成人女性がショタに襲われるSS

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1名無しさん@ピンキー
こんな子供に犯されて感じちゃうなんて…悔しい!ビクビクッ
2名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 19:09:15 ID:3hoU5kpm
2get
3名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 19:34:27 ID:HaCn3FPj
中学2年生の男の子達のオモチャになりたい
私身長高い方だけど147cmで華奢なDカップになりたい
自分より体が大きくて逞しくて力があるんだけど精神的に子供(少年)って感じがドキドキする
自分より大きい男の子達に甘えられたいし
まあ現実私身長高い方なので無理ですけどねw
身長低くても無理な話ですけどねw
4名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 03:08:52 ID:aBvitdqG
小学校の女教師がプールの時間に寄ってたかって小学生の男子にエロい事される話が読みたい
5名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 05:22:28 ID:WmaLk4Ie
小学生低学年男子複数に見せて見せてとせがまれて断りきれずにマンコまで見せて性教育した挙句に
仕上げと称して林間されるJKお姉さんとか構想はあるが文章力が無く書けませんのでどなたかお願いします
6名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 09:51:43 ID:wHoSoMgg
「こんなガキ、私一人で世話できるわ」とか、たかをくくってたら
ませた黒ショタで逆に責められちゃう強気おねえさんが見たい
「へえー…お姉さん、結構乳首の色かわいいんですね」
「…っ!あ、あらあら誰に向かって口をきいてるの、失礼な坊やね!」
「そういうお姉さんは子供の前でパンツからこんなにヘンな匂いさせちゃって…」
とかなんとか
7名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 04:26:32 ID:LONgPq0b
子供だと思っておっぱい吸わせたらまさかのテクニシャンでイかされてしまうお姉さん
8名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 09:59:57 ID:UfaQqfHo
性を理解してないショタに性的に責め上げられちゃうお姉さんを希望

おっぱい触っちゃダメって言われて余計に構いたくなってとか
男のモノと女のモノの違いを見て不思議になって調べてみるショタ。
(ドラゴンボールの最初期の悟空ですね)
9名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 22:10:23 ID:LONgPq0b
男の子がクリトリスに興味持って
ついクリクリしちゃってお姉さんが悶えるのもいいな
10名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 23:26:18 ID:dD5Qkl1Q
近所のお姉さんがショタのチンコをからかって遊んでたらいきなりショタがハァハァ言い出して
切り上げようとしたら後ろから押し倒されてバックでズコバコされて中田氏されてイッちゃう

そんな話が好きです。
11名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 20:41:39 ID:JJSN/LvH
投下
-----------------------------------------------------------------------------
大学生の真理は、家庭教師のアルバイトを始める事になった。
生徒は小学5年生の男子だったが、小学生という事もあり真理は気にせず引き受けた。

指導日当日の夜7時。真理は生徒の家に赴いた。
チャイムを鳴らすと、玄関に出てきたのは生徒の翔太一人だけだった。
「あ、始めまして。翔太です。親は仕事だから居ないけど、どうぞ。あがって」
挨拶もそこそこに真理は家に上がった。
翔太の家は広く、勉強部屋は廊下をまっすぐ進んだ奥にあった。
小学生らしく、少年漫画やゲームが散乱し、脱ぎっぱなしの靴下や服も床の上にそのままになっていた。
翔太は床にあるそれらを足や手で壁の方へどかして、部屋の真ん中にあるコタツに電気を付けた。

「そっちの勉強机じゃなくていいの?」
しかし真理が指摘した勉強机の上には、漫画やプラモや学校で配布されたプリントなどが雑然と積み上げられている。
とても勉強できる状態ではなかった。
「こっちの方があったかいし、机綺麗だからいいよ」
そういうと翔太はコタツに素早く入り、筆箱をあけて勉強の準備をした。
初日だったので、最初は自己紹介から今後の指導方法などについて話した。
しかし翔太はどこか上の空で、聞いているのかいないのか分からない様子だった。
「翔太君、大事なお話なんだからちゃんと聞かなきゃダメだよ」
穏やかに諌めては見るが、やはり翔太は何か別の事を考えているようだった。

「ね、先生。そっちいっていい?」
「え?」
真理は翔太と向かい合わせに座っていたが、翔太はさっと立ち上がって真理の隣に座った。
確かに指導中は同じ方向を向いているほうがテキストが読みやすいのだが、
真理はその時の翔太に違和感を覚えた。
12名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 20:41:59 ID:JJSN/LvH
国語のテキストを解き始めて15分が経過した頃、真理は翔太の異変に気づいた。
顔が赤く、熱っぽい顔をしている。どことなく目は虚ろだ。
「大丈夫?風邪引いてるんじゃない?なんか調子悪そうだよ」
翔太は顔を俯いたまま、首を振った。
「ちょっとコタツが暑かっただけ」
少し息も荒いように感じる。

「ちょっと温度下げよっか。温度下げるとこどこ?」
真理がコタツの布団を持ち上げると、翔太はああっと声を絞りだしてビクッと震えた。
隠されていたコタツの中で真理が見たものは、翔太が左手で勃起したペニスをしごいて射精する姿だった。
真理はその光景に耐えられず、その場からすぐ立ち去りたかったが、あまりの驚きに立ち上がれなかった。

翔太の放った精液が真理の太ももに掛かっている。
年上の女性を汚したという事実に興奮した翔太は、真理に思わず抱きついた。
「やめなさい翔太君、しっかりして!あっ…触っちゃ駄目!」
翔太は剥き出しの股間を真理の尻に押し付けて腰を振った。
「ごめんなさい先生、でも俺、気持ち良いのが止まらないよぉ…っ」
まるで発情期の犬のようだと真理は思ったが、翔太に乳房を服の下から揉みしだかれると、
余計な事を考えている余裕はなくなっていった。

「嫌ぁっ…お願いだから…も…やめっ…ああん!」
小学生に犯されるなんて考えたくも無い。早く逃げなければ。と真理は必死に抵抗したが、
乳首の甘い疼きと、尻に擦り付けられる硬いペニスが真理を捕らえて放さなかった。
翔太は真理のセーターを捲り上げ、ブラジャーを押しのけて豊満な乳房にむしゃぶりついた。
「やあん…っだめっだめっ…あっぁっくぅ…!」
翔太の生暖かい舌が真理の乳首を舐め回し、真理はその快感に悶えた。
いつの間にか翔太の勃起したペニスは真理の股間に擦り付けられていた。
すでに股間は下着が透ける程に濡れており、翔太はその下着の隙間にペニスを入れて息を荒くした。
「先生っ…なんか…ヌルヌルする…っ何これ…気持ち良い…ふぁっ」
「やめて!クリトリスがこすれてるっ!!そんな事したら…あっダメ!あっあっああっ
イっちゃう!イっちゃうのぉっ!」
教師のいやらしく乱れた姿を目の当たりにして、翔太はペニスに血が集まるのを感じた。
「気持ち良い…ヌルヌル…っああっ気持ち良いっ…ごめんなさい先生っ」
真理の裂け目に翔太の勃起したペニスが勢いよく挿し込まれた。
「ああああっ!!!あああっおまんこがぁ…っだめだめッ
中こすっちゃ嫌ぁっ!ひぃっ…もう許してっ」
翔太は快感を貪り獣のように腰を振った。

小学生にイかされる屈辱に必死に耐えていた真理だったが、それも限界に近づいていた。
「えっ?翔太君のおちんちんが…中で膨らんできてる…っダメ、中で出しちゃダメだよ!
あひぃっ!!あああっ!!ああんっ!おっおちんちんがっ!きちゃう…っきちゃうきちゃう
ダメ!抜いて!外に出して!お願い!」
射精が近づいてきている事を悟ると真理は翔太に抗議したが、その声は届かなかった。
「あっイく!イっちゃう!おまんこイっちゃうのぉっ!!
あああああっ!!ああああああああああっっっ!!!!!!!!」
真理が全身を痙攣させて快感を味わうと同時に、
翔太のペニスは限界まで締め付けられて注ぎ込むように射精した。
誰に教わるでもなく翔太の腰は真理の性器に密着させる形となり、最後の一滴まで残さず真理の子宮に出し切った。

(あぁ…どうしよう…私・・・小学生の男の子に…しかも中で…)
(しかも気持ちよかったなんて…言えない…)

真理の家庭教師生活は始まったばかりだった。
13名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 20:49:42 ID:421A1KhJ
GJ!
14名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 19:12:13 ID:RbD2lu8Z
GJ!真里ちゃん最高や!
15名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 21:06:11 ID:eqFWKm71
>>9
ガキの頃いとこの姉ちゃん(当時小学高学年くらい)と風呂入ったとき
浴槽またいで広がったマムからぴょこんと飛び出たクリ(ちんこだと思った)にものすごく興味持ったこと思い出した

何度も見せてとお願いしたが頑なに拒まれて結局クリが何者かよくわからなかった俺は
親兄弟親戚の前で姉ちゃんのクリについて興味本位で聞きまくったため姉ちゃんが大泣きしたことがある

>>11_12 
GJGJGJGJGJGJGJ!!!!!!!
16名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 22:38:31 ID:XzUDkg5G
>>15
最低だなw
17名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 00:34:41 ID:vmDcPczE
前スレってことでいいのかな?

大人が子供の奴隷になる小説2
http://www.23ch.info/test/read.cgi/eroparo/1187514721/
18名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 02:11:33 ID:sWLufMI9
奴隷ってわけでもなさそうだけど…
>>17のスレより守備範囲が広いスレだと思う
19名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 09:20:07 ID:ExZJJnhU
女性を自奴隷としないまでも、ショタ優位な展開が中心ってとこか?


ネタ振り。
ファンタジーもので、ショタは転生した魔道師はどう?
見た目ショタ、頭脳は大人!
んで女魔道師とか女戦士とかを、見た目に反した言葉攻めとテクで籠絡していくとか。
20名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 16:05:43 ID:sWLufMI9
見た目も中身も子供でないと本当のショタとは言い難くないか?
21名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 16:15:58 ID:Ixndo35A
そのギャップがたまらないのだから見た目がショタならいいのでは?

そこで限定しちゃうと、中身が大人びてる黒ショタが扱い辛くならないか?
22名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 18:00:17 ID:R5TIXEXI
見た目ショタ、言葉遣いジジイとか萌える
黒ショタも好きだ
純真無垢なショタもよろしい
そんないろんなショタたちに翻弄されるお姉さんたちハァハァ

ってなスレだといいな
23名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 02:00:07 ID:vuLw284m
お姉さんの豊満な肉体にショタの一見儚げな肢体が絡みつき
大人のはずの女性を逆に篭絡してしまうギャップがいいんだろ
そう考えると内面よりも見た目の方が個人的には重要かな
24名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 05:01:15 ID:/Zs5DaLG
いいこというね
25名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 06:37:35 ID:V9xbRdR9
「頭脳は大人、体は(一部を除いて)子供、その名はm(ry」ですね

犯人、容疑者、とりあえず関係ない人、登場人物全員女性で
枕事で事件を解決に導くという。
26名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 01:15:26 ID:9pkCB5pT
一応基本スレチでエロゲー作品別スレでメインは露出羞恥モノだけど、
ゲーム内のイベント補完妄想として、
露出羞恥+ショタの組合せで書いてる時もあるのでもし良かったら来て見て感想とか書いてって
Nigred【工藤未来】Calling・露出狂
http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1218959317/l50
27名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 05:34:11 ID:4qD7/Il9
宣伝ウザー
28名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 05:53:24 ID:ij4ZxVe1
うん。まじウザイ!
誰も頼んでねーしw馬鹿だろコイツw
29名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 13:46:18 ID:9pkCB5pT
>28
お前の排他思想の方がアレだよ。
俺は今書いてる文章でこのスレにあるショタに襲われるって方面を書いてるからアドバイスとか聞こうとしただけ。
実際ショタに襲われるパターンは露出羞恥と同等に好きなジャンルだし。
まあそれは置いといて、このパターンもたとえば自分より遥かに年下の親戚の子とかさらにいえば弟とかに、かねてより劣情を抱かれていてそれがふとしたパターンで爆発したり、野外で冒険気分でエッチい事してた現場を子供に押さえられ…
とかがよくあったりするけど、やっぱり『襲われる』と言うコンセプトがあると、こう言うパターンになりがちなのかな。
30名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 14:29:03 ID:oXQ2RCWR
必死すぎるwなにこいつ
31名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 17:24:07 ID:v5FTf/gV
それよりスーパーガールスレに投下されたSSの方が面白い
不毛なスレだから、こっちで書いてくれないかな
32名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 18:24:37 ID:rlKunqIx
>>29
うぜえから消えろ
33名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 19:19:19 ID:8/AsW7fV
>>29
マジうざw
34名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 22:18:18 ID:/OWdXi4b
何か空気が悪いので、
ラ○ダーよろしく触手怪人に改造されせいよくみなぎってきたショタに犯し倒される正義のヒロイン
(正体はそのショタの近所に住んでるお姉さん)を妄想してニヨニヨしておきますね
35名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 09:39:28 ID:fGOtLANs
ショタだけど金も権力もあるクソガキに体当たりしていくお姉さんが見たい
あはんうふんな事されてもめげない、けど段々体はショタに慣らされていく、みたいな
36名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 23:43:15 ID:1Ql+RI2y
お姉さんに寝パイズリするショタとかはどうですか?
37名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 01:53:35 ID:kVmIZ0Qh
寝ている近所のお姉さんをこっそり脱がせてエッチないたずら
38名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 02:44:13 ID:LjXvjuZE
若さにまかせて何度も中田氏したあとに疲れたのか
おっぱいを枕がわりにすやすやと眠るショタを想像したら
こっちはこんな時間なのに眠れなくなってしまった……。
39名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 11:11:30 ID:+EEgaEBp
お姉さんに襲われるショタは駄目?
40名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 12:49:51 ID:Lyvme9TK
そういうスレありそうじゃね?
41名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 00:38:13 ID:T4hg2RU/
>>39
似て非なるもの?

「女のショタ食い」っていうと
なんだかアダルティーでスレたムードが漂うのが気になって……
お姉さんの方が奥手(だけどこらえきれずに〜)な感じか、双方ノリノリならいいかも。
42名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 23:33:23 ID:s50UhcEz
そいや以前おねショタスレがあったと思ったけど、どこにいった?

そこに掲載されていた、親戚のショタを食ってしまう腐女子のSSが気になっていたのだけど。
完結した? 保管庫とか無い?
43名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 23:49:46 ID:kSGZyeH/
保守していい?
44名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 10:42:21 ID:2xlm5moG
良いよ
45名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 01:34:10 ID:WeEz1Cpj
ええい、成りゆきで超人化したショタが
悪の組織のむっちり美乳女幹部をなぶ……
いや倒す話はないのか!!
46名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 01:46:45 ID:fNjcrz/R
>>45
美乳女幹部だと…
それだけじゃ勿体無い。
知的さを感じさせる眼鏡の開発系幹部やら
エロエロさマックスな色モノ幹部やら
それどころか一戦闘員までみんなお姉さんな悪の組織を倒していく話を希望だ!!

47名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 14:35:46 ID:WeEz1Cpj
>>46
わかってるじゃないか
個人的には悪の怪人に改造されたが良心を残されてしまった強気ショタが
わきあがるせいよくと悪の組織との闘いを繰り広げてくれると
お姉さんなら誰でも巻き込めるし黒ショタ展開もいけるしで最高だ
48名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 15:24:20 ID:o+fSVIwU
ああ、それいいな。黒ショタと悪いお姉さんのバトルとか萌える
49名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 18:12:10 ID:Z6czRru1
悪のショタ組織に嬲られるお姉さんヒロインの方がイイ
50名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 03:23:53 ID:484FQ+rW
慧眼!
でもお姉さんにブチのめされる一部のショタっこを思うと胸がいたむ
51名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 22:51:24 ID:+yFLnTDW
ショタに犯される人妻も良いと思う。
52名無しさん@ピンキー:2009/02/07(土) 23:22:11 ID:484FQ+rW
>>51
友ママLOVEはいいよな
53名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 00:21:16 ID:Z2bcBl23
ショタっ子の夏休みの自由研究が「パンティ採集」
隣りのお姉さんから、友達のお母さん。
登校日には担任の先生。
書類を届けに行ってお父さんの職場のOLさんや電車に出没する痴女さん。
54名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 01:55:51 ID:ZY99fK8M
脱がせるついでに、ちょっといたずらしちゃうわけですね。
55名無しさん@ピンキー:2009/02/08(日) 04:54:26 ID:Z2bcBl23
8月2日 晴れ  タダシ君のママ

『ベージュのパンツ』エロ度☆☆

タダシ君の家に遊びに行ったらタダシ君はちょうど留守だった。
タダシ君のママは僕のママより8つも若い。
最初は「やめて」と言っていたけど、
そのうちに「最近ご無沙汰なのぉ」って気持ちよさそうにしていた。
「タダシの弟ができちゃう」って言ってたけど大丈夫だよね。
56名無しさん@ピンキー:2009/02/09(月) 22:36:23 ID:UXFwhrbE
これってやっぱ成人限定?JKでもいいか?下限はどこまで
57名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 00:51:03 ID:F2BCzq9H
女がロリロリしてなければ大丈夫でしょ。

JKとショタなら体格差もかなりあるしな
58名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 02:41:23 ID:2Kswi2bw
大人が子供の奴隷になる小説3
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1233487016/

こことの違いが中々難しいな
59名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 03:45:37 ID:t+wMVrUM
奴隷とはまた違うと思うのです
60名無しさん@ピンキー:2009/02/10(火) 17:30:55 ID:Ps2Y/Gc+
しかもそっちは♂♀逆転もありじゃね?
61名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 07:38:17 ID:IFYpBRp0
スレタイ見ろよ馬鹿
62名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 07:39:00 ID:IFYpBRp0
>>61>>56
63名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 21:41:24 ID:k/46DLji
世界征服を企む秘密結社マザーズ…
その陰謀を阻止するべく一人立ち向かうエックスキッド。

タイツに押し込まれた巨大なオッパイを震わせ、ムッチリとしたお尻を弾ませて
襲いかかってくるマザーズ戦闘員。
金や銀の全身ボディペインティングを施した幹部たち。

マザーズは強いが、エックスキッドも負けてはいない。
自作の発明品を手にマザーズの戦闘員に戦いを挑む。
最後のトドメはナノマシン配合(と本人談)の精液を
相手の子宮に流し込む「白い悪魔(デビリッシュ・ホワイト」
64名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 17:51:04 ID:FfkWxwrB
保守
65名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 15:04:32 ID:CwGUJVbR
死守せよっ
66名無しさん@ピンキー:2009/03/01(日) 15:26:18 ID:V10VWhfl
保守
67名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 19:38:29 ID:vifdLAnZ
ポークビッツチンチンを期待してショタを襲ったおねーさん。
だが、そこにあった物は…

大人顔負けどころかそれ以上のズル剥けフランクフルト。
「おねーさんみたいな人に狙われてきたからね」
と逆に突き上げられてイカされまくってしまう。
68名無しさん@ピンキー:2009/03/05(木) 03:37:05 ID:19jUJY+S
就活中の彼氏と付き合う女子大生、
彼氏の希望する就職先の会長の孫に「お願い」されて…とゆーのはどーだろうか

絶対的な権利者の身内の子供に思うがままにされるシチュエーションが好きなわけだが
69名無しさん@ピンキー:2009/03/08(日) 14:08:39 ID:gK1MBF4n
>>67

次こそはと今度はポークビッツちんぽをゲットしたお姉さん
でも前戯で完敗
何度もイカされて悶え狂った挙句、子供ちんぽも入れられただけで即絶頂
完全に出来上がった身体は、子供ちんぽで一突きされる度に達してしまい、
泣きながら許しを乞うも当然許して貰えず、子供の好奇心が満たされるまで犯され続けるのでした
70名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 15:26:54 ID:OCaSBZe5
おまえらの妄想が萌え過ぎる件
なんかそれで誰か書いて!!
71名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 22:55:43 ID:YwvqurU4
水泳教室の美人姉妹インストラクター
普段から子供たちのボディタッチに悩まされていたけど
ある日とうとう子供たちの餌食になって、水中ファックでイカされまくり
背後から激しく犯されながら姉妹向かい合わせで屈辱のレズ調教までさせられてしまって
尊敬する姉が、大切な妹が、年端もいかない子供のちんぽで突きまくられて
悶え泣く表情をお互いに見せつけられながら仲良く失神絶頂
72名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 02:46:03 ID:SXsIlh+O
クラスの悪ガキにイジメられている弟を助けようと、
悪ガキのリーダーに身体を差し出す姉。

最初は露骨に嫌悪感を露わにしていたものの、
リーダーのテクニックに次第に病み付きになっていく。

或る日、面白いものを見せてやると呼び出された弟が見たものは、

自分よりも年下の小学生に輪姦されている姉の姿だった。

小学生は悪ガキの弟の設定で。
73名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 22:53:02 ID:tQyX89bS
近所の子供4人組がセックスしているのを見つけて叱ろうとしたお姉さん
でも一斉に組みつかれて押し倒されて、子供ちんぽで二穴責め初体験
男の子には二つの穴をズンズン突かれて、女の子には二つの乳首に吸いつかれてあっさり絶頂
ショタレイプから少女レズまでたっぷり子供たちに弄ばれてめでたく性奴隷にされちゃいました
74名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 20:59:20 ID:WO97JETD
このスレ的には15歳までがショタ?
75名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 21:40:17 ID:6/v0KUSQ
>>67みたいな感じで可愛い女の子みたいな子だけど、あそこはどす黒くて長く太く逞しいロリショタがお姉さんをレイプするSSを希望
>>74
個人的意見だけどハイティーンでも見た目がショタで相手が年上のお姉さんならいける
76名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 22:07:47 ID:2ukAYdXx
「悪ガキ中学生に輪姦される人妻」というシチュエーションに興奮する。
できれば低脳で性欲強めな不良少年がいい。
77名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 08:51:14 ID:gAkBZnGf
>>45にインスピレーションを受けたので、とりあえず投下。
好評だったら続きも書く。
天才科学者・須藤洸一博士の孫の優希は、邪悪な淫謀を企む秘密結社インジョーに拉致監禁されていた。
暗い地下室、裸に剥かれ壁に括られた美少年に淫女の魔の手が迫る!

「んふふっ、いい格好ね」
ボディストッキングに身を包んだ爆乳魔人レイコは、全体にスレンダーな身体とは明らかに不釣合いな、Lカップはあろうかという乳房をたゆんたゆんと揺らしながら優希の元へと歩みを進めた。
「もうやめてよー」
半ベソをかいたボーイソプラノが地下室にこだまする。
だが、無論レイコにそんな懇願を聞き入れるつもりはない。

「いたいっ!」
いきなり股間にのびたレイコの右手が、優希の分身の包皮を剥き上げようとする。
だが、まだ亀頭冠に貼りついたままの包皮を無理矢理押し下げる行為は、優希にとって苦痛でしかなかった。
「んふ、まだオナニーも知らなそうね(はぁと」
ひとりごちながらレイコはその場に跪いく。
そしておもむろにそれを握った自身の手指よりも小ぶりな優希の分身を口に含んでいく。

プチプチプチ
「っ!!!」
すぼめた口唇が亀頭冠から包皮を強引にはがしていく。
あまりの痛みに声も出ない優希。
そんな少年の様子にかまわず、女は生まれてはじめて露出した敏感な器官を舌の上で転がしていく。
一度も洗ったことのない溝にたまった恥垢の生臭さが口内に広がる。
しかし強度のショタコンサディストには、それこそが嗜虐の悦びを呼び覚ます香気だった。
――まずはカチカチになさい。でも、男の悦びを教える前に、まずはお尻を犯してあげる…
香気に誘われて、本性をあらわした淫女は、邪悪な計画を企てていた。

「あっ、だめだよっ、そんなっ」
必死に懇願する切れぎれの少年の美声は無視され、まだ幼い小さなものが舐りまわされる。
「ふゎ……っ」
生まれてはじめての湿り気を帯びたあたたかくやわらかな刺激に、思わずため息交じりの声をもらす優希。
そして、幼い少年の分身が一気に充血していった。

解説しよう!
祖父の手により改造人間となった須藤優希は、ペニスが充血すると陰嚢で醸成されるナノマシンが0.13秒で全身を駆け巡り、性戦士ユウキへと変身するのだ!
チンコが勃起した以外、見た目は何も変わらないが。
少年の変化に悦に入って顔を見上げる淫女。
その瞳を見つめ返すと、ユウキは視線に力を込めた。
「ヒュプノアイ!」
謎のパワーが淫女を捕らえ、全身の筋肉を弛緩させていく。
ちゅぽんっと音をたてて淫女の口唇を逃れると、少年のペニスはふたたび先端まで包皮に覆われてしまった。
だがしかし、いまや小さくとも力強く天空を向き反り返っているのだった。
「えっなんで?」
疑念の声をあげつつドサっとレイコが仰向けに倒れた。

どうやってか縛めを逃れた少年が、今度は逆に女体へと襲い掛かる。
ビリビリと女の股間を包んでいたナイロン地が引き裂かれると、熟れた上半身とは対照的な光景があらわになった。
無毛の柔肉のあわいに、ぴったりと閉じられた溝がひとすじ刻まれている。
「いやーっ!! お願い、見ないでっっ」
完全に立場を入れ替えてレイコが懇願する。
この肉体的コンプレックスがレイコをショタコンへ、そしてインジョーへと貶めたのだが、その言葉も肢体も、逆にユウキの正義の心を余計に煽る効果しかなかった。

ユウキは左手を逆にして上からあてがい、親指と人差し指を使ってくにっと柔肉を開く。
そこには外気に晒されて黒ずみのないキレイな襞がふるえていた。
「ね、もうよしましょ、優希くん?」
哀れっぽい声音でレイコが何かを言っていたが、そんなことでユウキの心はくじけない。
右手をそえて内臓色の穴にペニスをあてがうと、
「よし! インサーーートッ!!」
「ひぃぃっっ」
ユウキの必殺技、即挿入が炸裂した。

唾液と微かな先触れ汁、それにフェラの興奮で湿り気を帯び始めていたとはいえ、そこはまだ充分な受け入れ態勢にはなっていなかった。
粘膜が引きつる鈍い痛みにレイコがあえぐ。
「痛いっ、わかったからっ、もっとやさしくして!」
だが、一方のユウキも不慣れな行為に女を気づかう余裕はなかった。
意外にせまい膣口が包皮を押し下げ、膣内ではふたたび亀頭を露出させる。
その瞬間は心地よいのだが、いざ腰を使おうとするとすぐに抜けてしまう。
そんな抜き差しだけでも、幼いペニスは爆発寸前にまで追い込まれてしまう。
だが、幾度かの試行錯誤をへて、ようやくユウキは落ちつく方法を見つけだした。
なんとか間に合ったのだ。
そしてそれは、レイコを屈服させるのにも最適の方法だった。
亀頭冠を上辺の襞々すなわちGスポットに引っ掛け、前かがみにお互いの恥骨をこすり付けるようにして腰を使う。
そうすると、ちょうど押しつぶされるようにしてクリトリスも刺激されるのだった。
ユウキの短いペニスが、偶然にも絶妙の位置と動きで女の急所を二つ同時に攻めたてる。

「うんっ、はぁはぁ…」
先ほどまでの痛みがウソのように消し飛び、今度は快感がレイコをあえがせた。
それはレイコにとって新しい悦びだった。
これまで、インジョーの爆乳魔人としていく人もの美少年を逆レイプの毒牙にかけてきた。
しかし今は、ユウキという類を絶する美少年の下に支配され、それでいて絶妙な快感を送り込まれてくる。
レイコのマゾ性を目覚めさせるには充分だった。

そんなレイコの悦びも、オナニーも知らない童貞少年が相手では永くは続かなそうだった。
「っっ…おしっこ…もれそう…」
「あっ、待って、うぅ、それ…はぁ、おしっこ…じゃ…ない、でも…も、うっ少…し…」
女の哀願も届かず、少年に生まれてはじめての歓喜の瞬間がおとずれる。
ドクッ、ドクッ、ヒクヒクヒクヒク
ほとばしらせた少量の子種が、レイコの膣に注がれる。
ユウキは膣内で精通を迎えたのだった。
「ふぅぅうん」
しかし、レイコは満たされぬ想いに鼻を鳴らす。
若すぎる、いや、幼すぎるユウキのペニスには、悦楽に応じて締め付けを増した膣肉は刺激が強すぎたのだった・・・
ユウキの体内で大量に分泌されたプロラクチンは、だがナノマシンの働きですぐさま消化され、まだ勃ったまま力を失っていなかったペニスに、新たな正義の心を吹き込んだ。
インジョーの魔人を完全に屈服させるには、たった一度の射精だけでは萎えることも抜くことも許されないのだ。

「えっ、そんなっ、あっあっあぁぁ…」
萎えることも、抜くこともなく、わずかな幕間をはさんだだけで再びユウキが腰を使い始めた。
レイコは軽く途惑ったが、そんな疑問を押しのけて力強さを増した悦楽の波に飲み込まれていく。
押し込みこすり付けるようにして腰が使われると、ねちゃねちゃといかにもいやらしい湿った音が響いた。
それを圧してレイコのかすれた悦びの声と、ユウキの呻くような声とが地下室を満たす。
「ううん、あっあっ、はぁはぁあっ、……すてき…はぁはぁ」
「くっ……うぅ……うっ……」

今度はレイコが先に喜悦の瞬間を迎えた。
「あぁぁぁぁん、あっあっ」
既にヒュプノアイの効果が切れた背を思い切りのけぞらせ、しかし同時に両の脚はがっちりとユウキの腰を掻きいだき、女の貪欲な性を満たそうとはしたなく迎え腰を振りたてた。
そして膣肉がヒクヒクと蠢き、子種を絞り取ろうとするかのようにユウキのペニスを奥へ奥へと咥え込む。
「すいこまれるっ!!」
ドクッ、ドクッ、ヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒク
膣肉の蠢きに限界を迎えたユウキが放った精は、一度目よりさらに少量で薄目だったが、二人が同時に達したことにより永々と持続する快楽を得たのだった。

再び解説しよう!
一般に女性のオーガズムは40〜45秒ほど持続し、男性は6〜7秒ほどで終わってしまうが、男性でも射精後までチンコを刺激し続けると、倍以上くらいには長引かせることができる。
詳しくはオナテク板ででも聞いてくれ!
ここでは膣の蠕動運動に合わせてイクと、男の快感も長びくことだけ判ってくれればいい。
二度の放出を終えて激しく体力を消耗したユウキだったが、ナノマシンはまだ萎えさせてはくれないようだった。
ぐったりとレイコの胎の上にもたれかかると、ちょうど枕のように豊満な乳房に頭がうずまった。
そっと目を上げるユウキ。
そこに広がる景観は、幼くして母を亡くしたユウキには、たまらなく魅力的なものだった。

首を伸ばしただけでは吸うことが難しそうだと悟ったユウキは、レイコの両足を持ち上げ、完全に膣口が天井を向くほど屈曲させる。
「やん、はずかしい」
口ではなんと言っても、もはやユウキに従順なレイコは、されるがままの体位を受け入れる。
そうしてふたたびレイコに覆いかぶさると、ユウキの目の前にはこれからの行為の期待に震える、バレーボール大の肉塊がふたつ横たわっていた。

ビリビリビリ、シュルルルッ
上から下までボディストッキングを引き裂くと、レイコの肉体のすべてが明らかになった。
きめ細かな色白の肌は日焼け痕もなく、しっとりとユウキを包み込む。
あまりに大きい乳房は重力に押しつぶされ腋へとはみ出していたが、それはシリコンなどではない本物の証だった。
乳輪は乳房に比して意外なほど小さい。
もちろん貧乳女よりは大きいが、ユウキの手の親指と人差し指で作る輪よりひとまわり大きいだけだった。
さらにその中心に位置する果実は、小指の先ほどしかない小ささだ。
美少年に対する逆レイプばかり繰り返してきたレイコには、実は乳首を吸われた経験がないのだった。

意を決して両方の乳房をユウキがわし掴んだ。
もちろん小さな手に収まりきるような大きさではないが、そんなことにはかまわず指を喰いこませ、揉みしだいて柔肉を堪能する。
一通り目と手で愉しんだ後は、口でも味わうのが男の義務というものだが、そのことは幼いユウキも本能で知っていた。
手の動きはやわやわとしたものに抑え、人差し指と中指の間から飛び出させた小さな果実を左右交互に含み、吸いたて、舐めあげ、舐りつくす。
「くうぅぅん」
レイコの口から今までとは別種の、切ないような甘やかな声が漏れた。
その間にも、もちろんユウキの腰の動きが止まっていた訳ではない。
新たな体位での腰使いを、ペニスが抜けてしまわないように慎重に模索していたのだ。
乱暴にして抜けてしまったのでは、せっかくの上半身での愉しみを一時中断しなければならないからだ。
そうして判ったことは、正常位では無理だったピストン運動が、より密着度の高い屈曲位なら可能そうだということだった。

ペチャッペチャッペチャッ
地下室の静寂を、二人の腰がぶつかり合う新たな音が支配する。
大人のようにパンパンと小気味良くはいかないが、短いストロークを最大限に生かしてペニスを抜き差しする。
「ああーっ、ああーっ、すごいいぃぃぃっ」
甘やかな声から一転、絶叫に近い声がレイコの口からほとばしる。
もとより奥まではとどかないユウキのペニスがピストン運動するということは、Gスポットをカリ首がこすりあげるということだった。

胸から送られてくるはじめての快感と、Gスポットから突き上げる激しい快感がレイコを翻弄し、あっという間に頂点へと押し上げられた。
完全に組み敷かれた体位では背をのけぞらせることはできないが、前回にも増して激しく膣肉をヒクつかせる。
だが、既に二度の放出を終えているユウキは、今度は膣の脈動につられてイッてしまうようなことはなかった。
乳房を揉む手も、乳首を舐る舌も、膣をしとめるペニスも動きを止めはしない…

ペチャペチャペチャペチャ
よりいっそう激しく、ピッチを増したユウキの腰使いがレイコを攻め立てる。
そしうていよいよユウキも三度目を迎えようとしていたが、ナノマシンの働きもよりいっそう活性化していた。
ピュピュッヒクヒクヒク
ユウキのペニスが三度脈を打ったが、それでもユウキは腰の動きを止めない。
完全にインターバルなしで四度目に突入していく。
それに、小さな陰嚢の生産量は二度で尽きたのか、早くも透明な液が漏れるだけになっていた。
「うぅぅ、ぉおぅ」
もはやレイコの口をつくのは、喜悦とも嗚咽ともつかない、喉奥からしぼりだされた音だけだった。
さらに二時間後。
もはや互いに何度達したのか数え切れない。
それどころか、レイコの身体は既に一時間以上前から、いわゆるイキッぱなしの状態になっており、揉まれるたびに、舐られるたびに、突かれるたびに大小の絶頂感を味合わされていた。
回数に意味があるとしたら、六度気を失ったことの方だ。
そのたびに、休むことなく送り込まれ続ける絶頂感で、強制的に目覚めさせられた。
そして、少なくとも連続十幾度目かの絶頂にユウキが達する。

ヒクッ…ヒクッ…ヒクッ…ヒクッ…ヒクッ…
二時間ぶりに腰を止め、組み敷いた雌の感触を堪能するユウキ。
ナノマシンの力を借りても、さすがに脈動に勢いはなく、一度脈打つたびに間があいた。
既に透明な液さえも出なくなっている。
そしてレイコは、ペニスの脈動という微かな動きにでさえ、一度脈打つたびに絶頂を連続で強制され小さく呻いた。

にゅちゃり。
連続して酷使し続けた相棒を肉壷からユウキが引き抜く。
ほんの数時間前まで包茎だったそれは、ぬるぬるにすべる液体で濡れそぼっているにも関わらず、皺がより亀頭冠に引っかかって包皮が戻らなくなっていた。
ぜいぜいと荒く息をつきながらも、最後の仕上げのために横たわる肢体を跨いで、相棒をレイカの口もとへと寄せる。

ただのお掃除フェラと勘違いしたレイコが、おずおずとペニスを口に含む。
「こっちまでだよ」
優しい声音とは裏腹に、左手であごを右手で髪をつかんでレイコの口を無理矢理開かせたユウキは、ペニスだけでなく同時に陰嚢までも飲み込ませた。
小ぶりとはいえペニスと陰嚢を同時に押し込まれては、限界まで口腔が満たされほとんど隙間もない。
それでもレイコは、微かな隙間を見つけては舌をもぐりこませ、丹念にご奉仕していく。
一方的な腰使いは既にさんざん堪能していたユウキだったが、身をまかせて奉仕を受けるのも悪くない気分だった。

「あっ、でるよ」
ユウキが声に出したとおり、さきほどまでの交尾では既に枯れていた体液が、トクンと一滴だけ漏れだした。
つい先ほどまでは歓喜にうめくだけだったが、口腔の中で性器をヒクつかせながらも今や余裕に満ちた言葉がユウキの口をつく。
「のんで」
命じられるままにレイコは素直に最後の一滴をのどを鳴らして飲み込む。
それはユウキの本能が言わせた言葉だったが、正しい選択だった。
ユウキの体内を駆け巡った後ふたたび陰嚢に集まったナノマシンが、濃縮されて最後の一滴に込められレイコの体内へと流れ込む。
ナノマシンは淫女に残った最後の邪悪な想いを断ち切り、正道へと立ち帰らせる。
そこにはもう爆乳魔人はおらず、新たに生まれ変わった爆乳雌奴隷がいるだけだった。

ユウキのペニスが口腔の中でゆるゆると力を失ってゆく。
レイコは思わずそれをペロリといた舐めあげた。
「もう! つづきはかえってから」
言葉とは裏腹に優しい口調のユウキがレイコを見下ろすと、ずらっぽく笑う瞳とであった。
何気ないそのひとことは、肉奴隷としてレイコをユウキの家へと招く、優しさに満ち溢れていた。

かくして最初の戦いは終わった。
だが、戦士に休息は許されない。
戦えボクらの性戦士ユウキ!
負けるなボクらの性戦士ユウキ!

(第一話 了)

次回予告
レイコとの淫行に耽る、平穏な毎日を送っていたユウキの前に新たな敵が現れた。
百合魔人マイの魔の手が、新卒で担任となった美人教師サオリ先生に迫る。
「やめろ! サオリせんせいのバージンは、ボクのものだ!」
屈辱の顔面騎乗を、新たに身に付けた舌技でユウキは跳ね返せるのか?
そして、ちゃっかりサオリ先生の処女も頂いてしまうのか?
話的には当然そうだ!
次回、性戦士ユウキ 第二話『対決!百合魔人マイ』
86名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 15:02:37 ID:VvG3sL3U
GJ!
87名無しさん@ピンキー:2009/03/14(土) 18:58:31 ID:YzVZ6HUs
はぁはぁ・・・


GJ!!
88性戦士ユウキ外伝 第1.5話『レイコの朝』1:2009/03/15(日) 13:18:15 ID:guhYC4bs
この話は、設定説明のための外伝です。

須藤家別邸の朝は、レイコのご奉仕からはじまる。
前夜、睡魔が限界に達するまでレイコを犯しつくしたユウキは、その豊満な乳房を枕代わりにしてすやすやと寝息をたてていた。
子供であるユウキより睡眠時間の短いレイコは先に目覚めていたが、幸せそうにご主人様の寝顔を見つめ、ときおりそっと髪や背中を愛撫するだけで、その眠りを妨げはしない。
しかし、膣内に収まったままのペニスが、ムクムクと朝起ちしはじめると、朝のご奉仕の準備にとりかかった。

ご主人様を起こしてしまわないようにそっと体位を入れ替え、いったん騎乗位の状態にまで持っていくと、そのまま腰を振りたてたい衝動をこらえ、ゆっくりと肉棒を引き抜いていった。
未練がましく最後まで裏肉が亀頭冠に引っかかっていたが、ベッドに手を付いて尻を持ち上げると、くちゅっと湿り気を帯びた音がなる。
ご主人様の勃起を感じ取っただけで、レイコの生殖器は反応し始めていたのだ。

朝のやわらかな光の中にあらわになったユウキのペニスは、ほんの数日で劇的な成長を遂げていた。
連日連夜くりひろげた淫行のたまものか、細身だが長さについては大人と遜色ない。
勃起すると、包皮が蛇腹状にあまることもなくなっていた。
その立派に成長したご主人様の分身を、自分の体液が朝露のように濡れ光らせている光景を見て、レイコは自分の肉体のはしたなさに羞恥を覚えたが、今はご奉仕の優先度が勝る。

一息に根元までペニスを咥えこむと、食物を飲み込む要領で喉をふるわせ、裏筋を舌で舐めあげる。
頬をすぼめて強烈なバキュームを加えると、早くも朝一の精が肉棒の先端から噴き出した。
不思議なことに、どれだけ性交を重ね、どれだけペニスが立派に育ってもユウキの早漏だけは直らない。
これもナノマシンの働きだった。
海綿体をはじめとした内臓部分にはひたすら成長を促し巨根化への途上にあったが、表皮はずっと生まれたままの状態を保ち続け感度が鈍ることはない。
同じ理由で黒ずみもまったくなく、根元は白に近い肌色のままの包皮が、先端から半ばにかけてはキレイなピンクの粘膜が覆っていた。

「ああ〜ん」
ユウキの口からまるで少女のようなあえぎ声がもれ、腰がガクガクと震える。
朝のまどろみの中、夢精と同質の、男がペニスで感じられる最大限の快楽に酔っているのだ。
レイコは、大量に吐き出された朝一番の濃厚な白濁液を飲み下しつつも、萎えることのないご主人様の分身へのご奉仕を緩めはしない。
ゆっくりとした上下動まで加え、その上さらに右手で陰嚢をやさしく撫ではじめた。
このご奉仕は、ユウキが目覚めて制止するまで、レイコが持つ限りのテクニックを駆使して繰り広げられるのだった。
89性戦士ユウキ外伝 第1.5話『レイコの朝』2:2009/03/15(日) 13:18:37 ID:guhYC4bs
それはレイコにとって苦痛ではなかった。
彼女の身体にもナノマシンが作用しているからだ。
本来の性器ほどではもちろんないが、レイコの舌も頬裏も喉奥も今や性感帯と化している。
上前歯の裏にあまり知られていない性感帯があるが、口腔全体がそのような状態になっているのだ。
ご主人様の喜びはレイコの喜びでもあるのだった。

同時にナノマシンの作用は、レイコの精神にまで及んでいる。
先ほども見せたように、どれほど乱れどれほど犯しつくされていても、特にユウキと肌が離れてしまうと淑やかな女の羞恥心が頭をもたげる。
インジョーの魔人であった時には失っていた心を、ナノマシンがレイコに取り戻させたのだった。
ようするにこの万能ナノマシンとは、須藤博士(≒作者)のあらゆる性的妄想を実現するために生み出されたものなのだ。
すばらしきかなご都合主義なのである。

あんあんと少女のようにあえぎながらふたたびペニスが脈動し、びゅるびゅると音を立てそうな勢いでレイコの喉に精液がなだれ込んだが、まだユウキが目覚める様子はなかった。
そこで少しいたずら心の湧いたレイコは、陰嚢を包み込む手の中指を敏感な筋をなぞりながらのばしていく。
そしてもみほぐすようにして、ゆっくりと慎重に第一間接までを少年の尻のすぼまりにうずめていった。
レイコの主観では、これもまたご奉仕の一環ではある。
しかしその根底にあるのは、レイコの欲求だったかもしれない。
彼女に唯一残された処女穴であるアヌスを、ご主人様に捧げたいという。

まだ童貞喪失から日も浅いユウキにそこまで要求するのは無理な相談だったが、ご主人様自身がアナル感覚に目覚めれば、あるいは…
レイコの手管をもってすれば、それは可能なはずだった。
その行為はだが、今日のところは中断を余儀なくされた。
ユウキが目覚めたのだ。
90性戦士ユウキ外伝 第1.5話『レイコの朝』3:2009/03/15(日) 13:19:05 ID:guhYC4bs
「ふゎあ、おはよっレイコ。もういいよ」
未練はあったがご主人様には逆らえないレイコは、アヌスから指を引き抜き、唾液をこぼさぬよう強く吸いながら、ゆっくりと口を引き上げていく。
ちゅぽっと音をたててふたたびユウキのペニスが朝日の中にさらされた。
「おはようございます、ご主人様(はあと」
従順な雌奴隷は、激しい性行為とは対照的に淑やかな笑顔であいさつした。

「ふう。どんなふうになってるか、みせてごらん」
上半身を起こして一息ついたユウキが新たに命じる。
「……はい」
頬を染め消え入りそうな声で答えたレイコは、ユウキの側に尻を向ける。
右手をベッドに突いて上体をささえ、ユウキの目の高さになるよう中腰の体勢で尻を持ち上げた。
そして、残った左手でむっちりと肉厚な大陰唇を割り開いていく。

その間もユウキが身体のどこかに触れて、レイコに安心感を与えてくれていた。
肌を触れ合っていてさえこんなにも恥ずかしいのだ。もしこのはしたない格好で、肌が離れてしまったら?
世の中には羞恥プレイを愉しむカップルも多いが、正義の味方であるユウキは敵に対しては容赦ないが、愛人に対してはそこまで鬼畜ではなかった。

ユウキの眼前に生殖器をくつろげてみせると、恥ずかしい蜜があふれだし、糸をひいて下であぐらをかいていたユウキの足に滴った。
その光景を足の間から見てしまったレイコは、泣きたいほどの羞恥心に焦がれたが、ユウキの命じた体勢を解くこともまた出来なかった。
そんなレイコの心中を知ってか知らずか、ユウキは子供っぽい感想を口にする。
「うん、おいしそう」

尖らせた舌がいきなりレイコの秘穴を穿ち、別の種類の唇同士が重なり合う。
レイコにとっては恥ずかしくもうれしいことに、実はこちらの唇がユウキのファーストキッスの相手だった。
「はあーん、ふーんん」
舌が踊り唇がわななくと、なんとも形容のしようがない快楽の波がレイコを襲い、艶やかな声で鳴かせた。
奉仕する者とされる者を入れ替えたこの行為は、今の二人の精神状態にとって背徳的と言っていいほどの後ろめたさと、表裏一体の官能与えるのだった。
「ああん、あああん」
舌と唇の愛撫だけで、レイコはこの朝はじめての絶頂に達してしまった。
手足がくずおれヘッドの上に倒れこむ。
91性戦士ユウキ外伝 第1.5話『レイコの朝』4:2009/03/15(日) 13:19:28 ID:guhYC4bs
しかし、しばしのあいだ刺激を与えられず、それでいて前戯に興奮をみなぎらせたユウキは、すぐさまレイコの中へと押し入った。
ズニュッ、ドクドクドクドクドクッ
ヒクヒクヒクヒクヒク
声を上げる暇もなく、興奮しきったユウキのものは、ほんの少し休息しただけで早漏ぶりを発揮して、挿入直後に射精してしまった。
そしてそんなユウキに反応して、逝ったばかりのレイコも連続してふたたび膣をヒクつかせた。
それは、連日の行為の果てに得た、二人だけの感覚だった。

レイコを連れ帰ったその晩は、激しい情動に突かれて一方的に犯すだけだったユウキ。
しかし翌日からは、人生二度目の絶頂で得たあの同時オーガズムの永々と続く感覚の再現を目指した。
自分が先に逝きそうになったら動きを止めクリトリスを攻めてみたり、レイコが先に逝きそうになったらピッチを早めて追いつこうとしてみたり。
そうしたことを繰り返すうちに、レイコは子宮に熱い精を浴びせかけられることで、ユウキは膣のヒクつきに感応することで、条件反射的に同時オーガズムを迎えられるようになっていた。

これもナノマシンの働きなのだろうか?
ユウキは、これだけは違うと信じたかった。
二人の肉体がもたらした神秘。愛の結晶と言ってもいい。
そんな中二病的なことを考えるあたり、やっぱりユウキも男の子なのだった。

初夜は堪えられた膣のヒクつきで、ユウキも達することができるようになったのは、ユウキのペニスの成長も関係がある。
大きさは増したのに、感度はそのままなのだから、当然といえば当然のことだった。
92性戦士ユウキ外伝 第1.5話『レイコの朝』5:2009/03/15(日) 13:19:45 ID:guhYC4bs
「こっちをむいて」
ユウキは同時オーガズムの余韻が少し落ちつくと、改めて攻めるためにレイコを仰向かせた。
レイコとの行為の中で、ユウキが最もお気に入りなのが正常位なのだ。
それにはレイコの性器の特性が関係していた。
奥まで突き上げると、肉付きの良い大陰唇がマシュマロのような感触で、ふんわりとユウキの下腹部を押し返す。
ユウキの知識のうちには無かったが、それは俗に「まんじゅう」と呼ばれる名器とされるものの一種だった。
その特性は後背位などでは充分には堪能できない。
乳房も同時に味わえる屈曲位も悪くはなかったが、それでは乱れるレイコの表情を鑑賞できない。

レイコは連続した絶頂にぐったりと疲れていたが、ご主人様に命じられるままに身体を開く。
そして、かつては無理だった長いストロークで、パンパンと小気味いい音をたてながらユウキが腰をぶつけてくると、負けじと突き上げるように迎え腰を使った。
「うんっ、うっ、うっ」
「ああ、ああん、ああ」
二人の同調するように、同じタイミングで声を上げながら高まって、登りつめていく。
ドクッヒクッドクッヒクッ
どちらが先だったのかどちらが解らないほどに、そしてどちらが脈打っているのかも解らないほどに、二人の生殖器は溶け合い分かちがたく結びついたのだった。

まだ余韻に浸って入れたままの体勢だったが、多少の冷静さを取り戻したユウキがつぶやく。
「きょうはガッコウいかなきゃ」
レイコに溺れて数日間学校を休んでしまっていたのだ。
そこには、レイコに出会う前、ほのかな恋心を抱いていたサオリ先生が待っている。
「ふぅぅぅん」
レイコが物悲しげに鼻を鳴らすと、ユウキは苦笑気味に答えた。
「おフロはいってからね!」
もうしばらくは、朝のご奉仕が続けられそうだった。
93名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 14:35:39 ID:7BqEanCU
神 降 臨
94名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 02:21:10 ID:sYBgR3nN
gj!今後の展開に期待!
95名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 23:49:39 ID:mQ+qWaq0
待ってくれてる人も居るみたいなんで、まだ半分だけど第二話前半を投下。
「ウフフッ、気持ちいいでしょう?」
「グスッ、もう、止めてください」
夜の体育用具室にいかにも淫蕩な女の声と、涙交じりに哀願する声が響き、その合間にクチュクチュといやらしく湿った音が流れた。
二人の女が体を重ねている。
オープンビスチェとガーターストッキングで身を固めた上の女はインジョーの百合魔人マイ。
裸に剥かれているのになぜか眼鏡だけはかけたまま縄で縛り付けられている下の女はユウキの担任教師サオリ先生だった。

「可愛い顔してその歳でまだ処女だなんて、あなたも男嫌いなんでしょう? 私が女同士のよさを教えてあげる」
マイはそう口上しながら、女性器同士をこすりつけ、淫蕩な笑みを浮かべた。
騎乗正常位と呼ばれるレズ独特の体位で、剥き出しのクリトリス同士を直にこねる。
奥手のサオリは、オナニーの時でさえ今日までクリトリスを剥き出したことなどなく、包皮の上からなぞるだけだった。
そんなサオリにいきなりこの上級技は強烈すぎた。
最初は嫌悪がつのるだけだったが、徐々にその感触に興奮しはじめていく。

「はぁ、はぁ、はぁ」
サオリの息が荒くなり、性感以外には何の役にもたたない小さな器官が硬くなっていく。
敏感にサオリの充血具合を感じ取ったマイは、乱暴なほどに腰を蠢かせ、自分のクリトリスを使ってサオリのクリトリスをこねくり回した。
二人の微妙な部分がこすれ合う音はより粘性を増し、サオリを未知の領域へと導く。
女の性感は二段階の領域があり、経験が少ないと小さな方の頂点をオーガズムと勘違いして、そこまでで留まってしまうことがある。
サオリもそうだった。
百合魔人マイの手により、強制的にこれまで絶頂だと勘違いしていた領域を飛び出し、本当の絶頂へ向けて昂ぶっていく。

「あん、あっ、ああん」
これまでのサオリは、こんなに大きな声で喜悦を表したことはなかった。
あえぎ声などすべて演技だと思っていた。
しかし今は、こらえようもなく声がでてしまう。
「くぅ、ふぅん」
上の方からも、こらえ切れず漏れてしまった声が聞こえてくる。
だが当然のことながら、マイはサオリよりもずっと冷静だった。
どこに隠し持っていたのか張り型を右手に取り出し、タイミングを計っているようだった。
百合魔人マイの最大の愉しみは、捕らえた処女を強制的に絶頂に至らせ、その瞬間に処女の証を奪うことにあった。
「やめろ! サオリせんせいのバージンは、ボクのものだ!」
謎の情報源からサオリのピンチを知って駆けつけたユウキの声が響く。
それは今朝久しぶりに再会したときから考えていたことではあったが、インジョーの魔人などではないサオリを犯すことにはためらいがあり、今日一日では実現していないことだった。
しかし今、サオリの貞操の危機を目の前にして、思わずユウキの本心が口を突いてしまったのだ。
「ふん、そこで見てなさい」
ユウキの出現に、マイは張り型を腰に装着することをあきらめ、手で押し込んで処女を奪おうとする。
「やめろー、ヒュプノアイ!」
状況はともかく、サオリのあられもない姿を目にして、ユウキの分身は正義の心に燃えていた。
正義のパワーが炸裂するかに思われた。

偶然が作用した。
ひいっと声を上げて、顔をかばうようにマイが持ち上げた張り型の基底部の金属面が、鏡のように作用してヒュプノアイを跳ね返したのだ。
「しまった!」
拡散して不完全な効果とはいえ、ユウキはその場にガクッと膝をついた。
勝利を確信したマイは、余裕の行動にでた。
「ちょっと待ってなさい」
そう言って本物の絶頂直前まで追い詰められたサオリの頬を撫でると、おあずけ状態のままにして腰を上げユウキに近づいていった。

ふらふらのユウキを足蹴にして仰向かせると、その顔面にまたがり腰を落としていく。
「ほらお舐め! お前の舌が女を満足させられるか試してあげる。上手にできたら、あの娘のおっぱいぐらいは吸わせてあげるわ」
マイは子供と思って侮っていたが、ユウキにとっては千載一遇の逆転のチャンスだった。
レイコとの性活では封印した禁断の技、駐屯クンニが炸裂した!
剥き出しになったクリトリスをチュッと吸い上げると、硬くした舌先でトントントンッと連続して弾く。
サオリへの愛撫で自身も昂ぶっていたマイに対してその口撃は強力に作用し、逃げる暇も与えずに一瞬で昇天させた。

「おおおおうっっっっ!!!」
獣じみた歓喜の声をあげ、マイの意識が遠のく。
ふらり、ゴツン、ドサッ
マイにとっては場所が悪すぎた。
体育用具室という狭い中にゴチャゴチャとものが置いてある場所でふらついたのだ。
頭を打って気を失うのも必然だった。
ユウキはマイのことはひとまず放って、這うようにしてサオリの元へと向かう。
「ぁあ熱いぃ、なんとかしてーー!!」
絶頂寸前でおあずけにされたサオリは、気も狂わんばかりにして叫んでいた。
縛り付けられた状態では、自分で慰めることもできない。
長い髪は乱れ、ずれた眼鏡の奥の閉じられたまぶたからは涙が流れ出している。
それでもなお美しいこの人をなんとかしなければ!
ようやくヒュプノアイの効果が切れたユウキは、ためらいを振り払いM字に開かれて固定された股間へとまわりこむ。
するとユウキの目に、想像以上に美しい光景が映し出された。

白い喉、くっきりと浮き出た鎖骨、母のいないマザコンのユウキを魅了するEカップの乳房と対照的にたおやかなくびれ、そこからまた急激に盛り上がる腰。
そして剥き出しの股間には、いかにも柔らかそうな恥丘を飾る逆三角形の薄毛、薄い唇は赤く充血してハート型に開いている。
その合わせ目には淫女の虐待を逃れ、ふたたび大半を鞘の中に隠してしまったピンクの宝石が一粒。
目を落とせば、本来なら淑やかな小さな穴には白い皮膜が張り、皮膜の中心の更に小さい穴から今は男を求めてジュクジュクと白濁した粘液があふれている。
あまりの絶景に思考停止したユウキは、百合魔人がやろうとしていたことを再現しはじめた。

まずは右手の親指と人差し指で姿を隠したピンクの宝石をつまみ出し、クリクリと転がすように撫でてやる。
「あん、あん、ああん」
サオリの口から、狂おしい叫びに変わって安定した悦びの声が流れ出す。
その様子を確かめたユウキは、左手をそえて分身を皮膜の中心へと導き、本来なら月経血やその他のものを流れ出すために開いている穴から、先触れの汁とトロトロと流し込んでやりながら来るべき瞬間にそなえた。

「ああーーーっっっ」
サオリが歓喜の声を上げた瞬間を逃さず、プチッと処女膜を突き破ってユウキのペニスが侵入する。
そのまま一気に子宮口まで突き上げると、サオリの膣の脈動につられてドクドクと射精しはじめる。
処女のサオリと結ばれる瞬間に、まさか同時オーガズムを経験できるとは想像もしていなかったユウキは感動に打ち震えた。
ユウキが放出を終えてもまだ、女の永い絶頂にサオリの膣は脈動を続けていた。
興奮冷めやらぬユウキは、その動きにつられて続けざまの射精を再開する。
ドクッドクッドクッドクッドクッドクッ
連続射精の想像を絶する快感の中で、ユウキの前に真理の扉が開かれた。
この瞬間まで、ユウキはインジョーの魔人を倒すことが正義だと思い込んでいた。
だが、それはかりそめの正義に過ぎなかった。
いい女を犯し、快楽の虜として堕とし、雌奴隷として自らの所有物とする。
それこそが真の正義だった。
覚醒したユウキに、もはやためらいは無かった。

精子量と反比例して精液に含まれるナノマシンは、最初の二度の射精ではほとんどサオリの胎内には流れ込んでおらず、破瓜の痛みの沈静と膣内性感帯の開発という女に対する基本機能をはたして活動を停止していた。
だが、覚醒したユウキにとっては、それで充分すぎる助けだった。
「……須…藤…くん?」
絶頂を越えて明瞭さを増したサオリが状況を認識しはじめる。
「なっなんで、えっ、いや、いやーーーーーっっっ!」
まだ幼いと思い込んでいた教え子に、はじめての秘所を犯されていることを認識したサオリの絶叫がこだまする。

ユウキは無言で腰使いをはじめた。
処女を失ったばかりの狭い膣には、ユウキの細身のペニスが、むしろちょうどあつらえたようにフィットした。
隙間無く密着し、同時に子宮口のすぐ近くにある突起物をも的確に突き上げる。
「あっ、すっ、ああ、須藤うぅ、くぅーーん。だめ、ああ、だめっ」
教育者としての理性から、サオリはユウキを止どめようと説得らしき言葉を口にしたが、あえぎ声交じりではむしろ誘っているようにしか聞こえなかった。
それもすぐに、ただのあえぎに埋没していった。
「ああ、あああ、ああん」

つい先ほどクリトリスでの絶頂をはじめて経験し、処女を失ったばかりの女が、本来なら最も開発が難しいとされるポルチオの快楽に酔う。
人によってはクリトリスよりも強烈だという、子宮を揺らす未知の快感にサオリの清純さは侵食され、例えこれ以上ナノマシンの助けが無かったとしても、すぐにもユウキの従順な雌奴隷へと堕しただろう。
そして、先ほどとは別種の絶頂がサオリを襲う。
「あっあっあああああ」
膣は先ほど以上に蠢き、ふたたびユウキを連続射精へと導く。
レイコ相手では起きなかったその反応は、ユウキの興奮度、通常の意味での恋愛感情に依拠していたが、この時はまだそのことに気付いてはいなかった。
100名無しさん@ピンキー:2009/03/17(火) 14:44:43 ID:9Ad2yCkJ
ユウキの目的www
101名無しさん@ピンキー:2009/03/18(水) 06:30:41 ID:UDS0InIZ
おはようございます。
昨夜はなんだかノらなくて、ユウキの第二話後半しあがらなかった…orz
こんな作品でも、意外と気合入れないと書きあがらないものでして。
代わりと言ってはなんですが、息抜きに書いた>>53-55のアレンジバージョンを投下します。
102女体採集:2009/03/18(水) 06:31:17 ID:UDS0InIZ
●7月25日 はれ
今日からなつ休みの自由けんきゅうに、女体さいしゅうっていうのをすることにした。
さいしょだからママをつまえた。
さいしょはあばれてたけど、しばらくしたらおとなしくなったからピン止めしてあげた。
ぴゅぴゅっておしっこじゃないのが出た。
とてもきもちよかった。
でもママはママとそんなことしちゃいけないって言ってた。
だから明日からはちがう人にすることにした。

●7月26日 はれ
今日はおとなりのタカシくんのママをつかまえた。
タカシくんのママはボクのママよりおっぱいが大きいからちゅうちゅうすってみた。
おっぱいから何も出なかったけど、おいしい気がした。
よだれもいっぱい出た。
そのあとピン止めしてあげたら、やっぱりぴゅぴゅっておしっこじゃないのが出た。
きのうよりいっぱい出た。

●7月27日 くもり
としょかんに行ったら受けつけのおねーさんがキレイだったからつかまえてみた。
服をぬがしてみたらタカシくんのママとおんなじぐらいおっぱいが大きくてびっくりした。
ちゅうちゅうしながらピン止めしてあげた。
おしっこじゃないやつは今までで1ばん出た。
おっぱいをすいながらピン止めするのが正しいんだと思った。

●7月28日 はれ
やり方がまちがってたからタカシくんのママをつかまえなおした。
おっぱいちゅうちゅうしながらピン止めしてあげたら、いっぱい出た。
すごくきもちよかったからもう1回ピン止めしてあげたら、ピクピクするだけでぴゅぴゅっは出なかった。
でも2回目もきもちよかったから、明日からは2回ずつすることにした。

●7月29日 はれ
海に行ったら女子大生のおねーさん2人ぐみがいたからつかまえた。
2回ピン止めするってきめたら2人だったからこまった。
しょうがないから2回ずつぜんぶで4回ピン止めしてあげた。
ぜんぶ気持ちよかったから回すうはきめないことにした。
ぴゅぴゅっは2回目まで出たからりょうほうのおねーさんに出してあげれた。

●7月30日 雨
雨だからデパートに行ったらエレベーターのおねーさんがキレイだったからつかまえた。
せい服がぬがしづらかった。
おっぱいはちっちゃかった。
でもちゅうちゅうすったらいがいとおいしかった。
ぴゅぴゅっが3回目まで出たから、出なくなってもそのまま6回までピン止めしてあげた。
すこしいたくなったけど、でもきもちよかった。

●7月31日 はれ
ホテルのプールに行ったら外人のおねーさんがいたからつかまえた。
ピン止めの穴の色がピンクでキレイだった。
でも穴が大きすぎてボクには合わなかった。
がんばったけど、ぴゅぴゅっは出なかった。
103名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 00:31:40 ID:WETrHDHR
GJ!
104名無しさん@ピンキー:2009/03/19(木) 20:41:36 ID:VPOWIOmA
ノリだけでユウキの第一話を書いてしまったため、致命的な一文のせいでどうしてもキレイにまとまりません。
矛盾を承知でとりあえず書き進めてますが、待ってくださってる方は、もうしばらくお待ちください。
こんなことばかり書いてると「お前の日記じゃない」と言われそうなので、オリ設定を。

時は平成年間、徳川の御世も四百余年の長きに渡り、天下泰平の頃のことでございます。
近頃世間で流行しますは、息子の成長自慢に元服前に如何に早く筆おろしさせるかということでございました。
一方で箱入り娘を求めるのも世の習い。
かくして女体の神秘を知り尽くした年端も行かぬ少年と、二十歳を過ぎた年頃の箱入り娘の組み合わせが、世にあふれているのでございました。
105名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 15:26:25 ID:cm5twoXb
保守
106名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 19:46:40 ID:jBUmCA5C
一向にユウキを進めず、また浮気してしまいました。
今度は>>73を基本プロットに、少女は出したくなかったので、お姉さん×3に改変して。
少し作風を変えて、黒表紙本みたいなシリアスは感じです。
107「とある三姉妹と幼い兄弟」前編1:2009/03/21(土) 19:48:46 ID:jBUmCA5C
ある晴れた8月の金曜日のまだ早い夕刻、通勤電車にスーツ姿の女が1人、見るとは無しに車窓から外を眺めていた。
ガラス面に映し出されたその顔は、アーモンド型の双眸と男好きのする厚めの唇をたたえ、流麗なあごと豊かな波打つ髪がおおっていた。まず一級の美人と言っていい。
普段より早く仕事を切り上げたアヤは家路を急いでいた。
28歳にして上場企業の主任の地位にある彼女は、典型的なキャリアウーマンの道をひた走っている。
充分に美しい容姿と理想的なプロポーションをしているにも関わらず、ややキツめで真面目一方の性格と優秀すぎることが相まって、職場や取引先の男性陣が声をかけづらい雰囲気があった。
無論、恋人もいない。
しかし自宅には、そうした屈託に関係がない『男の子』が2人待っているはずだった。
共働きの隣家の従姉夫婦から、アヤとはやや歳の離れた気楽な女子大生の2人の妹達が、夏休みの日中、幼い兄弟を預かっているのだ。
――いまごろ4人で仲良く夕飯の準備でもしてるのかな
妹達と、よくなついたかわいらしい2人のいとこ甥の微笑ましい光景を思い浮かべると、つい顔がほころぶ。

早い帰りを知らせていない4人を驚かせようと、アヤはそっと玄関をくぐった。
カイ外赴任中の父と連れ添った母のいない三姉妹だけの家で、リビングの方から男の子の混じった嬌声が聞こえてくる。
天井の高い廊下に反響して何を言っているのかはわからなかったが、4人の楽しげな声に胸躍らせながら、足音をたてないよう、しかし足早にリビングへ向かいドアノブに手をかける。
「何してるのー? お姉ちゃんも仲間に…………」
開いたドアの先に展開されていたのは、彼女の世界観を根底から崩壊させる光景だった。
4人が裸で絡まり合っていたのだ。
2つのマットレスを縦につなげた上で、一方には、仰向けに寝そべりひざを腋へと大きく持ち上げた次女のアイと、その上にのしかかり胸にうずもれる弟のカイくん。
もう一方では、お姉さん座りのような形から上体を前倒しにした三女のアミを、後ろから兄のリクくんが貫いていた。
そして、上下たがいちがいに向かい合った2人の妹達は、お互いの唇を貪りあっている。
あまりの光景に声もなく茫然自失の、そして致命的な数瞬がアヤの傍らを流れていった。
108「とある三姉妹と幼い兄弟」前編2:2009/03/21(土) 19:49:06 ID:jBUmCA5C
凍りついた空気の中で、最初に冷静さを取り戻したのは2人の妹達だった。
目でうなづきあうと、裸身のまま素早く姉の左右へと回り込む。
「あ、あなたたち、こんな、こんなこと……」
うまく舌がまわらず喜劇のようにどもる姉を、それぞれに美しい妹達が両サイドからがっちりと捕らえる。
並んだ3人の容姿の違いは、歳が下がるごとに唇が薄く、目が大きく、あごが丸みを帯び、髪が真っ直ぐに、短くなっていくことだった。
アヤが大人の艶っぽさをたたえているとするなら、アイは年頃の輝かしさを、アミはまだ完全には少女の香りが抜け切らない可愛らしさをそなえ、誰が見てもお好み次第の美人三姉妹と言える。
「姉さん、仲間に入りたければ、もっと早く言ってくれればよかったのに」
「そうそう、そうすればコソコソする必要なかったんだよ」
姉に比べてやや薄めのアイの唇から、からかうような言葉が流れ、アミが相づちをうつ。
「ちがっんむ…」
反論は、アイの唇にふさがれて言葉にならなかった。
「リッくん、カイくん、アヤねえちゃんも仲間に入りたいんだって。入れてあげる?」
言いつつアミは2人の少年を振り返ったが、答えは聞くまでもなかった。
中断された交わり。目覚めさせられた肉欲。他に解消方法を知らない幼い2人の股間のものは、新たな女の肉に飢え、怒張しきっていた。

