【恥辱の宴】戦火の中犯される娘達【淫獄の贄】

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1名無しさん@ピンキー
被虐の姿ここに極まれり!
戦争などで無惨にも犯される少女達…
のスレッドです。

兵士や盗賊、モンスターなどの襲撃で犯される村娘
捕虜になって慰み者にされる女性兵士などなど
舞台は現代・ファンタジー・時代モノ問わずで行きましょう。
基本は何でもありですが
出血など、グロ要素の有るものは警告をお願いします。

前スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1184343584/
2名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 07:07:30 ID:4ZjvZp4J
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>   ゆっくりしね!!!         <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
3名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 18:21:56 ID:5WEEn1Fq
前スレ見て大戦略をやってるといろいろ想像してしまった。
装甲車が破壊される度に、捕虜となった女性兵士が… てな感じで。
4名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 23:16:06 ID:NUW7bDuf
しまった、番号振るの忘れた。ゆっくり死にたい。
5メイ・ユスカ:2008/05/16(金) 14:01:32 ID:KBpDefqS
古来から戦は男は殺し女は陵辱するのが習わしだ
6名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 23:55:35 ID:19Xa68b4
>>1
スレ建て乙です。
7kie:2008/05/18(日) 15:21:03 ID:fQH8e+CD
>>1
スレ建て乙。

というわけで、新スレ記念に職人の俺が来ましたよ。
なんでもリクエストしてくれ。今日中に仕上げるぜ。
ただし、スカトロとグロは勘弁な。
8名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 17:05:37 ID:gYRzGy5O
テロリストに占拠された大使館、長引く篭城の中、陵辱される女性大使館職員と大使の家族ってなシチュで一つ頼む。
9スレの7:2008/05/18(日) 22:00:21 ID:fQH8e+CD
これより投下します。

↓↓↓↓↓↓
10スレの7:2008/05/18(日) 22:00:49 ID:fQH8e+CD
 銃声が響いた。兵隊どもが掃除の行き届いた床を土足で踏みにじり、壁に威嚇のため
の風穴が開き、硝煙と埃の匂いが幾重にも混ざり合って、大使館の荘厳たる権威を潰し
ていく。
 マリーの身体は壁に縫い付けられたかのように動かない。
 銃身が槍衾のように周囲を取り囲んでいて、マリーの他にも、いままでよく働いてく
れた顔なじみの職員や、面倒を見てくれた手伝いや、話し相手にもなってくれた警備兵
の人たちが、顔を真っ青にして一つの部屋に集められている。
 動くなと、マリー達は命令されていた。命令。本当ならただ一人だけ命令を発する権
利を持っていたはずの父親は、別の部屋で丁重な扱いを受けているらしい。今命令して
いるのは、肥え太った豚のようなグンソウという名前の男だった。逆らった人たちはお
仕置きをされた。頭や胸や腕に穴を開けて、そこここから血を溢れさせていた。もう血
が流れなくなった人のほうが多い。硝煙の匂いよりも血の匂いのほうが強いぐらいだ。
でも、私は動かないのは得意だった。いま私を抱きしめて震えているナタリーより、ず
っと得意だった。
「逆らわなければ、手荒な真似はしない」
 ひきつったような声で、グンソウは私達に言った。綺麗な服とは正反対の太った男だ
った。彼が命令している兵隊の多くは、選択しすぎて色あせた服を着た、顔だけで人を
睨み殺せそうな精悍な連中だったけど、彼だけはまったく太っていた。どうしてこんな
ガマガエルみたいな醜い男が司令官なのだと思ったが、マリーは貞淑を至上とする貴族
教育をたっぷりと身に浴びるように受けていたので、口に出しては何も言わなかった。
双方にとっていい結果だったかもしれないと、後になってそう思う。
11スレの7:2008/05/18(日) 22:01:13 ID:fQH8e+CD
「お、お嬢様だけは」
「あ?」
「マリーお嬢様だけは、どうか、開放して差し上げてください。まだ子供ではないです
か」
 ナタリーは、震える声でそういった。いつも笑顔を絶やさず、気の強そうな表情を崩
したことのないこの女が、どうしてそんなにへりくだらなければならないのかはわから
ない。あんなブタガエル、いつもみたいに一括してやれば、へこへこ頭を下げるか、苦
い顔で去っていくかのどちらかだと思うのに。
「黙れ。次、要らんことを言ったら」
 大きな音が響いて、二階からほこりがぱらぱらと落ちてきた。銃弾で天井を打ち抜い
たのだ。男はすぐに暴力行為に出るから、マリーはあまり好きになれなかった。
「…………ナタリー、私は大丈夫だよ」
「お嬢様」
「言うとおりにしよう。グンソウさん、大人しくしているから、危害は加えないで下さ
い」
 ぺこりと頭を下げると、グンソウは鷹揚にうなずいた。いかにも恩着せがましく、顔
は浅ましくゆがんでいたけれど、マリーは心からの感謝をこめているようにも見える表
情を作って、あとはずっと黙っていた。
 グンソウは部下に命じて、私達二人に個室をあてがった。全権大使の家族であるマリ
ーは、彼らにとって人質の価値が十分以上にあったから、そこそこ丁重に扱われた。風
呂も使えたし、食事も一番いいものを回してもらえたし、運動や身づくろいの時間も与
えられていた。もちろん、その間にはいかつい顔をした兵士二人組の監視があったのだ
が、それでもしばらくは、人質にされる前よりも刺激の無い日々が過ぎていった。生き
るのは難しくなかった。退屈を紛らわせることのほうが難しいぐらいだった。

 そして、月日が流れた。
12スレの7:2008/05/18(日) 22:01:35 ID:fQH8e+CD
 表面上は何事もなく日々は過ぎていたが、変化はゆるやかに進んでいた。まず、グン
ソウが大声で部下を怒鳴り散らすことが多くなった。兵士達の雰囲気がぴりぴりとして
きた。奇妙な緊張が屋敷を包んでいた。ひときわ大きかった変化は、大使館の周りを兵
隊がぐるりと取り囲むようになったことだろうか。グンソウも彼の部下達も、親の仇で
も見るかのような視線をその場所に向けていた。はじめは私達に決して聞こえないよう
に行われていた会話も、今では平然と大使館の廊下や食堂で行われるようになった。
「クーデターは失敗」
「友軍は全滅」
「人質がいるうちは大丈夫」
「食料を持ってこさせなければ」
「毒の危険」
「交渉の余地は」
「人質を助けるための強襲が予定されている」
「どこかで手打ちを」
「ありえない」
「最後の一兵まで戦う」
 以上の事実から、マリーはおおざっぱに状況を推察することが出来た。
 彼らは憂国の念をまちがった形で募らせて、まちがった形の行動で発散することを選
んだ、おばかな自称愛国者である。実際に行動するぐらいなのだからこの国の治安も相
当悪かったのだろうし、そういえば父はこの国に来るのを必死で止めようとしていた記
憶もあるような気がするが、それにしても遊びに来ているまさにその時にクーデターに
巻き込まれるとは自分の運のなさは相当なものであるらしい。このまま貴重な青春が浪
費されることになるとは、どうにもこうにも耐え難い。
13スレの7:2008/05/18(日) 22:01:58 ID:fQH8e+CD
「ねえナタリー、この生活、いったいどれぐらいになるかしら」
「一ヶ月ほどかと思います」
「そろそろ飽きてきたわ」
「お嬢様…………そのようなことを公言してはなりません。あいつらは舐められている
と思うでしょう」
「まあね。でも、やっぱり退屈は退屈なの。そろそろ警備も緩いんじゃないかしら」
「脱出は危険すぎます」
「ものはためしって言うじゃない?」
「お嬢様、このようなケースでは、勝手な判断で動くのが最も危ないのです。一年でも
二年でも、軍には逆らわずにじっと待つべきです。いずれ、彼らは何らかの理由によっ
て自滅するでしょう」
「何らかの理由って?」
「不利な条件での交渉を飲むか。あるいは、単純に武力によって全滅させられるか、ど
ちらかです。後者の場合だと、私達の安全は保証されておりませんが」
「あいつらの仲間割れって線もあるわよね」
「その状態は議論の余地なく最悪ですが、決着には繋がりません。むしろ私達が危険に
なるだけです」
「早く決着するといいのにねえ」
「それまでが辛抱の時なのです。あせってはいけません、お嬢様」
「わかってるわよ。ありがとう、ナタリー」
 笑顔を向けると、ナタリーは感極まったかのように抱きついてきた。マリーは何かに
つけて世話をやいてくれたこの女性職員が大好きだったし、今では年齢を超えた友情さ
え感じている。
 自分とは違う、黒い髪。いつでも濡れているライトブルーの瞳。肌こそ一ヶ月の捕虜
生活のせいで多少荒れてしまったが、それでも白く美しい輝きを保持している。すっと
通った鼻筋に、形のいい桜色の唇、なめらかに線を描く眉。男の人は誰でもこんな女性
が好きなんだろうなと、マリーは若干の嫉妬をこめてそう思う。
14スレの7:2008/05/18(日) 22:02:20 ID:fQH8e+CD
「ねえナタリー。もしも私が国に帰ったら、私に雇われてくれないかしら」
「もったいないお言葉です。機会があれば、是非お願いしますね」
「……遠まわしに断ってるでしょ、それ」
「そんなことありませんわ」
「じゃあ、私がここを出てから、改めてあなたを口説く準備をして、大々的にあなたを
勧誘しても恥をかくことがないって、そう思っていていいのね?」
「…………」
「ほら、嘘なんじゃないの」
「……お嬢様、あまりナタリーを困らせないで下さい。私は外で働く人なのです」
「まあ、そりゃあ大使館で働いてるくらいなんだから、超エリートなんだろうけど。そ
れは私との縁よりも大事なものなの?」
「私は働くことが好きなのです。たとえどれだけつらくとも」
「そっか」
「ただ、もしも疲れることがあって、その時にまだお嬢様が私を忘れていなければ……
……必ず駆けつけます。きっと約束しますよ」
「うん。嬉しい」
 マリーは、そんな仮定がありえないことを理解できる程度には大人だったが、そんな
のは嘘だと糾弾するほど子供でもなかったので、心の寂しさを押し込んで幸せを装い頷
いた。
 そして。
 それが、二人が幸せだった時の、最後の記憶になった。
15スレの7:2008/05/18(日) 22:03:36 ID:fQH8e+CD
 夜の帳が下りる。一日は過ぎていく。星が煌々ときらめき、男達が狂気をもてあそぶ
闇の時間がやってくる。
 久々の呼び出しを受けて、マリーとナタリーは司令室までの廊下を歩いていた。かつ
てブリーフィングルームとして利用されていたものだが、今では命令伝達の中枢部とし
て使われているらしい。防音対策も完璧で、中で何を話そうとも、外には一切漏れるこ
とがない。
「失礼します。マリーとナタリーです。お呼びに応じ、参上しました」
 ノックを二回して返事を待ったが、反応がない。
 沈黙が十秒ほど続き、さすがに不審に思ってもう一度ノックしようとしたときに、ヒ
キガエルが潰れたときに出す悲鳴のような声で、
「入れ」
 と、グンソウの声が聞こえた。
 マリーは扉を開けようとして、その手を掴まれた。強張ったような表情のナタリーが、
マリーをかばうように前にでて、金属製のドアノブを睨みつけている。
 錆びたようなにおいがした。
 そんなに古い金属なのだろうか、と、マリーは気楽に考えたが、次の瞬間、勢いよく
扉をあけて広がった視界を目に入れて、状況を一瞬で理解した。
 匂いが、強くなった。
 司令室の床に紅い花が咲いている。人の死体を養分にして咲く狂い花、それが真新し
い血痕であることをマリーは瞬時に見て取った。錆びたようなにおいは、新鮮な血液が
出す鉄サビのそれだった。重厚なアイボリーホワイトの絨毯が、血液を吐くほどむさぼ
って赤色に染まっている。
「ひ…………きゃあああああああああああああああ――!!!!」
 マリーは悲鳴を上げた。絶叫した。本心から驚いたというより、人を集めるため、助
けを呼ぶための絶叫だった。しかしあっという間に肩をつかまれ、血溜まりの床に引き
倒されてしまう。扉が無慈悲に閉ざされた。これで、よほどのことが無い限りは助けが
来ることはない。
16スレの7:2008/05/18(日) 22:04:06 ID:fQH8e+CD
「…………ようこそ、マリーお嬢様」
 ヒキガエルの顔を持った豚グンソウは、にたにた笑いながら不必要なほどゆっくりと
挨拶した。
 精神にささくれができそうな、酷い声だ。
 その視線がじっくりと、なめくじを思わせる湿った欲望をまとって自分の身体を上下
していることに気がついて、さすがに気丈なマリーも声を呑んだ。
「ああ、ああ、お嬢様。今日は記念すべき日です。廊下ですれ違うたびに食堂で顔を合
わせるたびに犯してやりたいと思っていた貴方を、今から現実に蹂躙することができる
のですからねえ」
 芝居がかった声に、彼の左右に従えている兵士達の笑い声が追従した。
 顔も、その眉も唇までもが笑っている。
 楽しそうだった。
 ……楽しいのだろう。
 マリーは、彼らに毅然とした態度を示すため、侮辱に対しては権威をもって報いるこ
とを決意した。
「…………正気ですか。私を犯せば、この国も、私の国も、あなた達を許しはしません
よ」
「それは怖いですねえ」
「ならば! 私達をこのような場に呼んだことを詫び、自らの罪を悔いるための方法を
探しなさい!」
「いやいや、もういいのですよお嬢様。我々はもう死を覚悟しているのです。どんな国
であれ、内乱罪は死刑に決まっているのですから」
「…………っ!」
 その瞳に含まれた狂気の色を正確に読み取って、マリーはグンソウに対する説得の不
可能を思い知った。狂気にとらわれた人と会話が成立するはずがない。今、この場にお
いて、まがりなりにも未来と呼べるものがあるのはマリーとナタリーだけなのだ。それ
は、この絶望だけが先に待っている罪人達にとっては許しがたいことに違いない。
17スレの7:2008/05/18(日) 22:04:34 ID:fQH8e+CD
「お、お嬢様だけは! 私が、私がかわりに!」
 パン! と、響いた銃声で、ナタリーはそこから先の抗弁を封じられた。マリーも同
じだった。眼前に迫った死の匂いが、その銃声からはむせ返るほどに香ってくる。実際
に殺されるかもしれない。そういう損得の利かない人間の持っているハッタリでない危
うさが、目の前の兵士達からは確かに感じられた。
「…………もちろん、あなたにも相手はしてもらいますよ」
 不必要なほど慇懃な言葉を使って、グンソウはにたにた笑い、ナタリーの身体を見た。その形のいい胸を。腰の柔らかなくびれを。手入れの行き届いた黒髪などを、じっくりと見つめている。
 マリーは嫌悪感から唾液があふれ出し、恐怖から生じる冷たい汗が流れるを感じた。
「しかし、まずはお嬢様、あなたからです。いやはや、あなたのような美しい、気品の
ある少女というのは、市井の街角なかでは中々お目にかかることさえできませんからね
え」
 ぐっぐっ、と、くぐもったような笑い声をあげ、グンソウはマリーに近づき、その肩
を掴み取った。
「ああ、甘い匂いです。とてもいい。肌も、すごく柔らかい」
「…………っ!」
「この金の髪も、本当になめらかです。はははあ、いや、毎日湯場を使わせていた甲斐
もあろうというものではないですか。誰に見せるためにこんなに綺麗にしているんです
か? いや、わかっていますよ。答えなくてもいい」
 絶対にわかっていない私はお前のようなクズのために身体を綺麗にしているんじゃな
い、とマリーは思ったが、恐怖と嫌悪感は既に口を利くことさえ難しくなるほどの大き
さになっていた。正面から、背中越しに、服越しに、胸をもまれ、太ももをなでられ、
腰に性器をこすりつけられる感覚は、絶望的なほどに屈辱だ。
 涙が浮かんできた。
 それが、すごく、いやだった。
18スレの7:2008/05/18(日) 22:04:59 ID:fQH8e+CD
「そんなに嬉しがらなくてもいいのですよ。ああ、一応聞いておきますが…………マリ
ーお嬢様、あなたは処女ですか?」
「…………」
 無言の抵抗を決め込むつもりで黙っていると、グンソウは、スカートの下に手を入れ、
秘所に指をあらあらしく突っ込んだ。
「うっ、あっ、っ……ひあああああああああああああああ!!」
「答えなさい」
「……っ! しょ、処女です!!」
「よくできました。それでは、貫通式の準備をするとしましょうか」
 血溜まりの地面に引き倒され、マリーは純白のワンピースを真っ赤に染めることにな
った。瑞々しい華奢な腕をつかまれ、脚を抑えられ、肌を数人がかりでなぶられる段に
なって、心の底からの恐怖が湧き上がってくる。
「いやっ…………や……いやよ! やめなさいっ! こっ……こんなの、ゆ、許されな
いわよっ!!」
 兵士達は、聞く耳も持たずにマリーの身体を愛撫している。
「グンソウ、ローション使っていいですか」
「ああ、好きにしろ」
「へへ、お嬢様、ちょっと冷たいですよっと」
「…………え、う、うあああああっ!!」
 ツプッ、と、指が秘所に入れられた。まるで濡れていない陰部をまさぐるように、奇
妙な感触がうごめいた。
「いやっ…………もっ、もう……いやああああああああああ!!!」
 もはや対面も気にせず、マリーは暴れまわった。腕と脚に力を入れ、腰をばたつかせ
た。しかし男達の無骨な手にあっという間に押さえつけられ、身動きが取れない状態に
させられる。
19スレの7:2008/05/18(日) 22:05:32 ID:fQH8e+CD
「さあ、誰がやる?」
「もちろん俺だ。お前達は、そこの黒髪をくれてやる」
「へっへっ、まあ、俺たちゃこっちのほうがいいですけどね」
「グンソウ、俺はお嬢のほうがいいっす。口のほう使ってもいいですか?」
「後にしろ。まだ反抗する気力があるみたいだから、噛まれてもつまらんぞ。手でしご
いてもらえ」
「わかりやした…………ほら、うまくやれよ」
「ううっ、そ、そんな……」
 グロテスクに脈打つ男根を突きつけられ、マリーは目の前が真っ黒になった。しかし
男達は容赦せず、マリーの小さな手を掴み、陰部にこすりつけるように動かしていく。
「へへ、まあまあいいぜ、お前」
 指に絡みつく少女の手に陶然としながら、男はマリーの胸をつかみ、蛇を思わせるし
つこさでなでまわした。
「うっわー、きれいなマ○コしてますねえ。綺麗なピンクですよ!」
「たまんねえ。俺、こんなマ○コ見たことねえよ!」
「おめーの相手はいっつも三流の娼婦だろ。こんなお嬢と一緒にすんなよ」
「処女の手コキもいいぜー……この、ぎこちなさが、ぞくぞくくる」
「クリ剥けてねえし、これ、マジモンの処女だな…………へへ、やべ、燃えてきた」
 口々に勝手なことを言いながら、男達は裸のマリーに群がっている。
 いや、もう一人。
 泣き叫びながら犯されているナタリーの声が、遠くから聞こえるかのように耳に響い
てくる。
20スレの7:2008/05/18(日) 22:06:01 ID:fQH8e+CD
「おいおい、こっちも処女だぜ!」
「マジで!? うわ、俺もそっちにすればよかったかなあ」
「へへへ……ほら、ナタリーさん。俺のが入ってますよー。どんな気分ですか」
「…………んっ、あ、ああああっ! やめてええっ! い、う、うあああああああああ
あああああ!!!」
「おい、処女の二穴差し、行こうぜ」
「俺が前な」
「げー、俺後ろかよ…………まだ浣腸してねえし」
「後で洗えよ」
「そうそう、浣腸も後で楽しもうぜ」
「んじゃ、せーの」
「せーの」
 掛け声をあわせて、男はナタリーの直腸に進入した。
「………………やめ、っ! や、やだ……あ、あああ、ひゃああ!!!」
「入った! 入ったぜ!」
「ほら、動くぞ!」
「ああっ…………う、くっ……い、いやっ………………いやあああああああああああ!!」
 ナタリーが絶叫するが、誰も頓着する様子はない。
 むしろそれを楽しむかのように、彼女の細い腰を掴み、二人がかりで蹂躙している。
 涙が溢れてきた。
 だめだ。
 止まらない。
 これからされるのは自分なのに、まだ挿入されてもいないのに、絶望はすでにこのま
ま死ぬんじゃないかと思うほどに大きくなっていく。
21スレの7:2008/05/18(日) 22:06:29 ID:fQH8e+CD
「ははっ…………さて、こちらも楽しみましょうか」
「グンソウ、早く終わらせて下さいよ」
「馬鹿が。こんな極上の処女、すぐに手放すわけないだろう」
「へへ、俺、しばらくは胸でいいや」
「俺は手だな」
「胸、うすいけど形はいいし、うまくやったらいけるんじゃね?」
「……っ! う、や、やだああああああああ!!!」
 その真っ白な肌や、むき出しにされた臍に、男の手が伸びてペッティングを繰り返し
ている。
 首筋に舌が這っている。
 乳首を舐められている。
 陰部が、二本の指で、勝手気ままにかきまわされている。
「あっ! ……う、ううっ!! や…………ああああっ!?」
 マリーの正気は、野獣のような男達にあっという間に犯されていく。
 壊されていく。
「……はは、じゃあ、そろそろ頂きますか」
「…………っ!!」
 足を広げられたので、閉じようと必死で力をこめるが、その反抗さえも楽しむかのよ
うに太ももを嘗め回され、マリーは絶望の悲鳴を上げる。
「や……やだっ…………やだあああああっっ!!」
「さあ、開通式ですよ?」
「いやああああああああああああああああああああああっ!!」
 激痛に、気が遠くなった。
 腹に異物が進入してくるのがわかる。
 身体が裂けるような、肉ごとえぐられるかのような、最悪の感触だ。
 ガマガエルのような顔に醜悪な笑みを浮かべて、グンソウは、マリーの腰を逃げられ
ないように両手で固定して、性器をぐいぐいと押し込んでいく。
22スレの7:2008/05/18(日) 22:07:04 ID:fQH8e+CD
「はあああっ! う……ああっ! あっ! ああああっ! いや……あっ…………ああ
あああああああっ!!」
 ひときわ大きい絶叫が、司令室に響いた。
「ふ、ふはははははははっ! ついに頂いた! 破った! マリーお嬢様の処女を、俺
が頂いてやったっ!!」
「あぅっ! くぁあああっ!! …………あっ! ……うっ、くあああああっっ!!」
「うっわー、すっげえ泣いてるよ」
「汗かいてるし、かわいいー」
「処女だけあって最高の感触ですな。ほら、もっと締め付けてくださいよ」
「……ううううっ! くっ、い、あ…………ふっ、ああっ! くああああああああっ!!」
「…………ああ、処女はいい声で泣くなあ。指だけでいきそう…………」
「ううああぁ、うっ! っ……いっ……! ひあああぁぁ!!」
「ああ、お嬢様、ああ、なんと素晴らしい。こんな風にあなたをよがらせる日を夢見て
ましたよ、マリー様」
「ぐっ……かはっ……! ん、あ……ぎっ……あああっ!」
「ぎゅうぎゅう締め付けてきます。痛いほどですねえ。まあ、あなたも痛いでしょうか
ら、おあいこかな?」
「あ、あああっ!!! もういやあああああっ!!」
 切り裂くような痛みに、マリーは悲鳴を上げることしかできない。
 ずぶずぶと、膣に男性自身を出し入れされるおぞましさに、吐き気さえこみ上げてく
る。
 どれほど時間が立ったかわからない。
 挿入を繰り返された陰部が赤くなり、口々に交わされる兵士の声が、異国の言語のよ
うに耳に響いてきた。
23スレの7:2008/05/18(日) 22:07:31 ID:fQH8e+CD
「グンソウ、処女穴どうっすか?」
「搾り取られそうだ。ああ、もう出ちまうから、今度はお前がやるか」
「マジっすか! やります! 絶対にやりますから!」
「はは、元気だな…………それではお嬢様、たっぷりと出してあげますから、受け止め
てくださいね」
「え…………?」
「ほら、ほら、もう出てしまいますよ」
「…………っ!! あ、や、やめて…………そ、そんなことされたら、私…………私は
っ!!」
 つかまれていた手を片方だけ振りほどき、マリーは、必死でグンソウの腹を押して遠
ざけようとする。
 膣を締め付けて、これ以上奥を犯されないように抵抗する。
 それが、グンソウには嬉しかったらしい。
 唇をゆがめて優越感に笑いながら、マリーの髪を掴み、陶然とした表情で視線をぶつ
けてくる。
「ああ、その抵抗、潔癖さ。あなたは最高でしたよ。でも、そろそろ今日はおしまいに
しましょう。あなたの膣は、麻薬のように居心地がよすぎますから」
「……や、やだ、やだやだっ!!! やめて! やめてよっ!!」
「行きますよ?」
「う、嘘でしょ!? も、もう十分…………あ、ああああああっ!!」
 どぷどぷ!! どぷっ、びゅるううううっ!!!
 白濁の汚れが、マリーの膣に、大量に注ぎ込まれた。
24スレの7:2008/05/18(日) 22:08:04 ID:fQH8e+CD
「あ、ああああ…………」
 絶望に瞳をにごらせて、マリーは全身を虚脱させ、がっくりとうなだれる。
 グンソウはゆっくりと性器を引き抜いた。
 膣の入り口から、ごぽごぽと白い液体がこぼれてくる。
 犯された。
 豚のような男に、身体の底からレイプされた。
 その屈辱と悔しさに、マリーは涙を溢れさせ、せめて顔を手で隠して、誰にも無様を
見せないようにしてうなだれる。
 しかし、まだまだ宴は終わらない。
 金の髪を掴まれて顔を強引に上げられ、奉仕を強要され、それから、尻穴をえぐられ
る。
 永遠とも思える時間の中で、男達に輪姦される。
 マリーの意識は、ゆっくりと暗転し、気絶した。
25スレの7:2008/05/18(日) 22:09:17 ID:fQH8e+CD
↑↑↑↑↑↑

以上でおしまいです。
26名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 23:45:56 ID:4fdwrela
乙です。楽しめた。
27名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 00:13:06 ID:f4rWGujZ
GJ! 次回作に期待す。
28chain of carma【story of justice】:2008/05/19(月) 00:40:02 ID:x7CIzBM9
「へ、ヘンリー…」

ヘンリーと呼ばれた中性的な青年は、兵士により取り押さえられている女性を見下す。

女性の顔はヘンリーと違うことなく瓜二つで、長い髪をバッサリ切ればヘンリーと見分けがつかなくなりそうだ。

ヘンリーは女性の髪を荒々しく掴み、グイと引き寄せ近づいた顔に荒い息を吹きかける。
狂気であり狂喜の表情は女性にとって苦痛に耐え難い恐怖だった。

「見つけたぞジャンヌ・ダ・アーク。オルレアンの民を惑わす魔女め」
「ならアナタは魔王よ。我が弟にしてブリタニアの権力を横取りした盗人」

お互いに同じ顔で、同じく罵りあう双子。
狂ったように笑うヘンリーを毅然とした表情で見つめるジャンヌに嫌悪感を催したヘンリーはジャンヌの頬を叩く。

「あうっ!」
「気に入らないんだよジャンヌ。貴様は僕と同じ存在でありながら、日の当たる場所ばかりをかっさらった!口減らしのために売られたのも僕!民衆を扇動した貴様を倒すために立ち上がったのに、悪人扱いされるのも僕だ!なぜ貴様が正義だ!?なぜ貴様だけが…」
「正義とは神の定めた尊き法。それを違えたアナタが正義を語るなど愚の骨頂よ。正しき者には正しき評価がつく。力を翳し蛮行を行うアナタは正義じゃない!」
「だ ま れ !」


再びヘンリーがジャンヌの頬を叩く。
乾いた音と共にぐらりとジャンヌの頭が揺れる。
黙りこくるジャンヌの、ドレスを短剣で裂き始めるヘンリー。
ジャンヌは羞恥で顔を赤らめながらもがくも、オルレアン兵士に取り押さえられ動くことが出来ない。

「なにをっ!?」
「正義が神の法ならば、神に違えさせてやるジャンヌ!犯してやるよ姉さん!」
「や!止めてヘンリー!私達は姉弟…」
「五月蝿いぞ淫売…」

びいいっとドレスを剥ぎ取るヘンリー。
露わにされたジャンヌの大振りの乳房やくびれた腰。
僅かに金の陰毛で覆われた股を見て唾を飲むオルレアン兵士。

卑猥と言うよりは、一種の芸術品のような姿態をじろじろ見つめるヘンリー。
ジャンヌはその恥ずかしさに耐えられず涙を流し続ける。

29chain of carma 【story of justice】2:2008/05/19(月) 00:58:31 ID:x7CIzBM9
豊かなジャンヌの乳房を揉みしだくヘンリー。
手のひらの中で自在に歪む感触に悦に入ったヘンリーとは裏腹に苦悶の表情で耐えるジャンヌ。

「声をあげてよ、姉さん」
「ひうっ」

乳首を優しく擦りあげ、優しく囁くヘンリーに思わず声を出すジャンヌ。
ヘンリーは張り手により赤く染まったジャンヌの頬に口づけをする。

「ごめんなさい姉さん。ぶっちゃってごめんなさい」
「ヘンリぃ…うあぅっ」

ジャンヌの乳房を弄くっていたヘンリーの片手はいつの間にかジャンヌの股にまで伸び、花びらの縁を優しくなぞっていた。
未知の快感と血の繋がった弟に強姦されている背徳感からジャンヌの花びらからは露が溢れ出してくる。

それを見たヘンリーは満面の笑みでジャンヌの乳房へしゃぶりつく。
貪るヘンリーの舌使いに声にならぬ声をあげジャンヌは悶えている。

「ああ嬉しいよ、ジャンヌがついに僕のものに…!僕だけのジャンヌになるんだ…」

狂気めいた狂喜を見せ、ジャンヌの花びらへ自身の性器をあてがうヘンリー。
ジャンヌはそれを見、狼狽する。

「駄目!駄目よ駄目ヘンリー!それは」
「だまれ魔女!」

ヘンリーの拳がジャンヌの鼻に当たり、ジャンヌが鼻血を撒き散らす。

「があっ、はっ」
「魔女め…ジャンヌの体を蝕みまだ云うか。これは悪魔払いだよ。ジャンヌに子を宿して悪魔を払うんだ」
「ふぇんりー、だめ、ほれだへは…」


ジャンヌの懇願に耳を貸さず挿入するヘンリー。
ぶちぶちと音がし、ジャンヌの花びらが血に染まる。

「ぎああっ!か、はぁ、あっ、あ"あっ!」
「はああっ…。ジャンヌは暖かいよ。優しく僕を抱き締めてくれる…ね」

下腹部を刃物で抉られているような苦痛に顔を歪めているジャンヌに優しく語りかけるヘンリー。
ジャンヌの悲鳴が響く中、ヘンリーは快感を得るべく腰を降り続ける。


卑猥な水音が響くなか。いまだに苦痛による叫び声をあげるジャンヌを見下ろし、恍惚の表情で強姦行為を続けるヘンリー。

「もう少しだよジャンヌ。もう少しで悪魔が姉さんから出て行くから」
「やめてええぇ…もういやなのぉ、あぐっ、あ、いだいいっ…ぐるじぃいんっ…」


鼻水や鼻血、涙でべしょべしょになったジャンヌは芸術品ではなく卑猥な美女と成り果てている。
30chain of carma 【story of justice】3:2008/05/19(月) 01:14:15 ID:x7CIzBM9
自身も淫猥な宴に加わろうかと鎧を脱ぎ出すオルレアン兵士達。
そして兵士達がげびた笑いを浮かべつつ自身の性器をあらわにした瞬間。

スパッ


ヘンリーの抜いた剣閃が兵士達の性器を切り取っていた。

鮮血を股間から吹き出し絶命する兵士を見下し、ヘンリーは血まみれの剣を持ちながらジャンヌを犯して続ける。

「やああああっ!あ、あああう!やっ、あ、やだあああっ!」
「ジャンヌに触れるな外道が!彼女を犯そうとするなど、正義に外れた行いだ」

自らの行為はどう説明するのか、兵士だったものに吐き捨てるヘンリー。
兵士の返り血まみれになり発狂寸前のジャンヌに優しく抱きつくヘンリー。

「さあジャンヌ、受け止めて…」
「ああやあっ!やだあああっ!やだやだやだ!だめだからあああっあっあんっ、ふあっ、あっ!」

ジャンヌの叫び虚しくヘンリーはジャンヌの奥へ精子を放った、
びゅくびゅくと放たれる精子に、意外にもジャンヌは快感しか感じていなかった。

「ふあっ…あ…あああぅっ…あはぁ…っ」
「…はああ、良いよ…っ、姉さん…」


ジャンヌの花びらからは血の入り交じる精液がしたたり、ジャンヌは涙や鼻血鼻水、返り血まみれのグロテスクな美女と化していた。

だが目はまだ輝きを失っておらず、尻を上へ突き出した。


「あなたは私が眩いばかりに狂い、墜ちた。私が悪だと決めつけなければ自己を保てなかったのね…。」


ナラバ
ワタシハ墜チマセウ。


「さあきて…私のヘンリー…」
「ジャンヌ…っ。僕は…僕はぁっ…!」


ジャンヌの独白に頭を抱えたヘンリーはジャンヌの花びらへ再び性器をぶち込む。


「ふあああんっ!」
「あくっ!」

ジャンヌは明らかに歓喜と快感のみの笑顔を浮かべ、幾度と無く放たれるヘンリーの種を受け入れ続けた。

自身は堕ちず、ヘンリーと共にある覚悟と
一抹の恨みを抱きながら。


31名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:14:41 ID:svo06QGJ
ヘンリーはイギリス読みだからアンリのほうがいいんじゃないかなあ。
32名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:15:14 ID:svo06QGJ
あ、ごめん割り込んじゃって。
33chain of carma 【story of justice】last:2008/05/19(月) 01:24:09 ID:x7CIzBM9
イングランド
王室クーデター


「手こずらせてくれたわね。反乱軍の狗」
「…ロイヤルガード!」

いがみ合う
同じ顔の男女。

頭に突きつけられた銃をものともせず睨みつける男に、女は嘲笑うように見下す。


「正義は力よ。神は無意味。何もしてくれないもの」
「そんなこと…」
「無いわけ無い。いまアナタが窮地に追いやられても神は助けてくれないものね」

女はスカートと下着を脱ぎだし、薄く金の陰毛に覆われた股を男の前にさらけ出す。


「…な、何を!」
「ヘンリー…私はずっとこうしたかったの。訳の分からない性善説って悪に陥ったアナタを救うためにはアナタの子を孕むしかないって」
「や…止めて姉さん…!」

歓喜の笑みのまま涙を流すジャンヌと、恐怖におののくヘンリー。


ヘンリーは抗えず、ジャンヌが孕むまで犯し続けたのだろう。



正義と言う狂気(凶器)は人を傷付ける。


正しい義とは
人の中にある。


ならば正義とは
正義足り得るのだろうか。




end






【justice】
剣と天秤がモチーフ
『公平・平等』を意味する。

34名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:25:10 ID:x7CIzBM9
何が書きたかったのか…orz
お目汚しスマソ
ちょっとヘンリーに強姦されてくるわアッー
35名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:28:29 ID:x7CIzBM9
まあ>>31さん、色々複雑な事情があるからヘンリーなんだよ。
イングランド云々あるからそこから推理してくらはい。

色々設定はあるから質問あるならしてくrちょヘンリーさんまだ説明してまsンギモッヂイイイッ!!
36スレの7:2008/05/19(月) 18:10:18 ID:Tu2X2zbd
というわけで、再びリクエストを受け付け中。

パロディーは、FE聖戦の系譜・暗黒竜・紋章の謎、ティアサガ、サモンナイト2・3、FF4・6・7、
ガンパレ、東方全般、ラングリッサー3〜5、グローランサー1〜5、ティルズオブファンタジア・
ディスティニー、世界樹の迷宮、聖剣伝説3、フェイト、われものあたりが執筆可能。

ほかの作品については、資料のアドレスを同時にアップしてくれれば、まあ、書けそうなら、書いてみる。
オリジナルの場合はもちろん資料は不要。
37名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 18:25:18 ID:iAtz5aNr
ラングWのレイチェルが揉みくちゃにされるようなの
38名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 18:55:03 ID:qUIK84hQ
>>36
コードギアスネタで、侵攻したブリタニア兵に戦火される話できないでしょうか。

先のSSグッジョブでした!
39名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 18:56:26 ID:uu7wf0A0
>>36
東方で、地獄送りになった兵士達に輪姦される
小野塚小町を……
40名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 21:55:33 ID:Ux+5G0jD
それぞれ当該スレにいけばいいと思うんだ
41 ◆/JGRUJgWLQ :2008/05/19(月) 23:29:26 ID:qUIK84hQ
前スレに埋め短編を投下しました。
本編もいずれ投下します。ではこれにて失礼!
42スレの7:2008/05/19(月) 23:42:20 ID:Tu2X2zbd
これより投下します。

↓↓↓↓↓↓
43スレの7:2008/05/19(月) 23:42:47 ID:Tu2X2zbd
 光の差し込まない牢の中にいる。
 埃っぽい空気が揺れている。
 石材で囲われた部屋に、シーツだけが清潔なベッドが置き捨てられている。
 レイチェルは冷たく冷えたシーツの上にぽつねんと座っていた。焦燥が胸を焦がし、
音の死に絶えた囚人生活に気が狂いそうになる。ギザロフに囚われてから、もう三日が
経っていた。
 怖かった。どうしてこんな目に遭わなければならないのかわからない。ギザロフ元帥
といえば、レーゲンブルク連邦王国軍部の最高責任者だというのに、どうしてこのよう
な非道をするのだろう。私のような小娘に何の価値があるのか。村を略奪し、賢者の水
晶を奪っただけでは足りないというのだろうか。
 魔力キャパシティーの高い人間は、ギザロフのように魔道研究を嗜む人物にとっては
格好の素体である。レイチェルの身体に秘められた素質はギザロフ元帥の目を引くには
十分すぎるものだった。しかし、そのようなことがレイチェルにわかるはずもない。今
まで弟と兄がわりの村の若者と共に三人で、つつましくも楽しく暮らしていただけなの
だ。村が戦火に包まれてから、何もかも変わってしまった。知らないことは罪だと言っ
た人がいた。本当にそうなのだろうか。自分のような無力な小娘は、偉い人に何をされ
ても文句を言うことさえできないのか。
(お兄ちゃん…………!)
 生きているのだろうか。死んでさえいなければまた会えるが、今はとにかく声がきき
たい。抱きしめて欲しい。もう大丈夫だと、その腕で抱きしめながら保証して欲しい。
兄が言うことなら何だって信じられた。今だって、その扉を開けて、大丈夫、助けに来
たよって、すぐに、
「出ろ。逃げようとはするなよ」
 と、声をかけられて、息を呑んだ。光にまぶたを貫かれて目を眇める。そして扉をじ
っと見つめると、若い男が入ってくるのがわかった。兄よりも少し上だろうか。薄手の
上からでも盛り上がった筋肉が、手に持った赤い灯火の輝きに照らされていっそうに鮮
やかに見える。
44スレの7:2008/05/19(月) 23:43:09 ID:Tu2X2zbd
「クルーガーだ。名乗れ」
「レ、レイチェル、です…………」
 唾を飲み込んだ。恐怖のあまり、失神してしまいそうだった。二十代前半に見えるこ
の優男は、村のどの男性よりも優雅で洗練された容姿の持ち主だったが、それが逆に恐
ろしい。
 よく見ると、本当に綺麗な男だった。兄のほうがずっと男性として好ましいとレイチ
ェルは思うが、このような場で出会ったのでなければ、甘い空想に浸ることもできそう
なぐらいの人だった。闇の中で伸ばされた手がレイチェルの白い袖を掴んだ。ぞくりと
、冷気が指先から伝わってきたような気がして、レイチェルは身体を強張らせた。
「来い」
「ま、まって」
 ギリリ、と、掴まれた腕に絞るような力が込められた。レイチェルは苦痛にうめいた
が、男はやはり冷たい目を向けただけだった。しゃべるなと言外に言われたので、泣く
泣く男の後を追うのだが、あまりにも早足なので耐え切れなくなって、
「は、離して。逃げないから、ついていくから!」
「…………」
 と言うと、腕に込められた力が失われた。クルーガーと名乗った男は、それっきりレ
イチェルを振り返ることもなく、淡々と前を歩き出した。
 泣き叫びたいほどに恐ろしかったが、混乱はなかった。クルーガーの意思表示は簡潔
にして明瞭であった。レイチェルは黙って彼の後に続いた。しかし、無言で歩いている
と足までが重くなった。会話を交わす余地などなさそうだったので、レイチェルは今い
る場所を観察した。
 薄暗い廊下のあちこちに、書物や道具が置いてある。不思議な光沢の盾、それ自体が
光を放っている青い水晶、無造作に積み上げられた魔道書、指輪、ろうそく、ハンカチ
ーフ、弦楽器、金属で出来た動物の置物。ここは粗大ゴミの集積地なのだろうか。それ
らの多くは、ものすごく価値がありそうもあり、ガラクタのようでもあって、知識のな
いレイチェルの目には全く区別がつかない。芸術的な造形を施された品だけが、かろう
じて目に止まるぐらいだ。
45スレの7:2008/05/19(月) 23:43:32 ID:Tu2X2zbd
 急に開けた場所に出て、レイチェルは瞠目した。見たこともないぐらいに豪華な屋敷
の、その居住区部分に出たことに気がついたからだった。村長の屋敷などは比べ物にな
らないほどのすごさだった。人の目に触れることを意識している場所なのは間違いない
らしく、豪奢な刺繍のほどこされた絨毯がまっすぐに敷かれ、磨きぬかれた窓ガラスが
幾重にも並び、天井に吊るされたシャンデリアの群れがまぶしいほどに輝いている。レ
イチェルは元帥というものが雲の上にある概念であるということを本当の意味で理解し
た。ただ、驚いている暇はなかった。樫材で作られた扉の前に立って真鍮製のドアノブ
を回したクルーガーは、さっさと部屋に入り、レイチェルのために道を開けた。レイチ
ェルが部屋に入ると、すぐに後ろに回ってその扉を閉めてしまった。
「…………」
 一目、その部屋を見たレイチェルは、これから自分の身に何が起こるのかを理解して
青ざめた。
 部屋には女の子達がいた。
 自分と同じぐらいの、可愛い女の子だった。
 それが、三人の服を脱がされた男達に、組み敷かれていた。
「…………うっ…………あ、ああ…………」
 でっぷりと肥えた男の腹が、波打つように揺れている。その上に乗せられた少女は、
にごった瞳のまま両手で男のものを握り、ゆらゆらと腰を動かしていた。髪はボロボロ
で汗まみれだった。破り捨てられた衣服が、部屋の隅に打ち捨てられていた。
「な、なんで、こんなこと…………」
 ショックの余りカカシになって立ちすくんでいるレイチェルの声を聞いて、三人の男
達がいっせいに振り返った。
 目をむいてレイチェルのことを凝視して、下卑た笑みを浮かべながら欲望に満ちたあ
ざけりをぶつけてくる。
46スレの7:2008/05/19(月) 23:43:54 ID:Tu2X2zbd
「お、新しい子じゃん! ラッキー!」
「うわ……すっげえ上玉だぜ」
「クルーガー様! こいつ、やっていいんですね! モノにしていいんですよね!?」
「……がっつきすぎだっつーの。クルーガー様、どうかご命令を」
 この場にいる中で上位にあるらしい優男に対してレイチェルはすがるような目を向け
たが、クルーガーはその視線に何の反応も返さず、犯されている少女に歩み寄って肩に
上着をかぶせた。
「…………この女は、もう十分だな」
「へへっ、一晩中、かわるがわるで回しやしたから、もうボロボロですぜ」
「ご苦労だった。今ならば魔眼のかかりもいいだろう」
「クルーガー様、そいつ、そいつの身の上についても教えてくださいよ。やっぱセック
スは、深くわかりあってるほうが燃えるつーか」
「ぎゃはは、おめーだけだ、そんなつまんねえこと気にすんのは」
「そうそう、女は身体と顔だけで十分だっつーの」
「うるせえな。この貴族のガキとか、すっげえ最初えらそうに抵抗したじゃねえか。や
っぱ絶対服従させてると、こう、立場を思い知らせてやる瞬間がすげえいいんだよ」
「あー、それ、ちょっとわかるぜ」
「ひゃはは! たしかに高慢ちきなあの女の鼻をへし折るのは最高だったよなあ!!」
 大きな声で下劣極まりない会話を交わす男達を見ても、クルーガーは特に非難するこ
ともなかった。
 レイチェルは恐ろしくて声も出ない。
 これから自分がどんなことをされるのか、わかりすぎるほどにわかって、気が遠くな
る。
47スレの7:2008/05/19(月) 23:44:15 ID:Tu2X2zbd
「身の上か」
 精液まみれになっていた少女を抱えるようにして立たせたクルーガーは、少し考えて
からこう言った。
「…………その女は、特に変わったところはない。普通の村娘だ。ただ…………強いて
いえば、将来的には非常に利用価値のある魔術師に成長することだろう」
「おおー、魔術師の卵ってやつですか!」
「いいっすね!」
「名前はレイチェルだ。それから」
 ヒュン、と、男達の眼前に剣を突きつけて、クルーガーは全身から殺気を立ち上らせ
た。
 三人の顔がいっせいに固まった。
 うわついた雰囲気が消え去り、男達は気圧されたように上半身をのけぞらせ、おびえ
たような視線を向けている。
「この女を、どんな風に扱ってもかまわんが、うっかり殺してしまった奴には死んでも
らう。全員だ。お前達全員の連帯責任として、殺す。お前達の前任が、調子に乗ってど
んな風な最後を遂げたのかはもう教えたはずだな?」
「……は、はい」
「わかっています」
「クルーガー様の仰せのままに……」
 気を呑まれて蒼白になった顔でうなずいた三人を均等に眺めた後、クルーガーは少女
の手を引いて、部屋の外へと去っていった。
 レイチェルは動けなかった。
 外へと続く扉が開いたその時も、真っ白な服の袖を握り締めて、自分を抱きしめなが
ら震えていることしかできなかった。
48スレの7:2008/05/19(月) 23:44:45 ID:Tu2X2zbd
「…………い、行ったよな」
「へ、へへ」
「レイチェルちゃん、これから、お楽しみタイムですよー」
 まだ少し緊張している男達の顔が、それでもにやにやと笑いながらにじり寄ってきた。
「や、やめてください」
 震える声で助けを求めたが、あっという間に壁へと押し付けられ、腕や足を固定され
て身動き一つできなくなる。
「腰、細いねー。さわってもいい?」
「いやっ! い、いやです……やめて…………」
「リボンも可愛いよ」
「そうそう、まず、帽子は脱いじゃいましょうねー」
「……っ! 触らないで…………お願い、助けて…………」
 男達の太い腕が、握れてしまえそうなほどに細いレイチェルの手足にまとわりついて
くる。
 指が唇の中に入ってきた。
 涙がこぼれるのにもかまわずに首を振るが、あっという間に頭を抑えつけられる。
「ふふ、この腰布もはずしちゃおうね」
「胸のリボンもほどこうか」
「ほら、万歳しろよ、ケープ取ってやるからさ」
 骨ばった指が、真っ白な腕をもみしだく。
 足首も。
 太ももも。
 服の上から、スカートに手を突っ込まれて、あるいは襟元から指を入れられて、痛い
ほどに愛撫される。
49スレの7:2008/05/19(月) 23:45:07 ID:Tu2X2zbd
「…………あ、あああっ! うっ、やぁ! ふっ、ふぁっ…………う、あ、ああっ!!!」
「へへ、レイチェルちゃん、これはどうだい」
「あぁぁぁぁ!! やぁっ、やぁぁぁ!!」
 男の指が、レイチェルの内部へと進入した。まだ汚れをしらない膣に、おぞましいほ
どの異物感が走る。
「…………なあ、キスしよう」
「っ! ん…………んんーっ! むっ、むぁっ……ん、んんー!!」
「ああ、白い首、すげえいいにおいがする…………たまんねえ」
「へへへ……唇もやわらけえしな」」
「…………お、俺、こいつの髪コキやってもいいよな? 見たことないぐらいに綺麗な
金髪だぜ、これ」
「いいけど、ぶっかけはもうちょっと待てよ」
「さあ、レイチェルちゃんの膣をいじってあげようかー」
「あぐっ……ひっ!! は、はっ、ふうっあ! や、う、あああああああっ!!」
 遠慮をしらない指が、身体の奥をかき回す。
 清らかで温かな粘膜に、ひとりよがりな傷が次々と残されていく。
 腰に力を入れて必死で逃れようとするが、右足と腕を完全に抱え込まれているので、
まるで抵抗できない。
 性器と排泄器官に指を押し込まれ、表皮をもてあそばれ、時間をかけて愛撫されてい
く。
「やだっ! もう…………いやあああああああああああっ!!」
 痛みにも似た感触に、レイチェルは悲鳴を上げた。
 顔は羞恥で、既に真っ赤に染まっている。
 耳までが赤くなって、涙がとめどなく溢れてくる。
 太ももや腹に、滝のような汗が浮いてきた。それが男達の手によって潰されて、熱を
伴った身体に塗りつけられていく。
 レイチェルは、身体が震えるのを感じた。
50スレの7:2008/05/19(月) 23:45:32 ID:Tu2X2zbd
「やだ…………やだあああああっ!!」
 くびれた白い腹が、太い腕によって揉みくちゃにされている。
 衣服を剥ぎ取られ、むき出しになったへそを、ざらざらした舌で舐められる。
 太ももにも舌が這っている。
 その感触の一つ一つに、レイチェルは頭をかきまわされ、混乱する。
 白い肢体が意思とは無関係に桜色に上気して、かつて味わったことのないような汚ら
わしい快楽が脳天を突き抜けていく。
「へへ、やっぱこいつ、薬が効いてるぜ」
「食事でちょっとずつだから、あんまり効かないはずなんだけどなぁ」
「この部屋にも催淫の魔方陣がしいてあるらしいしな。まあ、こいつ自身が好きものっ
てのもあるんじゃねえか?」
「はは、ちげえねえや」
「ぅ…………あっ、あああっ!! ち、違うっ!! わ、私は……ほんとに、い、いや
あああああっ!!」
 股間から愛液が溢れてくる。
 悲しいほどの快楽が、身体をまさぐっている腕や指から強制的にもたらされてしまう。
 レイチェルは恐ろしかった。
 それまでの自分が壊れてしまいそうで、必死で手を振り回して、愛する人の名を呼ん
だ。
51スレの7:2008/05/19(月) 23:45:58 ID:Tu2X2zbd
「お兄ちゃん! お…………お、お兄ちゃんっ!! 助けて! 助けてよおおおっ!!」
「へへ……お兄ちゃんは、間に合わねえよ」
「あー、やべ、こいつ、すげえ可愛いぜ」
「お、おい。もういいだろ。十分濡れたし、俺に入れさせてくれよ」
「ばーか、順番は守れ」
「あのお嬢の時はお前が一番乗りしたじゃねえか」
「だ、だってよぉ。こんな上玉が来るって知ってりゃあ…………お、俺だって」
「いいから、順番は順番だ。ほら、おめーはケツを使えよ。こいつの腰、すっげえ細い
し、どっちでも十分楽しめるぜ」
「わ、わかった」
 腰を抱えられ、足を広げられる。
 脇の下から腕を入れられ、上半身を完全に制圧されてしまう。
 汗の浮き出る脇を舐められ、乳首を舌で転がされ、てらてら光る陰部を舐め取られる
おぞましさに、レイチェルは目を閉じて、唇をかみ締めて耐えていた。
 しかし、それも長くは続かなかった。
 グロテスクな男性器が、レイチェルの秘所と菊座の二穴にあてがわれる。
 そして、ずぶずぶと、肉をかきわけるようにして、男性器が身体に沈めれた。
 ゆっくりと、二箇所同時に身体を犯されていく感覚に、レイチェルは拒絶の声を張り
上げた。
「う、うそ…………や、やだっ!! やだやだっ! ふっ、あ、ああ……ああああああ
ああああああっ!!!」
 脂肪が波打つようにうなっている腹が、レイチェルの膣に向かって押し込まれていく。
 肉襞を切り裂くような感触が、身体の奥底まで響いてくる。
 後ろからは、排泄器官をえぐっている性器が、どんどんと直腸に押し出されていった。
52スレの7:2008/05/19(月) 23:46:30 ID:Tu2X2zbd
「うっ、あっ、っ……ひああああああっ…………うあああああああああ!!」
 必死で酸素を求める口から、涎がどんどんと垂れてくる。
 腕に力が入らない。
 痛みをやわらげるためのわずかな動きさえ、もうレイチェルにはかなわない。
 突き上げられ、出し入れされ、蹂躙され、腰を揺らし、声だけで抵抗を続けていたの
も、ほんのわずかな間だけ。
 可憐な口には男の性器を入れられて、声を出すこともできず、三人同時の奉仕を強要
されてしまう。
 レイチェルの顔が、悲しみと苦しみにゆがんでいる。
 大粒の涙をたたえた瞳は、もう、焦点をあわせていなかった。
 どくどくと精子を膣や直腸や口内に注ぎ込まれても、ただ身体を少し揺らして、耐え
ていくしかない。
 レイチェルは、無慈悲な時間の中で。
 兄や弟の顔が、掌からこぼれるように消えていくのを、ぼんやりと感じていた。
53スレの7:2008/05/19(月) 23:46:51 ID:Tu2X2zbd
↑↑↑↑↑↑

以上でおしまいです。
今回のリクエストは先着優先で受け付けました。
次回に募集するときは、もう少し考えます。
54スレの7:2008/05/20(火) 00:58:32 ID:jBmoftPc
というわけで、第三回目のリクエストを募集中。

前回と同じく、パロディーは、FE聖戦の系譜・暗黒竜・紋章の謎、ティアサガ、サモンナイト2・3、
FF4・6・7、 ガンパレ、東方全般、ラングリッサー3〜5、グローランサー1〜5、
ティルズオブファンタジア・ ディスティニー、世界樹の迷宮、聖剣伝説3、フェイト、われもの、
の執筆が可能。
有名どころをあえて付け加えると、ハルヒ、コードギアス、エヴァ、ネギま!、サムスピ、シャナ、
セーラームーンとかも資料なしでオーケー。他にもあるだろうけど、全部挙げるのは無理。

リクエストについては、できるだけメインとなるキャラの指定をお願いする。指定なしの場合、作者の
好みで勝手に一人選んで執筆することになる。
シチュエーションについても、指定がなければ勝手に戦火スレにふさわしい状況で執筆する。
ただし、作者の好みと読者の好みが一致する可能性は絶望的に低いので、細かく指定するほうが望ましい。
どんなリクエストであってもだいたい執筆可能なので、要求があれば書いて欲しい。

……ただし、短編の性質上、文章量の制限があるので、登場できる名前のあるキャラクターは、
男女合わせて3〜4人までが限度である。
ハーレムで次々とレイプ、みたいなリクエストには答えられない。その場合、こちらで勝手に
人数を削らせてもらうが、あしからず。

今回のお題受付は先着順ではない。
この書き込みから下にリクエストされたお題について、順番に番号を振って、その中からランダムに選ぶ。
乱数で決めてもいいが、こちらで嘘をついたんじゃないかと思われてもあれなので、
本日の阪神タイガースの獲得点数によって決定する。
ttp://baseball.yahoo.co.jp/npb/schedule
0点、1点の場合には、最初にリクエストした人に優先権がある。
2点の場合は二番目、3点だと三番目にリクエストした人のお題を執筆する。
まあ7点とか取ってしまったら、さすがにリクエストもないだろうから、
その場合は次の日に繰越ということで。

というわけで、リクエストのほう、よろしくお願いする。
55名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 01:15:30 ID:Ad1GMeJ1
蒔かぬ種はなんとやら
サモン3で先生・アズリアを希望、シチュはお任せで
ただ、片方完全堕ち・片方堕ちかけEDにしてくだしあ
56名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 01:23:46 ID:GIIkPODO
スカはだめなのか
残念
57スレの7:2008/05/20(火) 01:30:06 ID:jBmoftPc
あー・・・まあ、そ、ソフトなやつなら、な、なんとかっ。
58名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 01:47:12 ID:dggQlf2m
なんという戦火スピリットに溢れる御仁か!
ならば頼もう、コードギアスの設定で無名の女性ナイトメアパイロットが
コクピットから引きずり出されて陵辱されるのをお願いするッ!
59名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 02:19:17 ID:GIIkPODO
>>57
気を使っていただいてありがとうです
ではうたわれで
戦線が崩壊して夜の森を落ち延びるエルルゥとカルラだが
突然耐えがたい腹痛を催したカルラがしばらく離れた繁みにうずくまっている間に
エルルゥが敵軍に捕まってしまい、カルラも人質を取られて手が出せず……
という感じの二人同時レイプでお願いします
腹痛と我慢描写があれば最高です
リアルな汚物描写は俺も苦手なのでぼかして匂わせる程度でw
60スレの7:2008/05/20(火) 11:58:02 ID:jBmoftPc
十八時で受付を締め切るので、よろしく
61名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 13:14:53 ID:HUdxEfxT
>>54
リベンジをかけて再リクエスト。
「東方花映塚」の「小野塚小町」をお願いします。お相手は
三途の川に流されてきた傭兵部隊の方々で、戦闘のプロって事で
制圧されて、川岸で輪姦されてしまうという流れで
匂いフェチの兵隊に下着の上から股間をかがれる描写、
それとオチで、傭兵らから解放された後、凌辱の後遺症で
男の死人達を漁ったり、童貞の少年とかの筆下ろしをする描写を願います
願わくば、虎とsenkaの加護があらんことを
62スレの7(執筆中):2008/05/20(火) 21:52:18 ID:jBmoftPc
今回のリクエストは59さんのうたわれに決定しました。
これから書いてきます。
6359:2008/05/20(火) 22:47:32 ID:GIIkPODO
マジで(;゚Д゚)
超楽しみにしております
64名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 02:15:44 ID:p4omHakc
コードギアスの井上を…いやなんでもない
65スレの7:2008/05/21(水) 22:35:48 ID:EsbM5Qg6
これより投下します。

↓↓↓↓↓↓
66スレの7:2008/05/21(水) 22:36:15 ID:EsbM5Qg6
 敗残の兵ほど惨めな存在はざらにない。トゥスクルは大陸の東側に出来た新興の国家
だったが、野心溢れる王に率いられたシケリペチムと正面からやりあえるほどではなか
ったし、その王であるニウェがしかけた鉄砲水の一撃は、かろうじて保たれていた戦線
を崩壊させるのには十分すぎるほどだった。

