いとか、すごいDVDがあるとか
一通り見終わったので、あいつはちょっと恥ずかしそうに「先にお風呂入る」と俺に告げた。
それに返事をしてやるが、なかなか風呂に向かおうとせず、おそるおそる続きを言う。
「ね、あのさ、一緒に入りません?その、時間の節約にもなるんじゃないかな?」
頭の中で馴染みのある声がほぼ同時に響いた。「グッジョブ!」「エクセレント!」と……
というか姿まで一瞬幻視した。あいつらなんか変な電波送ってきてねぇだろうな。
「……そうだな」
「ホント!?お風呂結構広いから二人でも大丈夫みたい!お湯張っとく!」
そういってあいつは風呂場に消えて、まるで早く遊びに行きたい子供のように乱暴に服を脱ぐ音が聞こえてくる。
俺はコートを脱いでそこらへんのイスに投げた。
脳内であの二人が妙に急かしてきて困ったが、如何にも仕方がないといわんばかりの態度で風呂場に向かう。
扉はすりガラスですでにアイツが裸なのが分る。
脱衣場で服を脱いで入ってみれば、あいつは何かを風呂に入れているようで、腕を風呂に突っ込んでかき混ぜていた。
「これは……やりすぎたかも……」
そうつぶやいて、あいつは風呂に入るのをためらっている。
緩やかなウェーブの髪を撫でてやりながら俺は風呂を覗いた。柑橘系のいいにおいがする普通の風呂だ。
「広いな」
そうつぶやいて片足突っ込んだ瞬間、足から脳天までぞわぁっとしたものが駆け上がった。
思わずこけて風呂のふちに股間殴打しては洒落にならないので、風呂をこんなにした犯人の肩をつかんで体勢を立て直す。
「……コラ」
「いや、まさかこんなにすごいとは……」
犯人の手にはローション風呂の素の容器があった。現行犯逮捕だ。どこで買ったかと問い詰めればネットでだと……
「寮でやってみたかったんだけど、ねぇ?」
「お前の部屋から湯上りのいい匂いさせて出て行って、廊下歩いて自分の部屋まで戻れると思うか?」
「だから、ここで使ってみようと……ジェットバスじゃないから大丈夫!さ!入ろう!」
そう促されて、ようやく風呂に全身を入れる。
「うっわぁ……」
明らかにお湯でなくなった液体に、こいつは少々興奮している。
「エステ用だからちょっと物足りないかも。やだ、なんかすごい」
俺の手を握り、指を交差させてぬるぬる感を楽しんでいた。
向かい合う形で入ったので、目の前には体中ぬるぬるのあいつがいる。
見る分にはなかなかのなまめかしさだが、やはり触ってこそのローションだろう。
「こっちこいよ」
ぐいっとあいつの二の腕を引っ張るが、ぬるりとして滑ってしまった。
「すごい、物理攻撃無効化?」
そんなことを言って、あいつは俺に背中を預けるようにして座ってきた。手と手が、足と足が重なり合う。
あいつの白い首筋を軽く食み、乳房に触れる。
「ひゃっ…!」
ローションのせいか、いつも以上に感度がいい。触っているこちらもぬるぬる感が異常にいやらしくて興奮してくる。
後ろから、手のひらで包むようにして、人差し指と中指で乳首をいじる。
そのたびに、目の前の白い身体が振るえて、イヤイヤするようにわずかに首を振る。
さらにおねだりするように腰を動かし、ちょうど臀部の下の俺の息子を刺激してくる。
右手を乳房から放すと、わざと胸から下腹部まで撫でてやる。
そしてそのまま、あいつの秘密の場所を指で愛撫する。
「やっ!そこはいやぁ……」
普段の行為ではこいつは手や口での愛撫を嫌がる。未だ触られる事や、見られるのが恥ずかしいらしい。
「風呂に入ったんなら身体は洗わねぇとなぁ?」
あいにく見ることはできないので、文字通り手探りということになるがそれで十分だ。
「首まで真っ赤だな、湯当たりか?恥ずかしいくせに感じてるのか?」
こいつは声を耐えるタイプなので、ただウンウンと頭を縦に振って肯定する。
「口で言えよ」
「ふぁっ、ふぁいっ!。感じてますっ!気持ちいいです!」
口に出してさらに恥ずかしくなったのか、こちらを振り返って涙眼で見てくる。
