新スレ建てお疲れです。
…さて、誰が一番乗りになるやら。
やきうスレかwww
野球小学生をテーマにしたパロコメって感じ
野球・ソフト物は派生独立してもよいのでは?
いろいろご意見ありがとうございます
個人の趣向として健康的なスポーツ少女が巨乳・爆乳
百合的な絡みなどが好きなのでソフトものをやってます
ただ完全にスポーツもののカテゴリーを書くのは無理なので、これからもここというわけには行きませんか?
作者のたわごととして置いておきますね、落ちます。
【続き投下です】
ACT23
「うぉぉぉぉ!!わいや!大河虎じゃ!!
リリアムに入った新入生にも言うぞ!!わいがタイガーソウルキャプテン大河虎じゃい!!」
突然ミーティングルームに響き渡る大声。
「ちょっと!何この人!!めちゃくちゃ声が大きくてうるさい!!」
久美が耳を押さえながら画面越しに対して無意味と分かっていながら抗議してしまう。
優子は耳を餃子にしながらも、タイガーソウルキャプテンと名乗る少女
大河虎に対してみてみる。
容姿としては鷲沢副キャプテン以上に短いスポーツカットの為
髪が短いため一見男性を見間違えそうだが、顔立ちはエキゾチックでなかなかの美少女
体型も腕や腹・足などの筋肉が女の子の割に太く、見るだけでホームランバッターだとわかるが
胸やお尻も立派につき出てなかなかグラマーでもあった。
黙っていれば美少女だがあまりに男らしい態度の為。チームメイトの凛も含めほとんど引いてしまっているが、虎の話はまだ続き。
「そしてぇぇ!神楽坂沙織ぃぃぃ!!
わての相棒九条からホームランを打った事ぉぉわては忘れておらん!!
わてと主のどっちが真のホームランバッターか白黒つけてるわぁぁぁ!!」
と明確に沙織に対してライバル宣言をするのだった
なるほど…確かに挑戦状。とみんなが思っていたが、もう一人虎に代わって女性が出てくる。
女の子では無い…女の子というにはその女性は背が小学生離れをして高く、清らかな雰囲気だったからだ。
髪は沙織以上に長く、ただ束ねているだけ。
だがそれが最上級の墨汁を付けた、極上の筆のような圧倒的な質感で、顔立ちもまさに美女のそれである。
体のラインも引き締まり華奢なイメージを皆持つが
だが6年生は…特に……ひときわ彼女を見て高ぶった人物がいる
「来ましたね……九条さん!」
彼女の顔を見た沙織は拳を握り、闘志を高ぶらせその女を見る
そしてその女も自己紹介を始める
「こんにちは。タイガーソウル副キャプテンの九条萌葱どす
リリアムの皆様またお会いしましたな。そして新規入団した方はじめまして〜」
と先程の虎とは打って変わり上品に挨拶をするも
「連れの虎がやかましてくて申し訳ありませんが、神楽坂はん。
また去年みたいな勝負をしたいですわ〜まっておりますわ」
と虎同様沙織に挑戦状を送るのだった。
そんなキャプテンと副キャプテンの紹介が終わると
タイガーソウルの練習風景が映し出される
そんな中もちろん皆鍛えられているが
大河虎の冗談染みたバッティングの破壊力・九条萌葱の剛速球の爆音
皆押し黙るに十分な破壊力があった。
そしてライト付近でキャッチをしている凛だったが
普通だったら二塁打級の打球を、とんでもない俊足でボールに飛びつき無理やりアウトに持っていき
バッティングの方も萌葱の超剛速球すら、ヒットに持ち込むほどのバッティングセンスを見せつけた。
そして練習が終わった後に今度こそ普通の成人女性が画面に現れる
もっとも普通といってもその成人女性自体かなり背が高く美人でスタイルも良く
容姿端麗を絵に描いた人物だった。
「久しぶりイオリン。
それとあった事の無い娘ははじめまして。あった事のある娘は久しぶりと言わせてもらうわ
私はタイガーソウル監督の春日桜です。
去年私達タイガーソウルがリリアムに勝たせてもらって今は
“小学生ソフトボールサークル最強のタイガーソウル”を名乗らせてもらっているけど
今年も改めて最強の名前をかけて勝負しましょう。
それじゃあ秋の全国大会でまた会う日を待ってる…イオリン❤」
とタイガーソウルのロゴが出て、DVD上映会は終了となる。
途中まで凛々しく言っていたが、最後イオリン…伊織…小倉伊織に対してだけ
甘いような…溶けそうなしぐさとなっていた桜のボイス。
タイガーソウル監督と小倉監督は付き合っていたのかしら?
DVDを持ってきた凛も含め、この場にいた人物ほとんどそんな表情で伊織を見ていたのだった。
伊織はポーカーフェイスをするも、頬が赤くなっているのは皆見逃さなかったのである。
そんな皆の視線に「相変わらず変わらないな…桜ちゃん」と伊織は呟くのだった。
ACT24
周囲のかたずけを終えて、伊織は改めて
「はーい。これが去年私たちリリアムに勝ったタイガーソウルです
みんなすごく強いチームだってわかったよね!」
とタイガーソウルの脅威が如何程のものか皆に伝える。
そのメンバー鈴木凛も
「こんな私達ですけど…全国大会で戦う事になったら改めてお相手よろしくお願いします!」
とスポーツマンらしく皆に頭を下げ、今後の応援をするのだった。
そんな凛に伊織から
「それと凛ちゃんにプレゼントなんだけど…このDVD桜ちゃんに持ってって欲しいな
今日の練習試合が収められた出来立てほやほやもんだけど、桜ちゃんばっかり手の内を見せるのは何かアンフェアだしね」
とDVDを手渡して皆を見て。
「それじゃあ私は凛ちゃんを送っていくから…あとは個人練習なりなんなりしてかえってちょ!」
と凛をつれ、伊織はリリアムスタジアムを後にする。
その後リリアムメンバーは、運命と言える相手に対して皆やる気が出たのか
「冗談じゃない!まだまだ練習が足りないわ」
「トンデモナイ長打力に対抗するには…」
「体を鍛えて対抗!」
皆各々で大練習を敢行し、さらに自分たちを鍛えるのだった。
汗と泥まみれとなりながらも美しく、そして力強く猛特訓をして!
その後のシャワーでも珍しく全員一緒になり、当然皆裸体のまま契りを交わすのは当然の展開となり。
「久美さまぁ…石引先輩も好きですけど久美様のお相手したいですぅ」
とすっかり立ち直った今日子が久美相手に性の相手を志願し
「今日子ったら…でも…石引先輩。御迷惑でなければ私を…抱いてください」
と二女の美咲は憧れていた優子に対して相手を申し込むも
「ああちょっと…それだったら私も混ぜてもらえない?
この間先輩らしいところ見せるっていったろ石引…勿論天馬も一緒に相手してやるから心配すんなって」
と奈津も優子に対して美咲と同時に相手を申し込むと
「神楽坂キャプテン!おお…お相手お願いします!」
と珍しく緊張した様子の泉が沙織に対してHの相手を申し込む。
そしてお互いうら若き乙女たちはお互いの肉を食らい始める。
「あふぅ♪結構気持ちいいじゃない今日子のおまんこ!
体つき自体は華奢だけどおっぱいもなかなか美味しい!!」
「あぁ!!久美さまぁ!!久美さまと貝まんこ繋がってるぅぅ!!
石引先輩ごめんなさい!今だけは久美さまをお借りしますぅぅ」
「石引先輩のおっぱい…美味しい。
体の汗も…大好きで…いっぱい御奉仕させてください…ひゃぁ!
副キャプテンの指であそこをくりくり貫かれながらぁ…先輩の体舐めてますぅ!!」
「美咲ちゃん!あぁっそこっ!!乳首からぁ…おなかぁ…凄く良いよ……ふぁぁん!!
副キャプテンん!!アナルらめぇぇ!!あなるゴリゴリされてキちゃうのぉ!!」
「天馬のあそこは締まりが良くていいね…流石小四!!それに愛液がこんなに滴って…鍛えれば名器になるんじゃないの?
石引のアナルもちょっと弄っただけで腸液がどばどば出てやっぱりスケベ!
でも今度はちゃんとイカせてあげるから。イカせるって意味で沢山泣かせてあげる♪」
「はあはあ…美咲も今日子もあんなはしたなく乱れてぇ…あうん♪
ああっがぐらざきゃせんぴゃいぃぃ…私もあんな風に…もっとみだれさせてくだひゃい」
「うふっ!天馬姉妹で一番変態なのは貴女ですね泉さん。
今度はお二人が見ている前で貴女のアヘ顔を見せながら5回はイカせてあげますね」
そして山百合の名にふさわしく、相手を変えて肉と心で絡み合ってイキ
「ひゃぁ♪
鷲沢副キャプテンったらぁ♪私のちくびこりこり弄っていいのは
沙織お姉さまか優子だけなのにぃ…それに…副キャプテンの舌…いいのぉ♪」
「そんな事言ったって大泉も沙織に仕込まれた事があって、比較として小ぶりな胸だけど
凄い感度だな…次は沙織と一戦でも♪でもまあちゃんと大泉もイカせてあげっから
むぬぅ♪久美の舌って柔らかいね」
「石引先輩ぃ…乳首せつないれすぅぅ。
わたしのちくびちゅーちゅー吸ってくださいぃ…あうん♪
泉お姉ちゃんの猫舌私の足舐めてぴくぴくしちゃうぅ!!」
「甘えん坊さんなんだから…今日子ちゃんのおまんこたくさん解してから
陥没しながら勃起してる今日子ちゃんの乳首完全勃起させてあげる…あん♪
泉ちゃんもいつも今日子ちゃんと美咲ちゃんのちゃんと面倒みてるけど…泉ちゃんって
本当は今日子ちゃんと同じ位甘えん坊さんだね…私のおっぱいたくさん揉み揉みして…いいよ」
「ふぁぁぁ♪石引先輩のおっぱい硬くて張りがあって揉むだけで私…何回でもイッちゃいますぅ
今日子の足もぉ…艶々してて舐めるの好きなのぉ…今日子の妹おまんこも舐めてあげるからぁ」
「なるほど…美咲さんはお腹撫でられながらふた穴同時に責められるの…大好物と
あぅ♪なかなか…私の胸…たくさん奉仕してくださいな…美咲さん」
「ひあ゛がぁぁ!!飛゛んじゃうぅ!!
神楽坂キャプテン!!すごすぎで体が壊れそうですぅ!!お尻と恥ずかしいところぐりぐり弄られて…ま゛だイ゛グのぉぉぉ♪」
乙女たちの嬌声がシャワールーム全てに響き渡り、淫らな蜜のにおいで溢れ
より一層乙女の園といった様子である。
その後もさらに淫らな交流が続き、リリアムメンバー全員で相手をとっかえひっかえしながら盛りの付いた雌のように、全て貪る勢いで体が動かなくなるまで絡み合い
カオスな大乱交大会になった事は言うまでもないが、団結はさらに深まるのだった。
そして夜……
「やばっ!急がないと理奈のお腹は大ピンチだ!待っててね理奈!!」
すっかり遅くなり大急ぎで優子は母に作ってもらった料理と自分の手作りパスタを持って理奈家へと大急ぎで向かう。
見る限りまだだれも帰ってきてないようだったが、少し待っているとそんな優子に対して
後ろから理奈と土生が声をかけるのだった。
その後の優子の顛末は暴走ボートさん
迷わずストレート!『意地っ張りなストレート』にて 終わり
大河 虎(たいが・とら)
163cm 62kg
88(D) 62 88
関西のソフトボールチーム、タイガーソウルキャプテン件キャッチャー。6年生
守備自体荒いところがあるが、圧倒的なパワーをもって打撃で相手を蹂躙する戦いを好む。
髪型はスポーツ刈りと男性らしく、同性より異性に人気があるも同性からも慕われている女の子
性格はかなり勝気でリリアムの神楽坂沙織をライバル視している(沙織の方は直接ライバル視はしてないが手ごわい選手と思っている)。
こてこての関西人で大企業の一人娘。プライベートでもかなり押しが強く強引。またゴールデンバランスな自分の肢体を自慢し
わざと見せ付けることもあるが特にいやみにはならない。当然タイガースファン インチキ関西語
九条 萌葱(くじょう・もえぎ)
174cm 59kg
110(O) 54 93
関西のソフトボールチーム、タイガーソウルピッチャー件副キャプテン。6年生
変化球系は苦手で全く投げられないものの、長身でそりのあるフォームから投げられるフォーシームのストレート切れと速さ・球威は圧倒的でかすらせることすら困難。
髪型は腰まで伸びるストレートで見事な黒髪を誇る。
勝ち気で頭に血の昇りやすい大河の女房役で冷静沈着。沙織は彼女を好敵手と認めており、萌葱も沙織の事をライバルだと思っている。
京人形がそのまま歩いているかのような美少女。常に副リーダーとして大河を支えているが、実は一番怒らせると怖いタイプ。
試合中など胸が暴れないように、強くサラシを着物の要領で付け動いている。
実家が着物業の大棚なためかなりの大金持ちだが殊更にそういうことは言わない。因みに姉が二人妹が一人いる。インチキ京言葉
鈴木 凛 (すずき・りん)
160cm 54kg
72(AAA) 59 75
関西のソフトボールチーム、タイガーソウルでポジションライトを務める。5年生
俊足と強肩を生かした走塁でクリーンヒットですら仕留めることができる守備の鬼
打撃に関しては一発の脅威こそないが、バッティングの確実さと俊足で確実にヒットに持っていくためある意味で大河より危険な相手。
東京から大阪に引っ越してきた。基本的に人懐っこい普通の少女だが背丈とは逆に発育自体は穏やか。
また男子生徒と健全な交際中。兄が二人いる
春日桜 (かすが・さくら)
182cm 65kg
87(C) 62 94
タイガーソウル監督 24歳
実は小学生時代リリアムのピッチャーを務めており、小倉伊織とは歴代リリアムでも一・二を争うほどの名バッテリーで
無論プライベートでも相性抜群だった。
その後家庭事情で関西にわたりタイガーソウル結成の立役者となる
どちらかというと直情的で小倉が男性(中井監督)を好きになった事はあまり良く思っていない。
先に緊急連絡。
光陵vsリリアムを描きたいので、
リリアムのスタメンを書いてください。
短編のつもりでしたが、つい長めになっちゃいました。
では感想などして頂けたら次の励みになるので、よかったら送ってください
落ちます。
遅いですが最後は短めで乱交プレイにしてみました。
>>15 危なかった…本当に落ちる所でした。
ではスタメンの方を書きますので、少々お待ち下さい暴走ボートさん。
守備番号
1,大泉久美(ピッチャー)
2,石引優子 (キャッチャー)
3,芙蓉凪 (ファースト)
4,神楽坂沙織(セカンド)
5,村田保奈美 (サード)
6,鷲沢奈津 (ショート)
7,天馬美崎 (レフト)
8,天馬泉 (センター)
9,天馬今日子 (ライト)
打順
1,大泉久美
2,芙蓉凪
3,鷲沢奈津
4,神楽坂沙織
5,石引優子
6,村田保奈美
7,天馬泉
8,天馬美崎
9,天馬今日子
設定資料集その2.1
芙蓉凪 「ふよう・なぎ」
リリアム正ファースト
保奈美とは親友の間柄でコンビをずっと組んでいる
村田保奈美 「むらた・ほなみ」
リリアム正サード
凪とは盟友でコンビを組んでリリアムで活躍中
急きょなのでこんな程度の紹介ですいません。
これでスタメンとしては大丈夫でしょうか…
控えメンバーとかはとりあえず抜きという事にしておきます。
まず感想を。
やっぱラスボスがいないと張り合いがありませんよねw
ちなみに俺は料理のさしすせそは
砂糖、塩、酢。
せはわかりませんでしたがせうゆと習いましたね。
そして、最後のそ。せうゆの次は何でしょうと姉に聞かれて出た答え。
…ソイソース!(ォィ
しかし、設定資料集を見ると、
なんかやたらと重い女の子が多くありません?
それでいてスタイル抜群という事は…
極限まで脂肪を減らしとてつもなくマッチョな肉体…としか考えられません。
それも乳房ではなく胸筋が派手に盛り上がった。
そして身長174cmとか、相当ですね…
俺だって山下(181cm)がいるじゃないか、と仰るかも知れませんが、
あれはウケ狙いですから…
スタメンありがとうございます。
一応守備番号は使いなれてるのでひとまとめにして構わなかったのですが;
凪と保奈美はホットコーナーコンビと言ったところですか。
最近プロ野球でこの守備位置の和製大砲コンビは見られないよなあ…
栗原と新井の存在は、本当に貴重でした。
>>19 感想ありがとうございます暴走ボートさん
伏線としてはってはいたのですが、今回はっきりとラスボスを出してみました。
とりあえず本筋は終わりに向けて書くのみです。
それとみ“そ”は結構わかりずらいですからね…頭文字じゃないですしw
体系に関しては、この作品中で一番バストの大きい九条を例に言うと
普通か背が低めの娘が3ケタ台というのも不自然かなと思いまして…
みんなアスリートなのでかっちりしてるかな〜思うとこんなになりました。
でも胸は基本として大きくて柔らかいが垂れていない(優子の場合張り重視と胸にボールが当たる関係で固めです)という事と
小倉監督ら大人勢は適度になってますが、現役時代は爆乳でした。
今後は詳しいデータとともに凪・保奈美も少し場に登場させてみますね
セカンドの凪もそうですが、ファーストの保奈美やほかの守備陣も受難が続きますよ。
では落ちますね。暴走ボートさん楽しみに待ってます!
緊急連絡
光稜メンバー(主に女性陣メイン)を水着にしたいのですが宜しいですか?
夏休み中秋の決戦を決めた次の日、光陵メンバーなど
練習試合を受けてくれたお礼としてプール遊びに誘うとか書いてみたいのですが
勿論水着描写とか胸に関してとか精いっぱい書かせてもらいますけど…勿論それ以上の事は特にやりません。
後はSDS ◆cStOEcFYHcさんにもお願いを
緒方嬢のつてで白瀬嬢も使ってかまいませんか?
丁重にそしてHに扱いたいのです。
いろいろ宮沢健二宜しく注文が多いSS書きですいませんが、今後もよろしくです(現在固め中)
落ちますよ〜
アニメの明日のよいち!を観てキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
ってなったのは自分だけでいいです
>>22 四女・かごめ(10)が巨乳をさらし巻いて隠してた!
詳しくは7話参照
チャンピオンだっけ? マイナーどころは同人も存在しないのがつらいな
>>20 遅くなりました。スレ立て乙です!
…紗英登場についてですが、拙作の進行上、しばらく見合わせて頂ければ…と思います。
ここいつから野球SSのスレになったの?
暴走ボード氏にもの申したい
あなたの言葉は少々上から目線で、一言多いのではないでしょうか
コメントや感想にどうしても毒を感じてしまいます…
作家としてのプライドなのでしょうし
自ら生み出したキャラに対する思い入れが深いのは分かりますが
エロ『パロ』なのですからもう少し緩く優しくいきませんか?
あと確かに野球比重が強い気も致します、
ここはあくまで『巨乳小学生』のスレですし…
ただの読み手が長々と申し訳ありません
意見の一つとして受け止めて頂けると幸いです
【返信レスを】
>>21-24 ググって見ましたけどなかなか大きな胸でしたね。
ここ的には夕立の千晶嬢や基本的に萌葱が理由が違いますが巨乳をかくているというのはギャップ萌えというやつで楽しいですからね。
(萌葱の場合胸が大きすぎてブラジャーがなかった上着物問屋のためさらしを使った)
>>25 いえこちらも皆様の作品が見たいだけですので…お互い大変ですが宜しくです。
それと白瀬嬢の件。了承しましたSDS◆cStOEcFYHcさん。
後は鷲沢嬢の使い方…特に問題はないですよね。
リスキーゲーム6が書きにくくなる所とかあったらおっしゃってください。
それと近いうちに 芙蓉凪・村田保奈美に関してショートショートという形で出しますし
正式データも掲載しますね。
ファーストの凪&サードの保奈美の活躍やHを楽しみにお待ち下さい。
【落ちます】
お久しぶりです。名無しさんXさん、新スレ立てお疲れさまでした。
どうやら3ヶ月ぶりに決闘少女空間の続きが書き上がりましたので、投稿させていただきます。
文量は全体で49KBほど。
属性としては全体に微エロ程度ではありますが、一部に若干鬼畜気味の凌辱のような何かがあります。
今回も本番はありません。
いちおう最後は丸く? 収まりますが、興味ない方はスルーしてください。
投下は第2スレ以来なので、今までの内容の確認には保管庫をご活用ください。
ttp://red.ribbon.to/~eroparo/contents/original15.html
○8
「ひゅっ」
「はっ!」
理科室や家庭科室、視聴覚室やパソコン教室などの特別教室が集中する、西小学校第三校舎。
六学年の普通教室が集まる第一・第二校舎からは渡り廊下を隔てて程良く離れ、昼休みの今はまだ人気のないその裏手で今、二人の児童が拳と蹴りを激しく交えていた。
まばらに草むした土を蹴っては跳ねる、五体もろともの力強い踏み込み。そして繰り出される拳や蹴り足、気合いと呼吸が風切る音が、建物と木々に区切られた校舎裏の空間に低く鋭く響きわたっている。
しかししばらく観察していれば、小学生同士によるそれとは思えないほどに激しく躍動しあうその攻防の中には、骨肉打ち合う打撃音の類はまったく混じってこないことに気づくだろう。
命中の直前に、すべてが止められている。そこで互いに交換される打撃はすべて近すぎず遠すぎず、巧妙な位置での寸止めに終わっているのだ。
互いに防具も身につけない私服のまま、息も漏らさぬ勢いで運ばれていく苛烈さでありながら、すべてがギリギリの寸止めで終始する攻防戦がこうも円滑に行われていく様は、各種の武道において入念な練習の末に行われる型にはまった一連の対人動作練習、約束動作の様に近い。
だが、もしもこれが約束動作だというなら、この二人はいったいどれほどの修練を積んだということになるのだろう。
二人の動作には、二重の意味で『型』がなかった。
それは一つには、しょせん二人とも未だ小学生に過ぎず、個々の動作では型による長年の修練を積んだ武道家の精確さには遙かに及ばない、ということがある。
そしてもう一つには、二人の手合わせが事前の打ち合わせもなく、全てがいわばアドリブの実戦形式で行われているということがあった。
すなわち決まった型など最初からなく、攻防のパターンは事実上無限なのである。
まさに限りなく実戦に近い環境で行われる、二人の模擬戦闘。普通ならばやはり実戦並みの危険を伴うはずのその戦いの中で、二人はすでに三分以上も激しく打撃を交換しあいながら、しかし互いに一発もまともに当ててはいないのだった。
(読めちゃうんだよな、結局、お互いに)
お互いの癖、得意な技と苦手な動き、考えていること、咄嗟の反応に至るまで。
普通に過ごしていれば意識の表層にも上がらないような部分から、微細な五感がそれらのことを伝えてくれる。積もった時間が教えてくれる。
言葉でうまく言い表すことはできないけれど、二人を結ぶ見えない何かは、確かにそこに存在するのだ。
喧嘩友達として過ごした十年間の密接さと無数の実戦経験はこの二人に、互いに対する常識を越えた理解の深さを与えていた。
だからこの二人が実戦で組んだ場合におけるその威力は、まさに絶大の一語に尽きる。相乗効果などというおとなしい言葉で済むものではない。
それは一昨日の公園戦争でも圧倒的多数で群がる東小勢をいとも簡単に蹴散らし、さらには並外れた屈強さを誇る中学生である、シバケンの兄をも仕留めてみせたことでも実証されている。
だから明と千晶のスパーリングは、ある意味では鏡との戦いに近いものがあった。確かにお互い差異はあるものの、その不可視のつながりがもたらすものから、普通にやればどうしてもそうなってしまうのだった。
つながりの深さがそうさせてしまう。フェイントを交えようとしても上手く行かない。
つまり実力は拮抗していても、その戦いからは本来の実戦には付き物のはずの、予想外の展開が乏しくなってしまっている。
要するに千晶にとって明は、決戦を前にしての『仮想・大西真理』としては必ずしも要件を満たしうる対戦相手ではないのだ。
それでも、身体は動かしていなければ確実に鈍る。じっとしているよりはこうして互いに技を磨き、身体を暖めておいた方がいい。そのために千晶をこの場へ引っ張り出せるのは、自分しかいなかった。
(でも、……それに――)
攻防の中でもその一点に視線を集中させてしまわないよう、どれほど自分を叱咤していても、明の意識にはどうしてもその存在が飛び込んでくる。
互いに技を繰り出す躍動の度、谷川千晶が着る厚手のプリントが施されたTシャツの下で、二人の両拳などよりずっと大きな少女の乳房が弾んで揺れる。
千晶はその巨乳を直接包みこんで抑える、Gカップのブラジャーを今日から二枚重ねにしていたし、昨日新しく買ってきたそのTシャツにも工夫がある。
それはただ厚手の布地と大きなプリントで、汗に濡れても下のブラジャーを透かさないというだけの代物ではない。
胸周りが太く胴回りが細く締まっているつくりになっているそれは、千晶の早熟すぎる破壊力抜群の肉体にぴったりとフィットし、その過激なボディラインをくっきり浮かび上がらせてしまっているものだった。
喧嘩やスポーツなどの激しい運動時には、ブラジャーを二枚重ねにしても、将来的にスポーツブラジャーが手に入っても、千晶のGカップもの巨乳を完全に抑えることは出来ないかもしれない。
ならばTシャツ自体をタイトなものにして乳房を上下から包ませることで、そこでも形を整えながら運動時の揺れをいくらかは吸収させ、巨乳へのサポートのさらなる強化を図ろうというものだった。
しかし現実には、千晶がそこまで入念な対策を実施して、なお。
合計三枚の布地によってタイトに包み守られているはずの二つの乳房は、それでもその凶悪な質量を持て余して傲慢そのものに揺れ躍り、その内側に包み込んでいるもののはちきれそうな柔らかさを消しきれないまま、その存在をひどくわがままに明へ主張してくるのだった。
(こんな無茶苦茶にいい身体しちまってる千晶の相手は、もう男子じゃ俺にしか務まらねえよな……)
もやもやとした思いがスパーの最中にさえ渦巻いてくるのを必死に振り払いながら、明はいったん間合いを開いて呼吸を整える。
そして寸時の膠着のあと、明はそのまま大胆に踏み込んで攻勢に転じた。
「しゅッ!」
明が放つ軽やかなジャブをスウェーバックでよけながら、千晶は続けざまに押し込んで来たその連撃を前拳で捌き、受け流す。
「とっ――!」
そのとき、不意に足場が狂った。
身体を泳がせられた明がつんのめり、その上体が完全に伸びきる。そして千晶は、明のその無防備な脇腹に直面していた。
(ヤバッ――!)
明は唾を飲む。心臓が思わず踊った。
無防備な横面を叩き潰すには、これ以上ないチャンス。対抗正面から強烈な運動量を乗せた、カウンターのかたちで叩き込むことさえ可能なはずだ。
だが強烈な反撃を覚悟して、一瞬の間にきゅうっと玉を縮み上がらせた明をよそに、千晶はその絶好の好機をただ無為に放棄して、自ら後方へと間合いを切った。
「!?」
絶好の機会を放棄したその後退は、ただ無為なだけでなく中途半端ですらあった。かえって明につけ込む隙を与えるほどに。
明は半ば本能的に動いて千晶の隙へつけ込み、下がりきっていない彼女の内懐へと踏み込んだ。
「がら空き!」
「っ!」
内側から踏み込みの勢いを乗せて、身体ごと突っ込みながら放った拳が風を切り、千晶の顎へ吸い込まれていく。
そのリズミカルな強襲に、それでも千晶は反応した。スウェーバックで退こうとして、しかし今度は彼女が足下に何かを引っかける。
「あっ――」
「うええっ!?」
突っ込む先から千晶が一気に後ろへ倒れ込み、また彼女のとっさの足掻きが明の足を掬った。二人はそのままひとかたまりになってもつれあい、その場へ一気に倒れ込む。
「痛ッ!」
「いっ、いちち――ち、千晶、大丈――」
大丈夫か、と言おうとして、明はそのまま凍りつく。
「あ」
千晶を下敷きにするように押し倒す形で倒れていた明は、転倒直前に思わず繰り出していた左手を、千晶の右胸へと置いてしまっていた。
自分のほぼ全体重を預けられて、明の左手はみずみずしい弾力に満ちあふれた千晶の乳房を、真正面から押し潰している。
二枚重ねのGカップはすでにその厚みの半ば近くまで明の掌によって深々と侵入され、内側の巨乳は明の暴力から逃れようと四方へ潰れて変形し、しかし強固なカップの束縛を破ることまではできずに、結果として見事な丸さと厚みを保ったままで明の上体を支えていた。
その明の左掌の真ん中、親指の付け根あたりの位置で、乳房を守る三枚の布地越しに、ほかの掌全体で味わう柔らかな感触とは明らかに異質な何かがある。当たっている。
明へ抵抗するかのようにブラジャーの内側から突き上げてくる、小指の先ほどもない浅い尖りの存在を意識して、明はその場で硬直した。千晶の右乳房を大きく変形させるほどに、深く大きく鷲掴みにしたまま。
人気のない校舎裏の日陰。押し倒されたボーイッシュな美少女と、彼女を組み敷きながら、その大きすぎる片乳房を文字通り掌中へと収めて蹂躙し続けているた少年。
教室や外界からの喧噪は遠く、耳に響くのは二人の荒い息づかいだけだった。明の五指に深々と犯された右乳房の隣で、千晶の呼吸に左乳房の峰が上下している。
「あっ……い、いや……千晶……これは、そのっ……」
「…………」
千晶の乳房と明の左手。恐る恐る二人の接点から視線を上げていけば、明はそこで、そのままの姿勢で自分を見上げてきている千晶の瞳に気づいた。息を呑んで硬直する。
背中から派手に倒れても、千晶は受け身はしっかり取っていたらしい。
汗に濡れながら乱れ散る前髪を額に貼り付けながら、谷川千晶は明を怒るでもなく笑って誤魔化そうとするでもなく、ただ、ひどく気だるげな目で茫洋と見ていた。
自分を見ていないのかもしれない、と心のどこかで明は思う。
やがて千晶はその乱れた前髪をかき上げながら、無言のまま、ゆっくりと身を起こしてきた。
自らを犯す掌をはじき返してくるような弾力での抵抗と同時に、その柔らかさで五指に絡みつきながら吸い着いてもくる千晶の乳房から、明はそれでもその手を離せずにいたが、さすがに千晶が立ち上がろうと腰を上げると、ようやく明も押されるようにその手を引いた。
その掌では二日ぶりに感じ取った、えもいわれぬ千晶の巨乳の感触は、その弾力と溢れ出る量感そのもののように、明の掌へ焼き付くように残っている。ようやく収まりはじめた呼吸と裏腹に、それが明の心拍数をでたらめに跳ね上げていた。
身体の奥底からとめどなく沸き上がってくる熱の強さに、目の前の幼馴染みとまともに視線を合わせることが出来ず、しかしそれ以上の空白にも耐えかねて、明は半ば無理矢理に言葉を紡いだ。
「お、おいおい……。何やってんだよ、千晶? 普段のお前だったら今の踏み込みからの一撃なんか、かすりもしないはずだったろ? それにその前、俺にカウンターをぶち込める隙だって、それこそ十分以上だったはずだぞ」
「…………」
「なあ……」
「…………。別に。何でもないよ、明。……続き、やらないの?」
千晶はそう言いながら、いったん肩を落としてだらりと両手を伸ばす。それからどこか気のない調子で、再び胸の高さに構えてみせた。
確かにそれは、形にはなっている。今まで通り、一通りの受けと攻めはこなせるだろう。
だが、それだけだった。
今の千晶には、魂がない。いつもの闘争のうえで、いちばん肝心なものが抜けてしまっているのだ。
これでは実力伯仲する真理との決闘など、望むべくもない。
「千晶……」
自らの名を呼ばれながら、どこか悲しげな表情のままで千晶は構えている。そんな彼女に再び挑み掛かることが出来ず、明は戸惑いながら拳を揺らした。
「――!」
そんな明が、不意に気配を感じて振り向く。近づいてくる足音に感づいて、千晶も視線をそちらに向ける。
そして第三校舎の角から、誰か人影が飛び込んできた。
「ぜえっ、はぁっ、はあぁ……っ! やっぱりお前ら、ここに、いたかぁ……っ!」
「あ……? カンチ? お前いったい、どうしたってんだよ?」
五分近くにわたってスパーリングを繰り広げていた二人に負けないほど熱く激しく息を切らせながら、校舎裏の空間へ飛び込んできたのは二人の同級生、六年三組の突撃バカ・高橋貫一だった。
カンチはしばらくの間、膝へ両手をやって腰を折り、その場でぜいぜいと息を切らせていたが、やがて顔を上げてきょろきょろ周りを見渡すと、かっと目を見開き、声を低くしながら喚き立てた。
「やばい、やばいんだ明。やばいのが来るから、とにかく隠れろ!」
「? やばいって、何が――」
言い掛けた途中で、自らもカンチの疾走してきた方向から近づいてくる誰かの気配を感じ取って、明は視線をそちらに向ける。その明の視線をなぞって自分もその接近に気づいたのか、いっそう慌てふためいて、カンチは身体ごと明を押した。
「事情は後で説明するッ! とにかく明、頼むから今は谷川と二人で隠れてくれ! 後のことは俺に任せて!!」
「…………?」
相変わらずカンチの言い分は意味不明だったが、それでもここまで切羽詰まっているというのはただ事ではない。高橋貫一はここまで気の利いた芝居が打てるほど器用な男子ではないのだ。
「千晶」
「ん……」
まだ気のないそぶりの千晶を半ば無理矢理に引っ張って、明は近くにあった、古びたプレハブの小さな倉庫へ駆け寄った。カンチが泣きそうな顔で両腕を振り回して喚いている。
「はやく! 早くっ!!」
「うっせぇなあ……本当になんだってんだよ……?」
幸いなことに鍵はかかっていない。古さのためか戸を引けば軋むような音を立てはしたものの、中には二人が入れるだけのスペースがあった。
焦りきった調子で地団太を踏んで二人を急かすカンチを横目で見ながら、千晶を押し込むように導いたあと、明は内側から倉庫の戸を閉める。
「ったく。いったい何が来る、ってんだよ……?」
昼の光がわずかな隙間から差し込むだけのその中で、明は薄目で眩しい夏の光があふれる外界の光景を注視した。
○9
真っ白な太陽から熱い陽光が降り注ぐ炎天下、校舎前に広がる西小学校学級菜園を前に、二人の少女がたむろしている。
そう、菜園である。花壇ではない。それはあくまで、菜園、なのである。
そこに植えられた多品目の植物は、ほとんど全てが食用として食卓を彩ることが出来る野菜や果物の類ばかりだ。
手を惜しまない丹念な草取りと水やりを施され、そして無農薬で育てられていく菜園の健康的な作物は、まだ生育途上ながらもいずれ市場へ出したなら、十分以上に通用するであろう品質を予感させた。
そんな見事な菜園を前にしながら二人の少女の片割れが、手にしたノートへ何かを一心に書きつづり続けていた。
この作業用に教室への持ち込みが許されている麦わら帽子をかぶった下で、左右一房ずつ分けた肩までの髪がかわいらしく揺れている。
小柄でどこかあどけなく、しかしそのTシャツの胸には確かな成長を感じさせる少女が書いているのは、学級菜園の観察日誌だった。
草取りや水やり、肥料のやり方などといった各種の作業記録、そして必ずしも精緻ではないが、特徴を捉え、一生懸命に書き込まれた作物の絵とメモ。
夏休みに与えられた課題というわけでもないというのに、彼女は熱心に学級菜園の観察日誌を書きつづっていたのだった。
しかし、それもそのはずである。なぜならこの見事な学級菜園の礎を築き、情熱と愛情をもって丹念に育て続けているのは、ほとんどが彼女とその親友による功績なのだから。
「ん、……これでよし、と!」
学級菜園の中を一通り回ったあと、最後に距離を置いて遠景から一望して確認し、彼女は優しげな声で満足そうに言った。
西小学校六年四組、宮田桜。
以前の小学校でいじめられて不登校にまで追い込まれ、去年この西小学校に転校してきた彼女は、ひどく他人を恐れて自分の内側に籠もりがちな少女だった。
そんな桜を変えたのが去年の担任矢崎教諭と、彼に引き合わされた新しい友人の存在だった。
虫を恐れず地道な作業をいとわず、もともと生き物全般に対する興味と愛情が深い少女だった桜は、この菜園の世話を通じて彼女と親交を深めるようになった。
そして二人して毎日のように菜園の土いじりに没頭する姿から、農奴だなんだと周囲に呼ばれながらもやがて、ありのままの自分を受け入れてくれたその親友を通じて、桜は次第に西小学校の皆の中へと溶け込んでいったのだった。
頬の左右に提げた二房の髪を揺らしつつ、両腕でその胸に観察日誌をかき抱く。麦わら帽子の少女ははにかみながら、その相棒へと振り向いた。
「真理ちゃん、こっちも終わったよ!」
「…………」
桜の優しい呼びかけにも、彼女の親友はまったく答えない。微動だにしない。
彼女にとって、世界のすべては反転していた。
頭上には陽光に灼かれ、おびただしい熱気を下へ発していくグラウンドの黄土色。その向こうには緑のフェンスとアスファルトが広がっている。
そして眼下の遠景には民家やビルの群れが図太いツララのように垂れ下がり、足下へ無限に広がる真っ青な空へと今にも吸い込まれるように落ちていかんばかりだ。
そんなシュールレアリズム絵画のような世界の中へ、サンダル履きの少女の素足がスカートの裾を揺らして分け入ってくる。
視線を下げれば胸にノートを抱いた麦わら帽子にTシャツとスカートの宮田桜が、上下逆さまのままで穏やかな笑みを浮かべていた。
「…………」
「…………」
互いにしばし無言のまま、二人は上下に視線を交差させる。
しかし、やがて小首を傾げて桜が言った。
「んっと……。真理ちゃん、……その格好、暑くない? 頭に血が昇らない?」
そして実に数分ぶりに、大西真理は口を開く。
「…………。精神一統すれば、火もまた涼し――この集中の儀式で心眼を開き、私は今日こそ千晶を倒すのだ! 邪魔してくれるな桜ッ!!」
「……? ふーん。そうなんだー」
私にはよく分からないけど、真理ちゃんって本当にすごいね、と本心から感動するかのように、邪気のない素朴な笑顔で彼女もそれに答える。
昼休みも後半に入った頃、真理は唐突に学級菜園に現れた。
いつも通り先にやってきて作業していた相棒の桜からの挨拶を無視し、勝手知ったる学級菜園をいつもの調子で、しかし無言のままで殺伐と世話した後、彼女はそのまま学級菜園の裏で逆立ちを始めたのだ。それから数分、真理はずうっとあの姿勢のままだ。
まあ、いつものことである。
この程度のことはよくある話だ。まだ知り合ってから半年に満たないこの親友が、しばしばこうした奇矯な行動に走りがちなことを宮田桜はよく知っていたし、彼女はまた、それを広い心で受け入れていた。
そして逆立ちのまま、真理はその引き締まった美しい半裸をさらしている。
ホットパンツへ裾をたくしこまずに逆立ちしたため、真理のTシャツはもろにぺろりと大きくめくれて、胸まで垂れ下がってきてしまっているのだ。
腹筋の陰影が浮かび上がる健康的に焼けた体幹から下へと目をやれば、グレーのスポーツブラジャーがその内側に張りつめた乳肉に丸く、しかし同時に鋭く押し出されて、重力にも負けずにツンと前へと張り出している。
Dカップのスポーツブラに包まれた女子小学生にあるまじき豊かな胸の膨らみは、そこでいくぶん窮屈そうにしながらも、威風堂々とすこぶる形良く自らの存在を主張していた。
重力に引かれてその全体をいくぶん下方へたわませながらも、11歳の精気に満ちあふれつつ内側からいっぱいに張りつめて、真理の乳房はひどく尊大にその形を保っていた。
腰から垂れ下がってきたTシャツの布地はその隆起へと引っかかり、そこで受け止められている。そのために、突き出すように盛り上がっている左右二つのカップは、その麓から頂に至るまでの半ばをかろうじて隠されているのだった。
細身ながらもしなやかに鍛えられた両脚はぴんと揃えられたまま青空を刺し、艶やかなストレートの黒髪はまっすぐに降りて、地面へ触れる寸前でかろうじて止まっている。彼女はこの数分間、そのまま微動だにしていない。
真理ちゃんの運動神経と体力はやっぱり本当にすごいなあ、と無邪気に感動している桜は、飽きもせずに真理の逆立ちを眺め続けていた。
しかし今の真理にとって、桜の存在は文字通り眼中にない。彼女はこの瞑想の倒立姿勢で、その精神を戦いへ向けて日本刀のように研ぎ澄まそうとしていた。
そう、今日こそは決戦の日である。決して負けられない、自らの運命を打ち破る日なのだ。だからこそ、それが何よりも必要だった。
精神統一。
因縁重なる保育園以来の宿敵、谷川千晶を今日こそ完膚なきまでに打ち破って倒し、積年の因縁を決着させるのだ。
数分間にわたる倒立で、さすがにいい加減むくみはじめた顔になお決意を秘めた戦士の厳しい表情を宿しながら、真理はなおも雑念を捨て心を無にせんと集中していた。
さすれば心眼開かれん。リッターxリッターにはそう書いてあった。
「あ」
「……ん?」
しかし、側でずっと突っ立ちながら自分を見守っている桜が不意に声を上げ、両手をついている地面をずしずしと無遠慮に響かせる足音が自分めがけてまっしぐらに近づいてくるのを感じると、真理はさすがにむくんだ顔をそちらへ向けた。
「なっ、――こんなところで何やってるんですか、大西さん!」
「ぷおわっ!?」
強い調子で若い女の声が響いたと思った次の瞬間、真理はいきなりその両足首を同時に取られていた。
真理はそのまま体勢を崩すまいと、両手を次々に繰り出してはよたよた歩く。真理の足首を掴んだ方も、振り解かれまいと両脇に腿を抱え込む。これは人間耕運機と呼ばれる運動に近い姿勢だ。
「ふ、藤原先生っ!? いいいきなり真理ちゃんにな、なにするんですかっ!?」
無茶な強襲に慌てふためきながら、それでも懸命に抗議しようとする桜にも構わず、スーツ姿の女教師――六年三組担任藤原通子は、とてとてと両手で必死に前進する真理を追いながらひっつかんだ両足首を次第に下ろし、やがて彼女を仰向けに地面へ横たえた。
しばらくの間、一人の女教師と二人の女子児童の荒い息づかいが学級菜園に響いていた。
やがて額の汗を拭った通子が、今の騒ぎでとうとう乳房の隆起から前へとTシャツの裾がこぼれ落ちて完全に剥き出しになった、スポーツブラジャーに包まれた真理の乳房をきっと指さしながら宣言した。
「大西さん! こんなところでそんな格好して、いったい何してるんですか!? 女の子がそんなに胸を大きくさらけ出したりて、本当にもうみっともない……! もう六年生なんですから、もっと周りのことをよく考えて行動してください!」
「ま、真理ちゃん!? 真理ちゃん、ねえ真理ちゃんっ、大丈夫!?」
「…………」
周りも何も、ここには私と桜と先生だけしかいないじゃないですか――そう脳内だけで反駁しながらも、真理はただ無言で目を回しているだけだ。
倒立しすぎでさんざ頭に血が昇った挙げ句に強いられた、この急激で強引な姿勢変換。既にいい加減限界に近かった真理は、通子に反論できるような状態ではなくなっている。
そんな勝手に半死半生の状態へ陥っている真理と、すでに興奮の極みにある通子の二人を桜がはらはらと見守る。
しかし、やがて呼吸とともに落ち着きを取り戻しはじめた通子は、何かに気づいたように呟いた。
「はっ……! そ、そうだ。ここに大西さんがいるということは……っ!?」
何かに祈るように両手を組んで立ち尽くす桜の存在を無視するように、通子は周囲の菜園へ鋭い視線を走らせた。
「……いないか」
しかし数秒の捜索の後、そこに求める誰かの姿が認められないことに気づくと、彼女は再び真理へ視線を下ろした。念のため、確認する。
「大西さん。あなた、まだ谷川さんとは会っていませんね?」
「へは……?」
いまだにヘロヘロのままの真理の返事を、通子は肯定と解釈したらしかった。
通子はまず襟までめくれた真理のTシャツに手を掛け、腰まで引き下ろそうとした。しかし仰向けに寝転がりながらもなお重力に逆らい、スポーツブラジャーの中で天を突き上げるように形良く整っている真理の乳房の高さに、Tシャツの裾が引っかかる。
そこに一瞬だけ嫉妬と悲哀と憧憬の入り交じった表情を見せると、通子は裾を持ち上げながら引き下ろして、その早熟な山脈を越えさせた。ホットパンツに裾をたくし込む。
そしてすっくと立ち上がると自らの腰に両拳を当て、ワイシャツの薄い胸を大きく反らせて宣言した。
「いいですか、大西さん? 谷川さんとの決闘とかいう殴り合いの喧嘩なんて、先生絶対に許しませんよ。二人の間で何か行き違いがあったのなら、それは話し合いで解決しなさい。必要なら何でも、先生も惜しみなく協力しますから。――わかりましたか?」
「へ……へは……」
「わかりましたか!?」
「へは、いい……」
「ふむ、よろしい。――それじゃあ宮田さん、大西さんのことをよろしく」
「えっ? は、はい!」
それで真理から一応の言質を取ったと認識したか、通子は大仰に頷くと、後事を桜に託して踵を返した。
「藤原先生……いきなり、いったい何だったんだろう……?」
「め……め、めが、まわ、るぅ……」
未だに起きあがれない真理と、目の前の現実をどう処理していいのかよくわからずにいる桜の二人をその場に置き去りにして、藤原通子は現れたときと同じように決然たる意志を秘め、力強い足早さでその場を立ち去っていった。
○10
職員室の壁掛け時計が、十二時半を少し回った。
「それじゃあ、国東さん。このプリント、またみんなにお願いね」
「――はい」
六年三組の教卓で児童らとともに給食を採り終えた藤原通子は、委員長の真琴を伴って職員室の自分の机に戻り、午後の授業の準備について話していた。
一通りの打ち合わせを終え、渡されたプリントの束を机上で叩いて整頓していく真琴の整った横顔をじっと眺めながら、通子はふっと窓の外を眺めてため息を吐く。
自身の性格を反映するかのように、折り目正しく整えられた配布物を脇に抱えた真琴がそんな通子を一瞥しかえし、一礼して立ち去ろうとしたとき、通子は言葉を発していた。
「国東さん? ――谷川さんの、ことなんだけど……」
「はい?」
不意の呼びかけに反応して、真琴はその場で立ち止まる。しかし通子は席から動かず、ただ視線だけを迷うようにほんの一瞬さまよわせた後、それでもその瞳を真琴に合わせた。
「本当に、……谷川さんがこれ以上、危ない遊びを続けたりしないようにしてほしいの。
ほら。谷川さんってすごく運動神経がいいし元気もあるから、あなたみたいに柔道とか……なにか武道やスポーツの方向に進んでくれたら、そっちでエネルギーを発散できて……これからずっと、今までみたいに危ない遊びを続ける必要もないと思うの」
「…………」
目を瞬かせながら、真琴はじっと担任教師の話を聞いている。
今年の四月に八坂明と谷川千晶を預かって以来、あの二人を中心とする悪童グループが巻き起こす喧嘩やイタズラの大騒ぎへの対策は、藤原教諭にとって最優先課題の一つであり、真琴もその件について今までも何度となく相談を受けてはいた。
しかし今になってまた改めて、自分にこうした相談があるということは。
(あの谷川さんの、胸の件で……なのかな……)
「だから、国東さん。今度からできるだけ、谷川さんと仲良くしてあげて。それで出来たら国東さんの柔道場に誘ってあげるとか。
……それから、谷川さんがもし今までみたいに悪い遊びをしようとしていたら、すぐに私に教えて」
通子は表情を引き締め、その瞳に切実さをたたえて真琴を見つめる。
「私も谷川さんのこと、全力で応援するから。だから国東さんも、谷川さんの力になってあげて」
「は、はい。私も、そうしたいとは思います。……でも、……谷川さんは……」
黒髪を三つ編みに結った長身の美少女の瞳が、眼鏡の奧で揺れている。通子はそこに真琴の迷いを感じて、一瞬のためらいの後、最後にその言葉を添えた。
「ねえ、国東さん。あなたたちはもう、子どもじゃなくなっていくの。望むと望まざるとに関わらず、みんなはもう、大人になっていくんだから……」
「――はい」
わずかに身構えるようだった真琴が頷くと、通子も優しく頷き返して、彼女を廊下へ送り出した。
その廊下を行く上履きの足音が遠ざかるのを聞き届けると、通子はふっと息を吐いて、明るいボブカットの髪を揺らして左右に首を捻る。たった半日で、妙に疲れていた。軽く目を瞑って背筋を伸ばす。
そんな通子の隣の席で小テストを採点しながら、ちらちらと横目で真琴とのやりとりを窺っていた若い男性教師が、愛想笑いとともに口を挟んだ。
「いやあ。谷川の件ですか、藤原先生」
「……ええ」
真琴を見送ったときの硬い表情のまま、片目でどこか遠い一点を見つめ続けている通子に構わず、その男性教師は頭を掻きながら続けた。
「いや、なんというか……私も昨日は驚きました。だって、あの谷川が……。なんというか最近の子は本当に成長が早くて、相手にするのも大変ですね」
私らが小学生の頃はまだそんな風じゃなかったと思うんですがねえ、と苦笑する短髪の男性教師はジャージ姿で一見体育会系風だったが、まだ二十代半ばの若々しい風貌である。そして実際に彼は通子より年下で、後輩だった。
六年四組担任教師、丸川久司。その容姿を裏切ることなく、通子に劣らず気力体力充実した熱心な教師ではあるものの、いかんせん彼がいま担任している四組も通子の三組に負けず劣らず曲者が多い。
まだ新任で経験不足なうえ生来いささか単純な気質である丸川は、悪の学級委員長こと岸武志や鬼マリたちに、いいように手玉に取られがちなのだった。
「今度の谷川のことも大変そうですが、うちの大西なんかも本当にひどいですよ。あいつも自分の成長に関する自覚がほとんどなくて、周りはみんな困ってるんですが、本人に言い聞かせてもまるで聞こうとしないし、目のやり場にも困るし。
いい加減なんとかしたいんですが、こういうときは藤原先生みたいな、女性の方に助けていただけると――」
そう泣き言を言いながら、丸川は頼れる先輩である通子に助けを求める。その爽やかなルックスと裏腹に女性経験の乏しい丸川にとって、大西真理のような女子小学生たちはほとんど異次元の生物に近かった。
狡猾だが結局は同性である岸たちよりも扱いづらく、いつもいいように弄ばれてばかりいるような気がする。
そしていつもなら通子はそんな頼りない後輩に溜め息を吐きながら、いくつかの実戦的なアドバイスを寄越してくれるのだが、今回はいろんな意味で空気が悪かった。
「…………」
「っ!?」
闇を秘めた剣呑な視線で、自分の倍近い体格の男性教師をその場にすくみ上がらせると、通子は無言で席を立った。
一瞬だけ視線を下ろし、悲しいほどに起伏もないまま真っ直ぐ腰へと落ちていくブラウスの胸の大平原を眺めると、そのまま午後の第五時限目の教材をひっ掴み、ヒールの音を響かせて職員室を立ち去った。
「…………?」
凍てついたまま後に残された丸川は、事態を理解しきれずに周囲を見渡す。六年生担任教師島の上座に掛けていた、六年一組担任と六年生学年主任を兼任する年輩の女性教師が、悲しげに首を振りながら息をついた。
○11
「ぜぇーーーったい! ずえぇったいに、真理ちゃんがぁっ、勝つッ!!」
「いーや、千晶ちゃんだね。悪いけど千晶ちゃんがちょっと本気出せば、真理ちゃんなんか小指でチョンだね! 比較にもなんねえ!」
「…………?」
妙に殺伐とした気持ちで脱靴場の前を通りかかったとき、藤原通子は子どもたちが言い争う声を聞いた。その声の調子は両者ともかなり激しく、いつ本格的な喧嘩になってもおかしくないだけの熱を孕んでいた。
普段なら真っ先に飛んでいってまずは両者を引き離し、そのあとで両者の言い分を聞くことにしている通子だったが、このときは咄嗟に足を止めて、下駄箱の陰に身を潜めた。飛び交う言葉の中に、聞き捨てならない名前が含まれていたからだ。
忍者のように用心深く、下駄箱に背中を合わせながらそっと目だけを出してみれば、そこでは野次馬らしき取り巻きたちの中、五年生の男子一人を中学年程度の女子二人が囲んで、激しく言い争っている最中だった。
いま新たに野次馬の列に加わった三年生の少女が、友達の姿を見つけて何事か尋ねる。
「ねえ、なに? なんなのこれ?」
「知らないの? ほら、今日の放課後の決闘の話! それで千晶ちゃん派のバン君と、真理ちゃん派の亜沙美ちゃんとマユがもめてるの!」
騒ぎの渦中で両腕を振り回しながら、年長らしい少女が喚く。
「むきーーーっ!! バンはいっつも明くんや千晶ちゃんの後ろにばっかりくっついて、真理ちゃんの凄さを全然知らないからそんなことが言えるの! 真理ちゃんがちょーっと本気出せばね、千晶ちゃんなんて一発なんだから!!」
「ハッ、本当に分かってねえなあお前ら! その真理ちゃんが昨日の戦争で何したよ? 単に熱出して家で寝てただけだろーが!
その間なぁ、千晶ちゃんはマジすごかったぜぇ。俺はナマで見れてたからな! リッターxリッターのユプーみてぇなシバケンの兄貴相手にして一歩も退かずに、最後はきっちり仕留めて勝っちまったんだからなぁ!」
「その昨日の戦争で、あんたは作戦無視して横穴公園捨ててたでしょ! 敵前逃亡! 卑怯者!」
「バーカバーカ、俺は逃げたりなんかしてねえ、ちゃんと高台で戦ってたっての!! ちゃんと戦って敵の親玉をぶっ潰した千晶ちゃんと、しっかり決戦に参加して活躍した俺!
そんで無駄に風邪引いて寝てた真理ちゃんと、横穴公園で慎也と体育座りしてた亜沙美にマユの、一体どっちが役立たずよ? ちったぁ考えてからモノ言えっての! アホ。亜沙美のアホ、アホアホアホアホアホアホー」
「うっ……うぐううぅぅぅっ、うぐぅぅぅううう〜〜〜っ!!」
バン、と呼ばれている五年生の男子はさすがに年上の余裕か、年下の女子二人に絡まれながらも、亜沙美という四年生の少女をいいようにおちょくり倒していた。
頭頂部付近でまとめられている癖のある髪が亜沙美のわななきが伝わったように震え、亜沙美はその目に悔し涙をいっぱいに貯めながら上級生を睨み付けている。
「へっ。やっぱりこれから西小は千晶ちゃんの時代ってことだよ。胸だってもう、千晶ちゃんのほうが真理ちゃんよりずっとデカくてかっこいいわけだし――ぐおおおおおおっ!?」
「んぐっ!!」
得意げに勝ち誇って喚き散らしていたバンの言葉は、その途中で衝突音とともに強制終了させられた。尊敬する真理を罵倒されて、涙目のままバンの背後に忍び寄っていた年少二人組の片割れ、三年生のマユがジャンプしながらバンに頭突きを喰らわせたのだ。
石頭には定評のあるマユの一撃、しかも完全な奇襲で入ったそれの効果は絶大だったらしく、西小五年生でも指折りの猛者であるはずのバンは、目の中に火花を飛ばしてその場にふらつく。そこへ向かって、いよいよ真正面から亜沙美が殴りかかった。
「バンのアホーーーッ!! 死んじゃえーーーっ!!」
「ぐっ……こっ、こんの野郎ぉぉぉっ!!」
「ぜったい真理ちゃんが勝つもんっ!!」
「おおおおおおっ! 亜沙美行ったぁーーーっ!」
「行けぇバン! 四年の女子なんかにいい顔させんなーっ!!」
「マユがんばってーーー!!」
ついに火蓋を切られた実戦にギャラリーが好き勝手にどよめく中、前後から年下の女子に二対一で襲いかかられ、ふらつきながらもバンが猛然と応戦する。
両拳をぐるぐる振り回す大車輪パンチで突っ込んできたマユを捌き、横から殴りかかってきた亜沙美のストレートを受け流して吠える。
「うるせーーーっ!! お前らごとき砂利ん子が何と言おうとなあっ! 今日の放課後、千晶ちゃんの勝ちは動かねえんだよっ!
絶対に千晶ちゃんが勝つね! 泣いても笑っても、今日の放課後こそ決着はつく! それまで首でも洗って黙って待ってろ!!」
「絶対!? いま絶対って言ったね!? じゃあバン、もし放課後決戦で真理ちゃんが勝ったら百億万円払うね!?」
「おう払ったらぁ! 千晶ちゃんが勝ったら、お前らこそちゃんと百億万円払えよ――あ」
「?」
啖呵の途中で何かに気づき、バンが表情を強張らせて動きを止める。マユが釣られてそっちを向こうとしたとき、亜沙美はそれを必殺のチャンスと捉えてバンへ一直線に襲いかかっていた。この一撃で決める!
「くたばれーーーっ!!」
その何かに気を取られ、完全に虚を突かれる格好になったバンは、ワンテンポ遅れて驚きの視線を亜沙美に向けた。だが、もはや迎撃は間に合うまい。食らえ!
「もらった! 亜沙美必殺、マッハパーン……ぐふっ!?」
「ごべっ!?」
絶叫しながら突っ込んだ亜沙美は、突然両者の間に割って入った何かに襟元を掴まれて振り回され、予想外の方向へ急旋回させられた。そのまま視界いっぱいに驚愕したバンの表情が広がり、そして衝撃と火花が炸裂する。
そのまま脱靴場のすのこの上へ、亜沙美はバンを押し倒すように倒れ込んだ。
「まったく、もうっ……二人とも、いったい何をしてるんですか!」
額に痛烈な衝撃が走ったと思って倒れ込んだ次の瞬間、バンは自らの唇に何か柔らかなものの感触を覚えて目を開けた。どこかで聞き覚えのある声が、今までの野次が嘘のように静まった周辺の音が、異世界のそれのように遠く感じる。
「んっ……!?」
そして自分と同じように目を回している亜沙美の顔を文字通り目の前に見て、なぜかバンの心拍数はデタラメに跳ね上がる。
亜沙美の胸を小さく、しかし確かに押し上げている膨らみの存在を通して感じる彼女の熱と心拍に、そのまま亜沙美を押しのけることもできず、バンはただその場を動けずにいた。
「んあっ……」
どこか夢見心地のようにとろんとした目で、その唇から糸を引きながら亜沙美が顔を僅かに動かす。しかし二人の距離は相変わらず密着したままで、上気した頬と頬、胸と胸とを触れ合わせたままだった。
「え……え、ええっと……」
そんな二人の絡みから余ったマユは、通子にきっと睨み付けられるとあっさり戦意喪失し、今までの勢いが嘘のようにその場でしゅんと萎んだ。
通子は二人で団子になっている亜沙美とバンをそれぞれ立たせ、一見して分かるほどの異常が二人にないのを見てとると、腰に両手を当てて説教モードに入った。
その間にも野次馬たちは通子の目を盗むようにして、素早くその場を離脱しはじめていた。
「――三人とも。事情はあとで詳しく説明してもらいますが……まず最初に言っていた、谷川千晶さんと大西真理さんが、放課後にどうこう、という件。……これを説明してもらえますか?」
「…………」
激しく衝突したバンと亜沙美は、なんとも気まずそうな視線を互いに交わし合った。なぜか藤原教諭の態度はいつにも増して厳格で、とうてい適当に誤魔化すことなど出来そうにない。
「…………」
「じ、……実は……」
無言の圧力を受け続けて、ついに観念したバンが、自分たちが聞いた噂のことをぽつりぽつりと話しはじめる。その話を聞き進めるうちに通子の表情はますます険しくなり、マユはそれだけで恐怖に泣き出しそうになっていた。
「……放課後に、決闘?」
「は、はい……。なんだかよく分かんないんですけど、とうとう今日の昼休み、あの二人が石鹸のダイコンを巡る決着をつける、とかいう話になったらしくって……」
谷川さんと、四組の大西さんが?