2対1、妹達を手伝う兄弟を入れれば4対1では、多少の抵抗など無駄なものだった。
アヤはあっという間に全裸にされ、脱がされたパンストで後ろ手に縛り上げられた。
口には裏返しにした自身のパンティを押し込まれ、その上からタオルで縛られるという簡易さるぐつわまで噛まされている。
そして左右のひざを押さえつけられ、強制的にM字開脚を強いられていた。
ひざを押さえる左手は弱めずに、空いた右手の指を逆V字にしてアヤの秘所を暴きながらアミが言う。
「リッくん、おいで」
「あっ、ずるい。カイに先に犯らせてあげようと思ったのに」
すかさずアイが口をはさんだ。
「いいの! 初エッチはアイねえとお風呂でしたカイくんが先でしょ。だから初レイプはリッくんが先なの!」
何が『だから』なのか、アミは理屈にならない理屈を迫力で押し切ると、改めて自分のパートナーをよびよせた。
109「とある三姉妹と幼い兄弟」前編3:2009/03/21(土) 19:49:30 ID:jBUmCA5C
「ほんとにいいの?」
興奮しきっていても、本来やさしい少年の素顔がのぞく。
「アヤねえが自分から仲間に入れてって言ったんだよ? リッくんも聞いたでしょ?」
「…うん」
少しばかり認知心理学の心得があるアミは、縛り上げるまでに何度も「仲間に、入れて」まで言いきったのだと、繰り返し強調し既成事実化することで幼い記憶に改変を強いていた。
その言葉も、本来ならゲームでもしている仲間に入れて、だったのだろうということにすら気付かせていない。
アヤはうんうんと呻きながら目で少年に訴えかけたが、アミと言葉を交わすリクの目は、アヤの方を向いてはいなかった。

ずにゅっと、一気にリクがアヤの奥へと侵入してきた。
「あっ、おくまでとどいたよ」
「アヤねえいいんだー」
リクの報告に嫉妬しつつ、アミは長姉に対する嗜虐心を新たにする。
日々繰り返される交わりで、リクの器官は急速に成長しつつあったが、アミにはまだ少し短く、負担のかかる体位でしか奥を突き上げる快楽を得ることはできない。
対して上付きで深い挿入を得やすいアヤの身体は、正常位ですら奥までとどくのだった。
そしてリクは、最初から急ピッチの腰使いをはじめた。馴れた大人なら、ゆっくり愉しむために遠慮して射精直前にしか使わないような抽送だが、幼さにまかせたその動きをアミは矯正していない。
「んん、んんんっ」
あまりの激しさに、さるぐつわを噛まされたアヤの口から呻きが漏れた。

「でるーっ」
「いいよ、そのまま膣内(なか)で出しちゃいな」
「んー、んーー」
2分ももたずリクは一気に達しようとしていた。朝から繰り返されたアミとの交わりで、この時間では既に透明な液しか出ないのだが、長姉を貶めるために三女はあえて膣内射精を強調する。
そんな2人の声に背徳心を煽られたアヤは、必死にあらがう呻き声をあげたが、筋肉がこわばり幼いリクのものを締め付けてしまうのだった。
「ううぅ」
「んーーーーっ」
ピュッピュッと粘性の薄いほとんど子種を含まない、しかし熱い液体がとうとうアヤの子宮を直撃し、いっそう大きな呻き声が響く。
「ふうう」
大きく息をついてリクの身体がアヤの胸にもたれかかる。胎内のものはゆっくりと軟化しつつあった。
しかし、アミが手をやって陰嚢を撫でてやると、半勃ち状態からそのままムクムクとふたたびアヤの胎内で硬化する。
「すごいでしょう。2人ともすぐ回復しちゃうんだよ」
アミが言うと、アヤの胸に顔をうずめたままのリクの腰が、急ピッチの抽送をほとんど間をおかずに再開しはじめるのだった。
110「とある三姉妹と幼い兄弟」前編4:2009/03/21(土) 19:49:45 ID:jBUmCA5C
「リク、ちょっとストップ!」
アイの命令が飛んだ。
「なんでよー」
アミは抗議したが、リクは素直に腰の動きを止めていた。4人の、いや、今や5人の中で最大の権力者は、最初に禁を破ってカイの童貞を受け入れたアイなのだ。
「いいこと思いついたの。カイも一緒に犯らせてあげればいいじゃない」
疑問顔の妹にさらに言葉を重ねる。
「こっちの穴が空いてるでしょう?」
そう言ってアイの手が、リクの陰嚢を愛撫していたアミの手を下のほうへと導くと、確かにそこにはもうひとつ穴が空いていた。
「あ、なーるほど」
「なぁに? ダジャレ?」
クスクスと笑いあう妹達の声を聞きながら、すっかり抵抗をあきらめたアヤの瞳から、一筋のなみだが流れ出していた。

妹達の手により、リクのものが抜けてしまわないように、慎重に体位を入れ替えさせられたアヤは、華奢な少年の身体の上でうつぶせになっていた。
ちょうどよい位置にあった右の乳首はリクに舐めしゃぶられ、残った左の乳房にはアミが取り付いている。
そして、三姉妹の共有スペースであるリビングに置かれた鏡台から引っ張り出された乳液が、アイとカイの2人がかりの手指で丹念に裏門へと塗り込められていく。
「ぬるぬるになったね。どう、カイ、気持ち良さそう?」
「うん。きもちよさそう」
「そっかー、でもカイはこっちの穴を使うのははじめてだから、お姉ちゃんが手伝ってあげるね」
「うん!」
いま口がきけるただ2人の会話は、そこに含まれる単語さえ違えば、帰りの電車の中でアヤが想像していた光景そのものだった。
111「とある三姉妹と幼い兄弟」後編1:2009/03/21(土) 19:50:09 ID:jBUmCA5C
実際、アイは親戚のお姉さんとして、少年達に母性に似た愛情を抱いていた。
ただそれに、世間的にはなかなか認められない愛情が付随していただけだと考えている。
児童虐待だとも考えていない。一緒に入った風呂で先にアイの体に興味を示し、幼いものを勃起させたのはカイの方であり、その想いに応えただけだ、と。
その嗜好から、年齢と容姿に比して男性経験の少ない、カイの前にはただ1人高校の2年後輩しか知らないアイが、他に勃起の解消方法を知らなかったのも無理はなかった。
年齢を別にすれば、結婚さえ認められている間の愛し合う男女が結ばれることを、なぜ、ためらい後ろめたく思う必要があるのか?
古来、性に鷹揚な日本では、幼児での結婚など珍しいことでもなかった。なぜ、欧米追従のキリスト教的価値観で、自分達の情愛が否定されなければならないのか?
そんなことまで考えているのだった。
真面目というより、そうした外来の価値観に染まった姉を『主人』に犯させるのも、姉の価値観では口外できない関係に巻き込んでしまうことで、口を封じるためだった。
嫉妬はある。
しかし、姉から少年達の両親に告げ口されれば、秘密の関係が壊されてしまう。

その深い情念から、アイは後から抱きしめるようにしてカイのものに右手をそえて姉の肛門にあてがうと、自分の腰で少年の腰を押しすすめていった。
ぬるり、とカイの細身のものが飲み込まれていく。
しかし尻肉にはばまれて、半ばまで埋まったところで先へとすすめなくなった。
このままカイが自由に腰を動かせば、すぐにも抜けてしまうだろう。
「カイ、お姉ちゃんと一緒に動いて」
アイは両腕でカイの身体を抱きしめると、円を描くようにして腰を蠢かさせた。
「んっ、んっ」
姉の口から甘い響きを伴った呻きが漏れる。
アミも口に含んだ乳首が硬くなりはじめていることから、長姉が感じていることを知った。
112「とある三姉妹と幼い兄弟」後編2:2009/03/21(土) 19:50:22 ID:jBUmCA5C
なぜ自分が背徳の関係に感じているのか、姉には理解できないだろう。
アイと同じく、アヤも少年達に母性を感じていたはずだ。そのことには確信がある。
世の母親たちは、なぜ息子の嫁にあれこれと口出ししトラブルを起こすのだろう? それは嫉妬の裏返しなのではないのか?
母性とは、人間の愛憎の中でもっとも性愛に近い、容易に交感可能な感情なのではないか……それが、アイの考える答えだった。
同時に、姉に対する激しい嫉妬心も湧いてくる。
もし逆の立場だったら、自分だったらどれほどの歓喜を味わえたことか。
前の穴はいまやカイ専用の、いつかカイの子を身ごもるためのものだったが、同時にリクに後を貫かれたら…
想像するだけで背筋をゾクゾクとしたものが駆け上がり、股間をしとどに濡れさせた。
アミも同じように感じ、こちらは行動に出した。すっかり硬くなった口に含んだ乳首に歯を立て、長姉を恥痛に泣かせたのだった。

「これ、すっごいキモチいいよ。なかでおにいちゃんのおチンチンとこすれてるみたい。おしりもすっごくキツくて、はむっ」
姉の身体でカイが感じる感想など聞きたくなかったアイは、大きく首を回し込んで唇でカイの口をふさいだ。
舌をもぐりこませて舐めあい啜りあう。
「はぁ、はぁ、アイおねえちゃん…」
唇を離すと、トロンとした目をして荒い息を吐きながらカイがつぶやいた。
「カイはどのお姉ちゃんが一番好き?」
女の業だろう。アイとしては、最愛のカイが姉を貫いているこの状況では、聞かずにはいられなかった。
「…アイおねえちゃ、はむっ」
一瞬間は空いたが、はっきりと自分の名前があがるのを確認したアイは、ふたたびキス攻勢に出た。
「リッくんはどう?」
2人の会話を聞いていたアミが、姉の乳房から口を離して聞く。
「ぷはぁ、アミねえちゃんだよ!」
その答えに、不自由な体勢ながら嬌声をあげてリクに抱きつくアミ。
正妻と肉便器とを分かつ、アヤにとっては残酷な2人の答えだった。それでも、あるいはそれだからこそなのか、いっそうアヤの性感は高まっていく。
113「とある三姉妹と幼い兄弟」後編3:2009/03/21(土) 19:50:33 ID:jBUmCA5C
そして、
「あっ、おまんこがヒクヒクしてるよ。アヤねえちゃんもしかたったって、ホントだね!」
リクが声を上げて喜ぶ。この瞬間まで抱えていた、本能的なレイプへの罪悪感から開放され、すっかり4人の肉奴隷となったアヤを犯すことへのためらいが無くなった。
「こっちも、はむっ」
何か言うたびに唇をふさがれてしまうカイは、最後まで感想を口にすることはできなかったが、後ろの穴まで繋がっている括約筋が収縮するのは、カイも感じ取っていた。
「もう、1人でできる?」
ふたたび唇を離したアイが、やさしくカイに確認する。
「うん、だいじょうぶ。でもアイおねえちゃんといっしょがいい」
うれしい答えを聞きながらも、アイはそっと身体をカイから離す。
「今日は2人ともお泊りしていくでしょう? お母さんに電話してきてあげる」
「うん」「うん!」
同時に少年達の元気な答えが返ってくる。
まだ、夜ははじまったばかりだった。

おしまい。
114名無しさん@ピンキー:2009/03/21(土) 23:24:37 ID:9rLKnLWG
GJ!
115名無しさん@ピンキー:2009/03/22(日) 22:44:35 ID:sC2bQ6pB
レスが遅すぎるけど>>102がすばらしい。
おねえさんにぴゅっぴゅっしてえ!!

>>107
アヤおねえさんにハァハァ…!!!
襲われるお姉さんはマジで良いな!
116名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 04:53:10 ID:aOAyYiNY
最近なんか朝がやたら早い。

そういうわけで、今度は>>36を元ネタに。
相変わらず自分向けに改変してますが。
しかし、自分のストライクゾーンの狭さにウンザリしますね。
何書いてもシチュエーションが違うだけの同じパターンばっかりになる。
誰か他の書き手が現れてくれないものか。
自分には輪姦とか中学生とかのネタは書けないんで。
117「寝ている姉に…」1:2009/03/23(月) 04:53:58 ID:aOAyYiNY
瞳と悠太は、姉弟とはいえ15も歳がはなれている。母親が違うからだ。
その悠太の母は、父とともに法事で親戚の家へ行っていて、今日は居ない。
瞳は風呂上りにガウンを着て一人で酒を飲み、今はリビングの床で寝てしまっていた。
酒乱の気のある瞳は、酒が入ると子供にするようなものではない話を悠太に聞かせ、少年はすっかり耳年増になってしまっている。
それどころか、口移しで無理矢理酒を飲ませたりパンツを脱がせたりと、様々な性的いたずらをほどこすのだった。
そして今日、両親不在で暴走した瞳は、とうとう悠太の包皮剥離までしてしまった。
激痛に泣かされたあと、床にのびている姉。
――悪いお姉ちゃんにはお仕置きが必要だ!
そう、悠太は心に誓うのだった。

2階の自室からおもちゃの手錠を2つ持ち出した悠太は、それを寝ている姉の手首と足首にかけていく。
右手首と右足首、左手首と左足首とがそれぞれ繋がれた。
普通に手錠をかけたのでは、姉が起きだした時に悠太の力では押さえきれない。
しかし、このかけ方ならそうそう瞳も暴れられないはずだ。そう考えてのことだった。
手錠はプラスチック製だったが、子供のおもちゃというものは、投げつけられたりぶつかったりしても壊れないよう、意外と頑丈にできているものなのだ。
――さあ、どうしてやろうかな?
そう考えながら姉の肢体を見回すと、ガウンがはだけて下着も着けていない下半身があらわになり、黒々とした繊毛が見え隠れしていた。
――おまんこっていうのを見てやろう!
幾度もパンツを脱がされたことがある悠太は、それを当然の権利だと思うのだった。

下半身の側に回り込み顔を近づけると、先ほどは黒々と見えた繊毛が薄く感じられた。
悠太も母親と風呂に入らなくなって久しいが、記憶の中の母よりも薄いようだ。
その下の割れ目からは、紅い舌のようなものが微かにのぞいている。
その光景を見ただけで、悠太の胸は激しく鼓動し、下半身が充血してきた。
苦しくなった悠太は、半ズボンとパンツを一緒に脱ぎ捨て、シャツも脱いで全裸になると、鼓動する胸をおして改めて姉の股間に近づく。
――よし!
ボディソープの残り香が鼻腔をくすぐる中、ひとつ気合を入れて意を決すると、姉の秘所に手をかけていくのだった。
118「寝ている姉に…」2:2009/03/23(月) 04:54:19 ID:aOAyYiNY
悠太は両手の親指を柔肉にかけると、ぐいっと一気に秘裂を大きく割り開いた。
はじめてみる女のその器官は、あまりにいやらしい形状をしていたが、同時に美しくもあった。
舌のような襞は2枚あり、むしろ縦に開いた薄い唇のようだ。
その合わせ目には別の薄皮がかかり、プックリと膨らんでいる。まだ何か秘密を隠しているようだった。
襞の間には、小さな穴と少し大きめの穴が開いている。
大き目の方は、穴といっても単純な丸いものではなく、周辺の肉が盛り上がりいくつも皺がよって、それ自体もすぼめた唇のような印象を与えた。
微かな香りは、臭い匂いの印象を与えるにも関わらず、何故か悠太の心を妖しく躍らせた。

正体不明な衝動にかられ、悠太は瞳の秘密の唇に口づけしていた。
そして舌を伸ばし、舐め啜りはじめる。
何か味を感じたわけではなかったが、悠太の舌は、それを美味しいものと認識していた。
「はぁーーー」
瞳の口から大きなため息が漏れたが、それすら気付かず一心に、大き目の穴を穿つようにして舌を尖らせる。
「はぁはぁ、はぁはぁ」
瞳の息が荒がりはじめていた。

一通り大き目の穴を味わった舌は、別のパーツに関心を向ける。
小さな穴は舌先でつつくとキュッとすぼまった。その反応が楽しくて、三度四度と繰り返しつつく悠太。
次いで襞の部分を唇ではさみこんで、なぞるように舌を蠢かせる。それを右の襞、左の襞、また右の襞と繰り返した。
「あぁぁ、はあぁぁ」
ここまで来ると瞳の口からは声が漏れ始めていた。意識も覚醒へと向かいつつある。
悠太も声には気付いていたが、衝動は冷めやらない。
そして、悠太の舌が最後の秘密の鞘を暴こうとしていた。
119「寝ている姉に…」3:2009/03/23(月) 04:54:34 ID:aOAyYiNY
舌先が少し触れただけで薄膜はぬるりと剥け、充血しきった瞳の秘密が明らかになった。
硬くしこった肉の芽は、唾液に濡れ光って、まるで紅い宝石のようだ。
悠太は衝動のままに、その小指の先ほどの粒を咥え込み、舐めしゃぶる。
「ああっ、あああっ」
今までとは比べ物にならないほど、大きなあえぎが瞳の口を突き、下の口からは、あふれ出した熱い液体が悠太のあごを濡らす。
そして、あまりの鋭い感覚に、瞳の意識が一気に覚醒したのだった。

「ああん、なに?…ああっ」
目覚めた瞳は、自室と異なる天井の光景に一瞬混乱する。
突き上げる鋭い感覚の正体を確かめようと下腹へ目をやると、信じられない光景が展開していた。
おとなしいと思っていた弟の頭が股間にうずまり、瞳を見返したその目には、見たことの無い光がたたえられている。
「だめっ…ああ、悠太ぁ、だめっ…」
間断なく送り込まれ続ける快楽に酔いながらも、必死に瞳は言い募った。

「うるさい!」
上体を起こし、悠太が叫ぶ。
「全部お姉ちゃんが悪いんだ! エッチないたずらばっかりするお姉ちゃんが……」
顔を紅潮させ少し涙目になりながらも、姉が酒を飲むたびに繰り返された、数々の虐待に対する復讐心が悠太に渦巻いていた。

――そうか……私が悪いんだ……
悠太の言うとおりだった。
瞳にとって、悠太はついからかってやりたくなる、可愛い可愛い歳の離れた弟だった。
しかし、幼くとも男は男であり、同じことを他人にしていたのなら、レイプされても文句は言えない。
その当然の反応を、今日までは姉弟という高い障壁が、守ってきていたに過ぎなかった。
悠太にその一線を越えさせてしまったのは、瞳自身の行いだった。
酒に酔っていたとはいえ、悠太のペニスを女を犯す形状に、無理矢理剥きあげたのは自分自身だった……
120「寝ている姉に…」4:2009/03/23(月) 04:54:55 ID:aOAyYiNY
「あれっ、くそっ!」
ついに悠太が瞳を犯そうとしていたが、ぬるぬるとすべって上手く入らない。
普通の同年齢の少年なら、まだ知らないであろうその行為を、悠太に教え込んだのも瞳だった。
「あせらないで。手伝ってあげるから……」
あきらめきった瞳は、そう言って悠太を迎え入れるために腰を浮かした。
にゅるっ
とうとう剥き出しの悠太のペニスが、瞳の膣を穿った。

幼すぎるペニスには、熱く熟しきった膣肉は強烈すぎた。
入れただけでヒクヒクと脈打つ。
「ううー、あああー」
まだ精通を迎えていない悠太のものは脈打つだけだったが、生まれてはじめての快楽に、悠太を酔わせるには充分だった。
――……終わった……
悲劇のヒロインのような気分に浸りながら、瞳はそう考えていた。

だが、瞳の考えは甘かった。
成人男性であれば、一度の行為で満足しきったのかもしれない。
しかし、自意識が確立しきっていない時期に、目覚めさせられてしまった悠太の獣性は、そんな狭あいな打算など持ち合わせてはいなかった。
盛りのついた獣のように……あるいは繁殖期というものがある野生の獣の方が、まだ穏やかだったかもしれない。
121「寝ている姉に…」5:2009/03/23(月) 04:55:11 ID:aOAyYiNY
瞳の胎内で、悠太のペニスはゆるゆると硬さを失っていくかに思われたが、完全には硬さを失わないうちに、ふたたび力強さを増した。
そして、本能的に悠太が腰を蠢かせる。
「そんな、ああっ、ああん」
悠太の短いストロークでも、まだ火照りの治まっていなかった瞳の裏肉を泣かせるには充分だった。
二度目でも、一分ももちはしなかったが、完全には硬さを失わないまま、三度四度といつ果てるとも知れず、悠太は瞳を犯し続けた。
「ああんあああん」
そして瞳は、悠太の信じがたいほどの回復力に虜になって行くのだった。

それからというもの、悠太は瞳の部屋で夜を過ごした。
生理中でも構わずに、一晩に幾度となく犯され続けた瞳は、いつしか悠太の雌奴隷となっていた。
起こさなくとも定刻に起きてくるようになった、息子の成長を両親は喜んだが、それも瞳が朝勃ちにほどこすご奉仕で、悠太にすっきりとした目覚めをもたらすからだった。
――今日は絶対定時で帰ろう
朝のラッシュの中、瞳は決意する。
昨晩、ご主人様がとうとう精通を迎えたのだった。
今朝は朝一番のものを飲み下し、ようやく雌奴隷として本来の義務を果たせたような気がする。
両親より少しでも早く帰り、一度だけでも、どの穴でもご主人様に犯していただいてから、その背徳の精を胎内に収めたまま、家族団らんの場に出たかった。
122名無しさん@ピンキー:2009/03/23(月) 04:57:34 ID:aOAyYiNY
以上です。
この前回、今回と使った半勃ちからの再勃起って、リアリティ無いと思われるかなー?
自分は経験上、そうなったことがあるので、あり得る現象なんですが…

>>115
感想どうもです。
GJ!と言って頂けるのもうれしいんですが、感想を頂けるとはげみになります。
自分では抜ける文章になっているかどうか、解らないので。
123名無しさん@ピンキー:2009/03/24(火) 06:47:18 ID:4WQOLRIP
子供らしい無邪気な残酷さで、悪いことではなく、むしろキモチよくしてあげる
良いこととしてお姉さんを犯すってのをやりたい。
なんだけど、ある程度リアリティを感じられつつ、ショタにそう思わせるには、
かなーり早く初体験してて、性倫理が無い子じゃないと難しい。
そうなるとごく身近な女性、まあ母親だろうけど、母子相姦を3歳とか4歳から
してる子ってことになるのかなー。
124名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 03:08:48 ID:H6s6Oo/w
どうせもいいが、ショタといえば○×3年生の△8歳って設定は使いやすいよね。
125名無しさん@ピンキー:2009/03/25(水) 21:28:00 ID:dyYuFfLJ
笑ってこらえての○○してゴメンナサイのコーナーで
ショタが男女見分けられなくてごめんなさいって言って
おちんちん触ればわかるとか言って若い保育士さんのお触りしてたんだが
126名無しさん@ピンキー:2009/03/26(木) 11:31:27 ID:EproDg3I
うp!うp!
127名無しさん@ピンキー:2009/03/27(金) 18:09:53 ID:+qWaxRRL
無邪気なショタもいいけど、性に詳しいショタもいいと思うんだ

Sっけたっぷりのやつ
128名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 05:41:16 ID:GdVkiwSy
>>127
ショタ調教師ってのを思いついたw
年上のお姉さんとやりたいショタの依頼を受けて、拉致監禁調教するっていう
子供だから金はあんまり無いから、秘密の携帯サイトに顔写真、全身写真付きで
お姉さんのプロフィールを送ると、いい女ならタダでやってくれるとかw
129名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 05:57:03 ID:GdVkiwSy
どんどん脳内で発展していくwww

死んだ父から莫大な遺産を受け継いだ調教師は、依頼を受けると調教済みの
雌奴隷たちと一緒に転校してきて、雌奴隷とタゲお姉さんを仲良くさせる
タゲを自宅に招いたら監禁して、依頼主に性の手ほどきをしつつ、一緒に
タゲお姉さんを調教
こうして新たなショタ×雌奴隷カップルが誕生する
そうして次の依頼へと調教師は去っていく、と
130名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 06:33:04 ID:GdVkiwSy
>>128に修正、携帯だと中学生以上じゃないと無理があるから、
DSブラウザでしかアクセスできない秘密のサイトだな。
131名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 11:05:48 ID:9ZbygIO9
ショタって需要あるんだな
132名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 12:18:50 ID:SkLR0DQk
このスレの住人はショタ好きではなくオネショタ好きなんだろうな。ショタ単体では萌えない。
133名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 12:44:18 ID:56IHhWDA
この手のサイトだと、「お子様のブランチ」が有名かな。
もうずいぶん更新してないけど。
134名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 17:00:21 ID:I2BeLey2
同じショタでも、小学校と中学生で随分と印象が変わってくるとは思わないか
135名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 18:40:07 ID:oXRfFVsf
小学生→イタズラ感覚で襲う。
中学生→セックスしたくて襲う。
136名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 21:41:04 ID:0o5G8gnp
いや、小学生がセックス目的で襲うのが俺は好きだな。
一般的に無邪気と思われているからこそ、子供が邪気を帯びて大人を襲うのに興奮する。
はじめは子供だからイタズラ目的でと思っていたら、がばー!、と襲われて〜な、展開が特に好き
そしてクラスメイトと輪姦、っと。
13777:2009/03/28(土) 22:02:09 ID:GdVkiwSy
宣伝ですいません。
ここのところ自分の連投ばかりになってしまっていて、好みで無い方には
迷惑に成っているかもしれないので、ブログ作りました。
ttp://oneshota.blog38.fc2.com/
このスレに投下させてもらった作品も、加筆修正のうえアップしてます。
まだ途中ですが。

>>134
確かに違いますね。
個人的には中学生まで行くと育ちすぎなんですよね。

>>136
輪姦が書けないんですよ…独占欲が強すぎるのかな?
むしろハーレム展開の方が好きっす。
138名無しさん@ピンキー:2009/03/28(土) 22:12:37 ID:5TAGn2oO
>むしろハーレム展開の方が好きっす。
ショタがハーレム状態なのを羨ましそうに指加えてみている
高齢童貞目線でよろしく
139名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 01:15:49 ID:yZ8XyeFA
オネショタ大好きな俺にオススメのサイト教えて
140名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 08:43:31 ID:xaZ+teG+
>>139

オネショタゲーを精力的に製作しているメーカー
DOUJIN3ARIES ttp://www.doujin-3aries.sakura.ne.jp/aries-mizuki/

管理人の新作はもう何年もうpされていないのだが
少年と熟女 ttp://www.joy.hi-ho.ne.jp/celis/

鬼畜ショタ攻めならココ
お子様のブランチ ttp://www.geocities.jp/okobura2/childsbrunch.htm

オネショタ絵
脳軟化世代 ttp://nounanka.h.fc2.com/

こんなとこかな。
141名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 15:38:12 ID:dcUIyIUb
萌え.jpには子供に犯される大人の女性ってイラストいたがあってオススメ

あとは"onesyota.blog"と"身長差リョナ"でぐぐると幸せになれる

みんなで情報交換しようぜ
142名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 16:25:16 ID:VVxDcKwQ
少年と熟女の姉弟の夏は最高すぐる。あの人もう書かないのかな?結構人気あると思うんだがなぁ
143名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 18:49:52 ID:aEbejzg0
住人増えたっぽい?
今の状況を小説風にすると。
一人の書き手が巣立ち、新たなサイトが立ち上がると共に、読み手は増えたのであった。
みたいな感じか。
144名無しさん@ピンキー:2009/03/29(日) 22:03:42 ID:5qBdLA9u
145名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 09:41:30 ID:y7/SoCwR
146名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 18:30:35 ID:xn49lnZf
捕まったムチムチのヒロインがどSなショタ幹部に拷問されるのはどうだろう

鞭や電気ならショタでも十分な威力があるはず

それで失禁するぐらいいじめた後で縛ってベッドに
147名無しさん@ピンキー:2009/03/31(火) 22:21:28 ID:5DVj8fjP
ドSでもいいけど普段はあどけない子供に見えるけど
いざセクロスになると超絶テクでアハンアハン言わせるようなのがいい
148名無しさん@ピンキー:2009/04/07(火) 09:22:24 ID:2kFt40wy
ほしゅ
149名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 14:23:54 ID:y4FRa+r/
あげ
150名無しさん@ピンキー:2009/04/11(土) 16:14:03 ID:xtzROJvm
今日は町内夏祭りの最後のイベント盆踊り
櫓の上から響く太鼓拍子に合わせて、浴衣姿の老若男女が楽しそうに踊ったり、囃したり

しかし地上数メートルの櫓の上では、お目付け役の町内でも評判の美人の若妻が
太鼓係の子供たちに輪姦されていたのでした
はだけた浴衣から豊満な裸身を晒して、上下から子供にサンドイッチにされての2穴責め
面白半分に太鼓のリズムに合わせてズン♪ズズン♪と若い肉体を嬲られて
何度も何度もイカされて、全身に精液を浴びて失神してしまっても
地上では楽しい盆踊りが続くのでした
151名無しさん@ピンキー:2009/04/15(水) 21:33:35 ID:BBZUpw2J
保守。
152名無しさん@ピンキー:2009/04/16(木) 00:42:26 ID:fRk/egyw
何も知らない子供なのに、天然の女殺しで遊び半分で身体を触らせた大学生くらいの女性が
感じさせられまくって、好奇心の赴くままに全身嬲られて絶頂して欲しい
人妻ほどに経験が無い為、そのあとは子供の性技の虜になって
毎晩、ベッドの中で泣かされて欲しい
153名無しさん@ピンキー:2009/04/17(金) 19:17:33 ID:2PAnxsFi
保守
154名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 12:53:39 ID:xVDBV+bE
リトルリーグの弱小チームの監督の女コーチに
「優勝したらエッチさせてください」



まんまおっぱいバレーですね、すいません
155名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 19:31:20 ID:RbrwU8MZ
おまんこバレーですね、分かります
156名無しさん@ピンキー:2009/04/20(月) 21:43:24 ID:2GxjN+Ka
生意気てスケベな少年相撲の横綱や、体格のいいリトルリーグのエースに弄ばれるお姉さんやおばさん
親がモンペ気味+重要な選手なのでへそ曲げられると困るから担任も強く出られない
授業面倒で保健室へ。保険の先生をベッドへ無理やり引きずり込む。チームの下級生の若い母親にもセクハラ
157名無しさん@ピンキー:2009/04/23(木) 16:33:57 ID:wJMPHNy7
保守
158名無しさん@ピンキー:2009/04/24(金) 00:06:51 ID:2elT7mXd
保守
159名無しさん@ピンキー:2009/04/28(火) 18:03:09 ID://aJH4Hw
保守
160名無しさん@ピンキー:2009/04/30(木) 06:42:17 ID:ibqICVvR
しこしこと書いています。
最近はブログ作ってそこに張るのが主流なのかな?
昔はホームページビルダー(笑)を使ってたけど、面倒だなぁ
161西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/05/02(土) 20:59:10 ID:jVcFLL3P
このスレでは初めての投稿となります。よろしくお願い致します。

タイトル:『忌まわしき来訪者』
総文字数:現在約9500字
エロ:○
カップリング:小学生(五年生と六年生)×子持ち人妻(32歳)
備考:短編。一括投稿。
その他のキーワード:息子のクラスメイトに犯される母親。脅迫。凌辱。輪姦。膣内射精。膣肛二穴責め。
162西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/05/02(土) 21:01:59 ID:jVcFLL3P
『忌まわしき来訪者』

土曜日の放課後のチャイムの響く小学校。ここは六年生の教室である。
これから下校するつもりでいる小野寺武史(おのでらたけし)は、ランドセルに教科書や筆箱を移していた。
その表情は、どこか憂鬱そうだ。なぜなら、今日は"彼ら"が家に来る日なのだから。

「おい、タケシ」
クラスの中でのリーダー格である、長谷川栄治だ。
隣には彼の友人である北村純也もいる。
彼らは一様に顔をニヤニヤさせていた。

「今日はおとといの約束通り、おまえんちに遊びに行くからな」
小学生ながら、栄治の言葉は有無を言わせない威圧感を持っていた。

「う、うん」
大人しい性格の武史は、イジメっ子気質の栄治には逆らえない。従う以外の選択肢など無いのだった。




「……ただいま」

「おかえり、武史」

自宅の台所では、彼の母親である香奈美が昼食を作っていた。
部屋全体に充満している香りから、それが大好物のビーフシチューであることが武史にはわかった。
だが、自分の好きな料理が食卓に並ぶということを知っても、彼の曇った表情が晴れることはない。

「……あの、母さん」

「ん? なあに?」

「……今日、やっぱり来るんだって…………」

息子のその言葉に、香奈美は鋭くピクッと反応する。

「そ、そう。わかったわ」
明らかに戸惑っている様子の母親。"彼ら"の訪問は、香奈美にとっても忌まわしきものなのである……。

「……それじゃ、行ってきます……」

「え、ええ。気をつけるのよ」

昼食を食べ終えた武史は、"彼ら"のためにすぐに自宅を出た。
行き先はどこでも良かった。自分が家にいなければいいだけの話なのだから。

(母さん、ごめんなさい…………)

武史の胸に、嫌な思いがヘドロのように溜まっていく。
母が作ってくれたビーフシチューを食べた時、いつもより味が良くないように感じられたのは、きっとこの暗い感情のせいだ。
163西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/05/02(土) 21:03:53 ID:jVcFLL3P
「あっ……」

「よう、タケシじゃねえか」

自宅から少し歩いたところで、栄治とばったり出会った。
彼の後ろには、純也と、そして学年が一つ下の三上晃(みかみあきら)がいる。
三人は悪意を隠そうともしない醜悪な笑みを浮かべている。

「じゃあな。楽しくヤラせてもらうぜ、うひゃっはっはっはっはっはっ」

栄治達はそう言うと、武史が今来た方向へと歩いて行った。
そう、彼らが遊ぶ相手は武史ではないのだから。




ピンポーン、と小野寺家にチャイムが鳴り響く。
その音を聞いた瞬間、香奈美は背筋に悪寒が走るのを感じた。

「よう。来たぜ」

玄関のドアの向こうから現れたのは、香奈美が思っていた人物だった。

「ど、どうぞ、入って、栄治君」

三人は、悪意の感じられる表情を浮かべながら、まるで自分の家であるかのように遠慮無く入っていく。
そんな彼らが向かう先は、二階の夫婦の寝室だった。



家屋における聖域と言えるであろう夫婦の寝室。
そのカーペットを敷かれた床の上でどっかりとあぐらをかく小学生達に、香奈美は冷たい麦茶の入ったグラスを渡していく。

「ぷっはぁー、やっぱり香奈美の淹れる麦茶はうめぇーなあ、はははははっ」と純也。

「あ、ありがとう」

二十も年下の少年に呼び捨てされても、香奈美はそれを咎めようとしなかった。
彼女は栄治達の無礼な振る舞いを苦々しく思っていたのだが、どうにもできない大きな理由があるのだ。

「香奈美、そろそろ脱げよ」

出された飲み物を堪能した後、少年グループのリーダーが命令する。
それが当然の事であるかのように、極めて自然に。

「え、栄治君、こんなこと、もうやめましょう……!」

「ああ? 何言ってんだオメー。タケシがどうなってもいいってのかよ、おい!」

「……こんなこと、異常よ! 貴方達はまだ小学生なのよ!? せっ、セックスなんて、していいわけがないじゃない…………!!」

大声で栄治達を叱り付ける。
しかしながら、それは説教とは言えないものであった。
通常、説教とは上位の者が下位の者へする行為だからだ。
今、実際にこの場の主導権を握っているのは少年達のほうである。

「いーのかよ、そんなクチきいても? 大事なタケシちゃんがイジめられちまうかもしれねーんだぜぇ?」
164西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/05/02(土) 21:06:19 ID:jVcFLL3P
「………………ッ……!」

「ま、いーんだけどなぁ、オレらは。お前がその気なら、すぐにでもタケシをイジめてやんよ。それが嫌なら、言われたとおりに早く脱げってんだ」

「…………くっ………………!」

あまりの悔しさに、歯噛みして小さく唸る香奈美。
逆らっても自分の立場を悪くするだけだと再確認した人妻は、観念してやおら衣服を脱ぎ始めた。

「そうだよ、それでいーんだ。余計な抵抗してんじゃねーよ、へっへっへっ」

薄手のセーターとスリムジーンズパンツを脱ぎ去った後にあらわになったのは、熟れた女の輝くような下着姿だった。

落ち着いた灰色のブラジャーとショーツ。
布地による保護を受けていない露出している部分の肌は、まるで十代の少女のような張りを持っていた。
彼女の肌を見れば、十人中十人が、百人中百人が、彼女の三十二歳という実年齢を疑うに違いない。

まるで芸術品のように美しいアウトラインを持った女体が、少年達の前に立っている。

「あっ……」

香奈美の扇情的な下着姿を見るや否や、栄治が立ち上がってさっそく手を伸ばしてきた。
小学六年生の幼い手は、布地ごと胸を鷲掴みにし、何の遠慮も無く揉み始める。
それを見た五年生の晃も、早い者勝ちとばかりにすぐ触り始めた。
出遅れた純也は、後ろに回って尻を撫で回している。

同級生の女子には無い豊満な乳房は、少年にとって強い羨望の的である。
さらに、香奈美の胸はIカップの爆乳だ。魔少年達が執着するのは必然であろう。

「うらっ!」

「きゃっ……!」

背後に陣取っている純也が、香奈美のショーツを一気に擦り下ろしてしまった。
そして傷一つ無いすべすべの白い美尻を、少年の指が蹂躙する。

それに合わせるように、栄治がブラジャーのホックを外す。
手慣れたふうに、生意気にも片手で難無くこなしてしまった。連結部分を見ることもせずに。
香奈美のブラジャーは肩紐の無いタイプのものだったため、結合を解かれた瞬間、すぐにするりと床へと落ちた。

「へへへっ、まったく、エロいチチしやがって」

形良く盛り上がったかなり大振りな乳房が彼らの前にさらされた。
小学校の同年代の女子には絶対に備わっていないであろう美爆乳。
鬼畜小学生はためらう事無くそれを鷲掴みにして揉み立てていく。

「ん……あっ……んはぁ……………」

熟女の吐息に甘い成分が含まれ始める。乳突起を舌で転がされれば、より強く喘ぎ始めた。
165西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/05/02(土) 21:08:20 ID:jVcFLL3P
「香奈美、もう我慢できなくなってんじゃねーの?」

「あっ……そっ、そんなこと、ないわ……はぁっ…………!」

「今日は土曜日だからな。たっぷりヤッてやんぜェ、げへへっ」

最近では、この少年達はほぼ毎日のように小野寺家を訪問している。
一昨日は学校から直接ここまで来て香奈美を犯し、上機嫌で帰っていった。

「へへへっ、んじゃ、そろそろブチ込んでやっか」

ダブルサイズのベッドに全裸の人妻を仰向けにさせ、
自身も服を脱ぎ、彼女の股間部分に自身の腰を近付ける栄治。

腹にピッタリ密着しそうなほど急な角度で勃起しているイチモツは、小学六年生のものとしては規格外の大きさであった。
その先端を、開かせた脚の付け根に押し当て、グニグニと秘裂をなぞって弄ぶ。
女の園は、もうすでに欲情汁でぐじゅぐじゅだった。

「ほらっ、いつもの言ってみな」

「……うぅっ…………わ、私は、栄治様の、ど、奴隷です……。い、いやらしい私の、お、おマ○コに、栄治様のおチンポを挿れて下さい……」

弱々しい声で、お情けを乞う。自分の今の身分を再確認させられ、香奈美は屈辱感に身を震わせた。

「おらよっ」

「ああぁ――――っ!」

突然の挿入を受け、艶めかしい声を上げてしまった。
大振りな硬肉が、少年達の愛撫で濡れてしまった柔肉を貫いていく。
そして始まる激しい抽送。
幼すぎるとすら言えるほどに若々しい雄の肉体が、熟れた女体を勢い良く抉り抜いていった。

「ああっ、ひいっ、はあぁん、あああっ」

「おらっ、どうだっ、どうだっ」

少年は香奈美の両膝を持って両脚を大きく広げ、力強くピストンを繰り出している。
その香奈美の両脚の指は、ぎゅっと折りたたまれていた。
彼女が本当に追い詰められている証拠だ。

(あああっ、ダメぇっ、いやあぁっ)

繰り返し行ってきた性交で、香奈美は少年達に女体の弱点を発見されてしまっている。
それゆえ、毎回のようにイカされまくっているのである。

酸いも甘いも噛み分けられる大人の女性が、まだ右も左もわからないような小学生に責めまくられ、いいようにされてしまっているというのは、実に異常な光景であった。

最年少の晃は「おおっ、エロっ」と感嘆の声を上げていた。
彼がこの狂った宴に参加し始めたのはつい最近の事で、今日で三回目である。

純也は「ああ、たまんねーよなぁ」と言いながら、抽送の衝撃でぷるんぷるんと揺れるIカップの美爆乳を横から揉みしだいていた。

香奈美は屈辱と快楽で、目にいっぱいの涙を浮かべている。
不良小学生達は、年上の女の涙顔を楽しそうに見下ろしていた。
捕まえた小動物を弄んで殺してしまう子供の嬉しそうな表情。
子供であるが故の残虐性が、同じ人間であるはずの大人の女性を生ける玩具にしているのだ。
166西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/05/02(土) 21:10:03 ID:jVcFLL3P
「ほら、しゃぶれ、香奈美」

横に座っていた晃が、半ズボンの社会の窓から露出させた肉棒を香奈美の口に向ける。
彼は、一人きりならばこんな横暴な態度をとることはない気弱な少年だ。
だが、栄治や純也が一緒にいると途端に気が大きくなり、便乗して普段できないような大胆なことをしてしまうのである。
まさに、典型的な小悪党といった感じの性格だった。

もう観念してしまったのだろうか、香奈美は拒むそぶりを全く見せず、小学五年生の幼い陰茎をパクッと口に含む。

「んんぅっ、んむぅっ、はむっ、ああっはぁっ!」

女陰に突き込みを受けながら、懸命に舌を這わせ、しゃぶっていく。
そして熟女の口から洩れる淫音は、切羽詰まったものへと変わっていった。

「おい、もうイキそうなのかよ、香奈美」

「んむぅっ、ああんっ、ああっ、ダメっ、あああっ」

口淫すら忘れ、もうたまらないとばかりに喘ぎまくってしまう。
鬼畜小学生達はそれを見て、下品な笑い声を上げるのだった。

「へへへっ、おらっ、じゃあイッちまえよ、イケっ、イケっ」

「ああああ――――――――っ!」

しなやかな裸体がガクガクと痙攣し、絶頂へと浮かされる。
それと同時に、内部の陰茎も火を噴いた。
若い肉筒から、勢い良く白濁が飛び出てくる。

どくっ、どくっ、どくっ、どくっ、どくっ、どくっ…………!!

三十二歳の人妻の膣内に容赦無く降り注ぐ子種の雨。
しかもそれは、息子のクラスメイトのものだ。
今日という日まで、香奈美は幾度と無く彼らから膣内射精を受けてきた。
夫が遠方で単身赴任をしていることもあり、実質的には、香奈美の性器は栄治達専用の精液便所と言っても差し支えないだろう。

「ああ、はあ、はあ…………」

ジュポッという音を立て、小学生のイチモツが引き抜かれる。
アクメの余韻に浸っていた香奈美だったが、次の少年はすでに臨戦態勢を整えていた。

「よぉーし、次、オレね」

半ズボンとブリーフだけを脱いだ純也が、絶頂の衝撃にぐったりしている香奈美を四つん這いにさせ、背後から肉棒を突き立てた。再び入ってくる、息子の同級生。

「あああぁんっ…………!」

新たなる雄の侵入に、淫乱人妻の媚体は再び燃え上がっていくのだった――――。





167西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/05/02(土) 21:11:51 ID:jVcFLL3P
「ああうんっ、はあんっ、ああ、ああぅんっ」

小野寺家の寝室に、熟妻の恥声が響き渡っていた。
一人の女を三人の小学生が入れ替わり立ち替わり犯し続けていたが、今は五年生の晃が後ろから覆いかぶさるようにして香奈美の秘貝を責めていた。
不良小学生の中では最年少である彼だが、それを感じさせないほど巧みに腰を動かし、性の快楽を貪っている。

「あははっ、おばさん、気持ちいい? 気持ちいい?」

晃は自分のピストンで女が声を上げるのが面白くて仕方がないらしく、相手を馬鹿にしたような声で問いかけている。
後ろから断続的に衝撃を与えられ続ける女体は、Iカップの美爆乳をぶるんぶるんと震わせながら悦楽に翻弄されていた。

「あっ、あううっ、はあっ、ああっ」

「どうした香奈美。感じすぎて答えられねーってか、へへへっ」

横にいる純也が指で香奈美の乳首をくすぐってきた。
突然の快感に、人妻は肩をビクッと震わせる。

感じすぎているから答えられないのではなかった。答えたくなかったのだ。
二十一歳も年下の小学生に犯されて「気持ち良い」などと言いたくはない。
言ってしまえば負けてしまうような気がしていた。
大人の女としてのプライドが、肉体を焼く快楽とせめぎ合っていた。

(あっ、ああっ、いっ、いけない…………おっ、おかしくなりそう…………!)

「げへへっ、香奈美はホントに晃のチ○ポ好きなんだなー」

バックでピストンを受けている最中も、香奈美は奉仕を強要されていた。
横にいる栄治と純也のペニスを手で愛撫するという仕事。
息子の為に昼食のビーフシチューを作っていた手で、今は同級生の肉竿を扱いているのだ。
屈辱感にまみれながらも、幼獣に囚われた熟女はその手の動きを止めることは許されない。

(あああっ、あっ、だっ、だめぇっ、あ、アソコ、きもちいっ………………!)

少年に圧し掛かられ、背後から激しく突き込まれているその部分からは、粘り気の強い本気汁が絶え間無く湧き出ている。
どんなに心で抵抗しようとも、肉突起に秘肉を掻き回されれば甘い声を上げてしまう。それが悔しくてならなかった。

「くぅっ、はぁっ……!」

「ほらっ、おばさんっ、イキそうなんでしょ? ほらイッて! イッて!」

自身も終わりが近いのか、晃が腰使いのスピードを上げてきた。
にゅっぷにゅっぷと淫らな水音を立てながら、出たり入ったりを繰り返す。
そのたびに、犯される大人の女はよりいっそう激しく悶え啼いた。

(あっ……すごっ……すごいぃっ、イイっ……!)

その瞬間、香奈美は思い知った。自分の身体が、少年の肉棒に馴染んでしまっているということに。
大人の女性であるはずの自分が、幼い小学生に肉体を籠絡されてしまっていたのだ。
168西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/05/02(土) 21:14:00 ID:jVcFLL3P
そして、熟雌は決定的な一言を口にしてしまう。

「あああっ、気持ち良いっ! 気持ち良いのぉっ! イクゥッ、イキますぅっ!」

香奈美の宣言とほぼ同時に、幼い身体に蓄積された雄の欲望が、爆発的なまでに勢い良く解き放たれた。

びゅくぅっ、びゅくぅっ、びゅくぅっ、びゅくぅっ、びゅくぅっ、びゅくぅっ…………!!

「あああイイっ、すごくイイのぉっ!」

子宮から全身へと洪水のようなエクスタシーが押し広がっていく。
身体の一番深い所に埋め込まれた雄の生殖器の痙攣に呼応するように、香奈美は自らも身を震わせていた。

晃も「あーっ、きもちいー」と満足げに嘆息している。

「それじゃ、次はオレだな、へへへっ……」

「ああ、まだするのぉ……?」

呆れたような、だが熱っぽい声で問う香奈美。
その彼女を晃から解放してやると、今度は自分の上に跨るように栄治は指図した。

「来いよ。気持ち良くしてやっから」

生意気にも、挑戦的に仰向けの体勢で腰をクイクイと上下してみせる栄治。
小学六年生の幼根は限界まで膨張し、熱く硬くなっていた。
今日既に何度も香奈美の膣内を犯し、汚しつくしている肉棒だ。
雄と雌、両方の生殖液でドロドロになっているそれは、小学校に通う児童のものとは思えないほど汚らしく生々しい――――香奈美にはそう見えた。

「はぁっ……はぁっ……」

ニヤニヤ笑いの悪ガキの股間へと、人妻はゆっくりと腰を下ろしていく。
胸も尻も大きく張り出しており、大人の女の色香は充分すぎるほど持っている香奈美だ。
だからこそ、小柄で華奢な少年との対比は異様であり、淫靡に映る。

「ああん……入っちゃったわ……!」

「へへへっ、まだだぜ」

根元まで埋まっていなかったのだ。
栄治は腰を跳ね上げ、並みの成人男性のものよりも幾分か小さいシャフトを、思いっきり熟女の膣孔へねじ込んだ。

「ああああっ!」

ビクビクンと、香奈美の身体が小さく痙攣する。
肉突起の全てを打ちこまれた瞬間、彼女は軽く達してしまったのだ。

「おらっ、おらっ」

「ああっ、ひあぁっ」

肉襞を削り取ろうとするかのような荒々しい抽送が始まった。
下方からの衝撃を受け、たわわに実った美爆乳はぶるんぶるんと揺れまくっている。
そのボリューム感たっぷりの肉果実を、栄治は無遠慮な手つきで弄ぶ。
悪戯を受け続けた先端は痛いほどしこりきっており、更なる愛撫を待ち望んでいる。
169西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/05/02(土) 21:16:37 ID:jVcFLL3P
「はあっ、はああぁんっ、ああイイっ、気持ち良い――――っ!」

反らせた背筋にゾクゾクッと甘い電流が駆け抜けていく。
香奈美はもうふっきれたのか、恥知らずな女となって少年達の青き獣欲に応えるつもりでいるようだ。

最初は拒んでいた。
夫も息子もいる身で、他の男性に抱かれるなど不道徳極まりない。
愛の無いセックスで自分が感じるわけはないと思っていた。それなのに。

「へっ、いくらキモチイーからって、声デカすぎだろ。近所に聞こえちまいそーだなぁ、げひゃははははっ!」

ふとよぎる羞恥の念。
しかしそれはすぐに、悦楽の大波によって押し流され、跡形もなくなってしまうのだった。
子宮口に当てられた亀頭の感触に、狂おしいまでの官能を感じさせられてしまっている。
小学生に抱かれているという背徳が、快感を飛躍的に増幅させていく。

香奈美の肉体は、理性を裏切った反応をしてしまったのだ。
理性を忘れさせられた、と言っても過言ではない。

「ひぅっ!? あっ、だっ、ダメっ! そこは……!」

後ろにいる純也に突然アヌスを指で捏ね繰り回された香奈美は、短い悲鳴を上げて拒絶の意を示した。

「なんだよ、ココを触られると泣いてヨガりまくるくせに」

「あっ、もっ、もう許してっ」

「バーカ。誰がやめるかよ、げへっへっへ!」

「そっ、それだけはっ、それだけはダメぇっ……!!」

哀願虚しく、純也のペニスが背後からアヌスを一気に貫く。

「あああっ!」

使い込まれていたもう一つの性感孔は、いとも簡単に侵入を許してしまった。
純也はそのまま香奈美の背中に覆いかぶさるようにして自分の身体を前に倒した。
これで彼女は少年二人に上下に挟まれる形になる。

「あっ、いっ、いやあっ」

人妻の拒絶を無視するように、無情にも二本挿しでのピストンが始まった。

「どおだよ香奈美ぃっ、きもちいーだろぉっ!?」

「ああんっ、そっ、そんなことっ、そんなことないわっ、あっ、ひいぁっ」
170西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/05/02(土) 21:18:54 ID:jVcFLL3P
膣壁と腸壁の両方を刺激され、息も絶え絶えといった様子の人妻。
肛門は本来、性交に使うことの無い、単なる不浄の場所である。
それゆえ、膣を犯されるよりも恥辱感は強かった。

恥ずかしいのに、気持ち悪いのに、蜜壺も菊門も熱く火照っている。
香奈美は全身が燃え尽きてしまうそうなほどの快美感に襲われていた。

身体は完全に彼らに屈し、そして更なる虐悦を求めている。
香奈美の心は、どうしてもそれを認めたくなかった。
認めてしまえば、もう二度と戻れないほど道を大きく踏み外してしまうような気がするからだ。
栄治達にとっては、むしろそのほうが都合が良かった。
彼らは、香奈美を肉奴隷化する過程を楽しんでいるからだ。
簡単に終わるゲームは面白みに欠ける。

「ほらっ、この前みてーに素直になれよっ、へへへへっ!」

これまで何度もイチモツを挿入されてきた香奈美のアヌスは、もはや第二のヴァギナと言っても差し支えないほど性感を開発されてしまっていた。

「んむぅっ!? むぅっ、はあっ、ちゅぱぁっ……!」

栄治が不意に下から唇を重ねてきた。
小学生の小さな舌が、大人の女の口内へ侵入し、我が物顔で暴れ回る。

キスとは本来、口を使って愛を確かめ合う方法なのだろう。
しかし、これは違った。
栄治にとってキスとは、獲物をより深く汚す為の方法なのである。

「むちゅっ……ぷはぁっ! あああっ、こわれちゃうっ、こっ、こわれっ、こわれちゃうぅぅっ!」

香奈美の中で、二匹の野獣が暴虐の限りを尽くしている。
その忌まわしい責めに、小学生の息子を持つ母親は歓喜の悲鳴を上げさせられていた。
悔しいが、本当に気持ち良いのだ。
自分の息子と同じ年頃の少年達に犯されて、二つの性孔は甘美な熱に浮かされてしまっている。

「ああっ…………もうだめ…………もっと……もっとしてぇっ!!」

耐えきれないとばかりに絞り出した絶叫。
それは、全ての行為を受け入れる事を意味する宣言でもあった。
目に涙をいっぱい溜め込んで、頬は桜色に上気させて、悪ガキに犯されていることを至上の悦びとして享受する。

もはや彼女は甘美な痺れに支配されてしまっており、さも嬉しそうに腰をくねくねと振り乱している。

「おおって、すげぇ、ケツマ○コ締まってきたぞ、香奈美!」

汚い言葉で罵られても、むしろ全身の快感は倍増するばかり。
被虐性を煽られ、感極まった嬌声を上げてしまう。

人妻を挟んだ二人の小学六年生は、手慣れたふうにリズミカルに腰を動かし続け、それぞれの担当する孔を責め苛んでいた。
小学生の彼らには、大した技術は備わっていなかった。
彼らの強みは、その若さだ。

勢いの良い突き込み。射精後の回復の速さ。石のような勃起硬度。

どれも香奈美の夫には欠けている魅力だった。

「ああっ、もうだめっ、イクわぁっ、イクわあっ!」

妖しい気分に毒された、そして絶え間無く擦られ続けている秘所。
肉棒が激しく出入りするその場所は雌の本気蜜で既にとろけきってしまっている。
171西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/05/02(土) 21:20:43 ID:jVcFLL3P
そして一瞬の後、三人は同時に限界を迎えた。

どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ…………!!

灼熱の白濁液が膣肛両孔を焼く。
二つの孔の壁が燃えるような熱悦を感じて、香奈美は更なるエクスタシーへと昇り詰めるのだった。

「あっ…………あぁぁ――――っ!」

どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ…………。

溢れてきそうなほど大量のスペルマを流し込まれ、恍惚の表情を浮かべる香奈美。
身体はもう悪ガキ小学生達から逃れられなくなっているのだ。
彼女に残されたものは、調教によって責め躾けられる未来のみ。

「へへへっ、たっぷり出してやったぜ……!」

前後の孔に射精される汚辱感にまみれながら、香奈美は不思議な一体感を覚えていた。
汗と生殖液でぐちゃぐちゃになった三人は、荒い息を吐いてぐったりとしている。

「次っ、オレだからねっ。早くヤラせてよっ」

しかし性奴隷たる子持ち人妻はまだ休息を与えてもらえないようだった。
すっかり回復した晃が、正常位で若突起を突き入れてくる。

「ああぁんっ!」

突き込みを受けるたび、Iカップの乳房がぶるんぶるんと揺れた。
嗜虐的な彼らは、嬉々として大人の女性にはしたない声を上げさせる。
小学五年生という、年端もいかない少年の肉突起に翻弄されている香奈美の顔は、どこか満足げだった。




すっかり日が落ちた頃、武史は自宅の前まで帰ってきていた。
もう、おそらく彼らは家にはいないだろう。
今まで、栄治達はいつも六時までには必ず帰ってくれていたからだ。

何も言わず、玄関のドアを開けて、中へ入る。
薄暗い屋内は、どこか他人行儀な雰囲気があった。
まるで、自分の帰宅を拒んでいるかのようだ。

二階のほうからは、母親のものと思われる声が聞こえてきた。
それは、今まで一緒に生活してきて一度たりとも聞いたことの無い声だった。

武史はまだ知らない。
ここまで響いてくる実の母の声が、雄の欲望に貫かれ無上の悦びに震える淫らな雌から絞り出される艶声であるということに。




『忌まわしき来訪者』 完
172名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 23:11:11 ID:QRk3rh9w
ふぅ・・・。
ふぅ・・・。
ふぅ・・・。

ガキにはじめて犯される下りも読みたいです
173名無しさん@ピンキー:2009/05/02(土) 23:54:38 ID:zFf0Ni11
GJGJGJGJGJGJGJ
174名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 03:21:59 ID:3/m9UY+0
なんというgj…
175名無しさん@ピンキー:2009/05/03(日) 12:54:35 ID:aIq8U8+o
自賛乙
176名無しさん@ピンキー:2009/05/05(火) 13:34:07 ID:FCZ3RpSv
「お姉ちゃんの馬鹿っ、僕だって…お姉ちゃんのこと好きだったんだぞ
お姉ちゃんをお兄ちゃんに取られるくらいなら…
僕がお姉ちゃんを無茶苦茶にしてお兄ちゃんのものに出来なくしてやる」
「やめて、タダシ君。落ち着いて」
「せ、セックスのやり方だってわかってるんだ
これで子供が出来ちゃえばお兄ちゃんは諦めて、お姉ちゃんは僕のものになるはずなんだ
女の人の脚の間にある穴にちんちん突っ込めば子供が出来るってミツルが言ってた」
「タダシ君、ダメェ」
「もっと脚開いてよ、閉じてちゃわかんないじゃないか」

なんて電波を受信した…。
転送を開始するので傍受できたらこのSSを完成させてもらいたい。
177名無しさん@ピンキー:2009/05/09(土) 12:59:22 ID:kjNNcM/K
保守
178名無しさん@ピンキー:2009/05/14(木) 23:21:46 ID:33Umss4V
あげ
179名無しさん@ピンキー:2009/05/15(金) 16:42:51 ID:bsCK4rR0
ほしゅ
180名無しさん@ピンキー:2009/05/21(木) 11:48:51 ID:ZzIroXal
あげ
181名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 12:31:10 ID:VD5v2gXr
上げ
182名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 22:46:34 ID:DC3qxjVi
ショタっ子に襲われるお姉さんは
やっぱり「ボインキュボン(死語)」だよな。
そのくせ、地味ーな下着付けてたり。
183名無しさん@ピンキー:2009/05/23(土) 23:39:18 ID:hW+n1Txw
なんかの事情で大人の男は怖くて
でも性的なことには内心ものすごく興味や欲求があって
いけないと思いながらついフラフラと純情そうなショタにエロいことをしてしまって
だが実はそのショタ(達)はオトナ顔負けのケダモノたちだった、

みたいなのが好きだね。
184名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 00:05:18 ID:zsQgQfrp
見た目は熟れ熟れないい年した純情処女が
ショタに処女膜破られて身も心も捧げていく

みたいなのが好きだ
185名無しさん@ピンキー:2009/05/24(日) 00:13:39 ID:yDoC0y9R
ほおぉ…見た目熟れ熟れ純情処女かぁ…。
田舎の小学校のセンセにいそうだな。

色気ムンムンな格好している所為でか、
田舎であるがゆえに受け入れられず処女のまま…。

都会からやってきた転校生のショタに…
186名無しさん@ピンキー:2009/05/25(月) 13:14:02 ID:5skX1Dg3
ミミ先生×カバ夫
187名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 14:53:46 ID:rrWmaAJc
>>35>>72のシュチュが好きだな
188名無しさん@ピンキー:2009/05/27(水) 20:09:33 ID:M+QwISki
>>187
つ[となみさとし コータの姉]
189名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 06:39:20 ID:60cyxCgI
>>188
ありがとう、ググってみる
190名無しさん@ピンキー:2009/05/29(金) 16:10:49 ID:x+x8esjm
漫画だよ。
191名無しさん@ピンキー:2009/06/03(水) 22:15:02 ID:HSl/aZ74
保守
192名無しさん@ピンキー:2009/06/06(土) 00:42:19 ID:IEjA189j
やべえ
193名無しさん@ピンキー:2009/06/07(日) 00:58:58 ID:/qyWLqKr
何が?
194名無しさん@ピンキー:2009/06/09(火) 22:13:20 ID:8h3wKvOi
活気付けに上げるか
195名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 02:36:54 ID:tUdBE/P4
何でもう寝ようと思った頃にアイデアが降りてくるんだよorz
また寝不足だよ
196おとくいさま:2009/06/10(水) 02:39:10 ID:tUdBE/P4
一葉(かずは)はシャワーヘッドを持ち替え、汗をかいた背中にたっぷりの湯を浴びせかけた。
念入りに清めなければいけない。その思いが自然、湯浴みを長引かせる。

一葉はふと鏡に目をやった。
水の滴るセミロングの黒髪、桜色の肌、陸上で鍛えたすらりと長い脚。
スレンダーながら胸にも尻にも女として十分な豊かさが備わっている。
最近は激務にかまけて日課の腹筋を怠っているため、現役時代の自慢であった括れはやや丸みを帯びたものの、
それでも雑誌のグラビアを飾れるほどの身体をしている。
「へへ…っ」
一葉は安堵すると共に、自らの身体に見惚れる自分に照れ笑いを浮かべた。

彼女は自信が欲しかったのだ。
大正の時代から続く老舗薬屋・七ツ果に入社して2年。
新しい環境に戸惑いながらも寝食を惜しんで薬学を学び、話術を盗み…。
そして昨月、ついに先輩社員から大役を引き継ぐことと相成った。
得意先・宮原家への御用聞きだ。
酒造りの大家として名を馳せる故・宮原重蔵氏は、七ツ果と40年来の付き合いだった。
氏が亡くなった後も夫人がなお七ツ果を贔屓にしており、そこの御用聞きとなればそれは大役だ。
一葉はこれも新入りの試練と思い二つ返事で引き受けた。
初めて宮下家に向かう一葉は、出征前の兵士のようだった…と今でも同僚の笑いの種だ。

ところが実際、重蔵氏の夫人・芳江は実に人当たりの良い人物だった。
一葉が家に参じる頃には高級な茶と菓子を用意して待っており、
一葉のする健康食品や薬の説明には、孫の話でも聞くように微笑みながら頷く。
仕事の大半が茶を啜りながらの世間話であり、また博識で人間のできた芳江との会話は一葉自身にとっても楽しいものだった。
激務の中にあってのオアシス。それが一葉の任された『大役』だった。
ひょっとすれば、根を詰めすぎる一葉を見かねた先輩が、気を利かせて譲ってくれたのではないか。
そう思えるほどだ。
197おとくいさま:2009/06/10(水) 02:39:56 ID:tUdBE/P4
不快な事はあまりない。
……あるとすれば、それは芳江の孫・祐介の視線だけだ。

両親を早くに亡くした祐介は、芳江の寵愛を受けながらよく座敷の片隅に座っていた。
彼はまだ13という幼さでありながら、漫画にもテレビにも関心を示さず、いつも分厚い背表紙の時代めいた本を読み耽っている。
そして直接一葉を見ることはしないものの、彼女が座敷に上がるとき、芳江の話に声を出して笑うとき、
およそ子供とは思えぬ落ち着いた目でもって一葉の肢体を嘗め回すように覗くのである。
その目は何度か一葉をぞっとさせた。



「悪いわねぇ、せっかく来て頂いたのに」
芳江は済まなそうに笑った。
この所の芳江は腰をひどく悪くしており、一葉が家を訪ねている最中にも痛みを訴えるようになっていた。
そうなれば近くのかかりつけの医者に行く他なかった。
一葉は自分が負ぶっていくと申し出たが、芳江はそれは悪いと頑として聞かなかった。
思いやりが深い故にけして退かぬ所のある女性である。
代わりに、と芳江は一葉に願い出た。

「祐介の…あの子の面倒をみてやってくれないかしら。物静かな様でいて、寂しがりなの。
 食事も作ってやらないといけないし、夜も唄を唄ってやらなきゃ眠れないのよ。
 なるべく早く帰るようにするけれど、どうか……お願い」
芳江は乾いた手で一葉の手をとり、皺くちゃな目尻を歪ませて哀願した。
元よりそんな芳江を実の祖母のように感じていた一葉である、断ろうはずがなかった。
「承知致しました。どうぞ、お任せください」

上司に連絡を入れ、得意先の要望とあって快諾を得た一葉は、ひとつ深呼吸して居間の襖を叩いた。
198おとくいさま:2009/06/10(水) 02:40:28 ID:tUdBE/P4

「祐介くん?ちょっと良い…?」
一葉が声をかけると、中から少年の笑い声が聞こえてくる。しかし、一つではない。
いくつかの異なる笑い声が重なっている。
それがふと止むと、襖が開いて祐介が顔を覗かせた。

中にはやはり複数の少年がいた。祐介を含めて6人だ。
中学の同級生なのか、制服に身を包んでいるものの、幼さがない。
一人は熊のように横に恰幅がよく、一人はすでに180近い身の丈をしている。
そして何より、皆々が溌剌とした目をしておらず、どこか表情に澱みがあった。

 (……さ、最近の中学生って、こんななんだ……)

一葉は自身の中学時代とのギャップに、しばし呆気にとられる。
そんな一葉を、少年たちは凝視していた。
一葉も七ツ果の制服に身を包んでいる。
紫陽花を染め抜いた筒袖に、黒い袴。文明開化の頃を思わせる装いだ。
「…プッ。コスプレ?」
少年の一人が呟き、次いで笑いが起きた。
一葉は少しむっとしながらも笑みを浮かべる。


「え、ええと、祐介くん。今からお婆様の代わりに私が昼食を作るわ。
 何か食べたいものはある?」
これでもあの芳江さんの孫だ。そう自分に言い聞かせ、一葉は優しく語りかけた。
しかし。
「……あのさ。タメ、やめてくれる?」
祐介はうざったそうな顔でそう吐き捨てた。
「え?」
一葉は硬直する。
「…だからさ。婆ちゃんにはいつも畏まった言い方してるでしょ?
 俺にだけ馴れ馴れしい言い方やめてくれないかな…って言ってんの」
「……ッ!!」
一葉は怒りに目を見開いた。
「ひゅー、ユースケ強気だな!」
周りが少年を囃したてる。
一葉は怒りに打ち震えたが、しかし一理が無くはない。
たとえ小学生と変わらぬ相手であろうと、得意先の一員だ。
199おとくいさま:2009/06/10(水) 02:40:50 ID:tUdBE/P4
「………し、失礼しました………祐介さん」
一葉は拳を握り締めながら吐き出すように言う。
祐介はふっと口元を歪めた。
「ああ、さすがに祐介“さん”は要らないよ。祐介くんでいい。
 祐介さんなんて呼ばれるとオヤジみたいで気色悪いや」
「…っ、失礼しました……祐介、くん…」
そこでまた笑いが巻き起こる。

「しっかしまた、カワイー感じの人だな」
少年の一人が言うと、一葉の顔に下卑た視線が集まった。
純朴そうな垂れ目やぷっくらとした唇のせいだろう、確かに『綺麗』というより『可愛い』類の顔である。
もう25でありながら、社の飲み会に出れば飲み屋の主人に疑わしそうな視線を受けるし、
友人と沖縄へ行った際などは高校生に年下と思ってナンパされた事もある。
「へぇ、まぁまぁイケてんじゃん」
「ああ。プレイボーイのグラビア程度ならできんじゃねえ」
少年たちはニキビまみれの自分たちを差し置き、尊大に一葉を評した。
最も、照れ隠しを兼ねた彼らなりの賛辞かもしれないが。

「うん、期待以上だ」
唯一、本音と思われる声色で言った祐介は、一葉の顔に向け手招きをした。
「?」
何か告げたい事でもあるのだろうか?
一葉が彼に耳を寄せた次の瞬間、彼女の呼吸は突然に遮られた。
「んむっ!ん…ん゛っっ!!!」
キスだ。そう思った時にはもう、祐介の舌がしっかりと一葉の舌を捉えていた。
くちゅくちゅと唾の混ざる音がする。
子供のキスではない、部活の遊びなれた先輩がしてきたそれだった。
「おお、あんな深くいってる!まるで自分の女だな」
「いいなあ、俺もキスしてえー!」
周りが騒がしくなる中、一葉は呼吸の苦しさに曲げた背をばたつかせる。

やがてアーチ上の糸を引いて口が離れると、一葉は恥じるようにそれを掬い取った。
結果、手にはべっとりとした唾液が纏いつく。
「うん、口の中も美味かったよ。歯磨きはしっかりしてるみたいだね。
 キスの不味い女って大抵どこの粘膜も不潔だから、触りたくないんだ」
祐介は満足げな顔でそういうと、息を荒げる一葉の顎を掬って
「ごーかく」
と囁いた。
その異様な慣れ様に、一葉は言葉もなかった。
200おとくいさま:2009/06/10(水) 02:41:26 ID:tUdBE/P4

