乙
4 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 16:25:39 ID:KKHxjcB0
Part2キター
>>1 相談もなしに勝手に立ててんじゃねえよこの早漏野郎が
ペルソナ3の分も含まれるから実質このスレで7スレ目だ
あとスレタイもいい加減だ
出直してこい
6 :
うぎゃあ:2008/08/19(火) 17:46:55 ID:KKHxjcB0
このスレどする?
問題ないのにどうするも何もないだろ
このスレを立てた者だが、前スレがあと2KBしか容量がなかったんで立てた。
余計なことしたなら謝る。削除依頼出してほしい。
いちいち立て直す程の事じゃない
流れも早いし次立てる時に直せばいいよ
11 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 19:46:00 ID:KKHxjcB0
>>6
でいらんこと書いたな
スマソ
@乙
今言うのもなんだが次スレはこうなるのか?
【P4】 ペルソナ3とペルソナ4でエロパロ Part8
ま、とにかく・・・
>>1オツ
>>12 まあどうせ次スレ立てる輩がpart3にしちゃうんだろうけどね
>>1乙
14 :
前スレ850:2008/08/20(水) 06:05:16 ID:cvVLxF9o
投下しやすい雰囲気づくりって大事だと思うんだが……まあいいや。
場違いすまんかった。
さらば!
あ、トラエストしちゃった
まあスレの始まりはだいたいこんなもんだ
tes
18 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 09:35:50 ID:82l3xbSo
八十神高校が私立なのかどうなのか悩みどころだ・・・
あんだけ自由気ままな先生方が集まる学校は、おそらく私立
ペルソナシリーズはキワモノ講師が多いからなw
3に出ていた怪しい(性的な意味でなく)養護教師は最高でした
23 :
柏木×完二1:2008/08/20(水) 14:55:45 ID:2x6Tr63W
需要があるかわからんが、柏木×完二?書いてみたので投下。
−−−−
「あ〜めんどくせ。何で俺がプリント運ばにゃならねんだ…ったく」
放課後の校内を、ぶつぶつと愚痴をこぼしながら歩く完二。
手には「実験レポート」と書かれた大量のプリントをかかえている。
「こーいうのはクラス委員がやる仕事だろうが」
ただプリントを提出しに行くだけならば、ここまで憂鬱にはならなかっただろう。問題は、それを渡す教師にあった。
――柏木。あの教師に似つかわしいナリの、柏木典子だ。
文化祭後の、あの出来事を未だに引きずっている完二は、気まずくて仕方がなかったのだ。
「ウッス、か、柏木ー…先生、いねっすか?」
「柏木先生?先生なら、理科室にいらっしゃるんじゃないか?」
「そ、そすか…」
職員室にいた教師らは、完二の姿を見て、一瞬眉をひそめた。
相変わらず学校内では問題児扱いされているらしい。
「ちーっす。柏木ー…せんせー」
理科室を見回してみたが、柏木どころか人っ子一人いない。
完二は舌打ちをし、教室の奥にある理科準備室の扉を開けた。
「…んだよ、いねーじゃねーか。あのセン公、デマ教えやがったな!」
「あら、何かご用かしら?」
「ハウッ!?」
後ろを振り向くと、相変わらず派手な格好をした柏木が不思議そうな表情で立っていた。
手には缶コーヒーを持っている。購買にでも行っていたのだろう。
「あっ、あのプリント…」
「んふ、ご苦労様」
さっさと帰ろう、今日はテレビに入る日だし…
完二は早々に準備室から退散しようとした。が、薬品や実習道具であふれかえる狭い空間からスルリと抜け出すには、
完二の体は大きすぎた。それに加え、心なしか柏木が迫ってきているように思えた。
24 :
柏木×完二2:2008/08/20(水) 14:56:26 ID:2x6Tr63W
「…、ねえ〜、巽クン。あの時、誰と間違えたの?」
「へ?」
「文化祭の日、私と大谷さんの部屋に…」
「あーっ!わーっ!?」
顔を真っ赤にしながら悲鳴を上げる完二に、柏木は色っぽく微笑んだ。
「可愛いわぁ、いじめたくなっちゃう☆」
「へぁ?あっ!?」
壁際に追いつめられあたふたしている完二の体に、柏木の手が艶めかしく這う。
そしてその手は、不覚にも反応を示してしまった股間へとのびた。
「うふふ。しっかり感じちゃってるじゃない」
「あ、ちょ、待てって…!」
身をよじり抵抗するも、慣れた手つきであっという間にズボンをおろされてしまった。
しかし、完二が抵抗していた一番の理由、それは、
「あら…可愛いトランクスねぇ」
「!!!!!!」
ハローキ○ィ柄のトランクス。
下着なんて誰に見せるわけでもないだろうと、以前大量に買い込んだファンシー系下着のひとつだ。
「下着は可愛いけどぉ〜…中身は結構凶暴なのね」
「んなっ…ア!」
弱みも竿も握られてしまい完全に諦めモードの完二は、力なく壁にもたれかかった。
そして柏木の巧みな指使いによって、完二のペニスはグンと立ち上がっていた。
「ホントは童貞も奪っちゃいたいけど、さすがにかわいそうだから、今日は口で…ね」
「…っ」
赤い口紅がひかれた唇からのぞく舌に、完二は思わず生唾を飲んだ。
「そうだわ。好きなコにされてるの想像してなさい」
「す、好きな…って…」
25 :
柏木×完二3:2008/08/20(水) 14:58:13 ID:2x6Tr63W
完二は目を閉じ、脳裏にある人物を思い浮かべた。
「(な、直斗……)」
直斗は完二のペニスにチュッと口づけをし、舌先で裏筋をなぞるように舐めあげる。
そしてペニスを口内に含み、じゅぷじゅぷと音を立てて吸った。その間、時折物欲しそうに上目遣いで完二を見つめるのだ。
「(直斗、直斗…!)」
「ん、んん…」
ひたすら快楽に没頭する完二に欲情したのか、柏木は頬を紅潮させ、自ら豊満な胸を揉みしだいていた。
「(やっぱり美味しいわぁ、若いコのおちんちん…)」
年齢を感じさせない引き締まった肢体をくねらせながら、柏木はペニスを喉の奥まで飲み込んだ。
その流石と言わざるを得ないテクニックに、完二は限界を迎えていた。
「う、あ、ァ、も、もう出る…!」
「ん゛、ん、っ!!(出していいのよ!熱い精液、たくさんちょうだい!!)」
「あ、アァ!、な、直斗ッッ!!!」
「ンー!んぐ、んんっ!ぷはぁ!」
完二は勢いよく口内に射精し、柏木はそれを1滴残らず飲み干した。
はぁはぁと肩で息をしていた完二だったが、達した瞬間に自分が口走ったことを思い出し、一気に血の気が引いていくのを感じた。
「…ナオトって…もしかして、白鐘さん?」
「〜!!!」
髪の乱れを直しながら「いいこと聞いちゃった〜」とにやける柏木を押しのけ、完二は一目散に教室を飛び出していった。
「…んっふふふふ、かぁわい〜!」
**
「先輩…俺、転校してーッス…」
「き、急にどうしたの?完二君…」
「もしかしてイジメ…?」
「(…そっとしておこう)」
−−−−
エロって、書くのむずかしすぐる…。なんかスマン。
ちょっとテレビに入れられてくる
おお、このスレ初の投下GJ!!
この組み合わせできたか!意外と萌えるもんなんだな
漢だけど完二可愛いよ完二
そいや柏木って年齢が・・・・・
後作者s乙
説得力がなくもないwwww
ねーよwww
>>30へ
情報あり・・・・
それでも30代なんだ・・・・
大谷とイィコンビ
名字が違うって事は、人妻?
節制コミュではできなかった、人妻との爛れた関係が今ここに!
35 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 19:09:09 ID:82l3xbSo
ついにでたか、柏木エロ
次は大谷だな
> 今の自分では勇気がたりないようだ…
ペルソナエロパロ界の魔王。足立×直斗の続きはまだかー?!
>>25 GJ!
テレビの霧を胸一杯吸ったら帰って恋。
>>34 お見合い失敗したという内容の会話があるので独身
未亡人か親が離婚したと考えるのが自然
人妻なら節制コミュがあるだろ?
俺は精神的に未熟なのであの甘ったれには萌えられないが
すまんちょっと変なレスしちゃった
兄貴の布団の下発掘してくるわ
発掘いってらー
大谷は作者大変そうだな・・・・
相手オランテー
43 :
25:2008/08/20(水) 21:26:23 ID:2x6Tr63W
なんか眼鏡っ子たちが救出してくれたよタダイマー(・∀・)
大谷は、ダイエットに成功させれば何とかなるかも?
なにげに彼女好きなので考えてみる。
そして自分も足立×直斗が激しく見たいです…
俺はジェネスの暴走を期待する
>>43 華小路さんという立派な前例があるじゃないか。
きっと、大谷さんも昔、好きだった男の子(ぽっちゃり系)への罪滅ぼしに
アバドン女王になることを選んだんだよ!そうに違いないよ!!
……あれ?
こんな時間に寿司屋の出前なんて、変だな?
頼んでないから断ってくるよ。
寿司屋の出前・・・・
海老ちゃんだって昔太ってたのが痩せたらアレだよ
というわけで番長×海老を所望する
海老ちゃんは幸せ太りとかしそうだな
どなたか・・・二次製作の中だけでも足立を幸せにしてやってくれんか・・・
華小路さんはあれはあれで愛嬌があるので(個人的主観)太ってても別によい
なんだか番長×千枝書いてたらエロが物凄く薄くなりそう……
足立×直斗、シャドウ化番長話の続きが気になるばかりに
このエロパロスレに時間参してるのは俺だけでいい
P4のエロパロ投下一番乗りを目指して 主×雪 を書き始めたけど、まだ書き上げられない。
神の生産性にあやかりたい是。
こんばんは。
時間参!? おそれおおくて夜も眠れなくなりそうな前スレ
>>365です。ありがとうございます。
今回は短めです。ほとんどインターバル的な展開です。場は濡れてると思うから許して。
あと1〜2回くらいで終わればいいなと思う。
このさいですから風呂敷を広げた以上変態番長は書きたいんですが、これってどのへんまで許されるんだろう。
↓以下本編(凌…辱…? 一応凌辱苦手な人はスルーを推奨します)
>こんな据膳を前に、片方だけを選ぶ“勇気”はない…!
選択肢
直斗
シャドウ直斗
ニア両方
「……えぇ!? え、ちょっ……先輩っ!?」
両方とも抱きたいと言うと、直斗は踊りを止めて目を白黒させた。
『フフ……フフフフ……僕たち、表も裏も抱きたいんだって……先輩ぃ……』
「いや、そ、その……ま、まあ、このシャドウだって僕といえば僕ですけど……ひゃっ!?」
『それじゃあ……先輩……そろそろ実験を始めましょうか……?』
「じ、実験…? う、うわ…!」
はずみで、身体にまきつけられていたさらしが取れてしまう。すると圧迫されていた直斗の大きめの胸が解放されて、ぷるん
と涼しい廃工場の外気に晒された。「きゃ――」っと、声があがり、たまらず目を瞑り、胸と股間を手で押さえて隠す。
「直斗……」
小さく震えている彼女に、「よく見せて」と、口が勝手に動いてしまっていた。直斗はびくっ、と身体をふるわせて、
「はい……」
ゆっくりと――それでも最後の最後まで、乳房の上に手は残っていたが――両手をよけていった。
「あ……あぁぁ……」
ふるえる手のやりばがないのか、両手をあげて、そして「冷たっ――!」膝を広げながら床にくっつける。
「先輩……僕、先輩のためだったら……」
――彼が注目したから、か。廃工場が、見るものの心に答えるかのように、スポットライトで、ポールを映す。
――思わずため息が漏れた。両手をあげて、ポールにしがみつき背伸びする直斗の身体が――大写しになった。
「………ぅ……ぅぅ……………」
三方向から照りつけられて、まるで真夏の太陽に晒されたかのような明るさに、直斗は思わず目を閉じ、唇を窄める。怖がる
ように身体をふるわせて、ひきしまった細い体から盛り上がる乳房が、新鮮なプリンのようにぷるぷると揺れている。
きめの細かくまろやかな白い肌の上に、汗が浮き上がっているのまでハッキリと、曝け出されていた。
「せ、せん……輩……
あまり、見ないで……」
切なそうな顔で直斗は唇を震わせるが……
『嘘だね。見て――って思ってるくせに』
「!!」
直斗は顔を真っ赤にして、もう一本のポールに絡みついているシャドウを睨む。
「き、きみはどうして、そんなことばかりっ――!!」
『だって本当に思ってることだろ? 観念して何もかもさらけ出そうよ……もうお前に隠し事なんかできないんだから』
「ぅ、ぅぅ…」
直斗はか細い声で、ばつが悪そうにもじもじしている。
――どんなに強がっても口を閉ざしても、卵の殻をむくようにシャドウによって自分の本心を明かされてしまう。
好きな人に、自分の心の何もかもが握られている――恥ずかしさと、それだけではない何かが直斗の顔色に混在している。
『ほうら。ほらほら。顔を、よく見せてあげないと駄目だよ。
お前も本心ではそう思ってるんだろ。抱きしめて……キスしてほしいんだろ? 彼に』
「だ、だって……」
『無駄だよ。彼だって見てほしいと思ってるんだから』
「だ……だけど……」
『ほら……こうしてあげる』
直斗は――嬌声を放った。
シャドウの直斗が指を股間のくぼみにすべりこませて、くちゅくちゅとみだらな水音を立てたのだ。感電したかのように、
あられもない姿をした直斗は腰を跳ねさせる。裸に白衣だけを身につけたシャドウ直斗が、パンティを徐々におろしていき、
『せんぱい…ほら…僕が言うのは嫌なんだよね、…自分でいいなよ…』
パンティごしにうごめく手を、歯をかみあわせて睨みながら「う…う…」と、直斗は顔を真っ赤にする。
「……せ……先輩」
目を閉じて腕に押しつけながら、直斗はポールを握りしめて、足だけでブリッジの体制を作った。ほっそりとした脚の中央に
ひっそりと息づいている股間に、ホワイトのパンティが覆われている。
ぶる、ぶるっ――と、たまらない恥ずかしさに直斗は痙攣する。
極度の緊張のためか、スポットライトの熱量のためか――
乳房の先端から、ぐぅぅ――ッと伸びやかに逸らされた胴体をつたって、ふとももに汗の滴がつたわっていく。
スポットライトで白昼のように明るくなった世界で、直斗は気が狂いそうな羞恥心の中、自分から限りなくエロティックな姿を晒して見せている――「彼」ひとりに見てもらうために。
テレビの向こうに、陽介や完二さえも含めた観客はいるものの、
直斗にとって、自分を見せつける観客は愛する「彼」ひとりきりだった。
「お、お願いします……脱がせて……ください……僕、恥ずかしくて……もう、死にそう、なんですっ!」
――「先輩」は、のろのろとゆっくりと、たっぷり時間をかけてパンティを脱がせていった。
お尻のすぼまった谷間が、徐々に、徐々に、あらわとなっていく。
「おねがいします……早く、早くっ……」
脱がされる瞬間を長々と引き延ばされる恥ずかしさに耐えきれないのか、やがて直斗はか細く懇願する。
わざと曲解してみた――「早く見てほしいの?」と、彼は悪戯っぽく笑う。
見ているものにはそれが本人の声なのかシャドウの声なのかもよくわからない、が。
「〜〜〜〜〜〜!!!」直斗はぶんぶんぶんぶんと首を振って、顔を赤くしながら縮こまってしまう。
時々ヒップをぱあん!と叩いたり、胸に手をのばしてやったりすると、
「い、いやあ…!」
と弱々しくかぶりを振って腰が砕けそうになる。
腕を思い切りあげられて無防備な腋をさわると、「そこはだめえ!」おしりの穴をなぞってあげると「あ、ぁああン!」しっか
り抵抗はしようとするものの、もはや抵抗と呼べるものではなくなっている。直斗の身体はとろけていっていた。
直斗は、自分がセックスを前にした「女」に変えられていくのを感じていた。そしてそれを拒む気持ちもなくて、むしろ嬉しい
とさえ思っていて――そんな悦びが顔に出てきてしまっているなんて思いもしないまま、声をあげた。
『今――自分がどんな顔をしてるのかわかる?』
すると直斗の目前に、テレビの画面のようなスクリーンが映りこむ。「っ――!!」そして直斗は目を丸くした。
「こ……これが……」
テレビには、交尾を目前にし、男の肉を受け入れようとする「雌」の顔があった。普段のどこか回りを警戒しているかのよ
うなクールフェイスの面影はどこにもなく、瞼も唇も快楽にだらしなく緩み、涙や涎でぐしゃぐしゃになった下品な顔がある。
舌が犬のようにとろんとまろびでていそうになっていた。直斗は、慌ててひっこめる。
「これが……僕……?」
そして、
テレビ画面に、直斗のなめらかなヒップが映りこみ、パンティが外れた反動で「ぷるんっ」と揺れた。意外と安産型なのかも
しれない。しかしそれは直斗のボディラインが太いということではない。それどころか相当華奢な部類に入る。
だからこそ直斗のお尻は、まるで剥きたての桃がぶらさがっているように、肉感的に写った。
『入れちゃえよ』彼は思わず口走っていた。『今すぐに』
――だが彼はすぐに首を振り、食い入るように直斗の股間を見つめる。
シャドウの性急な欲望を打ち払い、彼は直斗の尻の谷間にゆっくりと顔を埋めた。
「えッ……ええええ!? あ、ああああああの、あのっ――!?」
直斗はそれまでの蕩けきった顔を、急に冷や水をあびせられたように跳ねあげた。
クンニリングスの経験どころか、知識さえもないのだろうか。その顔は100パーセントを戸惑いが占めている。
だが彼は構うことなく、「ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゅ、ぴちゅ」と、わざと大きな水音を立てて直斗の陰核に吸いついた。
直斗はそれまでの蕩けきった顔を、急に冷や水をあびせられたように跳ねあげた。
クンニリングスの経験どころか、知識さえもないのだろうか。その顔は100パーセントを戸惑いが占めている。
だが彼は構うことなく、「ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゅ、ぴちゅ」と、わざと大きな水音を立てて直斗の陰核に吸いついた。
「だ、だだ、駄目です! 先輩! 汚い、そこ、き、汚いですから――ぁあっ!!?」
ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ
「そ、そんな……うあああ…っ! 嘘ぉ……嘘だぁっ……」
ちゅ、ちゅ、ちゅうう、ぢゅううううぅっ
「やめてぇ……先輩、おしりはだめ、ぅぅん……っ。っ……はぁぁぁ…………」
水音がはげしくなるたびに直斗はたまらない感覚に襲われるのか、だんだん抵抗が取れていく。
どんなに隙がないように見せた動物も、セックスの時はもっとも無防備になるのだという。
桃の皮をむくようにあっさりと、直斗は彼の前で無防備になっていく。
もはや何をされようと、拒むことができなくなるくらいに……
直斗の汗の味がする――と言うと、直斗はまたわかりやすい反応を見せてくれた。そんな彼女の「女」の態度がかわいくて
ならなくて、彼はさらなる欲望に押し流されていく。今まで抑え込んでいた欲望を――
「ぁ……」
腰を掴まれて、ヒップに押し付けられたものの熱さを感じたのか、直斗はふりかえる。
「先輩……いれるんですか……?」
――いれたい。
「いれて……」
――セックスしたい。めちゃくちゃにしてやりたい。つきまくって……犯してやりたい!
「……僕も欲しいです……先輩が」
いれてください――
直斗がかけてくれた声は、その日のどんな声よりも、甘く、とろみがかって聞こえた。腰にあてた手を引いて、直斗のとろ
けた膣を、彼は腰にはえたペニスで貫いていった。「んぅ…先輩、もっとゆっくり…してください」
だが、露出した生のペニスに、直斗の膣は積極的にからみついていった。まだ亀頭をいれたばかりなのに、ヒダのひとつひと
つが、まるで無数の舌が生えたかのように「彼」の男性をもてなして、嬉しそうにしゃぶりついてくる。
それはきしくも直斗自身の性格をも表していたのかもしれない。クールな探偵王子というペルソナを纏っていた彼女の、内側
にある、彼へ向けたまっすぐ過ぎるほどの愛情――
――心に欲望を押えこんでいたのは、先輩。あなただけじゃないんですよ?
そう言わんばかりに絡みついてくる膣に、彼の欲望はもう堪えきれず、一気にペニスをつきこんだ!
「はぁああああああっ! ああ……」
直斗は涙を流しながら、目前のスクリーンに映る、感極まった自分自身の悦んでいる顔を見つめた。ペニスが千切れそうなほ
ど狭いのに、無数のぬめりととろみで絶妙な感覚を与えてくれる。思わず胴ぶるいが来るほどの、直斗のからだの中――
たまらず、ピストン運動が始まった。
「あ、ああっ――」
もう止めることができず、たちまち、身体が獣と化していく。
「ぼ、ぼくっ……僕ぅ……こ、こんなぁっ……こんな顔してるのにぃ、うああ……駄目え…とまんないぃっ!
ああああぁんっ! き――気持ちいいですっ! 先輩ぃ――っ!!
よかった、僕……先輩でよかった……女に生まれてよかったぁぁっ!!」
直斗に侵入してから三十分間、何度もペニスで子宮をつきまわして、ペニスをしめつけさせた。
お互いに深い絶頂を味わう――
感極まっている直斗の汗ばんだ背中に、獣のようにくらいつく。腰をぐりぐりとえぐりながら、肩越しに唇を求めた。
舌をからませて行くうちに、どんどん気持ちが加速していく。
好き。本当に好き。欲望のままにしてしまいたい。どんなことでもしてしまいたい。
彼は、自分のシャドウを生むキッカケにさえなったどす黒い欲望に支配されそうになる――
『先輩――こんなものじゃ、満足できないでしょう?』
『満足できるはずがないよな――ここまでなら、今まででもできたんだものな――なぁ「俺」よ』
いつのまにか背後に立っていたのか、直斗の背後で、シャドウが笑う。
いつのまにか肉体の主導権を奪われそうになる。いや今でも奪われているのかもしれない。彼は、自分の口が意志に反して
動くのを感じた。『これからが盛り上がるところだろう?』
『……先輩……影の僕も……先輩のものに、してくれるんですよね……?』
シャドウの直斗は、期待に満ち溢れる目でこちらを見つめている……!
「……」
――直斗が起き上った。
「……」
――目を逸らしながらも、ふるえる身体で、必死に自分に抱きついてくる!
「……僕……覚悟は、決まりましたから……」
シャドウの声に流されてしまう自分が、なんだか心地よく感じる……
シャドウを受け入れてくれる直斗の、一生懸命な愛情を感じる……
>たしか、この廃工場には道具が置いてあったはずだ…
>何を使おうか…
(注:ここでは詳しく触れませんが、一部選択肢にはソフトな表現が含まれています)
選択肢
おうまさん
なわとび
プール
えのぐ
おくすり
――――――――――――――――――――――――――――――――
完二「なんスかこの、選択肢わぁぁああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
陽介「お、落ちつけ! ――いや落ちつかすのは基本アイツの専売特許なんだけど!! まずお前は鼻血をふけ!」
クマ「きゅきゅきゅ救急車クマー! 完二が血の海クマー!
人間は2000cc血を抜かれたら死ぬんクマ! ヤバいクマ! 終了っクマー!!」
陽介「こんな非常時に鷲巣麻雀参考にしてんじゃねーよ、クマ!!」
完二「なおとオオオオオオオオ! 早まるなアアアアアアアアアア!
こうなったら先輩は俺が止める! 行くぞオラア! 神風見せてやんよオラアアア!!」
陽介「行くな! 散るな! だーもう、予想通りに最悪の展開じゃねーかぁっ!」
……。
(予告――男性陣が収集のつかないことになったので、
次回はりせの家にお見舞いにいっている女性陣の視点で話を進めます)
りせ「コホ……やっぱり。やっぱり、今の先輩は」
次回へつづくと思う
おおお
朝早くからGJ!!!
GJです神様!
テレビを見てる野郎どもの反応も面白すぎるw
P4女キャラみんな好きなんだが、いざ文にしようとすると上手く浮かばない…
番長×女体化クマ(外見は文化祭バージョン)という異端の話ばかり思い浮かぶんだぜ。
62 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 09:36:53 ID:n29FHA2i
神!GJ!!
個人的には影直斗がもっと絡むか、直斗を言葉責めしてほしかった・・が
そんなの関係なくGJです!
GJ!GJ!
直斗が可愛すぐる!
続き超期待してまってる。
>>61 番長×クマ女体化…だと…。
さあ、早くそれを文章にする作業に戻るんだ!
神キターーー(゜∀゜)
応援してますよー
クマはあんな身体でっちあげられるんだから性別は自由自在のはず…!
盲点だったわ
61です。意外とクマいける人が多いようで、驚きつつも嬉しいw
もちろん女体化苦手な人もいるだろうから、投下する際は
注意書きさせていただきます。
じゃあ、妄想を文章にする作業に戻るよ!
注意書きだけじゃなくトリップでお願いします。
まるごと見たくないんでお願いします。
同意
女体化はなあ…腐女子御用達だから拒否感ある人も多そうだね
>>59 ひゃっはー!!!
神様、待ってました!!!!!
実は俺、今日は一日中ずっと高熱にうなされてたのだが
一途で健気な直斗の姿と反則台詞「女に生まれて良かった」(←この台詞ホント堪りませんハァハァ)は
どんなお薬よりも的確に俺の体と心を癒してくれましたw
シャドウ番長連載はもう俺の一つの楽しみになっていたので
正直、後二回で終わってしまうのは、とても淋しいのだが…
この連載が終わっても、また気が向いたらここにまた素敵な話を落としてやって下さい
嫌な気持ちにさせてすみません。
実は自分も他ジャンルだと女体化苦手なときがあるので、
嫌いな方の目に触れることがないよう注意致します。
とりあえず投下するときは(いつになるか分かりませんが)
この鳥付けますので、お嫌いな方は今のうちに
あぼん設定よろしくお願いします。
>>73 何ー!そうだったのか…。
今更だけど柏木の人GJ!中の人含め好きなんだ
まさかマーガレットより先に柏木のエロみるとは思わなかった。
柏木先生って逆にこっちから押すと意外と弱そうだよね
夏だしプールで頼みます。
クールにHOT!
>>73 女体化は男受けの方がいいんじゃねーの?
こんなに可愛いのに、何でこいつは男なんだ!これでは抜けないじゃないか!
という解消法だろ?>女体化
>どうでもいい
>>78 jojoや鋼は以前ひどいことになったがなw
そんなことがあったのか・・・
まぁ一方で涼宮ハルヒの憂鬱なんかが愉快なことになったりもしたし
どっちもどっちだな
ん
ちなみにハルヒでは誰が女体化?
キャラ全員の性別変更だったと思う
千枝と雪子、りせと直斗の百合ってここに投下してもおk?
ハルヒコはない…つか全部ない
俺超見たいんすけど
>>85 おけおけ!
百合待ってました(*゚∀゚)=3
>>84 特にキョン子が人気らしいですよ?
ww
そっちにまで手が伸びたかww
@投下ゴー
>>85 くだらん誘いうけは見逃すけど
百合・ホモ・女体化
この辺の趣味が分かれるのは鳥つけて注意書きな
無駄に荒れないように配慮するのは書き手の最低限の嗜みだよ
たしかに一理あるな
まあ大丈夫だろ
前々からずっと思ってたんだが、何故誘い受けって駄目なんだ?
頭が悪い俺に教えて!エロい人!
>>92 このスレ的に駄目かオッケーか聞いただけなのに誘い受け認定とか
注意書きくらいはするつもりだったけど
俺はOK、むしろずっと希望してた
まあ無理にとはいわないが…せっかくだから、注意書きつけて、是非に
俺もだ
さっきから百合が来るのを正座して待ってんだぜ?
>>94 すぐ馴れ合い?みたいな空気になるからじゃない?
俺なんか全裸で待ってるぜ。
今夜は冷えると言うのに・・・。
一瞬「投下」が「靴下」に見えてしまった俺はもう末期
コミュ3ぐらいのナースも良いよなぁ
ナース服もらって他キャラと制服プレイでも良いけどな!
104 :
103:2008/08/22(金) 01:58:56 ID:SBf4KPEy
すまん。パスは「sempai」だ
てかあれだな
画像スレの方がよかったかもな
連レスすまん
107 :
103:2008/08/22(金) 02:10:47 ID:x7iSBSIM
画像スレがわからんかったもんで、すまんかった。
名無しに戻るよ
>>78 ああ、分かるよ。分かるけどな。
夢は実現しないからこそ美しいのだと
本編の文化祭を見て俺は思った。
>>103 全力で保存した
個人的には1more狙って下で果ててみたいですまる
連レスすまそ
>>107 一応、半角二次板にある
行けば分かると思うが
正直、あのスレに直斗絵を投下するのはあまりオススメしない
それよりも注意書きをつけて直斗スレに落とした方が需要が高いと思うんだ
あのさ、いつのまにかペルソナ3のエロパロ作品……いや、なんでもない
>>113 P3をやった人にP4を勧める事は出来るがその逆は無理なんだぜ
ロボ子と犬好きの俺には3良かったよ
他の仲間の態度が悪くても眼中にないのでおk
P4やってじゅんぺーが半年かけた心の成長を
出会って数日で駆け抜けたジュネスには茶噴いた
仲間どいつもこいつも仕事が早すぎるw
>>半年かけた心の成長
……してたか?
フェスのテレッテーは成長してる
>>55 俺も今主×雪の妄想をしている最中だ
お互い頑張ろうぜ
雪子もの少ないからなー
期待して待ってるぜ
だんだん投下が少なくなってきたな。
だよな…
俺、百合の人と足立×直斗職人の作品ずーっと待ってるんだけど
最近、投下自体が全く無くなってきたよな…
P3の二の舞にならなきゃいいんだけど
まあ、あれが嫌これが嫌とぎゃあぎゃあ言われちゃ誰だってやる気削がれるわな。
何様?って感じの人がうじゃうじゃいる。気に入らなきゃスルーすりゃいいのに。
近いうちに番長×りせで投下するぜ
>>125 そうそう…
俺はSS自体書けないから落としてくれる人はみんな神様みたいなのに
>>126 ホントか!?
期待してるぜ!
エリーうらら美鶴ときてりせ
りせとか、何もしてなくてもなんかエロくみえてしまう
あの制服の下にある華奢なカラダを想像すると・・・
ああいう猫っぽいキャラって苛めたくなる可愛さがある
エリーや美鶴もそうだった・・・あの態度をみてると犯したくなる・・・だがそれがいいんだ・・・
りせのなんて全然投下がなかった気がするんだぜ
期待しとく
>>125 エロパロ板には自分じゃ書けないくせに職人や作品にああだこうだ言うやつ多いよな
空気読めないそんな馬鹿のせいで需要はあるのに廃れていくスレをいくつ見たことか…
りせちーって凄い勢いでに番長にラブオーラばら撒いてるのに番長とカップリングされること少ないよな
何故か完二とのカップリングのほうがメジャー
逆に考えるんだ
番長と直人のカップリングが目立ち過ぎて他に日が当たらないのだと
千枝もりせも保管庫を見ると少なくはないはずなんだけどな
直斗がやはり圧倒的なんだよな
直斗好きだから俺はべつにいいんだけどな
きつねの続きマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
完二とりせは悪友っぽい完二が好きって人のが多い気がする
つか一年生トリオはどの組み合わせも人気あるんじゃね。濃いの揃いだし
主人公が二年だから仕方がないとは言え、一年生だけの交流とかも見てみたかった
ってすまん、なんかエロから大分話ズレてるな
>>134 千枝ちゃんのは2つ消えちゃったから・・・
やばいぞ、マジで投下止まってる
>>123>>124>>125 実際にss書くようになればわかるけど、投下したくてもできないんだよ
投下後に住人は満足するか、あまりに不出来で暴れださないか、
出来が良くても、もしかしたら総スルーされるんじゃないか
あとエロを思いついたものの、話の展開の仕方に詰まって止まってるのがいくつもある
「何、ダメなのでも俺達は大丈夫だ。そんなこと気にしなくていい」って言われてもできないものはできない
なんつーか、叩きやスルー、もっと言うとそれが元でスレが荒れるのが怖い
ネガばっかりだからポジティブなことも言ってみる
俺の場合、P3のエロとメガテンスレ用のも含めて、ネタが軽く20はある
だけど「まだどれも推敲中や話を練ってる最中だからもうちょっと待っててネ☆」みたいな感じ
自分でも満足する出来になったら投下すると思う
でもジャンルは主にSMだけどな!
ていうか前置きが2000文字越えた辺りでここに投下していいのか分からなくなる
エロ部分が薄くなりそうだと特に
マーガレットマダァ?
>>142 エロなしで文句言うのは一部な気がする
しかもそのあとにちゃんとエロがあるなら問題ないと思う
>を使った妄想文を投下していたら
前にちょっと言われて少しだけ変な空気になった事があったな
スルーされるのは全く構わないがスレが荒れちゃうのはイヤだって人は結構いると思う
>>140 確かに一理あるな
以前、連続でとあるキャラ小説が投下された時
○○キャラは書きやすいから投稿される云々レスで暫くスレが荒れたもんな
実は俺、あの時某小説に感想をつけようとしたのだが
結局あの流れのせいでつけられなかったよ
最近、色々なスレを見て思ったのだが
キャラの小説はうpろだ使ってパス制でキャラスレに投下した方が
ここの住人より喜んでもらえるような気がしてならない
>>143 まあ一番の問題は前置きだけで俺のモチベが切れかけてる事だな
4000文字まで書いたけど、また最初からやり直すわ。
まだまだ文章力が未熟だ。
>>145 俺はキャラスレにやるぐらいなら多少荒れてようがこっちのほうが投下しやすい。
こんな流れをぶった切って悪いが、
単に暇がなくて書けなかったりする人もいるから 今日はできれば書くから許して
うん、そうだ
みんな忙しかっただけさ、気のせいさ・・・みたいな、アハハ
つーか一ヶ月とか半年とか一年とかに一本SSが来るくらいが普通なんだと思う。俺の回ってるスレ的に考えて。
>>145 どの小説?投下もなさそうだし,感想書くのもいいんじゃね。
153 :
99:2008/08/24(日) 00:11:52 ID:p4J5hYTt
まだかのう、まだかのう。
今日も冷えるでのぅ。
∩___∩ /゙ミヽ、,,___,,/゙ヽ
| 丿 ヽ i ノ `ヽ'
/ ○ ○ | / `(○) (○)´i、 先生助けてっ!、
| U ( _●_) ミ 彡,U ミ(__,▼_)彡ミ さっきまで動いていた
>>153が
彡、 |∪| ,,/ ,へ、, |∪| /゙ 息をしてないの!!
/ ヽ ヽノ ヾ_,,..,,,,_ / ' ヽノ `/´ ヽ
| ヽ ./ ,' 3 `ヽーっ / |
│ ヾ ヾl ⊃ ⌒_つ ソ │
│ \,,__`'ー-⊃⊂'''''"__,,,ノ |
たしかにエロなし叩くのはウザイわな。
他のスレ見てても、エロなしなんて沢山投下されてる。
というかそれなりの長編になるなら、はじめっからエロエロなんてまれだろうに、序盤だけ見て叩くから投下する気なくす
それを見て投下するのが減っていく。
いや、まあこんな事言ってもそんな奴は減らないのもわかってるんだけど
ぶっちゃけそういう事次スレからテンプレに入れた方がいいかもな
そろそろ夏も終わるから大丈夫じゃね
保存庫に直接投稿するというのは・・・?
少しは叩きとか減ると思うんだけど、反応も減るかな。
自分は前スレで出て行った書き手です
久しぶりに来て最近の流れを一気に読んでみましたがが
>>155とかには同意しかねますね。
>一般向け作品(漫画/アニメ/ゲーム/小説/ドラマ等)のエロ妄想・萌え談義、
>およびオリジナル・パロディを問わないエロ小説創作等を行う板です。
この板でエロ無しが叩かれるのは当たり前です。
だってどう見てもローカルルールに反してますから。
エロ無し=正義、ではなく、叩かれなかったのはたまたまそういう雰囲気のスレだったというだけです。
ちなみに自分はエロ無しも好きです。
心情描写をしっかりと描いたエロ無しは大好物です。
でも叩かれるのは仕方ないと思ってます。
ここはそういう板ですから。
>序盤だけ見て叩く
半端な投下をするからそうなるだけです。
ある程度の区切りもつけずににだらだら投下してエロがないなんて叩かれて当たり前で自分は読みもしません。
エロがあるならある程度かまいませんけど、ネタとかでやるなら2、3レスで終わらせるべきです。
書き手によりますけど、きっちり構成を考えて推敲しようと思ったら自分は少しずつ投下なんてできませんから、
少しずつの投下なんて早くGJとか続きマダー、が欲しいだけにしかみえません。
もちろん自分と違う書き手もいっぱいいるし陵辱ものを書いてた人のはしっかりしてると思いましたけど。
まあ叩かれたから投下する気なくすなんてなんのためにSS書いてるのかわかりませんし、この板にはあわないから
早く止めた方がいいと思います。
自分なんて死ねとかゴミクズとか散々言われてきましたけどまだ書いてます。
書くのが好きですから。書くのではなく褒められるのが好きな人はちょっと苦しいと思いますけどね。
実際問題として、「読み手が叩くのをやめるようなスレの雰囲気を作ること」はとても難しいです。
荒らしがひとり湧くとそれは不可能ですから。
そんなことより「書き手が叩かれるような隙をなくすこと」の方が遥かに楽です。
それなのに一度「書き手スレを見て欲しい」みたいなレスがあったときにそれは必要ないという流れになりました。
それを見て自分はこのスレではやっていけないと思いました。
案の定、誘いうけとかエロ無しのネタ連発でしたし。
さっき見たら誰かがSS落とした直後にレスが一つもつかないうちにSSを落とした人がいました。
彼は先にそのSSを投下した人がどれくらいの時間と思いをかけて書いたのかとか、そのSSへのもらえ
たかもしれない感想が非常にもらいにくくなったことにどんな気持ちを抱いたか想像したことがあるん
でしょうか。
彼に悪気があったとは思いませんが知らなかったことが免罪符になるとは思いません。
誘い受けしない、自分語りしない、他人の投下直後の投下を避ける、台本形式はなるべくさける、女体化とか百合
とかは注意書きする、馴れ合わない、二次なんだからキャラを安易に壊さない、分割投下ならある程度の見通しを書く
要はスレが荒れないためにはスレ住民の「寛容さ」とやらだけでなく書き手の自主防衛も大事だということが言いたかっ
ただけです。
まあこのスレ的には自分は異端なんでしょうがキャリア1年ちょいの書き手として思うことを書いてみました。
長々と失礼しました
死ねよゴミクズ、このスレ出て行った奴が偉そうに長々文書くな
それともどこを立て読み?
エロ無しを一切許容しないスレのが珍しいと思うが
エロ無し専門の板が無い以上、ss投下はここでやるしかないし
ほとんどエロ無しばっかでそれが嫌だってのならわかるが
たまにエロ無しが投下されただけで目くじら立てるってどんだけ心狭いんだと
>自分は前スレで出て行った書き手です
この時点でアウト
>まあこのスレ的には自分は異端なんでしょうがキャリア1年ちょいの書き手として思うことを書いてみました。
たかだか1年でこんな長文使うのもどうかと思うけど
>>159 言いたい事わからんでもないがね。
……こういうところでは圧倒的に需給バランスが需要側に偏ってるんだから、少しくらい供給側に甘くても構わないと思うんだ。
ところで自分語りをしないことが重要と言いつつ「異端なんでしょうがキャリア1年ちょいの書き手」とか自分語りしてるのは何かの皮肉?
だれひとり正面から反論できてなくてワロタ
まあどうみても正論だから読んだ人がどう消化するかが肝かな。
正論だが,一層投下しにくくなったのは確か。
ああ、そういう趣旨だったのね。
片方がもう片方にあれするなこれするなとかうるさく言ってたらロクなことにならんよ
もっと譲り合わないと
足立×直斗を投下させて頂いた者です。投下の件についての話が続いてると拝見したので
書き込みをしました。続きは仕事の合間を見てコツコツと書いていますが
今、某プロバイダ上の全面規制が続いている為、投下が出来ない状態が続いています。
ご心配をされている方も居るとお見受けしたので、書き込みを代行の方にお願いしました。
規制が解除されたら、また続きを投下したいと思ってますのでご了承頂ければと考えております。
>>169 はぁ…よかった
あの続き、物凄く楽しみにしてたので
じゃぁ、引き続き正座して待ってますねw
それと百合の人はまだ来んのかね?
いい加減、足が痺れてきたYO
まぁ、
>>159もあながち間違いは言ってないと思うけど、この辺は書き手と読み手の意識の違いかなー、と思う。
読み手の意見としては、書き手はあんまり深く考えないで投下したいならいくらでも投下していいと思うし、
読み手は叩いたり最近の流れを嘆くくらいならスレを去れば良いし、ぐらいで調度良いんじゃないと思うですよ。
作品に勢いがあるうちは一度は荒れるとは思ったけどな
書き上げてから投下って言っても長編だと物凄いレスを使って、それこそスレを独占!って荒れるのが目に見えてる
「ある程度たまったら」とか「ある程度区切りのいいところで」ってことにした方がいいし、今までを見てると
細切れに投下の職人さんのが少ないような気がするがな
まぁ正論と頷けるとこが多いのも事実なんだから次スレからはテンプレを作るなりしてルールを作っていってもいいんじゃないかと思う
別に批判専用みたいな場所作ってケチつけるならここでやれみたいにできたらいいんだけどね。
避難所っぽいの作ったりとか
住み分けができるのが理想的
なんか長文でさも自分が正しいかのように荒らす奴が出てきたな
この空気の中で流れを無視して投下してもいいのだろうか
今週前半には落とせそうなんだが
まぁテンプレ作るのは賛成だが、一番はスレ住民がゆとり持つ事だと思うぞ
そうカリカリすんなよと
必ずエロが入ってなきゃいけないという話だけど…
その投下された話にエロがなくてもその延長線上にエロがあれば別に良いと思うけどな
あと、一度完結した話の後で健全な派生話が生まれた場合もここで良いと思う
一応、全年齢対象のパロディスレがあるけど
わざわざ他のスレに行って落とすのもアレだし…
第一、向こうのパロディスレ住人もいきなり続き物の話を落とされると困惑すると思う
最後に感想だけど、スレが荒れない限り自分が良いと思った作品には必ずつけてるよ
それよりレスが付くのを待ってから投下だといちいちこのスレを覗かないといけなくなるし
タイミングを逃すと逆に投下しにくくなるのではと自分は危惧してます
長々と小煩い事書いたけど個人的にはもうP3の二の舞になって欲しくないので
あまりこのスレのハードルを上げて欲しくないっていうのが本音
自分はただ色んな書き手さんに色んな作品を書いてほしいだけなんだ
そうだな。千枝ちゃんのスパッツと雪子の髪の毛
どっちが良い匂いするんだろうな。
千枝のスパッツ、雪子の黒タイツ、りせのニーソ、直斗の靴下
みんなよくてみんないいクンカクンカしたいお
マーガレットは加齢臭だと…!?
加齢臭ww
マーガレットって身体的にいくつくらいなんだろうか・・・・
りせちーの髪とニーソをクンカクンカしたいお
みすずたんなのになんだこの煩悩はwww
マガレ姉さんは個人的に二十代半ばくらいを推したい
まだ若いのにやや古風なスタイルなのとかいいじゃないか
寝る時はシャネルの5番とかやってそうだなあ
www
シャネル
アイギス(;´Д`)ハァハァ
このスレも筆者と名乗る奴が文句言い出すようじゃ末期だな。
あぁ…大丈夫かと思ったが結局3の時と同じ事に………
荒れ方も自称書き手が煽るって感じに一緒だけど、
まさか足掛け何年も荒らしてる奴がいるのか
くだらねえ
本人にきまってんじゃん
単なる荒らしにあのレスはできんよ
ていうか空気嫁
あれ?ずっと正座してたら足が紫色になってる
紫と!?
すげ
そこまでやったことないわw
192 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 20:00:41 ID:itnbf3nY
!!
色々言いつつ結局はサントラ聞きながら千枝のスパッツの匂いうを妄想する毎日
色々言いつつ結局はサントラ聞きながら雪子のパンスト(ry
色々言いつつ結局はサントラ聞きながら完ニのふん(ry
結局
>>159の正論に対してただ死ねとか根拠も示さずごまかす奴が話にならん
書く方ももう少し気を遣いましょうねってだけでしょ,これ?
おれなんて,ああそうだね,としか思わんけど読み専だと違うのがおもしろい
触るんじゃない
3の時と二の舞になるぞ
終わった話題を蒸し返すのが書く側なのか?
直斗のセーラー服モノって無いよな。
ネタになってもおかしくはないのに
>>199 そういや助けに入るのがギリギリすぎてフタナリ化とかも
……ないっすね、すいません
前スレの直斗クリスマスの話は直斗セーラーじゃなかったか?
うおお、あった!
超高速で読んでくる!
四十代目憑き伽耶にしか見えない>直斗セーラー服
くそぅ…
主りせが読みたいぜ…
全スレのジュネスの暴露会はマジで面白かった
207 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 22:56:57 ID:xmShgJ/1
菜々子の夏服の中に頭突っ込みたい
んー
まぁ、需要が決まってるようには見えるかなあ
例えばこのスレが直斗が多いが、それだと直斗を書き易くなる反面他のキャラはあんまり需要ないのかなと思っちゃうというか
>>205 一個スレには投下されてないけど保管庫に直接投下されたのがあるぞ
知ってたらスマン
>>196 あれは正論なんかではない。
ただの創作態度主張。反論するものじゃない。だから誰もやらない。
そんなことより書き手だ!
今は書き手になる勇気を持ったタフでナイスな奴こそこのスレに必要なんだ!
さぁ漢になる奴はいないか!やりたいことやってやるって奴はいないかぁっ!
受け止めてやるぞ!
今はなんでもいいから早くなにか投下していただきたい
さぁ、今投下したら勇気がより高まるぞ
212 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 23:58:08 ID:itnbf3nY
エブリデイ ヤングライフ ジュネス!
御託はいい、セックスの話をしろよ
お前ら何の為にこのスレ読んでるんだ!!!1
クマって、例のテレビから女性陣の家庭テレビへ夜這い仕掛け放題なんじゃねえのか・・・
>>213 確か最初に自分には行けない場所もあるって言ってたよな。
じゃあもしそこに女性陣の家のテレビに繋がる場所があったらクマはエロパワーで食いしばりつつ行くのか・・・
お、男の鑑ッ・・・!。
あれって現実世界のTVの場所と中の世界の場所のリンクって
クマ自身も把握してないんじゃなかったっけ?
ジュネスの家電売り場のTVから入った場所がたまたま広場っぽくて安全だったから
最初から最後までずっとあの場所からしか入ってなくて、他のTVから入ったら
どこに出るかはクマにもわかんなさそうだしなぁ。
逆に言えば、いつもの広場以外の場所から現実世界に戻ろうとすると、どこに出るかわかんないってことだよね。
狙った場所にピンポイントで出現ってのはムリなんじゃないかねぇ。
もしそれが出来るんなら、修学旅行の時に身銭切って追いかける必要はなかっただろw
山野アナのとこから帰ったら雪子家なんじゃないか?
あとは、わかるな・・・
クマの中のプレイボーイが暴走寸前クマ!
218 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 02:49:19 ID:EzI9bFFA
>>216 夢を壊すようで悪いが山野アナのとこから帰ると電線に絡まって死ぬんじゃないのか?
入った場所は旅館ロビーとしてもそこから移動した可能性がある。
219 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 03:00:19 ID:NHyqJkhr
キャラスレかなんかで、ED後にジュネスが部屋で番長元気かな〜って考えてたら、
TVから番長とクマがいきなり出てきて、女キャラの部屋に夜這いに行くぞ!
ってネタがあったの思い出した。
ちょっと探してくる
おお
是非探してきてくれ
注意 前作を読んで嫌悪感が無かった人だけ読んで下さい。
打ち切りです。
昼休み,廊下にて
一条「里中さんっ,今日,放課後いいかな?」
里中「オッケーだよ。屋上でいいよね」
一条「うん。じゃあ,待ってるから」
・
・
・
放課後,屋上。一条は何か言いたそうだ。
里中「どったの?脱がないの?」
一条「ね,ねぇ,里中さん。他にもこういうことしてる人,いるんだよね」
里中「ん?なに,セックス?うんいっぱいいるよ」
一条「あ,あのさ,それ,僕一人だけってことにはならないのかな。色々と頑張るからさ」
里中「えー,それってなんか恋人同士っぽいよ?」
一条「そうっ。そうなんだよ,僕は里中さんと一対一で付き合いたいんだよ・・・」
里中「えぇぇーー,そうだったのかー。いやー,わかんなかったよ。すごくうれしいんだけど,でもダメ」
一条「ど,どうしてっ。今のままじゃ里中さん・・・」
里中「私ね,好きな人がいるんだ。幼なじみで小心者でどうしようもない奴だけど,守ってやりたいんだ」
一条「じゃ,じゃあ,そいつと付き合ったりしないの?」
里中「実は,付き合ってるんだ。一年くらい前ね,いきなりキスされちゃって。そのまま最後まで・・・。
告白とかされなかったけど,好きじゃないとセックスしないよね。でね,彼,カツアゲグループに狙われてて,んで,
私が相手することになったの。私の体を自由にする代わりに彼には手を出さないって。
暴力以外でも彼を守れることがわかってすごくうれしかったの。
里中「でも,そうしてる間に人数がどんどん増えて,
休みの日なんかリーダーの部屋で朝から晩までヤるの。先輩後輩知り合いとかどんどん呼ばれて,まだ慣れてなかった頃だから,
失神しちゃって精液の泡を吹きながら痙攣してたって。面目ない。あとね,売ってこいっていわれて,おっさんも相手にしたよ。
時々だけど,そんな私を彼は抱いてくれて,愛されてるなーって。へへっのろけちゃった」
一条(のろけなのか?)
里中「最初は嫌だったけど,みんな私のこと,か,可愛いねとか,気持ちいいよとか言ってくれるの。
足を鍛えてたせいかな,締まりがいいって。最近はね,入れる前にギュッて締めておくの。
んで,そのまま入れてもらうんだけど,まるで処女とやってるみたいだって。すっごい好評なんだよ。今日やってみる?」
一条「そんなのおかしいよっ。里中さんらしくないよっ」
里中「私らしいって何よっ。何にも知らないくせに。私バカだから,好きな人を守る方法が一つでもあるんならそれをやるしかないじゃない。
それとも,健康的で明るい子はセックスやりまくったらダメなわけ?わけわかんない。もういい。帰る」
一条「……」
行ってしまった。コミュブロークン
その後千枝は裏ビデオに出演。素人輪姦投稿ものが噂となり,青姦,アナル,スカトロ,フィストなど様々な作品に出続け,
最終的には妊婦ものに出演。乳首,クリトリス,ラビアにはピアスが施され,恥丘には「公衆便所」と入れ墨までされ,出産するが,
剛史に逃げられ,誰の子ともわからない赤ん坊を連れて途方に暮れてソープで働いているところに一条再登場。
すべてを受け入れ千枝と幸せに暮らすことになるらしいが,つまらないのでカット。
一条「長瀬,俺,特殊なのかな?でも幸せだよ」
GJw
よくぞ投稿してくれた
ただエンドにワロタw
GJ
千枝ゆるすぎないかwww
たまにはこんなのもいいな
こんばんは。
保管庫への転送、いつもありがとうございます。前スレ
>>362です。
ここまで読んでくださった方、お疲れ様です。お付き合いくださってありがとうございます。
次回で終わりになります。全力で描くから待ってて。
今回のエロは「フェードアウト」の文字までで終了なので、必要のない方は以降飛ばし読みを推奨します。
↓ 以下本編(警告――凌辱+マニアックなので苦手な方はNG又はスルー推奨)
ザーー……ザーー……ザアアアアアア――アアア――ァァアッ――……
−CM開始−
番長「今日のマヨナカテレビ……もう一度見直したい! でも……」
イザナミ「チュミィィイイイ〜〜〜〜〜ン」
番長「!!」
イザナミ「何度も見たいのか……? おまえは!」
番長「なんだ……!?」
イザナミ「それなら保管庫で見るがいい。
心ゆくまで、何度でも。
これは無料――会員登録も必要ない!
このサイトはおまえをペルソナ4の虜にする。その覚悟があるのなら……!」
番長「いいだろう! 検索するぞ! ビッグ●ォーブストリィィーーーム!!!」パリーーーーン
アトラスゲームエロパロ保管庫 →
http://w3.abcoroti.com/~eparo/ −CM終了−
ザーー……ザーー……ザアアアアアア――アアア――ァァアッ――……
>久慈川宅……
りせの部屋に置かれたテレビの画面には、先ほどから意味のわからないCMが流れ続けている……
直斗の嬌態に、りせの部屋は、風邪熱とはまた別種の熱に浮かされたような状態になっていた。
だが――選択肢があらわれたっきり、マヨナカテレビは突如として、通信が切れるでもなくCMに入った。
マヨナカテレビ『私はマーガレット! 私は、ここに宣言するわ! ワイルドのペルソナカード、無料配信を!
放送開始から一週間! 何度でもペルソナを変えられる! 好きな時に!』……
そしてもう十五分になる。
長い……長い放送だ。
りせ「…やっぱり先輩は…あのシャドウと表裏一体みたい…」
雪子「表裏…一体?」
千枝「え……どういうこと?」
りせ「タロットには……リバースって概念があるの……たまに先輩が出してたアルカナカード……ケホ……
正位置……逆位置……って」
りせは辛そうだ――
数多くの失敗を重ねて、少なくとも画面に紫色のテクスチャがかからないような病人食を作ることができた。
そんな雪子と千枝による看病によって、だいぶ熱は下がってきたようだが、まだベッドから起き上がれない。
マヨナカテレビ『出ました。配信元はベルベットルームでございます』
『会員登録もなく、非常に簡単! しかも次週の合体予報は、たっぷり30秒バージョンよ!』
雪子「今の彼が――リバース――の状態になってるの?」
りせ「うん――
以前……聞いたことがあるの。先輩には、人が示すアルカナが……見えるんだって……
そして先輩自身の……示すアルカナは……『愚者』なんだって……」
雪子「愚者のリバース……
正位置と逆位置……あくまで同じカード……そういうことなの?」
千枝「う、うぅーん? えーっとまだよくわかんないけど……
要するに……二重人格ってこと? あっ、ほら、昔、遊戯王とかでよくやってたような」
りせ「ふふ……千枝先輩、これ以上ないほどわかってると……思うよ。
愚者は、型にはまらない自由な存在……ほんとに先輩、ワイルドカードだよね……
今は否定……されてるけど……JOKERの元ネタだったって……言われたことも……あったみたい」
りせは、健気に笑った……
りせ「愚者のリバース……わがまま、おちこぼれ……コホッ……」
雪子「わがまま……彼のことなんだろうね……
今までそんなこと、思いもしなかったけど」
初対面で自分のみにくい側面を見せつけられるのと、
お互い離れがたいほど仲良くなってから、醜悪な側面を見せつけられるのとでは、
お互いに、どちらがダメージは大きいのだろう。今更思っても仕方のないことを、三人は思う。
千枝「まず……あたしたちが……受け入れないと、ね」
千枝は力強く、自分自身にも訴えかけるように口を開いた。
雪子「あたしたちが強くならないとね、千枝」
りせ「うん。……あたしも、頑張るよ……はやく治すんだもん」
雪子とりせも、同じように、心を強く保つために肯く――
マヨナカテレビ『アアァ~~~~~アァ~~~~アアアアアア~~~~~~アアッ
アアァァアア~~~~ァア~~~~~ァアアアア~~~~アァ~~~~~(ベラドンナさんが唄ってると思いなさい)』
千枝「―――――って、さっきから延々とうるっせーってのよっ!