 ギリギヤナ族のカルラはトゥスクルの武将で、皇女で、女剣奴で、艶のある紺色の髪
を後ろで三つ編みに束ねていて、見るからに意思が強そうで、腕っ節も化け物で、体重
の十倍はあるような分厚い剣をいつでも持ち歩いている、首輪で繋がれた猛獣のような
女だった。
 武将で皇女で女剣奴などというのは尋常の経歴ではありえない。過去に滅んでしまっ
た国と自らのただ一人の家族である弟を救うため、「ウィツアルネミテアの契約」によ
ってトゥスクル皇帝に仕えることを選んだ今のカルラは、皇帝の忠実な部下である。ト
ゥスクル軍が敗れた今でも、乱戦の中で見つけた主君のお気に入りの側女であるエルル
ゥを護衛しつつ、出会う兵のことごとくを斬り殺して、敵陣深くにある森に潜伏し脱出
の機会をうかがっていた。すでに包囲網は完成されつつあったが、この森の隘路を潜り
抜けさえすれば強行突破の道のりも開けるはずであった。
 樹海の中は暗い。空高く輝いているはずの満月も、生い茂った木々によってその光を
削られている。
 周囲のいたるところから生き物の気配がするのは、決して錯覚ではない。動物達はも
とより、もっと小さな微生物と、なによりも一面に満ちた樹木の群れが遠慮なく呼吸し
ている。あたりに漂っている、充満する命の気配。
 ただ、彼らは人の言葉を話さない。
 だからカルラは思う。
 敵だ。
 先ほどからずっと、誰かに監視されているような気配がするのは、やはり気のせいで
はなかったのだ。
67スレの7:2008/05/21(水) 22:36:38 ID:EsbM5Qg6
「…………カルラさん?」
 松明の炎を地面に投げ捨てて踏み消したカルラは、隣を歩いていたエルルゥを抱きか
かえた。軽い。長い黒髪が、枝毛一つなく地面まで優雅に垂れている。すっと通った眉
の下にある大きな目が不安をたたえて揺れていた。闇を慣らすために目を閉じると、甘
い香水の匂いが鼻をくすぐってくる。我があるじ様のお気に入りだけあって、エルルゥ
は、性別や友情や忠義の心を別にしてもなお、守ってあげたくなるような少女だった。
「エルルゥ、黙って、じっと私に抱かれていなさいな」
「わかりました」
 余計な詮索をせずに小声で返事をしたエルルゥを腕に抱き、カルラは夜の森を疾走し
た。バキバキと小枝を踏みしめて耳をそばだて、音の反射でかろうじて樹木にだけは突
っ込まぬように配慮しつつ、夜の森の中にある開けた場所を突っ切っていく。
「…………逃げたぞ!」
「追え!」
「数で囲んで押さえつけろ!!」
 人魂の群れを思わせる膨大な数の松明が、闇の中でいっせいに灯された。さすがに地
の利は圧倒的に向こうにあるようで、照らしていたこちらの光を取り囲みつつ罠をはっ
ていたらしい。だが、そんなもの、強行突破してしまえばどうということはない。
 カルラはあえて最も多く松明の輝いている正面へと向かって突撃した。歴戦の戦士で
ある彼女にとっても夜の森で狭い道を走るのは危険極まりないことである。他に選択肢
はなかったといっていい。松明の最も燦然と輝くあの場所こそ、障害物の多い森の中に
あっては最も安全な場所なのは間違いない。
「…………しいっ!」
 槍衾の前を跳躍し、カルラは眼前に展開している兵の一人へと飛び蹴りを打ち込んだ。
顎を砕いた感触。そのまま着地と同時に腰を回し、脇の敵をガードごと吹き飛ばして、
台風の吹き荒れるように足を動かし、蹴りの嵐を見舞って、瞬く間に正面の敵を征圧す
る。
68スレの7:2008/05/21(水) 22:37:04 ID:EsbM5Qg6
「射ろ!」
「逃がすな!」
「撃て! 撃ちまくれ!」
 太ももに一撃、スパッツの上から肉を射抜かれた感触があった。一瞬体勢が乱れたと
ころに、二人がかりで左右から斬りつけられる。一人は裸拳を使って地面に殴り倒した
が、もう一人の剣はエルルゥに向かっていたので自らの肩で受けなければならなかった。
斬られると同時に前に出て、傷の浅いうちに敵兵の膝を垂直に蹴り抜いてやる。関節の
砕ける音がした。鍛え抜かれたカルラの全身は武器を帯びていなくても凶器そのもので
ある。たじたじになっている敵に背を向けて、一目散に森の奥へと駆けて行く。
「追え!」
「あわてるな、負傷者の治療を!」
「もう袋のねずみだ!」
 背後から聞こえてくる声には耳も貸さず、カルラは全力で樹海の中へと逃げ込んだ。
もはや広い道を選ぶなどという贅沢は望むべくもない。うっそうと茂った森の中へと飛
び込み、獣道をくぐり、手探りで草をかきわけ、手や足が傷だらけになるのもかまわず
に、そま道があればそこを進み、あるいは崖をよじ登り、エルルゥのために必死で進路
を確保し、なんとか水場をみつけ、そこで力尽きたかのように倒れこんだ。
「カルラさん……カルラさん!」
「…………聞こえていますわ。大丈夫ですわよ、エルルゥ」
 虚勢を張りはしたが、状態はかなり悪い。満身創痍である。エルルゥがいるとはいえ、
道具もなしでは傷の手当もままならない。水をなみなみ湛えたコップを受け取り、一気
に飲み干して一息つく間にも、エルルゥはなけなしの包帯や薬を使い、あるいは衣服を
切り裂き、老練の軍医も顔負けの手際でカルラに対して応急処置を施したが、傷自体が
かなり深い上に治療も十分ではないので、今夜一杯を回復に費やしたとしても走れるよ
うになるかギリギリのところだろう。
69スレの7:2008/05/21(水) 22:37:25 ID:EsbM5Qg6
「カルラさんだけなら…………私が、いなければ!」
「そんなことを言ってはいけませんわ。私、あなたが喜ぶ顔を見るのがとても好きなん
ですのよ」
「でも!」
「でももにゃももないですわ。あなたを見捨てて逃げたりしたら、あるじ様に合わせる
顔がありません」
「にゃ、にゃも?」
「…………そこは流しなさい」
「は、はい」
「ともかく、二人で逃げるんですのよ、エルルゥ。私もいちいち、治療してもらって悪
いだなんて思いませんし、いいません。あなたはにこにこ笑っていてくださいな。それ
だけで、私、ずいぶん頑張れる気がしましてよ」
「……ありがとうございます」
「いい答えですわ。私はしばらく休みますので、三時間ぐらい経ったら起こしてくださ
いな」
「あ、あの、カルラさん。もしよかったら、この薬を使いますか?」
 懐紙を取り出して差し出したエルルゥは、その薬効について語りだした。
70スレの7:2008/05/21(水) 22:37:51 ID:EsbM5Qg6
「このお薬は飲むだけで効果のある粉薬で、傷から悪い神様が入ってくるのを防ぐ力が
あります。解熱剤にもなっていますので、使えば、少なくとも傷の化膿と高熱について
は、ある程度抑えることができますが…………」
「何か問題でもありますの?」
「普通の人だとお腹が膨れる程度の副作用があるんです。でも、カルラさんはギリギヤ
ナ族なので。身体を標準状態に保とうとする力が悪い方向に働くかもしれません。私も
話に聞いただけなのですが、場合によっては腹下し、激しい腹痛などが起こることがあ
るそうです」
「なるほど。それは考えものですわね」
「出してしまえばたちどころに腹痛はなおるので、薬効を優先するなら使ってください。
医師としての私は服用をおすすめしますが、あとは戦士としてのカルラさんの判断にま
かせます」
「そうね。使わせてもらいますわ。まあ、様子を見て、腹痛があるようなら直り次第出
発することにいたしましょうか」
「わかりました」
「おやすみなさい」
「おやすみなさい」
 カルラは薬を飲み、目を閉じた。
 疲労は思ったよりも深かったようで、すぐに意識はまどろみ、泥の中に沈むような眠
りへと落ちていった。
71スレの7:2008/05/21(水) 22:38:18 ID:EsbM5Qg6
 目が覚めたら痛みと熱は引いていた。ありがたいことだ。エルルゥに飲ませてもらっ
た鎮痛剤が効いているらしいが、代わりに腹部に違和感がある。忠告されたとおりに副
作用が出てしまったらしい。生理三日目のような形容しがたい不快さがこみ上げてくる。
「エルルゥ、わ、私、ちょっとお腹に来たみたいですわ。少しこの場を離れますけれど、
心配しないで下さいませ」
「はい。待っていますね」
 この時、周囲の状況も確認せずにそさくさと近場の茂みに向かったのは、カルラにと
っては一生の不覚だったといえるだろう。すでに近くに潜んだ敵兵が隙をうかがってい
たことに、迂闊にも彼女は気づかない。
 起き抜けの頭がぼんやりしているのがわかる。エルルゥの薬によって、興奮状態を生
理学的に抑えられているのだった。四六時中意識を張り詰めていればあっという間に集
中力は落ちてしまうし、どうにかして休息を取らなければ活動を続けられないのは当然
のことである。しかし、この場合はその油断があだとなった。耐え難い腹痛を消し去る
ために衣服に手をかけようとしたとき、甲冑が鳴り響く音と、軍靴が地面を叩く音と、
そして、エルルゥの悲鳴が聞こえた。
(…………しまった!)
 後悔のあまり奥歯も砕けよとばかりに顎をかみ締めたが、もう遅い。カルラは即座に
烈風と化して駆け出した。エルルゥのいる川べりを視界に入れたとき、すでに彼女の首
もとには剣がつきつけられ、五人の武装した敵兵が武器を構えていた。明らかに訓練を
受けた軍人であり、特に中央の男は、トゥスクルの武将達と比べても全く遜色のないほ
どの心気を放っている。
72スレの7:2008/05/21(水) 22:38:41 ID:EsbM5Qg6
「貴様らあああっ!!」
 人間離れした脚力によって地面を爆発的に蹴りつけ、カルラは彼我の距離を一瞬でゼ
ロにした。雑魚ならともかく、腕利きの五人を相手にしては今の状態では勝ち目は薄い。
弱いやつから一人ずつ潰してやる。そう決めたカルラの前に、鉄の塊がおそるべき速度
でもってひらめいた。かわすのがやっとだった。とっさに飛びのいたその耳に、あざや
かな風斬り音が剣に遅れて響いてくる。
 強い。
 ギリ、と歯を噛み、カルラは眼前の男を見た。太い腕。ざんばらに切りそろえられた
黒い髪。無駄の無い引き締まった筋肉と、手入れの行き届いた実用的な武具。オボロや
クロウと比べても、なんら遜色ない使い手なのは一目で見て取れた。万全の状態ならと
もかく、今の状態のカルラに勝ち目があるかどうか。
 背中に冷たい汗が流れるのが感じられた。恐怖もあるが、それ以上に先ほどからの腹
痛がひどくなっている。何もかも投げ出して逃げ出してしまおうか。いや、そんな無様
をさらすぐらいなら死んだほうがましだ。ねじふせろ。こんな腹痛、全身の気を張って
いればどうということもない。
「…………見事な腕だな、名前を聞いてやろう」
「カルラですわ。しかし、最近の男のかたは決闘の作法も心得ていませんのね」
 そういって、カルラは腰に差していた細剣を抜き放った。怪力を身上とする彼女にと
っては、あまりにも頼りない武器である。いつもの大剣を川に落としてしまったのが悔
やまれた。トウカのように骨を抜いて剣をすべらす程の悪魔じみた技の冴えがあれば別
だが、相手の武器や骨ごと砕くような戦いを得意とするカルラにとっては、こんな脆い
剣は素手と大差ない武装には違いない。
73スレの7:2008/05/21(水) 22:39:01 ID:EsbM5Qg6
「なるほど、お前がカルラか。しかし俺はおまえのような化け物と尋常の決闘をするつ
もりはない。黙って武器を捨てろ。それ以上一歩でも近づけば、この女を刺す」
「…………わかりましたわ」
「ダメです! カルラさん!」
「いいのです、エルルゥ。大人しく捕虜になれば再起の道が開けることもあるでしょう」
 言葉通りに、カルラは帯びていた剣を川の水底に投げ捨てた。
 もちろん、黙って捕虜になるつもりなどはない。
 あと三歩。
 あと三歩だけ近づければ、こんな男の首ぐらい、素手でねじ切ってやれる。
「それで、どうしますの?」
「手を挙げろ」
「これでよろしいかしら?」
「その場でゆっくりと、一回転しろ」
「……しましたわ。隠し武器などは持っていなくてよ」
「まだわからん。服を脱げ」
「…………っ!!」
「聞こえなかったか。服を脱げ、と言ったのだが?」
「ずいぶんと下種ですのね」
「…………」
「ま、待ちなさい! 脱ぎます! 脱ぎますわ!」
 エルルゥの首に当てられた剣が白い皮膚に食い込み血が流れるのを見て、カルラは顔
を青くして叫んだ。
74スレの7:2008/05/21(水) 22:39:21 ID:EsbM5Qg6
「早くしろ」
「……くっ!」
 腰布をはずし、上着を脱ぎ、具足を上下共に地面へ放り投げ、カルラは薄い肌着を着
ているだけの姿となり、男達の遠慮のない視線を一身に浴びながら半裸で堂度と胸を張
った。
「…………これで、よろしいかしら。まさか全裸で森を動き回れとはいいませんわよね?」
「ああ、いいだろう。おい」
 名指しされた部下の一人が、手に縄を持ってゆっくりと近づいてきた。
 最後のチャンスだった。
 両手を突き出して神妙に縄につくと見せかけたカルラは、近づいて来た男の身体を使
って敵兵との間に影を作り、そして、瞬間的に動いた。
 ズム、と、腹に拳をめり込ませて一人を沈黙させる。即座に敵の剣を奪い取ったカル
ラは先ほどまで会話をかわしていた男へ向かって剣をひるがえした。恐らくこの男がリ
ーダーだ。この男の首さえ取ってしまえば、残りの敵が四散してしまう可能性は、決し
て低くはない。
 カルラが決死の覚悟を秘めて振るった鉄剣は、しかし空を斬った。
 遠い、と、カルラは思い知った。天馬のごとき脚力を持ったカルラにとっても達人相
手に間合いを制圧するのは容易なことではない。距離をとった敵リーダーの横から槍が
突き出された。かろうじて避けたカルラだが、鉄の穂先によって脇腹の肉を持っていか
れてしまう。
75スレの7:2008/05/21(水) 22:39:41 ID:EsbM5Qg6
「…………くうっ!」
 四対一である。ましてや、その内の一人は自分に匹敵するかもしれない使い手だ。防
具も脱がされているし武器も悪い。カルラの敗北は確定していたといってよかった。そ
れでも彼女は絶望せず奮闘したが、あっという間に剣を砕かれ、腹を切られ、地面に引
き倒されてしまう。
「……ふんっ!」
「ぐあっ! うっ! …………うあっ、ああああああああああああああああっ!!」
 光の速さで振るわれた剣は、カルラの両腕の腱を鮮やかに切断した。
 カルラは絶叫した。
 感じたことのない苦痛が脳髄に突き抜けて、ぶざまにも涎と涙をたらして悲鳴を上げ
てしまう。
「馬鹿が……てこずらせおって」
「…………大将、このままじゃおさまらねえよ」
「そうそう。こいつには仲間もずいぶん殺されてるし」
「もっといたぶってやらねえと」
「なあ…………こいつ、よくみれば、すげえ美人じゃねえか?」
 敵兵たちは緊張した表情から一転、だらしなく表情をゆがめて、そして笑い出した。
76スレの7:2008/05/21(水) 22:40:03 ID:EsbM5Qg6
「へえ……ほんとだ。殺すのはもったいねえな」
「ああ、後でいいよな」
「殺すにしても、楽しまねえと損だしな」
「こっちの女はどうする?」
 見ると、エルルゥは敵兵の一人に不必要なほどがっしりと身体を抑えられ、肌を愛撫
されている。
「お、俺はこっちのほうで楽しみてえな」
「いっしょにやっちまうか」
「やろう」
「やろうぜ」
「……大将、いいですかい?」
「…………好きにしろ。ただし、ここで野営の準備をするから、明日の朝までだ。それ
以上は待てん」
 兵たちは顔を見合わせて、そして歓声を上げた。
「おおおっ!! ひゃっほー! 話がわかるぜ、大将!」
「いいんですね! うわ、すげえ燃えてきた!」
「やっぱあんた、最高だ!」
 手を叩いて喜んでいる男達に、リーダーらしき男は眉をしかめ、そして釘をさした。
77スレの7:2008/05/21(水) 22:40:26 ID:EsbM5Qg6
「…………長い黒髪の無力そうなほうは、殺すなよ。ニウェ様への捧げものにする。こ
れだけ美しければ後宮の一人に取り上げられるかもしれん」
「え、それは、手をつけちまっていいんですかい?」
「戦場のならいだ。ニウェ様も笑ってお許しになる。カルラのほうは、まあ、強姦の末
に殺害されるということでもいいだろう。生きていたら生きていたで、連れて行けば多
少の手柄にはなる」
「へへ、じゃあ、こっちもなるべく優しく犯すことにしやすぜ」
「大将の出世は俺達の出世ですからね」
「おいカルラ、これから可愛がってやるぜ。いい声で鳴いてくれよ…………でないと、
お前もその女も殺すぜぇ」
 男は我慢できないといった表情でカルラの顎を掴み、強引に唇を合わせて舌を入れて
きた。
「……ぁ……う…………」
 無遠慮に生臭い唾液を入れられて、カルラは吐気を催した。こんな下種に唇を奪われ
ているという事実が途方もなく悔しくて情けない。たわわな胸を触れられて身体をもて
あそばれる。白い太ももからスパッツの中に指を入れられ、服の上からも同時に、陰部
をねちねちとかき回され、指でいじられてしまう。
「や……やめ、な、さいっ。い、今は…………駄目なのぉっ!」
「へへ、今じゃなけりゃ、いつやるんだよ」
「ち、違う。お、お腹が…………お腹が、苦しいのっ! 本当に苦しいのっ!!」
 恥辱に満ちた告白をしているのはわかっていたが、それでももう、我慢は限界を超え
ていた。全身に纏わせていた気力もとうに尽き、排泄感は腸自身が肉体とは別の意思を
持ってうごめいているように感じるほどに大きい。このままでは、行為の最中に相手の
上にぶちまけてしまうことにもなりかねない。勝敗は兵家の常だが、そのような恥辱は
カルラの限度を超えている。
78スレの7:2008/05/21(水) 22:40:56 ID:EsbM5Qg6
「あ、あの、本当なんですっ! カルラさんは、今…………お、お腹が下りやすくなる
薬を飲んでいて! だ、だから、少しだけ、て、手洗いに…………お願いします!」
 組み伏され、胸を愛撫されながらも、エルルゥはカルラの身を案じている。その気遣
いにカルラは泣きそうになったが、心にはもはや一片の余裕もない。見栄も外聞も、精
神が安定している状態ではじめて気にすることができるものである。今のカルラにそれ
は望むべくもない。腱を切られた腕でひじをつき、はいずるように地面を進みながら懇
願する。
「…………お、お願い! 逃げないから、少しだけ待って! すぐに帰って来るから! 
絶対に逃げないから!」
 カルラはかつて敵だった相手に恥ずかしくて死にそうになるような懇願をしなければ
ならなかった。もはや強気だった頃の凛とした面影は見る影もない。目に一杯の涙をた
たえ、汗を玉のように流しながら、口から唾液を垂れ流して、敵兵の足元にすがりつく。
「あ…………う、ううっ、も、もう駄目なの……本当に駄目なのぉっ!」
「……おい、どうする?」
「なんか本気っぽいし、それぐらい許してやってもいいんじゃね?」
「出してる間にされたら興ざめだしなあ」
「…………いや、待て。せっかくだし、こいつのやってるとこを見てみねえか?」
「はあ!?」
「こういうプライドの高そうな女ってさあ、たぶん、人に見られたりしたらすげー屈辱
なわけよ。こいつの仲間も一緒だし、やっぱそれぐらいしねえと、腹の虫がおさまらね
えっていうか」
「げー、ついていけねー」
「あ、俺は協力してもいいぜ。おまえ、あっちの黒髪のほうに行けよ。こっちは俺達が
やっとくからさ」
「えー、俺もこっちのほうが締まりよさそうでいいんだけどなあ…………ま、いいか。
ちょっとションベンくせーけど、あっちはあっちで上物だしな」
 そういって、男の一人は挿入されている最中のエルルゥのところへと去って言った。
彼女の悲鳴が聞こえるたびにカルラの胸は張り裂けそうになったが、今はそれより、腹
の異物感が発狂しそうなほどに大きくなっている。
79スレの7:2008/05/21(水) 22:41:18 ID:EsbM5Qg6
「…………さあて、カルラちゃん、粗相の時間ですよー」
「やめて…………い、いやよっ! いやだっ! やめてぇっ!!」
 スパッツに指を入れられ、ゆっくりと脱がされていく。むき出しになった白い腹に生
臭い舌が這った。後ろからは両腕を抱え込むようにして胸を愛撫している男が、やはり
首筋に舌を伸ばしてなめてくる。生理的嫌悪感から涙があふれ出るのが抑えられなかっ
たカルラだが、断続的に襲い掛かってくる刺激に腸をおびやかされているという事実は、
それよりもさらに耐え難い。
「…………ふうっ! ふぁああ……や、や……やめて。お願い……します…………お願
い、だからっ!」
「へへ…………好きなだけお願いしろよ」
「おい、そろそろ入れちまうか?」
「まあちょっと待てよ。出させてやって、拭いてからでもいいだろ」
「理屈はそうだが…………あんまり耐えられてもつまんねえぞ」
「大丈夫だって、ほら、こーやって」
「あ、俺も揉む揉む」
「…………あっ! あううううああああっ! だめっ! だめよ! やめなさい……や
めてえええええええっ!」
 カルラの白い脇腹が、男の手によって愛撫された。
 腹をてのひらで圧迫される。
 へそに指が入れられる。
 乳首が、ころころと舌先で転がされていく。
 舌で舐められ、指でつかまれ、噛みつかれ、背中に、汗をかいた脇に、腕に、次々と
刺激が送り込まれ、そのたびに強くなる排泄欲を必死でこらえながら、カルラは髪を振
り乱して絶叫した。
「はあああっ! う……ああっ! あっ! ああああっ! いや……あっ…………ああ
あああああああっ!!」
 そして。
 死ぬまで呼吸を止められる人間が、絶対にいないように。
 カルラの必死の努力もまた、そのとき、終わりを告げた。
80スレの7:2008/05/21(水) 22:41:41 ID:EsbM5Qg6
「あぅっ! くぁあああっ!! …………あっ! ……うっ、くあああああっっ!! 
あ……あ、ああああ…………いやあああああああああああああああああぁぁぁっ!!!!??」
 ブシュッ! ブシュッ!! ブジュウウウッッッ!!
 頭の中に火花が散って、尊厳の全てを打ち砕かれるように思考が真っ白になった。悲
しすぎるほどの快感とともに排泄物を菊座から放出して、カルラは絶望的な快楽を味わ
いながら、唇をかみ締めて羞恥の時を耐えていた。
「オオオオオッ! やった! やりやがったぜ!」
「ははは。あのカルラがよぉ! 人前でやりやがったっ!!」
「あ……ああ…………み、見ないで…………いやっ、見ないでええええええっ!!!」
 嘲りと嘲笑を一身に受けながら、カルラは涙の溢れる目を閉じて必死に顔をそむけた。
腕を押さえられ、太ももを開くことを強制され、尻を拭かれる屈辱を感じながらも、心
は苦痛から開放された恍惚に、どうしようもないほど安心して緩んでいた。
「へへ…………さあ、やっと本番にいくか」
「俺前! 絶対前!」
「……しゃーねーな。貸しだぞ、貸し。じゃ、俺は後ろでいくかあ」
「これだけ耐えたんだ、きっと後ろの締まりは抜群だぜ」
「じゃあ代われよ」
「いやだ! これは譲れねえ。絶対俺が最初に、中にひりだしてやるんだ!」
「病気か、お前は。まあいいさ。ほら、さっさとやろうぜ」
「ああ、やろう」
 蛙のように足を開かれ、カルラは性器をずぶずぶと犯されていった。ほとんど男を知
らない秘所が切り裂かれ、望みもしない痛みを強制されてしまうが、身体を動かして抵
抗するような気力は、屈辱にまみれたカルラには、もう、残されてはいない。
81スレの7:2008/05/21(水) 22:42:04 ID:EsbM5Qg6
「はあああっ! う……ああっ! あっ! あああっ! う……あっ…………うあああ
ああああああっ!!」
「へへへ……これだから落ち武者狩りはやめられねえ。こんな極上の女が犯し放題なん
だからなあ!」
「カルラちゃーん、入ってますよー」
「……ううううっ! くっ…………ふあっ! うっ、あうっ……ああああああああっ!!」
 脇腹を掴んでいる手を、ふりはらうことさえできない。
 足を閉じようとしても、それを上回る力で、あっさりと押し込まれてしまう。
 痛い。
 剣で斬られる痛みとは全く違う、えぐりとられるような、屈辱を伴った痛みがある。
 目の前の男達は、覇気に満ちた嗜虐的な笑みを浮かべている。
 それがたまらなくて、カルラはせめてもの抵抗として、必死で足を閉じようとする。
 しかし、それは男達を喜ばせただけだった。
「うっ…………ああ、なんて締め付けだ。鍛えてるだけはあるよなあ」
「こんな名器、今まで出会ったことねえぜ」
「あ、ああああ…………」
「へへ、あっちもお楽しみだなあ。後で交換してもらうか?」
「今夜限りだしな。そうしようぜ。ほら、カルラよぉ、もっと鳴けよ! でないと、後
でエルルゥがひどいぜ!!」
「ぐっ……かはっ……! ああっ!……ん、あ……ぎっ……あうっ! ああああああっ
……うあああっ!」
 二つの穴に押し込まれた肉棒に連動して、カルラは必死で声を上げた。
 エルルゥの悲鳴が、まだ聞こえる。
 首を少し横に向けるだけで、泣き叫び、黒髪に精液をこびりつかせ、服をはだけさせ
られて腰を突かれている彼女の姿が、嫌というほどに目に焼きついてしまう。
 ……自分の、せいだ。
 自分が、あまりにも敵に対して不注意だったから、こんなことになってしまったのだ。
82スレの7:2008/05/21(水) 22:42:30 ID:EsbM5Qg6
(エルルゥ…………ごめん……ごめんね………………)
 時間の感覚は、既にない。
 いつのまにか、兵士達が入れ替わり、新たな方法でカルラを玩弄していることさえ、
意識の外で起こっている悪い夢のように感じる。
 白い液体が、ごぽごぽと体内に注がれる。
 後ろから、まるで粗相をしているかのように、精液が溢れてくる。
 カルラは、三つ編みの結び目に剣を入れられ、肩に滝のようにこぼれおちている黒髪
で顔を覆いながら、ぼんやりと穴を犯され、唇をすぼめておしゃぶりをして、性の道具
として動いていた。
 そのことに疑問を感じるほどの力は、今はない。
 もしかすると、これからも。
 かわるがわるに回されて、連れさらわれて、どこかに売り飛ばされて、一生をこのよ
うにして生きるのかもしれない。
 エルルゥも、同じだろうか。
 同じなのかもしれない。

 敗残の兵ほど惨めな存在は、ざらにはないのだから。

 戦に負けたことの悲哀をかみ締めながら、今はもううずかなくなった腹に力を入れ、
カルラは腰を動かし、目を閉じて、今はもう失われてしまった未来を思い、静かに涙
を流した。
83スレの7:2008/05/21(水) 22:42:51 ID:EsbM5Qg6
↑↑↑↑↑↑

以上でおしまいです。
84名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:12:06 ID:dQUg4vXr
GJ!
85名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:20:58 ID:6Az1usl5
うたわれと聞いて

gjでした
8659:2008/05/22(木) 00:14:41 ID:js0OQbXd
うおお
ありがとうございます
会社の飲み会を途中でブチって帰ってきた甲斐がありました!
期待していたよりはるかにすばらしい出来栄えに感動しております
87スレの7:2008/05/22(木) 01:27:04 ID:jYRXF2pb
というわけで、第四回目のリクエストを募集中。
パロディーは、FE聖戦の系譜・暗黒竜・紋章の謎、ティアサガ、サモンナイト2・3、
FF4・6・7、 ガンパレ、東方全般、ラングリッサー3〜5、グローランサー1〜5、
ティルズオブファンタジア・ ディスティニー、世界樹の迷宮、聖剣伝説3、フェイト、われもの、
ハルヒ、コードギアス、エヴァ、ネギま!、シャナ、 セーラームーン、ラグナロク、
ディスガイア、FFT、FFTA2、フルメタ、イリヤの空、ゼロの使い魔、魔術師の禁書目録などが可能。
キャラクターとシチュエーションの指定も、あったほうが書きやすい。

リクエストは前回と同じく、阪神タイガースの獲得点数によって決定する。
0、1点の場合には1番にリクエストした人の作品を書く。
2点だと2番目にリクエストした人の作品を書く。以下、3、4、5……と、同じ。

阪神の試合は今日はないので、リクエストの締め切りは5/23の18時まで。
ttp://baseball.yahoo.co.jp/npb/schedule
リクエスト数を点数が上回った場合には、お題の決定は次の日に繰り越される。
締め切りも、次の日の試合開始まで延長する。

この書き込みより下にリクエストされたお題について、上の方法で当選を決定する。
ということで、リクエストのほう、よろしくお願いする。
88名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 01:47:18 ID:aiiI2Jcn
>>87 すげえエロい。GJすぎる。

リクエストをしてみる。
FE聖戦のユリアで。
最後、誰ともわからぬ男かロプト教団の子を孕んでほしい。
SS内のHで孕んだと分かる描写があればなおGOOD。
よろしくー
89名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 02:02:21 ID:/3vaM0AN
やはり戦火ってサイコー!!

サモンナイト3でアティ先生を希望!
おっぱいを苛めぬいてくれるといいな♪
90名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 03:43:53 ID:gdEvXDFU
>>87
すごい、短編といいつつ圧倒的なこのボリューム、内容の濃さ……!
>>61で再リクします、次回も期待しております
91名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 18:04:11 ID:YHg/z5Cw
リクエスト希望です。
ファイアーエムブレム聖戦の系譜のラケシス。
愛する兄の目の前でシャガールになぶりものになる所を是非
92名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 07:34:37 ID:jLwgL6Of
スレの7氏に質問なんですが、

・作品の資料(あらすじ、キャラのイラストなど)
・希望のシチュ

さえあれば、大抵のネタは書けたりします?
93スレの7:2008/05/23(金) 08:08:09 ID:91buRa2z
んー、まあ、セリフの違和感は多少残るでしょうけど、
だいたいどうにでもなりますよ? たぶん…………
94名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 08:44:47 ID:jLwgL6Of
素早い解答ありがとうございます。では、
銀盤カレイドスコープの桜野タズサします
オリンピック会場がテロリストに占拠され、世界の見ている前で
フィギュアスケートの衣装のまま、テロリストに凌辱を受けるシチュで
堕ちきって、最後には快楽を受け入れる様と、衣装への
ぶっかけの描写もお願いします

資料→ ttp://dash.shueisha.co.jp/-ginban/
95名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 08:46:11 ID:jLwgL6Of
>>94
タズサしますじゃねえ、タズサをリクエストしますだ、
何やってるんだ漏れは……orz
96スレの7(執筆準備中):2008/05/23(金) 21:16:48 ID:91buRa2z
今回のリクエストは89さんのサモン3に決定しました。
これから書いてきます。
97>89:2008/05/24(土) 01:31:44 ID:D30w19Bz
え?マジで!?
うっわ、なんかうれしー!
wktkしながら待ってます!
98名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 03:37:56 ID:4PJ5ckky
俺も嬉しい
出来れば女生徒達も少しだけで良いので出していただければ…
99名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 19:31:06 ID:+BODIZwy
銀盤カレイドスコープはアニメ化で原作者と原作ファンの心がsenkaされますた
100スレの7:2008/05/24(土) 20:49:31 ID:xZIrphCd
これより投下します。

↓↓↓↓↓↓
101スレの7:2008/05/24(土) 20:50:15 ID:xZIrphCd
 ただ、退屈だったのかもしれない。

 燦々と照りつける太陽が地面を焦がしている。
 生暖かい風が土を巻き上げながら吹いている。
 大きな雲が、形を変えながら士官学校の上をゆっくりと流れていく。
 僕は校舎の影を使いながらグラウンドを見渡せる歩道を進んでいた。陽炎が立ち上る
ほどの熱が、あっという間に体力を奪っていく。帽子を深くかぶっているのに視界がち
かちか明滅した。苦労せずに育った僕は少しでも厳しい環境に身を置くと倒れてしまう
ことがあるのだった。
 暑かった。どうしてこんな場所で生徒達は訓練を続けられるのだと思った。汗がくだ
だくと流れて目に入り、土埃の汚れをぬぐうハンカチも汚れきって不愉快な気分になる。
生徒の掛け声が聞こえた。さすがに元気はなく、傍目にもダレきっているのがひしひし
伝わっている。
 こんな土臭い場所に足を運んでいるのは、アズリア・レヴィノスに会うためだった。
真っ白なシャツに青のホットパンツという軽装で、数人の少女達に対して訓練を指導し
ているのが見える。正式な軍事演習であれば軍服の着用が基本だが、これは単なる基礎
トレーニングでしかない。動きやすくて涼しい格好をするのは当然のことだった。ただ、
あれほど惜しげもなく肌をさらしていては、かえって日差しで焼けてしまうので害にな
ってしまうだろう。実際、アズリアの服装はかなり異端だった。アズリア以外の少女達
は、すべからく風通しのいい長袖と、長ズボンを着用している。
 アズリアも。
 本当なら、あんな扇情的な服装はしたくないのだろう。
 僕がいなければ。
 僕が彼女に対して、あの服を着て来いと指定しなければ、あれほどセックスアピール
に溢れた格好を選ぶことは彼女のプライドが許さなかったには違いない。
102スレの7:2008/05/24(土) 20:50:38 ID:xZIrphCd
「アズリア」
 そういうと、彼女は固まった。形のいい眉を震えさせて何かに耐えるようにうつむい
ている。しかしそれは一瞬のことだった。顔を上げたときには、誰からも憧れられるよ
うないつものアズリアに戻っている。
「何か用でしょうか?」
「うん。今度の匪賊討伐について話したいことがあってね。すぐに部屋に来てもらえる
かな?」
「……承知いたしました」
「君達、聞いてのとおりだ。悪いけれど、後は自習ということにして欲しい」
 アズリアが指導していた女の子達は諸手を挙げて喜んだ。きゃぴきゃぴと耳障りな歓
声を上げ、感謝の念を表現するためにくるくると回転し、僕とアズリアに軽く挨拶して、
大きく手を振って去って行く。
「…………自習と解散は違うんだけどなあ。なかなか優秀そうな生徒でうらやましいよ」
「いえ、お恥ずかしい限りです」
「君を責めてるんじゃないけどね。要するにあの子達の根本的な心構えに問題があるん
だから」
「……それは指導者である私の責任かもしれません」
「かもね。でも、軍人を志向するのなら、それなりの覚悟ってものはあってしかるべき
だろう?」
「あの子達は本当の意味での軍人ではありませんから」
「まあ、そうだね。もしかすると、この学校で本当に軍を率いて活躍する武将なんても
のはアズリアしかいないのかもしれないな」
「それは言いすぎです……しかし、ただ卒業するためだけに学校に通う者が大多数なの
は事実です」
103スレの7:2008/05/24(土) 20:51:03 ID:xZIrphCd
 いわゆる名門貴族のお嬢様達は、親の方針として、悪い虫がつかないように閉鎖的な
育成環境をあてがわれることが多い。ただ、あまりにも箱庭過ぎる学校も考え物だとい
うことで、普通の教育機関ではなく軍や教会などに子供を預ける家も結構あるのである。
軍に人脈を作りたいと考える親はたくさんいる。士官学校の卒業という経歴は、女性で
あっても貴族階級としての特権を得るための手助けにすることができるのだ。
「…………出世のための軍か。まあ、国を守ろうというつもりが少しでもあるのなら、
それもいいんだけどね」
 実際には、ほとんどが戦もない後方で適当に任期を勤めて、結婚して退職してしまう
ものである。それはそれで社会の流れでもあるのだが、わずかでもあの子達が責任者と
して軍を率いる可能性があるのかと思うと、正直なところ、ぞっとしない。
「そういえば、化け物みたいに優秀なのに英雄になったとたん軍から消えてしまった子
もいたよね。君の同期だろ?」
「はい。しかし彼女はもう軍とは関係のない人間です」
「関係ないことはないさ。だって、これから僕はそのことで君と話し合おうと思ってい
たんだから」
「どういうことですか?」
「ま、それは僕の部屋に行ってからにしようよ。君も久しぶりだろ? そんなエッチな
服着て人目を集めてさ、まさか、何にも期待していなかったなんてことはないよね?」
「…………っ!」
「返事は?」
「………………承知、いたしました!」
 悔しそうに奥歯を噛んだアズリアは、それでも抵抗はせずに、黙って後をついてきた。
104スレの7:2008/05/24(土) 20:51:28 ID:xZIrphCd
 窓を通して、まぶしいほどの日差しが部屋に入っている。かたわらに置かれた高いベ
ンジャミンの木が、水を欲しそうにそよそよと揺れていた。
 風を抱いたブラウンのカーテンがふわりと膨らんで外の景色をさらけ出した。アズリアが
窓を閉めようとしたが、僕はそれを止めるように彼女を背後から抱きしめる。
「だめだよ。暑くなるし、このままエッチしよう」
「……み、見られてしまいます!」
「いいじゃないか。それも面白いよ?」
「そんな! わたしは、あなたが絶対に誰にも言わないといったから!」
「ふふふ…………ひさしぶりに、抵抗してくれたね。ちょっと嬉しいよ。最初はあんな
に泣き叫んだのに、今じゃあ従順になっちゃって面白みにかけていたところなんだ」
「…………っ!」
「大丈夫だよ。この部屋の光は消してあるし、明るい外からじゃあ何も見えやしない。
ようするに君が大きな声をあげなければいいのさ。でも、それは難しいかな?」
「や、やめて……」
 背後から胸を揉むと、アズリアは身体を動かして抵抗した。
 しかし、それもつかの間のこと。
 見る見るうちに身体は赤くなり、震えは大きくなって、僕を受け入れるためだけに開
発された穴人形の反応へと戻っていってしまう。
「あ……うっ、くっ…………うああっ……」
「そうそう、声は抑えてね。ふふふ、運動した直後だけあって、その気になるのが早い
じゃないか」
「…………お……ね、がい…………もう、こんなっ…………ことはっ」
「おいおい。今更君が戻れるわけないだろう。ほら、こんなちょっとの愛撫でも、すっ
かり濡れちゃっているじゃないか」
105スレの7:2008/05/24(土) 20:51:57 ID:xZIrphCd
 運動着のジッパーを外して指を入れると、アズリアの秘所は露にまみれて湿っていた。
僕が指を動かすたびに痙攣するアズリアの身体をひとしきり楽しんだ後、肩を掴んで正
面を向かせ、じっと視線を合わせる。
 艶のある綺麗な黒髪。ぬばたまの色をした瞳。真夏の夜に見上げる月のような、輝か
しいほどの白い肌。僕は唾を飲み、ゆっくりと彼女の唇に指を入れた。この唇を奪うた
めに、僕はどれほどの苦労と情熱を払ってきたことかわからない。
 弟のため。家を絶やさぬため。犯され抜いた後に僕を訴えることができなかったアズ
リアの屈辱にまみれた表情は今でも思い出せる。薬を盛られたときの戸惑い。手足を拘
束され、身体を撫で回されることに対する嫌悪の悲鳴。鍛え抜かれた身体を犯すことの
喜び。全てが終わった後、自分の立場と僕の立場を思い知らされた時、絶望し悔し涙を
流して僕を楽しませてくれた、生きた宝石のような女の子。
 僕はゆっくりと、彼女に口づけて舌をいれる。にちゃにちゃと唾液を交換し、服の下
から腕をいれ、可愛らしい胸をもてあそぶ。祝福の歌もない場所で犯されるアズリアは
この世の誰よりも美しい。いや、そうではない。あの赤い髪をしたもう一人の軍の俊英
を、僕はこの手で汚してやると誓ったのだ。
「さあ、入れるよ、アズリア」
「……っ! ……! …………うっ!! あぅ……あっ…………ぁぁっ!!」
 口を押さえ声を殺し、押し寄せる快楽に必死で抵抗しているアズリアは今まで見たこ
ともないぐらいに可愛いかった。きゅっと締まった尻を突き出して壁に手をつき、僕が
突くたびにびくんびくんと身体を跳ねさせて痙攣する。太ももに汗と愛液が伝ってきた。
彼女の腹に手をやり、あせばんだ肌をなでながら腰のものを一気に押し込んで、ぐいと
体重をかけて身体を持ち上げてやる。
106スレの7:2008/05/24(土) 20:52:21 ID:xZIrphCd
「…………ぅううっ!! あっ!! …………ゃ、やだっ、も、もうだめっ……なのっ
…………」
 涙を溢れさせながら両手で口を押さえ、アズリアは必死で嬌声を押し殺す。僕はかま
わずに挿入を繰り返した。肉襞がからみついてくる感触にとろけそうになる。スタイル
のいい身体をなぶってやるだけで、僕の嗜虐心は十分すぎるほどに満たされていくのだ
った。
「……出すぜ。ほら、受け止めろよ」
「や…………め……てっ…………こ、子供がっ、できたらっ…………あっ、あああ……
うあああああっ!!」
 膣内に精子を放つと、肉襞がぎゅっと締め付けてきて僕を痛いほどに抱きしめた。爽
快な気分である。快楽に身を震わせながら一物を引き抜くと、てらてら光る愛液に濡れ
たアズリアの秘所から白い液体がゆっくりと落ちてくる。
「ふふふ……はははははっ! ああ、最高だったよ、アズリア。本当に君は、どこまで
僕を楽しませてくれるんだろうね」
「……っ、う……ううううっ!」
「ああ、悪いけど、洗ってる暇はないよ。しばらくそのままでいてくれ。ついでにこれ
を入れようか。勝手に中で動いても、絶対に悲鳴をあげるなよ」
 僕はリモート操作のできるバイブをアズリアの秘所にあてがった。そのまま青色のシ
ョートパンツをひきあげ、ファスナーを上げ、ボタンをしっかりと止めてやる。
「…………さて、後はお楽しみかな?」
「しゃ、シャワーを、お願い……」
「ふふ、だめだよ、アズリア。これから来客があるんだから、そのまま待っていてくれ」
「そ、そんな…………うっ! ……くぅっ! あ……ああああああああっ!」
 リモコンのボタンを押すと、アズリアは苦しそうに身悶えた。ズボンの下で彼女をい
じめぬいているバイブに代わってやりたいと僕は思ったが、それはさすがに空想するだ
けにとどめ、適当に上下左右にふりまわして、目の前の女が声を殺している様を楽しむ。
「……うっ! あああっ! ……っ!! …………だ、だめなのぉっ!!」
 そんな風に優雅な時間を過ごしていると、突然、ノックの音が響いた。
107スレの7:2008/05/24(土) 20:52:46 ID:xZIrphCd
「失礼します。アティです。お呼びに応じ、参上しました」
「入っていいよ」
「はい。それでは、失礼します」
 驚愕の表情を浮かべているアズリアのことは一時意識から追い出し、僕は扉に目を向
けた。かつて士官学校で主席をとった赤い髪の女の子に相対する。
「アティです。お呼びに応じ、参上しました」
「ああ、楽にしていいよ」
「はい。お言葉に甘えます」
 そう言って、彼女は荷物を床に置く。ベルトを外し、真っ白なコートを脱ぎ、胸に抱
いていた白い帽子と共に荷物の上に乗せて赤ニットのワンピース姿になる。白いロング
の編み上げブーツが彼女の肌を美しく彩っていた。私服であり、言うまでもなく軍の服
装規定に違反しているが、彼女はもう軍人ではないのでとがめることはできない。
 それに、そのほうが綺麗だ。
 信じられないほど細い腰と、起伏に富んだボディーラインと、わずかに露出している
白い肌とが強調されていて、見ているだけで楽しい気分になる。
「用件というのは他でもない。君が滞納している、士官学校の教育費についてだ」
 前置きの会話を楽しむなどという無駄を嫌う職業軍人的な習慣が身についていた僕は、
単刀直入に話しかけた。
「払える見込みはあるのかい?」
「はい。今度、マルティーニ家の家庭教師をやらせて頂けることになりました。その給
料から、いくらか返済に充てることができるはずです」
「そんなことは聞いていない。僕は、返済期限のうちに全額返せるかどうかを聞いてい
るんだが?」
108スレの7:2008/05/24(土) 20:53:09 ID:xZIrphCd
「…………はい。いいえ、返済の目処は立っていません」
「だろうね。まあ、そう固くならなくてもいい。軍は、その威信にかけても入学者から
無理やりな取立てをすることを認めない。債権譲渡など論外だ。返済の期限については、
いくらでも目をつぶろう」
「はい、ありがとうございます」
「しかし」
 ぱっと花の咲くように明るくなったアティの表情に向けて、僕は本題を切り出した。
「この間の会議で、君のことが少々問題になってしまってね。君は優秀だった。士官学
校では主席の、エリートだ。そういう人間が軍に何の貢献もしないまま、あっさりと民
間に去ってしまう。これは問題だ。このような悪例を生み出してしまっては、今後の人
材の抱きこみに差しさわりが出る、という意見が噴出してしまったのだ。ここまではわ
かるかな?」
「…………はい」
「まあ、君のようなケースは極めて特殊ではある。君が軍の主席でなければこんな意見
も出なかっただろう。あるいは貴族出身だったりすれば、金の問題も生じなかっただろ
う。ただ、特待生として入学しておきながら、その恩を返すこともなく軍に入らないこ
とは許しがたい。ゆえに一刻も早く入学金だけでも回収するべきだ…………というのが、
上層部の建前だな」
「はい…………建前、ですか?」
「本音はもちろん、単純に君をいびってやろうということだ。別に連中は名誉なんてど
うでもいいんだよ。暇なんだ。老人というものはな。君みたいに若く美しい少女が困っ
ているのを見ると、それだけで、幸せな気分になるというわけだ。本当なら、君が軍を
退役する前に手に入れた功績だけで、名誉の分は十分にまかなえている」
 アティは戸惑った表情を浮かべた。
 あまりにもざっくばらんな僕の言葉に、どういう反応を返していいのか図りかねてい
るのだろう。
109スレの7:2008/05/24(土) 20:53:31 ID:xZIrphCd
「は……は、はい。あ、えーと…………で、でも、あれは、単純に運が良かったといい
いますか、過剰な栄誉だったと、私だけではなく軍も思っているはずですが」
「まあね。しかし、客観的に見て、君が即座に返納しなければいけない理由などどこに
もない。貧乏人にそれが不可能なことは誰の目にもわかるしな。しかし実際として、返
済への圧力は掛けろといっている。馬鹿らしいことだ。あいつら、脳にウジでもわいて
いるんだろう」
「はい…………あ、あの、もう少し、その、建前というか…………オブラートに包む感
じで、話されたほうが、よろしいのではないかと」
「僕は面倒ごとが嫌いだ。だからさっさと言うが、一週間だけでいいから、軍に復帰し
たまえ」
 呆れたような表情から一転、ぎくりと頬をこわばらせて、アティはつらそうに眉を寄
せて呟いた。
「はい…………いいえ、それは」
「まず言っておくが、これに拒否権はない。次に言っておくが、僕は一応君の味方のつ
もりだ。アズリアだったか、友人は大切にしたまえ。ケンカ中のようだが、それでも、
君を助けるために手を打ってくれと僕に頼んできたのだぞ」
「え……アズリアが…………」
「ちっ、違……っ!! うっ…………!! っ……!!」
 余計なことを言わないようにバイブの振動を最大にすると、アズリアはアティから顔
を背けて身悶えた。顔を赤くして視線をそらしたのは、単純な照れ隠しのようにも、ま
あ、見えなくはあるまい。
110スレの7:2008/05/24(土) 20:53:53 ID:xZIrphCd
「…………ああ、言う必要はないことだったな。話を戻すことにしよう。アティ、君に
必要なのは労働と貢献だ。ようするに、多少なりとも軍として働くところを見せれば、
上層部に対しての言い訳もできるということだ。後は僕のほうで上手くやる。しばらく
だけでいいから、軍に復帰したまえ。これを断れば、おそらく君の故郷あたりにも迷惑
がかかることになるだろう。賢明な君なら、引き受けてもらえるだろうな?」
「はい…………仕事は、どのような?」
「簡単な匪賊討伐だ。このアズリアも同行する。召喚鉄道で北へ向かい、現地の兵と力
を合わせて任務を達成すること。後の説明は追って連絡する。何か質問はあるかな?」
「…………はい。いいえ、ありません。承諾いたしました。これより私は北へ向かい、
現地の兵を指揮して匪賊討伐を行います」
「結構。それでは退室したまえ。詳しいことは、追って連絡する」
「はい。失礼しました。アズリア…………助けてもらって、すごく嬉しかったです。あ
りがとう。また、現地で会いましょう」
 そう言って荷物を抱き上げると、アティは部屋を出て行った。
 とたん、アズリアが膝をついた。
 先ほどからずっとバイブで陰部を刺激されていた彼女は、苦しそうに股間に手をやっ
て、あふれ出る愛液を指で掻きだしている。
 僕は笑ってしまった。
111スレの7:2008/05/24(土) 20:54:19 ID:xZIrphCd
「おいおいアズリア。今日ぐらい劣情を丸出しにするのは抑えられないものかな」
「ちっ、違う…………これはっ、あなたがっ!」
「まあいいさ。後で可愛がってあげるよ。君の身体はほんとう、いくら抱いても飽きな
いからね」
「…………アティを」
「うん?」
「アティを、どうするつもりですか?」
「何のことだい?」
「とぼけないで! 軍からの圧力なんて、そんなの嘘っぱちじゃないの!」
「おいおい、人聞きの悪いことを言うなよ。彼女に対しての心象が悪いのは本当だぜ。
僕自身、どうにかしてくれと言われたことがかなりある」
「あなたの力なら、どうとでもできたでしょう!?」
「まあね。でも、これとは話が違うよ。僕はずーっと、あのエロい身体をした女の子に
突っ込んで汚してやりたいと思い続けてきたんだ。君については夢がかなったけど、あ
んなに優しくて純真そうなエリートさんタイプは、まだ一回も犯したことがないんだよ
ねえ」
「……っ! あ、あなたの権力なら…………なにも、アティじゃなくても」
「できるよ。でも、お金で買える女なんてつまらないだろう? 愛は金で浴びるほどに
買えるけれど、少しぐらいは汚れていない子を探すのが男の甲斐性というものだ」
「狂ってる…………あなたは狂っている!」
「そうとも。だからこそ、君も僕を訴えないことを決めたんだろう。二人とも破滅する
のがわかっているからね。ああ、僕はどっちでもいいんだけれど、君が僕を愛してくれ
ているうちは、自暴自棄になったりはしないつもりだよ」
 悔しそうに唇を噛んで、アズリアは床を叩き、地面を空しくにらみつけた。
112スレの7:2008/05/24(土) 20:54:45 ID:xZIrphCd
「…………アティのことは、どうするの?」
「なに、ちょっと行方不明になってもらうだけだよ。君みたいなやばい恋人は一人で十
分だからね。表向けに飼ったりはしない。君の責任でどうにかできるのなら、すぐに開
放してあげてもいいよ」
「…………わかった。なら、できるだけ、傷つけないように」
「うん。うまく捕まえてきてね。僕が仕切ると、彼女はひどいことになっちゃうかもし
れないからなあ」
「あなたにアティは捕まえられない」
「そうかい? 試してみたいけれど」
「私にしかアティは隙を見せないだろう。あれで、あの子は、誰に恥じることもなく軍
の主席をはっていた手錬の女だから。あなたの子飼いや、そこらの寄せ集めの軍隊なん
て、よほど数を揃えなければ全く相手にならない」
「なるほど…………なら、任せるよ。僕は君に対して全幅の信頼を置いているからね」
「よくもぬけぬけと…………」
「ふふ、嘘じゃないのはわかるだろ。君がどれだけ想像しても、僕の側には君しかいな
いんだ。知ってるよね? 少なくとも、僕が君のためにどれだけ時間を割いてきたかは、
過去の事実として体験しているはずだ」
 アズリアは顔を起こして僕を睨みつけながら、搾り出すような声で聞いてきた。
「あなたは、本当に、私を愛しているの?」
「愛しているよ。世界で一番、君のことを」
「…………あなたは、やっぱり、狂っている」
 肩を抱いて首筋にキスをすると、彼女はピクリと身体を震わせ、それっきり僕を糾弾
することはしなかった。
 アズリアの汗まみれな身体をじっくりと楽しみながら、僕は先ほど見た、アティの身
体を犯しぬく空想にひたりつつ、指や舌を動かして、抵抗できなくなった肉奴隷を蹂躙
し、至福の時をすごした。
113スレの7:2008/05/24(土) 20:55:33 ID:xZIrphCd
 全ての仕切りを任せていたアズリアから連絡があったのは五日後のことだった。僕は
うきうきと心をはずませながら北の街にしつらえられた別荘の地下牢に入り、そして、
アティを見つけた。
「へえ…………」
 古ぼけた木椅子に、腕を後ろで縛られて拘束されている。白い帽子と白いコートはそ
のままだ。危険な武器や召喚石などは没収されているらしいが、それでも抵抗の意思は
あるようで表情は非常に険しい。どの肌にも傷はなく、僕のことを怒りに満ちた視線で
睨みつけている。
「さすがだ、アズリア」
「いえ、やはり困難でした。延髄に一撃で気絶させるつもりだったのですが、若干当た
りが浅く、抵抗されたため、服の下にいくつか痣を残してしまっています」
「まあ、そのぐらいは仕方ないな」
「一体なんのつもりですか! このようなことをして、もはや冗談では済みませんよ!?」
 いさましい啖呵だったが、表情は固い。当たり前である。この状況で自らの未来に恐
怖を示さない女がいるとすれば、それはよほど頭が弱いか、想像を絶するほどに意思が
強いかのどちらかだ。
「アズリア、報告せよ」
「はい。匪賊討伐は完了いたしました。部隊も解散。戦後処理についても指示を終えて
います。ただ、その折、士官学校から臨時で加わっていたアティという少女が尊い犠牲
となりました。これを歴史の真実にすることも可能です」
「ああ、それは万全だな。しかしそこまで親友をいじめてしまっては君も心苦しいだろ
う。彼女は負傷で近くの病院に運ばれた。その程度の情報操作なら僕の権限でどうにで
もなる」
「承知しました。気遣い、ありがとうございます」
「アズリア! 本気なのですか! 本当に私を騙していたのですか!?」
 顔を真っ青にして非難するアティの視線を受け、アズリアはつらそうに目を伏せた。
114スレの7:2008/05/24(土) 20:55:59 ID:xZIrphCd
「すまない…………アティ。私は、この男の命令に逆らうことができないのだ」
「何故ですか!」
「わ、私は……薬を…………使われて、犯されて、写真を取られて………………いや、
それもいいわけだ。私は軍の中で生きたかったのだ。身分を失うのが怖かったのだ。家
を捨て弟を捨てることができなかったのだ。それだけだ。アティ、許してくれとは言わ
ない。恨んでくれてかまわない」
「そ、そんな! どうして黙っているのですか! 泣き寝入りなんてアズリアらしくな
い!」
「ふふ…………それはこれから、すぐにわかるよ。君の身体でわかる。これからじっく
りと可愛がってあげるから」
「け、ケダモノっ! わ、私は絶対に、絶対に泣き寝入りなんてしませんよ!」
「はっ。僕は証拠を残すような愚かな真似はしないよ。軍で嫌われものの君と、地位も
権力もある僕と。いったいどちらの言葉が世間で通るだろうね。訴えたりすれば、恥を
かくのは君の方だよ?」
「…………っ! い、いやです! 助けて! アズリアっ! アズリア! お願いです、
助けてくださいっ!!」
「すまないっ」
「アズリアっ!!!」
 彼女達の三文芝居に付き合ってもよかったが、それよりも個人的な欲望を満足させる
ほうが優先順位は高い。僕は白の編み上げブーツに覆われているアティの太ももに目を
やった。赤いスカートとの間に、わずかにこぼれるようにむき出しになっている白い肌
が見えている。
 そっと手を入れて、触れた。
 アティは恐怖におののきながら、目に涙をためて、必死に拘束を振りほどこうともが
いている。
115スレの7:2008/05/24(土) 20:56:30 ID:xZIrphCd
「……ひ、卑怯者っ! こ、こんなことをして…………楽しいのですか!?」
「楽しいよ。すごく楽しい。こんなに楽しいことなんて、僕は他に何も知らないな」
「…………っ! い、いやっ! いやです! やめてっ! やめてください!」
 アティの肌は信じられないほど滑らかで、細かかった。
 太ももを抱きしめるように顔を近づけ、むき出しの肌を舐めてみる。
 アティの下着が丸見えになった。
 僕は指を伸ばし、布越しに秘所を突き入れる。
「あああっ! うっ……ぐぅっ…………はぁあああっ!! や、やめ…………ああ……
くううううっ!!!」
「ふふ、綺麗だよ、アティ」
「…………はあああっ! …………う……ああっ! あっ! ああっ! いや……うあ
っ…………ああああああっ!!」
 下着を指でずらし、舌を秘所に入れ、なめまわし、胸に手を伸ばし、つかみ、もみし
だき、アティの腕を、へそを、陰部をたんねんに刺激してやると、その声は苦しそうな
がらも、わずかに艶を含んでくる。
「アズリア、そろそろパラ・ダリオを呼べるかい?」
「…………やってみます」
 召喚石をかかげて呪文をほどこすと、虚空から、まるでミイラのように奇妙な姿をし
た高位の使い魔があらわれた。紫を基調とした紐を包帯のように全身に巻いて、顔には
白くてのっぺりした仮面をかぶっている。パラ・ダリオの瞳は空洞であり、その仮面に
開いた三つの穴は暗闇を映していた。その内の一つが光り、無数の革ベルトが蛇のよう
にアティの手足に巻きついていく。
116スレの7:2008/05/24(土) 20:56:59 ID:xZIrphCd
「……っ!! あ、あああああああっ!! ぐっ…………あっ……うっ、はあっ、うあ
あああああああっ!!」
 アティは、全身を跳ね上げて泣き叫んだ。
 苦痛にもだえているアティの前に立ち、僕は剣を抜いた。彼女の身体を縛っていた縄
を断ち、ついでに脱がすのがめんどくさいブーツの紐を斬り、胸にも切れ目を入れてや
る。むき出しになった大きな乳房がこぼれるように揺れた。僕は我慢できなくなって、
その胸に顔をうずめ、指で愛撫しながら舌を転がして、彼女とのふれあいに没頭する。
「アズリア、もういいよ」
 パチン、と彼女が指を鳴らすと、パラ・ダリオは空気に溶けるように消えていった。
実力を超えた召喚獣を使役したアズリアはうっすら汗をかいていたが、直撃を受けたア
ティのダメージはそれ以上だろう。
「………………あ……う、ううっ…………」
 首に巻きついていた革ベルトが赤いあざになっている。虚ろな瞳でぐったりしている
アティには抵抗の気力が残っていないらしく、僕が何をしてもされるがままに手足を投
げ出していた。締め付けられて痣だらけになった腕をやさしくなで、唇でキスを交わし、
歪んだブーツを一足ずつ抜き取っていく。太ももに顔をうずめ、細やかな肌の感触を楽
しみながら白い下着を脱がした。
「…………ああ、やっと君を犯せるんだね、アティ」
「や……め、て、くださいっ」
「本当に長かったよ。君の事を目に入れたときから、ずっと、こうなることを望んでい
たんだ、僕は」
「いやぁ……あ、アズリア。お願い…………」
 かつての友人の名を呼ぶが、返事はない。アズリアはつらそうに目を背けているだけ
である。僕が挿入しようとすると、彼女は必死で手を伸ばして僕を突き放した。意外と
力が残っているようで、押された腹の表面に鈍い痛みを感じる。
117スレの7:2008/05/24(土) 20:57:29 ID:xZIrphCd
「ふうん…………パラ・ダリオの一撃をくらってまだ動けるとはね。いや、すごいよ、
君は。アズリアの忠告は正しかったらしいな。でも、さすがにもう限界だろ?」
 僕が視線で促すと、アズリアはアティの頭部に回って両腕を押さえつけた。上半身を
制圧されたアティは傷ついたような表情をして涙を浮かべたが、アズリアは黙って目を
伏せ、しっかりとアティを拘束する。
「さあ……行くよ」
「いやっ…………いやああぁ………………っ!! あっ、あああっ、や、やだ……ぐう
う! うあああああああああああああああああっ!!」
 ぶちぶちと処女膜を破るような感触を感じながら、僕は最高の気分で一気に腰を突き
上げた。
「あぅっ! くぁあああっ!! …………あっ! ……うっ、あああああああっっ!!」
「はは…………いい声だよ、アティ。すごくいい。最高だよ。アズリアも最初はそんな
声で鳴いたんだ」
「……あ、あなたはっ! う…………ううううっ! くっ、い、あ…………ふっ、ああっ! 
くああああああああっ!!」
「やっぱり処女は最高だなぁ。その本心からの絶望はなかなか見られるものじゃあない
からね。ほら、ほら。よく見ろよ。君の大事なところに入っちまっているぜ?」
「うあああっ! う……あっ! あっ! あああっ! いや……あっ…………いやああ
あああああっ!!」
 腰を掴み、逃げられないように押し込むと、アティの瞳からぽろぽろ涙がこぼれてき
た。強気に抵抗していた彼女を屈服させるのは、なにものにもかえがたい喜びだ。
「ふっはっはっ…………あーっはははははははははははは!!! 予想以上だよアティ! 
君はなんて素晴らしいんだ!!」
「うあああっ!!! も……もう……やめてっ…………やめてくださいっ!!」
「おいおい、これからじゃあないか、アティ。まだまだその胸でパイズリしてもらって
ないし、なにより、まだ中出しもしていないんだぜ?」
 僕のものをくわえ込んでいるアティが絶望の表情を浮かべた。
118スレの7:2008/05/24(土) 20:58:02 ID:xZIrphCd
「じょっ、冗談…………ですよね? う、うそ、や、やめて……………………」
「ほら、そろそろ出るぞ」
「い、いやあああああああっ! アズリア! アズリアぁぁっ!! 離して! 助けてっ! 
お願いだから! 本当にお願いだからっ!!」
「くっくっくっ…………アズリア。お前も後で参加させてやるよ。これだけの女だと、
お前もちょっとぐらいはその気になっちまうだろう?」
「…………わ、私はっ」
「ああ、ちゃんと命令してやるから安心しろ。お前は僕に言われたからアティの身体を
犯すんだ。仕方ないだろ? ああ、僕はちゃーんとお前のことをわかっているからさ」
「アズリアっ! アズリアっ!!?」
「…………アティ、すまない」
「いやっ……や、やだ、いやですっ!!! やめて! アズリアっ! こ、こんなの……
……あ……ああっ……ああああああああああああああああっ!!!」
 ビュルルルルゥッッ!!! ビュクッ! ドクドクドクッ!
 大量の精子を膣に注ぎ込まれ、アティは、背中を反り返らせて、びくびくと痙攣した。
 瞳から涙をこぼれさせながら、口から唾液をたらし、精液を搾り取るぐらいにきつく
膣を収斂させて、僕を喜ばせてくれる。
 楽しかった。
 なんて最高の玩具なんだろうと思う。
 はじめてアズリアを犯した時と同じぐらい、心の底から浮かれているのがわかる。
 でも、まだ足りない。
 もっともっと、彼女の身も心も、ボロボロにしてやりたいと思う。
 僕は乳首を噛んだ。
 瞳をにごらせて天井を見ているアティは、少し身悶えただけで、特に声も出さず、大
きな胸を上下させて苦しそうに酸素を取り込んでいる。
 どうやら、今日はここまでだ。
 暇というのは楽しむためのもので、つぶすために苦労するようなものではない。
119スレの7:2008/05/24(土) 23:02:11 ID:xZIrphCd
「…………アズリア、後を頼む。友達なら、できるだけ優しくいたわってやるんだな」
「わかり、ました」
「ああ、よかったらキスぐらいするかい? アティと」
「……それは命令ですか?」
「ああ、命令だ」
 僕はアズリアと口付けを交わして、その肩を、精液にまみれて倒れているアティの身
体へと押しやった。
「ほら、優しくしてやれよ」
「…………はい」
 横たわっているアティに対して、アズリアは、そっと唇を重ね合わせた。
 アズリアは泣いていた。
 二人の瞳から等しく涙が流れ落ちるのを見届けた僕は、明日の楽しい時間を過ごすた
めの空想に浸りながら、地下牢を後にして、すがすがしい気分で地上へと続いている扉
に手を伸ばしたのだった。
120スレの7:2008/05/24(土) 23:03:00 ID:xZIrphCd
↑↑↑↑↑↑

以上でおしまいです。
121>89:2008/05/24(土) 23:37:25 ID:D30w19Bz
ぬうううアティだけでなくアズリアまでもか!!
強い女の子がなすすべもなく汚されるのは実にたまらない!
もう少し続いて欲しかったけれど本当に書いてくれてありがとう!GJ!

自分もなにか書いてみようかな……
122名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 01:47:37 ID:huz8Zidw
GJだけど、これは戦火ではないだろ。
123名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 03:07:08 ID:gKpn4atX
GJ!!
だけど、どっちかというとこの内容ですとサモナイエロ版の方ですね。
124名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 03:40:40 ID:4VzLyvTW
確かにスレの趣旨とは微妙に違う気もするけど
非常にGJで、続きとかアズリアが堕す過程とかもつぶさに書いてもらいたいところ
125名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 10:35:42 ID:NtPNb2fl
そろそろ◆/JGRUJgWLQ氏の続きが読みたい……。
126名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 13:26:45 ID:YWi/3w3g
前スレの最後になんか落とされてたけどあれは違うのかな…?
まあエロいSSを落としてくれるなら誰でもいいけどね。
127名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 17:50:00 ID:nU7TWwoL
128スレの7:2008/05/25(日) 21:27:08 ID:3E/mOQ3g
というわけで、第五回目のリクエストを募集中。

パロディーは、FE聖戦の系譜・暗黒竜・紋章の謎、ティアサガ、サモンナイト2・3、
FF4・6・7、 ガンパレ、東方全般、ラングリッサー3〜5、グローランサー1〜5、
ティルズオブファンタジア・ ディスティニー、世界樹の迷宮、聖剣伝説3、フェイト、われもの、
ハルヒ、コードギアス、エヴァ、ネギま!、シャナ、 セーラームーン、ラグナロク、
ディスガイア、FFT、FFTA2、フルメタ、イリヤの空、ゼロの使い魔、魔術師の禁書目録、
ロマサガ1・3、サガフロンティア、ロマンスは剣の輝き2、ダイの大冒険、DNA2、
KOF、サムスピ(ナコ・リム・シャルロット)、ブラックキャット、魔法騎士レイアース、
ヴァンパイア十字界、烈火の炎、ハヤテのごとく!、ドラクエ4・5、東京アンダーグラウンド、
ストリートファイター2、封神演義などが可能。

キャラクターとシチュエーションの指定も、あったほうが書きやすい。

リクエストはいつものように、締め切り日の阪神タイガースの獲得点数によって決定する。
0、1点の場合には1番にリクエストした人の作品を書く。
2点だと2番目にリクエストした人の作品を書く。以下、3、4、5……と、同じ。

リクエストの締め切りは5/26の18時まで。
ttp://baseball.yahoo.co.jp/npb/schedule
リクエスト数を点数が上回った場合には、お題の決定は次の試合に繰り越される。
締め切りも、次の試合開始まで延長する。

この書き込みより下にリクエストされたお題について、上の方法で当選を決定する。
ということで、リクエストのほう、よろしくお願いする。
129名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 22:48:19 ID:s/4jbeXy
>>128
GJ!!
氏の募集作品は自分の知ってる作品が多くて共感が湧くわ。

とりあえずFFTで。
「ワタシがアイツに何をされたか、知ってるくせに!」の真相を是非w

ラファが初潮を迎えた晩、突然バリンテン大公に呼び出され、
抵抗もむなしく組み伏せられて強姦される…的な内容で。
優しい父親と思ってた人物が豹変して襲い掛かってきた時の、
ラファの恐怖や絶望なんかが強調されると嬉しいです。

当時、友人と一緒にプレイしてる最中にあのセリフが出て、めっちゃ気まずくなったのも良い思い出w
130名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 00:08:10 ID:I82+d1wV
FE聖戦の系譜のマナが仲間の眼前で陵辱でお願いします
131名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 01:33:31 ID:YZuffncc
いつもGJな作品投下ありがとうございます
リクはガンパレで、極楽トンボ受賞者が懲罰として特別慰安班に強制異動されて…みたいな感じでお願いします

…明日だけは虎を応援してみようかw
132名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 02:10:57 ID:ndgfAkIr
>>128
こ、懲りずに>>61でリクエストを……
133名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 18:20:00 ID:wIFdUGyi
ティアサガで!
鬼畜公子リュナンに捕まったエストファーネが、ボロボロにされる様をお願いします。
134名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 20:38:24 ID:MspSdAmA
コードギアスのかぐやが敵兵に陵辱でひとつ
135スレの7(資料読込中:2008/05/26(月) 22:01:07 ID:WrmaKVSN
今回のリクエストは130さんのFE聖戦に決定しました。
これから書いてきます。
136129:2008/05/26(月) 22:28:36 ID:rstjDZw8
残念。だがFEも好きなので期待してます。
ラナではなくマナだという所が通ですなw

マナといえば、解放軍の決起前に敵兵に捕まり、
セリスの名を叫ぶ訳にはいかず、陵辱されつつも必死に無言で堪えているというSSが以前どっかにあったな。
マナや敵兵の心理描写がやたらリアルで、読了後かなりヘコんだ記憶がある。
137名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 19:49:42 ID:SAlHCb9Y
うひゃ、楽しみ
138名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 23:21:07 ID:7QqeiP0s
前スレ終盤でシリーズ始めた人も期待してるぜ
139名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 23:32:29 ID:pet+XrlK
……はっ!
気がつけば前スレが落ちてるっ!?
140名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 00:38:39 ID:7vaSG19G
前スレに何のシリーズがあったのさ。今スレから見ている俺にはさっぱりだ。
141名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 09:01:04 ID:PE8xATVv
そうか、残念だったな
142スレの7:2008/05/30(金) 21:48:59 ID:DZVL1oZj
これより投下します。