「じゃあカズハ、袴を持ち上げて」
祐介は一葉にそう命じた。
ぞくりと一葉の背に怖気が走る。この少年…いや、少年達が性に興味をもっているのは明らかだった。
だがその矛先がとうとう自分を捉えたとしると、やはり冷静でいられない。
「どうしたの?早く」
祐介に促され、一葉は仕方なく袴の裾を引き上げた。
すらりとした脚と薄いモスグリーンの下着が顕わになる。

「ひゃあ、脚なっげー!」
「マジだ、しっかもいい形してんなあおいしそー!」
「てっきり身体も幼児系かと思ったけどな。これ意外だわ」
少年たちの目がぎらりと光り、まるで少年らしくない感想が混じる。
少なくとも6人のうち何人かは、女の性的な部分に触れるのが初めてではないらしい。
「キレーな脚だね。相当モテるでしょ?」
祐介だけは舞い上がることなく、冷静に脚を撫でてショーツに触れる。
その様はいよいよ一葉の性をリードした上級生に重なっていく。

祐介がショーツに顔を当てた瞬間、
「うんっ!!」
一葉は目を見開いて内股に脚を閉じた。
祐介の細い手が戒めるように腿を割り、袴を持ち上げさせる。

「なぁ、あれ何やってんだ?パンツ舐めてうまいのか?」
「バカ、あれはクリトリスを舐めてんだ。いきなり直じゃいてぇだろ」
「くりといす?なんだそりゃ、チンポのことか?」
「ホントガキだな、お前って。とりあえずあの姉さんの顔でも見とけよ。
 どんなもんか大体分かっから」

少年達が言い争う中、祐介の舌はショーツ越しながら的確に一葉の淫核を捉える。
「うううっ!!」
濡れたショーツがゼリーのように敏感な突起に纏いつき、それごと扱かれるのは、
到底無表情ではいられないほどの感覚だった。
「気持ちよさそうだな…。あれ、前に本で見たフェラチオみたいなもんか」
「それの数倍の快感って感じだろ。咥えられてもあそこまでならねーよ」
「おい、でもちょっとだけ膨らんでるぞ」
少年の一人が指摘したとおり、始めは平らだったモスグリーンの下着に
僅かばかりの突起が浮き出ている。
しかもショーツは唾液で濡れ、逆三角をした茂みまでをも浮き彫りにしていた。
「エロいな…」
「ああ、やっぱ大人の女だな。B組の吉井なんてやっぱすらっとしてるだけのガキだわ」
仲間の言葉を受け、祐介は薄ら笑いを浮かべながらショーツに手をかけた。
はっとして一葉が脚を閉じるが、一瞬の沈黙の後、力を抜く。
201おとくいさま:2009/06/10(水) 02:41:48 ID:tUdBE/P4

『勃って』いた。
包皮を捲り赤く充血した異状は、それの存在を始めて知った者にさえ理解できた。
少年らにも同じような状態を今まさに感じている者がいる。
「カズハって敏感なんだね。良かったよ」
祐介がショーツをずり下げながら言う。
「ねぇ祐介くん、もうやめましょうよ。きっとすぐお婆様もお戻りになるわ」
一葉は踏み留まってショーツを守ろうとするが、結局祐介に力づくで奪い去られる。
一葉はバランスを崩して畳に尻餅をついた。
「帰ってきやしないよ。婆ちゃんの腰は随分悪い、本当だったら入院ものさ。
 だから主治医は少なくとも今日のうちは帰さない。
 …あきらめなよ」

あきらめなよ。祐介がそう呟いた瞬間、6人のうち2人が一葉を抱え上げた。
全てを心得ているという早さだ。
「きゃ、い、いやあっ!!」
一葉はもがくが、脚を抱え上げられて力が入らない。
さらに押さえつける瞬く間に増え、祐介の指示で大きなリクライニングチェアに一葉を寝かせた。
手足ひとつにつき少年の細腕2本。それで完全に一葉は抵抗を封じられる。
用意のいいことに、チェアにはいくつか縄がかけてある。
少年たちはそれを使い、一葉の両脚を椅子の足に、腕を後ろ手で椅子の背へと括りつけた。

「あ、あんた達!これは幾らなんでも犯罪よ、解きなさ……っ!!!!」
さすがに不安になり、一葉はあらん限りの叫びを上げようとする。
だがその叫びは少年の手で塞がれた。
「ん、、むぅ、、、、!!!」
鼻ごと押さえつけられ、苦しさに一葉が目を見張る。
こんな幼い少年相手にどうすることもできない。
一葉は肩を落とした。口を塞ぐ手がゆっくりと離される。
「べつに乱暴に犯したりしないよ。今日は全然女を知らない奴もいるから、
 色々教えてやりたいんだ。女の人が感じるとどんな風になるのか、とかさ。」
諭すような祐介の物言いを、一葉はどこか遠くに聞いていた。

両脚を椅子に括りつけられ、大きく股を開かされた状態で、袴ももがく内に解けて床に広がっている。
生まれたままの、しいていえば足首の足袋しかない下半身を、12の瞳が凝視している。
あの時、もっともっと清潔にしておくべきだった。
恥毛の手入れまでも徹底しておくべきだった。
柔らかな肉びらを祐介の指が割り開き、尿道も、華壺も、全てが衆目に晒された段にあって、
もうどうしようもないことを一葉は考えていた。


                       つつく  ゛
202名無しさん@ピンキー:2009/06/10(水) 20:15:43 ID:5MtT2dfG
GJ
続き期待
203名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 00:07:31 ID:/8R6XXdM
GJ!
名作の予感がします
204名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 04:05:08 ID:6KX3jxqK
>>161-171
続編と初めてその糞ガキ共に犯された時の話が詠みたい。

>>196-201
完全に見下してるのが実にGJ
205名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 15:46:27 ID:ssntvx+s
良スレ
206名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 19:25:34 ID:e7VyYC+l
こういう話好きなんだが専門用語ではなんていうんだ?
いっぱい探して読みたいんだがなんて検索すればいいかわからん…優しい人教えてm(_ _)m
207名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 22:48:36 ID:hfw2xYYF
専門用語って?
ジャンル的には「おねショタ」、「ショタ攻め」ってとこじゃね。
208名無しさん@ピンキー:2009/06/12(金) 23:42:21 ID:ssntvx+s
>>206
鬼畜ショタによる年上攻め
209おとくいさま  2:2009/06/13(土) 02:40:26 ID:1Ug9sQN1
少年にとって、それは衝撃的な光景だったろう。
同級生とはまるで違う一葉(かずは)の肢体。

女の脚の形は年とともに変遷する。
少年達が見慣れているのは、か細く腿の部分が長い子供の脚。
だが一葉の脚は腿に容良く肉がつき、膝の部分で括れ、そこから更にすらりとした脚線が伸びる。
匠の作る弓の如き、文句のつけがたいバランスだ。
少年達は皆がその美しさに見惚れた。
その脚が椅子に縛り付けられ、白い肌を縄目にそって赤らめながら悶えているのだ。

一葉は椅子に縛り付けられたまま、後ろから乳房を弄られ、さらに祐介の手で徹底的に秘部を開発されていた。
だが一葉は大きく乱れ叫びはしなかった。
少年らの誰とも視線を合わさずにすむよう目をそむけ、静かに虚空を見つめている。
はぁ…はぁ…、はぁ……。
その荒い呼吸だけが、彼女が素の状態ではないことを物語っていた。

「なあお前、さっきから乳ばっか弄くってんな。そんなにデカパイが珍しいのか?」
少年の一人が呆れたような物言いに、乳房を弄っていた少年は笑みを浮かべる。
「凄ぇ柔らかいんだ、手の中で次々形変えて面白いし、先っちょコリコリするとちょっとずつ硬くなるんだぜ」
「へーぇ、そういや先っぽ摘まれるとちょっと反応するな。ミルクでも出んのか?」
からかうように言いながら、一人が一葉の尖った乳首を摘む。
一葉は小さく唇を噛んだ。

「だいたい俺が乳ばっかりってんなら、こいつこそアソコばっかりじゃねえか」
乳房の少年はそう言って祐介を指した。
祐介は一葉の股座に顔を埋め、舌と指を巧みに使って敏感な園を責め立てていた。
かなり長いこと責めている事から、一葉のその部分にも何らかの変化があって然るべきだが、
祐介の身体に遮られて他の少年達にはどうなっているのかが解らない。
実のところ、少年達が最も興味のある所だというのにだ。

「なぁ祐介、そっちはどうなんだよ?」
少年の一人が尋ねる。
彼の脳裏には、一葉を椅子へ縛りつける時に見た、まっさらな状態の秘所が焼きついていた。
逆三角をした茂み、桃色の恥肉を走る朱色の割れ目…。
その鮮やかさは強く少年の好奇心を穿ち、再びの邂逅を望ませた。
210おとくいさま  2:2009/06/13(土) 02:40:50 ID:1Ug9sQN1

「ここ?…すごくいい感じに仕上がったよ。オナニーとか好きなんだろうね」
祐介がそう言って一葉から離れたとき、少年達は目を疑った。

控えめだった朱の線はぷっくらと赤く膨れ、割れ目は指が4本ほど入りそうなほどに広がっている。
そしてその隙間からは粗相と見紛うほどの愛液が漏れているのだ。
やや白濁しかけた愛液が椅子の座部に満ち、透明な雫が朝露のように床に滴っている。

「へぇ、そんなになりながら声出さなかったのか。惚れ直しちまうな」
少年の一人が嬉しそうに言った。
「ん、声上げなかったのカズハ?身体があんまり正直だから、全然気付かなかったよ」
祐介は再び指を一葉の淡いへと沈めていく。
「こうやって俺の細い指咥えさせただけで、嬉しそうに手首まで涎垂らするんだもんな。
 綺麗な顔してる余裕があるなら、人ん家のプローリングを汚さないよう堪えてよ」
そういって笑った。
一葉は奥歯を噛み締めて俯くしかない。

堪らなかった。
年端も行かぬ少年らに椅子へ縛り付けられ、下半身を剥かれ、視姦されながら弄ばれる。
その上であさましく喘ぎでもしようものなら死ぬしかない。
だが祐介の嬲りは予想以上だった。
女がどうなるか見せてやる、などと大言を吐きながらも所詮は子供。
乱暴に指を突っ込むか舐めしゃぶるか、その程度だろうと一葉は思った。
だが違う。

肉襞の一枚一枚に丹念に舌を這わすところから始まり、子宮側、直腸側の壁をなぞり、
Gスポットが浮き出てしまってからは柔らかく強く絶妙に刺激する。
内側を可愛がりながらも祐介の小さな舌は膣の入り口から蟻の門渡りを経て、
予想外の菊門までも這い回った。
8の字筋を解きほぐしながら快感を底上げし、だが決定打はない。
神経の塊である淫核は、ショーツ越しにあれほど舐られたにも関わらず、
今は愛撫の間に祐介の可愛らしい鼻先がちょんと擦る程度である。
だから快感が噴き出さない。
とろ火で炙るように、じわりじわりと腹の底の柔肉を煮崩していく。

『すごくいい感じに仕上がったよ。オナニーとか好きなんだろうね』

祐介のその言葉に吐き気を催すほど度肝を抜かれた。
確かに多忙な近頃、一葉は自ら慰める頻度が増している。にも関わらず、欲求そのものは増す一方であった。
その全てを、この幼い少年に見抜かれたのだ。
211おとくいさま  2:2009/06/13(土) 02:41:12 ID:1Ug9sQN1

「す、すげぇ……。ピンクで水っ気たっぷりで、桃みてぇだ!!」
「おいおい、顔がいいからって美化しすぎ。ありゃ熟れきったイチジクだよ」
「でも美味そうだな。女のアソコって黒くて気色悪いって聞いてたけど、あれだったら舐められるぜ」
出来上がった一葉の秘部に少年達が色めき立つ。
彼らはいても経ってもいられぬという風で制服の下を脱ぎ捨てた。

「なあ、俺に先やらしてくれよ!!頼むよ!!もうガマンできねーんだ!!!」
「ひっ…!」
息を切らせて一葉を掴んだ少年に、一葉は悲鳴をあげ、祐介は可笑しそうに頷いた。
「ああ、でもまずはカズハを椅子から下ろせよ。腰掛けたままじゃ無理だろ」
「やった!おい、降りろ!!」
少年ははやる気持ちで震えながら一葉の脚の縄を解き、椅子から持ち上げるとそのまま床に引き倒した。
「い、いやあ!!やめて、それだけはダメぇっ!!!」
一葉は抵抗を示したが、情欲に衝き動かされた少年の力に抗えるものではない。
膝が肩に当たるほど身体を折られ、その上に少年の身体が覆い被さる。一葉の後ろ手に縛られた腕が軋む。
「「ああっ!!」」
挿入の瞬間、少年と一葉が上げた声は同じだった。
「ああ、…ッあ!」
一葉はさらに小さくうめきを続け、少年は息を詰まらせていた。
そして、

「き、気っ持ちいいいーーーーっ!!!」
叫んだのは少年だ。一葉を組み敷いたまま信じられぬという顔で硬直し、
緩みきった顔で下半身を襲う開放感に身を任せている。
「なんだよ、何だよこれ!熱くってぬるぬるしてて、しかも滅茶苦茶に締めてきやがる!!」
感極まったように叫ぶと、彼は腰を使い出した。
「いやあ、いやよ!お願いやめてぇっ!!!」
一葉は腰を抱え上げられたまま顔を覆う。

周りの少年達は言葉もなかった。
一番槍の少年と一葉の結合部は透明な飛沫が零し、ぬぱぬぱと形容しがたい粘音を響かせて溶け合っている。
抽迭にあわせて少年の剛直が覗く。
もともと年齢の割に早熟であったそれだが、今は明らかに普段とサイズが違った。
成人男性のそれをも凌駕しかねない太さと長さ。
当然だ。
秘所をくじられながらもなお凛としていた一葉の顔が、実は気高い蕩け顔であった事実。
そして挿入を迎えた今、丹念に磨きあげられた官能に脅え戸惑う顔。
空を蹴る芸術的な脚線美。部屋中に匂い立つ女の香り…。
それら少年を取り巻く全てが、少年の興奮を臨界点の先まで押し上げているのだ。
212おとくいさま  2:2009/06/13(土) 02:41:34 ID:1Ug9sQN1

そして当然、条件は他の少年においても同じ。
「いくぞ、カズハ、中に出すぞ!!!」
最初の少年が数分と持たずに果てると同時に、次の少年が一葉を捕まえた。
「な、舐めろ!早くだ!!」
一人が一葉に中腰になってのフェラチオを強要し、もう一人は一葉の背後に回る。
「おい、じっとしてろ!…って、くそ、しゃがめよ!!」
苛立ってそう喚いた。
彼は背後から一葉を責めようとしたが、彼の身長では脚長な一葉に届かないのだ。
結果下からねじり込む格好となり、一葉は細長い逸物を咥えさせられながら悲鳴を上げた。

「…お前は犯らなくていいのか?主賓だろ」
既に事を終えた少年が祐介に声をかける。
祐介は頬杖をついて絡み合う男女を見つめていた。
「別にしないわけじゃない。カズハは可愛いし、よく鍛えてるから締まりもいいもんな。
 ただ何となく、突っ込む為の穴にモノ入れるって当然の行為に飽きちゃってさ。
 昂ぶっていくのを眺めたり、セックス以外で辱めたり、そっちの方が気持ちいい」
「くくっ、そりゃ13歳が達する域じゃねえな」
「……確かに。あいつの“一つ前の娘”までは普通に愛してやれたのにな」
「普通?ふん、前ん時だって相当だったぜ。ツン美人系で俺が惚れてたの知ってたくせによ。
 ……でもそうか、“あの女の後輩”なのか、一葉。大変な役を押し付けられたもんだな」

2人は13とは思えない笑みを浮かべながら、一葉の素晴らしい体を眺め回した。
彼らの父親たちが、何十年も前からそうしていたように。

「こいつの口たまんねえ、マンコとかわんねーよ!」
「この尻の形、反則だろ。何発やっても勃起してきて仕方ねえ!!」
「げほっ、ごぉぼっ…!!や、やめて、ほんとうにもう……いやなのお……!!」
「ああ、何が嫌だ?ガキに犯されるのが嫌だってのか?ロリくせえ顔しやがって」
「そうだ、こいつパイパンにしようや。似合うぜきっと」
「う、ぐううっ!!」
「お、おい!今こいつ俺に突かれながら逝ったぞ!中がビクビクってした!!」
「なんだよ、やっぱ幼児プレイで興奮したんじゃん」

・・・・・

「…おやおや、派手にやってるね」
夏のぬるい風と共に戸が開き、年老いた老婆が顔を覗かせる。
「あれ、婆ちゃん。もう帰ったのか」
振り返り、祐介がにやりと笑った。
老婆……宮原芳江もにかりと笑い返す。
「ふふ、寝ていても退屈でね。
 …お前のことだ、そろそろ普通じゃ物足りないだろ。きっついクスリ貰ってきてやったよ。
 浣腸も、魔法の粉もある。あの薬屋の小娘に、本当の薬ってものをたんと教え込んでやんなさい。
 それが『おとくいさま』というものだからね」
祐介は白い粉を渡され、そこで初めて歳相応に見える笑みを浮かべた。
「ああ……わかったよ」
すなわち、玩具を散々に振り回し、ついには壊してしまうかもしれない笑みを。



                      おわり
213名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 08:47:42 ID:rfqlKTd6
>>207>>208
BLや小説のないサイトばかり引っ掛かってまともな同人や小説がヒットしません…
同人や小説や動画があるお勧めのサイトや検索方教えてくださいm(_ _)m
214名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 09:25:03 ID:bMI2Dtet
>>213

オネショタゲーを精力的に製作しているメーカー
DOUJIN3ARIES ttp://www.doujin-3aries.sakura.ne.jp/aries-mizuki/

管理人の新作はもう何年もうpされていないのだが
少年と熟女 ttp://www.joy.hi-ho.ne.jp/celis/

鬼畜ショタ攻めならココ
お子様のブランチ ttp://www.geocities.jp/okobura2/childsbrunch.htm
215名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 10:12:05 ID:szuFlryz
>>213
「ショタ」だけじゃホモホモしいのばかりに成るわな「おねショタ 小説」とかで検索すれば?
あとは、普通の検索エンジンじゃなくて、エロ小説検索サイトを使うとか。
とりあえずここ
ttp://www.himeguri.net/
216名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 12:02:25 ID:9Dr0a8iG
>>213

↓このスレで質問してみればいいのでは?

【教えて】エロ〜な小説・捜索願7【ください】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1233571541/l50
217名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 16:07:58 ID:rfqlKTd6
>>214>>215>>216
ありがとうございますm(_ _)m
おねショタ 小説と検索しても普通の検索エンジンじゃでなかったんでがっかりしてました…
携帯なんで紹介していただいたサイトがみれないんでどなたか携帯用を教えてくださいm(_ _)m
218名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 16:29:58 ID:2B2BpbYo
おまいらも大概酷い奴だな
219名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 19:17:16 ID:YFoTtqDA
>>212
220名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 22:46:12 ID:YmHNIIge
>>209-212
なんというロクデナシ共・・・興奮した
221名無しさん@ピンキー:2009/06/13(土) 23:13:03 ID:AED0gnmn
>>209-212
なんという王道かつ直球。
犯してる側も女体に狂わされてる感にすげえ興奮した。

GJ!
222名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 06:28:56 ID:uyHVFZpc
小学生がレイプする小説ってあんまり無いよな。
フランス書院だと「美母と群狼 息子の目の前で」っていうのがある。
肛門責めメインなので読み手を選ぶ作品かもしれんが。
223名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 16:34:46 ID:jQKJNCab
ありそうでけっこうないよな
おねショタスレの方も全然投下ないしやはりマイナーなのか
224名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 18:14:13 ID:j4DrYjYD
マイナージャンルで複数にスレが分かれてるからなー
おねショタ総合ならまだしも
225名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 19:26:19 ID:FX1UD+su
ここの作品は総じてレベル高めだと思うけどね
226名無しさん@ピンキー:2009/06/14(日) 21:09:33 ID:bYKAuuE/
おねショタはマイナーなのかやはり…好物なんだが
227名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 02:06:08 ID:Xa40F5h7
鬼畜な糞ガキ共にオモチャにされて弄られる大人の女性って最高だと思うんだがなぁ
228名無しさん@ピンキー:2009/06/15(月) 23:11:18 ID:za3DREgG
スレタイ読んで真っ先に思い出したのは
鬼畜スレの『瞬君シリーズ』
229名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 06:19:26 ID:9JbH3Hfq
>>228
あぁ、あれは良かった
230名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 06:28:33 ID:bCXtc/rp
瞬君とか俊君とか駿君とか
「しゅん」って名前はいいな。ショタショタしくてw

間違ってもアンドロメダ瞬を想像してたわけじゃないよ
あれは腐臭いからw
231名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 08:48:42 ID:8puRRWQD
アンドロメダ瞬が実は鬼畜で熟女犯しまくりだと俺の小宇宙が燃える
232名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 14:55:07 ID:M6EqjGH3
>>228どこでみれますか?
233名無しさん@ピンキー:2009/06/19(金) 19:46:43 ID:rmyTYHRt
瞬がシャイナさん犯しまくりとかちょっといいなと思ってしまった
234名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 00:13:27 ID:TfikDWOV
シャイナさんあれでも16歳だからなぁ。
あの世界で成人女性って誰が居たっけ?
出来れば聖闘士系で…。
235名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 00:32:33 ID:O/oYiYSq
>>232
ttp://library.s12.dxbeat.com/kichiku/yes.html
7スレ目辺りから連作で続いてる
適当に捜して
236名無しさん@ピンキー:2009/06/20(土) 04:22:26 ID:Mp68XP29
>>212
ゆーすけ悪いやつだ許せん
237名無しさん@ピンキー:2009/06/21(日) 02:17:47 ID:Hthm61ZK
>>171
栄治も悪い奴だけどもっと犯れと応援したくなるw
続き待ってます。
238西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/06/22(月) 20:50:09 ID:QHRuPJVt
まとめWikiを作成させて頂きました。

エロパロ板・おねショタ系スレまとめWiki
ttp://wiki.livedoor.jp/tknt7188/
239名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 21:12:31 ID:vVUedW9L
>>238
乙過ぎる!!
240名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 21:26:12 ID:7MDpd5Tg
>>238
乙です
ありがとうございます
241名無しさん@ピンキー:2009/06/22(月) 21:42:30 ID:WwDiUaPG


こ、これは乙じゃなくて跪いての肛門検査なんだからね!
勘違いしないでよねっ!
242名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 00:59:58 ID:NcdDbkrY
>>238
お疲れ様です。
可能ならばこのスレの分も保管していただけないでしょうか?
母親が他人に犯される小説(小説)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1183549468/
243西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/06/23(火) 06:39:10 ID:qafkVWex
>>242
了解致しました。
各作品がWikiのテーマから逸脱していないかどうかを確認した後、保管させて頂きます。
そのため、いくつか保管できない作品があるかもしれないということをご了承下さい。
244名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 07:52:13 ID:QQVMbERR
>>238

おねショタ総合まとめサイトならここもアリ?
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237294173/
245名無しさん@ピンキー:2009/06/23(火) 14:26:59 ID:NcdDbkrY
>>243
ありがとうございます。
246西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg :2009/06/23(火) 14:47:57 ID:xI/fh9HZ
>>244
中にはアリな作品もあると思います。

おねショタに関連している可能性のあるスレッドは、一応全て読んで確認するつもりです。
247名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 08:51:16 ID:Wxtv3IYr
おねショタっつったらどっちかって言うと、244のスレみたいにペニバンや
ふたなりのお姉さんにショタが尻を犯されるとか、普通のセックルでも
お姉さんが主導権握る方がメインだよなー
それはそれでオレは好きだけど

ただ、ショタ攻めとか鬼畜ショタでググっても801ばかり…
248名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 15:00:45 ID:pdcXv74I
フランス書院の本を必死に漁って合うのを探す位か
249名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 20:19:53 ID:9kWLdJ7y
二次元ドリームだとショタ主人公多いけどな
250名無しさん@ピンキー:2009/06/25(木) 22:49:32 ID:ND9B7b7I
しかし主人公のショタが鬼畜でカス野郎ってのはあんまし無いと思う
251名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 07:17:05 ID:6QrztV0x
確かに
子どもという観点からいけばとんでもない鬼畜で当たり前な気はするが
自分で書いててもつい愛が滲み出てしまうww

でもこのスレ的には鬼畜ショタ率高くないか?
252名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 10:56:41 ID:ajBQZ7gL
そりゃスレタイ的に鬼畜ショタじゃないとw
253名無しさん@ピンキー:2009/06/26(金) 12:12:28 ID:6QrztV0x
時々スレタイ読めない奴っているよなww
254名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 06:22:28 ID:kz8GTcoV
逆にスレタイのせいで縛りに感じるのはあるな
このスレだと、逆レイプからはじまって立場逆転していくような話投下しにくい
255名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 07:14:09 ID:mMlEurC8
スレタイ的に
ここ完走またはDATしたら
おねショタスレへ統合でいいかもな
256名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 07:40:04 ID:eoNtW0ot
話のウェイトがどこに置かれてるかだと思ってんだが
場合によっては→ 【お姉さん】おねショタでエロパロ【男の子】 あたりに投下か?

襲われるってさ、単にセックスすることを襲うって言ったりするよな
ふふふ、襲っちゃうぞー♪ 的な
ショタ攻めなら和姦でもOKなのかと結構悩む

例えばエロ3回の作品で
1回目 女が襲う
2回目 女が溺れる
3回目 下剋上
だとして、3回目が朝チュンなんかじゃなければ
ここでもOKだと自分的には思ってる

同じCPで複数回エロを入れるとどうしても和姦の部分がでてくる
襲われてる側が受け入れてしまう部分、堕ちっての?
「えーいいのー? 中に出したら赤ちゃんできちゃうかもよー」
「い、いいの…いいの……だから、熱いの出して、中に出してぇー妊娠させてーー!!」
そんで、次回からは股開いて待ってるみたいな

でも、まぁ自分ならショタが成人女性を1回でも襲ってたら
ここに投下すると思うww
257名無しさん@ピンキー:2009/06/27(土) 19:19:19 ID:BPXGnVOa
約半年で約1/4スレ消費か
栄えてるとは言い難いな
スレ終わりに近づいた時もこの程度のスレ進行速度だったらおねショタスレと統合でいいかもな
258名無しさん@ピンキー:2009/06/29(月) 00:30:29 ID:SPBoqgdQ
性的に目覚めたショタの場合自由に出来る女が出来れば凄い鬼畜になるかもなぁ
まだ子供なんで容赦のなさが半端無い感じで
259名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 02:41:10 ID:k1Y7vQq+
みんなは犯される女性はどういう人がいいの?
同級生のお母さん?それとも独身の女性?
260名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 12:16:13 ID:7UtQObo8
前者かな
261名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 13:08:54 ID:RBXKTROg
処女が好きです
だから必然的に後者になる

前者なら処女の継母か?
そしたらわざわざ同級生に譲ってやる必要もないし
結婚するまでと大事にとっておいた継母の処女を
結婚式当日にいただくショタww
262名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 14:33:09 ID:jMed2ZTn
263名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 19:47:16 ID:72TenUFJ
>>262
レスアンカーだけとかやたら気になるw
264名無しさん@ピンキー:2009/06/30(火) 21:30:55 ID:wJRAK+ol
ショタっ子の同級生のお母さんとなると…
ショタっ子の年齢にもよるけど30歳近くなっちゃうこともあるからなぁ。
なので後者で。
たまには年増もいいけどね。
265名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 00:04:26 ID:J7mZylK2
そういやここ成人っていうしばりもあるのか
266名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 00:26:32 ID:q6/p1LkB
>>264
30代とか40代前半とか食べ頃だよ
20代も良いけど

>>265
お姉さんであれば大丈夫な気がするけど
おねショタスレがあるから10代ならそっちで良いかも
267名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 02:06:25 ID:DkBviBmu
大学生のカテキョのおねーさんとか
甥っ子を預かることになった20代前半位の叔母さんとか
俺は若い方が好きだな
子どもの扱いに慣れてなくて、どこまでが子どもの遊びかわからん
→気付いたらエスカレートして襲われてた とかイイ
268名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 07:16:00 ID:RS8hcqtT
>>261
20代、美人、処女
この3つの単語が並ぶと、どうしてもウソっぽく感じてしまう
美人は大体20までにはSEXしてるよね

ファンタジーなら、政府が特例を認めざるを得なかった
天才児の飛び級を受け入れたのが女子大で、
そこで処女ハンター化するショタとかどうか


269名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 07:36:04 ID:vF3GIx+n
ほんとにファンタジーなら…
諸所の事情により若くして王となったショタ
王に取り入る手段は「女」とばかりに娘(ショタ王と同年代)を差し出す諸侯たち。
だがショタ王の好みはもう少し年上とわかり…。

そんな後宮のお話とか
270名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 09:48:01 ID:UBONHRl2
> 20代、美人、処女
希少価値だからいいとか
美人故に子どもの頃にいたずらされてて...とか
美人過ぎてだれも手を出さなかったとか

王様は後宮のみじゃなく
鷹狩りで村娘とか
お忍びで町娘とかも広がりそう
271名無しさん@ピンキー:2009/07/01(水) 22:56:55 ID:DrmHT31P
まぁ、美人な女性と見た目的に残念な男性の組み合わせはままあるし
美人過ぎて周囲が手を出さなかったはあり
272虚勢の代償:2009/07/04(土) 00:03:45 ID:0mdDGGG8
菅原潤(すがわらじゅん)は若干10歳にして、自らの境遇が特異である事に気付いていた。
父親は性欲が並外れた男だった。
浮気などして当たり前、夜毎違う女を引っ掛けてきて家で可愛がる。
母親はそんな男に愛想をつかして家を出た。
そして今も潤の父は若い女を縛り上げ、その秘所を飽くことなく玩具で責め立てている。
「ああ、イヤあ…!あんな小さな子が見てるのにぃ……!!」
女は潤の方に視線をやって嫌々と首を振る。潤はそれを冷笑混じりに見つめていた。
 (……何がイヤあ、だ。“薄汚い雌豚”め)
母のかつての口癖を思い浮かべながら。
「あぁ!待って!!」
女が唐突に叫んだ。見れば父が立ち上がり、外に一服しに行く所だった。
焦らし責めだ。

「逝かせて…逝かせてェ…」
女は尻が天を向くように縛られたまま、バイブを股座に唸らせて哀願する。
潤が目の前に立つと、ふとその表情が明るくなる。
「あ、ねぇボク!この縛られてるの解いて?それかお父様を呼んできて?
 おねえさんすっごく辛いのよう、お願い」
猫なで声でそんな事を囁く。潤は一言も発さぬまま、女の秘所に足を乗せた。
「……え?」
女の間の抜けた声と入れ替わりに、思い切りバイブを踏み込む。
甲高い悲鳴が上がる。
潤は女の狭間が吐き出したバイブをさらに踏み込み、吐かれ、踏みを繰り返す。
「やめてっ、やめてえっ!!ちょっと、遊びじゃないのよボクっ!!!」
潤の小さな足の下で、女は喚きながらも猛烈なピストンに悦びの涙を流し、それを顔に受けて泣きじゃくる。
…ぐちゃっぐちゃっぐちゃっ…どろぉっ ぐちゃっぐちゃっぐちゃっ………

潤はそのみっともなさに溜息をついた。
273虚勢の代償:2009/07/04(土) 00:04:07 ID:0mdDGGG8

少年が溜息を吐くような事は学校でもあった。
友人の一人、柳代優耶(やなしろゆうや)と話をしている時だ。
優耶は10歳という齢を鑑みてもぼんやりとしており、考えも話も幼稚だった。
親しくしておけば損はないタイプなのでつるんでいるが、潤は内心では優耶の事を蔑んでいた。

潤がそんな優耶の話を適当に聞き流していたある日、ふと優耶が変わった事を言い出した。
優耶は四人兄弟の末っ子で、一番上の姉とは歳がかなり離れている。
その姉が時々いやらしい話をしてくる、というのだ。
Hをした時のことを語ったり、時にはオナニーを見せたりさえするらしい。
その話を聞いたとき、潤はそれをすんなりと信じることが出来た。
優耶という少年はとかくぼうっとしており、無性にからかいたくなる。
特に妙齢の女性ならばそんな気持ちも強くなるだろう。
家にこんな弟がいては、性的な会話を仕掛けたくなってもおかしくない。

そんなある種の共感もあってか、潤はやおらその姉に興味が沸いてきた。
話を耳にして寄ってきた数人のクラスメイトと共に、姉の人となりを優耶から聞く。
名は京子(きょうこ)。歳は今年で28とかなり離れており、地方銀行に勤めるキャリア系らしい。
そして見た目。優耶が取り出した写真を見たとき、潤たちは息を呑んだ。

写真は出勤時の京子を撮影したものだった。
知性を裏付けるような薄縁のファッションメガネ。
首元までに整えられたダークブラウンの髪。
歩く様が絵になる、スーツに包まれた迫力ある体つき。
「すげえ美人じゃん!」
「まさにキャリアウーマンだな、カッケぇ…」
「出来る女って感じだわ。道歩いてても絶対声かけらんねえ」
クラスメイトが口々に驚嘆する。
潤も同感だった。
少なくとも潤の父によがらされるような雌とは別の人種だ。
これほど凛とした女性が、本当に優耶に不埒な事を吹き込んでいるというのか…?
潤はますます気になって仕方がなかった。
274虚勢の代償:2009/07/04(土) 00:05:01 ID:0mdDGGG8

潤達はそれから毎日のように、優耶に姉の話をせがんだ。
優耶はそれに笑みで応じた。
京子が良くする話……部活の先輩との、会社の若い上司との赤面ものの性体験。
恵まれた器量のおかげでどこへ行ってもアイドルであり、相当エッチな体験をしてきたこと。
優耶はそれを自らも赤面しながら語り続けた。

しかし…クラスメイトが舞い上がる中、潤はその話を聞くにつれて一つ不可解な想いを抱くようになった。
どうにも嘘臭い。
毎晩女が感じる姿を目の当たりにしているからそう感じるのか、
京子がしているという話には、どこか初々しい幻想や無知さが見えた。
あるいは姉が不埒であるということ自体が優耶の捏造ではないかとも考えたが、
優耶がそんな頭の回るタイプではない事はよく知っている。

そしてある日、潤は確信めいた物を心に忍ばせてこう切り出した。
「なあ、いっぺんお前の姉ちゃんに会わせてくれよ。
 俺らもさ…その、女の人のこと色々と知りたいんだ。なぁ」
潤が純情ぶって言うと、クラスメイトも一斉に頷いた。
優耶は満面の笑みを浮かべる。
「うん、いいよっ!友達連れて帰ったら、おねえちゃんきっと喜ぶや。」
クラスメイト達が幼い歓声をあげた。
いよいよ噂の姉とご対面だ。
そのとき潤が歪な笑みを浮かべた事を、優耶はまるで気付く素振りもなかった。
275虚勢の代償:2009/07/04(土) 00:05:28 ID:0mdDGGG8



優耶の家が見えたとき、潤達は思わず唖然とした。家というより屋敷だ。
そもそも立地が緑溢れる高級住宅街であり、そこに屋敷を構えるとなれば何千万を要することか。
潤の家も割に裕福だが格が違う。
優耶のぼうっとした性格がわかる気がした。

「ゆーやのお友達なんて珍しいわねぇ、いらっしゃい」
優耶の言う通り、京子は弟の友人として訪れた潤らを快く迎え入れた。
テキパキと紅茶を淹れ抹茶味のシフォンまで出す手際の良さは、流石社会人である。
というより、自室に喫茶セットがある辺りを流石というべきか。
京子の部屋は新婚が悠に暮らせるほどの広さだった。
その中央にしつらえられた巨大なソファに京子を囲んで座る。

オフの日の京子は写真のイメージとはまた違っていた。
28という歳を感じさせない若々しい肌だ。
金があるゆえに美用品も最上級の物が揃えられるのだろう。

そもそも金に困らぬ彼女は働く意味があるのか?
少年の一人がそう疑問をぶつけた。
「家柄は関係ないわ。お金持ちの子はね、周りが思うよりずっと働きたがってるの」
そう言ってからからと笑う京子は、育ちの良いわりに気さくな印象を与える。
だが潤はこの時まさに、彼女の本質を垣間見た。
働きたい…?
否、そうではない。“評価されたい”のだ。
家柄で持て囃されるにあきたらず、自分自身の能力でも一流と呼ばれんとする。
その片鱗があのファッションメガネだ。
今の京子は眼鏡をかけていない、つまり本来は必要ない。
それなのにわざわざ伊達眼鏡をかけてまでキャリアを演じる、その根底にあるのは虚栄。

事実今も、たかが小学生の来客に対して京子は小洒落た服を着込み、ネックレスにブレスレットまでしている。
ハーブの香水まで纏っているという徹底振りだ。
子供相手にも素敵なお姉さんを演出しようとしたのだろう。
 ( ――こいつ、見栄っ張りだ )
潤は確信した。
276虚勢の代償:2009/07/04(土) 00:05:53 ID:Bsp9F1vl

「京子さんってさ、モテるでしょ」
潤がそう切り出したとき、京子の顔が明らかに変わった。
「…どうして?」
「だって、いかにもだもん。美人で、スタイルよくて、品があって」
けして褒め殺しではない。事実であることを承知の上で、潤はあえて美辞麗句を並べる。
京子は目を閉じて息を吐いた。
あどけない少年にまで魅力を理解され、女として悪い気はしないだろう。
「そうね、お誘いは多いわ」
ティーカップを傾けて京子が答えたとき、潤は勝負に出た。

「じゃあさ、僕らにも女の人のこと、教えてよ」
京子の目が開かれる。周りの少年達も、優耶を覗いて顔色を変える。
「実は僕ら、優耶くんに色々お姉ちゃんの話聞いてるんだ。
 …エッチなことも時々、教えてくれるって」
京子が優耶を睨む、だが優耶のにこやかな表情を目にし、怒りのやり場を失ったように視線を惑わせた。
「あ、あのね、まだ君達みたいな子供には早……」
『お願いしますっっ!!』
京子の言葉は、突然のクラスメイトの叫びにかき消された。

「お願いします、京子さん!!」
「お願いです、裸見せてください!!
「僕ら、ずっと楽しみにしてたんです!!」
クラスメイトは子供ゆえのストレートさで京子に要望をつきつける。
それにさり気なく便乗しながら、潤は内心でほくそ笑んだ。
こういう場合に子供ほど厄介な相手はない。
これを凌げるならかなり子供慣れした女性だろう。そして箱入り娘である京子は、絶対にその類ではない。
「あ、あ、う、そのっ………」
京子は困惑しきった様子で子供達の爛々とした瞳を受け、やがて、折れた。
「……ち、ちょっと、本当にちょっとだけよ…」
そう言ってスカートのベルトに手をかける京子を、潤はいよいよ楽しげに眺める。

 (うん、今日は“ちょっとだけ”……。
  お姉さんの考えるちょっととは、随分違うだろうけどね)
277虚勢の代償:2009/07/04(土) 00:06:35 ID:0mdDGGG8

「おおお…。」
京子が服を全て脱ぎ去ったとき、少年達は思わず感嘆の声を漏らした。
潤でさえだ。

28、下手をすれば潤たちの母親であってもおかしくない歳。
京子はその歳に恥じない熟れた身体をしていた。
豊かなあまり垂れた乳房と安産を約束する腰つきは、この上なく女らしく性的だ。
腹部は引き締まりながらも脇にわずかな肉付きがある。
それがやたらに抱きつきたい気持ちをくすぐるのだ。
そして肉感的でいながらも手足はすらりと細長く、けしてただ太っているのではないと視覚に訴える。
生半可なグラビアアイドルでは太刀打ちできぬ匂い立つ女体。
潤は女の身体を見慣れていたが、それは親父好みの未熟さを残したものばかり。
これほど性を直感させる裸体を見たことはなかった。

「綺麗だ」
潤は自分でも知らないうちに京子に寄り、その胸に顔を埋めていた。
どこまでも柔らかい乳房が頬を包む。腰に手を回せば、すべすべした腰つきに柔らかな感触。
触れていて楽しすぎる身体だった。そしてひどく安らぐ匂いをしている。
京子は戸惑ったように、躊躇いがちに潤の頭を撫でていた。
だが、潤にいつまでも安らいでいるつもりはない。
「ねえ、オナニーしてみせてよ」
乳房の間から悪戯っぽい瞳を覗かせ、潤は言った。京子が声を詰まらせる。
「………わ、わかったわ」
京子はそっと潤を離し、革張りのソファに腰を下ろした。
そして指を秘所に導き、ゆっくりと沈み込ませていく。
278虚勢の代償:2009/07/04(土) 00:06:55 ID:0mdDGGG8

「……はっ、…はっ……」
京子はリズミカルに息を吐きながら指を操っていた。
脚を広げたまま親指の腹でクリトリスを捏ね、人差し指と中指を差し入れて中をくじる。
茂みの下の盛り上がりが生き物のように開閉し、抜き出された指が濡れ光る。
少年達は食い入るようにそれを見つめた。
当の京子はその目を避けるように、視線を遠い床の上に落としている。
品のいい京子がはしたない格好で自慰に浸る様はたまらなかった。
しかし、潤はそれで満足しなかった。
所詮は場を凌ぐ為の三文芝居だ。感じるためにやっているのではない。

「ずいぶん大人しいオナニーだね」
その言葉に、京子の視線が潤へ向く。
「もっと激しくしてよ。いつもは、あんなものじゃないんだろ?」
潤は優耶に問いかけた。
優耶は純真そうな瞳で頷く。
「……ッ!」
実の弟が相手では隠しおおせる筈もなく、京子は顔を顰めて座りなおした。
今度は脚までソファに上げ、M字開脚しての自慰だ。
気品とかけ離れたその格好は滑稽でさえあった。
京子はより深くに指を挿し入れ、とうとう本格的な自慰を始める。
少年達は生唾を呑み込んだ。
「……くっ……!」
京子は下を向き、小さく喘ぎながら指を蠢かす。
やがて指の入った先からくちゃくちゃと水音がしはじめた。
京子の息遣いも荒ぶっていき、本気で感じ始めたのだとわかる。
「そうそう、気持ち良さそうだね」
潤は優耶の方を振り仰いで言った。
優耶の反応から見て、これがいつもの自慰だろう。

「はぁっ、はぁっ、は、はぁっ……!!」
京子の息が上がり、いよいよ達しかけたと見えたその時、
「 待って! 」
潤がそれを止めた。京子が汗まみれの顔を上げる。
「まだイッちゃだめだよ。僕がもっと気持ちよくしてあげる」
潤はそう言って持参したリュックを開けた。
中からは潤が父親から貰い受けた、様々な道具類が顔を覗かせた。
279虚勢の代償:2009/07/04(土) 00:07:31 ID:Bsp9F1vl

「はぁ…もっと……気持ち…よくする…?…あなたが……?」
京子は絶頂の寸前で息を切らせたまま呟く。
潤はリュックから銀色の器具を取り出し、見せ付けた。
「オトナのお姉さんなら知ってるよね、こんなの」
少年達は首を傾げ、京子が目を見開く。
それはクスコと呼ばれる、女性の膣を広げて固定するための器具だ。
京子も知識でぐらいは知っているかもしれない。
だが恐らく使われた事などない。
大人社会では重大な意味を持つ柳代の姓が、世の男共に京子にそれを使うような事を許さなかったのだ。

「京子さん、足、開いててね」
クスコに潤滑油をまぶしながら、潤は淡々と告げた。
「…ふうん、ま、ませた道具持ってるじゃない」
京子は狼狽を必死に隠して言葉に従う。
潤は興奮で手が震える想いだった。
どんな大人にも先駆けて、自分がこの女性にこの淫靡な器具を突き立てる一人目になるのだ。
クスコの烏口が京子の肉ビラを割る。器具の冷たさに京子の足が反応した。
しっかりと奥まで差し込んだ後、潤はネジに手をかける。
「開くよ、お姉さん」
キリ、キリ、ネジが開かれるにつれて、京子の身体の中が露わになってくる。
「うお、なんだあれ!?」
「何か赤い肉が見えてんぞ、大丈夫なのかよ!?」
少年達が色めき立つ中、潤と京子だけが平静を装っていた。

「中まで綺麗なんだね、京子さんって」
ひくひくと息づく桃色の粘膜を覗き、潤が優耶に言った。
「うん。お姉ちゃんキレイだ」
優耶は器具の異常性にも気付かず、ただ場の盛り上がりに合わせて喜んでいる。
「それに……。」
潤はさらにクスコの奥を覗き、意味ありげに京子に笑いかけた。
京子は……とうに気付いているのか黙って視線を返す。
2人にだけ伝わる事実。
クスコの曝け出した京子の膣の中には、うっすらとえらの様な物が見える。
処女膜だ。
潤は始めから京子が処女であると踏んでいた。
この気位の高い令嬢が、そう易々と男を知れる筈がないのだ。

「じゃあ、気持ちよくしてあげるね」
京子の視線を浴びながら、潤はさらにリュックから器具を取り出す。
それは2つの、電動歯ブラシを細くした様な道具だった。
潤はそれをクスコで開かれた京子の中に差込み、にこやかにスイッチをいれる。
「うう!!」
瞬間、京子の腰が跳ね上がった。
280虚勢の代償:2009/07/04(土) 00:07:54 ID:Bsp9F1vl

「腰が凄い動くね。久しぶりなの、こういうプレイ?」
潤は全てを知った上でそう問いかける。
「え、ええ、気持ちいいわ」
京子はたまらず腰を左右に揺すりながら、手でソファを掴んで必死に耐えていた。
他のものはただその様子に見惚れるだけだ。
器具の電動音はいかにも強烈そうで、それが器具で開ききった体内で暴れているのだ。
潤は2つの器具をナイフとフォークのように使い、ステーキを切るように京子の中をかき回した。
京子の中からは止め処なく肉汁が溢れ出て、クスコを伝って流れ落ちていた。
「いやらしい匂いだね」
クスコの中からは、京子の感じ入った牝の香りが強烈に漂っていた。
それは潤だけでなく他の少年に、そして京子自身にも伝わり、彼女の顔を赤らめさせる。

やがて京子の足の指が丸まり、腿が痙攣しはじめた。
絶頂の予兆を感じ取り、潤は器具の繰りを早める。
中をぐちゅぐちゅとかき回し、思い切り奥を広げる。
その瞬間、京子は天を仰いで愛液を溢れさせた。
腰を何度も跳ね上げて身悶える様はとてつもない快感を表していた。
少年達は言葉をなくし、ただ黙って京子を見守る。

「最高だよ……」
潤もその京子の様子を見守りながら、ズボンから逸物を取り出した。
子供とはいえ中々の剛直だ。
潤は京子を引き起こし、未だ気息奄々の赤い唇に捻じ込ませる。
「んう!!」
苦しがる京子の髪を撫で、潤はしっかりと突きこんだ。
「セックスといえば、まずはフェラチオだよ。しっかりやってよね」
腰を引き戻しながら言うと、京子が控えめに舌を使い始めた。
硬くなった亀頭にちろちろと舌が当たる。気持ちはいいが、まだ足りない。
「もっと強く!」
舌の動きが早くなる。吸うような動きを出てきている。
それでもやはり、初心者のフェラチオだ。
281虚勢の代償:2009/07/04(土) 00:08:27 ID:Bsp9F1vl

「こっちを向いて、京子さん」
潤が言うと、京子は濡れたような瞳で彼を見上げた。
その瞬間、潤は言いようもない興奮に背筋を焦がされる。
潤は京子の頭を掴みなおし、腰を振って一気に彼女の喉奥へ突きこんだ。
「おううえっ!!!」
京子がえづく。その瞬間、亀頭部分に窄まった喉の肉が絡みつき、強烈な射精感を引き起こした。
「ああ凄い、これ凄いよ京子さん!」
潤はその快感に飲まれ、物のように京子の頭を前後させる。むせ返る瞬間がたまらなく気持ちいい。
「出るよ、出るからね京子さん、全部呑んでよ、大人なんだからね!」
潤は叫びながら京子の喉奥に亀頭を擦りつけ、腰を震えさせた。
驚くほどの量が流れ出ていく。

京子は目を見開きながらそれを口で受け、潤の逸物が抜けた瞬間に戻しそうになるのを堪えた。
そして一息に呑み込もうとし、喉につっかえたらしく苦しそうに咳き込む。
その表情は嫌いなピーマンを無理矢理食べさせられた子供のようだった。
「美味しい?」
潤が問うと、とてもそうは思えない表情で頷く。
そう、京子は子供だ。少なくとも性に関しては、虚勢を張りたいだけの子供に過ぎない。

潤は改めてそう思いながら、これからどうこの女らしい子供を躾けようか考えを巡らせた。
数度の絶頂で秘唇は蕩けきっている。
この辺りで周りの逸物をそり立てている連中の一人に跨らせ、自ら処女を失わせるのも面白い。
京子は痛みに顔を歪めるだろうが、それを弟に悟られぬように必死に堪えることだろう。
尻穴を開発してやるのも面白い。
クラスメイト達に尻穴でするのが普通だと思い込ませれば、京子はその初々しい蕾を差し出さざるを得なくなる。

まだまだ楽しめそうだ。
潤は京子を見下ろしながら、笑った。


終わり
282名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 02:22:45 ID:1UfVQZaR
20代美人処女キター
ぜひ続き頼む
283名無しさん@ピンキー:2009/07/04(土) 04:00:58 ID:WJOFLqNo
このままされるがままに調教されちゃうのかゴクリ
これまでの経験から女を完全に見下してそうだし手加減は全く望めないな
284名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 11:24:32 ID:00pi4hte
おおお〜〜
弟の前ってのがまたジュルリ
285名無しさん@ピンキー:2009/07/06(月) 17:45:27 ID:T2LeQDx/
ハァハァ…
286名無しさん@ピンキー:2009/07/08(水) 02:04:44 ID:Sy8/9wxP
鬼畜期待
287凍える月を抱いて ◆h4.Hpofy9o :2009/07/08(水) 10:43:25 ID:AjiPTOGn
Title:『凍える月を抱いて』
メインCP:小学6年生×先生(代理教員)
サブCP :11歳弟×20歳姉(5章予定)
      :12歳×25歳(番外予定)

作品全体通してのご注意ポイント(苦手な方は回避措置を!)
・避妊、プレイ、その他に関して嘘八百だらけ
・1章⇒本番なしのご奉仕のみ
・3章以降⇒スカ、生理、血、近親、etc.
・女臭い

※書き手の人としての軸がぶれていますので読み手様方の苦手ポイントが分かりません
  ご自分の苦手属性の匂いがしてきたら注意書きが無くても逃げて下さい。

3章以降は襲ってると言い難くなる上、特殊プレイ・シチュが出て読み手様を選びますので
2章までで一区切り、一旦終了の形になってます。

※他書き手様
規制、その他個人的な事情、話の内容などもあり3章以降投下は未定ですので
気にせず投下してください。
288凍える月を抱いて 1章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/08(水) 10:45:35 ID:AjiPTOGn
              1章 『悪魔の胎動』


「ねぇ? アキラ君、帰りの会が終わっても残っててくれる?」

 そう言ったのは綾だった。
 篠崎 綾は今年大学を卒業したてのまだ22歳。教師の道を目指したが本採用には
至らず、産休の代理教員として任期の半分をこなしたところ。
 美人かと問われれば……好みの問題としか言えないが、可愛いと言えば7割がたの
同意は得られるだろう。
 大きな瞳が目尻に向かってやや下がっている上、手入れの行き届かない眉が八の字に
下がっているのがタレ目を決定づけている。困った時に小さな唇に力を入れて尖らす
癖をだせば、もうびっくりしたタヌキのようだということで、子ども達に付けられた
愛称も“ポンポ子”だった。

 金曜と言うこともあって他の子ども達が早々と帰ったことを確認し、綾はアキラに目を遣る。
 都筑 アキラは、一年ほど無医町であったこの田舎町に、町の依頼を請けて赴任してきた
医者である父親について、ひと月前に都会の学校から転校して来た。
 校長室で初めてその両親と共にアキラを紹介された時綾は、色白で涼しげな目元に
薄い唇、鼻筋が通ったその中性的な美しさで はにかむアキラに、一瞬息を呑んだ。
それくらいアキラは人の目を惹きつける。6年生にしては小柄でクラスの中でも一番小さいが、
その割に仕種が大人っぽい。他の男の子がするように気になる女の子をからかったりもしないし、
もう中学の勉強も始めているのだろう昼休みに時折数学の問題集など解いている。
 都会っ子らしい優しい物腰とその見た目で、あっという間に女の子達の人気をさらい、
クラスにも馴染んだかに見えた。だが、逆にそれが災いしてか、どうも男の子達と上手く
いっていないのではと綾が感じ始めたところで、この所のアキラの元気のなさである。
 産休の代理教員とはいえクラスを任された以上、正規の担任、金澤先生が戻って
来るまではしっかりと務めなければならない。綾の肩にも力が入るというものである。

 机の脇に立って手持無沙汰にバッグの中身を何度も整理し直しているアキラに、
綾は前に来るように声を掛ける。
 机を二つくっつけて二者面談のように向かい合って座る。どう切り出したらいいものかと
少し逡巡してから綾が口を開いた。

「あのね、アキラくん、何か困ったこと無い?」
「……困ったこと……ですか?」

 男の子同士のいざこざや、元気のない原因がいじめであるならば、何としてでも……
どんな事をしてもアキラを護らなければならないと、綾は益々肩に力を入れてたたみかける。

「うん。何でもいいから、あったら言ってみて、先生何でもするから」
「……何でも?」
「うん!」
「……先生、僕……こっちに転校してきて……」
「うん」
「……奴隷がいなくて不自由してるんです」
「う……!?」

 にっこりと微笑みながら告げられた言葉に綾は耳を疑った。この声変りもしていない
少年は、今何と言ったのか? どれい? それは即ち奴隷という意味か?

「え? アキラくん? 何……」
「奴隷ですよ。ど れ い」

 状況が飲み込めずに、笑顔を無残に崩して反応の無くなった綾の前で、アキラは
椅子から立ち上がり自分の股間を指さして言う。

「僕はこれを気持ち良くしてくれる奴隷が欲しいんですよ。前の学校では女の子達が
 先を争って僕のこれに口で奉仕してくれてたんですよ」
「ほ……奉仕?」
289凍える月を抱いて 1章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/08(水) 10:48:58 ID:AjiPTOGn

 アキラの言う“これ”がペニスである事は綾にも理解できたが“女の子達が口で奉仕”
とは、いったいどういう状況なのか、綾の想像力が追い付いて行かない。
そんな綾の事などお構いなしにアキラの言葉は続く。

「僕は別に口だけでも良かったんですけど、ある時クラスの女子が、どうしても僕と
 『特別になりたいから挿入れて欲しい』って言ったんですよ。で、膣に挿入れたら……
 裂けてしまって大変でした」

 くすりと笑いながらアキラがファスナーを下ろし肉棒を取り出す。それは小学生のモノ……
女の子と見紛うようなアキラのモノと言うにはあまりにも大きく凶悪にそそり立っていた。
 綾は驚いて椅子から腰を浮かせたものの、視線をアキラの肉棒から離せずにいた。
アキラ自身の腕くらいの太さはあるそれを小学生の膣に挿入したのなら裂けてしまうのも
当然だと思われた。

「し、しまいなさい。アキラくん」

 上ずる綾を無視してアキラが言葉を続ける。

「それで大人達にバレて僕もその子も転校。こんな田舎に来る破目になってしまって……」

 衝撃的な話の内容にばかり気を取られた綾は、なぜアキラが自分自身に不利な話を
するのかその事に気付かなかった。

「でも先生、女の子のアソコって気持ちいいですね。早紀とかどんな感じなんでしょうね?」

 アキラは無邪気な笑顔で振り返って、クラス一賑やかな少女、早紀の席を見る。

「――っ! だ、ダメよ! そんなこと!!」
「どうしてですか? 僕がしたいって言って、早紀がいいって言ったら……」
「そ、そしたらまた……け、怪我……させちゃうじゃない……」

 綾の語尾は自信なさげに小さくくぐもり、もはや場の主導権は小学生であるアキラの
物だった。

「僕が痛いわけじゃないですし、それに先生には止められませんよ。親に言ったところで
 四六時中見張ってるわけにも行かないでしょう?」
「……そんな……」
「僕も奴隷がいなくなってだいぶ経つし、もうそろそろ限界なんですよ」
「……じ、自分でなんとか出来ない……かな? ……その……困った時は大概自分で
 するものじゃない?」
「自分で? ……先生も自分でするの?」
「え!? わ、私!? しないわよっ!」
「ふぅん……」

 アキラの目が窺うように細く窄められて、綾は心の内を見透かされるようで顔を
赤く染めて視線を外した。

「気持ち好くしてくれる相手がいるって分かってるのに、自分でなんて無理ですよ」
「――っ!」

「だから」と言いながらアキラはまた早紀の机の方に視線を移す。

「…………し……してあげる」
「え? ……まさか先生が?」

 驚いたような口ぶりのアキラだったが、その口元には歪んだ嗤いが浮かんでいた。
そんな事に気付かぬ綾は、場の雰囲気に呑まれるままアキラの前にペタリと座り込むと
アキラの扱く肉棒におずおずと手を伸ばした。
290凍える月を抱いて 1章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/08(水) 10:51:11 ID:AjiPTOGn
 綾は、とにかく何とかしなければと必死でアキラがしていたように手で扱くが、
アキラの肉棒には一向に変化が見られない。綾の額に汗がにじむ。

「……先生……手だけじゃ無理ですよ」

 溜息混じりに上から降り注ぐアキラの声にぎくりとして綾の動きが止まる。

「……でも……」
「せめて口じゃないと」

 言われて綾はちらりと猛ったアキラの肉棒を見る。粘液が先端に溜まってキラキラと
光っている。これを……口で……綾は戸惑ったが、そうしなければアキラは早紀に手を
伸ばすと言う。綾は深く息を吸うとアキラの肉棒に舌を這わせた。

「……ん……ちゅっ……くちゅ……」
「……もっと、舌を絡ませて……先生は、小学生より下手ですね。
 ………………しょうがないですね、じゃあ上を向いて、口を大きく開いてください」

 小学生のアキラに嘲るように自分の拙さを指摘された綾は、言われるままに口を開いた。
そこへアキラの怒張が突きこまれる。

「んーーーっ!!」
「先生、力を入れないで、でないと喉が裂けちゃいますよ」

 綾が、恐怖で目を見開くとアキラは喉の奥でくつりと嗤った。異物の侵入に、涙を流して
えずく綾の頭を両手で押さえながら喉奥に達してもアキラは腰を進める事をやめない。
綾の意志とは関係なく喉奥が嚥下と嘔吐の動きを激しく繰り返しながらアキラを呑み込んで
いく。呼吸することもできずに綾の意識が遠のきそうになるとアキラは肉棒を引き抜いた。
 途端に込み上げる物があるが、吐き気に伴って溢れる唾液を必死で飲み下し、
ぶるりと何度も震えながら、綾は必死でそれを抑え込んだ。
 ぜいぜいと肩で息をしていた綾の呼吸が少し落ち着くと、アキラは表情も変えずに
同じ行為を繰り返し何度も行った。
 綾の顔は涙と鼻水と涎でぐちゃぐちゃで、無理に唾液を飲み込む時に一緒に飲んだ空気が
ゲップとしてゲーゲー音を出す酷い有様だったが、それを気にする余裕など綾には無かった。
 いつまでこの責め苦が続くのだろうかと綾は霞む意識の中でぼんやりと思った。

「あぁ、ちゃんと奥まで入って、飲み込む動きと吐き出そうとする動きでキュウキュウ
 刺激されてとっても気持ちいいです。さすが大人ですね。小学生じゃこうはいかないですよね」

 褒められた所で嬉しい筈もなく、肉棒が抜かれて何度目かの酸素補給が許された時に
綾はくたくたに疲れた顎を叱咤し、掠れた声でアキラに聞いた。

「いつまで……いつまで続ければ……いいの……」
「早く終わりにしたいですか? 先生」

 アキラの問いに、綾がこくりと頷くとアキラは「わかりました」と言って、また
綾の口を開かせ肉棒を差し入れた。そして綾の頭を、まだ成長しきっていない両手で
押さえて楽しそうに言った。

「なるべく早くする努力はしますが、先生も慣らした通りに力を入れないで頑張ってくださいね」

 言葉が終わると同時に、アキラは腰を激しく振って自身の肉棒を綾の喉奥へ何度も何度も
突き込んだ。今までと比べ物にならいくらいの苦痛から綾が逃れようともがいても、
アキラの手はがっしりと綾の頭を抑え込みそれを許さなかった。小学生であるアキラの
どこにこれほどの力があったのかと薄れゆく意識の中で綾は思った。
 綾が意識を手放す寸前、アキラが短く呻き肉棒が爆ぜた。綾は食道をどろりとした
液体が胃に向かって滑り落ちて行くのを感じながら暗い奈落へと意識を投じた。


1章 『悪魔の胎動』 (終)
291凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/08(水) 10:53:32 ID:AjiPTOGn
              2章 『悪魔の刻印』


 綾は自分の顔を拭う湿った布の感触で目を覚ました。痛む顎と喉に悪夢が現実で
あったことを思い知らされる。
 綾の顔を拭っていたのは、アキラのハンドタオルだった。

「さぁ、これで綺麗になった。まったく奴隷が主人の手を煩わせるなんて……」

 当たり前のように綾を奴隷呼ばわりしながら、アキラはハンドタオルを弄ぶ。
綾はこんなことを許してしまったが、奴隷になったつもりはないと言おうとして
身を起こし、違和感に眉を寄せる。
 ストッキングが脱がされている。それにショーツも!
 慌てて脚を閉じ、アキラを睨んだが、アキラは一向に動じない。それどころか
嘲るように事実を告げる。

「まさか、失神しておもらしするとは思わなかったよ」
「お、おもらし……?」

 アキラが弄んでいたハンドタオルを投げた先の、半透明のゴミ袋の中には沢山の
トイレットペーパーが多量の水分を含んで納まっていた。

「ちゃんと、片付けておいたよ。匂いが染み付いて騒ぎになると面倒だし、それと
 濡れてしまった下着は一応こっちの袋に入れてある」

 アキラのこの落ち着き、そつの無さはいったい何だろうかと思いながら綾は差し
出されたビニール袋に手を伸ばす。
だが、綾の手が触れる直前にアキラは自分の荷物の方へそれを放り投げてしまった。

「記念に貰っておくよ」
「何……を……?」
「僕の精液を飲んだだろう? 美味しかった? 立派な肉奴隷になった記念だよ」
「肉……奴隷? ……どこでそんな言葉……」
「……さぁ? 最初に聞いたのは父がナースに言ってた言葉か……母が薬剤師に
 言われてた言葉か……その両方だったのか……もう、覚えてないよ……」

 アキラは無感情に語る。
 あの立派なご両親がと信じられない思いを抱きながら戸惑う綾に、アキラはにっこりと
微笑みかけ、自分の荷物の方に近づき、綾の下着とストッキングが入った袋を拾うと、
開いたままになっていた自分のバッグにそれを詰め込み、そのままバッグを手に取った。
 綾はこの異常な状況、会話を完全には理解できずにいたが、アキラが荷物を持って
移動した事で、とりあえずは“終わった”のだと安堵した。

「綾」

 突然、先生ではなく名前で呼ばれた事に驚いてアキラを見る綾に、クスクス嗤いながら
アキラが告げる。

「あぁ、安心して、みんなの前ではちゃんと先生って呼ぶから。勿論この事も内緒にするよ。
 だってこれ――“淫行”って言うんだよね?」
「――っ!」
「誰かに知られたら、先生を辞めるどころか警察に捕まっちゃうんじゃないの?」
「でもっ!」
「言い訳なんか誰も聞いてくれないよ。 ――綾、ここへ来て」

 アキラが顎で指す先には、先ほど二人が向かい合って座っていた机があった。

「だって……もう……」
「もっと気持ちいい事を知っているのに、僕があんなことで満足するとでも思ったの?」
292凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/08(水) 10:55:10 ID:AjiPTOGn
 綾がイヤイヤと頭を振って拒絶の意思を伝えると、アキラは仕方ないと言った風に呟く。

「別に僕は構わないよ。バレてしまっても、どっちにしろ僕は被害者になるわけだし。
 綾はそうは行かないよね? お母さんとお姉さんの事だってあるし……」

 俯いていた綾が驚き、弾かれたようにアキラを見つめる。

「綾のお母さんは、誰が父親か分からない子どもを16で産んで、その2年後にもまた、
 父親の分からない子を産んだんだってね? その後も随分男出入りが激しくて、とても
 奔放で淫乱な人だったらしいじゃない? 父の患者さんが言っているのを聞いたよ。
 そして綾のお姉さんは――」
「――っ! や、やめてっ! もう、やめてっ!」

 聞きたくないと耳を覆い頭を振る綾にアキラは容赦なく言葉を投げつける。

「2つ違いのお姉さんは中学を出るとさっさと都会に行ってAV女優になった。
 今や犬ともHする物凄い淫乱だってね。そして……先生が――淫行かぁ……」
「…………」

 アキラは綾に座れと命じた机の隣にバッグを置くと綾の前に立ち、項垂れる綾の耳に
優しく語りかける。

「さぁ、綾。机の所に来て、そうすれば今まで通り『そんな生まれなのに、アルバイトと
 奨学金で先生になった偉い子』のままでいられるよ。それとも淫行教師として蔑まれて
 生きるの? ――さぁ」

 綾はアキラに促されるままのろのろと机の前に立った。
 白いブラウスのボタンがアキラによって淀みなく外される。少年のまだ細い指で
撫でるように脱がされたブラウスは綾の背後に落とされ机の上にファサリと広がった。
 震えて自身を抱きしめる綾のキャミソールのストラップが落とされその腕で止まる。
アキラはそのまま綾の背中に手をまわしてパチリと綾のブラのフックを外した。
 まるで決められた仕事を淡々とこなすようにアキラの手は綾の少し長めのタイト
スカートに伸び、躊躇うことなくファスナーを降ろす。

「手を」

 有無を言わせぬ冷たいアキラの声音は総てを服従させる魔力があった。組まれた綾の
腕が解かれると同時に、スカートのフックも外されて総ての衣服が綾の足元に無残に落ちる。
 身を捩り出来うる限りをその細腕で隠す綾にアキラの声が再び命じる。

「手を」

 綾はまるで熱のある者のようにかたかたと震えながら背後の机に手を回す。
さらけ出された裸体は、大人の色香というにはまだ足りないが、平均よりほんの少し
高めの身長、長くすらりと伸びた白い脚、その付け根には形の整った草叢があった。
痩せて頼りなさそうに見えるがそれは骨細なせいで決して肉付きが悪いわけではない。
アキラは綾の胸にツツッと指を走らせる。

「もっと大きいかと思ったんだけど……Cかな?」

 問われて綾は、黙ったままコクリと頷く。

「もう少し大きい方が色々と楽しめるんだけど……でも、僕がこうして刺激して大きくして
 あげるから安心して」

 言いながらアキラが小さな手で綾の乳房を揉みしだくと綾はイヤイヤと首を振った。
アキラはそんなことなど気にせずに綾の乳房を弄び続ける。

「綾のおっぱいは柔らかくて気持ちいいよね」
「…………」
293凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/08(水) 10:56:42 ID:AjiPTOGn
「綾も気持ちいいでしょ? ほら、乳首が起ってきたよ……」

 そう言いながらアキラは綾の乳首を指先で弾く。綾が痛みに呻けば舌を這わせて
その乳首を転がし、軽く噛んで別の刺激を与える。反対の乳首も指先で捏ねて嬲ると
綾は時折ぴくりと躰を固くするが、何かに耐えるように眉根を寄せて押し黙ったままだった。
 アキラは、背伸びをすると、綾の耳朶を噛みそっと囁いた。

「綾、声聞かせてよ」
「そんな……無理……」
「何それ、教師のプライド? 教え子におもらしの始末をさせておいて、今更でしょう?」

 アキラが綾の首筋に歯を立てる。綾はひくんと躰をふるわせ吐息は漏らしたが
声は出さなかった。

「いいよ、別に……綾がつらくなるだけだから」

 クスクス嗤いながらアキラは、綾の左の乳房にキスマークを付け、とても満足そうに
その紅い跡を指でなぞった。そうしてアキラは、まるで小鳥が雪の上に足跡を残すように、
綾の下腹部に向けて点々と所有の印を付けて行く。
 まだ育ち切っていないアキラの柔らかな唇と舌で与えられる愛撫に綾は翻弄され、身を捩る。
その自分自身の反応が許せずに綾は閉じた瞳から涙を零した。