「いいぞ!攻撃を続けろ!」とまた脳内でとある友人二人が言ってくる。うるさい黙れ。
「こんなの買うなんて、溜まってたのか?」
「違いますぅ……はじめ、エステ用だって……ひっ!やっ!」
どうやら、陰核に触れたらしい。そこを先ほどのように人差し指と中指でつまむ。
「触って分るぐらいだな」
「先輩だって、硬くなってるくせにぃぃぃ……」
欲しいと言いたげにこちらを見てくる。が、ここで入れるつもりはない。
「先輩ぃ……」
「駄目に決まってんだろ」
「もう生でもいいじゃないですかぁ……ひゃっ!ごめんなひゃいっ!」
ちょっと力を入れて陰核をぐりっとしただけで、こいつは身体を弓なりに反らした。
「……わりぃ」
「うぅ〜」
力なく唸って今度は睨み付けて来た。罰として連続攻撃に移ることにした。
「やっ!ひゃっ!ごめんなひゃいっ!ごめんなひゃっ!やぁっ!いやぁっ!やめっ…!ひゃめぇっ!」
ビクンと身体が大きく振るえたかと思うと、完全に力が抜けたのが分った。
「イッたか?」
「……うん」
はぁはぁと荒い息をするこいつを落ち着かせるように軽く抱きしめてやる。
昔と比べて、こいつはだいぶ体力が落ちたので回復するのに時間がかかるのは分っていた。
呼吸が整うまで、黙って抱きしめてやるしかできない。
「……もうあがります」
今にも泣き出しそうな顔で拗ねられてはこちらも困る。
「この風呂にしたのはオメェだろうが」
「うぅっ…」
「自業自得だ」
「せ、先輩を気持ちよくしてやろうとした後輩心を察してください」
「わかったわかった」
今度は向き合う形になる。首にあいつの腕が絡みつき、腰はあいつの太ももに挟まれる。
向き合って抱きつく格好で、どちらから動いたか分らないぐらい自然にキスをした。
あまり激しくはしない、ゆっくりゆっくりと舌を動かす。
この間は、ちょっと調子に乗ってキスしていたら咳に襲われ、危うく舌を噛むところだった。
「……やらしい音」
ぽつりとつぶやいて、あいつは笑った。ぴちゃぴちゃと互いを舐めあう音のことだろう。
「先輩はずるいなぁ。いつも余裕で」
「馬鹿が。オメェのせいでいつもギリギリだ」
「暴発寸前ですか?」
「寸前だ、って……何言わせてんだ。あがるんじゃなかったのか?」
「その前に、ちょっと抜きません?辛そう……」
首から名残惜しそうに両腕が離れ、湯船に沈んでいる俺の息子を優しく撫で始めた。
「この間、手でするの、あんまりうまくできなかったから……」
そんなもん気にするなと言ってやるが、正直、俺のために頑張る姿は非常にいじらしい。
「ローション使うといいって知ったから今回は大丈夫だと思うんだけど」
本来の役割を果たしているのだろう、ローションのおかげで滑らかに扱きはじめる。
「そういや……」
「?」
「いや、なんでもない」
お前と会ってから自分でしてねぇなぁ、と言いかけたがそれは嘘だった。
去年の秋、妙に接近してくるこいつのおかげで悶々とさせられたことを思い出したからだ。
本当にこいつは性質が悪い、うっかり俺以外にも勘違いしそうな奴は多そうだ。
「変な荒垣さん」
深く追求せずこいつは笑う。一方、俺は冷静に、こいつは意外とモテる事も思い出していた。
伊織が「去年は写真撮られてたんですよこいつ〜」と教えてくれたときには、驚愕と納得両方できたものだ。
あんまりにも魅力的だから誰かと付き合って当然と思われるらしい。
伊織やアキと話しているとやれ二股だ、やれ悪女だと噂されるのも無理はないが……今年はそんな噂はないらしい。
身体が弱くなり、バレー部を止めたこいつの放課後の日課は、屋上でサボっている俺を迎えにくること。
昔はアキが迎えにきたが、今はこいつというわけだ。
そんなふうに毎日登下校を一緒にすれば、嫌でも付き合っているとばれる。
それに、やはり女には微妙な違いがわかるらしく、去年のアキへの態度と俺への態度がまったく違うことから