↓↓↓↓↓↓
143スレの7:2008/05/30(金) 21:49:21 ID:DZVL1oZj
 ミレトスの城下町に入って西の裏路地を進み、夕日の光が弱くなるままに延々と暗く
なっていく貧民街。その北部にある一角にたどり着けば、罪人を収容するための刑務所
を目にすることができる。ロプト帝国も華やかなりしころの遺産。あるいはグランベル
王国の時代にも、少数派に成り下がった暗黒教団に対しての拷問と虐殺が行われた、表
向けにはできない差別意識を腹いっぱいになるまで満たすことのできる血塗られし建造
物。時代の影に隠れて多くの悲鳴と絶望を飲み込み続けてなお顔色一つ変えなかった石
造りの監獄がそこにある。ダゴンはにんまりと笑い、そして扉に手をかけた。
 ギギィ。
 道幅こそ大人が五人は並んで通れるほどの規模だったが、天上は低い。暗さも相当な
ものである。遺跡を活用することによって道順を知り尽くしてきたダゴンにとっても、
深緑のローブの中から不安をまったくにじませないで歩くことは難しい。それほどに不
気味な建物であり、それほどに呪われた場所なのだ。暗黒教団と解放軍とに等しく流血
を強いてきたその場所には、今現在、三人の解放軍に属する少女達が捕らえられている。
 真っ黒な通路の先から、魂までもを凍らせるような痛々しい悲鳴が聞こえてきた。
「ラクチェ殿は大人気ですなあ」
 古木をこすり合わせるような声で話しかけてくる老人に、ダゴンは粘度の高い笑みを
返してやった。紺色のローブの下から枯れ木のような腕を伸ばし、わざわざ灯火を手渡
してくれたバラン老に目線で礼を返して、黒髪の剣士が囚われている地下牢の前へと目
を向ける。
 数人の若者達が、ラクチェを犯していた。
 狭い牢の中で何人もの男達がうごめき、精液にまみれたラクチェの一糸纏わぬ身体を、
ぞんぶんに征服して楽しんでいるのが見て取れる。
 気持ちはわからなくもない。
 仲間を殺されたという復讐の念もなくはないだろうが、剣士としての訓練で引き締ま
ったラクチェの健康な身体はどんな無茶な行為でも飲み込んでしまうほどに素晴らしい
ものだったし、適切な調教も施されていたので、抱き心地の点ではそこらの娼婦などは
全く比較にならない。
144スレの7:2008/05/30(金) 21:49:44 ID:DZVL1oZj
「いやいや、あのアイラ殿の娘ですからな。イザーク王家の末裔だけあって、ラクチェ
殿の身体は素晴らしかった」
「はっはっはっ、ダゴン老もなかなか若い。あれほどのじゃじゃ馬に一番乗りなど、私
には恐ろしくて出来ませんな」
「おうおう、それはもう、ひとえに恋のなせる業でありましてな。あの美しきラクチェ
殿の処女蜜を吸うためなら、このダゴン、なけなしの勇気をふるうぐらいは決して厭う
ものではありませなんだわ」
「…………処女はそれほどに?」
「よいものですぞ、あれは。今ではすっかり肉奴隷ぶりが板についてしまったラクチェ
殿でありますが、最初のころの瑞々しい悲鳴は、もう、聞くだけで、この老骨の身が十
歳は若返ったほどですからのう」
 ぐっぐっ、と、くぐもった笑い声を発したダゴンだったが、急に真面目な顔をしてバ
ランへと向き直った。
「それで、今日も私が頂いてよろしいのですかな? 順番からすればバラン殿が一番槍
をつとめるのが道理というものですが?」
「ほほほ。このバランは犯され抜いた少女に調教を施すほうが好きでしてな。いや、あ
のラクチェ殿など、はじめは尻に指を入れられるだけで泣き叫んだものですが、今では
すっかり後ろのほうまで反応するようになりました。若い女の子は飲み込みが早くてい
い。裏切り者のヨハルヴァの上に黄金色のシャワーを浴びせてやった時など、もう、二
人して喜びの涙を流しておりましたからなあ」
 恍惚とした表情で過去の思い出を追憶するバランに対して、ラドンは苦笑を返した。
「まったく、バラン殿は人を喜ばせるのがお好きですな」
「はっはっ、若くないものですから。さてさて、そういうことですから、今日のフィー
殿も、ダゴン殿が自由にむさぼって下さってかまいませんぞ?」
「……でしたら、お言葉に甘えますか」
「こちらへ。フィー殿も、首を長くして待っておられることでしょう」
145スレの7:2008/05/30(金) 21:50:10 ID:DZVL1oZj
 長きに渡って続いてきた解放王セリスとロプト帝国皇子ユリウスとの戦争も、ようや
くその結末が誰の目にも明らかにあらわれつつあった。
 解放軍はベルルーク城からミレトスへと出撃し、その前にある大平原でロプト帝国軍
に対して全軍を動員しての決戦を挑み、これに敗北した。聖戦士達の多くもすでに戦死
し、かろうじてアレスとシャナンだけがベルルーク城に立てこもっているのみとなって
いる。一気呵成に壊滅の憂き目に遭うことも十分にありえた解放軍がまだ生き延びてい
るのは、ひとえにロプト帝国皇子ユリウスその人が決着を先延ばしにしているからに他
ならない。
「もっと絶望させてからの方が、面白いだろう?」
 そういったユリウス皇子は、今は先の戦争で捕らえたアルテナなどの身体をお楽しみ
のようである。篭城しているだけの敵などは時間を置けば攻めずとも自滅するのが目に
見えているのであるから、軍を動かす者の立場からしても、それは合理的な判断だった
といえるだろう。
「…………殺しなさい! 虜囚の辱めを受けてまで、生き延びようとは思いません!」
 牢獄の床の上で細い腕を鎖に繋がれながら、少女は決然とダゴンに向けて言い放った。
声にも身体にも瑞々しい張りがある。胸甲や衣服なども虜囚生活が短いことを示すかの
ように清潔であったが、さすがに武器だけは取り上げられているので、彼女は丸腰であ
る。
 少女の名は、フィーと言った。
 故シレジア王国レヴィン王子の娘であり、かつては解放軍の天馬騎士としてロプト帝
国軍を苦しめた、歴戦の武将でもある。
「ほほ…………元気がよろしいですな、お嬢さん。しかしそれは薄情というものでしょ
う。あなたのお仲間のラクチェという少女は、あなたの分まで男達の欲望を受け止めて
くれているというのに」
「…………っ!! ラクチェに何をしたの!!?」
「いやいや、別段、何も。ただ、あなたのこれからの態度によっては、そのようなこと
もありえるということです」
146スレの7:2008/05/30(金) 21:50:37 ID:DZVL1oZj
 ダゴンはにやにや笑いながら怒りの炎を目に宿している少女に目を向けた。細い手足
を拘束されて牢につながれている姿が天上の妖精のように可憐で美しい。憎悪にかみ締
められた唇から香るような生気が感じられる。短いスカートの切れ目からは、白い陶磁
器のような染み一つない綺麗な肌が見えていた。
「さて、フィー殿。虜囚生活は退屈でしょうし、ここは一つ、私とゲームをしませんか?」
「ゲーム、ですって…………」
「ええ。世が世ならば王女であった貴方を、このまま繋いでおくのも心苦しいですから
な。貴方が勝ったらこの場所から解放してさしあげましょう。私が勝ったら…………ま
あ、何でも、言うことを一つ聞いて頂くということでどうでしょうか?」
 顔を険しくして考え込んでいたフィーだが、やがて、はっと何かに思い当たったよう
に表情をこわばらせ、そして、首を振った。
「ふざけないで。そんな条件、とても信じられない」
「まあ、信じる信じないはご自由に。しかしただのゲームなのですから、暇つぶしぐら
いにはなるでしょう。長らく刺激のない生活を送っていると頭がおかしくなりがちです
からな。捕虜の精神面でのケアも、私の仕事なのですよ」
「…………貴方の言うことが本当なら、条件をもう少し対等にしなさい」
「対等、とは?」
「あなたに私の解放を決める権限なんてあるわけがないでしょう。せいぜい、ここでの
生活を向上させるぐらいが関の山なんじゃないの?」
「ふむ…………」
 一瞬何を言われたのかわからなかったダゴンであるが、わずかな沈黙の後、それがも
っともな発言であることを理解できたので思わず笑ってしまった。よく考えてみると、
解放軍の指導者や武将などは、みな、普通では考えられないほどに若い戦士達ばかりな
のだ。
147スレの7:2008/05/30(金) 21:51:07 ID:DZVL1oZj
「…………ははは、これは見くびられたものですな。しかし心配は無用です。私はこれ
でもマンフロイ大司教に次ぐ権力を持った帝国の司教ですぞ。フィー殿のような小物ぐ
らい、私のサジ加減一つでいかようにでも解放して差し上げます」
「小物……ね。いいわ。ゲームを受けましょう。私が小物かどうか、すぐにわからせて
あげるから」
 決闘の申し出を受けて視線に覇気をたぎらせているフィーの言葉に、ダゴンは唇に好
戦的な笑みを浮かべながら頷いた。罠にかかった獲物を見る時ほど心が浮き立つものは
ない。バランなどとは違い、ダゴンは無抵抗の少女の悲鳴などにはまったく興味がない
老人であった。無力でちっぽけな若者が必死で希望にすがりつく様を楽しみ、それを圧
倒的な力で蹂躙することこそが、彼の生きがいであった。
「では……ルールを説明しましょう。よろしいですかな?」
「ええ。聞くだけは聞いてあげるわ」
「なに、ごくごく単純な決闘ですよ。貴方は素手、私は魔法。この狭い牢獄の中で戦っ
て、最初に立ち上がれなくなった方が負けです。どうです、簡単でしょう?」
「…………ずいぶん、私に不利な条件ね」
「武器を与えたりすれば戦士である貴方の方が有利ですからな。それに、貴方は捕虜な
のです。これぐらいのハンデはむしろ当然というべきでしょう。ああ、いちおう、この
錆びたナイフぐらいなら使ってもかまいませんが」
 目の前に現実の武器を与えられたことによって、フィーは戦士としての気配をみなぎ
らせながら承諾した。
「わかった、決闘を受けるわ。面白いじゃないの。天馬騎士の動きが、ペガサス前提の
ものだなんて勘違いをしているところがね」
 一般に、天馬騎士はペガサスから降りてしまえば一般人の少女とかわらない強さであ
るといわれている。が、それも程度の問題で、フィー程の戦士であれば地上に降りたと
しても十分な脅威になる。ましてやダゴンは接近戦に弱い魔道師だ。鎧や肩当ても着用
している彼女の戦闘力は、錆びたナイフ一本だけが武装だとしても決してあなどれるも
のではない。
148スレの7:2008/05/30(金) 21:51:36 ID:DZVL1oZj
「ほほ、フィー殿を軽く見ているわけではありません。ある程度拮抗している相手だか
らこそ勝負がおもしろくなるのです」
「いいわ。ところで、まさかこの鎖を外さずに勝負しろとは言わないわよね?」
「すぐに外してさしあげますよ」
「ふん…………後悔しても、遅いわよ」
 ガチャガチャ、と鎖に鍵を差しこみ、二つの手枷を解放する。フィーの両腕を縛って
いた鎖が音を立てて床に落ちた。自由になった彼女はゆっくりと立ち上がり、牢の入り
口へと目を向けたが、そこにはマンフロイ大司教に勝らずとも劣らない魔術師であるバ
ラン司教が立っている。探るような表情をしていたので、脱出の機会をうかがっている
ことは特に注意しなくても見て取れた。
「ああ、逃げてもたぶん無駄ですぞ。ここの警備はずさんですが、女の子が一人で逃げ
切れるほど酷くもありませんから」
「わかってるわよ。そんな卑怯なことはしない。正々堂々と勝負しましょう」
 錆びたナイフを握り締めて、フィーは決然と言い放った。凛としたその表情といい、
バランスよく肉のついた身体といい、無駄な力の入っていない構えといい、彼女が油断
できない強敵であることを雄弁に物語っている。
「…………さて、合図はどうしますか。もう始まっているということでよろしいか?」
「ええ。行くわよ」
「どうぞ」
 返答も終わらぬうちにフィーは間合いをつめて飛び込んできた。いい判断である。魔
道師を相手にして、距離をとっての戦いには万に一つの勝ち目もない。
 ザクゥッ!!
 ボロボロに錆びたナイフが、ダゴンの枯れ木のような腕に突き刺さった。
149スレの7:2008/05/30(金) 21:52:07 ID:DZVL1oZj
(…………甘すぎる!)
 ダゴンは失望と共に身体を入れ替えてフィーの突進を受け流した。舞うような一歩踏
み込んで身体を密着させ、同時に高速詠唱によってヨツムンガンドを胸甲の上から打ち
込む。猛烈な手ごたえを感じた。至近距離からの一撃を受けて吹き飛んだフィーは壁に
叩きつけられ、暗黒魔法を浴びた者特有の真っ黒な血を口からごぽごぽとこぼし、そし
て激しく咳き込んでいる。
「ゲホゲホッ!! ……っ、う、ぐああああっ!!」
「つまらない……まったくつまらないですな、フィー殿は。老人だからといって甘く見
ましたか。ラクチェ殿はまだ、この私の暗黒魔法の一撃に耐えることができましたぞ?」
 侮蔑の言葉に反応して、フィーは歯を食いしばりながら立ち上がった。しかしその行
為には意味がない。もう一撃をなんとか打ち込もうとナイフを手に近寄ってくるが、踏
み込むための足が完全に殺されている。
 赤ん坊のはいはいかと錯覚するような遅さであり、かわすのは容易かった。ふらふら
とよろめきながら近づいてくるフィーの腕を取り、そのまま石床へと叩きつけて魔力を
こめた手をかざす。首筋に放出寸前になっている暗黒魔法を近づけられた彼女の表情は
死を覚悟した絶望に染まったが、もちろん殺したりするつもりはまったくない。軽く手
を振って魔力を拡散させ、同時ににんまりと笑ってナイフを取り上げる。
「勝負あり、ですな」
 腰にのしかかって宣言すると、フィーは悔しそうに唇を噛んだ。
「…………武器さえまともなら、あなたなんか!」
「ははは、それは醜い弱者のいいわけというものですぞ。ラクチェ殿などは、あんなボ
ロボロのナイフでこの私を極限まで追い詰めるほど奮闘しましたが?」
「もういい……たしかに、その通りだしね」
「では、負けを認めるのですな?」
「まいった。私の負けよ」
「ほほほ、これで決着がつきましたな。それでは約束通り、なんでも言うことを聞いて
もらうことにいたしますか」
150スレの7:2008/05/30(金) 21:52:36 ID:DZVL1oZj
 暗黒魔法の威力を受けて胸を大きく上下させていたフィーだったが、その防具の留め
金を外されて肩当てや胸甲を取り上げられると、さすがに表情を強張らせた。
 緑の布越しに胸や腹を軽くなでてやると、瞳が不安げに揺れてくる。
「ま、まって……何を、する、つもりなの?」
「ははは、いや、それは聞かなくてもわかりそうなものですがなあ。これからじっくり
と、貴方の身体を楽しませていただくつもりですが」
「…………っ!! じょ、冗談じゃないわ! や、やめて……やめなさい!!」
「別に同意を求めるつもりはありません。約束を破るのは聖戦士達のお家芸ですからな
あ。あのラクチェ殿も、なんでも言うことを聞くといっていたのに、涙を流しながら抵
抗して破瓜の血を流しておりましたわい」
「な、なんてひどいことを!! あっ……う、ううっ!! 許さない! それ以上触っ
たら、わたしは、あなたを許さないから!」
 必死で腕に力を込めて抵抗するフィーだったが、すぐに咳き込んで口から血を吐き出
した。肺を傷つけている少女の力などはまったく警戒に値しない。スカートのスリット
から指を入れ、まばゆいほどの太ももを丹念になでてやる。下着の上から尻を鷲づかみ
にして、じっくりと愛撫し、首に舌を這わせていく。
「……ううううっ! くっ、い、あ…………ふっ、あっ! …………くううっ!!」
「ほほほ…………いや、天馬騎士などというのはペガサスに頼り切った贅肉だらけの身
体をしているかと思いましたが、全くそのようなことはありませんな。肌の弾力が実に
心地よいですぞ」
「くっ! …………ひ、卑劣よ! 捕虜を辱めるなんて、恥を知りなさい!」
「ははは、組み伏されて愛撫されながらそんなことを言っても、滑稽なだけですぞ。あ
あ、バラン司教。腕を押さえておいてもらえませんかな。これから下の方を責めてみた
いので」
「ほっほっ、よいですとも」
「や、やめて! やめてよっ!!」
 暴れるフィーの上半身を押さえつけてもらってから、ダゴンは緑色のスカートをめく
りあげた。白い下着を股の下までずりさげ、あらわになった真珠のような肌の中にある
茂みに舌をはわせて、ねちねちと刺激を加えてやる。
151スレの7:2008/05/30(金) 21:53:07 ID:DZVL1oZj
「……ふうううぅっ!! くっ! …………あ、あああっ!! い、いやっ……いやあ
あああああっ!!」
「はっはっはっ、処女は反応が楽しくてよいですなあ。ピンク色のあそこに血がみなぎ
っておるではありませんか」
「ダゴン老は本当に処女が好きですな」
「おうおう、この白い肌に朱がさしているところを見てくだされ。この女、天馬騎士で
ありながら、どうやら淫乱の才も有しておるようですぞ」
「まっこと、けしからんですなあ。清純そうななりをしておるくせに」
「いやまったく」
「う…………あっ、あああっ!! ぐううっ……うああああああああああああああっ!!」
 瞳に涙を浮かべて身体をばたつかせているフィーの衣服を剥ぎ取り、ダゴンは遠慮な
く秘所に指を突き刺した。唾液で湿らせた穴にずぶずぶと入っていく。そのたびに悲鳴
と膣の収斂が起こり、若々しい肉がビクビクと痙攣した。ダゴンは歓喜の念に身体を震
わせながらあわただしくローブを脱ぎ捨てて、自らの年齢に不相応なほどに立派な一物
をフィーの秘所にあてがい、感動で胸をいっぱいにしながら腰を進めていく。
「え……や、やだっ…………やめてっ! お願いだから、それだけはっ!!」
「ほほほ、いきますぞ」
「う、うそっ!! 冗談でしょ!? …………あ、うああっ……ぐうっ!! あ、くっ…
…あ、ああ…………うああああああああああっ!!!」
 ずぶずぶと進入する性器を飲み込んでいる膣が、痛々しいほどに締め付けてきてダゴ
ンの進入を拒んでいる。
152スレの7:2008/05/30(金) 21:53:37 ID:DZVL1oZj
「ほっほっ、まだ半分も入っておりませんぞ。しかし大変な名器ですな、お嬢さん」
「くううっ!! あっ……はあああぁっ!? や、やめて…………やだ……やめてええ
えええええええっ!!!」
「ああ、なんて暖かい膣だ。王女殿の中とはこのようなものなのですなあ」
「いや……いやあぁ…………っ!! あっ、あっ、や、やだ……ぐうっ! はああああ
ああああああああああっ!!」
 引き締まった腰に手を伸ばし小ぶりな尻にぐっと爪を立てる。腹や太ももを押さえつ
けるように揉んでいくと真っ白な肌が小刻みに震えてきた。汗を浮かべている皮膚に舌
を這わしてなで回し、薄く赤い唇にも唾液を流し込んでやる。涙を溢れさせている頬に
口付けると、悲しそうに目を閉じて必死に膣をしめつけた。
「ああ、ああ、吸いつくようですぞ。鍛えられているだけあって素晴らしい締め付けで
す。伊達にペガサスの背中を股で押さえているわけではないということですか」
「どうして…………どうして、こんなことができるのっ!? ……この…………ケダモ
ノっ!!」
「ほほ、あなた方の時代にも、我々暗黒教団の少女達は破瓜も終わらぬうちにこのよう
な目に合わされてきたのではありませんか。それから考えれば、この程度のことで文句
を言われる筋合いはありませんな。まあ、しかしそれなりに楽しめましたよ、あなたは。
白馬に乗ったフィー殿はまぶしいほどに輝いておりましたが、今後はその美しさをこの
地下牢の中で発揮してくださいませ」
「な……なにを…………くあああああっ! う……あっ…………言っているの?」
「いえいえ。我が軍の中にも大空を鮮やかに駆ける王女殿を汚してやりたいと考えるや
からは大勢いましてな。いつまでも私が独り占めするわけにもいきません。さあ、出し
てさしあげますから、後で感想でも聞かせてくださいませ」
「や、やだ…………」
「いきますぞ?」
「……や、やだ…………やだやだぁっ!! やめてえええええええええええええっ!!!」
 ドピュドピュ! ドビュウウゥゥッ!!
 ダゴンのペニスが膣の奥深くで欲望を解き放ち、白濁の液体がフィーの中にどんどん
と注ぎ込まれた。
153スレの7:2008/05/30(金) 21:54:07 ID:DZVL1oZj
「あ…………あ、ああ…………」
 ぐったりと足を投げ出して脱力した少女の腹や太ももに口づけをして、ダゴンはゆっ
くりと立ち上がる。その表情は若々しい肉体を陵辱した満足感に晴れ晴れとしていた。
それからはバラン司教とかわるがわるにフィーの身体をもてあそんでいたのだが、しか
し、ふと牢の外に立っている魔力の波動を感知して、急に表情を不愉快そうに歪める。
 何時の間に現れたのか。
 ワープの秘術を使って地下牢の最奥までやってきた雷神イシュタルが、怒りに満ちた
表情でバランとダゴンとを睨みつけていた。
「終わりましたか、バラン殿」
「…………覗き見とは、趣味がよろしくありませんな」
「軍議に出ていただきたいと申し上げたはずです。それが、このような場所で捕虜の虐
待に興じておられるとは!」
 切れ長の美しい睫毛が完全に逆立っている。唇も苦々しそうにゆがめられており、空
気中を飛んでいる精霊がぴりぴりとした緊張を周囲に放っていた。黒を基調としたドレ
スが生命力に溢れた少女の美しさを見事に際立たせている。不可能なことであると知り
ながら、ダゴンはこの可憐な少女に空想の中で何度肉棒を突きたててやったかわからな
い。
「申し開きをしていただけるのでしょうね! 明日はもう、ベルルーク城への遠征がは
じまるのというのに!」
 裂帛の気合とともに放たれた言葉を無視してフィーの胸を揉んでいると、イシュタル
は白雷を思わせる光沢のある手袋を突き出し、トールーハンマーの詠唱を口にした。
 閃光が走った。
 バランとダゴンの眼前で真っ二つに割れた青白い稲妻は、地下深くにある牢獄の壁に
吸い込まれ、そして轟音を巻き起こす。
 ドゴオオオオォンッッ!!
 雷精の余波を受けたフィーの身体がびくりと跳ね上がったが、マジックシールドに長
けた教会の司祭であるダゴンとバランだけは、吹き上がった埃を煩わしそうにローブの
袖で抑えつつイシュタルの暴行に顔をしかめている。
154スレの7:2008/05/30(金) 21:54:37 ID:DZVL1oZj
「…………それ以上の狼藉は許しませんよ!」
「狼藉、とは、何をもってそういわれるのか?」
「無力な婦女を力でもって犯すことを狼藉というのです。ダゴン司教ほどの方が知らな
いはずがないでしょう!!」
「ほほほ、私は禍々しい異教の神を信じている哀れな小娘に対して説法を施しはしまし
たが、狼藉などという醜い行為は一度もしたことがありませんな。いかなユリウス皇子
のおぼえめでたきイシュタル殿といえども、それは暴言というものでしょう」
「ふざけないで! ロプトウスだけが神ではない!!」
 常識では考えられないほどの暴言にさすがにダゴンも顔をにがくした。しかし理解は
できた。イシュタルの言ったセリフは暗黒教団の司教を相手に対するにはあまりにも激
しすぎるものであったが、それだけに彼女の怒りの程をよく表していたともいえるだろ
う。
「どのような事情であれ、弱者を守って生きていくのが力あるものの本来の姿というも
のです。ダゴン司教のされていることは説法などではありません。それは陵辱です!」
「ほ、ほ、ほ…………イシュタル殿が言ったのでなければ二日と生きていられないよう
な言葉ですな。しかしイシュタル殿。これは正当な権利というものではありませんか?」
「…………正当、ですって?」
「しかり。かつてグランベル帝国が栄えていた時代、我々暗黒教団がどのような仕打ち
を受けていたかは十分にご存知のはず。我らはロプトウス神を信じているだけで石を投
げられ、火にくべられ、釜でゆでられてきたのです。時代と共に澱のように降り積もっ
てきたその怒りを発散させることは、正しい行いであれこそすれ決して非難されるよう
な事柄ではありませぬな」
「そ、それは! その女の子とは関係ないではないですか! ダゴン司教はロプトウス
教団でない者を皆殺しにするおつもりなのですか!?」
 顔を蒼白にして叫ぶイシュタルに、ダゴンは諭すように右腕をかざして言った。
155スレの7:2008/05/30(金) 21:55:08 ID:DZVL1oZj
「いえいえ、このダゴン、信心厚きとはいえそのような不可能をまじめに考えるほどボ
ケてはおりませぬ。しかし私もまた、親兄弟や友をやつらに殺されてきた被害者である
ことに変わりはない。そのような過去の理不尽に対して誰かを攻撃せぬわけにはいかぬ
のです。差別に対して攻撃で返すことは決して愚かな行為ではありません。それは当然
のことです」
「…………間違ってる。そんなの、間違っています! それでは憎しみは終わらないで
はありませんか!!」
 イシュタルは少女らしく潔癖な正義でもって糾弾したが、それは潔癖であるがゆえに、
まったくダゴンの心には響かない。
「侮辱されたことに反撃するのは自衛であり知性であって、間違いではありません。ま
あ、イシュタル殿に理解していただかなくても結構。あなたのように聖戦士としての寵
愛と憧憬を受けて育った女性にはわかりますまい。私はただ、聖戦士達だけをよりごの
んで愛する神などという偽善者の手によって理不尽に与えられた差別されるものとして
の立場を、わずかに元の状態に戻そうとしているに過ぎませぬ」
「ならば! 何故このような人の目につかない地下牢でそれを行うのです! 心に後ろ
暗いことがなければ堂々としていられるはずではないですか!」
「ほほ、私はどちらでもかまわないのですぞ。もっと公の場で犯されることを、このフ
ィー殿も望んでいるとイシュタル殿は言うのですかな?」
 はっと表情を強張らせてイシュタルはうつむいた。なすすべなく蹂躙されたシレジア
王国の王女に対して、同じ聖戦士として憐れみの念を禁じえないのであろう。実際、イ
シュタルもまたこの運命をたどる可能性はあった。彼女がユリウス皇子の寵愛を受けず
に解放軍にその身を投じていれば、きっと聖なる武器を没収されてフィーと同じような
憂き目にあっていたに違いない。
「……ダゴン殿の言うことはそれなりにわかります。確かに売り言葉に買い言葉ではあ
りました。しかし、何も無力な女子供まで復讐の対象にしなくてもいいでしょう。その
少女も、戦士としての死を与えてやればそれで足りるはずではないですか」
 イシュタルは沈鬱な表情で呟いた。どのような立場の者に対しても一定の理解を示す
ことができる彼女の情の深さは人としては立派なものであったが、世の中には理解する
必要がない人物もいるということを、この若い少女は知らなすぎた。
156スレの7:2008/05/30(金) 21:55:37 ID:DZVL1oZj
「ははは、イシュタル殿は無茶苦茶をいいますなあ。子供の言葉と思って聞いておりま
したが、もうこれまで。異教徒などは絶望して苦しむのが仕事ではありませぬか。かつ
ての罪を苦痛で清算することこそが彼らに与えられた唯一の幸せなのですぞ」
「…………っ!!」
 本音を隠そうともせずにフィーの髪を掴み首筋を嘗め回すダゴンを見てイシュタルは
憎悪を込めた視線をぶつけてきた。しかし、彼女はそれ以上何もしなかった。できなか
ったのである。義憤に駆られてトールハンマーを使ったりすれば、それで破滅すること
になるのはダゴンとイシュタルの二人だけでは済まないのだ。
 イシュタルの心には聖戦士としての正義が深く刻まれている。その彼女ですらダゴン
ほどの悪を成敗することができなかったのはひとえに教会の権威とマンフロイ大司教の
力を恐れるが故であった。領地を没収されてユリウスの愛人の地位に落とされるなどと
いうことがあっては彼女一人の身が滅びるだけではおさまらない。彼女には愛すべき家
族があり、友人があり、庇護を求めてあえいでいる部下や領民がいたのだった。
「…………まあ、そう固くならずともよろしいではありませんか。教会の軍は帝国とは
別個に、しかし決して足並みは乱さずに動きます。ベルルーク城に立てこもる解放軍の
残党など、三日のうちにはこの世から消え去っていることでしょうよ」
「わかりました……期待していますよ。私は帝国軍を率いて明日、ミレトスを発ちます」
「承知いたしました。暗黒教団の働きぶりにご期待あれ」
 返事もせずにワープの魔法によって去っていったイシュタルに対して唾を吐き、ダゴ
ンは呪いを込めて叫んだ。
「小娘が! ユリウス皇子の寵愛をかさにきおって!!」
 目の前に倒れているペガサスナイトの少女とイシュタルとを重ねあわせ、あの生意気
な女を犯すことの喜びを存分に満たした後、少しだけ溜飲を下げたダゴンは落ち着いて
地下牢を出発し、解放軍の残党から見目麗しい少女を捕らえて楽しむために、ミレトス
の暗黒教会支部にて各将を招集した。
157スレの7:2008/05/30(金) 21:56:09 ID:DZVL1oZj
↑↑↑↑↑↑

今回は以上でおしまいです。
マナの陵辱は次回以降になります。
現在執筆中ですので、しばらくお待ちください。
158名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 23:01:42 ID:an7d+xdU
GJ
相変わらずエロいなあ
続きお待ちしてます
159名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 00:03:39 ID:hHGDp6Ej
いいですともwwww
ごめん、過剰反応w
160名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 23:10:37 ID:c6Er+Sf4
続き待ちGJ
161名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 23:51:20 ID:RSLCJP6D
GJ!!
しかしダゴンとかバランとか、名前覚えてるヤツいねぇだろうな〜。
終章MAPの敵城の守りとしてだけ登場した暗黒司祭なんてw

しかし考えてみれば、要所の守りを任されてるってことは
アイツら結構立場は高かったってことかな。
162名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 14:21:26 ID:44yFS1be
保守
163スレの7:2008/06/10(火) 22:22:19 ID:EkfhYc1p
これより投下します。

↓↓↓↓↓↓
164スレの7:2008/06/10(火) 22:22:41 ID:EkfhYc1p
 ダゴンは余裕を持ってペルルーク城に到着した。先に包囲網を敷いていたイシュタル
は総攻撃をかけるのを待っていた。帝国軍だけの力で城を落としてしまえば教会のメン
ツを潰すことになる。そういう政治的な配慮もあったかもしれないが、総攻撃を伸ばし
た一番の理由は犠牲を最小限に抑えるためであろう。
「よく来てくださいました、ダゴン殿。早速ですが作戦を解説させていただきます」
 弦楽器が作り出す旋律のように流暢に作戦を解説するイシュタルを見る限り、地下牢
でのわだかまりは残っていないようである。ダゴンもいたずらに部下を危険にさらすこ
とは好まない。解放軍を潰すという目的を共有しているうちだけは、この女と共同戦線
を張ることを甘受することにしよう。
「ペルルーク城は難攻不落です。正面から攻めればどれほどの被害が出るかわかりませ
ん。最も確実なのは長期戦にして敵の士気が膿むのを待つことですが、これは最後の手
段です」
「当然ですな。一当たりもしないで戦いを長引かせるなどは下策中の下策です」
 イシュタルの発言はごくごく真っ当なことだったので、ダゴンはただ頷いた。
「しかし、一気に攻めるにしても障害は残ります。最も厄介なのはアレスとシャナンで
す。アレスの持っている魔剣ミストルティンは魔法をはじきますし、シャナンの持って
いる神剣バルムンクは意思を持たない攻撃を受け付けません。この二人に団結してかか
られては、我々の軍がいかに強くてもおびただしい被害が出るでしょう」
「よくわかる話ですな。それで?」
 話の続きを促すと、イシュタルは真剣な表情で言った。
「最低限、この二人を切り離して各個に撃破することが望ましいのです。ペルルーク城
の北門と南門を交互に攻め立てれば、おのずと聖戦士の二人は役割分担して守備に当た
るでしょう。そこを叩きます」
「攻撃側の利点を最大限に使うわけですな」
「ええ、その通りです」
 守る側はあらゆる状況に対しての対応策を練らなければならないが、攻める側はただ、
相手の弱い部分を突けばいい。何年間も篭城を続けられる軍がほとんど存在しない理由
の一つはこれである。
165スレの7:2008/06/10(火) 22:23:07 ID:EkfhYc1p
「攻撃側の利点は軍勢を作用させる力点を自由に選べることにあります。聖なる武器と
いえども無敵ではありません。各々には必ず弱点が存在します。守勢にまわれば、もろ
い。だからこそ聖戦士達の真価は攻撃にこそ発揮されるべきなのですが、愚かにも彼ら
は篭城を選択しました」
「セリス皇子が死にましたからな」
「おっしゃるとおりです。現リーダーのシャナン王子ではイザーク出身者の人心を掌握
できるに過ぎません。攻勢に転じられるほどの団結力がない、所詮は残党だということ
です」
「……我々はシャナンの担当ですか」
「はい。順序としては、先にシャナン王子を叩き、後々アレスを倒すのが理想です。シ
ャナンについては私個人も協力させていただきます」
「トールハンマーがあれば心強い。ところで、二人の他に障害はありますか?」
「聖戦士は強さの象徴ですから、この二人さえ倒してしまえば戦わなくても瓦解するは
ずです。強いてあげれば、アレスの親戚であるナンナぐらいでしょうか」
「ほほう、あのラケシス殿のお子ですな。これは面白い」
 ダゴンが好色そうな笑みを浮かべると、イシュタルは黙って目を閉じた。重大事を前
にして些細ないざこざを起こしたくないのであろう。拳を震えるほどに握り締めて耐え
ている。
「何か言いたいことでもおありですかな?」
 ダゴンは稚気を発揮して問いただしたが、イシュタルは沈黙を貫いた。
「…………ふむ。まあ、了解しました。それでは、これにて」
「はい。何か質問はありますか?」
「ありませんな。後のことはお任せあれ」
 二人は上司と部下という関係でもなかったので、命令を復唱したり敬礼を送ったりす
ることもなく、各々の役割を果たすために、それぞれの戦場へと向かった。
166スレの7:2008/06/10(火) 22:23:37 ID:EkfhYc1p
 吹き付ける山風にさらされながらペルルーク城がそびえ立っていた。イシュタル率い
る帝国軍の総攻撃がはじまってから、既に二時間が過ぎている。
 攻城における損害は悲惨の一言に尽きるだろう。城門近辺に向かって焼け石の嵐を打
ち込み、混乱しているところに鍵梯子をかけて城内に侵入しようとするのだが、ことご
とく城壁を登り切る前の段階で打ち落とされてしまう。軽装の兵はどろどろに溶けた金
属を浴びせられ、重装の兵は石を落とされ、切り刻まれ、矢を射掛けられて、門近辺の
堀のほとんどは、すでに人か金糞かわからないような死体で埋まっている。
(…………シャナンのすさまじさよ!)
 畏怖を通り越した呆れさえ感じてしまう活躍をしているのは、やはりシャナンであっ
た。帝国兵は何度も城壁を突破して門に迫ろうとするのだが、城内に入ったとたんにシ
ャナン率いる敵兵に斬り殺されてしまう。黒い髪がなびくたびに死体が増えていく。最
も前線に立っているシャナンには攻城兵器の嵐が打ち込まれているのだが、バルムンク
の加護のせいか冗談のように当たらない。
「しかし、それもこれまでですな」
 ダゴンは一人の少女を連れて城壁の側へと歩み寄った。フードをずっぽりとかぶって
いるので外から見てもわからないが、自分だけは知っている。その下にある素顔を。流
れるような美しい髪を。彼女が忌々しいナーガの末裔であり、光の魔法を極め、あらゆ
る杖を使いこなすことのできる怪物であることを、もちろんダゴンは知っている。
 切り札は敵に警戒されていない状態で切るべきものである。シャナンの魔法に対する
防御力はそれほどでもないはずだが、何らかの対策を打たれるのは好ましいことではな
い。少女の細い腕がフードの下から伸びる。その手に握られたスリープの杖が発動した
のを見て取って、ダゴンは勝利を確信した。
 魔力の塊が、シャナンの身体を包み込んだ。
 シャナンの動きが鈍った。
 両手に鉄球でもついているかのようにのろのろと、城の奥へと撤退しようとしている
のが見て取れる。もちろん逃がすわけにはいかない。フードをかぶった少女……グラン
ベル帝国皇女ユリア……は両腕を重そうに震えさせながらスリープの杖を握っているが、
彼女の魔力がいかに強力であってもシャナンのような化け物を、長くは抑えられまい。
167スレの7:2008/06/10(火) 22:24:07 ID:EkfhYc1p
(…………イシュタル殿! イシュタル殿! 今ですぞ!)
 必死の念話を試みて十秒も立たぬうちに、雷神イシュタルが城壁の上へと出現した。
 全員がそれを見上げた。
 戦場を満たしていた喧騒がいっせいに沈黙し、突如として跳ね上がったイシュタルの
魔力に意識を注いでいた。
 歌が聞こえる。
 精霊の歌が聞こえる。
 イシュタルの口から流れ出て、空に吸い込まれるたびに雷球に姿を変えて際限なく大
きくなっていく破滅の歌、これ全て聖戦士に付き従う雷精が放つ栄光であった。青白い
球体が城門を覆い尽くすほどに大きくなったとき、その球はシャナンの上にゆっくりと
落ち、そして、炸裂した。
 閃光が走った。
 ズガアアアアアアアアアンッ!!!!
 迅雷烈波、地響きは大地を揺るがして戦場を光で染め上げた。トールハンマーの直撃
を受けたシャナンは消し炭さえも残らず、戦場に落ちた神剣バルムンクだけが彼がかつ
て存在していた証拠としてそこに残っている。
「…………討ち取ったり」
 我知らず、ダゴンは叫んでいた。
「雷神イシュタルが、イザークのシャナン王子を討ち取ったり!!!」
 ダゴンの言葉を皮切りとした怒号が、瞬く間に戦場を駆け抜けていった。
168スレの7:2008/06/10(火) 22:24:37 ID:EkfhYc1p
 シャナンを討ち取ったり!
 その知らせは光の速さでペルルーク城を突き進み、防戦に奮闘していた解放軍の心理
を野火のごとく席巻した。剣を落として降参する敵兵。怒涛の勢いで略奪へと向かって
いく帝国軍。城には火が放たれ壁金は引き剥がされ調度は奪われて、陵辱される女達の
悲鳴がそこかしこで上がっている。
 ダゴンは真っ先にその略奪劇に加わりたかったが、しかし彼には責任があった。宝物
庫の保守と美女達の保護とを信頼できる部下に言い含めた後、アレスの奮戦している南
門へと直行し、戦況をつぶさに眺めてみる。
 死体。
 死体。
 死体。
 そこには死体しかない。
 血を好んで吸い取るといわれる魔剣ミストルティンの一撃を受けて折り重なった肉の
塊が、軽く五十を超えている。魔法をかき消してしまうアレスの剣には力をもってあた
るしか方法がない。しかし接近戦こそが剣の力を最も発揮できる距離である。目の前に
広がった死体の山はある意味では当然の成り行きと言えるだろう。
 帝国軍が決死の突撃をかけるたびにミストルティンの剣閃が縦横にまばゆく閃いた。
鮮やかな切断面を残して血を噴水のように放出する兵士達が苦悶の声を上げるまもなく
倒れていく。アレスの武勇は鬼神のごとしであった。流血のカスケードを築き続ける彼
一人がいるだけで、帝国軍の全てはなすすべもなく斬り殺されるしかないのではないか
とさえ思われた。
 しかし、勇にも限度がある。
 段々とアレスの動きは遅くなり、単調になっていった。ダゴンの放ったフェンリルの
魔法がミストルティンの防御を貫いてアレスに一撃を加える。ここを勝機と見たのか、
スワンチカの斧を装備した聖戦士ブリアンがアレスに向かって突撃した。剣戟の音が響
き、聖戦士同士の壮絶な一騎打ちがはじまった。
169スレの7:2008/06/10(火) 22:25:06 ID:EkfhYc1p
 一合。また一合。聖器がぶつかって火花が散るたびにアレスの剣はどんどんと力をな
くしていく。当たり前である。スワンチカの聖斧が発現させている防御結界は魔剣ミス
トルティンの力をもってしても容易く破れるようなものではない。
 ブリアンの口元が嗜虐心に満ちた笑みを浮かべると同時に、ついにスワンチカの斧が
アレスの身体に吸い込まれた。黒衣の黒騎士は胸から血を流してよろめいた。汗を滝の
ように流している額にスワンチカの斧が叩き込まれ、輝くような金髪を乗せている額が
真っ二つに割れる。
 黒騎士アレスは倒れた。
 それは、ペルルーク城の陥落が決定した瞬間でもあった。
 歓声を上げながら城内になだれ込む帝国軍を尻目に、ダゴンはワープの秘術によって
城の最奥へと侵入した。危険な行為ではあったが虎穴にいらずして虎児を得られるはず
がない。敵がもっとも精強な場所こそが味方の略奪から最も縁遠い場所なのだ。精強と
いっても烏合の集なので、いざとなれば逃げることぐらいは容易いとダゴンは判断した。
 小刻みなワープを繰り返して城内を探索すると、歴史を感じさせる絨毯が敷かれた驚
くべき部屋を発見した。部屋の調度については驚くべき点はない。驚くべきはその部屋
の住人であった。解放王セリスの死体を前にして、一心に祈りを捧げている少女の姿が
ある。
「…………聖杖バルキリーか。こざかしわ」
 不意の侵入者として言葉を発すると、少女は驚いて振り返った。
 可愛らしい女の子だった。
 まだあどけない顔立ちに、黒いセミロングの髪がかかっている。プリーストとしての
訓練を積んだ者だけが許される淡褐色の服を着て、身の程に不相応な聖なる杖を手にし
ていた。ブラギの末裔ではないことは一目で見て取れる。身体の内側に、あの忌々しい
神の血が脈打っている気配がまるでない。
170スレの7:2008/06/10(火) 22:25:36 ID:EkfhYc1p
「お嬢さん。その杖は貴方には使えませんよ。エッダの中でも特に神に愛されたもので
なければ使うことはできません」
「あ、あなたは、いったい?」
「シャナンとアレスは死にましたぞ」
「…………っ!!」
 真っ白で細い喉が、こくりと唾を飲みこんだ。白魚を思わせる指を震えさせている。
よく見れば美しい少女だった。最近気の強い女ばかりを犯していたので、たまにはこう
いった清純そうな神のしもべを試してみるのも悪くはないだろう。
「綺麗なお嬢さん。名前はなんと言うのですか?」
「…………」
「答えねばどうなるかわかりませんぞ?」
「ま、待って……ください。マナです。私は、マナといいます」
 これ以上無いぐらいに陳腐な脅しに対しておびえているマナの姿を見て、ダゴンはま
すます好感を持った。
「そう、マナですか。ではマナよ。私についてくる気はありますか?」
「何を……言っているの?」
「簡単なことです。このままここにいれば、間違いなく貴方は犯されて殺されます。そ
うなる前に保護してやろうというのです。ありがたい話でしょう」
「い、いやです。私は、仲間を見捨てて逃げられません」
「私と共にくれば、かつての仲間にも会えるかもしれません。ラクチェ殿や、フィー殿
や、ユリア殿なども、私が保護しています」
「ユ、ユリアが! ユリアは無事なんですか!?」
 客観的に考えればダゴンのような得体の知れない老人がそのような権力を持っている
ことに疑問を感じるのが普通だが、そのような考えはマナの頭にはないようであった。
もとより、女の頭などというものはものを考えるようにはできていない。
171スレの7:2008/06/10(火) 22:26:06 ID:EkfhYc1p
 しかし、この少女はユリア皇女殿下の名前だけに反応し、そしてそれを呼び捨てにし
た。もしかするとユリアの正体を知らされていないのかもしれない。あるいはよほど親
しい仲だったのか。それともその両方か。同じ回復魔法の使い手として親交があったと
しても、確かに不思議ではないが。
「ええ、無事です。私についてくればユリアに会わせてあげましょう。逆についてこな
ければ、ユリアのほうも殺します」
「そ、そんな…………」
「さあ、どうします?」
 冷静に考えれば子供でも馬鹿にするような問いかけであるが、恐怖に支配されている
少女に対しては意外と有効なのである。極限状態に置かれた人間は普通では想像もつか
ないほど頭が悪くなる。この場合だと、もしかして助かるかもしれないという救いを差
し出してやれば操作することができる。強きになびくのは弱者の常だ。そこに論理は必
要ない。
「…………だ、だめです! それ以上近づいたら、魔法を打ちますよ!」
 どうやら最低限の意思は持ち合わせていたようで、マナはおびえながらも拒絶した。
なかなか威勢がいい。この少女の悲鳴を聞くのが楽しみになってきた。しかし、言葉の
勇ましさとは裏腹に、その視線は人を殺せる者のそれではない。戦士としては完全に落
第である。
172スレの7:2008/06/10(火) 22:26:37 ID:EkfhYc1p
「ほほほ……魔法を打てば、殺し合いになりますな。マナ殿にその覚悟があるならば、
やってみるといいでしょう」
「こ、こないで! 本当に打ちますよ!」
「私のように暴力に慣れきった人間は、敵に対しては何も言わずに打つのです。打つこ
とで、自らが抵抗する意思のあることを示し、理不尽な搾取を防ぐのです。貴方の態度
は人としては見上げたものですが、まだまだ決断力が足りませんな。戦士であれば、殺
しあうつもりなら打つべきですし、助けを求めるならばすがりつくべきなのです」
 必要以上に刺激しないようにゆっくりとマナに近づいて、ダゴンはその両腕を押さえ
つけた。
「ほら、打てなかった」
「う、うううっ!」
「おうおう、なかなかいい匂いですな。女の子は身奇麗にしておかなくてはなりません。
どれ、少しだけ味見もしておきますか」
「や、やめて…………お願い、やめて……」
 服の上から身体をまさぐると、マナは身体をこわばらせて必死の抵抗をした。ローブ
に腕を突っ込み、布越しに股をつかみ、丹念にもみあげてやると、ぎゅっと目を閉じた
マナの瞳から次々と涙があふれてくる。
「ほほ、楽しいではありませんか。貴方のような可憐な女の子と知り合えたのは本日の
僥倖というところですな。しかし、安心してください。私は無抵抗の女の子を無理やり
犯すなどということはしませんから」
 部屋の外から喚声が聞こえてきたので、帝国軍が略奪に来る時も近いと思われた。ダ
ゴンは聖杖バルキリーを拾い上げ、ワープの魔法を唱えてペルルーク城を後にした。
173スレの7:2008/06/10(火) 22:27:09 ID:EkfhYc1p
 石と木を組み合わせて作られた二階建ての山荘が、山のふもとの森にぽつんと建って
いた。ひぐらしの声が聞こえ、開け放たれた窓から満天の星空を望むことができる。ダ
ゴンが扉を開けると、屋内の光がこぼれ、暗闇の地面にくっきりと影が落ちた。戦場か
らさらってきたマナの表情に、はっきりと不安が宿っている。
「ここは?」
「私の別荘ですよ。激務の合間を縫って趣味を楽しむための秘密基地というところです
か」
 屋内に踏み入ると、一人の少女がダゴンとマナを出迎えた。マナと同じぐらいの年齢
で、ほっそりとした身体つきをしており、上質な布の服に身を包んでいる。陰のある美
しさを帯びた、綺麗な容姿をした女の子だった。うつむき加減にダゴンから荷物を受け
取り、家の奥へと下がっていく。マナはその女の子に見覚えがあったらしい。はっとし
た表情で彼女の背中を追っている。
「ユリア…………どうして……」
「あの子は私のいいなりなのです。彼女を助けたければ私の言うことを聞くことですな」
「ど、どういうことですか?」
 ダゴンは笑っただけで質問には取り合わず、自慢するように部屋を見回した。
「秘密基地というのは、このような年になっても心が躍るものです。どうです、いい家
でしょう。食事の用意をさせますから、しばらく自由にしていてください」
 低い木のテーブルの横にクッションが置かれている。席をすすめると、マナは素直に
座り込んだ。疲労しているだろうに、シスターとしての戒律の厳しさか、きちんと背筋
を伸ばしてテーブルについている。
 グランベル帝国皇女ユリアが、端女のように料理を手ずから運んできた。果実酒、ク
リームシチュー、野草のサラダ、チーズ、乾しブドウのパン、イチジクと牛肉の炒め物、
ナッツ、オレンジの果肉入りのゼリーなどが鮮やかにテーブルを彩り、食欲を刺激する
匂いをふりまいている。貴重な香辛料がふんだんに使われた料理は戦場で供される食事
などとは比べようもないほどに豪華であり、マナは驚いた様子で皿を凝視していた。
174スレの7:2008/06/10(火) 22:27:37 ID:EkfhYc1p
「…………さあ、食べましょうか。シスターとしての決まりごとで口にできないものは
ありますかな?」
「い、いえ、ありません……人と取る食事の席で、出されたものを食べないのは無作法
にあたるからです」
「ならば、おあがりなさい」
「あ、あの…………こ、こんな豪華なもの、私、食べてもいいのでしょうか?」
「ユリア殿の心づくしです。食べなければバチが当たりましょうぞ」
「ゆ、ユリアは」
「話は後にしましょう。食べなければ冷めてしまいます」
「……わかりました。い、いただきます」
 ダゴンもマナも戦場では何も食べていなかったので、空腹であった。しばらく食事を
取ることに専念する。口の中で幸福がはじけているように感じられるほど食べることが
楽しい。ほとんどの皿はすぐは空になった。食欲を満たすことの喜びをひとしきり堪能
すると、マナはほうと息をついて食器をテーブルに置く。
「こんな美味しいもの、私、食べたことないです…………」
「なによりですな。ユリア殿も友人を接待できて喜んでいることでしょう」
「あのう、どうして私とユリアが親しいことを知っているのでしょうか? ユリアから、
私のことを聞いていたのですか?」
「いえいえ。ただ単に、グランベル皇女殿下を呼び捨てにするなど、よほど親しい人間
しかありえないと判断しただけです」
「え……?」
 言葉の意味が理解できなかったようで、マナの反応はまばたきを増やしたことだけだ
った。
 その表情には、演技くささがない。
 隠す意味自体もあまりないことであるから、どうやら、本当に何も知らされていなか
ったと考えて問題ないようである。
 それほど権力の座から外れている女の子ならば、かえって面白い使い方があると考え
たダゴンは、立ち上がって部屋の呼び鈴を鳴らし、最近手に入れた玩具の一人を呼び出
した。
175スレの7:2008/06/10(火) 22:28:06 ID:EkfhYc1p
「…………」
 ペガサスナイト特有のほっそりした身体をした女が歩いてきた。両手と両足には鉄の
枷がつけられており、服も薄手のシャツとスカートだけである。ミレトスの地下牢では
勇ましかったフィーであるが、さすがに連日バランの手によって調教を施されてからは
涙も枯れ果てたかのように大人しい。しかし完全に屈服したわけではないらしく、視線
はいまだに険しかった。
「フィー殿。空腹ではありませんかな?」
 三日ほども水しか与えていないので、空腹であるのはわかりきっている。
 ダゴンはテーブルの上から食べ物の残っている皿を取った。
 それをわざわざ床に置いて、にやにや笑いながらフィーに語りかける。
「ここに、マナ殿の食べ残しがあります。犬のように四つんばいになって食べるのであ
れば、口にしてもかまいませんぞ」
「ふ、ふざけないで! 私にもプライドがあるのよ!」
「おやおや、泣き叫んで許しを請いながら後ろの穴まで犯されたあげくに、尻の穴まで
舐めさせられた女が、いまさらプライドとは。片腹痛いことですなあ」
「…………っ! だ、黙れ! これ以上の辱めを受けるくらいなら、舌を噛んで死ぬわ
よ!!」
 口だけのハッタリを、ダゴンはぶどう酒を飲みながら聞き流した。突然立ち上がった
マナが、フィーをかばうように両手を広げたときも、顔色一つ変えなかった。
「庶民を守るべき聖戦士が、逆に守られるとは。プライドの欠片もない戦士の姿しか私
には見えませんな。あなたが断ったなら、代わりに、この女の子に対して、あなたにし
たことと同じことをしましょうか。ユリア殿も犯します。あなた一人が私の欲望を受け
てくれるのなら、私はそれで我慢してもいいのですが」
「フィー様! そのようなことを聞いてはいけません!」
 叫び声をあげて牽制するマナを見ながら、ダゴンは諭すように言った。
176スレの7:2008/06/10(火) 22:28:36 ID:EkfhYc1p
「どうですかな、フィー殿、一度は汚れた身を捧げてマナ殿を助けるというのは」
「わかったわ。貴方の好きにしなさい」
「フィー様!」
「マナには随分と世話になってきたからね。くだらないことだけど、恩返しさせて。私
の身体はもう汚れているし、シスターの貴方よりはダメージが少ないと思うから、気に
しないで。私は大丈夫だから」
 フィーは視線を足元に落として逡巡した後、顔を上げ決然として言った。
「身体は犯せても、心までは犯せないから」
 すがすがしいほどの正義に満ちたセリフだったが、ダゴンにはそれほど感銘を与えな
かった。あまりにも多くの女戦士達を捕らえ、陵辱の限りを尽くしてきた彼は、その種
の決意がどれほど容易く覆るかを知り尽くしていたのである。屈服させるまでは楽しい
だろうが、賞味期限が切れるまでの時間は長くはないだろう。
 しかし、正式な調教をほどこして長く楽しもうなどという考えは、ダゴンにはない。
 快楽は刹那の中にある。
 美しい少女を美しいままで、汚れるのも壊れるのもかまわずに玩弄することにこそ救
いがあるのだと、彼は信じていた。
「そんなのダメです! 身体が汚れれば心だって汚れるんです!」
「ほほ……マナ殿はどうやら、フィー殿が汚れ切っていることがよくわかっているよう
ですぞ。どうです、今ならまだ、マナ殿を犯すことにしてもよいのですが?」
「…………さっさとやりなさい!」
「フィー様! フィー様!」
 もがいているマナを縄で拘束してさるぐつわを噛ませ、ダゴンはフィーに近寄った。
ペガサスにまたがるためのキュッと締まった尻をなでまわしながらマナの側に移動し、
スカートの中に手を突っ込んで小さな下着をずり下げてやる。
177スレの7:2008/06/10(火) 22:29:08 ID:EkfhYc1p
「さて……たまには道具を使いますか」
「な、何をするつもりなの?」
 大きな瞳に涙が浮かびそうになっている。これほど不安を感じている少女に悲鳴を上
げさせたら、どれほど気持ちがいいだろうか。
 ダゴンの手が調教道具の入った棚に伸び、怪しげな用途に使われる道具の中からアナ
ルビーズとローションを取り出した。フィーの穴には明らかに大きすぎるビーズ棒にロ
ーションをたっぷりと塗りつけた時点で、これから起こるだろう反応を想像したダゴン
のペニスが興奮して勃起する。
 戸惑いの表情を浮かべているフィーを四つんばいの体勢にしてから、一気に菊座にア
ナルビーズを突っ込み、そして、激しく出し入れした。
「…………えっ……あっ……あ、ああああああああああああ!!!!! うああああっ!! 
…………ぐっ、あっ、あうあうっ!! ああああああああっ!!」
 絹糸のような髪を振り乱しながらビクンビクンと身体を跳ねさせている。それほど開
発されていない尻穴を強引にえぐっているので、フィーの感じている苦痛は想像を絶す
ることだろう。
 処女であればもっとゆっくりと楽しむところであるが、今夜のメインディッシュは彼
女ではない。余興はさっさと終わらせるべきである。そう考えたダゴンはフィーにギャ
グ・ボールをかませ、陰部に淫魔の卵を植えつけた。だらしなく唾液を垂れ流す彼女の
膣内で卵が孵化し、柔らかな触手を肉襞にからめさせて暴れだす。
「……っ! ……!!? …………むむぅっ!! ……ぅ……っ…………っ!!」
 悲鳴も上げられない彼女の肌が真っ赤に染まっている。上着を捲り上げると、背中ま
で血が通っているのがよくわかる。乳首を指でつまみ、腰を抱えるように愛撫を繰り返
しながら、子宮の中で暴れている淫魔に栄養源としての魔力を大量に送り込んでやった。
精神を高揚させる物質が大量に分泌され、強制的な絶頂を迎えさせられたフィーの身体
が大きく跳ね上がる。
「……んむーーー!!!?? ……っ…………ぅ!!! ……うううっ!!!?」
 両手の中で暴れていたフィーの身体が、がくりと力尽きたように落ちた。常人ならば
発狂するレベルの向精神物質を淫魔から流し込まれたはずだが、ギャグボールを外した
フィーは胸を激しく上下させているものの、かろうじて正気を保っているようである。
視線をマナに向けて、唾液を口からこぼしながら無様に喉を動かしている。
178スレの7:2008/06/10(火) 22:29:37 ID:EkfhYc1p
「…………たすけて……マナ…………たすけて………………」
 先ほどマナを助けるといった舌の根も乾かぬうちの懇願であるが、無理もない。性的
な苦痛を伴う拷問は少女の身には過酷である。
「さて…………あなたを守ってくれるはずの騎士様は役立たずでしたな。こんど貴方が
フィー殿を助ける番ですかな?」
 猿轡を外して水を向けると、マナは怒りの涙を流しながら叫んだ。
「下種がっ! 私は、こんなに人を憎いと思ったのははじめてです!!」
「ほほほ、シスターともあろう者がそのようなことではいけませんな。別にいいのです
よ。このままフィー殿で楽しみ続けてもねえ」
 そう言うと、フィーは弱々しく視線をそらして恐怖に震えだした。先ほどのような限
度を超えた責めを続けられたらどうなってしまうのか、自分でもはっきりと理解できた
のであろう。
「ほうほう、どうやらフィー殿は貴方を犠牲にしてでも自分は助かりたいようですぞ。
これは困りましたなあ。マナ殿はなんといっても、神に仕えるシスターであるわけです
し」
「黙りなさい! フィー様への侮辱は許しません。私が相手をしますから、もうフィー
様には手を出さないで下さい!」
「よいのですかな?」
「覚悟はできています。もとより捕虜の運命など、どこにもありはしないのでしょう」
 はきはきと答えたマナの表情は、庶民生まれとは思えないほどの威厳に満ちている。
「いいですなあ。その決意。意思。勇気。仲間への愛。どれを取っても素晴らしいでは
ないですか。捕虜にできなかったナンナ殿こそがペルルーク城の宝だと思っておりまし
たが、今こそ認識を改めましょう。貴方に出会えたことに、ロプトウス神に対しての感
謝を」
「…………神の名をみだりに語るものではありません。たとえ異教の神といえどもです。
貴方のような人には、いつか、必ず天罰が下るでしょう。」
「ほほ、かもしれませんが、それは今日ではないでしょうな。そして、マナ殿の処女を
散らすには、今日一日あれば十分ですが?」
「わかっています。もう私は、あなたを人とは思いません」
 マナは大きく目を開き、来るべき絶望にそなえるために必死で表情を引き締めた。
179スレの7:2008/06/10(火) 22:30:08 ID:EkfhYc1p
↑↑↑↑↑↑

今回は以上でおしまいです。
マナの陵辱は次の最終回になります。
現在執筆中ですので、しばらくお待ちください。
180名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 00:49:33 ID:QxCFYF6p
GJ!!
181名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 16:20:24 ID:cG9M4WuB
GJ素敵
気丈なマナがどうなるか楽しみに待ってる
182名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:12:12 ID:4W9p6jwX
最近、ゲームとかで戦火ネタがさり気なく増えてきた気がする。
Fate/Zeroの久宇舞弥とか、MGS4のレイジングレイブンとか。

舞弥は、もともとゲリラの幼年兵で、
そこでは女に子は初潮が来たと同時にゲリラに毎晩輪姦されて、
将来のゲリラとなる子供を産ませられ続けたとか。

レイブンも似たようなもので、ゲーム中で直接的な表現はないものの、
テロリストに捕われて、毎日彼らの怒りをぶつけられた、とか明らかにレイプを示唆してる描写があった。

そんなことあってほしくないと思う一方で、どうしても興奮してしまう自分ガイル
183名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:19:12 ID:/xPH1I93
型月は本っっっっっ当に幼少時からの輪姦ネタが好きだな
184名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 21:53:13 ID:WmgRchPj
あえてエロゲーの話題を出すと、エウシュリーとかがその典型だな。
アリスソフトとかも、エロゲー可ならこのスレでSS化されてたかも。
コンシューマー作品のほうが汚れてない分需要があるというのはわかるんだが。
185名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 17:08:34 ID:4ZcOgmeV
>183
Fate/Zeroはきのこじゃなくて虚淵玄な
設定に合ってる限り自由にやらせた筈
186名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 19:27:58 ID:+ki86XY5
フェイトゼロでエロならやっぱりアイリがいいなあ・・・・
セイバーとかソラウとかにはいまひとつ萌えられない。
一巻の人物紹介で言峰が奇妙に色っぽかった気がするが、さすがにこれはない。
同様にウェイバーもない。萌えるけど。
やはり最後の希望はロリ桜たんなのかっ!?
187名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 02:06:40 ID:VS9VJgrn
保守
188名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 02:52:53 ID:qfvEAmGx
保守
189名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 01:48:17 ID:t6YaC1YR
あげ
190名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 10:34:55 ID:JwedO/rE
保守
191名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 03:17:37 ID:s5seqZTy
保守
192名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 12:17:18 ID:BQZxijlK
保守
193名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 22:03:58 ID:SPIfj0vA
●●アップローダー●●

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194名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 18:03:12 ID:7QlVq806
hoshu
195名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 08:41:35 ID:xWEGNGp+
196名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 21:20:29 ID:HWKBta1K
197名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 23:42:13 ID:228kVe+a
ほしゅー
198名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 20:32:08 ID:fb/B9eMA
>>179
遅れましたがGJです。
できたら、ユリア陵辱のシーンもあったら嬉しいです。
199名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 00:11:42 ID:kTtuQv2J
ロボゲに誤爆するぐらいなら、このスレにネタのひとつも投下しろー
200名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 01:24:52 ID:AFv7QqCs
ロボゲ板から来ました
せっかくなのでロボットもののSSあったら下さい
これを機に交流を深めましょう
201名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 13:04:45 ID:umrx5bG4
ここの保管庫って無いんですか?
202名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 17:41:58 ID:lcitxP4f
ない
203名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 22:13:15 ID:bmAfTQNs
ロマサガ3で主人公にならなきゃ仲間にならないカタリナさんや
行方不明になるモニカ様は実にsenkaの想像しがいがあるな…。

「ひゃはは、ロアーヌの貴族の娘か! こいつぁ上玉だぜぇ」

「どうせ奴隷商人に売っちまうなら皆で(まわ)輪姦しちまおうや。
未通娘よりはこなれてる方が客のこなし甲斐もあるだろ」

「ひひひ、違ぇねぇ。おら、股ぁ開け!」


みたいな。またはゴブリン辺りに捕まって仲間を「産まされる」というのもまたベネ。
204名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 21:15:08 ID:gRY0yuU8
ロマサガは3に限らず戦火分高い
205名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 17:49:00 ID:T4whxIIX
今まで読んでばかりだったけど…
職人さんに刺激されて初めて自分で書いてみようと思った
しかし何を書きたいかまだ良く解らない…
何かリクエスト的ネタ降りを頼む!
206名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 18:24:28 ID:bsI7n+U0
>>205
順番が逆だぜBOY。先に妄想ありきで書くもんだぜ、SSってのはよ。
例えばだ、ゲームなんかやっててオニャノコがピンチで、良いとこで主人公が助けに入ったりするだろ。
・もしも主人公が助けに来なかったら/間に合わなかったら
・もしも自分が下衆な悪役だったら

そーゆーのを脳内でコネコネしてドロッドロの欲望をぶちまけるんだ。
初めてで何から手ぇ付けて良いか判らないなら、まずは最近「あー、惜しいところで」と思ったものを
テーマに、似たような世界観、同じようなシチュを作り上げていくと良い。速い話がパクりな。

一次はキャラ造りとかが面倒だが、自作キャラをエロい目にあわせる背徳感はスゲーものがあるぞ。
設定とかで煮詰まるなら、そこらへんなら協力するぜ。
207名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 19:18:07 ID:bsI7n+U0
熱くて部屋を出る気もしないので、もう一つお手軽な一次エロの書きかたを紹介しとこう。

まずはBOYのHDDを探してみてくれ。そう、人に見せられないエロ画像フォルダだよ。
何枚かは「詳細、出展は不明だけどお気に入りのsenka絵」があるだろ。
その中で一番のお気に入りの絵を選ぶんだ。詳細不明ってのがポイントだぞ?

1.キャラを立てる
選んだか?ではまず、その絵の中でsenkaされてる少女に名前を付けてやるんだ。
最初はものすげー気恥ずかしくて抵抗があるだろうが、思いきり愛情を込めて名前を付けろ。
次に、その少女に関する設定を考えよう。一体なんでsenkaされるハメになったのか?
少女の社会的な立場は?階級は?性格は?好きな食べ物は?下着の色は?

2.一番書きたいエロシーンを書く
出来たなら次のステップだ。
その絵の情景をそのまんま文章に落とし込んでみろ。
書きたいものにもよるが、最初は三人称視点(神の視点)から淡々と書くのが簡単。
主人公視点や女の子視点で書くと、慣れない内はどうしても厨臭さが漂ってしまうものだ。
最初は箇条書きでも構わない。
とにかく、「読み手に絵を見せる事無く情景を伝えよう」と努力すれば、技術はどうあれ文章は
勝手に組み上がっていくものだ。

3.エロシーンの前後を書く
問題の一枚絵のシーンは書けたか?
ならば、今度はそのシーンの前と後を頭の中に思い浮かべて、同じ作業をするんだ。
男共(あるいは化け物でも機械兵でも)に掴まって、拘束されて、尋問を受けるなりして
段々エロくなっていく部分。そして犯された直後、senkaの余韻を書こう。

4.お話としてまとめる
エロシーンが一通りまとまったら、プロローグとエピローグをくっつければ完成だ。
プロローグに力を入れれば入れるほどキャラの萌え度は上昇し、エロシーンに入った時の
興奮度は飛躍的に跳ね上がるが、非エロシーンが長いのが嫌いな読者もいるので注意。
非エロが長くなる場合は先に注釈コメント入れとく事な。
エピローグは好きにすれば良い(無くても良い)が、ちゃんと書けば続編をスムーズに書ける。
せっかく造ったキャラなんだから、有効利用しない手はないよな。

とりあえず俺がエロ小説書く時は↑こんな感じ。
まあ取り合えず一本書いてみることだ。
208名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 19:28:14 ID:zIdShr4t
書き手の自由、一番書きたいものを書けばいいと思うんだが
元ネタ有りだと、知らないと読んでも全然分からなくて、ちょっと悲しい・・・・・・
209名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 19:35:37 ID:T4whxIIX
なるほど…頑張ってみるバイ
210名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 00:56:41 ID:7U5vShEZ
本スレの方でTRPGな流れになってたからゲームブック風に。


 最近、俺の小村の領主様が戦争に参加した。国王級の貴族も参戦する大規模な
戦らしい。そして、俺の村にも徴兵官がやってきて、兵士を雇うと言っている。
 退屈な日常に飽き飽きしていた俺は、兵士として戦争に参加することにした。
 どうせ七人兄姉弟妹の三男、残っていたってろくな扱いは受けないのだ。
 徴税官に応募する旨を告げると、彼は書類を捲ってにこやかな笑みを見せた。
「良かったな、坊主。輜重隊の護衛部隊に枠が空いてるぞ。ここなら戦死する心配
はほとんど無いだろう」
 俺は――。

1.徴兵官の言うとおり、護衛部隊へ入る。
2.誘いを断り、前線部隊へ回してもらう。


 こんな形で多数決とって、多かった方にストーリーを進めてみる。
 飽きるまでは続けてみるよ。
 あ、毎回選択肢の中にバッドエンド入れるからよろしく。
211グデーリアン曹長:2008/08/17(日) 02:22:59 ID:OGx75bDc
2を志願する。
ま、楽しみにしてるよ。
212名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 03:28:19 ID:gwpvvs5d
>>210
突っつくようで悪いけど、徴兵なのに応募するのはおかしくないか?
徴税官にもなってるしw

一発逆転を狙うのには、前線に行かなくちゃな
2で
213名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 09:17:02 ID:yx7/5/zg
1で
214名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 16:29:26 ID:zvVfum0L
>>212
きっと税金を払う代わりに入隊するシステムなんだよ
215名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 18:50:59 ID:r+atz6yc
まさに血税
租庸調の庸とかか
216名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 01:50:57 ID:RQuEu8DK
>>215
なつかしいな
確か布2丈6尺を中央に納める代わりに兵役につくんだっけか
217210:2008/08/19(火) 02:56:45 ID:p9+C7gwI
>>212
それは租庸調で…とか考えてたら先を越された!
徴税官はただの間違い。
徴兵なのに志願してるってのは、まず志願者を募って、足りなければ強制徴募、って流れだから。

とりあえず2ね。
実は2の方がバッドエンドだったんだが、いきなりバッドエンドも何なんでそのまま続けてみるよ。
とりあえず書きあがったから推敲終わったら投稿するわ。明日の夜かそのくらいになりそう。

ところでトリ付けた方が良いのかな?
218名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 08:15:00 ID:19QfvZ9C
>>212
今の人民解放軍が志願兵から成り立つ徴兵制だけどな。
219名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 10:15:35 ID:6sxIHtKa
>>217
バッドエンドだと前線に出たは良いがあっさりやられたのか
220名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 10:20:07 ID:I/729j2m
>>217
俺の予想では1を選んだら輜重部隊が略奪を開始してそのおこぼれに預かると思った。
221名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 14:41:24 ID:+kzZXgwG
いやむしろ主人公が兵士達の慰みものに…
222名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 17:34:54 ID:3/kXHL/2
それだ!!
主人公は一人称俺の女だったんだぜ!!
223名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 21:13:31 ID:0+keQZC7
>>222
馬鹿野郎
現実から目を背けるんじゃねえ
女を犯そうと思ったら男に尻を犯されてたなんて戦場ではよくあることだ
224210:2008/08/19(火) 21:23:20 ID:9a5pTb7C
だが残念、主人公は女でもなければアッーでも無かった!


 ……俺は徴兵官の言葉を無視して、前線配備を希望した。
 俺が望んでいるのはもっと起伏のある日常なのだ。輜重隊の護衛など、今までと似たような
日常が続くに決まってるじゃないか!
 徴兵官は俺の希望を聞き、そうか、とだけ言ってその通りにしてくれた。その時の表情は、
経験を積んだ大人が無鉄砲な若者を見る目そのものだった。だが引き止めもしなかったのは、
結局は他人事だったからだろう。もっともその時の俺は、そんな些細なことになど一切気付かず、
ただ、これから始まるだろう新しい生活に胸をときめかせていたが。

 徴兵官の仕事は、その名前が直接的に意味するもの――強制的な徴兵――
に移ることは無かった。志願者だけで必要数が足りたとの事だった。俺の村には、
俺と似たような思いを抱く奴が多かったらしい。
 俺は同じように志願した数人の友人と共に、徴兵官について村を出た。
 徴兵官はその後も幾つかの村を廻り、兵士を集める。少なからぬ村で志願者が足りず、
屈強そうな男を「指名」して徴兵することもあったが、着実にノルマは達成されていった。
人数が百人くらいになると、ついに本隊に合流することになった。
 ここで、護衛部隊への配属が決まっているやつらと別れる。
 俺たちは細い小道を抜け、この領地の首邑、領主様の館のある町カツェルブルクへと到着した。
225210:2008/08/19(火) 21:25:23 ID:9a5pTb7C
「良いか貴様ら、英雄になろうなんて思うなよ。貴様らはただの兵士なんだ」
 俺たちを前にして、古参の兵士(伍長と呼ぶらしい)はいきなりそう言った。
「上官の命令をちゃんと聞け。無闇に飛び出すな。勝手に動くな。後ろを見るな。
とりあえず俺が言いたいのはそれだけだ。解ったか? 解ったなら、全員槍を持って表に整列!」
 そう言って天幕を出てゆく。俺たちは慌てて立てかけてあった槍を引っつかみ、表に出た。
 天幕は町の近く、休閑地に張ってある。一つだけではない。似たような天幕が幾つか張られており、
俺たちの同類――徴兵されてきた兵士が、古参兵士の指導の下訓練を受けている。
 俺だって他人事ではない。伍長は俺達を整列させると(これにまた手間取った。整列など、
したことが無いからだ)、全員に戦場での命令の意味や、取るべき行動を教えてくれた。
「俺はお前たちを二月で一人前の兵士にせんといかん。これがどういうことかわかるか、ああ?
麦を植えて二ヶ月で収穫しろといわれているようなものなんだ! それも、きっちり一年かけたって
大して実のない質の悪い麦だ。そのくせ茎だけはしっかり硬くて鎌を傷つけると来てる。いいか、屑ども。
俺の役目は貴様らから根性無しの精神を剥ぎ取り、さらに農民としての卑屈な神経を引っぺがす事だ。
そのためなら俺は何でもやるぞ? それさえ終われば、貴様らは、今より少しはマシな屑になるかもしれない。
だが心配するな。貴様らに何か考えることなんて望んじゃいない。貴様らはただ俺の命令に従えば良い。
俺の命令すること意外はするな。飯を食うのも、寝るのも糞するのも、俺の命令があった時だ。いいな、屑ども」
 伍長の言葉は、音量自体は決して大きくないくせに、やけによく響き、その上滑舌が非常に良く、
抑揚の付け方が上手で、息継ぎが絶妙で――要するに聞きやすかった。聞きやすいだけでなく、
その迫力が不必要なほど伝わってきた。
 この声を浴びせられると、俺たちのような奴はもう駄目なのだ。命令に服従する以外の選択肢を
自ら手放してしまう。伍長の声は、長年の経験から得たのか生まれつきかは知らないが、
そういう性質を含んだものだった。
226210:2008/08/19(火) 21:27:11 ID:9a5pTb7C
 一ヶ月の間、俺は伍長の下で訓練した。
 訓練している最中に知ったことだが、伍長はこの中隊の最先任らしい。
つまり中隊内で最も古参の兵士ということだ。
 一応、ここで俺の属する軍隊の組織を説明しておく。とはいっても俺には学が無いから、
俺の理解している範囲でだけだ。
 まず俺たちは俺たちが住んでいた領土に封されている騎士が隊長を勤める小隊に分けられる。
一個小隊の人数はだいたい二五人くらい。騎士と、その従者や旗持ちで五人、兵士が二十人。
 この小隊が八個くらい集まって中隊になる。領主様が中隊長を勤めて、その領主様の直属の部隊と、
従者だとか旗持ちだとかが加わって、だいたい二五〇人程。領主様直属の部隊には、
弩隊とか近習隊とかも含まれる。前者は、他の部隊ではツェーナ人傭兵を用いることもあるそうだが、
うちの隊ではきっちり領主様の部下を使っていた。後者は、領主様の手助けをする騎士ということだ。
 俺が理解出来るのはこのあたりまで。この上にさらに連隊とかあるらしいが、そのくらいの規模になると
参加兵力が大きくなりすぎるし、それにそれを維持する貴族の土地の大きさによって規模が変わってしまうから、
一般的な例を述べにくい。だから、この辺の説明で終わっとく。
 槍兵、弓兵は小隊レベルでは混在せず、中隊レベルでは混在しているのだが、訓練は、中隊全部の槍兵を
一箇所に集めて行われた。これは弓兵も同じだ。そっちの方が効率が良いからだろう。
 槍の(疲れない)持ち方、構え方、号令によってどのように動かすか、槍を折られた時の対処法、
怪我を負った時の対処法、後退の仕方。俺たちはそんなことを、詰め込み教育で教えられていった。
訓練は厳しく、それこそ日の出から日没まで、へとへとになるまで走らされ、歩かされ、槍を振らされ、
時には素手で戦わされた。俺達は毎晩天幕の中で伍長に恨み言を言っていた。
 勿論伍長だって、好きで俺達のことをいじめていたわけではない(と、思う)。今考えると、あの時の
伍長の訓練にはいくら感謝してもしたり無いだろう。これも後から聞いた話だが、普通の部隊では、
兵士にあんなに懇切丁寧に訓練を行うことなど無いそうだ。徴兵してきて即戦場に投入、
などというのが当たり前だったらしい。このあたりは、領主様の性格が出ているだろう。
 二ヶ月の訓練というのも、伍長は信じていなかった。本当にそんなに時間が取れるはずないと
わかっていたらしい。懇意にしている軍曹(領主様の従者で、軍事に明るいものを言う)から、
まもなく領主様も戦場に立つことを聞いていたのだそうだ。
 そういうわけで、俺たちの訓練は一ヶ月で打ち切りになった。
 天幕をたたみ、槍を持つと、馬に乗った領主様の後について道を行軍した。このころになると、
歩き方も様になっている。たった一ヶ月だというのに、装具の重みにも随分と慣れてしまった自分に驚いた。
最早俺は、自分が野良着を着ているのか鎧を着ているのかの区別も付かないほど、軽やかに道を歩いていたのだ。
 そんな風に調子こいていた俺は三日目でへばり、それ以降は、程々に体力を温存しつつ歩くことにした。
227210:2008/08/19(火) 21:28:18 ID:9a5pTb7C
「……いかんな」
 戦場を見た途端、伍長は言った。
「どうしました?」
 領主様直属の部隊に配備されていた俺は、近くにいた伍長に訊いた。
「敵軍が柵を立てている」
「柵? この見通しの良い原っぱで?」
 そう、見通しの良い平坦な土地だった。雨が降ればぬかるむかもしれないが、
今は固い大地が広がっている。高い丘などは無く、逆にくぼ地も無い。
森なども近くには無いから、伏兵などありそうも無い。ただ道が一本続いていて、
敵軍が見える。
 俺たちの中隊は伯爵の連隊と、連隊は王太子の指揮する軍と合流していた。
物凄い人数だ。村から出たことの無かった俺からすれば、世界中の人間が全員集まっている
ようにすら見えた。伍長に人数を訊いたところ、三万人になるとの事だった。
 そして今、会敵していた。敵軍は二万五千程度らしい。こちらより騎兵が少なく、
その代わりに長弓兵が圧倒的に多い。
 その敵軍が、自分達の陣地の前に柵を築いていた。
「……どういうことでしょう? あんな柵、何でもありませんよ? すぐに壊せます」
「いや」
 伍長は静かに首を振る。
 俺達は敵と距離を保ったまましばらく待たされていたのだが、軍議が終了したらしく、
再び前進を始めた。
 軍議の内容は一兵卒の俺が詳しく知る由も無いが、後から聞いた話では、様子見を主張する
(後から砲兵隊が合流する手はずになっていた)王太子や一部の貴族に対して、機を逃さずに
攻撃するよう要求した貴族たちの数が多く、結局、攻撃することになったようだ。
 この貴族たちの意見は俺には理解出来る。もうすぐ冬なのだ。雪に閉ざされてしまっては、
俺も含めて兵士たちが帰還できなくなる。そうなれば、農村の生活に支障をきたすことになる。
彼らはさっさと戦争を終わらせたかったのだろう。
228210:2008/08/19(火) 21:30:07 ID:9a5pTb7C
 騎士隊を先頭に立てて、全軍が進む。ある程度距離が詰まったところで、騎士隊を追い越し、
ツェーナ人傭兵隊が前へ出た。弩で有名な彼らだ。彼らはすばやく敵軍を射程に捉え、矢を放とうとした。
 その時、敵軍の陣地の長弓兵が一斉に弓を射った。
 ――一瞬、空が暗くなった。恐ろしい数の弓矢が空を埋め、そして、ツェーナ人傭兵隊へと降り注いだ。
 あっという間の出来事だった。矢の雨に降られ、傭兵隊の兵士達は蜂の巣にされた。
誇張的な表現でもない。何十本もの矢が上から突き刺さり、腕を、頭を、肩を貫かれたのだ。
膝射体勢を取っていた者は膝も射抜かれた。勿論全員が傷を負ったわけでもなかったが、
隣の戦友が穴だらけにされのた打ち回る様を見れば、とてもではないが戦うどころではない。
 元々、外国の傭兵部隊は士気が低い。この一撃で、彼らの闘志は粉々に粉砕されてしまった。
 こうなると、もう彼らは敵ではなくなるのだ。長弓兵は、次に軍の本隊に向かって矢を射掛けてきた。
「……! ご、伍長!」
「うろたえるな。俺達はまだ射程に入っていない」
 伍長の言葉通りだった。矢は俺たちには届かなかった。だが代わりに、先頭を行く
騎士隊へと襲い掛かった。
 騎士隊が混乱する。が、騎士隊の指揮官ド・プジャール将軍は勇将として有名だ。
彼は直ちに騎士隊を纏め上げ、敵陣への突撃を開始した。途中で進むことも退くことも
ままならなくなっていたツェーナ人傭兵隊を邪魔だとばかりに斬り払いながら。
 だがこの突撃は、敵軍の思うところでもあったらしい。敵軍も矢の射撃速度を緩めることなく、
突撃してくる騎士に向かって次々に射掛ける。
 一騎墜ち、二騎墜ち、と次々に騎士が倒されて行く。だというのに、突撃は一向に成功しない。
「……あ、柵か」
「そうだ」
 伍長が俺の言葉に頷く。
 敵の方を向いてやや傾けられて立てられた柵が、突撃を邪魔するのだ。
馬が飛び越えられない程度の高さであり、敵側に向かって鋭い槍が飛び出すような形に
なっているそれは、馬を決して寄せ付けない。だがところどころにある隙間から向こう側に
行くことは出来る。
 しかしそれが逆に、騎士隊をおびき寄せる構造になっていた。少しずつ数を減らしながら
接近してくる騎士隊は、敵の長弓兵にとっては絶好の的だろう。
 攻撃失敗を悟ったド・プジャールは直ちに騎士隊をいったん退かせ、そして、再び突撃を開始した。
 繰り返される惨劇。だが、まるで成果は無いのだ。当然だろう。柵に阻まれ、矢を浴びながら、
しかし騎士隊は敵陣に突入出来ない。
 将軍は三度目の突撃の際に戦死したらしい。だが、突撃は続けられた。十五回目、ようやく無理を悟り、
攻撃中止命令が出された。
「……ふぅ」
 俺は溜息を吐いた。ようやく終わりか、と思ったのだ。
 正直、味方が次々と殺されていく光景は見ていてあまり気持ちの良いものではない。
 だがしかし、伍長は緊張した顔のままだった。
「いや」
「は?」
「来るぞ」
 伍長の言葉の直後だった。長弓兵の陣地の後ろ側から、敵軍の騎兵が続々と現れたのだ。
229210:2008/08/19(火) 21:31:07 ID:9a5pTb7C
 その後の戦いは、俺自身混乱していてよく覚えていないのだ。
 敵軍の騎兵は、俺達のそれに比べて軽装の軽騎兵だった。敵騎兵は二手に分かれて、
俺達を側面から包み込むように動いた。
 続けて敵陣から槍兵(俺たちよりずっと粗末な装備だった)が現れ、正面から襲い掛かってくる。
その後ろから長弓兵も前進し、矢を射掛けてくる。
 本当に短い時間だった。だが、永遠にも感じられた。
 騎兵はさらに進み、俺達の後方に達して退路を絶つ。四方を囲まれた逃れようの無い状態で、
雨のように矢が降り注ぐ。
 まさに地獄だった。暴れまわる馬が味方の兵士を蹴り殺し、逃れようとして転んでしまったものは
他の兵士に踏まれる。足を射られて歩けなくなったものは、囲みを徐々に狭くしてくる敵兵に
なぶり殺しにされる。
 俺が何とかその包囲を抜けられたのは、伍長の指示に従ったのが大きかったと思う。
 彼は敵騎兵が側面へ進んだ段階で、後退を領主様に進言したのだ。
 領主様は聞き入れた。はっきり言ってこれは、他の郷士や貴族たちとの連帯を無視した身勝手な行為だ。
が、俺たちにはそれが優位に働いた。軍が包囲された時、俺達は逃げ出せる一歩手前の位置にいたのだ。
 俺は死に物狂いで戦った。槍は早々に折れてしまったが、斃れていた味方の騎士の剣を拾い、
それを振り回しながら、敵陣を突破した。
 そのまま走る。俺一人ではなかった。村から一緒に来た友人が一人、隊で知り合った友人が一人、
それに伍長がいた。
 敵騎兵も、包囲に必死で俺達を追撃する余裕は無かったと見える。俺たち四人は日が照っている間も、
沈んでからも走り続けた。ようやく休んだのは、次の日になってからで、その時は戦場から遠く離れたどこか森の中にいた。
 だがともかくも、俺は生き残ったのだ。
230210:2008/08/19(火) 21:32:42 ID:9a5pTb7C
今回は選択肢無いんだが(ストーリーのミスです。サーセンww)、ちょっと質問。