「……ダメ」
通子は怯えてすくむ三人の児童を前に、脱靴場でひとり、俯きながら言葉をこぼす。
こういうことは何事も、はじめの一歩が肝心なのだ。
いきなり最初から例外を認めてしまっては、教育というものは成立しない。
「……どこ?」
「えっ……?」
独りごちた通子の言葉に、呆気にとられて取り巻く児童たちがびくりと蠢く。
その小さな胸に決意を再び固め、通子は周囲の児童らを眺め回した。
「六年三組の谷川千晶さんと、六年四組の大西真理さん……この二人がいま、何処にいるか。この中に、知っている人はいますか……?」
その剣呑な視線に晒されて、喧嘩中とはうって変わって遠巻きになり、それでもなお四人の動向に注目しつづけていた野次馬たちが怯んで下がる。
何か見えない力で釘付けになったように動きを封じられたその人垣の中から、いま一人が辛うじて通子の目を盗んでその輪を離れた。彼はそうっと上履きを収めて代わりに運動靴を引っかけ、ゆっくりと校舎を出てから死角に入ると、一気に駆け出していく。
「やっ……やっべええええ……! 通子ちゃん……よくわかんねーけど、今日の通子ちゃん、なんかいつもと全然違う……やばい。やばすぎるって、アレは……!!」
身を焼くほどの鮮烈な恐怖に全身を凍らせながら、高橋貫一は友の許へと急を告げるべく、ひたすらに校舎脇を疾走した。
○12
「……あッ」
深い闇の中で、少女のしなやかな背中が若鮎のように跳ねた。
どこか濡らされたように鼻にかかった声が閉ざされた空間に響くなか、荒い息づかいと熱い体温がそこに被さる。
「……なあ。いいだろ、……千晶……」
まだ変声期を迎えていない少年の声が、じっとりと重たい何かに湿りながら、少女の身体に被さっていく。押し包むように重く。
だが、声だけではない。
今や少年の手が、腰が、目が、舌が、脚がことごとく、少女の肢体を獣のように狙って、その上から覆い被さろうとしていた。
「あ、明……? な、なに……や、やだよ。変だよ? どうしちゃったの? 明。ねえ、明……ひうっ!?」
背中から密着して迫りくる少年へ、怯えるように振り向こうとした少女が、電気に打たれたように声と身体を跳ねさせた。
少年の右手が侵入してきたのだ。その右手は少女が身にまとう唯一の上着、タイトなTシャツの裾から入り込み、きつく締め付けてくる細いウェスト部を抜けたところで手首をくねらせ、二枚重ねのブラジャーによって厳重に守られた右乳房の頂へとたどり着いていた。
「ダメだ。……もうダメなんだよ、千晶。俺、俺……もう我慢できなくなっちまったんだよ……」
裾からさらにTシャツの奥へと右腕を身体ごと押し込んで、少年はついにその掌に、乳房の頂を包み込む。
きついTシャツの布地から来る圧力で五指もろともに押し込まれて、少年の掌は自然にワイヤーで強度と形状を与えられた二枚重ねのGカップへと食い込み、次第に沈みこんでいった。
二枚重ねで通常のブラジャーの倍の強度を持つはずの少女の乳房の輪郭は、少年がその掌に新たな握力を僅かなりとも加えなくとも、タイトなTシャツによる締め付けだけで崩されてしまっていた。
もはやその無遠慮な侵略に抗うものは、少女の胸で張りつめるように実った、そのみずみずしい乳房それ自体による弾力と質量ばかりである。
そして少年はGカップの輪郭を崩し、わずかに乳房の表面を楽しむだけにその欲望をとどめようとはしなかった。
右手をTシャツの下から、そして空いた左手のほうはTシャツの上から少女の乳房を包み込ませて、その重さの負担をブラジャーのストラップから自らの掌へと移し替えることで量感を楽しんだ後、ぎゅうっ、と少年はその掌を揉みこんだ。
「っ!」
ビクン、と跳ねた少女の背中を、少年は全身の力で抑え込んだ。
少女の乳房は少年の掌に比べて十分以上に大きく、少年はその両手をいっぱいに広げても、その全容を包みきることが出来ていない。
その胸からブラジャーのカップの形状に導かれるように、前へ、上へとツンと突き上げるように実り、自身の重さで柔らかにひずんだ双の半球の、その頂点付近を包み込むように握りこむばかりだ。
左手には三枚の、右手には二枚の布地を隔ててその肉塊を蹂躙しながら、明は両手を親指の付け根から狭めるように絞りこんで、その頂点、膨らみの出口へと絞り出すように変形させていく。
早くも充血して堅く大きく張りはじめた感度の良い乳房を揉みながら、少年の指はゆっくりと頭を出しはじめたその尖端を巧妙に避けていた。しかし、少年はたっぷりとした乳房の肉だけを刺激しながら、その核であり出口でもある頂はあえて放置している。
「こんなにデカくておいしそうなオッパイを、目の前に二つも無遠慮にぶら下げられちまってたら……男がそんなにいつまでも、我慢してなんかいられるわけねぇだろ……?」
「あ、あきら……? なに……どうしちゃったの……?」
ドスの効いた声で凶暴な欲望を剥き出しにし、自分の肉体へ襲いかかってきた少年を前に、少女はまったく抵抗できなくなってしまっていた。
何か見えない力に拘束されたかのように、身体が動かない。代わりに得体の知れない熱が全身を巡って、股間に、そして胸にと熱い何かをみなぎらせていく。
そしてついに、少年の右手が牙を剥く。
今までカップ越しに乳房を揉みたてるばかりだったその右手が、ぐいと大きく動いて三指の先をカップの縁に掛ける。
親指の付け根をぐっと乳房に押し込みながらその三指を引いて、そのGカップの紡錘形の中に封じ込まれていた少女の乳房が、転げるように剥き出された。
「ああっ!!」
肌触りの良い下着の布地と、その形を保たせるためのワイヤー越しに楽しまれていた右乳房がまろび出て、少年の掌へ直接に握り込まれた。乳房を直接に包み込むブラジャーによる庇護を奪われ、剥き出しにされたもっとも敏感な部分がTシャツの目の粗い布地へ擦りつけられる。
汗に濡れてもブラジャーの輪郭を透かさないために購入したはずの、そのTシャツの胸の厚手のプリント。
しかしそのタイトさも災いしてか、そのTシャツは無情にも当初の目的を果たすことなく、全体にたっぷりと刺激を加えられた挙げ句に放り出されたその尖端を、プリント越しにくっきりと浮かび上がらせてしまっていた。
それでも少年の指はそこを襲わず、あくまで乳肉全体を揉みしごきながら責め続けている。
今や滑らかな白い柔肌を少年に蹂躙させるがままとなった少女の右乳房は、ぎゅうっ、ぎゅうっとあたかも独自の生物であるかのように自在に変形させられて、そのたびに敏感な尖端を、Tシャツの荒い布地に擦り付けられていくのだった。
「あッ……ああッ、あああああ……ッ! 明ぁ……明ぁ、なに、なんなの、これ……どうして……どうしてぇ……っ」
「あー……やっぱ最高だわ……千晶の、オッパイ」
全身に満ちる不思議な熱に抵抗の気力を奪われながら、それでも少女は少年の掌から逃れようと、必死に身をよじって前傾する。そんな少女に追いすがるように襲い来る少年は、なお身体ごと少女に密着してくる。
「えっ……?」
そのとき下着とハーフパンツの二枚の布地越しに、何か堅く反り返った肉棒の感触を尻に感じて、少女は違和感に声を上げた。
なに、これ。これって……まさか。
「ああ……我慢できねえ。行くぞ、千晶」
「えっ?」
聞き返そうとした声は鼻にかかって、信じられないほど甘くなっていた。Tシャツの上から左乳房を責めていた少年の手が引き、右乳房は責められ続けながらも、愛撫の空白に少女が息をつこうとしたとき、少年はポケットから何かを取り出していた。
キチキチキチ、と耳慣れた音が小さく響く。
これって、まさか――
思った次の瞬間には、カッターナイフの刃が千晶のTシャツの裾に押し当てられていた。千晶のTシャツは、いま彼女の視界を塞いでもいるその乳房によって、布地を一杯に突っ張らされている。刃を立てられれば逃げ場などない。
「いくぞ」
「いっ――」
耳元で、少年は確かに笑った。見下ろせば蹂躙される両乳房の向こうで、刃を持つ左手に力が籠もる。
「いやあああぁぁぁーーーっっっ!!!」
少女の絶叫とともに、厚手の布地が一気に引き裂かれていく無情な音が鳴り響いた。
鋭利なカッターの刃は変形し続ける少女の谷間を一気に走り抜けて襟許へ抜け、厚く丈夫なTシャツを一刀のもとに両断してしまっていた。
瞬間、Tシャツによる拘束が失われて両乳房へのきつい圧迫が緩み、熱のこもった汗まみれの肌が一気に外気へ曝される。Tシャツの残骸が内側の手で右半分を払いのけられると、びっしりと汗の水滴をまとった白い乳房と桃色の頂が、無防備に闇へ放り出された。
強引にその内容物から外された二枚のGカップが中身を失って恨めしげにしおれつつ、その下半分へと絡みついてなお重量の一部を支えている右乳房へ、少年は容赦なくむしゃぶりついた。
なんの優しさも容赦もなく、ぎゅっと口いっぱいに吸い込まれて変形する乳肉へ、少年の舌と歯と口腔そのものが立て続けに襲いかかる。
「ああ! あっ、ああっ、ああああああーーーっ!!!」
今まで少年の指先によっては一度も触れられることのなかった桜色の乳首が、少年の舌に襲われてざらりと下から上へと嘗めあげられる。尖端を上下に繰り返し運動し続ける舌で執拗に責めなぶりながら、その周囲に小さく広がる乳暈を少年が甘く噛む。
再び乳肉全体をその尖端へ向かって絞り出していこうとするかのようなその責めに、少女はただいやいやと頭を振りながら泣きじゃくった。
その口に右乳房を含んで邪悪な赤子のようにねぶり続けながら、少年は両手を遊ばせてはいなかった。Tシャツを無残に切り裂いたカッターの刃を、今度はまだブラジャーによって守られている、左乳房に向ける。
ちゅうちゅうと少女の汗にまみれた右乳房を吸いながら、少年はその左手で左乳房を握り込んで固定し、右手に持ち替えたカッターの刃先を煌めかせて、今度は純白のGカップを狙う。
その内側に守られている乳房を傷つけないよう、細心の注意を払いながら、少年のカッターがブラジャーに食い込んでいく。
いっぱいに張りつめた乳肉は今や二枚のカップを通してもその尖端の位置を外に主張してしまっていたが、少年はそのすぐ下を狙っていた。
「……やっ」
怯える少女の声で背中を押されるようにして、カッターの刃は左のGカップを次々とズタズタに切り刻んでいった。
白いカップに無数の裂け目が走り、少女の乳房を保護して重量を負担しつつ形を整える、という最低限の機能だけはそれでもなお維持しながらも、無残に破り割かれてしまったそれに、少年が左手の五指を差し込み、右手を掛ける。
そして凶悪な握力が、白いGカップを引き裂いた。
切断されたワイヤーと繊維、内側で敏感な乳房と乳首を優しく受け止める布地が、その裂け目から少年の握力でいいように引きちぎられ、断裂の音を響かせて分裂していく。
「ああーーーッ!! やめて、やめて明ぁっ!! ボクの、ボクのブラジャー破かないでぇ! やだやだやだやだ、やだぁぁぁあああーーーっ!!」
ブラジャー越しとはいえ、柔らかな乳房へ直接に刃を突きつけられるという恐怖のあと、自らの衣服、それも最も敏感な乳房を直接守るブラジャーを無残に破壊されて、少女は身も世もなく泣きじゃくる。
あられもない狼藉の限りを尽くされて、最後まで少女の左乳房を守っていた二枚のカップは、もう原形をとどめてはいなかった。完全に引きちぎられた布片やワイヤーが手で破かれては千切れ飛び、次々とバラバラになっていく。
破れ裂けた純白のブラジャーは、もはや無残なボロ布と化した。攻撃を受けたのが左カップだけだったため、ストラップやバンドは無傷でブラジャーは基本的な構造を保ってはいたが、左カップは二枚合わせても、もはや本来の半分の面積もカバーできてはいない。
そんな状態でも本来の形が良いためか、ツンと上向きのままの美しく凜々しい形を保っている乳房の淡い色合いの頂は、今なおカップの残骸にかろうじて隠れていた。あるいは少年が最初からそう狙ったためか。
少年はそのブラジャーの裂け目から指を忍び込ませながら、その尖端を挟んで捏ね回す。上気しきった少女の頬を横目で眺めて、いやらしい口調で呟く。
「へへ……出来上がってきたな」
「……あっ……ああっ……ふうっ、ふううっ……なに……なに、なんなの、これ……? おかしいよ……変だよ、こんなのぜったいに変だよぅ、明……あきらぁ……っ」
「じゃあ……仕上げだ」
意識を朦朧とさせながら喘ぐ少女に答えようともせず、その力無く項垂れた背中を前に、少年は邪悪に笑う。少女の太股を半ばまで覆うハーフパンツの裾を一気に一番上までたくし上げ、その下から顔を出した縞模様のショーツに指をかける。
そして少年は、自らのハーフパンツとトランクスを下ろす。
この凶行の原動力であり欲望の象徴でもある、堅くそそり立った男性の象徴が、完全にその抵抗力を奪い尽くされ、人格と意志に関わらず、女性としての受け入れ準備を整えさせられてしまった箇所を狙う。
剥き出しの右乳房は右手でぐにぐにと変形させながら、少年は左手をその腰に据えた。ハーフパンツとショーツをめくり上げながら、少女を床へ這いつくばらせ、逃げられないように固定する。
「さあ、千晶の未開封新品……いよいよ、これで開封だな」
その姿勢で、火照った乳房が冷たい床へ押し付けられてぐにゃりと潰れ、少女の意識を現実に引き戻す。
……どうして?
なんなの、これ……どうして明がボクに、こんなひどいことなんかするの……?
これのせい……?
ボクのこの胸に膨らんじゃった、この……大きくて重たい、邪魔なオッパイのせいなの……?
今はまだ、なんの役にも、立たないのに。
「心配すんなって。お前のこのデカいオッパイ、これで、ちゃあんと役に立つようにしてやるよ――」
最後に少年が言った言葉の意味を、考えられる余力が少女に残っていたかどうか。
溢れんばかりの先走る欲望を載せて、少年は、その触手に絡め取って捉えた少女の深奥へと、その邪悪な男性自身を――
○13
「……というわけでこっちのほうには、明も谷川も来てないんですよ。いやー、本当にどこ行ったんでしょうねあいつら! 通子先生も、こいつはとんだ取り越し苦労ってやつですねー……」
「…………」
「…………。えっと……通子先生?」
「……あ? ああ、ええっと。ごめんなさい、高橋君」
第三校舎の裏手。
騒動の張本人の一角、大西真理を学級菜園前で捕捉し、次に谷川千晶の姿を探して、藤原通子はものすごい勢いで西小校内を巡回していた。
六年三組周囲での有無を言わせぬ聞き込みの結果、幼馴染みの親友で悪童仲間の八坂明が彼女を連れ出してどこかへ消えたと聞いて、校内をくまなく探し回って最後に辿り着いたのがこの第三校舎裏だ。
近くでボール遊びしていた低学年児童からの聞き込み情報もあり、かなりの信頼性をもって通子はこの場へ踏み込んだはずだったのだが、二人の姿を押さえることはできなかった。そこにいたのは三組悪童軍団の一人である高橋貫一だけで、肝心の二人は影も形もない。
その失望感が通子の心の隙間に入り込み、妙な妄想をむくむくと大きく膨らませたのだ。
あの二人が、こうも目に付く場所にいないということは……。
八坂明は健全な男子である。しかも彼の性的嗜好は女性の豊かな胸に集中しており、校内で時おり摘発されるエロ本情報にもいわゆる巨乳ものが多いことから、この情報は確かな裏付けを取られていた。
そんな巨乳好きの明が、突然、あれほどの巨乳になってしまった谷川千晶と、どこともつかない場所に二人っきりでいたならば。
蒸し暑い真昼の炎天下、スーツにヒール姿で校内をせわしなく走り回った末、頭の奧まで熱の回った通子は、教え子二人のそんな爛れきった性の暴走による不純異性交遊の可能性を想像し、そのまま歯止めもなく妄想を爆走させてしまった。
谷川さんは元気いっぱいで喧嘩も強いけど、性に関してはひどく純真で無垢だ。そこを手玉に取られてしまって、女性の意志と人格を無視した一方的な性の玩具にされてしまうという絶対に許すことのできない背徳的な展開が、通子の妄想を捉えたのだ。
教職ともあろう者が、あんなにも淫らな……。この半日でいきなり大量に積み重なった、あまりの疲れのためだろうか。
気づけばはしたなくも、ショーツの下に露骨な湿りを帯びてしまっていることに気づいて、通子はそれを目の前の男子児童に気取られまいと、素っ気なく対応した。
「ふうん……。そうですか。では高橋君、二人に会ったら伝えておいてください。何やら谷川さんと四組の大西真理さんとの間で不穏な噂が流れているようですが、先生はそんなこと、絶対に許しませんからね、と。……いいですね?」
「は、はい……。伝えておきます」
「ふん……。もうすぐ昼休みも終わりなんですから、高橋君もそろそろ教室に戻りなさい。また遅刻しないようにしてくださいね」
「だ、大丈夫ですよう……」
冷や汗を垂らす貫一と、その背後の倉庫に潜む二人の気配に気づくことなく、通子は踵を返して去っていった。やがて貫一が気配を殺して第三校舎の角に取り付き、その背中が完全に消えたのを見届けると、倉庫に戻ってきて扉を開けた。
「ぷふーーー……。お前ら、もういいみたいだぞ……」
「熱い……。こん中ってマジでやべーな。死ぬかと思ったぜ……」
たった数分で汗だくになった明と千晶が歩き出てきて、開放された日陰の冷気に息を吐く。しかし倉庫の扉越しに見ていた担任教師の気配はやはり尋常なものではなく、二人にとっての今後の――特に、今日の行動の難しさを予想させ、明の表情を曇らせた。
「しかし、どうやら……本格的にやばそうだな、こいつは」
「どうすんのよ。通子ちゃん、完全に本気みたいよ? 今日はやばいよ、明」
「そいつは見れば分かるよ――」
確かに、あの状態の藤原教諭を向こうに回して、今日の決闘を強行するのは至難だろう。通子の熱意と執念は並みではない。あの調子ならたとえ放課後になって下校しても、校区を巡回してめぼしい場所を虱潰しにするぐらいのことはやりそうだった。
先延ばしにしてほとぼりが冷めるのを待つのが、もっとも現実的な選択肢だろう。
だが、それでは駄目なのだ。
「今日でなきゃ、駄目なんだ……。今日で、なくっちゃ……」
千晶のために。
千晶の親友として、彼女のために報いることが出来るのは、今日以外にはない。理由はうまく説明できない。だが、今日でなければならないという直感が痛いほどに強く、明の意識に囁いていた。
「でもなあ……あの本気モードの通子ちゃんが相手じゃなあ……」
相変わらず俯いたままの千晶をよそに、貫一が重い溜め息をくれる。
「相手は通子先生だけじゃないぜ、明」
「岸?」
そのとき第三校舎の陰に長身の男子の姿を認めて、明は思わず声を上げた。
スポーツグラスの似合う理知的な風貌の少年は、六年四組学級委員長にして西小悪童軍団の参謀格、岸武志だった。岸は皮肉げに口許を吊り上げて笑うと、三人のほうへ歩み寄ってきた。
「さっきそこで、うちの久やんが通子先生に捕まってた。どうやら今日の見回りにこき使われるらしい。あとはお行儀のいい連中にも手当たり次第に触れ回ってる」
要するに、四組担任の丸川教諭まで自分の手下に組み込んだうえ、先生のいうことを素直に聞く良い子たちを、センサーがわりにそこいらじゅうへばらまこうという話だった。
本当に手段を選ばず、今日を千晶の今後を巡る決戦の日にするつもりらしかった。
「それに……そもそも二人の決闘の話は、速攻で全校に漏れ広がっちまってた。
明、お前が鬼マリに約束してから、ほんの十分足らずで五年のバンや四年の亜沙美の耳まで入ってたんだぞ? もう昼休みの話題はどこも決闘話で持ちきりだ。西小の奴で知らない奴はどこにもいない。
全校注目のカードなんだよ、谷川対鬼マリって。東小相手の公園戦争が終わったばっかだってのに、みんなすっかり血に飢えちまってる。
だからどこでやってても、すぐにそういうハイエナどもに嗅ぎつけられる。そして通子ちゃんは、そいつらの目立つ動きを手繰って突っ込んでくることになるぞ」
「くそっ……」
万策尽きたか。
藤原教諭とその手下、そして何より、西小学校の全児童。
これほどの監視の目をかいくぐって、真理と千晶の決闘という目的を果たすための手段を思いつくことが出来ずに、明はその場で項垂れた。
貫一も途方に暮れ、当の千晶が茫洋とした目でフェンスの外側を見つめる中、岸が首を捻りながら言ってのけた。
「ふん。だが諦めるのはまだ早いぜ、明」
「何?」
跳ねるように、明が自らの参謀格に視線を向ける。岸武志は不敵に笑い、明に向かって告げてのけた。
「まあ当然ながら、100%の勝率は約束できないがな。そう、諦めるにはまだ早い。――ここは一つ、俺に任せてみちゃあくれないか」
今回は以上です。
中途半端な夢落ちながらも濡れ場を一つ挟んでみましたが、楽しんでいただければ幸いです。
現状のままのプロットで前進すれば、次回こそ決闘少女空間の最終回をお届けできるかと思います。
おそらくまた、投下は来月以降と思われますが。
SDSさん、宮田桜嬢、バン君、亜沙美嬢、マユ嬢をお借りしましたが、このような扱いでよろしかったでしょうか……。
イメージとの相違点などあれば、お教えいだければ幸いです。
それではまた、ようやく本命エロ場面(また例によって本番はありませんが)が来るであろう決闘少女空間5にて。
……次のネタも押しているので、今度で最終回になってくれるといいですね。
リアルタイム遭遇!!
相変わらずの圧巻な文章力に、ひたすら読んでいたい気分になります。
暖かく精緻な西小生徒の描写。切なく叙情的な東側との陰影もシリーズの魅力ですね。次回楽しみに待っています。
二人の絆に燃え、濡れ場に萌えた!!
GJ!
エロエロもいいけど、このいきいきした生活感が大好きだ。
胸を触って揉んでシャツとブラをカッターで裂くだけなのに
こうもエロくみれるとは……
恐るべき描写力 出来ておる喃
GJ!!ずっと待ってました!!
>>selJPZyjjY様
…次回が一読み手として、楽しみでなりません。桜や横穴トリオも脇役冥利に尽きる活躍で、本当にGJでした!!
※業務連絡※
名無しさんX様
…拙作での展開調整がほぼ完了しましたので、紗英登場の件はOKです。お待たせしました。
そしてその結果、私にしか判らない理由によって、近いうちチラリと沙織嬢お借りしたいのですが、宜しいでしょうか?
許可も得ず脳内の自作プロットに沙織嬢を組み込んでいた私が全て悪いのですがひとつ宜しく。
更に>>selJPZyjjY様、
夏休みの終わり頃の設定で、千晶、真理の登場する短編というのは問題ないでしょうか?
『決闘少女空間!!』以降も、二人の関係に劇的な変化はない、という想定のものになるのですが…
機会あればお返事お願いします。
書けるかな?
アクセス規制はきついものがある…
↑失礼しました。
これやるの何度目なんだか…
>◆selJPZyjjYさん
お疲れ様です。
相変わらずの卓越した文章力、あっぱれです。
エロの織り混ぜ方も素晴らしい。せめてそれくらいは俺もできないといけないのですが…
>>20の名無しさんXさん
別に水着を着せるのは構いませんが、男子9人もできれば出してください。
あと、緒方だけは出さないでください。こちらの話の都合上…
理由は長くなるんで、聞きたい場合にまたおっしゃってください。
>>27 >あなたの言葉は少々上から目線で、一言多いのではないでしょうか
その通りです、はい。
これは直さないといけないと思ってるのですが…
>あと確かに野球比重が強い気も致します
確かに自覚はあります。
ただ、野球小説なので、野球がなくてどうするよ、と個人的に思うのです。
ここのジレンマが…
※業務連絡
俺の小説は明らかに野球色のインフレが強まっています;
なのですが、俺の文章力では少々頑張ってもどうにもならない可能性もあります。
なので、GBHさん名義でインフレを回避されていたように、
俺も自分なりの対策を考えた結果、新しいシリーズを描くことにしました。
(名義だけ変えて短編を書くと言う、とある人のまねをしてもいいのですが、
凝り性なので短編は難しいのです。)
そこで、selJPZyjjYさん、SDSさん、GBHさん、名無しさんXさん全員に
おねがいがあります。
…みなさんの小説のキャラクターの名前、全部貸してください。
借りるのは名前&性格だけです。
(一応、たとえばシバケンと紗英は密接な関係を持ってるとか、それくらいの事はありますが)
性格以外の設定は一切借りません。
もういいよ。野球も偽千晶も他所でやれよ
自分の都合ばっかじゃねえか
雰囲気悪くしてしまうかもしれないが、暴走ボートは自分勝手過ぎる。
自分のキャラ使ってもらっても文句ばかり、細かい設定の粗を探して叩くだけ…。
細かい設定がそんなに大事なら一般小説でも書いてろよ。ここはエロパロ板だ。
挙げ句の果てに他のキャラパクり。
ここの書き手はみんな優しい人ばかりだから許してしまうんだろうけど
一回自分のしてることがいかにふざけてるか見直してほしい。
暴走ボートとはまさにお似合いのコテだな。
市ねよクソッタレが!!
そこまで追い出しにかかるのもどうかと思うがな。
野球やソフトのSSが嫌な人は、そもそも読まずに飛ばせばいいんじゃないか?
コテハン名乗ってくれてるんだから、NG登録は容易だろう。
こういうSSを追い出したからといって、それ以外のSSが増えるわけでもないんだからさ。
言動・態度に関する問題は、今後追々修正していけばいいだろう。
>>54の下の方だけでは何が言いたいのか意味不明な部分もあるが、
もともとシェアードワールド的な要素の活用で発展してきたこのスレだ。
全否定するのもどうかと思うぞ。
じゃ、問題点の指摘
(卓越した文章力、あっぱれです。)
(せめてそれくらいは俺もできないと)
これは著者を貶めた表現ですよ。
(男子9人もできれば出してください。)
過度の※業務連絡※も読み手には不快ですが、此処まで無茶な伝達は著しく興を削ぎます。
( 理由は長くなるんで、聞きたい場合にまたおっしゃってください。)
スレを消費してコテ雑談で裏話をする気でしょうか、コテ雑談は控え目に
(野球小説なので、野球がなくてどうするよ)
それなら然るべきスレを建てて下さい
(野球色のインフレが強まっています; なのですが、俺の文章力では…)
インフレの意味を履き違えている上、対策するべきは文章力ではなく作品の方向性です
……いつもの調子で全文問題だらけですが呆れたのは書き手諸氏のキャラを貸せということ。全て借りて、何書くんですか?問題のすり替えです。
【野球】スポーツ小学生をテーマにしたエロパロ【ソフト】
姉妹スレ
■巨乳小学生をテーマにしたエロパロ その四■
http://same.ula.cc/test/r.so/yomi.bbspink.com/eroparo/1234795636/l10#down これを建てて、作品により投下し分けたらいいでしょう
読んでる側からすると、なんで作家が別作家のキャラクターを使ってるか
よくわかんないや。軋轢と齟齬が出るかもしれないしオリジナルでいいんでは?
うーん。
暴走ボートの野球SSも悪くないとは思うんだが、もっとエロや、
小学生らしさがあって郷愁を誘うような描写に振ってくれるといいんじゃないか、とは思うな。
そのへんは構成次第でなんとかなる範疇だと思うし。
あと
>>59でもあるように礼儀や、敬語の使い方とかの基本的な部分に気をつけるとかも必要かな。
エロパロ板の全般的な傾向として、饒舌な書き手は疎まれる傾向にもあることだし。
語りたいことは作中に込めるなどして、ある程度はその辺の自衛も必要だろう。
…でも暴走ボートのキャラ使うわけだし、男も出してくれ、ぐらいの要望はいいんじゃないか?w
まあ精進してがんばってくれ!
まあいつかこういう流れになるとは思ってたよ。
取りあえずシェアード作者さんたち相互の連絡用に保管庫のしたらば掲示板に避難所立てちゃいかがかね。
暴走ボートを追い出そうとしてる人たちに質問なのだが
なぜ追い出そうと思うのか?
追い出したからといって他のSSが増えるわけでもなく
ただ場が荒れてかえって投稿が少なくなるだけという結末を招く可能性のほうが
大きいと思うのだが
>>64 作品以外でこれだけ語る奴はいずれスレの私物化を謀りだすから
>>64 これまでも何度か行き過ぎを注意する発言があったのに全く態度を改めず
より自分勝手な要求をしてきたから何人かは腹に据えかねたのだろう。
出て行けとは思わんが、他の作家の迷惑にならないよう心掛けてほしい。
皆様こんばんは名無しさんXです。
虎の挑戦状の外伝作品としてちょっと投稿させてください。
芙蓉凪・村田保奈美紹介件・少しだけハードな淫語絶叫調で純愛なレズ乱交を書きなぐってみました
虎の挑戦状+(プラス) 投下開始
突如として関西からの刺客、去年リリアムを破ったタイガーソウルからの挑戦状が送られ
リリアムメンバーは彼女たちの恐ろしいまでの力に戦慄をするが!
リリアムメンバーもただ恐れるだけではなく、秋の決戦に向けて改めて自主練習に励むのだった。
とにかくキャッチ 虎の挑戦状+(プラス)
いつも通りに30球2セットの投げ込みをしている石引優子と大泉久美だったが。
(凄かったな…確かにあれは理奈と同等と言ってもいいくらいのスピードだった…)
私はタイガーソウル副キャプテン九条萌葱さんの剛速球を見て改めて幼馴染の野村理奈を意識してしまう。
そのせいで私は久美の投げたボールを取りそこね、プロテクター越しとはいえ
私の94CMのバストがたわわに歪む。
(やっぱ動揺してるなどこか…)
そう自嘲しながらも久美に“ドンマイドンマイ”と自分にも言うように励ましボールを投げるも
久美はらしくなくボールを思いっきり取り損ねてしまう。
(久美もか…そりゃそうだろうな)
慌てて走る久美を見ながら、タイガーソウルと戦ってみたいと思うのだが、
同時にらしくなく緊張していると優子は自覚する。
(…恥ずかしいな投げた球そらしちゃうなんて。
それにしてもお姉さまや鷲沢副キャプテン以上の打者がいるなんて……
いつもだったら九条とか言う人を気にして球を受ける優子に対して怒るところだけど…)
久美の方もタイガーソウルキャプテン大河虎の打球の鋭さやパワーに対して恐ろしさを感じている事は
自分でハッキリ自覚しているが、どうしてもあんな凄いのを見せられたら動揺する。
優子も久美をいかにあの最強バッテリーを切り崩すか、それを考え投げ込んでいるも
いまいちピリッとしない。
そんなお互いを感じ取ったのか優子の方から
「久美。いったん休もう…これじゃあムダにつかれるだけよ」
と休みを切り出し、久美も「仕方ない…あんなの見たら動揺するなって方が無理だしね」
と同意して、休みを取る。
二人一緒にごろ寝をしながらタイガーソウル打倒方について話してみる
「お姉さまや鷲沢副キャプテンに話を聞いてみようか…」
と久美は沙織とかに何かいいヒントがないか聞きに行こうというが優子は
「うーん。いい考えだけどね〜沙織にしても鷲沢副キャプテンにしても、今頃一生懸命練習してるはずよ。
そんな時に聞きに言っても“頑張りなさい”でおしまいじゃないの?」
たぶん取り合ってくれないだろうという。
久美もたぶんそうだろうなという表情になり、しばらく無言だったが
「久美ちゃん。石引さん。煮詰まっているみたいだから私達と一勝負でもしない?」
とソバージュヘアの少女から声をかけられる
そのそばにはもう一人ショートの少女が寄り添っていた。
そんな二人を見てまず久美から声を上げる。
「保奈美に凪か〜確かにお姉さまや鷲沢副キャプテンと同じ内野だったね
確か保奈美がサードで凪がファーストだったっけ?」
とあんまり興味なさそうに言うも、今度はショートカットの女の子が久美に近寄り
「ちゃんとおぼえとけよ久美!ポジションくらいさ!
それよりも守備で勝負しないか?石引さんはキャッチャーに決まるまで
色々ポジション回っていたのは知ってるけど大泉はあたしたちほど守備してないだろ?
守備だったらあたいはともかく保奈美だったら鷲沢副キャプテンや沙織お姉さまにも…」
と勝負に持ち込もうというも久美ががっと立ち上がり
「待てや!凪ぃ沙織お姉さまをお姉さまっていいのはわ・た・し・だ・け!!
それに…あんたと保奈美とは昔からカップルでしょうが。私のお姉さまに粉かけないでよね!」
とショートカットの少女…凪に対し沙織お姉さまと呼ぶなと詰め寄る。
だが凪も負けておらず
「まああたしと保奈美は熟年カップルだけどっ❤
あたいは沙織お姉さまの様なお嬢様系も好きなんだぜ!
じゃあこうしないか?勝った方が今日沙織お姉さまに抱いていただくというので!!」
と勝手に沙織占有権をかけ始めてくる。
そんな凪の挑発に久美はツインテールの髪を逆なでて
「やってやるわ凪!! お姉さまにふさわしいのはどっちか雌雄を付けてやろうじゃない!!
守備はリリアム一へぼのくせに!」
とやる気満々となりながら、凪に対して挑発し
「カッチーン!!言ってくれるじゃないの久美のくせに!
あんたこそ打撃はいまいちじゃないの!それに…沙織お姉さまか石引さんしかとれない球なげんなや!」
「いったわね〜この打撃馬鹿!お姉さまと鷲沢副キャプテンに次ぐ三位さんが!
守備は保奈美から習いなおせ!!」
「その言葉返してやらぁ!あんたのほうも石引さんから打撃を教えてもらえや!」
「ざんね〜ん。優子はリリアムで打撃率は4位だけどホームランではあんたにダブルスコア付けてるの〜
それに打撃に集中したらうでがあんたみたいにふとくなっちゃーう」
「何ですってぇ!!」
ひたすら永遠に続く二人の口喧嘩
そんな二人をポカーンとした眼で見ていた優子だったが、ソバージュヘアの少女…保奈美から話しかけてきて
「いつもあんな風なんですよ大泉さん。
凪ちゃんと久美ちゃんっていつも神楽坂キャプテンの妹分を主張していつも私が仲裁してました」
と優しげな表情で口喧嘩を見ていた保奈美を見ながら優子は
「止めないの?というより私が入ってくる前もこんな調子だったの?
久美と芙蓉さんって?さお…神楽坂キャプテンをめぐって」
と保奈美に対して尋ねるが
「いいんですよ石引さん。確かに前は神楽坂キャプテンの事で本気で口げんかでしたが
今はそこまでの事になってませんし…実を言うと石引さんのおかげなんですよ」
と保奈美は優しげな…だが先ほどよりも熱のこもった視線を優子に捧げながら話を進め。
「石引さんが久美ちゃんとバッテリーを組むようになって…久美ちゃん少し変わったと思ってます。
石引さんが入る前は神楽坂キャプテン以外の指示はあまり聞いてくれなかったですし…
神楽坂キャプテン絡みの事もあっていつもいつも激しい口げんか」
優子にとっては去年までの話は特に興味がなかったので特に久美達から聞かなかったが
昔は今より気が荒かったんだなと思う優子、そして保奈美の話は続いて。
「だからいつも私が仲裁に入ってって具合でしたが、久美ちゃんが石引さんとバッテリーを組んでから
久美ちゃんはそんなに神楽坂キャプテンとべったりじゃないですし…お互い割と認めるようになったんですよ久美ちゃんと凪ちゃんの二人。
二人が結構仲良くなったのは貴女がリリアムに来てくれたからですよ、本当にありがとう石引さん」
と保奈美は心から優子に対して礼をするも、優子は照れ臭そうに
「えー。そんな私大したことしてないよ〜村田さんが言うほど立派じゃないし」
謙遜するも保奈美から手を握られ
「そんなことないですって石引さん!」
と熱っぽく言い返され、更には思いっきり優子の体を抱きながら
「それに…実は結構石引さんの事うらやましいって思っているんですよ
久美ちゃんや…神楽坂キャプテンと親しい関係なのは何となくわかりますし…
私と凪ちゃんはずっと昔から一緒でいわば熟年カップルみたいなものですけど
石引さんと久美ちゃんは新婚さんみたいですしね…勿論一番好きなのは凪ちゃんなんですけど…
石引さんや鷲沢副キャプテンみたいにたくましい人。好みなんです…今度よかったら……」
とグラウンドにもかかわらず、保奈美は発情でもしたように自分の89cmEカップバストを
優子の94cmHカップの胸に密着させ、回した手は腰から徐々に尻へと向かい揉みだしていき。
「や…やぁん♪こんなところでぇ…村田さん…旨いよぉ♪」
明確に優子も尻肉をもまれて、感じた甘ったるい声が出てくる
そんな雌の表情になっていく優子を見つめながら保奈美は
「ありがとうございますね石引さん。もっと気持ち良くさせてあげたいのですが……
いい加減煩くなってきたので改めて…」
と改めて二人を見てみると
久美と凪の永遠と続く口喧嘩で周囲のメンバーも気になりだしてきたので、いい加減本題の勝負に戻す。
「ま…まあ見苦しいところを見せちゃったかな石引さん」
なんとか取り繕う芙蓉だったが久美もぼそっと…
「見苦しいのはあんただけでしょうが凪」
と言ってみるも
「オイオイ見苦しい久美がなんか言ってるよ〜」
とまた口喧嘩を始めそうになったので優子はたまらず
「ストップ!芙蓉さんも!久美も!」
ときっちりと止めて
「それより…勝負ってどうしようか?ポジションばらばらだからやりずらそうだけど…」
と三人相手に話しかけるが、保奈美から
「ピッチングマシーンを使いましょう。
そして30球で私と凪ちゃん、石引ちゃんと久美ちゃんがペアになって
守備・攻撃で競おうと思います」
簡単に保奈美が言うにはこういう事だった
攻撃サイド
1九条萌葱を想定とした球をピッチングマシーンで打ち出す
2それを打つ(この場合優子VS凪)
守備サイド
1打った球を取る
それを30回繰り返すというものだ。
その条件を理解した優子は
「わかった。とりあえず神楽坂キャプテンの事はひとまず置いておくとしても
勝負だったら容易く負けないわ。芙蓉さん!村田さん!」
と勝負に対する気迫を燃やす優子。久美・凪・保奈美とも同様に闘志を燃やす
まずは一球目
おそらく九条萌葱の球はもっと力強いとはいえ、それを想定した球が飛ぶ。
優子はフルスイングで打ち込み、低いが勢いのいい打球が保奈美の横を横切ろうとするが
「凄いですやっぱり石引さん。でも早々私を抜かせると思わないでください!」
綺麗なダイビングキャッチ!見事凡打に仕留めるのだった。
続けて2球目
「うは〜優子の打球を仕留めるなんて…でも私だってそうそう抜かせないんだから!!」
威風堂々守備位置に立ちふさがる久美だったが…
「石引さんだって一球目で打ったんだ…私だって!」
と立ちふさがるは凪…そして剛速球が投げられ…見事に打ち返す!
打球は優子同様鋭く低くとび、久美もダイビングをするも全く届かず
「三塁打かな?」
と思いっきりガッツポーズを決めるのだった。
そんな様子に久美は
「ありゃ!ダメだった。ごめん優子」
と優子にわびる…実際凪のミーティング・保奈美の守備力はかなりのもので
バッテリーの優子・久美とも唸る場面も多々あった。
だが同時に
「本当に良かった〜石引さんがキャッチャーで本決まりになって…
打撃ではまだまだ負けたくないけど…守備に関してじゃ話にならないからな…」
「久美ちゃんもなかなか根性据わってますね。それでこそリリアムNO.1のピッチャーです」
凪や保奈美も優子のバッティングとミートの力強さ・久美の判断力と根性に学ぶべきものを感じるのだった。
そしてその結果
「引き分け…だな」
結局勝負はまったくの互角で、4人座り込みながらだが何とか凪がまとめる。
へたり込んでいた4人だったがそんな中優子はひとり
「くっくすっ!なんだ…極端に気にする事なかったんだ…」
笑いながら誰にともいわず口を開く
怪訝そうな表情で見る3人で見かねた久美から
「どうしたのよ優子?いきなり笑いだしたりして?」
と優子が笑いだした理由を聞き出そうとするも
「いやね…ちょっと気にしすぎてなって思っただけ!
私は芙蓉さんと村田さんと勝負して分かったの!やっぱり私ソフトボールが好きなんだって
タイガーソウルの事を変に気にして硬くなったって全然楽しくないし、もちろん勝てないよ
だから気分転換に二人と勝負ができて楽しかった! ありがとうね芙蓉さん!村田さん!」
と立ち上がり凪と保奈美の手を握って握手をする。
凪や保奈美も戸惑ったが直に優子の手を握り返して
「こっちも嬉しかった。石引さんと勝負したり向き合って話したりするのは初めてだったし。色々勉強になったよ」
そう凪は言い、保奈美も合わせるように。
「私も…石引さんや久美ちゃんとこんな風に話ができてよかったです。
お互いポジションは違いますが…リリアムの為これからも頑張りましょう!」
と素直な気持ちを口にする。
そしてさまざまな練習を行い終了時間
シャワールームではリリアム固有で好きな女の子同士で相手が嫌がらない限り
性交を行えるシステムがあり、無論練習はハードだがそれ目当てで乗り切る女の子も多い。
心清らかな乙女たちの美しい嬌声がシャワールームに響き、女体が乱れ絡み合う
勿論不純同性行為に当たる行為ではある為、当然西小・東小・そして付属小児童には内緒ではあるが
直接リリアムに関係なくとも感の良い人はうすうすリリアムがそういった
同性愛者だらけという事に気が付いている児童もいることはいるのだが…
皆暗黙の了解で黙っており、親や社会にはこれからもばれる事はない永遠の乙女の園であり
爛れてはいるものの…少女たちの未成熟でアンバランスな美がこれからも咲きほこり続ける事だろう。
そして今も
「あぁっ♪くみぃ!!せなかイイよぉぉ!!せなか舐められても感じちゃうよぉぉ!!
ひゃぅぅん!!おっぱいもぉ!大きいおっぱいもっとぉぉ!乳首と一緒に揉んでぇ」
優子は久美に背中を舐められながら、胸を鷲掴み・乳首をくりくりされ嬌声をあげながら
器用に優子も久美のお尻を揉みながら、肛門の近くを指でオナニーをする要領で擦り。
「あくぅぅ♪やらぁぁ♪そんなのずるいよぉゆうこぉぉ!!
指入れないじらしなんてぇ…おひりどんどんあつくなるのぉぉ!!」
と久美も優子にアナル周りを弄られ、優子の背中で自分の小さめの乳首がむくむくと膨らみ、弾力が大幅に増す。
その若い新婚百合カップルの隣では熟年カップルな凪と保奈美もお互いの肉を食らいあっていた
「保奈美のおまんこ…やっぱりいい匂いだね
おつゆもおいしい…アン!あたいのラブジュースも…美味しい?保奈美」
凪と保奈美は69の態勢で自分の顔前に最愛な相手の艶やかで綺麗なヴァギナがぺったりくっつけて
互いの舌で互いのヴァギナから出る愛液をおいしそうに飲んでいた。
そんなほとんど身長・体形とも同じくらいな…だが日に焼けた凪と真っ白な保奈美の
極端な差は見る人の欲情を誘うものがある
ましてお互いすっかりヴァギナはトロトロで愛液が蜂蜜のように滴っている事を見てば一目瞭然だ。
「凪ちゃんのジュース大好きよ…いつも新鮮なラブジュースありがとう
それにこのにおいわたしだーいすき❤にゅぱぁ…くりちゃんも勃起してるね…はむぅ」
と凪のヴァギナから滴る愛液を凪同様美味しそうに飲みながら勃起したクリトリスを優しく舐めて、快楽で包み込み
「はふぅ♪イイ!!クリトリス保奈美に舐められるの好きよ!あたいも…保奈美のクリ噛んであげるね」
凪も保奈美のクリトリスを甘噛し、強烈な刺激を与え
「ひぁぁん♪クリちゃん凪ちゃんにはげしくされるのい゛イ゛のぉぉぉぉ!!」
と恥を捨てて歓喜の雄たけびを上げる。
もっとも恥も外聞も捨てているのは保奈美だけではなく、周囲の全てが激しい絡みをして
おしっこを漏らしてしまう娘やあへ顔のままイキ過ぎて廃人みたいに気絶してしまう娘もいたが
気絶した娘に対しても切なくねちっこい愛撫を繰り返したりなど永遠と百合行為が行われ
場合によっては程度を超えすぎた快楽で天国と同時に地獄を見る場合もあったりするのだ。
そして淫らな絡みはどこまでも続き
「ぷひゃぁ♪らめぇぇ!!村田さんのおっぱいきもひよすぎりゃのぉぉ!!」
すっかり淫らな熱を帯びた優子の豊満で張りの強い胸に、保奈美の胸が触れ
更にはお互いに勃起した乳首がくりくり当たってこのまま息絶えそうな快楽が襲う
最もそれは優子だけでななく
「ほふえぇぇ♪しゅごい!!石引さんのこりこりおっぱいに乳首よすぎてもっと擦りたいのぉ!!
たくましい石引さんの体夢中になっちゃうのぉぉ!!」
保奈美も正体をなくして優子の胸と自分の胸をこすり合わせながら、ギュッと抱き合い
「ひゃぅ♪優子ったらぁ保奈美の愛撫であんな感じてぇ♪
アン!!私もぉまさかあんたと私のおまんこ擦り合わせるなんて思わなかったのぉぉ」
久美は優子と保奈美のからみを見ながら、凪と貝合わせをしてお互いの媚肉の味を味わう。
「ふっふっふゅぅぅぅ!!昔言ったでしょぉ?
あたいはお嬢様系が好みだってぇ…だから沙織お姉さまにべったりなあんたの事
好きじゃなかったと自分では言い聞かせていたけどぉ!!
ホントはあんたのちっこい体味わいたかったのぉ!!髪もきれいで…体は小さめだけど感度抜群な体ぁぁ」
そう言いながら凪は久美の程よい82cmのバストを揉みほぐし、激しいキスをしながら
もっとヴァギナを激しく絡めて
「それとあたいのほなみとあんたの石引さんがスワッピングしてるの見ると体あつくなるのとまんない!!
でもそれはあんたもでしょくみぃぃ!!おまんこ火傷するくらいに熱くて…
とろとろまんこからじゅぶじゅぶいやらしい音が出てるのわかるよ?」
凪が指摘するように久美のヴァギナは底なし沼のように愛液でぐちゃぐちゃのどろどろで
実際久美も気持ちよさそうな吐息を洩らすも
「知らないんだからぁ♪こんなに私が感じるなんてぇぇ♪♪
第一とろとろまんこなのは凪もでしょうがぁあぁぁん!!」
ツンデレ的な態度を崩さないまま久美は凪の媚肉を感じてイキまくるのだった。
そして全て貪りつくした後に残ったものは裸体の少女が汗と性液まみれとなって横たわっている光景で
巨匠パブロ・ピカソの描いた壁画ゲルニカの様に皆シャワールームで倒れこみながらも
皆まだまだ足りぬと芋虫のように、もっと沢山体を貪るように皆ごそごそと動いていた。
何回…いやもう何十回位も絶頂に立った事だろう…
それでも貪欲に乙女は乙女を求める…いつも以上に濃厚な牝のにおいをまき散らし
さらには今日フルメンバーだった事もあり数十人単位というすさまじい物でもあったのだ。
そんな中
「あひぃぃ…らめぇ……これいじょうは…しんじゃう……
あちにんいじょうなんて…むひぃぃ…ひんじゃうよぉぉ……」
優子は切なげな悲鳴を上げる。
それはそうであろう…なぜだかわからないうちに優子は
右手を泉の4年生とか抜きにしても84cmという大きい胸を始点とし、体全部使ってで腕をパイズリをし
左手は今日子が泉同様に80cmと小学4年生としては十分大きい胸から全身を使って
丹念に左手に対してパイズリを行い
汗と筋肉とうっすら脂肪の乗った腹部と反比例するような女性らしい
優子のたわわな94cmのHカップは天馬三姉妹二女で優子のファンである美咲が丹念に舐めながら
お腹に対して81cmのバストを気持ち良く擦りつけ徐々に豊満すぎるバストをむにゅんむにゅん潰して愛撫する。
だが女の子相手には真性のマゾヒストである優子ではあるがそれと同時にひたすら淫乱でもあり…しっかりと愛撫で返していた
「ふぁぅ♪なんいってるんれるかいひびき先輩♪
しっかり先輩の指私のじゅぶじゅぶまんこ愛撫して今にも私失神してひまいそうれすぅ」
「ひぅ゛ぅん!!先輩の指きょうこのまんこぐりぐりしてぇ!
いずみおねえちゃん達と一緒にいぎそう゛ふぇすよぉ?」
「泉姉さんやぁぁ今日子の言うとうりれふぅぅ!いしびきせんふぁいぃぃぃ!!
ひくび…わたひと先輩のぼっきちくびぐるんぐるんからんでわたひたちもひにまふぅぅぅ!」
無意識に感じる所に反撃し、三人娘もさらにアクメ顔へと貌が溶けていく
また当然の様に優子の右足・左足はVの態勢で開かされ、ヴァギナは子宮口が丸見えになるほどくぱあ状態であり
右足には凪の、左足には保奈美の受け持ちで全身ボディシャンプーと性液が混ざってヌルヌルしている体で
88cmEカップな凪の乳房と89cmEカップ保奈美の乳房が優子の太股に当てるのを起点とし
徐々に膝・脛・足指を愛撫するのだ、しかも長年いっしょだった為か一糸乱れぬコンビネーションで優子の意識を刈り取っていく。
「らめ…らめぇぇ♪たられさえうれぇ泉ちゃん・美咲ちゃん・今日子ちゃんに愛撫されてるのに
あひまで芙蓉さんと村田さんに愛撫されたらぁぁ…たられさえ今凄い事になってるのに」
快楽交じりで舌ったらずな甘く切ない吐息のまま、ただひたすら愛撫される優子
性液と快楽交じりの涙など全身の体液が流れ
無様にも今日三度目の小水失禁を迎えてしまう優子だったが
もちろん凪と保奈美に対して愛撫を律儀に行う。
「凄―い!石引さんの太股って感じる度キュンキュン震えて可愛い♪
わたしの体に石引さんの感じる振動が入ってぇ♪石引さんの足指がこりこりおまんこ弄って気持ちいいですぅ」
「石引さんって本当マゾ何だね!こんなみじめな位にぐちゃぐちゃなのに…石引さん凄く嬉しそうだよ?
ふぁぁ♪それにすっごい淫乱なんだね!!こんだけされても、足指があたいと保奈美のまんこ弄って
ひゃぁっ!!クリトリスまで器用にいじってくれるなんて真性レズでど淫乱な石引さんって大好き!」
女の子専用の肉体に仕上がっている優子の実足に二人はもっと激しく乳房をこすりつけながら
優子も凪・保奈美ペアのヴァギナに足指を使って奉仕するのと比例し、二人の嬌声も響く。
「それにぃ…それぇにぃぃ♪
せなかぁ鷲沢副キャプテンの体がわたしの背中全部こすっててぇぇ!
神楽坂キャプテンのおまんこがわたしのおまんことこずれでるよぉ」
さらに優子は息絶え絶えになりながら自分の背中には奈津の体全部がひっついて密着し
彼女の筋肉と豊かな86cmのEカップが背中をこりこりっと刺激し
優子のヴァギナは沙織のピンクレッドなドロドロ愛液の出ているヴァギナで貝合わせをされていた。
「あはっ!石引って背中も感じるんだ♪
でもこういうのも好きだぜ私は…すっごいにおい混じって私も興奮してくる…お尻も可愛がってやるよ」
更に奈津は蜘蛛のように優子の背中を這いまわりながらもっと強く自分の胸や体を押し付け
ダメ出しで足の親指で腸液が出てもはや第二の性感帯となったアナルに指をぎゅむっと突き刺す!
更には沙織も思いっきり自分の勃起したクリトリスを同様に勃起した優子のクリトリスに思いっきりぶち当てながら
ヴァギナの中にもちょっと挿入してやると……
「あぎゃぁぁぁぁぁ!!らら…らめぇぇ…いらいのぉぉ
ひっ!ひぎぃ゛ぃぃぃぃぃぃ!!らぉぉぉ!さおりきゃぷてんんぉぉぉくりぃいわたしのおまんこに…はいっ゛だぁぁ」
優子はあまりに強烈な快楽で全身マヒしたように痙攣し、失神寸前な恥ずかしいアクメ顔を皆に見せるも、
沙織は心から下手をすればレズリンチのような暴力的な性交で優子は壊れそうなほど感じていると確信し
「うふっ!いいですわ貴女の無様なアへ顔!!
本当に石引さんって淫乱ですね…でもそういう貴女は大好きですよ…はぁっもっと!
気持ち良く…させてあげますわ!!」
そう言って沙織はラストスパートとばかりもっと激しく腰を動かし
ぐちゅんぐちゅんと激しい淫水音と淫らな飛沫が飛び、沙織の91cmFカップバストが激しく揺れる
中くらいになった勃起乳首を見ればまた沙織も感じている事は一目瞭然だ。
アナルの方も奈津はイキまくり・感じまくりの優子をほほえましく背中から見つめながら
「らめらめとか言ってるけどこんな風に乱暴にされるの好きなんだろ?腸液どぼどぼ出てるぜ!親指べたべただよ。
まあちゃんと石引を好きだって前提だけどさ…まあどんどんイキなよ!とどめは私たちじゃないんだしさ!」
と過去の過ちを振り返りながら、ちゃっかりアナルを攻めれば感じるという事も熟知しているアナル調教。
この天国のような地獄のような1VS8の集団乱交だったがとどめはやはり
「うっふっふぅぅ。最後はやっぱ私だね優子。
大丈夫…お姉さま達が優子の体愛撫してくれてるから…私達は黙って優しいキスをしてよう」
理奈最大の相棒で親友。そして最愛のパートナー大泉久美の…優しいキス
「ヴぅぁぁ…くみぃ…こんな…ド変態で淫乱な私で…いいんだよね……
あぁ…唇あったかい…くみぃぃ…すき…ほんとうにだいすき…久美とリリアムで会えてよかった」
舌を入れない普通な唇同士のキス…だが優子にとっては家族や幼馴染の理奈とは
別ベクトルで大好きな久美のキスは心が落ち着くものがあった
そんな優子に対して久美も
「あたりまえじゃない優子。そりゃ私達だって適当な男と結ばれて子供作らなきゃいけないけど…
この気持ちだけは永遠よ優子…お姉さまは勿論だけど…優子も大好きだから
それに私だって十分いやらしいんだよ…優子とキスしただけで…もう凄く感じてる
わたしも…ゆうことひとつになれて…うれし…かった…」
久美もこれまでの乱交で体力を使い果たした状態だったが…それでも優子の問いに優しく答える
そして改めて優子は心から久美と結ばれた事を感じながら
「あり…がとう…くみ……」
と優しく久美に微笑み返し、そのまま眠るように彼岸の彼方に旅立つのだった…
優子が次に目覚めた時は
シャワールーム全て女の子同士眠ったように抱き合い、大乱交が終了したことを察した
そして自分の頭元には久美がうっすら歓喜の涙を残したまま自分の横で眠っていることを確認し
惜しげもなく綺麗な82cmDカップバストを曝している久美に向って
「久美…本当に大好きだよ」
と改めて唇同士でキスを交わし改めて久美を起こさないように
自分の94cmのHカップバストと82cmDカップバストをむにゅんと合わせ
永遠に久美と心を合わせることを誓うのだった。
…がふとシャワールームの時計を見てみるともう夜となっており
「まずった!急がないと理奈が帰ってきちゃう」
とつい声を出してしまうも…皆を起こさないようにゆっくりとシャワールームから出て
急いで私服に着替えてリリアムを後にするのだった。 そして続く
リアルタイム投下遭遇
……この人にゃかなわんね…乙でした。
投下終了
後は作家の方々に返信を致します。
>>29 selJPZyjjYさんへ
ありがとうございますselJPZyjjYさん。
元々ここで拙作を出す様になったのは、千晶嬢のファンジン許可を快く頂けてからなので
これからも一ファンとして応援します!
>>52 SDS◆cStOEcFYHcさんへ
白瀬嬢の使用許可ありがとうございます!!それとご確認を取りたいのですがシバケン君と一緒の方が望ましいですか?
それによって少し展開が変わりそうですので…最もまだ書いてすらいないのですが…私としてはどちらでも大丈夫ですが何かまずい事があるといけないので
後は勿論沙織をご自由に使って下さい。それと改めて以前ハウメアで書いていただけた時すごく感動しました!
>>54 暴走ボート ◆z95s/qs7OMさんへ
すいません…流石にリリアムメンバーと白瀬嬢に加えて光陵のメンバー全員書ききれない上私では使いこなせないので
カップルの土生君・ラリナ嬢 橡浦君・ユキ嬢 でフリーな山下君・赤松君の6名だけにしてもらえないでしょうか?
緒方嬢の事は了承です。最後にキャラクターの名前と性格をお借りしたいという話ですが私の方は特に問題ありません。
では連絡終了
最後にニューカマーな芙蓉凪・村田保奈美の設定集を投下して終了
追伸
みんな仲良くが作家にとっても読者にとっても望ましいと思うので、あまり揉めるのを見るのはつらいです。
芙蓉凪 「ふよう・なぎ」
162cm 61kg
88(E) 61 89
東小5年 リリアム正ファースト
性格的に快活。髪型はショートカット 肌色は薄手で出歩く事が多いためか日に焼けている
守備に対してはそこそこだが、攻撃に関しては沙織・奈津に次ぐほどのバッティングの巧さに定評がある
保奈美とは親友の間柄でコンビをずっと組んでいる
当初久美の事は苦手(久美の方も苦手に思っていた)だったが、優子と組んでから丸くなった久美とは意外とうまくやっている。
お嬢様系が好みで勿論保奈美を一番に考えているが、機会があれば沙織とHな事をする場合もある
村田保奈美 「むらた・ほなみ」
161cm 63kg
89(E) 62 88
東小5年 リリアム正サード
性格的にはおとなしめ。髪型はソバージュ 肌色として試合・練習以外では読書や料理などに打ち込み比較的色白
打撃に関してはそこそこながら、守備に対しては肩の強さ・送球の正確さなど天才的な一面を示す(むろん努力あってのたまものだが)
凪とは盟友でコンビを組んでリリアムで活躍中
優子が入団する前は久美と凪の口喧嘩をなだめに入る仲裁役だったが、優子のおかげで無意味な摩擦が無くなり優子に対して恩義を感じている。
たくましい女の子好きで、凪の事は無論無二の友で最愛の恋人と思っているが、奈津など機会があれば抱かれることも…
苗字の由来は某DSカードゲーム紙英雄の姉妹 某女児アクションものの初代をもじったもの
>>79 ご感想本当にありがとうございます!
今後ものろのろですが期待して待っていて下さい。ではまた会う日を
お疲れです。
何度も思うけど、やはりホットコーナーコンビとはいいものですね。
性交目的でのリリアム入団ってのは…予想外です。
>>80 >6名だけにしてもらえないでしょうか?
あ、言葉足らずでしたね。何と言いますか、存在そのものを書くだけでいいです。
言ってしまえば「男子約9名が遊んでいる」と隅っこに書くとか。
セリフとか登場の仕方とかはお好きなようにされて構いません。
こちらの「登場」が「近くに存在している」という意味合いで言ってしまったからですね;
>最後にキャラクターの名前と性格をお借りしたいという話ですが私の方は特に問題ありません。
ありがとうございます。
リリアムvs光陵も順調に書きすすめておりますが、
優子が活躍だけでなく大ポカもしてしまいますが、いいですかね?
ほかにも何かあればどんどん言ってください。
>selJPZyjjYさんへ
まずいことを言ってしまいました、申し訳ありません…
誰か「【百合も】野球・球技少女とHするスレ 一球目 【OK】」のスレ立ててくれよ。
返信が来てましたので一言お借りします
>>82 暴走ボート ◆z95s/qs7OMさんへ
了解しました。モブで大丈夫という話なので、それだったら緒方嬢以外の光陵メンバー全員使わせていただきますね。
外野組はリリアムメンバーと遊んでいるみたいなので大丈夫ですよね。
それと光稜VSリリアムの件にて
優子も人間なのでミスはするでしょうし…同じミスを繰り返すとかでなければ大丈夫ですよ
後は緒方嬢の怪我に関しては、優子+リリアム6年生(沙織・鷲沢嬢)などは事情を知っているので、先に彼女をシャワーを入れるとか
エロパロとして光陵女子メンバーとリリアムメンバーが同時にシャワーを浴びて
理奈嬢の胸が大きいとかみんなの胸比べとかやってもらえれば…でも暴走ボートさんの好きに書いて頂ければ大丈夫です。
>>83 本当にごめんなさい。以前にも言いましたが本格的なソフトボール小説は書けませんので
拙作に関しては水着回とタイガーソウル回で本編終了予定なのでそれまで見守ってください。
>>84 野球話が多いからいっそ専用スレ立てた方が伸び伸び出来そうな気がしたんだが?一応巨乳小学生の話だから作品投下はまだ良いけど、全レス返しや私信的書き手同士のコテ付き文通もここでやらずに自分のブログとかでやらないかい?
86 :
父親と娘:2009/02/26(木) 23:44:19 ID:Sejm54tP
閑静な住宅街で私は娘に手をひかれて歩いていた。
春の最中暖かくも風はひんやりと、歩く体を冷ましてくれている。
「涼しくて気持ちいいね!」
私も今思っていたよ。そう告げると娘は嬉しそうに私の腕をぎゅっとかき抱いた。
少々動揺してしまう。
長い黒髪は腰まで伸びており、黒い瞳は光の加減で茶にきらめき黒へ戻る。
動きやすそうなキャミソールとホットパンツから見える手足はすらりと細い。
娘に抱かれた私の腕は薄手のキャミソールを凶悪に盛り上げる大きな胸へ挟み込まれていた。
私はやんわりと歩きにくいよと告げると娘は慌てて胸から離し、元通り手を繋いで歩き続ける。
春風が私達を優しく包み込むなか目的の自然公園へついた。
この自然公園は今のご時世では子供が怪我をしてしまうと撤去されてしまうような
アスレチックな遊戯がいまだ残り、十数年前同様とまではいかないがインドアの遊戯が発達した
現代でも子供達が遊び続けるに足る魅力を誇っているようだ。
公園の中心から広がる芝には娘と同年代の3人の少女達が楽しそうにおしゃべりをしていた。
娘は待ち合わせをしていた友人達のところへかけていく。
「お父さん行ってくるね」
私はゆったりと頷くと公園中心を囲むようにあるベンチへ座り込む。
自分ではまだまだ三十路を過ぎたばかりと思っていてもデスクワークに慣れた体では
少々歩きつかれてしまったよう
子供達の話し声が聞こえてくる。
「うわぁー沙耶ちゃんのお父さん渋いー」
「ナイスミドルってあーいう人を言うのかな?」
「あたしのお父さんは渋いっていうよりくたびれてる気がするー」
「えへへ……」
少々照れ臭い。話し声はここまで届いてしまう。
子供達はひとしきり話すとアスレチックジムへ突進し遊び始めた。
小学校の校庭にある遊戯施設が全部組み込まれた物にトランポリンや
とても長いスライダー、ロープに掴まってレールで滑る等定番の物
スケボーの競技に使うようなリングまで用意されていて
はては公園外周を使ったフィールドアスレチックなるコースも作られている。
国の施設にしても思い切ったものだ。
子供達はひとまずアスレチックジムで体を慣らしているようだ。
……しかし娘もそうだがみな小学生にしては一部の発育が進んでいる。
身長は年相応でどの子供も私の胸元程度なのだが―――
快活なポニーテールの子はTシャツとスパッツを着ており、Tシャツに包まれた胸を大きく揺らし登り棒をひょいひょいと上っていく。
Tシャツはヒラリヒラリと揺れ動いたが、登り棒へ密着した胸は棒をそのまま挟みこみ
棒に押し込まれたシャツは体の線をはっきりとうつす。……どうみてもブラをつけていないとな
「トリャートリャトリャー!」
一人先に上っていく少女はそんな事もきにせずに登り続ける。
棒を挟んた胸の頂からは薄いシャツからでも主張している乳首の影がよく見えてしまう。
揺れ動く体に合わせて棒を挟んだ胸は上下動を繰り返し
右手をあげた時棒を右胸で擦り上げ擦り下げる。左手を上げたとき左胸で擦り上げ擦り下げる。
両手は鉄錆びにまみれるのも気にせずにしっかりと握り棒を昇りつめていく。
見たことはないがポールダンスというのはこういうものに違いない。
踊ってはいないが見てる感想は似たようなものだろう。
「いっちばんー!!!」
登りきった少女が段差から飛び降りる時等はシャツの下から胸が見えそうに……
――あまり見ては不信に思われてしまう。そう考え周りのベンチへと眼を向ける。
他のベンチには3人の男性が私と同じように座っており少女達の姿を優しく見つめていた。
1人の気品のいい男性が話しかけてくる。
「娘の美咲です。あなたも娘を連れてやってきたのですか?」
私は笑顔で頷くと彼は幸せそうに
「私もです。遅くできた娘でしてとても可愛く柄でもなくこんな所へきてしまったのですよ」
もう1人の男性が答える
「ええよくわかります。恥ずかしながら子離れできなくなってしまいまして」
彼もまた幸せそうだ。私も今まで生きていて味わったことのない
娘をただ見守るという換えがたい時間を幸せだと思う。
会話の中心は当然ながら自分達の娘の話になっていた。
ひたすらそれぞれの娘の長所を並べ続けている。
もう1人の男性は3人目の少女の言うくたびれてるお父さんだろうか。
私達の会話には参加していないが自然公園を満喫しているようだ。
ただ娘達の成長の話しをした時だけ茜が一番大きいと
ボソリとつぶやいたのが少し怖い。
彼の斜め上向きの視線を見るとショートカットでTシャツ、ジーパンを穿いた娘さんが
アスレチックコース6つめのウェーブウェブ(名前が書いてあるが洒落なのだろうか)を登っている。
名のとおり網が波のように歪曲している変な登りコースだ。
「ここって登りにくいんだよね」
網目は大きく少女の片方の胸が丁度はまってしまうぐらいだ。
こちらの娘さんはブラジャーをつけているようだがそれだけに胸の膨らみが
網目に食い込むように動き、上る反動で下から上へとゆれ続けている。
頑丈な網の隙間に入った胸は上から潰されて下に流れていく。
胸がひっかからないように手の位置を変えようにも歪曲した網は
手を網の奥まで伸ばさざるを得ないようにして胸を網に密着させてしまう。
確かに他の子供達より大きいのは間違いない。だが大きさそのものよりも
全体的な体付きが、太ってはいないがふっくらとしておりボーイッシュな格好とは
裏腹に大人の女性のような色気を放っている。
胸は張りだけではない柔らかさがあり、ジーパン越しの脚線は太ももをむっちりと
お尻は腰のくびれとは対極に大きく私の両手でも掴めないだろう。
多分きにしているんじゃないでしょうか。
と、気づいたら呟いていたらしい。
二人の男性はなにか警戒するような視線を。くたびれ父さんからはなかなかやるじゃないかと賞賛のまなざしを。
私がしゃべった事は気にならないのだろうか。
というかこのウェーブウェブがベンチから見て丁度いい距離にあるのは何故だろうか。
あまり深くは考えたくないので先ほどの娘自慢へ話しを戻す。
それからは波風立てる事なく会話をしていると太陽は夕日へと変わり子供達も遊び終わったようだ。
子供達と父らはそれぞれの別れを告げ自然公園からそれぞれの自宅へ帰る。
いや正確には彼らは自宅へ帰るのかもしれないが私達には別の帰る場所がある。
頑張って書いてみました。フルで考えてたわけではないですがこの文量で
3時間ぐらいかかったので作家さんは凄いと思います。 できれば続きます。
お疲れです。
やっぱこういうのが小学生、なんですよねー。
>この文量で3時間ぐらいかかったので作家さんは凄いと思います。
ちなみに俺の場合は流れで手を止めずに書きます。
…故に、何も考えてない。
>>85 これからはレス返しはもっと簡素にしたほうがいいかな…
あと、少なくとも俺にはブログはないし、あったとしても教えるのは躊躇われるかなあと。
>>46 遅くなりましたが、お疲れ様です
もはや大作の領域ですね
前回よりも文章が練ってあるというか言い回しも増えていて読みだして数行で世界に引き込まれました
次作も楽しみにしています。
>>88 羨ましいです。内容が手探りすぎて止めずどころか
考えたり単語の意味を調べたりでさっぱり進みません……
まだ人物構成を考えてないので会話の流れができてないですよ
>>88 >>63で連絡用に避難所立てたらどうかと提案したんですけどどうですかね。
投下だけこっちでやるようにしてもらえば書き手のレスを嫌う人も構わないんじゃないでしょうか。
>>84 >名無しさんXさん
見逃していました;
全て了解です。ちなみに俺は女同士のは書きません。
>>91 …というようなレス専用のを立てる、と言う事ですね?
投下以外のレスは感想も「名無しさん」として出す、と言う事でしょうか。
俺は構いませんしいいと思いますが、俺はスレッドを立てられません…
>>90 俺の場合、知らない単語は小説内で使う事はしませんから。
もちろん小説のレベルは低くなりますが、無理はしません。
…いや、もちろん多少の無理はしろよ、という突っ込みをされると厳しいのですが;
93 :
名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 01:20:59 ID:HW5ptM6E
こんな片手で数えるほどしか住人がいないスレなんだから好きにさせてあげたらいいやん
実際何人いるんだろうねぇ 作家5,6人 名無しさん10人ぐらい?
96 :
小ネタ:2009/02/28(土) 15:57:20 ID:HQvVZfxm
ブルブルブルン!回転式必殺〜乳びーんた!
バッチーン!
いってぇ〜!
リカは、弾む乳を揺らしてやって来たと思いきや、いきなり服を脱ぎ出したと同時に身体を何回かフルスイングさせて、ブルンブルンと乳を振り回し、89までに育ったポッチャリ裸乳を僕の頬に叩き付けたのだ!
…ってぇなあ…なにすんだよ?
つーか、お前も痛がってどーすんだよ!
リカも、余程痛かったのか叩き付けた右乳房を抑えてうなって居た。
「ううう…だって、漫画で見て一度やって見たかったんだもん!」
どんな漫画だよ!
僕は、彼女を見るが恥ずかしくなったので、すぐに目を逸らしたが、彼女は自分の乳をわざわざ僕に見せて言う。
「みてみて〜おちち腫れちゃった…クスン…。」
確かに赤くなってるが、自業自得だ。
ならやるなよ…。
「うん、ごめん。」
恥じらいも無く彼女は、僕をはたいた乳を擦りながら謝る。
んなことすんなら揉むぞ?こらーッ!
