コードギアス 反逆のルルーシュ エロstage12
テンプレないが、とりあえず近親相姦とかスカトロとか猟奇とか、
投下する内容のタイプを注意書きしとくのを奨めます
なんで前スレで話し合わなかったの?
乙です
しつこい人もいるのでテンプレに次から加えたら
どうでしょう
やおいネタについてもどうするかとか
立ったんですね。弾かれてよかった。
>>1乙
やおいとかも注意書きさえあれば弾きやすいし構わんのじゃないかな
>>5 了承してくれた直後にすれ違いで申し訳ない
やおいのエロはどこか投下できるスレとか別にあるのだろうか?
ないのならば見たくない人がNGで避けれるようにに配慮しとけばいいと思うけれど
>>1乙
基本的にこのスレって男×男以外は大丈夫ってスタンスじゃないのか
過去にはそれこそ近親ものも百合も普通に投下されてるもんな
近親相姦が嫌だとか言ってる奴はただのナナリーアンチが一人で言ってるだけだろ
つかそいつがこのスレから消えてくれればいい
ナナリーアンチスレにでも言ってろよ
職人に迷惑かけんな糞が
>>1乙
>>5も乙っす。
みんな、新作が来るまでテンプレについて話し合わない?近親とかロスカラとか猟奇とかをどうするかについてさ
ルルC厨だかルルシャリ厨だか知らんがルルナナは公式
見たくないならギアス見るの止めろよクソ荒し
BL以外はおkだったよな
最近の流れを見てると自治とかではなく同一人物がずっと荒らしていると思う
そしてかなりナナアンチの奴
誰を嫌おうがかまわんがそれ用のスレがあるのでそっちでやってくれ
ここは良いエロSSが投稿できればいいのにその一人のせいで作品を
投稿できなくなてるからな
荒らしは2種類いる様な・・・
ナナリーアンチのヤツと、コピペしまくってID切り替えるヤツ
もしかしたら同一人物かもしれんが
>>10 そこらへんのところをハッキリさせれば
少しは荒れなくなるだろうし
作品の投下もやり易くなりますな
とりあえず、やおいネタはそれ用のスレがあるんすか?
ロスカラは本編じゃないから駄目なのか。
でもアニメ終了したのに今更ギアス関係スレを増設できないし、
ここに注意書き付きで投下したらいいと思う。
801スレがある
エロまでいいのかは知らないが
兄と妹とかは他の作品のエロスレでも普通にやってるから今更とがめるのも馬鹿らしい
>>16 やおいを「語る」スレならばありますが、SS投下となるとちょっと難しい。
「BLSS」を投下するスレはあっても、「ギアスのBL専門」のスレは私が知る限り存在しません。
あーやおい系統は801板の方に任せればいいのかな、
覗いたことがないから投下できるかは知らんが餅は餅屋ってことで
ロスカラはSSスレがあったがあっちはエロは駄目な筈だよな?ロスカラもここで構わない気がするが
ロスカラも一時期許容されてたよな・・・
注意書き付ければ大丈夫なんじゃね?とは思うが
>>14 さすがに数スレ前からしつこすぎるのでマジで腹が立ってきたわ
投稿できない雰囲気を作るし
マジでこの世から消えて欲しい
アンチが出て行かないことにはどうにもな。
作品に制限つける必要はないよ。付けるべきは注意書き。
BLは、801板で趣味の合う人達とやってるみたいだし〜
それとは別に訊きたいんだけど、BLを投下したい人がいるの…?
>>22 つかロスカラも変な一人が止めろって叫んでるだけだしな
ただのキャラアンチのためにそこまでしなくてもいいとおもう
801以外はおkでいいだろ
そんな制約がいっぱいあるエロスレは無いよ
絶対21歳に達してないな。
少なくとも精神年齢は子供。それも中学生レベル
>>23 あえて言っておくが、荒らしは最低として
荒らしの話題をするのも、荒らしだからな。
無視してやり過ぎしとけ、酷い様なら黙って削除依頼だせ。
それが嫌なら、最低板にスレでも立ててそこで愚痴ってろ。
じゃあ、やおいネタは基本的に801板でということですね
これも一応テンプレに足しますか?
・801ネタはヤオイ板でお願いします。
みたいな感じで
>>24 アンチはエロが嫌でこのスレ自体を無くしたいのかね・・
ただのキャラアンチなら消えろやって思うけど
>>27 それにしても今の状況は酷すぎる
削除以来を出しても意味が無いし
投稿できないならエロパロスレ自体の活動ができないからな
SSを投下する人は、カップリングと注意書き、あと「苦手な人はスルー願います」を前書きに書くといいかも。
皇帝ルルーシュ×ナナリー
軽めですが暴力表現があります。苦手な人はスルー願います
こんな感じでどうでしょうか?
>>27 スルーで対処できないレベルまできてるから話しあいしてんでしょ
作品が投稿されないのだから無視してやり過ごせないよ
>>31 それでいいとおもうけど
荒らしが守るかどうかだな
近親相姦云々は良いかな
騒いでたのは一人みたいだけど、他にも苦手な人は居るんかな?
>>27 言い方ってもんがあるだろ。お前さんも荒らしに見えるぞ
>>31 いい感じ。ところであんたの口調、なんとなく心当たりあるような気がするんだけど
>>33 苦手な人がいるかはわからないけど、投下の際に作品のタイプ記述しておけば
読みたいものも探せていいんじゃないかな
注意書きしとけば、わざわざ「苦手な人は〜」の一文いらなくないかな。
投下でいちいちそれを宣言するより、テンプレにまとめて入れてほしい。
生理的に受け付けないけど目に入れないから好きな人はご自由にって感じ
別に好き嫌いはないよ
つかギアスファンはめんどくせーって思うわ
エロパロスレでこんなに自治を求めるな
ていうか自治してる流れは職人が投下しやすい空気ではないよね
だよなあ
好き嫌い云々もチラ裏だな
一々言ってくるヤツがうぜーわ
つーか最近の流れで
ここの板を半年ROMれ…と思わずにはいられなかった
このスレしか覗いてない人も多いんだろうな
>>31 大体うまく回ってるスレは
・できるだけタイトルをつける(NGワード兼用になる)←難しいので「できれば」
・カップリング提示
・属性注意
・NGワード(上記で兼用する場合が多い)
をまず1レス使って載せるよ。
テンプレにもそれを書いてある。
荒れちゃってるし、書き手さんも遠のいてるみたいだし仕方ない状況じゃないですか
気が進まないのは分かります
一番悪いのは言わずもがなですが
いいかげん議論ウザいんだけど
>>42 殆どの職人は下3つ自発的にやってないか?
それでもスルー出来ない精神年齢がヤバいヤツが居るというか
>>42 それなりにみんな守ってるだろ
1レス使ってどんな内容か書いてあるし
ここ低年齢のやつが多すぎるよ
投下方法はともかく、カプに難癖つけるのは無意味だよね
黙ってスルー出来ない子は残念な子
というかここを荒らすやつの心理わからない。
エロパロでは別に目立つスレでもないし、前まで割りと平和にやってた。
どうしてなんだろう
自治厨くさくなっててすまなかった
投下してくれる方のやり方にまかせるわ
じゃあまとめておきます
・やおい以外なら基本的にOK
・作品投稿の際は1レス目に軽くジャンル、内容等を書いておく
・自分が気に入らないジャンルだといってやじらないでスルーする
・キャラアンチはそのキャラのアンチスレに行く
以上を守れない奴はここから速やかに去ること
>>49 たまに通りすがった人がスレ立てしてくれるっぽい時もあるから、
実際使われるかわかんないけど…まぁ多分大丈夫だと思うけど、乙
保管庫の3つ目、消しちゃっておkですよ
BLも見たいなあ、別にここでもいいんじゃない?
>>53 勘弁してくれ
てか、ギアスサー○で検索しろ、R18女性向けは一杯ある、それで満足しろ頼むから
まじでBLだけはやめれ
アレだけはベクトルが違うだろ・・・
BLはスレがどうとかじゃなくて、板違い。
またえり好み厨かよ
荒らしはこいつか?↓
381 名無しさん@お腹いっぱい。 2008/10/10(金) 04:53:07 ID:9KPhA2hR0
ルルシャリ書かないカスばっかで意味不明
よってピンク空襲やっちまうざ\(^o^)/
BLとかふざけんな
腐女子は隔離板があるだろうが
禁止で決着ついたろうが
いちいちわめくな鬱陶しい
また空気悪いな
テンプレにギアスのやおいのスレ追加しとけば?
近親相姦厨の犯罪者は消えろ!
い・や♪
朝からにぎやかだなあ
これあれか、またわいてるのか
例のあれか?どうも違うような気もするが
テンプレないが、とりあえず近親相姦とかスカトロとか猟奇とか、
投下する内容のタイプを注意書きしとくのを奨めます
あーやおい系統は801板の方に任せればいいのかな、
覗いたことがないから投下できるかは知らんが餅は餅屋ってことで
ロスカラはSSスレがあったがあっちはエロは駄目な筈だよな?ロスカラもここで構わない気がするが
てす
77 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 08:13:26 ID:p0LN+LuD
ちょwwwwwwww
あ
まあ同じく注意書きとタイトルつけて、駄目な人は回避、それでいいんじゃない?
>ロスカラだろうが近親だろうが
gdgd
今でも本編キャラにライを絡める話はOKか?
荒れるに決まってんだろうが
>>82 落ち着け。81は職人を装った荒らしだ
ようこそ汚物以下の最低生物81
ライによるヴィレッタ寝取られはあり
扇は黙って泣いてくれ
せっかく注意書きして気をつけようって感じだったのに
結局何もかも荒れるから禁止とか全く変わんねえな
つか近親相姦もロスカラもダメっていってる奴は同一人物の荒らしだからスルーしとけば良い
エロスレ自体を無くそうとしてる奴だから
>>86 俺は単に決まりそうな事をすぐ否定した(ライを云々)がおかしいなって
規制か?荒らしじゃないならすまんかった
801以外でギャーギャーいってる奴は無視の方向で
最近ここに在中してる荒らしなので
ID変えて一人で何度も書き込んでる悲しい厨坊だから
91 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 19:20:08 ID:rkbLtghA
何様?
書き込む毎にID変えて、スレ住人のふりして書き込む荒らしがいるんだから、
いくらスレ住人向けのルール作ったってスレは荒れるよ
とりあえず、自演で作られた荒れた流れを適度に受け流してくしかない
2ちゃん書きこむ前に日本語勉強しような
俺らまでアホと思われる
>>90
否定的な意見のやつはもう荒らしと見なして無視でいいとおも
「どうしても見てもらいたいものがある。今夜部屋に行くから待っていてくれ」
コーネリアからそう伝えられたギルフォードは仕事を片付けると言われた通りに
自室で姫君の到着を待った。
(軍に関する情報でも掴んだのだろうか? それとも……)
あれこれと考えながら暇をつぶしていると、静かなノックが部屋に響いた。
来たか、と思い扉を開ける。
「遅くなった。すまぬ」
「待ってなどおりません。中へどうぞ」
コーネリアはどこか人目をはばかるようにそっと部屋に入る。彼女が着ている
白のガウンから甘く柔らかな香りが立ち上った。ギルフォードは衝動的に手を伸ばしたく
なったが、その気持ちを抑えて部屋の扉を閉めた。
「実は……見てもらいたいものというのは……他でもない。明日のクロヴィスランドの
開園式なのだが……その、ユフィがどうしてもと勧めるんだ……」
「?」
ソファに座ったコーネリアは隣に座ったギルフォードにたどたどしく事のあらましを説明する。
「つまり、衣装なのだが……クロヴィスがデザインしたということもあってな。私と
してもその衣装を着ることは我が妹と弟の頼みもあって……。でも、一応公式行事だ、
やはり節度を守らなくはならないと思う……つまり、つまりだ」
ギルフォードが見ている前でコーネリアはガウンのベルトをほどいた。なめらかな肩、
豊かな胸、むっちりした太腿が眼前にさらけ出される。その身体が着ていたのは
あの水着だった。
「……つまり、これを着てもいいのか……男性としての意見を……聞きたい……」
コーネリアが頬を赤くして恥ずかしそうに言った。確かに普段のコーネリアなら
躊躇してしまうのも無理はないと騎士は思った。普段は勇ましく何者も恐れない
彼女が、はちきれそうな身体を人前で見せるのは彼女のプライドが許さないはずだ。
むっちりした身体に水着のラインが食い込んでいる。柔らかそうな曲線に交差する
水着のリボンが美しい身体を強調する。今すぐにでも口づけたい。
白いガウンに袖を通したままのコーネリアはどこか伺うように騎士を見ていた。
その欲しがっているような視線にギルフォードは理性をなんとか保ちながら、
彼女の身体から目を離せずに言う。
「そうですね……後ろも、見せていただけますか」
コーネリアは座ったままで身体の向きを変えた。長い髪が美しい背中を少し隠している。
邪魔だ。ギルフォードがそう思ったとき、理性はほとんど消失していた。
「やっぱり、やめた方が……んっ!」
振り向きかけたコーネリアが言うのとほぼ同時に、騎士は姫君の身体を強く
抱きしめて口づけていた。
「あ……あん……ん……っ」
重ねた唇から熱い呼吸がコーネリアの口中に流れ込む。ぴちゃぴちゃと淫らな音をさせながら、
二人はいつの間にか互いを貪るように口付けを交わしていた。
口付けている間にギルフォードの手が水着の隙間から入り込んでいる。太腿を撫でた手が
すでに濡れている秘部に触れると、コーネリアが小さな声で喘いだ。
「あっ……!」
「……汚す前に脱いでしまいましょう、姫様……」
彼女の耳元で優しくささやき、肌に張り付いている水着を脱がせた。
されるままになっているしなやかな肢体が彼を誘惑する。コーネリアの細い指先が
服の裾から入り込んでいた。気付いたギルフォードはもどかしげに服を脱ぐ。
「はぁ……っ! あぁっ……!」
コーネリアの悩ましい声を聞きながら彼女の豊満な胸を隠している水着を
脱がせた。一糸まとわぬ姿になった二人はソファの上で激しく愛し合う。
「あぁ……っ、あ……!」
コーネリアの身体の上に覆いかぶさるようにして彼女の自由を奪う。
身体が動くたびに揺れる豊かな胸に彼は本能が求めるままに吸い付いた。舐めまわし
尖らせた舌先でつつくたびにコーネリアが敏感に反応する。
柔らかな肌の曲線が触れるたびに形を変えて彼の身体を受け入れる。もっと深くに
入りこんで繋がりたい。そう強く思ったことを感じ取ったかのように
やがてコーネリアが太腿を自ら開いて腰を浮かせる。淫らな姫君の求めにギルフォードは
彼女の胸に吸い付いたまま彼女の両脚の下に腕を入れてそそり立っている性器を侵入させた。
「ああぁぁ……っ!」
熱く滾ったもので満たされた彼女が甘い悲鳴を上げる。
「ギル……そんな……大きっ……すぎる……っ」
半ばまで侵入させると彼女が喘ぎながら訴えた。確かに普段は見られない彼女の
姿にいつもより激しく充血していたように思えた。はけ口を求めて痛いほどそそり立って
いる性器を途中で引き抜くことなど考えられなかった。
これは荒らしの文だ!って見分ける方法あったら教えてくれ
このスレ楽しみにしてたのに最近は来るたびに心がすさむ
「んんんっ……!」
コーネリアの唇を口づけで塞ぐと彼は一気に腰を突き出して欲望を姫君の熱く甘い蜜壷の
中に挿入した。
「あぁ……っ!!」
厚い滾りを最後まで押し込まれ、びくんと彼女の身体が震える。身体の下でその快楽の
震えを感じながら、溶けそうなほど柔らかな姫君の唇を舌先でこじ開け、さらに深く
口内を犯した。
「はぁ……はぁ……」
熱い滾りを受け入れてどうしたらいいか分からないというように彼女の蜜壷が
ひくひくと締め付けてくる。口づけの中で続くわずかな痙攣を感じながらギルフォードは
おもむろに腰を使い始めた。
「あっ……あぁあ……っ!」
狂おしく求め合う二人の意識が溶け合い、彼の肩に両手を回して甘い揺れの中で
しがみついているコーネリアの瞳を見つめる。
「んっ……はぁ……」
彼女が声を上げるたびに彼女の身体と繋がっている性器がひくひくと締め付けられる。
官能的なその刺激に耐えられなくなったギルフォードは息が詰まるほどの快楽の中、
何度も姫君の中に身を沈めた。
腰を使うたびにくちゅくちゅと淫らな音をたててコーネリアの蜜壷が吸い付いてくる。
情欲のままに身体を揺らし合う。
普段は従順な部下が今は情熱の赴くまま腰を使っているという事実が彼女の
身体を更に熱くした。
深く繋がり、更に最奥を求める行為が快楽の階段を駆け上る。掠れた意識の中で
収縮する姫君の身体の熱さを感じたその瞬間、彼は姫君の身体の深くに
溢れるほどの精を放った。
「どうしても見てもらいたいものがある。今夜部屋に行くから待っていてくれ」
コーネリアからそう伝えられたギルフォードは仕事を片付けると言われた通りに
自室で姫君の到着を待った。
(軍に関する情報でも掴んだのだろうか? それとも……)
あれこれと考えながら暇をつぶしていると、静かなノックが部屋に響いた。
来たか、と思い扉を開ける。
「遅くなった。すまぬ」
「待ってなどおりません。中へどうぞ」
コーネリアはどこか人目をはばかるようにそっと部屋に入る。彼女が着ている
白のガウンから甘く柔らかな香りが立ち上った。ギルフォードは衝動的に手を伸ばしたく
なったが、その気持ちを抑えて部屋の扉を閉めた。
「実は……見てもらいたいものというのは……他でもない。明日のクロヴィスランドの
開園式なのだが……その、ユフィがどうしてもと勧めるんだ……」
「?」
ソファに座ったコーネリアは隣に座ったギルフォードにたどたどしく事のあらましを説明する。
「つまり、衣装なのだが……クロヴィスがデザインしたということもあってな。私と
してもその衣装を着ることは我が妹と弟の頼みもあって……。でも、一応公式行事だ、
やはり節度を守らなくはならないと思う……つまり、つまりだ」
ギルフォードが見ている前でコーネリアはガウンのベルトをほどいた。なめらかな肩、
豊かな胸、むっちりした太腿が眼前にさらけ出される。その身体が着ていたのは
あの水着だった。
「……つまり、これを着てもいいのか……男性としての意見を……聞きたい……」
コーネリアが頬を赤くして恥ずかしそうに言った。確かに普段のコーネリアなら
躊躇してしまうのも無理はないと騎士は思った。普段は勇ましく何者も恐れない
彼女が、はちきれそうな身体を人前で見せるのは彼女のプライドが許さないはずだ。
むっちりした身体に水着のラインが食い込んでいる。柔らかそうな曲線に交差する
水着のリボンが美しい身体を強調する。今すぐにでも口づけたい。
白いガウンに袖を通したままのコーネリアはどこか伺うように騎士を見ていた。
その欲しがっているような視線にギルフォードは理性をなんとか保ちながら、
彼女の身体から目を離せずに言う。
「まだ、答えを聞いていない」
その後もおぼろげな意識のまま交わり、今はギルフォードの身体の上で横たわっている
コーネリアが言う。
「……水着を着るかどうか」
彼女の少し困ったような表情を愛しく思いながら、騎士は答えた。
「着せたくない、というのが……私の正直な気持ちです。しかし、男としての意見なら、
ぜひとも着ていただきたいと思います。……私の姫様を、自慢したいですから」
その言葉を聞くと、コーネリアはますます頬を赤くした。
「……もう!」
怒ったような口調で彼女は答える。胸の上に顔を置いた姫君をしっかりと抱きながら、
彼女をずっと離さないことを騎士は誓った。
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
うふ〜ん
>>101 GJ
ID:BcWhCELG様以外のコピペは荒らしのようです
ご注意を
うふ〜ん
まだ職人に見捨てられてないか……よかった
昨日今日の、SSにコピペ重ねしてくる件で、荒らしとして通報できるんじゃないか?
うふ〜ん
「コーネリア」をNGワードに登録すればすっきり!
…虚しいorz
>>109 OK、ってかせっかく職人さん来たのにまたかよ
>>101 GJ! 姫様かわええ。
通報って俺はよく知らないんだけど最近コピペとかテロみたいなの多くて気になってた。
どこ見れば分かりやすい?
>>101 GJ、いいな〜
ところで、この職人さんのように、タイトルにページ数明記しておくと、たとえ
多重コピペに荒らされても、少なくとも職人さんの投稿と荒らしを見分けることができるな
>>101 GJ
投下してくれるのがすごいありがたい
この荒らしの手口はウナギイヌだな
てす
このコピペの方は常に張り込んでるのか?
こうまで粘着してるのって、ひょっとして過去に投下してGJ貰えなかったの
逆恨みしてるんじゃ・・・とか思えてきた>荒らし
だとしても基地外だな
まあ、荒らしには無視が一番、投下中のコピベは・・・職人さんにページ数まで
タイトルに書いてもらってこれで見分けるしかないな
ウナギイヌの手口そっくりだな
ウナギイヌ?
某修羅場スレにいついた犬だよ。
躾がなってないんだよw
鬼畜皇帝ルルーシュ×ナナリー第4弾です
話数振ってないので俺のIDを追って下さるとありがたいです
・暗い話注意
・長い話注意
・アナル責め注意
投下します
お兄様がゼロだった。
お兄様がユフィ姉さまを殺した。
お兄様がユフィ姉さまに人を殺させた。
人を操る力、『ギアス』を使って―――。
ナナリーが『真実』をシュナイゼルから聞いたときの衝撃は計り知れなかった。
―――まってください いみがわかりません
おにいさまがそんなことするはずがありません あのやさしいおにいさまが―――
シュナイゼルから窮地を救い出されてから、そのことを聞かされたナナリーは懊悩した。
自分が兄への抵抗勢力として擁立されると聞かされたときも、その煩悶は続いた。
ナナリーは苦悩し、混乱していた。
1ヶ月の空白を経て兄の前に姿を現したときも、もしかしたら否定してくれるのでは、
何らかの弁解をしてくれのではないか、という甘い期待をしていた。
現実は、甘く無かった。
『Evil Eyes Act. 4』
「では、こちらへ」
現在、ナナリーの両横を兄の兵士が固めている。彼らの携える銃剣の金属音が鳴る。
今日は突然、いつもの囚人部屋に数人の兵士らが入ってきたかと思うと、連行する旨を告げられた。
行き先は告げられていない。
メイド達によっていつも座っているベッドから移され、簡素な車椅子に拘束される。
両腕は体の前に組まされて、動かないように固定された。動かない足も同様に。
体全体もベルトで固定されて、目には目隠しまでされた。
準備が整うと、兵士たちによって部屋を連れ出された。
今はどこかのエレベーターに乗せられているようだ。体が独特の気圧の変化を感知する。
やがて、ゴォォン・・・という鈍い音が響いた。目的階に到着したのだろうか。
この時、行く手に何が待ち受けているのか、ナナリーにはまだわからなかった。
「・・・お前は相変わらず、手加減無しだな」
「手加減したらしたで、お前は嫌がるだろうが」
ルルーシュは王宮内の一室で、C.C.と白黒の盤面を挟んで向かい合っていた。
これで何度目かわからないが、今回の対戦もルルーシュの圧勝で終了した。
ルルーシュは盤上から黒のキングを取り出すと、右手で燻らせてこう呟く。
「・・・ゲームは良いな。何度やってもやり直しが効く」
盤上に目を向けていたC.C.は、その言葉でルルーシュに視線を走らせた。
「現実はこうは行かない。・・・それでも俺は立ち止まれない」
ルルーシュとC.C.の視線が交錯する。
約二年もの間、ルルーシュの契約者、そして共犯者としていたC.C.には、彼の想いが痛いほどによく分かっていた。
―――そう、彼がこれから進む道は・・・。
「・・・良いのか、ルルーシュ。そろそろ時間じゃないのか」
C.C.の言葉にルルーシュは壁に架かった時計を見る。
「・・・そうだな」
ルルーシュは椅子から立ち上がると、そのまま踵を返して部屋の出口へと向かった。
C.C.はルルーシュに後ろから声をかける。
「・・・『お姫様』に宜しくな」
ルルーシュは一瞬立ち止まった後、何も言わずに部屋を出て行った。
C.C.は彼が出て行った後、椅子の背凭れに大きく身を委ねた。
彼女は件の『お姫様』、すなわち彼の妹と彼が、現在どんな関係にあるかを知っている。
(・・・今のルルーシュは、まるで・・・)
―――いつの頃からか、甘い香りを漂わせつつ、どこか憔悴して帰ってくるようになったルルーシュ・・・。
彼女には、彼がまるで焦がれていた禁断の果実の甘い蜜に溺れているようにも見えた。
C.C.はふと、出会ったばかりの頃のナナリーを思い出した。
夜半、突然部屋に侵入した自分に最初は怯えていた少女。
しかし、自分が特に危険な人物ではないと分かると、途端に懐いてきた。
『もし良かったら、一緒に折り紙でもいかがですか?』
両の瞼を閉じた幼い少女は、兄への絶大な信頼と愛情を語っていた。
・・・しかし、そんな少女も、今では数多の事象によって翻弄されている―――。
C.C.は一度目を閉じると、感慨を振り切るように目を開けて立ち上がり、彼女もまた部屋を出た。
(・・・眩しい・・・)
ナナリーは、目隠しを外されて心の中で呻いた。
視界に入ってきたのは、どこか薄暗い印象の部屋だった。周りに窓が一つも無い。
打ちっ放しのコンクリートの壁に四方を囲まれたそこは、いつもの囚人部屋よりも更に無機質な印象を与えた。
連れて来た兵士達はナナリーを部屋の中央付近に置くと、そのまま部屋を出て行った。
先程移動している最中、不安に駆られたナナリーは兵士に尋ねたのだった。
『一体、誰がこのようなことを―――』
『皇帝陛下のご命令です』
兵士はそれ以上のことは何も言わなかった。・・・結局は兄の思惑通りなのだ。
しかしいつもと様子が異なることは分かる。伽の相手ではないだろう。
両手両足を拘束されたナナリーは、一人不安を抱えていた。
・・・ガシャン・・・
突如、目の前の扉が開いた。
てっきり兄・ルルーシュかと思って身構えたナナリーは、自分と同様に兵士に連れられたその人影を見て、
衝撃で目を丸くした。
僅かに、けれど確かに記憶に残る、その長身、プラチナブロンドの男性―――。
(・・・シュナイゼル・・・兄様・・・・・・?)
異母兄・シュナイゼルは、ナナリーと同様、粗末な囚人服を着せられ、全身を拘束されていた。
立てないナナリーと違って、立ったまま磔にされた異母兄の痛ましい姿に、ナナリーは思わず声を上げた。
「・・・シュナイゼル兄様!!」
「・・・・・・ナナリー?」
未だに目隠しをされたままだったシュナイゼルは、異母妹の声に反応を返した。
側の兵士達によって彼も目隠しを外されると、ナナリーの記憶の中と同じ青い瞳が姿を現した。
よくよく考えてみれば、ナナリーの目が再び見えるようになって、これが初めての二人の顔合わせだった。
そのことにシュナイゼルも気付いたようだ。
「・・・ナナリー・・・目が・・・!!・・・また、見えるようになったのかい・・・?」
「・・・はい・・・!!・・・見えます・・・。シュナイゼル兄様のお顔も・・・」
ナナリーは思わずホッとして涙を目に浮かべた。
彼女にとって、この囚人生活で本当に気を許せる人物に会えたのは、ジェレミアに次いで二人目だった。
・・・そう。まだ『真実』を知らなかった彼女にとっては。
『―――感動の対面はそこまでだ』
母の違う兄妹の会話は、突然降って来た声によって遮られた。
よく通る、威圧的な低い声―――。それだけでナナリーには分かる。
・・・今の自分にとっての絶対的な支配者―――。
(・・・お兄様・・・)
ナナリーは知らず、体を固くした。
兄・ルルーシュの居場所は、ナナリーの居る位置からは見えない。
実際、ルルーシュはナナリーの背後、上方の監視ブースから通信機器を使って声をかけたのだった。
ナナリーは自分の正面に居るシュナイゼルの視線の動きで、兄がどこに居るかを察した。
ルルーシュの声が響く。
『・・・シュナイゼル、私からの命令だ。ナナリーに話せ。・・・真実を』
ナナリーが、一体何を、と訝っていると、シュナイゼルの目に鈍い光が灯ったように見えた。
シュナイゼルの口が開く。
「・・・わかりました。ゼロ様」
**************************************************
ブリタニア皇族の兄妹達が一同に会している頃、ジェレミアは王宮内の、自分に与えられた控えの間に居た。
現在の自分の主君の動向に思いを馳せる。
ジェレミアは、ルルーシュ達が何を成そうとしているのかを聞かされている。
当初は勿論、主君のその目的に対して是と言う気持ちは起こらなかった。
―――何故そのようなことを。どうかご自分の命を―――
・・・しかし、ルルーシュの決意は固く、変わることは無かった。
ならばせめて、『その日』が来るまでは最大限、誠意を尽くして主君に仕えようと心に決めたのだ。
自分の忠義を向ける主君が自ら破滅に向かおうとする姿は悲壮だが、それでもその思うところを知れば、と
ジェレミアは己の心を納得させた。
しかしその主君が、世界を変えるという目的の一方で、最近一つの罪を犯していることに気付いた。
彼が成してきた所業を考えると、それは微々たるものかもしれなかったが、確かにそれは神にも許されない行為だった。
(・・・ナナリー様・・・)
主君の妹君の姿が思い起こされた。
捕えられたその日に会いに行き、自分が母君のマリアンヌ皇妃に仕えていたこと、ずっとルルーシュ達兄妹の身を思っていたことを
告げると、ナナリーは一瞬切なげに目を細め、純粋に喜んでくれた。
『今はお辛いかもしれませんが、どうか御自愛下さい・・・』
『・・・ありがとうございます』
そう言って儚げに微笑んだ顔は、幼い頃の面影をそのまま残していた。
そんな幼い姫が、現在自分の主君と『そんな関係』にあるとは、俄かには信じられなかったのだが―――。
ジェレミアは、八年前の遠い昔を思った。
初めて宮廷警護の任に着いた自分が、憧れのマリアンヌ皇妃のアリエスの離宮に足を踏み入れたとき、
幼い兄妹はとても楽しそうに宮殿の庭を駆け巡っていた。
鬼ごっこでもしているのか、追いかける兄は足が速い妹を中々捕まえることが出来ないようだった。
やがて追いかける兄の方が転んで、妹姫が大丈夫?と言わんばかりに近づいた。
すると兄君はむくりと起きて、妹姫をその腕に捕えた。
きゃあきゃあと声を上げてじゃれ合う幼い二人を見て、とても暖かな気持ちがしたものだった。
「・・・・・・・・・・・ルルーシュ様・・・。・・・ナナリー様・・・」
ジェレミアの呟きは、誰にも聞かれることなく消えていった。
******************************************************
・・・兄妹の面会の時間は終了した。
既にシュナイゼルは連れ出されて、そこにはナナリー一人が残された。
見えるようになった目には再び目隠しが付けられている。
彼女もまたそのままいつもの囚人部屋へ戻される手筈ではあったのだが・・・。
部屋の中央で項垂れている彼女の前に、コツリと靴音が響いた。
「・・・どうだ。『真実』を聞いた感想は」
視界を塞がれた彼女の耳に、兄の声が響いた。通信機器越しではない生の声が耳に届く。
その声にもナナリーは顔を上げなかった。その表情は長いアッシュブロンドに隠され、窺い知ることが出来ない。
ナナリーは前に組まされた腕を剥き出しの膝の上に乗せて、座ったまま身を屈めているようにも見えた。
ルルーシュの声は尚も続いた。
「・・・認めたくないのか。自分がどれ程滑稽だったか」
「・・・・・・・・」
「ただ願うだけでは、世界はそうは変わらない―――」
「・・・・・・・・」
「人を信じて笑顔を向けても、そこに刃を返されることだって有る」
「・・・・・・・・」
「・・・自分から見て信じられる人間だけ信じて、無条件に頼ることが出来たら、それが一番楽だろうな」
―――いや・・・。嫌です。聞きたくない。だって私は、それしか出来なかったのに。
「・・・信じた人間に裏切られ、自分の血族はほぼ全滅」
「・・・・・・・・」
「罪無き民間の民を、惨禍に巻き込むことを止められなかった」
「・・・・・・・・」
「ただ自分の想いだけで暴走して―――利用される」
―――お願い・・・。止めて下さい・・・。
「そして世界の現実を見ることも無いまま―――」
「・・・・・・止めて下さい!!!!」
ナナリーの大声が、響いた。
ナナリーは顔を上げて、ルルーシュが居るであろう方向を見据えた。
いや、正確には視界を遮られているので、顔を向けたのだろうが。・・・目を覆う布には、涙が滲んでいた。
「・・・私は・・・、私は・・・。もう目を背けていられないから、目を開けたんです」
―――そう・・・。誰よりも愛しくて厭わしい兄を、止めるために。
・・・しかし、そこで戦いに無関係な人の多くの命が奪われるのを、見過ごしてしまった。
先程のシュナイゼルの態度や言葉から、彼がギアスによる絶対遵守の状態にあることは良く分かった。
今まで見てきた兵士や侍女と同じだ。命令を下されている間は、自分の意思など無いように操られる。
・・・つまりは、そこで命令の下し手である人物が『真実』を話せ、と命じたら、
それは本当に『真実』なのだろう。
ギアスの強制力、その恐ろしさは、ダモクレス内でナナリー自身も身を以って知った。
あの時、何故シュナイゼルの手を握らなかったか―――。何故異母兄の心の内を知ろうとしなかったか。
・・・それは、これ以上自分にとって頼れる人間を失いたくなかったから。
これ以上、残酷な現実を知りたくなかったから―――。
・・・そんな思いが無意識のうちに、少なからずナナリーの中に有ったのかもしれない。
世界で一番信頼し、愛していた兄が、父や、母の違う兄姉を殺したと聞かされた時、ナナリーは何を信じれば良いか分からなくなった。
愛する兄の声で綴られた残酷な告白を聞かされて以来、ナナリーの心の中には絶望のみが去来した。
しかもその兄を糾弾していた筈のスザクさんまでもが、何故兄のもとに行ったのか・・・。
ナナリーにとっては、分からないことばかりだった。
一年以上もの別離を経て、兄と対面して、兄はもう変わってしまったと思った。
世界に対して暴虐の限りを尽くそうとしていることも知った。
もう自分を愛してくれた兄はどこにも居ないのだと――。
・・・ならばせめて、世界に惨禍をもたらす兄と共に、滅びることが出来たなら、と思ったのだ。
ナナリーの涙交じりの声が、がらんどうの室内に反響する。
「・・・私にとってのお兄様はずっとずっと・・・、優しい人でした・・・。
一年前・・・、訳も分からないままブリタニアに連れ戻されたときも・・・、
お兄様にまた会えるようになることだけが私の支えだったんです・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・それなのに・・・、お兄様は何か隠してるようでした・・・。スザクさんと一緒に・・・。
・・・私に何の真実も見せてくれないまま、私だけ現実から取り残される・・・。
・・・・・・・・・・・もうそんなのは・・・・・・嫌なんです」
「・・・・・・・・・・・。
・・・・・それがお前にとって、優しくは無い世界でも、か?」
「・・・もう何もかも・・・遅すぎるでしょう・・・。・・・私にとっての優しい世界は・・・」
―――お兄様・・・。・・・貴方が居る世界だけなのに。
酷く酷く、辛い現実がナナリーの心を押し潰した。
信じていた人に裏切られ続けたことは、ただ純粋に人を信じることで生きてきた彼女にとっては重過ぎる事実だった。
・・・たとえそれが限定された、奇麗事だけの世界でのことだったとしても。
「・・・・・・・・・・・・。・・・私はきっと・・・、地獄に堕ちます。
・・・自分に見えてたことばかり・・・、・・・愚かに信じ続けてきた・・・報いなんです・・・」
「・・・・・・・・」
視界が塞がれていても、ルルーシュの視線がナナリーに注がれていることは肌で感じていた。
彼女の言葉は続く。涙を吸って目隠しが重くなっていく。
「・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・いっそ、殺して下さい。・・・お兄様の手で。 今すぐに。
・・・その手で私を罰して下さい。
・・・・・・・お兄様は・・・、・・・・もう私なんて、要らないのでしょう・・・?」
―――この時、ナナリーが自分の感情に手一杯で無ければ、ルルーシュがどんな顔をして、一瞬、どんな空気を纏ったかを、
感じることが出来たのかもしれなかった。
「―――――駄目だな。・・・必要無い」
ルルーシュの声が返った。その言葉に、ナナリーは思わず食って掛かる。
「・・・!!・・・―――何故、そのような――
・・・?」
言いかけたナナリーの顔を、ルルーシュが捉えた。兄の大きな手の感触がする。
間近からその表情を覗き込まれていることを感じた。
「・・・自惚れるな。 いいか。・・・今の時点では・・・
―――世界は、例えお前一人が死んだところで何も変わらない」
ルルーシュの声がナナリーの心を抉る。
ナナリーは、自分の心が酷く凍りつくような気がした。
胸が軋んで音を立てるように。
ルルーシュの掌が、彼女の顎から滑り降りた。
視界を奪われたナナリーの体の上をその手が滑り、彼女の胴体を車椅子に縛り付けていた革製のベルトを外す。
両足の拘束も外すと、昔そうしていたようにナナリーを抱き上げ、車椅子から降ろした。
「・・・刃向かうなど、愚かなことは考えるな。
・・・お前はこうして、俺の相手をしていれば、それで良い――――」
ナナリーは、自分の体の上を兄の匂いと温もりが覆ったのを感じた。
広い室内を、ぺちゃぺちゃという水音が響く。
何も無い部屋は、よく音を反響させるようだった。
「・・・っふっ・・・、・・・んんっ・・・。・・・・・・んむぅ・・・」
ナナリーは、冷たいコンクリートの床の上で座らされ、兄に奉仕していた。
赤い拘束服は着せられたままだが、その胸元は肌蹴られ、下着は足から抜き取られている。
兄は今はナナリーが拘束されていた車椅子に悠然と座り、その長い足を投げ出している。
ナナリーはその足の間に座り、その寛げられた部分に顔を埋めていた。
「・・・こちらの方は中々覚えが良いようだな」
ルルーシュは時折その舌遣いを褒めるように、ナナリーの頭をゆるゆると撫でる。
するとナナリーはそれに応えるように、その小さい唇を窄めて兄を絞り立てた。
視界が塞がれている分、兄の味や臭い、感触が常よりはっきりと感じられた。
現在は手を使えないので、口と舌だけで兄を愉しませる。口の中に含みきれない部分は、舌で舐め取るようにする。
「・・・くぅっ・・・!!」
ルルーシュはナナリーの愛撫に堪らず声を上げた。ナナリーの小さな舌がくにくにと尿道を穿り、熱液を強請るように動く。
ナナリーは覚えこまされた奉仕を行う一方で、酷く空虚な心持がしていた。
(・・・何でこんなこと・・・してるんだろう・・・)
所詮体だけの関係だと分かってはいるのに・・・。
彼女の心の中は、酷く冷え切っていた。
それなのに、体が反比例するように熱くなる。
ナナリーの足の間、いつも愛される秘部では、ヴヴヴ・・・という僅かなモーター音がしていた。
「・・・もう良い」
ルルーシュはそう言うと、ナナリーの口を陰部から外し、彼女の軽い体を抱え上げた。
足を開かせ、椅子に腰掛けた自分を跨ぐ形で向き合って座らせる。
ナナリーは目隠しはされているが、兄の温もりがより近いところに来たことはわかった。
ルルーシュは妹の秘所に目を向ける。
そこには、小型の淫具が銜え込まされていた。
丸みのあるピンクの胴体はぬぷりと入り込み、秘唇の間からは繋がった紐がちらりと覗く。
微弱な振動音がするそこに、手を差し向けた。
「んひゃっ・・・!」
ナナリーは思わず声を上げる。ルルーシュが紐をくいくいと引っ張って、淫具を引き出そうとしていた。
微妙な力加減で以って引き出し、最も太い部分が膣口に掛かった状態で止める。
陰口の縁からは、止められない蜜が溢れ出した。
「・・・あ・・・、っあぁ・・・!」
敏感な入り口を微弱な振動が断続的に刺激する。もどかしさにナナリーの上体が揺れた。
「ナナリー」
不意に兄の声が耳に届く。
・・・何故だかいつもより酷く優しげに聴こえた。
ルルーシュは、妹が淫具を銜え込むその部分を目で犯していた。
いつも自分が潜り込んでいる柔肉が震える様を目で堪能する。知らず口の端が釣り上がる。
ルルーシュはナナリーの体を抱き締めて、耳元で囁いた。
「ナナリー・・・。気持ち良いか?」
兄の甘やかで優しい声に、ナナリーの体がふるりと震える。
快感から思考力が鈍ったナナリーは、思わずこくりと頷いた。
「・・・じゃあ、ずっと『こっち』の方が良いかな?『俺』は必要無い?」
ルルーシュが淫具を出し入れしようとする。その感覚に堪らず声を上げたナナリーは、すぐに首を横に振った。
目隠しの布に涙を染み込ませ、首をふるふると振る。ルルーシュはその様をじっと見ていた。
「・・・ナナリーは『俺』の方が良いんだ?」
そう言うと、先程の奉仕で硬く勃ち上がったそれをナナリーの尻に押し付けた。
その熱さ、逞しさにナナリーは声にならない声を上げる。
僅かな理性も焼き尽くすような熱さに縋りつく。兄の肩に頭を預けたナナリーは、動かない自分の下半身を呪った。
「・・・ほしっ・・・欲しい・・・ですっ・・・!!・・・おにいさまが・・・!!!」
ナナリーの懇願に満足げな笑みを刻んだルルーシュは、すかさず妹の秘部から淫具を抜き去った。
にゅっ・・・と音を立てて抜き取られ、ぽかりと穴が開いた感じがする―――。
ナナリーは快楽のみを追い求める自分が、ただの肉人形になった気がしていた。
ただの空っぽな体の中に、兄の熱を入れて貰うことだけを望む人形のように。
自分に体をくたりと預けていたナナリーを少し離す。
ルルーシュは妹の細い体を抱き上げ、彼女の両足を車椅子の肘掛部分に乗せた。
亀頭と膣口を触れ合わせ、そろりと下ろしていく。
「・・・っぁっ・・・、あぅっ・・・!!・・・んくぅっっ・・・!!」
妹は熱源が自分の奥深くに侵入するのを堪能しているようにも見えた。
奥へ進む度に、ひくひくと震えて秘肉が迎え入れる。歓迎するようなその動きに、堪らず強く突き上げそうになる。
奥まで到達しても、その奥より更に先へ行こうとするように、内部で陰茎がビクついた。
「・・・っふかっ・・・、深いぃ・・・!!・・・ゃあぁぁぁ・・・」
ナナリーはその感覚に上体を支えていることが出来ずに、兄に身を預けてきた。
先程の淫具では届かないところまで深く貫かれ、ルルーシュの胸で浅い呼吸を繰り返している。
ルルーシュは妹を宥めるように、優しく抱きとめた。
片手でナナリーの体を支え、もう片方の手がナナリーの顔に触れる。
ルルーシュの手はナナリーの唇をなぞったかと思うと、その口蓋内に指を侵入させ、執拗に内部を嬲った。
ナナリーの舌が自然とルルーシュの指に絡みつく。
口も性感帯になったかのように、ナナリーはルルーシュの指にしゃぶり付いた。
(・・・うごいてっ・・・!動いてぇっ・・・!!)