世界観なんだが、

1.現実に沿った中世―近世
2.かなりファンタジックな中世
3.魔法とかモンスターとか出てくる中世

のどれが良い?
231210:2008/08/19(火) 21:34:01 ID:9a5pTb7C
わかり難いかな。
2と3の違いは、2は魔法とか出てこないけど3は魔法とか出てくる、っていう程度の違い。
232名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 21:36:13 ID:wfgWCvY0
>>230
現実に沿いつつ、魔法とかモンスターの出てくる、ファンタジックな中世で。
233名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 22:21:22 ID:I/729j2m
>>230
主人公が主体的に陵辱できるなら触手だろうが何でも来い。
……ごめんね、実はあんまり寝取られは好きじゃないんだ( ´A`)
まぁそれはそれで興奮するんだけどね!
234名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 22:50:34 ID:0/iSclhm
1.で。火器とか出してくれると嬉しい。
火縄銃とか口込式臼砲とか、てつはうみたいなグレネード擬きとか。
ナポレオン見たいな奴等が出てくるとかな。  
235名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 23:00:15 ID:ArNZtUib
>>232
それは要するに3じゃないのか?
236名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 23:28:50 ID:B/LMzqK1
2.に一票。
いい意味で期待を裏切るリアル展開は大好きだけど、
1.だと「女騎士」にありつけなさそうだもん。
237名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:05:16 ID:ujZXeVcG
1がいい
238名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 01:28:25 ID:xjDBMekk

女騎士は現実味がないからな・・・
239名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 06:26:10 ID:QI5mdjFH
3だな。超3。女の子が色々されるシーンを超希望!!
民間人よりも女騎士。王女様とは五分五分で!
あと、リアリティーなんかなくてもいいから、
主人公を精霊獣と合体させたり不思議な剣を拾わせたりしてくれ。
240名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 09:31:41 ID:pfa7h37x
「一次大戦風なのに、一部の技術レベルが現実離れしていて陸上戦艦とか適度な大きさのロボットとかが出るsenka」

そんなのが良いかな。
241名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 18:04:23 ID:bkAo1fqw
それはそうと、すごい文章力だな。
普通にエロなしでも、戦記物として読めてしまいそうだ。

今後の展開に期待しつつ、ぱっと読んだ限りでは1っぽい世界観なのでそれを希望、かな?
(どのパターンに入ってもおもしろくなりそうなので、期待しています)
242名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 00:04:09 ID:vMKEegIl
>>230
魔物はいらんが魔法はほしい

女魔術氏が欲しいから
243210:2008/08/22(金) 02:00:13 ID:Mk+D+LHJ
意見が割れちゃったな…。
じゃあまあ話の方向性を見ながらそれに応じていろいろ登場させてみるよ。
とりあえず女騎士と女兵士は出したほうがいいのかな。

カテリーナ・スフォルツァみたいな女領主は1でも出せるかも。
244210:2008/08/22(金) 02:01:14 ID:Mk+D+LHJ
「……残念ですが、兵士殿」
 町長はそう言って、俺達を断った。
「まもなく北軍がやってくるかもしれません。
 その時町の中にあなた方がいれば、我々は戦争協力を疑われてしまうでしょう」
「………」


 一晩休んだ後、俺たち四人は再び歩き出した。
 途中、同じように戦場から逃げ出せた仲間を何人も拾った。全滅したと思われた
ツェーナ人傭兵も一人混じっていた。森の中の小道を三日も進むと、俺達はいつの間にか
三十人もの集団になっていた。
 最初の一日は、食料に苦労した。何とか鹿を狩って皆で食べることが出来たが、
その日はそれだけだった。が、途中で輜重隊と出会い、その心配も解決した。
輜重隊の馬車と食料は、俺たちにとって何よりの贈り物だった。
 俺にとっては、同じ村の友人と再開出来たのが嬉しかった。そいつは俺と違って
輜重隊の護衛を志願していたのだ。輜重隊は幾つもあるから、俺たちがまた会えたのは
全くの偶然だ。
245210:2008/08/22(金) 02:02:09 ID:Mk+D+LHJ
「しかし、お前も運が良いよな」
 小休止の間に、シュミットという名の友人はにこにことして言った。
自分の今の状況のまずさを理解していないんじゃないだろうか?
「運が悪いんだよ、俺もお前も。敵に見つかったら殺されちまうんだぞ?」
「うん、ああ、それはそうだな……」
 途端に暗そうな顔をするシュミット。こういう奴だった。
「しっかりしろよ」
「ああ。……ところでお前、本隊のほうは一ヶ月の間何やってたんだ?」
「え? ああ、ずっと訓練。で、一昨日に戦があって……」
「ずっと訓練? そりゃあ大変だったな」
「そういうお前はどうなんだよ」
 この質問に、不可解なことにシュミットはにやりとした。
「それがさ。ずっと輜重隊についてあちこち行ってたんだけどさ」
「大変そうだな」
「そうでもないさ。それで、俺の隊の役目は村々からの作物の回収だったんだ」
「ふぅん」
 この時期だと、大して備蓄も無さそうだ。もっとも三万もの大群を集めたわけだから、
そりゃあ輜重品もたくさん必要だっただろう。
 軍隊の補給は基本現地調達なのだ。まず兵站官が幾つかの村に派遣されて、作物を要求。
この時回収する作物の量は、しっかりと計算して決められる。あまり取りすぎると村が冬を越せないからだ。
それで、輜重隊が行って作物を持って行くのだ。
 勿論輜重隊と云ったって、輸送任務ばかりではない。パン焼き部隊とか精肉部隊とかもあるのだが、
とりあえずシュミットが護衛していたのは輸送隊だった。まあ、一番盗賊に狙われやすい部隊だから当たり前か。
「それでさ、行った村の一つがどうしても云われただけの作物を用意出来ないって言ってきてな」
「……? 何で?」
「ああ、兵站官が来た時は、立派な身なりしてたから逆らわないようにしたらしいんだが、
俺達は……ほら、こんな格好だろ?」
 汚い。それ以外に言葉も無かった。
「それで、渋りやがったんだよ、提出を」
「まぁ、そういう奴もいるかもな」
「だからさ……、ちょっと見せしめにな」
 シュミットは声を潜める。俺は一秒程シュミットの顔を見つめた後、やはり小声で、
「殺したのか?」
「いや、まさか。ちょっと村長と長老を剣で脅して、それから……」
 シュミットの口元が緩む。
「村の女を、な」
 なんて事を! それはいくらなんでもあんまりだ!
「手前……、くそ! 羨ましい!」
 俺の言葉を聞いて、シュミットはますますにやにや笑いを強くした。しまった。本音が出てしまったようだ。
 同じ村で育った自分の友人がそんないい目を見てる間、自分が地獄のような訓練を受け、
あの虐殺の戦場へ出て行ったかと思うと、苛立ちが押さえられなくなる。
 どうしようも無いので、とりあえずシュミットの頭を殴っておいた。
「痛っ! 何すんだよ!」
「うるせぇ。神に代わって天誅だ」
 そんなことを話していると、伍長が休憩終わりの合図を告げた。
 俺達は再び歩き出した。
246210:2008/08/22(金) 02:03:02 ID:Mk+D+LHJ
 そうこうして、五日目に、俺達は町を見つけたのだ。
「シャロワか」
 伍長が看板を読み上げた。俺は文字があまり読めない。
地理とかにも詳しくないから(西側は余計にだ)、伍長に解説を求めた。
「どんな町なんです?」
「見ての通り、小さな町だ。自治都市だがな」
 自治都市というのは、領主のいない(つまり市民が自分たちで治める)都市ということだ。
王国には毎年税金を払い、その代償に自治を認めてもらう。
「へぇ。自治都市って言ったらもっと大っきいのかと思ってた」
 シュミットが言う。確かに、俺の思っていた自治都市と比べても小さく見えた。
俺達の村が三つ分くらいだろうか? 一応町は市壁で囲まれてはいるが。
「王国には百を超える自治都市があるが、本当の意味で自治が出来ているのは十を超えないんだ。
シャロワは、確かクランブール伯に献納金を納めて、それで守ってもらっている都市のはずだ」
「なるほど。それじゃあ、これから大変でしょうね」
 クランブール伯はあの戦場に出征していた。今頃どうなっているのか知る由もない。
「だがまあ、とりあえずは大丈夫だろう。ちょうどいいから、あの都市にしばらく匿ってもらうか」
 伍長が言うと、兵士たちは歓声を上げた。俺も上げた。何せ、しばらくぶりに野宿以外の方法で
寝られるのだから。もしかしたら美味い飯も食えるかもしれない。
 俺達は隊列を作って町まで歩いた。そして、俺達に驚いて押し止めることも出来ない門番を尻目に、
町の中に入り、驚いている町民に町長に会いたいと申し出たのだ。
 だが……。
247210:2008/08/22(金) 02:03:40 ID:Mk+D+LHJ
「そうですか」
 伍長は頷いて、くるりと俺たちに向き直った。
「というわけだ。どうする?」
 どうする、と訊かれても困る。とはいえ、俺達の落胆ぶりはかなりのものだった。
やっと屋根の下で寝られると思っていたのに、いきなり出て行けと言われたのだ。
 俺はがっくりとしてシュミットを見た。不思議なことに、シュミットは然程落ち込んだ様子でもなかった。
 いや、同じような兵士達は何人かいた。シュミットと同じく輜重隊の護衛だった者、古参の兵士、
そしてあのツァーナ人傭兵。
 はっとして伍長を見る。そして気付いた。伍長は、別に俺達の意見を尋ねたわけではないのだ。
当然だ。この三十人の愚連隊の指揮官は今は伍長であり、その伍長が部下に意見を求めるわけは無い
(部下から意見を具申する場合はともかく)。伍長はもうとっくに腹を決めていたのだ。わざわざ俺達に
問いかけたのは、俺達の覚悟を決めさせるため、そして町長に意見を変える機会を与えるためだったのだ。
 俺達の大半は伍長の意を汲み取った。が、町長はそうでもなかったらしい。
 伍長は再び町長に向き直る。伍長の出した結論は――。


1.おとなしく町を出て行く。
2.剣を突きつけ、脅かして町に居座る。
3.さぁ野郎ども、掠奪の時間だ!
248名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 04:14:12 ID:mD6wo8sJ
ヒャッハッー!!!!!!!
249名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 09:02:06 ID:KkSobesa
なんという鬼畜な選択肢だ、信じられん。
道義的に考えて3しか無いだろう、常考。
250名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 12:12:56 ID:ZLtf8LXB
2でジワジワやるのも良いとは思わんかね?
251名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 17:16:13 ID:lU5p1n25
2で夜な夜な町の女性たちを…
252名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 20:13:27 ID:HfusPOt7
おとなしく略奪する・・・

つまり2でw
253名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 20:26:02 ID:BpDgz3k0
2でじわじわと

きっと清純なお嬢様が「町を立ち退いて下さい!」みたいな感じで
交渉に来てくれると思うんだ。凄腕の女騎士の護衛を一人連れて
カモネギ
254名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 20:37:39 ID:HfusPOt7
>>253
余興として二人をむりやりレズらせたりしたいわw
255名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 02:23:32 ID:nMTqCYVK
流れぶった切りで済まないけど…
今オリジナル戦火物を書いてるんだが…オリキャラの描写は細かく書いた方がいいのかな?
版権キャラみたく言わずとも解るものじゃないし…
それともそこは素敵な想像でカバーして頂いた方がいいのかな
256名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 03:20:51 ID:687u+gGc
>>255
設定は細かく、多い程良い。
しかし、それらの全てを発表する必要はない。

設定と言うものには、読者に明らかにする情報と、読者に教える必要のない「裏設定」がある。
裏設定は短期的には自己満足レベルのものでしかないが、キャラの動きをシミュレートする際には
細かく決まっているほどリアリティが出てくる。

例えば、「出来の良い兄が居る(物語には全く関係無いし登場もしない)」と言う設定一つあるだけでも、
そのキャラの個性として成績や身長などのコンプレックスが生まれたりして、キャラが活き活きと
動き出す効果があるわけだ。

もちろん、後の方でネタに詰まったら新キャラとして(件の兄を)登場させる事もできる。
その時には、それまではキャラを装飾する要素の一つでしかなかった「成績/身長コンプレックス」が
兄の存在と言う設定の伏線「だった」事になる。
(それまでは書き手も伏線として意識していなかったと言う点が、この方法の最大のメリット)
長期に渡って物語を作る際には、むしろ裏設定の方が重要になってくるくらいだ。
誰に遠慮する事もない。じゃんじゃん設定しよう。
257名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 03:46:49 ID:nMTqCYVK
>>256

解ったちょっと長くなるけど細かく描写してみる
258名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 04:09:16 ID:AOCFTq/V
戦火物には、兵士と娘の「犯るか殺られるか」が、あればよい。
259名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 10:58:12 ID:687u+gGc
>>257
設定する事と描写する事は別だから気をつけてねん。
>>256の例で言うなら「兄の存在」は設定として用意しておくだけで、「彼には兄がいる」と
読者に伝える必要はないって事。
強いて言うなら「何でそんなに身長を気にするのさ?」「……ちょっとな」みたいな感じで
会話の中で匂いを漂わせるだけで充分ネー
260名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 11:47:33 ID:fTx3UwV4
でもこういう人って、歯車が一個噛みあわなくなるとすぐに
「これはいらないだろ、全体の流れをおかしくしてる」みたいな意見に
「そういう設定が用意されてるからキャラが勝手に動いたんで仕方ないんです」とか
2次元人でも実在してるみたいな反論してくるから、俺は嫌い。
261名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 15:34:35 ID:687u+gGc
そりゃ書き手の力量と性格の問題じゃね?
そーゆー書き手はテキトーな設定で物語が矛盾したり破綻しまくっても言い訳すると思うよ。
262名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 16:54:28 ID:622Txajw
初心者のうちは、あんまり考えずに勢いで書くべきだぜ・・・
設定の矛盾に耐えられなくなるから。
アレがダメ、コレがダメ・・・そんな風に動けなくなって、
執筆スピードが落ちて設定を忘れて、
結果として消えてしまう作者のなんと多いことか。
上級者であってもこの罠にはまって書けなくなるのに、
ましてや初心者が難しいことを考えるべきではない。ノリと感性で書くんだ。
263名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 17:00:48 ID:622Txajw
ただまあ、もしかしたら中級者かもしれないから一応助言すると、
服装の描写ぐらいはしておいたほうがいい。
体格、筋肉のつき方、髪型も、余裕があればすればいい。
濡れた瞳が美しいとか、整った唇が瑞々しいとか、艶のある黒髪がどうとか。
すっと通った鼻筋とか、雪のように病的な肌だとか、女豹を思わせるしなやかなボディーラインとか。
それぐらいは描写しておかないと、情景が浮かんでこないから。
キャラの性格は会話や行動でストーリーに沿って立たせていく必要があるけど、
外見だけは登場してすぐに書き起こす必要がある。でないと話に入り込めない。挿絵があれば別だけど。
264210:2008/08/23(土) 22:05:53 ID:ZuWv7TIE
2が圧倒的に多いなww
じゃあ2で。明後日くらいには書き終わるかな…
265名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 23:05:12 ID:687u+gGc
>>262
書こうとしてるSS次第だな。
可愛い女の子がドンパチやって捕まって、えちぃ事されちゃいました。ってレベルなら
それでも充分なんだろうが、ノリだけでそれ以上のものを書くとなると、それこそ
前に書いた事を忘れて致命的な矛盾ループに陥るぜよ。

俺は極度の設定厨だが、設定の矛盾に耐えられなくなったと言う経験はないな。
むしろ設定を徹底的に掘り下げていく事で、物語が連鎖的に増えて行く感じ。
書きたいエピソードが増えすぎて、どれに手を付けるか悩む事は激しく多いがw
266名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 03:43:06 ID:mX5TPpk4
このスレ小説の書き方教室になってるのは気のせいか
267名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 03:47:09 ID:i4emwRAx
書き手と読み手と両方の立場を兼ねる住人が多いんなら、それは素晴らしいことじゃないか。
268名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 04:38:37 ID:0IyCYgrB
いやまあ、ちょっと熱くなってた。すまそ。
269名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 06:51:47 ID:pG9kSNM9
意外と職人の読み手は多いのかもしれないな。
原稿スレにエロシーン入り作品を投稿したのは二人だけだが・・・
270名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 00:14:22 ID:U6iKeOt0
ここってまとめサイトみたいなのないの?
271名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 00:50:49 ID:RHrjlFO8
まとめも何もまだ1スレ目だしねえ
272名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 01:05:37 ID:le5YN+lk
>>271
>>1

>前スレ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1184343584/

……『まだ1スレ目』?
273210:2008/08/26(火) 01:15:54 ID:ZdFlfIdL
遅くなってごめん。
274210:2008/08/26(火) 01:16:26 ID:ZdFlfIdL
「……ひっ!」
 伍長に突然剣を突きつけられ、町長は仰け反った。表情は凍りつき、早くも脂汗が浮かんでいる。
「町長さん、俺達はお願いしてるんじゃないんですよ」
 太い腕に握った剣を突き出したまま、伍長は言った。口調は柔らかく、下手に出ているようにすら見える態度だった。
が、伍長は町長を見下ろしていた。雲の上から主が人間を見下ろすように、町長を見下ろしていた。彼の声色の中には、
微かに、相手の生殺与奪の権利を奪った人間だけが発しえるあの傲岸さを感じさせる痺れる様な響きが混じっていた。
「我々は三十人足らずの集団だ。だが……武器を持った兵士だ。この意味があんたに解るか? ん?」
 俺達に対するあの教え込むための厳しさとは違う、刺すような激しさを感じさせる言い方だった。
抑えられた低い声は、耳から入ってきて頭の中を掻き回す。
「ええと……その……」
 町長はすぐさま答えを返し得ない。伍長を、俺達を定まらない視線で撫ぜ回す。
 一歩後ろに下がると、後ろを向いた。
 町長と俺達の話し合いの成り行きを不安そうに見守る町民達の視線が、そこにはあった。
 進退窮まったというわけだ。町長は再び俺達の方を向いた。
「ええと、それでは……」
 ようやく決心が付いたらしい。
 だがしかし――。
275210:2008/08/26(火) 01:17:27 ID:ZdFlfIdL
「町長!」
 町長の後ろから野太い声が響いた。町長は驚いて振り返る。俺達も、声の主の方を見た。
 すると、大人から若者までの年齢の、十人ほどの屈強な男達がこちらへ向かって走ってくるのが見えた。
「ちっ」
 伍長が舌打ちする。その気持ちは俺にも理解出来た。男達は、全員槍だの剣だのといった武器を
手にしていたからだ。弓を持っている者も二人ほど。
 俺の後ろで仲間の兵士たちが動くのが解った。弓矢が使える奴が五人くらいいる。そいつらが、
もしもの場合に備えて弓矢を構えたのだろう。
 俺の隣でも、例のツェーナ人が弩に矢を張り始めた。巻上器を使って悠長に矢を装填する作業は、いかにも無防備だった。
「町長、待ってください!」
 男達が言う。この町にも、全く戦力が無いわけではないのだと、町長に思い出させに、
さらに俺達に思い知らせに来たらしい。敵意ある視線でこっちを睨み付けてくる。俺も睨み返した。あの訓練と、
そして一度だけでしかも自身は全く干戈を交えなかった実戦が、俺に自分でも驚くほどの自身を与えているのが解った。
あんな男たち、何だと言うんだ。ただの武器を持った町人に過ぎないじゃないか。
 だがその貧弱な防衛軍に勇気付けられたのか、町長はやや安堵した表情を作った。そして、再びあの権威尽くめの表情を俺達に向けた。
 くそ、余計なことを。この思いは俺だけではなく、この三十人の集まり全体に共通したものだったろうと思う。
折角誰の血も流すことなく事態が終わるところだったのに……。
 だが、俺の初めての戦闘は、またしても先延ばしになった。
 隣のツェーナ人が何気ない風で弩を構えたかと思うと、いきなり矢を射たのだ。
 今まで聞いたことも無いような風切音だった。奇妙な音を上げながら矢は飛んで行き――村で一番高いだろうと思われる、
教会の尖塔の天辺に吊るされた鐘に命中した。
 甲高い音を立て、鐘が揺れる――そして落ちる。再び、今度は破滅的に騒がしい音を立てて、矢が見事命中したことを告げた。
 町民達は唖然としていた。俺達だってそうだ。誰一人、言葉を発し得なかった。
 まずここから尖塔までの距離が問題だった。俺の目で見ても、普通の弓矢の射程の二倍はありそうな距離だった。
 そして、そんな場所に吊るしてある鐘に見事矢を命中させる腕前。これがどういうことか、考えるのは実に簡単だった。
ここは城門の手前なのだ。つまりこいつがあの尖塔の上に上って弩を構えれば、町中安全な場所など無いということだ。
勿論多少誇張した表現ではあるけれども。
 この沈黙の中、最も早く正気に戻ったのは、(このツェーナ人を除けば)伍長だった。
 伍長は剣先をゆるりと動かして町長の気を引いた。はっとして伍長に視線を向けた町長に対してすかさず、
「で、我々の滞在は許してもらえるのですかな?」
 との質問。
 町長に、思考や選択の余地があったとでも言うのだろうか?
276210:2008/08/26(火) 01:18:15 ID:ZdFlfIdL
 俺が割り当てられた家は、いい加減ぼろくなった木造の二階建てだった。
が、この際屋根の下なら掘立小屋だってかまわないと思っていたところだ。この汚らしい家も、
宮殿に見えると言うものだ。
 同じ家に、あのツェーナ人傭兵も割り当てられていた。俺は、荷物を整理するそいつが部屋の中にいるのを見つけたので、
声をかけた。一度話してみたいと思っていたのだ。
「よう、お手柄だったな」
 傭兵は俺の方を振り返り、笑みを浮かべる。
「なんや。あんなもん、お安い御用やで」
 南方の訛が強い話し方だった。もっとも、俺も西方の言葉はあまり得意とは言えないので、人のことを馬鹿には出来ない。
「お前、名前は?」
「ジュリオや。ジュリオ・ダルジナ。あんさんは?」
 俺は自分の名前を告げた。それから、ジュリオがベッドの上においている弩に目を向け、言う。
「しかし、すげぇな。その弩ってのは」
「ん? これか? 当たり前やで。こいつなら、甲冑きた騎士だって射殺せるわ。
聖下が主を同じくするものには使うたらあかんって仰ったくらいやからな」
「え? それじゃ、北軍に射ちゃまずくないか?」
「……ええんよ。これ使わへんかったらわしら生きてかれへんからな。主だって許してくれはるよ」
「そんなもんなのか?」
「そんなもんやで」
 まぁ、俺も今日はこいつの弩に助けられたわけだから文句は言わないが。
 ジュリオは納得できない表情を浮かべる俺に、にぱりと笑みを返して見せた。
「ま、そんなことはうっちゃっときいな。どうでもいいから。そんなことより、はよ行こや」
「行く? どこへ?」
「どこへって……何言っとんの?」
「いや、お前こそ。何の話?」
 俺の態度が余程不自然だったらしく、ジュリオは真面目に驚いた顔を作る。
「え? マジで解らへんの?」
「ああ、そうだから何の話だよ?」
 ジュリオはしばらく俺の顔を眺め回していたが、やがてまた笑みを浮かべて、
「なんや、戦場はじめてかいな。ほな、こういう時の楽しみ方をわしが教えてやるわ。ついてきなはれ」
 そう言って、弩を持って階下へ降りてしまった。俺は話がよく飲み込めなかったが、しかし、ジュリオについて下へ降りる。
 ジュリオはそのまま家を出た。俺も追いつき、ジュリオの隣に並んで町の目抜き通りを歩く。
277210:2008/08/26(火) 01:18:57 ID:ZdFlfIdL
 そんなに広くは無い町だといったが、それでもやっぱり自分の村しかろくに知らなかった俺にしてみれば
大きく見えるものだ。町の中心には教会があり、その前に広場がある。広場を囲むように、
集会所や幾つかの店が並んでいる。店の多くは目抜き通りにも軒を列ねている。
 普段は人通りも多いのかもしれないが、今は閑散としていた。まぁ、俺達のせいなんだが。
 町民たちは戸や窓の隙間から俺たちを伺うようにしている。人口構成は、最初に門の前に集まったやつらを見る限りでは、
大人の男が少ない印象だった。武器を手にやってきた十人が、一番元気そうといえば元気そうだったか。
「お、もうやっとるな」
 突然ジュリオが言った。
「は?」
「耳、澄ませてみぃや」
 俺は立ち止まり、周囲の音に集中してみた。
「……!」
「な、わかるやろ」
 誰かの足音、くしゃみ、そんな音に混じって、嬌声のようなものが聞こえた。一つや二つではない。
 一度気付いてみると、何故今まで気にならなかったんだろうかと思うほど、その音が周囲に満ちていることに気付いた。
そう、町中からそんな声が聞こえてくるのだ。肉と肉がぶつかり合う音、水気がたぶんに含まれたその、股間に訴えかけるような声。
「え、え……何で?」
「何で、ってそりゃ。この町は、わしらに逆らったんやで? 女くらい提供するのが筋ってもんと違うん?」
「それは……」
 俺はシュミットの話を思い出した。村人を押さえつけて――。
 なるほど、と妙に納得した。これが戦争と言うことなのか。
 ジュリオは俺の肩を軽く叩く。
「その辺の家の中で好き勝手やってるみたいやで。あんさんも、気に入った娘がおったら、やってみたらどうや?
 誰も文句言わへんで。まぁ、最初は誰かと一緒にやった方がええと思うけどな。それじゃ」
 そう言ってジュリオは立ち去ろうとする。
「え? 行っちまうのかよ」
「ああ、いろいろ廻って見て、よさそうな女がおれば楽しもうとおもっとんのや。あんさんもそうすればいいんとちゃう?」
 それだけ行って、ジュリオは行ってしまった。
 取り残された俺は、いろいろな女が犯されているらしいこの街中を、一人歩き回ってみる。


1.お、ジュリオは早速女を見つけたみたいだな。
2.ふぅん、伍長は美人の奥さんと楽しんでるみたいだな。
3.おいおい、シュミットが抱いてるのはまだ子供みたいじゃないか。
278名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 01:41:08 ID:RHrjlFO8
>>274
乙GJ。
自分の娘が犯される様子を逆らった男に見せ付け隊。
と言うわけで3キボン。

>>272
キイッ!スレタイに2って書いときなさいよ!恥かいちゃったじゃない!でも感じちゃうビクビクッ
いやスマン・・・
279名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 18:14:15 ID:7+/6f85Z
しかし無駄に長い文章だな
ハートマンごっことか軍オタのテンプレまんまだし
こういうの貼らないと死ぬのかこの手の人は?
280名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 18:19:48 ID:cuvo2MZ5
俺はむしろこれぐらいが好きだ。
エロパロ板のSSは(特に原作つきは)台詞多めと描写少なめのものが多いが、俺は描写多めの方が好きだ。
むしろもっと多めでもいい。
281名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 19:16:27 ID:7+/6f85Z
>>280
>エロパロ板のSSは〜
みんながみんな踏み込んだ知識や
特定ジャンルに傾倒してるわけじゃないんだから
エロパロなんていう何でもありなとこで専門的な描写や薀蓄入れても
面白がれる人も限られるじゃない
疎外されたと思う人もいるかも知れない
荒れの原因になりたくない
みんなに楽しんで欲しい
だからあっさりしたのが多いんだよ
あとはスレの容量とか
282名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 19:55:44 ID:YcAYTLzj
>>281
それはお前さんの意見であって総意の様な書き方はやめた方がいいと思う。
作風なんて人それぞれなんだから、あっさりしたのでもいいし、濃いのでもいいんじゃないかな。
283名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 20:29:12 ID:uyGAKKem
描写が多いと読みにくい。
会話が多いと情景を想像しにくい。
一長一短。

まあでも、描写が多いほうが作者の実力の見せ所がたくさんあるので、
自分の筆力を誇示したい人とかは情景描写を多く入れることが多いかも。
とくに小説の章とかに応募するのなら、情景描写は必須。人から評価を得たい場合も同じ。

ただまあ、二次創作の性質上、
話を理解するのは本編でやってるから、
後は気軽に楽しくわかりやすい話を読みたいという読者が多いのかも。

個人的には会話分主体のセンスあるギャグが光るような作品のほうが好きかな。
なんといっても読みやすいし疲れないし。

職人として言わせて貰うと、情景描写は上手い人のを模倣すれば努力で上達できるけど、
会話のテンポとかはもろ作者のセンスが問われてしまうので…………

あんまり人に上手な会話を求めても仕方ないかな、とは思う。
言って上達するようなもんでもあるまい。
284名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 21:41:39 ID:RHrjlFO8
つうか作者にそこまで求めるかよ・・・
285名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 22:04:39 ID:NBk1Njj/
ワナビでもいるんですか?
読者がごちゃごちゃうるさいスレは過疎るよ
286名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 23:53:50 ID:nC26Lz89
>277
2!
どたまかち割られて瀕死の旦那の前で!

事後はそのまま宿舎に連れ帰って来て、
洗濯・飯炊き・性欲処理用の情婦に!
287名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 02:36:26 ID:Sh7XE8QJ
>>277
3でw

>>286
>事後はそのまま宿舎に連れ帰って来て、
>洗濯・飯炊き・性欲処理用の情婦に!
俺もこういうの好きだな
犯さちゃった後も飯炊き女として働かされるの
288名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 02:59:22 ID:1pEV1x2a
>>287
中世の戦乱時代には割とそれが普通だったらしいw
女の方も家とか焼かれちゃって、生きるために必死で略奪者に付いて行って
そのまま結婚しちゃったりとか、結構サバサバしてたそうな。
と、佐藤賢一の本に書いてあったw
289名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 22:48:44 ID:0kqteujZ
>>288
「犯された時は相手が憎くて仕方なかったけど、普通の時は案外良い人だったもので・・・///」
290名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 01:51:29 ID:vz60ujc4
↑古代ローマはそんな話しあったらしいねw
291名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 02:13:44 ID:ea7ZWAgX
>>288
傭兵ピエール漫画版はジャンヌダルクが牢獄でsenkaされる素晴らしい作品だったな
292名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 02:33:36 ID:+lZ87whj
なぜ漫画版に限定するw
293名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 03:36:25 ID:s9yWM9n1
ここはエロパロ板の戦火スレです
聞きかじりの知識披露大会はしかるべき場所でどうぞ
18歳以上の大人なら板の趣旨くらいわかるよね
294名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 07:53:40 ID:1PC44f81
>>293
それは少し違うと思う
誰かがSSを投下してくれるまで、延々と保守だけ続けてるくらいなら
senkaに関係ある雑談ならしていてもいいと思う。無関係の雑談なら控えるべき
保守だけのスレは、人が減って寂れるだけかと
295名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 10:35:46 ID:E5TR40TQ
>>293
じゃあ、なにか投下して。
自治もどきよりは、聞きかじりの戦火知識の方が楽しめる
296名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 12:55:37 ID:9xU9Ob8g
同感。
投下されない時は知識披露大会の方が遥かに面白い。
逆に293みたいな書き込みを見るとげんなりする。
297名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 13:06:01 ID:2cWjc8n7
遥かに面白いは言い過ぎだろ
軍オタ歴史オタの悪い癖が出てげんなりさせられることはあるよ
senka関連雑談ならともかく知識披露大会までいくとちょと・・・
>>293はやや過敏な反応だとは思うけど
298名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 13:34:18 ID:+lZ87whj
長文薀蓄の応酬になったら俺もうっへりするが、この程度の雑談も禁止されたら息が詰まるな。
投下とGJと保守以外は厳禁って言ってるようなもんだし。
それ以前に「18歳以上の大人なら」とか噛み付く気満々だし、打てる釘なら何でも良かったんだろ。
299名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 13:39:16 ID:JU5DB9Qi
少なくともそういう議論でレスを重ねるのが何よりの無駄だということはわかる。

「日本戦陣作法辞典」ってのを読んでたら、最後のほうで「戦争で被害を受ける農民」
って項目があって熱くなった。しかも「軍掟は建前だけ」ときたもんだ。
ただ実際読んでみると、農民も農民で強かなもんだなぁ…って感想だったが。
まあsenkaがあったことは間違いないな。
300名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 15:04:12 ID:9xU9Ob8g
>>299

日本語でplz
301名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 21:31:06 ID:Az9pF7to
こういう薀蓄披露大会や雑談が職人さんにアイデアを与えたりとかするもんだがな
302名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 00:58:52 ID:wNWDc9FV
Senkaするならどっちが美味いか

・二足歩行可能なオカルト系人型戦車(随伴兵無し)のパイロットな幼女 * 1
・近未来っぽいパワードスーツとレーザー銃装備の筋骨隆々な大女 * 4
303名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 01:08:22 ID:x0YDaZ3+
>>302
前者!前者!

ガバガバよりもキツキツのほうがsenkaしがいがあると思うのですよ!
304名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 01:13:41 ID:HaXnL+oh
間違えなく前者

なぜかって?俺がロリコンだからさ(満面の笑みを浮かべて)
305名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 01:27:12 ID:ErSS3yhf
>>302
二足歩行可能なオカルト系人型戦車(随伴兵無し)
に見えたw
それでも俺はsenkaできそうだなと思ってしまったw

306名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 02:54:38 ID:ckgO5nFI
>>299
タイトルで大体どんな本か分かるが
どんなことで熱くなったとか項目とやら書いてくれんと
ほかの人には何がなんだか分からんよ
薀蓄披露にすらなってない日記帳レベルだよそれ
307名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 03:57:49 ID:KC1cImQb
>>302
今書いてるのともろに被るw
308名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 03:59:04 ID:KC1cImQb
あ、2足歩行+幼女モノのほうね。
まーロボットの他に潜水艦とかいっぱい出てくるわけだが。
309名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 07:11:48 ID:uiiouReS
俺は幼女までいくと微妙だな・・・
少女なら大歓迎だが!!!
大女というとマイナスイメージが強いが、
背が高くてスポーツ少女程度に引き締まった身体の
全身パイロットスーツ少女とかは大好きだ。
プライドが高くてスレンダーなほうが、無害なぷにぷに幼女よりも好み。
310名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 23:10:05 ID:e3Ff76Lw
保守党
311名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 01:04:45 ID:MgGcLDYf

312名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 21:10:32 ID:qkFn3p++
「負けた。」
アルミティーナ達は城に流れ込んでくる敵国の軍人達の群れを力なく眺めていた。
決して人事ではないこの現実、しかしアルミティーナ達にとっては夢としか思えなかった。
最年少天才軍師と17歳の若さで1国の城を任されていたアルミティーナの常勝で築き上げた戦歴に幕を閉じられた。

城の中に響き渡る断末魔と悲鳴。
最後まで抵抗も続けるものもいれば、早々と投降し少しでも心象をよくしようと画策しているものもいる。
目をかけていた部下たちが無残に斬り捨てられ、生け捕りにされていく様を映す司令室の監視越しに魂が抜けた状態でアルミティーナは眺めていた。

『男も女も無抵抗な者は殺すなっ』

敵国の指揮官がそう大声を上げているのが指令室の外から肉声で聞こえてくる。
『殺すな』と張り上げている指揮官の台詞は決して慈悲の言葉ではない。
男は奴隷として死ぬまで力仕事をさせる労働力として、
女は性処理として死ぬまで慰みものにする道具として利用価値があるから殺すのはもったいないという判断から出ている言葉なのだ。

「すまない」
アルミティーナは司令室の中にいる誰にとでもなくそう呟いた。
「アルミティーナ・・・」
アルミティーナの幼馴染であり、智謀担当のアルミティーナの手足となり前線で戦い続けたアンジョールは言葉にならない思いをこめ、アルミティーナ肩にそっと手を乗せた。
「私が、満足に戦うことが出来ていれば、、、グルナーのことを見抜けていれば、、、」
この負け戦はありえなかった。アンジョールは無念でならないという悔しさをにじませて、なんとかそう言葉を搾り出した。
一番の信頼を置き、作戦のすべてを知っていた部下から裏切りにあい、重症を負わされ、さらに戦局全体をひっくり返さたのだ。

『ネズミ一匹逃すなっ!!全員生け捕りにしろっ!』
『こっちだ!こっちが司令室だ!余力のある部隊はこっちに回せ!』

すぐ近くからそういう怒鳴り声が聞こえてくる。
その声を聞き、司令室にいたアルミティーナの護衛達、そしてアンジョールは武器に手をかけ、殺気を放った。
最後まで戦うつもりのようだ。
いや、最後までアルミティーナを守り抜くつもりだったようだ。

「参謀長!時間を稼ぎます、お逃げください。」
「あなたが捕まりさえしなければやり直せます!」

「駄目だ!」
アルミティーナは生まれて初めて怒鳴り声をあげた。
そして、次の言葉を継ごうとするのと同時に大音量の破壊音と共にドアが打ち破られた。

「グ、グルナー・・・」
粉砕された、鉄粉の埃越しのシルエットからでもすぐに相手が分かった。
今回の戦における最大最悪の裏切り者グルナーだったからだ。

「おひさしぶりです。」
グルナーは裏切ったことなどなんとも思っていない表情で、司令室の中の戦力を見渡し、勝ちを確信すると下卑た笑みを浮かべ
「姫将軍アンジョール様、そして、、、アルミティーナ軍師」
と値踏みするような視線でそう言った。
313名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 04:58:50 ID:AM84lqnx
……つ、続きは!?
続きはどうしたんだ兄弟
314名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 11:16:43 ID:odJhI6y6
どっかのコピペじゃねえの
ベタいし痛いし
315名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 20:42:25 ID:SR3xbDmS
ん?姫将軍はアルミティーナで軍師はアンジョールじゃないのか?
どっちにしろ楽しみだ。
軍師は男なら最後まで姫を守ろうとして惨殺、女なら敵方の犬に成り下がるまで
調教陵辱で頼む。
316名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 22:31:04 ID:v5GKR405
アルミティーナ達に、抵抗の余地はなかった
秘密通路から逃る方法もあったが、グルナーもその通路を知っている。
最後まで戦うことも出来るが、この圧倒的戦力差だ。
おそらく死ぬことも出来ず生け捕りにされ、より酷い捕虜の扱いになるだけであろう。
「グルナー、、、せめて我が国の名誉に恥じない捕虜の対応をお願い致します。」
あまりにも早いアルミティーナの完全降伏にアンジョール達親衛隊は反抗の意を示そうとしたが、
付き合いの長いアンジョールにはすぐにアルミティーナに何か考えがあることが分かった。
そしてアンジョールがグルナーを憎々しげににらみ付け、乱暴に武器を床にたたきつけると、
親衛隊達も武器を次々と捨てていった。
アルミティーナがなんと言えど、アンジョールは最後まで抵抗すると踏んでいたのだろう。
肩透かしを食ったような表情を浮かべたがすぐに真顔に戻り
「もちろんですとも、アルミティーナ様。賢明な判断を。」と神妙にいった。

敵国に連行されたアルミティーナ達は別々に数日間にわたる長い尋問を受け、
ある者は強制労働施設へある者は地下牢へ連行されていった。

囚人服に身を包まれたアンジョールはかつての部下であったグルナーによって地下に連行されていた。
何個かの牢屋を通り過ぎ、グルナーが歩みを止めると顎で中を指し、「アンジョールの部屋だ。」といった。
そう言って乱暴にアンジョールの背中を押し中に閉じ込め、牢に鍵をかける。
「どうです?貴女にはお似合いの部屋でしょう。」
ぐっと息を飲み、嫌悪感を隠し切れない表情を浮かべ、眉をひそめながら、
アンジョールは閉じ込められた部屋を見渡した。
3畳に満たない大きさの牢屋で壁には錆で赤黒くなったシャワーがあり、
隅には汚物のこびりついた便器がある。
仕切りのようなものは一切なく、部屋の四隅には監視カメラが設置されている。
当然のように壁や天井にはゴキブリが這い回っている。
また、中の粗末さとは対照的に鉄柵は恐ろしく強固なものであった

「くっくっく。お世話になった隊長のために特別に良いを用意していただいたんですよ。」
アンジョールはその言葉に憤りを感じ殺気をこめた目でグルナーをにらみ付ける。
「おっと、そう殺気を放たれても困りますね。」
グルナーはおどけた感じをオーバーリアクションで表した。
「こちらを見ていただければ、十分良い部屋だということがお分かりいただけると思いますよ」
アンジョールは牢屋のインパクトに目を奪われ気づかなかったが、牢屋の外側には
巨大なディスプレイが設置されている。
グルナーがスイッチを押すと、そのディスプレイに明かりが付き、映像が現れはじめた。
ひとつの狭い牢屋の中には首と両手両足に鉄枷をつけられた女性が少なく見積もっても
15人閉じ込められていた様子だった。
中にはアンジョールとグルナーの部下も何人かいた。何度か前の戦闘で行方不明のため
戦死扱いされていた者たちだった。
「き、貴様ぁぁっ」アンジョールは怒りのあまり掴みかかろうとびくともしない牢の柵を
強く揺らそうとする。
映像の向こう側の部下達は、どんな目にあったのか、誰もがかつての目の光はなく絶望に諦めきり、
何かに怯えている目をしていた。
「くっくっく、アンジョール様ぁ、動物園のサルのようですよ。他にもこんな映像をございます。」
「うっ」息を飲んだアンジョールの目の前に醜く太った中年男数人に奉仕している若い女の映像が映っていた。
317名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 22:31:35 ID:v5GKR405
『あっあっあぁっ』
女は喘ぎ、息切れしながらそれでも両手で器用に別々の男の陰部をさすり快感を与えている。
『はぁはぁ喘いでないでもっとケツ触れやっ』
それでも満足出来ていないのか、後ろから突いている男が女の臀部を思い切りたたく。
それによって女は狂ったように悲鳴を上げ自分の臀部を上下左右に振りまくる。
『はうっひぃっっ、ひぃっはぁっっはぁっ』

「あまりにベタですか?ふふふ。彼女も気の強い特攻部隊の隊員だったんですよ。」
アンジョールの反応に心底満足したように、グルナーは続けようとする。
「まだまだございますよ。例えば、、、」
「もう止めろ!」アンジョールは耐え切れず目をそらして何とかそう言った。
「えぇえぇ、止めますとも、ですがこれから毎日不定期に捕虜達の映像が表示されます。
囚人であるあなた達の『唯一』の楽しみとなるでしょうからご期待ください。」
「最低だ、、、貴様・・・」
そうこぼしたアンジョールの言葉はグルナー優越感を満足させるものであった。
「では、ここが『いい部屋』であることをご認識いただけたら、恩を仇で返さないことをご期待しております。」
「貴女の不始末は他の捕虜達の不始末であり、アルミティーナ様達に跳ね返っていきますので。それに、、、」
グルナーは牢屋の外から満面の笑みを浮かべた顔をアンジョールに近づけ
「何せ私はこの戦における名誉勲章を戴いて、私の指先ひとつで貴女を地下の地下まで落すことが出来ますので。」
そういって人差し指で下の方をクイックイと指し示し、笑みを浮かべながら言うと、
負け犬の姿を見てさらに嬲るような笑いを立てながら、グルナーは去っていった。

物音ひとつしなくなった、薄汚い牢屋に閉じ込められたアンジョールは深い絶望の闇の中に置き去りにされた。
しかし強靭な精神によって心は折れてはいない。
幸か不幸か、"諦める"というものを失くすことをアンジョールは細胞の一つ一つにまで刷り込まれていたからだ。
318名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 22:32:30 ID:v5GKR405
>> 315さん
姫将軍はアンジョール(♀)
軍師はアルミティーナ(♀)
グルナー(♂)
です。書いてから名前の付け方ややこしかったなぁ
3文字くらいの名前にすりゃ良かったと。
319名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 11:48:19 ID:Zh4sH7g/
GJ!
今後の凌辱展開に期待しますw

>>書いてから名前の付け方ややこしかったなぁ
>>3文字くらいの名前にすりゃ良かったと。

というより、アンジョールとアルミティーナ、
二人の名前の韻が似てて、
読んでいてアレ、どっちがどっち?って、
こんがらがってしまうのがちょっと…w

慣れれば問題無いとは思いますが。

320名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 01:41:44 ID:/XkmuHYz
一週間書き込みなかったな・・・
321名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 16:12:50 ID:dkoZsAGv
問題なのはっ!
作品を書こうという強い決意なのだ
そう、ぶっちゃけエロシーンは・・・わりかし、かくの、むずい
322名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 17:08:14 ID:lhrht+vj
前置きとかで詰まるとプレッシャーでますます書きにくくなるしね
設定や描写で長くなってたりすると尚更。
>>210の人とかもうここ見てないと思われ。
323名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 22:35:42 ID:M7hQ1lWy
おーい戦火の続きしてくれませんか?
324名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 09:48:17 ID:vTKs7YLl
セフィリアでお願いします
325名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 10:05:58 ID:Qnml9UMp
ここオリでもいいの?
326名無しさん@ピンキー:2008/09/21(日) 10:51:09 ID:XEB34nSW
>>325
もちろん
327名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 16:50:04 ID:qdQqMp3u
やりま戦火?
しま戦火?
書いてみま戦火?


語尾が戦火でなんとかなりま戦火
328名無しさん@ピンキー:2008/09/26(金) 18:10:01 ID:F1mCN1kG
戦の中へ、戦の中へ
行ってみたいと思いま戦火
329名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 18:19:02 ID:K3RININT
【審議中】

            _,,..,,,,_
    ガシャン   / 。 ∪`ヽーっ
      __   l 。3_,,..,,,,_        ビダァァァン!!
  ・。;o()_)  ⊂ ,,/ ;' 3 ヽヾヽ       ビダァァァン!!!
 o:.。*’ 〃     i     ,l           ビダァァァン!!!
  ‘  ,_,,..((,,_  〃ゝ U  j! _ )))_ ∴ ,“    ビダァァァン!!!
  ,J∵/ ;' 3  `ヽーっ )  ソノ'"   ヽ从/; ’
  ) : l   ⊃ ⌒_つ,..ェ‐'´  ⊂  j! ゞ・,‥¨
  .¨ ・`'ー---‐'''''"    ̄゛'''''‐---ー '¨・:‘ . つ
    `、  ) ノ    ⊂ン´     ヽ `'ー--ヽ,)'''"
      ∪∪    ⊂_  ⊂   l
                    "''''‐--ー ′
330名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 00:27:08 ID:XtFuLs8p
やっぱり、戦火の題材で、小説書くの難しいよ。
今、書いてるけれども、
初めは戦火でもどうしても、そうなくなっちゃったり、
飽きてしまう。
331名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 00:32:16 ID:MMfYYm3z
戦火に至る前の平和な日常は落差を描くのに必須だが、
平和な日常自体を長々と書いてもあんまり面白くないというジレンマ。
332名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 20:17:49 ID:Z+xW+zVw
ある日、リチャードは、父、裕次郎と共に、吉田流を継ぐべく、ヒースロー空港に向かっていた。
途中、不運にも裕次郎の履いていたパンプスのかかとが取れてしまう。
「俺にかまわず先に行け!」
そう訴える裕次郎を残してリチャードは旅立った。
リチャードがアイリーンと出会ったのはそんな矢先の事だった。
運命の出会いを果たした二人は愛し合うようになった。
二人は永遠の愛を誓い、ささやかながら幸せな家庭を築いた。
その後いろいろあって、リチャードが3番目の妻ジェニファーと一緒に海岸をドライブしていたとき
リチャードはこう考えた
「そうだ、マイクロソフトって会社を作ってウィンドウズMEってソフトを作ろう。」
こうして出来たのが、マイクロソフト社である。
333名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 04:12:35 ID:pfVv/kjc
革命軍リーダーと辺境の村娘の恋というネタが浮かんだがエロシーンが書けない!
あらすじ
革命軍対政府軍の戦い勃発→辺境の村にも戦火が…
政府軍のゲリラ狩りと言う名の悪行。革命軍の初陣の解放戦

二人は出会う。その村娘の姉が民族解放戦線(NLF)を立ち上げる。姉、副官といい仲に。

革命軍が勝ち、新政府樹立。主人公の友人の副官が大統領になり、姉と結婚する。
主人公と娘も結ばれました。めでたしめでたし(完)  
334名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 07:08:33 ID:6+goDWnt
民族解放戦線(寝取られフラグ)の姉と村娘が政府軍にsenkaされるまで読んだ
335名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:20:28 ID:PGFvkqNg
ヒャッホー、>>334様は話がわかる!
336名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 04:33:33 ID:xJ6jNdWP
革命ゆうたら、蜂起した領民達に捕まえられて公衆の前でひん剥かれ
輪姦される貴族の奥方や令嬢を想像してしまう。
337名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 19:26:39 ID:CGTFjOZX
>>333
開放戦がどうしたとか
何たら戦線とか丸々背景にしちゃったほうが
いいんじゃないかなここエロパロ板だし
エロ書けないってあらすじ晒すほど苦手なら
軍板帰るか理想郷でも行ったほうがいいかと。
338名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 21:26:58 ID:CRV439od
「この内容で誰か書いて」という遠まわしなリクエストなんじゃないのか
339名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 22:28:34 ID:b1M3Po5A
>>337
理想郷って?
ひどいスラングか何か?
てめえは回線引っこ抜いてパソコン投げ捨てて
一生脳内でオモロ妄想だけやってろ的なソレとか
340名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 10:34:19 ID:67C3J3KZ
理想郷ってのは某大手小説投稿サイトのことだよ
そのままでぐぐってもでてこないけどね
341名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 21:07:39 ID:9Hj5wvTG
ベタなsenkaネタが浮かんだから、オレ、明日からの連休でSS書いてみるんだ・・・

と死亡フラグ立てておきますね
342名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 12:25:17 ID:tzKpwO1V
へへ…俺、明日の徹マンで優勝したら、その金でこのスレにSS書いてやるんだ…
見ててくれよ、俺、やってみせるぜ…!
343名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 13:02:04 ID:OOyRzgIo
上の二人は昨晩星になりました……戦火スレに流れる星に。
344senka1:2008/10/14(火) 22:00:06 ID:Lpe+Re17
11歳の誕生日。
生まれ故郷の村が野盗の集団に襲われたのだ。
夕暮れ時、四つ年上の姉とふたりで誕生日に特製の晩御飯のご馳走を作って
いるときのことだった。
つんざくような悲鳴が聞こえて、突然、村の端で大きな爆発音がした。
「――逃げるわよ、スラル。はやく山へ!」
異変を察知すると、それまでスラルと一緒に歌いながら包丁を動かしていた
姉は、機敏な動作でスラルの手をとって家の外に飛び出した。
そのまま、村で起こった異変には目もくれず、真っ直ぐに山の中に逃げ込も
うとする。そこが唯一の逃げ道なのだ。
だが、山へ向かって走り出したふたりの足は、二歩と進まないうちにぴたり
と止まってしまった。
そちらの入り口にも、すでに野盗たちの姿があったのだ。
予め村を完全に包囲してから襲撃を開始したのだろう。遠目にも武装してい
ることがはっきりとわかる危険な気配を漂わせた男達が、山道の手前で、村
人たちを一人も逃すまいと待ち構えていた。
大規模な襲撃だ。もしかしたら皆殺し狙いかもしれない。
「――神さま……」
逃げ場がないことを悟った姉が、胸のロザリオに手をやって絶望の祈りを捧
げる。
そんな姉を、スラルは何もすることができずに、ただぼうっと見上げていた。
いきなりの出来事に意識がついていけず、現実のこととも思えなかったのだ。
生来しっかり者だった姉は、そんなスラルの視線に気がつくと、すぐに気を
取り直して言った。
「隠れるわよ。早く家のなかへ!」
息を切らせながらふたりでバタバタと二階に駆け上がったところで、姉に連
れられて入ったのは前年に他界した母の部屋だった。
奥の衣装箱のフタをあけた姉がスラルに向かって言った。
「この中に隠れるのよ。――いい? 何があってもぜったいに動いたらダメ。
声を出してもダメ。そうしたら、お姉ちゃんが守ってあげるから」
「そんな、怖いよ、お姉ちゃん。一緒にいてよ」
「ごめんね。いい子だから、中に入って。じっとしてて……あなただけでも、
助かるのよ」
半分以上泣き出してしまったスラルをほとんど押し込むようにして、姉が衣
装箱のフタをとじる。
その直後。一階でドアが破られる派手な音と、荒くれた男たちの歓声が聞こ
えた。
345341:2008/10/14(火) 22:02:28 ID:Lpe+Re17
へへ…すまねえ、どうやらオレはここまでみたいだ。
あとは頼んだぜ、342よ
346341:2008/10/14(火) 22:04:37 ID:Lpe+Re17
ってダメじゃん。コピペミスってるじゃん。
冒頭2行抜けてるじゃん。

悲劇は前触れもなく突然襲い掛かってくる。
スラルがそれを知ったのはまだ子供時代のことだった。

スミマセン、冒頭にこれ↑入れてやってください。

まったくオレってやつぁ最後までよぅ……
347名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 00:01:59 ID:gkQ8U9pN
姉の名前plz
あと、時代設定が良くわかりませんぜ?
348名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 15:42:16 ID:uWgAcXXa
もう・・・らめええぇぇぇーーー!!
>>344の帰りを待って、姉の名前聞こうと思ったんだけど
我慢できないいぃぃぃーーーーっ!

>>344でも>>342でもないんだけど、せっかく書きあがったので投下します
俺早漏乙

使用レス : 6レス分くらい
注意 : 陵辱・リョナ・近親相姦・微孕ませ(極小)・駄文

回避される方はIDであぼんして下さいませ
覚悟はできてるか?俺はできてぬ!
349senka2:2008/10/15(水) 15:44:07 ID:uWgAcXXa
暗い衣装箱の中に、閉じ込められたスラル。耳に聞こえてくるのは遠くから聞こえる幾つもの悲鳴や怒号。
そして乱暴な幾つもの靴音が、二人の居るこの部屋に近づいて来ているのが分かった。
スラルは衣装箱の小さな鍵穴に気が付いた。小さな鍵穴だが目を細めれば、そこから外の様子を覗がう事ができた。

ガンッ!ガンッ!ガンッ!バキンッ!ドカドカドカッ・・・!

「一人居たぞ!俺が見つけたんだ!俺のだ!」
「馬鹿野郎!早いモン勝ちだ!」

ドアを蹴破る音が響き、怒号と共に部屋に雪崩れ込んで来たならず者達の足がぴたりと止まる。
スラルが隠れている衣装箱に気づかれるようなことが無いように、姉はワザと離れた寝台の前で
両手で握り締めた包丁を前に突き出して、ならず者達を威嚇していた。
手足は震え、顔色も恐怖のために蒼白ではあったが、自分を犠牲にしてでも、大切な唯一の肉親の弟を守る覚悟であった。

「ほっ!お嬢ちゃん、そんな危ない物を振り回しちゃあ、イケナイな・・・」
「全くだ・・・さあ、そいつを捨てなよ、何にもしねえからよ・・・」

卑しい餓狼達が口々に心にも無い言葉を口にする。こんなやり取りすら、既に遊戯の内なのだ。
女の細腕で、戦い慣れた屈強な男達を退けることなど万に一つの可能性も無い。
皆、解っていながら楽しんでいるのだ。この健気で儚い抵抗をも。

「出て行って!この家から・・・村から出て行って!」

萎縮する声を絞り出して、一歩前に進んだ姉。

バシッ!

「きゃっ!]

先頭の男が無造作に丸太のような腕を素早くを振ると、先程まで携えていた姉の包丁は叩き落され壁際まで滑っていった。

「残念だったな、それっ!」
「きゃーーー!!」

嘲笑しながら、男達は次々と姉の衣服に手を伸ばし、清潔だが簡素な作りの服を、力任せに引き裂いていった。
地面に引き倒され、野蛮な男達に衣服を引き裂かれ、悲痛な叫びを上げる優しい姉。
スラルは、姉の悲痛な叫びを聞き、不安、恐怖、そして怒りを覚えるが、無力なスラルには何もできることが無いのだった。
そして、姉の惨状に胸を痛めると同時に、下腹部に言い知れぬ感覚を覚えるのだった。

「ほほう!日に焼けちゃあいるが、地肌はコレ、真っ白だな?」
「こいつは上玉だな!見ろ!このでけえ胸を!」
「肌も若いだけあって手触りがいいな!」

男達は口々に姉の批評を口にしながら、服の残骸をも毟り取ってゆく。

「いやっ!離してっ!止めてぇーーー!」

暴れる姉の抵抗など歯牙にもかけず、男の一人は先程の包丁を拾い上げニヤリと笑った。
そして、包丁で残された下着を切り裂いた。

「ひっ!見ないでっ!」

男達が評したように、姉の肌は健康的な小麦色に焼けている。
自身と弟を養うために、父母が残した僅かな畑を懸命に守っていたためであった。
少しでも多くの良い作物を作り、弟に不自由な思いをさせない為に。
しかし、日に焼けていない部位、日に晒されていない肌は陶磁のように真っ白であった。
畑仕事で適度に鍛えられたしなやかな手脚、歳の割りに豊満な胸、装いは地味ではあるが、整った容姿。
それは飢えた男達の獣欲を刺激するには充分すぎるものだった。
350senka3:2008/10/15(水) 15:45:07 ID:uWgAcXXa
「このオッパイ、でかくて触り心地がいいぜ!」
「いっ、痛っ、くうっ!触らないでぇ!」
「ひひひ、痛がってるぞ下手糞、俺様が手本を見せてやるよ!」
「ぬかせ!どのツラして言いやがる・・・!」

男の一人が他の男の手を払い除けて、姉のふくよかな右の乳房にむしゃぶりつく。
その勢いは、飢えた肉食獣が久方ぶりに仕留めた獲物を貪る姿に似ている。

「ひっ!いやっ!気持ち悪い!止めてぇ!」
「お前の舌じゃ、気持ち悪いとよ!こいつは傑作だ!」
「何だと!このアマ・・・!」

囃し立てられた男は、姉の柔らかい乳房に噛み付いた。甘噛みなどではなく、痛みを与えるための行動である。

「ぎっ、ぎゃあーーー!!い、痛いいっ!!止めて!!許してえーーー!!」

男が口を離すと乳房にはくっきりと歯形が付いており、じわりと血が滲みだした。

姉の下半身に取り付いている男が、固く閉じられている脚を難なく割り開く。
適度に筋肉の付いた締まった太腿、それでいて白い美しい肌。未だ男を知らぬ神聖な秘部を覆う濃い飾り毛が
露にされた。

「わはは!見ろよ!この女、可愛い顔して、オケケはモジャモジャだぜ!」
「本当だ!尻の方まで生えてら!」

姉は暴かれた羞恥と屈辱、汚される恐怖に暴れたが、両腕と両脚をそれぞれ抱え込まれ
一寸の動きも自由にならずにいた。

「そーれ、御開帳だ!」
「ひっ!触らないでっ!そんなところ、見ないでぇ!!」

飾り毛に覆われていた秘唇に指を掛け、ぐいっと両開きにこれ以上無いまでに開く。
今日まで、親の目にも晒されたことの無い聖地は、野蛮な獣達の卑しい視線の元に蹂躙された。

「外は毛だらけでも、中身は綺麗なもんだな」
「こいつは処女にちげえねえ!」
「おい、おめえ処女か?」

男の一人が姉の髪を掴み、無理やりに顔を上げさせ、恋らしい恋すらする暇の無かった姉に
無遠慮な問いを突きつける。

「マ○コにチ○ポを咥えこんだ事があるかって聞いてんだよっ!」

バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!

男は羞恥に口篭る姉の両頬を力を込めた平手で張った。
四肢を固定されて動きの取れない姉は髪を掴まれたまま、幾度も頬に平手を受けた。
姉をいたぶるのが目的な男は、姉が口を開いても構わずに頬を張り続けた。
健康的な頬は腫上がり、両の鼻穴からは鼻血を流し、口の中も切れ、唇の端から血が垂れていた。

「おいっ!いい加減にしねえか!見栄えが悪くなっちまうだろうが!」
「ちっ、いいところなのによ・・・」

決して良心や親切心からなどではない身勝手な理由にせよ、ようやく打擲地獄から開放された姉は
もはや恐怖と痛みから、男達に逆らう気力を完全に奪われていた。

「今度は言えんだろ?マ○コにチ○ポを突っ込んだことはあるのか?」
「ああ、ありまひぇん・・・」

小さい声の姉に苛立ったように、片手を振り上げる男。
351senka4:2008/10/15(水) 15:45:49 ID:uWgAcXXa
「ドコにナニをだって?」
「ひっひいぃぃっ!ま、ま○ほにち○ぷおでふ・・・!」

男は満足そうに頷くと、姉のお尻を軽くピシャリと叩いた。
暴力を受けたとはいえ、普段の優しく気丈な姉からは想像もできない姿に
スラルは頭が真っ白になるほどの衝撃を受けた。
それと同時に、心臓を強く突き上げる程の動悸が間断無く続き、鼓動が強く打つたびに、鼻の奥から目の奥
そして頭の頂点まで。意識が濁ってくるのだった。
大切な優しい姉を蹂躙する野蛮人ども。
いつしか逞しく野蛮な男達の姿を、スラルは濁った頭の中で、次第に自分と置き換えていた。

「処女たあ、ツイてるな。久しぶりに処女の汁を味合わせてもらうぜ」

下半身に取り付いた男はそう言うと、ぴっちりと閉じた秘唇を舌でこじ開け、勢い良く舌を躍らせた。

「おひょっ!こいつは美味ぇ、ちょっとしょっぱくて匂うのが生娘らしくていいぜ!」
「きっ、ふひぃ・・・ひっ・・・むぷっ」

デリケートな秘部を嬲られ、空気の抜けるような悲鳴を漏らしていた姉だったが、その無垢な口に
あぶれていた男が、異臭を放つ男根を突っ込んだ。

「ふごっごっ!」
「おっと、噛むんじゃねえぞ?歯を立てやがったら歯を全部叩き折ってやる!」

おぞましい異性のシンボルを清潔な口に押し込まれ、目を白黒させている姉の目の前で
男はゴツゴツとした拳を握って見せた。
姉は恐怖に駆られ、生まれて初めて目の当たりにする成人男性のモノに懸命に吸い付いた。

「畜生!俺達も・・・!」
「おい、抜け駆けは許さねえぞ!俺が先だ!」

一人が血と埃にまみれたズボンを脱ぎ捨てると、ならず者達は我先にと罵り合いながらズボンを脱ぎ捨てる。
あぶれていた男達も豊満な胸に左右から吸い付く者、両の手に男根を握らせる者
長く美しい栗色の髪に男根を巻きつけて、己で扱く者もいた。
小さく窄まった尻孔に吸い付く者も、姉の身に唯一残っていたブーツを脱がし、その足指を口に含む者まであった。
性に未熟なスラルには、男達が何をしているのかも解らなかった。
解ったのは、姉の恐怖と嫌悪に歪んだ表情と、男達の歓び歪んだ表情。
弱い者と、強い者。

「そろそろ我慢できねえ!最初は俺からだ!」
「何だと!ふざけんな!」
「俺が一番だ!」

下半身を責めていた男が分泌液と涎で口の周りを汚したまま立ち上がると、男達は口々に交代を求めた。

「お前らにゃ、カードの貸しがたんまりあるんだ。ここは俺が一番で行かせて貰うぜ?」

荒くれ者どもの中でも、一際体格の良い男が名乗りを上げる。

「あんたの後じゃ、ガバガバになっちまうよ・・・!」
「んじゃあ、この場で耳揃えて全額納めてもらおうかい?他のヤツもよ」

荒くれ者達は不満の声を呟くものの、男に譲らざる得ない状況のようだった。
体格の良い男が姉の無垢な秘穴に男根を突きつけると、姉は悲鳴を上げた。
それは、周りの荒くれ者達の男根に比べても優に太く、そして長い。
凶悪な棍棒を連想させるソレの姿にスラルは息を呑んだ。

「コイツで立派に女にしてやるよ・・・そらよ、っと・・・!!」
「ぎっ、がっ!・・・ぐううぅーっ!!」
352senka5:2008/10/15(水) 15:47:02 ID:uWgAcXXa
男が凶器のような男根を、組み敷いた姉の小さな処女穴に突き込むと、姉は目を剥いて
肺から奇声とも悲鳴とも取れる呻き声を搾り出した。

「なんだよ、せっかくの一生に一度の思い出だろう?もっと色っぽく鳴きな!」
「ぐはっ!ひいっ!いだっ、いぃぃ!ああ゛ーーーっ!」

身勝手な要求を口にしながら、男は狭い膣道を力強く押し拡げてゆく。

「おお、ずっぽり入ったぜ。流石に全部は納まらんかったが・・・」
「けっ、最初で壊さないでくれよな!」
「加減はしてやるよ、お前らも可愛がってやれ!」

遠巻きにしていた男達が再び、姉の身体に取り付く。
男の一人は、その手に姉が下げていたロザリオをぶら下げていた。

「そいつは木製だ、価値なんざねぇぞ?」

姉を貫いたままの男が見咎めると、ロザリオを持った男は厭らしい笑みを浮かべた。

「コイツは持って帰るんじゃねぇ、こうするんだよ・・・!」
「あぐうっ!」

男は手にしたロザリオの持ち手の部分を、姉の肛門に押し込んだ。

「へっ!良ーく、解しておけよ?ソッチも使うんだからな」
「こっちの一番手は頂くぜぇ?」
「好きにっしなっ・・・!うおおっ、そろそろっ、出そうだぜっ・・・!」
「ぐぼっ、じゅぽっ、ぐちゅっ」
「こっちも、そろそろっ・・・!」

口腔での奉仕を強制させられている姉は、混濁した意識の中で男の言葉の意味も理解できずにいた。
羞恥と屈辱はとっくに去り、今は苦痛と恐怖と嫌悪感のみが姉の意識を占めていたのだ。

「おらっ!全部飲めよっ!」

口腔を犯していた男が先に達した。
男は思い切り腰を突き出し、気分良く発射しようとしたがために腰が姉の顔にぶつかり
止まっていた鼻血が再び垂れ始めた。

どかっ!びゅっ!びゅううっ!ぶびゅ!びゅうーっ・・・

口内から喉奥まで、たっぷりと粘性の強い精液を吐き出され、姉は呼吸ができなくなったのか
目を白黒させていた。

「全部飲めっ!飲み込むんだ!・・・よーし、やりゃあできるじゃねえか!」

接吻も経験していない処女であった姉は、口から精を啜る術を教え込まれたのだった。
そして、手で扱かされていた男根も姉の手を白く染め、綺麗な栗色の髪は
いまや吐き出された白濁の欲望によって、無残な斑模様を付けていた。
そして今、膣を貫いていた男も、己の欲望を開放せんとしていた。

「おおおぉぉーっ!!たっぷりと濃いのを呉れてやるっ!!俺様のザーメンで孕んじまいなーっ!!」

ぶぶぴゅっ!!ぴゅうっ!!びゅううーっ!ずぴゅうっ!!