「キャ〜、やめて〜」
彼女はまだまだ発育中のお乳をを乱舞させて逃げ惑う。
「追いかけないで〜お乳が揺れていた〜い!」
そう言って彼女は自分の部屋へ逃げ込んだ。
はあ、こうでもしないと目のやり場がなあ。
僕は、溜め息を付いて巨乳小学生の妹の部屋を後にした。
小ネタ 完
投下開始
案内された部屋は明るいアメリカンカントリー調の家具と調度品で統一されていた。
味わい深いキルトのタペストリーも、並んでいる琺瑯の函も全て本物のアンティークだ。
深みのある色調のオーク材のテーブルには、素朴なデザインのティーカップが並び、香り高い湯気をのんびりと上げている…
豪奢で仰々しい応接室を想像していた私は、落ち着いたインテリアにほとんど寛いでいると言っていい自分に驚きつつ、目の前の同級生を改めて観察した。
「…最近家でもユニフォームで過ごす時間が長くてね。古き良きアメリカとソフトボールは似合う、白瀬さんはそう思わなくて?」
屈託なく話す彼女は神楽坂沙織、東小児童会副会長。私が初めて彼女の家を訪れたのは、ある目的の為だった。
「…貴女が載ってた頃は、『Tesra』も読んでたのよ。 今はお小遣いが足りなくて…」
悪い冗談だった。彼女が何気なく着ている地味なワンピースの値段が判るのは私くらいだろう。そして『チェネレントラ』の新作を着てドッジボールをするのは彼女くらいだ。
用件を急かすこともなく立ち上がった彼女は窓の外を覗く。何人かの女の子が広大な庭園で遊んでいるのが見えた。
「…薔薇を見にきたお友達よ…私たちも行きましょうか?」
雨が降りそうだった。
彼女と並んで曇り空の下、よく手入れされた芝生の上を歩く。屋敷を囲む林には、うっすらとミルク色の霧がたちこめていた。
郊外のこの大きな洋館から東小学校まではかなりの距離がある。まあ、黒塗りの高級車で通学する分には、問題にならない距離なのだろうが…
庭園の一隅、四角く刈り込まれた薔薇の垣は迷路のように入り組み、並んで歩く私と神楽坂さんの視界には、時折先客の少女たちの姿がチラリと映る。
七、八人はいるのだろうか、霧深い林の中にも何人か、クスクスと笑い声を立てて駆け回る女の子の気配がした。
「…それで、今日の御用向きは何かしらね?白瀬さん。」
うっすらと霞む木々に躍る少女の影、という幻想的な光景に、自分が携えてきた用件がひどく場違いなものに思えて、吃りつつ私は切り出した。
「…健太が、芝浦健太が神楽坂さんと仲直りしたい、と言っているの。」
ふふふっ、と笑ってから彼女は面白そうに言った。
「私、芝浦くんと喧嘩なんてしてたかしら?」
彼女の返答は想定内のものだった。確かに、健太と神楽坂さんの間には表だった対立は存在しない。
しかし彼女の影響力、東小だけでなく、西小や附属小にまで及ぶ力は、これまでたびたび『シバケン』の権威と衝突してきた。
そして、大抵が神楽坂さんの静かな勝利に終わる。彼女は自らの庇護するものが『公園戦争』に巻き込まれることを、決して許さないのだ。
「…健太は今まで通りあなたとのルールは守ると言ってる。そのうえで、助けて貰いたいことがあるの…」
そこまで話したとき、薔薇の茂みから飛び出し、小走りに私たちの前を横切った少女を見て私はハッとした。まだ四年生くらいの彼女は附属小の制服を着ていた。
私の心を読んだように神楽坂さんが呟く。
「…『附属小』ね。」
頷くしかなかった。私たちには憶測するしかない凶悪な敵。ずっと前から東小を脅かす、なんのルールも通用しない、顔のない謎の集団の存在。
女の子に乱暴したり、凶器を使ったりする小学生は仇敵の西小にはいないと、転校してきて日の浅い私にも断言できる。
そして消去法でおぼろげに浮かび上がったその憎むべき集団は…
「…名前は言えないけど、友達が襲われたの。押さえつけられて、下着の写真を撮られて…」
マナの名前は出せない。親にも、先生にも言えず、一人苦しみ続けた彼女には、まだまだ心の傷を癒やす時間が必要だった。
「続けて。」
彼女も聞いている筈だった。『附属小の課外活動』の恐しい噂。きっとマナのように、耐えきれず友人に打ち明けた被害者から広まった噂だろうと私たちは推測していた。
「…犯人は六年生くらいのグループ。一人のカッターシャツの襟に、刺繍があったような気がする、って言ってるの。附属小の制服みたいに…」
しばらく考えこんだ神楽坂さんは、ニッ、やんちゃな笑顔を見せてから走り去る附属小の少女の背中を眺めながら答えた。
「…それで『シバケン』が貴女を寄越したの?」
確かに神楽坂さんの話を出したのは健太だった。しかし彼女との交渉を躊躇う健太たちに告げず、神楽坂さんを訪ねたのは私の独断だ。
マナは東小でできた最初の女友達だった。その岡崎真奈を辱めた犯人が絶対に許せなかった。
「…私のお願いは、健太のお願いよ。あなたなら、附属小にも沢山友達がいる。力を貸して欲しいの。」
神楽坂さんは『東小の魔王』シバケンとは全く違った次元での全校のリーダーだった。
体育の着替え時間、女子が男子と同じ部屋で着替えなくていいように、学校側と交渉し女子専用の更衣室を作らせたのは彼女だ。
そして市内の小学校全てを巻き込んだ、アフリカの貧しい小国に文房具を送る『ヌワザに明日を』運動の立役者でもある彼女。
ソフトボールチームのキャプテンも務め、幅広い人脈を持つ彼女の力は、マナの仇討ちに、いや卑劣な犯人に苦しめられた被害者全ての為に、絶対に必要だった。
「…判りました。附属小の心当たりを調べるわ。」
西小との争いをひどく嫌う彼女から、何らかの譲歩を見返りに求められることはなかった。心から感謝の言葉を告げた私に、ちょっと失礼、と断って神楽坂さんは屋敷の方に消えた。
屋敷と、鬱蒼とした木立を取り巻く霧はいよいよ深くなっていたが、少女たちの微かなざわめきはまだ庭園じゅうに感じられた。かくれんぼでもしているのだろうか。
薔薇の香気に包まれた迷路の向こう、白樺の木の下にちらつく二つの人影に気付いた私は好奇心に駆られ、棘に覆われた茂みを掻き分けて覗きこんだ。
そして、そこに見てしまった光景に、眼を疑って呆然と佇む。二人の女の子の姿だった。
一人は先ほどの附属小の制服を着た少女だ。ブレザーの胸をはだけた彼女はあどけない背格好とは不釣り合いな白く豊かな乳房を覗かせ、跪いたもう一人の少女がその先端をまるで貪るように口に含んでいる。
白樺の幹に背中を預けた幼い附属小の少女は、恍惚と瞳を閉じて、明らかに早熟な悦びにあえいでいた。
ポニーテールの年長であろう少女が、まだ幼い乳房全体を呑み込むように激しく吸う音までが生々しく聞こえた。
「……あなたを薔薇の棘に喩えた、失礼なデザイナーがいたわね…」
息を呑んで立ち尽くしている私の耳元で、神楽坂さんの囁きが突然響き、全身がビクリと跳ねる。
「痛っ!!」
指先に刺さった薔薇の棘。覗き見の赤い代償が鋭く、小さく指を染めた。
振り返ることもできず硬直した私の背中に、神楽坂さんの私を凌ぐ長身が徐々に密着する。清楚な顔立ちとうらはらな、大人びた逞しい感触。
…神楽坂さんを訪ねると決めた時から、ある程度の覚悟はしていた筈だった。こっそり囁かれる彼女の趣味。私が使者として名乗りを上げたとき、健太がたちどころに一蹴した理由もそれだろう。
物音に気付いた制服の少女が顔を上げ、火照ったあどけない顔をこちらに向けてニッ、と笑う。
唐突に私は、この深い霧と薔薇の香気のなか、何組もの少女たちの秘め事が庭じゅうで甘く静かに行われていることを確信した。
滑らかな動作で私を背後から捕らえた神楽坂さんの柔らかい二つのふくらみが私の背中を圧す。
確実に女の子の急所を知る者にしか出来ない、正確で甘美な抱擁だった。
「…白瀬紗英を私が喩えるなら、百合の花かしら…」
耳元を熱くする囁きは彼女らしくない下手な口説き文句だった。しかしすべてを曖昧にしてゆく霧の中で、彼女の声だけが怜悧で理知的だ。
百合の喩え。百合の花言葉は『無垢』『純潔』…
「…そうね。健太は意外と奥手だからね。」
彼女の愛撫に身を任せたまま、静かにそう答えると、神楽坂さんはまたクククッ、と優美に笑い声をたて、その抗い難い魅力を秘めた腕から私を解放した。
「…『シバケン』にはお似合いの彼女ね。改めて挨拶しますわ。『ようこそ東小へ』」
ハンカチを取り出した彼女は私の傷ついた指をそっと覆ってくれると、曇り空を見上げて言う。
「…雨が来そうね。車を呼びましょう…」
…まもなく響いたクラクションに、感謝と辞去を神楽坂さんに告げた私は、まだ酔ったように蔦に覆われた門に向かった。
背後ではすっぽりと霧に包まれた洋館と禁断の美しく妖しい花園の主である神楽坂沙織の声が涼やかに、淫靡に響いていた。
「…あなたたち、霧は体を冷やしますわ。シャワーを浴びましょう…」
END
投下終了
>>96 おつかれです。
まさに王道…なんでしょうかね?実際に胸ではたかれると痛いのだろうか…
>SDSさん
おつかれです。
へえ、ユリの花言葉はそんなのですか。
読めば読むほどに、西小と東小が真反対に感じてきます。
さて、俺もそろそろ投下開始。とはいえ流れてしまう可能性もあるので少なめにします。
>>96 おつかれです。
まさに王道…なんでしょうかね?実際に胸ではたかれると痛いのだろうか…
>SDSさん
「…もしもし?」
「元気か。」
「監督?…今日は、」
「あれでいいんだよ。」
監督は諸事情を知っている。
…どんな暮らしをしているかまでは、知らないが。
「んー…橡浦と、山下は?」
「すぐに帰った。」
「そりゃあ良かった。ほかの連中は恐らく…」
「ああ。まあ仕方あるまい。」
曲がりなりにも、やる気を出そうとしたのは、褒められたものではないが、
「ですね。」
「そういえば、理奈の親父さん、いつ帰ってくるんだ?」
「さあ。もしかしたら、ずっと居候になる可能性もありますけど。」
「…もう1人、その可能性もある。」
「ん?」
「オヤジ!親父!」
「大丈夫、たすかるから!」
真っ赤に輝いている家。死の光が輝く家。
「く…そ…」
ユキが助けてくれた。
…そして、ユキのせいで、助けられなかった。
「チュウ!」
「…ユキ…」
その先には、呼吸器をつけた両親。
「何も…できなかった…もう少し、早く帰ってれば…」
「ごめんね…あたしの、せいで…」
「何も、言うな…」
泣きつく少女を、小柄な少年が抱き寄せる。
「いた、…ユキちゃん?」
一歩踏み出した理奈の肩に、置かれる手。
「…そっと、しといてやれ。」
「翔?」
回れ右をして立ち去る土生に、トタトタとついていく。
「大丈夫なの?おじさんとおばさん。」
「とりあえず、煙はかなり吸ったものの命に別状はないらしい。
とはいえ、意識が戻るにはまだしばらく時間がかかるらしいがな。」
「そう…」
「俺の事は気にするな。ユキは、巨神に勝つことを考えればいいさ。」
もちろん、気にするなと言われて気にしないユキではない。
「…。」
「うーん、とりあえず、ジュースでも飲もうぜ。」
「あ…」
強めの力で、腕を引っ張られてゆく。
「えっと、自販機は…」
「チュウ?」
「ん?」
「…あなたこそ、大丈夫なの?」
多分、大丈夫だと橡浦は言う。
でも、それは単なる強がりだと思っていい。
「…さあな。」
「え?」
帰ってきた答えの意外さに、あっけにとられた。
「わかってるよ。強がったって、体は正直だ。こんな状態で、試合で活躍できるかは、分からない。
もちろん努力はする。」
「…。」
「でも、俺の状況を考えて、スタメンから落とすかどうかを決めるのは、あんちゃんだ。」
「その調子なら、問題はなさそうだな。」
ジュースを片手に、グイッと一口。
目の前にいるのは、選手兼監督、土生翔平。
「自分の事は、自分が一番よく分かっていない。それさえわかってりゃ、巨神戦は安心して1番を任せられる。」
「はあ。」
「まあ、それでもしだめだとしても、それはもうしょうがない。」
ベストなメンタルコンディションで負けても、誰も文句は言わない。
「さて、俺と理奈はそろそろ学校に戻らなきゃいけない。
そもそも理奈は、仮病で遅刻するって学校に伝えたと来たもんだ。」
同じ東小なら、チームメイトの橡浦の両親の見舞いは十分理由になる。
だが、東小と通じているとバレるわけにはいかない西小の理奈は、橡浦を理由に使えない。
…それにしては、山下と黒田が、見当たらないが。
「そだ、明日から、練習再開すっからよ。じゃあ俺は学校に戻る。
ユキちゃんは、どうする?学校には俺から言っておこうか?」
「…。はい、お願いします。」
そばにいないと。だって、恋人だもん。
病室の窓から、赤い光が差し込んでくる。
「結局、目、覚めなかったね。」
「ありがとうな、付き合わせて。」
夕日が橡浦の両親を照らす。
…寂しさが、にじみ出る。
「そういや、病院には庭があったな。」
「え?」
「…これ。少しだけ、な。」
鞄からとりだした、2つのグローブと、硬球。
この時間帯なら、人はほとんどいない。
「俺も、明日から学校に行くよ。親父と母さんが目ぇ覚ましたら、早退すっけど。」
「うん。一緒に、早退する?」
突然、飛んできたボールが、カーブした。
「!?…もう、なにするのよ、ひどーい!」
「ダメだ、ちゃんと勉強しとけ。」
カーブでお返しする。
ちゃんと読めていたのか、瞬時に反応し、余裕で捕る。
「…カーブ、投げられるんだね。」
「遊びでちょっと投げた事があってな。ま、キレも変化も酷いもんだけどよ。
今のだって、たまたまユキの前に飛んで行っただけだ。」
…。
「…チュウ。」
「ん?」
「1人じゃ、寂しいでしょ?」
「…ま、違うと言えば、ウソになるな。」
ハッキリと言いたくはないが、ユキに対して嘘はつきたくない。
「うちに、来ない?しばらく一緒に、住もうよ。」
橡浦の頬が、2種類の紅に染まっていった。
「なんだあ?チビの奴、せっかく来てやったのによ…」
トム山下と、ジェリー橡浦。山下が土生と一緒に見舞いにこなかったのは、このためだ。
黒田はというと、…ここでは割愛させてもらおう。
「まったく…」
楽しそうなひとときに、ジャマをしてやろうかとも思ったのだが、
「…あれ?」
見覚えのある、違和感のある人影に、そんな気も失せた。
「緒方?緒方さーん!」
「…?」
巨体を揺らしながら、駆けてくる。
正直、衝突してしまった場合の事を考えると…怖い。
「ど、どうしたんですか?そんなに驚いて?」
「…普通、誰だって、少しはおびえるわよ。」
「あ…いや、そうじゃなくて!
緒方さんの学校、ここから結構遠かったはずだけど、なんでチビ…橡浦の事を?」
チビのニックネームは、山下以外には浸透していない。
「…橡浦?何かあったの?」
「へ?」
どうやら、違う要件らしい。
とりあえず、橡浦の両親の事を話す。
「そう…後で一緒に、見舞いに行きましょ。」
「は、はい…で、なんでここにいるんすか?」
「…これ。」
小さな袋包み。
「…弁当?」
「パパがここで働いているの。
仮眠室に泊まる事も多くって。だからママの作った弁当を私が届けるの。」
なるほど、それならここにいても何の不思議もない。
「先にお弁当届けるけど、付き合ってくれる?」
「はあ。」
「か、かな子、お前、いつの間にこんな年上の男の子と…」
「へ?」
医務室にはいって対面して、かな子パパの第一声がこれだった。
「か、彼は、同じリトルのチームメイト。…ちなみに、年下よ。」
「え?あ、ああ、ごめんごめん…」
「い、いえ…」
入室5秒で、気まずい空気。とりあえずお弁当を差し出す。
「ああ、悪い。
しかし、年下の彼氏か…」
「パ、パパ!違うって!」
「え?」
なんか妙にわけがわからない。
とりあえず、全部事情を話さないと始まらない。
「…という事なの。」
「そうなのか。ええと、403、403号室…あったあった。」
患者のカルテを取り出す。
担当医師なのか、はたまた相当立場が上の医師なのか。
「…え?」
「ど、どうしたの?」
全てを知った時、緒方も山下も、声が出なかった。
「伝えるの?」
「いや。あいつ馬鹿だから、両親が目を覚まさなくても、気にも留めないっしょ。」
「…そう。」
山下が、バス停まで緒方を送っている。
「…ごめんなさい。」
「え?」
「…私が、医師の娘で。」
「俺に謝られても。…あいつ、いつまで1人ぼっちなんスかね。」
ケンカするほど、仲がいいとはこの事なのだろうか。
「だけど気になるのは、さっきのキャッチボール見ても、そんなに沈んだ様子がなかったって事だよなあ…」
「でも、じゃあなんで知らないのかしら?」
「さあ?馬鹿だから、言われたことを理解できなかっただけじゃねえか?」
「…そう。」
山下も橡浦も、テスト赤点組。
「でも、もし知っていたら?」
「…巨神と戦わない奴は、光陵失格だ。」
「…そう。」
「大丈夫っすよ。あいつは一応、やるときゃやりますから。」
少しでも緒方を元気づけてあげたい。
「なあに、腑抜けたプレーしやがったら、俺がタダじゃおきません。
もし万が一あいつが医師の娘である緒方さんに逆ギレしたら、俺が張り倒しますよ。ハハハ…」
「あ、ありがと…」
10m先に、光陵リトル御用達のバッティングセンター。
「…つ、次の試合、がんばらないと。」
「え?」
「…今から体作っておく。山下君、手伝って。」
「え?え?」
自然と早くなる足取りと高ぶる感情に身をまかせながら。
風を切るようなスピードで歩を進めながら。
橡浦君の穴を埋められるのは、同じ外野手の私しか、いないから。
投下完了。
次回は濡れ場…かもしれません。
>>106 GJ!
セレブレーションなる百合世界!
投下します。7レスほどです
……大丈夫、大丈夫。何ともない。
「おーい、龍彦。聞いてんのか〜?」
そう、これは……そう、スキンシップ、ただのスキンシップだ。そ
れ以下でもそれ以上でもない。
「聞いてくれよ〜。えっちゃんとなえちゃんに勝ちたいんだよ〜」
だからこの、今、背中に当たってる物は別に何でもない。脂肪だ、
そう脂肪。決しておっぱいじゃない。断じてだ。ただの柔らかい脂肪。
ちょっと固い物も当たってる気がするけどそれも脂肪だ。ちょっと固
い脂肪。よし、脂肪!
落ち着くんだ……。よし、大丈夫大丈夫。クールだ。クールに言う
んだ。
「離れろ、さゆ。わかったから。どうしたんだよ」
背中の感触が離れて行く。名残惜しいなんて思うな、俺。
「スマブラで勝てない〜。教えて龍彦〜」
「そんなもん一人でやれ。忙しいんだよ、俺は」
視線をテレビに固定して、冷静に、冷たく突き放すように言う。こ
れであきらめてくれ。
「お願いだよ。おっぱい見してあげるから〜」
思わず振り返るとさゆがにかっと笑っていた。しまった。なんて単
純なんだ。
「龍彦のスケベ〜」
くそっ……。こいつには毎回変にからかわれるわおもちゃにされる
わで困る。
それにしても息子を除け者にしてみんなで外出するなんてうちの家
族はどうかしてる。合格祝いで俺がいないってどういう事だよ。合格
したのは俺だよ?頑張ったの俺だよ?なんで合格発表の翌日に机の上
に「合格おめでとさん。龍彦の合格祝いにさゆちゃん家とみんなで出
かけてきます。今日中には帰る」って置き手紙があるんだよ。何で起
こしてくれないんだよ。俺が主役じゃないの?俺を祝うんじゃないの?
あ、駄目だ……。泣いちゃう。
「お〜い。どした、元気だせよ。龍彦」
それに何でこいつが家にいるんだよ。みんなについて行ったんじゃ
ないのかよ。
「寂しいんだろ?よしよし、あたしが遊んでやるからな」
そう言いながらさゆは俺の頭を撫でた。……別に寂しくなんてない。
目線と同じ高さにさゆのおっぱいがあった。つい目がいく。こいつ
のおっぱいはハッキリ言ってでかい。小学5年生にしては発育が良す
ぎる。サイズはわからないがでかいことは確かだ。今の格好も半ズボ
ンにTシャツ。Tシャツが小さめだからか、胸周りがきつそうでおっ
ぱいが強調されている。室内とはいえ寒そうだ。俺はコタツに入って
いるからいいのだが、こいつは平気なのだろうか。
118 :
龍彦とさゆ:2009/03/02(月) 23:21:05 ID:Fj9x932T
「つーか、さゆ。何で家に?」
「あたしがいないと寂しいだろ。やっぱりあたしがいないとだめなん
だよ龍彦は」
意味不明さに俺がポカンとしていると、さゆは得意げにえっへんと
ふんぞり返った。自然とおっぱいを突き出す格好になり、俺の目の前
で大きな胸がふるんと揺れた。
……落ち着け、俺。おっぱいを見るな。
「じゃあ、今からスマブラやるからな。いいよな!」
結局、ゲームがしたいだけなのかよ。
どうやら家にいるのは遊びたいだけらしい。元々、家が近く、親戚
関係だった俺とさゆは小さい頃からほぼ毎日遊んでいて、さゆに会う
と必ず遊ぶ習慣がついている。だから受験の為にここ4、5ヶ月は顔
すら合わせなかった。久しぶりに遊べる事が嬉しいのだろう。
……照れくさいが、嬉しいのは俺も同じだ。
わかったと返事をするとさゆは嬉しそうにどたばたと走って行った。
俺の部屋からゲーム機を取りに行ったんだろう。走って行く後ろ姿か
らでもおっぱいがゆさゆさ揺れるのがわかる。さっき背中に胸が当た
っていた時の感触からも思ったが、成長したなぁ。……おっぱい。
しばらくすると、さゆはゲーム機を抱えて持ってきた。
「遅かったな。……ってロクヨン!?」
てっきりWiiだと思ってたのに……古いな。
「えっちゃんとなえちゃんが強くてさ〜。全然かなわないの。龍彦な
ら必勝法教えてくれると思って」
さゆは友達がいかに強いかを話しながらあっという間にケーブルを
接続してゲームのスイッチを入れた。そのままコントローラーを持っ
て、俺に座った。コタツであぐらをかいている俺に。
「さゆ、何してんだよ!」
「この格好は寒いの。龍彦ばっかコタツであったまっちゃったりして
さ、そんなのずっる〜じゃんか〜」
なら最初からコタツに入ってろと言いたかったが、この状況だと目
線を少し下げるだけでさゆのおっぱいの谷間が丸見えだ。眼福とはま
さにこの事。
自然にゴクリとつばを飲み込む。……いや、駄目だ。画面を見ろ。
「空中技が全然出せないの。どうやるかわかる?」
さゆが上目遣いに俺を見た。……かわいい。久々に会うとこんなに
も愛しく思えるのか。もしかして俺……。
「そんなに見るなよ……。龍彦のスケベェ〜」
からかい口調なのは照れ隠しだろう。ほっぺが少し赤くなっていた。
その様子に俺も耳が熱くなる。
119 :
龍彦とさゆ:2009/03/02(月) 23:22:43 ID:Fj9x932T
「どれどれ〜。空中じゃあ技はこう出すんだよ!」
話をゲーム中心にするために俺もコントローラーを取った。
「あれ……?」
おかしい。うまくいかない。昔はかなりやり込んだ。隠しキャラも
出してみんな使いこなせたし、隠しステージも出したし、友達の間じ
ゃあ1、2を争うくらいに勝ちまくりだったのに……。
「龍彦あたしより下手くそだね〜」
さゆがにかっと笑った。自分より下手な奴を見つけて優越感に浸り
やがって……。
「カンが鈍ったかな−。少し時間をくれよ、な?」
このままだとかつて「キャプテン・龍彦」とまで言われたプライド
が傷つく。
さゆはまだにかっと笑っている。できないと思ってんだろ。こいつ、
絶対後でボコボコにやってやっかんな!!もちろんスマブラで!
俺はすぐに1Pモードにして修行を始めた。
しかし……。
「まぁブランクあるし、このくらいは当然かな」
ゲームオーバー。
「何、故だ……」
2回目。
「くそっ!ミスった!」
……8回目。
「えっ、ここで!?」
に、じゅう……ぐすっ。
「よし!よっしゃあー!!」
やった……。ついに、マスターハンドを倒した。……長かった。本
当に長かった。
ありがとう本当に!応援してくれた脳内のみんなありがとう!
……どうやら知らず知らずのうちに、ゲームのやりすぎで変なテン
ションになってるみたいだ。ふと時計を見ると夜の9時を過ぎている。
「あっ、そうだ」
もとはと言えばこれはさゆのスマブラ特訓はずだったのに。
さゆは最初俺が失敗する度に笑い声を上げていたのだが、今は静か
にしている。もしかして怒ってしまったか。
「さ〜ゆ〜?」
優しく語りかけるが反応が無い。もしや……。
耳を澄ますとやはりすぅ、すぅと寝息が聞こえた。やっぱり。
さゆは気持ちよさそうに俺に寄りかかって寝ている。……寝顔かわ
いいな。
しかし困るのはやはり、おっぱいが見える事だ。いいや、大丈夫、
困らない。落ち着け。深呼吸だ。
そのまま深呼吸をしながら、さゆのおっぱいを見る。……って落ち
着ける訳ないだろ!
……そうだ!逆にもっと密着すればいいんだ。
そう思ったときには自分の腕にさゆのおっぱいが乗っかるようにさ
ゆの腹に手を回して抱きしめていた。
120 :
龍彦とさゆ:2009/03/02(月) 23:24:31 ID:Fj9x932T
頭のどこかで何か違和感がしたが、無視する。
体、思ってたより小さいな。それに髪からいい匂いがする。
胸の谷間を見ていると自然と手が胸に吸い寄せられるように動いた。
そのままTシャツの上から気づかれないように胸に手を重ねる。その
まま撫で回した。
「んっ……」
さゆの反応に動きを止め、まだ起きてない事を確認して今度はそっ
と揉んだ。柔らかい。よくソフトボールみたいだという例えを聞くが、
そんなんじゃない。もっとすごい、別の何かだ。
「……あっ」
背中に胸を押しつけられた頃からずっと思っていたのだが、触れて
確信した。さゆはTシャツの下には何も着ていない。
乳首のあたりを指でなぞって探し、場所を確かめて押しつぶす。
「くっ、っん……!」
ぐにゃっと音がしそうなほどに握った。
「はっ……あっ。んぅ」
もう、俺にはさゆが寝ているのか起きているのかどうでもよくなっ
ていた。空いている手で自分の物を出してしごく。言いようのない興
奮のせいでいつ出てもおかしくはない。
一旦自分の物から手を離し、両手でむにゅむにゅとひたすら大きな
おっぱいを揉み続けた。
「……ふっ、んっ。はぁ、あっ」
Tシャツの上からはっきり浮かんできた乳首をつまんだ。こりこり
いじって、引っ張る。
「や、ひゃっ……あっん、んぅ……!」
敏感なところを触るとぴくんっとする仕草が可愛らしい。いつまで
もこの反応を見ていたい気分にさせてくれる。
……いや、もっとだ。もっと、さゆの声が聞きたい。
体を掴んでさゆの体の向きを変え、対面させた。Tシャツをまくり
上げるとぶるんっとおっぱいが飛び出た。すぐに乳首を舐めまわし、
しゃぶりつく。何の味もしないはずなのに……おいしい。
「あっ、んっ、んぁっ、あぁっ……やぁっ、っあ!……やっ!」
びくびく震えるさゆを抱きしめて顔を胸にうずめる。夢中で舌先で
ぐりぐりと乳首をつついた。口に含んで軽く噛んだり、何度も何度も
思いっきり吸った。
「あっ……あぁっ!おっぱ、い、やっ……!やっ!やっ!あっ!た、
ふっくうぅ、んぅ……!たっつひ、っこぉ……たつひこぉっ!」
さゆに名前を呼ばれて体が止まる。同時に自分の物が精液を吐き出
した。射精によって高揚感が流れるように消えてゆく。後にはさゆに
した事への罪悪感だけが残った。
さゆは何も言わずに荒い呼吸を繰り返していた。
121 :
龍彦とさゆ:2009/03/02(月) 23:26:07 ID:Fj9x932T
半ズボンには俺の精液がかかり、胸は唾液でぬらぬらと光っていた。
何か言わなくてはと言葉を探すのにしばらく時間がかかった。
「さゆ……ごめん」
もっと言うべき言葉があるはずだ。だけどすぐにはそれが浮かんで
こない。
「さゆ……ごめん」
「龍彦……何で……」
「……ごめん」
同じ言葉しか繰り返せない自分が情けない。
「……龍彦の方からやられるなんて、龍彦は計画潰しだよ……」
「……え、ちょっとどういう事だ?」
「……えっとね、えっちゃんとなえちゃんにね『ゆうわくしかないよ
っ!』って言われて……。ちょうどみんな出かけるって言うから、今
しかないって……」
さゆは微かに体を震わせながら「計画」を話し初めた。
要約すると、スマブラで遊び疲れたところでTシャツを捲っておっ
ぱいで誘惑。興奮させて襲わせてるのが目的だったらしい。何て過激
な計画。なんて恐ろしい小学生達。道理でノーブラだったり、おっぱ
いを強調するような事をする訳だ。
「何でそんな事を……」
「だって、龍彦ずっと会ってくれないんだもん!ずっと、ずっと……。
あたしのこと嫌いになったんだと思ってた……。だから……」
それで友達に相談したら「エロい事をすれば仲直りできる」なんて
そそのかされてこんな事したのか……。本当はそんな恥ずかしい事し
たくはなかっただろうに。
「……でも会えないのは、俺が受験生だって知ってたんだろ?」
「受験?……え、え〜〜!?」
驚き方からすると全く知らなかったらしい。どうやら変な誤解をし
ているみたいだな。
「でも、龍彦はもう誰とも遊ばないって、おばさんが……」
元凶はうちのババアか……。でも今誤解が解けても、俺がさゆを襲
ってしまったのは変わらない。変な気さえ起こさなければさゆは寝た
ままで、誤解は時間が解決していただろう。さゆの計画は未遂に終わ
り、後は何もなかったように今まで通り仲良くやっていけたはずだ。
でも俺は欲望に任せてそれを壊した。
「さゆ、ひどいことしてごめん。こんな事になったのは全部俺の責任だ」
嫌われても文句は言えない。
「でも、俺はさゆの事嫌いだなんて思ってない」
「……じゃあ、どう思ってんの?」
「その……好きだ。さゆが好きだ」
急な質問に何も考えず、反射的に口が動いていた。思わず出た言葉
だがこれは嘘じゃない、本心だ。
122 :
龍彦とさゆ:2009/03/02(月) 23:28:07 ID:Fj9x932T
さゆが口を開くのを待った。数分が何十分にも感じる。
「……龍彦のロリコンスケベェ〜〜!でも……いいよ。びっくりした
だけだから」
さゆはいつものように、にかっと笑った。俺のしたことは下手すれ
ば犯罪だ。笑って許される事じゃない。
「いい、のか?」
「だって、だってあたしも龍彦……すっ、すき!……だ、から」
言い終わるとさゆは「しまった」という表情をして恥ずかしそうに
俯いた。もじもじしながら、ちらちらと俺の様子を伺っている。
「さゆ……」
「まぁ、龍彦も男だしね〜。あたしのおっぱいどうだった〜?」
さっきのをごまかすようにからかい口調になって、さゆはぎゅっと
谷間を強調してきた。
「さゆ……」
そっとさゆを抱きしめる。今度はやらしい気持ちはない。
「……ありがとう。さゆ」
「今度はあたしにもっとえっち〜なことしてね……」
息がかかるくらい耳元で囁かれ、自分の顔が熱くなるのを感じた。
「あはは!龍彦のスッケベ〜〜!」
俺の反応が面白かったのかさゆは声をあげて笑った。くっそ、こい
つにはからかわれっぱなしだ。
「じゃあ、今から、さっきの続きするか……?」
頬にキスして出来るだけキザに言ってみる。
123 :
龍彦とさゆ:2009/03/02(月) 23:30:52 ID:Fj9x932T
宴会が終わった時には深夜で、馬鹿騒ぎでへとへとになった。ちな
みに飲酒はしてない。買ってきた大量の酒はあっという間に全部アホ
親共が呑んでしまったからだ。残ってても俺未成年だし呑まないけど。
ちゃんと動けるのが俺達しかいなかったので、べろべろに酔っ払っ
てしまったさゆの両親をさゆと家まで送った。家に着くなり吐いて大
変だったが、部屋に運んだ今はぐっすり眠っている。
「ねぇ龍彦」
自分の家に帰るべく玄関で靴を履いているとさゆに呼び止められた。
「あたしたち、恋人?」
お互い変な形だが、告白したのには変わりない。恋人って言い方は
照れるが、俺達はもう恋人だ。何も言わずに頷く。
「んへへ〜。じゃあ、今度デートしようよ〜」
「わかった。週末に行こうな」
優しく頭を撫でる。さゆが嬉しそうに目を細めて、抱きついてきた。
「龍彦だ〜いすき」
「俺も好きだぞ〜」
すりすりしてくるさゆが愛しくて、強く抱きしめた。体にむにゅう
っとしたおっぱいの感触が……。本当にやらかいな。
「さゆ、大好きだ……おっぱいもな」
「もぅ!龍彦のスケベェ〜〜!」
俺が笑うと、嬉しそうに、照れくさそうに、さゆがにかっと笑った。
おわり
個人的に年上の男と少女の組み合わせが好きなのでよかよか
それと巨乳小学生の胸を触る描写が多めでいいなぁ
126 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 16:49:02 ID:XMBQWeD3
荒れてるスレにSSは危険だし、ポケモン知らなきゃどうにもならんだろ。
それに、追放したいんだか知らんが、何度もやるな。
投下開始
「…だから、見たくないって言ったのに…」
『樹海』を見終わった健太たちの暗い表情を見て、私はしょんぼりと呟いた。
雨の日は西小とも一時休戦だ。退屈な放課後、私たちはうちに集まってビデオを観ることにした。
しかし上映作品を巡って激しく意見が対立し、結局全権を委任されたユマがレンタル店から借りて来たのがこの、『樹海(きのうみ)』だった。
『樹海』は鴇岳事件という実際の事件を脚色したドラマで、その陰惨で猟奇的な内容が話題になった作品だ。
…そして、東小に転校してくる前の私が準主役で出演し、図らずも白瀬紗英の顔と名前が全国に知られるようになった作品でもある。色々な意味で、あまり見たくない作品だった…
「…で、でもサエさぁ、こんなドラマって、面白くなるように色々実際より大袈裟にしてるんだよな!?」
一番深刻な顔で画面に張り付いていたゴトーが懸命に明るさを装って言う。
みんなも笑って同意し、私を見る少し怯えた目は和らいだ。しかしゴトーの見解は間違いだった。この作品に関しての現実は、虚構よりはるかに暗い。
私はこれまであまりみんなに仕事の話をしたことはなかったが、時間もあり、雨は当分止みそうになかった。
秋雨の夕暮れ、少しぞっとする話も悪くないかも、と思った。
「…あのね、私『樹海』のクランクイン前に役作りの為に、って実際の鴇岳事件のドキュメント本渡されたの。 一応全部読んだんだけど、その話聞きたい?」
私の言葉にみんなは息を呑んで小さく頷く。意外と怖がりのユマがエリの腕をギュッと握った。
そしてまるで事件当事者の告白を聴くように張り詰めた空気のなか、健太が促すように片方の眉を上げて私を眺めた…
鴇岳の山腹から県境の川沿いには、鴇岳樹海という広大な森林地帯が広がっている。
戦後の混乱期、国内を騒然とさせた『鴇岳事件』の舞台は、この森のほぼ中心に位置する、二階建ての古ぼけた山小屋だった。
鬱蒼とした木々のなかに実在した『人さらい』の実話は、未だ聞く者を戦慄させる。
「…ここから逃げる為に食料をこっそり貯めてた子がいるの。誰だと思う?」
小夜の命令で集まった少女たち、十歳から十二歳までの六人の少女たちは、怯えたまだ幼い顔を見合わせて山小屋の前に並んでいた。
全員、『古賀』という男に誘拐され、この深い森のなかへ監禁されている少女たちだ。
連続誘拐の最初の被害者がこの、山小屋を取り仕切る細身で冷酷な十二歳の『小夜』だったのかどうかはわからない。
しかし、『古賀』を『お兄ちゃん』と呼び、彼に尽くす小夜は、間違いなく、この閉鎖された世界の支配者だった。
小夜を除く少女たちは『古賀』の嗜好なのか、一様に年齢不相応に豊かな胸をしている。
誘拐された時に着ていた服を全て小夜に取り上げられた彼女たちは、窮屈で粗末な襤褸に身を包み、寒さと不安に震えていた。
「…チカ、 あなたは犯人を知ってるわね?」
チカと呼ばれたお下げの少女は、この場にそぐわぬ明るい声と表情で、迷わず一人の少女を指差す。
「うん!! 知ってるよ。この子!!」
チカに差された少女、誘拐されて間もない新参の少女は驚愕の表情で告発者を見た。
「…チ、チカが、あんたが、一緒に逃げよう、って!!」
「嘘おっしゃい。知らせてくれたのはチカよ。」
鋭い瞳で少女を睨み据えた小夜は、複雑な安堵の表情を浮かべた残りの少女に冷酷な声で命じた。
「…滝で頭を冷やしてあげて。」
「いや、いやあっ!!」
四人の少女は唇を噛み、目を伏せながら仲間の衣服を剥ぐ。小夜が巧みに植え付ける、互いへの不信感。これこそが少女たちにがっちりと嵌められた足枷だった。
「…やめてっ!!…誰か…」
無表情な仲間に引きずられてゆく少女の行き先には、雪解け水が迸る小さな滝があり、日の差さぬ浅い小川に注いでいる。
その流れは彼女たちの心を映すように、凍てつきそうに冷え切っていた。
「放してっ!! お願い!!」
必死の叫びは小夜はもちろん、誰の心にも届かない。ただ目を閉じ、抗えぬ命令に従うのがここでは賢明なのだ。
「やめて… やめて…」
抵抗も空しく仰向けに四肢を押さえつけられた少女の顔が、ちょうど迸る滝の真下に運ばれる。
「ぐふ!! やめ…」
容赦なく口と鼻を襲う冷たい水流はたちまち少女を窒息させ、加えて彼女はもはや冷たさを通り越す鋭い痛みに裸身をくねらせる。
浅い水に跪いてめいめいもがく手足を押さえる四人は、懸命に震えを隠そうとするが、苦しみに痙攣する指先を正視できずに、縋るような視線を遠慮がちに小夜に送った。彼女が決して慈悲など見せないことを知りながら。
小夜は犠牲者が抵抗心を放棄する瞬間、何もかもを自分に捧げる瞬間を、彼女は蛇のような瞳でじっと待っているのだ。
苦悶にぶるぶると激しく揺れる乳房、せわしなく上下する滑らかな腹。そして…同性として、苦しむ仲間への最後の情けとして、皆が決して目を向けようとしない秘めやかな部分。
冷たい眼差しでそのすべてを凝視し、やがて限界を迎えた少女が蒼白な四肢をガクガクと震わせ失神したのを確認すると、ようやく小夜は滝に背を向けて言った。
「薪小屋へ運んでおいて。服は着せないでいいわ。」
四人は協力して機敏に仲間を水から引き上げる。卑劣な裏切り者、チカを責める者はいなかった。
小夜の命令通りぐったりとした仲間を小さな薪小屋に寝かせると日はもう沈んでいた。とぼとぼと山小屋に戻った虜囚たちは互いに目を合わすことなく、粗末な食事を摂り始める。
そしてこの夕食の時間、二階から『古賀』に名前を呼ばれた少女が一人、あるいは数人、黙って階段を登ってゆくのが毎日の日課だった。
攫われてまだ日の浅い者はすぐに階上から聞こえてくる、か細い喘ぎ声やすすり泣きにたまらず耳を覆うが、すぐに慣れて黙々と食事を続けるようになってゆく。
そして、囚われの少女が増えるにつれ、『古賀』に呼ばれることがほとんどなくなった小夜が残酷な遊びを残った者に強制するのも、大抵この時間だった。
以前、もう少し寛容だった小夜が二階から聞こえよがしの喘ぎ声を響かせていた頃と違い、階下では、小さな笑い声が漏れることすらない。
薪小屋の少女は息を吹き返し、自分に暖かい毛布が掛けられているのに気づく。そして重い倦怠感と吐き気のなか、誰かが髪を優しく撫でているのにも気付いた。
「…動かないで。ご飯は持ってきてあげるから。」
小夜の声だ。抗えない恐怖と涙がすぐに込み上げる。
「あ…あぁ…」
しかし少女を覗き込む小夜の顔は穏やかだ。感情を窺わせない、鋭くどこか淫蕩な顔。
「…逃げようなんて思っちゃ駄目。ここは安全なんだから… 森から出るには大人でも二日はかかるんだよ。迷子になって死んじゃうよ?」
ガチガチと震えながら頷く少女のまだ冷たい胸を、小夜の華奢な指先が毒蛇のように這い回る。
「…綺麗なおっぱい… 私は忙しいから、かわりにあなたたちが可哀相なお兄ちゃんを慰めてあげるのよ…」
小夜は呟くと、少女の豊かな胸を愛おしむように撫で続ける。『古賀』とは違う繊細な愛撫に戸惑う彼女は、小夜の瞳に燃える激しい羨望と嫉妬に全く気付かなかった。
そして夜。
小夜が寝る前に小屋の外に放つ、獰猛な山犬の徘徊する音が響き、闇の中、猟銃を携えた『古賀』が階下に降りて再び気紛れに少女たちを弄ぶ。
恐怖の日々における唯一の救いである貴重な眠りは、やっとそのあとに訪れるのだ。
疑惑と屈辱に翻弄される単調な日々。繰り返す心と身体の痛みに少女たちは心を無くし、やがてさす朝の光さえ彼女たちにとっては、新たな恐怖の始まりを告げるものでしかなかった。
そんな哀れな少女たちにとって、支配者である『古賀』の不在は安堵であり恐怖だった。
痩せて落ち窪んだ顔に爛々と光る目。常に猟銃を抱えて脚を引きずり歩くこの復員姿の男は夜にしか行動せず、日中は日の差さぬ山小屋の二階で少女たちへ無言の支配を続けている。
彼は時々、閉ざされた自給自足の暮らしに不足する必要最低限の物資と、新たな少女を求めて、戦争で負傷したらしい足を引きずりながら深い森から出て行くが、そんなとき彼の猟銃を預かり、残った少女たちを監視するのは、もちろん小夜の役目だった。
そしてそれは、小夜にとって、昼夜問わぬ緊張を意味する。浅い仮眠しかとらず少女たちを見張る小夜は憔悴し、山小屋は『古賀』が帰るまで、彼女の罵声と殴打に支配される。
無口な『古賀』が出掛けるとき、いつも情愛のこもった仕草で彼を送り出す小夜を捕らわれた少女たちは、拾われた戦災孤児ではないか、あるいは『古賀』の実の妹ではないかと憶測を巡らせていたが、小夜の口から真実を聞いた者はいなかった。
…そして『古賀』が山小屋をあとにして一週間、前例のない長さの彼の不在に、この小さな世界は急速に破綻へと転がり落ちつつあった。
「…ご、ごめんなさいっ!! ごめんなさい!!」
少女たちが陰気な目で見守るなか、小夜によるチカへの暴行は続いていた。
今日ついに、少女の一人が脱走したのだ。いまや支離滅裂で矛盾した命令を繰り返し、些細な物音に猟銃を振り回す小夜と交代で少女たちの監視に当たっていたチカが、つい居眠りをした僅かな隙のことだった。
「馬鹿!! 役立たず!!」
ヒイヒイと泣いて転がるチカを銃の台尻で小突き回しながら、小夜は血走った瞳を他の少女たちに向けた。
「…あんたたち!! 若丸のお墓を作るのよ!! 早くしなさい!!」
脱走した少女は行きがけの駄賃のように番犬を殺し、さらに小夜の任務を過酷なものにしていた。
しかし、この日の朝、彼女の『任務』はすで無意味なものになっていた。『古賀』は大規模な警官隊の包囲網に追い詰められ、鴇岳の手前で射殺されていたのだ。
すでに官憲は少女たちの救出にむけて、その目をこの深い樹海へと向けていた。
のろのろと立ち上がり、小屋の扉に向かう少女たちに銃口を向けていた小夜は、再び甲高い声を上げる。
「…だめ…だめよ!! 一匹じゃ若丸がかわいそう。 この馬鹿も、チカも一緒に埋めるのよ!!」
もはや狂った小夜の命令。わなわなと震える、暴発しそうな狂気を前にして少女たちは立ち止まり、ゆっくり向きを変えた。
「…犬は犬同士、お似合いかもね…」
自らに向けられた仲間の恐ろしい視線に、チカはべったりと這いつくばる。
かつては『古賀』の寵愛を独占したこともある、えくぼの愛らしい顔立ちは見る影もなく憔悴し、この栄養不足の時代、奇跡のように豊かに膨らんだ胸は恐怖に激しく波打っていた。
「た…助けて、お願い…」
もはや掠れた喉を震わせるだけのチカの懇願と、粛々と彼女を取り囲む少女たち。
脱走した少女に続き、また一人、この忌むべき山小屋の住人が減る間際のことだった。
「静かにしなさい!!」
突然の小夜の叫びにチカまでがすすり泣くのを止めた。
ザッ……ザ ザッ……ザ
特徴ある『古賀』の足音。扉の前で途絶えたその音に続いて、これもまた聞き覚えのある、小さくせわしない扉を叩く音。
「お兄ちゃん… お兄ちゃん!!」
蒼白く引きつっていた小夜の顔に笑顔が浮かぶ。チカを囲む姿勢のまま凍りついた少女たちを蹴散らし、彼女は扉に走った。
「お兄ちゃん!! …寒かったでしょ!? あのね、ごめんなさい、若丸がね…」
もどかしげに鍵を開けながら小夜は喋り続けた。しかし、力いっぱい扉を開いた彼女を待っていたのは、『古賀』の抱擁ではなかった。
「きゃあっ!?」
重い丸太の一撃が小夜の頭を掠め、続く体当たりで小夜と侵入者の体が重なって小屋に転がり込む。
「あんた!!」
小夜を襲った侵入者は昼間脱走した少女だった。この呪われた樹海から脱出するには充分な装備と仲間が必要、と冷静に判断した彼女は、用心深く小屋の近くに潜み、突撃の機会を窺っていたのだ。
「手伝って!! こいつをやっつけて、みんなで逃げるのよ!!」
帰還した仲間の勇気に、少女たちは眠っていた自由への希望を取り戻し、鬨の声を上げて、まだ猟銃を握り締めて倒れている小夜に殺到した。
ただひとり、頭を抱え震えているチカを残して。
小夜は華奢な体からは信じられぬ力を振り絞り、反逆者たちと揉み合ったが、猟銃を握った指は蹴られ、踏みつけられて、小夜の権力を維持してきた兵器は、ついに彼女の手から離れた。
「チカぁ!!」
勢いよく床を滑った重い猟銃は、小夜を押し潰すように重なった少女たちのもとを離れてチカの膝で止まった。
「撃ちなさい!! こいつらを…」「駄目!! あんたも一緒に…」「チカ!!」
猟銃を拾い上げたチカに錯綜する何重もの怒号が飛ぶ。しかし彼女をこの状況に追い込んだ生まれ持っての意志の弱さは、やはりまた彼女に猟銃の照準を定めさせることは出来なかった。
「いやあああああ!!」
震える銃口を突き出したまま、チカは開きっぱなしの扉に走る。猟銃は轟音を響かせることがないまま、走り出したチカと共に暗い森のなかに消えた。
…やがてチカの叫びが闇に吸い込まれて消えると、山小屋を制圧した少女たちの憎しみに満ちた目は、ゆっくりといまや無力である小夜を見おろした…
…暗い樹海に木霊する小夜の悲鳴、という陳腐な演出で、ビデオは幕を閉じる。
少女たちが小夜に対して凄惨な復讐を行ったのか、そうでなかったのかはわからない。
深い森のなか、衰弱しきって発見されたチカと、ただ一人家族からの捜索願いが出ていなかった小夜を含め、身も心も深く傷付いた彼女たちは数日後、捜索にあたった警官隊によって保護されたという。
その後、小夜の消息は伝わっていない。
…私の話が終わり、ゴトーたちが帰ってふたりきりになっても、健太はぼんやり考え込んでいた。
もう、窓の外は暗かった。テーブルの片付けを済ませて健太と並んで座り、私は尋ねる。
「何、考えてるの?」
「…なんで小夜は、古賀みたいな奴を好きだったんだろ?」
ただ欲望のままに女の子を弄んだ変質者。そしてひたすら利用されながら彼に尽くした小夜。どんな理由も二人の行為を正当化することは出来ない。
でも小夜は、どこで道を踏み外したのだろう。悲劇への長い道のりの途中、古賀を救える彼女の愛は確かにあったはずなのに。
「…じゃ、俺も帰るわ。明日、交流試合だし。」
私の答えを待たず、健太が立ち上がった。
「待って。」
小夜を演じた頃より大人になった私の身体、心よりほんの少しわがままな身体が健太を捕まえる。
「ん…」
顎を上げて私のキスを受け止めた健太の瞳に一瞬の戦慄が浮かんで消えた。
理由もなく高鳴る胸にぎゅっ、健太の顔を抱き寄せると、深い森のなかで悲しい叫びを上げ続ける小夜の声が聞こえたような気がした。
END
投下終了
素晴らしい…、引き込まれる内容にGJ!
>>86-87の続きです。 無駄に導入長くなってしまいましたが
エロあり 本番なし 前半部とギャップありです。
父と娘 2話
夕日が沈みゆくなか私達は街の中心へ進んでいく。
娘は楽しかった遊びを思い出すかのように早足になっている。
私も置いてかれないように繋いだ手に少し力を入れ大またで歩く。
「お父さん遅いー もっと早くー」
やはり体力が無い。少し息を切らしつつも20分ほど歩いた頃だろうか。交通量が増え通行人の数も増えていく。
中心の大通りへさしかかる少し手前とても大きなホテルに入った。
かけよったボーイから手をふり一番奥のエレベーターへ私達は乗りこむ。
私は持っていた鍵でボタンの下にあるパネルを開きスイッチを押す。
エレベーターは30階までしか表記されていないボタンを通り越して31階へつき
開いたドアから建物内の様子が見えた。
高い天井からはきらびやかなシャングリラがオレンジに室内を照らしている。
右手には精緻な細工を施された噴水が空気を湿らせている。
細かな調度品一つ一つが下のホテルよりランクが高く壁一つ比べてもタイルと大理石の違いがあった。
正面には遠めからも柔らかそうなソファーが並べてあり3人の少女と4人の男性がいた。
一人の少女はテーブルに置いてある酒をグラスに注いでいる。
「できましたです。どうぞです」
別の少女は男性にしなだれかかりながら男性の腿をくすぐるように撫でている。
「おじ様、それともお父様がいいかしら。好きなほうを選んで……」
ここにきたのが初めてだと思われる男性はとても落ち着きのない様子だ。
何度か見覚えのある男性は少女を膝に乗せその豊満な胸を揉みしだき酒をあおっている。
「やぁ、あぁ ん おじさまの手ゴツゴツして気持ちいい……」
娘は少しだけ表情を固くすると私の手を握り直す。
「お帰りなさいませ。旦那様 お嬢様」
フロントからスーツを着た男性が出迎える。物腰は丁寧だがスーツの上からでも
見てとれる鍛えられた体と身にまとう雰囲気は一般人ではありえない。
過去にはホテルマンでもガードマンでもない別の職種についている男だろう。
いやフロントが仕事に含まれているだけで現在もその職種なのかもしれない。
「お食事はすぐにご用意できます。他に御用事がなければお部屋でお待ちください」
娘にお腹は減ったかいと?問いかけるとすぐ返事がきた
「うん、お腹すいた。ご飯食べたい」
食事を承諾すると自分達の部屋へ向かう。
フロントから右へ向かいエレベーターに乗り込む。
部屋は7階にある、正確には37階なのかもしれないがこのホテルは
30階より下の世界と一緒にするには異質すぎた。
ここには政治家や医者、裁判官、弁護士、マスコミ幹部、大手企業の上層部等の
社会的地位が高い人物が集まっている。
ほとんどは男性だが少数ながら女性もいるらしい。
私は彼らのような著名人とは比べるべくもない男だがこのホテルを利用するようになった。
ホテルは紹介制でこれを利用する人物は例外なく資産家だ。私も小物ながら末席を汚している。
ホテルは少女達をあらゆる手段で集め少女達は資産家達からあらゆる手段をとり富をまた集める。
部屋にこもり春を売る少女、ただただ訪れる資産家の話相手をする少女
資産家の娘となり献身的な愛を精神的にもしくは肉体的にも奉仕する少女
逆に資産家のほうが隷属的と言ってもいい関係もあるらしい。
少女達は専属であり一人一人の資産家と契約する。
集めた少女達は教育を施され最低限必要な性技や礼節、心構えを覚えこまされる。
専属が決まっていないもしくは教育課程が修了していない少女はフロントで訪れた客の相手をしてたりするようだ。
少女達はここに囚われているわけでもなく普通に学校へ行っているし別に自宅もある。
ただそこは少女によって状況が違うらしく、実の親もあれば養子の場合も一人暮らしや関係者の家に住んでる場合もあるそうだ。
聞いた話では集めた少女を通わせる女子校すら用意したとか。
なんにしろ少女達は資産家に囲われその体と心を貪られ続けるだろう。
ここホテルニンフェットは金と権力と良心を生贄に禁断の果実を食い散らす罪人の魔宮である。
もっとも捧げるほどの良心は持ち合わせてないかもしれないが。
7階のエレベーターへ到着した。
左右に分かれた道を右に進み704号室の鍵を開ける。
ふわっと薔薇の香りが広がっている。入り口に飾られた薔薇が瑞々しい。
部屋は広く内装は入って右手に浴室がありトイレ、ジャグジー、ガラスと鏡に覆われたシャワールームがある。
ジャグジーは例え私が二人入っても余裕がありシャワールームも同じように広い。
部屋の中心には大きなベットが一つ 片側にはテーブルと椅子が二脚 もう片側には
大きなモニターと衣装入れ、ドレッサー 複数の引き出しのある棚が置いてある。
構造そのものは通常のホテルとなんらかわりないがどこにも窓が存在しない。
普通ホテルの部屋は緊急避難のため窓かベランダがある。
だがニンフェットはホテルの中心に隠された所であるためホテルの部屋に
囲まれており窓のある開けたスペース等用意されていない。
「疲れたよー」
娘はそのままベッドにダイブ フカフカと柔らかいベッドに体が押し込まれ
キャミソールに包まれた胸がベッドと体重に押し込まれ横に広がる
娘はベッドの柔らかさを楽しむように顔を擦り付けてモフモフしている。
私はその横に座りこみ娘の頭を撫でる。
「ん……」
指は絹糸のような髪を抵抗なく梳いて飛び込んだ勢いでばらついた髪を整える。
感触が気持ちよく髪を整えた後もゆっくりと撫で続ける。
「はぁ あ……ぅあ」
幾ら撫でても飽きない。手のひらで頭の形をなぞるように動かしうなじをくすぐるように指を走らせる。
「ふ あっ…」
娘は顔をベットに押し付けたまま動かない。私は向きを変え撫でていた手を頭から耳へ変え
柔らかい耳たぶを親指と小指でつまみ擦り他の指は耳の中をかき回す。
「〜〜〜んぅ」
娘を顔をいやいやするように少し振るが大きくは動かない。
私は右手で耳を弄くりつつ左手をその背中に乗せた。
背中から高い体温が伝わってきてキャミソール越しからブラジャーのフックが指にひっかかる。
気にせず左手で肩甲骨から背骨にかけて撫で余計な脂肪のない背中は背骨の感触を通す。
背骨を通り道に進む指は腰骨を通りホットパンツに包まれた尻へ辿り着き―――
「はぁ ダメだよ お父さん……もうご飯だよ……」
少し息を荒げる娘の言葉を無視し左尻を握り締めた。
「やぁ……!」
小ぶりな尻はホットパンツ越しでも指の形に歪み柔らかい弾力が伝わる。
張りのある尻を手で揉み解し耳を弄くっていた右手はキャミソールを背中からまくりあげる!
「お、お父さん!」
娘は驚き体を起こそうとするが尻を押さえられ上体しか上げる事ができない。
私は起きた上体を抱き娘を正面にひっくりかえす。
長い髪は体に巻きつくように流れ、半分以上まくりあがったキャミソールは豊潤な胸の頂にひっかかり
可愛いブラジャーを大きく露出させた。汗ばんだ肌からは甘い香気が漂ってくるようだ。
見上げる瞳は驚きとわずかな期待、そして男を誘い込む色気が内包された宝石のような光をはなっている。
私はあられもない姿の娘に向かって告げた。
「……私は、いや俺はもう我慢できない」
「けどまだシャワーも浴びてないし……」
「後でいい」
「お腹も空いちゃったし……」
「後でいい」
「――えーと」
俺は口ごもる沙耶を上から抱きしめる。大きな胸が体の間で押し潰されながらも耐え難い弾力を押し返してくる。
右手で沙耶の顔を固定しその唇を吸う。
「んっ…………」
触れた唇は柔らかくわずかに開いたその中へ舌を挿入する。
「んっむ ふ……ちゅ」
沙耶の口内は小さく狭い。入れた舌はその口内を隅々まで味わい尽くす。
触れ合った舌は互いに巻き付き絡み絶え間なく溢れる唾液を攪拌していく。
尖らせた舌でつっつきあい溢れた唾液を嚥下し嚥下させる。
「ちゅ……ちゅ……んぁ んん」
どんな美酒もこの甘さを越えることがあろうか。
俺は夢中で舌で沙耶の舌を擦り唾液の分泌を誘う。
舌は舌同士で触れる時性器へと変わる。
沙耶の口内から溢れる蜜を吸出し、唇の裏を舐め取り舌の裏側からも貪欲にかきだす。
「ん―――――」
舌を抜きだすと俺の唇と沙耶の唇から滴る線が通った。
沙耶は詰まる呼吸と情欲に目を潤ませ俺を見上げた。
「お父さん……服脱ごっか」
俺はスーツシャツズボンパンツを三息で脱ぐと自らも脱ごうとする沙耶に言った。
「俺が脱がせるから動くな」
へっ?っと座った姿勢で固まる沙耶の背中に手を回しブラジャーのフックをはずした。
キャミソールはそのままでだ。
ブラを抜き取りそこらへんに放り投げると、正面から左手をキャミソールの中に入れて右胸を撫でる。
「ひゃぅ」
右手はキャミソール越しに右胸を揉みしだく。
「あぅ」
低い身長に見合わない胸は私の手に余るほどの大きさながら十代特有の張りで指を押し返してくる。
左手で脇から胸の根元をほぐすようにし、重さを支えるように下から押し上げる。
「は、恥ずか……!」
胸の膨らみはキャミソールを破れんばかりに押し上げ、すでに立っている乳首が自己主張を始める。
右手はそのまま胸を揉みしだき、薄いキャミソールを押し広げる胸は自在に手の形へ変形する。
「あぁ……あ、あ んっ!」
キャミソール内に入れた両手で乳首の先端を人差し指と中指で掴み引っ張り上げ
固くなった乳首をこりこりと苛める。
「いやぁ…………」
覚えたての小僧のように両手で胸をしっかりと握りしめ好きなように弄んだ。
乳房を両手で押すと溢れんばかりの質量がそれ以上の弾力で手を押し返してくる。
「はぁ……ふぅ」
乳房を握り薄手のキャミソールから指の形に影ができるのを沙耶に見せ付ける。
「恥ずかしいってばー!」
乳房を何か挟むように真ん中で押し付け上下に動かし擦らせる。
「するの…………?」
胸を握られた体勢のまま沙耶は体を少し後ろに傾け胸を突き出す体勢を取る。
俺はキャミソールをめくりあげ胸の上に押し上げた。
立ち上がり細い肩を両手で掴み豊満な胸に自らの物を勢いよく差し込む!
「ひゃっ!」
沙耶は振り落とされないように俺の腰を掴む。
亀頭が下から乳房を押し上げ先走った先端が胸を汚していく。
ひたすら腰を使い胸の間を摩擦し続けて腰からぶつかる
「あぁん あぁん んぅ〜〜〜」
俺の体重に沙耶の体は儚げに揺れ、揺れ幅をも快楽にパイズリを続ける。
SEXのように腰を使い双乳を肉棒全体で味わい、腰を回すように動かし
重量ある乳房を肉棒で擦りねぶり持ち上げ刺し埋める。
「―――――はぁはぁはぁ んぅ」
勢いに沙耶は息を荒げるが容赦しない。容赦する余裕がない。
掴んだ肩を股間に引き寄せて、膨らんだ乳房へ肉棒と玉全てを埋め込むように強く押し込んだ。
生クリームに挿入したかのような崩れる柔らかさがモノ全体へ走り、大きな胸に見合わない
小さな固くしこった乳首が俺の太ももをくすぐる。
あくまで柔らかくそれでいてどんなに腰を使っても崩れない乳房は先走りと汗を潤滑油にして
胸の中心を淫らに染める。
あまりに熱いゼリーに包まれるような快楽で腰の力がわずかに抜けた。
腰を離すとピンクから赤に染まった肌からネバりけのある液が肉棒と線を繋ぐ。
「う〜〜〜」
自らの胸と肉棒から繋ぐ線を見て沙耶は顔を赤らめた。
だが羞恥を振り払うかのように頭を振ると
「お父さん こうやったほうがもっと気持ちいい……?」
自ら胸を両手で脇から抱え上げ挟み込むように準備を整えた。
「縦パイズリだな。沙耶は俺の好みをよくわかっている。」
頭を優しく撫でてやる。
「……?―――うん!」
行為自体はよくわかってないようだが褒められたのはわかってるらしい。
腰を落とし両肩を掴みなおして、沙耶の中心へ挿入した。
「あぁあー!」
先端の乳首を入り口に亀頭が門を開くかのように突き刺さる。
肉の重圧が尿道を押し亀頭を挟み幹が擦り抜ける。
じゅくっじゅくっと鈍い水音がたつ胸はまる性器を犯しているかのよう。
「うぅん」
挿れる時はつつき込むように、抜き出す時は張り付くように肉棒を感じさせる。
沙耶が自ら抱え上げた胸で強く肉棒を押しつぶしその重量を倍化させる。
腰を振るリズムに合わせるように左右の胸を上下に揺らし別の刺激が加わった。
もう限界が近い。
「強く挟んでくれ!」
沙耶は言葉通り胸を横からぎゅっっと締め、俺は谷間の奥まで肉棒を突き刺し
猛るモノを爆発させた。
「……お父さんのあったかい…………」
双乳が強く挟み込まれ激しい精液の奔流が胸の奥にたまっていく。
沙耶はそれを楽しむかのようにどくどくと吐き出し続ける肉棒を
谷間で挟んで根元から手前までマッサージを続ける。
搾り取られた肉棒はゆっくりと力を失い、沙耶は上気したピンクの肌と
白いコントラストを見せ付けるかのように谷間を開いた。
目指したのはエロマンガ的パイズリ描写です。
それに限らずエロ全般ですが自分の趣味が特殊なので
なにかしらアドバイスがいただきたいです。
>>145 大好物です、その調子で書いて頂けるだけで幸せです。
おっぱい大好きなので、続けて下さい。
お願いします。
>>146 おおどうもです。ロリ巨乳が好きでしょうがないので
時間かかりますができるだけそれを活かす方向で書いてみるですよ。
思ったよりなんか楽しい
>>138
gj!!だが乳責め主体のもっと淫靡なリンチも見たかった
保管庫更新!!
保管人様御苦労様です!!
おおー載ってるぞー
>>138 見事に世界観を融合させてみせたミックスアップの前作ともどもGJでした!
最後のキスシーンで思ったんですが、そういえば紗英ってシバケンよりも身長高いんでしたっけ。
ていうかこれが二人のファーストキスでしたっけ??
>>151 レス失礼します。
東小レギュラーのサイズ挙げておきます。
キスは…三回目位ですw
※業務連絡※
>>暴走ボート様
緒方嬢と紗英の話、少し書いて宜しいでしょうか?
白瀬紗英
162センチ 83-56-83 Eカップ
芝浦健太(シバケン)
155センチ
後藤祐平(ゴトー)
148センチ
桜井慎之介(桜井)
159センチ
沢田由麻(ユマ)
148センチ 79-60-82 Cカップ
岡崎真奈(マナ)
145センチ 74-58-79 Bカップ
岸谷絵梨(エリ)
150センチ 77-59-80 Bカップ
『東小シリーズ』レギュラーのボディサイズです。
拙作西小キャラクターの設定は全て◆selJPZyjjY様『設定資料集』に準じます。
誰か挿絵でも描けばいいのに
以前URLとかあったけど巨乳小学生好きな絵師ってそんないないんよねー
pixivでも巨乳小学生でのヒット数59件 ロリ巨乳598件と微妙 件数被ってるし
少ないだけならまだしも昭和の絵みたいな下手さな奴が多いしな
み、みむだを馬鹿にするな 巨乳小学生ってだけで脳がエンドルフィン
出しちゃう奴もいるんだぞ!
なかなかニッチだからねロリ巨乳
もちろん文字通りの意味でのロリと巨乳はね
保守兼ねて現状報告と連絡を。
プロットを再検討した結果、やはり決闘少女空間は次回でも最終回に届かず、全6回になってしまいそうです。
せめて早めに投入できるよう、努力していきたいと思います。
>>52 遅ればせながら……
当方SS内での千晶と真理の関係については、決闘少女空間を通して多少の変化はありますが、
最終的には真理初登場のS.O.Sの方向性へと近づいていくことを予定しております。
両者の関係における基本的な方向性に劇的な変化は生じさせない予定ですし、
そもそも真理自体SDSさんからの借りているかたちなので、ご自由に描いていただければと思います。
新作投下を心待ちにいたしております。
こちらは決闘少女空間後も各種のネタが押しています。夏休みに入れるのはいつのことやら。
>>160 初イラスト化乙!!
俺も思わず画材引っ張ぱりだしちまったが…
なんか凄いノキター ペアルックだ
やっぱこのスレは別格だな、なんかひとつのもの?てか世界みたいなのを造りあげてってる感じがスゲー
千晶かわええな
早く朗らかな谷川千晶がみたい
千晶よりも明の主人公っぽさが光るな
166 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 22:46:20 ID:g2f2BqMt
暴走ボート氏、小説書いてるかな…
いろいろあっても、結構作品は好きだったのに
ごめんageちった。
>>166 書いてたときにレスしてやればよかったのに…
でも散々迷ってレス付けないことってあるだろ?
特に他所で書いてたりすると。
そのときGJしなかったのならお前にとって所詮それだけの相手だったということ
いつまでも引っ張る話じゃないわな
基本は一期一会
延々と野球の試合しかやってない気がしたからスルーしてた。
ごめん…
投下開始です
今回は純粋な水着会で前後編となります
前編投下 とにかくキャッチ 夏休みの楽しい一日 午前の部
ソフトボールの戦場に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、白と赤のユニフォーム。
短めのホットパンツからは白魚のような足を露出させ、豊かな胸もとを泥まみれにしながら激しく揺らして走るのがここでのたしなみ。
ここは東日本最強ソフトボールサークルリリアム。ここは、乙女たちの楽園にて地獄。
とにかくキャッチ 夏休みの楽しい一日 午前の部
ACT25
夏休み真っ盛り!
おとといは決勝だけに相手もかなり強かったけど何とか勝てて夏大会制覇!
これで秋に決戦とタイガーソウルとの約束は守れそうだった。
そして今日私石引優子は小倉監督達から聞いていたとおり
沙織の家が経営しているプール遊園地を一日貸切にしてもらって遊びに来たのだ!!