「綾、泣くほどいいの? 肌もこんなにしっとり……さぁ机の上に寝て」

 綾は無駄だと思いつつも最後の説得を試みる。

「……や、やっぱり駄目、間違ってるよ。こんな事は、大人になって……その……
 愛する…人と――」
「綾、自虐はいけないよ。愛なんてどこにもないってこの僕だって知ってる」
「! ……今はまだ、見つけられないだけかも知れないじゃない? この先……」
「あったとしても、僕や綾には無縁のものだと思わない? 親から受ける当然の愛すら
 知らないで生まれ育って、知らないものを見つける事なんて不可能でしょう? そもそも
 綾だってそんなものは存在しないと識っているから求めようともしなかったんでしょう?」

 言われて綾は、自分がいかに虚しい言葉を言ったのか思い知る。自分が信じて無いものを
アキラに信じさせようなどと……。
 諦めが綾を支配する。
 綾は瞳に涙を湛えたまま、机の上に寝た。机に収まりきらずに下げられた白く長い
脚をアキラは片方ずつ持ち上げて開かせた状態で机の上に乗せる。M字に開かれ隠す物の
ない綾の秘裂を値踏みをするかのようにアキラは覗き込む。

「毛が生えていなければ小学生のマンコって言ってもいいくらい綺麗で可愛いね」
「……ア、アキラくん……赦して……」
「残念だけど、もう、無理だよ綾。どうしてそんな無駄なこと言うのかな……」

 アキラはそう言いながら綾の秘裂に柔らかく舌を這わせて舐め上げる。触れるか
触れないかのとても微かな愛撫に綾は身を固くし息を詰める。
 そのまま、アキラが綾のクリトリスに舌を伸ばすと、綾の膝がピクリと強く反応した。

「……っ、痛い……」
「これが?」

 再びアキラが綾のクリトリスを舐めると綾は眉根を寄せて苦痛の表情を見せる。

「綾、ひょっとして本当にオナニーしたこと無いの?」
「……ない……わよ」

 羞恥から顔を真っ赤にして視線を逸らした綾に、アキラは低く小さく呻くように言う。

「――ここまでとはね……」
294凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/08(水) 10:58:46 ID:AjiPTOGn

 次の行為を覚悟した綾にアキラは冷たく言い放つ。

「綾がすごく男を怖がっているのは分かってた。誰もいない廊下で男の先生とすれ違い
 そうになると、顔色を変えて人のいそうな所やトイレに逃げ込むから」
「――っ!」

 見られていた……しかも小学生に見透かされていたなんて、と綾の心拍数は跳ね上がる。

「まさか――レイプされたことがあるとか!?」
「!……ち、違っ」
「お母さんの恋人にでも……もう……犯されちゃってるの?」
「そ、そんな事無かった! 逃げたもの、私、逃げたものっ!」

 綾は剛直を扱きながら自分ににじり寄る巨漢の男を思い出し、動揺して失言を零す。

「あぁそう、じゃあ僕よりはましかな? 僕は父の愛人に犯されたからね。
 何も知らないうちに行為だけ教えられて……僕と綾は似てると思ったけど、違うね。
 綾は逃げて、逃げ続けてセックスとか気持ち好い事は悪い事、オナニーさえも悪い事で、
 気持ち好い事に身を任せるのはケダモノと一緒になると恐れてるんだ……」

 アキラの言葉に綾は反論できずにただイヤイヤと首を振る。そんな綾をアキラは
ジリジリと追い詰めて行く。

「違うな……それだけじゃないんでしょう? 男の手から逃れて、多分お母さんが
 帰ってくる時間を見計らって帰ったら……お姉さんが……」
「――! 嫌、嫌ぁああ! 言わないでっ!!」

 耳をふさいで身を固くする綾にアキラは図星かとほくそ笑み、容赦なく言葉で斬りつける。

「綾の身代わりに……男に犯されてた。 ――綾が逃げたからだよね」

 無論、綾に非などあるはずがない。アキラは知っていて狩りを楽しむように綾を追いつめる。
 追い詰められた綾の脳裏には、あの日の出来事がまざまざと思い出される。

 はぎ取られた姉の制服、大柄な男の下で揺すぶられ、息も絶え絶えの姉が涙を零しながら
虚ろに自分を見つめている光景。背後でドアが開き帰ってきた母と男との修羅場。
男が去った後、血と汗と男の放った慾の匂いの中での姉に対する母の冷たい言葉。
 そして姉は変わってしまった。それが何よりも怖かった。その事は、罪悪感とともに、
あんなことをしたら……慾に溺れたらきっと自分もそうなってしまうと綾の中に強烈な
翳を宿した。

 過去の陰惨な記憶に囚われた綾が早い呼吸を繰り返し顔色を蒼白に変えると、アキラは
「チッ」と舌打ちして綾の唇に自身の唇を重ねた。アキラの舌は呼吸も許さないほど深く
綾の口腔内を侵す。綾の肌に熱が戻ってきたのを感じてやっとアキラは綾の唇を解放した。
まるで恋人同士を結びつけるように名残惜しげに銀の糸が互いの唇を繋ぎ、そしてその偽りを
断罪するかのようにぷつりと切れて冷たく互いの顎を伝った。

「過呼吸なんて……また逃げるの? そんな事は……赦さないっ!」

 アキラは鋭く言い放つと、綾の脚の間のピンク色の小さな花びらに舌を這わし執拗に
舐めまわした。

「や……あぁぁぁぁ……だめ……アキラく……」
「嫌じゃない、気持ち好いんでしょ? いい声も出るようになったし、こんなにここを
 ひくひくさせて、もうこんなにぐしょぐしょじゃないか」

 アキラが綾の秘所に口を付けて溢れる蜜を啜りあげると綾は悲鳴のような嬌声を
上げて内腿を震わせた。
295凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/08(水) 11:01:33 ID:AjiPTOGn
「オナニーもした事がないなら、イッた事もないんでしょう?」
「――っ!」
「一度体験しなよ、その方がいい!」

 アキラはひとりで納得し、綾の膣にゆっくりと指を差し入れた。

「ぅっ……んーー!」
「綾は処女のようだから充分に解さないといけないよね」

 アキラは、まだ短く細い子どもの指で綾の膣を押し広げながら探る。ざらつく肉襞を
擦り上げ綾を啼かせて愛液を掻き出す。ぐるりと膣壁にそって指を動かして余裕を
みてから指を増やす。アキラの指遣いはとても丁寧で、綾が痛みを感じる事など無いままに
指が増やされていった。
 アキラの指を銜え込んで綾の膣は震え、絶頂が近い事をアキラに教えていた。

「あん……あぁ、駄目……駄目なのに……怖い……あぁっ」
「大丈夫、すぐ楽になるから。それにここで止めた方がつらいよ」

 言ってアキラは綾のクリトリスを舌で小刻みに転がす。あれほど痛がったクリトリス
への愛撫ももはや最高の快楽と感じるのか、綾は太腿を戦慄かせ、机の端を握りしめ
爪先に力を込めて初めての絶頂を味わう。

「いや、いやいやいや、やぁぁぁぁぁぁああああああん」

 がくがくと震えていた脚や、反っていた背が弛緩しぐったりとした様子の綾を見つめて、
綾の蜜壺から引き抜いた指を舐めながら嘲るようにアキラが言う。

「本当に綾は可愛いね。そんなに好かった? どう、初めて……しかも小学生に
 逝かされた気分は?」

 綾は応えない。いや、応えられないと言った方が正しいだろう。初めての絶頂に、
荒い息をして白い肌をほんのり紅く染め、快楽ゆえに潤んだ瞳をトロンと開けている。

「ひょっとしてキスも初めてだったんじゃない?」
「……誰も……私にキスしようなんて……思わないもの……」

 ぼんやりと応える綾の言葉に、アキラは苛立たしげに顔を歪め冷たく言い放つ。

「この後は好い事ばかりじゃないと思うよ、覚悟して」

 アキラはジーンズとトランクスを脱ぎ去り、凶悪に反り返る肉棒を握ると綾の秘裂を
上下に擦った。蜜壺がたてるクチュクチュという厭らしい水音が暮れかけた教室に響く。
 綾の瞳が閉ざされ、嗚咽の合間に溜息が洩れるとアキラはズチュズチュとぬかるんだ
音をさせながら極太の肉棒を小刻みに出し入れして綾の胎内に納めようとする。
アキラのカリが納まる頃、ひとつの障壁が破られ綾の小さな悲鳴が漏れた。
 それでもアキラの凌辱行為は始まったばかりなのだ。秘肉をぎちぎちと割り裂かれる
痛みと内臓を押し上げるような不快感で綾は意識が遠退きそうになる。

「うぅ……くっ……」
「あれだけ広げたのに、さすが処女だね」
「……ぅ……」
「やっぱり……きついなぁ。あぁ、血がでてきたね。おめでとう綾、これで一人前の
 大人の女になれたね」
「や、嫌、もう無理、だめ、抜いてっ!」
「本当に綾はいけない奴隷だね。僕に頼むのなら『抜いて下さい』だろう?
 ――もっともそのお願いは聞いてあげられないけどね……」

 アキラが額の汗を手の甲で拭いながらにこりと笑う。何を笑ったのかと綾が訝しく
思った瞬間にアキラの腰が強く突き込まれ、綾の胎内はアキラの肉棒の総てを呑み込まされた。
296凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/08(水) 11:06:14 ID:AjiPTOGn
「あ゙ぁぁぁぁぁぁ……」
「さぁ、これからだよ綾。つらかったら失神しても構わないよ? 気にせず僕は続けるから」

 アキラは腰を動かし綾の子宮を突きあげる。傷口に塩を塗込められるような焼けた
痛みに涙を零しながら綾が呻く。

「……うっく……」
「痛そうだね? 経験のある人でも僕のは痛いことがあるみたいだから、初めての綾が
 痛いのは仕方ないよね」

 立てた綾の脚にしがみつくようにしてアキラが抽挿を速める。汗ばんだ肉の
ぶつかり合う音、ぬちゃぬちゃと掻き出されてくる蜜の立てる音、綾の呻き声と
アキラの荒い息。それは小学校の教室には似つかわしくない淫猥な音だった。

「……ぅ……くっ…はぁ……お、お願い……アキラくん…」
「何?」
「……くぅ……ぁっ……な、中に……はぁ……出さないで……」
「え? あ、そうか、赤ちゃんできたら困るもんね。できないようにしないとね。
 それにしても綾の中はとってもきつくて熱いよ。挿し込むと一瞬ふわりと包みこんで、
 抜こうとするときゅっと締まって逃がしてくれないんだよ。処女でこれなら、これから
 どんなに気持ち好くなっていくのかわくわくするね」

 “これから”その言葉の示す意味は、アキラが綾をこうしてまた抱くつもりだ
ということに他ならなかった。綾は暗澹たる未来に涙を止める術を知らなかった。

 綾の脚にしがみつくアキラの腕の力が増し、抽挿が激しくなる。

「……くっ……綾、イクよ」
「お、お願いアキラくん! 外に、外にっ!」
「……分かっ…てるよ。 あぁっイクッ!」

 初めて聞くアキラの余裕のない声。次の瞬間、綾は子宮を押し上げて突き込まれた
肉棒の先からアキラの熱い慾が迸るのを感じた。

「……う…そ……?」

 受け入れてしまった……。小学生の欲望を……綾の目からは止め処なく涙が零れた。
 息を整えながらアキラが綾の下腹部を優しく撫でて言う。

「はぁ〜 中出しって気持ちいいねぇ……この中に僕の精子がいっぱい泳ぎ回ってるのかぁ。
 内側から綾を犯してく感じで興奮するよ」
「う……うぅ……」

 綾の口から嗚咽が漏れるとアキラは溜息をついた。

「どんなに嫌がっても綾が僕の精子を受け入れた事には変わりないからね。
 ――いい事を教えてあげるよ。見て……綾」

 アキラの指し示す先にはアキラのバッグが置いてあるだけだった。
だが、そのバッグのファスナーは開いたままで、中から赤い光が覗いている。

「ビデオカメラだよ、綾。 ……ちゃんと撮れてるといいけど……まぁ、あれがダメでも
 他に小型のが4台あちこちにあるから大丈夫だとは思うよ」
「カ…メラ……?」
「うん、綾の最初をしっかり記録しようと思って、だいぶ前から準備してたんだ。
 小型の方の電池が切れないか心配だったけど、綾が気絶してる間に確認したら
 大丈夫で安心したよ」
「嫌、そんな……」
「嫌でも何でも、もう撮っちゃったんだから諦めなよ」
297凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/08(水) 11:07:57 ID:AjiPTOGn
 アキラはまだ挿入したままだった自身をズルリと引き抜くと、綾に動かないように
指示を出し、自分のバッグからカメラを取り出した。そのままアキラは、綾の秘所に
カメラを近づけたが、綾は手で顔を覆い嗚咽を漏らすだけで抵抗しなかった。
 綾の蜜壺は時折思い出したようにひくりと蠢いて、愛液と血と……アキラの注いだ
精液が混ざった粘液を、青臭い匂いをさせて溢れ出させた。その様子をアキラは
楽しそうに撮影する。

「あはは、ぽっかり口を開けちゃって、ほんのちょっと前まで処女だったなんて
 思えないマンコだよ。厭らしいなぁ……でもまぁ、僕も処女相手は初めてだったけど、
 なんとかなって良かったよ」
「!?」

 処女が初めてとはどういうことだろうかと綾は思った。アキラに挿入されて傷ついた
同級生は処女では無かったのか? 躰を半ば起こして見つめる綾に悪びれもせずに
アキラは言い放つ。

「あぁ、あの話? 嘘だよ。あんなの真に受けて僕に処女を捧げちゃうなんて、
 綾は本当に可愛いおバカさんだね」
「――っ! ……酷…い……」
「よく言われるよ。両親も僕の事を悪魔だって……綾もそう言って罵ってくれていいよ」

 何でもない事のように告げるアキラに、綾は愕然とする。小学生の子どもが、親に
悪魔と呼ばれるなどと……それを平然と言ってのけるこの少年の心の内にはいったい
何があるのか……何が無いのか……。

 綾の膣口を観察し続けていたアキラは感嘆の声を上げる。

「全然裂けてないね。結構伸びがいいんだね。あー襞がどんどん縮まって僕の精液が
 零れてきちゃったよ。あ、そうそう、綾。なんか心配してるみたいだけど今日
 安全日でしょ?」
「……えっ?」

 こういった性的な事を考えた事のない……いや、考えないようにしていた綾は、
いつが自分の安全日なのか正直分からなかった。
 だが、それよりも綾の安全日をなぜアキラが知っているのか? 凝視する綾に
アキラは事もなげに説明する。

「綾の前の生理日はだいたい知ってたし、昨日まで胸が揺れると痛そうだったのに
 今日は揉んでも痛がらない。明日には生理が来るでしょ? だから今日は安全日、
 僕の奴隷になった証として思いっきり中に出してあげたってわけ」
「…………」

 説明が終わるとアキラはビデオカメラを元に戻し振り返った。

「ノーパンで、このままザーメン垂れ流しじゃいくら車でも帰れないでしょ?」

 言うなり、アキラは綾の膣に硬い何かを差しこんだ。

「い、痛っ!? 何?」
「え? 痛い? あぁ、ヒリヒリしてるのか……タンポンだよ。これで栓をして
 帰ってね。 凄いなぁ特注のスーパーサイズなのに余裕で呑み込んでるよ……」
「な、何でそんなもの……」

 綾の問いに、挿入が終わったアプリケーターをゴミ袋に納めながら平然とアキラが言う。

「そうだね……ひょっとして綾の生理が今日にずれ込んでる可能性もあったから一応ね。
 あぁ、それと……」

 綾の左の足首に何かがカチャリとはめられた。
298凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/08(水) 11:09:46 ID:AjiPTOGn
「アンクレットは奴隷に付ける所有の印、主人である僕のイニシャルが入ってるんだ。
 プラチナだから大事にしてね。 ……と言ってもそれは鍵がないと取れないから
 失くすことはないだろうけど」

 足首でチャリと小さな音を立てる銀色のアンクレットを見つめながら綾は絶望していた。
だが、その絶望の底に何か別の感情が小さく揺らめいている事に綾はまだ気づいていなかった。


2章 『悪魔の刻印』 (終)


以上で投下終了です。
299名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 22:45:57 ID:xraF55uj
GJ!!続きも是非!
メインCPの今後が楽しみすぎる
11歳弟×20歳姉も読みたくてたまらんっす!
300名無しさん@ピンキー:2009/07/09(木) 23:50:18 ID:mUFk0p2r
すげぇ
これは良いものを見た!
301名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 00:02:44 ID:OaG6ZAPZ
前にあった「大人が子供の奴隷」スレのSSS氏かな?
文体が似てる気がする
302名無しさん@ピンキー:2009/07/10(金) 22:32:51 ID:JpAKlvJz
『皮を剥く女』(館淳一)っていう最近発売された小説を読んでみたんだが、個人的にはあんまり良くなかった。

女教師が自分のクラスの小学六年生に犯されるシチュは良かったが、
元女教師とのレズプレイとか大人の男の風俗遊びとか、このスレ的に要らないシーンが多すぎ。
そのせいで肝心の陵辱シーンは短いし。

あんまりオススメできない一冊だった。
303名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 20:13:08 ID:SuCWK9b1
質問。好みの鬼畜ショタのタイプはどれ?

1 早漏で短小

2 遅漏で短小

3 早漏で巨根

4 遅漏で巨根

オレは4かな。発射が早すぎるとあんまり面白くない。
304名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 20:34:27 ID:YZJaV2WP
早漏だけど若さ故の回復力で何回戦も連続でこなす鬼畜ショタもアリ
305名無しさん@ピンキー:2009/07/11(土) 21:19:45 ID:NBcmur6h
どれでも美味しくいただけるけど?
問題は料理の仕方かと
306名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 08:06:30 ID:Mdu0bBIs
鬼畜ショタなら3だな

顔に見合わぬ凶悪さと、
若さゆえの早さと、
それを弱点とさせない回復力。

入れただけイっちゃうけど、代わりに抜かずの10発とか。
307名無しさん@ピンキー:2009/07/12(日) 09:18:57 ID:6RpsqPJo
ああ、問題は回復力だな。
それが一番「若さゆえの強さ」を演出できると思う。
それで20代後半の女性が「すごい・・・またおっきくなってきたわ・・・!」とか言うのがツボ。
308凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/14(火) 10:10:28 ID:nemvSlLi
1章・2章に、ご感想ありがとうございました。

今回は、3章 『悪魔の棲み家』のみの投下になります。
7レス消費予定
ご注意いただきたい点は>>287
ヒロイン生理中のため本番なし
309凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/14(火) 10:11:59 ID:nemvSlLi
              3章 『悪魔の棲み処』


 翌朝、下腹部に痛みと違和感を感じながら目覚めた綾は、ベッドの上に起き上がると、
立てた膝に顔をうずめ呻くように言った。

「――もう……私の人生、滅茶苦茶だわ……」

「何を今さら――そんなの生まれた時からでしょ」

 綾は、はっとして隣でまだ眠っているはずの声の主、アキラに視線を落とす。

 そう、ここはアキラのマンション……そのベッドの上だった。
 昨日、あれからアキラに命じられるままに綾の車でこのマンションに着いた。場所は
学校や綾のアパートのある町から市をひとつ隔てた町で、1時間以上もかけて辿り着いた。
県庁のある市とあって周囲はかなり開けている。このマンションも高層であったし
オートロックのある、かなりしっかりしたマンションだと綾にも分かった。
 本当か嘘かは分からないが、ここはアキラの祖父が残した遺産とやらで買った
アキラのマンションだという。そして、ここには両親は居らずひとりで住んでいると……。
『え? 親と住んだことなんて数えるくらいしかないよ。家族ごっこが必要な時だけ
 だね。いつもはマンションに僕を残して彼等がどこかに行くんだけど今回は逆だ』
綾の育った環境もマトモとは言えない物だったが、それでもアキラのそれに比べれば
“普通の生活”をする人間にもまだ想像のつく範囲にあるのではないかと思えるくらい、
薄く嗤いながら語るアキラの家庭状況はあまりにも異常だった。
 けれど、もしアキラの言った事が全部嘘で彼の両親が帰って来たなら、もはや言い
逃れはできない。小学生の男の子と全裸でベッドにいる教師だなどと、どんな理由が
あったにせよ破廉恥極まりないではないか。
 綾は頭を抱えた。

 そんな綾を頬杖をついて気だるそうに見ていたアキラは、あくびをしてからチラリと
時計を確認して頭を掻きながら起き出した。
 そしてそのままバスルームへ行き、何やらカタカタと音をさせていたが、その音が
止むと綾を呼んだ。
 呼ばれた綾は、のろのろとベッドから降りてバスルームへと向かう。

「綾、ここに座って」

 指定された所は、床から50cmほど高くなっているバスタブの縁、その頭側が
まるでこうする事のために造られたように広くなった場所だった。
 綾が言われるままに腰を下ろすとアキラは上機嫌で言った。

「台の上に脚も乗せて、さぁ、手を後ろについて綾の可愛いマンコを見せて」

 綾は言われるまま脚を台の上に引き上げて手を後ろについた。アキラはその脚を
自分が作業するのに丁度いい広さになるように開かせ、冷たい泡を綾の草叢に乗せた。

「ひゃっ!?」
「冷たかった? ちょっと動かないでね」

 動けるわけなど無かった。アキラの手には小さなカミソリが握られており、それが
綾の草叢に宛がわれていた。
アキラが手首を滑らかに動かし綾の草叢を刈り取り続ける。時折泡に塗れた草が
ぺちゃりと床に落ちて綾をたまらなく切なくさせる。

「綾は毛が少ない方だよね。お尻の方は全然ないし前も下の方は相当薄いもんね」

 刃が滑りはしないかと恐怖で震える綾の秘裂を、アキラは指で広げてその際まで
綺麗に剃毛した。

「毛がないと柔らか〜い。気持ちいいー! 今度は自分でマンコ広げて見せて」
310凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/14(火) 10:12:52 ID:nemvSlLi

 綾は羞恥のあまり涙ぐみながら、躰を起こして自分の性器の脇に指を添えて左右に広げた。
綾の座る正面にしつらえられた大きな鏡が綾の惨めな姿を映し出す。
真っ白な丘を下ってその下に鮮やかなピンクに色付く花弁、そこからは一本の白い糸が
垂れ下がっていた。

 昨夜ここに来てからアキラによって取り換えられたタンポンの紐だった。
 アキラは「さてと」と声をかけ、まるでプレゼントの包みを開けるように嬉しそうに
その白い紐を引いた。
 ゆっくりと異物が移動する不快な感覚と昨日の行為ゆえの痛みに綾が顔を歪める。

「あぁ、残念。やっぱり来てたか。この量は処女膜の出血ってわけじゃないよなぁ」

 半分ほど引き抜かれたタンポンを見ながらアキラが言う。斑に血色をさせたそれを
一気に引き抜くと上手にティッシュでキャッチした。

「まだだったら、また僕の精子をたっぷり注いであげようと思ったんだけどね」

 お湯を使って慣れた手つきで膣内を洗浄しながらアキラが綾の顔を覗き込む。
その何事もない自然な様子はさながら美容室で店員が話しかけるそれに似ていると綾は思った。

「新しいタンポンを入れて置くよ」
「あの……アキラくん……ナ、ナプキンじゃ……駄目……かな?」

 恐る恐る訊く綾に、アキラは息がかかるくらい顔を近づけて言う。

「これは綾のためなのに、このタンポンはね……特注の特大なんだ。普通のも使ったこと
 ないから知らなかったでしょ? 最大に膨らんで僕のモノよりも少し細いくらいに
 なるようにできてる。僕のを挿入れられない間も寂しくないでしょ?」
「さ、寂しいなんてっ!」
「ふふ、冗談だよ。暫く僕のを挿入れないでいるうちに膣が狭まってしまったら、
 またつらい思いをするのは綾だし僕も楽しめないからね」

 『つらい思い』と聞いて恐怖からぞくりと綾の肌が粟立つ。

「毎回僕が状態を見ながら交換してあげるから楽しみにしててね」

 アキラは綾の唇にチュッとキスをし、綾の返答も聞かずにその開いた股間の前に戻る。
程なく新しいタンポンが挿入された。

「さてと、朝の世話はこれでOKかな? 朝食にしたいところだけど、あいにく今日は
 土曜で下の店が開くにはまだ一時間ほどあるから…その間……」
「……あの」
「何?」
「……ト、トイレ……行きたいんだけど……」
「あぁ、そう言えば起きてからまだ行ってなかったね」

 軽く受け答えしてくれるアキラの様子に、ほっとした綾を裏切ってアキラはさらりと告げる。

「ここでどうぞ」
「こ、ここ……って」
「今日は綾のおしっこが出てくるところが見たいな」

 パウダールームの向こうに見えるトイレのドアを視界に納めながら、何かを恐れる
ような小さな声で綾がつぶやく。

「む……無理よ……」
「どうして?」
「だって……」
「――どうしても?」
311凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/14(火) 10:14:19 ID:nemvSlLi

 赤くなって俯く綾にアキラはくすりと嗤って背後の棚の引き出しから細長い
パッケージを取りだす。

「なら、仕方ない」
「え? な、何?」
「これはね、カテーテル。自動的におしっこを出してくれる管だよ。動かないで!
 手元が狂うと、とても痛いから」
「や、やめ……」
「仕方ないだろう? 綾が自分じゃできないって言うんだから」
「だって……」
「だってじゃない! 綾が悪いんじゃないか! 黙れ!」

 震える綾を気にすることなくアキラはカテーテルの先にゼリーを塗り何の迷いもなく尿道に
挿し入れた。チクリとする鋭い痛みと排尿感に綾が呻くがアキラは構わず管の挿入を続ける。
 そして何を基準にしたのか挿入の手を止めて背後から小さな注射器を手に取った。

「あぁ、心配しないで、管が抜けてしまわないように中で少し膨らませるだけだから、
 でも痛かったら言ってね」

 綾は、アキラが慣れ過ぎていると思った。とても見よう見まねでしているようには
見えなかった。アキラは実体験を積んでいる。それも一度や二度ではないように思えた。
だが、そんな子どもなどいるだろうか? いくら親が医者とは言え、こんな子どもが
医療行為を手伝っているとは思えない。では……どこで?
 だが、そんな疑問を考えている余裕など綾には残されていなかった。
 アキラはカテーテルの設置が終わると採尿バッグに管を連結しそのクランプを外す。
綾から延びる管を薄く黄色に色付いた液体が駆け下る。羞恥と絶望から目を閉じ俯いていた
綾の尿道に再び排尿感が襲い、綾が驚いて目を開くとアキラがカテーテルを弄んでいた。

「綾の膀胱って小さいんだね、これっぽっちしか出ないなんて――ねぇ、感じる?」
「そ、そんなわけ無いでしょう!」
「そうかな? こうして動かすとイク時に似たような感じがするんじゃない?」
「……んぁっ!」

 カテーテルを動かされて思わず声が出てしまう。

「やっぱり綾は、尿道でも感じるんだ」
「! か、感じてるわけじゃ……」
「そう?」

 「ほんとかなぁ」などと言いながらアキラは管を動かし続ける。性感に疎い綾には
それがどんな類の感覚なのか言い表す事は難しかったが、切なげに眉をよせ、肌を
しっとりと紅に染め、唇を緩くひらいて、はぁはぁと息をする様は、言わずもがなと
いうものである。
 そして綾が太腿を震わせて、あの感覚が来ると……すなわちイクと思った瞬間に
アキラの手が止まる。
 綾が潤んだ瞳をぼんやりと開いてアキラを見ると、アキラは綾の尿道から伸びる
カテーテルの先、さっきまで採尿バッグが付いてた管に厚手のゴム管を繋いでいた。
そのゴム管の先の塊にアキラはペニスを押し付け、きついのか顔をゆがめながら、
コンドームを着けるように捲れ上がったゴムの塊をするすると降ろして行く。
着け終わるとアキラはにっこりと微笑んで綾を見た。

「な…にを……?」
「うん? 僕も今朝はまだおしっこをしてなかったと思って」
「でも、そんなっ……あぅっ!」

 アキラが再び管を弄ぶと、思わず綾は声を上げてしまった。ツンとするような痛み
の後に、アキラが言ったようなイク時に似た感覚がじりじりと熱をもって再び下腹部に
集まってくる。
312凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/14(火) 10:16:00 ID:nemvSlLi
「こうして動かしながら注いであげるよ。気持ち好いでしょ?」
「はぁああ……」
「イクんだね? 綾、僕のおしっこを入れられてイッちゃうんだ?」
「ん…んん…ぅん……」
「いっぱい出すからねっ! さぁ、イッて!」

 アキラの尿が管を滑るように進む。子どもの高めの体温に温められたそれが綾の
体内に注ぎ込まれると、綾は全身に力を込めて仰け反りがくがくと震えた。

「おしっこ入れられてイッちゃうなんて、綾はほんと期待通りの楽しい変態奴隷だね」

 言いながらも綾の膀胱を満たす熱いものは止まらない。
綾のほてりが、恐怖を伴って急速に冷えて行く。

「う……ぁ……ア、アキラくん、も、もう無理っ!」
「そう?」

 唐突に膀胱を拡張する流れが止み、綾が肩で息をしながらアキラを見ると、
アキラはとても冷めた眼をして綾を見ていた。

「綾、これはお仕置きなんだよ」
「うっ」
「綾は僕の奴隷なんだから僕の命令には必ず従え。でもも、駄目も、無しだ」
「うぅ」
「分からないならこのまま膀胱が破裂するまで僕のおしっこを入れてあげようか?」

 アキラがひとことひとこと言うたびに、綾の膀胱にはアキラの小水が少しずつ注ぎ込まれる。
綾はもう限界だと思った。このままでは、本当に破裂させられてしまう。

「わ、分かりました。お願いします、もう……もうっ!」
「――分かればいいんだよ」

 汗と涙で綾の頬に貼り付く髪を指先で払って、アキラはそのまま綾の頬に冷たく
柔らかい唇を寄せた。

 着けた時と同じようにアキラは手際よく管を抜去すると、台の上に座る綾の後ろに
まわって小さな子におしっこをさせるように綾の膝裏に手を入れて囁いた。

「さぁ、綾。僕が入れてあげたおしっこを、出すところを見せて」
「……はい」

 一呼吸おいて、綾がツキリとした痛みに呻くのと同時に尿が放物線を描いて迸った。
 大股を開いてアキラに入れて貰った尿を排出する心地よさにうっとりする綾の姿が
正面の大きな鏡に映る。

「痛い? でも直ぐに治るから大丈夫だよ。暫くはしょっちゅうおしっこしたい気分に
 なるだろうけど、それも直ぐ治るから安心して」

 綾はアキラに髪を撫でられながら頷く。自分の背にあるアキラの体温を感じて
綾は心の奥底で揺らめく奇妙な充足感に戸惑っていた。


**********
313凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/14(火) 10:21:13 ID:nemvSlLi
 綾が髪を乾かしてリビングに戻ると、先に出ていたアキラが朝食のセッティングを
していた。テーブルに乗っていたのは上品に小分けされた和食のお弁当だった。

「昨日の内に頼んでおいて良かったよ。下の店のなんだ。ちゃんと時間通りだったし」
「昨日?」
「うん、綾が帰り残ってって言った後、少し時間があったからケータイでね……」
「え? でも……」

 仕方がないと言う風にアキラは視線を落として溜息をついた。

「綾、僕は校長室で初めて綾を見た時から綾を僕だけのモノにするって決めてたんだ。
 ――両親と転校の手続きにあの学校に行って校長先生から綾を紹介された時、僕はぞくぞく
 したよ。できることなら、綾をその場で押し倒して無茶苦茶に犯したくてたまらなかった。
 だから勃起しているのを悟られないようにするのが大変で……」

 あの時、顔を赤らめ脱いだ上着を膝の上で握りしめていたあの儚げな少年の心の内に
そんな欲望があったとは綾でなくとも気付くことはできなかっただろう。

「もっとも、その後も綾と暮らすのにここを買ったり……」
「えっ?」

 綾は混乱した。綾としては、あと何時間かしたら解放されて帰れるものと思っていたし、
帰る事をどう切り出したらいいかと悩んでいたのだから。

「『え?』って、何のためにこんな遠くにマンション買ったと思ってるの? 学校の
 側じゃ直ぐにみんなにバレちゃうから、綾のためにこんな遠くにマンション買って
 毎日1時間以上かけて電車通学してる僕の身にもなってほしいよね」
「そ……れは、今日だけとか……じゃなく……て?」
「当然。これから毎日、ずっとだよ。 ……あぁ、でも僕は今まで通り電車で、綾は
 車で登校するんだよ。学校では態度も今まで通りにしてばれないようにしないとね。
 それでなくとも贔屓だなんだってガキは煩いから……。
 そうそう、二人っきりの時の言葉遣いも今まで通りでいいよ。ちゃんと躾けようと
 思ったんだけど綾には使い分けが無理そうだし、学校で『ご主人様』なんて呼ばれたら
 たまんないからね」

 綾は、アキラがこの関係がばれないようにしてくれるということに安堵したが、
それと同時に疑問が湧く。

「でも……もし……」
「ん?」
「もし、私が……あの時……」
「あぁ、綾、言っておくけど“もし”なんて無いんだよ。だって僕が綾を犯したいって
 思ったらそうできるように決まっているんだから。現にこうして綾は僕のモノになって
 ここに居るし、もう綾は僕から逃げられない。 ――そうだろ?」

 妖しく『逃げられない』と嘯くアキラに綾の中で恐怖を伴った何かがざわめいた。
綾はそれを悟られまいと視線をアキラの手元に下げて驚いた。

「ア、アキラくん!?」
「何?」
「お箸……」
「……あぁ……」

 見事なまでの握り箸だった。綾は何でも器用にそつなくこなすアキラが箸の使い方が
まるで出来ていない事に驚き、呆れた。綾はアキラの隣に席を移すと箸の持ち方を教える。
 鬱陶しがられるかと思ったが、意外にもアキラは素直に綾に従った。

「なんか……意外」
「……箸なんか滅多に使わないからね」
「今までどうしてたの?」
314凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/14(火) 10:24:50 ID:nemvSlLi
「覚えてないけど最初は手づかみで、そのうちフォークとかだったんじゃないかな?」
「そういえば給食でもフォークとスプーンばっかりだったね」
「……へー、よく見てるね」
「お箸を持ってくる子も多いけど、アキラくんはお家で洋食が多いのかなって思ってたから」
「僕の方こそ、綾がちゃんとお箸を使えるのが意外」
「……お姉ちゃんが……教えてくれたから。何から何まで面倒見て貰ったのに――」

 綾の言葉が沈みがちになってくると、フンと鼻をならしてアキラが言う。

「綾は姉妹に恵まれて良かったね」
「え? あ……アキラくん一人っ子か……」
「戸籍上はね――」

 生来の器用さを発揮して、いつの間にかアキラの箸使いはさっきまで握り箸であったのが
嘘のような手つきで小さなひじきを摘まむ。そしてアキラは何事もないように言う。

「僕はAB型、母はB型、父はO型……ちょっと複雑な家庭ってやつ。僕の本当の父親は
 母方の祖父らしいよ。あぁ、ちなみに近親相姦とかそんなんじゃないから安心して。
 母は出産経験がないからね。実の母親はどうやらドイツの血が入った人だったって
 事は知ってるけど顔も見た事無いから、母と言ったらあの人しか浮かばない。
 まぁ、実際は一番上の姉になるんだろうけど……祖父は男の子が出来るまで頑張ったから
 他にも母親の違う姉が何人かいるらしいよ。でも、会った事がないから……」
「…………」

 綾は何に対して言葉を返すべきか迷ってしまった。そしてアキラの瞳を覗き込むと
確かに虹彩の色合いが有りがちな色よりも薄くアキラの話を裏付けていた。

「元々あの人に母性なんて物があるのかどうか疑問だけど、自分の子でもない子どもを
 預けられて面倒を見るなんてありえない事だったんだよね。なのにさ、僕は結構
 考えちゃったよ。どうして僕は他の子みたいに抱きしめて貰ったり、ほっぺにキスして
 貰えないんだろうって……今思えば笑っちゃうよね……」

 くすくす嗤うアキラを、綾は唐突に抱きしめた。

「――何してんの? まさか……同情とか?」
「ううん。そうじゃなくて……なんか不安になっちゃって……こうしてると安心するの」
「綾……嫌んなるくらい馬鹿だね。無理やり犯されて調教されてる相手に抱きつくとか
 おかしいんじゃないの?」
「分かんないけど……そう…なのかなぁ?」

 アキラは溜息をつくと、時計に目を遣り12時を過ぎたのを確認した。それから
サイドにある引き出しから錠剤のシートを取り出し、テーブルの上に置いた。
綾はアキラの肩に手を残したまま体を離して怪訝そうにアキラを覗き込む。

「経口避妊薬、ピルだよ、綾」
「ピル?」
「これを1錠ずつ3週間毎日このくらいの時間に飲んで。必ず、忘れずにね。
 僕の赤ちゃんを産みたいなら別だけど……」

 綾はピルのシートを手に取って1錠だけ押し出した。そしてゆるゆるとグラスの
水を口に含み、その小さな一粒をこくりと飲みこんだ。
 綾がピルを飲み下したのを確認して、アキラがにこりと笑う。

「綾、それを飲むって事は僕とのセックスを受け入れるって事だよ」

 妊娠を心配し、避妊を考えると言う事はつまり、セックスをすることが前提。
自分は隣に座る小学6年生の教え子、アキラとセックスすることを受け入れたのかと
綾はぼんやりと思った。

315凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/14(火) 10:27:19 ID:nemvSlLi
 その後、アキラはゲームを買いたいからと綾を誘って家電屋に行き、嬉々として
色々な物を見て回った。その姿はどこから見ても普通の小学生にしか見えなかった。
 そうしているうちに、綾は女性に呼び止められる。学校の関係者かと一瞬ひやりと
したが、それは商品のデモをしている女性で、結局電動のフェイスシェイバーのデモを
受け商品を買わされるハメになった。
 綾は眉剃りなど初めての経験で緊張したが、買ったゲームソフトを手に戻ってきた
アキラに「うん、なんかキリリと涼しげで頼りがいのある先生っぽいよ」と言われると
とても複雑な気持ちになった。


 マンションに着くとアキラは管理人室でICキーを受け取り、管理人と二言三言話を
して戻って来た。

「鍵って静脈認証じゃなかった? 私も登録させられたよね?」
「綾は変なとこ目ざといね。今日は頼んでおいた荷物を入れて貰うのに預けておいたんだ」
「……そう……なの?」

 何が運ばれて来たのかは分からないが、とにかくアキラは上機嫌だった。
 綾は部屋に入ると室内を見回したが外出前と特別変わったところは見当たらない。
大きな家具ではないのか、それとも別の部屋なのか……。
気にしても仕方がないので綾は荷物を置いてコーヒーを淹れる。
 アキラは買ってきたゲームをリビングのテーブルの上に放って自室に入り、直ぐに
戻って来た。その手にあったのは綾が出した算数の宿題のプリントだった。

「何? 綾、何か言いたい事でもあるの?」
「え? 宿題……するのね」
「自分で出しといて、よくそんなこと言うよね」

 キッチンのテーブルで算数の宿題をするアキラは本当に等身大の小学生だった。
ただ、その問題を解く速さは尋常ではなかったが……。

「時間の無駄なんだけどね」
「そっか……アキラくんもう中学の勉強してるんだもんね」
「仕方ないんじゃない? どんなにばかばかしくても僕は6年生だし、この問題は
 6年生には丁度いいと思うよ」

 30分想定のプリントをアキラは10分も掛からずに解き終えて閉じる。
 妙な沈黙が流れてコーヒーを見つめていた綾の視線がアキラに向く。

「あのね、アキラくん私……帰らなきゃ」
「…………」
「だって、ほら、月曜日からの準備もあるし、それに……」
「どこへ……帰るって?」
「……あ…の……アパート」
「帰ったって何もないよ。綾の荷物は僕の隣の部屋に全部運んでもらったから」

 アキラがにっこりと微笑む、綾の驚きを楽しむように。

「どうやって? だって……」
「綾、こんなことはとっても簡単なことだよ。現にできちゃってるだろ?」

 アキラの部屋の隣の扉を開けると見慣れた安物の家具や衣類が詰め込まれていた。

「まだ、帰るとか……帰れるとか考えてたなんて綾は面白いなぁ」
「…………」

 綾はドアに寄り掛かったままズルズルと床にへたり込んだ。


3章 『悪魔の棲み家』 (終)
316凍える月を抱いて 4章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/16(木) 07:51:05 ID:6BwFH2CS

・今回は4章 『悪魔の輪舞』の1話目、2話目投下します。
  (4章、5章は各々4話構成)
・各々6レス消費予定
・ご注意いただきたい点は>>287
317凍える月を抱いて 4章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/16(木) 07:53:26 ID:6BwFH2CS
              4章 『悪魔の輪舞』
                 - un -


 月曜の朝は戦場だった。電車のアキラには少し余裕があったが、車で通勤する
綾は6時半にはマンションを出なければ間に合わない。
 ところが、綾の左の足首にあるアンクレットのせいでパンストが上げられない。
綾が焦っているとアキラがストッキングをパッケージごと放って寄こした。
もう綾も、何でこんな物をアキラが用意しているのかなどと考えもしない。
 焦りながらその袋を破り身に付ける綾をアキラは冷静に見つめる。

「ピル持った? 給食の時ちゃんと飲むんだよ」
「うん、分かった」
「あ、タンポン変えなきゃダメじゃん」
「え? あ? どうしよう、アキラくん早く挿入れて」

 言ってから綾はしまったと思ったが遅かった。

「すっかり馴染んだみたいだね。さぁ、座って脚を開いて……僕のモノもそんな風に
 おねだりされたいよ」
「…………ん」

 アキラに世話をやかれることを当然のことのように思っていた自分に驚きながらも
綾は羞恥で顔を赤らめながら小さく呻く。
 だが、そんな雰囲気に浸っている時間など綾にはない。綾は服を整えるとバッグを
ひっつかんで走り出す。それを追うようにアキラもエレベーターに走り込んだ。

 結果的には、アキラはいつもの電車に余裕で間に合ったし、綾も月曜で混むはずの
道路だったが、ずっと下り車線だったので通勤渋滞を横目にすいすいと、予定の時間
よりもだいぶ早く着いてしまった。
 綾が職員室に着くとそこには5年生の担任の柏木だけが出勤していた。

「おはようございます」
「あ、おはようございます……」

 綾が挨拶をすると、体育会系丸出しといった感じの、ジャージ姿の柏木が
少し驚いたように挨拶を返した。

「篠崎先生。け、今朝は、早いんですね?」
「え? ええ、途中で用事を済ませてからと思ってたものですから少し早めに出たんです」
「そ、そうですか……」

 綾も柏木もお互いにぎこちない会話であったが、他の教師が出勤してくると無理な
会話を続ける義務もなく、大人の苦い笑いを浮かべて各々の準備を始めた。

 いつもの時間にいつものように綾が教室に入ると、日直の号令で朝の会が始まる。
授業参観のお知らせのプリントを配ったりと、いつもと変わらない朝の会の終わりに
早紀が声を上げた。

「先生! 眉毛だ!!」
「え?」
「眉毛の形が綺麗になってる! それからちょっとオシャレになったよね?」

 目ざとい早紀の声に釣られ、この年頃の女の子特有の興味と遠慮のなさで
「イメチェン?」だとか「前よりずっといいよね」だとかの声があちこちから上がる。
顔を真っ赤にして照れている綾をアキラは興味なさそうに頬杖を突いて見ていた。
 ざわつく教室を授業始まりのチャイムが静めてくれたので、ほっとしながら綾は
1時間目算数の宿題プリントを回収した。
 いつもと同じように授業は進む、その変わらなさが綾に平穏な日常を夢見させても、
時折足首でチャリと音を立てるアンクレットが現実を突きつけ続けた。綾を断罪するように。
318凍える月を抱いて 4章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/16(木) 07:56:19 ID:6BwFH2CS

 そして綾は給食の時間に忘れずにピルを飲む。この行為は、アキラとセックスするための
準備に他ならない。なぜ、こんなことをしているのか。なぜ、嫌ならば総てを捨てて
逃げてしまわないのか。いったい自分は何と何を天秤にかけてこの行動を取捨選択して
いるのか。綾は分からないままに目を閉じて、小さな錠剤を飲み下した。


 何事もなかった以前の日々のように一日が終わり、綾は職員室へ戻る途中、廊下で
柏木と会った。教室が隣なのだから別段珍しい事ではないのだが、今までならこんな時、
恐らく綾はトイレに逃げるか、何かを忘れたふりをして教室に戻ったことだろう。
でも、今日はそうしなかった。なぜなら“大人の男”が恐れる者では無くなったから……。
 地位や人や守るべきもののある人間は無茶はしないものだと綾は身をもって知った。
恐れるべき相手は安全な場所と思っていたあの教室の中にいたのだから。

「……篠崎先生」
「はい?」
「あ、いや……帰りの会、終わったんですね?」
「? ……ええ」

 分かり切ったことを取って付けたように言う柏木が、癖なのか頭を掻きながらぼそぼそと言う。

「……篠崎先生、変わりましたよね?」
「え?」
「あ、なんて言うか……先週まで俺、避けられてませんでした?」

 柏木に言われて綾は目を瞠り、自分はそんなにあからさまな態度をしていたのかと驚いた。

「え? 避けてたって言うか……」
「ほら、俺って、こうガサツでしょ? 何か先生の嫌がることでもやっちゃったかなぁって
 これでも結構悩んだんですけど……」
「そ、そんなこと全然無いですよ!」
「え? そうですか? 良かった〜」

 職員室に帰るまでの間、教師になって4年目なこと、元々は県北の出身だったことなど
柏木は今までの分を取り戻そうとするかのようにしゃべり続けた。

「まぁ、俺も最初の一年は代理教員だったし、結構いろいろと情報をあげられると思うから
 何でも聞いて下さいよ」
「……あ、ありがとうございます」

 戸惑う綾の雰囲気を見て柏木がにっこりと人懐っこい笑顔で提案する。

「じゃあ、情報の交換ってことで、先生地元なんでしょ? 美味しくて安い店とか
 教えてくれると嬉しいかな?」
「あ、はい、分かりました」

 そうして二人が和やかに職員室に消えるのをアキラはじっと見ていたが、その扉が
閉まると、さっとその場を後にして昇降口へ向って歩き出した。
誰にも聞こえない音を唇で紡ぎながら……。

「すっかり“女”になっちゃって……」

その瞳に昏い翳を宿して……。


**********
319凍える月を抱いて 4章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/16(木) 07:59:42 ID:6BwFH2CS

 綾が規定の日誌と、金澤に渡す予定の今日あったことを事細かに書いた報告を
書き終えて、マンションに帰り着いた時には7時を過ぎていた。学校を出た時間は
いつもとそう変わらなかったが、住む場所が変わってしまったせいで1時間のロスを
強いられることになった。
 “なぜ、こんな事に”と綾は事あるごとに思うが、その答えは自分が保身に走った
からだと綾を責め立てる。例え投獄され世間に淫行教師として蔑まれたとしても
アキラとのこの状況を打開するべきなのだ。綾の理性はそう言っている。なのに……
綾はそうできない自分を弱く卑怯だと嫌悪した。

 指の静脈認証でロックを外し、玄関に入ると見慣れぬハイヒールがきちんと揃えられて
置かれていた。綾はゴクリと唾を飲む。誰か? アキラの母親か? それとも他の誰かか……。
 足音を忍ばせてリビングに近づくと中から声が漏れ聞こえてきた。

「あぁ……つ、都筑様…はぁん……あぁあん、いいです…凄く太くて……」
「くすっ、太いだけ?」

 この艶声、音はリビングの中で行われている事が何なのか否が応でも綾に思い知らせる。
どうしようかと綾は躊躇する。宛がわれた自室に行くにはリビングを通らなければならない、
かと言ってここにいても帰るあの女性に会ってしまうだろう。ならば……まだ帰宅して
いなかった事にして外に出ようかと綾が足を動かしかけた時、アキラの大きな声がした。

「綾、服を脱いでバスルームに行ってて、直ぐすむから」

 綾はぎくりとして動けなくなる。立ち聞きしていた事を知られている上に、情事の
最中の部屋に入るなどとは……。

「あぁ、ひどい、直ぐなんて……」
「綾、早く!」

 強く言われて綾は反射的にドアノブを引いた。そして、そのままパウダールームに
駆け込む。綾の視界の端にリビングで絡まるアキラと女の姿が残像のように映った。
アキラの小さな体に絡めた、大人の女の長い脚がその律動に合わせて揺れる。
赤い爪がアキラの背中を這いまわる。
 過去、そんな情景は何度も見て来た。狭いアパートで母親と名も知らぬ男の交わる姿を
毎日のように見て育ったのだから。
 だが、それとは別の嫌悪の感情が綾の裡に湧きあがる。アキラの幼い躰に取り縋る
大人の女の醜悪さに、吐き気にも似た悪寒が綾の背中を這い上る。
 交わる二人の声は、そんな綾の佇むパウダールームにも追いかけて来た。

「おね、お願いです…どうか、どうか私も…あぁ…都筑様の奴隷にしてください…はぁ…あぁ」
「駄目だよ、佐々木さんはもう調教されて、上等な牝奴隷でしょ?」
「あぁん、そんなぁ……そんな事……あぁ、もう、もう、イッてしまいます……あぁ」
「いいよ、イッて、僕もイクから」
「あぁぁああ、奈美、奈美、イキますぅ。ああぁぁぁぁん」


「……佐々木さん、好かったよ」
「ホント、憎らしいくらい冷静でいらっしゃるのね。そしてお噂どおり中には出して
 下さらない」
「ははっ、まぁね。今日は無理言って悪かったね。ありがとう、気を付けて帰ってね」
「はい、こちらこそありがとうございました」

 佐々木の退出する音がすると、間もなくパウダールームにアキラが入って来た。

「あれ? まだ脱いでなかったの? 早く脱いでおいでよ」

 綾に声を掛けると、アキラは精液の溜まったコンドームを外しティッシュで包んで
ポイとゴミ箱に投げ入れ、シャワーを浴び始めた。
 綾は動かなかった。焦れたアキラが再び声を掛ける。
320凍える月を抱いて 4章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/16(木) 08:03:05 ID:6BwFH2CS

「綾?」
「――こんなの……間違ってるわ」
「はぁ?」

 自身を抱きしめながら自己嫌悪の涙を浮かべてしゃがみ込む綾に、アキラは溜息をつく。

「綾の事情なんてどうでもいいよ、とにかく早く来なよ!」
「駄目よ。だってこんなの異常じゃない?」
「……今更なんなの? 四日目にして なに駄々捏ねてるの? 異常だったらなんなの?」
「なんなのって……だって……奴隷とかそんなの普通じゃないじゃない?
 このままだったらアキラくん……」
「あれ? 急に職業に目覚めた? 僕の将来とか言わないよね? 綾は刑務所に行きたく
 なくってそれには目を瞑ったはずだし……」
「――っ! だけど、今実感した。大人が子どもとこんなことしちゃいけない。
 アキラくん……まだこんなに小さいんだもの年相応の……」
「僕が何だって!?」

 アキラの手が綾のブラウスの胸部分をつかみ、強く引いたためにボタンが数個はじけ飛んだ。

「きゃっ!」
「残念だけど綾、多分僕はこのまま然程大きくはならないよ。母親の愛情を受けずに
 育った子どもにたまにある症例だそうだよ。だから10年後だろうがなんだろうが
 小さい僕としなきゃならない女はいるわけだ!!」
「!……ご、ごめんなさい。そ、そんなつもりじゃなかったの……」
「そもそも、これが異常なら普通って何? 今どき小学生で初体験なんてよくいるよ。
 ……綾、戦争のある国では僕より小さな子が銃を持って人を殺してる。
 それは、そこでは普通なんだよ。でも、それってこっちからみれば異常な事だよね?
 だからと言って異常だと叫ぶだけで何ができるの? 何か変わるの?
 綾は今になって急に自分だけイイコになろうとしてるけど、もう綾はこっち側の
 人間なんだよ。こっちの価値観で見ないから迷うんだ。教えてやるからおいで」

 アキラに引きずられるままバスルームに連れ込まれた綾は髪を掴まれ、いきなり
顔にシャワーを浴びせられる。眼を瞑って水から逃れようとするが、その逃げる綾の
顔を追ってアキラは執拗にシャワーをかけ続ける。

「ア、アキラく…ん……く、るし……」
「さっさと、服を脱ぎなよ。そしたらやめてあげる」

 慌てて綾がスカートを下ろすとアキラは約束通りシャワーを掛けるのをやめた。

「全部脱いで、いつものようにマンコを開け!」
「……はい」

 いつも……そうはいってもほんの三、四日ほどの事なのに綾は鏡の前に座って脚を開いた。
アキラは不機嫌さそのままにいつもより性急にタンポンを膣から引き抜いたが、それでも
膣は丁寧に洗った。

「……んぅ……」
「何? 綾、感じちゃってるの? あんな偉そうなこと言ってて?」
「……ご……めんなさい」
「別にかまわないよ、調教の始めはなかなか難しいって知ってるし、揺り返しがくるのも
 普通だから……」

 揺り返しと聞いて綾は自分の気持ちがそれなのかと疑問に思う、それとは異質な感じが
するが何がどう違うのかと問われても、答えるべき言葉が浮かばぬ以上それを表に出すことは
できなかった。
 新しいタンポンを綾にかざして見せながらアキラが説明をする。
321凍える月を抱いて 4章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/16(木) 08:05:17 ID:6BwFH2CS

「さっきの佐々木さんはね、こんなのとか、一昨日のカテーテルとか色々な調教道具を
 作ってる所の営業さんなんだ。今日は綾のために無理言って色々持って来て貰ったから
 ちょっとお礼をね……本当に色々あるから、まぁ、楽しみにしててよ」

 挿入し終わったアプリケーターや使用済みのタンポンを持ってアキラがバスルームを
出ると、綾は声を殺して啜り泣いた。それが何に対して流れた涙であったにしても
その温かい液体とともに綾は何かを失った。

 戻って来たアキラの手には2リットルサイズのボトルといくつかの道具があった。
 アキラはイルリガートルをシャワーホルダーに掛けてゴム管をセットすると
綾に四つん這いになるように指示を出した。綾は何かを言いかけたが、眼を伏せて
四つん這いの姿勢を取った。

「綾、何されるか分かってる?」
「……ええ」
「ひょっとして見たことあるんだ?」
「……は、母が……昔……」
「へぇ〜。じゃあ遠慮なく行くよ」

 覚悟をした綾の後孔に、ぬるりと湿ったくすぐったいような頼りない感触があった。
それがアキラの舌であることに気付いた綾は驚いたが、制止しようとはしなかった。
これがもし、さっきまでの綾であったなら確実に止めたであろうが、今の綾は
そうするべき“張り”を持たなかった。
 アキラの柔らかな舌で蟻の門渡りと後孔を何度も刺激され、綾が甘い声を上げる。

「……ん……あぁ……あぁん……」
「やっぱり綾には変態の素質があるんだね。お尻でも十分感じちゃうんだから」

 綾は違うと言いたかった。だが、抑えようとしても漏れ出てしまう吐息に混じる甘い声や
震える太腿や秘唇がそれを許さなかった。

「さて、お尻で感じることの証明はしたから、次は……綾、力抜いててね」

 硬い管が綾の後孔に宛がわれ痛痒を伴ってにゅるにゅると綾の排泄のための孔を広げる。

「さぁ、薬を入れるよ綾、普通は温めてから入れるんだけど、お仕置きだから冷たいよ」

 予告されたとはいえ、その冷たさに「ひゃっ」と声を上げて綾の尻が撥ねる。下腹部に
冷たい小石を詰められたような不快感に綾は唇を噛んで眉をひそめたが、薬液の注入は
綾が拍子抜けするくらいあっけなく止んで管も抜かれた。

「もう一度、いつもみたいに座ってマンコを広げるんだ」

 綾は逆らわない、けれどこういったプレイを嬉々としてこなすマゾの人間がするような
様子でもない。ただ、ロボットのように命令された行動をしているだけだった。
 そんな行動をしている自分を綾はどこか遠い所で他人がしている事のように感じていた。
 だが、綾が体勢を変えようと動いた時にそれは起こった。下腹部を絞りあげられるような
痛みが、綾を襲う。今まで経験したことのないほど凄まじい便意が綾に現実を叩きつける。

「……うっ……あぁ……」
「綾、痛い? 痛くて気持ちいいかい?」

 息をつめて綾が首を横に激しく振る、綾はそのままゆらりと立ち上がると、
バスルームから出ようとするが即座にアキラに腕を取られて制止される。

「ここで“する”んだよ、綾」

 やはりそうかと綾は俯きながら元の場所に戻りぺたりと座りこんだ。
322凍える月を抱いて 4章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/16(木) 08:08:18 ID:6BwFH2CS
 便意は数分おきに何度も綾を苦しめたが、そう簡単に排泄する事は叶わなかった。
あまりの苦しみに“もういいじゃない”と綾自身も思うのだが、綾自身の躰は綾を
裏切り排泄を赦さず、ただ綾の後孔が達した時のようにひくひくと鋭い痛みを伴って
痙攣するだけだった。

「出せるうちに出しといたほうがいいよ。綾」
「……出したいけど……出…ないの……」
「そっか、じゃあ手伝ってあげるよ」

 バスルームの床にお腹を押さえて倒れ込む綾の秘裂を開くとアキラは金属の棒を
取り出し、それを綾の尿道に差し込んだ。一瞬、鋭い痛みと排尿感が押し寄せ、
直ぐにじわりと消えて行った。

「尿道バイブは知ってる? 見た事ある?」
「い…いいえ……」
「さすがの綾のお母さんも尿道プレイはしてなかったか。クリトリスをね、裏側から
 刺激してくれるってさ。まぁ体感してみるといいよ」

 アキラがリモコンのスイッチに触れると痛みにも似た震えが綾の尿道と膀胱を揺さぶる。

「――あぁああっ!」

 ざらつくバスルームの床に頬を擦りつけて綾は仰け反る。太腿をぴたりと閉じて
過ぎる快楽から逃れようとするのに度重なる腹痛に襲われ力が入らない。

「すごいなぁ、綾は。乳首もクリトリスもこんなに起たせて……お腹が痛くても感じるんだねぇ」
「……うぅ……お願い……トイレに……行かせて……」
「行ってもいいけど……もう、間に合わないでしょ?」

 アキラが手の中のリモコンに目を遣った直後、痺れるような振動が綾の尿道から
クリトリスに突き抜ける。綾は目の前が白くかすみ、後頭部が熱くなるのを感じた。

「あはぁぁぁぁあああっ!」

 ぶびゅっぐりゅっと、なんとも形容しがたい音をさせ、悪臭とともに綾の排泄が行われた。

「ぁぁあ、嫌、嫌ぁぁぁぁあああっ! もう嫌ぁぁぁぁあああ!!」

 綾が排泄しながら腰をくねらせ、身を捩る姿を見ながらアキラはバイブのスイッチを切った。

「ごめんごめん。イッた後もバイブを動かしてたらつらいよね? まさかウンチしながら
 イッちゃうなんて思わなくてさぁ」

 横向きに倒れたままの綾の顔を自分の方に向けさせながら悪びれもせずアキラは言う。
そしてそのまま綾の唇を貪り静かに言う。

「凄く綺麗だよ綾。綾は僕の最高の奴隷だ。さぁ、つづきをしようか?」


4章 『悪魔の輪舞』  - un -  (終)
323凍える月を抱いて 4章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/16(木) 08:14:48 ID:6BwFH2CS
                4章 『悪魔の輪舞』
                    - deux -


 綾は胸と頬をバスルームの床に付けて腰を高く上げ後孔にチューブを挿されて呻いていた。
こぽこぽと注がれる冷たい薬液が綾の内臓を侵食し、総てを凍らせてしまうような錯覚を
起こさせた。

「おぉ〜! 全部入ったねぇ、凄いや!」

 アキラは嬉しそうに言うと、チューブを外し、そのまま綾の後孔に、アナルプラグを
つぷりと挿し入れた。すぐさまアキラの手によってシュッシュッという音をさせて空気が
送り込まれ、プラグが綾の腸壁を押し広げて行く。

「――ぁ……くぅ……うぅ……」

 綾は菊びらがぴりぴりと限界まで伸ばされて行く事に恐怖を覚えた。

「綾。これでもう本当にウンチしたくてもできなくなっちゃったね」

 アナルプラグは、空気を抜かない限り外す事は不可能だろう。絞りあげられるような
下腹部の痛みに身を捩りながら綾が呻く。

「……うぁあ……あぅ……ど…して……こんな……」
「さぁ、どうしてかな? 僕も肛門の拡張はずっと後にするつもりだったんだけど……
 調教の予定を変えてみる事にしたんだ。次に綾の生理が来た時に肛門が使えるといいかと
 思ってね。そしたら、僕も綾も我慢せずに気持ち好くなれるだろ?」
「――んぅぅぅううううう!!」
「それに、お尻で悦がる女なんて、普通の男は引くだろ……」

 アキラの最後の呟きは綾には届かなかった。
 あまりの痛みに仰け反る綾をアキラは無表情に眺めている。そして尿道バイブのスイッチを
再び入れた。

「あ゙あ゙あ゙ーーー!!」
「凄いね、綾」

 過ぎる快楽が綾に更なる苦痛を呼ぶが、逆に過ぎる苦痛が快楽を引きずり出そうとも
していた。時を置いてやってくる腹部の痛みが綾の後孔の筋肉を痙攣させると、
それに同調して秘花がひくひくと花びらを震わせ、綾の脳にそれを快楽と誤認させる。
 すでに綾の意識は朦朧とし、唇から紡がれる言葉ももはや意味をなさない。
ただ、苦痛から逃れるためか何かを求めてか、綾は淫らに腰を揺らめかせ続けた。

「んぅぅぅうううう」
「そんなにいいの? 綾? だらしなく涎まで垂らして」

 綾の零した唾液をアキラは薄い舌先で掬いとって綾の口に戻す。綾は差し込まれた
アキラの舌に無意識に応え自身の舌を絡めていく。

「ふぅ……ん……あぁふ……」

 ぴちゃぴちゃとバスルームに卑猥な音をたてて大人と子どもの舌が絡まりあう。
背徳であったその光景はいまや淫美ともいえた。綾は乾いた土が雨を欲するように
貪欲にアキラの口腔を貪り唾液を啜り飲み下した。

「いいよ綾。凄く淫らで可愛い顔をしてるよ。プラグ、抜いて欲しいかい?」

 何よりも望んでいたはずの問いに綾は首を振った。だが、その顔色は急速に赤みを失い
唇の色さえ紫に変えようとしていた。
324凍える月を抱いて 4章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/16(木) 08:18:12 ID:6BwFH2CS
「残念だけど時間切れのようだね……」

 アキラの言葉を最後まで聞かないうちに綾の意識は遠のき、ぐったりと床に肢体を
投げ出した。綾が意識を取り戻すまでに、たいして時間は掛らなかったろうが、綾の
意識が戻った時には尿道のバイブは抜かれアナルプラグのエアも排気された後だった。

「あぁ、綾。意識戻ったんだ」
「あ? 私……?」
「ん、貧血だね。今プラグ抜くから全部出すといいよ」

 アキラの言葉通りプラグが抜かれ、綾の排泄が始まった。ほとんど薬液のみの
液体が勢いよくシャーシャーと排泄されて行く。
 アキラは、総て出しきって放心状態の綾を綺麗に洗いバスタブに入るように言う。
綾が言われたままにバスタブに入ると溢れ出た湯がまだ残っていた綾の排泄物を
一気に排水溝へと押し流した。
 消臭剤を撒いた後、シャワーで流しているアキラをけだるそうに見ながら綾が口を開いた。

「――アキラくんは……」
「ん?」
「動物の世話とか上手よね……」
「何それ? 自分が動物だって言いたいわけ?」
「……ううん。ハムスター……可愛がってたから」

 綾の言っているのは、クラスで飼育していたハムスターの事だ。転校したての
アキラを早紀が誘って飼育係に無理やり入れた。1週間交代の世話係だったが、
アキラの当番の週はケージも餌も綺麗に整えられ、普段溜まりがちな食べ残しの餌や
糞などが翌日に残っている事など無かった。

「あぁ……もう、死んじゃったけどね」

 ふっと息を吐いてアキラの目線が下がる。そうハムスターは死んでしまった。
アキラの翌々週の当番の子がケージにきちんとロックを掛けずに帰り、夜の間に
抜け出したハムスターは運悪くバケツの水に落ちて死んでしまった。
そして、ケージは片付けられ今は何も飼育されていない。

「さて、綾。上がっておいで。そして四つん這いになって僕に肛門を見せるんだ」
「……え?」
「肛門も使えるようにするって言ったじゃないか。来月にはちゃんと使えるように
 してあげるから、さあ!」

 綾はふらつきながらバスタブから出てアキラの眼をちらりと窺う。冗談では無いのだと
その眼は言っていた。綾が四つん這いの姿勢をとると、アキラは綾の菊花にジェルを
塗りこめ、その指をくねらせながらその花の中心に潜り込ませていった。

「……ふぅ……んんん……」
「僕の指でも2本が限界か……少し解すからね」

 アキラは無意識に閉じようとする綾の菊花を押し広げるように指をまわして解して行く。
その刺激が綾の秘唇をひくひくと淫らに震わせる。

「……綾。もう一度プラグを入れるから、これからはずっとこれを入れて置くんだ」
「え? ずっと? ……が、学校でも?」
「そうだよ。学校でもだ」

 振り返った綾の瞳が不安に揺れる。

「これは、自分で取り外しできるから、もしもの時は自分で外せるよ。まだ一番小さい
 物だし綾でもそれほど負担にはならないと思うよ」

 綾はこくりと頷いてそれを受け入れた。否はけして許されないと既に学んでしまっていたから。
325凍える月を抱いて 4章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/16(木) 08:19:55 ID:6BwFH2CS

 翌朝、綾は予定の時間よりも早く目覚めた。本当のところ、余り眠ることができずに
諦めて起き出したのだ。後孔を圧迫する違和感に一晩中深い眠りは訪れなかった。
背中を向けて寝ていたアキラの方を振り返れば、アキラも綾に背中を向けて、まだ寝息を
立てていた。
 朝の光の中にアキラの白い背中が滲む。その白い背中に綾は幾筋かの古い傷跡を見つけた。
(爪痕……?)
 昨夜の佐々木とアキラの交わる光景が思い出されて綾は顔を赤らめベッドの上に
起き上がった。途端に後孔に違和感が走る。綾が低く呻くとアキラは寝がえりをうって
眠そうな声をあげる。

「……おはよう綾」
「……おは…よう…アキラくん」

 プラグは一番小さい物だと聞いているがそれでも違和感は否めないようで、
起き出した綾の歩く姿もどこかぎこちない。
 二人とも早めに起きたのできちんと朝食を摂り、出かける前にアキラが綾のプラグの
異常がないか確認し、膣内のタンポンを入れ替えた。

「4日目だと急に少なくなるね。早く終わらないかなぁ、終わったら直ぐに僕の挿入れるからね」

 待ち遠しそうに綾の瞳を覗き込むアキラに綾は「ええ」と承諾の意を表した。

 前日の慌てぶりが嘘のように落ち着いて2人は登校したが、綾はプラグが気になって
仕方がない。授業の間も体勢を変えるたびにその存在を感じてしまい、その度に綾は
顔を上気させ、瞳を潤ませた。
 その色香はクラスの子ども達をざわめかせ、お喋りな女の子達は「きっと彼氏が
できたんだよ」などと賑やかな推理の華を咲かせていた。

 翌、水曜日になると子ども達にも分かる綾の艶やかさは柏木を直撃し、彼の落ち着きを
完璧に失わせていた。帰りの会終了後、職員室へ戻る廊下で柏木が小声で綾に質問してきた。

「あの……篠崎先生?」
「はい?」
「そのぉ…子ども達が言ってたんですが、篠崎先生に彼氏ができたらしいって」
「はぁ?」
「あ、いやその、急に綺麗になったから……って、これじゃあセクハラだよなぁ……」
「くすっ、何ですかそれ? 彼氏?」

 綾の返答に明確な否定は無かったが、声の調子からそんな者はいないのだと柏木は判断した。

「あ、あのそう言えば例の件」
「え? あの? ……ごめんなさい。 ……何の事でしょうか?」
「あ、いや、安くて美味い店を紹介してくれるって話……ですが、金曜あたりどうでしょう?」