夥しい量の黄ばんだ精液が姉の清らかであった膣奥に噴出される。
姉は、熱い迸りを最奥に感じ、ようやく男の終わりが来たことを知った。
大量の子種を撒き散らしながらも、男は最後の一滴が出終わるまで腰を振り続けていた。

ぷぴゅう・・・どろーっ
353senka6:2008/10/15(水) 15:48:46 ID:uWgAcXXa
男が柔らかくなりつつある男根を引き抜くと、滝のように白濁した液体が漏れ落ちていった。

「(ようやく終わったの・・・?)」

安堵する姉の両腕を抱えた男達が姉を強引に引き起こす。
そして、粗末な寝台に寝そべっている男の上に、姉をそのまましゃがませる。
寝そべった男は、自分から腰を浮かし、未だ白濁の滴る秘穴を貫いた。

「あうっ!」

そして、肛門に突き立てられていたロザリオがようやく引き抜かれる。
今度は、木製の細い木ではない。逞しい男自身が入り口に添えられた。

「はっ!!ふぅっ!ふぅっ!」

未だに痛む前門、割り開かれていく後門を同時に責め立てられ、姉は男に揺らされるがままになっていた。
滅茶苦茶に扱われる姉。その悲痛な姿に、スラルは下腹部、彼の未熟な男根が熱くなるのを覚えていた。
使い方は、すでに散々男達が実践している。
スラルは、ズボンの上から硬く膨らんだ男根を摩った。
外からは姉の悲鳴と痴態が続いている。

「嬢ちゃん!寝てる場合じゃないぜ?まだまだ後がつかえてるんだからな・・・!」

そう言うと男は、姉から悲鳴を引き出すために、一段と激しく腰を使うのだった。



かつての清楚で可憐であった姉の姿はもう見うけられない。
清潔だった唇の端からは精液が溢れ滴り落ち、快活で思慮深かった瞳は濁り、何も見ていない。
柔なかな長い栗色の髪は行為が終わった男根のタオル代わりとされ、至る所に乾いた白濁の跡が付いていた。
ふくよかな胸には、幾つもの歯型が付いており、内出血の痕が黒と紫の輪を作っていた。
働き者であった手は白濁に塗れ、足指でさえ得体の知れない粘液で濡れていた。
膣口も尻孔も腫上がり、未だに朱の混じった白濁を緩やかに吐き出していた。

無法者達の間に一通り姉の身体が饗され、男達の底無しかと思われるほどの獣欲は落ち着きを見せ始めた。
快復してすでに意識の無い姉に再び挑みかかる者もまだいたが、幾人かは衣服を整え外へと出て行っていた。
部屋に残っている者の中には、室内を物色するものも出始めた。

「おい、手斧よこせ」

姉の処女を奪った体躯の良い男が、仲間に声を掛ける。
彼の視線の先には、スラルが隠れた衣装箱があった。

「余所行きの服でもあるかもしれん」
「帰ったら女にでもやるのかい?」
「売って金にもできるだろ?」

そう言うと男は受け取った手斧を横なぎに、無造作に鍵穴目掛けて叩き込んだ。
箱を開いて中を覗き込んだ男は、ぎょっとしたが、すぐにニヤリと笑って振り返った。

「おい、見てみろよ・・・箱の中にガキが隠れてたぜ」

男に見つかったスラルは、男根を丸出しにし、すでに何回か自慰での射精をした後であった。
箱の内側にへばりつく精液の跡に気が付いた男は、あごを摩りながらニヤニヤとスラルを見ていた。
354senka7:2008/10/15(水) 15:50:06 ID:uWgAcXXa
「っ・・・」

スラルは猿轡をされ、両腕を縛られ、ズボンを下ろされて床に転がされていた。
意識を取り戻した姉もスラルと同じく両腕を縛られていたが、膝の裏と腕のロープを結び
強制開脚の姿勢で脚も縛られていた。そして猿轡の代わりに目隠しをされていた。

「よーし、やっていいぞ!ほれ、ヤリたかったんだろ?お前もよ」

困惑するスラルに、男はガラにもなく優しく微笑んだ。

「どうした、遠慮するな・・・滅多に無い機会だぞ?」

スラルと姉、そして男を囲む荒くれ者達も、余興の出現をニヤニヤと楽しんでいるようだった。

「場所はココだ、このドロドロを出してるところだ。コイツは赤ん坊の素でな?
お前も、たっぷりと出してやっていいんだ。喜ばれるぞ・・・?」

スラルは男の言うがままに、姉の秘穴に未熟な男根を突きいれた。

「ううっ・・・ふっ・・・うっ」

汚され尽くした後であったが、先刻までは未通だった穴である。
スラルの男根をしっかりと咥え込んで優しく摩擦した。
姉の秘窟の蠢きに、スラルは自慰では得られない感触と、自分が姉を蹂躙し
思うままに啼かせていることに、かつてない程の精神的な昂りを覚えていた。

「ふっ・・・うっ・・・あぁっ・・・」

すでに感覚の鈍くなった膣内を往復している今度の男根は、今までのよりずっと小さく負担が少ない。
それが何を意味するのか、聡明な姉も、打ちひしがれて思考を放棄している。
急に拘束された意味すら考えられない。
何にせよ、男達から開放されるまで耐えればいいのだ。
この身は汚されてしまったが、弟のスラルさえ無事であれば・・・・・・
姉は、幾度射精しても激しく腰を振って、挑んでくる相手が最愛の弟とは気づかずに
ただ只管、この狂乱の終焉を願った。

いつしか無法者達は、皆無言でこの禁忌を見守っていた。
スラルの狂気にも似た情念に気圧されたのだ。
スラルをけしかけた男は黙って姉を貪るのに夢中なスラルを見つめていた。
始めは軽い冗談のつもりだった。
しかし、弟を守ろうとする姉、姉を慕う弟の姿に己の過去を思い出していた。

男は辺境の小さな村の出身だった。
男がスラル程の年齢であった頃に、村は賊の襲撃を受け焼き払われ、姉は自分を庇い陵辱の末に殺されたのだ。
生き残った男は奴隷として連れて行かれ、現在も賊の中に身を置いている。
姉を犯すスラルに、男は自分を見た。
取り戻すことのできない過去の幻影。
男は身に着けた服を再び脱ぎ捨て、姉の尻孔を穿った。男根の進入に、残っていた精液が掻き出されてきた。

「ぐうっ!・・・ぐっ・・・はっ・・・!」

スラルは、無法者達に自分を重ね、姉を汚した。
男は、スラルに自分を重ね、過去を汚した。
男は我武者羅に、姉に精を吐き出し続けるスラルを見つめ、二人を自分の所有にすることに決めた。
355senka8:2008/10/15(水) 15:58:17 ID:uWgAcXXa
数年後、スラル達を所有した男は死んだ。
中央より派遣されてきた討伐隊を退けた戦い。その交戦中に流れ矢に当り呆気なく死んだのだ。

「お姉ちゃん、今度こそ僕の赤ちゃんだよね?・・・楽しみだなあ・・・」
「・・・・・・」

逞しく成長したスラルは賊に身を落とし、姉と生まれてくる子供のために日々、何処かの村々を襲うのだ。
信奉していた神は、この異常の坩堝から二人を救ったりはしなかった。
今は頼りになるのはスラルだけ。彼の略奪品が生活の糧である。
以前は、所有者の男に身体を求められ、スラルと三人でまぐわっていた。
男が死ぬと、毎夜、いや、昼夜問わずにスラルは姉の身体に挑みかかってきた。
男は子供を好まなかったため、幾度か堕胎を経験したが、今度の子種は間違いなく自分の実弟の物である。
姉は、握り締めたロザリオを無言のまま窓から、放り投げた。
そして大きくなった腹を押さえ、背後から獣の姿勢で挑みかかってくるスラルを受け入れた。



END

356名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 16:01:52 ID:uWgAcXXa
ムラムラして書いた、ちょっとだけおっきした

もし>>342>>344が続きを書いていたりしたら御免なさい
乱文だけど頑張りました
後、遅いけど
注意 : 剛毛・・・
357名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 17:27:22 ID:UCOKXy6f
うぇーい、senkasenka!
358名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 17:28:31 ID:5v4BG9GC
これぞsenka
GJ!
359342:2008/10/15(水) 17:34:46 ID:KESwEMSL
GJGJ!
普通に自分の奴書いてたから、続きは書いてなかったw
ナイスフォローナイスsenka!
360341:2008/10/15(水) 17:53:23 ID:A7/pXlD+
GJ!

エロく仕上げてくれてありがとう!
楽しめました
361名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 22:18:51 ID:PDi1nZD1
GJ!

そういえば保管庫ないんだよね?
362名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 00:15:22 ID:lRzMMbQ8
GJ
363名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 02:57:15 ID:zA5xPlD7
テラGJ!
364名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 13:43:16 ID:XCTwIqbs
エロシーンまでの前置きが長いのってどうよ?
今書いてるのがまさにそんな感じで、ちょっと不安になってきた。
365名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 14:32:50 ID:sKFMrzOC
良いんじゃないか?
俺のSSの作風も基本それだし
しかし中には「設定、前置きナゲー!さっさとエロ行け」つー奴も居るけどなww
366名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 15:34:54 ID:wABQvHva
戦火とかシチュエーションネタは前置きがないと逆に厳しいんじゃね?
367名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 18:30:21 ID:XCTwIqbs
そうかな…んじゃあんま気にしないことにする。
ありがとう、出来上がったら投下する!
368名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 18:39:35 ID:Vr8JfRNH
盛り上がってまいりました!
369名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 18:55:20 ID:lN7EukEy
丁寧に描写された平和な日常風景が突如戦火で…って素敵だよね
370名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 23:32:38 ID:Z9u7UtLg
保管庫かぁ、前スレは荒れてたりであんまりSSなかったし
371名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 23:36:19 ID:Vr8JfRNH
角煮はPart45みたいだけど、前スレ以前のは無いのかしらん?
もしSSがあるなら読んでみたいんだけどね
senkaが一番自分の嗜好に一致してる
馴染むぞー
372名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 23:43:15 ID:Z9u7UtLg
前スレがpart1じゃないかな?
373名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 00:16:12 ID:VAQsN/se
そんなに勢いが違うのか・・・
374名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 21:04:50 ID:VAQsN/se
輪姦され尽し、前後の口からは朱の混じった精液を壊れたポンプのように溢れさせ
喉に絡まった精液と陰毛で時折咳き込む・・・
陰惨な生涯初めての性交で、確実な受胎を確信し絶望を覚える

ソンナsenkaガワタシハヨミタイ

みんなの好きな傾向を教えてくれよ

背景(例:近未来SF・現代・歴史(中世・古代)・ファンタジー・・・など)
主役(例:暴君・チートな魔王・名無しゲリラ・世紀末的モヒカン・・・など)
メイン(例:大国の姫・寒村の村娘・パン屋の看板娘・女騎士・艦長・中身老婆な魔法少女・・・など)
陵辱シュチュ(例:野外で輪姦・親族(恋人・知人)の前で輪姦・1対1で・・・など)
好きなプレイ(例:中田氏・リョナ・浣腸・媚薬・・・など)
末路(例:処刑・奴隷(売・手元)・精神崩壊・淫乱化・ボテ・・・など)
375名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 09:13:05 ID:5CaYngk7
背景…現代
主役…戦車兵達四人
メイン…ゲリラ娘とその支援者 
シュチュ…ゲリラは人道条約の保護下には入らないと言うことを強調しつつ輪姦。
末路…射殺または慰安所送り 
376名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 02:15:24 ID:gTvpKrac
背景:中世ファンタジー
主役:野盗と大差ない侵略軍下級兵
メイン:女騎士団長
シュチュ:野外で排泄中の女騎士団長を集団で輪姦→指揮官を失った女騎士団をまとめてsenka
末路:敗走する騎士団とともに剣の露に
377名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 03:28:26 ID:uWpN6BXO
みんな野盗大好き
378名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 03:35:00 ID:gTvpKrac
だって野盗は最高じゃないか
379名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 17:57:17 ID:rnJtr7+k
なんやとう?
380名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 18:08:49 ID:SsIGY56q
           ∧_∧
          (Д`; )←>>379
≡  ( ・∀・) ミ ヽ   つ
≡ ─( つ─O──[>て ヽ
≡  人  Y   (_ノw (_)
≡ し (_)   彡
381名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 19:13:15 ID:rnJtr7+k
くっ……瞼の裏にまだ見ていない最高の戦火場面が走馬灯の様にっ!

俺…俺は…この戦争が終わったら…野盗になって…今度こそ…最高のエクスペリエンスをっ……
382名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 19:16:56 ID:SsIGY56q
                    ∧_∧
                   (Д´; )←>>381
        ≡ ∩( ・∀・) ミ ヽ   つ  彡
        ≡ \    ─つ──て ヽ──[>
        ≡ ./    (   (_ノw (_)
        ≡(_./ ̄ ̄U    彡
383名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 12:09:28 ID:gn69FNP9
背景:中世
主役:敗残兵狩りの愚連隊
メイン:敗残兵を匿った姉(16)と妹(11)
陵辱シュチュ:匿った男の前でsenka
末路:死ぬまでsenka

senkaは無力な少女が犠牲になるのが・・・
384名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 12:26:31 ID:aKm61pp0
最高だよな
385名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 12:31:44 ID:gn69FNP9
戦とは無縁だと思っていた村が、戦場に…
その現実を受け入れる事も出来ないうちに、senka
まだ女ともいえない少女でも、飢えた兵士には…
386名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 20:17:54 ID:rgaIDjUy
野党も良いけど戦火の一番良いところを取れる権力者はどないや?
387名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 22:10:17 ID:WWjZqb00
25 : ワキガ(神奈川県) :2008/10/23(木) 11:27:30.02 ID:EPfZAzZM
スターリンはベルリンで3日の祭りを許した。
スラブ人とゲルマン人が融和しないように、不倶戴天の敵になるように。
そして、兵士へのご褒美として。
エルベ川以東で犯されなかった女はいなかったつーぐらい凄まじかったらしい。
学校の寄宿舎なんか一夜で売春宿になって、眉目秀麗な良家の令嬢が獣のような
汚く臭いイワンどもに、体中嘗め回され、未発達の小さい胸を吸われ、乳首を
噛み切らんばかりに歯を立てられ、あげくに極太のペニスを、まだ男を受け入れたことの
無い小さな穴へ無理矢理挿入。
泣き叫ぶ少女の声を聞きながら、気持ち良さそうに腰を振るロシア兵。それを笑いながら
見ている何十ものロシア兵。
 大規模な女狩りが行われ、夫が兵士として東部戦線に出ているドイツ夫人たちは
なんの抵抗もできずに片っ端からトラックに載せられ連行されていく。
 我慢できない兵士はその場で20歳過ぎたばかりの若妻を押し倒し、衣服を剥ぐ間も
惜しんで挿入。悲鳴を上げる口には他の兵士の醜悪なペニスが無理矢理突っ込まれる。
 娘を助けようとする母親も、姉も、片っ端からケダモノたちのペニスを付きこまれる。
夫も父親も、見ている前で凄絶な輪姦。

85 : 愛煙家(北陸地方) :2008/10/23(木) 12:32:18.75 ID:Lu8r6PnE
あれか?
一人の女をレイプするために
ソ連兵が行列造って
自殺する暇も無かったらしいな
388名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 02:03:17 ID:Jp9q/TlH
>>387
夢の様な光景だが……

「夫も父親も〜」のくだりで男も輪姦されたのかと一瞬思ってしまった。
389名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 19:36:34 ID:rHjXMgG0
>>388
ナカーマw
390名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 16:42:41 ID:1Mxy93xf
不謹慎だが勃起した
391名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 10:50:15 ID:KiV7gNVL
>>387こんな感じか?コピペしてるスレがどこのものか
わからんので想像で書いた。


「い、いやああっ!こ、来ないで!来ないで下さい!」
学校の寄宿舎、年端もいかぬ小女を見つけた兵士は目の前の美肉に
舌舐めずりをした。ブロンドの髪をしたどこかの令嬢だろう。
農家の口減らしに出された自分にとっては高嶺の花だ。
「いいコだからそんな事はお止め、俺が可愛がってやるからよ」
「いやっ来ないで――――あっ!?」
「っと、まあ、こんなモンだろうけどな」
少女が瞬きする間に男は腕を絡め取り、床に叩きつけた。
「痛いっや、やああ!離して!離して下さい!」
「優しくしてやるって言ってやったのによ、バカが!」
兵士は少女を床へ押さえつけたまま、スカートを捲り上げ、下着をビリリィと引き裂き
女としてはまだ幼さの残る太股、そして柔尻を顕わにさせた。
うら若い薄白の柔肌に兵士は再び舌なめずりすると、怒張を取りだし、
剥き出しの柔尻に擦りつける。むにゅむにゅとした肉の弾力が最高にそそる。
先走り汁が少女の盛り上がった尻肉に塗りつけられ、
粘ついた糸が少女の尻と亀頭の間を紡いだ。
そして兵士は少女の幼く濡れてもいない秘部にあてがった。
「や、やああっ!やめて!いやああ!」
「るせんだよ、ぐ…んぐ、ぉおお……くう」
ぶちぶちぶちっと肉を引き裂くような感覚と共に兵士の怒張が少女のまだ男を知らない
秘部を散らした。濡れてもいない秘部の中はきつく、自身怒張を食いちぎる勢いで
痛みすら感じるが兵士は眉間に皺を寄せ、歯を食いしばりながら腰を叩きつけた。
「あ…あ…い…かはっ…い、痛…!」
「へへ…たまんねーねっ…く…最高だぜ…おう…」
「ああ!あっああっ!!お、お母さ――!」
少女は床に押さえつけられながら魚のように口をぱくぱくさせ
必死で空気を吸おうとした。身体の中心に熱く焼けた鉄杭を打ち込まれたような感覚。
兵士の一突き、一突きに意識が飛びそうになった。
「あうっ!い、痛…や、や…も…う…や…め!
「んっ…おおお…はぁはぁ出すぞ、出すぞぐううう」」
「ああ……や、やだやだああああっ!だ、出さ…い…中で出さないでええ」
「おっ、おお…で、出る…出る…うっ、うおおおっ!」
びゅるびゅるるると兵士は少女の背に身体を密着させたまま、濃厚な精液を射精した。
娘の中にドロドロとした白濁の塊が肉棒の先から飛び出る感覚に兵士は呻き声を上げ、
少女の尻に下腹部を押しつけ、腰を振るわせた。
「んうっ…んぐうう…は…んううう…」
ビクッビクッと尻を震わせながら少女は呻いた。
兵士はふぅ〜と息をつくと少女から離れた。力無く、糸の切れた人形の様に床に倒れる
少女を見ながら男は圧倒的な征服感に浸り、その美肉を貪る為、再び少女に覆い被さった。
今度は仰向けに組み敷き、胸元を引き裂いた。
「や…やめ…て」
既に抵抗の意志はほとんどない。兵士は笑いながらまだ膨らみきらぬ乳房を思う
存分手でこね回し、口に含み、蹂躙し始めた。
そして鼻を摘み、口を開かせると間髪おかずその花弁のような唇に己の唇を重ねる。
舌で口内を、少女の思考を溶かすようになめ回した。
唇を離すともはや抵抗する素振りすら見せない少女の口に己の怒張を叩き込み、
塊のような精を顔に振りかけ、再び犯し始めた。


イメージと違ったら許してくれ。
寄宿舎とか令嬢とかシチュは好きだけど、
リアルにベルリンであった話だというから…何か鬱になる。
392名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 12:36:03 ID:CwUilydT
>>391
良くやった
貴官には私の尻の純潔を奪う権利を与えよう
393名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 13:10:00 ID:wugbFhIp
リアルだと欝だが二次だと最高
不思議不思議
394名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 13:35:15 ID:ZREBxphA
リアルでもおk
395名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 18:03:35 ID:AbkqmNLQ
>>394通報した
396名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 16:13:03 ID:sAa1n6cx
>>391
グレート!!
イイヨイイヨー
397名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 21:55:31 ID:kgYFzD6S
>>391
「実際にあった話」じゃなかったらGJだけどね
敗戦による占領という史実をもとにした
あくまでフィクションの話であればいいんだけど
398名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 21:59:26 ID:zjHzI1jS
>>397
安心しろ現実はもっとひどいから。
399名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 22:22:03 ID:DUxsOPwX
ソ連兵がドイツ人の人妻をジープのボンネットに仰向けに括り付けて
レイプした挙句にマンコに照明弾打ち込んで殺した話もある。
そのソ連兵達は後から来たドイツ軍に皆殺しにされたんだけど、一人だけ生き残った
奴がいて、そいつは物陰から妻が犯され殺されるのを見ていた夫に斧で殺されたんだ。

後は防空壕に逃げ込んだ妊婦が腹の中の胎児を引きずり出されて殺されたとか、
インパール作戦の帰りに助けてもらった地元民の娘をレイプしそうになった日本兵の話とか、
最近じゃイラクの少女を犯した米兵とかさ。
400名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 22:40:57 ID:+D3cvlIH
寄宿舎か……あちこちから声が聞こえるというシチュはそそられるな
401名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 22:43:43 ID:zjHzI1jS
>>400
だよなだよな、よくわかってる。
現代の痴性100人に選ばれるレベル。
402名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 23:02:20 ID:+D3cvlIH
ランス6でそんなシーンがあったと思い出してな
誰かそんなシチュで書いてくれないか
403名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 17:41:32 ID:B9Zx2cLi
>>400
幻水5の本拠地壊滅エロパロでそんな場面があったような
4041/2:2008/11/04(火) 21:41:45 ID:4pOmaSGF
 イーリアは目を覚ますと、寝ぼけ眼で枕もとの時計を手に取った。
 入校記念に買ってもらったこの時計は自治都市連盟でも機会工芸で有名なと
ころのもので、半世紀経っても一秒もずれないという謳い文句が目を引いたの
を覚えている。
(……午前三時……?)
 短い亜麻色の髪をくしゃりと撫でて、イーリアは首を傾げた。自慢ではない
が、彼女は寝坊常習者だ。ふと布団をめくりあげて下腹部に視線をやるが、催
したというわけでもない。
 二段ベッドの上から下を覗き込む。寄宿舎で同室のフェネミアは穏やかな寝
息を立てている。
「なんだろ……」
 そこで、ふとイーリアは部屋を見渡した。音が聞こえる。この部屋ではない。
おそらく階下からだ。騒音……もっと言えば、誰かと誰かが争っているような
音に聞こえた。
「けんかかな」
 つぶやいて、ベッドを降りる。自治都市連盟で最も聖王国に近いここベネト
キア都市国家には、聖職に就くことを目指した少女たちが集まっている。中で
も聖ユニティキア女学園は、数多くの司祭を輩出したことで知られる名門だっ
た。喧嘩ざたなどそうそうない。
(ていうか、もっと陰険ないじめとかになるんだよね……)
 扉を開けると、音が大きく響いてきた。悲鳴、のように聞こえる。
「なんですか……なんの音?」
 声に振り向くと、フェネミアが体を起こしてこちらを見ていた。長い金髪が
寝癖でくるくると丸まっている。
「いやなんか、下で騒いでる。なんだろう?」
「火事とかじゃないですよね」
 眼鏡をかけてこちらに歩みよるフェネミアは同性のイーリアから見ても魅惑
的な肉体の持ち主だ。すらりと長い手足に、健康的に肉付いた体、それでいて
締まるところは締まっている。何より少し歩いただけで自己主張激しく揺れる
胸が、いやがおうにも目を引きつけた。
 おまけにフェネミアが来ているのは上質のネグリジェだ。極薄の絹で織られ
たそれは、黒いレース編みのショーツも、ブラジャーをつけていない胸も、そ
の中央にちょこんと座る桃色の突起も、全てを透かせてしまう。
(えろい……)
 色気のないパジャマを着た幼児体系の自分に視線を落として、イーリアは少
し悲しくなった。
「イーリアさん、どうしたんですか」
「いや、フェネミアごすえろいなと思って」
「なっ、なにを言うんですか! やめてください!」
「いやいや、まじで。おっぱいもんでいい?」
「だめですよ! ……あっ、と、隣に迷惑ですから、静かにしましょう」
「外がこれだけうるさかったら関係なくないかな」
 言うと、フェネミアは不思議そうに首を傾げた。騒音はだんだんと大きく、
近づいてくる。やはり悲鳴のように聞こえた。それも、同級生たちの泣き声の
ようだ。
4052/2:2008/11/04(火) 21:42:20 ID:4pOmaSGF
「何か大変なことになってるんじゃないですか、これ。先生のところに行きま
しょう」
「まじで火事かな」
「煙はあがってないみたいですけど……」
 イーリアが部屋を出ると同時に、どたどたと大量の足音が響いてきた。階段
をあがってくる音だ。
「みんな上に逃げてきたのかな?」
「本当に何があったんでしょう。わたし、ちょっと逃げる準備をしてきます」
「あ、あたしの貴重品もまとめといて……あれ?」
 階段をあがってきたのは、予想に反して男だった。寄宿舎は当然男子禁制だ。
だが、非常時にはその限りではない。
「え、なに?」
 イーリアが目を見開いて動きを止めたのは、男たちが全員鎧を着ていたから
だった。抜き身の剣を持って、後から後から階段を登ってくる。
「ヘイ、ブルッギィ、あそこに開いてる部屋があるぜ」
「はぁん、わざわざお出迎えってわけだ。隊長ぉ、俺らあの部屋から行きます
わ」
「終わったらちゃんと殺せよ。よし、第三分隊、二階制圧開始!」
 一人だけ鎧の意匠が違う男が剣を振り上げると、男たち全員が大声をあげて
走り出した。本能的な危険を感じてイーリアはあわてて扉を絞める。手が震え
たが、鍵をかけるのは間に合った。
「イーリアさん、今の声は?」
「わ、わかんな」
 答える前に、扉に剣が突き立てられた。
「おいブルッギィ、殺しちまったらどうする気だ!」
「大丈夫だって」
 少女たちを守る唯一の扉は、あっさりと引き剥がされた。正規兵としか思え
ない鎧を着た男が二人、のしのしと部屋にあがりこんでくる。
「上玉が二人だ! 運がいいぜ俺たちは!」
「よぉし、お嬢様。助かりたかったらよく言うことを聞けよ?」
 男たちはそう言うと、何が楽しいのか大声で笑った。背後でフェネミアが裾
を掴む感触があったが、イリーナは何もいえない。
「イリーナさん……」
 震える声に応えるよりも早く、四方の部屋から悲鳴が響いた。
406名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 21:43:11 ID:4pOmaSGF
なんとなく書いてみたが仕事の時間になった。
とりあえず導入部だけ置いとくわ。
407名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 22:27:09 ID:O6WytzT3
GJ!!!
これは期待
ねっとりエロエロで頼むぜ
408名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 23:10:41 ID:SBTJsKJ3
GJ
409名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 23:14:53 ID:9UiU5YEx
仕事って本職の夜盗さんですか
410名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 23:45:10 ID:7fP1SO1g
GJだけど、最後でイーリアがイリーナに変わってないか?
411名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 23:59:54 ID:9wkRMaUN
せっかくの上玉を終わったら殺せとか
この隊長は何も分かってねぇ
412名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 01:33:30 ID:7JYmLFV8
まぁまて、どの時点で「終わった」なのかがまだ分からないじゃないか。
413名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 22:11:11 ID:Tab7ahhH
あれ? 止まってる?
414名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 11:39:53 ID:gcgo1jzn
いや、僕の心臓まだ動いてる
415名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 21:48:03 ID:IODbWAvd
お前心臓病治ってからぱっとしなかったな
416名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 12:45:49 ID:2Uvy1NSA
パンツ脱いで続き待ってたら風邪ひいちまったぜ
417名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 13:01:49 ID:gPkex/co
まったくだw
418名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 03:26:19 ID:3PH86GHN
保守
419名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 23:13:09 ID:jIqT+ciO
>>406早く仕事終わらせて!
420名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 20:44:15 ID:sXr7ZvrQ
仕事って網走あたりで数年間のお勤めをすることだったんじゃ……
421名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 22:05:05 ID:mVlCaLva
早く脱獄してもらいたいものです
422名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 00:51:58 ID:dpBi07Jc
なんでベルセルクスレがないんだろうな
化け物、戦火に
精神障害、ヤンデレ、ロリと
ネタに尽きることがないとゆうのに
423名無しさん@ピンキー :2008/11/17(月) 21:28:29 ID:7sDl/mJU
職人が遅筆の呪いにかかるかr
424404:2008/11/18(火) 01:46:45 ID:dCBXEZTy
すまん、ティアーズトゥティアラに夢中だった。

なかなか話が進まないんだ。とりあえず途中まででごめんよ。
以下から5レス分投下します。
4251/5:2008/11/18(火) 01:48:55 ID:dCBXEZTy
「ひっ……」
 同級生の悲鳴に怯えたのか、フェネミアがイーリアにすがりつく。大きな胸の感触が背
中にあたっても、イーリアは動けなかった。足が竦んでしまっているのだ。
 無理もない。抜き身の剣が、刀身に自分が映るほどの距離にあるのだから。
 その様子を見て、男たちはまた笑い声をあげた。
「びびるなよお嬢様! そら、コッチに来い!」
 扉を剣で壊した男が、イーリアの細い腕を手にとった。反射的に振りほどこうとしたが、
それよりも早く引き寄せられてしまう。竦んだ足ではろくに踏ん張ることもできない。弱々
しい声をあげるのがせいぜいだ。
「いやっ……」
 足がバランスを失い、不恰好に宙を踏む。思わず伸ばした手がついたのは、紋章の刻ま
れた鎧だった。
「よぉ、いらっしゃい」
 にたりと笑う男の口元から、黄色く汚れた乱杭歯が覗いた。声と一緒に吐き出された息
を吸って、イーリアは思わず口元を押さえてしまった。悪臭などというものではない。馬
小屋の中に放置した生ゴミでも、もう少しマシな匂いをしている。
 剣を持ったままの腕が腰に回される。ぞわりとした悪寒が掌から這い上がり、腰を伝っ
て背骨を昇ってくる。まるでムカデか何かが行進しているかのようだ。
「ヘイヘイ! ブルッギィ、見てみろよ、とんでもねえぜここのお嬢様は!」
 もう一人の男が上ずった声をあげた。思わずそちらに視線を向けると、フェネミアが泣
きそうな顔で蹲るところだった。彼女の服は肌を八割がた透けさせてしまう。壁になって
いたイーリアがいなくなったことで、それが狼藉者に知れてしまったのだ。
「やっ……み、見ないでください……」
「ぬかせ、そんな服見せる以外にどんな目的があるんだよ! ほら立て!」
「いやあぁっ!」
 正規兵になるほどの屈強な男の腕に、たかが女学生が逆らえるわけがない。フェネミア
の体はあっさりと引き起こされてしまった。ふたつの大きな胸が反動でたぷんと上下には
ねる。まるで、それ自体が別の生き物のようだ。
「やだ、は、離して……」
 両手首を掴んで思い切り吊り上げると、男はほう、とため息をついた。ネグリジェの向
こう側に透けて見えるフェネミアの体は、少女というよりは既に女性のそれだ。
 恐怖に潤んだ切れ長の瞳に長いまつ毛、形の良い鼻梁にふっくらとした唇、それが絶妙
のバランスで配置された白皙の美貌。細い喉から胸元へ視線を落としていくと、吊り上げ
られた腕に引っ張られて、ツンと上向いた豊乳が目に飛び込んでくる。掌には絶対に収ま
らない双球は若さを象徴するような釣鐘型で、自重でたゆむ下乳が、その重量感と柔らか
さを感じさせる。頂点には乳房に比べて小さめの乳輪が、恐怖におののくように縮こまっ
ていた。
 戒めから逃れようと身を捩る仕草がかえって艶かしく、揺れる尻と胸はまるで男たちを
挑発しているようにすら見える。上物――否、極上の獲物だ。
「やっべぇぞこいつ……」
 ごくりと生唾を飲み込んで、男は呻くように言った。
4262/5:2008/11/18(火) 01:49:58 ID:dCBXEZTy
「ブルッギィ、お前はそっちでいいんだな? 俺はこれを貰うぞ」
「かまわねえがよ。ハオクはそれでいいのか。そんなに育っちまってるのをヤっても面白
くなくねえか?」
 言いながら、ブルッギィは腕の中の少女に視線を落とした。野暮ったい寝巻きを身につ
けたイーリアは、フェネミアはもちろん、同年齢の少女と比べても発育が良いとは言いが
たい。巻きつけた腕から伝わる感触は、凹凸の少ない幼い肢体のそれだ。
 ブルッギィとしては、そちらの方が好ましい。成長した体なら金を出せばいくらでも抱
けるのだから。
「なあ? どう思うよ」
「し、知らないわよ!」
 目を合わせて笑うと、怯えた表情でイーリアが悲鳴じみた声をあげた。活きがいいのも
ブルッギィの趣味だ。たっぷり嬲ろう、と彼は心に決めた。
「お友達を良く見とけよぉ。あの子が終わったら、二人がかりでじっくりヤってやるから
な?」
 フェネミアがよく見えるようにイーリアの体をくるりと回して、背後から首筋に息を吹
きかける。ぞくりと背を震わせる感覚が腕越しに伝わってきて、ブルッギィはたまらず笑
い声をあげた。
「ハオクのいたぶりかたは凄ぇぞ? なあ!」
「そうでもないと思うがね。とりあえず、お前と趣味が合わなくてよかったよ」
 言うと、男――ハオクはフェネミアの体を思い切り壁に叩きつけた。
 衝撃が背からお腹に突き抜けて、それが体中に伝播する。肺が詰まって、短く、鋭い吐
息が漏れた。
「かはっ、」
 フェネミアの体が動くたびに、その胸がぷるぷると震える。先端まで丸見えの豊乳を見
て、ハオクはひゅう、と口笛を吹いた。
「殺したくねえなあ、こいつは!」
「フェネミア! ちょっと、やめてよ! ひどいことしないで!」
「なあブルッギィ、隊長にかけあってみないか?」
 イーリアの抗議を無視して、ハオクはその後ろに声をかける。肩を竦めて、ブルッギィ
は苦く笑った。
「無理だろ。その分愉しめよ」
「ちっ、まあしょうがないか。見せしめだもんな、これ」
 ハオクはつまらなそうに言うと、視線をフェネミアに戻した。真正面から睨まれて、フ
ェネミアは身を竦ませる。
「ひっ、ひぃっ……」
 押し付けられた壁の向こうから、同期生の悲鳴が響いてくる。それはもうどうしても逃
げられないのだという宣告のようで、フェネミアはがくがくと震えだした。まるで悪い冗
談のようなこの状況が、本当に現実なのだと、ようやっと芯から理解したのだ。
「やっ――やだぁ! やだ、離して! 離してください!」
「おっ、とっ、落ち着けよおい」
「やだ! やぁ! やぁあ!」
「娼婦みてえな格好してるくせに、いっちょまえに悲鳴なんざ上げてんじゃねよ!」
 後頭部が引っ張られるような感覚に次いで、体が引き倒される。髪を掴まれているのだ
と気づいたのは、床の冷たい感触が頬に広がってからだった。眼鏡のツルが床板にあたっ
て、かちゃかちゃと音を立てた。
 フェネミアの境遇を笑うように、あるいは、主の不遇を嘆くように。
「フェネミア! やめて! ひどいことしないで!」
「おいブルッギィ、そいつ黙らせろ!」
 野太い声で一喝すると、すぐに抗議は聞こえなくなった。ブルッギィが口を塞いだのだ。
 長い金髪から手を離すと、ハオクは左腕でフェネミアの首を押さえ込んだ。金髪の令嬢
は腕を床について四つんばいになっている格好だ。
4273/5:2008/11/18(火) 01:50:47 ID:dCBXEZTy
「いい子にしてりゃ、優しくしてやるからよ!」
 そのままネグリジェにもう片方の腕を突っ込んで、なんのためらいもなく、ハオクはシ
ョーツをずり下ろした。
「いい布使ってんな、これ。下穿きまで穿きやがって」
 腿のあたりまで引き下ろすと、ハオクは満足げにフェネミアの痴態を眺めた。
 フェネミアは本当に美しかった。流れるような髪が床に向かって金色の滝をつくり、そ
の隙間からすうっと伸びた背筋が流麗なラインを描いている。震える尻はつんと上向いて
いて、まるで上質の陶器のように白い。絹織りの服ごしながら、瑞々しい肌は若さゆえの
張りを思わせた。
「たまんね……」
「はな、はなして……やだ、もうやだ、なんなのよこれえ……!」
 男は眉をしかめると、首を掴んだ手に力をこめて、右腕を振り上げた。
「悲鳴をあげるなって言わなかったか? おら、反省しろ売女!」
 その言葉をフェネミアが理解するより早く、ぱあん! と張りのある音が響いて、臀部
全体に灼熱が迸った。熱はしびれるような感覚にすり代わり、すぐに猛烈な痛みに変換さ
れる。叩かれたのだ、と気づくのに数秒の時間が必要だった。
「う、うぁ、うわあぁあー! ああぁー! も、もうやだ、もうやだよぉ、離してよぉ!」
 他人から暴力を振るわれたことなど数えるほどしかない令嬢に、その一撃は痛み以上の
何かを与えた。堰を切ったように、切れ長のまつ毛からぼろぼろと涙が零れはじめる。そ
の様子を見て、ハオクがまた腕を振り上げた。
「泣くんじゃねえ!」
 バアン! と先ほどよりも大きな音が響いて、フェネミアの背が反りあがった。間髪い
れず一発、更にもう一発、悲鳴をあげる間すら与えずに、平手を連発する。白く美しかっ
たフェネミアの双臀は、またたく間に見る影もないほど赤く腫れ上がった。
「うっ、うぁっ、うあぁ……」
 痛みに耐え切れず、全身から力が抜ける。大きな胸に体を乗せるような姿勢で、フェネ
ミアはへたりこんでしまった。
「ったく、おら、ケツあげろケツ。やりづらいだろうが」
「うぁっ、ああぁっ、」
 首の圧力がなくなったと思ったら、腰をぐい、と持ち上げられた。普段だったら絶対に
触らせないところに他人の手がある。その違和感はすさまじい悪寒となってフェネミアの
心を走り抜けた。
「この位置だぞ。少しでも落としたらまたぶっ叩くからな」
 脅しではない。この男は本当にやるだろう。下手をすれば叩き殺されてしまうかもしれ
ない。
 フェネミアは必死になって腰の位置を保った。伸ばした太腿が恐怖と痛みで震えるのが
感じられる。眼鏡の位置がずれて、世界がうすぼやけている。このまま全てが幻になれば
いいのに、とフェネミアは心の中でつぶやいた。
「よし……」
 背後から、カチャカチャと金属音のようなものが聞こえたのはその時だ。
「な、なに……?」
「見ないほうがいいぜ?」
 がしゃん、と何か重い物が落ちる音。次いで、衣擦れの音。……服を脱いでいるのだ。
なんのためにかなど、考えるまでもない。
「どれ……」
 無骨な指が膝丈のネグリジェをまくりあげる。頼りないながらも唯一だった守りを失っ
て、フェネミアは小さく悲鳴をあげた。
 叩かれて熱を持った柔尻が冷気で冷やされる。晒されている、という認識が、体温以上
に心の中を凍えさせた。
4284/5:2008/11/18(火) 01:52:01 ID:dCBXEZTy
「ひゅう……」
 男はずい、と露わになった臀部に顔を寄せた。たっぷりと脂の乗った桃肉の狭間で、褐
色の窄まりが居心地悪そうにふるえている。その奥にあるふっくらとした膨らみは、腿の
あたりまである翳りに覆われている。それでも、折り重なる襞が作りだす、一種グロテス
クですらある秘唇は、隠しようもなく陵辱者にその身を晒していた。
「なんだぁ? ずいぶん黒ずんでんな。やっぱ淫乱じゃないか!」
「ちっ、ちがう……」
「じゃあこりゃなんなんだよ!」
 フェネミアがその言葉を理解するより早く、それはきた。
「――はっ――」

 ずぐり!

 ――という異音を幻聴する。
「うっ、あぁああっ!」
 再三の警告も忘れて悲鳴をあげる。それほどの、これまでに感じたことのない類の衝撃
だった。違和感の塊が秘所から血管に入り込み、血と共に全身を駆けずり回っている。ぐ
らり、と視界が大きく揺れた。
「なっ――なに――」
「指だよ」
 ぐい、と異物感が押し入ってくる。叫び声をあげようとしたが、出たのは空気の塊だけ
だった。
「……ゆっ、ゆび?」
「指だよ。しかも一本だよ。なんだぁ、処女じゃあるまいし、よっ!」
 ぐちっ、と肉を掻き分けて、太い指が奥へ奥へと潜り込んでくる。かけらも少女を気遣
わない強引すぎる指遣いは、絶望的な痛みだけをフェネミアに押しつける。
「や、ぁ……やめて、やだぁ……!」
「きっついな、おい。んん? まさか処女なのか?」
 フェネミアの懇願を聞き届けたわけではないが、ハオクは訝しげに呟くと一気に指を引
き抜いた。ひぅんっ、と小さく悲鳴をあげて、少女の背が反りあがる。
「ええと、三回か?」
「え……?」
 異物感から解放されてぐったりと力を抜いていたフェネミアが、震える瞳を肩越しによ
こす。その目を真っ直ぐに見て、
「悲鳴をあげるなって、言ったよな?」
 ハオクは嬉々として腕を構えた。
「――! やめ……っ」
 パアン! と狭い部屋に打擲音が響く。ひぁあっ、とフェネミアは喉を反らして悲鳴を
あげた。
「そら、ちっと趣向を変えてくぞ!」
 林檎みたいに赤く染まった尻を、下から掬い上げるようにして叩く。ようやっと指姦か
ら解放された秘部に指を引っ掛けて、思い切り振り上げるのだ。声をこらえることすら出
来ずに、フェネミアは涙を零して背を震わせた。
「はははっ、ぷりぷりのケツが余計でかくなったぞ!」
 長い金髪を鷲掴みにして、ぐい、と上体を持ち上げる。背を逸らした勢いで、双乳が重
力に逆らうように跳ねた。
 端正で美しい顔は涙でぼろぼろに汚れ、斜めに傾いだ眼鏡もフレームが歪んでいる。ハ
オクはその眼鏡を指で軽く叩いて、また笑った。
「高級品ばっか当たり前みたいに使いやがって。たかが都市国家のお嬢様が偉そうなもん
だ」
「ひっ……ひくっ、うっ、うぅ……」
 しゃくりあげる少女をじっとりと眺めて、ハオクは緩慢な動作で背後に回った。髪は掴
んだまま、股に手を差し入れて、落ちてきた腰の位置を調整する。
 これ以上の準備は必要ない。散々ふるった暴力による興奮は、ハオクのモノを凶器じみ
たサイズにまで充血させていた。
4295/5:2008/11/18(火) 01:52:44 ID:dCBXEZTy
 べろり、と舌で唇を潤す。色素が沈殿して褐色に色づいた女陰は、痛みと寒
さで震えている。濡れてはいない。わずかにすら湿ってもいない。
「さあて本番だ!」
 だが、そんなことをハオクが気にかけるはずもなかった。
「ひぅ――っ」
 股ぐらに、ぐちり、と何かが押し当てられた。生ぬるい体温が肌ごしに伝播
して、体の内側に侵食してくる。肉襞を掻き分けて膣口を目指すそれは、人の
器官とは思えないほど硬く、それでいて血の巡る脈動を伝えてきた。
 ――犯される。
 その認識は、陰茎の温もりと共にフェネミアの体を駆け上がり、脳内に達す
ると共にその心胆を冷却した。
「や、やめて、やめて、待って!」
「くそっ、せまいな……おい、力抜け!」
 言うが早いか、ハオクはまたも平手を振り下ろした。女性の危機を前にほん
の僅かに生まれた抵抗心は、その一撃であっさりと折れてしまう。
 成熟した女唇に亀頭がもぐりこむ。膣口を抉りながら、腰を押し進めていく。
だが、意外にも抵抗がきつく、易々と突き込めない。
「なんだこれ……お前本当に処女なのか! こんなエロい体してて、馬鹿か
よ!」
 ぐりっ、と腰を抉り込む。ぎちぎちと肉が割り広げられる音を体の内側から
聞きながら、フェネミアは目を閉じて歯を食いしばった。そうすればこの悪夢
から逃れられるかもしれないと、そう思って。
「ふんっ、声を出せよ! つまらんだろうが!」
 そうハオクが叫び、遠慮も容赦もなく、陰茎を突きこむ。狭く閉じられた膣
の圧力も、薄く張られた処女膜も、そして少女の願いも、何もかもを突き破る
ように。
 瞬間、灼熱が貫いた。
「うぁああぁあ――――っ!?」
 喉を最大限に開いて、肺の中身を全て悲鳴にして迸らせる。悲鳴をあげては
いけない、と心のどこかが叫んだが、そんなものは聞いていられない。この痛
みをそのまま受け止めたら死んでしまう。
「あっ、ああっ、ううあああっ、」
「うっ、つっ、狭ぇ! きっつい!」
「ぬっ、ぬいて……っ、ぬいて……!」
「なに言ってんだ、まだ入りきってもねえよ!」
 その言葉に、眼前が真っ暗になった。今も体内で蠢くこの異物感。これが、
まだ奥に入ってくるというのだろうか。
「うそ……」
 ハオクの言葉を証明するように、衝撃と灼熱を引き連れて、体内の異物が侵
攻を開始する。もう終わりだと思ったその先、ここまでだと思った更に奥まで、
そのまま腹を突き破って外に出ようとするかのように。
「ぐ……くぉ、そら、奥だ!」
「うぁあっ」
 一際強い衝撃の後に、やっと侵略は停止した。体内で脈打つ男茎は信じがた
いほど奥まで潜りこんでいる。狭い膣はその形を克明に脳裏に浮かばせる。肉
と肉の感触は怖気が走るほど密着していて、このまま一生抜けないのではない
かと思うほどだった。
「ふっ、ふぁ……」
 体の中心を貫いた熱は未だ引かない。焼かれた肺は満足に言葉も出せず、開
いたまま閉じることすらままならない口元から、冷えた大気に荒い吐息をこぼ
すのがせいぜいだ。
 ただ埋まっているだけだというのに、下腹部からは今も猛烈な熱と痛みが沸
き続けていた。痺れるような感覚がゆっくりと全身に伝わっていく。まなじり
から零れる涙さえ、その熱に蒸発してしまいそうだ。
 そうして暴虐の熱に耐えるフェネミアに、
「動くぜ」
 笑い混じりの死刑宣告が下された。
430名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 16:20:39 ID:1t4MVljh
キターーーーーーー!

しかしまた、アレなところで止まってますね
つづきも期待しちゃうよ
431名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 23:43:33 ID:Ru6zL0+F
GJ
432名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 15:15:51 ID:K6yL466o
投稿前の盛り上がりと、投稿後の静まりっぷりに受けたw
433名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 18:07:55 ID:ozF/FzLW
それは「抜いた」という勲章ではあるまいか
434名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 20:49:00 ID:ZGdWAlpA
>>432
楽しみはとっとく性質なので感想がいつも遅れてしまうんだぜ。
>>429
くっそう、こいつはGJだぜ! ぜひとも混ざりてー。
殺すの勿体無い。輪姦しまくって孕ませようぜ。無理か。残念!
435名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 14:01:25 ID:ae2uWPBx
隊長にかけあって〜ってのが伏線なんだよきっと
燃え上がるsenka魂が、こいつらを殺させやしないぜ…
436名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 23:33:57 ID:Q43XPRB4
GJ!!
続き楽しみにしてるぜ
437名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 20:28:39 ID:v5CtJbDL
438名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 20:30:54 ID:6ywplyCQ
また略奪に出かけたのかな
439名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 15:38:34 ID:kOPeeWu0
>>429
GJ!

>「動くぜ」

一瞬、「動けば撃つ!」ってセリフが頭をよぎったけどそんなの関係ねぇ


>>399
>ソ連兵がドイツ人の人妻をジープのボンネットに仰向けに括り付けて
>レイプした挙句にマンコに照明弾打ち込んで殺した話もある。

かなり遅レスだけど、それらしき本からのコピペを見つけた。


大戦直後のソ連兵士のドイツ人女性強姦を描いた映画がドイツで公開
ttp://logs.dreamhosters.com/new2ch/datview.php?res_id=all&thread_id=1224728289

73: 個人投資家(コネチカット州):2008-10-23 12:13:46
お前ら「最強の狙撃兵」読め  (編注・「最強の狙撃手」では?)
ハンガリーでロスケがしたえぐいレイプが載ってるぞ 画像付きだ

79: ハイエナ(静岡県):2008-10-23 12:22:27
>>73
前だれかがそれの抜粋を書いていたが マジで勃起した
もう一回くれ 画像も

209: 党代表(広島県):2008-10-23 23:32:04
>>79

将校はいかにも楽しげに、他のロシア兵の下卑た笑いをさそう卑劣な言葉をはき、女性の下着を切り裂くと。乱暴に剥ぎとった
震えている白い臀部がボンネットの緑色からくっきりと際立った
ロシア将校はズボンを膝までおろし、はやしたてる周囲の声を浴びながら、腰をせわしく動かしてハンガリー女性の中に押し入り
まもなくぶるっと震えて事を終えた
隠れ場所からわずか三十メートルのところで繰り広げられるその光景を、ゼップは興奮と嫌悪の混じった奇妙な感覚で見ていた
しかし、次に起こったことを見て、その精神状態は吐き気と失神しそうなほどの憤激に転じた
死んだようにジープに横たわっている女性を、ロシア兵全員が階級順に犯していったのだ
男たちの白濁した精液が女性の足を伝わり、ジープのフェンダーまで流れた
街灯に縛りつけられて動けない夫はその光景を石のように固まったまま無言で眺めていたが
その眼差しには残虐ともいえる悪魔的なものが宿っていた
二十三人がすべて事を終えるまで一時間近くかかった
ゼップはじっとしているほかなかった
あまりにも距離が近すぎて、撃ち合いをすれば隠れ場所を気づかれずに去ることができなくなるからだ
ところが、驚いたことにロシア兵は遠くで砲撃が始まってもほとんど意に介さず、悠然と略奪品を車両に詰めこみ
その間にも稜辱された女性はまだ死んだようにボンネットに横たわっていた
だが次に起こったことにはゼップも骨の髄まで震撼した
またしても数名が女性をめぐって身振りをまじえた争いをはじめ、ふたりがいきなり女性の足をつかんで左右に広げ
三人目がホルスターから信号拳銃を抜いて銃弾をこめ銃身を股間に突きたてたのだ
兵士が引き金をひく直前、女性は少しのあいだ失神状態から覚めてうめき声をあげた
赤い照明弾がシュルシュルという音をたてて女性に飛びこみ、光を放ちはじめた
その瞬間戦場にあがったような悲鳴を、ゼップはそれまでの人生で聞いたことがなかった
女性の股間から、流れ落ちる赤熱の溶岩のように血があふれた
女性は激痛のあまり狂ったようにボンネットから地面に転げ落ち、金切り声をあげ、痙攣しながら身をよじった
このなぶり殺し状態はさらに何分か続き、ようやく意識を失ってついに息を引きとった
ゼップは驚愕でからだが麻痺したようになっていたが、赤軍兵士はその情景を楽しんでいたらしい
その瞬間、背景の二00メートル以上離れたところに、友軍の先陣が警戒しながら手探りで廃墟を進んでくるのが見えた
いま発砲すれば、仲間が駆けつけてロシア兵の反撃をくいとめるまでは持ちこたえられるかもしれない
数秒後、ゼップの狙撃銃の弾丸がロシア兵に向けて放たれた
440名無しさん@ピンキー:2008/11/28(金) 12:18:31 ID:qpFNY1/N
兵士に押さえつけられて、一部始終を見せ付けられている娘はいないのか・・・
441 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 14:45:02 ID:BvJwLiMe
これより投下します。


-*-*
Swastika Eyes
-*-*


「ねえ、寒いよ。おうち、入ろうよ。」
そういった僕の言葉に、父さんは僕の手を握ってくれた。
「ロタール、もうちょっと我慢しなさい。」
そういって、父さんは切り株の上に座ると僕を抱え込むように抱き上げてくれた。

ちくちくとした髭が頬に当って、僕は笑い声を上げてしまう。
すると父さんは静かにしなさい。と言って、僕を抱きしめてきた。

父さんのその声はいつもと違ってなんだかとても緊迫していて怖い声だった。
思わずお父さんを見上げると父さんははっとした顔をしてごめんな。とそう僕に言った。
そして、怒ったような、なんだか悲しそうな顔をして家の方を眺めていた。

今家に入って来た兵隊さんの事だろうか。
何故父さんは怒っているのだろうか。
兵隊さんに父さんと僕は家の外に出るように言われて、お母さんはまだ家の中にいる。
家を出るとき、僕がなんで僕達だけ外に出るの?と聞くと
父さんはお母さんは兵隊さんたちとお話があるんだとだけ言って、口を結んでしまった。
何だか怖くて、僕は父さんにそれ以上聞くことが出来なかった。
442 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 14:45:34 ID:BvJwLiMe

お母さんは今、兵隊さん達と何の話をしているのだろう?
あの兵隊さんたちはいつ家から出て行ってくれるのだろう。

季節はもうすぐ秋で、外は暗くなりかけている。
森の方を見ると、既に真っ暗だ。
外に出てはいけない時間。友達と遊んでいても帰らなくちゃいけない時間。
お母さんからはそう言われている時間。

もうすぐご飯だったのに。
今日のご飯はシチューだったのに。
兵隊さん達がお母さんとなんの話をしているのか判らなかったけれど、
父さんが怒っているのは判ったし、僕もあの兵隊達が嫌いだった。
お父さんや僕だけじゃない。お母さんと行った買い物の時に、町の皆もそう言っていた。
「皇国の奴等が。」
「きっと王国の騎士様が・・・」
そんな風に言っていて皆、いつのまにか現れたあの兵隊達が嫌いのようだったし、
いつも優しくて、町の人たちの悪口なんて決して言わないお母さんも、何回も僕に言いきかせる様に
「絶対にあの兵隊達の方へ行っては駄目よ。もし見かけたら、必ず家に帰ってらっしゃい。」
と言った。
443 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 14:48:42 ID:BvJwLiMe

僕だってなったばかりだけれどもう7歳だ。
父さんの仕事の手伝いもしているし、駄目な事とやっていい事の区別くらいはつく。
お母さんがそう言ったっていう事は、絶対にしちゃいけない事なんだって知ってる。
だから町の皆と遊んでいる時に、優しそうな兵隊が来て、
話しかけてきたりお菓子をくれようとしたりしたことがあって。
皆は貰っていたけれど僕はお母さんのいう事を聞いて走って逃げた。
お母さんが駄目といった事は駄目なのだから、決して兵隊達には近づかないように僕はした。

それなのに納得がいかなかった。
そんな近づいちゃいけない兵隊さん達が何で僕の家にいるのだろう。
兵隊さんたちと話しちゃいけないのに、母さんは何を話しているんだろう。
なんで父さんは怒っているのだろう。

なんでいつもみたいにこの時間に夕ご飯が食べれないんだろう。
父さんの膝の上は暖かかったけれど。
僕はお腹がすいて、父さんの腕にしがみ付いた。

444 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 14:49:50 ID:BvJwLiMe
@@

王国にモンスター、と呼ばれる怪物が出現し始めてからもう10年になる。
それらが本当に文字通り”モンスター”なのかどうかはわからない。
奇怪な姿、過去の文献にあるオークと呼ばれる怪物に擬した姿から、モンスターと呼ばれているだけだ。

2足歩行し、見た目のみで言えば猫背の人間に見えなくも無い立ち姿。
しかし通常の人間のほぼ1.3倍、つまり2メートルを優に超える身長とそれに付随する凶悪な筋肉。
暴力的で野蛮な性格でありながら人語を解し、村々を群れで襲う奴らはまさにモンスターだった。

このパニックに対し、当初は散発的な軍の出動対応でモンスターどもを退治しようとしていた王国だったが、
寧ろ軍の出動は更なる混乱をもたらした。
緒戦にてモンスターどもに散々に打ち負かされた末、軍が駐留した町では略奪が横行し、挙句の果てにクーデター騒ぎまで起きた。
そもそもモンスターどもは山の奥深くや森の中、打ち捨てられた廃墟を住処として小規模な群れを成しており
大規模な軍による討伐は現実的ではなかったのだ。

数年間に渡る討伐作戦の後、多大な犠牲を払った王国は軍による討伐を諦め新たなモンスター対策を打ち出すなど、
モンスター対策にその国力を使う事となった。
445 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 14:50:28 ID:BvJwLiMe

@@

王国の辺境にあるこのテッセルという町にもモンスターによる被害は起こっていたが、
山間の堅牢な土地柄からモンスターによる被害は他の土地に比べ比較的軽微であった。
ガルミット山とそこから流れ込むヴェストフラリア川に囲まれた土地にあるこの町の抱えている問題は
ある意味でモンスターなどよりもっと複雑で、そして深刻だった。

戦争である。

歴史上、皇国と王国の狭間に位置し続けたこの町はその戦略上の拠点となりうる立地から
皇国と王国との戦争の度に翻弄され続けてきた。
この30年間、テッセルは王国の支配下にあった。
その前の100年間は皇国の支配下であった。
そしてその前は王国の母体である連合国家の支配下であった。
王国が勝てば王国の支配下に、皇国が勝てば皇国の支配下に。
この数百年間、皇国と王国の諍いの度に激戦地となるこの町は皇国と王国との国境線上にあり続け、
そして二つの大国の都合のままに翻弄され続けてきたのだ。

モンスターは撃退すればよいが土地は変える訳にはいかない。
王国と皇国とが戦争になれば確実にテッセルは激戦地となる。
テッセルの町人にとってはモンスターなどよりそちらの方がより深刻で、そして現実に起こりえる危機であった。

446 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 14:54:34 ID:BvJwLiMe

そして今、その戦争の足音は確実にテッセルに忍び寄っていた。
モンスターに悩まされる王国であったが、隣国の皇国との領土争いもまた頭痛の種だった。
特にこの数年、皇国では代替わりにより即位した皇帝カルによる国内の専制統治が進み
皇国内の統治が進んだ事により皇帝カルはモンスターに悩む王国の肥沃な領土にもその手を伸ばそうとしていたのだ。

しかし王国はモンスターによる打撃を受けてはいたものの私兵隊によるモンスター狩りも一定の成果を収めており
それゆえ軍隊の疲弊は少なかった。
騎士団は精強で、皇国も簡単には手を出せない程の戦力を保持していた。
この為、近年、皇帝カルは表面上は王国と手を結び、
国内の統治を一層固める方向で政治を進めていた。

しかし皇帝カルの意思や思想は言葉に出さずとも配下の軍隊へと伝わる。
軍隊の空気は国民へと伝わる。
皇国が王国にその手を伸ばしかけているという噂はまことしやかにその国境付近の町で流れ、
皇国、王国双方の国境付近の兵達は警戒を露にしていた。
表面上王国と皇国との外交関係は順調であったが、ここ数年国境付近においては
世界髄一の兵力と言われる皇国軍と王国が一触即発の状態となっていた。

そして、今回の事態が起こったのだ。
町人達が恐れていた事態。
皇国の精鋭を集めた偵察隊による、テッセルへの強襲。
昼日中の余りにも大胆な強襲により、王国の管理官達は為す術も無く全滅し、
皇国はテッセルを最前線と定め防御陣地の構築を始める。

皇国が開放と呼び、王国が侵略と呼ぶ町人達にとって同じ意味の言葉を持つ事態。
447 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 14:57:23 ID:BvJwLiMe
@@

皇国、王国双方の人間との行き来が多い土地柄からか、テッセルの町人は独特の風貌をしている。
王国の北国人特有の肌の白さに皇国人に多い色彩の薄い瞳に艶やかな黒髪。
やや顎の細い皇国、王国双方で美人と形容されるシャープな顔立ち。
又、テッセルの町人はその歴史上、苦難に立たされ続けたにも関わらずその人柄は温厚で誠実であった。
寡黙にして語らず。はテッセルの男の誇りと言われ、王国、皇国に翻弄されながらもその町は常に治安は良好であり、
その性質として正義を愛し、結果として何人かの著名な文学者も輩出した。
その理由はおそらく肥沃な台地上の棚地を持つガルミット山と、
そこから取れる果物等の農業を主体とした生き方を保ち続け食料に不自由しなかった事にあるのかもしれない。
その食料を皆で分け与え、どのような飢饉においても餓死者を出さなかったというその性質。

しかし、そのように堅牢な土地に住み、温厚な人柄とその美しい風貌を持つテッセルの町人達だったが
王国、皇国双方からそれに見合った扱いを受けている訳ではなかった。

自己主張のしない寡黙な性格と辺境の地にあるその土地。
過去に幾度と無く皇国側、王国側と変わった立ち位置、
(正確には皇国と王国によって変えさせられているのだが)
それらの事から、テッセルの町人は王国、皇国の双方の国民から蔑視される事が多かった。
つまり、お互いの国民から、『裏切り者達』や『信用ならない異分子』と見做される事が多々あった。ということだ。
独特の風貌もそれに拍車を掛けた。
王国内ではテッセル出身者が婚姻や、商売等であからさまな差別を受ける事も多々あったし、
王都においてはテッセル出身者は評議会に入れず。という不文律すら存在した。

皇国内においても同等であり、辺境者と呼ばれ過去に皇国に存在し、
王国に寝返った裏切り者と目されてテッセル出身者は影に表に様々な差別対象とされていた。
448 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 14:59:31 ID:BvJwLiMe

だから町の人たちは戦争を恐れていた。
テッセルの町は戦略上王国、皇国共に重要な拠点の一つとなる。
王国は守り抜こうとし、皇国は攻め取ろうと躍起になる。
戦争が起これば、確実に激戦地となる。

それもそれはテッセルの町人を守ろうとしてのことではない。
王国も、皇国もテッセルを守ろうとはしない。
王国も皇国もテッセルの土地のみが重要であり、いざ戦争になればテッセルの町人など、
ていのいい労働者か何かのように扱われるだろう。
どちらが勝とうとも、兵隊達は、都会にいるときのように、テッセルの町人を扱う。
そう。裏切り者や差別対象の相手として。
だから戦争はテッセルの町に何ももたらさない事をテッセルの町人たちは判っていた。
だから町人達は戦争を恐れていた。

逃げ出せもせず、起これば巻き込まれるしかない自分達ではどうしようもないそれを。
町人たちは、その事を良く判っていた。

そしてもし起こればどうしようもない事を、自分達でどうにかしないといけない事もまた、判っていた。

戦争では殆どの死傷者は激戦地において発生する。
見捨てられるような場所ではなく、管理の行き届かないような場所でもなく。
被害は激戦地において発生する。
戦争となった時、見捨てられる町の死者は50人で。
助けられた町、どちらかが助けようと奪おうとする町の死者は500人となる。
その事を町人達は数百年の経験から良く判っていた。

そうなった時、何を助けるべきか、見捨てるべきか。
どちらのほうがより被害が少ないか、町人たちは経験としてよく判っていた。
449 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:00:50 ID:BvJwLiMe

-*
@@

「そうだ。だんだん上手になってきたじゃねえか。」
「こ、こうでしょうか?」
男の言うがままにだらりと垂れ下がったそれに舌を這わせると男がぶるりと太腿を振るわせた。

「そうだ、もっとしっかり舐めろ。」
ベッドの上に大の字に横たわり脚をMの字に開脚した醜い姿で、腹の突き出た男は私に下腹部を押し付けてくる。
私の目の前に、先程から15分も掛けて私が行ったその行為によっててらてらと濡れ光っているその部分が
押し付けられるように卑猥に上下に動く。。
男の喜ぶ場所。
硬く隆起したそれを避けるようにして顔を差し込み、垂れ袋の部分にゆっくりと舌を這わす。
唾を舌の上に乗せるようにして、垂れ袋に塗すようにしながらゆっくりと回す。

「おお、そうだ。もっと舌を使え。おら、もっと下の方までやるんだよ。」
「はい・・今すぐ・・・」
男に促されるままに顔を下へと向ける。
男の汚れた肛門の上、垂れ袋との境目に舌を付ける。
舌に力を入れて押すように動かすと、男が呻いた。
男がこの場所を喜ぶ事は知っていた。
そして、肛門部分に舌を使う事を事の外喜ぶ事も。

この兵隊達が町へとやってきた後、
町の人別合わせと称して女達が集められた時に。
あの子を連れて町へ買い物へ出た時、
あの子を見逃す代わりにと町外れの小屋に連れ込まれた時に。
教えられたその事。
強要されたその行為。
450 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:09:13 ID:BvJwLiMe

慣れる事はなかった。
当たり前だ。こんな事、慣れる筈なんて無い。
あの人にだってした事の無いこんな行為。
頭を空っぽにしないとこんな事は出来ない。
はあ、と息を吐いてからゆっくりと又顔を男の下腹部に沈める。
つんとした汗と、男の体臭が鼻に付く。

頭を空っぽにしないと。耐えられない。

頭を空っぽにしないと耐えられないそれ。
ゆっくりと舌を付ける。
男の尻がぶるりと揺れるのを確認してから、舌を下へと移動して行く。
獣の様な毛を舌で割っていきながら肛門の方へと舌を這わす。
油っぽい舌触り。

男の満足そうな唸り声にほっとする。
私の行為で、満足している証のその声。
私は私がすべき事を、出来ている。

ゆっくりとそこに舌を当てる。
くすぐるように動かす。
男の呻きに合わせて唾を舌に乗せて上下に、回すように動かす。
451 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:09:44 ID:BvJwLiMe

暫くそうしていると、後ろから伸びてきた手が私のスカートを捲り上げてくるのを感じた。
捲り上げる度に重力によって落ちてくるスカートを乱暴に腰まで捲くり上げて下着が露にされる。

男の野卑た声が後ろからする。
私の格好をあざ笑っているのだろう。
ベッドの上で、男に傅くように四つん這いになって頭を男の下半身に沈めている私の格好。
両手を男の太腿に当て、顔を男の下半身に沈めている私の格好。
スカートを腰まで捲り上げられ、尻を持ち上げている私の格好。

浅ましいと思う。
私を、どこまで辱めれば満足するのだろうか。
頭が焼け付くようだ。
恥ずかしいなんて感情を超えた、恥辱。
女がとってはいけない、少なくとも愛する人にのみとる事を許される格好を見られる事。

それでも、私は私がすべき事を出来ている事を考えた。
脚に空気が当たって、少し寒い。
太腿を手が這う。

その感触を振り払うようにまた前の男に顔を沈めて行く。
今度は舌を上に動かす。
又垂れ袋の所まで舌を上げて、今度は私の唾でぐしょぐしょになったそれ全体を含む様に口を動かす。
452 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:10:15 ID:BvJwLiMe

と、その瞬間、太腿を這っていた手が下着の中に入ってくるのを感じて慌てて振り返った。
「ちょ、ちょっと待ってください。ん・・・」

私の言葉など聞いてくれない。
判っていても声を上げて、そして私の声など知らないようにやっぱり男の指が私のそこを嬲った。

「ん・・ぅぅ・・」
男の指が撫でたその衝撃で、思わず声を漏らす。
慣れる筈なんて無い。
あの人でない男の指の感触なんて、慣れる筈なんて無い。
男の指がくじる様な動きをする。
人差し指と中指を使って、私のそこを広げるような動き。
慣れられれば、それがいいのかもしれない。
どうしても声が出てしまう。
それだけが悔しかった。
どうしても反応してしまうその事が。

「・・・んうっ!・・・はあっ・・・んっ!」
指を突き立てられた瞬間、声が漏れる。
私の動きは、私がすべき事。
頭を空っぽにして、すればいい事。
でもこの兵隊達によって漏れる自分の声は恥ずかしかった。
慣れられれば、それがいいのに決して慣れる事なんて無かった。
あの人との時と同じように漏れる私の声。
453 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:10:47 ID:BvJwLiMe

後ろから私の中に指を入れている男が手を動かしてくる。
下半身に感じる衝撃に思わず前の男から舌を離してしまう。
「んっ!んっ!・・・う・・ぅんっ!」

思わず漏れる声。
男達が、後ろの男と私の前であの人と私のベッドに大の字になっている男が嬉しそうに笑った。

「濡らしやがっておら。そんなにこいつのが美味かったのか?」
含み笑いをしているような声で後ろから私に声が掛かる。
「たまらねえんだろ。こいつがよ。欲しくてしょうがねえんだろうが。」
そう言って男が硬く屹立したそれを誇示するように下半身を揺らした。

男の自尊心を満足させる。
そうすればこの兵隊達は、あの人にも、あの子にも町の人達にも手は出さない。
後ろからかき回してくる、もう甘い感触を伝えてくる衝撃を首を振って一度振り払って、
前の男のそれに口を付ける。
今度は垂れ袋より上。硬く屹立したそれの下の部分。
男のそれ。
これから私に入ってくるそれ。

「あっ!あっ!んっ!」
唇をつけた瞬間、又私の口から声が漏れる。
甘く聞こえるだろう、いや、今私の耳にも甘く聞こえるその声。

男達の自尊心を満足させる為に出している。
そう言い聞かせる。
本当の声なんて、あの人にしか聞かせない。
だから、これは嘘の声。
そう言い聞かせる。
454 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:11:18 ID:BvJwLiMe

違う。
どんなに言い訳してもこの声だけは演技じゃなかった。
どうしても漏れてしまう声。
でも言い聞かせる。

ゆっくりと舌を這わせながら一度唾を飲み込む。
舌の上に塗してばかりいるから唾の行き渡らない喉に唾を送ると喉に引っかかるような感じがした。

「・・・っつあっ!あんっ!んっ!・・・うんっ!」
後ろの男がかさに掛かったように手を動かしてくる。
びくんと私の背が反る。
私の中に入れている男の指が馴染んで来ているのが自分でも判って、思わず俯く。

ゆっくりと、前後、上下に動かすその指が私の中で私の中を押す度に
私のそこから頭の中に、その感触が、甘い感触が響く。
舌を突き出して、前の男に被せようとする度に声が漏れる。

後ろの男の手の動きが激しすぎて、このままじゃ、前の男を満足させられない。

「お、お願いします。手、手を動かさないで・・・んっ!ぅん!やっ!あっ!」
「気の強そうな顔の割には可愛い声出しやがる。」
「おら、喜んでねえでしっかり舌ぁ動かせ!おら!」

判っていた事なのに。
私の言葉に喜んだように後ろの男は手の動きを激しくさせた。
男の手の動きにあわせて私の体が激しく前後に揺さぶられる。
その動きで、突き出した私の舌が前の男の隆起したあれの表面を滑った。

手を動かされる度に、声が漏れる。
「あっ!あっ!やあっ!あんっ!・・・んっ!うんっ!んっ!!」
455 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:11:50 ID:BvJwLiMe

私の声じゃない。
私の声。
嘘の声だもの。
嘘じゃない。

嘘じゃない声。
私があの人に抱かれる時と、同じ声。
いや、もっとかもしれない。
こんなはしたない声は出さない。
だって、こんな声、家にいたら聞こえてしまう。

「あっああああっ!手、いやあっ!あんっ!でき、出来ませんから。
 お願いっ・・・あっ!うんっ!んっ!・・・あっ!」
あの子に聞こえてしまう。
だから夜はこっそり。
あの子が外に遊びに行った時、あの人がたまたま仕事から早く帰ってきた時に慌てたみたいに。
凄く素敵なその事。
町の多くの女の子達と同じように16で結婚して24歳になる今まで。
その時に私はこんなはしたない声は出したことない。

いやらしい音がしてる。
こんな風にしてあれを口でして。四つん這いになって挟まれるようにして後ろから好きにされて。
後ろの男の手の上下の動きが嫌だった。

私の苦手な所を責めてくる。捏ねくるような上下の動き。
どうしても声が出てしまう所を押すような動き。
声が、声が出ちゃう。
甘い感触が下から這い登ってくる。
やだ、いやだ。私の意思に反して私の腹筋がゆっくり動く。
私の意思に反して男の指を締め付けているのが自分でも判る。

判ったのだろう、男が私の苦手なそこを集中的に押すようにして動く。

こんなの嘘だ。
まだ、抱かれてなら判る。
男の自尊心を満足させて、それでなら。
私のすべき事。
言い訳だって。
それなのにこんな風に嬲られてそれでなんて嫌だ。
男達に笑われて。
456 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:12:27 ID:BvJwLiMe

「ああっ!ああっ!あっ!・・・・い、・・」

その瞬間、前の男に髪を掴まれた。
霞んでいた目の前に男の下半身が映った。
「おらあ。しっかり舌使え。」
ゆっくりと意識が戻る。幾度か目をしばたたせる。

「あっ!は、・・んっ!はいっ・・・や・・・うんっ!」

慌てて男のそれに舌を乗せる。
首を持ち上げて、唇を開いて、上から被せて咥える。
突き出た腹に似合わぬ、兵隊特有の太腿から腰に掛けてみっしりとついた筋肉。

私の口に余るそれを咥える。
咥えてそれに舌を使う事によって、少しだけ自分を取り戻す。
後ろの男の手の動きは紛れも無い快感を伝えてきているけれど
自分の唇に集中する事によってそれを追い払おうとする事で、自分を取り戻す。