ナナリーは、兄が奥深くを貫いたまま動いてくれないことに焦れていた。
視界を塞がれている分、他の感覚が鋭敏になっている。
自分の最奥まで穿つ兄の熱さ、硬さやその太さ、形までもが詳細に感じられていた。
ナナリーの膣道は兄の形そのままに押し広げられ、その脈動が感じられる度に沿って動く。
一方でルルーシュの胸に抱かれ、その暖かさを感じる。
自分だけが知る、兄の温もり、筋肉の配置、その匂い・・・。
ナナリーの頬を、兄のサラリとした黒髪が撫でる。
目を塞がれていることで、ナナリーは一年以上前までの、兄による介護を受けていた生活を思い出した。
安らかな想いとは相反する肉の刺激が、ナナリーの奥をじくじくと刺激していた。
「ひゃあっ!!!」
突然、ナナリーが素っ頓狂な声を上げた。
「やぁっ・・・!!・・・お兄様・・・!!・・・そこはっ・・・」
先程までナナリーがしゃぶっていた指が、彼女の小尻の窄まりを叩く。
自分の唾液を纏ったそれが、ゆっくりと、だが確実に、普段の性交では使わない場所に侵入を果たそうとしている。
「・・・大丈夫だよ、ナナリー」
兄の優しい声が聴こえるが、その指の動きは容赦しない。湿りを借りて、じわじわと中指が挿入される。
「・・・んはっ・・・!!・・・だって・・・、汚い・・・」
「・・・ナナリーに汚いところなんて無いよ。だって俺は、ナナリーの全てを見てきたんだから」
・・・それは事実だ。実際に、ルルーシュはナナリーの体なら、ナナリー自身が知らないところまで知っているのだろう。
だが今は、兄の掛ける優しい声が、却ってナナリーの中の羞恥心を刺激していた。
「・・・力を抜いて・・・。息を吐いて・・・、そうだ」
ルルーシュの言葉に操られるように、力が抜けていく。抵抗が弱まった其処を、兄の指が進攻し続けた。
ルルーシュは妹の後ろを弄ることで、前の締め付けがきつくなる快感を得ていた。
新たなスポットを刺激され、その度に膣を戦慄かせて彼を愉しませる。
まだ挿入してから一度も大きく動いていないのに、大きな悦楽に溺れる。
全身を預けてきたナナリーから、彼女に特有の花のような甘い香りがしていた。
ナナリーの小さな体を抱え直し、指で嬲った其処に、先程まで前の穴に収まっていた淫具をぴとりと押し付ける。
大分ほぐれてきたとは言え、指とは違う太さと質感に、ナナリーがビクリと反応を返した。
「・・・・・ゃあぅっ・・・」
愛液に塗れた淫具がじわりと挿入ってくる。
ナナリーは気を逸らそうと、ルルーシュの胸で彼の皇衣に噛み付いた。
自分の衣服の金糸の刺繍部分に噛り付く妹を見て、ルルーシュはまるで飼い猫がじゃれつくのをあやすようにナナリーの頭を撫でる。
再度妹の腰を抱えなおすと、微かな振動を続ける淫具をより強い力を以って侵入させた。
「んんっ・・・!!・・・ぁうううっ・・・・!!」
「っぐぅっ・・・!!」
ルルーシュが締め付けに堪らず声を上げた。後ろに侵入する毎に膣圧が増す。
まるでルルーシュを咀嚼するように絞り上げる。
ナナリーは懸命に力を抜こうとしているようだったが、却って自分の体を満たす存在を敏感に感じ取っているようだった。
ルルーシュの陰茎はナナリーの膣道を満たしたまま動こうとはしなかったが、その分後ろの穴に刺激が加わる。
後ろを刺激され、それに連動して前の穴が締まる。
ルルーシュは妹の中で至上の快楽を味わっていた。
「・・・大丈夫・・・。・・・怖くないよ、ナナリー」
ナナリーの耳朶を、兄の甘い声が擽る。若干熱い吐息交じりで上擦ってはいるが。
以前一緒に暮らしていた頃、自分だけが聞くことが出来た声のように。
―――兄・ルルーシュはこうして、交わるときに偶に以前と同じような優しげな態度を見せることがある。
それは本当に気まぐれのようで、常にそうしてくれる訳では無かった。
それでも、その時折の優しい声や仕草、自分を慰撫するような振る舞いに、ナナリーは縋りつかずには居られない。
・・・だってそれは、酷く心地良いのだから。
今も、前後の穴を穿つという卑猥な行為を続ける一方で、ナナリーを宥めるように優しく抱き締める。
その低くて甘やかな声は、ナナリーが大好きだったものだ。
耳元で囁かれるたびにナナリーは心拍数を上昇させながらも、安心出来る気持ちがしていた。
兄の胸に身を寄せたナナリーは、お互いの鼓動が早くなっているのを感じた。
ルルーシュの手は、今はナナリーの背をゆるゆると撫でて、まるで慰めているようでもあった。
もう大丈夫、怖いことなんて無いよ、側に居るよ、とでも言っているような・・・。
ナナリーは優しくされるたびに辛くなる。
もう諦めてしまった兄の愛情に、一縷の望みを掛けて必死で縋りそうになってしまう。
・・・そして行為の後、自分が酷く惨めに思えてくるのだ。
ルルーシュはナナリーの胎内を穿ったまま、碌に動こうとはしなかった。
ただその秘所の柔らかさと滑らかさを、じっくりと堪能しているようだった。
特に動かなくても、今は後ろの穴を満たす淫具の振動がナナリーの体を伝って、前にまで伝わってくる。
ナナリーの視界が塞がれているのを良い事に、ルルーシュは妹に愛しくて堪らないとでも言う様な笑みを向けた。
拘束服が乱され、肌蹴られたナナリーの白い胸に目を向ける。
・・・ふにっ・・・
手を触れると、汗ばんだ滑らかな肌が掌に吸い付いてきた。
欲望のままに胸を揉みしだくと、ナナリーはルルーシュの胸に甘えるようにすりすりと顔を擦り付けてきた。
―――初めて交わった頃よりも、柔らかく、大きくなったような・・・。
初めての頃の、まだ青い果実だった胸は、今では男の手で愛されることに慣れて、よりしっとりと手に馴染むようになった。
そうした妹の変化も何もかも、知っているのは自分だけと思うと、ルルーシュは自分の中の独占欲がより高まるのを感じた。
「ぁああっ!!」
ナナリーの高い声が上がる。
ルルーシュが遂に中で動き出したのだ。
ずっと自分の胎内を焼くようなじくじくとした熱に浮かされていたナナリーは、急激な快楽の波に翻弄された。
にゅぐぐ・・・、ずっちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、・・・
忽ち秘所から肉が交じり合う淫猥な音が鳴る。
ルルーシュは妹の背を支えていた手をその肉付きの薄い腰に回すと、そのまま一気に突き上げてきた。
「ゃあぁぁぁっっっ!!やだっ!!・・・ゃんっ、んあぁっ・・・!!」
目が見えず、縋りつくための腕の自由も奪われた今の状態では、ルルーシュの急な動きに付いて行くには不安定すぎた。
ただただ兄の支えに頼るしかなく、その兄に良い様に扱われる。
ナナリーは蜜を湛えた膣内で、ルルーシュが強く反り返り、先走りを零し始めたのを感じた。
ルルーシュは黙って荒い呼吸を吐きながら、ナナリーを責め続けた。
―――もっと奥まで繋がりたい。もっと、もっと・・・!
そんな男の本能のままに、子宮口をもこじ開けそうな勢いで穿つ。
ナナリーは深すぎる挿入に快感どころか少しの苦しさも感じているようだったが、
理性も完全に焼き切れそうな今の自分には、そこまで妹を思いやれる余裕を持てそうに無かった。
「・・・ナナリー・・・!・・・っナナリィ・・・!!」
「・・・やぁああぁっ・・・!んっ、んっ・・・、もう・・・!!」
膣どころか後ろも刺激され続けたナナリーは、徐々に頂点に上り詰めようとしている。
彼女の中は自分と兄の蜜が混ざり合い、ぐずぐずに蕩けていた。
ルルーシュは自分の快感を求めるように、腰を捻って妹の内部のあらゆる場所を突く。
肉棒を膣内の壁に擦り付けまくったその動きは、ナナリーをいよいよ絶頂に導こうとしていた。
「―――んぅううーーーっっ!!!・・・んぅ・・・、んーーーー!!!!」
ナナリーは最早言葉も無い。細い体を一瞬強く緊張させたかと思うと、きゅうん、と内部を締め付けて達した。
達した妹の内部が滅茶苦茶にルルーシュに絡んでくる。まるで膣内に射精して、と言っているかのようだ。
しかしルルーシュは最後に大きく突いて子宮口に亀頭をキスさせたかと思うと、
一気に腰を引いてナナリーの内部から自身を引き出し、そのまま外で射精した。
「・・・・ぅうぅっ・・・!!」
ルルーシュが一瞬息を詰め、その秀麗な顔を快感に歪ませる。
赤くなった亀頭の鈴口から、ビュッ、ビュッと音を立てて白濁が溢れ出た。
勢いのついた飛沫が、ナナリーの白い胸と顎を汚した。
行為が終わり、お互いの荒い息遣いが広い部屋に木霊する。
ナナリーは快感と疲労に全身を弛緩させながら、胸にぽっかりと穴が開いたような気がした。
―――お兄様が初めて・・・、外に出した・・・。
いつもは内部に出される熱が外に出されたというだけで、その熱を恋しがる自分が居ることに気付いた。
息が落ち着いたルルーシュは、呆けたナナリーを再び車椅子に座らせた。
後ろを満たしていた淫具を抜き、胸元と口元に付着した白濁を拭ってやった。
ナナリーの小さな赤い舌がちろり、と覗いて口もとの白濁を舐めようとするのを見たとき、
ルルーシュは再び自分の中で情欲の炎が灯りかけるのを感じた。
しかしその時、ルルーシュの胸元の携帯電話が鳴った。
極秘連絡用のそれは、ごく一部の者しか番号は知らない。
ルルーシュが電話を取ると、聞きなれた忠臣の声が帰って来た。
『皇帝陛下、緊急入電です』
「・・・分かった。直ぐに其方に行こう。・・・ジェレミア。お前は此方にナナリーを迎えに来てくれ」
『・・・・・・分かりました』
ジェレミアが一瞬声を詰まらせて了承したのを確認すると、ルルーシュはナナリーの方を振り返った。
ナナリーは目を隠しているせいかもしれないが、いつもより更に精気が無く、人形のようにぼう、としていた。
兄が部屋を立ち去って、ナナリーは何とか自分の思考を再開する。
兄は何だかんだ言って、ちゃんと自分の精液を拭って、ナナリーの身繕いもしてから出て行った。
しかしそれでも、この部屋に色濃く残る情交の跡は消せない―――・・・。
ナナリーは怠い体を車椅子の背凭れに凭れさせた。
この体は、八年前のあの日に目と足の機能を失った。
今は視力は回復したが、足は未だに治らず、歩行能力を取り戻してはいない。
通常の人よりも生活が困難な体を抱えた自分は、ただ人の善意に頼って生きるしかなかった―――。
そうした中で最大限信頼し、依存していたのが兄・ルルーシュだった・・・。
しかしその兄は今では世界に仇成す存在と成り果てている。
人の心を支配する力、『ギアス』を使って―――。
ナナリーは、先程面会したシュナイゼルを思い出していた。
自分に『真実』を告げずに利用しようとした異母兄は、今はルルーシュの忠実な手駒となったようだ。
ルルーシュの命令には何の抵抗も抱かず、彼にのみ付き従う人形として。
(・・・私も・・・そうだったら良かったのに・・・)
ナナリーは、自分が完全に自由意志を奪われていない、という今の状況をこそ苦しく思った。
―――心が有るから苦しむ。心が無ければ、愛されないことを苦しまないで済む・・・。
自分が帝国臣民の大虐殺を見過ごした罪を呪って、兄に言い募ったあの時、
結局自分には、自分の意思で生きることも死ぬことも許されないのだと、思い知らされた。
・・・兄が世界を完全に掌握したことを示すその日に、公衆の面前で命を落とすことでしか存在を許されていない―――。
―――それならばいっそ、心を殺して欲しい、と思った。異母兄のように、生きた人形として。それならば・・・。
ナナリーは目隠しの中で深く目を瞑り、嘆息した。
―――彼女はまだ何も知らない。シュナイゼルが口走った『ゼロ』という記号の意味も。
何故、兄がシュナイゼルと会わせたのか。
何故、兄が『真実』と向き合わせたか。
何故、兄が自分の自由意志までも奪わないのか。
・・・何故、兄が自分を抱くのか。
・・・生きてきた中で最も長い時を共有した兄から、目に見え易い形で、盲目的なまでに愛し愛されてきた少女は、
まだ隠された兄の真の狙い、そして彼の真の『想い』に、気付くことは無かった。
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「勝手に上がらせてもらったぞ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・C.C.」
外から戻ってくるなり、部屋の中に人影を見つけたスザクは、瞬時に緊張を走らせた後、一気に脱力した。
対外的には死んだことになっている彼は、今は教会聖堂近くの無人の民家に身を隠している。
周辺一帯はジェレミアの管轄ということになっており、第三者は迂闊に近寄れず、
スザクの存在を隠すには持って来いの筈だったが・・・。
「・・・どうして君が?」
「どうということは無い。ただアイツに遣われてここまで来ただけだ」
C.C.はルルーシュに言われて持ってきた資料を彼に手渡した。
そのまま室内をぶらぶらと見て回る。
必要最低限の生活用品しか無い。窓も常に閉じているのだろう。
部屋の中は換気が余りされていない篭った匂いがした。いくら「死んだ」ことになっているとは言え―――。
「・・・こんな所に一人で・・・、お前は大丈夫なのか?」
「・・・平気だよ。本来なら土の下に居る身分だからね」
―――この男の内罰的なところは変わってないな・・・。
C.C.がそんなことを思っていると、スザクはこう呟いた。
「―――それにまだ、こうして素顔を曝せる時期なんだ」
・・・いずれ来るその日に、彼ら二人は・・・
一方はその命を落とし、
もう一方は一生素顔を曝して生きることは無くなるのだ。
(・・・そして、私は・・・)
「・・・思ったより元気そうで安心したよ」
「―――心配には及ばないよ」
「じゃあ、私はこれで戻るからな」
C.C.は粗末な戸口に向かった。もう今は闇も大分深まっている頃だろう。
彼女が戸口に手を掛けると、不意に後ろから声を掛けられた。
「―――――C.C.」
振り返ると、スザクがこちらを見据えていた。
C.C.は開け掛けた戸をそのままに、彼を見つめ返す。
「・・・どうした?スザク」
スザクが口を開いた。
「・・・・・・・・・・・・・ルルーシュとナナリーに・・・、何が有った?」
C.C.の長い髪が舞い上がる。
―――強い夜風が室内に吹き込んだ。
<終>
以上です
書くたびに鬼畜度がうpして、登場キャラが着実に増えていきます
でも気にしないことにする
それでは失礼しました
>>144 GJGJGJ
切ないです
そして戻ってきてくださって感謝です!
>>144 GJと何回言えばいいのかわからないほど、このシリーズが好きです
今回も切なくてたまらん…!
続きも楽しみにしてる!
>>144 GJGJ
切ないのがまたたまらん!
続き楽しみにしてる!
>>144 GJ!文章上手いなーうらやましい!
いつも楽しみにしてるよ
>>144 おまいに会うまでは禁断だった扉を力技で開けられてしまったんだぜ
頼むからラストまで書ききってくれ。GJ!!
153 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 07:08:28 ID:PjiNL/lE
ルルナナ近親相姦厨死ね
スザクとCCを近親相姦マンセー要員に使うな
死ね
ルルナナの神がいらっしゃった!
愛しています!職人さま!!
続きも本当に楽しみにしております
gj
>>144 戻ってきてくれて嬉しいっす
職人の作品は文章が巧みで読みやすいです
これからも変な荒らしに負けないで頑張ってください
>>144 GJ
切ない・・ギアスの最後を思い出す
>>144なんだ、ただの神か
GJ!!この流れでの投下は非常に有り難いよwいろんな意味でGJですた
>>144 職人が帰ってきてくれて嬉しい!!
このまま最後まで書いてください
投下します。スザク×C.C.ですが、エロ無しです。キスはあります。
ラストはルルーシュも出てきます。
今回のラストが次回のルルーシュ×C.C.に続きます。
月明かりの窓辺に彼女は立っていた。
外は暗闇、肌寒くも感じる静けさの中、
ただ十六夜の月だけが、僅かな希望の光で彼女を照らしている。
無言で月を見上げるその姿は神々しく美しい。
新緑の長い髪が揺れるたび、時が一瞬止まってしまったかのように感じる。
自らを魔女と称すC.C.という名の少女は
月から降り立った女神のように、その場に君臨していた。
「C.C.」
いつまでも見ているのも無粋だと思い、スザクは少女に声をかけた。
その声に反応したかのように、少女はゆっくりと振り向く。
そして、微かに微笑んだ。
「なんだ、スザクか」
綺麗な子だな…とスザクは改めて思った。
もちろんそんな神秘さの影に棘が隠れているのは知っていたけれど。
「何をしてるんだ?こんなところで、ひとりで…」
ここは彼女に宛がわれた部屋ではない。
C.C.の部屋はルルーシュと同室…ルルーシュが当然のようにそうしたので
スザクには特に口を挟む必要性は感じなかったが…。
やはりC.C.にとっては抵抗があったのだろうか?
「…別に」
C.C.は小さく呟くと部屋の脇の小さなベッドに腰掛けた。
「…少しひとりになりたかっただけだ」
無機質に聞こえるその声色に、少しだけ寂しさが混じっているのを感じ
スザクは声を意識的に和らげた。
「ルルーシュと何かあったの?」
…その瞳が揺れた。
*
この少女とルルーシュが、どういう関係なのかスザクは知らない。
「共犯者」だとC.C.は常日頃言っていたがルルーシュの彼女への態度を見る限り
とてもそんな一言で済ませられるような関係ではないのは容易に見てとれた。
おそらく、惹かれあってるのをお互い気付かないまま手を伸ばしあっている…
そういう表現が一番ふさわしいのではないか。
ルルーシュには彼女が必要で、彼女にもルルーシュが必要で…。
自分には入れない二人だけの絶対領域。それを寂しいとはスザクは思わない。
自分はルルーシュの『剣』なのだから。
「喧嘩した?」
問いかけても答えはない。ただ、その瞳は変わらず不安げに揺れている。辛抱強く、スザクは待った。
…やがてC.C.は微笑んだ。
「お前は優しいな…スザク」
「え?」
「…憎んでいるはずだ…私を。ルルーシュにギアスを与えた…。
お前は友を、敬愛する主君を失った…私のせいで」
…琥珀色の視線が、まっすぐスザクを捕らえている。
「お前には私を憎む理由がある」
一瞬、時間が止まった。絡み合う二つの視線…ゆらゆらと揺れる瞳の中には暗い海。
(…同じだ)
似ている…自分と。
(…罰を欲している)
そうして本当は誰よりも救いを求めているのだ。
…ふいにスザクは哀れみを覚えた。
「…君は、そうやって自分を責めてきたのか?」
「………………」
問われて、C.C.の瞳がまたゆらゆらと揺れる。
「…僕じゃない、本当はルルーシュに許してもらいたいんだろう」
――瞬間、泣き出しそうな表情が垣間見えたのは、暗闇が真実を映し出すからだろうか。
「……ルルーシュは、何も言わない…」
ぼそりと呟いた声は、悲しみの色を帯びているのに
月明かりと相まって、一層彼女の美しさを際立たせている…。
(…奪ってしまおうか)
…そう思った。
…彼女はルルーシュの所有物。それを奪ってしまったらルルーシュはどんな顔をするだろう。
…暗い情念がスザクに過った。
(…そう、僕はユフィを奪われた。)
それなのに、ルルーシュにはまだ彼女がいる。
…ナナリー、友人、両親、軍隊…すべて失ったはずのルルーシュが
それでも明日を、幸せを望んでいるのはC.C.が健在で彼のそばに共にあるからなのだ。
謂わば彼女は最後の砦。それを奪ってしまったら…。
「…スザク?」
C.C.が怪訝そうな顔をする。スザクはゆっくりとC.C.に近付いた。
「罰が欲しいなら、僕が…」
(…そう、ルルーシュに)
彼女を蹂躙することは、ルルーシュへの罰になる。
あの独占欲の強い男が大事にしているこの少女を奪うことで、耐え難い屈辱を味あわせる…。
…スザクはC.C.の隣に腰掛けた。そのまま軽く両肩を押しベッドに横たわらせる。
…そして、彼女に覆い被さった。
C.C.は抵抗する気配もなく、ただスザクを見つめている。
軽蔑するでもなく、哀れむでもなく、その瞳は無機質に見えた。
「…抵抗しないのか?」
問うとC.C.は笑った。
「…慣れているんだ、こういうことは。私は魔女だから」
「…ルルーシュにも?」
「…いや」
ほんの少し寂しそうに、C.C.は首を振る。
「あいつは、坊やだからな」
(…まだ手を出していない…?)
少し戸惑いを感じ、スザクはC.C.に触れようとした手を止めた。
(…そんな…なぜ…)
脳裏にルルーシュの姿が浮かぶ。
――かつてルルーシュはナナリーを自分に託そうとした。…おそらく自分を信頼してくれていたから。
シャーリーの保護を自分に任せようとした。
…それも、自分を信用したからだ。
カレンを最前線に送り込み自分に特攻させてきた。
…自分相手に、カレン以外では勝機を掴めないから。
…しかし、C.C.だけは別だった。ルルーシュは彼女をいつも懐深くに隠してきた。
協力関係にある今も、決してC.C.をそばから離さない。
どこに行くときも彼女の同行を強要する。部屋だって同室だ。それなのに…。
(それほど愛しているのか?君は、C.C.を…)
「どうした、スザク。私を抱かないのか?」
無機質な声に現実に引き戻され、スザクはC.C.を見た。
C.C.はやはり無表情にスザクを見つめている。
動揺していることに気付かれないように、スザクは目を逸らした。
「…君はそれでいいのか」
C.C.が鼻で笑う。
「何を言う。押し倒したのはお前だろ」
「…………………」
「この期に及んで怖じ気づいたか?……それとも…」
――私が誘ったことにしたいのか?――
*
――瞬間に沸き上がった怒り。カッとなり、咄嗟的にC.C.の唇を奪う。そのまま乱暴に口内に舌を侵入させ、貪った。
彼女の柔らかい唇が怒りと相まって、スザクから理性を失わせる。
息もできないほど強く、深く唇を蹂躙しながら、
C.C.の拘束服を脱がそうと右手を動かした。
服は、簡単に剥ぎ取られる…。露になった美しい肢体にほんの少し目を細めながらも
スザクは手を止めることなく…。
…時折、苦しそうにC.C.が身動きする。呼吸すら許されずに唇を貪られるままの彼女の身体が
スザクの手が素肌の胸に触れた瞬間にビクンと痙攣した。
思わず動きを止めたスザクはC.C.の顔を覗きこんだ。
「C.C.?」
相変わらず無表情を装っているが、ゆらゆらと揺れる暗い瞳は今にも泣き出しそうで…。
……唇も、身体も微かに震えている。
「…………………」
スザクは覆い被さっていた自身を、黙って退かせた。
「…嘘つきだね、君も」
「…………………」
ベッドから下り、そのまま部屋を出る為に歩き出す。
扉の前で、スザクは足を止めた。
「…君は、ルルーシュを愛しているんだろう…?」
ベッドの上の彼女がどんな表情を浮かべたのか、スザクは知らない。
――扉を開き、閉じた。
数歩進んだ所で、ルルーシュに会った。
何かを探すように所在なさげに視線をさ迷わせている。
何を探しているのか、スザクにはすぐにわかった。
「ルルーシュ」
声をかけると心ここにあらずといった感じでルルーシュが振り向く。
「…あ…ああ。スザクか…」
「C.C.ならあの扉の向こうだよ」
すれ違いざまに告げると、ルルーシュの顔色が変わった。明らかに不審そうな目でスザクを見る。
「一緒にいたのか?」
探るような視線。
「君には関係ない」
「何だと?」
「君のものか?彼女は」
揶揄するように告げるとルルーシュの目に怒りが宿った。
「あいつは俺の…」
「『女』か?」
ルルーシュが舌打ちした。
「………何が言いたい」
「泣かすくらいなら、解放してやれ、彼女を」
「何?」
「…自分で考えろ」
そのまま振り向かずに歩き出す。しばらく背後からルルーシュの視線が突き刺さっていたが、気には止めずに。
…やがて、視線が消え、扉が開き、閉じる気配がした。
*
「C.C.」
暗闇の中、その姿を探してルルーシュは視線をさ迷わせた。
返事はない。しかしベッドの上に彼女を見つけたルルーシュは、歩み寄った。
「……こんな所にいたのか。今、スザクが…」
――彼は、言葉を失った。『続く』
以上です。今回導入部です。
>>169 GJ
職人さんが続々と戻ってきてくれて嬉しいです!!
>>169 スザCにルルCktkr!GJ!
楽しみ
新しいなスザC
なかなか好きだ
ルルCも楽しみにしてるぜ!
すんごい萌えたGJGJ!
続き楽しみにしてる!!
>>169 GJ!
スザクに切なくなった
いい奴だなぁ
作ってるところが同じだから当たり前だけどゲームシステムのベースはイノセンスだな。
秘奥義とかすごく出しやすいかも。
グハアア!!誤爆った。
>>175-176 誤爆はともかく、お前のIDに噴いたw
お詫びにssの1本でも書いてくれ。NGだなんて言わずに。
なんという奇跡
180 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 01:48:14 ID:lKoE8e48
ウフフ
ぬふう― なかなか…やりおるのうマリアンヌ、だがしかしならばこれならどうだああ?
ああああ…
ぬふふふふ
電波夫婦きたwwww
>>169 冗談にもスザCなんてwと思ってたが、嗜好を塗り替えられた
良かった、なんか土器胸した。続編ルルCもお待ちしてますGJ
皇帝夫婦もwktk
星刻×香凛、投下します
少しでも本編の保管に……ならないか
ダメな人はNG登録よろしく
それは酷くぼんやりとした感覚でしかないが不思議と確かな確信が持てた。
別段、身体に異変を感じたわけでもない。それ故に自らの身体のことを知り得るのはやはり己だけなのだと妙に納得をした。
死は怖くはない。とうに覚悟などしていたのだから。
心残りなら、ある。
日毎に大きくなる死の足音をすぐ傍まで感じながらも、その身体を酷使し平生と同じように淡々と雑務をこなしつつ国家の方針に思案を巡らす自分を黎星刻は心の内に自嘲した。
不意に小さくにドアを叩く音が訪問者の存在を告げる。扉を隔てたその人物は声を聞かずとも顔を見ずとも、星刻には容易に推し量ることができた。
「香凛か、入れ」
失礼しますと小さく礼をし、香凛はなるべく音を立てないよう、分厚い木製の扉を閉める。
部屋の主に視線を向けるとそこには相変わらず机に向かいペンを走らせる背中があった。
「何か変わったことは」
「いえ、特には。ああ、近々、扇首相が日本で結婚式を挙げるそうです」
「……平和だな」
「ええ」
それはたわいのない世間話だったが、その間も紙の上を滑る筆の動きは休まることがなかった。
ここ数ヶ月、ずっとこうだ。それが香凛には気掛かりでならなかった。日夜、息をつく暇もないほどの多忙な激務に追われ、ようやく自室に戻ったとしてもその身体を休めることを知らない。
元からこういう所のある人物なのだが、特に最近になってからはそれが顕著な気がした。
ktkr
「星刻様、近頃はあまり休まれていないのではないですか?」
「……そうかもしれないな」
背中が答えた。心なしか以前よりも少しだけ華奢になった気がする。
「御身体に障ります」
「寝てようと起きてようと死ぬことには変わりはないさ。私の命が絶える前に、できるだけのことをしておきたい」
「……っ!そんな言葉、聞きたくありません!」
思わず香凛は声を張り上げていた。
『死』その一文字が心の中に影を落とす。ひやりと寒気にも似た感覚が香凛の身体を走り抜けた。受け入れてきたつもりだった、事実を現実を。それゆえに自らの口をついて出てきた台詞は香凛本人をも驚かせた。ずっと押し殺してきた感情が今になってぽつぽつと溢れ出す。
「どうして、貴方はそんな……」
しかしそれ以上何も言葉にはならなかった。
本人がそれを理解し受け入れてているというのに、自分一人がここで我を通し意見を無理矢理に押し付けたとてどうなるというのだろう。
無意識のうちに使うことを避け続けてきた死という単語が今、ズシリと重く心にのしかかる。
「らしくないな」
はっと香凛が顔を上げるといつもの涼しい笑みを湛えた瞳があった。
「……すみません、つい」
「いや、ありがとう。私も少々弱気になっていたかもしれない」
星刻は薄く笑うと再び机に向き直り、高く積み上げられた書類の束のうちから一つを選び出して目を通し始めた。
「星刻様、貴方は先程、今のうちにできることをしておきたいと、そうおっしゃいましたね?」
「ああ」
視線を紙の上に置いたまま星刻は振り返らずに答える。
「ならば私のために、一つだけ私の我儘を聞いていただけますか」
「君がそんなことを言うとは珍しいな。いいだろう、言ってみろ」
「私を、」
その先を口にするのをを躊躇うように香凛は一度言葉を切り、その目を伏せるが、小さく息を吸うと、意を決したように再びそう続けた。
「私を抱いてください」
187 :
星刻×香凛:2008/10/26(日) 20:04:16 ID:Spbrj+/P
背に隠れて見ることのできない手元から僅かにカサリと紙が擦れ合う音がした。
香凛から見えるのは後ろ姿のみでその表情を窺うことは叶わないが、いつものように星刻が涼しげな表情を浮かべているであろうことは容易に想像できた。
「随分と、悪趣味な冗談だな」
「私は本気です。今までに私が貴方に嘘をついたことがありましたか?」
「……いや、」
パタンいう軽い音とともに開いていたファイルを閉じ、星刻は椅子からおもむろに立ち上がった。
「だが君はそれでいいのか?」
向けられた刺すような視線は針となって香凛の身体に、心に突き刺さる。
「君は賢く魅力的な女性だ。私は君を誰よりも信頼しているし頼っている。この先の近い未来、天子様を、この国を、世界を支えていくのは君しかいないとも思っている」
あくまで淡々と理性的に、諭すような口調で星刻は続ける。
「だからこそだ、私は君をそういう対象にしたくない。私がもし君を抱いたとき、君はただの愛人に成り下がる。それでも君は……」
「……構いません」
一瞬だけでいい。それがたとえ自分を貶めることになろうとも。
「お慕いしております」
――彼が欲しい。
不意に視界がふわりと揺れたかと思うと、トンと鼻先が堅い胸に触れる。自らが引き寄せられ抱きしめられたのだと香凛は一瞬遅れて理解した。
「君には幸せになって欲しい。この恒久に続く平和な世界で、君を大切にしてくれる人と共に。そのときに私なんかの影に囚われていて欲しくないんだ」
触れた掌から胸から服を隔てても伝わる互いの温もりは確かな生を実感させてくれる。
「それでも、私には貴方しかいない。」
自らを真っ直ぐに見上げる強い意思を秘めた瞳に星刻は息を呑んだ。その眉間には深く皺が刻まれ、朱の瞳が僅かに揺らめく。考え込むような、迷うような険しい表情を浮かべたが、それは一瞬のことで、小さな溜息と共にすぐに緊張の糸は解けた。
「負けたよ君には。君がこんなに強情だとは思わなかった」
「知らなかったんですか?」
顔を見合わせて小さく笑い合い、どちらともなく唇を重ねた。
「ベッドに行こうか」
星刻は香凛を優しくベッドに横たえてやると、自らもその上に覆い被さった。
純白のシーツの上に長く艶やかな漆黒の髪が幾筋もの影を落とす。
「星刻様……」
名を紡ぐ女の声も顔もよく見知ったものであるはずなのにそれらすべてはひどく熱っぽく平生と全く違った印象を星刻に与える。眼下に見る白い裸身はほっそりと繊弱なようでありながら、なめらかな女性特有の曲線を描いていて、素直に美しいと、そう思えた。
「香凛……」
何度も繰り返される触れるだけの戯れるような口づけは次第にお互いを深く貪り合うものへと変わっていった。
舌を絡め合い、唾液を交換し合い、確実に互いの劣情を高めてゆく。
「……ん…」
離した唇をそのまま首筋、鎖骨へと順に滑らせる。骨格に沿って舌で辿るようにすると、僅かに艶を含んだ吐息が香凛の唇の隙間から洩れた。
星刻の手がするりと胸元へ滑り、思わず一瞬だが身体が強張る。そんな自らの反応にまるで初心な生娘のような心地がして香凛はひそかに笑みを零した。
「どうした?」
身体を起こし星刻が怪訝そうな目をする。
「いえ、なんでもありません」
はぐらかすように小さく香凛は微笑んで、星刻の身体を引き寄せその肩口に火照った顔を埋めた。
手の平で包み込むようにして加えられる乳房への弱い圧力は決定的な快楽には繋がらずとも、確実にゆっくりと香凛の神経を犯してゆく。
「っ、あ……」
その指が胸の中心を掠めたとき、たまらずに初めて小さな声があがった。
「いいのか?」
「……知ってるくせに」
羞恥に顔を背ける香凛に星刻は口角を少しだけ上げると、小さく存在を主張し始めた突起に唇を寄せた。
「ふ…あ……っん」
熱い粘膜に包み込まれた場所から抗い難い快楽が波のように押し寄せてくる。身をよじる度に肌を滑る髪の感触すら今の香凛には熱を煽るものとなり、縋るものを捜して星刻の頭蓋を掻き抱いた。
その間も滑らかな肌の上を彷徨う指先は滑るように脇腹や腰や内腿をなぞってゆく。
薄い茂みを掻き分けその奥の秘部に指を滑らすと、クチュ、と小さな水音がした。それは香凛自身の身体の疼きを忠実に示している気がして、途端に恥ずかしいような、罪悪感に苛まれる。
「………軽蔑しますか?淫奔な女だと」
「いや、しないさ」
十分に潤ったそこに星刻はするりと指を一本滑り込ませた。
身体の中に異物が入り込む感覚に香凛の身体がピクンと跳ねる。
「もっと、感じて乱れればいい」
耳元に唇を寄せて甘く、低く囁く。
香凛の身体は再び小さく跳ね、温かく波打つ胎内は星刻の指をきゅうと締め付けた。
この女をもっと啼かせてやりたい。
そんな悪戯な欲望がふつふつとどこからか星刻の中に沸き起こる。
「あ…っ…」
愛液に濡れた指を中から引き抜くと、華奢な足首に手を掛けぐいと脚を開かせた。すらりと伸びた白い脚に、足首、ふくらはぎ、膝と下から順に恭しく唇を落としてゆく。
「や……いやっ、それは…っ」
その唇が一段と白く柔らかな内腿に触れたとき、香凛が小さな悲鳴を上げたが、星刻は構わずに更に奥まった花弁に唇を寄せる。
「やめ、……ああ!」
拒絶の言葉はすぐに甘い嬌声に掻き消された。溢れる蜜を舌で掬い上げて、小さく膨らんだ肉芽をそっと唇で食む。
目を閉じていても嫌でも耳に入る粘着質な水音と、直に神経に触れるような鋭い刺激に、意思とは裏腹に香凛の脳は貪欲に快楽を求める。
敏感な箇所を執拗に強く吸われ、飛びそうになる意識を懸命に押さえ付けた。
「もう、欲し、……一緒…に」
愛撫を続ける頬に香凛のしなやかな指先がそっと触れ、その手の方向に星刻は思わず顔を向けた。
「一人じゃ……嫌、だから……」
香凛の快楽に濡れた双眸が僅かに細められる。
「………ああ」
頬に控え目に添えられた手を取ると、星刻はしっかりと強く、その指と指を絡め合わせた。
濡れそぼったそこに熱くたぎる自身を宛てがい、腰を沈めていく。
「つ、…うっ……」
眼下で香凛が眉根を寄せて小さく呻いた。所在無くシーツを掻き寄せる爪先は白く、本来のその色を失っていた。
「辛いか?もう少し慣らしてから……」
「いいえ、私は大丈夫、だからっ……早く…」
身体を無理矢理こじ開けて他人を埋める行為は何度しても慣れるものではない。それでも早く彼を受け入れたかった。受け入れないと不安だった。
ぐぐと再び膣内を押し広げ、星刻は自らを埋め込んでゆく。狭く奥まったそこは星刻が腰を進めるたび、さらに奥に誘うかの如く、絡み付き締め上げる。
全てを呑み込み終え、よかった、と安心したように小さく微笑む香凛を星刻はそっと包み込むように抱きしめた。汗で額に張り付いた髪を払って、額に瞼に頬にキスを落とすと、くすぐったそうに僅かに身を捩らせた。
どしたん?
天子「…連投規制じゃないかしら」
「動くぞ」
こくんと小さく頷くのを確認してから、ゆっくりと腰を動かす。互いの存在を確かめ合うような緩慢な律動は、快楽に導かれ、しだいに欲望のままに求め合うものへと変わっていった。星刻が奥を抉るたびに香凛の口からは抑え切れない嬌声が上がる。
更に深い交わりを求めるように香凛の脚が星刻の腰に絡み付いた。
「このまま、中…に……っ」
「…それは……」
お願いと縋るような眼を向けられ、できない、そう喉まで出かかった言葉を星刻はぐっと飲み込んだ。
返事の代わりに、シーツを蹴っていた香凛の脚を肩に掛けると、星刻は再び体重を掛け身体を前に倒した。
「あっ…」
結合がより深くなり、香凛が小さく悲鳴をあげる。
「……馬鹿だよ、君は」
言葉とは裏腹に、その眼差しも、髪を撫でる手つきもどこまでも優しいものだった。
「ええ、私も…そう思います」
どこか自嘲するように香凛は力無く笑い、シーツを捉えていた手を背に回すと、それを合図とするかのように星刻は再び強く腰を打ち付けた。
「本当に、馬鹿だっ……」
律動の合間に星刻が低く吐き捨てるように繰り返したその言葉はどこか自分に対しているようにも聞こえた。
絶え間無く零れる甘い嬌声と、閉じた唇の隙間から時折洩れる艶めいた吐息が互いの限界が近いことを示していた。
しがみつくかのように背に回された香凛の腕に一層力が込もるが、僅かに残された理性の欠片が星刻の背に爪を立てるという行為を押しとどめた。
「も、だめ…っ、わたし……」
内部からじわじわと広がり身体を侵していく快楽に抗おうとすればするほどそれは身体全体を蝕んでゆき、熱に蕩けた身体は更なる高みを貪欲に追い求める。
それは星刻も同様だった。内部を擦る間隔が一層短くなり、激しく揺さぶられる。
「…っは、ああぁぁあッ!」
「………ッ!」
香凛が肢体を弓なりに反らし一際高い声を上げて達すると同時にぎゅうと締め付ける内襞の動きに、星刻も最奥に精を迸らせていた。
「……行くのか?」
「ええ、これでも私も忙しい身ですから」
衣服に身を包み、胸に届く長さの髪をきつく結い上げた香凛に既に先程までの情事の名残りはなく、それは星刻の知るいつもの有能な補佐官の表情だった。
「明日は天子様のところへ行って差し上げて下さい。残りの仕事は私が引き受けますから……きっと待っていらっしゃいますよ」
忙しさにかまけてしばらく逢うことのできなかった小さな少女の、大輪の花を咲かせたような笑顔が鮮明に星刻の脳裏に蘇る。自分のことを独り待ち続けているであろう幼い彼女のことを考えると、その申し出を断れるはずもなかった。
「……すまないな。苦労かける」
「お互い様です」
そう言って香凛は柔らかな笑みを向けた。
張り詰めたものが溶けだすようなどこか心地よさにも似た安心感を感じると同時に、この数カ月の間に蓄積された疲労と堪え難い眠気が星刻の身体を占める。
普段の彼ならこの状態の身体を押して無理にでも仕事に戻るのだが、不思議と今だけはつかの間の休息に身体を任せてみようと思えた。
「少し寝る。30分経ったら起こしてくれ」
「では、3時間後に再び来ますね」
さも当然のようにそう言い放つ香凛に星刻は眉をひそめた。
「私は30分と……いや、そうだな。君の好きにすればいい」
「それでは、好きにさせていただきます。6時間後にまた」
緩みかけた星刻の表情が固まる。
「……増やすのか」
「増やします」
またもや悪びれもしない様子でそう答える。いまさら前言撤回を要求したところで香凛はおそらく聞き入れる気は無いだろう。星刻は盛大な溜息をついた。
それでは、と背を向けて去ろうとする後ろ姿を星刻は呼び止めた。
「香凛、今日のことは忘れ、」
「いいえ、忘れません。ずっと、」
最後まで星刻が言葉を言い終わらないうちにそうきっぱりと香凛が言い切った。
「ずっと……」
一字一字を噛み締めるように反芻するように、もう一度、香凛はそっとその言葉を繰り返した。
「………ありがとう」
そう呟いた言葉はどこからきたのかわからないが、だがそれはきっと本心なのだろうと星刻は思った。
柔らかなベッドに身を預け、目を閉じると、待ち兼ねたように襲い掛かる睡魔に星刻は抗う術もなく身を委ねる。
「それでは、おやすみなさい」
香凛の声をどこか遠くに感じながら意識は闇に呑まれていった。
ここまで
天子様のお察しの通りですよ。
ID変わってるけど同一人物なんだからねっ
もう何やってんだ自分
>>194 なんだこのほのぼの温かすぎる一幕は
GJとしかいいようがないんだぜ
>>194GJ!!天子様を差し置いてなにを(ryとか思ったがなんという神
てか星刻大人すぐるwww
解放戦争の帰還兵である紅月カレン(カレン・シュタットフェルト)が
粗末なバッグ1つを担いで戦友に会いにいく場面から始まる。
たどり着いた美しい湖畔の家には戦友の家族が住んでいたが、
彼は富士上空で炸裂したフレイヤの後遺症からガンで死んでいた事を知らされ戸惑う。
森の中を道路沿いに歩くカレンをパトカーに乗った地元の警察官大森巡査が見つける。
「どこに行くのか?」と尋ねる保安官へ「食事をしたいから町に行く」と答えるカレン。
警察官はカレンを車に乗せるが着いたのは町外れだった。
他所者は町に来るなと大森はカレンを車から降ろす。しかし車が去った後、カレンは再び町へ向かう道を戻り始める。
町へ入ろうとするカレンを大森は躊躇せず逮捕、連行する。
警察署の地下で尋問を受けるカレンを保安官助手たちは「ちゅっちゅしたい」と罵り、
スクール水着を着せた彼女に向け消火用のホースで水を浴びせる虐待を加えた。
息もできず目も開けられないカレンの脳裏に、シンジュクの戦場で見た地獄の風景がよぎる。
放水にもがき、体に密着するスクール水着姿に助手たちは悦び、
更にカレンを押さえつけ「3ねん2くみ こうづき かれん」と書かれた布を縫いつけようと針を彼女の目の前にかざした。
その瞬間カレンの脳裏に中華連邦で敵兵に捕まり拷問を受けた記憶がフラッシュバックし、
猛烈な抵抗で彼らの手を振りほどく。そして獣のような俊敏さで助手たちを倒すと、
カレンはナイトポリスを奪い警察署から逃亡する。かつて軍人として日本戦争で活躍し、
「この町では俺が法律だ。この町は俺が守る」と言ってはばからない大森は
巡査としての面子を潰されたと激怒。警察署の人員を総動員してカレンの追跡を開始した。
フレイヤって後遺症とかあったっけ
ランボーw
二次牧場でカレン小説書いてた人ここにいる?
>>194 ( ;∀;) イイハナシダナー
切なくて萌えたよ。
ありがとう。
205 :
◇ ◆dqsTbWyO.2 :2008/10/28(火) 18:53:34 ID:GDGDDqCw
だっふんだ!
スザCもしんくー香凛もGJGJ!新しい萌えな組み合わせをありがとう!
スザCは最後までやっちゃってみても良かったんだぜハァハァ(*´д`*)ハァハァ
香凛たんエロ可愛いぜたまらんハァハァ(*´д`*)ハァハァ
ここのSSで萌えたシチュ絵にしたんだけど、アップローダとかってどこにあるんですか?
勉強になるので辛口評価が欲しい
どのSSの書いたん?みたい
ルルーシュ
「お裾分けガムって便利だな・・・。
うっ!?ゴミなんか食べているやつがいる!
わぁああ〜、やめろよ!うわっうわっ!?
なんだこれは!?腐った肉や魚みたい・・・。
うわっ!?うわっ!?腐った食べ物のに上に登っている!
ゲロゲロ!!気持ち悪い!うわっ!?もうやめて!やだよ!
やめてくれ!俺の味覚が麻痺してしまう!気持ち悪い!
うえーっ!おえーっ!やだよ!変なものを食べさせないで!
もうやめてくれ!!」キキキキーッ!?
夜神 月「おい、ルルーシュ、さっきのガムを、そこいらの野良犬にやっちゃったぞ。な。」
ルルーシュ「ええーっ!?あああ、うっ!?うえーっ!?おえーっ!?」
お裾分けガムで楽しくスウィーツの味を嗜んでいたところ、いきなり変なゴミの味が
ダイレクトに感じてしまい、激しく嘔吐しまくっているルルーシュの情けない姿であった。
爆発コショー
夜神 月「やっほーっ!?絶好調!!ただいまーっ!?」
夜神 幸子「どこに行ってたんだよ。こんな遅くまで。」
夜神 総一郎「お、ちょうどよかった。コショーが切れてたところなんだ。」
夜神 月「と、父ちゃん!それはな、だめ!!」「は、は、ハックション!!」
ルルーシュ「わぁ、きれいな満月・・・。ホワァッ!?食卓型のUFO!?」
夜神 月「おーい、糸色先生!なんとかしてくれ!うちの食卓が飛び回っちゃってるんだよ!頼むよ〜。」
糸色 望「食卓ですって!?」月の父ちゃんと母ちゃん「どこまで飛ぶんだ!?待て!!」
糸色 望「うふふ・・・、食卓に行き先を言わないで、爆発コショーをかけちゃったのがまずかったのだ。」
まだあったのかこのスレ
リビドーの続くままに
214 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 01:45:23 ID:IJKfu4sC
せっかくだからあげとくな。よく目立つようにw
ナナリーがルルーシュを逆監禁した場合
ただの甘い新婚生活になることが予想される
ナナリー「お兄様。にゃにゃーーーーーー!!」
ルルーシュ「ナナリーーーーーーーーー!!!!!」
気持ち悪い
鬼畜ルル×ナナは神
ナナリーなら相手はだれでもいい
近親相姦厨しねよ!
>>220 また来てるよ・・この人
荒らしとかするなよ
折角順調にいってるんだから
普通に近親相姦は気持ち悪いだろう
何が神だよ
フィクションに何マジになってんの?
いちいちID変えるなよ
どっちに言ってるんだか。
てかSS書こうぜ。
すまんw近親がどうとか煽ってるほうね
227 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 03:01:26 ID:0cPkCr0p
クソスレ運営ご苦労様です!恒例のage!
流れ読まずすまんが咲世子…エロい咲世子が見たい。
和姦も良いが無理やりやられてて屈辱と快感の狭間でクリムゾン状態だと尚良い。
でも咲世子を犯す奴が見当たらない。誰がきても返り討ちにしそうだし
可能性ありそうなジェレミアは俺の中では紳士かつ天然なんで
凌辱エロに持ち込めそうにない。どうすれば…orz
>>228 自分いつの間に書き込んだんだ
最強なのは咲世子さんの大きな魅力だが、そういう時困るよな
何処かで薬でも盛れれば良いのかな
ストーリーの中盤と終盤であまりにもキャラが変わってるので時系列にも気を遣わねばならん罠
>>229薬ktkr 他にフレイヤ脱出の時のナナリー人質にとられるとか
咲世子さんは薬も効かなそうで、その、なんだ、困るwww
もし咲世子さんを屈辱的に犯せる香具師がいるとしたら・・・ルルーシュだけではなかろうか?
でも別にそれ咲世子さんにとって大して屈辱じゃない気がする。
ルルーシュの命令で誰かに〜だったら少しはアレかなあ?
しかし待って欲しい。そもそも咲世子さんはどんな家の生まれで、どんな育ち方をしてあんなへんた……もとい、超人になったのだろうか?