 綾は、社交辞令だとばかり思っていたので正直驚いたが、日頃あまり誰かに頼られる事も
ないので軽い気持ちで別にいいかなと思った。

「先生いつも5時ごろまで書類書き掛かるんですよね? その後がいいかと思うんですが?」

 商店街をほんの30分ほど案内すれば済むかと綾は安易に頷いた。
その様子を見ていたアキラが溜息混じりにつぶやく。

「ほんと、綾は押しに弱いよね」

 その日の夜、綾の後孔に挿されたプラグのサイズがひとつ大きくなった。
綾を啼かせながら。

 木曜は表面上、特に変わったこともなく一日が終わり、アキラも綾の負担を増やしたりは
しなかった。
326凍える月を抱いて 4章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/16(木) 08:21:55 ID:6BwFH2CS
 金曜の朝の出かけるアキラは綾の目から見て、理由は分からなかったが少し上機嫌に
見えた。柏木はもっと上機嫌で朝のうちに夕方の予定を綾に再確認してきた。

 5時を過ぎていつものように綾を残して他の職員が家路に着くと、児童数の少ない
学校の、小さな職員室とはいえ綾一人には広々として見えた。
 綾は最後の書き物を済ませると机の上を片付けバッグを持った。すると不意に背後から
声が掛かる。

「やっと終わったの?」

 いつからそこに立っていたのか扉に寄り掛かりアキラが立っていた。

「え? アキラくん。まだ帰って無かったの?」
「少しでも時間が惜しくてね。でも一生懸命頑張ってる綾の邪魔はしたくなかったから
 書類を書き終わるのを待ってたんだ」
「でも、私これから……」

 ずかずかと進むアキラを目で追いながら綾は柏木との約束の事を言おうとしたのだが
アキラが柏木の机の上にバッグを置いたのを見て目を瞠った。
 言葉を失った綾を余所にアキラはバッグの中からビデオカメラと小さな三脚を取り
出して柏木の隣の机にそれをセットする。

「アキラくん……何やって……」
「え? 見てればわかるよ。綾、ケータイ出して」

 言われて綾は携帯電話をアキラに渡した。アキラはそれを柏木の机の上に置いて綾に命じた。

「綾、裸になってこの柏木の机の上に四つん這いになれ」
「なっ?」
「主との約束よりもこんな男とのデートを取るの? 綾?」
「や、約束? デートだなんて、そんな……」
「時間と場所を決めて出かける事をデートって言うんだよ、綾。だから主に断りなく
 勝手なことをする綾にはお仕置きが必要だと思ってね。さぁ裸になるんだ。嫌なら
 僕が裸にしてあげてもいいけど?」

 アキラの視線は机の上のペン立ての裁ちバサミを捉えていた。綾は急いで服を脱ぎ
ショーツとストッキングだけの姿になってアキラの前に立った。

「そのパンティもだよ綾。そしてこの上にカメラの方を向いて四つん這いになるんだ」

 綾がストッキングだけの姿で柏木の机の上に四つん這いになると何かがヒュッと
空を切り、綾の白桃のような尻肉に熱をもった痛みが走った。

「あっっ!」

 綾が振り返ってその痛みの元を探ると、それはアキラの手に持たれた鞭から
もたらされていた。鞭は何度も空を切って撓り綾の白い二つの丘に赤い線を刻む。

「はぁっ! あぁっ!」

 綾は、衝撃が走るたび仰け反り、手をぎゅっと握ってその焼ける痛みに堪える。
綾の尻肉に走る赤い線の中にぽつぽつと細かな血を滲ませるものが表れてきて、
アキラはやっと叩くのをやめた。

「生理が終わったら…直ぐに挿入れるって約束したのに、綾は本当に悪い奴隷だよ」
「でも、まだ――っ!」

 アキラはゆっくりと綾のタンポンを抜き取りそれを綾の鼻先にぶら下げた。

「――どうやら、生理は終わっているようだよ綾」
327凍える月を抱いて 4章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/16(木) 08:30:21 ID:6BwFH2CS

 アキラの濡れた舌が綾の鞭跡を優しく舐める。じんと甘い痺れがそこから広がり
綾に媚態をとらせる。

「んぁ……あん、はぁ……」
「綾がいけないんだよ……だから、こんな…酷い事をしなくちゃいけなくなる」
「……ごめんなさい……あぁ……」

 後孔に納めたプラグを揺すられながら受ける愛撫に綾の秘裂はとろとろと蜜を零し
柏木の机にポタポタと染みを作って行った。
 柏木先生ごめんなさいと心の中で謝りながらも、綾は沸き起こる快楽に抗う事が
できなかった。アキラの指が膣に挿入され、綾の弱い部分を擦りあげると、綾は瞳を
潤ませ息を荒くして腰を揺らめかせた。

 突然、綾の携帯が電話の着信を知らせる。アキラは綾の膣を嬲る指を休めずに、
空いた手で携帯を取ると発信者を確認してから、ニヤリと笑って綾に渡した。

「柏木だよ」

 渡されて綾は戸惑いながら電話に出る。

「はい……篠崎です……はぁ……」
『あっ、柏木です。どうも、まだ掛かりそうですか?』
「ええ……あのっ……急用ができて…しまって……はぁ……」

 気を抜くと媚声が漏れてしまいそうになるのにアキラの手は休むどころか、
綾の弱い処を擦り続け次々に蜜を掻き出して行く。

『え? 急用ですか? ああ、なんか息が上がってますね……ひょっとして走ってます?』
「……んはぁ、はぁ……ええ……」
『大変ですね、分かりました。じゃ、またの機会にお願いします』
「…はぁ…はい。本当に…はぁ、申し訳ありません……はぁ、はぁ……」
『や、いいんですよ、こっちこそ無理なお願い言ってしまって…それじゃ』

 柏木の電話が切れると同時にアキラがプーッと噴き出した。その嗤い声を聞きながら
閉ざされた綾の瞳から涙が一筋つぅっと零れ落ちた。

「間抜けだよね。好きな女が自分の机の上で、ケツにプラグを入れられて腰を振りながら
 愛液を垂れ流して、悦がってるって言うのに……」
「……アキラくん…もう……許して……あぁ、はぁあ……」

 アキラは綾の膣から指を引き抜くと、綾の蜜でふやけきった指先を舐めて、
綾に仰向けになるように指示を出した。それからカメラの角度を調整し、自分も
全裸になって柏木の机の上に乗った。

「今日は、僕のでイク綾の顔を撮りたいな」
「……む、無理…よ……」

 前回の苦痛でしかなかった交わりを鮮明に覚えている綾は否定の言葉を口にするが
アキラは意に介さない。

「無理でも、イクまで何度でも突いてあげるよ。だから綾、僕のチンポでイク顔を見せてね」

 充分過ぎるほどに濡れて蜜を零す綾のとば口にアキラの躰に不似合いな巨大な
ペニスが宛がわれる。それは何の迷いもなくずぶずぶと綾の中に沈められていった。

「あはぁぁぁぁぁああ」

 苦痛とも悦びともつかない声が綾の唇から洩れる。
328凍える月を抱いて 4章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/16(木) 08:35:17 ID:6BwFH2CS
 初めての時の焼けつくような痛みは無いものの巨大な剛直でミシリと広げられる感覚と
内臓を押し上げる圧迫感に加え、後ろに挿されたプラグの存在感が綾を苛む。

「遠慮なく動かせてもらうよ綾。もう待てないんだ」

 綾の揺れる乳房を吸いながらアキラはただ真っすぐに道を作るように突き上げる。
その突き上げが子宮を転がすたびに綾は痺れるような快楽を感じていた。

「……ぁん…あぁ……」

 ざらつく肉壁と子宮の入り口を交互に擦られて、綾の口からは徐々に苦痛の声が消え
嬌声だけが紡がれる。

「だめ、だめ……アキラく……ん……そんなにしちゃ……あぁあっ!」
「駄目って言われても、こうすると綾の中がざわざわ動いて気持ちがいいんだもの
 止められないよ。あぁ……綾は最高だ」

 極太の男茎に無理に押し広げられた秘裂が歪み紅く膨れたクリトリスが引き寄せられ
擦られ甘い刺激を綾に伝え徐々に登りつめさせる。

「こんな…とこで……だめ……だめなのに……あぁぁ……」
「だめなのに?」
「き、きちゃうぅ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーっ!」

 爪先をぴんと伸ばし仰け反る綾にアキラが嘲りの言葉を投げつける。

「あ〜あ、綾イッちゃったんだ? 無理って言った割にずいぶん早くイッちゃって、
 それにしても、小学生のチンポをこんなに深く銜え込んで職員室でイッちゃうなんて、
 いけない教師だね。そんなアヘ顔さらして、そんなに気持ち好かったんだ?」

 綾の蜜壺が、まだきゅうきゅうとアキラの牡を締め付け続けているのにアキラはまた動き出す。

「嫌でも何でも綾は感じてる。またイキそうなんじゃない? ほら、今度は僕も一緒に
 イッてあげるから……」

 達したばかりの肉壁を擦りあげられ、ぐちゅぐちゅと音を立てて激しく子宮を
突かれてはひとたまりもない。綾の躰は理性を裏切りあっけなくアキラに屈服する。
達してわななく蜜壺はアキラの精子を一滴残らず絞り取ろうとするかのように収縮を
繰り返す。アキラはその心地よい動きに抗わずに己が子種を吐き出し続けた。
 その若さゆえに達しても未だ衰えないアキラはきつく締まる綾の秘肉を削るように
勢いよく腰を動かす。大きく張り出したカリが泡立つ愛液と精液の混じる液体を
びちゃびちゃと柏木の机の上に掻き出して行く。

 そうしてさんざん綾を啼かせたアキラは、もう一度綾を高みへと押し上げ綾の最奥に
慾を放って満足したのか、ようやく己を引き抜いた。
 ぱっくりと開いた綾の秘唇が余韻に震えてコポリと白濁を吐き出すとアキラは綾の頬を
撫でて唇を重ねた。喘ぎ過ぎて乾いた綾の口の中をアキラは湿った舌で撫で上げ、潤す。
アキラが唇を離してもだらしなく開いたままの綾の口の中に、アキラはタラタラと唾液を
注いでやった。綾はそれを恍惚とした表情で飲み下し、アキラはその綾の顔に満足して
カメラに向かってニヤリと笑んだ。

4章 『悪魔の輪舞』  - deux -  (終)
329名無しさん@ピンキー:2009/07/16(木) 17:55:33 ID:SOkcn49n
読み応えあるねぇ
330名無しさん@ピンキー:2009/07/17(金) 03:24:40 ID:sEqKF2G5
とりあえずプリントアウトした
かなり気に入ッ…たッ…

ふぅ…
331名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 11:34:29 ID:FS/+I+16
メインCPもサブCPも、全部アキラ中心なんかな
とりあえず、続きが楽しみだ!GJ!!
332名無しさん@ピンキー:2009/07/18(土) 22:21:10 ID:0KPOXMK9
おねショタ総合スレにおねショ氏が降臨してるwww
333名無しさん@ピンキー:2009/07/19(日) 06:14:23 ID:sqMq57Sq
ところでこのジャンルのSSを読む時、ガキとお姉さんのどちらに感情移入してる?
オレはお姉さんの方なんだが。
334名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 01:57:31 ID:VBO0ugdQ
半分ずつ。行為はガキで心情はお姉さんで同時に。
「すげーこんなきれいなおねえちゃんエッチなことしてる!肌すべすべで気持ちいい〜」チュパペロスリスリパコパコ
「(こんな子供に抱かれるなんて最悪!もうやだぁ、離れてよお)」

335凍える月を抱いて 4章 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/20(月) 17:11:44 ID:GYfN/+Hn

感想ありがとうございます。
とても励みになります。

・今回は4章 『悪魔の輪舞』の3話目(8レス消費予定)、
 4話目(4レス消費予定)を投下します。
・ご注意いただきたい点は>>287
336凍える月を抱いて 4章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/20(月) 17:15:57 ID:GYfN/+Hn
                4章 『悪魔の輪舞』
                   - trois -


 結局、綾はその後日も柏木を案内する事はなかった。ただ、社会科の学習よろしく
簡単な地図と店の名前や特徴を書いたメモを渡して柏木に謝った。案内できない理由を
「要領が悪くてなかなか時間がとれなくて」と仕事にすると、柏木は「返って忙しいのに
済みません」と恐縮していた。
 柏木の平凡で幸せな家庭に育った人間特有の明るく楽しい人柄が綾の目には眩しく映った。
 アキラが言うように柏木が綾を好いているなどと綾には思えなかったが、時折自分の
置かれた状況からの逃避で“もし”と思ってしまう。
もし柏木が綾の事を思っていて、もし綾が柏木を愛する事が出来れば……
そうすれば、自分もあの眩しい世界に混ぜて貰えるのだろうかと……。


**********

 7月に入って数日でアキラに渡されたピルは飲みきられた。アキラによれば2、3日の
間にまた生理がやってくる。それは、またあのアキラに世話をされる日々が来るのと同時に
後孔でアキラを受け入れなければならない日が来ると言うことだ。
 綾は溜息をついた。

「え? 今の溜息? 喘いだわけじゃないよね?」
「……ご、ごめんなさい」

 綾は温められた液体を苦しいくらい腸に流し込まれながら謝った。

「こんな状況で考え事なんて随分余裕がでてきたね」
「……そんな、余裕なんて……」

 アキラは綾の後孔からチューブをゆっくり引き抜くと綾の腕を取って引き起こし
その胸に手を伸ばす。

「胸、少し大きくなったね。体も随分エロくなったし」
「ア、アキラくんのせいじゃない……」
「そう、僕のせいだよ。綾をこんなに綺麗に淫らに変えたんだ。膨らんだお腹もまるで
 妊娠してるみたいで妖しいよ」

 顔を赤くして俯く綾の、起立して震える乳首に舌を這わせながらアキラは満足げに言った。
アキラの愛撫の途中で綾の肌が泡立つと、アキラは顔を上げて綾の瞳を覗き込む。

「綾、もう出したい?」

 綾は微かに呻きながら、こくりと頷く。

「そっか、じゃ今日は僕に掴まって」
「……だめ、アキラくん汚しちゃう」
「汚しても大丈夫だから、さぁ綾」

 綾は膝立ちしたアキラの肩に腕をまわして自分も膝立ちのまま腰をなるべくアキラから
離して次の便意の波を待った。アキラは羞恥で赤らむ綾に唇を重ねる。綾は涙ぐみ蕩けた
眼差しでそれを受ける。
 排便の波が訪れると綾は絡めた舌を急に離し「あぁっ」と呻いて仰け反った。直後に
勢いよく腸内の物を排出する。異音を発して断続的に排出される物を横目で見ながら
アキラは何事もなかったように、差し出されたまま震えている綾の舌を吸ってより深く
舌を絡め、小刻みに震える綾の躰を小さな手で支えた。排便と言う喪失感を埋めるように
綾もアキラの舌を震えながらも貪る。
337凍える月を抱いて 4章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/20(月) 17:22:25 ID:GYfN/+Hn
 排便しながら軽く達してしまった綾の腕が弛緩してアキラの背中をずるりと滑る。
その指先にアキラの背中の傷痕が触れた。この傷を付けたのは誰なのだろうかと気だるい
躰を起こしながら綾は思った。そしてまたアキラの背中を這う佐々木の赤い爪がフラッシュ
バックのように綾の脳裏に浮かび、それは綾の瞳に憂いの揺らめきをもたらした。

 いつものように綾の出したモノをシャワーの水量を最強にして流しながらアキラが訊く。

「どうしたの? ピルやめてるのが心配?」
「ううん。それは普通の休止期間だって分かったから大丈夫」
「じゃ、もうすぐ代理教員の期間が終わるからとか?」
「……ぅ…ん」

 それも寂しく思っている事は確かなのだが、綾を沈ませている事は他にあった。だが、姉が
気遣ってくれていた子どもの頃はともかく、誰かに自分の気持ちを問われた事などなかった
綾にはこの感情を上手にまとめて伝える事などできるわけもなく、ただ曖昧に頷くしかなかった。

「なんなら、金澤先生辞めさせちゃおうか?」
「えっ!? 何言ってんのアキラくん! そんなの駄目だよ!」
「冗談に決まってるじゃない。……変な綾。さてと消臭剤、撒かなくても大丈夫かな?」

 くんくんと鼻を動かすアキラに、アキラくんのは冗談に思えないんだから仕方ない
じゃないと思いながら、綾はバスルームの匂いを嗅ぐ。普通の糞便の匂いはしないが、
綾の出したモノ特有の甘ったるい匂いがした。

「臭くはないけど、綾は厭かな?」

 恐らく佐々木の会社の製品なのだろうが、毎日アキラの手によって綾の腸に注入される
薬液は特別製で乳酸菌とオリゴ糖をふんだんに含み、綾の腸内細菌バランスを塗り替えて
しまった。それは綾に体臭の変化と妖しいくらいの美肌効果をもたらした。
 アキラは綾の顔を悪戯っぽく覗き込みながら消臭剤をシュッシュッと撒き散らす。
一瞬、酢のような香りがして、シャワーで流された後は湯の香りしかしなくなった。

 いつものように鏡の前の台に、綾を座らせたアキラは綾の秘裂を丁寧にそっと舐め上げる。
肉びら一枚一枚に舌を添わせるようになぞると、綾はその快楽に応えてくちゅくちゅと蜜を
零し続けた。アキラはその蜜を二本の指にからめ滑らせるように後孔に挿しこみ蠢かせる。
開かれた綾の脚が蝶が羽ばたくようにふわふわと揺らめき快楽の度合いを示す。

「んぁ……はぁ……」
「綾先生。こんなに腰を振って…とっても淫らですよ」
「アキラく…ん……酷い……あぁあ……」

 綾が潤んだ瞳でアキラに抗議するとアキラは後孔から指を引き抜いて、
綾の痴態にいざなわれて起立した自身を綾の蜜壺に差し入れた。

「あぁぁぁあああん」
「あぁ、熱くて気持ちいいよ綾。他の誰よりも気持ちいい」
「い……言わないで……」

 綾は誰かとなんか比べられたくないと思った。アキラに比べられる事で性欲処理の道具で
あると実感してしまうのがつらかった。翳を帯びて閉ざされた綾の眦から涙が一筋零れた。

 アキラは綾の心が掴めずに苛立っていた。綾が何かを秘めていることは分かっていたし
綾という人間が誰かに頼るとか相談するとかそういったことができない人間であることも
この関係を強要する前に気付いていた。それができないからこそ、この関係が成り立って
いるとアキラは確信している。だが、何かに悩みうち沈む綾を見るにつけ、物言えぬ小動物が
手の中で弱って行くような焦りをアキラにもたらした。
 教え子としか思っていなかった小学生に強姦され、その後も関係を続け、それどころか
辱めを受けている事が何よりの悩みになりうるのだろうが、それに関しては綾を解放して
やるわけにはいかない処に来てしまったと、アキラの律動に合わせてカチャカチャと小さく
音を立てる綾の左足のアンクレットが言っていた。
338凍える月を抱いて 4章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/20(月) 17:27:04 ID:GYfN/+Hn
 その焦りや苛立ちをぶつけるようにアキラは凶悪なまでに硬く太い自身を綾の奥に
突きたて続けた。

「あぁ、あぁん、はぁ、はぁ、アキラく……激し…い……」

 職員室で犯し尽くして以来、綾の躰はこんなにも自分を受け入れて乱れるように
なったのに……堕ちたと思うのにとアキラは綾の最奥で暴虐をつくす。

「あぁっ…そんなにしたらっ……あぁあ、駄目、駄目、あああぁぁぁぁぁぁああ」

 人の持つ器官とも思えないような蠕動と締め付けを繰り返しながら綾の肉襞が
アキラに絡みつく。アキラは小さく何度か呻き、ぶるりと震えて綾の胎内に欲望を
吐き出した。
 男女差なのか年齢差なのか、それとも単なる個人の問題なのか、綾の陶酔時間は
アキラのそれよりかなり長い。綾がトロリと蕩けてふわふわと意識を漂わせている
様子を十分観察した後、アキラがペニスを引き抜く刺激で綾はやっと正気に返る。

「……あん」

 抜け出たアキラを追うように花びらがひくりと蠢きアキラの慾をどろりと吐き出した。
アキラはその白濁した粘液が流れる先を見つめた。

「綾、プラグはしばらく使わない」
「……どう…して?」
「思ったより拡張が上手くいってないし…と言っても普通サイズなら入ると思うよ。
 柏木の租チンなんかだったら余裕だよ」

 そう言ってアキラは残酷に嗤う。あの職員室での交わり以来アキラは何かと柏木の
名を出した。それは、うかつな綾を責めての事だった。
アキラが言うには綾は美人でもないくせに男を惑わすクレオパトラみたいな女なのだとか
『僕だって今まで女性に無理やりした事なんか無かったのに綾のせいでこのざまだよ』
などと嘯く。
 綾はプラグから逃れられて安堵した反面、少しの不安を感じた。そしてその不安をまた
何も言わずに澱のように心の底に積もらせた。

 ブランチは綾の作った少し焦げたハンバーグに野菜をそえた物とご飯に味噌汁。
今や綾よりも箸使いの上手くなったアキラの食べる様子を、隣に座って綾はぼんやりと
見ていた。食事を前にして箸の進まない綾にアキラは声を掛ける。

「綾、冷めるよ」
「……うん」

 ここ1週間ばかり綾はこの調子であまり食べなくなった。アキラはもともと華奢な
綾が一回り小さくなった気がして苛立ちを募らせる。いっその事こんな関係は嫌だと
泣き喚かれた方が対処法があって楽というものなのに、じっとりとうち沈まれては
ただ……ムカつく。
 アキラはハンバーグを口に運ぶとパチリと箸を置き、綾の顎を押さえて咀嚼した物を
その口に押し込んだ。綾は突然の暴挙に慌てたようだったがそれでも押し込まれた物を
二、三度噛むと嚥下した。
 吐き出される事を予想していたアキラは少し驚いた顔で一瞬固まったが「ちゃんと
食べなよ」と文句を言って箸を持つとまた食事を始めた。
 綾はアキラが野菜を口に運んで咀嚼を始めるとそこへ口を寄せた。そしてアキラの
唇をそっと舐めてアキラの噛んだ物を分けて貰った。その行為は何度も繰り返され、
綾の物を含め総ての食器が空になるまで続いた。そして……アキラはついにキレた。

「なんなの!? 僕は親鳥か!?」
「――ありがと」

 怒るアキラに礼を言うと、綾は食器を片づけるために椅子から立ち上がった。その頬に
涙が一筋流れたのを垣間見てアキラはまた「……なんなの」と呟いた。
339凍える月を抱いて 4章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/20(月) 17:30:35 ID:GYfN/+Hn

 月曜になり生理の訪れとともに綾のふさぎ込みようは一気に悪化した。普通の女性でも
生理中は憂鬱なのだから綾の置かれた状況を考えればふさぎ込んでいても不思議はないが
アキラは心配でならなかった。無茶を強いて壊れてしまった奴隷の例をいくつか知って
いるがそれに当てはまりはしないかとパソコンを開いて検索してみる。何と言っても綾は
アキラが一から調教をしている構想一カ月、調教一カ月の奴隷なのだから。
 一時間ほど調べてとりあえずは該当するものが無いことに一応安堵してアキラは
メールのチェックを始める。アキラの秘密のアドレスに届いているメールは総て
『ハード調教用新製品』や『ぜひ私にも調教を』などと、いかがわしい事この上ない。
 丁度アキラが『一日でもよいのでお相手を』のメールを開いている時に綾が紅茶を
運んで部屋に入って来た。綾はパソコンの画面を一瞥するとふうっと溜息をついた。

「これはメンバー全員に送られてる調教の仕上げの手伝いを求めるメールだよ」
「…………」
「主の命令通り貸し出された先できちんと肉奴隷の役目を勤められるかどうか見るから
 誰か手伝って欲しいって事」
「貸し出し? …………私もいつか……貸し出されるの?」
「綾を? まだ全然調教してないも同然だもん無理だよ。それに僕は誰かの手の入った
 奴隷なんて興味なくなるし……」
「……そう」

 綾はアキラの部屋を静かに出て行った。そして、アキラの言った事を考える“まだ”
ということは、いずれは貸し出す気があるのだと、そしてそうしたら興味を無くしてしまう。
綾は捨てられるという事だ。その事を考えた事が無かったといえば嘘になる。
 アキラの年齢を考えてもそう遠くない未来にそれが起こっても不思議はないと思っていた。
だからそうなっても元に戻れるようにと頑張ってきたが、アキラに拓かれて肉付きまで
変えてしまった躰をかかえてどうやって元の生活に戻るというのか……。
 自分も母のように自分を満足させてくれる男を求めて堕ちて行くしかないのか……。
昏い思考はどんどん悪い事ばかり考えだす。生理の間アキラの相手ができないと言う事は
アキラはまた佐々木のような女性を呼んで処理するのだろうか、そしてまた自分は
比べられ、結果向こうが良ければ捨てられてしまうのだろうか……。
 そもそも、こんな事を考えること自体おかしなことだ、自分はアキラの恋人でも何でもない
 そこまで考えて綾は自嘲した。これではまるで嫉妬に身を焦がす愛人ではないか
――小学生相手に……。

 この夜、綾は広いベッドの端でアキラに背を向けて声を殺して泣いた。
それはこんな状況ではなく、柏木のような普通の男と恋愛をして結婚をすれば
得られたであろう“普通の幸せ”に対する訣別の涙だった。

 金曜日になると綾の生理も終わり、その間アキラが他の女性を呼ぶこともなく綾の
気持ちも少し浮上した。アキラは綾の鬱の原因はやはり生理だったのかと思いかけていた。
だが、昼休みの終わりに教室に入ろうとして、早紀と綾の会話を立ち聞きしてしまう。

「先生、最近綺麗になったってみんな言ってるけど、カレシできたんでしょ?」
「え? まさか! あー早紀ちゃんかそんな噂言ってるの。柏木先生にも訊かれちゃったよ」
「あたしだけじゃないよ。みんな言ってるもん。てか、えー先生カレシいないのぉ?」
「んー……片思いはしてるけどね……絶対叶わない片思い……。これはヒミツね」
「ええっ!? 先生片思いしてんだ……うん、あたし誰にも言わないよ!」

 綾も早紀が黙っているとは思わなかったが、自分はあと2週間もしないうちに
ここを去るのだから噂になったとしても別にかまわないと思ったのだ。

 アキラは廊下に佇んで唇を噛み、怒りに震えていた。
うち沈む綾を自分が心配しているその裡で、綾は誰かを思っていたというのか……
 アキラの胸中に御しがたい昏く冷たい感情が湧きあがる。
綾は自分の奴隷だ、勝手に誰かを想うなどそれが誰であっても赦すものかと……。


**********
340凍える月を抱いて 4章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/20(月) 17:33:55 ID:GYfN/+Hn
 綾がマンション帰るとアキラはリビングでテレビゲームをしていた。

「ただいま」
「お帰り」

 にこりと笑んで返事をしたアキラに、綾は違和感を感じたが、すぐに自室に入り
荷物を置いて部屋を出た。
 綾がリビングに戻ると、アキラはゲームを片付けたところで、綾に手を差し出して
バスルームへといざなった。

 綾をバスルームの床に膝立ちさせるとアキラは唇を重ね、舌を差し入れた。
綾は舌を絡めようとアキラの舌を追ったがアキラはそれを無視し逃れるかのように
一度も絡め合うことなく綾の口内を移動し続けた。

「ん……ふぅ……」

 アキラの唇が離れると綾は潤んだ眼差しをアキラに向け、紅く濡れた唇から熱い吐息を
洩らし、軽く開いた膝の間には糸を引く粘液を滴らせる姿はまさに淫靡であった。

「まったく、キスくらいでこんなに淫汁垂れ流して一体なに想像しながらキスしてたの」

 赤くなって俯く綾にアキラは冷たく言う。

「綾、綾は僕の何?」
「……あ……に、肉奴隷……」
「そう、肉奴隷、肉便器だ。今から僕のおしっこを綾に出してやるから受け止めるんだ」

 綾はアキラの尿を膀胱に注がれた日の事を思い出し快感の予感に身震いした。
だが、綾の予想を裏切って、アキラは綾を四つん這いにすると後孔に器具を差し入れ
キリキリとレバーを回してその孔を広げはじめた。

「……ん――っ!」

 痛みに綾が顔を歪める。それを見ずともそこが綾の広がりの限界だとアキラにも
分かった。普通の男根であれば受け入れられる大きさの孔。アキラのモノを受け入れる
には小さすぎる孔。自分だけが拒絶されたようでアキラは益々苛立つ。
 綾は腸壁が空気に触れ、冷える感覚を初めて知った。それと同時にアキラの苛立ちも
感じた。アキラは綾に苛立ちをぶつけている。他の誰かではなく、自分にその感情を
ぶつけてくれた事に綾は微かな喜びを感じていた。少なくとも今の自分はアキラに
必要とされている。そう思うことができた。

「さて、僕の肉便器におしっこを出すよ」

 アキラは綾の後孔に据えた器具にぴたりと自身を宛がい目を細めて金色の水流を迸らせた。

「あぁぁーー熱いぃぃ!!」

 外気に触れて冷えていた綾の腸壁に子どもの体温で温められた尿が注がれる。
それは綾には灼熱の液体に感じられた。
 アキラの排尿が終わり、後孔を開いていた器具が外されると綾のそこは何事も
なかったかのようにじわりと閉じて行った。その様子を無表情に見つめていたアキラは
そのまま綾の蜜壺に自身を挿した。そして綾に胸を床に付けるように指示をし腰を振った。
 綾はこのいつにない性急な挿入に驚いたが、それよりもこの体位が恐ろしくて仕方なかった。

「――っ! 痛、痛いよ! アキラくん嫌ーー!!」

 そう、この体位で突かれると綾の膣奥には激痛が走るのだ。アキラもその事は
知っていたはずだし、忘れていたとしてもこの綾の悲鳴を聞けば分かるはずだ。
だが、アキラは止めない。それどころか突きを激しくし、尻を高く上げた姿勢の綾に
上方から突き下ろす。
341凍える月を抱いて 4章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/20(月) 17:36:43 ID:GYfN/+Hn

「嫌、やーーっ!! やめてっ! お願いっアキラくん! ああーーっ!」

 下腹部から胸を突き抜けるような痛みがアキラの抽挿に連動して起こる。痛みの中で
バスルームの床に頬を擦りつけて涙をぽろぽろと零しながら綾がアキラを見ると、
アキラは唇を歪めて嗤っていた。

「うるさいよ、綾! 便器はしゃべらないし悲鳴もあげないよ!」

 言われたところで、この苦痛からの叫びはとどめようがなかった。
そんな中アキラがまた角度を変え、もっと上方から突き込んだ時、それは起こった。
ぷつりと何かが切れたような感覚と衝撃。綾は一瞬内臓を突き破られてしまったのかと
恐れたが、そうではなかった。次に訪れたのは凄まじい快楽!

「ひゃぁぁぁぁあああっ!! あ゙あ゙あ゙」

 もう綾のあげるその声は人の物とは思えなかった。アキラもカリ首を引き絞る新たな
締め付けに差し込む尻肉を震わせる。そうアキラは綾の子宮の内を犯していた。
そして子宮口の硬い締め付けに酔っていた。子を成すための大切な器官を犯すと言う背徳の
なんという快楽。アキラは夢中で突き込み続ける。

「あーーっ、綾、綾、凄い、凄いよ!」
「あ゙ーーっ! お゙ぉぉぁぁああ!!」
「出す、出すよ。綾の子宮の中にっ! 僕の精子! あぁっ!」
「あ゙ぅぅぅはぁぁぁぁっああああ!!」

 アキラの射精とほぼ同時に綾も達したらしく肉襞がわななき、綾の後孔から
噴き出したアキラの小水であったものが綾の背中を駆け下った。
 背中を流れる生温かくアキラの匂いをさせる黄色の液体の感覚に綾はぼんやりと
自分は“肉便器”なのだと自覚した。

「――ウテルスセックス……子宮姦っていうんだ。綾、凄い悦がり方だったね。
 ケモノみたいな声出しちゃってそんなに悦かったんだ?」

 綾のボディソープの泡をシャワーで洗い流しながらアキラが無邪気に言う。
それからにっこり笑って綾の耳元で囁くように言った。

「ねぇ、綾。ほんと懲りないねぇ、綾は僕の肉便器なんだ。道具だよ。何、片思い
 なんかしてんの? 片思い? 恋? 何言っちゃってんの……道具のくせに」
「…………」

 綾はもう、噂は広まったのかと思うと同時に、その噂がアキラの耳に入る事を考えて
無かった自分の浅はかさを疎ましく思う。ダメ押しのようにアキラに道具呼ばわり
されて綾は静かに瞳を閉じた。

 夕食の後、綾は明日から飲む新たなピルのシートをアキラから渡された。
錠剤が変わった事に気付いた綾が怪訝そうに眉をひそめると、アキラが説明する。

「綾、前の頭痛がするって言ってたろ? これは自然に戻す効果があるんだ」
「……そう」

 綾はアキラが道具とは言っても自分のことを考えてくれるのが嬉しかった。

 だが、アキラは綾がアキラにとって道具でしかないことを躰に教え込むように
その日から綾の抱き方を変えた。挿入後、一切綾を絶頂に導かないで自分だけの射精で
終わるのだ。綾は熟れた躰のほてりに苦しんだが自慰をすることはなかった。
これがアキラの調教のひとつなら耐えなければならないと思ったのだ。
 だから毎朝課されるようになった口での奉仕も黙って受け入れた。初めて犯された
あの日とは違いアキラは射精の瞬間、綾の舌先まで自身を引き抜いてわざわざ口の中に
出すようになった。
342凍える月を抱いて 4章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/20(月) 17:41:28 ID:GYfN/+Hn

「僕のザーメンをよーく味わってその匂いをさせて学校に行くんだよ。一日中その匂いが
 鼻について興奮するだろう?」

 身を震わせてえづく綾を見下ろしながらアキラは歪んだ嗤いを向ける。
綾はアキラに出された口中の精液を指示通り舌で転がして味わいながら飲み下した。

「綾、すっかり便器になりきれてるんじゃない?」

 嗤いながらアキラは玄関のドアを出て行った。
 綾はアキラがキスをしてくれなくなった事に気付いていた。あの柔らかな唇はもう
頬にすら触れてくれない。そう、便器に口付ける人間などいるはずがない……綾は納得
していた。だが、理性で分かっていても感情ではどうしても悲しんでしまう。

 アキラの牡を求める牝の色香を熟れた躰からただよわせ、憂える綾は既に生ける
甘美な毒のようだった。
 その毒はひたひたと広がり思わぬ厄災を綾にもたらすことになる。


**********

 1学期の最終日、綾は夏休みの注意や通知表を渡し、最後の“先生”を勤め上げた。
産休代理教員の期限が来たのだ。綾がクラスの全員に前もって書いていた短い手紙を
渡すと逆に銘々が書いてきた手紙を渡された。綾が感極まって涙ぐむと何人かの女の子が
つられたように泣き出した。綾はやり甲斐のある仕事だと改めて思った。

 職員室に戻ると綾は最後の報告をいつもより丁寧に書いて、感謝の言葉で締めた
ノートを閉じた。時刻は午後5時すぎ、6時から綾の慰労会を兼ねた暑気払いが
居酒屋で行われる予定だからそれまでどうやって時間を潰すかと思案しながら
立ち上がると直ぐ後ろで人の気配がした。
驚いて振り返るとそこには、柏木が立っていた。

「か、柏木先生?」
「篠崎先生……その……今までありがとうございました」
「あ、いえ、こちらこそありがとうございました」

 綾が緊張を解いてニコリと微笑むと柏木はゴクリと喉を鳴らして唇を震わせながら言った。

「その……先生片思いなさってるとか……お、俺じゃ駄目ですか!?」

 言葉も終わらぬうちにいきなり抱きしめられ、驚いてよろけた綾は隣の机のペン立てや
教科書をなぎ払うように尻もちをついてしまった。キャスター付きの椅子が滑って派手な
音をたてて倒れた。痛みで涙ぐむ綾が顔をあげると柏木の視線は綾の下半身に注がれていた。
スカートがめくれアキラの選んだ淫靡な下着と太腿にあるストッキングのレース飾りが
妖しく牡を誘う。

「篠崎先生……こ、こんな凄い下着つけてたんですね……」
「ち、違います!」
「何が違うんです?」

 そう何も違いはしない。それは牡を引き付けるための装いに他ならない。
ただ、綾が誘っていた牡はアキラただ一人だというだけ。だがここで綾に魅入られた牡は
アキラでは無かった。綾は脚をぴたりと閉じて身を捩る。
 弱々しく身を捩り涙ぐむ綾に柏木の嗜虐心が煽られ、柏木の手はもう二度と戻れない
一線を越える。柏木は綾の下着を力任せに引き千切ると散乱するペンや文具の上に投げ捨てた。
綾は叫びたかった、だが容量を超えた恐怖が呪いでも掛けたように綾の喉を締め付け
悲鳴を上げさせてはくれなかった。

「篠崎先生が好きなんです! 職員で独身男は俺しかいないのに、あんな下着で
 来るって事は先生だって少しは俺の事意識してくれてたんじゃないですか?」
343凍える月を抱いて 4章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/20(月) 17:44:33 ID:GYfN/+Hn

 尻もちをついて後ろに手をついたまま、綾は金縛りに掛ったように動けない。
だが、非常時にも関わらず、綾は恐怖を感じる反面、もしここで合意して柏木を受け入れた
なら普通の幸せな生活が手に入るのだろうかと頭の片隅でふと思った。
 しかし、柏木の手が綾の尻肉に触れた瞬間、綾が本能的に感じたのは吐き気を伴う
嫌悪感でしかなかった。そして決定打が柏木の口から吐き出される。

「なんだ? 毛が……!? 剃ってるのか? なんて女だ!」

 綾の金縛りが解ける。倒れるように身を翻した綾は這ってでも逃げようとした。
が、その指先に裁ちバサミが触れるとそれを手にし、振り返った。
 驚いた柏木が仰け反るがハサミの先は柏木を向いてはいなかった。勢い余ったハサミは
綾の喉元を傷つけ、白いブラウスの胸元を紅く染めた。

「それ以上されるなら、死にます!」
「な、何、今さら貞淑ぶって……」

 綾の目には本気の凄みがあった。一瞬の間が空き、そこへパタパタと足音が近づいてくる。

「なんか派手な音しましたけどだいじょ――」

 養護教諭の大畠明子が緊迫感のない声で入ってきたが室内の惨状に言葉を失った。
散らばる文房具、ハサミを構え首から血を滴らせて座り込む綾。
 先に口を開いたのは蒼白な顔を引き攣らせた柏木だった。

「いや、し、篠崎先生が転ばれて――」

 だが、その言い訳は通らなかった。引き裂かれた綾の下着が柏木の罪を告発する。
大畠の目線が、打ち捨てられた綾の下着にある事に気付いた柏木は肩を落としてその場に
へたり込んだ。

 すぐさま、大畠は綾の傷口を診て白衣のポケットから滅菌ガーゼのパッケージを
取り出し綾の傷口にあてる。

「場所が場所だからたくさん出血してますけど、傷はそんなに深くないですから大丈夫ですよ」

 こくりと頷いてぽろぽろと涙を零す綾の肩を抱いて大畠はよしよしと宥め、それから
校長に連絡を取った。
 10分としないうちに校長が汗を拭きながら現れ、大畠はその場を任せて綾を病院に
連れて行った。
 綾の診察に着いた若い医者は、綾のブラウスから覗く深い胸の谷間やアキラによって
作られた綾のきめの細かい吸いつくような肌に生唾を飲んだ。

「ス、ステリの6mm取って」

 看護師によって持ってこられたのは一見してただのテープだったが医者の説明では
縫うよりも跡が綺麗だという。
 治療中『綾は罪を犯させる女だ』とアキラに言われた言葉が綾の頭をめぐった。

 治療が終わった後、校長と教頭が訪れて事の収拾の方向が決められた。
柏木は免職。だが、綾の希望で警察には訴えないことになった。柏木のことを考えた
からではない。柏木に受け持たれていた子ども達の事を考えて綾は決めた。


 ――だが、後に綾はこの判断を死ぬほど後悔する事になる。


4章 『悪魔の輪舞』  - trois -  (終)
344凍える月を抱いて 4章4 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/20(月) 17:52:14 ID:GYfN/+Hn
                4章 『悪魔の輪舞』
                   - quatre -


 綾がマンションに帰り着くとアキラはリビングで背を向けて夏休みの宿題をやっていた。
つまらない事はさっさと終わらせるアキラらしいと綾は少し笑ってしまった。
 インターホンのランプで玄関が開いた事、綾が帰ってきた事を知ったアキラは
振り返りもせずシャーペンを動かしながら声を掛けた。

「お帰り」
「……ただいま」
「飲み会だったんじゃないの? 早かったじゃない?」
「うん……行かなかった」
「へー? そんなのいいんだ」

 アキラは顔も上げずに相変わらず凄いスピードで問題を解いて行く。

「うん……校長先生がいいって」

 綾が荷物を置いてパウダールームへ入って行くと、アキラはふと手を止めて顔を上げた。
そして立ち上がり綾を追った。
 綾は既にバスルームでシャワーを浴びているようだった。アキラも服を脱いでランドリー
バスケットに服を入れようとして違和感に手を止める。夏とは言え綾の服が異様に少ない。
手を入れてブラウスとショーツが無い事を確認したアキラはその所在を探す。それは直ぐに
ゴミ箱の中、紙袋に入って見つかった。
 引きちぎられたショーツ。それよりも赤茶色に変色した汚れの付着しているブラウスに
アキラの血の気が一気に引く。アキラが耳鳴りのような自分の鼓動を聞きながらバスルームに
入ると、綾はぼんやりと泡立てた海綿スポンジで体を洗っているところだった。
綾は無意識に柏木に触れられた所を擦り続けていた。
 アキラは不安を隠せないで綾に言いつのる。

「綾、何があったの!?」

 綾はゆっくりと振り返ると無感情に「何も」と答えた。

「『何も』じゃないだろう? 血、血が付いてた。綾のブラウス!」

 半泣きのアキラを見て綾はとても奇妙な物を見ている気分になった。そう言えば
アキラの涙など見た事が無かった。

「ん? アキラくんの心配するような事は何もなかったから大丈夫」
「だって! ――何で綾そこばっかり洗ってんのっ!?」
「――なんだか気持ち悪くて」
「だ、誰かに何かされちゃったの!?」

 この期に及んで“何か”とは本当にアキラらしく無い。こんな時いつものアキラ
だったら「綾、レイプされたのか?」くらい言いそうなものだと綾は勝手な想像で
笑ってしまった。その意味不明な笑いがアキラの不安を煽った。

「あ、綾……?」

 綾は手を伸ばしスポンジで淡々とアキラを洗い、シャワーで泡を流した。アキラは
綾の顔を食い入るように見つめながら、綾からシャワーを受け取り綾の泡を流し始める。

「あ、首の傷のところは濡らさないでってお医者様が……」

 綾に言われて、アキラは初めてあの出血の元が首であることに気付く。それほどまでに
綾の表情の少しの変化でも感じようと綾の顔だけを見ていたのだ。

「なっ!? なんでこんなに切れてるの!? 誰にやられたの!?」
345凍える月を抱いて 4章4 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/20(月) 17:54:41 ID:GYfN/+Hn
「自分で切っちゃったの」
「なんで? どうして? ちゃんと分かるように説明してっ!」

 綾はうろたえるアキラにやっぱり小学生なんだなと実感した。そして可愛いと思った。

「ん……柏木先生が好きだって」
「……それで?」
「びっくりして転んじゃったらパンティ見えちゃって、破かれちゃった……
 ごめんね、折角アキラくんが選んでくれたのに」
「こんな時に、なに変な事言ってんの!?」
「ちょっとは柏木先生でもいいかなって思ったんだけど、平凡な幸せっていうのかな
 そういうのくれそうじゃない?」

 綾は正直に起こった事、思った事を言った。アキラは怒ったようだったが何も言わなかった。

「でも、柏木先生がここに触れた瞬間、駄目だと思った。耐えられないって……
 そしてアキラくんのことしか考えられなくて……
 それで柏木先生にされるくらいならって……ハサミが落ちてたから自分でね」

 綾は『誰かの手の入った奴隷なんて興味なくなるよ』とアキラが言ったから柏木に
穢されるくらいなら死のうと思ったとは言わなかった。もしそれを言ってしまったら
アキラはこの傷を自分のせいだと責めるだろう。

「綾! バカか?」
「うん、そうかも。 それでね…………柏木先生、学校辞めるって」
「訴えなかったの?」
「ん……5年生の子たちが可哀そうだし、色々調べられたら困るでしょ? こういうの」

 そうかとアキラは眼を伏せた。


**********

 静かな夕食が終わるとアキラは綾の手を引いてベッドルームへ連れて行き
綾をそっと寝かせるとその髪を梳いた。

「綾は平凡な幸せが欲しかったの?」
「んー憧れてたかな……でも、誰がくれる物でもいいって物じゃなかったみたい……
 それに平凡だから幸せなんじゃないって分かってるから……」

 アキラはそっと唇を重ねた。

「久しぶりだね……キス……んふぅ……」
「綾が悪いんだ」
「そうなの?」
「そうだ」

 くちゅくちゅと淫らな水音をさせて互いの口内で舌が絡まりあう。堰き止められていた
熱情を溢れさせ互いの唾液を混ぜ合い貪るように啜りあう。

「綾……傷に障るといけないから今日はしないつもりだったのに」
「ん……」
「だけど……」

 アキラの指先が綾の無毛の恥丘を緩やかに撫で秘裂に伸ばされる。そこは快楽への
期待で既に甘蜜を溢れさせていた。

「綾……もうぐちょぐちょだね……」

 アキラの指先が秘裂を割って肉襞に潜り込みゆっくりと掻き回し、そして抜かれる。
346凍える月を抱いて 4章4 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/20(月) 17:56:51 ID:GYfN/+Hn

「負担かけないようにするから、挿入れるだけね……」

 綾が頷くとアキラは綾を横向きの姿勢にし背後から挿入を始めた。

「……ん……はぁ……」
「つらい?」
「ううん」
「良かった」

 ゆっくりと奥まで挿入し終わったアキラは嬉しそうに言う。

「このまんまで朝まで寝ようね」
「こ、このまんまって入れたままってこと?」
「そう? 綾は嫌?」
「……嫌……じゃないけど」

 正直、蛇の生殺しだと綾は思った。だがここで否を唱えた所でアキラが聞いてくれる
とも思えなかった。

「今日ね……っていうか……綾はもう帰ってこないって思ってたんだ」
「え?」

 驚いて身を捩ろうとする綾の乳首を摘まんで、アキラはそれを制する。

「やぁ……んん……」
「くすっ、こんな感度良くなっちゃって……下もひくついてるよ」
「そんなこと……より……なんで私が……ぁん……」
「もう学校に行かなくてもよくなったから、どこか行っちゃうかなって……
 ここんとこ僕、意地悪だったから」
「……そうね……キスしてくれなかったし……凄く不安だった」

 キスしないとかそれよりももっと酷い事をしたのになぁとアキラはクスクス笑って
しまった。

「……ごめん……綾が片思いしてるとか言うから……僕ら、そういうのから遠い所に
 いたはずなのに一人だけずるいっていうか……」
「うん…そっか……はぁ……」

 綾はシーツをぎゅっと掴んだ。さっきの軽い愛撫と挿入で既に躰は拓いてしまっていた。
背中にかかるアキラの吐息すら快楽を運んでくる。

「綾?」
「……はぁ……あ……」
「あぁっ! 駄目だよ、綾! 傷に響くっ……て」

 綾の肉襞が妖しく波打つようにアキラの肉棒を扱き上げる。

「あ……勝手に……うぅん……きゅうきゅう……しちゃうのぉ……ああん」
「きゅうきゅうって……そんなもんじゃな……あーーっ!!」

 綾の蠢く肉襞にざわりと絞りあげられ、アキラは脊椎に這い上る射精感を堪えようと
するが、アキラの牡は射精の予感に膨れ、ずくりと身震いする。

「あぁん……ア、アキラ……くん……太くしないでぇ……あぁ……イク、イッちゃうっ!」

 アキラは眼を瞠り、次ににやりと笑うと綾の腰に手を置き綾の弱い所を捏ねあげた。

「イッちゃいそうなの? イッちゃえばいいよ、さぁ綾、イッて!」
347凍える月を抱いて 4章4 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/20(月) 17:58:05 ID:GYfN/+Hn
 ずっとずっと、泣くほど待ちわびていた刺激に綾は縋りつく。

「あぁぁぁ、イちゃ、イッちゃう、イクゥーーああぁぁぁぁぁぁん!!」

 きゅうと背を反らせて綾が達すると綾の蜜壺は別の生き物のように蠢き、アキラの
精液を一滴残らず搾り取ろうと最奥がうねり熱を発する。

「あぁ、綾、綾の中は熱くて……凄く気持ちいいよ……くっ!」

 アキラは綾の最奥に牡を捩じ込み白濁する慾を思う存分吐き出して、戦慄く綾の
蜜壺を堪能してから自身をずるりと引き抜いた。

「綾、凄くよかったよ」

 アキラは、快楽のあまり涙を零して息を弾ませる綾の髪を撫でて口付ける。

「ア、アキラくんの嘘つき……挿入れるだけって……」
「綾の中が良すぎるのが悪いんだよ……でも、まぁ僕が悪かったって事でいいよ。
 綾の『イクー』って声初めて聞いたし」

 顔を真っ赤にして言葉を詰まらせる綾をアキラはくすくすと笑ってからかった。


4章 『悪魔の輪舞』  - quatre -  (終)
348名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 18:02:33 ID:GYfN/+Hn
>>333
うーん一人称ならその主人公で
あとは、その場その場で違うかも
その場面で書かれてる方だと思う
349名無しさん@ピンキー:2009/07/20(月) 23:44:03 ID:nkIZ+QmC
アキラと綾に幸せになってもらいたい
すげー萌えるのに切なくなるんだぜ
350名無しさん@ピンキー:2009/07/21(火) 21:15:53 ID:es6DNRvZ
同感。
でも破滅の匂いが濃厚で辛い。
いつの間にかエロシーンより二人の行く末の方が気になってる。
351名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 00:26:48 ID:2m9BoRob
同感。
すげー物語に引き込まれる。
352名無しさん@ピンキー:2009/07/22(水) 01:16:37 ID:Z8z37Yic
続きが気になってしょうがない。
投下はまだー?
353名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 10:04:36 ID:1z9r0F6i
面白いなあ
ついでに保守
354凍える月を抱いて 5章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/25(土) 16:48:43 ID:d/3qRWS5

ご感想ありがとうございます。なんかドキドキします。

・今回は5章 『悪魔の夜宴』の1話目(11レス消費予定)を投下します。
・今回はあんまりエロくない。
・まことに申し上げにくいのですがここからは超展開です。
・ご注意いただきたい点は>>287
355凍える月を抱いて 5章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/25(土) 16:52:06 ID:d/3qRWS5
                 5章 『悪魔の夜宴』
                   - eins -


 夏休みがやってきた。失職中の綾は朝から仕事探しの準備をしている。取りあえず住む場所が
拓けた町なのはラッキーだと思った。前に住んでいた町ではさほど求人も無いだろう。
 持ち物などを確認して、朝食を作りはじめるとアキラが起き出して来た。

「おはよー……綾」
「アキラくん! おはよう」
「どっか行くの?」
「うん、職探し」
「あれ? 僕言ってなかったっけ? 明日から8月の半ばくらいまで出かけるよ」
「えっ? アキラくんが?」
「……綾も一緒に決まってるだろ」
「き、聞いてないけど……」

 そうして、有無を言わさぬ勢いで綾が連れてこられたのは長崎。アキラの秘密クラブの
リゾートマンションだった。アキラの謎の部分を解く鍵はここにあるのかと綾はゴクリと
唾を飲む。
 妖しさ満点のそのマンションのエントランスは、まるでTVドラマで見る高級ホテルの
ような造りで、高い天井にステンドグラスで造られた丸い何かの模様が見えた。

「あぁ、あれ? ウロボロスの環だよ」
「ウロボロスの環?」
「自分の尻尾を飲み込む蛇だよ。まぁ、メビウスの輪みたいなもの」
「へぇ……」

 綾は居た堪れない思いを隠すように、心許ないハイヒールに体重を預けてアキラの後に
着いて行く。居た堪れないのは視線だ、綾を値踏みするかのような視線がエントランス
ロビーのあちらこちらから感じられる。それでなくとも背中の大きく開いたドレスなど
着た事がない綾にとって、ひょっとして見えてはいけない何かでも見せてしまっているのか
などと不安を駆り立てる。
 アキラは慣れた仕種で、金でウロボロスの環が描かれた黒いカードを取り出し、
それと引き換えにカウンターで何かを受け取った。アキラはそのまま綾の背後にまわり、
綾の首に銀のプレートの付いた黒い革ひものチョーカーを結んだ。途端に視線の主たちの
嘆息が漏れる。

「綾、これは絶対に外すな」
「え?」
「どんな理由があってもだ。例え誰かがちょっと見せてって言っても外すなよ」
「?……うん」
「このチョーカーの意味は、プレートに僕の所有物だって意味がある。革ひもの色、
 黒は“調教中、触れるな”だ。ピンクが“調教の手伝いを求む”緑なら“譲渡先求む”
 何も付けてなければ……“ご自由にどうぞ”誰に犯されても文句は言えない」
「――っ!」

 綾はここがどんなところか改めて認識し、肌を粟立てた。


 アキラの部屋は最上階にあった。普段生活しているマンションよりはさすがに手狭だったが、
それでも充分に豪華だと言えた。
 スーツの上着をぽいとベッドの上に放り投げてアキラはバスルームと思われる所へ入って
行った。程なく激しい水音が聞こえて来たので、やはりバスルームで間違いはなかったらしい。

 綾は先に届いていた荷物を解いて整理を始める。荷物の中にはアキラが先に頼んで
おいたのだろう見慣れぬ何着かのスーツとドレスが箱に入って置かれていた。綾はそれらを
クローゼットへ運び、一度総てを見まわしてから溜息をついて扉を閉めた。

 バスルームは広く、明るかった。バスタブはこちらの方がかなり広いが、向こうの
356凍える月を抱いて 5章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/25(土) 16:55:14 ID:d/3qRWS5
マンションと少し似た造りになっている。

「この部屋は死んだ祖父が使ってたんだ。このバスルームだけは、バスタブ以外あまり
 改装してないから、そのままSMプレイ用の金具があちこちから出てるだろ?」
「え、えすえむ?」

 何を今さらと呆れた視線を投げるアキラにも気付かず、綾はポカンと口を開けたまま
バスルームを見渡す。確かに天井や壁の不自然な所に金属の輪が覗いている。

「祖父は俗に言うドSっていうのだったらしいから――もっともここのメンバーは
 9割がたドSだけどね」
「ドS!?」

 驚いた顔をした綾だったが、次には「あ〜なるほど…」と言いながらアキラを見た。
アキラはその反応が納得いかないといったように、眉間に皺を寄せたが何も言わなかった。

 綾の首の傷口が濡れないように少なめに湯を張って、白く泡立てたバスタブの中に二人で浸かる。
相当広いバスタブなのに二人は何を好き好んでというくらい片隅にぴたりと寄り添っていた。
アキラに背中を預け、寄り掛かる綾の表情は既に蕩けきっている。綾はアキラの肉棒にゆっくりと
胎内をかき混ぜられ何度も絶頂に導かれて湯あたり同然にぐったりとしていた。

「ぁぁ、ぁぁ……アキラくん…も…だめ……死ん…じゃう……」
「ん? 死んじゃうんじゃ困っちゃうな。僕もそろそろイキたいんだけど、綾が強情はるから」
「わ、わか…ったから……言う、言うから…あっ、ああっ……ま、また……」
「さあ、言って」
「――イ、イクのぉぉ……」
「そっかイクのか、やっと言ったね。じゃぁ奥を突いて捏ね回してあげる」

 水面を波立ててアキラが激しく突き上げる。

「あぁ、あぁぁん、いい……イクゥ、イクゥゥゥゥゥゥ!!」


**********

「――僕ら……はっきり言ってバカだと思う……」
「……うん」

 二人ともバスローブのままベッドの上に手足を投げ出しタオルとアイスパックで顔を冷やしている。
結局二人とも湯あたりしてしまったのだ。

「ねぇ、アキラくん……ここって……」
「ウロボロスの環――伝説の天女を探してた人達のなれの果て」
「えっ? て、天女?」

 予想もしていなかったアキラの答えに、綾の声が裏返る。

「意味分かんないよね? 2千年だか3千年だか前に世界の7か所に1人ずつ天女が舞い降りて、
 選んだ男達に不思議な力と不老不死の力を与えたって、お伽話が元らしいんだけどね」
「うん」
「それを真に受けたのか、利用したのか……ある男が200年くらい前この場所に娼館を作ったんだ。
 娼館を利用して、人間の中に紛れてしまった天女……その血筋に繋がる女性を探すってね」
「え? どうやって探すの?」
「天女ってアソコが物凄く好いんだって、だから娼館を利用して国中から名器で評判の
 女性を狩り集めた。でも創始者が判定した結果、本物はその中にはいなかった。それで
 結局ここは集められた女性たちを使った名器揃いの会員制高級娼館みたいになったらしい」
「会員制?」
「昔なら旗本とかかな? そこそこ権力持ってる希望者を会員にしてったみたいだね。
 今でも新しく会員になる人がいるけど、入会には地位と創始者の子孫の承認がいる。
 僕は祖父の遺産としてここの権利を引き継いだから特別何もなかったけど」
357凍える月を抱いて 5章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/25(土) 16:58:23 ID:d/3qRWS5
「でも、天女をみつけたとして……どうするの?」
「さぁ? 永遠の命が貰えるって話だったけど、それだって大昔だから信じられたんで、いまどき
 そんなこと信じる人間もいないよね。もうみんなそんな目的忘れてゲームを楽しんでるよ」
「……ゲーム?」
「ウロボロスの環は色んな世界に根を張ってるからね。メンバーの犯した罪は罪で無くなり、
 望みは何でも叶う。でも、度が過ぎれば放り出されて、途端に世界は崩れ去るってさ。
 お金も何もかも思うままなんだ、許されるか許されないかのギリギリを楽しむゲームだよ。
 だから今、ここは奴隷の品評会場でSMサークルで同時に裏経済の取引の場になってる」
「――それで、私も奴隷として品定めされてるのね……」

 綾が溜息混じりに呟くとアキラは顔の上のタオルをつまみ上げて綾をちらりと見た。

「僕の奴隷として登録した以上、ここでは仕方ないよ」
「…………」

 黙ってしまった綾の様子をうかがいながらアキラが言葉を続ける。

「明日、綾は僕のモノって事で正式登録するから通過儀礼的に天女判定があるよ」
「……何それ?」
「簡単に言えば健康診断。1年に1度メンバーも受けなきゃならないから僕もそれで来たわけ」

 なぜ健康診断で天女が分かるのか、話が飛び過ぎて綾にはさっぱりわからず、湯あたりにも
増して眩暈がする気がした。
 会話が途切れて少しすると、ベッドが揺れて衣擦れの音がしたので、綾は顔に乗せたタオルを
上げてアキラを見た。アキラはバスローブを脱いでベッドの下に投げ捨てたところだった。
 ふと、アキラの背中の傷が目にとまり、綾は無意識にその痕を指先でなぞる。

「んぁっ! くすぐったいよ!」
「……あ、ごめんね」
「あぁ、傷痕? 目立つ?」
「それほどじゃないけど白くて綺麗な背中にあるから……」
「鞭の痕なんだ」
「鞭!?」
「祖父が亡くなった時に、ここの権利を相続する僕に母が嫉妬してね……」

 想像もしていなかった理由に綾が目を瞠ると、アキラはうつ伏せに寝て、首の後ろを
タオルで冷やしながら言った。

「表のお金や不動産なんかは他の姉妹と分けて貰ったみたいだけどね。ここの権力、
 権利は女には渡らないから仕方ないのに……諦め悪く思いっきり打ってくれたわけ。
 僕がそう決めたわけでもないのに嫌んなるよね……」

 綾は自分もバスローブを脱いで、アキラの背中に残る傷痕にそっと舌を這わせた。
そんなことをしたところで昔の傷痕が癒えるはずもないのに……揺れる乳房の先を
アキラの背中に擦りつけながら、綾はうっとりと舐め続ける。

「……くすぐったいよ、綾。……んーそうだ、ここにいる女の人はみんな奴隷扱いだけど、
 金色のアンクレットの人は“人形”って言ってメンバーの家族。綾みたいに銀色のは
 “蝶”って言ってメンバーに直接血縁関係のない人だよ」
「え?……何?」
「“人形”と“蝶”」

 蝶という言葉を聞いて綾は、飾られるために押しピンを刺されるのを待つ囚われの蝶を思い、
目を伏せた。そしてここは自分たちの娘や姉妹でさえも“人形”と物扱いして憚らない人間の
魔窟なのだとやるせなく思った。とろとろと眠りかけた声でアキラが続ける。

「あっと… 検診の時にユーカーってとても変わった医者がいるけど、びっくりしないでね……
 ここの創設者の子孫だとかって……言うけど……」

 アキラの言葉の最後は寝息に呑まれた。
358凍える月を抱いて 5章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/25(土) 17:01:25 ID:d/3qRWS5


**********

「んまー!! 都筑様!! 1年見ないうちに大きくなられて」

 アキラと綾を見たユーカーと呼ばれる医者の第一声だった。
 見た目30代半ばくらいの細身で長身の男、鼻筋の通った顔、色素の薄い肌、薄茶の虹彩。
いかにも純粋な日本人ではないことが見て取れた。そして、緩くウェーブのかかった茶色の
長い髪を後ろでひとつに纏めたその人物は、見事なおネェ言葉だった。

「嫌味ですか? ユーカー」
「あら? そうでもありませんわよ。去年から比べると……んー……っと6cm伸びてるもの
 ……そんなに気になさるならちゃんと治療すればよろしいのに……」
「……考え中です……」
「――あら? いやに素直になられて」

 ユーカーは意味ありげにちらりと綾の方を見たが、綾は何の事だか分からず、不安と
居た堪れない思いが増した。
 アキラの採血の後に綾の採血も行なわれたが、採血針を抜いた後ユーカーは綾の針痕に
口をつけ強く吸った。驚いた綾が振り払おうとしたが、その力は強くユーカーが自ら離れる
まで為すがままにされるしかなかった。
 ユーカーがゆっくりと顔をあげ、上目づかいに綾を見る。その妖しい眼に囚われて綾の
背筋にぞわりと悪寒が走る。ユーカーの唇が離れるとそこは鬱血し、まるでキスマークの
ようになっていた。

「ふっ、あんまり美味しくないわね」

 そう言い放ってユーカーは舌舐めずりした。綾が涙目でアキラの方を見ると、慣れているのか
アキラは溜息をついただけだった。

「これが通過儀礼の天女判定だよ。でも嘘かもよユーカーはヘマトディプシアだから」
「ヘマト……?」
「うふ。血液嗜好症。血が飲みたくて仕方がなくなるの」

 そう言って笑うユーカーの腕に、無数の傷跡を見た綾はぶるりと身を震わせた。

 次に綾は全裸で診察台の上に脚を開く形で固定された。羞恥で顔を赤くして涙ぐむ
綾を見てユーカーが面白そうにからかう。

「あらあら、仔猫ちゃんは随分ウブなのね」
「何です? その仔猫ちゃんって……綾に変なあだ名付けないでくださいよ」
「あら、だって小陰唇が小さくてピンク色。かわいい仔猫の舌みたいなんですもの」

 一見、可愛らしいあだ名のように聞こえるが実のところ、性器の形状を揶揄しただけの
呼び名に、綾は益々顔を赤らめる。

「乳がんなし、尿検査も今のところ異常なし……もっとも血液と尿は精査の結果が出ないと
 なんとも言えませんけどね」

 ユーカーは検査伝票を捲りながら結果を告げ、ラテックス手袋をパチリとはめ直すと
綾の開かれた脚の間に座った。

「さてと、次は……」
「――うっ」

 綾は尿道に挿入されたファイバースコープに呻いた。何を見たのか分からなかったが
検査は直ぐに済み何も言われぬままファイバースコープは抜き去られたが、ほっとしたのも
束の間、いきなりクリトリスを剥かれ、摘ままれた。
359凍える月を抱いて 5章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/25(土) 17:05:46 ID:d/3qRWS5
「や、痛っ!」
「ちっさいクリトリスねぇ。都筑様、特別何もオーダー出てませんけど、クリトリス
 肥大化とか尿道拡張とかいたしませんの?」
「しない」
「まぁあ!?」
「綾は……感度が良すぎるくらいで困ることがあるんだっ!」
「へぇぇぇ……そうは見えませんけど」

 ユーカーは綾の秘裂に指を這わせ、そして意地悪く嗤いながらアキラにその乾いた指を見せる。

「――っ!」
「あぁ、なるほど……精神的なものね。仔猫ちゃん貴女のマスター都筑様が見てるわよ。
 ペニスをあんなに大きくして、早く貴女の中に挿入れたそうだわ」

 何をバカなと呆れ顔のアキラを他所にユーカーは綾を煽る。仰向けに寝かされて固定されて
しまった綾には、アキラを見ることはできない。綾にはユーカーの言う事が本当かどうか
確かめる術がなかった。だが、この時綾は『挿入れたそう』なアキラを想像してしまった。
綾の蜜壺にもどかしい熱が灯る。
 ユーカーが自信満々に目を細めて待つ中、診察台の上で明るく照らされた綾の蜜壺が
ひくりと蠢いてキラキラと光る蜜を一筋滴らせた。

「まっ!? 覿面ね! これでクスコが入れやすくなるわ」

 潤渇にゼリーを使うので濡れていようがいまいが、実際のところ関係ないのだが、
ユーカーは楽しそうにからかった。

「……うっ」

 やや冷たい金属の器具が綾の膣に差し込まれキリキリと肉襞を伸ばしながら綾の膣を広げていく。

「あらやだ、精液がべったりじゃないの!? ……あの都筑様が中にねぇ……」

 ユーカーはアキラの方をチラリと含みのある表情で見てから視線を戻す。アキラは
顔をこわばらせたが何も言わなかった。

「随分広がるわね……これならフィストもできるんじゃないかしら……あら? あらあらあら?
 この娘、ウテルスセックスできるんじゃありませんの?」
「できますよ。綾が怖がるからしませんけど……」
「へー……色んな意味で……凄いわねぇ――こっちはこれでOKっと」

 膣のクスコを外したユーカーは、次に手袋の指先にゼリーを落として綾の肛門に塗りこめた。
後孔にアキラとは違う無遠慮な指が、ぬるりと入り込んでくる不快感で綾は息を詰める。

「こっちの拡張はまだですの?」
「……上手くいってない……」
「この感じですと……こちらもフィスト可能なくらい広がるはず……でも……」
「うっ――痛っ!」
「無理をすると括約筋がいっちゃうわね……これも精神的な物だから弛緩させます?」
「そこまでする必要はないと思ってます」
「まっ!? でも、気が変わったらいつでも仰ってくださいね。 ……それよりも、この娘……
 随分ハイレベルですけど、本当に“蝶々”かしら?」

 弾かれたように顔を上げ、アキラがユーカーを睨む。

「どういう意味です!?」
「まるで“人形”のように揃っていらっしゃるから……」
「……そんなはずない」
「まぁ……どちらにしろ登録用にDNA鑑定はしますから、メンバー皆さんのDNAとも
 照合されて、直ぐに真実はわかりますよ。 ……楽しみですわね都筑様」
360凍える月を抱いて 5章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/25(土) 17:09:29 ID:d/3qRWS5

**********

 アキラは自室に戻っても項垂れたままベッドの縁に座って黙りこくっていた。

「……ねぇ、アキラくん。私が“人形”かもって……?」

 言いながら綾が隣に座ると、アキラは不安げに瞳を揺らして綾を見た。

「綾……ここって名器って言われてる女の人を集めて作ったって言ったよね?」
「うん」
「今のメンバーのほとんどは、その女性達から生まれた子孫なんだ。名器の遺伝子を持つ
 人間同士の交配がメンバーの血筋を使って何代も続けられて来た。時には外から新しく
 そういった女性を連れてきたりして……だから、程度の差はあれ“人形”は総て名器と
 決まっている」
「え? じゃあ……私?」
「綾は名器だよ……。ウテルスセックスの出来る人間なんてそうそう居るわけなかったんだ……」

 俯くアキラを抱き寄せて、綾は何でもない事のように言う。

「……そっか、ひょっとしたら私の父親が分かるかもって事なのね」
「そんな簡単な事じゃない。綾がもしも誰かの娘ってことになったら、そいつに綾の所有権が
 認められてしまう」
「……所有権……か……」
「不本意だろうけど、ここでは、それが絶対のルールなんだ」
「……じゃあ、もしここのメンバーの中に私の本当の父親がいたら、私はその人の
 道具として扱われるのね」
「そうなる。 ……けど、そしたら必ずどんな手を使っても取り戻すから……だから……」