ちなみに私は今付けている水着は
ライムカラーな競泳水着……本当は遊び用にもう少し可愛いやつが良かったんだけど
リリアムの合宿とかの影響、お小遣いの影響などの兼ね合い
無論去年の水着は胸の大幅なサイズアップで着れなくなっちゃったからな……
それに色のせいかアンダーを付けてもおっぱいの形やら乳首にあそこが少し浮いちゃうのがね
陰毛がないのは救いとはいえ…競泳水着だから食い込みもきついし
実は私たちリリアムだけでなく光陵メンバー達と合同で遊びなのだ
だが仲間内ならまだしも、100歩譲って土生や知り合いになった赤松君ならまだしも
ちょっと顔を合わせただけの光陵男子メンバー前でボディラインの丸わかりな水着は少し恥ずかしかった。
94cmの胸と91cmのお尻にくわえて、数値以上にむっちりしたお腹周りとか
太ってはいないけど少し引き締めたいなと思う私だった。
最も光陵メンバーの殆どは、ウォータースライダーにいったり、リリアムの娘と一緒に泳いで遊んでいる。
西小・東小・付属小の区別なく楽しそうにしているメンバーをほほえましく思いながらも
私の隣には光陵メンバーのエース、そして私の…
「凄いね〜神楽坂キャプテンって!こんな物件まで持ってたんだ!!」
私の大事な幼馴染の理奈が私の隣に立ちながら、広大な遊園地に驚いている。
実際私もここまで広大で施設が充実しているとは思わずびっくりしていたのだが…
実を言うと光陵とリリアム合同で遊びに来たのはいつぞや光陵が私達リリアムと練習試合をしたお礼という事で
少し遅いがカンカン照りの暑さで時期としてはぴったりなプレゼントだった。
また理奈も水着装着済みで、スポーティなタンキニ水着だった。
上半身は白いビキニで下半身は花柄の可愛らしい柄の上から更にパレオを装着している
下半身は締まっているがスラッと伸び、胸は102cmのJだけあり
水着からはち切れそうなほどむちむちしたとっても扇情的なもので
全体的なアスリートとして付いている筋肉と、母性溢れる小学生離れした爆乳は流石理奈といったところか。
理奈が言うにはその水着は前もって理奈のお父さんが家にいる間買ったという話だった。
そして光陵だけではなく見回すと離れた所に見慣れぬ男女がいた
私達には内容は分からなかったが話をしている様だ
「豪快な人ね神楽坂さんって…でも少し場違いかもね私達?
カナたんの事とかあるとはいえリリアム主催で直接関係ない私達も一緒でいいのかしら健太?」
遠目からでもはっきりとその女の人の美しさは分かった
黒いビキニの綺麗な…私達アスリートとはまた次元が違う凄くきれいな人
きゅっと引き締まったウェストとヒップ、白くて長くて綺麗な足
そして程よく上品ながらツンと張っているバストが素敵だったのだ
そして連れの男の人も口を開いているのを確認した。
「まあいいじゃねぇか紗英。神楽坂があの一件で分かった事があるから来てくれって話だしよ
それに土生たち光陵がいるっていってもちょっと心配だからな…色々な意味で」
と男の人のほうは武術でもやっているのか、かなりがっしりとした体形
お揃いの黒色海パンが変に様になっている。
そして女の人の方は初対面だけど、私でも名前だけは知っていた…
そんな事を思っていたら真横からひっつくように久美が現れた
久美はシックにラインストーンの付いたブラウンのワンピースで
久美の均整のとれた体をとても美しく見せている。
基本的に私は久美の姿は普通の私服とユニフォームと裸しか見ていないから
こういったおしゃれな水着を付けている久美も理奈とは違う意味でドキドキする。
そんな私を見ながら久美は話し始めるのだった。
「ほー実物を見るのは私も初めて……お姉さまがファンだって言ってたから私も名前覚えてるよ
『Tesra』でモデルをしていた白瀬紗英だね。ちょっと前からウチに転校してきたんだよ。
どういう経緯でシバケンさんと一緒なのか知らないけど…」
と私の腕は久美の胸の感触を感じながら私もなんでだろうという表情になるが
その答えは意外にも理奈から出してくれる
「白瀬さんの事は私もモデルやってたって事しか知らないけど…うちの緒方さんがモデルやってた頃の親友なんだって」
親友かぁ…だから緒方さんがこれない代わりに
白瀬さんとあの男の人…シバケンこと芝浦健太さんが来たんだな。
確か芝浦さんは私達西小の間では‘東小の魔王シバケン’と呼ばれていて
八坂先輩や谷川先輩達と良くケンカしたり、市立緑化公園で西小の児童相手に暴れたって聞いてるけど…
ただ少なくても芝浦さんは戦争とは無関係な西小生徒には直接的な暴力は振るわず
ましてや意味もなく谷川先輩以外の女の子を殴ったりしない硬派っていうのは沙織から聞いてるからな…
なるほど…背丈は私とそんなに変わらないと思うが、遠目から見ても彼から凄い威圧感を感じる
失礼とは私も思ったが白瀬さんと芝浦さんを遠目から見ながらだが、理奈から話は続き
「それと以前緒方さんの事で白瀬さんが野球をやめさそうと翔に突っかかって揉めて
翔と芝浦さんがケンカになりかけたけど、何とか翔が白瀬さんを説得して
白瀬さんは緒方さんを応援してくれる事になったの」
と土生と白瀬さん、そして芝浦さんとの顛末を教えてくれる。
それを聞いた久美は
「なるほどそのつてで知り合いになって、今日緒方さんの代わりに合流したってわけね。
それにしてもあの二人付き合ってるのかな?」
と私も理奈も答えようのない事をいきなり言いだす。
私達は顔を見合せながらも、まず私から口を開く
「さあ?私も理奈も西小何だから、東小の久美が知らない事私達が知ってるわけないよ」
と正直分からないといい、理奈も
「同感。詮索好きは嫌われるよ大泉さん」
詮索しようとする久美に釘を刺す。
そんな理奈の言葉に矛先を変える気になったのか…今度は理奈に対して久美は
「はいはい。じゃあ野村さんってぶっちゃけ土生とどこまでシタの?
おっと!おとぼけ抜きで答えてね、野村さんのあそこまでくそ早い投球を
土生があそこまで的確に取れるのは一つになった事があるからでしょう?
野村さんが南海リトル相手にこの間パーフェクトゲームを決めた投球以上に
私達との試合の球の伸びや速さは何かなきゃあ説明がつかない」
と矢継ぎ早に土生と現在どういう関係になっているのか聞いてくるのだった。
まあ久美だったら私が特に二人の関係について言わなくても気がついただろう
この間南海リトルの試合に私・久美・沙織・鷲沢副キャプテンの4人で見に行ったけど
理奈の投球に全く打者が付いていけなかったのは、正直驚いたし
この間の私達との試合ではそれ以上に理奈の投球は速さとキレが乗っており
かつ理奈の投球と土生のリードを見ていれば
ただのチームメイトの関係ではないなと分かりそうなものだ。
理奈だったら土生の苦境とか全て飲み込んで一緒にやっていきたいと思うだろう
実際Hな事とかしてるかどうかを知るのは、私としては吹っ切れたとはいえかなり複雑だけどね。
因みにその試合結果と理奈のインタビューの乗っていた週刊MAXを私も見つけてリリアムに持ち込んだのだが
鷲沢副キャプテンも律儀に買っていて、理奈の事は一躍リリアムの話題になった
最も久美は理奈と比較されているようであまりおもしろい顔はしていなかったけどね。
そんな突拍子のない久美の発言に対して理奈は
「えーなんで大泉さんに翔と私がどこまで進んだのか言わなきゃいけないの〜
優子何とかしてよ〜」
と私に泣きつくも、久美から理奈に近寄り耳元で囁くように
「やっぱりお盛んなんだね野村さんって。土生のチン毛口にひっついてまぁ……」
とからかうように発言するがその真意は…
私はまずいと思い理奈を黙らせようと思ったがその前に理奈から答えてしまう
「違うって〜昨日は翔のおちんちんおっぱいで挟んでおっぱいべたべたになるくらい出してくれたよ
口で処理したのは一昨日で翔のおちんちんの毛ひっついてるわけないのに」
とバカ正直に答えて久美のひっかけに乗ってしまう
更にダメ出しとばかり久美は
「じゃあさ〜土生のおちんちん加え込んだのいつよ野村さん?
それから回数は?これは野村さんに対して忠告だけど毎晩毎晩やりまくりだと
キャッチャーやってる土生の腰が持たないんじゃないの〜週4くらい?」
とおやじ丸出しで理奈と土生の性交回数などを聞いてくる
勿論理奈は完全に顔真っ赤状態で
「うもぉ!なんなのよ大泉さん!!じゃあ大泉さんこそどうなのよ
大泉さんだって優子といつもHなことしてるんでしょ!私ばっかり聞かないで大泉さんだって答えてよ!!」
ゲッ!!こっちにまでお鉢が回ってきた、久美のアホめ……
あまりに生々しい理奈と久美の会話を聞いていた私だったが、ここにきて今度は私も巻き込まれるのは確定となった。
そんな私の苦悩を全く知らず、久美は勝ち誇ったように言ってのける
「そりゃ練習が終わったら毎晩毎日よ!
いつも優子と沙織お姉さまとHなことしてるんだから!!」
いばりんぼのポーズのまま指を高々突きあげてはっきり言う。
ああ…本当に馬鹿…周囲には私達しかいないとはいえ、理奈に対して馬鹿みたいに向こうを張るのかな〜
そんで答えたぞとばかりにまた久美が理奈に対して
「じゃあ野村さんはもっと詳しく土生とHしたか教えて頂戴?
私はちゃんと答えたわよ野村さん!!私は野郎とHする事は大人になるまでないんだから
土生とのHがどんなのか教えてよぉ!!いいでしょ減るもんじゃないんだし」
とひたすら久美は理奈にしつこく食い下がる
流石に理奈はこの場で私と久美に対して公開性交告白は無理と判断し
「減るからやだ!いい加減大泉さんを何とかしてよ優子〜」
と久美から離れて私の背中に隠れるが、理奈のむっちんむっちんバストが私の背中に当たる
ただ久美も負けてないのか
「だ〜め!!教えてったら〜ほら優子からも野村さんの秘密聞き出すようにしてってば」
私のおっぱいに自分のおっぱいをひっ付けながら、理奈に迫る
理奈のむにゅむにゅおっぱいと久美のぷりぷりおっぱいに挟まれて幸せだったのか
私の乳首やクリトリスもしっかり硬くしこっていくのが水着上からはっきりとわかり
私も打つ手がなくなるのだが…助け船は遠方から現れる。
土生は芝浦さんと同じような海パン
そして沙織の水着は流石に露出が凄かった…藍色のスリングショットなのかな?
胸の恥ずかしい所だけ隠れる程度の面積だけで、よこちちなどしっかり確認できる
下半身もなんとか陰部が隠れる位だけの生地しかなく
お尻の方は美味しそうなお尻がプルプル揺れている
おそらく背中は本当に紐だけで、お尻が丸出しなのだろう…
勿論これだけだったらただ下品なだけなのだが
沙織がつける事で妙な気品というものもあり、Hなだけではなかった。
土生もそんな沙織に対して流石に落ち付かないのか沙織とチラチラ横目で見てしまっていた。
まあこれは土生じゃなくても見ちゃうよなこれは誰だろうが……。
だがまず土生から話しかけたようだった
「すいません神楽坂さん……俺達まで招待してもらっ…て」
顔を赤くしながらぺこりと頭を下げたのは私達も確認した
そんな土生に対して沙織は
「いえいえ。土生君や光陵の事とかには私達も勉強させて頂きました
せめてこれ位の事はさせてください」
と土生を宥めている様だ
状況を見れば年上の女性とお似合いの男の子という図式
土生の表情も沙織を見てかなり鼻の下を伸ばしているのが遠目からでもわかり
私が見れば結構ほほえましい光景なのだが
「土生……」
「……翔」
久美も理奈も土生に対して露骨に不機嫌な表情となり、理由こそ違うが妬いている様だ…
ご愁傷様……土生
今までの事を忘れて二人は私から猛ダッシュで離れ、理奈は土生に、久美は沙織に
駆け寄って話しかけるのだった。
「お姉さまぁ!その水着お姉さまが全部出ててお美しいです!!
土生と何を話していたんですか?というより土生!!あんたはお姉さまを見てデレデレしない!!」
「翔。神楽坂さんと何話してたの?私がいるのにスケベな顔しないでよ!
そりゃ神楽坂さんの水着と色気には勝てないけど…おっぱいだったら神楽坂さんにだって負けてないんだから!!」
やっぱり私が思ったとおり声は私から聞こえないが土生は訳も分からず理奈と久美から攻め立てられるのだった。
ACT26 Sied A
そんな大騒ぎを私は知らん顔しながら離れ、一人で泳いでいたが
そんななか、折運悪くスライダーで滑っていた女の子と正面衝突をしてしまう。
「あだっ!!」
「キャッ!」
私は水中でその女の子に押し倒される格好となったが意外と役得であった。
その女の子はピンクのフィットネス用水着を付けており
私以上に水着と肉体が密着し3サイズや体の凹凸が激しく出ていた
更には下半身のスパッツ生地にぱっくりと美味しそうなわれめがはっきりくっきりとわかってしまう。
そんなスケベな格好に加えて
小柄な少女にしては豊かな胸が私の胸と潰れて胸で疑似パイズリをしている興奮が走るが
このままだと言葉通りの意味合いで天国にイッてしまうので少女を抱いたまま水面から顔を出す。
「ごめんなさい石引さん。ついはしゃぎすぎちゃっいました」
その少女はすまなそうな表情で謝る…そうこの少女は私も見た事がある
光陵在籍の4年生瑞原勇気ちゃんだった。
確か勇気ちゃんは腰が細いから…80のFだったかな?
それと勇気ちゃんの容姿はかなり可愛い事もあるが、それ以上に小柄だがどこかたくましかった。
たとえて言うなら私がたまにやる格闘ゲームにでてくる
レオタードに身を包む女の子を思い出させる…体中についている傷もそれっぽい
まあその傷は虐待とかじゃなくて昔やってた空手でついた生傷だって言ってたっけけな
それに野球の経験は乏しいとはいえアスリートとしての素養は土生並みという逸材だ。
そんな勇気ちゃんのプロフィールを思い出しながらも私は
勇気ちゃんの胸の感触を味わい、3サイズの方も思い出していたが
ぶつかったのは私も同じなので。
「いやいやこっちこそ気がつかなくてごめんね勇気ちゃん
それにしてもくっきりあそこの割れ目わかっちゃう?大丈夫??」
と謝りながらも勇気ちゃんのフィットネス水着は完全におまんこが浮いていた為
そのままで大丈夫か聞いてみる。
勇気ちゃんはにこにこと笑いながら
「ああこれですか?私の場合は出来る限り薄手の方が好きなんです」
笑いながら私に対して答える勇気ちゃんの話は続き
「それにかったるい時とかいつも上半身はだけてますから別におっぱいの形が分かったり
ましてやおまんこがくっきりしたって全然気になんないですよ」
と言ってのける。
そんな大胆な勇気ちゃんに対して私は
「そうなんだ。まあそれだったらそれでいいや、今日は楽しんでって…」
と口を開くが水しぶきが思いっきり私にかかる。
「何?誰か来たの?」
とうろうろ見回し、手で顔にかかった水をぬぐうと男の子がそこにいた
確か光陵ナンバーワンの俊足で名前は…
「おお邪魔になっちゃったかな?カジウラくん」
と声をかけてみるも、ちょっと不満そうな顔になり
「待て待て名前違ってるぞ。俺は橡浦(とちうら)でカジウラじゃないよ石引
それと話しこんでたら周りの人も迷惑するし何より危ないから気を付けてくれよ石引・ユキ」
と苗字を間違っていた事と迂闊にも入り口近くで話しこんでた事を怒られてしまった。
「ごめん橡浦」
「ごめんなさいチュウ」
と二人で少しスライダーから離れて謝る
そんな私達の謝罪を聞きながら橡浦も
「ああわかってくれればいいんだ。石引達は秋ごろタイガー何とかと試合だし
俺達もあいつらを…巨神を兄貴や姉御そして俺にユキ…デカブツとか大事な仲間たち
みんなで倒さなきゃいけねぇんだ。
思わぬ事で怪我するわけにはいかないからな俺達は」
許してはくれたようだが、思いのほか真面目な表情で怪我に対して注意しろと彼は言う
横を見てみると勇気ちゃんは少し悲しげだ…勿論橡浦から単に注意されたからではなく
もっと深い事情があるのだろう
勇気ちゃんさっき橡浦をチュウと呼んだ所から見て結構親しげだし…
理由はちょっと怖くて聞けなかった。下手に触るとメンタル面云々以前に
張りつめたものを傷つけてしまいそうだったからだ。
まあ私達を本気で心配してくれた事は嬉しかったので
「ありがとうね橡浦…ちょっとはしゃぎ過ぎてたかも
確かに土生だったらこんなときでも怪我とかしないように気を付けるだろうしね
土生の周りにこんなしっかりした人間がいるのも光陵の強みかもね」
とお礼と改めて反省の言と橡浦に対しての賛辞をいう
そんな私の様子に少し照れたのか
「よしてくれよ石引。照れるじゃねえか。兄貴がいるから今俺は野球をしているんだ
それとそういう石引の素直な所は姉御に似ているのかもな…じゃあ気分を変えて今日は楽しもうぜ!
それとユキ!今度は一緒に滑ろうか」
橡浦は私にお礼を言いながらも勇気ちゃんの腕を握ってウォータースライダーに昇る
「うん。じゃあいっしょに滑ろうチュウ!じゃあ石引さんまた!」
勇気ちゃんも頬を赤くしながら橡浦についていくのだった。
そんな光陵第二のベストカップルを見守りながら、いつかは男の子と交際する日も来るのかなと私は漠然に思う。
少なくても今は久美が恋人なんだけどね
そして私はまたプールで背泳ぎを再開し空を見上げながら泳ぐ。
私の94cmバストの山を越えた空にはまぶしいばかりの太陽が照りつけていた。
そんな中私は土生・理奈・久美の奇妙な取り合わせの三人が歩いているのに目が合い。
ACT26 Sied B
「久美…野村さんどうしたのですか?まずは落ち着いてくださいな」
なぜだか知りませんが、私のお気に入りなお姫様久美と先日リリアムと試合をして頂いた
光陵のエース野村理奈さんが血相を変えて私の…というより土生翔平君の事で来たみたいです。
とりあえず私は二人を落ち着けてみます、これでは土生君も事情が呑み込めないでしょう。
少しお二人を落ち着けると土生君の方から口を開きました。
「大泉・理奈そんなヤマシイ事なんて思ってないよ……神楽坂さんの水着は卑怯だけど…」
と流石に土生君には刺激が強すぎた水着…褒めて頂けたことは嬉しいのですが
ちょっとこれではまた久美達が怒り出しそうでしたので
「私達はこの間の試合で話していただけですよ
それに…私は恋人の仲を裂くようなまねは決して致しません。それは保障してくださいな野村さん」
と野村さんの方を宥めてみます
野村理奈…確かに優子や鷲沢さんが一時期過剰に彼女を気にするのも頷けた
彼女の投球は去年私達が苦杯をなめたタイガーソウルのピッチャー九条萌葱さんと同等で
私達だけでなく4・5年生にとってもいい勉強になった。
体つきの方も女の子すらひきつけるほどの可愛さに加えて、私や優子すら超える爆乳
もしもソフトボールを選んでいたら良いチームメイトになった事だろう。
だけど彼女は野球を選んだ…そして隣にいる土生君と野村さんは
私達とはまた違う強い絆で結ばれているのだろう。
隣にいる土生君を少しうらやましく思うがこれもまた運命
そして私が一番大事なのは久美
それはどんな事があっても変わらないし、はっきりと言い切れる。
私はそんな事を思いながら様子を窺ってみましたが、野村さんの方から
「そこまではっきりと言い切れる神楽坂さんって素敵ですね
優子や大泉さん達みんなが信頼しているだけあります。神楽坂さんの前で怒鳴ったりして恥ずかしい」
と恥ずかしがる様子も可愛かったりしますが久美も口を開きました。
「当然!大当然!!それこそ私の…私達の神楽坂お姉さま何だから!!野村さん!
お姉さまがお美しく優美かつインモラルなお姿をされて鼻の下をのばす土生とは違うのよ土生とは!!!」
…日本語になっておらず調子に乗ってしまったようですので注意します。
「久美。そのようにむやみやたらと相手を小馬鹿にするようなことを言ってはいけませんよ
直接顔は知りませんが去年貴女を見くびって大負けした巨神の選手と同じになってしまいますよ」
とついでに少し土生君と野村さんも煽ってみます。
流石にお二人とも顔色が変わり
「ええリリアムとの試合。俺達の糧になりました!」
と土生君が私の顔をまっすぐ見つめ次に野村さんが
「私達も優子と大泉さんの様なコンビネーションをあの人たちとの決戦で見せます!!
それと……」
それと?
私は野村さんの言葉を待ち
「それとちょっと大泉さんはしつこい所があるので釘をさしてください
私と土生のHな事とかやたらと聞きたがるので」
と意外な告白を受ける…そして私は久美を見ると
何で告げ口しやがった〜と言いたげで野村さんを見ていたので…
「久美!あんまり野村さんと土生君を困らせてはいけません…そんな悪い子はお尻ペンペンです!」
と私の趣味も兼ねて久美のお尻を5発スパンキングしてみました
……
「痛かったですお姉さま〜ごめんなさい〜〜」
久美もお尻を抑えて謝っているので私は許してあげようと
「ええ可愛い久美…許してあげますわ」
と優しく声をかける…私に対しては甘えん坊な久美にはきついプレイの後に
優しく声をかけるのが一番いいと経験で分かっていました
流石に野村さんも土生君も少し声を失っていましたので、ゲストとの用事を果たそうと思い
「お恥ずかしい所をお見せしましたね…では後はお三方で遊んでてくださいな」
と私はプールを後にして白瀬さんとシバケンを待たせてあるゲストルームへと移動します
「ちょっと遅かったな神楽坂」
少し待たせてしまいましたのか…芝浦君ことシバケンはちょっと不満げだった
白瀬さんとの二人っきりだったのに邪魔だったのかもしれませんが…
「で神楽坂さん。礼の仇の事教えてくれない」
と白瀬さんは見えない友人の仇に苛立ちながらも、例の敵付属小の事を聞こうとするのだったがまずは
「そうですね白瀬さん貴女一人で私の家に訪ねてきた勇気に報いたいと思いますがその前に…
もう一人この場に入る権利のある方がいます…入ってくださいな鷲沢さん」
私の言葉とともに鷲沢さんが4人分のドリンクを持って入ってきます。
彼女の水着は黒字に炎の様な柄のファイアレッドのビキニで
たとえて言えばあのドリルを使うロボットアニメのスナイパーみたいに彼女の激しく燃える気性を表してます。
勿論下の方も引き締まりながらもむっちりしたラインの黒パンツがたまりません!
全体的に褐色のたくましい肌と思いのほか日に焼けてない為。白く女の子らしい豊かな胸も魅力ですね。
そんな私を見つめながら初対面のシバケンと白瀬さんを見て
「お待たせ〜沙織。
それとこの人たちがあのシバケンに白瀬紗英だね……
礼の課外授業の一件で聞きたい事があるって沙織が言っていたのは」
と前もって話をしていただけあり話をすぐに飲み込む。
ただ流石に初対面なのか白瀬さんから
「鷲沢さん?神楽坂さんこの人付属小の人??」
となんで鷲沢さんが来るのか首を傾げるも、シバケンが上手くまとめてくれました。
「神楽坂。権利って何か知っているのだな…それだったらその場にいるべきだと俺は思うけど紗英。
それといいのか鷲沢…あんたの事は俺も紗英も知らないけど…巻き込まれたって言うんだったら俺達もあんたの話を聞いても」
とシバケンは鷲沢さんに気を使いますが、鷲沢さんは
「いいぜ。元々うちの学校の不始末だもんな…あんた達には私の知っている事全て
話すべきだと思う」
と気にしないと断言してくれます。
以前私は付属小の課外授業の一件で白瀬さんの友人が被害をあった事を聞き
彼女の依頼を受けて、色々と付属小に通う私のお友達から聞き込みをしたり
私や光を浴びることのない草などで尾行などをし、決定的な証拠こみで犯人を確定できました。
勿論鷲沢さんが礼の一件に巻き込まれてなければ、ここまでスムーズにはいかなかったかもしれませんが。
私は4人分のドリンクを鷲沢さんにそれぞれ手渡しを頼んで椅子に座ると
鷲沢さんの名誉に傷を付けないよう事情を話します。
そんな話しながらで少し私は思い出していました。
ACT15.5 ver:S
「いったい何をしていたのですか鷲沢さん?リリアムのルールを忘れたわけではないでしょう?」
泣き…傷ついた優子を久美にまかせ、私は鷲沢さんと対峙していました。
野性味があり克女の子らしい豊かな体
こういう状況でなければお相手したいのですけどね
「ああわかってる…嫌がっている場合は無理やり抱かない…だろ?
かっとなった私が悪いのはよくわかってるさ…でも触られたくない事だってあるよ私だって…」
鷲沢さんが言うには野村理奈さんの気持を抑えることができず、つい下着を盗んでしまい
それを見破った優子に逆上してつい乱暴な事をしてしまったようです。
私はたぶんそれだけではないと確信していました。
白瀬さんが聞いた様に付属小らしき人たちが女の子を襲っている事を…
分かっていたのですがあえて言ってみました。
「残念ですね…貴女は付属小に沢山のファンや恋人がいるのにそれに飽きたから
無理やり女の子に乱暴してばれないように写真を取って脅すという趣旨替えをしたのですか?」
私はあえて挑発をしてみました、そこまで性根の腐った人間だったらリリアムの副キャプテンはおろか
練習とかにも付いていけなくなると分かっていましたが様子をうかがうために
流石にその物言いに鷲沢さんはかなり怒りを覚えたのか…憤怒に満ちた表情で私を見つめます
「違う!!その件は私だって巻き込まれた!!」
と言い返します
だけどその裏に何か別の…何かを隠すようなしぐさを私は見逃しませんでした
そもそも私は優子と鷲沢さんが揉み合っていた時。他の方にもばれたような物言いをしてました。
「じゃあその件について詳しく言っていただけませんか?
優子の一件だけじゃなくて…リリアム自体付属小の課外授業とかいう
ふざけた方々との諍いを持ち込まれたらみんな迷惑します」
もっと詳しく聞き出そうとしますが鷲沢さんは首を横に振り
「そんな私の恥を掘り起こしてどうしようっていうの?
私だってそんな事でリリアムを巻き込みたくないわよ!!」
と心を閉ざし話してくれそうにありません。
それだったら…今の鷲沢さんなら容易いか……
私は鷲沢さんに一つの提案を持ちかけます。
「わかりました。じゃあ話したくないなら今はかまいません
それと時間が押しているので最初に貴女が言っていた野村理奈さんの一件に戻りたいのですが」
私が“野村理奈”の名前を出すと、パブロフの犬のように鷲沢さんは顔色を変え
私に向きなおります。
それを見計らい話を進めます。
「練習終了後。久美と優子と勝負をしてもらいます
それで貴女が勝てば二人が納得しなくても、私の方からも光陵から野村理奈さんを
引き抜く交渉をしましょう」
鷲沢さんはまじめな顔で私を見つめながら、私が言えば優子も久美も嫌々でも首を縦に振るだろうと確信する。
だが…負けた場合は?そんな不安を私は見逃しませんでした。
「そして鷲沢さん。
貴女が負けたら全てのけじめを取ってもらいます」
とはっきり目を見ていいきります。
鷲沢さんはいぶかしげな表情で
「それは私に出て行けという意味?
あの二人がバッテリーとしてはあんた最強の駒だとしても私の事を馬鹿にしてるの??」
と選手としての自負があの二人に負けると言わんばかりの私の態度が癪に障るのでしょう
勿論今の鷲沢さんなら久美と優子の敵ではないでしょうが……
ただ勿論鷲沢さんを追い出す事自体それはそれであり得ない選択でもありましたが
フォローの為に私から口を開きます
「いえいえ。貴女抜きでは虎退治は無理です
鷲沢さん。少なくても私は貴女を選手として必要だと思ってますよ
不服なら久美達に勝てばいいのです…
それと久美と優子が“今の貴女にすら勝てない”のなら所詮あの二人の敵にはならないでしょうしね」
フォローをしたのですがつい鷲沢さんを小馬鹿にしたような態度をついとってしまいました
一瞬鷲沢さんはカッとしたようでしたが落ち付き私を睨みながら
「じゃあいいぜそれで!
私が勝ったら無理矢理でもあの二人を納得させるんだぜ沙織!」
と了解してくれる…そこまで見くびられてはというプライドがそうさせるのでしょう。
ただそれは夢想…現実を追いかける優子と久美の敵にはなりえない
そう私は確信していました。
ACT18 裏
あの後久美の体を何時ものように存分に味わい
私は鷲沢さんが全てのけじめをつけ家に帰ったころを見計らい電話をかけてみました。
「……はい。神楽坂様ですね……奥さまやお嬢様より貴女様の事は存じております
奈津お嬢様にお取次ぎますので神楽坂様しばらくお待ちください」
メイドの方からお取り付きをしてもらって頂き鷲沢さんに出てもらいました。
「もしもし。沙織?何の用?」
今日いえ…もしかしたら2.3週間ぶりになる快活その物の鷲沢さんの声
どうやら心残りは済ませたようです。まあこんな時に掘り起こすのも悪いのですが
白瀬さんの友人や東小・西小・付属小内で頻発している“課外授業”の権を聞くいい機会だったので
「同やら禊は済んだようですね。晴々したはずですよ鷲沢さん。
それと恥を掘り起こすようで悪いのですが…最近貴女も知っている…もしくは巻き込まれたと思いますが
例の女児の裸や下着姿を写真に撮って弄ぶ変態が付属小関係者らしいのです
私の所に態々来て頼みこんだ方や泣き寝入りを余儀なくされている人
そしてほっておけばリリアム内でも巻き込まれる方が出そうなので
知っている事全て教えてください鷲沢さん」
鷲沢さんの吐息が受話器越しに響きます、が意を決したように
「分かった!知っている事全部話す。実は……」
全ての事情を私に打ち明けて頂きました。
ACT26.3 Sied B
「なるほど…その三人が犯人なのね鷲沢さん」
一通りの話を私から聞いた白瀬さんとシバケンは鷲沢さんの方を見つめて
白瀬さん直々に確認を取る
鷲沢さんは
「正確に言うとリーダーはあの後それとなく周りの奴に聞く限り好きな女ができて
そういったことから手を引いた…それに結果的にとはいえあいつが私の助け船となったわけだし
まあ私だけならあいつの手前、あいつや取り巻きを弾劾する気もなかったけど
うちや東小・西小に例の二人がまだちょっかい出しているんだったら話は別。
あいつは…加賀はともかく、藤田と矢口の二人をかばう義務が私にないから」
とにべもなく告げる
確かに私も付属小の天才少年加賀桐也の事は聞いた事がある
彼なら女の子に訴えられたりしないよう二重三重の罠を張ることは容易いだろう。
幸運な事に彼に守るべき大事な娘。栗本沙耶さんと交際するようになって
課外授業から手を引いたというのは、私だけあの電話で聞いたが
シバケンも白瀬さんも知らない事実であった。
そして頭の切れるリーダーを失った取り巻きの藤田・矢口両名は二人だけで
場当たり的な課外授業を続けていたようだった。
そんな押し黙った空気の中
私は一連の証拠品をバスケットに詰めて白瀬さんに渡し微笑む
「これでその気になれば警察に事情を話して法で裁かせることもできますよ
それと…」
次に私は白瀬さんからシバケンへと目線を移し
「東小の魔王が直々に裁くのもよし」
そしてその気になれば…私は天井を見上げて
「逆に脅したり、全てをネットでバラして報復という手段もとれますよ」
と恐ろしい事を言ってみる。
流石にそれだと加賀少年どころか栗本さんという人まで巻き込みかねないと思ったか
鷲沢さんから話に割り込んでくる
「待ってくれ沙織!それをしたら付属小自体大騒ぎになるぞ
それにそこまで大ごとになったら私だけじゃあ付属小のリリアムメンバーを守りきれない!!」
と尤もな…鷲沢さんらしい気使いを見せます。
それでこそ鷲沢さん。
流石にその展開には白瀬さんもシバケンもびっくりした様子でした
白瀬さんがどう決着を付けるか分からないが、これ以上白瀬さんたちを助ければ
鷲沢さんや他の付属小関係者・あるいはリリアムメンバーにも累が及ぶ可能性もあるので私ははっきりと言い切ります。
「どうするかなどの処置は白瀬さん達にお任せしますよ。
それと申し訳ないですがこの件に関してこれ以上タッチはしませんので悪しからず
十分私は役目を果たして白瀬さんに報いましたわ」
とこれ以上私としては首を突っ込む意思がない事を告げました。
それと白瀬さんが無茶をしないように
「それと以前私の屋敷に一人で来ましたね…白瀬さん
色々と私の噂も…実際そうだと知っても態度自体変えなかった貴女の心は美しく強いですが
そういう心がまったく意味をなさない方もいるのです、一人だけで背負わないでくださいね」
と釘を刺し、シバケンを見つめて。
「シバケン…その件や戦争の件など色々あるでしょうが
責任を持って白瀬さんを守ってください」
と美しい白瀬さんを守れと釘をシバケンにも打ち込んでみます。
そんな私の言にまずシバケンから
「分かってるよ神楽坂…紗英は俺が守る」
と強く白瀬さんを守ると言い切り、その白瀬さんも
「怖い人…でもすごく義理堅いのね神楽坂さんって
後は私達に決着をつけさせて…百合がよく似合う神楽坂さん」
と礼を言ってくれる、しかも以前私を称し“百合”と言ってくれた
だから私も
「ありがとうございますね。シバケン・白瀬さん
それと白瀬さんには“バラの女王”と呼ばせて頂きますね…以前に話した通り貴女は薔薇の棘ではなく
高貴で真っ赤なバラその物…それが白瀬さんにとって一番ふさわしいと思いましたので」
赤いバラの花言葉は「激情の愛」容姿に似つかわしくない位の激しさを持つ
白瀬さんに相応しい美しく咲き誇る華
もう半年もないとはいえ、この出会いは私にとって輝かしいものになるのは間違えなかった。
そんな思いを抱きながら私は…白瀬さんの手土産として封筒を手渡します。
「神楽坂さん?何これ」
と白瀬さんが聞いてきましたので私は笑顔で答えました。
「これは本日来られなかった緒方さんの分です。
白瀬さんと緒方さんは古くからのご親友と聞いておりますので、秋ごろにでも温泉に行けるようにと…」
と私どもが経営している名湯旅館のチケット二枚が中に入っています。
緒方かな子さん
不幸な事故さえなければ、いまでも巨神のスターティングメンバーでいたと
断言できるほど私達6年生全てに名の知れたバッターで
私達もこの間の試合で彼女自身のブランクや大幅な爆弾を抱えている事をさし引いたとしても
彼女の執念に学ぶべきものはたくさんありました。
そして『Tesra』でも白瀬さんが言っていたとおり緒方さんと無二の友という事なので
今回の様なイベントは来られなくても、白瀬さんと二人きりならこのプレゼントを受け入れてくれると
私の我儘で緒方さんにとっては却って迷惑かもしれませんが、お礼をしたい気持ちだけでも伝えたかったのです。
白瀬さんは黙って頷いて
「怪我の跡……カナたん人に見せたくないって言ってたから……
神楽坂さんありがとう…私からカナたんにこの事を伝えておくね」
と全てを察していただけたのか受取って頂けました。
そしてせっかく小倉監督や中井監督もいないので
「では私の用事も終わったことですし…少しゆっくり話しましょうか皆さま」
とドリンクを飲みながら、私達4人だけで雑談に移るのでした。
ACT27
「ふーん。それで久美は今お尻を押さえていると」
どうやら三人は沙織とあったようで、しつこい久美がせっかんされたという話だった。
久美は痛そうな顔で
「痛かった〜〜お姉さま本気なんだもの…もう!」
と誰に対して怒っているか分からないが膨れている。
そんな様子の久美に対して土生も
「お前な〜神楽坂さんみたいに落ち着いてられないのか大泉?」
とあきれ顔だ
久美はそんな土生に対して
「今年でお姉さまがリリアムから去られてしまうのよ?
そんな状況で楽しまないでどうするのよ??それにまだあんたには借りがあるんだから!」
と沙織が来年からいないから精いっぱい楽しみたいと言い
土生に対して例の初打席で打たれた事をまだ覚えているようだった。
そんな久美に対して理奈は
「ああ巨神に移籍した4人を打ち取った後で土生からぼこぼこに打たれた事ね」
と切って捨てる
久美は理奈の方を見て
「その後変化球は打てなかったけどね! 打ててもファールだったし」
とやっぱりいつもの様に強気で返す
理奈も負けずに
「でも大泉さんの球を所見で打ち返すってだけで翔は十分凄いと思うけどね❤
神楽坂さんも組んでいた時もそうだったんだろうけど
大泉さん優子と組んでるだけあって凄く変化球の切れを最大限に引き出せているよ
私の剛速球を受け切れる土生みたいにね…」
土生を褒めながらも久美を持ち上げてみる、そんな理奈のおだてに久美も
「まあね。野村さんこそあんな剛速球を投げろって言われても私は無理
変化球では絶対に誰にも負けないって自負はあるとはいえ…直球じゃあ野村さんには絶対に勝てない
そして投球はいまいちだけどそれ以外は上々の出来な土生もね…いいコンビだよ本当に」
と久美も理奈と土生のバッテリーを認めるのだった。
そんな私は理奈と久美という素晴らしい二人のボールをとれたというのは光栄の至りである。
そして私は先ほど久美が言ったとおり、今年でリリアムを去る沙織や鷲沢副キャプテン
先輩方の為改めてタイガーソウル打倒に意気込みを燃やす。
そんな燃えている私に対して土生も同様にいろいろと思ったのか
ふと私達は目が合い声をかけてくれる
「来年は俺達がみんなを引っ張っていく番だな
これから競技こそ違うけど…また機会があれば合同試合頼むぜ石引
それと大泉の支えになってくれ。俺も全力で理奈を支えるから…頑張れ!!」
と手を差し伸べてくれるのだった。
私も土生の手を握って握手をし
「土生こそ理奈の事これからも見守ってあげてね。秋に会う時には…」
と私は土生を見つめ、土生も私を見つめ返して
「分かっている…俺達は勝つさ。しがらみや因縁を越えてな、お前たちも…」
とお互い秋の試合に目が言っていたのだろう
「もちろん!リリアムの為絶対秋の決勝戦でNO.1だってことを証明してみせるわ」
と私も土生に伝えるも、その時ブザーが鳴り響く。
小倉監督と中井監督の2ショットでプールに現れ
「はーい。ちょうどお昼になったのでみんなでお食事にしましょ〜」
と小倉監督が食休みを持ちかける。
その合図で泳いでいた皆ピラニアのように水から上がって我先にと食堂にダッシュする。
私はせっかくなので
「じゃあ私達4人で食べに行こうか!」
と土生・理奈・久美を加えた4人で食堂に駆け込むのだった。 午後の部へ続く
午後の部予告
「ふぁーふぁっふぁあぁ!!どうや!わいの水着わよぉ〜」
相も変わらず大声でまくしたくりな大河さんだが、その迫力は決して虚仮ではなかった
水着になっているからわかる
女の子とは思えないほどの豪快な筋肉…そこから生み出される超パワーは半端ではない事はリリアムメンバー皆知っていた。
初対面の理奈たちもおそらくそう思った事だろう
勿論アスリートだけではなくその肉体は鮮やかと言えるもので…
……
「あの〜恥ずかしいです…皆さんと比べて…私すっごく胸が小さいので……
それに大河キャプテンはビビらしたもの勝ちと言いましたが…私の方が縮こまっちゃいそうです」
この間来た時以上に凛ちゃんは縮こまっていた
私達としては極端とはいえ凛ちゃんくらいに小さい胸の方がありがたかったりする時もあるからな〜
理奈の場合爆乳で嫌な眼を見たことが多いから少し複雑な表情で凛ちゃんを見ている。
それくらい凛ちゃんの胸は水着になった事で改めて大平原だったと皆確認した。
そしてその水着は…
……
「お久しぶりどすなあ〜神楽坂はん・鷲沢はん。そしてリリアムの皆様
ちょっとわての水着姿を見せるのは恥ずかしいですけどなぁ…こういう形でもいつか会いたいと思ってたんどすわ」
この人…やっぱり凄い長身…
沙織もかなり背が高い方だけど…下手をしたら九条さんは社会人といっても通用するくらいの背の高さだ
顔立ちも沙織に負けないほどの品と美しさを誇っている。
だが……それ以上に私は…私達は驚いていた
九条さんの胸…ユニフォームで隠れていたのか、あるいは隠していたのか分からないが
今まで見た事がないくらいの巨大で張りのある乳肉がそこにそびえ立っており……
……
「久々〜イオリン❤改めて会いに来ちゃった❤
でこの人がイオリンが言ってた……中井さんですね
こんにちは私はタイガーソウル監督を務めている春日桜と言います。イオリンが色々お世話になっているようですけど…」
相変わらず小倉監督ともまた違う覇気を周囲に漂わせている春日監督だったが
旧友の小倉監督とあって気が緩むのか、べたべたするような様子で話しかけるも
近くにいる中井監督に対しての話しぶりは思うところがあるのか…中井監督を値踏みしている様子にも見て取れる。
虎来襲!!しばしお待ちを
投下終了
私心連絡
>>98 SDS◆cStOEcFYHc様へ
大変遅くなりましたが沙織を使って頂きありがとうございました。
紗英のリスキー・ゲーム読者として大変引き込まれたこともあり、とてもうれしかったです。
それとシバケン君も事後になってしまいましたがこちらで改めて使わせて頂きました。
4-86様 4-96様 4-116様へ
皆様はじめまして新規投稿の小説どれも絶品でした。
これからも投稿をして頂ければとてもうれしく思います。
>>159 ◆selJPZyjjY様へ
いつまでもファンとして待っております。
それとできれば読者の皆様方のご感想もお待ちしてます。
※業務連絡※
SDS◆cStOEcFYHc様・暴走ボート◆z95s/qs7OM様
今回の小説で私なりに書いてみましたが、今後の展開とか差しさわりがあったりしなかったでしょうか?
もしも何か不味い所があったらご連絡していただけませんか?
修正しますので。
なんかごちゃごちゃしとるが、続きに期待する。GJ!!
>>141-144の続きです
父と娘 3話
私は息を荒げて沙耶の痴態を見下ろす。
沙耶は両手に余るほどの大きな胸を手で揺らして精液の残滓が胸の間でくちゃくちゃと音を立てた。
胸と精液で遊ぶかのようにしながらも沙耶は笑いかけてくる。。
「お父さん気持ちよかった?」
私は頷いて沙耶の頭を撫でる。
「んー♪」
沙耶は嬉しそうに体を伸ばして手に頬擦りをしてくる。情事に火照った頬は
薄いピンクに染まり心地よい肌ざわりを伝える。
沙耶は両手で私の手を掴みもっと撫でろというように頬擦りを続ける。
小さな動物にでも懐かれてるようだ。
動物にそうするように、乱暴に両手で頭を撫で回して首元をくすぐり頬をひっぱる。
ぷにっとした頬をつまむだけでも面白い。一通り頬をこね回した後俺は沙耶を抱きしめた。
まるで抱っこを迫るかのように沙耶も両手を背中に回してくる。
高い子供の体温が伝わってきて暖かい。
私は沙耶の頭をぽんぽんと叩いて背中を撫で続けた。
「うぅん」
嬉しそうに胸板に頬擦りをしてきて背中に回した手がより強まる。
沙耶は男女の行為よりも父親や家族のようなスキンシップを好む。
たぶん足りないのだろう。親だの何だのに、たっぷり抱かれたり
世話を焼いてもらったり、してほしかったのに、してもらえなかった。
ニンフェットに来た理由はわからないが私との専属契約も特殊なものだ。
―――だが
頬擦りするたびに沙耶の汗ばんだ乳房が腹辺りに張り付いて
ゼリーの質感と重量が耐え難い誘惑を誘う。頬擦りをしてるだけなのに
揺れる胸がぎゅっぎゅっぎゅと腹に纏わりついた。
さきほどの射精をものともせずに硬くなった肉棒が沙耶のお腹とお臍に擦りつく。
「お・父・さ・ん!」
沙耶は怒ったように体を離した。いや実際怒っている。
いやこれはだな 意思ではどうにもならないものが男にはあって
眠い時 疲れた時 生命の危機で勝手にこうなってしまう事がある。
これは自然の摂理であって 男の意思ではどうにもならない
人が生まれ持った遺伝子のメカニズムがうんたらかんたら
「えっ!生命の危機……死んじゃうの…………」
泣きそうな顔になる沙耶。しまった適当に言い過ぎた。
大丈夫、大丈夫、と沙耶を抱きしめるがいまだ硬い肉棒がお腹に擦りつく。
薄い筋肉と引き締まったお腹はまた違う快感を……
「じーーーー」
疑いの眼差しを向ける沙耶
そうだ シャワーを浴びよう!汗かいちゃったしご飯も食べないとな!
「さっき言ったのにー」
聞こえなかった振りをして浴室へ向かった。
沙耶は長い黒髪が汗で火照る体に張り付いて、キャミソールが汗と精液に汚れている。
履いたままだったホットパンツを脱いだらしっとり湿っているぱんつが
「見ちゃダメ!!!」
あまりの剣幕にたじろぐ。見たいが怒られるのが怖いのも私だ。
汚れた服を籠に入れ、ガラスの扉を開けてシャワールームへ入る。
正面が鏡で左右はガラスになっていて大きなシャワーが一機天井へついている。
すぐに湯を出すと沙耶と一緒に浴びる。
まず体を湯で洗い流し、沙耶の髪を背後から梳き湯に馴染ませる。
「〜〜〜♪」
鼻歌混じりの沙耶は私に髪を梳かせるままにしてシャワーの本流を味わっている。
長い髪にシャンプーをつけひっぱらないように手で梳かす。
髪を洗っている最中鏡に映る沙耶を見ると重そうに胸を持ち上げ射精の直撃を
被った双乳を洗い流している。
身長は高学年でも低めの130半ば だが細い手足はすらっと長くスタイルがいい。
尻は年相応に小さいが乳房はみっちりと詰まっており登頂に佇む乳首は
自己主張の激しい乳房に比べて小さく薄い桃色をしている。
「まだ胸がベタベタしてる気がするぅ」
見ているのに気づいていないようだ。すっきりとしたお腹の下からわれめが見える。
ぴっちりと閉じており産毛も生えておらず男を受け入れた事もないと断言できる。
「んーお父さん?」
髪を洗う手が止まっていたようだ。私は丹念に髪を湯で洗い流した。
交代してしゃがみこんだ私の髪を洗ってもらう。
小さい手が指の腹で頭皮を混ぜくるのが気持ちいい。
「あ」
な、なんだ まだ髪は薄くなったりしていないぞ!
「うそうそ」
肘が私の肩にのって後ろから柔らかく重いものが頭を挟みこんだ。
こ れ は ぱ ふ ぱ ふ というものじゃなかろうか。
「痒い所ないですかぁー☆」
髪を洗うために動いた腕が胸を揺らして挟んだ頭を同じく揺らし
圧し掛かった胸は頭だけでなく顔も一緒に洗っているようだ。
何故かリズムを取るように体を揺らすオマケ付きだ。
頬に当たる胸はすべすべとしており柔肉に圧迫された感覚は暖かく股間へ無駄に血を行き渡らせる。
だがさきほど無理を通してパイズリをしてしまったのでまだ私は俺になれずお父さんでいなくてはならない。
沙耶はそれをわかっていて挑発をしてきているようだ。
私は耐えがたきを耐え挟まれた胸を両手で揉みしだいてモフモフしたい衝動を抑えに抑えて髪を洗い終えるのを待った。
「はい!上手にできましたー」
洗い終えて離れるその瞬間!素早く伸ばした舌で乳首を舐め上げる。
「ひゃぁん!」
予想もしていなかったのか沙耶は顔を真っ赤に染めて怒り出す。
「お父さんの馬鹿!変態!ロリコン!」
概ね間違っていないので涼やかに受け流す。私は男の昂ぶりを弄ぶ危険性を表現したかっただけである。
両者とも体は自分で洗いシャワールームから出ようとする。
「私着替えるから先に上がるね!」
着替えるのは見られたくないらしい。さらに体を洗い流すこと5分ほど
「もういいよー」
と声が響いた。
浴室には衣装入れから取ってきたらしいパジャマと下着が置いてあるので
バスタオルでさっさと拭き、着替え浴室を出た。
「じゃーん♪」
沙耶は予想外の格好をしている。
純白のミニチャイナドレスだ。
脇がはっきり見えてしまうぐらいノースリーブで、脇からは豊かな胸がはみ出しそうではみ出さず
横から見える胸がその大きさを必要以上に強調している。
その大きさにもかかわらず、胸元は余裕を持って作られておりゆったりした布地は体を締め付けようとしない。
それでいて腰のラインは体に張り付くようにキュッとしまっておりとても短いミニスカートは
わずかな横のスリットから白いぱんつが見え隠れしている。
少しでも大きく動けばほとんど全部見えてしまうことだってあるだろう。
流石に髪を団子にまとめたりする時間はないようだが
腰まで伸びる黒髪は水気をまといとても艶かしい。
情欲がゾクリと脳を揺さぶり、高まった交感神経は心臓を強く動かす。
強い鼓動は血中を激しく躍動させドクリドクリと股間のモノへ血液を集合させる。
「…………お父さん?」
はっと我を取り戻すと沙耶が恥ずかしそうに短いスカートを抑え
胸を隠すように腕で肩を抱いている。
ごめん ごめん ちょっとのぼせてしまったようだ。
とてもよく似合っている。可愛いよ。
下手な言い訳をすると部屋の隅のテーブルの席へつく。
「うん……わかったー…………」
納得していないというより、男の欲に気づいたのだろう。
一応は頷くと一緒に席へつく。
沙耶は先ほどのぱふぱふもそうだが、少々サービスが過ぎる所がある。
本心は親子の関係を望みつつも、専属としての役目を果たそうとしてしまう。
ニンフェットに集められた少女がそうなのか、そういう教育なのか
沙耶がそういうものなのかはわからない。
と、考え込んでいるとノックの音が響き開く。
テーブルへついたタイミングを計ったかのような出現だ。
監視カメラ等はついていないはずだが。
「お食事をお持ち致しました。」
ボーイが食事を持ってくる。
沙耶との食事の時はいつも決まっており家庭料理とでも言うべきか平凡な食事になる。
今回はご飯とハンバーグ、サラダにスープのようだ。
これも沙耶の要望だ。まずは形からとでもいうのか、家族が食べるのが似合う
ファミリーレストランの献立のような食事を好む。とはいえとても美味い。
見た目は普通なのだが食材と技術のレベルが違うのだろう。
お腹を空かしていた沙耶はどんどんぱくついており、歩き通しのあとに射精した私も
予想以上に空腹でハンバークを二つほど頂く。
二人とも食べ切れなくなった所でボーイが食事を下げに戻ってきた。
「美味しかったね。お父さん」
沙耶は笑顔で話しかけてくる。私は笑顔で頷く。頷く事しかできない。
沙耶が言葉のボールを投げてきてもそれを受け止めているだけで投げ返す事ができない。
沙耶は学校であった話、テレビのバラエティ、自然公園の遊戯等色々な事を楽しそうに喋りかけてくる。
けれど私は何と返せばいいかわからず笑顔で頷いているだけ。
世の父親とは娘に向かってどう接しているのかがわからず私は父親であったことがない。
なので父親の時間を終わらせることにしようか。
「沙耶来い」
俺はテーブルからベッドへ座り直し沙耶のほうを見る。
沙耶は少し悲しそうに俯くと俺の横にその体を滑らせた。
回した右腕にすっぽりと収まる小さい沙耶の腰をぎゅっと抱き
女の子座りした太ももを左手で撫でる。
くすぐるように外側を撫で膝のほうへ手を走らせまた付け根へ戻る。
そのまま中心のほうへ手をすべらせて
「駄目」
沙耶は俺の手がぱんつにかかるのを右手で抑えた。
「お父さん。してくれないでいいから。お父さんのほうが気持ちよくなって」
左手で薄いズボン越しに俺の股間を撫でる。すでに硬くなっているモノを
軽く握り上下に撫で擦った。
「沙耶にも気持ちよくなってほしいんだ」
俺は左手でぱんつ越しにすじを指でゆっくりとくすぐる。
「……ぅん!」
沙耶は負けじとモノを扱こうとするが、慣れない性器への刺激に指が震え思うように動いていないようだ。
ぱんつを少しずらし小指と薬指で直接弄くった。
「………………んぅ……」
口元を引き締め沙耶は刺激に耐えようとするが、指を少しだけ押し込むと甘い潤いが溢れ出そうとしていた。
粘液で濡れる指がわずかな水音を立てながら秘裂を掻き混ぜる。
まだうつむいて我慢をし続ける沙耶の声が聞きたくて隠れた陰核を擦った。
「いゃぁぁぁぁ!」
小さい陰核は我慢している沙耶とは裏腹に硬くなっており沙耶から官能の声を響かせる。
「ああぁ!んぅ!」
横抱きでは物足りず、沙耶を抱き上げ胡坐の上へ座らせた。黒髪からシャンプーの匂いが鼻腔へ広がる。
挿入を恐れた沙耶は体を強張らせたが、肉棒がぱんつの前にあるのを見て胸を撫で下ろす。
なので左手をぱんつの中に入れ上から恥丘を揉み解した。
「ああ!いやぁ!んっんっんっ」
秘裂へ入れすぎないように指先で撫でて陰核を転がす。
右手は空いた脇から直接手を入れて胸をぎゅっと握りしめた。
「あんっ あっあっあっ」
二つの大きな刺激に翻弄される沙耶。
処女なのに淫らな秘裂は水音を隠そうとせず濡れている。
すじをくすぐるように湿り気を広げていって陰核を指で擦り続ける。
「や、やめ、やめて あぁ あぁ あぁ」
高まっている沙耶の乳首と陰核を強くひっぱりあげた!
「んぁ あ、あ、あっああああぁぁぁっっっ―――!!!」
沙耶は息を荒げぐったりとしなだれかかってきた。
「お、お父さん、駄目っていったのに……」
沙耶はとても感じやすく、膣への刺激に弱い。なのであまり触ってほしくないようだ。
父親を気持ちよくするのはいいけれど、SEXは駄目だとも主張している。
パイズリやフェラチオ等本番行為に当たらないものは喜んでするので
一時的なものとはいえ、父と娘という関係性を維持しようと自ら壊さないようにする。
それが沙耶なりのけじめなのだろう。
左手でゆっくりと抱きしめ、頭を優しく撫でてやる。
「………………ん」
幸せそうに体を預けてくるがそれも少しの時間だけで、体を起こして沙耶はこう言った。
「私だけ気持ちよくちゃ駄目なの。お父さんがお父さんじゃなくて男の人として気持ちよくならないと契約にならないの」
「……わかったよ」
そのまま沙耶は俺の体から降りようと前へ移動した所で……
グッショリと湿ったぱんつ越しにすじが硬い堅い肉棒へ引っかかった。
「ひゃぁん」
そのままベッドへ顔から倒れこんで手をばんざいするかのように伸ばしきる。
「あれ?あれれ?」
絶頂したてで力の入らない体はちょっとの刺激でもうまく動かせないらしい。
うつ伏せで尻をこちらへ突き上げるような体勢はいやらしく情欲を誘う。
小さなお尻を両手できゅっと掴む
「ふぁ……」
撫ですさり尻肉に指の跡が残るほど揉み、ぱんつを少し下げてお尻の中心を覗き込んだ。
「やだ やだ やだー」
お尻を少し広げてピンクの窄まりを観察する。絶頂によって体中が緩んでおり
窄まりが開いて何かを咥えたいと主張してるようだ。
「してないってばー やめて やめて やめてー」
「だが、こちらの穴ならSEXにはならないんじゃないか?」
何か考え込む沙耶 なんとなく指で周辺をくすぐる。
「んぅっ…………」
どうやらこっちも感じやすいようだ。
「ちょっとだけ気持ちいいから駄目……」
だがあまり抵抗感はないよう。もしかしたら次にでもいけるやもしれない。
沙耶は横に倒れこみ見上げてこう言った。
「お父さん、動けないから胸でも口でも体のどこでも好きに私の体を使って」
「言われなくてもそのつもりだ」
即ズボンとパンツを脱いでモノを晒す。シャワーから今まで我慢していた剛直は熱く硬くなっている。
沙耶を仰向けに返しその上に膝立ちで跨る。沙耶の細い体は足の間に綺麗に収まってしまう。
不釣合いに大きな胸が猛った肉棒にやんわりと触れる。
「いつもより大きい…………」
乳房の表面を服越しに擦る。薄いチャイナ服は感触が気持ちよく、胸の重量感を余すことなく伝えてくる。
腰を動かし弾力ある胸に肉棒を押し込んだ。
ゆっくりと押し込まれたモノは胸を棒の形にへこませて歪ませる。
腰を回すように動かすと大きな胸がその流れにそって掻き回される。
服越しにもかかわらず、浮き出た乳首を先端で小突くと快感が広がって声が漏れる。
「くっ 気持ちいいぞ」
乳首をモノでこね回すように突いて小刻みに腰を動かす。
「あっ あっ ああっ」
胸をオナニーするかのように使われている沙耶は乳首への刺激に快感を感じている。
邪魔になってきたチャイナ服を首元の結び目から外し乳房の下へひっぱりおろす。
両乳房を大きく握るように手で掴みとりその間に剛直を突き立てる。
「んぅ〜〜〜」
体重をかけないようにパイズリをしたいが重量がかかってしまう。
だが仰向けにもかかわらず重力に負けない大きさと張りのある双乳は
欲棒を完全に包み込み沙耶の鼓動を伝えてくる。玉袋が汗ばんだ腹にくっつくほどの密着感。
さらに強く両手で胸を中心に寄せると腰を振り始めた。
「あああっっっ!」
ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!
柔らかい乳房に包まれているだけでも気持ちいいのにそれを好きに動かす快感!
乳房が掴んだ手の形に歪み固くなった乳首が手の平に当たり心地よく、揉み弄くりながら腰を使い双乳を犯し続ける。
乳房を横から掴み肉棒を圧迫して腰を振る。まるで肉棒という粘土へ胸肉を埋め込むかのように強く押し付ける。
腰と共に前後する肉棒はヌチャヌチャと滑らかな肌に絡み付いて幹へ擦る快感を伝えてくる。
体重がかかり沙耶が苦しげに息を荒げるが、欲情に駆られている俺はそれを気にせずに腰を振る。
沙耶はあまりの勢いに両手を後ろについて出来る限り俺の体重を支える事に専念し始めた。
それを見て俺は胸を持ち上げ乳首を親指と人差し指で摘み上げる。
「ひゃぅん!」
乳首と一緒に上にひっぱられた胸に沿うように角度を変えてパイズリを続ける。
斜めから下へ肉棒を突き下ろし、先端の亀頭が肋骨に押し込まれる。
乳首を中心に合わせて乳首を犯すようにパイズリを続けた。
亀頭と乳首がフレンチキスをして、舌が触れ合うかのように乳首と先端を絡んで弄くる。
尿道と乳首がディープキスをして固くなった乳首が尿道を押すように入り込む。
「ぬぅ」
「お父さん!つ、強すぎるよ!」
固い乳首が尿道を押し込むと刺激で射精しそうになる。
それを抑えながら乳首だけでパイズリをするように摘みながら幹全体を擦りつけ
上から下へ、下から上へ、亀頭のカリを挟みこみ腰を揺らす。
柔らかすぎる胸は手の動きで自由自在に形を変え肉の竿をたっぷり包み込む。
腰を押し付け沙耶のあご付近まで押し付けられた乳肉は歪み抵抗するかのように押し返す。
「沙耶!沙耶!沙耶!」
射精感が頂点に達し腰が震え振動が沙耶に伝わる。
「……きてお父さん」
沙耶は動くようになった手を俺の手の上に合わせて胸を固定する。
一緒に胸をぎゅっと中心に押し込んで腰を中心に合わせる。
胸肉に手の跡が残るほど強く挟み込み腰を押し込む。
びゅるり! びゅる! びゅ!びゅ!びゅ!
「あっあっあーーーーーーーーーーーー!」
胸を強く握られ上から押さえつけられながら熱い精液を出された沙耶はまるで絶頂するかのように声をあげた。
押し込んだ肉棒からはまだ射精が続き鼓動するかのようにうごめいている。
胸奥にマグマのように放出した欲望は熱く、べったりと乳房について雄の匂いが溢れて漂った。
俺は沙耶の上気して赤らんだ顔を見ているとまだ欲望が収まらないのに気づく。
ぼんやりしている沙耶の目の前に熱く体液でベタついた肉棒を向ける。
「沙耶、これを綺麗にしてくれ」
肉棒は精液に塗れてうっすら白い残滓が残ってテラついている。
沙耶は目を輝かせて舌を伸ばし先端を舐め取った。
いったばかりの敏感な亀頭が柔らかい舌に触れられてゾクリと肉棒が震え動く。
「ちゅっ、ちゅ れろ じゅる」
沙耶は先端を舐めて射精した尿道を重点的に綺麗にしてきた。
こちらから腰を上げて沙耶の伸ばした舌先に裏筋を当て押し付けるように
幹を舐めとらせ根元まで舌を這わさせる。
沙耶の顔を覆い尽くすように剛直が鼻筋から額にかけて押し付けられる。
睾丸まで舐めとるように動く沙耶の舌と少女の顔に押し付けられた肉棒が
くすっぐたいような快楽と征服感でビクリビクリと大きく震えた。
腰をずらして、沙耶のほっぺに先端をくっつけ擦り付ける。
「ん〜」
沙耶は擦り付けられたのを頬擦りで答えてきた。頬肉を突っつき幹の中ほどを押し付け上下に腰を使う。
すぺすぺした頬がヌチャヌチャと先走った液で汚れ、沙耶の顔で自慰をするのに堪らない欲を感じる。
興奮してきた俺は沙耶の顎を掴みなおして上向かせた。
「んあ」
沙耶はわずかに開いた唇から舌を差し出し待ち構えるよう準備を取る。
亀頭を突き出して舌に乗せ、唇が先端と触れ合う。
小さな口内へ少しずつグロテスクな亀頭が飲み込まれ薄いピンク色の上唇が
カリを越えて亀頭がそっくり飲み込まれた。
――熱い 体温の高い子供が行為の後で火照った口内は溜まった唾液がマグマのように亀頭を熱している。
亀頭を含んだまま舌で舐めとって唾液が満遍なく亀頭をぬめらせる。
きゅっと頬をすぼませて吸引した刺激が腰を震わせる。
動いた肉棒が口蓋の奥まった柔らかい部分を叩き、沙耶が嬉しそうにまた吸引を続ける。
その状態のまま腰を下げると唇から抜かれようとする亀頭がぎゅっと締め付けられ
抜ききった瞬間にきゅぽんと音を立て抜ける。
また腰を入れるとずちゅっと唇に入った瞬間に尿道から快楽が抜け出てしまような
吸い込みがまっている。
ずちゅっ きゅぽん ずちゅっ きゅぽん ずちゅっ きゅぽん ずちゅっ きゅぽん
繰り返される快楽は肉棒をたまらなく締め付けてくる。
「さ、沙耶 ちょっと待ってくれ」
たまらず言うが沙耶はとろんとした目のまま吸い込みを続けている。
亀頭を抜くと追いかけるように舌を伸ばし先端を舐める。
尿道へ舌が差し込まれてゾクリとくる。
引いてダメなら押してみることにしよう。
胸は大きいがそれ以外は小学生並みでしかない沙耶は顔が小さく口も小さい。
それを承知で亀頭を通り越して幹のなかほどまでを口内に埋めた。
「むぐぅーーー」
喉付近まで先端が入り込んだ刺激で我に返る沙耶。
だがそれでもすぐ笑顔になると口内いっぱいに埋め尽くすモノへ舌を這わせる。
「ちゅ ちゅ ぺちょ じゅる」
舌がほとんど動く余地がないほど詰まった口内の暖かさを味わい
苦しげに鼻で息をする沙耶はそれでもしゃぶるのを止めたりはしない。
這わされる舌へ先端を押し付けて腰を振ってみる。
角度を横向きにずらしながら挿入し、柔らかい内頬を使って頬から浮き出る亀頭を見て楽しむ。
俺はもっともっと快楽を味わいたくなり熱い口内で腰を振り始め
唾液の溜まった口内からは水音が止まらない。
じゅぼっ じゅぼっ じゅぼっ じゅぼっ じゅぼっ じゅぼっ
「んぅ んぅ んぅ んぅ んぅ んぅ」
すでに喉付近から奥まで亀頭が入り込み狭い喉へがっちりとモノが擦り続けている。
沙耶は顔を真っ赤にしつつも抜いて入れる途中の亀頭へ舌を押し付けて快楽の底上げを図る。
仰向けになっている沙耶の顔を限界まで上向けさせて顔を犯すかのように腰を振る。
「げぅ んぉ んぉ んぉ」
高まった射精感をぶつけるように口蓋垂へ亀頭を腰を回し擦り付ける。
瞬間勢いよく放出された射精が喉を通り過ぎて直接食道に叩きつけられた。
「んぉ〜〜〜〜〜〜〜〜」
沙耶の喉は射精のいきおいでびくびくと蠕動し、それでも精液を嚥下するように動いて肉棒をさらに締め付ける。
舌と喉で締め付けられた肉棒は精液を出し切るために震えて残りを沙耶の喉へ流し込む。
ゆっくりと沙耶の中から剛直を抜くと精液を飲みきった沙耶は息を荒げつつ
「お父さん 気持ちよかった?」
と笑顔で聞いてきた。
「ああとてもよかった。凄く気持ちよかった」
「うんよかった……でも今日はもう無理かな。きついよ」
そういうとそのまま眠りにつく。
私はタオルで汚した体を拭いてやりミニチャイナをしっかり着せてやり
そのまま胸元へ抱きしめてシーツを一緒に被って眠りについた。
201 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 07:02:43 ID:JIBYVBjf
寝る前に「投下終了」だけでも書き込んでくださいage
何故上げる?
恐竜キングのマルムはここでおk?