仮に代々続く忍っぽい家に生まれて、厳しい修行によってあの身体能力を手に入れたと考えると、
ロリ咲世子さんのHな修行を回想シーンとして入れることも可能かもしれない。和姦でも強姦でもどっちでも使えるし。
おまいらみんな
咲世子さん大好きなんだなw
篠崎流37代目(だっけ?)継ぐ際に、房中術もマスターしてそうだしなw
>>230 空白の1ヶ月の間にシュナイゼル派の人間(シュナイゼルではない)にナナリーを人質に取られて…
という訳ですね!
ジェレミアと再会した時はカンボジアから逃げたにせよボロボロだったわけだし
鬼畜ルルナナ続編マダー?自分の中ではルル死後ナナリーは妊娠を知り不義の子
を生むためゼロスザクとも関係を持つ・・・とか昼メロ展開キボン・・・なんだけど。
さよこ話の邪魔すんな
>>235 あえてシュナイゼルにやられるのも萌える。色々言葉責めしてくれそうだし。
でもあいつやる気なさげだから男マグロで転がってて咲世子さんが上で
頑張る姿しか想像できないけど。
ディートハルトに調教されてるイメージだわ
何やら素晴らしい咲世子陵辱プロットが出来てきている・・・
>>235 そしてジェレミアによる手当てが施されるのですねハァハァ
>>238 シュナ公は
未来は今より悪いかもしれない、だから今が一番いいんだ
の超・悲観主義者だからねー
シュナイゼルは本人ハイスペックなのになんであんな悲観的な価値感
なのか謎だ。
>>239 逆にディートハルトのほうが調教されてそうなイマゲ
嚮団襲撃回だったと思うけど、ルルーシュ伝令→咲世子→ディート「これで
よろしいのですか」で地味に立場逆転してて笑った記憶がある。
シュナイゼルだとどうも性欲とかも無さそうな感じがするし、逆に咲世子さんに調教されてそう
かといって名無しの部下達による輪姦でもいつの間にか主導権握られそうだし
…駄目だ、俺の頭じゃ咲世子さん陵辱展開が思い浮かばん
>>240 さよこのエロさにジェレミアもうっかり発情するかもな
サヨコさんは女性陣の中では珍しく百戦錬磨な雰囲気が漂っている気がする。
やっぱり上に乗っかってその秘儀の数々で相手を翻弄する姿しか浮かばないから困る
>>242 まわりアホすぎて、どうとでも動いてくれるし、もうこの世界はだめだな、って思うんだろう。
まともな相手といえるのは、それこそ父親とルルーシュくらいしかいなかったわけで、せめて
悪化するのは自分がとめておかないとな、ってなっちゃったんだろう。
シュナイゼルは執着がないから、性欲とかあっても適当に発散して誰か一人にこだわらなさそう
だからなー。
側近に、後引きずらない女用意しておわりじゃね。
そもそもシュナイゼルは勃つのかどうかも…あの執着の無さだと
シュナ「ああセックスね。はいはい勃起勃起」
何か本当に淡々とこなしそうだよな。
>>245 たとえ百戦練磨でも少しもエロい感じがしないのが不思議だ。
なんか山田忍法帳みたいな人類超越しててエロどころじゃなくsugeeee!!!!的な。
>>246 なるほど。
シュナイゼルって謎の存在だったんだけど少し理解した。
>>228 >エロい咲世子
>クリムゾン
お堅い軍人であるジェレミア卿は恋愛・女性経験が壊滅的。
それを密かに気にしてるけど紳士ゆえに誰にも打ち明けられない卿に
篠崎流房中術の使い手である咲世子さんが男女の楽しみを一から十まで教え込むんだよ。
「生ジェレミア様の生神経電位接続端子を拝見させていただいてもよろしいでしょうか?」
「そこは・・・っ」
「あなたの純血は私に崩される為にあったのですね」
「サクラダイトの力が出せれば…こんな不覚など…!」
「よかったじゃないですか、ゲフィオンディスターバーのせいにできて」
「悔しい・・・だが感じ(ry」
卿かわいいよ卿。
咲世子なんてオバンいいからカレンとかやってくれ
ちょwwwwwwwwww
襲われてるのジェレミアかよ!
でも純血奪われるジェレミアに少しハァハァしたw
>>248 淡泊過ぎるwww
>>252 さよこ馬鹿にすんな糞バカゴリラ厨
最後までルルーシュ一筋だったさよこ最高
>>245 百戦錬磨っつーか、咲世子さんなら相手が男だろうが女だろうが関係なく優位に立てそうだw
>>251 ちょwwwジェレミアがやられてるのかwww
ジェレミアかわいいよジェレミア
>>248 “はいはい勃起勃起”にクソ吹いたwww
そうなると、横にいるカノンが可哀相すぎる。アウトオブ眼中って感じで
きっとカノンは可哀想な子を見る目でシュナイゼルを見てるから大丈夫だ
性別を超越したカノンだから側近やってられるんじゃないかな。
何ここ・・?
熟女萌えスレかよ
きもちわりぃ
まだまだ性に疎そうな発育不良な女の子や、熟れた身体の女子高生もいいけど、
色気の漂う大人の女性もいいよね
熟女って言うとマリアンヌのイメージだな。
千葉や咲世子は性格とか体型のせいか少女っぽく感じる。
咲世子は中身は百戦錬磨だけどなw
凌辱だと咲世子もいいけど、ネリもかなりいいな。
きつい性格なのに隙だらけの感じがいい。こいつルルーシュの姉だな、
と思うわ。
シュナイゼルは飼育員兼おかんポジションのカノンが後腐れの無いそこそこ容姿が整った女用意するだろ
カノン本人はニーナアーニャナナリーとつるぺた食べ放題だし
ユフィが生きてた頃は…いや流石にネリ様に殺されかねないか
咲世子は別に興味ない
つかギアスの女キャラでいい女(シャーリーやらカレン)いっぱい居るのに何で咲世子・・
マリアンヌこそ攻めるイメージしか湧かない
娘とは真逆だ
>>264 郷に入りては郷に従え
今は咲世子スキーが結構多いから、シャーリーやらカレンやらの話題を出せばいいだろう
一方的に話題に上がってるキャラを否定するのは良くない
>>264 お前以外は興味あるんです
嫌なら話題振れや
はーさよこカワユス
自分もシャーリー萌えでもあるけどな、女キャラはどれも好きだし、
ここ暫くの流れが面白かったんで乗ってみたのさ。
まあシャーリーやカレンのネタはとりあえず
>>264にまかせたw
「マ、マリアンヌよ…そこは…」
「あら陛下、お尻が弱いなんて可愛いとこもおありなのね」
「ぶ、ぶるああああああっ!!!」
次の日C.C.にまでニヤニヤされるシャルル
正直、カノンは女の子だったら良かったのにと未だに思って居る
むしろ女の子かもしれないと疑って居る
正直カノンとニーナは百合な印象がある。
>>269 マリアンヌwwwwww
この調子で若い頃のジェレミアとか色々陥落してそうだな。
マリシャル
>>270 難しいとこだよな。
男女だったならかなり盛り上がる主従関係なんだが、
才能も権力もありながら執着の無いシュナイゼルのキャラとしては
副官が男でイロモノだということのほうがより引き立つわけだし。
カノンは両性具有
276 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 02:00:06 ID:+wYS7x2f
雑談クソスレ晒しage
>>276 職人が集まるようにageてくれたんだね。
ありがとうツンデレ
まぁカノンはキャラサロンに専スレあるからそっちで思う存分語るのも悪くないと思うよ
TSネタでもホモでも百合でも人を選ぶ話題ではあるから
最近ギネ様の魅力に目覚めました
オデュッセウス以外のキャラとも絡み要素ないもんか
しかしネリといいママンヌといいブリタニア皇室はいいS女が揃っている
投下していいのかな?なんか盛り上がってるけど。
なぜに喧嘩腰?
アンカミス
>>280ね
お前さあ、せっかく職人が投下しようとしてくれてるのに何言ってるの?
雑談が投下より優先すんのかよ。バカか?
>>279さんカムバック!
実は279と280は同一人物
何がなんだか…
もう何か全部荒らしの自演に見える
職人の端くれだったけど暫くここから離れますわ
286 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 08:39:51 ID:oRKBBbEq
クソスレ晒しage
>>285 誘い受けチョーウケルww
>>285 お願いだから帰ってきて
ていうか行かないで
288 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 12:35:55 ID:dvU5zgA7
285は荒らし
291 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 18:57:00 ID:rzljzJ6i
う〜ん
age!wwww
すがすがしいまでのクソっぷり
みなさんおつかれさまです!
昨日からの咲世子話から自演にしか見えない
投稿させないようにしてるよな・・
みなさんまった〜りしなはれ お茶どぞー
旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
同意
ババァはいいからルルナナ神希望
読めるなら誰でもいい
やめれ。味噌もクソも一緒ってか?
最低限読めるものを投下しような
この場合のだれでもいいはキャラにはこだわらないってだけだろ。
300 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 20:33:25 ID:tjhvcsXU
>>299 すまんそれだ
言葉が足りなくて申し訳ない
キャラ叩きするなよ
サヨコ可愛いよ
280から301まで全部荒らしに見える…
本当に20歳超えてんのかお前
幼稚過ぎる発言だなあ
ブッシュ「撃たれていいのは撃たれる覚悟がある奴だ!!」
ハア?わけわかんね
さんたさんへ★
いいこにしてるので
るるーしゅしゃーりー/じぇれみああーにゃ/すざくかれん
のSSくらさい。
自分で書いてろボケ
気持ち悪いね
ルルーシュ、スザク、リヴァル、ジノの猥談話が見たい
なんなんだこの流れ
311 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 09:19:36 ID:WQaCTy7g
ギャハハ
>>309 ちょうど童貞非童貞が二:二で分かれてるな。
ちょっと想像してみたけど、カプ要素ありでもOKそうだし
童貞:経験者=2:2でも良さそうだし
フェチ対決させても良さそうだw
空気を読まず濃い体験談を赤裸々に語り出すスザク。
だまりこむルルーシュとリヴァルに対し、
「何照れてるんだよ。どうせ皆経験済みだろ?僕達くらいの年齢になれば当たり前だよね!あははは」
ルルーシュリヴァル鬱。
>>313 とどめにジノに「先輩達の体験も聞かせて欲しいな〜」と無邪気に言われ、更に鬱に
リヴァルはともかくルルーシュはより取り見取りなのになw
なんでこんな流れなんだ
雑談してるやつらって新手の荒らしだろ?いいかげんにしろ!
>>317 こらこら、火病るんなら「いいかげんにしる!」だろ。間違えちゃいかんよw
咲世子ネタにせよ猥談ネタにせよ、SSが来るまでの繋ぎだろうに……。
だってせっかく職人がやってきたのに話しの腰折るなって追い返すんだぜ
狙ってるとしか思えん
ちょっとエロ雑談しただけだよ。
俺だってSS投下してほしいよ…。
そう…なのかな?
ここに居着いてる荒らし、最初の内は判りやすかったんで弾くのも簡単だったが
今は巧妙化して誰が荒らしだか判別つかん
俺はもうこのスレはエロパロスレでなく荒らし一人自演スレとして見てる。
自分以外は全員同じ一人の荒らしだと思ってこのスレ見てみ?
笑えるからw
泣けてきたよorz
最近の流れでか、どんなSSが読みたいのかわかんなくなってきた
とりあえず、カプは何でもいいからぶっ飛んでて明るいのが読んでみたい
過去SSで笑えるいいのもあるけど、他だいたいがしっとり系だよね
明るいのか〜と考えてみたらジェレミアーニャが浮かんだんだが・・・
これで、何度目になるのだろうか。男は傍らで蹲るようにして横になった少女を見つめて小さく溜め息をついた。
この少女…小さな同居人、アーニャ・アールストレイムはギアスの力を受け、記憶喪失という大きなトラウマを抱えた。
男、ジェレミアもまた、ギアスの力によって人生そのものを狂わされた者の一人だが、
どういう因果か、自身も力を授かり、ギアスを無効化する能力を得た。
少女の記憶障害がギアスによる物だった為、彼はそれを解除した。
彼女が欲しかった『記憶』を授けた恩人となった。全てが無くなった彼女に住居を与えたのも彼だ。
全てが良い方向へと向かっている。そう思っていた。
「うぁああっ!」
室内に絶叫が響き渡る。ジェレミアは飛び起きて声の元へと走った。
「アーニャ!」
ベッドの上で頭を抱えて震える少女。突如として蘇った記憶は時に彼女を過去へと引き込み、思い出したくない悪夢へと誘う。
「マリ…アンヌ様っ!マリアンヌ様が…」
ガタガタと震える肩を支えて、ぎこちなく抱き締めてやる。
彼には、こういう時にどうしていいのか分からなかった。大人の女相手ならまだ良かったのかもしれない。
かつての同僚とそうしたように、酒でも飲み交わせれば良かったのだろうが、相手はまだ子供だ。
ナイト・オブ・ラウンズという肩書きはあっても、ほんの子供にすぎないのだ。
「よし、よし…」
背中を優しく擦ってやると、少女の嗚咽が小さくなってくる。
「さぁ、キッチンへ行こう。水を飲んだら私の寝室に一緒に来るといい。一緒に寝てあげるから、もう怖くない。
このジェレミア・ゴットバルトがいる限り、だ」
こうして甘やかしたのがいけなかったのだろうか。
いや、甘やかしたつもりはない。彼女はまだ子供であるし、輪郭の見えない恐怖に脅えているのなら助けるべきなのだ。
庇護者として、彼女を守る立場にあるのだから。
あの日以来、彼女の悪夢は止んだが、彼の寝室に毎夜やって来ては一緒に眠る日が続いている。
添い寝感覚でいたものが、最近変化を見せている。
ジェレミアのシャツを寝間着がわりに使うアーニャの、細長い手足。
胸の僅かな膨らみ。そして安心しきっているのか、無防備そのものの表情。
それを見る度に心がざわめくのだ。心臓は作り物でも心までは作り変える事は出来なかったようだ。
元より、忠義に尽くす心を変えるつもりは無い。
しかしこれは…俗に言う欲情ではないか。
自身の半分しか生きていない…ほんの子供だ。頼る者は彼しかいない。そんな、庇護の対象に、何故?
戦後、体を覆ったパーツは生体パーツへと変わり、人間の姿を取り戻した。
顔だけは、忠義の証としてそのままである。生殖機能は失ってしまったが、行為は可能だとラクシャータは言っていた。
「不要だ」と答えたが彼女は「必要になるんじゃないの?」とキセルをふかして笑っていた。
タオルケットにしがみつき、足をさらけだす少女。つい視線が足の付け根へといってしまう。
自分が買い与えてやった下着だとすぐに分かった。
体が熱い。誤作動では無いと分かっていた。堪らず握ったソレは手を動かす度に痺れるような甘い快感を全身に運ぶ。
「ふ…ぁ」
声に反応したのか、少女が小さく唸って仰向けになる。
シャツのボタンはだらしが無く開けられていて、呼吸に合わせて上下する胸の頂きをちらつかせる。
薄く色付いた桃色に反応し、更に熱くなる自身を強く握り締める。
「こ、れではっ…私が子供に反応する性錯誤者のようではないかっ」
言い聞かせても治まらない。「もっと見たい」と訴えているのが分かる。
自制しようとしても、上下する左手は止まらない。
「っ、ぅお」
寝ているのを良いことに、体を盗み見て自慰に耽るとは何事か。
挙句の果てに手を伸ばしてシャツをはだけさせようとしている。
布擦れの音が小さく響き、少女の胸部が露になる。
ここまで書いて明るくならなかったwww
でもまぁ、明るいオレンジ畑にいる2人だから、幸せ全開だとは思うんだが。
また何か書けそうになったらネタ程度に投下するわ。
GJ!良いジャマイカ!
GJ!
いいところで切りやがるw
アーニャが実は誘惑目的で添い寝してたりしたら萌える。
あとジェレミアの挙動に気づいてて寝たふりしてるとかw
すげーまだいたんだ、ここにしがみついてる自称職人様!
332 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 08:09:16 ID:YOROVPd5
まあなんだ
>>327 明るくないよw
でも先の展開を予想すると明るくなるね!GJ!
起きたアーニャに粗品見せんなって立ったアレを殴られたり
ドSアーニャに虐げられて「ぽぺっ」とか言ってたら癒されるw
>>228GJ!
これは新しいパターンw
やっぱり明るいと言ったらジェレアニャ浮かべるよなぁ、コメディが似合うというか
たまんなく可愛い組み合わせだ
>>328 じーじぇ。
生殖機能無いのか……。二人の子供ならさぞかし優秀なんだろうけどな。
336 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 18:28:16 ID:b57mXy8p
w
>>328 GJ!なぜか続きを期待しちゃうじゃねえかw
GJ
活気が戻ってきたな、よかった
>>335 いや分かんねぇぞ
左半身/左腕/左足が大袈裟な義手義足みたいな感じらしい
半裸が掲載されてたがヘソギリギリ上で止めてたからつまりソコも生身なんじゃね
悪逆皇帝ルルーシュ×ナナリー第5弾です
※今回エロ無し
投下します
―――お前は、何を言っているんだ?
嘘だナナリーが死んだなんてあの光の中に包まれて消えた?そんな筈は無いだってロロと咲世子がナナリーを救出しに行ったのに
あの光は何だブリタニアの新型兵器か誰が撃った?スザクかそう言えば先程の戦闘中ヤツは何かを言っていた
これ程の威力を持つ兵器をアイツが使うなんて政庁方面を中心に租界に甚大な被害が何で奴はこれ程の威力を持つことを知っていたのか
いやそれより今は何故咲世子と通信が繋がらないのか考えなければ何故咲世子が出ない?ナナリーはどうした
ナナリーがあの光に包まれた政庁に居た今は光とともに消えたナナリーは何処なんだナナリーは何処に行った
ロロが煩い先程から何かを言ってきている咲世子何故通信に出ないナナリーは何処なんだ
咲世子ナナリーと話をさせてくれお前のことだ救出出来たんだろう?ナナリーの声を聞きたいナナリーと話がしたい
ロロお前なら咲世子と連絡がつくか?早く咲世子と連絡をとってナナリーの声を聞かせてくれ
ナナリーの声を聞きたい
ナナリーの顔を見たい
ナナリーに会いたい
ナナリーをこの手で抱き締めたい
ナナリーは一体何処なんだ
ルルーシュは皇帝となった今でも、時折あの瞬間を思い出す。
・・・恐らくは人生で最大最悪の絶望を味わった瞬間を。
あの時はただただ何も信じられず、恥も外聞も無くナナリーを探し出そうとした。
頭の中にあるのはただ一つ、「ナナリーに会う」ことだけ。
それ以外は何も考えられず、完全に思考が停止し、頭の中が真っ白になっていた。
ナナリーは死んだ、ナナリーはもうこの世界には居ない―――
そんな『事実』を認めようともせず、心の中に大きな、埋めようも無い穴が開いた気がした。
―――訳も分からず、涙の一滴すら出なかった。
『Evil Eyes Act.5』
・・・ルルーシュは自らの執務室で閉じていた目を開けた。広い窓からは晴れた日の青空が覗き込む。
何もしていない時は、こうしてふとした瞬間に自分だけの思考に沈む。
開けた自分の視界に、皇帝の証たる白い長衣が入り込んだ。
彼は数ヶ月前までは黒の騎士団の長として、全身黒尽くめの仮面の男であった自分を思い出した。
・・・思えばあの瞬間とは、彼の立場と地位は完全に変化してしまった。
(・・・そして、俺とナナリーの関係もまた・・・)
突如として、机横の通信機器が明滅する。
取りとめの無い闇に沈みかけたルルーシュの思考を、外部から入ってきた通信が途絶えさせた。
「・・・風が強いですね」
「寒いですか?・・・でしたら、すぐに屋内に戻りますが」
「いえ、・・・大丈夫です」
ナナリーは現在、ジェレミアと共に王宮の展望台に居た。
常の囚人部屋とは異なる開かれた空間では、眼下には宮殿概観を一望でき、頭上には果ての無い青空が広がっている。
通常ならこのようにして囚われた部屋から出るなど、囚人としては考えられない待遇だが、
現皇帝の第一の側近が監視していることと、宮中の堅牢な護衛・監視体制によって、何とか許可された。
ジェレミアは、ナナリーがシュナイゼルと面会したあの日から、前よりも気にかけて何かと世話を焼いてくれるようだった。
あの日、行為の後で呆けていた自分の前にジェレミアが現れた時、その一瞬息を呑む声に、兄と自分の関係が
この人にも知られてしまったと悟って―――、ナナリーの心は瞬時に暗くなった。
しかしジェレミアは特に何も言わず、ただ黙ってナナリーの肩に着ていた上着を掛けると『・・・戻りましょうか』と声を掛けた。
・・・その優しい声に、ナナリーは何も言えなかった。
ナナリーの頭上を柔らかい風が吹き抜けていった。長いアッシュブロンドがふわりと揺れる。
「・・・ブリタニアの大地は広いんですね・・・」
ナナリーは小さく呟く。思えば彼女は幼い頃にアリエスの離宮で生活していたものの、
八年前に視力を失って以来、暗闇の中に生きていたのだった。
目が見えないということは、健常者の想像以上の苦痛を伴う。
通常、人間にとっては外界から得る情報の大半が視覚に拠るにも関わらず、常に暗闇に包まれるということは、
人の助けが無ければたちどころに暗愚の状態に堕とされかねない危険性を孕むものだった。
・・・そして結局のところ、彼女はそうなることを余儀なくされた。
皇族復帰して総督となった時も、シュナイゼルに救われて次期皇帝候補として擁立された時も、
自らの政治的経験が皆無だったことに加えて、目の見えないナナリーの得られる情報量の少なさ、
そして想像力の欠如によって何度も自分で自分の首を絞めたのだろう。
ナナリーはただ自分の能力の無さを痛感していた。
彼女の眼下には、ブリタニアの広大な領土の中のごく一部が映っているに過ぎない。
しかし、その中でも、自分を含めた無数の人々が生きている―――。
・・・そう、先日に壊滅したペンドラゴンのように。
―――そして、戦闘中とは言え、私はこの国の数多の兵士をフレイヤで・・・。
「覚悟」はしていたというのに、ナナリーは自分でも分からない間に体を震えさせていた。
現在、神聖ブリタニア帝国を治めているのは、ここで身を震わせる一人の少女の実兄だ。
若干18歳の、少年と言っても良いほどの年齢の彼が、この広大な国土とそこに暮らす人々を統治している。
それどころか、彼は自国のみならず、全世界までも完全に掌握した。
遥か頭上の高い天空に浮かぶ要塞、ダモクレスによって―――。
悪魔のような頭脳による知略・謀略によって瞬く間に世界を手にした彼を、人は悪逆皇帝と呼ぶ。
その悪逆皇帝――ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは、国内においては軍事・司法・行政・立法の全ての最高権限を自分に集中させ、
事実上の完全な独裁体制を布いていた。・・・彼が居なくなったら立ち所にこの国の機能は停止するというのに。
ナナリーは、こうした兄の姿が、自分の記憶の中の兄と全く一致しないことに最初は戸惑いを覚えていた。
彼女の中では、兄・ルルーシュはいつも自分にだけ特別に優しい、柔らかな声で話しかけてくれる、
そして自分のことを最大限に支えてくれる人だった。
そのことに関して、彼女は感謝してもしきれないと思っている・・・。
しかし、現在の彼は全世界に対して完全に恐怖で支配を固めようとしており、その高圧的な態度や声は、
兄と一番長い時を共有してきた彼女の記憶の中の何処を探っても、何処にも見当たらないのだった。
皇帝ルルーシュは、実は黒の騎士団総帥・ゼロの正体―――。
一体、この世界の何人がこの瞠目すべき事実を知っているのだろう。
ナナリーも聞いた当初は混乱を極めたが、今の兄の姿を見ると、何となく分かるような気がした。
―――妹にも見せていなかった、兄の本当の野望・・・そしてその才覚、カリスマ・・・。
今の兄の姿はゼロのそれと重なる。
ナナリーが皇帝直轄領日本――旧エリア11の総督に着任して以来、歴代の総督を悉く打ち破ったゼロの『テロ行為』の数々を、
様々な資料を通して否が応にも知らされた。
ほんの小さなレジスタンスに過ぎなかった黒の騎士団は見る間に勢力を拡大し、ブリタニアの捕縛から逃れた後は
先代皇帝のブリタニアの対抗勢力であった超合集国の、唯一の軍事組織として国際社会にその存在意義を認められた―――。
その間、僅かに2年弱である。
―――私は、お兄様の全てを見てきて、分かっていたような気がしていた。でも・・・。
・・・何も分かっていなかった、愚かな妹・・・。
今のナナリーには、自分をそのように見ることしか出来なかった。
「・・・あの・・・」
ナナリーの控えめな声に、ジェレミアが振り返る。ジェレミアはその橙の瞳を和らげた。
「・・・何でしょうか?ナナリー様」
「・・・ジェレミアさんから見て、おに・・・、いえ、皇帝陛下はどのような人物ですか?」
ジェレミアはナナリーの素朴な問いに一瞬反応に困ったように見えた。
しかし数瞬の沈黙の後、ナナリーをきちんと見据えて、こう返した。
「・・・・・。皇帝陛下・・・、いえ、ルルーシュ様は御自身の信念を持ち、ただそれに邁進する御方です。
・・・そこにどんな障壁が生じようと・・・、屈することも無い。
御自分の目的を達するためなら、どんなものでも利用なさろうと・・・、するのでしょう」
―――そう・・・、自らの命でさえも。
ジェレミアはその言葉を飲み込んで、胸のうちに仕舞い込む。
ナナリーはジェレミアの反応を見た後、その視線を自らの手元に落とした。今は特に拘束具を着けられてはいない。
「・・・ジェレミアさんご自身も・・・、皇帝陛下に利用されても構わない、と?」
「・・・・・そうではありません。私は、ルルーシュ様の御心に添い、ただ忠誠を誓うのみだということです。
・・・これは私の自由意志によるもの。決して操られているものでもありません」
ナナリーは、ジェレミアの言葉を聞いてますます分からなくなった。
彼の言葉は本心から出た揺ぎ無いものだろうということは、ナナリーにも分かる。
それ故に、この実直な男性が何故世間に非道を働く悪逆皇帝に忠義を向けるのか、と・・・。
何も知らない幼い少女は、ただ不思議に思うしかなかった。
不意に、下から一つの銃声が聞こえた。
見ると、ロイヤルガードの行進の号砲のようである。宮殿前の広場に大勢の兵士が集う。
顔をフルフェイスで覆い、銃剣を携えた兵士達は一種幾何学的なまでに整然と並んだ。
数百の兵士の中央に、一つの道が出来る。
両脇の兵士が銃剣を構え、その道を護る。
張り詰めた空気の中、一人の男が広場に姿を現した。
ナナリーは、眼下の宮殿を見下ろした。
数多の兵士が集い、彼らに護られるようにして白い皇衣を纏った一人の男が姿を現す。
彼女が今まで思い描いていた唯一の家族、神聖ブリタニア帝国第99代皇帝―――ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだ。
またも何処ぞへ向かうのか、多くの護衛に守られながらその歩みを進めている。
白地に濃紺、金糸で彩られたその衣は、端々に見える邪眼のようなモチーフで禍々しい印象を見る者によっては与えていた。
―――しかしそれ以上にその威容は・・・。
(・・・お兄様・・・)
・・・ナナリーは、兄の『皇帝』としての挙動を見たこと自体は余り無かった。
しかし今、目の前で多くの兵士を従え、他者を支配し君臨するのが当たり前のような悠然たる姿を見て、
何ともいえない思いに心を支配された。
兄が昔から、自分達を捨てた父を憎んでいたことはナナリーにも窺い知れた。
それでも父から、そのカリスマ、人の上に立つという才能、『王の器』を最も受け継いだのは、他でもないこの兄だ―――。
先帝、シャルル・ジ・ブリタニアは、一小国に過ぎなかったブリタニアを世界に冠たる強国にのし上がらせた。
その有無を言わさず人を支配する態度、才能は、皮肉なことにその父を最も厭うてきた皇子に受け継がれた・・・。
青い空の下、白い宮殿が陽の光を浴びて輝く。
その中心で一際輝く存在を見て、ナナリーは自分が酷く矮小な存在であると思い知らされる気がした。
たとえ兄の支配がギアスという人ならざる力によるものだとしても、短期間で全世界を掌握するなど、
人類の歴史に類例を見ない離れ業を成し遂げたことは事実に相違無いのだから。
(・・・私は、その皇帝のただの妹で・・・、人形・・・)
ナナリーは心の中で一人ごちながら、兄の一挙手一投足を、ただ見守っていた。
しかしその時―――――。
何故だろう。 こんなに離れているのに。
白い衣を風に靡かせて、兄が振り返る。
その紫の瞳は、瞬時にナナリーの姿を捉えたように見えた。
僅かに違う目の色をした兄妹の瞳が、
誰にも知られず交錯する。
・・・それは、ほんの一瞬の出来事だった。
ルルーシュは直ぐに前に向き直ると、その場を黙って立ち去った。
ナナリーはというと、ただの一瞬にそれこそ・・・、
―――魂ごと、何もかもその瞳に囚われたような気がしていた。
******************************************************
兄が宮殿を立ち去ってから暫く経った。
『・・・暫し下がっております。もうじきしたら迎えに参ります』
『・・・有難うございます・・・』
ジェレミアが気を利かせてくれて、ナナリーは誰も居ない展望台の只中で一人静かに車椅子に座っていた。
足の不自由な自分は、例え監視が居なくとも逃げられる筈も無い・・・。
―――それに、いずれ処刑される対象である自分の身の安全など、実際のところそれ程保証され得るものでも無いのだ・・・。
ナナリーはくすりと笑い、一人自嘲する。
しかしその一方で、兄が自分を見つめるあの瞳を忘れられず、ナナリーは強く自分の赤い衣の端を握り締めていた。
「―――ナナリー」
突如、ナナリーの耳に若い女性の声が届く。
声のしたほうを見ると、ライトグリーンの長い髪の女性が一人佇んでいた。
―――・・・一体、どこから入ったのか・・・。
ブリタニアの拘束服を身に着けたその女性は、ナナリーの訝しげな視線に頓着すること無く近づいてきた。
(・・・私・・・、この人の声を聞いたことが・・・)
ナナリーは思わず自分の記憶を探る。
彼女がこの女性と言葉を交わしたこと自体数えるほどしか無く、それも一年以上も前のことなのだから、
詮無いことではあるのだろう。
ナナリーが女性を不思議そうな目でじっと見ていると、更に声をかけてきた。
「・・・折り紙を、私に教えてくれただろう?」
女性は、金色の瞳を真っ直ぐにナナリーに向けて、凛とした声を響かせた。
・・・そうだ・・・。この声は・・・。
「・・・・・・・・・C.C.さん?」
・・・青空の下で、拘束服を着た二人の年若い少女が折り紙を折る。
傍目にはシュールな光景が、誰の目にも触れることなく繰り広げられていた。
赤い拘束服を着た一人は車椅子に座ったまま、白い拘束服を着た一人は地べたにぺたりと座る。
二人は熱心に手元に集中していた。
「・・・そうです。後はこっちを折ってから戻してください」
「―――久しぶりに折ると、細かい部分を忘れているものだな・・・」
C.C.は何処から持ってきたのか、ナナリーも以前使っていた日本製の折り紙を持っていた。
二人で時々ぽつりぽつりと会話をしながら、黙々と折鶴を折ろうとしている。
ナナリーは、手を動かしながらも隣に座る女性の顔をじっと見つめていた。
―――明るい緑の髪はどこまでも真っ直ぐで、さらりと体の線に沿って流れる。
切り揃えられた前髪の下では金色の美しい瞳が静かな輝きを放つ。
真っ白な雪のような肌と、自分の貧相な体とは異なる、流麗な女性らしい肢体・・・。
「私の顔に、何か付いているか?」
「え?!」
C.C.はとっくに視線に気付いていたようで、ナナリーに人を喰った様な表情を向けてきた。
それでもその目はどことなく柔らかい。
「すっ・・・、すみません!・・・あの・・・っ・・・」
ナナリーはあわあわと返した。幾ら知り合いとは言え、こんな不躾な視線を向けたのでは・・・。
・・・それでも、ナナリーは思ったままを言った。
「・・・・C.C.さんは、綺麗な方なんだなあ、って・・・。・・・思って・・・」
・・・自分とは何もかも違うように見える女の人。
思えば、彼女は一年以上前に突然現れて、兄と「将来を約束した仲」なのだ、と言っていた・・・。
そして今、皇帝となった兄の側に居るということは・・・。
―――つまりは、そういうことなのだろう。
・・・ナナリーは自分の心に、我知らず小さな棘が刺さったような気がした。
「・・・C.C.さんは、ずっと・・・、お兄様と一緒に・・・?」
「―――まあ、そうだな。・・・とは言え、この一年間ずっと、という訳でも無かったぞ」
(・・・それでもきっと、私の知らないお兄様を知っているんですね・・・)
ナナリーは、己の心の中に酷く昏い部分があることを感じていた。
心苦しい少女の言葉は止まらない。
「・・・・・・・・・。
・・・・これからも、・・・お兄様のお側に・・・、居られるのですか・・・?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
C.C.は言葉を返さず、ただ折り紙を弄り続ける。
「C.C.さんは・・・、お兄様を信じているんですね」
「―――言っておくが、私は別にギアスにかかっているわけでは・・・」
「分かります。・・・目を見れば」
C.C.が手元から視線を上げる。
・・・金色の瞳と菫色の瞳の、二人の少女の視線が絡み合った。
C.C.は自分の前で車椅子に座る少女を見つめた。
よく考えてみれば、こうして目を開けた彼女を見るのは初めてだった。
・・・シャルルと同じ髪色をして、マリアンヌと同じ瞳の色をしている・・・。
それはまさにこの幼い少女が、二人の血を間違いなく引いていることの証明であるように思えた。
ただ、その顔立ちは二人のそれとも違って、酷く不安げな顔をしている―――。
どこか泣き出しそうな顔をした彼女に、C.C.は敢えて問うた。
「・・・今でも、ルルーシュが好きか?」
ナナリーは一瞬声を詰まらせた。
曰く何とも言い難い表情をした後、小さな口を開く。
「・・・・・・・・・。・・・・わかりません」
ナナリーの小さな声が、風に溶けた。
***************************************************
ルルーシュは、来るべきその日まで世界を支配する皇帝としての責務を負いながらも、時折在りし日に思いを馳せる。
それは彼の妹を抱いているときに、顕著な傾向だったかもしれない。
―――実の妹と不義の関係を結ぶということは、幾らごく一部の人間にしか知ってはいない事実とは言え、
ギアスという強制力が無ければどれだけ口さがない人々の噂に上っていたことだろう・・・。
行為が終わって、意識を失ったナナリーをただ愛でる。
最中の激しさや卑猥さなどは微塵も感じさせないような、優しい手つきで。
腕も足も、この年齢の少女にしては有り得ない程に細い妹を見て、酷い罪悪感に駆られる。
目を伏せたナナリーの顔は、ルルーシュが『反逆』を始めた当初のことをよく思い出させた。
―――いっそ、このまま妹を腕に閉じ込めて、二人だけで誰も知らない所へ逃げ出せたら・・・。
時折、そんな囁きが頭を掠めることがある。
・・・そして次の瞬間には有り得ないこととして自嘲する。
自分も妹も、こうして表舞台に出てきて敵対し反目しあう立場となった以上、この世界の何処にも逃げ場は無い―――。
この世界の何処にも、自分達を知らない者など居ない。
何処に逃げようと、『ランペルージ』で居た頃のような偽りでも安息の日々は、もう自分達には訪れることは無い。
自分と妹が同じことを考えていた以上、どちらかが確実に滅びるしか道は無くなってしまったのだ。
そう、―――「世界中の憎しみを集め、世界の敵として討たれる」ということを、兄妹の二人ともが考えてしまったために。
ルルーシュは一人歩みを進めながら、ダモクレス内でナナリーと対峙した時のことを思い出していた。
あの時、自分の目的・・・『ゼロレクイエム』を達成するためにはどんなものであろうと排除する―――。
・・・確実に自分はそのように思っていたはずだった。例えその障壁が、あのナナリーだったとしても。
しかし・・・。
―――俺は、ナナリーを殺せない。
ルルーシュは妹と対決したあの時、たとえ何があろうと、ただギアスをかけて妹の命を絶つ、ということが
自分には絶対に不可能だと思い知らされた。
・・・そしてその後、ナナリーが排除すべき『敵』では無かったと知って、密かに安堵したのだ。
―――ナナリーを討つことは無い。
ナナリーが討たれることも無い。
俺が全ての憎しみを持っていく。
俺の死が、ナナリー、お前が生きていくこの世界の糧になるなら・・・。
そんな万感の思いを持って、ルルーシュは敬虔な信徒のようにナナリーからダモクレスの鍵を譲り受けた。
ナナリーを守れるなら、自分の誇りも、命すら捨てられる―――。
・・・ルルーシュとは、そのような男だった。
ルルーシュは、乗り込んだ小アヴァロンの窓から覗く空を見上げた。
最近は快晴が続き視界も良好だ。
・・・そして、先程展望台に居た、恐らくは自分の忠臣が連れ出したのであろう、自分の『宝玉』を思い出した。
見上げた青い空の只中に聳える白亜の宮殿で、その拘束服の紅い色はとてもよく映えた。
―――特に何という考えも無しに振り返ったのだったが・・・。
ルルーシュは知らず、微かな笑みを口元に浮かべた。
長い長い闘いだ―――。
彼が八年前、人生で最初の大きな絶望を味わって以来、手元の世界で一番大切な存在を守るために、
ルルーシュは走り続けてきた。
自分達を苦境に陥れた存在に復讐するために。
そして、一番大切な存在が生きていける、『優しい世界』を作るために。
・・・それなのに。
どうしてこのようなことになったのか。
その一番大切な存在―――妹と、二人で隠れることなく生きていける世界が欲しかっただけなのに。
兄と妹の想いはどこまでもすれ違い、今ここで、完全に対立する立場となってしまった。
兄が取り続けてきた手段を選ばぬやり方は、当初は仮面の下に隠れることによってのみ可能だった。
それは兄自身と妹の身を守るためだ。
そうして被り続けてきた仮面の下、対立する立場でもいつかまた二人が一緒になるために『超合集国』の構想を考えたのだったが―――。
・・・仮面の下に隠し続けた真実は、最悪のタイミングで組織のなかで明るみに出た。
―――まるで運命に翻弄され続けるように。
しかし、今まで自分の成した所業を考えれば当然の報いだと―――、兄・ルルーシュは自覚していた。
―――そうだ。俺は長い闘いの中で、明日を欲しがって叶わぬまま命を落としてきた人々を沢山見てきた。
俺に関わったために、命を落とした者も。
俺がこの手で、殺してしまった者も。
ユフィ。
シャーリー。
ロロ。
・・・皆、俺を信じてくれた者だ。
それに、ジェレミアや咲世子を始め、この途方も無い遠大な悪の舞台を助けるために、此方に就いてくれた者も居る。
そして、俺の意図を全て知って、その上でこの計画を成し遂げる同志も・・・。
自分の命よりも大切な妹を喪ったと思って思いついた計画であろうと、回り始めた大きな歯車を止めることは出来ない。
ルルーシュは座席に深く座り、その瞳を静かに閉じた。
瞳を閉じていれば、ただ外界のことをその時だけ忘れて、深遠なる自分の思考に沈めるような気がしていた。
彼は恐らくは、何度もそのように感じることだろう。
―――そう、『その日』が訪れるまで。
―――ナナリー。
お前は俺を最後まで許さないかもしれない。
俺を信じてくれなくて良い。
俺をずっと憎んでも良い。
それでも、お前だけは生きろ。
俺はお前とは一緒に生きられない。
俺が全ての憎悪を背負って死んでいく。
・・・お前が望んでいた、一般人としての心安らかな暮らしを奪ったのは俺だ。
それでも、一度でもお前が人の上に立つ立場を選択したのなら、お前はその責任を取らなければいけない。
お前は俺の居ない世界を生きてくれ。
お前自身が選んだ立場で。
それは民間に下るより、遥かに大変なことだ。
だが、お前が生きるためには、その道を歩み続けるしかないということを―――。
・・・どうか、理解して欲しい。
・・・ただ、ルルーシュは祈るように沈黙していた。
****************************************************
C.C.が完成した折鶴を持ってナナリーの前から姿を消した後、タイミングを見計らったように現れたジェレミアによって
ナナリーはいつもの囚人部屋に戻された。
一人、ベッドの上にその細い身を横たえる。淡い色の髪の束が、シーツの上に散らばった。
何も出来ることが無い彼女を、取りとめの無い絶望が支配する。
(・・・私は・・・、お兄様を・・・)
―――兄を許せない。
野望のままに大勢の人を殺してきた兄を。
大好きだった兄姉を殺した兄を。
結局、自分に罪を背負わせなかった兄を。
・・・だけど、それよりももっと・・・、
誰よりも、兄を愛してる
―――そんな自分が許せない・・・。
苦しい。苦しい。苦しい。
兄の悪行を止められないことも。
自分の無能が原因で大勢の人を死に追いやってしまったことも。
・・・誰にも言えない、禁忌の想いに身を焼くことも。
こうして、ただ処刑の日まで、卑小な自分の存在を痛感しながら無為に生きる―――。
そのことが、ナナリーの小さな身を苦しめていた。
ベッドの上で、開いた瞼をぎゅっと閉ざす。
目を閉じると浮かぶのは、優しい兄と過ごしたあの記憶だ。
―――だって、目を瞑れば、目の見えないあの頃みたいになれるから・・・。
・・・あの頃は何も疑っていなかった。
この世界で兄を、兄だけを信じて、愛し続けてきた。
『優しい世界でありますように』
『・・・お前の目が見えるようになった頃には、きっとそうなってるよ』
『本当に?』
・・・思えば他愛も無い会話だ。
それでも、それだけがナナリーにとって、兄と離れている間も自分を支え続けてくれる『約束』だった。
(・・・それも、もう叶うことは・・・)
―――あの日、兄の前で翼を広げてみせた折鶴は、もう願いを叶えてくれることはない。
ナナリーは何故か、閉じた瞼の裏に、先程折った折鶴が浮かぶのを感じていた。
****************************************************
時の流れは誰であろうと、神であろうと止めることは出来ない。
刻一刻と流れる時間は、やがて2ヶ月という限定された兄妹の蜜月の終わりを告げようとしていた。
神聖ブリタニア帝国第99代皇帝、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの御名の下に布告する。
旧ブリタニア皇族にして、唯一皇帝への叛乱を企図した罪人、
ナナリー・ヴィ・ブリタニア、
シュナイゼル・エル・ブリタニア、
及び超合集国という形を取り、上記の罪人に加担し反逆した者達の処刑を、
此処、皇帝直轄領・日本にて執り行うこととする―――
『終わり』が、始まろうとしていた。
<終>
以上です
今回エロ無かった 次から本気出す
それでは失礼しました
>>352 GJ
エロあろうがなかろうがその文才に感動した
>>352 GJ
寝る前に読んで、激しく興奮して寝られそうにないw
エロありでもなしでも、読ませる内容と文才がスゲェよ
なにより、キャラの心情が自分が思い浮かべてるキャラ像と合致する
352は自分の中では神としか思えないw 続きも楽しみにしてる
感動した!その一言しかない
あの二ヶ月ふたりがまさにそんな気持ちであったかと思うと泣けてくる
せつなすぎる GJ!
>>352 GJGJ!やべぇ…泣ける感動する
エロがなくても文才素晴らしいし面白い!
ありがとう続き楽しみにしてる!
すばらしすぎる
特にナナリーとルルーシュの心情の描写がいいな!!
CCとジェレミアも良い感じだ
もうこれも本編に準じるものとして脳内補完してるよ
GJ!
しんとした気持ちで読んだ。
R2見たからどんな結末かは分ってるのに、続き気になってしかたない。
>>352 GJすぎる!!素晴らしい文章に脱帽。もう二人が切なすぎる。続きも楽しみにしている反面、終わりが近づいているのが怖くもある複雑な気持ちだ
久々来たら…ルルナナ萌えたよ、GJ!
後、ジェレアニャ小ネタも萌えたんだぜ
>>352 GJ!
エロ無しでも素晴らしいSSでした!
そろそろ終わりが近そうですが、結末が楽しみです!
363 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 12:50:56 ID:epnwpnxJ
早くルルカレ書け低脳近親相姦厨
犯罪者!
神降臨☆
ルルナナいいよね、ルルナナ最高
ほんと、紙媒体で読みたい作品だよ。
次回も楽しみにしております。
365 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 14:50:45 ID:epnwpnxJ
近親相姦犯罪者がいるスレはここですか
近親相姦基地外厨キモぃ
ID変えてまで必死ですねゴリラ厨( ´,_ゝ`)プッ
健全なルルカレさえ書けば荒らさねーよ
近親相姦とかありえないし、犯罪なんだからそっちを取り締まるべき
荒らしは無視でいいぜ
ルルナナ万歳
良かったです
>>352 マジで本にして欲しい
もうすぐ終わりそうなので悲しいッス
最終回とこれでルル×ナナに目覚めちゃったよ
近親相姦は犯罪じゃないだろ。犯罪であることを指摘するなら強姦だろJK
まぁ馬の耳に念仏だろうが。
カレン厨を装った荒らしぽいね
いつもの人だろけど職人さんに失礼です
ルルナナの人はいつも文章が巧みだなとため息が出る
やっぱり公式公認カップルのルルCが読みたい
最近ほんとに荒らしがひどいな・・・うざー
ウナギイヌがまた荒らしているのかな?
>>352 相変わらずのハイクオリティに最敬礼でGJ(`・ω・´) ゝ
キャラの読み込みが半端無い。蜜月の終わる瞬間を思うと切ないな。
次回も楽しみにしてる。
>>352 本当にうまいな
コードギアスは2次創作を書きやすい題材とは言え
キャラの心情が自然に感じられるし
その表現の仕方もうまい.