 泣きだしそうなアキラを見て綾はこれで2度目ねと思い。
それから、普通の小学生みたいと呑気にも思っていた。

「ねぇ、アキラくん。くよくよしてたって仕方ないよ結果はまだ分からないんだし……」
「……うん」
「あっと、もうお昼だね。ピルも飲まなきゃならないし、ご飯運んでもらおっか?」

 綾は立ち上がって、アキラに背中を向けた。その後ろ姿を見ながらアキラは何事か小さく
呟き、それから何かに気付いたように唇を歪めた。


 そのままランチは部屋で摂った二人だったが、ディナーは下に降りてレストランで摂る事にした。
レストランで食事中、綾は視線を感じて萎縮していた。本格的なテーブルマナーなど講習で
一度受けただけなので全然自信が無かったのだ。

「美味しくない?」
「え? ううん……ちょっと視線が気になるって言うか……」
「あぁ、仕方ないよ。今日の検診の結果をみんな知ってるからね。興味があるんじゃない?」
「ちょっ、ちょっと待って、守秘義務とか……」
「ない。ここでは女は、身を飾る宝石みたいなもんだからね。その取引のためにも情報交換は
 包み隠さずされるよ」
「や、やだ! ……恥ずかしすぎる!」

 綾にとってその後の食事は味も分からないくらいの緊張と羞恥の中で終わった。
 食事が終わり、レストランの出口へ向かった所でアキラが初老の男性に呼び止められる。
話が長くなりそうだと感じたアキラは綾を待たせる場所を探した。

「綾、あそこで待ってて」

 アキラに言われた先にはカウンターバーがあった。綾は頷くとカウンターへ向って歩き出した。
361凍える月を抱いて 5章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/25(土) 17:13:07 ID:d/3qRWS5
「あら、仔猫ちゃん」

 カウンターにはユーカーが座りグラスの氷をカラリと鳴らして挨拶した。

「今晩は」
「今晩は」

 ユーカーは悪びれもせずバーテンダーに綾の飲み物を頼んだ。

「あの……私の事……」
「噂になってるわね。なかなかの人気で妬けちゃうわ」
「噂って……どんなこと言われてるんでしょうか?」

 ピンクのカクテルがバーテンダーによって綾の前に置かれると、綾はほんの少し口に含み
甘く香るそのカクテルを、緊張で乾く喉に流し込んだ。

「なかなかの名器で“人形”かもしれなくて、整形の手が入って無いサラで……アヌスがまだ処女」
「!……なっ!?」
「もし、あなたが“人形”なら、あなたの本当の父親によってあなたのアヌスの処女に
 オークションが掛けられるかも知れないわ……それもお遊びで」
「そ…んな……」

 綾は震える指先でカクテルグラスを手に取り、無意識に甘い酒を含んだ。

「全メンバーとのDNAの照合が終わって結果が出るのは20日後くらいだから、それまでに
 答えを出すといいわ」
「……答え?」
「ぐずぐずしてたらあげるべき人にあげられなくなるわよ。薬を使おうが、裂けようが
 気にしない酷い連中ばかりなんだから……
 ――もっとも……あなたのアキラくんが一番酷いかも知れないけど……」
「な……に……?」
「あの子には貴女にはまだ見せてない、とても冷たくて残酷な部分があるわ……」
「――っ!」
「……どこから話そうかしらね――あの子はね、老人のつまらないプライドのために生まれたの」

 意味を探るように綾はユーカーを凝視する。見つめられたユーカーは苦い微笑みを
浮かべるとグラスの氷をカラリと鳴らして語り出した。

「あの子の本当の父親、都筑豪蔵には老いが迫っても息子が生まれなかった。だから必然的に
 都筑家が維持してきたここでの権利は失われる事になっていたの。彼はそれでも構わないと
 思っていたのに……夜会の席で都筑家と同等の由緒ある家の男に『斜陽』とからかわれたのを
 きっかけにして、なんとしても男子が欲しいと……ほんと人間って可笑しいわね。
 あの世にまで持って行けるものじゃなしと、彼はあれほどまでに達観してたのに……
 そして、しかるべき血筋の家の“人形”の腹を2億で借りて……」
「腹を……2億?」
「そう、産むだけで2億、あの時は成功報酬3億も足して結局5億が支払われたのよね」
「…………でも…アキラくんは望まれて生まれたんですよね……?」
「望まれたのは“あの子”だからじゃないわ。都筑の遺産を引き継ぐ男子だからよ。そして
 都筑豪蔵は、高齢で生まれた後継ぎの後見を心配して……。それはあの子を心配して
 じゃないわよ。あくまでも都筑の家を心配して、正妻との間の長女、霧江に美濃部家の次男、
 孝二を婿養子に迎えてあの子を育てさせた」
「美濃部家?」
「都筑よりは格下、しかも次男なんて都筑の長女として育った霧江には屈辱だったでしょうね。
 本来なら同等程度の家柄の長男に嫁ぐはずだったのに、あの子が生まれたばっかりに……。
 男子でも長男以外はここの権利を相続できないから、ちょっとお金持ちの家にお嫁に行った
 ようなものね」
「え? でも、そのお姉さんの戸籍に入れたらここの権利は……」
362凍える月を抱いて 5章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/25(土) 17:17:43 ID:d/3qRWS5
「お家断絶? ふふっ、だってあの子が都筑豪蔵の長男だって、みんな知ってる事だもの。
 その辺は科学的なのよ。というより外の世界のルールなんてどうでもいいっていう感じ
 かしらね。そうでなければ戸籍上父親のいない貴女の本当の父親がメンバーの誰かなんて
 調べたりしないでしょうに。――まぁでも、あれは霧江があの子の世話を放棄しないようにと
 した事のように思うけど……。元来“人形”として育った霧江は父、豪蔵の命令には絶対服従の
 はずだった。でも、豪蔵は“女”という生き物を量り間違えたのね……“人形”には“人形”の
 プライドがあったのに」
「どう……したんですか……」

 綾はアキラから時折聞く、親との関係に暗い話の予感を感じたが訊かずにはいられなかった。
 ユーカーは、小さく息を吐くとグラスの酒を少しだけ口に含んで言った。

「使用人に預けられて、放っておかれた。食べる物、寝る所、清潔な環境、子どもが育つのに
 望ましい玩具や本は与えられた。無かったのは……あの子に対する言葉かけと体温かしら?」
「でも、誰かは……ご両親ではなくても誰かは傍にいたんでしょう?」
「貴女は、億の壺が置いてあって、その上に埃が乗っているからって善意で気軽に
 手を伸ばしたりするのかしら?」
「――っ!」
「そういうこと、君子危うきに近寄るべからず。何かが起こったら大変だから、世話で
 必要最低限な事以外は、誰一人としてあの子に触れたりしなかった。当然、誰も語り
 かけることもなく――あの子も聡い子だから、周りの関わり合いになりたくないって
 空気を察して、迷惑にならないように生きていたんでしょうね。あの子は決まった時間に
 点いて消えるテレビで言葉を覚えて――2歳の時だったって、最初に使用人に言った
 言葉が『僕の名前は何ですか?』だったそうよ」

 綾は零れそうな涙をこらえるために長く震える吐息を漏らした。
自分には姉がいた、そして、まともとは言えない母親でも自分の名を呼ばないなどと
いうことはなかった。
 幼子が誰にも話しかけられず、名すら呼んでもらえず、ただ何年も独りで生きたと言う
そのアキラの環境の冷たさに綾の胸は締め付けられた。

 だが、ユーカーの声の調子は淡々として、まるで日常のつまらない事でも話すように続く。

「まぁ、でも幼稚園からは事情を知らない普通の子に混じって生活したし、友達なんかも
 できたんじゃない? 霧江も孝二も世間向きにはあの子の両親役はちゃんとこなした
 みたいだから」

 綾の手の中のカクテルグラスは既に空になり、小さな氷の欠片が解けて土台を失い堕ちて行く。
バーテンダーがその手の中のグラスをそっと新しいカクテルと変えて行った。

「アキラくんは……ずっと…ずっと孤独だったんですね……」

 『僕と綾は似てると思った』初めて綾を犯す時にアキラはそう言った。
同じような年の子が、同じような服を着て楽しそうに集う場所で、自分だけが彼等と
チガウと、知らなければ平気と……閉じようとする眼をこじ開けるようにして教え込まれる
あの気持ちをアキラも知っているのか……友達に囲まれれば囲まれるほど、心はどんどん
孤独になって行く……アキラもそういう生き物だったのかと綾は目を伏せた。

「アキラくんね……結構、酷い事したり言ったりするんですよ。でも、その指はいつも
 優しかった。私がアノ日は感染症が心配だからって絶対に……しなかったし。
 無茶をしているようでいつも私の事考えてくれるんですよ」
「――無茶ねぇ……あの子は、どこまでやったら人が壊れるか、死ぬか、知ってるから……」

 綾は眼を瞠り、カクテルに向けていた視線をユーカーに向ける。ユーカーは視線を
感じているのだろうに、気にするそぶりも見せずにグラスの中の琥珀の液体を揺らす。

「あの子の初めての話、聞いた?」
「……お父様の……愛人と……って」
363凍える月を抱いて 5章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/25(土) 17:21:23 ID:d/3qRWS5
「そう、聞いたのね。孝二の愛人でナースだった娘だわ。精通もまだのあの子を貪って、
 あの子ったら罪悪感と快楽の間で壊れかけてね……熱を出したの。それで豪蔵の知る所と
 なって、逆鱗に触れた。 ……あのナースも可哀そうに、あの子のこと医院長の息子
 くらいにしか思っていなかったのね。今頃、海に居るのか山に居るのか……」

 昏く笑むユーカーの言葉の意味を、尋ね直す勇気は綾には無かった。

「その後、すぐに豪蔵はあの子を呼んで、都筑の精液の価値を教え込んだみたいね」
「価値……ですか……」

「うっかり誰かを妊娠させて男の子が生まれたら、どんなに不本意でもその子がここの権利を
 相続するのよ。女の子でも都筑と交渉する隙が作れる。みんなが虎視眈々と狙っている、価値。
 ……貴女、ピルを飲まされてるのね。あの子、今までいくら相手がピルを飲んでるって
 言っても絶対信用しないで、強力な殺精子剤とコンドームを使ってセックスしてたのよね。
 出した物もちゃんと最後まで自分で始末するし。だから中出ししまくりの貴女には自分の
 絶対の管理下でピルを飲ませてるのかなと思ったんだけど……」
「……ええ、アキラくんに渡されて飲んでます」
「まぁ、ピルなら間違いないからいいんじゃない? 99.9%の避妊率だし、その0.1%だって
 訴訟除けみたいなものだから」
「…………」

 沈黙が訪れて、互いにグラスを傾け、ことりとテーブルに置く。ひと呼吸おいてから
ユーカーは話を続けた。

「ここからが本題。豪蔵が亡くなってからだから、2年くらい前からかしらね……あの子、
 週末度にここに来て色々なプレイを手伝うようになって、あの子ったらやたら器用なのよねぇ。
 あっという間に一通り覚えちゃって……まぁ、子どもに凌辱させるプレイが結構ウケてね……
 思えばあの子はそうして女の浅ましさを覚えていったのよね。プレイで子どもに翻弄されて
 悦がり狂うくだらない大人の女や……それと同時に、プレイの度が過ぎて壊れる女、死ぬ女、
 そんな物も見る機会があったりして、あの子の目はどんどん暗く冷えて行ったわ……」
「死ぬ? あの……あなたは、それを……」
「止めなかったのかって? 私と彼らメンバー達の目的は違うのよ。私は私の目的を邪魔
 されない限りは滅多に止めたりしないわ」

 静かに笑むユーカーと名乗るこの男も心に深い闇を持っているのだと綾は痛切に感じた。

「では、あなたは……何のために……」
「ん? 私が動くのは自分の目的と……暇つぶしのためね……」
「暇つぶし……。では、こうして私にアキラくんの事を話してくれるのは、どっちなんです?」

 ユーカーは初めて驚いたような表情をして綾を見た。

「意外と鋭いのね。……そうねぇその鋭さに免じて教えてあげるわ。 両方だわ」
「…………わかりました」
「そう、良かった。それと……もうひとつ言っておくわ。あの子、人殺してるわよ」
「――っ!!」

 苦しいくらいの動悸で、綾の指先が抑えようとしても小刻みに震える。嘘だと否定したかった。
だが否定できる程、綾はアキラの事を知らない。いや、心のどこかでそれは真実だと思わせる
何かをアキラに感じていたのかも知れない。綾は、息をつめてただユーカーを見詰めるしか
できなかった。

「藤川家の三女の調教を頼まれて――どうやら藤川は都筑家の子種を狙ってたみたいで――
 あの子をまだ子どもと侮って、襲うように三女に言いつけたのね。三女はその通りにして、
 あの子を組み敷こうと襲いかかった瞬間、筋弛緩剤入りの注射器をあの子に突き立てられて
 呼吸不全で死んだのよ。死ねるまでだいぶ苦しんだようだけど……あの子はその様子を
 ずっと無表情で見ていたわ」
「ユ、ユーカー……まさか、あなたは見ていて……?」
364凍える月を抱いて 5章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/25(土) 17:26:59 ID:d/3qRWS5
「まさか、いくら私でも現場に居たら止めるわよ。調教の様子を撮るためのビデオがあったから、
 後から一部始終を見たわ。結局それのおかげで顛末は直ぐに分かったし、あの子もお咎めなく、
 却って藤川の方が立場が悪くなったわね。あの子は血を護れという都筑豪蔵の教えを守った
 それだけだもの」
「……それ……だけ?」
「ええ、そうよ。ここは、本当の人間とお金を使った人生ゲームのボードの上なの。では、
 貴女に歓迎の言葉を……人の生き死にもゲームの内と考える腐った魂が集う場所へようこそ」
「人の生き死にもゲーム……」
「それが彼等の作ったルール。――そしてこれもそのルール」

 嗤うユーカーの手には黒い革ひものチョーカーがあった。綾が見覚えのあるそれの所在を
確かめるために慌てて自分の首元に手を遣るとそこにあるべき物が無かった。『何も付けてなければ
“ご自由にどうぞ”誰に犯されても文句は言えない』そう言われて付けられたチョーカーだ。

 気のせいか綾ににじり寄る人の気配も感じる。綾は焦って取り返そうと椅子から立ち
上がったがバランスを崩してしまう。咄嗟にカウンターにつかまり辛うじて転倒を免れたが
膝の力が抜け床にへたり込みそうになる。

「あ? 私……?」
「お酒……あなたには少し強すぎたかしら?」

 綾の視界が歪む。肩で息をしながら綾が懇願する。

「か、返して下さい……こんなの……酷い」
「酷いのは貴女も一緒だわ」
「わ……たし?」
「あの子に人肌のぬくもりを教えて……なのに総ては赦さない」
「ち、違っ!」
「いいえ、違わない。貴女は最後の最後であの子を拒んでる。あの子のいる暗い森に入るのに
 パンくずを撒きながら進んでいるのよね。自分だけの帰り道を確保しようとして。あの子を
 暗い森に独り残してしまうことになっても」
「何の…こと……?」
「分からない?」

 ユーカーは力の抜けた綾を抱きすくめ、その背中から手を滑らせ尾骨の下で指をぴたりと止める。

「やめ……」
「ここを許さないのは、ここさえ許さなければいつでも元の生活に戻れると思ってるからだよね。
 そんなのは幻想だし、どっちにしろそのパンくずは誰かに食べられてしまう。なんなら
 私が今食べてやろうか?」

 ユーカーの口調が変わり、その躰が綾に密着すると熱く硬いものが綾の腹部に触れる。
驚いて綾が身を捩るが、それは男にとって逆効果の刺激にしかならない。
綾のドレスのスリットからユーカーの手がするりと忍びこむ。

「や、嫌……助けて……アキラくん……」
「狡い女だね。助けを求めるばかりで助けてはあげないの?」

 ユーカーの唇が綾の首筋に触れ、湿った舌がゆっくりとその白い首筋を舐め上げる。

「嫌、お願い、ユーカー……やめて、アキラくんじゃなきゃ……駄目なの……」

 綾の泣きながらの懇願にユーカーはくすくす笑いながら手の力を抜く。途端に綾は
支えを失い、床にくたりとへたり込んでしまう。

「分かってるんじゃない。でもね……あの子の棲む森は暗く深いだけじゃなく凍っている。
 それこそ、人の命なんてなんとも思わないくらいに。あの子の手を取ってしまったら
 ――もう二度と離してはくれないことを覚悟しておくんだね」
365凍える月を抱いて 5章1 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/25(土) 17:29:46 ID:d/3qRWS5
 降る言葉に綾はユーカーを振り仰いだが、逆光と酔いのせいでその表情を見ることは
できなかった。
 気づくと綾のチョーカーは、いつの間にか首に戻っていた。綾に、にじり寄るように
近づいていた人の気配が引いて行く。

「ユーカー……あなたは……何を試してるの?」
「貴女とあの子がたくさん葛藤して、私の楽しい暇つぶしになってくれると嬉しいわね……」

 ユーカーの口調が元に戻りゲームの終了を告げる。
遠くから綾を呼ぶ声がした。

「ア…キラくん?」
「何やってんの綾? ユーカー!?」
「あらあら、あたしは何もしてないわよ。アルコールにとっても弱いのにカクテルを飲んで
 しまったみたいね」
「綾がお酒に弱いって知ってて飲ませましたね!?」
「――あたりまえでしょ」

 ほくそ笑むユーカーを睨んで、アキラは唇を噛むとふらつく綾を支えて聞いた。

「綾? 歩ける?」
「ええ……なんとか……ごめんなさい」
「いいから」

 二人の背中を見送ってユーカーが呟く。

「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ……仔猫ちゃん、私は君の選ぶ未来が何よりも知りたいよ……」


5章 『悪魔の夜宴』  - eins -  (終)



以上で5章1話投下終了です。
読んでいただきましてありがとうございました。
366名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 21:01:04 ID:Ag0uPNj1
どうなるんだこれ
すごく続きが気になるじゃいか!
367名無しさん@ピンキー:2009/07/25(土) 23:12:27 ID:VdvKUV/5
ふわああああ!!!
続きキター!!と思ったらさらに続きが気になって仕方ねぇぇぇ!!
368名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 00:56:39 ID:aCuPuqWl
やっぱりいいなあこの作品。
続き期待してます!
369名無しさん@ピンキー:2009/07/26(日) 13:46:22 ID:C8XJYo/f
うおおお素敵すぎる!!!
アキラ君と綾には幸せになってもらいたい・・・
370凍える月を抱いて 5章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/28(火) 07:52:00 ID:aB79doVG

いつもご感想ありがとうございます。

・今回は5章 『悪魔の夜宴』の2話目(9レス消費予定)を投下します。
・ご注意いただきたい点は>>287

371凍える月を抱いて 5章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/28(火) 07:55:04 ID:aB79doVG
                 5章 『悪魔の夜宴』
                    - zwei -


 酔ったその状態で部屋まで戻れたのは、綾の精神力と奇跡の賜物だと言えた。部屋に
入ったとたん綾は手に持っていたヒールを投げ捨て、這うようにしてトイレに向かう。
もう立っていられなかったのだ。

「綾? トイレ? バスルームでいいよ」
「だって……吐くかも……」
「吐いたっていいよ」
「……うぅ……はぁ……大丈夫…まだ、大丈夫……」
「なんなの? なんでいつも吐くの我慢するの?」
「はぁ……怖いの…かも」
「怖い?」
「子どもの頃、一度戻してしまった事があって……母さんに蹴られたわ……お姉ちゃんが
 母さんに謝りながらそれを片付けて……私は蹴られた痛みで息もできなくて……
 ただ丸まってた。それ以来、吐きそうになると身震いがして駄目なの」

 アキラは唇をきゅっと噛んで綾を支え直すと声を掛けた。

「……さぁ、綾バスルームまで頑張って」

「――アキラ……くん…… して ……」

「え? 何? 綾」
「私のアヌスの初めて……オークションに掛るかもって……」
「え? あ、ユーカーか!! 大丈夫だから綾。僕がそうさせないから」
「全部……アキラくんじゃなきゃ嫌なの……だから……して」

 アキラは戸惑った。綾に『アキラくんじゃなきゃ嫌』と乞われて、胸の奥に湧いてくる、
この胸を締め付ける痛痒い感情は何なのだろうかと……。アキラは分からないままに答えを返す。

「……綾……分かった。じゃあ、明日。綾の具合が良くなったら」
「駄目、今じゃなきゃきっと受け入れられない。また言い訳して自分の心に壁作っちゃう」

 綾は、逃げない、逃げられないと思っていた。自分の本当の気持ち、アキラを求める心から……。
何もアキラの総てを受け入れて、その心の奥底にある凍った部分を溶かせるなどと驕った事を
考えた訳ではない。ただ、無性にアキラを包み込みたいと、本能に似た衝動に突き動かされている
だけだった。

「わかったよ綾。じゃあやっぱりバスルームに行こう」

 がくりと力の抜けた頷きを見せて、綾がゆらりと立ち上がりアキラにつかまりながら
バスルームに向かう。
 気怠そうにドレスを脱ぎ去ると綾はよろめきながらバスルームに入った。
 胎児のように床に丸まった綾は、時折苦しそうに呻いてぶるりと震える。嘔吐するのを
こらえているのがアキラにも分かる。

「綾、いいから……」
「……う…ん」

 綾の背中をさすりながら少し様子をみたが、綾が戻すことはなかったので、アキラは
綾の不快感を快感で塗り替えようと行為を始めた。綾を四つん這いの姿勢にさせると、
綾は床に肘をつき、アキラを振り返って蒼い顔で微かに微笑んだ。
 アキラは仔猫の舌と揶揄された綾の小さな花びらに優しく舌を這わせ外側も内側も丹念に
舐め上げる。次第に綾の爪先に力がこもりふるふると震えて快楽を表す。蒼白だった顔色に
ほんのり紅がのり、肌も冷やりとしたものから熱がこもってくる。

「あぁぁっ! アキラくん……好いの、好いのぉ……も、もっとぉぉ!!」
372凍える月を抱いて 5章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/28(火) 07:58:24 ID:aB79doVG
「すごいね綾。こんなに乱れるなんて知らなかった」

 まだ、恥ずかしいと思う気持ちはあったが、それでも自分の感情に素直になろうと決めた
綾にアルコールが拍車をかける。戒めから解かれた綾の姿は余りにも淫らだった。常にない
激しい喘ぎ、淫らに誘う腰つき、蜜壺がひくつく度に牝の匂いを強くさせながら吐き出される
糸を引く蜜。

「ア、アキラくぅん……」
「どうしたの?」
「挿入れて……挿入れてぇ……ほ、欲しいよ……アキラくんが欲しい……」

 あまりにもストレートにねだられてアキラは笑ってしまった。

「いいの綾? 小学生のチンポ挿入れられたいの?」
「い、いいの……小学生…でも……アキラくんのが欲しいの……挿入れて……」

 アキラは目を丸くして綾を見る。

「僕のいない所でお酒は厳禁だ……」

 呟きながら綾の蜜壺に指を差し込み抽挿を繰り返しぐちゅぐちゅと音をさせて蜜を掻き出す。
そうしながら小さく顔を覗かせるクリトリスをちゅくちゅく吸って綾を悦がり啼かせる。

「や、やぁぁん……アキラくん、も、もっと太いのぉ……アキラくんのちょうだい」
「僕のなにが太いって?」
「あ、アキラくんのおちんちん……太いの挿入れてぇぇ!!」

 アキラは仕方ないなと言ったふうに笑いながら指を引き抜くと綾の蜜壺に自身を宛がって
一気に貫いた。

「あぁぁぁぁぁん、いい、いい、アキラくん、アキラくんが挿入ってるぅ」
「あぁ、綾。いいよ、すごく淫らで……」
「うぅぅん……言わ…ないで……あぁ、もっとぉ…奥、深くぅ突いてぇぇ!!」

 アキラは綾の奥を突き上げながら溢れる蜜を指に絡めると、綾の菊花を周りから中心に向けて
くるくると刺激する。花の中心で軽く指先に力を入れると指先はつぷりと呑み込まれて行った。

「あぁ、あぁ、いいの……すごくいい……どうにか……なっちゃいそう」
「綾は……これ以上どうにかなる気なのか……?」

 アキラはくすくす笑いながら、綾の後孔に差し込む指を2本に増やして、その孔の縁を
押し広げるようにぐるぐると指を回す。確かに今日の綾の戒めはとても緩いとアキラの
指先に感じさせた。
 そうしているうちに、綾の腰が撓みがくがくと震えだす。太腿の震えや断続的にアキラの
牡を締め付ける様子から綾の絶頂が近い事が分かる。

「んんんぅぅぅうう、イク……もう、イッちゃうのぉぉぉおお!!」
「いいよっ、綾。イッて、僕もイクッ、あっ……」

 最奥へ精液を詰め込むように腰をくねらせてアキラが達し、射精が終わっても、綾は
蕩けきって未だ引かない余韻に揺蕩っていた。アキラは綾の後孔に差し込んだ指を再び
蠢かし、達したばかりの綾を啼かせる。戦慄き続ける綾の蜜壺の動きにアキラの牡が再び
硬さを取り戻すと、アキラは2、3度抽挿し綾の蜜と自分の吐きだした慾を牡に絡めて
後孔の指と同時にその牡を引き抜いた。
 突然総ての快楽を失った綾は、振り返りぼんやりとアキラを見つめ悲しげな声を上げる。

「アキラくぅん……」
「綾、いくよ。力抜いてて……」

373凍える月を抱いて 5章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/28(火) 08:02:52 ID:aB79doVG
 意味が分かっているのかいないのか、蕩けた表情のまま綾が頷く。アキラは綾の蜜壺から
抜いた自身を滑らせるようにして綾の後孔に宛がい体重を掛けて道を拓こうとする。

「!……あ゙あ゙あ゙ぁぁ……熱い……熱いよぉ」
「綾、少し……んーっていきんでみて?」
「ぁんんーっ」

 決心した筈だった。だが――。
 綾の後孔は今一歩というところでアキラの侵入を赦さない。アキラの顔が歪む、あと少し
なのだ。ほんの少し力を込めて突き入れれば、入るということはアキラにも分かっていた。
しかし、そうすることで綾に負担がかかり、経験上、どこがどれくらい裂けるかもアキラには
分かってしまう。
 通常のプレイではこんな場合、同意を得て突き入れる。だが、そうするにはアキラにとって
綾は大事すぎたのだ。
 押し引きの動作をしていてもまったく挿入は進まず、ただ、撓む皮膚を押しているに過ぎなかった。
やはり駄目なのか……。

「綾……お願い……僕を……僕を、拒まないで……」

 荒い息の間に呑まれそうに小さな声で囁かれたアキラの祈りにも似た声は、確かに綾の
耳に届いた。綾の腰が撓む。それはまさに母性に近い感情、アキラを包み込みたいと願う心。
 まるで花弁がふわりと開くように綾の菊花は柔らかく緩みアキラの太いカリ首までもを
やわりと呑み込んだ。それを過ぎると逆に迎えるようにずぶずぶとアキラの総てをあっけない
までに呑み込み続ける。

「綾、綾、全部入ったよ!」
「……あぁ、はぁ……はぁ、これでみんなアキラくんのものだね……」
「綾は僕のものだよ。僕だけの……」

 アキラが抽挿する度に綾の赤い腸壁がアキラの牡に絡みついて淫靡に出入りを繰り返す。
経験のない灼熱の快楽に身を捩り嬌声を上げながら綾はすべてをアキラに捧げられた悦びに震えた。

 綾の手が猫が伸びをするような形に伸ばされて手首がそる。

「あ、あ、あ、あ、死んじゃう……もう、死んじゃう……もっと、もっと抉ってお尻ぃ…ああぁぁ」
「綾ったら死んじゃうのに、もっとなんて……何言ってるか分かってないだろ?」

 綾の揺れる乳房に手を伸ばし乳首を摘まんで転がしながらアキラが腰を突き上げる。

「わか、分かんないぃ……分かんないけど……気持ち好いのぉぉおおお」
「綾のお尻はね……とっても柔らかくて少しくすぐったいような感じがするよ。すごく気持ち好い」
「あぁ…もっと捏ねて……奥、奥にきてぇぇぇ……イク……イッちゃう、お尻でイッちゃうぅぅ!」
「はぁ、はぁ、出してあげるよ奥に……僕の精子、綾のお尻にいっぱい、いっぱいね……ううっ!」
「あぁ、来てる、いっぱい……アキラくんのが、ぴゅくぴゅくいってる……ひゃぁぁぁぁあん」

 綾は達して弛緩するとくたりと横向きに崩れるように倒れた。アキラが達したばかりの牡を
引き抜くとその後を追うように白く濁った体液が綾の後孔からトロリと零れ出た。
 その光景を見つめるアキラの瞳から一粒の涙が零れた。アキラはその涙を流させる感情の
意味が分からずに、それを拭って濡れる指先をただじっと見詰めていた。

 アルコールの酔いからか、初めて後孔で受け入れたプレイの負担か、綾にとろとろと
眠りが訪れている様子を感じて、アキラは手早くシャワーでお互いを清め始めた。
 しゃがみ込む綾の背にアキラが前方からシャワーをかけようと手を伸ばした時、それまで
じっとしていた綾が突然動いてアキラのペニスに口づけた。

「え? あ、綾?」
「……アキラくん……もっとぉ」
「あ、綾……だ、だめだよ……」
「だめ……なの?」
374凍える月を抱いて 5章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/28(火) 08:06:27 ID:aB79doVG
 とろりと蕩けた瞳を潤ませて見上げる綾の仔猫のようなおねだりは強烈だった。

 ……が、アキラがその気になって、いざと綾の顔を覗き込むと、既に半分眠っているような
状態で……アキラは溜息をつくと、ぐずぐずとぐずる綾を促してベッドへと連れて行った。

「まったく……綾は……でも、まぁ、これが綾って事なのか……」

 アキラがくすくす笑いながらベッドに潜り込むと綾が寝がえりをうってアキラを抱き寄せた。

「ちょっ! 綾………… ……… …… … 暑い!!」


**********

 翌朝、綾が目覚めると、その腕の中にしっかりとアキラを抱きこんでいた。
それから綾は一つずつゆっくりと前日の記憶の断片を手繰り寄せ……あまりの羞恥に固まった。
 当然からかわれると思っていた綾に、アキラはただ「僕がいない所での飲酒厳禁」を
言い渡しただけで特別何も言わなかった。


 朝食の席でアキラが言う。

「もしも、綾がメンバー誰かの娘だった場合の事を考えて根回ししておかないと……」
「ね、根回し?」

 それから綾は、小学生に根回しのなんたるかをとっくりと教わり、深く溜息をついた。
その様子を見ていたアキラが、真剣な顔をして言った。

「メンバー全員に根回しは無理だ。そうなると誰に根回しするかということになる……
 一番、綾のお母さんに聞ければいいんだけど、無理だしな……」

 綾の母親は5年も前に他界していたのでアキラはその事を言っていた。

「駄目もとでお姉さんを探して聞いてみるか? 綾が生まれた時2歳じゃ大して覚えて
 ないだろうけど……」

 綾の瞳が不安に揺れる。それは、姉に会って、いったい何を話せばいいのか、なぜ今更
父親の事を聞きに来たのかと問われれば、このアキラとの関係を言わねばならないのか……。
 その時、姉は自分に向って何と言うだろうか……。
 アキラは綾の動揺を感じてはいたが、実際の問題として藁にもすがる状況で手段を選んでは
いられなかった。アキラはパソコンを開くと綾の姉の芸名で検索を掛けた。それから
出演しているAVの発売元に連絡を取った。そうして、2、3度たらい回しのように
別の電話番号を紹介さた後、胡散臭い芸能プロダクションにたどり着いた。

「……はい、分かりました。長野ですね。ええ、番号は……はい、はい……どうも……」

 それから、アキラは聞き出した番号に電話をかけ、何事かを依頼し、電話を切った。
そして綾に視線を移すと厳しい顔で言った。

「今から、長野に行こう」


**********

 アキラに連れて行かれた所は病院の終末医療棟だった。時間がないと言うことで医師から
手短にされた説明では、綾の姉、幸奈の病状は予断を許さず、昼にも一度心臓が止まったという。
延命拒否の意思表示がなされているので、本来ならば何の処置もなされない筈だったが、綾が来ると
聞いて、綾が来るまではと苦しみを伸ばす延命を受けてその命を繋いでいた……。
375凍える月を抱いて 5章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/28(火) 08:09:23 ID:aB79doVG
 病室に案内されて見た姉の幸奈は痩せて見る影もなかった。初めに何と言ったらいいのかと
あれほど悩んだのに、姉の姿を見たとたん綾はそのベッドに走り寄り跪いた。

「お姉ちゃん、どうしてこんな!?」

 幸奈は落ち窪んだ目をゆっくりと開けて綾を見、そして微笑みながら一筋涙を零した。

「あ…や…? 夢でも……最期にあなたに逢えて良かった……」
「お姉ちゃん、夢なんかじゃないよ、最期なんて言わないで!」
「綾……ごめんね」
「お、お姉ちゃん! なんでお姉ちゃんが謝るの?」
「あなたを……最後まで……守って…あげられ……なくて」

 ふぅっと苦しげに吐かれる幸奈の息に死の影が滲む。

「お姉ちゃん、私の方こそお姉ちゃんを守ってあげられなかった」
「何を…言うの……チビのくせに……」

 アキラは顔を歪めた。綾を堕とすためとはいえ、姉がレイプされた時の事を綾のせいだと
言った事をひどく後悔したのだ。

「お、お姉ちゃんが…こ、こんなに悪くなってるなんて…し、知らなくて……」
「あなたを…放って…出て来て…しまったから……連絡…できなくて」
「あたし、も、お姉ちゃんに…悪くて連絡でき…なかった」

 しゃくりあげて上手に喋れない綾の肩に幸奈は細く弱々しい手を乗せてくすりと笑った。

「あたしたち……損…しちゃった…わね……」
「うん」

 それから綾は幸奈にアキラを紹介し、アキラは自分は綾の教え子だと言った。
幸奈は綾が教師になった事を驚きそれから、とても喜んだ。

「――お姉ちゃん、私、自分の父親の事が知りたいの」
「……そっか……」

 幸奈はふぅーっと深く息を吐き呼吸を整えて、綾を見据えた。

「綾、父親に…夢を…持ったら……駄目だわ」
「うん、分かってる。そんなことじゃないの」
「そう……なら…いいわ。だけど……あたしも…よく覚えて…なくて……」
「何も分からなくてもいいの。こうしてお姉ちゃんに逢えたし」
「ふっ…そうね……あなたの…父親は…少なくとも……母さん…より…は…年上だった。
 奥さん…のいる人…。お金持ち…そうで…母さ…に…SM…を…教えたのは…あの人だと思う。
 そして…男……の子を…望んでた。…だから…あなたが…生まれた…日に…母さんは…捨てられた」
「私が女の子だったから?」
「そう……後継ぎ…が…欲しかった…みたい。思えば…あの時…から…綾を…守らなきゃ
 …と…思ったの…かも……知れない…わね……うっ……」
「――っ! お姉ちゃん!」

 幸奈に繋がったモニターが迫る危機を断続的に警告する。血圧の低下を知らせるランプが
点き、医師と看護師が現れたが、特別何もしないまま部屋の隅に立った。幸奈の最後の願い、
綾に会うまでという希望が叶った今、医師たちはただ、すぐそこに迫った“その時”を待っていた。

「お姉ちゃん、お姉ちゃんっ!」
「綾……色々…あって…大変…だろう…けど……幸せに…なって……」

 綾とアキラの関係が普通の教師と教え子で無い事を幸奈は気付いていた。姉の臨終の席に
何の関係もない教え子を連れてくるなど不自然極まりないではないか。そのうえ綾の
アキラに向ける眼差しはすっかり頼りきっていたのだから。
376凍える月を抱いて 5章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/28(火) 08:13:08 ID:aB79doVG
 幸奈はアキラの方を見て『綾をお願い』と唇を動かしたが音は紡がれなかった。
それでもアキラが頷いたのを見て、幸奈は微笑み、ゆっくりと目を閉じた。


 翌々日、二人は幸奈を荼毘に付して、その小さくなってしまった幸奈を連れて長崎へと戻った。
戻ってからも綾は、極力明るく振る舞おうとしていたが、時折思い出したようにぽろぽろと
涙をこぼし、声を殺して泣いていた。アキラはそんな綾の傍に付いていたかったが、時間が
それを許さなかった。幸奈の教えてくれた綾の父親に繋がる手がかりを無駄にはできなかった。

 アキラはメンバー・データにフィルタを掛ける。綾の母親よりも年上で、綾が生まれた日、
時点で結婚していて息子のいないメンバー。
 その段階で該当するメンバーは意外にも3人にまで絞れた。いや、権力を維持するために
メンバーは早々と後継ぎを作りたがる。それを考えれば当時18歳だった綾の母親よりも年上で
まだ息子がいなかった人間の数とすれば妥当なのかもしれない。だが……。

 アキラは溜息をついた。3人のうち2人は恐らく交渉に乗ってくるだろう。
だが、残る1人、能勢には問題があった。都筑家と同等の格を持つ能勢は、権力や金では
そうそう簡単には動かないと思われた。それだけでなく、能勢の家系には問題があった。
近親の交わりを好む傾向があるのだ。何代かに一度の割合だが父と娘の間の子どもが
跡を継いでいる。それもデータに載っているだけでだ。ここに表れていない近親相姦率は
どれほどかと思う。
 そして、そんな血筋の能勢がもし綾の親で、極上の女に育った綾を見たら……。
 アキラは、そんなことはさせないと思った。そのために打っている手はあるが、
それが間に合うかどうかはアキラにも分からなかった。


 不安と悲しみを忘れるために二人は毎夜激しく交わった。
 綾の白く柔らかい胸の谷間に赤黒いアキラの肉棒を下から挿し入れて、綾に胸を使って
扱かせる。しっとりとしたマシュマロのような肌がアキラの脊椎を痺れさせ酔わせる。
こんなに白く肌触り良く、気持ちのいい胸にしてやったのは自分だとアキラは思う。
 綾はうっとりと眼を細めるアキラを見ながら肉棒の先端に舌を這わせ尿道口に舌先を潜り
込ませる。それから丹念にカリ首の段差を舐め、時折啜ってアキラを呻かせると、その
大きな物を口中に納めた。
 啜りあげられながら舌で嫐られアキラはあっけなく白い慾を綾の口中に放つが、続く
白濁は綾の顔にびゅくびゅくと散らした。
 鼻の上から頬に垂れるそれをアキラが指ですくい取ると、綾はその手に自分の手を添えて
口に運び薄い舌を使って淫らに舐った。

「淫らで綺麗だよ、綾」
「嬉し」

 言いながらアキラは綾の背中から太腿に掛るラインを撫でる。
会ったばかりの頃はただ細く引き締まっただけの躰だったのを、日に二度も三度も抱き、
セックス漬けにして、淫らに蠢くための筋肉をつけさせ、作り上げたのも自分だとアキラは思った。
 座るアキラの上に綾が乗ってくる。いつも挿入を待つだけだった綾が自分からアキラの肉棒を
埋めて喘ぐ。それほどまでに姉を亡くした喪失感は綾にとって大きかったのだ。姉はこの
地球上のどこにも もういないのだ。その綾の憂いを感じながらアキラは目前で揺れる乳房に
口を寄せ綾の後孔に指を潜り込ませた。

「あ゙ぁっ! いいっ アキラくんそこっ、いいの!」

 甘く噛んで吸っていた綾の乳首を離してアキラはくすくす笑う。

「いいの? もっと好くなりたい? どうして欲しい…綾?」
「も…もっと…指、動かしてぇ……あぁあ……掻き混ぜてぇぇぇぇええ!」

 激しく腰を振りながら喘ぐ綾の口は閉じるいとまもない。アキラは求められるまま綾の
後孔に埋めた指を蠢かせた。

「うぁ…ん……はぁあぁん……あぁん……アキラくんも……」
377凍える月を抱いて 5章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/28(火) 08:17:38 ID:aB79doVG
「あぁ、いいよ……イクッ……」
「あはぁ…あん、あぁん……イ、イクゥゥゥゥゥゥウウウウウ!」


 この行為が共に依存であったとしても――こんなものは恋情などではなく淋しさと
いうのだと誰に言われたとしても――二人はやめたりはしないだろう。二人は互いの
躰に融け、溺れ切っていた。
 荒い息を整えるように喉を鳴らしながら綾が躰を離す。
 小さな体のアキラでは弛緩した綾の躰を支え切れない。それを知っていて綾は身を
アキラに預けきらない。アキラはそれが寂しく悔しかった。

「綾、僕……成長ホルモン治療を受けるよ」
「……うん……」

 アキラは綾など――小学校の教師など通過儀礼だと思っていた。堕して思うように
飼育して、飽きたら捨てる。ただそれだけだと思っていたのに、今や綾に溺れ切り執着のあまり
どんな手を使ってでも手放したくないと思うなんてと溜息が出る。そんなことを思いながら
綾の中から自身を抜こうとしてアキラはふと思った事を口にした。

「綾、ピル休止して何日目?」
「えっと……土曜日からだから…4日目かな?」

 綾が哀しく微笑む。通常なら昨日あたり生理が来ていてもいいはずの日数だ。

「昔から、ショックな事とかあると、ひと月無くなっちゃう事がよくあったから……」
「――そっか、じゃあ体調が戻るまでは、ハードなプレイはやめとこうか……」

 また姉の死に沈み込もうとする綾を、快楽で塗り籠めるようにアキラは後孔に挿したままの
指を動かした。

「あぁんっ!」
「予定通り、こっちは使ってあげるけどね」

 アキラは蜜壺から抜いた互いの体液の絡む肉棒を少し後ろにずらして目的の孔にうずめ始めた。

「あ、あ、あ、あぁ……」

 あれほど挿入に手間取ったことが嘘のように、綾の後孔はずぶずぶとアキラを迎え入れる。
互いの指を、舌を、脚を絡め合い、このまま一つに融けてしまえればと綾は思う。そうして
綾は自ら腰を振って悲しみから逃れるように悦がり続ける。

「ア、アキラくん……はぁ……」
「何? 綾」
「もし……もしも、私が……あぁ、アキラくんと……離れなきゃ……ならなく……なったら
 ――して……はぁ」

 耳元でうわ言のように囁かれた綾の願いにアキラの背中に緊張が走る。それはとても
罪深いこと。このウロボロスの環という場でさえも……。

「そんなことには、ならないよ。絶対に!」
「んぁん……絶対なんて……ないもの……だから、約束して……あぁぁ」
「でも、今回は絶対なんだけどなぁ……でも、綾がそれで安心するならいいよ。約束する。
 そうしてあげるよ」
「……ごめんなさい……こんなこと……んぁ……私、凄くひどい……あぁぁぁぁん」
「そんなこと無いよ。ほら、もうイキたいんだろ? イッて綾、はぁ……」
「ん……あぁぁぁああん」

 綾が尻孔だけの刺激で達して、ぐったりと四肢を投げ出すと、アキラはドロドロの
綾の秘裂から、混じり合った二人の体液を指で掬い取り、クリトリスを掠めて恥丘の上に
ハートを描いてくすりと嗤って囁いた。
378凍える月を抱いて 5章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/28(火) 08:21:15 ID:aB79doVG

「大丈夫……絶対はあるよ」


**********

 もしも綾が各家の娘であった場合の譲渡交渉はアキラの睨んだとおりに進んだ。
恐らく能勢以外の者達は、その頃外には子どもを作らなかったのだろう、綾が自分の
娘ではないと確信がある上に、都筑といざこざを起こしたくはないといった雰囲気が感じ取れた。
 だが、能勢の要求は、今の…綾がまだ誰の娘かも、メンバーの娘かすらも分からない段階
でのアキラの持ち株の譲渡だった。
 もしも綾が別のメンバーの娘だった場合やまったく関係ない一般人だった場合、これは
まったくの無駄金になる。
 だが、アキラが別に講じた手段の結果が分かるのは早くても5日後、DNA鑑定の結果が
出るのがそれより早く、もしもその結果、能勢が綾の父親だとなれば交渉は不可能になるかも
しれない。アキラは躊躇わなかった。その場で譲渡の契約が行われ、その最後に能勢が嗤って言った。

「こんな契約に乗るなどと随分とご執心のようですね。そんなによろしいのですか?」
「そうですね……強いて言うならば、コレクションは最初から集めて並べたいといった所でしょうか」

 アキラが薄く嗤って言うと、蛇の道は蛇といった嗤いを浮かべて能勢は納得した。
綾の良さがわからないなんてとアキラは内心思ったが、変に興味を持たれないようにと
有り勝ちな理由を付けて能勢を納得させた。


 一段落したアキラは、綾に安心するように告げると翌日から飲むピルの新しいシートを
手渡した。
 綾は伏し目がちにそれを受け取り溜息をついた。

「どうしたの? これで何も心配する事無いのに」
「感謝はしてるけど……お金で買われたみたいで……」
「でた、綾の一般倫理」
「わ、私だって分かってるのよ……でも、もやもやするんだもん」
「綾先生、郷に入りては郷に従えって知ってる?」
「――っ! 誰に言ってんのよ!」

 綾はアキラに枕をぶつけるとドスドスと足音を立てて、渡されたピルを仕舞いに行った。
そうして、二人は合格発表を待つ受験生のような微妙な不安の中に数日を過ごした。


 今日明日にでもDNA鑑定の結果が分かるという その日、目覚めた綾の体調は最悪だった。
何よりも体が怠く眠くてたまらない。それというのも前夜アキラにイキっぱなしの責めを
受けたせいだと綾は思った。癪に障った綾は気持ち良さそうにすやすやと眠っている
アキラを無理やり抱き寄せる。

「んーー……綾、苦しいよ……綾って、何でも抱き寄せるの好きだよね……」
「え? そう? ……かな?」
「うん、不安な時とか何か考える時なんかよく枕とかクッションとか僕とか抱き寄せてる」
「そう?」
「そうだよ。……おはよ」
「おはよ……ん……」

 朝のキスはいつものこと、もっと深く舌が絡んでくるかと綾は思っていたが、アキラの唇が
急に離される。アキラはそのまま無言でベッドから降りると体温計を持って戻って来た。

「綾、熱っぽい。計って」

 言われるまま熱を測ると37.2℃と微熱があった。アキラは何かを考えこんだ後、
紙コップを持って来て綾に尿を採るように言った。
379凍える月を抱いて 5章2 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/28(火) 08:23:11 ID:aB79doVG
「ねぇ、アキラくん。なんでおしっこ……? 私何かの病気?」

 採った尿を渡す時に綾が不安げに問うとアキラは少し考えてから微笑み、安心させるように言った。

「たぶん病気じゃないよ。きっとあのピルのせいだと思うよ」
「え? それって副作用とか?」

 笑いながら背を向けるアキラを綾は呆然と見送ったが、直ぐに我に返り後を追った。

「アキラくん、ちゃんと……」

 アキラは洗面台の前に立って綾から渡された紙コップに白いスティックの先を浸けた所だった。

「……それ……何?」
「ん? 綾も、こっち来て見る?」

 体温計のようなそのスティックにカバーを戻しながらアキラが綾を呼び寄せる。
洗面台の上に置かれたそのスティックの丸い小窓が左側から徐々に綾の尿を滲ませて色を変えて行く。
綾は声も出せずにその様子を凝視していた。
 スティックの小窓の中に縦線が薄らと浮かび、それが濃く色付いた頃に次の小窓が色を変え始めた。

「正常に検査できてるみたいだね」
「これ……なんで?」

 使い方は知らなくても、それが何であるか綾も知っていた。テレビコマーシャルで見た事がある。

「妊娠検査薬っていったら、なんでもないだろう」

 息を呑み、食い入るように綾が見つめる前で二つ目の小窓の色が総て変わり、そしてそこは
先の小窓と同じように薄らとまた縦線を浮かべ、徐々に色を濃くしていった。

「おめでとう綾」

 パウダールームに綾の悲鳴が響く。

「嫌―――!? なんで、どうして!?」

「ひどいな綾。僕にはおめでとうって言ってくれないの? 僕たちパパとママになるのに」


5章 『悪魔の夜宴』  - zwei -  (終)




以上で5章2話投下終了です。
読んでいただきましてありがとうございました。
380名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 10:38:16 ID:J6k6PYPq
朝からGJ
とうとうやっちまったか〜…。
今後どうなるのかwktk。

何かアキラの声は三瓶ボイス、綾の声は野中ボイスで再生されるw
381名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 21:37:32 ID:kRzGtN8r
キテター!!
おめでとう!!と喜びたいのになんか不安で胸が苦しいんだぜ
382名無しさん@ピンキー:2009/07/28(火) 23:12:10 ID:28Ofxdya
幸奈、一体何があったんだ・・・
383名無しさん@ピンキー:2009/07/29(水) 02:42:46 ID:3gAs85MQ
妊娠ktkr!!
384名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 03:05:16 ID:6WrJpvav
これはエロい
385凍える月を抱いて 5章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/30(木) 11:00:18 ID:gK3YUFqv

いつもご感想ありがとうございます。
モチベーションがくぅわー上がります。

・今回は5章 『悪魔の夜宴』の3話目(8レス消費予定)を投下します。
・ご注意いただきたい点は>>287
386凍える月を抱いて 5章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/30(木) 11:04:06 ID:gK3YUFqv
                 5章 『悪魔の夜宴』
                    - drei -


「ピ……ピル飲んでたのに……!?」
「ん、あれ、ピルじゃないんだ。チョコレートだよ。ちょうど21粒あるチョコがあったから
 その会社に『プレゼントしたいからオレンジ色のコーティングのだけの作って貰えませんか』って
 頼んだら簡単に作ってくれたよ。子どものお願いは無邪気でいいってさ。ああいったお願いは
 小さな会社に限るね。小回りが利いていいよ」

 綾は壁に背を預けてへたり込むと、あまりのことに言葉が出ず、ただポロポロと涙を零した。

「そんなに厭? ――それなら掻き出せばいい」
「――っ!」
「僕が綾の子宮の中をぐちゃぐちゃに突きまくってやってもいいよ」
「嫌っ! 駄目!!」

 綾が脚を縮めて腕を重ね、お腹をかばう仕草をすると、アキラはクスクスと嗤った。

「――それが答えでしょ? さぁ、そこは冷えるから」

 アキラの伸ばした手に綾は条件反射のように掴まり、力なく立ち上がった。
 信じられなかった。自分が妊娠? しかも相手は小学生……。
綾の背中を震わせる悪寒は果たして微熱によるものだったのか……。

 ソファに座らされた綾はまず何から言うべきかと思った。アキラに言いたい事は
山のようにある気がするのに、何も言葉になって出てこない。

「綾はとってもいい母親になると思うよ」

 優しく言うアキラに綾はクッションを握りしめ、ただ嗚咽を漏らすだけだった。

「……そんなに僕との子どもが嫌だったらセックスしなきゃよかったんだ!」

 苛立たしげにアキラが言う。綾は真理だと思った。そう、最近の自分はすっかりアキラに
溺れていた。これは、肉欲に溺れた天罰か……いや、罰を与えるべき神など存在しない。
そんなことは綾が一番よく知っている。
 99.9%の避妊率の上に胡坐をかいて慾に溺れた結果だ。アキラという子どもを
その大人びた言動、行動から、大人と同等と勘違いして依存した自分の罪だ。

「こ、子どもが嫌なわけじゃない……アキラくんが嫌いなわけでも……ただ、今は……」
「養育費の事? それなら全部私立に行ったって充分大丈夫だよ」
「そんなことじゃないよ……アキラくん父親になるって分かってない」
「綾、僕らの親を見れば少なくともそれよりは“まとも”な親になれると思うけどね」
「最低を見て、それよりもマシだなんて思ってどうするの!」
「世の中の親子をみて僕らにどんな遜色があるの? 僕が若すぎるから!?」
「……そうだよ……アキラくん……若すぎるよ……」
「――っ!」
「アキラくんがもっと大人になって、それこそ二十歳とか……それからでも遅くないじゃない」
「それじゃあ、間に合わないだろ!!」

 叫ぶなりアキラは部屋を飛び出して行った。『それじゃあ、間に合わない』綾はアキラの
言った言葉を反芻するように考えていた。間に合わない? 何に? 綾は今の自分の立場を
考え、それからふと自分の父親が分かった時に妊娠していれば何か交渉が有利に運ぶのだろうか
と思った。
 そんな事を考えているうちに綾は暗く落ち込んでしまう。結局子どもを交渉の道具として
使うしかないのか……道具――それでは一緒に子どもを育てていくなど不可能だと思った。
 綾は、アキラがピルだと偽って渡してくれた錠剤を口に含んで噛んだ。
チョコレートの味がして、その甘さに涙が出た。
387凍える月を抱いて 5章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/30(木) 11:08:41 ID:gK3YUFqv
 そうしてチョコレートのシートを見つめながら、最初に渡された時の事を思い出した。
『これは“自然に戻す効果”があるんだ』

「まんまとやられた……」

 微熱のある怠い体でベッドに戻ると綾は枕を抱いて横になった。そしてもう一度
未練がましくチョコレートのシートを見つめる。それからふと、これを渡されたのは
2つめだと気付いた。前に渡されたのは間違いなく夏休み前だったから今回の件とは
無関係なのか……。では何故妊娠などと……。単なる子どもの気まぐれとも考えられない。
 ユーカーに聞いたここのルールから考えても綾を安易に妊娠させたとも思えない。
綾は、考えれば考えるほどアキラの気持ちが分からなくなった。
とにかく理由を知るには、アキラが帰ってくるのを待つしかない。

 綾は自分のお腹にそっと手を伸ばす。ここに確かに命があるのだ。アキラと自分の……
そう思うと綾は愛しくてたまらない気持ちになった。いざとなったら一人でも育てて
見せるからと綾は自分と、まだ見ぬお腹の子に誓った。


 夜、オーダーした食事がワゴンに乗せられ届き、それがテーブルの上に並ぶ頃アキラが
戻って来た。

「……ただいま」
「お帰りなさい。ちょうど良かった。食事にしよっか?」
「……うん」

 アキラは綾の余りにも普通すぎる様子に驚いて目を瞬かせた。そうして綾に促されるまま
テーブルに着くと、綾が話を切り出した。

「ねえ、アキラくん。どうして……どうして、こんなことしたのかな?」
「能勢がごねた時とか、綾の父親が全然別のメンバーだった時に、綾が妊娠してたら一番に
 交渉権が認められるから……」
「……アキラくん……。あのチョコのシート渡されたのここ来る前だよね?」
「――っ! ……あ、綾と僕の赤ちゃんがどうしても欲しかったんだ」
「どうして?」
「わ、わかんないけど……綾に産んで欲しかった」
「そう? でもこんなに慌てること無かったでしょう?」
「僕が大人になる前に……か、柏木とか他の男の方が良くなっちゃうかも知れないじゃないか」
「そんなこと……」
「あるかも知れないじゃないか、だからっ!」
「ふっ、誰か他の人を好きになるって言うなら、アキラくんの方が可能性はあると思うよ。
 これから中学や高校、大学に行って世界が広がるし沢山の素敵な人に会うんだから……」
「ぼ、僕には、一生綾だけだ!」

 綾は微笑んだ。それはアキラの答えに満足したからではなく、いかにも子どもの約束だと
思ったからだった。子どもは軽く“一生”と言う、その重みも知らないで。そうして為された
子どもの約束は簡単に破られる。アキラの約束は幼児が「大きくなったらお姉ちゃんを
お嫁さんにする」という約束と大して変わりはしないだろう。だが、綾はそれでも良かった。
もう、心は決まっていたから。
 綾が微笑んでくれた事でアキラも落ち着き、夕方までどこにいたとかそんな他愛もない
話をした。
 ただ一点、綾はアキラに約束させた。生まれた子が女の子でも絶対に“人形”として
扱わない事。それには、一も二もなくアキラは同意した。

「綾の産んだ子を“人形”扱いなんてとんでもないよ。お嫁にも行かさないよ!」

 どこまで本気なのかは分からないし、問題山積みの妊娠出産になるのだろうが綾は
どこか安心していた。


 何が来ても大丈夫。そう信じていた。この時は――。
388凍える月を抱いて 5章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/30(木) 11:12:07 ID:gK3YUFqv

 食後にパソコンのモニタを2人で覗きこみながらベビー用品や雑誌をあれこれ言いながら選ぶ。
こんな日が来るなどとは綾もアキラも想像すらしたことが無かった。
 綾は、性的なことを一切忌避していたし、大人の男性に近づくことさえできなかったのだから
妊娠など一生望めない筈のことであった。
 アキラにしても、中学に入ったらユーカーに相談して、しかるべき家の“人形”を何人か
見繕ってもらい、子を儲けるのだろうと思っていたのだから、自分の子のために楽しく
何かを選ぶなど思いもよらなかった。

 ベビー用品はまだ早いということで、まずは外せない妊娠・出産雑誌『ピヨタマ』を注文する。

「明日の朝には届くよ」
「え? 嘘!?」
「ホント。ココ経由の注文は特別だから」
「へー、じゃあ毛糸とかも頼める?」
「うん。楽勝だけど? この暑いのに編み物? てか綾って編み物出来るの?」
「……で、できるよ。……キッチンの食器洗いは私が編んだんだもの」

 アキラはどれの事かと暫く考えて、あーあれの事かと思い到った。そう言われれば、
微妙に平行四辺形な物体がシンクの上にぶら下がっていた。

「何を編むの?」
「赤ちゃんの……最初は靴下とかから始めて、ベストと……か?」

 自信なさそうに言葉尻が小さくなったことにアキラは気付いていたが、あえてそこは
聞かないでページを探す。

「へー夏でも毛糸ってちゃんと売ってるんだ。……これなんかどう?」
「お肌に優しいのかぁ、うん、いいね。これの赤頼んで」
「赤? 男の子だったらどうすんの?」
「ふっるいなぁ、アキラくん。戦隊ものじゃ、レッドは勇気の印! リーダーの色でしょ」

 熱っぽく語る綾に、アキラは綾が日曜の朝は不必要に早起きだったことを思い出した。

「かっこいいよね〜 もののふレッド!」
「ふ〜ん……」

 アキラの纏う空気が温度を下げている事に気付かぬ綾はレッドを褒めちぎった。
数週間後、2週にわたってレッドが怪人の罠にはまり、情けない姿を全国のちびっこに
晒したのは……恐らく偶然であろう。

 綾の技術力を考慮して少し多めの毛糸と編み物の本を注文した。注文も終わってひと息
つくと綾は急に静かになってしまった。その顔をアキラが覗き込むと、綾はポロポロと
涙を零していた。

「どうしたの急に?」
「わ、わかんないけど、幸せだなぁって思ったら……なんだか……」
「そっか、幸せか……」

 こぼれる綾の涙を唇で掬いながらアキラは、これがマタニティブルーってやつかと
『ピヨタマ』のホームページで目にした単語を思い浮かべた。


**********

 翌朝、綾が目覚めるとアキラは先に起きてミニキッチンで何かをしていた。そして綾が
目覚めたのを知ると、にこにことマグカップを持ってやって来た。

「いつもは、コーヒーだけど、これから暫くは赤ちゃんのためにもカルシウム補給に
 ミルクにしようね」
389凍える月を抱いて 5章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/30(木) 11:15:38 ID:gK3YUFqv

 綾は「ありがとう」と言って、渡されたホットミルクに口を付けようとした。
だが、その瞬間綾を襲ったのは、物凄い嘔吐感!