ディノスラッシュ的におk
結局恐竜キングは独立スレッドは建たなかったんだな…
『リスキー・ゲーム』最終話 投下開始 エロ無しです…
PM11:58
県境の国道で乗用車とトレーラーの衝突事故が発生。
乗用車に乗っていた会社員栗本晃さん(42)妻の葉子さん(36)長女の沙耶さん(11)がそれぞれ重体の為、市内の市立病院に搬送された。
「クソッ!!」
真夜中の市立病院。
無人の暗い待合室で、加賀桐也は拳を真っ白になるほど握り締めて毒づいた。
ぶるぶると震える彼の手首には、三色の細く編まれた紐が結ばれており、それをじっと見つめた桐也は、また頭を抱え込む。
『沙耶… 俺、ちゃんと約束守ってるだろ…』
桐也の悪友達に引き裂かれた自らの衣服で、沙耶が作った約束の腕輪。
『…悪いことをしたくなったら、これを見て私を思い出して。 桐也は生まれ変わるんだよ…』
彼が不幸にして持ち合わせぬ良心を、一生を懸けてでも与えようと決意し、この魔法の輪を編んだ栗本沙耶は、この病院の集中治療室で今、両親と共に生死の境を彷徨っていた。
『…おかしいだろ… 神さまがいるんなら、死ななきゃならないのは俺だ…』
めちゃくちゃになった車内で、唯一壊れていなかった沙耶の携帯電話。
救命士が最初に連絡を取ったのが桐也だったのは、はたして偶然だったのだろうか。
桐也は自ら重ねた許されぬ過ち、多くの罪なき少女を苦しめた罪の清算から、かろうじて無事に逃げ切れる算段を既につけていた。
しかし、何の為に?
栗本沙耶。愛らしい顔立ちだが、グラビアを飾るほどの美貌ではない。成績は中くらい、並外れた運動神経も芸術的才能もない。
同年代の平均数値を少しだけ上回る思春期の健康な身体。そして、加賀桐也を深く愛する優しい心。
…そんな彼女の全てが失われようとしている今、桐也がこの世界を涼しい顔で歩ける事に、一体何の意味があるのだろう?
そして桐也は、自分が『課外活動』を抜けたあとも、配下であった藤田と矢口率いるグループが、杜撰な犯行を繰り返しているのを知っている。
その愚かな手口により、着々と彼らが破滅に近づいていることも。
藤田たちの知らないところで、附属小の、そして西小や東小の児童は、大人たちの力を借りず卑劣な暴行魔たちをじりじりと追い詰めつつあった。
…依然として沙耶の親族が現れる気配はない。
ふらふらと近付いたナースステーションで、慌ただしく叫ぶ看護士の声が聞こえた。
「…はい。そうです。血液ストックが全く足りません。近隣の病院も…」
桐也の体に悪寒が走る。失血性ショック…緊急輸血… 先ほどから耳にしていた聞き慣れない言葉…
「…はい、AB型です。女の子も…」
桐也はナースステーションに飛び込み、電話中の看護士に掴み掛かった。
「俺、俺AB型です!! 沙耶に輸血出来ます!!」
別の看護士が、あわてて桐也を引き離す。
「あのね、君の年じゃ、献血は出来ないの… 今ストックのある病院探してるから…」
ナースステーションの眩い照明の下、桐也は茫然と座り込んだ。
厳粛で非情な『命』の摂理の前では、自分の小賢しい知恵など何の役にも立たない…
ガラスに映る無力な自らの姿を見つめた桐也は初めて年齢にふさわしい弱さを見せ、膝を折って崩れ落ちる。
「…助けて… 沙耶を…」
うずくまり嗚咽する桐也の背に触れ、看護士が慰めるように言った。
「…あなた怪我した女の子の友達ね。まだ、親戚や職場の人と全く連絡が取れないの。何か判ることがあったら助けてちょうだい…」
混濁する意識のなかで桐也は立ち上がり、懸命に考える。…連絡…何か役に立てること…沙耶の為に出来ること…
少しだが、いつもの思考力が戻った。今、自分に出来ること。
長く考える必要は無かった。ごく簡単で、シンプルな方法。最後の、恐ろしく分の悪い『リスキー・ゲーム』だ。
桐也はポケットの中の携帯電話をギュッと握りしめ、ナースステーションから一目散に飛び出した。
「…もしもし、藤田か!? 加賀桐也だ。手伝って欲しいことがある。そのかわり…」
AM1:04
『もしもし? …夜遅くゴメン。俺、片岡大基。 今、附属小の…友達から電話で、そいつの友達が大怪我してて、AB型の血を捜してんだ。
俺、二組の奴当たってるんだけど、良かったら一組の父兄当たって貰えねぇかなと思って…うん、助かるよ。…それから、こないだの事、ゴメンな… シバケン…』
AM1:40
血液提供の為、二名が市民病院に来院
『…おう、紗英か? うん、ゴトーの親父が車で病院へ回ってくれるから、お袋さんと外へ出といてくれ。俺、もう少しクラスの奴当たるからさ…』
AM1:50
血液提供の為、四名が市民病院に来院
『もしもし、ち、千晶くん? 夜中にごめんなさい。作倉…歩美です。あの… クラスの…友達から電話があって…』
AM2:05
血液提供の為、七名が市民病院に来院
『…あ、委員長!? カンチの親父がABだった。すぐ行くってさ。残りのクラスと五年生は千晶と俺で声かけるから、委員長は悪ィけど、学校の先生と…』
AM2:20
血液提供の為、十二名が市民病院に来院
『…翔? あ、もう連絡あったの。うん、六年生の、附属の子だって。
今ね、監督が市内のリトルの…』
AM3:20
栗本葉子さん意識を回復。容態は安定
『…鷲沢さん? 沙織です。…ええ、芝浦くんから。できる限りの手は打ちました。しかし、皮肉なことですね…」
AM3:45
県緊急医療センターより、血液製剤が到着
AM4:20
栗本晃さん容態安定
AM5:25
電源の切れた携帯電話を握り、桐也はようやく白み始めた東の空を見上げる。
一晩中病院前のベンチで電話をかけ続け、慌ただしく出入りする見知らぬ人々に頭を下げ続けた。
自らの賭けに手応えは感じていたが、沙耶の集中治療室に戻るのは死ぬほど怖かった。あとは…祈るしかない。
それに…どちらにせよ、沙耶の前にはもう出られなかった。藤田との取引きで、桐也は『課外活動』全ての犯人になったのだから。
皮肉なことに常に目立たず水面下で暗躍してきた彼には、この取引きしか多くの人々に救いを求める方法がなかった。
桐也は、直接呼び出せた数少ない友人の一人がそっと賑らせてくれた深國神社の御守りを見つめる。
『…さて、行くか…』
後悔はなかった。桐也は丁寧に御守りをポケットに入れ、ベンチから立ち上がった。肌寒く、息が白かった。
眠い目の血液提供者が駐車場に歩いてゆくなか、桐也は自分を近づいてくる何人かの気配に気付いていた。複雑な憎しみの視線。…どうやら、桐也の推測よりも包囲網は迫っていたようだった。
「…加賀、桐也だな?」
桐也の前で足を止めた、同級生くらいのがっちりした少年は、まっすぐに桐也を見つめ低い声で尋ねる。
「…東小のモンだ。用件は…判るだろ?」
統率者らしい彼らの背後に、何人かの少年少女が従っている。知っている顔も、そうでない顔もあった。
桐也は厳しい眼差しを送る彼らを見回してから、落ち着いた声で統率者に答えた。
「…ああ、『東小のシバケン』。」
手首を合わせて『手錠』のジェスチャーをした附属小の加賀桐也は、手首の紐飾りをチラッと眺めてから涼しい微笑みを浮かべて対峙する『シバケン』たちを戸惑わせると、まだ薄暗い舗道を静かに裁きの場に向かって歩き始めた。
「…紗英、千羽鶴の用意だ。西小より立派なやつだぞ…」
背後で、『シバケン』の声が小さく聞こえた。
AM6:30
栗本沙耶さん、意識を回復
完
special Thanks
selJPZyjjY様
暴走ボート様
名無しさんX様
読んで頂けた皆様
投下終了
うん
「何で女の子に生まれちゃったんだろ…見えなくなるまでボールを強く投げれる強い肩…羨ましくて男の子になりたかった。」
そして、僕の背中に強く抱き付く彼女の柔らかい感触、「こんな胸なんか要らない…誰よりも強くなりたい」と泣く彼女…。
そんな巨乳小学生の野球少女の電波を受け取った。
うん、本来はそうなんだけど、ただの野球ドラマってスレ違いじゃ無いかな?
しかも、特定の書き手向けSSとか私信をさ、ここでやるなよって、何度も言われてるよね?
SSは野球スレ立てて、私信業務連絡とかは、ブログでやってくれよ。
その『何度も言ってる』のっておまえ一人とちゃうんかと。
俺も
>>218にはちょっとイラッときたが(おまえが言うのとはまったく別の理由で)、軽くその百万倍はおまえがウザい。
自治厨気取りでスレ荒らすだけのクソガキは今すぐ回線切って吊って氏んでください。つうか消えろ。
切にお願いいたします。
まあそんなに目くじらたてなくても、
保守代わりに調度いいでしょ。
>>220 コテハン外したのは偉いけどさ、他スレ見て来いよ。コテハン会話とか全レスとかここしかやってねーから。
>>218 のは雑談だろ?
つか、GJしないのか?
俺は、下らないからしないけどさ。
>>222 自分が全住民の代表格だとでも思い上がっているのか?
無駄に波風立てて荒そうとするな。最初からそれが目的なのならともかく。
そんなんだから自治厨っつわれるんだよ。
>>222 言わんとするところは分からんでもないが直近の自分の発言を見直してみろ
おまえの存在はスレにとっての毒にしかなっていない
頼むからもう二度と書き込まないでくれ
>>224 俺、スルー推奨って意味で書き込んだんだが、
言い方が悪かったw。
いや、コテハン会話とか全レス止めて欲しいだけなんだが?
スペシャルサンクスとか業務連絡とか認めるのか?
逆に雑談を追い出すとか訳解らないやw
野球書き手がID変えたり必死過ぎて笑えるスレだなここw
悪いが俺はその野球書き手とやらじゃないんだが?
自分の意にそぐわない人間は一人しかいないはずだ!ってその厨房的な考え、実に香ばしくて反吐が出るな。
230 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 17:42:36 ID:HLExlM1F
ID変えてる癖に同一認定かよw
あー腹いてぇw
馴れ合いして私物化してる癖に同一認定とはww
>>229 早く気付かなきゃw
投下かと思ったら新参自治厨の釣りに関わってこの騒ぎか?
野球書き手は一切関係ないぜこの流れw
またアンチ野球厨か……
手前の安い正義感押し売りしてる間にSSのひとつも書いてみせろよ
よーし、ならば徹底抗戦だw
荒らし認定すんならずーと荒らしてやんよ!w
ID変えても文体からして丸解りなんだよばーかww
234 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 17:48:00 ID:HLExlM1F
誘い受け?
そいつとは違うわぼけw
そいつより野球書き手の必死さが痛いわアホw
あーあ。
みっともない馬脚出しちゃってまあ。
236 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 17:55:22 ID:HLExlM1F
馬脚はてめえだw
コテハンさんよw
まぁいつかこんな流れになるとは思ってたけど……。
しかし長期休暇の時期にやる事は無いだろう。
なんでお前らスルーできないの?馬鹿なの?
IDNGすれば見なくて済むのになんでしないの?マゾなの?
それはそうとして
>>210GJ
239 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 22:03:26 ID:HLExlM1F
いいから、他スレ見て来いよw
このスレがいかに異常か解るからよ?
それでも懲りないならまた注意すっからよ!
あばよ!
スレが爆伸びして神降臨かと思ったら貧乏神だったでござるの巻
無能な働き者は本当に銃殺するしかないな。
とりあえず、この異常者どうする?
嵐宣言してるし、まずは運営に通報か?
気に入らないならスルーくらいしろや…
これだから…春厨は…
243 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 23:46:44 ID:HLExlM1F
必死過ぎて飯ウマーw
244 :
220:2009/03/21(土) 23:49:18 ID:WI45ZsI7
なるほど。
結果的に、俺が
>>220で言ってた
>>その『何度も言ってる』のっておまえ一人とちゃうんかと。
が正しかったのか。
しかもその一人ってのが、ここまで性根の腐ったやつだったのか。
はぁ…
はいはいみんなもう寝るよ。
明日の努力目標は完全スルーな。
246 :
220:2009/03/21(土) 23:51:10 ID:WI45ZsI7
まあ、投げる際に幼い巨乳が揺れたり、走る際に揺れて苦痛に顔をしかめる光景を想像補完してるから俺は、野球だろうが何だろうが問題無しなんだけどな。
このシリーズは気に入ってるので、何度も読みかえしてるが、一連のシリーズ含めてこの書き手達の話は、情景が浮かぶ程の素晴らしい描写だと思うからあんなのにめげずに是非続けて欲しい。
雰囲気は好きだから構わずにGO!GO!
投下開始します。
とにかくキャッチ 夏休みの楽しい一日 午後の部
属性としたら水着以上H未満という所ですけどお付き合い宜しくお願いします。
ソフトボールの戦場に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、白と赤のユニフォーム。
短めのホットパンツからは白魚のような足を露出させ、豊かな胸もとを泥まみれにしながら激しく揺らして走るのがここでのたしなみ。
ここは東日本最強ソフトボールサークルリリアム。ここは、乙女たちの楽園にて地獄。
とにかくキャッチ 夏休みの楽しい一日 午後の部
ACT 28
私達リリアムに光陵メンバーそしてシバケンさんに白瀬紗英さんという大所帯の為
バイキング形式になったのだが、私が今まで見たことの無い位豪華なビュッフェ!!
沙織や鷲沢副キャプテン・白瀬さんは慣れた様子で少なめに盛っていたのだがまだまだ私は俗物。
トレイいっぱいに自分でも何が何だかという位にどっちゃり持っていた。
……私の名誉として理奈・久美ともおんなじような有様だったことは記憶しておこう。
「あはは……凄い事になっちゃったねみんな」
私は笑って言う…特にスイーツ系が目一杯だったのだ三人とも。
「あははは…」
「ははは……」
そんな様子に久美も理奈も薄ら笑いで返す。
そんな中土生だけは自分で料理を作る為か
几帳面にも一口一口 主食・肉・魚・デザート全品揃えて盛りつけられていた。
私も料理は自分で作るとはいえ空腹に耐えかね、つい食欲に負けてバランス無視だったのに比べ
土生のバランスのよさ・盛りつけの美しさは流石に理奈のお嫁さん?な事はある
「あんまり食うと太るぞおまえら」
と余計なひと言が耳に痛い…久美・理奈とも同様だった。
特に私と理奈の場合は十分胸に栄養が行き過ぎ、小学生とは思えない爆乳になってしまっているのだ。
それでも未練がましく私は
「せめてデザートだけは今……」
と粘るが、土生は残酷に言い切った。
「ウエイトコントロールできないと選手として一流になれないね」と
仕方ないのでこんな事もあろうかと持ってきておいたタッパーに余分な料理を飾り付け
私・理奈・久美ともカロリーを昼食規定内??に何とか抑え、食事を始めるのだった。
ACT 29
「食べた〜美味しかった〜〜」
見た目も勿論だが料理自体の味もめっぽう美味しく
何とか腹7部位でとどめる事で精いっぱいだった。
周囲の土生・理奈・久美とも同様に大満足の様であった。
今度理奈や久美達にもこういうの作ってみようかな…
なんとか作れそうな料理はちゃんとメモや味で覚えながらも、午後の為に一休みをする。
そんな私達のそばに沙織・鷲沢副キャプテン・白瀬さん・芝浦さんも
テーブルに座ってくるのだった。
いち早く久美が沙織たちに声をかける
「沙織お姉さま!鷲沢副キャプテン・白瀬紗英…さん?でいいですか?そして…」
そして…2秒ほど後で
「「シバケンさん!」」と土生と久美の発言がはもる。
そんな二人に芝浦さんは苦笑を浮かべて
「シバケンさんはよせよ…お前らは普通に呼べんのか?」
と土生と久美に言うも
「だってシバケンさんはシバケンさんじゃないですか?」
「それに芝浦さんよりもシバケンの方が通り早いですよ。
沙織お姉さまに匹敵するほどのネームバリューじゃないですかシバケンさん!!」
と二人とも芝浦さんの言っている事を無視し普通にシバケンと呼ぶ。
そんな二人に白瀬さんも沙織も苦笑していた。
そんな東小の盛り上がりにちょっと付いていけない西小の私と理奈だったが
見かねたのか白瀬さんから声をかけてくれる。
「少し私とお話しない?二人とも
改めて自己紹介させてね…私は白瀬紗英。
今はお母さんの事務所でモデル出戻りをしている身よ」
と初対面の私達に凛とした空気を湛えつつ優しくほほえんで簡単に自己紹介をしてくれる。
そんな白瀬さんに対してまず私から
「よろしくお願いします白瀬さん。
私は石引優子と言います、リリアムの正捕手を務めています!」
と上がりながらも元気よく挨拶をし、理奈もそれを習って
「私の方こそよろしくお願いします。
野村理奈です、光陵のピッチャーをやってます!」
と元気よく挨拶をする。
そんな私達に白瀬さんは会釈しながら
「よろしくね二人とも。
二人は幼馴染って話だけど…」
と話せる限り私と理奈は白瀬さんに色々と身の上話をするのだった。
「リトルに受け入れられない時に……土生が貴女をスカウトしたのね…
それと土生から聞いたと思うけどあの時土生達に迷惑かけてごめんなさいね…
ついカナたんの事で頭に血が上って」
と改めて土生との一件を理奈にわびる。
理奈の方も
「でも今は私達光陵や緒方さんの応援に来れるときは来てくれるじゃないですか白瀬さんは
私はそんな友達想いな白瀬さんの事嫌いじゃないですし、あの一件は翔や緒方さんみんなで解決済みですよ」
と白瀬さんをフォローする
そんな今日来られなかった緒方さんの事で白瀬さんと理奈が意気投合している中で
土生も口をはさんでくる。
「まあ俺も緒方の事を考えたら引けなかったとはいえ、今は緒方の意思を組んでくれている訳だし
あの一件に関しては俺もいつぞやは言わなくてもいい事を事を言ったからな…
白瀬さんやシバケンさんだって立場あるのに…
以前殴りかかったりつまらない事を言って悪かった…許してくれ…白瀬さん・シバケンさん」
と緒方さんの名誉のためとはいえ暴言を吐いた事を白瀬さんと芝浦さんにわびる。
芝浦さんも土生に合わせて
「ああ俺も悪かった。売り言葉に乗ってお前を殴っちまって
そんな事したって話が上手く纏まるわけないのによ…」
と芝浦さんは土生に手を差し出す
「…これは??シバケンさん?」
土生もなんでという表情になるが
「俺の宿敵である意味最高のダチが良くしている仲直りの仕方
握手をして全部水に流そうと思ってな…握ってくれるか?」
と芝浦さんは一連の心残りを清算しようと、土生に手を差し出したのだ。
土生は照れ臭そうに芝浦さんの手を握り返し
「じゃあこれで…後腐れなく」
と笑って言うのだった。
私達にはよく分からない男の友情
そんな様子に私は心地いいものを感じながら見ていたのだった。
ACT 30
そんなこんなで話も弾み
食休みも兼ねてしばらく雑談をしていたのだが……
突如として上空から轟音が響く
「何?雷??」
久美は天候の急変を心配していたが、天気予報では100%晴れで、なにより窓からは
夏の熱い光が差している
私達8人どころかリリアム・光陵メンバー
そして責任者の小倉監督・中井監督も何事かと思うも、その上空から物凄い音
違うな…上空からその轟音に負けない…むしろ勝っているほどの物凄い大声が響く。
ふぁーはっはっ!!神楽坂沙織ぃぃ!遊びに来たデぇぇぇ!!!
理奈や土生…シバケンさんに白瀬さんは誰が叫んでいるのだという表情だが
私達リリアムメンバーは聞き覚えがあった。
私達が今何を考えているのか纏めてくれるように沙織が口を開く
「やれやれ…皆様お騒がせしてすいません
私達の知り合いで関西のソフトボールサークル“タイガーソウル”のキャプテン
大河虎さんです…皆様すいませんが一緒にお出迎えして頂けませんか?」
と人間離れした大声の主を簡潔に説明し、出迎えに来てほしいと頼む。
芝浦さんらや土生達光陵メンバーは困り顔だったが、中井監督から
「何だか分からないが神楽坂君が頼んでいるんだ…
小倉君…ここは神楽坂君の言うように皆で出迎えた方が……」
と大人としてまとめてくれる
小倉監督も
「そ…そうですね先輩…じゃなかった中井監督
じゃあとりあえずプールに行きましょみんな」
と珍しく戸惑った表情だが、みんなで出迎えに行くこととなった。
意見がまとまりみんなでプールに向かう途中
理奈がその大声の主について聞いてくる
「何なの?あのものすっごく声の大きい人??
神楽坂さんの事知っているみたいだけど…どんな人なの?」
私だって直接会った事のない大河さんがどんな人かなんてわからないがこれだけは言えた
「選手としては物凄い強打者で去年リリアムに勝ったタイガーソウルのキャプテン
そんで声が凄く大きくとにかく豪快な人。私にはそれしか言いようがない」
そうとんでもなく声の大きく、大胆不敵としか言いようがなかった。
とりあえず大河さんが沙織に会いにきたのは間違えなさそうだが…
私達がプールビーチに上がると…いきなりとんでもない光景が見えた
上空を見上げると見た事がない位巨大なヘリコプターの入口につかまって
メガホンから大声の主の大河虎さんが叫んでいた事を
「おいなんだあいつ??」
「危なくないのか?」
あまりに遠くからで大河さんがどのような格好をしているのかすら分からないが
そんな中でも大河さんは沙織を発見するや
おお!!いおったで〜神楽坂沙織ぃぃ
まっとれぇワイらも遊びに付き合うデぇぇぇぇ
と大声を上げた後。プールめがけて飛び降りる
「きゃぁぁぁぁ!!」
大河さんの滅茶苦茶さと無謀さに、白瀬さんは目を閉じて起こりうる惨劇に身を震わせた
私達リリアムや光陵メンバーも思いもよらない展開に引きつけを起こす位の恐怖を覚えた
が…
沙織だけは黙って大河さんが飛び降りる姿を見ていた。
周囲に響く水の轟音……こんなのスタントやバラエティーじゃなきゃやんないような水中ダイブだが…
「大丈夫かあいつ?」
「担架!いや救急車だれかっ!! 」
周囲が大騒ぎになる中…水中からぷふぁっと大河さんがにょっこり現れ
こういいのける
「まてまて。わいはこのくらいなれちょる!! 落ち付かんかいお主らぁ」
あまりに堂々とした態度、まるでシャチの様に豪快に水から上がる
そして私達はさらに大河さんに対して驚愕する事となる
「ふぁーふぁっふぁあぁ!!どうや!わいの水着わよぉ〜」
相も変わらず大声でまくしたくりな大河さんだが、その迫力は決して虚仮ではなかった
水着になっているからわかる
女の子とは思えないほどの豪快な筋肉…そこから生み出される超パワーは
半端ではない自体リリアムメンバー皆知っていた。
初対面の理奈たちや武術をしているであると思われる芝浦さんもおそらくそう思った事だろう 。
水から上がった大河さんは相変わらず髪がとても短く少年みたいだが
顔立ち自体間違えなく美少女のものであり
勿論アスリートだけではなくその肉体は鮮やかと言えるもので
逞しさと同居した大きく華麗な乳房
6つに割れた腹の筋肉
そして太めだが無駄な脂肪の全く無いチーターの様な足
その付け根の陰部には凛々しく陰毛が生えていた
そう大河さんは完全に全裸のまま私達に話しかけていたのだった。
…正確に言うとあんな高くから飛び込みをすれば、ワンピースタイプの水着でもない限り
衝撃に耐えきれず水着が脱げるのはごくごく当然の事だったのである。
あまりの見事な肢体とあまりの考えのなさに皆言葉を失う。
大河さんの飛び込んだあたりから赤いビキニらしいものが浮いていたのだった。
私は周囲を見回していたが芝浦さんがぼそっと喋る
「すげぇ…色々な意味で」
芝浦さんを持ってそこまで言わす大河さんはやはりすごかったと言わざる終えない。
ようやく大河さんが無事だと気がついた白瀬さんは焼きもちなのか
「心臓が止まるかと思った…
というより健太ったら…あまりじろじろ見ちゃ……」
と芝浦さんに突っかかるも…芝浦さんは大河さんの体に興味を持ったようだった。
だが芝浦さんの股間は何の反応も示していない…勿論そういう意味でもいい体だろうが
それよりも純粋にアスリートとしての肉体に興味がわいたと私にも判断出来た。
それは白瀬さんも同じだったのか
「相変わらず健太って格闘馬鹿なんだから…まあいいけどね」
とすぐに気持ちを切り替える。
が…その会話が聞こえた様なのか
大河さんが芝浦さん達に近寄り声をかけてくる
「ありがとな〜そこの兄ちゃん姉ちゃん!わいは大河虎。
ワイの体ワイが一番惚れぼれしとりまんがな〜ナルシーというわけでわないんだがな〜
ふぁっふぁっふぁっ!皆もワイを見たければ存分にみるといいぞよ」
と親しげに声をかけながら、雌豹のポーズとか割とHめなポーズをみんなに取り始める
「やばい…」
「キャプテンすいませんがちょっと」
とそんな扇情的な大河さんに外野担当の光陵男子陣が股間を抑え、休憩ルームに急ぐ
そんな様子をにやにやしながら
「別にわてはおチンチンをビンビンにさせても気にせぇけどなあ〜
かといってとち狂った行動をとられても困るじゃけんがな」
と全く羞恥心がないそぶりを見せる
そんな大河さんに圧倒されていたが、今度はヘリがプールサイドに着陸し
人が降りるのだった。
あの人たちは…まず最初に出たのは一度じかに会った事のある少女鈴木凛さんだった。
ACT 31
まず鈴木さんがヘリから降りてした行動は…
「あのぉ…大河キャプテン。
水着脱げてます…お願いですからせめて水着くらい…着てください」
と大河さんに水着を着るように促すことだった。
大河さんはそんな鈴木さんに
「別にわれは真っ裸でも気にせぇけどなぁ
……まあええや。水着着てくるから待ってみぃ凛」
とプールに飛び込み水着を回収しに行く。
呆然と私達は大河さんを見ていたが、鈴木さんからその間をつなぐかの様に挨拶されるのだったが
「えーと…すいません……リリアムの皆さまですよね……
男の子とか、先日来た時見ない方も結構いるので確認したいのですが…」
理奈達光陵とは初対面なのか、全く状況が呑み込めてないようだった。
最も理奈達光陵の方も鈴木さんが誰なのか分からず戸惑っているようだった。
そんな様子に痺れを切らせたのか、土生の方から鈴木さんに話しかける。
「いや俺達光陵は今日リリアムと合同で遊びに来たんだが…
とりあえずお前さんとは俺達初対面だから名乗ってくれないか?
あんたのところのキャプテンがあんな強烈な搭乗をされて面食らっているからさ
とりあえず俺から名乗らせてもらうわ…俺は土生翔平、光陵のキャプテンをしている」
と簡単に自己紹介と説明をする、そんな土生に対して鈴木さんも
「ああ!はいあの…光陵ですよね…土生さん。
初対面の方も多いので名乗らせてもらいますね…私はタイガーソウルに在籍している鈴木凛と言います。
ポジションはライトを務めています…どうぞよろしくお願いします」
と鈴木さんは簡単に自己紹介をしたが、鈴木さんのリアクションを見る限り
関西の方でもある程度光陵の名前は知られているらしい。
私達は少し落ち着いてきたので鈴木さんを見てみると別の意味で驚愕した
体格としては私達5年生から比較したら背も高く
印象から想像できないほどしっかりしたアスリート体形で、顔立ちもなかなか可愛らしい。
そんな私達の視線に鈴木さんは照れたのか
「あの〜恥ずかしいです…皆さんと比べて…私すっごく胸が小さいので……
それに大河キャプテンはビビらしたもの勝ちと言いましたが…私の方が縮こまっちゃいそうです」
この間来た時以上に鈴木さんは縮こまっていた
そう…鈴木さんの体格と反比例するかのごとく全く胸部に膨らみを感じない
改めて鈴木さんの胸は水着になった事で改めて大平原だったと皆確認した。
そしてその水着はマニア狙いの様にスクール水着で、バストがぺったんこだとありありわかる。
私達としては鈴木さんまでいくと極端とはいえ、小さい胸の方がありがたかったりする時もあるからな〜
ふと私はリリアム・光陵の中で一番胸の大きい理奈の様子を見てみるが
理奈は複雑な視線を鈴木さんに向けていた。
それはそうだろうな…理奈の場合爆乳で嫌な思いをした事が多いから
胸が小さい事を恥ずかしがるというのは気持ちとして複雑なのだろう…
そんな視線で鈴木さんを見ていた。
少し動くたびに102cmのJカップをブルンブルン揺らしながら。
そんな複雑な理奈を受けながらも、鈴木さんはきょろきょろしながら見ていたがいきなり声をあげ
「所で…私も週刊MAXを読ませて頂いたのですが
野村理奈さんという方は……あっ!やっぱり…ぜんぜん勝てない……」
と理奈を見つけるや否や明らかに胸を見て項垂れるしぐさを取る
かなり落ち込んでいる様だ。
理奈の方は明らかに困った表情で鈴木さんに話しかけようと近寄る
歩く度妖しく胸を弾ませながら
「…鈴木さんって言ったよね……あんまり胸が大きくても困る事や嫌な事は沢山あるし
胸が小さいいのは今だけだって…」
と慰めるが、そんな状況下でKYにも大河さんが現れる。
水着…いや水着…なのか??
まるで紐を付けているようなとんでもない露出の水着…たぶん前でテレビでやっていた
ウルトラマイクロビキニというやつだろう…
黒い紐でぎりぎり乳首が隠れ、陰毛が見えないぎりぎりの面積しか覆われていない
そんなトンデモ水着を付けた大河さんは
「凛!諦めろ!!おまはんには誰にも負けない俊足と天性のバッティングセンスがあるのじゃ
貧乳でもいいじゃろ別に死にはしないけんし…われや萌葱がボインボインじゃい!!」
と全く鈴木さんの事をお構いなしに言ってのける
鈴木さんは
「うぇ〜ん。大河キャプテンの馬鹿〜
そんな素晴らしいものと筋肉のバランスとれている大河キャプテンには言われたくありませ〜ん」
とクラッカー状の涙をカチカチ言わせながら、理奈の102cmバストに顔をすりすりしてしまい。
「えっ?ちょっとぉぉ…そんなまんが涙べたべたくっつけられても!!
はーなれて〜はなれてー」
鈴木さんは意図せず理奈の豊満な102cmのJカップに顔をうずめていき
理奈は振り払おうにも鈴木さんの力が強く振りほどけないようだった。
土生も相手が女の子なのか…黙って見ている事しかできない。
そんな有様に私はこう思った
鈴木さんが羨ましい…
私はそんな事を思っていたのだが、鷲沢副キャプテンをふと見ると私と同じように
実に羨ましそうな表情をしていた。
だが参ったな…勿論理奈もだがこれじゃあ滅茶苦茶だ…
ACT 32
そう思った瞬間
ヘリコプターから関西名物ハリセンが飛んでる?
違う!誰か大ジャンプしてハリセンが大河さんのドタマめがけて降ってきた。
怒声とともに
「え〜かげんに…せんか〜〜い!!」
轟音。大河さんの頭が割れる位の轟音が響いたと思ったらとどめのハリセンが顔面めがけジャストミートされた!!
「なんでやね〜ん」
そう大河さんは言いながらプールにぶっとばされた…そしてハリセンを持ちながら立ち尽す女に私達は見覚えがあった。
「虎がみなはんに迷惑をおかけしてすいませんなあ〜凛…凛!」
その人は九条萌葱さん。タイガーソウルの副キャプテンだ。
そしてまだ理奈のおっぱいに擦り擦りしている鈴木さんの頭もハリセンでどつき
「!!!あれ??私は…はう大きい……
あっ!!すいません野村さんつい我を忘れてとんだ御迷惑を!!ごめんなさいごめんなさい」
その拍子で正気に戻った鈴木さんは理奈から大急ぎで離れ平謝りだった。
そして少し場が鎮まったところを見計らい、九条さんから声がかかる
「お久しぶりどすなあ〜神楽坂はん・鷲沢はん。そしてリリアムの皆様
ちょっとわての水着姿を見せるのは恥ずかしいですけどなぁ…こういう形でもいつか会いたいと思ってたんどすわ」
この人…やっぱり凄い長身…
沙織もかなり背が高い方だけど…下手をしたら九条さんは社会人といっても通用するくらいの背の高さだ
顔立ちや黒く長い髪も沙織に負けないほどの品と美しさを誇っている。
だが……それ以上に私は…私達は驚いていた
九条さんの胸…ユニフォームで隠れていたのか、あるいは隠していたのか分からないが
理奈を超えるほどの…今まで見た事がないくらいの巨大で張りのある乳肉がそこにそびえ立っており……
水着もまるでサラシのような形状でピッチリ九条さんに密着し
くびれたお腹と全然違う圧倒的なバストを見せつけるのだった。
更に無意識にか九条さんはこんな事も言うのだった
「今回光陵の方が一緒だとはつゆ知らず…連れが御迷惑をおかけしましてすいまへんなぁ
わては九条萌葱と申します。タイガーソウルピッチャーを務めてますわ〜
どすが…殿方にわての110cm近くの爆乳を見せるのは恥ずかしいですなぁ」
恥ずかしがっているが…110cm??となるとO位かなぁ
だが確かにそれくらいの大きさが嘘ではないと言い切れるとんでもなく豊満なバスト
勿論垂れるどころかツンツン張って、形も水着を付けているとはいえとても綺麗だった
そして下半身も白魚の様に細めで締まっているが、最低限の筋肉も付いており
何よりふんどしと言うかTバックと言うか…沙織や大河さん並の露出で尻肉すら可憐であった。
かなり過激な水着だったがさらに私達は驚愕する事となる
「実はぁこれわての実家の試作品でハイテクさらしどす
試作だから露出は激しいどすが、着物を着ているとき水難事故にあった様としていろいろ試験中何どすわ」
サラシ??確かにさらしとしては全然肌の色などは透けていない
流石に九条さんの乳首とか大粒なのか…少し浮いてはいるが
露出を下げれば十分水着としての転用も可能だろう。
だけど船に乗っている時に着物を付けているものなのか?
九条さんや九条さんの実家の人には失礼だが、実際実用性があるのか私には全然分からなかった。
あらためて大河さんにしろ九条さんにしろ鈴木さんにしろこうして出会うと
ちょっと変な人たちだなとは思ったが
秋の試合では私達にとって最強の敵となるわけだ…そんな事を思っていたらまたヘリから女の人が降りた。
あの人は…その女性はまっすぐ小倉監督のもとに飛びつくように駆け寄り
ACT 33
「久々〜イオリン❤イオリンが私達との決戦を決めたって一昨日電話来たから改めて会いに来ちゃった❤」
と本当に心から嬉しそうに小倉監督をぎゅっと抱きしめる
そう。この人こそタイガーソウル監督を務めている春日桜さんだった。
小倉監督とは旧知の仲らしいのだが、小倉監督の方はそんな嫌な顔はしていないものの
少し複雑そうな表情だった
勿論春日監督も芝浦さん達・中井監督を含めた光陵メンバーも全くの初対面の為
どうしていいか分からなかったが、中井監督から口を開く。
「あの…すいませんがお名前は??
どうも小倉君の…友達みたいですが…正直我々は状況が呑み込みきれないので……」
と春日監督に対して尋ねてみる。
春日監督は小倉監督と旧友…もしかしたらそれ以上の関係だったのかもしれない
そんな優しくも甘えるような表情から一転し、凛々しく中井監督に向き合い
「貴方は確か……中井さんですね…貴方の事はイオリンから色々と…
どうもこんにちは。私はタイガーソウル監督を務めている春日桜と言います。
イオリンが色々お世話になっているようで……では失礼を……」
中井監督に対してなにか思うところがあるのか…中井監督を見つめだす。
どこか中井監督を値踏みしている様子がなんとなくだが私にも見て取れる。
ふと土生を見てみると明らかに不快な表情を浮かべている
それはそうだろう…土生にとって中井監督は親同然の存在だ
それを誰だかよく分からない人から、値踏みされているようなしぐさを取られてはたまらないだろう。
割とじっくり中井監督を見ながら春日監督の一言で場の空気が確実に凍ってしまった。
「……67点」
67…点
この人何を言っているんだ??
土生はおろか理奈や場にいる光陵メンバーの視線が春日監督に注がれた。
「顔はそこそこですが及第です。
土生選手や野村投手…そして一年前にあの強豪巨神が4人も引き抜きをかける限り。
選手発掘素養・コーチィングはSSランク
だけど逆にいえば巨神に引き抜きを許してしまう所は詰めが甘いと言わざる終えません
そしてそのショックで覇気をなくしてつい最近までただの草野球サーク……」
まるで氷の刃のように冷たく鋭い冷徹な批評
全く思いやりも手心も感じない…あくまで第三者としての客観的な批評だった。
が…どうしても傍観者でいられない人間がいたのである
「ふざけんじゃねぇぇ!!中井監督の事を知らないくせに何好き勝手言ってやがる!!」
耳をつんざく怒声…私たち皆その声の主…土生翔平に対して向き直る。
だが土生の怒りは収まるどころか余計に燃え上がり
「それに元々汚い手を使って強引に引き抜いたのは巨神だし
あいつらもあいつらで俺達や中井監督を裏切った!!なんで中井監督が責められなきゃいけないんだ!!」
烈火のごとく怒りをあらわにしていた…理奈や光陵のメンバーも土生を心配そうに見ている。
ただ光陵関係者でたった一人中井監督だけは春日監督の話を黙って聞いていた
そして…たった一言
「続きを…」とだけ呟く
そんな様子にさらに騒然となるが、土生を小倉監督が羽交い絞めにして
「今は桜ちゃんと中井監督の話を聞いてから…
少なくても桜ちゃんは中井監督を責めている訳でも、見下している訳でもない…」
最悪春日監督に危害が及ぶことを防ぐ…そして中井監督を信じているのだろう。
土生はもがくしぐさをするが、それ以上暴れる様子は見せず、なんとか一段落した。
そんな土生や光陵のメンバーを全く気に留めず、春日監督は話を続ける。
「……では話を続けます。
ですが流石に今も素養発掘能力は確かですね…土生選手はゆうに及ばす
野村選手は私どもの九条に近い剛速球選手ですし…瑞原選手も今後の事を考えたらかなりの有望株となるでしょう
それと橡浦選手の足の速さ・山下選手のパワー・そして守備の正確さなどかなりの…」
と普通に中井監督の手腕を褒めているが、中井監督から手が上がり
「いや春日監督……俺は土生達選手の練習メニューにタッチしていません。
褒めるのなら土生達を褒めてやってほしいのですが…」と謙遜の意思を表す
確かに土生達から聞く限り中井監督はどちらかと言うと放任主義で
練習メニューとか土生に任せていると聞いたけど…
そんな中井監督をフォローするかのように小倉監督からも声がかかる
「桜ちゃん。
中井監督はそう言っているけど本当は誰よりも選手の事を信頼しているのよ…
じゃなかったら土生君だってこんなに怒ったりしないし
みんなの目つきを見れば桜ちゃんだって…」
そう…光陵メンバーすべて明らかに敵意をもって春日監督を見ていた
土生は言うに及ばず、理奈や勇気ちゃん、橡浦に山下ら
すべて怒りをあらわにしていたのだ。
そんな様子に春日監督は中井監督を見据えて断言する。
「なるほど……詰めが甘い事は取り消しませんが
選手の信頼がかなり厚いのは明白ですね…74点です」
と先ほどよりも評価をあげた…が大本のところは全く譲る気がないようだ。
「何だと!!中井監督はあんたみたいな訳のわからないのに採点される筋合い無いんだよ!!
その中途半端な数値全部取り消せ!!」
そんな様子にまた土生が怒り出してしまうも、春日監督は余裕を持って土生に振る舞う。
「チームメイトを引き抜かれたら直接的な戦力ダウンはもとよりメンタル面でも乱れるのは避けられない
それはいま土生選手…君が証明している事よ……」
とチームメイトを引き抜かれた事で直接的に戦力ダウンしたこと
そして巨神に対する怒り、憤りなど巨神打倒に対して原動力となっている反面。
必要以上に巨神に対し心がざわつく事も土生の様子から見抜いたようだった。
更に春日監督は冷徹に
「それに私やイオリンだったら、チームメイトが引き抜かれるなんて
詰めの甘い事はしないわ…絶対に……ましてや諦めて見守るなんてね
たとえ相手がどんな絡め手や卑怯な手段を講じたとしても
私ならそれ以上の事をして奪い返す・イオリンなら相手をハメてでも交渉に持ち込む」
とはっきり中井監督がある意味甘い人だと言い切る
それがとどめになったのか土生は強引に小倉監督を振りほどこうとしながら
「てめぇぇ!!俺達の事何も……」
と怒髪天をついたように大声をあげるが、プールから奇妙な水音が聞こえ見てみると大河さんがそこにいて
「まてまてぃ…ごぼぼぼ……潜水艦〜〜はっはっはー
わても話に入れてくれや…これじゃあ遊びにきた興が覚めてしまうわい」
ばっと大河さんがプールから上がり言葉を土生にかける。
「少し落ち着きや……土生…ちゅーたっけな?
ワシらも巨神がえげつない事をしとるっちゅーのは色々しっとるし
監督を慕っているのはおまはんの様子を見れば春日監督やワシらも理解できるわ…だがな」
土生は大河さんをにらむが、あえて大河さんは土生を真っ向から見て話を続ける
「巨神に移籍したチームメイトもチームメイトじゃ
己の利でころころ趣旨替えをするメンバーは遠かれ早かれ邪魔になるだけやし
そんなのいちいち気にしてたら胃に穴が開くどころか胃がなくなっちまうわい……
というよりそんな相手にいつまでも怒っとったら自分もつまらない人間になるんちゃう??」
とある意味で土生が過去にとらわれ、巨神に移籍した選手に対して固執しているのではと言い放つ。
土生は改めて大河さんに
「くっ!!だがな…監督や俺達を裏切ってへらへらしているような奴に負けたくないんだよ!
そしてあんたらも部外者なくせに監督や俺達に対してとやかく言う筋合いはねぇ!」
自分の憤りを聞かせる。
外野の私達からしたら完全に筋が通る大河さんの言葉
だけど土生の個人的な事情も私はある程度聞いている為
触られたくない所を触れられる土生の辛さも私には理解できる。
そんな手詰まりの局面だったがすっと中井監督が口を開く
「もういいよ土生……俺の事をそこまで慕ってくれるのは本当に嬉しい
だけどここは俺が言わなきゃいけないからな…少し黙っていてくれ」
土生を労わる様に優しく、傷つけないように声をかけ
改めて春日監督の方を向いて心境を語る
「そうですね…春日監督。確かに俺は色々と甘かったです。
巨神の事で移籍した4人の家族には大変迷惑をかけた
そして土生やチームメイトの心を傷つけたのは全て俺の所為です」
と春日監督の指摘をすべて受け入れるが…話はまだ続き
「俺のポリシーとして“勝つ野球”よりも“楽しむ野球”をモットーとしていましたし、ずっと土生達に練習とかを任せていました。
が…ある意味で逃げだったのかもしれません……こんなにもいい選手に囲まれている以上
俺の方からも勝ちにいかないと嘘ですね…俺達は秋の全国大会で優勝を目指します!!」
とはっきり宣言するのだった。
「監督!!」
土生も明確な優勝宣言に目を輝かせ、理奈達光陵メンバーのボルテージもウナギ昇りだ。
そんな様子を見届けた春日監督は一言中井監督を見ながら言う
「そう言ってもらわなくては困ります。
中井監督……そして貴方方光陵はイオリンのリリアムと五分の勝負をしたと聞いております。
そんなチームがむざむざ敗れる事を私は認めませんし許しません
そんな事になれば貴方方どころか、イオリンやリリアムの名前に傷が付いてしまいます。
どうせやるなら優勝旗を掲げて、私の言葉が間違っていたと証明をしてみてください」
と激励とも挑発とも何とも言えない言葉をかける
そんな春日監督に小倉監督は苦笑しながら
「桜ちゃん…相変わらずそういう激励しか出来ないんだから…
今の先輩…おっと中井監督なら優勝だって狙えますよ…ねっそうでしょ土生君?」
と土生にも中井監督にも春日監督にも返す。
土生はそんな小倉監督に
「当然です!!
秋の大会で光陵に優勝旗を持っていくことが最大の恩返しだと俺は思ってます。
…春日監督……アンタの言った事全て俺や…いや俺達光陵メンバー全員で否定します!
中井監督や…俺達の為に!」
と激しく闘志を燃やす
そんな様子に春日監督も苦笑いしながら
「まあね。中井監督…これでアスリートとして私の言いたい事は終えました
……ではここからは私の思っている事を言いますね中井さん……
貴方イオリンのことどう思っているんですか?イオリン中井さんと交際したいって言ってますけど
イオリンは私のお嫁さんなんですよ〜そこのところをはっきりさせてください!!」
と…まるっきり話を変えてくる
はぁ??
また小倉監督に接するような口調で中井監督に対して小倉監督と交際をしているのか聞き出す。
私達全て目が点になっていた…基本的にリリアム特有のあれを言うのはタブーなのに…
「ひゅー春日監督相変わらず熱いのお!!わしらにはよ〜分からん世界だが」
「14年来の愛と言っておりましたからなあ〜春日はん。三角関係も見ている分にはおもしろいどす」
「はわわ…不純同性交際!!監督大胆すぎです!!!」
タイガーソウルの大河さん・九条さん・鈴木さんからも突っ込みが入り
中井監督は顔を赤くしながら
「ちょ〜〜待て待て小倉君!!
それは君の事嫌いというわけではないが…君の友達に何を言ったんだね!
この勢いだと交際件即結婚という流れになりそうなんだが???」
とめちゃくちゃ困惑している…まるっきり脈がないわけではないが
かといって明確に恋人という訳でもないのだろう…そんな戸惑いがありありとわかる。
土生の方もなんとなく春日監督の考えている事を察し
中井監督も先程のような明確な答えを出せる状況ではない為
かなり困った顔をしている状況だったのだが、土生を羽交い絞めにしたまま小倉監督は呟いた
「…ああなんて展開に…私を巡って中井先輩と桜ちゃんが争うなんて……
なんて罪な女なんでしょ私って…」
さらに土生の目が点になったのを私は見逃さなかった……そんなやり取りを私は聞いており
「小倉監督……突っ込みどころが多すぎて何とも言えないけど
中井監督と交際したいって本当なんですか??」
たまらず土生の方も小倉監督に突っ込みを入れるも、小倉監督は……
「うーんモーションかけているけど先輩ちょっと奥手で
…土生君は先輩の好きな食べ物とか知ってる?
私もよく田舎から送ってくるザザムシの佃煮やイナゴのバター焼きとか昆虫料理が得意で
先輩に持っていくけどいまいち評価良くなくてね」
昆虫料理……それは確かに下手な肉や魚より栄養満点なのだがもう少し女性らしいものを……
あまりの空回り振りに私も土生も呆れるしかなかったのである。
そして中井監督は場をごまかすかの様に
「それでは改めてみんなで楽しく遊びますか…ほらほらみんなも楽しく」
と土生達に声をかけ
「あっ!!先輩いい機会ですから私と付き合って」
「駄目ぇ〜せめて私のタイガーソウルに勝ってからいってよ〜イオリン
イオリンをそう容易く他の人のお嫁さんにさせないんだから〜」
と後ろで騒ぐ大人子供に目を完璧に聞かない素振りを中井監督は決めるのだった。
ACT 34
それからみなは気分を変えておおもりあがりで楽しんだ。
プールサイドで撮影会を開いたり
スイカ割りをしたり
そして光陵vsリリアムvsタイガーソウルvs芝浦さんの合同ビーチボール対決などみんなで楽しめるだけ楽しんだ。
「それっ!健太フォローお願い!!」
「任せろ紗英…でりゃ!!」
「ぬわっ!萌葱フォロー頼む」
「任せとき虎…はわっ…」
決勝ラウンドはタイガーソウル大河さん・九条さんVS芝浦さん・白瀬さんチームで争った。
最後の芝浦さんが放ったスパイクを大河さんが変な所にはじき、あわてて九条さんがフォローに入るも
「ゲームセット!シバケンチームの勝ちです」
と沙織のジャッジが響き、さらには
「あうぅぅ…いやどすわぁ…みなはん見ないでくだはい……」
走った拍子でさらしが110cmの激しく揺れる胸に耐えかねてぶちんとはじけ
九条さんの爆乳がみんなの前で開帳された。
九条さんの爆乳はきめ細かい白い肌に覆われ
乳輪は少し大きめのふっくらした大きさで、それと反比例するように乳首は意外と小さかった
乳首や乳輪の色もまだ性を知らないらしく、少し白いが逆に処女性を強調しHだった。
そして胸そのものはメロンどころかスイカ並の大きさのもので
白くたわわで、水着が外れたことでたゆんたゆんゆれるが、まったく垂れず
物凄く形がよかった。
そして勿論。私や理奈。久美たちも参加したビーチバレーは
みんな胸がブルンブルン揺れていた事も、ハプニングで今の九条さん見たく
私の胸や理奈の胸…いや参加者すべてのはじける乳房や臀部も飛び出しセクシーバトルとしてもしっかり記憶として残った。
最もこの様子は録画されており
後日プライベートフィルムとして皆に郵送される手はずとなっていた。
また当初は春日監督の発言で光陵メンバー…特に土生は最初こそ
タイガーソウルのメンバーに対して警戒をしていたが
大河さんのフルヌードで静めるため。休憩室にいたメンバーも戻り
これ以上無意味な争いをしてもしょうがないと判断し、語り合う。
「あなたが野村理奈はんどすか〜
光陵にはいった剛速球投手は…なんか親近感沸きますなぁ〜
その大きい胸といいわてと同じタイプのピッチャーというのは…」
と九条さんは親しげに理奈に対して話、理奈も
「やだな〜九条さんの胸もすごいですね。
私は剛速球しか投げられませんが、逆に言えば剛速球では誰にも負けたくないんです。
それに翔がいるから私のボールを取れるんですし…」
と謙遜を言うと九条さんは微笑み、さらしごしに110cmの爆乳をゆさゆさ揺らしながら
「立ったらますますワテに近いどすわ野村はん。
わても速球しか投げられまへんのや…下手に投げると危ないどすしな…
それと虎がいるからタイガーソウルで投げてられるんですわ…それと監督がきつい事言って申し訳ありまへん
ああいう方なんどすわ…ひたすら勝ちに行く気位の高い虎……それが春日監督どす」
と九条さんから春日監督がきつい事を言ったのではと理奈に詫びるも、理奈は
「それに関しては春日監督の目利きが甘かったって証明しますから…
私たち絶対秋大会に優勝します!!中井監督や翔…みんなの為に!」
とはっきり宣言していた。
そんなピッチャー同士意外と気が合うようだった。
土生の方も大河さんと会話をしていた。
「あんたの監督かっこよかったで…土生よぉ
わしが18歳なら惚れてアタックしとるワイ…」
と勇ましく中井監督が優勝宣言をしたことに少し頬を赤くして褒めちぎっていた。
そんな素直な様子に土生も
「あんたの監督は正直嫌いだ…
でも大河…あんときのあんたの言葉…響いたぜ。
俺は改めて誓うよ…中井監督が作って…ここまで俺を成長させてくれた光陵を
絶対に優勝に導く…巨神だろうがほかのチームだろうが関係ない
俺の一番の相棒理奈や中井監督…俺のすばらしい仲間たちのためにもな」
そんな土生に大河さんも気に入ったのか手を出して。
「そんじゃあ競技こそ違えど同じキャプテン同士握手でもしようや」
と拍手を求め、土生もそれに応じて手を握り。
「ああ。ありがとう…これで二回目だな今日握手するのは
大河…俺としてはリリアムや春日監督のことで複雑だが、あんたの気持ちは忘れない」
と土生も大河さんの気持ちを受け入れる。
「おーし!!
ほんとはなぁ土生。神楽坂沙織たちリリアムの手みあげを跡で持っていく手はずだったんやが
おぬしら光陵にもプレゼントを贈るわ…楽しみにしときな〜」
とかわいらしく大きな声で土生に告げるのだった。
そして楽しかった時間は過ぎあっという間に夕暮れとなり
ヘリで関西に帰るのだという
代表して小倉監督が
「それじゃあ今日は楽しかったよ桜ちゃん。
でも勝つのは私達何だから…女子小学生最強の称号は…」
と言いかけるも春日監督も
「私達タイガーソウルってことでOK?」
と微笑んで答える。
そんな春日監督に小倉監督も微笑みながら
「私達リリアムよ。日本最強の座返してもらうんだから
待っててね桜ちゃん!!」
と微笑み返す。
春日監督は微笑みながら手を振って、それ以上何も言わなかったが気持ちは繋がっているのだろう
そんな微笑みのまま、ヘリコプターは天に帰る。
私達も
「また秋に会いに行きますから〜」
「今度会ったら大勝利〜」
などと好き勝手な事を言って出送る
土生達光陵メンバーはかなり複雑な表情だったが、ちゃんと出送ってくれたのだった。
そして帰りのバスの中
「とんでもない人たちだったね〜優子」
と理奈から声をかけられる、土生は少し膨れているがもう怒ってはいないようだった
「うん!でも私達は勝つよ!それがリリアム何だから!!」
と私は理奈に返し…
「それに理奈達だって巨神だけじゃなくて…優勝を目指すんでしょ!
もっと頑張んないとね私達も」
と私なりに応援する。
土生の方も
「そうだな…中井監督があそこまで啖呵を切ったんだ!
俺達も絶対優勝する!!巨神やあの変な監督を見返すだけじゃない!!
中井監督と俺達の為にだ!!」
と激しく闘魂を燃やす。
そんな土生の闘志を確認したら、急に眠気が襲ってきた
今までの疲れがどっと出てきたようだった。
「ふあ…あああ。ごめんちょっと話の腰を折る様だけどもう眠くなっちゃったおやすみ〜」
私の意識は闇へと吸い込まれていく…横に座っている頬に久美の温もりを感じながら…
そんな意識の無くなる瞬間
「もお!甘えん坊さんなんだから
まあ気になったら私の球ガンガンとってもら……」
温かい言葉をかけられたのかな? とにかく決戦が近付くことを感じながら
とにかく楽しい一日だったと思いブラックアウトしたのだった。
「ZZZZZZ」
後日談
「理奈〜あんた宛に宅急便」
なんだろう?新学期に入りたった今タイガーソウル戦を想定した練習をしていた帰りだ。
この間のDVDかな?とりあえず母さんから重い荷物を受け取り部屋へと運ぶ
「どれどれ…なっ!!」
中を確認したらそこには何と、児童用の高級プロテインふた箱と手紙が添えられていた。
その手紙の内容は
どや?驚いたか??
わしらの試合もあと一カ月ちょいじゃ
ワシの会社で卸したプロテインで滋養を養え! 大河虎
PS それとただで送ったんじゃい。
ちゃんと効果のモニターもやれい!!以上
と大河さんからの贈り物だったらしい。
プロテイン…あの筋肉を作るたまものなんだろうな…口から意識せず苦笑いを浮かべる
しかもがめつく無料モニターもやれとは……
とそこにチャイムが鳴る
今度こそリリアムからのDVDかな?
まっさきに玄関に向かい、ドアホンを取るのだが、そこに出たのは意外な人物だった。
「ああ優子?もしかしてそっちにも来た??
私の家にも大河さんからプロテインが送られたみたいだから聞きに来たけど…」
と理奈の方…というより光陵にもプロテインが送られてきたようだった。
光陵の方は少し文面が違い
この間は世話になったのお
ワシらと直接関係ないとはいえ、ワシが最も嫌ういけすかん巨神を倒したれ!!
と簡略するとこんな文だったらしい
恐るべき大河虎……まさにそう言わざる終えなかった。
そして次の日DVDが無事に届くこととなったのだ
また秋の最終決戦は前回優勝したタイガーソウルがいる関西で行う事となり
ちょうど理奈達が秋大会に出場するくらいの時期だったのだ。
そんな打倒タイガーソウルに熱く意気込みを燃やしつつ
私達はというより光陵メンバーもプロテインの効力を嫌でも書きながら
律儀に大河さんに感想を送り返したのだった。
本当に完
乙
投下終了です、次回最終回予定
270さん早速のご感想ありがとうございました。
そして読み手の皆様に作家の方々には色々と感謝しています。
本当にありがとうございます。落ちます。
>>271 ふぅ、九条さんと大河素敵過ぎる…堪能した…GJ!
虎可愛いよ虎
マルムまだかな
あれ?なんだっけそれ
それよりもんぺ巨乳小学生キボング
千晶タンまだー?
投下開始 エロ無し。
「サエ!! この辺に『カナたん』が住んでるってほんとか!? しかもおまえ、知り合いだって…」
仕事で遅刻してしまい、騒がしい昼休みの廊下を駆け抜けて六年一組の教室に入ると、待ち受けていたゴトーが血相を変えて掴みかかってきた。
息を荒げ、グリグリと目を剥いたゴトーに詰め寄られ、私はしどろもどろに答える。
「え!?『カナたん』って緒方かなのこと?」
「…緒方かなって誰だ?」
「…カナたん、でしょ?」
どうも話が噛み合わない。小首を傾げて睨み合っていると、珍しく居眠りをしていない健太が苦笑いしながら割って入った。
「ゴトーが言ってんのは、ほれ、『虹のすきっぷ!!』のカナたんだろ。朝の教育番組の…終わっちまったけどな。」
「…私が言ってんのもそう。着ぐるみのムクムクと一緒に虹の国から来た妖精の女の子。」
要するに数年まえの人気教育番組『虹のすきっぷ!!』で進行役を務めていたのが、私の元モデル仲間の緒方かな演じる『カナたん』ということだ。ああ、ややこしい。
「ああっ!! そういやあいつ、確かに『カナたん』だ…」
緒方かなを知っている健太までが驚いて叫ぶ。しかし決して彼が鈍い訳ではない。
今の精悍な野球少女と、あのころの絵本から抜け出たような愛らしい虹の妖精が同じ少女だと気付く人はまずいないだろう。
「可愛かったよなぁ、カナたん。バック転が上手でさ…」
「それにあの衣装な、成長期だからだんだんキツくなって、やたら開いた胸元がもう、犯罪寸前だった…」
いつの間にかお馴染みの猥談に発展する男子たちを冷ややかな眼で眺めていると、慌ててゴトーが話題を修正する。よほどカナたんに執着があるようだ。
「で、その緒方のカナたんが近くにいるってのは…」
「うん。五年生に土生って子がいるでしょ。あの子の入ってる『光陵リトル』って野球チームにいるの。」
ユニフォームに身を包んだ孤高の鷹。儚い必殺の刺客。かつて妖精だった彼女は変わった。いや、自ら変えたのだ。
変化を恐れず、常に退路のない挑戦を続ける彼女は、かつての孤独な私にとって、唯一厳しさと、今だから理解できる優しさを持って接してくれた数少ない友人だった。
「…ある朝突然、カナたんは違う女の子に替わってた。バック転も出来ない二代目にさ。ムクムクまで知らんふりだった…」
ゴトーが悔しげにいう。どうやら彼の初恋は、テレビの中の緒方かなだったらしい。
「…それからすぐ、番組終わったんだよな。なんであの子、急に辞めちまっんだ?」
周りを代表して、健太が尋ねる。ここからは少し私にも関係がある話だった。
「ん… テレビや雑誌には、専属契約って制度があってね…」
当時の私はローティーン向けファッション雑誌『Tesra」の専属モデル。一方同じ道を目指していた緒方かなは、アクタースクールで高い身体能力を見いだされ教育番組『虹のすきっぷ!!』のキャストに抜擢されていた。
抜群のキュートさと絶えない笑顔。『カナたん』はたちまち幼児や父兄の人気者になったが、彼女の眼はいつもその恵まれた肢体を活かせる場、競合誌トップの『Tesra』に向いていた。
やがて念願叶って『Tesra』出版社から契約の打診があったとき、彼女は『虹のすきっぷ!!』契約延長を断って、すっぱりと人気絶頂の『カナたん』を捨てたのだ。
「…じゃ、胸が大きくなりすぎて、衣装が入らなくなった、ってのはデマか?」
「…当たり前でしょ。テレビ局は、彼女のために撮影セット大改造したくらいなんだから。」
彼女の見事なバック転は番組の人気のひとつだった。しかし、安全の問題から、続行が困難になったことがある。
しかし『カナたん』は頑なに継続を主張し、この人気シーンのためにセットは八割がた安全重視に新造されたのだ。
…もっと軽やかに、もっと笑顔で。ブラウン管の裏側で、カメラの死角で、いつも彼女は人知れず汗を流していた。
軽やかに舞い降りる虹の妖精はいつも、ふらふらで立てなくなるまでバック転の練習を続けていた…
「…で、そのあと『Tesra』二枚看板となったわけね。憧れたなぁ、あの頃…」
エリがパラパラと『Tesra』最新号を捲りながら言う。相変わらず巻末には、『モデル好感度アンケート』が綴じ込まれていた。
皮肉にもあの頃、心を錆びつかせて着せ替え人形のように生きていた私の姿は、退廃と背徳という当時の流行をそのまま具現していた。
気だるく虚ろな視線の私は常に投票のトップに居座り、明るく健康的で凛とした新参モデル『緒方かな』にその座を譲ることはなかった。
彼女は頑なに自らのスタイルを守り続け、決して白瀬紗英の亜流になることなくある日突然、再び軽やかに新たな道を歩きだしたのだ…
「…俺としちゃ、モデルなんかより、ずっと『虹のすきっぷ!!』続けて欲しかった…」
「…おまえ、たしか公開録画に応募したりしてたもんな…」
強面で通る『東小のゴトー』の意外な一面に驚きつつも、興奮する彼にこの先の話を続けるのは少し辛かった。
踏み出したばかりの新たな道で彼女を襲った悲劇。そして彼女の今…
「な、サエ!! ひょっとして、カナたんに逢えるなんてことは…」
クラス屈指の硬派で、あまり恋愛には興味がないと思っていたゴトーの期待に満ちた瞳に、私は少し困って健太を見る。
「なんとかならねーのか、紗英?」
健太の答えは明快だった。多分、親友ゴトーのカナたんへの情熱を一番良く知っているからだろう。
「うん…」
戸惑いつつ二人を会わせる段取りを考え始めると、顔を真っ赤にしたゴトーが再び襲いかかってきた。
「ダメだダメだ!!やっぱりそんな…カナたんと話なんかしたら俺は多分死ぬ。ちょっと見るだけ、遠くから見るだけでいいんだ!!」
別に死にはしないと思うが、それならいい方法があった。彼のデリケートな男心にぴったりの方法だ。そして今、彼女の歩む道を、ありのままこの熱心なファンに伝える方法…
「ね、ゴトー、それじゃ明日の午後空いてる? こっそり彼女の練習を見に行きましょ…」
…久しぶりに訪れた人気のない海岸は肌寒く曇っていた。夏の忘れものを捜すように、静かな海を見渡す。
はじめての夏ははるか遠く、わずかに波の音だけが穏やかに、あの眩しい日々の記憶を私に運んでくれた。
思わず脚を止めて海を見つめる私と、そわそわと落ち着かないゴトー。
私たち二人は浜から少し離れた松林に隠れ、砂浜を一望できる場所を探して移動中だった。
「…おいサエ、リトルの練習って、誰もいねえぞ!?」
しかしすぐ、ゴトーの疑問に答えるように、寒々とした砂浜を小さな人影が歩いてくる。
「…かなタンだよ。一人でトレーニング中。」
「一人で!? なんで…」
告げなくてはならない事は沢山あった。手回し良く取り出した双眼鏡を慌ただしく彼女に向けたゴトーは、彼女の現在をどう受け止めるだろうか。
「…脚に怪我してるの。彼女…」
「何だと!? 大変じゃねえか…」
驚いて答えながらも双眼鏡のなかに彼女を収めたらしいゴトーはしばらく絶句してレンズを凝視し続けた。
「『かなタン』だ…」
ようやく絞り出した声が彼の静かな興奮を告げている。
「…綺麗になったけど、だいぶ痩せたみたいだ…それに…」
波打ち際をゆっくりと歩く彼女を追って双眼鏡が移動する。
「…笑ってない顔、初めてみた…」
ゴトーの眼に映る彼女の姿がありありと想像できた。
しっかりとした眉の下、大きく澄んだ瞳は目の前に続く灰色の砂を見つめ、唇は堅く結ばれているだろう。
そして、握った拳は規則正しく挙がり、力強い歩みに揃って高く振られている筈だった。
「…無理な練習は出来ないから、歩きにくい砂浜を、ただ歩くの。」
筋力を維持し、バランスを養うために彼女が見つけたトレーニング法だ。
ひたすら海岸線を往復して、岩場を裸足で渡り、決して無理せず、惨い傷の残る左膝を動かし続ける。
「…リハビリだな。膝が治るまで戦線離脱、ってことだろ?」
一心に歩く彼女から双眼鏡の焦点を外さずゴトーが言う。彼に全てを話す決心をして、私は太い流木に腰を下ろした。遠雷が低く響いていた。
「…聞いて、ゴトー。彼女の脚は、治らないの。」
「何!?」
はじめてゴトーは視線を私に戻した。霧雨に霞み始めた沖から、昏く雲が迫る。
「…彼女はもう野球を続けられない。一撃必殺のピンチヒッターとして、残りの選手生命を代打に賭けるだけ…」
「…高校野球も、プロ入りも有り得ねぇ、ってことか!?」
「そう…光稜での一勝、そして次の一勝、遠からずバットが振れなくなるまで、それだけが彼女の見てるもの…」
遠い水平線の雨を見ながら、ゴトーは私の声に黙って耳を傾け続けた。
…かつて強豪チームで活躍していた彼女を襲った悲劇。常に自らの退路を絶って全力で走り続けた女の子の話。
全てを知ったとき暴発した私の憤りは、ゴトーの胸にも湧き上がっている筈だった。
…妖精はもう跳べない。颯爽とミニスカートを翻すこともない。『虹の魔法』なんて、子供騙しの夢物語…
しかし、後藤祐平は男の子だった。昏い海を背景に小さく見える緒方かなを振り返り、彼は無理に微笑んだ。
「…俺、馬鹿だよなあ… いまもずっと『かなタン』はムクムクと一緒に笑ってると思ってた…」
彼はそれきり黙って、再び彼女に見つめ続ける。歩みを止めて、憂鬱な色の海に向かってじっと佇む小さな緒方かなの姿を、私も立ち上がって一緒に眺めた。
「…あれ、何してるんだ?」
天を掴むように片手を挙げた彼女の頭上に、くるくると何羽もの海鳥が舞っている。騒がしい鳴き声がこちらまで聞こえてきた。
「…ああ、パン屑を投げて、寄ってくる海鳥を数えてるの。動体視力を鍛えるためだって…」
彼女の表情は私には見えない。しかし果てしなく暗い海原と空を背景に、白い海鳥と踊る彼女は綺麗だった。
いつか再び、誇り高い鷹のように高く舞う日まで、緒方かなは決して焦らず寡黙に翼を鍛え続ける。雨にも負けず、風にもまけず。
「…俺、行ってくるよ。」
ゴトーは双眼鏡を私に預けると、一歩、また一歩、砂浜に向かって歩き始めた。後を追う私に、ゴトーは振り返らず独り言のように言った。
「…サエは待っててくれ。通りがかりの名無しでいいんだ。一言だけ、『がんばれ』って言いたいだけだから…」
時々私は考える。人間の一生で、映画みたいに派手な奇跡に出逢うことは稀だろう。でも、慌ただしさのなかで見落としてしまう小さな優しい奇跡は、日々のあらゆる瞬間に溢れているのではないかと。
小さくなってゆくゴトーの後ろ姿を、不意に一条の光がまばゆく照らし、私は思わず空を仰いだ。
遥か水平線まで空を覆っていた鈍色の雲は切れ、穏やかな日光が幾筋も浜辺に降り注いでくる。
…荘厳で、身震いするような光景だった。暖かな黄金色の光は乱れ舞う海鳥と緒方かなを包み、そして…
うっすらと彼方から架かった大きな虹。私は持ち上げかけた双眼鏡をゆっくりと降ろす。
この瞬間、海原にかかる大きなの虹の下、距離を縮めてゆく不器用だけど大切な二人の友達の姿を、しっかりと自分の目に焼きつけておきたかった。
END
投下終了
乙w
書けるかな?