男の先端から漏れるそれの苦味を口中で感じる事で。

「ん・・んん・・は・・・」

舌を動かし始めると、上から満足そうな唸り声が聞こえた。

「そうだ。大分いい顔するようになったな。なあ、こいつのこの気の強そうな顔がたまらねえんだ。」
「こっちもいい感じに錬れてきたぜ。いい感じに締めてきやがる。」
下卑た声で罵られる?
457 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:13:05 ID:BvJwLiMe

「おい、舌休めるなよ。」
「ん・・・ぷはっ・ん・は・・はい・・・」

「亭主とガキを外に出せばしっかり相手するってお前が言ったんだからな。」
「・・・はい・・・んっ!あっ、あり、ありがとう、ございます。」
唇を離すと、すぐに下半身で動く男の指に集中してしまう。
慌てて唇を被せる。

「そうだ。そうやってしっかり王国の野郎どもからこの町を守ってやる俺達に感謝して、
 このくれえするのがお前らの務めってやつだ。」
「亭主もお前が俺達の役に立って喜んでるだろうぜ。」
「んっ・・んっ!・・・や、うんっ・・!・あ、ありがとう、ございま・・・んっ!。」

野卑た笑いが聞こえる。
ドアがバタンと開いた。
男が入ってくる。
「おうおう、いいじゃねえか。」
「し、失礼します。」
士官なのだろうか。上等な帽子を被っていた男と、今いる兵隊達の中でも一際若い男が
風呂から出てきたのだろう。

「お先に頂いてます。」
「お先に頂いてます。」

ベッドの上で大の字に寝ている前の男と、それに傅く四つん這いの私の後ろに纏わりつくようにしている男が
この状況には似つかわしくないような声で入ってきた男に挨拶をする。
458 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:14:31 ID:BvJwLiMe

「お前らが見つけたんだ、俺に構わずやれ。
 ・・しかし、それにしてもいい女だな。テッセル人らしく色も白いし、小柄な所も俺好みだ。
 亭主やガキがいるようには見えねえ。お前らにしちゃ上出来だ。」
男の言葉にほっとしたように前の男と後ろの男が息を吐くのを感じられた。
そして私の中で止まっていた指が又動く。

頂いてます。
私を。
あの人と、あの子を追い出して私の事を。

私は食事か何かと一緒なのだろう。
一日の仕事の後に饗されるそれ。
459 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:15:01 ID:BvJwLiMe

死ねば楽なのかもしれない。
でも私が死んだら。
町の他の娘が犠牲になるだろう。
若くて、綺麗な、未婚の娘まで。

町の掟。
いや、町じゃない。こんなの当たり前。
順番っていうだけ。
未婚の可愛いあの子達を犠牲にしちゃいけない。
兵隊達に処女を捧げるなんて、そんな事させられない。
相手を出来る女が、いなければいないだけあの子達が犠牲になる。
果ては相手の出来ないような小さな娘まで。

私が死んだらそれだけ近くなる。
だから私がすべき事をする。
子供がいない、いても小さな、若い兵隊達を満足させられる事のできる女。
処女じゃない、結婚している20代前半の女。
なのだから。
あの人に、あの子に見られないように。
少し位の私の犠牲はいい。
少し位喜ばせてあげれば、あの人もあの子も手は出されない。
少し私が我慢すれば。

460 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:15:32 ID:BvJwLiMe

あの人だけの身体だったのに。
他の人なんて、見せた事も無かったのに。

今日は4人の男。
目の前の男は町の人別合わせと称して女達が集められた時に
私を見つけて物陰へと連れて行った男。
後ろの男はあの子を連れて町へ買い物へ出た時に前の男に見つかり、
あの子を見逃す代わりにと町外れの小屋に連れ込まれた時に一緒にいた男。

そして後2人。
今日家の扉を叩いた、恐らく私の家を探したのだろう。
町の扉を叩き、私の名を告げ、どこにいるのか町人に聞いたのだろう。
勿論責めることなんてできない。
私だって問われれば答える。
答えて、自分に火の粉が掛からない事を祈るだろう。

だから、町の人達は知っている。
彼らが今日ここにいる事を。
私が食事か何かと一緒のように、一日の仕事の後に饗される対象として4人の男に抱かれる事を知っていて、
だれも助けには来てくれない。

うん。しょうがない事。
私が我慢しなくちゃいけないこと。
私が死んだら、未婚の可愛い娘達が困る。
あの子が困る。
そして、きっとあの人も。

見ないで欲しい。気付かないでも欲しい。
今私が家の中にいて、兵隊達の食事でも作っている。そう思っていて欲しい。

早く終らせて、元に戻る事。
助けは来ない。
だから私はすべき事をしなくてはいけない。
私が守る為に。
あの子の為に。あの子を守る為に。
そして私が兵隊達の食事でも作っていると思ってくれている。
絶対、そう思ってくれているあの人に早く頭を撫でてもらう為に。

461 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:16:19 ID:BvJwLiMe
@@

家の中から笑い声が聞こえて、僕は父さんの方に顔を上げた。
父さんは僕の事をぎゅっと抱きしめている。

父さんは僕の顔を見て、僕の頭をその大きな手で撫でてくれた。
「ねえ、父さん、お母さん何の話をしているの?まだかな?」

切り株に座った父さんの膝の上に座っているのだけれど、それでもお尻が痛かった。
ぼくでこうなんだから、身体の大きなお父さんはごつごつした切り株の上に座って、
もっと痛いんじゃないのかな。と思う。
とってもお腹もすいた。
それなのに家の中からは笑い声が聞こえてくる。
なんの楽しい話をしているんだろう。
「もうちょっと我慢しなさい。」
震えたような父さんの声が聞こえる。

僕を怒る時みたいな、でもちょっと違う声。
なんだか父さんに話しかけちゃいけないみたいな声。
でも僕はお腹がすいてしょうがなかった。

何で笑い声が聞こえるのだろう。
兵隊さんたちは何をしているのだろう。
話をして、早く帰れば良いのに。
僕と父さんがこんなに寒い思いをしているのに。
それなのに。

やっぱり我慢できなくて、僕は父さんの袖を引いた。
「お腹すいたよ。僕。おうちに戻ろうよ。」

「ロタール。我慢できないのか?」
そうして、僕がいつも我侭を言った時みたいに、困ったような声を上げた。
462 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:17:32 ID:BvJwLiMe

「我慢できないよ。おなかすいたよ。」
本当に我慢できなかった。早くお母さんの作ったシチューを食べたかったし、
身体が冷え切ってしまって、温かいミルクも飲みたかった。

父さんは暫く僕を抱きしめていた後、僕の頭にぽんと手を載せてきた。

「判った。父さんが貰ってきてやろう。だから、ロタール。お前はここで待っていなさい。」
「おうちに戻れないの?」

そう言うと父さんは大きく息を吐いた。
そして、立ち上がってしゃがみ込むと僕に怖い顔をした。
「お母さんは、大事な話をしているんだ。兵隊さんたちとね。父さんが食事と、上着を貰ってくるから、
ここで待っていなさい。絶対に動いてはいけない。」

父さんの声が、顔が怖くて、今までに見たことも無い顔で。
僕は父さんの袖を引っ張った。
「い、いいよやっぱり。僕我慢するよ。」

「・・・いや、・・・」
父さんはそこまで言ってぎゅうと目を瞑った。今までに見たことの無い顔。
なんか苦しそうな顔。

463 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:18:23 ID:BvJwLiMe

「お母さんの話は、長くなるかもしれない。食事を貰ってくるから、お前はここで待っていなさい。」
そう言って僕を座らせ、父さんは僕に上着を被せてくれた。
そのまま父さんは立ち上がって家のほうを向く。
急に心細くなって、僕は父さんの背中に呼びかけた。

「やっぱり・・いいよ。父さん、一緒にここにいようよ。」
「いいから、ここで待っていなさい。」

父さんはそう言って、家のほうへと歩いて行く。
僕のいる暗い切り株の上じゃなく、明るい家のほうに。
何だか嫌な、お母さんのものでも父さんのものでもない笑い声のする家のほうに。


464 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/01(月) 15:20:37 ID:BvJwLiMe


-*-*
少し長い為、2回に分けました。
書きあがり次第投下します。
では。
ノシ
465名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 17:54:46 ID:9vYxsEAn


お父さんはやまるな
466名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 18:17:22 ID:B/nAc9C4
正直・・・・面白すぎるわ。
失敗作をアップしなくて良かったと、本当に思う。
GJ
467名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 18:20:29 ID:9RmW6de2
超GJ
めっちゃよかった・・・
468名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 21:28:54 ID:1mPQUhKA
>>464
新作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

特設サイトの言語設定が西ヨーロッパ言語になっているので文字化けしますよ。
469名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 01:28:04 ID:nHQvbvpd
パンツはいつまで下げておけば良いのだか
470名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 08:51:14 ID:2YA6/BFh
素晴らしかった。GJ.
471名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 18:37:25 ID:u/Vcwrai
>>444>>448
ここらへんいらなくね?
キャラ視点の話なんだから長々と設定たれ流されても…
472 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 18:54:16 ID:TfGYtgD+

-*-*
Swastika Eyes 2
-*-*

皇国に生まれて、皇国の孤児院で育ち、ずっと皇国に飯を喰わせて貰った。
つまりこの肉体は皇国のもので作られ、だからこの身は皇国の為にあり、
皇国の為に働く事こそが自分の産まれて来た理由なのだ。とそう考える。
つまり軍人であれば勝つ事こそが俺の為すべき仕事であり、存在意義なのだ。

自分のアルバロという名前にも誇りを持っている。
両親の付けてくれた、いかにも皇国の男と感じられる名だ。
顔も見た事の無い両親が俺に残してくれた唯一の物だが、
これ以上ない、最高の物を残してくれたと、そう考えている。

皇帝陛下を愛している。
先帝陛下が身罷られ、若くして帝位に就いたあの皇帝陛下。
臣下の身である俺が、偉大な陛下を評するなど許されない事ではあろうが
それでもあの謁見の間で拝した震えるほど高貴なご尊顔。
一瞬のみであったが、拙い俺などの挨拶にああ。と頷いて下さったあの時の震えるような感動。
若年ながらも皇帝陛下が先帝陛下でも纏め切れなかったという
分裂していた皇国議会を数年で纏め上げたというのも頷けるというものだった。
議会の禿頭どもも、その取り巻きどももあのご尊顔を拝して延々と繰り広げていた
下らない金と領土を巡る身内の争いなどはすっかりと忘れてしまったに違いない。
473 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 18:55:17 ID:TfGYtgD+

そして何よりその皇国が皇国足りうる誇りを取り戻すかのような皇帝陛下のその統治のなさり方だ。
無論、皇帝陛下のなさる事に産まれも卑しい一軍人である俺が政治に対して何か意見などある筈も無い。
しかし今考えてみるに先帝陛下の諸外国への対応のなさり方は、俺などには首を捻る事が多かった。
事ある毎に諸外国に譲歩し、辺境といえどいくつかの土地を割譲し、
挙句長年の仇敵である王国とも不可侵条約などを結んだ。
その時、皇国に大きな敵がいた訳ではないのにだ。
王国は最大の戦力を保持する隣国であり、皇国を狙う仇敵であり、我々の平和を脅かす狡猾な蛇だ。
王国と手を結んでまで倒すべき敵がいた訳ではないのに、それなのに王国と争わない道を先帝陛下は選んだ。
王国がいかに卑怯で、皇国に害を為す存在だったかは我々と同様、
いや無論皇帝陛下であられた先帝陛下もそれ以上に良くご存知であった筈だ。
しかし、先帝陛下は王国との不可侵条約を選んだ。
しかもその調印式にはあろうことか先帝陛下自らが王国に出向く始末だった。
我らの皇帝がまるで臣下でもあるかのように王国に向かい、条約を結んだのだ。
口さがない軍の将校などは先帝陛下を腰抜けなどと言う者まで出たという噂だ。

無論、先帝陛下を批判するものではない。
1軍人である俺などの思いも及ばないような事が政治にもあるのだろう。
そう、そうだ。当時はあの議会の禿頭どもが皇国議会を牛耳っていた。
その中には先帝陛下に対して不遜な態度を取るものまでいたと言う。
あの政商どもが。王国と手を結んで皇国に害を為す雀蜂のような奴ら。
きっと先帝陛下もそういう輩の口車に乗せられ、
いやご理解為されてなお王国と条約を結ばざるを得ないような状況に追い込まれたのだろう。
474 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 18:56:08 ID:TfGYtgD+

しかし、先帝陛下の無念を、現皇帝陛下はその御威光で晴らして下さったのだ。
政商どもを追放して議会をまとめ、軍を強化し、強い皇国を蘇らせて下さった。
その皇帝陛下、自分などと比べるのも非礼に過ぎるが、御年若干29歳であられるという。
ほんの少し年上というだけではないか。
それなのになんと恐ろしいまでの豪腕、能力であろうか。
しかもあの方が持っているのはその類まれなるその能力だけではない。
俺のような末席の部隊長にまで謁見を許して下さるその臣下への情の厚さたるや。
歴代の皇帝陛下にもこれほどの方はいらっしゃらなかったに違いない。

無論何があったとて臣下としての自分の皇国への忠誠が揺るぐものではない。
先帝陛下の時分も皇帝陛下の今も自分のその部分には一片の揺るぎもない。

しかし、やはり嬉しいものだ。
皇国を愛しているこの身として皇国を強くなされようとする皇帝陛下のその意思が、そのお導きが嬉しい。
俺のようなものにまで拝謁を賜るその優しさが嬉しい。

敵陣に突入する時の恐怖心。単独で突破する時の緊張感。
敵の襲撃を警戒する夜。
そんな時我ら皇国の軍人は皇帝陛下の事を考える。

俺も敵陣の中で恐怖心を感じたり、時分の決断に自信が無くなったりした時には皇帝陛下を想う。
そして震えるほど涕するほど嬉しく感じるのだ。
皇帝陛下は我々の心の中にあって、我々に皇国の為に働く為の力を与えて下さるのだ。
475 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 18:56:52 ID:TfGYtgD+
@@

テッセル人特有の絹のような白い肌だと思った。
普段から清潔にしているのだろう。真っ白なシーツに包まれたベッドの上で
部下のエルナンとセルヒに抑えつけられている目の前のクリスタという女は軽い自然なウェーブを持つ肩までの黒髪をばっさりと垂らして俯いている。

くっきりとした眉と切れ長で虹彩の大きな目。
目尻が少し上がる勝ち気そうな整った顔。
身長が低くスレンダーな身体つきからか、20代前半という年齢よりも幼く見える。
家の外に出した子供は5歳かもう少し上だっただろうか。
辺境の女は10代半ばから20歳位で結婚し子供を作ると考えれば頷けるが、
どうみても20かそれより少し下と感じられるような見た目をしている。
細い顎にくっきりとした顔立ち。美形の多いテッセル人の中でも稀な美貌だろう。
少なくとも帝都ではそうは見れないような美しい娘だ。
エルナンとセルヒも良く見つけたものだ、と感心する。

そのクリスタという女はベッドの上に座らされ、エルナンに後ろから抱えるようにして上半身を抑えつけられ、
脇からセルヒに両脚をM字型に大きく広げられている形で俺の方を向かされている。

476 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 18:57:40 ID:TfGYtgD+

上半身は既に下着一枚で、引き締まっていながらも全く日に当っていないのだろう、
柔らかげに見える真っ白な腹が剥き出しになっている。
下半身は下着を脱がされ、セルヒの両腕にてその両膝を大きく押し割られていた。
普通なら膝丈まであるのだろう紫に近い落ち着いた赤色のスカートは俺に下半身を見せる為にセルヒによって捲り上げられ腰に纏わりつくのみとなっている。
そして。
体毛が薄い性質なのだろう。
普段、今子供を連れて外で待っているであろうあの若い亭主以外には決して見せないであろう
クリスタのそこには上部に淡い毛が生え揃ってはいたが
下部に行くにつれ毛は生えておらず、腹部と同じような滑るような純白の肌の中に
縦に割れている慎ましやかな若く美しい女のそれがあった。
先程セルヒに弄られたからか、それとも今このように嬲られているからか。
そこは多少の潤みを持っているように見える。

普段は夫婦の寝室なのであろうベッドの上で男2人に押さえつけられ、
ベッドサイドの椅子に座った俺にこれ以上無いくらいにあからさまにそこを見せるように脚を広げられている格好。
このクリスタという女にとってはこれ以上はない恥辱の格好だろうと思う。
477 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 18:58:23 ID:TfGYtgD+

泣き喚き、無駄と判っていても許しを請いていても可笑しくは無い。
もしくは全てを諦めて無反応になるか。
しかしクリスタの反応はどちらでもなかった。
気丈にも口元に笑いを浮かべながら、俺に向かって口を開いた。

「・・・あの、た、隊長様、し、失礼な所を・・・お見せしまして、も、申し訳ありません。」
恐らくエルナンかセルヒにそう言えといわれた言葉だ。
まさか自ら望んでの言葉ではないに決まっている。
だからこそクリスタにとっては羞恥の極みの言葉に違いないのだろう。顔は首元まで紅潮させている。
しかし、震えてはおり、つっかえながらでもクリスタは、俺の目を睨むようにしっかりと見つめながら声を出した。
当たり前だが心中は穏やかじゃないだろう。
それでも娼婦だってこんな仕打ちを受けたら耐えられないだろう言葉を言い切った。
大した者だ。
しかしその様な感情は表に出す必要は無い。
目の前で俺に向かって大きく脚を開かされているクリスタの言葉にただ頷いてやる。

478 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 19:00:38 ID:TfGYtgD+

俺が頷いた瞬間、彼女の両足首を持って脚を大きく広げさせていたセルヒが声を出した。
「おら、隊長殿にきちんととお見せしながらにしねえか。続きはどうした!」
「んっ・・・やっ!・・・ぅ・・」

知らず知らずのうちにだろう、掴まれていた足首に反して閉じてしまいそうになっていた膝頭を足首から手を離したセルヒにぐっと掴まれ、大きく広げられる。
その瞬間、反射的にだろう、クリスタは今度は離された足首を前に持ってきて脚を閉じようとし、
そうすると又再度セルヒに罵声を浴びせられ、今度は又もセルヒに足首を持たれて大きく広げられる。

諦めてはいるのだろう。しかし恐らく自分の意思に関わらず脚が閉じようとしてしまうのだろう。
セルヒに足首を掴まれると今度は反射的に隠そうとするかのようにクリスタの膝頭が閉じる。
セルヒがやれやれというように頭を振り、クリスタの膝頭を持つと又、大きく脚を広げさせる。

何回かそういう仕草を繰り返し、セルヒが埒が明かないとイライラとクリスタを怒鳴りつけようとした時、
クリスタは一度辛そうに顔を伏せて息を吐いてから、それだけでも相当の意思が必要だったのだろう。
ぐっと唇を噛み締めて、脚の力を抜いた。
クリスタが力を抜いた瞬間、セルヒの腕の力により180度以上にぐっと押し広げられ、完全に滑らかな脚が開いたM字型を描く。
「そうだ。おら。しっかりと隊長殿に見て頂けるようにしっかりと開かねえか。」
「あぁ・・・ゃ・・ぁ…は、恥ずかしい……」
恐らく思わずだろう、
こちらに聞かせるつもりの無いであろう、小さく諦めたような言葉がクリスタの唇から漏れた。
479 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 19:01:43 ID:TfGYtgD+

幾度か息を吐いた後、クリスタという女はまたも無理やり努力して浮かべているような笑みを作って、私の顔を見た。
一度唾を飲むように喉を鳴らし、それから決心したように一度目を閉じると辛そうに口を開く。

「あぁ…すみません…失礼な格好ですが…これでしたらた、隊長様にご、……ん…
 ご、ご確認い、頂きやすいかとお、おも、思いまして…ん…はあ……」
自分の話している言葉に羞恥心を激しく刺激されるのだろう。
一言ごとに顔を紅潮させて首を横に向け、俯いて首を振り。
しかしつっかえつっかえながらも俺に顔を戻し、言葉を続けてくる。。

「もし、もし隊長様のお気に召すようでしたら、お、お使いになさって頂けますか…」
残念ながら少し引き攣ってはいたが、女がそこまで言い終わった安堵感からか、ふっと息を吐いた。
そして反応を伺う様に俺の顔を見た。
辛いのだろう。やや顎の細いシャープな顔立ちと紅潮させた切れ長の目元が睨むように俺に向かう。
すぐにはっと気付いたように顔を伏せ、口元に無理やり笑みを浮かべる。
明らかに気丈に見せかけているその風情。

クリスタの顔は、自分を捨てて何かを守りたいと考えている女の顔だった。
町への侵攻の先陣を切る偵察隊の小隊長を務めているのだ。
何かを守りたい人間が、時に見せるこういう態度は何度か見たことがあった。
恐らくクリスタの考えている事は表にいる亭主と子供をどうにかして守りたい、そんな所だろう。

480 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 19:02:49 ID:TfGYtgD+

その行動そのものは間違えてはいない。
戦争において占領された最前線の町にいる住民とは悲惨なものだ。
兵士達はいつ敵が襲ってくるかに怯え殺気立ち、飼い犬の鳴き声を聞いただけで剣を抜く。
反抗的な男の住民が殺される事など良くあった。

きっとこのクリスタという女もその事を良く判っているのだろう。
いや、辺境のこの町だからこそか。
占領してからもこの町は他の町には必ずある住民からの反発が少なかった。
普通なら血気逸った若い男なんかが物陰から兵を襲う等という事件は少なくないし、
落ち着くまで暫く掛かるものだ。
この町はそういう意味では異質だった。
町の有力者達はこぞって皇国への恭順を示し、
町人達はひっそりと家の中に潜み買い物以外では中々出てこようとしなかった。
この町は戦争の時にどうすべきかを心得ているかのようだった。

クリスタもそうだ。
自分が耐えて、機嫌を損ねないようにして亭主や子供から目を逸らそう。
そこまで考えているかは判らんが、もしもっと考えているなら油断させて町の男達で俺達を襲うか、町から逃げ出すか。
まあその程度だ。
その為に恭順の姿勢を見せているだけだ。

しかし笑える。
30も超えた年増か未亡人ならしな垂れかかって一緒に逃げてとでもやれば騙されてもやろうというもんだが。
健気ではあるが、役者をやりきるには年齢が若すぎるし美しすぎる。
子供や亭主から目を逸らさせるのに必死なのだろう。こちらから見ればその事が見え見えだ。

まあ、乗ってやるのも一興だった。
華奢なこのテッセルの若い女が何かを企んでいるとも思えない。
寧ろ腹を見せた動物のようにこちらの要求どおりに動こうとしている。

戦場を渡り歩く皇国一の精強部隊として知られる偵察隊の男をたっぷり味わって貰えば良い。
皇国に逆らうという事。王国に媚を売り皇帝陛下に泥を塗る行為がどういうつけをもたらすものか、判ってもらうのも悪くは無い。

481 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 19:04:17 ID:TfGYtgD+

先程と同じ格好のまま、こちらを見ているクリスタの顔に目をやり、声を掛ける。

「クリスタと言ったか。辺境者のテッセル人にしちゃ、礼儀正しいじゃないか。
そういう奴は嫌いじゃあない。」
今まで何も話していなかった俺が声を掛けた事にわずかにほっとしたのだろうか。
クリスタが僅かにその緊張を解いた気配がした。

「あ、ありがとう御座います。た、隊長様。」
組し易いと思ったのか、覚悟を決めたか。
クリスタは抑えつけられた格好のまま、ほんの少しだが今度は本当に口元を緩めた。
このクリスタという女が本来持っている雰囲気なのだろうか。
たったそれだけでぱっと柔らかな雰囲気を醸し出す。

「中々堂に入ってる挨拶だ。クリスタ。」
「・・・あ、は、はい。あぁ・・・そ、その、・・・恥ずかしい・・・。」
俺がまるで町人に街中で会って時のように普通に話し掛けていることで、
今の自分の格好に思い至り、羞恥を覚えたのだろう。
顔を紅潮させて首を振っている。
482 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 19:05:32 ID:TfGYtgD+

「しかし判らなかったな。」
「は、はい。何で御座いましょうか。」
それでもクリスタは俺が言葉を発する度に俺の顔へと視線を戻す。
今までの様子でここにいる人間の中で俺が最も権力を持っている事は判っているのだろう。
俺さえ満足すれば亭主や子供に危害は及ばないと考えているのだろう。

「この俺がどこを使えばいいのか、良く判らなかった。もう一度教えてもらえるか?クリスタ。」
最初クリスタは意味が判らなかったのだろう。その切れ長の目をいぶかしげにした後、
今度は耳までを紅潮させ、がっくりと首を折った。
エルナンとセルヒがどっ、と大きな声で笑った。
俺にからかわれた事を悟ったのだ。

「た、隊長様にはもうお、お判りかと」
俺が普通に話していただけに、恥辱が深かったのだろう。首を俯かせながらそう答える。
エルナンがクリスタの顎を持ち、俺の方へと向けながらクリスタの耳元で
通常から低い声を使用する事を定めとする偵察隊特有の喉から出る様な一種独特の通らない声で騒いだ。
「お前のどこを隊長殿に使って頂きたいんだよ。隊長殿にお答えしねえか!」
「ああ…。」
エルナンの言葉に女がきゅっと唇を結ぶ。
気が抜けたのかもしれない。逆に言えば気力を保っていなければ脚を開いてなど、いられないのだろう。
脚が閉じるような動きを示す。立てていた膝をベッドに下ろしたクリスタの動きで
腰に纏わりついていたスカートが膝まで落ちてスカート本来の働きを取り戻す。

483 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 19:06:25 ID:TfGYtgD+

「おら、隊長殿にしっかりお答えしねえか!」
垂れ落ちてしまったスカートをセルヒが捲くり上げ、再度M字型に大きく脚を開かせる。
更にエルナンが後ろから軽々とクリスタの身体ごと腰を持ち上げ、
突き出すようにクリスタの腰を前方に押してクリスタのその部分を見えやすくなるようにこちらに向ける。
と、
先程までより更にあからさまなその格好にクリスタは我慢できなくなったのだろう。
いやいやと何度も首を振った。

「おら、どうなんだ?」
「・・・ああ・・ダメ・・・・ここ、・・・ここです。今、私が、隊長様に見ていただいている所です。」
クリスタは辛そうに何度も首を振った後、何度かエルナンとセルヒに促されてからようやくそう言うと、

「そこを使ってもらいたいのか?」
そういって大きく開かされた脚の中心にある僅かに綻んだそこをじっくりと眺めるとクリスタは両手で顔を覆った。
「ああ…やあ・・・見ない、で・・・恥かしいんです、本当に・・・」
「見ない方がいいのか?」
「…ああ…やぁ…もう…早く、早くご、ご覧になって下さい。お願いです…ああ・・いやぁ・・・」

「よし、じゃあ見てやろう。しかし綺麗な色をしてるじゃないか。肌といい、色素が薄い。」
「あああっ!そんな・・・見て、いやぁ・・・」

「辺境者のテッセル人にしちゃあ礼儀作法も悪くない。毛の薄いところなんかは俺好みではあるな。」
「ああぁ・・・そんな、やぁ、やあ、いやぁ・・・」
両手を顔に当て、俺に全てを曝け出した格好で
肩まで羞恥に紅潮させながらクリスタが顔を振る。
エルナンに軽々と持ち上げられた滑らかで白い肌が揺れる。
484 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 19:08:30 ID:TfGYtgD+

しかしこれだけの女なら人別合わせの時に偵察隊部隊長の目に止まってもおかしくは無かったな。
と、目の前のクリスタを見ながらそう考えて理由に思い至った。
このエルナンかセルヒか、どちらかが人別合わせの際にさっさと目を付けて引きづり出したのだ。
自分も下っ端の時はそうだったと思い出す。

軍隊とは不思議なもので煮詰まってくると上官と直属の部下との関係が全てとなる。
上官は全ての部下に見限られたら最後だし部下はたった一人の上官に睨まれたら最後だ。生死に関わる。
結局は敵と相対する時に近くにいるのは直接の上官か、直接の部下のどちらかでしかない、という事だ。
つまり御互いが一蓮托生で、そしてこれは上官と部下の人間関係だけではない。
手柄や失敗など全てにおいてその意識は共有される事となる。

だから下っ端の兵隊は雲の上の偵察隊部隊長などより、
直接の上官である小隊長の俺に手柄を立てさせようとする。
俺も部隊員だった時は、上官の小隊長の為だけに動いた。
そうすれば俺の覚えも良くなるし、俺が出世をすれば結果として自分も引き上げられる。
現にあの時の小隊長は偵察隊部隊長となり、俺は小隊長になっている。
エルナンとセルヒもあの時の俺と同じように考えて動いていると言うわけだ。

俺の覚えを良くしたいと思っていると考えれば可愛くもある。
無論自分たちでつまみ食いをする事は忘れていないようだが。
まあ皇国軍でも最も精強で最前線に立ち汚れ仕事も行う偵察隊の一員だ。
この位の目端の効く奴でなければ使えないというものだ。



485 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 19:11:03 ID:TfGYtgD+

「少し濡れてるようじゃないか。エルナン、貴様のをしゃぶってたからかな?」
「ああ・・・いやっ!・・・」

目の前に開かれたクリスタのそれを見ながら論表するようにそう言うと、
後ろからクリスタを抱き上げたまま、嬉しそうにエルナンが髭面を綻ばせた。

「いえいえ、ははは。隊長殿。そんな事はありませんよ。
このテッセル女、隊長殿のお役に立ちたくて待ちきれなくなってるんですよ。」

「この女、隊長殿を気に入ったんですよ。
 さっきいた亭主なんかよりよっぽど隊長は男前ですからね。」
セルヒが茶々を入れるように言う。

「その、どうです?隊長」
エルナンが先程よりは大分安心した声で俺に口を開いた。
俺の反応が悪くないのはもう十分に判っているだろう。
つまりはこの問いは、俺から『よくやった。』という言葉を貰いたいって訳だ。

ここら辺は上官と部下の阿吽の呼吸と言うものだった。
上官は部下の手柄には褒美で与えてやらなければならない。
与えすぎてもいけないし、少なくてもいけない。

エルナンとセルヒに顔を向ける。
「命を掛けて王国の支配から開放した皇帝陛下に感謝し、
皇国の部隊に礼をしたいと考えるこのクリスタという女のように
そういう正しい心構えを持つ町人の振る舞いを受けるというのは俺も吝かじゃあない。」

俺の言葉に明らかにエルナンとセルヒがほっとした顔をする。
486 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 19:12:49 ID:TfGYtgD+

「部隊の仕事ではないとはいえこのような殊勝な町人を上官に紹介する。
この行為を間違っているとは俺は思わん。見えぬ勲功と言うものもあるだろうな。
先程部隊長殿が今回の作戦の成功に際して有難くも幾ばくかの褒美を出すと言っていた。
我が小隊は一番乗りだったからな。貴様らも推薦の対象になるかもしれんな。」

これ位で十分だろう。
大きな作戦が成功した際に功労者に出る偵察隊の報奨金は通常、
隊員に支払われる金の3か月分以上にもなる。
決して安い額ではないしそう簡単に貰えるものではない。
俺の言葉は想像以上だったのだろう。エルナンとセルヒはお互いの顔を見合わせている。

「しかし、乳の方も見ないと、何ともいえんな。」
報酬の話は終わりだ。そういう意味を込めて冗談めかして言うと、エルナンが頷く。
エルナンに抱えられたままの格好のクリスタが俺の言葉を聞いた瞬間、
顔を覆ったままいやいやと首を振った。

「おら、隊長殿にこっちもお見せしねえか。」
そう言ってエルナンが乱暴な手つきで胸を覆っていた下着を上にずりあげた。
「あああああ!・・・」
思ったよりも豊かな乳房がぷるんと露になると、クリスタが抑え切れないように声を漏らした。

細身の体型の割にクリスタの胸は豊かだった。
強い弾力を思わせるように重力に反してつんと上部に持ち上がり、
曇り一つ無い真っ白な肌を少量の汗が更に滑らかに見せている。
エルナンに抱えられている為に真っ白な乳房全体がぐっとこちらに突き出され
色白の肌に似合う淡い桜色を少し色づかせたような乳首が先端に光っている。
487 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 19:13:20 ID:TfGYtgD+

思わずおお、と声を漏らすと俺が見ているのが判ったのだろうか、クリスタが身を縮込ませるようにした。
「ああ…」

「おら、何だ、乳首がピンピンじゃねえか。しっかり隊長殿にお見せしろ!」
エルナンがぐっと胸を張らせるように両肩を開かせ、胸を突き出させる。
今やクリスタは腰の辺りに蟠ったスカートとそれ以外、
エルナンに胸を、セルヒに脚を広げられ、
その女の大事な所全てを俺に向かって見せるように露にさせている。

4人の男にその様な姿を見られているからか。
エルナンの言うように確かに乳首はつんと先端ではっきりと尖っていた。

「エルナン、貴様が触ってやったらどうだ。」
「えっ!・・・きゃ・・・あっ!んっ!!」
俺の言葉を期待していたのだろう。
俺の言葉が口から出た瞬間、後ろから手を回すようにしてクリスタの突き出された乳房の上にある乳首を
エルナンが左右両方同時に摘みあげた。
「おら、へへ。こんなに乳首尖らせやがって。どうなんだおら!こうされたいのかよ!」
「ああっっ!やっ!んっ!んんっ!・・あああ!・・・」
急に両胸を弄られた事によってだろう。顔を覆っていたクリスタの手が力なく落ちる。
顔を俯かせ、目を閉じたままエルナンが乳首を引っ張るように、時に捏ね回すように指先で弄う度に
クリスタが口から抑え切れないような声を漏らす。

「隊長殿に見ていただいたからかコリコリに尖らせてやがる。」
「ああっ!・・・ん!ああっ!あっ!だ、ダメ!ダメですそんなっ・・・いやあっ!」
「俺も触ってやるよ。エルヒン。片方よこせや。」
「ああああっ!そんなっ!ダメっ!そこダメですっ・・・そんな、急に・・ああっ!・」
「おら、引っ張られるのが弱いのか?ああ?隊長殿に可愛がって頂く為にどこがいいのかお伝えしたらどうだ!おら!」
488 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 19:16:20 ID:TfGYtgD+

その光景を眺めていると先程から寝室の扉の前に立たせていたヨニがふと一度寝室のドアの外に向けて顔を出した。
暫く扉の外に顔を出した後、俺の方に来て耳打ちをしてくる。
この光景は新兵にはさぞ目に毒な事だろう。
ズボンの前に目をやると、激しくつっぱらかせている。

「・・・アルバロ隊長、家のドアが叩かれました。」
「・・・誰だ?」
「・・・この家の亭主だと思われます。」
「それだけか?」
「少なくとも気配は一つですね。遠慮がちに叩いています。どうしましょうか。」

精鋭の偵察隊に15そこそこの年齢で入っただけあって、
ヨニは戦闘能力こそ低いが耳の良さと勘の良さは他の隊員のそれより群を抜いて良いという能力を持っていた。

強襲し、陣地を奪取して防衛陣地を設営。
そして本体が来るまで守り抜く。
勘と隠密活動が肝となるこの部隊にとって欠かせない能力だ。
現に何度か夜襲の危機をヨニによって察知した事や、逆に敵を殲滅した事すらあった。
ヨニの言う事は信用する事にしている。
恐らく外にいるのは1人だ。

489 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 19:18:36 ID:TfGYtgD+

「よし行け。用心しろよ。亭主なら用事を聞いて来い。下らん事なら追い返せ。」
こちらもヨニに耳打ちを返す。
一瞬エルナンが俺とヨニに向かって目を向けたが、
俺がヨニに顎をしゃくり、ヨニが部屋から出るとすぐにクリスタへと顔を転じて行った。

ヨニは数分の後に戻ってくると、また椅子に座った俺の方へ屈みこみ、耳打ちをしてきた。
「やはり亭主でした。子供が寒い思いをしている。食料と上着が欲しい。とのことでした。」

暫く考える。
「・・・飯と上着か。入れて取らせてやれ。その間は不振な事をしないようにお前が見張れ。」
ヨニに耳打ちをして走らせる。

ベッドの上に目をやり、右の乳房をエルナン左の乳房をセルヒにと
今や二人係りでその真っ白な乳房を弄われているクリスタに目をやる。
エルナンとセルヒにその乳房の先端を引っ張られる度に
ぐにぐにと白くつんと張ったクリスタの乳房が形を変えている。
そこに声を掛けた。
「エルナン、セルヒ、いくらなんでもさすがに4人相手で今のままでは可哀相だ。
少しでも恥かしさが紛れるように、クリスタに目隠しでもしてやれ。」


490 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/03(水) 19:19:52 ID:TfGYtgD+
-*-*
感想ありがとうございます。

次回最後・・の筈。
書きあがり次第投下します。
では。
ノシ
491名無しさん@ピンキー:2008/12/03(水) 19:34:45 ID:z6URWxiO
おれもこの小隊に入りたい
492名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 01:41:08 ID:+Dvv+g2c
狩る側の人間の視点を持ってくるとは思わなかった。
ああ、亭主死にそうだなあ・・・

しかし串刺しパートに到達しなかったことに絶望。
北海道の冬は寒いというのに。
493名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 11:41:19 ID:TjdGTzyl
GJ
494名無しさん@ピンキー:2008/12/06(土) 13:10:31 ID:3by45njL
グッジョォォォオオオオブッッ!!!!
495名無しさん@ピンキー:2008/12/09(火) 17:42:28 ID:4d9dxya2
寒い、靴下くらいは履くとするか
496名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 00:13:05 ID:SbYDnSCQ
まってます
497 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/10(水) 15:58:59 ID:ajrCJ75q
-*-*
Swastika Eyes 3-1
-*-*


玄関が開くと、焼けた鴨の香ばしい匂いがした。
クリスタの得意な鴨のロースト(クリスタが時間を計るでもなく実にいい加減に見えるやり方で天火を覗いているのに
結果として出来上がったものは火の通し方が絶妙なのをいつも不思議に思っていた。)
と、そしていつも塩加減が絶妙なキノコのスープの匂いがする。

目の前の若い兵士が、入れ。と刈り込んだ頭を振った。
皇国の人間は皆そうなのか、それとも兵士の生活が彼をそうさせているのか眼光は鋭い。
若い兵士の肩越しに見える玄関の中はまるで自分の家ではないように見えた。
クリスタと結婚して、古ぼけていたこの郊外の家を立て替えた後、始めて家に入った時もこんな感じがした。
普段とは違う、違和感。あの時は見慣れない壁の色や新しい木の匂い、それから運び込んだばかりの新品の家具の所為だったが、
今日は違う。家の中にいる筈ではない人間がいることによる違和感。目の前の若い兵士が自分の家のように開けたドア。
いつも通り漂う温かい料理の匂い。
後3人いた筈の兵士は玄関からは見えない。
そして家の中にいるはずのクリスタも姿は見えない。

若い兵士の首の動きに合わせて玄関を通った。
498 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/10(水) 15:59:31 ID:ajrCJ75q

いつもと違う違和感。
俺と、クリスタと、あの子の3人が住む家。
そこには今、明らかに自分でも、自分の家族でもない人間が複数人いる気配がした。

「部隊長が許可を下さった。服と、それから持っていけるなら食事も持って行って良いそうだ。」
「あ、ありがとう御座います。」
自分より10位は下であろう、10代半ばに見える兵士に頭を下げる。
占領軍に逆らうな。は町の不文律だ。
詳しい事など知りようも無いが、遂に皇国は王国に対し宣戦を布告したと町ではまことしやかに語られていた。
まあ、どちらにせよ今の現実が全てだ。
目の前の兵士達はある日突然やってきて王国の管理官達を皆殺しにして街頭に吊るし、我が物顔で振舞い始めた。
町中にバリケードのような物を作って封鎖した。
特に王国側の街道には随所に穴を掘って厳重に警備をしている。
政治の事など知らないが、このテッセルの町はずっと王国側だった。
こんな事をされたら王国だって黙っていないだろう。
これは戦争なのだ。

この事態に町の評議会は迅速に動いた。一切の抵抗をしない事を決め、そしてその事を男達にこっそりと伝えていた。
皇国の兵士達は殺気立っている。切っ掛けを与えたら大虐殺が起こる。
被害は最小限に留める様に交渉するから町から逃げるな、抵抗もするな。皇国に従った振りをしておけ。と。
499 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/10(水) 16:00:01 ID:ajrCJ75q

従った振りをした結果がこれか。
自嘲する。
しかしこれが評議会が下した最も正しい結論である事も又判っていた。
少なくともこうしていればめったな事では殺されはしない。
少しでも抵抗すれば、抵抗するつもりの無いものまで殺される。
女子供も被害に会う。
その被害は抵抗しなかった時の比では無いだろう。

だからこれが正しい事なのだ。
理解は出来る。
自分がその被害者でなければだが。

若い兵士に続いて寝室のドアの前を通った瞬間、中から声が聞こえた。
「んっ!んうっ・・・!ああっ!」

思わず膝が震え、脚が止まった。
ドア越しの声の響きはくぐもってはいたが、それは明らかに女の声で、
そしてその普通よりやや高く聞こえる鈴の転がるような声は俺が聞き間違える筈のない、クリスタのものだった。

クリスタがどんな目に会っているか想像しなかった訳じゃない
見も知らぬ皇国の兵士達がこの家に、クリスタにある用事など、決まっている。
どうせ町でクリスタを見かけて、目を付けたのだろう。

しかしその場面を聞くとなると話は別だった。
頭に血が上る。
今クリスタがこの兵士達にされている事を考えて、沸々と怒りが湧き上がる。
500 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/10(水) 16:01:02 ID:ajrCJ75q

「そらそらそら!ははは!」
「ああああああ!だめっ!あああっ!」
「そら、しっかり奥まで入ったぞ!どうだ?しっとり絡みつかせやがって、たまんねえんだろ?」

「おい、何してる。」
扉の前に立ち止まった俺に振り向くとそう声を掛けてきた若い兵士を、思わず睨みつける。
と、若い兵士は俺の目つきを見て薄く笑った。

「いい女だな。テッセルの女はどれも美人だが、あの女は特別だ。
 隊長殿も若くていい女だと喜んでたぞ。俺は後回しだが、楽しみだ。」

目の前がくらついた。殺してやる。
拳を握り締める。
もう一度目の前の兵士を睨み付けると、兵士は今度は声を出して笑った。

「やめておけ。勝てない事位わかってんだろ。さっさと服と料理を持って、出て行くんだな。
別に殺しやしない。ほんのちょっと楽しませてもらうってだけだ。
無駄な意地でお前だけじゃねえ、あの子供とあの女も殺したくは無いだろう?
それに、別にお前がやろうってんなら構わないが・・・無駄な事は判ってるだろ?」
501 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/10(水) 16:02:33 ID:ajrCJ75q

子供、の言葉で力が抜けた。俺の意地でロタールを危険に晒すわけにはいかなかった。
そして、悔しい事にこの兵士が言ったもう一つの意味も判っていた。
服の上からでも判る厚みのある鍛え上げられた体。
凄みのある目つき。年は下だが、この男はたとえ俺が武器を持っていたとしても難なく俺の事を殺すだろう。
そしてこの男だけじゃない。
家に押し入ってきたその時に見た、今、寝室にクリスタを連れ込んでいるであろう
隊長と呼ばれていたクルーカットに髪を刈り込んだ傷だらけの男。
そしてやや年上で太りぎみではいたが丸太のような腕をした男と、いやらしい皮肉な笑みを称えていた背の高い男。
どれ1人取っても戦争など知らない俺から見ても歴戦の兵士に見える屈強な男達。

俺が抵抗しても子供とクリスタを危険に晒すだけというこの年下の若い兵士の言葉に、俺は反論出来なかった。

「おらおらおらおら!」
「あっ!あっ!!ああっ!!あんっ!んっ!んっ!あっ…そんなっ!ぅんっ!ん…んんっ!!ああっ…!」
502 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/10(水) 16:03:23 ID:ajrCJ75q

「おい、食事はあっちにあんだろう?ぼうっとしてないで取りに行け。」
「・・・」

「おお、いいぞ。そうだ。もっと締めろ。」
「ああああ…いやぁ・・・あっ!いやあっ!ああっ!」
「おら、いいんだろ?腰が動いてるぞ。ここか?」
「ああああっ!激しっ…んっ!!ああっ!!そこだめっ!ダメですっ!ああ、ゃ・・・あんっ!ん・・・あっ!いやあ!!」

怒りが萎えたわけではない。
無論恐怖していたが、恐怖感に屈したわけでもなかった。
しかし、俺は拳から力を抜いた。
寝室のドアから意志の力を振り絞って脚を動かす。

寝室のドアから離れるにつれ、クリスタの声が遠ざかって行く。

「さっさとしろよ。俺は早くあっちに戻りたいんだからよ。」
「く・・・」
自然と口がぎゅうと締まり、思い切り歯軋りの音がする程噛み締めた。
今までに感じたことの無い恥辱。
503 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/10(水) 16:03:54 ID:ajrCJ75q

「くっく。喰いもんも着るもんもしっかり持っていけよ。
たっぷりと可愛がってやるから、ガキがひもじがったり寒がったりしねえようにな。」

台所に入ると、香ばしい匂いが強くなった。
焼き加減の絶妙な、雉のローストの匂い。
俺は錐のような言葉を背中に受けながらゆっくりとまだほのかに温かいそれを切り分ける為に持ち上げた。
504 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/10(水) 16:04:47 ID:ajrCJ75q

-*-*
感想ありがとうございます。

書きあがり次第投下します。
では。
ノシ
505名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 16:56:49 ID:e2e5RGeW
>>504
素晴、らし、すぎるっ。GJ!
なんだかお腹がすいちまったぜ。ひゃっほう。
506名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 19:11:13 ID:XB9Tg1rs
と、とりあえず旦那が無事で安心…な状況でもないけど、
できれば家族三人があとで無事に暮らせますように。
そういうスレじゃないのは解ってるけど、
あまりにリアルな時代背景で書かれてるのでつい感情移入する。
クリスタの愛する者のための忍耐が無駄になりませんように。
GJです!
507名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 22:23:50 ID:RNSiy6FG
旦那に感情移入しだすと胃がキリキリするねえ。
508名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 22:53:54 ID:aQ9rzbiH
旦那がセガールだったら
509名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 22:57:55 ID:RNSiy6FG
兵士パートでは最年少の華奢な少年だと思っていたが
旦那視点では

>服の上からでも判る厚みのある鍛え上げられた体。
>凄みのある目つき。年は下だが、この男はたとえ俺が武器を持っていたとしても難なく俺の事を殺すだろう。

視点の変更って面白いなあ。
510名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 17:59:18 ID:KTM89zZ9
あげるぞー
511名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 01:33:17 ID:M0XVKrUt
>>506
>できれば家族三人があとで無事に暮らせますように。
>そういうスレじゃないのは解ってるけど、
無論、そういうスレなので、俺は逆を祈っとくw
512名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 05:13:18 ID:3Ddnsll4
抜きエロ的にはひどいことになったほうが嬉しいんだが
描写がうまくて家族に同情してしまうw
513名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 20:41:47 ID:tuLx9y6m
>>512
けっ、新米はこれだから
514名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 00:03:05 ID:3Ddnsll4
>>513
すまんw
どんな展開でも楽しみにしてる
515名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 00:06:20 ID:TRq4kAts
新兵かい?
    ζ
つ∃[ ̄]'
     ̄
ここじゃ、そんな人間らしい感情はさっさと捨てちまったほうが楽だぜ?



・・・ヒャッハー!
516名無しさん@ピンキー:2008/12/14(日) 19:20:44 ID:+pVGra7V
最近、ヒャッハー!ってのを見るだけで興奮してくる
517 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/15(月) 15:48:12 ID:ZfgcBIjB

-*-*
Swastika Eyes 3-2
-*-*


俺が初めてクリスタに会ったのは町の中央広場前にある市場の中、
食料品と小間物通りの並びの中間点にある樫の木の丁度横にある小さな小間物店でだった。

その日俺は、いつも通り山の中での仕事を終え母親に頼まれたその日の夕飯用の鳥やらキノコやらを買いに市場に向かっていた。
そして、ひょいとその樫の木横の小間物店の前で木で出来たちょっと洒落た入れ物が目に入って立ち止まった。
その頃俺は釘やら玄翁やら鑿やらその手の鉄物を入れられる入れ物を探していて、目に入ったその箱が丁度良い大きさに見えたのだ。
丁度いい大きさの入れ物っていうのはいい女と同じ位見つからないもんだ。見つけたらその場で買っとかなきゃ駄目。
とはギルドの親方の奥さんの言い草だったけれど、その箱はまあ見れば見るほど丁度いい大きさだった。
518 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/15(月) 15:49:01 ID:ZfgcBIjB

どうしようか考えながらしばらくその箱を手に持って見ていると、店の中から店員が1人出てきた。
俺は碌にその店員の方を見ずに箱をひねくり回しながら
「おう、これいくらだ?」
と声を掛け、
「24Gです。」
と答えた鈴の鳴るみたいな声を聞いて初めてその店員の顔に目を向けた。
そして見た瞬間思ったのだ。
丁度いい大きさの箱といい女が一緒に見つかる確立ってのはどの位なんだろうなと。

出てきた店員は信じられない位整った顔立ちをした美しい女の子だった。
小間物店の制服だろうか。黒いシャツに薄い黄色のエプロンをつけて、
透き通るような色の白い喉がそのシャツの上に見えた。
そして、その女の子は髪を背中の中程まで長く伸ばしたいて、その上髪に赤色のリボンを付けていた。

519 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/15(月) 15:49:31 ID:ZfgcBIjB

町では男は12、女は13の年で1人立ちをする。
男はギルドに入って親方と兄弟子に仕事を叩き込まれ、
女は市場でこれまた年配の女に付いて店員をしたり、裁縫や料理を覚えたりする。
男はそのままギルドで仕事を続け、仕事を大体覚える15の年位になると嫁を探し始める。

女も同じだが、女の場合はもうちょっと早くて、1人立ちして一年位して一通り料理を覚えた後に、
未婚の女の印であるある物を髪に付けて市場で働くようになる。
それが赤色のリボンだ。
嫁を探している男はそのリボンを印に目を付けた女を食事や買い物、まあ町外れに遊びに誘ったりする訳だ。

それに纏わる風習はもう一つあって、女は娘の時には肩より上までの髪を結い上げた髪型をするが、
赤色のリボンを身に付けてからは髪を伸ばし始める。
昔あった1人立ちした後の女が家を出るまでに髪を切ると家に不幸を呼ぶなんていう風習から起こったそうだが、
今ではそこまで厳格じゃあなくて形を整える程度には切るようだが、基本的には未婚の女は結婚までは髪を伸ばす。

つまり赤いリボンを髪に付け、肩より下に髪を伸ばしたその店員は未婚で、
そして町に出始めて直ぐって訳じゃない。つまり、その女は15歳から16歳位という訳だ。
こんな美人が2年も3年もほっとかれたとは俄かには信じられなかった。
俺は暫くその子の顔を見た後、箱を買って家に帰った。
520 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/15(月) 15:50:08 ID:ZfgcBIjB

その時、つまり初めてクリスタに会ったその時、俺は20だった。
つまりギルドに入って8年が経過していて、そして俺は未婚だった。

別に兄弟子達の何人かのように結婚したくないって訳じゃなかった。
相手がいなかったのだ。
そして弟弟子達の何人かのように恥ずかしくて女に声を掛けられないって訳でもなかった。
16位の頃は気に入った女がいれば皆と同じように直ぐに誘った。

つまりは、もてなかったのだ。
良い所まで行った相手もいたにはいたが、最終的には全てダメだった。
低い鼻がダメだったのか、口下手で皆のようにぽんぽんと冗談を飛ばしたり、
面白い話の一つもしたりといったことが出来ない性格がダメだったのか、まあ両方なんだろう。
仕事は真面目にやっていると自分では思っていたが、それだけでは中々難しいという事だ。
それでも17、18の頃は嫁探しに色々と焦った事もあった。
が、上手くはいかなくて20を超えたその頃にはもう半分諦めていた。
親戚の中に30を超えた年増だが未亡人がいて、それを迎えたらどうだと言われていた最中で、
もう子供を5人産んだ女だったが自分は子供は好きだし、それでもいいかなと半分本気で考えていた頃だった。

俺は箱を家に持ち帰って、その中に仕事道具を入れてそれがぴったりと収まる事に満足し、
それから箱を売ってくれた娘の事を考えた。
久しぶりに鏡を見て、低い鼻を摘んでみたりもした。
嫁を貰い損ねた男をあんな綺麗な子が相手をしてくれるはずが無いと自嘲してみたりもした。
でも夜が更けるにつれ、若い鮠のような清らかで鮮やかなイメージのあの女の子は俺の頭から離れなくなっていた。
521 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/15(月) 15:50:47 ID:ZfgcBIjB

次の日から俺はその仕事帰りの度に小間物屋に寄るようになった。
昔であれば次の日には誘いの言葉を掛け(そして断られ)ただろうが、
俺はその女に誘いの言葉は掛けずに話をして、適当な品物を買って帰った。
そうやってなんやかやと様々な理由をつけて俺はその小間物屋に通い続けた。

普通町の男は未婚の女には直ぐに個人的に誘いの言葉を掛けるものだ。それがルールといっていい。
一緒に食事をしよう、スモモの実が生ったそうだから、一緒に取りに行かないか?
それなのに俺が何故誘わなかったか。

まあ結局は自信が無かったのだ。俺も未婚の証として指に銅のリングを嵌めていたが、
俺のような男が、彼女のような子に誘いを掛けて知れきった断られ方をするのが嫌だったのだ。
それにそのクリスタという名の子(一ヶ月もして、俺はようやくその子のクリスタという名前を聞き出す事が出来た。)
は見た目通り、いや以上に優しい性格の娘で
俺が何かと適当な理由をつけては聞いた商品の説明も嫌がらずに答えてくれたし、
家から考えていった俺のとっておきの冗談にも笑ってくれた。
小間物屋の客としてクリスタにそうやって扱って貰えるだけで俺は仕事の張りになったし、十分に楽しかった。

そのうち、半年もしたらクリスタはいきなり店からいなくなるか、若しくは赤いリボンを外すだろうと思っていた。
調べてみると目ざといのは俺だけじゃなくて、町でもクリスタの美しさはとっくに若い男連中の噂になっていたのだ。
知らなかったのは俺がそれだけ若い連中の話題に疎くなっていたからだった。

鉢合わせこそしなかったが、小間物屋にはそれこそ週に一回は色々な若い男がクリスタに誘いを掛けに来ているようだった。
面食いなのか事情があるのか、中々クリスタは色よい返事をしてはいないようだったがそれも時間の問題だろうと思った。
女は基本的に16までには相手を決めるものだからだ。

クリスタが相手を決めるそれまでは俺は小間物屋の客として通い続けようと思っていた。
そうしたら諦められる。そうしたら子持ちの未亡人でも貰って、子供を可愛がる事にしよう。
そう思いながら俺は小間物屋に通い続けた。

522 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/15(月) 15:51:32 ID:ZfgcBIjB

@@
そして結局、そのいかにも男らしくない決心にも拘らず
クリスタを食事に誘ったのは俺が小間物屋に通い始めて1年も過ぎた頃だった。

後から聞いた話だがその頃じゃ20過ぎの男が毎日小間物屋に日参してるってのは町中の噂だったらしい。
俺の耳には入らなかったが、さぞ有名になっていたのだろう。
若者達にもさぞうっとうしがられ、身の程知らずと笑われただろうと思う。
俺はそんな事は知らないから何かと理由をつけては小間物屋に行った。

--この前買った机のグロスだが、母親が落ち着いた感じがすっかり気に入っちまったって言ってね。色違いのもう少し地味なのはないかな。

--この玄翁にあう袋みてえなん、見繕ってくれねえか?そうだ、そうだよ。玄翁ってなこんなに長いんだ。そう、だからしっかり包めるようなんを頼むよ。
あ、そういえばこの前、あの棚ががたついてたなんて言ってたな。偶々とはいえ折角、こんなもんを持ってきたんだ。
ついでだ。直してやるからちょっくら俺に見せてくんなよ。大丈夫だって。お代なんかいらねえんだから。こんなの簡単なんだからさ。
523 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/15(月) 15:52:02 ID:ZfgcBIjB


毎日のようになんやかやと買いに行くものだからそのころじゃ、
俺の部屋は小間物屋で買った可愛らしげな品物ですっかり若い娘の部屋みたいになっていた。

そしてその品物が増えるたびに、俺は年下の俺を相手してくれて、俺の冗談に笑ってくれるクリスタの事が頭から離れなくなっていた。
そして、その品物の数だけ、(その頃は錯覚だ、考え違いだと必死で思ってはいたけれど)
その、俺とクリスタの間には繋がりがあって、クリスタも俺が来るのを楽しみにしてるんじゃないか。
そんな風に考えるようになっていた。
つまり、彼女を誘わないという決心の方が、ぐらついてきてしまったのだ。

そして、断られてもいい。一度だけ、一度だけ誘ってみよう。
一年過ぎてようやく決心した俺はそれでも1ヶ月はうじうじと切り出そうとしてはやめ、
切り出そうとしてはやめて日々を過ごした。
誘ってみようと思うと断られるのが怖くなるのだ。
小間物屋ではなんども息を吸い込み、誘ってみようとするのだが声に出せず、
家に帰っては切り出せなかった自分を責めて、鬱々とする。
夜明け頃ようやく今日こそ誘おうと思うのだが、仕事が終わって小間物屋にいくともう駄目だ。
クリスタの顔を見た瞬間、勇気はしゅるしゅると萎んでいってしまう。
524 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/15(月) 15:52:41 ID:ZfgcBIjB

そんなことが1ヶ月も続くうち、そのうちクリスタといるだけで緊張してくるようになってしまった。
会話をしてもしどろもどろになってしまう。
それでも毎日通ってはいたが何度も躊躇ながらようやく店に顔を出して、
欲しい物を(無論店にあるものならなんだって良かった。)引っ掴むとクリスタに差し出して
そそくさと挨拶をして店から出るような事が続くようになると
そんな俺をさぞかし変だと思ったのだろう。
ある日、店の前で今日こそと深呼吸をしている俺にクリスタの方から店を出てきて声を掛けてきたのだ。
「どうしたんですか?そんなところで。…最近変ですよ。何だか上の空みたい。
 あ、そう。この前頼まれていた入れ物、出来たんですよ。寄っていって下さい。」

その日もクリスタは黒いシャツに薄い黄色のエプロン。エプロンの下にはチェックのスカートを履いていた。
真っ白の肌は初めて会った時と寸分も変わらず、初めて会った頃よりも少し髪は伸びていた。

そして俺の顔を見てにっこりと笑って、クリスタは店の方を指差した。
西の空に暮れようとする日が姿を見せていて、樫の木の薄い緑色の葉の表面や綺麗に掃き清められた地面を照らしていた。
夕日がきらきらとクリスタの綺麗な顔を浮かび上がらせていた。

525 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/15(月) 15:53:14 ID:ZfgcBIjB

「お茶位出しますから。ね。」

俺は彼女の指差す方に足を向けずに、暫く彼女の信じられない位美しい顔を見てから、漸く口を開いた。
「その、嫌だったら言ってくれていいんだ。」
「?なんですか?」

不思議そうなクリスタの顔をみながら、精一杯の勇気を振り絞った。
今までどんな子に声を掛ける時も、いやそれどころか初めてギルドに顔を出した時も、仕事で大失敗した時も、
そして仕事を1人で任されるようになった時も、こんなに胸が辛かった事は無かった。
「その、もし良かったら、もしその、お前さんがどうしても暇で、その、」

きょとんと俺の顔を見ている背の低い彼女に向かって俺は続けた。
「その、俺なんかでよかったら、今夜、今夜じゃなかったらいつでもいいんだけれど、一緒に食事でもその。」
「3番街の2番目の通りの左。」
ぴしゃり。と俺の言葉を遮る感じでクリスタが言ったその言葉の意味が判らなくて、俺は何度も瞬きをした。
「な、な、何?」
「そこのお店のグラタンが美味しいらしいんです。食事、誘ってくださってるんですよね。」

526 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/15(月) 15:53:50 ID:ZfgcBIjB

ぶんぶんと頷く俺に、クリスタはにっこりと笑った。
「今日はもうちょっとで終わりですから、待っていてください。お店閉めちゃうので。」

言葉も出ずに立ち尽くす俺にさっさと背中を見せて店の方に歩いてから、店のドアの前でクリスタはくるりと振り向いた。
夕日を正面から浴びたクリスタは夕日以上に顔を真っ赤にしていて。
怒ったように俺の顔を睨みながら責めるように、
「その、もう、16になって2ヶ月になるんです。私。」
と、そう言った。

527 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/15(月) 15:54:34 ID:ZfgcBIjB


俺の親だけじゃない、ギルドの皆も、そしてクリスタに振られる形となった若者衆も俺達の事を祝福してくれた。

仕事を終えてクリスタのいる家に帰るのが楽しみで、クリスタと一緒にいることが楽しくて仕方がなかった。
クリスタはとても美味しい食事を作ってくれて、そして俺のつまらない冗談に笑ってくれて、
2人で楽しい話をして笑いあった。

クリスタは一年後に珠のように可愛い男の子を産んで、
子供はその子1人しか出来なかったけれど、クリスタも俺もはその子をとても可愛がった。

クリスタは初めて会ったあの時と変わらず、いやそれ以上にどんどん美しくなっていった。

俺は幸せだった。
俺は幸せで、そして家族を本当に愛していた。



528 ◆/pDb2FqpBw :2008/12/15(月) 15:55:31 ID:ZfgcBIjB


-*-*
感想ありがとうございます。

恐らく次回かその次がラスト。
書きあがり次第投下します。
では。
ノシ
529名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 21:11:03 ID:MFKi0frZ


どういう結末になるんだろうかとあれこれ想像しているうちに、
いつのまにか愛とか罪とか赦しとか、すごく重いテーマについて
考えている自分がいた。
530名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 00:02:05 ID:7Td39h7M
GJ。エロは無いがなぜか直撃。
旦那の痛みをさらに積み上げてゆくだなんて、まさに外道。

最後の独白が過去形なのは嫌な死亡フラグだな。
・・・またトップページ文字化けするようになりましたお。
531名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 02:12:36 ID:Ju7LVYM7
>>528
ああ……たまらない。GJ!!
532名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 03:32:11 ID:E6KqNZiK
うにはさっさと死んでくれ
533名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 09:59:48 ID:HlNlbvtr
勢力争いに敗れた為に背の翼を斬り落とされ、
恥辱に塗れたドレイク姐さんですね。分かります。
534名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 10:00:20 ID:HlNlbvtr
誤爆したorz
535名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 01:23:26 ID:xKzPgqQr
536名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 02:31:22 ID:7TcKufeO
♪全裸はつらいよどこまでも〜
537名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 18:19:38 ID:mhhtru3b
今更なカキコだが
旦那のくだりを読み返すたびにこの凶悪な死亡フラグっぷりに瞠目せざるをえない。
今からご冥福をお祈りしておくべきか…
538名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 00:02:45 ID:7W73T0qn
しかしなんで簡単に殺すかね?