 綾はマグカップをテーブルに置くとトイレに向かって走り出した。が、あと少し、という所で
間に合わないと確信した。パウダールームの洗面台にかじり付き、次々にやってくる吐き気と
戦いながら、綾はこれがツワリかと母親になる身の大変さを痛感した。
 気持ち悪い、悪くないの前に、とにかく体が勝手に吐く行動を取り続ける。水を
出しっぱなしにした洗面ボウルの中に、身を震わせ涙を流して嘔吐し続ける綾の背を
擦りながらアキラが声を掛ける。

「あぁ、綾。こんなに苦しめるつもりじゃなかったんだ。どうしよう……どうすればいい?
 何でもするよ。赤ちゃん産まれたらちゃんと僕が全部面倒見るから、約束する。だから
 我慢して、頑張って」

 おろおろと声を掛け続けるパートナーを、綾は初めて……煩わしいと思った。

 胃液すら吐き切ったかと思うくらい何も出なくなっても、体は吐く行為を止めてはくれず、
断続的に鳥肌が立ち、水を払う犬のようにブルブルと身が震えた。今となっては、吐くのが
怖いなどと言っていた事が夢物語のようだった。

 その嵐のような嘔吐感も少しずつではあったが静まり、綾はやっと身を起こす事が
出来るようになった。世の母親というものはこんなに大変な事を乗り越えて子を生すのかと
綾は思い、それからあの母もそうであったのかと今は亡き自身の母に思いを馳せた。
 アキラに支えられてソファに戻った綾は、差し出されたスポーツドリンクを口にする。

「一気に飲んじゃ駄目だよ。一口ずつゆっくりね」

 アキラの指示どおりに飲んだものの、それでも二度ほど吐きそうになる。
 この状態が、今後何か月も続くのかと綾もアキラも心配したが、そんなことは二度となかった。


 朝はスポーツドリンクと少しの果物しか食べられなかった綾だったが、昼には軽い食事なら
摂れるようになり、アキラにも余裕が戻った。そうして「綾にはびっくりさせられるよね」
などと憎まれ口をたたけるようにもなった。

 気を紛らわせるためにと、朝に届いた毛糸で綾が編み物を始めるとアキラは編み物の本を
見ながら綾の間違いをちょこちょこ指摘する。

「違うって、そこふた目編んだらひと目飛ばさないとずっと平らなままになっちゃうよ」
「あ? ほんとだぁ、アキラくんすごいね」
「僕がすごいんじゃなくて……」
「ん? 何?」
「いや、何でもない……」

 「そ?」と言ってにこにこと編み続ける綾に、アキラは「綾が不器用過ぎるんだ」とは
言えなかった。

「ねぇ、アキラくんこのナナメ線いっぱいのマークはなんだろう?」

 本を指さして綾が訊くとアキラは事もなげに答える。

「最初のページに載ってたよ。編み針にその回数分毛糸を巻きつけてから編むんだよ」
「え? どういうこと?」
「貸して」

 綾の返事も待たずに、アキラは毛糸に指を伸ばす。アキラの左手の指に毛糸が流れて
二人の指を赤い糸が繋ぐ。綾がちょっと驚いた顔をしてから頬を赤らめたので、アキラも
あぁ、と綾の考えている事に気付いたようだった。
390凍える月を抱いて 5章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/30(木) 11:18:33 ID:gK3YUFqv
「綾。今、ものすごく乙女チックなこと考えなかった?」
「え? う……うん」
「小指と小指が赤い糸で……とか?」
「……うん……ごめん…なさい」
「なんで謝るの。僕らこんな細い糸じゃなくもっと太い絆で結ばれてるじゃない」

 そう言ってアキラは綾のお腹を撫でた。もう一方の手は赤い糸を纏わりつかせたまま
綾の指と絡めて、唇を重ねる。そのまま口付けが激しく深くなろうとする時、アキラの
携帯が無遠慮にメールの着信を知らせた。
 離れようとする綾の頬をそっと手で挟んでアキラは深いキスを送る。思う存分綾の口内を
味わってからやっと綾の唇を解放した。
 綾がとろんとした眼差しをアキラに向けると、アキラは満足して綾の頬に羽根のような
口づけを落とした。
 アキラは綾の脚をソファの上に乗せて開かせ、ショーツをずらした間から舌を差し入れて、
既に零れ出した甘蜜を掬う。

「あん……駄目だよ……アキラくん……んぅ……駄目……」

 アキラは躰を起こして綾の顔を覗き込みながら、指を綾の秘裂に沿って上下させる。

「駄目か……じゃあ仕方ない今日も我慢するか……」

 言いながらもアキラの指先は綾の蜜壺を探る。決して深くは入れずに入り口だけをなぞり続ける。

「ア、アキラ……くん」
「ん? 何?」
「……酷い……よ」
「酷いのは綾だよ。昨日から急に妊娠したわけじゃないのに、一昨日だってあんなに激しく
 セックスしたのに……急に駄目だなんて」

 綾の頬にカッと朱が差す。

「だって……それは……」
「このまま、8か月もずっと綾の中に入れないなんて気が狂いそうだよ。このままだったら
 僕、絶対綾に酷い事する自信あるし」
「――っ!」
「それに『ピヨタマ』のホームページに載ってたけど、どこの夫婦でも普通にしてるんだよ」
「え? そう……なの?」
「うん。無理しないようにすればいいって。却って我慢する方が妊婦さんにも悪いって
 書いてあったよ」

 アキラは綾に考える時間を与えないように、取り出した自身を綾の秘裂に擦りつける。

「あん……だって……」

 アキラが「心配?」と訊くと綾はこくりと頷いた。

「じゃあ、後ろに挿入れるし、無茶もしないから……」

 アキラは綾がどうしようかと一瞬迷っているうちに、綾の蜜を絡めた自身を後孔に滑らせ
挿入を始めてしまう。

「……ぅ……ん……アキラくん……ずるい」
「ん?……どうしたの? 少しでも痛かったりしたら言うんだよ」
「……あぁ……ア、アキラくん……」
「どうしたの綾? 気分悪い?」

 綾は涙目でふるふると頭を振る。

「ちがっ、あぁん……どうしよう……いつもより気持ちいいよぅ……」
391凍える月を抱いて 5章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/30(木) 11:28:53 ID:gK3YUFqv
「そ、良かった。今カリのところが挿入ったとこだよ。わかる?」
「う…ん……凄く……よく……分かるよ……はぁ」
「んぅ……綾がいつもより気持ちいいっての分かるよ。なんかうねうねしてるし」
「やだ、やだ……うぁん……変なこと……んぅ……言わないで……」
「あぁ、だけど……ごめん。あんまり持ちそうにない。昨日おあずけだったから、もう出ちゃうよ」
「……ア、アキラくぅん……」
「……んぅ……何?」
「いいよ……もっと奥きて……んぁ……出して……」

 アキラは左手の指を綾の蜜壺に納めて入り口近くのざらつく肉壁を擦りながら、右手の指で
小さなクリトリスを器用に扱き上げる。途端に綾の呼吸が浅くなり太腿が震えたかと思うと
アキラの指と牡とを締め付けながらあっけなく達してしまった。
 もともと余裕のなかったアキラも綾に引き摺られて綾の奥で爆ぜた。

「んぁ……凄い……アキラくん……まだびゅくびゅく……いってるよ」
「はぁ、気持ちいい……昨日の分も出てるから……もう少しかかりそう……うっ」
「いいよ……んぁ」

 二人は息も整わぬうちから唇を重ね舌を絡め合う。互いの唾液を混ぜ合い啜り合って渇きを癒した。
 アキラは綾のショーツが元に戻らないように抑えながら自身を抜く。綾はその刺激にさえも
快楽を貪り甘い声を上げる。
 アキラは抜き去られる自身に絡まりながら紅くめくれあがる綾の淫靡な肉壁を熱っぽく見つめた。

「あ、あんまり……見ないで」
「まだ恥ずかしいの?」
「だって……恥ずかしいょ……」

 本当に恥ずかしそうに抗議する綾をアキラはくすくす笑う。綾の淫靡なバラの花をアキラが
指で刺激すると、それに促されて綾の後花はするすると蕾んで行き、体液でぬらぬらと濡れて
いる以外は何事もなかったかのように綺麗に閉じた。

 二人でシャワーを浴びて、着替えに手間取った綾が遅れて出て来ると、編み物の道具は
きちんとバスケットに片付けられ、綾の愛液で汚れたソファも元通り綺麗に拭われていた。
 綾が出てきた事に気付いたアキラが傍に来て、携帯の画面を見せる。

「さっきのメール。ユーカーだった『医務室へご足労願います』だってさ。
 DNA鑑定でたのかな? 行ってくるから……何も心配いらないから綾は休んでて」
「うん、行ってらっしゃい」

 アキラを見送ると、急に広くなってしまった部屋で綾はぽつりと独り言を漏らした。

「ふふっ、アキラくんって女の自尊心とか、さり気に挫いてくれるよね……」


**********

 アキラが医務室に着くとユーカーは診察デスクに頬杖を突いてぼんやりと書類を見ていた。

「ユーカー?」
「あら、都筑様。“お早い”のね」

 ユーカーの皮肉に顔を赤らめながらもアキラは「……で?」と要件を促す。

「やっぱりビンゴでしたわよ」

 そう言ってユーカーは書類をアキラに手渡した。アキラは「誰の娘だって……?」と言いながら
書類を受け取り目を通した。

「能勢は丸儲けでしたわね。自分の娘でもないのに億の価値のある株を手に入れて……
 もっともあれは、都筑家への単なる嫌がらせでしょうけど」
392凍える月を抱いて 5章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/30(木) 11:34:04 ID:gK3YUFqv
「こ…れ……?」
「都筑様、メンバーのデータベース……亡くなってる方のを入れて検索しなかったでしょう?」
「だけど、そんなっ!」
「仔猫ちゃんはもともとあなたが相続したものでしたのにね。都筑様」
「嘘でしょ? 何かの間違い……」

「篠崎 綾は99.999%あなたの本当のお父上、都筑豪蔵のお子さんです。すなわち間違いなく
 あなたのお姉様です」

 アキラの手の拘束を離れたDNA鑑定報告書がはらりと床に舞った。

「あら、あなたでも動揺なさるのね。いつも小憎らしいくらい冷静でいらっしゃるのに」
「れ、冷静? 無理ですよそんな……ユーカー、僕はどうしたら……」
「捕らえた“蝶”が、身内なんてこと、たまにある事でしょうに」
「だけど……綾は、こんなの受け入れられないよ」
「“綾は”? 貴方は……貴方はどうなんです?」
「僕は……大丈夫だ。綾が姉だとしても変わらず接する事が出来る……でも」
「変わらず? 本当に? 毎日何度も淫らに悦がり狂わせて? 能勢と違って都筑の系譜に
 近親の血が流れ込んだことは、未だかつてありませんよ」
「都筑がどうだとか僕にはどうでもいいんだ……」
「――本当に?」
「ただ、綾が……綾、あぁどうすれば……」

 『僕らこんな細い糸じゃなくもっと太い絆で結ばれてるじゃない』自分の言った言葉の
皮肉さにアキラは打ちのめされていた。血縁という紅く太い絆に……。
 項垂れて頭を抱えたまま動かないアキラに、溜息をひとつついてユーカーが口を開く。

「そうね、まず……仔猫ちゃんは傷つくでしょうけど、知らないでしたことだからって
 忘れてどこかへ嫁ぐとか……。まずは言ってみないと……」

 ユーカーの助言に、アキラは手で顔を覆って嗚咽した。

「忘れる?……無理だ……綾は……綾のお腹には僕の子どもがいるんだ」

「――っ! ……意外と…………浅慮でいらっしゃる」

 がっくりと肩を落としたアキラにユーカーは容赦ない。だが、続いたのは予想された
罵倒の言葉ではなかった。

「ふふっ」
「……何が……おかしいんです?」

 突然笑い出したユーカーにアキラは眉を顰める。

「いいえ、別に。まさか、妊娠させるなんて思ってもいなかったから」
「――っ!! ま、まさか……最初から……全部知ってた……?」
「まぁ! 嫌だわ。責任転嫁かしら?」

 その酷薄な笑みにアキラの持つ疑惑は膨れる。

「あの町に行ったのは、あなたが僕の両親に行くように言ったからだ」
「だって、あの町の知り合いに頼まれたし、医師で動かせそうなのはあなたのお父様くらいだったし」
「――嘘だ……町の依頼くらいであなたが動くわけがない!!」
「じゃあ、逆に訊くわ。私が仕組んだとして、こんなこと私に何の得があるのかしら?」
「――っ!」
「……これを」

 言葉を失ったアキラにユーカーが封筒を差し出す。中からいくつかの書類と色あせた通帳が
出てきた。通帳の名義は『岩城 綾』。
393凍える月を抱いて 5章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/30(木) 11:37:10 ID:gK3YUFqv
「これは?」
「仔猫ちゃんがもしも都筑豪蔵の本当の娘と分かったら渡すようにと預かってた物だわ。母親が
 何度も再婚してるから姓が変わってるのね」
「…………」
「仔猫ちゃんの母親はコロコロとよく男を変えたみたいね。相手の家に転がり込んだりもして
 住所がしょっちゅう変わるものだから見失ってしまって――これが後継ぎだったらそんな
 ことも無かったんでしょうけど――そうして確認案件から外れてしまった。今年度になって
 秋山家が事務局長に就任してそう言ったものの掘り起こしがあったわ。仔猫ちゃんも
 大学を卒業して、ちょうど生まれた町に戻ってきてた。だから確認させようとしていた時
 だったのよ。まさか、貴方があの娘を妊娠させるなんて思ってもいなかったから正式な
 結果が出るまで待っていたのに……不幸な偶然ね」
「……すみません……僕……」

 アキラの口から深い溜息が洩れた。

「ユーカー、綾ね。昨日、幸せだって泣いたんです……幸せだって。僕に無理やり犯されて、
 その上、騙されて妊娠したのに……」
「そう……」

『もしも私が、アキラくんと離れなきゃならなくなったら――殺して』あの夜、睦言のように
囁かれた実行される筈のない約束がゆっくりと動き出す。

「――ユーカー……薬を……貰えませんか?」

 アキラの願いにユーカーは息を呑んだ。何の薬かと問わずとも、アキラの昏い瞳を見れば分かる。

「それが、あなたの選択? でもあの娘は……。」
「あなたが口出しなんて珍しいですね。ユーカー」
「あの娘は“人形”として育ってきたわけじゃないから……」
「だからでしょう? “人形”だったら、命じられれば実の父親の子だって産むことができる。
 でも綾は――違う。姉弟でなんて綾には……気持ち悪いだけだ。僕から離れて……僕を置いて
 行ってしまう」
「だったら、ここの流儀にのっとって所有者として縛りつければいいじゃないの」
「そうしたら……綾は壊れてしまう。そうでなくても今は不安定なのに、忌むべき子が
 自分のお腹で育ってるなんて……耐えられないよ。そして僕は壊れて行く綾に耐えられない。
 ……さぁ、ユーカーあなたの役目を……」
「――っ! ……分かったわ」

 ユーカーはアキラに背を向け、鍵束の中から小さな鍵を選び出し薬棚の鍵穴に差し込む。
そして溜息混じりに言った。

「なるべく、苦しまない物を用意するわ……」
「いいえ、なるべく苦しむ物を下さい。僕の罪には相応しい」

 青ざめた顔で振り向くユーカーにアキラはゆっくりと右手を差し出す。

「綾は僕がこの手で最期まで……だからそれは僕が飲む物です……」

 ユーカーは震える指先で、摘まんだ錠剤をアキラに差し出した。

「僕は綾に逢えたこと後悔してないです。……だから……色々ありがとうございました。
 お元気で――さよなら」

 振り返りもせず出て行くアキラの背中を見送るユーカーの手が薬棚のガラス扉から滑る。
崩れるように座り込んだユーカーは顔を手で覆って長く息を吐いた。

「こんなこと望んだわけじゃない! どうしても駄目なのか――『神がお赦しにならない』から――か」


5章 『悪魔の夜宴』  - drei -  (終)
394凍える月を抱いて 5章3 ◆h4.Hpofy9o :2009/07/30(木) 11:37:58 ID:gK3YUFqv

以上で5章3話投下終了です。
読んでいただきましてありがとうございました。

全然襲われてなくて申し訳ないですが、あと本編2話、番外1話
お付き合い頂けたらと思います。
395名無しさん@ピンキー:2009/07/30(木) 20:28:52 ID:Pt5Uosyj
あうあぅ  ('A`)
396名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 01:02:28 ID:uude2Go9
えっどうなるの?どうなるのこれー!!!
姉と弟だったとは・・・
続き気になります。
397名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 01:52:31 ID:iV44Fzu6
ええええええええええええ!!!???
ここまできたなら姉弟でも妊娠でもいいじゃんーーーー!!
綾だってアキラ好きになってるし・・・
悲し過ぎるよー・・・

でもどんな結果になっても受け入れるw
398名無しさん@ピンキー:2009/07/31(金) 13:49:18 ID:X5UcLcfp
長すぎる
つまんね
399名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 10:50:04 ID:YC0YeYuz
もののふレッド!(キリッ
400名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 12:43:39 ID:jFG61oA4
これだけ投下が多いんだから、
【お姉さん】おねショタでエロパロ【男の子】
と合併はしなくてもいいんじゃないかと思う。

「純愛イラネ」とか「陵辱イラネ」とかで結局分裂してしまうのは嫌だし。

合併するならするでテンプレに
「書き手やSSへの叩きは厳禁(自分の好みに合わなかったらスルー)、投下する時には注意書き必須」
ってしっかり書くとかしないとダメだろうな。
401名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 13:03:42 ID:+opXK08S
何いきなり一人でしきり出してんの?
402名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 13:23:53 ID:ZqkHM+H6
このままのペースで行くとも限らんし
900あたりで話し合えば?
403名無しさん@ピンキー:2009/08/01(土) 14:54:04 ID:wX93O/Wf
スレを統合するか否かはまた後で話し合えばいいさ
でも確かにテンプレにいろいろルール書くのはアリだね>>400
404名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 02:46:42 ID:iHG3gkoe
続き気になって毎日来てしまうw
スレが盛り上がってるのも頑張って投下してくれてるSS職人のおかげだし
話が進むにつれ理想のシチュからは離れてるけど
面白いから最終回どうなるのか楽しみだ
405名無しさん@ピンキー:2009/08/02(日) 05:04:06 ID:lnfAaWqX
アンハッピーエンドなのか?
凍える月の続きが気になるわ〜
406凍える月を抱いて 5章4 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 20:56:09 ID:BwavZLsU
ご感想ありがとうございました。
とても励みになりました。

・今回は5章 『悪魔の夜宴』の4話目
 6章 『ウロボロスの環』 (各々8レス消費予定)を投下します。
・ご注意いただきたい点は>>287
・ここでお詫びと訂正を
 サブCP :11歳弟×20歳姉(5章予定)ですが6章にずれ込んでおります。
 申し訳ございません。
407凍える月を抱いて 5章4 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 20:59:57 ID:BwavZLsU
                 5章 『悪魔の夜宴』
                    - vier -


 アキラが部屋に帰り着くと、綾はベッドで眠りこんでいた。
アキラが出かけてしまったので、たいくつして妊婦特有の睡魔に負けて寝てしまったのだろう。
アキラは綾を起こさぬように毛布をそっと捲くり綾の寝姿を見た。綾は大事そうに臍の下に
手を重ねて寝ていた。
 アキラは酷く悲しげに顔を歪めると、綾の手をそっと退け、今まで綾の手があった所に
キスを落とした。
 気配で目が覚めた綾が声を掛ける。

「ん……あれ? アキラくん帰ってたんだ。……気づかなくてごめんね。お帰り」

 綾は目をこすりながらベッドの上に起き上がると、アキラの顔を覗き込んだ。

「え? アキラくん泣いてるの? 何かあったの?」
「ん? そうだね……。ちょっと綾に話さなきゃならない事ができて……」
「……それって? DNA鑑定の事だよね? 私、どこか行かなきゃならないの?」
「そうじゃないよ。綾は僕の物だ……ずっと  ――永遠に……」

 「ねぇ」と話を促す綾の後ろに回ってアキラは立ち膝で綾の髪を梳く。アキラの様子が
見たくて綾が振り返ろうとすると、アキラは綾の頬に手をやって前を向いているようにと促した。
 沈黙が続くが、綾は根気強く待つことにした。綾の肩下までの髪ではそう長くは梳き続けては
いられない。
 夕暮れの匂いが部屋に忍び込む頃、ついにブラシを握るアキラの手が止まった。
ブラシが脇に置かれ、綾の背中に体を付けてその体温を確認するようにアキラが頬を擦り寄せる。
じんわりとした確かな温かみがお互いを繋ぎ、アキラは小さく息を吐いてから話し始めた。

「……ねぇ……綾。あのクラスで飼ってたハムスター  ―――殺したのは僕なんだ」

「―― 知ってたよ……」

「ふっ、そっか……綾は変なとこ鋭いから」

「…………」

「僕は綾が思ってるよりも とても酷い人間で……とても残酷なことが平気でできるんだ」

「……アキラくんはとても優しいよ……」

「綾が知らないだけだよ……」

 また、少しの沈黙が流れて、アキラは再び小さく震える息を吐くと、何よりも言わねば
ならない言葉を口にした。

「それから……綾の父親は――僕たちの父親は同じ人だった。僕たちは腹違いの姉弟なんだ」

「――っ!」

 綾は息を呑んだ。これが因果応報、幼い子どもの肉体に溺れ快楽を貪った罪の果てかと。
綾は目を閉じて自分の胎内に宿る命に――その運命を思って涙を零した。
 夜着の腹部を握りしめながら悲嘆にくれる綾の背中はアキラから離れ、綾の体温を失ったアキラは、
冷え冷えとした空気をそのまま綾の拒絶と感じた。アキラはとてもつらそうに眉をよせ、
唇をきゅっと噛んだ。そして震える手で綾の髪をまとめて前へ流した。露わになった白い首筋に
指を這わせると、あれほど決して外すなと言ったチョーカーの結び目に手を伸ばす。
 チョーカーが解かれようとしている事を感じた綾は一瞬驚いたが、それからふっと表情を
和らげた。この間合い、空気に覚えがあったのだ。
 母親が自分を殺そうとした幼い日のあの間合い。そう言えばあの時も母は自分の髪を
梳いてくれたっけと、まるで楽しい事でも思い出したかのように綾は唇に笑みを刷いた。
408凍える月を抱いて 5章4 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:02:40 ID:BwavZLsU

「……綾……こんなことになって……ごめん」

 少しずつ、チョーカーの緩みが失われて行く、元よりさほど緩みのある物ではなかったが
今や綾の喉に食い込みつつあった。
 走馬灯とはよく言ったもので、次々と色々なことが思い出される。母の事、姉の事、
アキラとの余りにも短かった日々。そして――。

――コレデ、アキラクンハ、ズット私ヲ忘レラレナイ――

 綾は初めて自分の裡に存在する酷く浅ましい“女”を自覚して身震いした。
 このままではいけないと思った。このまま自分の中の身勝手な女の部分に引き摺られて
アキラの心に傷を負わせてはならない。自分の存在がアキラにとって邪魔なのだとしても……。
 綾は閉じていた瞳を開いて言った。

「無責任だよね……」
「――そうだね」
「違うの! アキラくんじゃなくて私が……大人なのに……あんなことアキラくんに頼む
 なんて……私の方が残酷なこと平気でしちゃった……」
「いいんだ……僕も――そうしたいから……」

 「綾の事は何一つ誰にも譲れないんだ」と言われて「自分の始末は自分でつける」とは
言えなかった。――心の半分では自分でもそうされる事を望んでいたから――
呑み込まれた言葉が涙になって綾の頬を伝う。

「綾のこと、最後まで泣かしちゃったな……」

「――キスして、アキラくん」

 それは命乞いでも何でもなかった。ただ、人生の最後に見るのがアキラの姿であったらと望んだ。
出来る事ならアキラの眼を見つめながら最期の時を迎えたいと、綾の浅ましい“女”の部分は
望んでいた。だが、それはアキラにとって過分な負担になるだろうと思った。
死に追いやる者の眼は、誰しも見たくないものだろう。アキラが自分で言うとおり
“残酷なことが平気でできる人間”だったとしても……。
 だからせめて最後にアキラを見てそのまま瞳を閉じ、網膜にアキラを残して人生を終わりたいと
綾は願った。

「綾……僕ら姉弟なのに……」
「――っ! ……ごめん……気持ち、悪い……よね?」

 綾は最後の望みが断たれ深く溜息をついた。

「僕は……全然……綾なら…気持ち悪くなんてないよ……」
「じゃあ、なんで? なんで駄目なの!?」

 アキラの肩がピクリと震える。

「綾はいいの? 逆に、なんで?」

 アキラの指先を逃れたチョーカーがするりと滑って綾の夜着の上に落ちる。同時にベッドが
大きく撓んでアキラが綾の視界の中に現れた。
 正面に座るアキラの眼を涙を溜めた瞳で見つめて綾は微笑みながら言った。

「……アキラくんを弟だなんて思えないもの。アキラくんは……アキラくんだよ」

 だが、アキラの表情は綾が悲しくなるくらいにとても冷めていた。

「目を瞑っても、僕達が姉弟だって現実は変わらないんだよ……姉さん」
「――っ!! なっ……」
「だって、そうだろ綾は僕の姉さんだ。姉さんは僕の――弟のキスが欲しいの?」
409凍える月を抱いて 5章4 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:06:54 ID:BwavZLsU
「ほ……欲しいよ」

 アキラはくすくすと嗤いだしたが、その眼はとても冷ややかで、アキラはこんなにも
冷たい眼ができるのかと綾を慄かせた。

「いいよ。キスしてあげるよ。姉さん」

 綾の顎を指で掬って、アキラはその唇にかるくキスを落とす。綾がゆっくりと瞳を開くと
窺うようなアキラの視線とぶつかった。綾は直感で思った。

――試されてる。

 もう一度唇が重ねられて、アキラの薄く柔らかな舌が綾の歯列の隅々まで柔らかく丁寧に辿り、
舌を絡められた後に上顎をそっと舌先で撫でられて、綾の口から甘い声が漏れる。

「ん……ふぅ……ん……」

 アキラは侵し尽くす場所が無くなるまで綾の口内を舐ってから唇を離した。ひと呼吸おいてから
混じり合った唾液を互いに飲み込む小さな音が聞こえた。

「どう? 弟とキスしてみた感想は?」
「……気…持ち……良かった……」

 感想を求められて顔を赤らめながら綾が答えると、アキラは「へぇー」と嘲るように言って、
また綾の瞳を覗き込む。

「……『弟だなんて思えない』か……だったら、セックスしようか姉さん?」
「いいよ」

 即答した綾にアキラは少なからず動揺した。そして、自分でも思ってもみなかった言葉を
口に出してしまう。

「ひょっとして、チンポなら弟のでも誰のでもいいって事? そんなに淫乱になっちゃった?」
「……違うよ。アキラくんだからだよ。アキラくんこそ、私なら『気持ち悪くなんてない』って
 言ったけど、本当は気持ち悪いから、そうやって私の心を揺さぶろうとしてるんじゃないの?」
「人の言葉と心は別だからね――」

 それは、綾の言葉について言ったのだろうが、綾はひょっとしたらアキラの言った言葉も
そうだと言いたいのかと不安になる。だが、その不安に負けているわけにはいかなかった。
このアキラの仕掛けた揺れる吊り橋のようなゲームを綾は渡りきらなければならない。

「姉さん『大人が子どもとこんなことしちゃいけない』って前に言ったよね? 今はどう思ってるの?」

 アキラは薄い夜着を透して起立する綾の胸の二つの頂に唇と指を伸ばす。布ごしの温かく
湿った感触に綾は陶酔の瞳をアキラに向ける。左右の愛撫を変えるためにアキラの唇が離れると
途端に熱が失われ冷たく荒い布の纏わりつく感触が余計に綾を煽る。

「んぁ……アキラくん……」
「何? 姉さん……」
「間違いだよ……」

 アキラの手が綾の胸に置かれたままピタリと止まる。アキラは綾の真意を確かめるために
その瞳を見詰める。

「弟の子どもを妊娠しているのも、教え子と関係を持つのも、大人が子どもとこんなこと
 するのもいけないこと……間違いだよ」
「何それ? 自暴自棄?」
「――私が生まれてきたことすら間違いだと思うよ。誰も……たった一人の人間も幸せにして
 あげられない人生なんて……」
「――っ! 僕は……僕は――」
410凍える月を抱いて 5章4 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:10:21 ID:BwavZLsU

 言い淀むアキラに微笑んで綾は言葉を続ける。

「――世の中の全ての人から間違いだと言われても、石を持って追われても……
 また、あの最初の日に戻ることが出来たとしても、私はきっと同じ道を選ぶと思うの」
「なんで!? そんなこと言うなんて、おかしいよ……綾、壊れちゃったの?」

 綾はゆるく首を振ってアキラの頬に手を伸ばす。

「たとえ傷付け合うことがわかっていても、私にはアキラくんが必要だったもの……」
「な……に……?」
「私にはアキラくんが必要なの」
「お、おかしいよ……綾はいつもつまんない常識で悩んでたじゃないか」
「つ、つまんない?」
「そうじゃないか? 教え子だとか小学生相手だとかそんなの時間が経てば勝手に解決する
 事なのにあんなに悩んで……なのになんで? 僕ら姉弟なんだよ。セックスとかありえ無いって、
 弟の子どもがお腹にいるなんて気持ち悪いって、なんで思わないの?」

 綾は少し首をかしげて考えるそぶりを見せてから、アキラの目をまっすぐに見て答えた。

「それってすごく簡単なことだよ。――アキラくんだからだよ」
「ぼ……く……だから?」
「そう、アキラくんだから。これが他の誰でも気持ち悪いと思う。姉弟とかじゃなくても
 セックス自体がつらいと思うの。アキラくんの事、知らな過ぎた始めの頃みたいに……。
 私には『揺り返し』とか『こっちの価値観』とか言うアキラくんが、揺れる吊り橋の
 向こう側から私を呼んでくれてるように感じたの」
「何それ」
「私の心の中のアキラくんは『こっちに来て』『傍に居て』って叫んでるくせに『同情とか
 いつか居なくなるなら来るな』って橋を揺すぶるのよね。アキラくんは、女の子に意地悪
 したりしないと思ってたのに、桁違いのスカートめくりだったよ」
「なっ!?」

 くすりと笑う綾に、アキラが顔を赤くして抗議しようとしたが、その唇は綾の人差し指で
止められてしまった。

「時々とっても意地悪なのに凄く優しくて……夏休み前にアキラくんに『勝手に恋して』って
 怒られたけど……自分の気持ちは止められなかった。――アキラくんのこと好きだよ」

 沈黙の時が流れる。

「……僕? 何……言ってんの……」
「うん。だから片思いだって言ったの……この気持ちが恋じゃなかったとしても……でも、
 姉弟だとかそんなのどっか飛んじゃうくらいに……そのくらいアキラくんが好きなのは本当だよ」
「そんなの――信じられないよ。綾は実感として分かってないだけじゃないの?」
「確かめてみる?」

 アキラの眼を見つめたまま、綾の指先が夜着のボタンに掛かる。アキラは真剣な眼をして
こくりと頷いた。

 綾が生まれたままの姿でベッドに横たわるとアキラも全裸になって綾に覆いかぶさり、
その耳朶を食みながら囁いた。

「今日は特別。嫌なら、いつでもやめてあげるよ姉さん」

 アキラの舌がぴちゃりと小さな音を立てて綾の耳に入り込む。

「んぅ……アキラくん、くすぐったいよ」
「そう? くすぐったいだけ?」

 綾の首筋をかりりと甘く噛みながらアキラが問う。
411凍える月を抱いて 5章4 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:13:11 ID:BwavZLsU

「気……持ち……いいよ……あぁん」
「ほんと、気持ち好さそう。姉さんの乳首、すごい事になってるよ」
「うん……分かってる。……あぁん……乳首と……アソコが……凄く、あぁああ……熱いもの」
「アソコって……どこ?」

 綾の乳首を舌で弄び吸い上げながら、アキラは合間に短く問う。

「ア、アソコ……って……あぁぁん。 お……おマンコだよ」

 その言葉を受けて、アキラがするりと綾の秘裂に手を滑り込ませると、お喋りなピンクの
小さな口はくちゅくちゅと湿った声を上げた。

「あぁ、本当だ。おマンコだなんて、姉さんは淫らだなぁ」
「……う……あぁん……ひどいよ…アキラくん……アキラくんが……そうさせるん……だよ」

 アキラは位置を変えて、綾の秘花に唇を寄せる。そして猫が毛繕いでもするように、
綾の小さな花びらを丹念に舐め上げる。

「やん……そんなにしたら……あぁん……もっと……」
「どっちなの? 姉さん」

 アキラはくすくす嗤いながら、綾の膣に指を挿し入れて蠢かせ、柔らかな唇でクリトリスを吸った。
 途端に綾の腰が撥ね、牡をさそう蜜壺は、淫らな蜜をとろとろと零しながらアキラの
細い指を締め付ける。

「んぁ! いい……すごく…いいの……アキラくん!!」
「姉さんは、恥ずかしくないの? 小学生の弟に弄られてマンコをぐしょぐしょにして、
 こんなに悦がっちゃって」
「は……恥ずかしいけど……あん……嬉しいよ」
「嬉しい?」
「アキラくんがしてくれることだもの……それに感じることができて嬉しいよ」
「じゃあ、もっと感じてよ姉さん」

 アキラが猛る自身を綾の蜜壺に宛がい、殊更ゆっくりと挿入を始めると、もっと奥へと
言うように綾の膣は蠕動を繰り返し、アキラを淫らにいざなう。

「ん……姉さんの中、ざわざわしてて凄いな……少し……いつもより熱いね。まだ熱っぽい?」
「ぅん……少しだけ……ね。 大丈夫だから、来て」
「ふぅ、気持ち好すぎて抑えるのが大変だ……」
「……あぁ……ア、アキラくんの気持ちいい時の顔って……好き……あぁん、
 凄くドキドキするもの……はぁあ……」
「ほんと? ……嬉しいな」
「ね? 嬉しい……でしょ? ……あぁんっ! そこ、いいっ!!」
「……そう……だね」

 アキラは子宮を圧迫しないようにと心掛け、そっとその入口周りを肉棒で擦り続ける。
蕩ける快楽に綾の蜜壺は絶頂の予感にわななき、アキラをもその快楽の世界へ引きずり込む。

 アキラは快楽に身を預けながらも考えていた。綾という一人の女に魅入られ、教師である
その女を無理やり犯し、隷属させようとし、妊娠させ、姉と分かっても離せずに、妊婦を犯す。
本当に罪を犯させる女だと……。

「あぁ……来てる……イク、イクゥ……んぅぅ……あぁぁぁぁぁぁっ!!」

 達して収縮を繰り返す綾の膣内に軽く抽挿を繰り返してアキラも達した。決して激しい
交わりではなかったがアキラはとても満足していた。

「何度見ても姉さんのイク顔は可愛い」
412凍える月を抱いて 5章4 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:16:19 ID:BwavZLsU
 とろとろに蕩けている綾の唇をついばみながらアキラがくすりと笑う。

「……変な事言わないで……恥ずかしい…じゃない」

 はずむ息を整えながら応える姿も可愛いなと、アキラは思ったがそれは言わなかった。

 シャワーで汗を流したあと、軽い食事を摂って二人でベッドに入る。
 色々とあり過ぎた一日で、精神的に疲れた二人には、あっという間に眠気が訪れる。
 綾は抱き枕のようにアキラを抱き寄せたまま、その髪を指先で弄びながら取り留めのない
話をぽつぽつと語り続ける。アキラは、それを子守唄のように聞いていた。

「私とアキラくんと赤ちゃんは……お月様なの」
「……はぁ?」
「私はただ丸いだけで中が空っぽだった……何も見ようとしないで、ただ世間的にイイコに
 見えるようにって生きてた。アキラくんは、ちゃんと現実とか否応なしに見てたけど、
 欠けてる部分のある尖った三日月で……欠けてる部分はきっと赤ちゃんが埋めてくれる」
「なんで僕が三日月……?」

 眠くて面倒くさいのなら聞き流せばいいのに、アキラは律儀に問う。

「最初にアキラくんに逢った時に、なんとなくそんなイメージ持ったんだよね……
 子どもの頃見た真冬の三日月。息が止まるくらい綺麗で見惚れちゃったから……」
「あっそ、次生まれてくる時は、男に生まれてホストとかになるといいんじゃない?」
「アキラくんは酷いなぁ、真面目に言ってるのに……」
「じゃあ……夜毎に姿を変える不実な月に例えられるのは不本意だよ」
「あ、何だっけ? ……ロミオとジュリエットか……」
「そういうこと……もう寝ようよ……」
「うん」

 やや、暫くしてアキラの息遣いが寝息に変わると、小さな声で囁くように綾が言った。

「赤ちゃんできたこと、すっごく嬉しいよ……アキラくんと溶けて一つになりたいって思ってたから、
 本当にそうなれたみたいで……」
「奇遇だね。僕も綾と溶けちゃいたいと思ってた。それからついでに言うと……
 綾に逢えて僕はとっても幸せだよ。だからもう本気で寝ようね」

 綾はもう寝てしまったと思っていたアキラからの思いがけない言葉に目を瞠り、そして、その
瞳を潤ませた。それを隠すように綾は必死で言葉を紡ぎ出す。

「また……綾って呼んでくれるんだ?」
「うん、姉さんって呼ぶには、綾は頼りなさすぎるからね」
「……もう、ひどいな。でもいいよ。綾って呼んでくれるのは、もう世界でたったひとりだけに
 なっちゃったから」
「――っ! ……あぁそうか、僕をアキラくんって呼ぶ人は山のようにいるけど……
 こうやって髪を弄られると眠くなるのに、寝させてくれない拷問をしてくれるのは綾だけだし……」
「え? ごめん……」
「分かってくれて嬉しいよ。お休み綾」
「お休み……アキラくん……大好き……」

 囁かれた綾の言葉にアキラは一瞬目を瞠り、それから微笑んだが、何も聞こえなかったふりをして
そっと目を閉じた。


**********

 翌朝、眼を覚ましたアキラは絶叫した。髪がたくさん捩られていたからではない。

「やばいっ!!」

 跳ね起きたアキラは、携帯を取ると慌てて電話をかけた。
413凍える月を抱いて 5章4 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:21:32 ID:BwavZLsU


「……で?」

 診察室の机に片肘をつきながら、ひと目で寝不足と分かる不機嫌な目をアキラと綾に向けて、
今朝のアキラの電話の相手、ユーカーが言った。

「産ませます」
「あら? 仔猫ちゃんは平気なの?」

 平気かと問われれば平気なはずなどあるわけはない。

「平気……じゃないですけど……でも産まない選択肢は無いんです」
「こんな子どもに処女を開拓されて、快楽に引き摺られて……浅ましいわね」
「ユーカー!!」
「いいの! アキラくん、いいから。私は大丈夫だから」
「……ふーん。強いのねぇ。 まぁ、いいわ、ショーツを取って診察台に上がりなさい」

 綾の膣にクスコを挿入したユーカーが悪態を吐く。

「また、精液べったりで嫌んなるわね。アンタもアンタで大人なんだから少し自重しなさいよ!」
「ご、ごめんなさい……私、今日診察があるって知らなくて……」

 綾が蚊の鳴くような声で謝るとユーカーはフンッと鼻息荒く言い放った。

「憎たらしいから、吸引しちゃおうかしら」
「嫌、駄目!!」

 無論、本気でするつもりなど無かったが、シューッと音を出す吸引機に手を伸ばす素振りをした
ユーカーは、標的を見つけたいじめっ子のような嗤いを浮かべて「へぇー」と綾をからかう。

「ご、ごめんなさい、つい……アキラくんが折角入れてくれた物だから……」

 これにはアキラも何を言うんだという顔をして真っ赤になった。ユーカーは呆れ声で罵る。

「この、バカップル!! 気持ち悪すぎ! いい加減にしなさい!! ほんっと女って……
 貪欲で……愚かよね……」


 診察の結果、妊娠は正常妊娠で出産予定日は4月11日とユーカーから告げられた。
アキラと綾の二人が椅子から立ち上がって帰ろうとすると、ユーカーが綾に声を掛けた。

「仔猫ちゃんは残って、ちょっと話があるから」

 綾は驚いた顔をし、アキラは不安げな顔をして直ぐに何かを言おうとしたが、ユーカーに
促されて先に部屋に帰っている事になった。日頃ユーカーは丁寧な態度を取ってはいても
実質このウロボロスの環を創設した者の子孫として誰よりも実権を握っているのだから
従わないわけにはいかなかったのだ。


「さてと、邪魔者は消えたし……」

 何を言われるのかと身構える綾にユーカーは皮肉めいた嗤いを込めて言葉を続ける。

「子どもの……しかも弟の子どもを産むってどんな気分かしら?」
「幸せです」
「……ふぅ……倫理観とか地獄に堕ちるとか考えないのかしら」
414凍える月を抱いて 5章4 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:22:45 ID:BwavZLsU
「……それはもう、アキラくんを受け入れた時に悩みました。正しい事か間違いかで言えば、
 総てが間違いだと思います。こうして私が生まれてきた事すら間違いなのかもしれません。
 でも正しい事が総て良い事ではないと知っていますし、何より正しくても間違いでも
 アキラくんを求める心を殺しては生きていけないんです。それに……地獄なんてないし、
 神様もいないと思ってます。例えいたとしても、こんなちっぽけな私が救いを求めたとして
 神様は何もしてくれないでしょうけど、アキラくんならきっと助けてくれる。
 そんな気がするんです」

 綾は、ばかにされるかと思ったがユーカーはそれに関しては何も言わなかった。

「それが、あなたの宗教なのね……。ねぇ、仔猫ちゃん。私は迷ってるの……
 ウロボロスの環は天女を探し出して不老不死の秘密を知るために作られた。それが今や
 天女探しは単なる建前で、より自分に富をもたらす取引材料の女を作り出すための交配場、
 もしくは自分の浅ましい慾を解き放つために女をいたぶる場所になってしまったわ」
「……不老不死ですか? 私にはそれこそが建前な気がしますけど……」
「単なる名器の女を作り出したり、SMを楽しむ場だと?」
「いいえ、少なくともあなたは不老不死なんて望んでないですよね? 何かを知りたいって
 探究心を持っている人はそんな眼をしてないと思います」
「そう?」
「ええ、あなたの眼は……失った誰かの面影を探す人の眼に似ています」
「ふっ、本当にこの娘ったら……嫌な娘だわ」
「……そしてその誰かを作り出そうとして交配実験をしているのは……あなた……
 ですよね? 他のメンバーがより良い取引材料を求めている陰で」
「交配実験っていっても人間はスパンが長いから二、三世代くらいしか見届けられないわね」
「それでも……そうとしか思えない……」

 ユーカーは組んだ腕を解いて目頭をきゅっと抑えた。それからもう一度、腕を組み直し
窓の外を見ながら語り出した。

「お伽噺をしてあげようか? 仔猫ちゃん。ここを創った男の話を――」


5章 『悪魔の夜宴』  -  vier -  (終)
415凍える月を抱いて 6章 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:26:02 ID:BwavZLsU
                 6章 『ウロボロスの環』


 ここ、ウロボロスの環を創った男はこの国の生まれでは無かった。遠いドイツで裕福な
家庭の次男として生まれ育った。彼の家系は『白鳥の乙女伝説』――日本で言えば羽衣伝説の
血筋にあたるとして、時折不思議な力を持つ人間を生み出してきた。
 彼には確かに不思議な力があった。けれどその代償のように血液嗜好症の症状が出ていた。
そして、その他にも彼には困った性癖があった。彼は9つ上の姉エーファを愛していた。
姉弟としてという意味ではなく、一人の女性として……。
 エーファはとても美しく、誰でもを魅了する愛らしさがあった。弟である彼が憧れを
もっても不思議はなかったけれど、彼が持っていたのはそんな可愛らしい感情ではなかった。

 エーファが二十歳になって婚約が決まると、彼は焦った。けれど、たかだか11歳の子どもに
何ができる? 彼は毎日悩み、沈み、どんどん昏い思考の中に堕ちて行った。
 そして冬の夜、彼は自身の欲望に負け、エーファの寝室に足を踏み入れてしまった。

 エーファは、眠る時は暗い部屋でしか眠れないと言って、いつも真っ暗な部屋で
休んでいた。彼が忍んで行ったその日も彼女は真っ暗な部屋で、絹の布団にくるまって
静かな寝息を立てていた。彼は持っていた特別な力で夜目がたいへん利いたので、そんな
真っ暗な中でもエーファの様子をつぶさに観察することができた。
 昼日中の、彼女の姿を重ね見て、その白くきめの細かい肌に触れたいと思った。
そして彼はそっと上掛けを捲くると、眠るエーファの夜着の紐を解いた。
現れた形のよい白い双丘に彼は手を伸ばし揉みしだいて唇を寄せた。エーファは
その刺激で目が覚めたようでぼんやりと彼に尋ねた。

「誰?」

 彼は、エーファが神を深く信じていた事を知っていたから、暗闇なのをいいことに
用意してきた嘘をついた。

「天使だよ。エーファ、あなたに愛の祝福をあげに来た」
「まぁ、天使様……」

 例えば彼が大人の男であったらエーファも警戒したのかもしれない。
でもエーファはその幼い来訪者が天使だとすっかり信じきってしまった。
彼は嬉々としてエーファの細部まで愛した。触れることが叶わないと思っていた
姉の躰の隅々にまで舌を伸ばして、そして何のためらいもなく説き伏せる。

「エーファ、これからあなたの神への信心を試すために痛みを授けます」

 エーファは頷いて弟の肉槍を受け入れた。それがどんな意味を持つか知りも
しないで。
 その時エーファの受けていた性教育など無きに等しいものだった。嫁ぐ数日前に
乳母か母親にでも「とても痛い事をされますが旦那様のなさる事に逆らってはいけません」
などと言われるくらいのものだったろう。
 逆に彼の方は、腹違いの兄に、精通もまだの頃からメイドを使って教わっていたから
とても慣れたものだった。
 挿入の瞬間彼は歓喜した。姉を手に入れる筈だった婚約者の男への優越感や、あれほどに
希った姉を凌辱したこと……そして、それまで経験した事もないほどのたまらない快感を
受けて。
 だがエーファは、神からの試練と思っても耐えきれなかった。

「あぁ、天使様……どうか、信心の足らない私をお許しください……痛くて耐えられ
 ないのです」

 そう言って涙ながらに訴える姉を組み敷いた彼は、それでも抽挿を止めずに2、3度
突き上げた。その時、彼は甘美な香りを嗅いだ。それが二人が繋がる所から香るのだと
彼には直ぐに分かった。

「エーファ、分かりました。今日はこれくらいにいたしましょう」
416凍える月を抱いて 6章 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:27:41 ID:BwavZLsU

 彼は未練がましく脈打つ自身を抜き去ると一生に一度しか味わえない甘美な赤い
液体を流すエーファの秘所に、唇を付けてその罪の味を堪能した。外側が綺麗になると
蜜壺に口をつけ啜り上げ、舌を差し込んで夢中で舐めまわした。

「あはぁ……あぁ、あぁ……天使様。わたくし、わたくし、おかしいです……
 こ、怖い……んぅぅぅううう!!」

 エーファは処女の血を弟に舐められながら初めての絶頂を味わった。
彼は「このことは誰にも告げてはならないよ。エーファ」と言って彼女に口止めした。
そして彼女はその言葉を忠実に守り抜いた。

 彼はそれから毎夜エーファの元を訪れ、何も知らないエーファに淫らで不道徳な
交わりを続けさせていた。彼が訪れるたび無垢な彼女は言ったものだ。

「また、わたくしを天国に連れて行ってくださいますの? 天使様」

 達する感覚を天国だと教えたのも彼だった。何もかも総てを彼が教え込んでいった。
ただ一つ、行為の意味以外は……。
 無垢だったエーファが天使と信じて弟の腰に脚をからめ、背中に腕を回してしがみつく、
淫らに突き上げられ天国に逝く。なんと素晴らしい光景かと彼は思った。

「あぁああ、天使様……もっと、もっと…わたくしを突いてくださいまし……」

 エーファが譫言のように淫らな言葉を言うようになるまでそうは掛からなかった。
 彼は気を良くして次の欲望を満たそうとした。エーファが達しようと身を反らせて
突き出される乳房に齧り付き、赤い甘露を貪ったのだ。

 彼は満足していた。エーファの婚約者が訪れ、庭で睦まじく談笑する二人の姿を
見ても、彼には何の嫉妬も浮かばなかった。明るい太陽のもとで婚約者に微笑みかける
美しいその人の乳首には淫猥な歯形があり、胎内は弟の精液が満ちている。
なんという昏い悦び。

 だが、その交わりも形を変えねばならない時がきた。メイドの口から親達に告げられた一言で。

「お嬢様は、身ごもっておいでです」

 すぐさま医者が呼ばれ、それは事実と裏付けられた。当然エーファは親達に問い
詰められた。だが彼女は決して相手の名を言わなかった。“天使様と約束したから”
 業を煮やした親達はエーファを病気と偽って塔の上に幽閉し、婚約者に内密にしたまま
子どもを産ませようとした。
 この騒ぎでエーファは自分の胎内に命が宿っている事と毎夜の行為の意味を知った。
けれどそれほど悲嘆に暮れたりはしなかった。子を宿らせたのは天使だとまだ信じていたから。

 塔は、守るべき貞操のないエーファのために見張りもさほど置かれなかったし、
外部の者が入るのは難しかったが、内部の者が行くのは容易かった。
 夏の終わりが近づいた激しい雨の夜、彼はいつものように彼女の元を訪れた。
エーファは後ふた月もすれば産み月に入るという膨らんだ腹を撫でながら暗い部屋で
“天使”を待っていた。

 毎夜エーファの膨らんだ白い腹に唇を這わせて、彼は陶酔の笑みを浮かべた。
生まれてくる赤子のためにエーファの乳房は発達し、白い肌から蝶の翅脈のように
青い血管が透けて見える事もたまらなかった。毎夜、毎夜エーファを抱いてきた彼は
彼女が直ぐに登りつめる抱き方を心得ていた。
 大きくなった乳房を外側からゆっくりと揉み上げ舐める。毎夜噛まれて血を流す
乳首は軽く吸っただけでも鉄錆びた甘い香りを漂わせた。
 もうすでに腹に子を宿し、男の精など必要ないはずなのにエーファの蜜壺は甘い果汁を
滴らせて牡を誘った。彼はその甘い蜜を啜り、その蜜を零す艶やかな花弁も舌を這わせて
愛した。それから小さくその存在を主張する花芽を嬲って啼かせた。
417凍える月を抱いて 6章 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:29:44 ID:BwavZLsU
「あぁ……天使様……逝きます。あぁ、あぁ、あぁぁぁぁん」

 彼が蕩けた目線を漂わせているエーファの左脚を肩に担ぎあげて大きく開いた
花の中へ猛った牡を挿しこみ。腰をくねらせ、その熱い肉襞のあまりの良さに早々に
達しようとした時だった。
 突然の閃光と続く轟音。稲光の中に彼の姿が明らかにされた。エーファは悲鳴を上げた。
雷が怖かったせいではない。自分の胎内に吐精し続ける肉棒の主が自分の弟だと知って
その恐怖のあまり叫ばずにはいられなかったのだろう。

 一瞬の静寂の後、時折稲光が明るくするその部屋で、彼が何かを言おうと口を
開き掛けた時、エーファは鋭く叫んだ。

「何も言わないでっ!」

 彼は言うべき言葉を失い低く呻いた。

「姉…さん……」
「あぁぁ……神よ、こんな、こんなこと神様がお赦しにならないわ」

 それだけ言って、エーファは“雷鳴に驚いて”窓から落ちて死んでしまった。

 その後、彼は後悔の中で成長し、兄が医者だった事もあり医学を志した。そうした
生活をする中でも彼の二つの欲望は収まらなかった。性欲と吸血欲。だが、エーファ
以上に彼を満たしてくれる女性に巡り合うことはなく、彼は失望のあまりいつしか
女性と交わる事もなくなってしまった。
 そんな日々を送り、医学を学びながら彼はふと思った。同じ血筋の人間ならエーファの
特別な血、肉体と同じ物をもっていやしないかと……。
 彼は非道にも従姉妹たちをその手に掛け貪り尽くした。彼はその事をこれっぽっちも
悪い事とは思わなかった。もっと罪深い、姉を孕ませ死に追いやるという事をとっくの
昔にしていたのだから……。だがそれでも望む血肉は得られなかった。
 そうなると残るは兄の血筋しかないと彼は思った。だが、彼の兄はその時ドイツには
いなかった。遠く海を隔てた島国……日本に行ったまま十年以上帰って来なかった。

 彼は執念のまま兄を追い、数年の歳月をかけて遠い日本へと渡った。ところが、
着いてみると、兄は既に亡くなったという。彼は絶望した。だが、希望があった。
兄と関係のあった遊女が年季が明けた後“あいの子”を生んだと噂に聞いたからだ。
彼は堕胎もされずによくぞと思った。
 早速彼は、人を遣ってその子を探した。毛色の変わった人間を探すのはこの国では
簡単だと思われた。だが、逆に日本人と違うその見た目で世間から隔絶されて育て
られているということもあったのだ。彼は兄と関係のあった女性総てを調べ上げ
追跡調査をしようと思った。だがその量は膨大で彼個人の手には余った。

そこで彼は一計を案じた。その血筋を探す事に利益がある、即ち不老不死が手に入ると
権力者に振れ回ったのだ。彼は権力者たちが兄の子を探している間、本国から持ち出した
財力を使ってこの地に、隠れ蓑になる娼館を建てた。そうして準備が整うと次々と
“あいの子”の子どもが連れてこられた。だがその中にどこから見ても日本人にしか
見えない子どもが混じっていた。生まれた日から換算して一応可能性があるからと
一人当たり幾らの報酬を期待して連れてこられたその子は……日本人の見てくれのまま
間違いなく彼の……兄の子だった。

 どうしてそれが分かるかと言えば、彼に流れる血と言うほかはない。その子ども達の
血を一滴啜れば彼には自分の一族に連なる者かどうかが、たちどころに分かった。
だから逆にあいの子であっても彼の兄の子ではないと分かる事もあった。
 結局あいの子であるという条件づけが外され、もう一度調査が行われ……でも月日は
待ってはくれなかった。調査の手が及ぶ前に子を生し里子に出す者もいて、これ以上の
調査は不可能となった時、彼は初めて振り返り、集められた子ども達の末路を見た。

 彼の兄の血を引いてはいてもエーファにはなり得なかった者達。その子たちは
高級娼婦として権力者の食い物になっていた。中にはそうして孕み子を産む者も出て来た。
 彼の慾から生まれた人の慾がその場所の在りようを決めたといっても過言では無かった。
418凍える月を抱いて 6章 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:32:29 ID:BwavZLsU
そうしてできたウロボロスの環は別の目的と同じ結果を求めるとても歪んだ場所に
なってしまった。
 彼にとってエーファこそが最高の名器。究極の名器を作り出そうとすればエーファを
作ることになる。
 けれど、子孫にまで及んで200年もの月日を費やしてどんな交配を重ねても……
ドイツから、未だ続く一族の者を連れて来ても……エーファが現れる事はなかった。


**********

「さてと……お伽噺はこれでお終い」
「…………」
「長くて疲れさせたかしら?」
「あなたが絶望してしまったのは……エーファはもう二度と現れないと知って
 しまったから?」
「私は……別に……」
「私にこんな話を聞かせたのは、エーファと同じような立場の私に何かを示して
 欲しかったから?」
「……さぁ?」

 綾は少し考えた後、ユーカーをまっすぐに見つめて言った。

「エーファは天使の正体を知っていたと思います」
「――っ! 何を?」
「彼は、自分だけが夜目が利いたと思っていたようだけど、同じ血を持つ姉弟なら
 エーファも夜目が利いたかも知れないでしょ?」
「ふっ、それはないわね。特別な能力が出るのは必ず男なの。貴女はごく普通だけど
 貴女のアキラくんは違うでしょ?」
「え?」
「あらやだ、あの子が医者の息子だから頭がいいとか思ってないわよね?」
「……ぇ?」

 ユーカーはわざとらしく大きな溜息を吐いた。

「血が相当薄くなってるから、それほどじゃないけどあの子もそこそこ変わったことが
 出来る筈だわ。あなたも教師になって沢山の子どもを看るようになるならそんな子が
 いることを頭に入れておくべきだわ。本来、男はね敬うべき女を守るために
 特別な能力があるんだけど……この国では、逆に男尊女卑になってしまった。
 ほんと、不思議な国よね」
「……でも、ユーカー。たとえ夜目が利かなくても声や仕種、香りで気づいたはずだわ。
 そうでなければきっと部屋の明かりをつけて自分で確かめたと思う。エロースの
 姿を見ようとしたプシューケーのように」
「凄い解釈ね。仔猫ちゃん」
「私が言えることは――彼女は……彼女も彼を愛していたと思います」
「……あなたって娘は……そんなこと言ったところで……」
「――お伽噺だから。ここで言っても彼に届くような気がして。それに、彼の子孫はどうやって
 彼女の血肉を知り得て、生まれてくる私たちが彼女ではないと判定が出来るのかしらと少し
 不思議だなって……貴方の血は貪らずにいられないほど彼女の血と一番似ているんですか?」

 腕の傷を指さされたユーカーは低い声で言う。

「仔猫ちゃん。好奇心が猫を殺すって知ってる?」

 にっこりと優雅に微笑むユーカーに、綾も微笑んで答える。

「ええ、勿論知ってます。これは総てお伽噺でしょ? そう言えば、ユーカー……
 イヴが生まれたのはアダムの肋骨からでしたよね……」
「――っ! あなたは……」

 綾はまた、にこりと微笑んで席を立った。ユーカーはその後ろ姿をぼんやりと見送った。
419凍える月を抱いて 6章 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:34:00 ID:BwavZLsU


 綾が診察室を出ると通路の反対側にアキラが佇んでいた。綾の姿を認めてぱっと
表情を変える。

「綾! 大丈夫? いじわる言われなかった?」
「うん、大丈夫」
「……何の…話だったの?」
「ここのできた詳しい歴史とユーカーの将来の相談……かなぁ?」
「え!? ユーカーの相談? 何それ?」
「恋したらって言ってみたけど……別な意味に取ったかも?」

 アキラは眉間にしわを寄せると綾の手を取り考え込みながら部屋へと向かった。

 部屋に着くとアキラはオレンジジュースを綾に渡しながら神妙な顔つきで言った。

「ユーカーの恋人って……男と女どっちだと思う?」
「え!? ユーカーって完璧に男の人だよ? 忘れたくない誰かを映してたっていうか……」
「何それ? わけわかんないよ」

 綾は苦笑いしながらストローから唇を離した。オレンジジュースの雫が唇に残ったのを見た
アキラがそれをそっと舐める。

「もっと、飲みたいな」

 綾がグラスを差し出そうとするとアキラは軽く笑んで別の行動を促した。綾はもう一度
ストローに口を付けてジュースを吸い上げ、アキラの口に運んだ。アキラの喉がこくりと
鳴って一瞬の間が空き、いつもの事のように慣れた仕草で互いの唇を舐め合って離れた。


**********

 翌朝、アキラと綾の二人はウロボロスの環を後にしてマンションに帰った。
 アキラは到着早々、マンションの管理人室に行き留守の間の郵便物を受け取って来た。
ほとんどがアキラの投資関係の物だったが、綾の元の住所からの転送されて来た物もあった。
 留守電もほとんどがアキラ宛だったが1件だけ綾宛に校長からメッセージが入っていた。

《寺田です。篠崎先生、その後お加減はいかがでしょうか? 前の住所に電話しましたら
 こちらに引越されたとかで番号案内をいただきましたので……引き続き5年生の
 代理教員を引き受けて貰えませんでしょうか? 宜しくお願いします。連絡待ってます》

 二人は顔を見合せ、同時にふっと笑った。それから綾は寺田校長に連絡を取った。
月曜にプールの公開日があり寺田が学校にいるので校長室で会う約束をした。

 月曜日、綾が校長と会っている間、アキラは入りたくもないプールに浸かって綾を待った。

「――まことにありがたいお話なのですが、私、この度結婚いたしまして……」

 嘘であったが、断る方法としてはこれが一番いいだろうとアキラと話し合ってのことだった。

「え? あぁ、それで住所が変わってたんですね。それはおめでとうございます」

 校長は勝手に納得したようで綾は安心した。

「ありがとうございます。それで、来年の4月に子どもが生まれるものですから、今回の
 件はお引き受けできなくて……せっかくお話を頂いたのに申し訳ございません」
「え? そうですか!! それはまたおめでとうございます。分かりましたそういった
 事情でしたら諦めます。いやー篠崎先生はとても熱心でよい先生になられると思います。
 一段落したら是非とも教壇に戻ってきてくれると嬉しいですね」
420凍える月を抱いて 6章 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:34:35 ID:BwavZLsU
 そういった会話を和やかにして校長室を後にした綾はアキラと合流して帰った。
マンションの駐車場に車を入れて地上に出たところで綾が唐突に言う。

「あっ、お豆腐!」
「はぁ?」
「今夜どうしても麻婆豆腐食べたくて」

 アキラは正直“来た”と思った。世の妊婦というものがこういうものなのか知らないが
妊娠が発覚してからの綾ときたら、突然アレが食べたいとかコレが食べたいとか言い出したら
きかないのだ。それが口に入るまではずっとその事を言っている。幸いな事に立地的に
ここはコンビニも、小さいながらスーパーも近くにあるので不自由はしないが、いちいち
買いに行く綾の後を付いて行くのも結構骨の折れる事なのだ。

「スーパー? コンビニ?」
「ううん、鈴木豆腐屋さん」
「へぇー、結構こだわるねぇ」
「うん」

 嫌味も通じない。
 アキラはプールで疲れた体を引きずって綾について行った。

 その二人の様子をじっと見つめている男の姿があった。夏休みの前日に綾を襲い、
免職になった柏木だった。彼は、免職になった後も未練がましくあの町にいたのだ。
児童の親達には病気退職と言ったが、自分の親にそれが通じるわけもない。免職に
なった事を説明できず、ただぶらぶらとコンビニとアパートとの往復に毎日を
費やしていた。それが、今朝偶然、担任した児童の母親に会った。

『あらっ! 柏木先生! お具合いかがですか? せっかくいい先生に受け持って
 貰ったのにとても残念だと思ってるんですよ。まぁ、でも先生の方が無念ですよね
 ――あぁ、そうそう今度の担任は篠崎 綾先生になるらしいですよ……』

 一方的に捲し立てるその母親の言葉も途中から柏木の耳に入らなくなった。
 柏木は途中で放り出す形になってしまった子ども達の事が気になっていた。それが、
自分をこんなみじめな状況に追い込んだあの性悪女が受け持つと言うのか……。
柏木は許せないと思った。一見真面目そうな綾の本性を知っているのは自分だけだ。
綾が担任になる噂が本当ならなんとしてでも自分の担任した子ども達を守らなければと
思った。そして学校まで行ったものの、校長に話すこともできず校門付近でうろうろ
している時に、出てくる車に乗った綾を見つけてしまった。
 そうして後をつけて見れば豪華なマンションにたどり着き何故か6年の児童と一緒にいる。

「あれは……転校してきた都筑か? 遊びに来たのか?」

 校長に直談判ができないなら、綾自身にいかに教師に向いてないか諭して自分の
教え子たちの担任になる事を辞めさせればいい。その為には、多少の手荒な事はしてもと
柏木の誤った正義感の暴走は止まなかった。

 そんな事とは知らない二人は豆腐を入れた袋を提げて帰って来た。アキラは水泳バッグと
豆腐とを持って小さな紳士ぶりを示し、綾は豆腐ソフトクリームを頬張りながら楽しそうに
歩いてくる。植込みの陰にいた柏木の前をすこし過ぎた所、道からもマンションからも
死角な場所でアキラが言った。

「豆腐のソフトクリームなんて美味しいの?」
「うん、美味しいよ。食べてみる?」

 そう言った綾だったが、ソフトクリームを差し出さずに、自分の口に含むとそのまま
アキラの口に唇を寄せた。それは柏木も経験したことがないような熱い口づけだった。
情熱的に角度を何度も変え、相手の舌を啜り淫らに絡ませ合う。
熱せられたコンクリートが陽炎を立てて像を歪ませる。唇を離した二人は少し見つめ合った後、
もう一度唇を軽く合わせた。それは誰がどうみても不適切な関係としか言えなかった。
柏木の脳裏にあの日の扇情的な綾の下着、そして無毛の恥丘が浮かぶ。
421凍える月を抱いて 6章 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:35:37 ID:BwavZLsU

「先に行ってロック外しておくから綾はゆっくり来て。大事な体なんだから走ったりしちゃ
 だめだよ」
「うん、分かった」

 走って行ったアキラの後を追って、ゆっくり一歩を踏み出した綾に柏木が叫ぶ。

「このっ淫行女がっ!!」

 柏木は許せなかった、こんなモラルも何もない淫乱な女のために自分は苦境に立たされている。

 ロック解除のパネルの前にいたアキラが怒声を聞きつけ弾かれたように走りだす。

 綾は怒声に驚き咄嗟にお腹を庇った。その行為が益々柏木を逆上させた。

「お前! 妊娠してんのかっ!? まさか、あんな子どもの!? この変態女が!!」

 怒りのあまり我を忘れた柏木はただ綾を脅すためと持って来たサバイバルナイフを
構える。
 アキラは時間がひどくゆっくりだと思った。総てがスローモーションの中で起こったように
ゆっくりで、外の怒声と、アキラの行動に驚いた管理人室の警備員が飛び出してくるのも見えた。
綾の悲鳴、柏木のナイフが綾に向ってゆっくり差し込まれる

―――間に合わない!!

 アキラは眼を閉じた。次の瞬間、頭上から綾の悲痛な悲鳴が響いた。目を開けると
夏の終わりの空と綾の顔が見えた。

「アキラくん!! アキラくん!! アキラくん!!」
「綾……怪我は?」
「ないよ。大丈夫だよ。アキラくん!! アキラくんがっ!!」

 嗚咽を漏らす綾の言葉は曖昧で、何が言いたいのか分からなった。アキラは背中が
酷く熱いと思った。手を伸ばすとぬるりとした感触と、直ぐに熱が奪われ冷える感覚があった。
その手を眼前に持ってくれば真っ赤に染まっていた。そういうことかとアキラは妙に納得した。
視線を辺りに向ければ、柏木は警備員に抑え込まれ何かを喚いていた。

「救急車と警察呼びましたから。ナイフは抜かないで! 出血が酷くなります!」

 警備員の声が遠くに聞こえた。

「綾……」
「何? 何、アキラくん!?」
「僕は…多分……綾を…愛してるんだと…思う」
「やだ、なんでこんな時言うの! 怖いよ!!」
「誰にも…一生…言えない…ままなのは……悔…しいから……綾に…言っとく」
「何それ、やだ、アキラくん、私も大好きだよ。愛してるよ……だから独りにしないで!!」
「綾…は……おバカ…さん…だな……」

 アキラの血濡れた手が、綾の腹を指さし、そのまま力なく薄い水色のワンピースの上に
赤茶色の線を付けて滑り落ちて行った。
422凍える月を抱いて 6章 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/05(水) 21:37:37 ID:BwavZLsU


**********

―――13年後

「行ってきまーす」
「あ、タケル! 待ってママに行ってまいりますのキスは?」
「あっ!」

 玄関を出ようとしていた少年が振り返り、見送りに来た綾の頬に身を乗り出して口付ける。

「あら? ほっぺなの?」
「僕もう6年生になったのにママの口にちゅーは変でしょ! そんなのマザコンとかって
 愛美に嫌われちゃうよ」
「そうやって生意気な口きいてるとパパを思い出すわ……ほんとパパそっくりになって……」
「えーっ! パパちっちゃくて可愛かったってママ言ってたじゃん。僕、ママとそう
 変わらないよ。 あーっ!! もう行かないと!」

 デイバッグを重そうに背負い直してタケルは玄関を飛び出して行った。

「好きな娘ができて親離れか、ちょっと寂しいわね。それにしても、あの子ったら何を
 重そうに持って行ったのかしら?」
「昨日、ビデオカメラとスタンガン用意してたけど? あと紐もか……」

 背後から掛った声に綾が振り返って応える。

「アキラくん! 起きたんだ。おはよ」
「おはよう綾」
「まったくタケルったら、あの嗜虐趣味、誰に似たのかしら」
「……僕らの父親じゃない?」

 眼差しが交差し唇が重ねられる。何の迷いもなくお互いの舌が絡められ、おはようの
キスというには余りにも濃厚で淫靡な口付けの音と喘ぎが漏れた。
――これは都筑家ではいつもの風景。


**********

――午後の6年生の教室

「ねぇ? タケル君、帰りの会が終わっても残っててくれる?」
「はい、愛美先生」

 タケルはにこりと頷いた。


6章 『ウロボロスの環』 (終)



以上で、投下終了です。
本編もこれにて終了です。読んで下さった方、ありがとうございました。
残る番外編までお付き合い頂ければ幸いです。
423名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 00:09:40 ID:rzgsQ9p7
GJでした!
綾とアキラが幸せになってほんっと良かったです!
番外編も楽しみにしてます
424名無しさん@ピンキー:2009/08/06(木) 00:48:20 ID:9bwQ45mC
オチワロタwww
乙!!!
425名無しさん@ピンキー:2009/08/07(金) 22:36:50 ID:hfrRC7kU
スタンガンをスルーできるようになったとは・・・
綾も染まったなぁw
426名無しさん@ピンキー:2009/08/09(日) 23:30:27 ID:/hZrqgib
GJGJGJ!
綾たちが幸せになってよかった
文章や構成も巧みで読みやすかったよ
427凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:06:40 ID:IzJF561V

今回は、番外編 『小悪魔の憂鬱』の投下になります。
12レス消費予定
ご注意いただきたい点は>>287

・スカあります
・今回ちょっと肉体的に痛いです。

ご注意ください。
428凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:09:11 ID:IzJF561V
               番外 『小悪魔の憂鬱』


「はぁーーーっ」

 土曜日の朝、都筑家の食卓に長い溜息が尾を引いた。

「タケル? どうしたの?」
「ねぇ、ママ。どうしたら一生に一度の恋とかできるの?」
「それはママにも分からないわね。だいたいママ達だってこれが最後の恋かどうか
 分からないし」

 綾の不穏な発言にアキラは眼だけは笑わずににっこりと綾を見つめた。それに対し
綾は満面の笑みで応える。

「パパはあんなに若くて素敵なんだもの、きっと周りが放っておかないと思うの」
「綾、何言ってんの! 周りなんて関係ないじゃないか!」

 そうして二人はいつものように二人だけの世界に入って行くのだった。


                   終わり





 冗談はさて置き、見つめ合い、今にも寝室になだれ込んでしまいそうな両親を、タケルは
頬杖をつきながら寂しげに見つめる。

「――僕だってパパの真似してみた……でも駄目だった」
「え? 愛美さん?」

 綾がアキラと見つめ合っていた視線を外してタケルの方へ顔を向ける。が、腰はアキラに
しっかり抱き寄せられていて動けない。

「うん」
「愛美さんって担任だろ? ぷーっ! お前、人の真似しすぎ。もっと直感を信じろ
 パパなんてママに初めて会った時、むちゃくちゃ勃起して仕方なかったんだから」
「だって……バージンだったし、愛してるって言ってもらったし……だけど……」
「ん? どうしたの?」
「放課後、忘れもの取りに行ったら優太に跨って……してた……」
「あぁ、なんて事かしらタケル……」

 綾がタケルを抱きしめようと手を伸ばすと、タケルは手を伸ばして、綾の首の古傷に指を走らす。

「ママがパパのことが好きで、てーそーを守るために負った傷だよね。パパの背中にも
 ママを守った傷があるよね。そこまでして守れるとか……」

 ふぅっと溜息をつく息子にアキラは優しく諭すように言う。

「だぁから直感だって……。 で、その担任とはどうなったの?」
「……捨てた。僕じゃなくても誰でもいいなら誰かが拾ってくれるでしょ……」

 どこかの焦げてるパンみたいに、タケルが椅子の上に膝小僧を抱えて座って拗ねていると、
インターホンが来客を告げた。

《せんせー! アキラー! あたしぃー 早紀だよー! あ、ついでにタケルもー あはは》
429凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:12:29 ID:IzJF561V
 アキラの小学校時代の同級生で綾の3カ月間だけの教え子でもある田沢 早紀が、
また来たのだ。タケルははっきり言って早紀が苦手だった。必要以上にタケルを子ども
扱いするし、何よりもあの妙に高いテンションがいつもタケルをイラつかせた。

 早紀は訪問するなりタケルに抱き付き頭をポンポンと撫でながら「タケルぅ久しぶりー!!」
なんていつにも増してハイテンション。タケルはそれに反比例してどんどんローテンションに
なっていく。

「これ、ハワイのお土産」

 テーブルの上に置かれたのは有りがちなコーヒーとチョコレートの箱だった。
「ありがとう、ハワイどうだった?」などと大人同士のツマンナイ会話が続きタケルは
口を尖らせて頬杖をつく。
 そもそも、この早紀が卒業後12年も経ってるのに遊びに来ること自体何か下心が
あるんじゃないかとタケルは思うのだが、両親とも何も言わない。

『ホント、アキラと先生がこんな仲だったとは18になるまで気付かなかったよ。先生んちに
 遊びに来るたびアキラがいるから、気が合うな〜とか、こりゃ何かの運命かとか思ってたのに……』
『先生が羨ましい……』

 そういや、そんな事も言ってたかとタケルは思う。
 タケルが幼稚園くらいの頃までは、元教え子兼元クラスメートという人間はちらほら
来ていたと思う。だが、父親が18歳になって籍を入れ、両親の関係が明らかになった頃から
みんな来なくなったと思うのに、コイツだけは変わらずやってくる。タケルには下心が
無いなんてとても思えなかった。

「あれ、タケル? なに難しい顔してんの? はは〜ん、さてはオトナの会話に入れなくて
 ツマンナイか?」

 そう言って、タケルを後ろから抱きしめる。タケルは早紀に、こうされるのも嫌いだった。
たいして大きくもない早紀の胸だがそれを自分の頭や顔やそんなところにくっつけても
全然平気と言うか、タケルを男と認識していないこの態度がタケルを不機嫌にさせる。
お前の憧れてるアキラは僕の年には大人の女を妊娠させてたんだぞと言ってやりたかったが、
言ったところで何がどうなるわけでもない、タケルはまた溜息をついた。

「あ? 何それ? 仕方ないなぁみたいな溜息」
「早紀さん、もう25でしょ? ハワイなんかで肌焼いて大丈夫なの? シミ残っちゃうんじゃ
 ないの?」
「うは、この生意気ぃ〜〜!! 痛い所を!! あぁ〜でも言えてるかも……だけど先生変わらない
 よね〜。つかアキラと付き合い始めた頃から格段に綺麗になったんだよねぇ。羨ましいなぁ」
「そりゃ、毎日パパが綺麗になるようにメンテしてるもん」
「ええ!? アキラが? あぁ、でも、あいつ昔からマメだったかぁ……」

 タケルは能天気な早紀の様子がなんとも癇に障った。そうして、もう二度とここに
来ようと思わないくらい泣かしてみたい、とタケルの嗜虐心に火がついた。

「早紀さん、美肌の僕やったげようか?」
「え? タケルできるの?」
「あんなの簡単だよ。幼稚園児にだってできるさ」
「へぇ〜 じゃあ、お願いしようかな?」

 早紀とてタケルのしてくれる事にどれだけの効果があるか疑問だったが、おままごとに
付き合ってやるくらいの気持ちで軽くお願いしてしまった。
 タケルは、にやりと笑うと両親に向かって言った。

「パパ、ママ、早紀さんが美肌のやつ僕にやって欲しいって」

 綾は少し驚いたような顔をして「ほんとに?」と言ったが、アキラが別段変った様子も
見せないのでタケルにもできる事なのだろうと早紀は頷いた。
430凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:16:23 ID:IzJF561V
「そう、じゃあ時間掛るでしょ。アキラくん、その間お夕飯の買い物とか行って来よう。
 早紀ちゃん食べて行くでしょ?」
「あ、はい! ご馳走になります」
「相変わらずお前は遠慮が無いなぁ」

 そうアキラに言われて早紀は舌を出して笑った。この後どんな事が待っているかも知らないで。


 アキラと綾が買い物に出掛けると、タケルは早紀に荒い肌触りの検査着みたいな物を渡して、
自分は道具を用意するから、その間にパウダールームで着替えるようにと言った。

 「全身美容なのかな?」初めての事に不安を隠すように早紀は独り言を呟きながら着替える。
ややしばらくすると、タケルが何か色々な物を箱に入れてバスルームに運びこみ、早紀にも
入ってくるように言う。

「そこの椅子に座って」

 言われた先に目を向けるとバスルームの隅に何やら高機能そうな椅子が置かれていた。

「流石、お金持ち。先生もこんなんで毎日してもらってんだ」
「ううん。ママはこんなの使わなくても慣れてるから平気だし。これはこの間うちの
 担任にやってあげた時のまま片付けてなくて……でも片付けなくて良かったよ。
 また持ってくるの重いし面倒だから」

 早紀は他にもタケルにやってもらっている人がいたのかと安心してその椅子に座った。
その後で、手はここ、足はこことタケルに指示されるままその位置に手足を置いた。
 ヘッドレストに頭を付けて早紀に上を向かせると、タケルは温めたタオルを早紀の顔に乗せ、
いかにもエステが始まるようなそぶりを見せてその視界を塞いだ。

「早紀さん口開けて」
「ん? はーい」

 タケルは早紀の顔に自分の顔を近づけると唇を開いて唾液を早紀の口内に滴らせた。

「んぁ? あに??」
「飲んで」
「あ? うん」

 早紀の喉が上下に動いて飲み下したのが分かるとタケルは早紀の耳元で言った。

「美味しかった? 僕の唾」

 言われた言葉に驚いて椅子から立ち上がろうとした早紀だったが、予期していたタケルの方が
反応は早かった。椅子の背もたれが急激にバタンと倒され、その衝撃で早紀は呻く。その間に手足が
椅子に拘束されてしまう。背もたれが倒された時に目を塞いでいたタオルも落ちタケルの事が
見えるようになった早紀はタケルを睨んだ。