やっとかけた…どーなるかと思った…
とりあえず先ずは目先の事をこなします。
>SDSさん
緒方ありがとうございます。
話が出た時、まっさきにぜひ使ってくれと言いたかったのですが、
下記のとおり言う事が出来ず、このまま立ち消えになるのを恐れてました。
躊躇なく使ってくれてよかったです。
…ただ、非常に言いにくいのですが、「緒方かな子」です。
芸名が緒方かな、なのなら全く問題ないのですが、一応元ネタの中條かな子にも失礼に当たるような気もするんで;
>名無しさんXさん
ごめんなさいね、こちらの投下がやたらと遅れたせいでずいぶん迷惑がかかってたでしょう;
明日にでも大量投下します。書きだめしてたので。
ちなみに、時間軸が思い切りずれることになりますが、
…そこは愛嬌、でしょうw
> ◆selJPZyjjYさん
投下をお待ちしております。
決闘少女、か。この言葉を考えるたびに、ユキを作っといてよかったな、と思ってます。
実は長期にわたりアク制喰らってました。
という事で、その間にもいろいろあったようですが;
もっとも、心が俺掛けてたのも事実ですけどね。
ただ、こうやって俺のキャラを使ってくださるのを見ると、うれしくてしょうがないです。
というわけで明日にでも投下します。では。
で、もう1つ気になったことが。
挿絵の話が出ているようなのですが…
俺も時々絵を描くので、載せることがあるかもしれません。
まだ素人でろくな絵も書けませんが、とりあえず理奈でも書いてみるか。
ただ、エロ絵を描く場合、その系統をアップできるアップローダー、誰か知りませんか?
いつもながら、
・ありがとうございますといってるわりに自分の感想だけ
・相手に対する謝意云々より、まず先に自分の都合の否定辞をつける
すれ違わないように注意点を先にあげる、という気配りなのかもしれんが、
毎度毎度業務連絡と称して人の書いたものにケチつけるようにしか見えないんだ。
多分そのもの言いのせでイラっと来てる人いると思う。
本人達は言われても直す気無いから諦めれば?
私物化的な業務連絡や私信を住人達は認めてんだし
296 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 00:47:54 ID:UMCf059P
>>289 リスキーゲームともどもGJでした!東小勢は男女仲よくてええですな
西小とはまた雰囲気が違いますが、これもまた楽しげでよし
>>293 言われてることにも少し耳を貸してやってくれ
作品には期待してる
SSも絵もがんばれ
そこは両方ともスルーで
>>296 何を言っても、確実に悪い方に進んでしまう。
もちろんそれはこっちの言い方に問題があるからだけど、
そうなることが分かっている以上、何も言わないのが一番いい。
それは今までの事でなんとなくわかってる。
というわけで投下。本番までいく場面もありますが、果たしてそこまで投下し切れるか…
運命の日曜日まで、あと3日。
前日から再開された練習では、威勢のいい掛け声がこだまする。
「センター!」
ユキと橡浦のコンビの足取りも、軽やか。
外野手なのでそこまでコンビネーションは要求はされないが、
やはりお互いの守備範囲や心理状態などを把握しているのは強み。
「任せたぜ。」
「オッケー。」
捕って、即返球。
脚と打球反応は橡浦の方が上だが、送球と捕球の動作はユキの方が上。
「ナイスボー。(うん、流石ユキちゃん。)もういっちょ!」
「チュウ、お願い!」
守備範囲ぎりぎりのボールをうまく掬い捕る。
この鉄壁の外野陣なら、そうそう長打を喰らう事もないだろう。
…少しは、勝てる希望も見えてくるというものである。
「明日は金曜日、祝日だから学校は休みだ。
みんな、好きなように練習してくれ。土曜日に連携の確認を取るために少しだけ全体練習、
その後ミーティングを行う、いいか?」
「じゃあ土生さん、久しぶりに秘密基地に行きませんか?」
「おー、いいなそれも。じゃあいくか!」
各自片づけに入っているが、その時理奈が小声で土生を呼んだ。
(どうした?)
(今日ちょっと用事があるから、いけない。ごめんね?)
(用事?まあいいや、わかった。先家に帰ってるんだな?)
(ん。)
「チュウ、…行くの?」
「どうかしたのか?」
「いや、…えっと、ううん!」
「言えよ。」
せっかくみんなが遊びに行くのに、それを邪魔しちゃいけない。
…そんな遠慮は、あまり橡浦は好きではない。
「…今日、あたしの誕生日なんだ。」
「え、そうなのか?」
「うん。パパとママが、ごちそう用意してくれてる。だから、練習が終わったら、すぐに帰らないと。
ただ、チュウは」
「俺にも、祝ってほしいんだろ?」
つまるところ、そういう事である。
「祝ってほしいって言ってくれさえすれば、俺も喜んでユキんちへ行くぜ。」
「…うんっ!」
「はい、もしもし…緒方さん?」
突然携帯からの呼び出し音。
「…はい…はい…わかりました、今から行きますね。」
巨体を揺らしながら、土生に先に帰る由を伝えた。
「しっかし、久しぶりだー。」
「おい、ここ、くもの巣張ってるぜ。」
男子数名が集う秘密の基地。
「じゃーん!」
「お、これ、どっから手に入れたんだ?」
「木曜日のごみ置き場は、宝の山だぜ!」
数冊のエロ本。1冊ずつ配布される。
土生にももちろん、行きわたる。
「おおーっ!」
「すげーっ!」
理奈の影響もあり、土生は適当に流し読む。
…と、あるページに行き付いた。
…理奈によく似た女の子が、これまた理奈の家によく似たリビングで、強姦というシュチュエーション。
もちろんこれはフィクションなのだが、
――10年くらいたって、適当な男と流れでやるくらいなら――
記憶の糸が、過去へとつながっている。
――たとえ小さくたって、今翔とやって…その方が、絶対に後悔、しないもん!――
この世の中、いつ突然人気のないところに連れてこられて…
それが初めてだったら、そんな男に処女を奪われるかもしれない。
…こんな事になる前に、本当に好きな人に、初めてを捧げたい…
理奈の、女の子の初めては、一度きりだけ。…今、ようやく、その意味が分かった。
気が付くと、「悪い」と一言だけ残し、秘密基地を飛び出す自分がいた。
木々のざわめきが、妙に騒がしく聞こえる。
「あわわ…ああ、翔、助けて…」
悲しげに土生の助けを求める声。
もちろんその声の主は今更説明するまでもない。
「うう…喜んでくれるかなあ。」
普通のものよりかなり色の濃いナポリタン。
迷わず、ストレートに言うならば、焦げる一歩手前。
「いつもおいしい料理作ってもらってるから、たまにはあたしが翔を喜ばせたいんだけど…
そういえば、いつ帰ってくるんだろ?」
ふと時計を見る。
帰ってくるまでにはもう少しかかるだろうか。
「うーん…まあいっか。ついでにサラダか何か」
バターン!
「え!?な、なになに?」
いつも、こんなに大きな音を玄関のドアは立てないはず。
慌てて玄関のほうまでかけて行く…前に、音の主が姿を現す。
「翔?ど、どうしたのそんなに慌てて…早かったけど、何か…」
「ハァ…ハァ…。」
「ど、どうしたの…?」
目つきが、怖い。
…次の瞬間、
「え?ちょ、翔?きゃあっ!」
土生のソファの手前まで押され、突き倒された。
…いや、これは文字通りソファに「押し倒された」と言った方が正しい。
「ちょっ、え?やああっ!」
服の中に手を突っ込む。
スポーツブラごと、服をめくりあげ、乳首に吸いつく。
(え、お、おっぱい飲むのはいつもの事だけど、なんか違う!)
(理奈は…俺のものだ!)
しゃぶりながらハーフパンツの中にも手を入れ、
「…あああああっ!
(な、なにこれ、こんなに上手だったっけ!?)」
(俺の手で…俺の手で…)
犯す。
傷つける。
そして、理奈を、手に入れる。
「ひゃあっ!」
下着もろとも、ハーフパンツを足まで下ろし、そのやや太めの腿を開く。
何度か見た、ピンク色の世界。
理奈は、抵抗しようとは、しなかった。
(翔…)
怖いけど、それ以上に、嬉しい。
目の前にいるのは、まぎれもなく、いつも自分のそばにいる、土生翔平だから。
…どんなに痛くたって、傷ついたっていい。
土生が、翔が、自分とセックスしてくれる。
「…いくぞ…」
ズボンのチャックを開けようとするが、焦っているのかなかなか開かない。
…一秒でも早く、理奈の中に入れたい、犯したい、故に焦っている。
それでも何とかチャックが開き、トランクスのボタンをはずし、その肉棒を取り出す。
「…っ!?」
今まで見たことがないくらいの大きさ。
まっすぐにそそり立ったその肉棒を、まだ前戯も行っていない、処女膜つきの割れ目にあてがう。
見上げると、鬼気迫るような土生の顔。
…ふと、涙が出る。
痛いんだろうなあ、初めての上に、まだ全然濡れてない。痛いんだろうなあ。
…でも、嬉しいなあ。
なんだかとっても、嬉しいなあ。
「いくぞ…」
土生の両手が理奈の両肩に置かれ、理奈の膣に突き刺すために、全身に力を込め、
―――そして―――
…。
「ハッピバースデーディアユキちゃーん、ハッピバースデートゥーユー!」
目の前にはチキンやサラダ。
1年に1回のイベント、豪勢にやってこそ意味がある。
「話は聞いてるから。君の親の目が覚めるまで、ずっとここにいるといい。」
「あ、はい。お願いします…」
「ユキは一人っ子だから。迷惑だなんて思わなくてもいいよ。」
「じゃあ成人するまでいようかな。」
「はっはっは…」
冗談のつもりだった。
でも、それが本当になるかもしれない。
「ごめんね、空き部屋がなくって。
兄弟仲良くがいい!って、家を建てる時に子供部屋を広く設計したらしくて…」
「ああ、気にすんな。」
子供部屋は一室にまとめたらしい。
他の部屋は何らかの形で機能しているらしく、しばらくの間という事でユキの部屋に入る事に。
「さあて、今日の宿題っと。教えてくれるよね、チュウ!」
「え?」
…この後、4年生のユキが、5年生の橡浦を教える事になるのだが、この辺は省略。
(お風呂沸いたよ〜。)
「あ、だってさ。
入ろ?」
「ああ、先はいっていいぜ。」
「…。」
「ん?」
空手をやっていただけあって、ユキの力は強い。というより、力の使い方が分かっている。
「わわっ!?」
「一緒に入るの!」
まるで柔道のように、うまく橡浦のバランスを崩し、部屋から引きずり出した。
チョポン…
「ちょっとお、せっかく一緒に入ってるんだから、仲良く話そうよー。」
「出来るかよ。」
「こっち向きなさいって。えいっ!」
ザパン!
「あ…、わ、わりい、みちまっt」
「そのまま!」
「は、はいっ!」
「…あたしも湯につかるね。」
ザプン…
「…なあ。」
「ん?」
「恥ずかしい…って思わないのか?」
「ぜんぜん。空手やってた時なんか、すんごく薄着だったしね。
試合の時以外は殆どTシャツ一枚。それで寒稽古。」
「うわ…」
ピチョン…
「つ、つめてっ!」
「あはは。寒稽古の話したからかな。
たまに稽古で道着を着てるときなんか特に暑くってさ、帯外して前開けてたよ。」
「え?」
「暑くて我慢できない時なんかは、Tシャツも脱いでたっけ。」
「!!?」
チャプン。
「は、恥ずかしくないのか!?」
「周りだってみんなそうやってたしね。別に抵抗なかったけど。」
「で、でも女の子だし…」
「子供だもん。」
「そ、それに、大人よりそんだけデカイおっぱいだったら…」
「ああ、これ?ま、確かに一部の男子がいやらしい目で見てた時期もあったけど、
試合で戦って以来、そんな事もなくなったなあ。」
(ちからでおとなしくさせたわけか…おそろしいやつ。)
タプン。
「ねえ。」
「な、なんだよ。」
「チュウは、このおっぱい、好き?」
「え、な、なんだいきなり!」
「このおっきなおっぱいも、チュウにとって私の好きなところ?」
ザパン!
「の、のぼせたかな!先あがるぜ!」
「あ!」
バタン!
「…もう。」
部屋に帰ると、何やら橡浦がきょろきょろしている。
「何か探し物?」
「ああ、布団はどこかってね。…前は閉めろ。」
「え?」
寝間着の前ボタンを1つもとめていない。羽織っているだけ。
「そんな事より、布団でしょ?あたしのベッド、使いなよ。」
「いや、それは…」
「いいのいいの、しばらくの間だけなんだから。ね?」
「あ、ああ…」
「あたしはまだちょっとリビングでやることがあるから、じゃね。」
非常に眠かったせいか、割と遠慮もせずに布団に入ってしまった。
宿題はさっきやったとはいえ、まだ9時半である。
(…ああ…眠い。明日は休みだし、ゆっくり…)
キィ、とドアの鳴き声がする。
どうやらユキも用事を済ませたようだ。
「チュウ、寝たの?」
(…いろいろはなすのもめんどくさいな。悪いけど、寝たふり…)
「寝ちゃったね。ま、いっか。」
ごそごそと音がする。…すぐ後ろで。
世の中の人は、この状況を2番煎じというらしい。
「…?わっ!」
「あ、起こしちゃった?それとも、起きてた?」
「…あ、えーと…」
「ううん、気にしないんで。眠たいんだから、無理に話をしたくはないよね。」
「ああ、悪い…じゃなくて!
ユキは別に布団もってきたんじゃないのか!?」
「え?あたし、一言も布団を別に用意するなんて言ってないけど?」
確かに。
「じゃ、じゃあ早く言えよ、俺の事なら何とか出来た…」
「だって一緒に寝るなんて言ってしまったら、絶対に拒否してたでしょ?」
「当たり前だ!」
「…嫌?」
「う…」
上目づかいで、悲しそうな目でそう言われると何も言えないのはお約束。
「…てことは、予備の布団があろうとなかろうと、最初からこのつもりだったのか?」
「もっちろん!」
やれやれ。とは思いつつも。
まさか身近で同じことをしている人間がいるとは橡浦もユキも思っていなかった。
「…という事は。」
「え?」
「俺がこんな事をするのも予想通りてことだな?」
…土生と橡浦にも、異なる点はあったらしい。
「きゃっ!」
「そっちからちょっかい掛けてきたんだからな…もうおせえぞ。」
「え、エッチ!」
嬉しいはずなのだが、まさか開き直って逆に襲われるとは思わなかった。
胸を揉まれることに対する不快感ではなく、自らの予想を上回った橡浦に対するムカつき。
(なんか…腑に落ちないなあ!)
「…嫌そうだな。」
「うん、すっごく嫌!」
「風呂でもあれだけ誘ってきて、ここでもあれだけ言ってきて。
まーさかここにきて嫌でした…ってことはねえよなあ?」
「う…」
据え膳食わぬは男の恥。
橡浦も男として、これ以上からかうユキの思い通りにはならない。
ユキもエッチな事は嫌じゃない。橡浦に形勢を逆転されたことが嫌。
もちろんそれは橡浦にもわかっている。だからこそ、自分のプライドを守り、本能にしたがう。
光陵エロ本同盟会長兼会計、橡浦隼人の本領発揮。
「わ、は、激し…」
エッチな事は人一倍大好き。エロ本でも巨乳娘がお気に入り。
ユキの生巨乳は、橡浦にとって非常に満足出来る大きさを持っていた。
「…おいしい?」
「ユキってさ、おっぱいも、野球も、すごいよね。」
「それって、褒めてるの?」
「もち。」
からかい目的で予想外だったとはいえ、やっぱり好きな人とエッチできるのは嬉しい。
もちろん橡浦も子供、エッチと言ってもやっていることは乳首をただひたすらしゃぶっているだけ。
…でもなかった。
「はうっ!」
当たり前のように下の方にも手を伸ばす。
(す、すごい…
このまま、指でイかされて…)
次第に高ぶっていき、一瞬、背筋に力が入った。
「はあ…はあ…」
「やったことなかったけど、意外とうまくいくもんだね。」
橡浦の慣れたような言動に、少しムカっと来たが、
「さて、そんじゃあ…」
「え?ちょ、ちょっと!」
下着ごとずらし、下半身を丸裸に。
ユキを、自分のものにしたい。ずっとそばに置いておきたい。
「ちょ、チュウ!そ、それは、ダメ…」
「ユキ、いくよ。」
橡浦は「ダメ」の言葉を「セックスしてほしい」と捉えていた。
…だが、当のユキは、本気で嫌がっていた。
涙が、流れる。
もちろん、ヤりたい。
でも、処女を失う怖さ、この状況で橡浦が避妊を考えているわけがない事実。
…そして何よりも、橡浦が自分の体目当てで付き合ってるのではないか、と言う不安。
…。
ユキの陰唇からこぼれ出す、薄紅色の溶け込んだ白濁液。
半分覆いかぶさるようにして、うつぶせになっている橡浦。
根っからのスポーツ少女故か初体験時の激痛はほとんどなかったものの。
陰茎挿入や射精に心地よい快感を得たものの。
…ただただ、悲しかった。
「ユキ…」
橡浦がそっと抱いてやる。
…次の瞬間。
「ごほっ!?」
腹部に拳が一発。
彼女が空手の達人、という事を忘れていた読者も多かったのではなかろうか。
それでも、本来なら昏倒寸前のはず、だが橡浦はかなり苦しそうな表情をしているだけ。
行為の直後で体の力が抜けている。全力が出るはずがない。
「な、なんだよ…」
「馬鹿ぁ…チュウの、バカァ…」
泣いている。
行為の直前から涙を流しているのに、橡浦は気付いていた。
だが、その涙の意味を、橡浦はずっと勘違いしていた。
…それに、たった今気付かされた。
「なんで…なんでこんな事…」
「え、えっと、その、ユキが、誘ってくるから、つい…」
「セックスまでして欲しいなんて、誰が言ったのよ!
…あ。」
原因は、そもそも自分自身にある。
少なくとも風呂場では、橡浦は自分自身を抑えていた。
「…ごめん、あたしの、せいなんだよね。
でも、もしこれで…」
「そのつもり、だったのかも、しれない。」
「え?」
そのつもり…
もしかして、最初から子供をつくるのが目的だったという事なのだろうか?
「ま、待って、それって、どういう…」
「俺はもう、一人ぼっちなんだよ。昔の、あんちゃん…土生さんみたいに。」
「!!?
え、お、お父さんもお母さんも、いるじゃない!」
「…もう、いないんだ。」
「え?」
「2人とも、致死量寸前の煙を吸い込んでしまって、もう、意識が戻らないかもしれない…」
一生、目を覚まさない。
それは死んでいるのと同じ。兄弟もいない橡浦は、一人ぽっち。
「でも、数日で意識が戻るって」
「巨神戦を控えて、本当の事を言えるわけないだろ!」
偶然事実を知ってしまった山下と緒方を除けば、
橡浦が本当の事を話したのは、目の前にいる恋人、ただ一人。
「だから、家族が欲しかった、ずっとそばにいてくれるやつが欲しかった。
セックスしてしまえばユキをずっと離さずにいれる、あわよくば子供を作って、家族を増やせる…」
「…っ!」
「なんてな。
そんな事を言ってセックスを正当化しているだけだよ、俺は…」
「馬鹿あっ!」
もう一発。
体力が戻りかけたユキの一発。
「ぐっ…!」
「そんな理由…単にセックスしたかっただけなんでしょ!?
それに、そんな事したからって、そんなの本当の家族じゃない、子供が出来たって、そんなの足枷よっ!」
「…う…」
気絶しかけるほどの一発。
だが、橡浦は痛みに耐える。今、気絶するわけにはいかない。気絶したら、ユキが目の前から消える。
「…ご…めん…」
「何に謝ってるの!」
「…取り返しのつかない、行動」
「違う!そんなんじゃない、あたしが言いたいのは…」
言いたいのは…
「そんなことしなくてもあたしはチュウの家族になれるって事に、チュウが気付いてなかったって事!
チュウが望めば、あたしはもう、とっくにチュウの家族なんだよ!」
「ユ…キ…?」
「ショックだよ、あたしの存在が、チュウの中じゃ…
あたしは、ずっとそばにいるつもりで、こうやって一緒に寝てたんだよ!」
そうだ。
いくら告白したとはいえ、知り合ってまだほとんど経っていない異性と、こうやって一緒に寝るなんて…
「ずっと…一緒にいてくれるのか?」
「早く気づいてよ、この朴念仁…」
きがつけば、また再び陰茎が熱いものに包まれていた。
「…いいのか?」
「うん…」
その頃、下の階にいるユキの両親は、何やら騒いでいるとしか気付かなかった。
…。
目の前に、理奈がいる。
涙を流す、理奈がいる。
何かをあきらめているような様子の、理奈がいる。
「ん…」
下半身が、熱い。
見ると、丸裸になっている。理奈も同様。
「…翔?」
まさかと思い確認する。
理奈のあそこは濡れており、白濁液が少しだけ垂れている。
…だが、自分のあそこは、まだまだ元気である。
「翔?」
理奈は精液を全部飲みこんだが、理奈の魅力が再び自分のあそこを元気にさせたのか。
それとも、これは白帯下なのか。
「翔!」
「あ、え、えっと…」
「…どうしたの?」
血が出てる様子はない。
だが、スポーツバリバリなら、処女膜を破る時に血が出ないこともある。
「…俺は…」
「?」
ついに、やってしまったのか。
「理奈と、やったのか?」
「え?」
「よくわからない、記憶があいまいで…
理奈を目の前にして、やりたいって思ってしまって、気がついたら、ソファの上にいて…」
「…。」
そっぽを向く。
「理奈?」
「…。」
これではどちらか分からない。
処女を失ったショックと考えるのが本来は自然だが、
セックスをしたがっていたのにしてもらえずに残念、という可能性も十分にある。
「…何も、覚えてないんだね。」
「ほ、ほんとだって!」
「わかってる。いつもの翔じゃないって、思ってたから。
なんでだろうって思ってたけど、理由が分かって一安心♪」
その笑顔は、無理をして作ったものなのだろうか。
「そうだ、早く食べようよ、覚めちゃうよ?」
「あ、ああ…ん?」
理奈が飯でも作るのか。
机の上を見ると、確かに料理がある。
見た目は自分のに遠く及ばず、おそらく味も同様だろう、でも。
「うん…いけるよ。」
「本当!?」
そこそこ、おいしかった。
投下終了。
業務連絡は…今は避けたほうがよさそうかな。
乙…。
投下乙!ブクオフで「東小」て服着たキャラが表紙の児童書を見たが巨乳モノではなかった。
>>320 柔らかいタッチがいいねえ。
大人っぽい…
服に描いてある文字が…ある意味、絶句。こんなのありか、て感じ。
俺も今理奈とユキを書いてるけど、まさに真逆だ;イメージと違う絵にもなったし。
というわけで投下。
「俺は山札から1枚カードを引く!
このスキルカードを使う、これでとどめだ!」
「うわあああああっ!」
放送10周年を迎えている長寿番組。
カードゲームを軸に物語を展開していくのだが、
「おはよ。好きだねえ、その番組。」
「見るものがないだけだよ。さあて、今日は学校も練習も休みだけど…」
明日に連携確認だけして、明後日に備える。
今までの練習量が半端ではなかったため、しっかり休息をとらなければならない。
事実、東小で会うチームメイトは朝いつも疲れきった顔をしている。
「しっかり体を休めれば、筋力が元以上になる。これを超回復と…」
「はいはい、そんなでたらめいいから。」
(本当のことなんだが…ま、今はいいか。)
さて何をしようか、ふと、汚れた野球道具が目に入る。
「…。」
「へえ、珍しいね。」
あまり道具の手入れをしたりはしない。
だが、手入れをした方が、確かに道具としての機能は僅かばかりでも向上するかもしれない。
勝つためには、やれることは何でもやっておきたい。
「手伝おうか?」
「自分のをやれよ。」
「はーい。」
トゥルルルルル…
「んあ?誰だよ、こんな朝っぱらから…
もしもし、あ、監督?」
「実はな、後輩の女の子に誘われたんだよ、ちょっとな。」
「デートですか?」
「ん?…まあ、ある意味じゃそうかもしれんが…」
しかし、いずれにせよ矛盾点が生まれる。
「行けばいいじゃないですか。
なんで俺に電話かける必要が?俺は監督がだれと付き合おうが別に何とも…」
「いや、お前もぜひ来ないかって言われたんだ。」
「…はあ!?」
なんで大人の付き合いに俺まで駆り出されるんだ!?
…そして、なんでお前までついてくるんだ…
「いーじゃん!気になるんだし。」
「はあ…」
どうでもいい。
本当にどうでもいい。
マジで適当に流そう、今日は。
「悪いなー、いきなりー。」
どーのこーの考えているうちに監督も出現。
まあ、別にどーでもいいんだけど…
「で、会ってもらいたい人って?ていうか、監督にも色恋沙汰への興味はあったんですね。」
「へ?俺は後輩の女の子と会うしかいってないが?」
「それをデートって言うんでしょうが!」
「…そうか。」
ダメだこりゃ。
かわいそうに、これから監督に会う、思いを寄せるその後輩とやらは…
…ん?
「ごめーん、遅れちゃいました、先輩♪」
「…笑って言う言葉じゃない気がするぞ。おぐりん。」
「そ、それやめてください!」
ははは、と朗らかに笑う我らが中井監督。
顔を赤くしているを見ると、好意と同時にそのニックネームに対する嫌悪感が見える。
「それじゃ、小倉監督。」
「…堅苦しいのなしで、普通に言ってくださいよぉ…」
そう、リリアムの監督で、中井監督の大学時代の後輩でもある、小倉監督。
「なんだよグラ、いちいち注文が多い奴。」
グラ?
…なんかさっきよりもっとひどいあだ名な気がするんだけど。
「はい、ごめんなさいっ!」
嬉しそうだよ。なんで「グラ」が一番お気に入りなんだよ。
おぐりんとグラでぐりとぐら。…あほらし。
で、連れてこられたのはファミレスの様な喫茶店。
好きなものを頼めと言われたので、この際食いたいだけ食っておくべし。
「それでですね…」
「ははっ、そりゃあいい!」
隣には理奈。
「どういうことだ、なんで理奈が監督を知ってるんだよ?
石引か?」
「優子…と言いたいとこだけど、そうじゃない。流石に優子に姿までは見せてもらってないよ。
少し前、あたしだけ練習を早めに切り上げた事があったでしょ?」
「そのためか。」
「うん、呼び出されたの、実はね…」
前方の2人は2人で楽しそうに話している。
小さめの声で話している2人の会話は、耳には入っていない。
「その鷲沢ってやつが?」
「うん…」
下着泥棒と、引き抜き工作。
理奈は必死になってもう終わったこと、と念を押すが、そんな事で逆上するほど土生も馬鹿ではない。
「ふーん…よーし…」
「え?」
「あの、…。」
前方の2人に話しかけるが、気付いていない。
「…こういうときは。理奈。」
「へ?わっ!はわわわわ…」
「でですね、…なんですよね!」
「そりゃおもしろいな。」
「でしょ?それで…ん?」
イチャイチャイチャ…
「あ、あの、2人とも?」
「ん?なんですか?」
「なんか妙に熱ーいボディタッチを…」
「あー、小倉監督も監督とこんな感じになりたいんですか?」
流石は土生。
小倉監督が中井監督の事になると途端に感情が高ぶるのを見破っていた。
「え!?ちょ、ちょっと土生君!?」
「どうかしたの?」
そして、基本的に鈍感な監督は、なにも気付かずに土生に怒ったりしないであろうと言うのも計算のうち。
「あ、えっと、その…」
土生に揺さぶりをかけられて、監督と話すどころではない。
そこを見逃さない。
「あ、そうだ、ちょっとお願いがあるんですけど…」
「な、なになに!?何でも相談に乗るよ!」
…大成功。
話をしている相手に話を聞かせるには、話題を変えさせたくなるような状況をつくるに限る。
「練習試合?」
「変則ルールですけどね。ちょっと理奈の話を聞いて、思いついたんですよ。」
「それは大歓迎よ。ウチの優子も光陵と練習試合やりたいって言ってきたし、
わたしがあなたをここに呼んだのはこっちからもその話をしてみようかなーって思ったのもあるの。」
ほー、それはまた偶然だ。
「でも、ソフトと野球じゃかなり違うし、どんな変則ルール組む気なの?」
「石引達が喜ぶルールですよ。
それはそうと、できれば今夜でいいですか?リリアムはナイターも可能でしょう?」
「え…でも、日曜日には大事な巨神戦が」
「だからこそ。
巨神を倒す手伝いを奴らにさせたいんです。」
「でも、さっきも言ったけどソフトと野球は違う。
そんなんじゃ試合勘狂って、逆に勝てなくなるんじゃ…」
中井監督が小倉監督を手で制す。
「グラ、まあここはこいつの好きにさせてやろうや。
大会中は、こいつがチームの最高責任者だ。」
「先輩…」
その横顔に、顔が赤くなる。
小倉監督を制している中井監督の手が、自分をかばっているように見えている。
…そんな勝手な思い込みをしているなど、中井監督が知ろうはずが無く。
「…ところで、そちらは何の目的で、俺を呼んだんですか?
ぶっちゃけ、見たところ俺たち必要ないような」
「ちょちょっとタイム!ごめんなさい先輩、ちょっと席離れますね。」
顔を真っ赤にして、猛スピードで土生を引きずりながら理奈と中井監督が見えないところまで移動。
そのスピードは、橡浦の倍以上と語られている。(by土生)
「…よーするに2人の距離を近づけろ、と。」
「お願いできないかな?
こっちも、練習試合の件はちゃんとみんなに説得…」
「少なくとも、その必要はないですよ。
あいつらから、喜んで練習試合に乗ってきますよ。」
「え?でも、あの子たち…」
「言わば男嫌い?なんとなく石引から話は聞いていますけどね。
そいつを逆用させてもらいますよ。」
にやりと笑う。
この男、本当にこんな事が好きだ。
「しかし、恋の駆け引きですか…」
「でも、理奈ちゃんと恋人づき合いしてるんじゃ?」
「…俺はあいつの事好きですけどね。
でもまだそんな関係なんかじゃない。俺には勇気がないんですよ。」
「ふーん…」
「ただ、あいつの恋女房は、俺です。」
その言葉には、確固たる意志がある。
「…でー!先輩とどうやって恋を温める中になれば…」
「うーん…
少なくとも、理奈に対して全く欲情しなかった唯一の監督ですからね。」
以前理奈がいたリトルでは、チームメイトだけではなく監督も嫌がらせの様なものをしていた。
「もちろんそれは当然の事でしょうけど…
今は普通に接している俺たちも、少なくとも最初の一瞬は完全に欲情してましたもん。」
「…。
じゃなくてー!どーやって監督と!」
閑話休題、3度目。
話は踊る、されど進まず。
「おおグラ、話は終わったのか。」
「はい…」
気落ちしている様子も、当然中井監督は気づいていない。
(どうしたの翔?)
(いや…で、…という事なんだよ。)
(ふうん。)
どうやら、約一名の春が来るのは、まだまだ先のようだ。
間違っても、中井監督が女に興味がないというわけではないという事だけは断言しておく。
理奈に欲情しなかったのだって、監督と選手という間柄から強力な理性が働いただけ。
…単に鈍感なだけ、なのである。
こうやって釘をさしておかないと、誰かに変な方向に使われかねないもんなあ。
「てことだ。悪いな練習休みなのに、いけるか?」
(ええ、いいですよ。
…でも、どうやってソフトチームと?)
「それは大丈夫だ、いいから来い。」
次々と集めてゆく。
赤松をはじめ、赤星、青山、黒田、白井、青野と連絡を取った。
全員家にいたか携帯を持っていたかのどちらかだった。
「さて、次は…ユキちゃんいくか。」
すぐに連絡をとれた。
「ああ、ユキちゃん?」
(はい、どうかしました?)
「ああ、実は…、で…、という事なんだけど。行ける?」
(はい、大丈夫です!あ、そうだ、チュウにもそう伝えときましょうか?)
「チュウ?」
誰だそれは。
(あ、橡浦の事です。今一緒にいるんで。)
「ほお、あいつが女の子の家に…珍しい事もあるもんだな。」
家にいるどころか、初体験まで済ませてしまっているのだが。
「じゃあ聞いてみてくれ。」
(はい。ちょっと待って下さいね。)
…。
(…。
了解です、って。それじゃあ夜に…どこですか?)
「いつものグラウンドだ、じゃあな。」
さて、あとは山下のみ。
「緒方さんはどうする?」
「あいつはあいつのペースで調整させるのが一番いい。
膝の事も考えると、無理をさせるわけにはいかないだろ。」
「あ、そっか。」
「本番までには必ず仕上げてくる。それを信じようや。」
そういって電話をかける。
山下は携帯を持っているので、それにかけるのだが。
(あ、もしもし、アニキ?)
「おう、実はな…、で、…という事なんだが。」
(つまり、リリアムと練習試合、ってことですね?分かりました。あのグラウンドに5時半ですね?)
「ああ。悪いな。」
(一応緒方さんにいけるかどうか、聞いてみましょうか?)
…ん?
今、何と言った?
(今緒方さんと一緒に練習してるんですよ。)
「そ、そうなのか?」
緒方の連絡先は知らない。試合の時以外は原則会っていない。
その緒方が近くにいる、という事自体に驚いている。
(伝えましょうか?)
「いや、いい。あいつには無理をさせちゃいけ」
(もしもし?)
いきなり声がオクターブ単位で高くなる。
「お、緒方?」
(誰に無理させちゃいけないって?)
「あ、いや…」
(私も参加する、いいでしょ?こんな面白そうな事に、なんで誘わないのよ。)
「な、なんだ?リリアムがらみでなんかあんのか?」
(いや、別に。
わたしはただ、異種格闘技戦がおもしろそうだと思っただけ、それじゃあね。)
断る間もなく。
電波の送受信が断たれる。
…まったく。なんかこう強引なんだよなあ。
そして集合時間。
…緒方も含め、12人全員がそろう。
「よーし、全員そろったな。迎えがそろそろ来るはずだ。」
迎え?
グラウンドに集合して、そのまま歩きで移動するんじゃないのか。
「…マイクロバス!?」
「向こうは東日本トップのリトルだ、設備も俺たちとは段違いだぜ。」
監督同士の大学時代からの仲ゆえか、中井監督はリリアムの事はよく知っている。
そしてバスが到着する。
「せんぱ…こんばんは、中井監督。」
「ようグラ。お出迎えお疲れ。」
「はいっ!それじゃ、みんな待ってるから中に…優子、乗ってたの!?」
「理奈ー!」
バスの中からひょっこり顔を出す少女一名。
「…はいもしもし?え、優子がいない!?」
どうやら、勝手にバスの中に忍び込んでついてきたようである。
「ようこそ、理奈!」
「優子!」
「見たよみたよ、女子史上初の、ノーヒットノーラン!」
「ありがとっ!」
両手を合わせて喜んでいる。
石引とはここ数日会っていないからだろう。
「ラリナ、こいつは?」
「ちょっと、前から言おうと思ってたけど、その変なあだ名やめてよね!」
「な、なんだよ!」
石引と赤星が口喧嘩。
慌てて理奈が止めに入るが、当の監督たちは。
「…なんかあそこでやってますね。」
「まあまあ。それより、早くこちらへ!おかしも持ってきました!
先輩の大好きな、ビレッジマーム!」
「お、頂こうか。」
(おいおい…)
ダメだこりゃ。
こんなのが監督で、よく持ってるよ俺たち。
結局ユキがその場を収めて、全員がバスに乗り込む。
歩いても行ける距離なのでさほどはかからないのだが。
むしろ、遠回りになるので走っても大して時間はかからない。
「せ、先輩?」
「ん?」
実は土生も全く恋のアドバイスをしなかったわけじゃない。
「そんな恥ずかしい事、できないよお!」と言われて弾かれた案ばかり、という事だけである。
でも、せっかくもらったアドバイス、試してみたくなってきた。
「あ、のう…」
(なんだ?)
土生の気の利かないアドバイス、その1。上目遣いで見つめる。
美人でスタイル抜群なんだから、上目づかいは十分に効果あるだろ、とは土生の意見。
「…えっと、そのお…」
これで、ドキッとして、「なんかいつもと違うな」とか、「今日は可愛いね」とか言ってもらえれば…
「ああ、心配すんな、うまいよビレッジマーム。」
「ほんとですか!まだまだありますから!」
「サンキューな!」
「はいっ!(…って、違ーう!)」
頓挫。
土生の気の利かないアドバイス、その2。腕にすり寄る。
視線とかいった間接的なものがだめなら、直接攻撃。
「ん?どうした?」
「え、えと、何となくこうしていたいかなー、と。」
「ああ、いいよ。」
よし、成功。
これで後はもっと濃いボディタッチをすれば…
「…ってうわあ!」
「あ、ごめん。ビレッジマームをとりたくって…」
「い、言え、いいんですよ、どんどん食べて下さい。」
小倉監督が左腕にすり寄っているにもかかわらず、その腕を動かし前方のビレッジマームに手を伸ばす。
おかげで体のバランスを崩し、危うく前方に倒れかけた。
「悪い悪い、ほら、寄り掛かりなよ。」
「…いえ、いいです…」
失敗。
精神的ダメージまで喰らってしまった。
土生の気の利かないアドバイス、その3。
…でえい、とにかく甘えろ!
(すんごく投げやり…でも、やるしかないかもっ!)
擦りよりながら、左手を中井監督の右わき腹に回す。
「ん?どした?」
「えっと、その…ちょっとなんか…」
「気分でも悪いのか?すいません運転手さん…」
「ああ!大丈夫、大丈夫ですからっ!」
ん、そうか?と言った様子で、運転手に呼び掛けるのをやめる。
ちなみに、運転手もリリアムが雇っている専用運転手である。
(ああ、恥ずかしい…でも、これで…)
「…なんか、可愛いな。」
来た!いかに鈍感な先輩でも、これは効いたかも!
可愛いと言わせられた、やった、大成功!
(や…ん…)
のど元をなでられてる…きゃあっ、スキンシップまでしてきてくれた!
確実に、意識を向けてくれてるっ!
「本当に可愛いな。
昔飼っていた猫を思い出すよ。」
また可愛いって…え?猫?
「こうやってのど元をなでられてさ、嬉しそうにニャアニャア言ってんだよ。
グラがニャアって言ったら、どんな感じかな?」
「…ニャア…」
「そうそう、なんかそっくり!」
動物的な意味での可愛いですかあっ!…グスン。
一方。
「なーんで山下といるんだ?」
「調整相手になってもらっただけ。」
山下の隣に緒方。その隣の2人席にはユキと橡浦。
そして、ユキの前の席には土生と赤松。
もちろん優子と理奈は一緒、土生の隣の2人席。
「ユキも、最近橡浦に絡むようになったな。前はあれだけ人嫌いだったのに。」
「別に人嫌いってわけじゃ…
(変わるきっかけそのものを作ってくれたのは、初恋相手である土生さんですよ…)」
今はすっかり橡浦にぞっこんなので、ぶっちゃけどうでもいいのだが。
「…なあ、赤松。お前さっきからどこ見てんだ?」
「いえ、個人的に恨みがあるだけです。」
「は?」
大事なところを握りつぶしかけた、優子が数m先にいる。
「到着でーす。」
「さあ、降りようぜ!」
「すげえ、ここがリリアムかあ!」
バスの中からも、その設備の豪華さが分かる。
さっそく降りるが、一番前の席にいる監督2名が降りようとしない。
「どうしました?」
「悪い土生、ちょっと大事なものを落としちまってな…先降りててくれ。」
「あ、はい。」
ちなみに、中井監督が探していたのは、落としてしまった袋入りのビレッジマーム1個。
知られていたら確実に白い目をされていることであろう。
「小倉監督も、見つけたらさっさと来て下さいね。」
そういって出て行った。バスの運転手は弁当を食べ始めている。
「とりあえず、9時から10時ごろに出発ですね?」
「はい…その前に、あ、あったあった。」
「おー!ビレッジマーム!」
…女より、お菓子ね。グスン。
でも、ま、そういうところが一番好きなんだよね…私は。
そう思いつつバスの出口の段差を降りて行き…踏み外した。
「きゃああっ!」
「あぶないっ!」
「あ…」
「ふう、間一髪か。」
中井監督の左腕に支えられ、事なきを得た。
…が、その左腕の場所が、場所だった。
「…え?」
「…ん?」
あろうことか、胸の部分を支えており、、それも左手は、小倉監督の右胸を完全に覆っていた。
「あ…あ…」
「ん?」
バシィン!
「…あれ、監督は?」
「探しものだってよ。」
「あ、あそこにいる。」
(大丈夫だって!)
(そんなことないです!鼻から血が出てます!
叩いた私の責任ですっ!医務室へご一緒してくださいっ!)
…こりゃもうあの調子じゃ、いつになるかわかんねえな。
いいや、監督抜きでも大丈夫だし。
「おお、やってるやってる。」
マシン打撃に励んだり、厳しいノックを受けたりしている。
改めてみると、ものすごい設備。
シャワールームや更衣室などが完備されているであろう新設同然の建物。もしかしたら仮眠室もあるのかもしれない。
室内練習場もあるようだし、グラウンドの広さも素晴らしく、ナイター設備も完ぺき。
さらにメンバーも光陵とは比べ物にならないほど多い。流石東日本一のソフトチームである。
聞いた話だとこないだのオリンピックで世界一になったエース上野(かみの)もここ出身らしい。
ボロボロのベンチと、ろくに整備もされていない草野球用の河川敷グラウンド。
おまけにメンバーは現在12名、過去でも20名を超えた事のない弱小チームとは天と地の差がある。
「みんなー、連れてきたよー!」
「…。」
一同が手を止めこちらを向く。
だが、あんまり歓迎を受けているような感じがしない。
するとそこへ、リーダー格っぽい選手がやってくる。
「なんなの、あなたたち。」
「なんだ、聞いてないんですか。意外だな。」
「聞いてるわよ、監督からしっかりとね。でも私たちは了解なんてしていない。」
事実、小倉監督は伝えただけで説得はしていない様子。
リーダー格――神楽坂は、今すぐにでも帰れ、と言っているようだ。
「理奈と野球が出来るって言ってたから、優子のみ賛成したみたいだけど、
あたし達、男子…特に、よわっちい男子は大っきらいですの。」
こりゃ説得には相当時間がかかりそうだ。
…なのだが。
「ふーん…あ、そうですか。で?」
「でって、なにがですの?」
「こっちにしてみりゃ、そんなの知ったこっちゃないですね。行くぞ、お前ら!」
「ちょ、ちょっと…!」
土生がダイヤモンドの方向へ歩きだすと、全員ついてくる。
もちろん神楽坂をはじめリリアム全員が慌てるが、そんなのお構いなし。
その最後尾をいく緒方が、神楽坂に一言声をかける。
「あんまり馬鹿にすると、足元すくわれるわよ。」
「あなたは?もしかして優子の言ってた、瑞原とか言う?」
「ユキちゃんはあっちの小さい子。私は緒方。」
「ふーん…物好きですこと、あんなよわっちい男子と一緒に行動するなんて。」
「…。」
チーム内での立場が同じ、2人のやり取り。
緒方も土生たちの集団についていく。
今度土生を待ち構えていたのは、やはり大泉だった。
「帰って。」
とてつもなく単刀直入。
「ちょっと、そこまで言わなくても」
「帰って。」
石引も、試合に賛成しているだけでどうしても試合をしたい、というわけではない。
故に、あまり強く大泉に反論できないのが実情。
なお、他の大多数のメンバーは自分の意志で、というより、神楽坂、大泉の強烈な反対意見に同調している感覚。
「黙ってろ石引。
とりあえず、俺たちは3塁側のベンチを使わせてもらう。お前ら、野球用のベースを、公式の位置に置いてくれ。」
戸惑う光陵メンバー。
だが、言われたとおりに荷物をベンチに置くために歩きだす。
「ト、止めて!みんな!」
「は、はい!」
ベンチ前にチームの女子が群がる。
とは言え、理奈の事は石引から聞かされているため、理奈を巻き添えにすることはできないので手荒なまねはできない。
一方、
「ど、どけよお前ら!」
「橡浦、そう熱くなるな。そうだな…鷲沢はどいつだ?」
ドキリ、とした。
まさか、理奈から話を聞いたのでは…うん、十分あり得る。
「きょ、今日は休みよ。風邪ひいたとかで」
「聞いた話じゃ、そんな奴じゃないみたいだが?
…ま、その様子じゃ嘘をついてるってのはバレバレだな。」
「な、何が言いたいのよ!」
「1年前とそこは変わってない。自分の弱さを認めずに、ただひたすら押してくる…
そんなんじゃ、俺には勝てねえよ。」
過去に打ち込まれた記憶がよみがえってくる。
握りこぶしを作り、何か反論しようとしたその時。
「いいのか?もし何か口答えしたら、俺は例の下着泥棒事件の事、全部ばらしちまうぜ。
少なくとも俺のチームメイト達は事件の事は一切知らないからな。」
小声で迫る。脅し材料になるぜ、とでも言いたいようだ。
なお、下着泥棒の件はリリアム内でも鷲沢本人と石引、そして大泉しか真犯人を知らない。
大泉は親友である石引から全てを聞かされていたが、他の同僚にはいってはいない。
「あんた…最低っ!」
「だーかーら、俺はそれをダシに試合をしろと入っていない。
四の五の言わずに鷲沢を出せ、さもなくば、と言っただけだ。」
「っ!」
「ま、誰かは大体は分かるけどな。
あのメンバーの中から、一番うろたえていて、周囲の目線を集めているやつを探せばいいだけだ。」
声の大きさを元に戻した。
その言葉で、自然と鷲沢に目線をやっていた、周りにいたチームメイト達が目線をそらす。
「とにかく鷲沢を出せよ。でなきゃ…あんた、仲間を見捨てた裏切りもの、だぜ。」
とは言え、鷲沢を出した場合、これまた仲間を売る行為になるのだが、
そうも言っていられない…と思ったその時、
「私よ、なんか用?」
(さっすが、俺が何を言いたいか分かっていながら、大泉と違って微動だにしてねえ。
こいつが一番ピッチャー向きなんじゃねえのか?)
「さ、話しなさいよ。もっとも、私もあんたらとは試合なんかしたかないけど。」
鷲沢を出す、という条件を向こうが飲んだ以上、もうこれ以上下着事件をダシにはできない。
別にダシにしてもいいのだが、これ以上そのことを持ち出すのは、土生のプライドが許さなかった。
…それ以前に、ちゃんと解決方法はあったのだから。
「いやあ、いい話を持ってきただけですよ、鷲沢さん。」
「…いい話?」
(どうやら、理奈を移籍させようとしてたらしいですね。)
(う、うるさい!恨むなら、恨めばいい!許してもらおうとも)
「いえ、別にいいんですよ、終わったことは終わったこと、俺はそういうのはすっぱり忘れるタイプですから。」
うそつけ。
さんざん下着事件をダシに使ったくせに。
「でですね、そんなに理奈と一緒にプレーしたいって言うのに、
それをかたくなに拒否するのも、どーなのかなーって思ったんですよ。」
「…は?」
「ウチの野村も、そちらの石引と親しいみたいで、そういう事情もありますから…」
そして、最高の餌をぶら下げた。
「今日の試合、野村はそちらのチーム、という事で。」
「…え?」
「そちらのチームのピッチャーを、野村に、と言ってるんです。
ウチのエースを評価しているんなら問題はないはず、理奈、いいよな?」
「わ、私がリリアムのチームに?
別に投げるのは構わないけど…」
「だそうです。
このルールで試合しましょうよ。理奈の実力を認めているんだから、問題はないでしょう?」
「う…」
正直、何があろうと、…もし、たとえ下着事件の事を持ち出されても多分…
絶対に試合拒否をしようと思っていた。
…だが、野村理奈への野球選手としての尊敬の念と、抱いた想い。
心の中にそびえたっていた巨大な意思は、もろくも崩れ去り。
「わ、わかった、試合に応じよう!」
「わた、私も、試合したい!」
相手チームの選手として戦えるだけでもうれしかったのに、まさか一緒に戦えるとは石引は思っていなかった。
改めて賛成の意思を示し、その前に鷲沢が前のめりする勢いで賛成する。
他のメンバーも野村理奈の事をよく知っていたため。いいイメージを持っていたため。
そして、副キャプテンが賛成に回ったため。
「さんせい!」
「試合に出してもらえるか分からないけど…賛成ですっ!」
殆どが賛成に回ってしまった。
そこまで理奈に執着していない大泉、神楽坂は苦虫をつぶしたような顔をしているが。
「まさか、こんな事になるなんて…」
「言ったでしょ。」
神楽坂の横には、いつの間にか緒方がいた。
「足元を救われないように、ってね。」
「!…なるほど。」
「このチーム、私は好きだな。」
「…その気持ち、少しはわかりましたわ。」
大泉は心の中ではまだ反対していたが、異を唱えることもできなかった。
何より、理奈の事になったら一直線の石引と鷲沢がこの条件を目の前にした以上、これ以上抗うわけにはいかない。
そして土生がみんなの前でルールを説明。
「よーし、じゃあ、ルールを聞いてくれ。」
・後攻はもちろんホームチームのリリアム。
・光陵の攻撃時は、野球ルール。
理奈がピッチャーをやり、ベースの位置、その他のルールも野球準拠。
・リリアム攻撃時は、ソフトルール。
リリアムのピッチャーにピッチャーをやってもらい、その他もソフトルール。
・せっかくの試合なので、故障持ちの緒方が調整出来るよう、指名打者制採用。
「これなら、明後日の試合で、少なくとも打撃で勘が狂う事はない。
打撃の感は一度狂うと、戻りにくいからな。」
「で、でも守備は…」
「赤松。今にこのルールの意味が分かる。」
しかし、一人異を唱えるものが。
「言っとくけど、私はピッチャーやんないから、絶対!」
「どしたよ大泉。」
「ちょっと今日投げ込み過ぎて、これ以上投げるのは体に悪いだけよ!」
どうでもイヤらしい。だが土生もあっさりしたもの。
「あっそ。で?」
「なによ、その言い方。」
「言い方も何も、最初からお前なんかに期待してないから。」
「なっ…!」
「悪いけど、リリアムの中で、誰か一人だけ投げてくれないかな?打たれても構わないから。」
次々に手が上がる。
ベンチ入りできないメンバーにとっては、これ以上ないアピールの場、という事であろう。
「…で、合計6人…と。
じゃあリトルリーグは1試合6回までだし、1人一イニングでいいかい?」
『はいっ!』
殆どが4年生。流石に大泉にエースの座を追われた6年生はプライドが許さないせいか来なかった。
「あ、土生さん!」
「ん?どした赤松?」
「えっと、今日は1番行っていいですか?」
「…どしたんだ急に。一応今日の試合は対巨神のつもりで組んでるから、遊びじゃないんだぜ。」
「分かってるんですが…」
何かあるらしい。
とりあえず、そんなに望むのならと、橡浦の了解をとり1番に昇格させた。
先攻・光陵リトル
1、6・赤松
2、8・橡浦
3、9・ユキ
4、5・土生
5、3・山下
6、D・緒方
7、7・赤星
8、2・白井
9、4・青野
P、1・市川
ピッチャーは市川→双山(そうやま)→桟橋(さじきばし)→四方(よも)→伊月(いつき)→陸奥(むつ)と回していく。
「理奈、また一緒にバッテリー組めるねっ!」
「今日だけだけど、久しぶりね、優子とバッテリー組むなんて。」
「男子なんて、コテンパンにたたきのめしてやんな!」
理奈、石引、鷲沢の3人を中心に、盛り上がっている。
もちろん、神楽坂も大泉も内心試合に対してはよく思っていないが、別に理奈を敵視しているわけではない。
そしてやるからには、叩き潰さないと気が済まない。
「野村さん?」
「はい?どうかしました?」
「いいですこと?必ず!あの男子どもを叩きのめすんですよ!」
「オーケー理奈!分かってるわね!土生をボコボコにしてきなさい!」
特に大泉には深い因縁がある。
一応土生本人から聞かされてはいるのだが。
(うーん、やりにくいな…)
それでも、久しぶりのバッテリーを組むのは、楽しみでしょうがない。
後攻・リリアム
1、D・大泉(久美)
2、3・芙蓉
3、6・鷲沢
4、4・神楽坂(沙織)
5、2・石引(優子)
6、5・村田
7、8・天馬泉
8、7・天馬美
9、9・天馬今
P、1・野村(ラリナ)
「ほー、ご丁寧に電光掲示板か。しかもDH対応。」
『ただいまより、エキシビジョンマッチ、ソフトボールサークルリリアム対、光陵リトルの試合を開始いたします。』
「うお、ウグイス嬢まで!?」
「こりゃ本当にすごい設備ですね、これが東日本最強チーム…」
しかも審判つき。
とは言えソフトボールと野球の審判は違うので、野球の方の審判は選球眼のそこそこいい黒田に任せることに。
理奈はもちろん、優子も野球をやっていたので、ゾーンの違いに違和感はないだろう。
「お、始まるようだね。」
「楽しみましょ、先輩!」
レフトに数十席ある観客席から、2チームを見守る事に。
何気に中井監督に寄り添っている小倉監督と、何気にそれを気にせずビレッジマームを食べる中井監督。
投下終了。
乙
投下乙です
俺も下手っぴだけどイラストを描いて見ようかな…
みんな結構絵心あるんだな…
ここって巨乳小学生を性的な意味で好きな人はあんまりいない?
※私心連絡※
暴走ボート ◆z95s/qs7OMさんこんにちは
迷わずストレート!『気になるあいつのストレート』
理奈嬢と勇気嬢の初H乙です。
迷わずストレート!『再開のストレート』
リリアムを使って下さりありがとうございます。
理奈嬢と優子のコンビ。光陵VSリリアム一読者として応援します!
グラ監督と中井監督の恋愛の行く末は書いている私もまったくわかりません
※業務連絡※
色々と許可を取りに来ました。
SDS ◆cStOEcFYHcさん
いつぞやはありがとうございます。
そして確認を取りたいのですが、加賀少年に関してのその後とかある程度こちらで書いてかまいませんでしょうか。
栗本嬢とリスキー・ゲーム6以後の話というので鷲沢嬢といろいろと話をしたり
加賀少年は施設で観察処分となったりと少し重いですし、取り巻きコンビは結局関与がばれてあの一軒でクラスから浮いているとかそんな感じになります。
勿論その後の話の想定があるのでしたらその話は無かった事にいたしますので…
暴走ボート ◆z95s/qs7OMさん
そして栗本一家が入院している病院が緒方嬢の両親が経営している病院で大丈夫でしょうか
では落ちます
久しぶりに来たけど何か上のほう荒れてたな
それはそうとここってもういつからかエロパロ板じゃなくてもよくなってるよね
他の板にスポーツ専用のスレとかないの?
>>351 田舎の過疎村に教員免許だけ抱えて逃げ込んだニートが巨乳小学生たちとキャッキャウフフするなんていうありがちなネタでもエロがあれば投下していいんだろうか
>名無しさんXさん
>そして栗本一家が入院している病院が緒方嬢の両親が経営している病院で大丈夫でしょうか
正確には「父親のみが」「病院に所属する医師として」働いている病院ですが。
別にかまいませんが、てっきり沙耶についてはSDSさんしか書かないと思ってました。
>>349 つまり俺と合わせて性的SS好きは2人か。偏ったスレよのう
3人目と。
>>352を期待して待っとこう。そもそもロリがいないのか
ロリ巨乳がダメなのかなんかわからんがマイノリティすぎるぜ。
野球が題材なんだから、
もっとバットとかボールをふんだんに使ったプレイとかも頼むよ
鬼畜要素しか感じねえw
3レス程投下します。
「みっちゃーん。遊ぼー!!」
聞き慣れた俺と奈緒の合い言葉が聞こえた。
俺は待ち構えていたように二階の窓を開け答える。
「ミチは塾だから、上がって待ってろお!!」
もちろん奈緒は妹の塾の日くらい良く知っている。彼女は俺に会いに来ているんだから。
生憎両親が家に居るときは、『ミチは塾だからまた来てねぇ』になる訳だ。
「近所の人私のことバカなんじゃないかって思ってない?」
へらず口を叩きながらサンダルを脱ぎ捨て、階段を登ってきた奈緒は妹の友だちの小学6年生。平成体型というやつで年齢のわりにやたら体の発育が良い。
今日も細身の身体にデカい乳を、黒いTシャツに包んでいる。夏休みが終わっても、灼けた肌はまだまだ真っ黒だった。
「だってさ、毎週火曜日に『みっちゃーん』ってさ、いい加減友達のスケジュールぐらい覚えろよ、って…」
まだ唇を可愛く尖らせてぶつぶつ文句を言っている奈緒に俺は意地悪に答えてやる。
「俺が小学校6年生の女と部屋で遊んでたらヤバいだろう。文句あるんならもう来んな。」
「やだやだやだ!!」
あたふたと甘い声を出してすり寄ってくるところが可愛い。目を閉じてキスをせがみながらフニャフニャの柔らかおっぱいを押し付けてくる。そんな、勿体をつけないところも可愛い。
「相変わらず、お子さまブラだな…」
「急に大人っぽいの欲しがったら、親が怪しむでしょ」
シャツをめくってブラをずらすと、日焼けしていない真っ白でバカでかい乳房がぽにょ、と飛び出す。
子供らしいきめ細かな肌の質感に、まだ小さい乳首は桜色だ。
「今日はガッコでミチがねぇ…」
無邪気に話す奈緒の話も聞かないで、俺は指先でまだ柔らかい乳首をクリクリと弄ぶ。
時々奈緒との関係が後ろめたくなるが、先に誘ったのはこのマセガキなのだ。
「うん…ううん…」
感じ始めた彼女の乳首がピンと尖る。開発するまでもなく、奈緒は抜群に感度が良い。
「挟めよ…」
俺が立ち上がると、くふふっ、と笑った奈緒はまだ担任教師の話などしながらジジ…と俺のジッパー降ろして一物を取り出すと、従順に柔らかい肉塊で勃起しつつあるそれを包み込んだ。
赤黒い俺の分身がが未成年の深い谷間を犯す。トロンと俺を見上げる奈緒の瞳が濡れ、俺の先端部もまたヌルヌルと濡れる。
「ああん…」
滑る亀頭を奈緒の乳首にこすりつけると、充血したお互いが淫靡な音をたてる。
「ねえ…」
おねだりだ。まだ互いに指と舌でイカせあうまでの関係だが、最近自分を抑える自信がなくなってきつつある。
俺は彼女を押し倒し、はしたなく広げた脚の間に手を伸ばした。スカートとショーツをかいくぐり、かすかな陰毛を越えて目指す突起へたどり着くと、もう早熟な割れ目は少し口を開けて俺の指を待っていた。
「んあっ…あ!!」
のけぞった奈緒の乳房がふるふると揺れる。ゆるやかに指責めを続けつつ、唇を右の乳首に、開いた手を左の乳首に這わせる。
「あ、ダメ!! ダメ!! すぐイっちゃう!!」
彼女の堅く岐立した三つの突起を捕らえた俺は、激しく身悶える瑞々しい肢体を存分に愉しみながら責め続ける。熱く潤った秘めやかな部分は、すでに聞こえる程の液音を立てていた。
「や…あ…イク…ぅ!!」締まった太ももがぶるっ、と痙攣するが、まだ絶頂へと導く訳にはいかない。ギブ&テイク、ご奉仕を済ませてもらってからだ。
「ほれ、俺のも。」
「あ…あん」
ふらふらと身を起こした奈緒は、紅潮した顔をためらわず俺の一物に寄せる。そしてまだ荒い息のまま、ぱっくりと脈打つペニスを咥えこんだ。
ちゅぽ…ちゅぽ…ちゅぽ
リズミカルに上下するショートの頭に合わせ、火照った豊かな乳房が円を描いて揺れる。髪の生え際にうっすら汗が滲んでいた。
「うう…タマもな…」
指導の甲斐あって奈緒の舌遣いは絶品だ。睾丸周辺を丁寧に這い回る舌先の刺激に、堪らず気を遣りそうになる。
「うお…出る…」
「お口? おっぱい?」
唇を離した奈緒はペニスを握りしめ、素早くしごきながら尋ねる。もう片方の手は、切なげに自らの股間を弄っている。
「ん…胸。」
俺の答えに奈緒は砲身を自分の乳房に向けた。彼女の掌は心地よく速度を上げ、俺は唸りつつぶるんぶるんと揺れる巨乳にしたたかに熱い粘液をぶちまけた。
「ん…お…」
「ああん…奈緒も…奈緒もぉ…」
乳房を白濁した体液でべっとりと濡らした奈緒は、泣きそうな声で俺の手をショーツの中に誘う。再び触れたそこは、ささやかな体毛がぺったりと貼り付くほど潤っていた。
「ふああああ!! イくぅ!! 気持ち…いい…」
メルトダウン寸前の花芯をぐいぐいと俺の指に押し付け、奈緒ははしたない声を上げて達した。
やがて細い腰はぎくしゃくと止まり、彼女は目を閉じたまま放心して崩れ落ちた。
後始末を終えてもう一度キスしようとしたとき、玄関で鍵の開く音とただいまーという声がした。妹のミチだった。
俺はいそいそと受験勉強に戻り、奈緒は新刊コミックを広げて俺のベッドに飛び乗った。
以上投下終了です
おおお、手馴れてる感が伺える行為と年齢に甘えずしっかり
男をイカせてるのがいいですよ!
>>366 しかしエロはあっても本番が少ないスレだなw GJ
GJ
連投失礼します
帰宅すると姪っ子の芽依がすっ裸で居間に倒れていた。
ひとしきりうろたえつつ状況を確認する。乱雑に散らばるひどく汚れた衣服。開けっ放しのバスルームからはかすかに湯気と石鹸の匂いがする。
事件性はなし。おおかたドブにでも落ちて泥だらけになり、合い鍵の場所まで知っている俺の家に侵入して勝手に風呂を使ったのだろう。
そう結論付けて、俺は大の字になった芽依の寝姿をしげしげと観察してみる。
小六にしてはよく発育した体。一瞬男に乱暴でもされて泥まみれに…と心配したが、呑気で悩みのない寝顔を伺うに、その心配はなさそうだった。
それにしても……なんというか、『いい体』だった。たしかテニスか何か習い始めたといっていたが、しっかりと筋肉のついてきた手足は長く、寝息に合わせ上下する腹は縦長な臍を中心に程よく締まっている。
そして…いくら子供とはいえ身内として凝視してはならない部分…しかし、女房に逃げられてこのところ悶々としている俺に、目を逸らせというほうが無理な部分も、この生意気な姪は全てを晒して高鼾をかいている。
屋外での練習のせいだろう、浅黒く日焼けした肩とのコントラストも鮮やかに眩しく白い乳房は、いったい何を食って育ったやら、薄桃色の頂きをツンと尖らせて偉そうに並んでいる。
成人女性のそれと違い、およそ実用性に欠ける風情のぷっくりしたあどけない胸だが、サイズだけは見事に大人顔負けだ。
「……う、うん……」
突然の彼女の身じろぎに、俺はビクリと身をすくめる。なんで自分の家で姪に怯えにゃならんのだ、と深呼吸したとき、芽依は膝を立てた両脚を、はしたなくぐわっと開いた。
……オムツを替えてやってた頃、あのシンプルで愛らしい割れ目が、僅か十年でこんな、モザイクが必要な程の状態になるとは……
ゴクリと生唾を呑んだ俺は、そろそろとその場に腰を降ろす。別に芽依の御開帳を近くで拝む為ではない。帰宅してまだ一度も座っていないのに気付いただけだ。
とはいえ、必然的に見えやすくなった芽依の大事な場所は、うっすらと朱鷺色の肉を覗かせて無警戒にこちらを向いていた。
ごく淡い柔毛をちょんと載せた縦割れの中には、前人未到の幼い芽を庇うように少し不揃いな二つの襞が寄り添い、寝息に合わせ淫靡な菱形を形作っている。
俺は怒張しつつある自分のモノに困惑しながら、四つん這いでそろりそろりと眠る芽依の傍らに近づいた。
ぐっすりと眠りこんだ彼女は、石鹸と、この年頃の子供特有のいい匂いがした。俺は少し震える指を核兵器のスイッチを押すようにおずおずと乳首に寄せる。
しかし、許されない一線を前に指はピタリと止まった。姪に悪戯など、許されることではない…
しかし一糸纏わぬ瑞々しい裸体に肉迫しながら、俺の妄想は暴走を始める。穢れを知らぬはちきれんばかりの胸を鷲掴みにし、思う様可憐な乳首を貪ってやれば、彼女はどれだけ驚愕して目を醒ますだろう。
『ああっ!? お、叔父ちゃん!?』
涙を浮かべ必死に抵抗する羚羊のごとき肢体。
その禁断の果実を力任せに組み伏せて、自在に変形する柔らかな双丘を痣になるくらいぎゅうぎゅうと蹂躙し、卑猥な音を響かせて吸い尽くす。
『いや… いやあ……』
まだ大人の感度を備えていないであろう芽依の体。しかし彼女の意志にお構いなく乱暴な愛撫で征服すれば…
悲鳴を上げる唇を猛り狂った一物で塞ぎ、恐怖にもがく腰をがっしりと押さえて許されぬ幼い蜜を啜る。
そして混乱と恐怖と未知の感覚で意識すら朦朧とした彼女を犯す。背徳の快感に俺は悪鬼のごとき抽送を果てしなく続けるに違いなかった。
『はああ!! 痛い… 痛いよお!!』
悲痛な芽依の絶叫に包まれながら、俺は最後の理性を振り絞って、迸る熱い体液を夥しく彼女の火照った乳房にぶちまけるだろう…
…気がつくと俺は年甲斐もない激しい自慰を終えていた。肩で息をしつつ、かろうじて道を踏み外さなかったことにホッとしながら静かにトランクスを替え、芽依に掛けてやるタオルケットを捜して芽依に背を向ける。
「…ふふふっ、叔父ちゃん、やっぱり溜まってたんだ♪」
…突撃背後で響いた芽依の悪戯っぽい声に、心臓が止まりそうになった…
おわり
GJ!