どうなってるの、これ!? なんか妙にどこかで見たような聞いたようなCMばっかりだしっ!」
雪子「ま、まあまあ……
テレビに怒鳴っても、相手に聴こえるわけじゃないんだから……」
りせ「でも妙にCM長いよね。なんでだろ? だいたいこの人たち……コホ……」
小さく息をつきながら、りせはとぎれとぎれに言葉を繋げていく。
タロットカード「愚者」の知識――
そういえば、一体これほどの知識をどうやって蓄えたのだろう――と、千枝と雪子は思った。
りせ「……コホ……興味あったんだ……タロット。ちょっとだけ……先輩が、図書館で読んでて……」
雪子「! ……待って」
どこからか――強烈なノイズが聞こえてくる。
雪子「様子がおかしいよ……続き、始まるみたい……」
場が緊張する。
ザーー……ザーー……ザアアアアアア――アアア――ァァアッ――……
禍々しい――音が聞こえる。
『くす………くすくすくすくす……』
かすかな笑い声が聞こえる。
「フゥ………―――ゥゥ―――……んぱ……」
千枝、雪子、りせが固唾をのんで見守る中、ノイズが走る画面に、くぐもった声が漏れる。
この演出には見覚えがあるような気がする――これは。
「……ん輩……ふあぁ……やめ……やめぇ……」
そこに映ったのは、直斗が涙を流しながら、縄で縛られて悲惨な状態になっている姿だった。ゆるやかな角度とはいえたしかに
先端がとがっている――三角木馬? というのだろうかあれは。木製の器具に、直斗は跨っている。跨らさせられている。
しかも直斗の身体は、まるでバケツに溜まった精液を浴びせられたように、体中が白くぬめついていた。
一体CMの間に、何度射精されればこれほどまでに精液塗れになれるのだろう――
それは、彼によって直斗に加えられたセックスの激しさを、如実に物語っていた。
『――ねぇ
どんな気持ち? ……僕にはよくわかってるよ、勿論……
でも先輩にも聞かせてあげようよ。今、ど・ん・な風に思ってるの〜?』
だぼだぼの白衣だけを着た直斗が、くすくすと笑いながら、踊るように三角木馬を軸に歩きまわっていた。
無様な格好を強いられた直斗への、言葉責めはまだ続いている。
CMの間中、木馬に乗せられ、天井から伸びる縄に縛られた直斗を、こうして嬲っていたのだろうか。
「うう……」
『なんてね。こんな女の子みたいな喋り方も、してみたいと思っていたんだよな?
ふふ――』
そう思うと、うってかわって、シャドウの直斗は「研究所」で見たような悪辣な顔に変わる。
千変万化の顔を移り変わらせながら、シャドウは一貫してオリジナルの本音を暴きだしていくようだ。
カッ――
「や、やだ……光がっ……」
『いい加減に認めたらどうだい。気持ちいいんだって』
ステージでショーダンサーが歌い始めた――そんな演出だ。廃工場のあちこちからスモークがわきあがり、スポットライトが
直斗の後方から烈しく焚きあがる。おかげで直斗の身体は輪郭までもがはっきりと映し出される格好になった――
そしてシャドウの直斗は、だぼだぼの袖とともにカメラに目線を向ける。
白衣の奥から覗いている胸の谷間が、動くたびにやわらかく揺れているのを除けば、
眼鏡をかけた端麗な表情は、まるで研究室で実験を行っている最中のようにも見てとれた。
『先輩、次はどうしますか?
せっかくご自分からテレビに飛び込んだんですから――もっと色々なことをしましょうよ。
僕を抱きますか? それとも……もっと、オリジナルの僕を責めますか……?
僕に命じてください。先輩――なんでもあなたの、言うことを聞きますから』
画面に人影が現れた。
頭の鉢巻、長い特攻服という見慣れないファッションだが、それは、テレビを注視する女性陣には見慣れた――
まがうことなき「彼」の姿だった。ぼそぼそと、彼は、シャドウの直斗に向かって何事かを命じている。
よく聞きとることができない……だが今回の放送では、やはり彼の様子は何かが変だ。
「彼も、直斗くんも、すごい顔してる……」
そんな声が誰からともなく漏れた。それは、誰の声だったのだろうか。
「――手を」
彼は、小さな声でそう言った。
『手、ですか? ……はい』
シャドウの直斗は、何ら疑いを持つこともなく(白衣の袖越しだが)両手を差し出してきた。そして何の疑いもなく両手を
あげて――『え?』ガチャンと音が鳴った。
手錠である。
誰が見ても見間違いようもない、紛れもない手錠が、天井のフックと、直斗の右手に繋がった。
選択肢
おうまさん
なわとび
プール
えのぐ
おくすり
ニア
パリン、と硝子の割れる音がする。
『う……嘘……』
シャドウでありながら誰よりも冷静沈着を保っていたのは、シャドウの直斗だったのかもしれない。
だがもしオリジナルの直斗が心底から心を揺さぶられれば、おそらくシャドウにも動揺が現れるのだろう。
その時――彼女は、白衣の袖で自分を守るように抱きしめながら、顔を青くした。
「な……なッ……先輩……何のつもりですか、これ……」
――何度か、ダンジョンで見たことがある。
たしか彼はそれを「マーラ」と呼んでいた。
『ク……クックックッ……』
マーラの間の抜けた口から、聞き覚えのある「シャドウ」の笑い声が聞こえてくる。
彼の自我が目覚めたことで、シャドウが分離したのか――
『夢遊病みたいな状態で、中途半端に自我が目覚めたようだな……
これはこれで、面白い……とくに嬲ることには向いていそうだな』
ペルソナチェンジ――ここではシャドウチェンジというべきか――最早線引さえ曖昧になりつつあるが――
見上げるほどの巨大な「男根」が、廃工場を席巻するようにそそり勃っている。そして根本や玉袋にあたる部分には、無数の
――その場にいる人間にしかわからないが、ペニスの発する独特の異臭を伴う――触手がうねっている。
瞬間、シャドウの直斗は、自分がこれから何をさせられようとしているのか察したようだ。
『や、やだ……やだよ……先輩……僕、先輩に抱かれたくて、なのにっ……』
腰が砕けた彼女は、子どものような怯えた顔で、這いずりながらマーラから距離を取ろうとする。
『ほ……他のことならなんでもしますから!
それだけは駄目です、本当に駄目! シャドウの僕が、僕が言うんだから――!』
マーラに対して、本当に心底から恐怖しているらしい。涙を流しながら懇願してくる。
それなのに――
彼は。
――ああ
これが見たかった。
誰にも涙さえ見せない、シャドウに至っては、何もかも曝け出しているようで、何処までも奥が深い。
そんな彼女の心の「奥底」を覗く――そしてめちゃめちゃにする――そんな顔が
見たかったのだと、彼は、思ってしまった。
選択肢
おうまさん
なわとび
プール
えのぐ
おくすり
ニア マーラ
『嫌――嫌ぁああああああああああああああ!!!!!!!!』
ぬちゃああああああぁぁぁっ――!
と、卑猥な水音を立ててマーラの巨体がシャドウの直斗を押しつぶした――かに見えた。だがマーラは巨体のわりに体重は
それほどでもないのか、直斗は潰されずにただ床に押し倒される。だが、次の瞬間。
『ああああああああああああああああああ!!!』
「ッ―――――!! オオオオオオオオァァォオオオオオーーーっっ!!!」
マーラの下敷きになった直斗と、三角木馬に乗せられた直斗が、
二人同時に折れそうなほど背骨を逸らし、悲鳴とも嬌声ともつかない声をあげた。
『うあッ――』
ズンッ――
股間に「なにか」を押しこまれたのか、下敷きにされた直斗はびくん、とたわわな胸をふるわせた。
「だ、駄目だ――駄目です先輩! 僕、僕こんなの知らない……ンアあっ!! ああああ――っ!!
な――なんでっ……駄目――駄目っ……駄目えええええ!」
『き――気持ちい……気持ちいぃぃいい―――っ!!』
「どぅ、どうしてぇ……あああんっ! ああっ! ああ、ああーっ!」
はふ、はふ、と、身体を逸らして全身をふるわせ、身悶えながら、ふたりの直斗は懸命に呼吸を整えようとする。だが押し寄せ
る快楽の波にもてあそばれながらの息継ぎは、見るものの視線を集めずにはいられない、だらしない女の顔に変っていた。
『ククク……思った通りだな……
ペルソナもシャドウも性質は同様だ……どうやらおまえたちは、快楽を共有するようだな。
どちらかが絶頂に達すれば、もう片方も絶頂に達する――
シャドウによるおまえへの責めは、まさに究極の自慰行為というわけだ。
もっともそれは、俺とオリジナルにもいえることだが……ね……』
マーラは、自分の口元にある直斗に向かって触手を伸ばす。
触手のひとつひとつもまた男のペニスを象っていて、先端が、先走りじみた粘液を纏っている。
『ところで、おまえは元はと言えばヤマトタケルであり、スクナヒコナでもあるわけだが――
おまえには弱点はないんだよな。隙がない。ああ、属性面での意味だがな。それでだ……ほら!』
マーラが少しだけ角度を変えてずんっと胴体を震わせると、直斗は白衣の袖で顔を押えて、狂ったような叫び声をあげる。
「ああっ……はあ……はあ……」
『ぅ……ひうっ!』白衣の裏で全身に触手を纏わりつかされながら、シャドウの直斗は悲鳴を上げた。
直斗にとっても、シャドウにとっても、自分の急所をまとめてわしづかみにされたような気分だろう。
『さて、では告白タイムだ。
直斗。おまえはどこが感じる? どこをどうして欲しい? どこでも、思い切り嬲り倒してやるぞ』
『……!』
それを聞いて、オリジナルの直斗は顔を青くする。
ただでさえ――自分の弱点を触手が這いまわるたびに、身体がねじれそうな感覚を覚えるのだ。
それなのにこのシャドウは、そこをどう捏ねればもっとも堪らなくなるか、シャドウに今から告白させようというのだ。
「う………や、やめて……それは」
『僕……
ああ、僕……』
「――!」
三角木馬に乗せられた直斗は、「やめて、それだけはやめ――」と声をあげようとするが、
特攻服の彼に縄をひっぱられて、股間により木馬の先端を食い込まさせられる。ぎぃっ、と音を立てて。
「ぁあああ! 先っ――先輩!」
『……い……』
マーラの無数の触手が這いまわる下腹部に全身を呑みこまれながら、シャドウの直斗は、くすりと笑った。
捕食されながら、それを喜ぶ獲物が、はたしてありうるだろうか――だがシャドウは言った。
『…右胸の脇……耳……鎖骨……それと――お尻……右の乳首の脇も……』
途端、シャドウの直斗の身体を包む白衣が、無数の触手に入り込まれて爆発したかのように蠢いた。
「!!!!!!!!!!!」
『!!!!!!!!!!!』
テレビに見入る千枝も、雪子も、りせも――その時、誰もが、目を細めて、手を口で抑え込んだ。
自らの性感的な弱点を告白させられて、そこを触手で徹底的に攻められる――
現実ではありえない。想像するしかない。だが想像するだけで、背骨に電流が走りそうになる。
ましてやテレビのなかで体感させられている二人には――おそいかかる快楽はどれほどのものだろう?
感電したかのように木馬の上で暴れまわる直斗――
痙攣しながら、振動し暴れまわる触手の海で、猛烈な快楽の渦に呑まれて悶え狂うシャドウの直斗――
「ひッ、ひいッ……や、やめてくれ――やめて先輩っ!! 僕の体、壊れるう……!!」
耐えがたい快楽に背を反らせようとすると、木馬が股間を苛んで苦痛を長引かせる。
歯をがちがちと鳴らせながら、眼鏡の奥で、ふるえあがる眸が助けを求めてくる。「ああっ――おあああ」
快楽と苦痛が並列で、電流のようになってふたりの直斗を駆け巡る。
『はぁ……ぁぁ……あ』
絶え間ない絶頂を体験させられて、シャドウの直斗は息も絶え絶えという表情でぐったりと倒れ込んだ――
が、それでも容赦なく、マーラの肉棒は直斗にからみついてくる。
『ひっ――』シャドウの直斗は目をかっと見開いた。『や、やめて……ゆるしてえ……』
――先輩、お願いです。
獣のように叫びながら、直斗は木馬の上で、とぎれとぎれにそんなような言葉を放った。
――せめて僕にもいれてください。僕に、あなたを感じさせてください。
彼も、言われなくても限界だった。
シャドウなのかペルソナなのかも判別できない存在が、遠くで絡み合っている。その激しさが身体につたわってきて、
股間はもう限界に来ているのだ。マーラの与えてくる、シャドウの直斗のぬくもりを――リアルに感じたい。
彼がそう願った瞬間、三角木馬はガラスが割れたように砕け散った。
彼が自分の心を支配する限り、心象世界のマスターである彼の思い通りに、ダンジョンは動きまわる。
直斗はロープによって、獣の四つん這いのような体制で固定されたまま――
奇しくもそれは彼女が初めてここで凌辱された時のような体制で、固定された。
ゆっくりと、侵入する。
――うああっ
精液にまみれた直斗の身体が、今日何度目かもわからない反応を返した。
「苦し……」
やがてオリジナルもシャドウも、ふたりの直斗の声色が、絶叫のものに変わっていく。
――――――――――肉の絡みに収拾がつかず、ナレーションの存在もなくなる。
肉の交わりが淡々と続けられる中、徐々に画面はフェードアウトしていく―――――
ザーー……ザーー……ザアアアアアア――アアア――ァァアッ――……
完二「………」
陽介「………おい? 完二?」
完二「陽介先輩……。
今直斗のヤツ、言ってたっす……先輩は自分からテレビに飛び込んだって」
完二からただならぬ気が放たれている……。
それは妖気、いや鬼気とも表現できるような物騒な――雰囲気を醸し出した。
クマ「カ、カンジ……?」
完二「おい、クマ!」
完二はクマに掴みかかった!
完二「おまえ、言ってたよな! テレビに飛び込んだらどこに出ちまうかわからねえって!
だけどよ! だったら! 仮に――どのテレビから飛び込んだかわかってたら、どうなるっ!
生田目がやった犯行じゃあ、どこから放りこまれたかわからなかったから、俺たちも手だしできなかったけどよ!」
陽介「!!
……完二、まさかお前!」
完二「先輩が、先輩の家にあるテレビから飛び込んだんならッ――
俺達も、先輩の家にあるテレビに飛び込めば――『同じ廃工場』に出るはずじゃねえのかっ!!
どうなんだよ、クマ!!」
クマ「ク、クマ……まあカンジの言うとおりクマかもだけどクマ……」
完二「ならっ!」
陽介「落ち着けよ完二! どこ行くつもりだ!」
完二「先輩の家に、決まってるじゃないすか!」
陽介「落ち着けって言ってんだろ!
だいたいテレビの向こうは危険かもしれないって、何度も何度もクマが言ってんだろ!」
完二「テレビの向こうはあのマヨナカテレビに写ってる、あの工場だろ!
危なくねえのはわかりきってるのに、待ってなんかいられねえッス!」
陽介は色めきだって、踵を返して部屋から出ていこうとする完二の、腕を掴んだ。
だが完二は強引に振り払って、扉に手をかけて外へ出ていってしまう。
完二「もう待ってなんかいられねえ! いられねえんだ!」
バタン! ――と――乱暴な音を立てて、扉が閉まる。
クマ「ク、クマぁ……。でもセンセイが、あのテレビから飛び込んだ保証もないのに……」
陽介「あのバカ……!
第一鍵もねえのにどうするつもりだよ! クマ、とにかく追うぞ!」
ザーー……ザーー……ザアアアアアア――アアア――ァァアッ――……
千枝「駄目! やめてよ、直斗くんが――直斗くんが死んじゃうよ!」
テレビに向かって叫ぶ千枝だが、テレビはもう何も答えない――マヨナカテレビではなくなっている。
雪子「そんなっ……どうにかならないの!?」
りせ「駄目……先輩、もうやめて……
あたしが……あたしさえしっかりしてれば……今日……今日、助け出せればっ――!」
千枝「まだ間に合う!」
しん、と、空気が静まり返る。
千枝「まだ間に合うよ! 考えないと! どうにかして――」
雪子「で、でも、千枝……もうダンジョンにもぐり直す時間もないよ!
早くしないと……直斗くん、あのままどうなるかわからない……」
千枝「わかってる! ……わかってるけど……!」
千枝の携帯電話に着信が入ったのは、その時だった。
陽介からの着信だった。
応答しているうちに、千枝の顔は驚愕を見せていく……。
「うん、うん。わかった。じゃあとにかく堂島さん家に集合ね――」そう言って、電話を切った。
雪子「堂島さん……? 雪子、いったいどうしたの?」
電話を手にしたまま、それを下ろすこともできずに、千枝は茫然としたまま呟く。
千枝「花村が……
完二君が、彼のテレビから向こうの世界に飛び込むんじゃないかって……」
するとりせが、懸命にベッドから身体を起こした。
りせ「先輩――早く行こう! 危険すぎるよ! 完二を……止めないと!」
千枝「でもりせちゃん、身体はだいじょうぶなの!?」
りせ「こんなときに、そんなこと言ってられないよ!
それに先輩のしょうががたっぷり入ったお粥――あれが効いてきたみたい」
雪子「あ。よかった、あれ効いたんだ……
とにかく行ってみよう。テレビに飛び込むにしても、飛びこまないにしても」
千枝「うん! りせちゃんはそこで待ってて。今タクシーを呼んでくるから――」
千枝は、ドアノブにかけていた手を止める。
千枝「…………
雪子、今……飛び込むにしても……って?」
たしなめるように声を低くする千枝を正面から見据えて、雪子はハッキリと言いきった。
雪子「……もう時間がないのは……事実じゃない?」
ザーー……ザーー……ザアアアアアア――アアア――ァァアッ――……
………。
………今まで感じていた………。
………意識を失うほどの、強烈な眩暈がなくなっていく………。
目の前で、直斗が気絶している。
思うがままに凌辱の手を加えた。思うがままに直斗をめちゃくちゃにしてやった。
………そうだ………自分自身で臨んだことだった………シャドウが望んでいたことを………。
――やってしまった。
終わってみれば、それくらいの感慨しか、残っていなかった。
「…………」
立ち上がる。暗い……何も見えない。ここは廃工場ではないのか? とにかく、暗い……。
『…………フン…………貴様も自我が目覚めてきたか…………
しぶといオリジナルが…………だが』
背後からの声。
目線を向けるまでもなく、意識のみを向けると、そこには自分自身のシャドウが感じられた。
形状はまだマーラのものだ。……こいつは無数の姿を持っている。
――それには構わず、まず――目の前の直斗を起こして、楽な姿勢にさせた。
そういえばシャドウの姿が見当たらない。
が、直斗はまったく反応を返さない。――「なおと?」――
『フ…………だいぶ辛そうにしていたなあ…………しばらくは目は覚ますまい……?
…………どうだ? どんな気分だ? 自分を認めてくれた大切な人を……おまえはどうしたんだ?』
――「なおと?」――
なめらかで細い体――こんな華奢な、小さな体に――あんなことを仕出かしてしまったのだ。
――本能を解放しても後悔しか残らない――
ならば俺は、何のために生きているんだ?
『なんだ。その態度は。
俺がおまえを手助けしてやったんだろう? いいや、すべては俺が――他ならぬ俺がやったことだ!
貴様はただ俺に追従しただけにすぎない! 貴様に主人格たる「主」などありはしないのだ! 決してな!』
そうかもしれない。
――真実を追い求め続けたこの一年間で、果たしてどれほどのものを得られたのだろう。
仲間に期待されるまま我武者羅に戦った。そして苦しみばかりが積み重なっていく。期待に、胸が重くなる。
それでも……きっと何かが得られると思っていたから突き進んだのに……菜々子、菜々子は!
……何も成し遂げられなかった……もう歩くことに疲れてしまったのだ……
考えることをやめて、楽になってしまいたい……誰かに甘えたい……自分を失い、直斗も欲望のままにしてしまった。
だが――
『……………そうか』
だが、立ちあがる。わかった。もう止まるわけにはいかないのだと。
これは俺が自分の意志で始めた戦いだ! 止まってはいけない! だからこそ、止まりたくない!
でなければ――「自称特別捜査隊」を結成したあの日の――過去の自分を裏切ることになる!
『認めるというのか。認めた上で、俺を押さえつけるつもりか。
…………考えることを、苦しむことを、やめないつもりなのか。
…………おまえを動かしてるのは正義感じゃない。ただの責任感だ。
おまえはそうやって、欲望を封じ込めてきたんだ! 責任感!? そんなものが大事なのか!』
マーラの形象が崩れた。自分のシャドウが、最も対峙するのに向いている姿へと変わっていく。
闇に浮かぶ影法師。
それはイザナギだった――淀んだ緋色にカラーリングされた、自分であり自分ではない異なるイザナギが現れた。
自分の最も攻撃的(サディスティック)な欲望が、最も顕著な形で具現化した――他でもないシャドウの姿で。
『了解、ならば受けてやろう。仕上げと行こうか、俺よ――どちらがこの身体を我がものとするか――
どちらが直斗を我がものとするか――! いいや、直斗だけではないぞ――
千枝も!雪子も!りせも!…菜々子も! 手に入れて滅茶苦茶に壊してやる! すべて! すべて! すべてだッッ!!』
ペルソナを呼びだそうとしても巧くいかない。どうやら自分のペルソナはシャドウに変わってしまったらしい。
それでも、立ち向かわないわけにはいかない。たとえどれほど強大なシャドウに、理性が押し流されようとしても。
甘美な誘惑に惑わされるのは、もう終わりにする! ――そう願った瞬間、右手がかすかに光った。
……我は汝、汝は我。然らば双眸を見開きて受け止めよ。
これは――「長刀」だ。はじめて召還したイザナギが手にしていた剣だ。
剣把を握る。これだけか細いものでも――立ち向かう意志は、こうして形を取ってくれたのだ。
しかしイザナギは、現れた「長刀」を一瞥して高笑いを放った。
『ハハハハハハッ……!
お笑い草だなッ……そんな薄っぺらい力しか……それがおまえの限界なんだ!』
極光が奔った。
心象風景を投影するマヨナカテレビの世界は、マスターの意志によって自在に姿を変える。
ただし、ひとつの人格が、ひとつの心を完全に制御することは稀だ。だからこそ「シャドウ」は存在する。
――突如として世界は光に包まれた。鏡地獄の万華鏡のように、360度が極彩色じみた色彩に変わっていく。
己が心の支配権を巡る――マスターキーを奪い合う戦いの始まりを、イザナギは咆哮を以て告げる。
……我は影……真なる我!
陽介とクマが河川敷道路を走っていく。
千枝と雪子がタクシーを呼んでいる。
りせはその隣で、厚着をしながら寒気に耐えている。
完二は堂島宅の前で、顔を強張らせている。
――その刹那、
二人のワイルドカードの繰り出す剣戟が、万華鏡の世界に火花を散らした。
ザーー……ザーー……ザアアアアアア――アアア――ァァアッ――……
↑ 以上本編
24みたいな映像をイメージしながら終わったけどどうでもいい
最終回くらい全編普通の文章でがんばろうかとおもいます。ようやくいちばん書きたかったエロも書ける…
つか誘い受けなど意味がわかってなくて正直色々スマンカッタ 自重します
続きキタ━━(゜∀゜)━━!!
相変わらず切なさ乱れ撃ちとギャグの配分が素晴らしいぜ…
さて、また全裸で正座して続きを待つ作業に戻るか…
>>220 探してきたけど、もうdatの海に放流された後だったッ!!
ログとってなかったぜ…すまん
リアルタイム投下ktkr
乙です
つーかコードギアス自重しろwww
ここからエロがある・・・だと!?
GJw
乙ですw
「せー・んー・ぱい♪」
ファンを虜にしてやまないだろう甘い声も、今日という日は聞きたくなかった。
嫌々ながら、顔を上げる。そこには笑顔全開のりせが立っていた。
「やだー、センパイ元気ないの? ちょうど良かった、ほら、これ食べて元気出して!」
差し出された包みは…恐らく、チョコレートだ。
今日は奇しくも2月14日。
世に言うバレンタインデーで、朝から校内では綺麗にラッピングされたチョコレートが飛び交っている。
「…ありがとう、後で食べるよ」
「そーお? 私の愛情たーっぷり詰めこんだから、味わって食べてね」
明らかに本人の意図に反して愛情とは別のベクトル上にあるだろうチョコレートを受け取る。
もう何が出てきても驚かないが、今ここで食べようという気にはならない。即座に鞄にしまった。
と、りせがキョロキョロと教室を見回す。
「あれー? 花村先輩は? 先輩にもチョコ用意したのにー」
「なんかブヨブヨしてるチョコレートらしきもの食って悶絶した。多分まだ保健室で寝てると思う」
「? ふーん、完二もいないんだ。さっきから探してるんだけど」
「チョコレートっていう名前の鉄板かじって顎外した。多分まだ保健室で寝てると思う」
「ちょっとちょっと! さっきから聞いてればあたしらが悪いみたいじゃん!」
目の前に立ちはだかったのは千枝と雪子だ。
千枝は眉を吊り上げて仁王立ちしているが、雪子はさすがに済まなそうに俯いている。
「『悪いみたい』じゃなくて、『悪い』じゃないか? 二人も保健室送りにして…」
「修行が足らーん! あの程度の硬さのチョコで顎外すってどうよ?」
思わず机に突っ伏した。どうよもこうよもない、と返してやりたいが、黙っておくことにする。
「せっかく恵まれない男性陣に手作りチョコあげたのにさ! ねえ、雪子?」
「う、うん、でも…あれ、チョコじゃなかったかも…」
雪子は伏し目がちにそう呟いたが、ぱっと思い出したように表情が明るくなる。
「あー、あれかな、化学反応! 混ぜてるうちに何か起きたのかも!」
拍子抜けするほど楽観的な発想の転換である。
ただ混ぜているだけでチョコレートに化学反応が起きるはずがない、とツッコミを入れたかったが口をつぐんだ。
「あ、そだ、先輩! これ」
りせが差し出した包みは、落ち着いた青の袋だった。
小さな茶色のリボンのついた、鈍い銀色のシールが左隅に貼られている。
華やかな暖色系を好むりせの趣味とは、ずいぶんとかけ離れた包みだ。
「これね、直斗くんから。先輩たちに渡してほしい、って」
元・自称特別捜査隊本部。現在はジュネスのフードコートの一角。
保健室で半死状態になっていた陽介と完二を引き取ってやってきた。
「だー、かー、ら! なんでチョコレートがゲル状になるんだよっ!」
ようやく復活した陽介が、拳をテーブルに叩きつける。
「けど天城先輩のチョコ、一応上に胃薬がふりかけられてたじゃないスか。まだ良心的っスよ」
「完二、冷静になれ。普通チョコレートに胃薬なんかかかってるか?
ハナっから危険物だって言ってるようなモンじゃねーか!」
「いや、そうスけど、オレなんて…何の耐久レースだったんスかねえ」
完二は左頬をさすった。完二の左頬から顎にかけては、巨大な湿布が貼られている。
怖いもの見たさというやつで、りせのチョコレートはフードコートに来てから皆で開けてみた。
なぜか真っ黄色で、赤い片鱗がところどころ覗いていた。
陽介や完二の惨状を知らないクマが嬉々として一口目を食べたが、そのまま悶絶してジュネス従業員の救護室に運ばれていった。
どうやら黄色いのは芥子の色で、覗いていた赤い片鱗は唐辛子だったようだ。
もはやチョコレートという枠を超えた謎の食べ物になっていたらしい。
「それにしても直斗の作ったチョコ、うめーじゃねえか! さすが名探偵だな!」
不意に名前が出て、どきりとする。
「確かにうめーっス。これならいつでも嫁に、あ、いや…」
二人が褒めちぎっている直斗のチョコレートは、確かに美味しい。
だが、いくらなんでもつれないのではないか、と愚痴のひとつも言いたくなるものだ。
恋人同士になって初めてのバレンタインデーだ。
にもかかわらず、朝から直斗の顔を一度も見ていない。
男のたしなみ(と言うべきかはわからない)で催促したわけではないが、くれるものと思い込んでいたかもしれない。
確かに直斗は手作りのチョコをくれた。だが、人づてだ。しかも、陽介や完二に渡されたものとまったく同じだ。
渡されたとき、りせに反射的に直斗のことを聞いてしまった。
「うん、なんか今日ね、用事あって忙しいんだって。もう帰っちゃったよ」
恋人である自信がなくなった、とまではさすがに言わない。
直斗は女である自分を否定してきたせいか、世間一般で言う女子高生とはどこかずれたところがある。
極度の恥ずかしがりのため、表では関係を伏せているのも直斗の頼みからだ。
さっさと関係を公表してしまいたい気持ちは燻っているのだが、直斗の頼みだからと仕方なく受け入れている。
…もしかして、恋人として不満があった、とか…
最悪の結論に辿り着いてしまい、悶々と考えれば考えるほど泥沼にはまっていく。
「先輩、もう食わねんスか? じゃ、オレがいただくっス」
ひょい、と手の内にあったチョコレートを奪われる。
顔を上げると、直斗のチョコレートはすでに完二がかじりついていた。
「てめえ! 直斗大明神のチョコ、俺にもよこせ!」
「先輩はりせのでも食っててくださいよ! まだ食ってねえんでしょ!?」
「バカヤロウ! 俺を二度も倒れさす気か!」
ひとつの食べかけのチョコを巡って、二人の罵声の応酬は続く…。
家に帰る頃には、すでに夕闇が迫っていた。
ふと、玄関先の人影が目に留まった。
小柄で華奢な肢体、それに帽子。すらりとした立ち姿。遠目でも、誰かわかる。
慌てて駆け寄ると、人影はすぐに恋人の姿に取って代わった。
「先輩、お帰りなさい」
直斗は笑顔で言った。息が白く、鼻先が赤くなっている。
肩に手をやると、コート越しにも冷たい。
「直斗、用事があったんじゃ…」
「これが用事ですよ。先輩を待ってたんです」
「どのくらい待ってたんだ?」
「え、そうですね…HRが終わってすぐ先輩の家の前まで来て、それから…」
くしゅん、と直斗が小さなくしゃみをした。慌てて自分がしていたマフラーを直斗の首にかける。
「それからって、それからずっと? 連絡すればいいだろ?」
「あ、それはそうなんですけど、でも…何だか呼び出すのって恥ずかしいし…」
寒さに羞恥心が上乗せされたのだろう、直斗の頬が紅潮している。
「とりあえず入れよ、寒かっただろ」
あまりにも遠慮の過ぎる恋人に、溜め息が漏れる。
風邪でも引いたらどうするというのか。
直斗の細い二の腕を掴んで、半ば強引に家に引き入れた。
叔父の堂島はいつものとおり仕事、菜々子は久しぶりに友達の家に行くと朝からはりきっていたのでまだ帰ってきていない。
部屋の暖房をできる限りつけて直斗をこたつに座らせた。その間に台所に立って牛乳を温める。
ちょこんとこたつに入っている直斗の前に、砂糖たっぷりのホットミルクを置く。
直斗は小さく頭を下げてマグカップに軽く口をつけてから、ほっと息をついた。
そして、そっと鞄の中から包みを取り出す。
「これ、本物のチョコレートです。久慈川さんに頼んだチョコは、カモフラージュですから」
直斗が差し出したのは、包装の施された正方形の包みだった。
本人の言う「カモフラージュ」のチョコレートと似たような色合いの包装だが、「with love」と刻印された鈍い銀色のシールが少し
ばかりこそばゆい。
「カモフラージュのほうも食ったよ。途中で陽介と完二に取られたけど。
…もしかして、千枝たちのチョコレートが物体Xだって知ってた?」
「はい、一緒に作りましたから。一応最初から順を追って作り方を教えたつもりだったんですけど…」
直斗は肩を竦めた。確かに、一緒に作っておきながらあれだけ別物になるとは想像もつかなかっただろう。
猫舌なのだろうか、少しずつ冷ましながら直斗がホットミルクを飲んでいる。
直斗の真向かい、ちょうど普段は菜々子の指定席になっている場所に腰を落とす。
時折直斗がホットミルクをすする音しかしない。ひどく静かだ。
「直斗、俺に遠慮しすぎじゃないか?」
「え、そ、そんなこと…」
おもむろに切り出すと、直斗が上ずった声で返す。
答えは言わずとも知れたようなものだ。
「連絡なんて普通だろ? メールでもくれれば、すぐ帰ってきたのに」
「だって…先輩、女の子に人気あるでしょう」
直斗は睫毛を伏せた。
「鞄、いつもより膨らんでますよね。里中先輩たちの他にも、チョコレートもらったんじゃないですか?」
メディアのようにさすがは“探偵王子”だと賞賛する場面でないのはわかっている。
だが、褒めちぎって話を切り上げてしまいたい気持ちが疼く。
「実は…僕…朝見かけてしまったんです。…先輩が、女の子からチョコもらってるの…」
空気が重い。断りきれずにもらってしまったチョコレートの存在は、直斗を傷つけたようだ。
確かに帰るまでにいくつかもらってしまった。(公では)彼女がいるわけでもないのに、断るのも不自然だと思ったからだ。
すでに現場も押さえられている。何度も心中で繰り返すが、浮気をしたつもりは毛頭ない。
毛頭ないのだが、浮気現場を見られたような気分になるのはなぜなのだろう。
「ごめん」
他に方法が思いつかず、頭を下げた。
こまごまと釈明をしたところで、相手は頭の回転の速い直斗だ。態度が頑なになるだけなのは目に見えている。
「いえ、僕こそ…ごめんなさい。子供じみた独占欲で、あなたを縛ろうとして…」
さらに空気がじっとりと重くなる。
話題を思い切り方向転換するしか、この空気を振り払う方法はない。
「――決めた」
「え」
「何してほしい?」
「あ、の、先輩…?」
直斗がきょとんとした顔を向けてくる。我ながら唐突すぎると思う。
自分でも唐突だと思うのに、相手にうまく伝わるかどうか。宥めるように直斗の柔らかな頬を撫でる。
「今日は直斗の言うこと何でも聞くよ。お詫びってわけじゃないけど。何してほしい?」
「そういうことですか」
直斗は苦笑する。
「そうですね…え、ええと、その…」
直斗は視線を膝に落としてしばらく考えこんでいたが、何かを思いついた途端にもじもじとしはじめた。
一体何を思いついたのかと首を傾げるが、次の瞬間直斗の口から発せられたのは肩透かしを食らうようなことだった。
「…あの、ぎゅっと…してください…」
直斗は大真面目なのだろう。耳まで赤くなっている。
ぎゅっとする、平たく言えば「抱きしめる」。恋人関係になってから、幾度となく抱きしめてきた。
それなのに、敢えて抱きしめてほしいと言う直斗の気持ちは理解できるとは言い切れない。
だからこそ、愛しいのだが。
直斗を抱き寄せる。直斗の体格は、ちょうど腕の中に納まる大きさだ。
本当に華奢だ。力を入れたら、壊れてしまいそうなほど。
「先輩にこうしてもらうの…すごく、安心するんです。子供みたいって思われるかもしれないけど…」
おずおずと直斗が抱きしめ返してくる。耳を澄ませると、直斗の心臓の音が聞こえてきた。
自分の鼓動、それと直斗の鼓動。ふたつの鼓動が、微妙にずれながらも重なっていく。
「…僕は、不安なのかもしれません。こうしていられる時間が夢で…目が覚めたら独りで…
現実の先輩の隣には可愛い女の子がいて…、……」
「馬鹿だよ、直斗は」
「ばっ、馬鹿!? 言うに事欠いて馬鹿ですか!?」
大人しく腕の中に納まっていた直斗が、むっとした顔を上げた。そんな直斗に、大きく嘆息してみせる。
「俺なんか、授業中に直斗の服全部剥いて、あんなことしたりこんなことしたり妄想してるのに」
「え、えええっ!?」
予想以上の反応である。直斗は想像したことはないのだろう。
と言っても、女子高生が彼氏の服を剥いて授業中にいろいろと妄想するのは微妙な気もするが。
「俺はどこにだっている普通の高校生だよ。直斗だってそうだろ?」
「ふ、普通の高校生は、その…授業中に妄想したりするんですか…」
「妄想じゃ、触れないよ」
慌てふためいている直斗の唇に、キスを落とす。
「…本物の直斗が欲しい」
もつれるようにして、部屋のソファに倒れこんだ。
さらしを緩めると、豊かなふたつの果実がこぼれた。
かじりつくように桃色に染まった白い果実にしゃぶりつく。
そろそろ体型的に男装は限界を迎えつつあるのだろう。
直斗の肢体は細くても女性的な丸みを帯び、かっちりとした学ランでは隠しておけないほどに魅惑的だ。
そのうち、直斗は自分以外にも女性としての顔を見せるようになるのかもしれない。
だからこそ、今のうちにどこかに閉じこめておきたい欲求が首をもたげる。…醜い欲望だ。
直斗の「子供じみた独占欲」とは、恐らく比較にならない。
直斗の溜め息とも喘ぎともつかない声が漏れる。
「さらし、もうきついんじゃないか…?」
「あ、そこで、しゃべらな…っ」
直斗が身をよじる。
恥らう言葉や仕草が余計に男の情欲を煽ることを、直斗は知らないのだろう。
秘所を探ると、すでに少し濡れていた。指先に蜜を絡ませて、奥へと指を進ませる。
直斗の体がびくん、と跳ねた。すがるように直斗の細い手が伸びてくる。
「…急に“女”になるのって、やっぱり…まだ、怖く、てっ…」
直斗は眉を顰め、苦しげに息を吐く。
「でも、相手が先輩なら、いいっ…」
「直斗…」
「先輩だから、いいん、です…っ」
飾ることをしない直斗の言葉だからこそ、心に、そして本能に響く。
ゆっくりと慣らしている余裕など、もうどこにもない。
秘孔から指を引き抜いて、代わりに自身をあてがう。入り口がわずかにひくついたのを感じた。
「あ、あっ、…!!」
体重をかけると、直斗が悲鳴に近い嬌声を上げた。
まだくびれの部分を入れるまでに抵抗があるらしい。荒い息を吐く直斗の目が潤んでいる。
こぼれそうな涙をぬぐうと、直斗が手を取って頬に摺り寄せた。
「も、大丈夫、です…」
膣の中はかなりきつい。ぎゅうぎゅうと締めつけてくる。
直斗のほうにも負担はあるはずで、それでも応えようとするこの恋人を愛しく思う。
「…愛してるよ」
謝る代わりにそう言った。
初めて抱いたとき、直斗は処女だった。あれからまだ3ヶ月くらいだろうか。
直斗の体の芯は、まだ硬い。やすやすと男を受け入れようとはしない。
早く馴染んでくれればいいのにと思う。早く馴染んで、自分以外に抱かれようなどとは考えも及ばないくらいに。
本当は直斗よりもずっとずっと自分のほうが独占欲が強い。
だからこそ、時折醜い欲求が顔を覗かせるのだ。
「あ…っ、先輩っ…」
ソファのスプリングが、ぎしぎしと鈍い音を立てる。
直斗の白い肌がほんのりと紅く染まり、しっとりと汗で濡れていく。
次第に苦しげな表情に、恍惚の表情が入り混じっていく。
直斗自身、情欲に対してどうしていいのかわからないといった様子だ。
挿入が深くなるほどに、繋がった部分から淫靡な音が漏れ始める。
直斗の体がようやく頑なな鎧を解いて、男を受け入れ始めた合図と言ってもいいかもしれない。
「先輩、ぎゅって、して…」
望みどおりに、繋がったまま直斗を抱きしめた。直斗がきつく抱きしめ返してくる。
「どこか、いっちゃいそう…なんです、だから、ぎゅって、してて…!」
「どこにも、やらない、から…」
「先輩、先輩っ…!」
膣の奥の奥で、熱望が弾けた。
余韻をしばらく味わいたい気持ちもあるが、熱を吐き出した自身を引き抜いてゴムを投げ捨てる。
万が一にでも、膣の中に落とすわけにはいかないのだ。こういう変に大人で冷静な思考の働く自分はあまり好きではない。
ただ、まだ年齢としては子供の直斗にこれ以上負担をかけさせるわけにもいかない。
「ね、先輩…」
振り返ると、直斗が穏やかな表情で見返していた。
満ち足りた表情はどこか聖母を連想させた。
潤んだ瞳、紅潮した頬、濡れた唇。そのすべてが自分のものだと思うと、愛おしくてたまらない。
「大好き、です…」
直斗の唇が、そう形作る。ほとんど声にはなっていなかった。
唇を唇で塞いで、直斗の言葉を飲みこんだ。
「とりあえず、このチョコは押収します。捨てるようなことはしませんから安心してください。
返ってくるなんて思わないでくださいね。責任を持って僕が全部食べますから」
情事の余韻が冷めると、恋人は探偵の表情になっていた。
もらったチョコはすべて封を開ける前に没収された。
できればりせのチョコレートも没収してほしかったのだが、ご丁寧に直斗は手元に残してくれた。
「はい…ごめんなさい…」
着替えもそこそこに、ソファに座ったまま頭を下げる。なぜか卑屈な態度になるのは愛嬌だ。
「…あと、これなんですけど…」
直斗は没収したチョコを鞄に詰めると、またチョコレートを取り出した。
量がしまった量よりかなり多い。直斗が差し出したチョコレートの山に、一枚カードの挟まったチョコが見えた。
「直斗くんへ」と女子高生特有の文字で書かれている。
「…実は僕も断りきれなくて、チョコをもらってしまったんです。ごめんなさい…だからこれは、先輩に…」
「もう付き合ってるって公表しないか…?」
「だだだ、駄目ですっ!!」
ライバルは男だけでなく、女にもいるらしい。しかも、大量に。
思わず溜め息が漏れた。
(終)
以上になります。
お邪魔いたしました。
GJ!!
頑張れ番長www
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
ごちそうさまでした。もう大ファンです。
バレンタインネタGJ!
なおたんかわいいよなおたん
なおたんの手作りチョコ食べてSP回復したいよおおお
>>233 いつもながらGJ!
最終回楽しみにしてるぜ
>>246 GJ!
番長よりチョコ貰ってる直斗w
保管済
>>246 神さまお疲れさまです
非常に楽しく読ませていただきました
もちろん正座でですよww
おお〜
久々に来てみれば神が降臨中だったとは……
ありがたや〜ありがたや〜
じっくり読ませていただきました。
きゅん死にしそう
愛が溢れる素敵な作品ありがとうございました。
規制やっとオワタ
********************************
「なー!?足立・・・・・・ッそんなトコ汚い・・・やぁ!」
性知識の少ない人間にとっては、排泄器官でしかない場所に触れられた事で
僕は驚きを隠せない・・・
僕のお尻を足立は力強く横に伸縮させ、その穴を広げ指を始める
真面目な直斗くんは知らないだろーねぇー
「さっきも軽くいじってあげたら、良かったんじゃない?こっちも使えたら・・・ひひっ色々楽しめるよぉ〜?」
そう言うと足立は僕の両手を両足首に荒縄でくくりつけた・・・ひざには
足を大きく固定させる為か、細長い棒を装着される
「なんの・・・つもりだ・・・」
僕のお尻が天井に向けられた状態を楽しんで居るのか、足立は右手の人差し指で
指で僕の太ももからお尻を往復させる
「なんのつもりって、お尻で愛し合う為に入れやすい体位にしてあげたんだよ〜vこういうのって慣れないとビックリしちゃうからねー」
「そ・・んな・・・だってそこは催す為の場所で・・・」
背後から足立に下腹部を撫で回され、汚らわしい穴への刺激を受けた僕は、小さな痙攣を起こす
「ひひっ直斗くんのえろ口とマン汁でべっとべとだからローション代わりに
なるよね・・・」
「そんなに嫌がるなら、また直斗くんのぬれぬれまんこで膣で出すまで相手して貰うけどいいのぉー?さっきあんなにまんこに出されるの嫌がってたじゃん〜」
「――――!!!」
ほんの少し前に処女を奪われた時、中に射精され妊娠への恐怖を感じた瞬間が
脳裏に戻る――同じように相手をするなら、まだこっちの方がマシだ・・・
「・・・・・変態・・・」
「ひっどいなーその変態、で感じてるのはどこの誰なの?ん?」
抵抗をやめた僕を良い事に、足立は僕のお尻をビブラートの様な動きで撫で回し
いきり立った茎を入り口に這わせ、アナルへの侵入をはじめる
「ほ〜ら、どんどん入ってくるよ・・?直斗くんのケツ穴に僕のちんぽがさあ?」
本当なら一方通行な排泄する穴にペニスが入り込む・・・・
「あ・・・がぁ・・・・!!!!」
重く張り裂けんばかりの苦痛に僕は思わず歯軋りをしてしまう
「やっぱり最初だもんね〜いきなり感じるのは無理かーでもさ、直斗くん?
これ、まだ半分も・・さ・・・・・・・入ってないよ――!!!!」
足立は声を荒げて言い終わると同時に僕の蕾にペニスを盛り込んだ
「ひぎいいィィィィィィィ―――!!!!!」
僕のアナルは早急な進入によって、開かされ血を這わせていく
「ぎ・・・ぐうう!!うああ・・・あ・・やめ・・て・・・くるし・・・ううう!!」
「え?止めていいの?なら、やっぱり前の穴に・・・・」
僕をバックから突き上げる状態で囁く足立・・・僕はその背筋が凍る脅迫から
首を静かに横に振る――
「前は・・・おまんこはだめ・・・駄目・・・!僕のお尻で満足して・・くれ・・・
お・・しりで・・・お尻でええ!!!」
僕は口を大きく開け、舌をだらしなく放ったまま、必死の抵抗の声を荒げる
「へーそんなにケツ穴でセックスするのがいいんだ?でも、お尻だけだと直斗くん、まだイクの無理そーだから
さみしそーにしてるまんこも同時に可愛がってあげるよ!」
「え?前もって・・」
男は蔓延の笑みを浮かべながら、僕を抱き起こし、あるモノをこれ見よがしに見せ付ける
「これ、なんだと思う?ピンクローターって言ってさ・・・クリやまんこをいじめるのに使うんだぁー」
「くり・って・・・うあああ!!」
小さな卵型の物質は手早く僕の膣に埋め込まれ、振動が伝わる
「あははv小さい分、よく動くからひくつくでしょ?僕がまんこにさっき出したざーめん流れ出てきてるよぉー」
足立はそう言うと腰の動きを強めながら、僕の陰核をピンとはねる
「アナルも最高だよ!直斗くん〜vアナルも、まんこも、口もみんな僕が初めての男なんだから!」
「あ、ぎ・・・んんんんんんんん!!!!」
「動くたびに、直斗くんがビクビク言ってるコリコリの部分・・・Gスポットのうらっかわだよねぇ?ここがアナルの性感帯なんだぁ〜本当、直斗くん、感度そすぎだよぉv」
足立の貫きに合わせるように、僕は肛虐の苦痛から開放されて行く・・・・
「んっ・・・うあ・・・あ・・・あはっ・・・・あ・・・あン!」
自然に漏れてしまう声に、艶の有る色味になっていくのが自分でも分かる――
「うそ・・・なんで・・・?僕・・・気持ち・・・わるいだけ・・なのに・・・?
あ、ああん!あはっ!」
僕は快楽なのか苦痛なのかも分からなくなり、気を抜くと意識が朦朧としてしまいそうになる
「もう感じるなんてまだ媚薬切れてないっぽいねー・・・でもその内、自分から腰振って今以上に感じるようにしてあげるからね〜!」
男は僕の様子にもかまわずひたすら、もてあそぶ動作を繰り返す
「アナルも最高だよお〜直斗くんvキリキリしまって・・」
「あ・・・あふっ・・・・・・あ・・・」
「気持ちいいいんだねー直斗くーん、艶っぽい声出しちゃってさ・・・直斗くんがお尻でも感じる変態さんだって『彼』が知ったら、どう思うんだろうね〜」
ビクりと反応してしまう
「こんな時に、先輩のことはあ・・あ、あああ!!!あ、あく・・・うぁ!」
「あははv直斗くん失神寸前?でも僕限界だからーこのままイカせて貰うよ?じゃあ!
たぁ〜〜〜っぷり受け止めてよねぇ!僕のザー汁!!!!」
「お・・・おひりで・・・だす・・なぁ!!ああ・・あはああ!!!!」
どくっ ドクッ!!
男は腸内に射精行為を始めると、細かい振動を重ね始める
すべてのアナルへの射精が終わり、ヌプリと言う音を立ててペニスが引き抜かれる
「ふ・・・あ・・あ・・く・・い・・・」
足立は自分の欲望出し終わると、僕から引き離れ、満足げに息を吐く――
ベットの上で開放を味わうと、体中に浴びた精液で、僕は本当に犯されたんだと思い知らされ、嗚咽が漏れる・・・・・
「う・・・ううううう・・・」
「上の口も下の口も涙でびしょ濡れになっちゃったねーでも僕の事
もっと好きになるようにしてあげるよ〜これからは時間もあるんだし、もっと可愛が・・・」
足立の悠長な台詞を制止するように、僕は背広を着なおした
目の前の男の頬を必死の力を込めたで強く張り倒した
「うわ、いったぁ〜〜」
「足立、お前・・・いい加減にしろ・・・!僕は菜々子ちゃんの為に体を明け渡す
とは言ったが、心までは渡すつもりはない・・・!でなければ・・・だれが・・・誰が
・・・お前なんか・・・!」
「あはは、いったいなーそれでこそ名探偵さんだね・・・そういう君だから・・さあ?」足立は僕に張られた頬を軽く指でなぞる
「もっといじめてあげたくなるよぉー!!!」
足立は、殴り返すように僕を叩き、覆いかぶさった
「っ・・・ぐうううう!!や・・め・・ろ・・・」
「はっ!ごめ、痛かった?結構痛かったからさ、お・か・え・し!」
男は両手首を強く掴み、淫汁で覆われた僕の局部を指でかき回しはじめる
「ここでは僕が『ご主人様』で君が『奴隷』なんだからさあ?それに従うのが
決まるなんだよー」
足立は静かにそう言うと、己の粘液の付いた指を僕の口に含ませる
「近寄るな・・・お前の顔なんか・・・みたくもない・・・!」
足立は混沌の目を浮かべながら、強くぶたれた僕の頬に手を這わせる
「イイ反応するよねー直斗くんってさぁー!ますます好きになりそーだよーvやっぱりゲームには緊張感がないとつまらないもんね?」
「犯罪を犯して逃げようとする・・お前が何を・・・!!!」
僕の好戦的な言葉に足立は眉をひきつらせ、僕のお腹をにじるように踏みつけた
「い!ひぐうう!うあああ!!!」
力を抜いているだろうとは言え、その圧力は前後にの穴に出された精液を
押し出すには十分な働きで、ゴポリと逆流しはじめる・・・
「直斗くん、ひっどいよ〜僕、こんなに君を愛してるのにさぁー」
「僕が・・・探偵である僕が・・・お前のような下種を愛せる訳がないだろ・・恥知らずが・・・!」
「いいよー今は嫌ってくれても・・・・僕は直斗くん、好きだから・・・・・」
男は僕の髪を撫でながら、戒めの乾いた声で様に笑う――
「やめろ・・・お前みたいな殺人犯にそう思われるだけで、反吐が出る!」
僕は今まで犯罪者たちに向けた蔑んだ目を容赦なく足立に向ける
「僕が二人分好きになるから・・・・・・」
その直後、ふいに足立は普段どおりの明朗な仮面に戻り、僕から離れると、冷たい皮で出来た無機質な拘束具を僕の両手足につける
「な・・に・・を・・・」
「う〜〜ん、本当は大好きな直斗くんと一緒に居たいけどさ・・・つまんない仕事の処理とかいっぱい有るから、こ〜して僕を待っていてよぉー」
「な!?ふざ・・け・・!」
事件の真相を闇へと追いやろうとしている事を聞き、僕は思考よりも先に体が動き
拘束具を引き離そうともがき始める
「暴れたって無理無理vそれ頑丈に出来てるから、女の子の力じゃ解けないよ」
「だいじょーぶ、生田目を送検すれば、す〜ぐ時間出来るから、可愛がってあげるから!あはっ」
「処女なくした後だと、ちょっとキツイかもしれないけどね・・」
足立は男性自身を形をした施錠の付いたゴム製の下着を持ち出す
それらに対して、知識の無い僕ですら異常な形で使われる代物だというのは一目で分かる「ああこれ?僕を待ってる間、直斗くんが寂しくならないよーに相手してくれるんだよv」
足立は言い終わる前に、その異形を僕の膣内に埋め込み始める
「あ、やあ!!あ・・・・くうううう!」
「気をやりやすいように、快楽倍増になるおまじないをしてあげるねv」
エナメルで出来た口枷のボール部分を舐めあげて僕の口に当て、目には視覚を奪うための目隠しが割り当てられる・・・・・
「じゃあ、バイブのスイッチオ・ン!」
「うぶうううううううううう!ぐ・・・ぶ・・・お・・・ぐううう!!」
「あはは!直斗くん、もうマジモード?」
僕は急激な振動に男の声が遠く感じてしまう
「ぶううう・・・んんん・・もご・・・・」
「僕が戻ったら、何回イッタか教えてねvじゃあ行って来るね〜直斗くんv」
男は少しの時間の後、僕の乳房に挨拶代わりだと撫で、部屋を出た・・・・・・
張り型を引き抜こうにも鍵によって束縛され、まとわりついて僕から離れない
「むご・・・・ご・・・うううう・・・・!」
これは・・・夢だ・・・現実なわけ・・ない・・・
目が覚めたら、菜々子ちゃんは元気な顔を見せてくれて、みんなで一緒になって・・・
でなければ・・・こ・・・ん・・・・な・・・
こんな・・・・・
「う・・・もご・・・もごおおおお!!!!」
僕は足立が戻り、その責め苦から自由を貰うまで、数え切れないほどの絶頂を迎えた――
To be continued
*********続き書いてますが手直ししたいんで今日はここまで
神GJ!
探偵祭りかww
皆様GJすぎるww
探偵の人気に嫉妬w
一気に投下されてるとは・・・めでたしめでたし
それはともかく、GJ!!
そういや、そういう拷問あったな。
最後は発狂してしまうそうだけど
直斗って、どんだけ精神力強いんだw
直斗スレで足立×直斗SS叩かれてる・・
叩きっていうからフルボッコなのかと思えば全然なんでもないじゃねえか
一々こっちでそれを書くほうが荒らしだ
放っとけばいい
二次創作、それもエロパロにケチ付けるヤツなんて高が知れる
いちいち宣伝しに行ってる奴って何なの
逆もそうだが
>落ち着け
なんという探偵祭・・・作者さん方GJすぎる
この調子で色んなキャラの話も見れたらいいな
GJだよ
ここは神が住んでるよ
完二×直斗とか花村×直斗とかも見てみたいな
賛成
レズ…は、なしか?
りせ×直斗
番長に渡す前に、りせが直斗を開発するみたいな。
同じ女だから、弱点知りまくりでえらいことに。
んでもって、実はそれを番長が見てることに気づいてしまって
見事な恥辱プレイに。
最後はちゃんと3P(おいっ!)。
りせを、他の女性に変えてもよしだが、屈託なく「直斗のここって綺麗〜」って
やれそうなのは、りせくらいとおもうんだ。
あーでも、ベタ過ぎてダメか。
見たいんなら自分でかけばいいのに
>>273 いいのか、つまりは。
じゃあ、時間あったら書いて投下してみる。
頼んだ
>>274 自分は大歓迎なんだが、百合ダメな人の為に注意書きと鳥も付けてくれると有難い。
頑張ってくれ!
うんうん。投下が増えてきてよかったよ。この調子でいこう。
ところでちょっと聞きたいんだけど、アニメ版のペルソナってどうだった?
一度も見たことがないからわからないんだ。シャドウとか召喚器とか影時間とか出てきたの?