「ちょっと! タケル! 何の真似! バカな悪戯は止めなさいよっ!」
「バカな悪戯? だって早紀さんはこうして欲しかったんでしょ?」
「違うでしょ! こんな……うわっ!」

 突然、服の上からシャワーを掛けられて驚いて言葉が途切れてしまう。

「え? 何やってんの? タケル!?」
「見てれば分かるよ」

 見てれば分かる、だがただ見ているわけにはいかなかった。タケルに渡されて着替えた服は
シャワーのお湯に溶けてぬるぬると小さな塊になって体を滑り落ちて行く。

「え? や、何?」
431凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:19:03 ID:IzJF561V
「水溶性の物だからね。溶けたんだよ」
「す、水溶性!? あータケル、アタシの裸見たくてこんな悪戯したの!?」

 タケルはやれやれと言いたげに溜息をつくと、まだ残っている服の欠片をシャワーで
洗い流す。

「あれ? パンツは穿いたままか……」
「あ、当たり前でしょ! もう何やってんのよ早くやめなさいよ。先生とアキラに言うわよ!」
「言ったらいいよ。こうなること知ってて二人とも出かけたんだし……早紀さん、ママに
 念押しされてたじゃない?」
「だってあれは!」
「パンツ脱がすのめんどいから切るよ」
「や、駄目! 何すんの! バカ! バカ! やめなさいっ!!」

 タケルは有無を言わさず早紀のショーツにハサミを入れた。切られた小さな布はゴムの
力で小さくまとまり早紀の総てが露わになってしまう。

「ほんと、よく焼けてるね。水着の跡がくっきり分かるよ」

 そう言ってタケルは水着の跡の色が変わる際に指を滑らす。

「んぁ、くすぐったいよ! こら、やめろ!」
「じゃあこれはどうかな?」
「ひゃっ!! 冷たっ! 何?」
「シェービングクリーム。 ……動かないで、動くと切れちゃうよ」

 恥丘から股間に感じる冷感に早紀は身震いしたが、次に起こるだろうことに身を竦める。

「嫌、だめ、駄目だよ、タケル……危ないから……今なら怒らないからやめなよ……」

 動くことに恐怖を覚え、力なく説得しようとした早紀だったが恥丘の上に宛がわれた
シェイバーは、無情にも刈り取られる草叢の微かな感触をぷちぷちと伝えて滑り降りて行く。

「なんで……こんなの……酷いよタケル……」
「だって、ママの事羨ましがってたじゃないか? ママのここには毛なんか生えてないし」
「うそっ!」
「ホントだよ。パパによく見て貰えるようにって、もう二度と生えないようにして貰ったんだって」
「……先生が……?」
「そうだよ。あぁ、でも早紀さん、カレシと暫くHできなくなっちゃったか……今のカレシは
 どんな人なの? 不倫とか友達のカレシとかチャラ男とか、本当にろくな奴と恋愛してない
 みたいだけど……違うか、そんな相談を持ち込んでパパに心配してもらいたいってとこかな?」
「――っ! 違う! そんな!」
「あぁ、だけどヤリマンなんだから別にパイパンにしても違和感なく受け入れられるよね?」
「なっ! 何言ってんの! タケルいい加減にしないと! うっ!?」
「いい加減にしないと何さ?」
「な、何?」

 早紀の声が不安に震える。

「ただの美容オイルでしょ? 大袈裟だなぁ」

 そう言いながらタケルは早紀の体に生温いとろとろとした液体をかけて行く。それを手に
取り早紀の指先から少しずつ優しく揉みほぐして行く。

「気持ちいい?」
「……うん。 ! ……じゃなくて、もうこれ、外して!」
「せっかくこれから始めるって時なんだから、だーめ」

 わざと無邪気な子どもの口調で言って、繊細な指で早紀の指の付け根を優しく擦りながら、
もう一方の手で腕をまた優しく撫で擦る。
432凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:25:29 ID:IzJF561V
 そうしているうちに、だんだんと早紀の息遣いが妖しくなりはじめる。早紀はそれを
悟られまいとタケルに話しかける。

「も、もういいから……分かったから、終わりにしよ?」
「やだ!」
「……やだ……じゃなくて……ぁ……」

 タケルの指先は早紀の腕から二の腕を通り脇の下へと進んでいた。そのくすぐったいと
いうよりもじれったい感覚に早紀の躰は徐々に拓いて行く。

「……ぁぁ……もう、だめっ!」
「なんで? やらしー声が出ちゃうから?」
「なっ!? 何言ってんのっ!!」

 言いながらもタケルの指は止まらない。二つの膨らみの裾野をゆるゆると巡らせていた指先で
頂を目指して円を狭めて行く。

「……早紀さん」
「……な、何……ぅ……」
「乳首……たってるよ」
「ば、馬鹿っ! 変なこと言わないで」
「変なこと? 乳首って寒いとたつんでしょ?」
「――えっ? あっ? ……そぅ……ょ」

 にこにこと自分の顔を覗き込むタケルの言葉の意味を早紀は考える。自分が感じてしまって
いる事を知っているのか? 知らないのか? タケルはAVなどを見たことがあるのだろうか?
そして、性的な知識はどこまであるのか。

「なんか、乳首ってケーキの苺みたいで可愛いっ!」

 突然の刺激が早紀の思考を奪う。タケルが早紀の乳首に突然吸いついたのだ。

「んぁ……やぁはぁぁ……」

 タケルは早紀の胸を揉みしだきながら、緩急をつけて乳首を吸い、甘く噛み、タケルの知識が、
とてもAVを見たことがあるとかそういったレベルでは無いことを早紀に否応なく叩きつけた。

「いい声出たね。そんなに気持ちいい?」
「あぁぁはぁあ……やめ、もうやめてぇ……あぁぁん……」
「なんで? 早紀さん、すんごく気持ち好さそうな顔してるよ」
「なに……言って……やめて……あ゙ぁ……はぁん……ダメ、ダメ、ダメぇ……」

 タケルがちらちらと早紀の顔を窺うたびに、早紀の羞恥心は煽られ余計に感じてしまう。
タケルは早紀の乳房の愛撫を口だけに任せて、右手はオイルの滑りを楽しむように少しずつ
下へ下へと進めて行く。乳房から齎される刺激に翻弄される早紀は、ただ快感だけを追い、
その意味を考えられなかった。

「やだ、やだ……あぁん……タケル、うますぎだって……あぁ、あぁ、あはぁあ……アンタなんで……」
「上手に出来てる? 嬉しいな。なんでって何が? 上手かって? いっぱいしてるからね」
「い、っぱい? 何……を……あぁ……」

 タケルの指先は早紀の脇腹から臍のあたりを彷徨い、時折、無毛の恥丘へと延びる。

「ん? 何をって、セックスに決まってるじゃない」
「――っ! アンタ意味分かって言ってんの!? あ、あ、あ、あぁぁ……」
「……どうかな? 試してみる?」
「や、馬鹿っ! 冗談でも駄目だよぉぉ……あん……」
「そんなにいい声出して、僕を誘っておいて冗談とか酷いな早紀さんは……」
「ほ、ほんとに駄目だからね……んぁ……」
「まったく、仕方ないなぁ……僕もヤリマンな早紀さんのマンコなんかに挿入れたくないからなぁ」
433凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:28:15 ID:IzJF561V
「アンタねぇ!! あ゙あ゙っ!!」

 タケルが早紀のクリトリスに指を伸ばすと早紀はぴくりと膝を震わせた。タケルは体を起こすと
クリトリスを撫でながら、開かれた早紀の股間の前に座り込んで早紀の秘裂を観察する。

「やぁっ! どこ見てんのよっ!!」
「マンコ! もうこんなに淫汁垂れ流して、流石、淫乱マンコだね」
「馬鹿っ!! もう、やめなさいよ!! あぁん」

 タケルは早紀が喋れないようにわざとクリトリスを強く刺激する。

「さっきも毛を剃る時もう見ちゃったのに、何今更言ってんの?」
「さっきは、怖くてそれどころじゃっ、ひゃあっ」
「クリトリスもこんなにでっかいし……オナニーは毎晩ってとこか? さすが早紀さん」
「何でそんな事わか……やん、やん、やん、そこダメッ!!」

 クリトリスを剥き指先で扱きながら溜息混じりにタケルが言う。絶頂を迎えさせずに
終わりにする事はタケルのプライドが許さなかったのだ。

「やる気出ないけど、仕方ないから指マンで逝かせてやるよ」

 タケルは早紀の秘裂を左右に広げて蜜壺の周りを指先で撫で擦り、見るともなしに早紀の
膣口に目を遣るとタケルは眼を瞠った。そして総ての動きを止めてしまった。

「え゙? マジか?」
「な、なにが!?」
「早紀さんバージンなのっ!?」
「バカ、バカ、このませガキ! なに言ってんのよバカーーッ!!」
「何でバージンなの? すげー!! マジかよ!? しょぼいダンジョンで最後の武器を
 手に入れたみたいな感動だよ!! マジー!? 勃起したしっ!!」
「うわー何言ってんのよ!! ダメだよ!! 何考えてんの!? さっさとこれ外せ!!」

 タケルの大興奮ぶりに早紀はパニック寸前、なのにタケルはお構いなしで早紀の秘裂に
むしゃぶりついた。

「ひゃぁぁっ!! 何すんのぉぉぉ!! ダメ!! だめだってホントにぃぃぃ!!」

 興奮の度合いを示すようにタケルは夢中で早紀の秘裂を舐めまくる。

「あぁぁああっ!! や、やめてっ!! タケル!! アタシもうすぐ結婚するんだから!!」

 早紀の叫びにタケルの舌遣いがピタリと止まる。

「結婚? ……誰と?」
「お見合いしたの! 秋には結婚するんだから、もう止めてっ!! これ以上は駄目だよ!!」

 荒い息の間から告げられる早紀の言葉を聞いてタケルがにたりと嗤う。

「そっか、お見合いか、ずっと純愛して守り通してたんなら諦めるかと思ったけど……
 これはフルコースで頑張るか」
「が、頑張んなくていいから、早くこれはずして……ゔっ!」

 思わず変な声が出てしまう。無理もない、早紀の後孔に浣腸の先が突然差し込まれたのだから。

「浣腸だよ。早紀さん初めて? もちろんそうだよね」
「か、浣腸って……? 何言ってんの、やめて、ほんと止めてよタケル……お願い……」

 早紀のお願いも虚しくプラスチックの容器はタケルの手で握り潰され薬液が注がれる。

「普通40くらいだけど特別200入れてあげるからね。思いっきり出してね」
434凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:30:16 ID:IzJF561V

 早紀は一瞬、出すとはいったい何の事かと思ったがすぐに便の事かと思い到り、身を捩り
タケルに懇願する。

「タケル、タケル! もうやめて、本当にこれ外して! お願い、お願いだから!!」

 早紀が必死な顔で懇願してもタケルはにこにこと早紀を見下ろしたまま黙ってただ時を待っていた。
 ぐりゅりゅりゅと派手な音を立てて早紀の腹は無情にも羞恥の時を刻む。

「お願い、お願い、お願い、タケル! 何でも言うこときくからトイレに行かせてぇっ!」
「……早紀さんって『なんでも言うこときく』なんて簡単に言っちゃうの? そうだなぁ……」

 タケルが椅子のレバーに手を掛けたので、早紀は願いが聞き入れられたのかと安堵した。
椅子の背もたれが上げられて……だが、それだけだった。

「寝たままじゃ、ウンチしづらいでしょ? とりあえず下の袋に納まるようにはなってるから
 大丈夫。安心してひりだして。僕としてはそこらじゅうに派手に出して貰いたいんだけど、
 そうするとパパが怒るんだ僕の掃除の仕方は下手だって……」

 こんなことを他の人にもしてるのか、アキラもそれを知っているのかと早紀の頭の中には
浮かんだが、波状攻撃でやってくる腹の痛みに弱々しく呻くことしかできなかった。
 静かになった早紀の足指をタケルが舐る。その一本一本に舌を丁寧に這わせて誘惑するように
早紀の眼を見つめながら。

「早紀さん。気持ちいい?」
「そんな……わけ……うぅ……」
「でも、尻穴もマンコもひくひくしてるよ。マンコなんか淫汁お尻まで零してぬらぬらしてるし」
「馬鹿なこと……あぁっ! もうだめ! 見ないで!! 見ないでぇぇ!! 嫌、嫌、嫌ぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 ぼとぼとと数個の固形物を落とした後、恥ずかしい事極まりない音を立てて早紀の後孔から
汚泥が噴き出す。

「くっさーー!! ……あぁ、っとと……ごめんね。早紀さん変なこと言って」
「…………うっ……う……」

 タケルは泣きじゃくる早紀を優しく宥めるように髪を撫で、頬に口付ける。そして早紀の
排便がひと段落つくとタケルはイルリガートルの腸カテーテルを未だひくつく早紀の後孔にあてた。

「ひっ! やだ、もうやだよタケル!!」
「これが、毎晩パパがママにしてあげてる事なんだけど」
「えっ!?」

 驚きで一瞬力が抜けた隙にタケルはカテーテルをつぷりと早紀の後孔に埋め込んだ。
そしてもう一度椅子の背もたれを倒した。

「うぁ!? ……な……んで……先生……」
「パパとママの関係、なぁんにも知らないんだ? ママはパパに学校の机の上でレイプ
 されたんだよ。職員室の机の上でも無理やりヤられちゃったり。パパも大概ひどいよね」

 早紀は、嘘だと思いたかった。色々な障害を乗り越えて結ばれた二人に憧れていた。
それなのに、レイプされた上に、こんな恥ずかしい事を毎晩されてるなんて……。
 そうして、薬液の抽入が進むにつれて早紀の懇願は弱々しくなり3Lが納まった後は
浅く息をするのがやっとといった状態になってしまった。
 虚ろな目を開け唇をわなわなと震わせる早紀の後孔からタケルがカテーテルを抜き去ると
一筋細く薬液が出たが、すぐさまタケルがプラグで堰き止めたので早紀はどんなに苦しくとも
排出することができなくなってしまった。
 そうして再び背もたれが起こされた。それゆえに、早紀の腹部への圧迫も増す。

「く……苦しいよ、死ん……じゃう……痛、痛いよ……タケルぅ……痛いの……だから……」
「だから? 上手にお願いができたら出させてあげるよ」
435凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:33:39 ID:IzJF561V

 膨らんだ早紀の腹を撫でまわし、時折強く揉みながらタケルが楽しそうに言う。

「あぁっ! そんな、そんなに……したら……うぅ……出させて、お願い……タケルぅ」
「そんなんじゃぁダ〜メッ!」
「あ゙ぁ、もうっ!! 一生に一度のお願いだから!! 出させて、出させて下さいっ!!」
「あーあ、言っちゃった」

 タケルはくすくす笑いながら早紀のプラグをズルリと抜いた。

「んぁーーーっ!! 出る、出ちゃう!! ウンチ、ウンチー!! あぁぁっ!!」

 極限状態を体験した早紀は軽い脳虚血なのか、もはや何を言っているのか自分でも分かって
いないようだった。譫言のような早紀の言葉とともに腹を満たしていた薬液が、始めは勢いよく、
最後はぼたぼたと吐き出されて行った。

「お腹痛いの気持ち好かったでしょ?」

 元に戻ってしまった早紀の腹部を撫でながらタケルが言う。

「き、気持ちいいわけないでしょ……」

 ぐったりと息の上がっている早紀の事など気にもしないでタケルは早紀の股間を洗う。

「もう……やだよ……」
「そう言っても、ずいぶん気持ち好かったみたいじゃない? こっちの口は正直だよね」

 感じてしまった事を子どもとしか思っていなかったタケルにからかわれ、排出した便を
片付けられて、早紀はただ弱々しく泣き続けるしかできなかった。

「……も、もう……いいでしょ……タケル……十分でしょ?」
「ええ? とんでもない!! 早紀さんには訳わかんなくなるくらい気持ち好くなって貰わなくちゃ」

 そう言うと、タケルはまた早紀の背もたれを倒して、早紀の緩みきった後孔に指を挿し入れた。

「あ゙あ゙っ!! そんなところっ!?」

 そのままタケルが指を蠢かせると、早紀はぎゅっと目を瞑り苦痛の色を滲ませていたが
それでもタケルが辛抱強く手技を続けると早紀の顔は次第に上気し、蕩けてゆくのが見て取れた。

「早紀さん、気持ちいいんでしょ? 指、増やしてあげるからもっと悦がってよ」
「……ちがっ……そんな……はあ、あぁ、ふうぅん……」
「ほら、いい声が出て来た。マンコもひくひく言ってるし……」

 増やされた指が複雑な動きをして早紀の腸内を責めるとその衝撃的な快感に早紀は淫らに
腰を揺らめかせて快楽を貪った。

「やだ、やだ、どうしよう、こんなの初めて……」
「お尻、いいんでしょ?」
「……んぅ……ぃぃ……」

 快楽の度合いを示すように早紀の秘裂からは蜜が吐き出され後孔を嬲るタケルの手を濡らした。
 拘束された早紀の脚に力がこもり腿肉が痙攣を繰り返す。絶頂が近い事を感じたタケルは
早紀の後孔から指を引き抜いた。

「あぁ……な……んでぇ……?」
「後でね。……困ったなぁ、そんな欲しそうな顔しないでよ。抑えが利かなくなっちゃう」

 上気した顔を益々赤らめて早紀が俯く。その間にタケルは衣服を脱ぎ去り準備を始める。背もたれ
の倒されている早紀の目には入らなかったが、タケルの牡は既に起立し透明な粘液を零していた。
436凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:39:31 ID:IzJF561V

 タケルは早紀の脚の間に座り込み、椅子の下から細長いパッケージを取り出して破り、
中から細い注射器を取り出した。もちろん針は付いていないが青緑のゲル状の物が
詰まっている。それに指を添えて、準備を整えるともう一方の手で早紀の秘裂を開き、
花びらを丹念に舐め、クリトリスを刺激して、また反対の花びらを通り、今度は戸渡を
責める。何度かその動きを繰り返し、タケルはクリトリスを舐めながらタイミングを
見計らって、指を添えた注射器を早紀の膣に挿し込んだ。そうして指先で場所を確認して
注射器の先を子宮口に差し入れ、注射器のプランジャを押した。早紀が快楽に翻弄され
何一つ気付かぬうちに。青緑の物が早紀の子宮に注がれていく。

 注射器だけを抜き取った後、指で子宮口を撫で液漏れの状態を確認していると、
その刺激で早紀は達しそうになり太腿を震わせる。

「ふぅぅぅん……あぁぁ……あぁ、いい……イッちゃうっ……」
「あ、やばっ!!」

 言ってすぐさまタケルはすべての刺激を止めてしまう。

「イヤ、イヤッ!! なんで? ひどいよぉ!! タケルぅ!!」
「言ったでしょ? 早紀さんに訳わかんなくなるくらい気持ち好くなって貰いたいって」
「や、もう、充分なのイかせてぇお願い!! お願いぃ!!」

 その後、何度懇願されてもタケルは早紀を焦らしつくして絶頂に導くことはなかった。
早紀は啜り泣き喘ぎながらも絶頂を与えられずに苦しんでいた。

「あ、あ、あ、おね……お願いよぅ……はぁああ」
「まだ、だめ」

 タケルは指先でクリトリスを扱きながら肉襞を浅くゆっくりと舐めまわす。ゆっくり、
ゆっくりと執拗に何度も何度でも……。

「あぁぁん……もっと、もっと奥なんだってば、奥に頂戴……あぁぁぁん」

 タケルはにやりと嗤うと、クリトリスへの刺激はそのままに、立ち上がり自身の肉棒で早紀の
秘裂を擦り上げる。
 早紀はそれが何によってもたらされた刺激なのかも分からずに、ただ、ただ、乞い願った。

「あぁん、奥、奥ぅぅ……奥に頂戴……あぁぁぁん」
「分かったよ早紀さん」

 タケルは準備の整い過ぎるくらい整った早紀の蜜壺に自身の先端を軽くうずめ。
我慢する自分を楽しむように一呼吸おいてから早紀の耳元で言った。

「結婚おめでとう。早紀さん」

 一瞬で早紀の心を凍らせる。と同時に、タケルは軽い障壁など物ともせずに
凶悪な肉槍を早紀の蜜壺にひと息に突き入れた。

「きゃあああああああああ!! 痛、痛い、痛い、痛い、タケルぅぅ!!」

 鳥肌をたてて身を強張らせ、苦痛を表現する早紀を見ながらタケルが舌なめずりする。

「あ、血が出て来た。25にしてやっと大人の仲間入りかぁ」
「ぬ、抜いて、抜いてよ!! 痛いんだからぁぁ!!」
「あぁ、もうっ! すぐに抜くから、待ってて」

 ほっとする早紀の願いを裏切ってタケルは激しい抽挿を始めた。

「や、なんで、痛いってば! タケル、タケル、本当に、もう駄目だよぉぉぉ!!」
「なるべく早く“抜いて”やるから我慢してよ」
437凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:43:17 ID:IzJF561V
「ぬ、抜くって……」

 早紀が今までとは違ったトーンの悲痛な声を出す。

「精子をたっぷり注いでやるよ。そしたら早紀さんは僕のモノだよ」
「な、何言ってんの? そんなの……意味わかってんの!? あぁっ、痛、痛いぃ!!」
「さぁ、1回目行くよ!」

 タケルの宣言通り、タケルの抽挿は速くなり、息も荒く、そして早紀の中で暴れる
タケルの牡は苦しいくらいに早紀の内臓を突き上げてくる。射精が近いのだ。

「――っ!! お願い、お願い、お願いだからっ! 外に出して中は嫌ぁぁあああ!!」
「そのお願いはきけないな。一生に一度のお願いはもうきいてあげちゃったからね。
 早紀さんの処女マンコの締め付けが気持ち好すぎて、もう出ちゃうよ……うぁっ!」

 直後に、早紀の膣内にタケルの慾がびゅくびゅくと吐き出される。

「や、なんで……こんな……」

 処女であった早紀にも何が起こっているかは分かる。自分の膣内に射精されているのだ。

「どうしてこんな事になったのかって思ってる? ――それはね、男と二人っきりになんか
 なるからだよ」
「男って……だってっ!」
「僕は男じゃない? まぁ、いいよ。ここんとこ溜まってたから早紀さんの中にいっぱい
 出させてもらうから」

 再び動き出したタケルに早紀は悲鳴を上げる。

「痛! ホントに痛いんだってば!! もうやめてよ! これ以上されたら本当に妊娠しちゃう!!」
「それいいね。妊娠して大きなお腹の早紀さんともしてみたいもん」

 早紀は恐怖に目を瞠る。自分がどれだけ痛みに泣き叫ぼうとも、困ろうともタケルには
関係ないのだ。自分に対して特別な感情があるわけでもないのだから、思いやる必要もないのだ。

「…………」
「早紀さん、そんな悲しい顔しないで。僕もなんだか悲しくなっちゃうよ。今度は
 ちゃんと早紀さんも気持ち好くするからね?」

 言うとタケルは早紀の乳首に舌を這わし、抽挿で痛む膣から意識を別に移そうとする。
右手はクリトリスを捏ね、左手は早紀の乳房を揉む。

「……んふ……あぁ……」
「良かった」

 何度も執拗に焦らし尽くされた早紀の躰は火が付くのが早かった。痛む筈の膣でさえ快楽を
手繰り寄せようとしていた。
 タケルは少し伸びをして早紀の唇を奪う。その唇の間に舌を差し込み、歯列をなぞり、
舌を絡める。早紀は夢中でタケルの舌を吸い、その唾液を啜って飲み下す。
 タケルは早紀の唇を貪り尽くすと、左手を二人の繋がる処の下へ持って行き掻き出されてくる
粘液を指で掬って早紀の口に挿し込んだ。

「う……うふ……」
「僕と早紀さんの混ざった味だよ。それもバージン風味」

 酸味と苦みと、青臭く、また鉄錆びた匂い、何とも言えない味とにおいが早紀の口中に広がる。
途端に顔をゆがめる早紀の口中に挿し入れた指をタケルは器用に蠢かせ舌を愛撫する。

「う……ふぅうう……うん……」
438凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:46:20 ID:IzJF561V
 口内を愛撫され、いつしか早紀はタケルの指を赤ん坊のようにちゅうちゅうと夢中で啜っていた。

「凄いな、早紀さん。上も下も」

 言ってタケルが早紀の口から指を引き抜くと、今まで抑えられていた早紀の嬌声が解き放たれる。

「んぁああん……いい……いいの……気持ちいい……ぁぁ、はぁあん」
「そう? 良かった」

 タケルは再び、胸への愛撫を開始する。硬さを増す乳首、戦慄く蜜壺、痙攣を繰り返す太腿が
絶頂を予感させる。

「そうだな……イッて乳首がもっと硬くなったらいいものあげるよ……」
「な、何? あぁぁぁ……あぁ、いい、イッちゃう、アタシ、タケルに犯されてイッちゃうぅぅぅ!!」

 焦らし尽くされた後の絶頂は、自身で慰めたのでは得られない、何もかも分からなくなるくらいの
深い絶頂だった。

 そして、霞んだ意識の中から胸に感じる痛みで早紀が浮上すると、早紀の乳首が強く引っ張られ
そこにブローチのような物の太い針が突き立てられる所だった。

「あ゙あ゙あ゙ぁぁぁぁはぁ」
「――ピアス。とても似合うよ」

 にこにこと微笑むタケルを見ながら、乳首の痛みをジンジンと感じて早紀は人生最大の
自己嫌悪に陥っていた。
 いつのまにか拘束の解かれた手で頭を抱え嗚咽を漏らすと、啜り上げる動きで膣から
タケルの精がどろりと吐き出される。
 同級生の息子……小学生と関係を持って、最後は受け入れてしまった。そして、乳首には
こんな物まで付けられて――秋には結婚するのに。

「え? 好くなかった?」
「……もう、結婚できなくなっちゃったよ……」
「したいならすればいいじゃん。まさかバージンじゃなきゃ嫌とか相手が言ってんの?」
「違うけど、そんな人じゃないけど……」
「まぁ、どんなに仲睦まじい夫婦にだって秘密はあるんだし――あのパパにめろめろの
 ママだってユーカーって医者との間にパパには言えない何かの秘密を持ってるんだから――」
「何それ……」

 早紀は別に内容を聞きたかったわけではないのだが、無意味な言葉が口を突いて出た。
タケルは思った以上の早紀の落ち込み様に焦って余計なことまで口にする。

「昔ね、僕が幼稚園くらいの時、医務室で『あの話はアキラには言ってないよ君と私の
 二人だけの秘密』って言ってたんだ。だからどんな家庭でも秘密の一つや二つはあるんだよ」
「――もし……もし、妊娠してたら? 秘密どころじゃないじゃない!!」
「あ、そっか……それ大丈夫だよ。妊娠阻害剤を先に子宮の中に入れといたし」
「な……なにそれ?」
「子宮の中で固まるお薬で、赤ちゃんができなくする。……結婚するなら子ども欲しいよね?
 融解剤を入れてあげるから、1週間以上したらまた来てよ」
「結婚って、無理じゃん、こんなの付けられてっ!」

 早紀は乳首に痛みをもたらしながら揺れるピアスを指さした。

「嫌なら外せばいいよ。穴も直ぐに塞がるし……だけど……僕はもう一つ反対側に付けたいかな……」
「なっ!?」

 顔を赤くして怒る早紀の耳元でタケルは甘く囁く。

「もし、また僕に抱かれてイッたらもう一つ付けてあげる。そしてもう一度抱かれてイッたら……
 今度はクリトリスに付けてあげるよ」
439凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:50:22 ID:IzJF561V
「なっ、ば、馬鹿なことっ……!!」
「そう? 痛くてジンジンして気持ちいいんじゃないの? 三つ全部にピアスを付けたら、そこを
 重い鎖で結んであげる。そして後ろから犯してあげるよ。そうしたら僕が突き上げるたびに鎖が
 揺れてとても痛くて……気持ち好くて、早紀さんきっとオシッコ洩らしながらイッちゃうね」
「そんな……変態みたいなこと……言わないでよ!!」

 早紀は顔を手で覆って啜り泣く。今すぐピアスを外して投げ捨て、ここを立ち去ればいいのに
それができない自分に戸惑って……。

「全部忘れて結婚するのもいいだろうし、秘密の関係ってのもいいよね? それか……
 いっそのこと結婚やめちゃう?」

 早紀は激しく頭を振って泣きじゃくった。一度決まった結婚をそう簡単にやめられるはずなど
無いのだから。

 早紀は悪夢のような椅子から、力なくゆっくりと立ち上がりシャワーを浴びると
衣服を身に着けた。そしてショーツが無い事に気づき深く溜息をつく。

「はい。これ、変えのパンティ。僕は早紀さんがどんな未来を選んでも応援するよ」
「もう、いいよ……」

 早紀はタケルからショーツを受け取り身に付けると、アキラと綾を待たずに帰った。帰宅する
電車の中で、初めて男を受け入れて痛む膣と、タケルに付けられたピアスの存在を感じていた。


 タケルは帰宅した両親にこってりと絞られた。綾には早紀が帰ってしまった理由について
優しくできなかったのだろうと責められ、アキラには浴室の掃除が行き届いてないと責められた。


 その夜遅く、アキラはひとり難しい顔をしてパソコンのモニタを見つめていた。
画面に映っているのは、今日のタケルと早紀のプレイだ。
本来は自分と綾の記録を取るためにカメラを付けてあるのだが――。

《ママだってユーカーって医者との間にパパには言えない何かの秘密を持ってるんだから》


「さて、どうしようか――」

 アキラは、すやすやと眠る綾に視線をなげる。
その瞳に久しく見なかった冷たく昏い翳を宿して……。


**********

――秋――

 空に赤いトンボが飛んでいるの見遣ってからタケルはチャペルの白い壁を眩しそうに見る。
今日は正装で手には白い百合の花束を持っている。そして一人の少年に声をかけた。彼も盛装だ。

「さっ、花嫁の控え室行こうぜ!」
「うん」
「緊張してんの?」
「そりゃそうだよ」

 少年が口を尖らす。

「大丈夫。僕がついてるから。龍之介の初めて貰ってもらおっ!!」
「うん。僕も頑張るから。頼むよ!!」

 どうやらタケルはどんなに両親に叱られても、全然懲りてないようだった。
440凍える月を抱いて 番外 ◆h4.Hpofy9o :2009/08/10(月) 15:51:25 ID:IzJF561V

以上で、凍える月を抱いての番外編 『小悪魔の憂鬱』 投下終了です。

長い間読んでいただきましてありがとうございました。
また、沢山のレスを頂きまして重ねて感謝いたします。
お陰さまで最後まで続けることができました。
本当にありがとうございました。
441名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 23:35:30 ID:R/+pVp2m
おつかれさまです。これからよみます。
442名無しさん@ピンキー:2009/08/10(月) 23:38:53 ID:ymmcsamL
引き込まれて読み耽ってしまいました
書き手さんに最大のGJを

お疲れさまでした
そしてありがとうございました
443名無しさん@ピンキー:2009/08/11(火) 22:25:24 ID:WxmRgmvi
番外編キテター!!
ほんとGJ!お疲れさまでした!
綾とアキラの今後も気になるけど、それよりタケルw w w
子供の頃のアキラと違って無邪気で子供してて可愛いなw

>どこかの焦げてるパン
こげパンナツカシスw

また機会があったらお待ちしてます!

444もののふレッド:2009/08/12(水) 13:36:10 ID:MNUHW/6c
GJ
445名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 01:06:15 ID:ywAl5NC2
お疲れ様でした!
何回も繰り返しよんでますよGJ!
素敵なSSありがとうございました!!
446名無しさん@ピンキー:2009/08/13(木) 23:18:04 ID:jNxlHdtY
レス数は500いってないけどKB450超えたな
一応おねショタスレと統合するとか成人女性て縛りどうするのかとか次スレについて話し合う?
まだ50KBあるし早いか
447名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 19:35:53 ID:nvNCCTpQ
448名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 20:54:21 ID:hc4CCUZd
得体の知れないリンクしても大抵の人は見ないと思うが
449名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 21:21:06 ID:6lVoGBtr
多くの専ブラはサムネ表示すると思うけど
450名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 22:03:15 ID:HVBmrxfX
うちんのしないけど
451名無しさん@ピンキー:2009/08/19(水) 22:22:01 ID:6lVoGBtr
そうか。すまん
452名無しさん@ピンキー:2009/08/20(木) 13:12:21 ID:my6AejFQ
意外と人がいるんだなという驚き
453名無しさん@ピンキー:2009/08/24(月) 21:31:18 ID:mcXZCi0S
保守
454名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 12:43:03 ID:lOa0yF4x
スレ見た感じだとあっちはお姉さん×ショタで
こっちはショタが優勢な感じ

次スレが立つとしたら成人女性に限定せず「ショタに犯される」とかにくくってもいいかもね
女子高校生とかオッサンとかも読んでみたいし
455名無しさん@ピンキー:2009/08/26(水) 13:00:44 ID:31PsCfBH
ショタに犯されるおっさんなんてみたくねーよ
456名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 00:20:45 ID:4hYcKwv5
>>454
保管庫は「おねショタ」っていうくくりでSSを保管してるみたい。
オッサンだと保管してもらえないだろうな。

そういうのが読みたいんだったらこういうスレがあるよ↓

ショタとお兄さんでエロパロ6
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1249810825/l50
457名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 11:00:32 ID:s2tmkPxK
じゃあ、「ショタに犯される女性」でどうだろ
458名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 11:30:33 ID:PDz9AUzI
べつに成人だけとればいいんじゃない?

女性がショタに襲われるSS

え? ってか統合は無しの方向?
459名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 11:37:49 ID:05ULHwC4
つか、ちょっと前から何なの?
統合させたがったりとか、スレタイ改変希望とか正直邪魔だから出てってくんない?
お前らがいるとSS投下や妄想投下の流れにならねんだよ
SSの感想にはあれだけレスが付くのに、統合やらスレタイ改変にほとんどレスが付かなかった時点で空気読んであきらめろよ
460名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 12:08:01 ID:PDz9AUzI
誤解させたんなら謝るよ。ごめんね。
統合させたいってわけじゃなくて

そういう話が出てたけどどうなの? って思って
ほとんどレスが付かないっていうけど
逆にちゃんとした反対意見も出てないように思ったんで

ちょっと前から話題に出るのも、先送りにしたんだから
容量的にそろそろ出てもおかしくない話題だと思うよ

と言うか、はっきり方向性が決まらないままだから
妄想もSSも投下できない状態なんじゃないかなって気はする

スレタイだって別に変更なしで構わないよ
十代のお姉さんを襲うショタを見たい人がいるかなと思っただけのことだし

自分は別にどんな風に決まってもいいよ
そのスレにあう作品ができれば投下するし
違うスレが合ってればそっちに投下するだけの話だから

ただ早めに決めて欲しいかなとは思う
461名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 12:13:38 ID:05ULHwC4
いやだから「先送り」じゃなくて「スルー」なんだよ
現住民は今のスレタイと内容で満足してるから、統合やスレタイ改変には興味ないんだよ
方向性が決まらないんじゃなくて変える必要が無い=現状の方向性で決まってる
そこを理解しろ
なんでいろいろ未定だから早く決めなきゃならないなんて方向に持っていこうとしやがるんだよ
それで変に議論がこじれたらそれこそスレにとって最悪だ
お前は揉め事持ち込もうとしてる迷惑な輩にしか見えないんだよ
このスレはこれまで通りの流れでみんな満足してるんだからそっとしといてくれ
462名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 18:25:28 ID:1kpD/cOz
夏休み・・・なのかな・・・
すげー・・・

>>460気にすんなお前間違ってないよ
463名無しさん@ピンキー:2009/08/27(木) 20:22:57 ID:xAdS9HvU
言葉は荒いけど、言いたいことはわかる。
これはOK、あれはNGとか論争始めて台無しになったスレは多いからね。
このスレに関してはショタが成人女性を襲うのを大前提として、
女子高生などを対象とする場合はSS投下前に警告するくらいでいいのではあるまいか。
それくらいは許容されると思う。
おっさんはさすがにスレ違い過ぎると思うよ。
464名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 01:57:35 ID:C4s69pLw
>>462
正気か。
自演じゃなければ何だろうな。真性か。

何が「すげー・・・」だ。
流れを読んだ上での発言なら、正直、精神年齢を疑うわ。

敢えて厳しく書いてみたが、真意を読み取る努力くらいしろよ。分かったな?
465名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 02:14:20 ID:nK/My/0i
皆どうしちゃったんだ
466名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 02:25:37 ID:lRqOq2l/
よっぽど「成人女性」に限定したいんだろうな
467名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 02:32:37 ID:zGFXFOvr
>>466
こいつのせいでこのスレの命運も尽きそうだな
あとは言い争いが始まるのみ…
もともと問題なくスレタイの内容で運営されていたのを、自分好みのシチュを付け加えようと画策する奴によって
諍いが生まれスレが潰されていく
いつもどこかで行われているエロパロ板の風景…
468名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 02:38:07 ID:U4KdkgRg
もうやめてくれよ。
少なくともこのスレの存続を望む人は、これ以降スレタイや内容に関する書き込みはしないでくれ。
469名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 06:53:16 ID:/NVdiAeX
内容統合は過疎化防ぐために提案してる人もいるだろうに

まあ夏休み終われば落ち着くだろ
470名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 07:30:53 ID:mQ6jK/Rg
>>464
正気か。
自演じゃなければ何だろうな。真性か。

何が「正気か」「精神年齢を疑うわ」「敢えて厳しく書いてみたが」だ。
自己紹介ならよそでやれ。
流れを読んだ上での発言なら、正直、精神年齢を疑うわ。

敢えて厳しく書いてみたが、真意を読み取る努力くらいしろよ。分かったな?


とこうなるわけだな
少なくともこのスレの存続を望む人は、これ以上喧嘩腰の書き込みはしないでくれ。

「成人女性」に限定したいなんつー脳内悪者叩いてる奴のせいでこのスレの命運も尽きそうだな
あとは言い争いが始まるのみ…
もともと問題なくスレタイの内容で運営されていたのを、自分好みのシチュを付け加えようと画策する奴
という脳内悪者叩きたい奴が暴言を吐き散らし
落ち着いた意見言ってる人を気に入らないと押さえつけれた気になってる
諍いが生まれスレが潰されていく
いつもどこかで行われているエロパロ板の風景…
471名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 08:18:34 ID:6XJjps2S
>>469
やっぱり夏のせいかね。
現在30KBぐらいの書いてるがスレ住民で話し合って決めたとこに投下したい
推敲しながら待つよ。
472名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 08:40:04 ID:SskqpIZf
ダメだこりゃ
どうしても改変したい奴が居座ってやがる
話題に出してもレスが付かなかった時点で諦めてくれりゃいいのによ
何が何でも自分の希望設定を次スレに組み入れたいんだろうな
夏のせいとかくだらん理由付けで延命図るなよ
大人しく出て行って別でスレ立てでもしててくれよ
頼むからさ
473名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 08:44:01 ID:6XJjps2S
ご希望通りご自分が出てって新スレ立てどうぞー
何でだめだこりゃなんてスレにしがみついてるの?
474名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 08:46:20 ID:fv8X8Ayi
>>473
馬鹿かお前?
俺はこのスレタイ内容で問題ないんだよ
お前が消えろよ低能君
475名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 08:56:56 ID:dNMXVYVi
自分は今のスレタイと内容で満足だからスルーしてたわけじゃない
先送りしてただけだ

昨日まではどうでもいい派だったのだが
あちらにも生息しているので
過疎化の点からいっても統合がいいかと思う
476名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 09:05:11 ID:m0LQXGYT
じゃあ自分は断固反対です。
この話題が出てからここまで最悪です。
二度と話題にしてほしくありません。
477名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 09:26:27 ID:iO5CVq9V
個人的には統合でもいいんだが、この手の話って反対があれば、そいつがアンチ化する可能性もあるから取り下げるのが普通じゃないのか?
既に煽りたいだけみたいな奴も混じり始めてるし自重して欲しい。
強烈なアンチを生み出して、そいつまで連れていったら向こうも大迷惑だろ。
478名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 12:42:30 ID:e3+aezmH
「おねショタスレとの統合問題」
「『成人』限定解除問題」
これ別だよな

俺はガキに年上の女性がいいようにされる設定が好き
逆は不可 よって統合には断固反対

♀が♀であるゆえに年齢から生じる力関係が逆転されてしまうのが好きなのであって、成人である必要は今のところ感じていない
479名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 13:50:31 ID:lB/6sEZe
てか向こうのスレ見たら提案もされてないぞ
ただの愉快犯だろ
480名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 14:18:09 ID:2m9ejg1s
>>475
自分もあっちのスレと統合してもいいとは思ってる。あっちのスレがずいぶん過疎ぎみだから。
でもこれだけ反対の声が強かったら、先送りにするのがいいかも。
>>477の言うように、アンチがスレを荒らし始めたら困るし。

とりあえずこっちで2スレ目を立ててみて、その結果酷く過疎ってしまったらあっちと統合する・・・というのも一つの手。
投下が続けば3スレ目4スレ目と立てていけばいいわけで。

「成人女性」のくくりに関しては、>>456>>463の意見に賛成。
「ショタが成人女性を襲うのを大前提として、 女子高生などを対象とする場合はSS投下前に警告」。「ショタ×オッサンネタは他スレ(ショタとお兄さんでエロパロ)へ」。
次スレからテンプレに入れるのはどうだろうか、と提案してみる。
481名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 15:47:53 ID:1jOAzfRI
アンチは間口を広げたくないって言ってんだし
女子高生も19歳女子大生も向こうのスレでいいじゃない
482名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 16:18:48 ID:mQ6jK/Rg
アンチに屈するのが当たり前みたいのがちらほらいるなあ
自演くさいけど
こんなん言うこと聞いてたら次、また次の我がままだと思うがな
そんでちょっとでも反論したら悪者認定ファビョリで荒唐無稽レス連打
今回もそうだけど

まあほぼ一人の職人さんのがんばりとはいえ450KB超え、現在461KBいったんだから
次スレもいいとは思うけどね
過疎ですぐ落ちそうだけど
483名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 16:25:33 ID:6XJjps2S
しかし毎度思うがショタ系スレのアンチのファビョりってひと味違うなw
484名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 17:24:30 ID:F2NrZO3C
>>482
とりあえず次スレに来ないでねw

>>483
お前の推敲してるSSとやらも不要だからw
485名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 17:55:52 ID:PzGbnd3T
>>483
夏だな厨はお帰りください
486名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 18:15:49 ID:yBxYyS2a

 パターンどおりのスレ進行でワロあきれた。
487名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 20:10:43 ID:6XJjps2S
さっきからアンチのいいなりになろうレス連発で自演くせえと思ったらやっぱ荒らしが自演で糸ひいてただけか
アンチ呼ばわりされて貶められてるはずなのに都合の悪い特定レスにしか反応しねーのわかりやすすぎw
夏だなぁとかそんなとこでしか反論できないテラ惨めw
次スレにこないでねw
リアルと同じようにお前の存在すらがいらないからw
488名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 20:20:40 ID:mQ6jK/Rg
あれだけ威勢よく何行にも使ってスレ住民に罵声浴びせてたのに
最後は一言ぼそぼそ呟くだけのこの体たらくw情けねえーwwほんとリアル軽く想像できるww
まっ俺はスレ住民じゃなくてただの荒らし煽りだけどさw
489名無しさん@ピンキー:2009/08/28(金) 23:46:21 ID:v8YECLg4
だから愚痴スレにコピペ貼ってたのか
490名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 05:58:05 ID:eTijWfAK
>>480の意見でいいと思ってたけど流石に職人叩きは頭悪すぎるわ。
スレは職人ありきなのがわかってない。

次タイトルは「ショタが女性を襲う」でいいよ
とりあえずこの流れで気分悪くした職人ごめんな
491名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 09:01:17 ID:B5KK6XWa
見えない敵との戦いは不毛なものだって、ばあちゃんが言ってた
492名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 10:16:37 ID:5Px0+mUv
夜中にもっと意見が伸びるかと思ったら...

ここはそんなに人がいないのかな
だったら新スレ立てても維持は難しいのでは?
ここが無くなっても新スレ立っても最悪向こうがあるからいいと思っているのか

その辺は分かりませんが
正直、財源も無いのに新スレ新スレって言ってもなと思う
なぜなら、このスレのレスの1/5以上は自分がレスしたものだから
その上、これから自分のウェイトは別シチュ系に移動するのが決まっているから

なんにせよ新スレ立てるなら
みんなでネタ振り合うとか盛り上げるように頑張らないと
493名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 13:55:00 ID:5CL+mmMu
統合先のスレで話題になってもいないのに、こっちでだけ騒いでてどうするん?
統合したい人は向こうでも意見くらい聞けば良いのに
494名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 15:29:58 ID:5sRA/HkC
>>492
>ここはそんなに人がいないのかな

新スレか統合かで決めかねている人もいるのではないかな、と思った。
それだけではなくて、スレが荒れている時に書き込むと余計に荒れてしまうかもしれないから、
書き込みたくても書き込めないとかね。
495名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 16:30:56 ID:5CL+mmMu
492のようなあからさまな煽り荒らしに反応してどーする
496名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 17:23:00 ID:CcdYW2LN
過疎ったら嫌だから統合しようって
別に過疎ってないしSSも投下されてるし
めでたく容量満たして次スレだろ
何も問題は無い。ディモールトベネだ。

ショタ攻めお姉さん受けがもっと増えますように〜
497名無しさん@ピンキー:2009/08/29(土) 19:10:34 ID:tdeFFSle
とりあえず「統合」と「過疎」はNGしとけ
最初のスルーが正しい姿勢だったってことだ
先送りだと思ったとか言いだす奴がいても相手にする必要は無い
構って欲しくてたまらないレス乞食が必死になってるだけなんだから相手するだけ無駄
498名無しさん@ピンキー:2009/09/01(火) 23:58:10 ID:oeBDiXrL
鬼畜ショタになぶられる美熟女ハァハァ
499名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 03:41:21 ID:kvA9gLV9
昔見た小学生に犯されるプール監視員のお母さんSSが
生々しくて良かった。もう一度読みたいが色々失念して解らないや
500名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 11:29:25 ID:qRRLNRG+
お尻ペンペン
501名無しさん@ピンキー:2009/09/02(水) 20:27:12 ID:i8PPNxQ/
最初のスルーが正しい姿勢ww
自分正当化するためならいくらでも嘘吐いて当然のゴミ糞野郎必死だなww
てめえが最初ファビョらないで落ち着いたレスしてりゃこんなことにはならなかったんだぜ?w
502名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 01:34:06 ID:CcdiWbJf
>>499
思い出すんだ!
君になら出来る、諦めたらそこで試合終了だぞ

マジガンバレ、
503名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 07:46:30 ID:KkWr/xnQ
>>501を起こさないでくれ。死ぬほど疲れている。
504名無しさん@ピンキー:2009/09/03(木) 07:51:06 ID:AQJJeVBz
505名無しさん@ピンキー:2009/09/04(金) 22:56:49 ID:MajaqK+Y
>>504
これで悪ガキが小学生なら最高だな
大人の女性が尊厳もプライドも子供の玩具にされてズタズタにされるとか考えると萌える
506名無しさん@ピンキー:2009/09/05(土) 00:39:59 ID:nf4RXBgv
それ、最高ね
507名無しさん@ピンキー:2009/09/07(月) 00:01:37 ID:C4/CQkls
保守
508名無しさん@ピンキー:2009/09/08(火) 21:17:15 ID:hLvYIn/Z
糞ガキにアナルまで犯されてマンコや乳首にピアッシングされる熟女ハァハァ
509名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 09:28:58 ID:6eyE+Z82
>>503
なら死ねば
誰も悲しまないよお前ごとき
510名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 13:06:15 ID:kYh6OYNX
>>504
それなら、主人公の自分より年下のガキに母親が犯されてるっていう寝取られ感もたまりませんなー
よくある「20代に見える締まった体」じゃなくて肉が垂れ気味のだらしない体なら最高だ
511名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 15:55:54 ID:Q5aANdEF
>>509
お前は何を言ってるんだ?
512名無しさん@ピンキー:2009/09/09(水) 21:54:19 ID:1hS7XuFq
>>510
素晴らしい妄想だ
まぁ、垂れ気味のだらしない身体にも限度があるが
適度垂れてるのは実にエロい
513名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 00:22:06 ID:2/oPSxUB
寝取られとおねショタって相性いいよな
514名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 00:45:30 ID:TICkJKYB
プールとスーパーは垂れ気味ボティの聖地。オフィス街近辺や駅前スーパーなら垂れすぎは少なめ
515名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 00:48:29 ID:TICkJKYB
>>513
同意。お気に入りのものには大抵両方入ってるわ
516名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 03:08:12 ID:seO9w4fY
垂れ気味ボディの綺麗なオバサンハァハァ
517名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 14:14:01 ID:ga6wJgjj
俺は垂れ気味はちょっと・・・

若くてきれいなお姉さんが鬼畜ショタに無理矢理・・・ってのが俺のツボだ。もちNTRで。
518名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 20:58:58 ID:iTn/97Ii
NTRは俺はやだな。
ショタのときに手をつけられてショタが青年になったときまた束縛再会がいい。
519名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 21:55:06 ID:b9lZ4BL1
>>511
ほんとどうしても言い返さないとすまないんだな
いつまでもとぼけててやだからいうけど
それこのスレに居座らせたの確実にお前なんだよ…
少しは反省してくれ
520名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 22:44:56 ID:dZ+MMSYJ
日本語でおk
521名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 22:59:12 ID:iTn/97Ii
人畜無害そうなショタにお姉さん顔してたら翻弄されるのもいい。
姉御系なお姉さんが手足の自由を奪われて黒化ショタに無理やりみたいな
ここの住人はショタは巨根と皮被りどっちが好み?
522名無しさん@ピンキー:2009/09/10(木) 23:10:53 ID:seO9w4fY
>>521
エロかったらなんでもw
523名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 00:28:08 ID:BiJJo9X9
>>521
ズル剥けで大人よりは小ぶりだけど子供にしてはデカイ、大きくなったらさぞ立派なモノになるんだろうな、がイイ

若いお姉さんなら、Seriousmoonlightの陽子シリーズテイストで、
イイコトを仕掛けたつもりが小スケベな子供が悪戯を通し越して発情、犯しちゃう展開がいい
子供は不良でも手練手管でもない、ただの小スケベな性格で少しお調子者
そんな妄想が主食です
524名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 01:13:30 ID:Zty9zfMc
普通っぽいショタとかお坊ちゃんぽい礼儀正しいショタとかいい
周りからは信頼されて愛されてるけどお姉さんにだけはそれはもうエロエロな感情でいっぱい
525名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 02:50:27 ID:QT3q/50a
>>520
涙拭けよ
もう出てくんな
放置してたけど見てて哀れすぎる
526名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 03:21:33 ID:dEx21mVC
>>524
好きな女にだけは鬼畜で変態になっちゃうんですね
527名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 09:05:38 ID:sZ4yjQr8
>>525 ん? 悔しかった?w
528名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 18:08:13 ID:dEx21mVC
こんな子供の肉便器にされて悔しいと出てきた涙をふく美熟女?
529名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 20:18:46 ID:MRFJvd5h
こんな子供の肉便器にされて悔しいはずなのに感じちゃってると困惑しつつ喘ぐ美熟女?
530名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 21:10:33 ID:mLT370zv
奥手で内気のお姉さんとスレにスレまくった真っ黒ショタがいい。
子供は皆純真と思ってるので喰われるとは夢にも思っていない。
子供のいたずらとおもっていたら
思いっきり腰が立たないほど一方的にやられちゃってるのに
世間的にはどうみてもお姉さんの方が悪者なのでどうにもできない。
ほのかにショタの方が恋心持ってればさらに良し。
531名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 22:46:02 ID:dEx21mVC
好きなのに奥手で内気なお姉さんに酷い事して虐めちゃうどす黒ショタか
532名無しさん@ピンキー:2009/09/11(金) 23:09:03 ID:Orlb3V1a
なんで京都弁なんだ
と思ったら『いじめちゃう「どす黒」ショタ』か
533名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 00:38:50 ID:TSGvCeqD
京都の芸者にいろいろとエロイことをするショタハァハァ
お風呂に入ろう一緒に寝よう着物の下着をはだけさせてry
534名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 01:04:11 ID:8uj7R8P2
「ぼくは、殿様のむすこなんだぞ、えらいんだぞ!」
「はいはい、お坊ちゃんは偉いどすね^^」
「あー!ぼくを子ども扱いした!!許さないぞ!ぼくだって男なんだからな!!」
「あれあれお坊ちゃん、もうやんちゃでらっしゃる。もう遅いからうちらとお休みしましょうね〜」
「まだ寝ない〜〜!!」

あれ、襲われてない。
535名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 03:22:02 ID:zHTDKhaU
このスレにあるまじきほのぼのっぷりw
536名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 19:47:45 ID:TSGvCeqD
>>534
いいなあそれw
ショタは思いつく限りのエロいことをしているのに、手練手管百戦錬磨のお姉さんに軽くあしらわれてるの
ありそうでなかった方向性で斬新に感じた
537名無しさん@ピンキー:2009/09/12(土) 22:06:12 ID:N+RGrYn6
>>534
後の夫婦が出会った当初の1コマであるとかいうナレーションが付くんですね
538名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 23:32:58 ID:yrx+GBGP
妖艶なお姉さんとエロガキか
539名無しさん@ピンキー:2009/09/13(日) 23:46:25 ID:Rgs1SVWC
いいですね
540名無しさん@ピンキー:2009/09/15(火) 01:20:00 ID:VN87TOYs
素直に萌えた
541名無しさん@ピンキー:2009/09/17(木) 23:33:26 ID:ZN1muYr8
どす黒エロガキに犯されちゃう綺麗なお姉さん
542名無しさん@ピンキー:2009/09/18(金) 21:53:48 ID:3WMFPPxX
a
543名無しさん@ピンキー:2009/09/20(日) 09:17:20 ID:QrqYExUI
ちょっと早いが次スレ立てた。

成人女性がショタに襲われるSS その2
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1253405764/l50
544名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 02:59:56 ID:mFWJN1mR
埋め?
545名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 07:47:24 ID:Wk4NdImg
んじゃ埋めるか。
546名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 07:51:01 ID:Wk4NdImg
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547名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 07:53:46 ID:Wk4NdImg
  _n
 ( l    ハ,,ハ
  \ \ ( ゚ω゚ )
   ヽ___ ̄ ̄  )   お断りします
     /    /

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 ̄     \    ( E) お断りします
フ     /ヽ ヽ_//

        ⊂ ⊂ヽ、  /)/)
          c、   `っ(  ヽ     お断りします
        (   v)c、  `っ 
          V''V  (   v)  / ̄`⊃   お断りします
               V''V   |  ⊃     
                   (   v)  ハ,,ハ  
                     V''V  (゚ω゚  )   お断りします
                          ⊂⊂ ヽ
                           >?   )
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                          ((⊂  )   ノ\つノ\つノ\つノ\つ))   お断りします
                             (_⌒ヽ ⌒ヽ ⌒ヽ ⌒ヽ       お断りします
                              ヽ ヘ } ヘ }  ヘ } ヘ }
                          ε≡Ξ ノノ `Jノ `J ノ `J ノ `J
548名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 07:55:17 ID:Wk4NdImg
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.  !l ヘ   lヽ|cゝ!;;;;;;;___/   !  \ ! ,ミヽ、N ! \ |   .l l  `y'  
 /i|// ヽ  ', :::::::::::::::::⊃       ヽ! / ヾヾl、|    |  ! |   |
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' / / / .人\ゝ.       ,      ⊂ヽ、;::: /ゞ!  j  |   .|  
/ / /  / ヽ `            :::::::::::`~ぅ/.|  ∧  ! |  |
/,.ィ'   |--ー>,     r 、      ::::::::::,.-" ,. l ./ ∧ ',l  |
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549名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 07:56:30 ID:Wk4NdImg
        ハ,,ハ 、       ハ,,ハ     l     ハ,,ハ      /    ハ,,ハ
 ((⊂ ヽ ( ゚ω゚ ) ヽ      ( ゚ω゚ )    .l ━⊂( ゚ω゚ )    /   ( ゚ω゚ )
   | L |   '⌒V /ヽ     U θU    l  ========  \  /    /   ヽ
    ヽ,_,/   ヽ_./  ヽ/ ̄ ̄T ̄ ̄\l/※※※※ゞノ,_)/     | |   | |
  __,,/,,   i    ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧    .| |   | |
 (  _     |   <  十` |ヽl/ ∠ レ ||  キ  十  >  ||   ||
  \\_  ̄`'\ \ <  .の  .| 木ノ|  ノ .l__ノ oー ゚l   >   し|  i |J
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       ハ,,ハ     ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨        ハ,,ハ
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  iコ==ラ`'i9m   / ⊂⌒( ゚ω゚ ) ( ⌒ l' *   ハ,,ハ. | |  +ヽ     /    \
     ./  /l/  /   `ヽ._つ⊂ノ⊂( 。.l  .  ( ゚ω゚ / /     ヽ ((⊂  )   ノ\つ))
    /  /    / /)    〃∩ハ,,ハ  l + y'_    イ    *   ヽ   (_⌒ヽ
   /  /    / ( ⌒ヽつ⊂⌒( ゚ω゚ ) l  〈_,)l   | *     。 ヽ   ヽ ヘ }
  i' /l .l,    / ⊂( 。ω。)つ.`ヽ._つ⊂ノ l   lll./ /l | lll    +   ヽΞ ノノ `J
550名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 07:57:05 ID:Wk4NdImg
  r「l l h
  | 、. !j
  ゝ .f         _
  |  |       ,r'⌒  ⌒ヽ、
  ,」  L_     f ,,r' ̄ ̄ヾ. ヽ.
 ヾー‐' |     ゞ‐=H:=‐fー)r、)
  |   じ、     ゙iー'・・ー' i.トソ
  \    \.     l、 r==i ,; |'       
   \   ノリ^ー->==__,..-‐ヘ__
     \  ノ ハヽ  |_/oヽ__/     /\
      \  /    /        /  |.
        y'    /o     O  ,l
551名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 07:57:55 ID:Wk4NdImg
 o ゜            ○    ゜ ゜゚  ゚ .       。   o      ○o
   o 。   ゜゚  ゚ .  o  ヽ (⌒    r    ⌒ヽ/, )  /⌒) ),   ○o  / /,
         \丶 r⌒ヽ  (⌒⌒)  r⌒ヽ/,   r⌒ヽ (⌒   r⌒ヽ/,   / /,
   ヽ  、、;(⌒ヾ ⌒-丶(;;;(⌒  ゜゚  ゚ . . (((⌒ハ,,ハ   ⌒)))       ,⌒⌒);; /⌒) ),  ,
 、ヾ (ゝ                         ( ゚ω゚ ) ゜゚  ゚ .      __ /, ,⌒⌒⌒) 
 、\(⌒ゝ;(⌒ヾ   ;;⌒ヾ  ハ,,ハ     ;;⌒ヾ   O┬O        ハ,,ハ |__|    ⌒)/)) .,  /
((⌒-丶(;;;(⌒ゝ;;⌒ヾ.    ( ゚ω゚ )          ( .∩.|    ,⌒  ( ゚ω゚ )|__|  ,⌒⌒);;;;;)))⌒) 
 (;;;;(⌒(⌒;;(         O┬O          ι| |j::..       O┬−へノ    ,⌒  )  ;;;;;)))⌒)   
ゞ (⌒⌒=─         ( .∩.|,  (⌒ヾ     . ,∪::::::⌒     ( .∩.| ,       ⌒ ⌒);;;;)))⌒)
 、\(⌒ゝ(⌒ヾ       ι| |j::...                       ι| |j::...     ,⌒   ─=⌒⌒)ノ;;ノ;;;::)
((⌒≡=─.     ⌒ヾ    ∪::::::    (⌒.ヾ        ⌒     ∪::::::           ─=≡⌒)丿;;丿ノ 
((⌒≡=─.                                        , ⌒─=     ≡⌒)  丿   

                                                            ..┼ヽ .ー  レ  -|r‐、. レ |
                                                              d⌒) 、_ (__  /| _ノ  __ノ
552名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 07:58:29 ID:Wk4NdImg
                ∧_∧_∧
            ___(・∀・≡;・∀・) ドキドキドキ
             \_/(つ/と ) _
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
        |           .|/

                       _∧_∧_∧_
        ☆ パリン 〃   ∧_∧   |
          ヽ _, _\(・∀・ ) <  マ
             \乂/⊂ ⊂ ) _ |_ _ _ __
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| .  ∨ ∨ ∨
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
        |           .|/



   _  ___
   \>,\/

          <⌒/ヽ-、_ _
          <_/____ノ
553名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 07:59:59 ID:Wk4NdImg
                   ∧,, ∧
                   (`・ω・´)   
                     U θU
                 / ̄ ̄T ̄ ̄\
                |二二二二二二二|
                |        |
パシャ パシャ  パシャ パシャ パシャ  パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
   パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ  パシャ パシャ パシャ  パシャ  パシャ
 ∧_∧      ∧_∧     ∧_∧  ∧_∧    ∧_∧     ∧_∧
 (   )】      (   )】    (   )】 【(   )    【(   )    【(   )
 /  /┘ .   /  /┘.    /  /┘ └\ \   └\ \   └\ \
ノ ̄ゝ     ノ ̄ゝ      ノ ̄ゝ     ノ ̄ゝ    ノ ̄ゝ     ノ ̄ゝ
554名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 08:01:31 ID:Wk4NdImg
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555名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 08:02:17 ID:Wk4NdImg
      ||
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       !|_
     〃ヽ:::ヽ
    レ`゙ヽ:;;ノ
   /井i #i^
   / i |  キ!
  / |ニ!井 |
  ノ ノ´! ___!
  ヽlii::ii└! r'"!
   lii::ii::ィ'rノ、_|
   !ii::ii::`´ii::|
  ,!ii::ii:::ii:::ii::l
  !:ii::ii:::ii:::ii::i|
  .l::ii::ii::::ii:::ii:::l   
  l_;;;ii;;--r、;;;ii|
  `ーFl-‐|_,l-'"
   (ヽ! (-、゙!    ┼ヽ  -|r‐、. レ |
    ヽiノ `、y'   d⌒) ./| _ノ  __ノ
556名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 08:04:21 ID:XDX1lES/
                      クルッ
                        ハ,,ハ     ミ   _ ドスッ
                      ( ゚ω゚ )彡―─┴┴─―
    *  *  *  \        /   つ  お断りし /      ハ,,ハ
  *          *  \    〜′ /´ └―─┬/       ( ゚ω゚ ) お断りします
 *    ハ,,ハ     *  \   ∪ ∪       /        /    \
 *   ( ゚ω゚ )    *    \         /       ((⊂  )   ノ\つ))
 * お断りします  *       \∧∧∧∧/             (_⌒ヽ
  *           *       <         >            ヽ ヘ }
    *  *  *        < の し お >       ε≡Ξ ノノ `J
────────────< 予 ま 断 >────────────
          オコトワリ       < 感 す り >
  ハ,,ハ    ハ,,ハ     ハ,,ハ   <. !!     >    ハ,,ハ
 ( ゚ω゚ ) ( ゚ω゚ )  ( ゚ω゚ )  /∨∨∨∨\   ( ゚ω゚ )<お断り    ハ,,ハ
   │      │      │   /            \           します>( ゚ω゚ )
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               /   ♪お断りします♪   \
              / ハ,,ハ   ハ,,ハ    ハ,,ハ   ハ,,ハ \
                 ( ゚ω゚ ) ( ゚ω゚ ) ( ゚ω゚ ) ( ゚ω゚ )
557名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 08:06:41 ID:XDX1lES/
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      / /ー '^′`ー:: ┼l_」ヘ/|   /     /
       H'´ ≡/////≡  | /  | j  /     /
      l{ ::::: ┌─ ┐ :::::: 冂ヽ lく /    /
     八   |   |   l´レj /    /     また次スレでね〜!
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     〈_/ rく ` ー--‐ 7´:! {:{    /
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558名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 08:09:27 ID:XDX1lES/
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559名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 08:12:48 ID:XDX1lES/
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560名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 08:13:57 ID:XDX1lES/
      l   l   ├ーーーートト--L,__  ./   ./   .l,   .| |   ゙l    l;; |:::::::"
     l    l    l      | |  l゙  ~"メ=ュ。、/    l,   .| |.  ゙l     |;; ト、::
     ヘ,   i),   l       | |  l   .l゙ _,_ミミミ<;-、,_ヽ,   ゙l, ゙l,  l,    |;; |::.ヾ:,
      ヘ,  i, i    i,       |. |, l _,.、ト爨爨鈩***+ミミュ;、,_.゙l,;゙l,   l,   |;;; |:::'
      |l;  i ゙i!  ゙i,     .| |, ,l‐' .|少'´:::::,、‐'""`ヾミミミミミミ;;゙l,,_ ゙l,  |l;;; ゙|::: ..,/ ;
ヽ      i,i  i ゙i,  ゙i,     | λ  /l:::::::::;/'<つ;;/l;;;;;;;;'),`ヾ默ミミiミミ゙ト;、,,_I」;l」ャ=',ノ::  ::..
 |        i;'i, i, ‘i,   ゙i,     λ爨lλ  ト''´ /ブ~ ;;lllll;; ~';;),''::::`爨ミi,~~;'‐┼'F'ト;".‐'"  ';ヽ
 ヽ.     ゝ i,i, . ゙i,  ゙i,  ./ 儻"゙l;i  l  |;;;;  ;;ll ll;;;‐-,;;),  \キ, 》、 ゙l, ,|::ベ,l;:::::ァ ,,,,,,,,,,,_
  ヽ     ゝ.ヾ  `i;. X.ヘ.  Y:::::;'l;i l,  .|;;;;  ;;ll ll;;  ;;;|    ヽ`::::゙l, ゙l, |::::ヘ,l, =''''''''''''''~~
    ヽ     \   ,X~.ヽ \;、 l,::;. ヾ, l,  |;;;;  ;;ll,ll;;  ;;;|    :::::::::ヽヽ, |,::::: ヽ 
.     ヽ.      \ ´ ゞ、ヽ. ヾ、ヘ;,. \.', ゙ャ;;,  'ヾll;  ;;;    ,::::::::::::.ヾi、ヾ;;::. \-=-
ヽ、   \      \  ヘヽ.\.  `ド;、  ヾ、 \;, ,,     ノ    ,ノ::::::::::::::::.ヾ;,l,ヾ;,
. | ヽ,   \     \  ヘ \\ `i,::\_, ヾ  `ヾ、;;;;;/  _,.。;_,,::l゙゙゙'''::;;;::''''''::.ヾ、 \
`1 ヽ、   \     \. \. \\ '、ヽ`ヽ、    _,,.。ャェィン'"  ...:::::::::ァ   '':::.ヽ
ヽ,\  ヽ、   \     \.ヽ, `ヾ;.、\`'主王王玩=""   _....:::::::ッ"      '':.  
_| \ヽ.  ヽ、    \       \ヘ,.  ヾ、.ヾー----    ....::::::ヌ”"゛
゙|  ヽヽ ノ| `ヽ、  \     `ヾ;;、   `ヾ:;.、                       
,|   ~ヾ、」     `ヽ、_. `ヽ、.     `ヾ;     ~`ー                   /|
,.\ /   l`ヽ、    `ヽ、_`ヽ、__   `ヽ、                         ノ/   
こ,_\    l   `ヽ.       T‐t、_`'‐ュ,__ `ヽ、                       `(,
 ./ゝぃ、. l.              | ゝ `"'-、,王-、こ;ェ、                    
../   ~" l   il         |. \    ~`''''‐-ニニ>、      .:  /ヒュ、,___     __,,,,、-ー-、
/       l  /|         |   \                   .:::// ./`´ ~~ ̄^''''~~~~~~~~ ~`''´~~`)\
      l /|        |    |)、               .:::// ,、ゝ ,、,               ノ ノ
/       .l ./ .|      i  .|   ノ゛.\           :::::il./ ゝ・'´~`''''''  ''''''' '''''''''''''''''''≦ミ彳´
      ,l /  .|       .ノ  |   ./   ゙ヽ、_         :::::|| (
      l/  .|     .ノ  ‖  ノ      `ヽ、_        `';`ゝ、〜〜-ー〜-----、,、-〜-、,,,,...ノーェッー
      ノ   |/    /./  ./l /            .>、.,_       ̄ ̄ ̄ ̄~~~~~~~~~~~ ̄ ̄ ̄ ̄~゙
         /    ノ ノl   |/ /            /    |`'‐ュ,_
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561名無しさん@ピンキー:2009/09/21(月) 08:15:02 ID:XDX1lES/
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562名無しさん@ピンキー
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