>>352 GJ
なんか最終話を思い出すと涙が・・
ナナリーの中の人のコメント通りそれでもルルーシュを愛してたんだよね>ナナリー
オール・ハイル・
>>352 素晴らしい構成力と表現力に脱帽。
続きも期待しております。
ルルCの続き書くって人忘れちゃったのかな
>>352 続きが気になる作品です
最後まで頑張ってください
384 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 18:27:31 ID:IG0pNxS0
ライカレとライ千葉とライユフィをお願いします。
久しぶりにスザユフィ読みたい
ジノアニャとゼロカグを待ってる
↑の人、誰かストーリテラーの才がまったくない俺にプロットらしきものを提供してほしい
何でもいいの?
それとも↑ってことはゼロ神楽耶かジノアーニャ?
ゼロ神楽耶ならゼロになったスザクの嫁の神楽耶とかどうだろう
スザクの事、昔は慕ってたけどブリタニア側についてから愛しさ余って憎さ100倍の神楽耶が
ゼロレクイエム後はゼロスザクを支えたくてゼロと夫婦ってことで構いまくってベッドで待ち伏せとか
389 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 18:07:57 ID:kE5o56D7
>>388 さらにヤンデレ(スザクが)風味も入れて
「わたくしはゼロと言う記号と結婚した訳じゃありません。」
「・・の割りに尻軽いだね君は、知ってるだろう彼の正体を」
「これ以上言っていいのですか、あの方の共犯者である貴方が」
つーかイタすときも仮面取んないだろJK
「ルルーシュは死んだ・・・では今の貴方は誰?」
「私はゼロ。ゼロ以外の何者でもない」
ルルC読みたい
きっといつかルルCが来ると信じてる
>>390 ジェレミアみたいに片目改造すればモウマンタイ
ルルーシュ・みどりもの Ver.
髪の毛は白髪。眼は緑色。左眼に義眼が入っている。
ギンコや夏目 貴志同様、蟲や妖を寄せ付けやすい異様の体質を持つ。
このため、一ヶ所にとどまることが出来ず、各地を常に旅をすることになる。
トコヤミに呑まれたため、以前の記憶は失われたものの、ギアスは失われたわけでは無い。
ギアス発動時には、右眼に「緑色の鳥のような紋様」が浮かび上がる。
蟲煙草
蟲煙草とは、主にギンコが吸っているタバコで、
主に蟲除けに使用される。両切り。フィルター無し。
みどりものとなった人は、これを吸うか、蟲除けの蚊取り線香の
煙の前にいないと、蟲がぞろぞろと寄せ付けてくるため、
みどりものにとっては必需品とも言える。
ルルーシュは蟲煙草はきついようで、これにフィルターを付けて上手く吸えるようにした。
もちろん、神聖ブリタニア帝国の技術を駆使した次世代のチャコールフィルターである。
にゃんにゃんにゃんにゃんにーはおにゃん♪
む、ログが壊れてると出たから再読み込み行ったんだが、
例の荒らしの例がかたっぱしから消されてるな。
通報した甲斐があったぜ。
398 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 22:53:07 ID:2AsqH4Hk
>>384 ライ千葉…。
書いてみます。明日あたりからお待ちを…
399 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 17:41:20 ID:WC9gAN0k
C.C.のSSくれ
ルルーシュにベタボレしちゃったみたいな感じで
誘惑しないでくれ、俺はまずゼロカグを何とかしないといけないんだー!
CCは処女じゃないけど「初めてだよ、お前みたいな男」って言ってたから心は処女なんだよ
>>401 あれってあそこまで自分のことを心配とか感謝されたのが初めてだったと思うが
C.C.は超絶テクニックの持ち主じゃないと嫌です
CCは奉仕するキャラじゃないしマグロだろ
406 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 22:32:15 ID:WC9gAN0k
いやいや
そんなことはないさ
奉仕させようぜ
C.C.もアーニャもニーナも、本当に愛した人には心を込めて奉仕するよ。多分。
ニーナの初々しい奉仕を想像して萌えた。
けど問題は奴は真性ガチレズなんじゃないかということだ。
ニーナはカノン姐さんに姉妹風奉仕
アーニャは淡々と言葉責めバイブ責めなイメージ
>>410 カノン姐さんは残念ながら男なんだぜ・・・・
>>411 姉妹「風」だから間違ってない。
何なら貧乳なふたなりとでも思えばさらに倒錯的だな
>>411 カノン姐さんは身体は男、心は姐さんだからな
そんじょそこらの男よりも女の事を理解してそう
そりゃあもう、何処をどうすれば感じたり気持ちよくなるのかもw
逆にニーナがペニバン装着でもいいな
気弱な眼鏡っ子攻め
カノン姐さんと絡みのあるキャラと言えば…ニーナ以外だとナナリーとアーニャぐらいなものか
つるぺた幼女ばっかりじゃねーかww
ミレイ会長はさらっとスルーだったな姐さん
育った雌には興味無いのか、やっぱりコンプレックスなのか
>>416 確かカノン姐さんは28歳かそこらだっけ?
それにしては若々しいから、つるぺた幼女などと絡みがあるのはやはり、
つるぺた幼女から精気を吸収して若々しさと美貌を保ってるとかwww
>>416 育った雌にコンプレックスを抱いてしまう姐さんktkr
成長して女の盛りを迎えたニーナと偶然再会したカノン
カノン自身はそろそろ女装もきついかなーと思い始めた頃で
綺麗になったニーナに嫉妬→陵辱ルート
「あなたばっかりズルイわ」って言いながらニーナのスカートを引き裂くところまで妄想した
でもニーナはそんなカノン姐さんを受け入れてしまいそうな気がする。
420 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 16:44:05 ID:hsuRJl/m
ヤバイとこまでイッテル
そこまでにしとけよ
姐さんならバストアップマッサージと称してニーナナナリーアーニャのひんぬーを揉みしだいてくれるさ
しかし何故今更カノン人気ww
カノン姐さんはギアスの中でもトップ級のエロさだからな
腐は消えろ
ルルカレ書け
そういえば、何故かカグヤ主体のSSって少ないよね
あれだけ民主主義されてたのにな
かぐやさまは白褌だといい
カノン姐さん×ニーナ、ナナリー、アーニャも興味あるが、
カグヤ様主体も読んでみたいな
やはり内容は民主主義(という名の輪姦)で、賛成派はマ○コに、反対派はアナルに挿れるって事でw
中立派はお口に
>>427 その発想は無かったわw
でも小説によると最終回後のブリタニアも民主制になってるとの事だし、
ナナリーも民主主義されるんだろうな(あと、多分天子も民主主義されそう)
ジェレミアとアーニャは結局日本住まいなのか。
和歌山でみかん畑だったとわ。
今週の00見てて思ったんだが最中にうっかり人格交替しちゃうC.C.とか面白そうじゃね?
書いてみるか…いつになるかわからんが
>>430 それは確かに面白そうだな
気弱でマゾな奴隷C.C.を攻めて突き上げてたら、いつの間にやら鬼畜サドな魔女C.C.に変わられて
搾られるだけ搾られるとか…
ニーナがカノンさんをバイブで攻めるシーン書いてみた(^O^)
1レスで超短いけど、男(オカマ)がアンアン言ってるのが嫌な人はスルーして下さい。↓
「んっ…ア、ハッ。駄目、んうぅ…」
カノンは必死に唇を噛んだ。
荒い呼吸に上下する汗みずくの広い胸は、既に無数に赤い跡を散りばめていた。
長時間の責め苦に理性はとろけ、気を抜けば声が漏れてしまう。
しかし、女のように乱れる悩ましい姿とは裏腹に、股間に起立する性器は彼が男性である事を強く主張していた。
ニーナは無表情のまま、カノンの肉棒の尖端を指でピンと弾いた。
「ひゃっ…!」
カノンはココア色の髪を振り乱して大袈裟に身をよじる。口の端から泡が落ち鎖骨の皿にポタポタと垂れた。
大きく開脚したまま椅子の上に縛り付けられ、少しの抵抗も出来ない。
出来ることは目の前の少女に犯され鳴くだけだ。
「もう嫌っ…許してぇニーナぁ…」
「駄目ですよ。まだコレには三段階あるんですから、全部の動作を試させてくださいね」
「こんなのっ…はぐっ、や、駄目ぇ!やめてぇっ」
ニーナはカノンの懇願を無視して手にした小型のスイッチを押す。
カノンの菊門に刺さったバイブは、内側をこねくり回すように新たな動きを始めた。
「ふぁっ!ぁあぁあああンっ!お尻の中ぁっ、やっ嫌ぁっ、あふ、嫌ああぁっ」
ボロボロに濡れた頬に、また新たな涙が筋を作った。
やりおったなぁぁぁぁ!!!!www
まさかのニナカノ
GJです!
>>433め、やりおったわ!wwwww
GJ!!!
そうか、ニーナはユフィ以外にはたんたんとしているのか
たんたんもえ
たんたんてパンダの名前みたいだな
淡々かw
パンダも良キャラなのに性欲なさそうなのが惜しいな。
絡ませるならネリ様かニーナか。ナナリーだとストーリー的にちょっと可哀想かな。
勃起という仮面をチンポに被るパンダ
ネリ「仮面だけでなく皮も被ってらっしゃるのですね」
>>440 ナナリーだと絡ませる相手としてはルルーシュ、スザク、パンダ(ストーリーに可哀想?)、咲世子さん辺りか
漫画版含めばアリスもかな
ネリ様はこの場合、攻めになるのか受けになるのか?
ナナリー、天子、カグヤ、アーニャで幼女百合大会とか?
>>446 ナナリー&天子:絡み無し
ナナリー&カグヤ:幼少期に少しだけ絡みあり(悪夢だけ?)
ナナリー&アーニャ:絡みあり(小説版ではプライベートレベルでも)
天子&カグヤ:かなりの頻度で絡みあり
天子&アーニャ:絡み無し(精々扇夫妻の結婚式に出席した程度)
カグヤ&アーニャ:絡み無し
こんなところか
>>447 南被害者の会とか結成して、南のせいですっかり男性が怖くなってしまった四人が百合に走るとか?
エロパロなんだから、ストレートに南が四人を…でもいい気もするけど
>>448 エロパロという事でストレートに南が四人を以下略
↓
南被害者の会結成→男性が怖くなってしまった四人が百合に走る
…きっついダーク路線入りそうだな…
ナナリー&天子は確実に抵抗出来んだろうし(特にナナリー)
抵抗出来るのがアーニャだけだからな
ナナリーが被害会う場合南はルルーシュに抹殺されることだけは確実。。。
>>450 エロパロでナナリーがヤられる場合において、ルルーシュに抹殺されるのはやらない方がいいかもね
オチで抹殺ならいいけど、「ナナリーに手を出そうとしたら死ね」ギアスとかは流石にw
百合といや、アリス×ナナリーも
ネタはあっても、今後の展開次第なのとどう持っていくかでプロットがまとまらねぇ…
>>449 百合スレでそのネタあったな
各国代表の百合対談とかww
ナナリーが抵抗できないからカグヤと天子がタッグ組んで襲われるとか
誰かやってくれないかな
>>452 百合スレだと言葉責めでもナナリーはカグヤに勝てそうにないとか言われてたな
力関係的にはカグヤ&アーニャが優勢かw
神楽耶さまのが見たい
激しく見たい
>>452 元々支配国だっただけに、ナナリーも負い目を感じて抵抗するどころか
甘んじて神楽耶様と天子の責め(というか愛撫)を受け入れそうだな
ナナリーに対し、慣れた手つきで愛撫する神楽耶様と、
顔を赤らめながら手探りで愛撫する天子の姿が目に浮かんだw
>>453 神楽耶様×天子、アーニャ×ナナリーの2:2の組み合わせなのか、
4人で絡んだ上で神楽耶様&アーニャが攻めなのかw
>>454 神楽耶様に対して慣れないながらも一生懸命愛撫するナナリーと天子ですか?
それとも無数の男共に民主主義されるわけですか?
>>426-427みたいな感じでw
456 :
454:2008/11/23(日) 17:29:40 ID:efE3pXep
>>455 どちらかというと後者な感じで。南被害者の会もおもしろそ
そしてゼロのおしかけ妻なのにゼロがらみのエロ見たことないのはなぜだ
職人はまだか!カオスの権化は!!
スザCの人、続き待ってますー
>>455 攻め組 かぐや&アーニャ
受け組 ナナリー&天子
て感じがするな。
ふるふる震える羊な受け組にお姉さまが色々と教えてあげますと狼な攻め組ww
>>458 「あの…どうすればいいのでしょうか…私、こういうことには疎くって……」
「……大丈夫……私に、全部、任せて。」
「神楽耶?裸になって何をするの?」
「ふふっ、怖がる必要はありませんわ。友達ですもの、私が天子様に酷いことをするはずがないでしょう?
大丈夫、すぐに気持ちよくなりますからそんなに緊張なさることはありませんよ」
こんな感じ?
>>457 ごめんなさい、もう少しだけ待ってください。
あの後、ルルCに続く予定なんですが
仕事が忙しいのと、書いたのが気に入らなくて没にしたりしてて
なかなか、完成しません(笑)
大河内の好きな子発言や、今回のピクドラの甘々ルルーシュを見て
自分の中で出来上がってたルルーシュ→C.C.のイメージが変わったことも原因かも。
大河内ルルーシュのほうが、案外素直で、ストレートにわかりやすいキャラですよね。
そこらへんを軌道修正して書き直すべきか、正直迷っています。
待っててくださってありがたいです。
>>460 自分も気長に待ってるので、納得いくものができたら
投下よろしく
462 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 15:47:29 ID:As5Pz/RZ
573 :カオス先生の特別授業:2008/09/05(金) 04:27:45 ID:QaNPCeOi
「今日はちょっと皆さんに見て貰いたいモノが有ります」
藤堂京志朗
「奇跡の藤堂」と称される程の武人であり、四聖剣のリーダーでもある
この年になるまで刃を振り落とす事のみに心血を注いで来たその肉体…
全ては祖国日本を取り戻す為に……
故に藤堂は「女」を知らない。
千葉凪沙…四聖剣の紅一点である彼女もまた、祖国を取取り戻す為に「女」を捨て戦って来た…
しかし、彼女は気付いた
「何用だ、千葉?」
「は、はい…実は…と、藤堂さんにお伝えしたい事があって……」
「…どうした、何か私に言いたい事があるんじゃないのか?」
朝比奈の言葉を思い出す
「好きなら言っちゃえば良いのに」」
「……っ藤堂さんっ!」
「な、何だ急に…」
「わ、私は……ごくりっ………千葉凪沙は藤堂鏡志朗をお慕い申してます!」
「………………!?」
「だから………だから、抱いて下さいっ…」
「………」
千葉が…俺を?
857 :名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 19:35:57 ID:4ZTRuzAS
>>547 「突然ですがカオス先生の特別授業は終わりです」
「はぁ……?」
「終わりも何も始まってすら……」
「カオス先生は死にました……しかし、その魂は永遠に生き続けます……」
「いや成仏しろ」
「旅立つ前に私の最後の作品を残して逝きます……」
【コードギアス奇跡の藤堂ー童貞が 目覚めた日ー】
「なん、だと?」
「では皆さん良い日旅立ち……まさにカオス!!」
すいません遅くて……
今夜か明日には投下を……
ってかカオス先生死んじゃったよ…藤堂さんと千葉生き残って良かったけど。
8スレのこの職人さんもう居ないのかな…この人の書く藤千葉見たかった…。
>>459 これの続き見てみたいな
でも本編設定に合わせると色々矛盾出そうだから(ナナリーとアーニャ辺りは本編後じゃ無理)、
この二人は小説版準拠で総督時代&身辺警護の名目だろうか?
職人さんに質問ですが、設定に関してはどういった考えなのでしょうか?
徹底したパラレルと割り切るのか、極力原作の設定に合わせるのか…
自分で考えるとなると、どうしても原作の設定に合わせようとしてしまいますが…
>>460 急かしたようでごめんなさい。
応援してます
書いててくれてるんだー、と素直に嬉しいな
他の職人さんは、冬の準備だろうか…
それともサイトもっちゃったりとかか?
うーん、ひっそり…
466 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 22:31:55 ID:Jdtabb3Y
>>463 職人ではないけど
設定に関してはそれぞれじゃないのかな
ルルーシュなんか、完全に原作通りだったら(しかもなんか公式童帝認定されて・・・)
どうしても相手、時期限られてしまうし?
特定な組み合わせを書きたいものなら、ある程度パラレルだと割り切るしかないかと
あるいは原作終わった後適当にねつ造するとか
俺はルル厨なんもんで、ルル書きたくてしようがないが、設定は確かに頭痛い問題なんだよな
467 :
名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 22:33:41 ID:Jdtabb3Y
あ、すまん、sage入れ損なった
あ、すまん、sage入れ損なった
落ち着けw
あ、う、え、お・・・。
絶望した!アキラをディーゼルカーの変速機ネタに結びつけたことに絶望した!
捏造するなよ前歯へし折られたいのかおまえ
捏造するなとか言われたら扇ヴィレ以外書くものねーじゃねーか(爆笑)
需要ねーwww
扇ヴィレの不人気っぷりは異常…。公式(笑)のくせに…。
藤堂×千葉とかどうだ?13話でベットシーン疑惑あったし。
前投下されてたルキアーノ×ノネットの続きが非常に気になる
そろそろルル×ナナリーの続編がきてくれないかな
確かにルルナナがそろそろきそう。
ついにレクイエムだ。wktk
>>470 エデンの檻のスレッドに書き込もうとしたものを間違えてここに誤爆した・・・。
初投稿です。シャーリーが大好きなので、2期13話でシャーリーが殺されなかったら?
という話を書いてみました。
ルルーシュxシャーリー
純愛 鬱 寝取られ 陵辱 病的 アニメ風
-シャーリー 信じる心-
2期 12話 ラストシーンより
「あっ……あぁっ!!……思い出した。私のお父さんを殺したゼロは、ルルーシュ?ルルはゼロで、お父さんの仇なんだ。」
『なんだい、シャーリー。こんな所に呼び出して。』
「ねぇ、ルル。私、全部思い出したの。ルルがゼロだって事。お父さんを殺したのも、ルルなんだよね。」
(なっっ!ギアスを破った!?まずい、どう説明したらいい!?また同じギアスをかけるか?いや、それは周りが怪しむ。何か他のギアスを、だがどうかける?)
「私ね、記憶が戻ってすごく怖かった。偽物の先生に、記憶のない友達。みんなが嘘ついてる。世界中が私を見張ってるような気がして。」
「ルル、こんな世界で、一人で戦ってたんだね。たった一人で。だから私だけは、ルルの本当になってあげたいって。」
「私、ルルが好き。お父さんを巻き込んだってわかってても、嫌いにはなれなかった。ルルが全部忘れさせてくれたのに。だから……私も一緒に戦わせて。」
強い覚悟を秘めたその瞳に、ルルーシュはとまどう。
『シャーリー……。俺は君を、巻き込みたくないんだ。だからギアスを使った。』
「ううん、私もう決めたの、ルルについて行くって。役にたたないかもしれないけど、そばにいたいの。ルルを支えてあげたいの!」
『母親だっているだろう。俺と一緒にいると、もう会う事も出来ない。』
「それでもいいの!ルルと一緒にいたいの!!」
「……わかった。君を黒の騎士団に迎え入れよう。仕事は雑用になると思うが、カレンもいるし、C.C.なんて変わった奴もいる。きっとやっていけるさ。」
『ありがとう、ルル!一緒に頑張ろう!!』
(ルルに抱きつく私、強く抱き返してくるルル。ちょっと苦しいけど、嬉しい。
見つめ合い、自然と唇を重ね合う。学園祭の時に話していた、嘘のキスじゃない……。)
-------------------------------------------------------------------------------
「シャーリー、この書類をカレンに届けてくれないか?」
『うん、わかった。行ってくるね!』
(あれから1ヶ月がたった。戦闘集団の中だから、怖い事もある。けどルルは優しいし、この間好きって言ってくれた!私は今、最高に幸せ。
それにしてもカグヤさんとかC.C.さんって、ルルとどういう関係なんだろう?特にC.C.さん、いつもルルの所にいて。もしかして……やだ、私ったら何考えてるんだろ!)
通路の向こうから、団員の一人が歩いてくる。
(最近私にやたらと話しかけてくる人だ。背が高くて、見た目はちょっと格好良いけど、苦手なのよね。やだな、また何か話しかけてきそう。)
『やぁ、シャーリーさん。今日も奇麗だね。どこに行くんだい?』
「カレン隊長に書類を届けに行くんです。急いでるので、これで。」
『あぁ、カレン隊長なら今、他の部屋にいるよ。案内しよう。』
「そうなんですか、ありがとうございます。」
『この部屋の奥だよ。さぁ、どうぞ。』
(扉を開けてもらった中は薄暗くて、少し散らかった生活感のある部屋。カレン、どこにいるのかな?)
そっと扉が閉まり、鍵を閉める音がする。
「ちょっと、なんで鍵をかけるんですか?」
『君がいつまでも、振り向いてくれないからさ。少し強引にいこうかと思ってね。』
(背筋に冷たい物が流れる。やだ、私、襲われるの?困惑する私を、強引にベッドに押し倒す。痛い!)
「やめて下さい!私、ル……ゼロの恋人なんですよ!こんなことしたら、ただじゃすみませんよ!!」
『何が恋人だよ。ゼロにはC.C.っていう愛人がいるだろう?俺聞いた事があるぜ、彼女のあえぎ声を、何度もな。』
「嘘!ゼロは言ってたもん、彼女はそんなんじゃないって。私信じてる!!」
『本当の話だよ。古くからいる団員なら、みんな知ってる事だ。玉城だって言ってたろう?』
(そんな!ルル……私に言った事は嘘だったの?ルルの本当になるって言ったのに、私にはその資格がないの?)
疑念の答えを探し、抵抗する事を忘れている隙に、口の中に布を押し込まれ、上からテープを貼られる。
「んんんーーーーっっ!!」
上着をたくし上げられ、腕を思うように動かせない。もがいている内に、手首もテープで巻かれてしまう。
『準備は整ったな。それじゃまず、この可愛いブラをはずしてみようか?』
ブラジャーを上にずらされ、お椀型の奇麗な胸がさらけ出される。
(や、やめて!)
『奇麗な色の乳首だね。』
揉みしだかれ、固くなった先端を歯で甘噛みされる。
「んくっ!」
(何、今の感覚?体がぞわぞわするような。)
『さぁ、下も取ろうか。あぁ、薄くて可愛らしい陰毛だね。』
(いやっ!見ないで!!恥ずかしい……。)
『指1本でもきついぐらいだよ。これは具合が良さそうだ。』
(指を入れられながら、私の一番敏感な部分を嘗め回されたり、唇で挟まれたりする。少し激しくされる度に、背中に電流が流れるような感覚が私を襲う。)
『さぁ、本番行こうか。あまり濡れてないから痛いかもしれないけど、すぐ終わるから。好きな人の事でも考えていなよ。』
(いや、やめて……それだけは!ルルに、ルルにあげるって決めてるの!)
周りの肌を巻き込みながら、強引に押し入られていく。動きが止まったと思った瞬間、一気に奥まで突きつけられた。
「んんぐぅううーーーっっ!!」
大事に守っていた物を失った、赤い証がシーツに染みこんでいく。
(痛い、痛いよ!助けて!助けて、ルル!!)
『ははっ、僕が初めてだったんだね、嬉しいなぁ。っと、そんなに締め付けないでほしいな。すぐ出ちゃうよ。』
(い、嫌!抜いて、抜いてぇえええっ!)
『ダメだ、持たないよ。このまま出すよ!』
(やめて!外に、せめて外にっっ!!)
願う言葉を発する事も許されず、無情にも熱い液体が、下腹部に広がっていくのがわかる。
(私、汚れちゃったよ。ルル……ルル……。)
(寒い。時計の針を見て、しばらくの間気を失っていた事に気がついた。拘束は解かれている。
書類、届けなきゃ。けどその前に、シャワーを……。)
ベッドのシーツで汚れを拭い、ゴミ箱に押し詰める。くしゃくしゃになった衣服をまとい、もうろうとした意識のまま、シャワー室へ向かう。
「あ、シャーリー!遅いじゃない。何やってた……の?」
泣きはらした目、無造作に身にまとった衣服、怯えるその表情。カレンは全てを察した。
「シャーリー、こっちへ!早く!!」
(病院の手配を……。ルルーシュには伝える?シャーリーはきっと、誰にも知られたくない。けどこのままじゃこの娘、壊れちゃう。)
(目を半開きにし、天井を見つめたままシャワーを浴びる。シャワーがいつもより、とても暖かく感じる。……痛っ!)
秘部にシャワーをあてると、切られたような鋭い痛みが走り、中からどろりと、薄赤色の生ぬるい粘液がたれ落ちる。
(ルル……私これから、どうすればいいのかな?)
その場にしゃがみ込むと、また涙がこぼれ落ち、汚れと共に排水溝へと流れていった。
-------------------------------------------------------------------------------
「緊急避妊処理、完了しました。この事は私たち以外、誰も知りません。ただ、その……精神状態が。」
『わかっている。シャーリーの事は私に任せろ。カレン、良くやってくれた。』
(俯いたまま、体を震わせているルルーシュ。かける言葉が見あたらない。ただ、これだけは聞いておきたかった。)
「ギアスを使うんですか?」
『ギアスならもう使ったよ、あの男に。今頃死ぬより苦しい目に遭っているはずだ。』
「そうじゃなくて、シャーリーは!?」
『……私に任せて欲しい。シャーリーの所へ行く、誰も来させるな。』
「わかりました。シャーリーを救えるのはあなたしかいません!よろしくお願いします。」
『シャーリー、起きてるかぃ?』
ベッドの上で、赤ん坊のように小さくうずくまっている彼女に問いかける。
「ルル……あのね、ルルは私に、嘘をついていたの?」
『何を言ってるんだ、シャーリー。君に嘘なんてつかない。』
「あの人が言ってたの、ルルにはC.C.さんっていう愛人がいるって。いつも……愛し合ってるって。」
『そんな訳ないだろう!あいつは、あいつはただ……利害関係が一致してるだけだ!見ればわかるだろう!?』
「良かった。じゃあルルは、私のこと本当に好きなんだね?」
『もちろんだ!愛してる、シャーリー!』
「私も……けど私、汚れちゃった。ルルも犯された女なんて、嫌でしょ?」
『そんなことは無い!君は奇麗だ、心からそう思う!嘘じゃない!!』
「ありがとう。けど私、信じられないよ。ルルが嘘を言ってないのはわかっているのに、信じられないの。」
『そんな悲しい事を言うな!俺を……俺を信じろ!』
口と口で、愛を伝えあう。それはとても長い時間、繰り返された。
「……ねぇルル、キスの先もして。あなたに抱かれたいの。」
酔いしれたような表情でせがまれ、とまどいながら言葉を返す。
『あんな事があったんだ、しばらくは体を休めて……』
「今がいいの!お願い、ルル!!」
『……それが君の望みなら。』
『シャーリー、痛かったら言ってほしい。……知識は完璧なんだ!ただそのっ。』
「うふっ、ルルのエッチ。いいよ、そのまま……入れて。」
(シーツを掴みながら、うろたえるルルを待ち受ける。……やっぱり痛い!けど、あの時と全然違う。心が満たされていくのがわかる。)
「……ルル、私あなたを信じる。これからもずっと、ずっと一緒にいて。」
『あぁ、ずっと一緒さ。愛してる、シャーリー。』
(ルル、あなたと一つになれて、私幸せ。)
(ギアスは使わない。君をもう、悲しませるような事はしない!)
-------------------------------------------------------------------------------
皆が集まる食堂で、声を荒げる二人。
「ゼロが言ってる事は正しいの!なんでわからないの!?」
朝比奈に絡むシャーリーを、カレンが間を割ってなんとか収める。
(最近のシャーリーはどこかおかしい。いくら恋人だからって……以前はこんな、人に突っかかるような性格じゃなかった。やっぱり使ったの?ギアスを。それとも。)
彼女の心はルルーシュによって癒されていった。しかしその傷の深さは、そして彼の過剰な愛情は、彼女の心をあらぬ方向へと導いて行く。
超合集国決議第壱號、日本開放の要請を受け、黒の騎士団は神聖ブリタニア帝国の植民地、エリア11に対し総攻撃を仕掛ける。しかしその結末は、凄惨なものであった。
(ナナちゃんが亡くなったらしい、フレイヤとかいう爆弾に巻き込まれて。黒の騎士団にも相当な被害が出たって。
ルルの落ち込みようは見ていて辛くて、慰めてあげようと思ったけど、怒鳴りながら断られた。こんな時ルルを支えてあげられるのは、私しかいないはずなのに。)
そしてシュナイゼルの奸計により、ゼロは黒の騎士団から排除される事となる。
(ルルがいなくなった。どうして?ずっと一緒だって言ったのに!どこに行ったの、ルル。ううん、ルルは必ず帰ってくる。私、信じてる。)
-------------------------------------------------------------------------------
『上の話を盗み聞きしたんだけどさ、ゼロは俺たちの事を騙していたらしい。そんで処刑しようとしたけど、逃げられたとか。』
『ほんとかよ、それ?』
『あぁ、あいつのせいで仲間達だけじゃなく、日本人も相当殺されたんだと。仮面かぶったままだし、怪しい奴だとは思っていたけどなぁ。』
「ゼロの事を悪く言わないで!」
怒りをあらわにし、今にも手を出しそうな形相で、二人を睨む。
『シャーリーさん……。気持ちはわかりますけど、これは本当の事みたいですよ。』
「ゼロの行動には必ず理由があるの、私信じてるの!だからあなた達も、ゼロを信じて!お願い!!」
『いや、お願いされても……。』
「ゼロを信じて貰う為なら、私なんだってする。だから、お願い……。」
説得と称した、彼女の常軌を逸した振る舞いは、連日続いていた。
(部屋の中に淫猥な香りが充満している。前から後ろから、休む事なく突き上げられ、思わず卑猥な声を上げてしまう。
感じたくなんてない。ルルの為に、体を使っているだけなの!けれどこの、甘美な誘惑は何……?心が堕ちてしまいそう。)
『シャーリーちゃん、次は二穴いってみようか?大丈夫、ゆっくり動いてあげるから。』
(前と後ろが同時にこじ開けられていく。苦しい、息が出来ない!)
『さすがにきついな。一気に押し込むぞ!』
「いぁああああっっ!!!」
(前と後ろ交互に、同時に、私の中がかき回される。嫌!怖いよ、こんなの……。)
『体が震えてるよ。怖いのかい?自分の体が変わっていく事が。けど快楽のコツをつかめば、病みつきになるんだよ。』
(ルルが帰って来た時、ルルを信じられない人達がいたら私、悲しい。だから私は、手段を選ばない。
けど……怖いの。体の一番深いところを突かれる度に、頭の中がまっ白になっていく。ルルじゃない人と体を重ね合わせるなんて、二度としたくなかったはずなのに……求めてるの?体が。)
『好きな人の事でも考えていなよ。』
(あの時の言葉がふと蘇る。ルル……今私、ルルに抱かれてる?そんな妄想を抱いた瞬間、全身に鳥肌がたつような、しびれる感覚が湧き上がる!)
「ひぁあああぁっっ!!いいっ……感じてるの、私!!もっと、もっと突いて!!!」
(口の中に、舌が入り込んでくる。頭がとろけそう……。ルル、好きよ!もっと私を愛して!私を離さないで!!)
(事が済んだ人達は、満面の笑みを浮かべて、ゼロを信じるよと言ってくれた。嬉しい。
そう、今私に出来る事は、これぐらいしかない。ルルの為になるなら、どんな事でも受け入れられる。ルル、早く帰ってこないかなぁ。)
ベッドにだらしなく横たわる私。股の間から、混ざり合った粘液がとめどなく滴り落ちていく。
「シャーリー、あんたまた、こんな事を……。」
カレンの頬に、一筋の雫が伝い落ちる。
「カレン、私の事哀れんでるの?けど心配しないで、ルルの為なんだもの。私、嬉しいぐらいよ。」
「あんたもう、家に帰りなさいよ!ルルーシュのいないここにいたって、意味なんてないじゃない!」
「ううん、ルルは帰ってくるよ。そして黒の騎士団を立て直すの。その時、彼を支えてあげられるのは、私だけ。」
(ルルーシュ、あんたシャーリーの事は任せろって言ってたじゃない!どうしてこんな……。)
『カレン隊長、カレン隊長ー!』
「なんか呼んでるね。行ってくるけど、とりあえず体、奇麗にしときなよ。」
-------------------------------------------------------------------------------
「ルルーシュが現れた!?」
『はい、国際中継です。ルルーシュがブリタニアの皇帝になったと!』
(ルルーシュが私たちの敵になった!?シャーリーになんて伝えればいいの?あんた一体、何やってんのよ!)
新皇帝誕生の報は、まもなくシャーリーの耳に入った。
(ルルがブリタニアの皇帝になったって聞いたけど、私は不安になんてならなかった。
そして、嬉しいニュースが!ブリタニアが超合衆国に参加表明をしたって!ルル、やっと迎えに来てくれるんだね!!)
彼女の耽溺した、ルルーシュ。彼もまた、シャーリーを渇望してやまぬ日々の中、焦燥に駆られていた。
しかし彼の最期の目的は、ゼロレクイエム。世界を創る事であり、その本懐を遂げる成り行きの内に、再会は存在しなかった。
黒の騎士団は解散となり、居場所を無くしたシャーリーは自宅に戻る事となる。
母親は久しぶりの対面に涙したが、以前と違う彼女の雰囲気、なによりうわごとのようにつぶやき続ける「ルル」という言葉に恐怖し、顔を合わせようとはしなくなった。
(ルルがゼロに殺されたなんて、嘘。だって、ルルがゼロなんだもの。あれは誰かが仕組んだお芝居よ。ルル、私いつまでも待ってるよ。私たち、ずっと一緒だよ。)
〜Fin
下手くそな文章だな
乙〜。
でもせっかくIf書くならシャーリーを幸せにしてあげたほうがいいのでは?
寝取られとヤンデレ、後味の悪いEndが大好きなもので、
キャラを愛すれば愛するほど、結末との落差に快感を覚えるんです。
けど文章力欠如は否めませんね。お目汚し失礼いたしました。
幸せなルルカレ書いてみれば
カレンファンを貶めるようなことをわざわざ書くなよ・・・
>>478乙!
個人的に後味の悪いのは守備範囲外ですが、久々のSSの投下、ありがとう御座います!
ルカ書いて
>>486 どMめ!!!wwwGJ
懲りずにまた投下してください。
シャーリー物少ないのでなおさら!
・・・・・・ルルシャリイラネ('A`)
>>486 乙!!
ルルシャリ前提スザクにねとられシャーリーとかも書いてほしかったり
>>486 GJ!面白かったw
また期待してます!
ルルーシュが強く言い聞かせればシャーリーは黒の騎士団には入らないと思うけどね。
それでも健気に学校通いながらアルバイトか、それとも売春とかしてコツコツ騎士団の資金稼ぎ。
売春とかさせるなよ・・・シャーリーカワイソス。
評価は分かれるだろうけど、俺は面白かったよ、GJ
スザユフィ読みたい
ルルカレーーーーーーーーーーーーーーー
悪夢設定でロロアニャも見てみたい
悪夢ロロアボンしたよなたしか
アボンする前のプライベートとかどんなんだったのか…
ただ、感謝したり弱みを見せるのはあれが最初で最後だと思うけど
>>502 えっ、そうなの?
単行本派だから知らなかったwww
>>497 気に入らないならスルーすればいいだろ!
藤千葉が見たい
507 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 18:53:47 ID:gJITS6LH
ライカレ、ライ千葉が見たい
LostCollarsの主人公だよな。「主人公はあなた」と
いう形でプレイをするため、当然声優は無しだ。
姿はREBORN!の獄寺 隼人みたいな姿で、銀髪である。
ギアスは俺と同様で「絶対遵守の力」。
身元不明であるため、アッシュフォード学園へは
仮入学という設定となっている。
プレイする人の考え次第で、ネガティブに考えたり、
ポジティブに考えたり・・・。その表現は自由だ。
510 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 10:28:22 ID:gglRvjHu
>>509
SSまったくないじゃん
SSどころか、レスもナイ。
スレ立てた奴、何考えてんだ?
512 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 22:47:03 ID:cVLN1xyh
本当だレスもない喜んで見に行った自分がバカみたいだ。
513 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 11:21:06 ID:ZfZWzGc3
同じくライカレがまたみたい
時期を同じくして、向こうでゴタゴタがあったからな。投下も減ったし。
18禁の経験はないが、ライカレを書いたことあるから挑戦しようかな。スレもったいないし。
出来不出来や作品の投下時期は、モチベや技術の問題もあるし、広い心を持って下さい。
なんでロスカラのスレっていまだに生きてるんだ?消えたんじゃなかったのかよ。
ルルC来い来いっ!
>>507 後者のやつ考えてみます。時間かかるかもしれんが
−これは派遣労働者に対する差別ではない、区別だ!
−派遣社員は負けた。力が無かったから。
−加藤、バカな男だ。なにをやっても、どうせ世界は
−手を休めるな!派遣社員のクソ共が!
−さあ、本日注目のフリータと派遣社員対決、生き残るのはフリータか、派遣社員か
−笑って遊ぶのは俺達社員、笑われて働くのが派遣。見ない振りを下って結局は
−力も無いくせに反乱なんかするから
−嫌いなんだよ立場を振りかざすのは
−でも、力の無い派遣社員は我慢しなくちゃいけないんです。たとえ相手が間違っていても
−君たちの価値観を俺に押し付けないで欲しいな
−顔を見せてくれないか、ぐへへwいい商品だ
−本日の派遣社員狩り大量でなによりございます
−私は売り物じゃない
−売り物だよ勝ち取らない者に権利など無い
−力なき自らの生まれを悔やみたまえ、福田総理もおっしゃっているだろ
−弱肉強食それが世界のルールだ
−傲慢だな。自分は食べるからいいのさ
−加藤さえいればお前らなんかに!裏切ってなんかねーよ!加藤は!
−食べられるのはそちらでしたね
−チェスでイカサマなんて、出来るわけが無い!
−正しいことに価値はないんだよ
−我々は麻生総理の命を受けているのだ
−日本が!
−しかし、派遣までっ
−迎えに来た加藤。私は味方だ。お前の敵は勝ち組、契約しただろ私たちは共犯者
−私たちはずーと観察していた
−飼育日記ということろかなエサの
−私は社長だからね、これ以上エサと話す気はない。さ、処分の時間だ。これで目撃者はいなくなる
−ふざけるな!力!力さえあれば!!ここから抜け出す力!世界に負けない力が!!
−力が欲しいか、力ならお前はもう持っている。
忘却の上に閉じ込められているだけだ。思い出せ本当のお前を。王の力を
−私を処分する前に、質問に答えてもらいたい。ニートが悪だというのなら社員は正義なのか
フリータは悪だろうか。勝ち組は正義たりえるだろうか
−悪も正義もない、派遣にはただ死という事実が残るのみだ
−そうか、ならば君たちには事実を残すのみ
加藤智大が命じる。貴様たちは、死ね!
−別の記憶を植えつけられた家畜の人生。しかし真実は俺を求め続けた
−そう、間違っていたのは俺じゃない、勝ち組の方だ!
−世界は変わる、変えられる
−お待ちしておりました加藤様、我らにご命令を
−私は加藤!世界を壊し、世界を創造する男だ!
−誰にも譲るつもりはありません。加藤を殺すのは自分です
って、ディートハルトが崇拝してましたよ
>>519 すでにDAT落ちしていますけれど・・・。
>>520 だから、消えたといってるじゃん?
>>.519
こっちも、SSがひとつもナイ・・・
ルルナナ続き気になる
近親厨は消えてね
ルルナナいいとこで終ったからなあ
気にはなるし,読みたいが,
書く,書かないは自由だからなあ
こちらは,お金を払っているわけでもないしw
まあ生活あるからな。いつも書ける状況にいるってわけじゃないだろうさ。
近親厨うざっ
近親相姦は他所でやってほしい
マンセーレスがいちいち異常な雰囲気だし
選り好みが激しいやつは大変だなあ
なんでもこい
>>529 同感
エロかったり面白かったり感動できれば近親相姦だろうがレズだろうが何でも来い!
だなw
というか嫌ならNGすればいいだけなのに
>>528 そう言うけどさあ,原作のルルーシュがアレだしなあw
血がつながってなかったら,普通にベスト・カップルだろ?
だから,エロパロでルルナナが出てくるのは仕方がなかろう.
というか,むしろ,無かったら不自然だろw
たぶんねー、作者に対して言ってるよりは、
読み手のレスに嫌気がさすんだよ…
どれとは言わないが
あーなんかわかる
良作だと思うけど投下後のスレの雰囲気がなんか苦手だ
好きだけどねルルナナ
カップリングの押し付けなんてナンセンス
荒れるネタになるし
悪逆皇帝ルルーシュ×ナナリー第6弾です
※苦手な人は華麗にスルーして下さい
・話が長い
・エロも長い
投下します
―――ルルーシュとナナリーに、何が有った?
スザクは隠れ住む民家で、数日前にC.C.と会った時のことを思い浮かべていた。
唐突に自分の前に姿を現した不思議な少女は、恐らくは誰よりも近くでルルーシュを見ている筈だ。
スザクには、気になることがあった。
あの日、聖堂で久しぶりに会ったルルーシュ・・・。
彼の進む道が逸れることは無いとは確信出来たが、その瞳は何処か昏かった。
・・・何か、酷く重く、苦しいものを抱えているような・・・。
最愛の妹といずれ永遠に別れることになることを考えると、彼が苦しい日々を過ごすことは想像に難くは無かったのだが、
彼を昔からよく知る幼馴染には、その昏い表情が何処か引っ掛かっていた。
しかしC.C.は特に表情を崩す事無く、いつものようなポーカーフェイスでスザクの問いに静かに答えるのみだった。
『・・・アイツはただ、自分への未練を持たせないように、断ち切るようにしているだけだよ―――』
彼女はそれ以上は何も言わずに、黙ってその場を立ち去ったのだった。
スザクにとって、ルルーシュとナナリーは己の心の中の最も大切な部分に有る、掛け替えの無い思い出の一部だ。
・・・例え対立し、互いに殺しあうような関係になったとしても。
八年前の夏の日、枢木の家にやって来たブリタニア皇族の兄妹は、当初はスザクにとっても虫の好かない相手ではあったが、
打ち解けた後は国籍、民族の壁を越えて、気の置けない間柄になった。
そう、スザクにとっては、親戚以外で初めて仲良くなれた同年代の友達だった。
あの夏の日、いつも3人で遊んで、一緒に過ごした。くだらないことでも笑い合い、喧嘩して、また笑う。
既に血に塗れてしまった自分の中に今でも残る、大切な煌く思い出―――。
・・・スザクは、今でもそう思っている。
いつも3人一緒ではあった。
しかし、それでもいつもスザクは、この兄妹の間には割って入れない自分を痛感していた。
知らない者ばかりの異国の地で、お互いしか寄る辺の無かった兄妹の間には、
自分など到底入れる筈も無い強固な絆が有ると感じていた。
・・・八年前の、あの夏の日もそうだった。
『おーーーーい、ルルーシュ!!ナナリー!!!・・・・・・・・・居ないのか??』
蝉の鳴き声の響く林を抜けて、スザクはまた兄妹の生活する土蔵にやって来た。
外の暑い外気とは異なり、日陰の土蔵の中は幾分か涼しい。
袴を翻らせて駆け込んだスザクの声に対して、中からは何の応答も無い。
二人してどこかに行ったのか、と思いながらも、彼は以前の自分の秘密基地の中を探索した。
すると、蔵の奥から風が吹き込むのを感じた。
風に誘われるように奥へ向かったスザクが見たのは、幼い兄妹が二人、静かに寄り添って眠る姿だった。
蔵の奥の窓を開けた、その下のベッドの上で、小さな体を寄せ合って眠っている。
体にタオルケットを掛けて、兄は妹を包み込むように添い寝していた。その光景を、スザクは声も無くじっと眺めていた。
(・・・・・コイツら・・・、やっぱり・・・)
ふと、視線に気付いたのか、はたまた先程の声が聞こえたのか、兄の方がもぞもぞと動きだした。
上半身を起こして、目が覚めたようではあるが半覚醒の状態で、その寝ぼけ眼をこすっている。
『・・・何だ、スザクか・・・』
『何だ、とは何だよ。こんな真昼間からお寝んねか』
『バカ、声が大きい。・・・ナナリーが起きる』
ごめん、と小さく呟いたスザクは気を取り直して、先程思ったことを小声で言ってみた。
『・・・なあ、ルルーシュ。お前らって、やっぱ兄妹なんだな』
『・・・・・。何だよ、今更・・・』
『だって、似てるもん。寝顔、そっくりだぞ』
・・・ルルーシュは途端に怪訝な顔をして、暫く黙った後、こう呟いた。
―――そんなことを言われたのは、初めてだ、と。
『Evil Eyes Act. 6』
世界を統べる神聖ブリタニア帝国・唯一皇帝の名の下、遂に刑の執行が宣告されたのが丁度一週間前である。
最初から皇帝直轄領日本に収監された囚人以外の罪人は、明朝にはブリタニア本国から日本へと移送されることとなっている。
処刑の執行まで、遂に3日を切った。
ナナリーは、そんな事実に対して何故か現実感が希薄なまま、日々を過ごしていた。
・・・自分という存在が、その命がこの世界から失われることに対して、何処か自分のことでは無いような、
おかしな感じしかしなかった。
ここ数日、兄・ルルーシュが自分の居る囚人部屋に渡って来て、自分を抱くということは無くなっていた。
勿論、以前も毎日のように通っていた訳では無いし、彼にとって皇帝としての責務があることは
ナナリーにとっても十分分かっていた。
―――しかしそれでも・・・。
(・・・お兄様・・・)
・・・例えどう扱われようと、どんなに酷い目に遭わされても、心のどこかでナナリーは、兄を求め続ける自分を自覚していた。
結局のところ、どこまでも自分の世界の中心は兄であり、どれだけ兄が悪辣であろうと兄の居ない世界などは考えられなかった。
・・・だからこそ、悪であり続ける兄とともに自分も滅ぼうと思ったのだったが・・・。
囚人部屋の小さな窓からは、明るい夕焼けの空が見えた。
―――これが、自分の生まれた国で見る最後の夕焼けになる・・・。
そのような、不思議な感慨がナナリーの中で沸き起こる。
宛も無くただ空を眺めていると、不意に部屋のドアをノックする音が聞こえた。
「・・・どうぞ」
ナナリーがドアの外に声を掛ける。
部屋に入ってきたのは、彼女の囚人生活で、彼女に対して最も心を砕いてくれた人だった。
「・・・失礼致します、ナナリー様」
「・・・ジェレミアさん・・・」
兄に忠義を向けるその男性は、何処か強張った面持ちでこちらを見つめていた。
部屋に入ってきてから中々言葉を発することの無いジェレミアを暫く黙って見つめると、
ナナリーの方から先に口を開いた。
「・・・この2ヶ月、ジェレミアさんには・・・、本当にお世話になりました。
こんな私なんかを、色々と気にかけて頂いて・・・、本当に、ほんとうに有難うございました」
ナナリーがぺこりと頭を下げる。彼女は言葉の通り、心からジェレミアに感謝していた。
彼のような人物が居なければ、兄すらも信頼することが出来ない現状の中で、彼女の心は
完全に壊れていたかもしれなかったから・・・。
ナナリーの反応にジェレミアが慌てる。
「そんな・・・!お手を上げて下さい、ナナリー様・・・!!