なんとも続いてほしい終わり方だなw
投下終了
>>名無しさんX様
鳥違いますがSDS ◆cStOEcFYHcです。すいませんリスキー連中は漠然と構想がありまして…
>>暴走ボート様
『かなタン』の件失礼しました…
保管庫更新!!
ご苦労様です!!
球技以外の新シリーズですか、GJ!
なんとなくレイプか腹パンでもあるんじゃないかとドキムネしちゃった GJ
一言お借りします
※業務連絡※
>>376 SDS ◆cStOEcFYHcさんへ
すいませんご迷惑をおかけして…リスキー・ゲームの一件了解致しました。
では鷲沢嬢のみもう少しお借りいたしますね。
>>355 暴走ボート ◆z95s/qs7OM さんへ
すいません色々と…
私心連絡
>>362〜366
>>371〜376
GJでした!! では落ちますね
一言お借りします。
※業務連絡※
リクエストします。
陸上競技で、発育した胸に葛藤する女の子の話を読みたいです。
私心連絡
ただのリクエストです。
すみません。
落ちますね。
382 :
名無しさん@ピンキー:2009/04/08(水) 23:46:14 ID:3ZgGpZ+C
GJ!!
>>381 葛藤となると微エロだが、千切れんばかりの激しい揺れが抜きどころだな
保守
これまたGJ!!視線がイイ(・∀・)ね!!
まだ小学生なのに巨乳が邪魔で悩むスポーツ少女の話をを
ゆっさゆっさ揺れる
投下開始します。
最終回前夜 誓いの御守り
属性的に自然なバストアップが入ります
ソフトボールの戦場に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、白と赤のユニフォーム。
短めのホットパンツからは白魚のような足を露出させ、豊かな胸もとを泥まみれにしながら激しく揺らして走るのがここでのたしなみ。
ここは東日本最強ソフトボールサークルリリアム。ここは、乙女たちの楽園にて地獄。
とにかくキャッチ 誓いの御守り
ACT 35
秋も半ばでついに明日関西に乗り込むこととなった秋大会の決勝戦に挑むために
そして去年私達リリアムを下したタイガーソウルを倒す為に
今日は小倉監督の指導なり本当に軽い守備確認なりあまり体を動かさず
ゆっくり体を休ませて、明日超回復状態に持っていくのだ。
そして私達のキャプテン沙織が練習終了後激を飛ばす。
「皆様よく頑張りましたね……いよいよ明日です。
去年私達リリアムを破ったタイガーソウル…強いです……とても!!」
私も私の隣にいる久美…天馬三姉妹に芙蓉さん・村田さん。リリアムのチームメンバー
そして沙織の隣にいる小倉監督や鷲沢副キャプテンも沙織の言葉を皆真剣に聞いていた。
「ですが私達も強いです!!
練習試合であの光陵と五分に戦えたのですから!」
ともうすぐ秋大会に挑む光陵を例にとり、土生や理奈…そして猛特訓を続けたチームメンバー全員さらに逞しく成長し
今やダークホースとして全国区まで登り詰めた
今の光陵なら巨神だろうが他の強豪リトルだろうがたやすく負ける事はあり得ないだろう。
沙織の話もいつもとは比較にならないほど熱のこもったもので
「そして再びリリアムが日本最強のソフトボールサークルだという事を万人に示します!!
その為だけに私達は東日本最強という…私達からしたら屈辱と言える名前を背負いました!!
ですけど明日でそれは終わりです!皆さん!リリアムに血を注ぐ覚悟で明日の試合を戦ってください!!!」
その叫びにも似た声とともに手をあげ最後の檄を皆に向けて言う
「リリアムに勝利を!!」
そしてみんな熱に浮かされたのように…まあ私も体がとても熱くなってきたのは同じだったけどね。
「リリアムに勝利を!」
「リリアムに勝利を!!」
「リリアムに勝利を!!!」
とみな口々に勝つための合言葉のようにみんなでコールをあげたのだった。
そんなみんなを満足そうに心から愛おしく見つめる沙織だったが少し落ち着いて
「では皆様今日はこれで解散です
くれぐれも明日怪我や事故にならないよう細心の注意を払ってください…それと」
それと…何だろう?
私達が首をかしげていると沙織が言葉を告げる
「今日はせっかくなので安全祈願のため深國神社にお参りに行きたいと思います」
とやるだけの事をやり後は不慮の事故に備えた神頼み
そんな沙織の優しさがしみわたる。
そういえば以前久美が一年前のタイガーソウル戦でおたふくになったり
沙織自身も一年前の光陵との練習で久美の為に頑張りすぎて
しばらく休みになった事を思えばの発言だったのだろう。
そんな様子に皆沙織達やリリアムグラウンドに礼をして、シャワールームに向かう。
私達スターティングメンバーも同様に沙織達に礼をして今日は上がるのだった。
ACT 36
その前に汚れた体を洗う為にシャワーを浴びる
いつもならたまり場としても使われるシャワールームだが…
今日だけは沙織達との約束で明日のタイガーソウル戦に備え“体力を温存”との事で
みんな普通にシャワーに入っていた。
(ふ〜〜〜気持ちいいな)
私は久美と一緒にシャワーを浴びていたのだが…
「優子のおっぱいまた少し膨らんだ?
触りたいし乳首チューチューしたいけど…ダメ??」
と久美は甘えん坊のそぶりを見せる
そんな久美も春先から秋にかけて成長したのか
乳首の色はさらに鮮やかなピンク色に色つき、乳輪は濃いめのサーモンピンク
乳房自体も筋力が付いた影響か…張りが増しそして乳肉の質量も増えて
サイズも84cmのDから86cmのEカップバストにサイズアップしたと久美は言っていたし
実際触っていて胸が大きくなったことは私も沙織も実感としてよく理解していた。
だけど私は大変惜しかったが久美に対して
「駄目だって久美ぃ…そりゃ私だって久美と蕩けるくらい…したいけど
明日タイガーソウルに勝ってからにしよ…その方が体もお預け食らってもっと燃えるしね」
と明日勝利して久美とSEXしたいと切り出してみる
久美も残念そうにしてたが、つまみ食いをするかの様に私の胸をぎゅっと揉んで
「残念…まあお姉さま直々じゃあね
でも…勝ったらオールナイトで楽しもうか
その野村さん並に大きくたわわに育った優子のおっぱいを好きにさせてちょ」
と私の胸も猛特訓にくわえてさんざん久美や沙織そしてみんなに揉みまわされ
今や私の胸も久美同様94cmのHカップから更にサイズアップし
なんと私も理奈と同じ三ケタ台!100cmジャストのJカップへと大成長を遂げた。
明らかに自分でも小学生かと思うほどぱつんぱつんに張りつめたロケットバスト
そのバストに合わせるかのように通常でもくっきりと肉筒があらわで
乳輪のにおいも最近ミルクのような甘い匂いを出すようになってきた。
処女のサーモンピンク色とは不釣り合いな発達しきった乳房だと自分でもわかる。
まだまだ成長するのかな?
もちろんそれに比例するかのように筋肉も増し、背も3cmほど伸び
体つき自体ますます強くなっていくのを感じた。
そして先日大河さんが送ってくれたプロテインの副産物なのか
周囲の裸体をなんとなく見てみると筋肉や背丈も一周り大きくなっているが
胸の方も一カ月でみんな少なく見積もってもワンサイズアップして
天馬三姉妹全員EカップからFカップに成長…
細かく言うと泉ちゃんは84cmEカップから87cmFカップ
美咲ちゃんは81cmEカップから85cmFカップ
今日子ちゃんは80cmEカップから84cmFカップと立派に成長をしていた。
村田さんはたしか89cmのGから92cmのFカップっていってたかな?もう少しでGだとも言ってたけど
少し驚いたのが芙蓉さんでボーイッシュな外見に合わず
いきなり89cmのEカップから95cmのGカップと
日焼けした肌とたっぷん魅力的なバストは凄いなと思った。
そして私たち同級生や下級生のみならず
「それにしてもお姉さまのおっぱいも大きくなってうれしい❤
お姉さまと3Pもいいね〜優子っ!!」
と久美は沙織に対して熱い視線を向け。私もじっくりと沙織の裸体を見る。
だけど勿論久美は私の乳首をちゅうちゅう愛撫するのぉ
沙織の胸は91cmFカップから大幅に成長し95cmのIカップ美爆乳と
驚愕する成長を遂げていた。
更には大きめな乳輪の色も褐色のアーモンド色に近くなり、大人の色気を帯び出してきているが
乳首は変わらず可憐なバラの様なピンクでとても可愛らしい。
そしてわがリリアムの二大巨頭である鷲沢副キャプテンの裸体も素晴らしく
腹部は沙織も十分きゅっとしまっているのだが、鷲沢副キャプテンはさらに上をいき
褐色の肌と良い十分グラマラスなもので、バストサイズも86cmのEカップから
90cmのHカップへとさらにど迫力なバストとなった。
そして鷲沢副キャプテンは逆に小さめの乳輪は淡いピンク色で
乳首も小豆大のとても可愛らしいサイズながら形はかなり良く、乳首は薄めのサーモンカラーという魅惑的なものである。
だけど誰も胸が邪魔になってプレイに支障が出る選手はいなかった。
勿論私もブラジャーを新調してもらい、プレイ中支障がないようにしてるけど❤
それよりもやっぱ久美…上手いよぉ…
私のおっぱい…ぎゅむぎゅむって乳しぼりをするみたいに絞って
乳首しごきも…私の弱い所むちゅむちゅ絞ってくるぅ…
「あはぁ…らめぇぇ久美ったらぁ…明日までのお預けだってぇ」
私は久美の愛撫で唇からよだれをだらしなく垂らし
下の唇は狂おしげに久美を求めるかの様に、バーボン色の愛蜜が溢れ、ぽたぽた久美の太股を汚す
これ以上されたらお互い貪るまで止まらなくなりそうなので、久美に自重を求める
明らかに感じている私を楽しそうに見つめながら
「いつも以上に思いっきり感じてくれてるんだ…優子
じゃあ明日!もっと凄い事するから…明日の試合絶対勝とうね優子!!」
と久美は私を解放してくれる
そんなこんなでシャワーの湯に当たって性欲で火照った体を覚ましてみんなかくかく着替える。
全裸・下着・私服など成長しむちむちした体を見せあい褒めあいながら。
私もプルンプルンした胸とお尻を下着に収め、私服に着替えようかという矢先に久美から声をかけられる
「所で優子?
確か深國神社って元々安産の神社だけど、厄除けでも有名だったよね
そんで祭られている深國姫とかどんだけ〜って位胸が大きいって聞いたことあるけど」
私も深國神社の伝説は聞いた事がある。
もともと安産授乳の神様であるが、同時に命を守る神様でもある深國姫が祭られている神社である。
そして深國姫自体可愛らしい姿とは全く想像つかないほどの
物凄く豊かな胸をしているとも伝承では伝えられている。
まあ実際安産授乳で来る人も多いが
厄除けなどでも有効で、特に女の子だと効き目が強いというのは有名である。
だから私は久美に
「大河さん達タイガーソウルの分もお祈りにいこ久美!」
と明日戦うタイガーソウルに対しても試合中に事故が起きないよう祈りたいと言ってみる。
久美は少し複雑そうな表情を浮かべるも
元々タイガーソウルには色々と恩があるうえ。ここまで来たら変なハンディとかいらなかった
そんな気持ちを分かってくれたのか久美は黙ってうなずいてくれた
そして私達は着替え終わり大所帯で深國神社へと向かうのだった。
ACT 37
そして
私達は委細なく無事に深國神社へのお参りを済ませ、マイクロバスで国境まで送り届けてくれる
そしてみんな効果抜群というお守りを購入済みだった。
それと私は自分用と…もう一つお守りを持っていたのである。
「あれ?石引さん二つ持ってるけど…
このお守り…やっぱり野村さんのプレゼント?」
と私の向かい隣りにいた芙蓉さんは自分の質問が野暮だろうと思っていたが私に一応尋ねる
そんな様子に隣にいる久美がぎょっと私に振り返るのだが…
「うーん芙蓉さん惜しい…
理奈だけというよりも…光陵メンバー全員分かな!
流石に全員分買えないからせめて代表として理奈に持ってて欲しいって思ってね」
私は本当に素直に思った事を言うも、少し久美は妬いたような表情を見せ
「え〜私の分を買ってほしかったのに。
そりゃ優子が野村さんや土生の事を気使っているのは知ってるけどさ〜〜」
とおどけつつもちょっとだけ不満げだった…嫉妬かな❤
そんな久美に芙蓉さんはちょっと意地悪げに
「ああ久美妬くな妬くな
どうしたって仕方ないじゃないの。石引さんと野村さんはずっと一緒の幼馴染なんだから
それにその野村さんと交際しているっぽいのが、一年前あんたの球を面白い様に打ちまくったあの土生だっていうのもね〜」
と煽ってみる。
「なんだとぉ〜凪めぇ!!
私はこれから完膚なきまでに株をやっつけるんだから〜〜」
とそれを聞いた瞬間
久美は芙蓉さんの席に突っ込んでいつものように口喧嘩を始める。
まあ初見で久美のツーシームを打ったのは土生が初めてだって土生本人が言っていたからな
もっともあらかじめ久美の配球パターン確認されていた事に加えて
久美の方が土生を甘く見て普通のストレートを投げて打ち込まれたわけだし。
そういう所から相変わらず過剰に土生や理奈に対して対抗心を燃やしているけど
あの練習試合前。土生から“自分の弱さを認めずに、ただひたすら押してくる”って
揶揄されたのは私も覚えているしな
でもまあ久美の性格的にまず、私にすら弱みを向けず、強引に押し切ろうとする所は久美の短所でもあり
自分の気性以外の弱点は努力で強引に押しつぶし克服するところとかは長所でもあり
そう言う久美の所は私も沙織も好きなんだけどね。
実際変化球を使った本気の久美だったら自分で言うのはおごがましいがリリアム内でも
打者として五本の指に入る私や沙織・鷲沢副キャプテンに芙蓉さん
そして光陵のキャプテン土生だってそう簡単に打ち込めるものでもないし。
私より前の知り合いで私が来るまでリリアムホットスポットコーナーコンビの
芙蓉さん・村田さんペア…更には芙蓉さんの場合沙織絡みの事でも腐れ縁だったからな
そんな事を考えていると席から退避した村田さんが私の隣席に座って
話しかけてくる。
「道が違っても石引さんと野村さんってお互い想っているんですね
本当にこういうずっと気心の知れた親友というのは大事なものですよ」
と私と理奈がお互い大事な親友で、いつまでもその関係が続く事を願ってくれる。
村田さんの言葉が胸にしみる
これから私は変わらず理奈の親友件幼馴染として彼女を見守り続ける。
以前は禁断ともいえる思いを理奈に感じていた事は否定しないが
そういう関係には今後発展しようがないし、たとえその機会があっても
いまさら私は理奈と結ばれる事を望まないし、勿論理奈も望まないだろう。
理奈にはもう番いである土生がいる、今の私の隣にいるのが久美の様に…
その久美は芙蓉さんといつものように口喧嘩をしていたが、村田さん同様に私も慣れ
ほほえましく見つめるのみであった。
ただ同級生なり上級生はともかく、下級生の子は割と心配する事もあり
私と村田さんに後部座席にいた今日子ちゃんが近付いて…
「石引先輩・村田先輩…久美様と芙蓉先輩止めなくて大丈夫なんですか〜
確かにいつ通りといえばいつも通りなんですけど〜」
といつものように明るいが、今日子ちゃんは久美のファンで、私や沙織が久美の相手を出来ない時など
今日子ちゃんは久美の練習で元気に付き合ったり、Hの相手など久美に対して献身的に体を捧げている事は私も知っており。
久美を心配そうな表情で見つめていた。
そんな今日子ちゃんの隣席に座っていた美咲ちゃんが
「大泉先輩も芙蓉先輩も本当に仲が悪いわけじゃないんだからそこまで今日子が心配しなくても大丈夫だって
それに…あまりにひどいときは神楽坂キャプテンなり鷲沢副キャプテンだって注意するでしょうし何より…
バッテリーを組んでいる石引先輩がいるんだから」
と今日子ちゃんを美咲ちゃんが心配しないように声をかけながら、私に熱のこもった視線で見つめる。
私も久美がいないときなど色々と美咲ちゃんにお世話になっているのだった。
生きた球を使ったノックから、私のあそこを丹念に舐めてくれるような尽くすSEXを与えてくれる。
私達がリリアムを去るのはまだまだ先の話とはいえ未来の事を考えると
泉ちゃん・美咲ちゃん・今日子ちゃんら東小の後輩に
西小・付属小のこれから入ってくれる娘たちの為にも、もっと上に!もっと高みにと
更に飛翔できる力がわいてくるのだった。
そんな私の気持ちを察してくれたのか今日子ちゃん・美咲ちゃんを束ねる三姉妹長女の泉ちゃんが座席から立ちながら締めてくれる。
「私達ももっと力を付けて出来る限り芙蓉先輩や大泉先輩を止められるように頑張ります
勿論試合やポジションだってもっと上を狙いますのでこれからもお願いします!」
と丁寧だが勝気なお言葉。その覇気があればリリアム自体あと10年は戦えそうだと確信した。
そんでそろそろ東小と西小との境目
私達児童は“国境地帯”と呼んでいる付近に迫ってきたので
飽きずに口喧嘩を楽しそうにしている久美と芙蓉さんに近寄って
「それじゃあ芙蓉さん。
久美。明日こそ私達リリアムがソフトボールサークル最強だって証明しようね」
と力強く声をかけると口喧嘩をやめて
「当然!明日の試合だって私は!
優子や沙織お姉さま…そして美咲達みんなの為にボールを投げてやるわ!」
と久美はまっすぐに私を見つめて言い返し。
そんな久美に賛同するように芙蓉さんも
「久美がそう言ってくれればあたいたち打者だってガンガン打って打って打ちまくってやるんだから!」
強く私と久美を見ながら言ってのける。
泣いても笑っても明日が勝負の日
そのためにも勝って有終の美を飾りたい…沙織や鷲沢副キャプテン達先輩だけじゃなくて
自分で選んだ道だから…
ACT 38
そして私は家に帰る前に理奈の家に寄る。
明日には関西に行くし、それが終わっても光陵のほうも練習一辺倒でなかなか理奈達と
会えないだろうからだ。
私はいつものようにチャイムを鳴らして、理奈…あるいは理奈のお父さんか土生が出てくるのを待つ
しばらく待っていると足音が聞こえ、ドアの鍵を外す音が聞こえ
「あれ〜どうしたの優子?
明日試合って言っていたけど?」
と私の顔を確認した理奈は、私を出迎え…家に上げてくれる。
理奈も律儀にプロテインを飲んでいるのか
全体的に体幹も春と比べてより大きめになり、なによりも胸も大きくなったような気が…
もともと理奈の胸大きい方だから私の勘違いかもしれないけど…ね。
理奈の101cmJカップがさらに育だってKカップやLカップまで成長したらと思うと…ごくっ!!
そんな少しスケベな事を考えながらも私は理奈に対して
「うん…明日関西に行くからその前に理奈に…というより光陵メンバーに対してプレゼントがあるの
受け取ってほしいな…」
話しかけながら、深國神社のお守りを手渡す。
理奈は私の渡した御守りを見て
「深國神社のお守りか〜翔との赤ちゃんの事だったら流石に私には早いような…」
と安産祈願かとぼけを噛ます
私はそんな理奈に対していつも通りと思いながらも
「いやいやそうじゃなくて…無病息災の方
光陵も大会近いし…光陵のメンバーが怪我しないようにって思ってさ」
とはっきりと自分の意図を伝える。
そんな私の気持ちを今度こそ理奈は
「ありがとう優子
それと今……んーと〜翔が来ているからご飯食べて行ったら?」
感謝を言い、土生も律儀に理奈の家にいる事を伝えてくれる。
私はせっかくなので理奈の言葉に甘えて
「そうだね…じゃあ折角だから土生の料理をごちそうになろうかな」
と了承し台所にはいると
「理奈ご飯出来た……あれ??石引じゃんどうした?」
とエプロンをまとって料理を作り終えた土生がきょとんとした顔で迎え入れてくれた。
「まさかお前にも料理を食べさせる事になるとは思わなかったよ石引」
苦笑いを浮かべるが、私も理奈もキッチリ土生の作った料理を平らげ
ちゃんと美味しかったという意思表示も受け取ってくれた。
そんな私に対して理奈から
「優子ー私も翔に美味しい料理食べさせたくて少しは料理うまくなったけど
まだまだ翔や優子には及ばないから、あいている時間でいいから料理教えて欲しいな
お願い優子!」
と今度正式に料理を教えてほしいと頼まれる
親愛なる幼馴染の頼みだ。当然私は
「勿論!
明日の試合が終わってから、私と理奈の都合の合う時にでも教えてあげるね」
と理奈のお願いを聞くのだった。
土生はそんな私達を温かく見つめながら
「じゃあ俺も石引の料理教室に協力しようかな
いつぞや理奈が作ってくれたナポリタン焦げてたけど結構うまかったから
ちゃんと練習すればすぐにでもうまいもん作れるようになるぜ
俺だって最初っから料理上手かったんじゃないんだから」
と土生もこれだけの料理を作れるまでには様々な試行錯誤が合った事を吐露してくれた
そして私に対して向き合って
「明日…なんだよな
石引……タイガーソウルを倒して春日監督のハナを明かして来い
俺達も今年は優勝するつもりで勝負するから」
と声をかけてくれる。
私も
「私もそのつもり…リリアムの為に私も全力で戦う
そして光陵の試合前に優勝旗を持って応援しに行くんだから」
と必勝を誓う。
理奈も
「優子…確かにお守り受け取ったよ
優子の気持ちがあれば相手が誰だろうが勝てそうな気がする…優子達リリアムが優勝したら
私達にも励みになるしね」
と理奈もあのエキシビジョンマッチで一回だけリリアムの投手として投げた事などの
成果を生かすと言ってくれる。
三様三者の想い…色々と違うところもあるけど一つだけ一致していると言い切れるところがある。
それは勝って勝って勝ち続けて頂点の座へと付くこと
それを私達は確認しあう。
そんなこんなで私達は食器をかたずけたあと、色々と雑談していたが、そろそろ理奈と土生の邪魔になりそうだったので
「それじゃあ私そろそろ明日の準備があるから…二人でゆっくりね」
とつがい同士二人っきりにする。
その後どんな事をするのか察しはつくけど…理奈と土生が幸せなら特に言う事はないからね。
そして私は家に戻り両親に“理奈の家で食事を取った”と言い
お風呂にゆっくり入って…たっぷりの睡眠を取る……明日の決戦の為に
ACT 39
早朝……というより深夜って時間帯…普段なら疲れでたぶん大地震が起きても眠っている時刻だが…
目覚ましが鳴る5分前に目がさめ、母さんにお弁当などを作ってもらう傍ら
朝ごはんを作ってもらい、もぐもぐと食べる。
そして早朝5時
私は決戦の地へと向かうべく
待ち合わせに停車してあったリリアムのシャトルバスへと乗り込み
さっそうと大阪へ向かうのだ
隣にはやっぱり久美がいて
「今日だね優子!!
お姉さま達のリベンジ絶対に果たす!!そして優子…二人で戦おう!」
といつも以上に熱く私に話しかけてくれた
そして周囲を見渡すとスタメンの芙蓉さん・村田さん
泉ちゃん・美咲ちゃん・今日子ちゃん
そして鷲沢副キャプテンに沙織のみんな気力が充実しており
リリアムに属するメンバー全てに、チアの娘やバンカラな所で応援団(女装した娘が大半)
など大所帯であったが…
「小倉監督がまだ来ておりませんが…」
沙織があきれたような声でまだ肝心の小倉監督が来ていない事に気がつき少しざわつくが
出発時刻から2分遅れて猛ダッシュで小倉監督がバスへと乗り込む
そのスピードは光陵メンバー一の俊足橡浦の2倍ほどだった…と思う
「小倉監督!!監督が遅刻してどうするんですか!!」
案の定今度は鷲沢副キャプテンが少し怒ったように声を荒げる
そして沙織も少し怒った表情でにらんでいる
流石にその失策に平謝り状態の小倉監督だったが
「ごめんね〜沙織…奈津
最後の最後までタイガーソウルの研究をしていて遅くなっちゃった」
とどっさりと資料を持っていたのだった
それを見たメンバーを代表して沙織が
「なるほど…それで遅れたのですね
時間厳守が原則なのは重々承知でしょうが…ではそのデータを早速見させて頂きます
到着するまでゆっくりお休みくださいな小倉監督」
と改めて少しとはいえ時間に遅れた注意と小倉監督が時間全部使って纏めた労をねぎらう。
その言葉を聞いて小倉監督はやっと眠れると思ったのか
「ふぁ〜あぁ…ごめんね〜
じゃあ大阪に付いたら起こして〜ZZZZZZZZZ」
そのままだらしなく椅子に横たわって寝込んでしまう。
そして沙織と鷲沢副キャプテンの二人で改めて点呼を取り
全員そろった事と確認したのちシャトルバスが戦場へと移動を始める
勝つ…絶対に勝つんだ……絶対に!!
私は戦場に向かいながら改めて打倒タイガーソウルに闘志を燃やし
小倉監督がまとめてくれたタイガーソウルメンバーの戦い方などのデータをみんなで確認し…
あっという間に時刻は過ぎ10時位には…
「あ〜久美様っ!泉お姉ちゃん・美咲お姉ちゃん通天閣〜〜〜」
今日子ちゃんの無邪気な声がバス内に響き渡る
5時間の間私たちスターティングメンバーはもとより
控えのメンバーなど全員でデータをじっくりと確認したころには…もう…というべきか
とっくに大阪へと付いており
ふと窓から景色を見た今日子ちゃんが最初に通天閣を発見し声を上げたのだった
私達もつい今日子ちゃんにつられるように景色を見て見たが
大阪と言えば日本人なら大抵知っている通天閣が私達を出迎えてくれた
そして…正午にはあの甲子園球場でタイガーソウルとの激闘が始まる!
と改めて気合が乗っていたのに、ふと小倉監督が起きて一言
「たこ焼きの美味しそうなにおいで起きちゃった〜」
とひたすらにみんなの腰を折りそうな脱力ぶりを発揮した!!
でもそんな小倉監督も監督なりに熱くなってきているようだった…
本人も気がつかないのか…握りこぶしに力を込めて、闘志をむき出しにしている感じだったのだった。
では改めて…あと一時間でタイガーソウルとソフトボールNO.1の座を争う戦いが
始まるのだっ!!
続く
次回 とにかくキャッチ 最終回 久遠の乙女
とにかくキャッチ! 設定資料集 ラストバトル時のリリアムメンバー
3サイズ+身長 成長改訂版 バスト成長!
石引優子(いしびき・ゆうこ)
162cm 67kg
100(J) 59 93
大泉久美(おおいずみ・くみ)
146cm 52kg
86(E) 57 82
神楽坂沙織(かぐらざか・さおり)
172cm 57kg
95(I) 58 89
※ SDS ◆cStOEcFYHc様 お許しください
鷲沢奈津(わしざわ・なつ)
169cm 55kg
90(H) 54 86
天馬泉(てんま・いずみ)
156cm 54kg
87(F) 56 82
天馬美咲(てんま・みさき)
154cm 53kg
85(F) 53 84
天馬今日子(てんま・きょうこ)
150cm 52kg
84(F) 52 83
芙蓉凪 (ふよう・なぎ)
165cm 62kg
94(G) 61 92
村田保奈美 (むらた・ほなみ)
163cm 64kg
92(F) 62 93
おまけ 優子の見立てな野村理奈 注アンオフィシャル 注チラシの裏
※暴走ボート ◆z95s/qs7OM 様 物凄くお許しください
あくまで優子から見た野村嬢の見立てなので、当然そちらの正式設定に含まなくてもかまいません
次の回で長編としては終わりますので、最後のたわごと…あるいは悪ふざけと聞き流してくれれば
野村理奈 (のむら・りな)
153cm ?kg
105(M) 57 88
SDS ◆cStOEcFYHc様・暴走ボート ◆z95s/qs7OM 様これで長編としては最後なのでわがままをと言いたいところですが
勿論3サイズのほかに展開上何かまずい所があったら遠慮なくおっしゃってください。
では投下終了です。ご感想お待ちしております
ではこれにて落ちます
GJ、ここの長編の奴等熱いのが多くて、小学生であることをよく忘れるw
だが、それがいい
改訂GJ!!w
>名無しさんXさん
おつかれです。
サイズまで事細かに書くのはいかにもらしいです。
次回で最終回ですか…俺のはいつ終わるんだろう;
で、理奈ですが。背ぇ、のび過ぎ。カップが3サイズもアップって…
展開はこちらの投下が遅いせいなので別に何もないのですが、
もうすこし成長を控えめにしてほしいものです;
>>385 おお、おつかれです。
いっそのことこの掲示板のキャラ専用のアプロダ作ってもいいんじゃ…
外見の設定は絵描きにはありがたい。
服自体が共通の記号になるからなー
そのへん文字書きさんの服センスが問われるなwファッション誌とか見ればいいけどさ
まあ、あれだ。
GJもあるが、「アニメ化希望!」と言いたい、この三人の書き手によるコラボレーションシェアリングウェアシリーズは…
投下乙です!
圧縮が先か、次スレが先か、ってとこだね
投下開始
「つまり、私に『人間影絵部』辞めろって事ですか!?」
五年生のハルは憮然として周囲の部員たちを見回す。スクリーンの前に集まっているのは、全員六年生のレギュラー選手ばかりだ。
「…言いにくいけどね…あんた自分のおっぱいのこと、判ってるよね。そんなので大会勝てると思うの?」
六年生でキャプテンの麗奈の言葉に絶句したハルは、ぴっちりと身体を包んだ黒い全身タイツの胸元に、なんとか収まっているたわわな二つの膨らみを見下ろす。
確かに麗奈の言うとおり、僅か半年の間に育ち過ぎた胸は、選手全員が整然たる線となり、与えられた課題をスクリーンの後ろで形造る『人間影絵』の競技においては、不要どころ致命的な邪魔者だった。
「…そんな…今日まで頑張ったのに…」
同情の目でハルを見つめる仲間たち。ハルと同じく全身タイツに収まった彼女たちの胸は、うっすらとした肋のラインから引き締まった腹筋まで、見事に扁平に揃っている。小さな胸ポチはご愛嬌だ。
ハルは、夏休みの間にぐんぐん膨らんだ胸を恨んだ。盆に帰省した祖母のところで、美味しい地鶏と山菜をたらふく食べたからだろうか?…大好きな『ビレッジマァム』も、少し食べ過ぎたかも知れない…
「さ!! みんな、練習よ。基本のポーズから!!」
麗奈はキャプテンであることを示す深紅の全身タイツのフードに艶やかなロングヘアを収め、打ちひしがれるハルに背を向け叫んだ。
「まず漢字百連発!! 『川』!!』
眩い投光機とスクリーンの間にまず三人の選手たちが走る。ライトを浴びた細くしなやかな彼女たちの身体は、スクリーンに黒々と正確な『川』の字を映し出す。
…もう私には、基本の『川』さえ無理だ…
ハルは唇を噛んで仲間の演技を見つめる。
やっと決まった県大会への出場。ハルは五年生でただひとり抜擢された課題演技での優勝を目指し、夜遅くまで練習に励み、全身タイツのまま帰宅することもしばしばだった。
「…はい次『尻』!!…それから『鬱』!!」
麗奈の張り詰めた声に合わせ、スクリーンに飛び込んだ選手たちは次々と見事な文字をその身体で描いてゆく。誰一人無駄な膨らみで文字を歪ませる者はいない。
「…ハル…信じて頂戴…私だって辛いの…」
いつの間にか緑の全身タイツの副キャプテンに号令を交替した麗奈は、膝を抱えてスクリーンを見つめるハルの横に立っていた。
「…あなたには才能があった。私の次に『人間影絵部』を引っ張ってゆくのは、あなただと思ってたのよ…」
黙り込んだハルの視線の先で、練習は『動物』に変わっていた。蛇、牛、コアラ…スクリーンの黒いシルエットは鮮やかに動物を形取ってゆき、ハルが重い唇を開いたときには、干し草の匂いまでしそうな立派な象がのんびりと鼻を揺らしていた。
「…キャプテン、最後に一度だけ、課題演技をさせてもらえませんか!? 一生の…思い出にしたいんです…」
「……」
ゆっくりと頷いた麗奈は、パァン!!と手を叩いて汗だくの部員たちを集めると、ハルへの餞別とも言える、きたる大会の課題演技『青春』の実演を告げた。
湿った全身タイツをぺったりと未発達な肢体に張りつけた少女たちに緊張が走る。
まだようやく組み上げたばかりの難易度の高い演技だ。本番までに仕上げられるかどうかの段階であり、部員たちの動揺は当然だった。
しかし去り行く仲間への敬意から、一人としてキャプテンの決定に異議を唱えるものは居らず、選手たちはスクリーンの裏に静かに集結する。
「配置係。」
キャプテンの呼びかけに応え、車椅子の少女、『人間影絵部』の頭脳たる白の全身タイツに身を包んだ少女が、車輪を軋ませ前に進み出る。
課題演技の複雑な人員配置、構造計算をたった一人で行う彼女は、よく通る澄んだ声で、固い表情の選手たちに呼び掛けた。
「皆さん。」
彼女は全員の顔を見渡し、ハルに寂しげな微笑を送ってから続ける。
「…今大会の課題演技のテーマは『青春』。私はこのテーマを必死に形にしました。そして、皆さんはそれに見事に応えてくれました。」
再び言葉を切り、この病弱な少女はもう一度ハルを見つめる。
「…今日…残念なことに戦列を離れるかも知れない仲間がいます。後悔なく送れるよう、精一杯の『青春』を、どうか見せて下さい。」
声もなく部員たちはスクリーンの裏に散る。鋭いキャプテンの号令で、少女たちは渾身の力で課題作品に挑んだ。
「セェーット!!!!!」
彼女たちが形造る『青春』
それは三メートルにも及ぶ、ギリシャ彫刻のダビデ像を想せる逞しい青年のシルエットだ。
思春期の希望と不安を秘めた若き勇姿を、少女たちの身体が高く重なり、がっちりと組み合って築き上げてゆく。
ハルもまた自らの分担部である青年像の大腿部、力強いふとももの一部となるため、胸をゆっさゆっさと揺らしつつ、仲間の身体に駆け上ってゆく。
スクリーンの前ではキャプテンと補欠部員たちが固唾を飲んで、入魂の演技を見守っていた。
「キャプテン!!」
補欠たちの歓声。凛々しく胸を張る青年のシルエットがスクリーンいっぱいに影を落とし、麗奈の厳しい表情が少し和んだ瞬間…
「あ、あれぇぇっ!!」
スクリーンの青年像に異変が起こり、見守っていた補欠部員も、キャプテンの麗奈でさえ顔を赤らめ恐慌を起こした。
青年の下腹部、彼女たちが口にすることも憚る部分がモッコリと隆起し、あろうことかふるふると振動さえしているのだ。
勃起…六年生の麗奈は流石に知識として持っている単語だったが、まさに今、彼女の眼前で起こっている破廉恥な現象は、紛れもない『青年の勃起』であった。
「ひゃああああ!!」
「わああああ!!」
動転する観衆の気配を敏感に察知した選手たちはスクリーンの裏で、必死に体勢を維持しつつ混乱の原因を探った。
「…ハ、ハルの、おっぱいよ…」
青年像の肩辺りで海老反っている選手が苦しげに叫ぶ。全員が注目したその場所で、確かにハルの雄大な乳房は、スクリーンに卑猥な影を落とす物体として、ぷるるんぷるるんと揺れていた。
「駄目…おっぱいが…」
退き際を覚悟し、全身全霊で最後の演技に臨んだハルは、弓なりに身体を反らせたまま絶望的に呻く。
「ハル!!しっかり!!」
「あ、危ない!!
「わあっ!?」
動揺し急速に重心を失ってゆく大腿部のハル。集中力をなくした選手たちは次々とバランスを崩し、仲間と絡み合いつつ課題作品の形を崩し墜落していった。
「うう…」
折り重なって苦しむ選手たちの下から、自責と後悔に青ざめながら這い出たハルは、駆けつけた麗奈たちの前に倒れ伏して泣いた。
「…キャプテン、私、おっぱいが憎い…」
麗奈は何も言えず、ハルの背中に手を置く。自分の判断が全員の安全にかかっているのだ。辛くても、『人間影絵部』のため…
そのとき、悲嘆に暮れる部員たちの背後で、力強い声が響いた。顧問教師である大山田の声だった。
「…ハルを辞めさせて、お前たちは本当にそれでいいのか!? 今日まで一緒にやってきたハルを。」
部員たちは顔を見合わせる。普段セクハラしか能のないこの顧問教師の声が重く突き刺さる。
「…それに、さっきの課題作品。先生は、あの膨らみに、まさにテーマである『青春』を感じた。ハルの胸を武器に変える。それも、みんな力を合わせれば可能なんじゃないか?」
静まり返った体育館の空気が、少しずつ変わってゆく。排除ではなく、生かしていくこと…
さざ波のように広がる部員たちの希望を見届け、さりげなく体育館の片隅に移動した大山田の傍らに、いつの間にか校長が並んでいた。
「…大山田先生。彼女を残すのには、何かお考えでも?」
「いえ、校長。僕は顧問であるまえに、そして教師であるまえに、一人の男として、変態として、彼女の、ハルの巨乳をずっと拝んでいたいんです。彼女を残した理由は、それだけです。」
固い信念を秘めた大山田の言葉に、校長は微笑んで、再び練習を始めた『人間影絵部』を満足げに見守った。
おわり
投下終了…
名無しさんX様投下乙でした!!
部活は部活だがなにかよそうを通り越しておるぞ。
とりあえず先生と校長は正しすぎる
斜め上w新しい領域に到達したな
GJ!
GJ、先生が信念を持って変体だと言ってるところがすばらしいww
乙!鬱は何人がかりで出来るもんなのか気になりますね保守
誰かツン9デレ1ぐらいのツインテ巨乳小学生で描いて
連投失礼。
偶然
>>420氏のキャラに近いヒロインかも。
422 :
『頂上より』:2009/04/18(土) 20:57:38 ID:oWi+Kt//
日が沈むと山頂から一望できる、壮麗だが見飽きた街の夜景。
それより新鮮な空気が吸いたくて、ジュリは根岸が嫌がるのも構わず車の窓を開けた。
「ヒゲ…痛い…」
根岸の不精髭がジュリの剥き出しの乳房をチクチクと刺す。鬱蒼とした山の頂上にぽつんと停まったスポーツカーの中が、最近では二人の人目を憚る取引の場所だった。
「まだ…濡れてない。痛いのは、やだ。」
せっかちにズボンを降ろす根岸を制し、ジュリは中途半端に下げられた下着を自ら脱ぐ。もう少し興奮しないと…
無愛想な十一歳の少女の要求に、大手出版社の編集員である根岸は黙って前戯を再開する。
神経質そうな白い指がジュリの締まった下腹部を撫で回し、薄い唇と舌はまた、彼女の甘い香りを放つ柔らかな乳房を這う。
「…ん…」
ジュリの唇から初めて切なげなため息が漏れる。しかし、彼女の意識はこの情事とは全く違う方向を向いていた。根岸進、この軽薄な独身男から早く聞き出したいこと…
ジュニアモデルの寿命は蜻蛉のごとく儚い。
女児が女になるほんの短い過渡期、太陽のような、月のような刹那の魅力が閃光のように輝く短い一瞬だけが彼女たちの季節だ。
せっかちに成長を続ける体と共に、スポットライト浴び華麗に駆け続けられる者はごく僅かだけ。
加賀見ジュリはそんな険しい道を、大人びた容姿に急激に膨らんだ胸、という時限爆弾を抱えて疾駆するジュニアモデルの一人だった。
「あ…あ…」
年齢相応の恥じらいも見せず、ジュリは倒れたシートの上で大きく脚を開く。
待っていたように根岸の舌が這い降り、狭い車内にはジュリの小さな喘ぎが響き続ける。
人気ローティーン誌『Tesra』の専属モデルであるジュリを見舞った大きな幸運は、彼女を僅かの期間に別人のように変えた。
看板モデルだった白瀬紗英、そして彼女に次ぐ人気を集めつつあった緒方かな子の相次ぐ引退。
ジュリにとっては不可解でくだらない理由によって舞台を去った二人のお陰で、繰り上げられるように彼女の姿は大きくページを飾り始めた。
そして、猛追撃をかけてくる幾多のライバル達と戦う為に、ジュリが選んでしまった道…
「…もう、いいだろ?」
力の抜けた手足を投げ出し、根岸の愛撫に身を任せていたジュリは、頷いて男のものを自らに導く。
充分な潤いと慎重な所作がなければ、まだ彼女の若い身体に挿入は苦痛なのだ。
「ん…入った…」
心地よく窮屈なジュリの内部に深く侵入し、満足げな吐息を漏らす根岸の肩に手を回しながら、ジュリはまた思い出す。
ずっと前、スタジオの控え室でモデル仲間の白瀬紗英、緒方かな子と偶然三人になった日のことを。
ジュリが湧き上がるライバル心を懸命に隠し、一心に鏡に向かっていたとき、用もなく現れたのが彼、『Tesra』編集員の根岸だった。
彼に生真面目な挨拶を送ると、すぐ読んでいた小難しい本に視線を戻した紗英と、同じく寡黙にストレッチを続けるかな子を、ジュリはそのとき馬鹿ではないかと思ったものだ。
編集員と親密になるチャンスを逃がすつもりはなかった。
自分たちを見つめる彼の好色な視線を敏感に察知したジュリは、媚びを含んだ無邪気な仕草ですぐに根岸に取り入り、ほどなく彼女は西欧の血を引く恵まれた肢体と豊かな胸を彼への報酬として、何人かの後輩を蹴落とした。
超えられない壁だと諦めていた紗英とかな子が突然引退したのは、それから間もなくだった…
「…感じるか?」
「…うん…い…い。」
いまではもう羞恥も、恐怖も感じない。年齢に似つかわしくない打算と肉体の快楽の為に、根岸進は格好の共犯者だった。
強いていえば、もっと華やかな仕事をふんだんに与えてくれる人物が相手だったらな、とは思うが、ジュリはセックス自体は嫌いではなかった。
しかし、こうして彼の意のままに弄ばれているとき、いつもあの場所に居合わせた三人のうち、一番愚かだったのは自分ではなかったか、と思ってしまう。
仄暗い車内で青白く見えるジュリの胸の谷間に、ぬるりと引き抜かれた男根が運ばれ、彼女は黙ってそれをぎゅっと乳房で挟み、柔らかな肉で押し包むように刺激する。
「…ジュリは今、何してるんだ?」
「…パイズリ。」
一年前のジュリなら卒倒しそうな言葉が自然に唇から出た。自分は何の為にこんなことを?
答えは簡単だった。もっと有名になるため。ずっと人気者でいるため。今向き合っている試練を、この小心な男を利用して乗り越えるため。
「ほら、口で…」
「ん…あ…」
二つの長い髪房を乱暴に掴まれ、慌ただしく唇にねじ込まれた脈打つ熱いものを、ジュリは懸命に吸う。
早く彼の欲求を満たし本題に入りたい。鋭い視線で根岸を見上げながら、彼女は卑猥な音を気にも止めず奉仕の速度を速めた。
「出…る」
やがて泡立つような迸りが青臭くジュリの口腔を満たし、彼女はのろのろと開いた車の窓からそれを吐き出す。
白い雫はいつまでもジュリの形よい唇から糸を引いて流れ、彼女は待ちわびた根岸からの報告を背中で聞く羽目になった。
「…駄目だったよ…」
ジュリは窓から顔を出したまま、振り返らず根岸の言葉を噛みしめる。失望を彼に見られるのはいやだった。しかしうっすらと滲んだ涙が、眼下の夜景を滲ませる。
「そ…」
そっけない応え。意地汚く最後の行為を悦しむために、勿体をつけた根岸が憎かった。
年間を通じ最も読者の人気を得たモデルが『Tesra』の表紙で読者に別れを告げ、中学生向けの姉妹誌に華々しく登場する春の連動特別企画『卒業』
その部数を賭けた企画の厳正な選考に、根岸のような若手がさしたる権限を持たないことは判っていた。
しかし、『卒業』は危ういものとはいえ『Tesra』トップモデルのジュリにとっては何としても獲得しなければならない、未来へのチケットともいえる重要なキャリアだったのだ。
「…結局上の連中は、『紗英ちゃん、かなタン』って後ろ向きの話ばっかでさ、今年は地味に流すそうだ…」
茫然と肩を落として根岸の言い訳を聞き流し、ジュリは車のドアを開ける。あとは淡々と残る撮影をこなし、春にはひっそりと消えゆくのみだ。絶望感が夜風と共にジュリを包んだ。
「…で、でも、君はハーフで大人っぽいし、グラマーだから…」
「…クォーター。」
取り繕った言葉を並べる根岸を見もせず、車を降りたジュリが暗く寂しい山道を歩き出すと、慌てて根岸が彼女の後を追った。
「待てよ!! 街まで何十Kmもある。とりあえず乗れって!!」
彼がジュリの心配などしていないのは判っていた、ただトラブルが怖いだけ。わざわざこんな山奥で彼女の早熟な身体を弄ぶのも、臆病な根岸の考えつきそうな事だった。
結局、まるで自分の未来を思わせる真っ暗な山道も恐ろしく、ジュリは宥められるまま再び車に乗りこんだ。
二人は終始無言のままで峠を下って市街へ抜け、やがて見覚えのある大通りでジュリは俯いたまま根岸に車を停めさせる。
「降ろして。ここから歩く。」
まだ名残惜しそうな根岸と賑やかな駅前で別れ、ジュリは夜の喧騒のなかで立ちすくんだ。もう彼と話すこともないだろう。
ここまで来れば、自宅まで歩けない距離ではなかった。母親を迎えに呼び出そうかと思ったが、車内であれこれ聞かれるのがイヤでやはり徒歩で帰ることにした。
父親とは…母に対するぞんざいな口調を注意されて以来、しばらく口をきいていない。
退勤したサラリーマン、高校生、塾帰りの小学生。帰途を急ぐ雑踏に混じり、久し振りに地元のアーケード街を歩く。誰も彼女に目を止めるものはなかった。
書店の前を通り、夥しい平積みのファッション誌を見ると明日の撮影を思い出す。次々と現れる新人モデルたち。
彼女たちは虎視眈々とジュリの後釜を睨んでいるだろう、かつてジュリが紗英とかな子の失墜を心から願ったように。
しかし今の彼女は『身勝手に』去っていった二人を恨めしくさえ思う。
そして、それが筋違いな逆恨みであることをジュリは良く知っていた。
所詮、自分はトップの器ではなかっただけ…
(…お腹、空いたな…)
歩道橋を降りるとファミリーレストランの灯りが眩しくジュリを照らす。
彼女は新人オーディションの合格通知を受け取った日、お祝いに家族でこのファミリーレストランで食事をしたことを思い出した。シーフードドリアと、海藻サラダ。それから…
あの夜の献立から次々と、昔好きだった食べ物に連想が広がる。チーズケーキ、クレープ…
太りやすい体質のジュリは、最近食事への楽しみを全く無くしていた事にふと気付いた。
(…あの日もお父さんの奢りだった。お小遣い、全部私の服やオーディションの費用に消えてたのに…)
家族への後ろめたさに背中を丸めながらレストランを通り過ぎると、シャッターを降ろし始めた懐かしい雑貨店が見えてきた。
(あの赤いトレーナー、ここで買ったっけ…)
根岸に買って貰った『スノウホワイト』のカットソーは薄く、寒かった。
昔お気に入りだった野暮ったい、名もないブランドの赤いトレーナー。でも、丈夫で暖かった。まだ家のどこかにあるのだろうか?
繁華街を抜けると、次第に灯りが疎らになってゆく。慣れないミュールで足が痛くなってきたが、自宅までははまだ遠かった。行き交う人も少なくなり、心細さと惨めさに涙が零れそうになる。
『…辛いときはね、なにもかも全部『役』なんだ、って思うの。いつか終わる白瀬紗英っていう役。そうすれば、少しだけ楽になれる…』
あの言葉は、果たしてジュリに向けられたものだったのだろうか。去りゆく間際の紗英の虚ろな呟きを思い出し、立ち止まったジュリはたまらず暗い空を仰ぎ低く泣いた。
…自分のことしか考えず、仲間の凋落を祈り、身体さえ差し出して大人を利用する。そして…振り向かれることなく消えてゆく、愚かで滑稽な『加賀見ジュリ』という汚れ役。
それが、心まで失って必死に掴んだ空虚な当たり役。すなわちジュリの全て…
(いやだ…そんなの、嫌だ…)
もはや堰を切ったように溢れ出ようとする涙の意味さえ判らず、ジュリは自分の震える肩をぎゅっと握って嗚咽を懸命に堪えた。
(…もう、疲れた。いっそ死んじゃいたい…)
そのとき、崩れおちそうな彼女の背後で、突然自転車の急ブレーキ音が甲高く鳴り響いた。
「こらぁ!!やっぱりテメーか!!」
すかさずジュリを襲う聞き覚えのある怒声。ジュリは一瞬絶望すら忘れて首をすくめ、恐る恐る振り返る。
そこには自転車の主、無遠慮な手でしっかりジュリの手首を握った同じ小学校の同級生、武内孝兵のしかめっ顔があった。」
「…孝ちゃん!!」
428 :
『頂きより』:2009/04/18(土) 21:09:33 ID:oWi+Kt//
「…『孝ちゃん!!』じゃねぇよ!! 仕事か知んねぇが、お前どんだけガッコ休むつもりだ!? 俺らの班、お前の分のノート、毎日毎日書いてんだぞ!! 」
「あ…」
「カッちんなんかひたすら一人でウサギとカメの世話だ!! テメーも一応、飼育係だろうがぁ!!」
唖然としながら懐かしい罵声を全身に浴び、彼女はゆっくりと、自分が河小六年三組、加賀見樹里だったことを思い出す。
強く掴まれた手首から伝わる孝兵の体温に訳もなく頬が赤らみ、まだ身体に残っていた少女らしい羞恥心に樹里は戸惑った。
「…ごめん…なさい…」
焦燥の日々のなか、存在すら忘れていた同級生たち。彼女の活躍を自分のことのように喜び、応援してくれた友達。
身勝手な自分が彼らとの暮らしを過去へ押しやったように、彼らも自分のことなど忘れ去っている、とジュリは意識のどこかで思い込んでいた。
「…つか、おまえも雑誌作り屋もドンくさいんじゃね? 『おしゃれ服』の写真くらい俺ならソッコーでバンバン着替えて百年分くらい一日で撮っちまうぞ!?」
まくし立てる彼の声を聞いていると、長かった悪夢から少しずつ目が覚めてゆくような気がした。そういえばこの道を少し行けば学校へ続く並木道だ。
「ごめんなさい…私、ドンくさいよね…」
「…ドンくさい上に、ガッコにも来ない。将来は大惨事だぞ。遅れてる所は教えてやるから、たまにゃ出てこい。」」
ほんの少し前まで彼女の全世界だった小学校。宿題に給食、掃除当番…
樹里が樹里として、何者も演じなくても生きられる場所は、まだ待ってくれている…
「…ごめんなさい、ごめんな…さい…」
全身を包み込む安堵にうち震え、座り込んでただ泣き続ける樹里に、孝兵はまた戸惑った大声を上げる。
「ば、馬鹿!! わかりゃあいいんだよ!! 泣くな、泣くなって…」
429 :
『頂きより』:2009/04/18(土) 21:11:33 ID:oWi+Kt//
あたふたと彼女の周囲を廻る孝兵はあちこち泥まみれだ。倒しっ放しの自転車のカゴには、樹里にも見覚えのある大きな汚いナップサックとロックハンマー…
「…孝ちゃん、また化石?」
泣き腫らした瞳に、初めてちいさな微笑みを浮かべ尋ねた樹里に、孝兵は胸を張って答える。
「おう。今日はかなり遠征した。…またアンモナイトとシダばっかだけどな…」
樹里の胸に甦る去年までの夏休み。恐竜発掘の夢に燃える孝兵たちとの大冒険の日々。
車ならほんの一瞬で登りつめてしまう山々を目指し、何時間もかけて道なき道を汗だくで登った。
きらびやかな頂上ではなく、険しい山腹の地層に眠る遥かな歴史の置き土産。ずっしりと重いそれは、武骨だが厳かな宝物だった。
濃い朝霧、溶けるような暑い日差し。そして、全く頼りない孝兵の計画…
「…また、行きたいな…」
「次の連休空いてんなら来いよ。…おまえ、家へ帰るんなら乗せてってやろうか?」
「…うん!!」
立ち上がった樹里の瞳はもう人任せでまがい物の『卒業』など夢見ていない。
二本の脚で登りつめてゆく苦難に満ちた険しい登り坂の彼方、遥かな頂きと自らの足元を、いまや彼女はしっかりと見つめていた。
END
投下終了
小6でパイズリできるようなのはローティンアイドルにはそういないはずなのに上は何もわかってねぇな。
普通の生活に戻るのが惜しいものです。
と、刹那的に考えてみる。
GJ!なんか久々にSDSブランドのSSを読んだような気がします。
やっぱこの雰囲気好きですね
>>431 小6ぐらいだと未成熟でカップが小さいのが普通というのももちろんあるけど、
それ以外に仮にカップが大きいからって必ずしもパイズリできる大きさとは限らないというのもある。
一般にパイズリできる大きさというのはE70(F65)クラスといわれるんだけどね。
大人だとアンダーは70が標準でアンダー65以下は細いんだけど、小6ぐらいだと体が小さくてアンダー65以下が普通で、
場合によってはアンダー60前後という事例もある。そうなるとパイズリ可能な大きさはGカップ以上(E70=F65=G60より)となり、
Fカップですら難しいということになる。
理屈はいい。挟ませろ
GJ、野球サイドとのギャップとか考えるとせつなくなる話だな。救いがあってなにより
保守
保管庫更新\(^O^)/
保管庫更新乙
GJ、そろそろいったん上げないと落ちかねないな
441 :
◆THcF4ULH8s :2009/04/29(水) 17:25:27 ID:p/c5AaWo
では保守投下開始
「…でね、驚いてみんなで職員室行ったらね…」
練習を終えた『人間影絵部』キャプテンの榊麗奈と、五年生の桜野ハルはお喋りに花を咲かせながら、体育館から部室に続く静かな渡り廊下を歩いていた。
ユニフォームである全身タイツの生地に包まれた二人の胸は対照的だ。最上級生にもかかわらず少年のような慎ましい平らさを保つ麗奈の胸に比べ、
ハルの全校屈指の偉容を誇る雄大な乳房は、タイツ地の窮屈な締めつけの下でも歩くたび上下にゆっさゆっさと揺れている。
「…待て待てお前たち!!ちょうど良かった!!」
背後から大声を上げ、バタバタと走って来たのは人間影絵部の顧問教師大山田だった。背中に怪しげな登山用リュックを背負っている。
己の色欲に果てしなく忠実なこの問題教師は、彼の心がエロスの歓喜に満ちている時特有の晴れやかな笑みを浮かべ、猛スピードで二人に追いすがってきた。
「うふ。頼みがあるんだ。君たちにとっても超ラッキーな話だ。」
大山田の頼みが大抵、性に直結したものであることをよく知っている二人は、疑わしげな視線と共に防犯アラームを取り出す。人間影絵部の児童で彼から身を守る護身具を持っていない者は皆無だろう。
「…何ですか大山田先生。乳ビンタなら死んでもしませんよ。」
「わはは。馬鹿だなハル。そんなこと頼む教師がいるわけないだろ?」
ハルの冷たい視線と言葉に、大山田は大袈裟に笑いながら部室のドアを空ける。先日まで自分が執拗にハルの乳ビンタをねだり、恫喝と哀願を繰り返したことは都合よく忘れているようだった。
「…まぁ部室に入れ。祖先の恥骨に誓ってセクハラはしないから。」
ため息をついた麗奈とハルは、大山田と登山用リュックに激しい不信の目を向けながら、踊るように部室に飛び込んだ彼の後に仕方なく続く。
よいしょ、とリュックをテーブルに降ろした大山田は、うきうきと二人を部室に引っ張り込み、内部からガチャンと施錠した。
「さて…」
ハルと麗奈は警戒を露わに手にしたアラームのボタンに指をかけたが、大山田は両手を挙げて堂々たる声を発する。
「落ち着けって。順を追って話すから…」
大山田はテーブルに置かれたリュックを愛しそうに撫でた。二人の女子児童が怪訝な表情でそれを見つめたとき、ごそり、と謎のリュックは蠢いた。
「きゃ!?」
驚く二人に構わず、大山田はごそごそとポケットから取り出した菓子を少し開いたリュックの口から放り込む。再びリュックがうねうねと蠢き、少し緊張を解いたハルは好奇心に満ちた瞳で叫んだ。
「動物だ!! 犬か…ネコかな!?」
生き物好きな彼女が嬉しげにリュックに近寄った瞬間、狭いリュックの口から、にゅっ、と白く小さな人間の足が突き出され、ハルは仰天してぺたりと尻餅をついた。
「ひぃ!?」
すっくと伸びた柔らかそうな足は、明らかにハル達くらいの幼い少女のものだ。しかしその足先は、どう考えても不自然な角度で突き出ていた。
リュックの容量から考えても、中国雑技団なみの軟体人間でなければ不可能な芸当だろう。
「な、何!?…」
目を見開いてハルたちがリュックと足を見つめ続けていると、やがて小さな足裏は、現れたときと同じようにしゅっ、とリュックの内部に消えた。
「わはは。驚いたか。先日、カーセックスの名所になってる港の堤防へ盗撮に行ってな。そこで偶然見つけたんだ。」
「み、見つけたって…」
「リュックの中の女の子だよ。十歳くらいかな…埠頭の古コンテナに潜んでたんだ。言葉がぜんぜん通じないから外国人だと思うが、水と食いものをやったら元気になったんで連れて帰ってきた。」
顧問教師の人権意識の低さに呆れながら、麗奈が恐る恐る呟く。
「…先生、それって、密入国者じゃ…」
自分を眺める二人の凍てついた眼差しを無視し、嬉しそうに大山田は続けた。
「はは。先生だってそれ位の察しはつくさ。そこでだ、警察や入国管理局にバレないよう、この部室で飼おうと思うんだ。ほら、先生のアパートじゃ周囲の目もあるしさ。」
「ば、馬鹿なこと言わないで下さい!!なんで私たちが不法滞在の片棒を…」
「…『木の葉を隠すなら森の中』だ。人間影絵部には四十人も女子児童がいるんだ。見つかりっこない。見つかる…もんか…」
最近心なしかやつれたように見える大山田は突然、ガクリと膝をついてふらふらと床に倒れ込み、呆気にとられてリュックと彼を交互に見ているハルと麗奈に情けない声を掛けた。
「…すまんが…お前たち、何か食べものを持ってないか?…ずっと、水しか飲んでないんだ…」
「…行こ、ハル。関わり合いにならないほうがいいよ。」
軽蔑と怒りに満ちた顔の麗奈は冷たく背中を向けようとしたが、ハルは少し大山田に同情した視線を向けて麗奈を止める。
…少ない給料で難民少女を養い、自分は飢えているのかも知れない…
「…練習終わったら食べようと思ってたパンだけど…」
ハルが差し出した菓子パンを、大山田は引ったくるように奪うと、ビニール袋を破る手ももどかしくパンにガツガツと食らいついた。
「…なんでその子、リュックに入ってんの?」
大山田の姿を眺めるハルの口から出る、当然の疑問。
「…見つからないよう運ぶ為でしょ。」
心底蔑んだ口調の麗奈の答えを、顔を生クリームだらけにした大山田が補足した。
「…それもあるが、恥ずかしがりなんだ。ま、服なんか着せて、逃げられても困るしな。」
「は、裸で入ってんの!?」
…恐らく密入国者とは言え、遥か異郷の地でよりによってこんな変態と関わってしまった同世代の少女がつくづく不憫になり、ハルはもうひとつ、そっと菓子パンを取り出した。
「…リュックの子もお腹空いてるでしょ?はい、パン。」
おずおずと伸びた愛らしい手がパンを掴み、リュックの中からは、ガサゴソとパンを食べる音が響く。
しかし慌ただしく自分のパンを食べ終えた大山田は、ハルが勝手にリュック少女にパンを与えた事に気付いて血相を変えた。
「ああああっ!! なぜ勝手に餌をやるんだ!!餌をやるのは俺だけの特権なだぞ!!」
「…なに訳の判んないこと言ってんですか!! だいたい先生、『児童憲章』とか知ってます!? 警察に連絡して…」
そのとき静かに、ついに堪忍袋の尾を切らし、大山田に詰めよった麗奈とハルの背後、テーブルの上のリュックから、そろそろと二本の腕が伸びた。
ハルがその気配に気付いた瞬間、華奢だが力強いその腕はハルの無防備な巨乳を後ろからむんずと捕らえていた。
「きゃああああ!?」
「ハ、ハル!?」
「せ、先生!! キャプテン!! 助け…」
ハルの乳房をしっかりと掴んだ手はずるずるとイソギンチャクのように彼女の上半身をリュックの中に引きずり込み、やがてハルの小柄な身体は、黒いタイツに覆われた二本の脚だけを残して、すっぽりとリュックの中に収まってしまった。
「むふうぅぅ!!」
ハルの籠もった悲鳴。そして、じゅうじゅうと何かを吸う音。ちょうど布地越しに何かに吸い付くような…
「せ、先生!! 一体…」
取り乱し立ちすくむ麗奈に、大山田は慌てもせずまた自慢げに説明した。二人の視線の先では、リュックから黒くにょっきりと飛び出したハルの脚が、はしたなく股を開いてばたついていた。
「…与えたカロリーに相当する性的サービスをするよう仕込んだんだ。俺は今月の生活費と横領した部費すべてを餌代に注ぎ込んだ。…うひひ。彼女、軟体動物みたいに身体が柔らかいんだぞ。カツ丼を食わせた時は凄かったなぁ…」
ぐう、と鳴る腹を抱えながら陶然と『軟体少女大サービス』を回想する大山田を睨んで、ほとほと呆れつつ麗奈は数日前の職員室での騒ぎを思い出す。
あの時、同僚教師の弁当を盗み食いした大山田は、もうしません心を入れ替えますと泣き喚きながら職員室の床に這いつくばっていた…
そこまで飢えてもなお、性欲の為ならどんな労苦も厭わない大山田のある意味真摯な性への姿勢に、麗奈は今更ながら足元が震えるのを感じて言葉を失う。
「む…ふぅ…んんん!!」
どんな姿勢で収まっているのか見当もつかない少女と、ハルの上半身がすっぽり入ったリュックの中からは、切なげな呻きが響き続ける。
じゅっ、じゅっ、という汁気を帯びた吸引音から推察するとハルは恐らく全身タイツの薄い生地の上から発育過剰の乳房、そして乳首に、菓子パン一個分にしては濃厚過ぎる舌と唇による愛撫を受けているに違いなかった。
「ん…ふうぅぅ!!」
やがて部員随一の脚線美を誇るハルの両脚がぶるぶる小刻みに震えながらピンと伸び、小さく締まった尻と共にキュッ、と硬直する。
そしてじゅうっ!!とひときわ高い吸引音が響き渡った後、ハルの無防備に開かれたタイツの股間に、じゅわっ、と小さな染みが滲んだのを、教師大山田の鋭い瞳は見逃さなかった。
「おお見たか榊!!、ハルが、ハルがイったぞ!!」
慌てて携帯を取り出し、パシャパシャとハルのタイツに残る染み跡を撮影し始めた大山田の横で、キャプテン榊麗奈はもはや普段の明晰な思考力すら失いながら、この『児童ポルノ規制法』などつゆ知らぬであろう問題教師に訊ねた。
「…で、一体何が『私たちにとっても超ラッキー』なんですか?」
「馬鹿だなあ。この子の柔らかい身体を使えば、『人間影絵』の演技の幅が自由自在に広がるだろ。色々試したが、自分で自分のケツを楽々と…」
「…もういいです…」
卑猥きわまる大山田の長広舌を麗奈が遮ったとき、リュックサックがまるで食べ滓を吐き出すように、ぺっ、とハルの脱力した上半身を放り出した。
濡れたタイツ地がぐっしょりと貼りついた巨乳の中心に堅く岐立した乳首をくっきりと浮かべたハルはペタンと座り込み、恍惚と潤んだ瞳を二人に向けてから、恥ずかしそうに火照った赤い顔を手で覆った。
「…やだぁ…」
息も絶えだえの彼女がそのまま物憂げにぐったりと床に臥せてしまったとき、ふと時計を見た大山田が飛び上がって叫ぶ。
「あ、いかんPTAが乗り込んでくる時間だ!!…『三組ボイン体操』の件で、ムチムチの人妻たちが俺を懲戒免職にしろ、ってカンカンなんだ。」
「…はあ?」
もはや麗奈はまともに相手をする気力すら失っていた。三組ボイン体操…
「…うまく煽れば、ヒールでぐいぐい踏みつけて貰えるかもしれん。急いで行ってくる。」
「ち、ちょっと待って先生!!リュックサックの子は…」
我に帰った麗奈の叫びを背中で聞き流し、走り出した大山田は朗々と答える。
「甘えるなキャプテン!!たとえ先生の玩具であっても、その子は今日から人間影絵部の仲間だ!!言葉の壁などガッツで乗り越えろ!!」
…猛ダッシュで去りゆく大山田の背中を見つめ、キャプテン榊麗奈はいつかこの淫行教師が、法の下で厳しい社会的制裁を受けたらいいなあ、と激しい疲労感のなか、ぼんやりと考えた。
おわり
投下終了
吹いたwww
相変わらずGJすぎるなこいつらwww
>>440 圧縮に上げ下げは関係ないだろうが。馬鹿か。
>>449 GJ! ギャグ・シュール・エロと三拍子揃ったクオリティの高さに脱帽w
一年以上前の『マイナーな二次元の嫁を挙げて45分、作品バレなかったら挙式』というスレで谷川千晶の名前を見つけてワロタ。
バレてないから千晶は誰かの嫁だなw
悠久幻想曲とエターナルメロディとか熱いな。数少ないプレイした恋愛ゲームだ。
しかしこの時から小学生は無理にしてもロリ巨乳ってなかったんだなぁ
ようやく本編のほうは終了しました。
後は気が向いたときなどその後の話とか軽い話を書いてみようと思います。
では最終話 とにかくキャッチ 久遠の乙女 投下します
ただ60KBオーバーしてしまったので、中途半端に切れると思いますので
それについては先に詫びておきます。
属性としては久美×優子のSEX(同時処女散華・搾乳・露出)がメインで小倉監督×春日監督のレズとかも少し入ります。
それでは投下 中盤まで試合なので本番が見たい方はACT 47から見る事を推奨を
ソフトボールの戦場に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、白と赤のユニフォーム。
短めのホットパンツからは白魚のような足を露出させ、豊かな胸もとを泥まみれにしながら激しく揺らして走るのがここでのたしなみ。
ここは東日本最強ソフトボールサークルリリアム。ここは、乙女たちの楽園にて地獄。
そして彼女達に審判が下される日がきた。
日本最強のチームか東日本最強のチームかそれが今日試される
とにかくキャッチ 久遠の乙女
ACT 40
私達はあの甲子園ドーム球場へと入ったのだが
プロ野球選手が使う球場でプレイするのは初めてだったので今とても光栄に思う。
理奈や理奈のお父さんが踏んだグラウンドとはまた違うとはいえ嬉しかった。
「じゃあウォームアップを…
それとデーターの方は頭にたたき込んであるわねみんな!」
球場に入り、きっちり目が覚めた小倉監督は珍しく監督らしい檄を飛ばす
勿論私達選手みんな“ハイ!”という掛け声とともに
守備練習・打撃練習に入る
残り1時間!!