人の命をなんだと思ってるんだろ。
彩子がチンポで飯島愛みたいにドス黒く窒息死されられたらどう思う?
539名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 00:10:05 ID:nOcm9nFR
彩子ってだれ?
540名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 00:10:52 ID:lenFKiGy
>>538の妹
541名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 21:51:04 ID:DTAJZymC
ヒャッハー、とりあえず保守だぜ
542名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 17:52:05 ID:RZa3JsOx
↓ 投稿します オリジナルです、グロいかもしれないです。

後から自分で読んでこれひどいなと思いましたが、折角書いたので投稿したいです。
色々とご指摘頂ければ嬉しいです。
543名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 17:52:42 ID:RZa3JsOx
――

「ええっっ!! ニーナ姫がいなくなったぁ!?」
 ルアナは素っ頓狂な声をあげ、呆れた顔でクローイを見つめる。

「す、すまねぇ、その、姫様がどうしても、街中を見て回りたいと……」
 クローイの頭は力なく垂れ、鼻水も垂れていた。

 ルアナは腰に手を当て大きな溜め息をつく。
「……で? どうしたの?」
「まあ、一緒に行けば少しくらいならいいかなーと……」
「あなた、どうせエッチな事でも期待してたんでしょ?」
「ギクッ!」
 クローイは鼻水を思わず飲み込んでしまった。

 事の発端は数週間前、ソレンスタム王国の姫君、ニーナ姫が何者かに連れ去られてしまった事に始まる。
 怒り狂った国王は国を挙げての捜索、救出に乗り出し、姫君を救い出した者には莫大な褒章を出すというお触れを出した。
 
 冒険家であり傭兵でもあるルアナとクローイは、このお触れを聞きつけ王国にやって来るやいなや
 近辺の魔物の棲家を片っ端から潰して周り、囚われていたニーナ姫をあっさり救い出してしまったのである。

 そしてあとは姫君を連れ王都に凱旋し、金銀財宝を目いっぱいふんだくるだけ、のはずであったのだが……

「私達がニーナ姫を救出した、というのはもう王都にも知れ渡っているはずよ。ハデにやっちゃったからねぇ」
「……」
 クローイはハデにやったというのを聞いて、それはルアナが敵味方お構いなしに
 大魔法をぶっ放しまくったからだろう、とはもちろん口に出して言えるはずもなかった。
「早いとこニーナ姫を王都に連れて行かないと私たち、疑われちゃうわ。他の捜索隊に良く思われてないみたいだしね」
 それはルアナが大魔法を……とクローイはルアナを見ていてふと思った。
544名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 17:53:37 ID:RZa3JsOx
 ニーナ姫はブロンドの美しい髪を三つ編にし、透き通るような白い肌、
 神秘的な青い瞳、そして何よりあの悩ましいボディーライン……
 まさに傾国の美女と揶揄されるのも仕方ない美貌と豊満な体の持ち主であった。
 クローイは鼻の下を伸びに伸ばしていたものである。

 一方、ルアナも普段は黒いフードで隠しているが、なかなかどうして綺麗なブロンド髪の持ち主なのだ。
 顔はまだあどけなさが残るためニーナ姫ほどの美貌とは言えずとも、目のパッチリしたとても愛くるしい顔立ちである。
 実際今まで行動を共にしていた中でも、ルアナに言い寄る男が少なからずいたのだ。
 すぐに男の方が逃げ出してしまうのだが。

「もう! クローイ、私たちの状況わかってるの?」
 ルアナは心なしか顔を赤らめながら言う。
 そうだな、あとは……クローイは視線を下に向ける。
「今まではパッドを入れていたことにしよう!」

 ルアナはクローイの考えている事を察知したのだろう、
「へぇぇ〜、それは名案……なわけないでしょ!」
 と、クローイのほっぺたをぎゅううっとつねる。
「いだだだぁだぁだごめんなさあぁァァッー!!」

「……ニーナ?」
 ふいにルアナの後方から澄み渡るような声が聞こえた。

「え?」
 ルアナが振り返ると、白を基調とした貴族風の服装に身を包んだ青年が、これまた毛並みの良い白馬に乗っているのだ。
 しかしやはり特筆すべきはその整いすぎとも言える顔立ちであろう。鼻筋はスラッと通り、男とは到底思えない小顔である。
 そしてこのどこか憂いを帯びた表情、これが女性の母性本能をくすぐるのだろうなぁ、とクローイは思った。
545名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 17:54:21 ID:RZa3JsOx
「え、えっと。私、は……」
 ルアナは突然の超絶イケメン登場にしどろもどろになる。
 青年は優雅に白馬から降り立つと、ルアナに歩み寄り、ひざまづいた。
「申し訳ありません。ニーナ姫が救出されたという噂を耳にし、いてもたってもおられずこの場に馳せ参じたのです」
 そう言うと、青年はルアナの顔をじっと見つめる。
「失礼を承知で伺いますが……貴女はニーナ姫、ですよね?」
 青年は視線をまったく逸らさず真直ぐに、少女の紫がかった瞳を見て言う。

(ど、どうしよう)
 ルアナは青年の勢いに圧倒され、クローイに助け舟を求める。
 心得たとばかりにクローイは、必要以上に胸を張りながらずいっと前に出た。
「俺は姫様を魔物の棲家より救い出したクローイと申す者だ」

「ちょ、ちょっとクロ」
「お任せください、姫様」
 クローイはルアナを手で制すると、続けてこう言った。
「俺には姫様を王都まで安全に送り届けるという義務がある。悪いが
 あんたのような得体の知れない者を、姫様に近づかせるわけにはいかない」

「……貴殿のおっしゃる通りです」
 青年は静かにそう答えると、頭を深々と下げた。
「僕はアズール・フォン・ノースランドと申します。ニーナ姫を助けていただき、貴殿にはどうお礼を言えばよいか……」

「ははは、いやいやそんな……ん?ノースランド?」
 何か聞き覚えがある名前である。最近見つけたえっちなお店の名前だったかな。
「ノースランド公国はソレンスタム王国の北東に位置する国よ」
 後ろでルアナが囁く。
「ということは、もしかして」
「アズール・フォン・ノースランドは現ノースランド公爵その人よ……」
546名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 17:54:57 ID:RZa3JsOx
 クローイはその場に倒れこむように地面に膝と手をつき、おでこを地面に擦り付けた。
「ぶ、無礼をお許しください、公爵様!」
 アズールは少し困ったように首を振りながら、
「そんな。まだ僕は位を授かって間もない身ですから。それにあなたは僕にとっても恩人なのです」
 そう言って立ち上がると、ルアナの方を向いた。

「ニーナ姫。一刻も早く王都に戻りましょう。王は姫の身を案じる余り、床に伏せっておられるのです」
「あ、でも、私は」
「クローイ殿、無理を承知でお願いするのですが、姫を王都まで送る役目、僕に任せてもらえないだろうか」
「わかりました! 姫様をよろしくお願いします!」
 クローイは再びおでこを地面に擦り付けると、後ろを振り返り
 すまねぇ、行ってくれ……というような憂いの表情をしてみせる。

(すぐバレると思うんだけどなぁ……)
 ルアナは一抹なんてものじゃない不安を感じつつも、覚悟を決めた。
「わかりました。参りましょう」
 なるだけニーナ姫の雰囲気に似せるよう努めながら言う。

「クローイ殿、心から感謝いたします。貴殿のことは、僕から王によく話しておきますので」
 アズールはクローイに一礼すると、白馬に颯爽とまたがった。
547名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 17:55:30 ID:RZa3JsOx
「早く迎えにきてね、クローイ」
「ああ、わかってる。直ぐに本物の姫様を連れて迎えに行くさ」
 クローイは親指をつきたててニッと笑う。
 ルアナはこくりと小さく頷くと、白馬に乗ったアズールの元に向かった。

「姫、どうぞ前のほうへ」
 イケメン公爵は身を乗り出し、ルアナに手を差し伸べる。
「えっっ。うしろじゃない……のですか?」
「うしろはバランスを崩すと危ないですからね。どうぞ、前のほうへ」
 そう言ってアズールはルアナの手を掴むと、一気にルアナを引き上げる。外見とは裏腹にかなりの力だ。
 そしてルアナが落ちないように手綱を持つ手を狭めて支える。

「では行きますよ、姫」
 白馬はその言葉を待っていたかのように小さくいななくと、まるで天を翔けるがの如き速さで駆け出した。
 ルアナは後ろを振り返ろうとしたが、アズールに「危ないですから」と止められた。

(大丈夫かなぁ、クローイ……)
 ルアナは早くも後悔していた。背中から伝わるアズールの温もりに複雑な感情を抱きながら。
548名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 17:55:55 ID:RZa3JsOx
――

 どれほどの時間が経っただろうか。
 二人を乗せた白馬は街道を一直線に走っていた。
 もともとすでに遅い時間だったこともあって、辺りは闇に染まりだしていた。

「今日はこれ以上走るのは危険ですね、どこかで1泊して行きましょう」
 アズールがそう言うと、白馬は街道を離れ脇道にそれる。

「アズール様、もう少し行けば町に着くかと思うのですが」
 ルアナは少し後ろを振り向き、アズールに言う。
 アズールはしばらく黙っていたが、
「さすがは姫、自国の地理をよくわかってらっしゃる」
 そう言ってニコッと笑う。
 その間に白馬は鬱蒼とした森の中に入り、周りはほとんど真っ暗である。

 何かおかしい。ルアナは嫌な感じがした。
 何か得体のしれない、底知れぬ恐怖のようなものを。
 
「あの、アズール様」
「どうされました、姫?」
「騙していてごめんなさい。私はニーナ姫ではないの」
「ああ、わかってますよ」
 そう言うとアズールは顔をルアナの耳元に近づける。
「僕は健康的な肌のほうが好みでしてねぇ」

 ルアナの小さな体が一瞬身震いする。
549名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 17:56:19 ID:RZa3JsOx
「あなた、知ってて私を……?」
「ええ、実はお二人の話を聞いていましてね。是非お力になりたいと思ったのです」
 アズールはさらりと言ってのける。
 しばらくの沈黙。

「……もうひとつ、質問してもいい?」
「ええ、どうぞ」
「私を、どうするつもり?」

 アズールは何も答えない。

 ルアナは咄嗟に馬から飛び降りようとした。
 しかしそれよりもはやくアズールに首を掴まれてしまう。

「くはっ……あっ……」
「やれやれ、せっかちな方ですね。走っている馬から飛び降りるなんて、危ないですよ?」
 ルアナは必死に掴んでいる手を離そうとするが、強烈な力でビクともしない。
「貴女の大魔法は厄介ですが、詠唱が出来なければまだまだ未熟な中級魔導士。可愛いものですねぇ」
 アズールはさも楽しそうにニコニコと笑う。

「くっ……くるっ…しい……」
 ルアナの顔は苦痛に歪み、眼から涙がこぼれ落ちる。
「た…すけ……て……ク…ロ……イ……」
 ルアナの意識は次第に遠のき、暗闇の中へと沈んで行った……
550名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 17:56:41 ID:RZa3JsOx
――

「ふふふ、彼女の潜在魔力をすべて私のものにできれば、僕は魔界の王にもなれる」
 蝋燭が数本あるだけの窓もない薄暗い部屋。アズールは心持ち興奮したような口ぶりでしゃべる。
「それにしても、なかなか美しいじゃあないですか、ルアナ姫」
 アズールの目の前には、壁に手足を広げたような格好で磔された少女がいる。
 その身には何も纏っておらず、さらさらと流れるような金色の髪、真っ白ではないが
 程よく赤みを帯びた健康的な肌。見るからに未完成だが将来を期待させる整合した体型。
「ニーナ姫も素晴らしい肉体の持ち主でしたが、やはり僕はこちらのほうが好きですねぇ」

「ん……あ……」
「おっと、お目覚めのようですね」
 ルアナはゆっくりと頭をあげる。その頬には涙の跡が残っていた。
 まだ光を失っていない紫の瞳がアズールの姿を捉えると、ルアナの顔に怒りと恐怖の入り混じった表情が浮かぶ。

「おや、まだまだ元気なようですね。大魔法の詠唱でもしてみますか?」
 アズールはそう言うと、おどけて自分の首を絞めるような仕草をする。
 ルアナは負けじとアズールをキッと睨むと、
「クローイがきっと助けに来てくれる! あんたなんか一瞬で倒しちゃうんだからね!」
 少し震えているが、凛とした口調ではっきりと言う。
「クローイ……? ああ、なるほど、それが貴女の最後の希望ということですか。ふふふ……」
 アズールはおかしくてたまらないというような笑いをこらえると、何やら詠唱を始めた。
 すると向かい側の壁に黒い画面のようなものが浮かび上がり、映像を写し出した。

「これは僕の使い魔が見ている映像です。彼がどうなっているか見てみましょう」
 アズールがそう言うと、映像が動き出した。暗くてよくわからないが、古い城の中のようである。
「彼はすぐにニーナ姫が囚われている魔物の棲家を見つけて、勇敢にも単身で乗り込んだようですよ」
 そしてしばらく顔を伏せ笑いをこらえると、
「まあ、そのニーナ姫というのは僕の召喚したデーモンが化けたニーナ姫なんですけどね」
551名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 17:57:06 ID:RZa3JsOx
「そ、そんな……!」
 ルアナは愕然とする。最初から嵌められていたというのか。
「本物のニーナ姫は国の兵士たちに払い下げましたからねぇ。良き慰みものとなっていることでしょう」
 アズールはそう言って笑みを浮かべる。
「あんたが全て……仕組んでいたのね……!」
 ルアナの眼に怒りの炎が燃え上がる。
「許さない……絶対に許さない!」

「ふふ、まあまあそう興奮なさらずに、これを見てくださいよ」
 アズールは壁に写った映像を指し示す。

『……死にたくねぇ……死にたくねぇ……よ……』
 
 ルアナの体がビクッと反応した。
 とても苦しそうな、消え入りそうな声。
 
 だがそれは紛れもなく、聞き慣れたクローイの声であった。

 ルアナの表情は強張り、体が小刻みに震えだした。
「ク…ロー……イ……?」

 画面には血だらけの男がうつ伏せに横たわっているのが映し出されていた。
 顔面は蒼白で、白目をむき、ぶるぶると唇を震わせている。
 そこにはいつもの血色の良い快活な表情はなく、恐怖、絶望、怯え、痛み……
 それらのもの全てを含んだ表情、それはまさしく死を目前にした者のする死の表情。
552名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 17:57:36 ID:RZa3JsOx
「あちゃー、ひどいですねこれは。完全に死んでからにすれば良かったですねぇ」
 アズールもあまりの状況に苦笑いする。

『まだ…おれ……やりたいことが…いっぱい……ある…のに……まだ……おれ……どう…』

 そこで画面が消えた。アズールがやれやれとばかりに首を振る。
「男の見苦しいのはイヤですねぇ、まったく」

 ルアナは眼を見開いたまま先程迄画面があった壁を凝視していた。
「嘘よ……そんな……クローイが……」

「確かに貴女方は強かったですよ。僕でさえも敵わなかったかもしれないほどにね。
 しかしそれは〔ふたり〕揃ってこその強さ。貴女は大魔法の詠唱が出来なければ他は未熟な魔導士。
 彼に至っては貴女がいなければ、そこらへんの傭兵とあまり変わらないんじゃないですか?」

 ルアナの瞳からはすでに光が失われ、大粒の涙が止め処なく流れている。
「う……あ………」
 言葉にならない声を発する。体の震えが止まらない。
553名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 17:59:04 ID:Wpo0xF7Q
支援
554名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 18:12:46 ID:RZa3JsOx
すみません、残りはもう少し推敲してからにします。
失礼しました。
555名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 20:46:16 ID:RZa3JsOx
↑の続きです。最初は本当に剣で刺そうと思っていました。
それでもグロいかもしれないです。
556名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 20:46:41 ID:RZa3JsOx
「さてと。ではそろそろ始めるとしますかね」
 アズールはそう言うと、腰に差していた剣を抜く。

「魔力の吸収をするには処女膜が邪魔でしてね。少し我慢してくださいね?」
 
 ルアナは弱々しくかぶりを振る。
「いやっ……やめて……おねがい……!」

 アズールはにやにやと笑いながらルアナの秘部に剣の切っ先をあてがう。
 
「やめてぇ……おねがい……ゆるしてぇ……」
 懇願するルアナをアズールは愉快とばかりに眺める。

「ふふふ、仕方ないですねぇ、ではこちらの剣にしときますか」
 アズールは持っていた剣を壁に突き刺すと、おもむろに自分のモノを取り出す。
 そしてまったく受け入れる準備の出来ていないルアナにそれを突刺した。
 ルアナの処女膜どころか、性器そのものを破壊するかのごとくアズールのそれは膣を押し広げて行く。

「―――ッ!!!!!」
 
 ルアナは激しい痛みに気を失いそうになる。
 しかしアズールはルアナが意識を失いそうになると頬を引っ叩き、覚醒させる。

「ぃたいっ、痛いよぉ……! もうゆるしてぇ……」
 
 アズールが腰を突き上げる度に接合部からは鮮やかな赤い色の液体が滴り落ちる。
 それはもはや性行為などと呼べるものではなかった。
 快楽など存在しない、心を屈服させるための拷問。

「ぃだいッ…!ぃだあああぁぁぁぁぁぁぁ……!!!!」

 ルアナの絶叫がいつ果てることなく響き渡る……
557名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 20:47:34 ID:RZa3JsOx
――

 ソレンスタム国王が病死したのはそれから間もないことであった。
 ニーナ姫がいなくなってからというものの、ソレンスタム国は内情がどんどん悪化し、
 後継者を巡っての内戦もが勃発しようかという状況であった。
 
 だがノースランド公アズールの動きにより内戦は回避され、民衆の支持を得た公爵は
 ソレンスタム国を事実上掌握、一大勢力を築くこととなる。

 アズールの傍らにはいつも、ニーナ姫によく似た女性がにこやかに控えている。
 あれは本当にニーナ姫ではないかという噂もあるが、よく見ると違う点がいくつかあるので、
 どうやらそれは違うらしい。
 アズール公は彼女のことをとても寵愛しており、片時も離れることはないという。
 民衆の間では、彼女がアズール公を影で操っているのではないかという話が
 まことしやかに囁かれているのであった……


                                   〜終〜
558名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 21:07:35 ID:jE0vABA6
これはこれでおもしろいんだが、このスレではむしろ、兵たちに払い下げられたニーナ姫エロシーンの方が喜ばれそうな気がする冬の夜、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
559名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 00:06:11 ID:UlLLWwJj
兵達の慰み者になったニーナ姫が事の真相を知った上で
汚辱にまみれながらもしぶとく生き延び復讐を誓い
自分を犯した兵達を逆に手懐けてそれを手駒に公爵に立ち向かうも
土壇場で失敗して凌辱され憤死する展開キボン
560 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:13:00 ID:HbX7EpBS
>517-527の続きを投下します。

最終話です。
561 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:13:54 ID:HbX7EpBS
-*-*
Swastika Eyes 4
-*-*

「あんっ!やっ・・・んっ!んっ!あっ!あっ!んっ!ああっ!!あんっ!」

ベッドの上で裸で絡み合う男とクリスタを見て、膝から力が抜けた。
クリスタが男に抱かれている姿。
思わず手に持った鍋を取り落としそうになって、慌てて身体を壁に凭れさせ膝で受け止めるようにして鍋を支えた。

ベッドの上で体中に古傷を付けた男が正常位の形でクリスタの白い肌の上に圧し掛かるように被さり、身体を上下していた。
実際にクリスタが貫かれている部分は2人が繋がっている腰の部分に申し訳のようにタオルケットが掛かっている為に見えなかったが、男の動きによってそのタオルケットが激しく上下に動いていた。
2人が身に纏っている者はただそれだけだった。

寝室はそう大きな部屋ではない。部屋の半分近くをベッドが占拠している所謂、寝室の為の寝室のような部屋だ。
ベッドの上には扉を背を向けるようにして傷だらけの男とクリスタがいて
ベッドの脇には台所から持ってきたのであろう椅子を置いて背の高い兵士と太った兵士が座っていた。
そして今俺を連れて扉を開けた若い兵士はベッドの脇に立ち止まるようにしながらベッドの上の2人を薄く笑いながら見ている。
その為寝室はむっとした人の体温に包まれて、そして咽るほどの男と女の匂いにも包まれていた。
薄暗い部屋にクリスタの美しい白い肌だけが浮いたように見えた。
562 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:14:43 ID:HbX7EpBS

何事にしても想像していた行為と実際の行為が違うのと同じように今目の前に広がるクリスタが犯されている光景は想像していたものとは全く違った。
ベッドの上のクリスタは兵士達が女を輪姦する時の作法なのだろうか、顔に目隠しだけをされていた。
その為、部屋に入ってきた若い兵士と俺には気がついていないようだった。
もしかするとドアの開いた音は聞こえたかもしれないが、
少なくとも誰が入ってきたかは判ってはいないだろう。

クリスタの声、ねっとりと膜が掛かったような白い肌と、男の動きに合わせるように動いている身体。
圧し掛かっている男とクリスタの腰から腹がぴったりと同じ生き物のように合わさっている。
クリスタの両手はしがみ付くように傷だらけの男の首に廻され、男の右手はクリスタの形の良い乳房を掴んでいた。
そして男はクリスタの乳房を揉み上げながらゆっくりと上下に動く動きをしていた。

「んっ!ああん!あっ!んっ!あああっ!あんっ!」
タオルケットの下で動く男の腰の動きにタイミングをあわせるようにクリスタが声を上げていた。
男の突き入れるような動きの度にクリスタは声を漏らしていた。

「洋服がいるんだろ?さっさと取れ。」
俺を連れ、寝室に入った若い兵士はそのクリスタの姿を見ながら俺に耳打ちをするように囁いた。
ロタールの冬用の上着はベッド脇にある、クリスタが嫁入り道具に持って来た古い樫の箪笥に入っている。
しかし若い兵士の言葉を聞き、それを見ているにも関わらず俺の膝に力は戻って来ず、目はベッドの上から離れなかった。
箪笥の方に歩き出した途端に鍋を零してしまいそうで俺は一歩もそこから動けなくなっていた。
そんな俺の様子を見ながら若い兵士は薄く笑った。
563 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:15:18 ID:HbX7EpBS

ベッドの上の傷だらけの男は俺が部屋に入った瞬間に目をやったきり何も言わずクリスタの上で腰を動かし続けている。
ベッド脇の椅子に座った背の高い兵士と太った兵士も時節こちらに目はやるものの
酒瓶を傾けながらベッドの上を見ているだけだ。
この男達はつまり、クリスタを貪る順番待ちなのだろう。
薄暗い寝室の中は傷だらけの男の粗い息遣いとクリスタの声だけが響き、奇妙な緊張感が支配していた。

「んっ!ぅ・・・ぅうんっ!あっ!ああっ!あんっ!あああっ!」
暫く見ていて、クリスタに圧し掛かっている男の肌も汗に濡れているのが判った。
傷と胸毛、そして盛り上がった筋肉に覆われた胸がてらてらと濡れ光っているのは
腰の動きにあわせて時節ぴったりとくっつくクリスタの汗と交じり合っているのだろうが
男の背中、そして首筋にも汗は珠の様に光っていた。
そしていつも俺とクリスタが眠るベッドのシーツは男の動きによってか、くしゃくしゃと皺が寄っていた。
そして部屋には奇妙なほどの男の匂いが充満していた。

この男は一度はクリスタに精を放っているのだろう。
ふと俺の頭に、本能的にともいえるような唐突さでその言葉が過ぎった。
クリスタの夫としてか、それとも男としての勘かは判らない。
何ら確証はなかった。
しかしその考えは間違いないもののように感じられた。
先程俺が台所にいた時か、それともその前か。
この男はクリスタを抱いて、そして既に精を放っている。
もう一度頭の中に過ぎって、それでも目はベッドの上、クリスタの上で上下する男の腰から離れなかった。
564 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:16:23 ID:HbX7EpBS

タオルケットに覆われた男の腰とクリスタの腰とはぴったりと重なっていた。
これ以上は見ていられないと思い、早く洋服を取ってこの部屋から出なければいけないとそう思った瞬間。

「おら、どうだ?クリスタ。」
やや息を切らせたような声で傷だらけの男はクリスタに向かってそう言い、
そしてその言葉によってクリスタの声だけが響いていた部屋の緊張感が破れた。

男の声は低く、そして威圧感があった。
モノクロームのような色彩と、必要以上にゆっくりと時間が動いていたように感じられた部屋の動きが
その男の言葉で急速に元に戻るように感じられた。

目隠しをされ、男の首に両手を巻いていたクリスタの顔も男の声によってぴくりと俯くように動いた。
言葉を発しながらも止まる事の無かった男の腰の動きに合わせて上半身がうねるように動いた。

「うんっ!ああっ!あんっ!いやあっ!」
「どうだ?いいんだろ?腰が動いてるぞ。クリスタ」
そして傷だらけの男がゆっくりと上下させていた腰をくじる様に捻った瞬間、クリスタの口調が変化した
「ああぁっ!そんな・・・隊長様、それ、いやあっ!」
クリスタが隊長と呼ばれた男に向けた口調の奥には甘く媚びたような色が帯びていた。
クリスタが寝室で時節俺に向ける声に似た声。
そのクリスタの声に俺はこの男が一度はクリスタに精を放っているだろう事の確信を深めた。

戸惑いが薄れたからこそ、男に一度は精を放たれたからこそ、
クリスタの身体がこの男に征服されたからこそこのような声が出たのではないだろうか。
クリスタの声を聞きながら俺はそう思った。
565 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:16:52 ID:HbX7EpBS

「どうだ?ここがいいんだろ?」
クリスタが隊長様と呼んだ男が低い声でそう呟くように言うなり腰をくいと前方に突き、そして腰全体をクリスタに押し付けるように震わせた。
男のその動きの瞬間、クリスタの形の良い乳房が揺れた。

「そんなっ!どうしてっ!あんっ!
あああっ・・・んっ!あっいいっ!・・・深いっ!んっ!」

「おら、またいきそうなんだろ?締め付けてるぞ。」
「ああっ!そんなっ!いやあっ!は、恥ずかしいっ!」
「おら、腰が動いてるぞ。軽くいくんだろ。しっかり締め付けやがって、いきそうになってるのが判るぞ。
おら、いくんだろ。ほら今いってる。おら、いってるぞ。」
「や・・・あ、ああああああああ・・・そんな・・・あっ!そこ当るっ!あっ!やっ!いやぁっ!あああっ!いいっ!」
男の首に手を廻しながらクリスタは仰け反るように上半身を反らした。
クリスタの腰が男の腰に押し付けられるように動いているのがタオルケット越しに判った。

566 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:17:27 ID:HbX7EpBS

クリスタのその態度を責める気持は無かった。
クリスタはその華奢で可愛らしい、小さな外見にも関わらず自分の気持を抑えられる女である事は判っていた。
クリスタ1人であったなら死んででも抵抗したかもしれない。
しかしクリスタはロタールの事を考えただろう。そして俺の事も考え、そしてこの兵士達に屈したのだ。
そのくらいの事は判っていた。
夕日の中、店先で振り返ったクリスタ。

恐らくクリスタはロタールに、そして俺に剣が向かないように考えて隊長と呼んだこの男に媚さえ売っただろう。
ロタールと俺を助ける為に。
のであればクリスタが抱かれ、オルガスムを迎える事を俺が責める事など出切る筈が無かった。
ゆっくりと目の前の光景を見ながらそう考える。
俺がここにいる事をクリスタは知らない。
知らないで良かった。クリスタは充分な程、いやそれ以上に辛い思いをしている。
クリスタが痛みではなく、快感を感じ、オルガスムを迎えるのであればその方が良い。

声を噛み殺す為に歯を食いしばった。

村に来た説教師が人とは何か自分の手の余る事が起こると自分を壊さない為に、
支える為にその事態を出来るだけ好意的に解釈するものなのだと言っていた。
そう、兵士達からロタールを、家族を守る為に。
運が良い方じゃないか。兵士達はロタールを、そして俺を殺してからそうする事も出来たのだから。
運が良い方なのだ。クリスタが美しかったから、兵士達の目にはクリスタしか写らなかったからだ。
ロタールは救われ、そしてクリスタは少なくとも殺されはしない。
戦場には、占領地にはこれ以上の話などごろごろ転がっているだろう。
俺は、クリスタは、ロタールは運が良い。ついている。
最悪の中の最善というものだ。
最悪の中の最善。
そうだ。

しかしそれでも我慢できない感情もある。
目の前のクリスタ見て、声を噛み殺しながら俺は泣いた。
567 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:17:58 ID:HbX7EpBS

霞んだ目で横を見ると立っている若い兵士は俺の事など既に目もくれていなかった。
他の兵士達と同様、食い入るようにベッドの上を見つめている。

「あ……あっ、イ、いくっ、だめっ、あ、ああああああああ・・・いくっ!ああっ!」

男はクリスタに腰を押し付け続け、数度上半身をバウンドさせた後、クリスタは身体を震わせた。
汗まみれになっている。濡れ光った肌が真っ赤に火照っていた。

「いったか?」
男が腰の動きを止めそしてクリスタに向かってそう言うと、クリスタは男の首に巻いていた手を解いた。
そのまま恥ずかしそうに顔を両手で覆った。目隠しをされていても、顔を見られたくはないのだろう。
「いやぁっ・・・恥ずかしい・・・」
「はははっ。まだ俺のを締め付けてるぞ。きゅっきゅっとリズミカルにな。」
「いやっ!そんなっ!・・・言わないで下さい。ああっ…ん・・はあっ……ああ…恥ずかしい・・・。」

「柔らかくて男を喜ばせる身体だ。感じ方も申し分ないしな。お前はどうだ?俺の身体は。」

両手で覆ったままの顔を横に振りながら、
それでもクリスタは隊長と呼んだ男の言葉に律儀に答えていた。

「やぁ……その、すみません…また…ああっ!いって、しまいました。」
「段々慣れてきたようだな。」
「は、はい…あ、ああっ・・・そんな、まだ、あっ!・・・動かさないで下さいっ・・・んっ!」
傷だらけの男はクリスタを貫いたまま緩く動き、そしてクリスタの頬を撫でていた。
クリスタは緩い動きに呼吸を合わせるように明らかに自らの動きで腰をうねらせ、傷だらけの男との会話を続けていた。
568 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:18:29 ID:HbX7EpBS

暗い室内に、クリスタと傷だらけの男の会話だけが響いた。
背の高い男、太った男、そして若い兵士の酒瓶を啜る音は響いていたが
傷だらけの男は何ら気にせずにぴったりと下半身をクリスタにくっつけたままにし、
そしてクリスタも時節酒瓶の音に顔を揺らすものの気にしてはいないように傷だらけの男との会話を続けていた。

男はクリスタの頬を撫でた後、更に乳房に手を伸ばした。ゆっくりと揉みこむようにクリスタの乳房を弄う。
「どうよかったのか言ってみろ。」
くつくつと笑いながらそう言って高く腰を上げた後、男はクリスタに腰を強く叩きつけるようにした。
クリスタの上半身が仰け反ってブルブルと震えた。
「…んあっ!まだ・・・あっ!だめっ!あんっ!!はあっ…ん・・・その・・・隊長様のが、太くて、んっ!太い、のが…私の中で…」
「ははは!」
男が笑うと、背の高い兵士と太った兵士も合わせて小さく笑った。

「はははっ!太いか。」
「ああっ!・・・そのっ…んっ!凄いっ!ああ…い、一杯に、んっ!ああっ!太いっ!・・・」
「ははは!もっと言え。」
男はクリスタの両腿を抱え上げるようにした。
そしてゆっくりと腰の動きを早めていった。
「あっ!やっ!凄いっ!凄いんですっ!ああっ!こんなの、初めてで!あっ!ああっ!あっあっ!んっ!ぅぅんっ!」
クリスタが歯を喰いしばるようにして、首を振った。
男の背中の筋肉が盛り上がった。
クリスタの両足を広げさせ、掲げるように腰を持ち上げ
そして男はまるで杭打ち機のように腰をクリスタに叩き付け始めた。
2人の腰に覆いかぶさっていたタオルケットが落ちて男の尻が丸出しになった。
569 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:19:10 ID:HbX7EpBS

「あっあっ!ああっ!ああっ、はあっ・・・もっとゆっくり、そんなに早く……ああっ!イッちゃう……」
「はははっ!オラオラぁ!そんなに気持ちいいか。クリスタ。身体がのけぞってるぞ!」
尻が激しく上下に動き、男の腰がクリスタの尻に叩き付けられる度に濡れた布を叩き付ける様な音が響いた。
男とクリスタの間から濃い蜜液を浴びて砲身全体にねっとりと膜がかかったような男のそれが見えた。
男の言うようにクリスタは身体を仰け反らせ、そして両手を相手の両手に当てていやいやと首を振った。
しかしそれは抵抗、というよりは何かにつかまらなければ自らを保てないというような仕草に見えた。

「あっ!ああっ…あああああっ!また!またイくっ、いくっ!んっ!ああっ!」
「さっきみたいな子供のじゃねえ。本当の男の気持ちよさって奴を教えてやるよ。おらあ!」
男が動き、ベッドがギシギシと音を立てた。
「ああっ!イク!イっちゃう!…ああああああっ!凄いっ!!いやあっ!いやいやっ!いくっ!イくうっ!」
「すげえ。たまらねえな。」と若い兵士が呟くのが聞こえた。
「おい。」
男ははあはあと荒い息でがくがくと身体を震わせ善がり泣くクリスタに向かって激しく突き込みながら口を開いた。
「そらぁ、いくぞ。口がいいか?それともこのまま出してやろうか。」
「ああっ!あああっ!ああ、おねがい、しますっ!口っ!口にっ!んっ!やっ!いくっ!いくっ!
ああっ!さ、先程と同じように、口に・・・」

「今度は中だ。いいな。」
「あ、やあっ!そんなっ!」
一瞬、クリスタは取り乱したように動いた。
がくがくと首を横に振り、上半身を震わせ、そして。
それからぎゅうと男にしがみ付いた。
「あ、ああああああああ・・・そんな、もうだめ!気持いいっ!いくっ!いっちゃう!ああっ!」

クリスタの身体が突っ張るような動きを見せ、そして男は獣のような声を出して果てた。
570 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:19:38 ID:HbX7EpBS
@@

暫くして男は息を吐いてからクリスタをベッドに投げ出すようにすると立ち上がった。
クリスタから身体を離す際に男とクリスタが繋がっていた部分から濡れた音が響いた。
そして男は初めて首を廻して壁際にへたり込む俺を見た。

細く尖った目で俺を見た後、男は笑い、そして顔をクリスタの方へと戻した。
クリスタは荒い息を吐いてベッドに横たわっていた。

「クリスタ。今後俺が使いを出したら直ぐに宿舎に来い。小隊の宿舎は知っているだろう。判ったな。」
男の声を聴いた瞬間、目隠しをされたままのクリスタは男の声の方へ顔をもたげると叫ぶように声を上げた。
「ああ…それは…そんなの!今日だけって!・・・あの人に…」
「お前の事を気に入った。24歳だったか。年も若いし、身体も良い。可愛がってやる。」
「いやぁっ…そんなっ!」首を振るクリスタには構わず男は続けた。
「そうだな。次来る時には下着をつけるな。家から下着を着けずに来い。」
「ああ…いやぁ…いやです・・・」

「これからお前の仕事はうちの小隊の専属だ。」
男が言い放った言葉に背の高い兵士がビュウと口笛を吹き、クリスタは荒い息の中、首を振った。
「いやぁ・・・そんな・・・せめて…」
クリスタはせめて、隊長と呼ばれた男だけと言いたかったのだろうか。
クリスタの懇願を歯牙にも掛けぬ様に男は言葉を続けた。
軍人だ。いつもこういう物言いをする男なのだろう。

571 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:20:07 ID:HbX7EpBS

「そうすれば、うちの小隊は娼婦以外の女には手は出さないように言ってやろう。
勿論、お前の息子や亭主にも手は出させねえ。
それどころか亭主には仕事をやる。給金だって悪くねえ奴をだ。
封鎖状態で仕事なんて殆どねえだろう。」
「・・・あぁっ・・・でも、いやですっそんなっ!これ以上辱められて・・・」
「断れば子供と亭主は殺す。そしてお前は小隊の宿舎で寝る事になる。お前ほどの美人だ。眠る暇なんか無くなるだろうな。
いいか、これは命令だ。判ったか?」

暫くしてクリスタはがっくりと首を折った。
「大勢には・・・嫌なんです・・・お願いします。せめて、1日1人…」
「考えておいてやる。ただ今日はこいつらの相手をしっかりやれ。」
「ああっ…子供には…」
「お前がしっかりうちの小隊の相手をすれば手をださねえ。
 お前が相手をしさえすれば亭主も子供もそして他の女達も安全って訳だ。
 しかもお前にも乱暴はさせねえ。気は荒いが俺のいう事は聞く。皆一晩中俺みたいに可愛がってくれるさ。
子供や亭主への言い訳位はお前が考えろ。事務仕事を手伝うとでも言っておけ。」
俯いたクリスタのその様子を見てから男はベッドから折り、軍服を手に取ると椅子に座っていた2人の兵士に首を振った。
「いいぞ。」

572 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:20:37 ID:HbX7EpBS

「ありがとうございます。…どうする?」
背の高い兵士が男に頭を下げた後、太った男に向かって顎をしゃくり
「俺はもう我慢できねえ。2人掛かりでいこうや。」と太った兵士は頷いてベッドに上がった。

ぎし、ぎしと男達が乗る音に合わせて大きくベッドが二回揺れた。

「おらあ!俺のも隊長殿に負けずに太いからよ。たっぷり鳴かしてやる。」
「いや、ああ、いやっ!そんなっ少し・・・休ませてくだ・・・ああっ!」

「中々器用に腰動かしてたじゃねえか。そら、嵌めるぞ。そら、おうら、嵌まった。
おお、なんだ。隊長殿の後でも良く締まってるじゃねえか。ぐちょぐちょだぜ。たっぷり濡れてやがる。」
「うあっ!あんっ!あっ!だめえっ!んっ!んんっ!!あああっ…」
「こっちは口だ。さっきみてえにしっかり搾り取れよ。たっぷり飲ましてやるからよ。」
「んんっ!んっ!あっ!」

クリスタを挟むようにしてすぐに男達はリズミカルに身体を弾ませ始めた。
もう誰も俺の事は見ていなかった。
ふらふらと立ち上がって、俺は寝室から出た。

「ああああああっ!」

仕方がない事で、どうしようもない事だ。
クリスタの声を背にそう思いながら歩いた。
運が良い方だ。クリスタのおかげで何人かの村の若い娘は助かるのだろう。
運が良い方だ。クリスタが美しかったから、ロタールは救われ、
そしてクリスタは少なくとも殺されはしない。
あの男の小隊、10人はいるのだろう。その相手をするだけで殺される事は無い。
戦場には、占領地にはこれ以上の話などごろごろ転がっているだろう。
俺は、クリスタは、ロタールは運が良い。ついている。

最悪の中の最善というものだ。
最悪の中の最善。


そう思いながら俺は目を閉じてゆっくりと歩いた。
573 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:21:08 ID:HbX7EpBS
@@

家から出てきた父さんは具合が悪そうだった。
僕に小さな鍋に入れたシチューを手渡してくれて、それから僕の手を取って隣の家に僕を連れて行った。

「もう少し、お母さんは掛かりそうだ。隣の家に行って寝せてもらいなさい。」
そう言ってからお父さんは隣のおばさんに何度も頭を下げた。

隣のおばさんは、悲しそうな目で僕と父さんを見た。
そして入りなさい。と僕を差し招いてくれた。

「あなたも」
とおばさんは言って、父さんは首を振った。
私は表で待っています。そう言って父さんは僕の頭を撫でた。
「いい子でおばさんに迷惑を掛けちゃ駄目だぞ。」
そう言って父さんはもう一回、僕の頭を撫でた。

父さんは凄く辛そうで、お母さんもいなくて。
僕はどこかで読んだ本のように父さんと母さんが僕を捨てるような気がしたけれど、
そんな事は無かった。
おばさんの家で寝た次の日、お母さんは僕を迎えに来てくれた。
お母さんは僕を抱っこしてくれて、とっても綺麗な顔で笑い掛けてくれてそして何度も頭を撫でてくれた。
574 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:22:26 ID:HbX7EpBS

兵隊さんが来て僕と父さんが追い出されてご飯が食べられないなんて事はその日だけだった。
その代り母さんは昼や夜、兵隊さんが迎えに来ると仕事をするようになったけれど、
そんな時も夕ご飯は作ってから仕事に行ってくれた。


僕はお母さんが仕事に行く日は1人で眠らないといけないから寂しかったけれど
僕ももう7歳になるんだし、男の子だから1人で眠らなきゃいけない。とお母さんは言った。

僕もお母さんの言う通りだと思ったし、それに悪いことばかりでもなかった。

そういう時のお母さんが作ってくれる夕ご飯は僕の好きなものばかりで、
実は僕はそれが少しだけ、楽しみだったからだ。


swastika eyes 終
575 ◆/pDb2FqpBw :2009/01/06(火) 10:26:57 ID:HbX7EpBS


-*-*

一月程度でしたが、スレ内容に合っており、
少しでもこのシチュの同士の気に止めて頂けるものとなっていたら幸いです。

感想ありがとうございました。
励みになりました。


以下宣伝
下記のページに纏めてあります。
多少構成を変えたりしているのでもし宜しければ。
http://uni.lolipop.jp/Tsurugi_Frame.html


では。
ノシ
576名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 12:34:11 ID:iscNud29
>>575
力作をどうもありがとう。このリアルな絶望感、世界で一番の不幸という訳ではなく、
どこにでもあるような不幸を見事に書ききっています。
このスレにおける一つの理想を体現するかのようないい作品でした。
577名無しさん@ピンキー:2009/01/06(火) 18:03:26 ID:UU2QGGXm
ごちそうさまでした。
下手にハッピーエンドにしたり、破滅エンドにせず、いい終わり方でした。
578名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 01:28:48 ID:lqMBkNHV
>575乙

この子も結局、
ケンカで負かした町の悪ガキの

「お前のかあちゃん○○!」

みたいな捨て台詞をきっかけに
事実を知ってしまいそうな気がする。
579名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 02:10:40 ID:bq3hcsKn
エローい!
凄く良かった
580名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 20:11:45 ID:FBI6iFp9
581名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 13:36:17 ID:yr8a04mb
>575
最高でした。ありがとうございました。
ここ最近は575氏のSSを楽しみに生きてた。絶妙の結末に大満足だけど、連載が終わった寂しさもある。気が向いたらまたここで書いて下さい。
582名無しさん@ピンキー:2009/01/08(木) 17:00:46 ID:QHtN7lwg
>>575
乙でした!
583名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:14:27 ID:gGWsGpSg
ロリ街娘の戦火が大好きだ
最近、ストライクな戦火ゲーもなかったので
妄想をのままにSSを書いてみた
ただ、こちとら無学な野盗
文章が稚拙なのは勘弁してほしい

では、戦火開始
584名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:15:59 ID:gGWsGpSg
 「おねえちゃん、あれ!」
 リリィの指した窓の外を見ると、街から火の手が上がり、空を赤く染めていた。
 「お父さん・・・」
 ミリィは、不安そうに父親を見た、街外れの一軒家とはいえ、そう離れているわけではない。
 ただ事ではないことは、確かである。
 「お父さんが見て来る。いいか、二人ともお父さんが帰って来るまで、決して家から出るんじゃないぞ。」
 そう言い聞かせると、父親は扉を閉めて出て行った。
 「おねえちゃん、がっこう、大丈夫かな。」
 ミリィは、14歳の誕生日を迎え、街の修道院学校に入学が決まっており、今日にでも街に入る予定であった。
 「大丈夫よ、お父さんもすぐ帰ってくるから。」
 ミリィの言葉は、妹の質問に答えるものではなく、むしろ自分の不安を打ち消そうとするものであった。
585名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:16:37 ID:gGWsGpSg
 ドン!ドンドン!
 扉を叩く音が響き、姉妹がビクリと体をふるわせた。
 「リリィ、二階に上がっていなさい!私が呼ぶまで降りてきちゃだめよ!」
 ミリィは妹を二階に上げると、扉に話し掛ける。
 「お父さん?」
 返事はない・・・が、再び扉が叩かれる。
 どうしたのだろう、とミリィは扉に手を掛けると、わずかに開いてみる・・・と見慣れた袖口が見えた。
 「お父さん、一体・・・」
 安心して扉を開け放った瞬間、ミリィは硬直した。
 父親は、背中から二本の槍で貫かれ、胸を血で染めている、絶命しているのは明らかであり、目の前に立っているのは、剣を帯び顎鬚を生やした、野人のような男であった。
 一瞬の後、我に帰り悲鳴をあげるミリィの顔を、ぎらついた目で覗き込む髭男。
 「ホ!こりゃあ・・・美味しいところは、みんな騎士サマに持って行かれたとおもったが・・・おい、ご褒美があったぜ。」
 気が付くとミリィは、五人もの男に囲まれていた、髭男をはじめ、皆、いかにも傭兵といった風体である。
 「いやぁ!お父さん!お父さん!」
586名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:17:28 ID:gGWsGpSg
 男達は、泣き叫びながら父親の屍に走り寄ろうとするミリィを、後ろから捕まえると家の中に引き摺り込む。
 ミリィは手首を強く捕まれると、そのまま高くつるし上げられた。
 「へ、お嬢ちゃん、随分と小奇麗にしてるじゃねえか。」
 ミリィは、入学のため街に入る予定であった、用意していた新品のブラウスが引きつり、幼い胸の膨らみが強調される。
 髭男は、舌なめずりをすると、真っ白なブラウスの胸元を掴むと、力任せに引き裂く。
 ボタンが弾け飛び、引き裂かれたブラウスから、白い乳房が除く。
 決して大きいとは言えない幼い乳房だが、少女特有の突き出した張りがある。
 「きゃああ!」
 ミリィの表情が、錯乱から恐怖に変わった、男達の目的をようやく理解したのだ。
 「いや!やめて!」
 ミリィは、逃れようともがくが、屈強な男に掴み上げられた手首は、びくともしない。
 もがけば、もがくほど、幼い乳房はふるふると震え、男達の劣情を煽る。
 「かわいいねぇ、色も真っ白だぜ。」
 男は、手のひらに収まってしまうほどの乳房を、力任せにつかむ。
 膨らみ掛けの乳房は、ミリィに痛みしか伝えないが、男は白い肌が赤くなるほどに、幼い乳房を弄ぶ。
 「やだぁ!痛い!痛い!」
 痛みのため、ミリィは、益々もがき暴れる。
 男は、面倒臭くなったのか、別の男に合図すると、ミリィをテーブルの上にあお向けにして、手首をテーブルの足に縛りつけた。
 体を固定すると、今度は足首を掴み、華奢な白い足を大きく広げる、これも新品と思われるドロワーズがのぞくと、男はナイフを抜いてミリィの腰にあてた。
587名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:18:04 ID:gGWsGpSg
 「さぁて、ご開帳っと。」
 呟くと、大げさな動作でドロワーズを切り裂く、ミリィは恐怖のため体を引きつらせるが、切り裂かれたのはドロワーズのみで、生え始めたばかりの僅かな若草があらわになっていた。
 「やだやだ!やだぁ!」
 ”犯される”という感情が更に現実感を帯び、恐怖に支配されたミリィはもはや、泣き叫ぶだけであった。
 髭男はミリィの悲鳴を聞き、心地良さそうに目を細めると、自らの剛直をミリィの幼い秘裂に当て、一気に貫いた。
 「あくっ!きゃあぁぁっ!」
 ミリィが一段と高い悲鳴と上げる、髭男は満足そうにミリィの細い腰を掴むと、力任せに剛直を叩きつける。
 「いいねぇ、シコシコだぜ。」
 髭男が腰と叩きつける度に、ミリィの身体が大きく揺れデーブルが軋む、フルフルと揺れる胸に目を付けると、握り潰さんばかりに幼い胸を掴む。
 「あっ、くっ、はっはっ、痛い・・・痛い・・・痛い・・・」
 ミリィは、天井と見つめてうわごとのように繰り返す。
 「よし、じゃあ一発目いくぜ。」
 髭男の動きが、益々荒く激しくなっていく、髭男の言葉にミリィは意識を引き戻された。
 「いやぁ!やだ!やだ!やめてぇ!」
 髭男の意図に気づいたミリィが叫ぶが、叩きつける衝撃は益々強くなり、髭男は腰が壊れるのではないかと思うほど奥に突き上げると、幼い子宮に大量の精を吐き出した。
 「くあっ!あああぁぁぁ・・・」
 ミリィの身体が一瞬の硬直の後に脱力する、中に出された衝撃で、目はうつろで何も見ていない。
 髭男はミリィから離れると、閉じていた秘裂は開ききり、大量の精を垂れ流していた。
588名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:18:46 ID:gGWsGpSg
 「よし、次いいぞ。」
 順番を待っていた男が、待ちきれないとばかりにミリィの脚を抱えて、秘裂を貫くをミリィの身体をゆすり始める。
 ミリィが意識を手放したかと思われた時。
 「おねえちゃん!おねえちゃん!」
 再びミリィは意識を引き戻された。
 見れば、二階から大猿のような巨漢が、リリィを抱えて降りてきた所であった。
 「ハァ、ハァ、カ、カワイイナァ。」
 しかも、この大男は、まだ子供のリリィに欲情しているのだ。
 リリィは、いかにもといった子供服に身を包み、髪を三つ編みに纏め、その愛らしい顔は恐怖と涙に歪んでいた。
 「やめて!お願いです!妹だけは、妹はまだ子供なんです!」
 ミリィは、犯されながらも気力を振り絞って叫んだ、愛する妹だけは、自分のような目に合わせてはいけないと、第一リリィはまだ11歳なのだ、こんな男達の陵辱に耐えられるわけがない。
 「おいおい、流石に餓鬼すぎるだろう、ヤれんのか?」
 髭男は、あまり興味がないらしい、なんとか助けられればとミリィが思った矢先に。
 「オデ、コノコガイイ。」
 巨漢が言った、しかも見れば巨漢の剛直は、ズボンをはち切らんばかりに、そそり立っている。
 「やめて!お願いです!お願いですから!」
 「へへ、そういう事だ、お嬢ちゃんはこっちだよ。」
 待ちきれなくなったもう一人の男が、ミリィの口に剛直をねじ込む。
 「フグッ!ゴフッ!ブフッ!」
 小さな口は、限界まで広げられ、進入した剛直が喉まで突き上げる。
 「ゴフッ!ヒュウ・・・コフッ!」
 「お・・・おねぇちゃん・・・」
 幼いリリィにとって、目の前の出来事は理解の範囲外であった、まだ初潮も迎えていないリリィにとっては、性の事など知る由もないのだ。
589名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:19:59 ID:gGWsGpSg
 「オ・・・オネェチャント、イッショネ。」
 巨漢は、そう言うと力任せに、リリィの服を脱がせていく。
 脱がせるというより、力任せに剥ぎ取るものだから、縫い目はほつれボタンは千切れ、リリィが纏うのは、僅かなぼろきれのみとなった。
 あらわになったリリィの胸は、まだ乳房ともいえない微かな膨らみであり、細枝のような脚のつけ根には、ぴたりと閉じた無毛の秘裂が見て取れた。
 「やぁ!やぁだぁ!」
 姉の姿から自分のされようとしている事を察したのか、巨漢から抜け出そうと小さな身体を動かすが、巨漢がそれを逃がす筈もない。
 「ツルツル、カワイイナァ。」
 微かな膨らみを舐めていた巨漢が、リリィの両脚を掴んで大きく広げた。
 「アガッ!」
 無理矢理に脚を広げられたリリィは、まるで拷問器具に掛けられたようで、これだけで壊れてしまうのではないかと思うほどであったが、それでもリリィの幼い秘裂は閉じたままでであった。
 巨漢は、閉じたままの秘裂に口を付けるを、そのままねぶり始める、リリィは気持ち悪さに身じろぎするばかりであったが、秘裂の周りは巨漢の唾液でべたべたになっていた。
 やがて、巨漢はリリィを床に寝かせると、明らかに大きすぎる剛直をリリィの秘裂に押し当てる。
 「ッリリ!ンーーーーー!」
 ミリィが何事か叫ぼうとするが、喉を犯されて声になっていない。
 巨漢は、リリィの脚を掴むと、巨大な剛直をねじ込んでいった。
 「アガァァァ!」
 幼い少女のものとは思えない悲鳴があがる、男の巨根を受け入れるに、リリィの身体はあまりに幼すぎた。
 巨漢の剛直は、リリィには収まりきらず、裂けた秘裂からは血が流れ、下腹部には剛直の膨らみが見て取れる。
 リリィは、挿入の衝撃で失神していた、その瞳は焦点を失ったまま見開いている。
 「ハッハッハッ…」
 巨漢は、興奮したままリリィの子宮を突き上げる、小さな身体はガクガクと揺すられ、その度に腹部が剛直の形に盛り上がる。
 やがて、苦痛のためリリィの意識が戻ってくる。
 「ギィッ!ガッ!アーーーーー!」
 最早、悲鳴とも言えない声を上げるリリィ、巨漢は益々リリィの身体を突き上げる。
 「ハァッ、ハァッ、ハァッ、グォーーー!」
 やがて、巨漢は獣のように吼えリリィの子宮が破れんばかりに突き上げると、幼い子宮に大量の精液を打ち込む、リリィの秘裂からは、納まりきらない大量の精液を血が噴き出していた。
 同時に、ミリィを犯していた男達も、達しようとしていた。
 「へへ、嬢ちゃんのお腹をいっぱいにしてやるぜ。」
 「お、おれもだ、ちゃんと飲めよ!」
 男が、ミリィの子宮を精液で満たすのと同時に、もう一人が喉の奥に精液を撃ちこんだ。
 「ングーーー!ンーーーーー!」
 男達が離れると、再び髭男がミリィを犯しだす。
 「コフッ!カハッ!ヒッ!」
 ミリィは、精液がむせ返り声にならない。
 巨漢は、興奮が収まらず、続けてリリィを犯していた、リリィは既に意識なく人形のように、巨漢の性欲の赴くままに揺すられていた。
 
590名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:20:44 ID:gGWsGpSg
 ミリィとリリィが、既に5回は犯されているだろうか、二人とも幼い身体は精液にまみれ、ミリィは僅かに意識を保っているものの、リリィは既に反応を失っていた。
 リリィを犯しつづけている巨漢が、再び絶頂を迎えようとしていると、リリィの身体が痙攣を始めた。
 「ヒュッ、ヒュッ、ヒュッ」
 リリィの気管から、異様な呼吸が漏れる、ミリィがそれに気づいて青ざめる。
 「お願い、もう止めて、リリィが、リリィが死んじゃう。」
 力なく懇願するが、絶頂を前にした巨漢が聞き入れるはずがない。
 「フッ、フッ、フッ、ガーーーッ!」
 再度、巨漢がリリィの子宮を深く突き入れるを、ありったけの精液を発射した。
 同時に、リリィは光を失った目を大きく見開くと、ビクンビクンと痙攣しやがて、動かなくなった。
 「リリィ!リリィ!」
 リリィの死を悟ったのか、ミリィが犯されながら、リリィの名を呼び続ける。
 ようやく、巨漢が満足したように、リリィを放ると、だらしなく広がった脚の間から、どこに入っていたのかと思う程に大量の精液が溢れ出す。
 
591名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:21:15 ID:gGWsGpSg
 死してようやく開放されたかと思われたリリィだったが、陵辱は終わらなかった。
 今まで陵辱に参加してこなかった、傭兵にしては痩せぎすの男が、進み出るとリリィ脚を掴んで持ち上げる。
 元々、ぴたりと閉じていたリリィの秘裂は、度重なる陵辱によって、すっかり開ききり幼い穴を覗かせていた。
 痩男は、徐々に冷たくなっていくリリィの身体を、満足そうに持ち上げると、リリィの屍体を犯していった。
 痩男は、反応のないリリィを玩具のように陵辱する、力任せに突き入れては、ガクガクを揺れる頭から舌を吸い上げ、微かな膨らみを弄んでは、再び突き上げる。
 悲鳴はおろか、呼吸すら上げないリリィからは、ジュクン、ジュクンと怒張を突き入れる音だけが響いていた。
 やがて、痩男がリリィを一際強く突き上げると、腰を振るわせた。
592名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:21:47 ID:gGWsGpSg
 犯されながら、その様子を見ていたミリィも既に正気の限界だった、目は光りを失い、うわ言のようにリリィの名を繰り返すだけである。
 ミリィを犯していた髭男がつまらんとばかりに、幼い乳房を力任せに握るが、僅かに眉をしかめる程度である。
 反応のないミリィに飽きた髭男は終わらせる事にした。
 「妹の所に連れて行ってやるよ。」
 髭男は、犯しながらミリィの首に手を当てると、徐々に首を絞めていった。
 「クヒュッ!」
 僅かに苦しそうな声を出しながら、ミリィの背が仰け反っていく。
 「おおっ!いいぞ、たまんねぇ。」
 髭男は、断末魔の締め付けを楽しみながら、ミリィを犯す。
 やがて、限界まで仰け反ったミリィがビクンビクンと痙攣し、その痙攣を楽しみながら、髭男は精を叩き込んだ。
 
593名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:22:18 ID:gGWsGpSg
 一方、痩男はリリィの口の感触を楽しんでいる最中であり、ミリィの断末魔を見ながら、リリィの喉奥に精を放っていた。
 ミリィの最後を確認すると、痩せ男はミリィの屍体も犯しにかかる。
 膨らみかけの乳房を、まだ幼い性器を、荒々しく弄び犯していく。
 「よお、いつも思うんだが、それ楽しいのか?」
 男に、尋ねられた痩男は、満足そうな薄笑いを浮かべて応えた。
 「そんなもんかねぇ、よっと。」
 興味に駆られた男が、リリィの屍体を犯しはじめた。
 人形のように、生命を失った幼い身体を、思うが侭に犯す。
 揺すり、叩きつけ、子宮を奥まで押し込む。
 「おお、これは…なかなか。」
 ジュクン、ジュクンと奥まで犯しながら、精を放つ。
 「どれ、じゃあ俺も。」
 いつのまにか、全員がミリィとリリィの屍体を弄んでいた。
 子宮を潰さんばかりに打ち込み、喉の奥まで突き入れる、死んでなお形の崩れない幼い乳房を弄ぶのも快感であった。
 こうして、幼い姉妹を餌に男達の宴は、翌朝まで続いた。
 そして、傭兵達は次の現状に赴く。
 新たな獲物に思いを馳せながら。
594名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 13:28:12 ID:gGWsGpSg
以上、終了です
もはや、商業では無理な設定なんでしょうが
同人のゲームやCG集でもいいから
こんな戦火がしたいものです
絵心があれば、製作も考えるのですが
まずは、まともな文章を作れるように
時々は、妄想を投下していきます
595名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 18:52:40 ID:bk322D+4
やばい、とてもツボだった、死のエロスと死姦のエロス、お腹いっぱいな作品だった。またお願いしますね。
596名無しさん@ピンキー:2009/01/09(金) 23:31:05 ID:Jdq5Do7m
乙でした!
597名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 00:38:29 ID:oqMclHJf
GJ!
598名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 22:28:41 ID:3ltON+/E
この間、角煮のsenkaスレで、ユグドラねたが出てた
なんか、火がついて1本書いたので、投下します
599名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 22:29:19 ID:3ltON+/E
 ファンタジニア王国による、新生ブロンキア帝国への反撃が始まった。
 ユグドラ王女の率いるファンタジニア王国軍は、連勝を続けバルドーの丘を制圧するに至っていた。
 「でも、民兵による抵抗なんて…」
 未だ、多くの死体の横たわる戦場で、ユグドラは優れぬ表情で溜息をついた。
 バルドーの丘で、ファンタジニア王国軍に挑んで来たのは、民兵による抵抗組織であり、幾多の戦場を制してきたファンタジニア王国軍の相手になるものではなかった。
 特に、ロナリス砦での戦いは、戦というよりは、虐殺と呼べるものであり、ろくに剣も使えない民兵達は、王国兵士に次々と討ち取られていった。
 「兵達の様子を見てきます。」
 ユグドラは浮かれぬ表情を引き締めると、王女としての努めを果たすため、近衛兵のヴァルキリーを引き連れ視察に向かう。
 ロナリス砦に着き、野営地に向かったユグドラの耳を凄まじい悲鳴が叩いた。
 おかしい、戦は既に終わっているはず。
 急ぎ、野営地に向かう、そこでユグドラの目に飛び込んできたのは、信じられぬ光景だった。
600名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 22:29:53 ID:3ltON+/E
 大勢の少女達が、更に大勢の兵士達に冒されている。
 ほぼ全員が、衣服を引き裂かれ、若い乳房を晒している、その乳房を弄びながら少女を犯す兵士、既に生きているのかも判らない少女を乱暴に犯す兵士、中には犯しながら、その若々しい乳房にナイフを走らせ、反応を楽しむ者までいる。
 見れば、少女達が身に付けているのは、ぼろきれに様になっているがブロンキアの服、捕えられた民兵の少女達だろう。
 多くがまだ、年若い少女達、中にはいかにも幼げな容姿の者までいる。
 「これは…一体何事です!」
 ユグドラが叫ぶ、目の前の光景に声は僅かに震え、顔色も青ざめている。
 近くにいた兵士達が、ユグドラに気付き、犯していた少女から離れる。
 見ると、犯されていたのは、まだ年端もいかない少女、何人に犯され続けたのか、既に意識を宿していない虚ろな目は空を見上げ、だらしなく開かれた細い脚のあいだからは、大量の精液が溢れていた、薄い胸が僅かに上下していることから、かろうじて生きていることが解る。
 「こ、これは姫様、わざわざこんな所にお越し頂き…」
 兵士は、慌てて未だそそり立つ一物を慌ててしまうと、ばつの悪そうな笑いを浮かべる。
 「そのような事は聞いていません!これは何事かと言っているのです!」
 「いや…その…、何事かと言われましても…」
 ユグドラに一喝された、兵士がうろたえる、また、周りの兵士達も徐々にユグドラの存在に気付き始めた。
 狂乱の空気が変わり、兵士達がざわつき始める。
601名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 22:30:31 ID:3ltON+/E
 「おい!何事か!」
 様子の変化を聞きつけ現れたのは、デュランだった。
 デュランはユグドラの存在に気付くと、直ぐに跪く。
 「姫様…何故、此処に。」
 デュランの何時もと変らぬ様子に、ユグドラの表情に混乱が浮かぶ、何故この狂乱のなか平静なのか、ユグドラが更に声を荒げる。
 「デュラン!貴方がいながら、これはどういう事です!捕虜とはいえ、少女達にこのような…」
 デュランの表情に、苦々しいものが浮かぶ。
 「姫様、度重なる戦闘にて、兵士達の疲労は溜まっています、また雇われの兵士も多い故、時には、このような事にも目を瞑らねば、兵士の士気にも関ります。」
 「馬鹿な!我々の目的は、ガルカーサを倒しファンタジニア王国を復興させる事です!ここ様なことで大義がなしえ…」
 「姫様!!」
 デュランの声が、ユグドラの怒りの声をかき消す。
 普段物静かな、デュランの大声に、瞬間ユグドラが気圧される。
 「皆が大義のために戦っているのではありません、此処は戦場なのです。」
 続けて、デュランの声が響く。
 「姫様はお疲れになられている。お前達、直ぐに姫様を本陣にお連れして、お休みいただくのだ、いいな!」
 「は、はい!姫様、どうかこちらへ…」
 デュランの、命によりヴァルキリー達が、ユグドラを陣の外へ誘導する。
 「お、お待ちなさいデュラン!この様なことでは…」
 納得のいかぬ、ユグドラはだが、ヴァルキリー達によって、本陣に連れて行かれる、デュランは目を離さず、ユグドラが消えるのを見ていた。
602名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 22:31:15 ID:3ltON+/E
 「あ、あのう、それで、俺達は…」
 事が収まるのを待っていた兵士が、デュランに声をかける、この狂乱の宴の続きを望む狂気が、目に表れて始めている。
 デュランが、兵士達に目を向けると、皆同様の目をしている、デュランは、不快さを隠しもせず、兵士達に侮蔑の目を向けると、短く言い放った。
 「好きにしろ。」
 瞬間、兵士達の目に、再び狂気が燃え盛る。
 「おい!続きだ!」
 「今度は、俺の番だぜ!」
 兵士達が、再び半生の少女達に殺到する。
 生きていいる者も、既に死んでいる者も構わずに、兵士達は少女を犯す。
 少女達を地面に組み伏せると、乱暴に剛直をねじ込む、少女の悲鳴に剛直を更に滾らせると、乱暴に腰を叩きつけてゆき、次々と少女の胎に精を吐き出してゆく。
 体の弱いもの、幼い者から、陵辱に耐え切れず絶命する。
 兵士達は、その最後の命まで喰らうように犯す。
 事切れて、反応のない少女を乱暴の犯すものもあれは、犯しながら少女の首を絞め、胸に剣をつき立てる者もいる。
 そして、何れの少女も、全身を汚され、精液にまみれていた。
603名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 22:32:00 ID:3ltON+/E
 この狂乱の宴が、再び盛り上がりを見せたころ、一人の少女が狂乱の真っ只中に連れてこられた。
 「おい!お前らリーダー様を、連れてきたぜ!」
 みれば、まだ年若い少女、おそらくは16歳くらいか、民平達のリーダー、モニカだった。
 モニカは、周りの光景に愕然とする、同じ年の友人が、自分を姉のように慕ってくれていた少女が、陵辱されているのだ、滅茶苦茶に犯された少女達は、最早生きているのかどうかも解らない。
 モニカは、あまりの怒りに気が遠くなりそうになった。
 「この悪魔!!ファンタジニアの侵略者!殺してやる!」
 若い少女とはいえ、慣れぬ剣を手に取り、民兵を率いてきたのだ、この狂乱に押しつぶされないように、必死に脚を踏ん張ると、兵士達を睨み付け叫んだ。
 「なんだと、このブロンキア野郎!!」
 睨まれた兵士の一人が、怒りに任せ、モニカを殴りつける。
 どう、と倒れたモニカのスカートから、健康的な脚が覗き、兵士の欲情に火を付ける。
 「俺から、いただくぜ」
 モニカを殴りつけた兵士が、モニカにのしかかり力尽くで組み伏せていく。
 「ばか!やめろぉ!ぶざけんなぁ!!」
 必死に抵抗する、モニカには将来を誓った相手がいた、幼馴染のカナン、同じく民兵のリーダーを勤めた男だ。
 最後に、敵主力に切り込んでいったカナン、おそらく生きてはいないだろうが、だったら尚更こんな男に汚されるのは御免だった。
 モニカの必死に抵抗に、兵士は以外に手を焼いていた。
 見ていた他の兵士達が囃し立てる。
 「嬢ちゃん、がんばれー、助かるかもしんねーぞー!」
 「よぉ、なんだったら手伝ってやるぜ。」
 からかわれた兵士は、一層剥きになり、力任せにモニカの両手を頭上に持っていくと、素早く短剣を抜くと、振り下ろし両手を地面に縫い付けた。
 「ああぁぁ!」
 モニカが始めて悲鳴を上げる、屈強な兵士に縫い付けられた両手は、焼けるように痛み、とても抜けるようなものではない。
 「この、てこずらせやがって。」
 兵士は、完全にモニカを組み伏せると、ブラウスの胸に手をかけるを、乱暴に引き裂いた。
 細めの身体に合う、張りのある小振りな乳房が露になり、僅かにふるえる、兵士達は歓声を上げ囃子立てる。
 「へへ、こっちの方は可愛いじゃねえか。」
 兵士は、小振りな乳房を乱暴に掴むと、もう片方の口を付け、その桜色の乳首に歯を立てた。
 「痛っ!離せ!離せばかやろう!」
 相変わらず強気に抵抗するが、涙声になりつつあり、胸も脚も露にして見をよじる姿は、取り囲む兵士の獣欲を煽っていく。
 「おい、脚を抑えろ。」
 乳房を弄んでいた兵士が言うと、他の兵士が、仕方ないなと笑いつつ、モニカの脚を掴むと、左右に大きく広げ、下着を引きちぎる。
604名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 22:32:31 ID:3ltON+/E
 「や、やめろ!見るな!見るなぁ!!」
 モニカが泣きながら叫ぶ、必死に脚を閉じようとするが、屈強な兵士に掴まれた脚は、びくりともしない。
 スカートを捲り上げると、まだ少女らしい恥毛の薄い秘裂が覗く。
 兵士は剛直をしごき上げると、秘裂に押し当てた。
 「やめて!お願いだから!それだけはやめて!」
 民兵のリーダーという仮面は完全に剥がれた、今のモニカは陵辱の恐怖に泣き叫ぶ只の少女だった。
 兵士は、モニカの腰を掴むと、強引に剛直を突き入れていった。
 「ひぎゅああぁぁぁっ!」
 モニカが悲鳴を上げる、肉体的な苦痛のためか、とれともカナンに捧げる筈だった純血を敵国の男に奪われたためか。
 「おおっ、こいつ初物だぜ、ゲリラのリーダーのくせによ。」
 兵士は、楽しそうに言うと、乱暴に腰を叩きつけ、胎を突き上げる。
 「あっ、くっ、ぐあっ、ぎぃっ!」
 乱暴な行為に、モニカがうめく、突き刺された掌はいつの間にか、血で染まっていた。
 「ふっ、ふっ、コイツ最高だぜ、もう直ぐにでもイキそうだぜ。」
 胎の中まで汚そうという男の声に、モニカが不明とも懇願ともつかない声を上げる。
 「やだ、やだぁ、もうやぁぁ…」
 「そう言うなって、ファンタジニアの子を孕ませてやるぜ。」
 そう言うと、兵士は一際深く突き上げると、大量の精を撃ちこんだ。
 「ああっ!うああああぁぁぁぁ……ぅぅ」
 モニカは、苦痛と嫌悪感に身体を仰け反らしてうめいた。
 兵士が離れると、裂けた股間から血と大量の精液が溢れ出した。
605名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 22:33:04 ID:3ltON+/E
 その後も兵士は、入れ替わりモニカを犯していった。
 30人を過ぎた頃には、最早抵抗もしなくなり、為すがままとなった。
 抵抗が無くなると、兵士達は口も使うようになり、喉奥まで突き入れては精を吐き出し、反応が乏しくなると、形のいい小振りな乳房を傷つけては、反応を楽しんだ。
 少女らしい健康的な美しさだったモニカの身体は、傷だらけとなり、強い意志を湛えていた瞳も、今はうつろに空を見上げていた。
 もう体力が限界なのだろう、弱々しく呼吸をするだけのモニカを犯していた兵士は、掌に刺さっていた短剣を引き抜くと、モニカの胸に突き立てた。
 「ヒッ!ヒュッ!」
 断末魔の呼吸を発して、硬直するモニカ。
 その最後の反応を楽しみながら、兵士はありったけの精を吐き出していった。
 
 最後にモニカを犯していた兵士が満足げに立ち上がる。
 気が付けば、周りには犯され尽くした少女達が横たわっていた。
 おそらく、もう生きている者はいないだろう。
 立ち去ろうとした兵士が、ふとモニカの掌に目を止める。
 左手にある銀の指輪、田舎の少女の持ち物にしては、良い物だった。
 「わるいな、こいつも、もらっていくぜ。」
 兵士は、指輪を抜き取ると、兵舎に引き上げていった。
606名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 00:23:42 ID:mH0KRZco
 「わっふるわっふる、こいつも、もらっていくぜ。」
607名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 09:13:29 ID:0Pia05Ke
GJ!ツボだった、ヤられまくるとやっぱ死ぬのかね、衰弱死か
608名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 16:53:28 ID:rumvU6sE
過労死じゃね?
609名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 17:35:18 ID:RagLmiix
数日休みなしでヤられるならともかく、数時間回されただけで死ぬかい
ってか短剣でトドメ刺しとるがな
610名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 21:58:17 ID:0Pia05Ke
周りの子の中には衰弱死ぽい表現あったからさ、否定じゃなく、単なる興味かな、ただ実験できないしどうとも言えないが、純粋にヤり殺しとなると衰弱や過労なんだろうか。
611名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 02:50:49 ID:wCQSG9Ff
ショック死とか失血死の目はないかい?
612名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 03:44:28 ID:lSRDxVlH
窒息死もありえる
613名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 08:08:34 ID:BfR6/LDT
最後死で終わると嫌だって人もいるが死のエロスにとり憑かれた俺にとって戦火は楽園、とにかくGJ次回作も期待
614名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 08:31:37 ID:Jgqwn1XS
殺すよりは生かして
無料娼婦か奴隷商人に売り無理矢理出産がいいな。
絶望に沈む姿が何ともエロス。
615名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 10:44:09 ID:Wb/d16yN
なんか殺すまでいくのが萌えるって怖い神経だな…
殺すのってリョナとかになるんじゃないの?
戦火ってそうなってしまう悲しい時代背景とか
ストーリーの背景をリアルにするための前提だと思ってるから…
クリスタの話はそういうリアルさや切なさがあって良かった。
616名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 18:17:25 ID:O0iwZHZW

ち、血に飢えてやがる……(;゚Д゚)ガクガクブルブル
617名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 13:11:08 ID:nBp3yG2F
英国の有名な傭兵団だと、30人で回した時点で体外死んでるんじゃなかったっけ
618名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 13:40:14 ID:/3bKSOUM
よくできた傭兵団のブリーフィング。

団長「我々の今回の目的は、敵国の街Aを攻撃し
    防衛の任についているヤロウどもを楽しく虐殺したのち街を占拠、
    金品財宝を根こそぎ強奪したうえ
    残った女子どもを相手に陵辱の限りを尽くすことである」
団員たち「オオー!!」
団長「だが、さしあたっていくつかの注意事項がある。
    まず、戦闘というか虐殺についてだが、歯向かってくるヤロウどものうち

    1.美形青年またはナイスミドル
    2.不自然に全身重武装または顔を隠している奴

    は、殺さず生け捕りにしなければならない」

団員A「なんででありますか!? 1などむしろ、まっさきに虐殺したいであります!!」
団長「まあ聞け。
    たしかに俺もまっさきにフクロにしたうえ虐殺したいのはヤマヤマだが、
    美形ということはまず間違いなく
    街に住む女どもの中に、そいつの恋人ないし妻や娘がいるだろう。しかも上玉が。

    そんな上玉が、愛しい…言っててまたムカついたがとにかく、愛しいそのヤロウの生首など見て
    速攻世を儚んで自殺などしたら元も子もないだろう。

    だからここはグッとこらえて生け捕り、人質にしたうえ、
    泣き叫ぶ恋人、妻、娘を目の前で輪姦するという寝取られプレイに興じるのが
    最善の利用方法なのだ」
団員たち「おお…。なるほど……」
団長「さらに、1.のうち美形青年と2.はともに、
    『実際にはオニャノコである』という可能性が極めて高い。2.に至っては、7割方がそうだな。

    ゆえに、ぶっ殺してから『しまった!! 犯してから殺せばよかった!!』などと後悔することがないよう、
    いったん生け捕りにしてから、十分検品したのちに殺さねばならんのだ。
    とくに胸周り。あと股間。

    …ただし、実際ヤロウだったら気持ちが悪いので、じっくりねっとり触りまくる前に
    『本当に女だ』ということはこっそり確認しておけよ。

    のどぼとけがあるかないかですぐ分かるからな。実際には」
619名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 15:24:48 ID:0YkYvuMA
団長、市民は教会に逃げ込んでますぜ
本国の連中は教会に手を出すなと言ってますが…
どうしやすか?
620団員A:2009/01/17(土) 15:27:31 ID:WvhQYYmi
金品財宝は教会に集まってるだろ、常識的に考えて。
621団員B:2009/01/17(土) 16:17:40 ID:YPnhHksj
敵兵が教会に逃げ込んでるんだぜ?
俺たち職務に忠実な勤勉な兵士だもんなー、敵はちゃんと掃討しねーといけねーだろ?

敵兵とそうじゃない奴の区別?
今武器を持ってる男が敵兵、今持ってない男は未来の敵兵だろうが、常識で考えろよ
女? 戦利品は人じゃねぇ! 誰も人が居ない教会に入って何が悪いってんだよヒャハハハハ
622名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 16:45:02 ID:0YkYvuMA
ヒャッハー!鍬や鎌で俺らに勝てるつもりかよ!
団長、残りは、女ばかりなんですが、その…
シスターが、入口を塞いでまして…
623名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 16:52:07 ID:/3bKSOUM
団長「しょうがないな。無理やりヤッちまうわけにもいかないし。

   おい、さっきとっ捕まえたガキを2、3人、
   教会の前の広場で折檻しろ。

   そのうち向こうから言って来るだろ、

   『わたしが身代わりになりますからその子を解放してください!!』ってな」
624名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 17:58:35 ID:piLZIqS7
なんで殺すのかな?

特に駄文書き垂らしてる人。なんで殺すの?

そんなに殺したければ親でも奥さんでも恋人でも殺せば
良いんじゃない?