>>267 足立×直斗SSの直斗スレとここの温度差見ると誰かの萌えは誰かの萎えなんだろうなーと思う
どちらにしろ全力で直斗に萌えられる俺が来ましたよ
何であれ誰にでも受け入れてもらうのは至難だろ
たとえ自分の好みじゃなくても
そういうのが好きな奴もいるんだなと理解できるのが一番
同意
284 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 20:53:20 ID:QTSd3SyQ
万引きグループを壊滅させた千枝。だがそれで全てが解決したわけでは無かった。番長との最後の逢瀬の帰り、
覆面を被った複数の男に囲まれ、有無を言わずに殴打された。メリケンサックを装備した相手の一撃で
千枝の鼻は折れ、倒れこんだ後の顔面への蹴りで前歯のほとんどが無くなった。あまりの痛みに彼女の
意識は遠退いて行った。気が付くと6畳ほどの部屋にいた。顔面の激痛に眩暈がする。目の前には覆面の男。
「あんた、自分が何してるかわかってんの?こんなことして・・・タダじゃ済まないよ!!」前歯が
折れてるせいか上手く話せない。不意に覆面が立ち上がり、千枝の傍に寄ってくる。両手にはメリケンサック。
状況を理解したのか覆面から逃げようとするも身動きが取れない。千枝は自分の足を見てゾッとした。私の・・・
足が・・・・・・目に映ったのは血まみれの足・・・・・・指と腱が切断され甲がグチャグチャに潰されている。
感覚が無い・・・・・・麻酔でも打ったのだろうか、と千枝は場違いなことを、もとい現実逃避を始めていた。
ゴッ!!骨の砕ける音と共に目に火花が走った。あああああああああああ!!声にならない声で千枝は叫んだ。
黙れ、と言わんばかりに覆面は千枝の頭を殴りつけた。何度も何度も。千枝の意識は再び、闇の億深くへと沈んで行った。
次に目が覚めたとき、男は4人に増えていた。頭が錘を入れたように重い。部屋に漂う異臭。正体は糞尿。自分の。
股間に目をやった瞬間、千枝は余りの戦慄に身を強張らせた。ナニアレ・・・爆・・・竹・・・?
股間には、千枝のマンコとアナルには数十本にも及ぶ爆竹が詰め込まれていた。導火線は覆面の元へと
繋がっている。手にはライターが握られていた。あ・・・え・・・え・・・顎が砕け、歯はほとんど
なくなった千枝にはもう話すことは出来なかった。無常にも導火線に火が灯される。もう何も考えられない。
銃声のような轟音。千枝の下腹部は一瞬で弾け飛んだ。おおあおあおあおあおあおあおあおあおおあお・・・
白目を剥き出し断末魔の声を上げる千枝。顔面にゴルフのドライバーが直撃する。千枝の頭部は陥没し、
眼球が躍り出た。千枝の意識はこことは違う別の場所へと飛んでいった。番長、初めて会話した時、
一緒に戦った時、デートした時、キスをした時、抱かれた時、以前とは違う自分に生まれ変わったのだ、と
千枝は心から感じていた。束の間の回想も空しく二発目のドライバーは千枝の意識を無へと運んでいった。
次は天城だな。覆面が言った。そして次は久慈川、その次は白鐘。稲羽市を襲う二度目の惨劇が幕を開けた。
うぇwwwwwwwwwwwwwww
ちょ
これありか?
せめて前置き書けええええ
これを好きな奴もいんのかな…
救済しなければ…
いやこれはなしだろ・・・
注意書きもsageもしてない時点で悪意が見える
正直
グロばっかでツマランナw
うわぁぁぁあぁ
テレビに避難してくるわ
テレビの中で助けが来るまで、時間があったらなんか書くよ。愛があるヤツな。
ちなみに、今はなにが需要高いんだ?
需要とか気にせず自分の書きたいのを書けよ
>>289 最近りせちー分や雪子姫分が足りない・・・
全裸で正座して待ってるのでおながいしまつ
純愛でもダークでもりょじょーくでもおっけ
ただし属性注意書きだけは事前にヨロ
確かに直斗のパロが圧倒的に多いなw
>>289 私的には完二がほしいです
>>25みたいな
でもやっぱ自分の好きなのを書くのが一番だと思うよ
>>294 そのスレ読んだらリアルで吐きそうになった…今もちょっと込み上げるものがあるぜ
世の中にはすごい性癖の人たちがいるんだな…
>>295 口に出すのもはばかれるが、女キャラの内臓露出絵とか好きなヤツもいるしな
世の中、どんな奴がいるのか分からんな・・・
297 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 23:16:46 ID:QTSd3SyQ
内臓や脳漿ぶちまけながらセックスしてイッタ瞬間に死ぬのがベストだね。
まぁ、ソフトなヤツだと挿入中に手足切断してプレイ後に元に戻すとか。
まあいろんな人がいるということで・・・・
>>284も普通に保管対象でしょ
好みじゃないから保管しないとかありえんし
いや好みとかじゃなくて悪意しか感じられないからさ
お口直しに番長と千枝のラブラブセックルをお願いします。
確かに
>>297を見ると悪意かもね
>>302 それを書いてた人はもういないけど、また誰か書いてるっていってたね
マーガレット×番長のシチュが読みたい人がいるってんで、
番長のマゾな性癖が仲間にバレるってシチュ書いてんだけどこれどうなんだろう
親友ポジの陽介はどんな反応するんだろ
女性陣とか慕う男性がM男だったら、ヒくだろうなとは思うけど。
書き上がって推敲してる最中にふとそう思った
もしアレなら、代わりにペルソナ3のゆかり×キタロー投下しようかなと思うんだけど
タイトルが紛らわしいので、サブタイにつけました
*****************************
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
引き取られて一月も経たない頃、僕は祖父と夕食を取っていた
子供の僕には寡黙で、感情を表に出さない祖父は『おっかない人』なイメージを
持たせた・・・・食事中も気まずい沈黙が流れる・・・・
「薬師寺・・・さん・・・・」
「薬師寺でよろしいですよ、お嬢様」
僕は『お嬢様』の単語にむづかゆさを感じたが、そのまま話を続ける―
「おじいさまは『わたし』の事が嫌いなのですか?」
薬師寺さんは冷静な態度のままだったが、少し眉を下げている
「・・・・・・・・・・・だんな様がそう仰られましたか?」
僕は真横に居た薬師寺さんの目を見て、首を横に振る
「でも・・・怖そうです・・あんまり話しかけてくれないし・・・」
「そういう方なのですよ・・・お仕事柄、不本意な事を洩らしたく無いとの事も
御座いますから」
僕はうつむき、ワンピースの襟に手を押さえ込む
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・う・・・・ん・・・・・」
僕は足立『さん』になぶられ続け、気を失ったまま寝てしまっていた
側には前日の行為を裏付ける、色んな道具が転がっている――
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
以前の僕なら、見ただけで嫌悪し、目を背けたであろう行為を続けられ
次第に畏怖の感情が沸かなくなっていくのが分かる
憎悪が磨り減っていき、男を受け入れていってるのが分かる
自分の弱さから自暴自棄になりそうな程の嫌気を覚える・・・・・
「はは・・・こんな事ならキスくらい、あの時『先輩』に上げればよかったな・・」
―後悔先に立たず――か・・ありがちなことわざが脳裏に浮かび、先輩との
思い出が浮かび上がる―
ガチャリと扉の開く音がする――足立・・・さんが戻ってきた様だ
「ごっめんねーおそくなっちゃってさぁー生田目は明日送検するから
やっと直斗くんとの時間が出来るよね、あははっ!」
この男は気分屋だ・・・処理が終わることへの、嬉しさと僕を嬲れる時間が出来ることが嬉しいのか、その顔は犯罪を犯した者とは思えないほど、陽気にはしゃいでいる
男はベットに座り込んでいる僕の隣に寄りかかり、抱き寄せると僕の顔に手を這わせ目を閉じながら口付けをする・・・
「ん・・・・・・」
「あんまり暴れなくなったのか、手のアザがなくなって来ているね・・・?」
男は嫌味がかった言い回しで意地悪く笑いかける
最初は無駄だとは分かってはいても、拘束から逃げるため必死でもがき、そこから出来た生傷が耐えないほどだった・・・
今はそれすらも薄れ、ただ男を待ち続ける時間が過ぎている
「直斗くんって、足も綺麗だよね・・くくくっ」
僕が反応しないのをイエスサインだと思ったのか、足立さんは僕の足の指を舐め
始めた、背中にぞくりとした寒気を感じる
「いつまで・・・こんな事を続ける気なんです・・・・」
足立さんは少し気分を害したのか、上を見据える
「・・・やだなー最初に言ったでしょ?期間は君が僕だけのモノ奴隷になるまでだ!ってさ第一・・・」
「きゃう!!」
足立さんは、『男』の視線で僕の下腹部に目をやり秘所を執拗に弄じりはじめる
「君のほうが僕から離れられなくなってきてるんじゃない?マン汁垂れまくりじゃん!」
ベットに横たわらされ、抱き合ったままの体勢でのヘビーペッティングが始まる
「や・・・あ・・あン・・・ッ・・・ひ・・・くうう!!」
足立さんの執拗な愛戯に、普段とは違う『女』の声を出してしまう―
「かわいいなー直斗くんは・・・」
こんな・・・法を無視した犯罪者・・・それだけではなく、女を性欲・・・処理としか
見てない男・・・一番嫌いな系統な筈、なのに・・・
「ひひっ今日はさ、新しい科目追加!って感じで演習始めよーねーv直斗く〜ん」
足立さんは、僕との行為の時に見せる顔を覗かせながら太い麻縄を差し出す
「あ、足立さ・・・なに・・・?を・・・?」
「前から思ってたけどさー直斗くん、初めてお尻でHした時縛ってあげたら
過剰に反応してたよね〜?あれって縛りに弱いって事なんじゃない?」
足立さんの告知に僕は身を震わせ、胸を隠すように腕を組み上げる
「・・・なっ!!!ふざけるにもほどが・・!」
「あははっ、いーじゃない、僕一度直斗くんを縛って見たかったし、このデカパイ
は縛ると生える体だよぉ〜」
軽やかに笑いながら、足立さんは僕の固く強調している乳首を指で楽器のようにはじいた過去の残像がセピア色でうっすらとよみがえる・・・
「・・・・・・・・・・・・・」
「はいは〜い抵抗タイームはそこまで〜」
男はいとも簡単だと言わんばかりの態度で、僕を引き寄せ、僕を腕を引き上げ後ろ手で菱縄の縛りを受ける――
「く・・・くうン・・・・・・・!ンン!」
縄は動くたびに、僕の体にまとわり、蛇のようにゆっくりとからむ
体は縛られたまま、つるされる
「くひひっ、いいねえ〜この眺め・・・大股開きで縛ったまま上から吊るすと
まんこもケツ穴もよ〜くみえるよ〜」
「う・・・く・・・うぁ・・・見ないで・・くださ・・い・・」
足立さんは僕を『目で犯す』行為を楽しんでいるのか、状況説明をしながらマジマジと見つめる・・・
僕は自分の姿を想像すると昔の記憶が嫌でも戻り始める――
「うん〜〜と〜なにしよっかな〜〜あ、そだ次のゲームで君が耐えたら、開放してあげるってのは・・・どう?」
開放・・・・?これまで逃げようと必死にあがいた男が『遊び』と言い切る僕との行為で考えを曲げるものだろうか・・・?
「開放って・・・・どういう事なんです・・・?」
「聞いたとおりだよ、君が勝てば僕の人生もそれまでオワタ、ってだけだし・・・ねね、乗る?乗らない?どっち?」
男の奇妙で胡散臭い勧誘も、今の僕には拒む余地はない・・・
「乗りますよ・・・こんな狂った遊び・・・続けていい筈が無いですから・・・」
男はアバウトな動作で両手を二度大きく叩いた
「決まりだね!じゃあゲームのルール説明!僕が今から直斗くんのながぁ〜〜い一本鞭で叩いてあげま〜〜す、で10回叩いて、直斗くんが声を張り上げなきゃ勝者は直斗くん!!君の勝ち!になります〜!」
「くはは!ハッタリなバラ鞭と違って、これって真性さん向けだからガチで痛いよ〜!
じゃあはじめ〜!」
先輩・・・!先輩!僕は決意を込めて『彼』の姿を思い浮かべる
「はい、い〜ち、にい〜、さ〜ん!」
男が声を上げるたびにその凶器が僕の体に伝わる――
ビシッ ビシイイイ!!
「ぐ・・・!!!!うううううう!!!!!!」
徐々に広大される熱く、激しい痛みに唇を噛みながら声を抑える・・・・
「おほっ、流石直斗くん!だよね〜でもまだまだ続くよ?ほらよ〜〜ん!ごぉ〜!ろ〜く!!」
その攻めは数が増えるたびに、音と振り上げるまでの速さが増す
「うぐ!!・・・ぁ・・・・くっ・・・」
僕はひたすら耐え続け、残ったのは最後の数のみとなる
「よ〜く耐えたからさ、僕からの敬意でご褒美だよ!じゃあクリちゃんにあげるよ!」
「え?・・・ちょ・・・そこ・・・は・・・そこだけは・・だ・・」
男は僕の・・いや『女』にとって一番敏感で現状で危険な場所に鞭を振り下ろした
ビシリィィィ―――!!!!!
「ひっ・・・・ぅああああああああああああああああああ!!!!」
情けない結果を出してしまった僕は、泣きはらしてしまう・・・
「あーあー叫んじゃったよねぇ?せっかくの機会だったのにさぁ?でも大事なとこに
傷が付いてないか見てあげるよ」
足立さんはそう言うと、左右の腕を前で組み、右腕を上に上げた
「・・・今度はどうするつもりなんです?」
多分最初から開放などするつもりも無かったのだろう・・・僕は男にいぶかしげな
目線を送った
「これ、なんだと思う?」
足立さんは銀色に輝く、鳥の嘴型の奇妙な物質を部屋の隅に有った
道具入れから取り出した・・・・・
「クスコって言ってさ、女の子の穴を覗き込める面白ーい道具、これ使って
今から直斗くんのおまんこに傷が付いてないか診察してあげるよ、どう嬉しい?M奴隷さん?」
「!?・・・クスコって妊娠した女性を検査するためのモノじゃあ・・?そんなモノ・・やめて・・
つか・・わないで・・下さい・・・!」
足立さんは無表情のまま、僕を威圧する声を出し、僕を吊るされていた状態から下すと
バタリとよろけた僕を両腕で抱き寄せベットまで連れて行く―――
吊るし上げられる規制は終わったとはいえ、縄での戒めは解かれないままなので
体を思うように動かすことは出来ない・・・窮屈であるはずの拘束に体温が高揚していく
「う・・・ん・・・ううう・・・・」
「あははっー直斗くん、今なんにもしてないのにー顔真っ赤だよ?縛られただけで感じてるの?
どんだけマゾなんだよ、君!」
足立さんは僕にM字に脚を開かせながら、口元を大きくゆがませた笑いを浮かべる――
「な?!僕は・・・そんな・・・貴方のような変態とは・・違う・・・!!」
「じゃあご期待通りプレー再開してあげるよ〜淫乱マゾ雌なおとちゃーんv」
足立さんは僕の小さな抵抗をあざ笑い、僕のうっすらと湿った秘所にローションでぬらぬらとした、
その冷たい器具を挿入させる
「ひううううう!!!!いや・・・や・・怖い・・です・・もうやめて・・・・
足立さん!!うう!!」
「は〜い見えたよー直斗くんのまんこの中ー、良かったねー膣は傷ひとつないよーv
中も綺麗なピンク色だよね〜、すんごいヒクヒクしてて、振動でクスコがブルブル
言ってるよーこの小さい穴の膣(なか)に僕の黒ずんだちんぽが
出たり入ったりして、愛液まみれで嬉しそうにしてくれてるんだ・・・・・・あははっ」
男は検診と称した、異常行為にのめり込み、僕の『中』の状況を事細かく説明する
男の反応を煽りたくないあまりに、僕は目を背け体を動かすまいと硬くなになった―
「直斗くん、もしかして拗ねてるの?かわいいなーそれとももっと開いて欲しいの?」
僕の態度を面白がったのか、思い違いをしたのか、足立さんは膣鏡の取っ手に触れ大きく開き始めた
「―!?や・・・いた・・痛いです・・やめ・・・ぎ・・・ぐううう」
「すっごいよね〜女ってさ・・・あんな小さかった穴なのにここまで開くんだから・・・あれ?
奥から光るのが出てきたよ・・・?濡れてきたの・・?」
「ちが・・・違う!!僕は感じてなんか・・・いま・・せ・・ん!あっ・・ひいい!!」
僕は恥ずかしさと、惨めさから声を上げずに泣き崩れる・・・・
「う・・・ひ・・っく・・・・・・」
この男の放つ行為に対して、過敏に反応する自分に嫌気がさす―
「・・・いいかげん僕を受け入れてよ・・・そしたらもっと優しくしてあげるし、元の世界にも返してあげるのにさあ」
僕は足立さんの問いに返答をしないまま、無言で涙を流す
「死んでも・・・・嫌です・・・・・」
「僕なら『彼』と違って、こんな変態の君も受け入れて愛してあげるよ?まだ、『彼』の事好きなの?」
そう言うと、欲しいものを買ってもらえない、子供の様な口調で膣鏡を使った攻撃を止める足立さん
「・・・貴方の口から『先輩』の名前を出さないで下さい・・・それだけで『先輩』が汚ます」
「あーあー本当嫌われてるなー僕、へこみそうだよぉーそういうの・・・その『彼』だって、
直斗くん居なくなってからは、どうなってるか分かんないのにさぁ〜?」
足立さんは椅子に座り、腕を組みながら、僕にそう問いかける
「・・・・・・・・・・・何が言いたいんです?」
その男のこれみよがしな言い回しに、僕はきつい反応を見せる
「りせだっけ?変なアイドルの女と今頃仲良くやってるよーひょっとしたら、僕らより
進んでるかもしれなくない?」
手にあごを乗せ、いかにもな言い方をする足立さんに僕は感情をあらわにする
「なっ!!ふっ、ふざけるな!久慈川さんも、『先輩』もそんな人じゃ―――」
久慈川さんも、先輩も僕にとっては大事な人だ・・・そんな人を侮辱されて冷静で居られるはずが無い
「そんなもんだって、誰かが居なくなったり失踪したりしても『かわいそう』なのはその直後だけで、
暫くしたら『あーそんな人居たねー』になるのが人間じゃん?」
支援?
「その点、僕は違うよ〜、ちゃ〜んとありのままの直斗くんを受け入れてあげれる大人の男だからさぁ?」
「やめろ・・・!やめ・・・・ろ・・・」
立ち上がり、足音も出さずに僕に近寄った足立さんは、僕の女性器にまとわりついたクスコを
取り外し、耳に息を吹きかける
「結局、人間なんて誰かに傅いて、地べたに這いつくばって生きていくしかないんだからさあ?
それならもっと欲望に忠実になっても良いと思わない?堅物で優秀な仮面を被った探偵さん?」
足立さんはあの残酷な面をむき出しにした表情になり、流暢な口調で語りかける
「君だって探偵って仕事をしていたら、人間は冷たくて残酷な・・・
それこそシャドウより汚い怪物だって、思うことあったろ?」
―――確かに、思い当たる事件や被疑者は山ほど見てきた・・・僕もその時何も感じな
かったわけではない・・・でもこいつ・・にだけは・・・
「ちが・・・ちがう・・・ちがいま・・す・・ちがう・・・・やめ・・ろ・・」
僕はその言い知れぬ、恐怖から酷い冷や汗を流し、ケイレンを起こして思わず泣き喚いてしまう・・・
「あれ?言い過ぎた?ごめん、ごめ〜ん、僕が大好きな直斗くんをそんなにいじめるわけないじゃん」
元の声色に戻った足立さんは、後ろ手の縛りのみをほどき僕の手を自由にすると
そのまま僕をゆっくりと抱きよせる
暖かい体温を感じ、落ち着きを取り戻す―――
「ん・・・・・・」
―――――――――――!?
「や・・・はなせ・・・・!!」
その安堵の意味を感じた僕は、感情より先に足立さんを引き離す――
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今・・・・・
・・・・・・・・・・僕、一瞬何を考えた・・・?安堵したのか?!
抱き寄せられて・・・この人が・・・この男が僕にした事分かってるのか――?ぼくを
・・ぼく・・を・・
自問自答をしていると、ふいにまたあの記憶がよみがえってくる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
子供の頃、僕はおじいさまにしかられていた
おじいさまの大事にしていた高価な道具を壊してしまったのだろう・・・
威圧感の有る顔を見せ、子供心に激情しているのが分かる
「・・・・・・・・お前が壊したのか?」
言葉は少ないが、その低い声で僕を見る目は不安を掻き立てられる
「あ・・・ちがい・・ます・・・・やったのは『わたし』ではないです・・・!」
とても恐ろしい魔物に映った、祖父の態度に僕はおもわず嘘をついてしまう
「・・・・・・・・・真相を追い求める探偵がくだらん『嘘』を付くとは・・・
躾が必要だな・・・薬師寺、例の部屋に閉じ込めておけ!頭を冷やせば反省もするだろう」
その言葉どおり、僕は『例の部屋』だと言われた土蔵に閉じ込められた
年代を感じさせる独特のにおいと異質な場所に、僕は恐れから必死に泣き叫ぶ―――
泣きつかれたのか、隅でねそべってしまった後、気が付くと日が暮れ、僕は薄暗いライトのついた
土蔵の2階へ足を恐る恐る向ける――色あせた本の中に黒い紐で閉じられた書籍が見つかった。
中を開く僕―それは・・・・・・・・・
「あっはっはー急に離れるなんて、そんなに恥ずかしかった?やっぱり君は僕の事
好きなんだろ?違うの?」
「ちが・・ちが・・うう・・・!!」
「くくくくくっいいよーむきにならなくてもさあーこれだけ激しく愛し合ってるもんねー
手順が逆なだけで、心が通じるのもおかしくはないよーv」
「ちが・・ふざけ・・るな・・・そんなわけ・・・な・・ちがううううう!!」
足立さんは必死に首を横に振り、愕然とする僕を見ないかのように無邪気に笑い続ける
「今日は直斗くん、妙に素直だよねーやっぱりコレのせい?」
「あ・・きゃあ!!」
足立さんは僕の腹部にまとわりつく縄を強くひっぱりあげると、自分のひざの上に
僕を寄せ上げる――
「縛った時から、ずっと体中ビクビクしてたもんね〜?」
男に僕が封印していた事を知られてしまう・・・喪失感を味わった僕は目を深く
閉じてしまう――
「ね?やっぱり緊縛がウィークポイントなんでしょ?そうでしょ?」
「ちが・・・ちがう!!ちが・・・う!!!僕は・・・僕は・・・貴方とはちが・・・」
躍起になって横に振っていた首の動作が鈍くなっていく・・・・
それまでフィルターの掛かっていた、過去の重なりが強烈なフィードバックとなって
僕に降りかかる―――僕は・・・あの時・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
その書籍は枕絵で描かれた、緊縛の絵だった・・・年端のいかない頃でもそれは正常ではないのは理解できた・・・言い知れぬ怯えも感じた・・・・
それなのに体が熱くなった・・・そこが性器だという事も知らないのに手をはせて
しまう、頬をそめてしまう――初めて自慰を覚えてしまう・・・
―――その後翌朝には僕は土蔵から出される・・・・
また次の日も一人で土蔵に潜り込み、その醜悪な羅列の絵に見入ってしまう―――
何日か経った後だろうか、薬師寺さんは夕食後、部屋まで送り届ける仕事をする
途中短く言い放った「『お嬢様』ソレは修羅への道沿いですよ」と・・・
子供の僕にはその意味は分からなかった・・・・でも咎められたと言う
意味だけは理解できた―――そして、怖かった・・・・・
『普通』では無い事に魅了された自分に――
それ以来、僕が土蔵に向かいことは無かった・・・
年頃の世代によく有る、『異性との交流』の話題も逃げるように避けた
自分が普通の体ではないのを感じ取ってしまったから・・・
「もう認めていいよー意固地になったって疲れるだけだしさぁ?な・お・と・くーん」
「やめろ!」
僕は男の執拗な言葉攻めに耳を伏せる・・・男はそれすらも楽しみ、笑い声を放つ
「直斗」
「止めろ―――!!!!やめ・・やめ・・・ろ・・僕の・・・僕の名前を呼ぶなああああ!!!!!!みるな・・・!」
男は僕を寝そべらせると、僕の反応している秘所に舌を這わせる
「ひぐ・・・や・・・やぁ!!やめ・・・ら・・・め・・・」
「縛られて期待しちゃったんだねー直斗くんのまんこvぐっしょグショじゃないか」
満足げに笑う足立さんは、膣口を手で大きく広げたあと舌を更に奥へと追いやる・・・
「ひぐ!おくに・・・きちゃ・・・や・・ああ・・・あン!!」
調教された僕の体は内奥を刺激するクンニリングスにすら過敏な反応を見せていく
「ん・・・ンンンッ・・・!!!」
「僕に見るなああああ!!僕に触るなぁ――!!!僕に・・・
ぼくにいい!!!やめて・・・やめてよぉ・・・・いやだ・・・いや・・・」
僕は快楽と抵抗が脳裏にせめぎあい、必死に首を横にふる
足立さんはその反応を見るや否や、僕にまとわり付いていた舌を引き離すと
また椅子にすわりこんだ・・・・・
「え・・・?」
なんで・・・やめる・・・る・・んですか・・・?僕は中断された事から思わず足立さんを
恨めしそうに見てしまう
「そんな目で見ないでよーそれとも何?あれだけ嫌だのキライだのいってた僕のが
欲しいの?直斗くん?」
足立さんはこれみよがしと言わんばかりの態度で僕をなじり始めた
「あのさぁーお高ーく止まって『先輩』に義理立てしても、何回僕のちんぽくわえ
込んだと思ってるの?そーんな汚い体『彼』が愛するわけないじゃん?」
足立さんは呆然と座り込む僕を、あきれた目で見据える
「きたな・・い・・?」
「ちゃんと言ってよ?僕を愛してるって!僕のちんぽがないと生きていけないって!!
僕だけの奴隷だって!!君の綺麗な口でさあ?」
悪魔の囁きは僕の理性をすり減らし、地獄へと誘うのが見える・・・・
「いや・・いえ・・・るわけ・・な・・・」
「あはははははは!!ならずっとそのままだよ?それで良いの?」
女としても、人としても許せるわけない・・・辱めを・・受けてるのに・・
こんな風に僕をあざける声すら快楽にかわっていって・・・
貧欲にこの人を・・求めて・・
「初めての時とは違って薬に頼らず、な素のままでの懇願になるよねー」
「ぁぃ・・ぅ・・あいしま・・す・・貴方を・・・足立さんをあいしま・・すからぁー!!
や・・やめないで・・・やめないでぇー僕を縛ったまま・・・ちんぽをハメて・・・
ください・・ごしゅじ・・んさま・・・」
僕はその台詞を言った為に、奴隷契約書にサインを押してしまう・・・・・
男は僕の懇願を聞き入れると、覆われていた己の衣類を脱ぎ去り、僕に寄りかかる
これから奴隷としての行為が始まるのは僕にも分かっていた――
To be continued
*********いいかげん普通(?)のセックル書かないとなーと思い、次で書きます・・・
おつ!
楽しんで読んだよ!
過去の回想とかも面白かった。続き期待してる
GJ!思わずホッとしてしまった直斗にキュンってなった…ハァハァ(´Д`*)
乙
なおとかわいいよなおと
魔 王 光 臨 !!!!!
・・・ふぅ、足立の奴いまさらだがなんてことしやがるんだ
だが・・GJ・・・・そしてブリリアント!
一応284も保管しますた。
パス「aaa」ね。
性癖は人それぞれだから否定する気はないが
ID:QTSd3SyQは猟奇系という明らかに人を選ぶものなのに
事前に聞かない、注意書きない、その後の書き込みからして悪意に溢れてるもの
流石に保管するものじゃないだろ
ニアそっとしておこう…
つうのは置いといてw
保管する立場? の漏れはそういう判断に関わるまいつうスタンスでよろぴこ
今回は保管時のパスも公開しとるんで、議論が決着したなら誰でも好きにいじってくだされ。
グロ・猟奇注意としときゃいいと思うけどね
俺は苦手だが好きな奴もいるだろうし。
どう見てもただの嫌がらせだろ
グロ・猟奇注意つってもあそこまでハードだと不可視の地雷だろ
タイトルNGワードにでもすりゃいいのに
お客様気分かお前ら
正直猟奇スレの住人としてはたいしたことないなーと思う
嫌なら見なけりゃいい
ただそれだけの話だろうが
>>284は嫌かどうか判断するための注意書きがなかった
読んでみないとわからない、それなのに内容がグロって明らかに悪意だろ
俺を許せ
なんか足立×直人氏の事と勘違いした
エロのないグロだけの作品は悪意的だな
そんなの主観に過ぎん
おれからいわせたら本番無しはすべてごみくずで明らかに悪意
つまりそんなこといってもなにもはじまらん
特殊性癖、エロなしは事前に注意すればいいだけの話じゃん
ありょ、保管子から消えてる
ぎくっ…投下直前にまさかグロ関係についての是非の流れがくるとは…
きり(?)がいいようなので投下しますよっと。グロ、暴力、SM
(マーガレット×番長の話はまだこれからの展開が思いつかないので保留という事で……)
縛り付けられた私の心、攻撃するのをやめない彼の心。
私、岳羽ゆかりは荒んだ日常に身を委ねていた。
夕暮れ時の光を反射する寮の窓。
オレンジに彩られた街並には犬の散歩してる人や、買い物帰りの主婦が行き交う。
そして皆それぞれ家に帰り、家族との楽しい一時を過ごすのだろう。
私も今日は部活が休みだったけど、学校の友達とちょっと遊んで寮に帰ってきた。
ふと寮の扉を開けるのを一度躊躇うものの、意を決して開けた…。
「ただいまー」
「おかえりー、……ってゆかりッチ…それ…」
「ゆかり…」
出迎えてくれた順平と美鶴先輩は妙に口籠った。
『また、やられたのか…』。
2人は哀しい顔になり、彼らの仕草や瞳から無力感が溢れでている。
そして迂闊なことを言えば、私を傷つけるだろうと思ったのか、そのまま黙ってしまった。
そんな彼らのいつもの”気遣い”に私は微笑む。
「大丈夫だよ美鶴先輩、それに順平…。心配してくれてありがとう」
私はそれだけ言うと、心配そうに見守る二人の姿を後にした。
私の顔には絆創膏や青アザがある。体もあちこち痛む。
彼も私もお互いの事が好き、けれど彼からの想いはちょっと変わってる。
世間的ではこれをDV(ドメスティックバイオレンス)っていうのかな。
それに堪えきれずに別れようかって思った事さえ何度かある。
でも……そうしたら彼は、私なしでも色々やっていけるのかとその度に想像して思いとどまった。
彼には友達がいるけど、でもよく見るとどの友達も一歩引いてる。……順平でさえも。
怒らせないよう、慎重に言葉を選んでるのがわかる。
実は今日もちょっとしたことで彼を怒らせてしまった。
「なんでいつもイヤホンしてるの?」「髪切ったら?」「私の話聞いてる?」。
昼休みの屋上で昼ごはんを食べながらそんな事を言っていたら、いきなり私の髪を引っ掴んできた。
そうして何か、よく覚えてないけど罵倒を浴びせながら乱暴にコンクリートの床に叩きつけたり、顔や腹に何発も殴ってきた。
鼻血が出てフラフラしてる私に手加減なしの顔面パンチ。
だがそれでも彼は手を休めない。
倒れようとした私の胸倉を掴んで、頭突きを食らわした後、鉄格子に思いきり叩きつける。
鉄格子の棒にかなり激しく頭を打ちつけられ、視界がぼやけ始めた。
再び腹に重いパンチを食らった時、私はその時まで食べていたお昼ごはんを戻してしまった。
床にビチャビチャと原型を留めていない食べ物が吐かれると、ようやく彼からの暴力は治まった。
痛みに耐える中、涙目で彼の顔を見上げる。
すると、「またやってしまった」という彼の後悔の顔があった…。
整った顔だけれど、その時は目が泣きそうだった。
いつも一緒にいてくれてる筈の存在を傷つけてしまった。そんな感じの瞳。
そんなどうしようもない罪悪感を抱える彼を私はそっと立ち上がって抱きしめる。
「ゆかり……ごめん…」
声も体も震えてる…そっか、彼も怖いんだ…。
他人をいとも簡単に傷つける自分自身の強さが。
だけど私は大丈夫だよ。
例え暴力を振るわれたって何をされたって、キミの傍にいてあげるんだから。
そういえば以前変態直斗話が投稿されてたな
あれも悪意的としか思えないんだけど?
338 :
愛のエナメル:2008/08/28(木) 01:02:56 ID:Ky8x+kWI
自分の部屋に戻ると、私は持っていた鞄を投げ出してベッドに倒れ込む。
そしてため息をつき、彼から受けた傷の痛みを実感する。
私じゃ彼の傍にはいられないのかな…私じゃだめなのかな。
私ってこんな女だったのかなぁ、なんて思いながら彼と出会ったこと、彼を好きになってしまったことを思い出した。
友達の他愛ない噂話でも彼の話はよく出てくるし、廊下を歩いていても男女関係無く彼の良い話と悪い話をよくする。
そして彼と同じ寮の、しかも彼と大抵一緒にいる私も噂のタネにされることもしばしばある。
まぁそりゃそっか、顔に絆創膏やアザのある女の子なんて普通いないもんね。
学校の友達だって、忠告として別れなよとかきっぱり言ってくる。
友達も、傷のある子と一緒に連れ歩くのはアウトなのかな〜…。
そういえば彼と出会ってから一度もエッチなんてしたことない。
私の方から良い雰囲気だから「エッチしよ」って誘っても彼は断るし、もしかして私の事本当は好きじゃないのかな…。
いや、そもそも彼の方からあまりに誘いの声が来ないからで、それで私は淫乱ってわけでもないわけで…。
って、なんで自分で自分に言い訳してるんだろ…。
まぁとにかく”初めて”は彼に奪われたい、うん、そういうこと。
「はぁ…彼のってどんな形なんだろ…大きすぎたらどうしよう…」
そんな淫らな想像をしていると、股間が疼いてきた。
履いているショーツの上から人差し指と中指を巧みに使い、そんな”いつもの体の発作”に対応する。
こねくりまわされた私の大事なとこは次第に熱くなってきたようでショーツに手を入れる。
そうやって彼を想いながら、今日もいつもの自慰を始めた……。
「だからこれ以上あいつに暴力振るうのはやめろって!」
「私も同意見だ! もし私の親友のゆかりに何かあってみろ、その時はお前に裁きを下す!」
……?
あの後、眠ってしまったみたい。
下の方からこの部屋に届くくらいの怒鳴り声が聞こえてきた。
順平…と美鶴先輩? 何かあったのかな?
なんか私に関係あると思って下に降りてみると、怒鳴り声は彼の部屋からだ。
部屋に近づく事に怒号は激しさを増し、よく聞いてみると順平と美鶴先輩が一方的に彼に対して怒りを露にしているようだ。
美鶴先輩ならともかく、あのいつも腰がひけてる順平がねーって私は一人感心しながらドアを開ける。
そこには美鶴先輩と順平が立ち、そしてベッドに腰掛けている彼がいた。
「あ……ゆかりッチ…」
「………」
「…………」
3人ともドアを開けた私の方を見ている。
声を荒げていた二人は急に黙ってしまった。
本当なら「おい、ゆかりッチもこいつに何か言ってやれ!」とか、「ゆかりはこんな男に付き合っていていいのか!?」とか言うと思う。
それを言わないのは私の顔の怪我を、再度見たこと……彼らにとっても辛いんだろうな。
蛇口の水を止めたようなしばしの沈黙が流れる。
「二人とも、部屋からでて」
「しかし、ゆかり…」
「お願い、私達二人だけにさせて…」
「わ、わかった…」
美鶴先輩の戸惑いにも動じず、私は淡々と答える。
339 :
愛のエナメル:2008/08/28(木) 01:03:59 ID:Ky8x+kWI
順平が出ていき、美鶴先輩が一度だけ何も言わずに振り返る。
その眼には不安と、後輩を気遣う想いがあった。
そして美鶴先輩がドアを閉めて出ていくのを確認すると、彼の方を振り返った。
「…何か用?」
相変わらず無口で、それでいていつ拳を以て、襲いかかってくるかわからない態度。
今迂闊な行動なんかしたら、昼間の暴力とは比べ物にならないくらい傷つけてくる。そのくらい殺気立ってる…。
だけど私はそれに怯むことなく、彼にゆっくりと近づく。
「ねぇ、聞きたいことがあるの…」
猫撫で声で微笑みながら近づく。
すると彼はさっきまでとは打って変わって急に落ち着かない様子を見せた。
「な、何…?」
あーやっぱり私に惚れてるんだなぁ、……それとも女の子の体に興味あるだけ?
その真意を探ろうと片手で彼を優しく押し倒し、逃げられないよう彼の両手首を私の華奢な手で掴む。
そうして彼の顔を覗き込むと、いつもの乱暴ぶりはどこへやら、笑っちゃうくらいおとなしい。
私だってこんなことしたくないけど、彼があまりに聞いて来ないから私の方から尋ねる。
今の私にとって、とても大事なこと。
暴力に遭っても笑顔で堪えられるような、とても大切なこと。
「私の事、好き?」
「…………」
「黙ってちゃだめよ、好きか嫌いかで答えて。”どうでもいい”は無しだからね」
「……好き」
「よかった!じゃあエッチしよっか」
「エ、エッチ!?」
勿論、このエッチというのはただのハッタリ。
本音は『好きかどうか』を確かめるだけの質問。彼の動揺ぶりが激しさを増す。
それを見て、いつものギャップの差に私は笑っていた。
「あの、エッチとか、そういうのは…」
「なんで? どうしてだめなの? 私の事好きなんでしょ?」
「いや、だめだ。ゆかり、いけないよこんな事…」
彼がそう言った時キスをするくらい顔を近づける。そして優しく微笑む。
「大丈夫だよ。キミが包茎とか(エッチが)下手とかそういうの気にしないよ」
「……どうしてそういうこと知ってるの?」
「んー?どうしてかって?それはキミの顔に書いてあるもん」
危ない危ない、包茎とか下手って図星だったんだ。軽くショック…。
「フフ、どうする? こんなエッチな女の子を食・べ・て…」
彼の耳元でそう囁く、まだまだもういっちょ!
「私の”初めて”をキミに奪ってもらいたいなー、なんて…」
とどめの息を耳元に吹きかけることで彼の目が大きく見開く。
勝った! あとは一つだけ確かめる事をやって退散……って、あ、あれ?
意外だった、てっきり彼は興奮していると思っていた。
その証拠を確かめる為に、私の手がズボンの股間に伸びて揉んでいるのに硬い感じがしない。ぐにゃっとしてる…。
えーと、よく知らないけど男の人って興奮すると……その…勃つんだよね? あれ、なんで?
もしかして…彼はこの年にして既にそういう病気? 嘘!? 嘘でしょ!? もしかしてホモとか!?
いやいやいやいや、私の魅力が足りないからだ! きっとそうだ! 美鶴先輩みたいにスタイル良くないし…あー、でも…!
340 :
愛のエナメル:2008/08/28(木) 01:04:49 ID:Ky8x+kWI
「…足りないんだ」
彼のぼそっと言った一言が私の胸に突き刺さった。
「足りない…やっぱり魅力が足りないんだ……そっか、そうだったのか…」
「あ!いや、ゆかりの魅力は十分だよ。だけど…」
そんなひどく残念に思う私を見て、彼は慌ててフォローする。
私がもっと普段から色っぽく接してれば、彼の態度は暴力振るわなかったかもしれない…。
もっと体を磨いてスタイルに自信をつければ、彼だって魅力的な私に釘付けだったかもしれない…。
頭だってそんな良くないし、大抵の事には愚痴ばっかり言う…。
おしとやかどころか、キンキンうるさい声でみんなに当たり散らす…。
ああ、そんな私をどうして彼が好きになるんだろう……。
「だけど、僕は……っ!!」
彼は何か言おうとしてる。
でもどうせ気休めか何かなんだろうな…。
「別にいいよ、私なんてこれっぽっちだったんだ…」
彼から顔を離し、自分の貧相な体の悔しさに涙さえ出てきた。
「ほんとに…いい…よ…今まで付き合ってくれて……私、嬉しかった…くすん」
”初めて”は彼に奪われたいと思っていた。
けれど、彼が受け入れてくれないなら私は…私は………。
自分の魅力が通じない悔しさと、今までそれで自分が浮かれていた恥ずかしさから逃げ出そうとした時…。
「舐め回したくなるような足っ!!」
…え?
部屋を出ていこうとした私の手首を掴んで彼が叫んだ。
振り返ると、彼は必死な形相をしていた。
「頬ずりしたくなるようなふとももっ!!顔を埋めることをお願いしたくなるようなお尻っ!!」
何?何なの…?
「見事な曲線のくびれっ!!柔らかそうなおっぱいっ!!」
私のほうを真っ直ぐに見ながら、普段では見られない彼のあるまじき言葉が次々と飛び出す。
「そして、その顔…どれも素敵なんだ…ゆかりが好きだ、大好きだ…っ!」
嬉しい…なんか言ってることはアレだけど、そんなに私の事を思ってくれてたなんて…。
彼の瞳は私を真っ直ぐに見てる、恐らく嘘じゃないんだろう。
なんか…嬉しい…。
やっと彼から愛の告白された…。
「でも…そんなに思ってくれてたんならどうして……その…下半身が起きないの…?」
そう問いかけると、真剣な表情を崩さずに言う。
「ゆかり、今日の夜改めてまた来てほしい。…その時に、全て話す」
そうして追い出されるように部屋から出された。
彼の何かを覚悟したような顔つきに驚きを隠せないまま。
でも落ち着いて考えてみる。
今日の夜……か。そっか今日の”夜”ね。
勝負下着でもつけようかなーと悩んでいたところ、再びドアが開いた。
「ゆかり」
「うわ! な、なによ…」
「できればシャワー浴びずに来て。靴も制服もそのままで」
「ん…わかった…」
なんだろう、「シャワー浴びずに」って。汗かいてるし嫌なんだけどなぁ…。
341 :
愛のエナメル:2008/08/28(木) 01:06:04 ID:Ky8x+kWI
そして彼の言う通り、改めて夜に訪れた。
「あのー、岳羽ですけどー」
コンコンとドアをノックし、自分の名前を言う。
夕方ほどのやる気はない。シャワー浴びてない。靴も制服もそのまま着てる。
彼は知らないだろうけど、コロマルの散歩行って全身くたくたなのに…足とか蒸れてるよぉ…。
「あ、ゆかり…入って」
ドアが開き、彼が廊下を見回す。
「……誰かに伝えてたりとかしてないよね?」
「してないし。みんな1階でくつろいでるよ」
尾行はされていないか、服装はそのままか、私の言動さえも彼は上から下まで注意深く観察し、やっと私を受け入れてくれた。
部屋はいつもの殺風景なのに、今日はどこか雰囲気が違った。
あれ、ベッドに何かある。本?
「ゆかり、この本をとって開いて」
彼に案内されるまま、ベッドのほうに近づき、そこにある何冊かの一冊を手に取って驚いた。
それはエッチな本だった。しかしただのエッチな本ではない。
水着っぽい衣装にブーツを履いた女性が鞭を手にビシッとキメている表紙だった。
タイトルが「SMスイーパー」と書かれている。
「淫靡な姿の女性にあなたは身も心も委ねるしかない」って……ええ!?
他の置いてある本を見ても、どれもこれもが女の子が黒い水着、ブーツ、網タイツ、手袋までしている。
中身はさらに目を疑った。
裸の男性がヒールで踏みつけられていたり、黒く妙にテカテカ光ってるTバックを履いた女性が男の顔を尻で塞いでいたりと色々あった。
そして極めつけは私と同じくらいの年頃、同じくらいの身長の子が、先がいくつも別れた鞭を手に持ち、股間には男の人のアレがついていた。
SM……聞いた事はあるけど、まさか彼に限って…。
「僕、こういうのがすごく好きなんだ…」
思わず彼の方を見た時、不気味なほど静かに語り始める。
彼の口からは言葉と、少しの荒い吐息……興奮してるの…?
「SMにすごく興味がある……SMプレイとか、そういうこと、好きなんだ…」
言いながら私の片手を持ち、自分の股間に持っていった。
触ってみると……硬くなってる。なにこれ、こんなに硬いの?
「はぁ…はぁ……ごくっ…。ゆかりが来るまでの間、気づいてくれるまでの間、ずっとオナニーせずに我慢してたんだ…」
呼吸を乱しながら近づいてくる彼の姿に狂気さえ感じた。
「ゆかりもオナニーするでしょ?僕もするんだ、ゆかりがボンデージ着て鞭持った姿きっと似合うと思うよ…」
そこにはいつもの冷静沈着で、時に暴力を振るう彼ではなかった。
SMをこよなく愛し、青春の恋愛から道を踏み外した変態がそこにいた。
恐怖で思わず後ずさりするも、後ろの壁にぶつかる。けれども彼の体が近づいてくる。
ぷるぷると彼の両手が震えながら私の未成熟な胸に触り、感触を確かめるように揉み始めた。
「嫌、やめて……触らないで…」
「ゆかりの胸柔らかい…はぁ、すごく揉み易くて柔らかい……ボンデージ着たら絶対似合う…」
そのまま両手が徐々に降下し、くびれ、腰へと向かい、私の股間をさすりはじめた。
「Tバック履いた時の食い込み、どうなるかなぁヒヒ…ハイレグアーマーなんかじゃ物足りないよ……はぁはぁっ!」
叫び声ひとつあげられないこの状況、心臓の動悸がより激しくなる。
「はっはっ…はぁっ!れろれろっ…いいよ、ゆかりのふとももすごくいい!良いっ!イイっ!いひひひひひっ!」
もはや理性がなくなった彼の口から舌が伸び、猛烈なスピードで私のふとももを味わい深く舐め回す。
恐怖。確かにそれは迫ってくるのは恐怖だった。
だけどなんでだろう…彼を好きな筈なのに、彼に対して怒りが湧いてきた。
逆にある種の感情も沸き始めている。
日常生活では冷静な仮面を被っている。
その仮面の下ではニヤけた顔しながら、心の中で私にこの本に映ってる子と同じ格好させて自慰してるんだ。
そしてたまに口応えがあろうものなら暴力を振るう…自分が偉いんだと他者と自身に言い聞かせて…。
なんでこんな変態に対して”普通に”振舞っていたんだろう。こんな犬同然の家畜に対して…。
ううん、動物でもこんな事しないわ、”犬”以下”よ。
342 :
愛のエナメル:2008/08/28(木) 01:07:07 ID:Ky8x+kWI
「ローファーっ! ゆかりがいつも履いてるツヤツヤのローファーっ!! …舐めていい?舐めるよ! もう我慢できない! はぁ…っ、はぁ…っ!」
ふとももを舐めていた舌は今度は履いているローファーに向かった。
そしてふとももと同じように激しく唾液で汚していく。
「ゆかりには鞭が似合うと思う! だからこんな卑しい僕に鞭をください! たくさん叩いて、勃起して…ゆかりも僕も大喜び!」
器用に舌を動かしている間に、彼は両手でズボンのベルトとボタンを素早く外すと怒張しきったおちんちんがでてきた。
左手で私の足を持ち、右手で猛烈におちんちんをピストン運動させる。
「すごいでしょっ! 僕のチンポ!君の言う通り僕は包茎だよ! だけどその包茎チンポもこの通り立派なものに!」
……本来ならここで私が興奮するところだろう。
彼のあまりの大きさにうっとりするだろう。
でも今の心は怒りに満ちていた。
心の中で彼によってがんじがらめに縛られた鎖に亀裂が入り始めた…。
もはや私が彼を見下ろす姿は冷ややかな目になっていたことだろう。
「かけるよっ! かけちゃうからね! 僕の精子でゆかりの靴も靴下も服も、みんな汚してボンデージ着てもらうから! 僕だけの女王様になってゆかりッ!」
「おい、ゴミ」
「へ?」
彼の頭を両手で掴むと鼻に強烈な膝蹴りを食らわした。
「ぐわっ!」
反撃を与える間もなく、今度は彼のシャツを引っ掴み、一発ぶん殴ると床に引き倒した。
鼻血が出ているのを見て、私は手で血が出ている部分に平手を押しつけ、血糊で彼の目に塗りたくる。
「あがあっ、前が、前が見えねえ…っ!ゲホッ!」
まだ減らず口を叩くのを黙らせるが如く、下っ腹めがけて怒りの鉄拳を振り下ろす。
今日やられた分のお返しのように胸倉を掴んで、何発も顔を殴り、振りかぶって頭突きをかました。
これでもまだこの変態に対して怒りが治まらず、横たわっている彼の体に何度も蹴りを入れる。
「ゆかり…やめて……。僕が悪かった…だから…」
ぶっきらぼうに周りの反応に応えてる顔でもない、暴力に頼ってる時の顔でもない、ましてやカリスマで女の子にモテモテの面影なんて全然無い。
ただ無様で、怒気に満ちた私にびくびく怯えてる哀れなゴミのような顔だった。
なんて情けない面なんだろう、こんなのがイケメンなんてね。せっかくだからもっとボロボロにしよう。
そう思って血がついた拳を握り締め、その情けない面をぶん殴った。
「鞭が欲しいんでしょ? だったらいくらでも叩いてあげるわよ」
そう言うと私は彼のベルトを引き抜くと、強度を確かめる為に何度もパチンと打ち鳴らした。
「本当にごめん、ゆかり…。もうこんなことしないから許して…許してください…」
ベルトを構えて鬼のような形相をしている彼は私に許しを請う。だが許さない。
「はぁ? ゴミが人間様の言葉使ってんじゃないわよ!」
こんな変態、絶対に許さない。
彼が自分で曝したふとももに強烈な一撃を与えた。
そこに私自身も聞いた事の無い革の音が炸裂する。
なんていうか清々しくて、その音を聞く為にもう一発叩いてしまいたくなるような。
「ああっ痛いっ! そこはやめてっ!」
「あっ、そう……じゃあここはっ!! ここは? ここはッ!? ここはどうッ!! どうなのっつってんのよッ! 答えなさい!」
次々に彼が痛がりそうな所をしゃかりきになって打ち据え、私自身もベルト、すなわち鞭の音に興奮した。
要領よく狙いを定め、叩きたいところを打つと爽快な音がする。正直面白いかも。
やば、彼に対して怒りも勿論あるけど、鞭で打たれて赤くなったところ見るとぞくぞくしてくる…。
「はぁぅっ! ぁっ! あっ! ああぁ! あう! あん! ごめん! ごめんなさい! 痛ッ! やめ! はぁぅっ!」
逆に彼は何度も叩かれる内に痛み自体よりも鞭の音に敏感になっていた。
現にフェイントで床を叩いたときなんかビクッとしてるし……かわいい。
なんでだろう、彼の怯えてる表情すごくいい…もっと虐めたい。
343 :
愛のエナメル:2008/08/28(木) 01:08:19 ID:Ky8x+kWI
「全部脱ぎなさい、鞭で叩かれたいんでしょ?」
「ええっ?でも…」
その時また日本語、もとい人間の言葉を使っていることに私は腹が立った。
履いていたローファーの片方を脱ぎ、ぐりぐりと顔を踏みつける。
「だーかーらー、あんたはゴミなの。ゴミにはこんなくっっっさい蒸れた靴下とかお似合いなんじゃない?」
これで今日登下校し、学校の中を歩き、コロマルの散歩でも歩き、一日中歩き回った靴下はものすごい臭い筈だった。
だけど臭ければ臭いほど、酸っぱければ酸っぱいほど彼にとっては心地良いようだ。
「むはぁ…むぐ、これがゆかりの靴下の匂い……もう死んでもいい…あぐっ!!」
彼の丸出しの股間に一発鞭。
痛みに股間を抑えてうずくまる様子に蹴りを入れた。
「あんたってすごいゴミね! ほら、ゴミが服着てちゃおかしいでしょ? 脱ぎなさい! 脱ぎなさいってば! 脱げ! 脱げっつってんでしょ!?」
怖さで体を丸くしてる彼の体にどんどん蹴りをかます。
真田先輩から教わった『ストンピング』ってやつだ。
まさかこんな場で実践することになるとは思わなかったけど。
相手の抵抗がないことをいいことに、次々と膝の辺りまで上げた蹴りを落とす。
時々、サッカーボールを蹴るように彼の体を蹴飛ばす。
まぁ当然手加減してやってるけど、これでもまだ私の暴行は終わらない。
ローファーを履いてる方の足で彼の背中を踏む。そのまま力を強めるように踏みにじる。
でもこれも彼にとってはほんのちょっぴり嬉しいのだろうから尚更むかつく。
まぁいっか。今『支配』しているのは私の方なんだし。
「わかった! 脱ぐ、全部脱ぐからやめて!」
蹴りを止めるとようやく彼が服を脱ぎ始めた。
脱いでる途中、鞭をしごきながら睨みをきかせてくる私をチラチラ見てくる。
ああ、こんなゴミにも羞恥心ってものあったんだ〜、不思議〜。
「ほ、ほら全部脱いだよ」
「じゃあ次はその汚いケツをこっちに向けて」
「う、うん…」
彼が四つん這いになったところにまじまじと彼の肉体を見る。
透き通った白い肌…まるで女の子みたい。
腰のあたりを触ってみてもその質感は男の子とは思えない。ううん、今は”ゴミ”ね
お尻を痴漢みたいにイヤらしく触ってみると……ふふ、なーんか動くって感じ。
彼の股間についてるモノは相変わらず勃ってるみたいだし、そろそろここらで懲らしめる手はー……あー、あったあった。
ベッドの上に置かれたSM本を見て私はニヤリとした。
「ねぇ、なんで私が怒ってるかわかる?」
「…わからない」
「そうだよねー、人が下手にでてれば調子に乗ってたなんて普通わからないよねー」
「……ごめんなさい」
数々の私に対するDV、及び周囲の気遣いを全く無視してやりたい放題やった事は許されるべきものでは無い。
が、それはそれ、これはこれ。
こんな調子じゃいつまでたっても彼は態度を改めない。
「そこで! あなたの精子も私の怒りも一発で解決する方法があるの」
「…本当?」
「勿論! あなたは気持ちよくなれて、私も気持ちよくあなたの性癖と付き合うやり方がね」
いくつかSM本が置いてあったが、その全てを持ってきて彼のおちんちんと近い位置に置いた。
「ゆかり…? これ僕のオカズ…」
私の行動を不審に思った彼が不安げに首だけを動かす。
「あの……まさか…」
「ふふん、そのまさか!」
私が鞭を振るう、彼がその気持ち良さでおちんちんをしごく、彼の射精で精子がでてくる、そして…精子はSM本にかかるのだ。
彼にとってはある種吹っ切れそうだし、私にとっては彼がこれまでやってきたけじめをつけて貰いたいところだ。
344 :
愛のエナメル:2008/08/28(木) 01:09:26 ID:Ky8x+kWI
「だめだ、こんなの! 僕のオカズが使い物にならなくなっちゃう!」
そりゃそうだ、彼にとってはオナニーする度に自分の精子の臭いを嗅がなくちゃいけないわけだから。
これまでの彼の暴力がきたらどうしようかと私は思ってたけど、その心配は無用だった。
だって私は彼と同じようにタルタロスで鍛えてる。
身体能力は違っていても、不意をつけばこちらにだって勝機はあるはず。
それに彼が暴力、あるいは威圧で抵抗してこないのももう一つ理由があった。
「で? 自分の彼女に”SMの女王様”になってもらいたい願望持ってるM男君に言われたくないんだけど?」
私はモデルっぽくポーズをとり、不敵に笑いながら彼の痛いところを語る。
「そ、それは…あの時ゆかりがあまりに追及するからで…」
あ、今目を逸らした。かわいいなー。
面白いと思った私はベルトで彼の首を軽く締め、耳元で囁く。
「早く決めてよ。ボンテージ着てTバック履いた私とSMやるのと、毎日しこしこ妄想オナニーするのどっちがいい?」
「ゆかり…?」
「あなたの好きな魅力的な彼女がSMの女王様になるんだよ? エ・ス・エ・ムゥ〜」
「それって、もしかして…」
彼の賛成を促すように、怒張しきって透明の汁がでてるペニスをしごく。
「ほ〜ら、どうなの〜? SMプレイできるんだよ? SM〜」
やっぱり私の読み通り(まぁ彼が自分で告白したなんてのもあるけど)、彼は『SM』という単語に弱いみたい。弱点をつくのは戦略の基本ね。
「やる…」
ごくりと生唾を飲み込み、彼が喉の奥から声を引っ張り出してきた。でもあえて聞こえないフリ。
「んー? 聞こえなーい」
「やる! やらせて! お願いゆかり!」
「はぁ? 私を呼ぶ時に対して呼び捨て?」
「やらせてください、ゆかり”女王様”!」
「偉い、よく言えました。”ゴミ”から”私の奴隷”へと昇格よ」
よしよしと頭を撫でられる彼の表情は安心しきった顔だった。
鞭(ベルトね)を持ってる内に、SMへの興味もでてきたのは事実だ。
特にあの艶のありそうな光沢…身に着けてみたい。
そして身に着けてみて再び彼の前に立ったら…そう、タンパク質たっぷりの濃厚な精子を味わうのだ。
「よーし、奴隷! 私がこの鞭であなたを打つから、あなたはその毒でこの忌まわしい本を汚してしまいなさい!」
「はい!」
「じゃあ、いくよ!」
したたかな声と共に、戒めの鎖から解き放たれた私、岳羽ゆかりは鞭を振るい始めた。
鞭の扱いは今日が生まれて初めてだ。
けれど、何度も打ってるうちに少しのコツと、ある想いが湧いてきた。
彼は孤独だ。だから私がご主人様としてついててやらなければならない。
自分からSMが好きな変態性欲の持ち主だって、それを言い出すには相当な勇気がいると思う。
それは私の一方的な想いだけれども、これまでの歪んだ精神をすくうように残らず刈り取ってやりたい。
暴力的な事だって本当はそういう性質にならないよう、私が躾けて教えてあげて……傍にいないといけない。
事が終ったあとに彼の心が本当に爽やかになれるようにしてみたい。
その為に一生懸命、一鞭一鞭に磨きをかけて打ち続けた。
私の頬みたいに内出血が起きてアザができないよう、同じところにはなるべく打たない。
彼は鞭で打たれながらも、その痺れるような快感に酔いしれてるようだ。
打つ位置を変えて横から見てみると、既に何滴か白い液体がでている。
あは、そっか、気持ちいいんだ。
私も嬉しくなってラストスパートをかける。
「ほら、鞭で叩かれてる気分はどう!? 言ってみなさい!」
「気持ちいい! 気持ちいいです! はあぁぁぁあああっ!! もっと…鞭を、ください!ゆかり女王様!」
「あははははっ!! じゃあお望みどおりもっと激しくいくよっ!」
打つ場所に慣れてきた私はさらに手を素早く動かす。高く鞭を振り上げ、狙った所に振り下ろす。
言うのは簡単だけど難しい、難しいけど楽しい。
ああ…今私達はSMをしているんだ、楽しんでいるんだ…。
345 :
愛のエナメル:2008/08/28(木) 01:10:24 ID:Ky8x+kWI
「でるっ! でるうぅっ!」
「出しなさいっ! ほらっ、これでどう!?」
私がなじるように一閃、彼の体に鞭打った時、彼のペニスから勢いよく精子が噴き出た…。
私の中の何かがハジけた…。
「ふーん、これ”エナメル”っていうのね」
「うん」
「これも? この手袋やブーツも?」
「そう、全部エナメル製みたいだね」
私達二人は彼の部屋に置いてあるパソコンでインターネットのショッピングサイトを見ていた。
目当ては勿論ボンデージ、Tバックに、そして女王様の象徴である本物の鞭だ。
ちなみにお金はすべて彼持ちだそうだ。まぁ財源はタルタロスだけど。
余談だけど、欲求が相当溜まっていたらしくて大量の、それも濃い精子を床に置いた全てのSM本にぶちまけた。7回も。
精子がついた本は全部まとめてゴミ箱に捨てられている。彼が吹っ切れた証拠だ。
それから彼が心変わりしないよう、昨晩は彼の部屋で過ごした。
彼自身も気づかないうちに涙を流していたらしくて、泣きじゃくる彼をベッドであやした。
「この牛革のバラ鞭なんかいいんじゃない?」
「あ、これいいかも。使ってみたいな」
「じゃあここをクリックして」
「そういえば昨日の本で男の人の顔を尻で塞いでるのあったけど、キミってああいうことやられるのも好きなの?」
「うん、好き。実は……ゆかりに、その、お尻で顔面圧迫されるの想像してた事もある…」
そう言ったのを聞いた時、視線をパソコンの画面から彼の横顔に移した。
あれほど狂気、あるいは怯えていた顔も、今ではすっかり消え失せて端正な彼の顔立ちが窺える。
むしろこれから私とやるSMに期待をしているのか微笑んでるようだ。
どうしたの? とこちらの視線に気づいた時のきょとんとした顔も……他の男子とは垢ぬけててかわいいなぁ。
思えば一晩の間に色々あったなぁとこれまでのやり取りを思い出す。
ああ、あの時は怒りに任せてやってたけど、今思い返してみるとSMってものを楽しんでたんだなぁ。
「ゆかり? どうかしたの?」
「ううん、キミってやっぱカッコいいなって思ってさ」
うん、そう。
私の彼は今まで以上にカッコいい。
私が満足するまで鞭打ち、その快感で大量に射精しきった彼の顔はどことなくいつもと違ったカッコよさがあった。
「ゆかりってエナメル好きなの?」
「うん、なんか今一通り見た素材の中では一番好きかな」
「そうなんだ。俺も大好きだよ、エナメル」
あ、今”俺”って言った。
再び彼の方を向くと、彼もこっちを向いた。
自身の変化に気づいてないのだろう、でも…私は見守ってるからね。キミの成長を。
そんな私の想いは露知らず、私の肩を抱きよせ、頬にキスしてきた。
「エナメルも好きだけど、一番好きなのはゆかりだよ」
「ふふ、私もエナメル好き。でも私がもっと好きなのはキミだよ」
お返しに私も彼の頬にキスする。
”初めて”は今回お預けかな。
いつか舌を絡める様な激しいキスとかしたいなぁなんて思いつつ、私達はパソコンの画面に見とれていた…。
SMって、愛を結びつけるみたいで良いね。
彼と通学するときはTバック履くというのもいいかも。勿論、エナメルのね。
あ……っと、これで投下終わりです。
最近の流れではこれでいいのかな?