本当に、真田先輩とあの子はただの友人だったのね〜などと言われているらしい。
……見方を変えれば、こいつはアキと釣り合うぐらいの女というわけだ。
俺のもんになったのは、まったくもって幸運だった。
たまに、アイギスに嫉妬されて邪魔されるのが不幸だが……
とまぁ、冷静に考えるのも辛くなってきた。
そろそろ扱くスピードも力も上がり、嫌でも射精を促してくる。
「このまま、どうぞ」
俺は小さく呻いて言われるままに射精した。
「じゃ、あがるか」
白い精子が混ざった風呂にいつまでもいられない。俺はさっさと栓を抜いた。
お湯よりも流れるスピードはわずかに遅そうだ、
「先にあがってください。私はお風呂を軽く流してから行きます。」
こんな風呂にしたのは私ですからね、と照れ笑いをする。
「じゃ、先輩、先にベッドで待ってて……」
色っぽい言い方が出来るようになったじゃねぇかと笑うと、子供のように頬を膨らませ、唇を軽く噛まれた。
ローション風呂から出て、軽くシャワーを浴びてからバスローブを羽織る。
元はエステ用だったせいか、妙に肌がいい感じだ。男がこんな肌でどうする。
あいつが風呂にいる間にコンドームの用意をしておく。生でしてみたい欲求にかられもするが、そこは我慢だ。
「……バスローブ似合わねぇな」
丸くてでかい鏡に映った自分に、そうもらす。
なにより、さっきみた自分のニヤけ面は間抜けとしかいいようがない。
もしかして、あいつと会うたびニヤニヤしてるか、俺……
教室やら屋上やら廊下やら寮やらであいつと話すたびあんな間抜け面だったのかと思うと少々鬱になってきた。
そりゃあ、アイギスがイラついた顔をしてくるわけだ。
「何燃え尽きてるんですか?」
某ボクシング漫画のジョーの最後のように、ベッドに腰掛けて俯いていた俺にそんな声がかかる。
「あぁ、いや、なんでもねぇ……」
バスローブ姿のあいつは、俺の横にちょこんと腰掛ける。
「なぁ、俺、いつもニヤついてるか?」
「いいえ」
即答されたので少し安心する。
「ただ、昔よりだいぶ優しい雰囲気が出てきてますよ」
「……優しいねぇ……」
うさんくさそうにいう俺に、あいつが寄り添ってくる。
「アイギスが言ってました。荒垣さんはあなたといると表情が柔らかくなるって。えへへっちょっと恥ずかしかったです。」
俺の中でのアイギスはその台詞を舌打ちしながら言ってきたが、こいつの中では違うらしい。
「まぁ、こっちは硬くなるんですがね。うひひひひ」
そんなオッサンみたいなことをいうな。触るな。擦るな。
こっちも体力は昔と比べて落ちている。こんなところで無駄撃ちしたくはない。
硬度を増してくる俺の息子から手を放させ、コンドームをつけることにした。
いよいよ本番かと、あいつも先ほどのおちゃらけた態度をやめ、ちょっと恥ずかしそうに何もない部屋の隅を見ている。
触ったり見たりするくせに、やっぱりどこかまだ恥ずかしさというものがあるらしい。
「オラ、跨がれ」
「ちょっと、もうちょい言い方ってものが……」
そう言いながらもちゃっかり向き合う形で膝の上に乗ってくる。
「最近先輩マグロじゃないですか?」
「なんだガンガン責めてもらいたいか?」
おねだりするか、抵抗するかで迷ったようだが、無言ですることにしたらしい。
自分の指で秘所と俺の息子の位置を確かめながらゆっくりと挿入する。
「んっ……」
初めてのころよりだいぶ緩くなったそこは、簡単に男を受け入れた。
入ってきたものの形を確かめるように、内壁が蠢き、締め付けてくる。
根元まで突き刺され、こいつはうっとりとした目で自分の下腹部を撫でた。
白い肌がピンク色に染まりだし、可愛らしい唇からは切ない吐息が漏れて、潤んだ眼でこちらを見てくる。
「先輩、好きです……」
何度聞いたらか分らない言葉をつぶやき、ゆるゆると腰を前後に動かし始めてきた。
「俺も好きだ」
こちらも、世界中で何度も言われているであろうつまらない、しかし本心の言葉を言ってやる。