私は・・・、斯様にして頂ける程のことをした心算は・・・」
―――ああ、この人は本当に優しい人なんだ・・・。
ブリタニアの唯一皇帝への反逆罪に問われた重罪人だというのに、自分の心に従って、
こんな小さな存在に気を遣ってくれている・・・。
ナナリーには、ジェレミアが何故兄に仕え続けるのか終ぞ分からなかったが、こうした人が少なくとも
兄の側に居てくれることは僥倖だと思っていた。
「・・・私は、自分の成したことの責任を取らなければ、罰を受けねばなりません。
・・・・・・・・・。もう、私のような足手纏いな存在は、お兄様には要らないんです」
「・・・・・・・・ナナリー様・・・・・・」
ジェレミアはどこか悲痛な表情でナナリーを見ていた。
「・・・・・・・・・・・。
私はもう居なくなるけど・・・、お兄様を・・・宜しくお願いします」
ナナリーはジェレミアをきちんと見据えて言った。小さくとも、凛とした声が室内に響く。
ジェレミアは夕焼けと同じような橙の瞳を歪ませて、無言のままナナリーを見つめ返していた。
窓から差し込む夕日は愈々強く、室内のあらゆるものが長い長い影を落としていた。
―――そうだ。もうじき私は死ぬ。
世界を支配する皇帝に楯突いた重罪人として。
今も兄の悪行を許す気にはなれないけれども・・・。
・・・もうこれ以上、兄が罪を重ね続けるのをこの目で見ることは無くなる。
それだけがささやかながらも嬉しいことだ。
・・・それでも、自分が居なくなった後でも、
兄が例えどんな悪であり続けようとしても、
兄を想わずにはいられない。
―――兄の存在をひたすらに厭わしく思う気持ちと愛おしく思う気持ち、二つの相反する心がナナリーの中に在り続けた。
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『だ〜いじょうぶだって!!こんくらい!!!』
『一人で大丈夫?リヴァル・・・。私も手伝おっか?』
『ありがとな、シャーリー!でもマジ大丈夫だって!!こん位持てなきゃ男が廃る!!!』
『・・・今、良い格好を見せるお目当ての相手は居ないぞ』
『なぁんだ・・・。・・・だったらルルーシュ!!お前も運ぶの手伝えよ!!!』
『断る。幾ら何でも、そんな一気に運ぼうとする方が効率が悪いだろうが』
『冷てーーーー!!!お前、何だ親友に向かってその言い草は!!』
『こーーーーら!!何騒いでんの?ピザの材料運び終わったの?』
『あ、会長ーーーーー!!ルルーシュが冷たいんスよ・・・』
『はいはい、分かったから。・・・まだこんなに段ボール有るのね・・・。ニーナ、残りはどんな感じ?』
『軽いものはもう粗方運び終わったんだけど・・・、玉葱とか、野菜がかなりの大荷物で・・・』
『うーーーん。今、ウチの生徒会唯一の肉体派の男子が居ないもんねぇ』
『ハイ!!会長!!!肉体派の女子ならここに!!』
『・・・いくらシャーリーでもこの量は無理だろう。ここはもっと人手が必要だな。なあ?カレン』
『な・・・、何よルルーシュ・・・。私は・・・、こういう体力を使うのは・・・』
『・・・スイマセン、遅くなりました!!』
『あ、噂をすれば!!!救世主登場!!』
『救世主?何のことだい?シャーリー』
『今、この生徒会に必要なのはお前のような体力バカということだ』
『バカって何だよ、ルルーシュ・・・。うわ、これ全部もしかして・・・』
『そ、ピザの材料。んで、早速で悪いんだけど、スザク君。こっちの大荷物、倉庫まで運んで貰えないかなあ?』
『・・・ちょっと時間がかかるかもしれませんが・・・、分かりました』
『かかかか会長!!!俺もやります!!!』
『あら、ありがと、リヴァル。でも、これ一つ一つがかなり大きくて重いのよ?』
『それでも、会長のためならば!!ルルーシュも・・・。・・・・・って、おい、無視すんなよ!!』
『ハイハイ、喧嘩しな〜い!まあ、大荷物さえ運んでしまえば、後はもう一息でしょ?』
『・・・私も、お手伝いしても良いですか?』
『ナナちゃん?!・・・う〜ん、でも・・・』
『・・・・。ナナリーも、一緒に運びたいのか?』
『あ、お兄様・・・。ハイ、膝の上になら少しでも載せられると思うので・・・』
『・・・ナナリーも、こう言ってるんだし。・・・よし、皆で運んで、さっさと終わらせようか』
『まあ、そうね。いちいち段ボール見ながらじゃ生徒会の仕事も捗らないもの』
『有難うございます、スザクさん、カレンさん』
『―――皆さん頑張ってらっしゃいますね』
『咲世子さん??!!いきなりっ???』
『まあ、先程から居りましたよ、シャーリー様。気配を消してただけです。・・・ところで、大変な段ボールですね』
『これから僕が働かせて貰うので、大丈夫ですよ』
『・・・。それでは、私もお手伝いさせて頂きます。よいしょ・・・ハァッ!!!』
『『『『『『『・・・・・・・・・!!!!!!!』』』』』』』
『・・・?あれ?皆さん、どうかなさったんですか?』
『別にどうもなさいませんよ、ナナリー様。さ、皆さん、運んでしまいましょうか』
・・・暖かい、暖かい人たち・・・。
リヴァルさんも、シャーリーさんも、カレンさんも、ミレイさんも、ニーナさんも、咲世子さんも、
そしてスザクさんも、お兄様も・・・、皆居てくれる。
・・・あの後、皆で一緒になってうんうん言いながら野菜を運んだっけ。
柔らかくて、だからこそ壊れそうで、それでも確かに存在した優しい世界。
私は、それが守られるのなら、そこで生きていけるのなら、何も要らなかった。
不意にナナリーは、自分の細い眉と瞼の間が何者かに擽られている感覚を憶えた。
その触れ方は酷く優しくて、ナナリーの顔の、薄い皮膚の上をするすると滑る。
・・・自分がいつの間にか眠っていて、夢を見ていたのだと気付いたナナリーは、瞼を僅かに震わせた。
すると、ナナリーの目元に触れていた存在も、彼女の覚醒に気付いたように、手を放したようだった。
「・・・ん・・・」
寝起きで働かない頭のまま、瞼を擦る。
やがて開けた視界に、既に暗くなり、窓辺から月光が差し込んでいる囚人部屋の様子が入ってきた。
体をベッドに横たえたまま視線を横に走らせると、案の定というか、予想通りの人物が自分を覗き込んでいた。
「・・・何だ、目が覚めたのか」
兄・ルルーシュは特に何の感慨も無いような表情で、無感情な声を響かせた。
そんな兄の様子を横目に見つつ、ナナリーはその細腕を突っ張らせて上半身を起こした。
見ると、食事がベッド横のテーブルに置かれたままで、ルルーシュはベッドの直ぐ傍に椅子を持ってきて座っていた。
その食事の冷めた様子から、もう夕食の時間はとうに過ぎていることが窺い知れた。
食事がこうして置き去りになっているということは、恐らくはルルーシュが割と早い時間帯に部屋に入って、
ナナリーが寝ている間にメイドなどの人払いをしたのかもしれなかった。
「・・・おにいさま・・・?」
ナナリーが寝起きで舌足らずな声を上げる。
「―――こんな早い時間に寝るなんて、まだまだ子供だな」
兄は揶揄するような目と声を向ける。ナナリーはそれをまだ十分に覚醒していない意識のままに受け取った。
先程、夕暮れ時にジェレミアは自分に会いに来てくれたものの、彼は結局言葉少なに部屋を出て行った。
彼はナナリーの前に居る間、何処か落ち着かないように視線を彷徨わせていた。
・・・まるで、何か言いたいことがあるけれど、どうしても言えない、と言っているような。
ナナリーはそんなジェレミアの様子を心の何処かに留めながらも、彼が立ち去った後、静かにベッドに身を横たえた。
―――何だか、何も考えたくない・・・。
自分がもう3日後には死んでいる、という思考から、何処か逃れたい部分が有ったのかもしれない。
しかし今、ナナリーの前に容赦無く現実を突きつける存在が居る―――。
数日ぶりに部屋を訪れたルルーシュは以前と変わることなく、その怜悧な美貌を曝していた。
白皙の顔が月光に映える。
仄青い光が満ちた質素な部屋で、まるで外界から隔絶されたように、兄妹は二人きりだった。
「・・・夢を、見ていました」
静寂の中、ナナリーが口を開いた。俯いたまま、自分の手を見つめる。視界に入るのは、己の拘束服の赤だけだ。
「・・・・一番、一番、幸せだった頃・・・。
アッシュフォードで・・・、皆さんが居て・・・、皆で楽しく笑ってました」
―――そう。皆一緒で、何も疑うことが無かったあの頃・・・。
ナナリーには、例え皆の顔が分からなくとも、包み込むような暖かさは常に感じられた。
・・・何もかも、あの頃とは変わってしまった。
信じていた人は敵になり、知らない間に敵対関係となり、互いに殺しあう。
戦うことの無かった人たちも、恐らくは戦闘地域となった日本に居た時点で、多くの苦難に見舞われているに違いない。
・・・少なくとも、ナナリーにとっての『優しい世界』は、もう何処にも存在しないのだということは分かっていた。
「―――あの頃に、戻りたいか?」
ルルーシュの言葉に、ナナリーは顔を上げた。
ルルーシュは粗末な椅子に足を組んで座っていたが、不意に椅子を大きく軋ませて立ち上がった。
そのままナナリーの居るベッドの上に座り、彼女と正面から向かい合う。
自分を真っ直ぐに見据えてくるその瞳を、ナナリーはただ黙って受け止めていた。
「『優しい人達』が居てくれた頃に。・・・だが、それも永遠に続くものでは無い。
・・・・物事には、いつか必ず終わりが訪れる」
「・・・・・・・・・・」
「お前があの頃を懐かしむのは勝手だ。・・・ただ守られて、安心して・・・、
こうして、実の兄に犯され続けることも無かったのだから」
ナナリーはそれを聞いて、びくりと小さな肩を震わせた。大きな瞳を頼りなさ気に彷徨わせる。
ルルーシュはそれを視界の端に入れて、言葉を続けた。
「・・・安心しろ。もうそれも終わりだ。お前は・・・・、
・・・・・・・死によって、俺から解放される」
―――やめてやめてやめて。
言わないでそれ以上。
私は所詮何の価値も無いなんて―――
ナナリーの唇が意図せずに震えだす。月光を背に負う彼女の表情は、ルルーシュからははっきりとは見えない。
その一方で、ナナリーの目には、月の光を受けて冴え冴えと輝く兄の顔が見えていた。
死への恐怖に勝る感情が、ナナリーの心を焼く。
夜の静寂が支配する空間で、ルルーシュの通りの良い低音が響く。
「―――俺が、憎いか」
唐突に言い放たれた言葉に、ナナリーは弾かれたように兄の顔を凝視した。彼女の体の震えが止まる。
兄の顔からは、何の感情も読み取れない。彼は白い肌に能面のような表情を貼り付かせ、一種人形じみて見えた。
「・・・・・・・・・。
・・・そんなのでは、ありません・・・」
ナナリーは兄の顔を振り仰いだ後、ぽつりぽつりと声を出した。
―――そういうのでは、無いのです。
お兄様は確かに、あらゆるものを壊していきました。
故国ブリタニアの伝統・社会、人々の心、日本を含めた世界。
何より、お父様やクロヴィス兄様、ユフィ姉様も。
以前には確かに存在していた、『優しい世界』も。
だけど、それより、何よりも・・・
「・・・ただ憎む、なんてことが出来たら、どんなに楽でしょう」
「―――楽、だとは?」
「全部が全部、その人の所為にしてしまえるでしょう?」
「・・・・・・。・・・お前はまだ、俺がお前のために行動を起こしたと思っているのか?」
「・・・・・・・・・・・・」
ナナリーは、答えなかった。
ナナリーは絶望の中で、酷く不思議な心持もしていた。
・・・思えば、兄に対して今までどれだけ、本音で話してきただろう・・・。
触れれば壊れてしまいそうな、柔らかな世界を失くしたくなくて、二人ともずっと本音を隠してきた。
・・・少なくとも、ナナリーはそう思っていた。
あのダモクレス内で、そして今、まさに死が二人を永遠に隔てようとしている時に、
このような話を忌憚無く兄と出来ることが、ある意味滑稽であるとさえ思えた。
時計の無いこの部屋では、どれだけ時間が経過したのか、今が何時なのか明確には分からない。
時も凍るような感覚は、少女の何もかもを麻痺させるようだった。
鈍った心のまま、少女は力なく口を開く。
「・・・わたしは・・・。
・・・・・・・・お兄様を・・・・」
ゆるせない
・・・その最後の一言が、ちゃんと言葉になって口から出たのか、ナナリーには判然としなかった。
それでも、ルルーシュはそれに返答するように、小さく呟いたのだった。
「・・・お前は、それで良い―――」
ルルーシュの顔が、俄かに穏やかになったように見えた。
青白い月の光が満ちる室内で、兄妹は向かい合ってベッドの上に座っていた。
またも俯いてしまった妹の顔を、兄が捉えて上向かせる。
何の音も聴こえない、静かな空間で、質の悪いベッドが軋む音だけが鳴った。
兄が妹に近づき、ベッドに体重の掛かった部分が移動する。
影が重なる程に接近した兄の顔を、妹は至近距離から眺めた。
その彫りの深い目元、くっきりとした二重の瞼の下で輝く紫の瞳、高く通った鼻梁、整った形の唇―――。
何故それがこんなにも接近しているのか、ということの理由に思い当たる前に、
ナナリーは自分の唇に柔らかいものが触れるのを感じた。
・・・彼女が囚人となってから、初めての口付けだった。
触れ合わせるだけの口付けから、ゆっくりとルルーシュが顔を離した。
「・・・嫌がらないんだな」
僅かに意外そうな声を出したルルーシュが、ナナリーには何処か可笑しかった。
―――別に、これが初めての口付けという訳でもないでしょう・・・?
実際、兄と妹はごく幼い頃に、子供の戯れで可愛らしい口付けを交わしたことは有った。
しかし、この二ヶ月間、口付け以上の行為を散々しておいて、今更のように口付けをしたことが可笑しかったのだ。
「・・・もう・・・、今更でしょう・・・?」
暗がりの中、薄く笑んだようなナナリーの表情を見止めると、ルルーシュもまた毒気を抜かれたような顔をする。
「―――――違いない」
小さな呟きのままに、彼は再びナナリーに顔を近づけた。
ルルーシュは、間近に見える妹の顔をじっと見つめる。
・・・伏目がちになっている大きな瞳の周りを飾る睫毛は、髪と同じ淡い色合いでとても長いことを自分はよく知っている―――。
肌の色は自分よりもずっと白く、まさに抜けるような白さでありながら、黒子など一つも見当たらない。
指で触れた頬はどこまでも滑らかできめ細かい。
淡い色合いで出来た砂糖菓子のような妹の顔で、瞳以外に唯一はっきりとした色味を持つ唇は、ほんのりとしたピンク色だ。
慎ましやかなそれは、いつか日本で見た桜の花びらに似ていた。
ルルーシュはその花に誘われたように、再度ナナリーに口付けた。
兄妹ともに自然と瞳を閉じて、ただそのふわふわとした感触に溺れる。
―――・・・柔らかい。
・・・それは兄か妹か、はたまたそのどちらもが心で呟いた声だったのかもしれない。
ルルーシュは桜を幾度か啄ばんだかと思うと、舌でちろちろと擽った。
ナナリーはその感触がくすぐったかったのか、吐息と共に僅かに口を開いた。
花が綻んだのを感じ取ったルルーシュは、欲のままに己の舌を内部に突き入れた。
「・・・っふうっ・・・、・・んんっ・・・」
ナナリーがくぐもった声を上げる。どこか息苦しそうに舌を追い出そうとしている。
今まで複数の女性と口付けを交わした自分とは違って、妹は子供のような口付けしか体験したことが無いのだ、と―――。
ナナリーの体はまさにどこもかしこも、自分が初めて触れて開花させている事実を思い起こし、
ルルーシュは自分の心が酷く満たされる思いがしていた。
やがてナナリーも要領を得てきたのか、鼻で何とか呼吸を助けようとしている。
先程よりも抵抗されなくなったのを感じたルルーシュは、脅える小さな舌を捉えにいった。
口の中で追い回され、逃げ場を失い絡め取られると、ナナリーは甘い吐息を漏らした。
「・・・んぅぅ・・・。・・・あむぅ・・・」
柔らかい部分を触れ合わせ、絡ませる。口と口で交わるようなその行為に、ナナリーの頬は赤みを増していった。
舌で絡み合うのみならず、妹の上顎や歯列に沿って舌を躍らせる。
敏感な口中を刺激され通しのナナリーは、その細い体を時折ぴくんと震わせた。
慣れてきたナナリーがおずおずとルルーシュに向かって小さな舌を伸ばす。
ルルーシュはそれに気付くと、直ぐに逃れられないように絡め取った。
互いに息を奪い合うように唇を触れ合わせ、敏感な部分で抱き合う。
唾液を送り、奪い、互いに交換し合う。・・・まるで自分の全ては相手のものだと言うように。
「・・・んんっ、・・・んふぅっ・・・。・・・・ぷちゅ・・・」
「・・・ん・・・、んっ・・・。・・・はぁ、なな、りー・・・・・」
「・・・・・ちゅっ・・・、んむっ・・・、・・・・おにい、ひゃまぁ・・・」
・・・口付けだけで、どれだけ時間が経ったのかも分からない。
二人しか居ない空間で、兄妹は生涯の恋人のように唇を交わらせていた。
知らぬ間に、二人は細い身を寄せて抱き締め合っていた。
脳髄まで蕩けそうな熱にくらくらしながら、兄妹は唇を離した。
ナナリーの小さな唇からは、飲み込みきれなかった唾液が零れている。
刺激し合ったためか、桜色が色合いを強め、赤く色づいていた。
ルルーシュがナナリーの口元をぺロリと舐めると、ナナリーは擽ったそうに身を捩った。
息が上がったナナリーの顔をじっと見る。
―――赤くなった頬も、潤んだ瞳も、上気した肌も、何もかもが愛らしい。
こみ上げる愛しさのままに、ルルーシュはナナリーの両頬を包み込むと、心持赤くなった目尻に軽く口付けた。
小さく声を上げたナナリーに、見えないところで微かに笑むと、その細い体の上で手を蠢かせ始めた。
―――何だか、いつもよりずっと優しいような・・・。
ナナリーは、自分の目の前に居るルルーシュを見た。
・・・もう既に、互いに何を求めているか、何をしようとしているのかについては、暗黙の了解が成り立っていた。
兄は一つ一つ、自分の体に着いている拘束を外そうとしている。
自分の前腕部を覆う布が取り払われると、以前拘束された跡が消えかかっているのが見えた。
薄く痣になったその部分に、ルルーシュが丁寧に口付ける。
首輪も取り去り、細い腰を取り巻くベルト部を緩める。
簡素な作りの拘束服はすぐにはらりと開いて、少女のまだ幼く細い肢体を曝した。
赤いそれが少女の体を滑ろうとしたとき、小さな声が響いた。
「・・・私ばかり脱がされるのは、ずるいですよ」
ルルーシュが眼前の妹を見ると、彼女は今まで見たことの無い、どこか大人びた表情をしていた。
お互いにすぐ触れられる距離だ。ナナリーも兄に向けて手を伸ばす。
小さな手がボタンや、皇衣の詰襟部分のホックを外す。
二人で互いに身を包んでいた衣服を取り払う。互いの目に、同じ血の流れる細い体が露わになる。
それは、これから二人が行う行為のための、崇高な儀式のようでもあった。
それが自然なことのように、ナナリーはゆっくりとルルーシュによってベッドの上に押し倒された。
足元からかちゃりという金属音が鳴り、何事かと思っていると、兄が足に繋げられた鎖も外していた。
二ヶ月間もの間、長く繋がれた其処には腕以上にはっきりとした円の跡が残っていた。
ルルーシュはそれに一瞬苦々しげに眉を寄せ、気を取り直した後ナナリーに覆い被さった。
・・・生まれたままの姿の兄と妹が、体を重ねて抱き締めあう。
何もしていなくても、二人は互いの体温に酩酊しているようだった。
―――だってその温かさは、生まれた時からずっと、そして二人きりになった時からずっと、
お互いにとって手放せないものだったから・・・。
抱き合うことで改めて、昔とは違ってしまったお互いの体を実感する。
普通の人間よりも細身とは言え、兄はあくまで硬質な男であり、妹は柔らかな体の女だった。
近づけた顔から自然と目が合い、そのまま口付けをする。
音を立てて吸い合う間も、ルルーシュの大きな掌がナナリーの体を滑っていった。
ナナリーは、緩やかに、時に激しく押し寄せる漣のような悦楽に翻弄された。
仄かな胸は肉を集められて揉みしだかれ、その頂を指で弄ばれる。
硬くしこったそれに、ルルーシュが乳飲み子のように吸い付くと、ナナリーは高い声を上げた。
「んやぁっ・・・!!・・・ぁあっ・・・、・・・おにい・・・、っさまぁ・・・」
「・・・んっ・・・、はむぅ・・・・。・・・おいしいよ、ナナリー・・・」
まだ乳も何も出ないそれは、ルルーシュにとって酷く甘く美味に感じられていた。
自分の唾液で濡れ光る頂を満足げに眺めつつ、愛撫の口を徐々に下に向けていく。
痩せた妹の腹を優しく撫で擦り、浮いた肋骨の部分を舌でなぞり上げる。
薄い皮膚を刺激されたナナリーは、ひくん、と上半身を波打たせた。
幼い頃に傷ついた脚も何もかも、ルルーシュによって味わわれる。
―――妹は、どこもかしこも柔らかい。
歩けない脚は筋肉が無い分柔らかく、八年もの間歩いたことの無い小さな足の裏は、つるつるとして幼子のようだった。
小さいながらも確かな存在感を放つ乳房も含めて、妹の柔らかな体は
ルルーシュにとっては自分を包み込むような癒しそのものだった。
・・・ナナリーに触れている間は、何もかも忘れて、ただ柔らかく抱かれているような気さえしてくる・・・。
ルルーシュは、抱いているのは自分だというのに、密事の間はいつもそのように感じていた。
「・・・おにい、さま・・・」
ナナリーがか細い声を上げる。全身隈なく愛撫を受けた少女は、白い肌を須らく紅潮させていた。
それでも少女の目は何か足りないというように訴えかけてくる。
体の一部が切々と訴える感覚に、少女は身を苛まれた。
―――ほしい・・・。もっと、もっと・・・。
ルルーシュは、細い眉根を寄せて切なげな表情をした妹を目に留めると、体がぞくりと奮い立つのを感じた。
何もかも貪り尽くして征服してしまいたくなる衝動を、寸でのところで抑える。
ナナリーの内腿の柔らかい皮膚を撫でながら、ルルーシュは呼びかけに応えた。
「―――何だい、ナナリー?」
ナナリーはルルーシュの優しい声に、思わず唇を噛んだ。
・・・兄の眼にも、その内腿の奥で、既に泥濘んで蜜を零し始めている花が見えている筈なのに・・・。
丁寧な愛撫でずっと焦らされ通しだった少女の体は、もう限界が近かった。
羞恥でなかなか声にならず、あくあくと口を開け閉めするナナリーを、ルルーシュが見つめる。
柔らかな視線で、それでいて物言わぬ強制力に満ちた瞳で。
兄の瞳に操られたように、ナナリーは欲望のままに言葉を発した。
「・・・・・・・。・・・・・おにいさまが・・・、・・・ほしい。
・・・・下さい、・・・此処に・・・」
ナナリーは言葉と共に、自らの花を綻ばせた。
白く細い指が曝した鮮紅色の花弁を目にし、ルルーシュは知らずごくりと喉を鳴らす。
内腿から指を滑らせ、ゆっくりと細い脚を大きく開かせる。
蜜に誘われた虫のように、遂に其処に唇を降らせた。
独特の味のする妹の女の部分、蜜の源を舌で舐めしゃぶる。
柔らかく赤い肉の花びらを揉みくちゃにしながら、ルルーシュはやはり妹は何もかも甘い、と感じた。
「ぁあーーーーーーっ!!!・・・ゃああぁっ!!あっ、んあぁっ!!!」
「・・・んっ、んむ、・・・じゅっ・・・ちゅむっ・・」
「・・・ゃあっ!!あ、あ、そこぉ・・・!!」
最も敏感な部分を愛され、ナナリーが歓喜の声を上げる。
長い髪を揺らし、汗ばんだ肌に貼り付かせて快感を享受する妹の姿は、最早無垢な少女では無かった。
大きく開かせた陰唇の中の、尿道も膣口も全て舐る。陰核に口付けると、ナナリーはより強く体を跳ねさせた。
潤みきった膣に人差し指と中指を入れて具合を確かめる。指を挿入すると、途端に蜜が中からぬちゅりと溢れ出た。
頃合であることを確認したルルーシュは、荒い息を抑えながらゆっくりと己の起立した男根を擦った。
兄が再び圧し掛かってくるのを目にしながら、ナナリーは満たされる期待感とともに、自分の浅ましさを思い遣った。
・・・もうじき処刑される身でありながら、実の兄との禁断の行為に溺れる。
世界で一番近く、一番結ばれてはいけない異性と繋がろうとしている。
誰よりも許せない存在を、誰よりも・・・、愛して、一つになろうとする。
自分は何処までも浅ましくて愚かだ。
―――それでも、例え心が手に入らなくても、今この時だけは、体だけでも兄を独占したい。
・・・細い体の少女の胸のうちには、そんな焔が灯っていた。
「・・・ナナリー」
兄の低く穏やかな声がする。
ルルーシュはナナリーの脚を掴んで腰を高い位置に固定した。
ナナリーが圧し掛かるルルーシュの顔を見遣ると、彼は視線で以ってある部分を見るように促してきた。
・・・今から、二人が繋がろうとする部分を。
「・・・あ・・・。・・・ぁああぁっ・・・!」
仰向けに横たわった自分の頭よりも高い位置に抱え上げられた足の間に、兄が迫ってくる様がまざまざと見える。
蜜で湿った柔らかな秘肉に、今まさに兄が己を突き立てようとしていた。
「あっ、あっ・・・、イヤぁ・・・!」
ルルーシュは上向けられた入り口に、自分の亀頭を擽るように何度も擦り付けた。
先走りと溢れ出た蜜がぷちゅくちゅと音を立てる。ナナリーの膣口は、それに耐え切れず酷く疼きだす。
兄の悪戯するような動きに、ナナリーが涙交じりの声で訴える。
「ゃぁっ・・・。・・・おにいさまぁ・・・、いじわる・・・、しないでぇっ・・・!」
身も心も蕩けそうな感覚に、何処か子供返りしてしまったような妹を目にして、
ルルーシュはこれ以上虐めることなく大きく腰を胎内に突き出した。
・・・ぬにゅっ・・・
「んっ・・・、くぅ・・・。・・・うあぁ・・・」
「・・・・・・ゃぁああああぁあぁ・・・」
「・・・くぁ・・・、締まるぅ・・・」
ナナリーの目には、柔肉が兄の剛直で抉じ開けられ、どんどん奥まで銜え込んでいく様子がよく見えた。
一番傘の張って太い亀頭部分が膣内に侵入すると、後は飲み込まれるようにスムーズに進んでいく。
兄にしか抱かれていない少女の胎内は、それこそ兄で型を取ったようにぴったりと奥まで飲み込んだ。
「ぁあーーー・・・・。あぁ・・、んぁ・・・・」
奥まで満たす充足感で一杯になり、ナナリーは堪らず声を上げた。
最奥までの侵入を果たしたルルーシュは上半身もぴたりとナナリーに近づけて、彼女をぎゅっと抱き締めた。
兄に包み込まれるように抱かれた妹は、その優しさに導かれるように、ゆっくりと兄の肩口に腕を近づける。
おずおずとその首に細い腕を回し、柔らかな体で兄を抱く。
・・・ルルーシュはその流れに抵抗しなかった。
兄妹の禁忌の交わりとともに、お互いがお互いを抱き合う。
誰よりも温かい体温は、二人だけが知っていた。
やがて二人で顔を近づけていく。身長差から届きにくい距離を二人で懸命に詰めて、唇を交わす。
それが合図だったかのように、ルルーシュはナナリーの胎内で律動を開始した。
夜は長く、二人の最後の交わりは始まったばかりだ。
今回の話は余りに長くなったんで、続きは一応出来てるが一旦ここで切る
続きはまた後日
まあ気楽に読んだって下さい
乙
やっぱおもしろいわ、すげえ
最近カレン系の作品みないな〜
ルルカレでもジノカレでもいいからみたい
>>548 乙です
本当綺麗な文章を書くので話の中に引き込まれた
気長に続き待ってます
近親気持ち悪い
>>548 GJ!
オチはどうするんだろう
続き楽しみにしてます!!
>>548 乙乙!楽しみにしてた
相変わらず面白かった!
咲世子さんはGJww
>>548 乙!
面白かったw
続きも期待してます
近親キモイとか言ってる人って専ブラじゃないの?
だからNGもできないんじゃ・・・
559 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 21:03:54 ID:x0PycDbC
ルルーシュは肉親としてナナリーを愛してるから良いのに
男女の恋愛感情として絡ませるのがキモイって言ってんの!
もう、それはルルーシュでもナナリーでもない、別物。
近親相姦支持するやつの神経がわかんね。キモイマジキモイ
>>560 おまいがそんなにルルーシュ、ナナリーの兄妹が
好きだとは知らんかった
意外といい奴なんだなお前
>>547 乙!今回も素晴らしくGJでした!!続きも気長に待ってる!
あー、でもわかるわ。同じ近親でもルルーシュとユフィならまだ受け入れられるが
ルルーシュとナナリーは受け入れられない。
この二人の深い肉親愛が本編で描写されすぎてるからかも。
たとえ血が繋がってなかったとしても
このふたりは本物の兄妹だろう。
男女の痴情とか想像できない。
ナナリーが身体障害者ってのもあるんだろうな。
何かナナリーでオナニーしちゃいけない気がしてしまう。
…まあ、でも本編とは違う別物なんだとわかっちゃいるんだけどね。
お前らここにいるってことは大人だろ?
ダメなものは黙ってNGしとけよ
ルルナナGJ!続きも楽しみに待ってます
>>548 乙!面白かったGJ!
続き楽しみにしてる
>>548 最高だったよGJ
しかし、好き嫌いがある奴は大変だな
俺は何でも喰うぜ。こんな上手いのが楽しめないなんて勿体無いな。
というか、なんでスルー出来ないんだろ?
他人の趣向にケチつけるなんて、大人になれていないってのを自ら晒してる恥ずかしい行為なのにさー
専ブラも使わず、カプ否定までするとは、ここは精神年齢が低いヤツが居るインターネッツでつね
嗜好に違いはあれ、ファンの愛と欲望と妄想の詰まった二次創作スレ
であるここを見にきてる段階で特定のカプ苦手言ってる奴も同じ穴の狢だ
と思うけどなw
本当に本編準拠しかダメならここは一切見られない筈だから。
>>548 GJGJ!
学園回想シーンで涙ぐみそうだった自分キモスwwww
続き楽しみに待ってます!
こういうとこで言うことじゃないがスルーだけで我慢できないときは
どうせ漏らすならそのキャラや信者のアンチスレで吐いとけってことだな
妄想にはGJするのみだ
ルルナナ、GJ!!
そして
>>561の優しさに萌えた。
>>560はスザクみたいに真っ直ぐで熱くてルルナナ兄妹が大好きでイイ奴なんだな…。
スザクみたいって褒めてるのか微妙なw
皮肉か、さもなくば
>>570はリヴァルやオデュッセウス兄さんのように裏表や嘘のない善人なんだろう
スザクが真っ直ぐに見えるのは乱視なんじゃないか?
ルルナナは正直苦手。だけど、このシリーズだけは不思議と楽しめてしまう…。このネ申の別シリーズも是非読みたいです!
ルルナナはいいとして、他キャラにルルナナマンセーさせるのやめてほしい
>>575 18歳以上ならNG設定くらいできるよな?
ルルナナに興味なかったのにこのシリーズで目覚めてしまった
文章がうまいな〜
>>548 あいかわらず素晴らしいです
エロパロスレで近親相姦やめろとか言う訳のわからんアンチは無視してこれからも
頑張ってください
>「・・・もう・・・、今更でしょう・・・?」
のナナリーに萌えた
艶っぽいナナリーもいいな
CLAMPの画集の描き下ろしのスザクとCCの話を誰か
>>581 スザクとCCの絵何か新鮮だったな
普段無い組み合わせだから
久々に来たら悪逆皇帝ルルーシュ×ナナリーが更新されててうれしいな
ルルナナ話ものすごくよかった。
普段ROM派なんだが、一言GJと言わずにはおられまいて。
描写がすごくうまいんだな。
特に月明かりのせいで互いの顔の見え方が異なる場面。
ナナリーの顔は逆光でわかりづらいが、ナナリー側からは兄の顔がよく見えるという。
まるで映画のワンシーンのようで印象的で脳裏にまざまざとその画像が浮かんだね。
このシリーズ通しで紙化してくれたら絶対買うな。
続きも楽しみにしてるよ。
スザクとC.C.とルルーシュが読みたいな!
時間があればスザC書いてみたいんだが…
この2人は普通に会話してるシーンがあんまりないからいろいろと掴みにくいんだよなぁ
>>548 このシリーズはマジいいっす
絵師が同人で出してくれないかな
>>588 確かにこの二人って情報少ないから難しいな
590 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 15:32:37 ID:hU8LKV3B
もういっかいライカレのいろんな展開がみたい
スザC絡みほとんど無いのにあんなイラストが来るとはな
>>585 描写が,くどくならない程度でまとめているのがうまいね.
ルルーシュ・ナナリー兄妹の物語は,あの世界で円卓の騎士や
三銃士,三国志のように色々な物語の題材になるんだろうなあ.
エロとかは関係なしでもw
>>592 唐突だが悪夢はあの世界から200年くらい後の創作物という電波を受信した。
>>592 それを例えるなら、チェザーレとルクレチアじゃね?
真偽はともかく、題材にはされがちだ
>>593 悪夢ってナイトメア・オブ・ナナリーの事?
>>596 多分クランプ版のイラスト集のことだと思う
598 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 07:08:36 ID:9tDzCYX3
CCがスザク抱きしめてるやつか
メージュのルルCがラブラブすぎてフイタ。
何か書きたいけど纏まらねえ…!
保管庫もこのスレも見たが
何故カグヤ様がルルーシュに民主主義されちゃう話が無いんだ!!
>>601が書けば?
ルルーシュハーレムものの構想でルルカグもあった気がしたけどそのハーレムものがまだ続いてるかどうかすらよくわからん
スレが荒れて把握できなくなったし
>>602 うぉぉぉっ!あった、あった!ルルーシュハーレム物!
ネリ様に手をつけて、次はミレイか誰かどっちを先ににしようかな
…ってところで荒れちゃってそれっきりになってるんだったかな?
ネリ様とユフィによってちょっと考え方を改めた感じなんかが良かったよなあ…
荒れちゃったし、最後の投下から大分間も空いてるし、もう職人さん離れちゃったのかな?
忙しいだけで、いつか続き投下しに来てくれると嬉しいんだけどなあ…
>>602-603 ハーレムというか調教というか
あれはよかったな、ルルーシュの黒さと弱さが混在してて
悪逆皇帝ルルーシュ×ナナリー第6弾後半です
>>537-547の続きになります
※苦手な人は華麗にスルーして下さい
投下します
******************************************************
―――ルルーシュは?
暫く一人にしてくれ、と―――。
仕方無いだろうな。・・・あんなことが有ったから。
・・・これで、ルルーシュも僕と同じ、親殺しの罪を負ってしまった。
・・・お前が気に病む必要は無いだろう。大体、お前とアイツの罪の在り方は全く違う。
それは分かってる。
ただ・・・、昔からいつも、お母さんのことは大切に思っていたようだから。
それこそ、―――ナナリーと同じ位に。
・・・・・・・。マリアンヌは、元からああだったよ。
・・・子供達には、良い母親だったようだったが。―――だが・・・。
――『自分に優しい』世界を求めて、か。
・・・世界は、自分にだけ優しく在ってくれるわけじゃないのに。
・・・スザク。
―――それは、お前の経験から出た言葉か?
人から言われたよ。・・・今まで、色々な人から。
理想だけで世界は変わらない。
・・・そんなことは、ユフィが死んだ時に、分かっていた筈だった。
人は現実の中で抗い、もがき続け、何かを得るために何かを失うこともある。
・・・お前も・・・、そうだったか。
・・・・・・・・。
C.C.―――君の方こそ、どうなんだ?