これはw
乙でした
俺は無理だが
この流れの中、どんだけ空気読めないんだ・・・などと最初は思ったが
SM趣味はないがなんか面白かった
この流れで投下する姿に惚れたわww
おもしろかった乙
マガレさんも待ってます
乙
俺もSM趣味無いが面白かったな
SM続きだなw
SMものは初めて読んだが普通に面白かった
GJ!
乙っした
あらかじめモンハンスレでSM見てたからすんなりだわ
乙乙!
SM興味なかったけど面白かった。
>ゆかりも僕も大喜び!
何故かここで笑ってしまったww
マッガーレも期待。
乙ですな
なかなか面白かった
>>346 乙華麗
GJですね
SMあんま興味無いけど、楽しく読ませていただきましたww
>>346 乙でした。SM嫌いだけど最後まで読めたよ。
でもグロはだめだね。どんなうまい人が書いてもね。
>>346 乙でした。SM好きだから最後まで読めたよ。
でもグロがいいね。どんなへたくそでもね
これは中々無いキタローw
DVなのにどMってのがまたwwwwwwwww
面白かったです
361 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 07:14:11 ID:qWu5Xhk3
保守
ひさびさのP3だなw
>>346 このやろう、なんてことしやがるんだ!
(*´д`*)ハァハァ GJ!
>>159 まったくよそ者のオレが言うのもなんだがPCつけてられる時間って早々あるわけでもないんで
誰か投稿したら自重なんてのはおかしなルールだと思う。レスすりゃいいだけじゃん。読んだ人が。
何故蒸し返す
よその人ならスレ的に済んだ事を遅レスしてまで蒸し返さないでくれ
前は投下の後に投下なんて珍しくもなかったんだがなあ
普通にそういうことが結構あったんだよなぁ 一人SSを投下したら
すぐにSS投下なんてのがあったんだが
訳のわからんキモイルールを押し付ける頭のおかしい自治厨(失笑)が
でかい声で自身の価値観を押し付け同調しない奴を口汚く罵るようになったから
とスルーできない心の狭くて所詮は読むしか出来ない乞食の俺が言ってみる
つーかスレの雰囲気を悪くしてすまん
IDの通りNGにしたほうがよさそうだな
投下したいときに投下すればよくね?投下したばかりだからとか関係ねーし
投下が増えれば読み手も嬉しい
俺も投下する側にもなれるよう頑張ってみるよ
いろんなSS読みたいな
はっきり言って投下直後の投下はやられてみないとわからんと思う。
だから読み専門にはかなりわかりにくい。
読み専門は読めればそれでいいんだから。
投下直後の投下は自己責任だけど荒れる可能性が高いから避けた方がいいってのがわからないのはちょっと痛々しい。
信者がついてる職人にそんなことしたらギャグみたいに荒れるんだぜw
投下直後に投下しないは書き手のルールっぽいからなあ。
書き手の知り合いに言われて初めて知ったくらい。
>投下直後に投下
ルールとはまたちょっと次元が違う
これは書き手としてのモラルが見受けられないっていうかなんていうか…
別に投下したっていいんだよ、読み手にとっては作品、それも好きな作品が読めればいいんだし
けどすぐ前に投下した作者の気持ちはどうなる?
その作者だって妄想の結晶を世に出したんだ、できればポジティブな反応を求めてるだろうさ
どきどきワクワクしながら反応を待っていたところに別の奴が作品を投下してくる
心理的な面でも、これで自分に来るレスの可能性がほぼなくなる。ってか本当になくなった事もある
全般的に
>>370に同意するけど、これは実体験があるだけに一度やられてみないとわからんものよ
前は投下の後に投下なんて珍しくもなかったんだがなあ
それだけ職人が減ったってことだろうな
なんで減ったのか考えてみようぜブラザー?
投下直後の投下は書き手のモラルに任せるでいいじゃん
読み手と書き手で考え違うんだから理想的な結論なんて出ねーよ
だからID:NGf2nu7iは、終わった話題を蒸し返して、雰囲気を悪くしてると分かっているのに書き込みを続けるの止めようぜ
カミーユ「ここからいなくなれ!!」
空気詠み人知らず
プレイは楽しいが少々飽きやすい気が。
ゲーム中のイベント多いから妄想で埋める余地が少ない。
, -‐‐‐‐- 、.
,'´:::::::::::::::::::::::::::ヽ
_/ __,.(<)...,,__:::::::::::::::i
/´ ,ン‐- .....,,,.. `ィ‐-、..i
 ̄ i\ / i:::_:::`i お手上げ侍!
! ● ● !::! )::/
/⌒ヽ. !⊃、_,、_, ⊂⊃// /⌒ヽ
\ >イ_>、 ゝ._) イ ̄ >/ /
ヽ/ `> iiiii‐'´ ト /`ヘ、__ム
\ ト‐==-‐‐' ! i /
>>379プレイ中飽きやすい、という意味じゃなくて、
ゲームから離れた後、頭の中でひっかかるものが少ないって意味ね。
だからこそ職人に期待してる!
382 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 21:02:16 ID:UFO8PlYn
蒸 し か え す な
まったくお前みたいなやつがいるから小麦が・・・
ああ、そうだな…。
とりあえず空気を変えるきっかけとして、しょうもないネタ投下する(以前ゆかりスレ向けに投下したやつ)
ってか大元の
>>159がスレを離れる事になったきっかけって俺の発言が関係してるみたいね
まぁ何、気にするな。こいつは俺のおごりだ。
ゆかり「やめて、もうやめて……」
スレ住人A「へへ、あの強気で有名な岳羽ゆかりさんが『もうやめて』だと。おい、どうするよ?」
スレ住人B「物には言い方があるってのを教えてやるよ…げへへへ」
ゆかり「もうやめて…やめてください!やめて…もぐっ!?んんんっ!」
スレ住人C「おらっ、とっとと食えや! こいつが欲しいんだろ?フヒヒヒ…」
ゆかり「ううんっ…んん…んん〜〜〜っ!!」
スレ住人D「こちとらあんた一人に対する欲求で昂ぶってんだ」
スレ住人E「キタロー君大好きとか言いながら、裏ではこいつを舐めるほど凝視してるんだろ?知ってんだよぉ〜」
ゆかり「んんっ…ぷはっ!そんなことない!それに彼の事は関係ないでしょっ!大体、なんであんた達に…はむっ!?」
スレ住人F「無駄口叩いてる暇があったら俺のも食え!アホ女が」
スレ住人G「へへ、なんだこりゃ? こいつ腹がパンパンになってやがるぜ」
スレ住人H「あれだな、きっとこの女は俺らの知らないところでも大口開けておいしそうに頬張ってたんだろうよ」
ゆかり「ん〜〜〜っ! ん〜〜〜っ!」
スレ住人I「あのさ〜…もうちっとおいしそうに食べてくんないかなぁ〜? 俺らのテンション萎えそうなんだけど〜」
スレ住人J「女の心理はよくわからないがあれだろ? 『嫌そうにしてても実は、涎垂らしながらチラチラ物欲しそうにしてる』ってやつ」
スレ住人K「やっべ! それぐっとクるわ〜!お前マジ頭いいな!」
スレ住人L「あ〜そうなんだ〜。彼女苦しそうな顔してても、ほんとはもっと欲しくてたまらないのか!」
ゆかり「んんん〜〜〜〜っ!!(そんなことない! 違う!)」
スレ住人M「おとなしそうに見えて、結構大胆とかよく話であるもんな〜」
スレ住人N「俺の嫁だとずっと思ってたのによ〜、本当は『これ』が欲しくて欲しくてたまらない尻軽女かぁ!」
スレ住人O「おら、後がつっかえてんだ! とっとと飲みこめよ!」
ゆかり「ん〜〜〜!!!ごく…っ……はぁ…はぁ……ん、はぁ…っ……むぐっ!?」
スレ住人P「おっと、休んでる暇はないぜ」
スレ住人Q「あ〜〜、この苦しそうな顔たまんね〜。どんどん堕ちていくみたいでさぁ〜」
スレ住人R「例えゲロ吐こうが食わせてやるよ、へへへ…」
スレ住人S「あぁ、そうだな。この女には『これ』以外は考えられない頭にしてやらなきゃな…」
ゆかり「ごくっ…はぁはぁ……。っ、もうやめて……これ以上食べたら…これ以上食べたら太っちゃう!」
スレ住人T「あぁ、ゆかりの大好きないちご大福をたらふく食わせてやんよ」
スレ住人U「デザートには、きのこの山とたけのこの里だ」
スレ住人V「ついでにチロルチョコも用意したんだ。食ってくれるよなぁ?」
スレ住人W「まだまだこっからだ…。俺達が満足するまで食ってもらうからな」
スレ住人X「ひゃははははァッ!たまんねぇーっ!これだから萌えはやめられねえなっ!」
ゆかり「いや…っ…もう近づけないで…嫌…嫌…いやぁーーーーーっ!!」
>ゆかりスレの夜は更けていく…。
小麦が・・・
高騰?
>>370 ジュネスフードの人とか足立×直斗の人とか信者ついてるっぽいしなー
とりあえず書き手さんが投下しやすい雰囲気作りを心掛けようぜ
直斗マヨナカテレビの最終回も期待して待ってます
>>385 儲ってよくない言い方だと思う
スレが荒れる元だろ
>>386 そうだね
俺もその話の続き凄く楽しみ
作者様、頑張れ!
花村絡みのが書きたいんだけど、小西先輩のことがあるからどうも書きにくい…。
番長×大谷、花村×千枝、雪子×千枝、完二×直斗
あたりで色々ネタ考えてるので、気長に待っていただけるとありがたいです。
花村と千枝ってほんと、いいコンビなんだよね。
小西先輩のことは番町絡みで(つーかコミュで)吹っ切ったから、
後はきっかけさえあれば自然にくっつくと思われるんだが・・・
>>389 禿同
あの二人良いよね
完二尾行時の「見つかってござる」は激しく萌えたw
あいつらは友達だからこその仲の良さだろう
>番長×大谷
これは期待せざるを得ない
どれも楽しみに待ってるぜ!
主×千枝です。エロ無しです。申し訳ないです。
394 :
彼とわたし:2008/08/30(土) 00:09:11 ID:bjoB6D6K
菜々子は、いない。叔父さんもいない。おばさんの実家に行ったんだ。たまには顔を見せなきゃなって、さ。
「だから」
泊まってきなよ。そう言って、にっこりと微笑んで見せた彼の笑顔がなぜだかひどく眩しかった。バカ。えっち。と言うと、彼も恥ずかしそうに笑った。それから、俯いた。いつまでたっても顔を上げない。
「なに、大丈夫」
ぱっ、と顔を上げると彼は言った。
「今夜は寝かせないぜ」
「・・・うわ。さっむ」
また彼は恥ずかしそうに笑った。あれ、ウけると思ったんだけどなあ。外したか。
「にしても、今のリアクション、傷ついたよ」
「ウソ。でも、まあ、うん。ごめん」
ニコリと、また彼は笑った。
わたしは、この笑顔にこそ夢をみる。
***
狂おしい時間の後は、いつも二人で手を繋いだまま、布団の中でジッとしている。彼がありえないほどに近くにいる。蕩けるほどに、甘い時間。
「千枝、好きだよ」
好き。好き。大好き。
「本当だよ?」
「え、どしたの。急にさ」
わたしは笑ってみせた。笑い飛ばさずにはいられなかった。笑って流してしまわないと、泣くまいと決めたのに、彼の前で泣いてしまいそうだった。
わたしもキミのこと、すごーく、好きだよ。うん。ほんとだよ。
「嬉しい。千枝」
彼が目を閉じた。わたしも目を閉じて、キス。ちょっと、ぼうっとしてしまう。巧いのか下手なのかは比べることができないから、実はよくわからない。
ただ、それでも、彼の真っ直ぐな愛情をたっぷりと体の深くで確かに感じて、わたしとてつもなく幸せだった。彼の舌とわたしの舌が、ゆっくりと絡み合った。彼の優しい体温を感じる。
395 :
彼とわたし:2008/08/30(土) 00:10:23 ID:bjoB6D6K
それは、三月のある日の昼下がり。
春の陽の日差しは、どこまでも優しく、暖かかだった。このまま、二人で裸のまま溶けていられればどれだけ幸せなのだろう。
「もう、あんまり時間無いね」
「行きたくない」
彼はわたしの胸に顔を埋めた。甘えている。
あの「彼」が、だ! こわい位に冷静で、どんな時にでも取り乱さなかった彼が、だ!
彼が実は小さな子供みたいに甘えたがりなのを知っているのは、仲間の中でも、わたしだけだった。ちょっとした優越感を、わたしは楽しんでいる。
誰も知らない彼の一面を知るたびに、彼のことが更に好きになる。きっと、彼もわたしを知るたびに、更に好きになっていってくれると、わたしは信じている。
彼の頭を、そっと撫でた。指の合間からこぼれるさらさらの髪から、一緒に浴びたシャワーのときのシャンプーの残り香が弱く香った。
「情けないなあ。男の子でしょ」
「千枝だけじゃない、みんなとだって別れたくないんだ。ずっと、みんなと一緒にいたいよ」
「うん。わかるよ。でもさ、実際、しょうがないじゃん」
「・・・そうなんだけどさ」
会話が途切れた。彼がじっとわたしを見ている。瞳の底に、ちょっと恐ろしいものを感じた。きっと男の子には共通のものなんだろうと、自分を納得させる。
「もう一度、いい?」
顔が見れない。視線を外したままゆっくりと顎を引くと、彼はもう口を開かず、わたしの頬にそっと口付けをしただけだった。息が苦しいくらいの、強い抱擁。愛しくて、愛しくて、気がヘンになりそうになる。
わたし達は、無言で抱き締め合った。お互いにして欲しいことが、なんとなくだけどわかった。一緒に過ごした時間の長さと、その濃密さが、それを可能にする。
わたしが彼のを舐め始めると、彼は体をずらして、わたしのを舐め始めた。ゆっくりと、時間をかける。
どこが「弱い」のか、お互いによくわかっていた。
ほんの数ヶ月前まで、想像するのがやっとだったことだった。怖さだとか、恥ずかしさだとか、そういうものを彼はわたしの中からゆっくりとだが、確かに取り去っていった。
わたしがむずかると、かわいいよ、恥ずかしがらないで、力を抜いて、と彼は繰り返した。臆病なわたしに彼は忍耐強く付き合ってくれた。
彼が腰を動かし始める。好きだ、と彼は言った。してるときにそんなことは言われたくないと、誰かが言っていた。でも、わたしは言ってと彼に頼んだ。
396 :
彼とわたし:2008/08/30(土) 00:11:23 ID:bjoB6D6K
「ね、好きって言って。お願い」
その時、彼は戸惑ったようだった。だが、言っているうちにクセになったと、はにかみながら彼は言った。一体感が、クセになるんだ。
恍惚の時間の中で、わたしはふと考えた。
彼のシャドウについて。
皆、シャドウに克って、ペルソナを得た。でも、彼だけは違う。彼だけは、シャドウと対峙することなく、ペルソナを使う。シャドウはペルソナ。ペルソナは、シャドウ。
わたしは不安だった。彼が、自分の中に、以前の「わたし達」と同じように弱さを抱え込んだままなのではないか、と。
自分の弱さに向き合わぬままに使うペルソナ。足立を思い出した。ニヒリズムに堕ちた足立を見ると、なぜだか怒りが湧いた。仲間たちも皆、そう言っていた。
彼は、黙っていた。彼は怒りを顕にしない。彼は、悲しみを顕にしない。
ただ、わたしに甘えて見せるだけだ。
彼は、頼られてばかりだった。何もかも、彼がやり遂げたことだった。超人的な力を、彼は持っていた。それが何を原動力にしたのか、わたしには未だにわからない。三月も、もう中旬を迎えつつある。このままにしていいのか、とわたしは自問する。
春が、近い。
彼は、苦しげに喘ぎながら体を動かしている。彼の指が舌が彼自身が、わたしの体を優しく愛撫している。淫らな音が、カーテンを閉じた薄暗い彼の部屋に満ちる。
「好きなんだ、千枝」
彼は何度も呻くように、言った。
***
目が覚める。手を動かして見て隣に彼はいないことに気がついた。
携帯を見ると、アリバイ工作を頼んだ友達から首尾を尋ねるメールが入っていた。返信はきっと、明日でいい。
外はほんとうにひどい雨だった。雷鳴が遠く聞こえる。そういえば、記録的豪雨になるだろと今朝の新聞に載っていた。警察官になるなら、と半ば無理やりに彼に読まされる新聞も、最近は悪くないと思い始めていた。
短い着信音。親からのメールだった。結局帰ってこなかったね。こんな雨では帰って来れないだろうからおともだちの家に泊めてもらいなさい。明日はとっとと帰ってくること。
服をちゃんと着てから、下に降りた。
397 :
彼とわたし:2008/08/30(土) 00:12:09 ID:bjoB6D6K
あ、起きた? いや、起こすの悪いかと思ってね。疲れてた?」
「気、遣わせちゃったね。・・・やっぱ、帰りたくない。泊まってって良い?」
「うん」
「うん」
頷きあって、わたしたちはソファーに並んで座った。彼に体を寄せる。微かな、汗のにおい。すべて、好きだ。わたしは彼のことが好きだ。
「あのね」
「うん」
「あたしだって、寂しいんだよ」
「うん。わかってる」
「ここには、雪子がいる。仲間がいる。友達がいる。家族がいる。犬も、いる。でもね、でもね」
ねえ、お願い。行かないで。キミがいないのなんて、嫌。キミがいないなんて、考えられない。
わたしは、泣いていた。
彼と一緒にいるのに眠ってしまったこと何回かあった。目が覚めたときには必ず彼は隣に居てくれた。でも、今晩は違った。それだけのことで、わたしは、もう耐えられなくなった。
「・・・泣かないで」
もう、寂しいなんて言わないから。千枝。泣かないで。
彼は、わたしの肩を抱いた。甘えてしまう。
「うん。もう、泣かないから。ごめんね」
彼は笑ってくれた。
しばらくしてから、彼は立ち上がって言った。
「おなか、空かない?」
「うん」
「スパゲッティでよければいますぐ作れるよ」
「なんの?」
「ええと。ミートソース的な?」
雷が、鳴っている。
398 :
393:2008/08/30(土) 00:13:22 ID:bjoB6D6K
続きは後日できたときに。
番町のシャドウ出る?
主千枝好きだから甘くていいわー
必ず続き書いてね 待ってるから
うおおおぉぉおGJ!
千枝ちゃん可愛いよ千枝ちゃん
続き全裸で待ってる
ミート煎餅ですねわかります
ほっちゃんもベテランになったなあ
主千枝ktkr
>>391 仲間発見伝
千枝は俺の嫁だからとか抜きでもあの二人は友達だからこそいいな個人的には。
好きって人がいるのもわかるけどな。
>>393 グッジョオオオオオブウウウウ!!
こんな甘甘なのが見てみたかったゼ!
じゅうぶんエロくね?これw
GJです
>>402 本人の前で「無理」
いないところで「友情は感じるけど、それはちょっとイヤだな・・・」
厳しいなw
>>379 またまたご冗談を(AAry
各キャラスレとか妄想がすげーぞ。
特に今回はコミュマックス後のイベントが皆無なんだし
>>398 ヤッベェェェッ!!
番長と千枝のあまーいバカップル好きにはたまらんッス。
全裸にネクタイととシルクハットとカクテルで待ってる!
別のスレであった話なんだがな。午前中に投下しようと思ったら俺より先に投下してるヒトいたんだよ。
それでんじゃちょっと待つかと思って夕方になってから投下使用としたんだがまだレスついてない。
しゃあねえから愛想レスを1つつけてやってから投下したんだがその後で被せ投稿なんて酷い!ときたもんだ!
フザケンナ!そんなのテメェのヘタレなSSがしょべえだけだろうが。待てなんてこと一度でも許容したら
次は半日。次は24時間ってエスカレートするのは目に見えてる。死ね!糞チョンが!
落ち着けよwww
投下の後の投下について書き手から
投下直後に投下されると反応が減る傾向なのは確か
でもそれを読み手が怒る必要はないと思うし
書き手が怒るのも本当は筋違い
後の人の所為でレスが無かったんじゃなく
後の人の文章に勝る話を書けなかったってだけ
本当に良い文章なら間が空いても反応するやつは反応する
書き手ならそんなことに一々ぐだぐだ言わずもっと文章磨いてこいと
自分が遠慮する分には良いが他人には強要する権利は無い
というわけで書き手のモラルの問題
わろた
議論する前に一発抜く。
それだけで議論する気力が起きなくなる。
オススメだぜ?(キラッ
良くも悪くもギャグ系は気軽にレス書きやすいなーっと思う
うははっ!
話そうぜって言ったら、ホントに話したよ!
君ら、他にやる事ないの?
揃いも揃って、寂しい奴らだなぁ…
“俺たちの手でスレを盛り上げようぜ!”
“今日もペルソナ4スレで雑談だ!”
ねえ、図星でしょ?
恥ずかしいな、君ら歳いくつよ?
あははははははは!
ヤバイヤバイ、腹痛い…
あのさー…
君ら、学生でしょ?
こんなことより、勉強した方がいいんじゃない?
真面目に勉強して、いい大学入って、
いい会社に勤めて、可愛い嫁さん貰ってさ…
何、必死に無駄なことやってんの?
大人になってから後悔しても知らないよ?
そうだよみんな!スレを見る前に抜こうぜ!(キラっ☆
419 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 11:48:20 ID:BT6xPwaV
ん、歳?・・・十よん、いやなんでもない
>>416 エロパロだからエロが欲しい。しかしレスをつけやすいのはギャグ
つまりエロくて抜けるギャグSSが最強なんだな
>>418 エロSSで抜く為にスレに来るのに抜いてから来いというのは酷い話じゃないか
>>420 んーなんつうか「ワラタw」とか「萌えたw」が書き易いんだよね
ぶっちゃけガチエロや陵辱だと抜けた位しかかけんし
キミのその態度がいわゆるガチの職人をこのスレから遠ざけていることは自覚した方がいい
実際問題として現在、エロパロ板全体が過疎傾向にある
スレを維持するには職人だけじゃなく読むほうもちょっと工夫が必要
せっかく神が投下してくれた作品にうまく感想を言える能力が欲しいぜ
そんな文才がない自分が無謀にもりせ書き始めたぜw
愛でどうにかならないものかw
ルール談義よりも萌えネタ談義でもしてくれ
ネタも生まれる
ここはまだ新しくて勢いあるからレス待ちしてたら付くのかもしれないけど
過疎スレだと作品投下から1週間近くレス無いまま
次の投下とか全く関係ない雑談とかが書き込まれる事もままある。
それでも書きたいから書くし自分の萌ポイントがマイノリティだろうと気後れしたりはしない。
自分が求めていたものだ、いい出来だと、
思ってもらえたら50レスくらい遡ったやつにもGJコメがついたりもする。
コメが付くのは嬉しいことだけど、
書き手も玉石混交な中の一粒として読み捨てられることは覚悟しとくが吉。
とりあえず処女で中出ししてくれるシチュならなんでもいいよ
どんな好きなヒロインのエロSSでも外出しされると萎える
なにも考えない中出しが一番萎える
中出しで純愛とかギャグにしかみえない
萌えネタ談義も「そのネタは嫌い」とか言いだす奴いるから
荒れるし。
>>424 愛と欲望ですべてどうにかなるさ
りせちーの期待してるぜ!
千枝スレでも話題になってたけど、千枝って自分に自信がない性格からか、
いじめがいがある、ちょっとしたMな部分があると思うんだ。
S心を擽るような仕草とかするし。
ネチネチと責めて困らせたい。
そりゃ否定派は揃いも揃って予防線張りたいだけの厨だもん。
オレみたいなヲチ人からしてみりゃ格好のいい餌を与えてくれるわけだ。
本音を言えよ!ホントは自分のヘタレなSSを投下したときに被って埋もれるのが単純にイヤなだけなんだろ?
自分だけチヤホヤしてもらいたいだけなんだろ?スレの雰囲気なんて本当はどうでもいいんだろう?
オレもどうでもいいぜ。ただ厨な言動に噛付いてウサ晴らしするのが楽しい。それだけだ。
面白いスレなんで当分居つかせてもらうわ。
ああ、楽しいな。次はどんな厨が現れるのかな。
実に楽しみだ。うひゃひゃひゃ。
NG機能マジ便利
うこばく
437 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 16:52:02 ID:VSKMejgl
どうせ来週あたりにはいなくなるんだろうね
完二成分が足りない!
果たして文才を愛でカバーできるのだろうか…
そんなことを言う暇があったらまず書いてみな
新しい世界の始まりだ
突 入
何だ3以来の人が来てたのか
手法が変わらないあたりビッパ未満だな
俺はチエチャンはヘタレ攻めな感じがするわ
ペルソナ3だとゆかり、風花、ペルソナ4だと千枝、りせあたりがS、ってか女王様に相応しいと思う
過去に何らかの形でいじめられた人ってのは自分が受けた、下手したら自殺してしまっていたかもしれない痛みを身を以て知っている
だから人をいじめる時に感覚的にであれ、その線引きができてると思うんだ
いじめられた事の描写のない千枝が入ってるのは、ペルソナの覚醒によって自身の気持ちを鑑みたからあえて枠に入れてみた
……と、責め受けの激しい作品の構想を頭に描いている人間が言ってみた
むしろ身をもって限界値を知っているから責めに手加減がない、という話も聞くな>いじめられっ娘の逆襲
446 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 21:47:35 ID:BT6xPwaV
まずは、年齢制限を守ろうぜ(キラッ☆
と、●●●●な俺が言ってみる
いじめ、というか虐待された人は虐待するともいうが、そんな事とても出来ないという人もいる
それぞれだな
相手にするな
本スレ書き込めなくなってるな。
時期的に最後の紳士タイムになるかもだったのに…オワタ
介錯のペルソナ4本はどうだった?
出たのは千枝や雪子、りせだけ?
4Pはやったの?
>>444 逆じゃね?
いじめられた事があるからこそ、冗談でもそういう事が出来ないんじゃないの?
>>451 りせ千枝雪子辺りとおまけだかなんだかで直斗
3Pなら雪子千枝でやったよ
「ふぅ、なんかあなたの怯えてる顔見てるとゾクゾクしてくる…」
○○はサディスティックに微笑んで、哀れな標的となった者を見つめる。
彼女自身、過去にいじめられた事があり、それが元で自殺しかねない勢いだった。
だから自身が受けた痛みの分だけ目の前の奴隷を調教し、同時に大事にしようと考えていた。
それが非道な手段を使う彼女の心に、唯一残った”良心”であった…。
or
「やっぱダメ! あなたをいじめる事なんてできないっ!」
○○ががくりと膝を落とし、いじめようとしてた相手の前でぽろぽろと涙を流して泣き崩れた。
彼女は過去にいじめられた事があり、こんな世の中に憎悪の念を抱いていた。
しかし自分が受けた痛みを、腹いせのように他者を傷つけていいのか? いいわけない。
苛烈なせめぎ合いをしていた良心との葛藤は良心の方が勝り、彼女の暴走をも止めてしまった…。
とりあえず即興で作ってみた二つの文章
スレ住人的にはどっちの方が萌える? または燃える?
文章の続き? んなもんない
わっふるわっふる
泣き崩れるシチュが大好きな俺としては後者の方が萌える
457 :
455:2008/08/31(日) 07:43:07 ID:WqBIU293
他の人も遠慮せず意見してくれ
なんで議論や煽りあいには積極的に参加するのにこういう時はROMるんだよ…
正直どちらも好みのシチュエーションじゃないからどっちでもいい
というか選択肢に全く魅力を感じない
遠慮も何もみんな興味ないだけじゃないの?
遠慮せずに言うと住人の好みに合わせたSSを書くために聞いてるように見えてしまったからこたえたくなかった。
ちなみにどっちのシチュエーションでもいいものはかけると思うけど俺が書くとしたら後者かな。
レス乞食すんな
なんでこのスレ殺伐としてるん?
虐められる主人公というのが俺にはピンとこないから・・・
俺の中で番長は変態気味の総責めだ
書きたいもの書きゃいーじゃん
誘い受けでもする気か?
>>159 ウザイ。連続投稿が嫌なら出て行け。
ブログ立ち上げて1人寂しくオナニーしてろや。
それが嫌ならさっさと回線切って首釣って氏ね。
そして翌日のワイドショーネタにでもなって
腐女子コメンテーターに存分にいじられろよ。
それだけでも俺には絶好の笑いネタだwww
だいぶ前の話だな・・・・
どーでもいいけどなんでこんな流れになったんだ?
それと年齢制限有る板だってのをわすれんな未成年
保管庫に入れてもらえなくて涙目です
みんなで保管してるんだから自分で入れてもいいんだぜ
>>468 番長と千枝ちゃんのラブラブの話?
俺もいつ保管されるんだろうと今か今かと待ってたりするw
というかwikiの保管作業とかよく分からないんだよなー。
471 :
名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 18:52:55 ID:R63NyDjK
柏木絡みのが見たいです
>>23の続きがあるのなら是非
あんなにえろいのにまだマーガレットSSが一度も出てないので主人公×マーガレット投下。
マギーさんがちょっとSっ気出してるから逆かもしれない(SMではない)。
他の人とネタ被ったらすまん。
>>471 ヘイボーイ
sage忘れする覚悟があるなら自分で書いてみな
不意に意識が目覚めたらそこはいつもの青い部屋だった。
自分は部屋で眠ったはずではなかったか、そんなことを思っていれば突然声がかけられた。
「目が覚めたかしら? 突然お呼び立てして申し訳ありません。
けれど、最後にどうしても貴方に会いたくて」
声のした方を見れば青い女性が座りながらこちらを見ていた。
このベルベットルームでよく見知った女性――マーガレットだ。
「主にお願いして貴方を呼んでもらったの。
大丈夫、今貴方の体は深い眠りについているわ」
ああ、そう言えばここは精神と魂の部屋だったか。
この部屋で肉体は意味を成さない。
ここにあるのは魂の強さ、それのみだ。
「と、言っても今は主は不在なのだけれど。
ふふっ、もしかしたら気を利かせてくれたのかもしれないわね、主なりに」
そう言って笑うとマーガレットは不意に手を伸ばしてくる。
白く美しい手が自分に触れた。
「貴方は分かっているのかしら、これから私がすることがどれ程罪深いかということを。
…知っていても、止められないでしょうけども」
笑う彼女のその名を呼ぼうとしたならば綺麗を指で唇を押さえられる。
そのまま指先で言葉を封じたままマーガレットは美しく笑った。
「大丈夫よ、罪を背負うのは私だけ。貴方のその目にその瞬間を映させたりはしないから」
そう言うとマーガレットは冷たい掌でその瞳を閉じさせた。
目を閉じればその先は暗い暗い闇だ。青から黒に視界が変わる。けれど恐怖はない。
この体に、彼女の熱を感じているからだろうか。
「ごめんなさい、これは私の最初で最後の我侭なの。
これで…最後だから、だから貴方の全てを私に刻み付けて欲しい」
閉じた目の上に布が巻かれるのが分かった。どうやら目隠しをされたらしい。
そんなことをしなくとも彼女が望むならばこの瞳を開いたりはしないのに、
そんな想いを察してか彼女が笑う気配がした。
「貴方のことは信じているのだけれど一応、ね。今日だけは逃げられたくはないから」
無論彼女は彼が逃げるような男ではないと分かっているのだろう。
それでも気を抜かない辺りに彼女の覚悟を感じた。
視界を奪われ、それでも何ら不安にならないのは相手が彼女だからか。
「こんなことをしたら貴方は怒るかしら?
でもね、貴方が悪いのよ。私を夢中にさせるから」
自分の頬を撫でていた手が首筋を撫で、胸へと降りる。
目隠しされていても自分のシャツのボタンが外されていくのが分かる。
しゅるりと衣服を脱ぐ音がした。
自分の服が脱がされていないことを考えれば脱いだのは彼女だろう。
二人きりの部屋で、裸の男女二人。することならば言わなくとも分かる。
名を呼んで制止させようとしたならばその口を塞がれる。
唇を舌でなぞられ、薄く開けば舌が入り込んでくる。
舌を絡め取るそれに応えるように積極的に絡み返してやれば
マーガレットがピクンと反応したのが分かった。
歯列をなぞりお互いの唾液を交換し合い、長い長い時間口付けた後唇を離す。
「意外ね…抵抗しないのね」
扇情的に冷たい手で胸板を撫で、額にキスを落としてくるマーガレットはそう言って笑う。
貴女は冗談でこんなことを出来る人じゃありませんから、そう伝えれば彼女はまた笑ったようだ。
「本当に、貴方には敵わないわね。そう…冗談で行えることじゃないわ。
だってこれは、許されない罪の秘め事。それでもきっと、私には必要なこと」
マーガレットの手が胸から腹へと下り、下腹部を撫でる。
かちゃりと音を鳴らしてベルトが緩められ、
彼女の手によって自身が剥きだしにされたのが分かった。
「もっと私を感じて欲しいの…私が貴方に心を震わせているように、貴方も私に震えて欲しい。
それが体だけであっても。千の言葉より一つの行いが心を震わせることを、証明して欲しい」
そう言ってマーガレットは剥きだしの自身に口付ける。
ちゅっと軽く音を立てて吸われた後それが熱い口内に導かれた。
ねっとりとした舌で舐め上げられ、ぞくりとした快感が背筋を駆け上がる。
漏れそうになる呻きを何とか抑えて拳を握り締めればマーガレットがくすりと笑った。
「貴方でもそんな顔をするのね…意外だわ。
こういったことには手馴れているのかと思ったのだけれど…
視界が塞がれているから余計に感じちゃうのかしら? それとも、女の体は初めてだとか?」
軽く歯を立てるとびくりと震えるその反応を楽しみながら
マーガレットは器用に口と手を使いそれを昂ぶらせていく。
視界が封じられているせいで体は余計に快感に敏感になる。
熱い舌が先走りを掬い取り、入り口をこじ開けるように強く吸われればすぐに頭は真っ白になった。
「ん…ッ、体の方は随分と正直なようね。ふふっ…今の貴方、どんな顔してるか分かる?
普段は何も知らない少年のようなのに今の貴方はまるで飢えた獣ね。
そんな雄の表情、他に誰が知っているのかしら?」
吐き出したものを全部飲み下して、マーガレットはもう一度そこに口付けた。
そしてまた指で撫で上げる。
「尤も、それは私にも言えるのだけれど。闘い以外でこんな高揚を感じたのは初めてよ。
ふふっ、貴方は本当に私の全てを盗んで行くわね」
視界が遮られていても自分のものがマーガレットの入り口に宛がわれたのが分かった。
濡れそぼったそこはもう既に男を受け入れる準備ができている。
「こんな私、貴方は軽蔑したかしら?
貴方にこんな風に荒ぶる雄の一面があるように私にも淫らな女の顔があるってことよ。
人は皆幾つもの仮面を持っているのだから。
尤も、自分ですらも知らなかったこんな一面を引き出してくれたのも貴方なのだけれど」
そっと肩に手を置かれ、彼女が自分を受け入れる体勢を取る。
目隠しで視界の自由を奪われながらも彼女の肩を抱き、引き寄せた。
「ん…ッ!」
急に引き寄せられ、二人の唇が重なる。
「ぁ…ん……」
不意打ちに弱いのか、攻め立てるように熱く口付ければマーガレットはこの腕の中で身じろぎした。
「ん…こんな状況でもこんな真似ができるなんて…
せめて今だけは私が貴方を打ち負かしたかったのだけれど」
敵わないわね、そう続けてマーガレットは微笑んだようだった。
これを外してください、そう伝えれば彼女はまた笑うばかりだった。
「駄目よ、その目で映せば貴方もまた罪人になってしまう。罪を負うのは私一人で十分。
今の私は力の管理者でもない、ただ一人の罪深き女だもの。
尤も、私にもう力の管理者たる資格はないのかもしれないわね。
たった一人の、男に惹かれてしまったその瞬間から」
それが誰のことか分かるかしら? 悪戯っぽくそう続けてマーガレットはもう一度口付けた。
今度は軽く、誘うように。
「…たった一人の誰かの為にね、全てを投げ捨てるなんて理解できないと思っていたの。
それは単に逃避でしかなく、愚かな行いでしかないと。
でもね、今ならば妹の気持ちが分かるわ。
だって、こんなにもこの温もりが、愛おしいと、そう思えるから。
私も愚かな罪人…ただ一人の女でしかなかったということね」
きゅっとマーガレットがきつく抱きついてくる。
温もりと温もりが触れ合って、今は彼女の全てを直に感じる。
「貴方のペルソナに触れる度感じていたわ。貴方の弱さも、強さも、寂しさも、怖さも全部。
そして貴方の心が語りかけるの、この町を守りたい、仲間達を守りたいってね。
不思議な話ね、私たちこの世界の住人は外に興味を持つことなどなかったのに
私は無性に貴方の愛するものを知りたくなった。そして嫉妬した。
そうしてあの時、ついに禁を破り外に出てしまった」
そして初めて貴方の温もりに触れたの。
そう続けた彼女の言葉が差すのは先日の口付けのことだろう。
ベルベットルームではない外の世界、そこで初めて自分と彼女は触れ合った。
「今でも嫉妬しているのよ、貴方の心全てを捧げるものに。
でもね、心が手に入らないのならばせめて体だけでも私に欲しいの。
ずるい女の言い分だとは分かっているのだけれど…それでも私は
貴方に出会って初めて女である意味を見つけた。誰かに愛されたいと思ってしまった」
ゆっくりと胸や腹に手を滑らせて彼女は言う。まるでその温もり全てを確かめるように。
「あの子も、こんな気持ちだったのかしら?
貴方に出会ってからね、一人の時間が無性に寂しくなったわ。
そして貴方が来るとどうしようもない喜びを感じた。
私たちにそんな感情などないと思っていたのにね。
今も…こうして肌を触れ合わせているだけで自分の昂ぶりを抑えられないの。
…これを、「愛している」という感情と言うのかしら」
そうしてマーガレットは少年の上に跨った。
マーガレットの濡れそぼった秘部に昂ぶりを取り戻した自身が宛がわれる。
そのまま導かれるように彼女の中へとそれが埋め込まれた。
「ああっ…はぁ…ん…凄いわ…今貴方を直に感じている、今までになくずっと近くに」
熱の篭る声でマーガレットが囁く。
いつもの理性を感じさせないその声は姿が見えなくとも彼女乱れていることを悟らせた。
もっと、深くに。もっと激しく。
そんな本能の叫びのままに深くそれを突き入れた。
「んあッ、駄目よ、そんな、ふか、く…。あ、駄目…んんッ!」
奥まで深くそれが押し入れられ、マーガレットは切なく喘いだ。
それでも中はきつく締め付けてきて、理性の箍を外す。
「ぁん…ねえ、分かる…これが私の熱なの。貴方に心を震わす一人の女の、魂の叫び。
私も…貴方を感じているわ。こんなにも熱く、こんなにも激しく貴方の心を。
嬉しい…今この時だけでも私は、貴方の全てを独占できているのね」
自分の熱を飲み込みながら、マーガレットは微笑んでいるようだった。
「不思議ね…貴方の心そのものであるペルソナに触れている時より今の方がずっと貴方を近くに感じるの。
貴方の荒々しさも、繊細さも、切なさも、全部私に流れ込んでくる…」
繋がったまま抱き合いながらマーガレットは耳元で優しく囁く。
この温もり全てを手放すまいというかのように。
「愛して…愛しています、貴方のことを。力の管理者ではなく、一人の女として」
これは許されない感情なのに。
そんな呟きを落としてマーガレットは腰を振り始めた。
ぐちゃぐちゃといやらしい音が青い部屋に響く。
柔らかなシートが動きにあわせて微かに揺れた。
覚束ない視界の中、少年もまた手探りに彼女を突き上げた。
ぎりぎりまで引き抜いて、深く腰を落として。浅く、深く繋がる。
そこにいるのは飢えた獣のようで、それでいてどうしようもない一人の男と女だった。
「あ、あん…ッ、いいわ、そこ…もっと、もっときて…!」
マーガレットが特に反応する所を執拗に責め立てれば彼女の背中がピンと反る。
もどかしさに、これを外してくださいと、少年がそう申し出てもマーガレットは首を振るばかりだった。
「だ、駄目…こんな姿、見られたくはないの…。
今の私は…とても淫らで俗物的で…きっと貴方を失望させるわ」
けれど、貴女の全てが見たい。罪を犯すならば二人で。
そう訴えれば彼女は困ったように目の上に巻かれた布に手を掛けた。
「本当に…困った人ね。大人を困らせてはいけないものよ」
そう言って彼女はそれを外す。光を受けたこの目に映るのは白く美しい彼女の裸体だ。
「やだ…そんなに見ないで。その…慣れていないの、男の人に見られるのは…。
こ、こんなおばさんがこんなことを言ったら笑われるのかもしれないけどその…
お、男の人も貴方が初めてだし…今も正直どうしたらいいか分からないというか」
目隠しは彼女の照れ隠しもあったらしい。
今の彼女は先ほどの手馴れた手つきからは考えられないほどにウブな少女のようだ。
「げ、幻滅したかしら…こんなおばさんがその…何も知らないなんて。
貴方に失望されたくないから頑張ってみたのだけれど駄目ね…貴方のその目の前では嘘がつけなくなるの」
顔を真っ赤に染めながらマーガレットはもう一度口付けた。
そんなマーガレットにむしろ嬉しいです、と伝えれば彼女は困ったように笑った。
「もうほんとに…貴方はどうしてこうも私の心を奪っていくのかしら。
今の私は貴方の行動一つ一つに反応してしまうただの女よ。
今までこんな感情など知らなかったのに」
美しく笑うマーガレットがあまりに綺麗で、言葉より先に手が動いていた。
「あ、あん、駄目、こんなの恥ずかしいわ…」
マーガレットの細い腰に手をかけ、深く繋がる。
自分のものを奥まで飲み込んでいやらしい音を立てれば彼女は口元を押さえ、恥らった。
見られていると酷く感じるらしく、彼女自身ももどかしさを埋めるかのように腰を振った。
「ん、あ、ああッ…! 好、き…愛して、います…っ」
腰を打ち付けるたびマーガレットの豊かな胸が振動に揺れ、白い体が月明かりを受け綺麗に弓なりに反った。
経験の少ない二人が限界に達するにはあまりに容易く、何度か強く腰を打ちつければすぐに限界が来た。
「ああああッ!」
マーガレットが達したらしく中がきつく締め付けられると少年もまたマーガレットの中で達した。
熱い迸りに、マーガレットは身を捩って耐えた。
「は、んあ…感じるわ…貴方の全てを…」
恍惚とした表情で少年を見ながらマーガレットは優しく微笑む。
「ありがとう…これで私は貴方のことを忘れないわね。例えもう二度と会えなくても」
にこりと笑う彼女に何故、と問う。何故これが最後になるのか。
青い扉はもう自分には開いてくれないのか。
そんな疑問に答えるかのようにマーガレットは再び口を開いた。
「だって…貴方にはもうこの部屋は必要ないから。
貴方はもう見つけたでしょう、真実も、貴方の生きる意味も。
この部屋はね、自分の存在に迷った者が訪れる部屋だから。
過去に幾人もの人がこの部屋を訪れて、そして去っていった。
私たちはそれを見送るだけ。寂しい存在ね、必要な時だけ存在していつかは
忘れられる…どこにもいけないこの部屋に閉じ込められた存在なのだもの」
ふっと笑った彼女はどこか自嘲的だったのかもしれない。
そのまま彼女は背を向ける。
「ごめんなさい、大丈夫よ。私は幸せだから。
これで私は貴方のことを忘れないもの、例え貴方が私を忘れても。
寂しいだなんて、そんなこと…」
その背中が少し震えていた。泣いているのかもしれなかった。
そっとその背を抱き締める。彼女はその背中は思っていた以上に細く、小さかった。
忘れたりしません、俺も貴女を愛していますから。罪を犯したのは、俺も一緒ですから。
そう耳元で囁く。
「ば、馬鹿ね…私のことなんて覚えていても苦しくなるだけなのよ。
貴方にはまだ輝かしい未来があって…こんなおばさんに捕まってちゃだめなの。
貴方を想ってくれる誰かと幸せにならなきゃ…」
でも俺の幸せは、貴女の傍にしかないんです。
だから、今度は貴女が会いに来て下さい、いつまでも待っていますから。
そう言い終るのが早かっただろうか、マーガレットが振り向き、きつく抱きついてきた。
「馬鹿…そんなこと言って、そのままお爺ちゃんになってもしらないんだから。
でも、貴方が待っていてくれるなら…」
今度は私から会いに行くわ。
そう言ってもう一度キスを。
今度は再会の約束の。
「主、私は禁を破りました、どうか罰を」
少年がこの町を去った日、青い部屋で女性は主にそう告げた。
外の世界の人間と関係を結び、自らこの部屋から出ることは禁忌。自分はその両方を犯した。
罰は下るだろう。
「ではマーガレット、その全書をここに置いていきなさい。
今から君は力の管理者ではない。もうこの部屋に…戻ることもないだろう」
「そうですね…私はもう何の力もありません。
もう二度とこの部屋に戻ることは許されないでしょう」
もう自分に力はない。あの少年と互角に渡り合った力も、シャドウに対抗しうるペルソナ能力もない。
けれど。
「私は「心」という大切なものを手に入れました。今の私は無力な人間です。
ただのマーガレットという一人の女でしかない。けれど、たった一人の男を愛する、一人の女です」
もう自分に力は必要ない。そんなものがなくとも、未来を切り開ける「心」があるのだから。
「主、貴方が私と同じようにいつか心を手に入れることを私も望んでいます。
これが、貴方の部下としての最後の願い」
そう言い残してマーガレットは背を向ける。
「さようなら、主。いつか貴方があの部屋を去る日が来ることを楽しみにしています」
歩き出したマーガレットはもう二度と振り返らなかった。
そうして一人取り残された人形はまた待つのだろう、次の客人を。
いつかその人形にも幸せが訪れるといい、自分があの少年からそれを得たように。
そう願いながらマーガレットは駆け出す。
今の自分は無力だ。もう力も無ければ全書もない。ただの人だ。
それでも、もうそんなものはいらない。
あの腕に抱き締めてもらえるこの身があればそれでいい。
きっとあの人は、笑顔で自分を受け入れてくれるから。
今あるのは、確かめ合える温もりだけでいい。
それがきっと、心の強さになるから。
イゴールやベルベットルームの解釈が違っていたらすまない(;´д`)
その辺は雰囲気スルー推奨で…。
>>480 気にしないで出来が良いと思う、こういう風にSSとか書けたらなぁ、大分前まではよく書いたけど文章のレベルが落ちた俺よりもずっと良い
>>480 激しくGJ!!
姉さん…処女なのに積極的なんですね…そんな姉さんもイイ!!
ところでマガ姉さんはなんでこんなに自分のことおばさんって卑下するんですか…
無自覚な柏木先生より100倍良いよ…
番長×マガレと言うと、試練と証したマガレトが番長の忍耐力テストで足コキするシチュ
しか思い浮かばない・・・
>>472 GJ!マーガレット好きだから嬉しい。
……保管してくれた人有難う。
>>482 だって実際、おばさんだし。
あ、あれ?こんな夜更けに誰か来たぞ?
コンセGJダイン!
>>482 アイマスでいうところのあずささんだろう
やーマガレさんすごくよかった
本編ではそんなに出番なかったのに口調とかすごいマーガレットで
脳内再生よゆうでした。ホンとGJ
えろいよマーガレットさん
GJ
>>480 GJ。
意味合いにしても、実に無問題。
そこに愛があればよい。
ていうか、マガレかわゆす(*´д`*)
こんなだったら、おばちゃんだっていいよーう。
こんな風に匂いや、体温まで感じれるようなSSを描きたいものだ。
イィ話ww
ババァ!結婚してくれ!
なおたんまだー
>>480 超GJ!なんか心が浄化された。いいなーマガレ。
そんなにおばさんじゃないから自信もてー!
個人的にはまだ「お姉さん」ぐらいだと思ってるんだ。
アダッチー×直斗職人様はまだですか?