自分がどういう気持ちになるか知ったらいいよ。
625名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 19:05:00 ID:p1SIarPo
伍長「逃げる奴は敵兵だ、逃げない奴はよく訓練された敵兵だ」
隊員「よく女子供を殺せるな。自分の立場で考えろよ。」
伍長「フハハ…簡単だ、ノロイからな…あと坊主、戦場の女は慰安婦かゲリラだ。」
隊員「それでも人殺しは良くない!」
伍長「坊主、そんなにイヤなら出ていけ、ここは地獄だぜ聖人気取りはお呼びじゃねえ。」 
626名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 19:42:19 ID:0YkYvuMA
戦場の殺戮の中で、無力な少女は
狂気の昂ぶりを叩きつける玩具だな
飽きた玩具を壊してしまうのは……しょうがないよな?
627名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 19:50:12 ID:WR+N5Srp
そんな事言われてもウチ鬼畜やし

628名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 19:56:23 ID:kMYidPTi
戦火で兵士がゴーカンする時、濡れてないアソコに突っ込む訳だ。
兵が眉間にシワよせて歯を食いしばって突っ込む顔、それがショタ少年兵なら結構そそる。
謝りながら犯すとかもかなりいい。
629名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 22:29:27 ID:HSxYHZEH
最近ショタまでなら受け付けるようになった
630名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 22:31:45 ID:OpL0a8kC
正直穴さえあればなんでもいい
631名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 00:06:41 ID:7XXv5NxV
賢者タイムになるとそういう心境になるな俺は
632名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 00:09:24 ID:7XXv5NxV
ごめん、>>630じゃなくて>>610な。更新してなかった
633名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 00:26:46 ID:HUZLBY4F
>>632
それでもやっぱり意味が通じないぞw
634名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 00:29:17 ID:n84ZK9cc
どんだけ野獣なんだよw
635名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 00:45:10 ID:7XXv5NxV
ごめん>>615だww何やってんだおれw
636名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 15:41:05 ID:Z1zOF7+y
リュック・ベッソンのジャンヌ・ダルクで
瀕死の姉が陵辱されている流れで
ジャンヌが発見されていたらと思うと
妄想が止まりません
637名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 06:12:55 ID:WVeGOCAD
あの映画で戦火に目覚めた俺
638名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 14:11:18 ID:MB+eI6t0
俺それ世界史の授業時間に大教室のスクリーンで見せられたよ。
牢に入れられたジャンヌに野郎が群がって暗転、次のシーンで
男物の服に着替えさせられて震えてるとか相当きわどい描写あったよなぁ
639名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 16:05:24 ID:q6AN6lJz
あの映画はジャンヌがもうちょいかわいければ最高だった
640名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 16:13:43 ID:V8ogXDA2
処女検査されるシーンもなかったっけ?
641名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 21:09:56 ID:LJ+aiOA9
傭兵ピエールでは処女検査の後で輪姦されまくりだったけどな
642名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 22:11:04 ID:V8ogXDA2
>>641
傭兵ピエールって、漫画の?
643名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 02:18:52 ID:pS6qGVAq
小説の方だな

佐藤賢一はNTRと戦火好き
644名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 03:04:05 ID:pAhMBayG
俺の持ってるsenkaのある映画は
ジャンヌ・ダルク
銀馬将軍は来なかった
ふたりの女
カジュアリティーズ
BarbarianQueen
炎のグレートコマンド 地獄城の大冒険

特に気に入っているのは
亀も空を飛ぶ

おすすめがあったら、教えてくれ
645名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 23:32:32 ID:GhPPgmqd
天と地
ロブ・ロイ
38度線
646名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 00:41:16 ID:SvbXxJbZ
ロブ・ロイはさっぱりしすぎ
647名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 02:13:44 ID:0WpGcJc8
お前ら…雑談はこっちでやれw

【孕んで】戦火のなか犯される娘達51【棄てて】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1231716014/
648名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 04:29:38 ID:J/CUck8p
カエル部隊を犯したい
649名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 20:39:38 ID:xiPZa1tU
>>648
スネーク、身体検査で我慢するんだ
650名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:44:30 ID:Gcdf9BDf
 街より離れた緑の丘、その斜面に羊の群れが雲のように形を変えていく。
 「アル、羊が広がり過ぎてる、向こうから追って頂戴。」
 「うん、ジョンいくよ。」
 愛犬と駆けていく少年を、少女は眼を細めて見つめる。
 ついこの間まで危なげに歩いていた少年が、しっかりとした足取りで、羊を追っていく。
 少しは少年らしくなったであろうか、流れるように羊を追い上げる姿に、多少の頼もしさを感じたりもする。
 とはいえ、まだ時折、やんちゃな悪戯で姉を困らせる子供には違いないのだが。
 途端、少年と羊を追っていた、牧羊犬のジョンが吠え出した。
 いつもの羊を追う吠え方とは違う、ジョンの見る方を目で追えば、丘の向こうから煙が上がっている。
 家のある方角から上がる煙は一層増え、ジョンは激しく吠たてる。
 「火事!?アル、いらっしゃい!」
 少女は、駆け寄る弟を連れて、丘へと走り出すと、ジョンが後に続く。
 
651名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:45:01 ID:Gcdf9BDf
 丘の上から見下ろすと、家が燃えていた。
 小さな小屋ではあるが、家族と12年館暮らしてきた家である。
 「あ…ああ……」
 炎を煙を吹き上げながら崩れていく我が家に、呆然としていた少女であるが、両親の事を思い出し、丘を駆け下り

て行く。
 「お父さん!お母さん!大丈夫……!」
 焼け落ちる家の前まで辿り着いた少女は、目の前の光景に言葉を失った。
 庭先にいたのは、10人ほどの男達、何れも屈強な体躯に剣や槍で武装していた。
 これは、一体どうしたことか、状況を理解出来ないでいる少女に、熊のような髭の男が笑いながら話し掛ける。
 「よう、お嬢ちゃん、一体どいつにご用だい。」
 「あ、あの…私の家……おとう…さん」
 「おお、おとうさんか!おとうさんよ!可愛いお嬢ちゃんが呼んでるぜ!」
 父親は無事でいたのか、男の振り向いた先を目で追い、少女は凍りついた。
 地面に立てられた槍の先に、父親はいた。
 正確には、父親の首だけがそこにあった、その表情は読み取れるものではなく、だらしなく開いた口の奥に、鋼が

鈍く光っていた。
652名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:45:58 ID:Gcdf9BDf
 「きゃああぁぁ!」
 悲鳴を上げて、父親の首に走り寄る少女、だが、その先に更に信じられない光景があった。
 地面には、母親が横たわっていた、だがその母親の姿は少女の知るものではなかった。
 いつも少女に優しく微笑みかけていた美しい顔は、眼を見開き苦悶の表情を湛え、その表情が変る様子はない。
 質素ながらその美しさを飾っていた衣服は、原型を留めておらず、豊かな乳房をさらけ出していた。
 その美しかった顔も乳房も、まるで蛞蝓が這ったように、粘液状のモノで汚され、さらに、長身の痩せた男が母親を組み伏せている、下半身をさらけ出して、その腰を母親の腰にぶつけているのだ。
 その乱暴な行為に、母親の身体は、かくんかくんと力無く揺れ、豊かな乳房が跳ねていた。
 「ご婦人の方は、幾らも持たなかったからな、お嬢ちゃんには頑張ってもらおうか。」
 「可愛いねェ、残ってて正解だったゼ。」
 男達が、いやらしい笑いを浮かべながら、少女を取り囲んでいく。
653名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:46:29 ID:Gcdf9BDf
 「あ…あ……」
 目の前の事が理解出来なくとも、自分が恐ろしい状況に置かれていることだけは解った。
 逃げなければいけない、しかし、恐怖に囚われた少女の脚はふるえ立っているのは精一杯だった。
 ガウッ!
 少女の前に、突如、黒い影が飛び込んで来た。
 影は、少女の背後から方を掴もうとしていた巨漢の腕に、深く噛み付いた。
 「イデェッ!」
 巨漢が怯むのと同時に、聞きなれた声が響く。
 「おねえちゃん!!」
 弟に呼ばれ、ようやく少女の脚は動き出した。
 しかし、男の脇をすり抜たように思えた一瞬、少女の細い腕は髭男に手に捕えられていた。
 「あうっ!ジョン!!」
 痛みに顔を顰めながら、先程の影…愛犬のジョンに眼を向けるが、ジョンも噛付いた巨漢に掴まれていた。
 囚われながらも唸り、大男に抵抗するジョン、主人を守るために暴れ爪を立てる。
 「イデェダロ!コノ、バガイヌ!!」
 しかし、巨漢は暴れるジョンの頭を掴むと、力を込めていく、ミリミリを嫌な音を立てて、巨漢の片が盛り上がる。
654名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:47:02 ID:Gcdf9BDf
 ギャウッ!
 ぐしゃりと音がして、ジョンの頭が潰れた、あまりの惨さに少女が目を逸らす。
 「このぉ!おねえちゃんをはなせぇっ!」
 少年が、羊追い用の杖を振り回しながら、髭男に殴りかかる。
 しかし、10歳にも満たない少年と、職業兵士では勝負にならない。
 「ほれ、どうした、そんなんじゃお姉ちゃんは、助けらんねぇぞ。」
 笑いながら、髭男は少年の振り回す杖をかわし、受け流す。
 「このっ!このおっ!」
 少年が、目に涙を浮かべながらも必死に杖を振り回す、頼りのジョンはもういない、自分が姉を助けるのだと。
 からかうように相手をしていた髭男だったが、遂に剣の切っ先を少年に向けた。
 「残念だったな、小僧。」
 髭男の剣が、少年の右肩を貫いた、少年はうめきながら倒れたまま起き上がらない、だた流れ出す血が地面を赤く染めていく。
655名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:47:34 ID:Gcdf9BDf
 「いやぁ!!アル!アル!」
 少女が叫ぶ、父母を愛犬を失い、今、弟までも失おうとしている。
 倒れたままの少年が、僅かにうめいた、重傷ではあるがまだ死には至っていない。
 「おねがい、助けて!アルが…アルが死んじゃう。」
 少女が懇願する、もうこれ以上、愛する者を失うのには耐えられないと。
 待っていたとばかりに、髭男の顔がにやりと歪む。
 「お嬢ちゃん、弟を助けたいかい?」
 少女が、しゃくりあげながら頷く。
 「ようし、それじゃあ、頑張るんだな。」
 「頑…張る……?」
 髭男の言葉の意味を掴みかねて、少女が聞き返す。
 「ヂグジョウ、イデェヨアニギ。」
 噛まれた腕を摩りながら、巨漢がやってくる。
 「おお、大変だったな、よし、お前からヤッていいぞ。」
 「ただし、すぐに壊すんじゃないぞ、皆で楽しまないとな。」
 そう言うと、髭男は背中を押す。
656名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:48:11 ID:Gcdf9BDf
 少女のよろけた先は、巨漢の腕の中である。
 「アア、チッチャクテカワイイナァ。」
 巨漢は、少女を抱え上げると首元に顔を寄せ、獣のように臭いを嗅ぐと、少女の顔を舐め上げる。
 少女は、その人間離れした容姿と不快感に、少女がひっと息を呑んだ。
 興奮した巨漢の息は次第に荒くなり、少女は涙を浮かべながら顔を逸らす。
 そして、巨漢は少女の襟元にその獣のような歯を立てると、そのままブラウスを引き裂いた。
 「いやぁぁ!!」
 引き裂かれたブラウスから、少女の色白い胸があらわになる。
 少女は、まだ乳房とは言えぬような、幼い膨らみを隠そうとするが、巨漢に腕を掴まれて痛みにうめく。
 「うひょう、ちっちゃいねぇ。」
 「真っ白じゃねぇか、そそるぜ。」
 取り囲む男達が、口笛を吹きながら囃したてると、その熱狂に押されるように巨漢は益々息を荒げていく、涎を垂らしながら少女の幼い膨らみを舐めまわす。
657名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:48:42 ID:Gcdf9BDf
 「いやぁ!やあぁぁ!」
 少女が激しく頭を振りながら、脚をばたつかせる。
 しかし、暴れてスカートから覗く細い足は、男達を更に狂喜させる。
 巨漢が、その細枝のような脚を掴むと、少女を逆さに吊り上げた。
 スカートは完全に捲りあがり、肉付きの薄い腰を包む少女らしい下着が露になる
 豪腕に両足を掴まれ、吊るされた少女は、もはや暴れることも出来ない、だだ泣き叫ぶ少女の脚を豪腕が力任せに開いた。
 「ひぃっ!」
 少女が痛みに目を見開く、脚はほぼ水平に開かれていた、左右に引かれる少女の細い腰は今にも壊れてしまうかに見えた。
 少女ブラウスを裂いた巨漢の歯が下着に立てられる、とそのまま引き裂いた。
 「−−−−−−!!!」
 少女の大事な部分が露になるのと同時に、男達の歓声が上がり、慎ましい無毛の割れ目が男達の目に晒される。
 しかし身体が裂けてしまうのではないかと思うほどに、脚を開かれているにもかかわらず、その割れ目は美しいままであった。
658名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:49:13 ID:Gcdf9BDf
 全てを男達の劣情に晒され、少女は気が狂いそうだった、なぜこんなことをするのか?こんなこと知らない、お母さんはこんなこと…お母さん……
 少女の目に、動かない母親の姿が目に入る、白濁の液体に汚された母が、その身体を痩せた男に弄ばれている。
 ああ、自分もこうなるんだ、あの髭の人が言った頑張るって、そういうことだったんだ、頑張れば……アルは助かる?
 頑張ろう、頑張ろう、巨漢の涎が垂らされ、無毛の割れ目に舌が差し込まれる、とても気持ち悪かったけど、少女はひたすらに我慢した。
 少女の世界がふと反転した、逆さに吊らされていた少女の身体は、抱え上げるように持ち上げられていた。
 先程まで強引に開かれていた脚は痺れているけど、もう身体を舐めまわす様子はない、終わったの?
 少女は緊張が切れたように脱力する、だが巨漢はそそり立つ自らの剛直を、幼い割れ目にあてがい、一気に貫いた。
659名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:49:46 ID:Gcdf9BDf
 「ひぃぎゃぁぁああぁぁっ!!」
 今度こそ、身体が引き裂かれたと思った、頑張るなんて出来るはずもなかった、巨漢の剛直は幼い身体に収まる筈もなく、つるりとした下腹部が突き上げられている。
 悲鳴が収まるのも待たず、巨漢は小さな身体を抱えたまま突き上げていく。
 もはや、悲鳴も上がらない、剛直で幼い子宮を叩かれる度に、肺の中から空気が押し出され「ひっ!ひっ!」と声を上げる。
 巨漢は、獣欲のままに少女を突き上げ、その度に少女の細い脚がぶらぶらと揺れた。
 やがて、巨漢は一層激しく突き上げると、獣のような咆哮を上げる。
 「ひああぁぁぁっ!!」
 ぶびゅるると大量の精液が幼い子宮に発射され、少女の下腹部が膨れ上がる、巨漢はそのまま最後まで性を吐き出すと、少女を地面に放った。
 「うっ…あっ」
 落とされた衝撃で少女が喚く、細い脚がだらしなく広がり、裂けた割れ目から大量の精液が溢れている。
 少女は、息を荒くしているがその身体は動かない。
660名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:50:19 ID:Gcdf9BDf
 「おーおー、可愛い脚広げて、誘ってるのかぁ?」
 「おいおい、俺にも楽しませてくれよ。」
 白濁に汚れた幼い少女に興奮した男達が殺到する。
 「ま……まって…死んじゃ……」
 少女の言葉に男達が聞く耳を持つはずも無く、早速一人の男が少女に突き入れる、巨漢に犯された後とはいえ、その幼い割れ目は狭く、男を楽しませる。
 「おお、いいぜ!こりこりしてやがる、やっばガキは最高だぜ。」
 幼い子宮までゴリゴリと突き入れながら、男が笑う。
 「うっ…はっ……くぅっ……」
 少女は、悲鳴も上げられないまま、その小さな身体を揺すられる。
 「じゃあ、俺はこっちで楽しませてもらうぜ。」
 別の男が、少女の小さな口に剛直をねじ込み、喉を突く。
 「ごぷっ、ひゅ、かふっ…」
 幼い口が空気を求める度に、剛直は奥まで突き入れてくる。
 気が付けば、何人もの男が少女に群がっていた、次々に割れ目に突き入れ、喉の感触を楽しみ、薄い胸を弄ぶ。
 吐き戻しても、何人もの性を飲まされ、無毛の割れ目も開ききり白濁液を垂れ流していた。
 まだ息はしているものの、少女の目はもう何も見ていない、言葉もなくなすがままに犯されていた。
661名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:50:50 ID:Gcdf9BDf
 「おい!なんだありゃあ!」
 突然一人の男が声を上げた。
 見れば、遠方に土煙が上がっている。
 「ち…早いな、正規の連中は囮にもなんねぇ。」
 「おい、お前ら、急いで国境を越えるぞ!そうすりゃ、仕事なんぞいくらでもある!」
 男達の動揺を制すると、髭男を戦闘に素早く荷物を纏める。
 「よし、全力で駆けるぞ、遅れた奴は勝手に死ね!」
 男達は、まるで疾風のように駆けて消え去った。
662名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:51:22 ID:Gcdf9BDf
 「姉さん、今日は羊毛を納めてきたよ、食材も買ってきたからスープにしよう。」
 「少し待っててね、姉さん、裏に荷物だけ置いて来るから。」
 そう言うと少年は、左手に荷物を抱えて、小屋を出る。
 右手が無いのは不便だが、その分左手が鍛えられる、まだまだ成長なのだ、背も伸びたし1年後には更に逞しくなっているだろう。
 生活は苦しいが、まあ3人なら何とかやっていける、まだまだ頑張らなくては。
 「さあ姉さん、すぐに食事にするからね。」
 小屋に戻り食事の準備にかかる、姉は相変わらずこちらを見ようとはしない。
 今日も、椅子に座ったまま、窓を見ている。
 いつかは、自分の言葉に応えてくれる日が来るのだろうか、少年の心に雲が掛かる。
 「きゃ…ああうう…まー」
 少女の腕の中で、小さな命が声を上げる。
 小さな手を伸ばし、母親の頬に触れる。
 「あーう?」
 それまで彫像のように動かなかった少女が、腕の中の赤ん坊に微笑みかける、それは赤子と同じ無垢な微笑みだった。
 「姉さん…」
 少年は、赤子になった姉の無垢な微笑みにつられて笑う、そして左手を握ると、なによりも大切な家族にために食事の準備に取り掛かった。
 
663名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 22:55:59 ID:Gcdf9BDf
以上、終わりです
また、妄想の垂れ流し状態です
駄文の上に、長くてすまんです

挿絵の付けたかったんだが
…技量がありませんでした

また気が向けば、髭男・巨漢・痩男
書きたいですね

・…勉強します
664名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 00:13:22 ID:Q+weo3Tr
GJ
665名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 01:14:47 ID:ImQOgZ9F
>>663
ひゃっはー
666名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 21:43:47 ID:IgMNFrfr
>>663 
おまえさ。
少女とか姉とかにしないで自分の近親者の名前入れて書けよ。

カタワにしたら許されるとおもってんのか。キチガイ
667名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 00:30:34 ID:0q75u3VT
>>663
乙!
668名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 03:44:52 ID:uh4vXZRh
>>666
なんだこのキチガイ
669名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 03:48:10 ID:c8LcQ0yn
まぁ、666だからな。悪魔の子なんだろうw
670名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 10:08:13 ID:5ph79mrq
>669
だれうまw
671名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 20:15:17 ID:i5paTcOs
>>557 からの続きを書いてみました。

 ノースランド公国を併合してから約半年、新生ソレンスタム帝国は次々と周辺国を制圧、
 その疾風怒涛の電撃作戦も去ることながら、制圧後の統治政策においても徹底した融和、治安の維持、
 政治体系の統一に心血を注ぎ、自ら帝国の門下に降る国も存在するくらいであった。
 
 帝国の驚くべき躍進にはもうひとつ大きな要因がある。
 それは帝国兵士たちの異常なまでの士気の高さである。
 ソレンスタム帝国皇帝アズールは、決して征服した国の兵たちを登用しようとはせず、
 軍隊はあくまでソレンスタム帝国の兵として志願した者だけで構成し、少数精鋭ではあるが
 圧倒的な機動力と突撃力の前に、名だたる軍事国家でさえも成す術なく敗れ去っていくのである。
 
 また、アズールは兵たちの士気を高めるため様々な施策、恩賞を打ち出している。
 その中でやはり最も効果が高いひとつであると思われるのが、慰安婦政策である。
 慰安婦もそのほとんどを志願制で募ったうえで、厳格な審査、試験を突破した者のみを採用、
 性の技術は勿論のこと、戦場で荒んだ兵士の心を癒すスペシャリストとして養成される。
 彼女たちは帝国兵たちの士気向上に多大な貢献を成しているのである。
672名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 20:15:58 ID:i5paTcOs
――

「皆様、今宵はこの場に呼ばせて頂いたことを本当に嬉しく存じ上げます…」
「皆様は帝国のために命を懸け、魂を燃やし、その身を削っておられます…」
「私は心から皆様をお慕い申し上げますと同時に……あっ、待ってください…
  順番が決まっておりまして……」

 美しく三つ編に結った金髪、吸い込まれそうなほどの青い瞳、珠玉の如く真っ白な肌……

 少女の周りを十数人の息の荒い男達が取り囲んでいる。
 皆すでに臨戦態勢であり、彼女がのたまう言葉はてんで耳には入っていないようである。
「この娘、ほ、本当にヤっちまっていいんだよな?」
「あ、ああ…聞くところによるとアズール様直々の恩賞だということらしいぞ!」
「くーっ! オレ帝国に志願して良かったーー!!」
 少女はこのような状況にも関わらず、常に微笑みを絶やさず周りに愛嬌を振りまいている。
 その笑顔はまさに女神を思わせるかのような慈愛に満ちたものであり、
 興奮して理性を失っている兵士たちに若干の躊躇を与えるほどであった。

「だ、ダメだ! オレもう我慢できねぇ!!」
「順番なんてどうでもいい!」
「ひゃっはー!!」
 数人の兵たちが少女の体を荒々しく掴み、押し倒す。薄い真っ白なローブを身に着けていただけの少女は
 衣服を引き裂かれ、その美しい股体を露わにする。
673名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 20:16:40 ID:i5paTcOs
「きゃっ! あ……」
「へへ、見ろよ、いい胸してるぜまったく」
 そう言って一人の兵が少女の豊満な乳房を揉みしだく。
 すると手が四方八方から伸びてきて少女の胸を覆いつくす。

「あっ……お願いです…乱暴にはしないでくださ……むぐっ!」
 少女の小さな唇に異物が押し当てられる。
「はうあぁ……おちんちん……」
 少女は嫌がる様子を見せず、それどころか嬉しそうにそれを頬張りだした。
 口のなかでペニスの先を舌で丁寧に嘗め回す。

「す、すげぇ! こんな気持ちいいの初めてだ……」
「こ、こっちの穴もいいかな!?」
「あっ! ずるいぞ! というかお前さっさと代われよ!」
 少女はペニスを咥えながら、両手で兵達の男根を懸命に扱いている。
 あぶれた兵達はところ構わず少女の体に男根を擦り付け、早漏の者はすでに射精している者もいた。

「んっ、んっ、はうっ……ん…あ、ああぁぁ!」
 一人の兵がついに少女の聖域に進入したのだ。
 少女は咥えていたペニスを吐き出し、快感に体を捩じらせる。
「うああっすごい締め付けだっ……、もう出るっ!」
「おいっ中に射精すなよっ!」
 ペニスが少女の聖域に入退室する度に、少女は淫らな声をあげ、
 接合部からは愛液が溢れ出してくる。
「ああっ…もっとたくさん……ついてくださいぃ…」
 少女は恍惚とした表情で哀願する。
 兵はピストン運動を早め、限界までその聖域を侵し続ける。
「だ、ダメだ! 射精るっ!!」
「あっあっあっ…中に出して…ください…中にぃ……」
 兵は我慢できず欲望の塊を放出する。
674名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 20:17:02 ID:i5paTcOs
「てめっ、中に射精すなよ!」
「す、すまん、あまりに気持ちよくて……」
「ええい! 今度はオレだぁ!」
 休む間もなく次の兵が少女の聖域に侵入する。
 すると少女の体躯がまたも大きく波打ち、卑猥な声をあげる。
 少女は精液塗れになりながらも、兵達に奉仕を怠ることなく、欲望の捌け口として
 その身体を奉げるのであった……

 その様子を、遠くのほうでぼんやりと見つめている一人の兵がいた。
 その兵士は不恰好な鉄仮面を着けており、小さな木の元で小さく足を抱え座っている。

「なんだ、お前はいかんのか?」
 ふいに白い口ひげを生やした、体格の良い男がその兵に話しかける。
「…隊長はよろしいのですか?」
「おれはもういい歳だからな、ガッハッハ……妻子もいるしな」
「……」
「お前が敵の大将をあっさりと組み伏せてくれたおかげで、今回の大きな戦功をあげることが出来たのだ。
  本来ならお前が真っ先にあの娘を堪能する権利があるというものを…」
「……」
「…お前、もしかしてアッチ系か?」
「……」
675名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 20:17:31 ID:i5paTcOs
――

「そうかそうか、コーデリアちゃんの弟さんも帝国兵に志願を!」
「はい、帝国の壮大な信義、思想に姉弟共々感じ入りまして……弟は帝国兵になり、
  私も帝国のため、弟のために何か出来ることはないかと思案しておりました」
「いやはやしかし、慰安婦になろうだなんて、よっぽどの覚悟であるな、ガッハッハ」
「私達姉弟には他に肉親がおりませんので……保護してくださった帝国には本当に感謝しています」
 コーデリアと呼ばれる少女は、自身にこびり付いた精液を拭き取りながらにこやかに話す。

「すまんのう、ウチの部隊は若いのがたくさんおるからな……戦闘技術はまだまだ未熟のくせに
  性欲だけはおれの何十倍もあるんだからな、ガッハッハ」
「いえ、皆さんとても優しく接してくれました。それに、私もとても気持ちよかったので……」
「そうかそうか、本当に感謝するよ、出来ればこのままこの部隊に配属してほしいくらいだ」
「ありがとうございます…あの、隊長様」
「ん? なんだ?」
「一人、仮面を着けてらっしゃるお方がいたと思うのですが……」
「ああー、あいつか」
 隊長は苦笑いしながら頭をボリボリと掻く。
「あいつはどうやらモーホーみたいだな、ガッハッハ」
676名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 20:17:58 ID:i5paTcOs
「……隊長」
「どおわっ! いたのかお前!」
「すみません、少し彼女と話がしたいのですが…」
 仮面の兵はそう言うと、少女の顔を見つめる。仮面の奥に黒い瞳が見える。
 コーデリアもその瞳をじっと見つめていた。
「ふむ、そうか。ならついでに彼女を街まで送ってやれ」
「ありがとうございます!」
 仮面の兵は起立の体勢をすると、隊長に敬礼をする。
「お前は我が部隊の筆頭株だ、くれぐれも出世に響くような行為は慎むのだぞ…クローイ」
「……了解しました」
 隊長はうむうむと頷くと、いつもの笑い声を上げながらのしのしと歩いていった。

「では、参りましょうか…コーデリア、さん」
「お待ちになってください、まだ身体に精液が…」
「あ、そうか。すみません」
「いえ…あの、クローイ様。よろしければお手伝いしていただけないでしょうか?」
「えっ!? あ、わ、わかりました」
 クローイは白い布切れを手渡されると、少女の体に付いた精液を綺麗に拭き取りはじめた。
「ありがとうございます、クローイ様。お優しいのですね…」
 コーデリアは暖かな微笑みをクローイに投げかける。
 それは今までのとは少し違ったものであるように見えた。
「あなたは、私をご存知のようですね」
「……!!」
「そうです、私はソレンスタム王国第1王女、ニーナ・ソレンスタムです…」
677名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 02:16:55 ID:4ybs7Mn1
678名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 17:33:36 ID:j1O8pozG
しかし俺らン中で問題起こす奴でたらまーた二次元の弊害とか言われるんだろうなコレ
679名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 17:45:38 ID:lgw+rv9v
どうせまたひぐらしあたりバッシングされるだけだから問題は無いな
680名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 16:35:21 ID:mQjE+5jB
東方とひぐらしを犠牲にして俺らは助かる
681名無しさん@ピンキー:2009/02/05(木) 16:40:56 ID:NeJ9VfQL
>>680
ひゃっほー
682名無しさん@ピンキー:2009/02/06(金) 05:52:27 ID:9rJtppEh
ひぐらし : 猟奇的な犯罪を起こす連中のバイブル
とうほう : 美少女がナイフなどの危険物を敵に投げつけるゲーム
SENKAスレ : まれに隠語も飛び交う趣味人達の交流所
683名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 04:14:14 ID:a2ZhOQAW
岩明均「剣の舞」
農家の娘が武士達に両手を荒縄で縛られて輪姦される
というありがちながらも王道の描写が楽しめました
#行為自体の描写はありません


書いてて改めて気付いたけど、輪姦という行為より事後の描写の方がツボだ
684名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 04:33:10 ID:EvBhayeq
>>683
うんうん
685名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 07:51:37 ID:kJV9cH6H
>>683
うろ覚えだけど、復讐を果たす時に輪姦された時のことを敵に言われて
ガクガク脅えて震えたりするんじゃなかったっけ。そこがツボだった。
686名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 21:29:38 ID:vCtOapgm
片想いの剣の師匠の前で、同郷の知人にぽろっと輪姦されたことをバラされたり
687名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 13:43:38 ID:Qu0mk/Qq
あげる
688名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 14:19:57 ID:iIrC/sFe
まさか俺の好きな、それもマイナーな作品の名を
たまたま開いたスレで発見することになるとは、微塵も想像出来なかった。
ちなみに単行本「雪の峠・剣の舞」(講談社刊)に収録されてるんで、興味があったら
689名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 00:51:30 ID:0x9RjYsR
傭兵隊によるSENKA、3作目投下します。

注意
猟奇的?屍姦表現あります。
一応、陵辱がメインですが
不快な方が多い様なら
次回から、屍姦スレに引っ越します
個人的に、SENKAに屍姦は
付き物なんですが
690名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 00:52:02 ID:0x9RjYsR
 襲撃は突然だった。
 隣国との戦争は20年以上にわたるが、首都から離れたこの街が戦火に晒された事はなかったのだ。
 男達が手に武器を持ち抵抗したが、戦い慣れた兵士達の敵ではなかった、特に異形の巨漢と長槍を持つ痩男は凄まじく、彼らに立ち向かった男達は、戦槌に果物の様に潰され、または一瞬のうちに長槍に貫かれた。
 一方的な虐殺は、半時を待たず男達の屍の山を築いて終了した。
 抵抗の無意味さを悟って、街は降伏したのだ。
 街に入った兵士達は、町の中心にある教会前の広場に集結している、指揮官らしい髭男に率いられた男達は、隣国の旗を掲げてはいるものの、その風体はまるで野盗の様でとても正規の軍隊には見えない、おそらくは金で雇われた傭兵だろう。
 髭男は生き残った、住人を広場に集めると宣言する。
 「この街はヘインツ軍が占領した!宿と食料を出してもらう!抵抗はかまわん、その分の首塚を築くだけだからなァ、ハハハ…」
 笑い声に合わせる様に痩男が長槍を掲げる、その穂先には男の首が貫かれていた、青年団のリーダーだった男である、住人達は声も無くただ怯えるか、わが身の不幸を嘆くばかりである。
 「おい、お前ら!本隊が着くまであと二日だ、次の戦場まで羽を伸ばしておけよ!」
 おお!と傭兵達から声が上がり略奪が始まった、食料や酒を奪い、果ては女を奪う、妻や娘を奪われまいと抵抗する男もいたが、即座に切り捨てられた。
691名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 00:52:33 ID:0x9RjYsR
 略奪の悲鳴の中、髭男は痩男と巨漢あと数名の兵士を連れて、教会へと向かった、何も信仰があるわけではない、目的は地下のワイン倉である。
 教会の地下には大抵大きなワイン倉があり、いざという時の隠れ家にもなるからだ。
 「おい!神父はいるか!」
 扉を開け放して教会に入る…が、見渡したところ神父らしい姿は見えない、いるのは祈りを捧げている女が一人、シスター…と言うにはまだ幼げな感じ、見習いだろうか。
 「な…なんでしょう。」
 野盗の様な傭兵達に、声を震わせながら応える少女。
 「アンタ、シスター見習か?神父に様がある、呼んでこい。」
 「神父様は…先日、亡くなられました、今は私一人です。」
 少女の言葉に、髭男の眉が訝しげに動く。
 「血の臭いだな…おい!床下開けろ!」
 「や、やめて下さい、お酒なら私が出します。」
 少女が、止めに入ろうとするが、髭男の太い腕が少女の首に回りこむ。
 兵士達が床下を開けると、倉の中には血にまみれた男達と、その手当をしている子供達であった。
692名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 00:53:04 ID:0x9RjYsR
 「大将!怪我人とガキがいますぜ!!」
 「よし、一人残らず引きずり出せ!」
 ワイン倉に隠れていた、怪我人と子供達が引きずり出される、重傷の怪我人が次々と乱暴に床に転がされる。
 「乱暴な事はしないで下さい!怪我人ばかりなんです!」
 叫ぶ少女の顎を掴んで黙らせると、髭男はギラついた目で少女の顔を覗き込む。
 「民兵を匿いやがったな、てめぇも抵抗者か。」
 髭男のを浮かべた薄笑いと、殺気に少女がひっと息を呑む。
 「て、抵抗なんて、この怪我では無理です、せめて手当をさせて下さい。」
 震えながらも少女が答える…が、幼いシスターの願いに髭男は笑って答えた。
 「そうだよなぁ、こりゃあ死にぞこないばかりだ、苦しいだろうなぁ、おい!おまえら、コイツら楽にしてやんな。」
 髭男の言葉が飛ぶと同時に、兵士達は次々に剣を抜くと、重傷の男達に突き立てていく、断末魔のうめきを上げて血の海に倒れていく男達の姿に、少女は目を見開き涙を流す。
 「ああ……なんという…神様…」
 目の前の惨劇に嘆き神に祈る少女、その耳元で髭男が呟いた。
693名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 00:53:35 ID:0x9RjYsR
 「さて、嬢ちゃん、俺達の敵を匿ったんだ、覚悟はいいな。」
 髭男が兵士の一人に目を向けると、その兵士は死んだ男から剣を引き抜き、下卑た笑いを浮かべながら、切っ先を少女の胸に突きつけた。
 殺される…少女の愛らしい顔は恐怖に引きつり、その脚はがたがたと震えていた。
 そして、兵士の剣が振るわれた瞬間、切り裂かれていたのは少女の僧衣だった。
 周りの兵士から歓声が上がる、切り裂かれた僧衣から覗いたのは、13歳の少女のものとは思えぬふくよかな乳房だった。
 兵士の歓声に我に帰った少女が、悲鳴を上げる。
 「いやあぁ!みないで!みないでぇ!」
 教会の孤児院で育ち、聖職者への道を歩んでいた為か、少女は性に対して人一倍厳格な意識を持っていた、特に最近は、年に似合わぬほどに成長する自分の胸をいやらしいを感じて、ゆったりとした僧衣の下に隠してきたのだ。
 「うひょう、コイツはすげぇぜ。」
 「ガキのくせに、いやらしいおっぱいだぜ。」
 あどげない少女とふくよかな乳房のアンバランスに兵士達の目が釘付けになる、髭男の無骨な手が乳房を乱暴に掴むが、その乳房は少女特有の張りにより、ゴムの様に弾む。
 男達は、少女を取り囲み少女の乳房を弄ぶ、掴み、舐め、噛付く者もいたが、豊かな乳房とはいえ、未発達な少女には痛みを与えるのみである。
 少女は、痛みと恥ずかしさから身を捩るが、その動きが豊かな乳房を揺らし、男達を益々熱狂させる。
 興奮した男達は、少女を弄びながら残った僧衣を剥ぎ取っていく、大人顔負けの豊かな乳房を持ちながら、その身体はまだ腰のくびれはまだ目立たず、皮下脂肪の薄いアンバランスな美しさを持っていた。
694名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 00:54:07 ID:0x9RjYsR
 気が付けば、少女が身に付けているのは、下半身の下着一枚となっていた、男達は少女を床へと押し倒し上半身を押さえつけると、最後の一枚に手を掛けた。
 「いやぁ!お願いです!やめてぇ!」
 少女は涙を流し懇願するが、兵士の一人が最後の一枚を容赦なく剥ぎ取った、少女は悲鳴を上げて脚を閉じようとするが、兵士達はその脚を掴んで大きく開かせる。
 見れば、その場所には未だ何も生えておらず、美しい割れ目からは僅かに桜色が覗いていた。
 「すげえ、こっちの方はツルツルだぜ。」
 「こんなにエロイおっぱいの癖して、たまんねぇ。」
 「ハッ、こっちも神様に捧げたのか?」
 涙を流し、頭を振る少女の割れ目を、髭男の無骨な手が押し開くと、まだ未発達な桜色の秘肉に指をねじり込む。
 「アッ…!いっ……た…」
 ねじ込まれる異物の痛みに少女が身をよじるが、無骨な手は容赦なく、無毛の割れ目を蹂躙する。
 「こいつはギチギチだぜ、ハハ…たまんねぇな…」
 髭男は愉快そうに笑うと、目を瞑り、痛みに耐える少女の割れ目に、その指とは比べ物にならない剛直を押し当てると、一気に貫いた。
695名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 00:54:42 ID:0x9RjYsR
 「ッ………!!」
 純潔を貫かれた痛みと衝撃に、少女がのけぞり目を見開く。
 「へッ、神にくれてやるには、惜しいオマンコだぜ。」
 髭男は満足そうに笑うと、容赦なく腰を叩きつける、硬い剛直が狭い秘洞をごりごりと押し開き、その荒々しい
リズムに合わせて、張りのある豊かな乳房が跳ねる。
 少女は失神しているのか、瞳を大きく見開いたまま、その身体をがくがくを揺らされるばかり、それが気に入らない髭男は巨漢に合図を送る。
 ………耳を劈くような悲鳴に、少女の意識が戻る、瞬時に犯される痛みと衝撃が少女を襲う、…が、悲鳴も上げられない程に凄惨な光景が、少女の目に飛び込んできた。
 少女の意識を戻した悲鳴、幼い少女が異形の巨漢に犯されている、重傷の男達の手当をしていた子供達だ。
 既に床には数人の子供達が倒れている、少年は壊れた人形の様に四肢を変形させて、首もありえない方向を向いている。
 少女達は未だ初潮も迎えぬ幼い割れ目から大量の精液を溢れさせている、まだ子供といった身体を巨漢の剛直と強力に壊され、苦悶の表情を浮かべたままピクリとも動かない。
 今まさに巨漢に犯されている少女も、小さな身体に収まらない程の巨根に貫かれ、巨漢が獣欲を叩きつける度に蛙が潰れた様な悲鳴を上げ、つるりとした下腹部を突き上げられる。
 そして、興奮した巨漢は一層激しく少女を突き上げると、剛直を奥の奥まで貫き獣のごとき咆哮を上げた。
 同時に、貫かれた割れ目から大量の精液が噴き出し、少女は目をむいて何かを吐き出した。
 ようやく巨漢の陵辱から解放された少女は、他の少女と同様に割れ目から大量の精液を溢れさせ、その見開いた目はひかりを失っていた。
696名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 00:56:25 ID:0x9RjYsR
 「あ……ああ…何…てことを…」
 「へ、ようやく帰ってきたなお嬢ちゃん。」
 少女が、意識を取り戻したと見るや、髭男も一層激しく陵辱する。
 「あっ…くっ……ああっ…」
 少女の細い腰を突き上げ、また対称的に豊かな乳房を弄ぶ。
 「じゃあ、そろそろ神のお恵みをくれてやるぜ。」
 少女がその言葉の意味を掴みかねているうちに、髭男は激しく突き上げると、少女の奥に白濁の性を叩きつけた。
 「ッ!!」
 ようやく髭男の言葉の意味に気が付いたが既に遅く、その身を神に捧げたシスターの身体が汚され、少女の顔に絶望が浮かぶ。
 髭男が満足そうに少女の身体を解放すると、待ちかねた兵士達がいっせいに少女に襲い掛かる。
 陵辱と殺戮の絶望に、少女の身体は力無く兵士達に陵辱される、その色白い豊かな乳房、無毛の割れ目、形の良い唇を兵士達は次々に陵辱し、その性を吐き出してゆく。
 兵士達が幼いシスターの陵辱に興じる中、痩男は少女の屍体を弄んでいた。
 まだ子供のような少女の脚を無理矢理開き陵辱の跡も痛々しい割れ目を貫き、小さな口を目一杯に開いて喉奥まで陵辱するも、既に息の無い少女は悲鳴を上げる事も無く、痩男のなすがままに犯される。
 やがて、シスターを犯すのにあぶれた兵士達も、痩男に習うように少女達の屍体を犯してゆく。
 まだ弄ぶには幼すぎる小さな身体も、無理矢理に奥の奥まで犯してゆく、生きている少女では味わえない、人形を壊すような陵辱にいつしか兵士達も興奮し幼い屍体にも欲望を吐き出していった。
697名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 00:57:15 ID:0x9RjYsR
 「ああ……かみ…さ…ま…」
 絶望の中犯され続ける少女が、うわごとの様に祈る。
 少女の精神はもはや壊れる寸前であったが、未だ神にすがるのが、髭男には気にいらなかった。
 「どけっ!」
 髭男は少女を犯している兵士を蹴り飛ばすと、少女の髪を掴んで立ち上がらせるが、何人もの兵士に犯され続けた少女の足元はふらつき、真っ直ぐに立つ事もままならない。
 髭男は、そんな少女を引き摺るように教会から出ると、広場の中心に放り出す。
 神父の亡き後、幼い身で懸命に教会の努めを行い、孤児たちの面倒を見ていた少女は、街の住人から愛されていた、そんな少女の陵辱された無残な姿に広場の人々が立ち尽くした。
 髭男は回りを見渡すと、一人の幼い少女と目が合う、少女は一瞬で父親と思われる中年男性の後ろに隠れる。
 髭男は、にやりと笑うと中年男性に剣を向けて言った。
 「おい、お前。」
 「は!はい!…な、なんでしょう。」
 恐怖に引きつりながら、男性が返事を返す。
 「お前、このシスターを犯せ。」
698名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 00:57:46 ID:0x9RjYsR
 男性は、一瞬言われた事が理解出来なかった、犯す?シスターを?幼い頃から教会の為、街の為と働き、大人達から娘の様に愛されているこの少女を?
 「あ、あのう、それは…」
 「出来ないか?」
 「は、はあ。」
 「そうか、ならばこのガキを犯して殺す。」
 「ヒッ!!」
 そう言われて、男性の顔が益々引きつる、幼い娘が目の前の少女の様に?もはや男性に選択肢は無かった。
 フラフラと力無く横たわる少女の前に進み出る、幼さを残す細い身体に、張りのある豊かな乳房、この間まで子供だった少女の身体が少女らしくなってきていたのは気付いていたが、これほどだったとは、服をはだけた男性の一物は既にそそり立っていた。
 「へッ、結局なんだかんだで、結局ヤル気じゃねぇか。」
 少女が弱々しく、男を見上げて悲しそうに呟いた。
 「ああ……お…じさ…ま・…」
 男は少女に覆い被さると、その一物で少女を貫いた。
 「あ……う…」
 僅かに少女がうめく。
699名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 00:58:17 ID:0x9RjYsR
 「ああ…シスター、申し訳ありません。」
 そう言いながら、男が腰を振る、今まで経験した事のない少女の身体、その幼げな快感に酔いながら腰を振る。
 「おい、次はお前だ。」
 髭男は、回りの男達を次々に指名する、断ろうとした男もいたが、その男が切り倒されると、残りの男達は髭男の言葉に従った。
 昨日まで、シスターを敬愛し、助けていた男達が、その少女を犯す、犯され汚されてなお愛らしい少女を、次々に犯していく。
 男達は、少女の幼い身体に酔い、その子宮に、愛らしい口に、美しい乳房に、性を吐き出してゆく。
 もはや男達は完全に、少女の身体に獲りつかれ、その性をむさぼっていた。
 やがて、何人の男達が少女の身体を犯していったか、少女の目は光を失い、その胸に呼吸の動作は見られない。
 それでも、狂った男達の陵辱は止まらなかった、死んでなお張りを失わない乳房を弄び、息の無い喉に突き入れ、もはや子を宿す事の無い子宮に性を吐き出した。
 「神サマには会えたかい?」
 髭男は、その狂宴を満足げに見ると、兵士達に略奪の続きを命じた。
 その後、兵士達の略奪と陵辱は二日に渡って続けられた。
700名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 01:04:23 ID:0x9RjYsR
以上です

次は、いつになるかは解りませんが
異民族の討伐モノを、やってみたいと思ってます。

この傭兵達、最初は勢いでしたが、最近キャラが纏まってきました。
図々しい話ですが、誰かこいつら使って
一本書いてくれたらなぁ
なんて事も考えます
701名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 01:05:23 ID:06VKHzI8
>>700
ひゃっはー
702名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 07:47:36 ID:H7y3H7KC
>>699
屍姦で興奮したの初めてです。
703名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 08:45:52 ID:O9rnuhjQ
うひょー!!
ぐっじょ!!
704名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 08:56:16 ID:d3gxwEv4
セックス描写より死にゆく描写のが熱心だから
やっぱり屍姦スレのがあってるのかも?
あるいはリョナスレとかに行った方が喜ばれるのでは。
705名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 09:20:44 ID:TWP5JKYi
いつみてもGJ!あなたの作品は最高にツボですわ!
706名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 13:10:53 ID:YVHuFLqZ
>>700
死に逝く少女にエロスを感じたよ。GJ!
異民族物も期待します!
707名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 19:42:48 ID:jpp7iHXq
>>700
なんというGJ!
708名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 22:12:10 ID:TK4HNY8u
>>700 この野郎!
性懲りもなくまた書きやがったな。
クソったれ

殺すなっていってんだろうが。
なんで簡単に殺すんだよ。

てめーの家族でも殺してろっていってんだろが

削除依頼すんぞキチガイ
709名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 22:31:16 ID:vpYqcHrs
>708さんや。ふと疑問に思ったのだが。
陵辱された娘さんの死がNGなら、娘さん以外の人間が死ぬのもNGかな?


あと、なるべくsageようよ。このスレ、女性に暴行ってのが基本スタンスなんだし。
710名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 23:01:00 ID:YVHuFLqZ
>>709
書き手を叩きたいだけの過疎狙いの愉快犯荒らしだから黙ってNGしなさい。
711名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 23:11:33 ID:vpYqcHrs
>710
Ja. 理解した。
712名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 15:50:56 ID:es9qgiq7
女だらけのゲリラ組織を犯したい
713名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 18:03:32 ID:O/p1NtTj
まー殺し有り無しどーでも良いけど、戦火の中の凌辱の時点で、幸せENDは有り得ないから、ガタガタ抜かす奴は愉快犯じゃなきゃ、まじなら去るべきだな。
個人的にはアマゾネス軍団が惨敗して犯されまくるとこ見たいな。
孕むまされて暮らさせられるのも、ぶっ殺されても構われないよ。
714名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 20:36:17 ID:8pUCghIX
>>713
むかーし、そんな漫画があったんだよな。しかも一般紙で。
女だけのアマゾネスと男だけの部族が戦って、
アマゾネス側が負けて、リーダー以外が捕まってしまう。
それでそのリーダーが相手の所に乗り込んでいったら味方のアマゾネスがみんなエロに溺れてた、っていう内容。

立ち読みしただけで題名もわからずに今だに気になってるんだ。

>>689
俺、こういうの大好き
715名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 22:18:42 ID:OwwYcgAm
力無き者は嬲られ犯され弄ばれる、この容赦なさ、倫理が無意味と化す暴力の世界、これこそ戦火!
716名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 13:28:48 ID:IV25UW7M
>>700

上手く行かないかもしれないが、使わせて欲しい


旅の部族がメインの、少し被るかもしれないものだけど、凄く使いたい


特にロリ。
717髭男:2009/02/28(土) 14:11:22 ID:aw5g1FRK
>>716

おお、名乗りがあるとは有り難い。
一応、参考になるか、キャラまとめときます

髭男
傭兵達のリーダー、並みの武将以上の指揮能力はあるが
汚れ仕事や殺戮を好む性格で、好んで傭兵をしている

巨漢
並外れた強力と巨躯の持主
顔はいびつで異形の印象、頭の弱いロリコン
性欲が強く絶倫、理性も薄く、暴走しやすいタイプ

痩男
寡黙だが、髭男の意思を即座に読み取って実行する副長
痩せた猫背で陰湿な印象の槍遣い
屍体に欲情する、これも変態

あくまで参考程度ですので、都合でいじってしまって結構です
wktk
718名無しさん@ピンキー:2009/03/03(火) 10:14:26 ID:yMzW/QTC
スレの容量が、いい感じですね、後21k程になりますね。
719名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 06:29:57 ID:m5buoXcn
名前もあった方がよくないか?

髭男=トム

巨漢=ボブ

痩男=遠藤 泰夫

とかどうだろうか
720名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 17:45:06 ID:nPYsJUH9
>>719
ちょww痩男wwww
721名無しさん@ピンキー:2009/03/04(水) 20:29:27 ID:Q/JftfO4
野郎の名前なんてヒゲとデブとガリで十分だとマジレスしてみる
722名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 06:14:11 ID:dsQtYKGp
age
723名無しさん@ピンキー:2009/03/09(月) 23:13:30 ID:Igi+fSqO
>>714
その漫画知ってるわ。確か真鍋譲治のRUSSIAN CRUSHじゃなかったかな。
戦争で男がいなくなって女とクマ公だけになって争ってるみたいな世界で、
主人公が仲間を助けに行ったら全員クマ公に犯されてたって内容のやつ。
一般コミックスなのに見開きで獣姦エロシーンがあって驚いた記憶があるw
確か短編集の一作だったと思うけど、かなり昔の漫画だから記憶違いだったらスマン。
724戦火人:2009/03/10(火) 00:34:36 ID:U68gR0cS
>>700です
異民族モノがようやく出来たので投下します
今回は少しダラダラした内容になってしまったかも

注意
リョナ・死姦表現あります
苦手な人は、スルーでお願いします
725名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:34:59 ID:U68gR0cS
 「しかし…見事に何もねえ所だな。」
 辺境の大地は赤く、乾いた荒野には巨大な岩が見えるのみ。
 その荒野の中を進む、騎馬の一団があった。
 「大将、もう十日ですぜ、酒もなけりゃ女もいねえ、戦すらありゃしねえ。」
 退屈そうに、兵士の一人がぼやく。
 「ハッ、そう言うな、もうじき好きなだけ暴れられるさ。」
 大将と呼ばれた髭の男が愉快そうに笑う、何もこの状況が愉快な訳ではない、この後に待っている「仕事」を楽しみにしているのだ。
 今回の雇い主、アメリア国が巨大化する中、辺境での異民族との軋轢は深刻化してきていた。
 特にこの西方では古くからの原住民が、部族ごとにアメリアに対し抵抗を続けている。
 褐色の肌を持ち、精霊と対話する部族の男達は勇猛果敢で、アメリアの正規軍も手を焼いていた。
 そこで、軍は部族の長達と停戦の会談を設けた、しかし、その中で傭兵達に与えられた任務は、会談で男達が留守にしている集落を襲撃し、殲滅することであった。
 「女子供も残らず殺せってよ、なんとも汚ねぇ話じゃねぇか。」
 言葉とは裏腹に、ぞっとするような笑みを浮かべて、髭男が笑うと、釣られる様に兵士達も笑い出す。
 「違いねぇ、酷え話しだ、俺達みてえな傭兵にはぴったりだぜ。」
 笑いの中、兵士達はこの先に待つ殺戮劇を想像し、その士気は高まっていった。
726名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:35:46 ID:U68gR0cS
 やがて、目的地が近くなる、川近くに築かれた部族の集落、彼ら特有の動物の皮で作られたテント型の住居が見える、その数からして住民は200人程度か。
 思ったとおり、若い男の姿は見えない、ほとんどが女子供か老人だ。
 傭兵達は、住民に気付かれぬ様、高台沿いに集落を包囲する。
 その野盗の様ないでたちからは想像出来ないほど、傭兵達の動きは、静かにそして素早かった。
 集落が完全に包囲された頃、ようやく皮をなめしていた老人が傭兵達に気付き、何事か大声を上げたが、次の瞬間老人の胸は弩の矢に貫かれていた。
 集落は一瞬にして混乱に陥った、傭兵達の弩から次々に矢が放たれ、作業をそていた老人や女達が倒れていく、テントに駆け込もうとしていた者にも容赦なく矢が降注ぎ、赤い大地を紅に染めてゆく。

 テントの外に立っている者が居なくなると、髭男の合図で騎馬の傭兵達が集落に突入する。
 矢を受け倒れていた者達は、騎馬に踏み潰され無残な屍を晒す、そして傭兵達は手にした松明を次々にテントに投げ込んでいった。
 「ーーーーーーー!!ーーーー!!」
 テントの中で怯えていた者達が、悲鳴を上げながら飛び出して来る。
 しかし、彼らを待っていたのは、槍や剣の洗礼である、老人も乳飲み子を抱えた女性も、胸を貫かれ、頭を割られ、倒れていった。
 
727名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:36:09 ID:U68gR0cS
 長槍を振るう痩男の指揮する隊が屍の山を築いていた中、集落に面した岩場の裏を人影が抜けていく。
 それは、この殺戮の中を脱出しようとする者達であった、30名ほどの集団は殆どが若い娘達ばかり、中には子供の姿も見られる。
 必死で走る彼女らが、最後の岩陰から飛び出した所で、先頭を走っていた少女の脚が止まった。
 「ばぁ!!」
 彼女の目の前にあったのは、舌を出して笑う野盗の様な顔をした男、そして男の手にした剣は、少女の腹を貫いていた。
 少女は何事かを発しようとした様だが、その口は打ち揚げられた魚の様にぱくぱくと開くだけで、数秒後にはずるずると力無く倒れていった。
 そして、たじろいで脚を停めた少女達に、痩男の合図で矢が射掛けられた。
 悲鳴を上げながら倒れていく少女達、しかし、死に切れなかった少女達は、更に悲惨だった。
 矢を受け、倒れながらも這いずる様に逃げようとする少女達に、傭兵達が襲い掛かる、動物の皮で作られた衣服を剥ぎ取り、小麦色の肌を嬲り犯していく。
728名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:36:36 ID:U68gR0cS
 「ひょう!赤い肌の女ってのは、新鮮だぜ!」
 「どうせ死ぬんだ、都の男を教えてやるぜ。」
 傭兵達は、まだ息のある少女を見つけては、犯していく。
 重い傷を負った少女は、抵抗もままならないまま、乱暴に獣欲を叩きつけられ、小麦色の肌を白濁に汚されていく。
 「おら、しっかりしろ!こんなんじゃ俺様の子種はやれねぇぞ!」
 まだ子供といってもいい様な少女を犯しながら、傭兵が不満を漏らす。
 脇腹に矢を受けた少女は、無毛の割れ目に剛直をねじ込まれ、僅かに膨らみ始めたばかりの乳房を力任せに掴まれるが、苦しげに息を吐き出すばかり、業を煮やした兵士は、少女の脇腹の傷に指をねじ込んだ。
 「ッ………ガァッ!!」
 生理的な反応か、少女が目をむきながら仰け反り痙攣し、貫かれた狭い秘洞がさらに剛直を締め付ける。
 「おお!いいぞ!やりゃあ出来るじゃねぇか。」
 兵士は、小さな身体を乱暴に揺すり、幼い子宮を突き上げると、少女の奥まで収まりきらない剛直をねじ込み、さらに傷口をえぐった。
729名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:37:12 ID:U68gR0cS
 「ッ………!!」
 少女が白目をむいて、ビクンビクンと痙攣する、兵士は少女の断末魔を味わいながら、幼い子宮に白濁の精を叩きつける。
 痙攣しながら死を迎える少女に、欲望を吐き出した兵士は、その亡骸を打ち捨てると、次の獲物を探し出す。
 後には、乱暴に壊された幼い割れ目から、精を垂れ流している少女の屍体が残される。
 死してようやく解放された少女だが、陵辱はまだ終わらなかった。
 少女の屍体に目を付けたのは、傭兵達を指揮していた痩男である。
 痩男は少女のだらりとした脚を大きく広げると、その長槍の様な剛直を無毛の割れ目に突き入れる。
 通常ならばその幼い秘洞には到底収まりきらない剛直を、力任せに奥までねじ込むと、少女の小麦色の下腹部が突き上げられる。
 痩男は少女の屍体を壊れるほどに犯すと、既にその機能を失った子宮の奥に精を吐き出す。
 そして、痩男は尽きる事を知らぬかの様に、今度は少女のその小さな唇を割り、喉奥まで犯していくのだった。
730名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:37:33 ID:U68gR0cS
 一方、髭男の率いる本体も、集落の中央まで進み、殺戮と陵辱の宴が始まっていた。
 「一人も残すなとの御達しだ!せいぜい死ぬ前に楽しませてもらえ!」
 愉快気に言い放つ髭男、…が次の瞬間、その横を風が切り馬上の兵士がどうと倒れた。
 目を向ければ、一際大きなテントから飛び出して来たのは、弓を持った一人の少女、年の頃は14くらいだろうか、他の者達と違って、皮のスカートに辺境では貴重な布のブラウスを羽織っているのは、族長の血縁だろうか。
 「ごのガキッ!」
 別の兵士が馬を走らせ少女に切りかかるが、少女は素早く切っ先をかわし、矢を放つと、この兵士も胸を貫かれ転がり落ちた。
 「ほほう。」
 髭男は、益々愉快気に笑う、少女は何事か叫ぶと、矢をつがえ髭男を狙う。
 言葉は解らぬが、その目からじゅうぶんすぎる程の怒りと憎しみが伝わってくる。
731名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:38:09 ID:U68gR0cS
 少女ほどの腕があれば、矢は寸分違わず髭男の胸を射抜くだろう、しかし、その矢は放たれなかった。
 髭男は、隣に倒れていた老人を剣に引っ掛けると、少女に対し盾の様に吊るしたのだ。
 真っ直ぐに髭男の胸を狙っていた少女の腕が動揺に震えた。
 と、次の瞬間、少女の腕は巨大な手に捕えられていた。
 少女が焦り振り返ると、そこに立っていたのは異形の巨漢であった。
 普通の少女であれば、青ざめ震える様な形相を前に、少女は果敢にも巨漢を蹴り上げ、巨漢の手から逃れようとする。
 しかし、筋肉の塊の様な巨漢に対して、少女の細い身体は非力すぎた。
 細い腕を力まかせにねじ上げられ、巨漢の豪腕で身体の自由を奪われた、骨が軋む様に身体を反らし、苦痛の声を上げる。
 「ジジィとガキばかりと思ったが、骨のあるヤツもいるじゃねぇか。」
 髭男が笑いながら、舐める様に少女を見る。
 見れば、結構な美少女である、健康的な褐色の肌に、すらりと伸びた手足、黒い髪を三つ編みに纏め、意思の強そうな目は不屈の精神で髭男を睨む。
 
732名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:38:30 ID:U68gR0cS
 「いいねぇ、その不屈な目、そそるぜ。」
 髭男は、少女のブラウス手を掛けると、一気に引き裂いた。
 褐色のな胸が露になり、ふるりと振える、少女らしい膨らみかけの乳房は、つんと突き出し先端は桜色に色づいている。
 少女は、羞恥に顔を赤らめながらも、髭男を睨み、おそらくは罵倒しているのたろうが、何言かを吐きかける。
 髭男がその小振りな乳房を掴もうとした瞬間、上半身を捕えられていた少女の脚が鋭く跳ね上がる、不意を突いた蹴りが髭男の頭を狙う…が、それは、あっさりと髭男の手に止められた。
 「ハッ、危ねぇ危ねぇ。ちと、元気が良すぎるみてぇだなぁ。おい、少しおとなしくしてもらおうや。」
 髭男の言葉に、巨漢が少女の肩を掴み、腕をねじ上げる。
 「ウッ…クゥッ……ガアァッ!!」
 少女の両肩からゴキリと鈍い音が響く、どうやら肩の骨が外れたか、もしたしたら折れたかもしれない、気丈な少女も痛みに悲痛な声を上げる。
733名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:38:51 ID:U68gR0cS
 「ヘッ、イイ顔も出来るじゃねぇか。」
 地面に投げ出され、痛みにのたうつ少女を押さえつけると、獣の皮で作られたスカートを剥ぎ取る。
 この部族の女性に下着を身に着ける習慣はない、よく引き締まった腰が露になり、傭兵達が歓声を上げる。
 少女は、髭男の手から逃れようと身をよじるが、動かない腕では、抵抗もままならない。
 傭兵達は、少女の脚を掴むと、仰向けにして大きく広げる、恥丘にはまだ生え始めたばかりの産毛の様な恥毛があり、その下には閉じた秘裂が見える。
 「ハッ、辺境の女は毛むくじゃらって聞いてたが、キレイなもんじゃねぇか。」
 髭男の手が、閉じた秘裂を押し開くと、小麦色の陰唇の間から鮮やかな桜色の秘肉が覗く、少女は痛みに美しい顔を引きつらせながらも、傭兵達を睨み罵倒するが、その目には恥辱の涙が浮かんでいた。
 髭男は、小振りな乳房を荒々しく掴み、秘裂を弄ぶ。
734名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:39:12 ID:U68gR0cS
 「ナ…ナア、ヤ、ヤッデイイカ?ヤッデイイ?」
 興奮した巨漢が、その巨躯に見合う剛直を起立させ、我慢しきれないとばかりに、髭男に許可を求める。
 「まぁ、待てよ、いきなりお前じゃあ、一発で壊れちまう、もうちっと楽しんでからだ。」
 「デ、デモヨウ…」
 「俺が決めたんだ、いいな!」
 「ワ、ワガッタヨ。」
 髭男は巨漢を黙らせると、少女を犯そうと剛直を秘裂に押し当てる。
 少女は目に涙を滲ませ、犯される恐怖に身体を硬直させながらも、髭男を睨む目を逸らしてはいない。
 「……もうちっと、キレイにしてやるか。」
 髭男は、少女を犯すのをやめると、」ナイフを手に取り、切っ先を少女の乳房に当てる。
 僅かに少女の唇が振えるのを見ると、髭男はニヤリと笑って、ナイフを走らせ少女の乳房を浅く傷つける。
 「ク……ウウッ…ウアッ!」
735名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:39:34 ID:U68gR0cS
 少女が仰け反り声を上げる、乳房の傷から血が滲み、引き締まった腹筋が波打つ。
 髭男は心地良さそうに笑うと、次々に少女の艶やかな肌を傷つけ、苦悶の声に目を細める。
 ナイフでの陵辱が何度か繰り返されると、気丈な少女の目も力を失い、食いしばっていた唇も半開きに、はあはあと息を漏らす。
 髭男は、少女の肌に滲む血を指ですくうと、紅を引く様に少女の唇に塗りつける。
 褐色の肌に引かれた紅が美しい、更に部族の男達の刺青の様に少女の頬に先を引き、呪い師の様に身体に文様を描いていく。
 髭男による血化粧が終わった、紅に引かれた文様は、何ともエキゾチックな美しさを醸し出している。
 この芸術品に満足した髭男は、力無く横たわる少女に剛直を押し当てると、今度こそ秘裂を貫いた。
 「イッ!アアーー!!」
 剛直に処女を引き裂かれ、少女が悲鳴を上げた。
 一度折れた心は脆い、髭男が突き上げる度に、少女は涙を流して頭を振る。
 「アウッ!ク…ウッ!ウウーーー!!」
 髭男の力任せな行為に、少女の紅に彩られた乳房が跳ね、裸身が踊る。
 「おおっ、これが辺境女の、こりゃぁたまんねぇ。」
 泣きながら苦痛にのたうつ、ただの弱い少女の姿に気を良くした髭男は、一層激しく少女を犯すと、奥まで突き入れ白濁の精を放った。
736名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:40:04 ID:U68gR0cS
 「ウッ!アッ…ウアァァーーーーッ!!」
 子宮の奥まで侵略者に犯され、少女が悲鳴を上げる。
 「ハァ!…ハァ……ウッ…ウウーー……」
 仰向けで開いた脚の間から精液を流しながら、身体を震わせて嗚咽する。
 肩を壊され、乱暴に犯された少女は、動くこともままならず、泣き続ける。
 「ふう、なかなか良かったじゃなぇか。おい、もうヤッていいぞ。」
 髭男が巨漢によしの合図を出す、ハァハァと荒い息でおあずけを受けていた巨漢が獣の様に吠える。
 巨漢は少女の脚を掴んで大きく広げると、弾けそうなほどに起立し先端から滴りを零す巨根を、深々と打ち込んだ。
 「アギィッ!!ギャアアァァ!!」
 少女が目を剥き、凄まじい悲鳴を上げる。
 巨漢の剛直は、並みの男とは比べ物にならない巨根である、細身の少女にとってソレはまさしく凶器である。
 少女の細い秘洞は限界以上に広げられ、埋め尽くされた隙間から髭男の出した精液が溢れる。
 巨漢は少女の腰を軽々と持ち上げると、玩具でも扱うかの様に獣欲を叩きつける。
737名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:40:33 ID:U68gR0cS
 「ギァッ!カハァッ!ヒィッ!ヒィィ!」
 巨漢の凶器が少女の下腹部を突き上げる度に、少女が胎でも潰されたかの様な悲鳴を上げる。
 実際、潰れていたかもしれない、並外れた強力の巨漢が全力で少女を犯しているのだから、たまったものではない。
 巨漢が獣欲のままに、がくんがくんと少女の腰を叩きつけ、巨根が子宮を潰さんばかりに突き上げる、少女は為すがままに身体を揺らし、肺腑から搾り出す様にヒィヒィと声を漏らす。
 やがて、巨漢はとうてい収まりきらない様な巨根を奥までねじ込むと、獣の咆哮を上げ大量の精液を溢れさせる。
 地面に放り出された少女は、目の焦点は失ったまま、ヒュウヒュウと息を漏らし、下半身が痙攣する度に開ききった秘裂から、精液を溢れさせていた。
 「おーおー、こりゃあ、完全に壊れちまったなあ。」
 「ガバガバになっちまったんじゃねぇか。」
 傭兵達が、ようやくと少女を味わおうとする、…が興奮収まり切らない巨漢が再び少女を犯そうとする。
 「おいおい、そりゃあないぜ。」
 文句を言っても、下手に邪魔をすれば捻り殺される。
 そこで、傭兵達は新たな獲物を与える事にした、捕えたばかりの幼い少女。
 涙を流して、がくがくと脚を振わせる少女は、まだ胸の膨らみも薄く傭兵達の趣味からは、やや幼すぎた。
 しかし、知能の劣る巨漢はこういった少女が好みであった、ひったくる様に少女を掴むと、少女にのしかかる。
738名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:40:58 ID:U68gR0cS
 「あーあ、こりゃあ、一回ももたねぇな。」
 悲鳴を上げながら、巨漢の下でもがく少女を見ながら、傭兵が呟く。
 「さっきは噛みきられそうだったがよ、これならいけるな。」
 一人の傭兵が、力無く横たわる少女の口を開いて、剛直を突き入れる。
 「ゴプ…ングッ…ヒュ…ング…」
 喉奥まで突き入れ、空気を求めて吸い込む動きを楽しむ。
 「ち…やっぱりユルユルになっちまってる。」
 少女の秘裂を犯している傭兵が不満そうに言う。
 「でも見ろよ、おっぱいはぷるぷるで最高だぜ。」
 「ああ、いいよな若い娘のおっぱいは。」
 そう言いながら、少女の小振りな乳房を力任せに握る。
 「お!今いい感じで締まったぜ、こりゃあいい。」
 痛みに対する反応で、少女がびくりと痙攣する。
 「おお!いいぞ!その調子だ!」
 傭兵達は、少女を犯しながら苦痛を与えては、その反応に興奮し少女の身体を白濁で汚していった。
 その反応すら乏しくなると、少女の首を絞め、秘洞の痙攣と締め付けに射精した。
 
739名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 00:41:55 ID:U68gR0cS
 荒野の赤い陽が沈む頃になると、傭兵達以外に生きている者はいなかった。
 三つ編みの少女は、息絶えた後も何人もの傭兵達に犯された。
 この少女だけではない、子供を逃がそうとした母親も、逃げ切れなかった幼い少女も、女達は皆犯され殺された後も陵辱された。
 「さて、今回の仕事も終わりだ、帰るぞおめぇら。」
 髭男の声で、男達が騎乗する。
 皆が、持っているのは革製の服に、羽や青い石のアクセサリー、おそらくは記念品だろう。
 屍の集落を後にして傭兵達は、次の戦場に向かう、新たな殺戮と略奪を求めて。
 
740戦火人:2009/03/10(火) 00:46:53 ID:U68gR0cS
以上です

傭兵モノの連続でややネタが乏しくなってきたかも
陵辱もワンパターン化してるし

おまいら、次の犠牲者は誰がいい?


あと、今までのストック、ブログ立ててまとめようかと思ってます
741名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 01:12:53 ID:Nw1VXtKD
某スレから召喚され、そのまま一気に読ませていただきました。
相変わらずな筆の冴え方に嫉妬しつつ、言わせていただきます。

GJ!
742名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 03:59:12 ID:aW6w5nM2
>>740
異民族と聞いて幾つか予想したけど、予想した中の一つが当たりましたが、うん、素晴らしい!
ベルセルクの黒犬騎士団みたいな非道さが良いし、異民族物も大好物です、またお願いします。

リクエストですが、異教徒討伐に於いて捕らえた女達を凌辱→拷問→処刑した後に屍を犯すと言うのはどうでしょうか?
屍を民衆に投げ入れて犯させるのもいいし、処刑人が犯すのもいいし任せますが、ここでダメなら屍を犯す話は、別スレでも良いです。
743名無しさん@ピンキー:2009/03/10(火) 09:05:57 ID:eaNN1ioD
GJ!良いものだ!次回作も期待してまっせ!
744名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 05:45:49 ID:PoFxbyF+
GJ

褐色肌おいしゅうございました
745名無しさん@ピンキー:2009/03/11(水) 20:19:05 ID:LGhqqsAd
なんという辺境の美味きsenka
見事としか言いようが無い
746戦火人:2009/03/12(木) 18:04:57 ID:XjcQ7BJi
>>742
当たりましたかw
SSはフィクションですが、参考資料として
Blue Soldier 観てました

異端審問…魔女ですか、火炙りにしてしまうと
後が楽しめませんね
ワルい審問官とかは書いてみたいなどと思ってみたり
SENKAとは微妙に違う気がするので
別スレ用に熟成させてみます


今までの獲物を纏めてみました
よろしかったどうぞ
http://senka880.blog10.fc2.com/
747名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 01:55:51 ID:JIQCxVxL
現代の・・・・日本を扱った物が・・・・みたい
748名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 21:00:25 ID:SmEB3uIb
>>746
貴族の奥方と娘を旦那の前で犯り殺し旦那の部下達にも中出し強要させたり
ギロチン円状に配置してロープを隣の女に咥えさせた状態で犯し首すぱーんすぱーん
なのをどうかぎぶみー
749名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 23:01:09 ID:1JB4CYD+
イタリアで「吸血鬼」の頭蓋骨、見つかる(ロイター) - Yahoo!ニュース
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090313-00000730-reu-int

この女性はどんな酷い目にあったんだろう……
魔女狩りとかリアルで考えたらありえないよね
750名無しさん@ピンキー:2009/03/13(金) 23:02:30 ID:3FugDDsZ
やりたいよね
751名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 10:50:34 ID:IKA9O0A+
リアル話いくない
752名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 12:58:53 ID:kZpyupfU
これは死んだ後に吸血鬼にならないように
死体の口に煉瓦を突っ込んだってのじゃなかった?
753名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 10:04:12 ID:d++UuqiX
容量が…次スレは?
754名無しさん@ピンキー:2009/03/16(月) 11:32:33 ID:37eCJ76w
間に合ったぜヒャッハー!
【城でも】戦火の中犯される娘達3【村でも】
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1237170701/
755名無しさん@ピンキー
AAが正しく表示されるかどうかという問題もあるけど
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