芸もなにもない言葉だが、こいつは安心したように笑うのだ。
それだけ言葉を交わすと、あとはずっと無言だった。
腰の動きは傍からみればじれったいほどに遅いと思われるだろう。
互いに抱き合いながら眠りに落ちそうなぐらい落ち着いて深呼吸していたり、キスをしたり。
先ほどのローション風呂よりも互いの身体が蕩けてしまって、完全に混ざっている感覚に襲われる。
きっとアキなら「責め立てろ!」とか言い出すんだろうが、今はこれでいい。
「時間、大丈夫ですか?」
「大丈夫だ、安心しろ」
俺の言葉を信用したのだろう。また無言になってぎゅうっと抱きついてくる。
返事をするように、俺も抱きしめ返す。昔よりも幾分儚げになったこいつの存在を確かめるように。
昔のようにガンガン責め立てるのも好きだが、あまりしたくはない。
それは決して俺が受身がいいというわけではなく、ヤリすぎてこいつが壊れそうになるのが怖いのだ。
……実際、張り切りすぎてこいつは次の日動けなかったこともある。
下手すればヤリおさめということになりかねん。
まぁ、なんだ、他のがっついているような男にこいつは渡せないということだ。
身体を離し、俺はあいつの乳房に顔をうずめる。乳房の先を唇で食み、舌で突いて、軽く吸い上げた。
決して歯は立てないように優しく舐めあげて刺激するたび、甘い声が漏れ、胸に俺の頭を押し付けるように抱きしめてくる。
声だけで俺の息子はかなり元気になるから、本当に、これは他の男に聞かせたくない声だ。
「先輩、荒垣せんぱぁい……」
こいつは、滅多に俺の名前を呼ばない。一度シンジって呼ばせてみたが、どうしてもあの友人が頭に浮かぶ。
ヤッてる最中に「そこだいけ!」「後輩には負けられんからな!」などと脳内で言い出すのでシンジと呼ぶのは止めてもらった。
どうやら、それはこいつも同じだったらしく納得したように頷いてくれた。
イク瞬間に脳内のアイツに「グッジョブ!」などと言われたらトラウマものだ。
いや、アイツは悪くないが……たぶん本物に会った瞬間右で殴る……
腰の動きが早くなってきたのを感じた。お互いそろそろ絶頂が近いとなんとなく分った。
俺を胸から放し、荒い息を必死に整えながら言葉を搾り出す。いつもの、最後の言葉だ。
その言葉を聴こうと俺は目の前の女だけに集中するが……下半身の熱は今にもはじけそうだ。
淡いピンクの唇が途切れ途切れに動いた。
「真次郎……」
今にも消えそうなか細い声と、吸い込まれるようなあいつの瞳。
何故か、逃がしてたまるかと思い、俺は目の前の女を抱きしめた。
畜生、こいつは本当に性質が悪い。そんなことされたら抜くに抜けねぇじゃねぇか。
コンドームをしていていて良かったと心から思い、そのまま俺は下半身の熱を放った。
先ほどよりも大きな、惚れた女の甘い声が耳元で心地よく流れた。
……―――
「……お前、メイド服とか持ってたよな?」
「えぇ」
「……」
「今度用意しておきますね。あ、通販でナース服も買っておきましょうか?」
「余計なことすんな……」
「またまたぁ、お好きなくせにぃ」
そんなことを言いながら自動精算機で金を払い、俺達はホテルをでる。
「ね、わかつでご飯食べていきましょう?」
先ほどまでの艶かしさはどこかに飛んでいってしまったのか、色気もなくそんなことを言う。
「野菜残すなよ?」
「私は出されたものは完食する女ですよ!で、どうしましょう?」
「何がだ?」
「婦警とか、バニーとか、それとも手近に体操服や水着プレイします?」
「……とりあえず、メイドで」
お好きですなぁとオッサン臭く笑うこいつの耳を軽く摘みあげてやった。
明日も学校はある。わかつで食べたらすぐに寮に戻って休ませてやろう。
俺はいつものようにコートのポケットに手を突っ込んで、あいつを腕に抱きつかせて、幸せすぎるほどの恋人気分で……
いや、恋人同士として。俺達はわかつへと向かうのだった。
終
お昼からいいもの見せてもらった。グッジョブ!!