おばさん?・・・いやいや全然ストライクゾーンです有難う御座いました
マーガレッツさんはええのう。
マーガレットさんかぁいいなぁ。
なんか、エロがどうこうじゃなくて、胸キュンした。
二次創作でも声付きで再生されるからシンクロ率が半端ないのが困りもんだ。
これより投下いたします。
実験作のような形になってしまいましたので、先に注意事項を書かせていただきます。
・完二×りせ
・上と下に分かれていて、上が完二視点、下がりせ視点
・完二視点はNOTエロ
新学期も迫った八月のある日、りせが家に押しかけてきた。
聞きもしないのに、宿題が終わっていないから写させて欲しいと言う。
完二は高校に入学して早々停学を食らった身だ。
普段の成績や出席日数の都合も考えると、宿題を提出しないなどできるはずがない。
さすがに良識が働いて、答えが合っているかどうかは別としてほとんど埋めてしまっていた。
「うう…終わんないよぉ…」
半缶詰状態になってからすでに3日が過ぎていた。
りせが弱音を吐きながらも部屋を占拠しているので、完二も嫌でも宿題をやらざるを得ない。
りせのお陰とでも言うべきだろうか。つられて宿題をしているうちに、先に片づいてしまった。
「いくらなんでも溜めすぎだろ、テメーは」
「完二、麦茶! あとおやつ!」
りせが頬を膨らませて言う。
やれやれと溜め息をつく。時計に目をやると、すでに3時を回っていた。
小腹の空いてくる時間帯ではある。
「オレはテメーのオカンかよ」
完二は毒づきつつも、台所に向かった。
りせの要望どおり麦茶を淹れる。からん、とグラスの中の氷が涼しげな音を立てる。
棚にまだ封の空いていない栗羊羹があった。切り分けてふたつの皿に載せる。
甘味に目がない完二は、当然のごとく小皿に載り切らないくらいにてんこ盛りだ。
麦茶と栗羊羹を持って戻ると、りせが破顔して迎えた。
「やった! ありがと完二、だーい好き!」
「へいへい」
「…えへへ…」
りせは笑顔のまま盆から麦茶と栗羊羹を受け取った。
頬が紅潮しているのが見て取れた。やけに上機嫌な気がしなくもない。たまたま栗羊羹が食べたかったのだろうか。
あまり気にしないことにして、一切れをフォークに刺して口に運ぶ。
「ねえ、完二」
「あぁ?」
「今の、付き合ってくれるってことだよね?」
厚めに切った一切れ丸ごとの栗羊羹を噴き出しそうになって、慌てて飲み込んだ。
今度は気管支に詰まって、思わず胸を叩く。
「もう、何やってんのよ」
りせがグラスを差し出す。麦茶で流しこんで、ようやく事なきを得る。
頭の整理がつかない。完二は座卓に身を乗り出し、仕切り直すようにして尋ねる。
「えーと…誰と誰が、何だって?」
「もー、照れなくてもいいってば!」
こちらの話を聞く気はないらしい。いや、もうすでにりせの中で話は出来上がっているようだ。
座卓で向かい合う格好で頬杖をついているりせは、ほんのりと頬を染め満面の笑顔を向けてくる。
「でも気がつかなかったなあ、完二も私のこと好きだったんだ」
気づかないはずだ。りせの言う“好き”という感情を、たった今このときさえ完二はりせに対して抱いたことがない。
休業中の現役アイドルという事実はもちろん知っている。だが、芸能関係に疎い完二は特に意識はしていなかった。
何でも言い合える友達、その程度にしか思っていなかった。いや、今もそうとしか思っていない。
ただ、何かの勘違いとはとても言い出せない雰囲気になっている。
「ね、今度デートしよ? 私、沖奈市行って服見たいなー」
「…とりあえずテメーは宿題終わらせろ」
「うう…」
りせは夕食近くまでいて、帰って行った。明日も来ると宣言して。
普段ならば時間的に家まで送るところだが、何となく気が引けた。結局玄関先で見送った。
罪悪感めいたものが胸に溜まって、夕飯は茶碗二杯がせいぜいだった。
暗い部屋でベッドに横たわり、ぼんやりと天井を仰ぐ。
一体何がどうなってこの事態に陥ったのか、まったくわからない。
以前、完二は自分が同性しか好きになれないのではないかと悩んでいた時期もあった。
だが、蓋を開けてみれば単純だった。
幼い頃、女の子に“趣味が女っぽくて変だ”といじめられて以来、女は苦手だった。
それが、いつしか男しか好きになれないのではないかという極論にずれていってしまっただけの話だ。
悩んでいる最中は悲壮でさえあった。だが、実際は勘違いと思いこみの産物だったのだ。
今でも微妙にネタにされることもあるが、ネタはネタだと割り切ってしまえる。
ただ、急に女好きになれるか、というとなかなか難しい。ついぶっきらぼうな態度を取りがちだ。
りせは特別捜査隊のリーダーのことを気に入っていたようではあった。
だが、完二に対しては特別な好意を向けていた様子はなかった。むしろ最初から言いたい放題だったような気がする。
完二のほうも性別そっちのけで言いたい放題に言い返してきた。甘い雰囲気などどこにもなかったはずだ。
(夢オチ、だったりしてな…)
かなり真剣にそうなることを願いつつ、完二は眠りに就いた。
翌日。朝からりせはやって来た。
やはりいつの間にか付き合うことになっていたのは夢ではなかったらしい。
玄関で出迎えると、いきなり腕を組んできて少し焦った。
座卓に向かって宿題をしているりせが、ときどき鼻歌を歌っている。どこかで聞いた覚えのある歌だ。
りせが休業する前に歌っていた持ち歌なのかもしれない。少なくとも、授業で習うような歌ではないのは確かだ。
暇を持て余した完二は、りせの鼻歌を聴きながら勉強机に座ってあみぐるみを作っていた。
家で勉強するなど滅多にない。完二の勉強机は、あみぐるみの飾り棚になっている。
「んー、休憩!」
ふと、りせが大きく伸びをした。そのまま畳に仰向けに倒れこむ。
「なんか溜まった宿題するのって久しぶりな気がするなあ。前の学校、宿題自体なかったし」
「へー。宿題ねえの、楽じゃねーか?」
「うん。っていうか、学校だってあってないようなもんだったから」
「あって、ない…?」
完二は眉根を寄せる。
りせが虚空を見つめて、小さく嘆息した。双眸が不意に寂しげに揺らぐ。
「仕事、仕事、仕事。毎日毎日分刻みでスケジュールが組んであって、朝から夜まで仕事だよ。
学校なんて行く暇なかったもん。前のクラスメイトの顔、ほとんど覚えてないよ。担任の先生の顔だってビミョーだし…」
「なるほどなあ。アイドルってのも大変なんだな」
「えへへ、まあね。忙しすぎて、彼氏作る暇だってなかったよ」
りせはころんと身を反転させ、両手で頬杖をつく。気がつくと、少しつり上がった黒目がちの目が完二を捉えていた。
ピンク色のハートがいくつも飛んできて、ボコボコ当たる…ような幻覚が見える。
幾度となく拳で相手を粉砕してきた完二だが、さすがに気が引けて仕方がない。
「ねえねえ、今日の晩ゴハン愛家にしよ? 私おごるー!」
「もう晩メシの話かよ」
「いいじゃん。ね、そうしよ? いいでしょ?」
りせが身を起こして、飛びつくように腕に腕を絡めてきた。
本人は意識していないだろうが、柔らかい感触が二の腕に押しつけられる。
「わかった、わかったから離せって!」
慌ててりせを振り払う。
りせの気持ちが、心に痛い。
遠慮なくチャーシュー麺倍盛と肉丼を頼んで、ギョーザも追加する。
りせがチャーシュー麺をすすりつつギョーザも食べたいとせがんだので、一皿のギョーザをふたりでつつくことになった。
ときどき横目でりせを観察する。
今更だが、芸能人だ。世間的に見てある程度の水準でなければアイドルにはなれないだろう。
口うるさいところはあるが、小動物的な愛嬌はあると思う。例えるならうさぎあたりだろうか。
好きだと言われて嫌な気持ちはしない。だが、歓迎しているわけでもない。
このままグダグダと関係を続けていいものだろうか。ただ、何でも言い合える相手を失うのは気が引ける。
完二にとって、臆面も偏見もなく物を言ってくる相手というのは本当に貴重なのだ。
「完二、どーしたの? ギョーザもう1本もらっちゃうよ?」
「あ、コラテメー!」
あっさりと奪われる。豆腐屋の娘だからだろう、りせは細い指で感心してしまうほど器用に箸を使う。
4本目のギョーザはもうりせの口の中だ。さすがに歯型がついたギョーザを奪い返す気は起きなかった。
「…なあ、りせ」
「なーに?」
「その、オメー芸能人だろ? か、彼氏とか作っていいのかよ」
ギョーザをさらに口に放りこもうとしていた手元が、ふと止まった。一瞬の、だが長い沈黙。
「気にしなくていいよ。芸能界やめる」
「やめる!? マジか!?」
完二は思わず素っ頓狂な声を上げる。
りせは“休業”の名目で稲羽に戻ってきていたはずだ。“引退”の言葉を口にしていただろうか?
記憶の糸を手繰ってみる。だが、情報として得たりせの記憶などほとんどない。
人気があるらしいアイドルが突然休業宣言をして故郷の稲羽に戻ってきた、そんな触りの部分しか覚えていない。
「うん、マジだよ」
りせは大きく頷いてから、顔を上げた。昼間と同じように双眸が寂しげに揺らいでいる。
「“アイドル”ってどういう意味か知ってる?」
「…ほとんど全部赤点のオレに聞くか、普通…」
冗談抜きでそう返すのが精一杯だった。りせの求めるような答えを出せないのはわかっていた。
りせが答えを求めていないであろうことも、何となくわかっていた。
「“偶像”って意味なの。人間じゃないの。作られた商品なんだよ。私の顔も体も声も、全部商品だった…
芸能人になりたくてなったんだよ? なれてすごく嬉しかったよ? でも、私がどんどんなくなってくみたいで…」
初めて会ったときも、こんな表情をしていたような気がする。
三角巾に割烹着姿で、“芸能人”という響きとはあまりにもかけ離れた表情が印象的だった。
何年もおままごとの相手にしていたら、くたびれてしまったぬいぐるみを思わせる。
あのぬいぐるみはどうしただろう。何度も何度も綿を入れて、綻びを繕って、汚れを洗って。別の布で接いだりもした。
それでもどうにもならなくなって、最後は結局――
「だからね、こっち帰ってきて、久しぶりに人間だった自分思い出したの。誰かに見せるために何かをするんじゃない。
演技じゃなくて笑ったり泣いたり怒ったりするのってすっごく楽しい。そういう当たり前のこと、忘れてたよ」
「りせ…」
りせの想いを否定する言葉は、もう言えない気がした。
言う資格がない。コンプレックスの塊になって自棄になって喧嘩に明け暮れて。そんな馬鹿なことをしていた自分には。
ただ、尊敬する。同い年のくせに尊敬の念を抱かせる。大した女だ。
気がつくと、りせの表情は元に戻っていた。唇に笑みが載っている。
「完二、巽屋継ぐんでしょ? 私、丸久継ごうかな。そしたら同じ商店街だもん、ずっと一緒にいられるじゃん」
「…ま、オメーの好きにしな」
「あはは、照れちゃって」
完二はぽんぽんとりせの背中を叩いた。よくわからないが、そうしたかった。
りせの背中は見た目以上に小さい。男とは明らかに厚みが違う。
この背中に、いろいろなものを背負って生きてきたのだろう。膝を屈してしまいそうになるほどに。
「今日はオレのおごりでいいからよ」
「え、でも」
「いいっつってんだろうが」
完二がすごんで見せると、りせが少し照れたように、穏やかに笑った。
「…うん、ありがと。完二って顔と違っていいヤツだよね」
「殴るぞテメェ…」
りせを追い立てるように店から出して、会計を済ませる。
子供の頃からの馴染みである店のオヤジが、勘定を受け取りながらしみじみと頷いた。
「いやあ、完ちゃんがカノジョ連れてウチに来る日が来るとは思わなかったよ」
「そんなんじゃねえ…あ、いや…」
完二はこめかみのあたりを掻いた。否定を飲みこむ。うまく返せる言葉はない。
「今度は先に来るって言ってよ。特別メニュー用意しとくからさ」
店長が釣りを手に乗せてくる。まるで自分の子供のことのように嬉しそうだ。
鬱屈された気持ちを発散させるために、ケンカに明け暮れた日々が続いた。
暴走族を文字どおり拳で沈黙させたこともある。今では悪い意味で警察と顔見知りだ。
問題が起きるたびに母親や周囲を心配させた。本末転倒だ。心配してくれる人を大切に思っていただけなのに。
自分と向き合える前までは、気づけなかった。
「…何か、外うるさくねーか?」
完二は肩越しに振り返った。
ガラス戸の向こうには特に何も見えないが、言い争うような声がくぐもって聞こえる。
送るからと外で待たせているはずの、りせの姿もない。飛び交う声のひとつは――りせ、だろうか――
「ん? そう?」
「オレ見てくるわ」
完二は慌ててガラス戸を開け、赤い暖簾を潜る。
「完二!」
外に出るなり、悲痛な助けの声が耳に届いた。
わざわざ店から見えない死角まで引っ張り出されたりせが、数人の男に取り囲まれている。
男と言っても、完二とそう歳は変わらない、夏休みの暇を持て余した学生風だ。
だが、いかにもという雰囲気がある。安っぽい不良――少し前まで、完二もその一部に過ぎなかったのだが。
「何やってんだテメーら!」
完二は男たちを一喝した。男たちの視線がりせから一気に完二へと向かう。
「完二…? 巽完二か!?」
「だったら何だってんだコラァ!」
「完二……」
今まで必死に言い返していたのかもしれない。
気が抜けたのか、壁を背にしたりせの目が潤んでいるのが見て取れた。
「ソイツに手ェ出したら殺すぞ」
「なんだ、テメーもりせちー狙いか?」
男のうちのひとりが、気味の悪い笑みを浮かべる。
「“りせちー”なんか知るかよ、ボケが」
唾棄しつつ、目でりせに逃げろと合図を送る。りせが大きく首を振って返す。
見れば一番りせの近くにいる男が刃物を手にしている。小型のナイフだが、りせへの脅しなら充分だろう。
つまらない連中だ。小道具を使ってまで、相手に無理強いをしようと言うのだから。
完二はぱきっ、ぱきっ、と目の前で拳を鳴らして見せた。
「テメェら全員オレが沈めてやるよ」
りせの逃げ出せる隙を作るしかない。完二は誰かを守りながら戦った経験がないのだ。
万が一にもりせを傷つけるわけにはいかない。だとすれば、自分が囮になって逃がすのが一番手っ取り早かった。
挑発に乗ったひとりが殴りかかってくる。軽く避けて、顔面に拳を叩きこむ。鼻を殴られて平気な相手はまずいない。
ひるんだところをすかさず腹に重い蹴りを入れ、一人目が昏倒する。
「てっ、てめえ…!」
男は全員で4人。あと3人だ。
しかし、りせは逃げる素振りを見せない。足が竦んで動けないのだろうか。
ふたりめの頬を殴る。勢い余って歯が飛んだようだ。胸倉を掴んで引き寄せると頭突きを食らわす。
これでふたりめも地面に沈んだ。
残りはふたり。ひとりは小型ナイフを向けてきた。
「調子に乗るのもいい加減にしろオラァ!」
一瞬、ナイフのほうに目が行ってしまった。一人を殴り倒している間に、ナイフを持った男が突っこんでくる。
刃物傷はいくつも作った。大体、切られた瞬間の感覚は、痛くはなくむしろ熱い。
完二の左二の腕が横一線に切られ、血が傷口から少しずつ溢れてくる。鮮血の赤がぽたり、ぽたりと地面に落ちる。
「完二っ…」
街灯しか頼りのない夜道だ。
りせはようやく完二が切られたことに気づいたらしい。もともと色白のりせの顔色が、蒼白になる。
「きゃあああっ!!」
りせの悲鳴が、闇を劈いた。
(下に続く)
上の部分は以上になります。
失礼いたしました。
ぬおおおお!完二りせ大好きだから
超嬉しい!
続き待ってます!全裸で!!
全裸の人元気だなw
俺の本命カプキタ━━━(゜∀゜)━━━!!
すっげ嬉しい!!!
りせサイド、楽しみに待ってます!
完二とリセチャンは良いクマなー
アダッチー×直斗まだですか?><
何wwww様wwだwwwよwwwwww
「ああ止まらない、さっきしたばかりなのに止まらないよぉ。チンポしごくの気持ち良すぎて止まらないいいいい
女の子があんなエッチになるなんて、中出しとかすごくエロいよ。いやエロいじゃなくてエロすぎるよ
はぁはぁ、だめだよ僕のチンポから透明のお汁がぴゅっぴゅ出てるよ。僕がこんな気分なのは書き手さんのせいだ
お母さんにもオナニー見られた、恥ずかしい! ああでもオナニーがやめられないよぉ
ああやだあチンポのお汁が手にまとわりついて変な感じがするでも止まらない
女の子、女の子、ああ女の子ってなんでこんなに可愛いんだ
レイプとか嫌いなはずなのにすごくドキドキするよ可愛いよチンポが元気だ
ああああ僕のチンポから今ぴゅって飛んだ! ぴゅって飛んだよ!
さっきも出したばっかなのに、昨日も、その前も出してるのにまだドキドキするよぉ
やだあ止められない、ああチンポからお汁が出そう出るかも!
ああっ…あ、あ、あああああーーーーーっ!!!」
……最近ずっとこんな感じで、いつも1回で終わるのが1回では終わらなくなった
自分もエロss書いてる影響が最近になってやっとでてきたせいなのかもしれない…
うおお1年組ktkr!
>>513 何かの投下かと思ったら、お前のことかよw
>>516 このスレ的にはそいつのズリネタは直斗になるぞw
やっと夏休みも終わったしな
>>513 直斗ボイスで(ry
もうダメだ俺
まだ大丈夫だww
しっかりしろw!
>>513 意外な事にふたなり化りせで妄想すると萌えた
>>513 誰か、影完二ボイスで再生してしまった俺をテレビに突き落としてくれ。頼む。
誰かイゴール声で脳内再生した勇者はいないのか
堂島声はどうだ?
>>524 一歩間違えると若本みたいになりそうだな
柏木の人です、こんちわ(・ω・)ノ
花村×千枝で短文投下しまっす。
−−−−
花村 「ジュネスオリジナルコンドーム『うすさの王』!
生で挿入していると勘違いするコが続出しています。それもそのはず、
薄さはなんと0.02mm!医療用手袋の技術を採用し、「薄くて丈夫」を実現しました!
ゴム臭は約93%カット、先端にはたっぷりのゼリーも付いていて、
女性にも優しい安心安全設計です!さぁ、あなたも『うすさの王』で素敵なラブタイムを…」
千枝 「ヤりながら商品PRの練習とか、ぁん、く、空気読めってのっ! あんっ」
花村 「エビディヤンライジュ・ネ・あぁ、やべっイキそ…」
千枝 「あっ、あっ、雰囲気、ぶち壊しだぁー…」
−−−−
『うすさの王』は、スサノオのもじりで。スサノオ→ウスサノオウみたいな。
あと、番長×大谷挫折した\(^O^)/ゴメン
今更、荒垣×風花とか書こうと思っているが、マイナーなのかな…?
>>528 イ`
あとPRワロタw
>>529 表?ではちらほら見たことがあるが、匿名掲示板に限っては恐らくマイナーかと
>>530 あの二人の感じが好きだから、ちょっとあまあまに時間かかるかもしれないけど書いてみます。
すまん…うち間違えた
正)ちょっと時間かかるがあまあまに書いてみる
>>529 マイナーには違いないが、だからこそどう料理されるのか楽しみだ。
534 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 14:10:57 ID:lHVnVD9w
完りせ最高だぁあああああああああああああああああああああ
俺も待ってるぞ!半裸で!
俺は勿論全裸で待つぜ
じゃあ俺はマーガレットと番長を書くといってたもう一人の人をガソスタ前で待つぜ
537 :
7スレ393:2008/09/05(金) 01:44:42 ID:EfuOmZ+t
>>394の続き投稿します。エロはちょっとだけです。独自設定入ってます。嫌な人はスルーしてください。
538 :
彼とわたし:2008/09/05(金) 01:46:01 ID:EfuOmZ+t
雨も、雷も止んだ。
***
脱力した彼を抱きしめると、意外と厚いからだと、激しい動悸を感じた。
一日も離れていたくないんだ、と彼は言った。もう、長くはいられない。いや、二度と会えないわけじゃないよ。それでも。
「好きだから、さ。無駄にしたくないんだ」
彼は、わたしが泣いてしまってから、けして寂しいだとか、離れたくないだとか、弱音を吐かなくなった。
代わりに、いっそう彼は繰り返すようになった。好きだ、好きだ、好きだ。
わたしも彼のことが好きだ。
だって、強くて、優しくて、カッコいい。かけがえのない楽しい思い出がたくさんある。命がけの場面を一緒に、何度も潜り抜けた。他人にはとても言えない秘密をたくさん共有している。
他人から見れば頭がオカシいんじゃないかと思われても仕方ないくらいに、わたしたちはお互いが好きだった。もう一度言う。わたしは、彼が、大好きだ。
わたし自身が目を背けずにはいられないような「最悪」の部分を知っていても、彼がわたしを好きでいてくれているという事実が、弱くて何も無いわたしを勇気付けてくれる。
彼は、なぜわたしが好きなのかは、わからない。だから、どうしても微かな不安が拭えない。
それでも、今はいい。今はただ、抱き合えれば、そんなことはどうでもいい。少しでも長く抱き合って、残された僅かな時間をちょっとでも濃密なものにしたかった。
離れ離れになってしまって、絆が消えるわけでは、ない。過ごした毎日が、消えるわけではないからだ。
「もっかい、良い?」
「……え、良いけど、さ。だけど、ホント、よく続くね。びっくりしちゃうよ。普通、一回とか二回で終わっちゃうモンなんでしょ、男の子ってさ」
彼は首を振って、笑った。
「ふつうだよ。これくらいさ。……いやいや、変なペルソナつけてないよ。い、いや、ウソじゃない」
「前科、あるよね」
「……」
「あれ、参ったわ……本当に死ぬかと思ったんだよ」
もう硬くなっている彼のあれをそっと撫でてみる。復讐のつもり。すると、彼は、悩ましいため息をついた。男の子だって、感じれば、喘ぐ。
539 :
彼とわたし:2008/09/05(金) 01:46:46 ID:EfuOmZ+t
「あ。……申し訳ない。反省してる。うん。あ、でも善意でね……」
「ドーピング禁止でしょ」
それに、そのままでも、キミは十分に凄い。うん。ウソじゃないよ。
「……」
嬉しいよ。有難う。でも、千枝。少しでも千枝に感じて欲しいんだ。少しでも、気持ちよくなって欲しいんだ。
「自分が際限なくヤりたいからじゃ、ないよ。それだけ、信じて」
「……あ」
彼は、わたしを一度きつく抱きしめてから、だらしなく開いたままになってしまっていた口を塞いだ。彼の舌とわたしの舌がねっとりと絡みあう。どちらのものとも知れない唾液が、糸を引いて、乾きかけていたシーツに新しい染みを作った。
一度、彼はわたしから離れて、にっこりと微笑んで見せた。
「好き」
本当に好きな人から何度繰り返されても、たまらなく、幸せになれる言葉。
わたしも、とバカみたいに繰り返そうとしたところで、彼はまたキスをした。今度は、軽いキスを啄ばむように、二度、三度。終えると、そっと唇を下にずらしていく。
「あッ、あん」
彼が、弾力を楽しむようにわたしの胸を揉みしだきながら、頂点を口に含み、甘く噛んだ。
「甘い」
「あ、甘い? へ、へんたいだ」
「えー。千枝だって、すっごいえっちなくせに」
そのまま、彼は更に顔を下にずらしていく。
「あ、いや、ダメ……」
彼はわたしのあそこに躊躇なく舌を走らせた。
「恥ずかしい……」
わたしが両手で顔を覆ってしまうと、彼は待っていたように舌の動きを激しく、鋭くしていく。
「や……や……」
「きもちいいね。千枝」
「あうっ……ダメ……そんな、強く、しないで……」
「どうしてダメなの? きもちいいんだよね?」
「でもっ、でも……」
恥ずかしいと、気持ちよくて耐えられないと、わたしが体をくねらせる度に、彼は舌の動きを過激に、残酷にしていく。
540 :
彼とわたし:2008/09/05(金) 01:47:35 ID:EfuOmZ+t
「ほんと、千枝は可愛いね」
「そんな、とこ見ながら、言わないで……あッ」
あふれ出したのを見計らったのか、彼は顔を離し、わたしに添い寝をしながら、入念にわたしの中をかき回し始めた。暫くすると、あれを中指で押し、大きくなってしまったそれをかき上げるように擦った。
「むうッ……あむう……ヤバイ、またイっちゃいそう……やめて、やめて、止めて……ッ」
必死に快感を噛み殺そうとしても、彼は許さなかった。
彼は、入り口のところを浅く、激しく、指で刺激し始めた。わたしはそこがひどく弱いことを、彼はよく知っている。
「あふっ、あひっ。イっ、あっ、あ、イく……」
昂っていく感覚が有った。わたしは全身を反らせて「それ」を待った。
しかし、彼は、わたしをよく知っていた。寸前で止めると、またあの笑顔で笑って見せた。
「まだ、ダメだよ。千枝」
肩透かしを喰らった怒りというか、いいように手玉にとられている情けなさというか。隙を見て、わたしはにやにやしていた彼の(あれは微笑みではなく、にやにやだった!)あれを舐めてやった。あっ、と情けない声を挙げて、彼は腰を引いた。
「ん? ……じゃあ、こっちの番、って奴?」
彼を寝そべらせ、突き出たあれを舌でくるみ、たっぷりと締め上げ、頬を窄めて思いっきり吸ってやる。
「あ、凄い……」
きっとこのまま続ければ彼はイってしまうだろう、と思ったわたしは、意地悪をしかえしてやることにして、たっぷりと愛情を込めて舐めるだけに留めた。
何分か続けたところで彼は耐えられなくなったようだった。
「千枝。もう」
短く叫ぶと、わたしは布団のうえに押し倒された。
「いい? 千枝?」
「うん」
素早く彼があれをあれに被せた。
「……今日、大丈夫っぽいよ?」
彼は、バカなわたしを笑うだけだった。
「じゃあ。失礼します……」
「バカ。雰囲気を……あ、あうぅ……」
正常位がわたしたちのお気に入りだった。なんといっても、顔が見える。「バック」はダメだった。顔が見えない。要するに、わたしたちはお互いの顔を見ていたい。
541 :
彼とわたし:2008/09/05(金) 01:48:13 ID:EfuOmZ+t
「凄い、千枝。締め付けてくる。とろけそう……」
彼がゆっくりと腰を振り始めた。
「あう、ああ、いい、きもち、いい」
具合がいい事を確かめると、彼は律動を早めた。何度か体位を入替え、様々な部分を存分に責められて、わたしはとうとう耐え切れそうになくなった。
「ひっ、あっ……んッ……ダメッ、もう、イきそう……」
「うん、もう、ダメ……」
彼も耐え切れなくなったようで、わたしたちは正常位に戻った。ぐっと、彼との一体感が強まる。
「なんかもう、よくわかんない……」
「きもちいい?」
「きもちいい、よ」
「凄く可愛いよ、千枝」
「ん、あ」
「千枝は……えっちだね」
「あ、はは。そうかも。……もう、どうにでもして。ね?」
「……好き。千枝。あいしてる」
一層、激しく彼が動きだす。ほとんど途切れず、もう何時間しているのだろうか。ふつうの女の子に比べれば、わたしは体力が有るほうだと思う。それでも、もう、限界だった。
普段は優しい彼は、布団の中ではひどく残酷だった。
「あたしも。あいしてる、って。あ、そんな、あ。ダメ、ダメだって、また。嫌。もう、無理、ダメ、もうダメ、イヤ、イヤ、あ、あ」
「千枝、千枝」
「……」
何かが弾ける。愛おしさが、体から吹き出る感覚があった。
世界が全部吹っ飛んで、わたしは気を失ってしまったようだった。
542 :
彼とわたし:2008/09/05(金) 01:49:38 ID:EfuOmZ+t
***
朝が来て、わたしは玄関で彼とお別れのキスをした。とても軽い、キスだった。
わたしね、ちょっと考えたことがあったんだ。
「わたしのこと頼って欲しいなって。もっと、寄りかかって欲しいなって、ね」
「……勝手、すぎるよ」
「え?」
「……ううん。なんでもない。じゃ、またね」
彼の笑顔はやっぱり、ステキだった。
***
家に帰ると、たっぷりと油を絞られた。仕事前の父親に二日の外出禁止を宣言されて、不貞腐れ、疲れ果ててもいたわたしは、いつのまにか自分の部屋で眠り込んでいた。
何時間かしてから目を覚ますと、彼からメールが来ていた。着信は、ちょっと前。
話があるんだけど。
あくびをしながら返信する。
電話じゃ無理な話?
会いたい。
わかった。外出禁止喰らってるけど、抜け出すネ。どこにする?
今、ジュネスのテレビの前にいる。これからテレビの中に入る。入り口広場のとこで待ってるよ。わかるよね?
えー、テレビの中? クマ連れてくの? 嫌だなあ。どっか他にしない?
それきり、返信は無かった。
543 :
彼とわたし:2008/09/05(金) 01:50:39 ID:EfuOmZ+t
その日の夜は、前日夜のように、ほんとうにひどい雨だった。市にも何かの警報が出ていた。
食卓で勉強をしていると、携帯が鳴った。珍しく彼が家電からかけてきたことがわかった。「堂島さん」、と画面に表示されている。
「彼氏から?」
「え、え、ええ!? なんのこと?」
「わかるわよー。挙動不審。ねえ、ねえ、どんな子? 今度ウチに連れてきなさいよ」
「……うっさいなあ」
ケラケラと笑うと、母親は視線を雑誌に戻した。あーあ。いいわよねえ。若いって。
相手にしているとキリがないので、わたしは廊下に出ることにした。
「あ、もしもし、どしたの? てかさー、メール返そうよ。なんか、心配しちゃうからさ」
「あー、夜遅くに済まんな、里中。俺だ、堂島だ」
電話に出たのは彼ではなく、堂島さんだった。相変わらず苦い声だった。
「……あ、堂島さんですか。どうしました?」
「ああ、うん」
堂島さんは、彼の名を呟いたまま、黙ってしまった。嫌な、予感がした。
「堂島さん?」
しばらく間を置いた。言葉を選んでいる。
「あいつ、ちょっと姿が見えないんだ。まずは、おまえに聞こうと思ったんだ。色々と親しくしてたようだからな。そうだろう? 里中」
「……」
「そっちに行ってないか」
「いえ。来てないです」
「そうか。菜々子の件もある。俺もあまりのんびりする気は無い。菜々子も心配している。……あいつ、携帯に出ない。さっきかけたら、電波すら届かん。一年かそこら、一緒に暮らしてきて、一回もこんなことは無かった」
これから日頃からつるんでた連中に連絡を取ってみようと思う。一通り捜していなかったら、それなりの措置をとるつもりだ。
「里中、お前、心当たりは無いか」
「……堂島さん」
「あん? なんだ」
「明日の夜まで待ってもらえませんか?」
「なぜだ。一刻を争う問題だぞ」
「お願いです。ひとつ、心当たりがあるんです」
「……わかった。だが、今日中に警察に手配は回す。明日の夜には、奴らにも連絡を取る。それでいいのか?」
「はい。有難うございます」
いいか、里中。無茶だけはするなよ。無茶して、悲しむ奴がいるんだから、な。
電話は切れた。
堂島さんがなぜいうことを聞いてくれたかはわからなかった。
わたしは、そのまま携帯を閉じなかった。立ち尽くすことしか出来ない。しばらくして、わたしは明日の朝、クマをジュネスに寄越すように花村にメールを打った。
部屋にそのまま戻る。テレビに視線を向けないようにした。
震えながら、わたしは眠った。
朝を、わたしは凄まじい吐気と共に迎えた。
544 :
7スレ393:2008/09/05(金) 01:51:10 ID:EfuOmZ+t
以上です。失礼しました。
再び神キター!!
な、なに?急展開?ドキドキ…。
546 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 02:52:18 ID:olWW1i2Z
いつまでも全裸で待ってるぞぉおおおおおおおおおおおお
こんばんは。長々とお目汚しをいたしました前スレ
>>362です。
思えばただの妄想速記に始まった小ネタでしたがお読みいただきありがとうございます。
最終回にしてみる。途中で一人称になってみる。
エピローグになるようがんばった。
直斗と影直斗の分類をどうしようか悩んでいたが葛葉十四代目に倣えばよかったんだ。
気づくのが遅かったっ。そのうちまた何か書くけど許して。
↓以下エピローグ(今更ですが話の進行に従って俺的解釈の非モブ番長と化してしまってますご注意を)
「もう選択肢はねェんじゃないんですかっ!」
雨が強くなってきた。風も強くなってきた。「彼」の家は、開け放してあった――
誰が開けていったのかはわからない。リビングの大型テレビが鎮座している。
目前で、完二は叫んだ。陽介の説得に耳を貸す気配もない。
「……私も、もう時間はないと思う」
雪子の声は冷静だった。
「くそっ……」
そう――冷静に判断した上でもなお、今は事態がひっ迫していると言わざるをえない。
危険なのだ。差し迫っている。
「せめて、りせちゃんはここに残ってて――」
「嫌」千枝の言葉を、りせは止めた。「わたしも行く」
りせを帰らせようとした千枝を押しとどめて、りせが毅然と言った。「先輩が、待ってるんだもん…」
止められる「空気」ではない――残りのメンバーも全員それを察したのか、
「わかったよ、おまえらに従う……俺だってもう、このまま待ってられねえんだ……!」
陽介が言うと同時に、全員の目線がテレビに向いた。
「絶対に助けるクマ! ナオチャンも――センセイも!」
ザーー……ザーー……ザアアアアアア――アアア――ァァアッ――……
「これが……センセイなのクマ……?」
テレビに飛び込んだ彼らの前にあらわれたのは巨大な球体だった。まるで、そう――
繭に他ならない。深層意識に沈殿した澱の作り上げた「鎧」だ。
廃工場は跡形もなくなっている。崩れ落ちた工場の跡地に、その「鎧」は出来上がっていた。
「違う……
危険だよ……あたりのシャドウが集まってきてる……!」
りせが、朦朧とした顔で、必死でその場に立ちながらペルソナを顕現させた。
――「鎧」の背骨の窪みや、肩甲骨から巨大な腕が這いだしてくる。
その一本だけで人間の身体ひとつを薙ぎ払うことができそうなほど、大きな。
明確な敵意をもってそれら一本一本が、巨大な武器を構えている。よく見ればそれらは
陽介の苦無であり、完二のパイプ椅子であり、千枝の具足、雪子の扇子、クマの鉄爪、そして銃でもあった。
「俺一人で十分だって言いてえのかよ――!」
陽介が苦無を構えて、巨大な鎧形シャドウを見据えて叫び声をあげた。
「上等だぜ! 俺達だって役に立てることを教えてやるよ、相棒!
だから……帰ってこい!」
「おまえなんか消えてしまえ――」
……気が遠くなるほど長い戦いだった。
「俺なんか……消えてしまえ――」
シャドウがかけてくる声は、シャドウのくりだす攻撃は、まぎれもなく自分の「影の力」だ。
自己否定の力だ。否定してしまえば楽になる。自分の心の声に負けて、屈服し、敗北者の人生を送る人間は多い。
それどころか命さえ絶ってしまう者までいる……自分自身を否定してしまえば楽になる。その誘惑に負けて。
誘惑は力強く、刀を折りにかかってくる――だが――声を聞いた。誰の声なのかは、最初はわからなかった。
「先輩――」「相棒――」「――くん――」
「センセイ――」
目をうっすらと開けると、闇の向こうに、かすかに声が聞こえた。かすかに彼らの姿が見えた。
追いかけてきてくれた彼らの姿が。
やめてくれ……
「仲間を、直斗を傷つけたお前に、あいつらに顔を向ける資格があると思うのか?」
やめるんだ……
「あるわけないな、そんなもの!
連中もおまえを非難しにきたに、決まっている! 完二なんて――おまえを殺すかもしれないぞ!?」
やめろと言ってるんだ……やめてくれ……
だが彼らは止まらない――
彼らは口々に、声を荒げて、武器を奮いながら――声をかけてくる。
「いいか相棒、俺はなぁ!!」
「あたしは――!」
「私は!」
「先輩、あたしは!」
「俺は――俺はなあ!」
「センセィ!! クマは……クマは!」
俺達は!
――ただ大好きだから、だから帰って来てほしいんだ!!――
……………
……………なんだって………
「帰ってきてください――」
声が――声が聞こえる!
「いっしょに帰りましょう、先輩!」
強烈な言葉が、弾丸のように心に突き刺さる……
何を――何をやっていたというのだろう、俺は。情けなさに、声がこぼれた。
謝らないと。謝らなくちゃ……前に進まなければならないんだから……逃げるわけにはいかないのだから。
「消えれば楽に――」楽になるんだろうがな!
それだけは俺が俺に許さない! ――強く思って放った刀は、シャドウの刀を――そして面を割った。
イザナギの面が砕け散る。
「――そうか」
面の向こう側に自分自身の顔が見えて、彼は穏やかな表情を浮かべながら――水泡になっていく――
仲間たちのペルソナが「鎧」の面を砕いたのは、同時だった。
――鎧の面が砕けたと思うと、轟音をあげて、鎧が崩れ去っていく。
両手を差し出して、受け止めた。眠りについている直斗の身体を。意識を失っているが、怪我はなくなっている。
メディアラハンを唱えたのだろう――おそらくは、シャドウと化していた自分自身のペルソナの力。
――何にも優先してこの子を守りたいと、心の奥底から、思っていたからなのだろう。
妙に他人事のように受け止めてしまうのが、少しおかしかった。
目の前には、戦いを終えた仲間たちが――「すまない」と、正面から向き合って頭を下げる。
「おかえりなさい――先輩」
りせが頬を緩めた。仲間たちも直斗の無事を見て取ったのか、ようやく優しげな、安心した顔をしている。
「ありがとう」とだけ言葉で告げて、そこで――意識は途切れた。
ザーー……ザーー……ザアアアアアア――アアア――ァァアッ――……
――そして俺はペルソナの力をふたたび手に入れた。
十一月の終わりに俺は退院した。菜々子よりも生田目よりも軽い衰弱で済んだようだ。直斗に至っては入院もせず、あれ
からさらに二日三日学校を休んだだけで済んだらしい。稲羽市に死体があがることはなかった。
病床では後悔ばかりさせられた。歯をかみしめながら、枕を抱えて眠る日々が続いた。
学校にもフードコートにも出ることはできなかった。
どんな顔をして仲間たちに顔をあわせればいいのかわからなかった。
自分の部屋に逃げ込んで――目にしたのは、隠していた数々の「道具」たちだった。
「先輩」
だが、直斗は来てくれた。
直斗が来てくれたから、俺は壊れずにそこに立っていられた。
「これで全部ですね……全部見ました……あなたのすべてを、全部」
直斗はそう言って、「や、これじゃ日本語がおかしいですね」と顔を赤らめた。
俺はだまって肯いた。意味はちぐはぐなのに、伝えたいことは伝わったような気がした。
みにくい……醜い……醜いっ……自分が恥ずかしい……こんなものがあるから……
直斗はあんな目にあった……!
いくら向き合ったつもりでいても、それらを見ているだけで、自分に吐き気を催しそうになった。
壊してしまいたくなった。全部。部屋にあるもの全部。そして自分自身さえも。自分に負けそうになりながら!
「先輩!」
――しん、と。叫び狂いそうになったのを察してくれたのか、直斗は水をうつように声を放った。
静寂。「えっと……聞いてください」
心の準備を必要とするように、直斗は胸に手をあてた。呼吸を整えた。
「僕……あんな目には合いましたけど……あなたも僕も助かったから、という結果論なんでしょうけど……
あの事件があって……僕、よかったと思っているんです」
直斗はためらいがちに言葉を区切りながら、まっすぐ見つめてくる。
「……僕……今でも先輩が大好きですから……
先輩さえよければ……僕は……先輩がしたいことだったら……」
健気な愛情ばかりが感じられた。恋愛は好きになった方の敗北というが――これはどっちの敗北なのだろう?
どんなに汚い面を見せてしまっても、離れない――離れたくない。これじゃあ――
これじゃあ死ねないじゃないか。俺はそう言った。
「死ぬなんて言わないでください……」
だが、きっとテレビに飛び込んだ時の俺はそれを望んでいたに違いない。
死ぬという具体的なことは考えていなかったけど――行動としては自殺のようなもんだ。
「黙って!」
肩を掴まれて、布団にひきたおされた。首筋から甘い匂いが漂ってきた。
危機迫る表情で、決然とした眸で、直斗ははっきりと言った。
「僕が……あなたを死なせませんから」
唇に唇が触れる。
「どんなに苦しくったって、向き合えなくたって……僕があなたを支えてますから!
それくらい……僕にやらせてください! 僕にあなたを助ける権利をください!」
何度、何度――直斗は俺を心震わせるのだろう。
たとえ百回好きだと言っても、すぐに百一回目の「好き」を言いたくなる。
直斗に巡り合ったのが、彼女に選ばれたのが、きっといちばんの幸せだった。
何度抱きしめても飽き足らないくらい――もし歪んでしまったとしても――
おおいかぶさってくる直斗の背に両腕を回して、やわらかい体重を全身で受け止め、あまい匂いを嗅いだ。
「先輩……その……」
抱いた肩越しに、直斗が耳元で囁いた。
「あの……僕のペルソナが……それはまぁ、シャドウでもあるんですけど……
……その……「あの子」が……昨日からうるさくて」
――ザァッ
――「あの子」?
「白衣の僕……です。
なんというか……僕も抱いてほしいと……まあそれはつまり、僕そのもののことなんですけど……」
抱き合っていながらなんだか歯切れが悪い。
ぎゅうっと。
首にだきついた腕に力を込めながら、直斗は早口で言った。
「その……」
ザーー……ザーー……ザアアアアアア――アアア――ァァアッ――……
ザーー……ザーー……ザアアアアアア――アアア――ァァアッ――……
「これから、今日はできれば……続きはテレビの中で……」
眩暈 がする
ザーー……ザーー
……ザアアアアアア――アアア――ァァアッ――……
ザーー……ザーー……ザアアアアアア――
アアア――ァァアッ――……ザーー……ザーー……ザアアアアア
ア――アアア――ァァアッ――……
ザーー……ザーー……ザアア
アアアア――アアア――ァァアッ――……
――以後稲羽市に奇妙な噂が立つようになった。短期間で二度連続で行方不明になっていた「探偵王子」が……
雨の日に、テレビに姿を見せているという。稲羽市で知る人は知っている「番長」とともに……
だが噂には奇妙な点もある。その「探偵王子」はふたりいるのだという。或る時は悲鳴を、或る時は嬌声をあげて。
……裸にされた直斗が、鞭で打たれている……
かと思えば、白衣を着たナオトが、注射器のようなものを手にしながら笑っている。
優しく抱かれている直斗、
きつく責められているナオト、
あくる日は、椅子に縛り付けられた直斗とナオトがふたり並んでいる画面が映った。
画面に映った――変わることなくふたりを責め続ける幸せな――男は、直斗の股間に数々のローターをとりつけていく。
『う……』そしてナオトにはうってかわって、『そ、それは恥ずかしい……ですよ……』尻の菊門に浣腸器で液体を注ぎ
こんでいく。
「あぁ……あああ……先輩っ、僕もういきそ……です」
『――くぅ……っ――こんなのじゃなくてえ……先輩……僕も、僕もお……ひっ』
放っておくに従って――直斗の顔は赤く、ナオトの顔は青くなっていった。同じ顔なのにまるで対照的に。
また、男はふたりを一斉に抱くことがあった。
「今日くらいは」直斗が男の前にまわりこんで、「僕が……せめますからね」
満面の笑みを浮かべながら、「最近また大きくなってきたんです――ここ」背丈の割に豊かな体をこすりつける。
一方ナオトは(白衣だけは羽織っているが)、直斗と同じようになめらかな身体を男の背にすりつけて、
ふたりの身体が前から後ろからもみあって、男に極上の感触を与えているようだった。
『女にしてもらって……僕は幸せです……僕たちは、僕は』
男がどちらを先に抱くか長い時間かけて悩まされたのは、想像に難くないだろう。
毎晩のようにそんな痴態がくりひろげられている。
そんな噂がまことしやかに流れていった――が、すぐに沈静化した。
理由の一つとして、普段授業に出席している直斗は、相変わらず「探偵」らしい毅然とした様子でいたこと。
そんな彼女――もとは彼だったが――が、あのテレビに出ているような特別な顔をしているとは――
まあ、フードコートの仲間たち以外、誰も思わなかった。
それを差し引いてもこの噂はすぐに静まって行く運命だった。仲間たちにとっても、他の人々にとっても。
なぜなら。
―――――――、十一月の終わり。
それどころではないほどの、霧が――やがて稲羽市のすべてを呑みこんでいく。
(そして何ら変わることなくバッドエンドあるいはグッドエンドへつづく。)
↑ここまで本編
以上です。
時間が余れば少し番外をつけたすかもしれませんが、基本的にはここで終わりということで…
長く長く長く長くて失礼しました。保管庫への転送、まことにありがとうございました。
>>551 GJ !
なんかとんでもなく綺麗にまとまったラストですな。
すげーの一言です。
初期の流れからは想像出来ん展開でした。
>>551 このシリーズ密かに凄く楽しみにしてた。
主人公と直斗もそうだけどキャラの書き方が好き。せつなくて愛らしい。
伝達力がなくて申し訳ない・・・
早い話GJ !ってことで。ためこんだ靴下置いていく。
番外編?も楽しみにして良い?
足立×直斗の人生きてるかな・・・
>>543 GJ!
好きだとか愛してるとか惜しげもなく書き散らすのでこっちが恥ずかしくなったわ。
番長×千枝好きだし甘いの大好きだしでもう糖尿病になる勢いです。
番長を救う千枝に期待。次の投下待ってます。
pixivに投稿されている絵で、きつねが擬人化したのがあるんだけど、それがすごくかわいい。
誰が描いたかと調べてみると、ニコニコ動画でペルソナ3の紙芝居を投稿してる人だった。
結局テレビの中かよw
しかし、これはゴッジョブ!
>>557 ゴッジョブwww
確かに神レベルの作品だった!
>>557 前から思ってたんだがそのメ欄はなんなの?
sageろよ
>>541 待ってました!
エロもいいし、これからの展開にwktk
>>547 GJ!そしてお疲れ様でした
正直あの書き込みからここまで話が広がるとは思わなかったw
番外編も待ってる
>>551 神乙です!!!
毎回正座して待ってたので
この話がラストかと思うと寂しいです。
直斗と番長との関係に留まらず、他の仲間達との絆も
描かれていてとても良かったです。
個人的に一番萌えたのはラストの戦いで影番長が直斗の傷を癒してた所。
直前まで傍若無人に振る舞ってた影番長の最期の優しさがちょっとキました。
番外編も楽しみにしてます。
そろそろハーレム物もよみたいぜ
と思ったけど定番の朝フェラができないな堂島さん居るし
堂島さんの忙しさを舐めんなよ?
結構帰ってこない日多かったと思うんだよな。何だかんだで
>>564 行方不明をすぐ解決してれば結構いると思うぞ
堂島氏立会いの下、奈々子ちゃんにしてもらえば万事解決
菜々子だった
地味に間違えるこの名前
569 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 06:24:20 ID:1SeOUkYt
あなたの部屋に出かけたいの時の
「いっそ有り体に申し上げます」
は最高にいい
花村と千枝のバカップルコンビが好きなんだが付き合ってるのが想像できない
結婚してて夫婦喧嘩は容易に想像できるんだがwww
その組み合わせは良く聞くけど、無いだろ
陽介は千枝以外想像出来ないがエロは浮かんでこない不思議
陽介は良い奴だしキャラとしては好きなんだが
コミュのアレもあってどうしても801要員なイメージが
>>571 千枝は、陽介を友達としてならともかく、異性として見るなら嫌い。と作中で言い切ってるし、陽介も小西先輩がいるからなぁ。
というか、千枝って陽介の好みの異性タイプじゃないっぽいし。
仲は良いけど恋人や結婚って姿は想像出来ないよな。
>>573 でも例の抱きつくイベントって選択肢を間違えたら、そんなシーンすら出ないんだぜw
魔術師コミュって前作のホモ近といい、801臭がぷんぷんすんだよなw
>>575 でも発売直後に話題になった例の抱きつくシーンって、
コミュ7で「悲しかったんだな…」の選択肢を選んでないと、
抱きつくイベントが完全に消滅するんだぜ。
つまりあのシーンが見れた人は「そういうのが好き」な素質がある訳でw
ばっきゃろう…そういうのは女の子にしろよなぁ…
…普通に選んで、あれみた人はビックリだろ
千枝ちゃんと花村は付き合いってのが全く想像できんな
千枝ちゃん自身がきっぱりさっぱり否定してるからかな?
ペルソナサーチで引っかかるP4カップリングで最多なのが主×花なんだよな
ちなみに現在160件
主×直は60件だというのになんだこの腐女子勢力は
腐女子にはスルーされまくる完二w
つーかああいうサーチとかに登録してる所ってほとんどが腐かカプ厨じゃん
そんなところの結果だけ見てもどうしようもないぞ
ただ801系サイトにも非常に良い主直がおいてあったりで中々スルーできねえ
そういうことを他作品でも繰り返す内にかなり平気になってきちまった
>>577 友達同士でケラケラ笑ってるような姿は想像できるけど、
恋人同士の甘酸っぱい関係は陽介と千枝では無理だよなぁw
個人的には花ちえすきだけどな(´・ω・`)
とあるサイトさんの影響で発売前から好きなんで他のカプより思い入れが…
>>582 女の子扱いを心の中で望んでいる千枝ちゃん
そんな千枝ちゃんに生理だろ?と言ったり変態電話してくる花村
だめだこりゃ
花村×千枝は個人的には無い
順平×ゆかりくらい無い
まぁ人それそれってことで。
ちえちえは俺の嫁だけどね?
小説は2つくらい
イラスト・漫画は5つくらい気に入ってるサイトがある
まぁサイト名は言っちゃいけないんだろうな
ありえねーっていうカップリングがP4にはまったくないなぁ。
みんな仲良しだからかな?
このスレでは何でもおいしくいただけますよ。全裸で。
>>589 それはあるな
詳しくは言わんが、3では「JUNPEI死にてえのか…?」って組み合わせがあったからな
まぁ千枝と花村というのは組み合わせ的には良く分るぜ。コンビっぽくはあるし
それが男女関係になるかどうかはそれぞれのお好みだけどね
個人的には性別関係なしの親友としていつまでも馬鹿な掛け合いをやっててほしいけど
他の人が妄想したものを見るのは大好きですよ
つまりYou達好きなものを書けばいいじゃない
>>578 ペルソナサーチで引っかかるP4男女カップリングで最多なのが主×直なんだよな
ちなみに現在60件
主×他の女子は軒並み10件以下だというのになんだこのドリ厨勢力は
…とでもやってほしいのか? 人の意見叩くなんて野暮中の野暮だぞ
大体数からいえばよっぽど恵まれてると思わんのかまったくけしからん
>>593 2の栄吉×ギンコ然り3の順平×ゆかり然り
喧嘩カップルっぽくて可愛いよな。まあいい友人どまりってのも分からなくないけど
自分も>好きなものを書けばいいじゃない同意
ある意味、番長×直斗も腐向きな感じだからなあ
未だに男×男にしか見えないのは、友情MAXにしたせいだろうか
チエチャン一筋だからな
ここまで主×海老なし
花×千はくっつくきっかけがまるで思い浮かばないからなぁ。
十分な説得力を持たせた上でイチャイチャする話を書ける人がいたら神だな。
完二も千枝とくっつく場面はあまり想像できないな。
つまり千枝は番長専用…と。
千枝ちゃんにはゆっこがいるじゃない
千枝と雪子で百合百合とな!?
陽介と千枝ちゃんのコンビ自体を否定する人はまずいないからな。
それから恋愛関係に発展するかどうかが賛否両論になるだけで。
ただ、陽介×千枝を推す人って、小西先輩を忘れがちなのはどうかと思うけど。
陽介コミュマックスまで進めて出した結論が「小西先輩を忘れたり吹っ切れる事なんて絶対に出来ない」なのに。
つまり番長×千枝×雪子で円満解決ですね。
忘れなきゃ吹っ切れなきゃ次の恋が出来ないというわけでもないぞ
まぁ、確かに推す人は忘れがちのようだし、俺も特に推してるわけじゃないが
書くなら、そういうネタから入るのもありか
振られた男が慰めを求める、みたいな?陽介に合うかはともかく
>>600 互いに愛し合ってた恋人失ったテレッテが最終的に乗り換えたというのに
最期までウザがられてたのに自分の愛を貫く陽介は漢だな
り×完とか千×花みたいな、よく絡んではいるけど
絶対くっつかないカポー好きって結構いると思うんだけどな
>>604 そこで「もうくっ付いちまえよお前ら!」ってなるか
「絶対くっ付かないからこそ良いんだろ!」ってなるかの
差はあるんだろうな
>>602 陽介の場合、小西先輩にはフラれたし、もうこの世にはいない。
それでも小西先輩が好きで忘れる事なんて出来ないから、小西先輩に一生愛を貫く、というのが陽介なりの気持ちの整理だった訳で、
こりゃ陽介は最低でも数年はまともな恋愛は出来ないな。と感じたんだよな。
そういう部分に陽介の漢らしさがある訳だし、千枝に限らず他の女が入り込む余地はないだろうと。
エロにそこまで深く考えんでもエエやん
エロだからこそさ!
互いに愛し合ってヤったか
どっちかが強引に無理矢理ヤったのか
その場の空気というか勢いでヤってしまったのか
それらの違いは重要ですよ!
>>609 このスレはその辺が甘いのばっかに見える
まああんまり関係ないと思ってる人のが多いんだろ
要するに、お前ら千枝ちゃんと花村が大好きなんだよな
SSщ(゜Д゜щ)コォォォィ
>>612 支持者がいる限り好きにやればいい
書くのも読むのも自己責任で好きにやろうぜ
>>613 それもそうだね。
そしてよければ読んでくれ。読み手がいなければ、書けない。
>>600 某サイトのSSで
「番長と天城が付き合ってるから俺達も付き合おうか」
みたいなこと言ってる陽介に吹いた
俺も千枝×花村は友人関係がおいしくて、恋愛に発展するキッカケが思いつかないなー
でもEDの数年後パラレルみたいなのならそういう展開も想像できる
番長が町を出て数年たち、千枝が婦警になっても中央へ行ってもまだ
小西先輩の事を忘れず独り身な花村
ジュネスに冷淡な町の顔ぶれなんてそう代わらないし花村がジュネス勤務の限りは出会いもないわけで、
中央出向を終えて久々に帰ってきた千枝が花村と酒の席で昔話に花を咲かす
小西先輩話題で思わず泣き出す花村、それに対して稲葉外でそこそこ恋愛経験をつんだ千枝が
番長が好きだったのに想いの適わなかった自分と花村の今の姿を重ねあわせて
酒の勢いも手伝ってプラネテスのサリーみたいな行動に出る、とかならありうるかもしれん
翌日お互いどギクシャク
エロは良くも悪くも、辻褄うんぬんよりシチュのが重要だと
要するにお前らもっと下半身に正直になれw
『正直』…?
正○×直斗…
正がつく奴なんていたっけ?
と一瞬考えてしまったオレ、ゴメンナサイ
>>603 いや、乗り換えてねえだろw
公式小説できっちり「恋愛感情では決して無いが〜」言ってんのに
エロエロな番長×直斗が読みてえ
俺は雪子×完二が読みたい。
ってか原因が全くわからんが完二のブツをにやにやしながらふみふみする雪子の図が頭から離れん。
「ふふふふ……なんか楽しいかも、これ」
「ちょ……雪子先輩勘弁してくださいよ、自分出ちまいますよ!」
「うわぁ、天城ってあんな趣味あったのか?」
「そんなん私だって知らないわよ!」
二人を止める
つ 成り行きを見守る
この場を立ち去る
菜々子ちゃんの小さな体を対面座位でゆっさゆっさするSSマダー?
正直自分職人でもなく素人なんだけど
>>597見て花村と千枝が付き合う可能性みたいのを考えてみた。
……ら走り書きな微妙な読み物ができたので投下。
面白くはないけど、花村と千枝はこんな日々の積み重ねでいい完二にならなくもない気がする。
ある日の帰り道の川原で、俺は里中を見つけた。
「よう。何してんだ?んな所で。」
近寄ってくる俺に気付いて里中は構えていたファイティングポーズを解く。
「なんだ花村かー。特訓してたの特訓!見りゃわかんでしょーが!」
とりゃっと俺に向かって軽く回し蹴りをする。
「わざわざ一人でやってんのかよ!主に俺にかける技磨きをっ!」
おどけて返したはずが、里中の顔が急に曇る。
「んー…前までは番長くんが付き合ってくれてたんだけどねー」
「そうだったのか…」
そう。三月二十一日、俺達のかけがえのないリーダーは都会へと帰っていった。それから新学期を迎え、少し寂しいながらも俺等特捜隊メンバーは相変わらずの日々を送っている。
もちろん、アイツには皆時々メールをしてるみたいだったが…
「ったく、あれから何ヵ月たってると思ってるんだ。んな顔お前らしくねーだろが。」
俺は里中のデコをツンと指で弾いた。
「いったーっ。べ、別にいいでしょーが!今日はたまたま思い出しちゃっただけで…!つーか、アンタのせいでしょーが!」
「ちょ、…俺!?」
そんなやりとりをしつつ、なんとなく俺等は一緒に帰ることにした。
なんだかんだ里中とはとても喋りやすい。本気でムカつく時もあるけど、ノリを合わせてくれる時もあるし、正直俺はこいつが好きだ。
…いやいや、だけどあくまで友達としてな。それにまだ今の俺には当分恋愛できそうにない気がする。
そんな隣にいる彼女だが、いつもより元気がないみたいだった。さっきから俺の横を無言で歩いてるし。…て、俺のせいですか。
「だーっ!暗いっ!お前暗すぎるぞ!」
「え!?何急に!?」
突然叫びだした俺に里中は驚く。
「しょうがねぇなぁー。ほら、今からジュネス行かね?肉、おごってやる!」
なんかほっとけねーよ。ウィンクでご馳走をうながすと、里中の目がパァッと輝いた。
「マジ!?フィレフィレ!肉!肉!……いいの?」
「……フィレはねぇっつの。」
ジュネスフードコート
「んまーい♪やっぱ一日一肉だよねー」
「なんだそりゃ」
フードコートでおごってやったら、コイツいきなり元気になりやがった。
いや、それが目的だったからいいんだけど。
「あー食った食った!サンキュー花村」
「肉でよくそんなはしゃげんなー」
そう返すと、フォークを置いて優しいような、安心しきったような瞳で里中が俺を見つめてきた。
「…肉だけじゃなくてさ、元気づけようとしてくれた事。」
「お、おう。いや別に」
「アンタってなんだかんだでいつも皆に優しいよね。さりげないフォローとか上手いしさ。
まぁ変な下ネタ言うこともあるけど、アンタは話しやすいっつーか居心地いいっつーか、結構感謝してる………かも。アンタのそういう所は、好き……」
言う里中の顔は少し紅い。不覚にも普通に可愛いとか思ってしまう。って、今「好き」て単語が聞こえたような…?