・・・C.C.は自らの思考から浮上し、閉じていた瞳を開けた。今からたった3ヶ月程前のことなのに、随分昔のことのようにも思えた。
―――これだけ長い時を一人生きてきて、おかしなことを、と思う。
王宮内の一室の豪奢なソファーの上に身を横たえていた彼女は、眩しい程の月明かりに金色の目を細めた。
身を起こした彼女の目に、ソファーの脇のテーブルの上に置かれた折鶴が映った。
一つは彼女が折った、僅かに不恰好なピンクの折鶴、
そしてもう一つは、手慣れた者が折ったと思しき、ぴんとした真っ白な折鶴だった。
二羽の折鶴はまるで寄り添うように、テーブルの上で静かに翼を広げていた。
・・・先日、ナナリーと久しぶりに直に会ったとき、二人で折鶴を折った。
互いに踏み込もうにも踏み込みきれない二人の会話が途切れ、C.C.が引き上げようとした時、
ナナリーは黙って自分の折った白い折鶴を渡してきた。
『ナナリー。・・・これは・・・』
『C.C.さん。
―――どうか、お兄様をよろしくお願いします・・・』
そう言って深々と頭を下げたナナリーに対し、C.C.は何も言わなかった。
半ば押し付けられるように渡された折鶴を持って、ただ黙って少女の前から姿を消した。
そして今、件の折鶴がC.C.の目の前に置かれている。身を起こした彼女の体の上を、長い緑の髪が滑り下りた。
窓から差し込む月明かりで照らされた二羽の鶴を、C.C.は無言のまま眺めていた。
******************************************************
赤い。
目の前がただ赤一色に染まる。
人々の悲鳴を聞きつけて階下に向かったルルーシュの視界に広がったのは、一面赤の世界だった。
長い階段の上に、幾人もの人々が血を流して倒れている。
ルルーシュにとってはよく知る顔だ。・・・昨日までは、自分達を護ってくれていた護衛達の顔だから。
血が失われた体は色を変え、人形のように白い顔に死に際の声を張りつけているようだった。
そして、視線を更に先に向ける。
階段の一番下辺りに、ルルーシュが最もよく知る人影が見える。
豊かで美しい黒髪を床に投げ出し、サンフラワーのドレスが赤に侵食されている。
ピクリとも動かない体の下に、見慣れたペールブルーのドレスに身を包んだ小さな体が覗いていた。
小さな白い足が鮮血で赤く染められていた。
視界を占める赤が己の脳内まで侵してきたかのように、ルルーシュには感じられた。
・・・未だに集中治療室で眠るナナリーの傍に、ルルーシュが歩み寄る。
ルルーシュが小さな手を握ろうと手を伸ばすと、不意にナナリーが身じろぎをした。
『・・・おにいさま・・・?』
『大丈夫、僕なら此処に居るよ、ナナリー』
『・・・何で、おにいさまの顔が見えないんですか・・・?』
『・・・ナナ、・・・』
『何で、足が動かせないんですか・・・?』
『・・・・・・・・』
『――何で、おかあさまが居ないんですか・・・?』
ただ、訳も分からないようにうろうろと手を伸ばし彷徨わせる妹を見て、ルルーシュは二の句が継げなくなった。
麻酔から醒めたばかりのナナリーの声は、夢から醒めたばかりの幼子のようだった。
彼女はまだその夢―――何より恐ろしい悪夢のような『現実』を、正しく認識してはいなかった。
ナナリーが目覚める前、ルルーシュは妹はもう歩けないだろうということ、
精神的なショックから目が見えなくなったことを主治医から聞かされた。
視神経に問題は無いが、脳が視覚情報の受け取りを拒否していること、足は両方共に筋繊維がずたずたにされたことも。
―――ナナリーは、足が速くて、くるくる踊るように駆け回っていたのに。
その目をいつもきらきら輝かせて、僕を見てくれたのに―――
自由を奪われたナナリーは、まだ10歳の少年の目にも酷く無力な存在に見えた。
・・・しかし、それでも。
『・・・・・。ナナリー』
ルルーシュはナナリーを呼び、力強くその手を握った。
小さく白い柔らかな手は、その力にびくりとした後、ゆっくりと握り返してきた。
ルルーシュはその動きに、妹が今確かに此処に生きて居るのだと実感出来た。
『・・・僕が、ナナリーの目と足になる。
僕がずっとナナリーを護る。
僕がずっとナナリーの傍に居るよ。
―――だから、お前は何も心配なんてしなくて良い』
心からの言葉をナナリーに捧げるように紡ぎ、ルルーシュはナナリーをぎゅっと抱き締めた。
抱き締めると、自分がよく知る柔らかな感触、匂い、温かさが返って来た。
ルルーシュはその温かさに、目頭に熱い涙が込み上げて来ているのを感じた。
―――ナナリーはここに居る。ナナリーは温かい。・・・ナナリーは生きているんだ。
それだけがルルーシュにとって、絶望の中のただ一つの光だった。
******************************************************
昔を思い出しながら、ルルーシュはその頃とは妹を『抱く』ことの意味が大きく変わってしまったことを痛感した。
確かに互いによく知る体温を重ね合わせ、強く抱き締めあってはいるが・・・。
唐突に己の体を襲った波に浚われて、ルルーシュは大きく身を震わせた。
「ぅあっ!!!・・・あっ、・・・くぁああっ・・・!」
「・・・ひゃっ!!!や、やぁ・・・・、でて・・・、るぅ・・・」
横倒しにされたナナリーの細い体の中で、ルルーシュの陰茎が激しく脈動する。
びゅくん、びゅくん、と音を立てるように震えて精を撒き散らすその動きに、ナナリーも釣られるように軽く達した。
ルルーシュはナナリーの細い左足を抱えて、足を大きく開かせるようにして交接していた。
斜めに捩れた体位はいつもと違う所に当たるようで、ナナリーが甘い息を吐き続ける。
妹の媚態に魅せられたように、思わずルルーシュは腰を前後に揺すった。
硬度を保った楔がナナリーの内部を穿ち、精を膣壁に擦り込ませるように動く。
ルルーシュの眼下で仄かな胸を反らしぴくぴくと身悶えるナナリーは、酷く蠱惑的だった。
「んんっ・・・」
ナナリーの膣内に何度も立て続けに精を放って、力を失った陰茎を引き出す。
ゆっくりと引き出すと、張った傘に引き摺られるようにピンクの秘肉が僅かに捲れ上がった。
抜き出すと、愛液と絡み合った精液がこぷぷ・・・、と音を立ててナナリーの中から溢れてくる。
ナナリーの秘口と己の陰茎が粘液で細い糸を繋いでいる様を見て、ルルーシュは何故か可笑しくなった。
・・・こうして、同じ腹から産まれた実の妹と交わり、体の快楽を共有する。
獣のように貪り合いながらも、その行為は獣にも劣る。
神にも恐れられたその行為をするのは何度目なのか、数えるのはとうに止めた。
それは余りに甘美で、抜け出すのが困難な程に常習性の有るものだったから。
同じ体温になった肌の温みを互いの体を重ね合わせることで感じる。
汗ばんだ肌を触れ合わせると、二人の肌の質感は似ていて、やはり兄妹なのだということを感じさせた。
しかし、自分達のしていることは、いや、寧ろ自分が妹を引き摺り込んだこの行為は
何よりも忌むべきものだということを自覚しながらも、ルルーシュはそれを止めようとはしなかった。
何時よりも、誰よりも、何よりも愛しい存在の温もりを深いところで感じられるその行為を。
八年前、二人が互いしか寄る辺の無い絶望の世界に叩き落されて以来、互いの体温だけを頼りに生きてきた。
周囲は誰も彼も敵ばかり、何も信用できない状況で、二人は生きるために互いへの依存心を強めていった―――。
―――思えば、あの時に、自分と妹は『普通の兄妹』で居られた機会を、永遠に失ってしまった・・・。
母が死んで、兄妹二人だけで生きていく覚悟を決めた時に、既に「こうなる」ことは決まってしまったのかもしれない。
あらゆる体位で交わり、何度も絶頂に達する。
元はと言えば、ルルーシュが強引に体を繋げたことから始まった関係だ。
ルルーシュは、ナナリーが最初の頃こそ抵抗していたが、今では自然と応えるようになったのは、
様々な事象に対する諦観の表れなのか、それともそれ以外の何かなのか・・・、深く考えることは意識的に止めていた。
それでも、ナナリーと心を結びつけられずとも、ただ彼女の体だけでも欲しかった。
何度も射精して流石に疲労したルルーシュが、ナナリーのすぐ左隣に身を横たえる。
狭く小さなベッドは、必然的に二人の距離を縮めた。
ナナリーは未だに右半身を下にして、ベッドに横たわっていた。
荒い呼吸を続けるナナリーの背中を、ルルーシュは顔を右に向けてじっと眺めた。
淡い色の髪の間に薄い貝殻骨が見て取れるが、こちらに背を向けたナナリーの表情までも窺い知ることは出来ない。
思わず声を掛けようと口を開きかけたその瞬間、ナナリーがベッドに手を突いてのたりと体を起こした。
ゆっくりと細い腕で上半身を支えて身を起こしたと思うと、腕の力だけ使ってずりずりと移動し始めた。
ルルーシュが何事か、と思っている間に、ナナリーはルルーシュの足元まで移動していた。
ベッドの上で仰向けになったルルーシュは、窓からの月の光を浴びて裸身を白く輝かせるナナリーに見蕩れた。
首も腕も足も、どこも折れそうな程に細い少女の肉体だ。
それなのに、情事の汗を全身に纏った妹は、およそ記憶に無いと思える程に婀娜っぽい。
細い腕でナナリーが懸命に移動した結果、ルルーシュは自分の腿の上に柔らかい乳房が乗るのを感じた。
ルルーシュが下半身に目を向ける。何かを心に決めたようなナナリーと目が合った。
「・・・お兄様・・・。
・・・・――私が、綺麗にします」
ルルーシュが面食らっている間に、ナナリーはルルーシュの足の間に手を伸ばした。
そのまま顔を近づけたかと思うと、ルルーシュの萎えた陰茎にはむ・・・、と口付けた。
「っく、・・・ナナ、リー?!」
狼狽えるルルーシュを後目に、ナナリーは兄の精と自分の蜜に塗れた肉棒を清め始めた。
萎えて柔らかいそれを持ち上げて、粘液を舐め取る。
裏筋部分もちろちろと擽ると、ルルーシュはびくりと反応を返した。
「・・・ぁむぅっ・・・。ちゅぅ、んんむ、ん・・・」
ナナリーが銜え込んで、上目遣いにルルーシュを見つめてくる。
妹の淫靡な表情を見て、ルルーシュは胸の中をざわつかせた。
小さな口が窪まり、尿道口に残った残滓も吸い出される。堪らない快感に、ルルーシュは声を抑えられなかった。
「・・・ぐぅっ・・・・!!!」
兄が端正な顔を歪めて鈍い声を上げたのを見て、ナナリーは密かに嬉しくなった。
―――もっと、お兄様の色んな顔を、見せて下さい・・・。
既にナナリーの動きは清めるためだけのものではなくなっていた。それは、ルルーシュの身に示された徴でよく分かった。
再び芯が通ったように力を持ち始めた己の陰茎を見て、ルルーシュは節操の無い己の下半身に内心呆れ果てた。
ナナリーを相手にしている時は常にそうだが、際限が無いほどに欲望が湧き出てくる。
今日も既に何度精を放ったか分からないのに、またも愛しい女の口の中で砲身を膨れさせてしまった。
(・・・いや、今日は―――)
仕方ない、と自分に言い訳をして、ルルーシュは自分の欲に従いナナリーの頬を撫でた。
妹の長い髪を掻き上げ、小さなピンクの唇を一杯に開いて銜える様子を見つめる。
―――今日は、仕方無い。だって、ナナリーに触れられるのは、きっとこれが・・・・。
心の中で呟くと、ルルーシュはナナリーの口を外させて、その細い身を抱き上げた。
ルルーシュはナナリーの軽い体をひょいと抱え、自分の膝の上に座らせてちゅっ、と軽く口付けた。
自分の精の味がすることはよく考えると気持ちの良いものでは無いが、愛しい妹が全て舐め取って、
愛撫してくれたことを思うと、体が自然と求めるように動いていた。
「―――ナナリー」
自分の呼びかけにナナリーが顔を上げる。綺麗な菫の大きな瞳の中に、自分が映り込む様を見る。
ルルーシュが腰をじとりと押し付けると、ナナリーも兄の求めるものに気付いたようだ。
ナナリーの細腕を自分の首に巻きつけ、腰を抱き上げたかと思うと、ルルーシュは自分の陰茎の上に導いた。
ナナリーがあ、と声を上げるか上げないかの間に、解れきった膣口に熱の塊が添えられる。
体重がかかり、一気ににゅるんと奥まで突き入れられた。
「ゃんっ!!!ひゃぁああーーーーっっっ・・・!!」
ルルーシュは自分の膝の上で挿入の衝撃に耐えるナナリーを見た。
割り広げられた秘唇の間に、二人が最奥まで繋がっている部分が見える。
今まで何度も精を注がれた下の口は、肉棒に広げられた僅かな隙間から白い粘液を零し始めた。
ナナリーは大きな瞳をぎゅっと閉じて、がくがくと身を震わせている。
小動物のように身を縮こまらせたナナリーが可愛らしくて仕方ない―――・・。
ルルーシュは目を細めてナナリーの頬に啄ばむように口付けをした。
ナナリーが落ち着いてきたのを感じると、ルルーシュはゆっくりと上半身をナナリーから離した。
「・・・あ・・・?」
ナナリーが途端に心細そうな声を上げる。支えが無くなるのが不安なのだ。
ルルーシュは妹の細い体を腰に乗せたまま、ベッドの上に身を横たえた。
枕で頭の高さを調整する間も、下半身は喰い締められる快感に包まれる。
見ると、ナナリーはルルーシュの胸に手をついて、腰の両脇に膝をついて必死に体を支えていた。
足の不自由なナナリーは腕を突っ張ることで、何とか深く挿入りすぎないように堪えていた。
「・・・ナナリー。動いて」
ルルーシュの言葉に一瞬目を見張ったが、後は観念したように、ナナリーは腰を動かしだした。
「・・・んっ、んっ、んっ・・・」
ナナリーの細い指が己の心臓の上に置かれている感覚に、ルルーシュは何故か酷く安心出来る心持がした。
妹は懸命に手で支えた部分を支点にして、腰を前後に動かしている。
ぬめる肉筒が揺れて、動かないルルーシュにも極上の快楽をもたらしていた。
ルルーシュはナナリーの細腰に片手を添えて支える傍ら、彼のもう一方の手が悪戯に動き始める。
勃起して硬くなった胸の桃色の突起や、二人が結びついている部分の上に有る陰核を指でくりくりと嬲ると、
ナナリーはそれに呼応するようにぎゅっ、と秘口を締め付けた。
「・・・ひゃぁああぁっ・・・!!・・・ぁあっ・・・!!はぁーーー、はーー・・・」
ナナリーが動けば動く程、兄が胎内で硬さを増していくような感覚がする。
二ヶ月の間に散々楔を受け入れた膣道は、蜜を溢れさせながらルルーシュの為に誂えたかのように蠢いた。
体が求めるままに腰を揺らすと、自分の内部の好いところによく当たる。
しかし、自分だけが動いて快楽を求める動きに体が着いていかなくなったのか、やがてナナリーは動かなくなった。
「・・・ナナリー?」
「・・・もっ、・・・駄目ですぅ・・・。・・・うご、けなっ・・・!!」
息も絶え絶えになって訴えかける妹は、顔も体も全て肌を紅く染めていた。
顔に手を伸ばし、目の端に浮かんだ涙の玉を指の腹で拭ってやる。
妹の訴えを聞き届けたルルーシュは、慈悲の心算か、彼女の腰を両手で支えてゆっくりと動き出した。
「あっ、あん、やぁっ!駄目、あ、ダメぇ・・・!!」
足を動かせないナナリーに、下から襲い来る刺激から逃れる術は無い。秘口をいっぱいに開かれて、奥をごりごりと擦られる。
・・・ぬみゅ、ぬちゅ、ぐっ、ぐちゅ・・・
何度も放たれた精液が、下からの突き上げに応じてナナリーの腹の中でたぷたぷと揺れる。
とろとろとした内部の心地よさに酔いしれながらも、ルルーシュは徐々に腰の動きを激しくさせていく。
ナナリーのしっとりとした柔らかな肌の内股に腰を挟まれて、またも絶頂の瞬間が近づいているのを感じ取った。
ギシギシとベッドが揺れ、大きく軋んだ音を立てる。
ルルーシュは妹の細腰を支えながらも、その小さな尻に手を回して指の痕が付く位に強く握り締めた。
「やぁ、あ、あ、あぅっ・・・、ひゃぁ、ぁんっ!」
「っふ、く、くぁ!出るっ、ナナ、リー!!」
「ぁぁあっ、だし、だしてっ・・・、だしてぇっ・・・!・・・いっぱい・・・!!」
ルルーシュの陰茎がどんどん力を増して反り返る。内部でビクビクと蠢く幹に、ナナリーは思わず身構えた。
自分の下で必死になって腰を突き上げるルルーシュの姿に、ナナリーは満たされる思いが一時でもしていた。
(・・・お兄様が、全身で、私を感じてくれている・・・)
それは、妹としてというより、女としての実感だったのだろう。
兄がいつも自分に向けるのは、何の感情も持たないような冷たい瞳だけだ。
それでも、情事の最中、まさに二人ともに悦楽の頂に上り詰めようとしているこの瞬間は、飾ることの無い、
素の兄の魂に一瞬でも触れられるのだと思えて、ナナリーは嬉しかった。
・・・それが例え錯覚なのだとしても、この上無く嬉しかった。
ナナリーの膣内で、遂に兄の劣情が決壊した。
びゅく、びゅくん、と激しく蠢き、ナナリーの胎内を白く塗りつぶす。
「うぁあぁあっっ!!んあっ、くぁっ!!」
「ぁああーーーーっっ!!!!ああっ、やぁああっ・・・」
ナナリーは一瞬体を強く強張らせた後、内部を大きく戦慄かせた。
達した体が女としての本能か攣縮し、内部に精を迎え入れようとする。
最初の頃と比べれば幾らか粘性が落ちたとは言え、未だに勢いの有る白濁がナナリーの中を暴れまわった。
「あぁ・・・、おなか・・・、おなかがぁ・・・」
ルルーシュが快感に眩んだ目をナナリーに向けると、妹は必死に体を支えて己の下腹部の充足感に耐えているようだった。
幾ら抽送を繰り返す度に内部から精液が掻き出されるとしても、何度も奥深くで射出される分だけ子宮内に溜まって行く。
ナナリーは絶頂の余韻で全身をひくつかせながら、無意識のうちに自分の真っ白な腹を撫でていた。
ルルーシュはそれを何とも言えない思いで眺めると、不意に上半身を起こし、荒い息を吐くナナリーと唇を交わらせた。
そのままの流れで、繋がったまま、今度はナナリーを下に組み敷いて押し倒した。
全身から力が失われて抵抗出来ないナナリーを見下ろして、ルルーシュは微かに微笑んだ。
初めて体を繋げてから二ヶ月、その間にどれだけ実の妹と交わったか―――。
しかも、自分の欲求に従い何度も繰り返されたその行為において、避妊を一切してこなかった。
ただ獣のような情欲のままに、二人の間を遮るものが何も無い状態で体を繋げることが、
最愛の妹の身にどのような事態を引き起こしかねないかは、ルルーシュにもよく分かっていた。
世界の、そして妹の明日を願って悪に成り果てた筈なのに、その行為は妹を縛り付けてしまいかねないことも。
・・・それでも、ルルーシュは最愛の人を抱き続ける。
理性で駄目だと分かっていても、本能のままに小さな体を貪る。
―――それは酷い、醜いエゴだということを、ルルーシュは自覚していた。
それでも、
どうかどうか、俺のことを忘れないでくれ
愛してくれなくて良い、憎んでくれて良い
それでもお前に、俺という存在を、刻み付けたい―――
・・・彼の中にあるのは、浅ましいながらも、一つの切なる願いだった。
ベッドの上に仰向けになったナナリーの両足を抱え、腰を高く上げる。
二人が繋がったままの卑猥な光景を目に焼き付けると、ルルーシュは一度腰を引き、そのまま一気に奥まで突き下ろした。
「やぁあぁああああーーーーーっっっ!!!」
ナナリーが悲鳴を上げる。達したばかりで落ち着いていない秘部が、激しい動きで捏ね回され、翻弄される。
膝裏を支えて逃れられなくしたルルーシュは、膣口から亀頭が抜けるぎりぎりまで抜き出した後、
直ぐ様子宮口にまで届くような激しいピストンを繰り返した。
兄の幹を覆う筋が挿入の度にずりずりとナナリーの壁を擦る。
達した直後の敏感な内部は、いつもよりも更に余すところなく快感を享受していた。
しかし、過ぎた快感は時に苦痛になり得る。
通常よりも強く悦楽に取りつかれたナナリーは、びくびくと膣内を痙攣させながら、既にその目は焦点を結んでいなかった。
「・・・ゃあぁ・・・、うぁ、あ、あ」
最も高い頂に導かれたままの少女の肉体は、意思の制御を離れて兄の動きに応じて力無く声を発するだけだった。
菫の瞳に涙を溢れさせて儚げに嬌声を上げるナナリーを見下ろして、ルルーシュは劣情と愛情がない交ぜになった
複雑な感情を、己の中に感じていた。
ナナリーの体は最早自動的にルルーシュを締め付け、絞り上げようとしている。
激しい抽送で内部の精が蜜と交じり合い攪拌され、結合部の隙間から白い泡となって洩れ出てくる。
滑らかな内壁が複雑な動きをして己を舐めしゃぶろうとするかのような動きに、ルルーシュは荒い息を吐き続けた。
「くぅぅ、ナナ、リー・・・、ナナリー、ナナリィ・・・!」
激しい動きに視界がぶれて、ルルーシュの汗がナナリーの体の上に滴り落ちる。
ナナリーの顔の上に落ちた汗は、彼女の顔を彩る涙の一筋に紛れたように見えた。
ルルーシュがナナリーの涙を舐め取ろうと顔を近づける。
するとナナリーはルルーシュの首に腕を回して縋り付いてきた。
気配を頼りに口付けを交わす。
限界が近い。
吐く息全てが奪われそうな口付けに、お互いが酔いしれる。
・・・そして、二人同時に、目も眩むような悦楽に堕ちていく。
「・・・―――ぁぅっーーー!!!・・・・・っっっ!!!!!!!」
ナナリーは口を開けて、遂には言葉にならない歓喜の声を上げた。
ルルーシュもナナリーの内部に、陰嚢からせり上がって来た欲望の最後の一滴まで注ぎ込む。
量も粘度も減ったそれが、ビクビクと震える亀頭から微量ながらも溢れ出てきた。
汗に塗れた体を絡ませ合い、全身が総毛立つ感覚に溺れる。
最後まで注ぎ込まれた熱に身の奥を焼かれたナナリーは、そのままゆっくりと瞳を閉じて意識を手放した。
流石にもう何も出ないと思える程に悦楽に浸った体を、ルルーシュは妹の身の上に投げ出した。
まだ陰部を交えたままで、妹の内部の温もりに包まれることの幸せを思う。
何とか細い身に全体重を掛けないように、腕で上半身を支える。
未だに荒い息を吐きながら、目を閉じたナナリーの顔を見つめた。
目を閉じたナナリーの顔には、涙が幾筋も流れていた。
汗ばんだ肌を撫で、貼り付いた髪を掻き上げてやる。
すると、不意にナナリーの肌に新たに雫が垂れるのが見えた。
・・・それは、ルルーシュ自身がいつの間にか流していた涙だった。
気付けば、ルルーシュの頬を涙が幾筋も流れていた。
激しい行為の最中から、身体中汗に塗れていて何時から流れていたか分からない―――。
己の頬を覆う雫を、ルルーシュは黙って拭き取った。
何故、どうして涙を流すのか、自分にもよく分からなかった。
ただ、ルルーシュにとってはっきりしているのは、
これからもう二度と、ナナリーを抱くことは無いということ、
そして、ナナリーとの永遠の別離を迎えるということ・・・―――、
・・・それだけの『事実』だった。
意識を失ったナナリーを見つめる。
その姿を、永遠に心の中に焼き付けるように。
兄妹なのに、自分とは全く似ていない、優しげな顔立ちだ。
昔からずっと、会う人から悉く、似てない兄妹だと言われ続けた。
それなのに、八年前、あの時スザクは自分達が「似ている」とはっきり言っていた――。
・・・それは、初めて間近に見た日本人以外の、異国の子供のはっきりとした目鼻立ちのことを言っていたのかもしれない。
何にせよ、同じ血が流れているという事実が変わることは無いのだが、
他人からそういったことを指摘されたのは初めてだったルルーシュは、僅かに驚いたのだった。
ナナリーの柔らかな頬を両手でそっと包み込む。
柔らかく、温かい体は、愛しい存在が生きていてくれることを何より雄弁に物語っていた。
―――ナナリー。
俺は死ぬんだ。
死ぬのはお前じゃない。
俺が、お前を置いて死んでいく。
あの時、ずっと傍に居る、と
ずっと護るよ、と約束したのに・・・。
俺は、お前の唯一の願いも、約束も聞き届けられなかった。
酷い兄だと詰っても良い。
だけど、それでも・・・、ナナリー。
「・・・誰よりもお前を、愛しているよ」
ルルーシュの唇から零れ落ちたその言葉は、静かな空間で漂うように解けて消えた。
思えば離れ離れになって以来、ナナリーに自分の本心を語れたのは、スザクを介して電話した時、
ダモクレス内でギアスを掛けられたナナリーを前にした時ぐらいしか無かった・・・。
そして今も、意識の無いナナリーにこうして語りかける。
世界で、他の誰にも聞かれる事の無い告白を。
・・・しかし、例え意識が有ったとしても、ナナリーがその想いを受け入れる筈も無い・・・。
ルルーシュは滑稽な自分を思い、一人哂った。
ナナリーが目を覚ますと、まだ辺りはほの暗く、明け方のようだった。
窓を見ると、いつの間にか月が沈み、東側の空が薄紫色に明けていく光景が目に映った。
怠い体を起こす。ベッドも自分の衣服も、何も乱れているところは無い。
・・・あれは、夢だったのか・・・、と一瞬思いかけるが、体が兄に抱かれていたことをよく覚えていた。
綺麗に拭われた体の中に走る感覚―――。
まるで、まだ兄が内部に居るような・・・。
淫靡な記憶を喚起させる感覚に僅かに身を震わせながら、ナナリーは最愛の兄を想った。
先程、兄に抱かれた後の浅い眠りの中で見た夢は、内容は覚えていなかったが、幸せな感じが心に残った。
大好きな兄の、自分にだけ向けられる甘くて優しい声で、自分にだけ聞こえるような小さな声で、
『愛してる』と言ってくれた・・・。
ただそれだけの夢が、ナナリーにとっては何より嬉しくて幸せなものだった。
けれど、現実は甘い夢を見せてはくれない。
どこまでも兄と共に在った自分の人生は、もうじき終わりを告げるのだと、ナナリーは改めて実感した。
―――お兄様。
私は貴方に言いません。
貴方には言えません。
『愛してる』なんて。
私の想いは、きっと貴方には重すぎる。
私は、もう貴方を縛るつもりは有りません。
・・・だから、自分の心の奥に抱えて、最期まで仕舞い込みます。
私は、貴方に『許せない』なんて言ったけど、
だけど、それよりも、もっと、・・・
ナナリーの心の声が、実際の呟きになることは無かった。
朝が近づき、世界が目を醒ますように空が明るくなっていく。
ナナリーは、一人黙って明け方の空を眺めていた。
・・・兄妹二人だけの時間が永遠に終わったことを感じながら。
*******************************************************
*******************************************************
王宮内の皇族専用の秘密の通路は、照明が少ない。
薄暗いその通路を仄かに照らす温白色の光は、一人の女性の影を投げかけていた。
ライトグリーンの長い髪を身体に沿わせ、一人泰然と人を待っているようだった。
不意に、通路に低い声が響く。
「―――C.C.」
彼女の待ち人が姿を現した。
皇帝の証たる白い衣を身に着けたルルーシュは、そのまま真っ直ぐに己の共犯者である女性の傍にやって来た。
「・・・そろそろ日本へ向かう頃だろうと思って、な。
見送りに来た」
C.C.はいつものような冷静な声を向けた。
他に誰も居ない通路で、白い衣を着た二人の男女が正面から向かい合う。
互いに暫く沈黙した後、ルルーシュの方から先に口を開いた。
「C.C.―――。・・・お前は、これからどうする心算だ」
「別にどうも・・・。―――そうだな。
お前と出会う前のような、一人気ままな暮らしに戻るさ」
「―――今度出会った奴には、ピザをせびるなよ」
「言ってろ」
二人で軽口を叩き、僅かに笑い合う。
この二人の間に在るのは、出会ってから今まで築いてきた掛け替えの無い信頼だ。
今まで何度も死線を潜り抜け、互いに助け合ってこれまで歩んで来た。
敵味方が入り乱れた己の陣営において、最初から最後まで自分の傍に居てくれたのはこの女だけだという事実に、
ルルーシュは心から感謝していた。
他の誰にも見せていなかった野望の全てを一番最初に知って、協力してくれたこの女性に。
「・・・お前と一緒に居たこの二年は、楽しかったよ」
C.C.がいつものポーカーフェイスを崩して、柔和な表情を見せる。
彼女の言葉は、まさに本心から出たものだった。
今まで契約者に『契約』を果たさせ、己が不老不死の地獄から抜け出るために、契約者以外とは必要以上に
関わり合いを持とうとはしてこなかった。
しかし、敵にはとことんまで外道でありながら、一度懐に入れた者に対しては情を消せないこの男と契約してから、
C.C.は悠久の時を流れた今までの人生に無いほど、多くの人々と心からの交流を持ち、接してきた。
例え敵となってしまっても、目の前のこの男が育てた黒の騎士団の面々と過ごした記憶は、
永遠に自分の中に残るだろう・・・。
喧嘩をしながらも共に戦い親しくなったカレン、馴れ馴れしくも気を遣わずに済んだ玉城、
ゼロの妻としては自分よりも上手だったであろう神楽耶などの・・・、彼らと過ごした日々を。
明日を求め、戦い続けた人々の記憶として。
僅かな時間、自分の中の思い出を振り返っていたC.C.に、ルルーシュが声をかける。
「―――らしく無いな」
「そうか?・・・私は私だよ」
「・・・そうだな。お前は魔女じゃない。
俺の共犯者、―――C.C.だ」
その言葉に、C.C.が微かに声を上げて笑った。
(・・・お前が、その言葉を、言ってくれるのか―――)
ただの『共犯者』という関係、それが、彼女にとっては何にも増して望ましかったものだ。
彼女は不意に思い出したように、懐から持っていた一羽の折鶴を取り出した。
綺麗に折り畳まれた一羽の、白い折鶴―――。
優しく摘み上げて、C.C.はルルーシュに手渡した。
「何だこれは?」
「お前への餞別だ。―――受け取れ」
ルルーシュは黙って手の中の折鶴を暫く眺めた後、大切な物のように己の懐に仕舞い込んだ。
C.C.はその動きに、満足したように微笑んだ。
二人の胸中を、これまでの思い出が去来しているのだろう。
再び訪れた沈黙の後、二人は自然に歩み寄った。
互いに手を差し伸べ合い、堅い握手を交わす。
あの、マオと邂逅した一年以上前の、再契約の時のように。
「ルルーシュ。・・・これで、お前との契約は終わりだ」
「随分、長い付き合いだった気がするな」
「奇遇だな。・・・私もだ。―――これ程の長い時を生きながら」
「―――だが、俺達が過ごした記憶は、終わることは無いだろう」
「・・・私達が過ごした、共犯者としての二年間は、な」
二人はそのまま手を放した。
ルルーシュがC.C.の横を通り過ぎる。C.C.は彼の帽子に付いた装飾が揺れるのを横目で見送った。
ルルーシュは黙って、より明るい光の差す方へ向かって行く。
C.C.はルルーシュの方を見ずに、一人小さな声で呟いた。
「ルルーシュ。―――・・・ありがとう」
・・・ルルーシュは一瞬立ち止まったが、振り返らずに先へと歩みを進めていった。
C.C.は暫く無言で立ち尽くした後、ルルーシュと反対方向の通路の奥へと消えて行った。
ルルーシュは一人歩みを進め続ける。
通路を抜ければ、もうじき皇室専用アヴァロンのタラップが見えてくるだろう。
希代の悪人を滅ぼす舞台へと誘う、その入り口へ着くのはもう直ぐだ。
唐突に、まるで機会を窺っていたかのようなタイミングで、胸の携帯電話が鳴った。
通話相手が誰なのか全く表示されていないそれに、ルルーシュは躊躇うことなく出る。
「・・・何だ、お前か。・・・・・・・・・・。
・・・・・・・ああ、分かってる。そうだ、こちらももうじき出るところだ。
・・・囚人の移送は、滞り無く完了した筈だ。・・・・・・ああ。
・・・・・・・・・・・。・・・・それはそうだな。だが、それよりもお前の方こそ『ヘマ』はするなよ。
・・・・・・。ああ。
―――――史上最大のショーの、幕開けだ」
会話が終わり、ルルーシュは通話ボタンを切った。
この携帯電話も役目が終わり、後は完全に証拠を隠滅するために、誰にも知られず処分される手筈になっている。
・・・そう。これは、一人の完全な悪が、正義の味方に滅ぼされる物語でしかないのだから。
光に向かって、一人歩き続ける。
ルルーシュは、振り返らなかった。
<終>
以上です
ヤりすぎた(色んな意味で)
だが俺は謝らない
多分次で終わります それでは失礼しました
>>619 リアルタイム遭遇
乙でした
エロパロスレだっつうのにそれ以外の心象表現とかも素晴らしくて好きだ
>>619 乙
マジで感嘆した
次回で最終回か、楽しみにしてるよ
ってかこれを1冊の本にしてくれ。買うから
>>619 いやなんというかマジでエロパロスレで泣いた・・
最終回とかぶって自然と涙がでたよ
俺も本でたら買う
>>619 夜中に乙
次が最終回かと思うとさみしいな
>>619 GJ
職人はマジでエロパロの域を超えてます
エロの前に話として良い
泣けました ゜。゜(ノД`)゜。゜。
>>619 乙です
涙出ました
キャラの心情が自分の理想過ぎて感動した
最終回寂しいけど期待して待ってます
凄く…感動しました
心情描写に涙
最終回楽しみにしてます
投下します。ルルーシュ×C.C.です。
苦手な人はスルーしてください。
長いので一旦切ります。
その少女と出会った時、彼は何も知らなかった。
彼女の苦しみも、深い哀しみも、癒えることのない絶望も。
その少女と契約した時、彼は何も気付かなかった。
彼女の秘密も、思惑も、隠された真実も、何もかも。
やがて彼は知ることになる。深い関わりあいの中で、彼女の痛みを、絶望を。
真実を知り、彼女を救える力を持つのは、
彼――ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだけだ。
だからこそ迷わない、決意する。
もはやかけがえのない存在となった彼女と、自分自身の為に―――。
*
『ルルーシュ……お前は幸せだったのか?』
*
歓声が響く。
自分にすがり付いて、誰かが泣いている。
……ああ、そうだ。ゼロレクイエム。
では、泣いているのはナナリーか。
意識が遠のいていくのを感じる。
もう、命の火が尽きる。
泣くな、強く生きていけ。
俺の屍を越えていけ。
お前ならできる、ナナリー。
………後のことは頼む、『ゼロ』
*
『ルルーシュ』
*
呼ぶ声がする。
*
『ルルーシュ』
*
最期の瞬間、脳裏に浮かんだのは……。
――泣いていたのは、お前だったのか。
ああ、そうか。俺は……
*
*
これからどうしようか。
教会の祭壇の端に座り込みぼんやりとC.C.は考えた。
何もしたくないな、と思った。
「また一人ぼっちになってしまったな」
自嘲気味に笑う。慣れているはずだった、こんなことは。
一人残されるのはいつものこと。
永遠を生きる魔女は、人と同じ時間を生きられない。
そう言い聞かせても、じくりと胸が痛んだ。
*
『そんな顔で死ぬな』
*
脳裏に浮かぶのは彼女の嘘つきな契約者の顔だった。
*
『必ず俺が笑わせてやる』
*
「最後まで嘘つきな奴だ」
その言葉があったからこそ、自分はシャルルから逃げ出したのに。
「お前がいなくて、どうして私が笑えるんだ?」
彼は、ルルーシュはもうこの世にはいない。
ゼロレクイエムは遂行され、命の火は消えた。
死なない自分と、死んでしまったルルーシュはもう二度と会えない。
もう二度と……。
涙が溢れてきて頬を伝った。
嗚咽が漏れ、C.C.はその場に泣き崩れた。
「これが、私への罰……」
今まで、数多くの人間の運命を狂わせてきた元凶である自分が、
魔女である自分が、人並みの幸せを望むことなど許されないことだったのだ。
人を愛するなど、愛されたいと願うなど、大それたことだったのだ。
それでも、それでも私は……。
もう一人では生きていけない……。
*
「何を泣いているんだ」
*
突然、背後からかかった声にC.C.の心臓が震えた。
幻聴か?
それは、何度心の中で呼んだかしれない待ちわびた声。
しかし、そんなはずはない。
(まさか、そんな……)
コツン、コツンと足音は近づいてくる。
誰かが、C.C.に向かって歩いてくる。
C.C.は振り向けなかった。
振り向いてしまって、それが幻であったら。
そこに誰もいなかったら。
そうしたら、自分はもう……。
「C.C.」
間違いない、自分を呼ぶ声。C.C.の全身が震えた。
(そんな、どうして……ゼロレクイエムは?)
混乱する彼女の脳裏に、シャルルの顔が浮かんだ。
(まさか!)
その瞬間、温かい熱が彼女を包んだ。
「C.C.」
背後から抱き締められ、確かな体温と心臓の鼓動がC.C.に伝わる。
また一滴、涙が頬を伝った。
彼女は、ようやく愛しい人の名前を呼んだ。
「……ルルーシュ」
耳元にかかる吐息が熱い。
それは確かにルルーシュが生きているのだと実感させるに充分な温もり。
C.C.は自分を抱き締める腕に、そっと手を触れた。
「……どうして」
「約束しただろう?必ず戻ってくると」
ダモクレス決戦前の、自分の言葉が思い出される。
確かに、ルルーシュは自分と約束したのだ。
おそるおそる、C.C.が振り向くと、
そこには自分を見つめる紫の瞳があった。
見誤ることなどないその姿が優しげに揺れている。
「お前が泣いていると思ったんだ」
「……ルルーシュ」
「俺を呼んでいると思った」
「……ルルーシュ」
「笑わせてやると言っただろう?」
とどめだった。
C.C.はルルーシュの胸にすがり付き、咽び泣いた。
声を張り上げて泣くC.C.を強く優しく抱き締めて、ルルーシュは髪を撫でてやった。
幼い子供のように自分にすがり付き泣きじゃくる少女は
もはや見栄も体裁もなく、ただの女に他ならなかった。
長い緑の髪は乱れ、美しい顔は涙でくちゃくちゃになり、
それでも、しっかりと強い力でルルーシュに絡みつく。
こんなにも求められていたことを、今さら気付いたルルーシュは
今まで不安にさせていたことを申し訳なく思った。
「悪い。黙っていたのは、コードがちゃんと作動するのか確証が無かったんだ。」
腕の中のC.C.が顔を上げる。
「……じゃあ、シャルルの?」
「ああ、あの時俺が奪った」
「どうして」
「……それは」
C.C.の苦しみをどうにかしてやりたかった。
でも彼女のコードを奪うとC.C.は死んでしまう。
彼女を死なせたくなかった。
生きて、自分の傍にいてほしかった。
だからC.C.のコードは奪わないと決めた。
でも、それでは解決にはならない。
自分はいずれC.C.を残して死んでしまう。
生きろと願った自分が死ぬのは、卑怯だ。
だから、俺も同じ存在になれば…。
「ルルーシュ?」
黙りこんだルルーシュを、C.C.は不思議そうに見つめる。
ルルーシュの眼差しは優しく、すべてを包み込むように温かい。
「お前は俺の共犯者じゃない」
自分自身にも確認するように、ルルーシュは告げる。
「お前は俺の………」
*
その言葉に、C.C.はまた泣いた……。
誰かに見つかってはまずいと、二人は教会を後にした。
ジェレミアが用意した服に着替え、粗末な宿に落ち着く頃には
C.C.も落ち着きを取り戻していた。
「知らなかったのは、私だけか……」
ジェレミアもスザクもコードの事を知っていた。
一番近い場所にいながら、自分だけが蚊帳の外だった事実に、C.C.は一人ごちる。
「お前は、俺があいつのコードを継承したと知ったら辛く思うのではないかと…」
それに、C.C.がそこまでルルーシュに死んでほしくないと思っているとは気付かなかったのだ。
彼女にとってルルーシュは、数多い契約者の一人に過ぎないと思っていた。
だから、何食わぬ顔をして彼女のもとへ戻り、
不死になったから一緒にいるしかないとか何とか理由をつけて、
既成事実を作ってしまおうと思っていた。
(誤算だったな)
しかし、嬉しい誤算だった。
ルルーシュはC.C.に近寄り、問うた。
「今度はお前が聞かせてくれ。俺はお前の何だ?」
C.C.は目を一瞬パチパチさせて、ふっと表情を緩めた。
*
(あ……笑った)
*
「お前は私の……」
*
その言葉を聞いたルルーシュはC.C.を引き寄せ、
彼女が瞳を閉じるのを待ってから、唇に唇で触れた。
熱い吐息が伝わる。柔らかい彼女の唇は、触れているだけで気持ちがいい。
(もっと触れたい)
C.C.の唇が少し緩んだ瞬間を逃さず、
ルルーシュは自身の舌を彼女の口内へ侵入させた。
「……んっ、ふぁ」
舌を絡めとり、深く蹂躙するたびに、C.C.が小さく声を上げる。
「はあっ、んんっ、」
息継ぎの間を与えるのを惜しむように
絶え間なくルルーシュはC.C.の口内を支配していく。
時折り、苦しそうにC.C.がルルーシュの服の袖を掴んだ。
(もっと欲しい)
「んっ、あっ、ルルーシュ!」
服の上からルルーシュがC.C.の左胸に触れると
驚いたようにC.C.は身を硬くした。
「だ、だめだ…。待ってくれ」
これから起きる行為を予感したかのように制止する。
「なぜだ?」
お預けをくらった気分になり、ルルーシュはC.C.を見る。
「なぜって……こ、心の準備というものが……」
存外、可愛いことを言う。
ルルーシュは、ふっと笑うとC.C.を抱え上げた。
「こ、こらっ、ルルーシュ!」
腕の中で抵抗するものの、小柄な彼女は簡単に抱き上げられてしまう。
そのまま備え付けのベッドまでC.C.を運び
横にならせるとルルーシュは彼女に覆いかぶさった。
「客観的に考えても、俺は充分すぎるほど待ったと思うんだが」
ルルーシュの瞳がいたずらっぽく笑う。
「ここらで観念しないか、C.C.」
「…………………」
恥ずかしいのか、照れているのか。
C.C.は顔を真っ赤にして、あーとかうーとか意味をなさない言葉をしばらく発していたが、
やがて観念したようにルルーシュの首に両腕を絡めてきた。
それに満足したルルーシュは、ゆっくりとC.C.の衣服を脱がし始めた……。
今回ここまでです。続きは来週末までに投下します。
>>619 乙です。
本当に素晴らしい作品だ。エロパロスレでこんな気持ちになったのは初めてだ。俺も本出たら間違いなく買う。最終回、なんとも言えない気持ちだが楽しみにしてます。
なんでここって投下後すぐに別の職人が投下するんだ?
ルルナナが気にくわなくてやってるいつものアンチか?
たまたま書き上げた時間が重なっただけだろ
いつものヤツは自分で書くような技量がないから違うと思う
>>619 乙乙!凄く良かった
というか涙が止まんないどうしてくれるww
最終回が楽しみな反面なんか寂しい
ルルナナルルCともにgj
どちらも続きが楽しみです
ルルCスルーしてルルナナマンセーとか感じ悪い奴がいるな
両者とも乙!!
自分が好きな話にだけ乙すればいいと思うけど
そうでなければその話が苦手でスルーしてた人はどうするんだよw
だよなあ 読み手が何を読むのかは自由だろ
両方共乙
特にルルナナはマジで泣けました
せつなすぎる〜
>>642 それは言いがかりだろ・・
普段ならルルCCも良いのだけど
>>619が秀逸すぎて分が悪い
もう少し投稿を待った方が良かったな
>>635 GJ
続き待ってます
>>640 続き待っていましたー
次で最終回とは名残惜しい
目から水が出て止まらないのですが・・
ルルCもルルナナも乙っす
どっちも続き待ってます
ルルーシュ生存って本当にありえるの?
ケチ付けるわけではないんだけども
なぜそれをこのスレできく?
該当スレできけ スレ違い
両方乙
ルルナナがやばいな〜
続きが早く知りたいが終わると思うと寂しい
乙です
ルルナナもルルCCも続き楽しみにしてます
>>619 乙です
毎回読み応えがあって感動させられます
職人の描写力が羨ましい
このスレは職人が投下した後は何時間か空けないと
投下してはいけないルールでもあるのか?
アンチ扱いとか、いくらなんでも酷くないか?
ルールだとかは無いが、空気嫁ってことだろ
しかしアンチとかは過敏過ぎるな
そう言ってる方がアンチに思える
そんなこと気にしてない住人の方が大多数だろ。作者も含めて。
ただ声を挙げてるのが目立つのは世の常。
空気嫁って職人に強要するのか?
そんなことしたら、職人がますます減るんじゃ?
気にしてないです
昔は職人多かったし、投下後すぐに
別の投下があるのが普通だったが、誰も咎めなかったぞ
基本的に職人はいつ投下しても良いし、住人もどのSS読んで感想つけようが自由だろ
今頃になってそんなことを言い出す
>>655が一番あやしいです
しかもみんなスルーしてたコメなのに・・
自演ぽいよ
スレを荒らしたいだけの人っぽいてことだ
そんなんじゃないよ。これ以上職人が減ってほしくないだけ。
お前みたいなのがいちいち騒ぐから職人の足が遠退くんだろ…
やっぱり荒らしたいだけの人にしか見えないな・・
>>656みたいに空気読ませようとする奴が職人を減らしてんだよな
時間がちょっと近いだけで邪魔してるだのなんだのケチつけんのおかしいだろ
665=668だね
もう荒らしはいいから
バレバレだよ・・
ちょっと待て…。別人だ。
>>665 あのねーそういう蒸し返すのが一番タチ悪い。
外野がうだうだ言うと、ほんとに減るよ?
この流れから職人壊滅・こんなスレこっちから三行半で倉庫から消滅させるわ、
とかなったスレもあるから。
なんか最近ルール作りたがり屋多いね。
とりあえず話はここまでですよねー
それより久々にジェレミア、アーニャのSSが読みたい
さよこさんも参加しましょうよ!
農園組は和むよなー
勿論がっつりエロも大歓迎だけど
亀だが ルルナナもルルCも続きを待ち望む!
職人様の投下続いてホントに嬉しいっす!
ルルナナは正直読んでないからどうでもいい!
ルルCは正直読んでないからどうでもいい!
最近カレン関係が少ないからここらでライカレ復活して欲しい
ジェレミアさよこで昼は同志、夜は夫婦なのを読みたい。
放送中からずっと思っているけど中々ないね。
>>680 こんな感じですか?
深夜、誰もが寝静まったであろう時間にジェレミアと咲世子さんが身体を重ね合わせていた
…というか、主に咲世子さんが騎乗位の体勢になっており、互いにどっちが先にイクかという状態になっていた
なんとなく、この二人の場合だと常人だったら壊れてしまいそうな激しいプレイにも耐えられそうだなw
そして蛇足として、そんな二人の激しいプレイをコッソリ見て濡れてしまい、声を殺しながらオナニーするアーニャ
さよ子さんってスーパーエージェントだし
相手を篭絡するためのそう言う技術もかなりのものなのかな…(///)
元々アッシュフォード家の使用人らしいが
ミレイさんのおとんに(ry
アーニャたんハァハァ
ジノカレ好きな私はマイナー
アリエス宮にいた繋がりでルルーシュに昔恋していたアーニャ。
という設定は今となってはさすがに無理がある気がするのでポイした。
やっぱジェレミアかな。でも体格差がかなりあるのでキツそうで書けない。
いちゃラブを想像してみても途中からひぎい展開になって困る。
>>686 そうでもないよ
公式でもフラグ立ってるし
ジノカレSSも同人もそこそこある
公式でもフラグ(笑)
必死すぎるww
フラグだけならギアスは立ちまくりだと思うけど。
生かされるかは別として。
ですよねー
カプ語りたいだけならカプスレ行ってくんないかね
だれか・・・
ジノアニャきてー
ライカレきて〜
ジェレアニャきて〜
じゃあアニャたん総受けでジノ&ジェレ&カレ&ライ×アニャきて〜
藤千葉!藤千葉!
カプ厨って好きなキャラが出てればそれで満足なの?
しあわせだねぇ
しあわせにきまってるだろ!
ならキャラ厨の俺はもっとしあわせ
エロいのもいいけど、イチャイチャものが見たい
イチャイチャとエロは両立しうると思うが?
705 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 10:55:57 ID:Jl5xN3Bt
期待あげ
ロスカラは腐女子蟲が多いもので、ここに投下すると間違いなく荒れるぞ。
融通が利かないのは知ってる。だからこちらには迷惑をかける気はないよ。
ただ向こうは見てる人が少ないのか、反応がイマイチなんだ。
早く汚物ルルナナ終われ
これでやっとロスカラ系SS復活か
待ちに待ったぜ!!