私も含めて皆あらかじめ練習を開始する前にきっちりと昼ごはんを食べたのち
清めの効果を狙って冷たい水のシャワーをみんなで浴び体を綺麗にした後で
ユニフォームにそでを通し、練習を始めたのだ。
私も含めて胸もお尻もみんなムチムチし
おっぱいと尻がユニフォームに密着し、体がとても発育している事がわかるが今は
それ以上に鉄が鋼として鍛えられたように、筋肉としても発達しており
動きがよりいい感じに動く!
そんなこんなでみんな軽く汗を流し休憩をはさんだ所で
週刊王者に乗っている格闘漫画の様に速攻でエネルギーとなる炭酸抜きコーラを
近くにいた沙織・久美と回し飲みをしていた時。意外な訪問者が現れた。
「おっす!大河じゃ!!」
そう!タイガーソウルキャプテン大河虎さんだった。
大河さんの女性のグラマラスな煌びやかさとアスリートとして発達した筋肉は
相も変わらずバランスがとれ、とても美しい。
ACT 41
「ヨッシャ!!
神楽坂沙織ぃ!リリアムメンバーのみんなしばらくじゃったな
感想ありがとな!お前さんが他の意見今後の参考になると部門の人間も褒めておったわい!!」
と私達の送った意見が、大河さんとこの会社の参考になった礼を言ってくれたが…
勿論それだけで話は終わらず
「それにのぉ…みんな立派に筋肉なりおっぱいなりでっかくなってな〜
これぞ敵に塩ならぬ敵にプロテインじゃい!!
最もプロテインのみならず体を鍛えてきたのもわかるじゃからな〜」
とこれでこそ本気で潰せるとにこにこと笑顔だ
だが…大河さんは笑顔だが正直私は怖かった
まるで巨大で空腹の人食い虎が殺気丸出しで今にも人を食い殺しそうな…
そんな闘気を大河さんは放っていたように感じ、熱かった背から冷たい嫌な汗が流れる…
久美も少し顔が青ざめていたので私は久美の手を握って落ち付かせる
「…!ありがと…優子」
久美の手は鳥肌が立ち、
だが流石に闘気という意味なら、沙織も負けておらず
「プロテイン御馳走様でしたわ大河さん。
私達リリアム勝利の為に態々サポートをして頂けるとは…」
と沙織もお礼を言いながらも、一歩も大河さん相手に引く態度を見せない
優雅さの中にも激しい闘争心と完全に大河さん達タイガーソウルを打倒する事しか考えていない言葉
沙織の言葉を聞いた瞬間…さらにドロッとした殺意…まるで首元を狙う牙の様な
冷たく尖ったものが頸動脈に当たっている気さえするほどの大河さんの闘気
いやここまで来ると、もはや殺気としか形容できないなにかが溢れる。
「いや違うわ。
ワシらの勝利がプロテインを愛用しているとか、お前らリリアムはそんな恥になる事は吹聴しないじゃろうが
第三者とかに言われるのが癪なだけじゃ」
と少しとげとげとした言葉の中に殺気と…フェアプレイ精神が同居した言葉が
大河さんから出てくる。
沙織と大河さんのにらみ合い
少し膠着したが、大河さんの横から副キャプテンの九条さんが登場する。
九条さん…いったいどんな下着で胸を止めているんだろう
そう思うほど九条さんのユニフォーム付近胸部はすらっとし
夏にみたあの110cmのOカップな爆乳が影も形もない。
だがモデル並みの背の高さに加え凛然とした雰囲気に雛人形を思わせる容姿
例え胸がまるでなくても、問答無用で美女と言い切れるのも相変わらずである。
「虎。
あまりみなはんを困らせてはいけまへん、わてもびりびり来てますわ〜」
と大河さんを九条さんはなだめる。
それはそうだろう
鷲沢副キャプテンは沙織同様落ち着いているが
私や久美・見回すと芙蓉さん村田さん・泉ちゃん達天馬三姉妹たちスタメンは
何があってもグラウンドに出れば十分戦えるが、それでも流石に恐怖を感じないわけがないのだ
そして控えの娘に至っては殺気に当てられて意識を失う娘とか出てしまっている
4.5年生の控え選手がまるで蜂の巣を突っついたような事になっているのは遠目でもわかり
悲痛な声が周囲に飛ぶのも聞こえてくる
たまらず小倉監督が救護班を呼び、先輩方はみんなを落ち着かせていた。
そんな様子を見ながら大河さんは私達を見まわし
「やりすぎだったやな〜ほな球場で会おうな」
と自軍の控室へと後にする
そんな大河さんに追随する形で九条さんも
「ほな〜ワテも失礼させて頂きますわ〜」
と深々と礼をし、私達の控え室を後にしたのだった。
ACT 42
大河さん・九条さんが自軍ベンチに戻った途端
「はぁ…すごいプレッシャーだった…ありがとう優子
…久々だわ…こんな怖かったの」
と冷や汗を額から一滴流しながらも久美は励ましたお礼を言ってくれる。
私は大河さん達が来たのは、この間私達がもらったプロテインの事だけだと思ったが
それにしては凄い闘気だった、もう試合モードに入っているのか…それとも何か…
大河さん達の真意が何なのか私には分からなかったが、沙織がはっきり言い切る
「なるほど…大河さんは探りに来たようですね
私達が自分たちと対等に戦えるか…それを見極めに…と」
と威嚇と言うかとにかく大河さんの殺気に怯んだ娘は残念だけど問題外…というわけか
私達ですら“怖い”と思うほどだったからな…でも流石に沙織と鷲沢副キャプテンは
流石微動だにしないと私は思った。
久美も同じことを考えたのだろう、沙織に対して
「流石ですねお姉さま。あんな殺気に当てられても私達と違って動じてないなんて」
と沙織を褒めるも、鷲沢副キャプテンは首を振りはっきりと久美に対して。
「いや…あれは正直怖いよ…私も沙織もな」
と言い切る。
久美は沙織が動じてなさそうに見えるのにどうしてという表情になるが
「鷲沢さんの言う通りですわ久美…私を買いかぶらないすぎですよ
私も少し震えてしまいましたわ…ほら」
と沙織はユニフォームから胸を肌蹴て
95cmIカップの柔らかながら弾力と張りのあるバストを
ブラジャーの上から久美や私達に見せるが…鳥肌が少し浮いていた。
沙織ですら怖いと思うのか…
だけど私は怖い以上にタイガーソウルとの試合が本気で待ち遠しくなってきた。
ここまで威圧感のあるバッターとは未だかつてあった事がなかった、沙織や鷲沢副キャプテンすら超える威圧感…
私はこれぐらいの強敵を求めていたのかもしれない
大河さんの激しいまでの闘気で冷えた体がまた熱く煮えたぎる!
こめかみから熱い汗滴が溢れてくる!!
そんなテンションのまま私は
「だったら今度は試合で大河さん達を震えさせるくらいのプレイでお返ししましょうよ!」
と勢い任せで言ってみる
そんな私に沙織は微笑み
「そうですわね石引さん。
皆さん!はっきり言って打撃に関しては大河さんは私達上位打線以上と思ってかまいません
ですけど私達も地獄の合宿やハードなトレーニングを潜り抜けました!
今年こそ女王の座を取り返す為に!! だから今日の試合皆様の全力を持って勝ちます!」
と沙織も引きしめなおしの檄を飛ばす。
そんな沙織の言葉にそれぞれ思いながらも
「おお!」とみんなで声をかけあうのだった。
ACT 43
そして休憩も終わり、とうとう試合が始まる。
先攻はホストのタイガーソウルが取る事となり、若干不利は否めないが
後攻だろうがそんなに変わらないだろう
打席に久美が立ち、私達は改めて直接理奈並みと言われる九条さんの投球を直に見た
大河さんのミットにマジックの様に瞬きする間に吸い込まれたようだった
勿論マジックではなく九条さんの投球スピードによるもので
理奈の球と同じくらいの爆音が響いた
だけど…久美だったら、2アウトに追い込まれた久美だったが
(頑張れっ久美…)
私は久美の底力にかけた、あれだけあの時の試合で理奈の球を見たのだ
九条さんの球が凄いのは間違いないが、むざむざ終わるわけがない
そう思った矢先
甲高い音が響いた…久美が球を打った
だがまだ運命はたゆっている様だ…平凡なショートフライに倒れる。
そして二番手の芙蓉さんは二球目かなり鋭い当たりを放ったのだが
運悪くショートのど真ん中、しかもショートの人も正確に一塁返球し
芙蓉さんは猛ダッシュで詰めたが間に合わず2アウト
そして鷲沢副キャプテンだ!
リリアム応援陣の声援も久美や芙蓉さんには悪いけど大幅にボルテージが上がり
チアや応援団の力強い声援が響き渡る
打席に入る鷲沢副キャプテン
静かにバットを持ち、九条さんの投球を待つ
芙蓉さん同様まず確実にミートする事を考え、コンパクトなスイングで振るがワンアウト
続いて二球目…良い当たりだけど…ファール
流石に鷲沢副キャプテンでも早々打てないか…
だけど得意分野こそ違うが鷲沢副キャプテンは決して沙織に“次ぐ”のではなく
沙織と“同等”そんな鷲沢副キャプテンを私は…いや私達は信じるまで
そして三球目
ジャストミートだ!ボールは高くぐんぐんとライト方面に槍みたいに飛んでいく
誰もが初出塁だと思ったが…そんな中猛ダッシュで走る鷲沢副キャプテンと同等
いや下手をしたら鷲沢副キャプテンすら毛の先ほどだが越えた走りで
猛然と鷲沢副キャプテンの打球に食らいつこうとする少女…鈴木さんがいた
だが…鷲沢副キャプテンの打球は走ってもぎりぎり取れるかとれないかという所だ
それを見切ったか鈴木さんはダイビングキャッチを敢行し、煙が舞う。
それを一塁についた鷲沢副キャプテン
私達リリアム・大河さん達タイガーソウルメンバーが見ていたが
「アウトォ!」
審判の判定はアウト。鈴木さんは見事鷲沢副キャプテンの打球をキャッチしていたのだった
これで3アウトチェンジ
これがタイガーソウル。強い…間違え無く強い。
手前味噌だが私達フルメンバーのリリアムが1イニングで三者凡退なんぞ普通ならまずあり得ない。
そんなこんなでベンチに戻った鷲沢副キャプテンが
「いけたと思ったんだけどね…あの娘がいるライト付近は危険だよ沙織・石引」
と警告してくれる。
あんな俊足じゃあよほどいい打球ですらノーバウンドで取られる可能性があるからな
ビデオでも彼女の肩の良さは十分承知の上だし
沙織も「そうですね」と素直に鷲沢副キャプテンの提言を聞き、私と久美に対して
「石引さん。久美。
私が今更言うまでもないですが、守備だけでなく打撃も大河さんだけでなく
スタメンは日本一と言っても決して過言ではありません。
くれぐれもご注意を」と警告する。
私も久美も沙織が言うまでもなく十分脅威として理解していたが
沙織の檄を受け取って元気よく
「「はい!」」と答え
私はキャッチャーボックスへ・久美はマウンドへと向かう
ACT 42 VER:T
三者凡退で切り取った大河と九条だったが
豪快な少女大河虎は相棒の九条萌葱に対して
「これで3アウトやな…だがこいつらも流石に鍛え取るわ
少しでも萌葱が調子を崩したり、ワシがとちをすればあっという間に押し切られるわ」
と油断できないと伝え
九条も
「リリアムの方々も猛練習を積んだんどすなあ〜ワテの球をきっちり打ち返しましたし〜
それから流石に鷲沢はんもいいバッターどすな虎
凛のダイビングキャッチがなかったら、あの神楽坂はんどしたからなぁ〜」
と二人はリリアムの恐ろしさを改めて思い、気を引き締める。
虎は
「じゃったら…ワシらが点を食ってびびらしたるわい!
最もいつもの様にワシの威嚇でビビる様な腰抜けはいないから、効果は期待できんが
物理的にワシらの力でねじ伏せるまぜじゃ!」
と楽しそうに会話をする。
そして一番の娘に対して
「気張らんでええで
ワシらの牙をリリアムに教えたれい!」
と送り出し
娘も
「オス!虎の姉御」
と景気良く答えるのだった
タイガーソウルは基本的に敬語を使うのは転校生の鈴木凛か副キャプテン九条萌葱の二人位で
皆ざっくばらんで気さくな気風なのだ、それゆえに防御も硬いが攻撃でその真価がもっとも発揮される。
そして三番打席の凛も
(本当にぎりぎりだった…これがリリアム)
と自分でもボールをダイビングキャッチで取ったものの紙一重で
本当に危なかった事を一番理解しており、一瞬でも気が抜けないと改めて思うのだった。
ACT 44
そしてタイガーソウルの攻撃
一番目の娘でさえいきなり久美のくせ球ツーシームに対応し
結構いい当たりをみせるも、ピッチャーゴロに仕留める。
二番目の娘も以下同様にセカンドの沙織がゴロで仕留める。
三番目…実は一番曲者なのかもしれない…普段おとなしく引っ込み思案と思える位の
貧乳だが可愛い鈴木さんだ、しかし流石に打席に立つと、流石に凄い気迫を感じる。
(久美…体力を温存したいところだけど
鈴木さん凄くミーティングセンスあるから、変化球で…)
と久美にサインを出し、久美も鈴木さんの気迫が恐ろしい物と悟ったか
黙ってうなずいてくれる。
鈴木さんは知ってか知らずか、やはりコンパクトにミート重視を狙ってくる
久美の一球は極上のカーブ!久美の得意球種だ
だが一目で鈴木さんはミート!しかも鋭い
打球は…ファースト!!芙蓉さんは…間に合わない!
が審判さんはファールと判定…良かったファールだ
だけどいきなり久美の球を…しかも得意のカーブを一目で打ち返すとは
土生だって初球からここまで綺麗に打ち返せないだろう…恐るべし
気を取り直して久美にボールを投げ、二球目
これも切れのいい球…だけど鈴木さんは見切ったかのごとくジャストミートし
強烈な打球が久美のそばを抜け、沙織もフォローに入るが間に合わず
センターの泉ちゃんが取る頃には、鈴木さんの俊足もあり一気に二塁まで
進撃されてしまった。
だがこれ位で気落ちするような久美ではないとはいえ
次の相手はあの大河さんだ…まさに最初から正念場と言える事態になり
久美のというより私も含めて顔が強張る
が…大河さんは高々とバットを天に掲げ、言ってのける
「おっしゅあ!予告ホームランや!!」
その瞬間タイガーソウルの応援席はな誰でも起きたような大騒ぎになる
(挑発?それともこっちの動揺や不安をあおる気なのかしら?)
私はいや久美もだろう…正直不快になったが、ここで腹を立ててはどちらにしろ大河さんの思うつぼだ
頬が真っ赤になり怒り出しそうな気持を堪えている久美を宥めるように優しいタッチで
私はボールを久美に渡す。
そして久美と大河さんの初回鍔迫り合いは
こーん
ライト前の見事なホームラン
これで先制二点を与えてしまった。
勿論私と久美の名誉に誓って私達は一切油断も慢心もしていない球だったし
大河さんをツーアウトには取っていたのだ
だが…腹に嫌な熱さがこもって嫌だな…タイガーソウル相手に二点先取はきつい
だけど私は…完全に腹が決まった
土生だったらこれ位であきらめないだろうし、勿論理奈だったらいきなり先制点を食らってもへこたれないしへこたれてはいけない。
二人は光陵を代表するバッテリーだから、死んだって弱音は吐けない。
それと同じで
ここで私や久美が少しでも弱気になったら私達はもうリリアムのバッテリーとして
存在する事が許されないからだ。
石にしがみついても逆転のチャンスをつかんで、これ以上の失点をふさぐと
久美も沙織に対して…いやリリアムのエースとして、たとえ負けるとしても
絶対に無様な負けを迎えるわけにはいかないと思っているはずだ。
後続の打線を久美も意地で切って捨て、一番ゲームとしては苦しい
追いかけるゲームを行う。
ACT 45
こうして必死で追いかけるも、私や久美は勿論みんな好調だ
だけどタイガーソウルのメンバーも絶好調で追いかけるも差が縮まらず
3回でまた大河さんのソロをくらい、3点差となってしまい。
リトルリーグとしてラストイニングの6回表
ベンチでこの試合最後の小倉監督の指導が入る
「みんな分かっているわね。
このイニングで点を取られたら流石にもう勝てないわ」
と皆にこれ以上の失点はゲームオーバーだとはっきり言われてしまうが
よりによって2番から
要するにあの鈴木さんと大河さんと勝ちあうのだった
だけど小倉監督が言われるとおりもう絶対に点を入れられない
皆表情が真剣そのものだが、そんな緊迫した空気で小倉監督は
「それじゃあみんな頑張ってきて!」
といつもと変わらないお姉さんの様に温かな、でも少し厳しい声で私達を送り出してくれる。
私達はポジションに向かうが、久美から話しかけられる
「優子
実はまだ試してみたい球種があるんだけど、信じていいよね」
といつも以上に真剣な表情で私を見る。
こういうときの久美は何かしらの対策を見つけた表情だ
勿論私は笑顔で
「いいよ久美。私も久美を信じているから。それに私だけじゃなくてみんな久美の事」
と久美に対してはっきりと言い切る
そんなやり取りを知ってか知らずか
皆久美に集まって
「久美…石引さんと貴方なら勝てると信じてますよ」
「それにもしも打たれても私達が全力でカバーする!」
「負けんな久美!」
「久美ちゃんだけに負担を負わせません!安心して投げて」
「「大泉先輩!」」
「久美様ぁ!」
と沙織・鷲沢副キャプテン・九条さん・村田さん・泉ちゃん・美咲ちゃん・今日子ちゃん
皆で久美に対して叱咤激励を送るのだった
そして私達はマウンドに向かう
一打席目
久美はどんな球で…まあ考えてもしょうがないか。
ここは久美に任せよう
久美はボールを投げた
しょっぱなから高く打たれた…が久美は狙いどうりと笑みを少し浮かべた
実際ぼてぼてのフライで久美は斬って捨てた
これは…ライザーボールか
簡単に言うとツーシームを使う久美だけど普段とまた違う球で
強烈な縦回転を与えて目測を誤らせる、あるいは打っても凡打に仕留めるという球だ
ただ普段より変化球を多く投げている久美だ
しかも次は鈴木さんと大河さん。
となると久美はこのイニング以降の試合は投げられなくなる覚悟で投げるって事か
ACT 45 VER.T
「大泉さん…まだこんな隠し玉をもってたの?」
バッターボックスにいた鈴木凛はただ驚愕するしかなかった。
一回目こそなんとか打たせてもらったが、二回目は守備の奮闘もありアウトになり
小学生でやたらと変化球を使う女の子がいるとは凛も想像がつかなかったのである。
そんな打席に向かう途中だった凛に、虎は笑いながら
「ピッチャーだけに隠し玉とはおもろいのぉハハハ」
と言ってのける。
が…すぐに試合モードへと戻り
「打てるか…凛」
と真剣な表情で凛に話しかける
勿論凛はバッターとして
「打ちます!」
とだけ言いきり、バッターボックスへ向かう
ACT 46
次は鈴木さん。
データで確認する限り鈴木さんは確実にヒットには持っていくが
流石に本塁打はこない
皆気持ち前進して鈴木さんの打球を取る構えだ。
久美も改めて気合を入れなおし投げる
だが流石に鈴木さんも粘る…久美の変化球に対応し
あわやヒットという場面も多かったが、そんなこんなで粘られ14球目
こん
いい当たりだが…伸びずに久美のもとへ…
ぽん
ここ一番のライザーでピッチャーフライに仕留めた
そして最後は大河さん
相変わらず凄い殺気だが…大河さんを止められれば何とかなる
私はそう確信し、久美の球を取るのに全力を傾けて
……
「スリーアウトチェンジ!」
なんと大河さん相手に3アウトを決めた!!
最後のツーシームは凄い回転だったな…そう思った私はふとボールを見てみると
血だ!!そうか…だからか
笑顔で駆け寄る久美に対して
「このイニングで本当に最後って決めてたんだね…久美」
と声をかける。
爪を見てみると割れて血が少し垂れている
わずかとはいえその血でより複雑な変化になるが、逆に言うとこれ以上は無理というサインだ
これ以上ボールを投げたら肩が壊れるという危険信号でもあるわけだし。
そんなまだ軽いけが…だけど危険信号だという事を久美は誰よりもわかっているが
「まあね。
これで私の仕事はおしまい。小倉監督には悪いけどこれ以上はね…
まあ本当は完投したかった所だけど、あの人たちの強さと今の私の実力だったらぎりぎり及第かな
少なくてもこれで土生や野村さんに劣等感を持つ事はないとは…無いよ」
と笑顔で強敵だった鈴木さんと大河さんを切って捨てた事を振り返る。
そして小倉監督に事情を久美は話して、メンバーを変えてもらう
「ピッチャー大泉に代わり…」
と抑えの人が久美の代わりに打席に立つ事となった。
そして…打席は今日子ちゃんから
今日子ちゃんがバッターボックスに行こうとしたが
久美が今日子ちゃんに近寄って
「これで私は投げられないけど…その代わりベンチで声出して応援するから打ってね今日子!」
と今日子ちゃんを励まし今日子ちゃんも。
「はい!打ってきます」
と元気よく声をあげて打席にに向かう。
がんばれ…今日子ちゃん。
お姉さんな泉ちゃん・美咲ちゃんも大声で応援している。
私は打席が回ってくるかもしれないのでただ黙って九条さんのコースをみきるべく目を凝らす
そして…ミート!セカンドを抜けて…やった安打!
今日子ちゃんは一塁に進撃した。
続いて…久美の代わりに入った先輩も懸命にボールをとらえていたが
九条さんの前に押し切られてしまう。
これでワンアウト次は…芙蓉さんだ。
「凪ちゃん…頑張ってね……」
村田さんが芙蓉さんを送り届けながら、健闘を祈り
「まかせて保奈美。
鷲沢副キャプテンやお姉さま…石引さんが楽になれるよう出塁してみるから…」
と勢い勇んでひたすら粘る。先輩も粘ってボールを打っていたが
芙蓉さんはさらに粘りを見せる
元々芙蓉さんは打撃というカテゴリーではリリアムNO.3になるほどの逸材だ
長打という意味だったら私の方が勝てるという自負があるとはいえ
ヒットに関しては芙蓉さんには少し及ばないところがあるからな。
九条さんの球も理奈並みのボールの速さで参考になるし
芙蓉さんの粘りやバットセンスも私の糧としていかせるが…まずはタイガーソウルを打倒してから
その後の事は後考えればいい。今は試合に集中して二人の息詰まる攻防を見ていた。
が…芙蓉さんの盾は九条さんの鉾で貫かれスリーアウト。
これでツーアウトか。鷲沢副キャプテン・沙織…そして私の責任が肩にのしかかるが
燃えてきた!!
別れ際芙蓉さんから
「ここまで来たら沙織お姉さまが同点に持ち込むか
石引さんがホームランを打って逆転かのどちらしか勝算は無い
頑張ってね」
と激励をもらい、鷲沢副キャプテンの出番。
「ここは何が何でも繋げないとね
沙織…石引。あんた達の期待にこたえる仕事はして見せるさ」
鷲沢副キャプテンVS九条さん
これも想像絶する粘り勝ちで、ぼてぼてとはいえ今日子ちゃんも鷲沢副キャプテンも
猛ダッシュで強引にセーフに持っていき、一・二塁
そして沙織の登場。一年前唯一九条さんからホームランを打った沙織だ。
流石にここでタイガーソウルベンチからタイムがかかり仕切り直しをするようだった。
ACT 46 VER:T
2アウトとはいえタイガーソウル監督春日桜もここまでリリアムが
九条萌葱の球に食らいつき…今リリアム最強のホームランバッター神楽坂沙織の登場
そんな状況下で叱咤を贈ろうと春日は
「凄いわね…さすがイオリンが鍛えたリリアム
でも分かっているわね九条。ここで神楽坂選手あるいは石引選手を仕留めればこちらの勝ち
ただし逆に言うと」
声をかけた
萌葱も春日の言いたい事はよく理解しており
「わかっとりますわ〜
正直しんどいどすが…もう一イニングを投げる余力はありますし、打ち取ります」
と勝つ気は当然満々だが、同時に直感でこれから投げる相手二人が恐ろしい相手だと話し始めた
「ただ神楽坂はんもどすが、石引はんはこの間おうた野村はんと一緒にいただけあり
剛直球という意味合いでは、ワテの見立てで神楽坂はん達より頭一つ飛びぬけ取りますわ
だから虎…ワテの球取ってくだはいな」
と萌葱は虎を信頼していると言い、虎の方も
「ああ任せとき萌葱。
相手が神楽坂だろうが、石引ちゅう娘だろうがワシらが潰せばいい事じゃ
じゃから安心して投げいな」
と100%信頼していると伝えるのだった。
そんな様子に桜は安心しながらも警告で
「それと…神楽坂選手の判断・あるいはイオリンの策で
あえてバントを狙ってくるかもしれないから気を付けてね」
と二人に注意を促し、二人とも頷く。
そして最後の勝負が迫る。
ACT 47
皆ポジションに戻り私は沙織を見ていた。
ここで沙織が打てば、少なく見積もっても満塁、または五分に戻す事が出来る。
さあどうするのか…私はかたずをのんで見守るが。
沙織は天高々にバットを向けた…という事は予告ホームラン?
とりあえずどちらの道でもこちらは不利とはいえ、私は唯沙織を信じるまでだ。
九条さんの一球目
相変わらずの剛速球に、沙織も思いっきりバットを振る。
が…掠りすらしない。
二球目も同様にフルスイングだったが詰まってファールだった。
これで2アウト…沙織らしい強引な攻めだけど
…ん?もしかして沙織は…
ポジションを確認したら一目瞭然だった、外野・内野とも先ほど以上に広く守備に付けていた
なるほど…あからさまに長打狙いなら離れて守備をするのは鉄則
それに沙織に九条さんは苦し紛れとはいえホームランを打った事を考えたら
タイガーソウルのメンバーはみんな一発狙いだと思うだろうな。
そして第三球…やっぱり!セーフティーバント!!
予告ホームランの振りやフルスイングなどやっぱりブラフだったか!
絶妙なフェアの位置にボールを転がすと、猛ダッシュで出塁する。
大河さんも九条さんも驚きながら、まず大河さんが捕球しようとするが
慌ててしまったのかお手玉を起こしてしまい、一塁に投げたころには沙織は塁についていた。
そして…この大一番でいよいよ私の出番となった。
ここまで来たら一発の逆転狙い…責任重大だな。
けど沙織のホームラン予告。
最後までブラフじゃなくて私が叶えれば沙織はまるっきりのペテン行為をした事にならない
絶対にここは打ってやろうと決めていた。
それに…リリアムの中では沙織以上に剛速球に慣れている自負が私にはある。
理奈のお父さんがいないときは私が理奈の球を取っていたり、バット練習に付き合ってもらった事もあった。
そして…一緒にお風呂入る時とか理奈の胸がすくすく大きくなり始める所で
あっちの世界に目覚めちゃったんだよな〜
実を言うとリリアムに入る前は理奈の全てをおかずにしてオナニーしたのも
ほとんど毎日だったし
でも今は理奈の事はただの本当に大事な親友だって言いきれるし
理奈は土生翔平と幸せに付き合っていく事だろう。
そして今私が恋人として好きなのは…久美。久美が今日ここまで踏ん張ってくれなかったたぶん勝てなかっただろう。
意を決しバッターボックスに私は入る。
九条さんも大河さんも気合を改めて入れなおし、万全の状態に戻してきた
それでも私は一球入魂ならぬ一振入魂の気持ちで初球を……打った。
ボールは高々と天を舞い、スタンド直撃の大ホームラン!!
しかも恐れ多い事に、私達リリアムの大先輩上野選手の広告。
駄目だしに額直撃だった。
でも……勝った…あっ♡
イッちゃった…かな…あそこが久美に触られた時位に濡れてるって…分かっちゃう
少し私は足の付け根を熱く感じながらも、リリアムの為にそして大河さん達タイガーソウルの為
威風堂々とベースを渡り、バッターとして立派に責を果たす。
そして高々と胴上げをしてもらい。
閉会式など津々浦々行い、大河さん達みんなと笑顔で握手をして
互いの健闘をたたえあう。
これでリリアムが日本最強のソフトボールチームだって証明できて
沙織や鷲沢副キャプテン達先輩方を何の悔いなく送り出せる。
でもまた来年タイガーソウルやまだ私達の知らない強敵が立ちふさがる
その人たちの為にもっともっと強くなりたいな
当面久美・芙蓉さん・村田さんや有力メンバーなどとキャプテンをめぐって鍛えなおさなきゃ!!
私はどこまでも貪欲に高みを目指す、誰が相手だろうが負けない為にも。
私達が行った時間は3時間と決勝戦にふさわしく長く苦しいものだった。
でもその思いでは絶対に忘れない事だろう。
そして……
ACT 48
「ああっ❤久美ぃ♪♪
私の100cmおっぱい揉みながらぁ、ぼっき乳首いじっちゃやだぁ〜」
私は久美の胸の愛撫を受け、しっかり感じていた…口だけは否定してても
体はひたすらに久美を欲しがり、下はたがが外れた様に愛液で溢れ
胸はしっかりと乳首を勃起させ、これまで以上に甘い乳蜜の香りを漂わせていく
私は…というより実は久美と一緒の部屋なのだ。
あの後みんな満身創痍だった事もあり、今夜は祝勝会も兼ねてホテルに泊まろうという流れとなり
たまたまそのホテルが大河さんの会社が系列を務めている所にくわえて
大河さん達タイガーソウルは反省会を開いていたのだった。
大河さんは普段の様に頼もしくも親しげに声を掛けてくれたが、眼は真っ赤だった。
大河さん…あの後泣いてたんだろうな。
「ちがうわい!泣いてなんかいないわい!わ〜ん」
つい久美がその事を聞いたら、ぶり返しで豪快に大河さんが泣いてしまい
沙織にハリセンでど突かれたのは3時間前の話だ
もっとも大河さんだけでなく鈴木さんも一位になれなかった事で眼が腫れていた。
一番落ち着いていた九条さんを見ても、眼が少し赤かったのはこれからもずっと忘れないだろう。
これがあるから絶対に負けられないんだ。
悔し涙とか背負う義務…それは絶対に負けない事。
負けたとしても諦めないで勝つこと。
それは入団して間もない私達に沙織が語った教えだった。
だが大河さん達もただ泣くだけではなく、一通り泣いた後はまた親切に
「ほなワシが話しつけたるから今日はオヤジのホテルに泊まりや♪
格安にしとくで」
とリリアムのお金や沙織・鷲沢副キャプテンなどのポケットマネーでも全員分はどうかという状況だったので
皆ありがたく大河さんの誘いに乗る事となった。
…因みに言うとこういう状況じゃなかったら絶対に一人旅とか行うのに高過ぎて最初から
除外しているであろうという高級ホテルという事は付け加えとく。
その後はリリアム・タイガーソウルの関係者で大盛り上がり!!
そこで鈴木さんのお兄さんが現れてタイガーソウル応援団で応援していた事など
初めて聞くような話を聞いたり、九条さんのOカップ110cmのスイカバストの収納理由が
研究中の高性能サラシの影響で運動に支障なく、かつ胸が崩れないという凄い素材だという事が判明した。
…今度個人的に九条さんにお願いしてみようかな…その生地でブラジャーとか凄そう。
そんなこんなでみんなで飲み食いをして大騒ぎして2時間。
更にはみんなで入浴。
「皆さんずるいです〜〜」
相変わらずやっぱり鈴木さんは全く胸が大きくなる気配が全然…ない。
体躯自体は確かに成長しているが驚異の成長からは見放されている様だった。
すらっとした少年の様な胸板に、可憐な見かけ以上に筋肉が発達し大河さんほどではないが腹部が割れ
引き締まった足に、陰毛がうっすら可憐に生えている。
やっぱり鈴木さんは凄く可愛らしい女の子だと私は思った!
そしてタイガーソウルキャプテン・副キャプテンコンビも
「どやどや!
胸の大きさじゃあまけとるがワシも筋肉とかではまだ負けんじゃい!」
大河さんのボディービルダーの様に発達した筋肉。
だけど決して筋肉だるまというわけではなく、女性らしいたわわな膨らみに
相変わらず生えそろった濃い陰毛とグラマラスでセクシーなお姿
乳首は普通位の大きさだが意外と乳輪は大きめという淫縻なのもイエスだね!
だが流石に大河さんも九条さんのボリュームで少しだけかすんでしまう
「あらあら虎ったら
女同士とはいえはしたないどすなあ〜けど虎のホテル風呂場が大きくてありがたいどすな」
九条さんの私や理奈さえ超える、とてつもなく豊満な110cm以上ある美爆乳!
あれ?夏と比べて気持ち大きくなっているようないないような…
まあいいか。やっぱり夏に見た様に少し動くだけでブルンブルン揺れ弾み
乳首や乳輪は小さめながら薄紅色の上品な色合い
陰毛は思いのほか濃いがきっちり処理しているようで割と短めである。
そして大人勢の小倉監督はスレンダーな裸体
春日監督はグラマラスな裸体を惜しげもなく曝しながら仲良く雑談しながら
割と目立たない所で体を洗いあっていた。
たまたま私が近くにいたのでこんなことがあった事を伝えよう。
「む〜いいな〜〜イオリン
選手時代のボインちゃんも好きだけど、すっかりスレンダーな大人の体つきでさ〜
所で…中井監督とはどうなのよ〜〜イオリン❤」
と聞こえる範囲で女の子っぽい声で小倉監督の胸を真正面から怪しげなタッチで洗いながらも
ちゃっかり小倉監督の82cmのCカップというちょうどいい大きさの美乳についている薄ピンク色をした乳首を
いびつな形に潰しつつ、光陵の中井監督との事を探ろうとする春日監督だが
「はぁ❤相変わらずうまいね桜ちゃん。桜ちゃんはHな体のまま発育してかんじで
んっとぉ…中井先輩とは全然Aに行くのすら大変
事故でBに行ったけどつい先輩をひっぱたいちゃった❤
土生君に色々協力を頼んでるんだけどね〜
桜ちゃんだったら…あっさりCまで行けるし、桜ちゃんの事嫌いになったわけじゃないけどお
やっぱり男としても監督にしても中井先輩は私の憧れだしね
今度は私が桜ちゃんを洗ってあげる〜」
と中井監督との進展はかなり前途多難だと愚痴る小倉監督だが
皆の見えないところに二人で隠れたが…声が聞こえてきた
「あぁ〜んイオリン❤
久々なのぉ〜イオリンの82cmCカップおっぱいで私の87cmCカップおっぱいマッサージしてくれるのぉ〜
下もぉ〜桜ちゃんの欲しいのぉ」
と私だけに春日監督の喘ぎ声が聞こえている。
小倉監督は春日監督を押し倒して自分の胸を春日監督に押し当てて洗っているようで
春日監督はさらに下の肉も求めている感じだ。
そしてどっからともなく小倉監督の声が聞こえ
「やっぱり桜ちゃん変わらないね〜
すっごく感度良い!それとあそこじゃ分からないから大声で何が欲しいか言って〜」
とこっそり見てみると小倉監督は薄めの陰毛の生えた自分のおまんこをくぱぁと開いて
淫語を言えと挑発しているが、小倉監督も頬を赤くして、おまんこも淫汁が漏れ
しっかりと形のいい美乳の乳首をしこらせて久々に春日監督を求めているようだった。
そんな様子に春日監督も燃えてしまったのか
小倉監督より一回り大きい巨乳だが形もとっても綺麗な胸を揺らしながら
下は大人としては小倉監督同様かなり薄めの陰毛で
おまんこの割れ目がハッキリわかるが、更にその秘肉を小倉監督のようにくぱぁと見せて
「意地悪なんだから〜
イオリンのおまんこ肉ほしいのぉ〜私のおまんこ肉にぴったりくっつけてイカせて欲しいからあ〜」
とそれを聞いた途端小倉監督は自分より体躯の大きい春日監督を押し倒しながら
いきなりディープキス!春日監督も受け入れて
くちゃ…ねちゃ…くちゅん!
物凄い舌のからみで激しくレズのからみを見せていき
春日監督の希望とおり貝合わせをしてお互い高まりながらもまだまだとばかり
お互いの手が相手のおっぱいを揉んでいた
ぐちゅっ!ぬちゃっ!ねちゃぁ〜
今度は小倉監督と春日監督の貝肉が愛液と絡んでいやらしい音を奏で
小倉監督の美乳と春日監督の美巨乳が激しくもつれ、胸がぶつかるたびに円熟した響きを奏でた
その光景は以前久美が裏ビデオとして私に見せてくれた、全裸でレズりながらレスリングをする
オイルレスリングその物という、めっちゃエッチなものだったが
運がいいのか悪いのか私以外誰も気がつかなかった
私もそんな二人をのぞき見しながら、気がついた時は自分のおまんこをいじくっていて
「「「あぁっ❤」」」
と二人がイッた所で私も絶頂を迎えてしまって声が重なるが
「イオリン?誰か見てた??」
と春日監督はイッたが直に何か変だと気がつき、小倉監督は
「デバガメしちゃったのかな?私達の絡み…せっかくだからその娘も入れて3Pでも…」
と恐ろしい提案を小倉監督を出して、春日監督も“うん!”と乗り気だ
急いで離れて何食わぬ顔で入浴をし直して事なきを得た。
小倉監督や春日監督みたいな大人の女の人の味も知りたいけど…久美が焼きもちやくし
今日は久美と一晩ゆっくりって決めているからな。
そんなこんなで“普通に入浴”をみんなで済ませて2時間
その後はホールを貸し切ってのまくら投げ大大会で30分
そしてみんな就寝の時間になり、部屋に入って眠りに就くが私はこっそり久美の部屋に向かおうとしていたが
その前に沙織から声をかけられた、勿論私と沙織の二人っきりだ。
「優子。私はちょっと大河さん達とショウビスとか色々な話で今日は貴女や久美の相手出来そうにないですわ
ですから…今日は私の部屋を使って久美を可愛がってあげてくださいな。
久美にはもう事情を話してますので」
と沙織は大河さん達にヌワザ義援金の協力を求めるつもりだった。
リリアム内で聞いた話だが沙織のお爺さんが昔ヌワザの人たちにお世話になったから
沙織…というより神楽坂家の人間みんなで出来る範囲でヌワザに対して色々と働きかけを行っており
沙織の場合は沙織の通っている東小だけではなく私達の通っている西小のほか
周囲の小学校を巻き込んで“ヌワザに明日を”という、文房具を送って物資の足りないヌワザの
私達と同じ年頃の子どもを助ける運動を行った。
そして大河さん達にもその運動を手伝ってもらおうというのだ。
また色々と積もる話があるため鷲沢副キャプテンに小倉監督も沙織と同行し
大河さんサイドも大河さんだけでなく九条さんや春日監督と話しこむという事だった。
小倉監督の場合改めて春日監督に中井監督との交際を認めてほしいって感じかな。
小倉監督ってバイ・セクシャルなんだな〜言動とかかなり子供じみた所はあるけど
芯は強いし、話を聞く限り間違えなく小倉監督は中井監督一筋と私でも言い切れる。
中井監督だったら小倉監督がバイ・セクシャルだったと知ってもちゃんと受け止めてくれるだろう。
結婚したら春日監督ともあんなことしないだろうし……たぶん
小倉監督…先ほどの濃厚な春日監督との絡みがよみがえり、かあっと熱くなる。
そんな様子に何となく察するものを感じたのか、沙織は私を抱きしめながらキスをしてきた勿論激しい方のキスだ。
くちゃ…にゅるん
沙織の舌と唾液が私の口内に侵入し、沙織の95cmIカップ柔らかバストが
私の100cmJカップと重なり合い、お互いブラジャー越しでも乳首をしこらせて
ツンツンとした乳首と乳肉が絡んでいくのだった。
「…さおりぃ…激しいよぉ」
私やいつものように沙織に翻弄され、少し沙織に対して欲情をするが沙織からすっと離れ
「それじゃあ優子後の事は頼みますよ
それから…今度小倉監督と春日監督の絡みの様子…見た限りでいいのでたっぷりお聞かせくださいね」
と私のわずかなしぐさの変化で小倉監督達の事を見抜かれてしまう。
ありゃ〜ばれてた〜〜流石に沙織
まあいいか。今度沙織と久美の三人でゆっくりと…あぅまたHな事考えたらドキドキしちゃう
「それでは良い夜を…優子」
と私は今後の事を考えていたが、沙織は友人として私を久美の元に送り届けてくれる。
勿論私も
「沙織。
今日だけは久美を私だけのものにさせてね。今度埋め合わせとか色々しちゃうから❤」
と沙織を送り出す。
沙織は“楽しみにしてますわね優子”と今度は優しく私にキスをしその場を後にするのだった。
そんな沙織との会話が10分前の事だ
沙織からこっそりともらった鍵で沙織の部屋に入るなり、久美からいきなり抱きつかれて
ベットに押し倒され、邪魔とばかりに下着を含めた服をパンティ以外全部脱がされたのだった。
「優子っ約束!
沙織お姉さまが参加できないのは残念だけど、優勝記念頂戴!
私と朝までSEXしよ!」
と私が一番弱い胸を久美は的確に責めて、冒頭の状況となったのだった。
ACT 49
「うふぁ❤あま〜い
優子の乳首勃起しきってすっごくHなのに甘いにおいと味がするね
にゅふ…もう母乳が詰まってたりして、処女なのにこんなおっぱいパンパンに張って
相変わらずでかいけど感度強くてスケベな優子にぴったりなおっぱい❤」
久美は私のまだ出ないおっぱいから母乳をひり出す様にチュウチュウ力いっぱい吸い上げ
私の乳輪付近は久美のキスマークでマーキングされていく
私の100cmJカップがたわわに歪み、久美の可愛い唇がぺたぺたとくっつく。
女の子同士でしか知らない弱い所を的確に、だけどいつも以上にアクティブな久美の責めに
私のおまんこも蜜を流して喜んでしまう…まだ直接弄られていないが
あの時の満塁ホームランに小倉監督達の絡み…それらの影響もありとっても過敏になっているようだった。
「くみぃ!くみぃ❤」
私は涙と蜜を流しながら、久美の愛撫に酔いしれひたすらに感じていく。
そうしてぐちゅぐちゅに濡れたパンティを久美は指で下着越しから浮いている
どて盛まんこをぐちゃぐにゃと弄って、また私をイカせていき
「あぁ!!❤」
またいやらしいこんもりまんこから潮を吹いて、パンティとして様をなさなくなってしまう。
だってパンティ濡れすぎてうっすらおまんこ肉透けてエロエロぉ
秘肉もぱっくりで男の子のおちんちん…いや大人の勃起したおちんちんも入る位に開ききってる♪
そんな感じまくりのエロエロな私のおまんこを久美は見ながら、パンティに気づき
「あれ?優子何かあったのぉ??
少しがさくつよ、何かで感じたでしょ?」
と意地悪な事を聞いてくるので
「ほ…ホームラン打った時ぃぃぃ感じちゃったのぉ」
と涙声で久美にこたえると、久美は下着に指を突っ込んでじかに私のおまんこに
指を突き刺しながらくりくり捏ねだして
「いあぁぁぁんん♪」
と甘く絶頂にともっていかれてしまう。
そんな私の淫乱な甘い声を聞きながら
「ほんとスケベなんだから優子って
あの逆転ホームランは凄かったけど、それで感じてイクなんて凄く淫乱❤
まあそんな優子が好きなんだけどね、沙織お姉さまと同じくらいに」
と光栄な事にあの沙織と同じくらい好きだと言ってくれる。
そしてぐちゅぐちゅパンティも脱がされると
やっぱりくぱぁと開ききった私のHなパイパン土手盛おまんこが丸見えとなり
充血しきった膣内に痙攣している用にフルフルと勃起した大粒のクリトリスが蠢く
あまりの恥ずかしさについ顔を隠して
「やぁん❤くみぃぃ…恥ずかしいよぉ
こんなスケベな私じろじろ見られてぇ…」
と顔が真っ赤になるが、乳首どころかおっぱい自体淫熱がこもって熱くてたまらず
おまんこも久美の見ている前で豪快に潮を吹いて床を汚しながらももっともっと久美にイジメてもらいたがっていた。
久美は私の本当の気持ちを私の様子から察し
「うふふ…おまんこドロドロで…美味しい蜜を垂れ流しちゃって……じゃあ頂くね」
淫靡な表情で私を見つめてから、ラブジュースを飲み始めてくる
じゅる…じゅる…くちゃ……ねちゃ
久美の舌、久美の唾液が私のおまんことクリちゃんをいじめて
体がびくんびくん反応しちゃうの
「ひぁぁ♪あぁぁん❤❤」
そしてまた絶頂を迎えて全身がくがくにエクスタシーが広がって
焦点が定まらなくなってくるが、今度は久美も眩いばかりの裸体を曝して
私に抱きついて、成長した86cmEカップの張りのあるおっぱいをくっつけていく
勿論久美も高まってきたのか…可愛い乳首もぴくんとしこらせて私の大粒ぼっき乳首と絡み合い。
「「ああぁぁ〜〜〜♪♪」」
私と久美はほぼ同時に甘い声をあげ、久美もどてもりおまんこから蜜の潮吹きをし
その後は急いで69の態勢に移行して、私が久美のおまんこを責めながら、久美は私のおまんこの責めを再開する。
ぺちゃ…ぐちゅん…じゅりゅ
私と久美はお互いからあふれまくりのラブジュースを飲みながら
ぼっきクリトリスや充血おまんこを舌で舐め回しながら、指でじゅぶじゅぶといじくり合い
ぴしゃっ!
またお互いの顔めがけて愛液が飛びドロドロになっていく
「「あぁ〜ん❤」」
私も久美も愛液まみれでべたべたになりながらも、切なく声を上げる。
そして久美は止めとばかり私のおまんこに自分のおまんこをぴったりくっつけ
貝合わせへと向かい…二枚貝の様に私と久美のおまんこ肉がくっつき
「いあはぉぉ❤くみぃぃのおまんこぉ」
「ゆうこぉぉ❤優子のおまんこ肉ぅぅ」
とあられもなく悲鳴をあげてしまうも、ただ合わせただけ私も久美も達してしまう
が…勿論これ位でやめるわけがなく、やがてお互いに腰を動かして媚肉をより密着させもっと激しい快楽を欲しがる
ぎゅちゅ…ぐちゅ…
お互いの愛液とおまんこが重なる淫縻な音が響き渡る。
そして久美の方がピッチをあげてぶちゅっ!ぬりゃぁ!とさらに淫音が響き
私も負けない位に久美のおまんこ肉に私の敏感おまんこ肉を擦り
更には中途半端に生えた久美の陰毛が絶妙なタッチで刺激するのだ。
そうすると気持ち良くてたまらないのだが、もっと久美が欲しくなりさらに腰を激しく動かし
久美も同様にもっと私が欲しくなってきたのかガンガン男の子みたいに突いてくる
最も私も久美も男の子とHした事はないし
するとしてもたぶん大人…早く見積もっても大学位かな?
それまでは男の子のおちんちんの味を知ることはないだろう
そういう意味では少しHで私のおっぱいを舐め回したが、ノーマルな理奈がちょっとだけ羨ましく思う。
土生は“俺には理奈を恋人と呼べない”と謙遜なのか慎重な態度を取っているかは知らないけど気持ちは繋がっているし
そもそも理奈とHな事をした時点で立派な恋人なんだろうなと
久美の激しい愛撫で頭がボーとしながらもそんな事を考えていた。
が!久美はそんな考え事すらさせてくれず
また私の口内に激しく舌を絡め、ラッコみたいな態勢でおまんこ肉を合わせつつも
胸もべったべったくっつけ全身で私を捕食する様に味わうのだった。
「ひゃぁあぁぁ♪」
そのあまりに激しい久美の体に私の脳はスパークでも起こしたかのようにちかちかしているが
お構いなしに久美は涎を流し、快楽の涙を流し、欲望の蜜を流し
「ゆうこぉぉ❤きもちいのぉ〜ゆうこぉ…ゆうこぉぉん♪♪♪」
狂ったように喘ぎ倒しながらも腰をひたすらに振り
私の体を丸でポールダンスで踊るお姉さんみたいに淫らなしぐさをし続けて私もぉ❤
私も狂ったみたいに久美の…久美の事だけで頭がいっぱいになるぅ
「くみぃ❤❤わたしもきもちいいのぉ…もっとぉ♪もっとくみぃぃ♪♪♪」
ここまで来るともうヒトとヒトのまじわりではなくもっと原始的な
本能だけで私と久美はお互いの体を貪りあうのみだった。
「ひぁぁ〜ァァああ♪くみぃぃ❤だいすきぃぃ♪」
「まらぁ♪まらぁぁ❤ゆうこぉぉ❤わたしもぉぉぉ♪」
一瞬だけお互いの体が硬直し、互いに絶頂に至ったのだが
すぐにまたお互い激しくキスを交わしながら、久美はこっそりと何かを取り出して。
何かを私のおまんこに付けた…その途端私の体全部全てに激しい衝撃が走る。
「アアアぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
その冷たい刺激は…外用鎮痛消炎剤。
要するに筋肉疲労用のゲルスプレーで…その痺れるようなにおいとともに
激しいビリビリ感が私のおまんことクリトリスをがくがくにしていくのだった。
激しく痙攣をおこしながら愛液と一緒に激しくションベンを洩らし
ベットを私のアンモニアでマーキングしてしまう
あまりの暴力的な刺激で意識が飛んでしまい、よだれが止まらなくなり焦点が定まらないままイグぅぅ❤
そんな私の廃人の様なあへ顔を愉快そうに見ながら
「ゆうこぉぉ❤これ今日の試合で疲れたからおねえしゃまが使えって言ったものだよぉ
れもぉこんな使い方だってあるんだからぁ」
呂律が回らない状態で沙織が久美に対して気を使ったものだと判明する。
アフターケアとかまだまだ沙織に及ばないか…少し負けた気がして落ち込むが
久美はちゅっちゅ私の体全部にキスをしながら
「おねえしゃまもずっと好きだれどぉゆうこだってわたひ好きだよ♡
こんなHなバッテリーでしあわせなのぉぉ」
限界以上にイッてしまったのか久美は
精神がぶっ飛んでしまった様にへらへら笑いながら先ほど以上に呂律の回らない状態で
心の底から幸せだと吐露をして、窓のカーテンを全開にする。
高層だけどここから展望台とかは見えないし、もちろん防音だからいくら騒いでも大丈夫♪
それよりも気分の問題で、もしかしたら…ひょっとしたら誰かに見られるのではという恐怖と
それ以上に露出の快感や調教の一環として利用できたらまたすっごい刺激が来てぇ❤
いっじゃうぅうぉぉ♪
そのままわたしは久美に私の100cmJカップの胸をぺったりひっ付けられ
自分の裸体を露出狂みたいに出しながら、もっと濃い蜜を流し
後ろからおまんことけつまんこを久美に弄られるという無様な姿をうっすら反射で見えるが
私も完全に溶けきった表情でぼっき乳首とか全て曝して嬉しいのぉぉぉ♪
またわたひ…はじげだ…オジッゴもらじて…ぎもじいい……
気が変になったように何をやっても体が感じていき
またおしっこまみれの愛液をぴちゃりと窓に向かって流してしまうが
久美もそれを見てさらに欲情したのか、自分も窓にひっついておまんこをくぱぁ開きしながら
おしっこを垂れ流す。
垂れ流しながらもまた久美は体をがくがく揺らして白目をむきながら
「あ゛ぁぁ❤おしっこゆうこのまえでだれがしでるぅぅ❤❤
オジッゴもらじでいぐぅぅ❤」
おしっこを勢いよく飛ばして絶頂に達した
流石に普段はここまでやるとお互い普通に引く所だが
沙織達他リリアムメンバーもこの場にいず、倒錯しきった世界に二人舞うようにイギ続けちゃう…
これこそがおんにゃのこどうしの強み…私か久美の体力が尽きない限りは
何十回でも何百回でも絶頂に達する事が出来る
そんな人によっては無間地獄・ただじわたひたちにとっては夢幻の様な幸せでもあり
更に倒錯したプレイを折角だからと改めて繰り返す。
いちばんすごきゃったのは…
ふにゅ❤ふにゅ❤❤
私のおっぱい久美が揉みまくってぇ…出ちゃった❤
「きゃはははははは❤
ゆーこおっぱいさいしょにもんだときよりぱんぱん〜
こんだれでかいんだったらみるくだせるでしょ〜
みるく〜ゆ〜こみるくだして〜〜わたひもてつだうからぁ」
私の胸は久美が言うように先ほどから激しく愛撫を受けて100cmのJカップが
さらに肥大化したように腫れ上がり、下手をしたら九条さんの110カップOカップを越えて
Pカップ並の超乳と化していた、しかもぉ…さっきから胸が…ちくびがジンジンして
胸の内側が熱くて熱くてしょうがない
そんな状態の胸を久美はひたすら乳しぼりをするようにぼっきちくびやぱんぱんバスト
を揉みまわし。
乳首の先を指で突き刺してぐりぐりして、ちくびに刺激を与えてくるのぉおぉ
そうしたら…ぴちゅ……
乳首の先っちょが湿ってきた…
そしてその湿り気を感知する前に激しい衝撃が体を走り抜け
「きひゃぁぁぁっぁ!!!」と気が狂った様な喘ぎ声をあげてしまった。
そして久美がすかさずその液体を飲み言い切る
「でりゃた〜ゆ〜こみるくでたぁ♪もっとお…もっとでりゅぅぅ」
と私の母乳…いや勿論男の人とHはしてないけど久美があまりに上手すぎたのか
女性ホルモンが過剰に出て、ちちミルクが放出されてしまったようだった。
更に久美は私のちちミルクをたくさん出そうと、痛い位に私の肥大化おっぱいを握りつぶす様に搾り
乳首を丹念にマッサージしながらしごいてちちミルクを出しやすくして
いっきにちくびを咥えてせめたぁ
「ひゃぁぁ❤くみにわたひのうしさんおちちからちちミルクごっくんごっくんされてるぅぅ❤
もっとぉ♪もっとのんでぇくみぃぃ❤」
ぶしゃ…ぶちゅっ!!
一滴からふた滴…そしてダム決壊の様に大量に乳汁をわたひの処女おっぱいから噴出し
愛液もミイラになりそうな位にびちゃ〜とでてまたイグゥ♪
「やったぁ〜〜ゆ〜こみるくおいしいよぉ❤もっとのませてぇぇ」
完全にいきすぎて全身激しく痙攣してしまう私だが、更に久美はもう片方の乳首から
私のちちミルクを噴出させ、自分と私の体はちちミルクまみれの凄いにおいに包まれてまた
「「いっじゃぁううううううううううううううううううう!!!」」
と二人纏めてまた異常なアクメを決めて、もっともっとお互いが愛おしくなって…
時が流れて行ったのだった。
ACT 50
そして夜から始めたミサも、空が白ばみそろそろ朝がやってくる時刻が迫っていた。
私も久美ももう何十回絶頂に達したか分からない。
ひたすらに獣の様な喘ぎ声をあげ、この幸せを噛み死んでいたという事だけははっきりと自覚していた。
でも私も久美もそれだけでよかったのである。
だが流石に沙織の部屋は一通りイキまくった時に出た愛液などフン以外の
汗・涙・愛液・そして母乳(ちちミルク)のあらゆる体液のにおいが充満し
流石にこれでは大河さん達にこっぴどく怒られるのは間違えなかったし、みんなに迷惑をかけてしまう。
これが最後のプレイかな〜大急ぎでかたずけてちょっとでも睡眠とって…
一睡もせずただ久美の肉体を貪り続けた私だったがここにきて思考は正常
体はめちゃめちゃ感じているが、心はいつものそれに戻っていたのだった。
久美も同じようで、ちょっと前までは獣のようにアへ顔のままひたすら喘ぐだけだった久美だったが
敬愛する沙織の部屋をここまで汚し、かつ一応部外者としての大河さん達にここまでの醜態をさらすわけにはいかないという
久美クオリティといえるツンデレが発動し、すっかりいつもの様な口調の戻っていた
「優子ぉ〜残念だけどこれで最後のプレイになるね」
と私とほぼ同じことを久美も思っていたようだった。
私は久美に対して微笑みながら
「うん残念だね。
でも流石にこのままじゃあかんでしょ…じゃなかった片づけないと沙織に悪いしね
リリアムにも大河さんやホテルの人にも迷惑やし…あれ?」
と冷静に状況判断をするのだったが…大河さんの大阪弁がこんなときでうつってしまった。
そんな私のそぶりに久美は
「ぷっ❤
優子ったら大河さんの真似しちゃって〜
とりあえずカーテンは閉めとこ!万一誰かに見られたら大騒ぎになるし」
という事で私達は窓もキッチリカーテンをしめなおし、最後という事で基本の貝合わせ形態
おたがいのぷにぷに充血土手まんこをぴったりくっつけ、お互いに“ああっ♪”と喘ぐ
だが記念になるようにと…私は覚悟を示す最後の小道具を持ってきていたのである。
念のため久美にそれを見せて久美の気持ちを探ってみた…
双頭バイブである。私も久美も処女膜がまだあると思うから…最後はお互いもっと固く結ばれたいと思ったのだ。
どっち道リリアムの練習を続けていたら自然に処女膜は破けるだろうし
沙織が昔言っていたリリアムのバッテリーは永遠に結ばれるという伝説
大人になったらやっぱり男性と結婚する事も考えないといけないけど
せめて初めては久美に捧げたかったから…持ってきたのだった。
久美は迷う素振りを見せ“1分だけ考えさせて”と声をかけバイブを取って少し離れる
私は久美が沙織にもバージンを捧げたい気持ちがあるのは重々承知しており
断られても決して悔いはない。
久美が本当に好きなのは沙織だって言うのは分かっているし
それでも何も変わらず愛し合いたいと私の我儘から来た行動でもあるからね
そして一分考えた久美の結論は
「いいよ優子だったら私のバージンあげる…
でもけつまんこはだめ。こっちの純潔は沙織お姉さまが御迷惑でなかったら捧げたいから」
と微笑みながら処女膜ぎりぎりで久美の方からバイブをおまんこに差し込む
「はぁぁっ❤」
久美の少し痛みが混じった嬌声が聞こえるも、決めたら即行動が私達リリアム
久美の差したバイブに私のおまんこもバージンラインまで押し当ててあと一押しで処女散華の状況になったので私からも久美に話しかけ。
「ひぎっ…これで…バージンともサヨナラか。じゃあいこう久美」
私は久美の手を握り、久美も私の手を握り返してくれて
二人同時にバイブを処女膜深くまで差し込んだ!!
ぷつん!
処女膜が破けた音が確かに私達には聞こえ、処女散華の痛みと、バイブが未経験の所を走る悦びで
「「ああっ❤」」
弾けるばかりにお互いの胸を弾ませ、痛みに堪えながらお互いが真に結ばれた事の喜びを噛みしめた。
そして純潔を失った証として私と久美のおまんこから処女の純血が滴り落ち
確実にバージンを失った表明が、ベットシートに染み込む。
正直痛みもあるが…自分と久美で決めたこと
これ位でへこたれるわけにはいかず、私の方から腰を突き出して久美を犯す様に付きあげる。
「あぁっ❤いいっ❤❤優子っっ♪」
久美も悦びの涙を浮かべながらお返しとばかりに腰を男の子みたいにインサートし
私のヴァギナからボルチオ…そして子宮全体にお互いの愛液が届くように突きあげた
ぐヴゅううぅぅ!ぷにゅああ!!
部屋には物凄い音が響くが、朝一の光も差し込み時自分が言うのは恥ずかしかったが
神様の祝福されているようでさらに張りきってこしをごんごんっとつき
お互い激しく求めあって。
「「あぁぁぁぁぁ♪♪」」
お互い同時にイキ…バイブを付けたままお互い抱き合って倒れる。
流石にへとへとだったが久美からは
「良かった…本当に気持ち良かった……優子」
と私の全てを受け入れてくれた
勿論私も
「私も…久美…凄く…気持ち良かったね」
とただひたすらに賛辞を贈るのだった。
私も久美もただ抱き合ってお互いの胸の温もり
私の場合久美の85cmEカップのこんもりバストが私の一時的とはいえ
推定120cmオーバーPカップ並みと思われる張りのあるバストが触れあい。
久美の激しい吐息が優しげに私にかかるのだった。
ここできりがいいので一旦新スレを立てておきます。
少々お待ちを
ACT 51
そうして5分後
大急ぎで洗濯や消臭剤をまき、部屋をもとあった位に掃除を始める。
もっとも私も久美も試合やSEXの影響でへろへろでろくすっぽ動けなかったが
「お手伝いいたしますわね久美。優子」
と沙織に鷲沢副キャプテン。
小倉監督も登場しみんなで部屋を掃除し、何とかごまかせる状態にまで戻した。
「お疲れさん石引・大泉
ずいぶん派手にやったんだね? 仕上げだ…あんた達シャワー浴びてきな!」
と鷲沢副キャプテンがシャワーを勧めてくれたので、二人一緒に体を洗いっこする
「優子のおっぱい私が揉んだからサイズとか大丈夫かな?
ど〜考えても一回り以上サイズが増してるし…」
と一時的とはいえ、しばらくPカップ並みの大きさの胸に肥大した私の胸を軽いタッチで洗いながら強かにメジャーでまだ勃起したままの乳首に合わせて測る
「うおっ!!114.89cm!!Pカップだよ!!
胸パツパツになるのは避けられないね〜こりゃ」
久美は心配するも、ちちミルクが出た影響か…ゆったりだが胸のうずきも消え
本来の100cmJカップ…まあ誤差で2cmほど大きくなってKカップ位になるかもしれないけど
2.3日すれば流石にPカップから小さくなるだろう。
乳しぼりの時久美がどっからか搾乳機を取り出した時のサイズは
120cmPカップオーバーの文字通りにうしちち並みの大きさだったし
その搾乳機でおっぱい絞られまくって5回はイッちゃったかな❤
だから私は久美に対して
「あっ乳首らめぇ…それに心配ない心配ない久美っ
まさかちちミルクが本当に出せるとは思わなかった〜今は…もう出なさそうだけど
今度は赤ちゃんの為にとっとくね…でもちちミルクの初めては久美のものだよ❤」
と微笑みながら優しいキスを交わし、名残惜しいが自分や久美の契りのにおいを消し去った。
そんで私達はパジャマに着替え
改めて沙織達が大河さん達とどんな話をしたのか聞いてみた。
やっぱり胸は急激にサイズが増したためパツパツだったが…
「可愛いですわよこの優子の大きいおっぱい❤」
と優しく沙織が撫でまわしを始めて、鷲沢副キャプテンや小倉監督も
「ほんと…でかいな…でも石引らしい温もりで悪くないぜ」
「久美が焼きもちやくからおっぱいだけだけどね…でもシフォンケーキも時間をおいたら萎んじゃうように
元の大きさに戻る前に存分に揉ませてね❤桜ちゃんとあれ見たの優子なんでしょ❤」
丹念に揉みまわし私を感じさせていく。
というより小倉監督も私があれを見てたと気がついたようだ
まあどの道正直に言うつもりだったけどね。
久美の少しだけ怒った顔に見られながらも、沙織達に丹念におっぱいをもまれて
ついまたまた
「アァァ〜〜〜」
ってまたついイッってしまうも、体液を出しつくしたのか少しシミになる程度の愛液しか出なかった。
…で少し休んでから話を戻し、まず久美が沙織に対して
「お姉さま。例の募金の件はどうでしたか?」
とヌワザの件を切り出すと
「ええ♪
大河さんも九条さんも快く応じてくれる事になりましたわ
春日監督もタイガーソウルとして色々と尽力していただけるという話ですし」
とかなりの成果が合ったようだ。
そうしたら今度は鷲沢副キャプテンも
「ああそうだ。大河と九条がお前らの事褒めてたよ。
特に石引のサヨナラに関してはうちに欲しいとぼやいていたし…
大泉にしても最後の変化球は努力のたまものだって言ってたぜ」
と私達の尽力を褒めてくれるも
私は慢心をしないように
「いえ…私や久美だけじゃ勝てませんでした鷲沢副キャプテン
いいかな…沙織や副キャプテン。芙蓉さんに村田さん
泉ちゃん・美咲ちゃん・今日子ちゃんに小倉監督やベンチの先輩やみんな
それに私達の応援に来てくれたみんながいたからタイガーソウルに勝てたんだと思います」
と決して自分だけの力で勝てたとはお世辞でも私は言えなかった。
そんな私のちょっとだけKYな…でも真面目な言葉を聞いて小倉監督は
「そうこなきゃね。
戦いはまだまだ続くわよ♪来年は鈴木凛ちゃんがタイガーソウルのキャプテンになる様だから
すっごく守備の強いチームになるでしょうし。他のチームだって私達リリアム打倒のために沢山の練習をしてるだろうし
だから勝って兜の緒を締めろって事ね」
とよくぞ言ってくれたという表情で引き締めてくれた。
続きは
■ 巨乳小学生をテーマにしたエロパロ その五 ■
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