「い、いや、クラスメイトとしてっていうか、いや、ただのクラスメイトって訳でもなくて、だから」
「バッバカ!わーってるって!それよりそんな誉められるとなんか気持ちわりーんすけど里中さん…?」
やばい。そんな俺も今顔紅いかもしんない。
「わ、悪かったわね!一回改めて言っとこーと思ってたのよ。はい花村にお世辞タイムおしまいっ帰ろ?」
「お世辞かよ!」
なんだかさっきとはまた違う空気で変な帰り道になってしまった。
里中も俺も始終たわいもない話ばっかだったけど、なんだか照れ臭いのがお互い隠しきれなくて、まぁそれでも「また明日」って、しばらくこんな風に顔合わす日々が続くんだろう。
今日はそんなある日のでき事。
こらこら
ひたすらシコりながら待ってたから指の皮むけたぞ
『花』=『大谷花子』と思ってた俺は末期
こう考えるんだ
花子は痩せたらかわいい
そう考えるんだ
馬鹿言うな
花子はあれだからこそ花子たりえるんだ
痩せたらもうそれは花子ではない
デブ&B専御用達ですね、わかります
これより投下いたします。
実験作のような形になってしまいましたので、先に注意事項を書かせていただきます。
・完二×りせ
・上と下に分かれていて、上が完二視点、下がりせ視点
・下は
>>505より続き
上が板の趣旨に沿わずエロなしになってしまいましたが、下はエロありです。
愛家の主人が110番をして、騒ぎはようやく収束した。
完二は結果的に四人を病院送りにしたものの、被害者を庇っての行為ということで厳重注意で済んだ。
りせは市立病院の待合室にひとりで座っていた。
怪我をしたのは絡んできた四人だけではない。完二も同じだ。
完二や警官に帰るよう促されたが、りせはどうしてもついていくと主張して譲らなかった。
夜の病院は不気味に静まり返っていて、夏だというのに薄ら寒い。
りせのすすり泣く声だけが待合室に響いている。泣きすぎたのだろう、横隔膜がちくちくと痛む。
涙はすでに枯れ果てたのか、ほとんど出てこない。それでもすすり泣きは止まらなかった。
完二の傷はやはり浅くはなかったようだ。
あれだけの出血があったのだから、当然と言えば当然だろう。
もし、出血多量で命に関わるような傷だったら――最悪のシナリオが脳裏をよぎって、りせは大きく首を左右に振った。
せめて、テレビの中であったなら、完二のサポートができたのに。
ペルソナ能力の使えない現実の世界では、りせはあまりにも無力だ。アイドルという肩書きも、日常生活では枷にさえなる。
男たちに囲まれたときも、ひとつふたつ言葉を返すのが精一杯だった。
追い返すつもりが逆に煽る結果になった。
完二が来てくれなければ、どうなっていたのかわからない。
りせは自分で自分を抱きしめた。
早く完二が戻ってくるように、早くひとりきりの時間が終わるように、無意識に願っていた。
「…りせ!」
完二の声に、りせは顔を跳ね上げた。
ほとんど灯りが落とされた廊下に、ふたつの人影が浮かび上がっている。
「完二…!」
りせは立ち上がるや否や、迷わず大きな影の胸に飛びこんだ。
「完二、良かった…!!」
枯れ果てていたはずの涙が、決壊したように溢れた。
ようやく張り詰めていたものが溶けたようだった。りせは温もりを確かめるように、抱きしめる腕に力をこめる。
完二がそっとりせの頭を撫でた。
「2、3針縫っただけだから。ったく、大袈裟なんだよ」
「え!? 縫ったの!?」
りせは完二に抱きついたまま、涙でぐちゃぐちゃになった顔を上げた。
見れば、完二の左二の腕に包帯が巻かれている。りせと目が合うと、完二は噴き出すように笑う。
「ひでー顔」
「う、うっさいなあ!」
「ホラ、コレ使え」
完二がおもむろにズボンのポケットから取り出したのは、白いレースで縁取られた桜色のハンカチだった。
風体とはかけ離れた、優しい色合いのハンカチだ。
アイロンがかかっているのかきっちりと折り目がついている。涙を拭くには少しもったいないようなハンカチだった。
だが、このぐちゃぐちゃになった顔をどうにかしないといけない。
りせはためらいがちにハンカチを受け取ると、顔に押し当てた。
「可愛いわね。妹さん?」
声がかかって、ようやくもうひとりいたことに気づく。
淡いピンクのカーディガンを着た、20代と思しきナースだ。黒髪を後ろでまとめている。
切れ長の瞳と、口元の黒子が印象的だ。
一瞬、不穏なものを覚えた。りせの中にある女の勘がこのナースは危険だと警告する。
「妹じゃないです、彼女ですっ!」
「あら、そうなの? でも、自分で“彼女”だって宣言するあたり…ねえ?」
ナースは唇の片端を釣り上げた。
この暗がりのうえに、さんざん泣いて顔がむくんでいる。りせを“アイドル・久慈川りせ”として認識するのは不可能だろう。
だが、このナースなら、たとえりせの側面を知っても同じ態度をとるような気がした。
りせは睨んで返したが、ナースはまったく意に介す様子はない。
「ねえ完二。私、完二の彼女だよね?」
りせは思わず完二に詰め寄った。
完二はしばらく視線を泳がせていたが、うつむきがちにぽつりと言う。
「…ああ、そうだよ」
強面の完二の横顔が、少し赤く染まっている。
つられてりせまで赤くなる。
「…あー、あの、つーことで、その…」
「ちょっと言ってみただけよ。ごちそうさま」
ナースはくすくすと笑った。一呼吸置くと、彼女の表情が“女”ではなく“ナース”のものに変わる。
「巽さん、一応明日もう一度来てくださいね。化膿したりするといけないから」
「ウス」
「それじゃ、お大事に」
りせを一瞥して、ナースが去っていく。
ナースの足音が完全に聞こえなくなってから、りせは再び完二に詰め寄った。
「完二、さっきの女に迫られたりしなかった?」
「ハァ?」
「だって、なんかヘンな感じしたもん。絶対アヤしいよ、あの人」
完二はりせの頭に手を載せると、くしゃくしゃと髪を掻き回した。
「なにアホなこと抜かしてんだ。さっさと帰るぞ」
終バスで商店街へと戻ってきた。
バス停を降りて、商店街に入って、まっすぐ行けば左手に豆腐屋がある。そこがりせの家だ。
バス停からは5分もかからない道程だ。
一時の喧騒が嘘のように、商店街は静まり返っていた。
なぜか商店街に足を踏み入れた途端、涙で視界が滲んだ。
暴力沙汰に発展したあの事件に遭遇して以降、涙腺が壊れてしまったのかもしれない。
「また泣いてんのか。体の水分、全部なくなっぞ」
「う、だ、だって…」
「…しょーがねーヤツ」
完二が嘆息する。
何とか涙を止めようと病院で渡されたハンカチを顔に押し当てていると、ふと左手を取られた。
完二が歩き出す。引っ張られるように、りせも歩き出す。
「…ケガさせちゃって、ごめんね」
「オメーのせいじゃねーだろ」
「でも、私がちゃんと逃げられてたら…」
「グダグダうるせえ。次言ったら張っ倒すぞ」
完二が肩越しに睨んで、りせはさすがに口をつぐんだ。
口ではきついことを言っても、自分から手を上げたりは絶対にしない。完二流の、優しさだ。
大きい手と、広い背中。最初の頃は、上背があって目立つから目に留まりやすいのだろうと思っていた。
だが、いつの間にか視界にいないと落ち着かなくて、姿を目で追うようになっていた。
そのうち目で追うだけではなく、わざわざ追いかけて引き留めて、完二の目にも自分が映っていなければ満足できなくなった頃によう
やく気づいた――恋に落ちていることに。
「ほら、着いたぞ」
気がつくと、もう豆腐屋の前に来ていた。完二が背中を軽く押す。
「じゃ、またな」
完二がすぐに背中を向けてしまう。りせは慌てて完二の腕にしがみついた。
「待って!」
「あぁ?」
「私、帰りたくない」
胸の奥がざわざわする。
今日はいろいろなことがありすぎた。今家に帰っても、眠れそうにない。
「帰りたくないの。一緒にいてよ、完二」
「……」
かなり長い逡巡の後、完二は困ったように頭を掻いた。
「あー…さ、さすがにソレは早くねーか?」
「え!? え、え」
完二の言う“ソレ”の意味を飲みこむのにしばらく時間がかかった。
意味が到達した途端、りせはかあっと顔を赤くさせる。
一応、付き合いたてとは言え恋人同士だ。“帰りたくない”“一緒にいたい”という言葉が示すものは、ひとつしかない。
りせは完二の腕を掴んだ手の力を緩めなかった。
「早くてもいーよ。一緒にいたい。…ダメ?」
「…バカ野郎。そーいうコトは、男に言わせろよ…」
完二は溜め息混じりに言うと、りせを片腕で抱き寄せた。
表情を窺い知ることはできない。だが、きっと顔を赤くしているのだろうと思った。
耳元の完二の心臓が、いつになくドキドキしている。
棚やら机やらに飾ってある可愛らしいあみぐるみが、りせを出迎える。
ほんの数時間ぶりだが、完二の部屋は本当に久しぶりな気がした。
りせは無意識にベッドに歩み寄り、腰を落としていた。どっと疲れが押し寄せてくる。
完二の手が、りせの頬に触れた。完二の顔がゆっくりと近づいてくる。
「ちょっと待って!」
はたと気がついて、りせは完二の肩のあたりを押し返した。
「なんだ、急に」
「私、さっきギョーザ食べたんだ! 汗もかいちゃってるし、顔もむくみまくってるし…」
りせの顔はとても世間様には見せられないような状態になっている。
普段、ほとんど素顔だが色つきのリップくらいはつけているのだ。今は何もかもが剥がれ落ちているだろう。
しかも、明日になっても涙をたっぷり含んでしまった顔の腫れが引くとは思えない。
そのうえニンニクの臭いと、汗のべたつき。もはやどうしようもない。
「ギョーザならオレも食っただろ。つーか、ここまで来たんだから腹くくれ」
「うう…」
数える程しかしたことはないが、キスするたびに少し緊張して、胸が躍る。
言葉では伝えきれない気持ちが伝わるような気がするからだ。
唇が重なった瞬間、りせは“好き”という想いをこめた。もちろんギョーザのことも忘れたわけではなかったが。
「…臭くない?」
「しょーもねーこと気にすんな」
もう一度顔が近づく。りせの唇を軽く舐めるようにしてから、もう一度完二が口づけてくる。
外国の映画で見るようなキスは、さすがにりせも初めてだ。頭の芯がぼうっとしてくる。
完二が自分よりもこういう行為に慣れているのは、何だか悔しいような、そんな気持ちだ。
ベッドに組み敷かれる。視界の真ん中に、天井を背にした完二の姿がある。
「…ねえ、完二…」
「まだ何かあんのかよ」
「私、初めてなんだ。だから優しくしてほしいんだけど」
がっくりと完二が肩を落とす。
「オメー…誘っといて初めてかよ」
「そーいうつもりじゃなかったんだってば」
りせは両手を振って見せた。
「…りせ、悪ィ」
完二の手が優しくりせの頬に触れる。見上げると、完二がすまなさそうな表情で見下ろしていた。
「オレも最初、そういうつもりじゃなかった。オメーのこと、そういう相手だって考えたことなかった。
言い出しづらくて、結局ここまで来ちまって、けど…」
長い沈黙のあと、完二は一呼吸置いて、一言一言を大切にするように告げた。
「今は、ちゃんと好きだからよ」
「…今は好き、なんだよね?」
りせは尋ねた。胸にあったざわざわしたものが、霧が晴れるように消えていく。
りせの心の中にあったざわざわしたもの、すなわち不安。
それは、完二の口から一言もりせに対する想いを聞いていなかったから生じたものであったらしい。
「何回も言わせんなよ。その…て、照れんだろーが」
完二が耳まで赤くして言う。不器用な完二に演技ができるはずがないのはわかっている。
「私の好きな気持ち、伝染っちゃった?」
「かもな。よくわかんねえ」
りせはくすっと笑って、完二の両の頬を左右の手で包みこんだ。ゆっくりと顔を寄せていく。
「だったらもっと伝染したげる。だから私のこと、もっともっと好きになってね」
好きだよ、とほとんど声にならない声でつぶやいて、りせは完二に口づけた。
グラビア撮影で慣れっこだ。水着姿を見せるくらいなら抵抗はないが、さすがに何も着ていない姿を見せるのは恥ずかしい。
一枚一枚着衣を脱がされるたびに体温が上がっていくような気がした。
完二が包みこむようにりせの胸を触り、手からこぼれた部分を軽く吸う。
くすぐったくて、りせは身を捩じらせた。
「完二…」
「ん?」
「完二は初めてじゃないんだね。なんか、ずるいかも…」
「…いいから少し黙ってろよ」
完二が照れ隠しに唇を唇で塞ぐ。
ほとんど勢いでこの状態になったのに、完二はゴムの用意をしていた。
もともと持っていたということだろう。何だか周到で、少しだけずるい。
普段の完二のほうが、ずっとぎこちなく感じる。
自分は意外に独占欲が強かったのだと、まるで他人事のように感心させられる。
「…オマエ、マジで初めてか?」
「嘘言ったってしょうがないじゃん」
「じゃあ、痛ぇかもな…かなり…」
完二の指が腿の内側をなぞって、まだ誰も触れたことのない秘裂を軽く引っかいた。
知らず、りせの体がびくんと跳ねる。
「…かなり痛いって、どのくらい?」
「血ィ出るくらい」
「私、平気だよ。だからちゃんと最後まで…してよ?」
りせは完二の耳元で囁いた。
秘裂を割るようにして、中に指が入ってくる。
無理に入れたのではないのだろうが、異物感にりせの顔が歪む。
「う…」
「平気か、コレ…?」
「平気、だもんっ…完二だって、このまま終わりそうにないじゃん…」
りせは完二の屹立した欲望を見て呻く。完二は軽く舌打ちして、りせの両膝に手を置いて秘所に顔を近づけていく。
「わ、や、ちょっ…!」
りせは思わず腰を引いたが、完二の手に力がこもってろくな抵抗にはならなかった。
「あ、ダメだよ、それっ…」
秘裂を割るようにして舌が中を蹂躙していく。初めての感覚に、背中がぞくぞくする。
これが“感じる”ということなのだろうか。よくわからない。
りせはシーツを掴んで、時折押し寄せる感覚に耐えた。
次第にりせの荒い息しか聞こえなかった部屋に、淫靡な音が混じっていく。
体の奥がじんじんとしてくる。りせ自身は気づいていないが、秘孔から蜜が溢れ始めていた。
やがて、完二が腕で口元を拭いつつ顔を上げた。完二自身も辛そうだ。
「これで、少し楽かもな。オレも限界。入れていいか…?」
「当たり前、でしょっ…」
誰も受け入れたことのない場所に、先端が押し当てられる。
“怖い”と思ったのは無意識だろうか。完二の体重がかかる。
りせの無垢な体は完二を拒否した。だが、強引に完二が腰を進めてくる。
「痛っ…!」
中で何かが引き裂かれるような音が聞こえた気がした。
圧倒的な物量感。繋がっている部分が、痛みを通り越してじんじんと痺れてくる。
「力、抜け…」
「ん…」
りせは力なく頷いた。ただ、力の抜きかたがよくわからない。
なるべく下肢から意識を離す。それだけで精一杯だった。
「大丈夫か…?」
完二の額に汗が浮いている。表情は苦しげだ。
こちらが相当きついということは、完二もまた相当きついのだろう。
「ね、もう全部、入ったよね…?」
「…まだ、三分の二くらい…」
「嘘…」
「やっぱ、ココで…」
「イヤっ!」
りせは完二にしがみついた。半分くらい意地になっているのかもしれない。
りせは何度も頭を振って見せた。
「ダメ、イヤ…」
「…じゃ、動く、からよ…オレに掴まってりゃあいいから…」
「んっ…」
りせは素直に完二の首元にすがりついた。
さらに腹部に重圧がかかる。内側から抉られるような痛みが、何度も繰り返される。
だが、不思議なことに突き上げられるたびに痛みが別のものと混じっていく。
ぶるっと体が震えて、りせは甘い溜め息を漏らした。
「ね、これって…“感じてる”の…?」
「オレに聞くな…」
あとの記憶は、ほとんど残っていない。
幾度となくキスをして、好きだという言葉を繰り返して。
普段から優しいと知っていたつもりだったが、完二はとても優しかった。
完二が中で吐き出したのをゴム越しに感じた頃、りせは意識を手放してしまった。
りせが目を覚ましたのは、最近馴染みの風景になっている部屋だった。
あちこちに手製のあみぐるみが飾られている。
勉強机はすでに本来の役目は果たしていないし、ベッドのヘッドボードにもあみぐるみが仲良く座っている。
傍らで完二が眠っていた。完二ひとりでさえシングルベッドは手狭だというのに、ふたりでは窮屈すぎる。
完二は背中を丸め、小さくなって眠っている。
普段はきつい三白眼だが、寝顔はなかなか可愛い。歳相応に見える。
「う…いたた」
りせは思わず悲鳴を上げた。膣をこじ開けられた痛みが、まだ残っているらしい。
昨日泣きすぎた名残だろうか、頭痛までしてくる。
ただ、嬉しくて、幸せな痛みだ。
「ん…」
完二が目を開ける。ベッドから身を起こしているりせを見上げると、そっと頬を撫でた。
「大丈夫か…?」
「うん、大丈夫だよ」
りせは笑顔を作って返す。
「ねえ完二、私のこと好き?」
「朝っぱらから言わせるのかよ…」
完二は苦虫を噛み潰したような表情をしたが、りせの耳元に唇を寄せる。
「好きだよ」
「えへへ…」
りせは思わず笑みを漏らす。
「…だから、とっとと宿題終わらせろ」
完二は顔を赤くしたまま、照れ隠しに溜め息をついて見せた。
(終)
以上で完結になります。
失礼いたしました。
GJ!!!!!
何気に好きな二人なのでずっと待ってました!
>>623 悪くないね〜この二人も
みんな無いかな〜って言ってるけど数年後とかのパラレルなら全然ありだと思う俺
仲を発展させるかさせないかは人それぞれの好みの問題だろうね
高校時代はないなぁと思うけどその後ならイケると思いました
643 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 21:04:19 ID:HyxWKSpR
GJ!!!!!!!!!!!!!!!!
全裸で待ってたかいがあったわぁああああああああああああああ!
GJ!!
やっべ、興味なかったのにすげー萌えた!
完二とりせもアリだなぁ。
>>639 不覚にもときめいた。
番長中心だから考えなかったけど、不良と元アイドルって美味しい組み合わせなんだな。
GJ、完二ナイスリードだと思いました。
>>640 完二流の優しさが作中に存在する部分を上手に表現されていて凄いよ
648 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 01:34:00 ID:WbCtYwcT
直斗のSSはいらん
チラシの裏にでもかいてろ
>>649 お前のチラ裏なんて聞きたくないよw
自分が望んでるSSが投下されないからって駄々こねるなんてお前は子供かwwwww
ここは21才未満は入っちゃいけない場所なんでお子様は来んなよwwwwwww
649が所望してんのは番長×モロキンだろJK
>>624 花千枝GJ!なんだこいつらかわいいじゃねーか
続き期待
完りせもいいな…!にやにやしっぱなしだぜ。GJ
いいんだけどやっぱり千枝は・・・
あの続きが読みたいと独り言
主人公と千枝のラブラブ話の続きを、全裸に蝶ネクタイとシルクハットでいつまでも待ってる!!
チエチャンはセンセイを助けられるクマかー?
>>655 鋭意製作中です。
バッドエンドにするかグッドエンドにするか迷ってます。
ヒートライザ!
やっぱ個人的にはグッドエンドが見たいぜ
いっそのこと両方書けば?
>>656 ワクテカワクテカ
その辺は好きな様に書くのが一番だと思うクマ。
個人的には千枝ちゃんには幸せになってもらいたいクマだけど…。
ところで主雪はいつになったら…
>>661 「番長君が私のお弁当の味見してくれるんだって!これって、よっぽど私のことが…その…気に入ってるってことだよね?」
「…うーん、そういうことなんじゃない?」
「うん、きっとそうだよ!私、頑張る!」
「雪子が男子のことでこんなに真剣になるなんてね〜。おし、私も応援するよ!」
「ありがとう。じゃ、早速家に帰って試作型に取り掛かるね!じゃ、さよなら!」
「試作型って…ま、いっか!うん、じゃあね!」
(雪子はいつもいつも私よりずっと男子に人気があって皆の憧れ…私、いつも悔しかった)
(でもね、雪子が一番好きな肝心の番長君はもうあたしのもの、あたしだけのもの…!)
(雪子、あたしはあなたの知らない番長君をたくさん知ってるよ)
(番長君のアソコの味、どういうし方が好きかとか私の中に放つ時どれだけせつない表情をするかとか…)
(もしバレちゃったらどんな顔をするのかな?泣く?呆然としちゃう?それとも澄まして無理矢理壊れた作り笑いでも浮かべる?)
(…私、嫌な女だな…城の時から全然変わってない…)
「ちょっと待って、雪子!」
「え、何?」
「はい、これ、隠し味の肉ガム!絶対肉じゃがに合うよ!」
「え、良いの?ありがとう!」
完
手の込んだいやがらせ吹いたw
しかし保管庫の主雪はどれもいい出来だな。
パイズリしたりオナニーしたりラブラブしたりデザートになったり。
雪子自身どんなシチュにもあう気がする。
正にユーティリティ。
P4のキャラで人気ないというか需要ないというかぶっちゃけ嫌われてるのが雪子。
こんなところでまで言わんでも
>>665 おこちゃまはきちゃいけないんでちゅよー(棒読み
雪子はP4の中で一番好きなキャラなんだけど、
一部の心ないファンが荒らしまくってるせいで
他のファンから疎まれてるんじゃないかとずっと心配してる。
前にこのスレにもそういった書き込みがあったけど、
そういった人達のせいで、今は他のキャラのファンでも、
将来、雪子ファンになってくれる人まで逃しているような気がしてならない。
なので、一応言っておく。
同じファンとして見ていて痛々しいから他に迷惑かけるな。
不満だったら正々堂々勝負してこそ真のファンだろ?
>>669 真面目に語っている所を申し訳ないが、
>>665はただの煽り屋だと思う。
角煮にも同じ様な奴がいるし。
ちょっと前まで千枝アンチをやってた奴と同じ臭いがするぜー。
「千枝の身を食べた人間は、その瞬間より旅人となった……」
この一文は、はたしてエロパロ?
>>671 千枝の身をたべた人間→知恵の実をたべた人間→アダムとイブ
楽園追放でヤソ教を連想した。とりあえず、エロパロには遠かった。
上の方の番長×千枝ラブラブの「ペルソナでドーピング」って、やっぱりマーラ様かしら?
それとも勝ちオタで何連戦も可能なのかしら?
番長、恐るべし。
675 :
336:2008/09/09(火) 13:21:47 ID:ZvxKbFPG
マーガレット×番長、足責め
話の芯と落とし所がやっと決まったので投下しますよっと
「しっかしまたあんなとこでぼ〜っとしてやがるな…」
「甘い、甘いぞヨースケ! センセイは考え事してるんだクマ!」
「でもほんと、あんな隅っこで何考えてるんだろうね、彼…」
月森孝介はベルベットルームの前に立っていた。
勿論、この扉の存在は他の仲間には見えるはずも無い。
雪子、完二、りせ、そして直斗まで救出成功だったので緊急事態というわけでもない。
ダンジョンの方もこれといった変化は無く、ある意味平和な状態。
とりあえず今のところは”マヨナカテレビの動向をチェックすること”な筈が…。
「しかし…これはちょっと、時間の無駄をしてるような気がしてなりませんね…」
「ちょっと直斗君! 先輩だってああ見えて一生懸命何か考えてるかもしれないんだよ? 何かは知らないけど…」
白鐘直斗はちょうど新メンバーとして加入したので遠慮がちに呟く。
りせもそんな直斗をたしなめたが、どうしてあんなところにいるのかわからなかった。
「ま、いいんじゃないスかこういう時も。ん! こうやって、んむ! 俺らは楽できるんだから…ん!」
「そーそー! あたしらみたいに体動かした方がいいよ〜」
楽観視する完二は片手で腕立て伏せをしながら、戦闘メンバーに加えられることを密かに望む。
千枝も同じだった。実戦でキレのいい蹴り技が出せるようストレッチをしている。
ペルソナの力を持った仲間達は、リーダーの様子をじっと見ていた。
孝介が扉の奥で何をやっているのかも知らずに…。
「あらあら…。踏まれているのに、逆にこんなに元気にするなんてね…」
心理的に気持ちを静めて落ち着かせる青を基調とし、心の深層にまで響くオペラのような音楽が流れるベルベットルーム。
マーガレットはさながら女神のように微笑みながら、青いハイヒールで客人の一物を踏み躙る。
「これも客人の楽しみ…。マーガレット、もう少し強く踏んでやりなさい」
イゴールはニヤニヤしながら”客人”の一物を見る。
主の言われた通り、見事な脚線美をした彼女は踏んでいる力を強める。
床に仰向けになって下半身を露出している者……孝介だ。
一物を踏まれ、その快感の吐息が口から漏れている。
「ふふっ。硬い、硬いわ。”女性にいじめられたい”なんて嗜好を持つ人、そういないものよ?」
マーガレットは彼の一部分に微笑む。
靴底を使って肉棒をあてがい、そのまま肉棒ごと踏む。
「それにこの大きさ、これなら女の子達も放っておかないはずないでしょ?」
肉棒を転がすように、左右にハイヒールを動かすとまたも彼の呻き声がする。
「学年トップで、貴方の内に秘める魅力も、貴方の力として備えている…」
つま先だけを浮かせ、今度は亀頭だけをこねくり回し始める。
「貴方に集うご友人もたくさんいる。貴方のご家族だって、貴方という人を理解している。なのに…」
亀頭を好きなだけいじると、靴底で今度は玉袋を踏み始めた。
「私みたいな女に”いじめられたい”なんて、口が裂けても言えないわね。ふふっ…」
そんな孝介の隠された秘密を握っている彼女は、暇を持て余していたもう片方の足まで動かし始める。
孝介はマーガレットの”奴隷”になっていた。いや…彼自身からそう願った。
彼の肉棒はもう射精する準備が整うほど見事にそそり勃っている。
彼女がちょっと力をこめれば射精しそうだ。
676 :
絢爛たる熾火:2008/09/09(火) 13:22:49 ID:ZvxKbFPG
「懐かしいわ…初めて私の顔を見た時の貴方、私が一人でいる時に緊張していた貴方…」
マーガレットの両足はあえて射精させない程度に責めている。
「私からの試練を乗り越えて絆を深めあえたと思った時の時の貴方……とても傲慢だったわ」
……気のせいか、マーガレットの表情が一瞬だけ憎らしげな表情に見えた…。
「そして、私にこうやって足責めされて気持ち良く悶える貴方…」
マーガレットという人物は何者なのか。
射精感をいったりきたりさせる様は熟練した”技”のようにも感じる。
実際、孝介の快感で悶える表情と一物の様子だけを見て、どのくらいの力で扱えばいいのかわかるのだ。
ある時、彼女はこう言った。「安心しなさい、私が貴方の玉をいつでも握っているから」と。
彼女のその一言で一気にマーガレットに踏まれる、いじめられる、はたまたぐちゃぐちゃに犯されるという妄想が爆発する。
次々に浮かんで、毎日欠かさず卑猥な妄想をしながら自慰に耽る。
学校、街中、陽介達と話している時、堂島達と飯を食べている時。
四六時中、マーガレットが本当にあの手で玉袋を握っているんじゃないかと想像した。
あの時のセリフは彼女のただの冗談だったことがわかった。
が、それがわかった後も日々悶々としていた…。
こんな日もあった。
ベルベットルームで一方的に卑猥な言葉責めをされ、肉棒をしごかれてイったこともある。
しかもその日は1回で済まずに2回、3回……7回目でやっと解放された。
4回目5回目ともなると、精液さえも出ずに肉棒が震えるように動くだけ。
だがサディスティックに微笑む彼女は、優しい言葉で罵倒しながら孝介の肉棒をしごき続けた。
終わった後に彼女は言った。「今日貴方が私にしごかれて犯されたことも、貴方にとって思い出の一つよ」と…。
「それじゃあ、今日は……貴方の口から言わせてみようかしら。私が言うから、それを繰り返すのよ」
「はい…」
孝介はいつもより射精させてくれないので、胸が期待と不安で満ち溢れていた。
勃起しきった亀頭からは透明な汁が出ており、それがマーガレットのハイヒールに付着する。
「『マーガレットさん、お願いです』」
「マーガレットさん、お願い…です…」
「『僕は貴方に踏まれて、快感に悶える変態マゾ奴隷です』」
「僕は貴方に踏まれて、快感に悶える…変態マゾ奴隷です…」
マーガレットが意図するものがなんなのかわからずに、彼女の言ったことに繰り返す孝介。
妙な詮索よりも、今はこの溜まりに溜まった性欲を吐き出したかった。
「『どうか貴方の足で、射精させて僕を楽にしてください』」
「どうか…貴方の足で、射精させて、僕を…楽にして、ください……」
しばし無言の空気が漂う。
「いいわ、もうおしまい。それじゃあいつも通り、出させてあげる…」
彼女が言うや否や、両足で肉棒を挟みながら猛烈に、機敏に動かし始めた。
勃起した肉でできた棒にハイヒールの靴底が乱暴かつ、絶妙なバランスで素早くしごく。
長鼻のイゴールはただ事の結末をにやつきながら見守っている。
彼女の足責めはとうとう射精するか否かの境界線を越えてしまった。
「さぁ……イきなさいっ!!」
彼女の一際大きな声と共に孝介の白いパトスが亀頭から噴き出した。
マーガレット…彼女になら捧げてもいい自分の遺伝子、そして童貞も…。
その精液は責めていた彼女の足や、踝(くるぶし)あたりを汚す。
彼女がその精液にまみれた足で、数回しごくと残りの分も亀頭から少量でてきた。
今日もマーガレットという女性に責められ、射精させられてよかった…。彼は心底そう感じた。
677 :
絢爛たる熾火:2008/09/09(火) 13:24:06 ID:ZvxKbFPG
「フフ…」
「ふふっ…」
そんな幸せな気持ちに満たされた彼にイゴールとマーガレットは何やら微笑んでいる。
この不穏な空気に違和感を持ったかと思うと、何やら騒がしい声がしてきた。
「お、お、おいおい! おいおいおい! 孝介! 目覚ませって! おい! おいっ!」
「月森先輩…この臭い…」
陽介、完二の声がする。
「おおおお! センセイったら女の子に囲まれてクマ羨ましい…!」
「うっさいよクマ! ね、先輩、起きて! マーガレットって人誰なの!?」
感嘆するクマに、怒っているりせの声…何があったのだろう?
「ご自分で確かめた方がよろしいでしょうな…」
イゴールの声で急速に意識がベルベットルームから遠ざかる。
彼らの姿が見えなくなり、半ば強制的に退場させられた……。
「ねぇ番長君、今の台詞どういうこと!? 『貴方に踏まれて』って、それから、えっと…」
「その……月森君って、そういう趣味があったの…?ほんとに…?」
気がつくと仲間達が孝介の周りに集まっていた。
「この臭い……もしかして月森先輩はその…僕としては非常に言いにくいんですが…そういうことですか?」
「先輩! さっきマーガレットって名前呼んだけど誰!? てか、私じゃ不満なの!?」
男性陣は同情の目があり、逆に女性陣は怒りと嫌悪、疑惑の感情が混在していた。
クマは能天気な様子でチッス、チッスと連呼している。
孝介につんと鼻をつく精液の臭いがしてきた。
驚いて自分の股間を触ってみると……ひやりと冷たい感触がする。
「まぁ、お前も俺らと同じだな〜…ってことは、よくわかった…。この前俺が言った”アウトロー”も、いいとこだけどな…」
「その…まぁ花村先輩と同じ気持ちッス。こんなことで先輩を見限ったりはしねぇっスよ…」
「センセイはセンセイクマ! 変態マゾ奴隷って言ってたけど、そういうこと平気で言えるのはさすがクマね〜」
「馬鹿っ、クマ! 余計なこと言うなって!」
……孝介はクマの一言で状況を把握した。
どうやら先ほどマーガレットに対し、懇願するようなことを言ったこと…。
あの発言が仲間達にも聞こえていたみたいだ…。
「…………」
「ほ…ほらっ? 俺らって、お前にリーダー任せっきりだったじゃん? だからお前自身相当悩んでたんじゃないかと思ってんだ」
「そ、そうっスよ! 先輩はこんな事する人じゃねー。しててもあれだ、きっとあれだ……鬱憤…そう、鬱憤とか溜まりまくってたんスよ!」
落ち込んで沈む孝介を、慌てて陽介と完二が早口でまくしたてる。
彼がフォローしてくる二人の顔を見た時、彼らはどこか気まずいものはあったものの、ある意味で友情を感じた。
「ほら、里中や天城もヒいてないで、こいつの気持ち理解してやれよ。俺ら全員の秘密だ! な!?」
「あ、あはは…。そ、そうだよね! キミも色々悩んでたんだね! あはは…」
「あ、その…私はここで何も見なかった、聞かなかった、臭わなかったから…うん、お互いの為にもそうしよう」
陽介が千枝と雪子に下手に刺激させないように優しく説得する。
この微妙な空気を読んだのか、千枝や雪子も陽介の言葉に頷く。
「じゃあクマは変態マゾ奴隷がなんなのかセンセイの口から……ごふぅっ!?」
気になるクマは陽介と完二の両方から、怒りの鉄拳を食らわされた。
「僕は理解できませんね…。なぜここで立っていたのか、なぜ発情してしまったのか理由を知りたい…」
「先輩の馬鹿! 変態! 信じてたのにこんな…こんな人だったなんて……うわぁあああん!…」
しかし、2年組がそうやって無理矢理納得してる中、後輩のりせや直斗はまだ納得がいかないようだ。
直斗はあくまで冷静を装って話を伺い、逆にりせは信じていたイメージが崩れた為かとうとう泣き出してしまった。
678 :
絢爛たる熾火:2008/09/09(火) 13:24:56 ID:ZvxKbFPG
「馬っ鹿野郎っ! 直斗、聞いてばっかりいねぇでどうすればいいか考えろ! てめえ探偵だろうが!」
「ええっ!? 探偵…これって、関係あるの…?」
「りせもだ! 普段、あれだけ、その…アレだよ…。信じらなくなったなら、もっかい信じてみろよ! 少しは先輩の気持ちも理解しやがれっ!」
「だって…っ、だって…っ! ひっく…ぐすっ…」
完二がドモりながらも、反発する直斗とりせを諭す。
だがりせはまだショックが大きいのか泣いてばかりだ。
直斗の方も、理解できない先輩の嗜好に疑問を抱えていた。
「俺達を助けてくれたのは誰だ!? 警察か? 噂する街の奴らか? それともマスコミか? 違うだろっ!!」
この深い霧の中、それでも完二は仲間達に向かって叫ぶ。
法の及ばない世界では無力な警察か。
知らないのをいい事に、好き勝手に噂する街の住民か。
勝手に騒ぎ立てて、ろくに報道の後始末もできないマスコミか。
そう…完二達を助けたのは他でもない……。
「他でもねえ…てめえの命張ってでも助けてくれた先輩方だろうがっ!」
完二のセリフには、”変と言われて動揺するコンプレックスがある自分自身”にも向けて言っているようにも見えた…。
「だからよ…。助けてくれた恩人の趣味どうこうに理解できないとか、変態だとか…そういう事言うのは良くねえんじゃねぇか…?」
彼のこの熱弁と凄まじいまでの気迫により、追及しようとする直斗も泣いていたりせも黙ってしまった。
しかし後輩二人が孝介を見る視線は、もう先ほどの怒りや嫌悪の感情はなくなっていた。
「なによ、完二のくせに…ぐすっ…」
二人だけでなく、場がしばらくしんみりとした空気に包まれる。
「私も、花村君や千枝や…それに、番長君に助けてもらったかな」
雪子がぽつりと呟いた。
「君の趣味は……まだ理解できそうにないけど、時間がたてば解決するよね…!」
女将修行やる身で仲間のこういった性癖が発覚する事には慣れていないのだろう。
だが雪子の瞳には、「こういう人間もいる」という、人を理解するにおいて最も前提にあるものをまず受け入れたようだ。
「あーそっか、あたしもだ…。あたしも、花村達に助けてくれなきゃ、自分のシャドウにやられちゃってたんだね…」
続いて千枝が助けられた当時を振り返る。
「あたしバカだから雪子ほど深く考えちゃいないけどさ、たまにはキミからの相談に乗ってあげるよ」
なんならこの場で踏んであげようかとも、彼女は冗談で付け加える。
今はまだ理解できないが、それでも真っ直ぐな性格から出た言葉だった。
「『お前になら任せられそうな気がする』ってだけで、…お前のことは、全然…知らなかったよ……」
今度は陽介が俯き加減に、切迫した胸の内を語る。
「はは…こりゃチームの参謀どころか、お前の友達失格だわ…」
彼もまた、自身のシャドウに襲われかけたところを孝介に助けられた…その事を思い出す。
「すまん! 勝手にリーダー任しといてそりゃないよな…。お前のこともよく話を聞いておきべきだった!」
孝介に向かって手を合わせ、彼は本当に申し訳ない思いでいっぱいだった。
「だから今後はどんな小さな事でもいい! どんな事でもいいから、悩みがあったら相談してくれよ! 相棒…っ!」
彼の最後の『相棒』という言葉に、陽介の中で揺らぎが生じているほどだった。
孝介自身の性癖が招いた結果なのに、まったくその事情を知らない。
もしかしたら孝介にだって悩みがあったのかもしれない。
しかし、仮に今そんな事を聞いて中途半端に彼の領分に入ってしまったら、彼を傷つけるかもしれない。
様々な情報が交錯した思考で歯痒い思いをしていた。
679 :
絢爛たる熾火:2008/09/09(火) 13:26:06 ID:ZvxKbFPG
「クマ、センセイの事センセイって呼んでるけど、肝心のセンセイの事はよく知らなかったクマ…」
最後にクマも殴られた事に反省してるのか、急に落ち込み気味になった。
「クマ、難しい事はよくわかんない。けど、センセイが元気になれる事ならクマも努力するクマ!」
世の中の道理など簡単には通用しないだけに、孝介の性癖など理解できるはずもない。
しかしクマもクマなりに、自分で考えて、自分で彼の事を理解しようとしていた。
「みんな……ありがとう…」
普段口数少ない孝介の口から思わずそんな言葉が出た。
彼は仲間達のかろうじて信頼する眼差しを一身に受ける。
彼自身が抱えていた悩みに、彼らも受け入れる心ができたようだ。
例えて言うなら絢爛たる熾火…それでも彼を信頼出来得る絆の炎に火が付き始めた。
それを感謝すると共に、誰も知らないままで終われたはずの絆の芽生えを感じた…。
頭の中に声が響く…!
我は汝…、汝は我…
汝、新たなる絆を見出したり…
絆は即ち、まことを知る一歩なり。
汝”愚者・改”のペルソナを生み出せし時、
我ら、更なる力の祝福を与えん…
”愚者・改”属性のコミュニティである”秘密を共有しながら自称特別捜査隊”コミュを手に入れた!
通常の”愚者”属性のペルソナを合体で生み出す時に、さらに倍の経験値のボーナスが入るようになった!
…………。
だがそれでも孝介に対する目は、皆どこかぎこちないようだ…。
これ以上何も言わないでくれと言わんばかりの、みんなのネガティブな空気を彼は肌で感じる…。
「まぁ…それじゃあ、今日の探索はこれで終了っつーことでっ!」
「私心配だから、りせちゃん家まで送ってく」
「…………」
「りせちゃん、あの…大丈夫?」
「はい、なんとか…」
「そ、そうだね! じゃ、じゃああたしは直斗君を送ってこうかな…あは、はは…」
「平気です…心配しなくても…。……っ」
「いや、だってもろにぶっ倒れそうじゃん…。あたしが家まで送ってくって」
「すみません、ありがとうございます…」
次々にテレビへと入って現実の世界へと戻っていく。
皆それぞれの思いを抱いて、口を開こうとはしない…。
孝介も帰ることにした。
680 :
絢爛たる熾火:2008/09/09(火) 13:27:12 ID:ZvxKbFPG
「おかえりー、お兄ちゃん!」
玄関のドアを開けると、菜々子が出迎えてくれた。
「おう、やっと帰ってきたか。おかえり」
堂島もコーヒーを淹れている最中だった。
どうやらいつもより少し時間が経ったらしく、いつも囲む食卓の時間に間に合わなかったようだ。
「ん…お兄ちゃん、なんかズボンがイカ臭い!」
不覚にも菜々子が近寄ってきたせいか、精液の臭いを嗅ぎとられた。
「ははは、孝介も今日色々あったんだろう。菜々子、風呂に入れてやりなさい」
「はーい!」
「…本当に色々あった、みたいだな…?」
菜々子が風呂場へとかけていく様子を見て、堂島が問いかけるように呟く。
堂島の目は笑ってない気がする…。
孝介は2人の追及から逃げるように風呂、飯を済ませ、2階に上がっていった。
ドアを閉め、自分の部屋でようやく彼は安心した。
仲間達は自分の奇行に不安を示しているが、一応の理解をしてくれた。
問題は女性陣だが、冴えわたる自分の伝達力があればなんとかなるだろう。
大丈夫、自分なら必ずできると彼は自身に言い聞かせほっとした。
その時、孝介の携帯電話が鳴る…!
突然、心臓を誰かに掴まれたように彼は驚いた。
「…もしもし」
「マーガレットよ。今日過ごした感想はどう?」
ベルベットルームのマーガレットだ。
心なしか普段の事務的な口調とは違い、今日はやけに親しみをこめている。
「最悪だった…」
「そうかしら? 本当は良い日だと思ってるんじゃない?」
「……」
「まぁ私達にとって、しばらく”客人”でなくなったあなたにはどうでもいい話よね」
「…何が言いたい?」
孝介は彼女の台詞に疑いを持つ。
”客人”でなくなった…どういうことなのか彼は思考を巡らす。
はきはきした声の調子は健在のようで、逆にそれが彼女の恐ろしさをも感じる。
「ペルソナ全書の登録率、99%…」
彼女が唐突言い出す。
「あなたの所持金792万6982円、あなたが現在持ってるペルソナはシヴァ、ルシフェル、イシュタル…」
所持金ピタリと言い当て、次々に彼の所持ペルソナを述べていく。
そのどれもが彼のレベルに相応しくない上位ペルソナばかりだ。
「ペルソナ全書に登録してあるもの、スクカジャを持ったイッポンダタラ、マハンマを持ったマタドール、暴れまくりを持ったドゥン…」
「…………」
ペルソナ全書に登録してあるペルソナも挙げていく。
それは全て”マーガレットのお願いで挙げられたペルソナ”だ。
「なぜこれらが”最初からある”のかしらね?」
マーガレットの問いは、まるで冷たいナイフを首筋にあてられているようにも感じた。
681 :
絢爛たる熾火:2008/09/09(火) 13:28:39 ID:ZvxKbFPG
「私が望むペルソナを、貴方は次々と出してくれた…貴方は日々のスタイルに合わせ、絆を結んでいる人々と付き合う…」
孝介とマーガレットが出会ったのは、イゴールのいない時だった。
そこで彼女のほうから運命の糸に絡ませてくれと願い出た。
そしてお願いとして、彼女の望むスキルを持ったペルソナを作ることにした。
「あなたは私の出した試練を全て乗り越えてくれた。それは私にとっても嬉しい事…」
言葉とは裏腹にどこか寂しさを含ませた口調である。
「けれど、真に大切な事を学んでいないわ。…それは奮闘するあなた自身よ」
言うなれば”心”だと彼女は付け加えた。
「与えられた要求について考え、探り、向き合う姿勢がまるで感じられなかったわ」
名目上ではマーガレットの要求に答えたのでイシスを手に入れられた。
ペルソナ全書99%なのでこれで埋まるだろう。
彼女は絆を合体の為だけに利用されたこと、それで静かに怒っているようだ。
「だから私は貴方に新たな試練を与えようと思うの。”奴隷になってどこまで耐えられるか”という試練をね…」
孝介はもうベルベットルームの”客人”から堕ちてしまった。
電話ではわからないが、恐らくそんな堕ちた彼をもっと嬲るつもりなのだろう。
自然界において飢えた肉食動物が草食動物を舌舐めずりしながら見るのとなんとなく似ている。
「ふふ…安心して。あなたの望む快楽を与えてあげるわ…」
これからマーガレットに何をされてしまうのか。
自分の安定した生活はどうなってしまうのか。
マーガレットの趣味を垣間見ると同時に、彼女の気持ちがわかった気がする…。
頭の中に声が響く…!
我は汝…、汝は我…
汝、新たなる絆を見出したり…
絆は即ち、まことを知る一歩なり。
汝”女帝・改”のペルソナを生み出せし時、
我ら、更なる力の祝福を与えん…
”女帝・改”属性のコミュニティである”特殊な性癖のマーガレット”コミュを手に入れた!
通常の”女帝”属性のペルソナを合体で生み出す時に、さらに倍の経験値のボーナスが入るようになった!
「これからどうなるか楽しみね……。それじゃ、一応伝えることは伝えたから切るわね」
彼女はそう言ってプツリと電話を切った。
孝介は携帯電話を手にしたまま、ある意味残酷な宣言の余韻が後を引いていた。
やがて電話を持っている手が耳から離れ、持ったままぶらりと垂れ下がる。
マーガレットはまさにこれからの展開に胸が躍るような気持ちのようだった。
これから彼女はどういう手段を使って彼を悩ませるのか、どのようにして”日常の自分”を破壊・蹂躙・支配してくるのか…。
ふと彼は我に返り、下半身の違和感に気づく。
電話中ではわからなかったが、いつの間にか勃起していた。
体は彼女の責めを受け入れるというのか…”彼女に調教されたい”と感じているのか…。
勃起しているという事実は体だけでなく、思考も今すぐ自慰がしたいという煩悩に駆られる。
頭の中ではマーガレットに”ぞくぞくしてくる”。自分の情けない姿を曝しているのを妄想していた。
今日みたいに一物をあのハイヒールでぐりぐりと踏まれ、一方的に言葉責めを受けている自分の姿…。
それが彼にとってはたまらなく喜びの糧である。
マーガレットの言葉通り、本当に、心身共に彼女の奴隷になってしまったようだ。
今すぐにでもしたいと思い、布団を敷いて電気を消した。
自慰に耽るその日の夜は彼にとって、とても長く感じられた…。
どんな事をされるかわからないから怖いが、逆にそれがかえって楽しみだ。
孝介はそんな狂おしくも淡い期待を寄せながら、マーガレットという女性に出会えた事は幸福だと感じていた……。
投下終わりです
「相棒、ちょっと聞きたい事があるんだが。」
「どーしたんすか、花村先輩。マジな顔して。」
「完二、お前は黙ってろ。」
「何なんすかったく。」
-*-*-*-*-*-*-*
花村が真面目な顔をしている。
rア 真面目に話を聞く
立ち去る
話を逸らす
-*-*-*-*-*-*-*
「今日は女の子達がいない。ついでに誰にでも何でも喋っちまうクマもいない。
俺とお前と完二だけだ。だから聞くんだ。相棒の事を疑いたくはないんだけどよ。
はっきり言うぞ。相棒、お前、りせちーと付き合ってんのか?」
「はあ?何言ってるんすか花村先輩。ねえ。」
「完二、お前は黙ってろ。」
「何なんすかったく。」
「俺はこの前テレビに入った時に何気なく見ちまったんだよ。見て後悔したぜ。
この前お前、最後にテレビから出て来ただろ。俺、お前、そしてりせちーの順番で。
で、そん時俺が眼鏡を外したその瞬間に眼鏡に後ろの光景が写っちまったんだよ。」
「え?何だったんすか?何があったんすか。どうしたんすか!」
「いてえ、いてえよ!完二!落ち着け!」
「・・・す、すんませんつい。」
「聞いて驚くなよ・・・こいつ、後ろでりせちーと手を繋いでいやがった。」
「ええ・・・ええええええ!?マジっすか先輩!?だって先輩、天城先輩と付き合ってるんじゃあ。」
「千枝とも付き合ってるよな。」
「うええええええええ!?」
「どうだ?相棒。しかもあの手の繋ぎ方は、あの指と指を絡ませる手の繋ぎ方はやっちゃったサインだろーが!どうなんだ?ええ?」
-*-*-*-*-*-*-*
花村が真面目な顔をしている。
rア 認める
否定する
お前には関係ない
-*-*-*-*-*-*-*
すいません。リロード忘れてて投下しちゃいました。
無視してください。
>682
さんすんません。
685 :
685:2008/09/09(火) 23:57:40 ID:wpLkNxM9
花村×千枝投下します
BADエンド後の話(番長が帰って3ヵ月後くらい)
要素: レイプ・欝・病み
ラブラブの話が好きなんですが、なぜかこんな話になってしまいました
深い霧が覆っている。その霧はとても怖くて・・・
この景色を何回見たのだろう。
屋上から見える雲のような霧。
最初は憂鬱に感じていた人々も次第に慣れたのか、霧を見ても何とも思わな
い。
むしろ日常のように感じているようだ。
・・・心に狂気を帯びながら
(お、花村)
千枝はいつものように晴れない霧の見える屋上に行くと悪友がそこにいた。
「花村〜・・・・あれ?」
人の気配を察しやすい彼にしては珍しく反応がない。
近くまで行っても陽介はぼんやりと霧に覆われた風景をフェンス越しに眺め
ている。
「花村っ!!」
「うぉっ!」
千枝の大声で陽介はのけぞった反応を見せた。
いつものオーバーリアクションぎみな反応に彼女は内心ほっとした。
「・・・あぁ、里中か。驚かすなよ」
「だって近くにきても反応ないから」
「わりぃ、考え事してた」
陽介はバツが悪いように頭をかいた。
「プッ・・・あんたが考え事ね。今日は大雨でもくるんじゃない?」
「あのなぁ! 俺だって考え事に耽るくらいあるんだよ。脳みそ筋肉の
里中に言ってもわかんないだろうけど」
「あ、あんたねぇ!!」
「お、図星か」
「〜っ!!! 許さん」
千枝が怒っても陽介は意に介さずけらけら笑っている。
「・・・この霧が出てきてどんくらいになるんだろうな」
陽介はふっと笑いを止め、視線を再び霧の風景に向けた。
「さぁね。・・・何だか晴れる気がしないよね」
二人の周りを漂う霧は人々を狂気にしつつ膨れ上がっていくような気がした。
「俺、時々この霧を見ていると・・・変だけど、落ち着く気がするんだ」
「え ?!!」
陽介の思いがけない言葉に千枝は耳を疑った。
テレビの中で何度もこの霧の中で人の影やシャドウと遭遇してきたのに
落ち着く感覚が生まれるわけがない。
「この霧の向こうに小西先輩がいる感じがするんだ。・・・いるというか傍にいるような感覚っていうの?
時折、小西先輩の姿が見えるような気がするんだ。この霧自体、あの世と繋がっているんじゃないかって・・・」
「は、花村?」
千枝の胸に嫌な予感がした。
「・・・・・・なーんてな。 俺、どうかしてるよな。おかしいよな」
陽介は慌てて我に返ったように明るく茶化したが、目は笑っていない。
「花村、少し休んだ方がいいよ」
彼は辛くても笑って誤魔化す癖があることを千枝はわかっていた。
本当に笑っているのかも無理に笑っているかも長い付き合いから彼女は肌で感じ取れている。
それは陽介も同じだった。
この霧は人を不安にさせる。そして、不安から幻を生み出す。
いくらペルソナを使える彼らでも長い期間この中にいれば、周りの人と同じように狂気に蝕まれていく。
陽介もギリギリまできているのかもしれない。
「大丈夫だって。でも・・・ありがとな」
陽介は軽く笑った。
「あんたがおかしいと、こっちまで調子狂っちゃうよ。・・・まだ、やれるんだから頑張ろ」
千枝は明るく言いつつも虚しさを感じた。
(まだ、やれる・・・本当にそうかな)
飲み込まれないようにと自分を奮い立たせて言ったものの、この先が希望が持てるようなものには感じられなかった。
「それじゃ、あたしは行くね」
千枝が陽介に背を向けた瞬間だった。
――― っ!?
後ろからいきなり抱きしめられた感覚・・・いや、抱きしめられたのだ。
「ちょ、はな・・・」
千枝はいつものスケベ心かと思い、振り払おうとしたが。
(マジ・・・)
いつもと違う雰囲気を感じ取り、彼女の背筋に寒気が襲った。
陽介から殺気というか狂気に似たものを感じた。
「里中・・・・・・・・ゴメン」
「え、いや、まっ」
陽介は問答無用で千枝をコンクリートの床に押し倒した。
千枝の頭の中は真っ白になり、抵抗するどころかどうしていいかわからなかった。
腕を強く押さえつけられ、混乱もあって千枝の体は全く動けない。
「は、花村」
千枝は震えた声で彼を呼んだ。
冗談でセクハラ的なことをすることはあっても無理やりこんなことする奴ではないと信じていた。
信じていただけに怒りよりも恐怖が沸きあがってくる。
「・・・・・・・・・。」
陽介の目は狂気を帯びている。無言なだけに怖い。
「花村、冗談だよね・・・からかってるだけ・・・よね」
千枝は泣きそうな声で笑みをつくった。
―――嘘であって欲しい
そんな彼女の願いも虚しく陽介の体が彼女に圧し掛かる。
「いやぁ! やめて!!」
抵抗するも圧し掛かれた体勢では動けない、
彼女の脚は陽介の足で開いたまま固定さている。
陽介の手が彼女の股に入っていき、秘部に触れてくる。
「いや・・・」
彼の指が執拗に彼女の秘部を責め、下着が湿り気を帯びている。
千枝の意に反して背筋が軽く震えた。
陽介の片方の手が彼女の胸を掴んだ。
「い、痛い」
陽介は彼女のジャージのファスナーが開けると、
タンクトップとスポーツブラを一気に捲り上げた。
千枝の形のよい胸が露わになり、乳首が立っている。
「み、見ないで」
彼女は顔を赤らめ目を伏せた。
「かわいいな」
陽介は虚ろな声で囁いた。
「花村・・・こんなの・・・こんな・・・あっ」
陽介の舌が千枝の乳首に触れ、胸を強く揉まれる。
千枝は恐怖の震えと快楽の震えが入り乱れた感覚になすすべもなかった。
カチャリとベルトの音がした
千枝は次に何がくるか察すると体が硬くなった。
「や、やめて」
彼女は陽介と一つになることに強い拒否感を示した。
襲われたことにより嫌悪からではない。
不思議なことにこんなことをされても彼のことは好きなのだ。
むしろ、一緒にたいからしたくない。
・・・このままいけば取り返しがつかない予感が彼女にはしていた。
無視するかのように陽介は千枝の唇にキスをすると、
そのまま彼女の中にペニスを挿入した。
「ん・・・うっ」
千枝は軽い痛みに身をよじらせた。
彼女の膣は陽介のペニスをきつく締め付ける。
「里中・・・いい」
陽介がピストンするたびにクチュ、クチュと千枝の愛液と彼のペニスが絡まる音が響く。
千枝は絶望的な気持ちでその音を聞いていた。
(花村とはずっとあの時のままでいたかったな)
彼女の脳裏に笑顔の花村が浮かんだ。明るく笑っていた親友も既に狂気に堕ちている。
―――雪子。
もう一人の親友の姿が浮かんだ。
助けてと・・・と言おうとした時、雪子は背を向けて霧の中に消えて行った。
(そうだ、雪子は霧の中に消えちゃったんだ)
今までいると思っていたが、幻を見ていたのかもしれない。
陽介のように霧の幻を見て安堵して、忘れていたのだと彼女は思った。
千枝は中に冷たいものが流れ出したのを感じた。
(出しちゃったんだ・・・赤ちゃんできるかな)
陽介の吐き出した精液が膣の中で広がっていく。彼女の絶望のように。
「花村・・・」
千枝は陽介の顔を見つめた。彼の目は虚ろながらもどこか悲しげだった。
「いなくならないでよ」
千枝の目も虚ろで狂気じみていた。
深い霧が覆っている。その霧はとても怖くて・・・
―――どこか心地いい
690 :
685:2008/09/10(水) 00:09:02 ID:3drASdGG
投下以上です。
補足:雪子の生存はあえてぼかしています
こんなこと初めてだけどいいんです…
僕…阿部さんみたいな人 好きですから…
うれしいこと言ってくれるじゃないの
それじゃあ
とことんよろこばせてやるからな
言葉どおりに
彼はすばらしいテクニシャンだった
僕はというと
性器に与えられる快感の波に
身をふるわせてもだえていた
マガレキター!