投下します。先週の続きのルルーシュ×C.C.です。
拙い文章ですので、読みづらい方と苦手な方はスルーしてください。
―――首筋に廻った腕が震えている。
一枚、一枚とゆっくりルルーシュがC.C.の衣服を脱がすたび、
C.C.の腕はビクッと反応し、一層強い力でルルーシュを締め付けるのだった。
密着した体温のなかで、彼女の鼓動が、
ドクン…ドクンと早鐘のように鳴り響く。
あまりに大きな震動が伝わるので、ルルーシュにはもはや
それが自分の鼓動なのかと感じるような錯覚に陥ってしまう。
「緊張しているのか?」
尋ねてから、我ながら馬鹿なことを訊いたとルルーシュは思った。
少女がこの手の類いのことに慣れておらず
うぶすぎるほどなのは、もはや疑いようもないのに。
案の定、訊かれたC.C.はルルーシュの首筋に埋めていた顔を上げ
不機嫌そうにそっぽを向いた。
「……調子にのるな」
知らず口許に笑みが浮かぶ。
強がる彼女に、今までさんざん子供扱いされてきたルルーシュは
ふと仕返しをしてやりたい気持ちになった。
「へえ……」
薄く笑うと、一気にC.C.の残りの衣服を脱がす。
「あ……」
露になった白い肢体に、C.C.は身を硬くする。
羞恥からか、顔が紅く火照る。
その紅と対称に、どこまでも深い白―――
雪のように白く美しい彼女の身体は、
その存在を主張し、触れられるのを今か今かと待ち受けていた。
ルルーシュは一瞬息を吸い込み、大きく深呼吸した。
(こいつは、もう俺の―――)
そっと白い乳房に手を触れる。
ひんやりとした感触が吸い付くようにルルーシュを捕らえる。
「あっ……」
片方ずつの手で、それぞれC.C.の両方の乳房をまさぐると
ほんの僅かに、少女の口から抑えた声が漏れた。
「あっ……あぁっ…んぁ」
甘い、甘い鳴き声はそれだけで男を誘惑し、そそらせる。
それでも、C.C.は時折唇を咬み、声を上げないように努力しているようだった。
(……無駄だというのに)
乳房への愛撫を続けながら、ルルーシュはC.C.の首筋に唇を這わせ、舐めた。
「ひぁっ!」
クスクスと笑いながら、丹念にルルーシュは舌を這わす。
「……ひっ……ぁあっ」
首筋……次は脇の下――
「ふぁっ……やう…んんっ」
耳たぶもじっくりと舐めまわし――
「……ゃうっ……あぁ…ん」
うつ伏せにさせ、背中のラインにも丹念に舌を這わせる。
「うぁあっ……はぁっ…ん」
再び仰向けにさせると、今度は胸の頂きに唇を――
「あうっ!!」
ピチャッピチャッと音をたてて桃色の突起を攻めると、だんだんC.C.の身体が熱を帯びてくる。
堪らずC.C.は両手で自身の顔を隠した。
彼女の最後の強がりを無理やり外そうとはせず
ルルーシュはクスリと笑った。
「気持ちいいか?」
ビクンとC.C.が震える。
「感じてるんだろ?」
両腕で顔を隠したまま、C.C.が唇を噛む。
「だっ、誰がっ!感じてなんかっ!」
「…………へえ」
してやったりとルルーシュはほくそ笑んだ。
「だったら、まだ足りないようだな」
言い終えるやいなや、ルルーシュはC.C.の秘部に指を這わせ
彼女の蜜壷に差し入れると胎内をくいっと引っ掻いた。
「――――ッッ!!!」
瞬間C.C.の身体がびくんと跳び跳ねた。
「――ひいっ!!やぁあああっ!!」
突如襲いかかってきた強すぎる快感にC.C.は頭の中が真っ白になる。
ほとんど無意識に無我夢中でルルーシュから逃れようと腰が引ける。
「何を遊んでいるんだ?」一方、余裕な表情のルルーシュはすぐさまC.C.の腰を掴み、引き寄せ、逃れられないように己の重みで固定すると
ゆっくりと彼女の胎内を再び二本の指で弄ぶ。
「やあっ…あぁんっ!あぁああっ!!」
下半身を支配されたC.C.は今度は救いを求めるように両手をしきりに動かしたが
指は虚しく宙を泳ぐばかりで、この時間の主導権は
目の前のこの男のものだとむざむざ思い知らされてしまう。
「あぁっ!!あぁんっ!!あぁああっ!!」
声を抑える術はもはやなく、高く喘ぐ声は絶え間無く空間に充満していく。
ルルーシュの為だけに鳴く鳥と化したC.C.は
堪らないと言うようについに赦しを請うた。
「……もっ、もう…やめっ…ルッ!!」
「何故?気持ちいいだろ?」
わかっているくせにルルーシュは意地悪く微笑む。
もちろん手の動きを止めることはせず。
「……わっ、……私はっ…はぁっ……もっ」
必死で何かを訴えるC.C.の瞳は涙で潤んでおり艶かしく美しい。
「男を誘う顔だな」
欲情している己の男たる部分を自覚し
沸き上がる熱情を思いのまま目の前のこの女にぶつけたい衝動に駆られる。
「誘われてやるよ」
指を蜜壷から引き抜くと、透明な蜜が溢れでてくる。
頃合いと判断したルルーシュは秘部に己をあてがい
息を切らしている少女の顔を覗きこんだ。
「……俺を感じろ……C.C.」
「やめっ!!……あぁっ!!あぁああああああっ!!!」
一気に奥まで貫くと、熱と強烈な快感がルルーシュを襲った。
「あぁああっ!!」
「ぐっ!!」
思わず声が漏れる。
C.C.の胎内は温かく、脳天がとろけるような気持ちよさを与えてくる。
「あんっ!はあっ……あぁんっ!!」
もはや理性の糸が切れたルルーシュは獣のように腰を打ち続けた。
そのたびにC.C.の嬌声があがる。
ルルーシュも息が切れ、肩で呼吸をしながら欲望に身を任せる。
やがて、ふと思い付き、結合したままC.C. を抱き起こすと唇を貪った。
C.C.はもう、されるがままルルーシュに身を委ねており
涙を流しながら快感のうねりに耐えていた。
―――限界が近い。
ルルーシュは彼女の耳元に口を寄せると、そっと囁いた。
「……俺の名を呼べ、C.C.」
*
*
――もう誰も俺の名を呼ばない。
ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは死したのだから。
新しい世界にルルーシュはいらない。
だから存在を消した。それがスザクとの約束――。
ナナリーも、何もかもスザクに託して―――。
(しかし……この女だけは)
そばにいてほしい、これからもずっと。
名前を呼んでほしい。彼に残されたたったひとつの―――
*
*
「……ル……シュ…」
*
*
意識を半分手放した状態で、しかしC.C.は彼に応えた。
*
*
「……ルル……シュ」
*
*
震える声でルルーシュを呼ぶ。
……泣き出したい衝動に駆られたルルーシュは
堪えるように強く彼女を抱き締め―――
*
*
(……酷い男だ)
隣で寝入っているルルーシュの髪を撫でながらC.C.は愚痴る。
(……がっつきすぎだ、これだから童貞は……)
しかし彼女の表情は優しい。
(……名前を呼んでほしい……か)
素直に甘えてみせたルルーシュに、抑えきれない愛しさが溢れる。
『……ルルーシュ…お前は幸せだったのか?』
ゼロレクイエム前夜、自分はルルーシュに訊いた。
引き止めたくて……死んでほしくなくて、
だけど口をついて出たのは何の意味もない、そんな言葉だった。
(あの時は意味がわからなかったが……)
C.C.の言葉に、ルルーシュは穏やかに微笑んでこう答えたのだ。
『……C.C.……俺はこれから幸せになるんだ。
これから幸せになるんだよ、C.C.』
(……私がずっと呼んでやるよ、ルルーシュ)
名前を、彼のたったひとつの遺産を。
C.C.はそっと微笑むと、ルルーシュの腕の中に入り込み、眠りについた。
―――今夜からは、良い夢が見られることを確信して――。
空を―――空を見ていました。
晴れ渡る蒼い空、輝きを放つ温かな光―――私のあなた。
一筋の光は幾百年を越えて私に届き、救いの手をさしのべる。
迷える子羊のような私を、まっすぐな瞳で見つめ、導いてください。
私は花―――あなたを見つめる太陽の花。
愛しています―――一生言えそうにないけれど。
永遠に巡る時間のなかで、いつか言える日がくるかしら。
泣かないで―――私のあなた。
あなたに逢う為に、私は生まれた。永い永い旅を生きてきたの。
そばにいさせて―――飽きるほどに。
あなたが私をいらなくなるまででいい。
暗い海の中でもがいていた私の腕を、迷うことなく掴んでくれた。
離さないで―――繋ぐ手が、ただそれだけが私の誇り。
いつまでも―――いつまでもそばにいる。
そばにいる―――
そばにいる―――――
*
*
―――――――――(終)
以上です。前回は投下時間を考えずに
スレの空気を害してしまい申し訳ありませんでした。
まだまだ勉強中ですが、今後ともよろしくお願いします。
719 :
名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 22:21:05 ID:CnHyjnQg
>>718 GJ!!!
やっぱルルシーはいいなぁ
前回から続き楽しみにしてたからありがたいよ
>>718 GJ!良いです〜。ルルC好きなので嬉しい
>>717 GJ!最後すごく感動してしまった。
やっと巡り逢えた人とかそういうのに弱い。よかったよー
枢木線
コードギアスの唯一の鉄道。
電化はしており、走っているのは115系電車。
>>718 ぐっじょぶ
順調にキメたルルwとか、C.C.のピュアな部分とか
見てみたいとこ大放出で感謝の念を禁じ得ない
ゴチです
ゼロ(スザク)×カグヤが見たい
カグヤ様ものが読みたい
>>726 何故ここのアドレスを張っているんだよ。
と言うか、絶望した!
ルルCよかった
スザナナ読みたい
エロ無しでも投下して大丈夫?
上手くエロに繋げられなくてお蔵入りしてるゼロスザク×カグヤがあるんだが
今まで無しのもあったから大丈夫じゃないの?
モノによってはスルーされるかもしれないが…
まぁ当たって砕けろで
>>730 ありがとう、砕けてみるよ
今晩か明日にでも投下する
というかここは黙って投下だな!
なんか誘い受けみたくなってごめん
いいね(ゼロ)スザカグ
つーことで、スザクゼロ×カグヤ投下します
やっぱりエロ要素0
ただしゃべってるだけ
4レス予定、短め
嫌な方はスルー頼みます
エロないのにごめんね
「それでは、私どもはこれで」
「ああ、御苦労だったな」
自室の前で今日一日付き添った警備に別れを告げ、ドアを閉めるや否や、ゼロは大きな溜息とともに、分厚い金属のドアにそのまま倒れ込むように身体を預けた。
冷たく、だがしっかりと力強く身体を支えるそれは、一日分の疲れをほんの少しだが癒してくれる気がした。
ぼんやりと暫くの間、視線を宙に彷徨わせた後、おもむろに顔全体を覆っている仮面に手をかけ、ゆっくりとそれを外す。
次いで、素顔の下半分を覆う窮屈なマスクも外してしまってから、深呼吸を2、3繰り返した。
丸一日振りに外気に晒された素肌はチリリと痛み、肺は突然の清んだ空気の到来に意思に関わらず小刻みに収縮を繰り返す。
栗色のくせ毛を僅かに揺らし、未だ幼さを残す、しかし精悍な印象を受ける顔立ちが小窓から差し込む月明かりにはっきりと映し出された。
それまでの彼を取り巻いていた緊張はほどけ、英雄ゼロは、今この瞬間だけ、ただの一人の枢木スザクへと戻る。
微弱な夜の光の下にくっきりと浮かび上がる陰影が、その表情により憂愁の色を印象づけた。
弛緩した身体はそのままに、再びスザクは虚空を見上げる。
―――疲れた。
今のスザクにこれ以上も、これ以下の言葉も見つからなかった。
四六時中、ゼロの傍らにはSPが付いて回り(必要ないと何度も言ったのだが)、ゼロとしての多忙な激務はスザクにろくに眠る時間をも与えなかった。
17年間の慣れ親しんできた枢木スザクの仮面を捨て、代わりにゼロの仮面を被ったその日から数週間が過ぎ、そんな日々にスザクは不安こそあれ、不満などまったくただの一つも持っていなかった。
ゼロとしてそのすべてを享受すると誓った以上、自分がやり通さなければいけない。
あの日彼と誓ったのだ、彼の代わりにこの世界を創造すると、消えることのない罪を背負いながら、生きて、生きて、償うと。
不意に視線を下ろすと胸に抱えた仮面と視線がかち合った。
「僕は…うまくやれているのかな……」
仮面に向かい、誰に問い掛けるでもなくぽつりとそう呟いた。
「……これでいいのかい?――」
そのまま自然と零れそうに喉元まで込み上げていた彼の名前をぐっと呑み込んだ。
―――ああ、
スザクは長い睫毛を伏せ、自嘲的な笑みを浮かべた。
自分はまだ、自分で思っている以上に『枢木スザク』に未練があるらしい。
「どうすればいい、俺は……っ」
苦しげに吐き捨てた言葉は応えるものの存在がないままに、静かに夜の闇に溶けて消えた。
そのまま転寝をしてしまっていたのだろうか。突如、沈黙を切り裂く思いもかけない音にスザクは跳ね起きた。
「ゼロ様?いらっしゃいませんの?」
備え付けられたインターホンから機械を通して聞こえる華やいだ声音はよく耳に馴染んだもので、特別に大きいわけでも、通るわけでもなかったが、それでも微睡んだ思考を覚醒させるのに十分すぎた。
急いでその手に抱えていた仮面を被り、同時にその心にもゼロの仮面を貼り付ける。
一呼吸置いてから、ゼロはドアに手を掛けた。
「こんばんは、ゼロ様。お久しぶりぶりですね」
予期せぬ客人は小首を傾げるように、こちらにかわいらしい笑みを向けて立っていた。
「どうなさいました、神楽耶様。こんな夜更けにお一人で」
因果なものだ、とスザクは思う。
従兄妹であり、幼い頃の婚約者だった皇神楽耶がめぐりめぐってこうしてまた婚約者として目の前に立っているのだ。
もう二度と話すことは、ましてや会うことすらないと思っていたのに。
「警備に無理を言って入れてもらいましたの、どうしてもお話したいことがあって」
「話なら明日にでもできましょう。今日はもう遅い、女性が夜中に一人で出歩くものではありませんよ」
たしなめるようにゼロが言う。
「いいえ、帰りませんわ。大切なお話です」
真っ直ぐに、力の込もった瞳で、神楽耶はゼロを見据える。
その口調は決して強いものではないが、有無を言わせぬ強い響きを持っていた。
「……いいでしょう、どうぞお入り下さい」
ゼロは神楽耶を近くのソファーに座るよう促してから、自分もその向かいの対になったそれに腰を下ろした。
「それで、私に話とは?」
神楽耶は口を閉ざしたまま、躊躇いがちにゼロから目を逸らすよう床を見つめていたが、しばらくの沈黙を経て、思い詰めたように静かに口を開いた。
「彼は、あの人は最初から結末を決めていたのでしょう?」
「……何の話ですか?」
神楽耶の言う『彼』が誰のことを指しているかは至極明白だった。
だが敢えてスザクはゼロとして、そう問わざるを得なかった。
―――ゼロレクイエム。
自分達はその計画をそう呼んだ。
神楽耶がそのすべてに気付いているのだとスザクに悟らせるのにその言葉は十分すぎる役割を果たした。
どうして彼女が?一瞬そうした疑問が脳裏を過ぎったが、すぐにスザクは思い直した。
おそらくは自分一人で、神楽耶はその正解に辿り着いたのだろう。
「彼は、あなた達はどうしてあんなことを……」
神楽耶の問いかけにゼロは何も答えなかった、答えられなかった。
嫌な汗が身体を伝う。
喉がいやに渇く。
「彼はわたくしに何も話して下さらなかった」
膝の上できつく握った神楽耶の拳は微かに震え、その声は悲痛な響きを伴っていた。
「わたくしは気付けなかった」
結ばれた手にさらに力が込もり、爪が手の平を傷付けるほどに食い込む。
消え入りそうな声で、自責の念に小さな身体を震わせる神楽耶は普段の大胆なほどの活発を微塵も感じさせなく、その姿は小柄な身体をいつもよりも華奢に、頼りないものにみせていた。
コン、と小さな靴音とともにゼロはその足を組み替えた。
「それは、自惚れですよ、神楽耶様」
その仮面の向こうから聞こえるくぐもった声の紡いだ言葉は予想外のもので、神楽耶は思わずその顔を上げた。
「もし、貴方が彼らの目的について知っていたとして、貴方は結末を変えられたと?」
彼ら。それはいまさら何の意味も持たないことだと知っていたが、スザクは敢えてその語を選んだ。
「それは……」
言葉に詰まる神楽耶に畳み掛けるようにゼロは続ける。
「それは違う。おそらくはあの決断は彼らにとっても、世界にとっても最善のものだった」
「しかし、何か方法はあったはずです!犠牲者を作らなくて済むような、少なくともあなたたちが生贄になる必要なんて……」
「それでも、きっと彼らはそういう生き方しかできなかった」
神楽耶は悲痛そうに形の良い眉を歪めた。
「そんなの、哀しすぎます……」
「もっと器用に生きられたなら、彼らはどんなに楽だったでしょうね」
まるで独り言のように無造作に投げ掛けたその声は不思議と穏やかだった。
感情が込もっているようで、そうでないような、それでも神楽耶はスザクの本心をその中に垣間見た気がした。
「そう……本当に、馬鹿な人達ですわね」
そう言って神楽耶は微笑んでみせた。
少しでも気を抜くと涙を塞き止めているダムが決壊してしまいそうな中で、上手く笑えたかはわからないけど。
ゼロは何も答えることはなかったが、その仮面の中で、彼もまた微笑みを返してくれたように神楽耶は思った。
「もう一つ、よろしいですか?」
心が凪いで、視界を覆う涙がすっかり引いてしまうのを待ってからから、神楽耶は再びゼロに尋ねた。
「答えられる範囲でなら」
十分です、と満足気に小さく頷いてから神楽耶は言葉を続けた。
「あなたは一生、ゼロの仮面を被り続けると誓ったのでしょう?」
「ええ」
「だったら、」
神楽耶はいったんそこで言葉を切り、大きく息を吸い込んだ。
「だったら最後まで、死ぬまでやり通しなさい。何があっても」
その声は凛と張り詰めて、静かに空気を震わせた。
突如として切り替わった神楽耶の険しい表情と語調に戸惑いながらも、スザクは胸に根付いたわだかまりがすうと溶けていくのを感じた。
覚悟ができていなかったのだ。
そう、それは生半可な覚悟ではない。
自分を棄てる覚悟。心のどこかで感じていた枢木スザクへの未練、過去への未練。
神楽耶の後押しを得て、ここに来てようやく本当の意味で心からの決心が付いた気がする。
もう迷わない。
「無論、そのつもりですよ。半端な覚悟でそんな事は言いません」
「そう、それを聞いて安心しましたわ」
神楽耶はにっこりと大輪の花が綻ぶように笑った。
「こちらからも一つ尋ねても?」
ゼロの申し出に神楽耶は少し意外そうな顔をしてから再び淑徳とした微笑みをつくった。
「どうぞ、構いませんわ」
「あなたはこれからどうなさるおつもりですか?」
「あら、心外ですわね。わたくしはゼロの妻でしてよ?」
少し膨れた表情から悪戯っぽく笑ってみせる。
くるくると表現豊かに早変わりする表情にスザクは思わず目を奪われていた。
いつもの調子をいつの間にか取り戻している神楽耶に安心を覚えると同時に、その姿は言いようもなく魅力的だと思った。
「あなたについていきます。もしあなたがわたくしをお傍においてくださるなら、のお話ですけど?」
挑むような挑戦的な眼差しで心の奥底まで覗き込むように見つめてくる。
「恨んではいないのですか?」
―――枢木スザクを。
祖国を裏切り、彼を殺し、のうのうと今も生きながらえるあの男を。
あの日、朱禁城で交わした言葉は今でも鮮明に覚えている。
共に生きることなどできるはずもない。
許されるはずもない。
「何かわたくしに恨まれるようなことをなさいましたの?」
ころころと鈴を転がすように神楽耶は笑った。
まるで何もなかった事を強調するように、その声はどこまでも羽のように軽やかだった。
いっそ、恨んでいると一言でも神楽耶が言ってくれたなら、思っていてくれたなら、どれほど楽だったろう。
しかし神楽耶はそれを許さなかった。
強い女性だ、と思う。
明るく快活な少女の仮面の下に、いつでも気高さを失わなく、さらに深いその心の内には常に激情を秘めて。
「それにね、たぶんこれが、あなたを支えてゆくことが、わたくしができる唯一のことだと思うから」
誰のために、敢えて神楽耶は口には出さなかったが、それは互いに了承済みなのだろう。
「不器用ですね、あなたも」
「あなたにだけは言われたくはないですわ」
さらりと一言にしてスザクを一蹴してしまってから、さて、と神楽耶は腰を起こした。
「とても楽しいお話でしたわ。わたくし、楽しすぎて疲れてしまいました」
「私もですよ、とても楽しかった」
負けじと皮肉で応戦するスザクに神楽耶は心底可笑しそうに声をあげて笑った。
これでいい、自分達は。
それには本音も親密さも必要ない。
この関係を壊したくない、ただそれだけで、そして、これからほんの少しずつ距離を縮めていければいい。
「そろそろ帰りませんと、送って下さる?」
「勿論ですとも、喜んで」
恭しくゼロが差し延べた手に神楽耶も優雅な仕種でそっと白い手を重ねた。
「神楽耶、ありがとう」
道すがら、ぽつりとスザクが呟いた言葉に、神楽耶は何も言わず、それに応えるようにただその手に強くしっかりと指を絡めた。
<了>
5レスになってしまったorz
そして、うん、すまんかった!
また今度ちゃんとエロ書きます……
>>738 GJ!!
スザカグ良いな
この空気感がよさげ
>>739GJ!
スザカグ的にもルルカグ的にも良かった!
>739、GJ!!
エロ無しやけどもそんなん気にならんくらい良かった!
そういう雰囲気好きだ。
また書いてくれるの待ってるよ
クリスマスイヴだよ!
>>739 GJ!!エロなしでもいいじゃない!良い話だった
次のエロ期待してるぜ
ところでここって百合はおkか?おせーてエロい人
最初にカプ表記すればいいんじゃないだろうか
>>746 dクス!注意書きさえちゃんとすれば百合おkなのか
そういえばやおい以外は基本おkって書いてあったなorz
ありがとエロい人!
今更だが
>>739すごくよかった!
次も期待してます!
何か過疎ってきたな
あちこちで規制が多いそうだが、それに巻き込まれてるんだろうか?
>>747 前にも百合書いてる職人がいたな
Cナナとか咲世ナナとか…
百合は苦手な人もいるし、注意書きをしておけばOKだと思う
新作が投下されないのも寂しいんだけど、
何スレも前の完結していない作品の行方も気になるんだよね。
オチの付けどころが難しかったとか、時期外しちゃったとか…?
余計な詮索はしないが、あらすじだけででも満足できそうなので、
もしまだ見ていたら…
書いてるけど正直ルルナナが終わるまで投下しにくい
じゃあ投下しなければいい
自分に実力がないからってルルナナのせいにするなよ
いつものアンチ乙
>>752 そういう言い方するなよ…、
実際ルルCの人に風当たり強かったし。
自分が職人だったら投下しにくいのもわかる。
悪いのはルルナナの人じゃなくて、このスレの一部の過激な住人だろ。
気にしなければいいのにー
しょせんにちゃんもどきの場なんだしさ
最低限のマナーがあれば、遠慮はいらんでしょ
保管庫みてるとネタというかカプというか、うまくばらけてて面白い
このまま目指せ女キャラコンプリート
濃厚すぎるルルナナ連載のある今だからこそ他カプも読みたいです職人様
残ってるキャラあと誰がいる?
ラク姐さんくらいか?
ドロテアさんとかリーライナとかもかな?
まあ本編で殆ど活躍しなかったから絡ませるの難しいんだろうけど・・・
保管庫には完結してないの結構たくさんあるよね
職人さん待ってます
モニカもの書きたいから書いてみるよ
とりあえず終わるの待つよ
迷惑かけたくないし
ルルナナも早く来て欲しいし、他作品も歓迎だぜ
濃厚なルルナナなんて要らない奴だっているんだよ。
ルルナナだけでこんだけ荒れるなら、職人はさっさと投下して
連載おわらせてほしいわ!
どんなカプでもそうでしょうが、それ言い出したら切りないお
嫌ならスルー
極論言えば我々読者の需要など関係ない
職人様の作品投下ありきなんですからこういうスレは
つまりあれだ、おいらみたいに要はすべてに萌えちまってことさ!(蒼天劉備的に)
>>760 お前の好みなんてどうでもいいんだよ
ルルナナに責任転嫁すんなクズ
>>760 一番悪いのはたまにこういう煽るコメントを出す奴だろうな
ここってどうも不自然なコメントが多い
荒らしなんだろうけど
多分あらゆる理由つけて職人さんを片っ端から追い出しにかかったり、
萌えネタに話流れてスレの雰囲気良くなってきたら、雑談してるとSS
落としにくいとか雑談のほうが上とか言い出してSS叩いて雑談を切りに
かかったり、萌えスレとして機能しない流れを作ろうとしてるんだと思う。
職人さんでもその他の人もでも絡まれた人はあまり気にしないのが吉だ。
俺とSS以外全部自演だぜぐらいの心意気でいればいいさ。
「何かに頼る…弱い男!」
「そう、アーニャさん。殿方のここは弱くてとても繊細なんです。だから
ぎゅっと握るんじゃなくてこうやって」
ごめん、下数行は消し忘れだ。気にしないでくれ。
続き書け
3Pが見たくて試したけど、挫折したんで無理だw
職人さんはすごいと思うよ、マジでな。
>>760 ルルナナを見たくないなら見なければいいだけでは?
濃厚なルルナナの続きをとても楽しみに待ってます
でもね、今回で連載に軽くトラウマもったぞ
どの作品も完結させてから投下してくれ
今までのもので未完で放置もどうかと思うし、
連載中のアンチと擁護のやりとりもめんどくさくてやれやれだっつの
じゃあこのスレから出て行けば
トラウマ持つようなことがあってもそれは自己責任でしょ
もともと2ちゃんねるはそういう場でしょ
てゆーか煽りは無視しろよ、キリがないじゃん。
ルルナナの人だけ過剰に擁護するのもどうかと思う。
最近ルルナナ親衛隊みたいなのができてないか?
ルルナナが叩かれたらすぐ擁護が入るけど
他の職人が叩かれてもスルーしてる動きは贔屓してるみたいでよくない。
そりゃ、どのSS見て感想つけるかはこっちの勝手だけど
職人だってボランティアでやってるんだから
こういう空気が面白くないと感じたり
投下しにくいと感じたりするのもわかる気がする。
荒しや煽りは誰のSSに限らずスルーするべき。
荒しや注意しても聞くわけないんだし。
ここまで全部俺のゼロレクイエム、壮大な自演…
>>772 だからお前みたいなのがいるからここが荒れるんだよ・・
わざわざ荒らすようなコメントするな
どの作品に対しても援護はちゃんとあるだろ
それこそお前がルルナナアンチなだけにしか見えないぞ
>>772 自分が一番スルーできてないよ
無視しろというならまず自分が無視をして別の話題を振りなさい
むしろアンチによる攻撃を最も受けてるのがルルナナだと思うんだが
しつこく粘着するアンチもアンチだが
アンチに過剰に反応する信者も信者だな
つか
>>772の意見てルルナナを目の仇にしすぎっていうか
援護はどんな作品にもあるしな
むしろルルナナのアンチって同一人物がずっと粘着して自演をしてるイメージ
そんなに兄と妹ネタが嫌いならエロパロスレに来ること自体が間違ってるぜ
ここらで話を変えるか
ルルナナも好きだがナナリーもので違う相手のも見てみたい
ゼロカレ、ルルシーが見たい
そろそろルルシャリが読みたいな
前にも出た幼女四人組が見たいww
みんなで民主主義をしたいお
>>780 悪夢版でアリス×ナナリーとかやってみたいとは思うんだけど、
やっぱ、終わってからやるのが無難かねぇ…?
どうにもプロットが纏まらん
>>780 ゼロレクイエム後のスザナナ見てみたい。
「仮面を外してください、スザクさん」みたいなの。
でも自分の想像力が貧困だからここから先が浮かばない。
スザクは少なくとも数年は誰が何言っても仮面外さなそうだし。
ギャグ展開ならまだ浮かぶんだがなー
風呂場に車椅子で特攻するナナリー、目茶苦茶慌てるスザク、
「ナ、ナナリー!」
「ふふふスザクさん、初めて素顔を見ました…きゃっ!」
水場で段差で滑ってこける車椅子、マッパで湯船から飛び出して、
思わず支えにかかるスザクとごめんなさいと詫びつつも真っ赤になる
ナナリー。
「スザクさん…前隠してください」
「…お風呂場に踏み込んできたのは君じゃないかナナリー」
なんかアホっぽくて幸せなネタが見たいぜ。
ルルカレで考えてるけどR2だと後半ほとんど接点がないという
いっそifでルルタニアのラウンズ化してしまうか
いいんじゃないかIFものも。面白そうじゃん。
>>784 幼女四人の裸の会談ww
激しい防御戦が繰り広げられる
>>790 ここでも百合スレでも言われてたが、足の動かないナナリーが真っ先に餌食になりそう
元々支配国だっただけに負い目もあるから、他3人の責めも甘んじて受け入れたりとか…
4人の中では一番胸が大きいから(微々たる差だが)、羨望入り混じった感じでたっぷりと愛撫されそうw
次点で天子が餌食になりそうw
あるいは
>>458-459みたく、アニャナナ&カグ天でそれぞれ性に疎そうなナナリーと天子を可愛がるとか?
>>791 そういうの誰か書いてくれないかな〜
最後はみんな南の餌食ww
ナナリーには陵辱が似合う
好きなキャラって苛めたくなる
そんなに色々な妄想があるなら自分で書いて黙って投下するのがいいんじゃないかな
とりあえず、こちらはルルナナの作者の作品が非常に面白いので、続きを粛々と待っているとこ
ただ書き手はボランティアだから強制はできないし、するつもりもない
また言わなくていいことを…
下二行いらね
煽りあい空
1期ゼロカレが読みたいなっと
ルルCもルルナナも連載とか二部構成やめてくれ
他の職人に迷惑
>>799 お前は職人なのか?
違うなら黙ってろw
>>800 いや職人でも黙ってろと。
連載や二部構成を迷惑行為とみなすスレがどこにあるのかと。
むしろ連載や二部構成につくファンがうざい
〇〇マダーマダーばかりで他の作品の余韻をぶち壊してくる
>>802 そう思ってもNGかスルーするのがまともなのw
どうでもいいカプの小説は読まなければいい
わめき散らすアンチはそっとNG登録
しかしアンチにわざわざ構って荒らす燃料を投下するルルナナ信者
小説をスルーしてもアンチをスルーしても結局お前らのせいで過疎りましたよ
>>804 下2行書きたいだけの下衆が良識ぶってんじゃねえw
まだSSにもなってないちっさな萌え話に
言い掛かりつける方がキティでそ
新規スレを育てるのは萌え話、これ基本以前のオハナシ。
良識的で中立な「第三者」ぶったやつはだいたいどっちかの自演
どこのアニメでもジャンルでもいるもんだな
スザクゼロのハーレムまだ〜
荒らしばっかだな
まあ冬休みだからな
>>804 こいつはいつもの奴だろ・・
頼むからここから消えてくれないか
お前がいなくなれば平和になるよ
>>792 むしろ幼女を餌食にしているのはカノ(ry
>>799 連載形式にするのはどこのエロパロスレでもあるだろ
そんなことに文句を言う職人なんて普通はいないよ
荒しは黙ってろ
>>804以降みんな
>>804の自演ですか?
注意してるようでやってることが対して変わらないんだが
流れを変えたければネタだネタ
カレンC.C.ルルーシュのサンピーとか見てみたい
エロなし小ネタ投下します。
ジェレミア×アーニャまったり風味。苦手な方は注意をお願いします。
一日の仕事を全て終えた。アーニャと夕飯の準備に取り掛かっていると、疲労感の大いに漂っていた身体がだん
だんと空腹感に侵食されていった。私たちは二人していつものようにてきぱきと手を動かす。ふとつまみ食いしてし
まいそうな空腹に耐えるべく、また食事による幸福を存分に味わうべく、アーニャととりとめのない会話をしながら
気を紛らわす。そうしてできた夕飯の味は言うべくもない。
「……いただきます」
「ああ、いただきますだ」
五臓六腑に染み渡っていくのが感じ取れるほど美味なのだった。満腹になった私はすぐに動くことが億劫になる。
早々に私の食器まで片付けてしまおうとするアーニャを制して、お茶を手元に適当に話をすることを何度かしてい
るうちに、それは私たちの習慣となった。食事と一緒にポットもそばに置いておき、湯気の中に茶柱というものを探
してみようとすることに端を発し、私とアーニャはお互いに言葉を掛け合うのだった。
「お風呂、入る」
「もうそんな時間か」
気がつけば確かに瞼が重く、今日一日の汚れを落とすのに横着を考え始める頃で、そろそろ入浴を済ませてお
かないとまずかった。なるべく声を出さずに重い腰を持ち上げ、袖まくりをする。二人で決めたこの先の私の役割
は食器を洗うことで、アーニャは洗濯物を干すことだった。
寝室から着替えをもってとことこと歩いていくアーニャが、「今日はどこの温泉?」と聞いてきたので、私は特に何
の考えもなく、「草津だ」と答えておいた。
「ん」
その反応だけを残してアーニャは浴室に向かった。
アーニャが上がるのを待ち、少しだけ明日の作業のことで頭を働かせる。やがて可愛らしいパジャマに身を包ん
だアーニャがご機嫌そうだが控えめな鼻歌とともに姿を見せると、明日のために、今度は私が残った疲れを解消さ
せる湯浴みに向かう。
仰々しいため息を交えて湯に浸かる。身体中に纏わりついていた鈍重さがゆっくりと解されていく気持ちのよい
感覚に、私はしばらく目を閉じていた。
確かにきついことの多い生活だったが、充実していると思うことができた。骨の髄まで染み込んだ騎士生活と今
のような農業を営む生活との、私の中のアンバランスさ……。それは好ましいものだった。牧歌的な風景に身をお
くことで、まるで私の育てるオレンジの成長過程にも似るように、周りの環境にぴったりな容を整えていく。そして私
はその過程をひそかに楽しんでいた。
平和なのだ――そう考えるとき、ルルーシュ様は今頃どこにおられるだろうかと考える。
「……そろそろ上がるか」
その平和さに基づく穏やかな時間は、一日の終わりにもう少しだけあるのだった。
寝室に入ると、アーニャが待っていた。アーニャの寝室は私のものと別にあるのだが、就寝前にこうして毎夜訪
れるのだった。そしてまた話をするのだ。主に写真の話だった。記憶の混乱から解放された後でも、アーニャはカメ
ラを持ち続けており、写真を撮っている。町へ行く用事があるときに限って現像をしてくるので、ベッドに並べられる
写真の数々は、少し前の日々を撮ったものになる。アーニャは生き生きとして風景をカメラに収めていることも多かった
が、なぜか私の写真も多かったのだ。そういえばこのときは……、などと笑い話をしながら静かな夜を楽しく過ごすのである。
「アーニャ、そろそろ寝よう」
「……わかった」
まだ話し足りないのか、ちらちらと私のほうを見ながら扉に向かい、先に見えるアーニャの寝室へと歩を進めてい
こうとする。その後姿を、私はふと思い立って、言葉で引き止めた。
「そうだ、アーニャ、私にもカメラを貸してくれないか?」
「……どうして?」
「アーニャの写真が少ないだろう。今度は私にも撮らせてくれということだ」
「…………」
「どうかしたか?」
「……私の写真、撮りたいの?」
「ああ、そう言っているのだが」
「…………」
「アーニャ?」
「ふふ、嬉しい……」
そう言ったアーニャの笑みに、私は不意にもどきりとさせられてしまった。
「明日、貸す……ね。……おやすみ。ジェレミア……」
その日、私はしばらく寝付けなかった。
終わりです。ありがとうございました。
GJ!
眠れない夜君のせいだよGJ
GJ!この二人の組み合わせは可愛いな
気持ち悪い意見の戦いしたい厨とアンチは書き込むなよ
ジェレアニャきたー!テラ萌えた
いいなあこの二人は和むよ、GJ!
>>822 そう言われるとアンチ意見を書き込みたくなるじゃないか
冬休みだな・・
変なのが多い
早くルルナナ終われ
またいつもの人が来たね
コードギアス シスコンのルルーシュpgr
南「幼女4人衆の話マダー?」
>>814 こんな感じですか?
幼女4人とセクースする度に若々しく瑞々しい肌になるカノン姐さん…と
処女だとなお肌に張りと艶が出るとか
俺のイメージ的にはナナリーと天子は処女だと思う
神楽耶様とアーニャはグレーゾーンというか、どっちとも取れそう
ルルーシュにとってナナリーは自分の命よりも大事なんだ
そんな兄貴以外にナナリーを奪える権利なんかないんだ
ルルナナ更新頼みました
ルルナナ妄想きもっ
ん?なんか今通ったか?
まあ気にせずに続行
別にルルナナを否定する気は無いんだけど(俺も割と好きだし)、
ちょっと時々目に余る書き込みがあるなぁ…と思う
>>834の気持ちも判るっつーか…
職人が来た時以外はルルナラ(笑)の話とか妄想やめろよ
>>833は新手の荒らしかと思ってたw
そうか、真性の可能性もあったか
>>836 またお前かよ
どうせルルナナ叩きたいだけなんだろ?
お前が消えれば平和になる
>>839 いや、俺自身はルルナナ楽しみにはしてるんだけど、
>>833みたくルルナナ以外は認めんみたいな書き方されると…
ルルナナアンチと思わせてしまったのであれば済まない
さすがに
>>833は真性だと痛すぎるだろ
自分もルルナナ否定する気はないが過剰マンセーもアンチもやめてクールに行こうぜ
叩きとか言いがかりをつけて自分の好みから外れるものを排除するなんて子供のすることだな。
お前ら子供に構ってあげるなんてよく出来るな。良い人すぎるだろ
思春期に突入したばかりで発情してる未成年は放置した方がいいと思う
あけおめ
>>833は明らかに自演か荒しだろ・・
しっかりしろよ
早くルルナナが終わって他の職人が戻ってきますように
>>833って荒しが釣りでよくやる手だから
むしろ本気で談義してるこのスレにびっくりした
2chの初心者ばかりかよwww
それか>>833-
>>840まで自演だろうな
>>844 ああルルナナが始まった頃から粘着してずっとアンチしてる人だね
お前がいる限りここからどんどん職人が減ってるから
ルルナナの職人さんも他の職人さんも変なのがいるとかわいそうだな
負けずに投稿してくれ
みんな待ってるので
悪いのは自演してる1,2人のせいだな
>>845 あんな典型的な釣りにマジレスしてる所が胡散臭い
ルルナナアンチとルルナナ厨を演じた自演だろうな
よっぽど近親相姦がお気にめさないらしい
注意書きしてるんだからそろそろスルーしろよ
ルルナナの職人はもちろん他の職人にも迷惑かけてるのが自分て気づいてないのかね・・
そんなアホに構わずに職人さん達にはどんどん頑張って欲しい
>>849 はいはい、お前は巣にいい加減に帰れよ
自演をしてるのはお前だろ
新年早々ギスギスしすぎだな
ルルナナ云々文句言ってるヤツはNG登録しらないのか?
そんなに苦手だったら、とっととNGワードに突っ込めば快適なのに
それもできない初心者は半年ROMれよ
>>850 自分が話題引きずってずるずるアンチに加担してることがわかってないのか?
>>852 お前もいい加減にしろ
つか
>>833は釣りってのは同意
なんかそれ以降の流れが不自然だもん
どちらも自演なんですね
流れが臭すぎ
近親相姦に対してかなり抵抗を示してた輩がいたからな〜
まあそれだけ秀逸な作品てことで早く続きがくるのを待とう
純粋に続きが待ち遠しいです
>>854 アンチと厨を使い分けて執拗に荒してますね
親の敵くらいに作品に対して思ってるぽいので怖いわ
自分の見たくないものはスルーすればいいのに
他カプ否定や自演して印象悪くしようとするなんて最低だな
>>857 個人的に恨みでもあるんじゃないですか?
ここまでくるとシャレにならない
あけましておめでとうございます
新年からおかしなのが沸いてるね
無視してやり過ごしましょう
っても自分で二役演じてるんじゃアレだな
>>857 嫌いなカプがものっそマンセーされてるのが気に食わないんだろ
もし普通の感想や、他作品と似たようなレス数なら普通にスルーしてるはず
それと、連載が長引けばアンチも増える
ルルナナはマンセーされてるけど、逆にダレてスレストする事も多いしな
あけましておめでとうございます!
今年もいい作品がみれると嬉しいな
職人さん気が向いたらお願いします!
アンチの執念深さには恐れ入るな
精神年齢低すぎワロス
このアンチはちょっと粘着質な上にマジで恨みが入ってるんじゃないかって
くらい手口が卑怯だしな
こんな奴に目をつけられて職人さんも大変だ
でも俺たちは待ってるので負けないでください
神社に行ってきもいアンチは氏ねとお願いしてきたから大丈夫だよ
今年もたくさん良作をおねがいします
俺も神社で願ってきたからこのスレも平和になるさ
アンチは無視して今年も投稿よろしくお願いします
まあ荒しなんてやってる奴に幸せなんて訪れないよ
アニメも終わってるんだしマッタリ作品が投稿されるのを待ちましょうや
死ねとか物騒なこという人も消えますように
結局はアンチが消えりゃあ済む話なんだがな
過激な信者とアンチが消えればいいの
職人がいてくれさえいればいいの
自演してる奴が消えないことには何をやっても無駄
じゃあ職人さん以外書き込み禁止でええやん
煽り職人とか、自演職人とか
それはらめっ!
エレパロ職人さん以外は禁止
感想貰えないのに投下する職人はいねぇ
どんだけ職人にボランティア精神押し付けるんだ
×感想をもらえないのに投下する職人はいねぇ
○俺なら感想をもらえないのに投下はしねぇ
×どんだけ職人にボランティア精神押し付けるんだ
○どんだけ俺の思う職人にボランティア精神を押し付けるんだ
新年早々、巡回してたら面白いのみかけたので添削しといた。
femaleに分類される側はカップル論争がmale側より盛んでかつ根深いらしいんだが
この様な趣味趣向のレベルまで脳の構造上の差異って影響するものなのかね?
結構興味深い命題だよなとか言いつつ巡回終了
注意書き:
R2の5話アバン後。
カプはルルカレで、やや甘い感じ。寸止めというか、本番描写ははしょっています。
カレン視点なので苦手な人はNGにしてください。
シュナニナ等変なカプばっかり書いてきたせいか王道のエロシーンがわかりません…悪しからず。
せっかく会ったのに、制服を返しそびれてしまった。ソファに腰掛けてルルーシュの貸してくれた上着を見つめながらため息をつく。
彼はゼロとしての役割を果たしてくれた。だから信じられるはずなのだけれど、ヴィンセントのパイロットについては教えてくれない。
秘め事くらい持ちたいって…重要なことなのに。
ギアスではないって言ったけど、じゃあどうやって?まさか色仕掛け?
ルルーシュ、女性関係はどうでもよさそうだったけどでもパイロットが女性ならあの顔と話術で何とかなるのかも。
「なに百面相してるんだ?」
「うえっ!な、何で…帰ったんじゃなかったの」
彼のことで頭がいっぱいだった当人の声が突然降ってきて、動揺しすぎて変な声が出てしまった。
考え事をしていたためか気配に気づくのに遅れたのが少し恥ずかしい。
「そんなに俺の制服を匂いをかがんばかりに見つめてても仕方ないんじゃないか?どうせなら直接かいでみればいい」
ルルーシュは隣にに座っておいで、といわんばかりに手を広げた。
「人を変態みたいに言わないでよ!」
ルルーシュはくすくすと笑った。学園で私をからかってニヤニヤ笑われていた時よりは癇に障らない。
絆されてしまったのかもしれない。向こうは別にそんなこと思ってないだろうから、なんだか悔しい。
「いや、カレンはゼロが大好きなはずなのにゼロに再会したときに抱きついてこなかったなと思ってさ」
「意味がわからないんだけど」
大体私はなりふりかまわず男に抱きつくようなこと…
「扇には抱きついていたそうじゃないか」
「な…一年間檻の中で苦しんでいた兄代わりの扇さんと、私たちのことを忘れて学園でゆるゆる過ごしていたあんたとの扱いが同じなわけないじゃない」
大体、扇さんは身内のような感覚だし、男としては見てないからできることでもある。
「兄代わり、な?カレンが望むなら兄の代わりに慰めてやってもいいぞ」
「同い年の男をお兄ちゃんの代わりとか思えるわけないでしょうが、それに、あなたの妹は…」
言い返しながら思い出す。ナナリーは、ルルーシュの隣にいないんだ。あのときから、ずっと会えなくて、どこにいるかわからなくて。
「ごめん」
謝りながら、涙がこぼれた。私があの時神根島でもっと別の行動をしていたら二人は今もいっしょにいられたかもしれないのに。
ルルーシュの腕が伸びてきて、私の腕を引くと、彼の胸の中に転がり込む形になる。
「人の体温は涙に効くって、母とナナリーがよく言っていた」
私の頭を撫でながら、ルルーシュはつぶやいた。
「泣きたいの、あなたのほうじゃない」
「だが泣いているのはカレンだろ。構図は間違ってない」
「私はナナリーの代わりにも、あなたのお母さんの代わりにもなれないけど…」
ルルーシュを抱きしめてみた。体温が涙に効くならば、泣けない人にも体温は効くのではないかと思って。
「確かにナナリーとは違うな…胸元が柔らかすぎる」
人が真剣にやってることを何でちゃかすんだこの男は。
「それに、カレンの匂いがする」
耳元で言われて、体温が上がるのを感じた。
「そういう言い方しないでよ。変な気分になる」
「変なって、こういう?」
ルルーシュの手が首筋を這う。くすぐったさと何か得体の知れない感覚が走った。
「やめて…首が気持ち悪い」
手首をひねりあげてやろうかと思ったけど、このもやし男がけがでもしたら問題になる。
頬を軽くはたくため体を離そうと試みる。しかしルルーシュは離れるなといいたげに腰をつかまえにきた。
「もう少し、このままでいさせてくれてもいいじゃないか。ゼロのこと、好きなんだろう?」
なんだかなあ…そりゃ、あの時『今のはルルーシュに言ったの』とか言っちゃってゼロとルルーシュの扱いには違いがあるって思われてるんだろうけど。
「ゼロだからこうしてるわけじゃない。ルルーシュとナナリーのことを知ってて、二人がいっしょにいるのが好きだったからこうしてるの」
「………ナナリーのこと、好きだったか?」
聞き取りにくいかすかな声で、ルルーシュがつぶやく。
「好きよ。あなたが手塩にかけて可愛がっていたあの娘が好き。温かくて綺麗だと思ってる。あのころも、今も」
「そうか」
安心したようにもれた吐息に、普段は絶対にこんな風に思わないけれどなんだかかわいいと思われて、ルルーシュの背中を撫でる。
「子ども扱いするな、妹肌の癖に」
「お兄ちゃんだって甘えたいときもあるかと思って」
「俺はおまえの兄じゃないぞ」
少し声が元気そうになって、ルルーシュは腰に回した手でゆるゆると背中をなで上げる。さっきのわけのわからない感覚がよみがえる気がする。
「ねえルルーシュ、これは何?」
ルルーシュは背中から二の腕あたりにに手をずらしてきている。
「カレン、会わない間に痩せたんじゃないか?」
「二の腕をつかみながら言わないでよ。痩せたけど」
「千葉にでも料理を教えてもらったほうがいいぞ。自炊するために」
「ううう、そりゃ、レパートリーは少ないけど…って何で胸まで触ってるのよ」
「制服のサイズ落としたほうがいいんじゃないかと思ったんだが…胸はあんまり減ってないんだな」
なんなんだ。完全に女扱いされてないってこと?でも普通胸を撫で回したりしないでしょ!!
ルルーシュの手首を今度こそひねり上げる。
「痛いじゃないか」
しかし真顔である。そうっとうムカつく。
「あなたはヴィンセントのパイロットを色仕掛けで手篭めにしたりしてそういうのなんとも思わないかもしれないけど私はかまうの!」
「色仕掛け?!馬鹿なことを言うな!俺にはそういう趣味はない」
流石に焦ったように手を振り回そうとする。させないけど。
「どうだか。その顔で適当に甘い言葉でもかけてあげれば女の子はより取り見取りなんでしょ?引っ掛けてくればいいじゃない」
「待て、誤解をしている。アレは男だ、そもそもそんな見境なく女に手を出すようなことはしない」
「だっていまどうでもいいくせに私の胸触った」
「カレンのことをどうでもいいとは言ってない」
「じゃあどう思ってるのよ」
ルルーシュはためらいをみせる。
怒ってるのかしら?
「それはだな、それは」
いつものなめらかな口調が出ない。困ってるんだろうか。
ルルーシュはため息をつくと、私が彼の手をつかんでいるほうの腕に顔を近づけてきた。
…え…
腕の内側の柔らかい部分にルルーシュのくちびるが触れて、驚きのあまり手を離してしまう。
「なにするのよ」
手が自由になったことで調子に乗ったのかルルーシュは私の頭に手を伸ばし、耳から言葉を流し込んでくる。
「色仕掛けが得意そうに見えるんだろ?だったらカレンをたぶらかすさ」
ルルーシュの手は首をすべりながら胸元に降りていく。制服のボタンをはずされ、しまいこまれていた胸もとが自由になる。
ボタンを留めなおそうと手を伸ばすとその手を取られて指、指を舐めた…!?