甘い!えろい!グッジョブ!
肉『グッジョブ!』
肉が気になってしょうがないなw
エクセレント!
イイヨイイヨー
グッジョブ!
激しく萌えた
エクセレント!
964 :
950:2009/11/13(金) 16:44:58 ID:hf3EXbXy
グッジョブとエクセレントありがとうwやだw調子のっちゃうwwらめぇww
ID変わってるかもしれないけどID:lJw7UDsyです。余計なことかもしれないけど814と同一人物ッス。
だからガキさんがゴムにこだわってるシーンでデジャヴ起しても許してください。
誰かがガキさんは対面座位が似合うって言ってたけど本当だった。
ハム子は涙目が似合うのも本当だった。
>>950 荒垣さんの気遣いに萌えた
グッジョブ!
お前ら意外にもブリリアントって言わないんだなw
ブリリアント!
甘酸っぱくて好きだw
>>964 なんだこの幸福感!
ガキさんがいかにハム子を大切にしてるのかが分かって、ニヤニヤしてもうたw
ブリリアント!
しかしハム子可愛いな
こりゃあガキさんでなくともコロッといくわ
しかし合間合間のエクセレント!とか肉のセラフ集で盛大に噴いたw
ろだに新作投下したいんだけど繋がらないんだよね。
他のパソコンでも試したんだけどダメだった。
向こうが故障しているの?
自分も繋がらないよ
妬き肉読みたくて何回もトライしてるんだが
鯖がおちてんだな
しかし、見事にハム祭りが始まりつつあるな。
肉と牡蠣がこんなにハムに合うとは思わなかったw
ここは餅ハムにも期待
P3Pで初プレイだが、キタベス最高
ろだに作品が既にあるかもしれないと言うのに、見れない葛藤…
たとえヘタレと言われていようが、テオドアだって頑張れば好成績を狙えると思うんだ。
部屋デートはニヤニヤが止まらん。
幾月×ハム子の凌辱ネタを書き終わったから今度は甘い話が書きたい。
テオといえば「私にもお教え出来ることが云々」と言ってたけど
うちのハムは幾度と無く真田の部屋に出入りしてて
申し訳ない気持ちになった
>>964 ブリリアント!
体面もいいが後ろも捨てがたい
やっぱりハム子には荒垣さんしかいないかと
荒ハム、ベストカップル万歳!
結局テオは何を教えたんだろうな
>>957 エクセレント!
カプだけ考えてみたんだがニャルラトホテプ×美鶴orハムorゆかり はどうだろうか・・・父親がいないから弱みにつけ込みやすく・・・
>>979 テオ「ハイ!まず大きく息を吸って!」
テオ「大きな声で!メギドラオン!」
ハム「メギドラオン!」
テオ「いいえ!もっとエレガントに!リピートアフターミー!メギドラオン!」
ハム「メギドラオン!」
ドカーン
テオ「good!」
テオ「それでは失礼いたします」
ハム「お疲れさまでしたー!」
982 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 00:51:56 ID:Ja7p6Kns
正しいマーラ様の使い方とか
983 :
名無しさん@ピンキー:2009/11/14(土) 00:57:46 ID:QRWUWZfH
今ちょうどテオの部屋デート見た所だったからマーラ様吹いたw
手袋を外す行為が堪らん!
保管庫まだ復活しない……
>>981 ワロタWWW最後のハム子がなんか可愛いな
テオとハム子はこんな感じのがいいかもしれん
しかしベスハムは見たい凄く
ハムや肉や牡蛎もいいが、そろそろ新スレが美味しい季節だぞ
まもなく新スレでございます。
荒ハムが人気あるのは知ってたけど
肉ハムなんてどこいっても全然みなかったから
ここでちょくちょく名前が上がってる事に驚いた
それはお前の見てるところが狭すぎるんだよ。
肉ハムも荒ハムも好きなら好きでいいじゃない。
やってみるよ
乙ドラオン!
保存庫…
スレ立て乙。しばらくはハム子人気は安泰か?
おっつ!1000ゲット!
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。