流石にドMすぎるwwイゴが普通に見守ってるとはおもわなんだ
なんかそして終始ニヤニヤして読んでた俺きめぇ
>>685 おおお花村×千枝
俺は嫌いじゃないぜ!レイプなのに花村がどことなくへタレ
つーかエロパロ民の読み専に選り好みなど必要なし
しかしものすごい絶望感だ…番長がいなくなった後の町を思うと寒気するな
ラブラブな話も是非頼む
次のペルソナってどうなるんだろ
風の噂で、P3とP4のメンバーが集結してキタローを救うとかなんやら
>>685 花村×千枝GJ!なんか萌えた。自分もラブラブな方も期待
>>675 乙です。笑いましたww
ってか番長二周目かよww
お団子の女子高生がいる場所って興奮する
空き教室に連れこんで『愛』という名のプラモデルを一緒に作成したい
マガレの人も花村の人もGJだぜ
>>664 ありがとう
701 :
揺らぐ心:2008/09/11(木) 10:56:01 ID:FdZbDv7J
陽が落ちる黄昏時。
街はオレンジ色に輝き、遠方で電車の音が響く。
巌戸台駅を下り、少し歩くと”特別な者しか入寮できない学生寮”が見えてくる。
彼らはそこで暮らし、時には深夜、寮を出てまた帰ってくる彼らの居場所。
尤も、それは常人には感じる事のできない彼らの”戦い”であり、また既に終わった”戦い”だが……。
「はぁ……」
どこか寂寞とした気持ちで岳羽ゆかりは寮の階段を上って自室に戻るところだった。
既にくたくたなのか自分の部屋なのに遠く感じる。足取りは重い。
今日は休日だったので気分転換にと、買い物にでかけた。
しかし気持ちがそれどころではなかったので、結局徒労に終わったわけだが。
部屋に戻ると、わき目も振らずに体からベッドに倒れこむ。
この胸の空いたような空虚な心。
しばらく放心状態が続いた後、顔を上げたゆかりの目にストラップが止まった。
ムーンライトブリッジの開通式で売っていたマスコット。
それの記念として父が買ってくれたものである。
やっと心が通じ合えたと思った彼に渡し損ねた品だ。
それを手に取り、彼と過ごした日々を静かに語り出した。
「そしたら彼ってさ、私の目の前であっという間にサイフ盗んだ奴らをやっつけたんだ。でね、それから…」
ゆかりは喜々として手にしているストラップに話し掛ける。
「だけど、なんであの時素直に、なれなかったのかなー。私ったら、スネっちゃってさ……」
その声は段々とか細くなっていき、
「彼も…私の態度、見て困った顔してさ… …なんか申し訳なくて…けど、その日は…謝れなくて………」
ストラップをぎゅっと握り締め、瞳から一筋の涙がこぼれ落ち、
「ほんと… 優しい彼に… …惹かれていってさ…… …いつの間にか……好きに、なっちゃってて……」
抑えていた感情が一気に放出されたかのように彼女の瞳からぽろぽろと涙が溢れだす。
ついに何も答えられなくなり、嗚咽が止まらなくなった。
卒業式の最中に、美鶴を筆頭に出て行ったというのはやはり教師から叱られたものだった。
彼らは思い出した、約束を。
彼らは行った、皆で約束した場所へ。
それで矢も盾もとまらず出て行ったのだ。
彼の死に目を看取ったわけではない。
故に彼が死んだという事実は、精神的に脆いゆかりには強烈過ぎた。
そしてまた、彼の死に目に立ち会ったアイギスに嫉妬心も感じていた。
なぜ死んだのか? どうして死んでしまわなければならなかったのか?
その答えもなんとなくわかってはいるものの、認めたくは無かった。
702 :
揺らぐ心:2008/09/11(木) 10:58:02 ID:FdZbDv7J
ストラップを元の位置に置き、目元に泣いた痕を残したままゆかりは仰向けになった。
彼を思うあまり、今度は胸の内から込み上げてくるような性欲が湧いてくる
虚空を見つめたかと思うと、ミニスカートをめくった。
そこに真っ赤なレースのパンティが露になった。
本当なら告白するその日につけるものだった勝負下着だ。
パンティに手を入れ、くちゅくちゅと弄る。
縦に沿った唇に指を入れ、その内壁をこする。
奥まで入れたり内部を傷つけないよう優しく、それでいて激しく。
微かな喘ぎ声と息づかいが聞こえてきた。
彼への気持ちを吐露するかのような指捌きであった。
いや、彼に抱かれていると思ってゆかりはその自慰を続けた。
妄想の中の彼はゆかりの片足を上げさせ、彼女が履いている茶色のブーツを脱がした。
その白い足に口づけをすると、もう片方のブーツも脱がした。
やはりまたもう一方の足にもキスし、一日中歩き回った彼女を、彼女の心を労うかのように蒸れた足の匂いを嗅いで舐める。
「いやぁ…そんなとこ舐めないで……やだ…臭いからやめて…」
匂いを嗅いだ彼は恥ずかしがっているゆかりを見て微笑み、大丈夫だよと言っているみたいに目を閉じたまま舐めた。
そのまま閉じたまま舐める事を止めず、指の間までも丹念に舌を動かす。
彼の舌がゆかりの足の指を優しく包むように、その臭いを味わう。
ゆかりは嫌だと言いつつも、彼の行為を無碍に払えないでいた。
足フェチではないが、ゆかりには少しMな部分がある。
ピンクの普段着もファッションセンスがおかしいと言われるが本人は気にも留めない。
むしろ無意識の底に”もっと見つめられたい”という願望があったかもしれない。
そしていつか素敵な男性の目にとまって、母親とは違う素敵な人生をその男性と共に歩んでいきたい。
素敵な男性、それが今は亡きゆかりの想い人であった。
舐める事に飽いたのか、彼の両手はゆかりの胸に伸び、ブラジャーごとピンクのキャミソールを脱がした。
見せブラの上から彼の手が触れ、こりこりしている乳首を舐められ、彼女の口からまたも淫らな声が漏れる。
「だめ…や…っ…いやあぁあ…」
彼女も言葉だけで抵抗などしない。
彼は丸々とした胸を激しく揉みしだき、ゆかりの可愛い声を助長させる。
乳首部分を執拗に狙い始めるのは、彼女の弱点の一つだと知っているのかもしれない。
固く触りがいのある感触が背筋をぞわぞわさせて、彼女の赤かった頬がさらに紅潮する。
ついに唇と唇が触れ合い、互いの存在を確かめるように舌がいやらしくうねる。
703 :
揺らぐ心:2008/09/11(木) 11:00:14 ID:FdZbDv7J
ピンクの内装が施された部屋の中、ゆかりは一人で喘いでいた。
ブーツがベッドに脱ぎ捨てられ、M字開脚して自分の両胸をこれでもかと強く揉んでいた。
口が半開きのまま、舌が上へ下へ、右へ左へ動き回る。
僅かに開いた瞼が天井を向いたまま落ち着かず、ただ心ここに在らずといった状態だ。
やがて体勢を仰向けから逆の体勢にした。
尻を高く上げ、四つん這いになる。
Tバックの下着を惜しげもなく上に引っ張り、もう片方の手で恥丘を弄る。
ぷりぷりとした健康的なお尻がはっきりとなって、アナルさえ見えそうであった。
それが十分に済むと両手を後ろに回し、愛おしそうにお尻の肉を撫でた。
「ああ… あっ ああっ…」
口からはよだれがだらしなく垂れているが、”今の”彼女はそんな事は気にも止めない。
彼が舌先で下着の上からもう一つの穴をつついてくる。
尻肉を左右に動かし、しかしそれでいて下着で覆い隠された違う穴を舐める。
穴を舐められる度に全身を突き抜ける快感がゆかりを襲い、口からは甘い吐息が漏れてくる。
下着の間から割れ目の唇に指が一本入った。
蛇のように淫靡なゆかりの膣をかき回され、声にならない声をあげた。
パンティーが膝まで下げられると密で溢れた花弁が表れた。
彼はいきり立った自分の分身をゆっくりとゆかりの中に挿入した。
そのまま彼女の腰を掴み、リズミカルに腰を動かしてゆく。
彼が腰を打ちつけていく毎にゆかりのか細い喘ぎ声が漏れ、挿入している彼は動きを激しくしていく。
締まりの強い肉壁に彼の確かな硬さはそこを侵入、拡張する。
情欲の密はゆかりの太腿を静かに伝う。
快楽が渦のように頭の中で回り、やがて――。
数時間の後、彼女は目を覚ました。
どうやら絶頂を迎えたまま、寝てしまったようだ。
しかし目が覚めても彼はいない、ゆかりが恋する彼はもうこの世にはいない。
そんな誰にもどうすることもできない現実が、ただ立塞がっていた…。
だがゆかりは顔を上げた。
泣く暇があったら、もっと自分を鍛えればいい。
たくさん色々な事を勉強なりしてもっと彼の分まで生きていこう。
いつまでも泣いていたって死んだ彼も浮かばれないだろう。
そう、あの時…屍になった彼に約束した。”もう滅びは求めない”と……。
704 :
揺らぐ心:2008/09/11(木) 11:01:00 ID:FdZbDv7J
時の挟間―――…。
そこの闘技場の奥でゆかり…いや、ゆかり達は待っていた。
ゆかりと決意を新たにした仲間、美鶴がいた。
純粋にゆかりに尽くしたいという心でいっぱいだったが、同時に彼に対する申し訳なさ、自分に対する不甲斐無さも感じていた。
桐条という名のとばっちりで両親を亡くし、挙句に自分の命をも失った彼…。
そんな彼に礼の一つも言えないまま、彼は遠くへ行ってしまった。
ならば決断はひとつ、過去に戻って彼を取り戻せばいい。
あの巨大なニュクスをどうするという大問題があったが、まずはこの戦いの場を収めないといけない。
ニュクスと対峙したところで戦う手段、また戦って勝つ可能性はほとんど無い。
仮にニュクスと戦って勝ち、皆が一緒に生きて帰って一緒に卒業式を迎えられる可能性はさらに低くなる。
それでも…ゆかりはニュクスと再戦し、皆で一緒に帰る為にあの場で反抗した。
体の消失、魂の炎化…。
どうやら順平とコロマルが負けたようだ。
「次はいよいよ私達の番だな…」
ゆかりも美鶴も心臓が唸り声をあげている。
相手は真田、天田も破ってきたアイギス、メティス組。
しかもアイギスは彼のワイルドの力を継承していて一筋縄ではいかない。
メティスも一度オルギアモードを発動させられたら戦況は苦しくなるかもしれない。
ゆかりと美鶴は一瞬、私達が負けるかもしれない、という思考に駆られた。
味方になれば頼もしく、敵になればこれほど脅威になるのだ。
ゆかり達がそんなまだ戦ってもいない敗北感に包まれようとした時……。
「!!」
「っ!!」
突然、ゆかりと美鶴の胸が光り出した。
これには彼女達も驚き、その光の行く先を見守る。
更なる意思の躍動が、彼女達に秘められし力を呼び起こす…。
彼女達の切なくて悲しい意思、未来へと羽ばたこうとする意志が共鳴してるのだろうか。
「フフ、どうやらゆかりのイシスも、私のアルテミシアも力を貸してくれるそうだぞ。…恐らく今回限り、みたいだがな」
「ありがとう、イシス…」
ゆかりも美鶴も初めて自分(ペルソナ)に感謝をした。
負けられない、この戦い――。
好きだった彼にもう一度会う為、絆を分かち合ったゆかりと共に戦う為、彼女達は光の門をくぐる。
戦いの幕はきって落とされた…!
忘れてました、投下終わりです
乙!
FESではこいつらは皆アイギスの踏み台に(ry
アイギス好きな人もいるだろうにそういう言い方は荒れるもと
すまんかった
色々残念でつい…
709 :
7スレ393:2008/09/11(木) 19:34:02 ID:8p3sJvGx
>>543の続きを投下します。今回はエロなしです。前フリということで勘弁してください。独自設定はいってます。嫌な人はスルーしてください。
710 :
彼とわたし:2008/09/11(木) 19:36:06 ID:8p3sJvGx
窓からこっそりと抜け出すと、わたしはジュネスに向かった。
静かに雨が降り続いている。
走って、走って、こんなにもジュネスが遠かったのは初めてだった。
***
クマはフードコートで所在無さげ突っ立っていた。
「今日はどうしたクマか?」
「クマ、何にも言わないで。……テレビの中行きたいの」
「チエチャン顔色悪いクマよ」
「そんなに?」
「今にも死んじゃいそうクマ。今日は止めといたほうがいいクマよ?」
「いいから」
「強引クマよ……」
ぶつぶつと続けるクマを無理やり引っ張っていると、ひどく滑稽な風景だったと思う。
クマはテレビの中と聞いて、倉庫にしまい込んであった着ぐるみを着込んでいた。
***
テレビの中に飛び込むと、彼は入り口広場の地面に座り込んで、手すりに拠りかかっていた。
「やあ。千枝。遅かったね」
って言っても、時間間隔狂っちゃってるけど。
「……」
「いやいや、大丈夫。シャドウじゃないよ。……『いつも』の俺だよ」
目の前が暗くなる。ほっとしすぎると、こうなる。バカ。
「バカ、あたし、心配、したんだよ?」
クマの方をちらと見ると、にやにやしているのが分かる。ムカつくけど、仕方がない。
立ち上がった彼に走り寄って抱きつく。いつもの、意外に厚い胸板。彼は着痩せするタイプなのだ。
いつものように唇を求めようとして、体から顔を離すと、彼はぞっとするような視線をわたしに下ろしていた。まるで、暗い穴を覗き込むような。
「千枝、ちょっとだけ待ってて」
711 :
彼とわたし:2008/09/11(木) 19:41:05 ID:8p3sJvGx
それからの彼の行動を、わたしは映画のワンシーンを見るように、ぼうっと見ていた。
彼は足元に転がっていた金属バットを拾った。すたすととクマの方に向かって歩いていくと、大きく振りかぶる。ニヤニヤしていたクマは、怯えて何歩か後ずさった。
「ちょ、セ、センセイ。何するクマ?」
「いやいや、大丈夫、大丈夫。ちょっとだけ、気ィ失ってもらうだけ。うん。痛いけど我慢してね」
全力で振りぬくと、クマは間一髪で避けた。
「わ、わかったクマ。そりゃ、二人きりになりたいクマよねー。帰る、帰るクマ。しばらく経ったら迎えに来るクマ」
失礼しまクマー。転がるようにクマが逃げ出してしまうと、彼は金属バットを棄て、わたしの方へ向いた。
「話があるんだ。千枝」
***
わたしも、後ずさった。逃げるにも、クマはいない。この人は、いつもの彼じゃない。
「誰?」
「俺のこと?」
俺は、俺だよ。いつもの俺。
「信じて?」
悲しそうに眉を顰める彼の顔はいつも通りだった。抱きついたときの体の厚みや、微妙な匂いまで、「彼」と同じだった。
「……どうして、そんな目なの?」
「そんな酷い?」
「……」
千枝。相談があるんだ。
「千枝、俺にはシャドウはない」
「……うん。そうだね」
「どうして?」
わたしは、答える事ができない。どうしてだろうね。
「でも、いいじゃん?」
「良くない」
「どうして」
「人には闇がある。どんな人間にも、だ。千枝や花村から、久保まで」
「キミにはない。それじゃ、ダメなの? 裏表のない人じゃん。キミってさ」
それは違うよ千枝。
「どんな人間にもあるなら、なぜ俺にだけないのかな」
わからないんだ。千枝、俺、自分がどんな人間だかわからないよ。本当は、どんなことを考えているのか分からない。今「俺」が考えていることは、「本当」の俺が考えていることなのかどうなのか。そもそも、本当の俺はいるのか?
「わからないんだ」
わたしには、彼が何を言っているのかがよく分からない。なぜ今、なぜこんな形で。
「落ち着いて」
「俺は落ち着いてるよ」
「あのさ、シャドウが出ないからって、キミがヘンってことにならないんじゃないのかな?」
「誰だったかな、思い出せないんだけどさ。『シャドウと向き合うって事は、本当の自分に向き合うことだ』ってさ。言ってなかったけ?」
「誰か言ってたかも」
「じゃあさ、シャドウがない俺には、本当の自分がないってことなんじゃないかな」
「違う、よ」
簡単なロジックを、崩せない。頭が悪い自分を呪っても仕方がない。ただ、否定することしか出来ない。違うよ。違うよ。
「千枝と付き合い始めた頃まで、俺、結構辛かったんだ」
あれは、直斗くんをテレビから救った直後だった筈。
「いつから、そんなこと考えてたの?」
「完二助けた辺りからかな。なんで皆にはあって、俺にはないんだろ。ってさ」
自分「だけ」違うことが、わたしぐらいの年齢の人間にとってどれだけ苦しいことかは、誰しもが知っていること。
712 :
彼とわたし:2008/09/11(木) 19:41:56 ID:8p3sJvGx
「でもさ、千枝と付き合い始めてから、本当に、楽しかったんだ」
「あたしも、だよ」
「うん。嬉しい」
「これでお別れってわけじゃないよ。幾らだって会えるじゃん。そりゃ、今までよりは減るだろうけどさ、だからって、あたしたちの絆が消えるわけじゃない。そうでしょ?」
「そうだけど」
寂しいんだ。寂しくて、仕方がないんだ。
「千枝が好きだって言ってくれたとき、凄く嬉しかった。俺みたいな奴で良いのかって、凄く、嬉しかったんだ」
でもさ、別にそれで悩みがなくなったわけじゃないんだ。
本当の俺は、どんな人間なんだろう。
「あたしは、知ってるよ」
優しくて、強くて、格好良い。本当は甘えん坊で、寂しがり屋だけど、いざというときには頼れる人。
「それじゃ、ダメなの?」
「千枝。それ、本当の俺なのかな」
この町に来てから、色々な人と出会えた。皆良い人だった。でもさ、色んな人と絆が深まる程に、辛くて、辛くて、仕方がない。
「俺には無い。自分が、無い。無いんだ」
俺、全部わからなくなっちゃったんだ。本当の俺ってどこにいるの?
彼は、頭を抱えてうずくまってしまった。
わたしは、自分を責めた。わたしたちは軽く見ていたが、彼はこんなにも悩んでいた。
彼は、悩んでいた。それなのに、わたしたちは、彼に頼りっきりで、彼を思いやることが出来なかった。彼にばかり心配させて、彼を心配することが無かった。
「ごめんね」
わたしは、彼の名前を呼んで、頭を抱いた。
どれだけそうしていだろう。
「千枝、俺、幸せだった」
「うん」
「でも、本当の自分すら見つけられない人生なんて、生きる価値も無い。そう、思わない?」
憎むべきニヒリズムに、彼が堕ちた。
わたしは、混乱しながら、何かをしなければならなかった。
彼が、好きだった。
>どうしようか・・・。
ニア彼を怒鳴りつける
黙って、彼の目を見る
713 :
7スレ393:2008/09/11(木) 19:42:46 ID:8p3sJvGx
以上です。失礼しました。
ま、まだ続きますよね?ドキドキ
715 :
7スレ393:2008/09/11(木) 20:25:44 ID:8p3sJvGx
>>714 チエチャンはどっちを選ぶべきでしょうか。
>>715 もしかして選んだほうでグッドEDかバッドEDか決まったり?
717 :
7スレ393:2008/09/11(木) 20:49:58 ID:8p3sJvGx
>>717 こ、こえぇ・・・
個人的には「黙って〜」のほうで
わからん…
千枝ちゃんなら怒鳴って〜かと思うが、黙って〜のほうがGoodENDかもしれん…
GoodENDの選択肢のもので!
いっそ両方みたい!!
>>713 おおおっ!!待ってました。
うーん、難しいなぁ。
こういう時だからこそ、黙っての方が良いのかなぁ。
千枝ちゃんの優しい母性愛で番長を包み込むとか?
こええww選択肢選べないわw
とりあえず両方書いて欲しいが。
ここは
ニア 彼を怒鳴りつける
723 :
7スレ393:2008/09/12(金) 01:14:53 ID:pRkIsPG2
>>712の続きを投下します。独自設定入ってます。嫌な人はスルーしてください。
724 :
彼とわたし:2008/09/12(金) 01:15:47 ID:pRkIsPG2
わたしは、黙って彼をみつめた。
言葉は要らない、とわたしは思った。
万感の思いを込めて彼をみつめた。キミのこと、好きなんだ。キミが、そんなこと言ってるのを、見過ごせるわけ無い。
「……」
「……」
彼も、何も言わない。
見つめ合う。
わたしは、今までのことを思い出していた。
本当に好きな人と一緒に居られるということが、どれだけ幸せなことか、わたしは彼に教えてもらった。好きなの。
彼が立った。
彼は、わたしの両肩を掴んだ。痛かった。
「え、な、なに。どうしたの」
ちょっと、やめて、痛い。離して。
嫌がると、ドン、と突き飛ばされて、わたしはしりもちをついた。彼に暴力を振るわれたのは初めてだった。
「え、え?」
頭が真っ白になる。どうして、どうして。
彼が、ベルトに手をかけているのが見えた。かちゃかちゃと音を鳴らして、あっと言う間に脱ぐと、それはもう、凶器になっていた。
「待って、ダメ。いや、な、無いでしょ、普通」
彼は表情すら変えず、わたしに飛び掛って、馬乗りになった。
無理やり、ジャージを脱がされる。スカートを捲り上げ、スパッツをに手をかける。嫌がれば嫌がるほど、彼はわたしを押さえつける力を強くした。
「いや、やめて!」
彼の体に、手が当たった。彼の目が、微かに怒りを帯びた。次の瞬間、重い重い拳が左胸のあたりに入った。肋骨に鈍い痛み。もしかしたら、折れたかもしれない、と私は思った。
彼は、初めてわたしに純粋な男として振舞った。自分勝手で、気に入らないことがあれば力ずくで押さえつけてくる。わたしの中で、痛みより、怒りより、絶望が勝った。力が抜けた。
彼がわたしの体を貪り始めた。目を開けられない。彼が、どんな顔をしているのか確認するのが怖かった。
手つきは荒々しくて、いつものような優しさは欠片もなかった。快感や陶酔などあるはずもなく、ひたすらに嫌悪感だけが込みあがるだけだった。
すぐに、彼はわたしのあれに唾を塗りこみ、入れてきた。
痛かった。内臓をひっ掻き回される痛みは今までに経験したことすらないモノだった。初めての時すら、彼は優しい痛みだけを感じさせただけだった。
腰の動きが早くなる。イくのだろう。
「……中に、出さないで」
彼は無言だった。応えないまま、体を離す。
ぬるりとした感覚が、ようやく閉じた内股にあった。それがあれなのか、それとも粘膜からの血なのか、考えるのも疎ましい。
わたしは、泣いた。子供のように声を挙げて泣いた。
それだけ、もう以前とは違う「彼」も、邪魔はしなかった。
終わってしまえば、やりきれない気まずさが残っただけだった。
「なんで、なの?」
「これで、おしまいだね」
あとは、彼は、口を閉ざしたままだった。わたしも、もう何も言えなかった。
わたしたちは、クマを待った。
永遠にも近い時間を過ごした後、クマが来て、それでお別れだった。
クマは、何も言わなかった。
中で何があったのか、知っているのか知らないのかは今でも分からない。
ただ、ボロボロに破られてしまった服の替わりを買ってきてくれた。そんなちょっとした優しさが辛くて、わたしは泣いた。
もう、夜だった。
家に帰って、父親に油を絞られた。部屋に戻って、また、泣いた。泣いて、泣いて、泣きつかれて眠り込んで、それでも目を覚ませば、朝だった。
725 :
彼とわたし:2008/09/12(金) 01:18:34 ID:pRkIsPG2
***
今になると、彼がどうしてそうしなければならなったか、分かるような気がする。
***
警察学校では、寮に入らなければならない。一年間の寮生活は不安とも言えなくはなかったが、新たな仲間との出会いを想像すると、楽しみだった。
「千枝、用意できてるの?」
「うん。できてるよー」
「確認しときなさい。あんた、いつも何か忘れてくんだから」
母親は、笑った。娘のひとり立ちを心配したのは父親だけだった。母親は笑って見送ってくれる。父親は、出発を見る前に出かけてしまった。お父さん、泣き虫だから仕方ないわ。千枝、分かるでしょ?
「あ、なんか分かる気がする」
満足げに、母親は再び笑った。
「いつごろこっちに顔出せそうなの?」
「ちょっと分からないなあ」
週末には外出許可を得て帰ってくることができるけど、わたしはそのつもりはなかった。警察官として一人前になるまで。
「お母さん」
「なーに?」
「今まで、ありがとね」
「イヤよ、別に今生の別れじゃあるまいし」
「うん」
「ほら、確認してきなさい」
部屋で、荷物を確認する。
これで当分帰ってくることがないと思うと、感慨深かった。
何の気無しに机の引き出しを開けると、写真が一枚入っていた。ついに棄てることができなかったその写真を、わたしは忘れようとして、とうとう忘れることは出来なかった。
心の底から幸せそうに微笑む、「彼とわたし」。
――彼は、自分に負けてしまった。
誰も、自分が何者であるかなんて答えられる筈がないというのに。
その問いに押しつぶされてしまった。
彼は、都会に帰っていった。わたしは、見送りの列にはいなかった。泣いてしまいそうだから、と言い訳をして、それが嘘であることは皆知っているようだった。テレビの中で、何があったかは知っているかどうかは分からない。
里中、別に、男はあいつだけじゃねえからさ。
「たしかに、いい男だったけどな」
暢気に花村は言っていた。
そんな花村も、都会の大きな大学になんとか合格して、もう引っ越していった。
雪子は本格的に女将修行。りせちゃんはアイドルとして日本中を駆け回っている。 直斗くんは、相変わらず探偵として活躍しているみたいだ。
完二くんは手芸の腕を磨くために沖奈市の専門学校に行くという。
わたしは、地元の県警の採用試験に合格した。今日、警察学校の寮に入寮する。
皆、それぞれの道を歩み始めた。
寂しくもあり、頼もしくもある。
彼はどうしているのだろう、とわたしは思った。
あえて堂島さんには聞かない。堂島さんや、仲間たちも何も言わない。
自分が「からっぽ」であることに耐えられない彼は、これからどのような人生を送っていくのだろう。この世界にからっぽの人間なんて幾らでもいる、と誰かが言っていた。不幸面するな、と。
でも、人間の悩みなんてこんなもので、こんな悩みで自殺する人も一杯いる。
要するに、そういうことなのだとわたしは思う。
――彼はすべてを拒絶した。わたしを拒絶し、仲間を拒絶し、無言で去っていった。
彼は、真面目すぎた、とわたしは思う。彼は、自分を見つけられないことに悩み、疲れ果て、それでも頼られて、ついには壊れてしまった。真面目さゆえに、彼は逃げることができなかった。
彼はシャドウに克つことなく、ペルソナを使えた。シャドウを持たぬことは、弱みがないということ。弱みがない人間なんていない。だから、彼は、自分をマトモな人間ではない、「からっぽ」であると断じた。
今となっては、なぜ彼がシャドウに克たずにペルソナを使えたのかは、分からない。
彼は、既に遠い都会に融けてしまったのだ。
726 :
彼とわたし:2008/09/12(金) 01:20:26 ID:pRkIsPG2
「バカだよ。キミは」
彼は「からっぽ」な自分に耐えられずに、壊れてしまった。
――すべてが彼を苛み、ついに彼は「彼」であることをやめてしまった。
俺は、からっぽだ。と彼は言った。
「百歩譲って、たとえキミの言うとおり、キミがからっぽだったとしても、あたしは、キミのこと好きだった」
そもそも、キミはからっぽじゃなかったじゃん。駅に見送りに来てくれた人たちだけじゃない。町に、キミのことを懐かしむ人がどれだけいることか。それでも、キミは、自分が空っぽだって言うの? からっぽな人間を、あんなに多くの人が覚えているはずないじゃん。
「バカ、バカ」
悔しかった。悲しかった。辛くて、辛くて、胸が張り裂けそうだった。
追いかけていって、殺してしまいたいとも思った。真っ暗な穴のようなまなざしのまま、彼はわたしのもとから去っていったから。あんな目をした人間は、どこにもいなかった。
足立でさえ、暗い希望に目を輝かせていたのだ。
それでも、少しずつ、わたしは諦めていった。
薄情だ、という人もいるかもしれない。だが、わたしはそうでもなければ、死ぬ以外に道はなかった。
彼から来た最後のメールだけが、わたしをこっちに曳き止めた。
日付は去年の三月二十日。時刻は二十二時三十四分。
千枝は幸せになって。みんなにも、頑張って。って伝えて。
彼は、からっぽな自分を否定して欲しかったのだと思う。どれだけ虚しい言葉でも良いから。
誰だって、そうだ。それなのに、わたしは、言葉を惜しんでしまった。
彼は、色々な人を気遣ってばかりだった。
わたしや、わたしたちは、彼に頼ってばっかりで、思いやることが出来なかった。
それが、あやまちだった。
「キミは、バカ。でもね、でもね」
ほんとうに、本当に、本当に。
「好きだった」
それだけ、信じて欲しかった。
だって、だって、それは。
「キミが空っぽじゃないことの証明だったんだよ?」
だって、そうじゃない。
キミは優しかった。キミは強かった。キミは格好良かった。キミとの思い出が数え切れないほどある。キミと命を賭けて一緒に闘った。あんなに恥ずかしいこと、一緒にやったじゃん。
シャドウがあったあたしは、からっぽじゃないんでしょ。そんなあたしが、キミのことこんなにも好きだったんだよ?
あたしが、証明してあげたかった。ひとりの人間が、からっぽな人間なんて好きになるはず、ないでしょ?
ねえ、キミは、キミは……。
「からっぽなんかじゃ、なかったんだよ?」
愛していると、好きだと、本当なのだと、あんなにも繰り返したというのに、彼にその言葉は届いていなかった。
それが、何よりもの苦痛だった。
涙が、零れた。
彼とわたし。
写真を破る。
守ってあげられなくて、ごめんね。
「さよなら」
握り締めたまま、わたしは泣き続けた。
727 :
7スレ393:2008/09/12(金) 01:21:15 ID:pRkIsPG2
以上です。長々と失礼いたしました。保管庫への移転有難うございました。
また機会があれば。では。
えーーーーーーバッドエンドかよおおおおorz
ショックでお礼書き込むの忘れた\(^o^)/
お疲れ様でした!2人の辛さを思ったらすごい涙が出そうになった…
グッドエンドもあるなら是非お願いしたい
是非お願いしたry
これがグットだとしてもバッドのほうも見たいです
お疲れ様でした
うわぁぁぁぁぁ
なんかもう、泣いた。
誰も幸せじゃねぇじゃないか!
是非とも
ニア 彼を怒鳴りつける
を所望する。
千枝ちゃん吼えろ。
主人公はどうなったんだろうと思ってたりした
733 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 05:51:36 ID:GwB3DJsd
うわぁぁぁぁ!!
バッドエンドかよぉぉぉぉ!!
あそこで怒鳴り付けたら逆効果かなー、と思ったんだけどなーw
夜勤中に見ちゃったもんだから、欝が倍増。仕事が手につかなくて参ったぜw
ともあれお疲れ様です。
投下2回目の時のような、番長と千枝ちゃんの甘い甘ーいラブラブな関係を是非ともグッドエンドルートで。是非とも。
番長を立ち直らせるのは千枝ちゃんしかいないぞ!!
2回読んで2回泣いた。
千枝ちゃんに鬱は似合わないよ…。
お疲れさまっした。
しかしなんつーか、
何甘えとんじゃぼけぇぇぇぇ!とぶん殴りたくなる番長だったな。
クマを見習えクマを。
ホントの空っぽから自分を作り出したってのに。
なんか千枝以外、コミュMAXにできなかったっぽ。
しかし人によっては、番長は八面六臂な八方美人ぶりを見せるカメレオン番長になるからな。
(マガレや菜々子を含めて)八股なだけに。
自分をもってないと言われるのも無理はない。
…………以前から思ってた事だけど言うわ
人が投下した後に、そんな時間経たずにすぐ投下ってどうなのよ?
せめて投下されてから1日くらい経過するかして待ってみたら?
早く投下して反応を見たい気持ちはわかる、すげえわかる。俺もそうだからな
でもそこをぐっとこらえて、推敲したりして作品のクオリティをさらに上げるとかする事あると思うよ
保管庫も名無しのナンバーを基準にずっと辿っていくと、今に始まった事じゃないのはわかる
実際に投下した後にすぐ投下した経験ある人、どう考えてそんな事やってるのか教えて
読み手からすればそんなの関係ないし、いちいちそんな事を気にしてちゃ、投下できるタイミングなんて無い。
そもそも後から出した人に話題性で負けるって事は、所詮はその程度の出来って事だろ。
面白ければ時間が経ってもレスが付くんだし。
馴れ合いじゃないんだからさー。
たまに自治厨というか、俺ルール押し付けてくる奴が沸くな
華麗にスルー汁
>>737は同日投下されてレスがつかなかった書き手か?
そりゃ残念だったな。
まぁ俺は面白けりゃいつ投稿された奴でもレスつけるぜ。
レスがつかないってことはつまり、そういうことだ。
>>737の言う事も分かるけどな。
「所詮はその程度の出来だ」なんて自作に対してすんなり納得できる書き手ってそうはいないよ
まして相手から言葉にされて言われちゃあね。
何より何日も評価される時間があってレスつかないならともかく、直後に新しいSS落とされてそっちに評価が集中したら
普通人の感情として、後から評判をかっさらわれたと思わないか? 実際感想書く方だって面倒でしょ?
ルールの押しつけはよくないけど、書き手スレでは暗黙の了解となってるルールだぞ>投下間隔をある程度空ける
毎日毎晩投下があるのが当たり前って読み手からすればウハウハだが
スレの寿命とか、書き手の都合とか、いろいろあると思うんだけど。
時間をかけてよりよい作品が読めるのなら、そっちの方が自分は嬉しいし。
…とか言ってもどうせ「く〜きよめよ〜」で済まされるんだろうけどナー
で、こうやってgdgd下らん事言い合って投下し辛い空気にする事が一番の問題だと思うがね
つーか、前も同じ話題になった事があったよな。
同じ人か?
あー、上の方で同じ事やってんな
定期的に沸いてスレ荒らしたいだけだなこりゃ
直後ゆーても数時間空いてんじゃん。
間髪空けずに投下されてるわけでなし、問題なかんべ。
>>737 言いたいことや気持ちは非常によくわかる。でもそんな事気にしてたら、投下されるものも投下されなくなっちゃうぜ!
そのうち気にならなくなるんじゃないか?
ちょっと前の主×マガと花×千枝なんか連続投下だったけど、両方良かったしちゃんと両方にレスついたじゃないか。
でもまあ投下するなら、タイミングも考えるべきことだろう
誰も投下もしてない、雑談も盛り上がらないような時なんてこれまでいくらでもあったのに
>>737,743
「和やかな雰囲気を壊してまで言う価値があるの?」としか言えないな
場の空気冷えさして君達に何かメリットがあるのかな?
同じ話題でちょっと前常駐スレ荒れたからほんと不愉快だわ
暗黙のルールとかいってないで気になるなら明文化しとけよ
レスがつかないのはそれまでの話だってことだろ
俺は最低な奴だ
俺についたレスにレスする為に、いくつかその為の駄文が浮かんだ
馬鹿正直に1レス1レスに意見して長文になるか、
投下した書き手が来るのはまだか? と、さらに火に油を注ぐのか、
自分の意見を以て、相手を煽り・レッテル貼り抜きで正々堂々と意見してほしいと願うか、
だから荒らしやヲチ人からこのスレが目つけられるんだよと説教するか、
「煽る割に本当は気遣ってるんだよな?」と無意味な期待するか
どれも頭に浮かんで、どれも消えていった
荒れるような事言って荒らしてしまったので、責任とって頭が冷えるまでスレから離れる
戻ってくる頃には……というか既にもう、純粋に読み手の心に憧れる気持ちは無くなってしまったな…
真面目に言ってんのか知らないけど、いくつかの心無い一言がぐさっときたわ。嘘でも言って欲しくなかった
最後に、このスレが長生きするのを祈っておくよ
>>737 言ってる事は尤もだし個人的には賛成なんだけどもうその考えはスレに合っていないんだよ
前にも同じ事が言われたけどなんら変わることなく仕舞いには自治厨、荒らし呼ばわりなわけだぜ
多分書き手なんだろうけど言っても無駄だし諦めた方がいい
それで自分がスレに合わないと思ったらぐだぐだ言わず保管庫から自分の作品を削除でもして去った方がいい
俺もスレから離れようと思ってるしな
ここはお前の日記帳ですかと
また霧が出てきたな・・・
>>752 はいはい最低最低
駄文はジュネスのチラシの裏にでも書いててね
>>753もさっさと消えればいいよ
言ってることが未練がましくてうっとうしいし
以下何事もなかったようにいつもの流れ
主人公の性格はどんな感じなんだろ?
それはまぁ人それぞれではあるけどね
>>752 ドンマイだよ。自分にとって当たり前のことが理解されないときもある。
自分がその立場にならないとわからないからね。
まあ、規制が解除されて投下、とか何か理由があったのかもしれないしさ。うん。
しかし読み手は時に残酷だよ。ドンマイ。
なぜ書くのか
ただ書きたいから書いたのか
褒めてもらいたいから書いたのか
ま、両方だよな
762 :
7スレ393:2008/09/12(金) 21:43:23 ID:pRkIsPG2
何かあれで終わるのは自分でも納得いかなくなりました。
つか、チエチャンが可哀想でしかたがなくなってしまった。
ということで、出来上がり次第、グッドエンドの方で投下させていただきます。
チエチャンらしさもガンガン発揮させますよ!
だから千枝スレの人、続きを書くのは勘弁してくださいw
やったー!
>>762 いつまでも待ってるから!!キミの事を想って!!全裸で。
キャラスレの住人ってここチェックしてる奴多いのか?
全裸で寝るようになったら風邪とか全然ひかなくなったよ
マジで
ひとつだけいっとく。
>>737に空気嫁とか言ってると確実に書き手、特に職人と呼ばれる人は減る。
実際、ピーク時に比べるとSSの量は減り、質は間違いなく落ちてる。
ということで俺も消える。
このスレには二度と投下しない。
書き手への配慮を全くしない読み手のわがままで書き手が3人も減った事実だけははっきり覚えておいた方がいいぜ。
保管庫から削除してこのスレを去ったあの人の気持ちが今さらながらよくわかる。
千枝の一人称を「わたし」にしてタイトルにするとか致命的にありえないSSに神とかこのスレ終わってる。
千枝の会話での一人称「あたし」
女の子としての自分の心「わたし」
なにもありえなくない
主直も好きだが、主りせも好きだと思う今日この頃
つか、もう700か。早いなー
書き手が立て続けに投下するのは駄目で、自分の下らない自論で空気を悪くするのは許されるんですね
そもそも人の作品を貶すような奴の文章なんか読みたくないわ
P4FESは有り得るか…?
秋に発売する小説の内容はたぶん一月から三月までの間に起きた出来事だと思うけど
>>776 FESは出す予定無いとか言ってなかったっけ?
大分売れたからどうなるか分からないけど
自称書き手様の「もうここでは書かない」宣言は3時代含め何度目でしょう〜
最早お家芸
>>780 そこまでするんならP5作るべきだと思うんだ
てかこういう話題は別のスレでしたほうがいいな
ああ、そうだな
以後気をつける
主雪が好きだが、このスレでは最近見ない・・・
自分で書け?エロいのはどう書いたものなのか
つか、自分で書いたのは抜けるんかね?
>>783 人によりけりだが、「抜けない」人が多めだった気がするw
自分で書く場合、創作の段階で「抜き切る」気がするw
だよねー
どっちかというと、普通のスレで書けないエロネタ含んだ萌えSSを書きたい、という欲求が先行してて、抜けるかはそれほど問題じゃない
しかし自分の自己満足にならずに、他人が読めば抜けそうな文を書く、かつ自分も楽しむ
難易度高いよ
>>770 エロパロ板のペルソナ3スレがあれだけの廃墟になった理由を、ほんの少しで良いから思い出してあげてください。
>保管庫から削除してこのスレを去ったあの人の気持ちが今さらながらよくわかる。
コレ確実に本人だとおもうんだが…
いい加減に釣りやめれ。
本人だっつうなら投稿した作品くらい挙げてから話せばいい。
つかそれができないようじゃ本人だなんて認めてもらえるはずもない。
てかマジ荒らしうぜぇ
んー、まぁしかし不毛な議論は控えたいね
作品が投下されにくい土台にもなるよ
791 :
7スレ393:2008/09/13(土) 10:04:18 ID:jJy9qqiH
>>770 おそらくレスはないだろうけど、ご指名のようなので少しだけ。
「書き手への配慮を全くしない読み手のわがままで書き手が3人も減った」
とありますが、読み手のわがままって何を指すのですか?まったく意味がわかりません。
読み手が書き手に対してするべき配慮とは、趣味に合わないSSを罵倒せず、スルーすることだけだと思います。
また、個人的には連投されても別に構いません。
>>748が正しいように思います。
好みだろうとそうでなかろうと反応が欲しいってことじゃない?
俺も無反応は堪えるから、気持ちがわからんではない
でも、それは書き手から要求していいものでもないとも思う
職人さんがここからいなくなったってのは、もっと別のところにあると思うけどなあ
まぁ原因究明に意味なんかあるのかは知らないが
てかね、ここって基本的に書き手の好きな様にやって、好きなタイミングで投下して。って方針なのよ。
カップリングにしろなんにしろ、それは書き手の自由にやって下さい、書き手最優先なんだし、
そういう事に口出ししまくった結果がペルソナ3時代の廃墟のような末路だった訳で。
書き手同士の暗黙のルールだとか、クオリティ云々だとか、作品に対する批判意見だとか、そういうのがあるのは理解は出来るけど、
そういう部分に口出しをしたら、まーた3の時と同じ事になるから黙ってろ、空気嫁と言われちゃう訳。
で、間違ってないよね?
この件で去っていた書き手さんって、3時代がどういう状況だったのか分かった上での発言なのかな?という疑問が強いんだよニャー。
全裸で。
お前らはエロい話が出来ないのか!!!!!
お願いだからセックスの話をしろよ
全裸は良い…
3時代とやらは実は全く知らんが、おおよそは理解した
つまり好き勝手に書けということだな?
というか書き手云々言ってるやつ一人の自演だろ
>>796 上の方で騒がれた、グロだとか寝取られとか鬼畜とか設定改編とか、
この辺は賛否が非常に強くて反発もあるから、本当に自由にって意味では難しいけど、
警告文を冒頭に書いとけば良いんじゃない?
読み手も嫌ならスルーをするし。
>>795 お前は半裸の良さを何にも分かっちゃいねぇ……
雪子のストッキングとか
完全に無いより、脱がしかけか破けてる方が興奮するんだよ!!
一応このスレの投稿日時抜き出してみた。
2008/08/20(水) 14:58:13
2008/08/21(木) 05:12:12
2008/08/25(月) 10:34:12
2008/08/25(月) 13:53:00
2008/08/25(月) 18:18:47
2008/08/25(月) 21:59:55
2008/08/26(火) 20:53:20
2008/08/27(水) 01:49:05
2008/08/28(木) 01:10:24
2008/08/29(金) 21:05:20
2008/08/30(土) 00:12:09
2008/08/31(日) 19:41:36
2008/09/02(火) 21:25:25
2008/09/04(木) 09:48:51
2008/09/05(金) 01:50:39
2008/09/05(金) 05:45:35
2008/09/07(日) 06:30:44
2008/09/07(日) 17:03:39
2008/09/08(月) 22:29:58
2008/09/09(火) 13:28:39
2008/09/10(水) 00:06:35
2008/09/11(木) 11:01:00
2008/09/11(木) 19:41:56
2008/09/12(金) 01:20:26 (※上段と職人さん同じ)
大騒ぎするほど連投ラッシュになってない件。
よって荒らし決定。スルーしましょう。
むしろ雪子のストッキングを丁重に且つ卑猥に破っていこうぜ
千枝の脚線美を思う存分舐めるように堪能したいぜ
直斗に和やかに愛のある悪戯をしてやりたいぜ
マガレ姐さんのエロス調教をちょっとだけ受けてみたいぜ
全裸でな!!
エロ、誰か たのむ
マギーはあんなドSっぽく見えてウブっていうのも良いと思うんだ…
千枝ちゃんとラブラブになりながらセックルしたい。
スパッツは脱がせるんじゃなくて、局部だけ破いて挿入れるのが良い。
「ま、また破いたー。高いんだよ、コレ。番長くんって、Hになるとちょっとへんたいになるよね。そういう所も好きだけどさ」とか言われたい。
そしてまた破く為の新しいスパッツを買ってやるんですね分かります
クリアしたばかりのエロパロ解禁でリビドーMAXなんですよ
テンション高くてフヒヒサーセン
直斗とりせはどこを破くのが一番エロいか考えるか
でもストッキングじゃなくスパッツ破くって
けっこうパワーいりそうだな。
「番長君すぐスパッツ破くから、ボディペインティングでスパッツ描いて来ちゃった」
「ちょ、おま、それじゃあ燃えな………いこともないか?物は試しだ、突撃!」
柏木はあんな淫乱っぽく見えてウブっていうのも良いと思うんだ…
>>806 バッカ。
ハサミでちょっとだけ切り込みを入れて、力のパラメーターの高いアルダーやフツヌシのペルソナをセットすれば楽勝よ。
セックル時は勝ちオタスキルを持ったマーラ様で、何連戦も可能なんだよ…。
直「その…き、汚いから、あまり見ないで…」
番「見ないとうまく入らないよ」
直「や、優しくしてくださいね…?」
番「ん。入った…動かすぞ」
直「ひぁんっ!」
番「直斗、力を抜いて」
直「んっ…先輩…」
「やっ…だめ!」
「せ、先輩っ……ぁあっ」
「あ、うっ!そこ…い、痛っ…」
「ん…だんだん気持ち良くなってきた…かも…」
番「よし、綺麗になった」
直「ありがとうございました。またしてもらってもいいですか…?///」
り「先輩!次わたしの番〜!」
番「よし、耳貸せ(パンパンと膝を叩きながら)」
花「おまえらさっき完二が泣きながら走ってったぞ」
そうか!勝ちオタスキル持ちマーラ様の恩寵か!!
番長が何股交際も可能な理由が判ったぜ!
・・・通常人には、物理的に無理な気がするからな・・・
>>809 紛らわしいw番長になら俺の耳を掘られてもいい
完二と一緒に泣きながら走ってくるわ
>>809 番長「布石は打った!
これで次回から堂々とセクロスしても耳かきとしか思われまい!」
雪子のパンスト(;´Д`)ハァハァ
すっぴんの柏木ならアリ・・・かもしれん
>>809 そうか…耳の性感を開発しているのか!
りせ「完二ぃ〜、あんたも番長君にきれいにしてもらいなよ〜、きもちーよ?」
817 :
7スレ393:2008/09/14(日) 02:55:19 ID:tJV3hpC4
いかん、名前を消し忘れた。
>>817は気にしないで下さい。
連投申し訳ない。
393氏のグットEDに期待しつつ投下しますよ
主人公×千枝ちゃんで一条くんがかませ役っぽいので
一条好きは嫌ならスルーしてください
コミュイベントの内容をあえて前後させてるのもスルーして
ここのSSで番長にするのは微妙な気がしたので
デフォネームは「月森 孝介」にしました
脳内変換よろしく
「付き合ってくれ」
まさかあんなタイミングで言われると思わなかった。
もちろん嫌なわけなんかない。彼は優しいし、成績だって学年トップだし、料理だって
あたしのお母さんより上手だし…そんな人があたしにそんなこと言ってくれるなんて思わなかった。だからとっても嬉しかったのに
「あたしでいいの…?」
なんて言っちゃった。でも彼は優しく微笑んで
「千枝じゃなきゃ嫌だ」
って言ってくれた。そんなこと言われて断れるわけないじゃない!
「よ、よろしくね…」
こんな風にしか返せない自分が嫌だったけど彼は優しく手を握ってくれた。
なんでこの人こんなに優しいんだろう・・・?
彼と付き合って2ヶ月、体も重ねた仲だから彼の家に行くこと自体は恥ずかしくない。
初めての時も彼はすごく優しかったし…
でも今日はあたしの決心を伝えたかったからそれに関しては恥ずかしい。
821 :
主千枝2:2008/09/14(日) 05:03:33 ID:n3YPamU3
…放課後…
「一条と話があるから屋上で待ってて、すぐ行くから」
って言われたからいつも通り屋上で待つあたし…でも彼はホントにすぐ来てくれた。
「早かったね?」
「今度遊びに行く打ち合わせしただけだからね」
「そうなんだ、一条くんと長瀬くんと仲良いよね、やっぱり部活仲間だから?」
「そんなとこ」
「やっぱりいいね〜男同士の友情!って、あ・・・」
彼が黙って手を握ってきた…もう、こんな事されたら顔に出ちゃうよ…
「あ、あのさ、今日もキミの家行っていい…?」
「いいよ」
相変わらず優しいんだから…
「じゃあ、行こ…?」
822 :
主千枝3:2008/09/14(日) 05:06:47 ID:n3YPamU3
…孝介の家…
「このソファー座り心地いいよね!」
彼と並んでソファーに座る。学校の席じゃ隣同士だけどこういうのって特別な感じ…じゃなくて!
言わなくちゃ、あたしの決心…
「あ、あのね、キミに聞いてほしいことあるんだ…」
なんだか告白の時より恥ずかしいな…
「あたしね、やっぱり自分の価値なんて全然…わからない」
「けど、それはずっと探していけばいいって思ったんだ」
「その…できれば…キミと一緒に…」
彼はにっこり微笑んで…
「一人で探してくれ」
うん、そうそう一人で…って、ふぇ!?ど、どうしたの孝介くん!?
「な、なんでそんなイジワル言うの!?もー殴るから!」
あ、あれ、なんだろう…花村に言われたらぶっ飛ばしてるのに孝介くんだと…
「…バカ…」
あたしの顔、多分真っ赤になってると思う…あんなこと言われたのに…
ってあれ、なんかあたし抱きしめられてる…
「あ、このジャージいつも着てるからクサいかもしれないから!」
頭の中こんがらがってよく分かんないこと言ってるあたしを見ながら彼は
「千枝の匂いなら臭くてもいいよ」
「な、もう!バカ!」
今日の孝介くんなんかイジワル…?
「あのさ、いいかな…?」
あれ、いつもの優しい孝介くん…?
「う、うん…」
な、なんかいつもと雰囲気違うけどあたしは孝介くんが好きだから…
優しい口付けをされて、あたしは彼のなすがままにされていた。
823 :
主千枝4:2008/09/14(日) 05:10:39 ID:n3YPamU3
あたしはソファーに座らされて恥ずかしいところを舐められてる。
こればっかりは体を重ねたって言っても恥ずかしい…
「孝介く…ん…そんなとこ汚いよ…」
「でも気持ちいいでしょ?」
やっぱり何か変だな孝介くん…いつもはそんなこと言わないのに…
「もう…イジワル…」
「顔真っ赤になってるよ千枝、可愛い」
なんだろ、今日は良く喋るな孝介くん…
>突然千枝の携帯が鳴った…
あ、電源切るの忘れてた…雪子かな…でもこんな状況じゃ出れないし…
「ご、ごめんね…」
何だかすごい申し訳ない気持ちになって彼の顔を見る。すると…
「出てみなよ?」
え、なんかすごい笑ってるしすごいこと言ってるよ孝介くん!?
「バカ!そんなことできるわけ…?…知らない番号だ…?」
初めて見る番号・・・でも今はそれどころじゃなくて・・・
「出ないとこれ以上続けないよ…?」
それは困る…じゃなくて!何だかあたし流されてるような…
「い〜ち・・・に〜い…」
な、なんかカウントダウンしてるし!?
「もう!…もしもし…?え?一条くん!?…どう…したの…?」
なんで一条くんがあたしの番号知ってるんだろ…とあたしが考える間もなく
彼があたしの胸を揉み始めた…
「あ、あ、あの里中さん?ごめんねーいきなり電話して」
「な、なん…で…あたしの、番号しって!るの…?」
孝介くんの動きが激しくなってあたしはまともに言葉が喋れない…
「い、いや月森から教えてもらってさ!今度の日曜日暇なら映画でもど、どうかな〜って?」
孝介くんが?なんでそんなこと…それに今度の日曜は孝介くんと沖奈に行く予定だし…
「ご、ごめ、んね…今度の日曜は…」
断ろうとしたその時、彼があたしの乳首に噛み付いた。
824 :
主千枝5:2008/09/14(日) 05:13:50 ID:n3YPamU3
「ひゃぁ!?イ、イク!」
「行けるの!?マジで!?」
違くて!と言おうとした時、彼が自分のモノをあたしに入れようとした…
「ダ、ダメ!」
「ダ、ダメなの…?」
そうじゃなくって!と言おうとすると同時に彼はあたしの中に自分のモノを挿入した…
「あ、そうじゃ、あ、なくて…アクション、んん!モノなら…いいかな…!」
彼の腰の動きが激しくなってあたしの声も荒くなる。孝介くん以外の男の人と
出かけたくないのに、分けわかんなくなって変なこといっちゃった…
孝介くんすごい怖い顔してる…当たり前だよね…
「里中さん声荒いけど大丈夫?風邪気味?」
こんなことしながら電話してるなんて一条くんに知られたら長瀬くんとかにも
知られてあたしもう学校に行けない…
「と、とに!かく…日曜はダメだから!ごめ!ん…ね!バイバイ!」
電話を切って孝介くんの顔見たら今度は優しい顔してた。な、なんで?
「なんで今日はこんなにイジワルなの…?」
疑問に思ってたことを聞いてみる。そしたら彼は繋がったままあたし抱きしめてこう言った。
「陽介がいつも千枝をイジメてるから俺もイジメたくなって…」
ええ!?そ、そうなんだ…なんかそう思うと今日の孝介くん可愛い…
「そろそろいい…?」
「うん、いいよ…」
825 :
主千枝6:2008/09/14(日) 05:16:57 ID:n3YPamU3
目が覚めた時あたしは布団の中で彼と抱きしめあっていた。
「おはよう」
終わった後の記憶が無いけど彼が運んでくれたのかな…
ちょっと疑問に思ったことを聞いてみる
「あたしの電話番号なんで一条くんに教えたの?」
「陽介がそういうプレイもあるぞ!って言ってたから…それに彼女はいじめろ!って」
「でもごめん、嫌な思いさせて…」
またあいつか!今度追撃チャンスで蹴り飛ばしてやる!