「ルルーシュ!」
「ん、やっぱりちょっと硬いな…」
軽く歯を立ててからヤツはつぶやいた。ええええ、そりゃ一般的な女の子のごとく白魚のようななめらかで柔らかい手はしていませんよ!整備も手伝うし。
手を引っ込めるとにやっと笑われた。
なんでこんないやらしい笑いにひきつけられちゃうのかわからないんだけど、目が離せない。
「でも手自体はそんなに大きくないな…」
「それは、ルルーシュの指が長いんだと思う」
骨ばってて、大きくて。普通に男の人の手だ。
「カレンは俺の手、好きか?」
殆ど無意識のうちに思わずうなずいてしまい、恥ずかしさに頬が熱くなる。
「好きなんだ?」
「それは…好きだけど」
「俺もカレンの手は好きだよ。顔が真っ赤だ」
ルルーシュの指が頬に触れる。少し体温の低い指先が心地よくて、自然に目を瞑ってしまった。
この感触をもっと味わいたい…。そんなことを思ってしまった自分に驚いてしまう。
だって、ルルーシュなのに。
でも指はすぐに離れていってしまった。
「…あ」
「物足りない?」
なんだか悔しい。ルルーシュを軽くにらむと、面白がるように口元に笑みを刷く。
私の手を取って指をからめながら引き寄せ、はだけた胸元に顔を突っ込んできた。
「…柔らかい…」
なんだか子供のように幸せそうな声を聞いて気が抜けてしまう。
やらしかったりあどけなかったりなんなのよ!一貫性がない。
ほんとの子供だったら別にこれくらいかまわないかも知れないけど、相手は同い年の男なのよ、気にしろ私!
ルルーシュの頭を引き剥がそうとしたがいやいやと首を振りながらさらに胸に顔をうずめてくる。
吐息のせいでキャミソールの胸元がわずかに湿り、肌に沿うようにゆるく張り付く。
そこにもっと湿り気を与えるかのごとく、ルルーシュの舌が布越しに這い回り始める。
「…んっ…」
ぞくぞくと背筋に違和感が走り、吐息が漏れてしまった。
ほんとにさっきから、これはなんなのよ。くすぐったいとかともちょっと違うし。
「声、かわいいな」
そんなところで喋らないでよお。
「しゃべら…」
「喋る暇があったら舐めてほしいんだろ?」
なんだか子供をあやすような口調で、でも言ってることはおかしい、おかしいのに。
ルルーシュの手が下着を無理やりずらす。
こぼれだし、ふにふにと揉まれて形を変える乳房。
「もち肌だな…気持ちいいよ、カレン」
そんな愛しげな声出さないでよ、勘違いするじゃない…。
「ルルーシュ…あぅ」
直接舐められると、舌が触れられる瞬間の熱さと離れるときの冷たさが交互に襲ってきて、すごく、なんなのこれ?
「カレンも気持ちいいだろ?」
「わかんっない」
気持ちいいって言うの?これが?
だって普通気持ちいいのは、頭をなでてもらったり、優しく笑うのを見たりしたときに思うのに、この変な感じが?
「それとも、好きじゃないから気持ち悪いか?」
いきなり弱気にならないでよ…なんで私が罪悪感とか、抱きしめたい衝動に駆られなくちゃならないの。
「気持ち悪く、ない…から」
ううう、何でこんな恥ずかしいこと言っちゃってるの私。でも気持ち悪くはない。怖くもない。
「そうなんだ」
うれしそうな顔に、くらくらしてしまう。
絶対術中に嵌ってる、たぶらかされてるのに反抗できないってどういうことなのよ。
ルルーシュは左胸に吸い付きながら手を太ももに伸ばしてきた。
足の間にルルーシュのひざが割り込まれ、こちらの膝頭に熱がぶつかる。
こ、これって、そういう…あれだよね?
流石に、この状態になった男の子に接近するのは初めてだ。軽いパニック状態に陥ってしまう。
「や、やるの?」
とんでもないことを口に出してしまった。期待してるみたいじゃない。
「もちろん」
あまりにも自信満々に言う彼に、心臓がつかまれるように苦しくなった。
私にはもう降参することしか出来ない。
覆いかぶさってくる体に手を伸ばすことにためらいさえ感じない。
目の前にいる人が、私の感情を爆発させる鍵だと確信していた。
二人の影が、本当にひとつになるまで、その先は言葉一つ交わされなかった。
ただ、相手への感情だけが燃え上がっていた。
それでも最後まで、お互いの感情を言葉で示すことはなかった。そのときは、それさえ必要ないように思えたから。
その言葉は、結局一度も口にされることはなかった。一度たりとも
以上です。最近なんか荒れ気味ですが、職人さん頑張ってください。
>>883 カレンがらしくていいね、GJ!
そんなにルルカレ興味なかったが目覚めたかもしれないw
GJ!
エロないけど、なんだかおなかいっぱい
ごちそうさまでした
いや、具体的描写がないだけでエロやってるんだから十分すぎるほどオッケーです
>>883 GJGJ!!
この本番に入る一歩手前が一番エロく感じるんだよなぁ〜
良いルルカレでした。ありがとうございます!!
あまあまだ〜GJ
GJ!!
保管庫止まってるね
百合ものが読みたいです先生
それならカグ天とかCカグが読みたいです先生
>>892 いいね。Cカグは押したり押されたりの関係でも可愛い
C.C.が指揮をとり神楽耶が民主主義されてるのが読みたいです先生
民主主義されちゃうのかあ…南も混ざってるのかねその場合
>>891 百合ものか…
読みたい(文才あったら書いてみたい)のはアリス×ナナリーが第1希望かな
相手を思いやり、気遣い過ぎるあまり、思い切った行動を躊躇してしまうヘタレ攻めアリスと、
身体が不自由な為に出来る事が限られてしまいつつも、それに応えようとする誘い受けナナリーとか?
他は体型ネタでミレイ×シャーリーとか三人官女繋がりでCC×カレン×神楽耶とか?
百合ならカグヤ×天子かアーニャ×ナナリーかな
CC×カレンやアリス×ナナリーも見たい
スザカグ所望!
CC×カレンとか神楽耶×天子も中々いいな
>>896 こんな感じ?
ナナリーを愛したい、気持ちよくさせたい、でも親友にこんな事をしていいのか等、
色々葛藤がありながらも、覚悟完了してナナリーの服を脱がし、愛撫するアリス
ルルーシュと咲世子さん以外に、それも風呂の時ぐらいしか肌を触れられた事が無い上に、
自分でもあまり触った事が無い部分にも触れられているのに、不思議と嫌な気持ちがせず、
アリスの優しい愛撫に身体が反応するナナリー
パンツさえもびしょびしょに濡らしてしまい、まるでお漏らしでもしたかのような染みを作ってしまう
その最後の砦さえも剥ぎ取られ、ナナリーは生まれたままの姿をアリスに見られてしまう
アリス自身はナリタ戦の時、教団から脱走し、着替えさせた時にナナリーの裸を見た事はあるが、
あの時は状況が状況であり、ここまで意識して見たのはこれが初めてであった
指と舌でナナリーの感じる部分を探り当て、愛撫するアリス
異物が入った事の無い秘部を舐められ、入口に細い指が挿入され、未知の感覚に喘ぐナナリー
汚い場所に口を付けられているとナナリーは恥ずかしがるも、アリスは「ナナリーに汚いところなんて無いよ」と言う
やがて絶頂を迎え、ナナリーは潮を噴いてしまう
暫く間が空き、息が整うと、今度は自分が気持ちよくさせたいとアリスに申し出る
アリスは顔を赤らめながら頷くと、ナナリーへの愛撫で興奮していたのか、縞パンに淫らな染みが出来ていた
ぐっしょりと濡れた縞パンを脱ぎ捨て、ナナリーが愛撫しやすいように位置を調整するアリス
ナナリーもアリスが自分にやってくれたのと同じようにまずは小さな乳房に触れ、指で形と柔らかさを感じ、
唇で薄桃色の乳首に乳飲み子のように吸い付き、舌で口内で固く勃った乳首を舐め回した
ナナリーは上半身の力だけで身体を徐々にアリスの下半身の方へと移動していき、
ナナリーの目の前にアリスの秘部がある体勢になった
アリスがやってくれたのと同じように、ナナリーもアリスの秘部に口付けをし、不器用でたどたどしいものの愛撫する
ナナリーの口が秘部から溢れ出る蜜に濡れていく
アリスはナナリーが汚れるのを静止するも、ナナリーは「アリスちゃんにも汚いところは無いよ」と微笑み、愛撫を続ける
そしてアリスも絶頂を迎え、互いに力の抜けた二人は生まれたままの姿で抱き合い、口付けを交わした
ここまで即興かつ箇条書きで考えては見たんだが、時期をどうするか、ナナリーの目が見えているか否かとか
ここまで持っていくのにどう話を進めるか、最後はどうするかとかが全然まとまらねぇ…orz
長い!w
やっぱある程度の喘ぎ声とかないと、それっぽくないなぁ
…ってかエロ部分だけだったら、喘ぎ声入れればそれはそれでいけそう
導入部分と結末部分だけ完成して、
そこに無理矢理エロ押し込もそうとしてる身としては裏山
>>896 それも良いが、ナナナ版マオとのシーンを改変して陵辱風味なのも宜しいかと
人にも寄るだろうけども
カグヤとCCはリバもいけるしけっこういい組み合わせだと思う
カグヤさまの攻め好き
CCに変なことされたと勘違いしたマオに攫われたナナリー
「ルルーシュゥ。お前の妹にも同じことをしてやるよぉ?」
目の見えないナナリーのほっぺに舌を這わせるマオ
「きゃぁっ・・・や・・・やめてください」
小さい震える声で必至に訴えるナナリー
「そぉれはできないよう?
だってさぁルルーシュは僕の大事なCCを奪ったんだからね
妹の君が同じ目に遭わされたと知ったらアイツどんな顔するか・・・
考えただけでゾクゾクするからねえ」
そして、あんなことやこんなことをされちゃうナナリー
>>901 こういうことですね
分かります
オチとしてはこうなる?
どちらの場合でもナナリーにザ・リフレイン使って、衰弱しきったところをじわじわと責めて…
パターン1
マオ「……ボクは戦災に苦しむヤツラに快楽を与えてきた!
苦痛の中で生きのびるより、幸福の中での快楽こそが救いのはず!
リフレインに支配された者の主観では幸福の中での絶頂こそが救いのはずなんだ!
だからボクは! あの少女から救いを受ける権利がある!」
アリス「私にはあんたがなにを言ってるかさっぱりなんだけど
少なくとも私の主観では、あんたはナナリーを犯そうとしたレイプ魔でしかない」
パターン2
ナナリーの服を脱がそうとするマオ
すると、そこから悪夢本編通り全裸のルルーシュが現れ(中略)
他媒体と違って甘さの欠片もないルルーシュによってマオは無残にも(以下略)
そこまでの過程で、弱ったナナリーの心を読んで言葉責めしたり、どこが感じるのか探り当てて虐めるのもありかな
まあ、この場合は本編のマオでも出来る事なんだが
>>904-905 ナナリーを犯す本編マオか
そういやそういう同人誌、読んだ事あるなw
悪夢関連ではアリス×ナナリーが読みたいけど、ゼロさんに犯される奴も読んでみたいです
どんなプレイになるんだろうかwww
>>906 200年くらい生きてきた経験を活かしつつ、同姓だから感じるとこは把握済みだったりと、最強C.C.に
ルルーシュのナナリーへの執着が合わさってとんでもないことになるだろうな
一番やっかいなのはゼロさんは生身でナイトメアとやりあうくらい体力がある事だろう。ゼロさんを相手にする奴は干からびるんじゃないだろうか
>>907 それ以前にゼロさんを相手に出来る女って存在するのか?
どの女もゼロさんとヤったら女として再起不能になりそうと言うか壊されそう(最悪の場合、イくのと同時に死にそう)
咲世子さんなら何とかなるんじゃね?
>>901 いいね〜
最終回の衣装からか最近、ナナリーが陵辱されるものが好きになった
>>910 確かに
あの最終回のシュナイゼルとナナリーの格好は変なプレーの一環かと思って心底驚いた
アニメを見ていてこんなに驚いたのはこれが初だ
>>908 とりあえず自称魔王のグラマラスさんは大丈夫なはず
つーか常時合体設定だよなゼロさんとグラマラスさん
>>912 この場合、むしろ干からびしそうなのが魔王でもないルルーシュのほうだけどな…
>>899 保管庫とか見てみたんだが、百合ものでナナリーが攻めにもなる作品って無いんだな…
それだけにアリスとナナリーが互いに攻め合うのはまた新鮮な感じがした。
対等な立場でやってるというか…
完成を楽しみにしています!
アニャナナは…やるとしたらナナリーが本国にいる時〜総督時代?
それとも小説設定無視&独自設定で最終話後?
俺としてはナナリーがお忍びで農園に来て、そこで泊まる事になった際に、
アーニャと一緒にジェレミアと咲世子さんの夜の営みを見てしまう。
バレないようにドアの隙間からコッソリと見ていたが、次第に変な気分になっていき、身体が火照っていった。
同じく妙な気分になったアーニャと一緒に寝室へ行き…
こんな感じで思い浮かんだが。
>>914 一応ナナカレ書いたことあるのに・・・(寸止めだったけど)
とちょっと寂しく思った
早く糞近親相姦話が終わりますように
文章も書けないのに文句たれるバカが死に絶えますように
物乞い近親相姦厨が黙りますように
すげー粘着ぶりだな
どうせ過去に投下してあんまGJ貰えなかったヤツじゃねーのか(ルルナナ以外でね)
自分の好きカプがあんま投下されなくてイライラして、
そのくせ嫌カプのSSが称賛されるのがよっぽど気に食わないんだな
自分で好きカプのSS書いて投下すれば?
粘着してる奴が何言ってもスルー推奨
クズに何言っても言葉は通じないよ
まあ、文句言う奴しねってのは、ルルナナに限らずどんなカプでも同じだがw
>>915 ごめん。
エロ有りでと入れておけばよかったな…
そういやゼロさんの話題が出てたけど、ゼロさんのアレのサイズってどれぐらいなんだろうか?
個人的にはとてつもなく巨大(ナナリー、アリス、神楽耶辺りはサイズが合わず挿入不可)で、
どす黒く禍々しくグロテスク(黒光りしたアーマーみたく)なものというイメージが…
自分は近親相姦は好きではなかったけど、ここに投下されたものにはハァハァだけじゃなく、
最終回を思い出してついつい感動して泣いてしまったよ。
なのでルルナナの職人さんの次の作品がとても楽しみです。
俺もルルナナに興味が無かったけど最終回効果とエロも良いが
ここのは泣けるんだよね
次で最後だろうけど早く見たい
早くルルシャリこないかな
みるくなのかなあこれ・・・うっぜ・・・
本性はカプ厨だったのー!?
ってかんじで目からウロコなんだが
そうこうつきあってる間にもう900超したのな
>>922 それ誰も入らないような気がする・・・。何か小細工でもしないかぎり一回入れただけで確実に裂けるな
黒光りしたアーマーという表現にエイリアンの頭部を思い出した
>>928 太さも長さも固さも自由自在に変えられて、さながら触手のように(ry
もしくは先端部がエイリアンの頭部みたいな形状になっていたりとか、
アーマーやマスク同様に、所々にラインが入っててそれが紫色に光るとか、
あるいはマーラ様みたいな形状で、独自の意思を持っていたりとか…
悪夢の世界観とゼロさんのキャラだと何でもありでもいけそうだなw
セクースして大きさが合わずに裂けてしまったり、壊してしまったりというのも興味はあるが…
下手すれば猟奇的な感じもするのでやばそうだな
ずっともしやと思ってはいたが、やはりあの悪名高いみるくか…〉荒らし
リアル基地外がここに…
百合と言えば、なぜかラクシャータ×ニーナという謎CPを思いついてしまった。
ニーナは確定として、ラクシャータもなぜか百合、しかも攻めとしか思えなかったり
ラクセシとかラクCとかラクカグもいいやねw
ラクシャータ本命は個人的にはちゃんづけされてたラクカレかと思っているが
ラクシャータはいいが口調が独特すぎるから書く時に難しそうだ
ラクシャータとか需要ないよ!
書きたい人が書きたいものを書くだけだってば
早くルルシャリ書いてくればー?
ロイドでもいいんだがな。どちらもお医者さんプレイができる
中を見るための器具やら縛る道具とか沢山あるし、医療用道具はどれも別の用途に使える
百合まだですか?
アリス×ナナリーみてぇ
>>933 ラク姉ってかなりカレンのこと気に入ってそうだw
でもラクセシとか大人っぽくていいなw
この際皆でネタ出し合ってみるってのはどうよ?
前の方でアリス×ナナリーでネタ考えてる人も、話作りに難航してるみたいだし、
ここで何かネタとして使えそうな話題とかストーリー案とか出してみれば、読みたいカプのSS書いてくれるかもよ?
ルルシャリでもゼロさん攻めでもロイドさんorラクシャータさんによるお医者さんプレイでも何でも
>ID:ssly9Ud4
UZEEEEEEEEE!!!
>>940 ナナリーが学校でいじめられっこにエロイいじめを受けているところを
アリスに助けられてそのままお互いを求め合うてな感じ?
三人官女でキャッキャウフフもいいな
C.C.カグヤに風呂場で胸が大きいことをいじられるカレンとか
カレンもたまに戦闘バージョンは攻めてみてほしいね
イジラレばかりもなんだしなw
捕まっても「はじけろブリタニァアア!」ってゴッドハンド手コキでブリ兵をやっつけたりww
マオでナナリー号館もの考えてる奴ら
忘れてないか?ナナリーも触った奴の心を読める事を!
ナナリーにやらしい思考の嵐を送り込む事も可能なんだぜ?
マオもいいけどシュナイゼル×ナナリーとかも読んでみたい気がする
が、シュナイゼルってガチホモなんだっけか
ロイドさんだとあんまし性欲無さそうなのがネックだよな…
「概念は知ってる」発言からすると童貞っぽい気が…
この場合はラク姉の方がノリノリでやりそうだなw
>>942 もうちょっと深く突っ込んでみると、学校でエカテリーナやその取り巻きに性的な虐めを受けているナナリー
車椅子から降ろされ、腕も縛られ服もはだけてパンツも下ろされた姿で責められている
しかもイきそうになったら責めを止めてしまうのでイかせてもらえない
そこにアリスが駆けつけて、いつものようにやっつける
でも、散々苛め抜かれたナナリーは身体が疼くのを止める事が出来ず、苦しそうにしている
それを鎮めるためにアリスがナナリーをイかせてあげるとか?
そして、そのままお互いを求め合うって感じ?
>>946 別にガチホモでもなかったと思う
ただ単に性別にも執着が無いだけで(男女の違いを「付いているかいないか」で区別してるぐらいだし)
>>946 ピクドラだと両方いけそうな感じだったな
性別にこだわりは無さそう
>>947 エカテリーナやその取り巻きにねちねち虐められる展開はいいな
カレン攻め見たいな
>>947 動く事も抵抗する事も出来ずに、なす術も無くネチネチと虐められるってのは結構いいなw
その上イかせて貰えず、辛くなっていくのもなかなか…
やっぱアリスがナナリーを愛撫する際は
「こっ、これはナナリーを楽にするためであって、決して楽しんでるわけじゃ…」
と、理性を総動員させながらも、身体の方は正直なもので、
愛撫する度にナナリーが喘ぎ、よがる様を見ているうちにアリス自身も興奮してパンツの中を濡らしてしまう
そして、ナナリーを愛撫するのと同時に自分もオナニーしてしまうとか?
過去スレにもあったネタだが、ナナナ版ロロとのシーンを改変したら、こんな風になるんだろうか?
処刑の直前にナナリーやアリスを陵辱するロロ
ジ・アイスの効果で時を止めて、その間やりたい放題
時間が動いてても、時を止めてる間に自由を奪っておいて、じっくりネチネチと楽しむとか?
自分で書けばいいだろ
それよりそろそろ次スレ立てたほうがいいのか?
>>948 二期SE6巻でも拘らなさそうだったなシュナイゼルはw
シュナイゼルの口説きポエムきくと性別はもちろん
種別にも拘りなさそうじゃないか?
金色の毛に被われたて何の動物w
ジェ「ここはSEネタを膨らませ、単車マンジェレミアの強化版、
お手伝いマン咲世子と合体してストロングジェレミアという
古式ゆかしい特撮ネタを!
もちろん合体はエロパロ板的に全力で!」
咲世子「……ストロングザボーガーとかわかる世代が限定されすぎです。
あとお手伝い”マン”って何ですか」
アーニャ「……最初に突っ込むところそっちなの?」
シュナイゼルからゼロがルルーシュであると告げられ、仲間にならないかと説得されるナナリー。
迷っていると、「じゃあ私が気持ちいいことを教えてあげよう」とあんなことやこんなことをされ洗脳完了。
終わった後にダメ押しで「ルルーシュとの戦いに勝ったらもっと気持ちいいことを教えてあげる」と約束。
だが、それはシュナイゼルの巧妙な罠だった。
こんな感じのを妄想したことはあるが、筆力がないっす。
>>955 お前のせいでジェレ咲世エロ読みたくなたー
自分ででも書きたいが如何せん時間が無くて泣ける
>>954 初めて聴いた時、シュナイゼル攻めの獣姦かと思ってしまった俺惨状…orz
性別どころか種別にまで執着が無いのも人としてどうかと思うので、ここでは普通に女とやって下さい
最近アリナナ流行ってきたなw
俺も読んでみたいけど
>>958 こんなん?
ナナリー様のお世話や、スザ……ゼロ様へお仕えする日々の合い間を縫って、
久しぶりにランペルージ農園に戻る時間を捻出できました。
激変する世界の中、この農園だけは、自然の営みに任せたゆるやかな時間が
流れているかのようです。
最近ようやくなついてくれるようになったアーニャに、ナナリー様やジノ様
からのお土産を渡し、一緒に台所でお茶を楽しみます。
久しぶりの贅沢な時間です。ようやく帰って来れた、という実感が湧きました。
夕方には街まで農産物を出荷しに出かけていたジェレミア卿も戻られて、
3人で楽しく夕食を囲むことができました。
全く血のつながりない、家族、というのもちょっと異なる不思議な関係。
でも、私たち3人のつながりを表す言葉としては、家族というのが一番
相応しいのでしょうか。
夜も更けた頃、お風呂上りに食堂を通りかかると、火の気のない暗い窓際で、
ジェレミア卿が一人身じろぎもせずに佇んでいました。
「ジェレミア卿、ジェレミア卿?」
そっと声をかけても、全く反応せず、ただ視線を夜空に向けたままです。
……ああ、また思い出しているのですね。
最初は改造された部分の不具合かと心配したこともあったのですが、
彼は時々、深い追憶の中に沈みこむことがあります。
スザ……ゼロ様とともに、あの方の最も近くでお仕えしてきたのですから、
色々と思うところはあるのでしょう。
普段はアーニャの前ということもあって、快活な姿を崩しませんが、
時折一人になると、堪えきれなくなる時もありましょう。
私にも、わかりますから。
私の目線より高い肩に手をかけ、やわらかく揺さぶります。
「ジェレミア様、ジェレミア様」
何度か呼びかけると、ようやくこちらの様子に気づいたようです。
「……お、おお。すまぬ咲世子。少々ぼーっとしていたようだ。
夕食があまりに美味なものでな、食べ過ぎてしまったせいかな。
はははは……」
相変わらず下手な嘘をつく唇を指先で閉ざして、
首に手を掛け、胸元まで引き寄せます。
背が高いのは良いのですが、身長差が20p以上あると、
こういうときにちょっと不便です。
「久しぶりに帰ってこれたのですから、私の前でまで強がらないでください」
「……咲世子」
ジェレミア様の両腕がゆっくりと、でも力強く私を抱きしめます。
この包み込まれるような感触にも慣れ、心地よさを感じるようになったのは、
果たしていつ頃からだったでしょうか。
ちょっと不器用な抱擁。
でも、それ言えばあなた自身の生き方が一番不器用ですわね。
それをこんなやり方でしか慰められない私も。
御免なさいアーニャ。今日は私にジェレミア様を独り占めさせてくださいね。
お風呂上りで良かった、などと頭の隅で思ったのは、
メイドとしては横着なのでしょうか。
(...続きは(ry 全力でオレンジオレンジ(ry
オレンジオレンジオレンジオレンジ
>>959 GJ!
オレンジオレンジオレンジ・・・・オレ・・オレンジッジジジッツ
>>963GJ!
>>905 そういやリフレイン中は幸せな記憶がループし続けるけど、その間の性的快楽はどうなるんだろ?
それも増幅されるのか、愛撫したところで別に何も感じないのか
まあ、悪夢版マオとのシーンを改変してナナリー相手に陵辱風味やろうとして、
悪夢版マオがナナリーの胸から生えてきたゼロさん(ルルーシュ&C.C.)に陵辱されるのも面白そうだがw
967 :
957:2009/01/08(木) 21:55:31 ID:ar6MNhgo
>>959GJGJGJー!!
オレンジオレンジオレンジオレ(ry
そうやってすぐ文章に出来る才能羨ましいぜ…
>>963乙!
オレンジオレンジオレンジオレンジオレンジオレンジオレンジオレンジオレンジオレンジ
>>966 こう考えるんだ
マオによるナナリー陵辱が前編。さぁ因子ゲットだぜ、という所でゼロ出てきて今度はマオが陵辱されるのが後編だと…
>>969 一粒で二度美味しいじゃないか。
ゼロさんのが触手のように蠢いたり膨張したりしてマオを甚振るんですね、分かります。
>>970 ワロタwww
つーかこのスレにおいてゼロさんのは人外レベルで決定なんだなwwwww
ゼロさんのハドロン砲が火を噴くのが目に浮かぶようだ…
他キャラ含めてイメージ的にはこんな感じか?
VV:豆鉄砲
ルルーシュ、玉城、テンさん:デリンジャー
シュナイゼル、リヴァル、ロイド、マオ(本編):ニューナンブ
ジノ:デザートイーグル
スザク:44マグナム
ビスマルク:グレネードランチャー
ロロ、オデュッセウス:バズーカ
シャルル:アームストロング砲
ゼロさん(悪夢):シュタルクハドロン砲
全力で
>>1乙
オレンジ農園のポンジュース飲みたいだす!
>>971 ルルーシュのはウィンチェスターだと思う
ただし単発式
>>966 麻薬類は有名な催淫剤でもある。
というか現在、数ある媚薬の内、確実に催淫効果が認められるのは麻薬だけともいわれる。
>>976 でも悪夢マオのは麻薬じゃなく、相手のシナプスサーキットを弄る事で
麻薬(リフレイン)と同じ効果を得る能力だからな…
このスレ的には催淫効果あっていいけど
というか無いと困るw
悪夢版マオがゼロさんに陵辱された後、催淫効果くらってるナナリーはどうしよう…?
1:ゼロさん(但し人格・肉体共にCC)が慰める
2:アリスが慰める
>>969-970>>977 更に追加されたなw
前編:
マオによるナナリー陵辱
リフレインで弱らせて、催淫効果を与えてじっくりネチネチとナナリーを甚振る
ナナリーの方は劇中通り、過去の事を夢に見つつも、身体の方はいつも異常に敏感に責めを感じている
そしてイかされ、マオが「さあ因子ゲットだぜ」という所で…
中編:
脱がされたナナリーの胸からゼロさん登場!
ゼロさんのハドロン砲が火を噴くぜ!
触手の如く蠢いたり膨張したり、挙句の果てに鋼鉄のように硬くなるゼロさんのグロテスクなハドロン砲と、
ゼロさんの中のCCの持つ、女を熟知した責め・愛撫により、マオ散華
後編その1:
マオに対し、好き放題したゼロさん
だが、マオを撃退した事でザ・リフレインの効果は弱まり、廃人になる危機も去ったはずなのに、
ナナリーの身体の疼きは止まらない
そこでCCは、よがり苦しむナナリーを助けるために、ナナリーを愛撫する
流石にゼロさんの中にいるルルーシュの手前、極端な真似は出来ないが
後編その2:
マオの消滅を目の当たりにしたアリス
ナナリーを抱きかかえ、自分がナナリーを守ると決意する
しかし、ザ・リフレインの後遺症で、催淫効果がナナリーを蝕んでいた
そこでアリスは、よがり苦しむナナリーを助けるために、ナナリーを愛撫する事にした
最初は親友、それも同性相手にHする事に罪悪感と葛藤に苛まれていたが、
ナナリーを助けるために意を決して指や舌で愛撫していく
でも、ザ・リフレインの後遺症で翌日にはナナリーからその時の記憶は無くなっていた
新たにこんなのが頭に浮かんだ
ゼロさんの主砲から放たれたほとばしるC.C.細胞でマオいろんな意味で昇天ですね
今月号のアニメディアの表紙のルルーシュとナナリーがお揃いの石でできたアクセサリーを身に着けているのに萌えた
すみません、後編に関しては選択式でお願いします
わかると思うけど、シチュ的に両立や3Pは無理なんで
そういや3P以上も少ないな
>>978 すげぇ…
ゼロさんのハドロン砲が火を噴くぜ!フイタwwwww
俺に文才や執筆力があればこれもSS化してるのに…
どうにも悪夢関連はこういうネタの段階でも十二分にエロく萌えたり想像力を掻き立てるのが多いから困るw
そしてこれらがSS化したらと思うと…
ゼロさんのハドロン砲から放たれる、高密度に濃縮されたCC細胞と、ゼロさんの巧みなテクニックで、
悪夢マオが幸福の中で昇天するのが目に浮かぶようだ
>>983 後編に関してはどっちもおいしいけど、欲を言えば2がいいかな
>>978 おもしれぇ
いじめっ子達に陵辱されているところをアリスが助ける展開も捨てがたい
もしゼロさんのがポークビッツみたいなのだったら…
埋め
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テスト
おっしまだ生きてる、ということで
埋めネタ
元ネタはCLAMPの画集の描き下ろしのスザクとC.C.から
エロの直接描写はなし
ルルーシュ死亡なのでご注意
スザクが部屋に戻ると、そこには招かれざる客がいた。扉を開ける気配に彼女が振り返る。
「不在の間に入り込むなんて、遠慮がないね」
「鍵が開いていたんだ、何が悪い」
この宮殿に出入りする者で、興味本位で彼の部屋に入ろうとする人間はいない。
なぜなら皆、皇帝ルルーシュの命令でのみ動くという彼のギアスにかかっているのだから。
「明日からの服を持ってきてやった。お前のセンスは見てるほうが気の毒になるぐらい最悪だから。感謝しろよ」
言われてクローゼットを開けると、確かに様々な服が掛けられていた。潜伏する為、
行き交う人へ注意を与えないように地味な、しかし多少は多様性を求められる服。
「――――ありがとう」
彼は満足して微笑みを浮かべた。あとはこれに、ゼロの衣装があればいい。
スザクはクローゼットを開けたまま、内戸の鏡の反射で背後の彼女の様子を見やった。
初めて彼の部屋を訪れたC.C.はベッドの上で膝を抱えてじっと座っている。
彼女の服は最近新調したらしい、皇帝の衣装や自分のものと同じ趣向を凝らした黒いドレス。
以前は不思議な白い拘束着を着ていて、そんな彼女にセンスの善し悪しを言われる自分は、
どれほどその方面に疎いように見られていたのだろう。
そう疑問を浮かべた時、ちょうど鏡越しに彼女と目が合った。
気付かなかったふりをしてパタンとクローゼットを閉じる。
「何か他に用かい?」
座ったまま部屋を出ようとしないC.C.にスザクは訊ねた。彼が今腰掛けたのは文机の椅子で、
ベッドの上の彼女とは微妙な距離を保っている。
――彼ら二人の間には、ルルーシュがいなければならない。
ささやかな衣擦れの音とともに、C.C.はぎゅっと膝を抱える手を強めた。
派手な衣装で小さく座り込んでいるのは何か滑稽だったが、これが今の自分たちの本当の姿だ。
「ルルーシュが、眠らないんだ」
彼女は小さな、けれど他に無音のこの部屋ではちょうど良い声で話し出す。
「一緒に眠りについても、一時間もせずに起きてしまう。うなされて起きるんだ。
死が一歩一歩近づく恐怖、その瞬間に開く冥府への扉、そして死後に全否定される自分……」
そこまで言って、C.C.は寂しげに首をかしげた。口元には薄く遣る瀬ない笑みがある。
「もう駄目かもしれない。食事もほとんど摂らないんだ。あいつは不摂生でぼろぼろの体を、
なんとか精神力で保たせている。今は周りに私達もいるしな。けれどお前が明日去って、私も去れば、
傍にいてやれるのはジェレミアだけだ」
彼の体に緊張が走った。わかってはいたことだった。スザクは膝の上で右手を握りしめた。時間がない。
「計画は、前倒しかい?」
「ああ、来月の謁見集会は行うよ。ジェレミアと私で説得する」
C.C.は腰のベルトをいじりだした。物憂げな視線をそれに落として、独り言のように喋る。
「……もっと時期を置いて、ゼロレクイエムの後に禍根となるかもしれない、
粛正しておける者達を片付けておきたかった。それに、あいつの生きる時間もなるべく延ばしてやりたかった」
長く連れ添った男の死を、離れた場所で見送ろうとする彼女の、強さも弱さも彼にはわからない。
ユーフェミアとの別れは突然すぎて、嘆きは憎しみへと一瞬で昇華した。今残っているのは、
周囲の追随を許さなかった彼女の行動力と、最期まで人々の為を思った慈母のような優しさへの畏敬の念。
前皇帝を滅ぼした今、もう会えることはない。
そう遠く想いを馳せているスザクを、C.C.は真っすぐに見上げた。
「……そしてお前の、最後の自由を遂げさせたかった」
「はは、君にそれを言われるなんてね」
もう諦めていたことだ。スザクはそう笑った。もともと自分には自由なんて存在しなかったように思う。
厳格な父親の元で育った時代も、日本の行く末を案じて自らの手を彼の血に染めてからの人生も、そして今も。
いつも何かに囚われていた。罪、義務、正義。これからは、この国というものに永遠に囚われる。
「自由か……」
憧れた言葉。けれど一瞬の自由よりも、彼には大事なものがある。
彼ら兄妹と過ごした幼い日々。学園で得た友人や仲間との様々な出来事。お転婆な姫君。
それらの思い出は、彼にとってまやかしのような存在である自由よりも、尊くて愛おしい。
愛……、愛ね。
「ねぇ」
スザクは顎に手をやってC.C.に訊ねた。以前から不思議だったこと。
「君は、俺が憎くはないの?」
「っ!」
彼の言葉に、身を大きく乗り出してCCはスザクを振り仰いだ。
言葉に詰まるその唇は、細かく震えながら開きかけ、しかしすぐに引き結ばれる。
言い返さない彼女に、スザクはこの機会にと言いたいと思っていた事を畳み掛けた。
「愛してるんだろう、ルルーシュを。本当はどうしても守りたいんだろう? 君なら出来るはずなんだ」
どちらのものかわからない気管を空気が流れる音が、雑音のようにヒュウと響く。
震える彼女を見つめる彼の目には冷徹な光が宿っていた。
コードを継ぐ不老不死の女。ルルーシュの恋人、その共犯者。
肝心な事はいつも言わない奴なんだ、とルルーシュは呆れて言っていた。その彼も、再来週、自分が。
「でも俺はルルーシュの命を奪う。これは彼の望みであり、この世界の明日の為」
C.C.は聞きたくはないというように、耳を塞いでいやいやと首を振った。揺れる彼女の瞳からは涙が溢れた。
「……だから、君の望みは叶わない」
「ちがう!」
彼女の絶叫が部屋中に反響する。とめどなく流れ続ける涙はぽたぽたとシーツを濡らした。
それを見て、スザクの中にも僅かな後悔の念が湧く。
「……泣かないでよ。そんなに強く言うつもりはなかった」
「ちがう、ちがうんだ。私の気持ちは……」
彼女は手の甲で涙を拭った。肌の湿り気に髪の毛が絡みつき、彼女の顔には影を作る。
そこから覗くぼんやりとした二つの瞳。薄く紅い唇が動き始める。
「私が欲しかったのはお前なんだよ、スザク」
そう言い切った彼女の言葉にスザクは耳を疑った。
「な……」
なにを言っているのだ? 続けようとした彼の問いかけは、彼女の言葉に呑まれた。
「何故、私がお前と契約を交わさなかったのか、考えた事はあるか?」
C.C.はベッドの上を膝立ちで進み、スザクへと近づこうとする。ゆらゆらと距離を縮める彼女に、彼は息を呑む。
「あるわけない……俺は……」
「私が契約した相手はこれまで、力を持て余し暴走して破滅するか、死ぬかのどちらかだった」
ベッドカバーは惨めに依れて、彼女の周りに徐々に波を作る。
「これでも結構堪えているんだよ」
永い時の呪縛を含ませる声音でC.C.は咽喉を鳴らした。
「シンジュクゲットーでお前達に出会った時、お前と契約することも出来た。
契約すれば、お前のことだ。身内に銃で撃たれることもなかっただろう。――でも私はお前を選ばなかった」
彼女は寝台のへりに腰掛け、二三歩歩けば彼に手が届きそうな場所にいる。その表情には憂い。
「お前をギアスの虜にしたくはなかったから」
まぁ、ルルーシュのギアスにはかかってしまったけどな。と彼女は寂しげに笑った。
しかし今気付いたような顔をして、今ならギアスキャンセラーのジェレミアもいるか、とぽんと手を打つ。
そして彼女は伸びをするように姿勢を直した。橙色をした深い色の瞳で彼を見る。
「叶うなら一人の人間として、お前と接したかった」
「…………あの時、君とは初対面だったじゃないか。なのに、どうしてそこまで……」
「ちがうんだよ!」
そう呟いたスザクに、C.C.は大きく声をあげ、彼女の表情が急に華やいだ。
今までの暗い表情からは一変し、彼を眩しそうに見つめる。こんな彼女は見たことがなかった。
「私は一度、マリアンヌに言われて戦前の日本に来た。その時、神社の裏の森でお前を見て何かを感じたんだ」
C.C.は両手を組んで、その胸に押しつけた。
瞼を緩く閉じて微笑みを浮かべるその姿は、幼い少女が夢見るような仕草で。
「長い間生きていたら勘も冴える。一瞬でわかるんだ、失いたくない人だと」
――彼にも予感がした。彼女はこの告白のために今ここにいる。
「だから、私はルルーシュと契約した。お前と因縁の深い男。
ブリタニアに反逆しようとする日本に捨てられたはずの皇子と。
もしかしたら、ギアスで身を滅ぼすかもしれない少年……、でも私のコードを引き継いでくれるかもしれない……。
私を不死の呪縛から解き放つ力を持つ鍵。――そして私たちは共犯者になった」
ゆっくりと目を開けて、彼女はスザクへと手を伸ばした。彼に手を取れというように。
彼は目の前に差し出された指先を、微動だにせず茫然と見つめた。
「その中には、知らない間に、俺も組み込まれていたというのか……」
頷くように彼女の細い指が折り畳まれ、その手は彼の目線と虚空を捉える。
「あいつの望みは自らの死でゼロレクイエムを完遂すること。それは私たちの最終目的と同義だ」
言葉と共に力なく下ろされた彼女の手は波打つベッドカバーに触れる。
「私の選択は間違っていなかった。自らの望みを達する見込みのある者と契約したこと。
その間あいつの手足となって黒の騎士団で行動したこと。思考エレベーターでシャルルの手を拒んだこと」
彼女が元凶。そのフレーズが頭をよぎって、彼は歯を食い縛った。
「君は……後悔なんてしていない、と」
「ああ、そうだ」
彼女が立ち上がり、スザクは思わず顔を背けた。今の彼の顔はひどい表情をしているに違いない。
狭まった視界の端で、C.C.が動く。
「お前を守ることができたから」
気配が近づく。後ろから、しゃらんという音と共に首に両手を回される。
「あいつを愛してるなんて、言えない」
そういいながら彼の髪に、ふわりと顔を埋める。知らない香りが彼を包みこんだ。
驚きその手を振りほどくことができないでいる彼に、彼女は卵を温める親鳥のように擦り寄る。
「私はあいつと共にいたことで、希望と、人の温かさを取り戻した。あいつは真剣に私を求めてくれた」
その腕の力が強まり嗚咽が彼の背を揺らす。はっとして彼は顔を上げた。
「一瞬の身代わりに、というだけの理由であいつを選んだ私を」
彼の魂をゆさぶるのは、すがりつき、しゃくりあげる彼女の声。
「律儀な魔王! なのに私は……」
熱いものが彼のうなじを伝う。彼女は泣いていた。
「こんな嘘だらけの私が、あいつも愛したなんて言えない」
「君は……」
これが、愛ではなくて何だと言うのだ。疑うべくもない、彼女は。
先ほど狼狽えた自分を愚かに思う。スザクは怯えたのだ。彼女の愛という免罪符が失われたと思ったから。
一人でも、ルルーシュの理解者が、ルルーシュを愛してやれる者がいれば、彼は孤独ではない。
そうすれば彼の死は孤独ではなくなる。それは彼の命の灯し火を消す自分への、ただ一つの免罪符。
彼の無言の問いかけに、C.C.は今度は否定しなかった。
「私たちの命は、彼の命」
そう続ける彼女の声に、もう迷いの色はない。彼を抱きしめる彼女の腕の、温かさを感じる。
服の金具がまた鳴る。体の奥まで響きそうなその音は、心にこだまするように滲みゆく。
「だから、生きて、生きて、生き続ける」
これは言霊だ。
「――――共に、堕ちてくれるのか」
スザクは確かめたかった。
ルルーシュだけでなく自分も愛してくれるという彼女が、自分と同じ苦しみを共有してくれるのか。
そうだとしたら、彼女の苦しみも分け合いたい。そう思った。
そして恐る恐る彼女の腕に触れた彼の手に、しっとりとした指が絡められる。優しい声音が耳をすぎた。
「お前と、一緒なら」
「何だって?」
「言ったろう、あいつの本当の名前だ」
「それはわかるよ。でもそれを何故俺に?」
「俺が死んだら、あいつの名前を知る人間が誰もいなくなる。それは、悲しい事だろう?」
前日の出来事だった。呼び出されて告げられたのは、その事。
無茶苦茶な彼の要求にスザクは苦笑する。
「後のことは、本当に俺に押しつけるんだね。彼女のことも、ナナリーのことも」
「他に任せられる人間がいないからな」
ルルーシュは小さく吹き出して笑った。青白いその顔に僅かに色が入る。
「あいつは、この世界で生き続けると言ってくれた。だからそれまで、よろしく頼んだぞ」
ルルーシュの情を彼女は知らない。彼に捧げたはずの名前を再び耳にするなんて、きっと予想だにしないだろう。
彼女を裏切ることになる彼の想いは、彼女の歪んだ愛の形を裏づけている。
「俺もルルーシュも、最後に抱いた女性は君ということになるのかな」
「そうなのか? 別に私はこれから酒池肉林をして貰っても構わないが」
まだ熱の残る身体をくっつけながら、二人は暗闇に紛れて喋っていた。
彼女の言葉にスザクは困ったように笑う。しかし彼の腕の中から見上げるその目は真剣そのものだ。
「そんな俺たちじゃないってこと、わかっているくせに」
「ふ……、どいつもこいつも、律儀な男どもだ」
それ以上は彼女も言わなかった。小さな笑い声が彼をくすぐる。静かな時間がまどろみを誘う。
「ああ、そうだ。私からも言っておく」
一度閉じかけた双眸を再び開き、彼女は言った。あいつも言うはずだと思うが……と言葉を続ける。
「あいつの死体は灰も残さずに焼いてくれ」
「なぜ……?」
「後の馬鹿どもが遺伝子をいじくりだしたら……、それをあいつは危惧している。
あいつはな、シャルルとマリアンヌの流れを汲む狂気の血筋は、
次代に受け継がれるべきものではないと考えているよ」
ここまで徹底的だと、いっそすがすがしい。本当に嫌いなんだなぁ。スザクは唸った。
そういえばゼロレクイエムまでの間、子供をもうけたりはしないのか、とルルーシュに訊ねた時、
思い切り睨まれたことを思い出した。
「……でも、ナナリーは?」
「まさか、そこまで押しつけられないだろう。くれぐれも彼女に言うなよ。ああ、でも……もしかしたら……」
「……?」
言いよどんだ彼女が小さく首を振る。
「なんでもない。僅かな可能性を考えてみただけだ」
そう言って彼女は何度か瞬きをして目を閉じる。
そしておやすみ、と唇が動く様子を見終えると、彼も瞳を閉じた。
彼が皇帝ルルーシュを喪ったこの宮殿に再び戻ってきた時、やはり彼女の姿は無かった。
残されていたのはゼロ宛ての一通の置き手紙。
『ちょっとそこまで行ってくる。お前の分まで自由を謳歌してくるから』
簡潔な文章の下には、SNOWという一つの単語、それだけだった。
パスワードを要求されるモニタに、S・N・O・W と打ち込むと、ディスプレイに映し出される世界地図。
そこには一筆書きの線をなす無数の点が存在する。
もし書き始めを辿ろうとすれば、それはフランスとドイツの国境付近、ストラスブールから始まる事がわかるだろう。
彼女の行く先は、ダモクレスを太陽に打ち落とした際、同時に打ち上げた人口衛星によって、
GPSシステムが4時間毎に追っている。
あの人工衛星が機能し始めた時、彼女はそこにいたのだ。
一年と95日、彼女が辿った足跡を刻み続けてきた。今、その一番新しい一点がきらめく。
南太平洋を北上するその航路は、ここに向かっていた。彼女が使ったクレジットカードの履歴から、
シドニー発の便に搭乗する予定だということはわかっていた。順調らしい。
あと5時間。彼女は真っすぐにここへ来るだろう。そしてこの部屋の前に立ち、扉を開ける。
そうしたら彼女へ彼は言うのだ。おかえり、と。
彼女は笑うだろうか、日に焼けることのなくなった彼の生白い顔を。
愛おしんでくれるだろうか、筋肉の落ちた彼の細い体を。
でも、一番に願っているのは。
ゼロレクイエムの結末、いや、あの別れの日から、ずっと焦がれ続けていた。本当の彼の名前。
彼女が呼んでくれさえすれば、それだけでいい。
それだけでこの仮面越しのモノトーンの世界が鮮やかな彩りに溢れる。
彼はそれを想像して身を震わせた。あと、もう少し。
そして、自分もまた彼女の本当の名前を呼ぼう。この世で彼のみが知る名前を。
「おかえり、――――」
F I N
お目汚し失礼しました。
このままさくっと次スレへ参りましょう。
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。