「今度やったらキミも蹴り飛ばすからね!」
とあたしは一応釘を刺しておく。
でも彼が最後に謝ってくれたからいいんだ。
それにキミなら嫌じゃないから…
どんな時も優しいキミが好きだよ
キミのこと、いつも想ってるから…
826 :
819:2008/09/14(日) 05:21:03 ID:n3YPamU3
以上です。
スレ汚し失礼しました。
それと一番御礼を言いたいのは
「番長とのプレイ中に一条に電話をかけさせられる千枝」のイラストを
書いてくれたさすらいの絵描きさんですw
すんごい久しぶりだけど長さとかこんなもんでいいのかな
おお、神よ…。
あっまーいあっまーい主人公千枝にメロメロです。
GJ!!と連呼したい。しまくりたい。
お久しぶりです、間が空いてヌルくなったかもゴメ
*******************
「あはははは!!!ついに認めちゃったね〜!僕の奴隷の
直斗くん!ほら、奴隷にお似合いな装飾品をつけてあげる」
上半身は何も纏っていない、足立さんは勝ち誇ったように高らかに
笑いながら言い出すと、僕の髪を引っ張り上げると、銀の鎖のついた
黒い革で出来た首輪を僕の首にパチりと繋いだ
「あ・・・くう・・・」
「ギチギチに縛られて首輪付けて四つんばいなんてまるで犬みたい
だよね?」
足立さんは自分の左足で僕の足首を踏みつけながら、突き出した僕のお尻をもう片方である
右足で踏み潰し始める・・・僕はそうされればされるほど体が熱くなってしまう
「ほ〜ら犬なら犬らしく鳴いたらどうなの?『ワン』ってさぁー?忠実な奴隷なら
それくらいやってもらわないとね〜」
「・・・・・・・・・・・・うう・・・・」
この人は尋常じゃない・・・・壊れた獣・・・淫獣だ・・・
でもこの人が狂っている様に、受け入れてしまう僕も壊れてるんだ・・・・
「ほらほら、何を強張(こわば)ってるの?僕のが僕のが欲しいんだろ?
僕の機嫌損ねたら御褒美貰えなくなるよ〜?忠実な奴隷ならそれくらい
やってもらわないとね〜」
「僕のが欲しいんだろ?ケツ穴までよだれ垂らしてヒクヒクさせながらズボズボって
極太ちんぽで、こじ開けられてハメて欲しいんだろォ〜?」
足立さんは僕の真横に立ちながら、体の高鳴りを示す膨れ上がったズボンのチャック部分
を僕の頬に押し当てる―――
僕の心の奥底では抵抗を叫ぶ・・・『先輩』への裏切りをこれ以上重ねたくはないと思う
淫靡な刹那が僕を誘い、暗闇へと引きずり込む―――
だがこの人の前ではどんな抵抗をしても、僕はまるで、刃を向かれた猛獣の前の子動物と化す・・・
「・・・・ヮ・・・ン・・っ」
僕の小さな声に足立さんは耳の後ろに手を這わせ、声を張り上げる
「え?なに?きっこえないよぉー!もっとわっか〜〜りやすい大きな声で言わなきゃ
躾にならないじゃん!」
顔を赤く蒸気させる僕の反応を楽しんでいるのだろう、足立さんは僕を見下げながらそう言った
「わ、わ・・・ん・・・ワン、わんっ、わん!!―――――ワンッ!!!!!!!」
僕は自己嫌悪に陥りながら、何度もその蔑称のような言葉を放つ―惨めさから
顔をうつむき、涙が出てしまう
「あはははは!!本当犬になっちゃったよ!直斗くん!!そこまでして欲しがるって
そんなにいやらしい子になったんだよ?君!」
「仕方ないなー挿入れてあげるよ、ただし君が『上』になって僕をこーふんさせて
動いてね!」
足立さんは満足げに言い終わると、僕の腕を強く引き上げ、抱き寄せたままベット
に横たわる―――
「興奮って・・・・何を・・すれば・・」
「僕がした事をヒントにでもして、喜ばせてよ!そしたらちんぽ入れてあげてもいいよ
ソレくらい聡明で博識な探偵ーさんなら考えがおよぶんじゃないー?」
僕は恥ずかしさから目をつむり、顔をさらに赤くしながら足立さんにされた事を元に実践をする
「ん・・・・ちゅ・・・うあ・・・」
足立さんに舌を混ぜあわせるディープキスをしながら、手でリズムを取るように
胸板を撫でる・・・指で男の体温を感じる・・・・唇の愛撫の終焉に自らの唾液を
足立さんに流し込み、男の唇を下で象るようになめ上げた
そのまま舌を伝い、胸の小さな突起をなめ上げる・・・
「いいよおー直斗くん・・・次は僕のを取り出してよ」
「・・・・・・う・・・うう・・・は・・・い・・・」
手足を縄で縛られたままの僕は、歯でチャックを噛み合わせ、ゆっくりとズボンからの開放を促せるー
そうすると中からグレーのトランクスに覆われた塊が立ち上がり、独特の匂いをはなつ
下着越しから舌で軽くなめ上げた後、中心部の開いた部分から僕は欲望を取り出した
最初は気持ち悪くて・・・怖いだけだったこの男性器に嫌悪感を感じないどころか
今の僕にとっては媚薬のように反応させる、誘発剤になってしまっている
「じゃあさっき言ったとおり、君が上になって僕のちんぽくわえ込むんだよ?」
取り出した肉欲を、僕は女の部分にあてがいピタリと貼り付ける
自分から挿入する・・・僕はその行為に畏怖を感じ、初期のパーツから止まってしまう
「う・・・ううう・・・・」
「ほーら、ほーらーどうしたのぉー?僕がいっつもしてあげてるみたいにどろっどろの
まんこにちんぽをブチこんで、パンパーンって音鳴らせながら腰動かせばいいんだよ!」
「だ・・・ってそんなので・・・出来ないです・・・気持ちよすぎて・・うごけな・・」
僕は必死に手順を進めようとするが、過敏になった秘所が痙攣を起こしそこから固まる
「ま〜ったく〜仕方ないなー優秀な『探偵』の癖に、そんなとこは受身だよね〜
直斗くんって・・・ほら!!!」
僕は足立さんにお尻を持ち上げられると、そのまま振り降ろされるインサート行為を
始められる―――
「ひぐうう!あ、ああああああああああああああ!」
快楽が・・・飲み込んでいって・・・体全体が性器になったような感覚になる
「世話かかる娘だよね〜こ〜んなにいやらしい体してる癖にさー」
「こんな体じゃぁ元に戻れる訳なんかないんだし、みんな・・・助けて
くれないんだからさ・・・?だから僕だけのものでいてよ・・・」
足立さんが淫儀として動くたびに、僕の縛られた胸はプルリと揺れてゆく
「あああ!あはあ!くうう!!うあああああ」
いつも・・・みたいに・・入って・・・あだちさ・・んのォ・・・が
はい・・・って・・・それだけしか、かんがえられなくなっていく
「あっ・・・うああああ!!!!ああ!!ンンンンっ!!!!!」
足立さんに奥へと突かれる度に体の痙攣が増し、矛先である奥が過敏に
なっていくのが分かる・・・
気持ちいい・・がとまらなくなる・・・
「ひ・・・ンンンンン!!うああああ!アアアン!ああは!!」
「ねえ・・な・お・と・くーん君のご主人様は誰なんだよ?君をこんな発情しきった
雌に開花したのはー?」
僕の反応に被虐心を煽られた足立さんは、さらに腰の動きを強め
声を高く張り上げる――
「ぼ・・・ぼくのぉ・・・ご主人様は・・・ぁ・・・!足立さん・・・足立さんですー!!
調教されて・・・いいえ、調教『して下さって』心の奥底を自由にしてもらって・・・」
僕は初めて・・・『女』だと言う事をうれしいと思った・・・
目の前の男の扶植の結果によって、淫靡な行為と嬲りにむさぼられる事に満足してしまう・・・
「あ・・・あああ!!!いい・・・いいです・・!!あン!!あだちさ・・」
足立さんは名前で呼ばれたことにピクリと眉をひそめ、僕の太ももを流暢に叩く
「・・・・・・・・・僕のことは『ご主人様』・・・だろぉー?」
「・・・あっ・・・ご、ごめんなさい!!ご、御・・・主人・・・・・・・さま・・・」
かっての禁書とそれを見た行為によって目覚めた事を、開放され、性奴として扱われる
事に酔い、奈落に落ちてしまった・・・・
体の隅々まで浸透され、本当に先輩を愛しているのかも忘れてしまうほど―――
「あはは!その顔と声だともうイクんでしょう?ほーらイッチャえよ!僕のちんぽで
す〜〜ぐ、はめ倒されてアクメる雌犬!!!!!!僕も膣で出してあげるからさぁ!
子宮で受け止めながらいくんだよ!!!」
『足立さん』は僕の絶頂を早めるために、淫核を指ではじきながら弄る――
「は・・・はい・・いきますううう!僕がだらしない顔でイク、変態顔みて・・・
くださいい!!ひぐ・・・ひ・・・うう・・・ひぐううううううううううううううう!!!」
元の世界も・・先輩も・・・探偵としてのプライドも・・・固執も執着も磨り減り
どうなってもいいと思ってしまう・・・この人に犯されることが幸せだと感じてしまう
「くははは!!潮まで吹いちゃったんだね・・・直斗くんーv君のまんこから
僕の精液だらだら垂れ流し状態で凄い匂いじゃないか!」
「ああ・・・あああ」
一息をついたあと足立さんは、あごに手を這わせながら僕の姿をさげすむように見据える
「こうやって素直になったんだからさぁー今日こそは今までずっと拒んでたのを飲んでくれるよね?」
足立さんは絶頂への余韻から、意識を朦朧としている僕の頬を軽く叩き
無理やりおこすと、己の復活していないペニスを持ち直し、その目的を達成しようとする―――それは・・・
ジョロロロロ・・・・・・
「うぶ・・ぶううう!!!うぐうう!!!!」
僕の口元に足立さんの尿が流し込まれる・・・
強烈なアンモニア臭に眉をひそめてしまう
「や〜〜〜っと僕のおしっこ飲んでくれたよね〜あはは!!」
「うぼ・・・ううう・・・」
僕は口だけでは受け止める事は出来ず、口元から跳ね返った聖水は体中に跳ね返ってしまう
「そ〜んな、かなしーい顔しないでいいよー僕のだけじゃフェアじゃないからさー
君のおしっこも、ちゃ〜〜〜んと飲んであげるvあはははは!直斗くんの体で
僕が知らないトコなんかあっちゃいけないんだからさあー僕たち恋人同士だもんねー」
その汚染の迸りはは、座り込んだことで白濁の水たまりを作っている僕の秘部まで
つたい、じわりと混ざる
「君のだ〜〜い好きな縛りももっと教えてレパートリー増やして上げるよ!くはははは!!」
僕はその狂気とも言える行為を受け入れてしまった・・・・
すでにイヤでなくなっていくのが分かる・・・・・
その瞬間、『足立さん』が僕の『ご主人様』に変わった瞬間だった・・・・
「また大きくなったんじゃないの?直斗くんのおっぱい」
シャワーを流暢に流しながらぼんやりとした湯気のたったバスルームから男の声がする―
後ろ手に居る、足立さ・・ご主人様が石鹸での泡まみれの僕の乳房を撫で回しながら
つぶやいた一言だ――
「成長期だし、僕がもみまくってるもんねー当たり前かぁ〜くはは
本当、変な場所だよね・・サウナだのお風呂だのホテルもどきだのが出来るんだから・・・」
「う・・・んん・・・・・・」
僕の手首や太もも等の体には無数の縄の後―――緊縛の残骸が残されている
縛られて無様な姿を晒しあの日以来、行為の時はほとんどの様に縛られたまま
体中をもてあそばれた―――
今は縄からは振りほどかれては居るが、その代わりに本来の意味をなさないような乳首や
秘所すら隠し切れないような面積の少ない、薄い生地で作られた水着を着せられたまま
シャワーを浴びせられている・・・
「ん・・・・あ・・・・」
僕の反応にはお構いなしのようにご主人様は独白の様に続けていく―
「酷いんだよ・・・僕の両親・・・学生の時は『一流大に入るために勉強しろ!
就職したら出世頭になれ!』って少しも遊ばせてくれなかったのに、田舎に飛ばされた
途端『お前みたいな無能は二度とうちの敷居を跨ぐな!』だってさ・・・」
言葉を終えると、足立さんは僕の肩に頭を乗せ、両手で抱き寄せる
「でも、いいんだ・・・・今は一人じゃないから・・・直斗くん居るから・・・・・」
「あ・・・ふ・・う・・・」
僕は抱き寄せられると、ご主人様の鼓動が聞こえる気がして
頬を染めてしまう・・・・
しばらくするとご主人様は僕の肩を押さえるように支え、正面で向き合う体制にする
「直斗くん・・・・好き・・・すきだよ・・・・」
「ん・・・うぁ・・・・・あン・・・・うう・・・」
僕の女の象徴の突起をご主人様は、まるで高価な果実を味わうようになめ上げる
「直斗くんも、この柔らかーくておっきいおっぱいも、感じやすい体も全部好きだよ・・
僕、こんなに女の子を好きになったの初めてだよ・・・直斗くん・・スキ・・・」
ご主人様は安らいだ顔を見せながら僕の胸の谷間に顔をうずめる、その顔からは
とても犯罪者としての面影はない―――
「直斗くん・・・僕のも綺麗にしてね・・・」
ご主人様は短く言うと、僕を座り込ませ半立ちになった淫根を差し出した
僕はそれを見ると儀式のようにゆっくりと舌で扱き出す
「ん・・・・ちゅう・・・・う・・・んぶ・・・・ちゅう・・・」
舌を強弱を付けながらゆっくりとなめ上げていく、口唇奉仕を続けていく
「あははっ本当、上手くなったね・・・そんなにほおばっちゃってさ・・・僕のちんぽは
そんなに美味しいわけ?」
「はい・・・ご主人様・・の・・・美味しいです・・・う・・・・・ん・・・」
男の匂いに過敏に反応し、僕は教え込まれた行為を続ける
ご主人様のペニスは僕の唾液でぬらぬらと光り、湯気でボヤけたバスルームの
なかで口の中に入れそのビクリと膨れ上がり動く反動を押さえ込む
「ちゅ・・・・・ちゅぶ・・・・・」
「くくっフェラもいいけど・・さあ?直斗くんの発育のい〜いおっぱいで僕のちんぽをしごいてよ」
ご主人様はそう言うと己のいびつな欲望の象徴を、尖った乳首に押し込むように擦り付け
執拗な愛撫で過敏になった僕の乳房にヌルリとあてがった・・・
肉棒に息を吹きかけた後、唾液と水滴で胸を湿らせ、ぬちゅりとした音をさせながら
僕はペニスを扱き始め隙間から埋め込まれていく
硬くなった乳首でカリを刺激させ、両手で押さえ上げながら上下にしごく
僕は胸への奉仕を始めることによって淫蕩な顔になっていくのが分かる・・・
「いいよ・・・なおと・・くん・・・舌もつかってさ?僕を満足させてよ・・・」
僕は窮屈そうに埋まった男の淫欲の造詣から熱い体温を感じ、羞恥の心を咲かせ、顔を赤らめる
「ん・・・・ん・・・・ちゅう・・・・・チュバ・・・・ちゅ・・・・・」
僕は亀頭を舌で刺激しながら、胸の刺激も続けていく―――
「ああ、ああん!おちんちんが・・僕のおっぱいでビクビクッっていってます・・!
うんん!!!」
「エロデカパイで挟んでるだけで感じてきてるんだね・・・?僕の直斗くーんv」
白と赤のコントラストに彩られながら形を変えるように動かしてゆく・・・
「おいしい・・・おいしいおちんちん・・・うちゅ・・・・ちゅ・・・・ぷぁあああ」
胸の奉仕しながら、僕自身も秘所が熱くなっていき湿っていく・・
男の絶頂を確定させるために、肉茎を吸い付くように舐めあげる・・・
「う・・・うああ!出る・・・出ちゃうよお!直斗くんのパイズリフェラで!顔に・・・!
君の顔にかけてあげる・・・!く・・・・!!!!」
「ちゅ・・・・んっ・・・んんんんっ・・・・!・・・ちゅぶ・・・・・うんんん!」
ご主人様は僕の胸からペニスを引き離すと、すばやく手で扱きドピュリとした音の後に
僕の顔に精液を飛び散らかせる・・・・・・・・・・・
そして教え込まれた通りに、僕はその白濁を手でぬるぬると顔に塗りこんでゆく
やがて口元にも伝い始め舐めあげていく・・・
「くはは!ザーメンパックする姿も様になってきてるよー本当『先輩』大好きオーラ
出してた君はどこにいったんだよーv」
「――!?・・・・・・・せ、先輩の話は・・・やめて・・・ください・・・」
僕は一番触れて欲しくない事柄に触れられ、思わず声を荒げてしまう―――
先輩を愛してる・・・それは変わり・・・・な・・・・・い・・・それも今の
僕にとっては快楽への追加、トリガーになってしまう
犬のように這い蹲らされて、精液のかかったドッグフードを食べさせられた時もあった―――
アナルポンプを僕自身の手でセルフ浣腸する様に強要された事もあった―――
僕が・・一人の探偵としてけして許してはいけない犯罪者に囚われ、犯され
ケモノのように狂った享楽に陥る・・・・その喜びに依存してしまう・・・・
僕のうつむいて押し黙る姿を楽しんだのか、ご主人様は爬虫類のような目を
走らせながら、僕の秘部に目を向ける
「あららーまんこ、ビッチョビチョだねーお風呂に入る前も散々抱いてあげたのに
本当底なしだね!君い!」
「うあああ!」
僕の濡れそぼった秘所を指で大きくこじ開けられる、特有の音が響き渡り快楽が共鳴する
「膣奥(おく)に僕の精液が残ってるみたいだからさ、洗い流してあげるね!」
「あ・・・洗い流すって・・・ど・・」
言うや否やご主人様はぱっくりと割れた僕の秘所にシャワーヘッドをねじ込み始める
「ひぐうううううううう!いや・・・やめ・・・ゆるして・・・許してください・・・!
うああああ!」
僕は異物への恐怖心から目を見開いて、必死に懇願をしてしまう
「やあだな〜〜、僕は丁寧に洗ってあげるって言ったでしょ?だ・か・ら・ね・・・」
無機物な状態だったその頭部からそばに合った蛇口を緩められ、そのままお湯を噴射される
「ひ・・・ひぎいいいいいいいい!!!あつ・・あつい!!や・・・いやああああ!!」
「あはは!かなりのぬるま湯だからやけどはしないよ?あくまできれーにして
あげる為なんだからね〜」
僕は必死で首を横に振り抵抗を促す
「やだ・・・怖い・・・怖いです・・・いや・・・やあ・・・・」
ご主人様は泣きじゃくる僕の姿を見て、ヤレヤレを言いながらお湯をゆっくりと
止めシャワーヘッドを僕の秘所から引き離す・・・・
「ほーら、おいで直斗くん、僕が湯船で受け止めてあげるからさー」
男はそういうと両手を大きく広げ、僕を迎え入れる体制に入る・・・
逃げ場のない僕はそのまま寄りかかり抱き寄せられ、上に乗りかかるように
お湯の貼られた湯船に乗りかかる・・・・・
お風呂の中で後ろから抱き上げられる状態のまま、ご主人様は僕の秘芯に
固くなり始めた肉棒を押し付ける・・・・・・
「ほ〜ら、いつも通りちゃ〜んとお願いしてねーv直斗くん」
ご主人様はそういって僕のみみたぶを舌で舐めあげた後、軽く噛む――
僕がどうして欲しいのか分かっているだろうにあえて、言葉に出させようとする
この人は僕の唇を噛んでしまう反応とそんな顔を見て、楽しんでいるんだ・・・
「お願いで・・す・・・我慢できな・・い・・・!僕のオマンコ・・ちんちん・・・
おちんちんで・・・愛して・・・ください・・・!」
「・・・・くひ!しかたないな〜直斗くん・・・まあ
僕も挿入(い)れたかったからね―――・・・直斗くんの膣に!!」
肉槍が僕の秘裂に押し込まれ、一気に貫かれる・・・完全に快楽を教え込まれた
僕の体はそれだけで弓なりに這わせ、甘い吐息が自然に出てしまう
「あああ!!!はああ!!ひあああ!あふうううう!!!ああああんん!!」
内奥に弓削を飲み込まれ、激しい抽送を繰り返される
ピシャピシャとお湯をはじく音と同時に粘膜の絡み合う音が鳴り響く
「な〜にもう降参?」
男の愚直を直で感じた僕はそれだけでオルガスムスに達してしまいそうになる
「あっ!あああ!!!あん・・くう!!アヒ!!!!」
「ねえ?思い出さない?僕に犯された時、君が必死に抵抗しながら言った
台詞・・・『僕はお前のモノになんか絶対にならない』、『誰がお前なんか』
とか言ったよね?」
「あ・・・・あはあ!!アアンン!!」
ご主人様は冷めた視線を送りながら腰への動きは止めないでいる
「今じゃその下種にどっぷり嵌ってるみたいだけど、こーゆー事はしちゃ
駄目なんだっけ?どう?今でもイヤ?止めたい?」
攻撃的とも言えるご主人様の言葉の責めに身震いをしてしまう・・・
「ぁ・・・・・・やめ・・・・・・・ないで・・・」
自分でもどんどんと深みに落ちていくのが分かる――
・・・虐げられ、罵られる行為にのめりこんでいくのが分かる――
縛られただけでだらしないアヘ顔を晒すようになった―――
ディープキスをされただけで、イキそうになる時もある・・・
「いいよーイッテもさあ!ただし、他の男の精液受け止めながら、『彼』に断るんだよぉー?」
ご主人様は
「先輩・・・・ごめんなさ・・いいい!!僕・・・ぼくう・・・あだちさ・・
ごしゅじんv・・・ご主人様ので・・・いっちゃ・・・
いちゃあああああああああうううう!!!!!!うああああああああああ!!!」
僕はご主人様の射精を膣内で受け止めた事を感じると同時にオーガズムを向かえ
膣からこぼれた精液は固まり始め、白い固まりとなってプカリと浮かび上がってくる
余韻が冷めないまま、穴という穴を、洗浄検査を名目に観察され
元の部屋へと戻される
―――――――――
部屋から戻ると目の前の人は押し黙り、目を細めながらニヤニヤと笑いながら僕を
見続け、ポソリと言う・・・・・
「会わせてあげるよ・・・彼に」
「・・・・・・・え?」
僕は聞き間違えをしたのだろうか?予想できなかった単語を聞いてしまう
「だ〜から〜ね〜元の世界で会わせてあげるって言ったの!君の好きだった『元彼氏』
にさぁー?」
口元を大きくゆがませた特有の笑みを浮かべながらの台詞だった・・・
呆気にとられ、猜疑心を持つ僕に話を続ける
「もー1ヶ月経つし、いい加減色々と面倒そうだからねーそれに明日は
クリスマスイブだから僕からのクリスマスプレゼントって奴?くはは!」
――!?もう1ヶ月も経っていたのか?!僕はその1ヶ月が短く感じていた
事に驚きを隠せないと思う・・・
この時間を至福の時だとでも・・・思っていたのか・・・僕は・・・
僕はその思考を振り払う様に、その提案を持ちかけた人に問いかける
「僕が・・・・隙を見て逃げようとするとは・・・考えないのですか・・?」
その人は僕のクエスチョンに対して鼻で笑うような態度を見せる
「んー君のたま〜に見せる表情だと完全・100%従属って訳じゃないみたい
だけど、ちょっと賭けをしてみるのも面白いからね〜まぁー
逃げようとしても、どうせ君は僕とセックスする事しか考えられない
変態なんだから・・・あははははっ!!」
そういうと、男は僕を即座に抱き寄せ、お尻をネッチリと撫で回す
「ん・・・あ・・・くう・・・・」
問いかけられた答え・・・僕の答えは決まっていた・・・それは・・・
To be continued
*********次で終わりの予定っす
タルカジャスクカジャGJハイブースタコンセGJダイン
コンセ乙ドラオン
エロすぎます
うわあああ!!!足立×直斗職人、正座しながらずっと待ってました!
最初はひたすら足立死ねだったんだけど
今回の話を見てなんだか憎めなくなってしまいましたw
今度で最終回ということでまた楽しみにしてます
そろそろ次スレカウントダウンだね。スレタイはどうする?
普通に
【P3】ペルソナ3&4 エロパロ Part8【P4】
かな?それから、立てるは480kぐらい?レス数では980ぐらい?
841 :
819:2008/09/14(日) 23:22:19 ID:n3YPamU3
感想ありがとうございます
タイトル忘れてたので「優しいキミ」でお願いします
後半も書いてるのでできたら投下する予定です
今日まだレスなしかよ
投下もレスも落ち着いたからねー
まとめの参照数見る限りは需要はまだあると思うけど
お互いに遠慮しあって、誰かが書き込むのを待ってるんだよ。
今時珍しい、慎ましくて清楚なスレなんだよ。
というより、三連休つっても今日は月曜日。
本来の週末である土日で作品投下も一区切りついちゃってると考えた方が妥当じゃね?
足立×直斗の抜き特化ぶりは異常
847 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 02:01:28 ID:zuBBfWVK
完りせが投下されますように…
3を入れてくれたら、また俺様が復活してやるよw
最近歯応えの無いスレばかりで退屈してるんだよ
イミフ
遠回しに直斗スレで足立×直斗叩かれてる臭い…あっこはガチエロじゃなきゃだめなんじゃ?とか「エロ」だけしっかり書いてたら喜ぶ人が居るとか…
文の感じだと女の人や萌えオタ層が多いみたいだからかもしれんが
また他スレの話持ち込むバカか
荒らしのエサまくなボケ
こんな餌じゃ釣られないクマよ
足立×直人さんアンチですね
わかります><
腐女子にってこと?
女ヲタ、ってか腐女子界隈じゃああいう捻くれたキャラは人気あるぞ
ひねくれすぎにも程があんだろw
猥褻目的からの殺人犯だぞ、ああいうのが良いのか・・・
理解不能状態
>>859 捻くれっつっても、美形に限るだろ
まぁ腐の嗜好なんてどうでもいいが
足立程度なら補正すればかなり美形になる
中の人がやってる他キャラのせいでヘタレにしか思えん
てめーパピヨンバカにすんな
足立スレの書き込みを見れば女子人気が分かると思うが…
そんな事よりも口下手女の子とのエロエロツンデレ小説をですね(ry
>>862 女は男と違って、顔とか美形に拘りはないぞ。
>>864 まぁ、ヘタレ萌えってヤツなんだろうな。
女は男と違って、顔とか美形に拘りはないぞ。
↑
それはない
乙女ゲーの攻略キャラとか美形ばっかじゃねーかw
まあスレ違いだけど、男オタの好きなヒロインにも色々ジャンルがあるように、腐の人らも分類があるんだよ
美形同士でしか駄目な人、ガチムチや親父のほうが好きな人、テトリスブロックでも萌えられる人のように
P3にしても幾月×美鶴パパとか一大ジャンルだったし
幾月×美鶴パパとか一大ジャンルって…
知りたくなかった世界だ
>>868 それはテンプレみたいなモンで、拘ってる訳じゃないんだよ。
一番重要視されてるのは、シチュエーションだからな。
そもそも男同士の恋愛ってのは、要は報われない恋ってのに酔ってる訳で、
それこそロミオとジュリエットに憧れる乙女と同じような心境なのよね。
男は女の顔が不細工だったら、絶対に萌えられないじゃん。
大谷の純愛エロとか絶対に抜けないしさw
まぁ、いい加減スレ違いだし、そろそろエロエロなSSの投下をお願いしやす。
SS、書いてるけど・・・名前どうしよう
基本的に、キャラに名前呼ばせる話だと番長くんは微妙だよな?月森の方が良いのかな?
個人的には職人さんの自由でいいと思うが、番長くんじゃギャグになるぞw
月森で書いてる職人さんもいるし、無難かもしれん。
そうだよなー
番長くん番長くんいいながら喘いでもダメだよなー
こういうときデフォネームやあだ名がないのは難儀する
そういや月森某って何が発祥なんでしょう
公式の何かで使われたんですか
カドゥケウスの主人公だよ、別のアトラスゲー
ちなみにその月森先生は2018年で26歳なんで、番長とは年齢が一致しない
>>875 アトラスの人気シリーズ、カドゥケウスの主人公の名前が月森。
ペルソナ4との繋がりは、説明書に掲載された画面写真の番長の名前が月森になっていたという、スタッフの遊び心から
名前なんて番長で、
メモ帳にでもコピペして好きな名前に置き換えちゃえばいいじゃん。
駄目?めんどい?
職人さんのSS勝手に改変するみたいで、それはそれで嫌だな…
ドリーム小説みたいにjavaスクリプトで名前置き換えるとかなー
882 :
819:2008/09/17(水) 23:02:48 ID:8rgr+8mk
819の続きですが内容がとあるSSサイト様の
SSと被ってので書き直し決定orz
ところで保管庫のSS自分で見てみたんですが脱字と
言い回し直していただきたいんですが大丈夫でしょうか?
主千枝2の
×「キミの家」→○「キミの部屋」
主千枝3の
×「孝介の部屋」→○「孝介の部屋」
主千枝5の
×「あたし抱きしめて〜」→○「あたしを抱きしめて〜」
すみませんがよろしくお願いします。
えっ!?誤字脱字とか変な言い回しは勝手に改変するもんじゃないの!?
884 :
819:2008/09/17(水) 23:14:44 ID:8rgr+8mk
めっちゃ早い対応ありがとうございます!
>>882の部分だけはどうしても直したかったので…
本当はもっと直したいところがあって完全版書いたくらいなんですが
これはこれで心に留めておきます
なぜか番長君でなじんでしまった調教済みのおれ
月森孝介と花村陽介って語感が似てるんだよな…
偶然だろうけど。
いっそ井澤那岐とかw
過疎
888 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 23:42:40 ID:OpnC9vWC
番長なら番長でもいいが、
さて苗字は?
この程度で過疎とは甘いな
番長は番長だよ
こいつは名前を読んでるのか、苗字を読んでるのか?と書いてる自分で疑問を覚えることもあるけど、そこは読み手が補完すりゃ良い
投下されるまで、じっと全裸で待つ
番長といざことに及ぼうとした時の各キャラの反応を妄想。
千枝:緊張しまくって訳の分からないことを言って緊張をほぐそうとするが余計にテンパる
雪子:宜しく御願いします!と恥ずかしいながらもものすごい気合を前面に押し出す
りせ:えへへやっと結ばれるんだねとか言って結構自然体
直斗:まぁ男と女なのだから〜とか御託を色々並べるも顔やら耳やら真っ赤で恥ずかしいのを隠せてない
こんな時間に何してるんだろうな俺。
ようやくアク禁が解除されましたので、これより投下いたします。
主人公×直斗です。
部屋に戻ると、彼女はまだソファにうつ伏せに横たわっていた。
眠ってはいないようだが、いまだ余韻が覚めないようだ。瞳が夢と現を行き来している。
とりあえず床に投げ出されていた彼女の学ランを腰のあたりに掛けてから部屋を出ていた。
動かされた形跡はない。ずっとうつ伏せになったままだったのだろう。
学ランから覗く肢体は白くなめらかな曲線を描き、ほんのりと桜色に染まっている。
ひどく扇情的でいて、どこか危うい。
「直斗」
声をかけると、とろんとした表情で見上げてくる。乱れた前髪を指先で梳いた。
「タオル持ってきた。体拭くよ」
「…あ…」
否とも応ともつかない答えが返ってくる。
濡らして固く絞ったタオルを頬に当てた。刹那、直斗が弾かれたように身を起こす。
柔肌を滑って学ランが膝へと落ちた。直斗は慌てて拾い上げると、学ランで胸元から下を隠す。
「あ、あの! 自分でできます! だから…」
うつむいてしまった。耳元まで真っ赤になっている。
恥じらいがあることは別に悪いとは言わない。開放的すぎるほうがどちらかと言えば問題だ。
だが、ついさっきまで腕の中にいた事実を忘れ去ってしまったかのような直斗の反応に、思わず胸中で嘆息する。
「すみません、先輩。向こうを向いていてもらえますか…?」
直斗がおずおずと上目遣いに尋ねてくる。
思いきり今さら感が拭えないが、タオルを手渡して背を向けた。
指先でわずかにカーテンを開けてみる。
すでに夕闇が迫っていた。
黄昏時――“逢魔が時”だ。“大禍時”とも書くらしい。
闇と霧は根本的に同じ類いの存在なのかもしれない。真実を隠し、人を惑わせる。
窓ガラスに白い影が映っている。ちらりと肩越しに見やると、直斗が背を向けて体を拭き始めていた。
細い肩、細いうなじ。こうして脱いでいると本当に華奢だ。
後ろを向かせて、自分も後ろを向いている。よそよそしいにも程がある。
穿った見方をすれば、行為が終わればただの先輩と後輩。そう割り切っているように見えなくもない。
ふと悪戯心が湧いた。
足音を立てないように近づいて、背後から抱きしめる。
「ひゃっ!」
直斗がこちらまで驚くほどの悲鳴を上げた。
その拍子にタオルを取り落とし、自分を抱きしめるようにして胸元を隠す。
「ひゃっ、って…」
「ご、ごめんなさい、びっくりしてしまって。…あの、その…胸…触ってます…」
言われてみれば、確かに指先が胸のふくらみに触れていた。
だが、特に故意というわけでもないし、そもそも掠る程度である。
直斗は知らないのだろう。処女を思わせるその態度が、逆に男を煽っているのだということに。
わざと左胸に手を伸ばす。
行為の跡が丸みのある胸にひとつ見えた。さっき唇で刻んだ傷だ。
透けるように白い胸には、内出血の跡は小さくてもかなり目立つ。
直斗の手を掻き分けて、包みこむようにして掴む。しっとりとした重みと手の平に吸いつくような弾力を感じた。
「せ、先輩…」
こんなふうに困惑した声を出されると、余計に苛めたくなってしまう。
やわやわと揉んでみる。すぐに直斗の手が左手に重なった。
「…っ、駄目ですよ、先輩」
「気持ち良くなりそうだから?」
かっと直斗の顔に血が昇った。素直な反応だ。
敢えて感じるように揉んでいるのだから、感じてくれなければ困るわけだが。
右の胸も同じようにして揉みはじめる。
直斗はしばらく視線を泳がせていたが、視線を外すことで波に耐えようと考えたらしい。
目を固く閉じて軽く唇を噛んでいる。その表情も、またそそる。
無防備になった首筋に唇を当てると、直斗が小さな溜め息を漏らす。
愛撫に反応するように、両の胸の突起がつんと勃ったようだ。手の平に突起の感触を覚える。
直斗はまだ目を閉じたままだ。
そっと、触れるか触れないかのところで突起を親指と中指で挟んでみる。
「……!」
びくん、と直斗の体が跳ねた。羞恥と怒りに顔を染めた直斗が、痛くない程度に拳を頬に当ててくる。
「もう、意地悪! 知りませんから!!」
「ごめんごめん、悪かった」
さすがに悪戯が過ぎたと軽く反省し、直斗をもう一度背後から抱き寄せる。
あやすように頭を撫でていると、ようやく腕の中に大人しく収まった。
「胸、少し大きくなったような感じするけど、違う?」
「わかりますか、やっぱり…」
直斗は消沈して溜め息をつく。
しょっちゅう揉んでるから、と口を滑らせそうになったが、何とか飲みこんだ。
直斗が怒り出すのは目に見えている。
「…あまり育つと、困るんです。隠しきれなくなるし」
今までよく隠せたものだとむしろ感心するくらいだ。毎日のことだから手慣れたものなのだろうか。
ただ、いくらきつくさらしを巻いたところで胸のふくらみを潰すだけだ。
直斗の体は全体的に薄い。ある程度の大きさになってしまえば、胸の部分だけが不自然になってしまうだろう。
何より、胸部を強く圧迫しているのだから直斗本人が苦しいはずだ。
「そのうち女の子の格好する日が来るのかもな」
顔を寄せて、髪を右手で梳く。ふんわりと柔らかい。
少年のように短く切った今の髪型も似合っているが、伸ばしても似合いそうだ。
「…そろそろ無理が来ているのはわかってるんです。でも、まだ僕は…」
「男だったら良かったのに、って思ってるのか?」
無意識に問い詰めるような口調になってしまう。
気づいてか気づかずか、直斗は軽く頭を振って答えた。
「それはないです。だって…」
一度言葉を切ると、口をつぐんでしまった。そのまま黙りこんでしまう。
顔を覗きこんだ。視線に気づいた直斗と目が合う。双眸が熱を帯びて揺れた。
「だって、男だったら…先輩と付き合うことだって、できなかったし…」
虚を衝かれて目を丸くする。直斗は顔を赤くして視線を落とした。
「僕は今までずっと男の格好をしてきました。男の格好が当たり前だったから、女性の格好が仮装みたいに思えてしまうんです。
女性の格好をするほうが自然で、今の状態が不自然だっていうのは頭ではわかっているんですけど」
視線の先、膝の上には直斗本人の学ランがあった。
公に女性であると知れて多少の時間は過ぎている。だが、直斗はまだ学ランに袖を通し続けていた。
「無理はしなくていいよ。どんな直斗でも、好きだから」
子供であること、何より女性であること。受け入れたからこそ今の直斗がいる。
それでも、かつて直斗は自身を否定していた。自身を否定して、抑圧下から影を生んでしまうほどに。
否定し続けていた自分受け入れて即座に変われる人間など、いるはずもない。
「あ、ありがとうございます…いえ、“ありがとう”じゃないですね。ええと、その…」
そこまで言うと、直斗が口ごもる。
唇が何かの形を作ろうとしては躊躇い、躊躇っては形作ろうとする。
やがて、直斗は顔を上げた。頬を紅潮させているが、熱っぽい視線を外そうとはしない。
「…大好きです、先輩…」
直斗はときどき、本人も知らないうちに直球でものを言う。
そのたびに不意に胸を衝かれて、うろたえてしまうのは門外不出の秘密だ。
唇を唇で塞いで、“好き”という直斗の言葉を飲みこんだ。
何度も唇を重ねていると、直斗が苦しげに息をつく。
わずかに開いた唇の間から舌を差し入れる。口腔を探って、直斗の舌に舌を絡めた。
「ふぁっ…」
深いキスに慣れていない直斗はたまらず小さな悲鳴を漏らす。
「直斗…」
逃げる顎を捕まえて、また口づける。
口腔を侵しながら、覆いかぶさるようにしてソファに組み敷く。華奢な体は簡単にソファに沈んだ。
唇を離す。直斗はすでにぐったりとなっていた。胸元が大きく上下している。
しばらく視線は宙を彷徨っていたが、やがてゆっくりと見上げてくる。
「……」
濡れた唇が何かを形作った。
二文字の言葉。突き出されるような唇の形、そして、両端を横に引っ張るような唇の形。
――“ス”と“キ”――
直斗はこうやって、簡単に理性の鎧を壊してしまう。
成熟した女性とも未成熟の少女ともつかない、しなやかな肢体。
その丸みを帯びた胸元に、何箇所か小さな赤紫の跡が刻まれている。
ひとつひとつに唇を押し当てる。ふるんとした感触が唇を押し当てるたびに返ってきた。
数日したら消えてしまうとは言え、愛しい傷だ。
直斗がほうっと溜め息を漏らす。
「痛む?」
「…大丈夫、です…」
すでに日が落ちれば冷えこむ季節だが、汗で貼りついたシャツが鬱陶しい。
着直してはいたものの、また脱いで床に落とした。
「あの…先輩。またするんですか…?」
再び覆いかぶさると、直斗が不安げに見上げてくる。ずいぶん間抜けな問いに思えて思わず苦笑した。
拒絶されたとしても踏みとどまれないところまで来ているのだが、どうやらわかっていないようだ。
膝の内側に唇を寄せると、自然と足が開く。
足の間に体をねじりこませて、ズボンのファスナーのあたりを秘所のそばに押しつける。
「わかる?」
「わかり、ます…」
直斗は布越しにでも硬くなっているのを感じ取ったのだろう。顔を赤らめて視線をソファの背もたれに移した。
首筋、鎖骨、胸、脇腹、臍。彼女の体を形作るパーツを、上から確かめるように口づけた。
秘所を探ると直斗の体がびくんと跳ねる。粘性を帯びた音がして、指に蜜が絡んできた。
直斗は結局上体しか拭けていなかったようだ。さっきの名残もあって、秘所は充分すぎるほど濡れている。
これなら少しは負担をかけずに済むかもしれない。
「力、抜いて」
なるべく優しく言葉をかけると、直斗が小さく頷いて目を閉じる。
全身の力を抜くためか、両手がソファに投げ出された。
下肢が痛いほどだ。ズボンまで脱ぐ余裕は最早なく、前を開けるのだけで精一杯だった。
それでも、ゴムはつけなければならない。必ず課せられる儀式のようなものだ。
もっと早い段階でつけておけば良かったと、先に立たない後悔がよぎる。
ゆっくりと、秘孔に猛りを収めていく。
「うっ…んんっ…!」
直斗が呻き声を上げ、大きく頭を振った。
男を一度迎え入れた後だが、膣の中は相変わらずきつい。一度で奥まで突き入れることはできない。
所在なく虚空を舞っていた細い指先が、腕を掴む。
手首を掴んで、首に回した。直斗が縋りついてくる。
苦しそうに眉をひそめながらも、どこか満たされているような、形容しがたい表情がすぐそばにあった。
彼女が“女”であることの証。もっともっと、女で良かったと思っていてほしい。
――愛しいと思う。直斗を。
「ん、はあ、あ…っ」
余裕がなくなっていく。こんな甘い声を耳元で聞かされて、冷静でいられるはずがない。
理性の鎧の破片さえ、直斗の体が、声が、表情が、ことごとく引き剥がそうとする。
抽挿に引っかかる抵抗が、蜜の滑りも手伝って緩み始める。
直斗の表情から険しいものが消え、代わりに恍惚としたものが宿っていた。
突き入れるたびにソファのスプリングが鈍い音を立てる。
「あっ、あ…っ」
「感じる…?」
「……!」
直斗は羞恥に顔を染めると、軽く握り締めた自らの手の甲を噛んだ。
慌てて直斗の手を取る。すでに歯の跡がついていた。
歯形のついてしまった部分をそっと舐める。それすらたまらないのだろう、直斗がぞくっと身を震わせた。
「声、殺さなくていい」
「だ、って…」
「俺しか聞いてないから」
「でもっ…あ!」
ゆったりと問答している余地はない。足を抱えて、ようやく一番深いところに突き入れる。
捻じ伏せるように直斗を黙らせた。代わりに直斗の唇からは喘ぎがこぼれてくる。
「…あ、あうっ…、はっ…」
もっともっと、溺れてしまえばいい。“探偵王子”の名を放り出してしまえばいい。
今だけは、他の誰にも見せない“女”の姿を余すところなく晒せばいい。
直斗がそうすることで自分も満たされるのだ――体以上に、心が。
「あ、せん、ぱいっ…」
一瞬、我に返る。
崩れかけていた理性の破片を無理やりに握りこんだ。
直斗の言葉は甘い呪言だ。理性を残り一片まで剥がそうとするくせに、本能に溺れることを許さない。
“先輩”と“後輩”という、有無を言わせない無機的な関係を口にすることによって。
「あ、ああっ…!」
直斗が背中を仰け反らせ、ひときわ大きな嬌声を放った。これ以上ないほど中で締めつけられる。
思わず呻き声が漏れた。脈打つように奔流が溢れる。
曝け出された白い喉にキスをする。目立つ場所ではなかったが、無意識に跡をつけていた。
直斗は肩で息をしている。額に汗で貼りついた前髪を払い、頬にも口づける。
直斗が甘い吐息を漏らす。頬が上気して熱い。双眸は虚ろだ。
「……、先輩…」
息を少しずつ整えながら、直斗が名を呼ぶ。
「どうした?」
答えて返したが、直斗は答えなかった。ただ、双眸が安堵したように潤み、目蓋を閉じた。
腕の中の直斗の重みが、ふっと増す。目蓋はもう開かない。
代わりに胸元が規則正しく上下し始める。
今度こそ本当に眠りこんでしまったようだった。
ふと目を覚ますと、まだ闇の中だった。
稲羽に来て、布団で寝置きするようになってから、寝る前に携帯を枕の上のほうに置く癖がついている。
鷲掴んで時刻を確認する。四時前。明け方とも言い難い時間だ。
傍らに温もりが残っている。だが、温もりの主の姿はない。身を起こして階下に向かった。
台所だけに灯りがついていて、シンクの前に直斗が立っていた。手には半分くらい水の入ったコップを持っている。
「…おはようございます。ごめんなさい、起こしましたか?」
「いや、大丈夫」
「なんだか昨日の記憶が途切れ途切れではっきりしなくて。結局泊めてもらっちゃったんですね」
直斗は決まりが悪そうに肩を竦めた。
まさか学ランで寝かせるわけにもいかず、比較的着やすいと思われる前開きのパジャマを夢心地の直斗に着せてあったのだが――
これは、まずい。かなり扇情的だ。
着せている途中で気づいたのだが、直斗に男性物のズボンを穿かせるのは相当無理があった。腰回りに差がありすぎる。
かと言って、小学一年生の菜々子のパジャマが入るとも思えないし、入院中の菜々子の部屋を漁りたくはない。
ズボンがダボダボになるのはわかっていたので、結局パジャマの上だけ着せて寝かせた。
普段は自分が着ているパジャマから覗く直斗の白い腿――誘惑されているような錯覚さえ覚える。
こほっ、と軽く直斗が咳きこんだ。ようやく邪な妄想から解放される。
「風邪引かせたかな? 薬あるけど――」
「い、いえ、違います! いいんです!」
薬箱を取りに行こうと背を向けると、パジャマ代わりに着ていた厚めのシャツの袖を急に引っ張られる。
振り返った先には、真っ赤な直斗の顔があった。
「その、ただの…喘ぎ過ぎ、ですから…」
「あ、そう…」
「はい…」
しばらくふたりで赤くなったままのお見合いが続いた。
居心地の悪い沈黙ではなかったが、ずっと突っ立っているわけにもいかない。
冬の寒さが足元から染みる。パジャマの上しか着ていない直斗なら尚更だろう。
「アリバイ、作らないとな?」
「そうですね」
悪戯っぽく言うと、直斗は照れたように微笑した。
「ただ、どのみち一度帰らないといけません。さすがに昨日の格好のままで学校に行くのはちょっと…
ワイシャツも皺がついてしまいましたし、下着も取り替えたいですし。できればお風呂にも入りたいので」
このあたりは女性的思考だと思う。多分、自分が同じ立場だったらさほど気にしなかっただろう。
ふと直斗が顔を上げた。
目が合う。まるで覗きこむように、直斗が上目遣いに見つめてくる。
「でも…もう少しだけ。朝まで、そばにいてもいいですか…?」
直斗が両の腕を軽く掴んできて、背伸びをする。
直斗の唇が不器用に唇に触れた。
唇が離れる。追いかけていって、自分から唇を重ねた。
まったくこの小悪魔は、一体どこまで溺れさせれば気が済むというのだろうか――。
(終)
以上になります。
失礼いたしました。
※450KB越えました
ジュネス死亡www
工業用「事故米」が混入された恐れのあるおにぎりが愛知など8県のスーパーや
コンビニエンスストアなどで販売された問題で、イオンは19日、ジャスコと
マックスバリュの計129店舗でこの商品を今年3月から8月にかけて
販売していたと発表した。健康被害の報告はないという。
事故米混入の恐れがあるのは、「おにぎり(赤飯)&いなり」という商品で、
食品製造会社「シノブフーズ」(大阪市)が製造した。
イオンは問題を受けて、米を原料として扱う取引先に対して原料の入手先を
調査するよう要請した。イオンの岡田元也社長は19日、都内で記者団に、
「これはテロに近い。事件を起こした三笠フーズなどを絶対に許してはいけないし、
農林水産省の責任も重大だ」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000054-yom-soci
ただでさえ町の一部から嫌われてるのに霧のある12月とかだったらもう大変なことになってただろうなw
やっぱりジュネスの陰謀だったんだ!!!みたいな
>>902 畜生直斗可愛いぜ・・・
つか450KB超えたとか、どんだけ頑張ったんだw
>>902 いーやーさーれーたー、アク禁解除と合わせて乙&GJ。
直斗にはこのテの空気が似合う
>>902 ふおおおお…!!!GJすぐる!
直斗の一挙一動がめっちゃかわええ…wwwww
もう幸せ過ぎてお腹いっぱいですw
そろそろ次のスレか?
容量的にも用意したほうがいいのかな?
久々に来たら番長×直斗が投下されていようとは…
>>902 GJ!!!!
直球な直斗が可愛いぜ…
>>906 何か勘違いをしているようだが450KB超えたのはこのスレだぞ
>>914 わ、わかってるわよ!もうっ!
実際ここの所投下こねーとか言ってたのに結構行くもんだなと思って
ツンデレ乙
直斗と千枝ばっかじゃねえか
雪子はあんだけエロ同人出てるからいいじゃない
まあ千枝は最初期から居たのに同人全然でなかったしな
不満があるなら書け、俺だって書いてる途中だ
・・・まあ、スレがその二人ばっかということで、他キャラの書き手は離れてるのかもしれんがそこはそれ
雪子はともかく、りせが意外に少ない・・・
主りせが読みたいです…
雪子りせは人気が男に偏ってるから少ないんでしょ
ここでよく書かれてる組み合わせ見ても明らかに女が好むキャラやカップリングで書いてるのは女が多そうだし
作者の性別とかどうでもいい
主りせ書いてるんだけど仕事が忙しすぎて書き上がらん
今日も休日出勤だしなー、明日中に書けるといいんだけどさ
どうも直斗が出てくると腐女子認定したがる子がいますね
まあ直斗のSS書いてるのはほとんど女なのは分かるわ
男人気は微妙だし
絵や同人描く予定あるのも女ばっか
>>931 なんだ俺は女だったのか…
道理で女より男にもてるわけだ…
直斗か割と男人気もあるぞ
ソース俺
少数派であることを誇るといい
直斗と千枝の投下が多いからって僻むなよ…
どのキャラのファンとは言わないけどさ
…ふぅ
なんで素直に○○が好きだって言わないで他者を貶めようとするんだろうね。
むしろP4で嫌いなキャラはいないな。夏祭りのクマはてめえwと思ったけど。
急に勢いがでてきたw
不満はあるんだろうな
普段は言わないだけで
なぜその不満を他キャラを叩くことで解消しようとするんだろうか
エロパロ板なんだから書く事で解消しやがれ
そしていかにも荒れそうなことを言うw
直斗、千枝の投下が多いことと
その他のキャラの投下が少ないことは何も関係ないと思うが
妬むか、あるいはそのキャラに興味が薄い人には用の無いスレになるんだな
そういう意味で離れるとかいなくなるってことか?
でも書き手がいなくなるわけではないんだよね。
正直無数いる読者の一部が離れても大勢はかわらんしなぁ。
というかどのキャラでもいいSSが投下されたら嬉しいよ、俺は。
つか、こういう流れが多くなるとせっかくいる今の書き手も離れていきそうで怖い
自分の好きなキャラの投下が無いなら他の投下も全部なくなってしまえってのが狙いなのかと思っちまう
直斗か千枝かを書きたい(そのキャラが好き)人が残ったってことなんだろう
つーか、そんなこと言ってもしょうがないんだけどな、だから書け!ってわけじゃないんだし
自分で書くしかないと思ってるから書くけども
・・・まあ、今のスレに需要あんのか?という疑問が無いではないよ
直斗書いたほうが受けは良いんだろうなーとか
俺は供給が需要を生むと思うよ
足立×直斗だって需要を獲得したわけだしな…
投下もしてないのに愚痴るのは早いんじゃねえの?
愚痴で伸びるのは相変わらずだな
適度にどのキャラファンも満足しないと荒れる火種が残るのか
過去に嫌な思い出があり人前で肌をさらすのが怖い海老ちゃんと
キャッキャウフフなSSが投下されると俺は嬉しい。
女将修行に精を出す雪子と温泉で洗いっこプレイでそのまま
くんずほぐれつなSSが投下されても嬉しい。
りせにアイドルの頃の衣装を着てもらって今は先輩だけのアイドル
とか言われてそのままコスプレプレイなSSが投下されても嬉しい。
されないから問題なんだな
いや、問題というのも変か
>>902 GJ!!とてもエロかったっです。
ところで、そろそろ次スレの季節のようだけどよかったら立てようか?
明確なルールが無かったか
970くらいでいいと思うけど
エロパロスレは450kb超えたら次スレの季節だと思ってた。
>>949 原案ありがとう
脳内で堪能させてもらおう
流しっこか
そのネタで温めてみよう
妄想できても文章に起こす能力が無い。
なのでいつか書いてくれる人が現れるのを願いつつ妄想を垂れ流す。
>>956 妄想ネタをちょっと書き込んでると
それを拾ってちゃんとした作品書いてくれる人が出る事が稀にあるな
とはいえ「こんなん書いて!」って連呼しまくると確実に嫌われるから
己から湧き出る熱い妄想を語る事だけに集中してた方が良いと思うけど
このスレに限らんけど
ネタの垂れ流しはありがたいよ
>>949 りせとコスプレプレイ
実を言うと、まさにそんなかんじのを今書き途中真っ盛りところですw
考えることはみんな一緒だなw
書けたら投下してみます。
直斗厨は隔離すべき
キャラアンチはいらね
お前がでていけ
書くかどうかで迷ってるんだが、ここ的に完りせは需要があるんだろうか?
おっしゃ、オラちっと頑張って書いてみる!
霧が出るまでに!!
ボイトレで喉が痛いりせに飲み物を口移しで飲ませてそのままニャンニャン
>>966 え?お前は普段から全裸待機してないのか?
変態だー!
970 :
名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 17:13:02 ID:ArsjLGn5
完りせか…全裸で待つぜ!
>>969 おいおい。
全裸で待機は紳士のたしなみだろ。
俺ぐらいの上級者になると、靴下とネクタイも忘れないからな。
で、次スレはタイトルどうするんだい?
【P3・P4】 ペルソナ3・4専用 エロパロ 8
りせいらないから雪子出せ
>>960 何を妬んでいるのか分からんが
本スレでもそういう事いう奴多いよな
実際、早めに追い出しかけて成功したの今の本スレだしな
>>975 なんとなく言いたいことは分かったし、おそらく皮肉なんだろうけど
「追い出した方がいい」と取られかねないぞ…
自分も供給が需要を呼ぶと思うぞ
神作品に出会うと何か書きたくなるものだ
不満があるヤツはとにかく自分の好きキャラの作品を投下したらいい
正直〜〜厨とか言ってる人は荒らしにしか見えない。
だな
人気キャラ貶めるんじゃなくて好きなキャラ押し上げてみせろ
稚拙だろうが投下してみりゃいいんだ
菜々子「またケンカ?」
久々に投下があったと思ったら、またこの流れですか…
何回繰り返せば気が済むんだよ('A`)
>>975 > 実際、早めに追い出しかけて成功したの今の本スレだしな
俺もそれで本スレを離れた一人だしな…
あれ…なんか涙出て来た…
良いから一回全裸で寝てみろ!!
落ち着くぞ!!
番長×小夜子とかどうよ?
と言いつつ埋めますか。
番長×影雪子とかどうよ?
ちょっ!おまっ!的に
りせ(センセイと経験済み)×陽介(童貞)
百合カプおkなら千枝×影雪子とか?
縛られた番長と女性陣4人からの弾劾裁判
主人公とナミさんとか結構…ごめんなんでもない
>>983 番長にポイ捨てされたりせがジュネスに癒されるとかそんな完二かw
>>987 優しい番長がジュネスのためにりせをデリバリー
番長×ナミさんだと場所はガソスタかw
誰もいないガソスタの事務室でにゃんにゃん
思い切って番長×絵里
人妻だからNTRになるんだろうか
外に連れ出して恥ずかしがるナミさんに誰も通らないよと羞恥プレイ
恥ずかしがるナミさんいいな…
てっきり逆レイープだとry
ume
番長×ナミって浪川×浪川じゃねーかww
1000でSSが増えますように
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。